触手・怪物に犯されるSS 2匹目

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1名無しさん@ピンキー
女が、触手や怪物など、モンスターに犯されるSSキボンヌ
ネタは、オリジナル、版権モノ問いません


前スレ:
触手・怪物に犯されるSS
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067867411/

類似スレ:
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ26匹目(半角二次元)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1090349401/
2名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:14 ID:kX2fpy7I
前スレが777にて500KBに到達したので勝手に建ててみた

   _
  彡_、_ミ
 ( ,_ノ`) だが、私は謝らない
3名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:18 ID:2lyvfaYl
これまでに投下されたSSの保管場所

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
4名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:23 ID:p18QMzlu
前スレなんつうマヌケな終わり方かと…
もう一回、1から投下してよかですか?_| ̄|○
5名無しさん@ピンキー:04/07/30 07:08 ID:lOg5YPgi
是非そうしてください
6名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:23 ID:Td+dyozD
では改めまして…
前スレ>>742-756の続き…いきます。
7名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:33 ID:Td+dyozD
「ただいま……」
「ただいま」
 その後フタバと弟は、
 あんな事があった直後ということもあって、
 あまり道中の会話もなく家に到着する。
 もう辺りは暗くなり始めていた。
「あら、今日は二人とも遅かったのね?」
 帰りの遅い二人を心配していたであろう母が出迎える。
「う、うん。そ、そ、そうなんだ。と、途中で姉ちゃんと一緒になってさ…」
 弟が、あたふたしながら母に答えている。
(馬鹿…。そんな様子じゃ余計怪しまれるだろ…)
 フタバは、こいつはホントに隠し事が下手だなと改めて感じていた。
「母さん…。ちょっと疲れたから夕食まで休んでるから…」
 フタバはそう言って、疲れた表情で母を横切る。
「あら…、フタバ? あなた今日ブラしていかなかったの?」
(しまった…)
 フタバは胸が大きいこともあって、
 近くで見ればブラジャーをしていないことはバレてしまう。
「そ、その…、壊れてしまって…」
「まあ…。あなた胸大きいものね…。また育ったのかしら」
 フタバの母はこういうことには気を遣わないタイプで、
 そういうことに恥じらいのあるフタバにとっては、
 厄介な点もある性格であった。
「あ、あの母さん。あまりここでそう言う話は…」
 母がフタバの視線の先を見る…。と、そこにはまだ弟がいた。
 顔を真っ赤にしてうつむいている。
「あら、ごめんなさい。でもフタバ…、
 サイズが合わなくなったらちゃんと私に言ってね?
 新しいの買ってあげるから」
「は、はい…」
8名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:34 ID:Td+dyozD
 何とかその場を切り抜けたフタバは、自室へと入る…。
 そして、その場にへたり込んでしまった。
「あぁ…」
 フタバは、自分の体を慰めたい気持ちをここまでずっと抑えてきたのだ。
 ようやく一人だけになることが出来たことの安心感が、
 さらにその欲を強くさせる。
(もう…、我慢できない……)
 もはや限界にきていたフタバは着替えもしないまま、
 自分の体を慰めようと手を伸ばす…。
 しかしその時、自分の部屋のドアをノックする音が聞こえ、
 慌ててその行為をやめた。
「姉ちゃん、開けてもいいかな?」
 どうやら弟のようだ。フタバは落ち着いて呼吸を整え、
 何事もなかったかのように対応する。
「何だ…?」
 と、弟を見ると、その手に例のDVDを持っている。
「これ、今のうちに渡しておくよ」
「そ、そうか。ありがとう…」
 フタバは恥ずかしがりながら、そのDVDを受け取る。
「あ、それからもうご飯できたらしいよ」
「えっ、もうか?」
 いつもよりはかなり早い。フタバは聞き返した。
「うん。今日は父さんの帰りも早いみたいだし…」
 なんともなタイミングである。
「わかった…。着替えたらすぐ行こう」
 ともかくこの性欲を発散するのは、後の機会になりそうだった。
9名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:35 ID:Td+dyozD
 夕食中、フタバのモジモジした様子に父親からも心配されたが、
 母が「女の子にはそういう時もあるのよ」と、
 からかい混じりのフォローをしてくれ、何とか事なきを得た。
 そしてフタバは、みんなが寝静まり、
 誰にも邪魔されることのない時間を健気に待ち続けた。
 そして…
 意外にも、かわいらしいパジャマに身を包んだフタバが、
 いつもより早くみんなが床についたことを確認し終わって、
 ベッドの上にちょこんと座る。
 すぐにでもオナニーといきたいところだったが、
 折角なのでDVDを見てみることにする。
(ど、どういう内容なんだろう…)
 DVDをプレーヤーにセットしてから本編が始まるまで、
 フタバは胸の上あたりで手を組み、ドキドキしながら待っていた。
 そして本編が再生され始める。
 始めは魔物達と戦う少女の活躍が続いた。
 あまりアニメなどが趣味というわけでもなかったが、
 それが逆に良かったのか、フタバは話に引き込まれていく。
 しかしそこは大人向けDVD。
 少女は強敵を倒す寸前のところで触手に絡まれ、
 そこからは、ひたすら陵辱の限りを尽くされていくのだった…。
10名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:36 ID:Td+dyozD
 少女が触手の愛撫で声を上げ始める。
(ああ……、すごい…。そっ、そんなことまで……)
 話が進むとフタバは口の辺りに手を当て、
 女の子らしく恥ずかしそうに、視聴していた。
 そして、少女が触手に激しくヤられていくのを見ているうちに、
 フタバも自然にそれを今日の自分と重ね合わせ、
 その火照った体に指を這わせ始める…。
 数分後――
「あっ、くっ、ふうっ……、な、何で? 全然おさまらない……」
 フタバはベッドを激しく揺らしながら、
 自分の胸や秘部を思いのままに弄っていた。
 しかし、軽い絶頂は何度も味わったものの、
 どれも満足するものではなかった。
 あれだけの触手に体中を嬲られて快感を味わされ、
 催淫液も大量に飲まされた影響も残っているだけに、
 自分の指程度では満足できないのかもしれない。
 そして、しばらくオナニーを続けていくうちに…
 ズルッ! ギュルゥ!!
 突然、普段部屋では聞こえないような音がして、
 フタバは驚き、部屋を見渡した。
11名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:37 ID:Td+dyozD
「あ、あ……」
 フタバは思わず声を失う。
 そこには今日見た触手の怪物のようなものがいたのである。
 それも前とは違い、触手の数や種類が明らかに増え、
 その一本一本が、雌の体を求めるかのように妖しく蠢いている。
(に、逃げなくては!)
 そしてフタバはとにかくこの場を離れようとする。
 しかし…、
「か、体が動かない……?」
 逃げようとする意志はあるものの、
 まるで金縛りにあったかのように体は動かず、
 触手怪物がゆっくりと近づいてくるのを見ているしかなかった。
 抵抗できないフタバに、先は男性器の形を模したような、
 触手の中では比較的スタンダードなものが一本近づいてくる。
 そして、フタバのパジャマの上から胸の辺りを撫で始めた…。
「くっ……。や、やめろ……」 
 フタバは今、ブラをしていないこともあり、
 服ごしに触手の感触がしっかり伝わってくる。
 さらにもう一本の触手が加勢し、パジャマを着ていても、
 その存在を強く主張するフタバのたわわな双乳を、服ごしに弄り回す。
「んっ! ん…んっ…、んんっ!! くぅ…、あ…はぁっ……」
 初めのうちは、触手の愛撫にも口を結んで耐えていたフタバだったが、
 それまでの自慰により、すでに快感の高まりを見せていたこともあって、
 自分の指とは違う触手の激しい動きに、早くも甘い声が漏れてくるのだった。
12名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:38 ID:Td+dyozD
(ううっ…、ダメだ…。やっぱり胸は感じすぎて……)
 すっかり触手の虜となった二つの熟れた果実は、
 もっと強い愛撫を求めるように張ってきて、
 頂にある突起も、パジャマを押し上げて存在感を大きく示していた。
そのかわいく出っ張っているところを、
 触手が狙ったように衣服ごしに激しく擦りあげる。
 ずっ……、しゅっしゅっ! しゅうっ……!!
「うううんんんんっ!!!? あっ!あっ!はあっ…!!、いやあっ……」
 そこを擦られるだけでフタバは体を激しくビクつかせ、
 かわいい呻き声を上げてしまう。
 パジャマを着たまま胸を犯されるといういやらしい光景が繰り広げられる。
 そして怪物が新たな触手を加えていった…。
 するっ……
「あっ…」
 その触手のうちの一つが、愛撫していた触手の液でべとべとになった
 かわいいパジャマを捲り上げ、胸の上まで持ちあげる。
 フタバは上半身半脱ぎの状態となり、二つの豊果が外に晒される。
 そして、怪物はそれを舌なめずりするようにねっとりと見るのだった。
(ああっ…、は、恥ずかしいからそんなに見ないで……)
 相手が触手怪物とはいえ、
 自分が気にしているその大きすぎる胸をさらけ出されて視姦され、
 フタバは顔から火が出るような思いだった。
13名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:40 ID:Td+dyozD
 フタバが胸に注意を引いている間に、
 触手の一つがフタバの口にいきなり侵入してくる。
「んっ!? むぐうっ!!」
 不意をつかれ、フタバもロクに抵抗できない。
(ああ…、またなの……? 臭くて苦いの…私の口に出されるの……?)
 フタバは前に襲われた時を思い出す。
 今思えば、この触手が出す液を飲んでからずっと体は火照ったままだ。
 これ以上飲まされたらどうなるかはわからない…。
 しかし触手はフタバの口内で動くことなくそのまま静止する。
(あっ!? な、何……?)
 その時、何か変わった触手が粘り気のある液体を出して、
 フタバの胸全体…特に乳首を重点的に塗りたくっていた。
 フタバは何をされているのか不安に駆られたが、
 その効果はすぐ実感することとなる。
(えっ…? やあっ…、なんか胸がジンジンして……)
 それは表面に塗ることで、凄まじく感度を上げる媚薬だったのである。
 フタバは、胸が空気に撫でられるだけで快感を感じるまでになった。
 しかし、触手はその胸を一向に弄ろうとしない。
 ただ放置されてるだけで、フタバは快感で涙目になってきた。
(いやあっ…、このままだったらおかしくなっちゃう……)
 そして、何かを呟こうとしたフタバが口に入った触手を唇で軽く締め付ける。
 すると…
 ぎゅむうっ! ぎゅぎゅっ、ぐにゅっ、ぐにゅっ!
「んんっ!!! んっ!ふっ! ふああぁぁ……」
 突如、大きな人間の手のような形をした触手が、
 媚薬漬けにされた二つの大きな乳房を豪快に揉みたくる。
 ようやく放置から解放され、フタバは気を取り留める。
 しかし、その触手はすぐに動きを止めてしまう…。
14名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:41 ID:Td+dyozD
(ああっ! そんな…、一体どうすれば……?)
 フタバが途方に暮れていると、口内の触手がピクピクと動く。
(もしかして…)
 フタバが口内の触手を軽く舌で舐めてみる。
 ちろちろ……
 ……ぎゅっ! ぎゅうっ!!
「ん、んっ……!!」
 すると手の形をした触手が、
 それに応えるように胸を揉んでフタバを気持ちよくさせる。
 どうやら、自分を気持ちよくさせて欲しければ、
 お前も奉仕しろということらしい。
 これは本当の意味でフタバを屈服させる触手怪物の作戦であろうか…
(ああっ、でもダメだ…。誘惑に負けてこいつのいいなりになるなんて……)
 しかしフタバが選べる選択肢は、
 奉仕して気持ちよくなるか、奉仕しないでこのまま耐えるかしかない。
 触手の様子を伺うが、こちらが何もしないとピクリとも動こうとしない。
 一方、胸の方は少し揉まれたことにより余計に快感を求めていた。
(くうっ…、仕方がない……) 
 このまま耐えていても自分の気が狂ってしまうだけと判断したフタバは、
 意を決して口戯を開始する。
15名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:42 ID:Td+dyozD
「う、うむぅ……ぐちゅっ、ぺろ…、ちゅぱっ…」
 こういう事の知識はあまり無いフタバは、
 上目遣いで怪物の本体を見つめ、その反応を窺いながら奉仕を進める。
 そして怪物も悪くはないといった様子で、フタバの胸の愛撫を再開した。
 ぎゅうっ! ぎゅむぎゅむ……
「んんうっ!!」
(これ揉むの上手すぎっ…。ああっ…感じちゃうよぉ……)
 フタバは触手が巧みな手つきで胸を一揉みするたびに、
 体全体に強烈な電流が流れるような快感を感じていた。
 しかし、その快感にうっとりしていて奉仕を怠ると、触手は愛撫を止めてしまう。
(はあっ…、やめないでぇ……)
 そして、フタバはまた必死に舌や唇を使い口戯を再開する。
 まだ拙いものだったが、自分の快感に直結することが
 その奉仕を気持ちのこもったものにさせ、怪物も満足げだ。
 そして、触手がいったん胸の愛撫を止め、口内の触手に意識を集中させる。
 フタバの奉仕に合わせて自らも抽挿を始め、フタバの口内を暴れ回る。
「んんっ!? んっ!はあっ…、ぐちゅっ!ぴちゃっ…、ぬりゅっ!ずぷぷっ!」
 そして触手が動きを止めたかと思うと……
 ドクッ……、ドプッ、ドプウッ、ドピュッ、ドピュッ!!
「んんっ……!?」
 フタバの口内に前回以上の量の液が発せられた。
16名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:46 ID:Td+dyozD
(はあ、はあっ…やっぱり…、飲まなきゃいけないの……?)
 怪物の様子を窺うが、一向に口内の触手を出すつもりはないようだ。
 フタバはゆっくりとその液を喉に流していく…。
「ん……、ふ…、こくっ……、ふぁ…、こくん…こくん……」
 そして、口内に液がなくなったことを確かめ触手がゆっくりと抜かれる。
「く…あ…、はあっ…はあっ…、うう…変な味……」
 口内を激しく蹂躙され、フタバは息も絶え絶えだ。
 しかし、怪物は休むことなくフタバの体に襲いかかる。
 触手にパジャマを持ち上げさせ半脱ぎにさせたまま、
 ありとあらゆる形状と用途の触手が、フタバの胸めがけて近づいてくる。
「う、うそ……」
 体中が敏感な状態のフタバは、
 その光景を見て、恐怖と期待で震え上がる。
 まずは普通の触手の形をしたものが二つ、
 フタバの双乳に大きな円を描いてそれぞれ一つずつ巻き付き、激しく締め付ける。
 さらにそれは小刻みに激しく震動するバイブ機能も備えていた。
 ひゅんっ…、ぎゅぎゅぎゅうっ……、ぎりぎり…、ヴヴヴヴヴヴ……
「きゃっ…きゃあっ!! う…ああっ!! くっ…あっ…はあぁぁんっ!!」
 強引に締め付けられて胸全体に染みわたる快感と、
 その中で震動が与える痺れるような快感が合わさって、
 フタバは体を弓なりにして声を上げる。
 そして、締め付けでさらに張りを強めた乳房を、
 先程の手状の触手が巧みに、そして強く強く揉みしだく。
 ぐにゅ!ぐにゅ!ぎゅむっ!ぎゅむっ……!!
「あうっ……、揉まないでぇ…感じすぎちゃ…あああっ!!」
17名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:47 ID:Td+dyozD
 さらにこれだけでは終わらない。
 それらの責めは続けながらも、
 今度は先端が吸盤のような形をした触手が二つ、
 胸の頂でビンビンに勃っている蕾に向かってきた。
「あっ!あんっ! うぅ……、いやあっ!!な、何を……くっ…ああんっ!!!」
 フタバはすでに強烈な責めを受け、質問もままならない。
 その上に新たな刺激が加わろうとしている…。
 その吸盤上の触手は勃起した乳首をすっぽりと包み込むと、
 勢いよく吸い始める。
 ちゅうううう!!!
「はああぁぁぁ……」
 それは単に吸い付いているだけではなく、小刻みに吸ったり離したり、
 吸う強さや間隔を絶えず変化させながら、フタバが予想できない動きで責める。
 ちゅっぱ、ちゅちゅっちゅううう…、ぱっ……ちゅうっ……
「あああっ!? く…あっ…、そ、そんなあっ…、そこダメぇっ!!!!」
 フタバが感じやすい胸の中でも最も敏感な場所を嬲られ、
 フタバは快感で体を激しく震わせる。
 それに合わせて触手に締め付けられているたわわな乳房も激しく揺れ、
 より淫猥な姿を怪物に見せつけていた。
 さらには、吸い付いている触手の中から繊毛のような細かい触手が現れ、
 乳首に吸い付きなら激しく弄り回す。
 そして吸盤状の触手全体も、乳房を締め付けている触手と合わせて、
 激しく震動を開始した。
「な、何っ……? ああっ!!こ、こんなの…はぁっ!あぁ…こんなのぉっ!!」
18名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:48 ID:Td+dyozD
 締め付けられて巧みに揉みしだかれ、
 乳首に吸いつかれてその中で絡め取られ、
 さらには震動による刺激をも受ける。
 フタバの巨乳は、おもちゃのように形を変えて弄ばれ続けた。
 ぎゅうっ!ぐにゅっ!ちゅぱっ!こりこり…!ぎゅっ、ぎゅっ!ぎゅむうっ!!
「あっ!あんっ!は……あっ!くぅんっ…、おっぱい…おっぱいすごいよぉ……」
 その快感にフタバも普段は言わないような言葉で応える。
 その瞳は快感で彩られ、涙をこぼしている。
 だらしなく開かれた口からも、口液が漏れだしている。
 もうフタバはイク寸前だった。
 しかしここで触手がパタッと動きを止めた。
 前回に続きまたイク寸前で止められたのである。
「ふ…ああ……、な、なんでよぉ……?」
 フタバが泣きそうな目で怪物の方を見やる。
 すると怪物は自分の中で一番太いと思われる触手をフタバの前に持ってくる。
 おそらくこれが触手の中でも一番格が高いのだろう。
 ベースは男性器を模したものだが、その上部にも何かついている。
 おそらくクリトリスを刺激するための部分だ。
 いたるところにイボイボがついており、膣の中へ入ったときの快感を窺わせる。
「こ、こんなに太いのを……私のアソコに挿れるっていうの……?」
 さすがにまだ経験したことのないフタバは怖くなってしまう。
 怪物はそんなフタバを見るや、パジャマの上から秘部の辺りを擦るように撫でた。
「ふああぁぁん……」
 秘部をやさしく擦られて、フタバは甘い声を上げた。
 もうそこは激しく濡れている。
(も、もう……我慢…できないよぉ……)
19名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:52 ID:Td+dyozD
 そして、フタバは全ての服を脱ぎ全裸になる。
 いよいよその太い触手が膣の入り口にあてがわれる。
(これ……、ふ、太すぎるよ……)
 触手が膣の入り口を一度なぞるように動き…
 そして一気に膣内へと侵入する。
 ずぶずぶ、ずぶぅっ……
「あっ……、あああああ!!!!」
 そのフタバの膣には太すぎる触手がどんどん奥へと入ってくる。
 そして子宮口の前あたりまで行ったところで一旦停止した。
「か…、はっ……」
 あまりの衝撃にフタバは痛みを堪えるので精一杯という感じだ。
 しかし、これも催淫作用の効果か
 しばらくすると膣壁を圧迫して刺激する触手をくわえているだけで、
 どんどん気持ちが良くなってくる。
「あ…ん……」
 そして苦痛の声を上げなくなったのを見ると、
 触手はその欲求にまかせて抽挿を開始する。
 ずんっ!ずんっ!ぐちゅ!ぐちゅ!ずぷうっ!!
「くっ…ああぁぁ!!すごいっ、すごいよおっ……、
 太くて…ごつごつしてぇ…なかで…擦れてぇっ!!!ああああんんっっ!!!!」
 触手はその太さで膣を圧迫し、激しく抽挿を繰り返す。
 太い触手で貫かれるように出し入れされ、イボイボが膣壁を激しく擦り上げると、
 いまだ味わったことのない未知の快感がフタバを震えさせる。
 フタバはその触手をきつく締め付け、それに応えるのだった。
20名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:53 ID:Td+dyozD
 さらに触手はクリトリスをも刺激していく。
 きゅっきゅっ…、くりくり……、きゅうっ!!
「そ、そこはっ…、ああっ…摘まない…で…はああっ!!クリクリしちゃダメぇっ!!!!」
 さらには先程行われていた胸への愛撫も再開される。
 そしてついには体中に触手が襲いかかり、
 フタバは、首筋からつま先までありとあらゆる性感帯を刺激され、
 快感の渦にのみこまれていった…。
「くっ…!!はあっ……。すごぉい…おっぱいも…アソコもぉ…体中全部キモチイイよぉ……」
 そして膣内の触手が最後のスパートに入った。   
 ぐちゅぐちゅ、ぐちゅっ!ずぷっずぷうっ!!ぎゅちゅっ!!!
「あっ!はあっ…!! ねえ…私…ようやくイけそう……。あなたも……イクんでしょ?」
 そしてそれに答えるように触手が激しくビクついた……。
「くっ…、あああああああっ!!!! 私もっ…イっちゃう……イっちゃうよぉっ!!!!」
 ドクンッ……ドクッドクッドクッドクッ…………
 フタバが絶頂を味わうのと同時に、触手が激しく射精した。
 フタバの膣内にたくさんの液が流れ込んでくる。
「あはっ……。熱い…、熱いのがいっぱい入ってくるよぉ……」
 しかし触手の性欲は底なしのようだ。
 怪物はまたフタバの体を弄びに触手を近づけてくるのだった……。
21名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:54 ID:Td+dyozD
「うわあああああああっ!!!!!??」
 気が付くとフタバはベッドの上にいた。
(な、あ、あれ? 触手怪物はどこへ行った…?)
 冷静になってもう一度考える…。
 よく見るとテレビがつけっぱなしだ。
(あ、あれ? 昨日確かDVDを見ていて…)
 そしてフタバは気づく。
(まさか…淫夢?)
 冷静になって普通に考えれば、DVDを見て自慰をしているうちに
 寝てしまい今に至る…。そう考えるのが確かに自然ではあった。
 人はあまり良くない夢を見たときでも、大抵の場合は、
 起きてから30秒もすれば「夢で良かった…」で済まされる。
 しかしフタバは、これをただの夢で片付けるのはなぜか釈然としない気がした。
(まあ、他に可能性が見いだせない以上、そう考える他あるまい…)
 そして、一応この考えには区切りをつけた。
(はっ、そういえば!!)
 フタバは自分の体を見る。
 パジャマは激しく乱れ、
 下半身は秘部からの愛液でパンティがぐっしょりと濡れている。
 しかし血などはついていない…。
(やはり淫夢か…。しかしこれでは…)
 フタバは時計を見る。
 まだ明るくなり始めた時間で、みんなが起きるまでには時間があるだろう。
(シャワー浴びてこよう…)
22名無しさん@ピンキー:04/07/30 08:58 ID:Td+dyozD
 そしてフタバは風呂場へと向かう…。
 シャアアアアアアアア………
(朝、シャワーを浴びるのも久しぶりだな…)
 フタバは濡れた衣服などを洗濯に出し、シャワーで汗を流す。
(ん…? そう言えばあんな夢を見たからか体がスッキリしてるな…)
 昨日あれだけ感じた悶々とした感覚がすっかり無くなっていた。
 その時、風呂場の外の洗面室から声が聞こえてくる。
「あれ…、誰か入ってるの…?」
「ああ、お前か。私だ。」
 それは弟だった。
 しかしこんな早い時間に起きることは普通無いため、フタバが問いかける。
「どうした? 今日はずいぶん早いな」
「あっ…うん…え、えと、その…き、昨日あまり眠れなくてさ……
 ちょ、ちょっと汗もかいちゃったし、シャワーでも浴びようかと…」
 弟は明らかに慌てていた。
(何かあったのか…?)
 とフタバも疑問に思う。
「じゃっ、じゃあ俺姉ちゃん上がるまで、へ、へ、部屋でま、待ってるからさ…
 お、終わったら声かけてよ…、じゃ、ゆ、ゆっくり汗流して……」
(明らかにおかしい…)
 フタバが心当たりを考える。
(まっ、まさか…。私、あんな夢を見てたせいで、何か変な寝言でも言ってたのか!?)
 フタバの顔がみるみる赤くなっていく。
(だとしたら…、うっ…、恥ずかしすぎる……)
 それも可能性の一つに過ぎなかったが、
 それを想像して、フタバは真っ赤になった顔を両手で覆って恥ずかしがった。
 その後しばらく、弟はなぜか姉に避けられている気がしたという……。

                            −完−
23名無しさん@ピンキー:04/07/30 09:02 ID:Td+dyozD
実用性微妙との前回の評価に、
ちょっとエロをしつこめにしましたがどうでしょうか?

自分は、
今までどちらかといえば萌え系SSスレでしか書いてなくて、
こういうエロエロ系SSスレはまだ初心者君なんで…
ご意見ご感想などお待ちしております。
24名無しさん@ピンキー:04/07/30 12:58 ID:kX2fpy7I
        lヽ ノ l        l l l ヽ   ヽ
  )'ーーノ(  | |  | 、      / l| l ハヽ  |ー‐''"l
 / グ  | | |/| ハ  / / ,/ /|ノ /l / l l l| l  グ ヽ
 l   ッ  i´ | ヽ、| |r|| | //--‐'"   `'メ、_lノ| /  ッ  /
 |  ド  l  トー-トヽ| |ノ ''"´`   rー-/// |  ド |
 |  ジ  |/     | l ||、 ''"""  j ""''/ | |ヽl  ジ |
 |  ョ   |       | l | ヽ,   ―   / | | l  ョ  |
 |  ブ  |     / | | |   ` ー-‐ ' ´|| ,ノ| | | ブ |
ノー‐ !--、,|   / │l、l         |レ' ,ノノ ノハ !、_ノ
 /        / ノ⌒ヾ、  ヽ    ノハ,      |
,/      ,イーf'´ /´  \ | ,/´ |ヽl      |
     /-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ    |  l
   ,/   | ヽ  \  _,ノーf' ´  ノノ  ヽ   | |
、_    _ ‐''l  `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_   _,ノ ノ
   ̄ ̄   |           /       ̄
25名無しさん@ピンキー:04/07/30 23:46 ID:p6jS0i9D
GJ!!!!!!!!
26名無しさん@ピンキー:04/07/31 19:43 ID:iJqMRq6S
あの〜ネタがあるんですが投下していいですかね?
怪物×人妻(1児の母)+駆け落ち・出産ものなんですが。
あらすじみたいな箇条書きは作ったものの、官能小説にすることができませんでした。
もし職人さんがやってみようと思われたらゼヒ小説化をしてください。
あらすじ以外の細かいところは職人さんにお任せします。

追記・ネタは思いついてもいざ小説にするというのは難しいと実感する今日この頃。

27名無しさん@ピンキー:04/07/31 20:19 ID:n+RoQtD9
( ゚д゚)
28名無しさん@ピンキー:04/07/31 20:46 ID:dxE9wb4f
>そして、はぁはぁと息を荒げながら、剣の代わりに己の棍棒を握り、扱き始めたのだった。
前スレの作品でワロタ。
29名無しさん@ピンキー:04/07/31 23:46 ID:jkLIykUa
まあ、ものは試しで投下してもらってもいんでないか?
30:04/08/01 18:42 ID:WZx4l+8Z
書いてみていい?
31N・1:04/08/01 18:42 ID:WZx4l+8Z
地球とは、はるか遠く離れたところにバルボグという生物の住む星がある。彼らは苦しんでいた。彼らの主食であるその星の哺乳類の数が激減し絶滅してしまったのである。彼らは飢餓に苦しんでいた。
『くそ!俺たちは滅びるのを待つしかないのか・・・』
『もう限界だよ、この合成プワンもなかなか手に入りにくくなってきている』
彼らはじょじょに絶望への道を歩みはじめていた。そんな中・・・
ビー! ビー! ビー!
研究所の緊急用ランプが作動した。
『どうしたんだ!?』バルボグの内の一匹がモニタの前に座っていたバルボグに問いかけた。
『宇宙探査レーダーが哺乳類のたくさん住む惑星をキャッチしたみたいです!』



暗い夜道の途中、ミカは走っていた。
「あちゃ〜!本当真っ暗だわ〜!母さんに怒られちゃうよ〜・・・」
ミカは地元の中学に通う中学二年生。いつも部活にいそしむ元気な中学生だ。今日はいつもより部活に集中しすぎて気づいたら七時を回っていたのだ。
「どういいわけしよう・・・?」走りながら少女は考えていた。しかしそれがまずかった。彼女は前方付近に不審な人影があることに気づかなかった。
「うっ!!なに!?」
突如ミカはとてつもない光を当てられ、光が脳に入るような気持ち悪さを感じた後・・・意識は暗転し道路に倒れこんだ。すばやく不審な影はミカに近づきミカを抱え込むと、闇に飲まれるように消えた。
後にはミカの持っていたバックだけが道路に残されていた
32N・1:04/08/01 18:45 ID:WZx4l+8Z
(さむい・・・)ミカはそんなことをぼんやりとまだ覚めない夢のなかで感じていた。(おかしいな・・・まだ、夏だよ?
それにここ、どこだっけ?何してたんだっけ?)ミカは寝ぼけた意識の中で考える。
(そう!家に帰るとこだったんだよ!母さんにどういいわけしようか考えてたんだ。・・・。
ていうか家に帰ってないはずなのに?なんで寝てるんだろ?)ミカは思い返すたびに自分の身体の不自然さも感じはじめていた。
(確かその後、急に光が・・・)ミカの意識は完全に覚醒した。
「!? なにこれ!?どうなってんの!?」
ミカは両手首を固定された状態でぶらさげられていた。ミカのいるところはどうやら球状の空間のようでヒンヤリとした空気がただよっていた。
そしてそのミカの前に・・・今まで見たこともないような生物(でかい口と、両腕に三本づつ全部で六本の触手を持つ)が二匹、ミカのことをじっと見ていた。
「おい!ふざけんなぁ!これをはずせぇ!」ミカはその生物のおぞましい姿におびえながらも気丈に叫んだ。
そして、生物はミカの意識が回復するのを見図っていたかのように行動を開始した。
33N・3:04/08/01 18:48 ID:WZx4l+8Z
ビリッ!ビリリ!ビリビリリッ!
「い いやあぁ!ちょっと何すんのよ!」突如、その得たいのしれない生物のうちの一匹が
触手を伸ばし、ミカの制服の上着を剥ぎ取ったのだ。
続いてブラもちぎりとられ、二つの乳房がふわんと露になった。そしてスカートの方にも触手を伸ばしていく。
「さ さわるなぁ!エッチ!やめてぇ!」ミカは足を思い切りばたつかせ、触手を蹴り飛ばす。
見かねたもう一匹の生物が、ミカの両手を拘束している吊り台のパネルを操作した。
ウイイイーン!
「いっ!?」ミカを拘束する台が新たに二本のアームを出し足首をつかむ。
「ううっ・・・痛い!ちぎれちゃうってば〜!!」アームがミカが暴れられないよう、腕を上方向に、足を下方向に引き伸ばしたのであった。
胴体もわずかに引き伸ばされ乳房の乳首がピーンと上を向いている。(寒さで乳首まで立ってるよぉ・・・)
ミカはその光景に恥ずかしくて涙が出そうになる。そして動きをとめていた生物も動きだした。
勢いよくミカのスカートを剥ぎ取り、ミカの白いパンツを丸見えにする。そしてパンツの端と端に触手を巻きつかせる。
「もうやめてよぉ! お願い! それだけは取らないでよぉ!!」当然その願いは却下されパンツは勢いよく剥ぎ取られた。
ミカの秘部が二匹の生物の前にさらされた。
「いやああああああ!!やめてよおおおおお!!」ミカが絶叫する。得たいの知れない生物とはいへ、
他の誰にも見せたことのない所を、こんな恥ずかしい格好でさらされているのだから、叫ぶのも当然かもしれない。
そしてその姿を二匹の生物はしばらくじっと見つめた後、初めて声を出した。
『バルボグ救済食料計画 NO・1 生体成分検査を行う!』と。



「えっ!?」その声がミカでも聞き取れるヒトの音声(多少、宇宙人的な音だが)だったので、聞き返す。
34N・4:04/08/01 18:51 ID:WZx4l+8Z
「いったい何をするつもりなの!教えてよ!」ミカは二匹の生物に叫びかける。
何やら、機械をいろいろと用意し始めた得たいの知れない生物は動きをとめ、ミカの方を見た。
『・・・そうだな。ただこれから調べられるのは不満だろう。教えてやろう』
『この星はなバルボ星というのだがな・・・』
「えっ!?ここは地球じゃないの!?」
『地球?ああ、お前の住んでいる星の名前か。残念ながら違うね。
お前はこの計画の一環の第一実験体として地球からつれてきたんだ』
ミカはそれを聞いて頭が少しスパークしそうになったが、怒りは覚えたので気丈に問いかけた。
「それで!何のために私を連れてきたのよ!計画って何よ!」生物は答える。
『われわれはバルボグという生物だ。この国で一番繁栄している生物だ。
ここ2、3年、われわれの星では主食としている哺乳類生物が激減してな、遂に絶滅してしまったんだ。
そして飢餓に苦しむこととなった。打開策は何も見つからず絶望しかかっていた・・・。』
ミカは話を聞いていてだから何だという感じだったが、次に話されることを聞いて絶句した。
『そんな時だった。哺乳類のたくさん住む星を発見されたのは。われわれは希望の光を得た。
そして、その星で一番多く存在している生物を食料計画の要にすることが決まったのだ。つまり・・・お前の種族だ。』
「わたしをどうするつもりなの!?」ミカは恐怖を感じながら聞いた。
『・・・さあ?話は終わりだ。』完全に人類はバカにされているとミカは感じた。
『部屋の翻訳機能はONのままにしておく。ありがたく思え』そしてバルボグは仕事の続きを開始した。
35N・5:04/08/01 18:54 ID:WZx4l+8Z


 ミカはバルボグの一人が長いホースの先にライトみたいな機械がついてるものが自分の乳房に向けられるのを見た。
ミカの乳房はまだふくらみ途中だがそのふくらみとピンとたった乳首はきちんと女性を象徴している。
そして機械の先は右乳房の中心に狙いをさだめ、そして光がはなたれた。
「な!なに!?おっぱいが・・・!熱い!熱いよおおお!!!」
ミカの泣き声が球状の部屋に響く。身体が固定台によって引き伸ばされているため、
身動きがほとんどできないが、それでも無理やり胸をよじらせ光から逃れようとする。
バルボグは三本の触手を伸ばし右乳房を押さえつける。
「いやっ!いやああん!痛い!もうやめてえぇぇぇ!!!」
ミカの叫び声など関係なしにライトの光はミカの胸の果実の中身成分を読み取っていく。
そして機械のホースの後ろにつながっている箱状の機械が検査結果を読み上げた。

36N・6:04/08/01 18:58 ID:WZx4l+8Z
『表面ハ5mmホドノ薄イ皮膚。中身ハ90%ガ脂肪。10%ガ乳腺。
コノ組織ハ プワンヲ多量ニ 含ムコトガ判明』
ミカは自分の体の組織が分析されていることに不快感を感じた。
まるで料理の材料を分析されているような・・・。だがそれにもっとも大きい
反応を示していたのはバルボグであった。
『あの丸い組織の中はほとんどプワンでできているのか!!』
『これは大当たりだったな!!』
どうやら話からプワンとは脂肪のことかと悟ったミカであったが、
二匹のバルボグがよだれを垂らしながら自分の乳房を見ている様に、ぞっと感じた。
『次はこの生物の生殖方法だな。おいタウル!パネルを!』
タウルと呼ばれたバルボグが再び吊り台のパネルを操作する。
ウイイーン!!
ミカの足を固定するアームが左右にひらかれていく。
「ちょっと!!、やめて!!開かないでよ!!」願い、虚しく両足は完全に開ききってしまった。
そして、さらに固定台から二本の小さいアームが飛び出し・・・ミカの両足の付け根の扉にあてがわれる。
「ひい!や やめてぇ!」アームが左右に大陰唇をかきわける。
クリトリスも丸見えにされ、尿道と膣口が露になる。そして先ほどミカの乳房を
痛めつけさせたあの機械が向けられて、何の躊躇もなく光が当てられた。
37N・7:04/08/01 19:00 ID:WZx4l+8Z
「く きゃああああ!!痛い!! やめて!!ゆるしてええええ!!!」
再びミカの絶叫が響き渡る。
そして、機械が再び音声で検査結果を読み上げる。
『奥ニ子宮 子宮ノ左右ニ 卵巣ヲ一ツヅツモッテイル。
コノタイプハ今マデノ哺乳類トオナジ 卵ト 種ヲ 各個体ガ出シ合ッテ合体サセルタイプ。
コノ固体ハ 子宮ト 卵巣内に卵ヲ モツコトカラ 雌 デアルト考エラレル』
その情報を聞いたバルボグがミカに問う。
『お前がその胴体にもつプワンで出来ている組織は雄でも発達しているのか?』
ミカは思わず言い返す。
「おっぱいが男で発達するわけないでしょ!!」
言ってからしっまったと思ったがおそかった。
『そうかならば飼育するのは雌だけでよいな・・・。
種は適当に一番そのおっぱいという組織をよく
発達する遺伝子のもつ種を探しだすだけでいい。』
『われわれの卵の苗床にもちょうどいいか調べてくれ、クウガ』
ミカはわが耳を疑ったがそんなのお構いなしに、クウガというバルボグは機械を操作し、再び音声が流れた。
『コノ子宮トイウ筋肉ノ組織ハ ソレニ適シテイマス』
38N・8:04/08/01 19:02 ID:WZx4l+8Z
それを聞いたクウガは思わず呟く。
『ほう?自分たちの生殖にだけでなく、他生物の生殖にまで活用できるとは、
まったく便利なものだな、この生物の生殖器は』
ミカは自分の体をいじくりまわされていることに、
恥ずかしさを忘れ怒気を露に叫んだ。
「ふざけんなあ!!食料だの!!苗床だの!!ヒトをおもちゃみたいに!!
それに私はヒトって生物なんだ!!ばかにすんな!!」
『ふふ覚えとくよ。われらの食料事情を解決してくれた生物がヒトだとね・・・ところで・・・』
クウガがタウルに話かける
『もう成分検査としての調査はいいだろう。こいつ食べてみてもいいか?実際食って味も確かめといたほうがいいだろう?』
『そうだな・・・第二実験体として後から、また5匹ほどつれてくるからいいだろう。
だがすぐに食うのではなくいろいろと、各組織をいじくり反応を見てからにしろ。もしかしたら更に発見があるかもしれん』
『わかったよ』
その会話をききミカは一気に血の気がひいた。
39N・9:04/08/01 19:05 ID:WZx4l+8Z


 「た たすけてええええ!!!」
吊り台に固定されてままのミカは逃げることもできず、せまってくるバルボグを
見ていることしかできない。遂にミカの目の前めで来たバルボグはいきなりミカの乳房にしゃぶりついた。
「いやああああああああああ!!」ミカの乳房がバルボグの口の中で大きく歪み、
その先端の乳首は舌で嘗め回されまくっている。ミカはそのあまりのおぞましい感覚に大粒の涙を流した。
『こいつはいい!とてもうまそうな味が舌からつたわってくる』
その様子にもう一匹のバルボグがはなしかける。
『おいおい。あまりにうまそうな味だからって食うなよ。最後にしろ。最後に。
それに片方はのこしておけよ?おれも食うから』
『わかってるよ』
そんなひどい会話をききながらミカはまた叫ぶ。
「本当に家に帰してぇ・・・。はなしてよおおお!!!」
その声を聞いたのかタウルがパネルを操作したことでミカは吊り台から開放され、床に投げ出された。
「いたたた・・・」ずっと無理な体勢で固定されつづけたので、ひさびさの四肢の自由に開放感を味わった。
・・・がそれもつかの間、自分に忍び寄るバルボグを見てすぐに恐怖を思い出した。
(食べられる!!)ミカは逃げ出したが、すぐにバルボグの4本の触手に両手両足に巻きつけ、空中に持ち上げられてしまった。

40N・10:04/08/01 19:12 ID:WZx4l+8Z
『やっぱり食料は逃げてるとこを捕まえるのが一番だな』
そんなことをいいながら、バルボグは二本の残る触手をミカの乳房にむかあわせた。
まだ誰も触ったことないミカの両乳(吸われはしたが)に触手が巻きつく。
締め付けては緩め、締め付けては緩め、を繰り返しはじめた。
「はう! はう! はう!」締め上げられるたびにミカは声をだしてしまう。
(くそう・・・ヒトのおっぱいをおもちゃみたいに・・・)ミカは悔しかった。
しかし四肢にまきつく触手の力はとても強く逃げ出すことはできない。
と、急に両乳房は触手の締め付けから開放された。乳房はぷるるんと形を元にもどしたが、
触手の粘液により乳房と乳首はぬめぬめと妖しく光った。(次は何するつもりなの・・・?)
二本の触手はミカの体のいたるところをいじくり回しはじめた。
「きゃは!くすぐったいってば!」ミカは脇やうなじをいじられるたびに、くすぐったそうに体をふるわせる。
そして二本の触手はミカのクリトリスにも触りはじめた。
思わずビクン!と反応してしまうミカの体。バルボグはその反応が今まで他の部分をいじくっていたのは違うことに気づいた。
触手はミカのクリトリスを集中的にいじくり始める。
ぐりぐりと押したり、ぺちぺちと叩かれるたびにミカはあえぎ声をだしてしまう。
「あん!いやあぁ!はあん!」(なんで、これぐらいで感じちゃうの・・・?)
乳首と同様に検査装置の光によりミカの生殖器も敏感になっていたためであった。
『この足の付け根にある豆が一番この生物を反応させるようだな』
傍観していたボルドグが気づいたように答える。
『追跡検査装置の反応に変化が出ている。プワンの詰まった組織が1・2倍に膨張している!』
おもわず意気込むボルドグ。
『そいつはすげえや!むっ!?』
41N・11:04/08/01 19:17 ID:WZx4l+8Z
ミカをいじくっていたボルドグがミカの股からにじみ出ている液体に気づいたのだ。
ミカの蜜壺はすでにクリトリスはいじくりまわされ続けたおかげですっかり潤っていたのだ。
ボルドグはその汁を舐めあげる。
びちゅる!
「くひん!」膣口からクリトリスまでを舐め上げられおもわず喘ぐ。
『!!! んめえ!!!』ミカの汁の味はどうやらボルドグの口に合うものだったらしい。
『この豆は、プワンを膨らませるだけでなく、こんな甘い汁を出させるなんて、まったくすごいな!!』
ボルドグはいっそう激しくクリトリスを刺激しはじめた。ミカはたまらず身もだえ、
いっそう蜜壺をうるわせ、それをボルドグが舐めあげる。
それだけでは我慢できなくなくなったのか、膣口自体に舌を突っ込ませた。
「う!うくうううううう!!!!」舌は勢いよくミカの処女幕を突き破り、その痛みに顔を歪ませる。
しかしそんなことボルドグはおかまいなしに舌を高速で出し入れし始めた。
「ひぎゃ!いや!いやああああん!ああん!!」幾度も幾度も子宮口を舌で突かれ、
同時にクリトリスも触手でひっぱられ、かき混ぜられる。ミカは痛みと快感の織り交ぜられる感覚の中
ただ喘ぐことしかできなかった。喘ぐたびにミカの子宮口からは甘い汁が飛び出す。ボルドグがひたすらそれを突き上げ、舐め取る。
まだ男との体験をしていないミカであったがその言葉は自然と口から出てしまった。
「ああん!イク!イちゃうよおおおーー!!!」ミカは数度痙攣した後その快楽に身を任せるようにぐったりとしてしまった。
42N・12:04/08/01 19:17 ID:WZx4l+8Z
『この汁もうまいが、そろそろ生のプワンも食いたい。もうそろそろいいだろ?』あまり汁を出さなくなってきたので
舌を蜜壺から抜き取る。そしてもう一匹のバルボグが答えた。
『そうだな。データも十分取れ、豆の効果も知ることができた。食ってみるか!』
そう言うと傍観していたボルドグもミカに近づいてきた。
ミカはぐったりとした意識の中でその残酷な最後の宣告を聞いた。



ミカのぐたんとした身体をバルボグは自分の目の前に持ってくる。
そのしたで乳房全体をなめまわす。嘗め回すたびに乳房はプニプニと形を変える。ミカはそれに微かに体を反応させるだけだった。
『ほら。すんげえ柔らかそうに形を変えるだろう!?弾力もそれなりにあってうまそうだ!タウルも試してみろよ!』
今まで傍観していたバルボグのタウルも、ミカの左乳房をなめあげた。
『そうだな。確かにうまそうだな。いい味がする。』タウルも同意する。
『じゃ、まずは俺が右のプワンをたべさせてもらうぜ。』そう言ってクウガと呼ばれたバルボグが、
ミカの右乳房を丸ごと口に含んだ。ミカはそれを見て最後のあがきをしようとした。右乳房がバルボグの下により何回も舐めるさなか叫ぶ。
「いやあ!はなせ!」だがそのような事を聞き入れるわけもなく、何回か右乳房をはぐはぐとした後、思い切り引き千切った。
43N・13:04/08/01 19:20 ID:WZx4l+8Z
「ひぎゃあああああああああああ!!!!!!!」あまりの痛みにミカが恐ろしい絶叫をあげる。
ミカの右乳房のあったところには支えるものを無くした大胸筋だけが残されていた。
ミカが苦しみにうめきながらバルボグの口を見るとその、口はゆっくりと何度も何度も右乳房を噛み締め咀嚼しているところだった。
『うまい!この生物のプワンは最高だあ!今まで食った中で一番うまい!プワンを包む皮膚もうまいし。
皮膚の赤い部分はプワンに負けないくらいの美味だ!』赤い部分とは乳首と乳輪のことだろう。
タウルというバルボグが的確に答える。
『おそらく10%含まれている、乳腺というものが更にうまさを際立てているのだろう。
それに皮膚の赤い部分にも乳腺が分布しているからそれがうまいということは、
乳腺もプワンと並ぶ食材ということになるな』そしてタウルも同じように、ミカの左乳房にむしゃぶりつき、
たっぷりと味わった後、食いちぎった。
44N・14:04/08/01 19:23 ID:WZx4l+8Z
「ひぎいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」ミカの頬にとめどない涙が流れる。
『うまい!やはりこの生物を選択したのは正しかったな!本当にわれわれは幸運だ!
こんなおいしい生物のいる星を見つけることができて!』
もはやミカは明確な意識を保てなくなってきていた。ただ悲しさだけは感じた。
そしてクウガが思い出したようにつぶやいた。
『そうだ下の汁のでる穴も食ってみよう!もしかしたら奥にたっぷり汁が
つまっているかもしれない!』ミカはそんなもの溜まってない!と言いたかったがもはや呟く気力もなかった。
バルボグの口がミカの足の付け根を膣口から陰毛の生え際まで口にふくんだ。そして、思いっきり齧りついた。
「!!!!!!!!!!!!!!」
声にならない悲鳴をあげミカの意識はとぎれた。
びちりり!
バルボグがミカのクリトリスのある皮膚から膣口あたりまでの皮膚をむりやり、食いちぎり引きはがす。
ぎゅる!ぶちっ!ぶちっ!
そしてつられるようにミカの子宮、卵管、卵巣がつられ出てきた。
バルボグはそのまま皮膚 子宮 卵巣とまるごと飲み込んでいく。
45N・15:04/08/01 19:23 ID:WZx4l+8Z
『ふう!プワンには劣るがまあまあの味だ』満足げにバルボグは言った。
そしてもはや時折びくん!びくん!と痙攣するだけになったミカの身体を床になげだす。
『残りはどうする・・・?』
『そうだな。肥料用にミキサーにでもかけておけ。第二実験体を持ってくるときにこの生物専用のホルマリン漬けはつくればいい』
『おう。じゃあこれは肥料作成室にもっていくよ。』そういうとミカの身体を引き釣り部屋から出て行った。
一人残ったタウルは静かに呟いた。
『次の検査体が楽しみだ』
46N・終わった:04/08/01 19:26 ID:WZx4l+8Z
『この後の第二実験体の検査、実験によりバルボグは、雌にある物質を与えると乳腺が発達し、
乳汁という栄養価の高い液をだすことも調べ上げた。バルボグは精肉工場、乳汁搾取工場、
生殖器分泌液加工工場、繁殖牧場を作り万全の用意を整えた。
・・・そして今バルボグは「バルボグ救済食料計画 NO・10 ヒトメス第移送計画」をまさに実行しようとしていた。』


とか考えてたんだけどめんどくさいんで、続きかける人いたら
このレスはなかったことにして
続き書いて!!

47名無しさん@ピンキー:04/08/01 19:29 ID:gvYhEKQr
グロきもい。
48名無しさん@ピンキー:04/08/01 20:00 ID:63sPlh1D
M・Sさん。
前スレ463 : 04/04/13 11:27
の続きを是非見たいのですが。
レミットちゃんと触手の続きとそのてんまつをお願いいたします!
49:04/08/01 21:52 ID:WZx4l+8Z
>>47
ネタ投下に書いてみたんだけど、お口に合わなかったみたいっすな。
すまんな。
まあ、それでもいいって人だけ読んでみてくれ。
ちなみに題名は「食料事情」

では、失礼をば。
50名無しさん@ピンキー:04/08/01 22:01 ID:kQIuFo6Z
>>49
グロかったけどとても面白かったです。
食料ではなく生殖目的のアブダクションならこのスレの趣旨にあってるのにね。
51名無しさん@ピンキー:04/08/01 22:40 ID:mmADJa97
出来れば最初にグロって言っといて欲しかったかな

でもこーゆーの好きな人にはイイんじゃないだろうか。 俺はちょっと駄目だが
52名無しさん@ピンキー:04/08/01 23:54 ID:CjKXzzy8
個人的にはエロもグロも好きだが
エログロはもっと好きだ

食べるだけじゃなくて、生殖しながらとか
孵化した子供が・・・・とかでも良いけど、グロスレ行きかもしれん・・・

個人的には続きの各施設の話を見てみたいから
どんどん頑張ってください
53名無しさん@ピンキー:04/08/02 02:46 ID:BZS0zD/l
話は面白かったけど乳責め好きだから食べないで欲しかったなぁ
54名無しさん@ピンキー:04/08/02 14:26 ID:NF+1Jm3Q
せめてグロ注意とか言っておけば良かったね
続きが読みたいような、読みたいような…
55名無しさん@ピンキー:04/08/02 17:25 ID:3Qx+YUZV
グロが嫌いとは言わないが…このスレで読みたい方向のSSじゃないと思った
カレーだと思って食べたらカツ丼だった感じ。
56:04/08/02 18:27 ID:Odmy15Me
オレ、女の子が触手でHいことされて、最後にたべられちゃう萌えなんですヨ。

オレも最後らへん、かなりグロイと後から思った。
せめて最後はそのまま、乳食う描写なしで、丸呑みぐらいで終わらせとけば良かったとおもってます。
続編は書けません・・・。ていうか、時間なくて書いてる暇がないだけなんだけど・・・。
57M・Sさんへ:04/08/03 09:01 ID:H7QqW6fh
48さんのリクを見て、改めてレミットの話を読み返してみたのですが、
あれで完結なのでしょうか?

あの小さいお姫様すごく良いので、私も続きが読みたいと思います。
58名無しさん@ピンキー:04/08/03 17:08 ID:XBblT25Z
M・Sさんに書いてもらうなら
楊雲さんが行く先々で魔物に汚される話を希望
蛸とかくらげに弄ばれるウェンディもいいなぁ
姫の話も読んでみたい…

M・Sさんが戻って来てくれるならなんでもいいんですが
59名無しさん@ピンキー:04/08/03 19:16 ID:Tci0BEKD
投下します。
6059:04/08/03 19:17 ID:Tci0BEKD
その少女は、家族と一緒にこの一軒家に引っ越してきた。
家の周りには鬱蒼とした森が茂る。
或る日、その森の噂を聞かされた。
そこには無数の魔物が棲み、夜になると若い女を襲うという。

家族は、仕事の都合で数日家を空ける事があり、彼女一人で留守番をした。
その蒸し暑い夜、入浴をしていると突然雨が降り出した。
のぼせ気味だった彼女は、外に出て天然のシャワーを浴びる。
「気持ちいいー!」
都会育ちの彼女に、この開放感はたまらない。
膨らみきっていない胸と、薄っすらした茂みに水滴が纏わり付く。
雨はすぐに止み、月明かりが森を幻想的に照らし出していた。
(魔物が棲む森ね)
彼女は何かに導かれるように、裸のまま森に入っていった。
6159:04/08/03 19:18 ID:Tci0BEKD
彼女は、ネット上で見つけた小説を思い出していた。それは、肌も露な女戦士が大蛇や大蛸と戦う物語で、そのスリリングな展開と少しエロチックな内容が思春期の少女の心を夢中にさせた。
森の異様な雰囲気が、彼女をあたかも女戦士になったつもりさせ、思わず叫んでしまった。

「私は戦士よ!魔物達よ、相手をしてあげるわ!」

すると、うるさいほど鳴いていた虫の音がぴたりと止んだ。
何か、急に怖くなり、家に戻ろうとした時、足を滑らして尻餅をついてしまった。
「痛ったーい!何、これ?」
地面に、べっとりした生暖かい粘液が付いている。
「うわーっ、気持ち悪ーい」
そして、目の前に居る物体に気が付いた。それは、彼女の体ほどの大きさがあるナメクジだった。

「いいやああああーーーーっ!!」
誰にも聞こえる筈は無い。オオナメクジは迫り寄り、上から覆い被さろうとする。
「いやっ!いやっ!助けてっ!助けてーーーっ!」
ゼリーのように柔軟な身体と、ぬるぬる滑る粘液で押しのける事が出来ない。
少女の柔肌は、なすすべも無くオオナメクジに包まれた。
6259:04/08/03 19:19 ID:Tci0BEKD
あまりの気持ち悪さが、恐怖すら感じさせなくする。
オオナメクジは、彼女の全身を優しく愛撫した。
グチャッ、グチャッ……粘液が糸を引き、卑猥な音を奏でる。
まるで、何百もの手が全身をマッサージしているようだ。
乳房が揉みほぐされた。
腹も、脇腹も、太腿も、触れている部分全てが撫で回される。
それでも、頑なに脚を閉じていたのは、彼女の本能だった。

どれほどの時が流れただろうか、不思議な感覚が全身を襲い始めていた。
気持ちいい。とろけるように気持ちいい。
「あっ…ああっ…ああっ」
性体験をした事が無い彼女の、初めての甘い喘ぎ声だ。
嫌な事などを忘れ、快楽に身を任せ始めていた。
6359:04/08/03 19:20 ID:Tci0BEKD
ビクン!
体が跳ね上がった。
オオナメクジが、滲み出た愛液を舐めているのだ。
「いやっ、そんなところ……あっ、あっ!!」
いくら脚を硬く閉じていても、舐められる度に激しい快感が貫く。
ビクビクッ!
その快感に刺激されて、泉のように愛液が滲み出る。
「あああっ!」

彼女は、我に還った。
恥ずかしい。何よりも、こんな化け物に感じていた自分が。
(私は戦士よ。こんな事では負けない!でも、どうすれば?)
オオナメクジは、更に股の間へと頭を押し込もうとしている。
(そうだ!)
彼女は両脚を大きく開いた。そして、太腿をオオナメクジの頭に絡めると、渾身の力で締め上げた。
「私の…大事なところで…死ねるなんて…幸せ…でしょう?」
だが、オオナメクジが苦しさでもがくほど、その刺激は膣の奥深くまで響き渡る。
それでも彼女は、夢中でヴァギナをオオナメクジの口に押しつけた。
「もう…だめ…いっちゃ……あっ…あああああああああっ!!」


オオナメクジは息絶え、ドロドロに溶けて彼女の体を汚した。
「はあっ!…はあっ!…はあっ!」
彼女は、勝利の悦びと初めての絶頂の余韻に浸っていた。
少女戦士の誕生だ。
6459:04/08/03 19:20 ID:Tci0BEKD
今日は、一人で留守番をする夜だ。
風呂で体を温め、気持ちを高めると裸のまま森に向かう。
「魔物よ、出てきなさい!」
地中から這い出してきたのは、大蛇のように大きなミミズだ。
内臓のような、ねっとりした生々しい粘膜質の皮膚が、ヌラヌラとぬめり輝いている。
少し触れるだけでも、身の毛がよだちそうだ。
それでも彼女は、無防備に両手を広げて挑発した。
「さあ、かかってきなさい。私の体で昇天させてあげる」
裸の少女に、オオミミズがゆっくりと巻き付いていった。
「うううっ!!」

夜の森に喘ぎ声がこだまする。
少女戦士の妖しく甘美な戦いが始まった。
6559:04/08/03 19:21 ID:Tci0BEKD
以上、おそまつでした。
66名無しさん@ピンキー:04/08/03 19:41 ID:+BpEjdqg
>>65
良かったです。
ぜひとも今後も作品を発表し続けてください。
67名無しさん@ピンキー:04/08/03 23:51 ID:xlsZXTmy
「私の…大事なところで…死ねるなんて…幸せ…でしょう?」
 この台詞が面白かったです。

今日やっとスレ2匹目ができていたの知ったよ_| ̄|○
68名無しさん@ピンキー:04/08/04 04:30 ID:JlZpNF9g
前スレが777で止まっていて
「保守くらいはさせてもらおうか」と書き込んだら・・・容量オーバーだったのかw

新スレおめ。職人さん乙です。
69名無しさん@ピンキー:04/08/04 22:34 ID:NFY7cLlA
遅レスだが

>>1
70名無しさん@ピンキー:04/08/06 11:26 ID:BjVugUO2
ほしゅ
71名無しさん@ピンキー:04/08/06 22:31 ID:qCF9nvj6
知らぬ間に新スレができてたんですね
早速たくさん職人さんが来てくれたみたいでイイ感じだ
72妄想屋:04/08/07 06:08 ID:JUGZ3mZJ
ネタ投下します。
実はSSをスレで発表するのはこれが初めてです。
つまりこの小説の主人公と同じく、自分もこれがデビュー戦というワケです。
他の職人さん達と比べると実力の程度は絶望的なんですが、
どうか皆さん感想等上げてくれると嬉しいです。


『血の宴』

「くっ・・・」
目の前にうごめく気持ちの悪い生物を見、真由は息を飲んだ。
公園に謎の怪物が出現したので、至急駆除して欲しいという連絡を受け、
秘密警察の一員である真由は、先ほどこの公園に到着した。

真由は今まで、多くの敵を見てきた。
銀行強盗、通り魔・・・。
まだこの秘密警察に入って間もない上、18歳という若さのため、
真由は実際に彼らと戦った事はない。
しかし、先輩の男性警察が闘っているのを、現場で見てきた。
真由もいつかはあんな風に戦って、人々の役に立ちたいと思っていた。
そして今日、連絡を受けた支部から出動してきたのが、この真由という少女だった。
一人で敵と向かい合うのはこれが一回目、つまり、これは真由のデビュー戦というワケだ。


だが、今回の謎の生物は、今まで真由が見たことも無いものだった。
体からは数多くの触手が生え、不気味に蠢いている。
巨大な虫のような風体のそいつは、真由を鋭い眼光で狙っているのだった。

73妄想屋:04/08/07 06:09 ID:JUGZ3mZJ
近づくのは得策ではないと感じた真由は、すぐに拳銃を取り出す。
弾を込めて、射撃訓練通りに狙いを定める。
・・・といっても、相手は全長2m以上はありそうなデッカイ的なのだが。
実際に、生きているものに発砲するのはこれが初めてだったりする。

『パァンッ!パァンッ!』

公園に渇いた銃声が鳴り響く。
しかし、ターゲットに効果は無いらしく、微動だにせずこちらを睨み続けている。
「ちょっとくらい効いてくれてもいいのに・・・」
悔しげにそんな独り言を呟いてみる。
しかし、銃を撃たれても平気なほどこの化け物は強いらしい。
どうしよう・・・こんなのがデビューの相手なんて聞いてないよ・・・
真由が内心、帰りたいような気持ちに囚われた、その時。

ビュッ!!

「えっ・・・!?ちょ、ちょっと!!」
真由はとっさに体を横っ飛びにし、突然伸びてきた触手から逃れた。
しかし避けた所にも触手が飛んでくる。
しまった!そう思ったときにはもう遅く、
触手は真由の腹部に巻き付いてしまう。
74妄想屋:04/08/07 06:17 ID:JUGZ3mZJ
「い、いやぁっ放してっ」
触手は予想以上に冷たく湿っていた。
その不気味な感触にぞっとなった真由は、護身用ナイフで触手を切りつける。
しかし弾力があるからなのか、触手は少しも切れない。

突然、ぐんっと体が揺れた。
すると真由は触手に捕まったまま、怪物のすぐそばまで引き寄せられてしまった。
近くで見るとさらに不気味な風体だ。
その気持ちの悪い怪物に我を忘れた真由は、触手から逃れようと必死に抗う。
「いやぁぁぁっ、放して、放してぇぇぇっ」
しかし、触手はほどけず、化け物は不気味にギチギチと口からおぞましい音を出すだけだった。



今日はここまで。
続きはまた・・・。スレ汚しごめんなさいです。
75名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:38 ID:lDYs2XaC
>>72-74 妄想屋さんGJ! 
続きたのしみ。
76名無しさん@ピンキー:04/08/07 18:08 ID:s1K8Tu85
タイトルに一抹の不安を覚えるグロ苦手な俺
77名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:24 ID:6e4hseA5
>>76
俺も正直、苦手・・・
78名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:09 ID:qI7n4hhs
私は期待して待ってます。
79名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:32 ID:7sstZap+
手足ちぎれたり、内蔵出ちゃったりする場合は
投下前に一言警告いただけるとありがたいですね。
80名無しさん@ピンキー:04/08/08 09:00 ID:gIdwWWio
多少のエログロなら抵抗ない自分。けど、お断りあった方が親切かなー。
いずれにしても続き非常に期待しています。
81名無しさん@ピンキー:04/08/08 12:01 ID:iU6u9D14
マナー分かってそうな神様だし、
そこらへんはちゃんと大丈夫なんじゃない?

期待sage
82Radio:04/08/09 23:52 ID:ltfol4l4
初めまして、ラジオです。
小説投下させて頂きますが、
自分の見たくないジャンルを見てしまった
方がいらっしゃるようなので、
ジャンルのようなものを書いてから投下します。
少々お待ち下さい。
83Radio:04/08/09 23:59 ID:ltfol4l4
タイトル:COCOA
ジャンル:オリジナル 柔らかめ触手 痛みなし 多少レズ入。

内容:西暦2500年の8月。ここあは友達のアンナと一緒に
   友達に会いに行く列車に乗っていたが、列車に事故が発生。
   原因は変異で誕生した生物らしい。
   二人はその生物に森の奥へと連れ去られ・・・

処女作なんで、ちょっと見苦しいところもあるかもしれないですが、
指摘して頂ければ直しますし、次へも繋がりますのでよろしく。
評判よければ今回の続きも書きます。
84【COCOA】by Radio:04/08/10 00:02 ID:Bm69jzIl
自分の首を絞める、という言葉がある。

西暦2500年に至るまで、様々な場面で人類はそれを体感してきた。
その中で1つ挙げるとすれば、西暦2000年頃、技術が進み行く中で、
地球環境は破壊され、異常気象や森林不足による洪水も多くなった。
しかし、人類は地球を愛していたのだった。
人類は技術や便利さの重視よりも、エコロジーと便利さをどうやって
両立させていくかということを重視し、
その結果、地球は住みよく、緑豊かな星へと生まれ変わった。
人間の居住区と森林区を区別し、居住区と居住区の通行、
リニアによって行われている。海外へも海中トンネルを使って移動する。
2500年の今も、その教訓を活かし、自然は溢れつつも、住みよい、
そんな地球に保たれている。

しかし、今、新たな問題が浮上しているのだ。
森林区と居住区を区別したまでは良かった。
このおかげで環境は飛躍的に向上し、絶滅寸前と言われた生物もまた蘇った。
また、人間が立ち入らない所為で、知らず知らずの間に人間に
とって有害な生物も誕生してしまった。
しかし、国々はこの問題を無視した。居住区と区別されているので
まず危険はないだろうと考えた上、
自然を保つという方針に矛盾するということを考えたからであった。
それがこのような悲惨な事故を生み出すとも知らずに――――
85【COCOA】by Radio:04/08/10 00:03 ID:Bm69jzIl
2504年 8月23日

居住区と居住区の行き来をするリニアの中での出来事であった。
ダークブラウンのロングヘアをした、
年の頃は18歳位の女の子がボックス席から外の森林の景色を見ていた。
「こ〜、こ〜、あ〜!」
そこに、また声が聞こえた。その女の子はそちらを振り向いた。
すると、たちまち明るい表情になった。
「あ〜、アンナじゃないの〜!どこに居たの?」
「あんただってどこに居たのよ?探したんだからねこっちは!」
「あたしはあんたって名前じゃないの!心に愛って書いて心愛【ここあ】!
 ついでにアンナがいったんでしょ?2両目のB15の席で待ち合わせって・・」
「・・・ここあ、あたしは12両目のB15って言ったのよ」
「・・マジ?」
心愛は申し訳なさそうに聞いた。すると、アンナは首を縦にためらいも無く振った。
「うう〜・・ごめんねぇ・・」
「いいって。それよりさぁ、喉渇かない?売店3両目だし、買いに行こうよ」
気にしないアンナの様子を伺って、心愛の表情はたちまち明るくなった。
「うん!」
その瞬間、車内が大きく揺れた。
「「!?」」
心愛とアンナはビックリすることくらいしかできずに、転んでしまった。
86【COCOA】by Radio:04/08/10 00:05 ID:Bm69jzIl
「イタタタ・・・何だったの?」
アンナがふと下の異様な光景に気づいた。自分の真下が窓で、その窓も地面に面している。
・・・ということは。
嫌な予感がして、上を見てみると、やはり窓。しかも空がよく見える。
アンナはタメイキをついて言った。
「・・この列車、横転しちゃったみたいね」
「ええ〜!?どうすんの〜!せっかくエリに会いに行く約束してるのにぃ・・」
「まあそれはいいけど、あたしたちがどうなるのかね。」
「な、なんで?」
おそるおそるここあは尋ねた。
「・・・ここは森林の中。救助が来るのも遅いわ・・」
「えええーーー!?やだよぅ・・」
「それに最近ニュースになってるでしょ、森林の中で列車が相次いで事故になり、
 翌日なのにも関わらず、若い娘何人かが、行方不明になっちゃったっていう・・」
言い終わる前に、また振動が列車の中に走った。
「こ、今度はなにさぁ!?」
見ると、上方にある窓が何かで覆われている。
それは簡単に窓を破り、ロープ状のものをここあとアンナに向かっておろしてくると、
すばやく2人の体を絡め取った。
「ひぃっ!食べられちゃうの、あたしたち・・」
「・・・このっ!」
アンナはロープ状のものに噛み付いたが、それはただ柔らかくて生ぬるいだけで、
口を離すとまた形状がもとに戻ってしまう。
やがて2人は車外に連れ出された。あっけに取られながらも、ロープ状のものを
辿っていくと、そこには見るにも耐えない、巨大なイソギンチャク状の生物がいた。
「「!!!」」
87【COCOA】by Radio:04/08/10 00:08 ID:Bm69jzIl
二人は恐怖に打ちひしがれ、声ももう出なかった。
あっという間に、列車からだいぶ離れた森の奥へ連れて行かれてしまった。
すると、二人を拘束していた生物の触手は二人を解放した。
しかし、少し安心したのもつかの間、触手は二人の四肢を拘束し、仰向けにさせ、
あられもない姿を曝け出させてしまった。
「・・な、何のつもりなのよぉ!」
ここあはわけもわからず叫んだが、生物はまったく同時もしない。
「あ、アンナだけでも離してあげてよぉ!」
そういうと、生物の動きがしばし止まった。そして、アンナの体を開放したのだった。
「こ、ここあ!」
アンナがここあに近づこうとしても、触手が邪魔して近づけそうにない。
「アンナ!逃げて!」
アンナは自分にできるのはここあのことを人に伝えることだけだった。
アンナは森の中へ消えていった。
それを見届けると、生物は動き出した。ここあは抵抗した。
「な、や!やめて!食べないでよぉ・・」
しかし、それに動じず、触手を差し出し、ここあの衣服をすべて破いていく。
やや大きめの乳房が外気に触れて羞恥に浸る間もなく、触手が両方の乳首を執拗に弄る。
舌のようにやわらかく、生暖かい触手は確実にここあを焦らしていった。
「あ、あんっ・・・はぁ・・」
ここあは必死で声を出しまいとするが、その触手の執拗な乳首の転がし方に
吐息やあえぎ声を出さずにはいられなかった。
88【COCOA】by Radio:04/08/10 00:09 ID:Bm69jzIl
その間にも、ここあが気づかない間に触手はデニムのミニスカートを破り捨てていた。
そのことにも気づかず、ここあの足はデニムのスカートの締め付けから開放され、
どんどん開いていくのだった。触手にも拘束されていたが、
ここあは自分でみっともない姿をどんどんさらしていく。
生物はそれを見て満足したのか、触手を純白なショーツの上から軽く押し付ける。
ここあはスカートを破かれて、やっと、もっと淫らな愛撫をこれからされる
ということに気づいたのだった。
触手はショーツの上から確実に割れ目の部分のみを舐めるように辿っていく。
その間も乳首は執拗にいじくられていた。ここあは声を出さないようにすることも忘れた。
「やんっ、ああっ・・・ああんっ、やあっ・・はぁん・・」
何回かそれをした後、膨らんでいる突起を見つけて、そこを執拗に攻める。
触手の出す粘液とここあが考えたくもないものの染みでショーツは既にびっしょりだった。
触手はショーツをびり、と破いた。ここあの体は靴と靴下以外全裸になってしまった。
しばし触手の動きが止まる。
ここあは何もされない間、誰にも見せたことのないところを
こんなものに見られているということに恥ずかしさを覚えた。
89【COCOA】by Radio:04/08/10 00:15 ID:Bm69jzIl
それと同時に、体に残っている甘い熱を更に求めている自分に気づいた。
しかし、それを口に出せず、口篭っていた。
だが、何もされない。ここあはこんな生き物に自分の心を見透かされて
焦らされているなんて、と羞恥と悔しさを感じたが、
自分の体に残る甘い熱には逆らえなかった。
「あ、あたしをもっと犯して、下さい・・」
そういうと、うどんくらいの細さの柔らかい触手が数本、ここあの中に入った。
「ああん!」
そして、太い触手が一本、口の中に突き刺すように入れる。
「・・むぐっ」
そして、また乳首への焦らしが再開される。また、他の触手が同時に乳房を揉む。
「んっ・・・」
もうどうでもよくなって、ここあは快楽に酔いしれることだけしかできなかった。
口内の触手に舌を絡め取られ、ここあも絡め返すと、触手は嬉々として更に絡めてくる。
「んん・・・」
その間にも、うどんほどの触手は膣内を蹂躙し、
胸からの甘い刺激もこぼれんばかりだった。気づかないうちに、
もう一本ここあの秘所近くにうどん程のものが近づいて来た。
すると、ここあの尿道にそれを一気に突っ込み、一気に引き抜く。
ずぼ・・っ、ずりゅっ・・・
「んんんーーーっ!」
そこからはここあの液体が惜しげもなく放射された。
ひときわ強い快楽に目を細めるが、
口内の触手の所為で上手く声が出せなかった。
90【COCOA】by Radio:04/08/10 00:20 ID:Bm69jzIl
そのせいで軽く口内の触手を噛んだ。触手はここあの口の中に甘苦い液だけを残し、
飲み込んだのを確認してから口を開放してやった。
また、尿道を襲った触手は一本入っているところに入っていき、
更にもう一本が入って行き、7本位入ってそれぞれがバラバラに中で動く。
それは甘すぎるほどの刺激をここあに与えた。柔らかい感覚が壁を擦って行く。
「あ、あん・・っ・・やんっ!」

しかし、ここあは気づいていなかった。森の中に影があることを。
それはアンナだった。開放されたはいいものの、一面の森林に行く宛に困り、
結局隠れて見ていることくらいしかできなかったのだ。
しかし、いつもはあんなに、はつらつとした心愛があそこまで乱れるのを
見ていると、アンナもドキドキしてきた。
もし自分があそこに居たら・・・
そんなことを考えて、スカートをたくし上げて、手を突っ込む。
そこに触れると、すでにそこはじんじんと熱を持っていて、
またそこと自分の指を隔てている一枚の布を触るとすでに濡れそぼっていた。
堪らずその布を押しのけ、そこに指を突っ込む。
「あ・・あ・・」
羞恥を感じられずに居なかった。
外で、自分でやっているなんて・・なんと自分はいやらしいのか。
しかし、アンナの肉慾が少し満たされつつあることも確かなことだった。
震える自分の人差し指。またそこに中指が自然と加わっていき、
水音が聞こえるほどになったのに、座ったらきっと物音であの生物に
気づかれるという危険から立ったままの体制でいるしかない。
ふと、足が崩れそうになり、強く中が指で押し付けられる。
「ひゃうっ!」
それにまた足の力を込めようとしたが、無理なことだった。
91【COCOA】by Radio:04/08/10 00:22 ID:Bm69jzIl
ガサ・・・

まずい、と思った。しかし、生物はずっとアンナがいたことを
心愛を犯している時から知っていたのだった。
心愛から触手を抜き開放させ、その触手でアンナを縛り付けた。
まだアンナからは指が抜けていなかったので、余韻で吐息の荒く、
動けない心愛と生物にアンナのその痴態が丸見えとなってしまった。
「や・・やだ・・」
そう言っているうちに、アンナは心愛の上に放り投げられた。
その衝撃でまた指が深く入ってしまって、あん、と強く声を張り上げた。
ゆっくりとアンナは指を引き抜くとそこから液体がしとしとと零れ落ちた。
その液体はアンナの下にいる心愛の足の辺りに掛かった。
「あ、アンナ・・っ、はぁはぁ・・にげな、かったの・・?」
「逃げようと思ったけど・・どっちへ行けばいいのか・・」
顔が至近距離だったが、そんなことを気にしている暇はなかった。
再開の語らいも許さず、触手は心愛とアンナのウエストの辺りを1つに強く縛り付けた。
すると、お互いのバストがぴったりとくっ付いて、やわらかい感触を生み出していた。
それがお互いの羞恥に火をつけたが、手も一緒に縛られていて抵抗できない。
暴れようとすればするほど、お互いの大きな乳房が擦れ合って新たな快感を生み出す。
「あん・・」
生物はその様を面白がって、アンナのスカートとショーツを当然のように破った。
そして、シャツの後身ごろと下着の後の部分をビリビリと破き、
残りの布を引っ張ってほとんど全裸にさせる。
すると直にお互いの乳房や乳首が触れ合ってまた柔らかくて甘い感覚を生み出す。
急に太くて柔らかい触手がそれぞれ二人の秘所に入ってきた。
「ああんっ!」「はぁっ・・!」
その触手は中で何十本にも枝分かれし、中を縦横無尽に行きかいながら、
太い本体が上下運動をせっせと行っていた。
92【COCOA】by Radio:04/08/10 00:24 ID:Bm69jzIl
「ああんっ・・やぁ・・」
「ひゃあ!うんっ・・!」
これで2人はもう理性を失いかけた。気持ちよすぎてもう胸がくっ付いていること、
お互い至近距離で息を肌で感じること考える気にもならず、
むしろ更に快楽を追いかけようとしていた。
一本の触手が、アンナの頭をぐい、と押して、押さえつけた。
すると、下にある心愛の口と合わさった。
二人とも同性愛趣味はなかったが、快楽だけを求めている今は違い、
抵抗もせず、舌を絡めあう。触手が頭から離れていっても、二人は口付けを続けた。
「ふんっ・・・」
「はぁ・・っ」
口付けの合間に吐息がこぼれる。
息継ぎをしている瞬間にも中では触手がうごめき、二人の乳房と乳房がぶつかっていた。
いろんなトコロから来る快楽のせいで、二人は喘ぎっぱなしだった。
口付けに思わず声を漏らし、胸の擦れ合いに喘ぎ、中の触手の熱い感覚に嬌声を放つ。
「ああ・・そ、そこ・・もっと・・やあっ・・ふんっ・・」
しばらくすると、2人の中の触手が同時にどろどろした液体を一気に放った。
思わず大きな嬌声を上げる。
「「ああああああんっ!」」
二人のソコからは入りきらない液体と二人自身の液がドロドロと流れ出てきていた。
それを見届けると、生物は森の奥へと去っていくのだった。
余韻が収まらず、肩で息をしていた二人はほぼ全裸だったが、
2時間後に救助隊に助けられた。これでは今まであったことが隠そうと思っても隠せず、
生物のことを二人は警察に話した。
後にその生物は退治され、仲間と思われる似通った形の生物も完全に排除された。

【END?】
93【COCOA】by Radio:04/08/10 00:25 ID:Bm69jzIl
91についての反省です・・。
再開→再会です。すいません。
94妄想屋:04/08/10 01:32 ID:iPhjxzc8
Radio氏、作品投下ご苦労さまです。
じっくり楽しませていただきました。お見事です。

さ〜て負けてらんねーぞという不屈の闘志で、自分も続き投下します。
といっても、Radio氏の作品が素晴らしいので自分のヘタなSSがますます駄文に見えます。
Radio氏の作品には及びませんが、軽いデザートな感じで読んで貰えると嬉しいです。

あ、グロくはないです。というのも、自分もグロは苦手なもので・・・。
まぎらわしいタイトルつけて申し訳ありません;
95妄想屋:04/08/10 01:42 ID:iPhjxzc8
怪物に捕らえられた真由は、自分が警官の一人なのだという自覚も忘れ、ただただ目の前の異様な生き物に怯えていた。
これから自分が何をされるのか、考えるのもおぞましい。
その間にも触手はどんどん増え、腹部も先ほどより強く絞め付けられ、非力な女の腕ではもはや逃げる事は不可能だった。
「い、いや・・・」
呼吸がどんどん早まる。腹が抑えられているので、余計に苦しい。
気がつくと、真由の手は後手に触手で縛られ、動かなくなっていた。

と、一本の触手が、青い制服の上から真由の体を触りだした。
「ひっ・・・」
うねうねと意志を持つように素早く体を一回りしたかと思うと、やがて不満そうにその触手は引っ込んでいった。
ごくり、と真由が唾を飲む音が公園に響き渡る。

96妄想屋:04/08/10 01:59 ID:iPhjxzc8
と、ここで怪物は真由の数メートル後ろに、あるものを見つけた。
先刻、真由が触手から逃れようと使った小型の護身用ナイフだ。
さっそく、そのナイフの柄を触手で握り、自分の元へと引き寄せる。
化け物の表情など真由には分からないが、おそらくこの時怪物はニヤリと笑っただろう。

触手に握られたナイフは、絶妙な手つきで真由の制服を裂き始めた。
体に傷がつかないよう、細心の注意を払っているようだった。
ナイフが動くにつれて、真由の青い制服はビリビリと破かれ、その肌が顔を出し始めた。
そしてついに全身の服が切り取られ、真由の裸体があらわになった。

訓練でキュっと引き締まった身体。
大きくはないが形が整って張りのある乳房が緩やかな曲線を描いている。
その頂上には、淡いピンク色の乳首がちょこんと乗っている。
それら全てが包み隠さず外気にさらされた。

「こ、こんなのいやぁ・・・もう、もうやめて・・・」
真由は、弱々しく首を振り涙をこぼした。
元来、真面目な性格の真由は、実は異性との交際などに関しては全くの初心者なのだ。
男の人と握手をする、という些細な事でもかなり恥ずかしく思ってしまう。
そんな真由が、気持ち悪い生き物に服を剥がれ、裸体をさらしたのだ。
彼女の絶望と羞恥は計り知れない。

しかしそんな事にもお構いなしに、さきほどとは打って変って触手が水を得た魚のように元気にうねり出した。
最初は一本だけだったが、すぐに二本、三本、四本と触手は増え、
真由の裸体を味わおうと、とうとう数十本の触手が真由の目の前に現れた。
そのどれもが、見るだけでも気分が悪くなるような不気味な運動をうねうねと続けている。
真由は、もう声も出ない。
97妄想屋:04/08/10 02:15 ID:iPhjxzc8
まず、一本の触手が真由の脇腹に触れた。
服の上から触られた時はそうでもなかったが、今は肌が何にも守られていない。
あの冷たくて湿った感触が、直に真由の体内にくまなく走った。
「あんっ・・・」
真由はたまらず切なげな声を漏らした。
その声を聞き、触手はゆっくりと真由の身体を撫で始めた。
脇腹からへその周り、みぞおちの辺りを、じっくりと時間をかけて愛撫する。
「ぁ、ぅう」
やがて一本だけでなく、応援に駆けつけた様に三本の触手も真由に触れ始める。
背中・首・腋、太もも・足首、腕・肘と、まんべんなく撫でる。
弱い火にじわじわと身体の中を焙られるような感覚に、真由の口からは断片的に声が漏れ続ける。
「あ、あんっ・・・ぅあぁ」
むず痒いような、感じた事のない感触が途切れることなく続く。
真由の全身はヒクヒクと震え続け、その痙攣は真由の胸に充分な酸素を送らない。
じっとりと体中に汗をかき、息も絶え絶えに真由は呻き続ける。
いつ終わるとも知らない無限の愛撫に、真由はゆっくりと侵食されていく。

「はぁ、あぁ・・・あんっ・・・あ、ぁぁっ・・・」

なだらかな乳房の上下するリズムも、どんどん速くなっていくのだった。
98妄想屋:04/08/10 02:42 ID:iPhjxzc8
震える乳房の頂上に乗った乳首も、充血して固くなり、ツンと立っていた。
その乳首にそよ風が当たり、真由の胸になんとも言えない冷却感を与える。
その感覚も、真由の身体をさらに痙攣させる。
真由は・・・認めたくはないが・・・この愛撫にほんのりと快感を感じるようになってきた。
しかし、その悦楽はやはり微々たるもので、本人は自分が怪物に弄ばれて感じている事に気付いてさえ居なかった。
脇腹や背中への愛撫に、必死に抵抗しようと身をよじるが、それは彼女の体力を奪う以外に効果はない。

と、突然触手の動きが止み、それまで執拗に真由を嬲っていた触手数本が裸体から離れた。
ふぅ、ふぅ・・・と、真由の荒い呼吸音が響く以外は、しんと公園中が静まり返った。
今度は何をされるの・・・?
真由は朦朧とした意識の中、次にどんな責めが自分を待つのかを待つだけだった。

すると、さっきまではバラバラだった触手が数本ずつで束を作り、太い触手を作り上げた。
そしてその触手の先をくるりと丸め、ドラえもんの手のような形になった。
その丸い手が、またも真由の身体に触れる。
グニグニと、触手のげんこつ身体中に押し当てる。
さっきまでは一本一本だけだったが、今度はまとまって真由の体の中にダイレクトに振動が伝わる。
まるで電気あんまだ。
「あ、あんっ、も、もぅっやっ、ふぁ、やめて・・・ぅぁっ」
主に腹と腋を重点的に責める振動。
真由の口からは唾液とテンポの早い喘ぎがこぼれる。
バラバラの触手では敢えて触れられなかった乳房にも、電気あんまは振動を伝え始める。
ごりごりと胸を圧迫され、一気に感覚は大きさを増す。
「あっ、あぁっ、あぁぁぁぁぁっ」
やがて腹や太ももを責めるげんこつはそのままに、胸を責めていたげんこつは次第にほどけはじめる。
そして何本もの触手がしっかりと左右の乳房を包む。
乳首をこりこりと、束の内側にある触手の先端が弄び始めた。
「ひぁぁっ、あぁ、うぁぁぁぁ」
充血しきった乳首を、時にすり潰され、時につねられ、時にころがされる。
もう真由は、完全に怪物のおもちゃにされてしまっていた。
違うところを触れば、また違った喘ぎ声が出る。
喘ぎ続けた真由の声は次第にかすれ、肌は汗で妖艶にぬめっていた。
99妄想屋:04/08/10 03:00 ID:iPhjxzc8
長時間の愛撫で、真由の股からは粘り気のある液がどくどくと溢れていた。
もはや快楽の海にぐったりと身体を預け始めていた真由の目からは、生気が消えている。
そろそろか、という具合に、振動で喘ぎ続ける真由の秘部に三本の触手を束ねて伸ばす。
ぴとっ・・・と、触手は優しく真由のあそこに触れた。
ビクンッと真由の身体は大きく痙攣し、
「ふぁっっっ!!」
枯れた喉からも、ひときわ甲高い悲鳴が上がった。
そして、ぐちょっ、ぐちょ、と、触手は真由の割れ目を摩り始めた。
「はぁぁぁぁぁっ、ふぁぁぁぁぁっ」
喉から搾り出される喘ぎ。それに応えるように愛撫の手を速める触手。
「いやぁぁぁっ、もうやぁぁ、ぁぁぁぁっ」
子供のように首を烈しく振り、泣き喚く真由。
もう何が何だか分からない。
すると突然怪物は、触手を真由の割れ目に挿れ始める。
「な、なに・・・くぁぁっ」
たっぷりと濡れていたので、先端が入るとあとは容易かった。
どんどんと自分の中に異質の物が入り込んでくる。
真由は恐怖と悲哀と痛みで我を忘れた。
「あぁぁぁあぁぁっっ」
触手の先端が、一瞬、押し戻されるような感覚を受けた。
真由は、処女だったのだ。
しかし、別に問題ではないという風に触手は処女膜を突き破り、ついに真由の身体の奥まで到達した。
真由の穴からは、赤のすこし混ざった愛液がじわじわと溢れ出た。
100妄想屋:04/08/10 03:12 ID:iPhjxzc8
さすがに小柄な真由だけあって中はきつく、触手を締め付ける。
だが本能だけで動く怪物は真由のことなどお構いなしに、挿入した触手を徐々にうねらせる。
そのうねりに合わせて、真由の甲高い喘ぎが出る。
「あぁんっ、あっはぁっ、ぐぁぁっ、いぁぁっ」
かなりのスピードで触手が動く頃には、真由はもう、叫ぶだけだった。
そして、真由も絶頂を迎える。

「あぁぁあぁあぁあああぁーーーーっ!!」

全身を反らせ、天を仰ぐ真由。
一声叫んだ後、ぐたっと意識を失った。
秘部からは液が泉のように溢れ、止まらない。
口は唾液にまみれ、真由の凛とした顔立ちは鼻水と涙と汗でぐちゃぐちゃになっている。

怪物は満足したのか、それともまだ遊び足りないのか。
全裸の真由を無数の触手で見えなくなるまで包み、しっかりと四つん這いの背中に乗せる。
そして、ガサガサと不気味な足音を立てながら、公園を後にする。
どこへともなく、怪物は姿を消していった。

残ったのは、ビリビリに裂かれた青い制服。
そして怪しく光る小さなナイフだけだった。


<END>
101妄想屋:04/08/10 03:17 ID:iPhjxzc8
いかがでしたでしょうか?
至らない点、多々あったと思います。
どうか皆様、感想・ダメ出し何でもいいから書き込んで下さると嬉しいです。
万が一、本当に万が一好評でしたら、また何か書くかも知れませんw
他の職人さんの作品も読んで勉強しようと思います。
それでは皆さん、読んで下さって本当にありがとう。
これからも宜しくお願いします。
102名無しさん@ピンキー:04/08/11 05:16 ID:knWWSQV/
グッジョブ!
103名無しさん@ピンキー:04/08/11 21:16 ID:2Sa5FleB
Radioさん、妄想屋さん GJ!
 【COCOA】はレズ好きです。だから
「お互いのバストがぴったりとくっ付いて、やわらかい感触を生み出していた」
とかアンナのオナニーとか好き。
触手生物が駆除されてしまった事が、ちょっとかわいそう。 

妄想屋さんは、怪物がこのあと真由をどこへ連れて行くのか気になってしまいます。
104名無しさん@ピンキー:04/08/12 00:04 ID:cXjYU7sv
いつの間にか新スレに変わってて
さらに職人さんの良作を読めて本当によかった。
105名無しさん@ピンキー:04/08/12 23:36 ID:TxNbxwN5
読んでみたいネタがあるのですが。
リリアン女学園+漂流教室+触手怪物 というのですが。

漂流教室みたいに超未来もしくは異空間にワープした学校の生徒たちに襲いかかる
触手。
だけど男はいらん・・・・ならいっそリリアンをワープさせて女生徒たちのサバイバルを。
なんて見てみたいかなと・・・どうでしょうか?


106名無しさん@ピンキー:04/08/14 22:10 ID:nxt7odh/
 元ネタをよく知らんからどうしようもない(知っていてもSS書く自信はないけど)のです。
しかし、ネタを箇条書きでもうちょっといろいろ書いてみたら。
保守代わりのネタにもなりますし。
107931K2:04/08/15 13:58 ID:OM9+vXr+
今夏、巷を賑わせているある少女の事を、諸兄はご存知であろうか。

『素手ゴロ天使、ドツクちゃん』

そう名づけられた少女──仮にそのまま、ドツクちゃんと呼ぶとして、
世間(主にアキバ)は今、彼女の噂で萌え上がっていた。

公式資料によると、身長百二十センチ、体重はナイショ。バスト、ウエ
スト、ヒップはトップシークレットという、何だかアニメのヒロイン然とした
ドツクちゃん。見た目は小学校高学年くらいで、まことに愛らしい容貌を
しているとの事。衣装に目を向ければ、スーパーの安売りワゴンに残って
いたような青いワンピースに、細い足を包む白いハイソックス(ソックタッチ
使用)が非常にいけていると、アキバに漂うダメ萌え人間たちのハートを、
完全に射抜いていた。

さて、問題は何故、素手ゴロ天使とやらが現れたかという事。実は今、公
にこそされてはいないが、日本国内は珍獣による騒動で、困窮している。
果たして、珍獣とは──

お暇であれば、お手元の辞典などを引いてもらいたい。おそらく、珍しい
生き物と書かれていると思われるが、全くもってその通り。今や日本は稀
に見る珍獣王国と化しているのである。これは別段、某ムツOロウ先生が
関わっている訳ではないので、悪しからず。それでは、珍獣の生態を観察
がてら、お話を進めさせて頂く。
108931K2:04/08/15 14:27 ID:OM9+vXr+
「珍獣だあ!逃げろッ!」
某月某日、澱んだ秋葉原の空気を、逃げ惑う人々の悲鳴が切り裂いた。
「シャアアアアアアアアアアアアッ」
珍獣──そう名づけられた異形の化け物が、けたたましい叫びを上げな
がら、アキバに巣食うダメ萌え人間どもを襲っている。かの異形は、アリ
ジゴクのような姿かたちをしており、三メートルを越える巨躯の持ち主。そ
の上、動きも俊敏であったがため、日ごろから運動不足を認めるアキバ
住人たちを、いともたやすく捕獲していた。

「うわあーッ!助けて、さくらーッ・・・」
「おんぷたん、ヘルプ!」
「プリキュアは来ないのか?うわーッ・・・」
とりあえず、三人ほどが珍獣の餌食となった。先ほど捕獲と記したが、
ちょっと訂正。厳密に言うと、捕食が正しい。どうやら珍獣は、見るからに
不味そうなダメ萌え人間どもを喰らい、己の糧としているようだ。その凄惨
極まる光景を見るや、クモの子を散らしたように逃げるアキバ住人たち。
だが、その中でただ一人、恐怖に身を竦める事も無く、ぎらりと珍獣を睨み
つける者が──

「ああ・・・ひどい!」
逃げ惑うアキバの魑魅魍魎どもの流れに逆らい、珍獣に捕食されたダメ
萌え人間を悲しそうに見る、一人の少女がいた。背には赤いランドセル。
胸には、『五年三組 山田 かでん』という名札をつけて。

「珍獣め、許さないわ!へーん・・・しん!」
少女が腰に手を当て、銭湯で牛乳を飲むおっさんのようなポーズを取った。
すると、アニメ的に言うところの透過光やらエフェクトの類が、少女の全身
を包む──
109931K2:04/08/15 14:50 ID:OM9+vXr+
「着床!かーい・・・にん!」
と、チビッ子にあるまじきお言葉を発しながら、変身する少女。場面は
スローモーになり、着ているものは全て吹っ飛んでいる。
「す・で・ゴ・ロ・・・パワーッ!」
乳首と大事な所は光で隠されているが、変身中の少女は何故か全裸。
ここいらへんが、何だかアニメ的である。そしてついに──

「うふん♪素手ゴロ天使、ドツクちゃん参上よ♪」

ここまできたら、解説は無用であろう。そう、彼女こそが今夏、日本中の
噂となっている、素手ゴロ天使ドツクちゃんこと、山田かでん、その人で
あった。ちなみに、上記の台詞を発した時、片足を軽く曲げたプリティ
ポーズと、お愛想混じりのウインクで、アキバ住人たちの目を釘付けに
した事を追記しておく。そして、無用とは言いながら、長々と解説した事
をお詫びしておきます。

「珍獣め、海王星に代わって、撲殺よ!」
どこかで聞いたような台詞を放ちつつ、腰を低く落とすドツクちゃん。素手
ゴロ天使を自称しているので、戦法は肉弾戦を用いるようだ。
「シャアアアア・・・」
ドツクちゃんを敵と認めたのか、珍獣は道を這うように移動した。アリジゴク
を模したような造形だが、足元には無数の触手を有しており、それが異様な
輝きを放っている。

「いくよ!」
ドツクちゃんが地を滑った。その姿はまるで、疾風の如し──
110931K2:04/08/15 15:10 ID:OM9+vXr+
「クレイジーダOヤモンド、ド・ラ・ラ・ラ・ラ!」
珍獣に接近したドツクちゃんは、版権くそくらえ!という感じで叫びつつ、
拳を敵に叩き込んだ。常人の目では追う事が出来ないが、正拳突きが
百発ほど珍獣の脳天を捕らえている。

「キシャアアアアアアッ!」
眉間を割られそうな攻撃を喰らった珍獣が、身を仰け反らせて吼えた。
そして次の瞬間、異形は猛烈な反撃に出る。

「きゃあッ!」
バシンという触手が肉を打つ音──が、ドツクちゃんの肢体から鳴った。
その直後、素手ゴロ天使は悲鳴を上げながら、某同人ショップの店先に
ある、ガシャポンコーナーまで吹っ飛んでいき、その周辺を砂煙が覆う。

「うう・・・」
ガラガラとカプセル玉が転がる中に、ドツクちゃんは居た。どうやら珍獣
の触手攻撃で、意識を失いかけているらしい。
「シャアアア・・・」
のっそりとドツクちゃんに詰め寄る珍獣。かの者は勝利を確信したのか、
不適な笑いを浮かべているように見える。

「く・・くそッ・・体に力が・・・入ら・・・ない・・でも・・負けない!」
破壊されたガシャポン機に身を預けつつ、戦意を振り絞るドツクちゃん。
しかし、その思いとは裏腹に、肉体が受けたダメージはかなり大きく、
立つ事だってままならない状態となっていた。このままでは、その身が
危ない。
111931K2:04/08/15 15:25 ID:OM9+vXr+
「シャ・・・ア・・ア」
珍獣は更に間合いを詰め、手負いとなった素手ゴロ天使に迫る。口元
からは唾液のような汁を垂らし、その思いが捕食へと向かっているのは
明らかだった。

「ああ・・・た、食べられちゃう・・」
珍獣に顔を突きつけられ、身を捩るドツクちゃん。腰が抜けているらしく、
だらしなく開かれた両足の奥には、淡いピンクのパンティがチラリ。青い
コスチュームとあいまって、何ともいい風情である。

「グルル・・・アーン・・」
「あッ・・・何を・・」
ドツクちゃんに抗う力が無い事を知ると、珍獣は糸引く口を大きく開け、
少女を足元からぱくり──と頬張った。その瞬間、目元が緩み、何だか
食いしん坊バンザイ!とでも言いたそうであった事を追記しておく。

「いやあ───ッ・・・」
悲しい少女の叫びが、秋葉原の中を劈いた。哀れ、ドツクちゃんは下半身
をすっぽりと食われ、立ち上がった珍獣の口中で囚われ人となる。イメージ
的には、下半身太りの人魚っぽいかな、と。
「うう・・・は、放せえッ・・・」
生温かい珍獣の口中のおぞましさに怯えるドツクちゃん。しかし、太もも
のあたりに鋭い歯がちくりときているので、暴れる事はかなわない。もはや、
素手ゴロ天使は、絶体絶命の危機にあった。
112931K2:04/08/15 15:49 ID:OM9+vXr+
「ああ、ドツクちゃんが珍獣に食われた!何か、いやらしい!」
「触手、萌え!」
ドツクちゃんの窮状を見たアキバ住人どもが、愚かにも色めきたった。
言うまでも無く、きゃつらはチビッ子萌えと、触手萌えの愚者たち。

「いや・・あ・・・」
下半身をぬるりとした珍獣の舌が這いずり回っている──それを悟っ
た時、ドツクちゃんは恐れおののいた。すでにこの身は囚われ、反撃
の術は無い。その上、逃げる余力さえも残っていないのだ。そう考えれ
ば、大の大人だって絶望的な気持ちとなるであろう。だが、物語の趣向
はここからあさっての方向へ進む。

「きゃあーッ!パ、パンツが脱がされてるッ!」
「グフフ・・・(意訳・やっぱ、チビッ子の太ももはいいなあ)」
「やだ!やめて!」
「グヘへ・・・(意訳・やめるわけないでしょ)」
ここからは、珍獣の心境も加わる事にご理解を賜りたい。実はこの異形、
『人間のチビッ子萌え』という性癖を持っていた。人間社会であれば、許さ
れざる萌え区分にあっても、かの者は珍獣ゆえ、セーフ。前置きが長くな
ったが、上記のやりとりから察していただける通り、ドツクちゃんのパンティ
は、珍獣の舌さばきによって、いとも容易く剥かれてしまった。要するに、
ここからが本番である。

「ああ!舌が!」
「グフ♪(美味い!チビッ子の・・・大事な所!)
ぴたりと閉じたドツクちゃんの女陰を、舌でこじ開けるように責める珍獣。
しかも、おしっこ臭い恥ずかしい汚れを、テイスティに味わっている。
113931K2:04/08/15 16:11 ID:OM9+vXr+
「グヘ♪(意訳・ちこう寄れ、恥垢。なんちゃって)」
意外と思われるかもしれないが、珍獣界にも意思の疎通を行う言語が
存在し、また、駄洒落も存在する。上記の意訳は、それを克明に記した
稀有な状況といって良い。まったく、いい加減にしてくだじゃれい・・・

「きゃあああああ───ッ・・・」
目を見開いて叫ぶドツクちゃん。解説すると、彼女の女陰は無残にも、
珍獣の舌の侵入を許していたのである。それも割れ目を伝って、まだ
未発達な女唇を掻き分けるように──
「グフフ!(美味い!もう一杯!)」
まだ青い少女の恥汁──略して青汁を味わいながら、珍獣はのたまう。
その姿は、チビッ子萌えの同人青年が、エロゲーをやっているかの如し。

「あッ!あッ!は、入ってくるゥ・・・」
今度は目を閉じて、胎内で起こっている異変を感じるドツクちゃん。珍獣
の舌は給食で配膳される、先割れスプーンのように分かれ、無理やりこ
じ開けられた恥肉の襞(ひだ)を、這うように遡ってくる──少女に理解
出来たのは、そこまでだった。

「アーッ・・・」
「グヘへへへ!(意訳・イキ汁、ゲットだぜ!)」
うわあッと、身を大きく仰け反らせたドツクちゃんの女芯から、恥液が
放出された途端、珍獣は触手を束ね、ガッツポーズを取る。その様を
見ていたアキバ住人も、つられて思わず同じポーズを取った。が、まこ
とに愚かと言わざるを得なかった・・・・・理由は言わずもがな・・・・・
114931K2:04/08/15 16:31 ID:OM9+vXr+
いつしか珍獣の周りを、幾重もの人の輪が連なっていた。無論、これは
ダメ萌えの人々の輪で、その中心には、無数の触手に体を絡め取られた
ドツクちゃんと、そこへ覆い被さる様な格好の珍獣がいる。

「た・・・助けて」
「グフフ・・・(意訳・可愛そうだが、誰もお前を助けようなんて、酔狂な
考えを持つ奴はいないようだぜ。なにせ、ここはアキバだからな」
ドツクちゃんは着崩したワンピースを、胸の辺りまでたくし上げられて
いた。そして、細い触手がちんまりとした少女の純情を侵している。

「やだあ・・・見てないで、誰か・・・助けてよう・・・」
哀れにもドツクちゃんは衆人環視の中で、麗しい肢体を嬲られながら、
救いを求めて手を差し伸べていた。しかし──
「すげえ・・・触手って、すげえな」
「ああ、俺も触手欲しいぜ」
と、アキバの魑魅魍魎たちは、愛らしい少女の全身に絡みつく触手に萌え
を感じ、ただ見ているだけ。もう、何と言っていいのか分からないが、とりあ
えず逝って良しとでも毒づいておく。

「アーンッ・・・」
触手のいくつかが、ドツクちゃんの胸元へ伸びていた。それも、まだ乳房
が膨らみを持たない事に乗じて、可憐な苺の如き蕾ばかりを責めている。
「イヤッ・・・転がさないでぇ・・・」
触手がドツクちゃんの窪んだ乳首を、掘り起こすように突いた。その上、
乳輪をなぞるように蕾を転がしては、少女を追い詰める。
「きゅんッ!」
きゅっと唇を結んで、むずがるドツクちゃん。珍獣の触手が、彼女の乳首
を絞ったのだ。
115931K2:04/08/15 16:55 ID:OM9+vXr+
「グフフフのフ♪(意訳・秘技、一番絞り!しかし、極上の女峰だぜ、
このイチゴちゃん・・・市場へ卸したら、天井知らずの値がつくな)」
珍獣は滑らかな少女の肌の上へ触手をはべらせ、ただひたすらに
乳首を嬲った。時にきつく、時に優しくと緩急をつけながら──だ。

「ああ〜・・・お、おかしくなっちゃうッ!」
乳首責めもさることながら、ドツクちゃんを困らせているのは、先ほど
から恥丘を割って入ってきている舌の存在。しかも、珍獣はそれに触手
をプラスして、花開きかけた幼い恥部へ、淫らな攻勢をかけているのだ。
「だッ・・・だめぇ・・・」
ひくっひくっと体を震わせ、切ない表情を見せるドツクちゃん。その直後、
素手ゴロ天使はついに、天にも昇る気分を味わう事となる。

「ああッ!な、なあに、これッ・・へ、変だよぉ・・」
ドツクちゃんは両手で顔を覆い、下半身をぶるぶるとわななかせた。女が
得る絶頂をいうものを、今ここで、初めて知った・・・いや、知らされたので
ある。

「グフ・・・(意訳・いいんだよ、イッても・・・)」
珍獣は少女が達しかけた時、優しい目で問いかけた。バカバカしい!と
思われるかもしれないが、かの者は畜生の身でありながら、人間の女を
思いやるような仕草を見せたのである。

「ああ───ッ・・・」
ドツクちゃんの今際の声が、秋葉原内に響く。それと同時に、アキバに巣食
うダメ人間たちはそれぞれ対になり、何故か組み体操を始めた。種目は花形
であるサボテン。おそらくは薄汚れた精神が暴走し、このような奇行を取らせ
たと思われる。が、それはどうでも良かった。もう、ほんとうに・・・・・
116931K2:04/08/15 17:21 ID:OM9+vXr+
時は流れ、夏のお祭りも終わった秋葉原には、静寂が戻っていた。
しかし、珍獣の存在が潰えた訳ではない。

「うわあ!珍獣が出たぞ!誰か食われてる!」
ある同人ショップ前に、カマキリそっくりの珍獣が現れ、ダメ萌え
人間を捕食していた。しかもその珍獣は、蟷螂拳にも似た動きを
見せ(元々、蟷螂拳はカマキリの動きを模した拳法なので、当然と
いえば当然)、凶暴さに拍車をかけている。その上、笑いを誘いたい
のか、カマの部分にはこう見えても人妻です──と書いてある。推測
に過ぎないが、カマキリ夫人(五月みどり?)という駄洒落のつもりらしい。

「ケーッ!」
「わああ!こっちへ来るぞ!みんな、逃げろ!」
カマキリ珍獣が暴れる中、逃げ惑うアキバ住人たちの流れに逆らう
一人の少女が現れた。言うまでも無く、これは変身前の素手ゴロ天使
ドツクちゃんこと、山田かでんである。
「出たな、珍獣め!へーん・・・しん!」
変身シーンは略すとして、かでんは光に包まれた後、素手ゴロ天使ドツク
ちゃんへとその身を転じさせた。その直後──

「シャアアア!(意訳・合体だ!いくぞ、ドツク!)」
「あいよ!あー君」
ドツクちゃんの背後から、アリジゴクに似た珍獣。今は、ドツクちゃんから
あー君という名を授かっている、あの異形が現れたのである。そして・・・

「珍獣合体、ドツクちゃんエース!」
ぱくっと下半身を珍獣に飲み込まれたドツクちゃんが、声高らかに叫んだ。
ちなみにエースは、あー君のAをもじったもの。
117931K2:04/08/15 17:41 ID:OM9+vXr+
「グフ(意訳・合体も板についてきたな、俺たち)」
「お愛想言ってる場合じゃないわ。来る!」
珍獣とドツクちゃんとの間に、息の合った空気が流れる。その様はまるで、
夫婦の如く。

「ケーッ!」
カマキリ珍獣が吼えながら、ドツクちゃんエースに近寄ってくる。しかし、
二人に怯えの色は見られなかった。
「グフフ(意訳・大したやつじゃない、雑魚だよ)」
「でも、油断は禁物よ。いくわよ、あー君」
そんな遣り取りの後、ドツクちゃんエースはカマキリ珍獣に向かっていく。

実は今、人間のチビッ子萌え珍獣は、あの時ドツクちゃんに女の喜びを覚
えさせた責任を取り、しもべとなる事を誓っていた。これは、衆人環視の中
で、恥ずかしい絶頂シーンを見られてしまった、ドツクちゃんの意を汲んで
の事。手早く言うと、責任を取ってくれと泣き喚くドツクちゃんに屈したので
ある。その上で、彼女のライフワークである珍獣退治にも参加させられて
おり、今やかの者は珍獣合体の土台を務める身なのだ。

「グワアーッ・・・」
そんな説明の間に、カマキリ珍獣は早々と断末魔の悲鳴をを上げて、倒さ
れている。素手ゴロ天使に珍獣の膂力を足した、今のドツクちゃんに敵はない。
彼女の前に立ちはだかるものは、ただ死あるのみ。

「やったね、あー君」
「グフ・・・(意訳・他愛もない)」
骸と化したカマキリ珍獣を見下ろし、ドツクちゃんエースは得意顔。
118931K2:04/08/15 17:58 ID:OM9+vXr+
「やったあ!カマキリ珍獣を倒したぞ!」
「僕らのドツクちゃんエース、ばんざーい!」
秋葉原に平和が戻ると、ダメ萌え人間たちがわらわらとドツクちゃん
エースの傍へ駆け寄り、喜びの色を見せた。すると──

「グフフ(意訳・相変わらずうるさいやつらだ。なあ、ドツク、二、三匹
食っちゃっていいかな?)」
珍獣合体の土台は、忌々しそうに言う。しかし、ドツクちゃんはつとめて
冷静に、
「だめよ、あー君。あれでも、一応は罪無き人々なんだから」
と、言葉を繋いだ。女性上位とでも言おうか、太古より伝説に出てくる
珍獣の類は、大抵女性に弱いと記されている。どうやらこの者も、それに
なぞらえた性格を持っているようだ。

「グフ(意訳・ドツクがそう言うんじゃ、仕方が無いな。じゃあ、帰ろうか)」
「うん」
こうして、珍獣合体ドツクちゃんエースは、秋葉原を後にしていく。そして、
その姿を一人の偉人が見送っていた──

「素晴らしいですねえ・・・珍獣と人の触れ合い・・ぼかぁ、感動しました」
そう言って、ドツクちゃんエースを見やるのは何と、某ムツゴOウさんで
ある。動物王国を築いたあの偉人が手を叩き、目を細めて見ているのだ。
「二人は寝起きを共にし、種を越え、生きている・・・素晴らしいじゃありま
せんか・・・ねえ、みなさん」
ムツゴOウさんは共生の素晴らしさを謳いながら、アキバ住人たちに問い
かける。貴様ら、悔い改めよ!と。
119931K2:04/08/15 18:02 ID:OM9+vXr+
この後、秋葉原はドツクちゃん萌えの同人誌が流行し、また廃れて
いくのだが、それはまた別のお話。

今夏、日本を震撼させている珍獣は、未だそこいらを徘徊してはいる
のだが、きっとドツクちゃんエースの二人が、それらを薙いでくれる事
であろう。そして、いずれは珍獣と人間が共生する道が開かれるかも
知れない。

もちろんそれは、あの動物王国を築いた偉人の手によって・・・・・

おしまい
120名無しさん@ピンキー:04/08/15 19:02 ID:NXRKH1tp
面白かったです。
読んで手笑がこみ上げてきました。

でもエロ分が薄いような気がします。
番外編としてあー君とドツクチャンの性生活なんてのを読みたいですね。
121名無しさん@ピンキー:04/08/15 19:19 ID:32AfP1U2
そうだね、どうせドツクちゃんとあー君が、合体しているんだから、
攻撃中にあー君が悪戯したりするのもアリだったと思うし、
何より、敵を倒す時の必殺技にドツクちゃんが、いった時のパワーを使うなんて
手法もありだったのでは?

例えば、ドツクちゃんが、イク時のラブジュースをあー君が、吸収する事で
脅威のパワーを手に入れるとかw

でも、GJでした。
122名無しさん@ピンキー:04/08/15 19:56 ID:jMYrXKI/
>>105>>106
リリアン女学園・・・ソフト百合ラノベ「マリア様が見ている」の舞台になっているミッション系のお嬢様学校。
って、あまり有名でなかったのかな?

まあ無理やりリリアンを出さなくても要は女子校が学校ごと人間がいない異世界へワープして、淫獣どもに生徒が襲われる
という話をキボンと書いたわけです。
123名無しさん@ピンキー:04/08/16 14:36 ID:nw50DYZ1
>>931K2氏
GJ!
124名無しさん@ピンキー:04/08/17 20:20 ID:RIvAQmU9
>>107-119・931K2さん、GJ!です。
 リズムがいいし笑えるし。
ドツクちゃんが御姉様に成長するころには、もう何匹か珍獣をはべらせ貞操。


 >>122こんな感じかな?
・序章
1)とある名門私立女子高。
2)女子高が授業中ある日突然消える事となる。
 高校の敷地内が綺麗に消滅し、残ったのは深さ10mの穴である。そこは人類には到底不可能な平面であった。
3)警察や自衛隊や世界中の学者が調査したが原因不明。まさに人類には不可能な『神隠し』であった。
・本編
1)女子高生や教師たちは、高校とその敷地ごと見たことのない荒地に出現した。
2)突然の事にパニックになる生徒と教師たち。
 災害時用の非常食と雨水で飢えを防ぎつつも、彼女たちは絶望に襲われる。
3)絶望に追い討ちをかけるように、
 女子高生や女性教師をさらっていき交尾するモンスターが登場。
4)モンスターに孕まされ、人外の赤子を産む女教師。
 モンスター逆に隷属させ、支配者になろうとする女子高生。
 ヒトをやめモンスターと化した男性教師。
 彼女たちを奴隷にしようとする異世界の住人。
 さまざまな女性とモンスターの思惑・行動が重なり合う。

 なぜ高校は別世界に移動したのか?理不尽な運命の中で彼女たちはどう生き残っていくのか?
彼女たちは無事に地球に戻れるのか?
                今年の一大触手ファンタジー。堂々登場。
まぁ、俺には無理です(´・ω・`)・・・・・
125名無しさん@ピンキー:04/08/17 21:08 ID:jXDE2f6t
このスレって女が逆に怪物犯してもよし?
126名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:45 ID:mOwUFjkq
保守
127名無しさん@ピンキー:04/08/18 13:01 ID:vjNUJqUa
>>124
そう!それっス!
イイ感じですね「漂流女子高」、いや俺が漠然としか考えていなかったのを、ここまで丁寧にプロット化してくださいましてありがとうございました。
追伸
・女子中でもイイです。
・絶望をまぎらわすため自分から怪物に身を任せてしまう女子生徒もイイかも。
・結末は、行きと同じ次元ワープが起こって無事に現在に戻るでも、
本家みたいに「私達が種子になるんだ」とか言って、この世界で生きていく決意を固めるでも良いです。

私にも書けませんが、もしやってみようという方おられましたら是非お願いします。
応援します。

124さん、GJ!です。
128名無しさん@ピンキー:04/08/18 13:59 ID:upHpjYh3
その「漂流女子校」ですけど、ネタというか提案を一つ。
「漂流教室」や「ロングラブレター」みたいに学校の周りがまったくの砂漠でなくても良いかも。
見たことの無い植物による森や湖もあって、それまでに命綱だった災害時用の非常食も乏しくなり、
意を決して妖獣がいる学校外へ食料を探しに行き、栄養の高い果物を見つけたり思いきって罠を作り捕まった怪生物を食べたりしてとにかくサバイバルをする女子生徒たち
(どちらも口に入れるまでが大変かもしれませんが背に腹は変えられないという事で)。
というのはどうでしょう?


129名無しさん@ピンキー:04/08/18 14:52 ID:lgXo8jf/
>>124>>127>>128
なんかすごく良さそうですね。
あの〜漏れもエピローグについての妄想が浮かんだのですが。
>行きと同じ次元ワープが起こって無事に現在に戻る
女子生徒のサバイバルを満喫した後ならこのオチでも良いです。
>本家みたいに「私達が種子になるんだ」とか言って、この世界で生きていく決意を固める
男がいないじゃんと思いましたのでモンスターは何種類かいて、その内のある種との子供は見かけは人間と変わらないが、そのモンスターと人間の血が混じると高い知能と
強い体力を持つ雑種がうまれるらしい。
その子供たちは学校の図書館の本を読んだりして文明を理解し、
そして「種族」がその世界の覇者になるのだが、言葉や文字は全部日本語。
やがて歴史が作られ、女子生徒たちは「最初の母たち」として名前を残した。
その同じころ次元の壁を隔てた元の世界では、環境汚染等で人類は滅亡していた。
だが人間の血統は女子生徒たちにより異世界で脈々と保たれ続けている。

・・・というのを妄想しました。
130名無しさん@ピンキー:04/08/18 14:59 ID:xjCFal8q
一部訂正+追加
×そして「種族」がその世界の覇者になる
○そして、その「種族」がその世界の覇者になる

また、女子生徒の一人が書き続けた日記も後の歴史書に大きく貢献することになる。
131名無しさん@ピンキー:04/08/18 19:39 ID:kHu9+fW/
なるほど、おもしろいかも。
だけどみんなが怪物と関係を持ち子供を作るとは思えず、
百合カップルも多数できるとみる。

あと漂流教室のイメージはやっぱり砂漠や荒野なので、学校がワープした場所が砂漠で
みんなパニックになり(その方がパニクリやすい)、ずっと遠くに森が見えたということにしたら?
132名無しさん@ピンキー:04/08/19 19:54 ID:pU4yIYwn
轟世剣ダイソードぐらい逞しく生き抜いてくれてもそれはそれでありかも。


ってごめん、誰も知らんよねw
133名無しさん@ピンキー:04/08/19 23:42 ID:pr2VnZ/r
なんかスレが伸びてるので来てみたら、なるほど・・・おもしろそうなネタではあるな。
漂流教室は外人がいっぱい出てくる映画版を見ただけだが、女ばかりの女子校にしたら
かなり色っぽくなりそう。
おまけに、女ばかりでハァハァ&女生徒と淫獣でハァハァ。
134名無しさん@ピンキー:04/08/20 00:52 ID:bVoUbgby
>132
学校とでっかい剣の奴?
ダ・イスォド…
135名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:30 ID:bSdUz2rc
>>132
知ってるさ!

あの掲載誌潰しの漫画家のw
136名無しさん@ピンキー:04/08/20 08:15 ID:TDxMQ/7F
>轟世剣ダイソード

ひょっとして「マップス」とか書いてたのと同じ作者のやつか?
立ち読みで読んだが、異世界に学校ごと飛ばされたわりには
落ちつきすぎでかえって不自然に見えたのだが。
137名無しさん@ピンキー:04/08/20 13:08 ID:zTNKO+5Z
掲載紙潰し? ひょっとして超人ロkkkkk
138名無しさん@ピンキー:04/08/20 16:52 ID:5BYFSmcB
長谷川裕一といえば「童羅」はこのスレ的にはかなり強力な漫画では無いかと思う。
絵柄はかなり古臭いんだけど、あのページ全体から滲み出るエロスはそこらのエロ漫画の比ではない…
(今では成人指定らしいが)
139名無しさん@ピンキー:04/08/20 19:21 ID:1yfagN2Z
ちよっと6人ほど思いついたので。
「漂流女子校」キャラクター
@主人公・成績中の中。普段はごく普通の存在。現実派。
「私だって泣きたいよ、帰りたいよ。だけど泣いたってどうにもならないんなら何とかするしかないじゃん!」
Aボーイシュッでスポーツ部。同性からラブレター多し。
竹を割ったような性格。
B秀才(メガネっ娘も良いかも)。SF等の読書量多し、見た目冷静、
友達少なし。
C>モンスター逆に隷属させ、支配者になろうとする女子高生
これが難しい・・・高飛車なお嬢様タイプか?普段いじめられていて、心の奥にドス黒いものを秘めているか?
Dお嬢で委員長(もしくは生徒会長)、Cとはちがい正義感強し、仕切りたがりや。
E後輩、主人公が可愛がっている妹分。日記を残す役に良いかも。

とまあ、ここまで思いついたのですが。
これはあくまで漏れの意見なので他の皆様も思いつかれたりしたらどうぞ。
「いや、やっぱ主人公はこうだろう」等。
140名無しさん@ピンキー:04/08/20 20:18 ID:KiaB8aY9
>>138
言わんとしている旨実に伝わりますぞえ。
抜ける抜けないを別にした何かがある。
141名無しさん@ピンキー:04/08/20 22:40 ID:xdNEbdLe
>>138
クロスボーンガンダムのあの人かw
142124:04/08/21 23:33 ID:D0FHsUNx
なんかネタが伸びていますね。私も暇なときにこのネタでいろいろ妄想。
>>124の続き
5)何人かの女子高生は、モンスターに連れさらわれてしまう。
 そこから脱出して高校目指して歩き回る。
6)途中、おとぎ話にでてくるような妖精やお化け人間に助けられ(代償は体)、
 彼女たちはこの異世界に「話ができる」生物がおり、いろいろと知る事になる。
7)何百年も生きている大賢者に会った彼女たち。
 大賢者は、この異世界のおかしさを探求していた。
・なぜこの世界の生物(動物も植物も)はヒト型動物の♀を犯すようにできているのか?
・なぜヒト型動物の♂は姿かたちが違うのに、♀は似通った顔形や性器をもつのか?
・ヒト型動物の♀に老化が見られず、いつまでも性交可能なのはなぜか?♂はすぐに死んでしまう。
・・・・・

8)大賢者は女子高生らに提案する。
 「元の世界に戻るためには長い年月がいるかもしれない。
不老となり我の跡を継ぎ。元の世界へ帰る方法を探究するか?この世界で死ぬか?」
こう問われて彼女たちはどう答えるのか?
・終章
1)なんとか元の世界へ戻った女性グループは、地球の全く新しい人種として生活する。
 モンスターを使い、地球の女性を仲間に引き込んで、地下組織を創ることとなる。
2)異世界に残った女性グループは、異世界の新しいヒトとして繁栄していくこととなる。
 そしてこの異世界の秘密を知る。

ここまで書いて気づいた。エロくない_| ̄|○
143名無しさん@ピンキー:04/08/23 00:03 ID:HjMubQ9w
ここのところ、ずっと「漂流女子校」のネタや皆様のアイデアを見ているのですが。
>絶望をまぎらわすため自分から怪物に身を任せてしまう女子生徒
>彼女たちを奴隷にしようとする異世界の住人。
>とにかくサバイバルをする女子生徒たち
>そして「種族」がその世界の覇者になるのだが、言葉や文字は全部日本語。
やがて歴史が作られ、女子生徒たちは「最初の母たち」として名前を残した。
その同じころ次元の壁を隔てた元の世界では、環境汚染等で人類は滅亡していた。
だが人間の血統は女子生徒たちにより異世界で脈々と保たれ続けている。
>「漂流女子校」キャラクター

・・・マジで面白そうです!!
なんとか実現できないでしょうか?
ゼヒ見たいです。

144名無しさん@ピンキー:04/08/23 00:15 ID:cz9Im7Nz
書こうと思わなかったわけではないんだけど、微妙です。
第一に、プロットの時点でかなり壮大になっていて、書き始めると
どれだけの時間を費やすか判らない。
つまり、この2ちゃんで発表と言うことは、物理的に不可能です。
それと色々な人の妄想が組み込まれていて、これまた一人二人の
手で仕上げられるものでもないだろう。

発表するとしたら、掴み程度かな。
もしくは、サイトを開設するなり自分のサイトでと言う方法になるのかな、
ただ、最低限礼儀としてこのスレの住人に知らせないといけなくなるから
必然的に色々な騒動に巻き込まれる可能性は覚悟しないといけない
となると、自サイトにと言うのは難しく、かと言ってわざわざ、新規サイトを
立ち上げるのも、また、管理が大変かなと思う。
だから、誰か、投稿型のサイトを開いてくれれば、実現する可能性は上がるのかな
と思わなくもないけど、どうだろう。
少なくとも、俺は、上記のような考えで断念しましたわ。皆さんはどう?
145名無しさん@ピンキー:04/08/23 01:24 ID:rem9Qiy8
シエアードワールドだったっけ?
そんな形で書ける人がよってたかって書くのはどうだろう?
ハカロワみたいにさ(読んだことはないが)
学校ってことでキャラも多いし、一人でやるのは無理でも
多人数ならなんとかなるんじゃない?
おおまかなプロットがあって、それにある程度沿っていればそれでよしってかんじで。
146名無しさん@ピンキー:04/08/23 10:25 ID:X7hrlcJF
なるほど、これはたしかに壮大な話です。
しかしこのまま埋もれさすには惜しいとも思います。

まず、この話を一口にまとめると「女子校版漂流教室+妖獣・淫獣」ですよね?
シエアードワールドという言葉は知らなかったのですが、テレビドラマやアニメみたいに
複数のライターさんが各話を書くように。
>書ける人がよってたかって書くのはどうだろう?
というのは良いかなと思います。
ドラマは、だいたい第1話&2話で作品の基本設定が固まると聞いたことがあるから、
この作品も「掴み」の部分が小説化出来たら、後は各々の職人さんが
「漂流女子校・○○の巻」みたいな発表ができるかも。

ちなみに私個人は、出だしは
>>124の・序章1)とある名門私立女子高。から・本編2)もしくは3)までをプロットにしたら
どうかと思うのですが。
ちなみに本家の「漂流教室」もなぜ、どういう理屈で学校がワープしたのかは説明されなかったのでそこらへんは無視しても良いのでは?
「とにかく女子校がなぜか異世界にワープしてしまい、女子生徒達の苦難が始まった」で。
147名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:14 ID:XmLo/Yca
>各々の職人さんが「漂流女子校・○○の巻」みたいな発表ができるかも
それ良いんじゃない?
また話を進める上で、時にはエロがまったく無い回もあっても良いかも。
(エロを必ず入れないといけないとするとかえって作りにくいかも)

あとこれは難しいとこかもしれないが、全校生徒を全てワープさせるかどうか?
つまり人数が多すぎて書くのが大変なら「ロングラブレター」(窪塚洋介主演・漂流教室を
元にしたTVドラマ)みたいなやり方。
つまり夏休みか連休の学校で補講やクラブ活動で出てきていた生徒たちがワープに巻き込まれる。
というのなら、人数を絞れるのでは?
148名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:56 ID:cz9Im7Nz
>>145-147
だから、投稿型サイトをといったつもりだったんだが。
とにかく遠大になり過ぎるので2chでやるには限界があり過ぎる
まz、連続投稿や、キャラの情報とか膨大になるし、時には、スレ維持とか
情報交換とか考えるとどこかにサイトを作るのがベストだと思うけどね。
結局、補完サイトを立ち上げないといけないだろうし。

人数縛りならば、修学旅行とかがいいんじゃないかと。
私立で目的地が複数設定されるような学校だったら、集合出発時間を
ずらしてせっていするだろうから、人数制限できるし、見送りやら、時間間違える
奴などでキャラ数も調整できる、教師等の大人の数も、増減可能だし。

ま、2ちゃんでするなら、とりあえず、別スレ立ててそれが維持できるかどうかってところだね
149名無しさん@ピンキー:04/08/23 12:21 ID:Pzf0YRxc
シェアードワールド形式で話を構築していくなら、むしろ2ちゃんで、そしてこのスレで
初期の話(1〜3話くらい?)を始動させないと構想自体が立ち消える悪寒。
というかこのスレ自体そんなに歩みが速いわけではないので、このスレでやっちゃった
方がいいかもしれない。
150名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:27 ID:rgzLKFxE
でもこのスレで延々と構想を練ってると
他の職人さんが作品を投下し辛くなる罠。
151124:04/08/23 20:43 ID:6fKyIZ6+
 ネタというのはSsが投下されるまでのつなぎですから。
 このネタ、多分このスレの住人(ヒトなのか?)は知っているだろうHP
【SKY STORY PAGE】と【邪界ニドヘグ】を足したような感じだと思う。

>>148
 人数に関しては多くても問題ないと思う。
「触手に責められているその他大勢」が増えるだけだから。
触手が少人数で満足できると思えないし、登場キャラクター全員を名前つきにする必要もないし。
 人数が増えたら学校の敷地を広くする必要はありますね。


自分はどうも学校や状況やモンスターの設定を妄想するのは得意だけど、
女性の設定を練ることは全く苦手だなと分かりました。
152名無しさん@ピンキー:04/08/23 20:57 ID:B9Ihhoyq
これだけ作品の企画について議論されたのはいろんなスレの中でも漏れははじめて見たのだが、皆さん熱心にやっておられるのでなんかイイ感じですね。
>投稿型サイト
>2chでやるには限界があり過ぎる
というのも一理あると思います(投稿型サイトの立て方知らん漏れがいうのもなんですが)。
ただ、書き込みやすい2chだからこそこういう企画が浮かんだのかも。
とにかく>>149のおしゃるように初期の話(1〜3話くらい?)をとにかくここで書いもらって、構想自体が立ち消えるのは避けたいですね。
誕生すればかなり面白い話になると思うのです。
場合によっては投稿型サイトに引っ越すとしても、とにかくスタート(物語を誕生)させてから決めてはいかかでしょうか?
153124:04/08/23 22:17 ID:6fKyIZ6+
 それじゃぁ、せっかくだからちょっと考えた学校の設定だけでも。
あくまで個人の妄想なので、どこかアラがあると思います。というかどうでもいい設定が多いイラネ(・_・ )ノ⌒。。

・学校名:海の花(仮)女学園←まぁ(仮)ですから。海の花=イソギンチャク。
・生徒数:1クラス20人〜25人。1学年5〜6クラス。3学年合計で約400人。←多すぎますかね?
・生徒の特徴:アジア全体から富豪・高級官僚・元首クラスの子女が集う名門校。←人種を増やしたいから。
  また、スポーツや学業に優れた女子高生を他校から引き抜くこともある。
  オリンピック選手や大企業の研究員を輩出したこともある。
・教員:担任1クラス2人づつ。さらに担当ごと(ピアノとか天文学とか)に専門の教員もいる。
  教員は、女子高生と問題が起こらないようにほぼ女性。  ← ここは重要と思う。
  世界中から集められたスペシャリスト教員集団(国体のの元選手とか)である。
  気持ちが若いせいか、高級エステに普通にいける給料もらえるせいか美人が多い。
・職員:事務員や用務員さんも基本的に女性。警備員さんも女性。
  外回りの警備員さんのみ男性。
154124:04/08/23 22:19 ID:6fKyIZ6+
・場所:日本の過疎村。都市では生徒が悪い事を覚えるからという理由。通称、女学院村。
・土地:かなり校舎も敷地も広い。小さな森ひとつが学校の敷地である。
・校舎:美しい建築でデカイ。校舎や施設も多い。      ← 適当です。
   太陽電池や風力発電機、雨水貯水槽(トイレ用)が屋上にあり節約している。
   最新の技術を導入し、海外からの子女へアピールするため。災害時用にも役たつ。
   地下3階まであり、テロ対策用非難室や非常食・水・医薬品保管部屋がある。
   かつて大きな震災のあった地域であり、近隣住民の非難場所になるための備え。←異世界でいると思う。
・施設:オリンピック強化選手用体育館や天体望遠鏡、大きな医務室など。
   生徒の体験授業に田畑まである。ウサギやニワトリもいる。  ← やりすぎですか・・・(´д`;)
・校舎外:塀の外は森ばかり。この森も学校の敷地。
   旧校舎や建設時に使ったプレハブなど廃屋が点在している。
   取り壊すお金まで回らなかった。← そして何かが住みつき・・・
   散歩用の公園や池も学校近くにある。 

 異世界へ移動されるとき、校舎だけでなく敷地全てが飛ばされるようにしたら、
廃屋や公園が使えるかな。(「魔界都市」のパクリですな)
155名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:32 ID:87IOxUwr
http://jbbs.livedoor.com/otaku/2051/
この掲示板にスレを立てさせてもらって、このスレにはたまに報告に来るくらいの方が良いような。

ちなみに猫耳スレもシェアードワールドを展開してますね。
上記掲示板を控え室に利用して。
156名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:19 ID:KGDRhHWr
124さん、最初の出だしプロットについで学校の設定ありがとうございます。
この学校なら生徒があっさり全滅はしないという説得力があります。
また>教員は、女子高生と問題が起こらないようにほぼ女性。← ここは重要と思う。
は賛成です。
ところで、
>・土地:かなり校舎も敷地も広い。小さな森ひとつが学校の敷地である。
>・校舎外:塀の外は森ばかり。この森も学校の敷地。
だとすると飛ばされた異世界は、やはり周りが砂漠の方が良いですかね?
これが大都会ではこんな広い学校は無理なので地方都市なら、ワープした後で周りがいきなり森になったら
すぐにパッニクになれると思いますが、最初から森なら異世界に来てもなかなか解らないんじゃ?
ですから、砂漠でずっと遠くに森そして湖があったことにするとか←飲料水問題から
湖は大事かも。
それとも砂漠でなくても、空の色が違い、月が3つくらいあるというのはどうでしょう?
それなら、周りが同じ森でも登場人物たちに一発で解るのでは。

>>155
情報ありがとうございます。

なお、その掲示板に行こうとされる方へ。
通常のブラウザからだとリンクをクリックしてもちゃんと行けない場合もあるので、
そういう時はアドレスをコピペして、ブラウザのアドレス欄に打ち込めば大丈夫です。
157名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:58 ID:+1aB4k0H
>>156
124氏は、すでに>>124
>女子高生や教師たちは、高校とその敷地ごと見たことのない荒地に出現した。
と書いておられるぞ。
いくら、日本の過疎村でも荒野ではないだろうからそれで良いのでは?
158124:04/08/24 21:30 ID:3w9rz1l2
>>124・152・153の補足。というか書き忘れた。

・学校施設:全寮制です。アジア中の名家の子女が集まるので当然ですね。
  学校内にコンビニ+薬局も一応あり(生理用品とか文具とかをそろえるため)。
  寮で朝食と夜食。学校で食堂かコンビニのパンを食べれる。   ←  ちょっと細かすぎですが。

・教員数:約100人。
  担任1クラス2人づつ。さらに担当ごと(ピアノとか天文学とか)に専門の教員もいる。
 と書いたら、先生(マダムの理事長や講師含む)は約100人。  ←  多いかなぁ。まぁいいか。
・教師以外の職員数:約30人。警備員さんや寮母さんやら事務さんやら保険医さんやら。
 
 ちなみに地下までワープしたらよいと思ったのは、地下室設定と下水が使えるからです。
下水管はどこかで切れるけど、下水はそこからから流れます。
『また、下水管を通ってトイレから進入するスライム』なんて設定もできますし。

>>156 いい舞台ですね。美しいはずの月が、3つあることで絶望の象徴に変わる。おそろしや×3。
 あと、荒地でもいろいろな生き物が住んでいます。さらに滅多にヒト系♀が通らないので、放出するものは溜めてばっかりです。
当然そこを何もしらない女の子たちが通れば(;´д`)ハァハァ

 尾恥ずかしながら、自分はHPや保管庫の作り方がわからないし、また管理しきる自信もないのです。
>>155さんの方法もよく分からないですが、このスレとは別の場所がいいのかもしれないですね。
159名無しさん@ピンキー:04/08/24 23:17 ID:Qo2IkgxM
漏れも、>>156の >空の色が違い、月が3つくらいあるというのはどうでしょう
はイイかんじですね、いかにも異世界です。
>絶望の象徴に変わる。おそろしや×3。
たしかにそうです、でもその中で生き延びようとする女子高生たち、萌えます!

どうかこの企画が実現しますように。

160名無しさん@ピンキー:04/08/25 15:17 ID:fwml+geQ
以前、この企画は、別サイトかスレ立ててと進言したものですが
と言うか、変に企画ばかりが大きくなっても、職人さんがこないと
意味はないし、と言うか、設定ばかりでも白けてくるかと。
あとこの話題ばかりでも、このスレの本来の職人さんの足を遠ざ
ける危険性もあります。
だから、別スレをと言ったのですが。

それと設定ばかりをつらつらと語らず、一度、設定をお創りになれる
のだから、SSにチャレンジされることをお勧めします。
書けない書けないと仰らずにね。
誰でも最初は初心者ですから。

え、私ですか、ここまで膨らんでしまうともはや、尻込みですけどね
と言うか、別のネタで手一杯ですわ。
161名無しさん@ピンキー:04/08/25 17:19 ID:w20X+rKO
>>160
同意です。といっても私は、読み専なのですが。

ずらずら並んでる設定、読んでません。
いつかこれらをもとにした小説が出来上がったとしても、それが
既知の設定をなぞっているだけのものであったなら、やはりつまらないと思うからです・・・
(それに何より目が滑ってしまいます・・・ごめんなさい)
162名無しさん@ピンキー:04/08/25 17:29 ID:t2MYXzbv
ここまで設定で盛り上がられちゃうと、この設定とは違った話を投下しずらくて仕方が無いのですが。
163SS保管人:04/08/25 20:34 ID:FMAAregI
「漂流女子校」専用控え室
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/

控え室を立てましたのでご利用ください。
164名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:17 ID:kB+ZcrDm
ただ物語としてはスケールが大きいため、設定は大事かとも思うのだが。
まあそれで一人では思いつかない様なアイデアが出てくるというのも、それなりに悪くはないかなと。
「三人よれば文殊の知恵」
最期に「専用控え室」についてはくわしくないのですが、やはり即死防止の対処が必要ですか?

165SS保管人:04/08/25 23:47 ID:FMAAregI
>>164
確かに設定は大事ですが、読み手の立場で言わせて貰えば、
ネタバレやあらすじを最初に読まされてしまったら、いざ完成したSSを読んでもつまらなくなりますし。


あと、控え室の方は即死もDAT落ちもありませんのでお気楽にどうぞ。

166名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:57 ID:gIgJyyXy
では、まあにとにかく「漂流女子校」の企画を考えてくださった皆様。
控え室に行ってみましょうか?
167124:04/08/27 08:54 ID:m9GEoAD6
SS保管人様、ありがとうございます。そっちで使います。
168N:04/08/28 13:40 ID:804pSd5Q
新しいSS書いたんで投下します。
別にグロはないと思います。
169N・1:04/08/28 13:43 ID:804pSd5Q
サーユの危機(世界設定はFFかな?)

 大陸を旅している二人の若者がいる。1人は20代なかばの黒いマントを着込んだ男、
もう1人は10台の白い白魔道士用の服を着込んだ女の子である。
2人は次の町に向かうため、必ず通らなければならないジャングルを進んでいた。
途中、何度もいろいろなモンスターに遭遇したが黒マントの男にかかれば、このような
モンスターは雑魚も同然であった。
地図を信じればもはやジャングルの半ばというころ、異変は起こった。
『 き ゃ あ あ あ あ あ!!』ジャングルにとどろく女の悲鳴
「ターム!何、今の声は!?」
タームと呼ばれた黒マントの男が答える。
「わからん!サーユはここで待ってろ!絶対動くなよ!」
タームは声のした方向に走っていった。サーユと呼ばれた白魔道士の女の子だけが
とりのこされた。

170N・2:04/08/28 13:44 ID:804pSd5Q


 「遅いなあ・・・」タームが行ってから、15分が過ぎた。
だんだん心細くなってくるサーユ。魔よけの白魔法は使えるので、弱いモンスターは
大丈夫だけど、もしも強いモンスターが出てきたらどうしようもなっかた。
サーユはまだ白魔道の見習いでまだ強力な攻撃呪文などは使えないのである。
(どうかそんなモンスターでてきませんように・・・)祈るサーユ。
しかし、そんな希望は早くもうち砕かれた。
『ガサ ガサ ガサ ガサガサ!!』
ビクッと震えるサーユ。恐る恐る後ろを振り向くと、
恐ろしい化け物がそこにいた。
(あわわわわ!!!)一目散に逃げ出すサーユ。
頭に無数の目があり、体は太った蛇のようで、その大きさはサーユの大きさの
優に3倍はあったのだから逃げださないほうがおかしい。
駆けるサーユ。しかしそのモンスターも速かった。
広くジャングルの開けたところで追いつかれてしまった。

171N・3:04/08/28 13:45 ID:804pSd5Q


「放してぇぇぇ!!!」そのモンスターから伸びた無数の触手に手足を捕まえられる。
胴体からのびた触手が白魔道着の上から体を吟味するかのようになではじめる。
「!!ちょっと!」身悶えるサーユ。そうしているうちにサーユの両乳房を触手は、
服の上からな撫で大きさを確かめはじめた。
「やめて!おっぱい触らないでよ!」聞き入れるはずもなく、乳房ののやわらかさを
確かめるべく触手を両袖から中に侵入させる。そして乳房に触手を当て押したり離
したりしはじめた。
「やめてってば〜!」サーユは叫ぶ。そしてそのときサーユはジャングルに入る前
に立ち寄った町で聞いた話を思い出していた。
『おまえさんたち、あのジャングルに行くなら気をつけなせえ。あそこには
とても恐ろしい蛇のようなたくさんの目を持つ化けモンが出るんよ。女子の肉が
好物でなあ昔はたくさんの女が犠牲になったもんさ。まあ、今はすっかり見られ
なくなったがねえ・・・それと助かったもんの話によるとやつは女子を犯してから
喰うそうじゃ、理由はようわからんが偉い学者さんの話によるとイかせたほうが
肉が旨くなるらしいのお・・・』
そのときの話は、ただのエロじじいかと全く気にも留めなっかたが、実際に会って
しまっては信じないわけにもいかない。そして最後の話が本当なら・・・
血の気が引く思いをサーユは感じた。

172N・4:04/08/28 13:46 ID:804pSd5Q


触手がサーユの魔道着を破りとっていく。白く引きちぎられた布が地面に落ちてゆく。
「やめてえええ!!!」触手をお構いないに胸の谷間に触手を差し込み、ブラジャーに
巻きつかせ引きちる。ブチン!という音とともにホックは契れとび、サーユの乳房
がジャングルの日差しの下にさらされる。フルンとはずむサーユの乳房は、年相応の
大きさであった。すぐに化け物の触手がサーユの両乳房に向かい、その付け根を一周させ
巻きついた。
「はうっ!!」触手を締めたり、緩めたりして乳房を弄る。乳房は触手の愛撫に
合わせて形をかえる。いつしか乳房の頂の赤い乳首もピンと立ってきていた。
新たに触手を向かわせ、それは乳首にきゅぽ!とかぶさった。
ビクン!と反応すサーユの体。乳首にかぶさった触手は活動を開始した。
触手の中の繊毛がサーユの乳首に絡みつき、何度も何度もひっぱたり転がしたりする。
「ん!いやあ!やめてぇ!」締め付けと乳首攻撃により少なからず快感のような
むずがしさを感じるサーユ。しかしこれがこの化け物の捕食活動の一環なのであるから
絶対にそれをけどられるわけにはいかなっかた。
173N・5:04/08/28 13:47 ID:804pSd5Q
化け物は次に乳房に巻きついた触手だけを離して、乳首への愛撫だけに変更してきた。
乳首への繊毛の絡みだけでなく吸引力もアップさせる。大きく前方で伸びる乳房。
『ずずずずず!』おもわず顔をしかめるサーユ。そしてさらに上下左右に触手を振り
はじめた。
「いいい!?」小ぶりな乳房が、触手に合わせて上下左右に世話しなくゆれる。
ぷるん!ぷるん! ぷるん!ぷるん!これにはサーユもかなりの快感を感じずには
いられなっかた。乳房をそれほど世話しなく動かしているのにその支点は乳首が
中心となっているのだから、感じてしまうのもしかたのないことだった。
しかしサーユは決して悟られないよう、顔に出すことはなっかた。
(感じてるのがわっかたら食べられちゃう!)必死に目を瞑って耐えるサーユ。
そして、乳部だけだはダメと判断した化け物は次の作戦に入るべく触手をサーユの最後
の服である、パンティーに向かわせた。
174N・6:04/08/28 13:48 ID:804pSd5Q
「いやああ!そこはやめてえ!」触手が自分の秘部をなではじめたのを感じて、
サーユは目を見開いて叫んだ。願いむなしくパンティーはビリビリに引きちぎられ
風に舞った。次に足に巻きつかせた触手を性器を露にするために左右に開いていく。
「開かないでぇ!!!!」お構いなしに、足は限界まで開かされて、クリトリスが露になる。
「いやあああ!!!」恥ずかしさに泣き叫ぶサーユ。しかし化け物は何の関心もしめさなっかた。化け物にとってサーユはただの食べ物同然。泣いても屠殺場でなく家畜と同じ用
なものであった。
触手はサーユのクリトリスにかぶりつき、細かい振動を与えはじめる。豆に細かい振動
を与えられ、思考もだんだんと朦朧としてくる。全身が触手の粘液がはいずった後があり、
差し込む日光でぬらぬらと光っていた。
乳房と乳首、そしてクリトリス。快感を感じる部分を弄られて、もはや隠し通すのも
難しくなってきていた。
175N・7:04/08/28 13:49 ID:804pSd5Q
「はん!」両乳首を、ねじられあえぐ。
「ああん!」乳房を揉まれ身悶える。
「いいん!」クリを刺激され、体が海老ぞりになる。その手先もピンと張り、細かく震えて
いる。
そろそろとおもったのか化け物の下腹部から今までの2〜3倍はある触手がでてきていた。



自分の方にむけられた大きい触手に、朦朧とした意識の中で、いやな予感を感じ、サーユ
は白魔法ライブラを使い情報を得ようと試みた。すぐに情報が頭に展開する。
(『その触手は、獲物が食べごろだとかんじたときに、獲物の体内に差し込んで麻痺液を
注入します。獲物が麻痺状態になっている間に飲み込んでゆっくりと消化するのです。』)
この情報はサーユにとって死刑宣告と同じであった。ゆっくりと大きい触手は、
サーユの開かれた両足の付け根にむかってくる。
そして膣口に数回触手の先端を撫で回した後、ゆくっりと侵入してきた。
176N・8:04/08/28 13:50 ID:804pSd5Q
「やめっ!ひ!ひぎい!痛い!痛いよおおお!」
まだ14歳のサーユは男性経験もなかった。当然今差し込まれた穴からは鈍い痛みを感じ
る意外に何もなっかた。いつか今はまだだ憧れるだけのタームと初めての時はしてみたい
と思っていた、がその夢は無残に打ち砕かれた。
「ひぎい!いやあ!ちょっと、動かさないで!!」
触手はピストン運動を開始しはじめた。
「はあん!いやん!何で・・!はあん!」今までの触手の愛撫でサーユの体は、その行動
を受け入れることができるぐらいに、火照っていたのであった。
「いやあ!」ぐちょん!ぐちょん!とサーユ自身の愛液の音がジャングルに響く。その
恥ずかしさにサーユの体はさらに赤くなる。
だんだんと触手のピストン運動も早くなってきていた。
「だめえ!ださないで!ああん!イ、イきそう・・」
サーユの声は化け物に届くはずもない。更にスピードを速める。
177N・9:04/08/28 13:51 ID:804pSd5Q
「ひいん!イっちゃうよおお!」
ついにその突き上げが最高潮に達し、
サーユの体を化け物の頭の上まで突き上げたたその状態で静止した。
「はあん!!」ピストン運動はとまっていたが、ドクドクと麻痺液がサーユの膣内に
注ぎ込まれていた!その衝撃だけでサーユの身体はびくん!びくん!と震える。
麻痺液は無理やりサーユの子宮口を押し広げ子宮内をパンパンに満たす。
それども注入はとまらず、行き場を失った液がサーユぼ膣口から溢れかえった。
サーユは体が痺れはじめているのを感じた。ようやく麻痺液を放出も止まったよう
であった。太い触手がサーユから抜かれる。
しばらくして、サーユの完全に動かなくなった体がゆっくりと落ろされ、地面に
投げ出された。
(こんなことになるなら、もっと早くタームに告白しておけばよかった・・・)
涙腺までは麻痺していなっかったみたいで、涙は流すことができた。
178N・10:04/08/28 13:52 ID:804pSd5Q
しかしそれだけだった。サーユの体のすぐ近くに化け物の顔がきていた。
その口から長い舌がでてきてサーユの裸の胴体に巻きつかせると、そのまま
口の中に飲み込んでいき、そのままごくりと飲み込んだ。
『ドボン!』サーユは化け物の中のどこかの臓器に落ちた。
「ここは何・・・?」サーユは周りを見渡す(と言っても麻痺しているので前方だけだが)
何かの液にサーユは下腹部まで漬かっていた。
そして端のほうに溶けかかった女の人の死体を見つけた。
「きゃあああああ!!!!」それが最初に聞こえた悲鳴の主であることは明白であった。
そしてここが胃であることも。
「いやああああ!誰か助けて!!ターム!!!」数時間で自分もこうなってしまうことは確実だった。
彼女は神に、タームに、祈るほかなかった、絶望しか見えなくても・・・

179N・11-fin:04/08/28 13:53 ID:804pSd5Q


サーユを平らげたモンスターは満足そうにしていた。またジャングルの奥に戻ろうと
したところ、化け物の前に、細切れになった白魔道着の一片を握った黒マントの男が
たっていた。
「サーユは返してもらうぞ!!」
タイムリミットは一時間ぐらいとみるターム。
化け物と、大切な弟子を助けるための壮絶なバトルがはじまった。

おわり
180名無しさん@ピンキー:04/08/28 14:13 ID:804pSd5Q
ミスがありました。
N・9の 7行目{サーユぼ膣口 → サーユの膣口}
     8行目{麻痺液を放出 → 麻痺液の放出}
の誤りです。

失敬。じゃ、よかったら楽しんでください。
181名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:32 ID:yLuvGULI
>>Nさん、乙カレ。

なかなか、よかったですよ!
麻痺液とか、多少エグいところもあったけど、
全体的に、おもしろかったです。
182妄想屋:04/08/29 18:20 ID:v3c0oZfd
>N氏
非常に面白かったです。
この後、タームは無事にサーユを救出できたのか気になります。
何はともあれ、お疲れ様でした!
183名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:34 ID:lyp2K4tW
N・7さん乙です。
 モンスターに(;´д`)ハァハァしてしまったっす。
184名無しさん@ピンキー:04/08/30 11:04 ID:ak/AxI7c
>>Nさん

乳首攻撃が良かったです。あとラストが助かるオチにしたのも良かった。
185名無しさん@ピンキー:04/09/02 07:13 ID:IpNkFddK
ほしゅ
186名無しさん@ピンキー:04/09/03 21:10 ID:ELdeOeJu
ほっしゅほっしゅ
 前に企画が上がっていた「漂流女子高校」の>>124の序章部分が書けたので載せます。
序章なのでというわけではないですが、エロなしのくせにダラダラ長いです。
 SS保管人様が専用控え室を立ててくれたので、設定やネタは↓で意見交換しましょう。
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/
SS保管人さま、ありがとうございます。あと『触手ふしぎ大自然』3作を保管してくださりこちらもありがとうございます。


「漂流女子高校」
序章
◎トラックドライバー
○消滅10分前
警備員「今度来るときに、このメモッた物を買っといてくれよ。金は余分に払う。」
トラックドライバー「おい、こりゃエロばっかりじゃないか。こんなものここでもっていいのかぁ?」
警備員「こんな所だからさ。毎日毎日、若い女に囲まれているんだ。手を出さないように欲望を発散させないといかんのさ。それなりに苦労があるんでね。」
トラックドライバー「ふん、うらやましい苦労だな。まぁ、来週にも持ってくるよ。」
 くだらない頼みごとを聞いた彼は車を発進させた。
 のどかな内海と美しい山々に囲まれた小さな村に、アジア有数の名門高校、海の花女学園はある。そこの寮と購買部に夕食分の食品を届けるのが彼の仕事である。
 「ふん、銀のスプーンを産まれてきたか。羨ましいこった。お近付きになって逆玉…なんて無いよなぁ。」
海の花女学園は、政府主導で創設されたアジア有数の女子高校である。アジア中の富豪や高級官僚の娘が入学し、
さらにアメリカなら飛び級で大学に入れる天才やオリンピック候補生といった才能豊かな神童も生徒になっている。
一介のトラックドライバーでしかない彼から見れば、生れから違うと思い僻むのは仕方がないだろう。
○消滅1分前
 『ここから海の花女学園です。関係者以外は引き返して下さい。』と書かれた看板とその上の監視カメラの横を、トラックは通り過ぎた。
「相変わらずでかい学校だ。なにも森ひとつ敷地にすることは無いだろ。」
ドライバーはまた愚痴をこぼす。
海の花女学園は確かに巨大だ。全校生徒400人以上に対して、教職員も100人は超える。
学生寮と校舎も最新設備が完備しており太陽風力発電・貯水装置まである。室内プールにテニス場と運動施設も十分すぎるほどある。おかげで森まるまるひとつが学園の敷地なのだ。
愚痴ばかりの彼もこの巨大な学園があるから働ける。学園がなければ彼の故郷は廃村となっていた。
○消滅0秒後
 『ガ――――――――――――――――――――――――――!』突風が吹いた。
 突然、トラックが後ろに引っ張られた。トラックだけでなく周りの石も空気も後ろに引っ張られる。
ドライバーは必死でハンドルを動かすが、重いトラックが浮き上がったと思うと横転してしまった。
風がやみ、歪んだドアから何とか彼は這い出すことができた。全身が痛い。腕の骨が折れたか。そう思いながらトラックが引っ張られたほうを見た。
「なんだこれは?」
 鼓膜が破れたことも骨折の痛みも忘れて呆然とした。
海の花女学園が無くなっていた。『ここから〜』の看板も広大な森も消えていた。本来ある場所には深くえぐられた巨大なすり鉢状の穴があった。

◎警備員
○消滅0秒前
なじみのドライバーが『ここから女学園〜』看板を通り過ぎた事を監視モニターで確認し、警備員は『ちゃんと頼んだものを買ってくれるのだろうか?』と考えていた。
 突然、監視モニターの画像が、アスファルトの道路と木々から茶色い地面に変わった。
○消滅3分後
警備係長に連絡した警備員は、看板上の監視カメラを点検にいった。カメラが外れて地面を映しているのかと想像した。しかし彼の予想は裏切られる事になる。
「なんだこれは?」
看板より先は、アスファルトの道路と村と海ではなく、岩と土塊がゴロゴロとある荒涼とした大地だった。
◎異世界
○消滅0秒前
 荒涼とした大地があった。枯れた草やむき出しの赤土でできた広大な平地に岩山が点々とあり、まばらながら木も生えている。
ちょっと目を遠くにやると、オアシスらしい森がある。さらに遠くには巨大な山脈や大河が見えた。
アフリカのサバンナに似ているが違う場所だ。地球ですらない。ライオンやシマウマはおらず、地球にはいない奇妙でグロテスクな生き物が蠢いている。
ここはそんな異世界である。
『バ―――――――――――――――――――――――――――――――ン!』
突然、荒地の一箇所が吹き飛んだ。空気は急激にふくらみ、衝撃波を巻き起こいて外へ外へと動く。
地面は爆発してえぐれ、岩も木も砕けながら土石流となって外へ外へと動いていった。
一瞬にして巨大なクレーターと真空の空間が生まれた。
○消滅0秒後
衝撃波と土石流によって、半径数百mの生物は吹き飛んでほぼ壊滅した。
その元凶となった場所に、緑の森と巨大な人工物でできた海の花女学園が出現した。

◎海の花女学園生徒
○移動0秒前
 昼食後の授業、まして暖かい日差しが降り注ぐ心地いい日となれば、名門女子高校の真面目な生徒でもウトウトしてしまう。
グランドではクリケットやテニスなど体育の授業が行われ、室内プールも使われている。
○移動0秒後
4階の教室にいた女子高生は黒板ではなく窓の景色を見ていた。窓から見える景色は、自分の見慣れた美しい蒼い海から殺風景で薄茶の大地へ何の前触れもなく変わった。
あまりのことに席を立ったその生徒に教師から叱責がとぶ。しかし教師も他の生徒も、この度は自分が窓をみて驚愕するのだった。
 しかしほとんどの生徒も教師も、全く普段どおりに教科書を読みグランドを走っていた。
海の花女学園が異世界へ瞬間移動した時、女学園そのものは物音一つたたなず小石一つ動かなかったからである。
○移動30分後
 学園中の人間が「何か解らない事が起こった」こと解ったのは、学園移動の30分後である。
生徒たちは教室で『自習』することになったが、窓から見える異様な景色を見て騒いでいた。
 教師たちは職員室で会議を始めたが、全員がパニックになっていた。教師たちは若くて優秀な女性ばかりなのだが、誰にも事態が解らないのだ。
大人たちがパニックになるのは仕方がないことだろう。自分たちが学園ごと未知の世界へ瞬間移動したのだ。
だれも想像しないことが起こったため、自分たちがどういう状況なのか解らない。そのうちいやでも解ることになるのだが・・・
○移動2時間後
 何が起こったのか解らず、教職員たちはどうにも動けなかった。生徒も職員もいまだこれは夢だと思っているようだった。
電話は通じず、テレビも映らないことも恐怖だった。
 学校の時計が5時になり実際に夕方になった。
とりあえず生徒は学生寮に帰り、完全に戸締りをして、女性警備員たちと寮母が番をすることになった。教師・職員は担当教室を見回ったり点検したりと右往左往である。

○移動 数時間後
 夜になった。女学園の全員が空を見上げた。美しさは変わらないが見慣れた模様とは違う月が空に浮かんでいる。
それも3つ。3つの月は、女学園の人間全員に『ここは地球じゃない。知らない世界に来てしまった。』と絶望させるのだった。

 人間たちが空を見上げているころ、暗い大地では女学園へ向かって移動する生物がいる。
女学園が出現した衝撃波は多くの生物を殺したが、その死の空間を埋めるかのように移動する。
かれらは、突然現れた森には滅多に手に入らない女のにおいを判っているのだ。


 とりあえずここまで。突然、理不尽に未知の世界へ来ることとなった高校生と教師たち。
彼女たちがどうなるかは、SS住人の触手の元気さしだいですね。
ツッコミどころはいろいろ(学校の名前とか)あると思うので、それは控え室のほうでお願いします。
193名無しさん@ピンキー:04/09/03 23:59 ID:o+JQc0OQ
124さん、乙!
まずは第一歩ですね。
194名無しさん@ピンキー:04/09/04 08:26 ID:4eDeb5am
「女だらけの漂流教室」キタ―!!
どうか続きますように。
195名無しさん@ピンキー:04/09/04 23:30 ID:insp7OMQ
ついにプロローグが完成ですか
みんなで繋いでいくか
(*´Д`)
196名無しさん@ピンキー:04/09/06 22:11 ID:dSXXCAMd
197名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:47 ID:/7vTdOzc
プロローグ乙です。

ところで>>188
> 「ふん、銀のスプーンを産まれてきたか。〜
「銀のスプーンを握って〜」ですよね?
こんな言い回し知ってるということは、このトラックドライバー氏
けっこう教養人なのかも。
198名無しさん@ピンキー:04/09/07 08:23 ID:uXj3CzJ9
124氏は序章2を書いてみようとしておられるようなので、こうご期待!
(一週間ほどお待ちくださいとのこと)
序章の終わりからいかに別の職人さんが続けられるのだろうかと
努力しておられるようです。
199名無しさん@ピンキー:04/09/07 13:21 ID:ejZyNUuB
>>197
「くわえて」ではないかと。
200名無しさん@ピンキー:04/09/07 17:36 ID:L15rTfTv
余計なこと言ったばっかりに自分の無教養をさらす
>>197に萌え。
201名無しさん@ピンキー:04/09/07 22:08 ID:xOxGz/NH
勃起あげ
202名無しさん@ピンキー:04/09/09 15:31 ID:JTRxSOcg
よーわからんけど、漏れも>>197に萌えとこ
203124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:19:01 ID:S9oHgx5E
>>188-192の続き 「漂流女子高校」序章2を載せます。またもエロなしでだらだら長いのです(^−^;)
 ◎日本
海の花女学園が突然に消滅した日本では、当然大変な騒ぎになっていた。生徒たちや教師たちの家族が集まり泣き叫ぶ光景が見られ、警察だけでなく自衛隊までも登場し現場一帯を封鎖した。
海外の子女も同時にいなくなったことで、国際問題に発展し、政府も苦慮する事になる。なぜ学園がまるまる消滅したか、原因が判明する事は無いだろう。
さて日本の大騒ぎなど、当の海の花女学園の人間たちは想像つかなかった。なにしろ自分のことで精一杯だったからである。
204124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:21:19 ID:S9oHgx5E
◎海の花女学園
○2日目朝・職員室
 一夜明けて海の花女学園の教職員が職員室に集合した。この世界の1日は地球とほぼ同じのようだ。
教職員はほとんど20〜40代の女性である。
名門女子高で男性教師がいれば問題が起こるかもしれないという配慮と、若い人間のほうが理事長と文部省に逆らわないからである。
おかげで女学園の男性は、理事長と教頭(2人のうち1人)、警備員の一部(校内は女性警備員のみ)だけである。
何をどうすればいいのか理事長・校長にも分からなかったが、彼女たちは学園の状況を知らなければならなかった。
全員、持ち場の教室や学生寮を見回って一睡もできなかったので疲労の影が濃い。
 まず60前半の背が高く立派な口ひげをはやした男が喋りはじめた。海の花女学園理事長だ。
「ええっと、全員いまだ信じられないかもしれないが、自分も未だ夢だと思いたいのだが、どうも学園が地球とは違う……世界にワープしたらしい。」
 職員室にざわめきが起こる。誰もが異世界に自分たちが移動したなどと口にしたくもない。
理事長「生徒は全員、学生寮にいる。まず、我々が学園の状況を把握しないと、生徒に説明できない。生徒の不安が解消されないだろう。」
 『自分たちの不安を解消するためだろう』と教師たちは思ったが、理事長の話を聞く事にする。
理事長「学園の外の荒地については後にして、まず学園内の状況だか、電話もネットも通じない。外部との情報のやり取りが全くできない………」
           重い沈黙

「電気は幸いにも、巨大風車とソーラーパネルのおかげでなんとかもっているね。風と太陽があるならどうにかなるだろう。
ガスはガス管が切れているのか使えない。水は使えている。」
 これには意見が出た。
205124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:22:25 ID:S9oHgx5E
「理事長、学生食堂と学生寮の大型冷蔵庫が夜に止まりました。購買部(学園内のコンビニのこと)の冷蔵庫もです。」
「エレベーターも動きません。電気が足りないのじゃないですか?」
「昨晩、生徒からシャワーが使えないとの報告ありました。屋上の貯水タンクが空になったのだと思います。」
「でもトイレは使えたでしょ。」「水道料金削減のために汚物用の水は、雨水を貯めて流しています。飲み水とは別系統です。貯めた雨水もいずれなくなるでしょう。」
 「冷蔵庫が使えなければ食べ物が腐って、」「それより食べ物は?いやそれより水が無くなるのか?」
   職員室がざわめき始めた。しばらく悲観的意見ばかりでたが、とりあえず以下の事をすることになった。
・冷蔵庫が使えないので早めに料理をして食べる。
・風と太陽任せではエレベーターも大型冷蔵庫も使えないのはしょうがない。
・小型冷蔵庫と使い、節電する。
・できるだけ節水する。あとで貯水タンクと雨水タンクを確認する。
・体育館地下倉庫と旧校舎に災害時用の非常食と水がある。それで1週間はもつはず。体育館に食べ物を集める。
最後に理事長がこう付け加えた。
「それと・・・森の外だが、警備員のみなに調べてほしいのだが。」

○2日目朝・学生寮
 悲観的な大人たちに比べて高校生たちは楽天的であった。すぐに学生寮に閉じ込められて外の様子が分からなかったからである。
どちらかというと、シャワーのお湯が出なくなった。さらに水すら出なくなったほうが問題で、寮母さんにブーブー文句を言っていた。
ガスコンロが使えないために昨晩の夕食と今日の朝食は、パンとサラダだけで学生たちはこれに不平不満を口にした。わがままなのだ。
206124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:23:52 ID:S9oHgx5E
○2日目昼・屋上
 屋上で何人かの教師が貯水タンクと雨水タンクの水量を調べていた。
貯水タンクはすぐに空になりそうだが、雨水タンクは十分あった。トイレの水だけなら当分使える。
というより虫がわかないよう薬品が入っているので飲み水に使えないのだ。
 屋上から遠くを見ると、学園とその周りの森が円状に広がっている。どうやら球状の空間がワープして、球の中に学園と森が入っていたのだ。
森から外はアフリカのサバンナのような荒野だ。数km離れた場所に青々とした森が点在している。
飲み水が無くなったら、あの森まで水探しするかもしれない。
 「ここはいったいどこなのよ。」教師は涙した。そんなとき放送がかかる。
「全校の生徒は校庭で食べ物と水を受け取ってください。受け取ったら速やかに寮へ戻りなさい。」

○2日目昼・校庭
 校庭ではバーベキューが行われていた。学園祭のバーベキューセットを使い、痛みやすい肉などはどんどん焼いてしまおうとしたのだ。
ただし学生は校庭で食べる事を許されず、紙皿に盛った肉とペットボトルを持たされて寮に帰る様指示される。
 つまり2日目になっても学生たちには教師たちは何も説明していなかった。それでは学生たちは逆に不安になってしまう。
中には自分自身で、学園の外がどうなっているか知ろうとする学生も出てくるのは当然だった。

○2日目午後・校内
 教職員のほとんどは職員室に集まっている。寝不足と疲れからかみな注意力散漫になっている。気絶したように寝てしまった教師もいる。
だが、学園の森の外れにある旧校舎から非常用食品を交代で運ぶ女教師もいる。
 このように教職員が疲れきっていては生徒へ目が行き届かなくなるのは仕方が無いだろう。
好奇心旺盛もしくは何も説明しない教師に不満がある生徒たちは、勝手に寮を抜け出して外の様子を見ようと動き出していた。
207124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:26:08 ID:S9oHgx5E
○2日目午後・校舎外
「ちくしょう。危ない仕事はいつも男ばかりにやらせて。」
 アスファルトの道路がなくなり見たこともない荒野に変わる境界で、茶髪の若い男性警備員は苛立った声をあげた。
名門の子女に変な虫が付かないようにという理由で、海の花女学園では教職員ばかりか警備員も女性が勤めている。
しかし屈強な男性がいなければいないで不安なので、校舎外は男性警備員数名が巡回している。対して女性警備員は校舎や寮を警備している。
「怒るな。とにかくこの訳のわからん荒地を調べなければいかん。」
 こちらはやや白髪混じりの年配の警備員だ。『ここから海の花女学園です。関係者以外は引き返して下さい』と書かれた看板に寄りかかりタバコをふかしていた。
「そうだ。危険なことが起こった時のためにおれたちがいるんだ。」はげかけた中年警備員が相槌を打つ。「まずこの森を一周してみる。」3人は恐る恐る森を出て歩き始めた。
 森の周りは土がめくりあがって岩がごろごろして歩きにくかった。だから絶えず足元に注意しないといけない。おかげで彼らは地面であるものを見つける。
茶髪警備員「おい、この足跡は何だ!?」
白髪警備員「人?いや、サルか。それにしては大きいような。」
はげ警備員「こっちの模様は何かが這いずり回った感じだ。」
 3人の見つけた奇怪な動物の足跡は、森の中へと向かっていた。

○ 2日目夕方・学生寮食堂
「キャ〜〜〜〜〜〜!!」「サルよ。」「あんな大きいサルなんて、化け物よ。」
 女子高生の悲鳴と逃げる足音が学生寮に響き渡った。
 女子生徒たちが普段からおしゃべりするとき食堂に集まる。
外の様子を調べようとする勇気のない女子生徒たちは、このときも食堂で不安な気持ちを口にして励ましあっていた。
このときお菓子を持ち込んでいたことと、暑さから窓をあけたことが間違いだった。
 突如、菓子の匂いと女子生徒の声にひきつけられて開いた窓から『何か』が這入りこんできた。
『何か』はヒヒに似ていたが人間以上の大きさで、黒い剛毛に覆われていた。
当然、食堂の中はパニックになり女子高生は散り散りに逃げ出す。
大ヒヒは机の菓子を貪り食っていた。そして腰を抜かして逃げられなくなっている女を見つけると、ニヤリととても人間臭く笑った。
208124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』:04/09/10 22:29:11 ID:S9oHgx5E
 ついに女学園にモンスターが侵攻してきました。というところまで書きました。職人さんたちは続きできそうですか?
設定やネタは↓で意見交換しましょう。
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/
209名無しさん@ピンキー:04/09/11 08:57:43 ID:O4EvIm3/
124さん、乙!
淫獣第一号襲来!
人間臭く笑うヒヒが素敵。

210名無しさん@ピンキー:04/09/11 09:54:32 ID:fTkbiaYY
124氏、Gj。

これで舞台設定は整ったという感じです。
この漂流女子高校モノをかいてみようという職人さん大歓迎です。
>ライターさんがそれぞれ、何人かの女性を女子高から引き抜いて、
>自分のキャラとしてエロSSに使っていく。
というのが今のところ、この企画の基本です。
詳しくは>>208の専用控え室で。
211名無しさん@ピンキー:04/09/12 08:43:52 ID:+AlhNAcr
異世界にワープしたということをあっさり認められる理事長、意外に大物かも。

212名無しさん@ピンキー:04/09/14 17:47:37 ID:p6LAYaoM
それでは途中までですが、幼兄妹の話を書きます。
エロ無し、話は長い方だと思います。
213名無しさん@ピンキー:04/09/14 18:10:28 ID:p6LAYaoM
「漂流女子高」〜幼い兄妹〜

少年はローソクの火を見詰め考え込んでいる、その隣には泣きつかれた妹が猫のように体を丸めて眠っていた。
今日は秘密基地に集まってから森の奥まで友達と探検に行って楽しく過すはずだったのに
 (どうしてこんな事に…こんな所に…どうやって、来てしまったのだろう………)
少年は今日一日を振り返る

急いで学校から帰った僕達はカンタンに荷物をまとめて自転車で飛び出した
後ろの方でお母さんの「勇介、美咲、夕飯までには帰って来なさいよ」との声に
「わかってる」「いってきま〜す」といつもの様に返事をして出掛けたんだ

そう、いつもの様に……
214名無しさん@ピンキー:04/09/14 18:30:28 ID:p6LAYaoM
秘密基地、到着 消滅 数分前

子供達の秘密基地は森の中腹辺りにあり、粗大ゴミに捨ててあったボロいテントを使った物で、下に木の板や石をひいて安定させて、屋根の部分は太い木の枝で吊り上げて、雨風を凌げる様にしてある物だった。
勇「まだ誰も来てないみたいだな」
咲「私達がいちば〜ん」

辺りを見まわしても人の気配は無かったから皆が来るのを待つ事にしたんだ
すぐに来るもんだと思ってたのに……
215名無しさん@ピンキー:04/09/14 18:54:08 ID:p6LAYaoM
消滅 数秒前

女の子「ごめ〜ん、待った」
男の子、兄「少しな、それじゃ急ごうぜ、約束の時間より遅れてるからユウの奴、怒ってるぜ」
男の子、弟「大変だ、急がなきゃ」

子供達が行こうとしたその時、目も開けられない程の凄まじい風が急に吹たと思ったら、すぐに止んだ
男の子、兄「なんだ、今の突風は?」
女の子「凄かったね、飛ばされるかと思ったわ」
男の子、弟「あっ、兄ちゃん 山が…」
男の子、兄「どうした? ぁ、山が…森が…無い」

見ると、ついさっきまであった山や森がスッポリと無くなっていたのだった
その山は秘密基地の在る山で、おそらく二人の兄妹が先に待っている筈の場所であった。
216名無しさん@ピンキー:04/09/14 19:22:49 ID:p6LAYaoM
消滅 数分後

子供達は急いで自転車を走らせた
山の在った場所は酷い状態で木々は凄まじい力に引き寄せられるように、折れたり、根っ子事引き抜かれたりしていた。

男、兄「なんだよ、これ…ユウ〜、サキ〜、どこだー」
女の子「勇介く〜ん、美咲ちゃ〜ん、返事して〜」
男、弟「兄ちゃん、あれ 二人の自転車だよ」

近づいて見てみると、そこにはフレームやタイヤはグニャリと歪にまがり
土とかで汚れているが、確かに二人の自転車で兄妹がここに来ていた事が確実になった。

女の子「そんな…勇介君…美咲ちゃん…」
男、兄「マジかよ、ユウゥ〜、サキィ〜、無事なら返事しろ〜」
男、弟「僕、大人の人を呼んでくる」
男、兄「たのむ、俺達はもう少しこの辺を探してみる」

元の世界では大騒ぎになりつつある事など二人は知るよしもなかった。
217名無しさん@ピンキー:04/09/14 19:56:00 ID:p6LAYaoM
消滅 数十分後

その時二人の兄弟は待ちくたびれていた
勇「遅い、何やってんだアイツ等 いくらなんでも待たせすぎだ」
咲「ユウ兄ちゃん、つまんないよう」
 ついに痺れを切らしたユウは「チョット見てくる」と立ち上がって走り出す、そんな兄につられサキも「私もいく〜」と後ろからモタモタと追いかけて行く
山を下ってしばらくして、木々の間から外の光と地面が見え出したが少し様子がおかしかった
(森を抜けるにはもう少し時間がかかる筈なのに)不信に思いながら森を抜けた時、ユウの体は思わず固まった
ボーと突っ立ってる兄を見て、待ってくれてる物と思い ポテポテとサキが駆け寄る

咲「やっと追いついた……あれ?」

サキの目の前に飛び込んできた景色は今まで見なれた緑や山の物ではなく
岩や砂、裸の山や荒れた大地であった。

咲「ユウ…兄ちゃん、ここ…ドコなの?」

 ユウは空を見上げながら呟くように答えた
勇「そんなの…兄ちゃんにだって、わからないよ……」

  見上げた空には見た事もない模様の月が三つも光輝いていた

                                  続く
218名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:00:54 ID:p6LAYaoM
取り合えず今日はここまでです
この兄妹が女子高に行くまで書こうと思います。

それと下手な文章でスミマセン
保守がわりと言う事で我慢してください!
219名無しさん@ピンキー:04/09/14 22:18:26 ID:tBKa/elK
>>212 乙です。さて自分もはよ書き上げよっと。
220名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:03:08 ID:xXbvX47V
「先生、また月が動いてます」
 風が吹く夜、校舎の屋上に設置された二台の望遠鏡の一つから女子生徒の声
が聞こえてくる。望遠鏡の横にはパイプ椅子、机、ノートが広げられている。
生徒の名は安達裕香。ゆうかが本名だが皆ユカと呼ぶ。身長150未満と小さ
いが、笑うとえくぼが出来る可愛い生徒だ。
「ユカ、記録して」
「はい」
 小熊のプリントがされたシャーペンを右手に持ったユカが、私を見てにこり
と微笑む。純朴な笑顔につられてつい笑ってしまう。「ん。寝癖でもついてる?」
「いえ。あの……な、何でもないです」
 ユカが大きな瞳を更に広げてどもる。「そう」私は小さく笑って空を見上げ
た。そこには月が三つ浮かんでいた。
 一昨日は月がそれぞれ等距離に位置していて、正三角形を描いていた。それ
が昨日から徐々にそれぞれの軌道を描き出した。頂点に浮かぶ月は北北東へ進
み、右下にある月は北西へ、左下にあるのは南東へ進んでいた。
 三つの月を初めて見た時、殆どの生徒は異世界に来たという事実をまざまざ
と見せつけられて茫然としたが、幾名かの生徒はそのあまりの美しさに言葉を
失ったという。
 ちなみに翔子はわくわくした。専門が化学で天文部の顧問をしていた翔子は
真っ先に部員をかき集め、生徒の目を見つめた。誰も死んだ目をしていなかった。
「今から天文部は活動を始めます。食料、水の確保、校舎の管理、保安部、様
々な仕事はあるでしょうが、夜は早めに引き上げてもらって屋上に集まること。
何故か分かるわね?」
「はい」「勿論ですわ」「へへっ」
 誰も呆けた顔をしていない。翔子は微笑んだ。「いい顔ね。空を見上げなさ
い。月が三つなんて、馬鹿みたい。こんな空あってはなりません。徹底的に調
べ上げるの。いいわね?」
「はい!」
 こうして、翔子率いる天文部は連日夕方になると屋上に集まり、望遠鏡を使
って月や星の記録に努めた。二日目にして、今まで知っていた星が一つも存在
221名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:03:35 ID:xXbvX47V
しないと判明した。星座早見表は部室の額縁に納まった後、ユカを残して天文
部員2名が退部届けを提出した。理由は心身の疲れと活動内容への懐疑。毎日
仕事して疲れているのに夜、意味もない月や星の記録などやってられるか、と
言われて反論はできなかった。おろおろするユカを押さえて、翔子は二つ返事
で了承した。
 学問など有事には役立つか立たないかで語られるものだ。生徒に無理強いさ
せる気はなかった。だが、「いつでも帰ってきていいわよ」とだけ言っておいた。
 そんなわけで現在、部員はユカただ一人だった。
「翔子先生ッ! あの」
 ユカが思いつめたようにして言ってきた。只ならぬ様子に私はユカを見つめた。
「何?」
「あの、私……その。先生が……先生が」
 ユカは顔を紅潮させていた。
「私が?」
 ユカの口が動いたその時、強風が吹いた。
「キャッ」
 ユカも私も咄嗟にスカートに手を当てて、はためく裾を押さえつけた。ユカ
が手放したペンを右手でキャッチした。百円で買えるプラスチック製のペンが
右手に収まった。
「ナイスキャッチ」
 私がペンを握り締めてガッツポーズすると、ユカを見つめる。
「で、私がどうしたの?」
「好きです」
 再度風が吹いた。だがそれはユカの言葉を覆い隠す役目を果たすことなく流
れていった。
「ありがとう」
 今まで何度か生徒から告白された事はあったが全て断ってきた。その度に生
徒の顔はひどく歪み、嗚咽の声を漏らし、走り去るのが常だった。ユカも去っ
ていくだろうか。
「先生、ズルイです」
222名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:04:11 ID:xXbvX47V
 ユカは目に涙を浮かべ、笑った。
「な、何で?」
「格好良すぎです。眩しいくらい。先生が男の人だったらいいのに」
「……つまり私は女として見られてなかったと、そう言いたいわけか」
「違います! 先生は格好よくて皆の憧れの的で、でも大人の女の人で格好い
ーんです!」
 立ち上がって力説するユカ。立っても背は望遠鏡に届かない。
「あ、そ」
「先生〜〜、好き〜〜!」
 ユカが駆けてきて両手を広げて私の身体にしがみつく。ユカの胸が私の腹部
に広がる。柔らかい茶色のソバージュヘアーが風に揺れて私の鼻に靡いてくる。
ちょっとくすぐったい。シャンプーの良い香りがする。何よりユカの体温が全
身を包みこんでくる。不意をつかれて身動きが取れなくなる。
「抱きつくなっつの」
 シャーペンの先をユカの頭部に軽く突き刺す。
「痛ッ! 酷いです先生〜!」
 それでも離さないユカ。その時、屋上のドアが音を立てて開いた。
「いいかげん幼児退行は見苦しいですわよ、ユカさん」
「あたしに一言言ってから抱きついてよね、ユカ」
 それはかつて天文部員だった高見沢麗子と唐沢美樹だった。
二人はすたすたと翔子とユカの元まで歩いてきた。
「ごきげんよう。相変わらずキュンキュン言ってるのね。お元気そうで何よりだわ」
 麗子が澄ました微笑を浮かべてユカに礼をする。
 ユカは反論したいようだが、口をぱくぱくさせるだけだった。
「ははっ。麗子も相変わらずだね。先生、ごめんなさい。やっぱ私、星が好き
なんだ。仕事手伝ってもいいかな? ほら、麗子」
「わ、私は別に、手伝いにきたわけではありませんのよ」
「またまた〜」
 どもる麗子の背中を左手で張り倒す美樹。あまりに力が強すぎて麗子が倒れ
そうになる。
223名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:05:07 ID:xXbvX47V
「キャーーー! ちょ、ちょっと美樹さん!」
「別に星見るの嫌になったわけじゃないんだろ? 一発謝ればいいんだよ一発」
「い、一発ってそんな……破廉恥な」
 麗子が口ごもる。爆笑する美樹。口をぽかんと開けるユカ。
「こほん。あの……先生」
 麗子が改めて翔子に対峙する。
「はい」
「私、先生のお仕事、とても素晴らしいと思っておりますの。だから先生に一
旦やめると言ったのは、気の迷いで」
「ぐじぐじしてるユカの背中押してやったとも言う」
 麗子は、横から口出しする美樹の頬をハンカチではたく。
「こんな事言うのは失礼かもしれませんけど、もう一度先生のお傍に、じゃな
くてお手伝いさせていただけますか?」
 目の前にいる彼女達が、天文学の重要性を十分に理解しているわけではない
だろう。一旦離れはしたが、彼女達はそれぞれの理由で集まった。ならばそれでいい。
 翔子はいった。「麗子、美樹」
「はい」
「やる事は沢山あるんだ。もう逃がさないよ」
「勿論ですわ!」「望むところよ!」
「ユカ」
 しがみついたままのユカに言った。ユカは元気に返事した。
「はい!」
「離れて」
「あう」
 優しい言葉をかけてもらえるとばかり思っていたユカは、がっかりした。

 理解できない世界に放り出されて、明日の心配をしなくてはいけない時にな
ぜ探究心が頭をもたげるのだろう。月がいくつあろうと、星の光り方が一様で
はなくてもいいではないか。この三日で月の軌道が見えてきた。ならば明日は
どれだけ進む、どこへ進む。また他の星は? この何万もの星を全て、毎日記
224名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:07:02 ID:xXbvX47V
述する意義はあるのか。
 ある。
「疑問が世界を作るのだ。まず疑え」
 大学の恩師の言葉がつい口に出た。その恩師ともう会えないかと思うと不意
に切なくなる。

 翔子は昨日、とある生徒から笑われた。三時間以上も自転車をこいで発電し
た自転車部の部員は悲鳴をあげて倒れこんだので、仕方なく翔子は自らペダル
をこぎながら本を読み続けた。
 その知識欲に対して、とある女子生徒が「本当に勉強が好きなんですね」と
言ったのだ。翔子は微笑んだ。
「分からない事があると、嫌でしょ? それにドキドキするの。楽しいわ」
 天文部の部員は現在3名。天体観測に協力してくれているのは今の所彼女た
ちだけだ。彼女たちは弱音も吐かず、翔子についてきてくれている。ありがたい。
 もしこの天体観測が実を結べば、元の日本に帰れるかもと夢想してみた。
 たとえば、再び三つの月が正三角形の形を成す時、何かが起こるとか──。
 そう思いついて、翔子は笑った。



 エロなし。月にまつわるサイドストーリーでした。
225名無しさん@ピンキー:04/09/15 15:15:23 ID:9f8YVcCI
>>220さん乙です。
月のサイドストーリー、面白かったです!

俺も、幼い兄妹編を早く書き上げます。
226名無しさん@ピンキー:04/09/15 15:28:22 ID:3qHj3DzY
>>212さん >>220さん Gj!!

複数の職人サンが書いてくださりいよいよシエアードワールドとなってまいりました。
この調子でいってください。
幼兄妹萌!
翔子先生とユカ 百合百合な匂いがイイっス。
227名無しさん@ピンキー:04/09/15 18:35:47 ID:3adhPfR7
えーっと、すいません、しばらくぶりに来たのでちょっと流れが読めないんですが、
連載ものから外れる分も投下可能なんでしょうか?
228名無しさん@ピンキー:04/09/15 18:43:57 ID:S5SUSCtS
>>227
 別に構わないと思うが、ハンドルにタイトル入れないと混乱するかも。
 というか「漂流女子高」もできればお願いします。
229名無しさん@ピンキー:04/09/15 18:49:34 ID:3adhPfR7
了解です。なんだか水を差しちゃいそうなので、ちょっと様子をみますね。
230名無しさん@ピンキー:04/09/15 19:01:52 ID:9vCbo91U
今なんか専用控え室がメンテナンス中とかで入れないんだよな。
普段はそこでアイデアの出し合いやネタの相談をしているのだが。

231名無しさん@ピンキー:04/09/15 20:58:57 ID:apF4gYom
232名無しさん@ピンキー:04/09/16 08:21:53 ID:LnX2eefT
漂流女子高専用控え室復旧したようです。
233名無しさん@ピンキー:04/09/16 10:53:18 ID:eu6r3eFx
>>228
それは漂流女子校以外は投下するなって意味?
234名無しさん@ピンキー:04/09/16 11:16:52 ID:TAxNcYfs
書きづらいスレだなぁ・・・書くけど。
235名無しさん@ピンキー:04/09/16 11:36:25 ID:5Ydkb9tr
コテさんが他スレに逃げてしまった・・・まあまだ触手シーンになってなかった
みたいだけど。

あの人のファンだっただけに、痛い。
236名無しさん@ピンキー:04/09/16 14:41:17 ID:SuOyBspH
べつに「漂流女子高校」以外の物も来てくれてかまわないと思いますが。
漏れは読み専なのだが、それぞれの良さがあるわけで並行して載せてくれていいと思う。
触手・怪物に襲われる専門チャンネルとしては連続物である「漂流女子高」がある一方、単発ドラマの放送もあっていいわけで。

ただ「漂流」をやる場合は
188 :124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』 :04/09/03 22:46 ID:SYocSKzZ
「漂流女子高校」
序章
213 :名無しさん@ピンキー :04/09/14 18:10:28 ID:p6LAYaoM
「漂流女子高」〜幼い兄妹〜
みたいに冒頭にタイトルをつけるほうが良いとは思う。

個人的には漂流女子高は楽しみにしているのだが、面白いし。
237名無しさん@ピンキー:04/09/16 16:54:55 ID:16OzQmjK
236に全面同意。
漂流女子高とは全然違うシチュの話も読みたいし、
他の短編や長編を楽しみに待ってる読み手もいるので。
238名無しさん@ピンキー:04/09/16 18:38:35 ID:wQZYtD6N
俺も236に賛成。
他のスレでも複数の連載が平行しているところもあるし。
というか、並行する連載や読み切りが多いほうがそのスレの活気も出ているように見えるのだが。
239名無しさん@ピンキー:04/09/16 20:32:33 ID:Uvxr+0YL
同意。「漂流女子校」を書く職人さんにはできれば冒頭に、もしくは最後に
「漂流女子校」〜濡れた制服、白い筋〜
「漂流女子校」〜三日目夜、陸上部〜
みたいにタイトルをつけてもらったほうがよさそうですね。
240名無しさん@ピンキー:04/09/16 20:46:25 ID:DlQomN+9
 そうですね。シリーズ物でしかも何人かで書くなら混乱がないように、「漂流〜・○○の巻」という感じでタイトルと
あと作品を何日かに分けて投稿するなら名前がいると思います。
 >>236のいうとおり、様々な作品があったほうがスレが活気尽きますから、
「漂流〜」以外の作品もドンドン出るといいですね。
241名無しさん@ピンキー:04/09/17 13:56:01 ID:/xkhEF55
それでは、幼い兄妹の続きをかきます。
242「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 14:22:00 ID:/xkhEF55
一日目 夜

あの後、大泣きするサキを連れて秘密基地になんとか戻って来た
他の道から皆が来るかもしれないと思ったけど…結局ここに来たのは僕達だけだったようだ。
ユウは大きなため息を付く、これから一体どうしたら良いかを考えてはいるが、うまく纏らないでいた。

訳がわからないまま突然来てしまった、この世界の情報が余りにも無さ過ぎるからである。
どこに食料があるのか、人はいるのか、どんな動物が居て、どんな猛獣がいるのか、
考えれば考えるほど不安になってくる。

家を出る時に持って来た食べ物は、もう殆ど食べてしまった。
 今思えば、もう少し先の事を考えて食べるべきだった事に気が付いたが、もう遅かった
自分達は死んでしまうのだろうか?
こんな知らない世界で…誰にも知られずに…
そう考えてしまうと、今まで我慢してきた色んな思いが一気に涙となって溢れ出てくる。

勇「家に帰りたい……お父さんとお母さんに逢いたいよぉ、ウッ…ウゥ…」
243「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 14:32:51 ID:/xkhEF55
サキは浅い眠りの中で兄の泣き声を聞いていた

ユウ兄ちゃんがないてる、私と同じで怖くて、寂しくて、不安だから……?
今まで泣かなかったのは私の為なんだよね
ユウ兄ちゃんまで泣いたら私がもっと不安になるから、ずっと我慢してたんだよね。
ごめんね、ずっと泣いてばかりで…
私、これから余り泣かない様にガンバルから
だから、もう…泣かないで…ユウ……兄ちゃ………

兄のことを思いながらサキは深い眠りへと落ちていった。
244「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 14:54:14 ID:/xkhEF55
二日目 朝

ユウはふと目を覚ました、そして辺りを見まわす
テントの中からでもわかる位、外が明るくなってる
いつの間にか自分は寝てしまっていた様だ、いい考えが出ないまま…
だけど、いつまでもここには居られない、もう食べ物が無いからだ。

とにかく、食べ物と飲み水をなんとかしないと
あと、出来れば頑丈な家みたいなのが有れば…
この世界が安全とは限らないのだから
色々考えているとサキがのそのそと起き出した

咲「おはよう、ユウ兄ちゃん」
勇「おはよう、サキ……もう、平気か?」

サキは明るく「うん」と答える、本当は平気な筈がある訳がないだろうに…
だけど、昨日あれだけ泣いたから其れなりにスッキリはしている様だ。
取り合えず僕達は残りの食べ物、ビスケット4〜5枚程度だが、それを朝御飯代わりにした
そのあとサキと今後の事について話し合う
245「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 15:13:41 ID:/xkhEF55
勇「問題はこれから何処に行くかだな、食べ物や飲み水、それと丈夫な家か建物がある所が一番だけど、そんな都合の良い所なんて無いしな…」
咲「う〜ん、食べ物とお水と丈夫な所…あっ、じゃあ学校に行こうよ」
勇「僕達の学校は元の世界だろ」
咲「ちがうよ、ガイジンが居るデッカイ学校の事だよ! この秘密基地の山をず〜〜と登って行けばガイジンが居る学校に着くんだよ」
勇「あっ そうか、そうだった!お父さんに聞いた事が有るよ、たしか色んな国の人が来ていて、寮生活をしてるんだ やったぞ、サキ大人が居るんだ、僕達だけじゃないんだ、もしかしたら帰る方法だって知ってるかも、僕達、助かるぞ」

子供達は早速、出掛ける準備をする。
246「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 15:30:44 ID:/xkhEF55
幼い兄弟は出掛ける前に自分達の持ち物の確認をした。

ユウの持ち物
・パチンコ(駄菓子屋とかで売ってる安物ではなく、本格的な物)
・パチンコの玉(パチンコ屋の玉を父親から少しずつもって帰ってもらった物)
・折りたたみナイフ(探検の時、通った所の木に印を付けるのに仕様)
・爆竹一箱(イタズラに使っていた物、基地に隠していた)
・ローソク1本と半分(基地に置いていた物)
・ライター1個
・タオル(汗ふき用)
・水筒(お茶半分ほど)

サキの持ち物
・ハンカチ1枚
・ポケットテッシュ1個
・バンソーコ5〜6枚
・水筒(お茶、同じく半分ほど)
247「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 15:59:16 ID:/xkhEF55
ユウはパチンコと玉を1個、取り出し外へ出る
そして、3〜4メートル先にある木に狙いをつける
強力なゴムの抵抗に逆らい、ギリギリと力一杯に引き、そして放った。
玉は一瞬にして木に到達し、奥深くめり込んだ
後ろで見ていたサキが「すっご〜い」と言って木に近づき玉がめり込んだ穴を覗いたり指を入れたりしていた。
ユウはパチンコの威力に満足したようにうなずき(これならたとえ熊が相手でも勝てる)と思うのだった
木の穴をほじっていたサキは急に誰かに見られている気がして辺りを見まわした。

咲「何だろ?ユウ兄ちゃんじゃない 他に誰かいるの?」
勇「何やってんだ?出発するぞ」
咲「うん、今行く〜」

気のせいだと思いユウのもとへと書けて行った
しかし、それを遠くから見つめる影が在った…気のせいではなかったのである。

「アノ、チビメス…サキ、言ウ……カワイイ…オレ、サキ欲シイ…キメタ サキ、飼う……
オレダケノ物…ダレニモヤラナイ……ヒャハッ」

その影は幼い兄妹のあとを付いて行く
そんな不気味な影が付いてきてる事などわからずに学校に向かって歩き出す幼い兄妹だった。
248「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 16:17:11 ID:/xkhEF55
秘密基地を出て何時間歩いただろうか?
日は高く登り、お昼過ぎ位なっているようだ
子供達の足では思ったより時間がかかり、
水筒のお茶も残り少なくなってきた時にようやく目的の学校が見えてきた。

勇「見ろよさサキ あともう一息だ、頑張れよ」
咲「ねぇユウ兄ちゃん 私、思ったんだけど……」
勇「何をだ?」
咲「あそこ、ガイジンが居る学校なんだよね…私、エーゴわからないよ、ユウ兄ちゃんはわかるの?」
勇「えっ…兄ちゃんもわからないよ……バッ、バカだな、わざわざ日本の学校に来るんだ日本語ぐらいできるよ、それに日本人の方が多いに決ってるだろ」
咲「あっ、そっか〜良かった」

ホッと胸を撫で下ろすサキだが、もう一つ気になる事があった……
249「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 16:43:58 ID:/xkhEF55
それは、朝からずっと誰かに見られている感じがしてならないことだった。
(何だろう?気持ちが悪いな…)と思いながら、何気に後ろを振り向いた。
すると、遠くの方でサキを見ていた謎の影と目が合った
姿はハッキリとは分らないが、人の姿をしていて、異様に目が大きいのが印象的だった。

咲「…ヒッ ヤダー、ユウ兄ちゃ〜ん」
勇「どうした、サキ!」

突然座り込んで叫ぶサキをユウは庇う様に立ち、反射的にパチンコを構えた。
「あそこ……」とサキが指をさす方向には既に何も居なかった…

勇「何も居ないじゃないか、サキ」
咲「居たの、ホントに誰か居たの!」

サキはこんな時に悪ふざけをするような性格じゃない事はユウもよく知っている。
何よりサキのこの脅え方はウソや演技で出来るもんじゃない
確かに何かが其処に居たんだ。

勇「サキ、まだ少し距離があるけど、あの学校まで走れるな」
咲「うん」
勇「よし、行こう!」

妹の手をシッカリ握り、ユウはその場を逃げる様に走り出した。
それを少し離れた所からあの謎の影が見ていた…

「アノ道具…キケン、オレ サッキミテタ……アイツ…ユウ、ジャマ コロス…ユウ殺ス、ソシタラ、サキ…オレノ物…」
謎の影は静かに幼い兄妹を追いかけて行った。
250「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/17 16:48:52 ID:/xkhEF55
最後まで行きたかったんですが…
もうすぐバイトの時間なのでここまでです。
今日か明日には続きを書きます

それでは また!
251名無しさん@ピンキー:04/09/17 19:24:59 ID:PKE1rM1c
続き楽しみにしています。
バイトがんばってください。
252名無しさん@ピンキー:04/09/17 21:16:35 ID:DN5GTpoG
;:jk;:
124&前スレ601『触手ふしぎ大自然』です。
 >>241-250「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜GJ! 話がいろいろと広がってきましたね。
これから幼子2人がどうなるのか楽しみです。

 さて自分も「漂流〜」の話が書けたので載せますね。一応エロありです。
>>207の続きです。
○海の花女学園学生寮食堂・2日目夕方
 「ひッ・・・・・・・・ィャ」一人の女子生徒が尻餅をついて震えていた。彼女の視線の先には大きな黒い塊がいた。
彼女に動物の知識が乏しかったので分からなかったが、それは黒い剛毛で覆われたヒヒに似ていた。
しかいヒヒと違い人間並みに大きく人間くささがあった。それ(黒大狒狒・クロオオヒヒ)は、女子高生を見下ろしながら紙コップを器用につまみグビグビとジュースを飲んでいた。
『ダン!!』
 オオヒヒが女子高生の前に飛び降りて立った。にやりと笑うと大きく鋭い犬歯が見える。
そいつの手が彼女に伸びたその時、『ブシュー』オオヒヒの顔に赤い霧がかかった。
「グォ〜〜〜〜〜〜」
オオヒヒが叫びながら仰け反り、そして窓を蹴り割って外に逃げ出した。振り返って見ると、防犯スプレーを持った長身の女警備員がいた。
オオヒヒは痛みだす目で彼女を見ると森へと逃げ出した。
 「大丈夫?」化物の顔に防犯スプレーをかけて撃退した勇気ある女警備員・田沼沙紀奈は震える女子生徒に手を伸ばした。
彼女たちは学園がすでに安全でないことをはじめて実感したのだった。
 オオヒヒは必死に走っていた。顔も目も野火に炙られたように熱くて痛い。とにかく水だ、水の匂いを探す。
目の前に小さな池が見えたので早速飛び込む。顔を洗えてやっと視界がはっきりした。
オオヒヒは、学生寮に甘い食べ物と水があること、さらに多くのメスがいることを知った。
これらはとても魅力的なのだが、彼の頭の中には自分にひどい目をあわせた大きいメス(女警備員・田沼啓子である)への怒りでいっぱいだった。
オオヒヒが飛び込んだ小さな池は学園内にある。普段はコイやカメが泳いでいて学生が世話をしていた。
「なに?」
この時にそのコイを心配して池を見にきた女子生徒がいたことが、オオヒヒにとって幸運でありその女子生徒には不幸だった。

 海の花女学園3年D組・久米山恵子はコイの飼育係をしていた。学園が異世界にワープしたあとも、池が干上がっていないか心配で寮を抜け出してしまったのだ。
恵子はそういう優しい生徒である。顔立ちは丸い童顔のかわいさも彼女の性格がよく出ている。
身長150p少々で17歳のわりに女として発育しきっていないプロポーションは恵子自信には不満をもっている。
恵子が調べたところ池の水は無事でコイもいた。しかし未知の生物もいた。そいつは恵子に飛び掛り小脇に抱えると森へ連れ去った。
恵子は自分い何が起こったのか分からず怖くて目を瞑っていた。恐る恐る目を開けるとそこには大きな牙をもった猿がいた。
 

         「・・・・・・・・・・キャーーーーーー」
 恵子は大声をあげて逃げようとするが、オオヒヒの力強い手が押さえ込む。
慎重150cm少々の小柄な体型の恵子などオオヒヒには赤子のようなものだ。
オオヒヒは彼女の両足をつかむと持ち上げて股間に鼻を近づける。スカートがめくれて青いやや派手なパンツが丸見えになってしまった。 
『ふん、ふん』オオヒヒは性器臭を嗅ぐ。するとパンツに黒いしみができて湯気がたつ。
恵子は泣きながら失禁してしまったのだ。なにしろ猿の化け物に食い殺されると思っているので恐怖しかない。
オオヒヒは彼女の尿臭にむしろ喜び、「ズ〜〜〜〜〜」と吸い込む。
「ヒ、ヒャ」恵子が驚きの声を上げた。『死にたくない。』泣きながら思う。
オオヒヒがパンツを口にくわえて引っ張ると、いともたやすく牙に引き裂かれ、毛が薄いまだ誰にも見せた事がない『女』の部分が丸見えになる。
尻の肉が薄いのと両足が広げられているせいで、桃色の性器もセピア色の肛門もオオヒヒの目にさらされる。
そいつの厚みのある大きな舌がぬべ〜っと陰毛から肛門までなめまわす。
舌その物が一匹の生物のように動いて、包皮につつまれたままのクリトリスを押したり陰唇をなぞり尿道をつついていく。
ドサっと乱暴に草の上に恵子を降ろすと、オオヒヒが今度は彼女の顔をなめまわす。
せっかくの丸顔のかわいい顔は涙と鼻水でグシャグシャだ。それをヒヒはベロベロとなめとっていく。
恵子「ヒグッヒグッ」「死にたくない、死にたくない。」
彼女はもう叫ぶ気力もなく泣くだけだ。顔をよだれまみれにして満足したのか、オオヒヒはさらに首から下に視線を移していく。
そこで制服が邪魔なことが分かるのか手をかけると一気にブラごと引き裂いた。布がまるでティッシュペーパーのように引き千切れていく。
常々もっと大きければと恵子が悩んでいた小さな乳房と引き締まったウェストがあらわになった。日焼けしていないので肌が白い。
オオヒヒは、彼女のすこし幼い体型にも満足し下品に笑い舐め始める。
首筋から鎖骨、乳房は特に念入りに、低い山の頂上にある桃色の突起を唇にくわえるとキュっと引っ張った。

「ヒンッ・・・・」彼女はまだ自分が食べられると思っている。
『せっかく猛勉強して学園に入学し、さらに勉学に努力してきたのに。家族はどうなるのだろう。こんなことで死ぬなんて夢にも思わなかった。』

涎を垂らしながら舌はさらに体をすべり再び毛の薄い恥丘にたどりつく。そして大きな舌で女の園を一舐めすると、一気に舌を彼女の奥に捻りこんでいく。
さらにオオヒヒの肉厚な唇でクリトリスを触れ、息を吸い込んでメス独特の匂いを口いっぱいに含んだ。
「ぃや!吸わないで。」
このときになって初めて恵子は、自分を舐める大猿の目的が『食べる』とは違う事に気づく。
「そんな。サルのくせに。」『サルが人に欲情するだろうか?しかしこのサルのしていることは人のそれに似ている。』
彼女は乏しい性知識では確信がもてないし、殺されるという恐怖はまだ消えようがない。
彼女の驚きと恐怖などお構いなく、オオヒヒは彼女の大事な場所を舐め続ける。ヌチョヌチョといやらしい音が人気の無い森に響き続ける。
いつまでたってもオオヒヒは彼女に牙をたてる様子はないようだ。
「ぁ、いや。サルのくせに。ぁあ、気持ち悪い。」

殺されるという恐怖が薄れるとどうしてもオオヒヒが舐めている自分自身に意識が向いてしまう。
そこはオオヒヒの涎と女性器を守るために分泌された恥ずかしい液でヌルヌルとしてきた。
 
 オオヒヒは、このメスはもう十分成熟していることと交尾ができることを確認し、そしてペニスを一気に彼女のおまんこに突き入れた。
「ハグッ。ァッアッ」
恵子は叫ぶ事もできずに口をパクパクさせ苦悶する。それもそのはずオオヒヒのペニスは30pはありさらに固かった。
何よりもすごいのはえらの張り出しで、開きすぎた椎茸のような形をしている。
いくら濡れているとはいえ、そんな凶悪なペニスが小柄で処女の彼女の膣に入り込んだのだ。破瓜の痛みで悶絶する。ペニスも埋まりきることはできていない。
 オオヒヒが「ふへへ」と下品に笑っている。
さらに挿入したとたん処女のきつい締め付けにオオヒヒもすぐドボドボと精液が彼女の中を満たしていった。
貯めつづけていたオオヒヒの精液量は彼女の胎内に収まりきらず膣口から溢れだすほど多い。
だがオオヒヒは1回の射精で満足などしない。自分の精液を潤滑油かわりに腰を動かし始める。当然、恵子の苦痛が大きくなる。

「痛い、いたい、イタイ!動かさないで。」彼女の願いなどオオヒヒに理解できるはずもない。

『ぐじゅぐじゅ』というペニスの出し入れ、『パンパン』というオオヒヒの体が恵子の尻に当たる音、そしてオオヒヒは「グルル」と唸るとまた射精をする。
「アァ、熱い、何よこれ。ひぃあ。」
2度目だというのに1度目の射精よりも勢いがあり量も多かった。
恵子にもはっきりと射精されたことが分かるほどで、自分が汚されたことがはっきりとする。

『じゅぼじゅぼ』と恵子の女の部分から音がする。オオヒヒは射精しても腰の動きを止めることはない。
ペニスと膣口では漏れ出した精液が泡立っている。色が赤いのは恵子の血だろう。破瓜の血だけでなく、膣壁が傷ついたかもしれない。
オオヒヒはその精液と血を自分の長い尾の先端に塗りつけると、結合部分の下にある恵子の肛門に尾の先をもっていく。
きつく閉じられた菊門を尾の長い毛でくすぐり恥液を塗っていく。
恵子は驚いて反射的に肛門に力を入れてしまう。すると肛門につられてペニスの入った膣にも力がはいってしまう。
『ドグン・・・ドグン・・・』オオヒヒが、腰の動かしつづけながら激しく痙攣すると3度目の射精。
 この後オオヒヒは、腰を数回振っては久米山恵子の膣内に大量の精液を送り込むということを数回繰り返していく。
精液量の総量は牛乳パック1本では足りないほど多い。それほど精液をオオヒヒはため続けていた。


「ハッハツハッ・・・・・・お…母さん・・・・・」恵子の苦しい息遣いが日の暮れた暗い森の中で続いていた。

******続く*******
 今日はここまで。レイプ物になってしまいましたね。触手もないし。オオヒヒはもう少し使っていこうと思います。
表現力の無さはと文の切り方の下手さは相変わらずですが、ご勘弁を。以下、作中のクロオオヒヒのちょっとした説明です。

クロオオヒヒ(黒大狒狒)
 身長:180p以上・体重:100s以上。草原に住み雑食。自分より大きな獲物も捕らえてしまう。
全身が黒い剛毛に覆われ、長くてよく動く尾をもつ。
筋肉質で力強いうえに動きも速い。人間くささがみられるが、それは食事と性交のときだけである。人の女性の全身を舐め回すことを好む。
人間よりはるかに精力が強く、精液量も半端じゃなく多い。これは他の淫獣との生存競争に勝つため。
260名無しさん@ピンキー:04/09/18 08:44:18 ID:USnqfb0U
124さんGJ!
初エロシーンキタ―!!!
261「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/18 14:33:45 ID:OvxWo+p6
247の所で誤字を見つけてしまった

気のせいだと思いユウのもとへと書けて行った 「書け」ではなく「駆け」です
それでは続きを書きます
262「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/18 14:57:37 ID:OvxWo+p6
その頃、学園の体育館では女子学生が一人でクラブの練習をしていた。
彼女の名前は李 明花(リ ミンホワ)中国からの留学生で女子体操界では金メダル候補に一人にあげられる程の実力者である
友達からはミンと呼ばれていて、明るく面倒見の良い性格で誰からも慕われていた。
身長は149pと小柄で、海の花女学園では1、2を争う背の低さだが体操をするには理想的な身長だ

クラブの仲間は、こんな世界に来てまで真面目に練習する事無いのに、と言っていたが
体を動かしている方が、まだ気がまぎれるのだった。

明「ふ〜、チョット休憩しよ」

タオルで汗をふきながら、座ろうとしたが、朝からずっと体育館に篭りっぱなしなのに気づき
気分転換をしようと思い、レオタードの上からスポーツウェアの上着だけをはおり外へと散歩に出掛けた
263「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/18 15:26:05 ID:OvxWo+p6
せっかく書いたのになぜかエラーがでて消えてしまいました
時間的にもバイトなのでスミマセン
毎回、迷惑をかけます
264名無しさん@ピンキー:04/09/18 18:24:28 ID:Hgwd7GTT
そんな最後まで読みたかったのに。
またエラーに負けずにまた書いて欲しいです。
265名無しさん@ピンキー:04/09/18 18:48:45 ID:bjQME7b7
お気の毒です。
パソコンで書いた文章がパーになった時の気持ちは良くわかります。
くやしいというか疲れがでるというか。
ですが、>>264氏と同じくエラーに負けずがんばってください、まってます。
266名無しさん@ピンキー:04/09/18 21:01:28 ID:hKJdbKVx
>>263
一回テキストとかにまとめて書いてから、そのあと分散して書き込んでみたらどうですか?
267名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:32:30 ID:f6m/Y+pj
自分もワードを信用してないんだよな。三回ほどフリーズしたからもっぱらテキストファイル
しか使わない。>>263氏も一旦テキストファイルなど信用のおけるプログラムで書いてから
載せてはいかがですか?
268名無しさん@ピンキー:04/09/18 23:01:41 ID:ELAozS1X
>>267
自動保存を設定しておけば、被害は最小限。
俺の場合、校正機能を使っているので、基本はWORDだな。
269「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/19 00:39:28 ID:PM6BsweW
>>264〜267
ありがとうございます、本当に悔しかったので今日もう一度書きます。
それにしても、テキストファイルなんて手があったんですね…
そう言うのはあまり詳しくないので、是非教えてください。
270「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/19 01:38:45 ID:PM6BsweW
一方、幼い兄妹は海の花女学園の十数メートルの所まで来ていた。
足場に悪い森を全力で駆け上っているから、普通よりた体力に消耗が激しく、息も切れ、足は既にガクガクになっていた
しかし、それでも走り続ける
一度でも止まれば今日はもう一歩も動けなくなるような気がして…

ユウは妹が見た生物の事を考えていた
ソイツは今も僕達のあとを追いかけて来てるだろう、ソイツにとって僕達は獲物なんだから…

勇(怖い、怖いよ…こんなんじゃ妹を守れないよ)

パチンコやナイフを持っていても姿形がわからない相手ほど怖いものはない
ましてや、ユウはまだ子供…どんなに気を張ってもどうにもならないものである
271「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/19 02:20:41 ID:PM6BsweW
外へ散歩に出たミンは学園の正門近くを歩いていた。
上を見上げてもそこには青い空も白い雲もなく
あるのは紫がかったような空と灰色の雲と昼間でも見える三つの月だった。

明「イヤな空ね、これじゃあ気分転換にもならないわ」

「まったく」と言いながら首を下ろした、そんな時
森の中から二人の子供が転がる様に飛び出て来て、学園敷地内の真中辺りでへたり込んだ。
その二人の様子に、どうして子供がこんな所にいるのか?など思う前にミンは子供達に駆け寄る

明「どうしたの?君達、何があったの?大丈夫」

子供達は安心したのか、二人の目から大粒の涙があふれ出てきた。
勇「ハァ…ハッ…お姉…ちゃん…僕達を……助け…て」
咲「ヒック…もう、こんな…怖いトコ……ヤダよぉ…お家に…帰りたいよぉ」

かわいそうに、よっぽど怖い目にあったのだろう
ミンは子供達を優しく抱き寄せて言う

明「もう大丈夫よ、お姉ちゃんが守ってあげるから怖くないよ、それにこに学園には強いお姉ちゃん達がいっぱいいるから安心して……ホラお姉ちゃんの部屋に行こう、お菓子やジュースがたくさんあるから ねっ」
ミンに連れられ、幼い兄妹達は学園の中へと入って行く
二人にとってわずかな平安の時だった
これからここで恐ろしい体験をするなど、この時は思いもしなかった。
272「漂流女子高校」〜幼い兄妹〜:04/09/19 02:43:35 ID:PM6BsweW
よぉ〜し、「幼い兄妹」編、なんとか終った。
またエラーが出たので少し文章を変えたけど…

これから他の書き手さん達がこの兄妹を使って話を広げてくれれば
このキャラを考えた俺としては嬉しく思います
それと明花も是非、二人を学園内に導く役として造ったんだけど
この兄妹の一番のお姉さん役になりそう
ちなみに「肩まで伸ばした髪をツインテールにした」の文章が抜けてました。
こんなのばっかりで本当にスイマセン

では、機会があればまた書きます。
273名無しさん@ピンキー:04/09/19 10:23:27 ID:h1nys0r6
エラーに負けず、幼い兄妹編オツカレー。
また書いて下さい。
274ふぁんたじーな方向でー:04/09/19 11:26:06 ID:gR6cbLGz
マティーニ大陸暦952年から953年、
ひし餅のような形をしたこの大陸に戦火が吹き荒れた。
事を起こしたのは大陸の東半分を支配する、
エルドゥラ王国、マイヤーズ王国、カンパリ皇国の三国。
三国は主に内政的な理由から魔族の国ヘルメス王国への侵攻を決定する秘密条約を締結。
翌年春、侵攻を開始した。
三王国は己の勝利を確信し、戦後の領土分配に考えをめぐらせていた。
だが開戦から一ヶ月、前線が膠着。
さらに一ヵ月後、魔族軍の大規模な反抗作戦が開始。
北部カンパリ軍右翼の壊滅を切っ掛けに三王国軍は一気に崩壊。
戦争開始から七ヶ月、カンパリ皇国首都、カンパリが陥落。
10ヶ月後マイヤーズ王国首都、マイセン陥落、時をほぼ同じくしてカンパリ皇国全土が
が魔族により制圧され、逃亡していた第一皇女が捕らえられる。
開戦から一年、エルドゥラ王国は領土の大幅割譲を条件にヘルメスと停戦協定を締結、
三王国で唯一、滅亡を免れた。
蛇足ではあるが、休戦から二ヵ月後、王位継承権第一位を持つ第一王女と
王位継承権第二位を持つ第二皇女のヘルメスへの留学が発表された。
対外的には交流のためと発表されたが、誰もがこれが事実上の人質であり、
隠された停戦条件の一つであろうと噂した。
マイヤーズ王国、カンパリ王国は滅亡、エルドゥラ王国は領土の大部分を
失うという結果を経て、マティーニ大陸全土を巻き込んだ戦争は終結した。

「ひゃっ、あっ、はっ、だ、だめ、こわれ、ちゃう」
夜中、蝋燭の火のみが照らす書斎のに水音が響く。

275ふぁんたじーな方向でー:04/09/19 11:31:43 ID:gR6cbLGz
いかん、書きかけ第一話が混ざっとる orz
ともかくこんな感じで戦中、戦後の魔族つーか怪物?(触手込み
と女の子のえっちを書いていきます。
なお上記情勢はモンスターが身近(お隣さんレベル)な世界を書くために作ったんで
穴だらけですがご容赦の程を。
276名無しさん@ピンキー:04/09/19 14:39:34 ID:z1sCRQPo
>>275
良い感じですね、投稿お願いします。
「漂流女子高」がある一方、こういう中世ファンタジーやあるいは大都会のネオンの下に蠢く淫獣みたいな
「漂流」とはシチュのちがう作品との並行連載は読み手として望むところなので。
277漂流女子学園 〜田所紗里奈〜:04/09/19 15:06:32 ID:9JDXPlEH
 海の花女学園。ここに在籍していると言うだけで、皆一様な反応をする。
「頭いーんだねー」「勉強大変でしょ」「金持ちだね〜」などなど。このお嬢
様学校では、膝下何センチとか髪の毛は黒といった生徒を縛る拘束はさほどな
い。「ごきげんよう」と言いながらプリーツスカートを乱さないように会釈し
なくてはいけないわけでも毛頭ない。絶対に守らなくてはいけないのは成績向
上に努める、ただそれだけだった。
 田所紗里奈、十七歳。海の花女学園三年生の彼女は今年から受験に突入し、
今まで以上に机にかじりつくようになった。特に英語が苦手な彼女は毎日朝か
ら深夜まで勉学に取り組んだ。
 そんなある日、学園からの帰り道で、どういうわけか林に迷い込んでしまっ
た。あまり辺りを散策してこなかった紗里奈は、しばし立ち止まって現在の居
場所を思い描こうとした。が、木々の配置や道のくねり具合など見てもさっぱ
りだったので仕方なく歩く事にした。学園を出てから数十分しか経っていない。
遠くには来てないだろう。
 久しぶりに歩いている気がする。普段は家と学園間の往復ばかりだから辺り
の景色を眺めることもなくなっていた。電柱よりも高い木が群生し、竹薮が道
の左右に生い茂る。空は快晴、心地よい風が吹いている。虫の羽音と鳥の鳴き
声が聞こえてくる。草のいい匂いがする。
 ゆっくりとした歩調で、辺りを見渡す。
 何て名前の木だろう。うわ、蛇だ。
 体長四十センチほどの黄緑の斑点がついた蛇が道の中央を這っていた。
 途端に足が竦み、蛇に触れないようにジャンプして飛び越えた。
 気がついたら小走りしていた。
 林の坂道に根を下ろす古木。割れた表皮、枯れ葉が土壌を覆いつくし、下り
坂のあちこちに父さんの腕よりも太い根が横たわっている。私はそれらを踏ん
で飛び越えて、走り続けた。一定の速度で走ろうとするが駄目だった。気づい
たら陸上部の頃のようにペースアップし、両手を振り絞ってもっと早く走ろう
としていた。右手の鞄がちょっと重い。でも風が制服の間に入って気持ち良い。
 胸が熱くなってきた。以前は当たり前のように走ってた。朝五時起きで朝錬、
放課後走ってくたくたになって塾で勉強。それがある日を境に勉強だけになっ
278名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:07:09 ID:9JDXPlEH
た。走りたくてしかたなかったはずなのに、今まで走るのを忘れてた。
 何で走ってないんだろ。いつのまにか涙が溢れた。そんな時だ、彼に出会っ
たのは。


 広島雄人、十五歳。彼は林を抜けたその先の、小さな洞穴の入り口で何やら
地面の土を掘り返していた。スコップを持って、直径三十センチほどの穴を作
っていた。全速力で走り続けた私は肩で息を吐きながら、彼の元に歩いていった。
 学ランに身を包んだ彼の顔は浅黒く、身体は小柄だったが頑強そうに見えた。
事実、細身だが筋肉はついていた。真剣な眼差しで、右手に持った緑色のスコ
ップでがつがつ土を掘り返していた。私はその横顔に惹かれた。
「何してるの?」
 自然と声が出た。彼は顔をあげてこちらを見た。今まで気づかなかったらし
い。端正な顔だ。
「俺の事? 見れば分かるだろ? 掘ってんだよ」
「何でよ」
「猫が死んだから、埋めようと思ってね」
「ふうん。貴方の猫?」
「違う。捨て猫、子猫さ」
「そっか」
 以前都心部に住んでいた頃に、友達が飼ってくれないかと家までダンボール
を持って駆け込んできたのを思い出した。ダンボールの中に、掌に乗るほどの
小さな猫がいた。タオルにくるまれた猫が、円らな瞳が閉じて、開いて私を誘
惑した。可愛い声で鳴く子猫をどうしても飼いたくて親に隠れて自室に入れて、
一時間後に見つかって説教を受けた。この子猫は何日生きたのだろう。
「飼えなかったの? 死んじゃったの?」
「違う」
 彼はスコップを持つ手を再び動かしはじめた。「道で血まみれになって死ん
でたんだ。首輪もなかったから、多分捨て猫だよ」
「ふうん」
279名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:08:07 ID:9JDXPlEH
 彼の左側に、スーパーのビニール袋が置いてあった。この中に子猫の死体が
入っているのだろう。彼は袋からタオルを取り出して、穴に埋めた。上から土
を被せていって、最後にスコップで軽く叩いた。
 両手を合わせて黙祷する彼。私もつられて鞄を置いて、両手を合わせて目を
閉じた。
 その時、勉強の事を思い出した。寮に戻らなくちゃいけない。目を開けて立
ち上がる。彼は薄目を開けて眩しそうに私を見た。
「どうかしたのか?」
「私、帰る……だから、道教えて」
「……はぁ?」
 彼が素っ頓狂な声を出した。
「道に迷ったの。ここら辺よく分からなくて、あの、海の花女学園ってどっち
にあるか知ってる?」
 寮は学園のすぐ傍にある。学園に行ければ寮に到着する。
「海の花女学園って、お前ハナジョの生徒なのか?」
「う、うん。どうしたの?」
「いや。ま、制服はそうだけど、へー」
「な、何よ。変な事言った?」
「案外普通なんだな、花女って。もっと偉そうなんだと思ってた」
「偉そうって、そんなことないわよ」
「お前ここに来たばかりなのか?」
 高校二年の頃、進学校としても名高い海の花女学園に転校した。私立高校の
中でも断トツにお金の掛かるそこは、転入試験といえども難度は高い。私はそ
こで20位に入ると宣言し、試験でほぼ満点を取って初めて親に入学を許され
た。ちなみに学内20位に入れば一定額お金が返ってくる。
「一年くらい前に来たんだけど、何よその目は」
「お嬢様なんだな。一年も生活してて迷うなよ」
 心底呆れ顔で言われて内心ムカッと来た。「うるさいわね。迷ったっていい
じゃない」
「まあいいや。お前、聞いて驚けよ」
280名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:08:50 ID:9JDXPlEH
 彼はにやりと笑った。学校はこっから数分歩いたところにあるぜ」
 私はぶったまげた。
「な、な、何でぇ?」
 学園から爆走してきたのだ。逆方向と言われた方が納得が行く。
「何でって、ここ花女の裏山だし」
「嘘ぉ」
「情けない声出すなよ。近くて良かったじゃねーか」
「じゃあ、どう行けばいいのよ」
「この山を降りると民家がある。この道をまっすぐ行けば花女だよ」
 見晴らしの良い所まで私たちは駆けていって、彼は右手で順路を示してくれ
た。彼の指す所には確かに大きな敷地といくつもの校舎があった。見覚えのあ
る校舎、花女だった。私は右側にいる彼に振り向いた。
「教えてくれてありがとう。じゃ、私行くね」
「ああ」
 私はその道を目指して駆け出した。実は私には欠点があった。迷子になるの
が上手なのだ。

 私は道路をダッシュして走り続け、見事寮にたどり着いた。その時になって、
妙に右手が軽い事に気づいた。鞄がない。
「……嘘ぉ」
 今まで走ってきた道を思い浮かべた。全然見ていなかったので思い出せなか
った。こっちの方角だろうと勘を働かせて、来た道を逆走した。
 先ほどの洞穴に到着するまでに二十分掛かった。直線距離は五分とかからな
かったはずなのに、迷いに迷った。
 彼はまだそこにいた。明朗な口調で呼びかけてくれた。
「よっ、紗里奈ちゃん。お疲れ」
 彼の手元には私の鞄があった。彼は爽やかな笑顔を私に向けた。
「ど、どうして私の名前を、あ、開けて見たのね!」
「鞄に書いてあったし」
「うぅ〜。ご、ごめん」
281名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:10:48 ID:9JDXPlEH
 私は俯き、そして目線を彼に向けた。「鞄返して」
「いいぜ」
 彼は私の鞄を掴み、両手で投げてよこした。不意をつかれ、私は鞄を両手で
掴むと同時に膝を崩して、その場に倒れこんでしまった。
 背中に当たる草の感触。日差しに照らされて温かい。視界に広がる雲の殆ど
ない澄み切った青空。頬を撫でる風が心地よい。
「太股見えてるぜ」
「馬鹿者ッ、見るな!」
 咄嗟にプリーツスカートの裾を両手で掴んで膝まで伸ばす。外野がいるのを
忘れていた。今日は走った。走りまくり。体力が衰えていた。息が荒い。
「そんなに喘ぐなよ、いやらしい」
 隣でセクハラまがいのコメントをする外野がうるさい。帰る。
 鞄を引っつかんで立ち上がる。その時、スカートのポケットがこんもりして
いないことに気づいた。財布が入っているはずなのに。
 右手で一心不乱にポケットに手を入れて探った。ない。財布がない。
 恨めしそうに彼を見つめる私を誰が非難できようか。
「貴方、私の財布取ったでしょ〜」
「な、何〜!?」



エロなし、次回へ続く。最後までエロないです。
282名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:13:19 ID:ICekZOQq
文章力皆無。初SSですが…
ジャンル:似非ファンタジー+微グロ(痛み、怪我)ボク女
将来的には引きちぎりや孕ませも入る予定

「はァッ……ハ、あ………」
街の門はもう遠い。荒涼とした砂漠の中をリデルは走っていた。
リデル=アルスロ。15歳。
日焼けした肌に黒い髪、クリッとした黒い瞳をもつ少女である。
細いながらも鍛えた四肢を男の物のベージュのチュニックとブーツに包み、
紅のリュックを背負いながら必死で駆けていた。
「逃げられると思ってるの?」
高い声がリデルの背後から響いた。
スーディ=エデン。銀髪の魔女。胸と腰だけを覆った白衣を纏い、
長くさらさらとした髪を惜しげも無く陽光の下に晒し、肌は純白。
漆黒の瞳がその性質を物語るように暗く深い色を湛えている。
その美女は己の使い魔――白銀のぬるりとした翼の上に悠々と座し、
空を飛びリデルを追っていた。
砂漠の足場は悪い。ざ、と丘上に盛り上がった土に転びかけた所で、
無理矢理姿勢を正すと、くるんとスーディを振り返った。
「逃げてる訳じゃない。
……ボクはアンタみたいに街の側で使い魔を出さないだけ!」
最後の声と重なるか否か。
リデルは大事に握りしめていた紅いリュックを放り投げた。
短い呪文詠唱。
紅い閃光がリュックから放たれ、布地が内部から引きちぎられ、四散する。
スーディのソレとさして変わらぬ巨大さの、赤黒い触手が姿を現した。
どろり、と鎌首を擡げた先端から淫液が滴る。
「行ッけぇ!」
リデルがたかだかと右手をスーディに向い突き出す。
283名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:14:09 ID:ICekZOQq
距離は使い魔には問題ではない。
ぶるんと大きく跳ね跳んだ触手は、魔力を撒き散らす獲物、
スーディに向かいまっすぐに伸びていく。
「甘い!」
スーディの腕が伸びる。短く異界語での呪文詠唱が行われ、
銀矢が掌から放たれる。
「甘いのはどっちかな」
ククッとリデルが身を前傾させる。光景を良く見ようとするように。
紅い触手は銀矢に砕かれたように四つに分かれ、
それぞれスーディの両手首、両足首を拘束した。
ギチュッ……と軟体特有の音と黒い体液を零しながら、
触手が細い四肢を絞め上げ、中空に浮かせる。
「うッ……く、あ……」
「アハハ、ボクから食べる気だったのに、残念でした」
リデルは片手を股間に導きながら、片手を唇に寄せ、
小さく秘めた言葉を呟く。リデルの足許の塊から、
ジュクッといやらしい音と共に、細い触手が何本も現れ、
スーディに伸びた。
「ひぁッ……ア!…」
肌に異物が触れるだけで、スーディは鞭のように体を撓らせる。
細い人の指先ほどの太さもない触手は、ずるずるとスーディの胸を覆い、
下腹部へと伸びてゆく。
「あ……ぃやあ、ア……使い魔…ごときにッ……」
たわわなスーディの乳房を掠める程度の強さで使い魔が絡め採る。
それは全く別の衣服を着せられたようでもあった。
「きてる…… ふふッ、きてるよ、ボクの方に……」
リデルの指が男モノの単衣の下から秘裂に伸びる。薄らと湿り気を帯びたソコを
指先でなぞりながら、唇をほころばせた。
その一瞬。スーディが掌を下に向け、同じく秘めた言葉を口にした。
「ひゃ………アアアッ!!」
突然。
リデルの指を弾き飛ばす勢いで、白銀の触手がリデルの秘裂を割っていた。
284名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:15:35 ID:ICekZOQq
「う、ぐう。ぐ、ああ…ア!」
体同様にまだ幼いソコを押し開くように、凹凸のある触手がグチュグチュと蠢く。
「イタイ……あ、あぅうう、うッ……」
上に突き上げようとするスーディの触手の動き。
異物の進入を拒む狭い膣。
ググッ……とリデルの体が空に押し上げられる。
「はぁう!!」
ジュプッ……リデルの自重で触手が
薄ピンクの花びらを割り、胎内にめり込んでいく。
「未熟者のおばかさん。結局吸い取られるのは貴女の方。」
スーディを攻めていた触手の動きがやむ。
彼女は小さく嗤うと、指先で印を結び、胸に絡みついた触手を
銀光で引きちぎった。
「あふ、ふぁ……そ、させるかああッ!」
秘裂から触手の淫液をぼたぼたと垂らしながら、
リデルが必死のおももちで顔を上げ、指を伸ばす。
千切れた触手は千切れただけの数となり、
細かな蟲となってスーディの胸を這いまわった。
「ぅんッ……ぁ、なんて、使い方ッ……あ、ん、ッん!!」
獲物がより大きな声を上げる紅い先端を蟲は気に入ったようで、
何匹もの蟲が蚊の口ににた針を赤い先端に突き刺し、媚薬を注入する。
その度に乳首は晴れ上がり、白い肌の中で存在を激しく主張した。
「あぅ……う、胸……熱ィ、いッ……あ、」
閉じた足の間から、体液に混じりながら己の魔力が流れ落ちているのに
先に気づいたのはスーディでなく、蟲であった。下腹部を蠢いていた
一匹が内腿へと下りていく。
「あッ……ぁ、ダメ……あ、させない……!」
ひくひくと身を震わせながら、スーディは掌に魔力を込める。
285名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:16:14 ID:ICekZOQq
白い拳程の光。
生まれ――ぱちん、とはじけると同時。
リデルに突き立てられていた触手の根元に、同じだけの膨らみができた。
人の拳程の膨らみはぶちゅぶちゅと淫液を零しながら、
リデルの中に入ろうと触手の内部で蠢く。
「ひッ……あ、入らな…ぃ、いあ、ボク……壊れ……ぁ、あう、うあああ」
リデルの声が意味をなさねばなさぬ程に、
白銀の触手が彼女の体を這い上がり、薄い胸と云わず細い足と言わず
絡みついてゆく。ぎし、ぎし、と躰が引かれる音が砂漠に響く。
「うぁ、ア……そんなの、はいら……ぁん、あ……胸、だめッ」
ちくん、と乳首を締め上げられる痛みがリデルの体を跳ねさせる。
跳ねた体を追うように拳程のイボが花びらを突き。
「ひ、あ、ぁうッ……ひぐ、――」
もう、攻撃するしか逃れる術は無いと思った。
リデルは魔物に四肢をとられ、蟲に胸を攻められているスーディを見据えると
涎塗れの唇でもう一つ呪文を解き放った。
「アぁんッ!」
同時に声を上げたのはスーディだった。
今迄、自分を攻めていた蟲の全身にごわごわとした毛が生え
ずるりとその長さが増したのだ。毛質は硬く、白い柔肌に
紅い線を残しながらも、口に当る部分はやわやわとスポンジのように
肌の奥の官能をあおりたてる。
「ひああ、あッ……っくあああ、」
高い声を上げてスーディが身を捩る。
閉じた足の間、未だ布に隠されたソコに20cmほどの一匹の蟲が落ちたのだ。
蟲はざわざわと毛で乱暴にスーディの淫唇やクリトリスを弄り、
皮を裂きながら秘裂にもぐりこんでいく。
「ぃッ……痛ぁ、ああ、ア……アん、んあ!」
「ッぐ……いい……気味ッ……! そのうち、気持ちよく、なる……よ、
 ――ああ、でも、コレ……消えな……んぐッ、ぐ――!!」
286名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:17:13 ID:ICekZOQq
拳大のイボは秘裂にぴったりと合わさって、唇を左右に大きく開き。
その状態で、ばちん!!とはじけた。
中の淫液が射精のように勢いよくリデルの内腿をぬらす。
「っあ!あ、……っあ、うぁ、消え……でも、ベタベタ……気持ちわる…い……」
それでもずるずると腹の中にあるものは動きを止めず、
寧ろ弾けとんだ淫液に動きを大きく、勢いをつける。
「ぐ……」

スーディの意識は跳びかけていた。
タワシを膣に押し込まれたらこんな感じなのだろうか?
だがこれはタワシより長く、そして柔軟性があり、
ずるずると自らの意志でスーディの媚肉の中を進んでいく。
白い布が透ける程に淫液と、血が流れた。
動く度に鋭い痛みと淫液による無理矢理の快感が押し寄せる。
「イタイ……あ、あぅ……う……」
やめてと口にすることは魔女・スーディの名にかけてできなかった。
いつしか痛みを逃がす為に自ら蟲の前に足を開いていた。
後少しで膣内に全部入る。
そしたら、もういたくない。
「あ……ひぐ、……ッあ、あ、う……」
びくびくと白い喉を反り返られ、スーディは喘ぐ。
その髪さえ、毛むくじゃらの蟲達の餌食になっていた。
髪が重い。
でも、あれが、あれがおなかにぜんぶはいったら、
もういたくない。おわる。
そう思って強く閉じた目をそっと開いた時。
二匹目の蟲が下肢に忍んでいくのを見た。

(続)
どちらが勝って欲しいですか? そもそも需要ありますか_| ̄|○
287名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:20:36 ID:YKWf6wfg
なるほど、海の花女学園略してハナジョですか。
紗里奈は庶民派って感じですね、苦労してハナジョに入ったのにこの後待ちうける運命を想うと・・・。
続きよろしくお願いします。
288名無しさん@ピンキー:04/09/19 16:30:36 ID:R41GTBkq
なんか急ににぎやかになってきてスレとしてはイイ感じです。
リデルとスーディがなんで戦っているのかまだ解らないのですが。
づづきをもう少し見ないとなんともいえませんが、そこらへんの解説もお願いします。
289リデル--2:04/09/19 17:57:20 ID:ICekZOQq
魔術師は魔界から使い魔を召還する。
魔界の空気よりも魔力の薄い人間界の大気では使い魔の魔力・体力は
魔術師に依存することになる。――表向きは。利己的な魔術師が
足りないなら他人から奪えばいい、と考えなければ嘘だ。
魔力の薄い一般人を大量に喰らうものもいれば、
魔術師同士で奪いあうものもいる。
スーディは前者であった。
事件は数年前にさかのぼる。
元々魔女として名を馳せ、所持魔力の大きいスーディとしては、
洞窟で気ままな生活を楽しみ、村を時々襲えば十分に事足りていた。
あるとき襲った村もたまたま気まぐれで決めた村。
平和な村。楽しげに仕事の終わりに広場で寛ぐ人々。
真夏だというのに、涼しい風がふき。ちらちらと降り落ちる雪。
皆が歓声を上げ空を見上げたが、
ソレは雪ではなく――使い魔のカケラ、だった。
どろりとした粒は人肌に触れるや否や、なめくじのような外見に膨れ上がった。
「いやぁ!! やだ、離れない…!」
「何、これ……キモチワル……イッ……!」
銀色のなめくじは若い娘の体に群がった。衣服の合間から胸へ、股間へと忍び寄る。
「化け物め…!!」
刀を抜いた男に、"牙"を向いたなめくじが数匹襲いかかった。
女たちの前で男が肉片に変わるのにそう時間は掛からない。
男からは養分を。女からは魔力を。魔女の使い魔にはそういう性質があった。
「逃げて…… 逃げて、皆ァッ!!」
なめくじに全身を覆われた女が叫ぶ。男達を追い払うように手を振る。
男達は振り返りながら走り出し――そして、数M先で肉片になった。
290リデル--2:04/09/19 17:58:10 ID:ICekZOQq
リデルは眠っていた。良い夢を見てたんだと思う。
叫び声で目覚めた。ベッドから飛び起き、バタバタと玄関へと走りこむ。
外は。地獄だった。淫獄。ねっとりとした空気が満ちていた。
使い魔の体液で衣服を解かされた女達が何人も地面に伏せている。
女たちの柔肌を覆うように何匹ものなめくじが体を這いまわり、
乳房を弄り、乳首をひねりあげ、喉元を舐め上げる。
女たちは抵抗する力をないように、足をしどけなく開いていた。
女の腹の上で何匹かのなめくじが寄り集まり、ぴくぴくッと震え、
30cm程の太い何かになった。
「ぃ、いやあ、いぁ、……ぐぶッ…う、んッ!」
抵抗する女の口になめくじがずるりと入り込み、唇を捲り上げながら
ぬちゅぬちゅと動く。
いやらしい。
村の女たちは知り合いであるのに。
リデルはそんな他人行儀な感想しか抱けなかった。
「あん……ッあ、あ、いぁ……んんッ…!」
「ふあ、ふぁああん、あん……」
性の知識は多少はあったとはいえ。
こんな淫らに蠢くのはボクの知ってる皆じゃない……
そんな拒絶の気持ちが冷たくあった。
そう思って入れば。この地獄が現実はじゃなく思えるからかもしれない。
291リデル--2:04/09/19 17:58:43 ID:ICekZOQq
一番手前。
両手を頭の上で触手に結ばれ、
腹の上に30cmのナメクジを乗せた黒髪の女がひくひくと身を捩らせた。
開いた足の間に小粒のなめくじがあつまり、女のクリトリスをぶるぶる
震わせながら皮をむき、全体でべったりと覆う。細く伸びた一線が、女の
尿道さえ犯した。
「んああ、ぐ――ぅああ、」
女が苦しそうに身もだえする。震える腹の上を尺取虫のような動きで
なめくじが這い――クリトリスを押しつぶすようにグイッ!と上から、
膣口にのしかかり、
「ひああ、ぁあんッ、イッ…!! んぐ、……ぶ、や、許し……!」
ズン!と大きな振動をたて、その女の内部へと入っていく。なめくじの
粘液のせいか血はでない。その代わり、見開かれた瞳からぽろぽろと涙が零れた。
「んぐあ、んぁ、ア!あんッ!イくッ!イッ……やあぁあああ!!」
女の嬌声の度に触手から光が放たれ、女の膣口にめりこむ触手の太さが増す。
魔力を吸い取っているのだ。
「イく、壊れ……違、やなの、あ、あ……あ、ィくッ、いくぅ!!」
断続的に上がる悲鳴とも喘ぎと持つかぬ声。
膣に埋められた触手は既に子供の腕ほどの長さになり、
胸に絡む触手は大きく口を開き乳房を咥えこんで、
美しい乳首を既に隠してしまっている。
浮き上がる腰に二本目の触手が伸び、膣口をつついた。
「も、もう、許し、やめ………… りで…る――」
女の目が扉の前で立ち尽くす妹を見た。
「ねえさん」
自分の声じゃないみたいだった。
292リデル--2:04/09/19 17:59:15 ID:ICekZOQq
「逃げて――!!」
姉の声と同時にリデルは扉横の剣を取り、門に向かいかけだしていた。
獲物を見つけた触手がリデルにも襲いかかるが、殆どは既に
女にむらがっており、数はそう多くない。
それにリデルは剣の使い手でもあった。
「くッ……ふあ、」
首筋に張り付いたなめくじがぬるりとキモチワルイ感触を与える。
乱暴にリデルは剣の柄で払い落とした。
足許に群がるものを強くブーツで踏み潰す。グチュッ!と跳ねた淫液が
チュニックの皮を溶かし始めていた。
「あ、あふ……あ……」
肘に張り付いた一匹がもぞもぞと薄い胸に向かい忍びよる。
「ん――!」
リデルは右手でその一匹を払い落とそうとした。
もうすぐ村を出る門が見える。門を閉めれば這い回る触手は追って来れまい。
――それは姉たちをあの淫獄に置き去りにすることでもあったが。
「ぁあんッ!」
ちく、と乳首に痛みが走る。なめくじがチュニックの下、胸に這い、
その小さな乳首を咥えたのだ。じわりと甘く、熱い液体が体に流れ込む。
媚薬だ。それで。皆オカシクなったんだ――!
気づいた時には足はもつれていた。
体に何匹のなめくじを纏わりつかせているのか、もう数えられない。
「ぁッ……ぁん、あ……!」
性の喜びなど知らぬ体をなめくじが犯してゆく。
媚薬の効果か、痛みはなくただ快楽。
乳房を長いなめくじが這い回るのも尻の間を小さななめくじが蠢くのも
膝の裏をぬらぬらとなめくじが擽るのも内腿から膣へとなめくじが這い上がるのも。
「ぁん、あぁんッ……!ア――!! 何、何これぇ……何ッ……!」
全て快楽。走りながら泣いていた。訳が判らなくて。
閉じられた門をタックルでくぐり抜ける。地面に体が倒れた。
293リデル--2:04/09/19 18:00:09 ID:ICekZOQq
「ひぁ、アッ……! あん、あッ…! ひあ、何か、…くるぅ!!」
門を閉じようと身を起しながらも、リデルは体を捩った。
内部での快感にあわせたように、実際に何かが天上、来ていた。
白の翼に似た化け物の上に乗った魔女。スーディ。
ギギッ……とリデルの細腕で閉じられた門を見、クスっと笑った。
「一匹逃げたのがいただなんて。子供だものね。見逃してあげましょう。
 一回食べさせてもらうけれど」
快感に喘ぐリデルの目に映るのは白銀の姿。銀髪をあやしくくねらせた女は
笑ったまま指を鳴らした。
「ひぃッ!!!」
ぎゅっと縄のように胸になめくじが食い込んだ。胸の上下をくびり、
薄い胸を突き出させるように。突き出された乳首に一匹ずつなめくじ状の使い魔が
ぶらさがり、ちゅうちゅう、ちゅうちゅう、乳首を啜る。
「胸が大きくなるかもしれないわ。悦びなさい」
スーディは言いながら己の乳房への指を這わせ、小さく息を落とした。
地面に潜ったなめくじが無理矢理リデルの足を左右に開く。
「いやッ……! やめ。やめてぇえ!」
腹の上で5匹のなめくじが集り、ぶくぶくと泡をたてながら
太い一匹のオスになろうとしている。あふれ出る淫液にブーツ以外の
衣服は殆ど溶かされていた。
「貴女が見捨てた村人は皆そうなったのよ。ううん、これからずっと犯されるの」
カリのはった男根に似た半透明の生き物はずるずるとリデルの腹の上を這っていく。
「ひっ、…ひぁあ、ああ、あん……やめ、いやぁ!」
「ソレに比べたら一回くらい、どうってことないんじゃない?」
「入らない入らない入らないぃぃいい!!!」
冷たくスーディが言い放ち、目を瞑った瞬間。
なめくじはその太い頭をリデルの秘裂に突き立てていた。
294リデル--2:04/09/19 18:00:58 ID:ICekZOQq
「ひ、きゃ、ひああああああ!!! ぁ、く。ふああ、ふああああ」
声を出せば衝撃が引くとでも思っているのか、
足の間から処女の血を流しながらリデルは何度も叫んだ。
なめくじの太さはリデルの足首程もある。秘裂がぴり、と避け、
蜜壷は軟体でいっぱいにされた。肉を巻き込むように軟体が動くたびに、
リデルの躰ごと前後に動く。
「あう、うぁ、ア、許し、許して、あああ、ボク。変…に、あふあ」
腹がぽってりと膨らんでいるのは飲み込んだ軟体の量か?
反り返った体を触手がいましめ――発達前の乳首をこりこりと触手が弄った。
ズル、と軟体が抽挿で引き抜かれる度に、血と粘液がたっぷり軸にこびりついている。
グチュグチュと激しい音をたてながら、30cmもの擬似男根がリデルの体を貫いた。
「あん、あ、ア、イく、何、嫌なのに、いや、いや、いや……ッ…!!!!!」
びくん!と大きく身が反り返った瞬間。
使い魔が白い光を放った。
リデルの魔力を喰らったらしい。――そして、どぶっ!!!!と
排泄物を吐き出した。白くぬめぬめとした液体を、全身と胎内に。
「ご苦労様」
こり、と自らの乳首を弄りながらスーディが見下ろした。
足の間が熱い。後で触手に沈めてもらおう……
スーディが指を鳴らし、短く呪文を呟くとリデルを犯していた触手が全て
消えた。処女血で濡れた秘裂は閉じきれず、ぱっくりと口を開いたままだ。
リデルは動くこともできなかった。
「村には帰らないことね。ここは私の牧場になるから。最後に家族の姿を見せてあげる」
身を返しながらスーディは指をたてた。
リデルの目の前に球体が浮かぶ。その中で乳房をぐるぐるに触手に縛られ、
膣イッパイに何本もの触手をつきたてられた姉の姿があった。泣き叫んでいるの
だろうが、その口にも唾液を求めて三本の触手が入り、なめくじ状の醜い背を
震わせている。リデル同様、触手の排泄物でどろどろにされていた。
295リデル--2:04/09/19 18:03:51 ID:ICekZOQq
――許さない。
魔女の名を知ったのは随分と後だった。
村が瘴気に包まれ、入れぬ場所となったのを知った後。
――許さない。
リデルは剣を捨てた。魔女と同等の力をつけるために魔道に踏み込んだ。
そして、漸くスーディとめぐり合った。


------

触手バトル! ポケ*ンみたいな感じにするつもりだったのですが。
何故この二人が戦っているのか?ライバルなのか?を
考えるとちょっと暗くなってしまいました_| ̄|○
しかも文中に入るはずが完全に外伝になりました。
バトル編を次は続けます…… 感想など下さったら嬉しいです。
296名無しさん@ピンキー:04/09/19 22:18:52 ID:ubwvVgdv
>>295
グッヂョブ!!

(´・ω・`) エンドは2パターン(リデルwin と スーディwin)お願いしてよい?
297プリンセスセシリア 1:04/09/19 22:47:32 ID:7reRUFsO
「はぁ、はぁ…… 」
 荒い息遣いだけが聞こえる。
 どこまでも暗く、深い闇に包まれた森の小道を、腰まで届く長い金髪を振り
乱しながら、少女はただ懸命に駆けて行く。
 幾度も、地面に浮き出た木の根や石に躓き、悲鳴をあげて倒れこむが、すぐに
立ち上がって走り出す。
「はあっ、はあっ」
 心臓の音がやけに大きく聞こえる。胸の奥が掻き毟りたくように苦しくて、
何度もえづく。
 少女の背後には赤々とした炎がぼんやりと浮かんでいるが、振り返る余裕はない。
「お父様、お母様…… ルナぁ 」
 数寸先も定かでもない暗闇に押しつぶされそうになる。碧眼の双眸一杯に
涙を浮かべながら、愛しい人たちの名を何度を呟くことで、何とか正気を保っている。
 そして、しなやかに伸びた両脚をただひたすら動かしていく。
298プリンセスセシリア 1:04/09/19 22:48:11 ID:7reRUFsO
 落城……
 敵国アルシメイラの猛攻を受けて、千年の歴史を誇ったシーマ王国は
滅亡の時を迎えた。
 国王は戦死、王妃は自害、次女のルナは行方不明。そして、第一位の王位継承者で
ある長女セシリアは、護衛の兵士達による決死の奮闘のおかげで、紅蓮の炎に包まれた
城から逃れる事に、一度は成功した。
 しかし、アルシメイラ兵による捜索と追撃は執拗に続けられている。
 叛乱の火種を残す訳にはいかなかったし、特にセシリアについては王位に
就く者の証である、紅の魔法石の在り処を知っており、絶対に捕える必要があった。
 幾度も繰り返される剣戟の金属音とともに、僅かな護衛の兵士たちは王女を
逃すために闘い、次々と敵の刃に倒れていく。そして、ついにセシリアは一人になった。

「あ…… 」
 どれくらい走っただろうか。前方を塞いでいた木々がふいに途切れる。
「出口!?」
 全てを飲み込んでしまうような暗闇から逃れようと、王女はふらふらとした
足取りで森を抜け出した。
 しかし、その刹那――
「いたぞ、王女だ」
「捕えろ! 」
 敵兵の甲高い叫び声と、殺到する軍靴。疲労困憊しきったセシリアに抗う術はなかった。
299プリンセスセシリア 1:04/09/19 22:48:38 ID:7reRUFsO
「ようこそ、王女様。お会いできて光栄です」
黒々とした甲冑を、がちゃりと鳴らしながら、若い男は唇の端をあげた。
「私は会いたくなどありません」
 つい先程までは、彼女の父親のものであった城の、一室に引き据えられた少女は
邪悪だと信じる侵略者を険しく睨みつけた。
「おやおや、お冷たいことだ」
 アルシメイラの将軍として、遠征軍の総指揮を任されていた男はがっしりとした
両肩をすくめて苦笑いを浮かべている。
「ですが私は、王女様に伺いことがあるのですよ」
 ゆっくりとした足取りで近づき、少女の形の良い顎をくいっと持ち上げる。
「魔法石は、何処にあります? 」

「知りません」
 至近に迫った男から逃れるように、王女は顔を背けた。
「嘘をいっても始まりませんよ。なにせ、石の在り処を王女様が知らないなんて
ことは、庶民の端くれまで知れ渡っているのですからね」
 おどけるような口調であるが、黒い瞳から放たれる視線は何処までも冷たい。
「そんなものがなくても、あなた方には困らないでしょう」
「これはこれは、王女様の言葉とも思えませんな。王者の証―― 露骨な言い方ですが、
統治の道具として、魔法石が極めて有効なものだということは、セシリア様自身
十分にご存知でしょう」
「……」
「今度は、だんまりですか」
 少しだけ困ったように溜息をついた時。
「ラングレー様、ご用意ができました」
「うむ」
 片膝をついて報告を述べる兵士に向かって鷹揚に頷くと、男は兵士達に命令した。
「王女さまを、ご案内さしあげろ」
「はっ」
 左右に控えていた兵士達が、華奢な少女の両腕を乱暴に掴んだ。
300プリンセスセシリア 1:04/09/19 22:49:08 ID:7reRUFsO
 地下室の奥から、さわさわと不気味な音が響いてくる。
「な、何」
 セシリアは顔を青ざめて呟いた。
「ふふ…… おい」
 ラングレーは顎をしゃくると、後ろに続いた兵士達が松明の明かりを、奇妙な音が
する方に向ける。
「ば、化け物っ 」
 薄い緑色をした生物が部屋の中央に佇んでいる。
 ねっとりと湿った緑色の皮膚からは無数の細長いものが生え、所在なさげに
揺らめいている。

「アルシメイラだけで生息する、ランディーヌと呼ばれる動物ですよ」
「動物…… なの? 」
 少女の問いに薄い笑みを浮かべながら答えた。
「ええ。絶滅危惧種として保護されていますがね…… 」
「何を、何をしたいの 」
 細かく震える身体を両腕で押さえながら、男に視線を送る。
「魔法石はどこにあります? 」
「し、知りません」
 目の前に蠢く生き物に慄きながらも固く口を閉ざす。
「教えて頂かないと、たいへんな事になりますよ」
「幾らおっしゃっても無駄です」
「やれやれ、強情なお姫さまだ」
 あきれたように言うと、将軍は小さく息を吐いた。

「仕方ありませんね。ランディーヌに可愛がって頂きなさい」
「はっ」
 彼女の両腕を拘束していた兵士によって、突き飛ばされる。
「きゃうっ」
 王女は部屋の中央に倒れ込んだ。そして、両手をついて顔をあげた時――
 触手の奥深くに潜む生物の、『瞳』を間近に見てしまった。
301プリンセスセシリア 1:04/09/19 22:49:33 ID:7reRUFsO
「ひっ」
 セシリアは鋭い短い悲鳴をあげ、おぞましい生物の視線から逃れようとするが、
腰が抜けてしまって思うように動けない。
 じりじりと後ずさる彼女を嘲笑うかのように、これまでは単に漂っていた触手の
一本が、明確な意思を持って彼女の左手首に巻きついた。
「や、やめて」
 ねっとりとした感触が怖気を奮わせながら、懸命に振りほどこうとするが
離す事ができない。その間に、別の触手がセシリアの右手首に絡みついてしまう。
「いやあ……」
 行動の自由を失った王女に、更にもう一本が少し幼いけれど整った顔に近づいていく。
「や、やあ」
 松明に照らされて煌く髪を振り乱しながら、セシリアは懸命にもがくが、所詮、
無駄なあがきに過ぎない。
「んぐっ」
 瞬く間に逃げ場を喪った王女の唇を、先端が触れた。

(や、いやあ)
 たらりと漏れる粘液に寒気を覚えながら、それでも中に入らせまいと、
可愛らしい唇をぎゅっと閉じる。しかし、同時に鼻腔が塞がれてしまい、息を
することができない。
「ぷはっ」
 耐え切れずに息を吸い込んだ瞬間に、触手はセシリアの口腔内への侵入を果たした。
「んん…… ふぐう」
 喉の奥まで異物を挿し込まれた少女から、くぐもった悲鳴が漏れる。
 しかし、無情にも触手は彼女の舌や、歯茎、そして、頬の裏の粘膜を満遍なく
侵していく。
「んあっ…… 」
 唇の端から、透明な唾液が零れ出し、滑らかな頬に跡をつけていった。
302 ◆5xcwYYpqtk :04/09/19 22:50:38 ID:7reRUFsO
王女様もの?を書いてみました。
よろしければど〜ぞ。
303名無しさん@ピンキー:04/09/19 23:18:50 ID:fGwv8s4d
ファンタジーモノの触手大好物なんでめちゃめちゃ嬉しい悲鳴が。
タイプの違う二作が同時に堪能できるなんて贅沢だなぁ。
304名無しさん@ピンキー:04/09/19 23:24:43 ID:s+jSZsHb
突然活気づいたなこのスレ。とてもよいことだ。

漂流教室に加え魔女と姫も期待してますよ。
305リデル---3:04/09/20 02:56:52 ID:R2u2hHEI
似非ファンタジー触手バトル 文章力なし/ボク女/微グロ(痛み/流血)
将来的に引きちぎりなどの過度の暴力表現、孕ませあり
調子に乗って勢いあるうちに続きです。うわああ、レスポンスが嬉しいよう。

−−−−
スーディは絶望に目を見開いた。
「いやぁああああああ!!」
ズブッ!!と剣を突き立てるような音をたて、剛毛に包まれた長蟲が
スーディの肉襞の奥に飲み込まれた。淫液に塗れたソコは血で赤い。
どろどろと蟲の淫液と血が内腿を伝い落ちていた。
「ぃや、いや、痛……ひッあ、ああう」
潜りこんだ一匹の尾を噛むようにして二匹目が膣口を割る。
クリトリスの皮は剛毛に千切られ、傷ついた生の肉芽はぷるんとした
蟲の口に無防備に晒されている。ちゅぷ、ちゅぴ、と蟲が口を動かす度に
甘い感覚がスーディの背を駆け上がり――同時に剛毛に秘部を擦られる強い
痛みが押し寄せるのだ。のたうつ白い体。揺れる大きな胸の乳首は
度重なる媚薬の注入により肥大化し、ぷるぷると別の生き物のように蠢き、
蟲のえさとなっていた。
「いやよ、イくなんていや、いや、こんなの、ひッ、ひあ、あぅ!!!
 こないで、入ってこないでぇえええええ!!」
二匹目の蟲が毛むくじゃらの頭を細身の魔女の中に打ち付けた。
306リデル---3:04/09/20 02:57:31 ID:R2u2hHEI
「ぅッ……ぐッ……!」
目の前の魔女、スーディは全身を毛むくじゃらの蟲で覆われているものの、
その使い魔たる銀の触手は一向にリデルの胎内を責めるのをやめはしない。
寧ろイボが弾けて飛び散った粘液を潤滑油にして、狭い膣道を這い上がろうとするのだ。
リデルは唇を噛んだ。追撃――しなきゃ。負けちゃう!
「あ、う……ぅッく、……」
極太の触手に貫かれて平静を保つのは難しい。爪先は何とか地面につくものの
膝がガクガクと笑ってしまう。全身にべったりと汗をかいていた。嫌な汗。
細い触手は先程のスーディの悲鳴と同時に千切れたおのの
あの時と同じなめくじ状の魔物がちゅるちゅると汗を啜るように、
胸や首筋をさいなんでいた。
「ッあ……あう、う……ぁん!! 胸、だめぇ……うぁ!」
小さな粒のような乳首をなめくじが捉え、きゅっと締める。
赤い実はますますその色を増し、粘液にてらてらと光った。
その間も膣内をまるで子宮口を求めるように触手が這い上がる。
「ぁう、ア――ィッ……くもんか、ボク……は、はぁうッ!!!」
「ふふっ……」
汗と涎に塗れた顔でスーディが笑った。蟲に全身を弄られ、血を流しながらも
獲物の痴態に笑いを漏らすとは、これが魔女ということか。
「不思議、ぁ、でしょう……使い魔…が、元気な、訳」
ひくひくと震える腕が中空で舞った。白銀の魔物が伏せの姿勢から身を起す。
「もう、ひとつ、あ、あるの、魔力供給源…… 流石、姉妹――強いわ」
307リデル---3:04/09/20 02:57:53 ID:R2u2hHEI
白銀に輝く魔物から、だらりと黒髪が垂れる。
四肢を開かれ、大の字に魔物に拘束された女は胴体と頭しかもう見えない。
唇も膣もアナルもおよそありとあらゆる場所を束になった触手に貫かれ、
胸や腹といったやわらかい部分に無理矢理魔法の穴を開けられ
触手を埋め込まれ。触手がジュプジュプと律動するたびに
小さく体を震わせる。それは。
「ねえ……さん――」

あの時の凛とした面影は無かった。何年犯されつづけてきたのだろう。
瞳は淫蕩に細まり、口内にある触手を好んで啜るように赤い唇が動く。
零れる淫液さえジュルッと音をたて啜り上げ、ぬらぬらとした舌を絡めるさまは
愛しい男とのディープキスのようだ。
「んぁ、アッ……あん、あ……キモチ、イイ……
 乳首、貫かれるの、いぃのお、あん、もっと、胸、犯してぇ……」
乳房には何本もの触手が突き刺さり、中から、外から乳首を貫き、
あまつさえ抜き差しを繰り返す。乳汁だろうか? そのたびに
白い液体がとぷとぷと噴出した。膨れ上がった腹の中では
軟体動物が蠢いているのだろう。ぼこぼこと凹凸が繰り返され、
その度に浴びた排泄物…白濁液が滴る。
「ぁんッ……ア、ィッ……イイの、もっとぉ、ア!!」
クリトリスは遠目にわかるほど肥大し、
触手を絡みつかせ、まるで男の射精のようにだらだらと淫液を垂れ流す。
大きく開いた足には人間の腕三本分ほどの触手がつきたてられ、
体を引き裂くようだった。ギシッギシッと動きのたびに骨盤が軋む。
「はァッ……あぐ、ぐ、苦し…ほど、イッパイ…… 
 あ、おなか、おなかに出して―― イくから、ぁんッ……!!」
触手が震えると同時に拘束された女が黒髪を振り乱しなまめかしく体をくねらす。
白銀の魔物が光輝く――でも、もう直視できない。
308リデル---3:04/09/20 02:58:13 ID:R2u2hHEI
「許さない」
ギリッとリデルは奥歯を噛んだ。
「ふ、ァ、私――の魔物から、逃げられない子供が、
 ど、…しようって、いうの」
足を血で濡らしながら、スーディが薄笑う。二匹目の蟲は既に半分程
胎内に潜り、もう下肢を覆う布は捲れあがっていた。
「ガラ空き――よ、リデル」
震える手を伸ばして、呪文詠唱。
「ぁあああああああッ!!!」
リデルの小さな体が大きく跳ねた。
ズン!!!と激しい突き上げが、その身を襲う。
腕程に太さを増した触手が、膣を埋めていた。幼い襞が千切れそうな程、
触手は膨らみ、ぼこぼこと全身に小さなイボを浮かばせていた。
先端はカリを大きく広げながら子宮口を圧迫する。
「うく、うぁあああ、あ」
最奥に当ったのを知りながら、尚も触手は動きをやめない。
ぼこぼことした歪が肉襞を捲り上げ、赤い粘膜を露にし、それさえ淫液と
細い触手で擽るように犯してゆく。尻の間に忍んだ細い触手が、
硬く閉じた窄まりを突いた。
「いやああ、そ……んなとこッ……! ――ひ、ふぁ、……ッあ!!」
ジュル……と蕾を撫でると細い一本がリデルのアナルに進入し、
中で、幾千本にも分れ、直腸を擦り上げた。
「―――!! ひぁッ、んッ、んッ……! んああ、ぅ、ふああんッ!」
嫌悪を伴いながらも襲いくる甘い感覚に、リデルの四肢がもがく。
その両手首を細い触手が縄のように絡みとった。
「あら、あら、尻の穴が好きだなんて、とんだ変……態、」
痛みを堪えてか掠れたスーディの声が、リデルの耳に突き刺さった。

----
えーと、両方WINのパラレルになるとネタ切れしそうな悪寒なので
勝ったほうもやられちまうというEDを考えてます。
と、とりあえず次か次の次の投下で終わりです。
309リデルかいてる人:04/09/20 03:06:49 ID:R2u2hHEI
それぞれのエロシーンの尺が短いですね、スマソ。
誤字や文法があれなのは読み返すのが恥かしい見逃しだと生暖かく許して下さい。
普段の妄想を文章にすると神々の存在がますます神々しく感じます_| ̄|○
じっとりとしたエロの姫さまものと壮大なシチュの漂流教室。(ヒヒ萌え〜!)
楽しみにしてます。ノシ
310名無しさん@ピンキー:04/09/20 10:45:54 ID:Ahx20i0Y
ファンタジーの2作品とも面白いです。
ぜひ完結までやってください。
リデルはぜひ孕んで欲しいな。
311名無しさん@ピンキー:04/09/20 10:53:36 ID:8y+NHvJh
お二方ともGJ!
312プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:43:05 ID:XV2ts+eb
 くちゅ、くちゅ――
 触手が口内を這いずり回る度に、淫らな音が否応なしに耳に入ってくる。
(や、やだあっ)
 自分の唾液と、無数の触手を持った生物―― ランディーヌの分泌液が混ざり合い、
むせ返るような甘い匂いが立ち込める。
「ん…… んぐっ」
 痺れるような、それでいて蕩けるような感覚が舌や咽頭に広がり、少女の思考能力を
徐々に奪っていく。
「はふぅ…… ふああ」
 化け物による愛撫は、おぞましいだけのはずであったが、この上もなく懇切丁寧で
かつ、つぼを押さえたものであり、セシリアは甘い誘惑と必死に戦わなくては
ならなかった。

 ふいに、触手の先端が少女の口から抜き出された。
「あっ」
 セシリアは小さく溜息をついた。
「残念ですか? 」
 揺れる心の中を見透かしたようにラングレーは囁く。
「よっぽど、気持ちがおよろしいのではないのですか」
「絶対に違います! 」
 かっとなったセシリアは、精一杯怖い目つきをつくって睨みつける。しかし、
若い将軍にとっては恥辱に震え、苦痛に歪む亡国の姫君の顔は、嗜虐心を湧き起こす
だけであった。
「ふふ、そうですかな。ランディーヌの深きキスに蕩けそうになられているように、
見受けられましたが」
313プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:43:38 ID:XV2ts+eb
「…… 」
 (これ以上反論するのは敵の思う壺だわ)
 少女はぷいっと顔を背け、大きな瞳を閉じる。
 その時、数本の触手が彼女のドレスに入り込んでいた。
「きゃ」
 両手を拘束された少女の胸元にべっとりとした触手がまとわりつく。そして、
薄桃色をした豪華な絹のドレスは、器用に動く別の触手達によっていとも簡単に
切り裂かれていく。

「や、やめて……」
 びりびりに裂かれたドレスの上半分は無残な形に変わって床に落ち、染みひとつ
ない滑らかな柔肌と純白のブラジャーが衆目の下に晒される。
「ほお、思ったより小ぶりですな」
 ラングレーの冷やかしに追随するように、周りに控えていた兵士たちもげらげらと
笑い出す。
「おやめなさい、無礼者! 」
 耳の裏まで真っ赤になりながらも、セシリアは憎むべき侵略者に向かって久しぶりに
威厳のある声で叫んだ。
314プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:45:08 ID:XV2ts+eb
「おっと、大変失礼しました」
 ラングレーは、慇懃無礼そのものの態度で、恭しくお辞儀をしてみせる。
「もっとも、その先も拝見さして頂きたいものですな」
「や、嫌あああ」
 男の望みに応える様に触手は巧みに動き、ブラジャーの紐が切られる。
 彼女の胸を隠していた防壁は小さなへその上にだらしなく落ちて、
まだまだ発展途上ではあるが、形の良い二つのふくらみが無情にも晒される。

「嫌がっている割に、お固くなっておりますな。王女様」
「えっ、嘘」
 ラングレーの指摘にセシリアは思わず自分の胸を見つめてしまう。確かに
いつもより膨らみの先端が固く、そして一回り大きくなっているように思える。
(そんな、どうして)
 身体の正直な反応にセシリアは激しく動揺してしまった。次の瞬間には、
おぞましい化け物相手に反応してしまう自分に対して、強烈な後悔の波が
襲ってくる。
「や、やだあ」
「御心に正直になることです」
 混乱した彼女の心に構わずに、粘性のある分泌液にまみれた触手によって、
小ぶりな乳房はゆっくりと揉みしだかれていく。
315プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:45:45 ID:XV2ts+eb
「はうっ…… んあっ」
 触手の先端が動くたびに、身体がびくびくと震え、途切れ途切れの喘ぎ声が
漏れる。
 しかし、セシリアは王女であるという誇りによって、自分が感じているという
事など、決して認める訳にはいかなかった。
「あっ…… 違う、違うの」
「何が違うのです? 」
 触手は彼女のふくらみの突起をゆっくりと押しつぶしていく。
「んああっ…… さ、寒いから…… ふあっ」
 乳首の先端から流れる痺れるような刺激に、大きく身体をくねらせながらも
懸命に反論する。

「あまり説得力はございませんなあ」
「あ、貴方の…… んんっ、見間違いです」
 絶え間なく続く愛撫に流されそうにながらも、必死に理性を喪うまいと、
セシリアは頑固に事実を否定する。しかし、己の身体の火照りと、化け物相手に
晒している痴態を見られている羞恥心が混ざり合って、少女の心は徐々に苛ま
されていく。
「まあ、良いでしょう。寒くなると乳首が固まるということですね」
 哀れむような視線を王女に向けて、ラングレーはうんうんと頷いた。
「お、お黙りなさい…… んくぅ…… はあっ」
 少女の身体はほんのりと紅く染まり、大量の汗がみずみずしい肢体を流れ
落ちていった。
316プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:47:04 ID:XV2ts+eb
「しかし、下の方はどう説明していただけるのでしょうな」
 若き将軍の声に反応したのか、セシリアの左右の足首に新たな触手が絡みつく。
「いやっ」
 瞬く間に両足を拘束したそれは、少しづつ左右に離れていく。
「や、やめてぇ」
 慌てて両脚を閉じようとするが触手の力は予想以上に強く、少女の意思に反して
じりじりと開かれていく。
 それとともに、可憐なレースで縁取れられたドレスが捲りあがり、透き通るように
白い太腿が晒し出される。

「…… あっ…… だめ、だめなの」
 両手両脚を拘束され、乳房を揉みしだかれていた少女は、途方もない羞恥に震え、
幼児みたいに首を左右に振って嫌がった。
 しかし、ラングレーや周囲の兵士たちは、誰一人として彼女の股間から視線を
外す者はいない。
「ほう、お濡れになっておられる」
「みないでっ! 」
「下着越しにも分かるくらいですな。なんと好色なお姫様だ」
 秘所から溢れ出した大量の愛液によって、純白の下着に大きな染みを作った
少女を、ラングレーは侮蔑の言葉を使って追い詰めていく。
317プリンセスセシリア 2:04/09/20 12:47:52 ID:XV2ts+eb
「…… くぅんっ。これも、違うの」
 両足を限界まで開かれ、太腿の根元にある筋肉をぴんと張り詰められたことによる
苦痛と、つんと尖った乳首に対する甘い刺激に板ばさみになりながら、セシリアは
小さく喘いだ。
「まだ、否定なさるのですか。それともこの年齢になってお漏らしされているのですか」
「くっ」
 悔しそうにセシリアは顔を歪める。
「シーマの王女様は十六にもなってお漏らしだそうな」
「あまりにもはしたないお姫様だぜ」
「国王様もさぞお困りだったろうて」
 ラングレー後ろに控えていた兵士達からも、下着を汚した少女を下卑な野次が
飛ばされている。
「や、やめなさ…… はうっ」
 しかし、少女の秘められた場所から溢れだす水液の量は増すばかりで、一部は
太腿の端からこぼれ出し、冷たい石の床に点々と染みをつけ始める。

(ど、どうして、こんな化け物に…… )
 動揺する彼女を更に追い込むように、ひときわ太い触手が彼女の最後の砦の中に
潜り込んでゆく。
「ひゃあ」
 大事なところに強烈な刺激を受けて、セシリアは大きく跳ねた。必死に抗おうと
腰を動かすが、四肢を拘束されていてはどうすることもできない。
 少女の無意味な抵抗を愉しむかのように、下着の中に侵入した触手は、分泌液を
垂れ流しながら、もぞもぞと彼女の秘所の表面を這いずり回る。
「あああぅ…… いやああ、やあ、もう…… やめてえええ」
 おぞましい触手の粘膜が、薄い陰毛と擦り合わせれて卑猥な音が奏でられ、
少女は悲痛そのものの叫び声をあげ続けた。
318302:04/09/20 12:54:52 ID:XV2ts+eb
>>297の続きをUPしました。

漂流教室は専用スレまであったのですね。昨夜始めて気づいていたり。
リレー小説はまとめるのが大変かと思いますが、是非とも頑張ってください。
リデルを書かれている方も、続きをとても楽しみにしております。
319名無しさん@ピンキー:04/09/20 13:36:42 ID:Ahx20i0Y
>>318
更新お疲れ様です。
とても良かったです。
今後とも続きをお願いします。
320名無しさん@ピンキー:04/09/20 17:53:40 ID:n5LlPfuM
プリンセスセシリア、リデル、漂流と3つも同時に読めるとはかなりお得なスレになりまいたね。
>>309 十分エロシーンの尺はあると思いますよ。自分も尺が短くて困っております。
 悪女が責められるのは萌えます。
>>318
次女のルナやメイドさんたちはどうなったのか、期待していいですか。
321リデル---4:04/09/20 23:57:19 ID:R2u2hHEI
>>282>>289>>305 の続きの
似非ファンタジー触手バトル ボク女/微グロ(痛み/血)/窄乳?/
(将来的には孕ませ(確定)暴力表現アリ←かも)皆様に深く深く感謝しつつ

「く……ゥんッ、ぅふあ、ふあ……」
リデルの腹の中で別れた触手の細さはもう1mm以下にもなっていた。
それが誰にも汚されたことのない直腸を――おそらく少女は一生こんな
用途に気づきさえしなかったろう器官を弄りまわしているのだ。
細いそうめん状になった触手がなめらかな内部をなぞり、擦りあげ、
擽る。擽り微かに震える赤い粘膜に媚薬を注入する。
入りこんだものが細いだけに異物感や痛みよりも快楽が強くリデルを襲った。
他の魔術師でもこんな場所を攻撃する物はいなかった。魔力を吸い取る効率の良い
場所は性器だからだ。だから、今リデルは初めての感覚に背を大きく後ろに撓らせ、
黒い短い髪を振り乱して、身悶えていた。クチュ、クチュと小さな窄まりから
淫液が垂れる。その窄まりが開かれておらず、美しいままなのが逆に残酷だった。
「ぁうッ、あ、……おなか、おなか何、ボクの体なのに、なのに、ひ、ゃああ!」
ギシッギシッと細いロープ状の触手に拘束された腕が軋みを上げる程、
大きく身を揺らす。粘着質な音と骨の軋みの間に、スーディの笑い声が
妙に涼しく響いた。血を流しながらも魔女は薄い唇に残酷な笑みを浮かべていた。
「男勝りの顔をしてアナル好き……なんて、とんだ…女……ふ、あ、
 ヴァギナの処女も、アナルの処女も私に奪われて――
 村を壊した……魔女に、犯されて、どんな……気持…ち……ふふっ……」
「く、ゃだ、ちくしょ……ぉ、あぐ、あッ!!」
「あんまりのたうつと、前のコが悦ぶ…わ」
リデルから魔力を吸い取っているのだろうか。リデルの膣に突き刺さった触手が
太さを増し――暴れるリデルの体の締め付けを心地よいと感じてか、
グイグイと体を前後に揺すり始めた。
322リデル---4:04/09/20 23:57:45 ID:R2u2hHEI
「ふぁああッ、ああッ、あッ! 前と、後ろッ……やだ、こんなの、ぎ――!」
既にリデルの意志は完全に無視されてるといってよい。突き刺さった太い触手にとって
リデルは自慰の道具。自分を包む熱い肉隗。暴れれば暴れる程あちこちが擦られ、
苦しさに身を捩れば締め付けと感じられ。
「ぁぐ、あ、あぁんッ、あんッ、あんッ……!!」
よがり狂うリデルの顔は既に雌のもの。闊達な少女の面影は薄く、瞳に
淫蕩な色が浮かびはじめている。だらだらと涎を流し、閉じることも
できない唇に、乳首を突きまわしていた触手がずるりと這い上がり、
歯列をなぞりながら口腔に侵入した。
「ぁ―――くぁ、あああんッ!!」
直腸内でブワッと触手が一気に広がる。大きく圧迫された直腸は膣内を体内から
押し――膣の内壁がグイ!と差し込まれたズ太い触手に押し付けられる。
「ぁふ、ふああ、ぁ・ぐ――ボク…、ボ…ク…の、からだ…こわれ
 こわれ、太いの、だめ、ふあ、ふああああ」
グチュッ……グチュッ…… 音の度に太い杭のような触手がリデルの足を無理矢理開き
骨盤を軋ませ淫液をタレながしながら奥に分け入り――グジュッ!と強い音がしたと同時、
リデルの子宮口が開かれた。
「ひぐああ、アああ、ぁ――ッ!!!」
ずぶ――と子供の為の部屋を異形が突く。リデルは目を大きく見開き、
爪先まで反りかえらせ、硬直した。グジュ・グジュ……軟体の魔物は
リデルの子宮の奥までも犯そうと侵入を止めず、
「うぁ、アア、奥、おなか、おなかがあ、ア、ぁが、ぁ……ん、ぐ――」
そこさえ快楽の場に変えようと、先端の口を開き、
催淫作用のある排泄物を、思いきり中で撒き散らした。
「ぅああ、ア、ああ、ぁんッ! ぃ、いっちゃう、やだ、
 やだやだやだ、やだよ、やだ、許してぇ、ぁ、イくッ、イく、んぁあああ――!!!」
無理矢理の絶頂。細身の躯に腹を薄らと膨らませたリデルは、
大きく身を跳ねさせるとぐたりと頭を垂れた。
323リデル---4:04/09/20 23:58:43 ID:R2u2hHEI
「ふ――あ、ぁぐ……、ふ……ぅふふ――」
二匹目の蟲の半分をだらりと両足の間から垂れさせたスーディは、その景色に満足そうに
笑った。自分を憎む相手が自分の使い魔――手足にいいように犯され、
快楽に堕ちたのは悦。たとえ己の身をたえようのない痛みと逃れようのない快感に
犯されていても。
「痛く……して、勝っ…た気になる…なん、て、子供…だわ、
 本当の――屈辱は、快楽の中にこそ」
ふふ……と己も頬を赤く染めながら、スーディは笑う。
足の間から垂れた蟲。リデルがのたうってから動きを半ばでとめたものの、
半ばなのが余計悪かった。蟲の性質か、この蟲は止まれば団子虫のように
体を丸めようとし、結果、表面に生えた剛毛でスーディの白い足と衣服、
股間を傷つけるのだ。既に下半身を覆う布はずたずたに裂かれ、
布のカケラを纏っているようなもの。そして、敏感な肉芽は皮さえひきさかれ、
ピンクの中身を虫の剛毛に晒して。
「ぁふッ――ぐ、あッ……んぐ、んあ!!」
ちく、と刺された場所から血が流れる。明らかに痛み。なのに快楽と錯覚したような
声が落ちる。スーディもまたリデルの媚薬に犯されいる。
「ん、ぐッ……うあ、あッ―― 落ちなさい、蟲ケラッ……あ、うふあああ」
掌で小さく魔力が弾けるが呪文となるほどの集中力がない。
リデルの消耗を待つしか手はないのか。
褐色の少女は銀の触手に両手を取られ、大地から生えたような太い杭に
膣を串刺しにされ、今はアナルさえ魔の手によって犯され、
ただ喘ぎ声を上げている。
「間も――ない、わ…、あぁ…あ、あぐ――!」
四肢を拘束されたままスーディが身を捩り、触手の力が緩んだのか
体が前に傾ぐ。まるで尻を空に向かいつきだすように。さらりと靡くはずの
銀髪も今は蟲が手足を絡め、すき放題に白い排泄物を吐き出して
見る影もなく顔や唇にはりついている。
「ぁん……アッ――、あ…」
ぽた、と股間や胸から血が地面に落ちる。その時だった。
324リデル---4:04/09/20 23:59:37 ID:R2u2hHEI
乳首の異常に肥大化した胸に張り付いていた蟲が
苦しげに身を震わせた。毛むくじゃらの全身が悶え、豊かな乳房に細かな
キズを残す。
「ッく――! ぁ、ぐ……」
悶えるがさっきもあった痛みだ、そう思ったが、違う。
乳首に差し込まれたままの針が左右、前後に揺れ、
痛みと快感が入り混じった感覚がスーディを襲う。
「あんッ、あ、あぁあんッ、ア――、消え……消え…るッ……!」
張れ上がった赤い乳首が芋虫のように動く。ブルブル、ブルブルと震え――
ついに一匹の蟲がはじけ飛んで消滅し。同時。
「―――ぁああんッ、アァアアアアッ!!」
その衝撃。そして乳首内部での針の破壊。プチュッ……と音をたて、
淫蟲の白い排泄物と媚薬が、乳汁のようにスーディの胸からはじけとんだ。
「ひああ、あ、私の――胸、ぁ、いやよ、いやぁあああああ!!」
魔女に神々の領分たる出産の習慣は、なく。母性は忌むべきもの。
そんな、自分の胸から。液体が吹き出る。あんな、母乳のように。
おぞましい光景にスーディが嫌々をするように頭を打ち振る。
が、また乳首がぶるんとしなり――毛むくじゃらの蟲が消える代わりに乳のように
白い液が赤い先端や乳首のあちこちにあけられた穴から噴き出す。
それは排泄や射精の感覚に似ていた。
「いや、いや、こんなのいやああ、ぁん、んぁああぁぁ」
プチュッ!プチュッ! 
たわわなスーディの胸の、大きな乳首から白い液が飛ぶ。
幾ら白い液を絞りだしても一度親指ほどに膨れ上がった乳首がしぼむことはなかった。
「なんで、なんでこんなの、ぁッ、あんッ……押しちゃ…イヤあああ」
消滅前の蟲が苦しげに胸の上で暴れまわり、豊満な胸はぐにぐにと形を変えた。
蟲が消滅しないでも、それだけでどぼどぼと乳首の先から白濁液が噴出す。
液体の量は夥しく、スーディの白い肌を汚し、下肢をぬらす血と混じりあい、
ピンク色のいちごミルクになって、足許に溜まった。
325リデル---4:04/09/21 00:00:13 ID:scas8YwA
「こんなの、違、いやよ、ひぁッ、あ、もう、消えないで、
 胸刺してていいからぁあ、乳首刺していいからぁ……ああ、やめ、やめて、
 あん、ふああ、私の胸、胸ぇええ……」
狂乱したように喉を震わせ。乳首から白い液を飛ばしながら、
ビクッビクッ……とスーディは身を震わせ――達していた。
また蟲が弾ける。プチュッ!と白い液が弧を描いて乳房から飛び散った。

なん…なの……?
悲鳴に似たスーディの声に、リデルの意識がのろのろと戻る。
見たのは使い魔の消滅を示す魔力振動に包まれながら、
胸から白液を飛ばし、身悶える憎い魔女の姿。
――血に濡れた彼女の股間が小さく光るのは、リデルの使い魔が達したスーディから
魔力を吸い取った証。だからこうして、リデルも我に返る事が出来た。
今しか――ないッ……!
今も直腸内で細かな触手が暴れまわり、足が千切れてしまいそうな程、
太いものがボクを貫いてる。でも。今しか、もう。
グッとリデルは唇を噛んだ。ちりぢりになりそうな意識を一点に集める。
「ま……だ、実験中、だけ、ど……」
ビクビクッと背が震える。子宮の中で暴れまわる触手の動きが
とかされた衣装の下、見える。
「ふ……どうせ、アンタに食らわす為に覚え…た、ぁん、覚えた…のよ――」
リデルはブルブルと震える指で空に印を切った。
涙に濡れた瞼を閉じる。
魔力集中――呪文詠唱――解放!!
リデルの足許にあった本体、赤黒い塊がグ!!!と跳ね、
空でおぞましいタコの足に姿を変えた。一つ一つの吸盤が盛り上がり、
先端はくねくねと動いていたが、スーディに向ううちに丸まり、
大の男の拳以上の大きさとなる。
326リデル---4:04/09/21 00:02:37 ID:scas8YwA

「ぃや、あ、あふ、あう!」
跳ね回る胸に視線を奪われていたスーディは眼前にくるまで触手に気づかず、
そのグロテスクな姿を見るなり、大きく目を見開いた。
「ぃやああああああッ――!!」
グボゴォッ…… 股間でもがいていたもう一匹の蟲を巻き込んで、
拳がスーディの膣内に押し入った。切り刻まれ血を流していた花びらは
前後に裂け――更に太い触手を受け入れるべく左右に開かれる。
「ァ、ア!!……あ――ぐッ、ひ、あ……! あ、ん――」
長いタワシ状の生き物を二つ、膣内に押し込まれ、その上で大の男の太股ほどもある
触手が小さな膣口を開く。白い太股は恥かしい程に開かれ――それでも
足りないというのか、足首を捕らえる触手にグイと無残に脚は引かれた。
「ぁっ、ぁう、ウ。千切れ、千切れるぅ……無理、よ、あ、ぐ――痛ぁあああ!!」
ス―ディの陰唇は最早巻き込まれて形状は見えず、ただ脚の間に
大きくグロテスクな触手を受け入れる穴があるだけである。
遠目から見れば、四つん這いになった彼女の白い尻に、
あまりに太い、赤黒い尾が生えているようだ。その尾はぶちゅぶちゅと
醜い液体を出しながら、彼女の体に入りこもうとしている。
膣内をぐりぐりと吸盤のある触手が圧迫する。
先に入っていた蟲のタワシ状の剛毛が膣壁を傷つけ、
ソコに媚薬効果のある淫液がたっぷりと染み渡る。それでも、痛い。
「太…すぎ、いやよ、太すぎ、いやぁ、擦れるッ、
 痛いの、痛いのぉお、ぅあ、だめ、だめぇ!! 来ないでぇえ!」
内部から腹を裂くように、剛毛の蟲が膣内で拳に押され暴れ狂う。
327リデル---4:04/09/21 00:06:28 ID:scas8YwA
クチュッ、と向き身のクリトリスが、
触手の吸盤に引き寄せられ、一緒に中に巻き込まれようとする。
「ひッ……んあ、んぁああッ、ソレだめぇ、だめ、あう、あッ…ぁああん、
 あん、そこ、らめ、ひ、すごい、イく、イくぅううぅ!」
ビクビクっと魚のようにスーディの身が跳ねた。乳房からまだ散る白液。
その声も、顔も。もうあの魔女の冷たさは残っていなかった。
スーディはあまりに強すぎた。こんな酷い仕打ちを受ける程
追い込まれることなど、一度もなかった。
「痛いッ、痛いのぉ、痛い、うああ、あ、イくぅ、
 れも、れもイく、イく、イィ、いぁ、あぁあ、ぃくゥッ…!!」
こんな、
傷つけられた膣が裂けてなお貫かれる痛みなど、
体を内部から裂かれなおも屹立を突き立てられる屈辱など、
ただの人形のように触手の上で震え泣き叫ぶ惨めさなど、
――銀の魔女は、知らない。知らなかった。
「ざまあ、み……ろ」
ククッと魔性の顔で、リデルが笑った。


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>>310 孕ませますー! 異形の子を孕むネタは大好きです。
>>311>>318 あああ、その一言がスゲエ嬉しいです!
>>320 今回は意識して尺を伸ばしてみました。というより
大好きな窄乳シチュだったので伸びただけじゃん……_| ̄|○
次回孕ませ+EDです(予定)

毎回駄文で場所をお借りして申し訳ありません。
読んでくださる皆様本当に本当にありがとうございます。
328名無しさん@ピンキー:04/09/21 00:54:55 ID:scas8YwA
>>318
専用スレ読みながら憧れています。
>>277の田所さんのお話の続きがとても楽しみです。ノシ
出だしのテンポ良さや会話が凄く好きです。猫埋めるところで
言葉すくなになる辺りとか。
田所さん、セシリアのキャラは凄く魅力的で
可愛いキャラをかきたいという欲が出てきた私には眩しいッス。
329名無しさん@ピンキー:04/09/21 10:09:55 ID:xhWl+l4O
>>328
>専用スレ読みながら憧れています。
禿同、私もそうなんです。
なんか皆さんのびのびとアイデアの出し合いや思いついたネタを書いたりしているようで、
私もなんか読んでいるうちに刺激されるというかSSは書いた事が無いのに「なんか漂流女子で一本書いてみたいな」という気分になったりするのです。
330漂流女子高校 花園と若葉:04/09/21 11:59:33 ID:LYcJHZK3
 世の中美男美女ばかりじゃない。むしろお前がプリクラに載るのかと突っ込みたくなる
ぐらい醜い外見の人間が幾人も集まって社会はできている。つまり、ブスは美人を助けて
いるのだ。
 私立海の花女学園。「ごきげんよう」もマリア様もないとはいえ、指定の制服着用が義
務付けられているこの学園で、唯一例外を認めれている部がある。相撲部だ。
 朝六時に近くの公園で相撲部の女子はジャージ姿で集合し、その巨体を揺らしてジョギ
ングをしながら登校する。正門の半分近くを取る馬鹿でかい部員が残す足跡の溝は時に三
センチ以上に及び、大雨の時など部員の走った道が雨の通り道となる。
 彼女達の奇声は高く低い。「ハナチュー、セイ!」「オウ!」「セイ!」「オウ!」
「パンティー!」「いらない!」「褌!」「一枚ッ!」「褌!」「一枚ッ!」「ハナチュ
ー、セイ!」「オウ!」「セイ!」「オウ!」「オオオオ、ハナチュー!」
 ソプラノからアルト、テノール、バスまで様々な声が雄たけびをあげ学園外を周回して
朝錬が始まる。
 部の成績は一昨年が団体で全国3位。去年が2位と、めざましいかった。部員それぞれ
が実力者だったが、中でも飛びぬけていかつい顔した女子がいた。花園薫だ。
 なお、これは本名ではない。「花園さんに似てるよね」という呟きが学園中に広まって、
そのあだ名がついたに過ぎない。本名は誰も知らない。誰も訊けない。「制服はお持ちな
のかしら?」などと聞こうものなら「どすこーい」と張り手を受けて失神するだろう。訊
けたとしても、張り手のショックで記憶が飛ぶ事うけあいだ。
 そんな花園薫、実は困っていた。学園が異世界に飛んでから腹が減って減って仕方がな
いのだ。
 花園はいつもの習慣で朝錬を終えた後で、目の前の僅かな食事にため息をついた。ご飯
がお椀一杯。たくあんと味噌汁。味噌汁の中には茄子が二切れ。いつもの一回分の食事の
五分の一にも満たない。花園は陶器のお箸を両手に持ってお茶碗を叩いた。
 ちゃん、ちゃん、と音が鳴った。
「ちゃんこ食いたいどごすえ」
「だーな」
 隣の仲間も同様の顔をしていた。腹が減って仕事もままならない。このままでは死んで
しまう。
「若葉」
331名無しさん@ピンキー:04/09/21 12:00:21 ID:LYcJHZK3
「んん?」
 花園は隣の若葉に問うた。「あんた、このままここで痩せていっていいと思ってるん?
 死ぬぜ。二週間で死ぬ」
「……」
 花園の口調は真剣だった。若葉も思わずごくりとつばを飲み込む。死ぬ。たかだか二週
間で死んでしまう。確かにこの空腹はありえない。このまま生きられるはずがない。
「どうする?」
 若葉は問いかけた。
「出よう。もう耐えられない」
「ん」
 即決だった。二人は立ち上がり、職員室の先生に事情を説明した。腹が減って仕方がな
いのに学校は何もしてくれない。ならば自分たちで生きる、と。先生はあまりの話にあっ
けに取られ、「確かに今まで通りの食事は提供できないけれど」と断ったうえで、外の世
界は危険だと口を酸っぱくしていった。
「望むところです」
 二人は言ってのけた。「かの師匠は熊に勝ったといいます。私たちだって熊に勝たなく
ちゃ」「んだ。化け物食って、あまったら持ってくるから先生」
「……」
 化け物だって食べられる、とは考えもしなかった先生は口をぽかんと開けて、「本気な
の?」と言った。
「勿論」
「ならばこうしましょう。貴方たちに外出許可を与えます。でも危険だったら帰ってきな
さい。あと、外の状況をメモして簡単な地図を作って、あとで教えてくれるかしら」
「お安い御用です。それだけでいいのですか」
「校長先生に、出る事を言っておいて」
「分かりました」
 二人は校長先生に会い、事情を説明した。校長は眩しそうに二人を眺めた。
「本学園でも指折りの実力者を養えないというのが、情けないです。貴方たちさえいれば
怪物も簡単に倒せるかもしれないのにね」
 二人も微笑んだ。「しかたねーです。メシがなければうちら役立たずですから。メシ食
332名無しさん@ピンキー:04/09/21 12:05:20 ID:LYcJHZK3
って考えます」
「……なるほど、分かりました。いつでも帰ってきなさい。歓迎しますよ」
「ウォッス!」
 こうして花園と若葉は学園を去った。もし二人がいればかなりの淫獣が食料に変わった
だろう。だがそうだとしても、淫獣を毛嫌いする大多数の生徒が貴重なそれを食べないだ
ろうことは、今更言うまでもない。



……えっと、エロなしです。
333名無しさん@ピンキー:04/09/21 14:01:48 ID:L1uR3z0R
>>328.329
ぜひ書いてください、ここは皆で書いたり、読んだりして楽しむ所ですから気軽にきてください。
もちろん「漂流女子高」以外の作品も全然OKです。

リデルの作者さん、駄文なんてとんでもないですよ。
凄く良いです、毎回たのしんで読んでます。
次のラストの話も楽しみにまってます!

「花園と若葉」も面白かったです。
女子高にスモウ部とは奇抜なアイデアだな〜、と思いました。
「ちゃんこ食いたいどごすえ」で笑った。
一応これで終りなんですよね? でも、また出てきそう…女学生や幼兄妹のピンチの時とかに!
334名無しさん@ピンキー:04/09/21 19:14:42 ID:T5u4esn5
>>330
京極夏彦のどすこいが凄い勢いで頭をよぎったw
こういうサイドストーリーも楽しいね。
こういうのもある話の空気って自分は好きだ。
335名無しさん@ピンキー:04/09/21 19:23:29 ID:GcSrMlRn
花園ちゃん出てきて欲しいけど、出たとたん一気に空気がオモシロイ方向へ行ってしまいそうw
有る意味最終兵器?
336名無しさん@ピンキー:04/09/21 20:49:28 ID:XcWrxjDe
漂流教室をクロ高に変えてしまうキャラだ
337330:04/09/21 23:17:21 ID:LYcJHZK3
思いのほか好評ですね。よかったよかった。淫獣も「こいつらは狙わねえよな」というのを
出してみました。でもやりすぎるとエロさが吹き飛んでしまう諸刃の剣。
とっとと退場します。
338名無しさん@ピンキー:04/09/22 00:56:22 ID:yjsdIQD2
ってか逆に返り討ちっぽいw
グッジョバ!

>>321
━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!
次回も期待してます(*´∀`)
339○漂流女子高−接触(1-1):04/09/22 12:00:08 ID:3Vty7QgJ
※今回はエロシーンないです。
俺設定がかなり入ってたりしますんで、ヤバそうなら専用控え室の方で言って頂けると。



海の花女学園が異世界に転移してより二日目。転移時に発生した衝撃波が全てを吹き飛ばした跡に異界の化け物共が侵入し、生徒と接触し始めていた。
その数は少なく、ほとんどは生徒たちによって撃退されたが、一部の生徒が犯され、攫われ、あるいは恐慌を来たして逃げ出して、学園はパニックに陥っていた。
混乱がある程度収拾した後、生徒たちは学生寮に集められ、自治会による点呼が行われていた。失踪者の確認、紛れ込んでいた部外者の把握に追われ、
自治会のメンバーは三日目の朝になっても休む暇もなく働いていた。
二年生の自治会員である葛城涼子もせわしなく歩き回っていたが、一人の生徒を見つけると、仕事を中断して話しかけた。黒髪のショートカットの地味な少女だ。
340○漂流女子高−接触(1-2):04/09/22 12:00:27 ID:3Vty7QgJ
「木村さん?木村さん!」
「あ、葛城先輩」
話しかけられた生徒も、相手を確認すると駆け寄ってきた。名前は木村紀子。学内有数の有名人のルームメイトだった。
「ねえ木村さん、周防さんはいるかしら」
「実は…そのことなんですけど」
涼子の顔が絶望的に歪んだ。
「……いなくなったのね?」
「はい。荷物一式なくなってました。どうやら化け物騒ぎの直前に出て行ったみたいで……。気付くのが遅れました。
たぶん、先生方が混乱してるうちに抜け出して周りを調べに行ったんだと思うんですが」
涼子は頭をかきむしった。清楚な優等生風の彼女には似合わぬ仕草だが、目の前の紀子は気にした様子もない。どうやらこちらが素であるらしい。
「まったくあの子は!いつもいつも人の気も知らないでフラフラフラフラと……。それで、何かメッセージは?」
「『たぶん3日以内には戻る』だそうです。食料もそんなにたくさんは持ってないと思いますから、本当だと思いますよ」
「……あっきれた。バカは死ななきゃ直らないって本当なのかしら」
言って、一瞬顔をしかめた。軽く首を振ると、気を取り直したように喋り始める。
「じゃあ木村さん、周防さんから何か連絡があったら知らせてちょうだい。携帯電話も繋がらないようだし、連絡手段なんてあるのか分からないけれど」
「分かりました。帰ってきたら縛り上げておきますから、真っ先にお説教してあげてくださいね?」
にこ、と笑った紀子に釣られて涼子も苦笑した。
「お願いするわ。……私は仕事に戻るわね。点呼が済むまで部屋から出ないように。食事については後で連絡があるわ。それじゃあね」
「はい。先輩も、あまり根を詰めないでくださいね」
またも苦笑いして、涼子は立ち去った。
341○漂流女子高−接触(1-3):04/09/22 12:00:56 ID:3Vty7QgJ
部屋に戻った紀子は、制服のポケットからあるものを取り出した。それは、なんと小型のトランシーバーだった。
ルームメイトで先輩の周防春奈から持たされている「秘蔵アイテム」の一つである。普段は役立たずのこの装置が本当に役立つときが来ようとは思いもよらなかった。
紀子が春奈の不在に気付いたとき部屋は荒れ放題で、急いで出かけたらしいことが分かった。だから、そのうちこれを使って連絡してくるだろうと思っていたのである。
学生寮の喧騒が一段落したころ、唐突にトランシーバーの呼び出し音が鳴った。
ベッドに寝転がっていた紀子はがばっと跳ね起き、大急ぎでトランシーバーを手に取った。
「もしもし、春奈さん?」
「ハーイ紀子。元気?」
能天気そのものの声に緊張がすとんと抜け落ちた。さすがに疲れを隠せない口調で詰問する。
「今どこにいるんですか。葛城先輩、すごく心配してましたよ」
「あー、やっぱり?いやー、毎度毎度悪いねえ」
反省のかけらも感じさせない声で応じる。信じがたいことに、スピーカーからはバイクの排気音が聞こえた。
全寮制のこの学園で、わざわざ校則を犯して単車を保有する酔狂な生徒はこの春奈くらいのものである。それを本人以外で唯一知っている紀子は、
当然この少女の非常識ぶりもよく知っている。だから、大体次に春奈が何を言い出すか、大体予想は付いているのだ。
「今、学園から東にしばらく行ったところ。森を見付けたよ。こんな荒地からジャングルが見えるってのも妙な気分だねえ」
「春奈さん。調べに行くとか言わないで下さいよ」
「やだね紀子ちゃんてば。ここまで来て行かないわけないじゃないさ」
「……春奈さん。昨日、学園に化け物が来たんです」
さすがにスピーカーの向こうから緊張した気配が伝わってきた。
342○漂流女子高−接触(1-4):04/09/22 12:01:30 ID:3Vty7QgJ
畳み掛けるように紀子は言う。
「うちの生徒が何人も連れて行かれました。噂では、女の子を犯す化け物もいるらしいです。危険ですよ。」
「……そんなやつらは見なかった。連れて行かれたってことは行き違ったみたいだね。遠回りしてあちこち見てたからかな」
「止めて下さい春奈さん。調べに行くならこっちの準備が整ってから、数を揃えて行きましょう」
「冗談。それまで連れてかれた子が保つと思う?探して連れ帰ってくるわよ」
「……逆効果でしたか」
深い溜息を吐く。日頃春奈を相手にしていると、人より諦観が身に付いてしまうのだ。
紀子は、目撃された化け物の情報を、自分なりに判断した信憑性とともに春奈に伝えた。
「悪いね心配かけて。涼子ちゃんには黙っといてくれる?余計な気遣わせたくないから」
「だったらとっとと帰ってきてください」
ふん、と聞こえよがしに膨れてみせる。久々に本気で怒っているようだ。
「ごめんねー紀子、絶対3日以内に帰ってくるからさ」
「絶対ですよ。……それと、水道の循環系独立させるの、できたみたいです。今まで地下に流れてたみたいですね」
「ホラ言った通りだったでしょー!佐藤さんあとでビール一本オゴりだね」
「ちゃんと帰れたらの話ですけどね」
言って、口ごもった。状況は未だ不透明。帰り方どころか、ここがどこかすらさっぱり分からないのだ。
「……帰ってこなかったら呪ってやりますから」
「それってなんか逆じゃない?まあいいや。紀子の声聞いたら元気出たよ。電池もったいないから切るね。
あたしの机の引き出しに色々と道具が入れてあるからなんか来たら使いなさい。じゃ」
「あっ、ちょっと春奈さんっ」
またしても唐突に、通信は切れた。
343○漂流女子高−接触(1-5):04/09/22 12:01:50 ID:3Vty7QgJ
「さぁーってとぉー……」
バイクを降りた春奈はジャケットにジーパン、ブーツという服装だ。使いもしないものを意味もなく持っている悪癖も役立つことはあるらしい。
背中のナップザックとあちこちに着けたポシェットの中には、昨日の内に用意しておいた「秘密兵器」が入っている。
春奈の目の前には広大な熱帯雨林が広がっていた。もっとも、この異世界の森を分類するのにその言葉が正しいのかは分からないが。
「水場と食料が目的だったんだけどなあ……」
紀子の情報には、巨大な狒々の目撃談があった。他にも目の前の森林にいそうなモンスターの情報はある。ここに被害者がいることは、
充分にありうると思えた。逆に言えば、そういう化け物と遭遇する可能性も、である。
「とりあえず、行ってみますか」
森は深く、暗かった。
344名無しさん@ピンキー:04/09/22 12:07:32 ID:3Vty7QgJ
接触(1)でした。

次回は触手君出てきます。エロシーンまで行けるかどうか分かりませんが……。
今夜あたり上げられたらいいなあ。

>>327
リデルエロwwヘ√レvv~─(゚∀゚)wwヘ√レvv~─ス !!!!
おにゃにょこ同士の触手バトルってのは初めて見るパターンですな。良き哉。
続編もきぼんしてみますよ。メイドさん!ヽ(゚∀゚)ノ メイドさん!ヽ(゚∀゚)ノ
345名無しさん@ピンキー:04/09/22 15:23:27 ID:lAIw4mTO
>>339さん、乙です。
俺設定を気にしているようでしたが、全然問題ないですよ。
春奈も良いキャラしてるなぁ 俺、こんな娘スキだよ!
続きを楽しみに待っています。
346ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:15:49 ID:jxOWD9qe
カンパリ皇国東部、ラキテの森。
その中の沼地に女の声と水音が響く
「あぁ、も、もう、やめて…」
「ぁ、助け、て」
「……んっ」
声を上げているのはおよそ10人、沼から出ている触手によって
空中に掲げられ、体中を嬲られている。
女達の周りには純白の鎧、カンパリ皇国内で近衛騎士団と並ぶ精鋭、
天翼騎士団の証が散らばっている。
この騎士団は太陽神オラインの加護を得られる処女の女性で構成されており、
今回の戦争では切り札として東部にある皇国最大の砦、レラインで待機していた。
しかし、待機している間に情勢はあっという間に変わり、今や魔族は
目と鼻の先にいるという状態になってしまった。
この現状を打破すべく天翼騎士団長、フィナ・パーレイは騎士団の凡そ三分の二を
率いて、移動中の魔族軍の後背を突ける事ができるラキテの森に足を進めた。
結果は惨憺たるものになった。
騎士団が沼地に入ったとたん、足元から触手が現れ一人の団員を捕らえたのである。
この触手の持ち主、クォロルンという生物が男女に関係なく人を食らうことを知っていた
フィナは団員を助けようとするも他のクォロルンに捕まってしまった。
ここに至って、フィナは作戦の失敗を悟り、クォロルンが器用に鎧を外していくのに
抵抗しつつも副団長、ミラナに撤退命令を下した。
命令を聞けないとする彼女に対し、ここでの騒ぎは恐らく既に魔族に伝わっており、
このままでは全員の危機になると、再び撤退を命令。
ミラナは苦しげに了解の意を告げると騎士団を率いて砦へと退いた。
347ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:16:47 ID:jxOWD9qe
その最中にも幾人かの団員が捕らえられ、鎧を剥かれていった。
「おのれ、怪物が、我等を加護するオライぐっ」
呪文を唱え、この状態から脱しようとしたフィナではあったが、
それも口に触手を差し込まれることで阻止された。
「んぶ、ぐっ、んんん」
ならばと、噛み切ろうとしても触手は奇妙な弾力をもってそれを返した。
(おのれ、こんな所で私は死ぬのか!)
このまま喰われるという事に対し、恐怖ではなく怒りを感じるが、
フィナはそこでこの怪物に関するもう一つの情報を思い出していた。
あれは確か、まだ一介の騎士として修行中だった頃、座学で学んだことである。

クォロルン 魔獣
2メートルほどの球体で中央に口があり、無数の触手を持つ。
人間及び亜人間を好んで襲う。
得物の肉を美味く味わうために触手によって男女関係なく何度も絶頂に追いやり
失神し、余計な力が抜けた状態にしてから食らう。
この特性のため魔族、人間両者から発見しだい狩られており現在では絶滅寸前と思われる。

フィナはそれを思い出すと喰われる事にではなく、
犯され太陽神の加護を失い、騎士の誇りが地に落ちることに恐怖した。
「んー、ぐが、あ゛、ぐっ」
そう思っていた傍らで既に事は開始されていた。
最初に捕らえられていた騎士が、入念な前戯を受け、とうとう
その秘所に触手を突き立てられていた。
348ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:17:08 ID:jxOWD9qe
「あ、あぁ、力が」
どこで騎士が加護を失ったか感じたが不明だが、
怪物は口を塞いでいた触手を抜き取るとそれも騎士の肢体を
嬲る事に加えた。
「いやっ、痛い、抜いて、抜いてっー!」
破瓜の痛みに、騎士は暴れるが、四足をつかまれ、空に浮かべられては
対した力も出ない、何より既にその身はただの少女と同じなのである。
「ひっ!やめ…くぅあーッ!」
「あああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!」
「いやああぁぁぁっ!」
「や…あっ…いやぁぁぁぁ!」
「くあぁっ!」
それが引き金になったかのように他の触手も騎士たちを貫いていく。
フィナは戦場で震える事のなかった体が震えている事に気づいた。
そして股間に触手が宛がわれた瞬間、それは頂点に達した。
プシャァアアアという音ともに彼女は失禁していた。
(いや!止まって!止まってぇぇぇ!)
口を塞がれているために、心の中で静止させようとするものの
尿は止まる事がないかのように迸る。
これを頃合良しと判じたのか、後輩達のそばで失禁し混乱している
フィナの秘所に触手は勢いよく挿入された。
「んむぅっ、むぅ、んんんぅ!」
349ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:18:18 ID:jxOWD9qe
触手が全員を貫いて二時間位したころか、
意識が朦朧とし視界が霞む中でフイナは、
魔族と思われる一団がこちらを見ているのに気づいた。
(いっそ、殺してくれ)
この二時間の間彼女達はクォロルンに陵辱の限りを尽くされていた。
処女を奪われ、不浄の場所とされていたアナルも貫かれ、何度も絶頂に追いやれた。
それでも意識があるものは嬲られるのをやめられる事はなかった。
今、かろうじて意識を保っているのはフィナだけであり、彼女が意識を失ったその時こそ
全員が食われるときだろう、その事を感じて、これまで何と立ち止まってきたが、
フィナも限界だった。
視界に映る魔族の兵は弓を引き絞りこちらに狙いをつけている。
卑しい魔獣に食われる位ならば、敵に打たれたほうがいい。
磨耗した精神はそこまで考えるようになっていた。
空を切る音とともに矢が放たれフィナに向かう。
そこでフィナの意識は安堵とともに途切れた。

フィナが次に目を覚ますと、狼がこちらを覗きこんでいた。
(ああ、やはり私は地獄に落ちたのだな)
仲間を危機に追いやり、処女を失い、
神を裏切った自分はそうなるのが当然とフィナは考えた。
「おい、起きたぞ!」
狼、いや狼の頭に人の体をしたものは、大声を上げ頭を巡らせた。
フィナの知識の中ではそれは狼人と呼ばれる魔族の一種族である。
350ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:19:18 ID:jxOWD9qe

「どう、いうこと、だ」
「あぁ、こらこら、起きるな、まだ本調子じゃあるまい、ちなみに
 どういうことかって言うと、あんたらは保護されたんだ、今はそれだけ
 覚えておいて寝ろ」
起きようとした体を強引に押されフィナは、そこで自分が天幕の中で
寝床にいることに気づいた。
「私の部下は…」
「無事だ、全員無事、さっさと寝ろ」
部下が無事でいる、この狼人の虚偽かもしれないが、
それはフィナの心を幾ばくか安心させ、気が抜けたのか
フィナは再び意識を失った。





皆さんこんにちは、私はヘルメス王国軍カンパリ皇国方面攻略軍
中央軍集団所属、ペテロ師団長バックベアード種のジョン・ライナー大佐
副官のダークエルフのミナです。
何とか食べられる前に私達によって救助された騎士団の皆様。
ところがどっこい、体はぼろぼろ、これを治療すべく、
アルラウネのお姉さん方の触手に含まれる成分で治療すことにしたウチの団長。
本当に下心ないんでしょうね?
351ふぁんたじーな方向でー:04/09/22 18:24:08 ID:jxOWD9qe
というわけで題名不確定『ふぁんたじーな方向でー』第一話でしたー。
エロ分少ないよー俺ー。
リデルエロい、触手バトルはどんどんやってほしいなー
教室もキャラが増えてきて今後が楽しみでしかたないです。
352名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:07:04 ID:en9qzcyJ
ジョン・ライナー大佐 、自分は結構楽しめました。
是非とも続きをお願いします。
353漂流女子学園 〜田所紗里奈02〜:04/09/22 22:32:41 ID:nrH146jU
 その後、私と彼は裏山を歩き続けた。
 放課後まで財布はあった。帰りに購買でシャーペンの芯を買ったから間違い
ない。帰り道から今までの間で落としたようだが、どう帰ってきたのか訊かれ
て困った。直なら一分しかかからない距離を遠回りし、何十分もかけて裏山の
洞穴に辿り着いたのだ。
「百二十円ぽっちしか入ってないんだろ? いいじゃん別に、諦めろよ」
「絶対に嫌。死んでも探す」
 私の断固とした口調に彼はため息をついた。
 百二十円は十歩譲ってどうでもいいとして、財布と、なにより小銭入れの中
に入っていた金の指輪が痛手だった。
 母から貰った金の指輪は、王冠とハートと両手でできている。リング状の両
手がハートマークを形作り、その中に王冠を被ったハートが収まっていた。寮
ではいつもつけていたが、学校に行く前に財布の中にしまっていた。それが裏目に出た。
 私が「大切なものなの」というと、彼は不平も言わず一緒に探してくれた。

 一時間以上歩き回っても見つからなかった。夕陽が地平線に落ちて、夜の帳
が森を覆う。時刻は七時過ぎ。辺りは暗くなり、月の光だけでは見つけようが
なくなっていた。
「もういいよ。後は私が探すから」
「いや、付き合うよ。絶対に見つけるんだろ?」
 汗だくになっても歩く私たち。彼は疲れの色を見せなかった。
「でも悪いよ。家の人が心配するよ?」
 彼は目を丸くして、私のおでこを左手の親指で軽く突いた。彼に押されて足
元をふらつかせてしまう私。「ちょ、ちょっと。何よ!」
 両足でふんばって、彼を睨みつける。
「お前の方が心配するだろ。一応良家のお嬢様なんだろ? ケータイで連絡しろよ」
 寮の門限は九時だった。事前に連絡しないとペナルティーが発生するが、私
は携帯を持っていなかった。
「……ないよ、ケータイ」
 普段なくても生きていけると言い張ってきたが、コンプレックスも感じてき
354名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:33:44 ID:nrH146jU
た。ケータイがあったらとても便利だろうし、ぴこぴこゲームを楽しみたい時もある。
 途端に彼は「ダサッ!」と言ってにやりと笑う。
「くっ、うるさいわね。他人の経済状況に文句言わないでよ」
「悪い。実は俺もケータイ持ってないんだ。だから仲間だな」
 人を馬鹿にしておいて自分も持っていないとはどういうことだろう。私は
「ダサッ!!」と大声で言い返した。彼は笑った。
「ま、持ってたってここ電波悪いし繋がらないけどな」
 彼はくっくと笑った。私も笑ってしまった。
「同士よ」
 彼が高らかに声をあげ、両手を宙にオペラ歌手のように滑らかに広げた。
「何よ」
「ケータイレス友達なんて初めてだ。よろしくな」
 彼が白い歯を見せつつ右手を差し出してきた。握手したいようだ。私はその
手をバチッとはたいて「よろしく」と半目開きでいった。
 彼がぎゃっはっはと爆笑した。小馬鹿にしたはずが彼を喜ばせたようだ。悔しい。
 彼が急に笑うのをやめ、物思いにふけった。
「お前さ……鞄、調べたか?」
「ん? 調べた、と思うけど」
「もう一度調べてみろよ。念のためな」
「う、うん」
 私はその場にお尻をついて両膝を曲げて女の子座りをした。
 鞄の留め金を外し、中に手を突っ込んで教科書、ノートを取り出してゆく。
鞄の左側に積みあがってゆく教科書たち。逆に鞄の中は空いてゆく。暗闇の中、
右手が柔らかい皮に触れた。手に納まる皮製の財布が鞄から出てきた。月の光
で財布が茶色と判別できる。間違いなく私の財布だった。
「あった」
 隣で忍び笑いが聞こえてくる。私は脱力して背中から大地に倒れた。背中に
掛かる軽い衝撃と、草の湿った匂い。沢山の虫があちこちで鳴いている。
「はぁ〜〜」
 腹に力を入れて上体を起こし、右手の財布を広げる。三つ折りの財布の、小
355名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:35:14 ID:nrH146jU
銭入れをぱちんと開ける。五十円玉二枚と十円玉二枚、そして金の指輪が入っていた。
「どぉ〜〜」
 雑草生い茂る大地に、再び倒れこむ。彼は隣で爆笑している。月が煌々と光
る裏山で私が吐くため息は、彼の笑い声でかき消えた。
「そこの少年、黙りなさい」
 彼の「ひぃ〜、ひぃ〜」と苦しそうに呼吸する様が実に哀れだ。下らない人
間は瑣末な事で笑う。汗びっしょりの制服を着たまま、私は月を見上げる。
 綺麗だ。空を漂う幾層の雲が、ゆっくりと風に吹かれて流れていく。雲さえ
なければ満点の星空が見えたが、これはこれで美しい。
「ねえ少年」
 隣の彼は「はひぃ、はひぃ」と相変わらずのたうち回っているが、気にせず
問いかけた。
「君は実に下らない事におかしさを感じてるようだけど、空を御覧なさい。月
が綺麗でしょう?」
「駄目駄目だよなぁお前」
「人間がどんなに下らない抗争を続けようと、太陽は沈み、月は輝くものよ。
だからあなたもその馬鹿笑いはとっととやめて、落ち着きなさい」
 つとめて冷静に語りかける。やっと彼も笑うのをやめてくれた。
「お前さ、実は馬鹿なのな」
 ぐさりと来る事を平然という。
「うるさいわねぇ」
「間抜けでお茶目だよ」
「……」
「ま、見つかってよかったな」
「うん」
 彼が立ち上がり、私の元まで歩いてきて左手を差し出してくれる。私はその
手を掴み、彼の腕の力で一気に立ち上がった。
「ありがとう」
 感謝の言葉が簡単に出た。彼は「おうっ」と小さな声で返事をした。
「ごめん。悪かったわ」
356名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:36:55 ID:nrH146jU
「そんな事もあるさ。よかったじゃんか」
「うん……あ」
 私はその時になって、彼の名前を聞いてない事に気がついた。
「貴方、なんて名前?」
「言ってなかったっけか。広島雄人。広島県の広島に雄のゆう、人のひと」
「広島君ね」
「ばっ、やめろよッ! 広島とか、雄人でいいよ」
 『広島くん』がやけに取り乱していたので、今後は広島君及び雄人くんと呼ぶ事にする。
「ゆーとくんは、何年生なの?」
「ぐっ」彼は絶句し、低い声で「高一だよ。お前も高一だろ?」といった。
 私は膝を折ってよろける。「違います。高三です」こちらも低い声を出した。
 彼は目をしばたたかせて「マジで? 二個上? ……紗里奈。お前優位に立
ちたいからってサバ読むなよ。見苦しいぜ」
 そういって私の肩をぽんぽんと叩く広島。こいつ何歳か知らないが非常にむかつく。
「広島」
 私が憤怒の形相で彼の手を払った。
「はい」彼が一見おびえてみせる。演技だ。こいつ間違いなく私をナメてる。
「なめんなよ。私は高三だ」
「……」
 彼の頬がぷうっと膨らむ。笑いを堪えている。
 むかつく。



次回へ続く。
357名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:49:32 ID:i6OLT2Te
>>339 乙。いい感じです。続き待ってます。

『プリンセスセシリア』の人、乙。
 ちょっと文章的に変な箇所を発見したので報告します。
>>299
「なにせ、石の在り処を王女様が知らないなんて
ことは、庶民の端くれまで知れ渡っているのですからね」
 これは
「なにせ、石の在り処を王女様がご存知だと
、庶民の端くれまで知れ渡っているのですからね」
 となるのではないかと。
358名無しさん@ピンキー:04/09/23 01:00:57 ID:i6OLT2Te
>>351 乙。いいですね。エッチぃです。次も期待しています。
359リデル---5(END):04/09/23 01:15:29 ID:bgptvCDH
>>282>>289>>305>>312 の続きの
似非ファンタジー触手バトル ボク女/微グロ(痛み/血/暴力)/窄乳?/孕ませ
暴力表現の酷い段落は★グロ注意★予告出します。エロいが最大の誉め言葉ー!!

-----
「イぅ、ィイ、んぁあ、イくゥッ……ぁう、またぁあ、ぁう、あぁあんッ……」
銀髪を振り乱し、スーディは悶える。殆ど水平に開かれた脚が
痙攣を起す。殆ど逆さずり近い四つん這いの姿勢。
膣から流れる淫液は白液に濡れる胸さえも汚していた。
ぴくぴくと親指ほどの乳首が震える。
肉洞をグイグイと容赦なく進む大人の脚程の触手は膣内を埋め、
先端は子宮口をこじあけようと圧迫する。
「ぅあ、アァ、奥、奥にぃい、ァア、入るぅう、入るぅう……ッ!!」
先に膣肉に埋もれた剛毛の芋虫が、触手に押され苦しげにピクピクと震え、
のたうつ様が華奢な腹越しに窺える。鋭い毛に内部の肉は裂かれ、
ソコにさえ触手のイボが押し入っている。
「これで――終わると、思うな」
サブの魔力供給源があるとはいえ、使い魔の主たるスーディの集中力が弱まれば
リデルを責める力は弱まる。まだ喉を喘がせながらも、リデルは捕らえられたままの
右腕を伸ばし、空中に複雑な印を切った。目を閉じ――唇が小さく動く度に、
未だスーディの体内に入っていない触手の幹に、不思議な節が浮かんだ。
ボコッとした人の頭程のそれは、……ちょうど卵のようだ。
"卵"はズリッズリッと触手の中を進んでゆく。同時にスーディを貫く触手も、
ぐちぐちと律動を始め、引き裂かれたヴァギナを抉った。
「ひ、ぁあああッ、あ、ア! ッあ、あぐ、あ、やめ、やめてぇええッ…!!」
360リデル---5(END):04/09/23 01:16:28 ID:bgptvCDH
後ろから見ればそれは大層グロテスクで、淫猥な眺めだった。
赤黒い幹ほどのタコの触手がグニグニと激しく前後に動く度に、
ブチュッブチュッと音をたて、淫液に汚れぬらつく
紅い陰唇が捲れ上がり、指の先程に腫れあがったクリトリスが
勃起するように顔を出し、また潜る。その度に甘い刺激が走るのか、
スーディの背が跳ねる。ぼたぼたと淫液と血が落ちる。
「ひぁ、擦れる、そこ、擦れて、ア、イく、イくぅううッ……
 生のソコ、すごいの、あああ、また、入って、ぃくッ、あ、あ、出ないれぇ、
 も、もう動いちゃ、ああ、アッ……!!」
性器も内臓もメチャクチャにされてもなお、スーディは達し。
その度に輝く醜い卵が膨れ上がる。卵が胎内に飲み込まれるまであと数十センチ。
己も責め苦に冷や汗を流しながら、リデルはその光景を見つめ、唇をゆがめた。
「アンタには、ボクの使い魔の母体になってもらう……
 わかる?……は、アンタは魔物の子を産むの。
 女としての尊厳も! 魔女としての誇りも! 
 全部、全部踏みにじられて、魔物の親になるがいいッ!!!」
――リデルは嘲笑いながら泣いていた。
ねえさんは帰らない。村は戻らない。魔道に落ちた身はそのままだ。
それでも、それでも。
「ボクは、アンタだけは許さないぃッ!!」
叫ぶと同時、涙に濡れた目を、強く瞑った。
リデルの魔力か、スーディの魔力か。
触手が発光し―― グボッ……という鈍い音と同時に、
スーディの陰唇を巻き込みながら、秘所を卵が貫いた。
361リデル---5(END):04/09/23 01:17:15 ID:bgptvCDH
「ひゃ、ア、あぁああああああああッ……!!」
がくんがくんと大きくスーディの体が絶頂に跳ねた。ぷしゅうッと
乳房から白濁液が散る。
「あは、母乳。お似合いだよ、魔女!!」
膣内で触手が口を開き、子宮口に鋭い歯をたててこじ開ける。ぶちぶちと千切れる肉。
パックリと開かれきった孔からはもう淫液も血も零れず、
ただ白い女の腹が大きく揺れ。
「あぐ、ア、んぐあ、ア……ぁう……何、何ぃいい!!」
大きく開かれた触手の口から、グチュゥッ……と卵が子宮に植え付けられた。
やわらかい殻に包まれた卵は腹の中で飛び跳ね、魔力を吸収しあっという間に
腹を膨らませる。
「うぁああ、ァん、ア、ひあああ、イ、ぃう、いッ……!」
一瞬、スーディの目に正気が戻った。それはすぐに恐怖に歪み。
「いや、いやああ、産むなんていやぁああああッ……!!
 いやよ、いやよ、私、私、ひ、ひぐッ……ぁ………ん、ア!!」
腹が臨月ほどに膨らむ。恐怖にひきつった目が大きく見開かれ、唾液塗れの
唇が悲鳴に開く。
「いやぁあああああああッ!!!」
のたうつ体を触手が産みやすい体勢……M字開脚の姿勢に整える。
グボ、グボッと何かの生き物の音がスーディから聞こえてきた。
「ぁは、は、はぁッ。ア。んぁああ、あ、苦しッ、ひぐ、ぃる、いるぅッ…
 いる、ぁああ、ア。出る、出……あが、ア、ィッ……」
――魔女・スーディは、ただの雌となって、狂った声を上げていた。
「ぁうッ……あん、ア、…生まれて、おいで――ボクの使い魔。」
リデルを貫いていた触手が断末魔の苦しみにビクビクと震える、
汗に全身を濡らしながらリデルが強張る手を伸ばし――
362リデル---5(END):04/09/23 01:18:36 ID:bgptvCDH
グチュ、ビチュウウウウッ……!
スーディを貫いていた触手が大きく跳ねて弾けとんだ。
ビチュッと淫液を撒き散らしながら、醜い、甲虫状の節くれだった脚が
スーディの秘部を大きく広げ、太股を爪で貫いた。
「ふぁ、あ、ひッ……ひあ、ア――、あ・が……ッ……」
あまりの苦痛と快楽にスーディが仰け反る。ますます秘部が前に突き出され、
化け物がおそらく頭であろう場所をクリトリスを押しつぶしながら左右に振り、
「イッ、あう、ィ、ぅあああ、ああん、れちゃう、れちゃううううう、
 ひぁ、ああああ――ッ!!!」
スーディの絶頂の声と同時に、カニとクモのあいのこのような歪な大きな蟲が、
どろどろの液体に塗れ、膣から押しだされた。ぐりぐりと大きな目をもち、
何本もある脚は複雑に折れ曲がり、先端に鋭い爪をもっている。
尾はまだスーディの胎内にあり、既に正気を失った魔女をまだ蹂躪し尽くしていた。
「ひぎッ、ひ、ぁあん、ア、あぅッ……ぁああん――」
リデルは冷めた目でのたうつスーディの裸身を見ていたが、
やがてぬらぬらと濡れた使い魔へと目を移し。
「さあ、……お前はボクのもの―― ……ッ!!!」
甲虫は牙をむき、大きく脚を振り上げるとリデルに襲いかかった!
363リデル---5(END):04/09/23 01:19:09 ID:bgptvCDH
やがて甲虫の性器状の触手がリデルのヴァギナを見つけ、つんとつつく。
「ひ、ぁあ、や……ゃめ、て……やめ! やめてぇえ!!」
銀色の腕程のものが入っていたが、硬い触手には関係はない。
鋭い先端が陰唇を捲り上げ、勢いよく突き立てられる。
「ぁあああああッ、あ、あ――!! 死ぬ、死んじゃうぅうう!」
巻き込んだ陰唇を引きちぎり、穴を前後に広げながら、長い長い触手がリデルを貫く。
終わらない責め苦。地獄。魔女の与えた媚薬さえも消し飛ぶような激しい痛み。
「ぁあああ、んァ、あぐぅ……う、あ、ッ、ボク、ひぁ、ハ…・・・!」
ガクガクと突きあがったリデルの腰が震える。甲虫の性器はもう
30cmは入ったろうか? それでもまだ倍ほどの長さがぬらぬらと光り
小さく震えている。リデルの幼い性器は銀の触手と赤黒い甲虫の性器の
二本を咥え、血を流していた。
「ぃあ、あ、いッ……壊れ、ぁ、アァ、あ――」
ひくひくッと全身が痙攣する。獲物の死など甲虫は許さない。
腕を突き刺した爪から、乳首を噛む唇から、無理矢理に力と媚薬が
少女に注入される。もう、生きた肉人形。
ずるずる、ずるずる入り込む太い性器にリデルは嬌声を上げ、
唾液に濡れた唇から舌を突き出す。
「ひぁあん、あん、ァ、二本も入ってるよう、ぁが、ア、
 ボクの、奥、キテるの、はァん、ぁ、子宮、入って、ぁん、おなかいっぱいぃ」
細い褐色の体に似合わぬ程膨れあがった腹。
双子でも入っているのだろうか?
いつしかリデルは上体を地面に突き刺されたまま、
膝を曲げた形に折られ、腰をつきあげ、
甲虫との結合部を大きく晒していた。
その方が性器が出し入れしやすい。激しいピストン運動に
少女の背が砂とすれ、柔肌から血が流れる。
それなのに、ぶくぶくとあわ立った愛液がリデル自らから零れ、
あまつさえ彼女は膣も子宮も性器で埋められながら腰を前後に揺らす。
ぐちゅ、ぐちゅ、とその度に数センチずつめりこむ性器。
364リデル---5(END):04/09/23 01:20:18 ID:bgptvCDH
「ぁん、ア、ハ、ぜんぶ、はいら…なくて、ぁん、小さくてごめんなさいィ、
 ひゃん、あッ……ぅん、あぅんッ、あッ」
ボクも――子供を産むのかな?
このままずっと犯されるのかな?
………ねえさんを見捨てた……罰なのかな。
「ぁ、アァん、何か、キてるぅううッ……! 
 ぁああん、あ、せぇえき、ぶちゅぶちゅって、あはぁ……ァあん……」

荒涼とした砂漠。
近辺には昔街があった「らしい」。
今はそこに塔があるように見える。鈍い空に光る赤い甲殻状の塔。
塔の表面には女が二人埋め込まれている。
一人は銀髪に白肌の美女。一人は黒髪褐色肌の少女。
二人の両腕は高く抱え上げられ、塔に埋まりあるのかないのかさえ
よく判らない。脚も同様だ。乳首は男の親指ほどに腫れあがり、
触手に貫かれながら白液を流し、大木程の太さの節くれだった
性器が体を貫いているのに、女たちは唇から涎を垂らし、
悦に目を蕩かしている。二人共腹はぽってりと膨れあがり、時々動いている。
「ァん、あ――、また、生まれるゥ……あんッ、ア……
 あはァ……16匹目の――子ぉ……」
黒髪の少女がびくびくと大きな腹を震わせ、拘束された身を反らす。
と、結合部の太い性器が歪に膨れ上がり、ぐちぐちと
陰裂をゆがめた。少女の眉が寄り、苦しげに唇を震わす。
「あんッ……あ、んぁ、アァアアアアーーーー!!」
ビチュッ!と大きく膨れ上がった性器の一部がはじけ、
形容しがたい異形の化け物が雄たけびをあげる。
そして、すぐ側にいる母体――少女に気づくと、その醜い体で
胸や腹を擦り始める。彼女と一度目の性交を始めるのも間もなくだろう。
――魔女二人の淫獄は、終わらない。

END
365リデル---5(END):04/09/23 01:24:24 ID:bgptvCDH
>>362>>363の間にこれが入ります。コピペミスですごめんなさい_| ̄|○
★グロ注意★
ざくッ!とリデルの腕が鋭い爪に貫かれる。
「うぁあああッ……なん――で、くそ……」
血と共に流れだしそうな魔力を寄せ集め、呪文詠唱を行うが
魔物は一向に動きを留めず。太さは衰えたとはいえ、
未だ地から生える銀の触手に犯されるリデルを地面へと押し倒した。
グィ!と胎内で弾力をもつ触手が跳ね――リデルは身悶える。
「ぁああんッ、あ、ど……して、ボクが、作っ……た…」
逆の手を伸ばそうとすれば、その手にも爪が突き刺さる。
「ああああッ!」
痛みに喉が反り返る。甲虫の腹には
人間の数倍の太さをもつ、殻に覆われた性器があった。
歪に折れ曲がり、節くれだったソレは入口を探すようにリデルの下腹部を突きまわした。
「ひぐ、ふ、ふぁ、やめ、やめろッ、ボクは、お前の――」
もがくリデルの腕に甲虫がほんの少し力を込めた。
グギィ!と音がして、リデルの右腕が折れ、筋肉が引きちぎられた。
「ぁッ………あぁあああああッ――!」
大きな黒い目が見開かれ、掠れた叫びが上がる。甲虫が煩そうに身じろいだ。
また、鈍い重い音。――ぶちぶちぶち、と筋肉が引きちぎれる音。
リデルの左腕は半ば引きちぎられ、甲虫の爪で地面に突き刺さっていた。
「ふぁ、ふああああ……あ、」
酸素を求め喘ぐ唇。大きく上下する胸を甲虫の"口"が噛む。
内部はとろんとしたゼリー状で、幾つもの吸盤があり、腫れあがった乳首をやわらかく
包みこんで、ころころと愛撫した。快感、痛み、リデルの意識が引き裂かれる。

生まれた魔物は強すぎたのだ。
リデルの魔力。秘術。そして魔女の異名をもつスーディの無尽蔵な魔力。
それを吸い取り生まれた化け物が、ヒトの手に負える訳はなかった。
366名無しさん@ピンキー:04/09/23 01:29:19 ID:hRyvYhtq
おぉー魔女二人えろえろでよいですな。
リデル勝利かと思いきや、その後の展開とオチがうまくまとまっててすっきり。
最後の塔の描写とかファンタジーっぽくて好きです。
367リデル書いてた人:04/09/23 01:38:14 ID:bgptvCDH
スレの皆様、この場をお借りして発表の場を与えてくださり、誠にありがとうございました。
読んでくださった皆様、深く深く感謝します。初SSで拙くもあり最後に大ぽかをしましたが
(グロで不愉快に思われた方本当に申し訳ありません!)
書いて、読んでいただけて、凄く嬉しいですヽ(´ー`)ノ

>>338様 見た時すっげ嬉しかったです。エロース!
>>327様 春奈ちゃん可愛いです! ウホ、モロ好み!こんな子が……
これからも女の子同士いきますw それしか頭にないです…_| ̄|○
使い魔の世話するメイドさんとかイイ!!
>>351様 凛々しい騎士様!! 「だな」語尾!!
触手バトルはまたやってみたいです、でも人が書いたバトルも拝見したいです〜
>>353様 田所様ワッショイ

上げられていた都会の片隅もの、書いてみたくネタメモ開始してます。
その節はどうかよろしくお願い致します(伏)
(孕ませ>出産書ききれなかったのでそっちもじぃいいっくりやりたいです)
368名無しさん@ピンキー:04/09/23 01:56:41 ID:bgptvCDH
>>366
片方勝利からの流れとオチは最初から考えていたものなので嬉しいです。ワッホイ!
次回もエロエロながら、皆様みたいに可愛いキャラ書けるようになりたいですね。

遅ればせですが、ドスコイな二人にメチャうけました。
褌! 一丁! 最高です。
褌はともかく(笑)運動部の衣装ってエロイですよね。個人的にはバレー部が……
369名無しさん@ピンキー:04/09/23 14:38:09 ID:zv9l/1Um
「田所沙里奈」編、待っていましたよ。
相変わらず二人のやり取りが面白かったです、特に最後の所
「なめんなよ。私は高三だ」「……」笑いを堪えている。むかつく。
が気に入っています、続きも楽しみにしています。

リデル作者さん、乙です。
でも、これが初めてのSSだなんて信じられない位に上手かったですよ、特にエロのシーンが。
俺はエロを書くのが苦手だから、羨ましいですよホント!
また、書きに来てくれるのを待ってます。
370プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:46:23 ID:599MZfnh
「逃がすな! 」
 軍靴の音を鳴らしながら、数名の武装した兵士達が迫ってくる。
(いい加減しつこいわね)
 栗色の髪を揺らしながらツインテールの少女は、心の中で愚痴った。
 顔立ちはあどけないが、濃紺色の瞳は意思の強さがはっきりとあらわれている。
 少女は、落城した王都から南へ10里程の位置にある港町、アスティリアに向かう
街道を、夜通し歩いていたのだが、敵の別働隊に出くわしたようである。
(仕方がないわね)
 小さく呟くと、真紅に染め上げられたマントの肩越しに振り返り、追っ手との
間合いを測りながら、腰間に手を伸ばす。
「待て! 」
 駆け寄った兵士の手が少女を捕らえそうになった瞬間――
 鈍い金属音とともに、二の腕を傷つけられた兵士は、短い悲鳴をあげて倒れ伏した。
 予想外の反撃にたじろいた、残りの兵士達は慌てて剣を抜く。しかし、少女は鳥の
ように軽やかに動き、動揺を隠し切れない敵を正確無比な剣技で、次々と戦闘不能に
陥らせていく。
「ぎゃっ」
 為すすべも無くやられていく味方を、呆然と眺めることしかできない最後の兵士を
剣の平で昏倒させると、刀を拭い、ゆっくりと鞘に納めた。
「まったく、きりがないわ」
 傷つき、路上で呻いている敵兵を見やって溜息をつく。
「お姉さま、ご無事かしら…… 」
 混乱の中、はぐれてしまった二つ年上の肉親を想いながら、銀色に輝く十六夜月
からの僅かな光を頼りに、少女は再び歩き始めた。
371プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:47:03 ID:599MZfnh
 異形の生物、ランディーヌによる陵辱の宴がはじまってどのくらいになるのだろうか。
「いやあ、ああっ 」
 濡れた下着に潜り込んで、陰部を嘗め回すおぞましい触手の存在は、少女を絶望の淵に
陥らせるには十分であった。
「ふ…… 王女様」
 可憐な顔立ちを歪めて苦悶の表情を醸し出しながら、化け物相手に腰を振っている
王女を、ラングレーは愉しそうに眺めている。
「もうそろそろ、お教え願えませんかね」
「…… 知らない……んんっ 」
 股間から溢れ出た愛液で、太腿の裏までをぐっしょりと濡らしながらも、セシリアは
頑なに要求を拒み続ける。
「あまり強情な態度を続けられると、こちらも相応の事をしなくてはなりません」
「んんっ、どういう…… 事です? 」
眉間に皺を寄せている少女に向かって、男は冷たく言った。
「高貴な処女を喪ってもよろしいのですか? 」

 セシリアは、何気なく出された男の一言に両目を大きく開いた。
「駄目…… や、やめて下さい! 」
 悲痛な声で嘆願する少女の歯は細かく震え、カチコチと鳴っている。
「ふふ…… 」
 ラングレーは小さな笑みを漏らしながら、怯えが色濃くあらわれた瞳に、
涙を溢れさせている少女にゆっくりと近づき、耳元で囁いた。
「魔法石の在り処を教えなさい」
372プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:47:50 ID:599MZfnh
 紅の魔法石がある場所は王と、王位の継承者のみが知っている――
 これは後継者争いを嫌った、初代の王が始めた伝統であるが、正確には、第一位の
継承者は、石の在り処を示した地図を王から渡されることになっている。

(いえない…… 絶対に)
 セシリアは確かに地図を持っていたのだが、先刻、ある意味では最大の禁忌を犯して
いた。つまり、運動神経が良く剣も使え、脱出の可能性がより高い妹のルナに
渡していたのだ。
「…… 嫌です」
「往生際が悪いですよ…… お姫様」
 ラングレーの悪魔のような囁きが聞こえてくる。

(ルナが持っていることを知られてはいけない)
 もし、地図を妹が持っていることを漏らしてしまえば、アルメシイラ兵の探索は
徹底的に行われるに違いない。王国再興の微かな希望と、なにより最愛の妹の安全を
思うと、どんな目にあっても口を割るわけには行かなかった。
 勝気な妹の明るい笑顔が脳裏をよぎり、気力を喪いかけたセシリアの瞳に活力が
蘇ってくる。そして、
「貴方なんかに、教えてあげるものですか」
と、王女としての誇りを感じさせる口調で、憎むべき侵略者に向かって言い放った。
373プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:48:37 ID:599MZfnh
 ぱん――
「痛っ」
 乾いた音と共に頬が鳴った。
「本当に残念ですね」
 ラングレーは目を限りなく細めて、王女を睨みつけた。これまで嘲りしか浮かべて
いなかった瞳に怒りの色が加わっている。そして、腰から吊り下げた短刀を引き抜く
と、少女の濡れた白い下着にぺたりと当てる。
「ひっ」
 股間に冷たい刃を当てられた少女は、短い悲鳴をあげた。
「やめてっ」
 しかし、男は、怯えるセシリアを一瞥しただけで、容赦なく下着を引き裂いていく。
 掠れるような音とともに白い布地は床に落ちて、未だ薄い陰毛と、開き始めた
花びらが容赦なく晒される。
 後ろに控える兵士達は、高貴な身分を持つ少女の秘められた場所を眼前にして、
ごくりと喉を鳴らしている。

「では、お望みどおりにして差し上げましょう」
 いまいましげに吐き捨てた男の言葉とともに、秘所の上をゆっくりと這い回っていた
触手が閉ざされた膣口の中へとゆっくりと進み始める。
374プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:49:34 ID:599MZfnh
 ぐちゅ……
「痛っ! 」
 鋭い痛みが下腹部を襲い、セシリアは悶えた。
 おぞましい侵入者を拒もうと膣をぎゅっと締めるが、必死の抵抗も空しくじりじりと
中をこじ開けられていく。
「やめ、やだぁ、いやあ、やあああああ」
 セシリアの、深い海の色した瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
「痛い、いたいの、お願い」
 そして、身が引き裂かれるような激痛が、少女に絶え間なく襲いかかる。
「王女様が悪いのですよ」
 一方、ラングレーは、部下が用意した椅子に腰掛け、両脚を組みながら冷ややかに
悶え苦しむ少女の痴態を眺めている。

 くちゃ――
「いやあぁ、やめてっ! 」
 永遠とも一瞬とも思われる瞬間が過ぎ、触手の先端はついに膣の中へ入り込んだ。
汚された膣口からは一筋の紅い液体が流れて出している。
「初めてのお相手がランディーヌとは、お気の毒ですな」
 侮蔑しきった口調でラングレーは言った。
「あうっ…… 」
 絶望に打ちひしがれた王女は、がっくりとうな垂れるが、純潔を奪った触手は、
彼女に束の間の休息すら許さない。破瓜の血を外に零しながら更に奥へと進んでいく。
375プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:50:16 ID:599MZfnh
 ぐちゃ、くちゃ。
 細かいひだに覆われた粘膜と、触手の表面を覆う細かい繊毛が擦れあう音が、
地下室に響いている。
「んん…… あう…… ふあああああっ」
 生まれて初めて受ける苦しみに、セシリアは身を固くして耐え続ける。
 しかし、膣の奥深くへの突き上げが繰り返されるうちに、激しい苦痛の中から
仄かな快楽が芽生え、喘ぎ声にも艶めいたものが混ざり始めた。
「ふあああっ、あう…… くあああ」

くちゅ――
 膣の中を弄っているモノよりは、やや細い触手がセシリアの秘所に伸びて、
めくれ上がった包皮から覗いた突起を荒々しく押し潰していく。
「はうっ…… んあああ 」
 快楽のつぼを刺激されたセシリアの、みずみずしい肢体が鮮魚のように跳ねる。
少女の姿に欲情したのか、更に数本が、脇の下や、太腿の内側、首筋などを嘗め
回していく。
「あああ、狂う、くるっちゃう」
 唇から泡のような唾液を漏らしながら、セシリアは悦楽の声をあげた。

「こりゃ、淫乱すぎるぞ、おい」
「街角の売春婦だってこんな声あげねーよ」
「王女様のご淫行が国を滅ぼしたんだろうよ」

 兵士達は股間を固く大きくしながら、堕ちゆく少女を囃し立てた。
 しかし、異形の生物によって処女を奪われた衝撃と、立て続けに強いられる性的な
悦楽に弄ばれる少女は、周りの声に構う余裕は既に残されてはいなかった。
376プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:51:06 ID:599MZfnh
「そろそろ…… よろしいでしょうね」
 男の呟きの意味を、セシリアは直ぐには理解できなかったが、己の身に降りかかる
冷酷な運命を、否応なしに知らされることになる。
 これまで少女の四肢を左右に大きく開かせていた、四本の触手が大きく動きを変える。
 まず、左右別々に手首を縛っていた触手は、一旦拘束を外し、両手首を一緒に
結んで、頭上に引き上げる。
 そして、大きく開かれていた足首に巻きついた触手は位置を変え、新たに伸びた
触手が少女の柔らかい腹部に巻き付き、持ち上げる。
 結局セシリアは、両手を高く上げ、臀部を兵士たちに突き出すという、かなり
いやらしい格好を強いられることになった。
「さて、後ろのお口も味わっていただきましょうか」
 ラングレーの言葉とともに、お尻の穴に向かってひときわ太い触手がのびていく。

「な、なに? 」
 王女が後ろを振り返ると、人の手首ほどの大きさの触手が既に侵入を始めている。
「いやああっ、そこだけはやああ! 」
 絶叫したセシリアはぎゅっと肛門を締めるが、触手の先端から分泌された、とろとろ
した粘液が、彼女の小さな門をほぐして行く。
「いや…… 来ないで…… 」
 強烈な排泄感に襲われた少女は、腰を振って必死に拒む。
「前は良くて、後ろは駄目なんて贅沢ですよ。王女様」
「駄目、ひっ…… 」
 侵入した異物による強引な拡張に、少女の瞳はこれ以上ないという程に大きく開かれた。
 胸の中からは吐き気が込み上げて、幾度も噎せ返る。
「んああっつ、ああああ…… 無理っ」
 肛門を限界まで拡げられたセシリアは、苦悶の表情を浮かべながら、拘束された身体を
捩る。しかし、少女を意志とは無関係に、触手は鈍い音を立てながら、奥へと押し
入ってゆく。
377プリンセスセシリア 3:04/09/23 17:51:36 ID:599MZfnh
 ずぼっ――
 極太の触手は少し間抜けな音とともに、すっぽりと中に入った。そして、めりめり
と、異様な音を立てながらこじ開けていく。
「きゃゃあああっ」
 セシリアの目から無数の火花が飛び散る。
「もう、駄目、ふああああっつ…… ああああ」
 剥かれた卵のように滑らかな尻を左右に振りながら、セシリアは悲鳴をあげる。
 しかし、四肢の自由を喪った王女は、激しい陵辱にただ耐えることしかできない。

 くちゃん、ぐちゃん
 ときおり意識を朦朧とさせながらも、後ろの口に入った触手による強い痛みに
よって、すぐに気を戻されてしまう。
 同時に、あらゆる性感帯を刺激する触手の群れによって、未熟であるはずの
少女の身体は、強制的に高みに昇らされる。
「いやああああっつ、いくっ、いっちゃあうっ! 」
 今まで経験した事のない刺激に本能的な恐怖を覚えて、セシリアは瞼を閉じて、
頂きに達することを懸命に拒み続ける。

 ぐちょ、くちゃん、くちゃん――
「んあっ…… ふああっ」
 しかし、無数の触手によって必要以上に火照らされた未熟な肢体は、とうの昔に
限界を超えている。
 セシリアの全身は細かく震え、前と後ろの穴に潜り込んだ触手たちの動きも
速まっていく。
 そして――
「やあああっっ、ぁああああああああ! 」
 ひときわ大きな悲鳴とともに、亡国の王女、セシリアは絶頂に達して失神した。
 彼女の尿道口からは黄色い液体がとめどもなく溢れだし、固い石の床に新たな
色の染みを付け加えていった。
378プリンセスセシリア 3:04/09/23 18:00:50 ID:599MZfnh
読んで頂けた方、レスをいただけた方ありがとうです。
>>320
次女は、活躍させたいと思いますが、具体的なところは考え中です。
>>357
ご指摘の通りです。ごめんなさい。

リデルを書いている方、お疲れ様でした。
もの凄いエロさに衝撃を受けました。
379名無しさん@ピンキー:04/09/23 18:16:46 ID:5AgoKdL0
>>プリンセスセシリア作者さま

凄い萌え展開でした!
妹が絡むとなると、今後の展開に益々興奮です!
続編期待しています。
380名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:16:30 ID:zv9l/1Um
これまたエロい作品が来たな!
最高ですよ、続きを楽しみにしています。
381名無しさん@ピンキー:04/09/24 15:46:35 ID:KV2XxpS4
スーパー戦隊の女性隊員が敵に捕らえられ、触手を持ったモンスターに陵辱される、
という小説を書いたのですが、投下してもよろしいですか?
382名無しさん@ピンキー:04/09/24 16:08:52 ID:UKNSrcEM
>>381
まあ、グロとかがあるなら、事前に注意書きをすればよし。
触手が絡むならスレ違いではないんだろうし、いいんじゃないの?
383381:04/09/24 16:36:26 ID:KV2XxpS4
>>382
即レス感謝。了解しました。投下開始します。
384381:04/09/24 16:42:51 ID:KV2XxpS4

「触手地獄の女戦士」(その1)

「う、うう〜〜〜ん」
 さやかは呻いた。
 地球侵略をもくろむ異星人軍団“大星団ゴズマ”と戦う電撃戦隊チェンジマンのメンバーのひとり、チェンジマーメイドこと“渚さやか”はゴズマの巧妙な罠にかかり、捕らえられていた。
 渚さやか、二十歳。髪は黒く、わずかにカールがかった肩より長めのロングで、彼女の理知的な顔立ちに良く似合っている。
 白のスーツに白のミニスカート。そして白いロングブーツ―――。全身白でまとめたいでたちは、彼女の清楚な雰囲気を醸し出している。
 それでいてミニスカートからスラリと伸びた健康的なフトモモが朝日に白く輝き、思わず触れてしまいたいほどの魅力を放っていた。
 異星人の反応を追っていたさやかは、埼玉県の寄居にある広大な採石場へとたどり着いた。
 現れた無数のゴズマの戦闘員、“ヒドラー兵”と戦い、疲労したところにゴズマの女司令官“アハメス”が現れ、さやかに戦いを挑んだ。
 さやかはチェンジマーメイドにチェンジして迎え撃ったが、善戦及ばず敗北を喫してしまう。意識を失い、捕らえられたさやか。その失われた意識は徐々に回復の兆しを見せている。
 アハメスによって散々痛めつけられたダメージはかなり重く、取り戻し始めたさやかの意識はまだ朦朧としている。
385381:04/09/24 16:46:37 ID:KV2XxpS4
(その2)

 ズキン
 さやかの全身を激痛が駆け抜けた。
「あうっ」
 痛みの刺激に朦朧としていたさやかの意識は一気に覚醒へと向かった。
「あっ、つ」
 走る痛みにかわいい顔がゆがむ。
「うっ、く」
 その特徴的なかわいらしいアニメ声で呻きながら横たえた体を起こそうとして、さやかは違和感に気付いた。身動きが全く出来ないのだ。
「あ、れ?どーしたの、ん、しょっと、あれ?」
 しきりに体を動かそうともがいてみたものの、やはり体は思い通りにはならない。
「グフォフォフォフォフォ」
「ブルルル」
 奇妙な声が響いた。ひとつは人間の笑い声を機械で加工したような、もうひとつは猛獣が唸るような……。さやかはその声に聞き覚えがあった。
「グフォフォ、お目覚めか?渚さやか」
 グロテスクな顔がさやかを覗き込む。
「お前は……マーゾ!!」
 驚愕に目を見開くさやか。思わず逃れようともがくさやかだったがやはり体は動かない。それもそのはず、さやかの肢体は二体のグロテスクなモンスターから伸びる触手によって拘束されていたのだ。
386381:04/09/24 16:51:32 ID:KV2XxpS4
(その3)

 さやかが“マーゾ”と呼んだモンスターは、宇宙獣士である。“宇宙獣士”とは、大星団ゴズマの主力兵器とも言うべき改造生物群である。ゴズマの支配下にある様々な惑星の生物――多くは知的生物――を戦闘用に改造し、侵略兵器としたのだ。
 マーゾはつる草とツタが絡み合って人型のオブジェを成したような、植物型の宇宙獣士だ。顔面の奇妙な位置に目が三つあり、体中至る所からツタ状の触手を伸ばして攻撃する。
 「ブルルルル」
 猛獣のような唸り声を上げているのは宇宙獣士バンバである。
 バンバは色々な生き物を合成したような宇宙獣士だ。一応手足は二本ずつあり、二足歩行もするが、そのシルエットは人型を大きく外れている。まず、人間の頭にあたる器官がない。
 肩から上は、巨大な松ぼっくり状にふくらんだ塊になっており、てっぺんには鬼のような二本の鋭いツノが生えている。
 顔の位置も人間でいえば胸のあたりにある。四つある黄色い目は昆虫のような複眼で、その下に大きく裂けた巨大な口がある。
 体表はやはり松ぼっくりのような茶色いヒダヒダに覆われている。最大の特徴は、松ぼっくり状の塊に絡みつくように覆っている黒いパイプ状の触手である。この触手から強力な電撃を流して攻撃することが可能だ。
 マーゾは両腕から二本のツタ状の触手を伸ばし、さやかの上半身に巻きつけていた。さやかが身に着けている白いスーツはあちこち裂け、白い肌が覗いている。
 バンバのパイプ状の触手はさやかの両脚に巻きついている。白いブーツのつま先から、白いミニスカートからこぼれるはちきれんばかりにピチピチしたフトモモまで、ヒクヒクと蠢く不気味な黒い触手が巻きついている様は、何ともエロチックだ。
387381:04/09/24 16:55:30 ID:KV2XxpS4
(その4)

「ううっ、つ、ああっ」
 激痛に呻くさやか。
「グフォ、無理はしない方がいいな。アハメス様のハードアタックを喰らったのだ、命があるだけ儲けものだぞ」
“ハードアタック”とはアハメス最大の必殺技である。
「そっか、あたし負けたんだ……」
 胸に広がる敗北感に、さやかは打ちひしがれた。
 自然に涙がこぼれた。
 あふれ落ちる涙を拭こうと右手を上げようとしたが、上半身を締め付けるマーゾの触手が邪魔をした。
「なによ、こんなもの!」
 邪魔な触手をさやかは思いっきり引っ張った。しかし触手はビクともしない。
「グフォフォ、ムダムダ。お前の力でちぎれるほどオレの触手はヤワではないぞ」
 マーゾの言葉には嘲笑が混じっている。
「うるさいっ!だいたいあなたが悪いのよっ!あのとき邪魔さえ入らなかったらアハメスを倒せていたのに……」
「アハメス様を守るのは我らの役目だ。グフォフォフォフォフォ」
 哄笑するマーゾ。さやかは抵抗をやめた。下手に動いてエネルギーを消耗したりせず、少しでも体を休ませて体力を回復させ、いざというときの逆転を狙う作戦だ。
388381:04/09/24 16:58:07 ID:KV2XxpS4
(その5)

「もうジタバタはしないのか?」
 すっかりおとなしくなったさやかにマーゾは語りかける。
「話しかけないでくれる?あたし、機嫌が悪いの」
 さやかの答えはそっけない。
「グフォフォ、そうツンケンするな。残りわずかの命、オレとの会話に使っても悪くはあるまい。死ねば誰とも話せなくなるのだぞ」
「何ですって!?」
 さやかはガバッと身を起こそうとして……出来なかった。体を拘束する触手がやはり邪魔だった。
「グフォ、当然だな。我らの作戦を数限りなく妨害し、仲間の宇宙獣士たちを殺してきたのだ。アハメス様が戻って来られれば、即、処刑だ」
 マーゾの言葉はさやかに衝撃を与えた。
「そんな!?あたし死ぬの?」
 絶望感がこみ上げてくる。
「グフォフォ、だから、少し話さないか?冥土の土産になるぞ」
 マーゾの言葉をさやかは聴いていなかった。押し寄せる絶望に流されそうな心を必死に抑えていたのだ。
「………」
389381:04/09/24 17:00:54 ID:KV2XxpS4
(その6)

 しばらくの沈黙が続いた。やがて沈黙を破ったのはさやかだった。
「こんなことだったら、もっとちゃんと男の人とお付き合いしとくんだったなぁ」
 ポツリと洩らしたさやかのひとことにマーゾは敏感に反応して尋ねた。
「ホウ?別れを惜しむ恋人はいないのか?」
 からかうようなマーゾの声音。
「いないわ……」
 採石場の天空を仰ぎ、過去を振り返るようにさやかは語り始めた。
「……若い頃のあたし、勉強ばかりしてた」
「ン?」
「だからかな、周りにいる男たちがバカに見えてしょうがなかったの」
「フゥム、なんのために勉強していたのだ?」
「なんのため?……あの頃は地球守備隊に入りたくて必死だったわ。あたしのちからを生かせるのはあそこしかないって思い込んでた」
“地球守備隊”とは電撃戦隊が所属する国際組織である。
「念願かなって守備隊に入れたけど……毎日訓練訓練の日々……。男の人とまともに付き合うヒマなんてなかったなぁ」
 まるでひとり言でも言うように上の空で自分の過去を語るさやか。
「グフォフォ、ならばお前は“処女”というわけだな、渚さやか」
「え!?」
 マーゾに指摘され、さやかの頬は赤く染まった。
390381:04/09/24 17:05:39 ID:KV2XxpS4
(その7)

「な……何を言ってるの?」
 頬を羞恥に染め、戸惑うさやかの表情がかわいい。
「男を知らぬまま、死んでいくのもかわいそうだ。グフォフォ、よかろう。オレが少しの間、お前の男になってやろう。グフォフォフォフォフォ」
 マーゾはとんでもないことを言い出した。
「ちょっと待って、冗談はよしてよ!」
 驚愕し、叫ぶさやか。
「グフォ、冗談ではないぞ。お前はきれいだ、渚さやか。このまま殺してしまうのは惜しい。なぁ、オレの女になれ」
 グロテスクなモンスターである宇宙獣士に言い寄られ、さやかは困惑した。
「ちょ、ちょっと……マーゾ、あなた異星人でしょ!?」
「そうだ。オレはギラス星人だ。それがどうかしたか?」
 不思議そうにマーゾが問う。
「あたしとあなたとでは、種族がちがうわ」
「グフォフォ、そんなことを気にしてたのか?グフォフォフォフォフォ」
 哄笑するマーゾ。本当に可笑しそうだ。
「何がおかしいのよっ!!」
 侮辱されたように感じ、さやかはマーゾを怒鳴りつける。
391381:04/09/24 17:09:39 ID:KV2XxpS4
(その8)

「グフォフォ、教えてやろう、渚さやか。広い宇宙の中ではな、異種族同士の婚姻などそう珍しいことではないのだ」
「!?そんな……」
 さやかはマーゾの言葉にカルチャーショックを受ける。
「だからオレはお前が地球人であっても気にはならん。それに、オレはもともとお前と同じ、ヒューマノイドだったしな」
「ヒューマノイド……だった?」
「そうだ。宇宙獣士に改造される前は、こんな植物の化け物じゃなく、お前のようにツルツルした肌のヒューマノイドだったんだ」
 思いがけない告白に、さやかはまじまじとマーゾの怪物じみた顔を見返した。
「グフォフォ、ヒューマノイドの女とこんなに接近するなど何年ぶりのことか……。オレは今、お前を触りたくて仕方がないのだ。グフォフォフォフォフォ」
 マーゾは触手に拘束され横たわるさやかの間近まで来てしゃがむと、グロテスクな焦げ茶色の右手を伸ばした。
「ちょ、ちょっとやめて、何するの!?」
 迫る魔の手にさやかは焦った。
「その白い服の下はどうなっている?長い間、女に接する機会がなくて、忘れてしまったぞ。グフォフォフォフォフォ」
 不気味に哄笑しながらさやかの白いスーツの胸元に右手を伸ばすマーゾ。
392381:04/09/24 17:12:54 ID:KV2XxpS4
(その9)

「やだ、やめて!」
 グロいマーゾの右手の動きを、脅えた目で追うさやか。身動きの出来ないさやかに出来るのはそれだけだった。
「グフォフォフォフォフォ」
 笑いながら、マーゾはついにその右手をさやかのスーツの胸元へと突っ込んだ!そのおぞましい感触に戦慄するさやか。
「やわらかい、やわらかいぞ、グフォフォフォフォ。女の胸とはこんなにもやわらかかったのか!?」
 久しぶりの女体にマーぞは興奮し、我を忘れかけているようだ。顔面の、奇妙な位置にある三つの目が、赤い好色そうな光を放った。
「いやあ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
 さやかの悲痛な叫びが上がる!!
 ビリビリッ ビ―――ッ
 その悲鳴が合図になったように、マーゾはさやかの白いスーツを一気に引き裂いたのだ。
「グフォフォフォフォフフォフォフォフォ……」
 勝ち誇るようなマーゾの哄笑が、広大な採石場に響き渡った。
 <つづく>
393381:04/09/24 17:21:21 ID:KV2XxpS4
今回はここまで。次回、陵辱シーンに突入します。
挿絵代わりに触手に苦しむ渚さやかの画像を置きます。
ちなみに下の画像のさやかの後方に写っているのが宇宙獣士バンバです。ではまた。

ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040924163124.jpg
ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040924163206.jpg
394名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:08:22 ID:37wwy8ua
>>393
ここで終わりなんてもったいないでありまする。
是非とも続きをお願いします。
できればさやかにはマーゾの赤ちゃんを孕んで欲しいです。
395名無しさん@ピンキー:04/09/24 20:17:21 ID:sXfSDIZU
>>393
ここで終わらすなんて生殺しか!

って思ったけど画像で萎えたから我慢できます
396名無しさん@ピンキー:04/09/24 21:28:16 ID:Ad94JnXi
つーか、チェンジマンてえらく懐かしいなw
397名無しさん@ピンキー:04/09/24 22:20:54 ID:ULN7PD5T
>>393
チェンジマンは知らなかったけど、凄く面白かった。
ぐいぐいと話に惹きこまれていく感じ。
あと、男を知らないさやかに同情?するマーゾのくだりが
特に印象に残りました。
続きを楽しみにしています。
398381:04/09/25 12:49:08 ID:HXRXhcJs

「触手地獄の女戦士・2」(その1)

「いやあ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
 さやかの悲痛な叫びが広大な採石場にこだまする。
 ビリビリッ ビ―――ッ
 さやかの胸元で布が引き裂かれる音が……
「グフォフォフォフォフォフォフォフォフォ……」
 勝ち誇ったように笑う宇宙獣士、マーゾ。
「うう……やめて……」
 呻くように懇願するさやかの声も耳に入らない様子で、マーゾはむき出しになったさやかの胸に見入った。
「見ろバンバ。なんともかわいらしいじゃないか、グフォフォフォフォ」
 仲間の宇宙獣士にマーゾは呼びかける。
「ブルルルル」
 バンバの唸り声にもどこか好色な響きがあった。
 さやかのプロポーションは、上から80・55・83。胸はそれほど大きくはないが、美乳だ。
 そのかわいらしいうす桃色の左の乳首へと、マーゾは右手の人差し指をゆっくりと近づけていく。
「いや……」
 さやかは迫る魔の手から顔を背け、目をギュッとつぶった。
399381:04/09/25 12:53:08 ID:HXRXhcJs
(その2)

 チョン
「きゃっ」
 乳首の先端にマーゾの指先が触れ、さやかは小さく悲鳴を上げた。まるで全身に電流が走ったように感じるくらい、さやかのニプルは敏感になっていた。
「グフォフォフォフォ、感じるか?渚さやか」
 マーゾは敏感なさやかの乳首をまるでもてあそぶようにつつきまわす。つつかれるたびに、さやかの肢体はビクンビクンと跳ねる。その様子がさらにマーゾ嗜虐心をそそった。
「おお、乳首が立ってきた、グフォ、感じているのだろう?渚さやか」
「うう……そんなこと……ないもん。気持ち悪いだけ……」
 否定するさやかの頬は真っ赤だ。
「ウソをつくな。こんなにコリコリしているではないか」
 言いながらマーゾは、さやかの乳首を親指と人差し指で転がすようにこね回した。
「あ……」
 マーゾの巧みな指使いに、さやかは少しずつ感じ始めていた。しかしそれを悟られまいと唇を噛んで快感をこらえる。
「ブルルルルルルル」
 バンバが唸った。その唸る声には、自分にもやらせろ、という催促するような響きがあった。
「ン?なんだバンバ、お前もやりたいのか?」
マーゾは振り向いてバンバに尋ねる。
400381:04/09/25 12:57:02 ID:HXRXhcJs
(その3)

「ブル」
 上体を振って、バンバは肯定した。
「グフォ、しょうがない、乳首はもう一個ある。お前もいじってみろ」
 乳首を転がしながらマーゾは言った。
(あたしの胸は、あなたたちの物じゃないわ!!)
 と、さやかは叫びたかった。しかし、口を開けば快感のあえぎが漏れそうで、沈黙するほかはなかったのだ。
「ブルルルルル」
 嬉しそうにさやかの右胸に左腕を伸ばすバンバ。
「コラ、バンバ、お前のそのゴツイ手ではこのちいさな胸を握りつぶしてしまうぞ!触手を使え、触手を……」
「ブル!?」
 マーゾに諭され、あわてて腕を引っ込めたバンバは、さやかの両脚を拘束しているのとは別の、もう一本の触手を体の上部から伸ばした。
 シュルシュルシュルシュル
 まるで宙を滑る黒い蛇のようなパイプ状の触手がさやかの胸元目がけて迫ってくる!
401381:04/09/25 12:59:49 ID:HXRXhcJs
(その4)

「ヒッ」
 脅えた声を上げたさやかは、そのグロテスクな触手から逃れようと身をよじる。しかし触手に拘束された状態ではどうやっても逃れようがなかった。
 シュルシュル ピタ
「え?」
 さやかの右乳首の二センチ手前でバンバの触手はピタッと停止した。さやかはてっきり触手が乳房に巻きつくものと思っていたのだが、拍子抜けする。
「ブルルル」
 バンバの唸りとともに、触手の先端から何かが出てくる。パイプ状の触手の先端部の太さは直径は三センチ程度はあるのだが、その先端からさらに細く小さな触手が這い出していた。
「な、なによ、これ!?」
 毒々しいピンクの細い触手群は、ピクピクと蠢き、まるで海底のイソギンチャクを思わせた。そのグロテスクさにさやかは脅える。
 ムニュムニュムニュ
「きゃああああああああ!!!」
 ピンクの触手群が敏感な右ニプルに吸い付く。そのおぞましい感触に、さやかは絶叫した!!
402381:04/09/25 13:03:22 ID:HXRXhcJs
(その5)

「グフォフォフォフォフォ、どうだバンバ、女の胸はやわらかいだろう?」
「ブルルルルルル」
 バンバは嬉々として触手を操った。毒々しいピンクの触手群は、バンバの思うさま、さやかの右乳首をもてあそぶ。
 ムニュ、ムニュムニュ、ムニュ
「う、う……ああ……」
 さやかの声の様子が変わった。
 最初はおぞましいイソギンチャクに乳首を蹂躙されることへの嫌悪感だけのはずだった。しかし今、さやかは明らかに快感を感じている。
(ど、どうしてぇ……?こんなグロいものが……気持ち悪いはずなのに……)
 さやかの思考は混乱した。
「グフォフォフォ、バンバの触手に責められて、気持ちいいだろう、なぁ渚さやか?」
 感じはじめたさやかの様子を、楽しそうに眺めていたマーゾが問う。
「ん……そんなこと……ない…もん……」
 否定するさやかの吐息に、明らかな悦楽感が混じっている。
「グフォ、素直じゃないな……。どれ、オレも参加するか」
 バンバに乳首責めの権利を譲っていたマーゾも、再びさやかの左乳首をこね始めた。
「ひっ……あ……くっ、うん……いやぁ……」
 おぞましく蠢くピンクの触手群に右の乳首を、マーゾの親指と人差し指で左の乳首をもてあそばれる……。
 その敏感な突起からさやかの脳に送られる快感のハーモニーは、次第にさやかの理性を奪い始めていた……。
 <つづく>
403381:04/09/25 13:16:36 ID:HXRXhcJs
今回は、乳首責めの回になっちゃいました。次回はさやかの下半身に魔の手が迫ります。
下の画像はさやかとマーゾの戦闘シーンです。
「電撃戦隊チェンジマン」はかなり古い作品です。
小説をお読みになった皆さんの印象を崩す恐れがあるので、ごらんになる時はご注意ください。

ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040925123607.jpg
ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040925123722.jpg
404381:04/09/25 13:37:43 ID:HXRXhcJs
>>394
お読みいただきありがとうございます。
>できればさやかにはマーゾの赤ちゃんを孕んで欲しいです。
ご希望に添えるかわかりませんが、がんばって続きを書きます。

>>395
生殺しにしてすみません。早速続き書きました。
画像は古い物なので、イメージを崩してすみませんでした。

>>396
もう十九年も前の作品ですからねぇ。
そろそろ全話DVD、出て欲しいんですが……

>>397
>チェンジマンは知らなかったけど、凄く面白かった。
ありがとうございます!
そう言っていただけると本望です!
これからもこの作品にお付き合いください。

そして、読んでくださった全てのみなさんに、感謝をお捧げします。
それではまた次回、お会いしましょう。
405漂流女子学園 〜田所紗里奈03〜:04/09/25 19:53:44 ID:BbNIKUmb
 その時、雲が月を隠した。ふいに空を見上げた雄人は「マズイな」と言った。
「何がよ」
 怒りが収まらない私は、きつめの口調で問う。
「雨降るよ。帰ろうぜ」
 彼は私の手を取って、学園に向かって足早に歩き出した。彼の熱くて大きな
手が、私の手をしっかり握って離さない。
「ちょ、貴方も家こっちなの?」
「途中までな。でも学園まで送ってやるよ。夜変なのが出るしな」
「変なの?」
「痴漢。最近あったんだぜ、ニュースには載らなかったけど」
 こんなのどかな田舎で痴漢があるとは、信じられなかった。
「そうなんだ。結構危険なの? この辺り」
「安全とは言えないな。夜、駅前で草売られてるみたいだし」
「草?」
「大麻だよ。ヤクな」
 薬物の話自体は聞いていたが、身近に出回っているとは知らなかった。学園
に来てからあまり外出できなくなったのは、悪い面ばかりではなかったのかもしれない。
「……そうなんだ」
「俺はさ」
 彼が不意に止まり、私を見た。彼の体温が手から伝わってくる。軽く握り合
う距離で、彼は沈黙した。あともう少し近づけば、息が届く。
「うん。何」
「警官になりたいんだ。だから勉強してる」
 私は相好を崩す。「へぇ、そうなんだぁ」
「お前と」
 彼の顔が赤くなっている。目が揺れて、声も震えている。
「お前と一緒に勉強したい」
 彼は私の目を見据えた。真剣な眼差しにあてられて、返答に窮する。
「……」
「お前、毎日勉強してんだろ。気分転換に公民館に来るでもいいよ。俺、そこにいるから」
406名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:55:13 ID:BbNIKUmb
 私がなおも戸惑っているのを見るや、微笑んだ。
「お前勉強できんだろ? 色々教えて欲しいんだ」
 胸がどくんと動く。
「日本史とか世界史とか古文とか、駄目駄目でさ。一人でやっても埒明かねーんだ」
 荒い息が収まるにつれて、胸が熱くなる。
「頼むよ。お詫びにチョコやるからさ」
 私が喋る前に彼が話し始める。沈黙が怖いのか、彼は話し続ける。一生懸命
説得しようと、言葉を重ねる。
 胸が高鳴り、苦しくなる。答えなくちゃいけないのに、口が動かない。
 月明かりに照らされた彼の笑顔が眩しい。
 やっと分かった。
 彼が好きなんだ、私。
「……駄目か」
 彼は軽くため息をついた。「だよな。三年だもんな……」
 途端に彼の目が輝き出す。「お前さ、なんか苦手科目ない? 俺、数学とか
英語は得意だぜ。それなら教え……られる……かも……しれない」
 彼のテンションが段々と下がっていく。受験生を前にして、教えられること
など何もないのだ。
「いいよ。私、英語苦手だし」
 そう言うと彼は飛び上がらんばかりに喜んだ。
「マジで? よっしゃーッ!!」
 両手を握ってガッツポーズする。その無邪気さに思わず微笑んでいた。
「週三日しか会えないけど、それでもいい?」
 彼は両手を握り締め、親指だけを立てて私につき出した。
「いいぇぇ〜〜す!」
 その発音に激しく不安になりながらも、彼のおどけた苦笑に頬を綻ばせた。




 続く。
407名無しさん@ピンキー:04/09/25 21:08:34 ID:YXgZylSw
田所編の続き乙です。
田所さん恋の自覚ですね。
続きが待ち遠しいです。
408名無しさん@ピンキー:04/09/26 09:40:59 ID:7jqMEmgi
えーっと。

漂流女子学園、触手・怪物どころかエロシーンすら皆無な展開が
延々と続いてるのはどうなの?
ここまででエロシーン入ってるのひとつしか見てない気がするんだけど。

正直、このままダラダラ前振り続くんだったらどこかヨソでやってくれと言いたい。
このスレのタイトルもう一度読み返して欲しい。
409名無しさん@ピンキー:04/09/26 09:56:36 ID:tgaaOJB5
ま、これから触手・怪物に犯される話になってくってんだからいいでしょ。
どうしてもスルー出来ないなら、漂流をNGワードにでも登録すればよろしい。
410名無しさん@ピンキー:04/09/26 10:14:57 ID:9zU9pEZK
エロパロSSは小説と違って
「エロシーンだけ」位の勢いが好きだ。
それでも読ませる人は読ませる。

漂流も逆に云えば既存作品のように設定や境遇は皆わかってるっていう
強みがあるんだから、そこを活かした作品も見てみたい。
411名無しさん@ピンキー:04/09/26 10:25:04 ID:bvaV8s/j
>>408
エロしか興味のないお猿さんはサル山にでも逝っててください
412408:04/09/26 10:38:16 ID:7jqMEmgi
>>409
そうなってくれるなら良いんだけど、言い方は悪いがこのまま
設定を形にしていくだけのSSばっかりになられても困るし。

>>411
やっぱりそういう突っ込みくるのね。
ここはエロパロ板だよな? エロにしか興味持たなくて悪いのかい?
413名無しさん@ピンキー:04/09/26 10:56:26 ID:vrE/3LRC
>>412
連載形式で、長期的な物語を書く場合には、周囲の状況や設定を
丹念に織りこんでいく必要が絶対にある。
結果的に、全てをエロで繋ぐ事は不可能に近い。

漂流教室は斬新な試みだと思うし、試行錯誤しながらエロに持っていこうと
しているのは明白なので、この板の定義に反するものではないと思う。
前ふりが長いから、(現時点でエロが少ないから)即排除という
のは、あまりにも視野が狭い考え方だと思う。

あと、現状に不満がおありならば、ご自分で話を書いてみるのが
一番手っ取り早いかと。


414名無しさん@ピンキー:04/09/26 11:13:53 ID:bvaV8s/j
>>412
>エロパロ
>実在する人物の姿態を必要としない作品のエロ妄想・パロディ専門板です。

まぁ、あれだ。俺も言い方悪かったがエロ小説でエロのみで物語が
構成されてる訳じゃないし、発端の漂流教室もこのスレ用にアレンジされて
触手とか怪物に犯されて(*´Д`)ハァハァ出来る話もあるのに物語の掴みとか
寄り道とかでそこまでぐだぐだ言う必要ないんじゃないかな。

あとこの企画は皆で書けるような企画になってるからどうせだったら
それに参加されて盛り上げていけばいいんじゃないカナ?カナ。
415名無しさん@ピンキー:04/09/26 11:17:39 ID:bvaV8s/j
リロードしてなくて内容が>>413氏とかぶった

触手で首吊ってくる
416名無しさん@ピンキー:04/09/26 11:30:28 ID:s4SHWQo/
漂流教室の企画に興味が全くないので読んでない。
内輪受けネタにしか見えないし。
エロがないぶん、オナニーよりもたちが悪い感じ。

企画に興味がない人だっているのに、自分で書いて
みろって何様だよおい。
417名無しさん@ピンキー:04/09/26 11:35:43 ID:Jjtd+fQS
漂流はまだ話が前半だし(異世界に来て2〜3日)いろんな人が書いてるから仕方がないと思うよ
これからだんだんエロくなっていくと思う。
418408:04/09/26 12:25:02 ID:7jqMEmgi
>>412
>>413
別にエロだけで全てを構成してくれ、って言ってる訳じゃなくて。
状況説明や、設定を織り込む為のSSの方が圧倒的に多すぎない? って話。

斬新な試みなのは理解できるし、その為の試行錯誤が必要なのも分かるけれど
それを退屈に思っている読者もいますよ、と言う事。あくまでここにはエロを求めて
やって来ている訳だし。

後、別に「漂流〜」を排除しようってつもりはないよ。このスレ見てる1人として意見と言うか
感想と言うか、そういった趣旨の事を伝えたいだけ。

>不満があるなら参加してみては?
ここまでキツイ言い方する気はないけど、これに関しては大筋で>>416に同意。
一読者として不満を述べるってスタンスは駄目かな?
419名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:57:39 ID:bvaV8s/j
だから読みたくねぇ奴はNGワードにでも入れて排斥すればいいじゃねぇか
その読者様の意見で書いてる方々の機嫌を損なうのはどうかと
漂流女子高の企画だって別のところで論議されてSSしか投下されてない

>>418
始めに余所でやったら?とか言っておきながら排除する気は無いのですか
企画に興味ないんだったら上記に書いた通り読まなければいいし
エロシーンだけ読みたいんだったらどこぞでアップされるまで待ってりゃいいんだよ
420名無しさん@ピンキー:04/09/26 13:22:01 ID:xrh/GauN
あるプロ官能作家の一月に2回のWeb連載で濡れ場がまったく無い回があったが、
小説として話を進めていく上では必要な回だった。
「漂流女子高」は現在のところ物語の土台作りをやっているところだと思う。
シェアード形式のためうっかり他人の作品と矛盾する作品を書かないように気を配らなきゃならないし、
専用スレを覗いたら設定の確認のし合いをしたりてけっこう苦労しているように思う。
しかし一方ではシェアードだからこそ、この壮大な話が進行していると思う(一人で書くには話が大きく無理っぽいし)。
この作品はスケールが大きいし、何人もの人たちがアイデアを出し合っているため成功すれば大傑作になる可能性を秘めていると思う。
漏れは読み手として、もう少し気長に見ていきたいと思う。
421リデル書いてた人:04/09/26 13:24:35 ID:Eq3sRI7n
元々当方背景アバウトに詰める人なので向いてない気がするですが、 エロ担当がいた方が便利なら投下していいですか? 名前に前作書いたのはあんなのしか書けないけどよいですか〜?てことで。 壮大ってナンデスカ(涙)恋心ってナンデスカ(涙)
422名無しさん@ピンキー:04/09/26 13:45:14 ID:0PoRQKnY
書けば善

書かないでいらん議論するのは悪
423381:04/09/26 14:34:39 ID:ClUHtP47

「触手地獄の女戦士・3」(その1)

 ムニュムニュムニュ
 さやかの右の乳首に吸い付いた毒々しいピンクの触手群が妖しく蠢く。
「う……く、ん……ああ……」
 さやかの吐息には明らかな悦楽感が含まれている。
「グフォフォフォ、気持ちいいか渚さやか?」
 左のもうひとつの乳首を、グロテスクな焦げ茶色をした左手の親指と人差し指で揉みこみながらマーゾは問いかけた。
「ん……ん……いやぁ……気持ちよくなんか……ない…もん……」
 否定するさやかだが、頬は上気し、表情はうっとりとしており、感じているのは間違いがなかった。
「グフォ、まだ素直にはなれないか、仕方ない」
 言い捨てると、マーゾは乳首をはなし、立ち上がった。
 シュルシュルシュルッ
「え?……」
 さやかが不思議そうな声を立てた。さやかの上半身を拘束していた二本の触手を、マーゾ自らが解いたのだ。
424381:04/09/26 14:37:24 ID:ClUHtP47
(その2)

「バンバ、ちょっと来い。……ああ、触手はもう解いてやっていいぞ」
「ブル?」
 さやかの右乳首を責めるのに夢中になっていたバンバは不満そうだったが、マーゾの指示に従い、さやかの長い美脚を拘束していた触手を解き始めた。
 シュルッ シュルシュルッ シュルッ
 さやかを触手から開放すると、バンバはマーゾを追った。
「………」
 ひとり取り残されたさやかは、まだ二つのニプルに加えられた刺激による快感の余韻に浸って、ボ〜ッとしていた。
 ヒソヒソヒソ
 二体の宇宙獣士はなにやら小声で話し合っているようだ。だが、二十メートルほど離れた地点にいるさやかの耳には会話の内容は聞こえない。
「う……ん?」
 自由になった上体をゆっくりと起こしたさやかは、ボ〜っとした頭をブルブルと振った。ようやく快感の余韻が抜けてきたさやかの心に理性が甦ってきた。
(そうだわ、この隙にみんなに連絡を……)
 と考えたさやかは、左腕を上げる。その手首には、通信機も兼ねた多目的ブレスレット、“チェンジ・ブレス”がはまっているはずだった。
425381:04/09/26 14:40:48 ID:ClUHtP47
(その3)

「え?な、ない!?」
 さやかは動揺して声を上げた。
 チェンジ・ブレスには通信機能のほかにも“ブレス・レーザー”と呼ばれる小型レーザー発振機も組み込まれており、いざというとき身を守る武器になる。
 何よりも重要なのは、チェンジ・ブレスには特殊強化服、“チェンジスーツ”が微粒子変換されて収納されていることだ。さやかはブレスから放出されたスーツをまとって無敵のヒロイン、“チェンジマーメイド”にチェンジするのだ。
 その重要な変身アイテムのチェンジ・ブレスが影も形もなくなっている!さやかは焦った。あたりをキョロキョロ見回し、どこかに落ちてないか探した。
「グフォフォフォ」
「きゃっ!?」
 いつの間にか背後に忍び寄っていたマーゾの奇妙な笑い声に驚き、小さく悲鳴をあげるさやか。
「探し物かな?」
 マーゾの問いかけにさやかは首を振る。
「い、いえ、なんでもないの」
 敵であるマーゾに変身アイテムをなくしたなどと言うわけにもいかず、さやかは誤魔化そうとした。
426381:04/09/26 14:43:22 ID:ClUHtP47
(その4)

「グフォ、やはり素直じゃないな、お前は」
「何よ、どういう意味!?」
 裂けた白いスーツの胸元を押さえて胸を隠しながら、さやかは振り向き、マーゾに語気を荒げて尋ねた。
「グフォフォフォ、探しているのは“コレ”じゃないのか?」
 マーゾの差し出した右の手のひらの上には、少し大きめのデジタル腕時計のようなものがあった。
「あ!!!」
 それはまさしく“チェンジ・ブレス”!!
「返して!!」
 マーゾ右腕に跳び付くようにしてブレスを取り戻そうとするさやか!
「おっと、そういうわけにはいかないな」
 マーゾは右手を高く差し上げて、さやかの追求をかわす。
「返しなさいよぉ」
 泣きそうな声でマーゾにしがみつくさやか。その肢体のやわらかい感触をマーゾは楽しむ。
「ダメだ!捕虜にした敵兵に武器を渡すバカはいないぞ、グフォフォフォフォフォ」
 高笑いしながらマーゾは左腕でさやかを強く抱きしめる。
「いやん、はなして……」
 抱きしめられ、両腕を突っ張って抗うさやか。その頬はなぜか上気していた。
427381:04/09/26 14:46:18 ID:ClUHtP47
(その5)

「グフォフォフォ、そ〜〜ら」
 ひょい、という感じでチェンジ・ブレスをほうり投げるマーゾ。
「あっ!?」
 ブレスは放物線を描き、二十メートル先のバンバの足元まで転がっていった。
「くっ」
 さやかはありったけの力でマーゾの左腕を振りほどき、まさしく脱兎のごとく、駆け出した。
「グフォフォフォ」
 なぜか追うこともせず、マーゾは余裕で突っ立っている。
 シュルシュルシュルッ
 さやかが十メートルほど走ったとき、マーゾはその右腕からツタ状の触手を伸ばし始めた。
 シュルシュルシュルシュル ビシッ
「きゃっ!?」
 急速に伸びるマーゾの触手は、あっという間にさやかに追いつき、その白いロングブーツを履いた右足首に巻きついたのだ!
428381:04/09/26 14:49:00 ID:ClUHtP47
(その6)

 ドッ ジャリッ
「あうっ」
 全速力で走る足首をからめ取られ、小石が転がる採石場の大地にさやかの肢体は投げ出される。
 白いミニスカートから純白のショーツがこぼれ、マーゾの目の保養になっているのにも気付かず、さやかはチェンジ・ブレスに必死で手を伸ばす。
「もう……少し!」
 マーゾの触手の妨害にもめげず、大地を這って、ブレスを目指すさやか!その伸ばした右手の十センチ先に待望のチェンジ・ブレスがある。しかし……
「ブルルルルル」
ジャリッジャリッ
 もう一体の宇宙獣士が大地を踏みしめ接近してきた。
「バンバ!!」
 叫ぶさやか。
「ブルルルルルルル」
 猛獣のように唸るバンバは巨体をゆらし、一歩一歩ブレスに近づく。
「なにするの!?やめて!!」
 ズン グギッ ミシッ ベキベキッ グシャッ
 さやかの制止も空しく、バンバは三百キロ近い巨体の全体重をかけ、チェンジ・ブレスを踏み潰した!!
429381:04/09/26 14:52:14 ID:ClUHtP47
(その7)

「きゃあああああああ!!!」
 目の前で大切な変身アイテムであるチェンジ・ブレスが木っ端微塵に砕け散ったのを目撃し、さやかは絶叫した!!
「ブルルルルル」
 勝ち誇るように唸るバンバ!そのグロテスクな顔も、こころなしか、ゆがんだ笑みを浮かべて見えた。
「あ……あ……あ………」
 ひざ立ちになり、放心するさやか。
 これまでのゴズマとの戦いをともに駆け抜けたチェンジ・ブレスは、もはやさやかの一部となっていた。どんなピンチもブレスの特殊機能を使って乗り越えてきた。
 その戦友とも言うべきチェンジ・ブレスは粉々になってしまった。さやかは自分の心も粉々に粉砕されたような気がしていた。
「グフォフォフォフォ、どうした?渚さやか。鬼ごっこはもうおしまいか?」
 いつの間にか背後に立っていたマーゾの言葉も耳に入らず、さやかは放心し続けている。
「そんなにショックだったのか?……ならば慰めてやらねばな……」
 マーゾはさやかの真後ろに立つと、同じようにひざ立ちになる。
430381:04/09/26 14:54:17 ID:ClUHtP47
(その8)

「かわいそうになぁ……。これで隙を見て逃げ出す作戦もオジャンだ……」
 本気で同情しているような声で言いながら、マーゾは背後から左腕をさやかの前へと回し、スーツの破れ目から覗いているかわいらしい右の乳房を握った。そのままやさしく揉みしだき始める。
「………」
 しかし、ブレスを失った精神的ショックから回復していないさやかは、放心状態のまま、マーゾなすがままになっていた。
「ン?反応がないな……。ならば」
 マーゾは残った右腕も前に回した。下の方へと伸ばされた右手のひらは、さやかの若さあふれる瑞々しい右のフトモモを撫で回し始めた。
「おお、この感触……久しく忘れていたな、女のフトモモの良さを……」
 嬉々としてさやかのきめ細かく、しっとりした肌の感触を楽しむマーゾ。しかし散々胸とフトモモを撫で回され、もてあそばれても、さやかの放心は解けない。
「グフォ、ならここはどうだ?」
 反応のないさやかにしびれを切らしたか、マーゾはついにさやかのタイトな白いマイクロミニスカートへと、右手を差し込んだ!
431408:04/09/26 14:55:43 ID:7jqMEmgi
>>419
読みたくない訳じゃない。あくまで今のままの設定、状況説明の類が延々と続くのであれば
読みたくもなくなるし、ヨソでやってくれとも言いたくなるって事。
実際大元の設定は俺も大好きなんだよw
だから排除の意図は無い。
……とはいえ、これは俺の脳内でそうだったってだけで、傍目には>>419の様にしか読み取れないわな。
これは単純に申し訳ない。

で。
作者の方々に意見するのはタブーなの? マンセー意見だけで埋め尽くされてるってのはどうよ。
それにSSしか投下されてないってのは当然の事だと思うが。そんな事を自慢げに言われても困る。

>>420
スケールが大きくなるのは良いにせよ、その結果として状況や設定系のこのスレの主旨と若干違うSSが
溢れてしまうのなら、それはここでやるべき内容じゃないのではないのか? と。
気長に見守るスタンスも有りだと思うけど、俺は今の内に意見しておきたいと考える。

そのプロ作家氏の場合、毎回濡れ場があった中で一度(……なんだよね?)濡れ場が無かったんでしょ。
「漂流〜」の場合その逆で、濡れ場の方が現状圧倒的に少ない訳だ。
今後も設定のすり合わせ等が行われていくんだから、その結果としてその設定、状況説明の話が発生して
それの量の方が肝心の濡れ場のSSよりも多くなってしまうんじゃないかと危惧してるのよ。
考えすぎかも知れないけど、そう思えてしまう比率だったので。
432381:04/09/26 14:56:53 ID:ClUHtP47
(その9)

 ビクン
 純白のショーツに包まれた、敏感な部分にグロい指先が触れたとたん、さやかのからだは痙攣でも起こしたように跳ねた。
「あ……え……?」
 ようやく放心から覚めたさやかだったが、自分の置かれた状況が判断できていない。
「な……なにをしてるの……?」
「ようやく正気に戻ったか。いや、かわいそうなお前を慰めようと思ってな」
 グロテスクなモンスターであるマーゾの左手で右の乳房を、右手で股間を蹂躙されている自分の状況に気付いたさやかは、そのおぞましさに脅えた。
「いや……」
「グフォフォフォフォフォ」
 嬉々として痴漢行為に励むマーゾに、さやかは言い知れぬ恐怖を感じた。
「いや……いや……いやあああああああああああああ」
 朝日がきらめく採石場の晴れ渡った空に、さやかの絶叫が響いていた。
 <つづく>
433381:04/09/26 15:16:07 ID:ClUHtP47
今回、ようやくさやかの下半身にマーゾの魔の手が届きました。いかがだったでしょう?
連載の一回目はエロ度が少なかったにもかかわらず、四つのレスがつき、
二回目は全編エロだったにも関わらず、レスがつかなかった……
この結果を自分なりに分析して、三回目の今回は、意図的にエロと非エロがブレンドされるように構成してみました。
みなさんに質問なのですが、作品中のエロ度はどのくらいがいいとお考えですか?
みなさんのお答えをフィードバックして今後の作品に生かしていきたいと思います。
是非ご協力ください。

下の画像はバンバの触手攻撃に苦しむさやかです。
二十年近く昔の画像なので、小説を読んだイメージを壊したくない方は見ないほうがいいかも。

ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040926135523.jpg
ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040926135647.jpg
434381:04/09/26 15:28:49 ID:ClUHtP47
>>421
リデルのからだをナメクジが這い回るシーンが好きでした。
リデルみたいな感じのエロい漂流女子学園があってもいいと思います。
是非書いてみてください。

「漂流女子校」専用控え室をちょくちょく覗かせてもらってます。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、提案されているモンスターの設定がいいと思います。
ああいうモンスターたちが跳梁跋扈し、女子生徒が次々に陵辱される作品を心待ちにしています。
参加されてる職人の方々、大変でしょうけれど、がんばってください。
435名無しさん@ピンキー:04/09/26 16:14:42 ID:9zU9pEZK
>>381
元々漫画屋なのですが、
書き手としては冒頭2頁目からはエロw
読み手としてはエロ率80%以上が好きですw
非エロ度というより、淫猥さや悲惨さを引き立てる台詞や状況を
いかに盛り込むかを自分はポイントおいています。
初回は「処女だったら〜」という台詞が大変美味しかったですし、
今回はわざと隙を見せて獲物をなぶるシーン(>>427―428のあたり)が
エロさをひきたててるように感じます。
レスについては、初回は続編期待の
意味もあって大きいのではないでしょうか。
何処かエロかったかなど書き手としては知りたいので御意見嬉しいです。
因みにチェンジマンリアル世代。アハメス様も美人でしたよね?
436381:04/09/26 16:57:32 ID:ClUHtP47
>>435
ご意見ありがとうございます!!ものすご〜く参考になりました。
チェンジ・ブレスのくだりは、エロさの中にストーリー性を持たすために急遽今朝考えて加えた部分なのですが、
そこがエロさを引き立てている、と聞いて安心しました。

>因みにチェンジマンリアル世代。アハメス様も美人でしたよね?
本放送当時、チェンジマンにはメチャメチャはまってました。
アハメス様は強さと妖艶な美しさを兼ね備えててよかったですね。
実はアハメス様が大活躍する小説も書いてたりします。
「触手地獄の女戦士」のプレ・ストーリーにあたる内容で、
さやかが罠にかかってゴズマに捕らえられる過程を
文庫本に換算して百五十ページ分くらい書いてあるんです。
アハメス様は怪鳥ジャンゲランを駆ってマーメイドを散々痛めつけます。
そのあとさやかが捕らえられて、「触手地獄の女戦士」につながるのです。
エロ・シーンがほとんどないため、この板での発表は無理でしょうが……

>元々漫画屋なのですが、
え、本当ですか?どんな漫画をお描きになってらっしゃるのか気になります。
差し支えのないところをお教えください。

今後もこの作品にお付き合いお願いします。
437名無しさん@ピンキー:04/09/26 17:08:14 ID:4FjGN2Lf
>>433
 381さん、GJ!やっとここまできましたね。作中のエロ度でしたら、自分はグロ・血がなければどこまでもエロいのがいいです。
せっかく怪人が2人もいるので、それぞれ違った責めで同時攻撃してはどうでしょうか。
438漂流女子学園〜京子と久美:04/09/26 17:37:13 ID:9zU9pEZK
スレとプロローグを再読しましたが、
漂流女子学園という作品のエロパロ程度に思って下さい。

属性:優等生/孕ませ(またかよ)/ふたなり(てへ)

−−−−−−−−−−−−−−−

「……きゃああッ・・・…痛いッ…痛ッ!!!」
頭が固い地面に叩きつけられる。両腕を押さえつける手(?)を
払おうとするがベッタリと粘液に濡れたソレは暴れても暴れても
まんじりとも動かない。寧ろグイグイと細い手首に食い込んでゆく。
京子は足をバタつかせた。黒のローファーが相手の膨れた腹に食い込む。
ぽこ、と可愛い音が響いた。
「あ、ぅ……うあ、あ!」
悔しくなってもっと蹴る。打ち振る頭。肩で切りそろえられた黒髪が散る。
足を上げる度に灰色のスカートが捲れあがって、
黒のストッキングに包まれた細い足が露になってゆく。
ぼたぼたと相手から滴る汚液に塗らされる白いブラウス。
赤系のレジメンタルタイ。
押さえつけているのは相撲取りほどもありそうな、でっぷりとした大蛙。
大蛙の肩越しに見えるのは――三つの、月。

439漂流女学園〜京子と久美:04/09/26 17:37:52 ID:9zU9pEZK
「帰ろうと思うの。」
床に座り込んだ京子は膝に参考書を置いたまま、
普段の通り冷静な声で言い、久美は目を見開いた。
「待ちなさいよ、京子。外は。」
「異世界だとか、貴女も信じてるの?」
京子はいつもの"信じられないわ"という顔をする。
京子を学園から遠ざける、あの表情だ。
貴女はいつも説明の時に参考書を読んでいたんじゃないの!
咄嗟に窓を仰ぐ久美の視線を追うように、京子も顔を動かす。
「酷い天災があったんだとは思うわ。
 だったら尚更、こんな学校なんかにいる場合じゃないの。
 特別講習も始まるのよ。」
京子は寮から更に進学塾に通っている。信じられない事に。
海の花女学園の授業でも全く足りないというのだ。
久美はそれは半ば意地だと思っていた。
転校して何ヶ月もたつのに、前の進学校の制服を着続けるように。
灰色のボックススカートのブレザーは、
知的な顔立ちの京子に似合っていたのだけど。
「今更何処を受験するっていうのよ!」
「…………私、皆みたいに"お嬢さま"じゃないから。」
"お嬢さま"という単語を嫌悪感たっぷりに京子は発音する。
京子の家だって相当の資産家の筈なのに。お嬢様という言葉に含まれる
優しいとか控えめだとか、そんなイメージを全て嫌悪し尽くすように。
「いいの、ついてきてなんて言わないから。」
言葉に詰まった久美の前で、京子は参考書に栞を挟むと、鞄を手に立ち上がった。
「さよなら、久美。」

440381:04/09/26 17:38:23 ID:ClUHtP47
>>437
感想・ご意見、ありがとうございます!
次回はかなりエロエロになると思います。

>せっかく怪人が2人もいるので、それぞれ違った責めで同時攻撃してはどうでしょうか。
まだ書いてないので確約はできませんが、恐らく437様のご希望通りになると思います。
上半身をバンバが、下半身をマーゾが担当し、同時攻撃する展開になると思います。

これからもこの作品に、お付き合いください。
441漂流女学園〜京子と久美:04/09/26 17:39:36 ID:9zU9pEZK
ぽこぽこ、ぽこぽこと腹を蹴られても大蛙は痛くもなんともないらしい。
スカートの肌蹴けきった京子の両手を広げ押さえつけたまま、
ねろねろと白濁の唾液を垂らす大口を開き、醜い頭を近づける。
――食べられる!
京子は目を閉じた。
狼に襲われても熊に襲われても、最悪の結果は食べられる事。死ぬ事。
だったら、災害の後、出歩いた私が悪いんだわ。
京子はそう納得して――この生物は地球上のものではないという事実は完全に無視して――
覚悟を決めた。と、突然にぬるりとした何かが首筋に触れる。
「ひゃ、ぁ……、うッ、あ」
大蛙の口から3本の太く丸い舌がネロリと伸びていた。
先が尖り、蛇のようなソレは頚部を這いまわりながら
顎の下から、頬へと伸びてくる。
「きもちわるぃッ……ぅ、くぅんッ……あッ」
顎の下をなぞられて、京子は身を跳ねさせた。耳朶へと一本の舌が伸びる。
ビクビクと身が震えるのを感じる――恐怖と、小さな快感に。
「何……なん、なの、…んッ……んぁ、嘘、ッあ」
ぴちゃ、ぴちゃと肌を味わうように大蛙の舌が鎖骨を撫で、襟元から胸へと忍び込もうとする。
「いやッ……ひあ、何するの、やめて……!」
捲れあがったスカートから覗く白い太腿。
半ばまでのストッキングが蛙の体液に熔け始めていて、すうすうと風を感じる。
このときになって初めて、京子はそれを恥かしいと感じた。足を閉じようとする。無駄だ。
既に蛙のでっぷりとした体が間に入り込んでいる。
「なん――でッ、何なのッ……!」
膨らんで濡れた腹が下着越しに股間にぐりぐりと当っている。
膨らんだ腹の中には何かがいるようだ。もぞもぞ、もぞもぞ、小型のバイブレーターのように動いている。
「やめて、いやよ、いやァ。んッ、う――離してぇ」
襟元からブラウスを濡らしながら忍びこむ触手状の舌。
背がのたうち、白のブラウスが破れていく。
レジメンタルタイが解けてゆく。
飾りの少ないブラジャーの間から触手が潜り込み、小ぶりな京子の胸を
外側からなぞりあげ、ぷるんと震わせ。
442ウイングマン:04/09/26 17:42:06 ID:E2ducSca
元ネタ 桂正和原作 「ウイングマン」
健太のアオイへの気持ちに気付いて以来、美紅と健太の仲も、すれ違い始めていた。
以前は、一緒に登下校していたのに、今では、お互いに避けるようになっていた。
美紅「遅くなってしまったわ。」
ウイングガールズになってからおろそかになっていた新体操部の練習を
一人で居残りしているうちに、辺りは、すっかり暗くなっていた。
人気のない場所で、突然、目の前に怪物が現れた。
美紅「きゃぁー!驚かさないで。でも残念ね。私、普通の女の子じゃないんだから。」
美紅がウイングガールに変身した、と同時に周りの風景が一変した。
美紅「異空間に連れ込まれた、、、?」
美紅は、助けを呼ばなかったことを後悔し始めた。
でも、みんなとは最近うまくいってなかったし、、、
美紅の攻撃は怪物には全く通用しなかった。
美紅「やられる、、、」
だが、怪物の目的は美紅を倒すことではなかった。
その事を、美紅はたっぷりと思い知らされる事になってしまうのだ。
怪物の触手が伸びてきて、美紅の手足に絡みつき自由を奪った。
美紅「いやぁぁー!離してぇぇー!」
別の触手が美紅の胸元に伸びてきた瞬間、服を破り、純白のブラジャーがあらわになった。
美紅「いやぁぁぁー!やめてぇぇー!」
怪物の口から伸びた触手が美紅の口にねじ込まれた。
美紅「おぶぅー!うん、うーん」
美紅を瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた。
大切なファーストキスをこんな怪物に奪われてしまったのだ。
だが、美紅への陵辱は、まだ始まったばかりだった。

どなたか続き、よろしくお願いします。
443漂流女学園〜京子と久美:04/09/26 17:42:50 ID:9zU9pEZK
「あんッ……ぁ、あふ……やめ――」
ばかみたい。
目の前にいるのは大蛙。
なのに、なんで私、日本語で話してるの?
「んく、んッ……ふぁ、ア……押さない……で、あッ……」
目の前にいるのは大蛙。
なのに、股間を震わせ、下着を剥ぎ取ろうと"何か"が動く様子は、
電車の痴漢と同じなの?
「ああ、お願い、嫌ぁ、アッ……ひあああッ……」
なんで。
私の上げる声はまるでAVみたいなの?
蛙の下腹部から生えた四本の小さな触手がパンティを剥ぎ取る。
もぞもぞ、もぞもぞ、屈強な男の指程の太さの触手が
股間をまさぐり、陰唇の襞を広げたり閉ざしたりする。
「んぁッ、あ、――ぅん……う――くッ…」
指は熔けたオブラードに包まれたようにねっとりとしていて、
濡れていない秘所をすぐにぐちゅぐちゅに濡らした。
「あんッ、ア――、そこ、触っちゃ……ッあぁんッ……!」
クリトリスを濡らされて、京子の体が跳ねる。
緩んだネクタイが捲れ上がり、蛙の涎に濡れた頬に重なった。
滲んだ涙が吸い取られてゆく。

−−−−
難しすぎます現代物_| ̄|○ lililili

>>436
アハメス様凌辱いやなんでもありません。
漫画はただの同人でエロとかエロとかエロとか。
なので文章が壊滅なのですw
会話中に割り込みになってしまいごめんなさい(汗)

444381=436:04/09/26 18:47:20 ID:ClUHtP47
>>443
>肩で切りそろえられた黒髪
この記述から、京子ちゃんの顔をセーラーサターン=土萌ほたるの顔に
脳内変換して読ませていただきました。(性格は全然違いますが……)
続く、と書いてありませんでしたけど続くんですよね?
まだ“孕ませ”も“ふたなり”も出てませんから……
次回の陵辱シーンに期待してます。

>アハメス様凌辱いやなんでもありません。
えと、アハメス様が陵辱されるお話を書く予定はありませんが、
「触手地獄の女戦士」の後の方のお話で、ネタにつまったら
さやかとアハメス様のレズシーンを書いてもいいかな?と思ってます。
今のペースだとかなり遅くなりそうですけど……

>漫画はただの同人でエロとかエロとかエロとか。
チェンジマンネタのエロ同人誌だったら読んでみたいです。

>会話中に割り込みになってしまいごめんなさい(汗)
いえ、こちらこそ作品投下中に割り込んですみませんでした。
445381:04/09/26 18:54:51 ID:ClUHtP47
>>442
「ウイングマン」なつかしいです。
私は桃子ちゃんとアオイさんが好きでした。
446名無しさん@ピンキー:04/09/26 19:08:45 ID:lfpGJpkY
438さん(リデル書いてた人ですよね?)
「漂流女子高・京子と久美編」乙です。
この作品続くのですよね? 京子も良い感じなので是非お願いします。
(異世界より酷い天災があったんだと思うところは彼女がなんか常識人に見えました)
私はエロパロというより「漂流女子」の立派な一編に思えるのですが。
447漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:40:42 ID:9zU9pEZK
属性:優等生/孕ませ(またかよ)/ふたなり(てへ)
俺様設定多いのでエロパロ程度のお気持ちでドゾー。
−−−−−−−−−−−−−−−


廊下沿い寮の談話室に、生徒達が集っている。
ここにいる誰もが不安で。一人じゃ怖くて。かといって何もできなくて。
外を映すカーテンを堅く閉ざし、観葉植物の植木鉢を円形に並べて、
その中で固まって、何を話すでもなく、座っている。
久美も昼はそこにいた。暗い事が苦手で世話焼きの久美は、
積極的に話題を振った。女の子同士ならそりゃ恋バナだけど、
彼氏なんか思い出したらさみしくなるから却下で、
カラオケ持ち歌披露会とか、一番最初に踊れるようになった歌だとか。
(久美、実はハナジョに入らなかったら――歌手になりたかった。
ルックスだって華のある方だし、声量だってちょっと自信があったし。)
今は歌も歌わず、作り笑いもせず、壁際で、――ちょうど夕方の京子のように
一人で座っている。
集団は京子がいないことになんて気づきもしない。いや、いた方がたぶん驚く。
いつだって違う制服を着て見下した目で人を見て、輪に溶け込まなかった子。
無理矢理に近づいて、無理矢理に教科書と参考書の間に割って入ったのが久美。
「ダメ。」
久美、長い髪を押えて立ち上がった。
「――おいかけてやる。あのガリ勉。どうせ足が遅いんだから。」
そして、こっそり、ロビーを抜ける。泣きそうな女生徒達の目は久美に向かない。
448漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:41:39 ID:9zU9pEZK


「う、あ。……あ、ッは、」
もがいていた京子の足からだんだんと力が抜けてゆく。
体を突き動かしているのはただ生理的な嫌悪。
電車の中の痴漢、外でのナンパ。嫌い。
女子高もお嬢さまも、"性"をちらつかせるものなんて、大嫌い。
だから、自分の女性器を"何か"が弄るのが許せない。だけど。
「んッ――、う、ぅあ、重……ッは、は、あ!」
水泳の息継ぎのような切れ切れの息に、次第に艶が混じる。
蛙の小さな触手は、割れ目を何度も何度もなぞり上げ、次第に花びらの奥の
小さな肉穴へと触れてゆく。じわじわ、じわじわと、それはまるで
いやらしい中年男の愛撫のように。京子の顔の上で、蛙のたるんだ顔が揺れる。
ぶちゃッと唾液が顔に落ちる。
「――んッ! ぅ、うッ……」
顔を振り、やたらねばつく、米のような匂いのする唾液を払おうとするも、
量の多いソレはいやがおうでも口に入る。入ると、甘い。気分が、とろんとする。
触手の先端がクリクリと肉芽を弄る。ぴくっ、ぴくっと濡れたブラウスに包まれた
腹が揺れる。ツ、と割れ目から蜜が滲みはじめる。
大蛙の四本の触手が、不意に広がった。間の鰓のような部分から、
ヌ……と図太いうなぎのような真っ白い性器が生え始めた。
ぶるん、ぶるんと粘液を撒き散らすと、その頭は真っ直ぐに京子の秘所に向う。
「え、あ…… な…に……?」
腕を押えられたまま顔を起した京子が見たのは、直径8cm程ののたうつ性器だった。
男性器なんて、美術書の彫刻でしか知らない。で、あれは全然その形と違う。
でも、直感でわかる。白く、薄く節くれだって、血管の浮き出たグロテスクな
アレは間違いなく男性器だ――
「いやァ、いやあああッ!! 離して、離してぇえ!!」
449漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:42:09 ID:9zU9pEZK
ここに至って。京子の抵抗は強く――哀れなものとなる。
巨大な蛙の水かきのある手に両手首を押さえつけられ、
スカートは捲り上げられ、ブラウスもタイもぬめぬめのした舌で千切られ、
所々破けた黒のストッキングに包まれた足を、蛙の腹にぽこぽこと当てて。
脱げたローファーが、押し倒された時に投げ出された鞄の側に転がった。
口の開いた鞄からは参考書とノートが荒地に散乱して。
ひちゅぐちゅと涎を垂らす口が動く。笑っているように見える。
「やめてぇ、イヤ、イヤ、もう、殺してよ、殺して!!」
京子の元から白い顔が蒼白となる。
夢だと、逃げてしまいたい。気を失ってしまいたい。なのに、
大蛙の男性器は容赦なく京子の花びらを押し開き、グ!と肉孔に頭をつきたてる。
「ひぁああッ、ア、あぁッ、イタイ、いたああ、あ……」
ずぶずぶと粘液に濡れた肉塊は京子の中に入ってゆく。
邪魔な皮があった。ぶち、と音をたて男性器の先端が口を開き、牙で千切り取った。
「ぎ、アア、ぃやあああ、アアア、あ、あ、ん、」
破瓜の痛みに京子の体がのたうつ。到底考えられない太さのものに貫かれた
京子の足は大きく開かれ、膝がガクガクと震え。ねじるように左右に開かれた
肉襞は怪物の淫液にたっぷりと濡れ、浮き上がった腰からも
透明の粘液がぼたぼたと垂れていた。涎よりももっと、強い匂いがする。
「ひあ、ああ。あ、あぐ、あ!」
痛い。痛い。痛い。
京子は目の前の、この蛙にでもいいから抱きつきたかった。
そうすればこの体を貫く痛みが消える気がして。
でも、腕は地面に押さえつけられ、もがく度に小石で手の甲が切れて。
大蛙の性器はぐねぐねの動きながら京子の膣内を蹂躪する。膣壁を突きまわり、
時に強く抉り。堪えきれない痛みに小ぶりの胸が喘ぎに跳ね、瞳から涙が
ぼろぼろと零れた。
「……アァ、あん、あッ……たすけ、て――助けて。」
――誰が来るっていうの。
自分の声が答えた。さみしそうに笑っている。
久美は、止めたのにね。止めてくれたのにね。
450漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:42:52 ID:9zU9pEZK


長い髪をポニーテールに纏め、部活用の紺のジャージ(下は
勿論ブルマ。だって寒いもん)と白い半袖Tシャツ。制服用の靴を脱ぎ捨て、
運動靴を履き。久美は、走っていた。手には、モップ。
化け物が出るという情報は、この段階では噂程度にしか伝わっていなかった。
「京子! 京子!!」
荒野に自分の声ばかりが響く。畜生。でも、これなら。本格的に暗くなる前に
京子を発見できるかもしれない。だってあたりは何にもなく、
なんにも、いないんだから。だから。動いてるのがきっと京子。
そう思いながら、ただ前を見て久美は走り――
ぬかるみに、足をとられ、転んだ。
ぬかるみ? 寧ろ砂埃が立つ程の荒野だってのに。
足を汚す泥を払いながら、久美は月を見上げた。三つの月。
ここが異世界だっていうの、もう認めるしかないのかもしれない。
SFやファンタジーに疎い久美には、
実のところ「地震の影響で月影が三つ」という
京子の説明の方が、しっくりくるのだが。でも、京子は逃げてる。久美はそう思う。
もう一度パン!と足首の泥を落として立ち上がりかけたとき。
京子は手に茶色のヒルがこびりついているのに気がついた。
違う、泥だと思っていたのが、ヒルだったということに。
「ひ、……この――!」
流石に手でなんてつかめない。手をぶんぶん振って払おうとして、
無理ならモップの柄で叩き落とそうとして。
モップの柄にも、何匹もヒル。もぞ、もぞと連中は久美の体を目指し
動きを始める。
「ぅあ、あ!」
自分の手を地面に叩きつける。潰れろ! 何匹かのヒルは離れたが、
どうしたか避けたヒルが久美の胴体に張り付く。
「く――、……ッ、……!」
きゃあ、なんて、悲鳴、なんてあげてやるもんか。
久美は唇を噛む。とにかく、モップを杖代わりに立ち上がろうとする。
451漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:43:17 ID:9zU9pEZK
ジャージの上、べったりとついたヒル。もぞ、とTシャツの隙間から
久美の肌に入り。
「ひゃん!」
脇腹を擽る動きに、思わず、高い声が上がる。
モップの柄についていたヒルが、久美の胸に落ちる。
「ッあ。あ――」
冷たい。キモチワルイ。でも、久美は走ろうと。
走ろうと動く足を追うように何匹もヒルが這い上がる。
何十もの舌に舐め上げられる感触。
「ひあ、ア……ッあ、ァん、こ……の、エロ……虫ッ……!」
大きな胸の谷間でヒルがぷるぷると蠢く。腰が、震える。立ってられなくなりそうな久美、
モップで無理矢理、大地に身を支える。
「あ、あん、んッ……んあッ……」
豊満な胸を包んだTシャツはもぞもぞと奇妙に動いていた。
脂肪分の多く、暖かい部分をヒルは好む。
赤い乳首をヒルが絡める。一匹が乳房に噛みつく。痛いはずなのに、
甘ったるい声が漏れた。ちゅう、とソコから何かが注入されていく。
胸が重たい。全身がぐっしょりと汗ばんでいく。
ああ、でも。
京子が、待ってるよ、あたしを。
あの子、本当は、声かけて欲しかったんだから。
――それが自分の思い込みでも、喘ぎながら、久美は歩く。

452漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:44:02 ID:9zU9pEZK
ずちゅ。ずちゅ。ずちゅ。
リズミカルな粘着音が、荒野に響いていた。
京子を犯す大蛙。その男性器は膣内を蹂躪し尽くし、子宮口を容赦なく抉り。
「ああ。ア、おなか、おなかがア、あッ、うあ。」
痛みは、快感に消されていた。大蛙との体液は、人間の神経を参らせるらしい。
嬌声をあげながら、――それが最後の仕事のように、京子は考えていた。
考えるのをやめてしまったら、終わってしまう気がした。
散らばったノートや参考書が体液に塗れもう使えないように。
ぐちゅッ。子宮口が押される度に、数式を。
ぬちゅッ。化け物の男性器が節くれだつ度に、構文を。
ぷちゅッ。愛液が飛び散る度に、化学式を。
そして、抜き差しが激しくなる度に、こうなった、理由を。
化け物に犯される理由を。
「んぁ、アぁん、あッ、破れちゃ、あ。食べ、ちゃ……んあッ……」
狙われてるのは、子宮、だ。
京子の考えでは、化け物が人を犯すということは、ありえない。
だって地球上のどんな生き物だって、そんなことはしないのだから。
でももしも。
人間とDNA交配できる異生物がいれば?
進化のどんずまりで、異種間でDNA交配するしかない生物がいれば?
異世界の私達は――最高の、可能性を秘めた、DNAだ。
進化の為の、えさだ。
だったら。納得、できる。
「ぁん、ア! あぁあんッ!!」
何度目か判らない絶頂に京子、押し上げられ、思考が散る。
体が弛緩した瞬間、ズチュ……と京子の子宮口を、8CMの異物が貫いた。
「ぁ・う。あが、あッ――あ、あ、ひ・あ……!」
体がブリッジのように反り返り、流れた黒髪が喉の震えに慄いた。
怪物の性器が赤い子宮の中を覗き、ねっとりとした頭で壁を緩く緩くなぞり、
処女膜を食いちぎった口が、また開く。
453漂流女学園〜京子と久美---2:04/09/26 21:51:38 ID:9zU9pEZK
「い、ぅあ、あん――! くッ……ぅ、ぐ、ん――ッ……」
圧迫に苦しげな声が上がる。びくん、びくん!と京子の体が跳ねる。
子宮に頭を固定した性器の節が大きく膨れあがり、京子の初々しかった
陰唇が左右に大きく開かれる。半ば捲れ上がり、赤い媚肉がはみだしている。
間からたらたらと流れる透明の体液。
「ふあッ、あ、あ、ぁ――!!」
節くれだった性器が乱暴に京子の秘所を抉りながら何度も前後し、
彼女の腰を持ち上げ――子宮の最奥に、勢いよく精液を放った。
「ァ、い、い――ああぁあああん――ッ!!」
精子は小魚ほどに大きく、京子の腹の中でぴちぴちと跳ねている。
………受胎したんだわ。
新しい遺伝子。進化の、えさ。
なら、納得、できる―― 
子宮を跳ね回っていた精子の一部が膣から降り、京子を内側と外側から弄り。
京子の人としての意識は、ここで、終わった。

(続く)
------
挿入入らないとエロ書いた気しないらしいです。誰か前戯とか教えて下さい。
作中で京子が色々言ってますが、京子解釈ってことで。

>>442
ウィングマンはコスチュームが凄く良かったです。アオイさん萌えでした。
>>444
アハメスとのレズシーン! 言葉攻めだけでも良いので是非!!
お言葉を戴いて書く勇気が出せたので、お礼に久美にヒルの犠牲になってもらいました(笑)
蛍ちっくな外見の子は好きです。久美は髪型がマコで顔が美奈子みたいなカンジで。
>>446
そうです。リデル書いてた人です。どうも化け物が身近にいない世界は
難しく、またストーリーを壊してしまいそうで怖かったのですが、お言葉戴いて安心致しました。

うなぎみたいな男性器、と書いて、晩飯がうな丼だった事に気づきました。うげ。
454名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:50:46 ID:h9TURqHB
>>381
読みごたえのある作品ですね!
チェンジマンといいあの頃の戦隊物のヒロインは良かった・・・今はアハメス
様が出ておりますが、自分はゴズマ側だとシーマ様が好みですなぁ。

今後の追加投下を期待します!

マーメイドは渚さやかと覚えていたけれど、フェニックスは誰だったか思い出
せないっス。
455名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:52:21 ID:6myALWiv
>>453
京子と久美がそれぞれ可愛いなあ。続き、楽しみにしてます。

456京子と久美書いてる人:04/09/27 00:12:51 ID:m2fjtVo0
>>455
(化け物に犯される)可愛い女の子を描く!という
目的もあったので、其のお言葉スッゲー嬉しいです!
自分の場合、描きたいエロを考えたら
それにそぐうストーリー10秒、キャラ2秒で話作るやり方ばかりしてきたので
キャラにとにかく自信がないのです。

で、まだ描きたいエロに突入してません。一度描いたエロシーンは
どうにも筆が乗り切らず、尺が短くてすみません。

今色々議論もある時期ではありますが、感想やリクエスト等戴けましたら
大変励みになります。読んでくださる方がいらっしゃるのがココで発表できる一番の
幸せです。どうか今後ともよろしくお願いします。
457名無しさん@ピンキー:04/09/27 11:24:31 ID:OKa0hXd9
「京子と久美」
京子のキャラが好きです。
そういえば京子はなぜ進学校からハナジョに転校したのですか?
そしてなぜいまはハナジョを嫌っているのでしょう(期待はずれだったのかな)?

「田所紗里奈」の作者様、紗里奈と雄人のやりとりとか、この作品は好きなので
づづきおよび完成を待ってます。

お二方ともよろしくお願いします。

458381:04/09/27 22:11:49 ID:4GJIDq0v

「触手地獄の女戦士・4」(その1)

「いや……いや……いやあああああああああああああ」
 さやかの絶叫が広大な採石場いっぱいに響き渡った。
「グフォ、正気に戻ったとたん、これか……。コラ、暴れるな」
 マーゾは、右手を裂けたスーツの胸元に忍び込ませてさやかのやわらかな右乳房を揉みしだき、左手では純白のショーツに包まれた恥部をもてあそんでいた。
 さやかは、グロテスクなモンスターにからだの敏感な部分をいじられていることに、恐怖と嫌悪を抱いた。触手の拘束から解かれ、自由になった両腕で蠢く不気味なマーゾの左腕をメチャメチャに殴った。
「はなして!はなしなさいよぉ……。あたしの体はあなたのおもちゃなんかじゃないんだから!!」
 激しい抵抗を始めたさやかを持て余したマーゾは、仲間の宇宙獣士に助けを促す。
「おいバンバ、見てないで手伝え。この女を取り押さえるんだ」
「ブル」
 マーゾの要請に応えたバンバは直ちに体の上部に絡み付いている触手を一本伸ばした。
 シュルシュルシュル
「ヒッ」
 毒々しいピンクの触手群に、敏感な右乳首をもてあそばれたことを思い出したさやかの両腕の動きが一瞬止まる。
 シュル シュルシュルシュルシュル ギュッ
「ああっ!?」
 さやかの一瞬の隙を突き、バンバの触手は器用にさやかの両手首をまとめて拘束した。
「うまいぞバンバ。そのまま押さえておけ。……お前が悪いんだぞ渚さやか。抵抗なんかするから……」
 勝手なことを言いながら、マーゾは痴漢行為を再開した。
「いやよぉ……はなしてぇ……」
 抵抗を抑えられてしまったさやかの声は弱々しくなる。
459381:04/09/27 22:14:55 ID:4GJIDq0v
(その2)

「グフォフォフォ、お前のからだは実にいいな。このなめらかな肌触り、やわらかさ……最高だぞ!」
 ひとしきり撫で回し、揉みしだき、いじくりまわしてさやかの肉体を堪能したマーゾは感激したように言った。
「そんなこと……」
 自分の体をほめられ、さやかは羞恥心で頬を赤らめた。と、同時にマーゾに対する嫌悪感も、少し和らぐ。
「このからだが男を知らないとは実にもったいない。お前の処女をオレがもらってやる。いいだろ?」
「………」
 未だ男性経験がないことが、さやかの密かなコンプレックスでもあった。さやかは頬を赤く染め、恥ずかしそうにうつむく。
「その、恥じらいの表情、実にいいな。……男心をくすぐるぞ」
 うつむいたさやかの顔をうしろから覗き込み、嬉しそうにマーゾは言った。
「もう……変なことばっかり言わないで!!」
 グロテスクなモンスターにからだを蹂躙されているというのに、ほめられると満更でもない気分になるから不思議だ。さやかはもうさっきほどの激しい嫌悪感をマーゾに抱いていなかった。
「お、感じ始めたな、グフォフォフォフォフォ」
 さやかの恥部のスリットを、純白のパンティーの上から右手の中指でなぞるようにいじっていたマーゾは、さやかのからだの微妙な変化に敏感に気付き、指摘した。
「そんなこと……そんなこと……ない……もん……」
 否定するさやかだったが、上気した頬とうるんだ瞳、そして微妙に荒くなった吐息がその言葉を裏切っていた。
「相変わらず素直じゃないな……。そんなところもかわいいのだがな」
「いやん……」
 マーゾにほめられる度、さやかのからだは熱くなる。健康な二十歳の肉体は、徐々に迫る初めての男性経験を求め始めていた。
460381:04/09/27 22:17:34 ID:4GJIDq0v
(その3)

「ほら、濡れてきたぞ。そろそろ男が欲しくなってきたか?」
 ショーツの股布の部分が湿ってきたのをマーゾの中指は感じ取る。
「うそ……うそよ……。そんなこと……」
 さやかは、首を振って否定する。
「グフォフォ、うそではないぞ、見せてやろうか?」
 そういうと、マーゾはさやかのからだから離れた。
「あ……」
 突然、快感を奪われたさやかの若い肉体は、物足りない気分を味わう。もっとしてほしい……。それがさやかの偽らざる気持ちだった。
 バンバの元へ行き、マーゾはなにやら耳打ちした。バンバはうなずくように上体を振った。
「……?」
 なにをするつもりかわからず、さやかは首を傾げた。
 グイッ
「きゃあっ!?」
 さやかの拘束された両腕が上方へ引っ張られた。バンバが触手をコントロールしたのだ。
「ちょっと、何するの!?」
 ひざ立ちの状態だったさやかの両腕は触手の動きに合わせて高く差し上げられた。ひざ立ちのままでいられなくなり、さやかは立ち上がる。しかし触手の上方への動きはまだ止まらない。
「ちょっと、待って、やだぁ、きゃあああ」
 ついにさやかの白いブーツのつま先が、採石場の大地から離れた。さやかの肉体はバンバの触手によって、宙吊りになったのだ。
「何よ、何のつもりなの!下ろしなさいよぉ!!」
 自由な両脚を振ってさやかは抗議した。その長い美脚を蹴上げるたびパンチラし、マーゾとバンバを喜ばせていることには気付かない。
「グフォフォ、こうするつもりだ!」
 シュルシュルシュルシュル
 マーゾは叫ぶと、両腕から二本のツタのような触手をさやかめがけて放った。
461381:04/09/27 22:20:50 ID:4GJIDq0v
(その4)

「いやん、なに!?」
 二本の触手は宙を滑るように伸びると、地上から五十センチほどの高さに浮かんでいたさやかの両足首にそれぞれ一本ずつ巻きつく。
「なに、なに、なにぃっ!?」
 四肢を全て触手に拘束されて自由を奪われ、これから何をされるのかわからないさやかは、かわいらしいアニメ声で恐怖の叫びを放った。
「グフォフォフォ、お前の声はかわいいなぁ」
 さやかの脅える声を耳にしながら、マーゾは触手をコントロールした。
「いやん、なによ、なんなのぉっ!!」
 さやかの両脚は前方へと引っ張られていく。直立状態だったさやかの体勢は、徐々に真横へと変わっていった。
「空中遊泳の気分はどうだ?」
 地面に対して平行な状態で、からだを宙に浮かべられたさやかにマーゾは問う。
「……青空がきれい……」
(こんな青空の下であたし……なにやってるんだろう……?)
 晴れ渡った雲ひとつない青い空を見上げる格好となったさやかは、非現実感に捕らわれた。今まで起こったことは全て悪い夢だったのではないか、と……。しかしマーゾの声が、さやかの心を現実へと引き戻す。
「空がきれい、か。つくづくお前はかわいいなぁ。グフォフォフォフォフォ」
 ジャリッ ジャリッ
 人間の腰の位置くらいの高さで、横になった状態で浮かぶさやかの元に、マーゾは近づいてきた。
「………?」
 マーゾの意図がわからず、さやかは無言で不審そうにマーゾを眺めた。
「今、見せてやる。お前が感じていた証拠をな」
 マーゾはさやか左横に立つと、腰の下に左腕を差し入れ、支えた。
「え、え、え?」
 マーゾは触手を操ると、さらにさやかの両脚を高く持ち上げた。腰を中心に、徐々に脚が折りたたまれていく。
462381:04/09/27 22:23:26 ID:4GJIDq0v
(その5)

「どうだ、見えるだろ」
 空中で、いわゆる“まんぐり返し”の体勢にされたさやかにマーゾは囁く。
「見えるって……何が……?」
 さっぱりわからない、という風情でさやかは聞き返した。
「グフォ、ここが、だ」
 マーゾはさやかの股間へとさっと右手を伸ばす。
「きゃっ」
 かわいい悲鳴をあげるさやか。
「ホラ、見てみろ」
 白いミニスカートがめくられ、パンティーが丸見えになる。
「いやん」
 さやかは羞恥に頬を染めてソッポを向いてしまう。
「ホラ、ここだ。……いやらしいシミが出来てるぞ」
 純白のパンティーの股布の部分に、スリットに沿ってシミが出来ているのをマーゾは指摘する。
「いやん、いや!」
 現実を認めたくないようにさやかは首を振った。出来ることなら耳をふさぎたかっただろう。両腕を拘束されていては、それも叶わないが。
「ほーら」
 さやかの後頭部に右腕を差し入れ、持ち上げるようにして、さやかに股間のシミを見るよう促す。
「見てみろ。お前の下着が濡れてるのはなぜだ?」
「………」
 頬を真っ赤に染めたさやかは、羞恥心の塊になったように見える。そんなさやかの様子がマーゾの嗜虐の心に火をつけた。
「オレにここをいじられて、感じてたんだろ?」
「きゃっ」
 再びマーゾはさやかの股間に右手を突っ込んだ。立てた中指でスリット部への愛撫を再開する。
463381:04/09/27 22:26:51 ID:4GJIDq0v
(その6)

 くにゅくにゅくにゅ
「いやん、やだ、やめてよぉ」
 敏感なスリットを下着の上からなぞられ、いじられ、さやかはいやいやと首を振る。
「ブルルルルル」
 そのとき、ひとり取り残されていたバンバが唸り声を上げた。
「ム?バンバ……お前のことをすっかり忘れていた。悪いな……お前もするか?」
「ブル!」
 当然、といった風情で上体を振り、バンバは触手をからだの上部から伸ばし始めた。しかも今度は二本である。
 シュルシュルッ シュルッ
「いやあん」
 バンバのヒクヒクと蠢く黒いパイプ状の二本の触手は、一本がさやかの首に、もう一本は胴体に巻きついた。
「やだ、やだぁ」
 そして触手の先端は、スーツが裂けてむき出しになった乳房の、かわいらしいふたつのピンクの突起へと向かう。
 ムニュムニュムニュムニュ
「きゃあああああああ!!」
 おなじみになった、毒々しいピンクのイソギンチャクが、さやかの敏感な二つの突起に吸い付き、責め始めた!!思わず絶叫するさやか。
「お、始まったな。こっちも負けていられないな、グフォフォフォフォフォ」
 くにゅ、くにゅくにゅくにゅ
 マーゾも股間のスリット責めを再開した。
「ひ、いいいいいい」
 敏感なニプルとスリットを、三箇所同時に責められたさやかは、嫌悪と快感が入り混じった微妙な悲鳴をあげた。
「あうっ、いっ、ひ、あああああっ」
「そらそら、また下着が濡れてきたぞっ!」
 自分たちの責めのテクニックで、処女の肉体を感じさせている……。その事実に、マーゾは興奮を隠せないようだ。
464381:04/09/27 22:29:22 ID:4GJIDq0v
(その7)

「あ……ん……ううん……い、いやああん」
 さやかの口から漏れるのも、悲鳴というより快感の吐息に近くなっている。
「もう、ぐっしょりだな。こういうのを地球ではなんて言うんだ?渚さやか」
「は、ああ、……こういうの……?」
 マーゾの問いかけにさやかは答えられない。
「“淫乱”というんじゃないのか?」
「!!」
 侮辱されたように感じたさやかは否定しようとする。
「そんな……あたし……いん…らん……なんかじゃ……ない…もん……」
 快感をこらえながら、切れ切れに否定するさやか。しかしマーゾは畳み掛ける。
「敵であるオレたちにいじくられてオマンコを濡らすお前は立派な淫乱だ!!」
「!!……いや、言わないで……」
 “オマンコ”という言葉にさやかは反応した。女性性器の名を、露骨に聞いたのは初めてであり、羞恥心がからだを駆け巡った。
「言わないで……?お前が淫乱だということをか?」
 さやかの様子が微妙に変わったのにマーゾは気がついた。
「そう……じゃ…なくて……」
 切れ切れに否定するさやかの言葉に、マーゾはピンときた。
「わかったぞ。お前は処女だったな。“オマンコ”という言葉が恥ずかしいんだな」
「いやん……だから……言わないで…てば……」
 心底恥ずかしい、といった風情でさやかは訴えた。
「グフォフォフォフォフォフォフォフォ」
 さやかのウブな様子に、マーゾは歓喜した。
 くにゅ くにゅくにゅくにゅ
「あ、うう…ん、くっ……はぁ……」
 ムニュムニュ ムニュムニュムニュ
「ううん、い…あ……は……ああ〜〜ん」
 恥部と乳首への同時責めは、さやかの頭脳に強烈な快感を送り込む。もはやさやかの理性は崩壊寸前だ。
465381:04/09/27 22:32:02 ID:4GJIDq0v
(その8)

 そのときマーゾはピタッと秘所をいじる指の動きを止めた。そして乳首責めに熱中するバンバに向き直って言った。
「おいバンバ、ストップだ。ちょっと面白いことを考えついた」
「ブル?」
 お楽しみに水を注され、不満そうだったがバンバはマーゾの言葉に従った。
「………」
 送り込まれ続けた刺激が急に失われ、快感を受け入れ始めていたさやかの若い肉体は不満を覚えた。
「なぁ、さやか」
 マーゾは初めてさやかに名前で呼びかけた。これまでは“渚さやか”とフルネームで呼んでいたのだ。マーゾの中で、何か心境の変化があったのだろうか……?
「んう〜〜ん……なに……」
 気だるい表情を浮かべながらさやかはマーゾに言葉を返す。
「ちょっと聞きたいんだが、さっきまでバンバがいじってたここは、何だ?」
 言いながらマーゾはさやかの左のニプルを右手の人差し指で弾いた。
「きゃ……そこ?」
「そうだ、このコリコリと立っているのは地球の言葉でなんと言う?ちょっと教えろよ」
 右手の親指と人差し指で、敏感な突起をつまんでマーゾは尋ねる。
「……乳首」
 さやかは蚊の鳴くような声でポツリとつぶやく。
「ン?なんだって?よく聞こえなかった、もう一度言ってくれ」
 マーゾは意地の悪そうな声音でさやかを促す。
「何でそんなこと訊くの?」
「いいから、言えよ。言わないともういじってやらないぞ、いいのか?」
 さやかの肉体は、更なる刺激を欲していた。理性の崩壊しかけているさやかは、肉体の求めに敗北した。
「乳首、よ。これでいい?」
 こんどはハッキリした発音で、さやかは答えた。
466381:04/09/27 22:34:45 ID:4GJIDq0v
(その9)

「グフォフォフォフォフォフォフォ、そうだ、それでいいんだ。グフォフォフォフォフォフォ」
 ほとばしるように、歓喜の哄笑をあげるマーゾ。さやかはそんなマーゾを不思議そうに見上げる。
「もうひとつ質問だ。さっきまでオレがいじってたここは何だ?」
「きゃっ、あ、ああん」
 今度はさやかの股間に右手を伸ばし、マーゾは尋ねた。そのまま下着の上からスリットをなぞる。
「ううん……そ、そこ?」
「そうだ、ここだ」
「………」
 マーゾの中指が与える快感を噛み締めるさやかだったが、“そこ”の名称を答えるのにはやはり抵抗があった。なにしろさやかは正真正銘の“処女”である。理性が崩壊しかけている今も、羞恥心はかなりなものがあった。
「どうした、答えられないのか?」
「………」
 赤面してソッポを向くさやか。
「やはり処女だな、かわいいぞ。じゃあ教えてやる。ここはな、“オマンコ”というのだ」
「いやん……」
 羞恥に頬を染め、首を振るさやか。そんなさやかをマーゾは、限りなくかわいい、と思った。
「オ・マ・ン・コ、だ。言ってみろ」
「いやよ、言いたくない」
「素直じゃないぞ。もういじってほしくないのか?」
 言いながらマーゾは股間から右手を引いた。
「あ……」
 快感をもたらすマーゾの中指を失い、取り残されたさやかの肉体は刺激を求めて疼く。
「ほら言ってみろ。言わないとこのまま放置するぞ。………“放置プレイ”か。それもいいかもしれないな」
「!!」
 本気で放置されそうな雰囲気に、さやかの肉体の疼きは高まる。触ってほしい、もっといじって悦ばせてほしい、という肉体の欲求に、さやかは抗えなかった。
467381:04/09/27 22:38:23 ID:4GJIDq0v
(その10)

「オ……」
「ン?聞こえないぞ、もっとはっきり」
「オマ……」
 羞恥心が邪魔をして、なかなかさやかは言えない。
 じゅわっ
 さやかの純白のショーツの股布の真ん中に、シミが広がり始めた。
「ン?オレは触ってないのにまた濡れ始めたな。恥ずかしいと濡れるのか?やっぱり淫乱だな、さやかは」
「そんな……」
 マーゾはさやかの羞恥心を煽るように言葉を投げる。言葉で責める、いわゆる“言葉責め”のテクニックをマーゾは使っていた。
「さ、言ってみろ。ちゃんと言うまでご褒美はお預けだ」
「う……オマン……」
 羞恥で火が出そうなほど赤く頬を染めて、さやかは三文字を口にした。しかし最後の四文字目がどうしても出てこない。
「そら、もう一息だ。ご褒美はすぐそこだぞ」
「………コ」
「ン?続けてもっとはっきり」
「オ…マ………ンコ」
「いいぞ、もう一度だ」
「オマンコ!!」
 ついにさやかは女性性器を表す四文字をはっきり口にした。耐えられないほどの羞恥に震えながら……。
「グフォフォフォフォフォフォフォフォフォ、よく言えたな。さあ、ご褒美だ。バンバ!」
「ブル!」
 シュルシュルッ シュルシュルシュルシュル
 待ってましたとばかりに触手を伸ばすバンバ。先ほどと同じように上半身へと二本の触手を伸ばそうとする。
「おっと待った。さっきと同じでは芸がない。攻守交替と行こう」
「ブル?」
「ほら、こっちだ」
 マーゾはさやかの両足首に巻きついている二本の触手を操って、さやかの両脚を開いていく。
468381:04/09/27 22:41:16 ID:4GJIDq0v
(その11)

「なに?なにをするの?」
「グフォフォフォ、いいことだ」
 不安そうな表情のさやかの両脚は、触手によって徐々に開かれ、やがて大股開きの格好になる。
「いやん、恥ずかしい……」
「さっきから散々恥ずかしいことをされたり言ったりしてるのに、まだ恥ずかしいのか?」
「だって、恥ずかしいんだもん……」
 さやかの言葉にはもう嫌悪の響きはない。女性性器の四文字を口にしてしまうことで、心の中の壁がひとつ崩れたようだ。
 恥ずかしがりながらも、次の責めをどことなく期待している趣きが感じ取れる。そんなさやかの変化を、マーゾは敏感に感じ取っていた。
「さあ、ここだ」
 マーゾは、さやかの股間を覆うシミのついたショーツの股布をめくり、さやかの秘所を陽光の下にさらけ出した。
「やん!やだ、やめて!!」
「グフォフォフォ、あれだけいじりまくられて、いまさらやめてはないだろ」
「でも……」
「オマンコを直接見られるのはやっぱり恥ずかしいか?」
「恥ずかしいわよ、もう……」
「グフォフォフォフォフォ、さあバンバ、思う存分やれ!」
「ブル!」
 マーゾの号令でバンバは直ちに行動を開始した。大きく開かれたさやかの脚の中心――パンティーがずらされ、丸見えとなったさやかの秘所へと触手の一本を伸ばし始めたのである。
「ああ……」
 さやかは荒い吐息ついた。これから受けるであろう刺激による快感を期待し、さやかの秘所は、さらに潤いを増していた。
 処女のむき出しになった濡れたスリットめがけて、のたうつグロい蛇のような触手がゆっくりと伸ばされていった。
 シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル………
 <つづく>
469381:04/09/27 22:57:21 ID:4GJIDq0v
今回は、空中まんぐり返しと言葉責めの回でした。
言葉責めでさやかが女性性器の四文字を口にしたら<つづく>にしよう、
と考えていましたが、なかなか言ってくれないので困りました。
おかげで今回の文章量が、いつもの二倍くらいに膨れちゃいました。

みなさんに質問です。
連載作品の、一回の投稿量はどのくらいがいいと思いますか?
短いと読みごたえがないし、長すぎるとウザがられる気がするし……
いつもこの点で悩みながら執筆しています。
是非ご意見を、お聞かせください。
ではまた次回にお会いしましょう。
470名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:05:09 ID:m2fjtVo0
お疲れさまです★
>未だ男性経験がないことが、さやかの密かなコンプレックスでもあった。
>健康な二十歳の肉体は、徐々に迫る初めての男性経験を求め始めていた。
このくだりが良いですね。催淫剤で落ちるのでもなく最初から淫乱でもなく、
健康的な女性なら当然持っているような心情を巧く描いていて、
さやかが等身大の女性に感じられます。
今回の回ではこの部分が一番面白く思いました。
(自分に言葉責め、まんぐりがえしの属性がないからですが……
そういえば採石場という場所がいかにも戦隊物で面白いですね。

長さについては短すぎるのでなければ気になりません。
寧ろある程度の長さのものを一度に読みたいかな。
区切りになる部分で終わらせてもらえればいいと思いますよ。
471381:04/09/27 23:28:07 ID:4GJIDq0v
>>453
私のために“ヒル”の描写を加えてくださって、ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
巨大な蛙のモンスターも印象に残りました。
今日一日ふとした瞬間に、でっかいカエルの姿が脳裏に浮かんで困るくらいに……
亀頭に牙の生えた口のある男性器のアイディアは凄いと思います。私には考えつきません。
小魚ほどの大きさの精子も、ありえない、と思いつつも凄い発想だなぁと感心しました。
これからもこの調子で突っ走ってください。応援してますよ。

>>454
お読みいただきありがとうございます!!
>読みごたえのある作品ですね!
最高のほめことばです。今後もご期待に沿えるよう、がんばっていきます。
>自分はゴズマ側だとシーマ様が好みですなぁ。
シーマは特に出す気はなかったんですが、ご希望に応え、
アハメス様と同時くらいに出そうと思います。
もっともアハメス様がいつ出るか、未定なのですが……。
>マーメイドは渚さやかと覚えていたけれど、フェニックスは誰だったか思い出せないっス。
チェンジフェニックスは“翼麻衣”ですね。
>今後の追加投下を期待します!
ありがとうございます。全力を振り絞って書きまくりたいと思います。
今後も私の作品にお付き合いください。
では。
472381:04/09/28 00:52:49 ID:nBoNn73c
>>470
ご丁寧なレス、ありがとうございました。
>さやかが等身大の女性に感じられます。
正義のヒロインが悪に屈し、陵辱を受け入れるにはどうしたらいいだろう?
と物語の開始以前にぼんやりと考えていました。
“催淫剤”のような物を使うのもアリだな、と思っていました。
しかしいざ書き始めてみると、キャラクターたちはまるで自分の意思を持ったかのごとくに
自己主張し、行動します。
さやかも、造られたヒロインを演じるのではなく、自然に自分らしく振舞っているようです。
“等身大の女性”に感じられるのもそのせいかもしれませんね。

>そういえば採石場という場所がいかにも戦隊物で面白いですね。
はい。私、戦隊シリーズの大ファンです。
同じ戦隊ファンの方々が読んで“ニヤリ”としていただけると嬉しいんです。

今回は、自分の中での一区切りが来るのが非常に遅く、長大な回になってしまいました。
長すぎて敬遠されたりしないかな?と心配だったのですが、
取り越し苦労だったみたいで安心しました。

これからも、私の作品にお付き合いください。
では。
473381:04/09/28 17:37:52 ID:nBoNn73c

「触手地獄の女戦士・5」(その1)

 シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル………
 黒い蛇がのたうつように宙を滑る。
 それはグロテスクなモンスター、宇宙獣士バンバの触手だ。
「ああ……」
 さやかは荒い吐息をつく。さやかの肉体は二体の宇宙獣士の触手によって、大股開きの格好で空中に浮かべられていた。
 股間を覆うべき純白のショーツはマーゾの手によってずらされ、未だ男を知らない処女の局部はむき出しになっている。
 シュルシュルシュルシュル
 グロテスクなパイプ状の触手は、ゆっくりとさやかの股間を目指す。散々いじられ、もてあそばれたさやかのかわいいスリットは、再び与えられるであろう快感を呼ぶ刺激を期待し、しっとりと潤いを増していた。
 シュルシュル ピタ
「ああん」
 触手の先端は秘所のわずか二センチ手前で停止した。焦らされたさやかは思わず不満気な声をもらした。
「グフォフォ、焦るなよさやか。ご褒美はもうすぐだ」
「ううん……焦ってなんかないもん」
「本当か?じゃ、このまま放置するよう、バンバに言ってやろうか?」
 意地の悪い声音でマーゾが問う。
「もう……意地悪しないで……」
 一度もてあそばれ、その快感の嵐に巻き込まれた二十歳の若い女体は、貪欲にさらなる刺激を求めていた。与えられるべき刺激を寸前で取り上げられそうになり、さやかは泣きそうな声で訴えた。
「グフォフォフォフォ、そうだな。お前はちゃんと“オマンコ”と言えたからな。さあバンバ、さやかにご褒美をくれてやれ」
「ブル」
 ムニュムニュムニュ
 黒い触手の先端から毒々しいピンクの小さな触手群が顔を出す。まるでイソギンチャクのように見えるそれは、うにゅうにゅと蠢きながら、あらわになったさやかのスリットに向かってゆく。
474381:04/09/28 17:40:59 ID:nBoNn73c
(その2)

 ムニュムニュ ムニュムニュムニュ
「あうっ」
 お待ちかねだった刺激を受けて、さやかは叫び、背をそり返す。
「グフォフォ、叫ぶくらいに気持ちいいのか?」
 問いかけるマーゾはなんとも楽しそうだ。
「いい……」
「ン?」
「いいわ……」
 悦楽の表情を浮かべてさやかは認めた。
「気持ちいいの。とっても気持ちいいの……ううん…」
「グフォフォフォフォ、それで、その気持ちいい、ここ、は、何て言うんだったかな?」
 マーゾは再び質問した。
「オマンコよ……オマンコがとっても気持ちいいの……」
 さやかは、ためらいなく女性性器を表す四文字を口にした。羞恥心がなくなったわけではない。悦楽によって理性が一時的に麻痺しているのだ。
「すっかり快感の虜だな、いいことだ。そろそろオレも混ぜてもらおう。バンバ!」
「ブル?」
「さやかを下ろすぞ」
 現在さやかの肢体は、人の腰のあたりの高さで地面に水平に、浮いている。両手首はまとめて一本の触手に吊られ、腰はマーゾの左手で支えられている。
そのため、マーゾは自由になるのが右腕ひとつだけだった。これではさやかを思う存分いたぶることができない。
「そうだ、ゆっくり、ゆっくり下ろせ、いいぞ」
「ブルルル」
 マーゾとバンバは協力してさやかを採石場の大地へと下ろした。
「よし、これで両腕が自由に使える。待たせたなさやか。ご褒美をやるぞ」
「はああん……」
 さやかはいわゆるM字開脚のポーズで、地面に腰を下ろしている。マーゾはその背後にまわって両腕を前に回し、さやかのかわいらしい両乳房を握った。
475381:04/09/28 17:44:46 ID:nBoNn73c
(その3)

 もみゅもみゅもみゅ
「うう……ん」
 ムニュムニュムニュ
「あ、は〜〜〜ん」
 マーゾとバンバが与える刺激の快感に、敏感に反応して悦楽の吐息を漏らすさやか。そこには地球を侵略者の魔の手から守る女戦士の姿はない。ただひたすら快感をむさぼる人間のメスがいるだけだった。



「なあ、さやか……」
 そうして二体の宇宙獣士が、さやかの胸と股間を蹂躙しはじめて十五分くらい経った頃だろうか?マーゾが囁くようにさやかの名前を呼んだ。
「え……な…に?……う、うぅん……」
 快感に喘ぎながらもマーゾに返事を返すさやか。
「本当にオレの女にならないか?」
「え?……それ…て……」
 “それってどういう意味?”と言いたかったのだが、最後の方は言葉にならない。
「早い話がチェンジマンをやめて、ゴズマに入らないかってことさ」
「!!」
 さやかはマーゾの提案に驚愕した。快感によってぼやけた頭脳が一気に覚醒する。
「無理よ!あたしはこの地球を守るために選ばれたの。侵略者の仲間になんか、なれないわ!!」
 さやかは強い口調でまくし立てた。その剣幕に恐れをなしたか、バンバは触手を引っ込める。
「グフォフォ、しかし死んでしまえば地球を守るどころではないぞ」
「でも……」
 さやかの表情はこわばっている。
「オレの女になれば、処刑を中止するようアハメス様にとりなしてやろう。どうだ?悪い話ではないぞ」
「………」
 どう答えてよいかわからずに、さやかは沈黙する。マーゾはさやかの双乳を揉むのをやめ、後ろからやさしく抱きしめた。
476381:04/09/28 17:47:47 ID:nBoNn73c
(その4)

「あ……」
 グロテスクなモンスターに抱かれる嫌悪、をなぜかさやかは全く抱かなかった。
「別に本気で地球を裏切れ、と言っているわけじゃない。今だけオレの女になったフリをすればいいんだ」
「え?それどういう意味なの?」
「言ったとおりさ。処刑をまぬがれたあと、脱走しようが反乱を起こそうがお前の自由だ、ということだ。とにかく今、お前は死ぬべきじゃない」
「………一体何を企んでいるの?」
 さやかの言葉には不信の響きがある。
「何も企んじゃいないさ。お前は、オレが心からゴズマに忠誠を誓っている、とでも思っているのか?」
「……違うの?」
「違う!!」
 マーゾは強い口調で否定する。その迫力にさやかは驚く。
「ゴズマはオレのふるさとギラス星を破壊した、いわば仇なのだ。オレはゴズマのギラス星侵略に最後まで抵抗した、ギラス星の戦士だ」
「なんですって!?」
 衝撃の告白にさやかは驚きを隠せない。
「今、ふるさとである地球を守ってゴズマと戦っているお前の姿は、かつてのオレと同じだ。だからオレはお前の気持ちがよくわかるのだ」
「そ、そんなことって……」
 憎むべきゴズマの侵略兵器である宇宙獣士が、かつては自分と同じゴズマと戦う戦士であったとは……。衝撃の事実の判明に、さやかの心は大きく混乱していた。
 <つづく>
477381:04/09/28 18:01:18 ID:nBoNn73c
前回は全編エロだったので、今回は少しストーリー性を持たせてみました。
いかがだったでしょうか?
果たしてさやかがロストバージンするのはいつなのか?作者である私にもわかりません。
展開が遅くてイライラしている方がいらっしゃったらすみません。

今回、小説の分量が少ないのでオマケをつけます。
「触手地獄の女戦士」のプレ・ストーリー、「ピンチ!捕らわれたさやか」です。
このお話は、ゴズマに捕らわれたさやかが目覚める数時間前から始まります。
それではどうぞ。
478漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:03:52 ID:TvF99sSh
場所お借りします。
>>438 >>447 の続き。
属性:優等生/孕ませ(またかよ)/ふたなり(てへ)/搾乳(……)
俺様設定多い上に今回かなりオナニーSSです。すみません。

−−−−−

精子、いや人間の感覚では精虫と呼ぶのが相応しい半透明の生き物は、
京子の卵子を喰らい、急速に細胞分裂を始めた。薄らと膨らみ始めた腹を
守るように、今は大蛙は後ろから京子を貫いている。
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、と響く卑猥な音。
大蛙が立てばその背は京子より高く、太い性器を突き立てられた体は宙に浮き、
突き上げの度に大きく悶えた。
だらりと垂れ下がった両足、淫液に濡れた爪先がふるふると震えて。
受胎した獲物を逃がさぬよう、
両腕は長い舌に絡め取られ罪人のように頭上で固定され、
胸にも戒めのように赤黒い舌が巻きつき。醜い舌の色は
京子のほんのり色づいた肌の白さを一層引き立てた。
「んぁ、ああ、ぁあんッ――ア!」
膣から零れた精虫はせめて雌の匂いを求めるように京子の秘部に集った。
充血したはなびら、薄皮に包まれたクリトリス、菊座へと続く細いライン。
全てが精虫の弄りものとなり、ぴちぴちと精虫が跳ねる様は
ソコ自体が淫猥に蠢いてるようだった。
「あん、あん、ア………あッ、ぅあ、ひゃあんッ……!」
一匹の精虫が京子のクリトリスの皮を剥き、跳ねる頭を突き入れる。
少し外股に開かれた細い脚がビクビクっと踊る。
溢れ出す交尾の匂いに釣られてか、夕暮れの荒野にゆっくりと
異形の影が集り始めた。小豆色の大蛙の同種のものが数匹、
それ雌だろう、同じ色で上から押しつぶしたように頭の若干平べったいものが数匹。
化け物は京子を犯す大蛙の周りに集り、ギョロリと頭の高いところについた目で
交尾の様子を眺めると、其々におこぼれに預かろうとあさましく動いた。
479漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:06:28 ID:TvF99sSh
割り込みになってしまいすみません。後から投下します。>>381
480381:04/09/28 18:09:52 ID:nBoNn73c
(注:今回エロなし、微グロあり)

「ピンチ!捕らわれたさやか」

 エピソード1「白い戦士・さやか」(その1)

 ジャリッ ジャリッ
 細かく砕けた小石を踏む音がする。
 未だ陽が昇らぬ夜明け前の薄暮の中、蠢く影がある。
「ギゲゲゲゲ」
 謎の影が不気味な声を上げた。まるで石を擦り合わせた様な何とも言えないイヤな声だ。
 ジャリジャリッ
「ギゲ、ギゲゲゲ」
 ジャッ ジャリッ ジャリッ
「ギゲゲゲゲゲ」
 どこから現れるのだろう?謎の影は一体、また一体と増えていく。
「ギゲゲ、ギゲゲゲ」
 ジャリジャリッ
「ギゲゲゲゲゲゲ」
 ジャリッ ジャリッ
 小石が散らばる広い採石場に陽が射し始めた。謎の影達の姿も朝日の中に、浮かび上がっていた。
「ギゲゲゲ」
 一見人の様にも見えた。しかしそれは決して人間ではなかった。全身が青い不気味な怪生物なのだ。
「ギゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲゲ」
 悪魔の様にピンと尖った両耳。ミイラを思わせるグロテスクな青い顔。鋭く尖った牙がズラリと並ぶ口は耳まで裂け、先が二つに割れた舌がチロチロ蠢く様はまるで蛇の様だ。
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 目があるべき場所には何もない。ただ、ドクロの様に落ち窪んでいるだけ。なぜか頭にはフサフサと金色の髪が生えている。
「ギゲゲゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲ」
 胸の中央に取り付けられた用途不明の機械から二本のパイプが伸びている。パイプは胸から肩へと伸び、背中、腋の下を通って再び胸の機械に接続していた。
481381:04/09/28 18:12:56 ID:nBoNn73c
(その2)

「ギゲゲゲゲゲ」
 口の端から青緑の粘液がしたたり落ちた!いや、口からだけではない。全身が粘液に濡れ、ぬめぬめと光っているのだ。見た者の誰もが生理的嫌悪を起こさずにはいられない光景だった。
「ギゲゲゲ」
 ジャリッ
「ギゲゲゲ」 「ギゲゲゲゲゲ」
 ジャリジャリッ ジャッ
「ギゲ、ギゲゲゲ」 「ギゲゲ」 「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 怪生物の数は増え続けていた。もはや群と呼んだ方がいいかもしれない。朝日に輝き始めた採石場は、青いグロテスクな怪物の群で溢れ返り始めていた。
「ギゲゲゲ」
「ギゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 それは大宇宙侵略軍団、“大星団ゴズマ”地球方面遠征軍の尖兵、“ヒドラー兵”の群であった。




 埼玉県・寄居にある広大な採石場に、突如出現したヒドラー兵の群の様子を岩陰に隠れてじっと窺っているひとりの女性の姿があった。
 年の頃は二十歳前後、髪は黒く、わずかにカールがかった肩より長めのロングで、彼女の理知的な顔立ちに良く似合っていた。
 白のスーツに白のミニスカート。そして白いロングブーツ―――。全身白でまとめたいでたちは、彼女の清楚な雰囲気を醸し出している。それでいてミニスカートからスラリと伸びた健康的なフトモモが朝日に白く輝き、思わず触れてしまいたいほどの魅力を放っていた。
(ヒドラー兵があんなに!?ゴズマめ、やっぱりここで何かを企んでいたのね!)
 彼女の名は“渚さやか”。国際組織、“地球守備隊”日本支部・電撃戦隊の女性隊員だ。
482381:04/09/28 18:16:17 ID:nBoNn73c
(その3)

 西暦2008年、イラク戦争の苦い経験を踏まえ、国連の提唱によって世界各地の紛争の鎮圧や、災害時の人命救助などを目的とした国際組織が発足された。それが“地球守備隊”である。
 守備隊発足から五年後の2013年、地球侵略を開始した大星団ゴズマと戦うために結成された、対異星人戦闘用の特殊強化服部隊、それが彼女、渚さやかが所属する“電撃戦隊”である。
 以来、ゴズマと電撃戦隊との間で激しい戦いが繰り広げられて来た。その攻防は一進一退で、電撃戦隊の活躍によってかろうじてゴズマの侵略作戦は阻止されて来た。しかしゴズマを宇宙に追い返すまでには至っていない。
 この日の前日、日本の各地で異星人の反応が探知された。ゴズマの新たな作戦の胎動を予感した電撃戦隊長官・伊吹の命令に従い、隊員達は、夜を徹しての異星人探索に当たっていた。
 埼玉方面の探索を担当していたさやかは、たどり着いた採石場でヒドラー兵の群を発見したのだった。
(みんなに連絡しなきゃ)
 電撃戦隊は五人でひとつのチームを組んでいる。他の四人のメンバー達は別の異星人反応を追って日本各地に散っているが、さやかの連絡ひとつで直ちに駆けつけるだろう。
 地球守備隊の最先端技術を結集させて造られたスーパーマシンで、日本のどこからでも電撃的すばやさで現れる……“電撃戦隊”と呼ばれる所以である。
 さやかの左手首に銀色のベルトが巻かれているのが見える。やや大きめの腕時計のようにも見えるが、それは腕時計ではなかった。武器が仕込まれ、通信機も兼ねた多機能ブレスレット、“チェンジ・ブレス”だ。
 さやかがブレスを操作して仲間と連絡を取ろうとした瞬間、
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
「きゃっ!?」
 背後より密かに近づいていた一体のヒドラー兵が、さやかに襲いかかって来たのだ!
「ギゲ?ゲゲゲゲゲゲ」
 さやかに組み付くヒドラー兵。その鋭い爪のついた右の手のひらが、さやかの柔らかな胸のふくらみに触れた!
483381:04/09/28 18:21:26 ID:nBoNn73c
(その4)

「!?いやらしいわね、はなして!!」
 ドスッ
 背後の敵に怒りのヒジ鉄を喰らわすさやか!吹っ飛ぶヒドラー兵。
「まったくもう……」
 さやかの頬は、ほんのり赤く染まっていた。普段はクールなさやかの見せた恥じらいの表情としぐさは、とてもかわいかった。また、特徴的なその声も彼女の魅力を倍加していた。
 さやかとすこしでも同じ時を過ごした者は、彼女の声を決して忘れないだろう。絶世の美声とかいうわけではないし、鈴を転がした様な声、とも違う。しかし、人の心に不思議と残る、そんな声だった。
 電撃戦隊に入隊していなければ、その声を生かした職業を選んでも良かったかもしれない。「女子アナ」とか「声優」とか……。
「ギゲゲゲゲゲ」
 ジャリッ
「ギゲゲゲゲ、ギゲゲゲゲゲ」
 ジャリジャリッ
 騒ぎに気づき、さやかに迫るヒドラー兵達!
「あーんもう!見つかっちゃったじゃなーい」
 他のメンバーを呼ぶ前に発見された迂闊さを呪うさやか。
「ギゲゲゲ」
「ギゲ?」
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 ヒドラー兵達がさやか目がけて殺到して来た!もはや仲間に連絡する余裕はなくなった。
「仕方ないわね、こうなったらあたしひとりでも!」
 さやかはたったひとりで戦い抜く決意をした。
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 迫り来るヒドラー兵!
「トォ―――ッ」
 一声叫び、さやかは翔んだ!まるでトランポリンでも使ったかの様に、軽々とヒドラー兵達の頭上を越えて行く。超人的な跳躍力だ!
484381:04/09/28 18:26:00 ID:nBoNn73c
(その5)

「ヤァッ」
 ドカッ
「ギゲッ!?」
 着地点にいた不幸なヒドラー兵の一体を蹴り飛ばすさやか!パッと見は、今時のフツーの女のコとしか思えないさやかの、一体どこにこんな力があったのか?まるでダンプカーにでも跳ね飛ばされたかの様に宙を舞い、岩壁に叩きつけられるヒドラー兵!!
 グシャッ
 イヤな音を立てて潰れたヒドラー兵から青い体液が飛び散り、さやかの白いスーツに飛沫が降り注いだ!
「イヤん、シミになっちゃう…」
 女のコらしく着衣の汚れを気にするさやか。
「……ってそんな場合じゃないわね」
「ギゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲ」
 さやかの周囲はグロテスクなヒドラー兵で埋め尽くされていた。常人ならとても正気ではいられない光景だ。しかしさやかはひるまない。
(なによこのくらい!今までだってこんなピンチ、切り抜けてきたんだからっ)
 さやかが電撃戦隊に入隊して九ヶ月余りが過ぎていた。その間、毎日の様に異星人相手に最前線で戦って来た。さやかはそのかわいらしい外見からは想像もつかない百戦錬磨の女戦士だったのだ!
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
「いくわよっヒドラー兵!!」
 そしてさやかはたったひとり、ヒドラー兵の大群に立ち向かっていった………。
<つづく>



次回予告
無数のヒドラー兵にひとり戦いを挑むさやか。その時現れたゴズマ司令官アハメスの目的は何か?
レッツ・チェンジ! 電撃戦隊チェンジマン!
エピソード2 「アハメス出現」
485381:04/09/28 18:35:08 ID:nBoNn73c
>>479
こちらこそ長々とスレッドを独占してすみませんでした。
“京子と久美”の続き、お待ちしてました。
私の本日の投下は終了しましたので、続きをお願いします。
486漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:44:50 ID:TvF99sSh
場所お借りします。
>>438 >>447 の続き。ついでに3の冒頭から書き直したので再投下します。すみません。
属性:優等生/孕ませ(またかよ)/ふたなり(てへ)/搾乳(……)
俺様設定多い上に今回かなりオナニーSSの自覚あります…_| ̄|○
−−−−−
精子、いや人間の感覚では精虫と呼ぶのが相応しい半透明の生き物は、
京子の卵子を喰らい、急速に細胞分裂を始めた。薄らと膨らみ始めた腹を
守るように、今は大蛙は後ろから京子を貫いている。
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅ、と響く卑猥な音。
大蛙は京子より大きく背も高く、太い性器を突き立てられた体は宙に浮き、
自重で更に串ざしにされた体は突き上げの度に大きく悶えた。
だらりと垂れ下がった両足、淫液に濡れた爪先がふるふると震えて。
受胎した獲物を逃がさぬよう、
両腕は長い舌に絡め取られ罪人のように頭上で固定され、
胸にも戒めのように赤黒い舌が巻きつき。醜い舌の色は
京子のほんのり色づいた肌の白さを一層引き立てた。
「んぁ、ああ、ぁあんッ――ア!」
膣から零れた精虫はせめて雌の匂いを求めるように京子の秘部に集った。
充血したはなびら、薄皮に包まれたクリトリス、菊座へと続く細いライン。
全てが精虫の弄りものとなり、ぴちぴちと精虫が跳ねる様は
ソコ自体が淫猥に蠢いてるようだった。
「あん、あん、ア………あッ、ぅあ、ひゃあんッ……!」
一匹の精虫が京子のクリトリスの皮を剥き、小さな合わせ目に跳ねる頭を突き入れる。
敏感な器官の剥き出しの媚肉の間で、踊り食いの小魚のように精虫は跳ねた。
「きゃァあッ、アアッ、ぁああんッ、あ――ッ! あ――ッ!」
電撃のような快感が、京子の背を這い上がる。極太の男根を挟んで
少し外股に開かれた細い脚がビクビクっと踊る。震える足が、まだストッキングを履いたままなのが、
逆に痛々しい。何度も何度も爪先が内向きに張り詰め、強制的な絶頂を示す。達しても達しても、
貫かれ弄られる京子の精神は絶頂の寸前にあった。簡単な刺激で、直ぐにイく。
……そんな言葉も、京子は知らないが。
「ひぅッ、あ、きちゃ、あぅッ、――ッぁ! きちゃうぅぅうッ、あ! あぁあんッ!」
溢れ出す交尾の匂いに釣られてか、夕暮れの荒野にゆっくりと異形の影が集り始めた。
487漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:47:04 ID:TvF99sSh
小豆色の大蛙の同種のものが数匹、それの雌だろう、
同じ色で上から押しつぶしたように背が低く、頭の若干平べったいものが数匹。
化け物は京子を犯す大蛙の周りに集り、ギョロリと頭の高いところについた目で
交尾の様子を眺めると、其々におこぼれに預かろうとあさましく動いた。
雌蛙の大きな口から伸びた舌は雄蛙より細く長かった。半透明で、全体は蛙の卵のような形状。
口内でとぐろを巻き、何Mか判らない。どろどろと唾液に濡れ、とても醜い。
先端がホウキのように分れた舌が京子の肌に伸ばされ、
脚といわず腹と云わず啜り舐めはじめた。特に体液が零れる部分は念入りに。
「ぃぁッ、あッ、ハぁあんッ、ぁんんんぅうッ……んァ! ア!」
細い糸のような触手が、精子に塗れた京子の肉襞をくちゅくちゅと犯す。
精虫の入り込んだクリトリスさえ、外から細い触手に弄られた。ぴくぴくする肉芽を
外からなぞりあげる細い糸こんにゃくのような半透明の触手。中で赤さを増す雌の肉。
雄蛙よりもねちっこく、繊細な愛撫に汗ばみ、ぐったりとした京子の体がひくひくと震える。
その振動に京子を貫く性器の太さが増し、節くれだち。
表情に冷静だった少女の面影はもう無い。苦しげに官能に眉を寄せ、
瞳を蕩かせ、頬を紅潮させ。赤く染まった唇をだらしなく開き。声を押えることもせず。――できず。
顔のつくりが知的なだけに、それは一層卑猥な有様だった。
「ふああ、あッ、あッ、ァ、また、くる、何か、あん……何か、きちゃぁあ、
 あ、あ、ひゃあ、ゃ、そんなとこまでえええ、はぁッ……アア、」
泡立つ愛液は双丘の間の菊座にまで流れる。雌の細い舌はソコを求めて、
じわじわと尻肉の間を擽り。分れた先端がニュルッと後孔に侵入する。
ねばついたものにつるりとした腸壁をなぞられる感覚に、京子は思わず腰を前に
突き出した。ぶちゅうっと異形の性器との結合部から淫液が散る。
「あ、あ……ぁ、ぅあ。これ――あ、これぇえええ……!」
488漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:48:34 ID:TvF99sSh
快感にじわりと散らされた花びらから愛液が流れる。すぐに大蛙の淫液と混じり、
ピストン運動にじゅくじゅくとあわ立つ。
ソレを求めて前に集る分れた舌。もっと押し出そうと、窄まりの間から
奥へと入り込む何本もの細い半透明の触手。
「ぁああん、ア、あ、すごい、これ、きちゃう、きちゃぁうううッ……!!」
大蛙の催淫効果と、前を執拗に弄られた効果もあったのだろうが、
京子はアナルを犯され、簡単に達した。達しても尚高みから落ちきれず、
ハァハァと犬のように息をあらがせ、もっとと求めるように腰を揺らしている。
後淫の素質があったのだろう。一生気づかぬ筈であったが。
清楚なくすんだピンクの窄まりさえ今は淫液にだらだらと濡れ、
含んだ触手を奥へと求めるようにヒクヒクとあさましく蠢めく。
その間から更に割り込む触手。ずぶ、と動く本体。
「ああ、ア、……ひあ、ぁん、あぁああんッ――!」
悶える京子の体に、他の雄蛙の性器が伸びてゆく。同じように8cm程の太さのもの、
もっと太いもの。一様にウナギのようにぬるりとして純白で、所々が節くれだち、
興奮の証か先端の口をぱっくりと開いて、牙と長い舌状のものを剥き出しにしてヴァギナに迫る。
ねばねばとした長い性器を内腿に絡ませるもの。
捲れあがった花びらを擦り上げるように京子の股に挟まり激しく前後に蠢くもの。
群がる精虫ごとクリトリスを口に含むもの。
「ひぁあッ、ア、あ、くぁあああッ、
 あ、あン!……はぁ、んぁああ、あ―――ッ!!」
人間の体に耐えられる官能では、既にない。
さらに、つい一時間も前までは完全な処女だった京子には、
思考を終わらせるだけでなく、頭を真っ白にするもの。全てを洗い流すもの。
何度も何度も火花が目の前で散った。ビクビクッと全身が痙攣する。
一匹が業を煮やしたか、ぎちぎちに開かれたヴァギナへと口を閉じ鋭くした
頭を押し当て、ぶるんと身を震わせた。
489漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:49:17 ID:TvF99sSh
「ひあああ、ぎ、あ……が、ア――!!」
無意識に、体を守るために京子の脚が開く。萎えた膝が防御の為にブルブルと
震えながら左右に動き、上がる。ぐちゅっと動く肉壁。その襞の、
ほんの小さな隙間をついて、二本目の性器が京子の中へと押し入った。
「あああぁぁああぁあぁああ! んぁあああああッ、あ―――ッ!!!」
千切れそうな程に陰唇が伸ばされ、大穴が股間に空いた。ギシ、と骨盤の軋む鈍い音。
絶叫。終わらない断末魔。
「あああ、あが、ア、あぅ、う……うあああ、
 あ、あんッ、入って、入ってぇえええええ!!」
二本の性器は寄り添うようにべったりと重なり、絡みながら京子の肉洞を進み、
狭い膣内を圧迫し、子宮口まで一息に貫く。出産の時さえ、こんなにも
人間のヴァギナは開くまい。ひく、ひく、と捲れあがった花びらが、
悲鳴のように震えて、涙のように淫液を流す。
「あ、あぅ………ア――、ひぐッ、――はぁぁああ……ぁんッ!」
零れる淫液を舐め取る雌の細かい舌。吸盤のように張り付く先端。
アナルへとずるりと潜る舌の本体。3cmほどの太さに閉じていた皺が開かれた。
「あぐ、あん!……ッぁああ、あ、アァアアアアッ、あん、ぁ、んああ………!」
これは終わらない断末魔。
だから、二本絡みあった化け物の性器がグチュグチュと前後に動く度、
真っ白になった京子の意識に浮かぶ映像は、きっと涅槃を照らす走馬灯に違いない。
――憧れの高校に入学が決まった日。野暮ったい灰色の制服も、京子には誇らしかった。
――偏差値一覧表。見なくても東大合格は決まっていたけれど、不安で何度も見に行った。
――海の花女学園への転校を言い渡された日。初めて京子、父親に叩かれた。部屋で泣く。結婚の為なんて。
「あうッ、あん――、あ、んぁ、ア……ひあ、ア……ッ……」
ひくひくと膨らむ腹。二本の性器は細胞分裂を促すように、
子宮を突きまわる。大蛙は多胎らしく、既に妊娠三ヶ月ほどに、
京子の腹は膨れあがっている。
490漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:50:28 ID:TvF99sSh
――海の花女学園の華やかな制服。お嬢さまと言われる同級生。
「あん――んッ、んぁああ。あ、……んッ…熱いィ…」
――鮮やかな制服の色さえ、腹立たしかった。私、貴女達と違う。灰色を着続ける。
アナルを犯す舌に強請るように京子の腰が揺れる。その身の捩りを快感に感じてか、
律動を激しくする太い男性器。大蛙の醜く大きな腹がぶるぶると震え、
京子の細い背を圧迫する。グイ、グイと前に押される体。突き出される胸。
乳首をくびりだすように雌の舌が絡む。乳腺を探っているのだ。
――クラスの端。一人で本を読む京子。慣れていた。
細く分れた舌の先が乳首の先を突きまわる。硬くなった赤い尖りはぷるぷると揺れ。
――不意に声をかけていた少女。……顔は、思い出せない。明るい声。
乳輪を締め上げると、触手が先にある小さな点をつき、乳首の中へと潜りこむ。
「んぁあああッ!!――ッ、つふ、ふぁ、ア!」
入るべき場所で無い場所、普段なら孔さえない場所を貫かれ、
京子が強い悲鳴を上げる。おぞましい触手は京子の乳首の中で蠢き、
ねちっこくその構造を調べ上げる。形は変わらぬまま、
ぐにぐに、ぐにぐにと別の生き物のように小ぶりの胸の先端が跳ねる。
男の愛撫を待ちわびるように。そして、それはすぐに快楽に変わる。
「ぁアん、あん、ッあ、ア―― ひぁ、ひぎ、あ、アぁん……!」
ちゅぷッ……と京子の小さな胸から、母乳が零れた。
雌蛙のホルモンと女性ホルモンの近似だろうか。或いは近似したものを
作る能力がこの異形にはあるのか。遅れて、逆の胸からも母乳が滴る。
甘い匂いに群がる舌。乳牛の乳でも搾るように、小さな乳首が
細い糸のような触手に締め上げ、絞られる。ちゅぷ、ちゅぷ、と溢れる白液。
――呼ぶ声に嫌々顔を上げる京子。やっぱり、少女の顔は見えない。長い髪。
「ぁああん、ア――あ、あふぁ、ふぁあん、ふあぁ……」
ちゅうちゅうと絞られる母乳を飲まれる感覚は甘く。
ぎゅっとアナルが締まり、入りこんだ舌が苦しげにのたうつ。
母乳を悦ぶように、腹の中の"子"が子宮を蹴る。
491漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:51:25 ID:TvF99sSh
――開かれていた本。生物史。カンブリア紀。そこで一気に広がる進化系統図。
京子の意識は終わってしまったけれど。
だけれど、京子は満ち足りて、終わった。
カンブリア紀の、進化の、遺伝子の、爆発。
そこにいるんだと、見なしたから。京子はそう納得、したから。

――例えソレが全くの勘違いであっても。
京子は、今、やっと自分の"雌"を――"性"を、認めた。
突き上げる揺れる体。跳ねる髪。信じられない速度で、膨らみを増す腹。
白い意識の中、過ぎる、明るい声の、誰かの笑顔。………消えた。



あまりに多いヒルの数に、久美はとっくにジャージを脱ぎ捨てていた。
それでも、Tシャツとブルマから伸びる発達した四肢に張り付くヒルの数は無数。
それは久美の体液を啜ったか、何を得たのかぷっくりと膨れあがり、
現実界のユムシとひどく似ていた。肌色で、まるで
幼児〜少年の性器のように、先端の尖ったふっくらとした虫。
ご丁寧にこのヒルは皮を被ったように全身に細かな皺があり、
蠢くたびに先端の尖りがヒクヒクと動き、更に少年の性器に酷似していた。
そんなおぞましいものを豊満な胸と言わずむっちりとした太腿と言わず、
全身に張り付かせて―― 
股間さえ小さな何匹もの虫、というか幼い男性器に犯されながら、
久美は歩いていた。脚を動かす度に胎内の虫が跳ねるのが判り、
何度も軽い絶頂に押し上げられかけ、長い髪が項に張り付くほどに汗を掻き。
白いシャツの下、ヒルに噛まれた乳房が中に何かいるかのようにもぞがゆく。
折れたモップがなきゃ、もう立ってられなくて。
492漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:54:32 ID:TvF99sSh
――ああ、こりゃあもうダメだな。あたし。
妙に冷めてそう思うのだけど。
でも、もう来てしまったしさ。京子に、会うまでは。
「……ッ、……久美、さんの意地、って……やつですよ。」
誰も聞く者はいないのに、つよがった声でそう言って。
もう一歩。進んだ時。
「ひ、……ゃあああああッ……!!」
思わず、久美は悲鳴を上げた。胸が。不意に、グッと膨らんだのだ。
「ぃ、いやああ、いや、いや、ぁああ、あ……ッ!!!」
白いシャツの中に、誰かの手がある! 背後に誰かいる!!
久美がそう思ったのも無理はなかった。突然、双乳の脇から、ちょうど人間の指ほどの
触手が、うねうねと何本も生えていた。先端は、ユムシそっくりである。
――ヒルは、噛んだ乳房に産卵していたのだ。
「ぃやああ、いや、ああああああああッ!!!」
初めて。こんな悲鳴を久美は上げた。なまじ声量があるだけ、声は荒野に木霊する。
変わる。自分の体が人外のものに変わってしまう。
「嫌、嫌ッ、こんなの嫌ぁあああッ……!」
絶叫する久美の背が弓なりにしなる。
まるでそんな久美に見せつけるかのように、ヒルの幼虫はTシャツの一部を食い破り、
わきわき、わきわきと人の指そっくりの形を動かして、
久美の乳房を揉み始めた。自分が寄生する地に相応しいか見定めるように、
丹念に、丹念に。
「ぁん、ア、あ―――……いゃあああ、やぁ……ッ……ァ……!!」
泣き叫ぶ久美になど構わず、男性器そっくりのヒルは止まった脚の上を
ゆっくりと這い上がる。膝の裏、太腿、ふくらんだ脛。この大地の温度も湿度も
ちょうど良かった。震えているのだけが問題である。
493漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 18:58:00 ID:TvF99sSh
――もう、だめ。あたし……だめだよ。
久美の目が力なく色を失い、モップを握りしめていた指が、解けた。
からん、と倒れる木の棒。遅れて、スローモーションのようにゆっくりと、
前に倒れる体。ばさりと散るポニーテイル。投げ出されるカモシカのような脚。
華やかな顔は地面につき、乾いた野に、久美の涙が吸い取られていく。
「ぁあ………ア、あ――」
久美の足音がなくなると、変わりに風に乗るように、粘液質な音が聞こえ始めた。
それに混じって、泣くような、叫ぶような女の声も。
「――きょ………こ……?」
あの子も、こんな目に、あってるんだろうか?
あの、ネンネが? 恋話一つしない子が?
砕け散った瞳の焦点が、グッと集る。嫌が上でも人目をひきつける、久美の目になる。
ずりッ。
久美の手が、動いた。乾いた土くれを掴み、前に這った。
ヒルが多く張り付いた脚は巧く動かない。でも水泳の時のようにバタつかせて。
スニーカーの底が、地面を蹴る。
胸の触手は久美を苛むのを止めない。発生から急速に成長してゆくそれは
今は10cm程の長さになり、さながら巨大なミミズである。
それがTシャツの上から乳首の存在を誇示するように撒きついて。
怪物の体液と汗で透けたTシャツの上から赤い果実をひっぱって。
這えば、胸も地面にすれて。痛くて、気持ちよくて。
「ッく――、あ、ぅ、あ……ぐッ……」
けどね。
ずーっと体育5の久美さんを、なめないで欲しい。
手をいっぱいに伸ばす。前の土を掴む。肘を強く曲げる。体を前に引きずる。
じたばたともがく脚の間から逃げるようにヒルが飛び出、ブルマと太腿に
挟まれ苦しげに身悶える。挿入に失敗した性器みたいに。
それでも久美は這う。這って、きっと走れば10秒も掛からない、緩い丘を越え。
グェグェと、鳴く、異形を影を月光に見た。
494漂流女学園〜京子と久美---3:04/09/28 19:10:51 ID:TvF99sSh
大蛙。化け蛙。相撲取りのような腹。太い手足。たるんだ皮膚。
おぞましい、三本の舌。節くれだち、人間では到底考えられない太さの性器。
その醜い化け物が取り囲むのは――灰色の制服の一人の少女。
舌に全身を絡め取られ、弄られ。細い脚の間に恐ろしい太さの性器を
二本突き刺され。腹を妊婦のように膨らませ。全身を、犯され尽くす京子。
淡い光に照らされた肌は、淫液と汗に濡れ、美しく白く。
「……かえ……ろ……京子、」
――お互い、こんなになっちゃったけど。
じたばたと、ブルマと脚の境目では何匹ものヒルが蠢いて、幼虫が胸から生えて。
――でも、帰ろう。京子。それで。今度は。
久美は、苦しげに、震える手を伸ばす。
じわりと、これ以上零れないと思った涙が、大きな瞳に滲んだ。
「ぁあ、ふァ、あ――……んァ、あ……ぁああんッ……」
甘い声を上げる京子の、かすんだ瞳が久美を映す。
涅槃に行ってしまった京子には、眼前の久美が、先程脳裏を過ぎった少女だと、
気づくことはできない。ただ、視覚が受け止めるだけの影を見、
体が受け止めるだけの快楽に声を上げ。同級生の前で、大きく身を捩り悶え狂い。
京子の痴態は、一種グロテスクなまでにいやらしく。
でも、久美は。
それを、キレイだと、思った。
もう何も構えていない京子を、ホントに、キレイだと思った。
「――きょ…ぅ…こ……」
呟き、微かに微笑んだ久美の背に、雄蛙が迫っていた。

(続く)

読んでくださって有難うございます。やっと、やっと触手らしい触手が出てきたよママン!!(ママンも迷惑だな)
二人の心情描写で萎えてしまった方がいましたら申し訳ありません。

>>457様 今回その説明を少し足してみました。女性を嫌う堅物の女の子っていますよね。京子はそんな感じです。ハナジョの転校は将来政略結婚時に国立よりハクがつくからみたいです。
>>381様 ヒル、楽しいですね(笑) ユムシにしてしまって自分でも吐き気がしましたが。突っ走って良いんだ、と背中をまた押していただきました。
さやかさん、青空がキレイといった口で、あの四文字を口にしたのかと思うと感慨深いですね。ブレスレットも精神も破壊された今後が楽しみです(鬼)
495名無しさん@ピンキー:04/09/28 19:17:31 ID:TvF99sSh
折角段落纏めたのに補足ですが。
文中の科学用語とかは全てデタラメです。DNA配合ってハミガキ粉か?!
進化系統図なんて言葉あるのか?! 書き手は理系も文系も全滅です。
どうか笑わず、怒らないで下さい。長々と毎回スレをお借りして申し訳ありません。
次回か次々回で終わりです。

〜ユムシをご存知ない方はお食事時以外のときに是非ユムシ、コウガイビルなどで
検索をかけてむ*むしQさん(多分)で実際のお写真を御覧下さいませ。うげ。〜
496381:04/09/28 21:16:25 ID:nBoNn73c
>>「京子と久美」の作者様
「京子と久美」第三回、読了しました。
今回は凄くハードでしたね。
読み終えたあとに自作を読み返すとえらくソフトだなぁと感じました。
自分ではけっこう鬼畜なことやっているつもりだったんですが……
来るべき自作の陵辱シーンに向けて、この迫力を見習いたい、と思います。

ユムシ、という生き物を、浅学にして知らなかったのですが、
検索した画像をみて、ウゲッ と思いましたね。
あんなものに体をむさぼられる久美ちゃんに同情します。
さらにショックなのは、あんなユムシを刺身にして食べる国があるらしいこと。
やはり一番恐ろしいのは人間かも知れない、と再確認しました。

>さやかさん、青空がキレイといった口で、あの四文字を口にしたのかと思うと感慨深いですね。
そうか!空の美しさを讃える言葉と、卑猥な四文字は対比になってたんだ!!
(って、気付かなかったのか?作者のくせに……<<セルフツッコミ)
気付きませんでした。四文字については言わそう言わそうとがんばってたのですが、
<青空がきれい>は、全く自然にさやか自身が口にした言葉だったので、
事前の構想とかに全くない言葉だったのです。
読者様やキャラクターたちには教えられてばかりですねぇ。

京子と久美、これからどうなってしまうのか、目が放せません。
さらなる暴走を期待しつつ、ペンを置きます。
それではまた。
497名無しさん@ピンキー:04/09/28 21:52:31 ID:5FYVBNTS
「京子と久美」、凄い!の一言に尽きます。
(文章構成といい迫力といい)
よろしければまた専用控え室も覗いてください。
この話で登場した設定がすごくうけてます。
498381:04/09/29 13:23:59 ID:/nlIPryd

「触手地獄の女戦士・6」

「大星団ゴズマは決して一枚岩の組織ではない」
自らがかつてゴズマと戦った戦士であることを、さやかに告白したマーゾはそう続けた。
「なぜなら、その構成員のほとんどがゴズマによって、征服されたり滅ぼされてしまった惑星の生き残りだからだ」
「ひどい……」
「そうだ。酷い話だ。侵略者によって苦しめられた者が、今度は侵略者となって、他の惑星の侵略をするのだ。この侵略のドミノ倒しを意図的に行っているのがゴズマの支配者、星王バズー様だ」
 広大な採石場の大地に並んで腰掛け、さやかとマーゾは対話していた。
「星王バズー……。バズーはなぜそんなことをするの?」
「詳しいことはよくわからん。表向きは、宇宙の果てからやってきて銀河を滅ぼす恐るべき存在と戦うため、らしい」
「銀河を滅ぼす………?」
「そうだ。そいつはあまりにも強大なので、銀河系の全ての生命体が一致協力しなければとても対抗することは出来ないそうだ」
「………」
 さやかは無言でマーゾの言葉に聞き入っている。
「もっとも、そう主張するバズー様の言葉の根拠などなにもない。侵略を正当化するためのデッチあげだと考えている者も多い」
「その……銀河を滅ぼす存在って、名前はあるの?ゴズマでは何て呼ばれてるの?」
 さやかの問いに、マーゾは一呼吸おいてから答えた。
「“ゲンマ”だ」
「げんま……」
「そう、銀河の星々を幻のように消してしまう宇宙の悪魔、ゲンマだ」
 マーゾの説明で、さやかはゲンマという聞きなれない言葉に“幻魔”という漢字を当ててみた。なんとなくその方がしっくりくる感じがした。
「来るべき、銀河系を統一したゴズマ超帝国軍と、幻魔との大戦争を、我々は“幻魔大戦”
と呼んでいる」
「幻魔大戦……?」
 さやかの脳裏に、銀河系全体を巻き込む巨大な戦争のイメージが浮かんだ。背筋がゾクッとした。
499381:04/09/29 13:27:30 ID:/nlIPryd
「触手地獄の女戦士・6」(その2)

「本当に幻魔がいるのか、デッチあげだかはわからん」
 マーゾは続ける。
「だが、幻魔を恐れ、言葉で呼ぶことすらタブーにする連中は、“聖戦”と呼んでいるな。聖戦に勝利するため、銀河の統一のためには侵略もやむなし、ということなんだろうよ」
 さやかは、マーゾの語る宇宙規模の壮大な戦いの物語に目を瞠った。
「まあ、こんなことはどうでもいい。オレが言いたいのは、だからゴズマが一枚岩の組織ではない、ということだ」
「そうね、どんな大義名分があっても、ふるさとを侵略されるのはいやなことだわ。侵略を行った組織であるゴズマに、心から忠誠なんて誓えないかもしれない」
 さやかはマーゾの言い分に同意する。
「だから、そこが付け目さ。とりあえずオレの女になって処刑をまぬがれ、形だけゴズマに入団するのさ」
 マーゾは、熱心にさやかを口説いた。
「それから隙をみて逃げ出して仲間のところへ帰るもよし、ゴズマに留まって仲間を集め、反乱を起こすもよし、だ。オレも協力してやる。な、悪い話じゃないだろ?」
 マーゾの熱心さにさやかの心も動いた。
「そう……ね。わかったわ」
「本当か?」
「ええ。あなたの言うとおりかもしれない。あたしはこんなところで死ねないもの。なんとしてでも生き延びて、仲間のところへ帰るわ」
 さやかの顔には強い決意の表情が現われていた。
「オレの女になるんだな」
「……ええ。形だけでいいのなら……」
「十分だ。これで契約成立だな」
 マーゾは右手をさやかの方へと差し出した。さやかも右手を伸ばし、マーゾの右手を握った。ガッチリと握手する二人の心を、暖かいものが満たした。
500381:04/09/29 13:30:19 ID:/nlIPryd
(その3)

「よし、さやかがオレの女になったのなら、まず最初にして欲しいことがある」
「なあに?何でもするわよ」
 晴れやかな表情でさやかは即答した。処刑される未来しかなかった自分に、生き延びる道を与えてくれたマーゾのためなら、なんでも出来る気がしていた。
「フェラチオだ」
「フェラ……チオ?」
 耳慣れない言葉に、さやかは戸惑う。
「知らないのか?フェラチオ」
「ええ……」
「よっぽどセックスと縁がなかったんだな。処女なんだからしょうがないが」
 言いながらマーゾは腰をあげた。
「これ、見えるか?」
「!?」
 立ち上がったマーゾはさやかの目の前に股間をさらした。マーゾの全身はツタやつる草が巻きついたようになっている。その股間を覆うツタをめくってさやかの眼前に突き出す。
「………これって……」
「チンポだよ」
 マーゾは男性性器を露骨な名前で呼んだ。
「いやん」
 さやかは慌てて目をそらす。その頬は真っ赤に上気する。そのさやかの恥らう素振りにマーゾの分身は敏感に反応し、勃起を開始した。
「お、お、いいねぇその恥らいっぷり。オレの息子も喜んで立ち上がったぞ。グフォフォフォフォフォ」
「やだぁ、見たくない、しまってよぉ」
 さやかは目をぎゅっとつぶってマーゾに懇願した。
「ダメだ。今からこれをお前に舐めてもらうんだからな」
「!?舐める?」
 不浄な排尿器官を舐めると聞き、さやかは信じられない、という顔をした。
501381:04/09/29 13:32:54 ID:/nlIPryd
(その4)

「いやか?」
「いや!だって……」
「汚い、か?だがな、汚いからいいんだぞ」
 マーゾは諭すように言った
「え?……どうして?」
「考えてもみろ。お前はゴズマの仇敵だったんだぞ。オレの女になったと口先だけで言ったって、誰が信用すると思う?」
「それは……そうだけど」
「そうだろ?だが、オレの汚いチンポを喜んでしゃぶる姿を見せれば、アハメス様だって納得するさ。お前が本当にオレの女になったということをな」
「………」
 マーゾの言うことは頭では理解できた。しかしグロテスクな男性性器を口にする勇気はなかなか出ない。
「お前はオレの女だ。さっきお前を気持ちよくさせてやっただろ?お返しに今度はオレを気持ちよくさせてくれよ、な?」
 さやかの脳裏にさきほどの快感の記憶が甦った。思い出しただけでじゅん、とスリットは濡れた。
「そう、ね。お返ししなきゃ悪いわね」
「そうだ。フェラチオのあとはまたご褒美をやるからさ、頼むよ」
 官能に目覚め始めたさやかの肉体は、ご褒美、という言葉に反応した。もっともっと悦楽を与えてほしい肉体の欲求は、男性性器への嫌悪を上回った。
「わかったわ、その、フェ、フェ……」
「フェラチオ」
「フェラ…チオ、やってみる」
 決意に満ちた表情でさやかは言った。
「よく言った、グフォフォ、偉いぞ」
 マーゾは再び股間を覆うツタをめくった。そこには半勃起状態の男性性器があった。
「さ、まずはこれを握ってみろ」
「うん……」
 マーゾに促され、さやかはおずおずと右手をマーゾの股間へと伸ばした。
 <つづく>
502名無しさん@ピンキー:04/09/29 13:51:55 ID:e7beDUIE
議論やほのぼの話の時はレスがつくのに、
エロ話になると極端に反応が減るな。
エロSSを求めるならエロSSが投下されたとき
何度抜いたとかいってみるべきではないか。

>>381さん
意外にだんだん和姦風になってきましたね。
マーゾの怪物らしい描写がもっと欲しいです。
503381:04/09/29 13:55:56 ID:/nlIPryd
うわ、ついにやってしまった「幻魔大戦」とのクロスオーバー……
本文中に出てくる「幻魔大戦」というのは平井和正という作家のSF小説のタイトルです。
未完のままのこの作品が大好きだった私は、いつか自分なりに続きを書いてみたい、
と夢想していたのですが、「触手地獄の女戦士」がそうだとは思ってもみませんでした。
「幻魔大戦」のファンの方すみません。所詮、エロパロ、と笑って許してくださいませ。

次回はフェラチオ編です。処女のさやかが果たしてうまく咥えることができるでしょうか?
お楽しみに。

なんだか陵辱というより納得づくの和姦のようになって来ましたが、
みなさんに質問です。
さやかのロストバージンはどうしたらいいと思いますか?
1・マーゾによる和姦。
2・これまでに未登場の複数宇宙獣士による輪姦。
みなさんのご意見を参考にして、今後の作品造りを行っていきたいと思います。
是非、ご協力ください。

さて、今回も二本立てです。
「ピンチ!捕らわれたさやか」第二回をどうぞ。
504381:04/09/29 14:00:03 ID:/nlIPryd

「ピンチ!捕らわれたさやか」

エピソード2「アハメス出現」(その1)

「ギゲゲゲゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 不気味な声を上げながら殺到してくるグロテスクな怪物群・ヒドラー兵。
 その悪夢にも似た光景に、たじろぎもせずたったひとりで立ち向かう女性がいた。
「いくわよっヒドラー兵!!」
 彼女の名は渚さやか。地球を狙う侵略者、大星団ゴズマと戦う電撃戦隊の女性隊員だ。
「エイッ」
 バキッ
 鈍い音がしてさやかの手刀がヒドラー兵の首筋に決まった。
 ブシュ――ッ
 首筋から勢いよく吹き出す青い体液。ヒドラー兵はさやかの一撃であっけなく絶命した。
「ヤァッ」
 お次は裏拳!顔面を叩きつぶされこれまた絶命するヒドラー兵。さやかは華麗にアクションを決めながら、次々とヒドラー兵を倒していく。
 大星団ゴズマの尖兵であるヒドラー兵は、常人の数倍のパワーを持っている。決して弱いわけではない。さやかが強過ぎるのだ。
 アッという間に十数体のヒドラー兵がしかばねに変わった。恐るべきさやかのはやわざだ。しかし、広大な採石場を溢れんばかりに埋め尽くしたヒドラー兵は、別段、数が減った様にも見えない。
「ギゲゲゲ」
「ギゲゲゲゲゲゲ」
 仲間を瞬殺され、ヒドラー兵も戦法を変えてきた。右手をくるくる回すと何もない空間から三つの鋭い刃がついた凶悪な武器、“リングカッター”を取り出した!驚嘆すべき異星のテクノロジーである。
 シュルルルルル
 フリスビーの様に回転させてリングカッターを投げるヒドラー兵!
「きゃっ!?」
 横っ飛びでかわすさやか。
505381:04/09/29 14:03:39 ID:/nlIPryd
(その2)

 シュルルルルルルル パシッ
 ブーメランの様に軌道を変化させ、ヒドラー兵の手元に戻るリングカッター。
 シュルルルルルル シュルルルルルルル
 今度は二体同時にカッターを投げつけてきたっ!
「ヤァッ」
 跳び込み前転でなんとかかわすさやか!しかしこのまま遠巻きにしてリングカッターを投げられ続ければ、いつかは喰らってしまう。
「ギゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 再びカッターを投げるべく構えるヒドラー兵。しかしさやかもいつまでもいいようにやられてはいない。反撃に出た!
「ブレス・レーザー!」
 ピピッ ピ――ッ
 左手首のチェンジ・ブレスを操作して、レーザービームを発射するさやか。リングカッターを手にしたヒドラー兵だけを次々と狙い撃つ!
「ギゲゲ!?」
「ギゲ!」
 たじろいでリングカッターを取り落とすヒドラー兵達。ブレス・レーザーは殺傷力は低いが使い方によってはけっこう役に立つ。
「トォッ」
 ジャンプ!空中一回転、踵落とし!
 ベキッ
 武器を失ったヒドラー兵の脳天に、さやかの白ブーツの踵がめり込んだ!頭蓋骨陥没、金髪のあいだから白い豆腐の様な物がはみ出している。もちろんヒドラー兵は即死だろう。
「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 やけくそになった様に殴りかかるヒドラー兵。
「ヤァッ」
 バク転でかわすさやか。さらに跳び込み前転、攻撃をかいくぐってハイキック!
「エイッ」
 グシャッ
 さやかの美脚の一撃で、あごを砕かれながら宙をすっ飛んでいくヒドラー兵!生死は不明だが戦闘不能なのは間違いない。
506381:04/09/29 14:09:02 ID:/nlIPryd
(その3)

 ハイキックを決めたさやかのミニスカートからのぞく白い下着がまぶしい。光沢のある白いショーツは朝日にきらめき、魅惑的だった。もし、ここに人間の男がいれば、身を乗り出して覗き込んだだろう。
 しかし、戦いに集中しているさやかは、下着が露出することに全くかまっていなかった。羞恥心が欠如しているわけではない。どちらかといえば、恥ずかしがり屋な方だろう。その証拠に、足が高く上がるたびに頬に赤みが差している。
 だが戦いの最中、羞恥心に気を取られて動きが止まれば、そこが隙となって命取りになりかねない事をさやかは良く知っていた。それに、異星生物相手に羞恥心を持つ事自体がナンセンスだと理性では割り切っているつもりだった。
 しかし色っぽく上気した頬や、わずかに潤んだ瞳が、理性を裏切っていることは明らかだった……。
「ギゲゲゲゲ、ギゲゲゲゲゲゲ」
 つかみかかるヒドラー兵の攻撃をしゃがんでかわすさやか。
 ビシッ
「ギゲ!?」
 ドサッ
 大地に背中からもんどりうって倒れこむヒドラー兵。一瞬、何が起こったのかわかっていない様だ。さやかはしゃがみながらクルッとからだを回し、低い体勢から後ろ回し蹴りを放ってヒドラー兵の脚を薙ぎ払ったのだ!
「ヤァッ」
 そこから全体重をかけたエルボードロップ!
 メキッ
「ギゲゲゲゲ!ゲゲゲゲ?ゲゲゲゲ!ゲゲゲゲ?」
 さやかのヒジを胸の真ん中にまともに喰らってもがき苦しむヒドラー兵!すると、奇妙なことが起こった。胸の機械が破損したヒドラー兵の姿がまるで空気にでも溶け込む様に、みるみるうちに消えていったのだ!
507381:04/09/29 14:13:19 ID:/nlIPryd
(その4)

「ギゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」
 跳びかかってきたヒドラー兵から身をかわし、すれちがいざま肩のパイプを引きちぎるさやか!
「エーイッ」
 ブチップシュ―――ッ
「ギゲ?ゲゲゲゲ!ギゲゲゲゲゲゲ!?」
 パイプから謎の白いガスを吹き出し悶えるヒドラー兵!すると先ほどと同じ様にヒドラー兵の姿は消滅していく。さやかは別段驚いた様子もない。ヒドラー兵と何度も戦った経験のあるさやかにとっては常識だからだ。




 何体のヒドラー兵をさやかは倒したのだろう?五十体?六十体?それとも八十体?百体?限りなく続いた戦いも、ようやく終わりの時が来た。
「ギゲゲゲゲゲ」
 リングカッターを振り下ろすヒドラー兵!
 ビシッ
 カッターを持った右手を受け止めそのまま引きずり倒すさやか!倒れたヒドラー兵の胸板に、ナックルパンチを叩き込む!
 ドゴォッ
「ギゲ!?」
 一撃で胸郭を破壊され、絶命するヒドラー兵!
「ギゲゲ、ギゲゲゲ、ギゲゲゲゲゲ」
「ギゲゲゲゲゲゲゲ」
 残った二体のヒドラー兵が、同時にさやかに跳びかかってきた!
「エイッ、ヤァッ」
 ビシッ ドゴッ
 回し蹴りとパンチで弾き飛ばすさやか!
 ドサドサッ
 吹っ飛んで大地に転がる二体のヒドラー兵。
508381:04/09/29 14:20:45 ID:/nlIPryd
(その5)

(これで……終わったの?)
 さやかにとっては永遠に続くかとも思えた戦いだった。しかし、実際に流れた時間は三十分足らずに過ぎない。それだけの時間で採石場いっぱいに溢れていたヒドラー兵を全滅させたのだから、凄まじいさやかの戦闘力だ。
 大地に倒れ伏す無数のおぞましく不気味なヒドラー兵のむくろは、飛び散った青い体液の痕を残して次々と消滅していく。さきほど胸の機械を破損したときと同じ様に……。
 死んだヒドラー兵が、どういう仕組みで消滅するのか詳しいことはまだわかっていない。胸に埋め込まれた謎の機械が関わっていることは確かだが……。ヒドラー兵消滅に関し、地球守備隊の中でもいくつもの説が唱えられている。
 微粒子分解説。生命活動が停止したヒドラー兵のからだは、一定時間が経過すると微粒子に分解される様、あらかじめ調整してある、という説だ。
 ワープ説。ヒドラー兵の死骸はワープしてゴズマの母艦などに回収されている、という説だ。宇宙の彼方から超光速航行で地球までやって来たゴズマの科学力なら十分考えられる。
 亜空間説。通常空間と平行して存在すると考えられる亜空間に、ヒドラー兵の死体は送られている、という説。現在最も有力視されている説だ。そのほかにも色々な説が唱えられていて、未だ定説はない。
 死体消滅のトリックは判明していないが、その目的は明らかだ。ヒドラー兵の死骸を地上に残さないことで、地球人に異星のテクノロジーを研究されることを防ぐためだろう。
「ハァ、ハァ」
 さやかの息が荒い。無理もない、三十分近くも戦い続けたのだ。しかしさやかは未だファイティングポーズのまま、周囲を警戒しつづけている。
(宇宙獣士は?宇宙獣士はドコ?ヒドラー兵を操っている宇宙獣士が必ずいるはずだわ!)
“宇宙獣士”とは、大星団ゴズマの主力兵器とも言うべき改造生物群である。ゴズマの支配下にある様々な惑星の生物――多くは知的生物――を戦闘用に改造し、侵略兵器としたのだ。
509381:04/09/29 14:26:05 ID:/nlIPryd
(その6)

 これまでのゴズマの侵略作戦に、必ず宇宙獣士は関わっていた。だから今度もどこかで採石場の様子を窺っているに違いない、とさやかは冷静に判断し、警戒を緩めないのだ。今のうちに仲間に連絡を、とも思わないではなかったが、その隙を衝かれるのは避けたかった。
 結局連絡は後回しにしたのだが、のちにさやかはこの判断を後悔することになる。
 ビ――ッ シュウ―――ン
 さやか目がけてどこからかビームが放射された!
「イヤァッ」
 警戒していたさやかは前転してこれをかわす!
(やっぱりきたわね、宇宙獣士!)
 すばやく立ち上がりビームが放たれた方向に目をやるさやか。そちらには切り立った崖がそびえている。
(上ね!)
 崖の上を見上げるさやか。確かに人影が見える。すると……
「オホホホホホホホホホホ」
 にわかに哄笑を上げる謎の人物。
「よくかわしたわね、渚さやか?」
 その嘲りを含んだ女の声に、さやかは覚えがあった。崖の上には抜群のプロポーションをピッタリした銀色のボディアーマーで包み、妖艶な笑みを浮かべる銀髪の美女が立っていた。額には銀のティアラが光っている。
 手にした指揮棒は、真っ直ぐにさやかの方を向いていた。さきほどのビームはこのスティックから放射されたのだろう。
「アハメス!!」
 さやかは叫んだ。銀のコスチュームをまとい、気品と威厳に満ちたその女こそさやかの宿敵、大星団ゴズマ、地球方面遠征軍司令官にしてアマゾ星の女王、アハメスその人であった。
 <つづく>




 次回予告
 アハメスが呼び寄せた新たな敵の魔の手が迫る。さやか、危うし!
 レッツ・チェンジ! 電撃戦隊チェンジマン!
 エピソード3 「甦った宇宙獣士」
510381:04/09/29 14:33:47 ID:/nlIPryd
今日の作品投下はここまでです。
長々とスレを独占してすみません。
下の画像はヒドラー兵と戦うさやかです。
小説を読んだイメージを大切にしたい方は見ないでください。

ttp://piaristyle.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040921062110.jpg
511381:04/09/29 14:46:11 ID:/nlIPryd
>>502

>意外にだんだん和姦風になってきましたね。
>マーゾの怪物らしい描写がもっと欲しいです。
ご意見ありがとうございます!
そうですね、キャラクターの心の動きとかを追いかけすぎて、
マーゾの怪物らしさが薄らいだかもしれません。
迫力ある陵辱シーンの創造に、全力を尽くします。
512名無しさん@ピンキー:04/09/29 15:43:43 ID:e7beDUIE
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049215056/l50
外伝はこのスレ向きの話では?

戦隊ものに興味がなく、タイトル通りのSSを期待しているものにはちょっと萌えようが……
513名無しさん@ピンキー:04/09/29 16:04:09 ID:e7beDUIE
>
514名無しさん@ピンキー:04/09/29 19:26:59 ID:t7Gco9SE
>>503
381さんお疲れ様です。
私はゾーマによる和姦が良いです。
515名無しさん@ピンキー:04/09/29 20:45:15 ID:e7beDUIE
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089502253/l50
エロくない作品はこのスレに 3
>>381様の外伝の展開はこちらでいかがでしょうか。
ここはエロパロで犯すスレで趣旨が違うと思います。

ただNGワード指定しろ、読み流せでは済まない問題が
スレタイと中身の違いです。そうなるとスレから
人の足も遠のきますし、スレ通りのSSが投入されることも
少なくなっていきます。今職人さんの数が数日前に比べて
減ったのはただの偶然かどうか私には言えませんが。

今後の展開は輪姦の方が好みです。
素直に和姦になってしまうよりも非道な展開ですので。
516名無しさん@ピンキー:04/09/29 20:46:37 ID:HwD/Y2hX
>>502
 自分の触手をニギニギするのに一生懸命で、返事を書けないことがあるんですよ。あと最近、職人さんの投稿ペースが早いから追いつけないといううれしい悲鳴をあげています。

>>503 381さん、GJ!ただの触手怪人×正義のヒロインというだけでない話に深みが出てきましたね。
ただ、(;´д`)ハァハァモードに自分は入っていたのに寸止めはつらいです。・゚・(ノД`)・゚・。。
「お、お、いいねぇその恥らいっぷり。オレの息子も喜んで立ち上がったぞ。グフォフォフォフォフォ」←明らかに変体親父ですな。
ロストバージンは1番の和姦のほうが自分は好みです。あと、おあづけ食らっているバンバがかわいそう。

>>486-495漂流女学園〜京子と久美---3
ついに搾乳・妊娠シーン キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  `・)━( `・ω)━(`・ω・´)━ シャキーン
すごくエロいのに女の子の性格や心理がしっかり書かれていていいですね。
>「……かえ……ろ……京子、」
>――お互い、こんなになっちゃったけど。
 このシーンにドキドキします。




517名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:21:32 ID:5C8g/bKi
しっかりエロく、そしてあまり行数かけずに説明やエピソード盛り込んで、
それぞれのキャラの個性を出してる「京子と久美」はすごいと思う。
エロはかくあるべし。もちろん、前作も素敵でした。また、何か書いて
下さいね。
518名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:22:34 ID:e7beDUIE
>>512,515です。自分、明らかに了見狭いですね……
皆さんのレスと自分のレスを読み返して大人げなさに
気がつきました。お詫びします。
また以前の漂流での伏線議論の蒸し返しになってしまったようで
申し訳ありません。

展開は輪姦が…と言いましたが、
一度目はゾーマと和姦のような形で、
その後、SEXで更に心を開いたゾーマの前での
「反乱罪」での公開輪姦はどうでしょう。
全ては上部に筒抜けだったのです。

「京子と久美」
女子高生達が化け物に襲われる!という設定が大事にされていて
凄くイイです。実はアナル好きの京子に萌えました。ふたなり編も
楽しみにしています。
519名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:24:24 ID:5C8g/bKi
おっと、381さんも楽しみにしてます。ただ、確かに触手以外の話は
戦隊物のスレでやった方が、元の作品を好きな人も見てくれるって
ことだから、喜ぶ人が増えていいかも。こちらには、「外伝はあっち
に書いた」ぐらいの軽い誘導だけすれば、見たい人はちゃんとついて
いくと思いますよ。
520名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:25:08 ID:5C8g/bKi
って、すみません、リロードしないで書き込んじゃった……。
521名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:58:09 ID:YtnIgZ+E
>>518
いや、私もやっぱりエロ無し外伝が長くつづくのはスレの趣旨に反すると思います。
作品の質は別として、ここがエロパロ板であり、触手うんぬんのエロSSスレで
ある以上、その本質から外れれば、離れていく住人も増えるかと。
できればそういう話はそれに準じた他スレでやってもらえれば余計な摩擦も減るんじゃないでしょうか?
522名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:02:18 ID:e7beDUIE
「ふぁんたじーな方向で」
「プリンセスセシリア」の続きも期待しています。
妹君の登場が待ち遠しいです。
523名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:19:40 ID:aUOA8T7n
さやかの場合は戦隊スレがあるのですから、 利用した方が双方の読者の為になると思います。 エロが多い=作品の質が低いでもないと申し添えたい。
524381:04/09/29 23:36:15 ID:/nlIPryd
>>512,>>515,>>519,>>521
ご意見、ありがとうございます。
共通のキャラが登場するとはいえ、スレの趣旨に反する小説を投下するのはやはり間違いですね。
番外編の、第三回以降の投稿は他のスレにすることにします。
お騒がせして申し訳ありませんでした。

>>514,>>516,>>518
質問にお答えいただきありがとうございます。
ご意見を総合いたしまして、和姦→輪姦という流れでいきたいと思います。
ロストバージンは和姦。しかし直後に輪姦が始まる、という感じです。
これからもご意見・ご感想お待ちしています。

>>516
ご愛読感謝!です。
>ただの触手怪人×正義のヒロインというだけでない話に深みが出てきましたね。
自分的にはエロとストーリーがうまくブレンド出来たらいいなぁ、と思って書いてます。
「深みが出てきた」と思ってもらえて光栄です。
>寸止めはつらいです。
すみません。次回はエロエロです。お楽しみに。
>明らかに変体親父ですな。
マーゾは私自身が投影されてるキャラです。
と、いうことは……一番の変態はこの私かもしれません。えへ。
>おあづけ食らっているバンバがかわいそう。
そうですねぇ。次回はバンバにもがんばってもらいましょう。

みなさん、これからもよろしくお願いします。
ではまた。
525381:04/09/29 23:41:39 ID:/nlIPryd
>>523
ご意見ありがとうございます。
524でも書きましたが、番外編は他のスレに移動することにしました。
お騒がせして申し訳ありませんでした。
526名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:43:35 ID:LrljX4KZ
>>524
マーゾは本気でさやかに惚れてると、リンカーンのときに寝取られ風味プラスでええなぁ
ゴズマの敵は幻魔より銀帝軍ゾーンとか災魔とかの方が戦隊物っぽくっていいかも
でもゴズマよりスケール大きい敵っていないんだよなぁ
527ふぁんたじーな方向でー2:04/09/30 03:13:46 ID:QxxDG1Li

魔族の国ヘルメス、首都トリスメギストス

夕餉が近づき、太陽がその身を静めていく時。
王城クロウリーのある一室に艶声が響く。

「あっ、はぁあ、だめっ、みー…くん
 もうすぐ、夕ご飯っ」
夕焼けが窓から部屋を赤く染め上げる。
その中で豪奢なドレスを纏った少女が仰向けになって体をくねらせる。
見たところ13、14と思われる肢体は穢れをしらないかのように白く、
体と共に短めの銀髪がはねる。

「あぁ、ああ、みー、くん、そこ、おし、りー!」
ふいに少女が体を突っ張らせたかと思うとうつ伏せになり
腰を高く上げる。
それとともにスカートの部分が背中へ落ち、少女の秘所が顔を見せる。
するとそこには小さなヒュドラが己のペニスを秘所に当て、
9つある頭の一つが少女の菊座に二つに割れた舌を這わしていた。

「あ、ああんっ、あっ、ああっ、あ、あひっ、ん、んんんっ、んうんっ。」
ヒュドラはその体を構成する、強靭なバネのような筋肉で少女を攻め立てる。
その間、9つの頭を使い少女の体を余すところ無く愛撫を行う。
薄い胸を押し、立った乳首を甘噛みし、耳、首筋、白桃のような臀部、ふとももに舌を当てる。
528ふぁんたじーな方向でー2:04/09/30 03:14:47 ID:QxxDG1Li
「んっんっ、んはあっ、あっ、はっ、はああっ、ひいっ、ひいんっ、あああーっ!」
それらの行為によって絶頂間際に追いやられた少女は最後に秘所の真珠に軽く牙が
突き立てられたことによって気を失った。


つんつん
異種族間の交尾から小一時間。
ヒュドラが少女の頬をつつく。

「だれ?」
甘い声と共に薄くまぶたが開かれる。
それを見てヒュドラはよかったとでも言うように少女を見る。

「あ、私また気を失っちゃったんですね」
そんなことを呟きつつ少女、エルドゥラ王国、王位継承権第二位、
マリン=G=エルドゥラは体を起こした。

少女、マリンがヘルメスへの留学と称する人質に送られてから半年。
警護約兼遊び相手として魔王から贈られたヒュドラをマリンは
みーくんよ呼び、かわいがっていた。
529ふぁんたじーな方向でー2:04/09/30 03:15:55 ID:QxxDG1Li
「もう、みーくん、もうすぐ夕餉の時間なんだからダメだよ」

幼いがゆえの偏見のなさから生まれた関係は、ある日じゃれてきたヒュドラが
マリンの股間に頭を押し付けた時に性的な事への好奇心を芽吹かせた。
少女はその時に感じた甘い痛みを確かめるためにヒュドラを使い。
ヒュドラも主人の期待に答えるために動いた。
その果てに少女は破瓜の血をヒュドラに捧げる事になった。
以来、マリンは寝る前には必ずヒュドラと交わってから寝るようになったのだが、
マリンを鳴かせることに味をしめたヒュドラは最近節操無くマリンを求めるようになり
そのことが最近マリンの悩みの種である。
もっぱら抵抗できずに流されてしまう自分が悪いのは分かっているが、
若い体は貪欲に快楽を求めてしまうのである。

「そんな、顔してもダ〜メ!今度から夕餉の前はダメだよ
 …………けど、明日は休息日だし、今夜は、ね?」



どもダークエルフのミナです。
予告通りにはいかないのが世の常。
とはいえいきなり戦後話もどーよ?って感じですよね。
というわけで次回の話、チョイスチャンス。
以下の中から選んでみて下さーい♪
1、マリンの姉はどーなった?被虐の姉王女ルート
2、とっ捕まった騎士団員は?和姦ちっく百合触手ルート
3、街の皆のためです、発情期の狼人の相手に立候補聖女なシスタールート
530ふぁんたじーな方向でー2:04/09/30 03:20:00 ID:QxxDG1Li
エロ分を、もっとエロ分を…俺

戦隊モノも学園触手モノも読めるとはいい世の中になった。
いや本当に。
531381:04/09/30 13:44:18 ID:4oazVdCv

「触手地獄の女戦士・7」(その1)

「さ、まずはこれを握ってみろ」
 全身がツタで覆われたモンスター、宇宙獣士マーゾは股間のツタをめくってさやかに見せた。そこには半勃起状態の男性性器がある。
「うん……」
 ひざ立ちになっておずおずと右手をマーゾの股間へと伸ばすさやか。その指先が陰茎の胴の部分に軽く触れた。
 ムク
「きゃっ!?」
 さやかの指が触れた途端、陰茎はその角度を変えた。
「う、動いた!」
「グフォ、さやかの指に触れられて、オレの息子が喜んでいるんだ」
 半勃起状態だった陰茎はたちまち硬度を増しながら膨張し、天空に向けて屹立した。
「………」
 さやかは男性性器が勃起するのを見るのは初めてだった。頬を赤らめながらも目は放さない。
「今度は目を逸らさなかったな。チンポがでかくなるのを見るのは初めてか?」
「うん……」
 マーゾの陰茎の色は樹木の幹を思わせるダークブラウン。大きさは勃起状態で約十七センチ。日本人男性の平均よりやや大きいくらい。
 亀頭の形も地球人とさほど変わらない。唯一違っているのは茎の表面部分である。ところどころに小さなこぶが出来ており、デコボコしているのだ。
「男の人のってみんなこんな形なの?」
 さやかは処女。実生活で男性性器を見る機会は、幼い頃を除いてはなかったのだ。
「地球人のはどうか知らんが、ギラス星人のはこんなものだ。もっともこの色は違うな。宇宙獣士に改造される前はもっと薄い色だった」
「ふぅ〜ん」
 興味が惹かれたのか、さやかは自分からマーゾの股間に右手を伸ばし、ダークブラウンの陰茎の幹のあたりに触れてみた。
532381:04/09/30 13:55:18 ID:4oazVdCv
(その2)

「あったか〜〜い」
 初めて触れる男性性器の熱さに感嘆するさやか。
「勃起したチンポには大量の血液が流れ込むんだ。だからチンポは熱いんだ」
「へぇ〜。あ、ドクンドクンしてる。面白〜〜い」
 性器に流れ込む血液の脈動を感じ、さらに興味が湧いたさやかは左手も伸ばし、両手でマーゾの息子をいじりはじめた。
「お、積極的じゃないか。どうしたんだ?」
「だって面白いんだもん、これ」
 嬉々として陰茎をもてあそぶさやかにマーゾは苦笑する。
「グフ、さっきまで恥ずかしいとか言ってたくせにこれだ……。女ってやつはわからん」
「え〜〜?そんなことないもん。……こっちのはな〜に?」
 さやかは、陰茎の下に垂れ下がる袋を見つけて手を伸ばす。
「お、それを触るときは注意しろよ」
「え?どうして?」
「そこは男の急所なんだ。うっかり叩いたりしたら悲鳴ぐらいじゃすまん」
「え〜〜、そうなの?」
 と言いつつ叩く素振りをしてみせるさやか。ギョッとしてマーゾは腰を引く。
「コラ、やるなというのに」
「あは、ほんとだぁ。よっぽど痛いのね、そこ」
「このいたずら好きのメスが……そろそろ始めるぞ、フェラチオ」
「うん、わかったわ」
 ひとしきりもてあそび、陰茎に対する嫌悪感も薄らいだのか、さやかはあっさりとマーゾの要求を了承した。
「それで……どうすればいいの?」
「お前は初めてだからなぁ。まずは舌を出してここんとこを舐めてみろ」
 右手の人差し指でマーゾは裏筋のあたりを指し示した。
「ここ?」
 と言いながらさやかはマーゾの股間に顔を近づけた。
533名無しさん@ピンキー:04/09/30 13:58:36 ID:VgQFi9em
>>381
「オレの女になったと口先だけで言ったって、誰が信用すると思う?」
うまいよマーゾww 和姦の後、沢山の異形の怪人に犯される様子が楽しみです(鬼)

>>526
寝取られ、イイ!! さやかが本気でマーゾに救いを求めたりしたら更に萌え。

>>529
聖女!! 聖女!!(゚∀゚) 仲良し触手可愛え。触手なのにw
534381:04/09/30 13:59:51 ID:4oazVdCv
(その3)

「う……」
 異臭が鼻を刺し、さやかは顔をしかめた。
「ン、どうした?」
「ちょっとくさ〜い。ちゃんとお風呂に入ってる?」
「もちろんだ。戦士たる者、いつ命を落としてもかまわぬよう、常に身体は清めておくものだ」
 マーゾは胸をはって言った。
「でも……くさいもん」
「さっきの戦いでだいぶ汗をかいたからなぁ……。我慢出来ないくらいくさいか?」
「そんなこともないけど……」
 と言いつつも、さやかはそれ以上顔を近づけては来ない。
「なるほど臭いか……。じゃ、こうしよう」
 マーゾは自分のわき腹のあたりに右手を伸ばす。
 ペキッ
 小枝を手折るような音が響いた。
「こいつを使おう」
 マーゾの手のひらの上にはちょっと小さめのりんごのような赤い果実があった。マーゾは植物型の宇宙獣士なのだ。
「なぁに?それ」
「マーゾルシアンの実、さ。宇宙の高級フルーツだ。ほら嗅いでみろ」
 マーゾはさやかの鼻先に赤い果実を差し出した。
「あ、いい香り」
 マーゾルシアンの実からは、芳醇なフルーツの香りが漂ってくる。さやかは思わず微笑みをこぼした。
「そうだろ。で、これをこうして……」
 マーゾは果実を股間の上に持っていくと、ギュウっと握りつぶした。指の間からおびただしい果汁があふれ、勃起を濡らしていく。
「これでどうだ?即席の香水だ。嗅いでみな」
 言いながら腰をさやかの方へと突き出す。
「うん……」
 さやかの鼻腔にさわやかな果実の香りが跳びこんできた。
535381:04/09/30 14:03:04 ID:4oazVdCv
(その4)

「いいわ。全然くさくない」
「だろ?そろそろ頼むぜ、フェ・ラ・チ・オ」
「わかったわ」
 フルーツの香り漂うマーゾの陰茎に、おずおずと顔を寄せるさやか。
 ちろ
「ウ!?」
 さやかの舌先が裏筋に触れた瞬間、マーゾは呻いた。
「どうしたの?」
 肩より少し長めのきれいな黒髪をかきあげながらさやかは尋ねた。
「い、いやなんでもない」
 あわてて取り繕うマーゾ。
(しまった……女にフェラチオしてもらうなんて、久し振り過ぎて敏感になってやがる。……こりゃあ、すぐにイっちまうかもしれんな)
 そんなマーゾの内心の葛藤も知らず、さやかは舌による奉仕を再開していた。
 ちろ ちろちろちろ
 さやかの舌が動くたび、強烈な刺激がマーゾの脳髄を直撃する。
「う、お前うまいな……」
「えー?そんなことないでしょ、あたしこんなことするの初めてよ」
「いや、うまいよ。気持ちいい……」
「うふ」
 ほめられて気分がよくなったのか、さやかは積極的に、しゃぶり始めた。
「ブル!!」
「きゃっ!?」
「うわ!!」
 フェラチオに耽りだした二人のすぐ横に、ひとり取り残されていたバンバが怒りの形相で立っていた。
「お、バンバ!すまん、お前のことをすっかり忘れていた」
「ブルルルル」
 怒るバンバはその巨大な口から太くて長大な舌を伸ばし、さやかの下半身へと伸ばす。
536名無しさん@ピンキー:04/09/30 14:05:17 ID:VgQFi9em
感想いっぱい有難うございます〜(深々)
友情物書いてどーすんだよ俺。と思ってたのにエロになってて良かった。
読んでいただけただけでなく、書きたかった場面や(>>516)、
意識した辺り(尺とか)が伝わったのが凄く嬉しいッス。本当に有難うございます。

と、乱入失礼しました。自分も風呂敷たたみにワードに戻りますー。
好奇心旺盛なさやか、おいしいですw >>381
537381:04/09/30 14:06:53 ID:4oazVdCv
(その5)

「きゃっ いやん」
 ぴちゃぴちゃっ
 大量の唾液をたらしながらバンバは、さやかの若さあふれる弾力に満ちたフトモモを舐め回し始めた。
「あ……」
 官能に目覚め始めたさやかの肉体は、グロテスクな赤黒い舌でのフトモモへの愛撫をすぐに受け入れた。
「う……ん……」
 さやかの悦楽にあえぐ表情を見ながらマーゾは言った。
「バンバ、悪い、ちょっと待て」
「ブル?」
「さやか、ホラ、立て」
「え〜〜?」
 バンバの舌を引っ込めさせ、マーゾはさやかを立たせた。
「どうするの?」
「こうするのさ!!」
「きゃあっ!?」
 両手をさやかの白いミニスカートの前と後ろに同時に突っ込んだマーゾは、その純白のかわいいパンティーをひざまで一気に引き下ろした!!
「いやああん」
 下半身をむき出しにされたさやかは、羞恥で真っ赤に頬を染める。
「グフォフォフォフォフォ、かわいいぞ、その表情」
「なにするのよぉ」
 いきなり下着を脱がされ、怒ったさやかは頬を膨らます。その表情もかわいいな、とマーゾは思った。
538381:04/09/30 14:09:36 ID:4oazVdCv
(その6)

「こうした方がやりやすいんだ」
 言いながらマーゾは、大地に腰を下ろしてさやかを手招きする。さやかもマーゾにならってしゃがもうとする。
「そうじゃなくって、四つんばいになってみな」
「え?こう……」
 さやかはマーゾに言われるまま、犬のかっこうになった。
「そうだ。それでさっきの続き、フェラチオ頼む」
「OK」
 邪魔になる髪をかきあげながらさやかはマーゾの分身を口に含む。
「待たせたな、バンバ。思う存分やっていいぞ」
「ブルルルルル」
 散々待たされ、焦れていたバンバは、触手を二本同時に伸ばす。
 シュルシュルシュルシュル
「ああん」
 触手はさやかの胴体に巻きつき、さらに二つのかわいいピンクの突起に吸い付いた。
 ムニュムニュムニュムニュ
「うう〜〜ん」
 ふたつのニプルを同時攻撃され、快感のあえぎを漏らすさやか。
「ブルルルル」
 それだけでは飽き足らないバンバは巨大な口をグワッと開き、さきほどと同じく、太く長大な舌を伸ばし、四つんばいで丸見えになったさやかの股間を狙った。
 ぴちゃっ ぴちゃっ
「い、うう〜〜ん」
 巨大な舌は、さやかのフトモモ、尻、局部をまんべんなく舐めまわす。
「あ、は、い、あん」
 下半身の感じるポイントを全て舐められ、さやかの表情は悦んでいる。
「気持ちいいか?」
「う、うう〜〜ん……いいっ」
 さやかはためらわず肯定した。快楽に溺れていく自分を隠す気は、もはやなかった。
539381:04/09/30 14:11:44 ID:4oazVdCv
(その7)

「そいつはよかったな。じゃ、オレも気持ちよくしてくれよ」
 マーゾはさやかの頭を左手で股間に引き寄せた。さやかは抗わずにマーゾの勃起を口にする。
 ちろ
「うっ」
 亀頭を舐められ快感がマーゾの脳天を突き抜ける。
 ぴちゃぴちゃぴちゃ ぴちゃっ
「ふぐっ」
 バンバの舌の刺激にさやかがくぐもった声を出す。
「噛まないように気をつけろよ」
「ん、わはっはわ」
 マーゾの分身を口に含んだくぐもった声でさやかは応じる。
 ぴちっ ぴちゃぴちゃっ
 濡れた水音がさやかの股間に響く。それはもはやバンバのよだれだけの音ではない。さやかの処女のスリットは、快感を与えるモンスターの赤黒い舌の蠢きに応じて大量の愛液を流していた。
「う……」
 さやかのぎこちないフェラチオの奉仕を受け、快感に呻きながら、マーゾは思った。
(そろそろさやかの処女を、いただいてもいい頃合いだな)
 ぴちゃっ ぴちゃぴちゃぴちゃっ
 小石が転がる採石場に、淫らな水音だけが響いていた……。
 <つづく>
540381:04/09/30 14:18:14 ID:4oazVdCv
今回は全編エロです。余計なストーリーは一切なし。
いかがだったでしょうか?
一週間かかってしまいましたが、ようやく次回、さやかはロストバージン出来そうです。
みなさんの応援のレスに支えられ、ここまで来れました。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
541381:04/09/30 14:51:44 ID:4oazVdCv
>>526
>マーゾは本気でさやかに惚れてると、リンカーンのときに寝取られ風味プラスでええなぁ
多分本気で惚れてますね。なにせ宇宙獣士に改造されてから初めて触れた女ですから。
>ゴズマの敵は幻魔より銀帝軍ゾーンとか災魔とかの方が戦隊物っぽくっていいかもでもゴズマよりスケール大きい敵っていないんだよなぁ
もし本編にからんでくるとすれば、銀帝軍ゾーンはゴズマの下部組織に、
災魔は幻魔の手先になると思います。
いや、風呂敷が広がり過ぎるので妄想するのみですが。

>>ふぁんたじーな方向で様
いつも良質なエロをありがとうございます。
みーくんとマリンのお話もいいですね。引き出しがいっぱいあって、うらやましいです。
「2、とっ捕まった騎士団員は?和姦ちっく百合触手ルート」、がいいと私は思います。
魔獣クォロルンに陵辱されて傷ついた彼女たちの今後が気になりますので……
>戦隊モノも学園触手モノも読めるとはいい世の中になった。
ご愛読感謝!これからもよろしくお願いします。

>>533
>和姦の後、沢山の異形の怪人に犯される様子が楽しみです(鬼)
現在、総勢七体の宇宙獣士による輪姦学校が開かれる予定です。ご期待ください。
>寝取られ、イイ!! さやかが本気でマーゾに救いを求めたりしたら更に萌え。
いいアイデアですね!いただきました。ありがとうございます。
ご愛読、ご意見ありがとうございます!これからもよろしくお願いします。

>>536
「京子と久美」のクライマックスに期待!!
>好奇心旺盛なさやか、おいしいですw
ご愛読感謝!です。和姦ちっくになって、あきれられたかな?と心配でしたが、
意外と好評なので、驚いています。
これからもよろしくお願いします。
542381:04/09/30 15:02:05 ID:4oazVdCv
スレ違いでみなさんをお騒がせした番外編
「ピンチ!捕らわれたさやか」は無事に他のスレッドに移動しました。
ご意見を下さった方、ありがとうございました。
ご興味のある方は、下記のURLを覗いてみてください。

戦隊シリーズヒロイン陵辱小説スレ
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049215056/l50
543381:04/09/30 15:09:35 ID:4oazVdCv
えと、最近スレッドの消費が激しいようですが
(その原因の一端は間違いなく私にもあると思いますが)
次のスレを立てるのは何KB消費したあたりがいいのでしょうか?
ご存知の方、お教えください。お願いします。
544名無しさん@ピンキー:04/09/30 15:14:41 ID:HG6a5FX7
470 くらいで移行の準備、490 くらいで次スレでいいのでは?
545381:04/09/30 15:40:42 ID:4oazVdCv
>>544
即レス感謝します。
470と言うと、今のペースだと明日、明後日くらいには到達しそうですね。
準備というと、次のスレに貼るテンプレートを用意とかすればいいんですか?
546京子と久美書いてる人(533,536):04/09/30 20:19:29 ID:VgQFi9em
>>381
上二つ共自分でしたw ただやられるだけでなく、
寝取られや輪姦学校(あのサイト好きだ…w
にまで話が広がるとは凄いッス。

寝取られ、孕ませ、搾乳、触手……
業が深いな俺……_| ̄|○  同士もいるみたいで安心!安心!

ところですみません、実は此方の板初めてで
以降云々全く判りません(kbの見方さえ…;)
投下は様子見で参りますね。移行等詳しい方どうかよろしくお願い致します。
……というか書けてないし…w
547『漂流女子校』〜満月の夜1〜1:04/09/30 21:43:39 ID:3dY7O3iG
デキは悪いですが、専用控え室で予告したので、おとします
皆様ご容赦を

○プロローグ
明かりの消えた旧校舎。以前は音楽室として使われていた楽器倉庫の中。
窓から差し込んだ月光が床に転がった片方だけのサンダルと、・・・黒いタイト・スカートを照らし出す。
・・・スカートの傍に、もうひとつのサンダルが落ち、転がった。
サンダルは、何本もの触手によって宙に持ち上げられた女体から落ちたものだ。
その肉感的な女体は、四肢に触手を巻きつけられ、空中で四つん這いの体位をさせられている。
『・・・んッ・・・ん、うぐぅ・・・ん、んッッ・・・んンッ・・・』
赤いルージュの引かれた唇で、3、4本もの触手を咥えながら喘ぐ女を、触手は嬲りつづける。
ぼろぼろのストッキングに包まれた女の太腿を這いずりまわり・・・
ストッキングと切り放され、腰に巻きついただけのガーターベルトを弄び・・・
濡れたショーツの中に侵入し・・・
濡れて女の肌に貼りついた白いブラウスの襟元や裾からもぐりこみ・・・
女の豊かな乳房と、ピンク色の突起を揉みしだく・・・
『うぅんッ、ふッ・・・うごッッ・・・ん、んんッ・・・むごぉッッ!!』
びくんッ、びくん、びくんッッ!! くぐもった叫びを上げて、女の身体が硬直する。
やがて、女の口内を嬲っていた触手たちが引き抜かれると、ガックリと頭を垂れた女の力なく開いた唇から透明の液体が流れ出す。
液体は、真っ赤な唇から、形の良い顎を伝い、冷たい床に滴り落ちた。


548『漂流女子校』〜満月の夜1〜2:04/09/30 21:44:20 ID:3dY7O3iG
○林警備員(1)
満月の晩が全ての始まりだった。いや、嫌な兆候はその日の朝からあった。朝、教師のひとりがいなくなった。
まだ25、6の若い教師だ。まあ、例の生物の一種の仕業であることは間違いないだろう。それで、ちょっとしたパニックになった。
その混乱は生徒のみならず、教師にまで広がり、校長が大人による捜索隊を交代で出すことを決めて、ようやく騒ぎは収まった。
教師と警備員で敷地内をくまなく捜索したが、結局その教師はみつからず、日が落ちると、その日の捜索は打ち切った。
オレも捜索後はくたくたで休みたかったが、夜間パトロールのシフトだったオレは続けてパトロールへ。
そのパトロールが終わったのが夜も暗くなってから。
それから遅い夕食をとるため、パトロールのメンバーたちと新校舎に戻ることになってたんだが、仕事の後の一服がしたくて、
オレ一人で煙草を燻らせながら、散歩がてら森の中を歩いていた。
そのときになって、はじめてその夜の月のひとつが満月だったことに気づいた。その明るさと美しさに圧倒されたよ。
なんだか、過酷だった一日の疲れが癒されるような不思議な感じだった。
そのとき、ふと元の世界にしがみついてないで、この世界に身を任せたり、死んだりした方が楽なんじゃないかと思ったんだ。
それまではそんなこと、これっぽっちも考えたことはない。自分でも少し驚いたよ。
警官を40年以上やってたし、体力にも自信のあるつもりだったが、まあ、定年を越えた身体に、この環境だ。
ネガティブにもなることもあるだろう。そんなことを考えてたときだ。
すぐ傍の旧校舎から何か声が聞こえたように思えたんだ。
旧校舎は倉庫代わりに使ってるだけだから、夜は誰もいないはず。また、気味の悪い生物かもしれない。
正直、仲間を呼んで来ようかとも思ったよ。でも、変にネガティブになってた自分をはね返そうとしてたんだろうな。
まだ一人でもやれるという気持ちを奮い起こして、手にしてた鉄パイプを握りなおして、旧校舎に向かったんだ。
549『漂流女子校』〜満月の夜1〜3:04/09/30 21:46:12 ID:3dY7O3iG
○なつみ(1)
旧校舎、楽器倉庫になった元音楽室。
ピアノに顔を伏せていた西野なつみが顔を上げると、辺りはすでに暗くなっていた。
はっとして窓の外に視線を向ける、なつみ。しかし、夢の中で願い続けた想いは報われない。
窓の外は見慣れつつある荒涼とした光景に三つの月が明るさを増し始めた・・・佐島彩のいない世界だった。
なつみと佐島彩は、同時にこの学校に赴任して以来の仲だった。すぐに意気投合し、親友になった彩との想い出は、今では使われなくなったこの教室にも沢山残っている。・・・彩のことを考えると、また涙が溢れ出しそうになる、なつみ。
(こんなとき、一馬が居てくれたら・・・)
気持ちが落ち込むと、なつみは事件の2ヶ月前に結婚したばかりの夫のことを想ってしまう。一馬がいてくれたら、どれだけ力強いか・・・
でも、この世界に一馬も彩も、もういない・・・
カラン! ピアノから転げ落ちたペンが軽やかな音を立てる。
床に落ちた銀色に輝くペンは、かつて彩からもらったもの。いかにも真面目な彩らしい、なつみへの誕生日プレゼントだった。
なつみはふと思い出す。そのときのメッセージ・カードに“新任教師として、お互いがんばろう!”と、書かれていたことを・・・
(そうだ。残された私は、生徒たちのためにしっかりしないと)
なつみは深呼吸をして気持ちを落ち着けると教師の顔に戻る。
そして、椅子から立ちあがろうとして、スーツのスカートが濡れているのに気づく。
(いつの間に・・・なにかしら・・・)
何か透明の液体でびちょびちょに濡れていた。
550『漂流女子校』〜満月の夜1〜4:04/09/30 21:49:04 ID:3dY7O3iG
なつみは不審に思いながらも、彩の捜索で服が汚れたときのために持ってきていたジャージに着替えるために立ち上がる。
立ち上がると、白いブラウスの上からでもわかるほどの豊かな胸の膨らみが露わになる。
西野なつみは身長160cm、スリーサイズは上から89−68−91のEカップ。やや太めではあったが、
その女の色香を発散させるような肉感的なプロポーションは常に男たちのイヤらしい視線を浴び続けてきた。
なつみが、女性ばかりのこの学校への赴任を希望したのも、そんな男たちの視線から逃れたいという思いも反映されていた。
なつみはスカートのファスナーを下げ、少し屈んでスカートを降ろした。スカートの下は、白のレースタイプのガーターベルトと、
太ももまでのベージュ色のロング・ストッキング、レースをあしらった白のショーツといういでたち。
そんな下着姿の下半身を露わにしたなつみが、スカートを脚から抜くため、視線を下げる。
と、視野の隅で何かが動いた。ビクッ!っと、身を固くするなつみ。恐怖感が湧き上がってくる。
(なに!?)
なつみは、無意識に脱いだスカートでショーツの前部分を隠す。そして、息を潜めて周りの様子を探る。
しかし、埃の積もった教室には、ケースに入った楽器が積み上げられているだけで、おかしな様子はない。
(気のせい・・・?)
少し気を緩めたなつみは、動きがあった方に視線を向けたまま、手にしたスカートをピアノに置こうと手を伸ばす。
その一瞬だった。真っ黒で人間の指ほどの太さの触手が、なつみの手首に巻きつく!
『きゃっ!』 と、驚いたなつみの手からスカートがすべり落ちる。
触手の動きは早く、なつみの肘まで巻きつくと、その腕をねじり上げる。
『あッ、いぁぁぁッッ・・・!!』
なつみはパニックを起こしかけながらも、自由になる左手で腕に巻きつく触手を引き放そうとする。
しかし、すぐに別の触手が左手に巻きつき、なつみの両手を頭上に引き上げていく。
なつみは、身体を揺すり、脚を振り、激しく抵抗するが、爪先立ちになるまで両手を吊り上げられた。
無防備な体勢をとらされ、後ろから襲われたなつみには相手の姿も見えない。 なつみにとっては云いようのない恐怖だ。
(いや、こんな風に死ぬのはイヤ・・・)
『・・ぁぁ・・・だ、誰かぁぁ! 誰か助けてぇぇ!!』
551『漂流女子校』〜満月の夜1〜5:04/09/30 21:49:51 ID:3dY7O3iG
外はすっかり夜を迎え、昼間とは比べ物にならないくらい危険が増している。そんな時間に校内を歩き回っている者はいない。
また、ここ旧校舎の閉じられた教室で叫んでも、新校舎や学生寮まで声は届かないだろう。
しかし、パニックに陥ったなつみは、僅かな望みをかけて叫びつづけるしかなかった。
やがて、なつみの声を煩わしいと思ったのだろうか、ピアノの蔭にひそむ生物が一気に何十本という触手を伸ばす。
黒々とした触手が、床を這いずりながら、なつみのストッキングに包まれた爪先に殺到する。
『い、いぁぁぁ・・・き、気持ち悪いッ・・・来ないで・・・こ、来ないでぇ!!』
なつみは、脚をバタつかせ、近づく触手を次々に踏みつける。
しかし、触手はそれぞれ別の意思を持ったように狡猾に動きまわり、一本の触手がなつみの左脚を捕らえた。
『イヤぁぁァァ・・・』
なつみの抵抗も虚しく、脚に獲りついた一本の触手を足がかりに他の触手が殺到する。
すぐに右脚も捉えられ、触手は這いずりながら、足首からふくらはぎ、太ももへとゆっくりと登ってくる。
ぞっとするような嫌悪感がなつみを襲う。なつみはすっかりパニックになった。
『ぁぁ・・・イヤぁ・・・イヤぁぁぁぁ!!』
まさに不意打ちだった。叫び声を上げたなつみの口に触手が突き入れられた。それは腕を伝って、なつみに近づいてたものだった。
『・・ぁぁぁ、うッ、ふごッ、・・・うぐぅぅッッ』
触手は、なつみの口内を撫でまわす。
それは脚をぎゅうぎゅうと絞めつける触手たちとは異なり、まるで何かデリケートなものを探すかのように柔らかい動きをしていた。
しかし、なつみはイヤイヤをするように首を左右に揺らし、口を犯す触手から逃げようとし続けた。
『うぅぅッ・・・んんッ・・・んッ、んッ・・・んッ! うぁえぉッッ!』
触手を咥えたなつみが首を震わせると、赤いルージュの引かれた唇から涎が溢れる。
窓から差し込む月光に照らされた、なつみのその横顔は淫らそのものだった。
そして・・・その間にも、脚に獲りついた触手が、ショーツに覆われた、なつみの女性の部分に達しつつあった。
552名無しさん@ピンキー:04/09/30 22:53:05 ID:6p8YR4M8
>>529
ファンタジーエロとっても良かったです。
私は3の聖女なシスターが街のみんなのために犠牲になる話が良いですね。
でも犯された後、狼人がシスターに本気で掘れて恋人同士になったら良いのですが。
553名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:22:15 ID:3HybNeSh
『漂流女子校』〜満月の夜 の作者様。
イイ感じです。
興奮する一方、旧校舎という場所を利用した怪奇っぽいムードで「漂流」にまた一つの可能性が広がったように感じました。
この調子で続きお願いします。
554名無しさん@ピンキー:04/10/01 00:07:22 ID:pjKeKhxg
『漂流女子校』〜満月の夜
人妻キターーーー!!!!! 触手に口犯されキター!!(大好きなシチュです)
夢ならと思うシーンや、彩のBDカードのシーンが凄く良いです。
現実から引き離されてしまった悲しさと同時に、彼女の教師としての
責任感の強さを感じます。キャラがたっていて美味しいです。
あと、林警備員の「元の世界にしがみついてないで」という考えも、
非常にリアリティを感じました。初老期の男性の疲れ、渋い!!
この台詞が今後の伏線になるのか?非常に楽しみにしています。
555381:04/10/01 16:00:10 ID:1LxowBpx

「触手地獄の女戦士・8」(その1)

 ぴちゃっ ぴちゃぴちゃぴちゃっ
 広大な採石場に淫らな水音が響く。
 魅力的な一人の地球人の女性と、宇宙からやって来た醜悪な二体のモンスターとの、妖しく淫らな性の饗宴は続いている。
 大地に腰を下ろした植物宇宙人、マーゾの両脚の間に四つんばいになって、股間に顔を埋めているのは地球を守る選ばれた戦士、チェンジマーメイドこと渚さやかである。
 戦いに敗れ、捕虜となったさやかは、ついに敵兵であるモンスターの男性性器をしゃぶるまでに堕ちてしまっていた。
 ぴちゃぴちゃっ ぴち ぴちゃっ ぴちゃっ
 巨大な体の合成モンスター、バンバは、その巨大な口をガバッと開き、太くて長大な赤黒い舌を伸ばしてさやかのむき出しになった股間を、むさぼるように舐めている。
 白いロングブーツを履いたさやかの両脚のひざのあたりには、引きおろされた白いパンティーがひっかかっており、エロチックさを増幅している。
 バンバの体の上部からは、二本の黒いパイプ状の触手が伸び、さやかの胴体に巻きついている。触手の先端部からは、イソギンチャクを思わせる小さな毒々しいピンクの触手群が顔を出し、さやかの敏感な乳首を責めていた。
(そろそろさやかの処女を、いただいてもいい頃合いだな)
 性におくてであったさやかの若い肉体は、このわずかの間に性感を開発され、悦楽を求め始めている。ロストバージンには絶好の時期に差し掛かっていた。
「よし、さやか、もういいぞ」
 自分の息子を愛おしそうにしゃぶるさやかを、かわいく感じながらマーゾは言った。
「え?」
 さやかはダークブラウンの勃起から口を離し、マーゾの顔を見上げた。
「そろそろお前の処女をもらうぞ。ぐずぐずしていたらアハメス様が戻ってきてしまう。……それともアハメス様や他のみんなの前でロストバージンするか?」
「それはいやっ」
 衆人環視の中での処女喪失は、恥ずかしすぎて耐えられない、と感じたさやかは即答した。
「なら急ぐぞ。……これでお前も本当の女になれるな」
 さやかのきれいな髪を撫でながら、マーゾは立ち上がった。
556381:04/10/01 16:02:51 ID:1LxowBpx
(その2)

「バンバ、ちょっと……」
「ブル?」
 マーゾに呼ばれ、バンバは舌と触手をさやかの肢体から引っ込めた。
「ちょっと待ってろよ、さやか。バンバに話があるからな」
「え……」
 快感の残滓にとろんとした目で、さやかは立ち去るふたりの姿を眺めた。
「あ、じんじんしてる……」
 ひとり取り残されたさやかは、自分のからだの“疼き”に直面した。
「どうしちゃったんだろ、あたしのからだ……」
 バンバの舌と触手になぶられ続けた乳首と股間の割れ目が、熱を持ったように熱く疼いている。
「もっと触ってほしい。いじってほしいのぉ」
 疼きに耐えられなくなったさやかは、左手を自分の右胸に伸ばす。
「こんなになっちゃって……」
 さやかの、これまで誰にも触れさせたことのなかった右のニプルは、硬くしこっている。指でつまむと、刺激が脳髄に響く。
「う……ん〜〜ん、気持ちいい……」
 快感を求めるさやかの肉体は、ついに自分で自分を慰め始めた。右手はす、と下に伸び、バンバの唾液と、自分の愛液とにまみれた股間のスリットに到達した。
「あ……」
 疼くスリットを中指で触れる。かゆい所に手が届いたように、甘い痺れが脳天を刺す。
「う……ん」
 中指でスリットをなぞる。さらに強い刺激がもたらされる。
 くちゅっ くちゅくちゅっ
 あふれ出す愛液が中指をぬらし、卑猥な音を立てる。中指の動きは次第に速くなっていく。
「あ……はぁ……んくっ、いっ」
 中指での刺激に、さやかのスリットは悦び、喜悦の涙を流し続けた。
 くちゅくちゅくちゅっ くちゅちゅっ
 さやかの濡れた中指は、さらなる快感を得ようと陰唇の奥へと伸ばされていく。
557381:04/10/01 16:05:26 ID:1LxowBpx
(その3)

「はっ……はっ……」
 オナニーにふけるさやかの息は次第に荒くなっていく。
「あ……何か来る……」
 からだの奥深くより“なにか”が込み上げて来るのをさやかは感じた。
「なに?これ……はっ…はっ」
 徐々に込み上げる巨大な快感の波に、いまにも呑みこまれてしまいそうだ。
 じゅぷじゅぷじゅぷ
 あふれ出す淫液の音がさらに高まる。
「あ、は〜〜〜ん……い、ひいいいっ」
 快感の波に絶頂に押し上げられそうになったその時、
「お楽しみだな、さやか」
 耳元でマーゾが太い声で囁いた。
「きゃっ!?」
 自慰に夢中になっていたさやかは、マーゾの接近に気付かなかったのだ。
「お邪魔だったかな?」
 クライマックス直前に声をかけられ、快感の波がすうっと引いていくのをさやかは物足りなく思う。
「そんなこと……ない…けど……」
 口では否定しているが、表情は不満たらたらだ。
「イクまで待ってやってもよかったが、時間がないのでな。そろそろバージンブレイクといこうぜ」
 言いながら、マーゾはさやかの淫水に汚れた右手を取り、やさしく引っ張って立つよう促した。
「うわ、べちゃべちゃだ」
 さやかのラブ・ジュースに汚れた自分の右手を眺めてマーゾは言った。たちまちさやかは赤面する。
「もう、やめてよぉ……。バンバとなに話してたの?」
 真っ赤な顔でさやかは疑問を口にした。
558381:04/10/01 16:08:23 ID:1LxowBpx
(その4)

「オレとお前がヤッてる間、席を外してもらうよう頼んどいた。……いくらなんでも二人同時にってわけにはいかんだろ?」
「あ……うん」
「それとも三人プレイがよかったか?」
「ううん、二人でいい」
 話しながらマーゾはさやかのパンティーを左脚から抜き、右足首に引っ掛けた。
「これでやりやすくなった。……そこが平らだな、ちょっとそこに寝てみろ」
 マーゾは比較的平らで、小石の少ないポイントを指し示す
「うん」
 さやかはそのポイントに座り、ゆっくりと背を倒して仰向けになった。マーゾもさやかの右横に座った。
「いよいよだな」
 言いながらマーゾは右手でさやかの白いミニスカートをめくる。さやかは恥ずかしそうに両手で顔を覆った。
「なんだ、まだ恥ずかしいのか?」
「恥ずかしい……」
「かわいいやつ」
 初々しさを失わないさやかをマーゾは愛おしく思った。
「脚を開いてみな」
 恥じらうさやかにマーゾは命じた。
「……こう?」
 さやかは自慢の長い美脚を三十度ほどに開いた。
「そうだ。お前のかわいいオマンコが、よく見えるぞ」
「いやあん」
 恥じらいに身をよじるさやか。
「ちょっとひざを立ててみろ」
「えー?……こう?」
 その脚の角度で両膝を立てると、ちょうどM字開脚になる。
「そうだ。いいぞ。オマンコ丸見えだ」
 言いながらマーゾは前にまわってかぶりつきで、さやかの股間に見入った。
559381:04/10/01 16:11:30 ID:1LxowBpx
(その5)

「や〜〜ん、そんなにじろじろ見ないでよぉ」
「いいや、見る。お前の処女のマンコをこの目に焼き付けてやる」
 マーゾは顔面の奇妙な位置にある三つの目を赤く輝かせる。
「お前のここ、毛が薄いんだな」
 マーゾはさやかの下腹部に、申し訳程度に生えている薄い陰毛を撫でた。
「うん……あたし、あんまり生えなかったの。……変?」
「変じゃないさ。かわいいぞ」
 じっくりとさやかのあそこを観察するマーゾ。毛はさやかの股間の前の方にちょろっと生えている程度で、あとは無毛だ。会陰にもアナルにも一本も生えていない。
「ン?ここにホクロがあるぞ」
 左脚の付け根と、女陰の境目あたりにポツン、とちいさな黒点があった。
「え?どこどこ……ほんとだぁ」
「知らなかったのか?」
「うん、こんなとこ普段あんまり見ないもん」
 マーゾはホクロをつついてみた。
「やん、くすぐったい」
 マーゾの右手の人差し指は、ホクロから次第にスリットの方へとずれていく。
「あ……ん」
 再びスリットに刺激を受け、さやかは甘い声を漏らす。
 くちゅくちゅ
 スリットはたちまち潤い始め、淫らな水音を立て始める。
「これは何だ?」
 割れ目をかき回す右手に加え、マーゾは左手をさやかの股間に伸ばした。
「あっ、そこ……」
 マーゾの左手の親指と人差し指は、皮にくるまったかわいい粒をつまんだ。
「ほら、このちっちゃな豆粒は何だ?言ってみろ」
「やん、知らない」
「よく見ろ、ここにあるだろ。これだよ」
 と言いながら、マーゾは包皮を剥き始める。
560381:04/10/01 16:13:53 ID:1LxowBpx
(その6)

「あうっ」
 敏感なボタンを剥き出しにされていじられ、さやかは背筋を反り返らせた。
「わからないか?」
「あっ、はっ、いっ」
 いじられるたび荒い息を吐くさやか。
「ここはな、クリトリスっていうんだ、言ってみろ」
「……クリ…ト……はあうっ」
 敏感すぎる芽をいじられ、息も絶え絶えになるさやか。
「ホラ、もういっぺんだ。クリトリス」
「クリッ……ト……リスッ……うはあっ」
「よし、よく言えたな」
 満足げにマーゾはクリから指をはなす。
「はっ……はっ……」
 激烈な刺激から解放され荒い息を吐くさやか。その股間はすっかり濡れそぼち、いつでも受け入れ態勢はオーケーだった。
「よーし十分濡れたな。お前の処女、もらうぞ」
 クリをいじられた快感にぼ〜っとなりながらも、さやかは上気した顔でうなずいた。
「いくぞ」
 シュルシュルシュルシュルシュル
「え、あ、きゃっ!?」
 いきなり触手を伸ばし始めるマーゾ!それも、両腕、両膝、胴体からと合計五本もの触手がさやかへと向かって放出されたのだ。
 シュルル シュルルル シュルシュルシュル
 仰向けになっていたさやかに絡みつく触手群。
「なにするのぉ」
「いいことだ」
 言いながらマーゾは大地に寝転んだ。
561381:04/10/01 16:16:49 ID:1LxowBpx
(その7)

「あ、きゃああっ」
 さやかのからだがゆっくりと浮き上がった。絡みついた触手の力で支えられているのだ。
「なに、なに、なにぃっ!?」
 何が起こっているのかわからずさやかは脅える。
「怖がらなくてもいい。オレを信じろ」
 M字開脚のポーズで一メートルほどの高さにさやかは浮かされている。その真下には仰向けになったマーゾがいた。
「さあ、処女喪失だぞ」
 五本の触手をコントロールしてマーゾは空中のさやかをゆっくりと自分の上へとおろしていく。
「あん、怖いわ」
「大丈夫だ。安心しろ」
 触手を操り、空中のさやかの位置を微調整するマーゾ。その両手で勃起した己の男根を握り、亀頭が上を向くように押さえている。
「ターゲット・ロック」
 天空に向けて屹立するマーゾの亀頭とさやかの濡れたスリットの位置がピッタリと一致した。
「さあ、合体だ」
 マーゾは触手の力を少しずつ抜いていく。さやかのからだは自分の重みでゆっくりと沈んでいく。
「きゃ、あああっ」
 亀頭とスリットが接触した。自分のからだが貫かれる予感にさやかは悲鳴をあげる。
「ン?少しずれたかな」
 マーゾは右手の人差し指と中指をVの字にしてさやかのスリットを広げ、自らの亀頭に合わせる。
「ああん、ああん」
 さやかの口から漏れるのは、破瓜への恐怖か、それとも悦楽への期待なのか。
562381:04/10/01 16:19:30 ID:1LxowBpx
(その8)

 むりゅ
「お、頭がはいったぞ。さすが処女だ、きついマンコだな」
「うう〜〜ん ん……ん……」
 破瓜の痛みがさやかを襲う。唇を噛んで痛みに耐えるさやか。
「痛いか?」
「ん……ちょっと……」
「もうちょっとだ、我慢しろよ」
「ん」
 空中のさやかの両ひざに両手をかけマーゾはグイと下にに引っ張った。
 ずぶ
「あああああああっ」
 マーゾの勃起がずぶずぶとさやかの膣内へと潜っていく。胎内を切り裂かれる痛みと恐怖にさやかは叫んだ。
「入ったぞ、さやか!」
 ついにマーゾの勃起は全てさやかの胎内に没した。
「これでお前も大人の女の仲間入りだな」
「………うん」
 破瓜の痛みに耐え、涙を浮かべていたさやかは、一瞬ニコっと笑った。それは、未だ男性経験がないという密かなコンプレックスから、さやかが解放された瞬間だった。
 その涙まじりの笑顔を、マーゾは限りなく愛おしいと思った……。
 <つづく>
563381:04/10/01 16:28:25 ID:1LxowBpx
やっと……やっとさやかがロストバージンしてくれました。
触手・怪物に“犯される”スレなのに、いつになったら犯されるんだ!?
というクレームがいつ来るかとヒヤヒヤしてました。これでやっとスレ通り。
さて、次回はさやかのもうひとつの“処女喪失”です。お楽しみに。
564381:04/10/01 16:47:28 ID:1LxowBpx
>>546
>上二つ共自分でしたw
あ、ID確認してませんでした。すみません。
>寝取られや輪姦学校(あのサイト好きだ…w
>にまで話が広がるとは凄いッス。
褒めていただいてありがとうございます。
輪姦ネタは初めから考えていたのですが、
さやかとマーゾの関係が面白くなって、しばらく使えませんでした。
寝取られは、さやかとマーゾの関係が発展した結果の怪我の功名ですね。
「輪姦学校」というサイトをちらっと覗いてみましたが、スッゴイですねぇ〜。
ネタが拾えないか、探ってみたいです。

>>『漂流女子校』〜満月の夜 の作者様。
スカートだけ脱いだ状態で触手に襲われるのはなかなかいいな、と思いました。
次回の触手の大活躍に期待します。
565381:04/10/01 17:04:19 ID:1LxowBpx
スレッドの消費量が470KBを超えたので次スレ用のテンプレート作ってみました。
こんなことするのは初めてなので、ミスがあったらどなたか修正お願いします。

次スレ「触手・怪物に犯されるSS 3匹目」

女が、触手や怪物など、モンスターに犯されるSSキボンヌ
ネタは、オリジナル、版権モノ問いません

前スレ:
触手・怪物に犯されるSS 2匹目
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091117313/

前前スレ:
触手・怪物に犯されるSS
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067867411/

類似スレ:
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ26匹目(半角二次元)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1090349401/

「漂流女子校」専用控え室
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/

これまでに投下されたSSの保管場所

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
566名無しさん@ピンキー:04/10/01 22:27:26 ID:JJNBiAHC
「犯され」スレで和姦は萎えます
567381:04/10/01 22:53:05 ID:1LxowBpx
>>566
それはすみません。一応和姦がいいか、輪姦がいいか、
あらかじめご質問し、和姦がいいという方の方が多かったのでこうしたのです。
私の作品はスレ違いでしょうか?
一応、この後、輪姦シーンもご用意していますが……
568名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:06:12 ID:jM1QOHFR
私は、さやか嬢が強姦されるシーンを期待しております。
頑張って下さいね。
569381:04/10/01 23:28:44 ID:1LxowBpx
>>568
ありがとうございます!
輪姦が始まるのはあと三回くらい先です。
みなさんのご期待にそえるようがんばります!!
570名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:20:22 ID:swfFyrQv
>>565
控え室のアドレスはこっち、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/
専ブラ使ってると行けない事もあるみたい。

>>566
前スレでも和姦モノはあったし、別にいいと思うが…

いっそスレタイを「触手・怪物と交わるSS」に変えるという手もある。
さすがに”人外♂×人間♀”の和姦ものを単独で維持できるとも思えんし
571名無しさん@ピンキー:04/10/02 02:19:29 ID:msfrqyh1
>>566
純粋なゴカーンはいまいち萌えんのよ。

むしろ相思相愛のカップルが誤解とすれ違いの末に……とか、
最初は無理やりでもやってるうちに情がうつって乱暴に出来なくなるとか、
粗暴なヤシと純情なヤシがお互い衝動に駆られてとか、
ワカーンだけどもう野生のケダモノが共食いするような勢いでヤル
(もちろん卑語なんか吐いてるひまあったら互いをむさぼるのに専念)とかのほうが
絶対萌エロ線だったりするわけで……

だから、こっちもゴカーン路線には文句つけないから、和姦ものも許容してくだされ。
少数派を排除しないで〜
572『漂流女子校』〜満月の夜1〜6:04/10/02 09:17:32 ID:UjmCknFS
レスくれた皆さん、ありがとうございました
続き投下します

○林警備員(2)
旧校舎の明かりは消えてたが、満月の月明かりは明るく、教室の中も窓際まで近づけばどうにか様子を確認できるくらい
だった。といっても、無防備に窓へ近づくのは危険だと思ったオレは、壁伝いで慎重にひとつひとつの窓を確かめていった。
そして、幾つ目かの窓枠に手をかけると、そこの窓が少し開いた。
気味の悪い生物の侵入を防ぐためにも、鍵はかけることになっていたはずだが、かかっていない。
ここかもしれないと緊張しながら教室の中を覗きこんだオレは思わず息をのんだ。
・・・そこには女がいた。それも異形の生物に身体を嬲られながら・・・
ショックな光景だった。オレは、ショックでしばらく放心していたと思う。
しばらくして、放心状態から立ち直りはじめたオレは女が誰か思い出した。
あんな状況じゃなきゃ忘れられるはずのない女。そう、それは英語教師の西野なつみだった。
彼女は外回りの警備員仲間の間でも評判だった女のうちの一人だ。お堅い雰囲気のルックスに、なんせあの身体だ。
その上、最近人妻になったことも、学園のガキ共とは違う大人の色気を感じさせると評判になっていた。
“女の園”の数少ない男たちの戯言だ、勘弁してくれ。
・・・だが、ショックから立ち直ったオレは、・・・その女がオレに捧げられてると思った。
・・・この世界に飛ばされたのも、こうして西野なつみの姿を眺めていられるのも
・・・すべて、オレに与えられたチャンスだと思った。
573『漂流女子校』〜満月の夜1〜7:04/10/02 09:19:02 ID:UjmCknFS
    ×     ×     ×
ピアノの陰に潜むカメの甲羅のような生物。そこから伸びた真黒な触手たちによって拘束され、弄ばれ、なつみは悶えていた。
両手を頭上高くに拘束され、半ば宙吊りにされながら、黒髪や耳にその先を伸ばそうとする触手から逃げようとしている。
触手が耳に触れるたびに激しく首を振る仕草のなつみだったが、口に3本も触手を咥えた状態では、それもままならない。
身体を左右に激しく振り、触手の責めから逃れようとする度に、白いブラウスの下で大きな乳房が揺れた。
それを見ていたわけでもないだろうが、一本の触手がブラウスの襟元から胸元に潜り込む。
すぐに、きちんと留められていた第一ボタンが弾け飛び、ブラに包まれた胸の谷間の上の部分だけが、
ここからでも少し覗けるようになる。触手は自身の先っぽを谷間にグイグイと押し込んでいる。
しかし、真っ白なレースのブラと、弾けんばかりの乳房の間に潜り込む余地はないようだ。
『ふぅぅんッ! ・・・うッ、うぅッッ・・・』
なつみは胸元を見つめ、眉間にシワをよせながら、必死になって肩を揺する。
が、抵抗もむなしく、他の触手も同じように胸元に入り込むと、
触手たちはつっかえが取れたように一気にブラウスの中に潜り込んでいった。
ブラのホックが外れたらしい。ブラの拘束を解かれた乳房は、触手に弄ばれているのが
ブラウスの上からでもわかるくらい乱れ動く。
そんな胸ばかり見ていたオレだったが、突然なつみの身体がビクンッと反応した。
脚から這い上がってきた触手の一本が、ガーターベルトの下に穿かれたショーツの中心に触れていた。
574『漂流女子校』〜満月の夜1〜8:04/10/02 09:19:57 ID:UjmCknFS
『うぅぅ、ん・・・ん、んッ・・・うぅぅ、う・・・』
なつみは触手に巻きつかれた脚を閉じるように擦りあわせ、腰をくねらせ、触手の責めから逃れようと
身悶えていたが、やがて触手がその先っぽでショーツの中心部をつつくと、また身体を震わせる。
触手が離れると、ショーツの上はじわっと濡れていた。
なつみが濡れているのかと思ったが、どうやら触手の先から液が出ているようだ。
思いがけない責めだったのだろう。さらに激しく抵抗するなつみだったが、触手たちは伸びをさせるような
体勢で、どんどん身体を締付け、その身体の自由を奪っていく。
ショーツの上の触手はその濡れた先端で、再びなつみのワレメ辺りをこすりつけている。
そのうち急に生物の本体から伸びた触手の一部がふくらみ、そのふくらみが触手の先端まで流れてくる。と、
ブッ、ブシュッッ! 触手の先端が割れ、そこから透明の液を大量に放出した。
液はショーツにかかり、染み込んでゆく。
ショーツが濡れだすと、なつみの黒い茂みとワレメが透けはじめる。
やがて、ブラウスに潜り込んだ触手も液体を出しているらしく、白いブラウスが内側から濡れはじめ、
中が透け、身体に貼りつき、ズレたブラと乳房に巻きついた触手が露わになる。
なつみが触手を咥えた口で鳴き声のようなうめきを漏らしながら涙を流した。
575名無しさん@ピンキー:04/10/02 14:35:59 ID:rCx1DSGM
戦隊スレの381ウザい
SSの合間にいちいちレスすんな。目障り
576名無しさん@ピンキー:04/10/02 14:39:20 ID:t1b9zz5d
>575
飛ばして読めよ
577381:04/10/02 14:59:13 ID:u8MzQHws
>>575
お目ざわりでしたか?それはすみません。



578381:04/10/02 15:20:35 ID:u8MzQHws
>>『漂流女子校』〜満月の夜の作者様
林警備員はてっきりなつみを助けに行ったとばかり思っていたので、
視姦を始める展開には驚きました。
>カメの甲羅のような生物。
こいつには何か名前があるのでしょうか?
次回、触手によるなつみの陵辱に期待します。
579381:04/10/02 15:34:02 ID:u8MzQHws
次スレテンプレート修正案

次スレ「触手・怪物と交わるSS 3匹目」

女が、触手や怪物など、モンスターと交わるSSキボンヌ
ネタは、オリジナル、版権モノ問いません
和姦・強姦・輪姦、なんでもOK。
エロパロ板ですが、長期シリーズに限りエロなし展開もアリ。
(前半の日常風景が後半の陵辱の悲惨さを引き立てるため)

前スレ:触手・怪物に犯されるSS 2匹目
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091117313/

前前スレ:触手・怪物に犯されるSS
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067867411/

類似スレ:
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/

異種姦【触手蟲獣妖し機械人外】総合スレ26匹目(半角二次元)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1090349401/

「漂流女子校」専用控え室
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1093433596/

これまでに投下されたSSの保管場所

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
580381:04/10/02 15:41:40 ID:u8MzQHws
あと一、二本長編が投下されれば490KBを超えます。
次スレ用のテンプレートの修正案を出しました。
これまでの議論やみなさんの意見を総合して、修正したつもりです。
どこか変更が必要、とお考えの方はお早めにご意見をお出しください。
次スレが立ってからだと変更がききませんので。
581名無しさん@ピンキー:04/10/02 16:03:05 ID:YLQ9FXLZ
>>381さんテンプレ乙!
そういえば「幻魔大戦」のファンだそうですが、なら久保陽子がティラノザウルスのような頭の幻魔に犯され手先にされると言うSSを書く予定は在りませんか?

「漂流・満月の夜」の作者様、ドキドキです、林警備員の「・・・すべて、オレに与えられたチャンスだと思った。」も強烈です。

「漂流・田所紗里奈」の作者様、お元気ですか?つづきと完成待ってます。
582381:04/10/02 17:08:32 ID:u8MzQHws
>>581
ありがとうございます。
あなたも幻魔大戦のファンですね?

ティラノザウルス型幻魔の股間から無数の触手が伸び、美少女、久保陽子の
腕といわず脚といわず、体中に巻きついていく。
「きゃあああああ」
美少女の絶叫は幻魔を喜ばせるだけ……
触手の一本は、陽子のミニのプリーツスカートへと侵入を試みる。そして……

みたいなお話が今浮かんだんですけど……アドリブですいません。
今はさやかのお話で手一杯ですが、余裕が出来ましたら
「幻魔大戦」を読み返して設定を思い出してからとりかかろうかな?
と思います。いつになるかわからないのが心苦しいのですが……
583名無しさん@ピンキー:04/10/02 19:16:55 ID:fG8ytrkN
テンプレ案乙かれさまです。
交わる、だとお上品なので
お下劣に「ヤる」じゃだめかなあ。

触手怪獣(性格温和)をバター犬にしちゃうような
逆レイープものも燃えるかなあなんて思っちゃったのよ。
584381:04/10/03 08:25:46 ID:R0c99y9y
次スレテンプレート修正案(2)

次スレ「触手・怪物とヤっちゃうSS 3匹目」

ここは、女性が触手や怪物など、モンスターと交わるSSを投下するスレです。
ネタは、オリジナル、版権モノ問いません
和姦・強姦・輪姦、なんでもOK。
エロパロ板ですが、長期シリーズに限りエロなし展開もアリ。
(前半の日常風景が後半の陵辱の悲惨さを引き立てるため)

タイトルと紹介文をこのように改めてみました。
他に付け加えることや変更したい点はありますか?
あればお早めに。
もう一本長編の投下があった時点で次のスレを立てます。

>>583
これでどうですか?
585名無しさん@ピンキー:04/10/03 10:03:10 ID:cOh/AaT1
やっぱり犯されるじゃないとふいんき(←なぜか変換できない)
が出ない気ガス。
586名無しさん@ピンキー:04/10/03 10:31:00 ID:Ic6vPbi4
381さん、幻魔・久保陽子の話良い感じです。
その後陽子は幻魔付きの魔少女になって男を誘惑してベッドに引きこむようになってほしいです。
(本編では嫉妬の相手を癌で呪い殺そうとしてたし)
587名無しさん@ピンキー:04/10/03 10:55:49 ID:SV8aKsaj
人外のものに犯されるってとこが肝なのにな…。

さっきさやかの話読んだらランパブで好き放題やってるエロ親父の
醜態を傍から見るような白けた気持ちになった。やってる本人は
ハアハアしてるけど周囲は冷めてるみたいな感じ。

その点京子と久美書いた人は天才だと思った。読んでてその壮絶な展開にゾクゾクした。
まさにこのスレの趣旨を表してる。
588名無しさん@ピンキー:04/10/03 11:38:37 ID:nUmOBtz2
自分のレスがだれだけスレの空気を悪くしてるか気付いてないんだろうなあ。。
一方を持ち上げて一方を貶めて、そんなんで誉められた方も気分が良いと思ってんのかねえ。
589名無しさん@ピンキー:04/10/03 11:48:43 ID:krRO9U0E
やっぱり人外のモノとの性交の萌えどころは「おかされる」
(性的に犯される、人の尊厳を冒される)点だと思ってしまう。
合意でも「人間の癖に魔物とハァハァしやがって!」みたいな点があると
割と萌える。鬼畜系な個人の萌えでスマンのだが。
多少同意してもらえる点はないかい?

さやかさんの話は戦隊モノパロの要素が強いと思う。
作者さん自身が触手萌えというより、
痛めつけられる・戦うヒロイン萌えが強いから違和感があるんだろう。

>>381さん
全く面白くなかったとはいわない。ただ、ここは所詮「エロパロ」の
SSスレだから、幻魔大戦だとか持ち出さない方がすっきり纏ると思うよ。
個人のHPでお好きな方向けに公表する「小説」と
2CHスレで皆の前で公開する「SS」の間には、
サービス精神や自己主張の抑制の必要量に違いがあると思う。
加え、匿名掲示板でコテハン(=自分)を主張しすぎるのはトラブルの元ですから。
590名無しさん@ピンキー:04/10/03 11:50:04 ID:krRO9U0E
>>587さん
個人名出すのはやめとけ。
本人さんが出づらいだろ。……いつになく間が空いてるから心配なのによ。
591381:04/10/03 15:00:25 ID:VdeCouT+
ええと……私の作品が、なんだか議論を呼び始めているようで、申し訳ありません。

みなさんに質問です。
このスレッドに投下される小説について。

1.ここは「犯される」スレだから、問答無用に犯される作品以外はダメ。
2.ここは「触手・怪物」のスレだから触手や怪物が出て来るんならスレ違いじゃないから和姦とかもアリ。
3.いずれ、触手や怪物が出るのならしばらく日常風景が続くのもアリかな。

一応三つ選択肢をご用意しました。

私の意見としては、“玉石混交”がいいのではないか、と思います。
「触手・怪物」がいくらかでも関わっていれば、投下可能。
そうしておけば、バラエティに富んだ多くの作品が投下されやすいし、
その中にみなさんそれぞれの嗜好に合った作品も含まれる可能性も高まりますし。

次のスレに移行する前に、議論になり易いこの点について、“まとめ”が必要でしょう。
みなさんのご意見をお待ちしています。

あと、私の作品は、続行すべきか、打ち切り・スレ移動すべきか、についての意見もお願いします。
では、よろしく。
592名無しさん@ピンキー:04/10/03 15:20:47 ID:wqlR3EMV
玉石…は宝玉と石ころの混在の意味だから
ちょっと失礼だと思うなんて端ッコつつきはおいといて。

個人的には1が理想だが、スレの発展を見越すなら2,3もありだと思う。但し、
「触手・怪物エロのSSスレであることを忘れずに」
サルと言われようが読み手はエロSSを読みにきてる。
書き手は抜きSSでいかに魅せるかを競う。
SSスレはそういうものだと思うんだけどね。

自分が論議を巻き起こしてると思うならば、
仕切りにたつのは逆効果ですよ。
どうしてコテはやめとけといったか少し考えて下さい。>>381さん
作品についてはノーコメント。
593名無しさん@ピンキー:04/10/03 15:54:11 ID:c8henx2b
ん? どうして急にさやかSSが叩かれるようになったのでしょう?
一応、私はさやかゴカーンまで、辛抱強く、楽しみに待ってますけど
594名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:02:24 ID:ijmXBYne
381さん、俺は2と3に賛成です(どちらも重要であり一つだけは選べません)。
強姦モノばかり続いたら食傷気味になりそうだし、職人さんが来づらくなる。
強姦・和姦両方ある方が職人さんものびのび書けるし、またある職人さんが和姦モノですごく良いアイデアができても強姦モノしかダメだと決めてしまったら
その傑作は投稿されずまた、そういうのも読みたい読み手は見れないという事になる。
(読み手全員が絶対強姦モノじゃないとダメと思っているわけではない)
SSの内容がバラエティに富めば、投稿される作品数、書いてくれる職人さん、そして読み手の数が増えスレが活気づく、
反対に書く内容の条件を狭めてしまうと人が少なくなりスレが寂れかねない。
たしかに、レズ物オンリーのスレで男と女の情事を書いたり、ロリ小説スレで成人(中年)男女同士の情事を書いたらさすがにスレ違いといわれるだろうが、
ここは怪物や触手淫獣など人外の者と人間の女の情事を書くスレという事で良いと思う。
和姦・強姦・シリアス・ギャク・シンミリ・ほのぼの、様々な「人間×人外」が投稿される事を、
できる限り多くの読み手がそれぞれ読みたいジャンルが投稿される事を望む。
(中には強姦モノも和姦モノも見たいという人もいるので、俺のように)
であるから381氏の作品は打ち切る必要はない。
さらにここはエロパロだから「幻魔大戦」のエロパロがあっても何ら差し障りはないだろう、
美少女×人外のものである幻魔の情事が描かれても全然スレちがいではないと思う。

ただ、381さん仕切るのは少し差し控えた方が良いかも。
他のスレでも思ったことだが、どうも2ちゃんは仕切ったりルールを作ろうとする人を叩こうとする人たちが出たりする。
595名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:05:18 ID:wqlR3EMV
叩いてるのは>>587だけでは。
あとは書き手さんがちょっと出張り過ぎなのでは、と。
読んでもらえて嬉しい!は判る。
でもSSに注目してるんであって、書き手に注目してるんじゃない。
元から小説書いてる人みたいだし、SSスレの貴重な人材になりそうなんだがな。
596名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:10:19 ID:Sfpc/4gA
怪人っつても人間の思考がある元人間っていう設定が自分は合わない・・・。
なんか、普通のレイプ物な感じで・・・。
でも、好きな人もいるようなので自分はスルーしてますよ。

質問については、1中心が理想だが2もあってもいいと思う。
>>592となんか同じ意見だが、仕切りが立たれているとどうも、腹が立ちます。
597名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:11:21 ID:wqlR3EMV
俺が幻魔といわれてちょっと引いたのは、
「幻魔大戦のエロパロ」だから、ではなく、
「自作が幻魔の続編になってしまった…!」などの
自分語りの部分なんだよ。自作マンセーというか。
これが個人のHPならば管理人の言葉だから、大人しく聞くが、
投稿スレでは自分も一参加者、自作語りは控えめな方がいいと思う。

あとはエロSSが何か、だな。壮大な大風呂敷を広げて
それを「エロとして」収拾つかせることができるのか。
これは漂流スレを見ていても言えることなんだが。

ピンキーとして俺はエロを第一要素に考える。

作品についてコメントしないのは自分で考えるべきことだから。
598名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:12:43 ID:4Zbo7C5l
587だが、作品に対する率直な感想を叩きと言われるとつらいものがあるよ。
マンセー意見しか書いちゃいかんのか…。
599596:04/10/03 16:14:05 ID:Sfpc/4gA
誤字が
>仕切りが立たれているとどうも、腹が立ちます。
>仕切りに立たれているとどうも、腹が立ちます。

しかし、381さんの次回の小説などには期待してますよ。
600595:04/10/03 16:18:06 ID:wqlR3EMV
>>598
すまん、そういう意味じゃない。
非マンセー意見が作品を伸ばすこともあるし、
(実際俺もその部分がなくなればもっと良いものになるのではと思っている)
そもそも読者は何を言ってもいいはずだ。
(感想が怖いならSSを投稿すべきではない)
ただ、他の作品との比較のように書いてあったので
つい叩きと同列に扱ってしまった。申し訳ない。
601名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:20:26 ID:Uo73rp+u
私は581の幻魔ファンです。
>>595さんの
>書き手さんがちょっと出張り過ぎなのでは
>SSスレの貴重な人材になりそうなんだがな
に賛成です。
書き手さんのコメントは1、2行くらいで良いかもと。
ただし幻魔大戦のファンと言って下ったのは私個人としては嬉かった。
リクをして実現できそうな職人さんが見つかったのだし。
私も2も3もありで良いと思います。
602名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:31:37 ID:zkvz8p7C
おれは議論が長引きすぎ、職人も読み手も嫌気がさし
皆がこのスレから逃げてしまわないかが心配だ。
読み手としてみたいのは議論ではなくSSなのだから。

603名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:32:42 ID:OfRS+EGj
いい歳した大人なんだから自分の発言が 相手にどう受け取られるかくらいは想像できるでしょ?
あと、金を払って読んであげてるわけではないってことは常に意識しておいた方が良い。
604名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:03:10 ID:1YRhbJXs
議論しているうちに490KBを越えちゃいましたよ。
もったいない。
ここらで議論終わって、常態に戻した方が。
そして次スレをたててください。
エロSSが読みたいッス。
605381:04/10/03 17:23:02 ID:VdeCouT+
様々なご意見ありがとうございます。
なるほど、色々な方がいらっしゃるんだなぁと勉強になりました。
自分語りはやめた方がいい。
仕切りもやめた方がいい。
肝に銘じます。
もう495KBを超えましたので、次のスレを立てた方がよいのでは?と思います。
スレを大量消費した責任を取るつもりでテンプレートを用意し、
次のスレも立てようと考えていたのですが、
私に仕切られた、と考え、ご不快になる方もおられるかもしれないので、
どなたか、次のスレ立てお願いします。
606名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:29:25 ID:RI3aCzuQ
私も議論を収拾して次スレに行った方が良いと思います。
次スレテンプレートは>>579で良いと思います。
だたタイトルは皆色々意見があるようですが(上品すぎるとか等)決まるのは一つなのだから、すでに2スレのタイトルになっている実績を買い
今までどおりの「触手・怪物に犯されるSS」で行ったらどうでしょう? 


607名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:38:50 ID:OfRS+EGj
「交わる」に一票
少なくとも和姦叩きの口実が無くなるし、新たな書き手を呼び込めるかもしれないし。
608名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:39:13 ID:wqlR3EMV
テンプレ案に和姦ってかいてあるし「犯される」でいいんじゃないでしょうか?
エロなし展開もエロを忘れずに!とはちょっと欲しいけどな……
或いはエロメインでない場合はエロなしスレに投稿、誘導かけるとか。
正直エロなしが続くと……………
609名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:46:12 ID:j1KXXFMK
自分の意見は「率直な感想」で、
それに対する他人の意見は「叩き」?
随分都合いいね。
読者が何を言ってもいいとかは結構だけれど、
読み手側だって感想が怖いなら書きこむなよ。
610名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:52:28 ID:OfRS+EGj
PINK板だから、エロパロ板だからって、エロが無ければ板違いってわけではないってのが運営サイドの見解だったり
611名無しさん@ピンキー:04/10/03 17:58:01 ID:sFZnwrMJ
触手・怪物に犯されるSS 3匹目
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096793687/

新ヌレ立てますた
612名無しさん@ピンキー:04/10/03 18:38:32 ID:kldaYJkY
>>611
新スレたて乙!
皆様即死防止のため、3代目スレへの引越しお願いします。
613名無しさん@ピンキー:04/10/03 19:43:34 ID:rzFarbC6
>609
>598氏じゃないけど、別に他人の意見を「叩き」とは書いてないんじゃないです?
>587が「381氏叩き」だっていわれてるのを受けての発言では?
614名無しさん@ピンキー:04/10/03 19:56:08 ID:wqlR3EMV
板違いでなくても、やっぱりそれぞれのシチュスレには
エロSSを求めて人が来るのだということは忘れないで貰いたい。
もう新スレたったのでだらだら議論もかいちまうが。

新スレオツーー!!
615名無しさん@ピンキー:04/10/05 03:05:20 ID:i24msKtl
616名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:39:27 ID:Ue6FAGvb
こちらのスレはあと何に使いましょう?
このままほっとく?
617名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:18:13 ID:2MMnGQYj
>>615は何が言いたかったんだ?
618名無しさん@ピンキー:04/10/06 05:13:12 ID:p2uDFyfY
別件でPINK板を見ていてこのスレに迷いこんでしまい
>>381さんのSS読みました。
女の目から見てマーゾ、非常にかっこいいです。(優しさとか、さりげない動作とか…。)
話全体、女が見て目を覆う様なシーンもなくマーゾの男気に関心する程でしたw
実際テレビのマーゾは見たことないんですけどwなんかちょっとときめきすら覚えましたw
よく書き込まれていて素敵なSSだと思います。
また新作が出たらROMらせてもらいますo(^-^)o
作者さん、頑張ってくださいね☆
スレ汚しごめんなさい(>_<)
619名無しさん@ピンキー
>>618
ご愛読ありがとうございます。
>女の目から見てマーゾ、非常にかっこいいです。(優しさとか、さりげない動作とか…。)
グロテスクなはずのマーゾをそんなに気に入っていただいて、光栄です。
最初は悪役だったはずなのに、いつのまにか、ちょっといいやつかも?
になってきて作者も驚いてます。
>よく書き込まれていて素敵なSSだと思います。
うわー、こんなに褒められたのは初めてです。天にも昇る気持ちです。
>また新作が出たらROMらせてもらいますo(^-^)o
よろしくお願いします。新作は、下記のスレッドで三日後から開始予定。
そちらの方にも618様へのメッセージ、書きますのでチェックしてみてください。
では、戦隊スレで会いましょう。

戦隊シリーズヒロイン陵辱小説スレ
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049215056/l50