投下。
幼馴染カップル、入れ替わり、純愛。NGワードはIDで。
三月、卒業式の朝。
この日中等部を卒業するその少年は、元気よくお隣の家を訪れていた。
「おはようございます」
ダイニングで出迎えたのは、お隣のおしどり夫婦だ。
「雪彦ちゃん、おっはよう〜」
「おう、おはよう! 雪彦くん! 今日もいい天気だな」
「みたいですね。アイは起きてますか?」
「今日で卒業って言うのに、いっつもどうりよ〜。雪彦ちゃん、今日もよろしくね〜」
「うむ。だが雪彦くん、寝てるからといって不埒なことはしてはいかんからな」
だったらおれに起こしに行かせないでください、という感想は口に出さず、五十嵐雪彦は、苦笑気味に返事をして、幼馴染の少女の部屋へと向かった。
ドアをノックして、返事がないことを確認してから中に入ると、少女趣味に溢れた部屋のベッドでは、一人の少女が気持ちよさそうに眠っている。
もうそろそろ起きなければ朝食の時間もなくなるというのに、上向きにすやすやと、心地よさそうな少女の寝顔。名前は夏木藍子。雪彦と同い年で、生まれた時からのお隣さんだ。
「アイ、迎えにきたぞ。起きろ」
一声かけて、まず真っ先にカーテンをあけると、春の朝の光が室内を照らす。
藍子は年齢の割に子供っぽい顔立ちだか、体の成長は年相当だ。この日はピンク色のパジャマのようだったが、やたらと寝相はいいため、肩が少し覗いているだけだ。
見慣れていなければ、雪彦もちょっとドキドキしたかもしれないが、毎日毎日起しにきていれば、このくらいでは動じなくなる。
毎朝お隣の男の子が起しに来るとわかっていながらこの無防備さなのだから、藍子パパが警告したくなる気持ちもわからなくもない。
「アイ、朝だぞ」
「ん……、後十分……」
「十分も待てるか。置いてくぞ?」
「それは、だめ……」
「だったら早く起きろ」
「やだ……まだ眠い〜……」
「ほら、起きろって。今日は卒業式だろ。最後まで世話を焼かせるな」
ぷにぷにした柔らかいほっぺたに指先を当てて、つんつんと、つつく。
「や……。ユキ、やめて……」
藍子は体を動かし、雪彦に背を向ける。
一生に一度の中等部の卒業式だというのに、またいつものように、大騒ぎの朝を迎えなくてはいけないらしい。
雪彦は、さて今日はどうやって起してやろうかと、軽く腕組みをした。
五十嵐雪彦と夏木藍子は、生まれた時からのお隣さんだった。
ちょっと真面目な男の子とちょっとおてんばの女の子で、同い年の二人、しょっちゅうケンカもしたが、普通の兄妹や姉弟以上に仲がよく、小学校時代はよくクラスメートにからかわれたりもした。
それが原因で二人の関係が壊れかけたこともあるが、二人、自分の気持ちには正直で、素直に明るく成長し、中等部の三年のその時まで、友達以上恋人未満という関係をずっと続けてきた。
その事件がなければ、二人の関係が進展するのは、もう少し時間がかかったかもしれない。
中等部の卒業式の夕刻、雪彦の家の階段で、藍子が足を滑らせ、雪彦がとっさに支えようとして、二人一緒に階段を転がり落ちる。
そんなバカげたことで人の精神が入れ替わったりするなんて、当事者でなければ雪彦たちも鼻で笑っただろう。
春休みはすったもんだで流れ去った。
元に戻れないかと色々な手段を試したが、再び入れ替わりが発生することもなく、二人はそれぞれお互いとしての生活を送ることになった。
雪彦と藍子、お互いのことは誰よりも詳しい二人だったから、入れ替わっての生活は誰にも気付かせなかったし、気付かれなかった。
二人はそのまま高等部に進学し、これまで通り、明るい男子生徒と明るい女子生徒として、新しい生活をスタートさせたが、それまでとは二つのことが大きくかわっていた。
一つは、男である雪彦の体に藍子の心が宿り、女である藍子の体に雪彦の心が宿っていたこと。
もう一つは、春休みのうちに、二人の関係が恋人と呼べるものに進展していたことだった。
七月、梅雨が終盤に差し掛かり、一学期の期末試験が近づいた頃。
「藍子、ちょっといいか?」
「うん?」
昼食後、同級生の女子と無駄話に興じていた小柄な夏木藍子――心は雪彦――は、隣のクラスの五十嵐雪彦――心は藍子――に声をかけられた。
クラスメートは好意的にからかってくるが、四月から散々仲がいいところを見せ付けているから、今更照れることはない。藍子は笑って立ち上がり、友達に断ってから、雪彦に並ぶ。
「今日は友達と一緒だと思ってたけど」
「うん、さっきまで一緒だったよ。藍子に会いたくなったんだ。いつもの場所に行こう」
「…………」
いつもの場所と、いつもの行為。
二人、昼休みは滅多に使われることがない部活棟そばの男子トイレに向かい、中に誰もいないことを確認してから、個室に入る。
「ユキ……、好き」
鍵をかけるなり、雪彦は藍子は強く抱きすくめて、唇を重ねる。
唇を唇で甘噛みし、ぬめったような柔らかな舌が、藍子の唇をこじ開けて口内へと潜り込み……ねっとりと藍子の舌に絡む。
甘く感じる唾液が藍子の中に流れ込んできて、雪彦の手が、藍子の胸のふくらみに伸びる。
年相当に成長している少女の乳房を、男の手が夏の白いブラウス越しに弄び、赤いリボンが揺れた。
それを嫌うように、藍子は身をよじった。
「いきなりそれか。ムードもへったくれもないな」
「だって時間ないし」
「わかってるけどさぁ。んっ」
少し強く乳房をもまれて、藍子は今度は本気で体を逃がした。
「アイ、おれはいいよ」
少女の可愛い声には不釣合いな口調で、藍子は言う。
それに応じる雪彦の口調も、少年の低い声には不釣合いだ。
「どうして? わたし、ユキといっしょに気持ちよくなりたい」
「時間ないっていったのはアイだろ。暑いし、どうせおれはイケない」
「……もっと早く呼べばよかったね」
「いいよ。アイが我慢弱いのはもう散々思い知らされてるし」
「……ばか。帰ったら、ユキにもたっぷりしてあげるね」
雪彦は羞恥をにじませつつも、甘く囁いて、藍子の耳たぶを噛む。
藍子は少し体を振るわせたが、雪彦の胸をそっと押して、体を離した。
「今日はいいよ。時間ないから、やるんなら座って」
雪彦は促されるままに、洋式トイレのふたの上に座り、両足を広めに開いた。
股間は制服越しですらわかるほどに、しっかりと隆起していた。
「口で、してくれる?」
「……手だけじゃダメか?」
ハンカチを取り出した藍子は身をかがめて、一度長い髪を背に払うと、少し上目遣いに雪彦を見上げる。
最初は学校での行為には抵抗していた藍子だが、セックスでのエクスタシーを覚えてから、無理に逆らわなくなった。
やらされた分はお返しをもらうし、やった分はお返しをする。
それまでセックス以外の部分であたりまえだったこと。
そして二人のセックスでも、あたりまえになったこと。
「口がいい。飲んでくれるともっと嬉しい」
「……いまはそんな気分じゃない」
「元は自分のだからいいじゃない」
「自分のだから嫌なんだ」
「なによ、他の男のならいいの?」
「もっと嫌だ」
藍子は言いながら手を伸ばし、雪彦のズボンのチャックを下げる。
雪彦は顔を赤らめながらも、お返しとばかり、藍子の艶やかな髪をそっとなでた。
「ね? 口で、して」
「アイは最後はいっつも無理矢理になるから。今日は手で我慢しろ」
「わたしも、後で口でして上げるからぁ。ね?」
「今日はいいって」
藍子のきっぱりとした言葉に、雪彦は不満げな顔をする。だが、藍子が渋いブリーフも下げて、直接手で触れると、すぐに切なげに瞳を震わせた。
藍子は体を震わせる男の反応に少しだけ笑みを浮かべると、両手を竿の部分に這わせて、そっと握り締めた。
雪彦の若い茎は急角度で反り返り、赤黒い血管を浮かび上がらせている。
皮がむけて亀頭を剥き出しにしたそこは、興奮に赤くふくらみ、微かに鼓動にあわせて揺れていた。
「もうこんなに大きくして。昼間っから学校で、アイはなにを考えてるんだ?」
意地の悪い言葉を投げかけながら、藍子は小さな白い手を、ゆっくりと動かし始める。
雪彦は羞恥と興奮に目の縁を微かに赤くしながら、甘く深く吐息を吐き出した。
「ユキが、してくれるのを、考えてたの……。ご飯食べたら、我慢できなくて、ずっと、考えてた……。ユキがわたしのここを撫でて、両手でシコシコして、それから、頭の部分にキスして、唇で、口で、べろで、可愛がってくれるの……」
「……アイは元は女のくせに、いやらしいな。人の体をこんなにして」
「ユキの体が、悪いんだもん……。ユキがいやらしいことするから、悪いんだもん……」
藍子が親指で雪彦のペニスの先端を撫でまわすと、藍子の指先はうっすらと濡れて輝く。
「ユキの手、いやらしい……」
「うん……、藍子の手は、いやらしいよな」
藍子は雪彦の反応を楽しむように、視線を交互に顔とそことに向けて、男のモノを弄ぶ。
「違うもん……。ユキが、いやらしいんだもん……」
微かに濡れた親指と人差し指でわっかを作り、藍子はペニスの括れをなぞって、カリ首を刺激する。
雪彦の体が、びくっと震えた。
「手だけで、イッちゃいそうだな」
「やだ……。口も、して……」
「時間もないし、五分でも終わらないなら、してやるよ」
藍子は楽しげに嫣然と微笑むと、手に力をこめて、ペースをいきなりアップした。
両手で男のそこを包む込むようにして、手を上下させて、男のペニスをこすり上げる。
時に強く握り締め、時にタッチを柔らかく。
小さな手を一杯に使って根元からカリ首、裏筋や亀頭の部分までを満遍なく刺激し、もむとしごくとを巧みに使い分けて、男を追い込んでいく。
雪彦のペニスからは先走りの液が溢れ、少しずつ藍子の手が濡れる。
時間がゆっくりと、だが熱い空気の中で、流れる。
五分が近づく頃には、ぬちゃ、にちゃ、といやらしい音が、狭いトイレの個室内に響いていた。
暑いこの季節、藍子の体からも汗がしたり、少女の甘い香りと男の淫臭が、室内に漂う。
「今日はなかなかしぶといね……。我慢汁が一杯だ……」
可愛い少女の声で、愛らしい笑顔で、藍子は囁くように、いやらしい言葉を呟く。
そうしながらも、藍子の頬も興奮に桃色に染まっている。
藍子は、ふぅっと、男のペニスに息を吐きかけた。
「うっ」
雪彦が声を漏らし、その体が大きく揺れた。
藍子はここぞとばかりに手の動きを激しくしたが、雪彦は寸前のところで堪えきった。
「ユキ……、もう、五分!」
男の手が、藍子の手を押さえて、動きを静止させる。
いつのまにか時間を忘れるほど自分も昂ぶっていた藍子は、えっと思って、男の腕時計を見て、少しだけ唇を尖らせた。
「……こういう時だけ、我慢強いんだからな、まったく」
「約束、だよ。飲んで、ね」
「飲むとは言ってない」
「いいから、早く!」
乱暴な、余裕のない、雪彦の言葉。
藍子は不満げな顔をしたが、時間が厳しいこともあって、それ以上この場では逆らわなかった。
雪彦の手をそっと払うと、ゆっくりと、顔をそこに近づける。
指先で鈴口を軽く弾くように、先端から溢れる滑液をすくい取り、そっと引き伸ばす。
雪彦が腰を振るわせた。
銀色の雫が藍子の指先に絡まり、糸を引いた。
それには匂いは感じられないが、顔を近づけたペニスからは、男特有のむせたような匂いが感じられる。
藍子は、いつになっても慣れそうもないと思いながら、だがその匂いに興奮を誘われながら、そこに唇を近づけた。
少女の淡い桃色の唇が、男の赤黒い性器に、そっと触れる。
鈴口へのキスで、少女の唇が濡れて、艶めく。
藍子は一度唇を離し、ほんの少しだけ舌を出して唇を湿らせると、今度は少し唇を開き気味に、ペニスに口付けをした。
片手は男の袋の方に回し、もう一方の手で竿を握り締める。
「はぁ……」
亀頭部を唇で撫でまわすと、男の体が震えて、微かに快感をこらえる声がふってくる。
「…………」
藍子は、上目遣いに、雪彦を見る。
「気持ちいいか?」
雪彦は眉を寄せて、目を細めて、微かに口を開き、あまりカッコいいとは言い難い顔を晒していた。だが快感に浸った甘い表情で、藍子の視線に気付くと、恥ずかしそうに目を伏せる。
「うん……。気持ちいいよ……。もっと……」
雪彦の言葉に、藍子はにっこりと、純真そのものといった笑顔を浮かべたが、その行為は幼さとは無縁だった。
口を広げて、ゆっくりと、男に覆い被さっていく。
亀頭が藍子の小さな口の中に納まり、唇がカリ首を包み込むようにして、甘くうごめく。
口内では柔らかな舌が、男の濡れたペニスをねっとりと包み込むように撫でる。
唾液をまぶし、味わうように深く唇をうごめかし、舌で男をいたぶる。
もっと時間がある時は、藍子も求めたくなるし、焦らして楽しむこともするし、後ろの穴に指を伸ばして前立腺を刺激したり、裏筋をたっぷりと舐め上げたりするのだが、やはり学校の昼休みでは藍子は浸ることができない。
男をイカせるためだけに、好きな相手のためだけに、藍子はペースを再び速めた。
顔をゆっくりと上下させ始め、唇を使ってペニスをしごく。
舌を絡めて舐めしゃぶり、両手を使って、竿の根元部分と睾丸とを弄ぶ。
ヌチャヌチャと音がするほど、藍子はいやらしく口を上下に動かした。
「ああ、ユキ……! いいよ、いい、気持ちいい……!」
雪彦がうわごとのように声を出す。
先ほどの手での愛撫の分もたまっていたのだろう、雪彦は今度は五分も持たなかった。
いきなり雪彦は、藍子の頭を両手で掴んだ。
「んっ!」
これがあるからアイにフェラはしたくないんだ、と思いつつも、藍子は逃げない。逃げられない。
喉まで届けとばかり、雪彦は突然乱暴に腰をつき動かす。
藍子はなすがまま、雪彦に蹂躙された。
「ユキ! イクよ、だす、だすよ!」
「〜〜〜〜!」
早くイッてくれ、と、涙目で、声を出せずに心の中で叫ぶ藍子。
藍子はぎゅっと目を閉じて、口を犯されながら、片手の親指と人差し指の付け根で、ペニスの根元をきつくしめつける。
瞬間、藍子の口の中で、男のモノが弾けた。
「あぁ! ユキ! ユキ!」
濃い精液を吐き出しながら、雪彦が二度、三度と、強く腰を突き出す。
どびゅっどびゅっ、と、藍子の小さな口の中に精液が溢れ、藍子の喉にまでからむ。
雪彦は藍子の頭を持ったまま、腰を震わせて、最後の最後まで元は自分の口内での快美感を味わった。
藍子は咳き込みそうになるのを我慢しながら、目を閉じたまま、雪彦が離れるまで元は自分の精液を味合わされた……。
つづく?
>511
グッジョブ。
この手の話には珍しく最初から恋人同士なんだな。
続き期待してます。
できれば入れ替わりからしちゃうまでの過程を読みたい。
◆/Z7uecnQUY 氏
楽しませてもらいました、ありがとう。
どうしてこういう状況になっているのかも、読みたいです
>501-511
とてもよかったです。
>「……アイは元は女のくせに、いやらしいな。人の体をこんなにして」
>「ユキの体が、悪いんだもん……。ユキがいやらしいことするから、悪いんだもん……」
入れ替わりならではのこうした会話がたまりません。すれきってない二人が可愛いです。
次はユキが絶頂に達するシーンも読んでみたいですね。
春休みの初体験にも興味がありますが。
>>511の続き投下。
幼馴染カップル、入れ替わり、純愛。NGワードはIDで。
雪彦も藍子も運動部に所属しているが、期末試験前で部活はない。
二人いつも通り一緒に帰宅し、夕食までどちらかの家でしっかりと試験勉強をして過ごす。
基本的に藍子――心は雪彦――は根が真面目だから、途中で悶々とすることがあっても、雪彦――心は藍子――を制して勉強に集中する。
たまにお互い暴走するが、それはお愛嬌だった。
学校から帰ると藍子は一度家でシンプルな薄いTシャツとデニムパンツに着替えて、勉強道具を持って雪彦の家を訪れる。合鍵で中に入り、雪彦の部屋に行くと、雪彦も着替えてベッドに座って待っていた。
「ユキ、おそーい」
「うん、お待たせ。暑いな。クーラーはつけないのか?」
扇風機だけで、なぜか窓も閉じたままだ。レースのカーテンが、扇風機の風でゆらりと揺れている。
「あんまりつけるとおじさんたちがうるさいから。今日は、お父さんたち、遅いの?」
雪彦の両親も藍子の両親も、共働きで日中はいない。パートで働いている藍子の母親は六時前には帰ってくるが、父親は毎日何時に帰ってくるか非常に不規則だ。
雪彦の両親は二人同じ職場で、忙しくなければ七時には帰ってくるが、こちらは遅い時と早い時の落差が激しく、忙しい時は午前様もしょっちゅうだ。
おかげで藍子にお隣にお呼ばれしたり、逆にお隣の一家をお呼びしたりと、家族ぐるみの交際が続いている。
「おじさんは夕飯より遅くなるって言ってたけど、おばさんは普通に帰ってくると思うよ。うちはどう?」
「ユキんとこも、今日は何も聞いてない。じゃあ、今日はどうしよっか?」
「別にどうも? 大人しく勉強しよう」
藍子は無造作に言って座り込み、テーブルに教科書とノートを広げる。
雪彦は、藍子の言葉と態度に少し唇を尖らせた。
「でも、昼休み、約束したのに」
夜こっそりと抜け出して夜這いを掛け合ったりすることもあるが、両親がいる時は、堂々と最後までやることは難しい。
特に藍子の父親は婚前交渉に対して厳しい。お隣の少年が将来義理の息子になることをすっかり既定の事実扱いしているが、一人娘の男親だけあって、複雑な思いもあるのだろう。
逆に母親の方はすっかりと娘とお隣の男の子との関係を把握していて、「避妊だけはしっかりしてもらうのよ」と、いつもむしろけしかけている。中身が雪彦である藍子としては、なんだかなぁ、と思いたくなる今の両親だった。
「おれは今日はいいって言っただろ」
「せっかく部活もないのに」
「昼もしたのに、もう我慢できないのか?」
「ユキはイッてないのに、どうして我慢できるの?」
「アイは間隔が短すぎ」
時には藍子も強い衝動に駆られることもあるし、三日も待たされれば藍子も自分からしたくなるかもしれないが、ほぼ毎日求められる上に学校でもなのだから、休みどころがない。
セックスを覚えたばかりの男女、と言われればそのとおりだし、気持ちいいことは大好きだから強く抵抗はしないが、はっきりいってやりすぎだと思う藍子である。
「男の体って、すぐしたくなるんだもん」
「我慢も覚えろ」
雪彦は床に座る藍子の後ろから、そっと藍子を抱きしめた。
「……ユキがいるから、我慢する必要なんてないでしょ?」
耳元での囁きに、藍子はわずかに身をよじった。
「……それはかなり男に都合のいい女だな。普通の男が女に言えば、下手すると別れ話になりそうだ」
「でも、ユキは普通じゃないもん。ユキだって、したいくせ」
「……まあ、するのは好きだけどさ……」
「ほら、やっぱり。ね? ね? いいでしょ?」
「せっかく試験休みで部活ないのに、イチャイチャしてる場合じゃないだろ?」
「せっかく部活ないんだから、イチャイチャしようよ。だれもいないし、今なら声も出し放題だよ」
「アイはいやらしいな」
「ユキだって」
雪彦は小柄な藍子の体を半ば強引に反転させて、抱きしめたまま、そっと唇を重ねる。
「……汗臭い」
「なによ、ユキだって。女の匂い、出してる」
言いながら雪彦は、薄いシャツと下着ごしに、藍子の乳房に手を這わせる。
「んっ」
藍子は雪彦と向き合うように体勢を動かしながら、微かに体を震わせた。
「シャワー、あびてこようか?」
「うんん、いい。なんだか、ユキの匂い、興奮するし」
「……変態? 元の自分の匂いなのに」
「違うもん、たぶん、ふぇろもん? とかだよ、きっと。女の匂いは、男にはいい匂い。わたしの匂いも、今のユキにはいい匂いでしょ?」
「むせそうだ」
「興奮する?」
「ちょっと、してきた、かな」
藍子は正直に答えて、自分から雪彦にキスをする。
雪彦は嬉しそうな表情でそれを受けたが、自分から言い出したにも関わらず、少し頬が赤くなっていた。
「ユキってば、素直だね?」
「まあな」
一度唇を離してそう言いあうと、藍子は小さく笑い、自分からもう一度唇を重ねた。
相手の首に腕を回し、体を押し付けるようにしながら、ねっとりと舌を絡める。
雪彦も積極的に藍子の舌に舌を絡めながら、もう一方の手で強く弱く、柔らかい乳房をもみしだいた。
お互いただ舌を動かすのではなく、時に相手の唾液を吸い込み、時には流し込む。
二人、鼻の奥で興奮した甘えた声を漏らしながら、唇で唇を甘噛みしたかと思うと、強く吸い、舌で相手の口内を犯す。
雪彦の片手は藍子の背にまわり、ぎゅっと力が入る。
藍子は雪彦の髪を撫でるように頭を巻き込むように、恋人の首に腕を回す。
いざ行為を始めると積極的になる藍子を感じながら、雪彦は藍子の張りのある乳房をまさぐり、刺激を送り込む。
乳房全体を押さえて上下に揺らすと、シャツ全体が揺れて、乳房のたわわな動きが卑猥に映った。
雪彦はそのまま右手は上に揺らし、左手は下に押し付けると、藍子の乳房を上下に弄ぶ。
ゆっくりともむたびに、薄い夏のTシャツの下で柔らかい乳房がふにゅふにゅと形を変え、雪彦の手の中で弾力的に弾む。
「はふ……」
先に唇を外したのは藍子だった。
濡れた吐息を漏らしながら、雪彦の耳まで唇を滑らせる。
「アイが、口でしてくれる、約束だったよな……」
「うん……」
雪彦も、藍子の耳たぶを軽くかんだ。
「口で、してあげる」
「じゃあ、脱ぐよ」
「いい。わたし脱がせる」
「……おれもやるよ」
雪彦は興奮した顔で、藍子は頬を上気させつつ笑顔で、お互いの服に手をかける。
だが雪彦の方は、藍子のシャツを半ばまで持ち上げた時点で、そのまま下着越しに藍子の乳房を再び撫でまわしにかかった。
藍子は小さくうめいたが、笑って、相手を嗜める。
「ちょっと手を離して。後でいくらでもしていいから」
「おっぱい、気持ちいいよ。ずっとさわってたい」
雪彦の唇は藍子の頬にキスを繰り返し、ゆっくりと下がっていく。
「元はアイのだろ?」
「でも、前はもっとちっちゃかった。ブラ、きつくなってない?」
「かも。アイが散々さわるから」
「もっとおっきくしたい」
両手を使って、雪彦は藍子のふくらみをもみしだく。
藍子はくすぐったさの奥に見える刺激に心を震わせながら、少し甘く笑って、しかたないなと言いたげに、自分で自分のシャツを引っ張り上げた。
雪彦は藍子の手による邪魔がなくなると、すかさず藍子の胸元にまで唇を這わせる。
「んっ」
微かにあえいで、藍子は体をのけぞらせた。
両手を上にあげるようにしてシャツを脱ごうとすると、雪彦が迫ってくる。
藍子はシャツを脱ぎながら、自分から床に体を倒す。
長い髪が、床に広がった。
傍目には、男が女を押し倒したかのように見えたかもしれない。
実際、雪彦は藍子が自分から倒れたことに気付かず、押し倒したつもりだった。
片腕にシャツをまとわりつかせたまま床に倒れた藍子の、その胸のふくらみに、雪彦は顔をうずめる。
白い清楚なブラジャー越しに、片方の胸に強く唇を押し付けながら、もう一方の胸を強くもみしだく。
藍子は微かな痛みを感じたが、それはすぐに痺れるような感覚になって、甘く心に響いてくる。
気付くと乳房の先端の突起は硬くなって、ブラジャーの裏布に柔らかくこすれていた。
男に女のふくらみを弄ばれながら、藍子はそっと片手を背に回し、自分からブラジャーのホックを外す。
きつめだった下着が、ふっと緩んで、乳房が量を増したかのように、一瞬震えた。
「この格好、なんだかすごくいやらしいね……」
下半身はデニムパンツをきちんとはいたままなのに、上半身はシャツを脱ぎ、ブラジャーも緩んで乳房が隠れているだけという姿。
「ユキってばわたしの体をこんなにして……恥ずかしくないの?」
雪彦は、むしろ自分が興奮と羞恥を覚えながら、藍子のブラジャーを押し上げた。
形のいいふくらみと、つんと上を向いたピンク色の蕾が姿をあらわす。
藍子は快感に頬を上気させて、少し意地悪く、だがにっこりと可愛らしく、笑った。
「おれをこんなにしたのは、アイだろ? あっ!」
いきなり左の乳首に吸い付かれ、歯を立てられて、藍子はぴくんと甘い声を漏らす。
藍子は体をよじるが、雪彦は逃がさない。
片手で直接藍子のもう一方の白い乳房を包み込み、乳首ごと、少し乱暴にもむ。
汗に濡れたふくらみは、しっとりとした感触を雪彦の手に伝えてくる。
そうしながら雪彦は自らの腰を女の太ももにこすりつけ、乳房を舐めて、キスをし、唇で乳首を引っ張る。
時折脇の下からウエストにかけて手を滑らせて、いやらしく撫でさすり、極上の肌触りを楽しむ。
藍子は快感に震え、瞳を淫蕩に潤ませつつも、少し子供っぽく微笑んでいた。
そっと自分で両手を上げるようにして、ブラジャーを腕から抜く。
まるで自分から、二つの乳房を男に突き出すような仕草。
半ば無意識の、だが残りの半分は意識しての、動作。
藍子の体は上気して、うっすらと桃色に染まっていた。
「アイ……、右も……」
雪彦は一瞬、ユキってばやっぱりいやらしい! と言いたげな目をしたが、彼の方も夢中だった。
もう何度も経験していることなのに熱中して、男にはない女の二つのふくらみを攻める。
藍子の要求にしたがって、右の乳首に吸い付く。
左の乳房をこねまわし、乳首をつまみ、指ではさみこみ、ぐりぐりと突起をなぶる。
「ユキ、乳首いじりだけで、イッちゃう……?」
「さすがに、んっ、だけでイクのは……」
「こんなに気持ちよさそうなのに……?」
「うん……気持ちいいよ……」
「下、どうなってる? もう濡れてるでしょ?」
雪彦の手が、白くなめらかな藍子の肌を滑って、ゆっくりと下におりる。
藍子は甘い吐息を漏らしながら、にっこりと微笑んだ。
「うん、濡れてる感じがする……。そろそろ、下も脱がせてくれるか?」
「……ユキ、えっちっぽい」
「ぽいは、余計かも……」
「わたし、そんな女じゃないのに」
「自分から、口でしてとか言い出すくせに……?」
からかうような言葉だが、藍子の声は甘い。
「それは男だからだもん!」
また、乳房の先端の突起が強めにかまれる。
藍子はあえいで、思わず雪彦の頭を強く抱きしめた。
「もう、胸はいいっ」
「だめ。やめたげない。アソコも一緒にしてあげる」
雪彦は攻めるような声を出すが、彼の息も興奮と羞恥とに荒くなっていた。
素早く手を藍子の下半身に伸ばすと、手馴れた動きで、テニムパンツのボタンを外す。
もちろん口は藍子の乳房を攻めたままだ。
顔で乳房を押しつぶすようにしながら、乳首を舌でからめとり、時折唇で噛む。
藍子は嫌がったわりに、手は雪彦の頭を抱いたままで、たまにもっとと言いたげに、男の顔に自分の胸を押し付けている。
甘い吐息と、微かな声。
ジッパーがさがり、藍子の白いショーツが姿を見せる。
雪彦の手の平が、上から隠すかのように、そこをおおう。
雪彦の行動の一つ一つに、藍子は女の反応を見せて、身を震わせた。
ふっくらとした恥丘と、うっすらと感じられる薄い恥毛。さらにその奥にある、女の証。
じゅくっと、音こそ聞こえなかったが、藍子のそこが、甘く疼いてより強い刺激を求める。
雪彦はそこを包み込むように、少しずつ圧力を加えていく。
「あ……」
雪彦が中指を微かにうごめかすと、藍子はぎゅっと彼の頭を抱く腕に力をこめた。
藍子の呼吸が荒くなっていくのを、雪彦は興奮とともに感じながら、徐々に動かす範囲を広げていく。
手の平を使ってもむように白い丘を撫でて、指先で中心をなぞる。
薄い下着一枚に隔てられたそこは、熱く震えて雪彦の手を迎え入れる。
雪彦は唇で乳首を甘噛みしながら、ショーツ越しに、クリトリスに指先を押し付けた。
「いっ!」
「あ、ごめん、きつかった?」
「うん……。もうちょっとそっと頼む」
「ユキってば、相変わらずココ、敏感だね……。このくらい?」
タッチを優しくして、雪彦は藍子の表情をうかがいながら、そっと再び下着越しに藍子の膨らんだクリトリスを撫でる。
興奮した面持ちの雪彦に、藍子は目のふちを赤くしてうっすらと微笑み返し、目を閉じた。
雪彦はその笑みにまた興奮を強くすると、そのままクリトリスを撫でまわしながら、別の指をその下に押し込んだ。
ショーツが、食い込むというよりも吸い込まれるように、割れ目の中に潜り込み、くちゅっと音を立てる。
「ユキのここ、いやらしい音……」
「うん……」
藍子の声は快感に少し高くなっていた。
雪彦は片手でショーツ越しに藍子の女を可愛がり、同時に唇で藍子の乳房をいたぶる。
「このまま、一度クリちゃんでイッちゃいたい?」
「それもいいけど、んっ、その前に、脱ぎたい……」
「一回、イッちゃってもいいよ?」
「脱がないと、今日はそれでやめるけど、それでいいか……?」
「それは絶対ダメ!」
雪彦は強く藍子の乳首をかみ、クリトリスをつねった。
「はぅん!」
藍子の体が、一瞬大きく跳ねた。その反応の大きさに、雪彦は慌てて手を放す。
「あ、ご、ごめん! 痛かった? 大丈夫?」
うっすらと目を開いて、藍子は潤んだ瞳で、雪彦を見つめる。
「……だからもっとそっとしてくれってば……」
藍子の白く整った形の乳房は、藍子の呼吸に合わせて震えるように上下していた。
中心の小さな突起は、唾液に濡れて艶やかに輝き、少女の性を主張する。
「……ユキ、もしかして、いま、イッちゃった?」
「イクっていうか、きつかった……」
「……それ、軽くイッたんじゃない?」
「そんな感じじゃなかったよ……」
藍子は甘い息を吐きながら雪彦の体を押し、自分も上体を起した。
つづく
絡みも会話もいいね。入れ替わりものは大好き。
続きにさらに期待。
◆/Z7uecnQUYさんって誰だったっけ?
おじゃまします。三部作、三つ目。
DQ2、ローレシアとふたなり竜神。
だめな人はスルー。
NGワードはKINO+トリップで。
◆close by dune――ゆびきり――◆
「んで、俺に何の用だ?お姫様」
ロトの剣を磨きながら、その刀身にレイは息を吹きかける。
その仕草は先代のロトと同じ。
「お前は、あの二人と違って変わらぬ男なのだな」
「ああ、オカマとリトルのことか?最初はちょっとびっくりしたけど慣れれば気になんねーし」
レイの腕の中、剣は気高く笑う。
「ロト、この旅が終わったら儂と一緒になってはくれぬか?」
竜の血と、ロトの血脈をあわせることが出来るならば。
この監獄の中から魂だけは出られるのかもしれない。
「早急な求婚だな、お姫様」
日に焼けた手は、何かを確かめるように銀色の髪に触れる。
「でもさ、俺……隠し事されんの好きじゃないんだ。どれだけ綺麗だって綺麗じゃなくなるしな」
男の言葉は残酷だ。
無意識だからこそ、心に突き刺さる。
「選民意識っていうんだぜ?竜族のお姫様」
腕は干からびてうっすらと鱗が浮いてきて、金髪に褐色の肌は彼女が人外であることを語った。
伸びた爪。この爪で何人かの人間を殺してきた。
みな一様に彼女のことを『化け物』と罵ったからだ。
それでも、あの光の中の世界に触れたくて、手を伸ばしてしまう。
その光が本物かどうかなどとは、考えることも出来ないままに。
「お前も私のことを、化け物と思うか?」
「いや。ちょっとヒス気味だがまだマシだ。キレたときのリトルなんざ多分、ハーゴンも真っ青だ。
まぁ、キレっぷりはオカマのほうが上だけどな。あいつには我慢って言葉がないからさ」
腕に巻かれた包帯に、滲む血の色。
それは魔族も竜族も人間も同じ同じ忌まわしく美しい『赫』で。
この身体にも流れるもの。
「金髪の女は好きだぜ。アレフガルドには美人が多いって本当だな。お姫様」
自分の隣をぽふぽふと叩いて、レイは彼女を座らせる。
鱗の浮いた腕、伸びた耳。
「泣きそうな顔してんな、お姫様。俺ぁ、女兄弟も女であったことも無いからどーしたら
いいかわかんねぇんだ」
頬に触れる掌は、傷と皸だらけ。
がさがさのそれは、酷くやさしくて涙がこぼれそうになる。
唇を噛んで、それを飲み込む。
この感情を抱いてしまえば、人間を食らうことなど出来なくなってしまう。
「リラ。俺の国に咲く花の名前だ」
「え…………」
「ロトがこの地より持ち帰りし赤き光の華。そう、聞いた」
銀の髪を持つ女勇者は、竜神を切り裂き英雄となった。
そして、彼女は剣を置き静かに余生を過ごしたと言う。
神殺しをしたものが、何故に勇者と謳われるの?彼女はそれを繰り返した。
遥か離れた大地、彼女と王子、そして、その子供たち。
やがて血は分かれて三つの国を作る。
それが、彼らの祖国なのだ。
後悔と、懺悔に苛まれた勇者。それを担ぎ上げる人間。
『一つの幸せな家庭を、壊してしまった。神様、私をお許しください』
それが、ロトと名付けられた少女の最後の言葉だった。
「リラ。俺が死ななかったら」
頬を包む手。
「俺の国にある、お前の花を見に来いよ」
「……私は、醜い化け物だ。男にも、女にもなれぬ……」
レイの手を取って、リラはそれを自分の胸に当てた。
上向きで張りの在る乳房。それは布地越しでもはっきりと分かる美しさ。
「おぞましい身体だ。男であって女でもある。私は竜族の出来損ないだ」
「得したと思えよ。人生二倍楽しめるんだ。オカマだって二倍以上楽しんでんぞ。
そんなことくらいで悩むな」
ぽたり。こぼれる涙。
そのあたたかさは、人間も竜も同じなのだ。
「……私を、抱けるか?ロト」
「ロトなんてたいそうなもんじゃねぇよ。俺はレイアルド。ローレシアの出来損ないさ」
黒髪にそっと触れた指先。ゆっくり、ゆっくり、距離が縮まっていく。
「俺の名前はレイ、ロトじゃない」
「……レイ……」
目を閉じて、息が掛かる距離まで顔を近づけて。
そっと、触れるだけのキスをした。
「……続けても、いいか?お姫様」
こくん、と小さく頷くのを見て、今度はもう少しだけ深いキスを。
唇を挟むように重ねて、そっと舌を入り込ませる。
分け合える体液と、その甘さ。
同じように彼女も舌を絡ませて、吸い合う。
「……キスだって、ちゃんとできる。何が不安だ?」
「この手も、身体も、何もせずとも皆が私を異形の目で見る……っ!!ただ、私たちは
静かに暮らしたいだけなのに……どうして、どうすれば…っ!?」
胸に顔を埋めて、小さく震える竜神を、彼はそっと抱きしめた。
誰かを殺すのは、剣ではなく、無神経な言葉。
刺さって抜けない永劫なるその棘。
「ごめんな……馬鹿ばっかしでよ。悲しい思い一杯させちまった」
さらり、と指をその髪に通す。金はゆっくり光に溶けて眩い銀に変わっていく。
「傲慢な人間ばっかじゃないんだ。リトルとかオカマとか。ちょっと頭悪いけど俺とかさ」
「……人と、共存したいと願うことは愚考か?」
「すっげぇ、いい考えだ。俺もそう思うよ、リラ」
互いの上着を落として、その身体を抱きしめあう。
「……ぁ……」
耳に触れる唇に、震える肩口。
静かにベッドに身体を倒して、覆い被さる。
傷一つ無いその肌は、触れることを躊躇う色合いで。
鼓動が、早まるのが分かった。
「あ……っん!!」
両手で柔らかい乳房を揉みながら、その先端を舐め嬲る。
ぬるりと舌が這い回り、くりゅ…指先がそこを捻って。
その度に生まれる疼きに、彼女は頭を振った。
下着に手を掛けて、そっと引き落としていく。
「待って!!嫌!!」
「まぁ、きっちり責任は取るから」
すらりと伸びた脚、なだらかな腹部。そして――――本来あるはずのない生殖器。
唇を噛んで、リラは嗚咽を殺した。
性を選ばぬままに卵は割れ、この世界へと身体は這い出てしまったのだ。
その結果がこの身体だ。
「両性具有か……初めて見たぜ」
そり勃つものは、無視してその下にある入り口へと指をしのばせる。
「醜いとは……思わぬのか?」
「あー…ちょっとびっくりしたけど、こっちも修羅場潜ってきてっから」
「!!」
入り込んでくる異物の感触に、声が掠れる。
「大丈夫だ。ちゃん濡れてるし」
喉元に触れる唇。誰も触れたことの無かった肌に、咲き始める赤い花。
曇った音と、湿った空気。
感じる体温の熱さに、自分の身体が女でありたいと叫ぶのを感じた。
誰かの魂を抱き、癒せるからだが欲しいと。
「ふぁ……ぁあ、んっっ!!」
くちゅ、ちゅぷ。指先が動くたびに零れてくる水音。
それは半分だけの女の喘ぎ。
(さーて、普通に挿れんのは難しいよな……)
つぷ…指を引き抜いて、そのまま腰骨を撫で摩る。
「力抜いて……そう……んな感じ」
膝を抱えるようにして座らせて、そのまま抱き上げて。
とろりと零れる愛液が、光る糸のようにシーツを濡らした。
前に手を付かせて、後ろからゆっくりとその先端を沈めていく。
「……ぁ……く…ぅ…ッ!!」
腰に手を掛けて、牛から抱きしめるようにして一気に置くまで沈めた。
「!!!!」
ずきん、と走る最初の痛み。それに付随するように鈍い痛みが子宮を中心にして
全身に走り抜けていく。
動くことさえ儘ならないのに、それでも反り勃つ陽根。
己の痴態に、リラは顔を覆った。
「……悪ぃ……初めてだったか……?」
耳朶を噛む唇の優しさ。
「……気に……病むな……ん!!」
「もっと別のとこ弄って、気持ちよくさせてやりたかったんだけどよ、見つかんねぇから……」
レイの手にすっぽりと包まれたそれは、びくびくと脈打つ。
やんわりと扱きながら上下させると、その度に膣内がきゅんと絡んでくる。
「あぁ……!!や…ぁん!!」
「痛いの……少しは消えたか?」
「あ…うん……!!」
繋がった箇所はじんじんと痛むのに、与えられる快楽で身体は溶けそうに熱い。
背中に掛かる男の湿った息にさえ、胸が震えた。
「あ…ア!!あぁっっ!!」
ずく、ぢゅく。腰が動くたびに、赤と白の混じりあった体液が二人の腿を濡らしていく。
「こっち向いて」
向かい合わせで抱きしめあって噛み付くようなキスを重ねた。
憎かったはずの『人間』は、詰まらない維持を取り払うキスをくれる。
竜と、人の血が混ざり合う。
絡まって、この世界に新しい血を起こすために。
「……レイ……」
震える指が、胸板に走る傷に触れる。
「ああ。これか?ちょっとな」
「……酷い……」
「酷かない。俺たちがお前らにしてきたことのほうがよほど……」
この思いが、もしも叶うのならば。
気高い竜族の王として、ロトの血にその加護を。
自分を抱くこの腕が、贖罪ならば。
この半端で忌まわしい身体を贄にして、男を守りたいと思った。
「ああんっっ!!」
痛みと、甘いうずき。何度も揺さぶられて、レイの手の中でそれはとろとろと涙をこぼす。
「俺も……イキそう……」
「……?……ふ…ああんっっ!!」
ぎゅっとしがみついて、引き離されないように必死に腰を振る姿。
室内に響くのは喘ぎ声と、荒い息だけ。
絡まった影が二つ、壁で淫靡な絵を描く。
「あ……あああっっん!!!」
振り乱れた銀の髪と、重なる黒髪。
飛び散った飛沫と、内側ではじけた男の精に、この身体の不条理さを感じた。
それでも、満たされたことと、開放されたことの幸福感。
そして、受け入れられたことに至福感に、リラは涙をこぼした。
繋いだ手を離すのは、嫌だと彼女は小さく笑う。
この手を離したら、二度と会えなくなるからと。
「全部終わったらまた来る。リラの花見せてやるからよ」
わさわさと髪をなでられて、彼女はくすくすと笑った。
「その方がいい。リラ、笑ってろ。俺とゆびきり」
小指を絡ませて、そっと離す。
「あの二人にひどいことを言った……取り返しのつかない言葉を……」
「人間も、リラに酷いこと言ったろ?その人間に俺らも色々言われてきた。名ばかりの
勇者とか、偽善者とか。まぁ、事実だけどな。俺らの場合は」
それでも、その人間を守るために彼らはその命を差し出すのだ。
どれだけ、言葉の刃を向けられても。
「魂には響かない。ご先祖様の言葉さ」
「魂……」
「リラの魂も、そんな罵詈雑言には汚されないだろ?」
一つ一つの言葉が、優しく光りながら心の海に沈み行く。
それは、ちいさな宝石だった。
きらきらと沈む、蒼い輝石。
「竜は、ロトの道を守る。この先に何があろうとも」
「もっと簡単な言葉で言ってくれ。俺、肉体労働専門なんだ」
「お前に惚れた。それではダメか?」
ちゅ、と喉仏に触れる薄い唇。
「了解。意地でも死なずに帰って来るぜ」
「私も、本物の姫になれるように……待つよ、レイ」
それぞれの思いは、一筋の光になる。
この世界を、救うことになる強い光に。
守るべき『約束』は、戦場でこの先彼を示唆することとなり、その命を何度も救う。
それは、二つの血が混ざり合って生まれた新しい命のように。
「もう行っちゃうのかい?ロト」
ドラキーはくるくると、リトルの肩に止まって声を上げる。
「レイ」
手を取って、握らせたのは小さな宝玉。
「どうにもならないときは、これを大地に打て。援軍を送れる」
「遠慮なく使わせてもらうわ、リラ」
まっすぐ、逃げずに彼女は後ろの二人に視線を向けて。
深く深く、その頭を下げた。
「非礼を、許してくれ。ロトよ」
「あ……いや、いいんだ。俺は……」
意外すぎる行動に、アスリアはおろおろとリトルに視線を返した。
「こっちこそ、ごめんね。必ず人と竜の間に光を繋げるようにするから」
「リトリア王子」
「はい」
「サマルトリアのことは心配するな。竜の騎士団を遣わそう」
ハーゴン軍と熾烈な攻防をしている祖国に。
彼女は力を貸すというのだ。
「人間は、かようにも優しいのだな……光は対岸の物のみに在らず、大いなるものと……」
「ありがとう。リラ王女」
少女二人の手が、ゆっくりと触れ合う。
小さな、小さな、融和は。
この世界を変える大きな一歩だった。
「約束は守るよ。ねぇ、レイ、アスリア」
「ああ。女との約束は特にな」
「それは俺の台詞だ。オカマ」
ぎゃあぎゃあと言い合う姿に、笑い出すのも女二人。
「リトル、おぬしが国王になったら竜と和平を結ばぬか?ここと、おぬしの国は近い」
「いいね。それ。そしたら毎日みたいに騒げるよ」
小指は、約束を描く。
離れても、心はいつも側にいると。
ここまでです。これでCLOSE BY DUNEは終わり。
後日談がちょっとあるくらい。あとは、世界中の葉、ラゴスを探せ、テパの村、海底神殿、デルコンダル。
そんで、決戦というゲームのイベントをランダムに書くつもりです。
ただ、このスレでは「(・∀・)カエレ!!」という意見が多数と思う次第です。
ふにゅのほうも、ここも、自分が何か投下すれば荒れる。騒ぐ。
何もせずとも「自演乙」「ちらしのうらに買いてろAAry」「くず」そんな言葉。
気長に、どこか投下できる場所を探そうと思ってます。
それと、厨房DQN認定されてるから言ってしまおう。
「言葉ってのは、心に刺さるもんです。嬉しいことも、嫌なことも」
自演乙はつらかったな。自演する暇があったらSS一行書いたほうが建設的だもんな。
どっかで見かけても、スルーでよろしく。でわね。TSはちょっと懲りたわ、好きなだけになおさらにな(゚▽゚*)
そういうことを書くから荒れるって事が判ってないから厨房認定されるんだってば。
SS書きはあまり語らない方がいい。
漏れ的にはGJ!
いい事言ったな>542。
自分的にはいい作品作ってる香具師はすべからくネ申だけどな。
書いてる香具師の人格はどうでもいい。ただ新作が見たい。
>>540 ☆マンセーの自演腐女子なぞ構うな。新作待ってるぞ。
自演乙。
いい加減ウザイから消えろ。
お前が来たらまた荒れるだろうが。
せっかくスレが落ち着いてきて
新しい書き手も出てきたのに
また嵐を呼んでスレを潰す気なのか?
とにかく消えろ。 二度とTS系スレに書き込むな。
自演だとは思わないが、泣き言書かれるのは激しく迷惑だな。
消えるならひっそりと消えりゃいいじゃないか。
人
ノ 丿
_/ ::(
/ :::::::\
( :::::::;;;;;;;)_
\_― ̄ ̄::::::::::\
ノ ̄ ::::::::::::::::::::::)
( ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;人
/ ̄―――― ̄ ̄::::::::\
( :::::::::::::::::::::::::::::::::)
\_::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
<○√
‖
くく
しまった!ここは糞スレだ!
オレが止めているうちに他スレへ逃げろ!
早く!早く!オレに構わず逃げろ!
いいぞいいぞー!
これこそ俺がこのスレに望んでるノリだよ。
まさにKINOは神。頭の悪さが最高だ。
もう☆の巣を消すしかないんじゃないか、これ?
>555
なんで?
まぁ良くは分からないが、個人的には☆氏や太夜叉氏の実力を認めている
漏れとしては潰して欲しくはないね。
KINOに関して言えば皆、香具師のHPで拍手ボタンくらい押してやれ。
中には光るSSもあるのだから。
で、漏れはこのスレから撤退するノシ
自分が都合悪くなったら言いたいことだけ吐いてすぐ逃げる所って誰かに似てない?
荒れなきゃいいけどな
サイト持ってるSS書きに文句言いたかったら直接メールで伝えればいいと思うんだけどな。
メールアドレスくらい簡単に取れるわけだし。
「アイもさっさと脱いで……」
「そんなにしたいの?」
「うん、したい。ここでやめられたら生殺しだ」
「……ユキって、やっぱりいやらしい」
「アイだって、今更やめられないだろ? こんなにしてるくせに……」
藍子の手が、素早く、雪彦の下半身に伸びる。
「うっ」
ズボン越しの男の股間は、大きく隆起して、硬くなっていた。
「昼もしたのに、やらしいのはどっちかな」
「ユキだって! いっぱい濡らしてるくせに!」
雪彦が顔を真っ赤に染めて睨んでくるが、藍子は素直な笑みのままだ。
「うん、アイと一つになりたい。早くしよう」
藍子は背伸びをして、雪彦と唇を合わせる。
強く吸って、相手が反応する前に、素早く離れる。
明るく立ち上がった。
「ほら、アイも早く脱ぎなよ!」
「押し倒したい」
雪彦は真顔で言って、もどかしげにシャツを脱ぎ捨てながら立ち上がる。
藍子は上気した頬のまま、可愛らしく笑って、デニムパンツを脱ぎ捨てた。
「なんか、ムードないな」
「ユキが恥ずかしがったりとかしないからよっ」
「相手がアイだから」
「わたしは恥ずかしいもん!」
「全然、そうは見えないな」
二人、軽口を叩きあって服を脱ぎ捨てていくが、これからやる行為に対する興奮は隠し切れていない。
藍子の乳首はその存在を主張するようにピンととがっていたし、ショーツを脱ぐ時、そこは銀色の糸を引いた。
ブリーフまで脱ぎ捨てた雪彦のそこも、赤黒く勃起し、先走りの液体をにじませている。
先に脱ぎ終えた藍子は、長い髪を揺らし、ベッドに膝をつくようにして登る。
四つんばいに近い姿勢だが、若く張りのある乳房は下向きになっても形が崩れず、魅力的に蕾を震わせる。丸く弾力のあるヒップが揺れ、女の部分も丸見えだった。しっとりと濡れたそこはピンク色に艶めいて、男を誘う。
「ユキ、わたしの体で、そんないやらしい格好して、挑発してるの?」
「うん、してる。んっ!」
笑う藍子だったが、いきなり後ろから濡れた花弁に触れられて、ぴくんと体を揺らした。
「こんな格好して、こんなに濡らして!」
後ろの穴まで丸見えのせいか、ベッドに片膝をついた雪彦の鼻息も少し荒い。
藍子はすぐに体をねじって雪彦の手を避け、両手を後ろに回してベッドにつき、胸をそらし気味に体を雪彦に晒した。片膝を立てて、もう一方の足は伸ばすような姿勢だが、濡れた女の部分は足の陰になって雪彦からは見えない。
今にも襲い掛かってきそうな男に、藍子はにっこりと、だが瞳を潤ませて、笑顔を見せた。
「アイが、口でしてくれ約束だろ?」
「言われなくったって!」
雪彦は彼もベッドにのると、藍子の片膝に手をついで、強引に大きく開かせた。
藍子が逆らわずに足の力を抜くと、今度は真正面から、藍子の女の部分が丸見えになる。
雪彦はいきなりそこにむしゃぶりついた。
藍子はぴくんと、声を押さえてのけぞる。
いきなり乱暴だな、という言葉は、出せば喘ぎ声になりそうで、口に出せなかった。
雪彦は藍子の膝から太ももの裏に手を回し、片足を持ち上げるようにさらに開かせる。もう一方の手で太ももの付け根を押さえ込んで、藍子が足を閉じるのを阻止しながら、わざと音を立てて藍子の花弁を吸った。
雪彦はがちがちに硬くなっている自分のペニスの代わりとばかり、愛撫というよりは女のすべてを味わうかのように、艶やかに濡れたそこに熱い口付けを繰り返す。
まだ経験の浅いそこは、充血し微かに広がりを見せているが、慎ましさをなくしてはいない。それでいながら、男の唇に吸われるたびに、まるで別の生き物のようにぬめぬめと蠢き、潤いを増していく。
藍子は両手で体を支えたまま、呼吸を乱して、その甘美な感覚を素直に味わう。
女が男の感覚を知りえないのと同じように、男では絶対に味わえない女の感覚。
雪彦は藍子の反応に気をよくしたのか、勢いを少し緩めて、顔を上げる。
目は少し血走り、彼の呼吸は荒い。
藍子はその視線に気付いて、熱っぽい笑みを見せる。
「気持ちいい、よ……」
雪彦はその視線にますます感情を昂ぶらせて、再び藍子の秘部に顔を埋めた。
が、今度の動作は繊細だった。
藍子の余裕を叩き壊したいとばかり、もっと乱れた藍子を見たいとばかり、舌でふっくらと柔らかい花びらを丁寧になぞる。唇で陰唇を挟み、微かにいじめるように引っ張り、強くなぶる。
雪彦は片手で太ももを持ち上げ、藍子の体に押しつけた。柔軟性をもって藍子の片足は横に大きく倒れ、膝が胸の横の位置にくるまでに大きく開かされる。
雪彦は容赦なくその太ももをなでまわし、もう一方の手を藍子の花弁に動かす。藍子は自由になった足を、無意識に閉じようとするが、雪彦の頭を軽く押すだけだった。
雪彦は指先で秘唇を左右に押し広げ、そこに愛らしい突起を見つける。すぐにゆっくりと、つんととがった突起を舌でつつき、唇でやんわりとくわえこんだ。
「そこは、そっと……」
藍子は声を堪えて、腰を震わせた。
雪彦はわかっているとばかり、優しく愛撫を繰り返す。指よりも柔らかい、熱く濡れた舌で、ねっとりとクリトリスをなぶり、時折濡れた花弁から愛液をすくって、塗りたくった。
「ふぁ……、んっ……」
長くゆっくりとした繊細な愛撫に、藍子は声を押さえようとしているが、声にならない声を抑えきれない。鼻にかかった音を漏らし、無意識に体を震わせ、甘い喘ぎ声を漏らした。
藍子の片手はいつのまにか前に回り、自分のおなかから太ももにかけて、やんわりと繊細に撫でていた。その腰は震えて、もっと、と言いたげに、時折腰が浮き、雪彦の口に押し付けられる。
それを焦らすように、雪彦はまた口を離した。
「あっ……」
どうしてやめる? と言いたげな目を、藍子は雪彦に向ける。そこには先ほどまでの素直な笑みはなく、切なく求める少女の顔があった。
雪彦はにやりと笑って見せようとしたが、彼の方でも余裕がなく、藍子のその表情にさらに感情を刺激されただけだった。
雪彦は顔を戻し、今度は膣口に舌を差し向けた。藍子は期待に大きく息を吐き出したが、尖らせた舌が自分の中に進入してくるなり、また腰を震わせた。
甘く痺れるような快感の中に、心を犯されるような、満たすような、切ない刺激。
舌だけでは足りない、だが、それはそれでとても気持ちがいい。
雪彦はそんな藍子の気持ちがわかっているのかいないのか、舌を藍子の中に差し込み、唇でも女の部分をなぶりながら、指先を愛液で濡らし、再びクリトリスも攻める。
先ほどはきつさと痛みを感じさせたその行為も、今では強い快感だけだった。
藍子の全身は桃色に染まり、愛液がそっとつたってシーツまで濡らす。
女の淫臭と、甘い香りと。男の汗と、熱い吐息と。
室内の温度が高まり、二人を熱の籠もった空気が包み込む。
藍子は手に力が入らなくなり、体を支えきれずに、ベッドに体を倒した。
一方の手でおなかを撫でながら、もう一方の腕で太ももと抱き込むようにし、自分のバストにまで手を伸ばす。
しっかりと汗ばみ、もちもちした肌は藍子の手の平に吸い付くように反応を返す。
男が花弁と突起を攻める動きに合わせるように、藍子はそっと自分の乳房を撫で、手の平で乳首ごともみ潰す。
押し潰すとかたく尖った乳首はふくらみの中にうずまり、手の平を戻すと、弾力を持って元に戻り、その存在を主張していた。
「はぁ……、あふ……」
藍子は瞳を閉じて、甘く煩雑な呼吸を繰り返しながら、片手では足りないとばかり、もう一方の手も乳房に伸ばそうとする。
次の瞬間、藍子は女のような甲高い声をあげた。
「ひゃうん!?」
いきなり、雪彦が藍子の膣に指を挿入したのだ。
「ユキ、自分でおっぱいさわって、いやらしすぎ!」
藍子の手は一瞬雪彦の頭を押しやろうとするように動くが、雪彦は指で藍子の中をかき混ぜるように動かし、藍子に余裕を与えない。
花弁は潤い、難なく雪彦の指を迎え入れていた。中は熱くたぎって、秘肉は雪彦の指を喜ぶように、押し包むように、奥に誘い込むように、蠢いて震える。
「このままイキたい!? それとももう欲しい!?」
「このまま……!」
イキたいっ! とあえぐように言うと、藍子は顔を快感に染めて目を閉ざした。
雪彦は強く苛立たしげな顔をして、藍子の中に入れている指を二本に増やした。
「ユキは男のくせに、女の体で歓ぶなんて! しかも一人だけで気持ちよくなって、恥ずかしいと思わないの!?」
アイだって女のくせにいっつもやらせて男の体で一人でイクだろ、と言いたげに藍子は目を開くが、言葉にはならない。
甘く強い快感に浸りながら、あえぎ声だけは抑えながら、藍子は呼吸を早めて、両手で自分の乳房をもみしだき、時折乳首を強くつまむ。
「アイ……! 口で、クリも……!」
「どこまでいやらしいの! やって欲しかったらお願いしなさいよ! 『わたしは元男なのにクリちゃん舐められたいえっちな女です』って!」
雪彦は激しく女の中をかき混ぜながら、顔を真っ赤にして叫ぶ。
藍子は刺激に体を震わせながら、瞳は熱く潤ませつつ、少しだけ、淫蕩というよりは子供っぼく、可愛らしく微笑んだ。
「んっ……、わたし、はっ、元男なのにっ、はぅ、ん、クリちゃんを、舐められたい、えっちな女、ですっ……!」
「ちょっとは恥ずかしがってよぉ!」
「アイ、言った、ぞっ。ん、早く!」
藍子の言葉に雪彦はむしろ自分の方が恥ずかしそうに、藍子の女の部分にまた顔をうずめた。
「んぅっ!」
一方の手は藍子の膣の中につっこんだまま、クリトリスをいきなり唇でつまみ、もう一方の手で藍子の太ももを撫でる。
種類の違う三つの刺激に藍子は体を震わせて、快感に微かに腰を上下させ、乱暴に自分の乳房をなぶる。
雪彦の動きも乱暴だった。雪彦のペニスは、触られてもいないのに、興奮に先ほどから先走りの液を漏らして、びくびくと脈打つ。今すぐにでも藍子の中につっこみたいのを我慢しながら、濡れた藍子の恥部を舐めしゃぶり、撫でまわし、唇でいたぶる。
藍子の愛液は後ろのすぼまりにまでこぼれ、雪彦の一方の手が、太ももからそこにそっと動いた。
そこは藍子が腰を揺らすたびに力が入るのか、きゅっきゅっと呼吸するかのように震えていた。雪彦の指先がそこに触れると、藍子は「ひあっ」とひときわ大きな声を漏らす。
藍子はぎゅっと自分の乳房を握り締めて、下半身からの感覚だけに耐える。
二人の呼吸はさらに荒く早くなり、雪彦の指先がアナルをなでさすると、藍子は何度も甘い喘ぎ声を漏らした。
雪彦の片手はアナルを攻めながらも、もう一方の手の二本の指先は藍子の膣の中を上下に蠢き、時折指先を曲げて、藍子の敏感な部分を何度も何度も刺激する。
雪彦の動きに従って、藍子な体が、ゆっくりと、だが熱くくねる。
長く執拗な攻めに、藍子が抑えきれず声を漏らす頻度が高くなっていき、やがて藍子は泣きそうな声で、雪彦の名前を呼んだ。
「アイ、アイ……!」
「イッちゃう? イッちゃうの?」
「ぅん、もうっ、もうすぐ……!」
藍子の手の動きは次第に単純になり、乳房を乳首ごと軽く押さえるだけになる。
逆に雪彦の攻めはラストスパートとばかり激しさを増す。
藍子の秘肉は吸い付くように、ぬめりながら男の指に絡み、何度も何度もしめるけるように男の指をくわえ込んで離さない。
花弁は充血し、愛らしく開き、男の前にそのすべてを晒す。
男の指がその中心に突き立てられ、唇と舌とがはいまわり、ぐちゅぐちゅと音を漏らした。
雪彦は藍子の呼吸がせっぱ詰まり、体がぶるぶると震え始めたのを察して、ぎゅっと指を深く押し込んだ。
「イッて! イッちゃえ!」
同時に、藍子のクリトリスをくわえ込み、ぎゅっと唇で挟み込み、軽く歯を立てる。
「んっ、アイっ、いっ、アイ!」
その瞬間、藍子は強く自分の両方乳首を指先でつまみ、そして片方をビンと弾いた。
「〜〜〜〜!!」
唇をかみ締めて、藍子の声にならない絶叫。
それでも蠢かす雪彦の指を、藍子の秘肉が強く雪彦の指を締め上げて、奥へ奥へと引き込む。
雪彦は指を奥へと突き刺し、手の平全体で藍子の秘部を押して圧迫するように撫でて、強くクリトリスを吸い込み、アナルにまでも指先をつっこむ。
「ん、〜〜〜〜! ぁっ、ぁ〜〜〜〜!!」
藍子は片方の乳首をつまんだまま、全身を硬直させて、腰を跳ねるように押し上げ、つま先までピンと体をそらし、喉の奥でさらに声を出した。
長く続く快感の絶頂。
愛液があふれ、がくがくと腰だけが震え、胸がつんと突き出され、膣は男の指を離さない。
雪彦も最後の最後まで、愛撫の手を休めない。
藍子は喉をのけぞらせるように、さらにぴくぴくと体を震わせて。
「あぁ……!」
最後に細い悲鳴のような声をあげると、全身から力が抜けたかのように、ぐったりとなった。
が、雪彦がさらに愛撫の手を止めずにいると、藍子は苦しげになって、泣きそうな顔で手を自分の股間に動かした。か細い、泣き声のような声。
「アイ、もう、いい……!」
その声で、ようやく雪彦は、鼻の頭まで愛液にぬれた顔を上げた。
藍子の中に入れた手をそのままに藍子を見上げると、藍子は上半身を横向きにし、どこかとろんとした艶っぽい表情で、雪彦を見つめていた。
白い胸は汗に濡れ、桃色に染まってまだ激しい鼓動とともに上下し、足も腕も、力が入らないかのようにベッドにうずもれている。
片手だけが恥丘の上にあって、そこも呼吸にあわせてゆっくりと震えていた。
つづく
GJ!
投下乙です。
なんかエロイなあ〜。
>>559 ☆の奴はそれを見越してサイトを開設しないわけですな。
そんなことしたら直接の批判だらけで頭がパニックになるだろうし。
まさか本気で自分の作品がいいものだと思ってるわけでもあるまい?
◆/Z7uecnQUYさん 投下ありがとう!
エロさばっちりで良かったです。やはりエロパロ板はこうでなくっちゃ!
アイの執拗な攻めに喘ぐユキの描写が良かったです。
変な恥じらいがないのもイイ(・∀・)!
>572
せっかく◆/Z7uecnQUYさんが流れを変えようとしてくれてるんだから、反応するんじゃないよ。
そういう知障は放置だ。
な?わかったか?
というわけで◆/Z7uecnQUYさん乙
ちんこ立ちました(´・д・)
あーあ。
KINOさんに王子さん、それに他の人はこうやって集団?で罵倒されたら、自分が悪くなくても去っていくほど謙虚なのに。
誰かさんときたら、欠点を反省もせずまるでチョソのごとく執念深くいつまでも絡み続けるんだもんねぇ…。
某民館でわざわざ感想書いてくれてる自らの中の人が泣いてるぞw
>560-569
ねっとりした描写がエロくてとてもよかったです。
この次はいよいよ挿入でしょうか。期待してます。
577 :
名無しさん@ピンキー:04/10/03 03:32:59 ID:TAM0M/I3
さらしあげ
いい加減に汁! KINOうざい。 邪魔。
この分だと、◆/Z7uecnQUY氏とかもそのうち
ふとしたきっかけで叩かれるようになるんだろうな・・・
大概にしとけや漏前ら。
たぶん大丈夫。KINO氏を叩いているのは☆と腐女子取り巻きだけだから(w
582 :
名無しさん@ピンキー:04/10/04 00:24:53 ID:3yvr//1l
作家、信者による自演と
>>580を始めとする粘着嵐が織り成すシンフォニー
583 :
(・∀・):04/10/04 01:33:40 ID:bbVAH2dP
☆の自演感想RESも速攻技だったな(w
ってぇか、粘着ウゼェ
あぼーん対象
"乙"
"自演"
"粘着"
「ぁふ……」
雪彦が藍子の割れ目から指を抜くと、藍子は甘い呼吸を漏らした。
指先はすっかり濡れて、藍子のそことの間に、細い糸の橋を作る。
雪彦は興奮に染まった顔でそれを口に含み、ぬめりを取り除くと、体を起して藍子に覆い被さった。
「ユキ……」
藍子の余韻はまだ続いていた。
唇が重なってきて、藍子は心を震わせるが、嫌がるでもなく、積極的になるでもなく、されるがままだ。
舌が差し込まれ、唾液が混じる。
ただその片手だけは、そっと恋人の腕にあてられていた。
「ユキ……、そんなに、気持ちよかった?」
「うん……」
まだ快感の中にいるかのように、藍子の声は甘い。その頬は上気して、少女の色っぽさをにじませていた。
雪彦はそんな声に耐えられないかのように、何度もキスを繰り返し、藍子の耳をかんだ。
「じゃ、わたしも、するね?」
「んっ……まだ、もうちょっと……」
雪彦がこのままおさまるはずがないことは、藍子にも言われずともわかっている。
藍子はイッたが、ひたすら奉仕していた形の雪彦は、高い興奮のまま取り残されている。
藍子も藍子で、このまま一つにならずに終わるのは、少し物足りない。
だが、再開すればまだ何度もイケるが、この女特有の甘い余韻を、藍子は充分気に入っていた。
なだらかに落ち着いていく体と心。
「まだ、もうちょっと待て……。ゴムでも、つけてろ……」
「え、ユキ、生理は今度の土曜くらいでしょ?」
「うん……。でも、するならちゃんとつけろよ……」
「今日は、大丈夫、だよ」
「……その大丈夫は、どういう大丈夫だ……?」
「今日は、中でしてもいい日!」
「それ、全然大丈夫じゃない……」
「いいの! 元々わたしの体だし、もしできちゃったら、責任とってあげる!」
「全然、よくないって……」
藍子は体をよじって逃げようとするが、雪彦は強引に上から藍子の方を押さえつけて、逃がさない。
熱く隆起した雪彦の股間が、藍子の濡れた割れ目に触れる。
二人、一瞬体を震わせたが、次の瞬間、藍子の手は緩慢ながらも動いていた。
自分の女の部分を、手でしっかりと覆ったのだ。
「んっ……」
「はうっ……」
男のモノを指先で弾く形になり、二人にとって、その刺激すら今は甘い。
「ユキ、手、どけて」
雪彦は熱く激しい瞳で、藍子を直視する。
藍子は頬をまだ赤くしたまま、瞳も潤ませたまま、微かに吐息を付いた。
諦めたかのように、にっこりと微笑む。
「そんなに、したいのか……?」
「焦らさないで! もういいでしょ!」
雪彦はペニスを藍子の手に押し付けて、二度三度と揺らす。
「アイは昼にしたし、おれも今イッたし、もうおあいこだろ……?」
「またイカせてあげるからぁ! ね、早く!」
言葉とともに強くぎゅっと抱きしめられて、敏感になっている全身が痺れ、乳房と乳首が雪彦の胸に押し潰された。藍子は微かに体を震わせたが、笑みを絶やさなかった。
雪彦の耳元で、甘く囁く。
「いいけど、なにがしたいんだ?」
「わかってるくせに!」
「させてほしかったら、お願いしなよ。『ぼくは元女なのに、女におちんちんをつっこみたいスケベ男です』って」
女の可愛い声でそんなことを言う藍子に、雪彦の顔は真っ赤になった。
「い、言えるわけないでしょ! そんな恥ずかしいこと!」
叫ぶなり、雪彦は強引に、藍子の細い腕をつかんで、ベッドに押し付けた。
藍子はとっさに足を閉じようとしたが、すでに雪彦の体がそこにあるから、あまり意味がない行動だった。
本気で嫌がればまだ抵抗のしようはあっただろうが、雪彦のペニスが割れ目に改めて触れた時点で、藍子は微かに体を震わせて、恋人に身をゆだねた。
「おれには言わせたくせに……」
小さく笑って、自分から足を開き気味にし、微かに腰を浮かせて、男の挿入を助ける。 雪彦は藍子の話をすでに聞いていず、乱暴に強引に藍子の中にペニスを突き入れてきた。
「あぁ……! ユキ……!」
「ぁっ……!」
雪彦が震えた声を漏らし、藍子も微かにあえぐように吐息をつく。
体を串刺しにされるような強い圧迫感が藍子を襲い、侵入してきた雪彦のモノに向かって、藍子な体が、ゆっくりとくねる。
先ほどまで二本の指をくわえ込んでいたそこは、少し抵抗しつつ男のペニスを限界まで受け入れていた。
「ユキの中に入った、よ!」
「うん、入ってる、な……」
藍子はイッたばかりで少しきついとも感じたが、体が満たされるのは今となっては嫌な感覚ではなかった。濡れた膣の粘膜は、歓びうねりながら男のペニスに押し分けられ、からみつくように包み込む。
「ユキ、好き……!」
雪彦は深く挿入したまま、藍子の腕を開放し頭を抱きこみながら、唇を奪う。
藍子は一瞬体を震わせたが、少し困ったように、だが一体感から来る充実感は隠し切れずに、そっと男の首に腕を回した。
雪彦の舌が藍子の唇を割り、唾液が流し込まれる。
藍子は喉をならして、それを飲み込み、お返しとばかり、雪彦の舌に舌を絡める。
雪彦が顔を上げると、藍子の顔が一瞬ついていくように動き、愛らしい舌が数瞬姿を見せ、糸を引いた。
雪彦はそのまま上半身を起して、藍子の腰を掴むと、いきなり激しく藍子の中に激しく出し入れし始めた。
「動く、ね!」
「はぅっ、ん、動いてから、言うな……!」
「ユキ、気持ちいい……!」
透き通った白い肌、しっとりと張りがあるお椀型の乳房、その中心にあるピンク色の突起。
大きすぎず小さすぎないそこが、雪彦の動きに合わせて、上下に揺れる。
藍子もすぐに再び昂ぶり始めたが、雪彦の表情はすでに限界ぎりぎりといった感じだった。
余裕がある時は、体位を変えたり、奥に押し付けてぐりぐりとなぶったり、浅くいれて藍子をじらしたり、文字を書いてお互いにゆっくりと楽しんだり、キス以外にも全身を撫でまわしたりするのだが、雪彦は余裕がないのか、最初から荒々しくつきこむだけだ。
男のモノは藍子の中をえぐり、子宮の入り口まで何度も何度もノックする。気持ちいいが、挿入直後の今の藍子には、少しきつく、強すぎる刺激。
だが、藍子としてはこんな荒々しさも嫌いではない。
繋がったままゆっくりと愛を語り合ったり、お互いの体を愛撫しあったりするのが本当は一番好きだし、ねっとりとした動きの方が高まりやすいのだが、激情に任せた獣のような動きも、気分が一致すればお互いに興奮剤になる。
藍子の体にもすぐに火がつき、シーツをぎゅっと握り締めて、男に蹂躙される。肩がくねり、胸が震え、汗まみれの体が揺れた。
それでも、この日の雪彦は先走りすぎだった。
「ユキ、イキそう! イッちゃいそう!」
「え、ぁんっ! 早い、な、んくっ!」
藍子にも快感はあるが、それよりも強く翻弄されることで思わず声が途切れ途切れになり、あえぎに近い声が漏れる。
「ユキが、焦らすからぁ!」
そのあまりにもせっぱつまった声に、藍子は少しだけ微笑み、荒々しく体を突き入れられながら、快感に浸る。
「だしても、ん、いい、よっ」
「ユキは? ユキも一緒にイッて! 一緒にイキたい!」
「おれは、まだっ、ぅっ」
「早く、早くイッて!」
「そんなこと、言われてもっ」
「気持ちよくないの!?」
「気持ち、いい、けど……!」
なめらかに高まり、さざなみのように続く快感と、時折甘く痺れるような強い刺激。
恋人と一つになって、お互いの性器を繋げて、体を合わせる。
気持ちはいいが、高い波は、まだもう少し見えない。
「何でイカないのよぉ!」
泣きそうな顔で、雪彦は乱暴に恋人を犯す。
藍子は快感に痺れながら、そっと両腕を伸ばし、恋人の頭を抱きこんだ。
「くっ」
雪彦は何かを堪えるかのように、突然動きを止める。
藍子のか弱い力に引き寄せられて、そのまま藍子の乳房に、顔が押し付けられる。
藍子は弄ばれて呼吸を荒くしながらも、優しく微笑んだ。
「いい、よ、我慢しないで。もう、イキたいんだろ……?」
「や、だ! 一緒にイキたい!」
歯を食いしばって、雪彦が叫ぶ。
その甘い言葉に、藍子の体と心が、びくんと震えた。ぎゅっと藍子の秘肉が雪彦を締め付け、潤いを増して、ぬめぬめとからむ。
少しでも動けば爆発してしまいそうなのか、雪彦は体を動かさない。
藍子の膣は熱く硬く大きく膨らんだペニスをしっかりと把握し、じっとしていても蠢いて雪彦を攻める。
その硬い圧迫感すら感じさせるペニスは、動きを止めていても脈動し、藍子をゆっくりと痺れさせる。
雪彦は辛そうな顔だったが、一つの波を堪えきった。
先走りの液が、藍子の中で、藍子と溶け合う。
「ユキも、早くイッて……!」
雪彦の動きが変わった。
挿入したまま、腰に腰を押し付けるようにし、ゆるゆると狭い範囲で振動を繰り返す。
今の藍子にはちょうどいい、なだらかに襲ってくる甘い快感。
雪彦はそうしながら、藍子のウエストを撫でまわし、すぐ目の前にある藍子の乳房にまで手を伸ばして、やんわりともみ始める。
つんと尖った乳首を口に含み、甘噛みして、唾液で濡らす。
藍子は質を変えて増えた刺激に、甘く微笑んで、雪彦の髪に指を通す。滑るように指を滑らせ、髪を梳いてまた頂点へと。
雪彦は、彼も全身で恋人を感じながら、片方の手を藍子の恥部に動かす。
「んっ!」
クリトリスへの直接の刺激に、藍子はびくっと腰を震わせた。
「よく、なってきた?」
興奮に目を血走らせて、雪彦は藍子を上目に見つめる。藍子は雪彦に身をゆだねて震えながらも、素直な笑みのままだ。
「うん、いいよ……」
「強くしていい?」
「ちょっとなら。ぁん!」
ちょっとと言ったのに、いきなり雪彦は強くクリトリスをなじ上げた。
刹那の痛みは、すぐに消えて、痺れたような感覚だけがそこに残る。
強くつままれたクリトリスの痺れは、少しずつ甘い刺激に変化して、藍子を襲う。
雪彦は藍子とつながっている周辺を撫でて、片手は乳房を重点的に攻めたてた。
雪彦がゆっくりとペニスを引くと、花びらがかすかに捲り上げられ、ねっとりと絡み付いていた藍子の秘肉は、離したくないとばかりペニスを締め付ける。
雪彦が引き抜きかけたペニスを、ゆっくりと押し戻すと、今度は花びらが引き込まれるようにねじ込まれる。
刹那、藍子の乳首にまで電流が走ったかのような快感が走り、藍子の腰が微かに浮いて、震えた。
「あぁ……」
藍子の中は喜びうねり、藍子は思わず長く深く、吐息を吐き出す。
それを何度も繰り返すうちに、藍子の秘部もさらに濡れそぼってくる。
二人の性器が繋がりあう音が、室内に静かに響く。
藍子の肉襞はまるでそこで呼吸をしているかのように、ゆっくりと蠢いたかと思うと、きゅっときつく締め付けて、男を求め誘い、昂ぶらせる。
気付かないうちに、藍子の片手は雪彦の髪を、なでるというよりは、頭にしがみつくような形になっていた。
時折肩を甘くくねらせ、男に乳房を押し付けるような仕草も見せる。
藍子の顔からは微笑みが薄くなり、瞳が潤みを増して、頬が熱く赤くなっていた。
「ユキ……」
雪彦は両腕の位置を変えて、真正面から藍子の肩を羽交い絞めにするように抱き込むと、藍子の唇に唇を重ねた。
熱く深いキス。
「んっ……!」
舌が踊りこんできて、唾液が混じる。
男の胸板が女の乳房を押し潰し、中心の蕾が、甘く痺れて藍子に快感をもたらす。
藍子の熱く柔らかい体は、雪彦にいっそうの快感を伝えてくる。
そうしながら、雪彦は再びだんだんと、腰の動きを早くする。
ただ単調に動かすのではなく、時には浅く、時には深く、時には押し付けるように、ねっとりと藍子の官能を高めていく。
雪彦が体を動かすたびに藍子の体は震えて、声にならない喘ぎ声が漏れる。
藍子の腰は、いつのまにか男の動きに合わせて揺れていた。
体は汗ばんで艶めき、甘い花のような芳香が薫りたって、男を包み込む。
そのすべてに、雪彦も強い興奮に震えた。
「ユキ、いい? 気持ちいい?」
「はぁ、……う、うん、いい、気持ちいいっ」
うっとりしたように震えて、快感に浸りかけている藍子の声。
二人、目と目が合う。
熱っぽく潤んだ、二人の眼差し。
雪彦は藍子の唇に再び吸い付いた。
「ユキ、好きよ、大好き……!」
「う、んっ! おれも……! あぁっ……!」
「わたし、もう、もうイッちゃいそう! ユキはまだ? まだなの?」
「ん、ぅん、もう、ちょっと……!」
藍子は強く雪彦を抱きしめて、腰を揺らし、乳房を男の胸に押し付けるように震わせた。
イクことを覚える前なら、これだけで満足できていた、充分な快感。
だが今は、その向こう側に見えるものを、藍子は貪欲にむさぼろうとする。
近づいては遠ざかり、少しずつ迫ってくる、高い波。
「ユキ、よすぎる、すごすぎるよぉ……!」
男は女が乱れていくさまに興奮し、必死に快感を耐え、女は全身で男を感じながら、ひたすら快感を追い求める。
男の腰はリズミカルに藍子を突き、藍子の子宮の入り口まで、強くノックし、時に強引に押し付け、藍子の中を激しくえぐる。
荒い呼吸と、激しい動き。
最初は強すぎた刺激も、今では甘美な快感。
「ぁっ、はぁっ、アイ、アイ……!」
熱く激しく時間が流れ、藍子の声が、抑えきれずに頻繁に零れた。
だんだんと何も考えられなくなって、体が心ごと宙に浮いてしまいそうになる。
「アイ、くるかも、ぁっ、あぁっ! もうすぐ、くるかもっ!」
藍子の指が、雪彦の背を引っかく。
その声は陶酔しきったように濡れていた。
雪彦は藍子のその言葉に、再び冷静さをかなぐりすてて、獣の動きになった。
「ユキ、おね、がい! くっ、イッて! 早くイッて!」
全身を揺らすように、雪彦は自分の気持ちいいように藍子の体を弄び、腰をいっそう激しく動かし、藍子を蹂躙する。
「くっ、あっ、ぅんっ! ん! ぁっ!」
翻弄されながらも、藍子も快感を追い求めて、その動きに体を合わせる。
腰がうねり、藍子は自分から雪彦へと押し付ける。
女の熱っぽく柔らかい肢体が、男の下で艶かしく乱れた。
ペニスと肉襞が摩擦しあい、雪彦を、そして藍子をどんどん追い込む。
「ユキ、わたし、もう、もうだめ! イッちゃう、イッちゃうよぉ!」
「アイっ! ぅん、いい! おれ、も!」
藍子は強くあえぎ、快感を隠し切れない声で、急に声を鋭くした。
雪彦の肩に唇を触れさせ、藍子はそれ以上の声を押さえるように、彼にしがみつきながら短く叫んだ。
「イ、クッ!」
情感のこもった、切羽詰った藍子の声。
その声とともに藍子は全身で雪彦にしがみつき、秘肉は蠢いて男をきつくしめつける。
その藍子の体の熱さと激しさに、雪彦のペニスがはじけた。
「ユキ! すごい! ああ! でる、でちゃう!!」
これまで以上に強くペニスを突き入れられて、藍子の頭の中でも火花が散った。
「〜〜〜〜っ! ぁっ、あぁ!」
子宮が持ち上がるような感覚すら覚えて、藍子の体がビンと張り詰める。藍子は無意識に腰を浮かし、深い悦楽の中で、雪彦の肩に歯を立てた。
「っ、っ〜〜〜〜! っ、〜〜〜〜!!」
「ッ! ユキ! ユキっ!」
雪彦も柔らかい藍子の体を強く抱きしめて、何度も藍子の名前を呼びながら、強く押し付けるようにペニスを突き刺し、腰を震わせた。
藍子の膣は何度も強い収縮を繰り返し、ぎゅっと絞りたてるかのようにペニスにまとわりつき、奥へ奥へとくわえ込んで離さない。
散々我慢した分だけ、より強い絶頂。
熱い精液が、藍子の胎内を犯す。
射精を続ける雪彦も、それを感じる藍子も、そのたびに強い快感に腰を揺らす。
お互いがお互いに与える強い快感。
強く抱きしめ、抱きしめられる、その感触すべてが快感。
藍子の頭も真っ白に痺れて、体だけが震え、恋人が与えてくれるすべての快感を甘くむさぼった。
「はぁ……」
やがて雪彦は、ぐったりと力を抜いて、藍子の体にもたれかかった。
「ぁ……」
雪彦の肩から唇を離した藍子は、まだ体を硬直させたまま、甘い吐息を漏らす。
雪彦のモノはまだ力を失わずに、藍子の中で存在を主張している。
藍子は離れたくないとばかり、ぎゅっと男の背に回した腕を離さない。
藍子の膣も、男を離さない。深部まで男のものを包み込み、舐め回しているかのように、蠢く。
「ぁあ……、ユキ、すごい……」
「ぅん……、アイも……」
雪彦が顔を上げると、藍子の頬は朱色に染まり、瞳は甘く潤んで、どこか放心したようにうっとりと恋人を見返していた。
雪彦はそっと、藍子の唇に唇を重ねた。
「んっ……」
甘いキスを受けながら、藍子の体からゆっくりと力が抜けていくが、藍子はまだ深い悦楽の中を漂っていた。
雪彦もペニスが力を無くしかけるまで藍子を抱きしめて、恋人の熱く柔らかい体と痺れるような余韻に、甘く浸った。
後日談へつづく。
それから一分もたっていないだろう。
雪彦のペニスが力を無くしかけると、藍子は嫌がるようにきゅっと膣に力をいれて、雪彦を強く抱きしめた。
「うっ、ユキ?」
強い刺激に雪彦がうめくと、藍子は頬を赤くしたまま、にっこりと微笑む。
ほんのさっきまでセックスの絶頂にいたとは思えないような、いまだに男のペニスを受け入れたままとは思えないような、艶っぽくも愛らしい笑顔。
「アイ、このまま、もう一回しよう……」
「え、え? ユキ、イッてないの!?」
「イッたよ。でも、もう一回、したい」
「…………」
「アイ、動いて……」
藍子は皮膚をかんでしまった男の肩にキスをし、そのまま首筋へと唇を這わせる。
雪彦はぶるっと体を震わせたが、藍子の秘肉がさらに絞り尽くすように蠢きつづけるのを感じて、強すぎる刺激に、腰を引いた。
「あっ」
藍子は甘く鳴いて腰がペニスを追うが、雪彦は素早く抜き去っていた。
ぎゅっと藍子の膣口が呼吸をするかのように動き、とろりと、精液が零れる。
「アイ、もう一回……!」
「ちょ、ちょっと待ってよぉ! す、スルのは、いいけど……、少し休憩!」
「抜かずの二発くらい、平気だろう?」
「や、やだ! ユキいやらしすぎ! そんなえっちなこというユキはきらいよ!」
「また学校でもしてあげるから。次はおれが上でやりたい」
「え、え、え」
藍子はにっこり笑うと、雪彦を押し倒しにかかる。
「今日はもう二回もしたんだから、今度はもっとゆっくり、しよう」
小さな舌で唇を軽く湿らせ、男の小さくなっているペニスに手を伸ばす。
ぶるっと体を震わせて文句を言う雪彦だが、逃げたりはしない。藍子はお構いなしに微笑んで、そこに唇を近づけた。
愛液と精液の混ざった、濡れたペニス。
上目遣いで雪彦を見て、早く元気になれとばかり、藍子は雪彦のそこを可愛がった。
翌日、朝。
一人の少女が、元気よくお隣の家を訪れていた。
「おはようございま〜す」
「藍子ちゃん、おはよう」
「おはよう、藍子ちゃん。いつもすまないね、雪彦の奴、すっかり寝ぼすけになって」
「いいえ、これまでわたしが起してもらってたから、おあいこです」
藍子は元の自分の両親とにこやかに挨拶を交わし、一言断ってから、二階へと雪彦を起しにいく。
「ほんとは、おあいこどころか、今も昔も、起すのはおれなんだけどね……」
お互いの精神が入れ替わっていることを、だれにも気付かせなかったほどお互いになりきれる二人だが、一月もたつと雪彦はすぐさま朝寝坊を復活させた。
以前は低血圧を言い訳にしていたものだが、入れ替わってまでこれだというのは、どう考えても性格の問題である。藍子としてはやれやれという気分もないではない。
勝手知ったる元の自分の部屋へと入ると、ベッドでは雪彦が気持ちよさそう眠っている。
七月上旬、昨夜は暑かったからだろう、ブリーフにTシャツだけという格好で、だらしなさ全開だ。やたらと寝相はいいが、おなかにタオルケットだけかけている姿は、男というよりも、子供の姿を連想させる。
もっとも、しっかりとブリーフは隆起し、大人の朝を主張していたが。
藍子がカーテンを小気味のいい音をさせて開くと、さっと朝の光が室内に入る込む。
逆光が、藍子の体に微かなシルエットを作る。
白い半袖ブラウスに、紺色の腰スカート、赤いリボンという格好の少女。長い髪が、動きに合わせて優しく揺れる。
夏の朝の陽気を感じながら、藍子は改めてベッドに歩み寄る。
そこに眠るのは元は自分だが、慣れてしまったせいもあって、客観的に見るともう自分とは思いづらい。中身が「アイ」だと思うと、藍子としてはなおさらだった。
「アイ、迎えにきたぞ。起きろ」
「ん……、後十分……」
「十分も待てるか。置いてくぞ?」
「それは、だめ……」
「だったら早く起きろ」
「やだ……まだ眠い〜……。ユキが眠らせてくれなかったからぁ……」
「……また人に聞かれたら誤解されそうなことを」
夕方には誤解が誤解でないことをやっているが、夜は夕方の分もみっちりと勉強をして過ごした。藍子は無条件に甘いだけの女の子ではないのである。
「ほら、起きろって」
男っぽいラインを描いているほっぺたに指先を当てて、つつーっと、首筋の方に動かす。
「や……。ユキ、やめて……」
藍子の手を振り払う雪彦に、藍子は「なんでおれは毎日こいつを起しに来てるのかなぁ」と、ちょっと苦笑いだ。
だが元々昔から、幼馴染の面倒を見るのが、藍子は嫌いではない。
去年までは、幼馴染の女の子を毎朝起す男の子だったのが、今では幼馴染の男の子を毎朝起す女の子。ベッドで寝ている雪彦も、幼馴染の男の子に毎朝起される女の子だったのが、今では幼馴染の女の子に毎朝起される男の子。
いや、今では藍子は恋人を起す女の子で、雪彦は恋人に起される男の子、というべきだろうか。
「ほんと、贅沢な奴」
藍子は呟いて、片膝をベッドに乗せる。
「今日は特別サービスをしてやるか……」
藍子が雪彦だった時、少し憧れていた事。
今ではしてもらうには立場が違うが、することはできる。
男の子が好きな女の子に起しに来てもらって、なかなか起きずにいると、普段は自分からはそんなことをしない女の子が、突然大胆な行動に出る。
そんな甘い、ベタベタなシチュエーション。
藍子は長い髪を片手で押さえて、雪彦の上に覆い被さるようにすると、そっと、その唇に自分の唇を近づけた。
おわり
◆/Z7uecnQUY さん乙ですっ
きれいだ……。
きれいだなぁ…。
書き手として「こうありたい」「こう終わらせたい」と思えるような、そんな終わり方でした。
楽しませていただきました。ありがとうございます。
次回作も楽しみに御待ちしていますっ
この投下ペース
誰かを思い出さないか?
>586-606
とても面白かったです。
入れ替わって、でも次第に今に慣れつつある、そんな二人の姿が実に魅力的でした。
冒頭と後日談のシーンがきれいに対応していて、いいですね。
これからも、気が向いたら投下していただければと願っております。
>>608 折れのスカウターには反応しなかったから多分他者だろう。
誰かは物事の見方を変えた回りくどい説明文が続く事がある。
なんとTSスカウターにはそんな付加機能が・・・
誰?
ヒャーホーゥ
反応するヤツは荒らしだ
反応しないで文句を垂れるのは訓練された荒らしだ
>>610 あと、必ず直後に付く腐女子のような文体の感想レスとか?
むしろ
>>609がそれらしいと思うが。
IDが旧OS…
>614
いや、>609は普通の感想に見えるが…。
ピリピリしすぎじゃね?
ところで元はKINOと王子の隔離スレだったのに、
二人とも去って◆/Z7uecnQUY氏のSSも完結した今、
このスレって意味あるのか?
投下。WJ連載中DEATH NOTE。月女体化。相手はL。
駄目な人は「或る朝」か「 ◆/kqLqBXBY2」でNGワードかスルーよろ。
(本文前に、置かれた設定が結構変わった漫画だと思うので、元の話を知らない方への基本設定の説明。)
竜崎(りゅうざき)…探偵。不思議な力で人を殺す、凶悪犯同時連続殺人事件の犯人キラを追う爬虫類系の男。夜神月を容疑者として疑い、現在手錠でお互いを繋いでホテルで監視生活を送る。
夜神月(やがみ・らいと)…大学生。ひょんなことで手に入れた人の命を奪えるデスノートで世の中を良くしようと凶悪犯を次々と殺していく。つまり彼がキラの正体なのだが、現在キラとしての記憶を喪失中。
余分かもしれない補足すみません。それでは↓
黒いような、紅いような、マーブルのような、それは、宿主の記憶に残ることもなく、夢特有の、混濁したもやの中に沈んでいった。
それにどんな意味があったのかは、誰にも分からない。
閉じた瞼がうっすらと朝の光を感じ、意識が少しずつ戻ってくる。柔らかなベッドの上、快適な室温を保たれた部屋。
徐々に体の感覚もはっきりしてきた。寝起き特有の気怠さもなく、
まるで最近ではいつものことである過度な寝不足を解消したかのようなほとんど眠気もない目覚めが今そこにあった。
清々しい。その気持ちを確かめようと、月は瞳を閉じたまま大きく息を吸った。
空気清浄器から吐き出されたそれはいつもと変わらず味気ないものだったが、それでも月の胸の中は新しい朝の気持ちでいっぱいになった。
月にとってこんな朝は久し振りだった。少なくとも、監禁され、左手を手錠で繋がれ生活を管理されるようになってからは、初めてのことだと、月は思う。
今日はいつもの緊張もなく、まるで生まれ変わったかのようにリラックスして朝が迎えられた。
本人の意識なく月の顔に笑みが零れる。白い柔らかなシーツに顔を埋めてみたらきっともっと気持ちがいいだろうと、
月は左手の鎖が鳴るのも気にせず、亜麻色の髪を揺らして大きく身を返した。
俯せになると、ひんやりした布団が心地良い。
しかし、月は何故だか胸に抵抗を感じた。シーツに押されたそれは、何だか柔らかく質量がある。
なんだ、と手を伸ばしてそこをまさぐった。
(え?)
それは掌にすっぽりと収まった。正確には二つの内の一つであるそれを、月はゆっくりと握りしめた。
「―――――!!?」
一気に月の意識が覚醒した。
慌てて月は跳ね起きた。心臓が凄い勢いで鼓動を刻んでいく。冷えた汗がだらだら溢れる。
落ち着け、と自分を戒めようとも、いつもなら撫で下ろすその胸に手を当てる勇気が出ない。
シーツをぎゅっと握り、浅く荒れた呼吸を必死に整えようと努める。
意を決して大きく息を吸い込み、月は視線を己の体に向けた。
昨日寝る前に着たそのパジャマは、色も、柄も、全く変わりはない。
変わりはないはずなのに、それは、肩が下がり、裾が伸び、腰回りがぶかぶかだった。
まるで寝ている間にワンサイズ大きなパジャマに変化したか、そうでなければ月の体が一回り小さくなってしまったような。
そして、決定的に違うのは、胸の部分にあるその膨らみ。
どれだけ見つめていても、それは錯覚などではなく、確かにそこにその存在を強調する。
月は恐怖にも似た気持ちで、ボタンを上からゆっくりと一つずつ外していった。
見え隠れする自分の素肌が頼りない。全てのボタンを外し終え、恐る恐る前をはだけた。
月の目に映ったのは、紛れも無い自分の肌。いやに白いそれはしかし、昨日までの自分の体とは全く違う。
そこには、女の子のように膨らんだ、バストがあった。
信じられない気持ちで、月は両手をそこに当てた。
体は変にほてっていて、汗をかいた掌が妙に冷たく気持ち悪い。両掌の中心らへんには、固く尖った先端が触れていた。
ぐっと掌全体に力を込め、双方をゆっくりと揉みしだく。
指の動きに合わせて、柔らかい、変な感覚が月の胸に泳いだ。
(信じたくはないが…。間違いない、これは僕の胸だ…。)
頭が呆けたまま、情けなくも、月は自分の胸を揉み続けていた。
何がどうなっているのか理解が出来ない。
いったいこれはなんだ?僕に何が起きたって言うんだ?
とん。
「ひぃっ!」
ショックで鈍くなった頭に必死で思考を巡らせていたそのとき、肩に衝撃を受け、思わず月は悲鳴を上げた。
惰性のように動いていた手が硬直する。
「何やっているんですか夜神君」
隣のベッドで寝ていたはずの竜崎が、いつの間にか起き出していた。
上半身を起こし背を向けて何かをやっている月を不審に感じたらしく、竜崎は明らかに言葉に刺を含ませていた。
君が気にするようなことじゃないから、という月の言葉を無言で跳ね返し、肩に置いた手に力を入れて竜崎は有無を言わさず上からそこを覗き見た。
お互い視線が固まった。竜崎はその問題の箇所へ、月は顔を傾けあらぬ方向へ。
月は誰かが嘘だと言ってくれるのをひたすら願った。
「…本当に何やっているんですか夜神君。いくら性欲が溜まっているからと言っても、普通そんなプレイは滅多にしませんよ」
竜崎の呆れた様子の溜息が月の頭に重くのしかかった。
「ちょ、ちょっと待て!何の勘違いをしているんだお前は!」
月は思わず顔を竜崎の方に向け睨みつける。体もそれに合わせて動き、手の中のものがぷるんと揺れた。
「!?」
竜崎のただでさえ大きな瞳がより大きく見開かれた。
「や、夜神君…」
恐る恐るとも、興味深くとも読める声で、指をくわえた竜崎は目の前の月と覚しき人を無理矢理自分の方に向ける。
手を伸ばして来た竜崎に、月は反射的に体を反らした。
竜崎の手が中途半端に空中で止まる。
月は引き攣った顔で竜崎を見ていた。何も言うことが出来ない。
突然竜崎は胸を隠す月の両手首を掴んだ。その素早い動きに対処することが出来ず、月の両手は成すがままに上へ大きく上げられる。
竜崎の視線を、真っ直ぐに胸に感じる。
なんとも言えない恥ずかしさに襲われ、月は思わず目をつぶった。
そのまま静寂が続いた。こんな微妙な格好をさせられていては上手く力も入れられず、ただでさえ混乱の続く月にはしばらくどうすることも出来ない。
しかし、こんな沈黙に長くは耐えられる訳もなく、月はそぅっと目を開けて目の前の男を盗み見た。
そこにはなんとも間抜けな表情で自分の体を見つめる竜崎がいた。
「竜ざ…」
「夜神君、ですよね?」
思わずかけた月の言葉を遮って、竜崎は視線を上げてそのまま目の前の顔を見つめた。
否定することも肯定することも出来なくて、曖昧に視線を合わせた月は、どんどん自分の顔に血が昇って行くのを感じた。
頭上で、月と手錠で繋がれた竜崎の右手が相手の両手首を押さえた。
月が抵抗しても、筋肉も落ちてしまったのか、竜崎はびくともしない。
竜崎の空いた左手が下に降りて来た。そのままそれは真っ直ぐ月の胸元に侵入した。
「ちょっと、待て……っ」
遠慮という物を知らない竜崎の指は、素早くそれを包み込んだ。
小ぶりではあるものの、それは紛れも無く本物だ。
竜崎は顔を近付け、手の平に可愛らしく収まったそれを、確認するかのように何度も揉み扱いた。
その度に微かに月の体が反応しているのも見逃さない。
「本物…それにこの体つき…。しかしその顔は…」
もう一度、竜崎は月の顔をを見上げた。
「夜神君…!?」
じっと真っ黒な瞳で凝視される。
「は、はは…。そうだよ、竜崎…」
もはやどんな言い訳も無駄だと悟り、月は竜崎に肯定の言葉を返した。
いや、月にはその言葉の他に言えることは何一つなかった。当の本人でさえ、何が原因でこんなことになったのかさっぱり分からない。
「いったい、何故…?」
「そんなこと僕にも分からない!…朝起きたらいきなりこうなっていたんだ…僕にもさっぱりだ、はは、は…」
力無く笑う月。しかし、笑える状況ではない。
竜崎はなおも信じられないと言った表情で月を見つめていた。
「その、…手、どかしてもらえないか?」
月は戸惑った様に声を発した。実際は一刻も早くその手を排除して欲しかったのだが、有り得ない状況になかなか言葉が出てこなかった。
実際端から見たらなんとも間抜け、いや、なんとも妖しいこの状況を早く終わらせたかった。
しかし、竜崎はいつまでたっても、腕の拘束も胸に当てた掌も放してくれなかった。
相変わらずであるものの、人のことを全く考えないその態度に、月はだんだん苛立ってきた。
眉間に皺をよせ、竜崎を睨み付ける。ふと目線を下げると、月の視界にとんでもないものが飛び込んで来た。
「ちょっと待て竜崎、なんだそれは」
その冷たい声に、月が何を言い表したいのか竜崎にははっきりと分かった。
月の視線は、明らかに竜崎の下半身を指していた。
ジーンズの上からでもはっきりと分かる、竜崎の下半身の昇ぶり。月は信じられないと隠す事なく嫌悪感を露にした。
「おい、お前まさか僕で」
「…ただの生理現象ですよ。寝起きですから。あなたも男だったのなら分かるでしょう」
「か、過去形にするな!」
竜崎のその思慮のかけらもない言いようで月の頭にかっと血が昇った。
自分は突然女になってしまった体に戸惑いを隠せないというのに、人事だと思って普段の自分勝手な態度を崩さないこの男はいったいなんだ。
一気に高ぶった激情を月はそのまま外に爆発させた。
「いい加減にしろ!離せ!!」
見た目も構わず思い切り暴れると、油断があったのか両腕の拘束がふいに解けた。
最高に腹立たしい目の前の男を感情のままに突き飛ばすと、混乱と怒りのあまり忘れていた鎖に引っ張られて、自分も盛大にベッドの下へ崩れ落ちた。
咄嗟のことに受け身を取ることも出来ず、月は頭から倒れ込む。しかし、先に落とされた竜崎の上にそのまま倒れ込んだ為、痛みはほとんどなかった。
むしろ相手にダメージを喰らわせたとせいせいするのと同時に、一刻も早く体を離そうともがく。
月の手が床を探り当てたとき、竜崎は肩から強く月を抱きしめた。
「何のつもりだ?竜崎、止めろ」
「嫌です」
「止めろって言ったら止めろ!」
どんどん肩ににかけられる力は増していき、それと比例して月の感情も荒立っていく。
しかし、女性となった体は非力で肉体的にはとてもじゃないが敵わない。
腰に腕を回され強く力を込められるのと同時に屹立した竜崎のそこをふとももに強く押し付けられ、急に月はさぁっと血の気が引いた。
「正気か竜崎…!?何考えてるんだ…っ!」
その必死な声は叫びに近く、なんとか逃げようと月は必死でもがくが、びくともしないそれに、逆に女の月の抵抗など竜崎にとっては何の意味もないと思い知る。
竜崎は女らしく体の縮んだ月を抱き留めたままそれごとベッドに上り、月の背をシーツに押し付けた。
それでも月は抵抗し身をよじりベッドの上へ上へと逃げる。すぐに壁に突き当たり上半身を起こして張り付いた。
竜崎はまたも手首を鷲掴みにしてぬっと顔を寄せる。
竜崎の左手が月の股間をまさぐり、月はおぞましさに声を上げた。
「本当に女性になったのですね。これなら………可能です」
そう言って竜崎は月のパジャマを剥ぎ取った。
「ま、待て!やめろ!!お前、生理現象って言ったじゃないか!」
逃げようにも後ろと左を壁に挟まれ、右は手首を縫い付けられている。
静かに近付く竜崎は不気味で、月は彼に成す術がない。
「冗談もいい加減にしろ!僕が誰だか分かっているのか!?…僕は夜神、月だ!お前の女じゃないっ!」
確認させるように自分の名を叫んでも、竜崎に変化はない。
右肩をぐっと掴まれ、月の体に怯えが走る。
寝起きのままのような低い静かな声で、竜崎ははっきりと言葉を発した。
「あなたが誰なのかはちゃんと分かっています。
しかし、あなたなら女性であるその無防備に晒された御自分の美しい顔と体を見た寝起きの男がどう反応するかくらい分かるでしょう。…私だって男なんですよ」
言い終わりと同時に凄い力で下に引っ張られ、月はまた竜崎の体の下に戻された。
手首を掴まれ、膝で足を押さえられる。こうなると最早非力となった月はどれだけ力を込めても身動きが取れない。
「どうせ繋がられていて離れられないんです。責任とって下さい。私をここまで興奮させたあなたが悪い」
そう言って竜崎はわざとらしく鎖をじゃらりと鳴らした。
すいません、長いので分けます。続きはまた後日。
ネ申 降 臨 !
まさかデスノの女体化小説が読めるとは…ゴチでした文体も読みやすくて好きです
淡々としたLイイ!!
続きをじっと待つ
雰囲気つかんでてGJ!!
続き楽しみにしてます
>>619-627の続き投下。
DEATH NOTE。女体化月。
駄目な人は「或る朝」か「 ◆/kqLqBXBY2」でNGワードかスルーで。
「止めろ、竜崎…っ。僕は男だったんだぞ…!」
「そんなことはどうでもいいです」
「良くな、…あ…っ」
首筋を伝うように舐められて、月は思わずのけ反った。
ちろちろと舌がくすぐるように自分の肌の上を徘徊していく。
背中からぞくぞくとして、月は震えながらその感覚に耐えた。
両手を頭上に掲げ上げられ固定される。
竜崎は空いた左手を使って、月の柔らかな胸をやわやわと揉み扱いた。
先程の確認の為の無感情な動きとは違い、それは快感を引き出そうといやらしく緩急がつけられる。
それに合わせて弾む自分の息が月には信じられない。
一度離れた竜崎の唇が、いきなり空いた胸の先端につけられ、月はひ、と小さく叫んだ。
唇で柔らかく挟み込まれたり、舌先で先端をくすぐられたり。
その動きに合わせて乳房を揉んでいた左手も先端を摘み、引っ張ったり押し込んだり不規則に刺激が与えられる。
「は、はぁ、んんっ、あ…っ」
初めて与えられる感覚に、月はただ背を震わせて喘ぐ。
いつの間にか手首の拘束は解けていたのに、月は気付かずそれを受け入れていた。
自由になった竜崎の右手が唇をつけた胸を掴み、ますます月の快感を煽っていく。
ちゅ、と音を立てられ、唇が離れる。
すぐに代わりに指先がやってきて、唾液で濡れ固くなったそこをぎゅっと刺激する。
竜崎がくびれたウエストに舌を滑らせると、ぞぞぞとした感覚がはい上がり、月の体は弓なりに跳ね上がった。
「嫌だ、も、止めてくれ…っ。この、変態め……くぅっ…」
「いいじゃないですか、綺麗ですよ、夜神君。女の子のあなたは凄く可愛らしいです」
話す竜崎の吐息がそこに当たるだけで月は敏感に反応する。
もう一度竜崎はその白い肌をぺろりと大きく舐め、指を月のパジャマのズボンへと伸ばした。
ぶかぶかだったそれは何も抵抗もなく下着ごとずり降ろされた。
薄い蔭毛が竜崎の視界に入る。
月は必死に足に力を込めるが、間に足を挟まれていて閉じることが出来ない。
無理矢理こじ開けられ、竜崎は何の抵抗もなく月のそこを見つめた。
熱く熟れた女の匂いが竜崎の鼻を掠めた。
「凄く濡れてますよ、夜神君」
「うるさ…いっ……言うなっ…!」
いいようにされていた体を自分で制御出来たはずもなく、月は屈辱で顔を背けた。
長い睫毛を震わせ、ほんのりと赤みを帯びていた頬がみるみるうちに上気していく。
それとは逆に、恐らく凄いことになっているだろうと想像したくもないそこが外気に晒され、潜んでいた熱が空気を昇って広がっていく。
冷えた竜崎の指がくっと当てられ、それはすぐに目的の場所に辿り着いた。
竜崎の指の腹がその突起をくりくりと軽く刺激する。
「ひ、あ、、んー――っ」
己のものとは信じたくないような艶めいた声が鼻から抜けていく。
さんざん焦らされた頂点はそこに直接刺激を与えられただけで下半身を走っていった。
数回指で円を描かれただけで軽くイってしまい、月はただ浅い呼吸を繰り返していた。
溢れそうに濡れきったそこは、今もなおとろとろと蜜を垂れ流している。
痺れた腰に月が放心している間に、竜崎は月に熱くされた自分の指を、ゆっくりとそこに沈めていった。
「流石にキツいですね…」
昨日までは存在しなかったその体が男を知っているはずもない。
竜崎は傷付けないよう、慎重に指を進めて行った。
ゆっくりと焦る事なく、竜崎は濡らした指を奥まで挿入させる。
少しずつ、動かす。
入口を広げながら、徐々にニ本目を試みる。
決して無理はしないその愛撫に、微量ではあったが確実に月の下半身は反応していった。
長い時間をかけて施されていくそれに従い少しずつ月の喘ぎも増していく。
今や竜崎の指はかなりスムーズに動くようになっていた。
出し入れを繰り返し、中で別々に蠢く。
ある一点を刺激したとき月の体が大きく反応して、ここかと竜崎は執拗にその部分を責め立てた。
もはや月の喘ぎ声は止まらない。
中の一点を激しく刺激するのと同時に、タイミングを見計らって竜崎はそのすぐ上に勃つ赤く充血した突起を吸い上げた。
「っや、竜ざっ、あ、ぁああああああああっ!!!」
その叫びは高く尾を引き、月の体が大きく張り詰めた。
そのまま月はいつまでもがくがくと腰を揺らしていた。
今までとは明らかに格の違う物凄い快感に、真っ白になった頭の中で月は慄のいた。
一回目の絶頂はもとより、今まで男であった月が感じてきたそれとは全く比べ物にならない強い電撃が、全身を駆け抜け、意識を飛ばす。
竜崎の指を招き入れている自分のそこが、それを更にくわえ込むようにびくびくと収縮を繰り返すのを、月ははっきりと感じた。
深く指し入れられた指が引き抜かれた。
そこはじゅ、と淫らな音を立てたが、月はそれを何か違う世界のことのように感じていた。
絶頂の余韻で感覚がいっぱいいっぱいになり足を閉じることさえ出来ない。
体に寄せられていた人の熱が離れ、何処か遠くで衣擦れの音が聞こえた。
多分竜崎が服を脱いでいるんだろうな、とぼんやりと月は思った。
裸になった竜崎の上半身が月に覆い被さり、月の頬に竜崎の少し長めの固い黒髪が降りかかる。
先程まで何本も指を受け入れていた自分のそこに竜崎の固くなったそれを宛てがわれ、ようやく月は竜崎の顔を見た。
「いいですか、夜神君」
確認のはずのその言葉には、しかしもうどうにもならないといった力が込められていた。
汗をかき、紅い唇を震わせた腕の中の月は、可憐でいて、誘うような色香がたまらない。
その姿にますます竜崎の欲情は煽られる。
月は、交わった視線に、その美しい顔を歪めた。
「う、るさい…。ここまで、やっておいて…今更お前は…そんな、ことを…っ。」
声が思うように出ず月は切れ切れに言葉を紡いでいく。
「も、いいから早く入れろ…っ」
思っていたより長かったのでまた分けます。すみません。
次で終わりです。
リアルタイムキタ━━(゚∀゚)━━!!
作者さんマジGJ!
おお待ってました。乙です!
乙です!
続きかなり楽しみにしてます
641 :
名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:27:59 ID:wzhWF0lP
乙ですが、竜崎というよりLと言ってくれた方が萌える
自分は流河のほうが萌え。
…あれ、今本誌ではなんて呼ばれてるんだっけ?ワスレチマッタ
644 :
あい:04/10/15 05:14:43 ID:gOFWC9IX
自分の体が女になってしまったことも、よりによって竜崎なんかに抱かれようとしていることも、もはや月にはどうでも良かった。
ただ意味が分からない程体が熱く、今の自分はその感覚に素直に従いたい。
つらい程の強い快楽の為に早く終わってほしいと痛切に感じ、また、無自覚でありながらも更に迫る未知の快感に期待している。
このまま一方的に続けていけばいいのに、今更自分に意思を問う竜崎が恨めしかった。
本能的に恐怖を感じて体が自然と強張る。
月は指をぎゅっと握りしめ、これからの行為に耐えようと心を決めた。
竜崎は自分と鎖で繋がる掌のそのこもった力に気が付くと、意外にも優しく月の指を解し、自分の指と絡め合わせた。
「どれだけ握りしめても、爪を立ててもいいので。しっかり握っていて下さい」
突然見せた竜崎の思いやりに、月は交わす言葉が見つからなかった。
ぐっとそれが圧し進んでくる。めり、とそこが裂かれていくようで、月は息を飲んだ。
息を止めないで、力を抜いて下さい、と囁かれ、震えながら息を吐いた。
一瞬止まったそれは、こちらの様子を見ながらゆっくりと奥へと入ってくる。
下半身をあるがままに竜崎に任せようとするが、どうしてもその苦痛に反射的に締め付けてしまう。
その度に竜崎は動きを中断して月の瞳を確認した。
茶色の瞳は切なそうに喘ぎながらも強い意志の光を失っていない。
月も必死で受け入れようとしてくれているのだ。
あれだけ時間をかけて体を開かれ、今も細心の注意を払って月を気にかけながら侵入してくるそれは、入口さえ裂くような痛みを月に与えたものの、1番質量のあるところを通り過ぎると、あとは割とスムーズに奥まで入り込んでいった。
「…っ。全部、入りましたよ…」
「…………っ」
その感覚は、何も言われなくとも、月にもはっきりと伝わった。
しばらくそこを慣らす為に竜崎は動かない。
月は瞳を伏せて上がった息を落ち着かせるように呼吸を繰り返した。
初めの耐え難い痛みは徐々に消え、今はただ鈍い痛みだけが月の腰を痺れさせていた。
月は瞳をうっすらと開けた。
少しおぼろげに黒髪の垂れた竜崎が見える。
昨日までの自分が見ていた細いというイメージしかなかった竜崎の体は、今は違う、明らかに男のそれだった。
自分は、今、女として、男である竜崎を迎え入れている。
この感情は何なのか。
嬉しいのか、悲しいのか、もう諦めてしまったのか、女として満たされているのか。
分からない、ただ昇ぶった感情に押されて月は泣きそうになった。
潤む目で自分を見つめる僕をこいつはどう思っているのだろう。
「もう、いいですか…?」
のろのろとした動きも月を気遣ってのことだろう。
動かれると収まりかけていた痛みが新たに月を襲う。
だが、それと同時に、少しずつ忘れていた快感の灯が点されていく。
月は竜崎の指を握りしめて、必死にその動きに腰を合わせた。
は、は、と息が洩れる。
顔を歪めながら、抗いがたい快感に捉らえ始める。
ふと月が見上げると竜崎はいつもより少しだけ必死な顔をしていた。
徐々に動きは早まり、そのまま二人は止まることなく、やがてお互いの快楽が限界を告げると、竜崎は月の腹に己の熱い欲望を放った。
しばらく月がだるい体をそのまま投げ出していると、竜崎が、どこから持ち出してきたのか、熱く濡れたタオルを手に部屋へ戻って来た。
それを使って、竜崎は丁寧に月の体を清めていく。
いつもはあんなにだらしないのに、妙なところでまめな奴だ、と月は思った。
だんだん月の頭にかかった霧が晴れていく。
正気に戻ると、竜崎とあんなことをした自分が月には信じられなかった。
「おい…」
自分の体を柔らかく拭く竜崎に、視線を向けることなく月は話し掛けた。
「お前、今まで僕のこと、何だと思ってたんだ…?」
その月の問いに、竜崎は明らかに不満気な顔をして月の方を見遣った。
「どういう意味ですか。私は男性の夜神月に対してはこのように感じたことなど一度もありません。
あなたが急に女性になり、またその肢体を私に見せたことで、あなたがとても魅力的な女性になったということが発覚したんです。
そして最近の監視生活の為に抑えられたお互いの性欲が私を誘惑した。
言うなれば異性にしか通じないフェロモンがあなたから出ていた。私はそれに触発されたということであって…」
いかにも普通の行為であったかのように次々と言葉を並べる竜崎の声を聞き流しながら、月はぼんやりと白い天井を眺め身を任せていた。
ぼうとしているといつの間にか体はすっかり情事の痕跡を落とされたようで、月はベッドの下に落とされていた掛布を身に纏って上半身を起こした。
「……朝勃ちの間に合わせに抱いた癖に」
竜崎に聞こえるようにぼそりと呟く。
「本当に夜神君は失礼ですね。そんな理由だったらあんなに丁寧には抱きませんよ。
女性なら誰でもいいという訳ではありませんし、これだけ魅力的な女性を目の前にして、抱きたいと思わない方がおかしいです。
この私にここまで思わせる程、今のあなたは美しくまるで光を放っているようです」
「まさかこれもキラか…」
淡々と真面目に話す竜崎の、その顔と性格に似合わない歯の浮いた台詞を無視して、月は思いついたまま言葉を放つ。
本当は、その割にはキスが一つもなかったじゃないか、と非難したかったが、しかしそんなことを言ってしまえば逆にして欲しかったのかと返されるのは目に見えていたので、敢えてここは黙っておく。
キラという言葉を聞き、瞬時に竜崎は呆気にとられた顔を作って、一言、言い放った。
「有り得ません」
「………………………。
分かってるよ!くそっ、そんなにすぐに反応するなっ!……はぁ、僕はこれからどうすればいいんだ…」
憂いているものの、すぐにムキになったり、言葉とは裏腹に軽く頬を染めている月は、なんとも初々しい色気がある。
それがおかしくて、竜崎は沈んだ月を気遣うこともせずにそのまま抱き寄せた。
華奢になった体は月には悔しいほど竜崎の腕の中にしっかりと収まる。
「まあ別に困ることはないんじゃないですか。今までの知り合いに極力会わないようにしていけば。
捜査本部はほとんどインドアで進んでいきますし、とりあえず問題は生じないでしょう」
月の耳元でなんでもないようなことのように囁く。
なんてことだとなおも呟く月の言葉も聞こえないように、見た目は可愛らしい月の額に竜崎は軽く唇を落とした。
「なんならこの事件が解決した後も私の側にいて下さい」
月はその言葉に目を吊り上げながら竜崎を見上げた。
「…それはお前の探偵業を手伝えということか?」
「それもありますが、もちろん今みたいにそれ以上のことも頼みたいです。
……凄く良かったです。夜神君も、良かったでしょう?」
その抑揚のない言葉に恥じらいというものも知らないのかと月は自分を抱く男の脇腹を思い切り殴った。
月の渾身の一撃をモロに喰らっても竜崎の顔にはそれ程堪えた様子はない。
信じられないことばかりを飄々と口にし実行するこの男と、全く持って未だ信じられない自分の体に、月は夢なら早く覚めてくれ、と儚げに息をはいて瞳を閉じた。
<終わり>
(読んで下さった方、ありがとうございました)
>651
キター!!
俺の脳内では激しく殺しあっていた野郎共だったが
激しく俺の中で何かが変わった気がする。
♀月の強気な態度が萌えたよ、御馳走様。
そしてネ申に感謝。
>>651 いじっぱりな月が可愛いし、Lのキャラも良い感じで
すごい面白かったです。
作者さんGJ!
>651
女体化月が可愛かったです。
楽しませてもらいました。お疲れ様でした。
ここにも、ぷりんさんはいないか。一体どこに。
◆/kqLqBXBY2氏
可憐な月嬢に激しく(;´Д`)ハァハァしました。
GJ!
出来れば、この続きも読みたいっす!
>651
超面白でした!乙です!
捜査本部って言葉が出た途端、局長の顔が浮かんで
ちょっと笑い死にそうになりました!
>>657 同じく。豹変した月を見たオヤジの反応が気になるな。
ミサはミサで月が女になったことに驚くより月と竜崎の空気がおかしいことに勘付いたりして面白いことになりそうだ。
次の標的は◆/kqLqBXBY2か
では次のSS投下をお待ちしています。
>661
>1
>女体化、男体化、男女の入れ替わり、なんでもOK!
>オリジナルも、二次創作も、歴史上の人物を扱っても、なんでもOK!
>薬や魔法で性転換も、最初から性別逆転のパラレルも、なんでもOK!
でも、向こうってオリジナルばかりじゃないか?
いっそ住み分けでもいいんだがな…
男体化は男体化スレの方でやって欲しいんだが…
というか、男体化スレ住人としてはそうしてくれると有り難い。
>>664 安心しろ
このスレで♀→♂onlyはまずないから
あぼーん
見てきたけど…
糞コテ腐女子の大暴れに関しては問題ないのか?
いや俺は十分面白い展開だな〜と爆笑させてもらったが。
噂に聞く☆様があそこまで神だとは思わなかったw
どーでもいい話をこっちに持ってくんなカス
あぼーん
670 :
名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:28:30 ID:rx6knMUr
ID:rx6knMUr 荒らし回るなカス
続編でも新作でもいいので何か来ないかな…
非強制の方で、ここが次スレだと本気で抜かしてる奴がいるな。
はっきりと言うが、
お 断 り だ !!
ここまで荒らしの住処にする気なのか?
おまえら腐女子には立派な住処があるだろ?
とにかく、ここには絶対に来るな!!
☆乙!
車掌「え〜、次の停車駅は〜 惑星オノミチ オノミチです」
鉄郎「オノミチ??」
メーテル「惑星オノミチ・・・階段から転げ落ちた男女が入れ替わる星・・・」
鉄郎「・・・・何だか、ラーラとメストールがいた二重惑星を思い出すなあ」
メーテル「二重惑星で、異性の体の快楽に目覚めた者が移住してきたと言われる星よ・・・
変わった仕草や言動の男女がいたら、不審に思ってじろじろ見たりしては
いけないわ・・・
基本の鏡萌えに始まって、果ては●△×◎$#※を使ったレズプレイまで、
ありとあらゆるTSの萌えの数々を教え込まれてしまうのよ」
車掌「5000円で、幽体離脱マシーンを買えるとも言われています。
でも本当に5000円で買えるんでしょうか?」
メーテル「Not Found・・・そんなお店は見つからないわ・・・」
鉄郎「うまい話って、そう簡単にないもんだね」
>>よーするに、
>>各作品スレに投下したら荒れそうなSSの避難場所だ!
>>嫌いな人にまで自分の趣味を押し付けない、紳士の為の社交場だ!
↑↑↑↑
腐女子は元からスレ違いだよって
>>1が
678 :
名無しさん@ピンキー:04/11/10 21:58:56 ID:m4XY1uyQ
( ゚д゚)、ペッ
なんかスレの方向が怪しそうだけど
今SS投下するのはまずいですかね?
落ち着くまで待ったほうがいいものですか?
>>679 腐女子が完全退避するまで待った方がいいだろう。
さもなくば
>>675のような流れになりかねん。
>>679 今投下したら、どさくさで非強制の次スレにされちゃうよ、きっと。
682 :
679:04/11/11 00:58:44 ID:qbu3t4or
あぼーん
>>682 お前のつまらんSSなんか誰も読まないよ
☆さんオナニー乙彼様!!!
アホが流れ込んできたな…
どんなコテでも言いがかりで叩かれる
叩かれないのは801だけか
荒らしは腐女子でなく、チョンのレズスキー。
ただ、腐女子が流入したら結果的に荒れるであろう事は間違いない。
しかしホント迷惑な民族だな。
昔は男相手派もレズ好き派も
少々の対立はあったとしてもお互いある程度妥協して
仲良くやってたんだがなぁ。
各派を装った荒らし共のせいで
いつの魔にやらこんなありさまだ…
>>689 実際に反応してるのは数人なんだろうけどな・・・
荒らしは華麗にスルーしようぜ
ここが荒らしに負けないように盛り上がる話題はないものか
…あるとしてもSS以外だろうな。
この状況、下手にSSが投下されても、また「腐女子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」状態になるのは目に見えてるし…。
ここでSS以外で?……どうすればいいんだ。
イラスト投下とかは板が違うし、萌えシチュについてとかは結局荒れる元だし。
そんなことより、みんなちょいときいてよ、☆とはあんまり関係ないけどさ。
隣の幼馴染みの男の子が、女の子になっちゃたんですよ、いきなり。
やっと、セーラー服着て学校くるのも馴れたのに、急に休んだんで、
家に行ってみたら、部屋のドアに「生理中」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、たかが生理ごときで学校休んでんじゃねーよ。
まだ二日目だよ。二日目。明日からもっときっいぞ。
なんかお父さん会社休んでいるし、よーしママ赤飯まだかなーて。
一家で初潮祝いかよ!おめでてーな。
アタシのナロンとタンポンやるから、お前らすっこんでろ、コイツ借りてきますね。
て゛もって、外を歩いていたら、「クシュン!」…。
「ごめん…今ので…スカート短くて寒いし…ちびっちゃったみたい…だ。」
この…ボケが。
普段来ていないランジェリーショップに連れて行ったら、
パンツのワゴンセールに、顔真っ赤にして目をつぶって手を突っ込んでやんの。
もう見てらんない。
で、やっと買い替えて吉牛で座ったら、コイツ、
「なんかさ、部活のキャプテン、君のお兄さん見ていると胸がドキドキするんだ。」
そこでまたぶち切れですよ。
お前ちょっとそこに座り直せ。違う!足を揃えて、背筋をピンとだ。
あのなぁ、女の子同士の恋愛相談てのは、もっと殺伐としてしかるべきなんだよ。
向かい合って座った親友の相談相手にいつ彼氏を盗られても不思議ではない。
寝取るか、寝取られるか。その雰囲気がいいんじゃねーか。気をつけろ!
耳真っ赤にして何かドキドキするだ。女の情欲に負けてるんじゃねーよ。
お前は性欲の処理の仕方を知らないのかと、問いつめたい。
次に生理が来るまで、小一周期問いつめたい。
まぁ性欲処理の仕方は後で教えるとして、
女の子プロ十六年のあたしのオススメは、「挑発」。これだね。
「挑発」てのは相手に先にコクらせて、後は、こっちが主導権を握る。
これが通のやり方。
「男同士でしょ、何恥ずかしがってるんですか?キャプテン!」、これ。
「僕、もう一生女として生きていくのかな、辛いな。(涙」、これ最強。
だが、相手があのバカ兄貴では、諸刃の剣。
コクる前に、レイープして孕ませてしまうかも。
アンタがアタシの「お義姉ちゃん」になっちゃう。
あ。それはそれでいいかも…。いや、そうじゃなくって!
女の子シロウトのアンタにゃお薦め出来ないってこった。
まあ、アンタは、今からアタシが教えるやり方で悦に入って…(・_・、
…
いやいや、そうじゃなくって!!(>_<)ヽ
…
…
だ か ら、
早く、男に戻ってアタシに挑発させろよ!この鈍感!!ヾ(。><)ウアァァァァァァン
スルーしましょう。
これから、☆と関連小説、及びTSF公民館の話題を出す奴は
無条件で荒らしとしたいんだけど、皆の意見を求む。
スルーしたかったけど・・・賛成です。
賛成2
こういうのが性懲りもなく出てくるからいつまでたってもTSスレの荒れが収まらない
>>666 >>669 >>670 今回もどうせこいつの再犯だろ?ただ宣伝したいだけの
本人かどうかは知らんがな
(´・д・)ノシ
漏れも賛成かなぁ・・・ 正直、個人的にはまじでどうでもいいんだけど、敵視するヤツも擁護するヤツも便乗するヤツも、なんかギスギスしてんだよな
それはそうと・・・
>>695 最後の叫びワロタ 好きだわアンタ 最初はネタ古いなぁとか思ったけど
GJ!
>>700 ☆小説のあらすじを焼き直しただけのコピペにGJと言うおまえも荒らしだと覚えておけ
それとも本人か?
あぼーん
女体化、男体化、男女の入れ替わり、なんでもOK!
オリジナルも、二次創作も、歴史上の人物を扱っても、なんでもOK!
薬や魔法で性転換も、最初から性別逆転のパラレルも、なんでもOK!
よーするに、
各作品スレに投下したら荒れそうなSSの避難場所だ!
嫌いな人にまで自分の趣味を押し付けない、紳士の為の社交場だ!
(お約束)
元ネタ、カップリング、TSの種別(女体化、男体化)等、投下前には注意書き推奨
知らない、気に入らないネタでもスルー厳守
各スレでTS系SSの気配を感じたら、荒れる前にここに誘導
TS専用スレが立てられたらここに誘導
(おことわり)
「TSF公民館」とは、あくまでも今は亡き「TS・性転換・非強制スレ」の避難所です
当スレ及び他のTSスレとはとは全く関係がありませんのでご注意を
アドレス貼り、板の話題、TSF公民館専属コテハン「☆」「太夜叉」「ほんだし」などの名前や
作品の話題を出す人間は無条件で荒らしです
テンプレつくろうと思ったけど難しいな
>>704 由来も書いといた方がいいだろう。
なぜそうなるかは前スレの117からを参照してください、ということで。
補足事項:「ボク選」とはTSF公民館専属コテ☆の作品「ボクたちの選択」のことです。
まあ…実は全部俺の自作自演ってやつなんだけどな。 ∧_∧
∧_∧ (´<_` ;) …さ、流石だな、兄者
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / ィ | |
/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
__ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let'sNote/
\/____//____//____//____//____/
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└────┴────┴────┴────┴───────コ.│
709 :
名無しさん@ピンキー:04/11/12 16:52:05 ID:18woi2QK
( ゚д゚)、ペッ
コテを排除しようとする住人キモい。
排除も今の状況じゃ仕方あるまい。
712 :
名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:57:46 ID:qNeWHQFJ
( ゚д゚)、ペッ
まあ…実は全部俺の自作自演ってやつなんだけどな。 ∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 兄者、回線は一本だからIPは同じだぞ。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / ィ | |
/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
__ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____
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_ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/
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_ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let'sNote/
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└────┴────┴────┴────┴───────コ.│
ホッシュ
デスノ月女体化を書いた者です。
以前のSSにレスくれた方ありがとうございました。嬉しかったです。
続編二本書きました。
まずは一本目。エロはないに等しいですが、二本目に繋がるので投下します。
駄目な人は名前欄で「五日後の話」か、このトリップをNGワードにして下さい。
その後の竜崎は意外なほど紳士的だった。
そもそも、想い合ってもいない女性を、いくら24時間離れられず側にくっついているとは言っても、
そのような目でしか見られない男は最低だ、と月は以前それであった頃から思ってきたのだ。
もちろん今でもそう思っているし、だからLが自分に対してあんな行動に出たときは、月は正直彼を軽蔑せざるを得なかった。
キラが月であるというLの推理理論が崩れたときも、彼のやる気の削げ方は自分勝手に過ぎていると思ったし
(実際自分はそれに対して激昂してしまったが)、
自分を抱いたあの日だって、不安の真っ只中にいた月を気にかけることすらしなかったし、
大体Lという名前で請け負う仕事も自分が気に入った事件しか受け入れないらしいし。
なんというか、もしかしたら、自分の人並み外れた頭の回転の早さを利用して、
Lは、己の欲望のままに生きているのではないのだろうか。
Lの欲情イコール自分を抱くこと、と連想させた自分の思考回路に、月はぞっとした。
思えば、今自分の裸を写しているこの鏡だって、初めて見たときはショックの余り一瞬月の意識を遠のかせたのだ。
何事にも完全を望む自分が鍛え上げた、あのしっかりとした肩幅も、そこそこだったが厚みのあった胸襟も、
引き締まった腹筋も、無駄な肉のなかった太腿も、全てが変わってしまっていた。
そこにあったのは、背の縮んだ自分の、小さく頼りない肩であり、小ぶりながらも形良く膨らんだ乳房であり。
細く白い首筋も、引き締まったウエストラインも、しなやかにすらりと伸びた両足も、
全てが、以前の自分とは掛け離れた、別個体の゛女゛となってしまっていた。
余りのことに目の前の景色をふらりと失いそうになったとき、Lが言った「綺麗になりました、夜神君」という一言が今も胸に残る。
断じて良い意味ではない、とまた思い出してしまった月は頭を振った。
自分の体に指を滑らせる。
滑らかな肌触り。
ああ、自分は紛れもなく変わってしまった。
「すみません、月君、もう我慢できないのですが」
しばし無言を続けていた月に、カーテンの向こうのLは熱にうなされるように問い掛けた。
「だめだ、まだそこにいろ」
「無理です。これ以上はもう…。体が熱くてたまりません」
「……!だ、駄目だ!まだ駄目だ竜崎っ!」
月の言葉をものともせず、Lはお互いを仕切っていたカーテンを勢いよく開き、そこから身を乗り出した。
Lの早急な動きと共に、彼が今まで浸かっていた湯が、広いバスルームの中、バシャリと跳ねる。
月は湯船と広場を遮るカーテンを戻し、Lを再び浴槽に沈めようとしたが、
それは湯当りで熱くなったLの大きな手によって、あっさりと遮られた。
「なんでお前はすぐに……。もう!
まだ僕は体洗っている途中なんだよ!」
「もうそこまで洗えば十分ですよ。私がのぼせてしまいます」
そういうと、Lは壁にかかっていたシャワーを手に取り、泡だらけの月の体に向かって盛大に湯を放出した。
白い蒸気が立ち上る中、泡に隠されていた月の肢体が露になっていく。
月は慌てて前を隠しLを睨んだが、真っ赤に染まった顔が月の気恥ずかしさを露呈していた。
「さあ、もう出ましょう。入浴はあまり好きじゃありません」
Lはそう言って、何事もないように踵を返した。
その無防備な、しかしそれでいてなんとなく情けない、猫背の白い背中を見上げ、
月は、自分にがっつかないLに、やはり何か違和感を感じた。
あのとき―――Lにほとんど無理矢理抱かれたあの日、と、あまりにも様子が違いすぎる。
この体になってから、入浴だけは別々にしてくれ、という月の懇願が無下に却下されたとき、
いくら普段けじめをつけていても、お互い裸ですぐ隣にいるこの状況下では、
間にカーテンなんて薄布一枚取り入れたところで、いつか必ず襲われる、と、そう思っていたのだ。
なのに、まるで興味がないという態度のまま、これで5度目のこの時間。
なんなんだ、いったいなんなんだ、よく分からない、本当に、これは、この男は。
困惑した月のそれも、もし今問答無用でLをこちらに向かせることが出来たのならば、
ただの杞憂に過ぎなかった、と即、呆れと失望に変わったことだろう。
Lは今、その前かがみになった背中に写実されるように、なんとも情けない顔をして、
全力で股間からの欲求を押さえつけていたのだから。
この時間、Lはいつも月に背中しか向けないのを、月はまだ気付いていないだろうか?
いやそれには気付いたとしてもその正なる理由には?
Lはきわめて自然に写るよう、まるで、
『あなたの体には興味はありません、あったとしてもこのような場所でそのような行為に走るわけがありません』
と端的に示すよう、きわめてドライな態度で体に付いた水分をふき取っていった。
本当は今すぐにでもこの昂ぶりを発散したかったが、そんなことを隣の手錠で繋がれた少女に気付かれる訳にはいかない。
今欲望の成すままに彼女を押し倒せば、せっかくの今までの苦労が、少しずつ回復してきただろう信頼が、瞬時に崩れ去ってしまう。
自分は、自分勝手だとは思われても、そのようなことにすぐにがっつく獣のような男には、思われたくはない。
あくまでも私のキャラクターは「理知の下に行動を行う人間」だ。とLは思っていた。
しかし、そろそろ。
頭の回転に支障をきたす前に……せめてベッドの上でなら、とLは思った。
これだけ日を置いたのだし、もう今夜辺りは、限界だと言ってしまっても差し支えあるまい。
実際もう限界だ。
そんな目で見られるのは嫌がるくせに、本人の気付いていないところで、月は妙に無防備なのだ。
(例えば胸元が広く開いたまま風呂から出たり、(しかもブラジャーさえ付けず!)
例えば妙に色っぽい声を上げて寝返りを打ったり、と思い出してLはまた後ろの少女を恨めしく思った)
しかも、それに加えて月は、何もしなくとも、その、なんというか、男を誘っているとしか思えないような体つきをしているのだ。
その瑞々しく滑らかな白い肌然り、その細い上半身然り、その小さくふっくらとした紅い唇然り。
そんな女性と、24時間繋がれている成人男子の身にもなってみて欲しい。
どれだけ欲情を煽られても、セックスはおろか、まともに自慰も出来ない。これじゃ溜まる一方だ。
もう、これ以上は、無理だ………。…せめて抜かないと。
Lはその無感情な声色とは全く別に、今夜ようやく開放されるであろう欲望に身を焦がしつつ、
それに至るまでの算段を、冷静に頭の中でシュミレートし始めていた。
もちろん月はそんなLの考えなど全く気付いていない。
今夜自分の身にかかる事も知らずに、あのときのことはただの過ちというやつだったのかな、と、振り返っていた。
(この続きは後日二作目で。)
GJ
久しぶりに見たような気がする。
あと、シュミレートじゃなくてシミュレートですよ。
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
乙です。
>>722 うわーー…誤字すみません…&指摘ありがとうございます
送信してしまった後では修正しようもないので、脳内変換しておいて下さい…orz
>>716-720の第二部(?)投下
駄目な人は名前欄、このトリップか五日後の話+でNGワードお願いします
部屋に戻った月とLは、それぞれお互い眠る用意をし始めた。
ベッドの上の、朝のまま乱れていたシーツを剥ぎ取り、新しい物にかけ直す。
日付はとっくに変わっていて、また明日の早い朝の為に、もう後は就寝するのみである。
全ての準備を終えた月は、眠る前に、と、ベッドに腰を下ろしながら、今日の捜査をまとめた書類を頭に入れていた。
ふいにLが自分の前に立っていたことに気付く。
なんの用だ、と月は警戒もせずに見上げた。
「月君」
「ん?」
「そろそろしませんか」
月はなんのことだ、と僅かに首をかしげた。
「何を?」
「セックスです」
ストレートな言葉に、すっかり油断していた月の手から、書類はばさりと落下した。
「な、な、何を…!」
僅かに慌てた様子の月の両肩に、Lは説得するように手を乗せた。
そしてそのまま月の顔に自分の顔をぐいっと寄せる。
「もう我慢できないと言ったでしょう」
「あれは風呂場で、もうのぼせるとかそういう…!」
「そんなまた月君はとぼけますね…」
本当は分かっていたんでしょう、とLは何かを示唆するようににっと笑う。
本当のところ、そのときは10分近く風呂桶に詰められていたためにその意味の方が強かったのだが。
後から利用できるものは利用してしまえばいいと、こっそりLは都合良く意味合いをすり替えた。
「今まであれだけ我慢して来たんです。私の苦労、分かりますよね?」
「………それは良かったな。断る」
月の冷ややかな声が、部屋に静かに響いた。
まあそれもLには予想の範囲内のことだったのだが。
「分かりました。仕方がないので」
やけにあっさり引き下がったな、と月が思う暇もなく、Lは、月の腕を掴み、自分の昂ぶる半身にその手を押し当てた。
「夜神君がして下さい」
「……は?」
ふざけられるのも度を過ぎていて、呆れた月の喉からは間抜けな声しか出てこなかった。
「最後まではしたくないのでしょう?でもこの高ぶりはどうしようもないんです」
「一人で勝手に処理しろ」
月は冷たく言い放つ。
自分のそこに手が触れているのに、月にあまり動揺が見れなくて、その点は残念だな、とLは呑気に思った。
「月君が繋がっていて隣にいるんだと考えざるを得ない状況で自慰をしろ、と?
そんなこと………まぁそれはそれでそそるものもありますが」
やばい。こいつは本気でやばい。
Lのその変態じみた発言を聞き、月は自分の顔から本気で血の気が引くのを感じた。
「私は月君にして欲しいのです」
Lはそう言ってじっと月の瞳を覗き込んだ。
平静を装っているものの、月は内心ぎくりとしていた。
悔しいことに今この場のペースはLが完全に握られてしまっていた。
自分がどれだけ冷えた応対をとっても、このままだと決してLは自分のペースを崩さない。
これではそのうちこの雰囲気に流されかねない。
それに、この流れはいつかを思い出す。
またあのときのようになし崩しにされてしまう。
なんとか、なんとか自分の方にペースを手繰り寄せなければ……。
「わ、分かった、竜崎」
そう言うと、月は自分の肩に手を置くLの両腕を掴み、立ち上がった。
そのまま今自分の座っていた場所に入れ替わるようにLを座らせる。
床の上から足を引き上げていつもの座り方に落ち着き、親指を咥えたLを、冷たく見遣る。
「そんなにして欲しいのなら」
月は目の前の男の唇に咥えられていた指先を退け、代わりに自分の細くしなやかな指をそこに寄せた。
なんのつもりだと問い掛けるようなLの底の知れない黒い瞳を、軽やかに見返す。
「この指を、…舐めろ。………犬みたいに、従順に」
無意識の内に妖しさを潜めた笑みを携え、月は男を見下すように命令した。
これなら懲りて諦めるだろうと、月は胸の内で勝利を確信していた。
しかし、突き出していた指の先をぱくりとくわえられ、月はびくと驚いた。
咄嗟に手を引こうとしたが、素早く手首を竜崎に掴まえられる。
「月君が舐めろって言ったんですよ…?」
そう言われては指を引くことも何かを返すことも出来ない。
指先が強張ったのを気取られるのも悔しくて、そうだな、といった表情で、月はその眼を睨みながらも、なるべく自然に見えるように、力の入った指を開放した。
力が抜かれだらりとした月の手を手首から掲げ、竜崎は先から丁寧に舐め上げていく。
Lが月の指先を口に含み、ちゅくちゅくと甘い音をたてて吸い付く。
その様子に、内心ぞくりと粟立つものがあったが、そんな様子をおくびにもださず、月は冷たい目でLを見下し続けた。
敏感な指の内側を、触れるか触れないかのぎりぎりで、Lの舌が突き出され移動していく。
指の股に、愛撫するように、舌が這わせられる。
倒錯的な目の前の景色と、繰り返し襲う、緩やかで耐え難い感覚に、
見下ろしながら、月は何故か羞恥心を煽られた。
まるで、指先から犯されていくようだ。
上位に立っているのは自分のはずなのに、何故その僕が我慢するように耐えなければならない…?
「んっ……!」
Lがふっくらとした指の腹を下の歯で軽く噛んだ。
月が窘める様にLに視線を向けると、Lはにやりと笑っていた。
そのまま歯の先で何度もこする様に指から手の平へと愛撫を広げていく。
「も、いい。止めろ…」
これ以上は耐え切れない、と、声が漏れる前に月は指を離した。
つ、とLの舌が名残惜しそうに離れる。
いつの間にか月の息は荒くなっていた。
そんな月を、Lがまるで乞うような目でじろりと見上げる。
月はその目線から目を逸らし、無言で膝をついて、Lの折曲がった膝の間に割って入った。
「や、約束は、約束だから…!」
「……分かっています。では…」
そう言って、Lは自分のジーンズのボタンを外し、ジッパーを下げて前を寛げた。
そして下着から半身を取り出し、月に直に握らせた。
寸止めですみませんが続かせていただきます
(落とした後に気が付きましたが一箇所ミスでLが月君じゃなく夜神君と言っているところがありました…
スルーしておいて下さいorz)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
乙です。
続き待ってます。
ネ申乙。
いいじらされ具合だ…(;´Д`)ハァハァ
デスノでエロなんて絶対受け付けないと思ってたのに…結果はハァハァ。
できれば月がLのをするだけじゃなくその先もキボン
飛んでキター(;´Д`) ハァハァ
神グッジョブ。まさかデスノの女体化が読めるなんて感激だ…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
前作からずっと続きを待ってました!
ハァハァハァLエロいです
キタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
月を見る目が変わりそうだ
面白い!
また頼む
男キャラが多い漫画なのでキラが女でも面白と思ってた
結構いいな
乙。
月が女になったら美人だろうし
つか、24時間かわいい女の子と密着生活
Lうらやま
正直同姓だったときにさんざんそのモノ自体は見慣れていたので、
そこに恥ずかしいとかそういう気持ちは全く沸かなかったが、
他人のものを触っているということと、それに対して今から自分がすることを思って、
月はあからさまにげんなりとした。
勝手に早くイってしまえ、と、いかにも面倒臭そうに指で上下に扱く。
月のやる気のなさはLの目にも明らかだったけれど、
月が今自分のモノを扱いている、という事実だけで、Lの半身はすぐに質量を増していった。
こんな適当で本当に感じてるのか、と月が見上げると、すぐにLと目が合った。
いつものように真っ黒い瞳でこちらを凝視していたが、その奥に少しだけ快感の色が見えた。
こいつ、と月は思った。
普段感情というものをほとんど外に出さないLが、今は僅かだったが明らかに違った。
しかもそれは自分の行為から引き出されたものだ。
少し愉快になって、月は両手を使ってみた。
Lは少し驚いたようだったけれど、そんなこと気にする月ではない。
両指をそこに絡め合わせる。
柔らかく掌で包みこみ、もう片方の手で袋を優しく揉む。
その明らかに「感じさせよう」とする刺激に、Lは微かに目を細めて快感を滲ませた。
その様子を見て、月はにやりと微笑った。
こんな形ではあるが、この男を自分の手でいいように出来るのは面白い。
初めは早く達するようにと作業的に事を進めていた月の心に、愉悦に似た気持ちが芽生えてきた。
さらに乱れさせようと、自分が感じていたときのことを思い出してそのときのように愛撫する。
Lのそれがかなり硬くなってそり立ったとき、Lは一度その手首を掴んで、月の動きを止めた。
「ちょっと、…待ってください……」
「ん、何?竜崎」
「その、出来れば……、」
「?」
「口でも、して欲しいのですが…」
そんなことは絶対にお断りだ、と否定しても良かったのだが。
その必死なLの顔を見て、何故だか月は笑えてきた。
「あ、嫌なら、いいんですが……」
「……いいよ。してやるよ」
そちらから言い出したくせに、月のあっさりとした承諾に、え、とLはいささか驚いたようだった。
月はそんなLの様子も無視して、そこに顔を近づける。
さすがにその流れのまま咥えるのは躊躇われて、月は舌を出してカリの部分をちろりと舐めてみた。
「……月、君…」
Lがびくりとしたのが感じられる。
一度始めてみれば抵抗はすぐに消える。
今度は口を大きく開け、根元かられろりと舐め上げた。
指も使い、舌を這わせ、その行為は試すように、そして次第にエスカレートしていく。
Lは軽くのけぞり、耐え切れないように月の頭を掴んだ。
そのまま無理矢理咥えさせようとするわけでもなく、ただ月の柔らかい髪の中に指を入れる。
月は、男そのものを根元から両手でしっかりと掴み、そこに口をつけたまま、Lを見上げた。
再び、視線が交わる。
そこに舌を這わせたままの月の鋭い上目遣いは、Lの興奮を凄い勢いで引き上げた。
「そんな目で………見ないで下さい」
「嘘をつけ。見てほしい癖に」
指先で先端を押さえつけ、一度そこから口を離し、月は端から唾液の溢れた唇を舐めた。
そして唇を歪ませる。
男がどうすれば喜ぶかは分かっている。
……更に歓ばせてやろう。
月はいまや完全にそそり立ったそれの先端に、軽くちゅっと口付けた。
そのまま深くまで咥え込んだ。
さすがに全てを口中に収めるのは無理だったが、月はその小さめの口に、一生懸命それを頬張った。
歯を立てないように気をつけて、舌を蠢かせる。
吸い付くように、なぶるように。
頭に置かれたLの指に、やりきれないように力が込められる。
自分の股間に顔を埋めた月を、Lは見下ろした。
必死に自分に快感を与えようとしている姿に、ますます煽られた。
Lの乱れた呼吸音が、自分の動きに合わせて降ってくる。
それも、もう限界か、というところで、月はきゅっと力を込めて、喉の奥まで吸い上げた。
「く、……っ」
絶頂を促すその感覚に、Lはとうとう欲望を吐き出した。
びゅくびゅくと何度かに分かれて放出されるそれの勢いの良さに、月は全てを飲み込めずに口を離したが、
口の中だけでは収まらず、最後は思い切り顔にかかってしまった。
どろりとした白濁液を顔に受けて、頬を紅潮させ、息を乱したままLを見つめる月は、唇を歪ませ、笑っていた。
その妖艶な笑みは、淫ら以外の何者でもなかった。
幸い髪には飛んでいなかったので、事後処理は洗面台で顔を洗うだけで済んだ。
部屋に戻って月がそのまま自分のベッドに潜り込むと、Lも同じベッドの中に入ってきた。
「ちょ、なんでこっちに来るんだ…。あっち行けよ…!」
「まさか月君があそこまでしてくれるとは思いませんでした…」
そういってLは月の体を後ろから抱き寄せた。
その言葉に、月の顔にぼっと火が灯る。
どうしてまたやってしまったのか…。
自分のペースに持っていこうとしたはずなのに、
気付けばこれでは結局Lの手の上で踊らされてしまったのではないか…!
冷たい水で頭が冷やされた今、思い出すさっき程までの自らの姿は滑稽にしか写らない。
たった今まで感じていたあの感触とあの苦味を思い出して、
自分が自らしてしまったことに、月はまた深く嫌悪した。
「だいたい月君があんなことを言い出すとは………
もともとそういう趣味がおありだったのですか?」
「うるさい!もう黙れ……!」
Lが、月に指を舐めさせられたことを言っているのだ、とすぐに分かり、
それがまるで自分を笑っているように聞こえて、月は思わずむきになって言葉を跳ね返した。
なんとか自分のペースに、と苦肉の策であんなことを言い出したのも、今思えばまるでピエロだ。
それでも自分の言う通りに奉仕するLを見下ろしたとき、紛れもなく月はある種の高揚感を覚えていたのだが、
もちろん月はそんなことを認める訳にはいかなかった。
月の細い腰を服の上から抱き、Lは月の耳元に吐息を吹き掛ける。
「お礼に月君もイかせてあげたいのですが…」
そう言ってLが月の耳を甘噛みする。
その感覚に月は背筋が震える思いをした。
「はぅ………こ、ことわる……」
つい条件反射のように断ってしまう。
それは残念です、と、しかし満足したようにLは月の背中に顔を寄せた。
前に回されたLの手にそっと掌を重ねる。
密かに月に後悔の念が押し寄せたけれど、それは自分のプライドにかけて、絶対に表には出せない。
(ちょっと描写がしつこかったでしょうか?
読んでいただき、感謝です。)
神キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
Lをいじるのに夢中になってる月(゚∀゚)イイ!!かなり萌えますた。
ただ、欲を言うと月の女の子描写もほしかったかなぁー、と。
そのまま読んでるとどうも801に思えてしまって・・・('A`)
脳内変換パワーが足りないのだろうか。
いや、なんにせよ乙であります!!続きも激しく期待しておりまする!!!
神に遭遇!激しくGJ(;´д`)ハァハァ
もう…たまらんです
うお!いつのまに
神はやっ!乙です
そんなしつこくないよ
>748
いやいやもっとしつこくねちっこくやってくれても構わない。
GJ!!
753 :
名無しさん@ピンキー:04/11/20 11:10:17 ID:yl3kH2Fl
>748
神…!
次も期待してます!!
ネ申…
月可愛い!
ハァハァ 続きまってます〜
755 :
名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:32:39 ID:8FKWg9gy
最近はやりの罰ゲーム
1.コンビニでアンパンをひとつ買い、「インターポールの銭形です。
ルパンを追っているので見かけたら連絡をお願いします。」と
言って立ち去る。
2.すぐにドタバタ戻ってきて店員に、「今わしを見かけなかったか?」
と怒鳴りつける。
3.「今あなたアンパン買って・・・」
「ばかもーん!そいつがルパンだー!!」
といってまたドタバタと出て行く。
こんなことできますか?
>>755 お、懐かしいコピエ・・・と思ってたら、別物だった。
自分が知ってるのはこれ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
おい おまえら!
そんなことより ルパンごっこ しようぜ!
---遊び方---
1. コンビニにいく。
2. 普通に買い物をする
3. なにくわぬ顔で店を出る
4. 数分後、息を切らしてコンビニのレジにかけよる
5. 「お、おい!さっきこんな顔をした奴がこなかったか!」と叫ぶ
6. 「あなたがさっき買い物していったんですよ?」と店員に言われる
7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、叫びながら店を出る
(;´Д`)ハァハァ
つ、続き…続きをどうか…!
うーん。
できればミサ×月のラブラブのが見たかったが。
スレタイを見直して、ノマカプスレへドゾー。
>>749 確かに今回女の子っぽい描写が少なかったですね…。
自分の頭の中ではこのSS書くときは月は完璧女体化されていて、
(原作見る度にあんなことさせてごめんと男月に平謝り)
801関係は全然意識してなかったのですが、
意識してなかったのがまずかったかもしれません。
同じようなレスを前にももらい、確かに自分自身このままじゃつまらないかも、と思ったので
「もしあの後続きがあったら…」という、AnotherStoryを書いてきました。
>>745の後から分岐します。
NGワードは五日後ASorトリップで。
幸い髪には飛んでいなかったので、事後処理は洗面台で顔を洗うだけで済んだ。
部屋に戻って月は自分のベッドに腰を下ろした。
壁にもたれかかりため息をつくと、何故かLが隣に座り込んできた。
「ちょ、なんで僕のベッドに…。自分のベッドに行けよ…!」
「お礼に月君もイかせてあげたいのですが…」
顔を寄せられまるで能面のような表情でLは月に提案を上げる。
その表情を見て、月は慌てて顔を振った。
「い、嫌だ。結構だ。だいたい、約束が違う…っておい!」
「私だけ気持ち良くなっては不公平だと思うので」
Lの発言は提案ではなく宣言だったようで、月の拒絶も関係なく、
Lは言いながら目線を合わせたまま月のパジャマの下に手を入れた。
「ぶしつけですが…もう夜も遅く、早く休みたいでしょうし。
ちゃんと気持ち良くしますから」
そんなことは聞いていない、と月は訴えたかった。
しかしLの指が素早く下着の上からそこを押さえてきた為に、声を上げまいとして口を噤んでしまったので、
その抵抗の言葉が外に出ることはなかった。
下着の上からLの指がそこをまさぐる。
布越し一枚きりで際どく何度も擦られ、そのうち月は堪え切れずにくぐもった声を発し始めた。
じわりと下着が湿って来たところで、Lは横の隙間から指を潜らせる。
直に、しかし直接的に感じるところは外して、まるでじらすように、緩い快感を与え続ける。
ときにわざとその部分に指を掠らせると、その度にオーバーに月の腰がびくりと揺れた。
行為が始められたとき早々にその手を振り払えばよかったのに、快感を緩く与えられ、月は何故か抗えなかった。
月が快感に掴まり始め無意識に腰を上げて反応し出したとき、一度Lはさっとそこから指を引き抜いた。
その抵抗出来ない圧力のような感覚がふいになくなり、思わず月はえ、とLの方を見た。
Lが月の下着の中から取り出した手を見せるように顔の前に掲げる。
それは、今までの月の痴態を証拠付けるように、しっかりと月の愛液で濡れ、
部屋の明かりを受けててらてらと光っていた。
Lはそれを指の付け根からぺろりと一舐めし、それから呆然とする月と目が合ったのを感じて、にっと笑った。
「以前も思いましたが……、
どうも月君は相当感じやすい…相当淫らな体をしているようですね?」
その言葉に半分我に返った月は、煽られた羞恥にきゅっと唇を噤んだ。
Lの行動に逆らえない自分が悔しくて、泣きそうな目でLを睨み付ける。
Lはその視線をさらりとすり抜けて、手をパジャマのズボンの中に無遠慮に突っ込み、月の太ももを直に押さえた。
そしてもう片方の濡れた手をゴムラインにかけ、そのまま下にずり降ろした。
片足を抜かせ、自由になった足を大きく広げる。
下着は染みを作っていて、足を開かれた為に薄くそこに張り付いていた。
濡れている為にその下が微かに透けている。
「あ、うぅ……ふ…」
そこをLに人差し指で面白がるように指されるだけで、月はびくりと反応してしまう。
不本意ながらも、体を走る刺激には耐えられない。
この体になったときから、自分はおかしくなったのだ。
以前には考えられない程の快感が、この体を走り月を乱れさせる。
この体に変化してしまったから、この体のせいで、と月は頭の隅で必死に自分へ言い訳をしていた。
気がつけば下着も降ろされ、下半身のみを露にし、足を広げて快感を迎え入れる自分がいた。
そして、月の大事な部分に、Lが頭を寄せ、愛撫をし始めている。
その事実は月にとって全く受け入れがたいものだったが、
熱いそこからもたらされる快感の嵐はとうに体全体を支配していて、
すぐに月はそれどころではなく激しい波に身を寄せることなった。
月の喘ぎ声と淫らな水音が高く部屋に響く。
「そんなにイイですか?
……月君のここ、私が何もしなくても、このままイってしまいそうですよ」
煽る台詞も、わざとぴちゃぴちゃと立てられる音も、その全てが月の快感を引き上げ、
更にそこから熱い蜜を溢れさせるのを、知っていてLはけしかける。
それを月が憎らしく思う前に、体はその通りに反応してしまう。
本能のままに快楽を求め、既に月の理性はどこか遠くに放られてしまった。
とめどない愛液とともに、甘い嬌声が体の奥から発せられ、月は自身の乱れた声にまた欲情する。
耐えられなくなって、月は眼下の跳ねた黒髪の頭を上から掴んだ。
天井を仰ぎ、先程も自分が同じように股間に顔を埋めていたことを月は思い出した。
お互いにただ慰めあうなんて、と一瞬月の頭に苦い思いが掠め、
しかしその行為を思いだすことは、月の熱をますますヒートアップさせただけだった。
体が勝手に揺れ、そこから響く感覚でいっぱいになり、視界が潤んで訳が分からなくなってくる。
「りゅ、ざっ…もうっ、あっ、っ、あ―――――――!!!」
最後は激しく揺り動かされ、月は体を大きく震わせて頂点まで達した。
長いオーガニズムの後も、まだ敏感になっているそこを、月はLに散々舌を這わせられた。
月の分泌した愛液の量は相当なものだったようで、確かにそのままにしておかれる訳にはいかなかったが、
だからと言って何かで拭き取ればいいのにわざわざそんな方法をとらなくても、と月は心の中で不満いっぱいだった。
だが、かなり深く達した為にそうされている間体が痺れてうまく動かなかったことと、
後になってからそこに話を持っていくことはそれだけで羞恥を感じてしまう為、
月は結局Lに何も言うことが出来なかった。
パジャマのズボンはもういいやと思い、月はパンティーだけを新しく出してきて穿き直した。
下だけ下着姿のままの月がベッドに潜り込んで布団を頭からかぶると、
自分の寝床に戻ればいいのに、またもやLは同じベッドの中に潜り込んで来た。
顔を合わせたくなくて月がそっぽを向くと、Lが構わずに後ろから月を抱いてくる。
「………お前最後までしたくなったんだろ」
「否定はしませんけれど、…約束は約束ですから」
そのまま自分の肩に唇を寄せ、Lは月を抱く腕をさわさわと動かし、穏やかに月の体を撫でた。
その動きでLの中に情欲が残っていないことを知り、
月はもうどうでもいい、と、されるがままに体を優しく撫でられていた。
(これで終わりでも良かったのですけど、後になってもう少し付け足して書いてしまいました。
日を置いてから書いた話なので、これ以後は蛇足的な話として読んでもらえればいいです)
後ろから抱かれたまま、自分の体を優しく撫で回すLの手にされるがままになっていると、
やがて激しかった快楽の余韻も薄れて来た。
例え相手はLであっても、人肌に触れられるのは気持ちが良く、
日中の、そして先程の行為による緊張と高まりからの疲れから、体も休息を欲していて、
だんだんと月はまどろみの中へ誘われて行った。
Lの体温は月を優しく包み、或いは愛おしむかのように服の上を滑る。
そのうちそれは胸の膨らみの上で月のそれを柔らかく揉むような動きに収束していった。
月の背中を自分の懐に抱き、薄い布地で出来たパジャマの上から、
そこにその存在を確かめているかの如く、Lはゆっくりと、指を動かす。
月は、ゆるやかに与えられる胸の感触に、うとうととしたまどろみの中で気がついた。
「ん、…竜崎……もう、終わったはずだろ……」
「……気持ちいいです、月君…」
返事にならない返事を独り言のように返されて、月は相手をする気がなくなった。
月のそれはマシュマロのように柔らかく、Lはどれだけ長い間そうしていても、まるで飽きが来なかった。
月がただ眠いだけなのか、それとその勝手さ加減に諦めたのか、などはLには分からなかったけれど、
自分のその行為に対して月があまり抵抗を示して来なかったので、
そのうちLは後ろからパジャマのボタンを器用に外して、その手を服の中に侵入させていった。
直に触れる月の肌は滑らかで、膨らみに手を置くと、まるでそれはLの掌に吸い付いて来るようだ。
その感覚的な快感に、Lは情欲とは遠いところで虜になった。
充足感に満たされて、まるで惰性のようにLはその行為を続ける。
Lのそんな感情が伝わって来たのか、初めは力なくLの腕を掴んでいた月も、甘んじてその状況を享受しようとしていた。
神、乙。
また続きが読めるとは嬉しいです。
パンティー履いたまま・・・とか脱がすところとか・・・
また履くところとか・・・パンティー描写に萌えてしまタヨ!
柔らかく優しく施されるのは、正直、気持ちいい。
しかしあまりにもそれが長い間続けられたので、月はなんとなく我慢が出来なくなって、ふわりと後ろを顧みた。
目が合うのはなんだか照れくさかったので、そのまま体を反転させて、Lの顎の下に頭を沈めた。
胸に在ったLの掌はそのまま背中に回って月を緩く抱いた。
心地よいまどろみの中で、今日の僕はどうかしているんだな、と月は思った。
だいたいにして自分があんな行為に走ってしまったことも、その後の行為をろくに抵抗をせず受け入れたことも、
全く以ておかしいとしか言い様がない。
いくら負けず嫌いの性分とはいえ、好きでもない相手に……。
(好きだって?
僕が?竜崎を?)
有り得ない、と笑って月は小さく頭を振った。
彼と自分が異性であることは今や十分に実感していたし、
男と女であるという意味では、確かにそのような感情かお互いの間に生まれるのも、
人間生活の理の中には有り得ることかもしれない。
でも、自分と彼の間にそんな関係が生まれるはずはなかった。
未だ自由に開放されることを許されないこの手錠からも、日中に於けるLの自分に対する刺々しい言動からも、
彼が今でもずっと自分をキラだと疑っているということは嫌になるくらい明らかだったし、
彼が自分のことを、好きだから抱いたり抱こうと思ったりする訳ではないことは、
月はよく分かっていた。
……そんな彼を、自分が好きになるはずはない。
もう一度月は小さく頭を振った。
それを身震いだと思ったのか、Lは月を抱き締める腕に力を込めた。
今度こそこれで終わりです。
分かりにくくてすみません…。
ネ申、ゴチでした。月可愛いです(;´Д`)ハァハァ
神、ありがとう!
茨だと分かっているのにL女月が大本命になってしまいそうだ。
乙です。
ますます続きが気になる・・・(;´Д`)
女月と海砂ではどちらが攻めか考えてしまった。
月は恋愛に淡白だが決して下手ではない。
むしろ女相手は手馴れているからね。
手腕と負けず嫌いの月か、有無をいわさない積極性の海砂か。
>>773 是非本命になって下さい
そしてSS投下して下さいw
元々ここはTS系総合スレですし、他ジャンル作品の書き手さんも是非щ(゚д゚щ)カマーン
↑元々という言い回しはおかしいですね すみません
上の文はその言葉を削除して読んで下さい
か、神様ありがとう!!萌えますた(;´Д`)ハァハァ
>775
「僕が女でも好きでいてくれるかい?」
と渋く決める女ライトに一票
「女になったライトも素敵・・・惚れ直しちゃう」
のミサに一票
乙です
個人的にはレズ云々より、月嬢の乳揉みが読みたいです(*´д`)ハァハァ
L女体もきぼんぬ
女Lもいいな
女になって月を惑わして欲しい
竜崎が女になったらどんな風体になるか興味深いものがあるな。
ごめんキモい。
やっぱ竜崎イラネ
女月とミサをお願い
Lは…ちょっと…やっぱり駄目だ。
あれは厳しい。
789 :
785:04/11/23 22:55:50 ID:sBOTzqC/
あー…ごめんね、なんかごめんね(;´Д`)
L女月のLに激しく(;´Д`)ハァハァ
>790
?
さすがにLは萎えたので
女ライトとミサの話を読みたいです。
どちらが受けでもいいです。
>785
腐絵、男住民見るべからず
マジ勘弁してくれ
そういう嗜好もあるんだろうけどマジ吹いたからなぁ。
何だろう。衆道系っていうのか?何か違う。
上手いこと萌え改変できそうな素材では有る気がするのだが<L
ああいう萌えキャラって居るよネー(…居るよな?具体例がぱっと思い浮かばないけど)
俺も女Lいいと思うけどなぁ…
Lの話はしばらくご遠慮という形で・・・
できれば月とミサの話で・・・
女月とミサだったら「お姉様」な感じになるのか…ちょっと良いかもしれん
女Lは手錠生活の風呂や着替えも全く気に留めなさそうだね
そして月・ミサとの関係がユカイなことになりそうだ。
あーいっそのこと
_ ∩
( ゚∀゚)彡 3P!3P!
⊂彡
それLも月も女の状態?
・・・・・・・・・
無理矢理、萌改編してみると…実は病弱で箱入りのお嬢L…
ちょっと無理があるか…
女L×女月
(;´Д`)ハァハァ
実はここを保管庫に入れてもらおうかと思っているのですが、
以前SSを投下された、KINO様や王子様、◆/Z7uecnQUY 様はどうお考えでしょうか?
あとスレ住民の皆様も…
自分はサイト運営は諸事情があって出来ないのですが、
せっかく落としたSSをこのままdat落ちで消滅させてしまうのは忍びなくて。
書き手の皆さんのご了解を得ないと収蔵は出来ませんので、もしROMしていれば、意向を教えて頂きたいです。
俺はLはちょっと…
クマ持ちで不潔なヒキーというのが、最大に引っかかる…(´д`;)
いや、駄目とまでは言わない…
駄目とまでは言わないが…どうなんだろうか…
>803
いやいや、そういう人物をいざ女性化してみたら
「R.O.D」の読子=リードマンみたいな感じの娘さんになるかも。
年齢は確かミサの方がお姉さまになるんだよな
月の方がお姉さまっぽいが
ミサは妹っぽいな
女Lてケイゾクの柴田みたいなんかな
と思った
女L…舐められるから男と偽ってやってきたが実は女と…
高身長低い声に貧乳の3連コンボで…い、いけるか?
あ〜女柴田に加えてその3連コンボだったら
風呂に入れてやりてえな、嫌がられようが何しようが
隅から隅まで洗い尽くしてやる
>807
それ、(・∀・)イイ!
>802
SS流れるのはもったいないと思う
読み手としては保管してもらえると嬉しいです
>>807 だから敢えてボサボサ頭で服に無頓着な風を装っているのか
・・・いける!
>807
文字だけ見れば萌えなくもないけど、
あの画像を見た後だからもう駄目だ、個人的には。
まあまあ、萎えだけ口にしても不毛だベ
女月は高校時代に柄の悪い奴らにリンカーンされてそうでハァハァ
確に柴田と似てるかも…と思ったら萌えてきた
捜査本部の性欲処理をかってでる女L(;´Д`)ハァハァ
考えてみるとLは第4巻であと一歩で死の窮地に立った。
そんな状況でも「できる限りのこと」をやり、間一髪で第2のキラを捕らえる事に成功した。
そんなLだから女の状況でもひるむことなく、自分のペースで物事を進めてくれそうだね。
>>815 同意
それで月も攻めの姿勢だから月だと思う。
だから受身は月に合わなくてイマイチなんだよね。
女Lと女月がミサを取り合う展開に(;´Д`)ハァハァ
ミサをめぐって女Lと女月が手練手管を駆使するのか、いいねぇ。
でも顔からしてとっくに決着ついてると思うw
なんかさ…
Lの話題が出た辺りから、妙に腐女子くさいレスが増えたな…
>802氏
了解です。保管対象物があったらどうぞ。
>818
同意。
それが言いたかったんだよ俺は。
しかし、女体化は男性向けだけでなく
もはや801シチュエーションの一分野としても
十分成立する程になってるし
今更排除するのも不可能かと。
俺は女月でも女Lでも面白ければ読めるけどなぁ
そうやって排除しようとするほうが腐女子くさいと思うが、カップリングってやつ?
カップリングならすでにできてる女ライトとミサが良いかなと。
たまには攻めの女ライトが見たい。
排除というか…あの画像みるとLはしばらく見たくないというか…
じゃあデスノ本編も読めないわけか
ご愁傷様…
まぁ荒れるぐらいなら女月ミサカモン!
キモい女体化絵見せられてショック受けた者たちに向かって
腐女子だとかカップリングだとか酷い言い草だな。
べつにあれが萌えるんなら萌えるでいいけど、
引きまくる香具師ら(無理も無い)に対して連発されるLフォロー
その内容がキモいからそう指摘したら
>>822かよ。
それはむしろお前らだろ、801板池腐女子。
827 :
名無しさん@ピンキー:04/11/26 23:40:11 ID:9M5sbwm+
( ゚д゚)、ペッ
テンプレも読めない池沼がいるのはこの板ですか
まあまあもちつけ漏前等。せっかく荒らしがいなくなってTSスレ全体が良い感じになってきたんだし、くだらんことで揉め事を起こさない。
自分と意見が合わない人間に排他的になるのはもうおしまい。仲良くしろとは言わんが、互いを許容してやる広い気持ちでいこうや。
そういうわけで新作マダー?
良い感じというか・・・職人枯渇??
いや・・・様子見してるだけだと思いたい。
この空気の中じゃ投下し辛いだろう…
いっそデスノートじゃないネタで投下キボンヌ!
個人的には、女体化した月が
本部の連中にやられたりする話が読みたいが…
普通に考えれば女ライトの相手はミサなんだろうが
ここは1つ高田で、いっそのこと粧裕タンとかハァハァ
じゃあいっそ女月×松田キボンヌ。
たしか月が付き合ってる女は4人いたか
女月と女だらけの5Pとか(;´Д`)ハァハァ
ところで1巻でデートした娘の名前わからんなぁ
じゃあ間を取ろう。
女体化した月が輪姦され、口では拒絶しつつも
体はつい反応してしまい、泣きながら奉仕する
ノリでどうか(;´Д`)ハァハァ
何と何の間をとったのかと小一時間(ry
839 :
名無しさん@ピンキー:04/11/29 00:27:29 ID:yGPbq71T
監禁中に欲求不満になったミサが
女になった月にたまらず襲っちゃう展開きぼん
841 :
名無しさん@ピンキー:04/11/29 21:28:35 ID:8NbjQVxn
843 :
名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:03:21 ID:Y/WUGn+u
ヽ(=´▽`=)ノ幸せ芋レスヽ(=´▽`=)ノ
芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋
芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋
芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋
芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋
芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋芋
※幸せは歩いてこない♪だーヵら歩いていくんだょ♪
幸せは自分で見つけましょう(〃゜Д゜)σね------------------♪
やはり欲求不満でライトを想ってオナルミサに対して
優しく手ほどきする女ライトに萌え〜
ちょっと待って
女月だったらテニスの試合の時服が(;゚∀゚)=3
あ〜
しばらくミサが主役だったから良かったけど
今週の本編はLの出番多い…
ここは思潮スレですか?
雑談イラネ
849 :
下手だけどごめん!:04/12/04 20:42:22 ID:yMrgjfD5
「ふふふ・・・。」
ここは、闇に包まれた場所。
数箇所に立てられた消えかけの蝋燭以外、光が全く存在しない薄暗い密室。
ここは光どころか音すらも外部から入ってこない全ての情報が遮断された世界。
そして、光に照らされた謎の魔方陣と邪悪な悪魔をかたどった13体の彫像
に囲まれ、ひとり不気味にほくそえむ一人の男。
「我が永遠の野望、ついに叶うときがきたようだ。」
全身を漆黒のローブに覆われた黒尽くめの男。
ローブの隙間からたまに覗かせる猛禽類のような鋭い狂気に満ちた瞳。
彼は、一体何者なのだろうか?
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。
じゅげむじゅげむのあぶらかたらぶ〜!我は求め訴えし究極の魔術よ!
今こそ我が野望のためにその持てる力をオープン・ザ・ゲート!」
彼が唱えるおどろおどろしくも馬鹿らしい謎の呪文。
一体これは何の呪文なのだろうか?
そして、彼は最後に大きくこう叫ぶ!
「顔もスタイルも全部僕好みのスーパー萌え萌えぽみゅぽみゅエクセレント
で、何でもかんでも僕の欲望に忠実なメス奴隷ウエルカム〜!」
彼がなんともわがままで贅沢で明らかに自分の身の丈にあっていないような
大それた願いを口にすると、そのとき魔方陣の中心から溢れんばかりの
なんだかとっても凄すぎチック当社従来品比30%増なまばゆい光が
飛び出し、その中心には何やら人らしいものの存在が現れる。
彼は、その存在を確かめるために愛用のUVカット100%のサングラスを
装着してその場所を凝視することにした。
すると目に飛び込んできたのは最近のマニア系月刊漫画誌で大流行中の猫耳メイド服姿のロリ顔巨乳メガネっ娘の姿だった。
彼は、心から湧き上がる大きな感動に思わず、1Mくらい跳び上がって喜ぶ。
「やった〜!実験は大成功みゅ〜〜〜〜!!」
850 :
下手だけどごめん!:04/12/04 20:52:11 ID:yMrgjfD5
どうやら、彼の野望、それは自分にとって都合のいいメス奴隷をつくることだったようだ。
そのために2ちゃんねるで呪術用の道具や儀式を研究し、時には家一軒半焼させたことも、2ちゃんねらー一人を実験台にして病院送りにした事もあった。
大いなる理想のためには犠牲がつき物。
そして、その甲斐があってついにその野望が叶うときがきた。
彼にとってまさに、感無量だった。そのため目からは涙がぽろりよだれもだらり。
「さ〜あ、子猫ちゃ〜ん♪僕のおもちゃになりましょうね〜♪」
夢が叶い、愛と情熱のパトスがビンビン全開最高潮モードに突入した彼は、
早速目の前の猫耳少女を押し倒すことにしたのだが・・・?
「あれ?なんで僕がそこにいるの・・・?」
目の前の少女の意外な一言により思わず目を点にする彼。
「何を言ってるんだこのメス奴隷は?」
「わわっ、何だ?この柔らかくて大きなもちもちっとしてちょっと魅力的な物体は!?」
もみもみ。
「わ〜お♪巨乳♪僕様好みぴゅ〜♪ふみゅ?スカート、エプロン?メイド服???
なんで僕はこんなものを着ているんでスカポンタン?」
目の前で自分の体を確かめながら狼狽する少女に、かなり混乱している様子の彼。
「まあいい、どっちにしろ押し倒せれば関係ないか♪」
・・・。いや、意外と落ち着いているようだった(汗)。
ーーーー
オリジナルです。SSが最近あまりにも少なかったので投稿しました。
小説は基本的に読むほう専門の僕にはエロは多分無理なので誰か上手な人
続きをお願いします。
851 :
下手だけどごめん!:04/12/04 20:59:20 ID:yMrgjfD5
一応、上のは怪しげな儀式で魔方陣から呼び出した美少女に自分の魂が
半分入ってしまったという設定です。
つまらんオリジナルでごめんなさい。
しかも、これってTSっていっていいのか自分でも微妙な線。
TS少女が元の自分と全く同じ心を持った
自分自身に犯される天罰物って設定も結構陳腐かも・・・。
投下、乙。最近動きがあまりないですからね。積極的行動に、感謝。
設定けっこう面白そう
書き出し乙〜!
自分自身に犯される天罰物、なら現在男のままの彼にも天罰を与えなければなりませんね。
その後の展開は猫耳少女と入れ替わりになりリベンジでしょうか。
855 :
851:04/12/04 23:51:48 ID:yMrgjfD5
こんな自分でも一応何とかスレの役に立てたようなので一安心。
だけど、出だししか書けなくてすいません・・・。
道程の自分にはいいエロシーン書けないし、自分的にはもっと上手い人が書いた物
を読みたいんですね・・・。決して面倒くさいわけじゃないです。
どなたか親切な方、続きをお願いします。
>自分自身に犯される天罰物、なら現在男のままの彼にも天罰を与えなければなりませんね。
その後の展開は猫耳少女と入れ替わりになりリベンジでしょうか。
ふむふむw。
>
>851
がんばってね!
エチーするたびに、入れ替わるってのは面白いかもよ
Hするたびに記憶がやり取りされてアップデート
男側と女側の記憶を両方持つ事に、男はやりたいのにやるとヤラレた感覚を
植えつけられるから中々手をだせないとか。
>>858 理想どおりの相手が目の前にいたら、何時までも我慢できるわけないじゃん。
我慢して結局やって、後悔してまた我慢してって繰り返しが良いんじゃないか。
主客交替は書き手にも読み手にも解り難い。記憶のアップデートなら固定しても
両方の視点で描写でき混乱が少ない。
860 :
851:04/12/05 00:55:13 ID:nhCsQDEz
「アニメ好きなぼくにはたまんないみょ〜〜〜〜〜〜〜っ♪」
そういいながらその10万ボルトほど電波を発している危険な瞳主人公○○○雄。
もはや、彼は電波の単位すらわからないほどの電波を帯びているようだった。
人間、こうなったらおそらくおしまいだろう。
それくらい、彼は病んでいるオカルト&萌え兄オタクであった。
そのころ少女は・・・?
「みゅふ?萌え萌えみょ〜〜〜。こ〜のやけにプリプリらびゅぴー萌えりんちっくな小娘たんは誰だろみゃお〜?」
部屋に飾られている呪術用の鏡に映る自分を見て・・・。
「つ〜か、僕様っ!?ちょべちょべしょっく☆」
驚いているようだった。
その時、そのセリフに妙に過激に反応する○○○雄。
「家畜如きが僕様名乗るなんて生意気っちゅ!許せないっぴょ!」
どうやら、この1人称は彼のポリシーらしい。
「でも、僕っ娘っていうのも僕様的には萌え萌え溜まらんOKみょ〜。」
だが、これもまた彼なりのこだわりだった。
861 :
851:04/12/05 01:05:53 ID:nhCsQDEz
蛇足ながら雑文を追加。
キャラの設定がわかりにくかったんで一応。
>>857さん。
あまり難しい事は書けないのでそこまでいいアイディアを持ってられるなら
続き書いて下さい(笑)。
それは冗談だとしても、これ以上はもう多分自分には無理なので続きは他の誰かに
書いて欲しいものですけど・・・。
では、下手くそは去ってこれよりROMに戻ります。
862 :
860修正:04/12/05 01:17:30 ID:nhCsQDEz
「アニメ好きなぼくにはたまんないみょ〜〜〜〜〜〜〜っ♪」
そういいながらその10万ボルトほど電波を発している危険な瞳をぎらつかせる
主人公○○○雄。
もはや、彼は電波の単位すらわからないほどの電波を帯びているようだった。
人間、こうなったらおそらくおしまいだろう。
それくらい、彼は病んでいるオカルト&萌え兄オタクであった。
そのころ少女は・・・?
「みゅふ?萌え萌えみょ〜〜〜。こ〜のやけにプリプリらびゅぴー萌えりんちっくな小娘たんは誰だろみゃお〜?」
部屋に飾られている呪術用の鏡に映る自分を見て・・・。
「つ〜か、僕様っ!?ちょべちょべしょっく☆」
驚いているようだった。
その時、そのセリフに妙に過激に反応する○○○雄。
「家畜如きが僕様名乗るなんて生意気っちゅ!許せないっぴょ!」
どうやら、彼は自分のポリシーにこだわるタイプのようだ。
この1人称はダサイが一応彼のポリシーらしい。
「でも、僕っ娘っていうのも僕様的には萌え萌え溜まらんOKみょ〜。」
だが、これもまた彼なりのこだわりだった。
何故なら、彼は心の底からの萌え萌えヲタだったのだから・・・。
家族の者の来室に驚いて急いで投稿したもので明らかなミスが。
さすがに書いてる所他人にばれると恥ずかしいし、つい・・・。
18超えてもPINK板ははずい・・・。
863 :
851:04/12/05 01:36:38 ID:nhCsQDEz
>>857 このHNで投稿するのは今回で最後ですけど、
>>857さんの案で
記憶アップロードじゃないけど、しかも↑とは全然関係ない話だけど(爆)
別のアイディアが浮かんでしまったんですが。
記憶や性格データをナノマシンによって作られたメモリーカードに記憶し、
それを人の脳内に埋め込むようにすることによりその記憶や性格を受け継がせる
ことができるうえ、それは取り外し可能で、いくらでも付け替え自由なシステム。
それはSMS(サイバーメモリーシステム)。
現実の女の心に絶望した主人公の科学者はけがれなき純情な男の子の精神データ
をこのシステムにより自分が作ったアイドル歌手のクローンに埋め込もうとする。
エヴァでいうとシンジの精神を量産してアスカと綾波とミサトにはめ込むような
感じですが、やっぱり例えが悪すぎですか(汗)。
2ちゃんではエヴァヲタは確実に叩かれるという歴史があるし怖いw・・・。
864 :
851:04/12/05 01:42:38 ID:nhCsQDEz
>このHNで投稿するのは今回で最後ですけど、
>>857さんの案で
記憶アップロードじゃないけど、しかも↑とは全然関係ない話だけど(爆)
別のアイディアが浮かんでしまったんですが。
の部分は
>>857 このHNで投稿するのは今回で最後です。
↑とは全然関係ない話だけど(爆)
>>857さんの案で別のアイディアが浮かんでしまったんですが。
の間違いです。
なんか今日の自分は小説初投下でかなり緊張してるようです・・・。
予想外に批判が無かったのがこれまた逆に大きな不安を駆り立てて・・・。
落ち着け落ち着け・・・w。
乙です
しかしけがれなき純情な男の子つーても
この主人公に釣り合わないから天罰が下ったでしょうね
でその後には2人とも猫耳少女になって
双方理想どおりの相手が目の前にいるから、ずっと発情しっぱなしになるとか
保管庫について。
KINO様、許可ありがとうございました。
どうやら反対意見も特にないようなので、ここのSSを保管庫に入れてもらいたいと思います。
それにつきまして、保管人様の負担を軽減する為の、作品のポップアップ一覧をここに貼らせて下さい。
3レスほど消費してしまいますが、スレの皆さん、ご了承お願い致します。
(851様の作品もリレー小説としてポップアップ一覧に入れてしまいましたが、よろしかったでしょうか?)
保管人様へ。よろしくお願いします。
KINO様 『リセット』
レス番:>7-23
王子様 『人魚王子』
【シリーズ物・一話(と思われる話)ごとに改行してあります。
()内は私が勝手に付けたものです】
レス番:(人魚王子)>31>36-43>47-52>70>73>75-76
(人魚王子2)>86>92>98>106>113
(卵王子)>216>228>281-285>290-291
(卵王子男体化)>294-298>342-343>347-348
(人魚王子3)>354-355>359-360>364>416-417
(人魚王子3後日)>422>425-429
(人魚王子4)>437-442>469
(人魚王子5)>494-496
KINO様 『CLOSE BY DUNE――弱音――』
レス番:>366-374
KINO様 『CLOSE BY DUNE―不規則―』
レス番:>448-456
◆Z7uecnQUY様 『タイトルなし』
レス番:>502-511
>517-526>561-569>587-600>602-606
KINO様 『close by dune――ゆびきり――』
レス番:>530-539
◆/kqLqBXBY2 『或る朝@デスノ』
レス番:>620-627>633-636>646-650
◆/kqLqBXBY2 『五日後の話』
レス番:>716-720>725-730>741-747
◆/kqLqBXBY2 『五日後の話AnotherVersion』
レス番:>761-765>767>769-770
851様 『タイトルなし(リレー小説)』
レス番:>849-850>862
以上です。
補足
『五日後の話AnotherVersion』 はその前に
【もしも『五日後の話』 のあとに続きがあったら…】の一文も入れてください。
お願いします。
スレ住民の方、もし>867-868に誤りや訂正したい箇所があったら気付いた人指摘して下さい〜…
870 :
851 ◆/5FMxaq3tE :04/12/05 17:52:37 ID:nhCsQDEz
>>866 OK
>>865 863はリレー小説とは全く関係ないTSのアイディアで新しいのを
思いついたという意味です。
わかりにくい書き込みでごめんなさい。
それはそうと、双方猫耳美少女化でともに発情というのは結構いいですね。
レズ展開のTSって昔からなんか燃える物を感じる・・・。
871 :
851 ◆/5FMxaq3tE :04/12/05 18:00:10 ID:nhCsQDEz
でもリレーなので使いたければ863のネタは自由に使って頂いて結構です。
まあ、好き好んで採用するほどのものでもないけど。
872 :
名無しさん@ピンキー:04/12/05 18:01:32 ID:nhCsQDEz
では、これからしばらくは名無しのROMに戻るとするか
どっかで聞いたような気がするんだけど。
874 :
名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:32:09 ID:+CGvG4RM
萌え厨さーん
呪いマダー?
訴訟マダー?
削除依頼マダー?
voidネタマダー?
キミの頭の中だけでね♪ マダー?
怒られるのが怖いお子ちゃまマダー?
太夜叉サイトの宣伝マダー?
酸素欠乏症マダー?
ボトムズ自演トークマダー?
ついでに公民館での新作レスマダー?
レズ展開のTSいいですよね。
綺麗な女体をお互いに求め合うのはすごく興奮します。
自分見ても女体、相手見ても女体、こんな幸せなことはあるだろうか(反語)
>>875 いや別に
普通に男女の絡みの方が女同士よりも良いし。
男同士みるよりは遥かに女同士見てる方がましだけどな。
性行為は男女でやる方が良いと思うな、俺は。
まあ、その辺の話を続けるとまたスレが荒れ出すので
人によっていろいろ好き好きがあるということでお互い納得してはもらえぬか。
いやぜひ納得して欲しいし、出来ないなら発現しないで欲しいものです。
みんな、自己主張しすぎ。
そうか、こういうトコロをちゃんと納得するまで議論しなかったから
グダグダと荒れて職人が離れてったんだな…
>>879 は?
TSなら何でもOKと謳ってるスレで何を議論するってんだ?
納得って何?自分とは異なる嗜好の人間を追い出すことか?
なにがあっても必ず、
『幼なじみor旧知の友で』
『友情が恋愛感情に変わる』
話しか認めない連中が幅をきかせまくったことが
原因の一つな気が…
>>881 は?お前みたいなレズスキーが荒したからだろ(怒
884 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 17:33:44 ID:U43g+l66
例えそれが自分の趣味に合っていないTS嗜好でも
それがスレのルールを犯していない限り、スルーしたほうがいいと・・・。
ちなみに自分はレズも男対女も入れ替わりも憑依も変身も全部好きです。
あと、気に入らない意見を全て『レズスキー』で片付けたがる奴や
荒らし目的で難癖つけたがる奴が取り憑いてるのも原因の一つだとおm
冬休みだしねえ
887 :
(・∀・):04/12/06 19:57:50 ID:bO5IV7O+
判ってないな> ID:3q1utZ8J=レズスキー
皆オマエの人格を叩いているんであって、オマエさんの嗜好を叩いているわけじゃない。
話豚切るが、
モトネタの男がヒゲのオッサンなのに美女化しちゃうとかって駄目?
ダメ?とか聞くな馬鹿者。
全部おkに決まっとる。
書きたい物を書けば良いし、マンセーされたいなら読者の嗜好も考えると。
887の人格が分かったのでこれからは887を無条件で叩いていいそうです。
・・・と、まあこうなるんだよな、もうあきたよ。
>>887が火種だって事はようくわかった
おまえ、ふにゅでも無意味に荒らした事ないか?
なんかもう『レズスキー』を唱えればどんな誹謗中傷も許されると言いたいのだろうね。
なんか必死な奴がいるのぉ。
スルーという言葉を知らないのか?
895 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:53:11 ID:rYg6l1nr
ID:3q1utZ8J=ID:2rw5MBNi
レズスキーはさっさと失せろ!!!
age荒らし…
なんかあぼーんが多いな…
また例のキーワード(○○スキー)かな?
TSスレもうだめぽ
>881
> なにがあっても必ず、
> 『幼なじみor旧知の友で』
> 『友情が恋愛感情に変わる』
> 話しか認めない連中が幅をきかせまくった
そんな連中見たことないが。
>>899 まあそんな話ばかりでは広がりがなくなり
読者層が狭まってしまうのは否めないよな。
俺ここでしかTS見たことないし、わけわからんからもういいよ。
譲れない何かがあるんだろうけど、本当にどうでもいい。
荒れそうな話題に反応するのやめようぜ。
>900
妙な同意を求められても困る。
そういう話がこの界隈で比較的多く書かれることは事実だろうが、
「なにがあっても必ず」そういう話「しか認めない連中」なんて見たことない、と言っている。
「なにがあっても必ず」そういう話を認めない連中なら、散見したが。
ちなみに、あんたの意見に同意はできん。
「そんな話ばかり」が書かれること(実際にはそんなこともないと思うけど)よりも、
それ以外の傾向の作品が対抗軸になり得ていない点こそ、あんたは気にするべきだろう。
「そんな話」を批判してる暇があったら、流れを変えるほどの良作を書けと言いたい。
自分で書けないなら、愚痴を垂れるのは止めて好みに合わない作品はスルーしてくれ。
「なにがあっても必ず」そういう話「しか認めない連中」は私が見たがね。
けどそんな挑戦口調とるのはカルシウム不足かな。
>>902 池沼はスルーするように。
彼は有名な、荒らしだから相手にする必要は無い。
ここはIDで無いからわかりにくいが、文章とその内容から同一人物であることは疑いが無い。
完全に浮いているだろ? 奴のレスが(w
ごめん、IDでるねココ。ID変えるのは簡単なので、レスの内容を見抜け!という意図は解してくれるものと思う。
ただ単に荒らしたいだけの香具師が紛れ込んでそうな気がするので
反応したら負けだと思うがどうか。
反応したら 負けかなと思ってる。
908 :
名無しさん@ピンキー:04/12/07 16:24:41 ID:AKBjfNfz
「強制女性化スレ」で今後のTS系スレの方向にかんして、
なかなかいいアイディアが出てる模様。
「SS投稿用スレ」と「感想スレ」に別けるアイディア。
その場合ここも統合する可能性があるので、賛否をあちらで表明しましょう。
ホント 2chは地獄だぜ フゥハハハーハァ
統合しなくていいってば。
ここは何投下してもOKな場所。制限ナシなんだから
>>910 制限なしの投稿専用スレができれば、ここの投稿スレとしての役目は終るだろ?
だから議論する必要がある。
現に何日も投稿はないから万全な機能を果たしているとはいい難い。
>>911 後から作られたスレに、
「同じ趣旨のスレを作ったからお前らはもうイラネ、潰れろ」
そんなことを言われて納得しろと?
>>912 ここでは向こうで議論されている機能は果たせないし。
加えて、このスレももう終るわけだ。
このスレの後継が、無効で議論されているスレで行けない理由はない。
このスレが終わろうが普通に次スレに移行するだけですが?
保管庫のあてもできたし何の問題もありませんが?
このスレはどんなSSの投下もOKですし、
そっちのスレを議論や感想、雑談用にして、
こっちにSSだけ投下してもらっても構いませんよ。
そっちの荒らしを送り込むのだけは勘弁ですが。
てか、あっちのスレの人は
♀→♂だけのSSをスルーできるの?
♂→♀のレズ展開だけのSSをスルーできるの?
♀→♂のホモ展開もありえるけどスルーできるの?
自分がまったく受け入れられないTS展開をスルーできるの?
>>914 ここの次スレを投下専用にして、他スレを雑談・感想スレにするってこと?
・・・それって結局向こうの案と何一つ違いがないのでは?
>>915 だったらここの住人はスルー出来ますと断言出来る?不毛な問いかけだよそれ。
どうせこのスレ元に戻らんだろうし、この際「ペクチョソのレズスキーを徹底的に
罵るスレ」にしたらいいんでない?荒らした事をまるで反省せず、荒れたのは
自分に反対した連中などと都合のいい妄想に浸る在日など、弄って遊ぶに限る。
おーっとここでスルー!
_
r'::::::::i
トーf/__
/ イ| 、ヽ
//_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
/ } / ,_-‐、
/\/,ー 'ヾ i"_Y 〈i
〈 < / ゝ^-'"
\i"ヽ、 \\ //
├ i\i カ ,、
|_,,i ノ_ソ ) ゝ
さて、918をどんなシチュでTSさせてどんな奴を絡ませたら良いと思う?
>920
チョゴリ着て下校途中の在日美少女と入れ替わりだな。
で、愛国者気取りのウヨクもどきに罵倒されたり服を切り裂かれたりレイプされたり。
妄想でも伝統あるチョゴリを切り裂くとかいえる
>>921の国際感覚の無さに辟易。
チョゴリ切り裂きが連中の自作自演であった、
という事実を踏まえたうえでのジョークだと思うが?
>>911 他人に強制されてのTSと、自発的なTSとで共存できなくてスレを分けたような連中が、
制限無しのSS投下スレなんて作っても胡散臭すぎ。
>>923 ソース出せ。
モラルの低い日本人と便乗する日本人。
どっちも恥かしい。
ネタをネタと(ry
>>925 ねらーなら既に常識の範疇だよ。
「チマチョゴリ」「切り裂き」「自作自演」でググッてごらん。どれでもお好きなものをどうぞ。
チマチョゴリ 切り裂き 自演で検索した結果 ページ:217件
どーでもいい、さっさとハン板に帰れ
ネット右翼はどっかいけよ。
気の毒な人達を侮辱するなんて、同じ日本人として恥ずかしいよ。
ブサヨク乙!
やはりレズスキーは本物だったか…
同じ日本人として〜
俺は日本人だけど〜
は代表的な…
板違いはこのへんでw
しかしなんだな。こういう書き込みすると後味悪いのは確かだな。
933 :
名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:57:29 ID:LQpMJbzC
在日は姦国人からも嫌われてるそうだがな。
姦国に税金払わねぇ徴兵にも行かねぇ奴は同胞じゃねぇってよw
( ゚д゚)、ペッ
>>933 '´ `ヽ !
l !
/ / ⊂⊃
、 _ ,r '´ /
`' ー-- ‐ ´
⊂⊃ ⊂⊃
∧_∧ そうやってなんでも
< ::;;;;;;;;:> ウリをネタにしてりゃいいニダよ・・・
/⌒:::;;;;;ヽ
/ / ::;;;;;;;;:| |
>>925 ,ニニニニニニ と./ゝ_;_;_ノヽつニニニニニニ
朝鮮ネタは右も左も
在も倭も食いつきがいいなぁ
∧_∧ ウリは生粋の日本人ニダ
< ::;;;;;;;;:>
>>921は同じ日本人として恥ずかしいニダ
/⌒:::;;;;;ヽ
>>921がアガシならレイプするニダ
/ / ::;;;;;;;;:| | 違うなら謝罪と(ry
,ニニニニニニ と./ゝ_;_;_ノヽつニニニニニニ
『ゴーマニズム宣言』あたりの影響で右傾化した若い人たちは「サヨ」を嘲ってさえいれば
自分がひとかどの「国士」として公論を述べているかのような錯覚を持てる。
実際はひきこもりの「ネットおたく」に過ぎないとしても、
たまたまネットという媒体が与えられたため、自分が「政府高官」にでもなって
「国益」を論じているかのような妄想が膨れ上がってくるんでしょうね。
まぁ、売国奴よりは何ぼかマシだろ(w
政治ネタと宗教ネタ、野球ネタは荒れるので公の場ではしないが吉。
TSスレ再編問題で大変だってのにニダー遊びでスレを埋めてしまうのも及びすぎだよな。
謝罪はするが賠償は(ry
さて、次スレはどうしたもんだか。
いいんじゃないのか?普通に次スレ立てれば。
あっちに統合しなきゃならない理由は、このスレには無いわけだから。
わざわざ荒れそうなところに飛び込むのも、ねぇ。
なんか強制スレも、このまま潰れてしまいそうな悪寒。
お絵かき・創作板にエクソダスしようかな……。
あっち人いないし。
943 :
名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:20:05 ID:9ZEZx5c5
普通に次スレ立てれば。
ここは、強制非強制やTSジャンル問わずどんなTSのネタもできるし、
その存在は普通に貴重だと思うので統合の必要なし。
ジャンルに縛られてるTSスレって自分的にはなんか投稿しづらいし・・・。
次スレは980あたり?
960あたりが良いと思う。立てられない可能性もあるし
ぎりぎりまで粘ると埋められる可能性も高くなる。
今の状況で書き込みが途絶える事はあまり無いけど
980越えると24時間書き込み無しで放っておいたら落ちるし。
強制スレからきました。TSスレは統合の動きがあります!
1スレ住人の一存で勝手に次スレを建てないでください。荒らしに狙われますよ。
今の緊急事態に強制スレで議論が行われています。
そちらを熟読し慎重な行動をお願いします。
>>946 いや、統合の動きはないです。荒れ過ぎなので、投下と感想を分けられないかという話。
誤解と反発を招く言い回しは、荒らしと誤認されかねないですよ。
>>948 それも誤解を招く表現だ。
荒れすぎて投下と感想を分けるにあたり、総合SSスレと総合感想スレかという
話が出ているので、その話の範疇にこのスレも射程内にあるのは確か。
勿論、そう確定する分けじゃないが、住民1人の主観ではなく住民総意として合流を
望まないならその意志を明確に伝える必要はあると思う。
個人的には別でも一緒でもSSが読めればそれで良いんだがな。
>>949 投下と感想を分けるのは強制スレの事情だろ
なんで強制スレの事情にこっちが合わせる必要があるんだ?
>>950 本当は強制スレの事情ですらないんだよぉ・・・
952 :
名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:35:58 ID:Jp1u+zpR
>>937 / | / | エェーーー!?
/,_ ┴─/ ヽ , 、 ,、
(・_.,》.'(・_,》)ミ ヽ . / L--/ l、エェーーーー!?
/ ,,__,ニ、、 ノ( | (・;;》 (・;;》 | /L--/l、 エェーー!?
| Y~~/~y} `, ~ | |y-,‐vi`ノl | (・.》 (・.》 l /L--/l、エーー!?
| .,k.,.,!,.,.,r| ,! く |, kl r| i ^< | 'fT~ヲ x | (・〕_(・〕x| /L/l エーー
/ <ニニニ'ノ \ / (二二‐ ' \ / l==_」 < ,l fmヨ ! L 〔゚fヲ゚.〕 、.。.,
,,ゞト、ノノィ,、
/ `ゝ
/ ノノ'`'`'`'`ヽミ
.| Y \ / }i
| / / ヽ ミ
.!(6リ (__) ノ
リノト、 '/エェェェヺ ココに来てるコト自体終わってますから!!
り| ヽ lーrー、/ 残念っ!!!
ノノ ヽニニソ Θ / \
,...-'"::::|:| /'::::::::::::::ヽ、 Θ//\//Θ
,...-'":::::::::::::::|.| v /':::::::::::::::::::::::::::_____//\//Θ
954 :
名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:48:15 ID:wVyPgGS3
>>955 そうやってあそこの人間のせいにしたい荒らしなんだから反応するなよ・・・。
そんなこと皆わかってるだろ、自演なんだから相手にするなよ
958 :
SS保管人:04/12/13 22:27:26 ID:qHrAc9l5
960 :
名無しさん@ピンキー:04/12/14 23:12:33 ID:2CcfYIW/
あ
961 :
名無しさん@ピンキー:04/12/19 15:15:10 ID:FafpdfJp
お絵かき掲示板の投稿するときの画面ややパズルゲームなどの一部の画像が表示されません
どうすれば表示出来ますか?
OSはWinXPです。
関係ないかもしれませんが表示されないと気付いた1日前にMcAfeeのウイルススキャンをインストールしました
邪魔なポップアップをブロックするようにもなってます
誤爆……マジスマンカッタorz
次スレは963?
963だよ。オセロスレと化してるけど…
あと33・・・誰か、こっそりこちらに作品を投下してくれないかなぁ・・・
嵐もとうとう煽るネタすらなくなったか・・・オウムのように自演、自演と繰り返すのみ・・・あわれw
無自覚なTSスレ最大の荒らし、969のお出ましです。
ここ一ヵ月近く無視され続けてようやくかまってもらえる人があらわれてよかったね。
また自演扱いして一人遊び再開しますかね(・∀・)ニヤニヤ
972 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 19:08:09 ID:tntamJLV
test
973 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 19:09:40 ID:tntamJLV
♥??
974 :
名無しさん@ピンキー:05/01/11 05:48:42 ID:+5nTRool
テスト
976 :
名無しさん@ピンキー:05/01/11 22:25:07 ID:j5Wc3Skw
test
@4
978 :
名無しさん@ピンキー:05/01/12 18:23:20 ID:/qxiWdbc
(@u@ .:;)ノシ
終了
981 :
名無しさん@ピンキー:05/01/13 12:29:31 ID:sxg01+or
(ノ゚∀゚)ノ
(゚∀゚)ラヴィ!!