ガンダムSEEDエロ総合スレ Part11

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1名無しさん@ピンキー
ガンダムSEEDのエロ小説の総合スレです。
気に入らないカプやシチュは、徹底スルーが基本です。
職人さんなどに文句を言うのはやめましょう。 ただし801は全面禁止。
ここで許されるカプは、ノーマルカプか百合だけです。
次スレは>950を取った人が立てましょう。
※又はスレ容量が500KB近くになったら次スレを立てて下さい。

過去スレは>>2-5あたり

2名無しさん@ピンキー:04/08/02 18:20 ID:rUXBKZ7X
前スレ
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391662/
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ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074382296/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part8
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071202685/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1069/10696/1069657864.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10679/1067986563.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065351321.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10624/1062425345.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10592/1059225815.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10546/1054652749.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10347/1034752307.html

801ネタを求めている方は下のスレへどうぞ。
ガン種で801 part12.5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1086173097/
3名無しさん@ピンキー:04/08/02 18:22 ID:C07HZam/
よく保ったねえ。
このままデス種突入か。
4名無しさん@ピンキー:04/08/02 19:08 ID:6rPtjQva


前スレは容量いっぱいで書き込めなかったのでこちらに。

前回はおだやかなクロトに涙ぐみ、今回はけなげな風花についホロリ・・・

イザークの覇道職人さん、いつもありがとう!
5名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:23 ID:0hKf6KXx
いや、こちらこそ。
パソの調子が悪くて新スレたてれなかった。ゴメン
そもそもちゃんと容量確かめろよ、自分

ってな訳で続き↓
6名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:24 ID:0hKf6KXx
プラントとザフトの第一戦は実に鮮やかなものでした。
三点の宙域を押さえたプラントに対し、ザフトは二点にのみ総力を分散させて攻撃を開始しました。
三点の有効性は、それぞれが鼎のようにあるから成立するのであって、その半数――つまりは二点さえ押さえれば必然的にもう一点の攻略は成ったようなものです。
また、プラントは総力を注ぎ込みすぎたせいで補給がままならず、攻撃の受けてない宙域――O-7に駐留したプラントの軍は他の二点に援軍として駆けつけれなかったのです。
しかし、それよりも書き留めておくべきは、ザフトの――ジェレミー=マクスウェルの戦術でした。
あれは来年の士官学校の教科書にも記載されるだろうと、モーガン大尉も言っていました。
三重に追加装甲をし、ブースターで無理矢理機動力を上げたローラシア級の発展型と見られる艦隊を敵中に突撃
艦内より絶大な攻撃力を誇るシグー・タクティカルアームズ(キラ君と、彼の友人の機体、フリーダムとジャスティスの武装の試験用の機体で、バッテリーだと五分しか持たないそうです)を投入、
四分三十秒後、撤退と同時に同数の同機を投入。同じく四分三十秒後、ゲイツ、ジンの部隊と入れ替わり、外部の主力部隊と共に疲弊した敵に攻撃を開始しました。
その後の兵の動きも素晴らしかった。大尉は苦笑いしながら、私に「アレに成らなくてはならない君は大変だな」と言いました。確かに…
しかし、ジェレミー=マクスウェル。なんと奇抜な芸と、理にかなった行動をする男でしょうか。
勝てるときにしか戦わない――これが戦略の基本です。寡兵を持って戦の妙で戦うとは聞こえは良いのですが、
本当の良将・名将とは絶対に勝てる条件をもって濁流のように敵を押し込み、一旦負ける兆しが見えたら流砂の様に引いていくものだと大尉はおっしゃいました。
ジェレミー=マクスウェルは奇策をもって、愚行を正道に変えたと言えるでしょう。そしてその正道も教書に載れる位に見事だったのです。
7名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:25 ID:0hKf6KXx


「ジェレミーの、ハマったようだな…」
戦線は決定した。ザフトの勝利。しかし、今回のイザークの役はこれからが舞台だ。
「よし!第九、十、十一部隊に通告、これより敵の追撃に入る!!」
勝利を大勝利に……その為にイザークを含めたザフトの精鋭が後詰めとして待機していた。
「なるべくコクピットは狙うな。元は同胞、味方になってくれる!」
後詰めの方が練達者が多い理由の一つでもある。
「しかし気負いすぎる必要はない。回収は現在補給中の先鋒部隊に任せる」
追撃は長丁場となる。シグー・タクティカルアームズは使えないだろう。
「進路方向は二時!敵を追掃しつつ、F-21の追掃隊と合流、O-7宙域の敵との合流を防ぎ、かつ退路も絶つ。推っしていけっ!!」
アルビレオを装着したデュエルは、まるで甲冑を着た鎧武者の様である。
「イザーク=ジュール、デュエル・アルビレオ出るっ!!!」
鉄のゆりかごに乗って、虚空を行くイザーク……その一枚の鉄切れを切り裂く光が彼を待っているとは、今の彼に知りようがない。


500ミリ無反動砲×2、76ミリ突撃機銃×2,重斬刀×1、三連装短距離誘導弾発射筒×2、遊撃用中距離発弾ミサイル×6
今回のイライジャジンの装備だ。
「だからぁ〜絶対重いと思うのよね」
風花はそのジンを見てそう言った。
「機動力、今回の作戦じゃ無いと困るでしょうに」
尤もなことを言う。言うからこそ、イライジャは苦々しい顔をするのだ。
「でも、いい加減ジンじゃ、攻撃力不足なんだよ」
それは間違ってない。
「なら、乗り換えればいいじゃない」
これも間違ってない。
傭兵なら尚更で、自分の相棒となる機体の良し悪しはそのまま自分の生死に繋がるだろう。
「できない」
子供のように言う。頑として聞きそうにない。
「じゃあさ、カスタムしようよ!私、ロウと一緒に沢山いいパーツ見つけたし、主任さんもオレンジのジン見つけてから、色々とジンの工夫したアイディアがあるみたいだし」
“できない”と言った理由は聞かない。自分から言ってくれない限り、詮索しない。
8名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:27 ID:0hKf6KXx
「少なくてもさ、ビームライフル、搭載してみようよ。主任さんの小型ジェネレーター、もうすぐ採用なんでしょ?イライジャになら融通してくれるよ」
「できない」
段々仏頂面になりながら、イライジャはにべもなく言い切った。
「それが…傭兵として失格なのは判ってるけど……。風花、ゴメン」
「う、うん」
「このジンの半分は……大切な友の……形見だから……」
善意で言ってくれた風花に悪いと思ったのか、その訳を話す。
「そっか…………でも、割り込みたいな……」
「え?」
風花の言葉は段々小さくなり、最後の方はイライジャには聞き取れなかった。
「ううん、何でもない。……ほら、イライジャ!もうすぐ出撃だよ?」
「あ、あぁ」
今回の作戦でジップスは要塞パーツのカタパルトとして利用されてるため、風花はイライジャのサポートにいた。
「随分ヨユーだね。流石歴戦の傭兵!」
イライジャは傭兵の割にモチベーションに左右されやすい。適度に煽ててやった方がいい。
「まさか…本音を言えばMSに乗り込む前っていうのは、すごく恐い」
“本音”と聞いて、プラチナの瞳に映る風花は少し嬉しそうだった。
単純にからかわれてるようにイライジャは思えて、それで怒るのも大人げなくて、次の言葉は素っ気ない。
「出来るなら、早くMSに乗ってしまいたいな」
そうすれば恐さは心地よい緊張感になるのが傭兵の性だ。心底戦いが好きな……
普通の人間には理解しづらい。
それが愛しい相手ならば、その身が心配で心配で、狂おしくなってしまうかもしれない。
風花にはそれが理解できる……ような気がする。
「また、“おまじない”してあげよっか?」
本気を冗談で隠しながら、風花は言う。
その小さな唇に、小さな人差し指を可愛く当てて
「なっ!?…い、いい!いらないって、別に」
本気で照れるイライジャ。
その後ろで、赤と青の彼のジンは優しく微笑んでいる。
決して、絶えずに……

9名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:27 ID:0hKf6KXx

「ここまで圧倒的なんてね……まるで夢を見てるみたいだっ!」
リリアント中尉のガンバレルダガーが、不規則な動きを見せ、高機動型ジン・ジンハイマニューバを狙う。
「ちぃぃっ!!」
「良く避けた!それも前に!!」
「ミスを恐れて、オペは出来んっ!!」
GダガーのビームサーベルとジンHMの銃剣が、同時に互いの腕を切り奪う。
――ヒュンッ!
「がっっ?!」
上宙からの一条の光がジンHMの羽を焼く。
「連合のストライクもどきがぁぁぁぁぁっ!!」
「私のダガーは充分速い!!」
リリアントを意識しつつ、ジンHMは距離を取る。が、逃げるためではない。
「マーキス!そうか、もう合流宙域なんだな!?」
『F-21宙域追掃隊に通達!Y-19の部隊との合流宙域だ!六時の方向よりO-7より撤退するプラント軍がある。コレを叩く!追撃はもういい!繰り返す!追撃を止め、O-7からの敵にそなえよ!」
リリアントが叫ぶのと重なり、イライジャの通信が入る。
「了解。しかし、目の前の獲物はきっちりとね!」
“ジンにとどめを”――ガンバレルに意志が伝わる
「この深い宇宙(ウミ)のそこは、穏やかな気分でいられるぜ……墜ちろ!!いけぇぇぇ!ガンバレルッ!!」
だが、次の一瞬、リリアントは何が起きたか自分でも判らないほどの衝撃の中にいた。
――ドグワァァッッッッ!!!!
「――アントォッ!」
「ヒャッ、ハヒャハハハハハハハハッッ!!」
紫苑の蝶――リジェネレイト
投げ出された漆黒の闇で、姿勢制御ブースターを目一杯噴かしながら、リリアントは勢い余って遙か遠方に見える機体の識別コードを確認した。
(退くか?)
考えるより速く、“再生”の名を冠する悪魔は接近を始める。
10名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:28 ID:0hKf6KXx
……途中にいたMSを紙のように切り裂き、破り捨てながら。
「えっ!?」
「マ、マーキス少佐、ばんざぁぁぁぁぁぁぁぁい」
リジェネレイト――その者が通る道筋には、死という名の終焉のみが軌跡として残る。
「ワーカーッ!オットーッ!!」
マーキスが部下の死を叫んだその時には、既にその黒紫のボディと黄色の眼が彼女の目の前で見下ろしていた。
「マーキスッ!!」
リリアントがガンバレルを射出する。
……その頃には、リジェネレイトは既に彼の懐にいた。
(死ぬか)
思いながら、このリジェネレイトのパイロットはここまでも躊躇無く人を殺せるのかと、一つの感嘆を持っていた。
――バキィィィィィィィィ
(っ!!…………生きてる……?)
「…故郷に帰ったらね……本命さんが死んじゃっててさぁ……参ったんだよねぇ……」
「ロイくんっ!?」
この二機に割り込めるだけの緑色のダガー――バスターダガーを駆るのはこの軍隊じゃ、一人しか考えられない。リリアントの部下のロイだ。
「……だから!中尉には会わせてあげないとね……例え…どんなかたちでも……うぉりゃぁぁぁぁっ!!」
――ガッ!
――ガッ!!
リジェネレイトの関節部に、バスターダガーの350ミリガンランチャーと94ミリ高エネルギー収束火線ライフルが差し込まれる。
「雑魚の癖にかっ!」
リジェネレイトのパイロット――アッシュ=グレイは、それでも楽しそうに笑っている。
――ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッッ,,,,,,,
肩部の220ミリ経三連ミサイルも加えてのバスターダガーの捨て身の攻撃は、リジェネレイトの紫の装甲を剥がし、確実に破壊という名の病魔に蝕まれていった。
……………………
「……やったか?」
焼け爛れ、使い物にならなくなった砲身とBダガーの中でロイは叫ぶ。
「……御苦労さん。……ハアッ!!」
奇妙な笑い声を上げながら、アッシュはBダガーを切り裂いた。
「このMSの正体は……こっちのバックパックなんだよぉ!!」
11名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:29 ID:0hKf6KXx
「ロォイッ!」
「な〜んで、こんなに楽しいんだろうなぁ?」
まるで甲殻類の様なMAの四足の一本からビームが刃を形成し、リリアントに向かっていった。
ビームも、こちらに手を伸ばすマーキスのGダガーも、ロイのBダガーの残骸や、この宇宙の星々の全てが自分に向かって吸い込まれていくような錯覚をリリアントは感じた。
「…ニート」
戦争で視力と聴力を失ったと聞いた地球にいる思い人の顔が浮かんだ。
(まだ……名前で呼び合った事もないのにな……)
灰色の瞳をゆっくりと閉じた。
「臓物を…ブチ撒けろっ!!!」
「「!!」」
I.M.B.R.モードでコーティングされたレアメタルの刃を四本突き立てて現れたのは!
「銀のおかっぱ望みを乗せて きゃわせ傷跡青信号 勇者特急イザーク=ジュール 腰ヌケ通りにただいま到着っ!!」
ガチィーンッ!!(効果音)
「“ヴァ”ルキリースカァァァァァァァァァトッ!!」
アルビレオの新装備を早速使用してみるイザーク。
「そう何本も持ってかれるかよ!」
先ほどの奇襲で、リジェネレイトの足は一本失われていた。
尤も、たった一本といった所にアッシュの実力が分かると言う物だ。
「I.M.B.R.を纏ったレアメタルは、ビームも切り裂くぞっ!!」
「ソイツはいいっ!!」
更に、アッシュの“勘”は驚異的だった。I.M.B.R.コーティングされた刃の部分を外し、それを支えてる支点を狙ってきた。
「やすやすとやられる俺か!」
イザークもかわす。
その時!
「…………この私をぉ!忘れるなぁぁぁぁぁ!…ぶへらっ!?!」
「邪魔するんじゃねぇ!この似非医者がぁ!!」
ミハイルの駆るジンHMは、リジェネレイトによって真っ二つにされた。
「わ、私の医師免許は本物だぁぁぁ!!」
ミハイルは思った。「誰だよ、あの機体に“再生”なんて名前つけた奴……」
『はいはい、ドクター、大人しく撤収しましょうね』
12名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:30 ID:0hKf6KXx
「「「っ!!」」」
「新手!」
イザークは悲痛さを隠しながら叫んだ。
目の前のリジェネレイトだけでも、一杯一杯だというのに!
「マッケンジーか!?貴様、私を誰だと……ええいっ!汚名挽回の機会さえあれば私は勝てるのだ!!」
『……汚名を挽回してどうするよ。アンタやっぱエセ……ま、いいや。アッシュさん、私達はO-7の味方の退路の確保と全軍の殿の為に来たんです。あまり出過ぎないように』
その新手のMSは、ジンHMだということをイザークは確認していた。
『隊長の読み通り、私達の負けですね。複雑ですが……やるべき事はきっちりやりますよ!』
一気に加速して間合いを詰めるジンHM。
「ここら辺でこの子にも活躍させてあげないと、プラモも売れませんしねっ!」
「んなぁっ!?」
↑↓ジンHMで、テープに突っ込んだり使えない部下を数人引きつれて連合の新型MSに挑んだ、元ザフトきってのエース・ミハイル=コースト。
「だれだぁ!私を矢印で指す奴はぁっ!」
そのジンHMの軌道上にGダガーが現れる。
「お嬢さん、火星帰りの女、ライトニング・サーでは相手不足かな?」
ビームライフルを構えるGダガーに、加速するジンHMは銃剣を構える
――!!
「馬鹿な……メインモニターが死んだ!?」
それだけで済んだのはマーキスの腕だが。
「何故だ?敵の武器を撃った手応えはあった!」
なのに切断された頭部。
『マーキス!奴はもう一機いる!!』
「総帥!?」
『余裕じゃないかぁぁぁぁ!!』
マーキスの返答に帰ってきたのは、イザークとアッシュの鍔迫り合いの音だけだった。
「マッケンジー!ミスっちゃった!」
「いや、上出来でしょ。それより、もう見破られちゃった。どうする?」
「見破られても、効果的な攻撃を隊長は教えてる筈よ!」
「了解」
13名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:30 ID:0hKf6KXx
イザークの慧眼通り二機いたジンHMは一所に留まらず、加速しながらマーキスを狙う。
「リリアント!目が欲しい!!」
「俺は良い目だぜ!」
言いながら二人は、敵が容易ならないことと知っている。
イザークとアッシュの戦いも、激しさを増していた。
「チャイルドカット!ロングレイ=大般若!いくぞ!二刀流!!」
「数が多けりゃいいってもんじゃねぇ!!」


赤――ザフトでは特別な色である。
赤い軍服は、アカデミートップ10の証。
赤いジンは、ザフトの英雄の証。

「はぁ……はぁ……ふぅ〜」
長い息を吐いた後、イライジャは自分と軍の位置を確認する。
さっきの自分の命令で、軍は緩やかな孤を描きながらO-7宙域を包み込むように動いている。
――ビービー
「……今ここに来て援軍?なんになるってんだ……」
そう思って、彼らと接触した。
――赤い、ジンの群と
「お前達は……」
『我々はプラントの本国、最高評議会議長直属の親衛隊!選ばれし部隊!!』
「……そんなことは聞いてない。なんだ?そのジンは」
そう、彼らのジンは赤。そして右肩にシールド。
「それはヴェイアのジンだ」
『そうだ。だからこそ我々に相応しいのだ!!血、能力、地位……我々の部隊は一人一人が英雄というのに相応しいっ!!』
「…………」
『本来ならばプラント発足以来の伝統を持つ我々がこんな所にくるようなことはないのだが……最高評議会議長直々の命令とあれば仕方あるまい』
「…………」
『ユウキ程度の者に軍部を任せるからこのようなことになったが、我々が来た以上プラントの勝利は決まったぞ!ふはははははははは!!』
14名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:31 ID:0hKf6KXx
「……“英雄”を勝手に名乗ろうが俺の知った事じゃない。だが……」
イライジャの、年季の入ったスラスターノズルが火を噴く。
「そのジンには乗るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
『ふっ……』
優秀なコーディネーターである親衛隊の彼は、瞬時にイライジャの攻撃の機動を計算、華麗に回避……した筈だった。
『……な――?!』
――爆発
片腕を亡くしたイライジャのジンと、赤いジンの残骸が爆炎から現れる。
『馬鹿な!コイツ、素手で攻撃した!?』
『自分の機体の損傷を考えてるのか?!』
『落ち着け!勝手にやらせておけばいいん……うあぁぁぁぁ!!』
――ブゥンッ!
イライジャジンのモノアイが光り、視界一杯に銃口が広がった……それが彼の見た最後の光景だった。
――爆発
「……二つ」
激情家のイライジャの声が低く響く。
決して彼らは弱くない。イライジャが捨て身なだけだ。
「あと28……」
イライジャの美しさは、妖しさを強めていた。


『――プラントとザフトの開戦はどうやらザフトの……』
彼は最新の報道を流すその横で、モーガン大尉が極秘裏にまわしてくれる地球連合の情報網を使った戦場の情報を眺めながら、彼の日課である日記を記していた。
高そうなホテルの一室のような部屋に響いていたシャワーの音が止まったのに、彼はわずかにその細い目を動かした。
そしてまた、日記と情報が流れるパネルに目を戻す。
「久し振りに逢えたのに……」
「そうですね」
シャワールームから始まる濡れた足跡は、彼の腰掛ける椅子の後ろで止まる。
「男の人って戦争が好き」
「そんなこと……。だいたい少尉……ジェーン…さんが言えるんですか?」
「残念、さん付けしちゃったわね」
15名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:32 ID:0hKf6KXx
言いながら、ジェーンは彼の飲んでいたであろうジュースの缶に手を伸ばす。
自然、濡れた身体が―それもふくよかな胸が、彼の肩に(バスタオル越しではあるが)押しつけられる。
「私は…海が好きなだけだけど?」
ジュースを口に含んだ後、思い出したように彼女は言った。
「嘘だ」
苦っぽく、彼は笑う。
で、なくては、彼女の、その荒々しい戦い方、そしてその激流に敗れ去ったザフトの兵士達は報われないではないか。
ジェーン=ヒューストン
ザフト軍が付けた綽名は“白鯨”
透き通るような白い肌と、深く差した金色の髪。この、イングランド系の美女がGAT-X255――通称フォトビン・ブルーを駆り、深海の狭間にザフトのMSの死骸の山をつくった女であると、彼らも信じれまい。
「それに……女は殺し合いをしない生き物よ」
「それは本能の話ですよ。……人は感情の生き物だ」
自身の本能に、つつとその白い指を這わせようとした彼女の腕を掴む。
「男が欲しいと、身体が言ってる」
「魅力的な身体が……ですね」
ジェーンの白い頬が紅葉を帯び初め、滑らかな唇が言葉をさざめく。
「私はノイマンが欲しいと、囁く」
「少尉……」
振り向いた彼――ノイマンの唇に当てられる指
「駄目。私はジェーン=ヒューストン」
「……?」
誘いに乗ったというのに、いきなり混ぜっ返されてしまう。
「済みません、慣れなくて」
「少尉だと……誰を指してるのか、判らないじゃない?」
ノイマンの群青色の瞳が、小さく揺れる。
「少っ……ジェーン、私は……」
ノイマンは思わず立ち上がる。
見下ろされていた瞳が、自分を見上げていて、理知的だった瞳が、ひどく壊れそうな……
「忘れられないなら、忘れられない。利用するなら、利用する。愛するなら、愛す……何故そう出来ないの?」
思わず抱きしめられた腕の中で、
「……なのにどうして、出来ないままなのに私は抱かれるのだろう……」
ジェーンは泣きながら喜んでいた。
16名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:33 ID:0hKf6KXx


――パリン!
ガラスを割ったとき特有の、低く、軽快な音が、それの最も不釣り合いな場所でなった。
「高いわよ、それ」
「申し訳在りません……カナーバ議長」
それは司令室のモニターのガラスを割ったことではなく、今回の大敗の責任者としての言葉だ。
切ったのであろう。ユウキの拳からは、赤黒い血が滴っている。
「その手では、MSの操縦は難しいか?」
カナーバの、その言には含みがあった。
「引き金を引くぐらいならば」
ユウキは一瞬息を呑むと、静かに答えた。
「では頼むとしましょう」
「はっ!」
プラントの総司令部から退出するユウキに向かって、カナーバは続けた。
「あなたに引き金を。私は銃弾を……」


親と子、そして生まれた場所と育った場所……それだけは変えようのない事実として、人を成すものです。
私には出来ませんでした。
オーブからの亡命の誘い。元AAのクルーであり、実際そうした艦長マリュー=ラミアスの待遇を見れば、それが良い選択であることは間違いありません。
もっとも、彼女はAAの連合からの離反の責任を全て一人で被ったので、大西洋連合には戻れなかったでしょうが。

「ん…は……ちゅる…んぁ……んぷっ……ちゅっ……」
ジェーンの口内は、温かい。
キスを貪りながら、どこか冷めて認識しているノイマンは、そんな自分に嫌悪した。
「愛してます、少尉……」

私の言う少尉とは、本当に彼女の事なのでしょうか?
いや、この問いを問いかけること自体、その答えを私自身が知っているからでしょう。
私が、AAのクルーの中で唯一大西洋連合に戻ったのも。
17名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:35 ID:0hKf6KXx

「必要なんですよ……あなたが」
真珠色の膨らみをぐにゃりと潰す。
その柔らかな真珠に迷い込んだ、一点の桜の花びらを啄んだ。
「んはっ…あ…ぁ……ノイマン……んんっ……ふぁっ……ぁ……」
甘味が口の中に広がり、芳香が鼻をくすぐり、美肢が情欲を刺激した。
その存在を主張する花びらに、自らの所有を示すように歯を立て、爪で引っ掻く。
その度に、ジェーンの理知的で、厳格な、整った眉が崩壊し、八の字に熔ける。
ノイマンは腰に当てたもう一方の手を、そのくびれにそって撫であげる。
均整の取れたその肢体と、仄かな光りに映える白い肌は、まるで美の女神アフロディテの様に美しく、
それを貪るのは男として此程の果報はあろうかというものだ。
「ジェーン……ジェーン=ヒューストン……」

私は、愛してもいる。利用もしている。…忘れないでもいる。
たとえそれがどんなに悪辣、悪徳のものであっても……
それが“故郷”という言葉で括られている以上、守りたいと思ってしまったのです。
“故郷”が無くなっていく光景は、非道く痛いものでしたから。
あの、真っ赤に燃えながら、重力から解き放たれる瞬間に見た地上の瞬きと、
大切なものを失った獅子の子の、赤ん坊のように瞳を震わせた姿は。
だから私は、それが無くならないように守りながら、
その中で良く過ごせるように改善しなくてはならないと、この道を選んだのです。
しかし、もっと感傷的な理由だったのでしょう。
私はあの人が――ナタル=バジルールという女性が好きで、
彼女が哀しくも人生を共にした大西洋連合という組織に、どこか残り香を求めてるだけなのでしょう。
先に挙げた理由は、彼女の、あの、黒いAAの中で散ったその命の意味を、
そういう風に向けることで現在の自分を慰めてるに過ぎないのかも知れません。
(いっそ、溺れてしまえば……)
ジェーンの鎖骨に顔を埋め、荒く、その香を嗅ぎながら思いました。
しかし、それが出来るほど私も、彼女も、器用ではなかったのでしょう。
18名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:36 ID:0hKf6KXx

「ん……ノイマン……」
優しくノイマンの首を包むジェーンに、ノイマンは泣きそうに言う。
「そんなに儚げにしないでください。…情熱的なあなたが好きだ……」
ナタル=バジルールと、ジェーンを重ねたくなかった。
それはノイマンの生来の律儀さもあるし、単純に辛いのだ。
そのくせ、どこか似たような感じがしたから、この女とつきあってるのだという感情も、ある。
傍目にはそうは見えないが、ノイマンだけに判る機敏というのがあるのだろう。
ノイマンは、その金糸の秘境に自身の指を滑り込ませ、絡みつく粘膜を確かめた。
「んぁっ……」
ゆっくりと吐き続ける吐息が耳にかかり、ヒクヒクと蠢くその肉壺をもう少し愛でていたいと思う反面、
「いいですか?……情熱的に……獣のように……そう、獣のように交われば何も考えなくてすむ……」
そんな風に、またノイマンは逃げるのだ。

私は、幸運な人間でしょう。
元AAのクルーなどという経歴は、やっかみと嫌悪をあびるだけのものでした。
ただ、地球連合に置いてMSの運用戦術を編み出したモーガン=シュバリエ大尉が私を見込んでくれたことと、
大尉が引き合わせてくれた、連合の水中MS開発における第一人者であり、
“地球連合”の海軍総司令として人望が厚いヒューストン大将の娘さんである、ジェーン少尉。
この二人が私のバックホーンとなってくれた事が、私を、私の志を叶えれるだけの場所にいさせてくれたのです。

「あっあっあっ……ふぁっ…んんっ…ノ…ノイマン…あっあっ……」
ジェーンの、小さく柔らかな尻肉に指を食い込ませて、ノイマンは激しく突き立てる。
彼女の円やかな胸が上下に波打ち、ソプラノの声が木霊する。
その歌はノイマンの暴張を煽り、ジェーンのその美術品のような美しい身体を、生命の力を持って打ち壊しているようだ。
「く…はぁ……んぁぁっ……あんっ……んんんっ……」
グチョグチョと水音で溢れかえり、尚強い締め付けがノイマンを苦しめ、猛させる。
焼かれるような陶朧とした感覚の中で、ねたねたとした舐めかましい本能こそが唯一の本性と現実であった。
19名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:38 ID:0hKf6KXx

そう、そしてその後、堰を切ったように彼女の中に精を吐き出し、脱力する彼女を受け止めながら倒れ、もつれ込んだベットの上で
TVに映るあの光りが、朦朧とする私の世界に、体の芯から沸き上がる戦慄と共に入ってきたのです。

「ジェネ…シス…」


――劈くような音
次にイザークが認識したのは、レットランプの光りと警報の音だった。
デュエルの機体、半身が剔られたように無くなっている。
コクピットの中に機器の破片が舞う。
いや、それより右腕が――熱い。
「………」
イザークはまだ何が起きたのか把握出来ない。
ただ、その熱さにつられて右腕を見た。
――無い
右の手首から先が、虚空だった。
「………」
宇宙という空間は、時というものを凍結させるのにこれほど適したものはないと感じさせる。
「…ぁ……あ゛あ゛ああ゛゛あ゛あぁ゛あ゛ああ゛あ゛ああ゛あ゛ああぁあ゛あぁぁぁっ!!!」
動いた。
ヘルメットの中で、唾液が玉になり拡散する。
「いだい゛イダイィ、イタイ゛ぃィ、ィだいっ、いダいィィぃぃぃっっ!!!」
実際は痛みなど無い。
感覚すら無い。
だが、イザークの精神は、そうでも言っていないと崩れ落ちてしまうだろう。
20名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:39 ID:0hKf6KXx
「あ゛ーーぅあ゛ぁーーーぁぁっ!!」
叫ぶ
 叫ぶ
  叫ぶ
「隊長っ!!」
イザークの蒼い瞳の端っこに、肩に花をあしらったゲイツが煌めく。
――ガシンッ!
接触する二機。揺れる機体。開くハッチ。
「隊長っ!」
「ぁ…あぁ……ぁ……」
イザークの肩を揺さぶるシホはイザークの醜態の理由に気づき、息を呑む。
「隊長っ!!」
思わず抱きしめた。
それが、唯一出来る事で、最善のことのようにシホには思えた。
「シ…ホ……?……手が……俺の手…が……」
それがどんなに辛いことか。
まして、MSパイロットとしての誇りあるイザークが。
シホはヘルメットを外した。
ジェネシスのγ線によって、内側から破裂した血肉の匂いが充満していた。
それでもなお、シホはイザークのヘルメットも外し、
――キスをした
又、時が忘れ去られたように思えた。
「シホ……」
長い…長い…抱擁とキスの後、ようやくイザークは涙を流した。
虚ろ下名目で確かにシホの姿をイザークは捉えていた。
「シホ……シホォッ!」
また泣いた。
シホの胸で、赤子のように。
いつも泣いているときは、この柔らかい場所だった。
21名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:41 ID:0hKf6KXx
「済まなかった、シホ……。嬉しいんだ、シホ……。シホがいてよかった……。温かい……シホはいつも温かい……」
イザークの涙は散り散りになり、狭いコクピットの中で光りを拡乱させる。
血肉の悪臭漂う空間だというのに、なんと幻想的だろうか。
「隊長……側にいていいんですよね?こうして、隊長を抱いてあげるのは私ですよね」
「あぁ……当たり前じゃないか…腰ヌケェ...」
シホがいるとイザークは穏やかになれる。
心が安定して……そして強い意志でいられる。
「シホ……ずっとこうしていたいが……」
「……はい」
わかってる。
イザーク=ジュールに課せられた、そして自らがえらんだ使命を。
「俺の体になってくれるな?」
「はい!」
焼け切れた腕を備え付けの包帯で縛りながら、イザークは座席の前を少しあける。
そこに座ったシホを後ろから抱くような――いや、事実抱きながら、宇宙を見る。
「デュエルは死んでいない。やるぞ!俺とシホとデュエルでっ!!」
「死の光を砕きますっ!」
過ちを繰り返さない為に。
そして……なんのことはない、平穏な、愛する人との日常を守る為に。


「馬鹿な……」
「アスラン……」
オーブの閣議室で戦況を見ていたアスランの顔に驚きと、そして怒りが浮かび上がる。
「アイリーン=カナーバァ……」
普段穏和(というか、ぶっきらぼうとか、無表情)なアスランの表情が、険しい山脈をつくる。
「ジャン!ダコスタ!いくぞ!!」
「ま、まてアスラン!」
カガリの制止も聞かず、アスランは立ち上がる。
「オーブはこの戦いには……」
――バンッ!
「……辞表だ」
22名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:41 ID:0hKf6KXx
「なっ……」
そこまでの決意があったかとカガリは思ったが、少し考えてみると、オーブ――つまり自分はソレより軽い存在かと怒りも覚える。
「お前が辞めるのは勝手だがな、もうオーブの人間じゃないんだ、オーブの軍隊は使えないぞ?」
どうだ、という顔でカガリはアスランを見た。
「AAを使う。ダコスタ!連絡!!」
AAは戦後、博物館に収められた。その博物館の主はアスランだった。
「人はサイから借りる!ダコスタ!連絡!!」
元AAクルー・サイ=アーガイルは、今ではどこの勢力にも属さない、民間の平和活動団体の創設者の一人にして幹部であった。
「っ……いい加減にっ!誰かぁ!あの馬鹿を止めろォ!」
カガリのその一言に警備兵はアスランを取り囲むが、彼の戦闘力・立場を警戒してか手を出せないでいた。
「カガリ様の婿殿に手荒な真似はしたくないのです。どうか、もう一度御冷静になって考えてください」
「ほう……キサカ、実力で俺を止めれる気か?」
アスランは動きにくいオーブの高級士官用の軍服を脱いだ。
「や、やばい……アイツ口調が変わってる。鬼畜モードだ……私を縛るときの顔だ……」
カガリ、失言。
「キサカ様、ここは私が……」
「おお!バリー!」
「俺は貴様と戦って見たかった……」
バリー=ホー――拳神と呼ばれた男
アスラン=アスハ(旧姓ザラ)――八頭身と呼ばれた男
その二人が、火花を散らし対峙する!!
――コオォォォォォォォォォォォォォォォォォ……(気を集中する音)
――ベキ……ベキベキベキッ!(床や壁が割れて、何故か空中に破片が浮かぶ音)
――パリンッ!パリンッ!!(いわずものがな、ガラスが割れる音)
心なしかアスランが発光している様に見える。
「この状態になるとな……抜け毛が通常の三倍になるんだ……この代償は高くつくぞ……」
アスランのデコが光る!
「いくぞ!極光……」
「お前ら止めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
時速160qで投げられる99代目ハムスターロボ(アスラン作)
「「ベブラッ!」」
ダブルヒット!ロボ拡散!アスラン100代目制作決定!!
23名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:42 ID:0hKf6KXx
一同(カガリ様!グジョブ!!)
「カ、カガリィ〜」
腹にロボを喰らったのに何故か頭を押さえるアスランは、そういってカガリを見てぎょっとする。
「ひっく……なんでだよ……お前はいつも一人で思い詰めてさ……少しは私を頼ったていいじゃないか……ばかぁ……」
女を泣かせた奴は無条件で悪役――アスランを見る皆の目がイタイ。
「い、いや、悪かった。むしゃくしゃしてた。誰でも良かった。反省してる」
「……本当?」
泣いてぐしょぐしょの顔で、小さく首を傾げながらカガリは聞いた。
「……モエーi(´Д`<,, i」
一瞬アスランが壊れた!!(RPG風)
「ほ、本当だよ。それに、今から行っても間に合わないだろう?」
「アスラン……」
「悔しいけど……頼んだぞ、イザーク……」


「イライジャっ!」
風花は泣きそうだった。
30体の赤いジンの死骸の中に、同じように死骸さながらのイライジャのジンを見たときは初めて傭兵家業を厭だと思った。
「イライジャ!!」
外側からイライジャジンのハッチを開こうとしたが、壊れてて開かない。
梃子の原理とか、色々持てるだけの知識を総動員してこじ開けると、そこには変わらない、戦った後の疲れた様子のイライジャがいた。
「やあ、風花……助かったよ。残り五機、綺麗にジェネシスの射線上にいてくれた」
「…おつかれさま、イライジャ」
しっかりイライジャの顔を見たいのに、まったく、涙はなんて邪魔なんだろう。
「……俺のジンがこんな状態じゃ、もう戦えないな。ジェネシス……大戦で使われてたのよりは小規模だったが……」
「イザークとシホさんが破壊に向かったって」
風花は引き留めるように言った。
「……なんだ、あいつら、仲直りしたのか」
「みたいだね!」
24名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:43 ID:0hKf6KXx
風花は涙を拭いたかったが、パイロットスーツを着てる状態で出来るはずもない。
「心配させたかな……まったく、俺は傭兵だってのにすぐムキになる」
「半人前なんだね」
「酷いな……風花」
気力が切れてるイライジャは、力無く笑う。
「私も半人前だからさ……使い古された台詞だけど…二人で一人前になろうよ、イライジャ」
「う〜ん……俺と風花じゃ、3/4人前くらいじゃないか?」
「むぅ〜」
イライジャは風花に引っ張られて、救助艇に乗る。
ようやくヘルメットを外して、汗を拭えた。
「たまには俺が風花を凹ませて見せないとな」
その端正な顔は、笑って見せても美しい。
「子供だね、イライジャ」
「…………」
次に何を言っても言い換えさせるだろうと、ブスッとした顔をしてイライジャは黙った。
しかし、その拗ねたような顔すらさまになっている。
「風花……俺のジン、良いパーツ見つけてくれたんだろ?」
「え!?……いいの?」
あのジンは大切なジンであるはずだ。
「一時の感情に流されるのは、傭兵として失格だよ?」
「一時の感情なんかじゃない。あの壊れようだしな……それに、風花が捜してくれたんだろ?」
絶妙な間で、風花はイライジャに水分補給の飲料を差し出す。
「サンキュ……前にさ、やばいなって思ったときにジンの赤いパーツが…ヴェイアが助けてくれた様な気がしてさ……」
「………」
「なら、風花も俺のこと助けてくれるよな?」
「イライジャ……」
イライジャは風花との勝ち負けに拘ったりしているが、それは不毛というものだ。
(惚れちゃった方の負けだもんね……イライジャ)
そんな事を考えてるから、珍しくバランスを崩してしまった。
「お、おいっ!」
慌ててイライジャが抱きかかえる。
25名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:44 ID:0hKf6KXx
「珍しいものが見れたな。宇宙育ちの風花がなぁ……」
誰のせいだとと風花が思うのと、イライジャに抱かれてる!という興奮?が一緒に訪れる。
(あ……この匂い……)
激しいMS戦で消耗しきったイライジャの汗の匂いは、風花がイライジャに秘め事をした時の匂いを思い出させた。
「っ!!か、風はにゃっ!!」
「ふぇっ!!」
知らない内に、イライジャの胸板に寄り添って匂いを嗅いでいた。
「あっ……え、えっと……」
慌てて離れて、弁解の為の言葉を探そうとする。
気まずく、鼻の頭を掻くような真似をした。
風花は知る由もないが、イライジャは自分の胸に寄り添い、自分を見上げたときの風花の“女性”の顔に、心を掻き乱された。同時に、今の子供っぽい仕草に安心を感じた。
それが風花にとって良いことだったのか、残念なことだったのかは知らない。


「ハァッ…ハァッ……ぅ……うぅ……」
災厄の剣は、鞘にしまわれたままだった。
その搭乗者クロト=ブエルは、その亡霊に取り憑かれて動けなかったのだ。
自分が奪った命、死んでいった兄弟達がクロトの身体を縛っていた。
それは戦士が最初に通る道だったのかもしれないが、彼は道を踏み外したアストレイなパイロットだった。
(決めたじゃないか!決めたじゃないか!)
自分が笑いながら殺していった者達の断末魔が一気に蘇る。
オルガやシャニの恨み言が耳朶に聞こえる。
(それが許されないなんて分かってるけど……だからってボクの戦いを邪魔しないでくれ!!)
『消耗品が…持ち主より長生きなんて駄目駄目ですねぇ〜〜』
『なんでテメェだけ生きてんだよ。それも幸せそうな面してよぉ!』
『うざ〜い。苦しいのに、自由なのに、なんでまたMSに乗るのさ〜』
『出来ないことをしてもしかたあるまい。出来ても、やることは人殺し。嫌なことをわざわざやるのか?無駄な事だ』
「違うっ!違う!違う!!」
大げさに首を振ると、大粒の汗が飛び散った。
「苦しいけど、ボクは生きてる!苦しくても、生きなきゃ駄目だ!生きてるから幸せって思えるんだよ!」
薄暗いコクピットの中で、クロトは一人。一人でなくてはならない。
26名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:45 ID:0hKf6KXx
「ボクはMSに乗れる。ナイフは切れるものだって知ってないとちゃんと扱えない。ボクはMSが破壊の為の道具だって知っている。だからちゃんと扱えるっ!!」
『人を殺し続ける道具の癖に』
「そうだよ!ボクは道具だった!生きるために殺し続けた!いや、楽しかった!けどっ!けどっ!」
――ブー
「っ!!?」
通信。
クロトは驚いた。
コクピット恐怖症。それを克服する戦い間は、イザークを初め誰も手助けしなかった。クロト一人に任せてくれた。
『クロト………飛んで欲しい』
「!?ジェレミー……」
『ジェネシスを敵が使った』
ジェネシス――その光はクロトも覚えている。
連合の嫌な奴らも纏めて葬り去ってくれたとはいえ、その威力にはただ絶句した。
『イザークとシホが先陣を切ってジェネシス破壊に向かった』
「二人が!」
『あの年の喧嘩なんてそんなもんだ。まぁいい。問題は二人についていける味方がいない』
「…………」
『ジェネシスを破壊するだけの攻撃力をもつのはデュエルぐらいだということを考えても、アイツらの負担も軽くしなくてはならない』
ジェレミーはクロトを強く見た。
『お前しかいない。あの二人と並んで…あの二人の露払いを出来るのは。……つらいだろう、クロト。MSは。ヴェイアもそうだった……』
「辛くなんか無い!」
ジェレミーが口にしたヴェイアという人物の事は知らないが、クロトは叫んでいた。それだけは叫ばなくてはならなかった。
「飛ぶ!ボクはっ!!」
怨念が聞こえる。
「……過去がなんだってんだぁぁ!!過去が今のボクを殺すとでもいうのかよっ!!」
スロットルを全開にする。
27名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:47 ID:0hKf6KXx
『クロトォォォ……』
『クロトお兄ちゃん』
怨念と光が重なった。
振動で流れてきたお守りを、口にくわえた。
「たとえ墜ちるのが地獄でも、今は飛んでやるよっ!!」
――声が聞こえた。昔の“家族”
『飛べよ』
『飛べばぁ』
『飛べ』
『飛ぶんですよクロト!』
『しっかりとね……』
最後の声は知らない声だった。
ただ、遠い昔……記憶を失う前の懐かしい感じ……
「母さん……」
朱色の剣の羽で飛びながら、クロトは呟いていた。


「邪魔だぁぁぁぁぁぁ!」
「邪魔でぇぇぇぇぇす!」
手負いの獣となったデュエルに、気力が充実した二人が乗っている。
ジェネシス発射を期に、攻勢に転じたプラント軍の中を唯一駆ける。
「お前達!そうまでして勝ちたいのかっ!!かっての同胞を!むごたらしく殺して!味方まで巻き込んで!それで勝って何を得るっ!!」
操縦をしない分余裕があるのか、イザークは全周域通信を使いプラントの兵達に叫ぶ。
そして、どうやら効果がない訳ではなさそうで、デュエルの奮戦と相まって二人の行く道が自然と開けてきたようだった。
「戯れ言!戦いの意義を迷うほど、虚しいことはない!!」
その道に、立ちはだかるジンHM。
「手術用手袋のマーク!隊長!あれは」
「雑魚だな!!」
「お前らぁぁっ!私の名誉を挽回させろぉぉぉぉぉ!!」
ミハエルの叫び虚しく、彼がトリガーを引く前にデュエルが接近する。
28名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:47 ID:0hKf6KXx
「「ラァァブラブッシャイニングフィンガァァァァァァァァ!!」」
「名誉は返上だろうが!腰ヌケェ!」
「……いえ、挽回で合ってます、隊長」
だれも二人に近づけない。
援軍に来たクロトさえも。
(……あのラブラブ空間に入れっての?無理だよ、ジェレミー……)


そんなラブラブ空間の中で、シホは幸せを噛みしめていた。
イザークがようやく振り向いてくれた。こうして二人心が重なり合うことが、嬉しい。
どうして自分を避けていたのか……言いたくないならそれでいい。
言ってくれれば尚良いのだけれど。
「シホっ!」
「はいっ!」
イザークの指示の前に身体が動く。判っているのだ。言葉にする前から。
背中越しに、頬に、イザークの暖かな体温と鼓動が全て伝えてくれる。
――デュエルは無人の境地をゆく。
今のデュエルには二人分の力がある。
イザークの爆発力に富んだ戦い方と、シホの機動力に富んだ戦い方が混ざり合い、誰にも止めれず、誰にも追いつけない。
「隊長!私のこと、愛してますか?」
「何だ、いきなり!!こんな時にっ!!」
――前方、敵!
「こんな時でも聞きたいんです!!」
――撃破!
「言ってやらん!」
――次!
「帰ったらたっぷり言ってやるから、取っておけっ!!」
――撃破!
「隊長!大好きです!!」
「馬鹿!」
顔を赤らめつつも、それを当たり前のように受け取るイザークを感じて、シホは何度も言った。
今思えば、少しシホは浮かれていたのだろう。
29名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:55 ID:0hKf6KXx
(また一つ花を増やさなきゃ!)
次の自身のパーソナルマークを考えていたりした。
彼女のパーソナルマークは古い(と言っても最近だが)記録では“ホウセンカ”とされている。
ザフトでイザークの側に侍る様になってからは“アカシアの花”であった。
今回の出撃では“アサガオ”をマーキングしていた。
彼女は何かある度に、“花”のマーキングを足していった。
総じて言えば、彼女のパーソナルマークは“花束”といったところか
ちなみに、彼女のパーソナルマーク形成にもイザークが一枚絡んでいる。
いや、イザークが絡んだから、シホは自分のパーソナルマークを持つことにしたのだろう。

シホはアカデミー在中、MSのテストパイロットに出向していた。
後に、彼女は自分が“赤服”であることに驚き、その理由にこのテストパイロットでの評価があったのだろうと思ったが、
そもそも優秀ではない人間にテストパイロットは任せられない。
しかし、一介の士官学生にテストパイロットを任せるとは、当時のザフトの人材難を思わせる。
実際、テスト機とテストパイロットだと言うのに、何度か特務指令を受け、シホは実戦を経験させられた。
最も、それが彼女に二つ名を与えられるだけの素地を育てたのだが。
彼女はそういった特殊任務も優秀にこなした。同じテストパイロットの中には、
ジャンク屋との戦闘に負けて同機体のシグーDAを一機駄目にしたり、
二つ名持ちの癖にMS(ジンHM)を拿捕された某医者がいた。
その様な中で完璧とはいかないまでも、そつなく任務をこなし、容姿も良かったシホは、周りからもてはやされた。
パーソナルマークも、シグーDAのスタッフの一人が勝手に考えて描いたものだった。
理由は戦う姿だとか、単純にシホが何気なく好きといったからか……
何にせよ、シホは気恥ずかしかったのを覚えている。
そんな学生時代を終え、配属された先はクルーゼ隊だったから、赤服だったこと以上に驚いた。
そのクルーゼ隊は、指揮官ラウ=ル=クルーゼの異動と共に
若干名の離脱、増員を経てジュール隊となった。しかもシホは副官だ。
そんな時にイザークに声をかけられた。「何故、パーソナルマークを描かないのか」と。
30名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:57 ID:0hKf6KXx
そんなもの……かって“黄昏の魔弾”と呼ばれたミゲル=アイマン、赤服を五人、なにより“世界樹の戦い”においてネピュラ勲章と共に
“英雄”の名をグゥド=ヴェイアと二分したラウ=ル=クルーゼ……そんな“本物”のエース揃いの中で、まがいもののエースである自分が名乗れるだろうか。
そういうシホに、イザークは「ここはジュール隊で、俺の隊には俊英しかいない」と言うようなことを言ってくれた。何せ、緊張していたものだからよく覚えていない。
シホは取りあえず保留にしておいた。相応しいだけの格を揃えるまでと。
シホの“ジュール隊での”初戦は、あまり華々しいものではなかった。次の戦いは満足できるようなものだった。
それでもパーソナルマークをマーキングしないシホに、業を煮やしたイザークは勝手にマーキングしてしまった。
初めてイザークに抗議したシホだったが、「エースがいるということは、味方は奮い、敵は萎縮する!そういう効果もある!」と押し切られてしまった。
ただ、ホウセンカはやだな……と思った。何だかんだ言って、勝手にマークを作られたとき嬉しかったのだ。それでホウセンカの事を調べたりもした。
――花言葉  心を閉ざす
流石にこれはやだった。無論、マークを考えてくれたスタッフに悪意は無いだろうし、好きな花だし、最初のマーク
……結局、今の様に“段々花を足していく”という妙案に行き着いた。
イザークは、ホウセンカの上にアカシアの花を描くシホに問いつめると「それは面白いことを考えたな」と笑ってくれた。
イザークは知らないのであろうが、アカシアの花言葉は“純愛”であった。
今一番上にあるアサガオは“信じる心”。
否、“一番上にあった”ものだ。帰ったら又描き足そう。何がいいか……
“長く続く愛情――ナデシコ”とか……いや、あれは子供に対するものだったか……。
子供?もし、いや、やがて自分と隊長に子供が生まれたら……
31名無しさん@ピンキー:04/08/02 20:58 ID:0hKf6KXx

と、やや浮かれすぎて、もはや妄想という暴走に突っ走っていたシホを現実に引き戻したのはイザークの声。
「見えた!ジェネシスッ!!」
「……前大戦で使用されたものより随分小さいですね」
(冷静になった)シホの指摘は当たっている。
このジェネシス2ndはジェネシスの予備パーツを使い、小型化をすることで移動力をつけた。
その分、射程や有効射程距離は大幅に激減したが。
そしてもう一つ、このジェネシス2ndには新機能があるのだった。
「とにかく、破壊する!シホ!」
「はいっ!」
「「I.M.B.R.フルチャージ!コロイドレール砲“暁の車”!!」」
額のレアメタルで作られた銀瓢にエネルギーを集中させ、電磁場によりレールを形成し射出する。
「鎮め!忌まわしき光!!」
赤い光りは、自分にのし掛かった重いものを一つ解放してくれるだろう――イザークはそう思いながら、シホの手に自身の手を重ねてトリガーに手をかけた。
だが――
――ボワァンッ!!
「「っ!!?何!?」」
デュエルの残った腕が爆炎に消える。
「残念だけど、俺が最後の砦ってやつなんだな……」
それは、ユウキが毒と呼んだ男。
イザークの最も良く知っている男。
その男の駆る機体はデュエルの兄弟。
「GAT-X103……隊長、あれって……」
シホは直接面識があった訳じゃなかった。
ただ、イザークからはよく聞いていた。
あってみたいと思っていた。平和になったたら逢えるだろうと……イザークも疑わなかった筈だ。
「ディアッカ……」
震え、驚愕、怒り……そのどれでもない、何とも言えない口調で、イザークは呟いた。
続く


……大事なモノ忘れてた(汗。コレ↓
機動戦士ガンダムSEED 〜イザークの覇道〜

えっと……前スレはホントごめんなちゃい
まぁ…、ほとんど一日で書いた出来の悪い作品を直せる時間があって、自分的にはよかったザコ
しかし、勝手にオリキャラが動いてしまって、反省。
自分が作ったキャラが勝手に動き出すのはいいことなんだが、二次創作では(そもそもオリキャラ自体が)タブーという信念があるから。
オーブのあたり、疲れてたんだな俺……
シホの花、何とかこじつけました。随分前にアカシアにしちゃって、本編と合わなくなるとこだった……
次の花は何がいっかなぁ〜

最後に、>1さん、乙!!


あ、あと、
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://eroparo.e-city.tv/1074382296
かな?

はぁ……デス種か……また嫌な一年が始まった(今川監督風
34名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:37 ID:IocoXg/Y
35黄昏の…:04/08/02 22:55 ID:iqLAPV0y
>>1さんと覇道さん乙。

あと私事でスマソだけど、南極に
イザシホもどきのSS投稿させていただきますた。
エロ濃度が低かった(いつものことだけれど…)ので
エロなしSSに分類されてまつ。
他の職人さんの過去SSとか見るとすごい懐かしくなってくる…。
36名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:44 ID:RshAtWWi
>>1 新スレ乙です。

>>覇道氏 相変わらず読み応えたっぷりです。

>>黄昏氏 南極の小説拝見しました。久しぶりに黄昏氏のSS読めて嬉しかったです。

新スレに続編決定で以前の賑わいが戻ればいいなぁ…
37名無しさん@ピンキー:04/08/03 08:02 ID:WD9oh03U
>>33 イザークの覇道さん
いつも読ませていただいております。

保管庫のリンクは、拡張子つけないと表示できないと思います。

ttp://eroparo.e-city.tv/1074382296.html

html化されるまでの一時保管庫のログへのリンクを、
新スレ移行のたびに貼っていただくのも申し訳ありませんので、
ガンダムSEEDエロ総合スレ専門の過去ログ倉庫をべつに用意しました。

ttp://kakolog.cun.jp/seed/
http://kakolog.cun.jp/seed/i/ (携帯)

html化済みも含めて、すべてのログを閲覧できます。
Part10も、容量オーバーしてますので、倉庫に入れておきました。

9と10のリンクはこんな感じ↓

ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://kakolog.cun.jp/test/read.cgi/seed/1074382296/l50
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
http://kakolog.cun.jp/test/read.cgi/seed/1078391662/l50
38名無しさん@ピンキー:04/08/04 02:45 ID:y2vrBSae
>>37
保管庫管理人氏ですか?早速の対応ありがd乙です。
専門過去ログ倉庫まで用意していただくとは…スマソ。
39269:04/08/06 22:42 ID:LLRN1272
みなさん、こんにちは。ご無沙汰しています。

新スレが立ったのに気が付かずすっかり見失っていました。
まだ修行中の身ですが、お盆も近い事ですし短期間里帰りさせてください。

エロなし、小ネタ。

投下。
40名無しさん@ピンキー:04/08/06 22:43 ID:LLRN1272
暑い暑い夏の日。
人気のない食堂のテーブルでカガリが一人、分厚い書物を傍らに積み上げて熱心に調べモノをしている。
少し離れた海岸から子供達の楽しそうな笑い声が聞こえ、カガリはふと顔を上げ大きく伸びをする。
暑いとはいえ今日はいつもよりは湿度も低く、開け放した窓から時たま吹き抜ける風が心地よい。
「んー、やっぱり冷たいもののほうが喉越しはいいけど、それだけじゃ体力つかないよなぁ・・」
カガリは手元の書物を再び手に取ると、ぱらぱらとページを捲りながら其処に書かれている文字を指先でなぞりはじめた。

41名無しさん@ピンキー:04/08/06 22:43 ID:LLRN1272
ラクスとキラがいるこの島にカガリとアスランが訪れて2週間が過ぎた。
此処では毎日が夏休み状態で、もともと野生児の資質があるカガリは日頃の執務で溜まった鬱憤を晴らそうと、
毎日何人もの子供達を相手に海に泳ぎに行ったり森でキャンプの真似事をしたりと充実した日々を送っていた。
が、しかし、一緒に来たアスランはというとよく言えば繊細、悪く言えばプラントという温室育ちのアスランは
到着3日目にして早々にギブアップを宣言し、陽の高いうちは作業室にとあてがわれた冷房の効いた一室で
こまごまとした機械の修理やモルゲンレーテとの通信、キラと新しいOSのプログラミングや開発を行い
夕方涼しくなるとやっとみんなの前に顔を出す、といった有様なのをカガリは密かに不満に思っている。
かといって無理に外に連れ出すわけにも行かず、それならば少しでもアスランを元気付けようと
カガリなりに知恵を絞ったのが「夏はやっぱりスタミナ料理作戦」なのであった。
しかしどちらかというと少し・・・いや、かなり料理の苦手なカガリはこのような場合何を作ればよいのか皆目見当もつかず、
とりあえず料理に関係する書物を適当にオーブから取り寄せて読み始めたものの
自分の力量と照らし合わせるとどのメニューも一長一短であり、なかなか今夜の献立が決まらないのだった。
42269:04/08/06 22:44 ID:LLRN1272
「あら、カガリさん?まだお決まりになりませんの?」
涼やかな声と供に白いワンピースに身を包んだラクスが食堂に入ってきた。
その手には大きなバスケットが下げられており、
太陽の光を存分に浴びて育った、もがれたばかりの瑞々しい野菜たちが
いくつも顔を覗かせている。
「うん、アスランになにか元気になるモノを食べさせてやりたいんだけど・・・
どうもいいメニューが思いつかなくってな。何しろ私が作れる料理はおにぎりとカップ麺くらいだし。」
カガリが苦笑いを浮かべて頭を掻く素振りをする。
ラクスはあらあら、と微笑み手にした籠の中から一本の夏野菜を取り出した。
「カガリさんはアスランに元気になって欲しいのですよね?」
天使の微笑を浮かべたラクスがその野菜をカガリに手渡すと
更に自分用にもう一本、先のものよりも幾分小ぶりのモノを取り出し
残りの野菜は籠ごと流しの隅に押しやった。
43269:04/08/06 22:44 ID:LLRN1272
「これはゴーヤといって裏の菜園で獲れた夏野菜ですの。
別名ニガ瓜といって独特の苦味が癖になる、炒めて食べる野菜です。」
ラクスの説明に、カガリはぽんと手を打って大声を上げた。
「ゴーヤチャンプルー!さっき本に載っていた、あれか!」
先程調べていた書物にそれらしき項目があったのだが
はじめて見る野菜なので軽く眺めただけで読み飛ばしていたのだった。
「ええ、それですが・・・アスランを元気にするにはもっと確実な方法がありますの。」
「ラクスは物知りだな!それ、是非教えてくれよ。」
思わずテーブルから身を乗り出しカガリは拝むようにラクスを見つめた。
そんなカガリの様子にラクスは落ち着いて椅子に座るように言うと、
自らもカガリの正面に来るように椅子を運び、向き合う形で腰を下ろす。
それから手にしたゴーヤを口元に持ち上げると小さく口を開き舌を出して見せる。
「では、まずこのゴーヤの先端をゆっくりと舐めてください。」
「????こうか?」
カガリはラクスに言われたとおり、舌を出してゴーヤの先端をペロペロと舐めて見せた。
44269:04/08/06 22:45 ID:LLRN1272
「もっと丁寧に、先端を満遍なく裏側まで・・・そうそう、カガリさん、お上手ですわ。
では次はそれを咥えて、こう・・前後に動かしてみてくださいな。」
ラクスは頬を窄ませわざと音を立てるようにゴーヤを前後させ、できますか?と、言うように
カガリの顔をちらりと見た。
カガリも懸命にラクスの仕草を真似ようと試みるが、加減がわからないため
はずみで喉の奥まで突き入れてしまい激しく咳き込んでしまう。
それでも諦めることなく涙目になりながら何度もゴーヤを咥えなおし
唇の端から唾液が溢れるにも構わずしゃぶりつづけた。
「んぐ・・これでいいのか・・・」
「あまり喉の奥まで入れるとえずいてしまいますが、
それがまた苦しげな表情にそそられる、という殿方もいらっしゃいますから。
なるべく目を閉じて、唾液を多めに塗りつけるようにするのがポイントです。」
ラクスがもっともらしく説明する。
45269:04/08/06 22:45 ID:LLRN1272
「ラクス・・?こんなんで本当に元気が出るのか?」
「もちろん、効果は保証しますわ。最後に・・こう・・・床に寝そべって・・
『下のお口でも食べたいわ。お・ね・が・い』の科白を言えば完璧です。
どうですか、カガリさん?簡単でしょ?」
ラクスの言葉にカガリは頭の周りに?マークを連発し目をくるくるさせて質問する。
「・・・したのおくち、って何の事だ?それから何をお願いするんだ?
ラクスの言う事は難しすぎてよく分からないんだけど・・・」
不思議そうなカガリの言葉にラクスはにっこり笑い、手にしたゴーヤを愛しそうに眺めた。
「下のお口はものの例えですわ。まあとにかく、やってみればわかります。
丁度今ならキラも居ませんし、作業室にはアスラン一人きりのはずですから
早く新鮮なゴーヤを届けて差し上げたらいかがですか?
きっとアスランは鼻血・・いえ、涙を流して大喜びするはずですわ。」
「うん、ありがとうラクス!早速行ってみる!」
スペシャルメニューを教わり大喜びのカガリはラクスに礼を言うと
今しがた練習に使ったゴーヤを握り締め、駆け足で食堂を出て行った。
46269:04/08/06 22:46 ID:LLRN1272
ラクスはそんなカガリの後姿を満面の笑みで見送ると何事も無かったように流しに向かい
先程収穫してきた野菜たちを丁寧に洗い始めた。
・・・最近この施設の資金繰りもだいぶ苦しくなってまいりましたから
ここはカガリさんとアスランに文字通り一肌脱いでいただかないと・・・
さすがに映像はまずいけれど、音声だけでしたら何とでもできますし、
しかもそのほうが視聴者の皆さんの妄想・・いえ、想像を膨らます事が出来て
結構な需要が期待できますわ。
後はどのようなルートでソレを流通させるか・・・その辺の事はうまくキラを使えば無問題・・・。我ながら完璧ですわ。」
洗い終えた野菜をひとつづつざるに並べ、ラクスは満足げに開け放たれた窓から空を見上げるのだった。

・・・・おわり・・・・
47269:04/08/06 22:47 ID:LLRN1272
以上です。

それでは、さようなら。
48名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:43 ID:QxwM6hv2
ブハッ ."∴・(´Д`*)
想像しただけで鼻血出そうですよ。GJ!GJ!
49名無しさん@ピンキー:04/08/07 00:01 ID:E8wa2WJl
うああああ…音声だけでも聞きてえっ!

そういやGBAでのカガリが料理上手ってのは一応公式設定なのかね?
50名無しさん@ピンキー:04/08/07 00:03 ID:HGGDk4Rp
ワロタ
ぜひともアスランの元に行ったカガリの続きも見たいです。音声だけでもw
51名無しさん@ピンキー:04/08/07 01:20 ID:OSNEVpOW
269お帰り。(待ってた)
52名無しさん@ピンキー:04/08/07 06:53 ID:3pYW3l3z
>>39
ラクスが良かった。楽しませていただきました。
53名無しさん@ピンキー:04/08/09 01:03 ID:C7TAlx5V
ここどころか板に小説投下することさえ初めてですので、ご無礼があったらお許しください。
再びの神降臨を願って、ヘタレながら投下させていただきます。

エロは少な目ですがこれが精一杯。
フラマリュ、転属前夜 です。
54WIND OF CHANGE 1 (フラマリュ):04/08/09 01:06 ID:C7TAlx5V
明日正式に辞令が出る。
ある程度予想はしていたものの、査問会であんなに一方的にラミアスが詰られ
るとは思っていなかった。そして同階級である自分の責任は一切問われなかった。

全ての責任をラミアスにかぶせる気か。

はらわたが煮え繰り返ると同時に今後のことが心配になった。この艦はどうな
るのだろう。キラと自分、たった二人だったパイロットが誰もいなくなる。
せめて補充要員がいればいいが、現在の情勢でそれを望むのは不可能に近い。
この艦はただでさえ忌避されている。しかし自分にはどうすることも出来ない。

フラガは自室のベッドで横になっていたものの、答えが出ない思考の中で眠れ
ずいた。しかし明日は早い。寝なければ。そう思い一つ寝返りを打った時、
部屋の呼び出し音が鳴った。

「お休みのところ申し訳ありません。ラミアスです。少しだけお時間よろし
いですか?」
「俺寝るところだったからラフなカッコだけど」
「少佐がよければ構いません。最後のご挨拶をと思っただけですから、すぐに
お暇いたします」

ロックを外しドアを開けてやると、制服姿のラミアスが入ってきた。
55WIND OF CHANGE 2 (フラマリュ):04/08/09 01:07 ID:C7TAlx5V
「狭いけど。そこかけて」

艦長室と比べると三分の一にも満たないこの部屋には、ベッドと端末と
小さなテーブルと椅子が一つだけ備え付けてある。椅子を艦長に勧めて
やり、フラガはベッドの端に腰掛けて向き合った。そういえば、艦長室
のオフィシャルルームには何度も入ったことはあるが、フラガの部屋に
ラミアスが来ることは今までになかった。

フラガとラミアスは非番時にも一緒にいることが多いため、二人にまつ
わる噂は絶えなかった。しかし、艦内で噂されているほど親しくはない。
非番時に一緒にいるのは、仕事中はそれぞれブリッジと格納庫に詰めてい
ることが多いため、非番時にしか時間が取れないことが多いからだ。艦長
としての教育も経験も不足しているラミアスに、立場を代わってやること
は出来ないが、せめて力になろうとマメに艦長室に足を運び助言をしてき
た。

フラガの名前は一人歩きをしている。
だから、初対面の人には出来るだけ砕けて接する。説明するのが面倒だから
だ。人の本質は変えられない。英雄といっても、たまたま戦局が不利な時に
プロパガンダとして利用されただけ。自分はそんなに立派な人間じゃない。
艦長には最初からそんな風に接したから、はじめはかなり警戒されていたよ
うに思う。しかし最近ではかなり態度が軟化してきた。素直に話を聞くし、
自惚れでなければかなりあてにされている。
56WIND OF CHANGE 3 (フラマリュ):04/08/09 01:09 ID:C7TAlx5V
ラミアスは甘い。現在軍の男女の比率は6対4ではあるが、前線に送り込まれる
のは殆ど男だ。そんな職場環境で女性は「男性化」するか、「女性である部分
をうまく隠す」かどちらかになる。バジルールはうまく隠している方だろう。
その中で、自分の甘さを隠そうと踏ん張っているが隠し切れず、虚勢を張って
いるのが伝わる。そんな女は苦手だった。感情のままに笑い、感情のまま泣く。
幸せな家庭は築けるかもしれないが、軍人の妻には不向きだ。勿論付き合うのも。
生きるか死ぬかの戦闘の中で、男が傷つけば泣き、自身も磨耗し、やがて耐えが
たい苦しみに自ら離れていくだろう。お互いに不幸になるだけなのは、過去に
経験済みだ。

ラミアスに対し今ひとつ踏み込めないのはそういう理由だろうとフラガは思った。

そのラミアスが今目の前で眉をしかめ俯いている。自分に用事があったのでは
ないのだろうか。ラミアスが口を開くのを待ったが、ラミアスは言葉を探すよ
うに視線を彷徨わせている。この顔に見覚えがある。涙を堪える顔、か。
数分の後、ラミアスは迷いながら口を開いた。

「…少佐は、私が泣いて頼んだら、AAに留まってくれますか?」
57WIND OF CHANGE 4 (フラマリュ):04/08/09 01:09 ID:C7TAlx5V
「君…、呑んでるだろう」

普段のラミアスならこんなことは言わない。部屋に入ってきた時に感じた
香りはアルコールか、と心の中で舌打ちした。艦へ常備されるアルコールの
度数が5度までに限られている中、一つだけ公に常備が許されているところが
ある。艦長室のプライベートルーム。薬で眠ることを許されない艦の最高責任
者に許される唯一の睡眠薬は、寝酒のブランデーだった。

「俺にはどうすることも出来ない。それは君にだってわかっているだろう?」
「補充要員はないと言われました。そのまま発てと。あなたがいなければAAは
丸裸です。戦闘が始まれば生き残れる確率は0%に近い。現在AAの乗員は、
通常より少ないとは言えど100名近くいるのです!」

ラミアスは立ち上がると、ベッドに座るフラガの胸に縋った。

「お願いです。私に出来ることは何でもします。この艦に留まって私達を助けて」

明日フラガは艦を去る。「私達を助けて」とはラミアスらしいと思う。だが
自身はどうなのだ。急に胸に顔を埋めるラミアスの本心が知りたい衝動に
駆られ、細い肩を抱きしめる。
しかし、ラミアスはフラガの腕を振り解くと、立ち上がり上着とアンダーを
脱ぎ捨てた。

「何でもすると言いました」

ラミアスは一言だけ言った。
58WIND OF CHANGE 5 (フラマリュ):04/08/09 01:10 ID:C7TAlx5V
どちらの吐く息も荒い。
ラミアスは、まずフラガの履いていたカーゴパンツと下着を一緒に下げると、
萎えていたものの先を口に含み舐めはじめた。するとすぐに反応して起立した。
「かわいい」と言って下から舐め上げる。潤んだ瞳、いつもと違う声音で囁く
声に、更に奮い立った。奥まで口に含む。唾液をわざと擦り付けながら、口か
ら出し入れする。あわせて上下に擦られる指。時に激しく時に緩く、時にフラ
ガのほうを見上げて弄ぶ。

艦長という立場に嫉妬している。この女に踏み込めない理由は、これだと
気付いた。いつだって皆が優先、皆が、と言う。じゃあ君はどうなのだ。
つまらない嫉妬だ。だから女を隠し切れず縋るような目をしていた時だって
見ない振りをしていた。ラミアスが女としてフラガが欲しいと言うまでは、と。

この期に及んで「私達を助けて」とは。

それでもフラガが今の状況を拒絶しなかったのは、「どうにも出来ない」と
ラミアスもわかっているだろう と思っているからだった。命令は絶対だ。
人事局に異論の申し立てを出来る建前はあるが、異論を申し立てて叶ったと
いう話は聞かない。そもそも辞令に対し異論を申し立てるものも殆どいない。
通常人事異動の際は、辞令が出る前に内々に話があり、異論があれば事前に
上司に申し立てることが出来るからだ。

いや、違う。全ては言い訳。
ただこの女が抱きたかっただけだ。こんなにも自分はこの女を欲していたのか。
フラガは驚くような気持ちで己の心を見た。

袋を舌で弄んでいたラミアスの口が再び竿を含み、動きが激しくなる。近い。

「…艦長ッ」

しょうさ、という消え入るような小さな声に反応して、フラガは果てた。
59WIND OF CHANGE 6 (フラマリュ):04/08/09 01:10 ID:C7TAlx5V
目が覚めるとラミアスは既に制服を着て、部屋を訪ねてきたときと同じように
椅子に座っていた。

「申し訳ありません。昨日は酔っていて、少佐には失礼をしました。
昨日言ったことは忘れてください」

はっきり言われるとこんなにも傷付いたが、黙って首を振る。
こちらも同罪だ。どうにもならないとわかっているのに、あの後3回ラミアス
の身体を貪った。ラミアスがフラガを忘れないように。これはエゴだ。
再び生きて会えるかどうかもわからないのに。

しかし、次にラミアスが口にしたことはフラガの予想を裏切った。

「私が、貴方に抱かれるのに艦のことを口実にしたんです」
忘れたくないから、と。

残された時間は後僅か。
通じ合った心と一緒にフラガはラミアスを抱きしめた。


60名無しさん@ピンキー:04/08/09 01:14 ID:C7TAlx5V
終わりです。
知らないことをたくさん妄想で補っているので嘘が多いです。

ノイナタも好きなのでまたいつか。
書くより読むのが好きなので、どなたかフラマリュ ノイナタ書いてくださいましいいい。

くれくれ言うだけでもなんなので、まずは楽しませてくださったこのスレに恩返しとして投下してみました。
お目汚し失礼しました。
61名無しさん@ピンキー:04/08/09 19:57 ID:OO8zlNsG
大人な雰囲気イイ!
62名無しさん@ピンキー:04/08/09 19:59 ID:QiRt+/L1
>60氏GJ!

フラマリュありがとん!公式なのに投下少ないので嬉しい
丁寧な描写で切ないのにあたたかい。次回作お待ち申し上げております。

アニキがフカーツならマリュタンと今度こそ幸せになって欲しいな
6360:04/08/11 03:41 ID:VvnRA2IO
>61 >62
ありがd〜
公式だからこそ少ないのかも。
アニキどうなんですかねー。実際のところ仮面はまだ見てません。

…しかしエロが足りない。精進します。
64名無しさん@ピンキー:04/08/13 22:09 ID:JabR1vaE
ホシュ
65名無しさん@ピンキー:04/08/14 00:23 ID:4swZStmV
ノイナタ・・・。
66269:04/08/16 20:19 ID:mOtHCHcN
みなさん、こんばんは。

途中までですがアスラン×カガリ投下します。
では、ここのか投下。・・・寒
67269:04/08/16 20:20 ID:mOtHCHcN
「アスラン、今日はわたしが上だからな!」
「ああ、カガリの好きなようにすればいいさ。」
毎晩のように交わされる二人の会話に周りのクルーはぎょっとした表情をし、それから顔を赤くしていつの間にか消えていってしまう。
戦闘もなく穏やかな日々、カガリはクサナギを離れてアスランと供にエターナルに搭乗する時間が増え、そしていつとはなしに
アスランと同じ部屋で寝起きをするようになっていた。
あまりにもあからさまな言葉にたまりかねたキラがついお節介と知りつつカガリに注意するとカガリはきょとんとした顔でさも不思議そうに首を傾げた。
「・・・やっぱり二段ベットは誰でも上の段に寝たがると思って毎日アスランと交代で場所を決めていたんだけど・・まずかったかな・・・?」
キラは内心そんなベタなオチか!と思いつつ、とにかく誤解を招くような言動は慎むようにと慎重にカガリに言い聞かせようとする。
「そう思っているのはカガリだけだと思うけど・・」
「そんな事はない。アスランだって上のほうがいいよな?な?」
必死に同意を得ようとカガリがアスランの腕を掴んで顔を見るが、アスランは明後日のほうを向いてとぼけた口調で答える。
「いや、おれは下がいいな。余計な体力を使わないですむし、しかも初めては騎乗位と決めているんだ。」
「アスラン!」キラは慌ててアスランの口を押さえてカガリの顔をちらりと見た。
「なんだよ、梯子を上るだけなのに何が体力を使うんだよ?」
一人意味がわからないカガリは腕組みをしてアスランを睨み付け、キラはもう勝手にしてくれとばかりに頭を振ってその場を離れていった。
68269:04/08/16 20:20 ID:mOtHCHcN
そしてその夜。
カガリはベットの上の段の良さを絶対に認めさせようと無理矢理アスランを上に押し込み、ついでに自分もその隣に潜り込んだ。
「アスランが途中で逃げないようにわたしが見張っていてやる。ただし、変な事したらすぐさまここから蹴落とすからな。わかったな。」
いくら細身といってもそれなりの体格の大人二人がベットに入ればほとんど身動きする余裕など無いに等しいのだが
そんな事にお構いなくカガリは一方的に宣言してさっさと布団を被って目を閉じてしまった。
アスランはやれやれ、といった表情でおとなしく狭いベットの中に体を横たえる。
静かな部屋の中に規則正しい寝息が流れるまで、それほど時間は掛からなかった。

アスランは隣で寝ているカガリにそっと毛布をかけなおす。
すやすやと安らかな寝息を立てて眠るカガリは全く無防備で
まるで母の胎内にいる赤ん坊のように幾分横向きに丸まり軽く開いた口元に両手を添え、
頬に掛かる柔らかな黄金色の髪はカガリの滑らかな顎のラインを綺麗に縁取っており、
その姿は以前美術館で見た睡眠をとる天使の絵画とひどく似ている、とアスランは何とはなしに思い出す。
眺めているだけでアスランはひどく幸福な気持になった。
カガリを起こさぬようにそっと手を回し、後ろから抱きしめるような姿勢で並んで横になる。
腕の中の温もりはアスランの全てを癒すようにアスランの体に染み渡っていった。
69269:04/08/16 20:21 ID:mOtHCHcN
「・・・あ・・」
アスランは自分の体の変化に真っ赤になって俯いてしまう。
カガリの柔らかな体を抱きしめているうちにいつの間にかアスランの下半身は熱い塊が首を上げ、
丁度カガリの尻の部分に浅ましい強張りを宛がうような体勢になってしまっていた。
いくらモビルスーツの操縦が上手かろうと頭脳に秀でていようと所詮コーディネーターも人の子、
腕の中に愛しい女を抱いていればその肉体と交わりたいと思うのは男として自然の成り行きである。
アスランは暫らくそのまま息を殺して体の火照りを無理矢理押さえつけようとしたが、
意識すればするほど股間の熱は温度を上げていき、とうとうその脈打つ鼓動すら感じられるほど
硬く太く起立してしまった。
此処まで来たらもう理性で押さえつけるのは難しい。
そう判断したアスランは多少後ろめたさを覚えながらそっとカガリの項に唇を寄せ、
胴に回していた片手をそろりと自分のズボンの中に滑り込ませ、ゆっくりと前後にしごきだした。
アスランはカガリの羽毛のような産毛を唇でなぞりその耳たぶに軽く歯を立てる。
それから再び顎のラインから首筋にかけて確かめるように唇でなぞり、それを何度も繰り返す。
「・・・ん・・・」
70269:04/08/16 20:21 ID:mOtHCHcN
カガリが小さく声を上げたのでアスランは慌てて唇を離し、こっそりその寝顔を見つめるが
どうやら目を覚ましたわけではないと見て取ると今度は自分自身をぴたりとカガリに密着させ
こすり付けるように腰をもぞもぞと動かしてみる。
次第に興奮してくる自分を懸命に抑えつつ、アスランはカガリのズボンの中に手を差し入れて
用心深く下着の隙間からすじに沿うように指を這わせていく。
中指を突き立てると柔らかい肉壁がその行く手を阻むように絡みついてくる。
アスランは無理に其処を開こうとはせず、あくまで優しく1枚1枚の襞のふちをなぞるように愛撫を加え
時たま上部に息づく花芽を転がすようにゆっくりと指を動かす。
その指の動きに呼応するようにカガリの花園は徐々に熱を帯びじんわりと蜜を滲ませはじめ
いつの間にかパンティーの股間の部分はぐっしょりと湿り肌に張り付くようになっていた。
アスランはカガリのズボンと下着に手をかけ、ゆっくりと引き下ろした。
抑えても荒くなってしまう呼吸を無理矢理ひそめ、アスランは己の分身をカガリの太腿の間に挟んでみる。
このまま挿入してしまったらカガリは目を覚ますだろうか?
眠りながらでもこれだけ濡れているのだから・・・・
71269:04/08/16 20:22 ID:mOtHCHcN
今日はここまで。

この続きは彼岸までには。
さようなら。
72名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:09 ID:PCQs1wXW
269氏待ってました!
続き楽しみに待ってます!
73名無しさん@ピンキー:04/08/17 21:29 ID:IrlhkK5C
269氏ずーーっとまってました!
カガリがかわいいです
楽しみに続き待ってます!
74名無しさん@ピンキー:04/08/18 00:20 ID:VpmSda81
相変わらずコミカルでエロくて読ませますね。このまま半強姦でよろ。
75名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:13 ID:8baU6dLp
種は糞だけど
キャラが萌えるw
76名無しさん@ピンキー:04/08/22 08:09 ID:KDkjQwuw
hosyu
77名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:18 ID:5abg+NBA
hosyu
78269:04/08/24 21:26 ID:oXnta6mf
みなさん、こんばんは。

保守が3回続くとそのスレは落ちる、というジンクスを聞いたことがあるので
大昔の小ネタ(当時は途中で放棄したもの)ですが投下します。

多分知る人は少ないと思われるので補足説明
かなり昔に投下したナタル×フレイ作品で
某所に「夜の花園」と題名をつけ、保管していただいている続編。
しかもダブルパロなので「イラネ」とすっぱり切られた
ほろ苦い思い出の一品です。

スルー推奨。
79269:04/08/24 21:26 ID:oXnta6mf
「ああ、疲れたー」
フレイは誰もいない控え室で大きな鏡の前に立つと、丁寧に撮影用のメイクを拭き落とす。
「まったくあの監督ったら、絡みのシーンにばかりこだわるんだから。いい加減何度もイかされる
私の身にもなって欲しいもんだわ。今日だって突然気が変わって風呂場での絡みを洗面所で立って・・だなんて。
おかげで明日は筋肉痛よ。」
ぶつぶつ文句を言いながら何度もタオルを取り替えて洗顔をする。
フレイはここ最近「続・秘密の花園」の撮影で連日スタジオに詰めており
自宅に帰るのは着替えを取りに帰るときだけ、という日々が続いていた。
衣装を着替え、私服になった姿を鏡で点検しているとちょうど鎖骨の下辺りにいくつも赤い痕があるのに目を止め、
鏡の中の自分にフレイは眉を顰める。
「嫌だ、ナタルさんたら。こんなところに痕を付けちゃったの?困るのよね・・・今日は上着もってこなかったのにぃ。」
今日のフレイは薄いキャミソールに膝丈のフレアスカートという初夏の装いだったのだが
その白い胸元にはくっきりと赤い鬱血の痕が桜の花弁のようにいくつも散らばっていた。
80269:04/08/24 21:27 ID:oXnta6mf
「・・んもう、見えるところには付けないで下さいってあれ程言ったのに・・・。」
「お疲れさん、まだいたのか?」
その時やっとスタジオから上がってきたナタルが控え室に入ってきた。
ざっくりと編まれたセーターにタイトなスカートをはいたナタルの姿は連日の撮影にも少しも疲れた様子は見えず、
そのすっきりと整った横顔は相変わらず凛々しく美しい。
「ちょっと場所を借りるぞ。」
そう言うとナタルはフレイの隣に立ちパタパタと顔に化粧水を叩き始めた。
「あ・・どうぞ」
そんなナタルをフレイは一歩下がり、後ろ姿をまじまじと見つめる。
艶やかな黒髪とは対照的な白いうなじと華奢な肩、括れたウエストは程よく締まり
つんと上を向いているヒップからすらりと伸びた両脚はヒールが良く似合う。
「あーあ、ナタルさんが羨ましいなぁ。」
フレイはさも羨ましそうにナタルの後姿を見つめため息をついた。
「美人でスタイルが良くて頭もいいなんて憧れちゃう。神様ってずるいと思うわ。」
過分な賞賛にナタルは鏡越しにフレイに笑いかけ、きゅっと口紅を引きなおす。
81269:04/08/24 21:27 ID:oXnta6mf
「そんなことは無い。私から見れば君のチャーミングで小悪魔的な容姿のほうがよっぽど魅力的で羨ましいぞ。」
「うふふ、ナタルさんったら口が上手いんだから。」
満更でもない様子でフレイはナタルの後ろから甘えるように抱きついた。
「でも本当に悔しいくらい羨ましい。これから私、ナタルさんのことお姉さまって呼んじゃおうかしら。」
フレイは後ろから手を伸ばしてナタルのセーターの下から手を差し入れ、形の良い乳房を愛撫するようにもみはじめる。
「・・・!ちょっと待て、フレイ・アルスター。あれはあくまで役柄の上であって・・・私は全然、同性愛の趣味は無いぞ。」
焦ったナタルはフレイの魔の手から逃れようとするが
いつの間にかフレイの膝がナタルの股間を割り込みぐりぐりと押し上げ敏感な秘所を刺激し、
思うように体に力が入らずナタルはつい喘ぎに似たため息を漏らしてしまった。
「あらナタルさん、まだ下着つけてなかったんだ。」
手から直に伝わる乳房のしっとりと吸い付くような触感と、じんわりと湿った膝のぬめりにフレイは揶揄するように囁いた。
「ナタルさんってもしかして露出狂?それともすぐ誰とでも出来るように準備していたの?
どっちにしろ淫乱って事でしょうけど。人は見かけによりませんねぇ。」
「違・・う。私はスタジオから真っ直ぐ・・・上がって来たから・・・。それより・・・悪ふざけ・・はもう・・・」
82269:04/08/24 21:28 ID:oXnta6mf
既にナタルの目は潤み、紅潮した頬は頬紅を刷いたように美しく白い肌を引き立たせている。
フレイはそんなナタルの欲情した顔を鏡越しに見てにやりと笑うと
「ふざけてなんかいませんよ。これは・・・そう、演技指導、かな。
ナタルさんが今まで以上に私を気持ちよくイかせてくれるように、ネコ役の気持ちも知ってもらわないと。
今日だってナタルさんに撮りなおしをいれて・・・えーっと、7回もイかせてもらったけど
もっと感じるところを的確に知っておいてもらったほうがいいかなーって。」
そう言いながらフレイはナタルの乳首をくりくりと嬲り、さらに膝を使って股間を圧迫すると
ナタルの秘所を包む花弁が擦れその刺激が小さな蕾を充血させる。
「はあ・・ん・・」
堪えきれないように腰を揺すり、内股を擦り付けてくるナタルの動きに
フレイは大胆にも自分の衣服を脱ぎ去って全裸になり、ナタルにも服を脱ぐように促した。
「別に着たままでもいいけど、多分スカート、染みになっちゃうと思いますよ。」
フレイは意地悪く囁くと、ナタルの股間を思いっきり膝でぐりぐり押さえ込む。
「・・ま・・待て、脱ぐから・・少し待ってくれ・・」
とうとう覚悟を決めてスカートを脱ぐナタルをフレイはにんまり横目で見、
ナタルに気が付かれないようにこっそり自分のハンドバックを引き寄せると中に入っている化粧ポーチを取り出した。
83269:04/08/24 21:28 ID:oXnta6mf
「これで・・いいのか?」
恥ずかしげに生まれたままの姿でフレイの前に立つナタルの肢体は
撮影中何度も見ているにもかかわらずフレイの心に驚きと羨望を湧き起こす。
くっきりと浮き出ている鎖骨とつんと上を向き程よく脂肪の乗った形の良い乳房、
モデルのようなウエストから下腹への滑らかなライン、
そして産毛のように薄く柔らかい若草が刷毛で引いたように脚の間に消えていく様は
普段の軍服姿からは全く想像できないほど女性らしく淑やかな姿だった。
「ナタルさんって本当に素敵。わたしが男だったら絶対に襲っちゃう。」
うきうきと声を弾ませてフレイはナタルに抱きつき唇を塞ぐ。
強引に舌を絡めるとそのまま勢いをつけて休憩用のソファに押倒し
ナタルの引き締まった太腿を自分の腰に絡ませて互いの秘所を重ね合わせた。
くちゅくちゅと互いの性器を擦り合わせて刺激し合い、その間にフレイはポーチからあるモノを取り出した。
84269:04/08/24 21:29 ID:oXnta6mf
「これで・・いいのか?」
恥ずかしげに生まれたままの姿でフレイの前に立つナタルの肢体は
撮影中何度も見ているにもかかわらずフレイの心に驚きと羨望を湧き起こす。
くっきりと浮き出ている鎖骨とつんと上を向き程よく脂肪の乗った形の良い乳房、
モデルのようなウエストから下腹への滑らかなライン、
そして産毛のように薄く柔らかい若草が刷毛で引いたように脚の間に消えていく様は
普段の軍服姿からは全く想像できないほど女性らしく淑やかな姿だった。
「ナタルさんって本当に素敵。わたしが男だったら絶対に襲っちゃう。」
うきうきと声を弾ませてフレイはナタルに抱きつき唇を塞ぐ。
強引に舌を絡めるとそのまま勢いをつけて休憩用のソファに押倒し
ナタルの引き締まった太腿を自分の腰に絡ませて互いの秘所を重ね合わせた。
くちゅくちゅと互いの性器を擦り合わせて刺激し合い、その間にフレイはポーチからあるモノを取り出した。
85269:04/08/24 21:30 ID:oXnta6mf
それは一見普通の女性向けに作られた大人の玩具だがその台座にあたる底部は連結できるように出来ており、
フレイは手早く2本をつなぎ合わせると片方の先端をナタルの秘所に、そしてもう片方を自分の秘所に埋め込んだ。
「・・・ん・・・な・・・何を挿れた・・・?」
「うふふ、ナタルさん、こういうの初めて?二人で最高に楽しめるものですよ。・・指よりもっと気持いいでしょ?」
フレイは妖しげに笑いながらそう言うと、ゆるゆると腰をくねらせた。
一本の玩具でつながれた秘所は片方の動きをそのまま、いや何倍にもして相手の秘所に響かせる。
「ああっ」
ナタルは思わず声をあげ、驚いたようにフレイの顔を凝視した。
この娘・・天性の淫婦だわ・・・。
「ああんっ・・・!ナタルさん・・・っ・・」
快感に溺れ激しく腰を振るフレイの痴態は今まで何度も仕事として肌を合わせたナタルの目から見ても妖しく美しい。
目の前で揺れる二つの水蜜桃をぼんやり眺めながら
ナタルは甘い蜘蛛の糸が全身に絡みつき自分を縛り上げていくのを感じていた。
「演技指導・・が・・・本気になっちゃうぅ・・んぁっ・・ナタルさん・・・最高・・」
フレイの赤い髪が電灯の光を跳ね返し、炎のように燃え上がる。
二匹の白蛇は深く強く絡み合い、艶々と脂の乗った腹や胸にいくつもの口付けの後を散らしたまま
そのまま暗い闇へと落ちていった。

・・・おわり・・・

86269:04/08/24 21:30 ID:oXnta6mf
以上です。

それでは、さようなら。
87名無しさん@ピンキー:04/08/25 00:26 ID:5bcweKEC
こっちのフレイを待ってた!
88名無しさん@ピンキー:04/08/26 02:05 ID:El2ZEV4G
ナタフレ(*´Д`)ハァハァ
89名無しさん@ピンキー:04/08/27 18:30 ID:bvrSoRoe
保守
90名無しさん@ピンキー:04/08/28 00:34 ID:arndur3P
最近うまくいかない事が多く、ラクスに癒されたい→あちら系へ。
軽快に読ませるあの職人さんやこの職人さんならが書いたなら、と思いつつ。
苦手な人はスルーよろ。

ふたなり、ラクカガです。
91ラクカガ1/11:04/08/28 00:36 ID:arndur3P
「キラ、助けろ!」
深夜、カガリがキラの部屋の扉を勢いよく開ける。
政策担当者から宿題を出され、いつものように兄弟の頭脳を拝借にきたのである。
最近キラはナチュラル用OS開発、カガリの家庭教師に大忙しである。
あいにくその夜、キラは研究室に缶徹であった。
「こんな時に、いないなんて。
―そうか今日はラクスのところへ行ってたんだな」
ラクスはその日、御忍びでオーブを訪れていたのである。
キラはラクスの宿泊しているホテルを訪問したに違いない。
恐らく日付が変わる時刻には自室には戻らないであろう。
連日の多忙さに、ふと几帳面に整頓された机の前で立ちくらみをおこす。
「ビタミン不足かな…CC+?ビタミン剤か。キラちょっと拝借するな」
カガリは、兄弟の机の上の見なれないガラス瓶を取り上げ、数粒を掌に出すと、
口へ摘み入れた。

オーブの日の出は早い。
毎朝健康的に早寝早起きのカガリが、その日目を覚ましたのは、
日が高く上った頃であった。
足をぴんと伸ばし、欠伸をする。
今日はいつになく爽々しい。身体も軽く感じるようだ。
なにやらベッドがいつもより小さく感じる。
下股部に小さな張りを感じつい右手を伸ばす。
弾力に富む肉塊に、掌を押し付け転がす。
竿を人差し指で撫でながら、首頭の部分までくると親指と人差し指で摘み、
扱いてやる。
92ラクカガ2/11:04/08/28 00:36 ID:arndur3P
「…ぅん……ふ……え?」
朝一番の勃ちあがりに、指が対応した事に気がつく。
―おかしい。夢ではないか。まさか。
シーツを跳ね除け、バスルームへ急いで駆込む。
いつもより歩数が少なかった事にも動転していて気付かなかったのだろう。
昨日までの視線より高くなった目線で確認したのは、鏡に映る若干華奢な肢体に
サイズの合わない小さなパジャマを肌蹴させ、肩までの明るい金髪をもつ青年が、
戸惑っている姿であった。
「…わたし…か?…まさか!?」
頬を抓ってみたが、鏡に映り続けるのは頬を痛みで歪ませ惚けた金髪の少年である。
かるく頭を振ると、シャワーのコックを捻る。
「…痛!」
どうやら背も伸びていたようである。
シャワーのヘッドを身長に合わせていたため、頭をぶつけたのだ。
冷水でシャワーを浴びる。気分がすっきりすれば、悪夢も覚めるだろう。
下を見遣るとキラと同じ程の大きさを誇る肉塊が、むくりと首を擡げる。
目を逸らせて身体を拭くのも草々に、バスローブを荒く羽織る。
クローゼットから大きめだった服を引っ張り出すが、サイズが小さく合わない。
仕方なく、バスローブにスリッパという井出達のまま、ずんずんとキラの
部屋へ歩を進める。
「おいキラ、起きろ!…頼む。おかしいんだ」
ぐっすりと眠るキラの胸倉を掴み、上下に揺する。
「キラってば!」
泣き出しそうな、しかし若干低くなった自身の声に驚き、喉に手を当てる。
93ラクカガ3/11:04/08/28 00:37 ID:arndur3P
「何、カガリ…どうしたの、昨日徹夜で寝てないんだ、寝かせてよ…」
ブラインドの羽根をカガリが開け、高く上った真昼の太陽の明るさにキラが
しぶしぶ薄目を開ける。
「だから、変なんだってば」
「――何がそんなに、大変なの…あ…カガリ筋トレし過ぎたの?…」
ベッドに腰掛けていた人物は、まるでキラの生き写しだった。
明るい金褐色の瞳と肩まである明るい金髪である事以外は。
キラが欠伸をしながらベッドから身を起こすと、顔を双子の一対に近づける。
「なに?なんだか心なしかいつもよりボーイッシュだね」
「どうしたもこうしたも、笑い事じゃない!―朝起きると、こんな体に…」
「…って?」
落ち着き払った兄弟にいらいらしながら、不安と焦燥感を訴える。
「たぶん。あんまり見てないけど、お前と…同じのがついてた!」
「へえ、そうなの?僕よりいい男じゃない」
笑いを堪えつつキラが双子のバスローブ越しに視線を移し、下腹部へと視線を
落していくと、ついていないはずの膨らみに気付き、笑顔が凍りつく。
「―まさか、カガリ。机の上のあの試薬、勝手に飲んじゃったの?」
「ああ、ビタミン剤のことか。
ちょうど欲しい時に置いてあったから貰ったけど、―まさか」
双子が顔を見合わせる。
「あの薬…。滋養強壮に効くからってラクスがくれたんだけど、アスランか
その辺りの犬にでも試してから、飲もうと置いといていたんだ。
ラクスの事だから何かあるとは思っていたけど、まさかこんな効能があるとは…」
94ラクカガ4/11:04/08/28 00:38 ID:arndur3P
「キラ?」
ラクスがふわりと白いワンピースのフリルを翻しホテルの一室を訪れた
青年の胸に飛び込む。
キラと同じ流行りの服を着込んでいるが、深く被った帽子を脱ぐと長めの金髪が
零れ落ちる。
「キラじゃなくてすまないな、ラクス。―わたしだ」
「まあ、カガリさん、ごきげんよう」
ラクスは予想通りカガリの身体の変化に全く気付かず、無邪気に少し頭を
擡げ挨拶をする。
普段より若干低い声を唸らせ、溜息をつく。
遠心分離機を稼動させ、地道に成分分析をするキラに痺れを切らし、
配合したであろう本人を直接訪ねる事にしたのだ。
「…ごきげんよう、じゃなくて。
―なぜわたしが来たのか、理由はわかっているな」
ラクスは寂しそうに瞳を下に向ける。
「―ええ。…昨夜からずっとお待ちしておりましたのに、
キラはやはり来て下さいませんのね。
やはりキラの心にはわたくしではない、別の少女がお住まいなのですわ…」
いや、そうじゃなくて。
カガリは金髪を掻き揚げ、ラクスがいつ自分の身体の変化に
気がついてくれるのだろうと、絶望の吐息を吐いた。
95ラクカガ5/11:04/08/28 00:38 ID:arndur3P
ソファーで寛ぐよう案内され、優雅な手つきでガラステーブル上の白陶器の
ティーカップに蜂蜜色の紅茶が注がれ、ナイフで切り分けられたケーキをすすめられる。
カカオと生クリームの甘い匂りが居間に充満し、胸が咽かえる。
普段から甘いものは疲れた時に口にする程度だが、いつになく甘たるい匂いに
胸が悪くなる。
長椅子の空いているスペースに白いスカートを広げラクスがちょこんと座る。
ケーキの甘い匂いが和らぎ、今度は控えめな薔薇の匂いが鼻を擽る。
ラクスの匂いはいつも女性らしい薔薇のような香りがする。
「ラクスはいつも香水、つけてるんだっけ」
「いえ、プライベートではいつもすっぴん、化粧も何もなしですわ」
ラクスが恥かし気に、頬を染めながらティーカップを持ち上げる。
「―ところでラクスはわたしを見て、変わったとかなんとか、何も感じないのか」
「え?カガリさんですか?…いえ、特に普段とお変わりありませんが。
でも、強いて言えば、益々精悍になられたような…でも特にお変わりはありませんわ」
ラクスが頭を少し傾げると、上目遣いでちらちらとカガリの顔を覗き込みながら
明るく返答する。
事の重要さをどのように説明しようかとカガリががっくりと頭を項垂れ、
抱え込んだ金髪を掻き揚げる。
そんな深刻な様子に目をくれず、ラクスは恋をする少女のように瞳を閏わせる。
「…昨晩ずっとキラをお待ちしておりましたのに、
キラはここに来て下さいませんでしたの。
きっとキラの心にはまだ…。
それでキラがわたくしを求めてくださるように、
とっておきの薬をお渡ししましたですが、キラは飲んでくださらなかったようですわね…。
試してくださったのなら今のカガリさんのように逞しくなって…あら?あらあら?」
96ラクカガ6/11:04/08/28 00:39 ID:arndur3P
両手で頬を挟み、深海色の瞳を大きく見開けたラクスに、溜息を吐きながら
こくりとカガリが頷く。
「その薬、わたしが間違って飲んだ。ラクス、まったくどうしてくれるんだ?」
おろおろとしながら、ぽっと赤らめた頬を両手で包む
「ご安心を、ずっと男性のお姿ではありません。
効薬は24時間だけですから、落ち着いてお待ちくださいな」
「ラクス…そういう問題じゃない!」
「…ごめんなさい、ごめんなさい」
掌で顔を覆いめそめそと泣き詫びるラクスに、何やらじんと下半身が熱くなる。
「もう、いいから。泣くな」
「だって、わたくしキラにその気になってもらうために、お渡ししたのですけど、
軽率でしたわ…。そんな事、キラだって嬉しくないでしょう…」
ソファーから腰を上げラクスの前に立つと、床に膝をつき桃色の豪奢な髪を
散らせた顔を覗きこみ、瞳に溜まる涙を人差し指で拭いてやる。
「ああ、もう、よしよし」
とんとんと背を叩いてやり、髪を何度も梳いてやる。
カガリの胸の中で、ラクスがひくひくと嗚咽する音が段々小さくなる。
落ち着くと、至近距離で顔を見合わせる。
「―カガリさん、胸板が厚くなっていてキラのようですわ」
どうやらラクスがいつの間にかカガリのシャツのボタンを外していたらしい。
肌蹴た兄弟から借りたシャツから、キラとよく似た形の首筋と鎖骨、そして胸板が除く。
「え?ああ、だっておまえのせいで性転換しちゃっているんだから、
しょうがないじゃないか」
カガリが肌蹴た胸元のボタンを綴じ様と視線を落した時だった。
97ラクカガ7/11:04/08/28 00:40 ID:arndur3P
――チュッ――
カガリが一瞬何が起きたのかわからず、自らの唇に掌をあてると、
ラクスが心配そうに瞳を潤せ、顔を覗き込む。
「…ごめんなさい、横顔がキラとそっくりでしたから、つい。
あなたとキラはやはり双子なのですね…キスの味まで同じ…」
「え?ああ、あいつが悪い。ラクスをいつも放っているから…」
戸惑いながら、言葉を濁す。
―その通りだ、あの女ぐせのわるいキラが悪い―
深海色の瞳に吸い寄せられるように、今度はカガリが軽くルージュを引いたように
潤う桃色の唇に軽く唇を重ねる。
鳶色の瞳と深海色の瞳が、熱く交差する。
唇を合わせたまま、ラクスの張りの有る豊満な乳房を白いワンピースの
フリルの上から、下から持ち上げるように鷲掴みにする。
「…ん……はぅ……あ…っ…」
キスの合間に零れるラクスの小さな喘ぎが、カガリの理性を溶かしていく。
「あー、なんかおかしい…。ラクスって柔らかくて、いい匂いがして気持ちいい…」
カガリがラクスの太腿に足を跨ぎ、上半身を圧し掛からせると、
ラクスの細い肢体が徐々にソファに押し倒されていく。
桃色の長い髪がソファーから花のように散らされる。
白いフリルのスカートを捲り上げ、ほどよい肉付きの太腿をさわさわと撫でていく。
人肌で温かいレースの生地にたどり着くと、中に指をゆっくり挿しいれる。
「…あ……はぅん……ひゃん……」
白いレースの生地を内股に掌を何度も這わせながら膝下へと下ろしていくと、
しっかりと閉じられていた股が脱力しながら徐々に開いていく。
「いけません…わ…カガリさん、ここでは…いやですわ…」
頬を赤らめながら拒絶の言葉を振り絞るラクスに理性が戻り、
押し倒したまま暫し固まる。
98ラクカガ8/11:04/08/28 00:41 ID:arndur3P
ラクスを見下ろしたまま、頬を蒸気させカガリが謝る。
「…すまない、なんかわたしも自分が何をしたのかよくわからなくって。すまない」
「仕方のない事ですわ、だってカガリさんは今殿方のお体なのですから」
「今日はもう帰る、効能が薄れる時間を待つ以外に、何か方法があったら連絡してくれ」
ぐったりとソファーに凭れかかった重い肢体を立ち上げると、
ラクスが背を伸ばしてカガリの額に指をやる。
「まあ、すごい汗!汗を流してから、お帰りくださいな」
遠慮するカガリの手を引き、むりやりバスルームに押しこめる。
広く、落ち着いた浴槽には既にちょうど人肌程度のお湯がなみなみと張られている。
キラから借りたトランクスが汗ばみ、なんだか気持ち悪い。
思い切って服を脱ぎ裸体になると、浴槽につかり頭を湯にざぶりと埋める。
またラクスのペースに嵌っている。キラも同じなのか。
「お湯加減はどうですか、カガリさん」
シュンッという音にバスルームのガラス扉が開かれ、そこには豪奢な髪を
タオルに包み込み、裸体にバスタオル一枚を巻いたラクスが恥かしげに
胸元に手をやり、膝を突いて座っていた。
「せっかくですからお背中、お流ししますわ」
99ラクカガ9/11:04/08/28 00:41 ID:arndur3P
「…なんか変な形をした椅子だな」
訝しがるカガリを凹型の椅子に座らせると、ラクスは向かいに正座し、
泡立たボディソープをさわさわとカガリの股に擦りつけていく。
「…あ、ちょっと自分でやるから」
笑顔を引きつらせながら、ラクスの手を制止するが、ラクスは
気がつかないかのように、撫でつけ続ける。
「いけません、カガリさんはまだ自覚がないんですから、お手入れが必要ですわ。
恥垢が溜まっていたら余計恥かしいですわよ」
ラクスが内股を愛撫する手を休めずに、母が幼い子供を言いつかせるように、
優しくしかし強い口調で言い放つ。
「まあ、これはいけません!皮を被ったままですわ。…おトイレ辛かったでしょう」
「え?なに。ちょっと突っ張るだけで別に問題ないけど」
ラクスの纏わりつく掌を押し退けながら、股を閉じる。
「ちゃんと皮は剥かないと、病気になりますわよ…ちょっと痛いですけど、
少し我慢してくださいね」
ラクスは再びカガリの股に手を差し込むと、易々と股は開けられ、
無防備になった竿を掌で包み込むと高速で扱き始める。
「―っく!」
息を止め、前屈みになりながらびくんびくんと肢体を痙攣させる。
痛痒いざわめきが波打ち、一瞬身体の芯が軋むような激痛が自身から全身に走る。
ラクスが首部分に爪を立てたのであろう。
椅子に座り、頭を項垂れながらラクスの背に両手をつき耐えるカガリに、
もう少しがんばってください、と声をかけながらラクスが少しずつ皮を剥いていく。
「ふうっ、終わりましたわ。どうですか、苦しくないですか」
額の汗を指で拭いながら、ラクスが達成感に浸った瞳を向ける。
「…ああ、大丈夫。なんというか新鮮な空気にあたったみたいだ」
若干頬を染めるカガリが戸惑いつつ答えると、、ラクスがほっとした表情を見せる。
100ラクカガ10/11:04/08/28 00:42 ID:arndur3P
「もし、皮が撓んできたり、逆にきつくなるようだったら、言ってくださいね。
わたくしが責任を持って執刀いたしますわ」
看護士が患者に安静を申し渡すように、優しく言い聞かせる。
「…ああ、その時には正直に白状するから」
絶大の信用を預けるとは、この時をいうのだろう、カガリは素直に従う。
初めて外気を吸った亀頭は眩いばかりに薄い桜色だった。
ラクスがうっとりとしながら、掌をカガリの精悍な太腿に這わせ、開かせた股の間に
バスタオルに包まれた白く柔らかい肢体を挿し入れる。
「なんだか赤ちゃんみたいですわ。…まだ硬くないのですね」
細い人差し指をつうっと根元から首へ這わせ、先ほど露出したばかりの
頭の窪み部分をえいえいとつつく。
掌に弄ばれる柔らかいカガリ自身が、ドクンと鼓動を鳴らしたようである。
全身が熱くなる。なんとかラクスの指を振りほどき、勢いをつけて椅子から立ち上がる。
「ああ、もう自分でやるから。ほら、ラクスも髪を洗う!」
相変わらず正座しているラクスの頭上からシャワーをかける。
「ほら、ちゃんと目閉じて!シャンプー目に入るとまた泣くぞ!」
リンスが終わると、ラクスの肢体にボディーソープを撫でつけて洗ってやる。
これは女性だった自分の経験が物をいう。
幾分作業のようにてきぱきとこなすカガリにラクスが濡れた髪を掻き揚げながら、
自尊心を傷つけられたように独白する。
「…わたくしの肢体を触っても、何の感じないのですか」
「あたりまえだろう、昨日までお前と同じ作りの体だったんだから」
この時ラクスの瞳の奥底で、傷つけられた自尊心が深海色の炎をちろりと
燃やしたのを異性になったカガリは見逃してしまったのである。
互いに石鹸を洗い流すと、指を絡めてラクスが湯船へカガリを誘う。
浴槽にざぶりと浸かると、ラクスの巻いていたバスタオルが湯に波立ち、浮き流される。
ラクスが泳ぐようにカガリの上に浮くと、首に腕を絡め体を密着させる。
足を腰に巻きつけ身体を安定させると、露わになった白い乳房を胸板に撫でつけ、
キスを強請る。
101ラクカガ11/11:04/08/28 00:42 ID:arndur3P
互いに視線を交差させると、カガリもラクスの細い首に両腕を巻きつかせ、
歯列を舐め、咥内を舐めまわす。
銀糸を垂らしながら名残惜しそうにゆっくりと唇を離し、ラクスがカガリの
腰の下へ足を挿しいれ、浴槽で正座する。
「カガリさん、腰を浮かして下さい」
理解できぬまま、ラクスの言う通り子供のように浴槽で、仰向けに腰を浮かす。
ラクスはくすりといたずらっぽく瞳を返した後、カガリの股に頭を埋める。
温かな咥内に咥えられると、自身はドクンドクンと勢いよく鼓動を打ち始める。
膨張を覚えたカガリ自身の裏の筋をラクスが舐め上げ、首の部分で歯を軽く立てる。
血が沸騰しそうだ。溶けていく意識の中で、カガリが必死に叫ぶ。
「…!?なに、ちょ、ちょっと、何考えてる、ラクス!」
桃色の髪を湯面に漂わせ、顔を湯船につけながら必死に吸っていたラクスが
満足そうに顔をあげる。
「よかったですわ、ちゃんと上を向くようになりましたわ。
お風呂あがりましょう、休憩ですわ」
バスルームから出ると、冷茶を二人ベッドに腰掛けて飲み、一息つく。
ラクスがカガリの肩に凭れかかり、甘える。
「昨夜一人で寂しかったものですから、鶯谷セットとやらを通販で購入して、
ずっと教本ビデオを見てましたの…。少し、試してみませんか?」
戸惑うカガリにラクスはてきぱきと銀色の風船のようなエア・マットを床に敷き、
ピンク色の容器からとろりと液体をマットに流し落とし、延ばし始めた。
102名無しさん@ピンキー:04/08/28 00:45 ID:arndur3P
呪 ヽ(`Д´)ノ
103名無しさん@ピンキー:04/08/28 00:58 ID:ySZCyfNP
あの、これふたなりじゃなくて男体化じゃねぇか?
104名無しさん@ピンキー:04/08/28 13:11 ID:A33tTV7p
キャプで見たけどDVDのキラフレセックルすごかったな。
本当にガンダムか、コレ?
二次創作でなら萌えるが、本編でやられると萎えるもんなんだなあ、モロエロって。
105名無しさん@ピンキー:04/08/28 19:32 ID:N/VRknY1
保守
106名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:48 ID:zC6eNYKn
hosyu
107名無しさん@ピンキー:04/08/29 10:04 ID:liG4ekkF
age
108名無しさん@ピンキー:04/08/29 10:05 ID:liG4ekkF
あらためてage
109名無しさん@ピンキー:04/08/30 09:09 ID:TOISDM/9
hosyu
110名無しさん@ピンキー:04/08/30 18:10 ID:s5x1oJno
>>104
あの場面の戦闘がランチャー・ストライクであるのも「接地圧が逃げるんなら合わせりゃいいだろうっ!(夜のコーディネーターby千葉一伸)」の台詞もそのまんまという感じで、まああそこまでやったら寧ろ爽快感すら覚えましたな。
111名無しさん@ピンキー:04/09/01 11:24 ID:o1ogHst2
保守
112名無しさん@ピンキー:04/09/04 01:47 ID:zgm3QxDE
補習
113名無しさん@ピンキー:04/09/04 19:24 ID:G1ufqv3i
age
114フレイ永久地獄:04/09/05 13:42 ID:1Odk150H
ビシィ!ビシィ!!ビシィィィ!
「ヒィィィィ!ギャアアアアアア!ヒィィィィ!」
「これでもか!これでもか!この豚!」
ブライト・ノアは開脚状態で逆さ吊りにしたフレイ・アルスターを
ムチでひったたいていた。ドアのところでニヤニヤとカイ・シデンは
笑いながら見ている。フレイの肌は血のようにはれ上がっていた。
フレイは捕虜殺害未遂と間接的に避難民虐殺と核でボアズ破壊の
手を貸したの罪でオーブの士官ブライト・ノアに拷問されていた。
ムチでフレイのアソコを直接たたき始めた。
「ギャアアアア!」
それは数十回続き、フレイは失禁した。
「ちっションベン漏らしやがって、カイ、降ろせ」
「はいはいブライトさん〜」
助手のカイが宙吊りのフレイを降ろす。ブライトはポリタンクを取って来て
フレイのアソコにかけた。それはガソリンだ。かけ終わった後、ブライトは
マッチに火をつけフレイのアソコにつける。フレイのアソコは真っ赤に燃えた
「ギャアアアアア!アガアアアアアア!」
フレイの悲鳴とアソコの毛と肉の焼けた匂いが漂った。
115フレイ永久地獄:04/09/05 13:43 ID:1Odk150H
フレイは白目を剥き、鼻水、涙、それどころか今のショックで
ウンコまで漏らしてしまった。ブライトは舌打ちをした。
カイはスタンガンを取り出した、それをフレイの肌に当てた
「ギャアアアアアア!」
ブライトはフレイの赤毛を鷲づかみした。フレイは小さな声で言う
「ブライト・・・様・・・許して」
「許してだぁ〜?」
カイはフレイのアナルに爆竹4個を突っ込んだ。
「ブライトさん!準備いいぜ」
カイは導火線に火をつける、ジュュュュュ!パアァ!パパァ!
「ギャアアアアアアア!鬼!悪魔!」
カイはニヤニヤ笑っていた。そしてフレイはぶっ倒れた、口から泡が
出ている。カイは再びスタンガンをフレイの肌に当てた
「ギャアアアアアア!」
ブライトはフレイの毛を鷲づかみして
「おい!フレイ、自分の出したクソを始末しろ!」
フレイは自分の出したウンコのところに座り込んだ。
116フレイ永久地獄:04/09/05 13:48 ID:1Odk150H
「フレイ!判ってんのか!自分の出したクソを今すぐ食え!」
「そそそん・・・そんなの出来るわけないじゃない・・・」
カイはニヤニヤ笑ってスタンガンをバチバチ鳴らす。
フレイは恐れてウンコを食い始める、顔はウンコで汚れた。
そして泣きじゃくるフレイ。
「うっうううう・・・」
あまりの吐き気にゲロを吐き出した。
「それも食えよ」
フレイは自分のゲロとウンコを食べる。涙と鼻水をたらしながら
ドアを開けてザフトの兵士がやって来た。ブライトに耳打ちをする。
ブライトはフレイに首輪をつけて、四つんばいにして歩かせた。
フレイは恥ずかしさで真っ赤だ。
食堂での食事は、カビのついた腐ったパンを食べた。そして下剤と
ションベンの混じった水を飲まされて、独房に入れられた。フレイは
腹を壊した。
「ね、ねぇ・・・トイレ、行かせてよ・・・」
結局フレイはその場で、ウンコとションベンをした。独房は嫌な匂いで
いっぱいだった。
117フレイ永久地獄:04/09/05 13:49 ID:1Odk150H
次の日、カイはフレイを全裸で四つんばいにして散歩に行った。
ピシン!ピシン!!、今日の散歩では乗馬ムチでフレイをブチまくる。
「早く歩け!とっとと歩け!」
「ヒィィィィィ!ギャアアア!ヒィィィィィ!」
さして公衆便所に入った。
「おい、便器の水を飲め!」
カイは和式便器に指差して命令する。
「でっ・・・できるわけ・・・なっ」
「口答えするな!大量虐殺者のクセに生意気だ!」
カイはいやがるフレイの頭を押さえつけ、便器の中に押し込んだ。
便器の中で頭を突っ込まれもがくフレイ
「さあ舐めろ!便所の水を!」
カイは怒鳴った。空白があきペチャ、ペチャとフレイは舐めた、
すすり泣く声が聞こえる。
「よし、フレイは1分以内に便器の水を飲み干せ!」
延髄にナイフを突きつけた。ズズゥ・・・・ズズズゥゥゥ 便器の水を飲み干した
フレイを正座させた。カイはケツをフレイに突き出した。
「フレイ!俺のケツを舐めろ」
フレイはカイのアナルを舐め始めた。しかし、フレイの口の中に変な感触が
「あぁぁぁぁぁっっっ・・・うぅぅぅぅ!」
カイはフレイの口にウンコしたのだ。出す物を出して、すっきりとした。
「食え!」
フレイは口の中にあるウンコを食べ始めた。カイはそれを見て笑った。
「食べ終わりました」
「よし今から掃除してやる、口を開けろ!」
カイはフレイの口に便所のブラシを押し込んだ。
118フレイ永久地獄:04/09/05 13:51 ID:1Odk150H
「あぁ!がぁ!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
カイはフレイの悲鳴を無視してブラシで強くみがく。
今度はブラシを抜いて、ホースを口に突っ込んだ。
「あぁ!がぁ、がぁ・・・あぁぁぁぁぁぁ!」
絶叫を上げるフレイ、そして掃除は終った、
「ゲホ、ゲホ・・オェ」
フレイは咳き込んだ、そのとき、
「あれ?アルスターじゃないか?」
「なに?フレイ・アルスターだって!」
「本当だ!」
オーブの傭兵ビーチャ・オーレグ、ハヤト・コバヤシ、チャック・キースの
三人だった。ビーチャは
「ちょっと、フレイ貸してくれないか?」
「いいですよ3万で」
ハヤトは3万払った。
「アルスター!お前は多くの罪のない人を殺したんだ! 覚悟しろ!」
「あぁ・・・ああぁぁ・・・」
震えるフレイ、ビシィ!ビシィ!ビシィ!ノイマンの持つ。自転車のビーチャがフレイの体に
あたる
「ヒィィィィィ!」
119フレイ永久地獄:04/09/05 13:52 ID:1Odk150H
「これでも食らえ!」
フレイの鼻にキースの鉄拳がグチャ!
「ヒギャアアアアア!」
フレイの鼻が見事に折れた、立ち上がり逃げようとする
フレイの髪をつかみ、フレイの背中に拳を入れる
「がはぁ!がはぁ!あぁぁぁ・・・がはぁ!」
背中を殴られる度に、血を吐くフレイ
「これで終わりだ!」
ハヤトのパンチが顎にアッパーされて
「がはぁ!あぁぁぁぁ・・・」
顎骨が砕け、あんぐりと口を空け血を垂れ流すフレイ
暴行は数十分続いた。
120フレイ永久地獄:04/09/05 13:52 ID:1Odk150H
数十分に渡る、暴行は終わった・・・・・。
「はい、カイさん料金三万円」
「はでにやってくれるなぁ、しゃーない軽トラでも呼ぶか」
カイは携帯電話を取り出しブライトに電話する。
「どうしたカイ」
「ああ、ブライト、軽トラで来てくれないか?」
「カイ、ラクス・クラインから電話があったアルスターを譲って
 ほしいと」
「ええ!」
「1000万円で買うって」
「よし!ブライト、早く車を回してくれ」
「そこを動くなよ」

数分後、ブライトの乗った軽トラが来た、フレイを乗せて
クライン低に向かう。
121フレイ永久地獄:04/09/05 13:53 ID:1Odk150H
「おきろ、カイ」
「んにゃ」
カイはブライトに起こされた、どうやらクライン邸についたようだ。
「あらあら、こんにちわお二人、おまちしていましたのよ」
「ああ、ちょっと渋滞で込んでしまって・・・」
「そうですか」
ラクスはニコリと笑った。カイは荷台からフレイを降ろす。フレイは
失神していて、意識がなかった。カイはニヤリと笑って
ガスライターを最大にしフレイの耳を焼いた。
「ギャアアアアア!」
フレイが絶叫をあげる。
「それでは地下室に」
ラクスの案内で、ブライトとカイはフレイを抱えて、地下室に下りた。
「おだいですわ」
「ああ、どうも」
ブライトとカイは地下室から出た。フレイは意識を取り戻した
「ラクス・・・あなた・・・私を助けてくれるの・・・?」
「あらあら、助けるなんて、ウフフフ」
地下室にザフト兵がぞろぞろと入ってくる
「ボアズのときはよくも同僚たちを殺してくれたなぁ、仕返しはしてやるぜ」
「そそういうわけでフレイ様、ちょっと痛い目にあってくださいね」
ラクスはニコリと笑った。
122フレイ永久地獄:04/09/05 13:53 ID:1Odk150H
次の朝、ラクスは地下室に下りた。フレイのザフト兵の強姦は
終ったところだ、ビデオもばっちりとられている。
「おわったようですわね、これがエターナルを強奪した償いですわ」
「あっいえいえ、そんなことはもう忘れましょう、では私たちはこれで」
ザフト兵たちは去っていく、フレイはラクスをにらんだ。フレイは全身精液まみれだった。
「ラクス、あんた絶対許さない」
「フレイ様、強姦されても強気ですか?キラ様と別れるなら、ここから出しますわ」
「あたしがキラと別れるわけないで、ゲフ!」
フレイにラクスのパンチが打ち込まれる。そして正拳突きがのめりこんだ
「おげぇぇぇぇぇ、うげっ、うえぇぇぇっ」
フレイの口からゲロがはき出た。
「わたしはいまからキラ様とデートに行きますわ、それでは」
そういってラクスは去っていった。
「ゴホッゴホッ、うっ、うげえぇぇぇぇぇ」
フレイが咳き込むとまたゲロを吐き出した。ぞろぞろと人が集まってくる今度は
ザフト兵だけでなくオーブ兵も参加していた。そしてフレイは夕方まで強姦され続けるのだ。

なおキラはフレイよりラクスのほうがいいと思い始めた。
123フレイ永久地獄:04/09/05 13:54 ID:1Odk150H
夕方ごろ、カガリが地下室にやって来た
「おい、お前等、今度はわたしと交代のはずだ」
「すみませんカガリ様」
ザフト兵は舌打ちをする。カガリの手に首輪を持っていた。
カガリは無理やり、フレイの首に首輪をかけた。
「四つんばいになれ!」
「こっ今度は何よ」
カガリはムチでフレイの顔をたたいた。
「四つんばいになれと言ったんだ!」
フレイはビクビク震え四つんばいになる。そして歩かされた。
全裸で四つんばいになり、クサナギのある港までだ、周囲の人は
ニヤニヤと見ている、フレイは地面をうつむいて泣きそうだった。
クサナギの近くまで来た。ある女性が声をかけたエリカの部下で
見習いのエリシャ・クランスキーだった。
「あら、カガリ様、エリカ主任が探してましたよ、用事があったんですか」
そう言いつつ、カガリのところまで来る、
「このクソアマの!」
ドゲシ!キックがフレイの脇腹へとめりこむ。
「グフ!」
そしてまたエリシャはキックやパンチを加える、そして頭を足で踏む。
124フレイ永久地獄:04/09/05 14:08 ID:1Odk150H
「おい、そのくらいにしておけ、下手したら殺してしまうぞ」
「なんの役に立たない奴隷でしょ?蹴り殺したって構わないわ」
マルチナはガスバーナーを手にした。ガスバーナーの火をフレイの
耳に向ける。
「キヒイイイイイイイイイイイィッ!熱、アヒイイイイイイィッ!」
フレイは失禁し、意識を失った。水をぶっ掛け、意識を取り戻した
フレイにマルチナはコカ・コーラ一本分をフレイのアナルに突っ込んだ。
「ギャアアアアアアア!」
フレイのアナルはコーラを全て飲み干した。ビンを抜いた。
「とっトイレ行かせてください・・・」
「だめよ、ここでしなさい、このクソ豚」
マルチナは言う。
「そっそんな、うひっ」
ブリッ、ブリブリブリッ。軽快な放屁音とアナルからクソの頭が姿を
見せ、ニチニチと僅かずつ垂れ下がっていく。ついでに失禁もして
しまった。
そしてこれはビデオにも撮られていた。
125名無しさん@ピンキー:04/09/05 14:43 ID:Dtw3vqAD
コピペ荒らしって削除依頼通るっけ?
126名無しさん@ピンキー:04/09/05 16:12 ID:qJZfehZd
6. 連続投稿・重複
連続投稿・コピー&ペースト
 連続投稿で利用者の会話を害しているものは削除対象になります。個々の内容に違いがあっても、荒らしを目的としていると判断したものは同様です。
 コピー&ペーストやテンプレートの存在するものは、アレンジが施してあれば残しますが、全く変更されていない・一部のみの変更で内容の変わらないもの、スレッドの趣旨と違うもの、不快感を与えるのが目的なもの、などは荒らしの意図があると判断して削除対象になります。
127名無しさん@ピンキー:04/09/06 14:19 ID:x+QacB2G
削除依頼行こうか?
正直気分が悪い
128名無しさん@ピンキー:04/09/06 17:02 ID:atW0PBy8
頼んます。
129名無しさん@ピンキー:04/09/06 17:42 ID:HKxrjkdz
え〜続きがきになるなぁ〜
130名無しさん@ピンキー:04/09/06 17:50 ID:nfKE1QeF
専用スレに移動したらよかろう。
【レイプ】鬼畜陵辱投下専用スレ【スカトロ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083240192/l50

ていうかSEED関係ないし。
131名無しさん@ピンキー:04/09/06 18:10 ID:veEupo9J
上のはコピペ。
シャア板のアンチフレイスレにも貼ってあった。
132名無しさん@ピンキー:04/09/07 02:57 ID:bc21ujpV
種関係ないには胴衣
この手のてけとーなSSはマジでムカつく
133名無しさん@ピンキー:04/09/10 23:33:58 ID:AmN1L7O7
>>104
うp激しく希望
134名無しさん@ピンキー:04/09/12 02:33:42 ID:yULzOXqU
スペシャルエディションの新作カット見せてください
135名無しさん@ピンキー:04/09/12 20:57:28 ID:RlEN24Zj
>>133>>134
ご自分でンタルしてきて見てください。
136名無しさん@ピンキー:04/09/12 20:57:57 ID:RlEN24Zj
sage忘れスマソ・・・
137269:04/09/14 12:47:32 ID:KT3u7m78
みなさん、こんにちは。

>67の続きです。
アスラン×カガリのはずでしたが、ちょっと路線が変わりました。
触手系、苦手な方はスルー推奨。

投下。
138269:04/09/14 12:48:09 ID:KT3u7m78
どんよりと重く広がった灰色の雨雲が、みるみるカガリの視界に広がっていく。
視界の端を海鳥が斜めに横切り、カガリはそれを目だけで追いながらいったい自分はなにをしているのだろう、とため息を付いた。
遠くの空でかすかに雷の音がする。多分スコールが来るのだろう。
ザフトの兵士に後ろ手に縛られ砂浜に転がされてから、どれくらいの時間が経ったのだろう。
しかもそれが岩か何かに引っかかってしまい、身動きが取れなくて身体の向きを変える事もままならず
カガリはただ空を見上げる事しか出来ないのである。
別にカガリはコーディネーターが万能だとは思ってはいない。
しかしナチュラルとコーディネーター、男女の違いこそあれ、その身体能力の差が歴然だったことが悔しかった。
「くそっ・・・あのザフトのやつ、この手が自由になったら死ぬほど後悔するような目に・・ん?」
何故だか体中に鳥肌が立った。カガリの本能が危険を告げていた。
自分を縛り上げたザフト兵はモビルスーツのコクピットに上がっていったきり、小一時間も顔を見せていなかった。
「おーい、おまえ、ちょっと、いないのか?」
カガリが声をあげてもザフト兵からの返答はない。
そうしているうちにもざわざわざわと足元から何かを引きずるような音がする。
カガリは始めは波の音かと思っていたのだが、次第にそれは大きくなりあきらかに・・・何かが自分に近づいてくる。
空気の湿度が濃くなっていて汗が止まらない。しかも異様なほど潮の香りが鼻につく。
「・・・?ななな何だ?なにが来たんだ?」
139269:04/09/14 12:48:41 ID:KT3u7m78
恐怖心と好奇心、カガリの場合好奇心が勝った。
恐る恐る首を伸ばしカガリはなんとか自分の足元を覗き見た。
自分の足の先には海がある。
そしてその海から長い・・・長い・・・触手のようなものが何本も一直線にカガリに向かって伸びてきているではないか。
蛸や烏賊の脚によく似てはいる。が、しかし大きさは人間の腕ほどの太さもあり、
それらが意思を持つ生き物のようにうねうねと自分に迫ってくる様子はどんなホラー映画よりもおぞましく恐ろしい光景だった。
「!!!!!!!」
カガリは声にならない悲鳴を上げて必死に逃げようとするが
きつく縛り上げられたうえ障害物に引っかかった腕はどんなに暴れてもビクともせず、
カガリの顔は恐怖と絶望で紙のように白くなった。
束になりカガリに迫る触手たちはカガリのすぐそばまでくると思案するかのように動きを止めたが
ねっとりと触手の一本がカガリの足先に絡みつくと、残りのものも一斉にカガリの身体に襲い掛かった。
「ひいっ!」
息を呑むカガリの白い喉に巻き付いた触手は先端をカガリの口腔に潜り込ませ唇を嬲るように擦りだし、
一本は胴体に、もう一本は太腿にとそれぞれ好みの場所があるようにカガリの肢体の自由を奪うかのごとく絡みついた。
蠢く触手はカガリの身につけていたシャツをたくし上げ顕わになった二つの乳房にも容赦なく絡みつき、
丸く均整の取れた白く柔らかい膨らみを歪ませ先端に震える薄桃色の乳首を際立たせていた。
また、太腿に巻きついたものはそのままカガリのウエスト部分に滑り込み器用にズボンのボタンとジッパーを外すと
カガリが穿いていたワークズボンと質素な下着をまとめてなんなく脚から抜き取ってしまった。
140269:04/09/14 12:49:18 ID:KT3u7m78
「・・・ひっ・・!いやだぁっ・・・!」
触手たちの意図がなんなのか、おぼろげながら感じ取ったたカガリは恐怖のあまり
身体を強張らせ、きつく両足を閉じてこれ以上相手の思い通りにならないと必死に抵抗するものの
何本もの触手が体中を這い回り、背中や腋の下、乳房や耳の穴など感じやすい箇所を同時に責められ続けては
抵抗する力が徐々に弱まっていくのも仕方がないことだった。
2本の触手がそれぞれ左右の膝に巻きつくと弱弱しく抵抗するカガリに構わずM字の形に開かせ
生暖かい外気に肉色の性器を晒す格好を取らせた。
大きく晒されたカガリの秘所はまだ誰も踏み入れた事のない清い花園であるにもかかわらず、
触手に嬲られた体中の快感のために恥ずかしい蜜を溢れんばかりに湛えていて、今にも溢れんばかりだった。
うねうねと触手が近寄りカガリの恥毛に隠される敏感な突起の皮を扱くと
淫らな悲鳴を上げてカガリの身体が激しく震えた。
充血した小さな蕾はかすかに震え、カガリの漏らす朝露の雫がその全身を宝石のように輝かせていた。
カガリの反応に満足した触手は先端で小さな花芽を押しつぶすようこねくりまわし、痛いほど先端を摘み上げる。
すると今までカガリの臍の辺りを撫で回していた別の触手がするすると降りてきて
羞恥に震えるカガリの秘所に躊躇なく先端部分を押し当てて挿入を試み始めた。
141269:04/09/14 12:49:51 ID:KT3u7m78
「ああっ!??そこは・・っ・・・」
淫蜜を溢れさせている秘所は異物の進入を拒むかのようにひくひくと痙攣のような収縮を繰り返す。
触手の中でも特に太く、何箇所も括れ節くれ立っているその触手はぬるぬると表面を撫で回し
頑ななカガリの身体を柔らかく解きほぐすように暫らく入り口を嬲っていたが
次第に我慢も限界に来たのか強引に奥へと侵入しだしぎしぎしときつい肉壁をこじ開ける様に乱暴に花園の扉を開いていく。
もちろんカガリにとっては生まれてはじめての行為であり、しかも得体の知れない不気味な生き物に
自分の体が蹂躙され強姦されるなど言葉に表す事のできないほどの屈辱と恐怖以外の何者でもない。
しかしその一方で、初めて経験する甘美な刺激と背徳感覚でカガリの頭は混乱し、
嫌だけど止めないで、と矛盾した感情に思考の全てが押し流されていく。
カガリは何度か苦痛の叫びを上げたがいつしか痛みが快感に変わり、歯を食いしばる苦痛の呻きも相手を誘うような甘い喘ぎ声へと変化していった。
身体の内側から突き上げられる感触にカガリの脳は沸騰するかと思うほど興奮に沸き立ち、絶叫する。
やがて秘所の内壁を執拗に擦り快感を増幅させていた触手はするすると後退しはじめ
ぎりぎりまで引き戻しそれから一気に最奥まで挿入するという長いストロークでカガリを責め
焦らされ突き入れられるカガリは髪を振り乱してもっと、もっとと哀願する。
じゅぶじゅぶとおよそ清純な乙女ならば耳にしたことがない淫らな音を立ててカガリの股間を愛撫する2本の触手は次第に熱く熱を帯び、
一層激しく粘つく蜜を撒き散らしながら悶えるカガリを犯し辱める。
142269:04/09/14 12:50:27 ID:KT3u7m78
もう少しで意識が飛ぶ、その直前にいきなり身体を抱えあげられカガリは砂浜の上に膝立ちする体位を取らせられた。
両膝には湿った砂浜の粒が当たり不安定な足場のため、ついよろけるように大きく身体を傾けると何処からともなく触手が現れて
カガリの上半身を支え、再びカガリは上体起こすしかなくなる。
もちろん下からは触手が貫いており、今度は自ら腰を振り快感を貪るしかない。
早く動けとばかりに乳首を締め付けている触手がきゅっと先端を巻き込むように締めを強くする。
「んあっ!」
電気が身体を走り抜けカガリの身体がびくんと大きく跳ねる。
それと同時にぎゅっと体内に居るものを締め付けるとそれは悦び喘ぐようにぐるぐるとカガリの蜜壷を掻き混ぜ、更なる奉仕を要求する。
既にカガリの意識は朦朧としておりそれでも身体のあちこちから与えられる淫靡な刺激と快感に気を失う事も出来ず、
ただこの奇怪な触手に辱められる事を求め、自ら激しく腰を動かし、口元に寄せられる先端を舌と口腔を使い奉仕する人形と化すのだった。
「カガリ・・そんなにされたら・・もう・・我慢できない・・」
ひどく上擦り、甘くかすれた男の声がする。
それと同時にずん、と強く突き入れられてカガリは思わず大きく喘ぎ、内股に力を入れ辛うじて崩れ落ちるのを踏みとどまった。
痺れるような快感が足の裏まで響き渡り、結合部分から溢れた汁が伝い落ちるのをはっきりと感じる。
「・・・は・・んぁっ・・・・?」
143269:04/09/14 12:50:59 ID:KT3u7m78
先程まで沢山の触手に辱められていた広い砂浜の情景から一転、急に薄暗く狭いベットの上にいる・・
そこは紛れもなく自分とアスランの部屋で、昨日は二人で二段ベットに寝たはずだった。
そして今、薄暗いベットの上で・・・カガリはパジャマの胸をはだけ下半身に何も身につけておらずアスランの上に跨っている。
もちろん大きく開かれた両脚の付け根にある一番敏感な部分は剥き出しでしかも其処には大きくて硬いものが埋め込まれていて
ほんの少し身体を動かすたびにくちゅくちゅと卑猥な音と痺れるような甘い痛みが立ち上ってくる。
カガリは自分のおかれている状況を理解できず思わず息を呑んだ瞬間
どくんと股間の異物が大きく膨れ上がり、カガリの背筋を刺激した。
「ふ・・うぁ・・ん・・」
崩れるように力が抜けていくカガリの上体を支えるように素早くアスランの腕が伸び、
そのまま乳房を鷲掴みにして乱暴に揺さぶるが、それがまた激しい愛撫に感じられてカガリは切なく喘ぎ腰を振る。
「・・・アス・・ラン・・・?」
重たい瞼をうっすらと開き自分の下にある男の顔を見つめるとカガリは信じられないようにアスランの名を呼んだ。
「・・・ゆめ・・・」
裸の自分の身体の下に横たわる見慣れた顔に、カガリの胸には安堵と困惑が広がった。
その間にもアスランの下半身は剥き出しのカガリの秘所を掻き回し打ち付けられる。
「ああんっ・・あの・・変な触手は・・・・んっ・・夢・・な・・・?んぁっ!」
身体の中からカガリを昂ぶらせていたアスランのものが更にひとまわり大きくなる感触にカガリの思考は中断される。
「カガリ・・・カガリ・・・もう・・・!」
アスランが途切れ途切れに呟くとカガリの細い腰を逃げられないように強く捕まえ、
息をつく間もないほど激しくカガリを突き上げ快感に直撃されたカガリは狂ったように悲鳴を上げた。
144269:04/09/14 12:51:33 ID:KT3u7m78
「・・んあっ・・・だめぇっ・・・!こ・・われちゃうっ・・・!・・あすら・・・ん・・あっ・・・!!」
「カガリ・・・・あああっ・・ごめんっ・・」
アスランの激情がカガリの最奥に届き熱い白濁液を叩きつけたのと背骨を軋ませてカガリが絶頂を迎えたのはほぼ同じ瞬間だった。
びくっびくっと全身を痙攣させて二人は絶頂と墜落の感覚を味わい、大きく息を吐くとアスランはカガリを捕まえていた腕を緩め、
カガリはアスランの脇に糸の切れた人形のように倒れ込んだ。
その拍子に放出を終えて力をなくしたアスランの性器がぬるりとカガリの秘所から滑り落ち、
それに続いてほんの僅か朱に染まった大量の精液ががカガリの太腿から流れ落ちそのままシーツに染みていく。
速い呼吸にうっすらと汗ばむ胸を上下させてアスランはカガリに手を伸ばす。
放心状態でうつ伏せに倒れているカガリはぴくりともせず、アスランの指が黄金色の髪を優しく撫でると初めて気が付いたように
アスランのほうに向き直った。
「・・・・・はじめてだったのに・・・」
悲しそうにカガリがポツリと呟いた。
「・・・・はじめての・・・その・・なのに・・もっとロマンチックで・・・・こんなんじゃムードもなにもあったもんじゃない・・・」
カガリは小さく呟くとそのまま何かを考える風に身体を丸めてじっとアスランを見つめた。
「・・・!ごめん!カガリの寝顔があんまり可愛かったからつい、我慢できなくて・・・!
最後までするつもりはなかった・・・んだけど・・カガリもすごく気持ちよさそうだったし、こっそり触るだけのつもりが・・つい・・・
その、なんていうか・・とにかく、ゴメン・・・。」
145269:04/09/14 12:52:11 ID:KT3u7m78
しどろもどろになって謝るアスランにカガリは腕を伸ばしてひょい、と掌を向けると、え?という表情のアスランの額を軽く指で弾く。
「カガリ・・・・」
唖然とした表情で弾かれた額を手で押さえるアスランの姿にカガリはにっこり笑い、
裸の胸を隠そうともせずアスランの腕に自分の腕を絡ませ、甘える様に頬を摺り寄せた。
「ばーか。お前のせいじゃないよ。わたしが言ったのはあの変なうねうねのこと。
なんにせよ、本当はすごく気持ちよかったんだから・・・もう一回してみないか?今度はちゃんと、二人の合意の上で。な?」
アスランはカガリの言う「うねうね」が何の事か皆目わからなかったがとにかくカガリが怒っていない上、もう一回のお許しが出たのに喜び
いそいそとカガリの太腿の隙間に手を差し入れ、まだ火照りの収まらないカガリのの花園に指を滑らした。
「でも、あんな変態な触手プレイ、めったに出来ない貴重な体験だったのかも・・・」
と、カガリはアスランと舌を絡ませて熱いキスをしながらこっそり心の中で思ってみる。
そのとたんカガリの股間はじゅんと潤み、アスランの指に湿った花弁を絡みつかせながらもっと奥までと愛撫をねだるのだった。

夢と現実の狭間でカガリは初めての性体験をし、処女喪失でありながら何度も達してしまったのは
アスランの技量だけではなく触手たちのおかげであるという事は、もちろんアスランの知る由もなかった。

・・・・・おわり・・・・・
146名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:08:32 ID:rwTjTVbx
触手プレイキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
147名無しさん@ピンキー:04/09/15 06:30:09 ID:O/GEbLQ0
続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
まさか触手プレイが出てくるとは思いませんでした。
269氏の引き出しの多さにはいつも驚かされます。
148名無しさん@ピンキー:04/09/15 12:38:57 ID:Xuje0qU8
149269:04/09/16 07:27:21 ID:ZhERPk/g
遅くなりましたが、以上です。

146氏及び147氏、コメントありがとうございます。
今更ですが推敲が激甘くて恐ろしく粗が目立つssですね。
スレ汚し申し訳ありません。もっと落ち着いてから書き出すようにします。

それでは、さようなら。
150名無しさん@ピンキー:04/09/16 22:04:00 ID:rSLW+Xin
>>149
>砂浜の上に膝立ちする体位
はぉあっ!!ですよ。
粗が目立つ→もう一度読むとお経のような怒涛エロ文!
151269:04/09/17 20:32:05 ID:Nt2XI3V5
上記のSS推敲しなおして南に置いて来ました。
ああ恥ずかしい。シュウチプレイノヨウダ
もう一度修行して出直します。さようなら。
152名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:07:56 ID:O5/cARbm
>>151
乙!
エロパワーアップシテタヨ_ト ̄|○
153名無しさん@ピンキー:04/09/19 00:18:51 ID:dyyIUk57
すみません、ただの男体化でした。キララクにします。
154キララク 1/4:04/09/19 00:19:35 ID:dyyIUk57
壁に立てかけられた銀色の風船のようなエア・マットをラクスが床に倒そうとする。
「ほら、大丈夫?」
上にラクスが腕を伸ばした先のマットを、キラが先に掴み支える。
バスタオルで包まれたラクスの白い柔らかそうな胸の谷間が見える。
深青色の瞳を潤ませ、嬉しそうに顔を見上げるその上目遣いが、
キラ自身を再び焚き付ける。
「ありがとう、キラ」
「これ、海水浴でもないのに、何に使うつもり?」
「ビデオではこれは重要なステージのようですわ」
ラクスがマットに膝をつき、ピンク色の容器からとろりと液体をマットに落とし
流し広げる。
「なに?」
訝しげに側で突っ立っていたキラがマットの上に立とうとして、
つるりと足を滑らせそうになる。
「危ないですわ、四つん這いになって来て下さい」
裸体のままつるつると手足を滑らせながら四つん這いでマットの中央へと滑り進む。
ラクスの側までたどり着くと、うつ伏せに寝るように指示され、素直に従う。
石鹸の匂いと柔らかな感触に、顔を横にすると、白い太腿とバスタオルから覗く
三角の陰が忙しげに動く。
とろりと人肌に温められた液体が上から尻の部分にかけられる。
心地良い、そう感じた直後ぞくりとする。
細い指に尻を丸くなぞられ、背に円を描きながらローションを広げ塗られていく。
「なんだか気持ちいいね…寝てしまいそうだ」
「まあ、キラったらここでお眠むですか?身体を横に立ててくださいますか」
片肘をマットにつき頭を支え、横になる。
濡れた乳首だろう、こりっとした感触が太腿から尻、掌、腕、そして肩へと
さわさわと這い、また尻へと滑る。
155キララク 2/4:04/09/19 00:23:48 ID:dyyIUk57
「お嫌でしたら言ってくださいね」
「え…嫌だなんて…ラクス」
乳房での愛撫に必死にこそばいのを我慢する。
笑いを堪え目をやると、乳房を両手で持ち上げ、必死に奉仕している
ラクスが愛らしく、ジンと来る。
「…キラ…今度は仰向けになってください」
「はい、はい」
立てようとした手が滑り、全身を滑らせながら仰向けになると、
ラクスが桃色の長い髪を耳にかけながら、顔を胸板に埋める。
「!」
乳首を舐められ、甘噛みされたのだ。
キラが乳首を責められるのは初めてで、これがまた下半身にくる。
まだ自身を責められる事もないまま、ふいにこみあげる下からの暴発に、
呆然としながら吐息を吐きながら抗議する。
「…っ!……ラクスやり過ぎ…!」
「まっ、キラったら、少し我慢して下さいな。
では、これからわたくしにも同じ事をしてください」
くすりと微笑を称え、蝶のように髪を広げながらラクスが優雅にマットに
仰向けに寝そべる。キラがラクスの細い肢体を跨ぎ馬乗りになると、
腕を伸ばしバスタオル越しに乳房を丸く撫で始める。
「…ん…ん…………はぅん…」
谷間に指を指しこみ、折りこまれているバスタオルを解くと、
ローションに濡れ重くなったバスローブを左右に剥く。濡れたバスタオルできつく
抑えこまれていた白く豊満な乳房が、キラの目前でふるりと左右に分れる。
掌でマットに溜まるローションをラクスの肢体へ集め、脇から乳房へと
揉みながら塗り広げる。
「……気持ちいい?」
小さな荒い呼吸のみで返答がないのを、合図にする。
熱くなる自身を柔らかな下腹部から太腿に押付けながら、白い裸体に覆い被さる。
ローションに照らされる豊満な乳房をむんずとつかみ、乳房の根元から
桜色の先端へとぺろりぺろりと舐め上げる。
156キララク 3/4:04/09/19 00:24:43 ID:dyyIUk57
「…っ…ゃ…あぅん!!…」
乳首を吸い甘噛する度に、ラクスがいやいやと頭を振り、唇から高い嬌声が零れる。
乳房から一気に喉仏まで舐め、首筋からびしょ濡れの耳たぶを甘噛みし、
時に耳の穴へと舌を挿しこむ。
蒸気する頬に唇を寄せ、胸板で乳房を上下に押し揺すり愛撫する。
掌は柔らかな下腹部へ滑らし、一際熱い谷の部分をぎゅっと包み込む。
「…っぁはあっ!!…ダメぇ、ダメですのぉ!…そこは!!…」
絡める足に、ラクスがぐっと力を入れるのがわかる。
背に腕を廻し、爪をたて、乳房を押付けてくる。
ローションで滑りながら、何度も周囲の熱い肉を握り、緩める。
ラクスの天然のローションがどろりと掌に滴り落ちる。
ラクスの、熱い。熱くて。
掌で内股から秘境へと何度も撫でる。
閉じていた股が徐々に広がり、開いた空間へ膝をこじ入れる。
人差し指と中指で既に粘液で塗れる秘境の扉をこじ開けると、
ラクスが僅かに震えたようだった。
「…イってしまいそうですの…わたくしの中へ…お入りください…キラ!!」
ラクスが息を荒げながら、優しく導く。
目前にラクスの濡れる紅い秘境が広がる。
遠慮なく指で自身を支えながら、すこしずつ濡れ切った膣へと挿入していく。
「…ラクス、…痛くない?…」
「…ぃぇ…キラ…だいじょ……ぁ……ぁ…ん…」
首がラクスの襞を捉えはじめる。
膣が時折与える圧迫感に、血が逆流する。
膨れ上がり、皮を破りそうになりながら、更に硬度を増していく。
少しずつ腰を回しながら自身の角度を変え奥へと向かう。
ラクスの中へ深く挿る度に、頬を蒸気させ小さく喘ぎながら腰をうねらせる。
首で膣襞を左へ右へとかき混ぜてやると、歓喜の震えがその度に自身を包み、
暴走を促す。
157キララク 4/4:04/09/19 00:26:01 ID:dyyIUk57
奥へ。未踏のラクスの秘奥へ。
小さな喘ぎ声と共に、先端がコツンという小さな音を感じとる。
気持ちいいけれど、まだだ。
射精を焦れ、嫌がる自身をぬるりとラクスから抜きかけ、先端を
天然の粘液で濡れる陰唇の内側で遊ばせ、首に襞を引っ掛けながら何度も抜き挿しする。
「ぁ…あ…ぁ…ふぅん!…キラ…かたいですの…きもちいいんですの…ぁああ…」
女神の音色のような懇願に射精感が込み上げる。
ラクスが妖艶に喘ぐのを確認すると、ローションで滑る括れた腰から桃丘を鷲掴む。
このままラクスの中に溶けたい。
「いくよ、ラクス」
返答のようにラクスが首に腕を巻きつけ、根元をきゅっと締め付ける。
下腹部を擦りつけ、ラクスの腰を抱き上げ渾身の力を振り絞り、壊しそうになる程
がくんがくんと揺らし突上げ続ける。
激しく腰を叩きつけるたびにラクスが白い乳房を揺らし、腰をうねらせる。
上から落とすように腰を入れると、慌ててラクスが首に廻した腕に力を入れ、
爪を立てる。
豊満な乳房を胸板で押し潰し、自身の突上げと共に乳房を下から上へ
押し上げて揉みしだき、腰を、自身を叩きつける。
ローションで肢体を滑らせながら互いに体位を変え、腰を廻し合う。
「…キラ!…お願いですの!!…わたくし…もう…!…ぁあ!!!」
―ドクッ、ドクドクッ。
思いきり射精をしまくると、ラクスが背を逸らせ切りビクビクと痙攣する。
「…ラクス、大丈夫?」
気遣いながらも腰を振り、動かしまくる。
ラクスが意識を飛ばしかけながらも敏感に感じ、ぎゅっと締め付けてくる。
―まだたった2回目なのに。
白くなる意識の中、身体がガクガクと震える。
ずるりとラクスから半分程萎えた自身を引き抜くと、大量の精液が垂れ白い内股を汚す。
放心するラクスの柔らかい乳房に頭を埋め、落ちていく意識を暫し弄ぶ事にした。
158名無しさん@ピンキー:04/09/19 00:28:34 ID:dyyIUk57
舐めるの忘れてました。
159名無しさん@ピンキー:04/09/20 01:26:00 ID:cQ1HEIAr
久々のキララク乙です。
160名無しさん@ピンキー:04/09/20 02:42:12 ID:ejGqsa57
乙!
種デスでは乳がアップしているラクスにハァハァ
161名無しさん@ピンキー:04/09/22 19:13:34 ID:4kxjrs09
キララクつまんない。
162名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:47:48 ID:GGkQ/O/G
痴女なラクスですね、苗
163名無しさん@ピンキー:04/09/23 19:56:40 ID:/t2LFL1U
南のあったのかなり凄い。(*´Д`)ハァハァ
164名無しさん@ピンキー:04/09/23 21:40:45 ID:wb9sdDM4
>>163
(;´Д`)'`ァ'`ァ (;´Д`)'`ァ'`ァ (;´Д`)'`ァ'`ァ
かなり濃いかったですね、リアルだと繋がったまま病院逝きも
よくある事で気が気でなかったですよ。
165名無しさん@ピンキー:04/09/24 10:33:03 ID:8rlg6nI5
南のは南のBBSで感想書けばと。
166名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:59:59 ID:Wq2mmYc0
南のスレは作品投下用だから感想書きにくい
167名無しさん@ピンキー:04/09/24 21:04:41 ID:8rlg6nI5
モチベーションスレがあるじゃないか。
168名無しさん@ピンキー:04/09/24 22:34:09 ID:Wq2mmYc0
痒いところに手が届くようなスレが用意されているんだな。

しかし感想書くと、難民でボコボコに叩かれる罠
169名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:39:26 ID:bj1BUvbC
デス種始まると投下しづらそうな話置いていきます。
リハビリ+勢いで書いたから若干変な所あるかも。
双子物です。好きな方はどうぞ
170名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:40:43 ID:bj1BUvbC
ある日、カガリがキラの部屋を訪れた。
ただ他愛もない話がしたかっただけである。
日々ストレスを生む今の生活で、こういった時間は彼女にとってはとても大切なものだった。
カガリはこういった話はアスランではなく、キラにしていた。
特に理由はないのだが、気付けばそうなっていた。
彼女の愚痴を聞いて、彼女の気が済めばいつもそれで終わりだった。
しかし、今日のキラの様子はどこか変な気がする。
それが気のせいではないことを、すぐに思い知ることになる。
「じゃあ、いっつも愚痴聞かせて悪かったな」
「いや、いいんだよ。ところでカガリ、アスランのこと好き?」
「な、何言って……いや、そ……それは、まぁ」
「けど、どこかアスランにじれったさを感じてる?」
「う、うるさいな!」
「そう。やっぱりね」
クスっとキラが意味ありげに微笑むと、キラはカガリの身体を掴んでベッドに押し倒した。
キラが片手でカガリの両手を頭上で組み伏せる形にして、彼女の自由を奪う。
抗おうにも、彼の力に敵うわけもなく、やがてカガリも抵抗をやめた。
キラの顔が眼前に近づいていくと、突然首筋を舐められ、カガリの体がビクンと反応する。
「ちょっ……キラ、何すん……やっ……」
「カガリが毎日アスランの事を想いながら、オナニーしてるから、僕だって大変なんだ」
「なあっ……!?」
図星だったのか、カアッと顔を蒸気させ、驚きの表情を見せるカガリ。
何で彼がそんな事を知っているのだろう。
キラのいる部屋と、自分の部屋は離れているし、声だっていつも抑えていたのに。
カガリとアスランの進展は、いつも一緒にいる割にはどこかじれったいものがあった。
ある意味、痺れを切らしている証明であるその行為は正しくもある。
「僕は、カガリなんだ。カガリは、僕なんだ」
「……?」
「カガリが悲しければ、僕だって悲しいし、カガリが嬉しければ、僕だって嬉しくなる」
「キラ、それって……」
「……性欲も同じさ。双子などにごく稀に発現するという感情の共有現象が、僕達には今起こっているみたいだね」
171名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:42:36 ID:bj1BUvbC
カガリも、それは過去に感じたことがあった。
キラが泣いていたとき、どこか自分が泣いているみたいで、放っておけなかった。
ただそれは、同情とか友情とか愛情とか、情に類するものによるものと思って結局深く考えなかったけれど。
「だからって、こんなことして……」
カガリがキッと涙の溜まった瞳でキラを睨みつけた。
「泣かないで、カガリ。君が悲しいと、僕も悲しくなる。ただ、僕はこれが一番上手くいく方法だと思っているんだ」
「上手く、いく……?」
「そうさ。性欲はすぐには収まらないから、必ず自慰行為などをすれば止むことない快楽を欲し続ける羽目になる。僕の性欲が満足しても、カガリが満足してないなら、僕は何度も何度も射精しなきゃいけないんだよ。」
心なしか、細身のキラがさらに痩せて見えたのは、そういう事だったのかとカガリは思った。
「だったら、僕達がお互いを求め合えば、お互いが同時に果てられるから、自慰をするよりも楽なんじゃない?」
「ちょ…理屈はわかるけど、そんなことは許されな…んんっ……ゃぁ……ん……!」
唇を塞がれ、口腔内を舌でかき回される。
絡まりあう生温かい舌の感触が、なんとも言えない性欲を煽っていった。
快楽の共有現象ももちろん起こっており、舌を絡めあうだけで二人の頭が真っ白になる。
唇を離すと、ぴちゃ…と音を立てて、唾液の糸がカガリの口腔に注がれていった。
「ふあ……」
カガリの瞳はもはや、ぼんやりとしていて、焦点が合っていない。
172名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:43:13 ID:bj1BUvbC
「気持ち、良かったでしょ? どう? 僕達が求め合えば、とんでもない快楽を味わってすぐに性欲を処理できると思うんだけど」
キラはそう言いながら、カガリの服を器用に脱がしていく。
「け…ど……、私たちは、きょうだ…いで……」
「さっきも言ったけど、僕はカガリなんだ。カガリは、僕なんだ。だったら、それって自分を抱いているようなものさ。君が毎日自分を慰めているのと、なんら変わらないよ」
「そん……な……そんなこと……あぁっ!?」
キラの手が、とうとうカガリの秘所に導かれる。
「まだなんにもしてないのに……こんなに濡れて……カガリは本当にいやらしいね。もう一人の自分として恥ずかしいよ」
「ひぁ、あぁっ! くぅ、んんっ!」
カガリの表情が羞恥心で真っ赤になり、シーツをきゅっと掴んで必死に迫りくる快楽に耐える。
しかし、キラの指は無情なほど内部を深くかき回して、カガリの理性を奪い去っていく。
「指が中ですっごい締めつけられてるよ……ねえ、気持ちいい?」
「う、うぁ…、あふぅぅ……そん、な…」
「気持ちよくないはずがないよね。僕にすら何とも言えない快感が体に流れているんだもの。僕の指で感じている証拠さ」
「あぁっ…!! んああっ……!! こ、こんなっ……うあぁ!!」
カガリに語りかけながらも、キラはなおも膣内を激しくかき回し続ける。
その動きは、女性を高みに昇らせていく動きであり、刺激を与える箇所も、確実にカガリの反応の大きな箇所を察知して刺激を与えていった。
「ああぁっ、も、もう、そんなにしたら……だめっ、……だぁ!!」
艶のある声をあげ、体をビクビクと震わせながら悶えるカガリ。
そんな確実に昇りつめていくカガリを見て、キラが無情にも指をずるっ…と引き抜いた。
「ふぁっ!?」
絶頂感が一気に消えたカガリは、生殺し状態となったまま、キラを恨めしそうな目で見た。
173名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:44:15 ID:bj1BUvbC
「なん、で……?」
「カガリが、きょうだいでこんなことするのおかしいって言ってたの思い出してさ」
もちろん、そんな事を急に思い立ったわけがない。
ただ、からかっているだけであることは一目瞭然である。
「うぅ……お前、が……、自分を抱き……」
「何言ってるか聞こえないよ。大体、僕が馬鹿だった。きょうだいでこんな事をしようとしてたんだから。ごめんね、カガリ。僕はちょっと外で頭を冷やして来るから」
「え……」
カガリとしては、それは困る。
ここまで絶頂感を煽られ、ずっとこのままでいられるはずがない。
背中を向けるキラを尻目に、カガリが必死に己の秘所を自らの指で慰めようとする。
「んぅ……く……」
だが、キラによって与えられる、倍増効果を持つ刺激には遠く及ばず、絶頂など昇れるはずもなかった。
「キ…ラ……」
カガリが消え入りそうなか細い声で呼びかけた。
くるりとキラがカガリのもとへと歩みよると、カガリはそのままぎゅっとキラの体につかまった。
「はぁ……は…ぁ……」
涙目で何かを懇願するようにカガリはキラを見つめていた。
いやらしく腰をふるふると動かし、体を擦り付けながら。
「どうしたの? 用がないなら僕は行くけど」
「んぅ……ふ……ぅ……」
「何? 何かあるなら早く言いなよ」
「う……くぅ……イカせ……イカせて……おかしく、なっちゃうか…ら……」
「どうして欲しいの?」
「私の……中を、かき回して…欲し……い……」
「最終確認だけど、僕たちはきょうだいだよ?」
「それでもっ……それでも、いいから!! 早く……はや、くぅ……」
それを聞いて、キラの表情にかつてのフレイが見せたような影のある笑みがこぼれた。
大体、カガリがこれほど我慢できないほどの快楽を感じているのならキラもそうなのだ。
自慰行為などで満足できないほどに、いまだかつて見たこともないほどに自分のものが膨れ上がっている事にも気付いていた。
174名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:44:58 ID:bj1BUvbC
どのみち、カガリを犯す以外に自身を鎮める方法もなく、それはカガリも同じで、キラに犯される以外の選択肢はなかった。
それを知っていて、キラはカガリの反応を楽しむために弄んだのだ。
「ごめんね、カガリ」
そう言って、優しく彼女に触れるくらいに口付けると、ゆっくりとカガリを押し倒して、自分も彼女の上に覆いかぶさった。
キラはそのまま恐ろしいまでに大きくなったモノを、カガリの秘所にあてがい、一気に最奥部まで挿入していった。
「っ!? んあああっ!! い、いた……痛っ…うぁ、ああっ!!」
突き入れたカガリの膣内は、ビクビクとキラのものを締め付けながら蠢動する。
膣口からは、破瓜による血液と大量の愛液が混ざり合い、流れ出ていった。
また、突き入れられたカガリ自身も、涙を流しては大きく体を二、三度震わせながら、だらしなく口を開きながらキラを抱きしめていた。
もう既に体に走る痛みも、心に走る痛みも忘れ、ただひたすら快楽に溺れていくカガリ。
「っく!! 入れただけなのに……」
「うぁ……ふぅ、か……はぁ……はぁぁ…!!」
「もう……イクなんて…、君は一体どれほどいやらしい身体なんだい?」
「ちが……ちがぁ……う……」
そうは言いながらも、キラも暴発してしまいそうな自身を抑えるので必死だった。
必死に快楽に耐えようと顔をしかめている。もちろん、カガリに彼の表情を窺う余裕などない。
「ラクスも、フレイもここまで締め付けてはこなかったのに……」
「好きで……やってるワケじゃ……ふぅぅっ……」
「カガリは、僕のことが嫌いなの?」
「そういう…意味じゃないだろっ……ばかぁ……」
175名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:45:37 ID:bj1BUvbC
ぎゅっ……
カガリは無意識のうちに、キラの身体を抱きしめる力を強めた。
「いいんだよ。無理はしなくても……所詮、僕たちが今している事は、限りなく自慰行為に近いものなんだから。今君の中にいるのはアスランと思えばいい」
「うぁ、ああん! ふああ!!」
キラはどこか寂しそうな瞳で、カガリの身体を抱きしめ、激しく腰を打ち付けていく。
結合部からは、愛液がキラの肉棒で混ぜ合わされ、じゅぽじゅぽと卑猥な音を部屋に響かせていた。
「あ、あぁ……!! い、いい! きもち、い……」
「僕もさ! こんな……くぅ、すご……」
「キラ……もっと……もっと!!」
カガリが本能だけでなく、言動、行動からもキラを求めている。
足をキラの背中にまわして交差させると、さらにその足に力を込めた。
この悦楽を一滴たりとも逃すまいとするその行為に、キラの動きもますます加速する。
キラもカガリの細い体を折れてしまいそうなほど抱き締め、目の前にある揺れる乳房に顔を埋めた。
「んんん…! あ…ぁ、ま、また! おかし、く……」
肉棒を出し入れする度に大きくビクッ、ビクッと震わせて、何度も何度も絶頂を迎えていくカガリ。
そんな彼女は昂ぶる度に、全てを絞り取っててしまいそうなほどに締め付けてくる。
「も、もう、やめっ! ヘンにな、ふあぁ……あ…ぁぁぁ気持ちい…」
「気持ち、いいのに……やめるの……?」
そう言いながら、キラは何度も絶頂を迎え、卑猥に蠢動する彼女の膣を犯し続けている。
何度も最奥部にある子宮の奥と、すでにしこった豆が何度もキラのもので擦られ刺激されている。
彼が動くたびに、カガリの瞳からは大粒の涙が溢れた。
その涙が今は何を意味するのかはわからないけれど。
止められるはずもない動きを、止めるほどのものではない。
「カガ…リ、僕……もう、このまま……」
「バッ……や、それだけは……それ、だけはっ……」
拒絶の言葉を投げかけた所で、届くはずもない。
キラの欲棒は、堰を切ったように、大量の精液を彼女の膣内に放った。
「あ……あぁ、あ……出て………ぁぁぁぁぁ?!」
今までで一番大きく体を痙攣させながら首をがくがくとさせて、カガリの体から力が完全に抜けた。
176名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:46:31 ID:bj1BUvbC
肩で息をしている少女の瞳に溜まった涙。
結果的に求めたのは、自分だ。
青髪の少年の顔を頭の中に思い描く、ただそれだけで涙が止まらない。
ごぽごぽと秘所から流れ出る愛液、そこに彼がいるはずもない。
キラを責めるのも、何かが違う―――
「……っ……ぐすっ……」
「……少なくともカガリが悪いんじゃないよ」
彼女の瞳から溢れる涙を、キラはそっと拭った。
「……お前には隠し事はできないな」
「カガリが悪いなら、僕だって悪いんだから」
自分の心を読まれていたのか。違う。
彼は私。私は彼。わからないはずがない。
「そう、か。そう……だな……」
少女は今はとりあえず、考えこむのはやめた。
隣に寝ているもう一人の自分と、明日また向き合って考えればいい。
愛おしそうに自分の分身を抱き締めて瞼を閉じると、少女はまた少し泣いた―――

177名無しさん@ピンキー:04/09/25 04:49:53 ID:bj1BUvbC
終わりです。双子についてもっとちゃんと調べとけばよかった……
そして本当はアスランも途中で乱入させて三人でハァハァさせたかったが力尽きたというのは秘密だ。
それでは。
178名無しさん@ピンキー:04/09/25 13:28:44 ID:tApdtcBx
>177
乙です。
デス種始まっても双子もの期待してます。
179名無しさん@ピンキー:04/09/25 14:33:38 ID:vhnmon6l
>>177
乙。
こういう近親物好きです
180名無しさん@ピンキー:04/09/25 14:41:02 ID:vhnmon6l

>>163
教えてくれてアリガd!
エロ杉だ最高!!!
181名無しさん@ピンキー:04/09/25 16:34:32 ID:Fn4UL3Ra
来週は前夜祭、再来週は1話だね。
新ヒロインのステラに期待。
私服もエロいし。
182名無しさん@ピンキー:04/09/25 17:40:29 ID:WbUHvuWK
割り込むようでスマソ

デス種始まると投下しづらい話が云々の場合

どうなるかは今からじゃわからんが、状況を見てみて、デス種のエロパロはまた別のスレを立てればいいんじゃないかなぁ。
と言ってみるテスト
183名無しさん@ピンキー:04/09/25 18:46:48 ID:gH1Xlr1x
>>169
GJ!

>デス種始まると投下しづらそうな話

二次創作というのはifだったりありえない話だったりするわけだから、
デス種が始まっても気にせずに色々書いてください。これぞ二次創作の楽しさよ。

棲み分けをするのは激しく同意。じゃないと揉めそうだ…

184名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:41:43 ID:oJ2FFa5V
デス種のことだが、種デスにも出演決定しているアスカガとか、
キラとラクスもそのうち出てくるだろうし、その場合どう棲み分けすべきだろう?
185名無しさん@ピンキー:04/09/25 20:17:52 ID:2R2Xncei
棲み別けなんざしなくてもいい。
スレ乱立するつもりかよ。馬鹿かい。
普通に今まで通りに投下、良いと思ったもんにはレスしたり気に入らなかったら
スルーで良いだろ。
186名無しさん@ピンキー:04/09/25 22:12:01 ID:lNumVVgW
>>185
それに賛成。今までどおりでいいと思う。
187名無しさん@ピンキー:04/09/26 10:36:55 ID:ho9CJx7D
>>185
言い方は気に入らないけど、それしかないようねbyタプーン艦長
188名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:10:04 ID:AXjbll44
主人公やキャラが違うといった形式が当たり前なゲーム系だってちゃんと1スレで
やりくりしている。
本来なら、ガンダムシリーズで一まとめにされるべきであろうものを、Wや種は
別れているのに、この上更に種シリーズ内でも別れたら周りから白眼視されるよ。
ただでさえ、女体化だの俺痔スレだの別れているのにまた1スレ増やすつもりか、
種厨めと周りから白眼視される。
棲み別け云々と言っている奴らはもーちょっと考えてくれ。
189名無しさん@ピンキー:04/09/26 17:18:06 ID:TlmPi4DV
シンカガ!シンカガ! 本編であるとは思わんがこっちのスレに期待!!!
190名無しさん@ピンキー:04/09/26 17:48:56 ID:/jH4bal7
カガリ総受け厨ウゼーな。
淫乱女かよ、カガリ。
191名無しさん@ピンキー:04/09/26 18:31:09 ID:ho9CJx7D
>>190
>>1
>気に入らないカプやシチュは、徹底スルーが基本です。
192名無しさん@ピンキー:04/09/26 18:35:09 ID:vOYSkGQE
釣られるな
193名無しさん@ピンキー:04/09/26 21:00:41 ID:xMsU4pZq
ここまだ人いたのか
1941000:04/09/26 22:29:40 ID:Wc/hcm9D

     カチャ
 ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
  \/|00 |)

             /ヽ       /ヽ
            / ヽ      / ヽ
  ______ /U ヽ___/  ヽ
  | ____ /   U    :::::::::::U:\  何、この解凍法…?
  | |       // ___   \  ::::::::::::::|
  | | zip解凍後|  |   |     U :::::::::::::|
  | | あややで|U |   |      ::::::U::::|
  | | P=今日8 | ├―-┤ U.....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ     .....:::::::::::::::::::::::< 
  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|    
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  \ \  \___      ::::::
195名無しさん@ピンキー:04/09/30 03:11:47 ID:DqD3CzUd
解凍法よりも、>>194のおかげでこのスレ凍っとるw
196名無しさん@ピンキー:04/10/04 01:43:14 ID:dEdgFFWs
がんがれ
197名無しさん@ピンキー:04/10/04 23:41:53 ID:dEdgFFWs

     カチャ
 ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
  \/|00 |)
198名無しさん@ピンキー:04/10/05 03:28:03 ID:aZt5jnWw
職人様
シン・ステお願いします
199名無しさん@ピンキー:04/10/06 23:33:45 ID:4fd2IJUT
私は虎マリュお願いします。
あの恋人が死んだ二人が、二年の間に
通じ合うって言うのが大好きなんです。冬ソナとは呼ばないで。
200名無しさん@ピンキー:04/10/07 02:52:35 ID:0Xt+U8lp
え、虎&マリュって公式なの?
201名無しさん@ピンキー:04/10/07 14:35:48 ID:WWDp7Q/W
デス種OPで二人がいるってこと>虎丸
202名無しさん@ピンキー:04/10/08 00:37:06 ID:ctinMlaS
miraのCMで
ペ兄貴をアスラン(もしくはカガリ
姉さん?をカガリ(もしくはアスラン
に変換してしまった俺はもうダメか?ダメなのか?
2パターン×2もしてしまった俺はダメか?もうダメなのか?
203名無しさん@ピンキー:04/10/08 00:47:29 ID:Qq4aqUhk
虎マリュか…
フラガが気の毒だ。

虎の召使だった、ダコスタは出ないの?
そうすればダコ&マリュなんて期待できそうなんだが
204名無しさん@ピンキー:04/10/08 07:11:02 ID:hx0iC0iR
ダコラクが好きだ
205名無しさん@ピンキー:04/10/08 10:55:44 ID:fLccH8aj
>>203
自分は寧ろアイシャが気の毒。カタコトダッテイイジャナイ
206名無しさん@ピンキー:04/10/08 17:02:12 ID:h8lHBRM4
>>202
思わずミラのHPいってしまったがヤバイぞお前w
207名無しさん@ピンキー:04/10/08 17:11:02 ID:XenK6/mt
>>202
あの海辺のシーンかw
208269:04/10/08 18:12:26 ID:gLqa9QVz
皆さん、こんばんは。

ナイスタイミングで話題が出たのでダコスタ×ラクスを投下します。
自分のSSで受けラクス様ははじめてかもw

投下
209269:04/10/08 18:13:00 ID:gLqa9QVz
『ラクス・クラインはスパイを手引きし、軍の最重要機密を敵に引き渡した』
評議会の発表は瞬く間にプラント全土に伝わり、市民は驚愕の声を上げた。
その報道と前後して人々の前から姿を消したラクスはゲリラ的にマスメディアに現れるようになり
人々に戦争の愚かしさと空しさを訴え、軍関係に踏み込まれると煙のように消えていく。
軍の捜索とクライン派の逃亡はいつしか何の関係も無い一般市民の生活にまで暗い影を落とし始め
戦争の平和的終局を願うクライン派を支持する人々と
完全なる武力制圧による終局を目指す評議会派の市民が些細な事から反目しあい小競り合いを起こす、
というニュースが各地でちらほらと報告されるようになっていた。
そんな中、軍の捜査網をかいくぐり逃亡を続けていたラクス達も次第に疲労の色が強くなり
ほんの少しの物音にも警戒し慌てて潜伏先を変えるという綱渡りのような日々を過ごしていた。
それでもラクス達には希望があった。
もう少しでエターナルの準備が整う。
その時こそ、我々は平和への武器をこの手に掴む事が出来るのだ、と。
210269:04/10/08 18:13:37 ID:gLqa9QVz

とある廃ビルの一室で有り合せの機械を使いラクスがマイクに向かって語っているとき不意に扉が開きダコスタが姿を現した。
今日はラクスの身辺警護をする兵達は全てザフトの基地へと出向きエターナルの調整に取り掛かっている。
多分2.3日のうちに出発できるようになるだろう。
そうなればこのような辛い隠遁生活とも縁を切ることが出来る。
しかし軍の追跡は厳しさを増しているため、後僅かの間だが一日に何度も隠れ場所を移動する必要があった。
「ラクス様、申し訳ありませんがもうすぐ移動となります。お支度をお願いします。」
「・・・そうですか。仕方ありませんわね。」
ほう、と息をつき、ラクスは機械のスイッチをオフにする。
過酷な逃亡生活にもラクスの美貌は衰えず、相変わらずの優雅な仕草で椅子を引く。
立ち上がったラクスの姿にダコスタは一瞬自分の目を疑った。
「・・・・ラクス様、その格好は・・・」
ダコスタが驚くのも無理は無い。
ラクスはこの非常時だというのに白いベビードールの上下・・
薄いレースとフリルが幾重にも重なり胸の下からスカートのように広がった
ゆったりと柔らかなシルエットが辛うじて肌の露出を抑えているものの
その丈は膝上20cmの長さしかないためすらりと伸びた脚は惜しげもなく晒されて
淡いレースの裾の狭間には同じような生地で作られていると思われるショーツがちらちらと見え隠れする・・・
なのだから。
211269:04/10/08 18:14:13 ID:gLqa9QVz
「あら、すっかり忘れていましたわ。なんだか今日は昔開催しましたコンサートを思い出してしまって
ちょっとステージ衣装らしいモノを着てみようかな、と思いましたの。
あいにく手元にはこのような衣装しかなかったので・・・誰もいなかったのでちょっとだけなら・・よろしいかと・・」
ラクスの天然振りにダコスタは空いた口がふさがらない。
そもそも何でそれがステージ衣装の代わりになる?
「・・・・とてもお似合いです・・」
辛うじてダコスタはそれだけ言うと、荷物を用意しようと古びたロッカーのドアに手を掛けた。
ごとん
そのとき、誰もいないはずの階下から物音がした。
ダコスタとラクスははっと顔を見合わせると、息を止めて身を固める。
耳を澄ますと複数の足音が動き回っているようだった。
「くっ・・よりによって、こんな時に・・!」
足音から察するに相手は5.6人といったところだろう。
ダコスタはちらりとラクスに視線を走らせた。
自分だけならいざ知らず、ラクスを連れての強行突破はかなり危険な賭けになってしまう。
幸いこの階に上がってくるには隠し階段を使わなければならない構造なので
うまくこのままやり過ごせればそれに越した事は無い。
ダコスタは急いでラクスをロッカーの中に押し込めると続いて自分もその中に入り込み内側から鍵をかけた。
212名無しさん@ピンキー:04/10/08 18:14:23 ID:y+vBzyFY
支援
213269:04/10/08 18:14:45 ID:gLqa9QVz
「・・・ダコスタさん・・・大丈夫でしょうか・・・?」
ラクスが心細げな声を出した。
今まで気丈に振舞ってはいたが、やはりここにきてさすがのラクスも疲労と不安で弱気になったらしい。
「大丈夫です、ラクス様。とにかく物音を立てないでこのまま様子を見ましょう。」
狭いロッカーの中で膝をつき、ラクスの胴にしがみ付くような姿勢で外の気配を窺っていたダコスタは暫らく無言で耳を済ませていたが
それっきり階下の物音はしなくなり、どうやらこのビルの探索は打ち切られたらしく物音ひとつしなくなった。
「・・・あきらめた・・か・・?」
密着しているダコスタの耳元でラクスの怯えを表すように幾分早くとくんとくんと鼓動が聞こえる。
狭いロッカーの中は蒸し暑く、二人の肌は何もしていなくてもじんわりと汗が滲んできた。
ふと、ダコスタが目線を上げると丁度ラクスの胸の辺りに小さな塊が見える。
目を凝らしてよく見るとそれは丁度ラクスの胸の一番盛り上がった先端の部分で
小指の先程ぷくんと服の布地を押し上げているそれは起立した乳首以外の何者でもない。
ダコスタは思わずごくりと喉を鳴らし、その音が大きく響いたような気がして慌ててラクスの胸から視線を外すが
一旦意識しだすと体中の神経がいやに鋭く反応しだし、どうする事も出来なくなった。
214269:04/10/08 18:15:18 ID:gLqa9QVz
ベビードールの布越しにもはっきりと伝わる弾力のある二つの乳房や
ダコスタが抱きかかえるように腕を回している折れそうに細いウエストや
丁度脇腹や腰に触れる暗いロッカーの中でもくっきりと見て取る事の出来る白い太腿などが
今まで戦闘に明け暮れ女に現を抜かす暇のなかったダコスタの若い下半身をむらむらと刺激し、
今まで隊長に言い付かった保護対象の少女でしか無かったラクスが急に生々しい女の肉体を持った獲物に変化したのだった。
階下の気配は完全に消え去り、当面の危険は回避できた。
しかしラクスはまだそのことに気が付かず、ダコスタの許可が出るまではじっと身動きもせず声もたてようとはしない。
ダコスタはふと悪戯を思いつき何気ない風を装ってラクスの背中に回した腕をわざとおろし
ベビードールの背中にあったチャックを注意深く下までずり下ろした。
ただチャックを下ろされただけなのでラクスもそれとは気が付かないようだ。
それどころか更に身体をダコスタに密着させ怯えたように何度も息を止めている。
「いいですか、どんな事が合っても声を出してはいけません。まだ敵が近くに居るかもしれませんから。
全ては安全のためです。よろしいですね、ラクス様。」
ダコスタが小声で言うと、ラクスは素直に無言でこくりと頷いた。
このお嬢様だってストレスが溜まっている事だし、少しばかり慰めてやるとするか。
ダコスタはラクスにわからないように邪な笑みを浮かべると腰を抱く反対の手でゆっくりとラクスの太腿を撫で始めた。
215269:04/10/08 18:15:53 ID:gLqa9QVz
警戒心を抱かせないようにゆっくりと優しく掌を動かし次第にその手の動きを尻のほうへと広げていく。
つるりとした手触りに逸る心を抑え、大きく円を描くように白い双丘を愛撫する。
先程は気が付かなかったがラクスが身に着けている下着はどうやらTバックになっていたらしく
ほとんど丸出しになっている桃の実の感触を思う存分味わったダコスタは
次は眼前にある柔らかな膨らみとその先端にある小さな蕾に目をつけた。
ラクスの呼吸に合わせて微かに上下するそれは普段服を着ていた時は気がつかなかったが
つんと上向きに張った先端と柔らかい曲線で描かれた実に美しい乳房で
どんな男も一度はむしゃぶりつきたいと妄想させるに十分な形と大きさだった。
薄い布越しに固くなった乳首に歯を立てられてラクスは思わず大きな嬌声を上げた。
「お静かに。そんなハシタナイ声をあげられては外部の者に気づかれてしまいます。」
「そ・・そんな事言われましても・・・・・あんっ」
表情は至極真面目ながらダコスタの手はいつのまにかラクスの白い太腿を割り、
極薄い煙る様なレースと絹でできた小さな下着の割れ目をなぞるように指で突付き、
その中心にある深い裂け目に人差し指をめり込ませた。
思ったより肉付きの良い白桃の入り口はラクスの汗とは違う
もっと粘着で濃厚な香りを放つ蜜を滲ませ、それはもちろん布越しのダコスタの指に絡みつくように溢れてくる。
216269:04/10/08 18:16:30 ID:gLqa9QVz
ダコスタが触れたいろいろな箇所から疼くような甘い感覚が沸いてきて、それは次第に数を増していく。
ラクスはうっすらと目元を朱に染めて全身の疼きと不思議なもどかしさに耐えていたが、
次第に膝の力が抜けていき頭の中も今までは経験したことの無い靄が掛かってきてラクスはほんの少し恐怖を感じた。
「あ・・・あの・・ダコスタさん、もうここを出ても良いのでは・・・?外には誰もいないようですし・・」
密室で身体を押し付けあう体勢でいたラクスが恐る恐る声を掛けた。
確かに扉の外に少し前から人の気配は無い。
しかしダコスタは片手でしっかりとラクスの腰を抱いたままラクスの発言を否定するように首を振った。
「いけません。自分はラクス嬢を確実に次の隠れ家までお届けするように隊長から厳しく言いつけられております。
万が一の危険を冒すわけには参りませんのでもう暫らくこのままここで様子を見ましょう。」
「・・・・・はい・・・」
きっぱりとダコスタに言い切られると、ラクスもそれ以上意見する事は出来ない。
なにせ、自分や父親のためにバルトフェルト隊は自らの命も危険に晒してくれているのだ。
多少の不便は我慢しなければならないし、
もしかしたらこのダコスタの手の動きも自分を守るための深い思慮に基づく行為なのかもしれない。
ラクスはとにかくダコスタの言いつけに沿うようきゅっと唇を咬み、こみ上げる喘ぎを無理矢理押さえ込む。
217269:04/10/08 18:17:04 ID:gLqa9QVz
と、ダコスタの指が下着の隙間から進入して来た。
布越しに感じていたもどかしさから一転、直接性器に触れられてラクスは驚きのあまり身体を硬直させる。
その拍子にダコスタの頭を強く抱え込み、自分の乳房にダコスタの顔を押し付ける結果になる。
艶やかな白磁のような膨らみと、つんと立ち上がった桜色の突起は男の顔で押しつぶされ
柔らかな双珠が自在に形を変えるその様子はそのほかの箇所も柔らかく甘いのだと妄想させるに十分だった。
抱え込まれているダコスタは遠慮なくラクスの乳房にむしゃぶりつき、顔全体でその柔らかな膨らみを揉んだり
潰したり押し上げたりして存分にラクスの柔肌を堪能する。
それと同時に下半身の深い谷間を探っていたダコスタの指はより奥を弄ろうと狭い洞窟に添うようにじりじりと進んで行き
ついに奥深く根元まですっぽりとラクスの秘所に収まってしまった。
ダコスタの・・・男の長い指が身体の内側からぞわぞわとラクスを追い詰めていく。
ラクスの秘所はダコスタの指を歓迎し、ふんだんに甘い蜜を溢れさせて喜びを表している。
鈎の字に曲げた指先がラクスの腹側にあるスポットを刺激するとラクスの体は弾かれたように仰け反り
一段と固くなった肉色の真珠が傍目にもわかるほど濡れ光っていく。
218269:04/10/08 18:17:36 ID:gLqa9QVz
「・・・んぁ・・・嫌です・・・止めて・・・ください・・・」
か細い声でラクスは懇願したが、ダコスタは止めるどころか歯を使って器用にラクスの身に着けていたベビードールを脱がすと
直接ラクスの乳房に唇を這わせ桜色に輝く肌の上にぬらぬらと唾液を擦り付けた。
口では拒絶の言葉を漏らすものの、狭い空間で密着したまま愛撫され喘ぎ声さえも抑圧された行為に
いつの間にかラクスも足元を掬われて抵抗を示していた体から徐々に力が抜けていき
次第に我慢できないように腰を蠢かせ両脚をダコスタの下半身に絡みつかせている。
「あ・・あ・・・わたくし・・どうかして・・・しまったのかしら・・・こんなに体が・・火照って・・あぁん」
「ラクス様、もう敵は消えました。声を上げても大丈夫です。プラントの歌姫の艶声、思う存分堪能させてください。」
ダコスタが囁くとラクスは薄く目を開いたがすぐに閉じ、細く切なげな喘ぎ声を漏らし続けた。
ラクスの豊かな桃色の髪が汗で背中に張り付き不思議な模様を描く。
首筋から腰にかけての優美なラインは薄暗い密室の中でその境界線がぼんやりと滲み
官能に仰け反るラクスの姿は余計に神がかって見えダコスタの欲情を激しく煽り立てる。
くちゅくちゅとラクスの秘所を嬲っていた指を引き抜くとラクスの最後の砦である腰に絡ませていた下着の紐を解き
三角の小さな布を足元に落とす。
そしてすかさずズボンのファスナーを引き下ろすと既に臨戦態勢の整っている自分の男性器を掴み
なみなみと蜜を湛え潤っているラクスの聖地にその先端を宛がった。
219269:04/10/08 18:18:09 ID:gLqa9QVz
「苦しかったら・・・言って下さい。なるべく優しくしますが。」
挿入してしまえばどうにでもなる、ダコスタの本心はそんなところだったがとりあえずラクスの緊張を解くために甘い声で告げると
ラクスはこくんと頷き、きゅっとダコスタの首に腕を回しその肩口に頭を乗せた。
狭いところでの行為なので二人とも立ったままになるのは致し方ない。
ずぶりと熱いものが蜜に濡れた花園の門に突き刺さり、ゆっくりと奥へと進んでいく。
「・・・あっ・・・・くっ・・」
ラクスは苦しげな声を上げたがダコスタの侵入は止まらない。
それどころか進むたびに太く固くなりラクスの体を引き裂くように少し進んでは戻り、また進んでは戻るを繰り返し
確実にラクスの中へ凶暴な武器を刺し貫いていく。
「・・・だめっ・・もう・・わたくし・・」
あまりの苦しさに涙を滲ませてラクスが顔を上げたと同時にダコスタは一気に最奥を狙い、
ラクスの片足を強引に持ち上げるとそのまま腰を突き上げ深く自分自身を打ち込み
突然の行為にバランスを崩したラクスは腰を落としてしまい一気に根元までダコスタの雄を咥え込んだ。
「・・・!」
頭の芯に激痛が走り、ラクスは思わずダコスタの背に爪を立てる。
220269:04/10/08 18:18:46 ID:gLqa9QVz
下から突き入れているダコスタはここぞとばかりに激しく腰を動かし、熱くぬめったラクスの秘所を攻め立てる。
「ラクス様・・ッ・・・の・・なか・・すごく・・熱い・・!」
淫猥な蜜が潤滑油となり激しい挿入も次第に苦ではなくなっていく。
男の太く固い性器が内壁を擦り入り口を亀頭の括れが通過するたびに新たな快感が波になって押し寄せる。
ダコスタはただ突き上げるだけではなくラクスの中を円を描くように掻き回したり
動きに緩急をつけたりしながら確実にラクスの感じる箇所を探り出し、
その箇所を見つけると執拗に攻め立てて完全に主導権を握りラクスを征服してしまった。
ダコスタが夢中でラクスを犯し辱めるうちに、ラクスの中にも小さな炎が立ち上がり
それはみるみるうちに大きな火柱となってラクスの全身を嘗め回すように燃え広がっていく。
「ああっ・・!・・もっと・・もっと・・お願い・・!」
ダコスタの動きにあわせて腰を上下させ、更に淫らに感じようと自ら進んでその白魚のような手でクリトリスを弄り始めた。
ぱんぱんと肉を打つ音に混じり、ラクスの悲鳴のような嬌声、じゅぶっじゅぶっと秘所が掻き混ぜられ捏ねられる音、
激しく揺さぶられる乳房が空気を揺らし、二つの肉体から発せられるありとあらゆる音が二人の興奮を加速させていく。
やがてラクスの内壁がふるふると痙攣しだし秘所の入り口が今まで以上にダコスタの性器を締め付けると
ラクスの身体の中にいくつもの光が点滅して一気に絶頂へと上り詰めていく。
221269:04/10/08 18:19:19 ID:gLqa9QVz
「くっ・・」
ダコスタもラクスの両脚を脇に抱えて結合部分に全身の神経を集中させ乱暴に叩きつけるように激しく挿入を繰り返す。
ラクスの中にあるダコスタの性器も一段と大きく膨れ上がりいつ爆発してもおかしくない、限界に近いところまで来ている。
「・・・はぁっ・・だめ・・・っ・・・んッ・・!」
ラクスが叫び、一層激しく乱暴に花芽を擦り刺激する。
紅く充血した蕾はぴくぴくと痙攣し、今にも泣き出しそうだった。
もう一歩で、と言う瞬間、ダコスタは突然ラクスの股間から己の陰茎を引き抜くと
そのままラクスの下腹に勢い良く多量の白濁液を浴びせかけるように吐き出させた。
どくどくと脈打つ男根から吐き出される汚液はラクスの下腹から割れ目に流れ落ち
桃色の薄い茂みに絡みつきながら太腿の間に落ちていく。
唖然としたラクスは暫らくその様子を眺めていたが今まで掻き混ぜられていた股間の昂ぶりはいまだ寸止め状態で足踏みしており、
自分の欲望は置き去りにされた事を思い出すとすぐさまダコスタに向かって哀願するように眉を顰めた。
「あの・・わたくしは・・どうしたら良いのでしょう・・?
まだ・・・その・・ここが痺れているみたい・・何というか・・もう一度、今みたいに・・」
222269:04/10/08 18:19:52 ID:gLqa9QVz
戸惑うラクスの腹に最後の一滴まで搾り出したダコスタは大きく息をつくと
狭いながらも何とか立ち上がり丁度股間がラクスの顔面に来るように膝の角度を調整する。
「おやおや、ラクス様、歌姫がおねだりなんて・・・あなたのファンが見たら泣きますよ。
ま、しかしラクス様の願いとあらば聞かない訳には参りませんね。どうすればよいか、分かりますね?」
いきなり目の前に萎えたダコスタの肉棒を突きつけられ、ラクスは上目遣いでダコスタを見上げた。
「これを・・どうすればよいのでしょう・・?わたくし、殿方の・・・見るのは初めてなので・・」
ダコスタは口の端に笑みを浮かべるとラクスの頭に手を載せ股間に引き寄せた。
このお姫様、確かザラ議長の息子と婚約していたはずなのに初めてだって?
全くどんなお子様と付き合っていたんだか。
223269:04/10/08 18:20:25 ID:gLqa9QVz
「舐めてください。先端から根元まで全て。そうすればラクス様ももう一度楽しめます。」
ぐいっとラクスの頭を股間に押し付けダコスタは続けた。
「あっ」
「まずはあなたが汚したところから綺麗にしていただきましょうか。」
ラクスの愛液とダコスタの精液でべたべたになっていた陰茎が頬に張り付き
生々しい匂いを放つそれは早くしろと言わんばかりにひくひくと上下に動く。
覚悟を決めたラクスはおずおずと口を開くと凶暴な赤黒い肉塊をゆっくりと舐め始めた。

224269:04/10/08 18:23:39 ID:gLqa9QVz
今日はここまで。続きはまた後日・・・?

デス種の1話次第で続かなくなるかもしれません。
それでは、さようなら。
225名無しさん@ピンキー:04/10/09 04:30:50 ID:CP2C7ZAv
キター----(゚∀゚)-------!!
とてもイイ!!
226名無しさん@ピンキー:04/10/09 18:31:33 ID:SExlRanR
アスラン、君はまたアレ系のガンダムに乗るのだね・・・
(OP情報だし、このくらいはいいだろう)
キラ&ラクスの再登場はいつになるのかなー・・・
227名無しさん@ピンキー:04/10/09 19:19:52 ID:R7uNvXsw
269タン光臨期待。
228名無しさん@ピンキー:04/10/09 19:52:24 ID:PZEBJaU6
最近のガンダムは1話はわかりにくくするもんだと思っているようだ。
229名無しさん@ピンキー:04/10/09 20:07:19 ID:Ms1R60+e
シャアとキシリア閣下だけだったな
230名無しさん@ピンキー:04/10/09 20:17:53 ID:7EbEtAiG
>>212
さりげに支援乙!269氏、ラクツーでエロエロよろ。
231名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:00:50 ID:OGTYnAON
ダコスタ、調子に乗ってると後で恐ろしい目にあうぞ。
なんたってその女は(ry
232ハリケーン・ステラ・ルーシェ@:04/10/09 23:46:11 ID:LLimb8uL
こちらのナイフ攻撃をひらりひらりとかわして行く彼女。
段々ガムシャラになって行く俺達。

彼女はひらりとジャンプして高い段差の上方から勝ち誇ったような何ともいえない表情で滴る汗はその妖艶さをかもし出す。
俺たちはもう疲れきって肩で息をし、膝に手を置き悔しそうに彼女を見上げる。

まるで劇場のステージの上にいるようなその光景。
笑顔を見せた彼女の顔は終わりを告げているようだった。
ナイフを取り出そうとゆっくり腰に手を持って行く。

その瞬間に何かが起きた。・・・何が起きた?
戦いの中に一人輝く、美しいドレスで、まるで舞うように戦っていた彼女。
彼女のドレスはその瞬間に破れ落ち、その美しい肢体が俺たちの前に、
戦場の中の一つのステージに、ほとんど裸の彼女の姿が形成された。

俺たちの攻撃は彼女に当たってはいなかった。しかし、それは当たらなかった?いや、当てなかった。
では何のために疲れ果てるまでナイフを振り続けた?何故そんな無駄なことを?
無駄でなかったから振っていた。全ては彼女の服のみを狙ったものだった。そして彼女の服は切り裂かれ、破れ、今彼女の足元に落ちている。
233ハリケーン・ステラ・ルーシェA:04/10/09 23:47:15 ID:LLimb8uL
彼女はぼーっと自分の姿を眺めていた。他人事のように。そしてその目は事を理解できていなかった。
自分を覆っているものが、一枚のデルタ体の布切れ一枚であるこの状況を。彼女は胸に何も着けていなかった。ドレスの下には、その弾力感を大いに匂わせる大きな山地とピンク色のオアシスしか無かった。
その姿でステージ上に立っていた。彼女は俺たちを見た。そしてまた、自分を見た。

彼女は全てを理解した?彼女は何も分からなかった。しかし、変化はあった。
彼女の顔には夕焼けと朝焼けの色が織り交ざり、戦場で舞っていた一人の女は女の子になった。
彼女は恐怖と恥心で座り込んだ。そして彼女の目は俺たちに飛ぶ。
何故だか分からない。でも、何が原因かは分かる。俺たちなのだ、と。

先程までの彼女の立場が俺たちで、彼女は俺たちだった。
近づく俺たちの、手に輝くナイフの光に彼女は先を知り、ナイフに映る自分の姿に恐怖した。
しかし、目はそらせない。彼女に選択肢はなかった。未来の彼女は足元に落ちたナイフか俺たちのナイフか。

彼女は選ぶのを迷えなかった。時間など俺たちが与えなかったから。
彼女は手にナイフを持ち。未来を争う決意を決めた。
胸を覆う片手は、さっきまでの物ではなかった。守っているものが違った。
彼女は俺たちを睨むその目に、過去の何かを匂わせて走り出した。
234ハリケーン・ステラ・ルーシェB:04/10/09 23:48:22 ID:LLimb8uL
その後の俺たちに、黒い心などはもう無かった。
彼女は真っ白だった。何故???
何も考えられなかった。考えようとも考えなければとも思わない。彼女が思わせない。

彼女は踊る。
俺たちは踊らされ、その姿に美を意識し、その姿は心を無にする。限りなく無に、白く。
彼女の胸には心が見えて、それは高ぶる気持ちの姿を浮き出していた。

白い頭の中で白い目を見せて灰色の天上を見上げる俺たちを、
彼女は上から見下ろして、彼女は語る。笑顔で語る。笑顔が語る。
女の子の笑顔と女の艶が汗の湯気に交じり入る。

30分もすれば人がここに集まってくるだろう。その時、俺たちは彼らに笑顔を見せていたに違いない。
喋れたやつはこう言ったに違いない。
「日食って綺麗だな」

歩き出す、彼女に飛んだ男の声。「早くしろ!ルーシェ!!」
彼女の名はルーシェ。
235名無しさん@ピンキー:04/10/10 03:46:59 ID:u01ivycn
('A`='A`)??
236名無しさん@ピンキー:04/10/10 06:50:40 ID:o/T+MvMm
自分も好きだな。虎マリュ。
傷の舐め合いかもしれないけれど、誰よりもマリューの幸せを願っていたのは
フラガだし、それはアイシャもだと思う。

自分の事を引きずって、辛い顔だけさせる為にフラガはマリューを
愛したわけじゃないと思う。
237名無しさん@ピンキー:04/10/11 00:37:04 ID:Q9i1gawQ
いや、フラガ生きてるし。仮面被ってるし。
238名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:10:42 ID:LPlSRXQQ
シン×ステラ、シン×ルナマリア
アスラン×ルナマリア
このうちのどれかのエロ小説希望!
239名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:28:40 ID:WsgGsLLq
あのOPで釣られてる人が多いなぁ・・・
虎マリュ・・・面白がってマジで監督がやりそうだからあんま騒がないでくれ
240名無しさん@ピンキー:04/10/11 03:03:39 ID:jIGNWqD8
今回はミネルバのクルーはホーク姉妹くらいしかスポットが当たらんのでは。
その分敵方3パイロットの描写が結構ありそうな気がする。
241名無しさん@ピンキー:04/10/11 16:27:13 ID:QIjvfebM
保全
242名無しさん@ピンキー:04/10/12 00:07:23 ID:Ygh6Pe5z
DESTINYが始まったのに
なんでこんなに人がいないんだ?
243名無しさん@ピンキー:04/10/12 00:29:52 ID:8HP1SZOs
キャラサロンのスレの方に行っているからじゃないか。
244名無しさん@ピンキー:04/10/12 01:24:18 ID:Fi4PIF3j
>>242
まだ1話しかあってないからキャラの性格や絡み方がわからくて書きづらいんじゃないか?
ある程度話が進めばきっとまた職人さんたちもきて前みたいに賑わうさ
それまで焦らずマターリ待って職人さんの投下しやすい環境にしとこうぜ
245名無しさん@ピンキー:04/10/12 14:35:51 ID:bU06QDKe
種の時だってカガリが再登場するくらい迄、ほとんどスレ止まってたぞ。
246名無しさん@ピンキー:04/10/12 14:55:42 ID:Nf9KZQXj
言っちゃなんだが、今度のヒロインの面子は全然萌えない。
みんなヅラみたいな髪型だ。艦長はキシリア閣下だし。
247名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:10:54 ID:Royl3RSZ
遺作、議員で通すと思いきや、白軍服着ててビクーリした。
ホンマに覇道を逝ったりして。
っつーワケで312氏、続きの方をいつまでもお待ちしております。
248黄昏の…:04/10/13 01:56:21 ID:kJUkqEmm
新シャア板ではシン×ルナマリア派と
シン×ステラ派の戦いが続いているようだが
まだ第一話だし、何とも言えないんじゃ…。

それ以前に半年くらい、ここにカキコしてない希ガス。
249名無しさん@ピンキー:04/10/13 03:51:59 ID:rqfXRS/r
>>248

貴方様はひょっとして あの黄昏さん?

この際、3Pでお願いします
250黄昏の…:04/10/13 11:48:20 ID:wztfUErw
>>249
もっと話が進んで各キャラの性格が掴めたら
もしかしたら書きたくなるかもしれない。


…3Pはさすがに無理でつ。申し訳ない。
251名無しさん@ピンキー:04/10/13 13:02:47 ID:c/LKt+gH
黄昏氏おひさしぶりです。
また書きたくなったときはどんどん投下してください。
マターリお待ちしてます。


そういえばポチ氏も続編決まったらやる気でて書くかもって言ってたような。
続編が進んでここも昔の賑わいが戻ればいいなぁ・・・
252名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:27:38 ID:EmZrAq9A
触手SS挿絵ハァハァハァハァ。
253名無しさん@ピンキー:04/10/14 17:24:02 ID:VMcjtv7b
ルナマリア
254名無しさん@ピンキー:04/10/14 18:19:02 ID:uZUiD2Sp
クイズ・ルナマリア!



↑ラジオでまたコーナーになる鴨
255名無しさん@ピンキー:04/10/14 21:56:24 ID:72vzjifD
デスでのアスカガのエロSS読みたい
256名無しさん@ピンキー:04/10/15 01:23:56 ID:6Zp+sq2N
何でもいい。
過去の職人さんが帰ってくるなり、新しい職人さんが来るなり、これからに期待。
257名無しさん@ピンキー:04/10/15 12:00:33 ID:qG8O3lsl
新キャラもまだ性格がよくわからんからなー
258名無しさん@ピンキー:04/10/15 13:17:42 ID:a0D6Ca5W
性格もわからんのになりきりとかしてる人がいるけど正直引く。
259名無しさん@ピンキー:04/10/15 14:35:10 ID:HhW4qkpv
まあ何をするのも人の自由だけど、性格なぞどーでもいいってのは、とどのつまり、
どんなシチュエーションでも首を挿げ替えればいいだけのエロ話ではある罠
260名無しさん@ピンキー:04/10/15 14:57:59 ID:cvYZeoVK
ヅラだけかえりゃ十分
261名無しさん@ピンキー:04/10/15 15:15:16 ID:HhW4qkpv
>>260
藁田。確かにそうか。w




いやしかし、首orヅラだけ変えれば成立するような汎用性の広いエロ話か、それともその性格のキャラクターでないと成立しえない話か、どちらが求められてるんでしょうねえ。
まあ自分には逆立ちしても前者は書けない。
262黄昏の…:04/10/15 18:57:47 ID:0yXn/5ir
>>260
未だにファ鮒の主人公がアスランに見えるのディスが…。
263名無しさん@ピンキー:04/10/15 20:49:20 ID:C6DGyyCD
みんなそう見えてます
264名無しさん@ピンキー:04/10/15 20:51:26 ID:G4QOCxe3
かがりが総師にみえます
265名無しさん@ピンキー:04/10/15 22:27:24 ID:WkZRX33D
甲洋がトールに見えます。
266269:04/10/15 23:40:28 ID:1uFtZwkH
皆さん、こんばんは。
キャラが全く掴めていないにかかわらず
デス種に手をつけた自分は無謀なチャレンジャー。

ネタばれではない・・と思いますが、気になる方は
第一話を見終わってから読んで下さい。

投下。
267269:04/10/15 23:41:00 ID:1uFtZwkH
頭上を轟音を響かせてモビルスーツが飛んでいく。
地鳴りのような砲撃音にシンは思わず目をつぶった。
「きゃあっっ!」
「マユ、頑張って!」
母親に手を引かれ必死で足を動かす妹のマユも大きな悲鳴を上げる。
地球連合軍の攻撃目標はオーブの軍事基地とはいえ、その近隣に住居を構える民間人も多く
軍の用意した避難船までなるべく近道を、と言う父親の言葉に従い山道を下るシン達は
最悪にも最も攻撃の激しい地域を横切る結果になってしまっていた。
砲撃が収まるのを待ち再び走り出す両親と妹の後ろを追い、シンは必死で山道を駆け下りる。
「あっ!」
マユが声を上げて慌てて立ち止まる。
「マユの携帯!」
鞄から落ちたピンク色の携帯電話はそのまま崖下まで転がり落ちて数メートル先の地面でやっと止まった。
「そんなのいいから!」
「いやぁ!」
かまわずマユの手を引いていこうとする母親とそれに抵抗するマユの様子を見て、シンは躊躇無く崖下に飛び降りた。
身軽に崖の斜面を滑り降り携帯を拾い上げた瞬間すぐ傍で大きな爆発音がしてシンの体は強烈な爆風に吹き飛ばされ
シンは受身を取る暇も無く地面に叩き付けられた。
268269:04/10/15 23:41:34 ID:1uFtZwkH

「おにいちゃん、まだ起きてる?」
いつものように夕食も終わり、シンは自室でパソコンに向かい日課の匿名掲示板への書き込みが一息ついた頃、
珍しくマユがシンの部屋に顔を出した。
慌ててパソコンの画面を閉じると何気ない風を装いシンはマユに笑いかけた。
「こら、マユ。ドアはノックしてから開けろっていつも言っているだろ?」
シンは妹のマユには甘い。
これがドアを開けたのが母親だったら派手な親子喧嘩に発展していただろう。
「えへっ、ごめんなさい。」
ぺろりと舌を出し可愛らしく謝ると、マユはスカートのポケットから携帯電話を取り出してシンの方に差し出した。
「おにいちゃん、見て。マユね、新しい携帯買ったんだ。」
シンは携帯電話を受け取るとしげしげと手のひらに収まる女の子らしいそれを眺める。
まだ真新しい携帯にはすでにビーズで作られたストラップがついており
確かそれは少し前、マユにねだられて街の雑貨屋で買たものだった。
「可愛いでしょ。それ、写真のほかに動画も撮れるんだ。」
携帯を手にしたシンに頬を寄せ、覗き込むように顔を近づけるマユの髪からは風呂上りの石鹸の香りがして
シンは思わず目を細めた。
269269:04/10/15 23:42:07 ID:1uFtZwkH
そういえばいつまでも子供だと思っていたマユが、最近は急に女らしくなったような気がする。
洗濯物に混じる下着も以前の動物柄がプリントされている子供用のではなく
小さく丸めれば楽に手のひらに隠せるサイズの、リボンとレースだけのシンプルなものが多くなっていた。
つい先日など、たまたまドアの開いていたマユの部屋の前を通りかかったとき
マユは薄いTシャツに膝丈のスパッツという軽装で昼寝をしており、
いつも愛用している抱き枕をしっかりと抱きかかえて熟睡しているその無防備な姿にシンは微笑ましい気持ちになったが、
よくよく見るとノーブラのTシャツの胸には尖った乳首が浮き出ていて
熟睡しているにもかかわらず微妙に腰を前後させており股にはさんでいる抱き枕に股間を押し付けながら
寝息に混じってなんとも悩ましげな吐息を漏らしている様子は実の妹ながら非常に官能的で
シンは早速自室に鍵を掛けると今しがた見たマユをオカズに自慰行為をしたことは一生の不覚である。
「・・・・おにいちゃん、マユの話聞いてる?」
シンはぶるぶると頭を振り、湧き上がる妄想を振り払った。
270269:04/10/15 23:42:40 ID:1uFtZwkH
「ごめん、何だっけ?」
「だからぁ、携帯の待ち受け画面におにいちゃんの写真、撮らせてって言ったのに。何ぼんやりしていたの?」
鋭い突っ込みにシンは慌てて咳払いをする。
「なんでもないよ。それより、何?写真なんておれは嫌だよ。恥ずかしい。」
マユの話によると、今学校の友達の間で彼氏の写真を携帯の待ち受け画面に設定し、
見せあいっこをするのが流行しているらしい。
彼氏がいない場合はハンサムな男子なら誰でも良い、というのが暗黙のルールになっているそうだ。
「何で?マユのクラスにもおにいちゃんのファン、多いんだよ?
お願い!そうすればマユ、いつでもお兄ちゃんと一緒みたいでウレシイんだけど・・」
上目遣いで見つめられてシンは思わずよろめいてしまう。
手の中の携帯電話が部屋の明かりを反射してきらりと光る。
そのとき、シンは閃いた。
携帯で写真を撮られるのが恥ずかしい、ということを手っ取り早くマユに教えてやればいい。
シンはニヤニヤしながら携帯のカメラのレンズをマユに向けた。
「マユがそんなにおれの写真を撮りたいんなら、仕方ない。ただし条件がある。おれもマユの写真を撮る。どうだ?」
シンの言葉にマユはにっこりと笑った。
「なんだぁ。そんなこと?」
マユは一歩後ろに下がるとくるりと回ってポーズをつけた。
271269:04/10/15 23:43:14 ID:1uFtZwkH
シンは苦笑して携帯のレンズ越しにマユを見た。
「おいおい、いいのか?マユは裸になること。これが条件だ。嫌だったらこの話はお終い。
さ、良い子はもう寝る時間だ。おやすみ。」
携帯をマユのほうに差出したシンは顎でマユにドアの方を促した。
これでさすがのマユもあきらめるだろう。
しかし、マユは差し出された携帯を受け取ろうとはせず、じっとシンを見ている。
その視線に込められた熱を感じ取り、シンは背中を詰めたい汗が伝い落ちた。
マユはシンを見つめたまま静かにブラウスのボタンに手を掛けた。
「・・・・・いいよ・・・お兄ちゃんにだったら・・・マユ・・平気だもん。」
「・・・!おいっ・・!マユ、冗談・・・・!」
金縛りにあったように動けないシンの目の前で、マユはブラウスを脱ぎ捨てると
躊躇無くはいていたスカートを引き下ろし下着姿になった。
少女と女の境界にいるマユは清楚なブラとショーツでシンの前に立つと、
後ろに腕を回し、ブラジャーを取り、まだ肉付きの薄い両足から薄いショーツを引き抜いた。
羞恥に頬を染め片腕で胸のふくらみを隠しもう片方の手で股間を押さえるマユの姿は、
実の兄妹である前にまだ咲きかけの、蕾だけが許される甘い花の誘惑にシンは抗うことができなくなる。
272269:04/10/15 23:43:48 ID:1uFtZwkH
「これで・・いい・・?」
囁くようなマユの言葉にシンは無言で頷くと手にしたマユの携帯を動画モードにセットし
マユの全身を舐めるように上から下まで撮影し始めた。
頬を染め伏し目がちに床を見つめる顔、長い栗色の髪が首筋に沿って流れるように広がり
浮き出た鎖骨に濃い影を落としている。
細い腕に覆われている二つの乳房はまだ青い果実のように重量こそ無いものの
つややかな皮膚と張りが今後の成長を十分に期待させるし、
くびれたウエストから尻までの滑らかなラインは男には到底真似できない美術品の気品さえ漂わせている。
マユが以前から太くなるのを気にしていた太股の間には魅力的な隙間が開いており、
シンは思わず手を差し入れたくなる誘惑を懸命に押さえ付け、撮影を続けた。
シンの股間はいつの間にか硬く強張り、ズボンの布地を嫌というほど強く押し上げている。
「・・・・・・・・・」
シンはごくりと唾を飲み、夢中で携帯を手に、マユの肢体を余す所無く映し出す。
シンは片手で携帯を持ちもう片方の手で自分の分身をズボンのチャックを開け取り出すとそのままゆるゆると扱き始めた。
マユは驚いたようにシンの姿を見つめたが、嫌がる素振りも無く相変わらず生まれたままの姿を晒し続ける。
次第にシンの息が荒くなり、手の動きも早くなる。
273269:04/10/15 23:44:24 ID:1uFtZwkH
「・・マユ、自分で・・・したことあるか?」
携帯のレンズ越しにシンがマユに問いかける。
「何を?」
この状況で、わかりきった質問にマユはわざとはぐらかすように聞き返した。
「・・・・・・・・・」
荒い息がシンの部屋に充満する。
マユはゆっくりと部屋を横切り、シンのベットに腰掛けるとじっとシンを見つめて言った。
「・・・・あるよ。見たい・・・?」
挑発するようなマユの言葉にシンの手の動きはますます早くなる。
「・・・・うん・・」
赤黒いシンの分身は先端に雫をにじませ、幾筋も血管を浮き出させていた。
実の妹を視姦する、異様な状況にシンは興奮し携帯を持つ手が震える。
マユはシンに足を向ける位置に寝そべると、大きく足を開きその中心に指を添えて
幾重もの花弁を押し広げ深い暗闇をカメラの前に晒して見せた。
白い内腿と対照的な生々しい色彩にシンの視線は釘付けになる。
まだ毛も生えていないピンク色の淫花は艶やかな芳香を放ち
じんわりと溢れ出る濃厚な蜜はいつの間にかその入り口にまでたっぷりと満ちていた。
マユは片方の手で秘所を押し広げ、もう片方の手の指でぬるぬると分泌液を秘所の周りに塗り広げていく。
ゆっくりとした指の動きに呼応するようにまだ幼い少女の腰が少しづつ動き始めるのをシンは見逃さなかった。
274269:04/10/15 23:44:57 ID:1uFtZwkH
やがて縁をなぞっていた指が上下のクレバスに沿って進みだし、深い洞窟へとその先端を沈めていく。
目を閉じ全神経を指先と性器に集中させていたマユの息が次第に浅く速くなっていく。
吐息と喘ぎに混じり途切れ途切れに漏れるマユの言葉が一層シンの手の動きに拍車を掛ける。
「・・・・マユね・・・・いつも・・・おにいちゃんのこと・・・考えながらしてるの。
この指がおにいちゃんので・・おにいちゃんが・・・マユの・・ここを・・・・こんな風に・・ああんっ・・」
くちゅくちゅくちゅ、湿った音とベットの軋む音が部屋の空気を澱ませる。
差し込まれる指が二本に増え、すすり泣くような声が漏れ始めた。
幼い体に似合わず激しいマユの自慰行為は、例えその気が無くても男だったら思わず
襲い掛かり犯したくなるほどいやらしくエロスに満ちていた。
「・・・はぁん・・・お兄ちゃんの指が・・・・マユの・・・マユの大事なとこ・・・ぐちゃぐちゃにしちゃうの・・・
こんなに漏らしちゃうの・・マユ・・いけない子なの・・んっ・・」
激しく秘所を掻き混ぜながらマユが背を仰け反らす。
「・・・・・おにいちゃん・・・おにいちゃん・・・・抱いて・・・マユのこと・・・いっぱい・・・愛してぇ・・」
瞳を欲情で潤ませながら、マユは愛液が糸を引き滴り落ちる指先をシンに向かって切なく伸ばす。
携帯の画像はここで終わっていた。
275269:04/10/15 23:45:52 ID:1uFtZwkH

「君、大丈夫か!?」
一瞬意識を失っていたものの、シンはふらふらと起き上がり
軍服を着た兵士が慌ててふらつく体を抱きかかえるように脇から支えた。
「・・・・マユは!?」
弾かれた様にその手を振り払いシンは後ろを振り返る。
爆撃によって大きく抉られた地面となぎ倒された木々が視界に入り
よろめくように2.3歩前に進むシンの足元に
泥にまみれ無残な姿を晒す少女の腕が投げ出されるように落ちていた。
柔らかく、温かかったその腕が携帯を持つことは二度とない。

頭上を、自由の名を冠するモビルスーツが太陽を遮るように高く飛んでいく。
それから数刻後、オーブは崩壊した。

・・・・・・・おわり・・・・・・・・
276269:04/10/15 23:47:53 ID:1uFtZwkH
以上です。

主人公なのにまだ影が薄いシン、今後どう化けるか楽しみです。
それでは、さようなら。
277名無しさん@ピンキー:04/10/15 23:50:21 ID:lFlPmpW+
乙です。

一周遅れなのでよく分からんがエロかったです。

ところでシンの家族殺したのキラなのか?
じゃあシンがザフトに入ったのはキラへの復讐の為か……
鬱展開マンセーorz
278名無しさん@ピンキー:04/10/16 03:29:03 ID:Mt/aCIBe
ルナマリア
279名無しさん@ピンキー:04/10/16 04:12:14 ID:bq8EI0Pt
シンマユ!
グッジョブ!!(゚∀゚)

そこまでしか映っていないということは携帯を手放したということで・・・
その先もキボン
280名無しさん@ピンキー:04/10/16 15:44:22 ID:QfoXEmcp
シンステきぼん!
281黄昏の…:04/10/16 16:42:17 ID:l2CTRWzL
>>280
今日、2人が戦うみたいだけど、
1話みたいに顔を会わせるのはいつの日か…。
会話があれば創作意欲が沸くかもしれない。

あと20分たらずで始まるんで、実況版でお会いしませう。
282名無しさん@ピンキー:04/10/16 17:27:47 ID:NHOY0nDw
とりあえずステラの人物像はなかなか面白い。
しかしアスラン、バレるの早っ!(w
283名無しさん@ピンキー:04/10/16 17:57:56 ID:E2Jvwdm/
フラガマン参上。
だから放送ギリギリまでCVが発表されなかったのね
284名無しさん@ピンキー:04/10/16 18:20:26 ID:NHOY0nDw
>>283
しかし「実は記憶喪失でした」なんてオチだったらマジ泣きするぞ
285名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:15:58 ID:rHpXCeeO
ステラの死に対する異様な恐がりかたや
トラウマみたいなのを見せてシャア板の
ステラスレでは

ステラ=マユ?  または
ステラ=フレイ? 
ということになっている。
286名無しさん@ピンキー :04/10/16 19:23:14 ID:cL3kGKuK
フレイがあれで生きてたらガンダムなんかよりも
よっぽど化け物っぽいと思うけどなw
287名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:24:21 ID:4i+aLpdy
OPでアスランとラクスが寄り添っていて
カガリとルナマリアが銃を構えている
カットがあったけどもしかして
アスラン×ラクスVSカガリ、ルナマリアですか?
それとも4P?
288名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:30:02 ID:dv8wQmRG
ねーねーsageで語りませんか?
289名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:37:36 ID:DUESAE7Q
アスラクにいまさら目があるとは思わなかった。つーか、OP、EDともに
キラとくっついて出てくるしなあ。三つ巴で女の戦いになったらこわすぎ
290名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:37:47 ID:KhcAmXNG
>>284
性格は完璧にフラガの兄貴だったよな。
……でも記憶を移植したクローンってのもあり得るからね…
ラク2(仮称)の例もあるし
291名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:39:06 ID:KhcAmXNG
>>287-289
あのラクスは(多分)クローンですよ。
乳が強調された純白のコスチュームがホンモノ。
292名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:45:18 ID:Pvwk552k
>>291
禿同
髪飾りも表情も違う。
EDにはちゃんと本物と偽者2人出てる。
293名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:49:29 ID:htWglnZV
んじゃ、あれだ。

(本ラクスvs偽ラクス)×アスラン。
最終回は本物と偽物がゴッドフリートを撃ち合って胸を揺らす展開、と言う事でFA?
で、何故か偽物の火力が強くて本物がやられそうになって、その前に飛び出したアスランが、
「やっぱ俺って…不可能を可能に…」
と。
294黄昏の…:04/10/16 20:11:15 ID:l2CTRWzL
>>291-292
バレ情報とか見てなかったけど、
確かにOPとEDにラクス2人おるね。俺の目の錯覚じゃ無かったのか。
まさかZZのプルとプルツーみたいにMSで殺しあわないよな…?

>>293
実はあのラクスはミラーワールドからのラi(ry
295名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:14:54 ID:KhcAmXNG
取り敢えずラクツー(仮)とラクスの百合が出るのは必至でしょうな
296名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:15:50 ID:htWglnZV
ミラー?
苦労カードかYO!

>まさかZZのプルとプルツーみたいにMSで殺しあわないよな…?

それ採用。
でも、歌で勝負とか言ったらヌッry
297名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:27:42 ID:Ce8YuQa5
取り敢えずステラ×シンがたくさんでるのは大歓迎
298名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:32:41 ID:KhcAmXNG
>>297
恋い焦がれた者同士が殺し合うってのはやっぱり08、ポケット、Zのオマージュ?

まぁこのパターン結構あるんだよね
299名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:43:12 ID:htWglnZV
>恋い焦がれた者同士が殺し合うってのはやっぱり

あの世で一緒に、とかロミジュリな事考える香具師も多いからなあ。
こまったもんだ。
300名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:50:59 ID:LvLi9VuH
>>298
それは別にガンダムに限らず悲劇の典型だろう。
301名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:35:15 ID:iX5APikz
>>300は突っ込みどころを間違えてるな
>>298の発言の突っ込みどころは
>>の オ マ ー ジ ュ ?
     ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
     コ コ だ ! !
ちゃんと「パクリ」って訂正してあげよう
302名無しさん@ピンキー :04/10/17 01:04:08 ID:4KrSdaRo
なんかテレビ番組雑誌で石田がアスランは女難とかなんとか言ってた気がするので、
>287はあるのかもしれん。
ひっそりレイ×ルナマリアなーんて、先週一瞬妄想したのだが。
303黄昏の…:04/10/17 01:23:29 ID:vhkZ7wcX
シン×ステラって書くのムズいんではないだろうか。
今のところは敵同士だし、会うにしても今後どこで会うのか。
まさか前作の砂漠みたいに偶然、なんてのはちょっと…。
いや、ただエチだけ書けばええやん、って言われたらそれまでだが。
でも何の脈絡もなくエチさせるのも寂しいでつ。
304名無しさん@ピンキー:04/10/17 03:22:22 ID:cM6ZuOP0
「ラッキースケベ」だから、運良く出会えるんだよ。
305名無しさん@ピンキー:04/10/17 04:06:11 ID:+VhLTpjA
ラクスの服装だけ二種類あるのはおかしい
やっぱり別人?
クローンだと、成長させるまで時間がかからない?(某隊長とか)
誰かがラクスに化けてるんじゃないかと思うんだけど
整形とかまでして
あの求心力はもったいないとか思って
とりあえず、アスランの寄り添っているのは本人じゃないと思いたい
アンチ・アスラクなんじゃなくて、なんかラクスの顔が邪笑に見えるから、ちょっと怖い
306名無しさん@ピンキー:04/10/17 08:15:03 ID:Z+fj72TG
ステラ=フレイなら、それはそれでこのスレも盛り上がるのだが。
フレイ→顔面整形+強化人間化+脳改造→ステラとか

フレイ生存については虎の前例が有るので今更驚かない。
307名無しさん@ピンキー:04/10/17 09:02:55 ID:rBQYFuZn
>>306
でもそれならシンじゃなくキラと絡ませるよなあ普通。
どうもステラはシンとくっつきそうな気配がするんだが・・・
308黄昏の…:04/10/17 10:10:26 ID:HDO/ygmv
>>306
しかしフレイを強化人間として
再利用する価値を地球連合が見出してるかどうかは疑問。
もともと、何の訓練も受けてない民間人なんだし。
前作に「パパの声?」の件もあったが、SEEDの世界では
同じ声・同じ顔の人間がナチュ・コーディ問わず、多いのかも。
例えるなら、サイヤ人の下級戦士に顔のタイプが少ない…みたいな。
ってスレ違いでつね。スマソ。
309名無しさん@ピンキー:04/10/17 10:23:07 ID:PqvrA5ai
ビーム直撃で生存か・・・まあ種だからなあ
310名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:03:05 ID:fNsx5gl4
不霊様は最強だな
311名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:32:09 ID:sNUFs70u
>>296
苦労じゃないだろ・・・・・・・・・変身!!の方だ。
312名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:40:31 ID:wjL+O7/Y
>>311

変身?仮面ライダーとかそっち?

それはそうと、フレッツで見てきたんだが…。
空中換装終えたシンの機体にステラが撃墜寸前になった所でパイロットの正体に気付いて、
乳揉んだ記憶が甦ってシンのジュニアが起動、そのままやっちゃう展開キボン。
ステラの方は「死ぬは嫌…死ぬのはイヤァァァ!!」
とか言いながら身体だけはしっかり反応。
中出ししたシンが自分のジュニアを見ながら、
「最低だ、俺って…」
313名無しさん@ピンキー:04/10/17 12:54:27 ID:xdMjMp9j
>ビーム直撃で生存か・・・まあ種だからなあ

フラガの兄貴もあの情況で生きているっぽいし。
314名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:04:09 ID:r1WahuRl
劣化ハモンさん生存だけはカンベンな
315名無しさん@ピンキー:04/10/17 14:52:50 ID:lPj1rVg5
ていうか地球軍の仮面野郎がフラガにしか見えな・・・
316名無しさん@ピンキー:04/10/17 15:41:21 ID:olDHUv4m
ベッドで仮面はつけないで
317名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:04:42 ID:ZkbcFFbK
>>308
フレイが最初公言していたコーディーへの憎悪の感情が使えると思ったとか?
戦闘訓練を受けて無いところは洗脳と肉体改造でどうにかなるし。
318名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:06:51 ID:KlMlXh/E
というか、あれでフラガやフレイが生きてるんだったら
もうMSよりも生身で戦った方が強いって、本当。
宇宙空間でも生き残れて、MSが全壊するような攻撃を受けても生き残れるんだから。
319名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:51:25 ID:lA7Sq9L/
そういう時のセーフティシャッターですよ!

・・・もうどんなとんでも後付設定でてきても驚かん
320名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:52:17 ID:3Og0HdmR
今週見逃した…_| ̄|○lll
ステラ=フレイなら、それも面白いかも
キララクもキラフレも好きなんで、三角関係も(・∀・)イイ!
321名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:59:50 ID:olDHUv4m
>宇宙空間でも生き残れて、MSが全壊するような攻撃を受けても生き残れるんだから。

ヤキン戦でガンガン撃たれていた名も無きMSパイロットが全員生き残っていたら、ねえ。
人的被害皆無の戦争って物語にナラネ。
322名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:59:17 ID:3bXYnY5y
種のエロ画像板ってないっすか?
323黄昏の…:04/10/17 22:55:14 ID:1hngvbWs
>>319
セーフティシャッターの件、当時は意味不明だった。
あの爆発でキラは生きてるし、しかも何故かプラントにいるし。
某ナデシコのボソンジャンプ説を唱える香具師もいたが、
俺も本気で信じてしまいそうだった。特に子供は「?」だったんではなかろうか。
324名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:35:33 ID:9V3UYUoh
ステラ=フレイはマジありえねー。
まだステラ=マユの方がありえる。
325名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:36:29 ID:3l/wA7qx
アストレイ読まないと全部分からんところが気にくわん
326名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:46:50 ID:TB1wkmcJ
下準備の為聞いときたいんだが、シンの一人称は、「僕」? 「俺」?
どうも未だはっきりしない。聞き逃してるだけかもしれんが。
327名無しさん@ピンキー:04/10/18 05:00:28 ID:y5OY0hIY
ルナマリア
328名無しさん@ピンキー:04/10/18 06:29:28 ID:znpq7O82
>>325
アストレイ読んでもまだ大量に分からないのが種
>>326
話によって「俺」だったり、「僕」だったりします。
一貫していないようですが、当の脚本家のなかでは「キュン」で決定してるので問題ありません
329名無しさん@ピンキー:04/10/18 09:54:27 ID:SKAYwdA3
ネタバレ恐いからしばらくこのスレ見られん。
つか兄貴生きてるならナタルン生存キボンヌ。
330名無しさん@ピンキー:04/10/18 10:54:49 ID:tzL+pS9e
>>328
>当の脚本家のなかでは「キュン」で決定してるので問題ありません

「キュン」は三人称だろ!と言いたくなったり。w

英語だったら“I”で済んでしまうんだろうけど、日本語の一人称はその人物の性格で大きく違ってくるからねえ。
331黄昏の…:04/10/19 02:59:16 ID:IFZ7InTc
ちょっと懐かしさに浸るために
第1スレを見てたんだけどさ、
2年前も放送当初は人が少なかったんだ。
でもいつの間にか第11スレにまで成長している。
これはこれで順調…って解釈でいいのかな?
でも2年でつよ、2年。俺の中ではあっという間だった。
人生なんて、そんなもんなのかな。
332名無しさん@ピンキー:04/10/19 03:27:58 ID:4jMYpidl
ルナマリア
333名無しさん@ピンキー:04/10/20 19:27:49 ID:MKYUqviY
保全
334名無しさん@ピンキー:04/10/21 02:29:01 ID:10s1AXMW
ヘタレ副長×メイリンなんていいかも
335名無しさん@ピンキー:04/10/21 07:27:39 ID:I2SUumNo
ステラ=フレイ論
ネオ=フラガ論
があがってるが、虎の前例と決定的に違うのが宇宙空間だってこと。
爆発で生き残っても生身で漂ってたらグロい死に方してるよ。
336名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:03:59 ID:czT6N8aD
ステラはマユという説もあるぞ?
猫耳仮面は…2話見る限りではムウとしか思えないが、種だからなあ。
337名無しさん@ピンキー:04/10/21 11:22:14 ID:VUQDs9tM
>>336
ステラマユ説はアホ過ぎる妄想説だよ。
338名無しさん@ピンキー:04/10/21 11:39:48 ID:Pw5TSZ7U
ステラフレイよりよほどまともだと思う。
339名無しさん@ピンキー:04/10/21 11:55:34 ID:VUQDs9tM
>>338
凄いアホとアホを比べてマシというのはナンセンスだと思う。
340名無しさん@ピンキー:04/10/21 12:26:44 ID:p93drkbl
ネオ=フラガはまだ許すが、ステラ=フレイはなぁ・・・
あれだけ「私の本当の想いがあなたを守るわ」なんて言っといて・・・

ちなみにインタビューではネオについて聞かれて
「監督は、視聴者の期待を(いい意味で)裏切るのが好きですから」ということになってた。
341名無しさん@ピンキー:04/10/21 12:43:23 ID:S6Zvx3py
いい意味で裏切ったことなんてあったっけ。
悪い意味で裏切られたことは何度もあるけど。
最後に期待する希望も持てないくらいには。
342名無しさん@ピンキー:04/10/21 14:05:29 ID:p93drkbl
漏れに言うなw
アニメ誌上だったと思うが、インタビューの回答がそうなっているのだ。
監督本人じゃなく誰か別のスタッフがそう評していた。
343名無しさん@ピンキー:04/10/21 14:07:36 ID:0ciZpIQI
ステラ=マユなら妹と裸で踊ってることになるぞ
344名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:23:17 ID:FxEJLC8S
ステラ=フレイはどうかと・・・・・
もしフレイを生かしとくんだったらパイロットよりバリバリ宣伝として使うだろ。
さらに元からパイロット属性があったならドミニオンのオペレーターなんか
やらせる筈無いし。
つーかポット撃墜されたとき兄貴と違ってあいつ生身だったろ・・・・・。
必死だな・・・・俺。
345名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:29:47 ID:I2SUumNo
レイ×ルナマリア
って少数派ですか?
346名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:27:29 ID:5+kyUWLa
ここは本スレですか?
347名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:40:35 ID:QNo3J6lD
>>346
種&デス種のことを言っているのでれば、まあそうです。
348名無しさん@ピンキー:04/10/21 19:29:16 ID:9+TDaGRw
無理やりステラを誰かとイコールでつなげなくてもいいんじゃない?
Zのフォウ的に造られた人かと思ったんだけど。
349名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:00:31 ID:p93drkbl
でもさ、ナチュラルなんだよ? その中でも急先鋒に属する人間の部隊なんだよ?
DNA操作の産物たるクローンを使うかな〜?
350名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:06:00 ID:QNo3J6lD
青秋桜陣営がクローン利用というのは、まあ確かに主義と矛盾することですね。
351名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:32:58 ID:ndCd8tPu
微妙なスレ違いを感じる
352名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:38:38 ID:LWqE0JKL
コーディネート→人(ナチュラル)じゃなくなる
という風な考え方なら、クローンは大丈夫とか。

というわけで、ザフトの女性パイロットを連中が捕獲しようものなら、
それこそ非人道プレイのオンパレードでしょう。
精液便所、あるいはもっとひどいとか。
353名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:56:53 ID:p93drkbl
いや連中、生体CPUと称して薬漬けのパイロットをこさえるのは前例アリだから、
生身の身体をいじくりまわすのは平気なんだとは思う。
サイボーグとか。

あくまでもタブーなのはDNAいじりとみた。
354名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:21:38 ID:h/CWurjy
ねぇねぇこのスレっていつから考察スレになったの?
355名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:39:46 ID:p93drkbl
投下作品がないときは雑談の一環として考察ネタに走ることもある。
356名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:35:51 ID:FAhbOF+y
SEEDdestinyもこのスレで続けるの
それとも新しいスレ作るの?
357名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:40:59 ID:p93drkbl
>>356
「SEED」の「総合」だから当然。
358名無しさん@ピンキー :04/10/22 00:08:29 ID:jj9QWQG1
>345
少数派かわからんが、漏れは萌えた。
359名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:14:38 ID:SF/IL2Mq
>>345
ルナマリアのCPは今のところシンよりもレイの方が自然。
あと技術スタッフのヴィーノくん(前髪だけ赤く染めてるヤツ)辺りか
360名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:32:39 ID:nEusJ6Es
>>345  ノシ  ここにもいるぜ!!
361名無しさん@ピンキー:04/10/22 02:45:54 ID:NhG3uD1R
やっぱり姉妹丼
362名無しさん@ピンキー:04/10/22 09:25:34 ID:6tk4N0pM
レイやルナマリアってやっぱ途中で機体乗り換えるんだろうか?
シン・アスランの機体が終盤あまりそうだし。
363名無しさん@ピンキー:04/10/22 10:31:39 ID:qG3JAInU
最後までザクで通すとそれはそれで漢だな
364名無しさん@ピンキー:04/10/22 11:55:11 ID:dNP9XYiN
ここでザク2ですよ。
365名無しさん@ピンキー:04/10/22 14:21:57 ID:ndQ7U0aU
ギラドーガっていい機体だよね(スレ違う)
366名無しさん@ピンキー:04/10/22 18:53:46 ID:ylyJLcUz
ステラ=フレイ説は、そうだったら笑えるのにと思っている人が多いという事かな?
事実だったら種最終回のララアもどきのフレイがキラの勝手な妄想だったということになるし。
367黄昏の…:04/10/22 19:22:25 ID:WmmYGb0q
>>364
ザクとは違うのよ、ザクとは!
368名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:21:59 ID:F8SLbuS/
まぁ、終盤になってグフとかドムとかゲルググとか
普通に出しそうだな、福田なら…。
369名無しさん@ピンキー:04/10/23 01:22:28 ID:7AEkA3z9
>>367
それ聞いて思ったんだが明けの砂漠のみなさんって今何してんだろね?
370名無しさん@ピンキー:04/10/23 02:33:02 ID:XYvwErk9
連合相手に自爆テロ スポンサーはオーブ
371名無しさん@ピンキー:04/10/23 04:15:21 ID:L6oFZTSC
ルナマリア
372名無しさん@ピンキー:04/10/23 11:53:24 ID:FinxeGqB
>>371
定期ルナマリア乙
373名無しさん@ピンキー:04/10/23 12:33:46 ID:YES64YRP
>>322
種の絵板なら提供

つ「http://www7.bufsiz.jp/~moromie/page/Gundam.jpg
374名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:11:28 ID:aWp3JGrg
・・・再放送、かな・・・
375名無しさん@ピンキー :04/10/23 18:12:50 ID:U27oerei
⊂⌒~⊃。Д。)⊃バタッ
376名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:13:52 ID:aWp3JGrg
>>375
IDがレイだ。カコイイ!!
377黄昏の…:04/10/23 18:18:26 ID:aOh4NOia
え、えーと、ウチのテレビがおかしいのかな?
いきなり舞台が宇宙から日本に移っちゃったんですケド…。
378名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:18:45 ID:7AEkA3z9
ちぇっ、良いところで…
379名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:23:39 ID:aWp3JGrg
でも真面目な話、洒落にならん規模の地震のようなので。
マグニチュード6クラスの3連発だからな。多分名前つくぞこれ。

被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
アニメはまたやればいいもんね。
380黄昏の…:04/10/23 18:26:28 ID:aOh4NOia
>>379
だねぇ。
深夜粋とかでやればいいし。
もしくはNTTフレッツかDVDの発売まで待てばいい。
でもテレビ放送版とDVD収録版で一部違いが
あります…とかだったら、ちょっと違和感。
381名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:26:58 ID:njAXm8J9
3話目で地震による放送中止か
これからもまともに放送されるのか不安だ
382びく:04/10/23 18:27:43 ID:EYjq5URo
まともな奴がいるのにビクーリ

でもそうだよな。ホントに、災害で人が死ぬのはいやだ
383名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:29:45 ID:9RPXZm6O
>>382
じゃ、戦争アニメなんかもう見るなよ。
384名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:34:08 ID:aWp3JGrg
ま、またかよ・・・さすがに震度は4まで下がったが・・・

とりあえず、CMだけでも放映したTV局の根性にワロタ
385名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:35:36 ID:aWp3JGrg
とか言ってる側からまた・・・本気でヤバいなこれ・・・
386名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:58:44 ID:xHo+YFNH
>>384
つーか、CMはどの会社のものがいつのタイミングに入るか全部社側にチェックされてるし。
387名無しさん@ピンキー:04/10/23 19:00:04 ID:njAXm8J9
そろそろ地震の話題だけのカキコミは別の板で頼む
388名無しさん@ピンキー:04/10/23 19:20:44 ID:6TL4kESz
378 でも考えてみたらハガレンも潰れてスペシャルていう形で2話放送したしもしかしたら
同じような形になるかもしれないよ
あと少しスレ違いの話失礼
389名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:29:14 ID:o2P0rFRw
愛知は放送したみたいだね。
次の週からは1週遅れもなくなり、全国同時放送(゚∀゚)ヤタ!
スペシャルで2話放送されたらアウチだけどな
390名無しさん@ピンキー:04/10/23 22:42:22 ID:FinxeGqB
一週間組は5:30だったから見終わってさあ飯だって時に地震速報だから間一髪と言うべきか










とにもかくにも誰か燃料投下を
391名無しさん@ピンキー:04/10/23 22:59:00 ID:aWp3JGrg
>>390
宇宙では地震はないからオーブで突発的地震に動揺してパニクるアスランをあやすカガリとか?
ラクスとキラの組み合わせでもいいか?
392名無しさん@ピンキー:04/10/23 23:48:47 ID:sjiBlCif
ちと妄想したシンカガでもいいのなら。
393名無しさん@ピンキー:04/10/24 00:53:41 ID:sjOHbiBi
よし来い!
394名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:00:20 ID:oT/qpEjL
是非来てくれ!
395黄昏の…:04/10/24 02:22:41 ID:FYQUKsm4
まだ話の端折りしか考えてないんだけど
シン×ルナマリアって需要あるかな。
デス種のエピソード0みたいな感じで。
もう種は一年くらい書いてないんで
勘を取り戻せるか激しく不安なんだけど…。
396シンカガ:04/10/24 02:54:53 ID:w5OxjXto
黄昏様のシンルナ見たい……
それはさておき、お言葉に甘えてシンカガ投下します。地震の恐怖の中書いたのでおかしいとこあると思います。
また、オープニング見ての妄想文でもあります。
状況も変と思う人もいると思います。
それらが苦手な人はスルーお願いします。
8レスほど失礼します。
397シンカガ:04/10/24 02:55:47 ID:w5OxjXto
忘れるはずもない光景が思い出される。
ついさっきまで、一緒に居たはずの家族が、一瞬で硝煙の中に消えていった。
あいつだ……俺は、あいつに何もかも奪われたんだ……!!
それから、ずっとそれだけを思いながら力を欲して生きてきた。
そして、俺は戦場であの機体を見つけた。
だが、コーディネイターを超えるコーディネイターとでもいうのだろうか。
動きが並みのそれとは違っていた。
襲い掛かったものの、俺にはあいつを倒せなかった……
そして、あいつも俺を殺さなかった。

形見の携帯電話を握りしめながら、シンは一人部屋で泣き崩れていた。
すると、ドアが開いて一人の人間が入ってきた。
「入るぞ」
誰かが部屋に入ってきた事にすら、気付かずに泣き続けるシン。
戦いに負けて泣き崩れるシンを見つめるカガリ。
「お、おい」
「!!」
ふと声をかけると、シンはやっとその人物の存在に気付き、はっとした。
それから、しばし沈黙が部屋の中を支配し、雨音だけが響いた。
「あなたは、カガリ……様?」
涙を袖で拭って、やっとその人物の正体が分かる。
「あ、ああ。お前、泣いてたのか?」
「あ……」
何となく恥ずかしくなって、シンは下を向いてしまうが、すぐに口を開いた。
「何か用ですか? 出来れば、一人にしてほしいんですけど」
「ん、ああ……お前……あの機体に襲い掛かったろう? その事でちょっと聞きたいことがあってな」
「あの機体……くそ……力さえ……力さえあればっ……!!」
398シンカガ:04/10/24 02:56:30 ID:w5OxjXto
「ど、どうしたんだ…? 何か、お前おかしいぞ」
「俺は、あの機体を許さない。言えることはそれだけです」
悔しさがこみ上げて、一瞬我を失ったが、すぐに我に返っては質問に答える。
そんな様子を見せられては、カガリとしても気になってしょうがない。
それに、シンがあの機体を許さないというのならそれは……
「何で、そんなことを?」
「あなたには関係ないでしょう」
「関係あるから聞いてるんだ、あの機体には私の大切な人間が乗っている」
カガリはシンにキラの事を話すと、シンはようやくカガリの意図を理解した。
「あれに乗っている人は、あなたの恋人か何かですか?」
「ばっ……違うよ、でも……同じくらいに大切な、私のたった一人の……」
家族……そう、最後に小さくつぶやくと、シンの表情が一瞬曇った。
「そう、ですか。俺は、あの人にその大切な家族を奪われました。それを聞いたからといって、俺の気持ちは変わりませんよ。俺はあの人を……」
そうか、それでコイツはあんなにキラを……
でも、それで家族が帰ってくるでもない、喜ぶでもない……
「やめろ、そんなことしたって……」
カガリの自分の哀れんだ瞳を見て、自分の全てが見透かされた気がした。
「!! あなたに何が……何がわかるっていうんだ!! 目の前で大切なものが消えていく俺の気持ちが……!!」
激昂するシン。
あの機体への復讐だけを思いながら、生きてきた為、自分の全てを否定されている気がして、ただただ苛立ちが爆発した。
「うわ! ちょっ……! やぁ、やめろ……」
ビリビリッ!!
カガリを部屋のベッドに押し倒して、彼女の着ている服を力任せに引き裂いてゆく。
「結局、力が全てなんだ……!! あなたには、俺の気持ちも、その道理すらも…、わからないんだ!! わからせてやる……それなら、俺を止める理由だって……!!」
399シンカガ:04/10/24 02:57:35 ID:w5OxjXto
「ひっ、や、やめ…!! くっ、いい加減に……!! しろっ、この馬鹿!!」
ぱしっ!
隙を見て、カガリはシンの頬に平手打ちを放った。
当然、コーディネイターの彼にとっては、その抵抗など微々たるものであるが、救いだったのはシンがその瞬間の感情に任せて行動していた事だ。
理性を取り戻したシンの瞳に光が戻り、自分の姿が映し出された。
「はっ……お、俺……は……」
「……」
ようやく我に返り、自らの行為を省みては、罪悪感と自己嫌悪に苛まれる。
カガリから向けられている視線がただただ痛い。
「あ、カガリ、様、俺は……なんて事を……」
「……いいか、私が怒ってるのはそんなことじゃない。お前、自分の気持ちが私にわからないと言ったな?」
「……」
「……わかるよ。私だって……」
彼女にとって忘れられるわけもない。
祖国の為、娘の為、炎に包まれていく父の姿を。
「お前が殺そうとしている奴だって……何度も、大切なものを目の前で失くしていったよ。特に、恋人……だったのかな、目の前で殺されて……」
「そんな……そんなはずは……それでも、俺から全てを奪ったのは……」
「忘れろとは言わない、でも……それが戦争なんだ。誰だって護りたいものの為に戦っているだけなのに、奪い合って……それに……殺したから殺されて、殺されたから殺してって……本当に、それでいいのか?」
「う、うぅ!! うあ……ああぁぁあっ!!」
泣き崩れるシン。そっとカガリは彼を抱き締めた。
シンは言いようもないほどの心地よさと温かさをカガリから感じていた。
憎しみの感情が少しずつ溶かされていくような、そんな気がした。
先ほど、破いてしまった服から露になった胸元がひどく柔らかい。
400シンカガ:04/10/24 02:58:21 ID:w5OxjXto
すまないと思っている、許される事でもないかもしれない、でも今はこの心地よさを長く感じていたいと、シンは思っていた。
「……なぁ」
「……?」
シンを抱き締めたまま、カガリは不意に口を開いた。
「その……続き、しなくて、いいのか……?」
「えっ!?」
(ゴメン……アスラン。どうしても、私はコイツを放っておけないんだ……何だかあの頃のアイツに似ていて……)
力を求めているところとか、泣くところとか、護れないことを悔やむところとか…
「でも、なんでっ……」
「か、勘違いするなよ! 泣いている奴には、優しくって……そういう事なんだからな!」
キラもこんな状況だった時、間違いだとわかっていても、フレイの存在があの時は救いだったはず。
カガリはその代わりをするわけじゃないけど、こうすることでシンが少しでも助かるのなら、彼がキラへの憎しみを拭い去れるならと、そう思った故の行動だった。
「んん……」
シンの首に腕を絡めて、唇を重ねる。
その唇の柔らかさと温かさに、シンは酔いしれた。
しかし、それだけではなく、カガリは彼の口腔内に舌を突き入れ、彼の舌と絡ませていった。
歯茎をなぞり、口腔内を優しく嬲るように舌を動かす。
突然の行為の変化にシンはただただ目を見開いた。
カガリもそれに気付いたのか、少し恥ずかしくなって唇をぷはっ、と離した。
シンはもっとその甘美な感覚に酔っていたかったのだろう、少し残念そうな表情を浮かべている。
「……こういうの、初めてか?」
「え……あ、はい」
401シンカガ:04/10/24 02:59:19 ID:w5OxjXto
「……そっか」
カガリはそれだけ聞くと、先ほどシンに引き裂かれ、半ばぼろぼろになった服を脱いだ。
美しい裸体が露になっていくが、服を引き裂いた際に、彼女の体に若干爪跡を残していた。
彼女の白く、細かな肌により、その赤みは目立ってしまう。
その跡を見る度に、罪悪感に苛まれてはシンの心はひどく痛んだ。
「あの、すみません……俺が、あんなことをしたから……」
「バカ…そんなことは気にしなくていいんだ」
「でも……あの、すごく綺麗な身体なのに……」
シンの言葉に、カガリは顔をカアッと赤く染めた。
一国を代表する首長としての表情ではなく、少女としての表情が垣間見えた。
シンはそんな彼女の様子にも、目を奪われた。
「と、とにかく! お前も……その、服を脱げ!」
「あ、はい……」
シンは促されるままに服を脱ぎ捨てていく。
男性にしては線の細い身体が現れて、カガリも思わず目を見開いてしまう。
「あの、これでいいですか?」
「あ、ああ……じゃあ、お前がベッドに寝そべってくれ」
「はい、何だか、カガリ様……男性みたいです」
「お前! その言葉はどういう意味だ!」
「い……いや、口調とか、リードの仕方…とかの話ですよ、その、怒らないでください」
「まったく……」
頬を膨らませながら、カガリは寝そべったシンの身体の上に跨る。
「そんなに怒るって事は、結構言われるんですか?」
「……殴るぞ」
話題をぶりかえすシンに、カガリはちょっと怒った表情を見せると、シンはくくっと少し笑った。
ふっ、とカガリも少しだけ微笑み返し、直立したシンのものの上に身体を移動させる。
「じゃあ、いくぞ」
402シンカガ:04/10/24 02:59:56 ID:w5OxjXto
「は、はい」
「んっ……」
カガリがゆっくりとシンの肉棒を受け入れていく。
少しずつ、先から根元に向かって温かいぬるぬるした感触が広がっていく。
初めて感じる女性の感覚に、シンは言いようもないくらい興奮していた。
「はぁっ……はぁ……どう、だ……? んっ……」
「うぁ……その、カガリ……さまの中……すごく、あったかくって、柔らかくって……」
「そ、そう、か……んっ……お前のが、中でビクビクしてるのが、分かる……熱い…」
二人の吐息が激しくなり、カガリがシンの下腹部に両手を置いて、ゆっくりと動き始めた。
くちゅ、くちゅ……
聞いたこともないような淫音が耳に響いて、快楽を増幅させる。
彼女が自分の上で動くたびに、形のいい若い乳房がぷるぷると動いていた。
「んっ! はぁ……あぁぁ……」
「うぅ、くっ!」
シンはそんな扇情的な情景に促され、とうとう自らも腰を動かし、カガリを突き上げ始めた。
その瞬間、一定の動きをしていたカガリの身体が、自分の身体の上で弓なりに曲がり、膣内もまた、激しく蠢動した。
(カガリ様も俺が動いたほうが気持ちいいんだ)
「ば、ばか! お前は、動く……なっ……ひぁっ! だ、だめ! あああぁぁっ!!」
「はぁっ、カガリ様も……気持ちいいんでしょう? それに……俺、もうカガリ様が気持ちよすぎて……止まりません…」
ぎゅっ、とカガリの細い腰を掴み、突き上げる力を強める。
ぐりぐりと敏感な身体の奥を抉られ、カガリは首を仰け反らせて、口を大きく開きながら快楽に耐えた。
先ほどまで握っていた主導権が完全になくなり、今はただ与えられる快楽に耐えるのみ。
そして、彼女が耐えれば耐えるほど、膣壁の締め付けと吸い付きが強まり、シンは絡みつくような感覚に、何度も射精してしまいそうになる。
403シンカガ:04/10/24 03:00:35 ID:w5OxjXto
しかし、少しでもこの快楽を長く味わっていたい。
そのためには、少しでも多く、長くカガリを突き上げることしかできなかった。
「ああうっ! や、やああぁぁっ……、ふあ、あああっ!!」
「カガリ……さ、まっ……」
シンの動きがさらに激しくなっていくと、当然それに比例してカガリの蠢動も激しくなっていった。
もう、この快楽を味わっていられる時間も少なくなってきたようだ。
「カガリ様……俺、もうっ……」
「うあっ! あぁっ……いい……この、まま……出して……」
「……っ……出ます……う、うぁっ……!」
シンが最後の一突きを最奥部に打ち付けると、そのまま、ぶるんと肉棒を震わせ、大量の白濁液を胎内に射出した。
「!!! あっ!! ああ……ひあぁぁぁああっ!! あつ、いっ……! んんんんあぁぁあああああっ!!」
カガリの身体が自分の限界とともに、ビクンビクンと大きく痙攣し、そのままシンの体の上に倒れこんだ。
二人とも肩で息をしては、その快楽と温かさの余韻を味わっていた。
そのまま二人は、繋がったままその夜眠りについてしまったらしい。

404シンカガ:04/10/24 03:01:12 ID:w5OxjXto
翌朝……
「一つ、言い忘れてた事がある」
「?」
「大切なものを奪われて殺しあったとしても……いつか、必ず分かり合える時がくるよ」
(そうだろ……? キラ、アスラン……)
「……正直、俺にはまだよく分かりません。憎しみが消えたわけでもありません」
「すぐに理解できることでもないと思う。私も、そうだったから……」
「けど、一つだけ分かったことがあります。あなたは暖かかった。そして、そんなあなたの大切な家族と言うのなら……」
「……シン」
「……俺、もう少し考えてみます」
カガリはその言葉を聴いて、背中を向けているシンにはにかんだ。
「そっか。まぁ、家族を奪われる悲しみを知ってるなら、私にまた同じ思いをさせないでくれよな」
「……保障はできませんよ」
シンも、カガリに振り返って微笑んだ。
「カガリ、様」
「なんだ?」
「あの、ありがとう、ございました……」
カガリは返事はせずに、微笑を返したが、シンは彼女の様子を見ることなく、部屋を後にする。
もう、大丈夫だろう。
彼もまた、かつてのアスランのようにキラと手を取り合う日がくるのだろうか。
カガリは、んっ、と伸びをして、窓を開けた。
「今日は……晴れそうだな」
405シンカガ:04/10/24 03:03:39 ID:w5OxjXto
つーわけで終わりです。
久々に書いたので、改行のコツとか忘れてしまった。
でもって、放送し直すみたいで一安心。
それでは妄想文失礼しました。
406黄昏の…:04/10/24 10:56:32 ID:1fPWd8FR
シンカガ氏、乙。
シン×カガリってまた意外なカプやね。
俺もシン×ルナマリア書いたんで、試験的に投下。
これ、復帰作ってことになるんだろうか…。


「おつかれ、ルナマリア」
「あいあい、あつかれ〜」
 今日の模擬訓練課程はこれで修了。
休戦してから2年が経過したとは言え、まだ地球との緊張が解けていた訳ではない。
 いつ戦時下に戻るか知れない…ザフトは前以上に、MSの増産とパイロットの育成に励んでいた。

「お姉ちゃん!」
「あらら、メイリンもオペレート実習終わり?」
 MSシミュレート室から退室して夕食でも食べに行こうとしていたルナマリアと
オペレート室で研修していたメイリン…ホーク姉妹はこの日、半日ぶりに廊下で顔を合わせた。
「どう、頑張ってる?」
「うん。ちょっと難しい用語も多いけどね」
 テヘヘと頭をかきながらメイリンが笑う。我が妹ながら気丈なものだ、とは姉のルナマリアの弁。
本来ならば戦争などとは無縁で、平和な生活を送っていたはずなのに…まさかザフトに来るなんて。
「お姉ちゃんは?」
「えっ、私?」
「色々とお姉ちゃんの噂、聞くもん。
お姉ちゃんが動かすザクは3倍速い、とかザフトの赤い彗星って呼ばれてる、とか」
「ん〜、3倍は言い過ぎかな。2倍くらい? あと、彗星じゃなくて流星よ。赤い流星」
 どっちもそんなに変わらないよぉ、と妹が突っ込むものの、臆することなく続ける姉。
夕食に向かう前に、今日はどうしても確かめなければならないことがある。時間が惜しい。
407黄昏の…:04/10/24 10:58:18 ID:1fPWd8FR
「それよりさ、シン見なかった?」
「シン? さぁ…インパルスのパイロット候補生は、まだ事前チェックしてると思うケド」
「そ。じゃあ自分で会いに行った方が早いかな」
 明日は模擬シミュレートを使用した、インパルスの適正試験がある。
パイロット候補生のシンも無論、インパルスの搭乗に熱を入れているはずなのだが…。
「多分、今日帰り遅くなると思うから、部屋のロックはちゃんとしといてね」
「え〜、また1人で寝なきゃ駄目なの〜?」
「いつまでも子供みたいなコト言わないの。んじゃ」
 小走りでヒラヒラとスカートを躍らせる姉を見送り、ハァとため息をつくメイリン。
大変誇らしい姉だが最近は時間外外泊やらOSの無断改造など、やることが派手になってきた気がする。
「…みかんジュースでも飲んで寝よう」

 インパルス格納庫。
もうチェックは終了らしく、候補生やメカニック達も引き上げてしまっていた。
 が、そんな誰もいないはずの格納庫でインパルスの足元に佇む少年が1人。
「俺が、俺がインパルスを一番うまく使えるんだ…」
 悲哀にも似た表情を浮かべた少年の呟きが、格納庫に響く。
自分が乗る運命にあるであろうMSに問いかけることでしか、自己を保てない脆さ。
「なのに何で…何で、お前は俺を受け入れてくれない…?」
 この2年間、ただ復讐のためだけに生きてきた。
自分の目の前で家族を奪った、白いMS・フリーダムの操縦者を見つけ出し、購わせるために。
 そのためにどれだけの苦渋を味わったか…まさに筆舌に尽くしがたい。
「なぁ、何で俺じゃ駄目なんだ…?」
「ぼうやだからよ」
「なッ…」
 誰もいないと思っていたはずの格納庫に響く、もう1つの声。
ルナマリア・ホークだった。またアイツに恥ずかしいところを見られてしまうとは…。
「やっぱここか。シンってば行動がワンパターンなんだから」
「…ルナマリアに言われたくない」
「試験、明日だよ? こんなところでMSと話してる暇あるの?」
408黄昏の…:04/10/24 10:59:13 ID:1fPWd8FR
「……」
「何かあった?」
「…ドクターに言われた」
 ドクター…ああ、きっとチェックの一環の健康査定のことか。
でもシンとてコーディネーターのはず。一体、何を言われる? 風邪でもひいているのだろうか。
「俺はMSを操縦することに対して、恐怖心があるんだってさ。
操縦中の精神状態が不安定だから…MS乗りには向いてないって、そう言われた」
 ルナマリアの顔を俯き加減に仰ぎながら、シンが苦言を漏らす。
誰もが憧れるエースの証たる赤服の裾は乱れ、明らかに荒れている様子だった。
「でも、今まで何とも無かったんじゃ…」
「ザクなら何とも無いんだ! 
でも、インパルスを動かそうとすると…あの白いMSを思い出して…」
 白いMS。シンの家族を殺したという、MSのことか。
あのプラントの歌姫ラクス・クラインが第三勢力に譲渡したと言う機体、フリーダム。
 先の宇宙戦で兄弟機のジャスティスと共に失われたと聞いているが…。
「そうだよ、俺は怖いんだ。
インパルスに乗ると…あの日の光景が勝手に頭に浮かぶんだ!
考えない様にしてても、勝手に頭の中で再生される! みんなが、みんなが殺された瞬間が!」
 わなわなと震えるシン。そう、彼は時折、発作的にこういう症状に陥ることがある。
家族を殺された憎しみは、確かに彼をエースパイロットにまで成長させた反面、
その心に恐怖心を植えつけた。白いMSに対する恐怖…これだけは、どうしようも無いこと。
「俺がインパルスを受け入れられない様に、インパルスも俺を受け入れてくれない…」
「シン…もう部屋、帰ろ?」
「でも、俺…」
「今日は一緒に居てあげるから」
「…ごめん」
 シンに初めてあった日のことは、今でも覚えている。
何も失うものが無い様な、殺伐とした眼をしていた彼。その彼が頼れるのは今、ルナマリアしかいない。
409黄昏の…:04/10/24 11:00:19 ID:1fPWd8FR
「相変わらず、寂しい部屋」
「…」
 ロックを解き、シンの部屋に入るルナマリア。
いつもお邪魔している部屋だが、本当に寂しい空間だった。個人の趣味など皆無である。
「わざわざ1人部屋になる必要があったの?」
「…迷惑がかかるから」
 シンは時々、悪夢に魘される。言うまでもなく、それは白いMSの夢。
その夢を見るたびに、頭痛やら吐き気からがしてどうにも堪らない気分になる。 
その夢を見るたびに、自分の中の白いMSへの憎悪が膨らんでゆくのが判る。
「ご飯、食べた?」
「…食べたくない」
 赤服を放り投げ、力無くベッドに座り込むシン、ルナマリアも続いて寄り添う。
本来ならばこんな弱々しい男は嫌いな彼女だが、何故かシンを放っておくことができなかった。
「シン…」
 今この瞬間だって、彼は迷子なのだろう。
きっと家族を失ったというその日から、彼は迷子になってしまったのだ。
 重ねた手が震えているのが判る。彼にとっては、自分も畏怖の対象なのか。
「エースなのにな、俺」
「エースだって、人間だもの」
 ナチュラルとかコーディネーターとか関係なしに、人間。人間ならば、誰しも恐怖する。
現にルナマリアとて勝気な性格を地で行っているつもりだが、怖い時はやはり怖い、と自覚している。
「シンは、私も怖い?」
「ルナマリアは…怖くない」
 少し力を込めて、ぎゅっとシンが重ねた手を握り返してくる。震えは…まだ止まっていない。
「俺、ルナマリアに迷惑かけてばかりで…」
「迷惑だなんて、思ってないよ」
 頬に添えられる手…女性特有の綺麗な指だった。皮膚を通して体温が伝わってくる。
「シンに出来ることをやればいい。私はそう思うから」
 触れた唇の心地よさ。彼女と共に居る時だけは…ほんの少しだけ、あの日を忘れることができる。
ルナマリアの桜色の唇は啄ばむにはちょうどよい形をしていて、それでいてとても優しかった。
410黄昏の…:04/10/24 11:03:02 ID:1fPWd8FR
ちょっと用事があるんでここで止めまつ。
実質まだ2話しか放送されてないんで
シンもルナマリアも変な感じだけど堪忍してつかぁさい。
でも砂漠編キラの劣化コピーになりそうでイヤン。
411名無しさん@ピンキー:04/10/24 11:45:45 ID:D0OWSEsH
神が2人もきてる!職人さんが2人ほぼ同時にくるなんていついらいだろう?
何にしても職人さん乙です。
412名無しさん@ピンキー:04/10/24 14:54:32 ID:luRofU1X
ミネルバに合流してメイリンを食っちまうキラが見たい。

「僕はコーディーでもナチュでも食っちまう男なんだよ」
「いや〜やめて〜!あぁ・・いけません」
413名無しさん@ピンキー:04/10/25 02:23:51 ID:R3y3bS0y
材料が少ないのでエンディングテーマの2番を投下してみます。
知りたくない人は見ないでください。
              
                |
                ↓

414リーズン 2番:04/10/25 02:25:04 ID:R3y3bS0y
君が居ない日々に ずっと立ち止まった
でも 歩き出してる

君と分かち合った この偶然にも意味が
そう 必ずあった

それぞれの夢を叶えて まためぐりあう時
偶然は 運命になる

破れた約束さえも 誓いにかえたなら
あの場所で 出逢う時 あの頃の 2人になれるから

優しさに似ている 懐かしい面影
目を閉じて みえるから 手を触れず あることを知るから


??り 逸れて 答えが 何も見えなくても
君にあう その為に 重ねてく
今日という真実

※あとは、1番後半の「遠く離れてる〜」を繰り返してる。
※PHASE-03 「予兆の砲火」再放送は、今日10月25日(月曜日)深夜2:56〜かは、不明。
415名無しさん@ピンキー:04/10/25 14:43:03 ID:RxlicnlC
第三話は30日土曜日18時からだそうな。
17時半放送地域は休止。
416名無しさん@ピンキー:04/10/25 15:03:24 ID:z4aBzzmB
これね。
2004/10/25 第3話の放送に関して
 
新潟県中越地震の影響で放送を中断いたしました第3話に関しましては、10月30日土曜日午後6時より改めて放送いたします。
※なお、毎週土曜日午後5時30分放送の7局(SBC・長野、MRO・石川、SBS・静岡、CBC・愛知他、RSK・岡山他、RCC・広島、MBC・鹿児島)は10月30日土曜日の放送は休止となり、11月6日土曜日午後5時30分より第3話を放送いたします。
何卒ご了承ください。
ttp://www.gundam-seed-d.net/
417名無しさん@ピンキー:04/10/25 15:22:24 ID:KdiZSDB3
なんでわざわざ1週遅れにするんだ!? 
せっかく同時になったと喜んでいたのに!
418名無しさん@ピンキー:04/10/25 15:31:11 ID:wWHD6zPE
契約でいろいろあるのでしょうな。>一週遅れ
419名無しさん@ピンキー:04/10/25 18:23:06 ID:LK1VSuKT
まぁ、地震などの天災の時は仕方ないでつよ
それより、地震が1日も早く安定してくれる事を望みます
420名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:57:11 ID:8SZN6oe4
デス種も投下され始めてうれしいですね。
自分も構想練ってるんだけど、
レイルナって需要あります?
421名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:05:33 ID:AlwLn5il
>>420
需要は大有りにありますが、まだキャラの色付けがはっきりしてないから
少々時期尚早ではないかとも愚考いたしまする。
422黄昏の…:04/10/25 22:58:00 ID:FFTa9JCC
>>421
確かに、まだ2話と3話のちょっとだしね…。
それを補うのが妄想力なんだけれど、
一体どういう妄想をすれば良いのかもまだ不鮮明だし…。
423名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:16:06 ID:M5duXw6G
メリオル・ピスティスとカナード特務兵のエロキボン・・・
っても、無理だろな。世間はデス種一色だし・・・
424名無しさん@ピンキー:04/10/26 18:52:35 ID:f/VJ2QZO
シホ×イザークのエロ小説を希望。
425名無しさん@ピンキー:04/10/26 19:31:02 ID:fkj/d/0J
>>420
いずれ絶対読みたいので、時期を見計らって投下ヨロシコ
426名無しさん@ピンキー:04/10/26 20:49:43 ID:8een65UR
>>424
俺もちょっと読みたいかも…
427黄昏の…:04/10/26 23:10:50 ID:DEvo/md4
>>420
ぜひ希望しまつ。OPでも2人、仲良さそうだしね。
>>424
そう言えば前に書いてたイザシホ、未完のままだった…どうしよう…。
短いけど>>409の続き書いたんで、時間のある人ドゾー。

「ちょ…ルナマリア…?」
「いいから」
 長いキスの次に来るもの、それは暖かい抱擁。
時々、たまらなく自分が孤独に思える時がある。家族を失って文字通り天涯孤独となったシンに
とって、それは形容し難い苦痛に他ならなかった。誰かに傍に居て欲しいという渇望感が、ひどく疼く。
「寂しいなら、そう言えばいいのに」
「でも」
「シンに文句なんて言わない。私が言わせない」
 背中に添えられたルナマリアの両の腕が、ぎゅうとシンを圧迫する。
苦痛はない。寧ろ、これくらいでないと安心できない。自分の存在が定まらないのが、とても怖い。
「シン?」
「俺、誰かに傍に居て欲しい…それだけなのに…」
 珍しく、シンが抱き返してきた。でも敢えてその表情は見ない。
確かに、彼はMSのパイロットに向いている…とは一概に言える存在ではないだろう。
 2年前まで民間人であったし、何より家族を眼の前で失ったトラウマを未だに引きずっている。
彼には言いにくいが、やはりインパルスのパイロットはレイが妥当なのかもしれない。かもしれないが…。
「こら。泣くな、男の子」
「わっ」
 まるで年下の弟と接する様に、ルナマリアがシンをあやす。
指で涙を拭ってやり、その頬をぺちぺちと平手で軽く突付くと、恥ずかしそうに俯くシンが居た。
「男は涙を我慢した回数だけ強くなるの。判る?」
「…根性論じゃん」
「でもこのままじゃ、アンタはインパルスに受け入れられない」
「それは…」
 口篭る。反論できない。彼女が正しいから。自分が弱いから、インパルスは自分を受け入れてくれない。
428黄昏の…:04/10/26 23:12:08 ID:DEvo/md4
「俺は…」
「そんなんだから、シンはいつまでも“ぼうや”なの」
 しょうがないなぁ…と毒づきながら、ルナマリアがシンのシャツに手をかける。
指先を肌の上で躍らせると、その部分の熱量が増してゆくのを直に感じることができた。
 普段は意地っ張りで寡黙なシンが、今だけは自分を頼ってくれている…そう思うととても嬉しい。
別に彼をどうこうしよう、という訳ではない。ただ、もしルナマリアに母性本能の様なものが
あるのなら、きっとそういうものが作用して今の彼女を形成しているのは明白だった。
「あ、やっぱりこの前の残ってる」
「ル、ルナマリア?」
 シンの上半身を剥き出しにし、幾日か前に彼と体を重ねた記憶を手繰るルナマリア。
あの時は気持ちよすぎて、彼の身体に何回か爪をつき立ててしまった…これはちょっと反省。。
「今日は痛くしないでね。私も痛くしないから」
「えっ、わっ!?」
「…シンって、こうされるのが好きだよね」
「あっ…ぅ」
 有無を言わさず、強引にベッドに押し倒されてしまう。
更に首の辺りに、ざらりとした生暖かい違和感。ルナマリアの舌が這っていた。
 時折、唇を寄せて音を立てて吸い付き、刻印を刻んでゆく工程は…傍から見ても淫らだと思う。
「んっ…ぅ…」
「あっ、ぁ…!」
 男女の交わりについて、ルナマリアはどうか知らないがシンはほぼ無知に等しかった。
こういう場合にどういう反応をすればいいのか全然判らない。本能のまま、口から吐息を漏らすのみ。
 そんなシンの反応がとても初々しく、当のルナマリアもその行為が徐々に熱っぽくなってゆく…。
「シ、シン? 交代しよっか」
「こ、交代?」
「私だけ楽しくても意味無いでしょ」
 湿り気を帯びたシンの鎖骨から舌を離し、自嘲気味にルナマリアが笑った。
そろそろ、こちらも欲情してきたかもしれない。シンに抱かれたいという欲求が沸いてくるのが判る。
429黄昏の…:04/10/26 23:14:07 ID:DEvo/md4
「え、えと…」
「もう何回もやってるのに…まだ慣れないの?」
 体勢を交代、今度はルナマリアがシンの下に回る番。
覚束ない手つきで服を脱がしてくれるシンの困った顔が何とも言えず、何度も笑うのを堪えた。
「俺、この前ルナマリアに酷いこと…」
「あ、あれは私もちょっと調子に乗ってたし…ぜ、全然気にしてないから」
 申し訳なさそうな表情を浮かべるシンに対し、ルナマリアも謝罪の意を見せる。
前回、身体を重ねた時にちょっとシンがルナマリアを強引に愛したことを言っているのだろう。
 彼女に傍に居て欲しいという強すぎる欲求が裏目に出た結果だった。
以来、シンはルナマリアに負い目を感じたのか…今日の今日まで彼女を無意識に避けていた気もする。
「あ、でも」
「でも?」
「…ちょっと寂しかった、かな。ア、アハハ」
 別に自分達は付き合っている訳ではない。単なる同僚。仲間。戦友。その程度の関係のはず。
でもいつからだろう。心を埋めるパズルのピースを、互いが持ち合わせていたことに気づいたのは。
 シンはルナマリアを、ルナマリアはシンを、それぞれ必要としていたことに気づいたのは。
「私ね」
「?」
「シンがここに来たのは、偶然じゃないと思う」
「どうしてさ」
「色んな要因とか運命みたいなものが重なりあって、私達は出会ったんだって…変、かな」
「……」
 確かに、確かにそうかもしれない。
あんなことが無ければ、自分は宇宙に来ることもなかっただろうし、MSの操縦なんてとても…。
「シン?」
「俺、こっちに来て…ルナマリアに会えて、良かった」
 憂いを帯びた眼で、シンが呟く。繋がれた手から、ひしひしと伝わる、彼の熱情。応えは一つしかなかった。
「私も…シンに会えて良かった、って思ってる。誰かと一緒に居て、こんな気持ちになったの初めてだし…」
 言葉だけでは足りない想い。だから、キスは想いの証。闇の中で震える貴方は、私が守ってみせるから。
430黄昏の…:04/10/26 23:16:09 ID:DEvo/md4
まだ勘を取り戻せなくて…今夜はこの辺でご勘弁をば…。
でもこれじゃ、シンルナじゃなくてルナシンになってる…ディス。
431名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:35:10 ID:vDpobCPe
432名無しさん@ピンキー:04/10/27 02:32:48 ID:Lruzgpjv
>>430
海老フライの俺が言うのもなんだがシンルナ良かったよ。
    ∧∧,..,、、.,、,、、..,_       /i
   ;'゚Д゚、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
   '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄     
    `"∪∪''`゙ ∪∪´´
433名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:02:21 ID:5uR70rlm
保全
434名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:52:09 ID:f7wNHozt
まだ前戯がスタートしたばっかですが、うぶなシンをリードする月に萌えてます
435名無しさん@ピンキー:04/10/28 11:02:05 ID:TP0/eV4v
シンルナもいいですね〜
Destinyも、これからどんどん増えていくといいなぁ
436黄昏の…:04/10/29 00:18:33 ID:6HuqaxiJ
>>432 >>434-435
応援アリガトウェーイ。最近書いてなかったから、不安だったディス。
でもそれ以前にまだ本編が進んでないんで、イメージと違ったら申し訳ない。
>>429の続きドゾー。

 絡めた指を解き、眼前の白い胸に手を伸ばす。
同年代の女性と比べると平均的かもしれないが、引き締まった体のおかげか標準よりも大きい気がする。
 感触は手に馴染むように軟らかく、それでいて繊細な感じがした。まだ自分が不慣れ故の感覚なのか。
「ルナマリア…」
「あぅ…ぅん…」
 手を動かすにつれ、ルナマリアの顔が紅潮してゆくのが暗がりの中でも判る。
彼女とて最近までは男を知らなかったのだから当然と言えば当然の反応かもしれない。
 だがシンにはその反応の意味が、まだよく理解できないでいる。
「い、痛かったかな…?」
「バカ。だったらこんな声、出さないよ…」
 やんわりと触れているつもりなのだが、力加減が難しい。
優しく触れるべきなのか、それともちょっと力を込めて触れるべきなのか…この辺が“ぼうや”たる所以か。
「乱暴しないなら…シンの好きにしていい…」
「う、うん」
 優しい彼女に、罪悪感を感じる。
先日の交わりでは感情的になってしまい、彼女を少し乱暴に抱いてしまったからだ。
 終わった後、ルナマリアは笑って誤魔化していたけれど、やはり痛かったのだと思う…。
「もう、あんなことしない…」
「っ…ぅ…」
 シンの髪が胸にぱさりと掛かる。
先刻自分がそうした様に、今度は彼の舌が自分の身体を這う番だった。
 子供みたいに夢中で胸を貪る彼は外見に違わず、とても幼く、そして儚く見えた。
「シン…っ、子供、みたい…」 
「はっ、はぁ…」
 夢中で胸に吸い付くシンに、ルナマリアが慈愛の表情を浮かべる。
身体に熱い刻印が刻まれる度、彼を身近に感じられる。それがとても嬉しかった。
437黄昏の…:04/10/29 00:19:14 ID:6HuqaxiJ
「シン、そろそろ…いいよ?」
 顔を赤らめつつ、ルナマリアがシンを制す。
彼の手を取り、胸よりも下…下腹部の方へと持ってゆく。まだスカートは脱いでいない。
 遠慮がちに手を強張らせる彼にもどかしさを感じ、強引にスカートの中に導くと…。
「…」
「…ね?」
 指先から水音が微かに聞こえた。
ぎゅっと握られた手に更に力がこもる。ルナマリアは何も言わなかったけれど、
その顔が何をして欲しいか、十分に物語っている…ようやく、シンにもそれらが判ってきた。
「じゃ、じゃあ…」
「んっ…あっ…」
 下着越しに、シンの指がルナマリアの敏感な部分をなぞる。
慎重にゆっくりと指の腹で押しながら、濡れた下着を掻き分けて、内部に指を滑らせていく。
「あっ、あ…はぁ…!」
「ルナマリア…」
 熱い。指の先からルナマリアの膣内の温度を感じる。
すでに一連の行為で彼女は感じやすくなっているし、溢れる愛液がそれを証明していた。
 怖がらせないように、静かに指を押し進めて、膣内の温度を感じるシン。
時折、切なげな声を発するあたり、勝気な彼女もやはり女性なのだと思わされてしまう。
「うわ…すご…」
 もういいだろうと指を引き抜いて見やると、とろりと愛液が零れ落ちた。
指だけに止まらず、腕にも伝わって落ちてきそう…自分以上に、ルナマリアは感じているのだろうか。
「ルナマリア…見てよ、コレ」
「やだ、そんなの…見せないで…」
 自分が出したもの、と判っているだけに始末が悪い。
ここに来て、ルナマリアは急に羞恥心、という感情を思い出した。
 ちょっとした達成感からかシンは微笑を浮かべているが、こちらはそれどころではない。
「ルナマリアが出したんだから、見てよ」
「うぅ、もぉ…」
438黄昏の…:04/10/29 00:20:20 ID:6HuqaxiJ
 差し出されたシンの指先に滴る、自分が出したもの。
まじまじと見つめるにつれ、胸の奥から湧き出してくる恥ずかしさ。
 確かにシンとこういうことをするのは嬉しいけれど、こういうものを見せる彼は嫌いだ。
「舐めたこと…ある?」
「えっ、えっ?」
「俺はルナマリアの舐めたことあるけど、ルナマリアは自分で舐めたこと…ある?」
「あ、あるワケ…ないじゃない!」
 何を言い出すのだろう、この子は。
そう思っている間にも、ぽたりと雫が胸に滴り落ちてきた。
「ルナマリアが舐めるところ…見たい」
「で、でも、それって…」
「俺もやったんだし…ルナマリアもやってよ」
「うっ…し、仕方ないなぁ、もう…」
 唇をなぞった後、口内に彼の指先が入ってくる。
同時に、舌を通じて喉の奥に流れてくる、これまでに味わったことのないようなもの。
 少し吐き気がしたけれど、シンの手前、そんな素振りは見せられない。
舌先がシンの指先に付着したものを舐めとるのに時間はかからなかったけれど、やはり恥ずかしかった。
「んっ、んぁ…ほ、ほら、終わったよ」
「ねぇ、どんな味?」
「女の子にそんなコト、聞かないでよ…」
 やや調子が出てきたのか、先程と違い、シンは明るかった。
それに比べて自分はどうだろう…彼を慰めるはずが、いつの間にか立場が逆になってやしないか?
「あ、その、そんなつもりじゃなかったんだけど…ゴメン」
「…いいよ、気にしてないから」
 まだ唇の周りに残っていた愛液を舐めとり、ルナマリアが小さく笑う。
「やっと元気、出てきたね…シン」
「あ…」
 ニーソックスを履いたままのすらりとした脚が、今度はシンの敏感な部分に触れた。
439黄昏の…:04/10/29 00:22:55 ID:6HuqaxiJ
「挿れたい?」
「ルナマリアは…?」
「…察してよ」
「う、判った…」
 ベルトに手をかけ始めるシンを眺めながら、ルナマリアは思う。
彼は不器用な人間なのだと。家族を失って以来、愛情に飢えているのは明らかだった。
 自虐的に自分を戒める彼を見ていると、ルナマリアの母性とも言うべき感情は
とても大きく揺さぶられる…そんな気がした。彼は放っておけない。
 戦友としても、同じコーディネーターとしても、一時でも想いを通じ合う存在としても。
「い、いいかな…?」
「いいよ。シン…来て…」
 彼の首に手を回し、迎え入れる準備を整える。
次の瞬間には自分の中に異物が挿入されるという、少しの不安の喜びを抱えながら。
「じゃ…いくよ…」
「あっ…っ…んっ、んぅ…!」
 何度やっても、これだけは慣れない。
もう愛液で潤滑は良くなっているはずなのに、彼自身を受け入れる時に一定の苦痛が伴うのだ。
 例え彼をいくら愛しても、この痛みだけは消せない気がする。それが女の性なのかもしれない。
「痛い、かな? 俺、この前みたいにルナマリアのこと、痛がらせてる…?」
「だい…じょぶ。私…っ…頑丈…ぁ…だから…」
 それでも涙声は禁じえず、勝手に涙が溢れてきてしまう。嬉し涙か、痛みによる涙か…自分でも判らない。
「ルナマリア…っ…熱い…」
「シン…!」
 彼の腰の動きが段々と激しくなると共に、ルナマリアの感覚も曖昧になってきた。
痛いのか、それとも気持ちいいのか…多分、今は後者。痛みの中にも、どこかで悦んでいる自分が居る。
「シンのこと、すごい…感じられる…!」
 頭の中を駆け巡る彼への想い。孤独な彼が今、自分と繋がっている。
照れ臭い気もするし、反面とても嬉しい気もする。彼も自分と同じ想いでいてほしいと…切に祈りたい。
440黄昏の…:04/10/29 00:23:37 ID:6HuqaxiJ
「シン…気持ちいい…?」
「う、うん…前より、すごい…」
 子宮口に触れられる度に、シンの首に爪を突き立てそうになってしまう。
それに繋がった部分から聞こえてくる卑猥な音…これだけでも十分に気がおかしくなりそうだ。
 シンが奥へと進もうとするにつれて、ルナマリアの思考は徐々にとろけてゆく。
「こんなの…っぁ…まだ、数えるくらいしか、ぅ…やって…ないのにぃ…!」
 頭の中がこんがらがってくる。
ルナマリアの中の自信家の顔は、もはや形を為してはいなかった。
 彼を慰めるはずが、いつの間にか自分をも溺れさせている。この行為は愉しくて、危険だ。
「私も…気持ちいい…!」
「じゃ、もうちょっと強くしても、いいかな…?」
「う、うん。シンの…したい様に…して」
 膣内を突く速さが、更に加速した。
求められているのが判ると、不思議と痛みも和らいできたかもしれない。
 誰かに必要とされること、愛されることが、こんなにも気持ちのいいことなのか?
「はっ、あぁっ…ルナマリア…俺、もう…」
 相当我慢していたのか、そろそろシンも限界らしい。
かく言うルナマリアの方も十分に感じていたので、いつイってもおかしくなかったが、
それは彼女の強靭な精神力が許さなかった。飽くまでシンを元気付けるために始めた行為だし、
ここは最後、彼に主導を渡すのが花だろう。自分はシンが悦んでくれれば、それでいいのだから。
「シン…今日は、中に出しても…」
「えっ…?」
 ルナマリアから自身を引き抜こうとしたシンが、驚嘆の声をあげる。
何と彼女が両脚でシンの身体をブロックし、これ以上動けない様に固定してしまったのだ。
「ちょっ、ルナマリア…!?」
「お願い…シンならいいから…このまま…!」
 ルナマリアの眼は真剣だった。
確かにコーディネーター同士の性交による出生率は低下しているものの、それでも妊娠しないとは言い切れない。
 彼女はそれを承知で言っているのだろうか。いずれにせよ、もう止められない…。
441黄昏の…:04/10/29 00:24:30 ID:6HuqaxiJ
「ほ、本当にいいの?」
「いいよ…はっ…シンだってもっと…ぁっ…気持ちよく、なりたいでしょ…?」
 かつてない射精感がシンを襲う。
ここまで淫らかつ綺麗なルナマリアを見たことがなかったこともあるけれど、
その彼女が中に出してもいい…と言ってくれている。痛い程に自身に血液が集まって
彼女を貫き、身体の奥からその中に解き放ちたいという欲求がひしひしと湧き出てくる。
「くぅ…あっ…ああぁぁッ…!!!」
「シン…ッ!!!」
 溜まりに溜めた欲望が、一気に放出された。
どくどくとルナマリアの胎内に注ぎ込まれる己の欲望に、シンは戸惑いつつもある種の達成感を覚える。
出すごとに締め付けられ、まるで腰を持っていかれそう…それ程の快感。
ルナマリアも膣内にぴしゃぴしゃとぶつかる、シンの出したものを感じずにはいられない。
 熱いものが自分を満たしてゆく…今まで外で出させていたけれど、これはクセになりそうだった。
「はっ…はぁっ…んっ…あぁっ…」
「…はぁ。出ちゃったねぇ」
 2人とも放心状態に近かった。
シンもルナマリアも法律上は成人だが、実質はまだ子供。この行為自体、まだまだ不慣れなのだから。
「あ〜ぁ、ベタベタになっちゃた」
 あまりにシンの射精量が多すぎたのか、収まりきれなかった
精液が飛び散ってルナマリアのスカートやニーソックスを汚していた。
 幸い、赤服には付かなかった様だが…またメイリンに内緒でクリーニングに出さないといけない…。
「ふぅ〜。認めたくないねぇ、若さ故の過ちってヤツぁ」
「…後悔してる、とか?」
「ま〜さか。気持ちよかったもん」
 クシャクシャとシンの頭を撫でてやり、久々にルナマリアがお姉さんぶった。
少なくとも自分と一緒に居る間、シンは自分を保つことができるだろう。今はそれで十分。
「シンが寂しい時、いつも一緒だよ。それはインパルスの中でも同じ」
 彼を抱き寄せて胸の中に埋めさせてやると、激しい吐息もいつしか穏やかなものになってゆく。
「どこまで一緒に居られるか判らないけど…私は、シンの傍に居てあげるから」
 シンの返事は無かった。疲れたのか、寝息が聞こえてくる…今はこの沈黙を、彼の返事としておこう。
442黄昏の…:04/10/29 00:25:25 ID:6HuqaxiJ
 後日。
「シン!」
「あ、ルナマリア」
「やったじゃない! インパルスの適格者に選ばれたんでしょ!?」
「ああ…何とか、ね」
「すごい、すごい! だってあのレイを押し退けてだよ!?」
 まるで自分のことの様に喜んでくれるルナマリア。
シンとしてももっと喜びたいところだが、生来の性格上、彼女みたいに感情的にはなれなかった。
 それでも…。
「ルナマリアのおかげ、かも」
「えっ、私?」
「ルナマリアが一緒に居てくれる、って言ってくれたから…頑張れた気がする」
「そっ、そんなコト…ないよ」
 そうだ、これからは彼女も自分と共に前線に赴くこととなる。
自分とルナマリアとレイ…この3人で赤服として、ザフトを引っ張ってゆく必要がある。
「これからも、一緒に頑張ろうな」
「うん!」
 もう離したくない。あの時の様に。今度離してしまったら、2度と掴めない様な気がするから。
「(今度こそ、絶対に…守るんだ)」

 アーモリーワンにて、プラント最高評議会議長・デュランダルと
オーブ首長国連合の代表首長・アスハによる極秘会談が行われることとなり、シンらはその護衛につく。
 が、2年前にザフトが連合から新型MS“G”を奪取した時の再来か、今度はザフトが
新造艦・ミネルバの進水式を前に、新型MSのカオス・ガイア・アビスを連合と思しきスパイに奪われることに。
 次々と破壊されてゆく基地とMS。これは訓練ではない、実戦である。何度もそう自分に言い聞かせた。
「インパルス…俺を導いてくれ…!」
 コアスプレンダーに搭乗。戦闘モードは近接戦用のソード、敵は奪われた3機の新型G…ガンダム。
何が何だか判らないまま、出撃を余儀なくされるシン。基地内を傍若無人に破壊する敵…また…またなのか…!?」
「また戦争がしたいのか、アンタ達はァ―――――――――――――ッ!?」
 今度こそ、守ると決めた。これが俺の運命なら、それでもいい。だから、今度こそは…!
443黄昏の…:04/10/29 00:31:01 ID:6HuqaxiJ
これにて完結ディス。
本当はステラとの出会いのシーンも入れたかったけれども
飽くまでルナシン…ではなくシンルナなのでカットしまつた。
でも久々に種を書けてよかったウェイ。
またいつかお会いしませう。おやすみディス。
444名無しさん@ピンキー:04/10/29 13:50:55 ID:q+jy/cwv
乙でした、楽しませて貰いました(;´Д`)ハァハァ

>「ふぅ〜。認めたくないねぇ、若さ故の過ちってヤツぁ」
にちょっとニヤリとしてしまいましたよ(笑)
445名無しさん@ピンキー:04/10/30 08:58:54 ID:N3Se7cJR
次はシンステきぼん
446名無しさん@ピンキー:04/10/30 11:17:00 ID:Daax4xtN
447名無しさん@ピンキー:04/10/30 15:24:19 ID:3nyaBhJd
海老フライの俺が言うのもなんだが本当にシンルナよかった‥ちょっとトイレ行ってくる
    ∧∧,..,、、.,、,、、..,_       /i
   ;'゚Д゚、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
   '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄     
    `"∪∪''`゙ ∪∪´´

448名無しさん@ピンキー:04/10/30 19:15:06 ID:R/ofq+hH
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/shar/1099129393/

ここの連中の欲望を満たしてくれる作者様きぼん
449名無しさん@ピンキー:04/10/30 20:12:28 ID:BeHSlUSk
シン×カガリで復讐レイプきぼんぬ
450名無しさん@ピンキー:04/10/30 20:32:12 ID:ZX4qQBzG
第3話からみると、

・ルナマリアはアスランの噂に興じるなど、軍務を離れて緊張を解いたときはかなりミーハーっぽいw
 「ルナマリア、ザク、出るわよ!」
・シンはやはりかなり暗い闇を抱えている。ただそれが「憎しみ」なのか「怒り」なのかはまだ断定するのは早いか?
・レイはネオとなんらかの繋がりがあるのは確かっぽい。それとシンに処分を下せる程度には立場が上のようだ。
 戦闘中はそこまではっきりした上下関係があるようには見えないのだが、
 その辺はガンダム乗りとザク乗りの差の分で埋め合わされてるのか?
・連邦3人衆は次世代型生体CPUと考えてよさそう。
 精神的には前世代とは比較にならないほど安定しているが、その分「調整」には大規模な設備が必要らしい。
 「ブロックワード」なんてものも出てきたしな。
451黄昏の…:04/10/30 21:20:17 ID:2YB7Rgnz
アスラン…いつの間に砂漠の惑星の農夫なんかに…。
452黄昏の…:04/10/30 21:23:31 ID:2YB7Rgnz
ごめん。スターウォーズの実況スレと間違えた。
453名無しさん@ピンキー:04/10/30 22:44:53 ID:J/tWBVHV
>>黄昏さん
間違えてるようであんまり誤爆じゃないですな。
454黄昏の…:04/10/30 23:03:42 ID:2YB7Rgnz
>>453
ルークが出る寸前までここ見てたからなぁ。ごめん。
あっちのスレでも一斉に「アスランキター」だった…。
455名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:21:29 ID:F6XBxdBN
なんつーか
SWを昔から知っている世代としては微妙な反応だな…
456黄昏の…:04/10/30 23:26:32 ID:2YB7Rgnz
連続でスマソ。
>>455
まあ、あれがなきゃガンダムもなかっただろうしねぇ…。
でもルークは石田明よりも塩沢兼人と水島裕の方が好き。

誤爆のお詫びに、また近日中に何か書きまつ…。
457名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:07:54 ID:SCC+fyZg
>>450
某メディアの設定資料集だと、
ルナマリアよりも妹のメイリンの方が噂好きらしい。
ミネルバの男性クルーの弱みを握りまくってる黒いメイリンを希望します。
458名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:30:28 ID:DUI6y2YE
>>456
ステラがそろそろ・・・
459名無しさん@ピンキー:04/10/31 07:52:15 ID:5Rf6V1kx
しかし無重力の格納庫でフレアスカートとは、ルナマリアはサービス精神旺盛だな。
整備員は作業が手につかないんじゃないか?
そのサービスを少しは視聴者にも・・・・・。
460名無しさん@ピンキー:04/10/31 08:31:02 ID:Bdd2wdCt
>>459
メイリンの中の人がヒロインやってた
ガドガードってアニメは鉄壁と呼べる程の
スカート規制だったことを思えば…。
461名無しさん@ピンキー:04/10/31 17:40:45 ID:5Rf6V1kx
第一話のステラも見えそうで見えなかったからな。
しかし前期放送でラクスがスカートモロ脱ぎやってるし、可能性も無くはないかな?
462名無しさん@ピンキー:04/10/31 18:31:18 ID:Bdd2wdCt
ガドと言えば、主人公のハジキの中の人はシンだな。
作品繋がりでシンメイとかもアリだろうか。
463名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:29:32 ID:CB55oRpt
ぶっちゃけステラって、「Z」のフォウじゃなかろーか?
種がガンダムのオマージュなら、デス種はZの・・・であっても何の不思議もなかろうよ。
464名無しさん@ピンキー:04/10/31 22:14:49 ID:YY7JnyCK
オマージュではない
パクリ
465名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:03:22 ID:CB55oRpt
だってスタッフがそう言ってるんだもん(←「ほざいてる」とも言う)
466名無しさん@ピンキー:04/11/01 02:56:23 ID:NJ+mtIp4
いや、ここはGガンのオマージュとして
キラとシンにガチンコバトルをさせるべきだ。
恨み辛みもあるだろうし、存分に戦ってほしい。
久々にいきます
エロ無し・長文になってしまいましたが、どうか平に、平に OTL
そして少しデス種分も入れてみました
何だかんだ言って、デス種を見てる自分が嫌いだ……


>>31続き

――“裏切り”
イザークの心の中に広がっていった言葉。
人が繰り返してきた歴史のなかで、必ずあった、最も強大な一撃を放つ言葉。
「ディ…アッカァァァァァァァァァァッッ!!」
その名をイザークは叫んだ。
ただ叫んだ。
「何故だ!?」とか、「嘘だ!」とか、「裏切り者っ!」とか、色々渦めいて、纏まらないまま叫んだ。


宇宙ステーション『アメノミハシラ』に駐留させる軍隊が慌ただしく準備される効果音を背景に、アスランは呟いていた。
「ディアッカ、君はそれを守るのか……」
オーブは“プラントとの敵対”を方針とした以上、ザフトとの連絡の必要性を感じ即座に行動した。
結果としてザフトしか知り得ないデュエルやカラミティらの最前線にいるMSからのの映像をダイレクトで見れる。
「準備、急がせろよ」
伴侶の複雑な顔にいたたまれず、カガリは周囲に檄を飛ばす。
「カガリ、みんなはよくやってくれているよ」
存外落ち着いていたか……カガリは安心と共に、腹立たしくも思った。一体誰を思って急いているのかと。
「何怒ってるんだ?」
思っていることが顔に出て、膨れっ面のカガリにアスランは微笑む。
やはり分かってない。
そんな二人を、わらってみてるオーブの士官達もカガリには腹立たしい。
「軍務大臣!ダイレクトメールです!」
通信兵の声が、この場が軍事施設だと思い出させた。
「こちらにまわしてくれ」
画面に映ったのはサイ=アーガイルだった。
友人の友人という関係だったが、互いに親近感は持っていた。
((相変わらず、色々抱えて気苦労が絶えなそうだな))
ただ、サイのほうが陽性で前向きなタイプだ。(というより、アスランは鬱陶しい)
カリスマというには違いすぎる。しかし誰にとっても必要と思えさせる存在であった。
言ってしまえば、有能で実直なアスランは“信用”されるタイプで、
誠実で細やかな気遣いができるサイは“信頼”されるタイプだった。
似ている部分と異なった部分があることが、二人の関係を良好にしているとカガリは見ていた。
「アスラン、カズィから情報が来た。連合の動きだ」
カズィというのはサイが良く使う連合の“協力者”との窓口だ。アスランとは面識は無い。
「助かる」
「プラントの弾劾文は早めに作っておくといい。雪崩現象の先陣を切ればイニシアチブは取れるだろうから」
相手の立場に立つのが信頼を得る最も優れた手段であることを彼は自然と……あるいは、前の大戦で身につけたのであろうか。
そんな事を本人に言うと、笑って否定するだろう。彼は彼の信念で動いてるのだから。
「ジェネシスは地球には向かないよ。――地球にはミリィがいるからね」
薄く笑うサイに、アスランはそれでも苦しそうな顔を見せた。
「だが、損害はあるだろうな……必ず」
思わないことだ……俯いた顔の下でアスランは思った。
幸い、自分の性格もその様に出来ている――つまり、慈しみの心がないと行ったところだろう。
あるいは、他人の生死、幸福に対して興味が持てないというべきか。
冷血ということではない。情は人並み以上に持っている。
自分の周りの人間には幸せであって欲しい……しかし、隣の伴侶のように見ず知らずの人にまで思えるようには出来てない。
むしろ、非道く無関心で、そういった意味では平凡で……いや、生来の無関心さが人付き合いの下手さにもなって、並以下の人間かも知れない。
ザフトにいたときは「ザフトの為に」という言葉がどうにも馴染めなかった。
ユニウス7の恨みを雪ぐと言うが、数々の同胞が死んだことに憤るよりも、母がこの世にもういないということが哀しかった。
アスランの中において血のバレンタインは只それだけの認識で、仲間の家族が死んだという類の話を聞かされても、同情は起こらなかった。
転じて、彼の元婚約者であったラクス=クラインを筆頭とした三隻同盟に加わったときも、彼女達の掲げる“平和”という言葉は理解というレベルですらなく、受け入れていなかった。
リアルでは無いというよりも、そういった世俗的なものと彼自身が繋がってないと言った方がよいのかも知れない。
だから、三隻同盟に集った人達は“同志”と互いに思っていたのだろうが、少なくとも彼は“同じ志”を持ってはいなかった。
ただ、ザフト、三隻同盟、オーブと渡り歩いてきた理由は情以外の何者でもなかった。彼は過剰なほど特定の人間に情を注ぎ込む型の人間なのだろう。
こういった人間はまれにいる。
彼にとってキラ=ヤマト、カガリ=ユラ=アスハ、ラスティ=マッケンジー等といった人々は恋人や友人というカテゴリーには入っていないといえるかも知れない。
それらは彼にとって彼自身でもあり、彼を構成する要素の一つでもある。だから彼等が危険になった時、普段昼行灯としている彼は、瞬間的に爆発的な能力を見せた。
故に、キラ=ヤマトが敵になったときは身が引き裂かれるような思いであった。
偏狭で屈折した性分だと彼自身思い始めている。あるいは父から受け継いだ性分なのかも知れないとも。唯、父は母を失って以来、行灯に戻ることはなかったが。
そんな人間を愛してくれたカガリに対する愛情も計り知れない。彼はそう思っている。そして自分は無理に変わる必要もないとも。
人民を慈しむような特異な感情を持つのはカガリやロンド=ミナ=サハク、少々異なるがイザークとシホ=ハーネンフースでよいのだと。
もし自分が、亡きウズミ=ユラ=アスハの志を託された場に居合わせ、彼の娘婿ということでオーブの代表も託されようものなら、いつか父と同じように道を誤ると彼は思っている。
実際、カガリと、その身体に息づく二人の子が危険に晒されたら、オーブという国を天秤に掛けるまでもなく捨て、どんな手を使っても彼女達を守ろうとするだろう。
彼はそういう人間だ。
そういう人間だから、今あるジェネシスが許せない。
彼にとってジェネシスとは大量破壊・屠殺の兵器ではなく、父の愚かしさという言葉であるからだ。
故に許せない。
「イザーク、壊せ」
低く、呻くような声がアスランの口の中だけで動いた。


もしその場にいたなら、「貴様に言われるまでもない!!キョシヌネェ」と突っぱねたであろうひねくれ者は、地団駄を踏んでいた。
「ディアッカッ!貴様ッチマチマと撃ってないで、勝負しろぉぉ!!」
自身に向けられたミサイルをヴァルキリースカートで精密に(シホが)処理しながら、イザークはスロットルを全開にする。
「ハァ?何言ってんの?俺のバスターは遠距離用、しかもビームサーベルも無いってのに、接近戦なんてフェアじゃないぜ?」
「ぐっ……」
フェアじゃないと言われ、口が詰まるのがいかにもイザークらしい。
「隊長っ!」
「わかってる!こういうときにフェアも何もあったもんじゃない!」
「だったら文句言わないの!おっと!ビンゴ!!」
バスターの右肩部ミサイルポットが、デュエルからの砲撃で破壊される。
「やっぱシホちゃんは誰かさんと違って腕がいいねぇ」
――確かに。
シホの近〜中距離における射撃の精密さは天性のそれだ。
シホのターゲット捕捉パターンが、後にフリーダムのオートロックオンのパターンの基礎データに使われているという噂も案外眉唾ではないかも知れない。
しかし、それ以上に舌を巻かせてくれたのは、シホの射撃時のモーション、インパクトの少なさだ。
流れるように撃つ。、戦闘とはつまるところ静と動の二つであるのだが、シホの戦いには静というものが殆どない。いや、そうでなければ“ホウセンカ”等と渾名されないか。
「そうさな!貴様よりはいいに決まっている!」
一パイロットとして、シホの技術を的確に掴み、それにある種の恐怖を感じつつもイザークは言い返した。
そう、一旦言い返してから、少し考え、
「そもそもシホと比べようとした事自体、自惚れだぞ!ディアッカ!!」
と付け加えた。劣等感を支配欲に変えたあたり、イザークも人の上に立つ器量が出来てきたのかも知れない。
「ハイハイ……ったくさぁ、ノロケてくれてさ、ココが戦場だってわかってんのぉ!!」
猛追するデュエルに向けて、バスターは全火力を目暗撃ちする。
いや、一見何も考えずに撃ってる様に見えて、確実な射撃を、しかも本命とダミーがあるということを、シホはイザークから伝え聞いている。
と言っても、伝え聞いてるだけ。実際に目の前にして、対処出来るかといえば難しい。
……だというのに、イザークは突進のスピードを緩めない。いや、寧ろ加速されている。
(くっ……これが隊長のペース……っ!)
シホがイザークのMSの操縦技術を目の当たりにし、体感したとき、感嘆しざるをえなかったのが、この無謀とも見紛う程の突進力だった。
スロットルを目一杯踏み込むのに躊躇すら無い。たとえそれが自身に向かってくるミサイルの前でも。
恐ろしいまでの胆力!天性のものと、場数を踏んだ経験、そして不屈の闘争心。
(私の能力、120%、全てを隊長に引き出され、使われている!!)
バスターの“本命”を見極め、相殺する…それも一瞬で。
シホの感覚は、熱く熱した一本の鉄線のように張り詰めている。
尤も、シホは気づいてないが、イザークのこの突進はシホのように無傷で――つまり回避することなど微塵も考えてない戦法なのだが。
兎に角、バスターの砲撃をかいくぐって何とか一撃を!という距離に届くか届かないかという時
――ピピッ!
「「くっ!!」」
後方からの銃弾。
辛くもかわしながら、二人は苛立ちの声をあげる。
「あの二機ぎゃぁ!」
「邪魔ですっ!」
しかし、どうすることもできない。
二機一体の攻撃をしかけるジンHMは、クロトのソードカラミティを相手にしながら、接近戦の苦手なバスターに抜群のタイミングでフォローを入れてくる。
「腰抜ケェがぁ!!」
焦燥が場を支配し始めた……
(早くしなければ、ジェネシスの第二波が来る!!)
(くそっくそっ、もっとがんばれよぉソードカラミティ!お前の兄弟のカラミティは雄々しかったんだぞ!お前はその遺伝子を取り組んでるんだろう!)
(まいったな…こりゃ、以外とタイミングが難しいぜ……)
焦りは誤射を生む。バスターの撃った長距離砲はマッケンジーの乗るジンHMに当たってしまう。
「きゃっ!?」
「「しめた!!」」
イザークとクロトはほぼ同時に叫ぶと共に、次のモーションを興していた。
その迅速な行動は場数を踏んだ者のものであった……が、
――ガッ!!
「「!!?」」
「接触?!」
シホが悲痛の声をあげる。眼下には体制を立て直したジンHMとバスターが迫っていた。
だが、もし運命(ディステニー)というものがあるのなら、それを決める天上の存在がいるのなら、この時、確実にソレはイザークを生かそうとし、ジェネシスという存在を許さなかったのだろう。
『隊長!』
壊れかけた計器の無効から聞こえる新たな声。
『ジュール隊!これよりこの戦場ににて隊長の槍となりに参りました!』
四機のゲイツは流石だった。元々最高評議会議員の息子の為に集められたこの隊は、ザフトの中でも気鋭の連中を集めただけに、ジェネシス発射後の混戦を切り抜けて来た。
「あ〜あ、なんっーか……不利だよなぁ」
「引きますか?」
「今引くわけにはいかねぇだろうな。ユウキに何言われるかわかったもんじゃないっての。……マッケンジーは後方支援、アイマンは俺に追尾し守れ!!」
この状況で疾駆するバスターに対し、イザークは苛立ちにも似た感情を持っていた。
(何故引かない!俺にお前を殺させる気か!!)
「ジュール隊!隊長に代わり、副隊長、シホ=ハーネンフースが命令する!!この場を命を賭して死守しろ!私達はジェネシスを破壊する!誰も近づけさせるな!!」
「シホッ!?」
「アレさえ破壊すればこの戦争……内戦は終わります!躊躇無きようお願いします!!」
「あ、あぁ……」
この時イザークは、シホの道理に頷きながら、それは違うという未来を感じていた。


「抜かれたなぁ……」
「そうですね」
小さくなっていくデュエルの後ろ姿を見ながら、ディアッカ達は満面の笑みだった。
「隊長、ボケっとしないように」
「わーってるって。コイツらも結構手強いもんな。適当にあしらって引くぜ?」
「「了解」」
(おっさん……バトンタッチだぜ)


「抜けてきたか、イザーク=ジュール……エルスマンも意外とだらしない……いや、ワザとか?」
巨大なジェネシスの司令室の中で、たった一人のユウキは呟く。
「見ろ……このジェネシスの内部を。まるでアイリーンの心のようだ。こんなにも巨大なシステムを全て機械によって動かしている。この最悪の引き金を引くのはたった一人しかいない。
 そのせいでえらく時間がかかる……だというのに、一人を選んだ。この鉄の心を貴様が溶かすというならば!私は迷いもしよう!だがな……私も……彼女に惚れているのでね」
ユウキはコーディネーター特有の高速タイピングでシステムを起動した。


「うそだろ!!」
音程を外した、素っ頓狂な声でクロトは叫んだ。
「呆れたことをする……」
「でも…そういう事を本気でする人が一番……」
「恐いな」
――ジェネシス2ndの変形
「総重量300t!全方位ビーム砲!ミラージュコロイド!対ビームコーティング!TP装甲完備!その名はザフトン!!」
「く、詳しいなジェレミー……」
「だってアレ考えたの私だからな!」
「だとは思った……」
モニターに映るジェネシスに、頭を抱えるジェセック。
フリーズするアスラン。
何故か瞳をキラキラさせてるカガリ。
「いや、最初はただの落書きだったんだがね、それを見た技術者Aが“やりましょう!まるでザフトの魂を現れたかのようなMAです!”って乗り気でね、
 “大丈夫です!ザフトの技術は世界一ィィィィィィ!”とか言いだして、しまいには“予算なんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!”っていうから……」


――ブチ
「隊……長?」
「ええぃ!アホの事などどうでもいい!!壊すぞ!!」
本国との通信を遮断したイザークはやけっぱちになって叫んだ。
「どうやってさ?」
「その刀は飾りかぁ!腰ヌケェェ!!」
「無理だよぅ……イザーク」
クロトが返事を返す頃には、デュエルは遙か前方にいた。
(確かにデカイ……。当然火力もある。なら接近戦しか残されていないだろうがぁ!)
幾つもの光りがデュエルに向かって伸びる。
「シホ!かわしてみせろぉぉぉぉ!!」
「了解!!」
伊達にホウセンカの比されてた訳ではない。
デュエルは常に直線的な動きで、トップスピードを出しつつ、それを落とさないまま鋭角に反転するといった離れ技で、ザフトンのミドルレンジに近づいていく。
『イザーク!姉さん!気をつけて!MSは居ないの!?』
後ろを必死に付いてくる……だが離されていくクロトからの通信に、イザークとシホはハッとした。
「シホ!」
「確かに…くっ…妙です」
巨大MAや戦艦等には僚伴機があってしかるべきではないか?まして最重要機密かつ、切り札であった筈のものだ。
「楽観的に考えることもできるが……」
「いえ……来たみたいです!!」
――ビュンッ!
「?!!」
「何!コレ!?」
――ビュンッ!
「ドラグーン?!」
「ビームサーベルの!?」
ビームサーベルを口にくわえてるバクゥの頭の様な物体が、奇怪な動きを繰り返して迫ってくる。
そして、その物体から砲門が覗いたときにはもう遅かった。
「っく!!」
デュエルの残っていた腕が焼き切られる。
「このシステムを使える人間がザフトに居たなんて」
シホはレーダーに光る数々の点に歯噛みをした。


「“Cシステム”好調……いけ……“エグザス”よ」
暗い部屋に、ユウキの声が響く。
「裏切り者よ……その分、ザフトの……いや、アイリーンの為に働け!……たとえ脳だけになってもな」


「隊長……ごめんなさい……」
「なんの謝罪だ!それは!!」
コクピットが赤いランプで染まるなか、五体不満足のデュエルはそれでも進もうとする。
「一瞬でも、諦めたこと」
「じゃあ、今は諦めていないな!……ならばよし!」
だが、いかんともしがたい。この状況を突破するなど不可能であろう。
「不可能ぐらいっ!可能にしてみせるって、この俺が言ってるんだよぉ!!」


「そう。いい言葉だよねぇ……でも、困るんだよね、勝手に使われると」


「何だ!?未確認MS?」
レーダーの円、ぎりぎりに点滅する光りに、ユウキは身を乗り出した。
――キィィィィィィィィィィィィィィィィィン...
「っ?!Cシステムが!?」
――エグザス、目標変更
次にモニターに映った表示はユウキを驚愕させるに充分だった。
「何っ!?そんな馬鹿な!」


――キミョウナエンダナ……――
「あぁ、まったく、そうさ」
聞こえない声に、その男は答えていた。
――オマエニナラウタレテモヨイトオモッテイタガ……――
「なら決着をつけようぜ?別の場所でさ」
まるで、久々にあった友人と飲みに行くかのような気安さで、その男は答えた。


「馬鹿な!何故動かん!動け!エグザス!」
キーボードを叩きながら、システムの軌道修正をはかろうとするユウキであったが、いかせん、一人の力は限られていた。


「分からないだろうさ。ソイツに乗ってる奴には。俺達の宿縁なんかね……」
ゆっくりと……その未確認MSに乗った男は、その宙域を離れていった。


「何?ドラグーンが離れていくの?」
「離れていくというよりは…別の何かに釣られていくようだ……」
いいながら、イザークはデュエルの状態をチェックする。
「シホ、どうやら片道切符だ」
「ちゃんと二人分ですか?」
答えの代わりにイザークは笑う。シホの大好きな顔だ。
――リミッター解除
デュエルのカメラアイが緑に光る。
眼下に見えるジェネシスに向けて、その名の通り、決闘に望む。


「申し訳ありません議長……」
『いや、構わない。ジェネシスを失ったのは痛いが、代わりに玉(ギョク)が手に入った』
ジェネシスをオートにし、脱出艇の狭い空間から、ユウキはジェネシスが沈む光りを後ろに感じていた。
「玉ですか……」


プラントからやや離れた、建設中の軍事プラント・アーモリーワン……
「御苦労だった。どうかな?昔乗っていた機体の乗り心地は?」
「ん……よかったさ。レプリカなんて名前、可哀想だね」
「そうか。ならば“ストライク”の名、つけてやってくれたまえ。キミが乗るんだ、その名が一番相応しい」
今は誰もいないはずのこのプラントに、男が二人。
紫の連合のパイロットスーツと、プラントの議員の服。
「持ってっていいのか?ついでにあのガンバレルもどきも」
「私の管轄外の技術だ。それに、MSはこちらで調達したものを“与える”とアスラン君にいった」
「気前いいんだなぁ」
「なに、私の下にはオーブ系の人材が多い。私の得たものの方が多いさ。彼とのパイプも含めてね」
プラントの議員服の男――ギルバート=デュランダルは続けた。
「今回のアイリーンの行動にはプラントへのデメリットが多すぎた。力は無くてはならないが、ありすぎてもいけない……」
「へぇ…」
「アイリーンは優しい子だが……優しいその指が終わりに触れるとき……プラントまでも巻き込めれては困る」
「心しか抱き締めるもののない、孤独の途中で見失う世界があったのさ……俺も、地球にいる女がいなかったらそうなってたかも知れない……」
男は、カナーバではなく、別の人間の事をいってるようにデュランダルには思えた。
「その女性には……」
「会いたいねぇ……でも、上がまだ俺には死んだ人間でいろってさ……」
「キミは英雄なのに……可哀想だな」
笑いながら、デュランダルはこの男の魅力に引かれてる自分を感じた。
「どうだ?このまま私の元にいないか?」
「お世辞として受け取っておくよ。そう何回も裏切れないしな」
「私はプラントを裏切ってはいない。アイリーンもな。私は彼女の至らぬ所をこっそりフォローしてるだけのことだよ」
決意の揺るがない瞳をデュランダルは持っていた。
「その証拠に、今にイザーク君の所で面白いことが起きる……」
その言葉を最後まで聞かずに、男はその場を去った。
「また会おう……鷹よ」


「俺は疲れたぞ……シホ」
動かなくなったデュエルのコクピットで、イザークは浮かぶ。
その筈だ。イザークは大怪我を負っている。尋常じゃない数の汗をシホは丁寧に拭ってやりながら思っただろう。
「少し……シホの胸を借りる……」
そう言ってもたれ掛かってくるイザークをシホは優しく抱きしめた。
「柔らかいな……」
そんな言葉に頬を赤くして、しかし、抗議しようと思った時には、寝ているシホの愛しい人。
あれだけの激戦の後に、なんと無邪気な顔をして寝ていることか。
「私も……」
長らく張り詰めていた緊張が解けたとき、一気に疲労を感じるものだ。
次に会うときは、処刑台の隣にいるかも知れない……そんな風に胸の中の愛しい人を思いながら、シホは微睡みに沈んだ。


「撤退ってどういうことだよ!!」
『プラント軍は退却を始めている。君達は深く入りすぎた。今戻らないと袋叩きにあうぞ』
「イザークとシホ姉さんが取り残されてんだよ!!……っ!うぐっ……」
薬を求める衝動と戦いながら、ジェレミーに対してクロトは叫んだ。
『行ってどうなる。行っても三人無事に戻ってこれまい。それよりはお前が一人戻ってきた方がいい』
「ざっけんなぁっ!!」
『お前はイザークの弟だろう!!』
「だったらグダグダ言うおっさんに構ってないないで兄貴を助けに行くってもんだぜ!」
クロトのソードカラミティの脇を、ゲイツがよぎる。
「…………俺達は隊長直属の兵だ」
「私達にあなたの命令を聞く必要はありませんね」
「俺等が従うのは、あの熱血馬鹿の隊長と、キュートな副隊長のみってこったなHAAAAHAHA」
そう言った彼等に、彼等の隊長と副隊長を取り戻せる力があるとは思えない……そんなボロボロの姿だった。
「…………別に、お前の参加を強制しない」
「でも、私達は行きますよ。そういうことです」
四機のゲイツは今にも飛び出しそうな姿勢で、ソードカラミティを見た。
『いかん!クロト、彼等を止めろ!!』
「でも……俺はイザークの……」
『弟にはっ!自分が駄目な時に、いざというときに自分の代わりにっ!なって欲しいって、そう思えるような、そう思えるような存在でいて欲しいんだよ!!』
ジュール隊はもう進み始めてる。
「来るのか?アイツは?」
「…………さぁ、な」
「って言ってる間に来たみたいだけど?」
『ジュール隊のみんな……』
音声だけが、ジュール隊のコクピットに広がった。
「行きましょう、クロト=ブエル……」
『……帰還を命じる。イザークの弟として、イザークの意を汲み……もし、従わないなら……力づくでもっ!!』
「「「「!!!!」」」」

「クロトは言うこと聞きそうかい?」
「あぁ」
パタンと座り込んだジェレミーに、ジェセックは手を置く。
「でも……イザークは……」
さっき帰還したばかりのイライジャが、感情を露わにして言う。
そういう“若さ”をジェレミーは羨ましく思った。
「戦いにも……まぁ、勝った。ジェネシスも破壊出来た。だが……払った代価は大きい」
その言葉を抑揚なくいうのが、ジェレミーの仕事だった。
そして、そんなジェレミーをじっと見つめる男がいた。
その名、連合の投降者、ハマダの副官、連合軍人の名門バジルールと言ったか……


――冷たい
「うっ……」
シホは身体に張り付くコンクリートの冷たさで目を覚ました。
やはりプラントに捉えられた様だ。しかし、一国のNO.2を営倉に送るとは。
(隊長は無事……かしら……)
思いながら、自分がどうやら全裸らしいと認識する。
後ろに回され、手錠で動かない手のひらが、イザークが何度も揉み砕いた形の良いヒップに当たる。
(どうやら悲惨なことになりそうね……)
ある程度の覚悟はしよう。
そして、何とか生きて、隊長との約束を果たすのだ。
――カツカツカツ...
足音が聞こえてきた。


機動戦士ガンダムSEED 〜イザークの覇道〜  PHASE-6「払った代価は大きい」  終
PREVIEW NEXT EPISODE

カナーバの黒い情念は陰惨な形で発露する。
冷たい床に這い蹲ってイザークが見るのは、愛しき人の陵辱。
自分の無力さに叫ぶ頃、彼等を助けようとジェレミー達が動いていた。
しかし、イザーク不在のザフトには暗い影が差し掛かっていた。

ディアッカ「見ちゃらんねぇよ……」

機動戦士ガンダムSEED 〜イザークの覇道〜 PHASE-7

ディアッカ「見ちゃらんねぇよ……」
483名無しさん@ピンキー:04/11/01 09:01:07 ID:CHc2Scfr
覇道さん、GJです!
エロは無くとも違う意味で十分興奮する展開でした。
それにしても黄昏氏といい覇道氏といい
随所に散りばめられている小技がにくい。
いい仕事、してますねー
484黄昏の…:04/11/01 23:28:54 ID:mUP0tD0/
遺作の覇道も長いシリーズになったディスねぇ。
イザフレ書いてた頃が懐かしいウェーイ。

メイリン視点で姉とのシン争奪みたいなのを
考えてるんでつが…本編でのセリフが少なすぎて
どんなキャラか判らないディス…。
485名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:33:45 ID:xrdJ/VVo
>>484
ルナマリアはガンダムエースに設定画が出ていますが喜怒哀楽はっきりした
くるくる表情の変わる娘らしいですな。
軍務離れたらものすごく快活ないい娘なんでしょ。カガリを二回りくらいお気楽にしたキャラかと。
しかも服務中の凛々しさとの見事な二面性を持ってるからなおさら素晴らしい♪

メイリンはこのスレで出てましたが、姉以上に噂好きだそうなので、
某月姫の琥珀さんライクな明るい黒さをきぼん♪
486名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:04:44 ID:/tXMPtkD
クロトがイザークの弟だったなんて知りませんでした。
487名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:51:01 ID:3rKjdXvd
桃園で義兄弟の契りを交わした仲なのですよ
488名無しさん@ピンキー:04/11/02 03:11:05 ID:GGiWiIlS
>>487
その流れからすると遺作は王家の末裔…
やはりそういうことか!
489名無しさん@ピンキー:04/11/02 07:25:54 ID:v5tpcXo4
流石だな>>487-488兄者
490名無しさん@ピンキー:04/11/02 10:52:12 ID:mug9zhEW
486ですが、どうやら漏れの勘違いでした・・・
491名無しさん@ピンキー:04/11/02 20:48:22 ID:zrRCEOsa
>>490
ブルウゥァァ!
492黄昏の…:04/11/03 00:34:17 ID:iixnBRhe
>>485
ホーク姉妹はそんな感じなのディスね。
何とか妄想してみまつ。

>某月姫の琥珀さん
えーと、「あなたを、犯人です」の人だっけ?
493名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:42:52 ID:kb5BbQ1n
ガンダムエースといえば、今月はアスラン・イザーク・ディアッカの三羽烏揃い踏みが見られるらすぃ。
久々に見事なコンビネーションでミッション遂行するそうな。
雑誌に掲載済みの予告編からの情報。

・・・しかし、恐らくは全員ザク。特にアスランは確定。
494名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:43:59 ID:Wsp9inWY
未来永劫、光があたるまいと思っていたザクが
画面を駆け回る姿に目頭が熱くなってきます
495名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:48:46 ID:OHf23vKW
ザクっていうか見た目はぶっちゃけマラサイだよなぁ…
496名無しさん@ピンキー:04/11/03 13:48:24 ID:w3TQcIJX
モビルアーマー一機だけであとはザクとガンダムだけかよ。芸ないなぁ・・。
他のモビルスーツとか出せよぉ。
497名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:02:20 ID:WQ7dhZZw
>>496
ヴァルヴァロ出たら別の意味で泣いてしまう…
498名無しさん@ピンキー:04/11/03 16:27:01 ID:OHf23vKW
>>496
いやゲイツもシグーもジンもディンもザウートの後継機みたいな奴も出てたじゃん。
大体まだ始まったばっかだしさ。
499名無しさん@ピンキー:04/11/03 21:58:54 ID:VVYAJEqj
知らなんだ・・・
今、千葉と埼玉で深夜に1stガンダム放映してんのな・・・
水曜0時半だよ。
500名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:16:42 ID:FA7NkXY9
500!!
501黄昏の…:04/11/04 02:07:59 ID:aBfrjGTN
こんばんウェーイ。
南極の方に今回のシンルナ(ルナシン)を送りまつた。
ちょっと説明不足なシーンとかもあったんで、
かなりの加筆修正を加えているディス。
ディレクターズカット版って解釈で…いいのかな?
他の職人様方も頑張ってください。みんな待ってるディス。

…オンドゥル語がなかなか抜けない。これが若さゆえの(ry
502名無しさん@ピンキー:04/11/04 18:22:42 ID:AAnkrT96
ディレクターズカット版キター!
503名無しさん@ピンキー:04/11/04 18:58:02 ID:iqBTakWX
草加も混ざってるな。君とはうまくやっていけそうだ。
504名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:03:50 ID:0gfKgFv8
>>493
OPを見る限りではイザークがスラッシュザクファントム、ディアッカがガナーザクウォーリアだね。
505名無しさん@ピンキー:04/11/05 12:32:53 ID:Mxzh1inB
明日は放送日と言うのにこの閑散した雰囲気は…。
本スレじゃないし、仕方ないといえば仕方ないが、ちょっと寂しいなぁ。
506名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:20:00 ID:uzjHapSa
放送開始日age
507名無しさん@ピンキー:04/11/06 03:02:34 ID:nAjnTObi
今日こそはルナマリアとステラ、メイリンの
出番が多めでありますように…。
職人様方も、キャラが掴めないと書きづらいよね。
508名無しさん@ピンキー:04/11/06 13:40:19 ID:rkved68c
1スレ目見たが1クール終わったところで100レス程度だった。
まだ3話ならこんなもんだろう。
509名無しさん@ピンキー:04/11/06 18:26:44 ID:wsSfa1z4
4話終了。
やはりステラはシンをかなり意識している模様。
これは後々からむな。OPでもからんでるし。

ルナマリアはやっぱ長ったらしいので、「ルナ」の愛称の方が通りがいいね。
メイリンは最後の方でコミカルに動いてくれた。レイの後ろにぱっと隠れてちょこっと顔出すのが可愛らしくてよい♪
かなりの甘ったれ&おねえちゃん娘なのではなかろうかw
510黄昏の…:04/11/06 18:30:10 ID:F+HEob7u
とりあえずシン→ルナマリアの呼び方が
ルナってことが判明したので自分的には満足ディスた。
南極に送るのはもうちょっと経ってからが良かったかも…。
ルナマリア→ルナに修正できれば…ウヘァ。
と、思ったら遺作と痔キター。
511名無しさん@ピンキー:04/11/06 19:22:46 ID:MhW8kHbq
今回はメイリンに萌えた。
512名無しさん@ピンキー:04/11/06 19:24:03 ID:MhW8kHbq
今回はメイリンに萌えた。
513名無しさん@ピンキー:04/11/06 20:40:14 ID:1D86AiGE
ルナマリアがアスラン煽ったんでショック。
アスランの復讐が見たい。
514名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:31:31 ID:n074UJ46
ルナメイもいい
515名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:37:07 ID:27RXEghh
>>513
狂ったアスランがルナたんを襲ったりしてな
516名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:35:18 ID:NeLut1UW
>>513
煽ったというか、面白がってる感じだったな。

517名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:33:17 ID:cpBHPIuY
今回は横になってるカガリがちょっとエロかったな
518名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:44:17 ID:sH9J2V7p
メイリン絡みのストーリー激しくキボン。
ジャンルは何でもいいから。萌えられるなら。
519黄昏の…:04/11/06 23:58:40 ID:tiJjKnmy
>>518
シンに片思いのメイがルナ姉ちゃんに
嫉妬する三角関係みたいな話を考えてるんディスが…
そういうのじゃ駄目ディスか? まだ4話だし、気が早いディスよね。
520名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:00:11 ID:UFFb/ycW
>>517
カガリが求めてもアスランがこたえてくれなかったのですか?
521名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:07:18 ID:LsJHVXsN
>>519
それイイ!恋愛系ならその流れで。
もしくは姉妹陵辱系の話もいいかも。
相手は誰でもいいや。
522名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:08:37 ID:VyKSQHnc
>>519
いつでも待っています。
できればその中に姉妹百合を一回…


オンドゥル語にハマってるんですか?
523名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:10:42 ID:LBE9N3db
甘えんぼのメイだから、嫉妬というか可愛いやきもちになりそうな。
すでにシンメイができあがってるところにルナと楽しそうに歓談してるのを見かけて妬いちゃうような展開になるかな?
後でシンに可愛く八つ当たりとか。
524黄昏の…:04/11/07 00:45:23 ID:D8G3xSn2
>>522
「です」を変換すると「ディス」となる仕様ディ…です。
百合…同性愛とはまた違うかもしれないけれど、
書いたことないから分からない、というのが本音でつ。

>>523
現段階では
戦闘中にルナが独断で命令違反をして、結果的にシンが三馬鹿にやられて負傷。
メイが
「お姉ちゃんが指示を守ってれば、シンだってあんなことにはならなかったのに!」
みたいな感じのを構想中でつ。
シンは「ルナのせいじゃない」みたいな感じで弁護するけど、メイはそれでも姉ちゃんが
許せず、結果的にルナからシンを寝取る…みたいな感じで。ウヘァ、また長くなりそうなヨカーン。


他の職人様方も色々と構想してるだろうし、時期を見計らって投下したいものでつね。
525名無しさん@ピンキー:04/11/07 07:24:23 ID:eW1vvP3L
名前が「シン」なだけに、姉妹との三角関係は
マクロスゼロを彷彿とさせるな。
526名無しさん@ピンキー:04/11/07 11:03:09 ID:8iyDTgAf
マクロスと言えば、某歌姫か。
あれも当時の人気は凄かった気がする。
まさか種はマクロスのオマ(ry
527名無しさん@ピンキー:04/11/07 12:16:17 ID:ZlB0AT9x
職人様、どうかレイ×ルナをお願いいたします
528名無しさん@ピンキー:04/11/07 12:20:18 ID:CMubZf3C
>>527  俺もレイルナ期待
529名無しさん@ピンキー:04/11/07 13:51:53 ID:LBE9N3db
OPといえば、シンとキラが対決することになりそうなのも結構楽しみだなあ。
まさかフリーダムなんて怪物がひっそりとどこかに隠されて・・・とも思えんが。
でもアスランがシンサイドにつくんだから、またしてもキラとアスランは対立するのか??

うーん、妄想が膨らむ・・・
530名無しさん@ピンキー:04/11/07 13:57:59 ID:gOVRtbTI
>>529
だってシンの目的自体がアスハ(つまりはカガリ)と家族を直接殺したキラへの復讐だもん
531名無しさん@ピンキー:04/11/07 14:05:57 ID:LBE9N3db
そいや公式サイト、こっそりとイザーク&ディアッカが追加されてるね。
532名無しさん@ピンキー:04/11/07 14:33:30 ID:dE5QEVdo
>>531
2週間ぐらい前にな。
533名無しさん@ピンキー:04/11/07 16:13:19 ID:S0f1ZS2T
>>525
そういや声も一緒か。

>>529
所詮MS一機だし、いくらでも隠しようがあるかと<フリーダム
キラがどんな経緯で再び戦場に出てくるか…だな。
534名無しさん@ピンキー:04/11/07 22:15:48 ID:ep8an8lL
ネオの所属する勢力にキラがいそうな気がする。
「やがて全てが本当に始まる日が来る、我々の名の下にね」というのが
SEEDを持つ者やニュータイプ(フラガ家関係者? いまだに連中のピキピキーンに説明がないな)
による世界の革新を意味してたりして…あれ、こんなSSどっかで読んだな。
535名無しさん@ピンキー:04/11/07 22:58:48 ID:dE5QEVdo
しかしブルーコスモスとすぅぱぁコーディネイターとは水と油では。まあ連合軍だからといって全部がブルーコスモスの息がかかっているとは限らんが。
536名無しさん@ピンキー:04/11/07 23:36:56 ID:StQ+cCag
>>527
レイルナちょっと書きたいと思ってるんですが…
どんな感じがいいですかね?シチュエーションきぼん。
537黄昏の…:04/11/08 01:38:06 ID:/rGd721+
>>536
いつもギルのことばかり考えてるレイにルナが妬いて
「私とギルバート議長、どっちが大事なの…?」
みたいなシチュが良いディス。ゴメン、こういう妄想ばっか…。
538名無しさん@ピンキー:04/11/08 09:14:45 ID:p6Tpyp+F
アスラン女体化ネタってあり?
それともどこかに専門スレある?
539名無しさん@ピンキー:04/11/08 11:31:23 ID:wUnlN1BB
>>538
女体化スレでやってくれ。
540名無しさん@ピンキー:04/11/08 14:01:37 ID:Mi3sZ6rs
>>538
ここはノーマルカプと百合だけだからねぇ。

>>536
レイルナは恋愛ごとに興味ナッシングなレイに、
ルナがやきもきするみたいな展開希望。
541名無しさん@ピンキー:04/11/08 15:16:44 ID:poV8/x/l
各キャラの一人称と周囲の呼び方が定まったら一覧にしてみたいのだが、どうも資料が少なすぎていかん。
542名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:32:15 ID:i1npbRVj
レイルナもいいけどレイメイもお願いします
543名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:32:43 ID:i1npbRVj
シンルナメイ三角関係キボン
544名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:44:25 ID:h23osfSw
アスカガが同室ってあたりはネタにできそうだね
545名無しさん@ピンキー:04/11/08 21:43:51 ID:9hBjieo+
レイルナ頼む
546名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:16:00 ID:RU/o5Lwc
アウステが気になる今日この頃
547名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:16:19 ID:FBDCgW1h
しつこい。
548名無しさん@ピンキー:04/11/08 23:31:13 ID:hnDDe9d/
レイルナに一票。
549名無しさん@ピンキー:04/11/09 06:10:45 ID:MjmplTlT
クレクレばかり
550名無しさん@ピンキー:04/11/09 09:35:53 ID:A/3oEreY
キャラが全くわからんし。
なっちゃん出てないし。(ノД`)
551名無しさん@ピンキー:04/11/09 09:38:53 ID:A/3oEreY
2月発売予定のヒロインズになっちゃんがやっとラインナップされたから
記念に今からネタ考えるかな。orz

つーか最初から最後までほぼ通しで出てたのに
2クール目しか出てないアイシャと同格ですか。ヽ(`Д´)ノ
552名無しさん@ピンキー:04/11/10 11:55:16 ID:5f4LhHlO
しかし丸一日書き込みが無い、ってのも寂しいな。
553名無しさん@ピンキー:04/11/10 13:41:39 ID:VBNhl69S
まだキャラがどういう位置にいるのか
わかりづらいから書かない
でも春ぐらいになったらひと段落できそうなので
ガンガン書いていこうかなと思う

まったりいこう
554名無しさん@ピンキー:04/11/10 14:23:05 ID:ZTxASZam
>>553
いや春はもう3クール目だろw
二代目主人公機がお目見えしてるころだよw
555黄昏の…:04/11/10 16:37:30 ID:SAZbRh7l
>>553
過去ログ見てみたら、オディも
第3クールあたりから投下してることに気づいた。
それまではあんまり投下もなかったし、マターリと待ってるディスよ。
556名無しさん@ピンキー:04/11/10 19:26:34 ID:x3ByrlaC
第1スレの頃から見てきたけど、
正直ここまでスレが成長するとは思わんかった。
557名無しさん@ピンキー:04/11/10 19:35:38 ID:ZTxASZam
公式サイト更新。
あやしげなジン登場。
558名無しさん@ピンキー:04/11/10 20:16:18 ID:K6bF/TJY
アスラン辺りが乗るのだろうか?
559名無しさん@ピンキー:04/11/10 20:47:54 ID:64O1N9lH
ネタバレスレ行きゃわかる。ここにはあえて答えは書かん
560名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:09:45 ID:oEhXlqiN
>>559
サンクス、あんたいい人だ。
561名無しさん@ピンキー:04/11/12 01:44:14 ID:cslvNfkq
>>560
つーか公式サイトにも既出情報なんで別に書いてもなんも問題ないのだが。
とりあえず第三勢力、とだけ言っておこう。
詳細知りたきゃ公式サイト逝け。
562名無しさん@ピンキー:04/11/12 09:43:50 ID:HHZ0fpDD
公式に書いてあるからって書いて問題ないわけないだろう。
あえてネタバレ踏まないようにしてる香具師だっているだろうに。
563名無しさん@ピンキー:04/11/12 17:44:49 ID:tNM867c6
まあまあもう止めましょうよこの話
564名無しさん@ピンキー:04/11/12 19:13:38 ID:7Kgs+JRP
明日の放送に期待。
565名無しさん@ピンキー:04/11/13 00:23:29 ID:Z0A08evw
南極が更新されたね。
管理人様、乙彼。
566名無しさん@ピンキー:04/11/13 11:31:41 ID:ibIZpu67
保全
567名無しさん@ピンキー:04/11/13 16:22:12 ID:Nx0WrzMx
今更ながらMSVの白鯨ネタって需要あったりするかい?
568名無しさん@ピンキー:04/11/13 17:11:41 ID:FhTWi5ks
私的にいらない・・・。
種世界を広げるためだけに、あのムリヤリ作った感がいやだ
569567:04/11/13 17:55:28 ID:Nx0WrzMx
>>568
ふむ、そうか、書いてみようとも考えたがヤメておこうかな
570名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:05:07 ID:UPF+lNx4
デ、デュランダル・・・
いきなりこうきたか・・・
571名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:22:05 ID:UPF+lNx4
あれ?
イザーク、傷、消した?
572名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:30:54 ID:vG0Zba2q
>>570
正直少し引いたよ

>>571
何を今更…
573名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:31:17 ID:6MtTvCmY
ラクスとキラキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(省略されました・・全て読むにはここを押してください)
574黄昏の…:04/11/13 18:33:56 ID:d+lnAoqj
シャアとキシリア閣下が…。
時代も変わったものディスね。
中華、あの幸せそうなカガリの寝顔は
どう解釈していいものやら。
実況スレでは満場一致でセックル後、ということに
なっていたディスが、果たして…。
575名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:36:53 ID:wwmSQ1xg
セックル後なら服着てないような気も…。
まあ今週は議長と艦長にモエモエですわ。
576名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:37:23 ID:gf79a3ks
数字で始まる板での悲鳴が聞こえるような回でしたね。
577名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:39:50 ID:gf79a3ks
>セックル後なら服着てないような気も…。

敢えて脱がさないでというのもアリw
578名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:53:57 ID:AMGb8bDQ
議長x艦長SSキボン
579名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:55:48 ID:UPF+lNx4
>>578
はぇーよw
しかし穿った見方をすると、議長と艦長、どっちかはこの先あぼーんかもしれんな・・・
まあ早くとも3クール以降だろうが。
580名無しさん@ピンキー:04/11/13 18:58:44 ID:gf79a3ks
さっそく題材が現れたが(議長x艦長)、長髪男ってイマイチ萌えないんだよなぁ…
581名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:05:27 ID:y+ePWIWJ
まあ、水槽を眺めるステラたん萌え
582名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:57:37 ID:UHBBDJ+S
>>578
だいたい内容は構築済み。
ちょっと時間くださいー
583名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:58:53 ID:5+vQ+k3w
寝入る前のカガリとアスランのキボン
584名無しさん@ピンキー:04/11/13 20:23:53 ID:O5UuvwU5
>>582
激しく期待(;゚∀゚)=3
585名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:10:13 ID:L5VuJrQk
予告では明日嵐のザク・・・早速刀ジンに右腕ぶった切られてたけど・・・
やっぱり腕落ちた?
586名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:12:59 ID:CHzmMbK9
>>585
あれは、やっぱりアスランのザクなのか?
ディアッカも緑ザクだったと思うんだが…
587名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:28:46 ID:L5VuJrQk
一瞬だけどバックパックの装備からしてアスランのザクだとおもうよ。
グレイトさんのザクはランチャー装備だったから。
588名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:49:32 ID:nyST1j8J
こんなんで救世主頑駄無任せていいのかしらん
589名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:08:19 ID:CLFhfLJL
くぅ、ルナマリアに口の利き方を教え込みたい。アレをしたりコレをしたり徹底的に(*´Д`*)
590名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:36:15 ID:3U2Qjt5c
>>589は利き方ではなく使い方を教えようとしているように思えるが、そこんとこどうか。
591名無しさん@ピンキー:04/11/14 01:29:28 ID:8RRAQS9n
>>587
そうか…
アスラン、またMSの腕落とされるのか。
伝説のエースパイロットがそんなんでいいのか?

まあ、名無しのパイロットの可能性もあるけどな。
592名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:25:42 ID:eDG2YGHJ
馬鹿だな。腕落とされたのはルナかばってなんだよ。んでルナはそんなカコイイアスランにハァハァと




っていうのが本スレの予想みたいだけど。普通にありそうだ
つーわけで二人のSSキボン
593名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:26:32 ID:tkSqFIKu
>>567
MSVは好きではないが白鯨の人は大好きだ
594名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:26:58 ID:ipzVNzRH
あの二人(アスランとルナ)なんかあやしぃ
595名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:47:48 ID:Pw6RUDJz
>>592,594
アスランはカガリ一直線だから言い寄るとすればルナからだな。
カガリで鍛えられまくってるからw、普段は強気な女の子が一旦崩れるととことん脆いことをよく知ってるのがアスランだ。
そしてそういうのを放っておけないのも。

「ごめん、今日だけ一緒にいてよ・・・」とか言われたらまず断れないだろう。
カガリは「いいよ・・・お前はそういう奴なんだから・・・」で内心複雑だけど許しちゃいそう。
596名無しさん@ピンキー:04/11/14 02:55:53 ID:Pw6RUDJz
でもやはりルナはレイとくっつきそうだよなー。
シンはステラとカミーユ&フォウな関係になりそうだし。
597名無しさん@ピンキー:04/11/14 09:18:53 ID:pEki1uLG
議長×艦長で一晩妄想したおして既に虚脱状態なんですが
名前とか詳しくわからんのでテキスト起こせない。

スマソなっちゃん。浮気者のおいらを許してくれ。
598名無しさん@ピンキー:04/11/14 11:36:18 ID:JRtqm/2H
おまいら‥(´Д`)ハァハァ第一のエロパロスレでわざわざ荒れそうな
カップリング予想話して楽しいでつか?
599名無しさん@ピンキー:04/11/14 12:48:48 ID:RotiuhwU
何言っているんだ?
600名無しさん@ピンキー:04/11/14 14:12:44 ID:tgx4RlTc
議長×艦長て荒れるカップリングだったんだ。
空気読めて無くてスマソ。一人で妄想し倒しとく。
601名無しさん@ピンキー:04/11/14 14:20:54 ID:mWXYrMH9
シャア板では荒れまくっているが、どのカップルだったとしても事後描写があったら
荒れるだろう。
602名無しさん@ピンキー:04/11/14 18:24:19 ID:rwmwJobh
どのカップルでもハァハァ出来るのが一番
603名無しさん@ピンキー:04/11/14 18:51:44 ID:8A8w1quf
で、結局何?
エロ投下の阻害になるならこのスレこの板になくていいんじゃね?
604黄昏の…:04/11/14 19:59:57 ID:pSNYKHaW
ルナシン派としては肩身が…。
展開次第ではアスルナとかレイルナに
なっちゃうのかしら…。
早くシンとステラが再会しないか、と待ってるでつ。
605名無しさん@ピンキー:04/11/14 20:21:31 ID:wLz5cJCU
ルナシンもいいと思いますよ〜
黄昏氏のSSでルナシンも良いと思いましたし
どんなカップルでも萌えられればオッケーです
606名無しさん@ピンキー:04/11/14 20:26:10 ID:D2gNBHE/
>>605
結局はそこに帰結するんだよねw
607コンパス:04/11/14 21:49:50 ID:JRz/6X0/
ステラのねたお願いします。
608名無しさん@ピンキー:04/11/15 00:53:07 ID:DDCdMjzQ
「(初めてで)怖いなら辞めます?」と言うルナに「馬鹿にするな」
煽られセックルきぼん
609シンステ:04/11/15 01:08:01 ID:Gp420X/O
初めてですが…、やめて欲しかったらすぐにレスしてください

ミネルバは支援物資確保の為に中立コロニーに停泊していた。
シンはすることがなくオーブ代表の顔も見たくないし、詭弁も聞きたくなかったので1人で街に出ていた。
「アスハはキレイゴトばっかりで誰のせいでマユが…。」
独り呟きながら街を歩く。
角を曲がった時にあるものを見つけた。
シンの瞳に映ったのはアーモリーワンでぶつかったあの金髪の少女だった。
少女がふとこちらを見た。シンはその顔に思うわず赤面してしまう。
相手の少女も気付いたのか、距離をとったが道路に出てしまう。
っとその時、車が少女に迫った。
シンはそれに気付き少女の腕を取り、寄せる。
車の運転手は、「バカヤロウ、死にてぇのか!」そう吐いて行ってしまった。
シンは、少女を自分の胸にまで寄せていたことに気付きすぐに手を離す。
そっと少女を見ると、少女は地面に座りこみ震えだした。
その顔は何かに恐怖して青ざめていた。
シンは運転手の言葉がそんなに効いたのかと、思った。
とりあえず少女をこのままにしておくわけにはいかないので手を取って立たせる。
少女は青ざめたまま何か呟いている。
シンは近くにホテルを発見したのでそこで休ませることにした。
610名無しさん@ピンキー:04/11/15 04:04:49 ID:RRPysyIl
さっさとホテルに連れ込んじゃう性急な書き手さんに期待
611名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:51:50 ID:khAE5Ob+
アスランはかわいい顔を思いっきり不機嫌そうに歪めて「本当にちょっとだけだからな」と言ってズボンのベルトに手をかけた。
私は「ちょっと待って!」と言ってアスランがベルトを外すのを止めた。
私はどうしても私の手で脱がせたかった。
アスランは脱がされるのは「恥ずかしいからヤだ」と言ったけど、私は今さら恥ずかしいことが一つくらい増えたって変わらないとか、また理不尽なことを言ってアスランを強引に従わせた。
そして私は、ズボンではなく、まずジャケットのボタンを外しにかかった。
アスランは驚いて身を引き、女の子みたいに胸元を押さえた。
「オイ、こら、何してるんだよ?」
「上も脱がせてあげるんじゃん。下だけ裸の方がよっぽど恥ずかしいよ」
私はさっきと反対のことを言い、アスランの上半身を裸にしてしまった。
アスランは恥ずかしいのか、寒いときに両腕を抱えあうようなポーズをとって横を向いた。
アスランは痩せすぎな感じがするほど痩せているんだけど、胸とか、結構筋肉がついていた。
肌が白くて、乳首がピンク色だった。
私はアスランの前にしゃがむと、ズボンのベルトに手をかけた。
アスランはきっと、犯されるような気持ちがしていたんだと思う。
恥ずかしそうな、情けないような、泣きそうな顔で横を向いていた。
その顔を見て、私はだんだん強気になっていった。
「私ね、オナニーするときいつもアスランをオカズにしているんだよ」
そう言ってベルトを抜いた。アスランは耳まで真っ赤になった。
ファスナーはゆっくり下げた。膨らみのカーブを味わいながら。
下げられる音がアスランにもよく聞こえるようにしながら。そしてズボンを下ろし、私はアスランを紺色のブリーフ一枚にした。
脚の毛はほとんどなかった。痩せているせいで、ブリーフがブカブカに見えた。
多分、下から覗けば、裾からペニスが見えてしまう。
アスランは最後にもう一度「ちょっとだけだからな」と念を押した。
私は聞く耳を持たず「それじゃ、開帳させていただきまーす」と言ってブリーフのゴムに両手をかけた。
612名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:52:37 ID:khAE5Ob+
スルリと下ろすと、やっぱり小さめだったペニスがプルンと揺れて姿を現した。
アスランは目を閉じていた。先端は完全に剥けていて、でもアスランのペニスは小さくて色が薄くて、ちっともグロテスクな感じがしなかった。
陰毛も薄かった。多分、私より少ない。
「うわー、顔と同じですごくかわいくて色っぽーい」そう言って、私は思わずアスランのペニスの先端を摘んでしまった。
アスランは「うわっ!」と声を上げて驚き、身を引いた。
「触るなよ!そんな約束してないだろ!」
でも、強気な私は身を引くアスランを逃がさず迫り、アスランを仰向けに私のベッドに押し倒してしまった。
「お願い、ちょっとだけ触らせて。いいじゃない、減るもんじゃなし」
そう言いながら、私は右手でアスランのペニスを鷲掴みにして揉んだ。
「いい加減にしろ!もう止めろったら!」
アスランは必死で逃げようとしたけけれど、私も必死でアスランを押さえ込んだ。
夢にまで見たアスランのペニスを確かに手にしているという現実を、そう簡単に終わらせるわけにはいかなかった。
起き上がろうとするアスランの上に私は体ごと覆い被さり、かわいい乳首に歯を立ててみた。「イテっ!」
アスランはもう半泣きになっていた。
恐怖を感じているのか、ペニスは一向に大きくならなかった。
柔らかい手触りは、それはそれで私にはたまらないのだけど、勃起という状態が本当にあるのなら、それも見てみたかった。
私は雑誌で得た知識をいろいろ実践してみた。
鈴口や雁首が男の子が一番感じる場所だ、という話だった気がしたので、集中的に指先で愛撫してみたけれど、これは効き目がなかった。
美形の男の子にお酒を飲ませて酔いつぶし、いろいろエッチなことをしたという体験談には、確かペニスの根元をしごいて勃起させた、と書いてあった。
これを実践してみると、ついにアスランのペニスはゆっくりと大きくなり始めた。
613名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:53:08 ID:khAE5Ob+
すると、またアスランが激しく逃げようとしだした。
「もういいだろ、どいてくれ、終わり!」
勃起まで見られたくないということなんだろうけど、そうはいかない。
「ダメ、もうちょっと。なんかアスランのペニス、膨らみ始めたみたい。
どこまで膨らむのか、ちゃんと見なきゃ」
私はアスランを奈落の底へ突き落とすようなことを言いながら、
ペニスの根元をしごき続けた。
アスランのペニスは少しずつ熱く、固く、大きくなり、
やがて完全に勃ち上がって、ピクン、ピクンと脈に合わせて頭を振った。
私は生まれて初めて勃起したペニスを見た。
「きゃー、ステキ。アスランもやっぱり男の子なんだね。
女の子みたいな顔してるけど、こんなに立派なペニス持ってるんだ」
「クソ、もう気が済んだろ。早くどけよ」アスランはそう言って逃げようとしていた。
気が済むわけはない。
「まだダメよ、ペニスはエッチなことされると勃起して、勃起はエッチなことされると。。」
「冗談じゃないぞ、人を何だと思ってるんだ!
俺はもう見せるっていう約束は果たしたからな!」
アスランは一階にいる両親にも聞こえてしまいそうなほど声を荒げて言った。
「シッ、アスラン、大きい声出しちゃダメ。聞こえちゃったら、誰か来ちゃうよ。アスラン、勃起見られるの、イヤでしょ?」
そう言って、私は勃起したアスランのペニスの雁首を指でなぞった。
すると、アスランは表情を一変させ、小さく「あっ」と声を出した。
あまりにも色っぽい声だった。その声に私も驚いたけど、発したアスラン自身がもっと驚いていたようだった。
私はもう一度、雁首を指で擦ってみた。
「ん!ちょっ。。待って!」アスランはひどく狼狽した。
間違いない、感じている。
614名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:53:34 ID:khAE5Ob+
私は嬉しくなってしまい、雁首を中心に先端部全体を右手の五本の指で優しく撫で回した。
「あうっ!はっ!やめっ!」アスランの呼吸が乱れ始めた。
苦痛に歪むアスランの顔は、この世で一番色っぽいんじゃないかと思うほど耽美だった。
「ねえアスラン、アスランがオナニーするときはどうやるの?こういう感じ?」
私はそう言って、指で先端部を撫で回しては全体を軽く握って下方にスライドし、根元までいったら今度は上方にスライドし、親指と人差し指が作る輪が雁首を通過すると再び指で先端部を撫でる、そんな動きを繰り返してみせた。
「はあっ!あっ!んっ!」アスランはもう言葉も出せなかった。
やがて、鈴口から透明な雫が沸いてきた。清水のように見えたそれは実は粘性があり、指で触ると糸を引いた。
明らかに尿とも精液とも違うこれが、イヤらしい体験談などに書かれているアノ液体なんだ、と私は考えていた。そして、あの酔いつぶした男の子にあれこれしたという話と同じように、その液体を先端部全体に塗りこんでみた。「くっ!ふあっ!」アスランは体を仰け反らせた。
もう逃げるどころではないようだった。
それでも、何とか言葉を発した。「頼むっ!やめ、もう、出ちまうっ!」
私はペニスを握ったまま、手の動きを止めた。
肩で大きく呼吸をするアスランは、涙目になっていた。
「ここで止めていいの?こんな中途半端な状態で止められるのが一番辛いんじゃないの?」
私はただ知っているだけのことを確認してみた。でも、アスランは何度も大きく頷き、ここで止めてよい、と意思表示をした。
体が疼いて辛くても、射精を見られるよりはマシということなんだと思う。でも、そうはいかない。
615名無しさん@ピンキー:04/11/15 12:54:07 ID:khAE5Ob+
「でも、私が見たいペニスは全部見せてもらわないと」
私はそう言って再び手を動かした。
「うあっ!あっ!」
喘ぐアスランのその顔と声を、もっともっと味わいたくて、私はできるだけ弱い刺激をペニスに与え続けた。
刺激しながら、掌に感じる棒の熱さと固さを楽しんだ。
やがて鈴口から止めどなく沸き続ける液体のせいで私の手もアスランのペニスもベタベタになり、手を動かすとクチャクチャとイヤらしい音がした。
その音も、私の耳には心地よかった。
アスランのペニスは色が段々と赤黒い感じになってきて、全体がより固くなり、特に雁首が膨れてきた。
アスランの乱れた呼吸も益々早まり、一番恥ずかしい瞬間が近づいているらしいことがわかった。
アスランは最後の抵抗に、また言葉を発した。
「あっ!ほんと、ザーメン出ちゃうっ!ヤダ、はあっ!」
「アスラン、射精して」私がそう言った次の瞬間、アスランは射精した。
「アスラン・ザラ、ザーメン、出るっ!!」
私の手が上方にスライドするのに合わせて、先端から精液が飛んだ。
一度目が一番勢いよく飛び、アスランの髪や顔にかかった。
二度目はみぞおちからお臍の辺りに飛び、三度目、四度目は飛ぶというよりは溢れ出るという感じで下腹部を濡らした。
五度目以降は私の手が搾り出す感じになり、先端からそのまま下に落ち、陰毛に絡まった。アスランの精液は真っ白で粘性が高く、多分「濃い」のだと思う。
部屋には青臭さが充満し、私は精液独特の臭いというものを初めて知った。
「アスラン、精液いっぱい出たね。溜まってたの?」
616名無しさん@ピンキー:04/11/15 13:06:54 ID:6bjgjpVx
とりあえず乙。
えーとこれ噂のドリーム小説ってやつ?
617シンステ 2:04/11/15 20:44:53 ID:95D1oetC
とりあえずシンは少女を丸いベットに座らせる。
いやらしいことを考えていたわけじゃない。
本当は残して逃げようとも思ったが、この少女の震えるさまが、雷を非常に怖がっていた妹とダブってほっておけなかった。
周辺の人々の視線から逃げようと、急いで裏地に入ったところにホテルがあったから休ませようとしただけだ。
自分に言い聞かせ、サイフの中身を見て充分に足りることを確認した。シンは、少女に優しく声をかける。
「どうしんだ?アーモリーワンにいた女の子だよね。」
しかし、少女は震えたまま、何か小さな、声ともならない声を漏らすだけだった。
シンは、困った顔をし、少女の肩に触れる。とても、とても小さかった。
「そんな震えないで、大丈夫だからさ」
少女は震えたまま、呟いた。
「生きてるよね、私。生きてるよね。」
絞り出したような震える声。
−何か、死に対してトラウマを持っているのかもしれない。
そう考えたシンはゆっくり少女を抱きしめる。妹が雷の恐怖に震えていた時もこうやってなだめたものだ。
妹のことを思い浮かべると、自然に力が入った。
「あぁ、生きてるよ。君は生きてる。ここにいる。」
少女はシンの背中に手を回し、
「うん、生きてるよね。ここにいるよね、ステラ。」
少女の震えが治まってきたことにシンは安堵する。
「ステラ。それが君の名前?」
少女は、シンの問いに顔を上げて
「うん、ステラ。ステラ・ルーシェ。」
と答え安堵の表情を浮かべる。その表情にシンは赤面する。
ルナマリアも可愛いとは思っていた。でもそれはとは違う、何か癒されるような可愛さだった。
「あなたは?」
「えっ。あっ、シン。シン・アスカ。」
思わず呆けていたので質問に少し驚いた。返答を聞きステラは微笑みを浮かべる。
その微笑みにシンは衝撃を受けた。
「そう、シン。シン・アス…。」
シンは自分の名を呟こうとしたステラの唇を自らの唇で塞いでいた。
618シンステ 3:04/11/15 20:45:54 ID:95D1oetC
シンは自分の行動に驚き、すぐに唇を外す。
とても、柔らかかった。キスが初めてというわけではない。その先まで進んだこともある。
でも、今までしてきたキスの中で一番、気持ちが良かった。頭を振ってそんな考えを振り払い。
「ご、ごめん。」
離れようとする。しかし、離れられなかった。ステラが背中を掴んだままだったからである。
ステラは笑みを浮かべ、シンの顔を見つめる。シンは見つめ返し再びゆっくり唇を重ねる。
ステラは安らぎを感じた。このなことをしたのは初めてだった。戦場から戻った後に入るカプセルの中での安心感に似たもの。
でも、それよりも何か温かい安らぎ。さっきまでの何かに対する恐怖が綺麗に溶けていくのを感じる。
シンはゆっくりと唇を離す。ステラは名残惜しそうな顔をする。
シンは、そんなステラの顔に自分の中の何かが弾けそうになるのを抑えつける。
「!…」
なんとか抑えたその感覚は、ステラからの口付けによって弾けた。
ゆっくりと角度を変え口付けを続ける。そして、彼女の口内へ舌を挿しこんだ。
歯列をゆっくりとなぞる。そのまま奥へと進んでいき、ステラの舌に絡ませようとする。
ステラは一瞬驚き、舌を引っ込ませるが、ゆっくり差し出し舌を絡める。
2人の吐息だけが静まりかえった部屋に響き渡る。
ゆっくりと唇を離れる。ふたりの唇を光る一本の線が繋ぎ、プツンと途切れる。
ベットにステラを倒し、白い首筋に口付ける。ステラは甘い吐息を漏らしてその行為を受ける。
シンは口付けをやめ、ステラの服を脱がす。下着だけになった体にシンは目を見張る。
「綺麗だよ、ステラ。」
シンの言葉にステラは顔を赤らめる。
白くて綺麗な肌にショッキングピンクの下着が映える。シンはゆっくりと下着の上から乳房を揉みほぐす。
ステラは甘い声をあげ、その声はシンをさらに興奮させる。
やがて、シンはブラジャーの下着を外そうとするが、ステラがその手を止める。
「だいじょうぶだから、安心して。ステラ。」
シンは優しく囁く。その声にステラはその手を離す。
ブラジャーが外され解放された乳房はメロンをちょうど半分にしたような綺麗な丸みを帯びており、その中心には美しいピンクの果実がある。


619シンステ 4:04/11/15 20:46:20 ID:95D1oetC
シンは後に回り、その手が乳房を揉みしだく。そのほどよい大きさと張りのある弾力がシンを熱くさせる。
揉む手を次第に力を増し、激しくなっていく。
ピンクの果実が勃起していくのを確認したシンは首筋に舌を這わせて、指でその果実を摘まむ。
「ん、あ、あぁ。」
ステラは、痺れるような感覚を味わい、無意識に甘い声を漏らす。
シンは再び前に回り、ピンクの果実に舌を這わせる。
「は、あ、あん、あぁぁ。」
さらに甘い痺れがステラの脳を貫き、声が大きくなる。
シンは、今までの行為では達したことがない程、体が熱くなり、興奮に身が奮え、心臓の鼓動が早くなる。
果実を舐め、吸い、甘噛みする。様々な方法でステラの果実を責め、果実は完全に勃ち固くなる。
さらに、あいたもう一方の果実を摘まむ。
「あぁ、シ、シン、は、あぁ。」
「気持ちいい、ステラ?」
「う、うん。き、気持ちい…、は、あぁ。」
シンはステラの言葉を塞ぐように指をショーツに這わせる。中心をすり上げ、刺激を与える。
ステラのショーツには、うっすらとしみが広がっていく。
「ステラのここ、もう濡れてるね。」
そう呟き、ショーツを脱がす。輝く薄めの金色の恥毛、そしてその下の綺麗なピンク色の秘部がシンの瞳に映る。
その秘部からは、恥汁が流れ、光を反射させている。シンの指が秘部にある、小さな突起の皮を捲りあげ、弄くる。
「は、あぁ、んん。」
ステラの声はさらに強みと甘味を増していく。今まで、感じたことのない刺激が感覚を麻痺させる。
シンは、突起を弄くる指の動きを激しくする。
「あぁぁ、は、はん、あぁぁぁぁ。」
ステラの甘い声はもはや喘ぎ声と呼べるまで激しくなっていた。
シンは指の動きを止め、ステラに声をかける。
「もっと気持ち良くなりたい?」
「は、はぁ、はぁ。う、うん。なりたい。」
ステラは、声を絞り出し自分の欲求を伝える。シンはその返答に笑みを浮かべ、更に早くなる心臓の鼓動を感じる。
620名無しさん@ピンキー:04/11/15 20:47:41 ID:95D1oetC
ageスマソ
621名無しさん@ピンキー:04/11/15 20:53:45 ID:l4EVaV7F
ここって、ドリーム禁止じゃなかった?
622コンパス:04/11/15 22:35:35 ID:nG7c6np3
ステラネタありがとうございました
623名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:33:59 ID:0EIw/t+L
感謝感激雨あられ!!!!!!!!
624名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:37:27 ID:NqHdX8bH
ドリーム小説ってなに
625名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:58:41 ID:MBnw6BBV
つか全部ドリームでしょうがここは
626名無しさん@ピンキー:04/11/16 00:07:54 ID:xGPQZHc+
>>625
 ドリーム小説とは、自分Xキャラの小説のことです。
627名無しさん@ピンキー:04/11/16 00:16:41 ID:QypJUQ4G
二次元ドリームノベルズのことかと思った。
628名無しさん@ピンキー:04/11/16 00:49:48 ID:4wRAqtG+
つまりオナニー私小説だね
629名無しさん@ピンキー:04/11/16 01:00:18 ID:siCnGZvG
禁止も何も、10代の夢見る少女な人々にはともかく、
建前上は21歳以上な人々に、アニメキャラ相手の
ドリーム小説は需要あるのか?
630名無しさん@ピンキー:04/11/16 01:22:34 ID:apo1Ns8a
まあ、ハァハァできればいいんじゃね?
自分は男キャラにはあんまり萌えんのでわからんが。
631名無しさん@ピンキー:04/11/16 01:57:54 ID:/RJiPLA+
まあ、皆の衆>1をよく読めということですな。
632名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:13:05 ID:0spyXN7f
まあドリームも構わんが、問題なのは本当に職人自身が書いて投下したものかということだ。
どこかのサイトからコピペしたものかもしれん。これまでこのパターンなかったし。
633名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:31:28 ID:NnhF+mRy
ラクツー×アスランマダー?
OPのシーンでラクツーがスゲェ悪女っぽかったので

フレイ様を超えられるか?
634名無しさん@ピンキー:04/11/16 21:09:07 ID:nBiMlefD
出てないんだから書きようがないだろ・・・。
性格はおろか口調すら分からんのだぞ
635名無しさん@ピンキー:04/11/16 21:27:34 ID:0Llwlwe2
つかそもそもラクツーなんてキャラが存在するのかも不明。
636名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:39:19 ID:lNY5KQud
主従アスカガエロ見たい・・・・
5話の抱きついてからベットに寝るまででひとつ
637名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:58:58 ID:VhGOGNNH
>>626
ああ、ようするにオリジナルキャラ(自分)を出すってことか?
638名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:00:30 ID:acXlji1/
>>636
アスカガ厨は難民にカエレ!
639名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:05:37 ID:Nk1+PnUl
>>635
あの面構えは明らかに同一人物じゃねぇよ
640名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:13:18 ID:nVe2TtzT
なんか本家の板がヤバイ事になりそう。
641名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:20:31 ID:tqgXd4GD
>>638
難民?
642名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:48:00 ID:dpN6uWR3
ここも種スレだけどやっぱ排除対象なんかな?
643名無しさん@ピンキー:04/11/17 03:16:44 ID:jY5X94nI
へたれ副艦長×艦長が萌えるのだが…議長とのあれの事を聞いて横恋慕とかな…。
644名無しさん@ピンキー:04/11/17 13:16:33 ID:jzHJieoV
p://data.uploda.net/anonymous/etc2/dat6/upload22409.mp3
魔乳艦長 (リアルワンプレーヤー)
645名無しさん@ピンキー:04/11/17 13:42:48 ID:7l1MuAXB
グッジョブ!
646名無しさん@ピンキー:04/11/17 19:34:53 ID:7XvjCft8
艦長エロいなー
647名無しさん@ピンキー:04/11/17 20:07:17 ID:0X5ATiTW
>>644
これ自分で作ったん?
648名無しさん@ピンキー:04/11/17 23:12:35 ID:caauR22l
>>644
神降臨!
エロイッス
649名無しさん@ピンキー:04/11/17 23:36:12 ID:ihZCPq1g
650名無しさん@ピンキー:04/11/18 07:29:24 ID:sillUoQf
>>643
漏れも
あれ本編来るんじゃないの?
651269:04/11/18 19:46:13 ID:hzmdiC7a
皆さん、こんばんは。

萌えはあるのに時間がない今日この頃、推敲が甘いのですが
とりあえずネタが新鮮なうちに投下します。
百合系ネタなので苦手な方はスルー願います。

投下。
652269:04/11/18 19:46:46 ID:hzmdiC7a
アーモリーワンでのMS強奪事件、そしてミネルバのスクランブル。
想像もしなかった出来事が次々にミネルバ乗員に襲い掛かり戦闘経験の少ない兵士達を翻弄する。
謎の地球軍艦ボギーワンの攻撃をなんとか退け九死に一生を得たミネルバは
敵艦の追撃をあきらめ暫しの休息を得ることになった。

653269:04/11/18 19:47:20 ID:hzmdiC7a

「とにかく・・艦の危機を救ってくださったことは感謝しております。」
シンやレイ、メイリンとも別れ、ルナマリアは一人自室に向かう廊下から暗い窓の外を見つめていた。
すぐ目の前を先程の戦闘で砕かれた惑星の破片がゆっくりと流れ消えていく。
被弾したり小惑星の破片の激突で、さながらミネルバは満身創痍といった様子だ。
小さな窓からは破損した船体をいくつもの班に分かれて修理している整備員が見える。
手に手に工具を持ちある者は溶接、ある者は解体と手際の良い作業に
ルナマリアはしばしその光景を熱心に見詰めていたが
大きく息を吐くとこつんと自分の頭を窓ガラスにあてて目を閉じた。
自分があの3機のMSに手こずっている間に、ずいぶんと派手にやられたらしい。
真新しい箇所と傷ついた箇所とのアンバランスさがつい先程の戦闘をいやに生々しくルナマリアの脳裏に再現させる。
今日はじめて操縦したであろうアビス、ガイア、カオスをああも自由自在に操るパイロットたち。
それはただのナチュラルに出来る芸当ではない。
訓練を積んだ自分とシンの二人で出てなんとかしのいだ、というのが現状であった。
しかもメイリンの話によればアスラン・ザラの機転が無ければ今頃ミネルバは宇宙の塵になっていたという。
「まったく、自分の艦一つ満足に守れないんじゃ・・・私ったら何のためにザフトにいるのだかわからないわね。」
やや自嘲気味に呟くとルナマリアは窓を離れた。
654269:04/11/18 19:48:06 ID:hzmdiC7a
少し廊下を進むと横手の通路からタリアが現れた。
議長もオーブの代表もいないところを見ると今はそれ程差し迫った事態ではないのだろう。
凛々しく美しい横顔は先程の戦闘のせいか少し疲れたように見える。
軽く敬礼をして傍らを通り過ぎようとした、その時。
「お待ちなさい、ルナマリア。」
呼び止められてルナマリアは振り返った。
男でも女でも若くても、優秀であれば誰でも部隊や艦を任されザフトの為に働くことが出来る。
そんな中でもタリアは今回ミネルバの艦長に任命されたのは異例の大抜擢だったのはルナマリアの記憶に新しい。
なにせミネルバはザフトの最新技術を注ぎ込んだ艦であり、その上インパルスをはじめとする
ガンダムシリーズを搭乗させるための、いわばプラントの威信と誇りをかけた花形艦だったので
この艦の長になるには余程の実績か強い後ろ盾が必要だったのだから。
タリアが任命された当時、ザフト内だけのみならず評議会の議員たちの間でもいくつもの黒い噂が飛び交ったが
(実力主義のザフトでもやはり中傷や下卑た憶測はある所にはあるらしい)
毅然とした態度を崩さず確実に職務をこなしていくタリアの姿にいつしか周囲の反感も消え、
無事に進水式の日を迎える運びとなったのだった。
しかしその日にこんな事態を迎えようとは、運命とは皮肉なものである。
655269:04/11/18 19:48:40 ID:hzmdiC7a
「何でしょうか?」
敬礼の手を下ろし、タリアの近くに歩み寄る。いつ、誰に見られるかわからない。
必要以上に親しそうにしてはいけない。ルナマリアもその辺の所は弁えている。
タリアはゆっくりとした動作で腕を組んだ。
「出撃ご苦労様でした。いきなりの実戦でいろいろと大変だったでしょう?」
わざわざ艦長自ら出向いての感謝の言葉にルナマリアはどきまきした。
「はい・・・・あ、いいえ。それよりもあの3機を捕獲できず、申し訳ありませんでした。」
「まったくね。」
「えっ?」
ルナマリアは思わぬタリアの言葉に耳を疑った。
そういえばよくよく見ると声色こそ柔らかいものの、タリアの目は冷ややかにルナマリアを見つめている。
ルナマリアの背中に冷たい汗が噴出した。
「ところでルナマリア。あなたの今日の働きですが・・とても赤服の働きとは思えません。」
きた。
「演習じゃないのよ。いえ、演習よりもお粗末だったわ。今回命を落とさなかったのは
運が良かったからとしか言いようが無いでしょう。あなただけじゃない。
シンやレイだって自分達の誇りである赤がそんな不甲斐無い事では安心してチームを組めないでしょう。」
タリアの容赦ない叱責にルナマリアはきつく唇をかみ締め下を向いた。
656269:04/11/18 19:49:47 ID:hzmdiC7a
強奪されたMSを追って瓦礫の下から急遽出撃した一度目は搭乗機に不具合が出てしまい思うように戦えなかった。
それは不慮の事態として誰も責めることは出来ない。
しかし二度目のミネルバからの発進は地球軍を追撃するため万全を期していたはずである。
それなのに3対2ながらナチュラルの操縦する機体にまんまと裏をかかれ
結局はMSの奪還および母艦を討つというどちらの特命も成果を上げることも出来ずに帰還したルナマリアは
何一つ弁解することが出来なかった。
「何か、言いたい事はある?」
悔しい。しかしそれは自分自身が至らないせいだ。それでも悔しくて涙がこみ上げてくる。
でも、わざわざこんなところで待ち構えていなくても良いではないか。
ルナマリアはきつく拳を握り締め、泣きたい気持ちを押さえつけた。
そんなルナマリアの様子を見てタリアはふっと表情を崩し
俯くルナマリアの肩を抱くように寄り添い、先程とはうって変わったやさしい口調でその耳元に囁くように言った。
「少しきつく言い過ぎたわ。いらっしゃい。続きは私の部屋で話しましょう。」

657269:04/11/18 19:50:33 ID:hzmdiC7a
他のクルーたちとは少し離れた場所に艦長室はある。
戦艦とはいえなかなか立派な家具が備わっており、
大きなデスクのある居間とそれにもう一室、奥まったところにベットルームがある。
また艦の中ではここと士官室だけにプライベートシャワールームが備わっている。
タリアはルナマリアを艦長室に招きいれるとそのまま後ろ手でかちりと鍵を掛けた。
ルナマリアがはっと顔を上げたとき、既にタリアはルナマリアの体を机に押し倒し
抵抗する間も与えず強引に唇を重ねてきた。
「・・・んっ!」
目を見開きもがくルナマリアに構わずタリアの舌が歯茎をなぞる。
ぬるぬると唾液にぬれた舌が左右に動きわずかな隙間を見つけ潜り込んでくる。
両腕を押さえ込まれ上半身を机上押さえつけられたルナマリアは脚をばたつかせて拒絶の意思を示すが
膝の間を割られて下半身を押し付けられてはひとたまりも無い。
ルナマリアがそちらに気をとられた隙にタリアの手が素早く一番上の引き出しを開け奥の方から
束ねられたムチを取り出した。
658269:04/11/18 19:51:07 ID:hzmdiC7a
「・・・はぁっ・・ああん・・っ」
舌を絡ませてその根元を強く吸う。
互いの唾液が唇の端から溢れ出て糸を引いていた。
淫らな呼吸に合わせて顎を引き、再び貪る様に舌を使い
次第に抵抗が弱まりおとなしくタリアの舌に従うようになった頃ようやく開放されたルナマリアは
放心したように机の上に横たわっていた。
「あらあら、いつもだったら喜ぶくせに今日はずいぶんとおとなしいじゃないの?」
タリアは意地悪く笑うと体を離し、ベットルームに続くドアを開けルナマリアに入るように顎で促した。
「なにも・・・こんな時に・・しかもここはミネルバの中ではありませんか。」
ようやく我に返ったルナマリアが体を起こして立ち上がった。
その顔には怒りと、諦めと、羞恥が交じり合い、いつもは陽気で物怖じしないルナマリアが
今はまったくの別人のようだ。
659269:04/11/18 19:51:57 ID:hzmdiC7a
暴れたせいで短いスカートが腰の上まで捲くれあがり
程よく引き締まった白い太股と年頃の少女が好む薄い布地の洒落たデザインのパンティーが晒され
ルナマリアは慌ててスカートを手で押さえた。
今のキスで感じてしまい股間の布地がしっとりと濡れて染みになっていたのをタリアは見逃さない。
瞳を潤ませ頬を上気させたルナマリアの姿はタリアの嗜虐心を駆り立てる。
「不謹慎です・・。また、いつ戦闘になるかわからないし・・
しかもこの艦にはデュラルダン議長もオーブのアスハ代表も居るというのに・・こんな・・。」
目を伏せたままそこにた立つルナマリアの言葉をタリアはまったく意に介した風もなく聞き流し
手にしたムチを解いていた。
「いい子ね、ルナマリア。別に楽しいことはベットの上でなくても出来るのよ?さ、わかったら下着を取りなさい。」
「えっ・・・下着・・ですか・・・?」
困惑した表情でタリアを見返すルナマリアに向かい、厳しい声が返ってくる。
「口答えは許しません。あなたは誰のおかげで赤を着る事ができているのだと思って?」
660269:04/11/18 19:52:30 ID:hzmdiC7a
そうだった。
優秀なザフトの中でも特に選ばれた、ほんの一握りの者にしか許されない赤を身に纏う事が出来たのは
密かにタリアが裏で手を回していたからに他ならない。
自分の実力がどれ程なのか、それはルナマリア自身が良く承知していた。
仕官学校時代、たまたま臨時講師として訪れていたタリアに見初められエリート部隊に配属することを条件に
人には言えない関係を強いられたのを承諾したのはザフトにおける赤という特別な憧れとともに
同期のシンやレイが常に自分の前を行ってしまうことの焦り・・そんな焦りにも似た苛立ちを見事に突かれたからでもあった。
「はい・・。タリア艦長・・・。」
ピシッ!と鋭い音を立てルナマリアの頬にムチが飛んだ。音は鋭いが特殊な材質で作られているためひどい痛みは無い。
しかしルナマリアを脅えさせるには十分な威力がある。
「二人っきりの時は『ご主人様』と呼びなさいと言っているでしょう?あなたにはまだ教育が足りないようね。
いいわ、先程の失態の償いと併せてもう一度、きっちりと教育してあげる。時間はたっぷりあるわ。」
絶望感に蒼白になったルナマリアがのろのろと下着に手をかけ、足首まで引きおろす。
甘い匂いが一瞬鼻に付き、ルナマリアはそれが自分の秘所から滴った蜜の匂いだと理解するとますます蒼白になる。
あさましいほど淫乱な体が恨めしかった。
661269:04/11/18 19:53:25 ID:hzmdiC7a
タリアは上着の胸ポケットから小さな紙包みを取り出すと
綺麗に整えられた爪の先でゆっくりと包みの端を破り捨て小さな錠剤のようなものをルナマリアの眼前に差し出した。
「下着を取ったらこれを飲みなさい。もちろん、下の口でね。」
ルナマリアは目を見開きタリアの掌を凝視した。
乳白色の小さな錠剤。
これを使うとどうなるか。
ルナマリアは既に何度も経験した恐ろしい感覚を思い出し、タリアの要求を拒むように小さく震えた。
「・・・・できません・・っ・・ひぃっ!!」
震えながらやっとのことで搾り出した声は再び鋭いムチの音にかき消された。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!
タリアが無言でムチの先をしならせ2度、3度とルナマリアの頬を叩く。
空気を引き裂く鋭い音がルナマリアの心をずたずたに引き裂いていく。
662269:04/11/18 19:54:09 ID:hzmdiC7a
「やめてぇっ・・・お願い・・・ぶたない・・でっ・・」
両腕で体を抱きがたがたと震えるルナマリアを押さえつけると
タリアはルナマリアの腰を引き寄せ無理やり大きく脚を開き
指先に乗せた錠剤をその中心にある深い窪みに捻り込んだ。
長いしなやかな指が根元まで埋まる。
「いやあっ・・!」
挿入された錠剤はあっという間にルナマリアの内部で溶け吸収されていく。
ルナマリアの辛い時間はまだ始まったばかりだった。
663269:04/11/18 19:55:19 ID:hzmdiC7a
今日はここまで。続きはまた後日。

それではさようなら。
664名無しさん@ピンキー:04/11/18 19:57:51 ID:fSjGTj2w
リアルタイムで読ませてもらいました
別に百合系に興味はないけど続きを待っています
665名無しさん@ピンキー:04/11/18 20:31:32 ID:5WqFcJ5s
意外なカップリングでイイね!
続きが楽しみだわ〜
666名無しさん@ピンキー:04/11/18 20:35:24 ID:kJfICFDk
はげしく続き待ってます!
667黄昏の…:04/11/18 23:22:14 ID:L7snkRUw
269さん、乙ディス。
オディも>>524でちょっと語ってたシンメイルナ、投下してみまつ。
まだ最初だから、エロ無しウェイ…。


「今日こそは逃がさないんだから!」
「来ないで…来ないでよぉッ!」
 追跡に次ぐ追跡の末、ついにミネルバは敵艦ガーティ・ルーを捕捉した。
前回の宙域戦では敵の智謀によって手痛いダメージを負わされただけに、今度こそ失敗は許されない。
 3機のG…カオス・ガイア・アビスの奪還、もしくは破壊。それが自分達の仕事。
『ルナ、深追いしちゃダメだ!』
『お姉ちゃん、ミネルバから離れすぎてるよ! 戻って!』
「何言ってんの、ここまで来て…そんなことできるワケ、ないじゃない!」
 シンとメイリンからの通信が聴こえたが、今は耳を貸している暇などない。
目の前にいるのは、あのガイア。この前は逃がしたけど…今日こそは絶対に逃さない。
 ここで仕留めねば、気が収まらないのだ。
「落ちなさい!」
「何なのよ、アンタはぁ――――――――――――――ッ!?」

 ドゥッ!!!

 ルナマリアのガナーザクが放ったビームが、ステラのガイアを掠める。
例え戦力差があろうとも、それを補ってあまるのがMSパイロットの腕前だと、ルナは確信している。
 相手がGシリーズとは言え、自分のザクが負けるはずがない。今度こそ、今度こそ…!
『お姉ちゃん、帰艦命令だよ! レイとアスランさんだけじゃミネルバは守れないよ!』
 このチャンスを見過ごせ、と言うのか? ここまで来て?
メイリンの言う通り帰艦してしまったら、もう2度とガイアを倒す機会はないのではないか?
「くぅ…ガイアを倒したら、すぐに戻ってあげるわよッ!」
 苛立ちながら通信を切り、ルナマリアは再び眼前の黒い機体を睨みつけた。
ガイア。ギリシャ神話において、大地の女神の名を冠するMS。誰が乗っているかなんて、知ったことではない!
668黄昏の…:04/11/18 23:28:19 ID:L7snkRUw
「来ないでって…言ってるでしょッ!!!」
「きゃっ!?」
 トドメの一撃を加えようとに肉薄するガナーザクを、ガイアのカウンターが見舞う。
一斉に巻き上がった爆煙が、ザクの視界を奪う。まずい、こういう時に限ってレーダーがイカレた!
「ちょっ…見えな…ッ!?」
 すぐに機体の動きを整えようとするも、先程の一撃が駆動系までイカレさせたのか、機体が…。
「死になさい、アンタァ――――――――――――――ッ!!!!!」
「ッ…!?」
 黒い機体が目の前に飛び込んできた。次に見えたのは紅いビームサーベル。
宇宙の闇と共に、自分を切り裂こうと迫っているのだ。だが、思うように機体を動かせない!
「あっ、ぁ…あああああああああああああッ!?」
『ルナ――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!!!!!!!!!』

 ズッ!!! ズガァッ!!!!!

『くぁ…あっ、がぁぁ…!!!!!』
「シ、シンッ!?」
 間一髪、ガナーザクとガイアの間に割り込んだシンのフォースインパルスが窮地を救う。
だがルナマリアは無事だったものの、インパルスは防御も無しにガイアのビームサーベルを
喰らったために激しく損傷、コクピットのあたりから焔と閃光を噴出しながら、力なく宙を漂うだけであった。
「シン…? シ、シンッ!? ねえ、シンってばぁ!」
『シン、どうしたの!? 応答して、シン! 何があったの!?』
 シンは応えない。応えようにも、既に意識が無かったからだ。
ガイアのビームサーベルの攻撃はコクピットまでは破壊しなかったものの、
インパルスの胴体を大きく切り裂き、抉り取っている。その衝撃がダイレクトに、操縦者のシンを襲ったのだ。
『何をやっている!? 帰艦命令を無視する気かッ!』
「えッ…!?」
 回線を強引に開いたアスランのセイバーから、怒声が飛ぶ。
ミネルバの守りをレイに任せ、ルナマリアとシンの援護のために駆けつけたのだ。
669黄昏の…:04/11/18 23:32:37 ID:L7snkRUw
「この場は俺が何とかする…早くそいつを連れて、離脱しろ!」
「は、はいッ!」
 2刀のビームサーベルを抜き、アスランのセイバーがステラのガイアの前に立ちはだかる!
「何よ、アンタも私の邪魔するの…?」
「アスラン・ザラ、セイバー…参る!」


――― ミネルバ帰艦 ―――


 慢心相違で、ルナマリアはシンと共に帰艦。
戦いに夢中で気づかなかったが、ルナマリアのガナーザクウォーリアはかなりの損傷を受けていた。
 しかし、シンのインパルスに比べれば可愛いものだった。そして、シンは…。

「ちょっと、面会できないってどういうことですか!?」
「絶対安静です。治療がもう少し遅ければ、危ないところでした」
「そんな…!」
 シンの容態は芳しくなかった。
コクピットに攻撃を受けたワケではなかったものの、コクピット内で起きた爆発で負傷、
ドクターの処置が間に合わなかった場合、かなり危険な状態だったらしい。
「長時間安静にさせる必要があります。回復するまで面会はできません」
「…判りました」
 やり場のない怒りを押さえ込みつつ、ルナマリアはドクターに突っかかるのを止めた。
そうだ。ここで自分が怒鳴り散らしても、シンの容態が良くなるワケじゃない。
 自分がちゃんと命令を聞いていれば…彼が、こんなことになることも無かったのに。
「(シン、ごめん…)」
 今頃になって、罪悪感がこみ上げてくる。
もし、もうちょっとガイアの攻撃がコクピット寄りだったら…考えたくもないけれど、彼は死んでいた。
 自分が殺したことになる。自分があんな無茶をしてまで、敵に食ってかからなかれば…。
「(ごめん、なさい…!)」
670黄昏の…:04/11/18 23:34:09 ID:L7snkRUw
「うっ…ゲホッ、ゲホッ…!」
 ルナマリアはトイレで吐いた。
それは、シンを負傷させた自責の念と罪悪感が込み上げてきた結果。
 胸の辺りがムカムカする。頭もボーッとするし、痛い…熱があるのか。
「私、何やってんだろ…?」
鏡に映った自分を見ながら水で口の中を漱ぎつつ、そんなことをルナマリアは考えていた。

「お姉ちゃん」
「…メイか」

 気がつくと背後に妹のメイリンが立っていた。
心なしか、眼が腫れている様な気がする。それに帽子を握る手が時折震えてる。
「艦長が…後で艦長室に来る様に、って」
「…懲罰もんだよね、やっぱ」
 命令違反は重大な規律違反でもある。
更に今回は自分の命令無視でシンまで負傷させてしまったのだ。懲罰は免れない。
「メイ、私…」
「お姉ちゃん」
 ルナマリアが言いかけたことを、メイリンの圧声が制す。
いつもの甘え上手な彼女とは違う、明らかに憤怒の情のこもった声だった。
「お姉ちゃん、何で命令違反なんかしたの?」
「…メイ?」
「お姉ちゃんがあんなことしなきゃ、シンだって!」
「それは…」
「お姉ちゃんの勝手に、シンを巻き込まないで!」
「っ…!?」
 反論は無い、事実だ。自分が結果的に、彼を傷つけてしまったのだ。 
でもメイリンは納得することはないだろう。同じ女だから、姉だから、それが厭でも判る。
「もしシンが眼を覚まさなかったら…私、お姉ちゃんのこと絶対に許さない…許さないんだから!」
671黄昏の…:04/11/18 23:36:26 ID:L7snkRUw
ホーク姉妹の性格とかもまだ把握できてないのに
三角関係SSなんて…オディは何て無謀なことを…。
マターリとお待ちくださいディス。
672名無しさん@ピンキー:04/11/19 03:39:08 ID:nUrU8sPm
GJ!
続き楽しみに待っております
673名無しさん@ピンキー:04/11/19 04:14:12 ID:Y5920eYH
GJ
674名無しさん@ピンキー:04/11/19 17:07:09 ID:mi3kL723
期待!!!!!
675名無しさん@ピンキー:04/11/19 22:19:53 ID:DVJ7+Df1
「ステラを解き放て! あの子は人間だぞ!」

「黙れ小僧!」

676名無しさん@ピンキー:04/11/19 22:49:41 ID:+Obzv5Ix
>>675
うわ、シンがステラの境遇知ったらいかにも言いそう。
677名無しさん@ピンキー:04/11/20 15:19:53 ID:grHyD+YO
「黙れ坊主! お前にあの娘の不幸が癒せるのか。身勝手な人間が、難を逃れるために投げて寄越した赤子がステラだ。
人間にもなれず、兵器にもなりきれぬ、哀れで醜い可愛い娘だ」



ひさびさに見たらやはり面白かったです、もののけ。
678名無しさん@ピンキー:04/11/20 15:34:21 ID:vziWkgm6
アシタカって妹とできてるんだっけか。
スレ違いスマソ
679名無しさん@ピンキー:04/11/20 16:20:14 ID:hZTf7Fuw
>>611
ルナマリアが攻めてると思って(*´Д`*)ハァハァしてた
680名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:25:51 ID:tqnFOdzt
もしかして、ルナとステラって結構因縁の対決になっちゃうんだろーか?
681名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:26:56 ID:tqnFOdzt
つか、ぶっちゃけステラ、ルナに仕留められるんじゃないかという気がしてきた。
あるいはその逆か。
682名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:34:00 ID:pvYUkZcr
2・4話の時も思ったけど戦闘のテンポ悪くないか?
683269:04/11/20 18:46:16 ID:iXy4oFzL
皆さん、こんばんは。

ラクス様登場記念として先日の続きはではなくとりあえずの小ネタを置いておきますね。
エロは無いです。
投下。
684269:04/11/20 18:46:50 ID:iXy4oFzL
朱色に染まった太陽が遠い水平線にとろとろと溶けるように沈んでいく。
黄金が朱色に、そして朱色から眩しい筋になって消え去り、世界は闇に包まれる。
キラはこの日没の一瞬を眺めるのが好きだった。
毎日少しずつ太陽が消え去る時間が早くなる。
ヘリオポリスでは味わえなかった些細な季節の移り変わりをキラは心から楽しんでいた。
子供たちやラクスとの穏やかな日々は単調ながら幸福と平和に満ち溢れており
豊かな自然に囲まれ俗世間とは隔離されたこの小さな島での生活は
キラにとって何事にも変えがたい心の拠り所である。
今日も一人、テラスにあるお気に入りの椅子に腰掛け
そろそろ冬の空気に変わりつつある潮風を吸い込みながら沈む夕日を眺めていた。
そこに一台の小型機が現れ、一直線にキラのいる島のほうへエンジン音を響かせながら近づいてきた。
小型機は徐々に高度を下げてゆっくりと小島の上を旋回し家の裏手にある空き地にぴたりと着陸を決める。
685269:04/11/20 18:47:24 ID:iXy4oFzL
「どうもありがとう。また、何かありましたらよろしくお願いしますわ。」
桃色の髪の少女が操縦者に軽く手を振ると飛行機は再び空へと舞い上がりもと来た方向へと帰っていった。
「ただいま戻りました。すっかり遅くなってしまって・・申し訳ありません。すぐ食事の支度をしますから・・・
あら、子供たちは何処へ行ってしまったのですか、キラ?」
いつもは飛行機や船の音が聞こえるとわらわらと駆け寄り
何者が来たかと興味津々で集まる子供たちが一人も出迎えにこないのを不思議に思い、
腕に大きな包みを抱えたラクスはきょろきょろと辺りを見回した。
キラはラクスの荷物を持とうと手を出しながら答える。
「少し前にカガリが来て子供たちをみんな連れて行ったよ。
今日はオーブで子供向けのお祭りがあるから全員招待してやるって。
みんな大喜びでものすごい騒ぎで支度して出て行ったし、
マルキオ様はプラントの式典のお手伝いに行かれて今晩は帰ってこないそうだ。」
そうですの、とラクスはにっこり笑いしかし衣装カバーのかかった包みだけは大事そうに自分でしっかりと持っているのを見て
キラは不思議そうにそれを見る。
「それは?」
686269:04/11/20 18:47:57 ID:iXy4oFzL
ラクスは嬉しそうにその包みを胸に抱き、歌うようにキラに答える。
「うふふふ、これはステージ衣装ですの。」
「ステージ・・それじゃラクス、また仕事を始めるの?」
あの戦争以来、ラクスは引退同然にこの島に引き篭もっており
めったに大衆の前には姿を現していなかった。
「はい。新しく始まる舞台でまた歌を歌わせていただけることになりましたの。
しかも新曲に合わせたドレスを用意してくださって・・・今日それが出来たと連絡をいただいたので
一刻も早く袖を通したくて無理を言って持ち帰って来てしまいました。
まだわたくしもどんなデザインなのか見ていないのですが。」
光り輝く笑顔でドレスを抱えラクスがくるくる回って見せる。
こんなに楽しそうなラクスを見るのは久しぶりだ、とキラは思った。
島での生活に決して不平不満は言わず、常に微笑み子供たちやキラの世話を焼いていたラクス。
顔には出さないもののプラントの歌姫と呼ばれ蝶よ花よと持て囃されていた彼女は
やはり華やかな舞台を恋しく思っていたのだろう。
キラは素直にラクスの仕事の再開を喜んでいた。
687269:04/11/20 18:48:29 ID:iXy4oFzL
「おめでとう、ラクス。よかったね。」
軽くラクスの頬にキスをして祝福を述べる。
「キラは・・・賛成してくださいますの?」
「もちろんだよ。いつまでもラクスの歌を独り占めしているのは人類にとって多大なる損失かもしれない。
そうだ、早速そのドレスを着て見せてくれない?ぼくがラクス・クライン復帰コンサートの観客第一号になるよ。
しかも独占コンサートなんて贅沢すぎて罰が当たるかもね?」
キラの言葉にラクスは喜びのあまり目に涙を浮かべ大きく頷くと小走りに家の中へと消えていった。
すでに太陽は完全に消え去り、群青色の空には満天の星が煌いていた。
キラは再びゆったりと椅子に腰掛けるとラクスが戻るのを待っていた。
「いやあああああああっっっ!!!」
「ラクスッ!!??」
突然、家の中からラクスの悲鳴が響き、キラは椅子を蹴倒してラクスの部屋に飛び込んだ。
「どうしたんだ!!」
ラクスは部屋の壁にかかる大きな姿見の真ん前でわなわなと震えながら立ちすくんでいた。
688269:04/11/20 18:49:10 ID:iXy4oFzL
すでに着替えは終わっていて薄く桃色に煙るレース飾りと白いドレスに身を包んだその姿は
まるで雪の精霊か桜の花の生まれ変わりのようだ、と一瞬キラは胸をときめかせたが
当のラクスはすっかり血の気の引いた顔で今にも倒れそうである。
「ラクス、大丈夫?何があったの?」
慌てて後ろから抱きかかえるようにラクスを支えたキラはとにかく落ち着かせようと手を握った。
「キラ・・わたくし・・・ああ、どうしましょう・・!」
そう言うとラクスはキラの胸にしがみつき声を上げて泣き出した。
はじめて見るラクスの取り乱しようにキラは戸惑い暫し泣かせるがままにしていたが
次第に落ち着きを取り戻してくるとそっとラクスの顔を覗き込み精一杯優しい声で問いかけた。
「落ち着いて、ラクス。僕に出来ることがあれば何でも言ってよ。何をそんなに驚いているの?」
「キラに・・出来ること・・」
きらり、とラクスの瞳が光ったのは涙のせいだけではない気がする。
キラの背中にぞぞぞと目に見えないクマが列を成して這いまわっていた。
しかもそれは全て8頭身なので薄気味悪いことこの上ない。
689269:04/11/20 18:49:44 ID:iXy4oFzL
「いま、何でもと言いましたわね?」
やばい。
いつの間にかラクスは種が割れた目をしてキラを見つめていた。
「あ・・・その・・・ぼくが出来る範囲でお願いします・・」
思わず身を引くキラはとっさに視線を走らせて脱出口を探し、
入ってきたドアだけだと知るとガックリと肩を落とした。
「大丈夫ですわ。何といってもキラはスーパーコーディネイターですから。」
ラクスの言葉にキラは突っ込む気力もなくただ立ち尽くしている。
「このドレスを作る前、わたくしのプロフィールを事務所のほうへ送ってありましたの。
その時つい間がさして・・スリーサイズのバストの箇所なのですが
本当は寄せてあげてやっとBのところを少々さばを読みまして・・・Eと書いておきましたの。
ほら、やはりアイドルとしては男性ファンへのサービスの一環として夢を売らないと。
そうしましたらこのドレス、胸の部分がかなり露出していて・・・ね?」
確かにドレスの胸元ははっきりいってすかすかゆるゆるに開いており
紐で吊るさないと絶対にずり落ちる、どうやってもごまかしの利かないデザインだった。
690269:04/11/20 18:50:18 ID:iXy4oFzL
「正直に事務所に言って作り直してもらったら・・・?」
「キラはわたくしに恥をかかせたいのですか?」
ぎろりと睨まれてキラは首がもげるほど激しく横に振った。
一瞬で体温が5度ほど下がったと思ったのは気のせいかもしれない。
「僕にどうしろと・・・」
恐る恐る聞くキラは既に涙目になっている。
種が割れたラクスほど恐ろしい人はいない。
キラはこの島に来てから嫌というほどそのことを思い知らされていた。
特に一晩12回のノルマを課せられたときなど
キラは大きな川の向こうでトールが手招きをしているのがはっきりと見えた。
ラクスは獲物を追い詰めた狩人のごとくじりじりとキラに迫り寄る。
691269:04/11/20 18:50:52 ID:iXy4oFzL
「女の胸は男性に揉まれたり吸われたりすると大きくなる、と聞いた事があります。
幸い今日はわたくしたち二人きり、さあ、キラ!今すぐ揉んだり吸ったり舐めたり噛んだり摘んだり
とにかくどんな手を使ってもわたくしの胸を大きくしてください!
ついでに挿入したり縛ったり蝋燭を垂らしてもわたくしはぜんぜん構いませんから。
あら、そっちのほうが楽しそうですわ・・・。だめだめ、時間がありません、最優先は胸ですわ。
ああん、キラったらそんなに脅えないで下さいな。どうぞ遠慮なさらず・・・・もしかして焦らしプレイ?
あら?ちょっとキラ?待ってくださいな。逃がしませんわよ!」
「いやだぁっ!」

こうしてこの秋始まったデス種で我々視聴者はキラの涙無しには語れない努力と犠牲のお陰で
美しいドレスを身にまとい満足そうな表情のラクスのアイキャッチを見ることが出来るのである。
視聴者を代表して礼を言う。ありがとう、キラ。

・・・・おわり・・・・

692269:04/11/20 18:52:58 ID:iXy4oFzL
以上です。

今日の放送に言いたいことはいろいろありますが(良い意味で)
とりあえず「グレイトぉ!」に満足です。

さようなら。
693名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:53:10 ID:tqnFOdzt
・・・ぐ、ぐっじょぶ・・・w
アイキャッチの裏にはそんな秘密が・・・
694名無しさん@ピンキー:04/11/20 19:45:21 ID:hZTf7Fuw
頑張ったんですねキラ。
12回・・・
695名無しさん@ピンキー:04/11/20 19:56:49 ID:hrunCkZb
キラはペットスレ……出張してきたなw
696黄昏の…:04/11/21 01:02:01 ID:s1F+uN5W
26さん、乙ディス。
オディも>>670の続き投下するディス。
…いかん、まだオンドゥル語が抜けない。


「父さん…母さん…マユッ…!!!」
 悪夢と共に、シンは目覚めた。
まただ、また見てしまった。あの夢…白いMSに家族を目の前で殺される夢。
地球連合と思われる未知の敵によって3機のGが奪われて以来、また見る様になってしまった。
 最近は見なくなったと思っていたのに…。
「っぅ…てぇ…!」
 腹の辺りがズキズキする。それに頭やら肩に巻かれた包帯や、腕に刺された点滴は…?
「(そっか、俺…ルナをかばって…)」
 ようやく、ごっちゃになった頭がすっきりし始めた。
自分はあの戦いで、ガイアにやられそうになったルナマリアのザクをかばったのだ。
 今思えばかなり無茶な行為だった気がする。一歩間違えば、ルナも巻き添えにしていたかもしれない。
「(やっぱり俺、ルナの言う通り…ぼうやだな)」
 とは言え、取り合えずは生きているのだから、今はそれを良しとしたい。
まだ自分にはやらなきゃならないことがたくさんある。それを達成するまでは死なない。
 あの白いMS…フリーダムのパイロットに償いをさせるまでは。だから、絶対に死ねない。
「(そうだ、ルナは…ルナは…無事なのか…?)」
 ガイアのビームサーベルで斬られた後の記憶は無い。
思い切り頭をぶつけたまでは覚えているが、その後は完全に空白状態で…駄目だ、考えるだけ無駄らしい。
「口の中がパサパサする…腹も減ったな」
 声を出してみると、何だか舌の感覚が変だった。腹もグゥグゥと音を立てている。
と、ちょうど病室の壁にデジタルカレンダーがあり、現在の時刻と日にちを告げていた。
どうやら戦闘に出てから一週間の間、ずっと眠っていたらしい。自分としては大記録、褒めてやりたい。
「げっ、こんなに寝てたのかよ」
 ますますルナが心配になってきた。
自分はあの後、気絶してしまったが…彼女の安否がどうにも気になる。大丈夫だっただろうか?
697黄昏の…:04/11/21 01:03:09 ID:s1F+uN5W
「よっと…い、いつっ!」
 身体をベッドから起こそうと動いてみると、やっぱり痛かった。
でも我慢できないという程でもない。自分はコーディネーターだ、身体の頑丈さには自信がある。
「とにかく、ルナに会わないとな」
 まだ半分まどろんだ瞳を擦りながらシンが行動を開始しようとした…その矢先のこと。
「シン…!?」
「…メイ?」
 病室に入ってきたメイリンとシンの眼が合った。
オペレート作業を終えて来たのだろうか、結った髪を解いてストレートにしている。
 が、それよりも何よりも、自分を見つめる彼女の表情は何とも言えないものであった。。
「よ、よぅ。なんちゅうか…おはよう」
「シン…シンッ!」
「おわっ、痛ッ! メイ、痛いよ!」
「あっ、ご、ごめんなさい!」
 たまらず抱きついてくるメイに対し、抱きつかれたシンはたまったもんじゃない。
先程、身体の頑丈さには自信が〜などと言ってしまったのは前言撤回。やっぱ痛いものは痛いのだ。
「良かった…シン、眼が覚めて…良かったよぅ…」
「やっぱり、心配かけた?」
「したよ! すごく心配したもん! シンがこのまま眼を覚まさなかったらどうしよう、って…」
 メイリンの嗚咽が病室に響いた。一点、また一点と、シーツに涙がこぼれ落ちてゆく。
それを見ると、シンは改めて事の重大さに気づかされてしまう。どれだけ、自分が彼女に心配をかけたか。
「そっか…ごめんな、メイ」
「あ…」
 くしゃりと髪を撫でてやると、メイの顔が少しだけ綻んだ。
そのまま抱き寄せてやって、まだ震えの残る指で払ってやると…幾分、落ち着いた様に見える。
「メイの匂い、久しぶりだ」
 久々に嗅ぐ、彼女の匂い。
姉のルナマリア同様、いい銘柄のシャンプーを使っているらしく、髪の匂いがとても心地よい。
698黄昏の…:04/11/21 01:04:18 ID:s1F+uN5W
「シンの匂いも、久しぶり」
 大人しくシンに抱かれたまま、メイリンも彼の身体に身を預けた。
もう離さない、と言わんばかりに、シンが痛くない程度に、その身体に腕を回しながら。
「あ…でも俺、1週間シャワー浴びてないんだけど…」
「大丈夫。私が1日1回、身体を拭いてあげてたから」
「…そういうのは看護スタッフに任せりゃいいのに」
「ヤダ! 他の人にシンの裸、見せたくないもん!」
「メイ、お前なぁ…」
 こういうところは相変わらずか。
甘え上手な反面、自分の前で大人ぶろうとする子供っぽさは健在の様だった。
「オペレート研修の時に、介護の研修も受けたもん」
「…分かったよ」
 メイリンはシンと姉限定で、言い出すと聞かない頑固な面もある。
それに彼女だって好意でやってくれたのだから、文句を言うのは失礼だろう。
 何はともあれ、ここまで自分の身を案じてくれる女性がいる…それだけで、嬉しい。
「メイ、ありがとな」
「…うん」
 感謝の意を込めて、もう一度…今度はゆっくりと抱きしめてあげた。
メイリンの身体はいつも軟らかくて、いい匂いがして、最高の抱き心地だと思う。
姉のルナマリアに抱きつこうものなら、どつかれてそれどころではないだろう。
 比較するワケではないけれど、メイリンは何となくマユにも通じる部分があると思う。
「シン…?」
「あぁ、何でもないから」
 マユのことはあまりメイリンの前で話したくない。
彼女は自分が妹扱いされることを極端に嫌うし、自分を通して亡き妹を見ている…と知ったらどう思うだろう?
「(違う! メイは…マユとは違う!)」
 彼女は純粋に自分を想ってくれている。そんな彼女の気持ちだけは裏切りたくは無い。
彼女の腫れた眼を見れば、全てが分かる…きっと毎日、泣いていたのだろう。
699黄昏の…:04/11/21 01:06:30 ID:s1F+uN5W
「シン…あの、私、私ね」
 重い沈黙を破るが如く、メイリンが呟いた。
「あのね…私、寂しかったよ」
「え、えと…それって、どう解釈すれば?」
 いや、本当はシンだって分かっている。
彼女のもの欲しそうな潤んだ瞳を見れば、一目瞭然ではないか。
 そう言えばあの出撃前に床を共にしたのはいつだっただろうか…まずい、また頭がこんがらがってきた。
「独りでしたかったけど…でも、やっぱりシンがいい」
「えっ?」
「シンだって、私の方がいいよね? そうでしょ?」
「おわっ!?」
 まだ病み上がりのシンの身体は、あまりに簡単にベッドに押し倒されてしまう。
ああ、そういえば彼女もコーディネーターなのだから、人並み以上の腕力があって当たり前か。
「シン、しよう?」
「おいおい…びょ、病室じゃさすがにヤバイって!」
「監視モニターのスイッチ、切っちゃったもん…ドアもロックしちゃった」
 さすがミネルバのことなら何でもお見通しのメイリン嬢である。
このくらいの工作は何でもないらしい。いや、今はそんなことを感心している場合じゃなかったか。
「き、傷に障るとマズイだろ?」
「少しくらいなら平気でしょ? シン、前に自分で『俺の身体は頑丈なんだ』って言ってた」
「(げっ、薮蛇だったか)」
 シンだって久々にやりたい。やりたいけれど、この状況で果たしてやってもいいものなのか?
メイの気持ちが肌を通して痛い程に伝わって来るものの、どうにも簡単に応じることが…。
「な、なあ…それより、ルナはどうなったんだ? 無事なんだろ?」
 この場しのぎに、何とか話題を変えなければ…そう思った。ただ、それだけだったのだが…。
「…お姉ちゃんなら無事だよ、一応」
「お、おい! 一応、って何なんだ、一応って!?」
「命令違反で処罰されたの。もう営倉に入れられて…随分経つかな」
「え、営倉!? な、何でそれを早く言わないんだよ!」
「だって! 私がお姉ちゃんのこと言ったら、シンはお姉ちゃんのコトばかり考えるじゃない! 私、そんなの嫌だもん!」
700黄昏の…:04/11/21 01:11:31 ID:s1F+uN5W
>>696で296さんの名前を間違っててた…すみませんディス。
最初はマジメな話だったのにまた変な方向に行きそうな希ガス。
本編で某オンドゥルの如くシンの影が薄いため、まだキャラが掴めない。
もっと戦闘以外でもメイやルナと喋ってほしいウェイ…。

他の作家さんも、キラとかが復帰したので戻ってきてほしいディス。
701名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:15:34 ID:pfmM5i0l
696−700の人GJです!
俺と同じようなことを考えてる人がいて
感動してる。頑張って続きを書いてください。
メイリンサイコー!
702名無しさん@ピンキー:04/11/21 08:20:28 ID:YQcvDrQB
黄昏氏、ぐれいとぉ!
氏の書くメイに激しく萌へ
703名無しさん@ピンキー:04/11/21 08:47:18 ID:+UINJicD
おいおいおい〜
続きが気になるよ〜
704名無しさん@ピンキー:04/11/21 12:30:42 ID:a1TRCduO
>>690
いや、そこで手招きしてたのはフレイじゃなかったですか?(w
そいやOPにもフレイ出てきてるよな。
まだふっきれてないのか・・・ラクスも苦労するわ。
705名無しさん@ピンキー:04/11/21 13:46:39 ID:xoS+YlCk
アウル×ステラはありですか
706名無しさん@ピンキー:04/11/21 13:49:28 ID:a1TRCduO
>>705
萌えられればよし。
ただ、ステラはシンとからむのが確実視されているので(OPより)、
その辺覚悟して書かれるがよろしかろう。
707名無しさん@ピンキー:04/11/21 18:34:38 ID:a33hLlmX
俺はむしろアウル×メイリンを痔×ミリみたいな感じで
708名無しさん@ピンキー:04/11/21 21:23:17 ID:b0D93uZP
>>705
いいねぇ 読みたいねぇ
709名無しさん@ピンキー:04/11/22 13:01:07 ID:NG3kw7xG
>>707
接点無さすぎ
710名無しさん@ピンキー:04/11/22 15:22:21 ID:1WeTiXeu
いや、無から萌を作り出すのも我らエロパロ板住人の得意技w
機が熟すのを待とうではないか。
711名無しさん@ピンキー:04/11/22 18:20:47 ID:yOY3SiZ8
小説萌へるけど、本編のルナたんもっと性格ひんまがってるよな・・・。
712名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:14:02 ID:lUQDp/rV
ひん曲がってるって言うか傲慢だな。いかにも世間知らずのエリートお嬢
713名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:30:41 ID:x1URXLpf
ルナ(&メイ)ってお嬢なのかな。寧ろ下町的な鼻っ柱の強さを感じるが。
それにお嬢様があんな制服改造なんてはしたない真似をするか、つーかそんなお嬢様は嫌だw
714名無しさん@ピンキー:04/11/22 22:28:54 ID:zSTkIdaY
出自がお嬢なだけに軍隊入って窮屈な実家から解放されてハジけてるんだよ、きっと。
715名無しさん@ピンキー:04/11/23 10:29:17 ID:whq9XZAe
こそっとアーサー×メイリンキボン
716名無しさん@ピンキー:04/11/23 15:44:02 ID:9Y+45p/0
>>704
あれ、フレイOPに出てきてた?
探したんだが見つからんかった…
気になるんで教えてくれ、どこにいるんだ?
717名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:32:51 ID:NBuLWNHt
>>716
出てないってw
MADか何かと勘違いしたんだろ
718名無しさん@ピンキー:04/11/23 17:08:06 ID:hLxsHKdn
キラ、かっこつけた登場だったが、毎晩ラクスと楽しんでるんだろーな。
カミーユみたく精神崩壊でもしてりゃ面白そうだが。
前作の主人公だからって超人的に活躍させそうでやだな…。
メインクルーにもっとスポット当てて欲しいよ。台詞も少なすぎ。
シンは主人公なのに。
719名無しさん@ピンキー:04/11/23 17:24:56 ID:mknE7RG2
黄昏さん乙!!!
姉妹争い最高っす
720名無しさん@ピンキー:04/11/23 18:02:52 ID:wsmP2Rwp
>>716
OPのフリーダムんとこだろ。
偏向フィルターをかけりゃフレイに見えなくも無いが、ありゃラクスだ。
721名無しさん@ピンキー:04/11/23 20:14:37 ID:mcSe9+kG
>>720
そこまで種にはまってない妹はあれはフレイに見えるって
言ってたから作画が悪いんだろう。
722名無しさん@ピンキー:04/11/23 22:23:13 ID:upo9i7Ll
723名無しさん@ピンキー:04/11/24 11:04:33 ID:2ZTK1kMY
>>721
いや、俺にはどんなに目を凝らしてみてもラクスにしか見えない・・・
724名無しさん@ピンキー:04/11/24 20:55:58 ID:r3V/EBH5
EDのアーサーの後ろはメイリン?
あれこそフレイに見えるんだけど
725名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:21:55 ID:vr/V6Oaa
少し人気が出たぐらいで調子に乗ってる、どこぞのキャラデザのせいだな。
奴の顔パターンは数えるほどしかないから仕方がない。絵自体は嫌いじゃないんだが・・・
726名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:37:12 ID:20rguBMh
あれだ
ノーマル種を見た後にデス種見てるからそうみえるんだろ

関西だけですか
727721:04/11/25 01:38:25 ID:Rj/higBD
>>726
正解かもしれん。俺は関西組。
キララクカットのラクスの髪が前作より赤く見えるせいかもしれん。
俺はちゃんとラクスに見えるよ。前髪で判断してる。
728名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:43:07 ID:BXWH9YeX
漏れもだ。

ついでに,ファフナーを録画したあと,種まで予約をセットしていないから,
「あの顔」が3連続だったりするのだな,これが。
729パー:04/11/25 21:41:12 ID:GSOBMxds
なんでうちの地域は放送が一周遅れてるんだ―――――っ!!!
<br>
突然失敬。
730名無しさん@ピンキー:04/11/25 23:32:56 ID:nMySX60o
公式更新。キラ登場なり
731名無しさん@ピンキー:04/11/26 00:42:58 ID:A4/6ibD1
ラクスが「ラスク」になってるのはご愛嬌としてw

キラが「静かに暮らしている」
ラクスが「静かに暮らしていた」

この差は結構気になるな。
732名無しさん@ピンキー:04/11/26 01:16:52 ID:FltqgC7O
シンの影が益々薄くなってしまうな
本編後のCMじゃあんなに輝いてるのに
733名無しさん@ピンキー:04/11/26 01:33:02 ID:ccauGXap
そりゃあ只の陰気な復讐野郎だもん

ラッキースケベの明るさは今はない
734黄昏の…:04/11/26 01:43:52 ID:kun+E4QF
ステラと絡めばきっと
シンにも主人公らしい活躍が…多分あると思いたい。
戦闘中も全然インパルス活躍してないし、プラモが売れるかも微妙ねぇ。
俺はそれでもシンルナとシンメイを貫く所存でございます。
735名無しさん@ピンキー:04/11/26 02:01:21 ID:ccauGXap
>>734
それは私も願いたいですが…
それにはキラ&カガリヌッコロス思考をやめるか本当にヌッ殺さない限り無理でしょうね
736名無しさん@ピンキー:04/11/26 11:18:18 ID:FNUasmer
というかシンがキラを殺したらもはや種デスは神番組に‥まぁ無理だろうがorz
どうやっても前作のキャラ=素晴しい、今作のキャラ=前作のキャラを見習え
だもんなぁ‥
737名無しさん@ピンキー:04/11/26 18:12:29 ID:O2T+TTgR
思えば初見のインパクトが一番輝いてたなぁ、シンは。
ラッキースケベ、「見逃しました!」、OPのvsキラ…けっこう期待を持ったもんだが。
738名無しさん@ピンキー:04/11/26 19:26:16 ID:FekQVz/6
ここは黄昏氏の続きに期待だな
739名無しさん@ピンキー:04/11/26 21:11:31 ID:35FkYo9R
シン、そのうち予告の
「この後は、ガンダムSEED Destiny」

だけしか喋らない時が来そうな悪寒
740名無しさん@ピンキー:04/11/26 23:04:23 ID:KadL2DN6
本編の雑談なら他行け
741黄昏の…:04/11/26 23:07:22 ID:lYJm88gU
明日放送でいよいよキララクが…
と盛り上がっているところ申し訳ないですが、久々に
>>699の続きをコッソリと投下しておきまつ。


「お姉ちゃんがシンのこと好きだったって…知ってた?」
 やや俯き加減で唇を噛み締めながら、メイリンは吐き捨てる様にそう言う。
シンは何とか言葉を紡ごうとするものの、どう声をかければいいのか理解らなかった。
 それでも尚、目の前の少女は訴えることを止めない。
「でもね、私も…私もシンのこと、好きなんだよ?」
「…」
 彼女の気持ちは十分に理解していた、はずだった。
まだ出会って1年とちょっとしか経過していないものの、あの日以来
暗闇の中を彷徨っていた自分にとっては、数少ない縋ることのできる希望だったから。
 それが例え、妹の様に思っていたメイリンでも。
「だからお姉ちゃんにシンをとられちゃうなんて…そんなの、絶対に嫌!」
「メイ、俺は…」
 その先の言葉を発しようとするが、どうしても後が続かない。
何を言っても、彼女を傷つけてしまう気がする。それが怖い。それだけはしちゃいけないと思う。
「シンのこと考えると、胸が痛いよ…これ、好きってことでしょ?」
「あ…」
 手繰り寄せられたシンの手が、そっと彼女のその胸に重ねられた。
仕官服の上から伝わる軟らかな感触と共に、彼女の鼓動も同時に微弱ながらも伝わってくる。
「シンが好きだから…こんなにドキドキしてるのに」
 ギシリとベッドが軋む。2人分の体重が、再び加わったからだ。 
「私じゃ、シンはドキドキしないの…?」
「うっ…」
 彼女の言うドキドキとやらがこの胸の高鳴りならば、どんなに良いか。
これは、誰かを想うドキドキとは違う。誰かに対して罪悪感を感じるからこそのドキドキだと、
シンは何となく思った。けれど。眼前のメイリンを振りほどくことは酷だとも、自分の想いは告げている。
742黄昏の…:04/11/26 23:10:32 ID:lYJm88gU
「俺だって、メイが好きだよ」
「本当?」
「メイに嘘なんか、言うもんか」
 まだ覚束無い程に震える指先で、しっかりとメイリンの身体を支えてやる。
彼女をここまで追い詰めた責任は自分にある。だから、彼女から逃げちゃいけない。
 ルナのためにも…今は、自分が彼女を受け止めてやりたい。
「ほら」
「えっ…?」
 身体をベッドに戻し、メイリンを引き寄せたシンはその胸で彼女を抱く。
仄かに消毒液やシップの匂いが香る中、メイリンはシンの鼓動を直に耳にする。
「メイが傍にいると、俺もドキドキするから」
「うん…シンの音が聴こえるよ」
 メイリンはこの音を知っている。シンの身体の体温も。
もうずっと聞いていなかった、感じていなかったこの感覚…彼の傍に居ると、実感できる瞬間。
「ごめんな、寂しかったんだよな」
「うん…うん!」
 あの時、シンはもう自分の手の届かない所に行ってしまうと思った。
もし彼が自分の目の前からいなくなってしまったら…それは姉のルナのせいだ。
 姉が命令違反などしなければ、シンがこんな目に合うこともなかったのだから。
「(全部、お姉ちゃんのせいだ)」
「…?」
 憎悪が滾る。
自分の大切な人の存在を危うくさせた、屈折し、歪んだ感情が。
「シンはいなくなったり、しないよね?」
「しないよ」
「絶対?」
「あ、ああ。絶対にいなくなったりしない」
 正直、確証は持てない。
自分がルナと同じ状況で、もしあの白いMSのパイロットと対峙したら? それこそ自我を保てるかも怪しい。
743黄昏の…:04/11/26 23:11:27 ID:lYJm88gU
「…メイ?」
「すぅ…すぅ…」
「(寝ちまったのか)」
 シンに抱かれてその体温を味わったことで安心しきったのか、メイリンはそのまま眠っていた。
そう言えば毎日自分の看病をしていた、とも言っていたし…心労が溜まっていたのかもしれない。
「(ごめんな)」
「あっ…んぅ…」
 何やらメイリンの胸…というか懐を弄り、シンは何かを探していた。
時折彼女が刺激に反応して小さく喘ぐものの、この際我慢してもらうしかない。
「(…あった。多分、コレだな)」
 お姫様を起こさないようにそっとベッドを譲り、久々にベッドから降り立つシン。
もう腕の点滴も必要ないだろうし、痛いのを我慢して針を震える指で抜き取るが…。
「(いっ、痛ぇ…)」
 やはり痛いものは痛い。
頭がかゆいので包帯も外したいところだが、まだズキズキするので後回しにした方が良さそうだ。
「(さて、メイが仕掛けたロックを外さないとな)」
 壁に掛けられておいた赤服を纏い、千鳥足の様な動作でシンは歩みを進める。
メイリンは病室の監視モニターのスイッチを切り、ドアをロックしたと言っていた。
 が、シンには彼女の様なセキュリティ管理の知識は無い。ならば、どうするか?
「(こうするんだよ)」

 ピッ…ピーッ 

 懐から取り出したカードキーをスラッシュすると、途端に解除される病室のドアロック。
「(やっぱ偽造IDか…そんなこったろうと思ったケド)」
 このままメイリンを置いていくのも可哀想な気もするが、今は一刻も早くルナに会いたい。
営倉までなら病院棟とそんなに離れていないし、すぐに行って戻ってくればいいだけのこと。
「(げ、なら無理に点滴外す必要無かったじゃん)」
 早くルナに会いたい。会って、無事を確かめたい。今自分を突き動かすのは、その想いだけ。
744黄昏の…:04/11/26 23:12:48 ID:lYJm88gU
「(…今日で、一週間か)」
 真っ暗な営倉内で、自嘲気味にルナマリアは呟いた。
反省を促すためにここにブチ込まれてから、既に1週間が経過した。
その間に差し入れは一切無し。質素な食事と夜間冷え込まないように毛布が1枚のみ。
 無論、着替えも無いし、シャワーも浴びていない。
「(シン、大丈夫なのかな…)」 
 自分の勝手な行動で傷ついた少年を思うと、思わず涙がこみ上げてくる。
本来、勝気な性格の自分が泣くなんて本当に何年ぶりだろうか。この空間が助長し、感傷的にさせているのかもしれない。
「会いたいよ、シン…」
 思わず、声が出た。ぎゅうと自分の腕で、自分の肩を強く抱くルナマリア。
ここは本当に寒くて、怖くて、孤独を実感できる場所だと思う。そして罪の重さも。
「(これが、私が背負った罰なんだ)」
 そう、好きな人を傷つけた罰。
直接彼に想いを彼に伝えたことはなかったし、危なっかしい弟の様に思っていたはず。
でもいつの頃からか…そう、メイが彼のことを好きだということが判った頃からかもしれない。
妹に先を越されてしまったという焦燥感からか、妙にシンを意識し始めた自分がいることに気づいた。
 それはいつもと同じ光景。
一緒に食事をして、一緒に訓練をして、一緒に喋って、一緒に笑って…。何気ない日常すら、とても恋しい。
「(私がガイアを無理に追い詰めようとしなきゃ…)」
 自分の無茶に彼を巻き込んだ結果が、これだ。
彼は身を呈してまで自分を救ってくれたと言うのに、自分には何もできない。
 それがとても歯痒く、もどかしくて、気持ち悪いくらいに。
「(本当、私…何やってんだろ)」


 シンはよろつきながらも、何とか病院棟から営倉まで来ることができた。
何やら瀕死の重傷だったらしいが、改めてコーディネーターたる自分の回復力には驚かされる。
「いてて…ここか」
 念のため、先程メイリンから失敬したIDカードで
ミネルバ内の情報端末にアクセス、ルナの所在地を確認してみたが…この部屋で間違いないらしい。
745黄昏の…:04/11/26 23:14:05 ID:lYJm88gU
「…ルナ?」
 開かれたドアから差し込む眩しい光と共に、懐かしい声が聞こえてきた。
でもどうやってここのドアを? 食事が配給される時以外は、絶対に開かないのに。
「ルナ、居るんだろ?」
 ビクッと身体が震えた。そう、私はこの声をよく知っている。
「…シン?」
 暗い部屋にずっといたせいか、聊か視力が衰えたのかもしれない。
でも、ちゃんと見える。彼の輪郭、彼の四肢、彼の顔。彼の声が、いつもの彼を思い出させてくれる…。
「ルナ、大丈夫か?」
 覚束無い足取りで、けれども一歩ずつルナマリアにシンは近づいてゆく。
ドアの向こうの明かりと星明かりに照らされた彼は、痛々しい程に消耗していた。
「っ…シンの方こそ、全然大丈夫に…見えないじゃない!」
 シンの姿は、自分のせいでああしてしまったのだと、改めて思い知る。
彼は何とか笑顔を保っていたが、手足の震えを見る限りはとても平常には見えないではないか。
「ど、どうして来たの? 大人しくベッドで寝てなさいよ!」
「ルナに会いたかったから…じゃ、理由にならないかな…へへ…って、いてて」
 傷口を押さえつつ、苦笑いを浮かべるシン。明らかに痩せ我慢だ。
「良かった、いつものルナだな…責任感じて泣いてるんじゃないかって、心配だったけど」
「あっ、当たり前でしょ! シンが邪魔しなきゃ、今頃…今頃…あ、あれ…?」
 本当は謝りたいのに、出てくるのは気持ちとは反対の言葉ばかり。
それでも、心は正直だった。自然と瞳から溢れる涙が、それを証明してくれる。
「ルナが無事で良かった」
「ダ、ダメッ! 私…私っ…」
 ドアは閉められた。今度こそ星明かりのみが頼り。それと、シンの体温。
彼に抱きしめられたのは、これが始めて。何と雰囲気の無い抱擁だろう、といつも毒づきたいところだが…。
「俺、ルナに会いたかった」
「私…私も、私もシンに…本当は…すごく会いたかった!」
 衝動。これまでの想いが、一気に溢れ出してきた。自分でも、もう止められないと判る程の想いが。 
746黄昏の…:04/11/26 23:15:25 ID:lYJm88gU
作者取材のため、次号は休載いたします。
747名無しさん@ピンキー:04/11/26 23:46:14 ID:HVkU5NF1
>>746
黄昏氏ってばお茶目・・・

いい所で止められて、こちらもドキドキしながら次次号をお待ちしてます。
748名無しさん@ピンキー:04/11/27 00:11:46 ID:nhmYNQ3k
黄昏氏乙!シンルナメイ三角関係最高
749名無しさん@ピンキー:04/11/27 00:39:42 ID:yRBaBPcb
なにぃ〜休載だとぉぉ(遺作風
生殺しだYO!
750名無しさん@ピンキー:04/11/27 15:45:57 ID:6j89bc1p
ザフト軍赤服、インパルスパイロット、シン・アスカ悪ノリ日記

〇月□日

起床。朝勃ちしてたからルナマリアをトイレに連れ込み、パイズリさせてやった。
やつは戦闘ではダメダメだが体はイイ。

トレーニングルームで艦長を発見、1人だけ。後から近づき、口にタオルを突っ込む。そして、手足を縛る。
「シン!どうなるか分かってるの!?」
知るか。じっくりと犯してやった。だがやつのマソコは結構使用されていた。
オッパイはでかいんだがな。縛ったまま放置。

オーブ代表が来た。ムカツク。犯してやりたがったがハゲたグラサンがウザイ。
その怒りをルナにぶつける。代表が泊まっている横の部屋でヤッた。喘ぎすぎで聞こえたかもな。
中はダメ、とか言っていたが中で射精してやった。

そろそろいいだろう。今まで手を出さずに温めてきたメイリンを部屋に呼ぶ。
速攻で押し倒して、犯した。胸はないが、処女の締りは最高だった。
イタイ、イタイと叫んでいたが、だんだん喘ぎ声が聞こえてきた。姉妹揃ってよく喘ぐ。
メイリンは気持ち良すぎて失神してしまったので、ルナマリアに取りに来させる。

ハゲグラサンが議長に呼ばれていた。チャンスと思い、カガリを部屋に連れこんだ。
暴れるが、力づくで抑えこみ犯した。処女ではなかったので、
「お偉いさんでもやることやってんだな」と罵った。
ボロボロ泣きつつも喘いでいた。
「ア、アスランより、あぁ、い、いいぃぃ。」
アスラン!?アスラン・ザラか!?


751名無しさん@ピンキー:04/11/27 15:46:09 ID:6j89bc1p
△月×日

シャワーを浴びようとする艦長を発見。乱入し、フェラさせる。
舐めてる間、右手で自分のを弄くっていたので、挿れて欲しかったら言え、と言ったら。
目を輝かせて懇願してきた。2発中出し。

訓練後に休憩室にてカガリを発見。その場でヤッた。
誰か来るかもと、喚いていたがシカトした。ハゲグラサンが来たら面白いことになる。
弄くるだけ弄くって止めようとしたら、カガリはズボンを俺のズボンを脱がしてきた。
はっ、結局かよ。仕方ないから挿れてやった。

ジュール隊と合流した。シホとかいう女を犯そうとするがジュール隊長が近くにいてウザイ。
艦長を利用して、離れさせる。すぐにトイレに連れこむ。
「わ、わたしには、あぁん、イ、イザーク、あん、た、隊長がぁぁ」
そんなこと言いながら最後には、自分で腰を振っていた。
俺のテクと息子で落とせない女はナチュだろうとコーディだろうといない。

ルナマリアとメイリンを連れこむ。今夜は3Pだ。
ルナマリアを責めてる時はメイリンが、メイリンを責めてる時はルナマリアが、
「私も、私もやって」と言ってくるから、2人だけでやってみろと言った。
慣れた手つきだった。こいら、いつもやってるな。
メイリンだけに挿れて終わった。ルナマリアが喚いていたが、蹴って放りだした。

752名無しさん@ピンキー:04/11/27 15:46:19 ID:6j89bc1p
♀月♂日

起きて歩いていると、カガリを発見。ハゲズラサンはいないようだ。
「どうした。1人か?」と話しかけると、目を輝かせて返事。俺の下半身を凝視。
部屋に招いて、ヤッていたら、ハゲズラサンが突然入ってきた。
空気が凍りついたが、俺はかまわず腰を押込む。
「あ、ぁぁ、ァス、あぁぁスラ、ぁぁ。んんん。」
こいつがアスラン・ザラだったのか。
「カガリはあんたより俺の方がイイってよ。うせろよ、ハゲ。」
アスラン・ザラは呆然として、部屋から出ていった。

中立コロニーに到着。ルナマリアが昨日の分と言って、一緒に街に行こうと誘ってきた。
暇だし、ホテルもあるだろうし、私服だろうし。O.Kした。
街を歩いていると、アーモリーワンで会った金髪の女の子を発見。
あの感触が掌に蘇る。ルナマリアを振りきり、ホテルに連れこんだ。
「何?どうしたの?だれ?」
ポケーとしていたので、勝手に始める。
感じ方が、ホーク姉妹より激しい。喘ぎ声もデカくなる。
調子に乗って女の子を上にする。
「ふふふ。」
へっ!?女の子の顔が一変した。
「まだまだよね、あなたも。」
それから先は言えない。俺の価値観は変わってまった。
俺は、まだまだ甘かった。

10回のプレイでボロボロになった体を引きずって帰ってきた俺を待っていたのは、
不気味に微笑むルナマリアだった。勘弁してくれ、と言ったが部屋に連れこまれた。
俺の上で激しく動くルナマリアを呆然と眺めていると、
カガリとメイリンが入ってきた。もうダメだ。死んでしまいたい。

俺はそれから1週間、部屋を出れなかった。
753名無しさん@ピンキー:04/11/27 18:24:32 ID:P8OCVMYA
ルナ・・・おまい、ガナーザク駆ってるくせにその射撃の腕はまずくないか・・・?
754名無しさん@ピンキー:04/11/27 18:28:21 ID:P8OCVMYA
ほう・・・来週アスランとキラ再会か。
755名無しさん@ピンキー:04/11/27 18:56:35 ID:If5uBD9A
>>753
モビルトレースシステム使ってるんじゃないんだしさぁ手首の捻りなんか機体に反映されないだろ…

ギルと一緒にいたのってやっぱラクツーかな?
756269:04/11/27 19:06:51 ID:ZdRWsGAf
まずお詫び。
新キャラ難しいです。タリア×ルナマリア百合調教もの頓挫します。
今後の抱負。
公式でキラが再び戦場に出る理由が*カガリのため*とかだったら寝る間も惜しんでSS書きます。

黄昏氏、がんばれ。超がんばれ。
757名無しさん@ピンキー:04/11/28 09:22:46 ID:6KPpUJBY
世界の為だろ。
キラが戦う理由は。
758名無しさん@ピンキー:04/11/28 16:01:45 ID:cSU05lsl
>>757
前作ではフレイの為だったがね。
759名無しさん@ピンキー:04/11/28 17:12:50 ID:HBxRH/sW
>>758
前半はね。
760名無しさん@ピンキー:04/11/28 23:33:28 ID:zxoWC2Cy
遅れましたが、黄昏さんGJです。
嫉妬の炎を燃やすメイリンがイイ!
是非続きを読ませて下さい。
761名無しさん@ピンキー:04/11/29 09:14:08 ID:t4iGll+K
>>758
違うだろ。
友達の為だった。戻ったのも。
762名無しさん@ピンキー:04/11/29 14:05:22 ID:v6aOBeeY
アスラン×ルナマリアキボン
763名無しさん@ピンキー:04/11/29 16:24:45 ID:O2ooZjg2
友達の為……今回はアスランの為だったら一部の人間は大喜びだろうな
764名無しさん@ピンキー:04/11/29 18:02:13 ID:wrEtztA0
>>750-752
南極で似たようなの見かけた事があるぞw
でもGJ!
765名無しさん@ピンキー:04/11/29 18:06:54 ID:18LeAWa4
>>762
ageんじゃねゴミ
766名無しさん@ピンキー:04/11/29 18:45:21 ID:6aNL+e8y
しかし「世界の為に戦う」なんて人間は激しく信用できない。
767名無しさん@ピンキー:04/11/29 21:40:15 ID:YqWrTm6f
スーパーコーディネイターであらせられるキラ様は、悟りを開いていらっしゃいますから。
768名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:39:51 ID:QCpJSZp6
ラクツーのためだったらわけわかんなくて萌える
769名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:43:39 ID:c2LFG+vk
キララクとやらはまったく理解できんが、キララクツーなら萌えられるかもしれない
770黄昏の…:04/11/30 01:31:16 ID:+gihoZ2y
休載週間も終わりますたので
>>745の続きをまたコソーリと投下しとくディス。
でも本編が微妙にアスルナな気配が…気のせいだといいのだけれど。


 泣きじゃくるルナマリアを、シンは背中から抱すくめることしかできなかった。
こういう時、何と声を掛ければよいのか…残念ながら、シンはその術を知らない。
 今の自分できることは、ただ彼女が泣き止むまで傍にいてやることくらい。
「ルナが頑張ってるの、俺は知ってるから」
 彼女は自分が知る限り、今までよく頑張ってきたと思う。
赤服になるために必死で勉強して、訓練して、やっと掴んだ栄光。
 けれどその過程で犠牲にしてきたものだって多いはず。人は誰しも、万能ではないのだから。
「それに俺がもしルナと同じ状況で…あのフリーダムのパイロットと戦ってたら…」
「…シン?」
 ぎゅうっと、ルナマリアの身体を抱くシンの腕に力が篭った。
少し痛いと感じると同時に、まだ完治していないためか…彼の身体も小刻みに震えている。
「きっと、俺も命令を無視して…戦ってたと思う」
「シン…」
 闇の気配がする。深い、心の闇の気配が。
初めて彼と出会った時からその両の瞳に湛えていた深い憎悪を、彼は声と共に発した。
「戦場に直接出ない奴らなんかに、俺達の気持ちは解らない」
 シンは誰かを憎むことでその強さを保とうとしている。
誰かを殺したい、と望むことで己の存在価値を見出そうとしている。
 それはとてもとても不幸なことだと思う。
けれど彼にはそうする道しか残っていないのなら…自分は、彼に何をしてあげればいいのだろう?
「…ねえ、シン」
「ん」
「一つだけ、聞いてもいい?」
 涙はもう溢れてこない。その代わり、別の何かが身体の奥から溢れてくるのを強く感じる。
「私のコト、好き?」
771黄昏の…:04/11/30 01:32:09 ID:+gihoZ2y
 ルナマリアの顔を伺い知ることは出来なかった。
営倉の中は暗いし、何より自分が背中から抱すくめているから。
でもその切なげな声色から、彼女の真意を多少感じとれることは出来た。
 今、自分の腕の中に居る少女が、自分のことを好きか…と問いかけてきたのだから。
「俺がメイと付き合ってるの承知で聞いてる…?」
「メイは関係無い…シンの気持ちが知りたいの」
 どう応えるべきなのだろうか。
事実、シンはメイと付き合っている。
ミネルバ乗艦前から何度もデートしているし、身体を重ねたのも一度や二度じゃない。
 けれど、メイに何処か亡き妹のマユの面影を重ねていたのも確かだ。
生きていればメイリンと同じ歳の頃だったはず…自分は、ただ自分に足りない隙間を
補うために、純粋に自分を慕ってくれている彼女を利用したのではないか…今思うと、そんな気もする。
「私だって…シンが好きだよ?」
「でも、俺はもう…」
 もう、守るべきものが見つかったと思っていた。
と言うより、何か理由が欲しかったのかもしれない。
 自分がこれからも兵士として戦い続けるための、憎悪と復讐以外の理由が。
「俺はもう、メイを守るって…決めたんだ」
「じゃあ…じゃあ、私も守ってよ! 私もシンに守ってもらいたい!」
「ルナ…」
 いつも先陣を切って戦場を駆ける彼女が、こんな弱気なことを言う。
勝気な彼女は、ひどく誰かに守られることを嫌っていたはずなのに…そこまで追い詰められているのか。
「不安、なのか」
「違う…ただの我侭よ。私がシンを独占したいだけ…」
 食い入るようにルナマリアの瞳が、シンの瞳に訴える。
向かい合った互いの顔は、きっとどちらも非道い顔だったに違いない。
 それでも、いつもの見知った顔をこんなに近くで見れる喜びを、これまで味わったことがあるだろうか?
「シンは…メイには渡さない」
 姉としてでは無い。これは、女としての意地。
772黄昏の…:04/11/30 01:33:13 ID:+gihoZ2y
「渡さないから」
「ちょっ…いっ、いてっ!」
 自分が怪我人であることをすっかり忘れていたのか、病室同様にシンは簡単に押し倒された。
床はひんやりと冷たく、金属特有の冷ややかな質感が服や肌越しに伝わってくる。
 が、そんなことはあまり問題ではなかった。
腹や胸の上に圧し掛かかっている軟らかな感触…これが女性のものであることを、シンは知っている。
「ル、ルナ ? 何するつもりなんだ?」
「私だって男の子がどうすれば悦んでくれるかくらい、知ってるよ」
「悦ぶって…んっ…!?」
 それ以上の言葉は続かなかった。
文字通り眼前に佇む少女が、ルナマリアの桜色の唇が、自分のそれを塞いでしまったから。
 わざとらしいくらいに音を立て、唇を押し付け、舌を絡めてくる。まるで自分を誇示するように。
「んぅ…ぁ…はっ…!」
「くぅ…っ…ル、ルナ!」
 僅かに、声を漏らすことが出来た。それでも彼女は唇を吸い続ける。
こういうのを無我夢中と言うのかもしれない。今の彼女の表情は無機質で、それでいて恍惚としていた。
「っ…はぁっ! よせよ、ルナ!」
「何で?」
「こんなの、ルナらしくないだろ!?」
「私らしく、って何?」
「……!」
 返ってきたのは暗い反応だった。
「私、貴方が思ってる程…強くない。
私だって誰かに好きになってもらいたいし、誰かを好きになりたいよ!」
 叫んだ。これは心の叫び。この年頃の少年少女なら、誰もが思い悩むこと。
ただ自分はこれまで訴える術を持っていなかっただけ…訴えたい相手は、もう見つかっていたのに。
「シンが好きだから…どうしようも無く、好きだって解っちゃったから!」
 嗚呼、とうとう言ってしまった。
本当はもっとちゃんとした場所で、もっと良き雰囲気で言いたかったのに…言ってしまった。
773黄昏の…:04/11/30 01:34:15 ID:+gihoZ2y
「メイからどう思われてもいい…シンが、欲しいよ」
「ル、ルナ…おい!?」
 シンの手に、弾力のある軟らかな物体が添えられた。
ルナマリアによって強引に腕を引かれ、その発育良好な胸を押し付けられたのだ。
「(うわ、結構大き…って、そうじゃないだろ!)」
 妹のメイリンもあの年頃の少女にしてはスタイルが良い方だが、姉のルナマリアは
それ以上のプロポーションを誇っていると思う。これまでの訓練で培った肉体が、それを物語るのだ。
 彼女らはよほど良い遺伝子を受け継いでいるのだろう、と思わずにはいられない。
「また胸が大きくなったの」
「そ、そりゃ結構なコトで…」
 まぁ、何となくシンもそれには気づいていた。
体型が顕になるノーマルスーツ姿のルナマリアのフォルムは、ここ最近やけに胸が際立っていたから。
「胸、触られると…すごいゾクゾクする」
「お、俺じゃなくてルナが勝手に…!」
 聞いちゃいない。
顔を徐々に赤らめながらも、ルナマリアの行動は順を追ってエスカレートしてゆく。
 確かにルナの胸はボリュームがあるし、触るとすごい軟らかくて気持ちいい。
これで鷲掴みをしたら、きっと指が服に食い込むんじゃないのか…という程に。
 彼女から進んでこう言う状況に持ってきてくれたのは、やっぱり自分が
ヨウランの言う通り“ラッキースケベ”だからか? いや、いくら何でもこれはラッキーどころの騒ぎじゃない。
「シンは…メイとはこういうこと、しないの?」
「い、言う必要ないだろ!」
 いけない。この雰囲気に呑まれては。
 それに先刻は病室でメイリンに迫られているし、これ以上迫られると…。
「興奮、する?」
「…っ!」  
 怒張し始めた自身にルナマリアの手が、そっと赤服の上に触れる。 
そしてそのもの欲しそうな好奇心に満ちた彼女の表情…すごい嫌な予感がする。
774黄昏の…:04/11/30 01:38:07 ID:+gihoZ2y
「ルナ、頼むから触らないでくれよ!」
 しかも間が悪いことに、彼女に触れられている間にどんどん自身が膨張してゆくのが解る。
 病室でメイに迫られた時もそうだったけれど、この姉妹の艶っぽさは一体何なのか。
「シンは自分で私に会いに来てくれたんだから…我慢しなくていいのに」
「我慢とかそういう問題じゃ…」
 いや、本当はかなり我慢している。
一週間ぶりに目覚めたせいか、メイの時もかなりヤバかった感じだったし。
 それこそ場所が病室じゃなくて怪我もたいしたことがなかったら、理性を抑えきれずに
その場の勢いで彼女としていた可能性だってある。シンだって健全なコーディネーター男子だし、
それはごく当たり前のこと。でも、一歩踏み出すのに躊躇してしまうのがシンたる由縁か。
「逃げないで」
 四つん這いになり、ルナマリアが迫った。すごく切なげな表情がそそると言えばそそる。
いつものお姉さんぶる勝気な彼女が自分を求めているかと思うと…やばい、また血液が集まってきた。
「こういうことするの、シンが初めてだけど…私、頑張るから」
 やや恥らうようにして、ルナマリアは無理矢理ジッパーを下ろしてシンを求めた。
それに抵抗しようにも怪我で身体が痛くてそれどころじゃ…ここまで来たら、もうメイに合わせる顔が無い。
「男の子って…興奮すると、こうなるんだ」
「っう…!」
 直に触れられた。部屋の温度が手伝って、ルナマリアの指先もひどく冷たく感じる。
「私に興奮してくれたから、シンはこうなっちゃったんでしょ…?」
「…そーだよ」
 妹にして、この姉あり…と言ったところか。普段見ることのない弱い面も含めて、シンはルナの姿を垣間見る。
「ルナがそんな眼で俺のこと見るから、こうなっちゃったんじゃないか…」
「私はシンに気持ちよくなってもらいたいだけなんだけどな…んっ、むっ…」
 舌先が触れる。ざらついた感触は刺激となって身体中を駆け巡り、思考を狂わせるには十分だった。
「くあっ…メ、メイにだって…っ…滅多に、こんなコト…ぅ…させ、ないのに…っ」
 丁寧に舐められてゆく自身さながら、硬直してゆく身体。
普段からは想像も出来ない程に、今の彼女の姿は淫らで美しいと思う瞬間でもあった。
775黄昏の…:04/11/30 01:42:43 ID:+gihoZ2y
本編でもヒロインらしい活躍の無いルナに愛の手を…。
せめて劇中に1回くらいシンとのキッスのシーンでもあれば。
次号のHUNTER×HUNTERは作者都合により…ってこれはスレ違いでつね。
776名無しさん@ピンキー:04/11/30 02:23:47 ID:g3rQjywk
二人とも一週間風呂入ってない…これは人によっては興奮しちゃうのか?
777黄昏の…:04/11/30 02:38:39 ID:+gihoZ2y
>>776
ルナは良い匂いしかしません…多分。
778名無しさん@ピンキー:04/11/30 03:04:27 ID:dJNNRv6R
>>776
冷静な突っ込みにワロタ
779名無しさん@ピンキー:04/11/30 06:13:06 ID:qHbd6ngD
>>770
ガンダムエースによると興味本位の接触の様子。少なくとも現時点では好奇心以上のものではありませぬな。
OPシーンでカガリ、ラクツー? と一緒のシーンには
「アスランを巡り火花を散らす3人」とか書かれてましたけどw

12月分予告編によると当面、シンとカガリの関係はますます険悪化していくようで。
780名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:25:52 ID:7xQDmHv2
>>776
匂いフェチな描写を期待したんだが。
したんだが。
781名無しさん@ピンキー:04/11/30 22:29:59 ID:IqYV8ebQ
このスレにもSEEDヒロインズを
買ってハァハァしてる香具師は居るんだろうか。
782名無しさん@ピンキー:04/11/30 22:49:41 ID:7jUl3zSb
>>775
もう知ってるかもしれんが、一応言っとく。
メイリン、実はシンより年(月)上だ。
783名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:09:22 ID:3OuN5+If
な、なんだってー!(AA略
784名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:10:06 ID:3OuN5+If
な、なんだってー!(AA略
785名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:10:21 ID:AFzuDWcj
>>782
同い年にしちゃ子供っぽいな、メイリン。
よくエロゲとかでも同年代なのにやたら
妹属性ぽいキャラがここ近年多い気もするが。
786名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:14:57 ID:DwqjQ2Us
>>782
とても見えねぇ・・・
787名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:20:51 ID:VjINRxFg
とりあえず黄昏氏乙!
788名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:28:17 ID:LmfXVgiA
生意気なルナマリアをアスランがザクパンチで修正してそのままセックル
789名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:58:50 ID:S2aPIY8k
参考までに。(出典:今月のダムA)
シン・アスカ 16歳 9/1生 乙女座
メイリン・ホーク 16歳 6/12生
ルナマリア・ホーク 17歳 7/26生
ヴィーノ・デュプレ 16歳 12/4生
ヨウラン・ケント 17歳 7/11生
レイ・ザ・バレル 不明
ザフト少年組は最年長がルナで、ヴィーノが最年少だな。
790名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:00:10 ID:S2aPIY8k
>>789
間違えた。わかってる中での最年長はヨウランだった。
素性がわかればレイが最年長だろうけどな。
791名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:30:53 ID:II+ckdDP
アスラン・ザラ 18歳 10/29
カガリ・ユラ・アスハ 19歳 5/18
キラ・ヤマト 19歳 5/18
ラクス・クライン 18歳 2/5
ネオ・ロアノーク(中身がアレだとして) 30歳 11/29
イザーク・ジュール 20歳 8/8
ディアッカ・エルスマン 20歳 3/29
マリュー・ラミアス 28歳 10/12

合ってるか?
792名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:34:25 ID:gK8+QG/d
ルナはともかくメイリンまで年上か…ステラはどうなんだろう?
793名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:38:45 ID:FwN5hW2v
ネオの中身はあれじゃないと思う。あれのクローンだと。あとレイの素性が解んないのはレイはクルーゼのクローンだからだと思う。あと皆さんがいうラクツーはアイシャ生きてる説で
794名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:43:51 ID:II+ckdDP
根拠も説得力もない意見だな

ただ、俺も根拠はないけど、総集編で消えたヘルメットを信じてるよ
795名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:45:22 ID:gVNAL40Z
そんなことより俺は重要なことに気付いた







俺アスランと年同じで誕生日も一緒やんけ…
796名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:50:49 ID:AFzuDWcj
>>795
お引き取りください。
797名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:57:02 ID:II+ckdDP
ネタなんだろうけど、どうでもいいにもほどがある

ネタじゃないかったかもしれないが・・・とにかくお茶を濁すな、雰囲気読め、んなこたぁ同じクラスの奴に・・・
って、18ってことはお前受験生だろ?こんなとこでなにしとんねんっ!?
798名無しさん@ピンキー:04/12/01 02:19:58 ID:fQL8SMmU
げっ、俺もアスランと同じじゃねーか・・・・・・・・・・・まぁ俺は21歳以上だけど、
それはともかく劇中で年下がいないとはシンのシスコン+ロリコン属性発揮の場がなくなるな。
まぁ、Zでは年上の妹というチャレンジ精神溢れる設定した奴等もいたけどさ。
799名無しさん@ピンキー:04/12/01 02:20:42 ID:gu9GVK/M
てかここ18歳は来ちゃいかんだろ
釣られた?
800名無しさん@ピンキー:04/12/01 02:45:19 ID:S2aPIY8k
>>791
種の年齢設定は物語が開始した年に何歳になるかで設定してあるから、
カガリ・キラ・イザーク・ディアッカが1つ違ってるな。

第1話での年齢は
シン16、アスラン17、カガリ18、キラ18、ラクス18、ルナ17、メイリン16、ヨウラン17、ヴィーノ15、
ネオ29、タリア29、アーサー26、イザーク19、ディアッカ19、マリュー27だな。

それから、マユは2年前は8歳だったそうだ。
801名無しさん@ピンキー:04/12/01 03:00:00 ID:cOCzk+Tg
あれで8歳?10〜12歳くらいと思ってた
まあ、種は顔で年齢判定しちゃだめだな。大人組は特に…
802名無しさん@ピンキー:04/12/01 04:27:51 ID:gM7IISZ7
>>800
違うよ、9才。
803名無しさん@ピンキー:04/12/01 04:42:38 ID:Qw2+qieR
黄金種闘士
牡羊座・アリエスのディアッカ
牡牛座・タウラスのキラ
双子座・ジェミニのメイリン
蟹座・キャンサーのヨウラン
獅子座・レオのイザークorルナマリア
乙女座・バルゴのシン
天秤座・ライブラのマリュー
蠍座・スコルピオのアスラン
射手座・サジタリアスのネオ(仮)
山羊座・カプリコーンの?
水瓶座・アクエリアスのラクス
魚座・ピスケスの?

スレ違いスマン、誕生日と聞くとこんなのを考えてしまう俺は末期だ…
804名無しさん@ピンキー:04/12/01 05:24:02 ID:XPZZh8X7
ネオの中の人は星矢ではラダマンティスだけどな…。
805名無しさん@ピンキー:04/12/01 06:31:43 ID:SCBhIs2h
>>803
シンがバルゴ?・・・
806名無しさん@ピンキー:04/12/01 07:30:18 ID:raOKmGNe
>>793
あの男のクローンはマンガで既にやってるしなぁ…
807名無しさん@ピンキー:04/12/01 09:11:27 ID:qs9xgpNZ
謝るくらいなら最初から貼らないでくれよ。
808名無しさん@ピンキー:04/12/01 10:34:10 ID:EfTOyIMq
種って年度締めの「数え年」って感じなのか?
809名無しさん@ピンキー:04/12/01 11:02:17 ID:wFO+c5lm
山羊座ならアーサー
810名無しさん@ピンキー:04/12/01 13:01:44 ID:v3GFiSYb
>>806
プエルたんキター。
811名無しさん@ピンキー:04/12/01 13:02:59 ID:Cv9QTHmP
アーサーの誕生日設定マダー?
812哀しみはいつもそばに…:04/12/01 22:40:33 ID:3OuN5+If
シン×ステを稚拙な文章でお送りしたいと思います。不定期投下なので悪しからず…スレ汚しスマソ。

ミネルバは機体の整備のためにオーブに止まることにした。
艦長の計らいで束の間の休息が兵士たちに与えられ、艦内は浮かれた空気が漂っている。シンはこの空気に耐えられなかった。なぜなら、クルーの大半は家族と連絡を取ったり、手紙を書いたりしていたからである。
…自分には誰もいない…孤独が音を立てて襲ってくる。シンは私服に着替え艦を降りるしかなかった。
813名無しさん@ピンキー:04/12/01 22:50:43 ID:uMgoJse6
>>800
ちなみにステラは16歳
814哀しみはいつもそばに…:04/12/01 22:53:20 ID:3OuN5+If
街は自分の気持ちとは裏腹に、賑やかで平和だった。
自分の故郷に帰ってきても懐かしいとか嬉しいという感情はない。…マユ、父さん、母さん…
家族がこの地に眠っていると考えただけで、涙が出てくる。それは止めどなく流れて頬を伝った。ベンチにしゃがみ込み、うつ向いていると隣の人が心配そうにこちらを見ている。
少し恥じらいを感じたシンは腕で涙を拭った。その時だった。
「…これ…よかったら…」
隣の金髪の少女が白いハンカチを差し出して来た。
815哀しみはいつもそばに…:04/12/01 23:07:57 ID:3OuN5+If
シンは混乱しつつも、素直にハンカチを受け取り涙を拭いた。
…いい匂いがする…どこか懐かしくて…ほっとするような…
「ありがとう…」
シンは金髪の少女に赤いまぶたのままハンカチを返し、そこで初めてはっきりと少女の顔を見た。どこか見覚えのある顔だった。しかし、その少女が誰なのかは、ついに思い出せなかった。
そんなことを考えていると、少女はしんみりとこう言った。
「…何か、哀しいことでもあったの…?」
816哀しみはいつもそばに…:04/12/01 23:22:44 ID:3OuN5+If
「うん、ちょっとね…」
本当はちょっとどころでは無かったが、余計な心配を掛けたくなかったので、強がった。少女はうつ向いているシンを見つめていた。
「…そう、誰にでも辛いことの一つくらい、あるよね。」
少女の優しく包み込むような言葉にシンはそれまで縛られていた孤独感から解放された気がした。
「実は、死んだ両親と妹を思い出していたんだ…」
817哀しみはいつもそばに…:04/12/01 23:41:06 ID:3OuN5+If
ついつい自分の身の上を話してしまった。こんなに簡単に自分の弱さを見せてしまうのは久しぶりだった。
少女に不思議なものを感じながら横に振り向くと、少女の様子がおかしい。肩を抱えてガタガタと震え、目を見開いている。
「だ、大丈夫?」
シンは驚きを隠せない様子で聞いたが、全く耳に入っていないようだ。
「…し、死ぬの?…あっ、ああぁ…」
何かに怯えたようにパニック状態になっている。シンはひとまず少女の肩を抱き、立たせて、その場を離れた。
人気のない港の方まで連れていき、倉庫のようなところに少女を座らせた。人の波が少なく、静かな所の方が落ち着くと考えたからだ。
「ほら、落ち着いて…」
肩を叩き、これではさっきと立場が逆だ、とシンが思ったところだった。
「独りは…嫌っ…独りは嫌っ!」
少女はシンを押し倒し強引に唇を塞いだ。
818名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:42:19 ID:3OuN5+If
今日の分は終りです。駄文スマソ。
819名無しさん@ピンキー:04/12/02 05:04:37 ID:5C8A0VYk
お疲れさん
またヨロ
820269:04/12/02 15:05:20 ID:Tw5abkxo
みなさん、こんにちは。

エロなし小ネタですが投下。
821269:04/12/02 15:05:52 ID:Tw5abkxo
「メリークリスマス!」
楽しげな声とグラスを合わせるチン、という澄んだ音があちこちから上がり、掛け声と共に盛大にクラッカーが鳴る。
今日は楽しいクリスマスパーティー。
辛い現実をしばし忘れてみんな子供に戻ったかのようにはしゃぎ浮かれている。
部屋の隅ではすっかり酔いが回ったフラガがマリューに抱きつき、グーで殴られていた。
フレイは脇に際どいスリットの入ったドレス姿でイザークに絡んでいるし(たぶん色仕掛けなのだろうが
傍から見ると喧嘩を売っているようにしか見えない)
ナタルはまわりにオルガ、クロト、シャニの三人をはべらせて優雅にソファーに腰掛けカクテルを飲み
クルーゼ隊長は勝負マスクをしてきたらしいがどう見ても蝶野だ。
とにかくあちらこちらで人の輪ができ、今後の国家のあり方から昨日の晩のおかずの内容まで
たくさんの笑い声とシャンパンを開ける音が広い部屋中に充満していた。
822269:04/12/02 15:06:26 ID:Tw5abkxo
「みんな、今まで貰ったプレゼントで一番嬉しかった物って何?」
唐突にキラが話を振った。
「はい、まずはカガリから!」
いきなり指名されてカガリは少し考え、それからにっこり笑って答える。
「んー、そうだな・・・私がまだ子供の頃、父上から子馬を貰ったのが今迄で一番嬉しかったかな・・・?」
「馬!さすが姫だけのことはあるな。」
うるさい、とカガリは軽くディアッカに蹴りを入れる。
「それで、その子馬はどうなさいましたの?」
今日のラクスは通常の3倍胸を強調した露出の多いドレス姿で何人もの男性客を悩殺している。
やけに男子トイレが込んでいるのはどうやらそのせいらしい。
「知り合いの牧場に預けてある。やはり動物は広いところで沢山の仲間たちと一緒のほうが嬉しいと思ってな。」
その言葉を聞いたとたん、今まで黙っていたアスランが突然大きな包みを引っ張り出し
自信満々にカガリの手をとって包みの前に連れていった。
「カガリ!そんな君のために今年のプレゼントはずばり!馬だ!!」
「ええっ!?」
823269:04/12/02 15:07:03 ID:Tw5abkxo
驚くカガリにお構いなくアスランはプレゼントの包みを一気に引き剥がす。
「君のために名工と呼ばれる人間国宝の老師に特別に頼んで作らせたこの一品!
至高の 三 角 木 馬 だ!さあ、受け取ってくれ!!」
おおーっっ!!!
どよめきがウェーブのように巻き起こる。
「す・・・すごいよ!アスラン!最高のプレゼントだ!」
「さすが名工の手による作品ですわ!輝きが違います!」
「お前ら!突っ込むところが違うだろっ!」
カガリの叫びと人々の驚嘆の声。
「突っ込む・・?そうか、突っ込むものが足りなかったか・・・。
よし、鞍の部分におれの原寸大ジュニアを装備するよう改良を加えておこう。待っていろ、カガリ!」
アスランの心の声はカガリには届いていない。
アスランは無駄に器用な男だった。

・・・おわり・・・
824269:04/12/02 15:11:06 ID:Tw5abkxo
以上です。

こんな小ネタほど本当は四こま漫画とかのほうが起承転結のメリハリが聞いて面白いと思うのですが
いかんせん自分は文章書き・・悲しいけどこれ、現実なのよね。
それでは、さようなら。
825名無しさん@ピンキー:04/12/02 15:51:47 ID:5C8A0VYk
乙!
826哀しみはいつもそばに…:04/12/02 17:08:14 ID:scSMO2vQ
「っ……」
少女はシンを組み敷いて口づけを続ける。
シンは何が何だか分からなかった。思考が停止して、冷静な判断が出来ていなかった。
ようやく唇が外され、少女が自分の胸で泣き出した。
「淋しいのは嫌っ…一緒にいて…?」
シンは少女が自分と同じ様な境遇にあると感じとった。確かに、
独りは苦しい。もう2年になるが、未だに闇から逃れられない。シンは少女の気持が人一倍理解できた。そして、シンはこの少女なら自分の闇を照らしてくれると思った。
「わかった…一緒に…いよう…?君、名前は?」
少女はシンの胸から顔を上げ、
「ステラ、ステラ・ルーシェ…」
「俺はシン、シン・アスカ。」
ステラの瞳にはまだ涙がにじんでいた。
827哀しみはいつもそばに…:04/12/02 17:25:26 ID:scSMO2vQ
二人はしゃがみ込みながらきつく抱き合っていた。こうしているだけでも、自分たちの弱さや孤独を忘れることができる。ステラは優しく抱きしめてくれるシンに、心の全てを開いていた。
「ねぇ、シン…私たち、独りじゃないよね?」
シンは微笑を浮かべながら、
「ああ、独りじゃないよ。」
と子供をなだめるように言った。二人は見つめ合い、今度は静かに、お互いを確かめ合いながらキスをした。
唇を離し、ステラは再びシンの胸に顔を埋めながら、こう言った。
「シン…私を、私を抱いて!私には貴方が必要なの…」
828名無しさん@ピンキー:04/12/02 17:27:23 ID:scSMO2vQ
今日はこれで終了です。これからどうするか、試行錯誤中ですw
829名無しさん@ピンキー:04/12/02 18:08:56 ID:YeeeXd0N
乙です
830名無しさん@ピンキー:04/12/02 18:13:05 ID:bgBa8sAq
>>829
お前のID超かっこいい。
831名無しさん@ピンキー:04/12/02 18:57:56 ID:ICqE5fV7
>>824
凸あほだよ凸
832名無しさん@ピンキー:04/12/02 20:04:06 ID:/iwUgKL1
>>803
甘い。

乙女座・バルゴのカズィ

彡ミ彡ミ
(-_,- )
833名無しさん@ピンキー:04/12/02 21:00:46 ID:gclWZoTA
ラクスはキラたちより年上
834名無しさん@ピンキー:04/12/02 22:55:05 ID:jX2ryFyM
269氏の小ネタはやっぱり面白いw
835黄昏の…:04/12/03 01:47:46 ID:FnqsYeIW
こんばんウェイ。
某種スレを見ていたら269氏の如く小ネタが浮かびますた。
内容的にはシン×ステラでつ…。


「嘘つき」
 眼前の少女の鋭い視線がシンを痛々しく貫く。
今にも飛び掛ってきて、ナイフで喉元を切り裂かれんばかりの形相だった。
「私のこと、愛してるって…そう言ったじゃない」
「だ、だから…誤解だって言ってるだろ? さっきから何度も言ってるじゃないか」
 その少女、ステラがホテルの一室で憤怒の表情を浮かべているのには訳がある。
互いに想い合っていても敵同士なのでなかなか合うことができない中、
都合よく密会にこぎつけることができた矢先、ホーク姉妹の買い物の荷物持ちを
させられてしまったのを、運悪くステラに目撃されてしまったのだ。
「あの女…赤いザクのパイロットでしょ?」
「そ、それがどうかしたのか」
「私からシンまで取るのなら…あの女もいらない!」
「ちょっ、おい! ナイフなんか持って何処行くんだよ!?」
 やはり強化人間というものは感情が不安定すぎる。
何度荷物持ちをさせられた、と説明してもステラは聞く耳を持ってくれないのだから。
「私、あの女を殺すわ。次はシンを殺すの。そして最後は私…」
「ステラ…何言って…?」
「貴方が手に入らないなら…生きてても仕方ないもの。私は戦うための道具だから」
 キッと睨みつけられた瞬間、思わず身が竦んだ。その眼に宿る闇の深いこと。自分の比ではない。だが…。
「…どいてよ」
「どかない」
「刺すわよ」
「刺せよ」
 ナチュラルとは言え、彼女も訓練された兵士。刺されれば勿論、命の保証は無いだろう。でも、それでも。
836黄昏の…:04/12/03 01:52:46 ID:FnqsYeIW
「何で、邪魔するのよ…あの女を殺してもシンには関係ないでしょ!?」
「ステラには普通の女の子でいてほしいんだ!」
 常に人の命を奪ってきた自分が言えた義理じゃない。
説得力は皆無、何故なら自分も復讐のために手を血で染めてきた人間だから。
「いつか殺しあうかもしれない…俺達、本当はこうして会うことだって許されない。
それでも、俺と一緒に居る時だけは…ステラには笑顔でいてほしいって思ってる」
 ステラのナイフを持つ手が徐々に力無く下がってゆく。それに伴い、一歩ずつシンは歩んでゆく。
「ステラの笑った顔…好きなんだ」
 いつの間にか流れ出していた涙を指で払われ、気がつけばもう怒りは収まっていることに
ステラはやっと気づく。そして今、自分が彼の身体に体重を預けていることも。
「ステラが辛い時、傍にいてやれない…俺はそれがすげぇ悔しい」
 一度は何かを手繰るように広げた手。最初は何も掴めなかった…けれど、今はちゃんと掴めている。
「だから2人で会ってる時だけは…全部忘れたい。外の嫌なコト、全部」
「私のコトだけ…考えてくれてる…?」
 ぎゅうと痛い程に背中に食い込む指。
「俺はいつもステラのコト、考えてる」
「…私も、私もシンのコトばっかり考えてる。嫌な気分の時も、シンのコト思い出すと…胸が温かくなるから」
 子猫のように擦り寄ってくるステラを邪険にすることも無く、そのままシンはベッドに倒れこむ。
「いつか選ばなくちゃいけない…その日が来るのが怖くてたまらないから、俺はきっとこういうことで誤魔化してるんだ」
 今日のステラの服装はいつもの様に軽装ルックなワンピース。紐を解けば、歳相応の膨らみがすぐに露になる。
「シンは…私のコト好きだから、こういうことするんでしょ…?」
「ステラ以外にこんなことするもんか」
 柔肌はよく手に馴染んだ。と言うより、両者が慣れてしまったせいかもしれない。互いが傍に居ることに。
「こうしていられるから、どんなに遠く離れてたって…俺はステラを近くに感じられる」
「…うん」
 もうあの女への殺意は消えた。今は彼に身を委ねていたい。強化人間としてではなく、普通の人間として。
「いつか、2人でどっか遠くに行きたい。誰も私達を苛めない、何処か遠くへ…」
837黄昏の…:04/12/03 01:55:18 ID:FnqsYeIW
何だか心中する前のカップルみたいなやり取りに…。
早く本編でイチャイチャしてもらわないと妄想だけが独り歩きしてしまう…。
ステラは浮気とかしたら絶対に許してくれんタイプに見えるのは
俺だけディしょうか? おやすみディス。
838名無しさん@ピンキー:04/12/03 04:17:47 ID:7qLAgv3K
>>837
ですよねw
でも甘えるときはもの凄く積極的という印象を受けますた。早くシンとステラのラブコメ(orz…
839名無しさん@ピンキー:04/12/03 05:50:22 ID:7qLAgv3K
小ネタです。
「シンの苦悩とささやかな復讐」

「ああっ…アスラァン、いいっ…もっと!」
俺の隣の部屋ではアスランさんたちが夜な夜なご盛んである。寝れないのでいつも目立って活躍できない。もう二時間だ。アスランさんは遅漏らしい。
「イク、イク!ああぁああぁあ!」
終わったらしい。現在深夜二時。眠い。やっと寝れる。
「あれっ?ぬっ、抜けない…」
アスランさんの声だ。かなり困っているらしい。それほどこちらも困っている。
「カガリ!起きろ、抜けないんだ!」
復讐は今だ。今、この緊急ボタンを押せば、第二戦闘配備になる。部屋のロックは解除され、誰でも入れる。仕上げは俺が何気なく扉を開け、
「出撃ですよ」
と言うだけた。
840名無しさん@ピンキー:04/12/03 14:06:25 ID:fVusNBAs
ワロタw
841名無しさん@ピンキー:04/12/03 18:28:00 ID:6M55FzAg
嫉妬に狂ってシンをナイフで刺すステラ…ガンパレの素子並に怖い。
842839:04/12/03 18:32:52 ID:7qLAgv3K
「シンの苦悩とささやかな復讐〜ジュール隊のタブー」

たまたま、ジュール隊と作戦行動を共にしたときだった。スラッシュザクファントムのコックピットに隊長が

女性を二人乗せて

発進していた…副長のディアッカさんに聞いてみたところ、
「あいつは、インパルスみたいに合体してるんだよ」
…それは、下半身がですか?
とよっぽど聞きたかったが、言葉を飲み込んだ。
俺なんか、俺なんか、未だに童貞なんだぞ!それなのに3つしか違わない隊長は出撃が楽しくてたまらないというのか!俺だって、俺だって、合体したい!
明くる日、俺は整備にかこつけて、隊長のザクに救難用周波数の通信機をつけた。次に出撃すれば、ザフトだけでなく地球軍にも音声が流れる。なぜって?だって『救難用』だから。
843名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:39:24 ID:Zp7bTDW5
>>842
えーと、一人はシホとして・・・もう一人、誰?
844名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:50:57 ID:7qLAgv3K
関智一さんが言ってたネタなので…
845名無しさん@ピンキー:04/12/04 06:53:05 ID:mXtFGU1m
シンルナキボン
846名無しさん@ピンキー:04/12/04 17:15:29 ID:eV4u8dWU
>>844
デュエルの中には女がいてティクビこねくりまわしながら操縦してるって話か?
847名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:08:08 ID:gPqHqYOE
いきなり面白い香具師が登場したもんだなw
アスラン頑張れ。超頑張れ。
848名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:25:12 ID:gPqHqYOE
>>847
・・・スマンカッタ(orz
アスラン超頑張りやがった。

しかしこれでカガリとアスラン敵味方か。
キラとシンもだろうな、多分。
849名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:29:43 ID:VdFY8EGe
えーと、それってネタバレなのか?
このスレで書かなきゃならない理由って何?

まあ、SSを期待してスレ取得しちゃう自分も悪いんだが。
850名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:58:11 ID:Pr7zroU1
>>847-848
流れにワラタ。
851名無しさん@ピンキー:04/12/04 19:11:25 ID:Z9N6mwOt
とりあえずアスラン頑張った。
まさかあそこまで甲斐性があるとは思わなかった。
852名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:16:18 ID:AfjWPi8/
今日16時間も寝てた
853名無しさん@ピンキー:04/12/04 21:50:54 ID:7Yh3TIWf
確かにアスラン頑張った。
カガリも初々しくて良かった。
・・・なのにちょっと笑えたのはなんでだw
854名無しさん@ピンキー:04/12/04 22:23:42 ID:2qGXyr/e
とりあえずメイリンの私服初披露とルナマリアがみんなが出かけてるのにシンを
呼びに行く所がヨカタ
855名無しさん@ピンキー:04/12/04 22:39:44 ID:HVIaZEq7
ルナシンに興奮しますた。
856名無しさん@ピンキー:04/12/04 22:46:44 ID:qIbJj5VA
>>853
作画が悪かったから・・・?(w
857名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:02:36 ID:3DJDAmHN
アスカガ2年の間にふつうにヤってそうだと思ってしまった
858名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:59:41 ID:lj2+mJ3B
ユウナ×カガリキボン。
藍のソレアみたいなイメージしか浮かばん自分が悲しいが。
859名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:06:36 ID:MyLXGU+y
アスらン×ルナキボン。
860黄昏の…:04/12/05 00:43:09 ID:zQRPjRbW
こんばんウェイ。
昨日のルナがシンにお誘いの
声をかけた場面、もしシンが部屋にいたら…
みたいな妄想ばかりが犇いてて困ってるでつ。
シンメイルナもまだ終わってないし、近日中に何とかしまつ…。
おやすみディス。
861名無しさん@ピンキー:04/12/05 01:29:35 ID:ZEei+LQE
>>860
いつも乙!期待してます
862名無しさん@ピンキー:04/12/05 06:15:00 ID:r2bWrRXH
アスルナかシンルナよろ
863名無しさん@ピンキー:04/12/05 09:33:28 ID:R0r7v6HV
デュエルアルビレオって皆さんの中ではどんなカタチですか?
過去ログ漁っても細かな記述がなかったので質問

イザークの覇道が自分の中でのSEED正史さ
864名無しさん@ピンキー:04/12/05 13:09:44 ID:kzc1PEXq
>>846
そうでつ。パソからカキコしてるのでID変わってすまそ。
865名無しさん@ピンキー:04/12/05 14:25:59 ID:/4B8PWo0
昨日の放送見て、夜は主従関係逆転のメイド服プレイなアスカガっていいかもって思った
866名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:51:01 ID:r06SxH4v
漏れもユウナ×カガリきぼんぬ
867名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:56:11 ID:ZUC3YIkk
レイルナー
868名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:56:12 ID:H55MqurS
>>858
ユウナ×カガリか。
レイープくらいしか想像できんなあ。
869名無しさん@ピンキー:04/12/05 18:16:22 ID:Ct2LBQ3c
アスランの目の前でユウナに陵辱を受けるカガリとか
鬼な状況しか頭に浮かばん俺orz
870名無しさん@ピンキー:04/12/05 18:31:31 ID:Y8vFEsgL
>>869
それいい!!
誰かよろしく!!
871名無しさん@ピンキー:04/12/05 18:36:03 ID:k40nK660
「貴女が、アスハ家の?」
幼い頃、五大氏族主催の立食パーティ。
ユウナは壁際の花になっていた、自分より2.3若い少女を見つけた。確かあれは。
「ん?…ああ、あ、いや……」
少女はフリルのついた可愛らしいドレスの端を持ち上げ。
「カガリ・ユラ・アスハと申します、どうぞよろしくお願い致します。所でアナタは……」
「僕はユウナ、よろしくね。カガリ。」
「はい。」
ニッコリと微笑む少女、品の良さの内に潜む元気の良さが滲み出た可愛らしい笑顔。
自分で、こういうのはなんだが。
あの頃の僕は、全てが簡単に手にはいると思いこんでいた所があった。
僕は微笑む少女に近づくと、唇を重ねた。
今でも忘れない、あの柔らかい感触、オレンジジュースの甘み。
僕はそれで彼女が手に入ると思ってたのだろうが、現実は甘くなく。
「なにするんだっ!!」
パシィッ
会場に響いた少女の叫びと、頬をたたく音。
僕はその衝撃−叩かれた事と、その痛みにより、思わず泣き出したらしい。
後日、父がウズミに謝って、ウズミは子供のする事だと、許した。
僕は父に激しく叱られたが………

「カガリ…君は僕のモノだ……」
オノゴロ島、ユウナの私室。
「僕………だけの。」
その部屋の壁一面に張られるカガリの写真、中には、いや大半は隠し撮りの様なアングルばかり。

「国もカガリも……僕の……」



こんなん思いつきました〜
872名無しさん@ピンキー:04/12/05 18:39:23 ID:78gC5Y16
>>871
GJ
873名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:09:43 ID:6//L2jzP
>>871
ストーカーかよw
でもそのキモさがユウナに合っていてユウカガ萌える…というより笑える
874名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:15:55 ID:lfa/X8fe
ユウナって、カガリを利用しようとしてるのか本気で好きなのかは
わからんが、絶対変態だな。間違いない。
875名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:37:18 ID:yhEhXQg0
スーパーコーディネーターの兄にひどい目に逢わされそう
876名無しさん@ピンキー:04/12/05 20:08:04 ID:9ZOeSyeg
絶好のネタキャラ登場って感じだな。
877名無しさん@ピンキー:04/12/05 20:10:03 ID:inekMYUX
京本●樹的役柄にしか見えないw (ex.高校教師)
878名無しさん@ピンキー:04/12/05 20:27:36 ID:HpUVn5pR
>>877
ワラタ
879名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:09:40 ID:X0x3qCSw
去年の今ごろイパーイいた職人さんも帰ってこないかなぁ
みんなすごく好きだった
880名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:17:13 ID:9bgHvTLL
アスカガって空白の二年間進展なしってわけじゃないよな?
キスやハグしかしない相手にプロポーズなんてしないだろうし。
ユウナ登場で何かいいシチュ浮かぶかもしれん。
アスランが嫉妬して半強姦ぎみに…とか。
881名無しさん@ピンキー:04/12/06 00:16:11 ID:zkryW7fy
>>880
それいい萌える
本編でも嫉妬してイライラしてたみたいだし。
翌朝カガリが必死にご機嫌とろうとしてたのは、何度かアスランの嫉妬を見たからだろうと思われる


家政婦は見た!みたいな感じにアスカガ情事を覗くメイドさん話とか需要あり?
882ん ◆IQrE8VC6Rs :04/12/06 00:26:51 ID:qf4gGuhE
海岸線、闇夜を一台のスポーツカーが走り抜ける。
「アスラン……どうしたんだ?さっきから不機嫌そうな顔して。」
助手席に金髪の少女、カガリ・ユラ・アスハを乗せ、アスラン・ザラはお世辞にも安全とは言い難い運転をしていた。
「……なんでもない。」
ムスッとした顔でアスランは言った、カガリはその顔を心配そうにチラと見て。
「ホント、ガキだな。なにがあったのかは知らないが、そんな不機嫌面私でも……」
「分かってるっ!!……あ、イヤ、すまない。」
そう言ってアスランは再び黙った。
静かな時が流れ、もうすぐでアスハ邸という所で。
「アスラン、車、止めてくれ。」
「なんだ?」
車を車道の脇に停めた。
アスランがカガリの方を向こうとした瞬間に
「ングッ……ゥゥ……」
月下の元、唇が重なり合う。
二人は少しの間重なったが、カガリのほうから離れた。
そして俯くカガリ。
「どうしたんだ?」
アスランが穏やかに、優しく言う。
カガリの金髪が月明かりに輝き、
「オマエの悩み、私にも、少し位分けてくれ。じゃないと私……」
883ん ◆IQrE8VC6Rs :04/12/06 00:27:21 ID:qf4gGuhE
呻く様な言葉。アスランは微笑むと、カガリの頭に手を置き、柔らかい髪を撫でた。
「いいんだよ、カガリはそれで。」
潤んだ瞳がアスランを見つめる。
「カガリは居てくれるだけで良いんだ。」
「……でも」
「じゃあ俺の悩み、聞いてくれるか?」
「あっ、ああ、言ってみろ。」
「あのユウナとかいうヤツが気に食わないんだよ、俺は。」
「どうして?いいヤツだぞ?」
「オマエにベタベタ触り過ぎる、誰のモノだと……」
アスランは言って、顔が赤くなるのを感じた。
「そうか、じゃあ今度会ったら、言っとくよ。」
「ああ、頼む。」
アスランは苦笑しながら言った。
「じゃあ今度は私の番だ。」
「ん?」
「ちょっとの間、その、だっこしててくれ。」
「だっこ?」
「ああ。頼む。」
アスランはカガリの細い体を抱き寄せると、優しく抱いた。
「これでいいのか?」
「ああ…ここが一番落ち着くんだ。」
少女の幸せそうな声が、闇夜に溶け込んでいった。
884ん ◆IQrE8VC6Rs :04/12/06 00:27:47 ID:qf4gGuhE
なんかこんなん出てきたよ。
885名無しさん@ピンキー:04/12/06 00:31:30 ID:qf4gGuhE
(別スレでの)いつもの癖で、間違って名前いーれちゃった〜♪………orz
886名無しさん@ピンキー:04/12/06 03:12:38 ID:7SJRAYXN
>>883
乙期待
887名無しさん@ピンキー:04/12/06 10:39:04 ID:VbrC/rrc
>>881
需要ありあり。
そいやアニメでものぞかれてたような・・・
なんとなくいちいち見張っていてそれをウナトかユウナあたりに報告でもしてそうだと思ってしまった。
888名無しさん@ピンキー:04/12/06 10:52:01 ID:+rPel+S3
しかしユウナの髪の色ってどう表現すりゃいいんだろう。たぶんナチュラルだから髪色遺伝子をいじっているわけでもないだろうし。
まさか染めてる???
889名無しさん@ピンキー:04/12/06 12:55:59 ID:2nPztUB5
ロンド様を考えるとコーディで養子の可能性もあるけどなあ。

少なくとも、アスランにコンプレックスを出すことなく張り合ってるのを見る限りじゃ
コーディもありえる話だと思うし。
890名無しさん@ピンキー:04/12/06 12:58:42 ID:1tOiDD+N
ただの天然の可能性もあり。
俺ってモテモテだし、あんなの目じゃないね。とか。
891名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:30:33 ID:YhCZZ7B6
くそぅ…一周遅れ地区の俺には分からない流れだ…
アスランはそのユウナってやつにカガリをとられるのですか?
892名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:47:58 ID:+rPel+S3
>>981
>>847-848 が余すことなく伝えています。
893名無しさん@ピンキー:04/12/06 14:22:29 ID:5fvAbQbE
俺がもっとわかりやすく伝えてやろう

京本○樹「ウホ、いい首長、やらないか」
首長(おとこわりだ)

首長「昨日は正直スマンカッタ」
凸「ミトメタクナイ!これが若さか…ケコーンしないか」

首長「うはwwwwwおkwwwww」

というわけだ、わかったな?
894名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:58:07 ID:F5NVHlDD
アス×カガのコネタを…

良く晴れた空の下、丘の上の教会ではささやかな結婚式が行われていた。開戦の兆しが濃厚なのであまり贅沢はできない。今、まさに新郎新婦の誓いの儀式が行われている。純白のドレスに身を包まれた新婦は結婚式に不釣り合いな哀しげな表情を見せている。
「それでは、誓いのキスを。」
牧師の合図に固唾を飲む親族達。
「カガリ、僕は君を幸せにする。」
「…ああ。」
ユウナはベールに手を掛けた。
カガリは国家元首という立場上、身分の高いものとの婚姻を周囲から義務付けられていた。皆の期待を押し切ることができなかったカガリはやむなく返事をしてしまった。アスランは止めなかった。国を背負う立場だから、仕方ないよと言った。
『私たちの二年はそんな軽いものだったのか…アスラン?少しでもいいから止めて欲しかった…何もかも捨てて逃げようと言って欲しかった…』
二人の唇が重なる、その時だった。
「動くな!動くと撃つぞ!」
教会のドアが蹴破られ、何人ものテロリストが乱入してきた。その後に堂々と入ってきた主犯格らしきサングラスを掛けた男はカガリに近づき、後ろ手を取って銃をつきつけた。
「や、やめろ!」
カガリは抵抗するが、どうすることも出来ない。ユウナは脅えるだけでカガリを助けようとしなかった。外のヘリコプターは押し込まれたカガリを乗せて飛び去ってゆく。
「私をどうするつもりだ!」
カガリは男に向かって叫んだ。男はサングラスを取り、こう言った。
「カガリ、俺と一緒にプラントで暮らそう。」
「ア、アスラン!?」
「こうするしか、なかった。追われるのは俺一人でいい。」
アスランはカガリの事を考えてこんな行動を取ったのだ。捕まっても自分だけが裁かれる状況にして…。
「もちろんだ…アスラン。お前はいつも危なっかしいよ、本当に!」
カガリは泣きながらアスランに抱きつきキスをした。
…数日後、オーブには元首誘拐のニュースが流れた。しかし、アスランとカガリは一度としてそれを聞くことはなかった。
895名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:06:02 ID:dVncHTpC
>>894
乙。
でも、本当はカガリにとっちゃオーブも切り捨てるなど不可能な存在だな。
この先オーブは地球連邦サイドに立ってしまうんだが(ガンダムエース予告編より確定情報)、
そこまでしてもオーブを捨てられないのがいかにもカガリらしいといえば。
896名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:17:35 ID:F5NVHlDD
まあ、ネタですのでw
897名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:30:34 ID:F5NVHlDD
今度はキラ×ラクです。

「アスランってどんな感じだった?」
キラがおもむろにラクスに尋ねた。
「そうですわね…奥手で、照れ屋で…あと、よくマシーンをくれましたわ。あれは嬉しかったのですよ。」
「マスィィィィーーーーンだって!」
「ええ、おもちゃですわ。」
マシーン、おもちゃ…ラクスはそんな趣味が…むしろそんなものをプレゼントするアスランのどこが奥手で照れ屋なんだ!
キラは声を震わせながら質問を続けた。
「ど、どんな?」
「動いたり、震えたり、喋ったりするものですよ。」
…な、なんだってー!(AA略
キラは確信した。今度のプレゼントにはそういう物を送ろうと…

クリスマス…
「アスラン、キラがこんな物を私に…」
「あいつは俺が撃つ!(怒」
898名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:37:00 ID:dVncHTpC
>>897
めっさワロタ
GJ!!
899名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:41:35 ID:VarsAt9E
>教会のドアが蹴破られ、何人ものテロリストが〜
テロリストAがカガリを連れ去ろうとする時。周囲を威嚇していたテロリスト達の会話

テロリストB「この腰抜ゅけぇ!早くしろッ!」
テロリストC「結婚式当日に花嫁をさらうとは、まったくグゥ〜レイトォ!!だぜ」


はい。私は旧赤福三人組が好きです。ユニウスセブン破砕時の息の合った連携は思わず『よしっ!』と思いました。
シ・・・なんとか言う背景が乗る、効率が悪そうなガンダムよりザクヲが格好良すぎ。
900名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:43:00 ID:qf4gGuhE
>>897
不覚にもワロタ、GJ♪
901名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:59:19 ID:qf4gGuhE
>>899
俺もあの三人なんか好き、それぞれ個性があるね
アスラン→陰気
イザーク→強気
ディアッカ→名脇役
ニコル→押さえ役
というか種はアスランサイドの話のが面白いような……?
902名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:00:02 ID:ZFr7iKw6
エロがない( ゚д゚)
903897:04/12/06 23:05:46 ID:F5NVHlDD
調子乗って、キラ×ラク×アス×カガ

今日はクリスマス。マルキオの元で子供達とともにパーティを楽しみ、ラクスとカガリはシャンパンの呑みすぎで酔いつぶれていた。と、いってもグラス一杯程度なのだが…キラとアスランは二人を部屋に連れていく事にした。
「じゃあ、僕がカガリを連れていくから、アスランはラクスを頼むね。」
「ああ。」
キラはカガリを、アスランはラクスを部屋に寝かしつけたときだった。
「キィラァ?なんだか体が熱いのです…冷まさしてくださいな。」
ラクスはアスランをベッドに押し倒した。物凄い力で、押し返すことができない。
「お、俺はアスランだ!おい、ラクス、やめ…キラ!助けてくれ!」
その時、隣は、
「カガリ、やめて!アスラン助けて!」
………………
………………
「あぁああぁあああぁああぁああぁぁ…」

次の日…
「大変だったな…キラ…」
「うん…アスラン…」
二人は叫んだ。
「なんで、こんなことになるんだぁあああ!」



マルキオ「ニヤリッ」
904名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:06:20 ID:s231aF/j
おお、スワッピング。
905名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:10:45 ID:LBcJpB74
>>903-904
特にキラは近親ソウカーン

二組とも騎乗位だったのだろうかw
どっちとは言わんが、少なくとも一組は確実な予感w
906名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:27:02 ID:DxPsEub0
>>903
付け加えると、マルキオが一服盛ったのがオチ
907名無しさん@ピンキー:04/12/07 02:14:27 ID:S3Tf67eN
キモイと思われるかもしれんが。


イザークが女キャラだったら、今以上に種にハマってた様に思う。
と、「今は俺が隊長だ。」の台詞で今更ながら思ってしまった。
908名無しさん@ピンキー:04/12/07 05:08:53 ID:pWTgcLj/
確かに、バランス的にイザークの立場が女キャラだったら面白いかも。
ディアッカ交えて三角関係とか。
909名無しさん@ピンキー:04/12/07 12:03:38 ID:0VZLgXS1
イザークでなくてもいいけど、ザフト側に女キャラが欲しかった。
個人的な好みで言えば20代半ばのクールビューティーで。
そうでないにしろ女パイロットが居て欲しかったんだよなあ…。
910名無しさん@ピンキー:04/12/07 12:22:01 ID:r3LE4hih
    __     〃Y"⌒`Y"ヽ
  ,r´  `ヽ ( ((((`´))) ) 泣いてへん、泣いてへんよ!
  リ ノノ人,,) )从;ヮ ; ノl.(   
 ノ从.;ヮ;ノリ   /  ⌒i

泣いてへん、泣いてへんよ!
911897:04/12/07 22:08:05 ID:6vGDfNbi
凸×遺×痔のコネタです。

休日にオーブの大広場に集まったアスラン、イザーク、ディアッカがいた。
各々、勝負服と思われる服を身に付けている。
アスランは黄色のロンTに茶色のパンツを穿き、イザークは紺のスーツをスラリと着こなしている。
ディアッカは黒いシャツとジーンズ。少し胸を空けるのがポイント。
こうなったのは訳がある。オーブで久々に会った三人だが、相変わらずイザークがアスランに噛みつき、勝負ということになった。しかし、ネタギレだったので、誰が一番早くナンパできるかを勝負することになったのだ。
「お前には負けんぞ、コシヌュケがぁ!」
「まあまあ、落ち着けよ。」
慣れ親しんだ口論が終わった後だった。後ろ姿がとても美しい人が歩いているのが三人の目に入った。すぐ三人は近づき、声をかけた。
「お暇なら、一緒にスポーツカーでドライブしませんか?」
「…えっ…その、俺とそこの喫茶店でコシヌュケ、じゃなくて、コーヒー飲まないか?」
「俺の知ってるグゥレイトなメシ屋に行かない?」
その人は驚いたように振り向いた。
「なに?」
三人はその人の顔を見て、絶句した。




「キラ!」
912名無しさん@ピンキー:04/12/07 22:31:38 ID:oo8It6nw
後姿が美しいキラ萌え
913名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:26:11 ID:CjV8ZoX7
他の奴らはともかく、アスラン気づけよw
914名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:45:47 ID:XTYK95eQ
無理ゆ〜な

だって,「キラ萌え」はアスランのデフォだろ?
915名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:09:38 ID:0j8pYnn7
えーと、なにか?
じゃ、アスランはキラと知っててナンパしたのかw
916名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:13:07 ID:PHRI0co1
>>915
確かに、確実に勝てそうだからなw
でもバレたら無効じゃないか?
917名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:16:40 ID:sJ3FGXtv
連続コネタワロタw
918名無しさん@ピンキー:04/12/08 11:18:07 ID:IUc9/HRg
キラとカガリは同じような顔なんですよね

もしかして、だから?


いえ、何でもないです
919名無しさん@ピンキー:04/12/08 12:41:13 ID:ubDQBLsu
>>918がすべったスレはここですか?
920名無しさん@ピンキー:04/12/08 14:07:36 ID:Q9xkoWGe
>>892
サンクス

なるほどーアスランとカガリは敵味方っすか〜
アスルナ派な俺にはウマーな展開だな
イイヨイイヨー(・∀・)
921名無しさん@ピンキー:04/12/08 16:03:50 ID:GLoeFsYZ
>>920
いや…なんつーか…とりあえず来週見てみれ
922名無しさん@ピンキー:04/12/08 18:38:35 ID:0j8pYnn7
>>920
敵味方っつーか
「ロミオとジュリエット」だな。
923名無しさん@ピンキー:04/12/08 19:19:57 ID:g8e1o1eP
少し前からここに来てたのですが、キララク少ないね。
つーわけで自家発電しようかと思うのだが。需要は有るだろうか?

ちなみに、
自分はキラスキーのラクススキー。
SEED終了から一年後くらい。
キラもラクスもシロの純愛モノ。
文章書き素人なので文章力には期待しないほうが吉。
924名無しさん@ピンキー:04/12/08 20:11:55 ID:bCJ6zGde
有ると思ワレル>キラ×ラク

というか、関係無いが「自家発電」と聞いて、オナ○ー晒すのかと思た。


まあがんがれってくれ
925名無しさん@ピンキー:04/12/08 20:22:27 ID:BPUjchDY
俺もずっと昔書いたな……でもやっぱ人が書いた奴の方が萌えるよね。だからがんがれ。
926名無しさん@ピンキー:04/12/09 03:13:30 ID:Usu6V5Jv
>923
禿同。
あんまりラクス好かれていないようなので言えなかったけど、同士がいて嬉しい。
楽しみに待ってる。
927名無しさん@ピンキー:04/12/09 07:39:20 ID:2p6dpKY/
ラクスは別に嫌われてはいないとおもう。
ただ考えていることがわからないだけで。
でもキラが好き好き大好きって言うのは十分にわかる。
928名無しさん@ピンキー:04/12/09 11:04:07 ID:ntJD6qZ1
まあどーせペットとして好きなんだろうよ
929名無しさん@ピンキー:04/12/09 11:48:21 ID:5+qFcUyQ
>ラクスは別に嫌われてはいないとおもう。
>ただ考えていることがわからないだけで。

自分も全く同じ。嫌いじゃない、つーか余りにも内面が分からなすぎて思い入れを持つことができない。
萌えってのは思い入れの一形態だからなあ。
930名無しさん@ピンキー:04/12/09 14:55:59 ID:BVCh2n6r
>>921-922
_l ̄l〇オレ、ハゲシクカラマワリ。ハズカチィ
931名無しさん@ピンキー:04/12/09 16:48:55 ID:DigYgehq
俺はラクス決して嫌いじゃないんだが、あまり良い印象が無いのは事実。
でもエロSSは勿論大歓迎。
932名無しさん@ピンキー:04/12/09 17:37:01 ID:NezbaCka
嫌いではないがそこまで好きでもない
てか、極端に嫌いなヤツが居ないし

まぁがんがれ>923
933名無しさん@ピンキー:04/12/09 18:53:27 ID:MsyVfOAv
ラクスと言うと、どうしてもS系になってしまうんだよ。
なんでまた…。
934名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:04:54 ID:9OxXGHYx
ラクスは萌えナイ。予想外だった。
935名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:40:57 ID:2z8xjb6R
ブラックストマックですから
936名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:01:05 ID:ntJD6qZ1
シン「はっ!さすが腹黒はクラインの御家芸だなうわなんだこのピンクやめr」
937名無しさん@ピンキー:04/12/09 22:20:58 ID:ydxLeKrf
>935
それじゃ黒い胃袋w
今更だがアスランのスーパーカーに萌え。
リアル幕張0-400世代なのでモビルスーツがなくてもあの車だけで飯が3杯食えた。
食欲が満たされたので次は性欲だ。エロSSщ(゚Д゚щ)カモォォォン


938名無しさん@ピンキー:04/12/09 22:26:08 ID:T72ktf0P
>>935
変なことを聞くが、今日某スレで投票とかした?
同じことを言っていたやつがいたんで…
939名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:17:27 ID:ZBmw/gO7
>>937
あれ福田のサイバーフォーミュラってアニメの主役車。
SUGO ASURADA GSX っていうレーシングカーです。
あれAIがついてて喋ります。
940名無しさん@ピンキー:04/12/10 02:13:37 ID:/+cFQonk
>>923
どっちもシロというのがあんま見かけないタイプだ。
ついでに言えば自分の好物。もうバッチコーイ。
941名無しさん@ピンキー:04/12/10 19:47:07 ID:K3b9NY9a
最近、妄想が炸裂し始め辿り着いた境地…………「スティングはステラにホの字」

どうだろうか?
942名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:25:53 ID:IrN7Qnqk
アスカガ書く!
943名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:27:07 ID:Dk+gVRw2
>>941
妹分として世話を焼いていたつもりが自分でも気付かぬうちに・・・的展開をキボンw
944名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:37:14 ID:RdDod97N
>>941-943
そしてステラはシンにくびったけ、とw
945名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:43:58 ID:xIrARo6r
>941
同士!
漏れも二話あたりからそこを睨んでたw
946名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:14:51 ID:jy7lEn+q
>>897
少女漫画チック萌えだが、エロもよろしく。健全SSサイトあるだろ。

いもげん氏降臨きぼん!
947名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:43:04 ID:K3b9NY9a
>>943>>945

おお、まさか同好の士が居るとはな。
945、やっぱり二話でのアウルへの怒りっぷりもあるが。一話での「バカをやれよ、バカをさ。」の辺りで微笑んでたりとかが何気に。

ただまあステラからすればスティングなんて眼中に無いんだろうけどさ……
948名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:44:50 ID:t8of3SZY
>>942
がんがって!
949名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:54:22 ID:6BsJntNQ
同志よ!
漏れもスティングステラ気になっていたよ。
…ステラ眼中ないところがいいんだよ!
950897:04/12/11 07:50:20 ID:q/sN8dJ3
「ラクス、俺はまだ君が好きなんだ…あんな形で婚約解消になっちゃったけど…」
「アスラン、駄目ですわ。あなたにはカガリさんが…」
みたいなアス×ラクを書こうと思うのだが、どうでつかね?
951名無しさん@ピンキー:04/12/11 09:51:10 ID:8lTqQ1TF
>>950
アスラクはありとしても、そのシチュは厳しかろう。
なにせカガリにゾッコン(死語)だからな。
先週見てしまったらますます。
952897:04/12/11 11:20:35 ID:6w7DZ3KA
ちょっと長いネタです。

イザークとディアッカが休暇を取り、マルキオの島に遊びに来ていたときだった。辺りは夜の帳に包まれ、子供達は眠りについた。
そのころ、キラ、アスラン、イザーク、ディアッカは修学旅行気分で雑談を楽しんでいた。話題が途切れたとき、キラは、
「みんな、誰で童貞卒業した?ちなみに僕はフレイって娘。」
という顔に似つかないこと言い出した。
「あの赤髪のか!?」
イザークが驚嘆している。そして、頬を赤らめイザークは発言を続けた。
「俺は、シホっていう…」
「はい、はい。」
間髪を入れずに、皆のツッコミが入った。そんなことは周知の事実なのだ。
「俺は、盛り場の風俗嬢なんだよ…」
おもむろに放たれたディアッカの一言に一同は涙するほかなかった。
「ディアッカ、辛かったんだな…泣くな…(泣」
「あの時、俺は若かったんだぁ…(泣」
しんみりとした空気になったとき、ディアッカがアスランに質問した。
「お前は誰なんだ?」
アスランはちょっとためらいながら、
「まだなんだ…」
「えっ、マダナンダーって誰?」
「ま・だ・な・ん・だ!!」
「ええええええぇえぇぇえぇええぇええええええぇ!」
本日一番のカミングアウトに異常な驚きを見せる面々。
「お前、カガリは?」
目を見開いて尋ねたのはイザークだった。
「何にもしてない。」
「2年もか!?それじゃあ、奥手を通り越して気持ち悪いぞ!もしかして、お前、インポか!?奥手、ハゲ、インポの三重苦なんて…」
「違う!」
沈黙が流れた。誰もがどんな言葉を掛けたらいいかわからないのだろう。そんな中、キラが重い口を開いた。
「それは、まずいよ…」
953897:04/12/11 11:23:54 ID:6w7DZ3KA
キラは続けた。
「もう、2年も経つのに、アスランは何もしてこない。ひょっとして私のこと嫌いなのかも…」
その声色はカガリにそっくりで、一同を驚かさせた。
「こうなったら、ユウナ辺りと寝て、ヤキモチ妬かせようかな…?」
「それはダメだ!」
おもわず、アスランはキラを否定した。その後、顔を赤らめたのは言うまでも無い。
「じゃあ、今から、カガリのところにいって大人になってこいよ。」
イザークが肩を叩いた。
「あいつは待ってると思うぜ。」
ディアッカも同じように肩を叩いた。
最後にキラがこういった。
「初めての夜は色々ある。成功が失敗になることもあるし、失敗が成功になることもある。
だからいいアドバイスはできない。だけどこれだけは言える。






ゴムはしときな。」
一同はキラの感動的な一言涙した。アスランは涙を拭い、敬礼して部屋を出て行った。
…数分後

騒ぎ声が聞こえる。
「アスラン、何するんだ!」
「カガリ、いいだろ、もう。」
「だ・め・だ!」

…一同は帰り支度をして部屋を出て行った。
954897:04/12/11 11:29:36 ID:6w7DZ3KA
>>946
以前カキコしたらどん引きされたので、ここにカキコさせてもらっています。
本格的なエロは、ネタがないので、誰かくだされば書かさしていただきます。
955名無しさん@ピンキー:04/12/11 16:04:19 ID:JeBgDDJQ
ワロタw
本格的に読みたい
956名無しさん@ピンキー:04/12/11 17:00:12 ID:1WJK6YZb
この2年間アスランが一番良い状況にいたのにw
957名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:25:36 ID:UKykv0Yr
ラクツー? 登場。
しかし星の髪飾りといい、かなり露骨だなぁw
958名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:25:52 ID:g+I3MI+a
>>950
アスラクツーならいける。
959名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:31:59 ID:UKykv0Yr
>>958
いや、ラクツー×アスならいけるw
960名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:35:54 ID:ePW9Y4N9
同じ小ネタでもぽち氏のは、面白かったがな
961名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:55:23 ID:s+gmpM2G
>>960
比較するなって
962名無しさん@ピンキー:04/12/11 18:57:21 ID:30GYjdoF
面白くないと言うならそれもいい。
だがそれなら「どこをどうすれば」くらいの助言はしてはどうか?

作者が作品で読者を楽しませるなら、
読者は批評で作者を成長させるべきだろう。
963名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:07:12 ID:RXhmc55T
それはそうと
新スレですよ。
964名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:16:48 ID:SUeTqLBs
>>960

文句を言う位ならスルーしれ。



ラクツーも良いが、そんな事より巨大戦艦ですよ藻真鰓。
965名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:21:19 ID:30GYjdoF
>>964
あれはやっぱり・・・ドロスのオマージュということになるんだろうな・・・
966名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:23:44 ID:Yk7i882r
今日の放送でシホらしき人でてなかったか?


それはそうとオレンジ色のザクのパイロットが気になる…
967966:04/12/11 19:24:15 ID:RXhmc55T
立ててきてよかですか
968967:04/12/11 19:24:44 ID:RXhmc55T
orz
969名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:25:12 ID:UgEY0bmN
どうぞ
オレンジザクはまたMSVの誰かなのかな
970967:04/12/11 19:29:20 ID:RXhmc55T
新シャア板に立ててしまった・・・
どうすりゃいいですか・・・
971名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:29:50 ID:30GYjdoF
>>970
削除依頼を出そう。
972名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:31:30 ID:WaG7E+I0
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part12
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/shar/1102760739/


( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
973967:04/12/11 19:31:48 ID:RXhmc55T
>>971
わかりました。
とりあえず立て直します。
974名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:33:00 ID:s+gmpM2G
>>957
>しかし星の髪飾りといい、かなり露骨だなぁw

二人合わせると


       ☆彡


             orz
975名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:43:21 ID:4U8hj5RI
923で言ってたキララクです。とりあえず前フリ。

「はい、どうぞ。」
「ありがとう。」
ここはマルキオの孤児院、時刻は夜の9時過ぎ、キラとラクスは夜のお茶会を開いていた。
停戦条約が結ばれてからおよそ1年、二人はここでマルキオと孤児達とともに暮らしている。
昼は炊事、洗濯、掃除や子供達の遊び相手で、なかなかゆっくりとする時間がない、
なにしろみんな育ち盛りである、よく遊ぶしよく食べる、子供たちも二人になついており、
なにかと一緒にいたがるのだ。

ラクスが入れた紅茶を一口飲む、
「あれ、今日は何を入れたの?」
「ブランデーを少し、いかがですか?」
子供達が床に入った後、時々こうしてラクスの部屋でお茶会をしながらゆっくりする。
そうして二人でいろいろな事を話す、子供達の事、アスランやカガリの事、
新しく覚えた料理の事。
もっぱら、ラクスが喋りキラが聞く。楽しそうに話すラクスに、穏やかに微笑みながら
キラがあいずちを打っている。

976名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:43:52 ID:MOvrrqm6
ラクツー×アス激しくきぼん
977名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:45:08 ID:4U8hj5RI
「キラは、少し変わりましたね。」
不意にラクスが呟いた。

ここに来た当初、キラは精神的にかなり不安定だった。
話しかけても最低限の返事しかせず、いつも悲しそうな瞳で遠くを見ていた、
毎晩のように悪夢を見てうなされていた。
この一年で、キラはだいぶ立ち直ったように見える、以前の明るさを取り戻しただけでなく、
精神的に成長したと言うか、少し大人びた気がする。
「そうかな?自分ではよくわかんないけど。
 それに、変わったと言えばラクスのほうこそ。」
たしかに、ここに来ての変化はラクスのほうが大きいかもしれない。
プラントの歌姫ではなく、ただのラクスとして暮らす日々の中で、
年相応の少女として彼女が少しずつ大きくなっていったからかもしれない。
「そうですわね、わたくしもあなたも変わりました・・・。」
そう言って、ラクスは少しうつむいた、そしてやがて、
「・・・では、わたくし達は?
 この一年で、わたくし達の関係は変わったのでしょうか?」
うつむいたまま、そう言った。
978名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:46:40 ID:xvzpVnsB
ラクツー×ラクスきぼんぬ
979名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:57:50 ID:ePW9Y4N9
>>966>>975
頼むから上げないでくれないか、エロパロ板は大人の板だから
他の板より荒らしは来ないが、昔は上げたとたん業者の書き込みが
きたものだ。

スレ立て誤爆も、わかっててやってるだろ。
980名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:09:29 ID:g+I3MI+a
>>975
シチュとかは悪くないので、できれば書き溜めてから改めて次スレにでも投下してほしい。
がんがれ。
981名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:13:34 ID:s+gmpM2G
980さんに便乗して書かせていただくと>>977誰からの視点なのかが分かりにくいです。
キラかラクスか、それとも俯瞰で見た第三者的視点か。
視点の切り替えはテクニックとしてはアリなのだが、自覚的にやらないと読者に伝わりにくいものです。
982名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:21:39 ID:4U8hj5RI
ラクスの言葉にキラはとまどう、自分とラクスの関係、それは自分が無意識に考える
事を避けていたことかもしれない。
キラは、自分の隣のラクスを見る。
コーディネーターは美形が多いが、ラクスはその中でも飛び切りだと思う。
この一年で変わったのは内面だけではない、少女から大人の女性への変化、最近特に
体つきが女性らしくなり、ふとしたことでドギマギさせられることも多い。

体が熱い、自分は酔っているのだろうか?ブランデー入りの紅茶を見てキラは思う、
コーディネーターは内蔵の機能も高い、この程度のアルコールでどうにかなるはずはないのだが。
横目でラクスを見ると、彼女と目が合う、彼女も顔を赤くしている。
視線を合わせたまま、体の中の熱に誘われるようにお互いの手をとる。
いつのまにか体が触れ合うほど近づいていた。
「ラクス」
「キラ」
見詰め合っていた瞳を閉じ、ラクスが顔を上向ける、ピンク色の唇に誘われるように
キラは顔を近づけていく。
983名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:23:08 ID:UgEY0bmN
次スレ移動埋め
984牛男:04/12/11 20:45:31 ID:Rwhu7UEa

 頭の悪そうな面接官が、戸惑いがちに問いかけてきた。
「それで、君。分かっているのかね。戦争はピクニックとは違うのだよ。命を失う危険だってある」
「分かっています。俺だって、命を捨てる覚悟くらい、できてますから」
 面接官は口を丸くすぼめて頷いた。
「ほう、それは頼もしい。それで? 君が、我が栄光のザフト軍に志願した動機は?」
「それは……」
 俺は胸の奥底に渦巻く怒りの炎をぶちまけた。

「私たちは今、何を考え、何をなすべきなのでしょうか。戦場では、今日も多くの人々が、子供たちが死んでいきます。
 私たちは、一体いつまでこんな悲しみの中で過ごさなくてはならないのでしょうか……」
 俺は、自他共に認める熱狂的なラクス様のファンだった。信者といってもよい。
 公式ファンクラブ会員ナンバー8番――何と、一桁だ!
 総会員数は五万人を超えているらしいから、神とはいかないまでも、王様くらいの身分はあるだろう。
985牛男:04/12/11 20:46:09 ID:Rwhu7UEa

 さて。俺は、ラクス様のゲリラ放送を聞くために、俺は様々な角度から情報を収集し、その演説のすべてを録音することに成功していた。
 通信販売やネットオークションでも、ラクス様の演説が取引されることもあるが、音質が悪くて聞けたものではない。やはり、金をかけた自宅の通信設備でなくては……。
 それにしても、相変わらず、ラクス様の声は凛々しく、お美しい。
 音楽チャートの順位を保ち続けるために、またラクス様の曲を大量にダウンロードしなくては。ふっふっふ。
「ナチュラルと呼ばれる人々。コーディネーターと呼ばれる人々。呼び方は違えど、いずれも同じ血分けた同胞なのです。
 お互いが認めあることができれば、必ずこの戦いは終わるはず――あっ」
 うん? 何かあったのかな?
 ちょっとしたハプニングは大歓迎だが、何かと敵の多いラクス様だ。思わず血の気が引いてしまった。
 俺は全身系を聴覚に集中し、それこそ種が弾けるくらいに精神を研ぎ澄ませた。
986牛男:04/12/11 20:46:32 ID:Rwhu7UEa

「……ぁ……はぁ、はぁ」
 マイクからやや離れた位置から、ラクス様の息遣いが聞こえてくる。
 どうしたというのだろうか、息を切らしたりして。
「だ、だめですわ、キラ。今は、大切な演説の、途中――んっ」
 衣擦れの音。ラクス様の息が詰まり、数秒後、甘い吐息が漏れる。
「ほら。あんまり声を出すと、全宇宙にラクスの可愛い声が流れちゃうよ」
 これはラクス様ではない。お、男の声だ。
 カサリ、カサリ。
 ――って、なんだよ、その衣擦れの音は!
「は……む、胸は、だめですわ」
 甘くとろけるような、ラクス様の声。
「あ、だめ。そ、そこは――ん! キ、キラ。いけません。わたくし……もうだめです。ス、スイッチを切りますから。寝室で――あ……あん」
 ガタガタ――ブツ!

 ……キラ。お前を、殺す。
 その後、ラクス様を殺して、俺も死ぬ。
「これが、俺がザフト軍に志願した理由です」
「君、不採用」
987名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:34:12 ID:vSvLfLkU
>985-986
988名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:34:27 ID:vSvLfLkU
>985-986
ワラタw
989名無しさん@ピンキー:04/12/12 09:37:51 ID:y4zD3Qvl
>985-986
朝から笑ってしまったw
990名無しさん@ピンキー:04/12/12 13:37:09 ID:cPAVqoVJ
どうせだから二人のその後を……
991名無しさん@ピンキー
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