1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 16:23 ID:cAyHz4y2
に?
即死防止を狙って3get。
4 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 16:37 ID:oIRrCTVE
4get
即死回避を狙って5ゲッツ。
即死回避狙って6.
即死回避狙って7.
8 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:20 ID:VnMKA1xt
回避!!回避!!
9 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:23 ID:vABbhp4P
とりあえずFBX氏の続きをコピペして、即死回避に役立てさせてもらってはどうだろうか?
即死回避は50くらいまで行かないと無理だっけか?
11 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:38 ID:VQnfNBWC
今日だけは業者かきこんでいいよ
┌(_Д_┌ )┐
12 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:49 ID:tZg16dN7
即死回避
13 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 18:13 ID:PChSU1Io
回避回避
回避!よろしく!
この前即死したスレに投下された分を、仕切直しの意味で改めてコピペするとか
▽注意事項
・ sage進行でお願いします。(E-mail欄に半角小文字でsageと入力)
・ age保守は行わないで下さい。(dat落ちは最終書き込み時間で決定する為)
・ スレッドの容量は500KB迄です。470KBを超えたら、速やかに次スレを立てて引っ越してください。
・ 「教えて」と聞く前にまず、(
http://www.google.com/)等で調べましょう。
・ 荒らし、煽り、広告は無視して頂くようお願いします。
即死回避 1乙
20 :
月光蝶:04/06/19 18:58 ID:agGWyldK
即死回避せよ!!
(スレ立て乙)
とにかく即死回避!
回避回避&乙
回避参加
回避〜回避回避〜回避回避回避〜
回避
回避
回避
回避〜
寄生獣のあのフレーズがエロと結びついて頭から離れない。
この種を食い殺せ、だ。
↓
この種を犯りつくせ、だ。
このスレ的には、こういう寄生ってどうですかね?
皆なんて熱いんだ!
てなわけでROM中心の俺も応援カキコ!
回避!!
回避しまくり。
スレ違いかもしれんが即死回避をかねて。
ロックマンX2(違うかも)のスクラップ工場みたいなステージで
主人公にはりついて来て主人公の動きを狂わせる敵に少し興奮した。
「これが女型レプリロイドだったらどんな風に狂うんだろう」とか
いけない妄想をしていたなあ。
会費
板野サーカスのごとく回避
回避
即死回避を兼ねて、駄文を投下しようかと思います。
書きながらの投下なので、気にせず回避カキコは続けていただけるとありがたいです。
夏休みも終わりに差し掛かった部室に、化石染みたワープロの、キーを叩く音だけが響いている。
校庭から響くのは、サッカー部の賑やかな声。
それをまるで別世界の事のように聞きながら、橘 恭一は電卓の液晶のようなディスプレイに食い入るように目を離さない。
「これで…四人目か」
ここ、私立五陵学園から、行方不明者が多発している。
生徒会副会長である橘は、数日後に迫った新学期の始まりに向けて、生徒に配布するプリントを制作していた。
生徒に登下校及び放課後の、注意を促すものである。
生徒会は基本的に学園内の自治が認められる。
その自由度は大きく、学園内行事の新案から、風紀、様々な権利を持つだけに、その義務も大きい。
この手の作業は、全てが生徒会の分担になる。
面倒な話ではあるが、手を抜くと教員や役員達への発言力に直接響く事になるため、そうそう手は抜けないのだ。
37 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 22:22 ID:VnMKA1xt
回避!!
「どうせただのプチ家出とか、彼氏と内緒で旅行とかじゃないのかよ?」
独りごちる呟きに、嫌味な響きがあるのも仕方あるまい。
何せ、まだ課題が半分も終わっていないのだ。
リミットは後三日。
無理です。て言うか俺はアホですか?
こんな事してる場合じゃないだろうが?
一般課の生徒達が課題をせずに遊びほうけるのはまだ許される。
だが、橘は進学課の三年。国立を目指して日夜邁進すべき身の上なのだ。
ならば、そんな彼が何故夏休みも終盤になって、課題をたんまりと残しているかと言うと、
彼女ができたのだ。
生まれて始めて。
一般課、二年、帰宅部の。
つまりはヒトナツのメモリーがうんたらかんたら。
舞い上がった。それはもう天高く。
そして、その彼女は、橘が夢中になるに当然の要素を備えているのだった。
鮎川 清香。
男女問わず、とにかく人気が高い。
素直で人を嫌うことの無い穏やかな性格と、柔らかな物腰。十羽ひとからげのアイドル等とは比較にもならない、容姿。
そして、多少小柄ながらも、あくなき自己主張を止めないボディライン。
彼女は、写真部の財源であり、情報処理部のバナークリック回数を二桁増やし、アンダーグラウンドな男子連中からは、妹にしたい生徒bPの座をもぎ取り、ごく僅かな女子達からも妹にしたい生徒bPの栄誉を受けている。
正直、橘自身も、持て余しそうな出来過ぎた恋人だった。
付き合い始めたきっかけは、橘からの告白。
一年二年と、部活と勉強、そして男友達との馬鹿騒ぎに明け暮れた。気がつくと自らの高校生活に足りない物が有る。
だから告白した。
不発に終わる心構えで彼女を呼び出し、想いを告げた。
それは、不意に一人で旅行に出たくなるような衝動と比べても、差異は無いと言ってよかっただろう。
恋愛の真似事くらい、経験したかった。実際にはただそれだけだ。
それが今は、彼女無しでは、鮎川 清香無しでは居られなくなっている。
「幸せな病気だな…」
気がつくと手は止まり、口元は緩んでいる。目はモニターに有りながら、見える物は違っていた。
橘が壁にかけられた時計に目をやろうとした時、小さく入口のドアが鳴った。
聞き取れないような小さすぎるノック。
間を空けずに続いたノックは、はっきりと聞こえる。
橘はノックの主を知っていた。
「どうぞ」
早鐘のような心臓の動きを隠し、至極平坦な声音で橘は応えた。
「失礼します」
小さいながらも通る声とともに、彼女は現れた。
「差し入れ持ってきましたよ?橘さん」
清香が麻のトートバッグと水筒を掲げて、華やかに微笑む。
その時にはもう、橘の頭の中には、プリントの事も課題の事もすっかり消え失せていた。
「歩いて来たのか清香?暑かっただろう、クーラー強めようか?」
自分の隣の椅子を引いてやり、空調のリモコンに手を伸ばす。
「平気です。橘さんが寒くなっちゃいますよ?」
清香は柔らかに断ると、椅子に腰を降ろし、トートバッグから丼を取り出す。
ラーメンの器にちょうど良さそうなそれを、当たり前の様に机に置き、取り皿らしき小皿を数枚。
中は黄色い何かで満たされているのが、ラップ越しに見えた。
エロスなシーンまで、もう少しかかるかと。
下地をしっかりさせないと、エロが映えないかなぁなんて思ったものですから。少し休憩して、また投下します。
待ってます〜
それでは引き続き回避
保守&期待カキコ
保守パピコ
保守&期待カキコ2
>42
期待ホシュ
回避+期待ホシュ
ホスー
応援保守
51 :
月光蝶:04/06/20 01:05 ID:ycWAu77x
おおっ50突破!!
ホシュ
スレ立て&投稿乙!
即死回避支援
よかよか、期待保守
これで準備は整った訳ですな。
職人さんよろしくお願いします。
ほ
ヘ(゚∀゚ヘ) 寄生と保守〜
>56
ああっ、やめて……アタシに寄生しないでぇ……
うぁぁっ……なんだか気持ちいいよぉ……
リレー小説でも始める気ですか?
59 :
名無しさん@ピンキー:04/06/20 19:35 ID:JJNHjz3q
だ、誰がリレー小説なんてっ!
・・あ・・あれ・・・手が勝手に・・・・いやぁあ!
昨日は途中で寝てしまいました。続き、投下します。
「清香…それは?」
「プリンです」
輝かんばかりの笑顔で即答する恋人。
「時間がありましたから、朝から頑張ってみました。甘いものは頭と心の栄養ですから」
丼でプリンは作らないだろう。反射的なツッコミを辛うじて飲み込む。
言える訳が無い。そこにはデスクワークの疲れを労おうとする愛がある。
橘のために作られたプリンなのだから。
見る間に清香が紅茶をカップに注ぎ、テーブルを整えていく。家事手伝いが身についている証拠だった。
そんな家庭的な様子を見ながら、橘はどうやってこの苦境から脱しようか悩んでいた。苦笑を顔に張り付かせて。
丼一杯のプリン。
半分にしても荷が勝ち過ぎる。
が、最愛の彼女が作ってくれた料理にケチを付けるほど、贅沢な思考回路は持ち合わせてはおらず、完食を覚悟して橘は小さく溜息をこぼした。
第一、それきり料理を作ってくれなくなったらどうするのか。
清香の料理は、ことごとく旨いのだ。
「いつもは、生徒会室っていつも人が居ますから、橘さんと二人きりってちょっと不思議な感じですね」
そう言う清香はご機嫌で、楽しそうに少量に取り分けたプリンを差し出す。これがあと何杯も続くのだろう。
「そうだな。いつもは皆そろってぎゃあぎゃあ煩いからな」
その言葉を聞き、橘は少し心の重圧が軽くなるのを感じた。
二人きりで居られて嬉しい。清香は暗にそう言ってくれているのだから。
面と向かって心をさらけ出すのは照れ臭い。言葉にするのなら尚。
二人は恋愛初心者なのだ。
加えて、清香は付き合い初めて四ヵ月の橘を、未だ恭一とは呼べない。苗字にさん付け。キスすらまだ二人は交わしていない。
つまり鮎川 清香とはそんな子だった。
「じゃあ、いただこうかな。清香の力作を」
「はい。紅茶も熱いうちにどうぞ」
「じゃあいただきます」
言いながら、プリンを口に運ぶ。
隣の清香も一口目を頬張っている所だった。
丼から直接。
「残りは全部食うのかよ!?」
流石に今回は本能にあらがい切れない橘だった。
真夏の陽射しも陰りを見せる夕暮れ。部活に明け暮れる生徒達の声も今は無く、学園は静けさに満ちていた。
夏季休暇中という事もあり、教員の姿も無い。ただ、数時間毎に巡回する常駐の警備員が存在するのは、やはり私立ゆえか。
生徒が普段立ち入らない、用具室。そこから、薄暗い明かりが漏れている。
聞こえるのは湿った音。
女の爛れた嬌声。
コンクリートが打ちっぱなしの室内にその音は良く響いた。
だが今は、いや、それが生徒が賑わう昼のさなかだろうが、気付く者は居ないだろう。そこは生徒達の生活からは完全に隔離されている。
「ああぁっ!深いのっ!深いのおっ!」
悦楽に彩られた声は、半ばあやふやで、肉欲に染まりきっている。
「なんだ、お前、奥は嫌いなのか!?」
「あっ…大好きよっ!奥っ!好きっ!」
ひやりとする床に這いつくばる女は、学園の制服を身につけている。
それをはだけ、張りのある豊かな乳房を、後ろから獣のように突かれる反動でゆさゆさと揺らしながら、快楽を享受しているのだ。
普段はきつい目元を、潤ませて、半ば微笑むように彼女は男に身を任せていた。
「そらそら!そんなに俺のイチモツがいいのか!?」
「はっ、はいっ!大きいの!来るぅーっ!あああああっ!」
体を交わしていながら、二人を恋人と判断するのは難しいだろう。
方や涼やかで気の強そうな女子生徒。
もう一方は、無精髭もあらわな不潔感に満ちた中年である。
誰もが目を疑う光景。
だが、彼女は現に、自らの腰を男の動きに上手に合わせてうごめかせている。
その接合部からは、鮮血と快楽の粘液が滴っていた。
「ざまぁねぇぜ!あんな態度を取ってたお前が、今はこうしてヒィヒィよがってやがるんだからなぁ!」
応えは無い。彼女はただ、あられも無い声をあげるだけ。絶頂がもうそこまで迫っていた。
「処女マンコぶちぬかれてイくのか!?この肉人形が!」
男の動きが激しさを増す。こちらも射精が近い。
甲高い少女の絶叫にあわせて、男が接合を解く。慌てて不様な動作でイチモツを彼女の顔に突き付けると、びゅくりと白濁した液体がその先端から吹き出した。
恍惚としながら、彼女は続々と噴射する精を顔に受けている。
「しゃぶれよお嬢様」
男が上がった息を抑えながら、柔らかな感触にうめく。
「コイツさえありゃあ…」
今日はここまでです。
読み返してみると、下手なラブコメシーンで嫌な汗が止まりませんが、なんとか我慢してやってください。
>65
乙です。
保守
期待してますよー。
保守
結局、清香は丼一杯のプリンを完食した。
その後、たわいの無い会話が続き、プリントの制作は遅れ、完成を見たのは夕日が沈み切った頃だった。
蛍光灯の明かりも無い、無人の廊下を清香が怖がり、橘のシャツの裾を掴みながら、彼の影に隠れるようにして二人は歩いた。
ちょっと失礼しますね。
はにかみながら、ぱたぱたと音をたてて清香が女子トイレのドアの向こうに消える。
妙な気恥ずかしさに曖昧に頷いた橘は、壁に寄り掛かり、窓の外に目を向けた。
狭い私道を挟んだ向かいには、中等部の校舎が暗がりの中に浮かんでいる。
ほんの三日もすれば、そこにもここにも生徒が溢れ、また毎日が始まるのだ。受験勉強、生徒会の自治活動、そして恋愛…。忙しい日々。二月前は夏休みが待ち遠しかったが、今はそれが懐かしい。
悪友と友人達の顔を思い浮かべ、携帯のメールをチェックしていると、不意に違和感を覚えて橘は顔をあげた。
ささいな何かが橘の五感に呼びかける。
異臭。
鼻につく不快な甘い匂い。それが違和感の源だった。
「床のワックスってこんな匂いだったか?」
記憶を辿るが、思い当たる節は無い。
その時、廊下の曲がり角から微かに足音がした。
「まずっ…!」
慌てて階段脇のデッドスペースに身を隠す。夏季休暇中、十八時を過ぎての生徒の立入は禁じられている。生徒会副会長としては、見つかるのはあまりよろしくない。
足音が近づく。二人分だ。
橘は興味に駈られ、そっと顔を覗かせた。
「日本史のブタ倉と…?」
小さく呟き、目を凝らす。
間違いない。あれは日本史の板倉、通称ブタ倉または痛倉と、同じクラスの女子…小田桐 由利だ。「ブタ倉と小田桐…?」
有り得ない組合せに、橘が眉を寄せる。
ブタ倉は学園内ワーストワンの不人気教師。女子から変質者紙一重の称号を戴き、男子からはイビリ王の名で呼ばれている。
未確認ではあるが、女子の着替えを盗撮しただの、尻を触っただのという、いわくが尽きない。
小田桐は率先してブタ倉に噛み付く、女子のリーダー的な存在で、常に矢面に立ってはブタ倉と対立を繰り返していた。
その二人が、こんな時刻に廊下を並んで歩く事自体が橘には信じられない。
某テロリストグループの指導者と、世界警察の大統領が並んで歩いているようなものだ。
呆然とする橘に気付きもせずに、二人は玄関へ向かっていく。
やがて完全に二人が見えなくなり、廊下に戻った橘は、何かしっくりこない心のしこりを持て余していた。
「にしても…何の匂いなんだ、これは」
甘い異臭は、何故か強さを増している。
答えの出ない胸のつかえは、トイレから出た清香にシャツの袖を摘まれるまで続いた。
新学期は瞬く間にやってきた。
三日の完徹により課題は数学の一部を残して、完成。
問題の数学は悪友に写させて貰えばなんとかなる。
「太陽が黄色く見えるってのは本当だったんだな…」
眠気を通り越して、吐き気すら訴える体を引きずるようにして、橘は人気の無い通学路をMTBで飛ばした。
一般の生徒が登校する一時間半以上前には、生徒会室に着いていなければならない。時間までに始業式の準備を済ませなくては。
ガラ空きの駐輪場に、後輪を派手にスリップさせて停まると、一番奥へ放り込む。
近場の窓を開けると鞄を放り込み、裸足になって廊下を走る。
玄関から回るよりも、これで数分は稼げる算段だ。
下駄箱で靴を履き変えて、ダッシュで生徒会室を目指す。
「おはよう!」
勢い良く飛び込んだ先で、ざっと役員達の集合具合いを確認する。
またしてもエロが無い…。
もっと簡単な造りの話にすれば良かったー!
本を一冊書く気かと!
読み手は置き去りかと!
小一時間自分を問い詰めた上に、構想を組み替えてみます。
>74
首を長くして
期待ホシュ
期待してまっていよう。
保守
79 :
名無しさん@ピンキー:04/06/25 19:30 ID:H+MNSiLQ
保守
前スレ(part2)まだ生きてたんだな
気付かなかったよ
機体保守
>>74 イイヨイイヨー、伏線は広く深く、取り憑き先は多く
学校って格好の舞台設定だと思う
ほら、苗床がそこにもここにも…
>74
舞台設定が有ってこそ燃えるんですよ。
お待ちしています。
予告。
明日コスモがたまれば行くかも。
・・・と行きたいんだけど、アク規制中;
恨むなら荒らしたヤ(ry
また今度になるかなぁ・・・
>84
期待してお待ちしております。
励ましありがとうございます(*´ー`)
自分の中のエロな部分と、少年の部分を出せるか頑張ってみます。
エロって、なんか法則みたいのがあるじゃないですか。
「ロボットもののヒロインはなんかエロい」みたいな?
ロボットが無くてはあのエロさは成立しないんだなぁ、とか考えてみたり。
操られや寄生も、やっぱり前振りがあるからエロさが際立つのかなぁと。
まぁ偉そうな事はさておき、続きは火曜日か水曜あたりに投下しますんで。
前スレは無事に埋まりました
まだ埋まってねぇよ・・・
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
ようやくアホーBB復帰のようで。。。
こないだの日曜は作戦失敗に終わりましたが、次は・・・
と行きたいんですが、仕事かも(死
長い目で見てやってください。。。(違?
>90
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
マイペースにどうぞ〜。
我々はマターリと楽しみに待ってます。
92 :
乙×風:04/06/29 11:35 ID:Gxq+AEMz
こちらも経過報告を。
最近どうにもスランプで筆が進んでません。
それでも全く書けてないという訳ではないので来月の頭には
投稿できるかもしれません。一ヶ月も空けて申し訳ないです。
そういえば。最近の話には本格的なエロがあまりありませんね。
次の話の後半はえち全開で行きます。
メッチャ楽しみにしています。
「あ、副会長おはようございます。もう会長が何人か連れてホールで準備始めてます」
今時珍しい黒髪を長く伸ばした、おとなしめな印象の強い二年の女子、会計の三浦 桃。
「よう、色ボケ。目の下に隈作る程、何頑張ってたんだ?いやらしい奴め」
三年男子、山崎 雅之。彼が橘の言う所の悪友である。彼は書記長を務めているのだが、字は果てしなく汚い。もっぱら実行部隊隊長といった所か。
「説明する気力も無いわ阿保が…」
軽口で返して、鞄を自分の机に放り投げる。
「凄い汗ですよ?副会長。これ、よかったらどうぞ」
桃が、熊のプリントが愛らしいハンドタオルを差し出す。
「あぁ、ありがとう桃ちゃん。洗っ…」
「捨てていただいて結構です」
即答。
ハンドタオルを手にして、時が凍る橘。
「相変わらず何と言うか…君は気が利くんだか、なんなん…」
「捨ててください」
「り、了解っス…」
爽やかな笑顔で言い切る春香に、やるせない物を感じながら、橘は汗を拭う。
「相変わらず嫌われてんなぁ恭一?」
「えぇ、大嫌いです。清香のハートを独り占めにする怨敵副会長なんて…」
大っ嫌いです。
またしても爽やかな笑顔。
「二回言うのかよ!?てかそんなに俺が嫌いかよ!?」
「えぇ、嫌いです。容姿はせいぜいが十人並み、成績は最近下降気味。副会長とは言え、立候補した実際の理由は暇つぶし。せいぜいが棒キレを振り回すのが得意な程度の『副会長』が、私の清楚可憐天衣無縫純粋無垢三国傾倒の清香を汚したのですから」
「最後のはなんか違うだろ…。ちなみにそれは褒め言葉じゃない」
徹夜が堪える橘に、また別種の頭痛がやってきて、頭を抱える。
「副会長は、確か御実家が剣道場でしたよね?世が徳川の頃なら、間違いなく貧乏旗本がお似合いです。そう、傘張りか金魚売りなんて如何です?」
「聞いてくれよ人の話を…」
桃が何かと橘につっかかるのが、日常だった。桃と清香は家が近く、産まれた時よりそれは仲の良い姉妹の様に育ち、今に到る。
親友を野犬に掠われたような気分なのだろうと橘は察するが、彼を嫌う桃の感情のベクトルは、別な何かにまっしぐらのような気がしてならない。
恋敵。
何故かそんな単語が寒気を伴い、橘の頭の中を掠めて消える。
「まぁ桃も、そう恭一をいじめないでやってくれや。コイツはコイツなりに色々頑張ってんのよ?」
にやにやと傍観を決めていた雅之が、見計らったように声をかける。
助かった。顔には出さないものの、胸を撫で降ろす橘に、
「大きな気持ちで受け止めてやんな。そのうちフラれる事になるんだからよ?」
あっさりと追い撃ちをかける雅之。
「俺はイジメられっ子か…」
「まぁそう腐んなって。羨望税?嫉妬税、みたいなもんか?あんだけ可愛い女の子とっ捕まえたんだ、平凡に甘い毎日送れると思うなよ?」
笑いながら、雅之はうなだれる橘の首ねっこに背後から腕を絡め、
「おら、さっさと講堂行くぞ?あんま遅れると会長閣下が御立腹だ」
言いながら、彼を引きずり始める。
「…閣下と言うよりあれは陛下だ。間違いない」
その会長陛下を思うだけで、さらに頭痛がひどくなる。苦虫を食んだような顔の橘は、桃に手を挙げてフェードアウトしていく。
「それじゃあ桃ちゃん、留守は任せた。何かあったら携帯鳴らしてくれ」
「はい、わかりま……って副会長!?酷い顔色ですよ!?」
気付くが早いか、慌てて椅子から立ち上がろうとする桃を手で制して、雅之の腕から逃れて自立する。
「頭が痛い。寝不足さ、ただの…」
「なんで桃ちゃんは、ああも俺に絡みたがるんだ…?」
講堂への道すがら、半ば呟くように雅之に問う。
一瞬、信じられない物に遭遇したように目を丸くして雅之は、何かを言いかけて口篭った。
彼にしては珍しく言葉を選ぶように話し始める。
「まぁ、なんだ。嫉妬と…羨望だろ。恭一、お前と鮎川が付き合う事に寄って、結構な人数が泣いたわけだ。桃もその一人だ…と。後は自分で考えろ」
意味深に咳払いをして、こう締め括る。
「言い辛い事言わせるなってーの」
「なるほど…」
それはあくまで予想どうりの答え。しかし、この胸の奥の苦い淀みはなんだと言うのか。
平然と接しているかに見える普段の彼女は、理性で何かを押し固めた仮面だと言う事だ。
温和しげな、日本人形のような容貌は男子から見ても好ましい。生徒会に所属することで男子からの認知度も高く、なかなかに人気がある。
そう言えば。
清香の言葉を思い出す。
「好きな人が居るみたいですよ?諦めかけてるみたいだけど…」
恋をしたその人が同性だった。ただそれだけの事。差別すべき事ではない。
「恋愛初心者に修羅場はキツい…」
「それも幸せの代償だっつうの。それよりマジで大丈夫かよ?顔色悪いぜ?なんてーの?土気色?」
「あぁ、徹夜が三日続けばこうもなるさ。でも風邪の可能性は否定できないな。咳が出ないからインフルエンザかもしれない」
言いながら、ふと気付く。
あぁ…またあの匂いだ。
何の匂いだろう。
物が腐った…、そう、果物が腐ったような匂い。
「雅之、なんだか臭くないか?果物の腐臭みたいな」
この間感じた時よりも、臭気が濃いように思える。
「はぁ?まさかお前、さっきから頭痛だの匂いだの言ってるけど、まさかヤバいもんに手ぇ出してんじゃねぇだろうな?」
苦笑交じりに首を振ってみせる橘。
「有り得ない。やるわけないだろう?」
「確かに、恭一はそんなタイプには見えねぇわな。でも、やってみたいと思った事ぐらいあるだろ?」
「無いな」
「……さいでっか。なら惚れ薬はどうよ?」
橘は少しだけ沈黙して答えた。
「あるな…。それはある。そんな物が使えるなら、使うだろう」
昔から、二人は良くこんな事を語り合った。
橘と雅之が出会ったのは小学校に入学したての頃で、最初は頻繁にいざこざを起こすような関係だった。
それがいつの頃からか、お互いが隣に居る。
騒ごうか。そう思った時、真っ先に頭に浮かぶ。橘にとって、居心地の良い友人だ。
「だろ?そりゃあ男なら誰だって思うわなぁ。ハーレムだって夢じゃないんだぜ?」
助平を絵に描いたような笑みを浮かべて、雅之は笑った。
悪い男では決して無いのは橘が良く知る所で、彼が写真部の常連なのも、また良く知っている。
「そんなものか?俺は清香が居れば、それでいい」
「うわ、真顔で言いやがるかよコイツは…」
呆れ果てた顔で肩を落とす雅之。
「振られるんじゃねぇぞ?恭一」
背中を、ぽんと叩く、強くも無く弱くも無い、その感触が嬉しかった。
本日分の投下は完了です(´・ω・)
まだエロまでの前振りが残っていますので、もう少しお待ちを。
また金曜か土曜にでも張りに来ます。
>>101 グッジョブ!
今までのこのスレには無かったタイプかも。
今月はすばらしい作品が見れる予感。
期待
期待&保守
一回ageます?
107 :
名無しさん@ピンキー:04/07/04 20:59 ID:tMzgH5a6
ageますよ。
ネ申の降臨を待ちます
始業式の準備は、生徒会役員と学級代表の連携により、滞り無く完了した。
高等部全生徒が収容されて、まだ有り余る余裕を持つ講堂では、現在、生徒会会長の挨拶が進められている。
壇上にあるは、凛々しい女生徒。
長い髪をポニーテールに結い上げ、背筋をしゃんと伸ばし、その瞳と声は、六百人余りを前にして臆することが無く、悠然と淀む所が無い。気高い美少女と呼ぶに相応しい彼女こそが、五陵学園高等部生徒会長、九条 香住。
別名、女帝。
名付け親は誰あろう橘だ。
マイクのボリュームを若干下げ、声を張るようにしてしゃべるのが、こうしたときの彼女の常であり、橘が見ていても香住には威厳じみた雰囲気が見てとれる。スピーチに問題が無い事を確認すると、橘は生徒達に目をやった。
生徒会役員は教員達と同様に、壁際に立って、着席することはない。稀ではあるが、体調を崩した生徒が居たりするので、式典集会中は気を配らなければならないのだ。
とは言え、問題などそう滅多に起こる事ではないし、夏休み気分が抜けない生徒達は、あちらこちらで船を漕いでいる。
だが、橘は激しい頭痛に苛まれて一人平静を装いながらも苦悶していた。
ともすれば嘔吐しそうになる程の頭痛。
脳腫瘍や脳内出血と言った、危険な単語が先程から頭の中で点滅している。これは流石にやばいか?
何食わぬ顔で、隣の雅之に、用を足しに行く事を耳打ちし、静かに講堂を出る。
重い防音扉を極力静かに閉めると同時に、橘は壁に寄り掛かった。
ともすれば倒れ込みそうになる体を、辛うじて支え、胸に込み上げる嘔吐感を無理矢理に押さえ込み、足に力を込めて歩き始める。
保健室へは渡り廊下を過ぎ、ぐるりと回り込まなければならない。
普段ならどうという事も無い距離も、今は遥かに感じる。
無人の廊下をモタつく足でかろうじて保健室までたどり着く。
安堵の息をつく橘は引き戸に手をかけ…
「……ぁあっ…た…しい…す」
凍りついた。
この声。
たとえ実経験が無い男子でも、十代も半ばになれば、誰でも知っている。
これは…。
「もっ、もう我慢できっ…ないんですぅっ!」
「へへへへへ……。すっかりお前も染まってきやがったなぁ?」
「うずくのっ!欲しくてっ!欲しくてっ!」
「すっかり虫の虜だなぁ…小田桐ぃ?」
思考が、止まる。
女の声は欲情にまみれ、上擦って居るものの、橘の知る小田桐である。
間違いは無いだろう。
男がそう呼んだのだから。
ブタ倉が、板倉がそう呼んだのだから。
数日前の記憶がフラッシュバックする。
夜の廊下を、
二人連れ立つ、
ブタ倉と小田桐。
まるでありがちなAV染みた行為が、この扉一枚向こうで行われている。
下衆な想像そのものが、今ここで。
唐突に怒りが込み上げる。
人が体の不調を押してまで集会の準備を済ませ、なんとか休養を求めた先では、教師と生徒が乳操りあっている。しかもそこは校舎内で唯一ベッドが存在する、病人の駆け込み寺だ。確かに肌を重ねるにも適している事は否めない。
だが。橘は思う。
俺の眠りを妨げるくらいなら、屋上で青カンしてこいこの糞教師。
思い立ったが最後、止まらない。
捻り込むような前蹴りは、呆気ない程たやすく戸を跳ね飛ばし、部屋正面の椅子に当たってようやく止まった。
「貴様等…」
赤く彩られた感情が導くままに、悪口雑言をぶちまけようと踏み込む橘の視界に、小田桐 由利の白い背中と、ブタ倉の突き出た毛むくじゃらな腹が飛び込んで来た。
言葉を失う橘。
その醜い腹の下に、見慣れない物がある。
それは、人体の組織では有り得ない形状をしていた。例えるならばミミズに近い。
だがその脈の打ち様は?大きさは?コブの様な隆起は?複数の穴は?
「…せんせい?わたしのなかに、はやくください」
動けないままの男二人を置き去りに、小田桐由利だけが、ブタ倉の毛の生えた乳首にゆっくりと舌を這わせ、しなだれかかる。
…あれは、なんだ?
全裸の彼女の股の間から、うごめく桜色の何かが見え隠れした。
ぽたり、ぽたりとそこから溢れた粘液がシーツを濡らす。
むわりとむせ返るような、あの腐臭が二人から流れ出している。
「お前、生徒会の橘だなぁ?」
名を呼ばれて、びくりと体が引きつる。気後れした橘は、まだ体の自由が取り戻せずに、硬直していた。
「今は始業式の最中だろうが?…いかんなぁ」
「いかんぞ、橘ぁ?お前は講堂でカカシみたいに立ってなきゃいかんだろうが?」
余裕を取り戻したブタ倉は、にたりと笑って由利の張り詰めた乳房に手を伸ばす。
「んぁっ…」
触れられただけで、由利はひくりと身を揺らめかせる。腰を落ち着き無く揺らしながら、ブタ倉の股間の異形を握ると、慣れた手つきでそれを上下に擦り始めた。
どろり。
異形から溢れ出す、乳白色の粘液を異形にゆっくりと絡め付け、それにまみれた手を眼前まで挙げると愛しげに指を一本一本しゃぶりあげる。
「橘が見てるってのにしょうがない奴だな、小田桐」
ふてぶてしい笑いを口元に張り付かせて、ブタ倉はその感触を楽しむようにたわわなそれを揉みあげる。
「ぁ…ん。殺しちゃ…えば、ふ…いいじゃないで…やぁん!」
橘の理解の範囲外の出来事が繰り広げられている。
逃げなければ。
頭の中で、本能がしつこい程に警鍾を鳴らしていると言うのに、橘の体は依然言う事を聞かない。
そして最悪のタイミングで…
「副会長!お加減は大丈夫なんですか?」
彼女はやってきた。
ようやく微エロに辿り着けました。
今日はここまでで。一日遅れて申し訳ないです。
ようやく下地ができあがって来た感じですね。
>>113 GJ!!
この後の展開が楽しみ(*´д`)
ややや、いきなり主人公大ピンチ!?
これは期待大です。
>>113 GJ、いきなり本丸展開という今までのタイプにない展開
期待sage
>113
良いですな〜
118 :
名無しさん@ピンキー:04/07/05 02:45 ID:0am9MGfJ
漏れもなんか書きたいがどうしてもバイオハザードっぽいシチュしか思い浮かばない…
逝ってきます
>>113 GJ! いい感じでございますね。これからがどんどん楽しみです。
あああ…
119さん 120さんがネタをくれているというのに
真剣に自分の文才の無さがいやになる…
神降臨キヴォン!
>>118 それ系の小説を沢山読めばいいんじゃないか?
そうすればだんだんと表現もわかってくるだろうし
>>122 はじめっから長い文を書こうとせんでも、それこそ日記形式でぽこぽこ投下でもいいとおもうよ。
それこそネタ拾いの神が降臨するかも試練し。
125 :
118:04/07/06 18:18 ID:wpQtWp+v
<暴露 前編>
(私どうなっちゃうのかな?)
夜の帳も降り、体制の為に一度寝巻きへと着替えたネーアは、
人外との逢引きまでの時間、物思いに耽っていた。
思い出されるのは、昼間の一件。
「私、メライガさん襲っちゃった」
まるで他人事のように呟く。実感が無いのだ。
あの時は、メライガの怪我から流れる血の匂いのせいで、
熱に浮かされたようにぼうっとしていた。
それは明らかに渇望と性的興奮を含んでおり、気が付けば、
抑えられなくなった欲情と飢えに身を任せ、
彼女を押し倒した。
そして彼女の直りかけた傷口をわざわざ広げてまでその血啜った。
(すごく、美味しかった)
その時の味覚が、今でも舌に残っている。
舌に、喉に染み付みついたそれは、まるで上質のワインを飲んだよう。
(また、飲んでみたい。いやらしい音を立てながら、
股を濡らしながら、怯える同僚たちの顔を見ながら)
いつか、ティジフォーンを挑発した時。昼間メライガを押し倒した時のように、
心の中で黒い感情が生まれる。性的興奮すら覚え、子宮が疼く。
気が付けば、口の端を歪め、微笑を浮かべていた。
「あ……」
まただ。
気を抜けば、すぐに自分が自分でなくなってしまうような錯覚を覚える。
正直、昼間ウラヌスを拒絶した事は重要ではない。
すでに自分には心に決めた主人が居るのだ。
昼間の事は、二股をかけているような後ろ暗さを断ち切る為のけじめに過ぎない。
『少なくともネーアはそう思っている』
ベッドに腰掛けながら、きつく自分の体を抱きしめる。
「怖い、怖いよ……」
(でも、それも少しの辛抱だよ)
もう少で『いつもの時間』を迎える。
それは、自分をこの世のしがらみから解き放ってくれる。
圧倒的な快楽と、心休まる温もりと、これ以上無い幸福を与えてくれる。
新しい主人に奉公する事が出来る。
新しい主人は人ではないけれど、そんな事はどうでもいい。
主と従者。そのどちらもが満たされるのだから。
――どくんっ。
子宮の中に棲む『何か』が脈動した。
時間だ。
はやる気持ちを抑えながら、制服へと着替える。
そして滅多にしない化粧をする。
今日は、御主人様にとびっきりのご奉仕をするのだ。
身だしなみには余念が無い。
着替えも化粧も終わると、小さな籠に、予備のメイド服をたたみ入れる。
準備は出来た。部屋から出ると鍵を掛ける。
「今行きますね御主人様」
手には籠を、懐には鍵を。
慎ましい笑顔を浮かべながら、それがたしなみであるかのように静かに歩く。
その内側に狂気と劣情を秘めながら。
***
「動き出したわよ」
『分かりました。ティジフォーン様と合流して、集合場所に向かいます。
そちらも速やかに移動を』
「はいはい――便利ねこれ」
レアクトはつい今しがたまで、『メライガの姿が映っていた』手鏡のような
物を見つめた。掌サイズで長方形のそれは、メライガが『現場の映像』を記録し、
物的証拠にする為に用意した魔道具だった。
「二枚あればこうやって、連絡も取り合えるのね」
(メライガってこういう怪しい道具どれだけ、持ってるのかしら?)
蠢く張り型。護身用の魔石。映像を記録する手鏡。きっとそれだけではないだろう。
「まあ、どうでもいいわよね」
今は。この魔法の手鏡を使って、ネーアの弱みを握る事が先決だ。
(まあ、弱みを握るってのも今更って気がするけど……やっぱり物的証拠があった方が
説得力があるしね)
レアクトは声を忍ばせて笑いながら部屋を出た。
ネーアのどんな痴態を記録しようかと、想像を膨らませながら。
***
ネーアは胸を高鳴らしながら、金属製の扉を開けた。
前回のように力任せに開けたりはしない。扉の向こう側は完全な漆黒。
その中へと躊躇なく足を踏み入れる。
『折檻』をされていた時の事を思い出す。
あの時は惨めで寂しくて、静寂が暗闇が怖かった。
扉をゆっくりと後ろ手に閉める。
月の光さえ遮られ、小さな密室は暗闇で包まれた。
その中で、ネーアの両目が赤く、血のように赤く輝いている。
――暗闇も、静寂も、怖くはなかった。
だが、それらが好きな訳ではない。
今のネーアは、暗闇よりも太陽の光を、
静寂よりも、卑猥な粘着質な音を、望んでいる。
部屋の中心へと歩み、封印を開放する。
赤い光が溢れ、室内の蝋燭に明かりが灯る。
正面の壁が上方へとスライドする。
ごうん。振動と共にスライドが止まり、ネーアの子宮を振るわせる。
「……はぁ……はぁ……」
途端に、あの嗅ぎ慣れた花のような匂いが流れ込み、ネーアの体と心を犯す。
パブロフの犬のように、愛液が吹き出る。
「……はぁ……ぁんっ」
既に、乳首が勃起しており、歩く度に胸に快楽が弾けた。
パタタッ――紋様の中心に、吸水量を超えた愛液が滴り落ちた。
ふと、思う。
(――御主人様。喜んでくれるかな)
今日は、いつも『可愛がってくれる』御主人様の為に、おめかしをして来たのだ。
化粧をして、勝負下着を着て、制服を着たままご奉仕するのだ。
(きっと、喜んでくれるよね?)
初めてのデートに喜ぶ少女のように、顔を綻ばせる。
だが、ぼんやりとする意識の中で、ネーアは気付いていない。
綻んだ顔は、妖艶な笑みを浮かべている事に。
乙女のような心の奥底に、狂気とも言える劣情が潜んでいる事に。
「御主人様ぁ……」
うわ言のように呟きながら、階段を降りる。
思考に、徐々に霞が掛かっていく中、ブラの下地に擦れた乳首から、
断続的に発生する官能に足元がふらつく。
甘く痺れるような快楽に脳が蕩け、表情が蕩け、だらしなく口が半開きになる。
いつしかネーアは。地面に点々と、愛液の足跡を付けていく。
そして、眼前に現れた、主人を封印する扉の傍に、籠を置くと、
めくるめく快楽と背徳の扉を開いた。
「はぁっ……はぁっ……んっ……はぁっ……」
これ以上無い背徳的で淫らな期待に胸が壊れたように高鳴る。
息を荒げながら歩く彼女の目は、劣情に潤み、あどけなさを残す顔には、
妖艶な笑みを浮かべている。
自己主張した乳首が発する官能に股を濡らしながら、肉と臭気で包まれた
淫靡な空間を渡り歩く。そして――
「御主人様?」
主の下に歩み寄った、メイド姿のネーアが首を傾げる。
目の前には甘酸っぱい匂いを放つ、肉色をした巨大な花のつぼみがある。
それは従者が来たにも関わらず、ぴくりとも動かなかった。
(……? どうしたんだろう?)
言いようの無い不安感に襲われる。
背筋に嫌な予感が走り抜け、淫欲に染まっていた思考をある程度正常化した。
(……そう言えば)
辺りを見渡し、異変に気付く。
昨日、一昨日と、視界が濁るほど魔の花は淫臭を吐き出していたが、今日はそれがない。
屋敷と同じほどの広さを持つこの空間の隅から隅まで見渡す事が出来る。
そして、地面で脈打っている血管のような、魔の花の根にも動きが見られない。
歩く毎に粘着質な音を立てながら、糸を引いた地面は、湿った程度しか濡れていない。
(ひょっとして、何かの病気じゃ)
「……御主人様……」
胸の中の不安が急速に膨らむ。それを振り払うように、つぼみの胴に、額を押し付けた。
(……大丈夫ですか?)
――返事は無い。
(今日はもう、お休みになられますか?)
このまま帰れば、溜めに溜めた劣情に、気が違えてしまうかもしれない。
それでも、正気に戻ったネーアには主人の体の方が大事だった。
そして――
『シンパイ、スルナ』
思考に直接割り込むような声。いや、それは声というよりも、抽象的で、あやふやな『意志』。
これは『心配するな』という意図を、ネーアが感じたに過ぎない。
だがそれは、淫らな従者とその主は、より正確な意思疎通を可能としていた。
「御主人様? 大丈夫ですか?」
応えるようにつぼみがゆっくりと開いていった。
途端に、鼻腔内に流れ込んで来る、濃厚な香り。
(んぁ……)
その匂いに、理性が性的興奮に取って代わっていく。
(あ……私、どきどきして……)
いつものように十二本の触手を伸ばし、体を絡め取り、中心部へと運ぶ。
「はあ……はあ……はあ……」
いつもの『指定席』に下ろされた時、興奮に息を荒げていた。
興奮と比例し、思考に靄が掛かっていく。その中で、ふと思い出した。
「御主人様、私、今日、同僚の人を襲っちゃいました」
ぞわぞわと動いていた触手がその動きを止める。
「その人、怪我をしてて、右手の親指から、血を流したんです。そしたら私、
その匂いを嗅いで、ものすごく興奮して、怪我を治す、って『心にも無い事を言って』
連れ出して。そしたら偶然、前の御主人様に会って。その人と決別して。
それはけじめだから、何の憂いも無いはずなのに。ただすっきりするはずなのに。
私、どうしてか凄く悲しくなって。心がどろどろに溶けて。気が付いたら……
気が付いたら、私、その子の事。押し倒してたんです」
不安と興奮がごちゃ混ぜになって、わけが分からなくなってくる。
悲しいのか嬉しいのか。不安か、期待か。
「それからは、自分の事、抑えられなくなって。その子の血を、沢山啜りました。
それがすごく、すごく美味しかったんです。今思い出しても、胸が高鳴ります。
――私、どうしちゃったんですか? どうなるんですか?」
『オソレルナ』
「あ……」
ゆっくりと包み込むように、触手達がネーアの体に絡みつく。
粘る体液でメイド服をべとべとに汚しながら、そのうちの一本が、頬を濡らす涙を
優しく拭い、粘液の糸を引く。
だが、ネーアの心はそれだけで安らぎを得られた。
飼い犬が甘えるように、涙を拭った触手に頬をすり寄せ、自ら粘液を広げる。
『ウケイレロ』
その言葉は――意思はまるで麻薬。思考を犯し、心を酔わせる。
もう、不安は無かった。あるのは主人への絶対の信頼と、そして心温まる幸福。
「……はい。御主人様ぁ……」
従者の体をいたぶる為、ざわざわと触手が蠢き始める。
『……アト、スコシダ』
その言葉(意思)が何を意味するのか、ネーアには分からなかった。
***
そして、三人のメイドが『折檻部屋』の目前に集った。
「では、不埒な娘に引導を渡しに行きましょう」
「そうね、もったいぶる理由もないしね」
メライガも無言で頷く。
レアクトが扉に手を掛け、思い切り開け放つ――
「――あら? 鍵が掛かってる」
「お退きなさい!」
ティジフォーンがレアクトと入れ替わり、手に持った鍵を鍵穴に差込み、回す。
がちょん、と高い音を立てて鍵が外れる。
同時にレアクトが扉を開け放つ。
立て続けにメライガが例の手鏡を手に持ち、部屋の中へと滑り込んだ。
「……っ?」
踏み込んだメライガが息を呑む。
「観念しなさいネーア! これで貴方も――って誰も居ないじゃない」
「ど、どういう事です!?」
予想外の出来事にティジフォーンが取り乱す。
「落ち着いてください、ティジフォーン様」
「これが落ち着いていられますか! ――さては貴方達、この私を謀りましたね!?」
(半分辺りです)
メライガが内心でほくそ笑む。
「そんな事して誰がどんな得をするって言うのよ?」
げんなりとした口調でレアクトが抗議した。
「そんな事を言ながら、内心では二人で私の事を嘲っているのでしょうっ。
『この姑女』と!」
「化けの皮が剥がれたわね」
元々仲の悪い二人だ。今までは目標をネーアに絞る事で衝突を避けていたが、
久方振りに罵り合う。それを尻目に、メライガは一人考えていた。
(明かりは、灯っている。レアクトが嘘をつく理由は――今の所考えられません。
となると、ネーアは確かにここに来た、という事になります)
ではどこに行ったのか。さらに思考しようとした所で、地面の異常に気が付いた。
「……これは」
部屋の中心に、ぼんやりと赤く輝く紋様がある。メライガは屈み込み目を凝らした。
蝋燭の炎に紛れて、気付かなかったが、確かに光っている。
(何かの魔法陣……でも最後に来た時、こんなものは無かった)
今でも暇を見ては蓄えている魔導の知識を総動員して、魔法陣の意味を解読する。
(第三……封印……血……資格……闇……乙女……第二……封印……同資格……淫液)
嫌な予感がする。誇りを払い、更に読み込んだ。
(第一……封印……神位……呪文……ウラヌス!?)
これは、最悪の事態ではないのか。
(……封印されし……花の魔物……侵す……人の心……体……匂い)
「メライガさんっ。貴方もこの礼儀知らずに何か言っておやりなさい!」
「ちょっとメライガ。このババア何とかしてくれない? さっきから
きんきんとうるさく……メライガ? 何してんの?」
(第三……封印……必要……他者……ここからは補足ですか)
「ふう……」
(嫌な予感が的中しました。成る程、それならネーアの変化も理解出来る)
この時、メライガはようやく理解した。すでにネーアが人としての有り方を
侵されたという事を。
異常な力。食欲の減退。過剰なまでの水分摂取。香水のような体臭。
全て、『これ』が原因だった。
「ちょっとメライガ? 聞いてる?」
「何ですか?」
「何ですかはこっちの台詞よ。どうしたのよ?」
「ネーアの居場所が分かりました」
「何ですって!? どこです!? 言いなさい! 隠すと為になりませんよ!」
「その前に。知ってしますか。ここにはウラヌス様に封印された魔物がいる事を」
「それくらい知っています」「それくらい知っているわよ」
「そういう事です」
呆気に取られた顔をするティジフォーンとメライガを尻目に、昼間怪我をした
左親指の傷口に歯を当てた。
「……っ」
顎に力をいれ、傷口を噛み切る。傷口からは血の玉が浮かび上がり、
親指を伝って爪先まで垂れてきた。
「メライガ、何をやって、」
「今に分かります」
手首を振り、血を払い落とす。払われた少量の血は、紋様の上に落ちて、
突如地面が赤く発光した。
『!?』
異変はそれだけに止まらない。石臼を使った時のような重い音を立てながら、
奥の壁が上方へとスライドしていく。
「メライガさん! これは一体どういう事ですか!?」
「事態は私達が思っていた以上に深刻だという事です」
ごうん、と一際大きい音を立てて、スライドが停止した。
「遠まわしな言い方は止めてくれない? はっきりと言ってよ、はっきり――
――ちょっとやだ。何よこの匂いっ……?」
ぽっかりと口を開けた通路の奥から流れこんでくる、甘酸っぱい匂いに、
レアクトが眉をしかめる。
メライガはその匂いに覚えがあった。
昼間、ネーアが放っていた体臭と同じものだ。
「……現状を説明します。ネーアが、封印されていた魔物を開放しました」
「冗談でしょ!?」「それは本当ですか!?」
「この壁の仕掛け――第三の封印を私でも解除する事が出来ました。
『資格者』が一度封印を解いた証拠です。それでも信じられないというならば、
見に行きましょう。百聞は一見にしかずです」
ティジフォーンが息を呑む中、レアクトが鼻を鳴らした。
「面白そうじゃない。私行くわよ」
「どちらにせよ貴方に様子を見に行ってもらうつもりでした」
「何その言い方? 行くのは私だけ?」
「はい、今のネーアは獣のように敏感です。三人より一人の方が良いでしょう」
「ふうん。まあ良いわ。例のアイテムを使ってそっちに様子を
送れるわけだしね。じゃあ早速、行って来るわよ」
レアクトが背を見せ、明かりの点いた緩やかな階段を下りていく。
「一つ注意を。この匂いには人の精神を狂わせる効果があるようです。
どんな事があっても気をしっかりと持ってください」
レアクトが背を向けたまま手を振った。
レアクトの姿が遠ざかり、自動的に隠し扉が音を立てて閉じる。
「――まさか」
何かを考え込むような仕草をしていたティジフォーンが、唐突に呟いた。
「どうかしましたか?」
「メライガさん。貴方は確か、ネーアがウラヌス様とは別の誰かと付き合っている、
そう仰いましたね?」
「そうです」
口からのでまかせのつもりだったが。それは事実になるつつある。
「なら、その相手というのは」
ティジフォーンが壁の向こうを見つめる。その向こう側で蠢く、化け物を見るように。
「――そうなのでしょうね」
ティジフォーンの言わんとしている事を汲み取り、同意する。
(正直、そのような事は信じられませんが。元々落ちるところまで落ちていた娘です。
ネーアなら人間外の生物と肉体的な関係を持っても、何ら不思議はありません)
「事と次第によっては。面白いものが見れるかもしれませんよ」
そう言って、メライガは嗜虐的な笑みを浮かべた。
136 :
乙×風:04/07/07 11:50 ID:g894VvQB
お待たせしました、一ヶ月ぶりの更新です。
だというのにエロがない……申し訳ないです。
今回のお題は自身の変化に戸惑うネーア。
それと悪巧みを企んで危険なところまで首を突っ込む三馬鹿。
といったところでしょうか。
封印や、魔物に関する説明も入れましたが、少し抽象的です。
その辺りは本編で説明をすると思いますが。
……しかし改めて読み直すとこの作品も自己満足に溢れているような。
というか、読者は置いてけぼりか、みたいなイメージがありますね。
ですがその分、後編では九割がエロ、しかもかなりタガが外れているので
、久しぶりにぐちょぐちょの粘液まみれになるネーアが見れます。読めます?
こうご期待。
>>136 グッジョブ!!
昼間っからドキドキですよ(*´Д`*)
>>136 GJ!です。
ネーアのぐっちょんんぐっちょん見たいです。あと3羽カラスも気になりますね。
乙×風さん、できれば登場人物紹介と封印部屋の設定資料みたいなのがあればイイ名と思うのですが、
できないでしょうか?メイドさんたくさんいてこんがらがってきて。
さて、ここらでアンケートと行きますか。
明日の午後あたりに時間とれそうなんですけども。
キール淫魔化シーン、書く? と。。。
もともとこのスレは規制関係だから、スレ違い的シチュになります。(の予定)
エンディングはおおよそ決まってるんで、このシーンの有無くらいです。
意見キボンヌ
なければ淫魔化シーンはカットします。。。
>140
淫魔化シーン、是非みたいです!
お願いします〜。
規制があるんなら、おまけということでいいんじゃ・・・ないんでしょーか!
>>140 おまけ(外伝?)みたいな感じって事になってもいいので
自分も読みたいです!
乙×風さん。
感想を書くのは初めてですが最初から読んでとてもすばらしい作品だと思います。
GJです!
続きも楽しみにしております。
「んふ・・・、やっぱりHして死んじゃいたい?」
シィズは微笑みながらキールに話しかけた。
「い、いやぁ・・・!」
まだ、何もされていない。
どういうわけか抵抗できないまま、ベッドに寝かされてシィズに抱きしめられていた。
「でも、あなたは血もおいしそうね」
スンスンと鼻を鳴らせるシィズ。
キールの体臭で血の味を感じ取っていたのだろうか。
「ふふふ、ちょっと頂いちゃおうかしら」
シィズは口を開けた。
その中には鋭い4本の牙。
「い、いやぁ・・・、殺さないでぇ・・・」
もうキールには命乞いをすることしかできなかった。
「残念だけど」
シィズはキールの首筋に口を近づけながら言い放つ。
「ミリアにさらわれてきた時点で」
そして、その牙がキールの肌に触れて
「助からないことが決まってたの」
その言葉と同時に、シィズはキールに噛みついた。
「いたっ!」
(・・・痛いのは最初だけ。すぐに気持ちよくなるわ)
147 :
月光蝶:04/07/08 00:30 ID:LQryaJYK
よぉし。。。
そろそろ行きますかね。。。
キールの頭の中に、シィズの声が響く。
魔力を使い、キールに意志を伝えているのだ。
「い、いや! やめてぇ!!」
ベッドに仰向けにされ、シィズに抱きしめられながら吸血されるキール。
確かに逃れる術はなさそうだった。
「あ・・・?」
しかし、そのキールの表情に変化が表れた。
(ふふふ、どう? 気持ちよくなってきたでしょ?)
「あぁ・・・、いい・・・?」
快感を感じ始めたキールの脳裏に、ある言葉が流れた。
『吸血鬼に血を奪われたもの、すなわち吸血鬼』
「・・・!?」
自らの神経を走る快楽。
しかし、その言葉が思い出された瞬間に彼女は凍り付いてしまった。
(あら? どうかしたの?)
血を吸い続けているシィズも不審に思ったようだ。
「い・・・や・・・! いやあああああ!!」
(・・・?)
シィズはその牙をキールから抜いた。
「どうしたのよ?」
当の本人である吸血鬼、シィズが気づかないはずもないだろうに。
「わ、私!! 吸血鬼に・・・、なっちゃった!?」
「えぇ?」
シィズは意味不明と言わんばかりの顔を作った。
「だ、だって! 吸血鬼に血を奪われた者、すなわち吸血鬼って!!」
「んー? なんか違うような・・・」
「嘘つかないでよ! わ、私・・・、もう人間じゃないんでしょ!?」
怒っているのか悲しんでいるのか、どっちなのかわからない。
「別に血を吸ったから必ず吸血鬼になるわけじゃないわよ」
「え? そんな気休めなんか・・・」
「気休めだと思うなら、牙を確かめてみたら? 例外なく生えてくるものよ」
キールはハッとして、舌で自らの歯を確かめる。
「・・・ない?」
「でしょう?」
そして妖艶な笑みを浮かべ、シィズはキールをもう一度抱きしめる。
「これから淫の化身になる娘を、吸血鬼になんてすると思って?
あなたには血じゃなくて、淫らな交わりの方がお似合いよ。んふふ・・・」
それを聞いて、キールは再び青くなった。
「や、やめてよぉ・・・」
「だぁめ。さっきも言ったでしょ? あなたはもう、助からない・・・って」
シィズの灰色の肌から、濃厚な甘い香りが放たれる。
「う・・・?」
だがキールにはその香りの意味がわからない。
彼女は何年か前に強姦されて以来、性行為には恐怖しか感じていなかった。
故に、年頃の少女がしていそうな所業:072ももちろんしない。
ミリアが配下に置いた娼館の女性達なら、何の香りかはわかったかもしれない。
「さぁ・・・、楽しみましょう? あなたは血もおいしかったけれど・・・。
精気もきっとおいしいんでしょうねぇ・・・?」
一度シィズは体を起こし、キールの上に座るような姿勢になった。
そして獲物を見る目つきでキールを見下ろす。
「あ・・・あ・・・」
キールは目に涙を浮かべ、恐怖に震えていた。
シィズから放たれた媚香をも無視する、強い恐怖に。
「怖がらないの。あなたの恐怖の対象であった性行為が、あなたの趣味であり、食事になり、
そして・・・、武器にもなるのよ?」
『武器』という言葉にキールが反応した。
「ぶ・・・き・・・?」
「そう。武器。あなたをかつて強姦した男に、同じ方法で復讐できるのよ」
同じ方法で。
強姦の犯人に対してすさまじい憎悪と恐怖を抱くキールにとって、その言葉は甘美なものだった。
「欲しくない? その武器。あなたの膣や胸、いいえ、体全部が武器になるの。
強姦した男だけじゃないわ。他の愚かな男さえもあなたの物にできる。」
「わたし・・・の・・・もの・・・」
復讐を頭に考え始めたキールは、やがてシィズの香りに酔わされていく。
「そして、好きなだけの快楽を好きなときに好きなだけ味わえる。
魅力的じゃなぁい? 人間にとって、禁断の行為が自由にできるのって・・・」
「禁断・・・」
「そう。人間は快楽を恐れる。それにのめり込み、自らを滅ぼしてしまうかもしれない、と。
だからあなたは強姦されたりしたのよ。人間は欲望と快楽に弱いからねぇ・・・。
その男だって、きっと欲望が抑えられなかったんでしょ?」
「・・・」
「だから。私が、あなたを変えてあげる。性を武器にし、欲望と快楽の化身になるの。」
「快楽の・・・化身・・・。」
数秒間をあけて、そしてキールは。
「・・・私を・・・、淫魔に・・・、してください・・・!」
シィズの媚香に酔わされてか、はたまた本心か。
その言葉が出てしまったのだった。
「うふふ・・・、いいわ。喜んで。」
シィズはキールに口づけをした。
そしてもう一度体を起こすと、
「さぁ、私の体をよーく見てごらん?」
キールは言葉に従い、シィズの豊満な、禍々しい模様の衣服を着た体を見つめた。
シィズの体が、わずかに黒光りする。
同時にキールの目は、焦点を失う。
「あ・・・? あ・・・?」
その異変にキールはとまどう。
さっきまでちゃんと見えていた目が、ぼやけてきたのだから。
「ほぅら、あなたの中の闇が反応してるわよぉ?」
光の一員たるキールであったが、その内には復讐という名の闇を秘めていた。
そう言いたいのだろうか。
「それじゃあ、始めようか」
その声と同時に、まるでスイッチが入ったかのようにキールの体が火照り始めた。
「あつ・・・い・・・」
同時に目が虚ろになっていく。
シィズの淫術にかかってしまったのだった。
「はぁ、はぁ」
金縛りにあったかのように動けないキール。
ベッドに入る前の、あの状態がまだ続いているのである。
だが、その両手はわずかに股間の方へ動き始めていた。
「うふふふ・・・、072したいのね?」
「はぁ、0・・・72・・・?」
キールはその単語を知らなかった。
「あら、知らないの? 自分で自分の気持ちいい所をいじくるのよ」
シィズはキールの右手を持つと、彼女の股間に持って行った。
「こうやって・・・」
シィズの手は、巧みにキールの手を操る。
キールの右手は、猥婦の慣れた手つきのように妖しく蠢く。
「はぅ・・・、あああ、わたし、自分でぇ・・・」
キールにはシィズの手が見えない。
無意識のうちに、自慰行為を行っているように認識しているのだ。
「気持ちいいでしょう・・・?」
「はひぃ・・・、気持ち・・・、いいれす・・・ぅ」
まるで幻聴のようにシィズの声が聞こえているのだろう。
全身の火照り、股間の痺れるような快楽。
未経験の右手が勝手に動き、そして艶めかしい女性の声が聞こえ。
キールは確実にシィズの・・・、そして闇の虜になりつつあった。
「じゃあ、軽く逝ってみようか」
シィズはキールの手の動きを速める。
「はぁ、はぁ、はぁはぁ」
同時にキールの息づかいも荒くなる。
やがて股間からは愛液が滴り――
「どぉ? 最高でしょう? 淫魔になればもっと気持ちいいわよぉ?
快楽のための存在だからねぇ」
「ふああ、いいぃ・・・! 淫、魔、淫・・・」
『淫魔になれば』『快楽のための存在』。
そういったキーワードは、相当な速度で彼女の精神を蝕んでいった。
同時に闇に墜ちることの背徳さが、彼女を高みに追い込んでいく。
「いい、いいい、いいの!」
「そうよぉ、さぁ、いっちゃいなさい!」
シィズの手により、キールの指が禁断の穴に入る瞬間。
「ああああああああああああああ!!」
キールは体を大きくのけぞらせ、愛液をまき散らしながら絶頂に達した。
「くす、私の誘惑に乗ったんだもの・・・、最高の快楽だったでしょうねぇ」
キールの愛液が付着したその手を、口に持っていくシィズ。
「ん・・・、甘いわぁ」
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・」
絶頂に達したばかりのキールは、息も絶え絶えであった。
「さぁて、そろそろ本番ね。これからあなたは淫魔になるの」
言うとシィズは自身の秘所をキールのそれとすりあわせる。
ぐちゅぅ、という卑猥な音を立ててぬるぬると潤滑する。
「ふぁ・・・」
キールが力無い声を上げた。
もはや彼女は、通常の人間で言うところの『淫魔に憑かれた人間』であった。
キールの自慰行為を手伝った際に自分でも慰めていたためか、シィズの秘所もいつしか愛液が滴っていた。
シィズはベッドの近くの棚に手を伸ばすと、黒い液体が入った瓶を手にした。
「うふふ、これを使えばあなたも淫魔(ハート」
フタを開けると、瓶を自らの秘所に入れた。
「うんっ!」
そして中身を自身の膣に流し込む。
「あぁ・・・、いっぱい入ってくるぅ・・・」
男のブツではないが、ガラスの瓶とその液体に感じていた。
瓶の中身を全部膣に入れると、瓶を適当に放り投げた。
そして秘所をなで回す。
「準備できたわ。『変わる』快楽をたっぷり味わってね」
もう一度、キールの秘所にシィズの秘所が合わさる。
だが、今度は少々違った。
「あ? あ? ああ? なんか、なんか入って・・・クルぅ・・・?」
その黒い液体ではない。
シィズの秘所から、何かが伸びているのだ。
「んふ、オスの物じゃないけど似たようなものよ」
すぐに上下運動を始めるシィズ。
やがて恍惚の表情になるキール。
「いぃ・・・のぉ・・・」
消えるような声でつぶやく。
「んん、そろそろ出るわねぇ」
擬似的な突起であり、あまり融通が利かないようだ。
「じゃ、出すわよ? 膣が燃えちゃうくらい気持ちいいわよぉ?」
上下運動を速めていく。
秒間2〜3回くらいの、激しい物になっていく。
「あっ、あっ!」
その快楽のためか、キールは声も出ない。
「いっくわよぉ!」
シィズの突起が大きく膣を叩き、漆黒の液体がキールの中に流れていく。
「ああああああああああっ!」
すぐに2度目の絶頂に達したキール。
どくん、どくん・・・と、どす黒い謎の液体はキールの膣を満たしていく。
「まだまだっ! 出る、わよ!」
その注そう行為に快楽を感じているのだろう、シィズの息づかいもどこか荒い。
「あっつぅいいい!!」
突然キールがその異常を訴えたが、シィズは構わず出し続ける。
2分ほどして、ようやくすべてを出し終えたシィズ。
いつしかキールはその快楽により、気を失っていた。
「はぁん・・・、久しぶりにヤッたわぁ」
キールから精気を吸っていたのか、彼女の肌は先ほどよりも張りがある。
そして横目にキールを見る。
「そろそろかしら・・・」
まるでその言葉に呼応するかのように、キールに変化が現れた。
秘所から黒い染みが現れたのである。
「始まったわね。」
黒はまるで秘所を強調するかのような模様を描く。
淫魔の花はそこなのだから。
だがその模様もやがて消えていった。
同時に背中から漆黒の翼が生え、シィズと同じように黒い尻尾も生えてきた。
「成功ね。こうやってどんどん光の戦力を味方に引き込むのもいいわねぇ」
そういうと、シィズは愛の部屋を後にした。
数分後、シィズがお茶を飲んでいると。
そこにキールが現れた。
「あら? お目覚めね。」
そちらに目を向けるシィズ。
そこには淫魔となったキールがいた。
豊満な胸、締まった腰。
媚びを売るような表情にとがった耳、艶めかしく塗れた唇。
だが、背中の翼と尻尾は彼女が悪魔であることを物語っている。
キールはシィズのもとに歩いてきた。
「気分はどう?」
「はぁ・・・、とってもいいです・・・」
シィズの足下にしゃがむと、彼女の股間を舐め始めた。
「うふ、あなたは闇の力を手に入れたの。復讐するための力。快楽を得るための力。
人間を誘惑する力。人間を堕落させる力。存分に生かして、フェリア様に仕えるのよ」
「はぁい。喜んで・・・」
静かな部屋に、粘液の音が卑猥に響き渡る・・・。
暗黒のゲートが開くと、そこからはエルが現れた。
ここは光の本部がある街である。
彼女は以前のミリアと同様に、漆黒のローブをまとっていた。
「・・・」
ミリアに直接、妖淫蟲を寄生させられた彼女は、同時に邪悪な魔力も身に付いていた。
ハイリアがミリアから淫液を与えられて異形の存在となったように、
彼女もまたミリアの淫液を取り込んでいるのだから当然である。
もちろんエルも異形の存在となっていた。
彼女は市民に蟲を植え付けるため、街に入る。
町外れにはいかがわしい施設;娼館が相変わらず立ち並ぶ。
光とは言え、これが実際の体質なのだ。
フィエルがいかに努力しようとも、その下の者が怠惰ならば意味がない。
腐敗している証拠が、エルの眼前に堂々と並んでいた。
「ミリアも娼館ならやりやすいって言ってたわね」
エルは全身を触手で包むと、異形の体に姿を変えた。
そして壁を通過して、娼館に入っていった。
「きゃ!?」
突然壁から人型が現れた。
誰しもが驚くであろう。
「だ、誰!? それに・・・、その体!」
背中から半透明な蟲の羽を生やした青紫の体。
明らかに人間ではないことが、娼婦達にもわかった。
「ひ、光の本部に・・・、悪魔!?」
館長らしき男が出てくると、そう言い放った。
「男に用はないわ」
エルはそういうと、右手から触手を伸ばして男の頭に突き刺した。
「ぐ・・・」
すぐに男の体は溶け始め、跡形もなくなってしまった。
「うふ・・・」
エルは男を吸収してしまったのだ。
「いやぁ、悪魔ぁ!!」
娼婦達は逃げ出した。
しかし。
「な、何? ドアが! ドアが開かない!」
「当然よ。この建物には結界を張ったわ。誰も出られない」
それでもドアをガチャガチャとやる女達。
「わ、私たちに何を・・・」
「墜ちてもらうだけよ」
エルが冷たく言うと、左手を股間に持っていった。
そこに花のような触手を作ると、膣口をふさぐ。
「うんっ」
そのまま膣の中に触手が伸びて蠢いているのか、ぐちゅぐちゅと音が響く。
娼婦達はその様子を見ることしかできなかった。
そして触手が膣から離れると、そこから無数の蟲が現れたのだ。
「きゃあ!!」
娼婦達は部屋から逃げ出そうとするが、やはりドアが開かない。
「魔淫蟲よ。味わってね」
すぐさま娼婦達の股間に身を埋める魔淫蟲。
「ふあ! いや、気持ち悪い!!」
「やめて、出て行ってぇ!!」
「このっ、入ってこないでよっ!!」
抵抗の声があちこちから響き渡る。
しかし誰もが思うように魔淫蟲を追い出せないようだ。
やがて抵抗の声が無くなり始めた。
「んっ、もう、いい加減・・・、ふあ?」
「あっ・・・これぇ・・・」
「いい・・・」
徐々に股間をまさぐる音すら聞こえ始める。
その場にいる全員が、最後には悶えながら股間を擦るのだった。
「さぁ、男を犯して精気を吸いなさい。仲間を増やすのよ」
異形のエルが娼婦達に触手を刺し、命令を与える。
魔淫蟲がその命令を受理し、宿主の使命とするのだ。
娼婦達は虚ろな目つきでゆっくりと頷く。
エルが結界を解除すると、娼婦達は自慰をしながら外に出て行った。
おそらく遭遇するすべての人間を犯そうとするだろう。
「くく、これでいいわね。」
エルは外に出ると、次の娼館に姿を消した。
ミリアはフェリアのもとに来ていた。
今度は一体何をするのだろうか。
「始めるわよ、ミリア」
「本当によろしいのですか?」
確認をする。
「いいのよ。私の意識もあなたに流れ込み、融合するわ。
あなたの邪悪な心と私の力、そして私の欲望。それこそ邪神になれるでしょうね」
フェリアはミリアと融合しようとしていた。
自らの命はまだまだ――悪魔になった時点でほぼ無限だが、彼女の欲望はそれだけに止まらなかった。
闇の女王としての力。
自らにある無限の欲望。
ミリアの持つ、自らが与えた邪悪な思考。
そして快楽を与える蟲。
これら全てを持つことが、フェリアの野望だった。
「さぁ、こちらにおいで」
ミリアはフェリアのもとに歩み寄る。
フェリアはミリアを抱きしめた。
「力を全開にして、私を取り込むことをイメージなさい?」
#おっとハンドルに題名入れるの忘れてた
「はい」
ミリアが精神を集中すると、禍々しい黒い力が辺りに放出された。
同時にフェリアからも闇の力が放出される。
「いくわよ」
二人の力は互いを取り込もうとする。
取り込む者が取り込まれ、取り込まれる者は取り込む。
これにより融合を果たそうというのである。
二人の闇の力は際限なく大きくなり、もはや二人を包む黒い球体にしか見えない。
周囲に他の者がいれば、間違いなく消滅していただろう。
それほどまでに強力な力なのだ。
数分後、黒い球体はゆっくりと消え始めた。
そしてその中には人の影。
いや、人でないことは間違いない。
完全に闇の力が消えると、そこには美しい女性が立っていた。
全身に黒い霞を帯びているが、どうやら全裸のようだ。
衣服の替わりに邪気をまとわりつかせているのだろう。
「・・・成功ね」
フェリアでもミリアでもない声が響く。
「全てを我が物にする力が私にはある。光のフィエルさえも。」
部屋の出入り口に向かい、その存在は歩き出す。
はち切れそうな胸がゆさゆさと揺れる。
「まずはこの力を・・・、適当に試してみるとしましょう」
歩いているだけで、目の前にゲートができた。
女はゲートに消えた。
ストックはここまで。
今日は書けるかなぁ・・・。
ぁゃしぃかも
>>164 GJ!! ごちそうになりました
もうすぐクライマックスでしょうか?
んー、その予定。
一応Codeシリーズなので、あまり長く続けるとこっちが持ちませんw
正直そろそろきつくなってきてるのが、中身から伝わってると思いますんで;
FBXさん GJ!
あせらずのんびり書けばいいと思います。
FBXさん GJです!
のんびり待ち〜
宇宙人に乗り移られるというのもこのスレの趣旨に合っているかな?
>>171 微妙…スライム状とか体内に潜り込むような生命体だと萌え鴨
>>171-172 ティプトリーJr.の「たったひとつの冴えたやり方」にそんなシーンがあった気がする。
ただ、小さすぎて体内に潜り込む過程自体はあんまりえろくない罠。
その後もまあエロくはあるんだが……発情系なのでこのスレからはちょっと外れるかも。
いや、スレ違いだけどいい小説ですよ。
138氏の意見に応えて人物紹介です。
登場人物は十人近くと確かに多いですが、四グループくらいに
分けられるので、まずはそこから覚えると分かりやすい?
1、メイド(中立組)
・ネーア(ヒロイン)
屋敷に住み込みながら働くメイドの一人であり、魔物アドニスの母体。
戦災孤児となった所をウラヌスに引き取られ、以後メイドとして働いている。
そんな経緯もあってか、ウラヌスに対して特別な感情を抱いている。
性格は臆病で引っ込み思案。言いたい事が言えないタイプであり、そんな自分に
コンプレックスを抱いている。だがアドニスと交わってからは性格が反転。
・テミス(第七話前編に登場)
メイドとしての経験は浅いが、奉公する事を前提に実家で家事、雑事を
教え込まれていた。エリート的存在。
性格も、プライドが高く、仕事に私欲を挟まないキャリアウーマン。
そして、重度の潔癖症。
・ソーイ(未登場)
元はドジッ娘だったが努力と経験で今ではベテランの眼鏡っ娘メイド。
主に医務を担当をしている彼女は、発情期になったフェルナの『手助け』も
する事がある。
性格はおしとやかで落ち着いているが、実は結構すけべ。
庭師のシレノスに調教され済み。
2、メイド(イジメイド三人組)
・ティジフォーン(メイド長。第二話登場)
ウラヌスにぞっこんのオバサン。彼に可愛がられ、そしてよく粗相を
しでかすネーアの事を心良く思っていない。イジメの言い出しっぺ。
それに加え、性格も粘質で腹黒い。見た目は美人。
・レアクト(第一話登場)
ティジフォーンの企みに同調したイジメイドその1。
勝気でさばさばした性格で、口より先に手が出てしまうタイプ。
ネーアの普段の役立たずぶりに、仲の悪いティジフォーン
と共闘する事を選ぶ。
・メライガ(第三話登場)
レアクトと同期のイジメイドその2。
常に無表情で何を考えているか分からない彼女は実は確信犯。
ティジフォーンとレアクトのいがみ合いや、苛められているネーアを
ネタに心の中でほくそえんでいる悪女。
3、メイド(年少組)
・フェルナ(第二話登場)
ネーアより随分と先にウラヌスに拾われた犬娘。
最年少だがメイド達の中ではティジフォーンに続くメイド暦の持ち主。
性格は温和で、脳天気だが、年に四回ある発情期に頭を悩ませている。
メイド達の中でも珍しくネーアとは仲が良い。
・コルタス(第七話登場 サイドテール)
レアクト・メライガ組みより後に入ってきた新人双子ロリメイドの妹。
物静かで礼儀正しいが、いつも姉に振り回せれている苦労人。
異性が気になるお年頃で、意外と面食い。奥手でウブ。
・ポリタス(第七話登場 ツインテール)
コルタスの姉。金髪ツインテールのアッパー系であり、トラブルメーカー。
妹のコルタスとフェルナとでロリメイド三人組を結成。非常に仲が良い。
オマセさんで、ネーアとイジメイドの関係を敏感に察知し、独自に調査をしたり。
4、野郎キャラ
・ウラヌス(第三話登場)
魔導士ギルド<タイタンズ>の創設者であり、屋敷の家主。
二年前に起こった大戦争で、<タイタンズ>が魔物を軍事利用する事に
反対し、自分が創設した組織から追放された。
温和な性格の持ち主で、朴念仁。
・シレノス(未登場)
ウラヌスが舞台となる屋敷で隠遁生活を始めた頃から仕えている庭師。
庭師になる前までは『大人の道具』を取り扱う商売をやっていおり、
ウラヌスはとある理由で彼の常連客だった。
性格は(見た目や雰囲気も)鬼作やら臭作やらあの辺。助平。
こんなものですか。
ウラヌスとシレノスの関係に関してはやや込み入っているので、
本編中で説明すると思います。
さらに補足(蛇足?)するなら、ウラヌスの性格が性格なので、
戦災に巻き込まれ、行き倒れになった人間を次々とメイドにしています。
(男が少ないのは女運がいいから?)そんな設定があるのでメイド人口
は更に増えるかもしれません。
これ以上名前のあるキャラを増やすつもりはありませんが。
さて、続いて封印部屋の設定もいってみましょう。
魔物アドニスを封じ込めた場所で、
屋敷を囲む山林に横から埋め込むように設置された、石造りの部屋。
鉄製の重い扉には錠前が掛けられた上で、鍵はウラヌスとティジフォーンが
管理し、通常メイド達は立ち入る事が出来ない。
中は古くなったソファやベッド、ネーアがへまをして欠損してしまった
調度品を収納する為の物置となっており、壁には燭台が掛けられている。
元々、足の踏み場もないくらいに、汚い場所だったが、
(メイド達を遠ざけるように、ウラヌスがあえて片付けさせなかった)
ネーアを折檻(調教)する際に、中を少し整理し、スペースを確保している。
また、ごみに紛れ、折檻の際に使用する道具も隠してある。
(ただし。病気を懸念し、性器に直接接触させるような道具は本人達で管理)
部屋の中心近くの床には、魔物(アドニス)を封印する為の魔法陣が描かれており、
魔物と、相性が良い(精神面で)女が、この陣に血液を注ぐ事で、
魔物の封印を『仮解放』する事が出来る(第一封印の解放とも言う)。
この女性は『資格者』となり、その後、血液を注がなくとも、
任意で『仮解放』に行えるようになる。
また、一度『仮解放』を行うと、同じ手順でどんな女性でも『仮解放』
を行う事が出来る。
『仮解放』を行うと、部屋の奥にある壁が上方へとスライドし、
奥に、魔物が封印された地下へと続く、緩やかな階段が現れる。
その通路には、等間隔に燭台が設置されており、魔物の魔力を強制的に
吸い出す事で灯りを点している。つまり、ネーアが魔物に会う度に、
魔物は徐々に衰弱していく。
二、三分で階段は途切れ、少し歩いた先に、金属製の扉がある。
その足元の地面には、最後の封印を記した魔法陣が描かれている。
この陣に『資格者』が血液以外の二種類の体液を一定量垂らす事で、
扉を開く事が出来る(第二封印の解放)。
二度目以降は『仮解放』と同じ要領で、女性ならば
体液を用意する事で扉を開く事が出来る。又、一度開かれた扉は、
内部に人が居る間、閉まる事はない。
魔物が封印されている地下空間は、魔物自体が伸ばした根で、
天井、壁、床ともに埋め尽くされており、元はただの土であったのを、
魔物の組織の一部へと変異させた。
また、変異した組織は、いたる所から人を発情させるガスを噴出し、
地下空間を満たしている。このガスは通常、第一封印の隠し扉で、
完璧に遮断されているが、『仮解放』を行った瞬間から、徐々に
外へと漏れ出し、屋敷の住人達(特にフェルナに)に、少しずつ
影響を与えている。
封印部屋に関してはこんなところでしょうか。
本来なら本編中で説明するつもりでしたけど、こっちの方が
分かりやすいですね。
さて、第八話後編ですが、上手くいけば今週中に出来上がるかもしれません。
……多分。
うーむ・・・深い設定だな。
エロ以外の文も本当に楽しめますな。
とりあえず新作を期待してます。
183 :
138:04/07/13 20:23 ID:CzjMd1QY
>>176 ありがとございます。よく分かりました。
ソーイ(未登場):庭師のシレノスに調教され済み。・・・(;´д`)ハァハァ
シレノス:庭師になる前までは『大人の道具』を取り扱う商売・・・(;´д`)ハァハァ
まだまだいろいろな背景があるのですね。
ほすゅ
<暴露 後編>
「あんっ、ちょ、待って下さい、御主人様。今日は、その、私にご奉仕させて下さい」
スカートの裾から、袖口から、襟元から進入しようとする触手に喘ぎながら、
主におねだりをする。
「私、昨日も、一昨日も、御主人様にばっかりしてもらって、あんっ、
『メイドらしい事』一つも、あんっ、してないじゃないですか……だから……」
触手達の動きが止まった。服の内と外でのたうっていた触手が
濡れた音を立てながらネーアから離れていく。
「ん……ありがとうございます」
――と、目の前で怪しく揺らぐ十二本の触手が、螺旋状に絡まっていく。
三本の触手が束なり、あの巨大な生殖器と同等の大きさになる。
それが三本。ネーアの前で姿をなした。
(……あれ?)
だがこの触手は、合計で十二本ある筈だ。ネーアは首を傾げ、
「きゃんっ」
突如、服の中に滑り込んできた三本の触手に嬌声を上げる。
「ああんっ、もう、ご主人さまあっ」
抗議の声を出すが、体は正直だ。ブラの上から優しく二つの膨らみを
マッサージされ、下着の上から縦皺をゆっくりと撫でられると、
全身を甘ったるい快楽で満たされてゆく。
(ああ、ご主人さま、じょうずぅ……)
「――きゃっ」
一人快楽に脳を焦がしていると、目の前の触手が鼻先を突付いた。
「ん、ごめんなさい、ご主人さま」
お詫びにと、触手に自ら顔を寄せ、三つの先端についばむようなキスをした。
お返しとばかりに、それらが口を開け舌を伸ばす。
やがて、ネーアの舌と触手達の伸ばす舌が絡み合う。
「チュッ……チュッ……チュバッ……チュルルッ……」
(ああ、ご主人さまの涎、あまくて、あんっ、おいしいよぅ)
寄ってたかる三本の舌から、粘液を啜り取るように口をあけ舌を動かす。
「チュルルッ、チュルルッ……ぷあっ」
伸ばされた舌がゆっくりと引いていく。
「はあっ、はあっ、はあっ、――ぁん」
三本の繊毛触手とディープキスを交わしたネーアの顔は、
お互いの体液でべとべとになり、鼻腔の中が女の性臭と花の香りでいっぱいになる。
(あはぁ……いいにおい……)
「はあ、……あん……あむ……」
暴走する性欲に任せて、先程濃厚なキスを交わした螺旋触手をくわえ込む。
成人男性のペニスより遥かに太いそれは、ネーアの口内に捻り込むように入り、
その中で繊毛を展開する。
「んっ!……んむうっ! んじゅっ! んじゅっ! んじゅっ!」
顎が外れてしまいそうな錯覚を受けながらも、懸命に頭をピストンさせる。
(んん、すこし……くるし……)
だが我慢しなければ、今は主人にご奉仕をしているのだ。これくらいで、
根を上げていられない。
(ご主人さま、きもちいいですか)
――――――
脳内に『肯定』の意思が流れ込んでくる。
きゅうっ、と胸から嬉しさがこみ上げてきた。
(わたし、もっと、がんばります)
フェラチオを続けながら、開いた両手で残り二本の螺旋触手を掴む。
そしてぎこちながらも手コキを始めた。
――ジュッ、ジュッ、ジュッ、ニチャニチャッ――
「んじゅうっ! んじゅっ! ヌプッ! ヌプッ!」
二本の手と口、それらがグチュグチュニチュニチュと淫らな音を奏でる。
その粘着質の音を聞く度に、ネーアの中の牝が際限なく高められていく。
息苦しさにも慣れ、鼻でフンフンと犬のように息をする。
するとすけべな匂いまでも一緒に取り込んでしまい、更に興奮する。
淫らなループを繰り返すたびに――
口内で暴れる繊毛達が舌を伸ばし、歯茎や舌を舐めしゃぶる感触や。
手の中でのた打ち回る螺旋触手が、びくびくと脈打つ感触が敏感に感じ取れる。
(ご主人さま、ぴくぴくしてる……はあっ♪ きもちいいんですね♪)
服の中からネーアを弄ぶ細い触手も、その動きを活発化させ、
ネーアの下着と裸身に、狂ったように粘液を塗りたくっていく。
メイド服が奇妙に捩れ、膨らみ――這い回る触手の動きを淫らにトレースした。
――ニチニチッ! ジュプッ! クチュクチュクチュッ!
制服の内と外からは――何千ものミミズがバケツの中でのた打ち回るような、
信じられないほど淫らな粘着音が響いてくる。
「んぷんぷっ! んーっ!」
(ご主人さまっ、ご主人さまっ)
胸と股間から流れ込んでくる燃えるような快楽に体がわななく。
思考力などとうに消え失せ、肉のトンネルが湯気立つような濃い牝汁を搾り出す。
高まった劣情と快楽にネーアの子宮が絶頂の予感に震え――
そして、ネーアがオルガズムに達する直前。
十二本の触手達が一斉にその先端を弾けさせた。
(ああ、でるぅ、でてくるっ! ごしゅじんさま! ごしゅじんさまぁっ!)
――びしゅっ! びしゅっ! びびしゅっ! びしゅびしゅびしゅっ!
「んーーっ!」
口内の触手が喉の奥へと粘液をぶちまける。
右手でしごいていた触手が顔面へとあますことなく吐き出す。
左手の触手は直前で三つに別れ、メイド服を汚し、
服の中で三本の触手が粘液を飛び散らせる。
「んく……んく……こく……あはぁ……」
(苦ぁい、ご主人さまの、精液の味がするぅ♪)
嚥下した粘液はキスの時とは別物らしい、苦しょっぱい味する。
(それに、このにおい、ああん、くさくて、あたま、くらくらするよう)
「はあっ、はあっ、はあっ……うわあ」
主の射精を受けるため閉じていた目をゆっくりと開けると、メイド服の上で
大量の白濁液が糸を引いていた。細い触手からも、精液を出せるらしい。
(あはっ♪ お洋服の外も、中も、すっごいベトベトォ♪
頭から、バケツに汲んだ精液を、かぶったみたい♪)
身じろぎするだけで体中からニチャニチャと水音を発し、粘液に濡れた服が
肌に張り付いてくる。と――
「あんっ」
突如触手が動き出し、体の内と外の大量の粘液をこね回し、
肌と服へとすりこんで行く。
「あ、あンっ……もうっ、ごしゅじんさまぁ、私、自分でしますぅ」
オルガズムに達しそこねた、興奮しきったネーアには
その発言がおかしいとも思わない。
(あはぁ、ねちゃねちゃしてるぅ……♪)
ネーアには顎から垂れ落ちる精液を掌で受け、手の中で糸を引いてそれを弄ぶと、
「はあっ、はあっ、はあっ……! ん……っ」
伸ばした粘液をリップした唇の上から塗りつけ、
睫毛から垂れている粘液をすくい、アイラインに、頬に塗りつけていく。
(わたし、すごい、おかしなことしてるっ……!)
そのあまりにも変態的で背徳的な行為に、ぞくぞくと総毛立つ。
「あっ、あっ、あンっ!」
ネーアが自らの顔に淫らな化粧を施している間。
触手達は一斉に服の下へと潜り込み、ネーアの肌にぶちまけた白濁液を
伸ばし、揉み込んでいく。
体中から、塗り広げられた精液が、女を狂わせる青臭い匂いを放つ。
(ああ、だめっ……! もっと、もっとエッチな事、したいっ!)
「ご主人さまぁ、アソコに、ご奉仕させてください……
わたし、いい事考えたんです……」
精液でべとべとになった顔に微笑を浮かべる。
触手達がネーアから離れ、ネーアも邪魔にならぬよう花の中心から、
花弁の方へと動いた。
――ジュヌヌヌヌヌッ。
空気と粘液が掻き回される音と共に花の中心から乳白色の巨大生殖器が現れる。
(ああ、ご主人様の、いつ見ても、ドキドキする……)
その太さに、色に、形に、強烈な匂いに、頭が痺れてくる。
『ドウスル?』
「ネーアのお胸を使って下さい、と言いたい所、なんですけど……
私、胸、あまり大きくありませんから、こっちで……」
スカートを結び目のある腰までたくし上げる。
スカートの下から、ネーアの生足と黒い柄物のガーダー付きソックス。
そしてそれとお揃いの、下着が現れた。
今日の為にと用意した勝負下着だったが、例外なく主の粘液に白く汚れている。
ショーツに限っては、ネーア自身が搾り出した牝の汁のせいで、
意思を持ったかのように蠢く大陰唇にべったりと張り付き、透けていた。
花弁に仰向けに寝転がると股を開く。
「お股と、手と、口でご奉仕します」
ガーターをずり下げ、股に張り付く下着をずり下げる。
ぬちゃぁ。
淫裂から溢れ出していた汁が、下着とワレメの間に長く、太く、濃い、
スケベな糸を引く。
(や、わたし、こんなに、ぬれて)
羞恥心に頭が真っ白になり、一瞬後にそれは背徳という快感に取って代わる。
「……さ、ご主人さま。ネーアのお股を使って下さい」
男を誘うように股を開ける。淫らな期待に陰部が蠢き、じゅく、と汁を垂らした。
魔物が意を汲み取り、そのグロテスクな生殖器の胴体を、ネーアの股へとあてがう。
にち、と淫らな接触音。
「ぁんっ」
思わず鼻にかかった声を出してしまう。
(だ、だめっ、ご奉仕、しないと)
生殖器を挟み込むように股を閉じる。
(あぁ、ご主人様の、ぴくぴくしてる)
その熱さに、太さに、形に、興奮する。
「はあ……はあ……あの、ご主人さま、動いて、いいですよ――あンっ!?」
生殖器が動く。従者の媚肉を味わうように、肉の密着点をゆっくりストローク
していく。
くち、くち、くち、くち、くちっ。
「あ、あ、あ、あ、あンっ」
(あぁっ、エラがわたしのおま○こ、絡み付いてっ、めくってっ)
乳白色の性器が閉じられた内股をスライドする度に、にちにちと音を立てて、
表面の凶悪な多重エラが女の肉土手をごつごつとまくり上げ、抉って行く。
肉の愉悦が弾け、下半身がびりびりと痺れる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ――あぁ?」
細い触手が、たしなめるようにネーアの顔を叩く。
(あぅ。いけない……わたしも、しなくちゃ)
にちにちっと音を立てて眼前に突き出てくる巨大な性器に脳を痺れさせながらも、
ほうきでも持つように、両手で握った。
(あ、ご主人さまの、びくびくしてるぅ……)
胴に垂れ流れてくる粘ついた白濁液の感触を楽しみながら、手に触れた主人の一物
その巨大さ、存在感に惚れ惚れする。
「ご主人さまぁ、ああぁっ、今、あうんっ、気持ちよく、してあげますねぇ」
従順な気持ちに満たされると、そのまま、主のストロークとは逆方向に扱く。
にちちちちちちっ!
淫らな擦過音が二倍になる。
「はあっ、はあっ、はあっ!」
淫裂を擦り上げられ、快楽に脳と下半身を蕩けさせながら、懸命に両手を動かす。
性器を押し進められれば、根元へと手を動かし、引けばこちらも引く。
擦りたてた巨大な陰茎が、陰部がより強い性臭を放ち、
ネーアの理性をこそぎ落としていく。
粘着音を立てながら、何度も何度も眼前に突き出される生殖器の先端、
その十字の切れ込みを間近で眺めると。その先端から垂れ流される白濁とした
粘液のイカ臭い匂いを嗅ぐと、どうにかなってしまいそうになる。
「はあんっ、はん、はあっ! ――んちゅうっ」
いつしかネーアは、眼前に突き出されるその先端に、口付けをしていた。
精液でリップした幼い唇が、異形の先端に一瞬密着し、尿道の液体を啜る。
(んはあ……おいしい)
生臭さとエグ苦さが口の中で広がり、恍惚とする。
にちゃちゃちゃちゃちゃちゃっ!
「あうんっ」
生殖器が口から離れ、愛液と精液でぐちょぐちょになっている女淫を擦りたてる。
扱いている手が、跳ねた粘液で白く穢れた。
そして休む間も無く、せり上がってくる巨根。
「ああっ、ああっ!?」
喘ぎながらも先端に口付けをする。
すぐに引き込み、ネーアを快楽で満たす。
その淫らなループを何回もすると、互いに限界を迎えた。
(んっ! ご主人さまの、ビクビク震えてっ! ああっ、私も、わたしもっ!)
突き込むように口内の中に捻り込む主人のそれを、甘噛みしつつ、思い切り吸す。
白い肉が弾けた。
びゅるぅっ! びゅるぅっ!
「んんっ! んんんっ!」
音を立てて吐き出される白濁液を反射的に嚥下していき、
「んんん! ……ぷあっ!」
飲みきれなくなると向こうから生殖器を引き抜き、
精液化粧の施されていたネーアの顔の上から更に粘液を吹きかける。
(熱いっ、ご主人さまの熱くて! ああん! あそこが、ぐちぐちってめくれてっ!
あんっ! おまたがっ、たくさんこすれて! お、お豆さんがごつごつ当たって!
あああああああぁっ………)
「あああああぁぁぁんっ♪」
先程の奉仕の時よりも熱く、濃く、臭い、異形のスペルマが、
髪に、顔に、襟元に、服に、ぼたぼたと音を立てて全身を汚していく感触に、
ネーアは絶頂を迎えた。
体が痙攣し、白い肉と又の隙間から、牝の汁が飛び散った。
「はあ! はあっ……はぁぁぁん♪」
呼吸を整え、脳に酸素を回す。
(あはあ♪ すごい匂いぃ♪ いままでで一番、臭いよぅ……)
「ああ、見てくださいぃご主人さまぁ。おめかしてきた服、ご主人様ので
どろどろになっちゃいましたぁ」
スカートを胸元までたくし上げられたワンピースはエプロンともども
黄色っぽい精液でぐちょぐちょに汚れ、皺の隙間に栗の花の匂いを放つ小さな池溜まりが
できている。
そしてそれに負けないくらい、欲情した牝の匂いが濃くなってきた。
(や、わたしのも、凄く匂うよぅ)
その匂いに羞恥と興奮を覚えながら目線を自分の体から外す。
目の前に未だ衰えを見せない主人の物があった。
「……あ、ご主人さま、まだ、こんなに」
(こんなに出したのに、すごい)
「はあ……はあ……はあっ」
気が付けば欲情している自分が居た。
(そういえば、今日は、まだ中に出してもらって無い)
それを自覚した瞬間、胎内に潜む何かが蠕動した。
「はあっ、はあっ、はあっ!」
同時に性欲のボルテージが高まる。
飢えた獣が獲物を目前にした時の様に、気持ちが高ぶる。
(セックス、したい!)
体中に吹きかけられた、この生臭い汁を、今度は子宮の中にぶちまけられたい。
「ご主人さまぁ♪」
自分でも驚くくらいの猫撫で声が出た。
「今日は沢山、ご奉仕しましたから……その、ごほうびを、くれませんかぁ?」
――了承の意が伝わる。
同時に触手が服の内側へと滑り込み、ネーアからメイド服を起用に脱ぎさっていく。
あっという間に全裸になった。
人外の快楽を何度も味わったその体は、鼻の曲がりそうな異臭を放ち、汗と涎、精液と性液の
混合液でてらてらと輝いている。
少女から、女性へと移り変わる未成熟な自分の体がここまで汚される事に、
ネーアは倒錯的な快感に震えた。
「ぁん♪」
触手が絡みつき、リードしてくる。
にちにちと粘膜同士を擦れ合わせるような音とともに、体がゆっくりと引きずられる。
白い肉根は一度その身を花弁の中心へと沈め、その真上に、ネーアの体を配置する。
「はあっ、はあっ、はあっ……」
次に訪れる感覚に期待が広がり、息が荒くなる。
えさをおあずけされた、犬の気分だった。
「はあっ! はあっ! はあっ! ……ぁあんっ♪」
歓喜の瞬間が訪れた。
花弁の中心の穴。そこから魔物の白い肉棒が飛び出し、一息に如陰を貫いた。
ネーアの腕とさほど変わらない太さのそれが、肉の洞窟を拡張するように捩じ込んでくる。
(うああああっ、すごい、すごいよう!)
――ずじゅじゅ、ずじゅじゅ、すじゅじゅっ。
姦通の衝撃にわななく間も無く、ピストン運動が始まる。
二度の人外の交合で敏感になった媚肉は、主人のそれで抉られる度に痺れるような快楽を生んだ。
「あン、あン、あン、あン、あン、あンっ♪」
何度も犯され『こなれた』膣内は、その膨大な官能をすぐに受け入れ始め、
痺れるような快感はやがて、脳まで蕩けるような甘い快楽へと変わる。
(これ、これぇ! これがほしかったのっ!)
「もっと、もっと突いてくださいっ! たくさん抉ってくださいぃ!」
細かなピストンが豪快なストロークへと変わる。
女を狂わす多重のエラエラが、ネーアの塾女顔負けの肉ビラを巻き込み、掻き出して行く。
「ああンっ♪ ああンっ♪ ああンっ♪」
(蕩けるぅっ、アソコが蕩けちゃぅっ……気持ちいいようぅ♪)
白い男根の先端が、こじ開けんとばかりに子宮口へと突き込まれる。
膣内の無数の肉ヒダを、揉み洗うように掻き回される。
甘ったるい喘ぎ声と共に、舌を垂れ、糸を引く涎を垂らす。
充血し、限界近くまで割り広げられた舌の口も、魔物の先走りとは別に、
白濁とした本気汁を垂れ流していた。
「ひああんっ!? ああ! そこっ、そこがいいのぉっ♪」
力の入れ加減でたまたまクリトリスの裏側、Gスポットを小突かれ強烈な官能が
体中を駆け回った。その快楽が何度も味わいたくて、自分から腰を動かすようになる。
「うあぁん♪ ああああっ♪」
ピストンにあわせるように、グラインドさせ、腰で淫らな文字を書く。
肉のチューブを掻き回すように「の」の字を描き、広げるように「し」の字を描く。
膣内の粘液と空気が混じり合い、白っぽい泡になって吹き零れる。
(もっと、もっと!)
「ああ、あああっ! はあっ、はあっ♪ はん! あン♪ あン♪ ああンっ♪」
劣情は止まる事を知らない。グラインドするだけだった腰は、ストロークに合わせて、
上下に動く事を覚えた。
じゅじゅじゅっ、じゅじゅじゅっ! じゅくぅぅぅっ、じゅくぅぅぅっ――
時には腰をくねらせ、時には上下させ、貧欲に快楽を貪る。
やがて、
「ああン♪ ああン♪ ああンっ♪ あン♪ あン! あン! あっ、ああっ!」
膨大な快楽の前に体がわななき始め、
「イッちゃう! イッちゃう! わたし、イッちゃう!
ああん! あっ! あン! あっ! あっ、あっ、あっ、あ、あ、あ、あ、あああっ!」
ビクンとその体を震わせて、
「ご、ごしゅじんさまああぁぁぁっっ!!」
アクメを迎えた。
子宮が痙攣し、膣が蠕動する。挿し込められた、肉棒から、いやらしい粘液を搾り取るように。
応えるように白い生殖器が脈打った。
(ああ! 出る! またでるぅ! ごしゅじんさまの、あつくて、濃いせいえきが!)
「だし、だしてぇ、わらしのなかに、たくさん注いでくらさいぃぃっ!」
呂律も回らなくなったネーアに、中出しへの強烈な衝動が湧き上がり、
同時に『性交で開くはずの無い子宮口がその口を開ける』。
人外の快楽を何度も貪ったネーアの体は、既にヒトとしての機能を犯されていた。
そして――
口を開けた子宮口に、大好きな男根の先端、十字の切れ込みが押し入り、
びゅるるるっ! びゅるるるっ!
念願のスペルマを吐き出した。
体内に潜む、『何か』に直接吹きかけるように。
(――――あっ)
「あああぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁああああああぁぁぁっっっ♪」
子宮壁と『何か』を直接ビチャビチャと打つ熱い感触に、肉体と本能が、歓喜に震えた。
(すごいっ! すごい! すごいの!)
その、意識が真っ白に塗りつぶされてしまうような激感に、ネーアは涎を垂らしながら
首を振りたくった。同時に、
(おいしい! おいしい! ごしゅじんさまの! すごくっ、おいしい!)
吐き出される粘液を『美味』だと感じてしまう。まるで子宮自体に味覚があるかのように。
「――っ!! ―――っ!! ――♪ ――はっ……あぁ……♪」
絶倫かと思うほど大量の精液を吐き出し終えると、
マタタビを食った猫のように体を弛緩させた。
たっぷり、数十秒かけて息を整えながら、交合の余韻に浸る。
(すご、すごかった……ご主人さま、すごすぎだよぅ。私、壊れるかと思っちゃった……)
そう思いながらも、頬はだらしなく歪み、牝の顔以外の何でもない表情を浮かべている。
その顔が、不意に微笑を浮かべた。妖艶さと優しさ、決して交わる事の無い表情を交え、
微笑んでいた。
(私、今すごい幸せ……)
人以外、いや、自分の新しい主と交わり、その余韻に浸るこの時間が、
人生で最も幸福な時間だった。
「ご主人さま。愛しています」
ふと呟いた言葉に嘘偽りは無い。
世界中の誰よりも強い愛だと思い、
世界中で最も幸せな主従だと思った。
そう思った矢先に、
ビクン――胎内の『何か』が脈動する。
「きゃんっ」
ビクン――再び脈動。
「あんっ、な、なに? こ、これ何ですか? ご主人さま?」
ビクン、ビクン――脈動は止まらない。
だが、不快感は無い。むしろ開放感・快感を伴って、『何か』は脈動を続け――
「あ、」
唐突に、
「あああああぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁぁあああぁぁぁっっっ!!」
それは、ネーアの体中に、根を張り始めた。
子宮から伸びた肉の根は、子宮壁にめり込み、内臓を文字通り『侵し』ながら、
頭の方へと伸びていく。同時に、その根は太もも筋肉にも侵蝕し、広がっていく。
(……っ!! ……っ!!)
まるで、頭のから指先までを、数え切れないほどのミミズが這っていくような感触だった。
そして、その部分は、人間としての組織から、何かへと変異していく。
痛覚が無くなり、快楽神経に成り代わる。胃が腸が、心臓が、肺が、得体の知れない器官へと
姿を変えていく。
思考が真っ白に塗りつぶされる。
体は絶頂に達した時の様にがくがくと痙攣し、
――否。
(ああっ! ああああっ! しゅ、しゅごいっ!!)
実際に、彼女は、自身の体を人外のモノへと変えられていく感触に背徳的な快楽を覚えていた。
まだ、人間としての機能を留めている器官――子宮が痙攣し、挿入されたままの巨根と
股間の間から泡っぽい愛液を噴出した。
「ああ……っ! あああぁっ!」
恍惚の表情を浮かべているネーアの体を、四つの花弁が包み込む。
まるで、哺乳類の親が生まれたばかりの我が子を愛でるように。
こうして、ネーアは人外へと生まれ変わった。
***
その一部始終を目撃していたレアクトが、ネーアの着替えが置かれた扉の前で、固唾を呑んだ。
(何よ、これっ……何よこれ!?)
ネーアが魔物の封印を解いた、というメライガの言葉も冗談半分で――正確には、面白半分で
聞いていた。それがどういう意味なのか考えもせず、ただ単純に、丁度良い暇つぶしが出来た
と思っていた。
ところがどうだ。
目の前で繰り広げられている、狂気に満ちた光景は何だ。
肉の花に貪られながらも、喘ぎ声を上げているのは、本当にあのネーアか。
喘ぐというより、狂う、と言われた方がまだ説得力のあるそのよがりっぷりに、
レアクトは表情を蒼くした。
面白みなんて欠片も無い。そこにあるのは、心から人間を止めた者だけが味わえる最悪の背徳と、
見るものを不快にさせる、おぞましさだけが有った。
だが、レアクトは何とか理性を繋ぎ止め、魔鏡を使って映像を撮ることには成功していた。
「ああ……っ! あああぁっ!」
ネーアが今まで以上の嬌声を上げると、花弁が閉じ、彼女の体を包み込んだ。
『……もう、戻ってください。十分です』
その手鏡状の魔道具から、メライガの声が響く。
何の脈絡も無く響いたその声に、心臓が飛び出すかと思った。
「そ、そうね……」
何とか平静を装いながら、返事をすると踵を返す。
何故か――後ろ髪を引かれるような錯覚を覚えた。
気のせいだと思いながら、明かりの点いた通路を歩きながら、メライガに問いかける。
「それで、どうするの? あの化け物。まさか放っておくつもりじゃないでしょう?」
むしろ自分達の手に余るのではないかと思う。
「やっぱり、ウラヌス様に報せた方がいいんじゃない?」
『いえ、私達で処理します』
「どうして?」
『元々、彼女が魔物の封印を解くきっかけになったのは私達ですよ?』
「そうなの? ……いえ、そうかもしれないわね」
『ウラヌス様も、私達とネーアの関係には薄々気付いているかもしれません』
「ああ、分かった。この事を話せば、ネーアが封印を解いた事を話せば、
その原因は誰だ、って事になるわけね」
『そうです。これ以上ウラヌス様に疑心を抱かせるわけにはいきません』
「成る程。で? 具体的にはどうするわけ? どうにか出来るの? あんな化け物?」
階段を上りながら問う。メライガは少し沈黙を挟んだ後、きっぱりと言い放った。
『焼き払いましょう。得体の知れないものを片付けるには、これが一番です』
200 :
乙×風:04/07/16 13:19 ID:QiEwlX+b
以上で第八話暴露終了です。
はい、昼間っからすいませんでした。
何か溜まっているらしく、エロ度が三割り増しになっています。
自分でも若干やりすぎたかなぁ、と思うところが何箇所か。
でも、今回でようやくそれっぽい『寄生(侵蝕?)』のシーンを
描写したのでスレ的にはOKですかね?
さて、いつもの次回予告ですが。
次のお話ではフェルナが再び発情します。むしろしっ放しですか。
で、それを手伝うためにソーイが初登場。それを偶然目撃した
双子姉妹もその淫気に当てられて……
次回『第九話 澱む日常』は百合度を三割り増しで提供します。
ちなみに『今から』執筆し始めますので、更新は例によって来月予定。
ではまた。
すごー!エロすぎ。
こりゃあ来月が楽しみだ。
しかしあの魔物を焼き払おうなんてスカイドンをジェットビートルで吊り上げて宇宙に返そうとしたり
バードンをとりもちでつかまえる作戦以上に無謀だな。(なんだこの例えは)
乙です。
毎度毎度乙×風の作品は楽しみにしていましたが、
遂に佳境に入る予感が・・・・
>>201 いや、それを簡単に例えるなら「ワープをする」と同じぐらいだろう。
(トリビア見てる人なら、判るはず)
期待して保守
>>乙×風さん すんごいエロエロですな。
エロ度は何割り増しでもかまいません。、というか増してください。
ネーアはずいぶんかわいくなりましたね。萌えます(;´д`)ハァハァ
保守
(*´д`*)保守
207 :
名無しさん@ピンキー:04/07/20 18:34 ID:3aElnriZ
保守
a
ホッシュ
そろそろ行くかー。
ahoo規制が最近激しいですからねぇ。。。
ファルの目の前に、女が現れた。
「・・・?」
ファルは首をかしげる。
ここは闇の本拠地だから、突然人が現れても驚くことはない。
ワープくらい、闇の幹部ならみんな使える。
「ふふ・・・」
女は妖艶な笑みをつくり、ファルを見つめる。
「お姉さん、だぁれ?」
ファルが何食わぬ顔で女に尋ねる。
見たことのない女――もっともファルはここに来てそれほど時間がたっていない。
シィズくらいしか知らない。
ベッドに腰掛けたファルに女は近づく。
「もとミリア+(プラス)もとフェリア・・・って言えばわかるかしら?」
「・・・?」
理解できないファル。
女はファルの隣に腰を下ろした。
「んー・・・」
「私は――」
言いかけると、ファルが女に抱きついた。
「あっ?」
「お姉さん、甘ーい いいにおいがするー」
そのままファルは女をベッドに押し倒すと、その豊満な胸に顔を埋めた。
しかし女は動じない。
むしろ予定通り――、そんな表情を作っていた。
ファルはそんなことに気づくはずもなく、彼女の胸を堪能している。
それこそ麻薬性のあるような、そんな香しい香りだった。
ファルはいつしか胸に顔をうずめたまま、動かなくなっていた。
「うふふ・・・」
女はファルの頭に手をやる。
「ファル? そんなにいいにおい?」
「・・・う・・・・・・ん・・・」
か細い声でファルが答えた。
「もっと欲しい? 甘ーい、甘ーいこの香り。」
「う・・・ん・・・」
「それじゃあ」
女は言うと、ファルをベッドに仰向けにさせ、自分がその上にのしかかる体位に変えた。
と言っても、抱きつかれていたのだからそのまま回転しただけだが。
「いくよ」
ファルの上の女は、ファルの顔をふさぐように胸を押しつけた。
同時に女の秘所がファルのそれと接触した。
「くぁん・・・」
犬の鳴き声のような、ファルの声がした。
「んあ・・・あ・・・」
息はできる程度に、女は調節している。
「どう? さっきよりいいでしょう・・・」
先ほどよりも濃厚な香りがファルの意識を狂わせ始めていた。
シィズ達淫魔がその体から発する媚香とは、若干違う――。
「ん・・・ん・・・んん・・・」
ファルはすでに朦朧としていた。
中毒性の高い、病みつきになりそうな香り。
一言で言い表すならば、こんなところだろうか。
だが、単に中毒性があるだけではない。
それは女のみぞ知る、魔の芳香なのだ。
「ふふふふ・・・」
女は妖しく微笑むと、その右手を自らの秘所に伸ばす。
軽くそれを何度か擦る。
「ん・・・ん・・・」
その間も、女から発せられる香りはさらに濃くなっていった。
「うんっ」
女が声を上げると、その秘所から紫色の生殖器のようなものがぐちゅぐちゅと音を立てて現れた。
それは意志を持つように、ぐねぐねとうねっている。
女はファルの唇を奪う。
一瞬ファルの目が見開かれたが、それはすぐに虚ろな恍惚としたものに戻った。
女の両の手はファルの胸を愛撫し、先ほど女の性器から現れた紫色の物体はファルの秘所を浅く出入りしている。
「ふぁ・・・あ・・・」
ファルが女の香りを楽しむつもりが、いつの間にか女がファルを犯す体勢になっていた。
だが、ファルはそんなことにも気づかない。
今や女の香りはこの部屋中に充満し、部屋の空気がうっすらと緑っぽくなっていた。
もはや水蒸気が結露するような濃度で香りがファルを包み込んでいた。
「・・・ファル、あなたとの記憶は持っているわよ」
女がつぶやく。
「ミリアとしての記憶が残っているわ。フェリアの記憶も残っているけれど。
ミリアがあなたを哀れんで、蟲を寄生させたのね・・・」
声をかけても、ファルにはもう聞こえていないようだ。
精神をも蝕まれているのだろうか。
「でもそれだと、ミリアに従属するだけの存在。生まれ変わった私――、
私たちの方が正しいのかしら? 私たちの下僕ではないのよね」
女の紫色の生殖器が、ミリアの秘所に本格的な侵入をしようと準備を始めた。
同時に女の髪の毛がファルにからみつき始めた。
そして彼女の生殖器が、ゆっくりとファルの秘所に入り始めた。
「んんん・・・んぅ・・・」
だがファルは苦しくはなさそうだ。
ずぶずぶと入り込む、女の触手生殖器。
かなり奥まで入っているようだ。
「あったかいわねぇ・・・」
にこにこと微笑みながら女が言う。
だが、その笑顔は人間には作れない、完全なものだった。
完成されすぎた――、そんな表情。
「ん・・・ん・・・」
快楽に感じているのか、それとも苦痛を感じているのか。
ファルの表情はすでに弛緩しており、真なる感情はもはや読みとれない。
そして最奥部まで到達した生殖器。
「うふふふ・・・」
何度目だろうか、女はまたしても妖しい笑い声を上げた。
するとファルに差し込まれたモノが、どくん、どくんと蠕動を始めた。
しかしファルの状況は変わらない。
その生殖器の中を液体が潤し、そしてファルの中に注がれ始めた。
女も、そしてファルも触手生殖器の蠕動に合わせてびくん、びくんと体を震わせている。
それこそ二人の意志が同調しているようだ。
女に注がれる液体が、ファルの膣に息づく蟲にもかかる。
そして蟲はその液体をどんどん吸収していく。
「まだ・・・、まだ出るわよ・・・」
いつしか女の表情は赤く上気し、恍惚としたものになっていた。
膣口からあふれた液体は、ベッドに染みを作っていく。
薄暗い灯りを遮り、二人の影が壁で妖しく蠢いていた。
女はファルの全身を艶めかしく愛撫するも、絶対に生殖器を外そうとはしなかった。
もっとも今のファルには抵抗することなど不可能だが。
やがてファルの肉体に変化が訪れた。
蟲を寄生させられ、同時にミリアの淫液を注がれたために彼女はすでに人外となっていた。
まだ蟲が安定していない、とミリアに言われて部屋でおとなしくしていたのだが――。
そのミリアの体はエルやハイリアのような、青紫の肌に変わっていった。
だが、彼女の下腹部のあたりに二人にはない怪しい模様が浮かび上がっている。
「ふふ・・・」
女は体を起こし、その模様を確認する。
そして彼女は生殖器を『切り離した』。
生殖器はそのままびくびくと蠢いていたが、やがてファルの膣に姿を消した。
すると女はファルの上から退くと、ベッドに座ってファルを見始めた。
「ん・・・う・・・」
ファルは気を失っているようだが、時折声を上げる。
依然としてその表情から感情は読めない。
だが、ファルの膣からはクチュクチュと卑猥な音がずっと聞こえる。
女の生殖器がファルの膣に入り込んでから、止まることがないのだ。
一体その中では何が起きているのだろうか。
「う・・・あ・・・」
ファルの目がゆっくりと開く。
まるで長い眠りから覚めたように――。
「おはよう?」
女が声をかけた。
「・・・?」
しかしファルは状況がつかめないようだ。
「おかしいわね・・・」
女が首をかしげる。
実は、彼女は元々ファルを洗脳・再改造つもりであったからだ。
(でも私の生殖器はファルに根付いたはず・・・)
女は再びファルに声を掛けてみる。
「気分はどうかしら?」
「ああ・・・、とっても・・・。」
(反応が鈍いだけみたいね)
女は安心した。
「あなたはミリアに蟲をもらい、そして淫液を注がれたのよね?」
「うん・・・」
「つまり、あなたはその段階で人間じゃあなくなったわけね。」
そこで女は微笑む。
「あなたを再改造したわ」
「え・・・?」
ファルは少々驚いたような顔をした。
だが。
「あっ?」
ファルは自らの下腹部を押さえた。
「な、何・・・?」
自分の膣で何かが動いている。
ファルはそれを察知したのだった。
「あなたの中に、私の体の一部を宿してあげたわ」
「え・・・、それって・・・!」
ファルは焦るように声を荒げた。
「あっ、あっ・・・!」
ファルの精神は、その膣に寄生している蟲のものだ。
蟲は膣に無数の触手を根のようにはりめぐらし、脳まで伸ばしてファルを洗脳し、操っていた。
すなわち、寄生している蟲に何かが起こればそれはファルの体や精神にもフィードバックされる。
今、ファルの中にいる蟲は明らかになにか異常な状態にあるのだ。
「私の生殖器――、言うなれば○ち○○んね。それをあなたの中に宿してあげたのよ」
「っ・・・!?」
ショックを受けるファル。
だが、もはやどうにもならない。
「じきにミリアの蟲を吸収して、蟲の代わりにあなたを支配してくれるわ。」
「そ、そんな・・・! ミリアにせっかくもらった蟲なのに・・・!」
ファルの目に涙が浮かぶ。
「あら、涙・・・? 闇の者になったのに涙を流すの。珍しいわねぇ」
「ど、どうにかしてよ! いや、ミリアの蟲がいいの!!」
この言動は明らかに蟲の自己防衛本能の現れだった。
「残念だけど、一度寄生したら宿主と融合するから二度と離れないわ」
「そんな・・・」
そして女はファルと目を合わせる。
「それは私が邪神たる力を持つからよ」
「――!」
ファルはその言葉に目を見開いた。
同時に彼女はベッドに崩れ落ちた。
「ふふ、ようやく蟲を吸収したみたいね」
女は驚くこともなく、一人そう漏らした。
見ると、ファルは全身をびくつかせている。
下腹部から体中に触手が広がっていくのが肌の出っ張りでわかる。
寄生した生殖器が全身を支配すべく、その触手を張り巡らせているのだ。
「ああ、あうああ、あああ、・・・」
白目をむいてファルはのたうち回っている。
膣口は緑の触手が出入りし、愛液をまき散らす。
体内の触手は胸にも到達し、乳房で作られる液体を変えていく。
やがて脳に行き届いた触手は、ファルのすべてを司る部分を取り込み始めた。
そして、ファルの全身が変化し始める。
足の皮膚がはじけるように引きちぎれると、その中からはピンク色のクモの足のような四肢が現れる。
同時に彼女の膣口が、人間を飲み込めるほどに大きくなる。
そこには邪神を名乗る女の生殖器が隠されている。
至る所から細い触手が生え、蠢いている。
ファルはまるで植物と融合したような体となっていった。
「ああうあああ・・・」
ファルの苦悶ともとれる声が止まる。
だが、逆に。
「はぁ、はぁ・・・、はっ、はぁあっ」
息を荒げている。
「うふふ、ファル? 気分はどうかしら」
「はぁ、はぁ、やり、たい・・・、犯りたいぃぃぃーーー!!」
心からの叫びだった。
ファルに寄生したあの生殖器の本能とも言える、『仲間を増やす』行為。
その性の欲望はファルをより完璧な邪神の下僕としていた。
「あら、エッチしたいの。いいわよ? 人間どもを犯してらっしゃいな」
「犯(ヤ)るぅ! 犯すぅ! 精液、すぅぅ! 女を犯すぅ!」
とてもかつてのファルとは思えない言葉の羅列。
女が手を振りあげると、そこにはあの暗黒のゲート。
「さぁ、いってらっしゃい」
「ああーーーー!!」
ファルは新たに生えた六本の足で、そのゲートをくぐっていった。
>FBXさん
頑張れ!
>>220 まだ行きます。
あるいは今夜中に(強引に)完結させるかもw
「仲間をたくさん増やして来なさい。すべての女を、あなたと同じ存在にするの。
うふふふ・・・、うふふふふふふふ・・・」
誰もいなくなった薄暗い部屋に、女――いや、邪神の笑い声が響いた。
「貴様!?」
クラインはその異形の存在と対峙していた。
「・・・エル・・・か?」
「あら? 誰かと思ったらクラインじゃない」
異形の体をクラインにさらすエル。
「お前まで・・・、悪魔に・・・」
「当たり前じゃない。ミリアがなったんだもの、みんななって当然よ」
「何を!?」
クラインはグレンピラーを構える。
「ほらほら。熱くならない。いつもの静かなクラインはどこにいったのよ」
「むぅ・・・!」
クラインの額に汗がじわりと浮かぶ。
「そんなことより」
エルは手を広げた。
「私が何をしに来たと思う?」
「・・・さしずめフェリアの手伝いだろう? お前は洗脳されているんだからな」
吐き捨てるようにクラインが言った。
かつての仲間が、こうして目の前に立っているのだから。
「それもあるわね」
「それも、だと?」
エルが頷く。
「あなたに会いに来たのよ」
「からかうつもりか!!」
クラインは頭に血が上っている。
錯乱状態とまでは行ってないが、しかし彼の通常の状態ではない。
立て続けに仲間を奪われたためだろうか。
「からかってどうするのよ」
「う・・・む・・・」
エルの言葉にはいつも何かがある。
そして、彼女の言葉には何度も助けられたことがある。
常に冷静であり、適切な状況判断を行えるように心がけているクラインでさえも。
それだけに、彼女の言葉を簡単には無視することができない。
「ならば、何をしに来た・・・」
「一緒に来ない?」
「!」
クラインはミリアにエル達をさらわれ、彼は精神的に大きなダメージを受けていた。
そのために普段の彼らしくもなく、熱くなって大声をふっかける。
そして共に来ないかという誘いも、思わず考えてしまう。
「何を・・・、馬鹿な・・・」
「ミリアもエルも、みんな一緒なのよ? キールだって。」
「う・・・う・・・」
剣を持つクラインの手が震える。
一人でいるのは苦痛ではないが、何よりも仲間を奪われたことが苦痛なのだ。
かつての仲間は、敵のもとで動いている。
それだけでも、クラインを考えさせるのには十分すぎた。
「あ、悪魔の言葉には・・・、惑わされない・・・!」
絞るような声でクラインは答えた。
エルは心底残念そうな顔をして、
「じゃあ死ね」
全身に触手を作り、クラインを襲わせた。
「ぐぅ!!」
クラインはグレンピラーを巧みに操り、どうにか触手をかわす。
「ほら。さっさと死ね」
エルは無情にも攻撃の手を休めない。
「くそっ」
触手を切っても、すぐに再生する。
剣を振るえばそれだけ隙ができ、ふるわなければかわすしかない。
かわすにも限界があり、いつしか攻撃を受けることになる。
「あはははははは、クライン、逃げるしかできないのね? 弱い弱い!」
エルはあざけるように笑う。
もはやかつてのエルの面影はない。
クラインはそう感じていた。
「ぐあ!」
エルの触手の一つが、クラインの肩を貫いた。
「あったり〜」
鮮血が肩の傷から滴る。
「片方だけじゃ不公平よね?」
エルは言うと、反対の肩にも触手を突き刺した。
「ぬああああ!」
激痛に叫ぶクライン。
「ほら、どう? 考えが変わったかしら?」
「はぁ、はぁ、か、変わる・・・、はずが、あるか・・・っ!」
「ふふ、強情なのね。次は両足かしら?」
エルが次の触手を伸ばそうとしたその時。
「なにかしら・・・」
エルが横を向き、虚空を見つめる。
「何かくるわ」
「なん・・・だと?」
すると暗黒のゲートが現れた。
「・・・誰かしら。ミリアはフェリア様のところにいるはずだし、ファルは安静のはず。」
「むぅっ・・・」
そのゲートからは、強烈な甘い香りが漂ってきた。
「う・・・? な、なに、このにおい・・・」
「・・・んげん、にんげんを、おかす。たねを、うえつける。せいきを、すいつくす・・・」
そこから現れたのは、ファルだった。
「ふぁ、ファル!?」
「に、にんげん!」
ファルはすぐに無数の触手を伸ばし、クラインを絡め取った。
「うあ、な、何をするんだ!」
おぞましい触手はクラインの装備を次々と外していく。
「お、お前は! ファル・・・!?」
「おかす、せいえきをすうの、だれでもいいから、にんげんをおかす。・・・」
まるでうわごとのように繰り返すファル。
クラインのすべての装備を外し終わると、すぐに自らの巨大化した膣に持っていく。
「く、離せ! ファル、聞こえないのか!!」
今のファルに聞こえるはずがなかった。
ファルの頭にあるのは、精気を吸い尽くし、種を植え付けて仲間を増やすことだけ。
そしてその性衝動は永遠に止まらない。
彼女は無限の性欲を与えられたのだから。
「ふぁ、ファル! あんた一体何しに・・・!」
エルもファルに声をかけるが、やはり聞こえないようだ。
「うっ!? く、一体誰がッ・・・!!」
開いたままのゲートに、エルだけが引きずり込まれていく。
「く、クライン! ファルから、逃げ・・・」
最後まで言えずに、エルはゲートにその姿を消した。
その日、ファルは初めて『ニンゲン』を味わった。
その邪神が誕生してから、闇は爆発的にその勢力を広げていった。
クライン一行も彼をのぞいて闇の者となり、そしてかつての仲間をも次々と取り込んでいった。
ファルはファルで己の性欲に任せ、街を襲ってはその住人に種を植え付け続けた。
結果、光の本部をのぞいて世界は闇の勢力圏となってしまった。
もはや光には闇に抵抗する力すら残されていなかった。
そして、光の中央神殿――
フィエルの玉座の前には、全裸のあの邪神の姿があった。
フィエルと対峙しているようにも見えるが、しかし圧倒的にフィエルは不利であった。
「投降なさいな? あなたも指導者なら、そのくらいはケジメつけなさいよ」
「・・・あなたは何者ですか。光の戦士達を懐柔し、つけ込むあなたは」
落ち着いた口調でフィエルが言い放つ。
「あなたの妹でもあるわ」
「!」
道理でおかしいと思ったのだ。
ミリア達が健在だったころの闇の戦い方は、明らかにフェリアのものだった。
そう、彼女の妹としてのフェリア。
しかしミリアが行方不明になりクラインの一行が失そうすると、闇は変わった。
明らかにフェリアに何かあったとしか言いようがない。
「そして、ミリアでもあるわ」
「・・・融合したとでも?」
「ご名答。闇の女王フェリアと蟲魔ミリアが融合したの」
「・・・」
沈黙が流れる。
フィエルの頭に、自らが指示してきた数々の作戦がよみがえる。
――一体、どこで間違えたのだろうか・・・。
「さぁ、おしゃべりはこのくらいでいいでしょ。投降するの? それとも抵抗するの?」
「・・・わたしは最後まで戦います」
フィエルの全身に魔力がみなぎる。
「無駄だと思うわよ。もう、あなたごとき敵じゃないのよね」
「やってみないとわかりません」
魔法を紡ぎ始めるフィエル。
「この邪神、ミリアリア=ファギヴァルには」
「!」
フィエルが魔法を発動させた。
しかし、ミリアリアを通過していった・・・。
「さ、もういいでしょ。あなたはどうするの? 死ぬ? それとも・・・」
彼女が選んだのは、どちらだったか。
今はもう、わからないことである。
(完)
なんか強引に終わらせた感が強いですが。(汗
まぁ、素人なのでこんなもんだと思ってます。
設定考えた作品よりCodeシリーズの方が先に簡潔してる罠w
寄生スレの趣旨にあまり合わない作品だったかもです。
書いていて、なんかそんな気がしてました。
自分の文字に足りないのは、第一に単語。第二に描写力。第三に構成力。
つーか小説書くのに必要な全部な気がしますがw
読んで頂いた方はわかると思いますが、表現がかぶる場面があったと思います。
自分で確認してないから真偽は怪しいですけど、どうもそんな気がするかなー・・・。
まだ書いているのが残ってるので、次はそっちを完結させようと思います。
ひとまず、私の駄文につきあってくださってありがとうございます。
即席設定その2。うp忘れてましたww 一部追記あります。
@ファル
・人間(光)
イメージマジシャンという特殊な魔法使い。
彼女は脳裏に魔法効果を細部にわたってイメージすることで、魔力を行使する。
新しい魔法を使うためにはインスピレーションが必要となることが欠点。
禁断魔法を恐怖の対象と捕らえていたが、今回ミリアが悪魔になったためにこれを使用。
口数の少ない少女だが、その心は暖かい。寡黙なクラインと通ずるものがある。
黒髪、茶色の瞳。
・人間(闇)
物静かだった彼女は、ミリアに蟲を寄生させられることで性格が一変した。
人と会話するにも不自由ない、いや、それ以上に話すようになった。
闇に来てから、彼女は蟲が安定しないため安静を強いられている。
・邪神の下僕
ミリアとフェリアが融合した存在に犯され、その生殖器を植え付けられた。
本来彼女を支配していたのはミリアの蟲であったが、生殖器を膣に与えられると
それが蟲を吸収し、蟲が膣にはっていた触手を自らのものとした。
膣と融合した生殖器は、あらゆる生物から精気を吸収する。
同時に彼女を洗脳し、邪悪な力と心を与える。
邪神の生殖器により再改造された彼女は、植物と融合したような体型。
常に性欲におぼれており、男性からは精気を吸い尽くし、女性には自らの種を植え付ける。
種を植え付けられた女性はファルのような異形の存在となり、仲間を増やそうとする。
緑の肌、青い髪。
>>FBX氏
乙です
最後に来て寄生+NTR攻めとは…ぐはぁぁぁ
堪能しますた
即席設定その3。
@エル
・人間(光)
クライン達の一行で、レンジャーとして活躍する。
彼女の高い技能は、幾度と無く彼らを助けてきた。
ミリアと同い年だがエルの方が戦闘や索敵などには長けている。
ミリアはそのことをコンプレックスに思っているが、エル自身は気づかない。
むしろミリアを心配に思っている。
強気で明るい性格のため、一行が暗い雰囲気に陥った際にも役に立っていた。
赤い髪、黄色い瞳。
・人間(闇)
妖淫蟲に寄生され、蟲使いとなったエル。
ミリア同様漆黒のローブを身にまとっている。
ミリアから同時に淫液も注がれているために、すでに人外となっている。
かつての性格も影響してか、若干Sの気がある。
・異形体
蟲使いのエルの真の姿。
青紫の体には蟲による半透明の羽が生えており、ミリア同様やはり触手も操る。
ミリアと異なるのは、特定の場所に生えている触手のみを操るのではなく、
体のあらゆる部位に触手を作ることができる点で、その形は様々。
ミリアの???の部分↓
・邪神 ミリアリア=ファギヴァル
闇の女王フェリアと融合した姿。
常に全身から催淫性の臭気と瘴気を放っており、近づく者すべてを淫らな気分にさせる。
すでに光の女王の力をはるかに凌駕している。
邪悪なあらゆる要素を司っており、心の弱い生き物である人間をいともたやすく洗脳できる。
不定形の体であるため、触手であろうがなんであろうが、作り放題。
同時にあらゆる闇の生物を生み出すことができる。
基本的に全裸であるが、黒い霞を胸や秘所にまとわりつかせることもある。
灰色の皮膚、深緑の髪。
即席設定なので、どっか矛盾あるかもw
見逃してください(ぉぃ
GJ!
でも個人的に一番最後のお偉いさんも絶望的状況でじっくり虐められる様も見てみたかったり(w
234 :
名無しさん@ピンキー:04/07/22 19:39 ID:6bncsGUR
精神的ブラクラじゃねーか!
本物かどうかはしらんが、惨殺死体の画像だ↑
イラクで自爆テロにあったヤサン師?の死体。
FBXさん
GJ!
今月はやはりよい小説の月だ。
>>GJくれた方々
どうもです。
とりあえず次は新作投げるようなことはせず、放置プレイ状態な
2作品に着手しようかと思ってます。まぁどうせろくなことにはならんでしょうがw
・・・ところで、FBXってどんな意味を考えてつけたHNだと思いますか?
考えたことないでしょうけど。w
フタナリばんざいX
ファイナルブラザーX
ふるちんボンバーX
試しにタイトルを英訳…
The daughter who an uncanny thing is [ daughter ] parasitic and becomes a captive
>>239-241 全滅ですがw
FBとは、アマチュア無線の用語の一つで「とてもよい」といった意味があったと思います。
Xは「X小説」のこと。
ようは目標をHNにしたってわけですw
「FBなX小説を書けるようになりたい」
小ネタでしたw スマソ
>>243 それなら今度から良かったら
GJじゃなくFBって感じですか(*´∀`)
Fine Businessの略らしい。
4アマ持ってて気が付かなかった…。
電話級なのに気が付かなかったBFな俺
保守
保守
保守
保守
捕手って廃れてんな〜
ho
syu
保守〜
保守!!
258 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 14:26 ID:33gnb9gM
保守ー
皆保守だけかよ!
ビッグコミックスピリッツに連載中の「オメガトライブ」。
今週の展開(つーか描写)はこのスレ的にはグッと来るものがあるのではないかと思うので
気になる人は要チェックネ!
パドゥーン!
最近、漫画を読んでませんor2~
>>36 |д゚) 個人的には36氏の続きが気になってしょうがないのだが・・・
もちろん、他の作品も気になるが
262 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 23:00 ID:7ESa9YHY
>>259 オメガトライブはいつの間にか
完全に梶君が主人公になってるね。
キャラ立ちすぎってのも考え物だなぁ。
面白いからいいけど。
堕淫蟲の続きまだ〜?
みんな夏に弱いのかね。
マターリと待ちますか
東京の聖地集合で忙しいのじゃないの?
267 :
乙×風:04/08/06 13:54 ID:upBttZG0
近況報告です。
執筆環境にまた変化がありました。
これからは執筆ペースがさらに遅くなります(聖地じゃないです)。
今までは何とか月二回更新でやってきましたが、暫くは月一ペースに
なりそうな予感。
そういえば空物語ページに良さげなSSが投稿されていますね。
変異モノはいいですねぇ。刺激されて新シリーズ書いてしまいそうです。
予告。
今度の月曜・・・あたりかな?
行けるぽです。
269 :
名無しさん@ピンキー:04/08/07 01:08 ID:YGwm7MFt
>>乙×風さま
ううっ 楽しみにしていたけれど・・・。
わたし いつまでも待っています!
>>FBXさま
ヤッタ!楽しみに待っています!
みなさま今後もよろしくお願いいたします。
270 :
名無しさん@ピンキー:04/08/07 02:17 ID:GGjJ6MS5
大手のはとらで買えちゃうんだよなー
夢中で-早く-駆け抜けてきた
うるさいくらいに鳴り響くこの胸の高鳴り
響いて-呼んで-いる君の声
ここで立ち止まるような時間はないさ READY STEADY GO!
>>267 のんびり待っています。仕方がないですね。
幻魔から行きましょうか。
しばらく書けなかったから、うまく続けられるかどうか・・・
「ひうっ・・・」
私の髪の毛が、彼女の美しい裸体を愛撫していく。
性感を高められた生身の人間には、強烈な快楽に違いないわ。
「あ、ああん、いいぃ」
すぐさま、目の前で横たわる少女はさっきよりも大きな声であえぎ始めた。
私もうれしい。
大好きなこの娘が、この私の手でこんなに乱れて、気持ちよくなってるんだもん・・・
それもこれも、すべては私の中にいる『あのいきもの』のおかげかな・・・
はぁ、はぁ、と荒く色っぽい息をする彼女。
その吐息が、その表情が、そのすべてが私の中の欲望をさらに駆り立てていくの。
もっと、もっと。
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと・・・
――オカシタイ――
「ひいぃあああ、ああああっ、いいのぉ、いいの、もっともっとぉぉ!!」
気がつくと、私は髪の愛撫を全身全霊でしていた。
でも、いいの。
私を心から心配して、それでこの部屋に誘ってくれたんだもん。
そのお礼くらいはしてあげないと、お友達に失礼だもんね。
「ほぅら・・・、もう壊れちゃう?」
面白いものを見ているような声で、私は言ってあげた。
「あああ、こ、壊れ、ちゃうの、こ、こわ、ここ、・・・」
故障したカセットデッキみたいな、そんな声を上げた彼女。
そろそろ、いっちゃうかなぁ・・・?
「ぎぃ!」
私は彼女の秘所に手をやり、ぬるぬるし始めたの。
もう、そんな声あげちゃったら私も我慢できなくなっちゃうじゃない。
まぁ、私っていうか――『あのいきもの』が、我慢できないみたい。
「あああ、ああん、ほ、欲し・・・、アレ、アレぇえ!!」
たぶん、アレっていうのは・・・、男の人のウインナーのことだろうね。
でもね。
私ね。
もっと、いいもの。
持ってるんだよ・・・。
髪の愛撫を少し弱めて、声をかけたの。
「欲しいの? アレって、男の人のアレでしょ? でもね。
私、もっといいもの持ってるんだよ? その方がいいと思うんだけどなぁ」
じらすっていう意味もあって、声をかけたんだけど。
そしたらね、彼女。
本気にしちゃったんだよ。
「な、何でもいいからぁ!! あ、あたしのお○○こに入れてよぉぉ!」
涙を流しながら、私に大声で訴えたのよ。
まぁ、『あのいきもの』のおかげでこの家には結界が張られてるみたいだから、気にしない気にしない。
「ほんとにぃ? 入れちゃったら、もう戻れないよ? 抜けないんだよぉ?」
またじらしちゃった。
戻れなくなっちゃうのは本当なんだけどね。私みたいに。
「い、いいから、いいからぁ! はやくしてぇ・・・!」
息も絶え絶えにしながら、必死な表情で私に懇願した。
「わかった。」
執筆途中ですが板移転のため遅れてます。
お楽しみの方には申し訳ありません。
さて、今し方気づいたんですが、どうにも私のトリップが漏洩してるみたいです。
面倒なことになりそうなのでどのスレかは書きませんが・・・
なのでトリップ変更しますね。
管理が甘かったのか、あるいはいつのまにか盗まれたのかわかりませんが。
そちらのスレの住人の方は気分を害されていると思うので、謝罪します。
私も面倒ごとは避けたいし、荒れる原因にもなると思うのでこれ以上は触れません。
では、続きを・・・
もう一度、私は髪の毛の愛撫をマックスにした。
同時に、右手を秘所に持っていって、擦り始めたの。
「はぁん」
私のお○○こも、やっぱり濡れていたわ。
当然よね。
大好きな娘を自分の手で犯してるんだもん。
それもこれも、私の中にいる『あのいきもの』のおかげだよね。
愛液でぐしょぐしょな私のあそこ。
おもむろに、指をその中に入れてしばらくグチュグチュしてみる。
「あはぁぁぁぁぁ・・・」
そしてそこから、『あのいきもの』を引きずり出したの。
膣口と、『あのいきもの』が擦れちゃって、痺れるような快感が・・・
まるで、ふたなりさんだね。
確か、そういう言い方するんだよね?
右手で、こうやって・・・、出てきたお○○○んを握って・・・
上下に。
上下に、上下に。
「ああっ・・・」
視界が白んでくる。
キモチイイ・・・
もっと、もっともっと!
愛液まみれの『あのいきもの』、もといお○○○んはくちゃくちゃと音をたてて、
まるでローションみたいにぬるぬるして、ああもう、気持ちよくってわかんない!
「あっ」
彼女がこっちを見てる。
その目線は、私のお○○○んに向いている。
ってことは、私が何をしてるか気づいたみたいね。
「はぁ、はぁ、はぁ」
私はお○○○んを擦るスピードをどんどん上げていく。
まさしく、戻れない道を進んでいるみたいだったよ。
だって、見境なしに気持ちよくなっちゃうんだもん。
これがなくなるなんて、信じられない。
私のなかに、『あのいきもの』がいて良かった・・・
「な、なぁに・・・それ・・・」
私のあそこに生えたモノで、強烈な愛撫を受けている彼女が少し正気になったみたい。
かわいそうなこと、しちゃったなぁ・・・
「え? お○○○んよ」
にっこりと微笑む私。
「え、だ、だって・・・」
「これが欲しいんじゃないの?」
私の問いかけに、彼女は顔を真っ赤にして頷いた。
その間も、私はお○○○んに添えている手を上下させることを忘れない。
「ああっ」
どんどん大きくなっていく、私の肉棒。
どんどん大きくなっていく、私の欲望。
どんどん大きくなっていく、私の快感。
ぜんぶ、ぜんぶ。
私の欲しいものなのかもしれないね。
「ああ、出る、出るぅ!!」
びくん、と体とお○○○んをふるわせる私。
「くあぁぁぁぁぁぁ・・・」
秘所からは、真っ白な、なんだかわかんない液体がどぴゅ〜って。
「ひあ・・・、きもひ、ひぃ・・・」
ど、どぴゅ〜って、あ、あれ・・・
視界が真っ白に・・・
「ふあ!」
気がつくと、彼女は私のお○○○んを握っていた。
「こ、これ・・・何?」
上気した肌の彼女が、私の顔をのぞき込んでいた。
・・・気絶しちゃったのかな、私。
ゆっくりと体を起こして、
「うふふ」
妖しく微笑むと、そのまま・・・
「きゃあ!」
彼女を抱きしめた。
とたんに目がうつろになる彼女。
当然よ。
だって、全身から淫気を出してるんだもの。
そして、耳元でささやく。
「あのね、私。お○○この中に生き物がいるの」
「え・・・」
驚く声も弱々しいわ。
「だからね、私の恋人のあなたにもあげるね」
「い・・・や・・・」
かすかに拒絶の声。
恐いのかしら、どうして拒絶するのかわかんないわ。
こんなに気持ちよくしてあげてるのに・・・
「いくよぉ」
私はそのまま、『あのいきもの』製お○○○んを彼女に挿入した。
「きゃああああ!」
血液が・・・
あらぁ、処女?
「あ、処女・・・だったの・・・?」
無言で、顔を真っ赤にしてこっくりと頷く彼女。
「嫌だった・・・? 私に奪われて」
その問いかけには、首を横に振った。
「うれしい」
私は笑顔をもう一度作って、腰を振り始めた。
「ひう!」
「ふふ・・・」
普通のお○○○んじゃないから、気味悪そうだけど。
大丈夫よね?
「ああ、や、やっぱり気持ち悪いよぉ・・・」
「大丈夫。すぐに気持ちよくなるって」
少しずつ、前後に動くスピードを上げていく。
「う・・・あ・・・」
すぐに目つきがおかしくなる彼女。
『あのいきもの』から、何かの液体が分泌されてるみたい。
さっきの真っ白な液体じゃなくて、何だろう?
でも、この娘を気持ちよくしているのは間違いないね。
中で出したら、すごく気持ちいいだろうなぁ・・・
「うふふ、どう?」
「あ・・・ひ・・・、き・・・もひ・・・ぃぁ・・・」
声になってないし。
じゃ、そろそろこの娘に私の『あのいきもの』を分けてあげなきゃね。
さらに前後運動のスピードを上げていく。
「あ・・・あ・・・」
「あ・・・、気持ちぃ・・・、で、出ちゃうかも!」
まだまだ。
辺りには愛液をかき回す、ねちゃねちゃした粘液質の音が響いてる。
「ふあ、イく、イっちゃう!」
突然彼女が叫ぶ。
「あ、私も! 出る! 出ちゃうぅぅぅ!!」
私と彼女は、同時に体を震わせた。
私のお○○○んからは、大量の『あのいきもの』の液体がほとばしる。
結合部からは二人の体液がボタボタと垂れていく。
「まだ出るぅ!!」
私のモノは、萎えることを知らなさそう。
その謎の液体を、どんどんどんどん彼女の膣に送り込んでいく。
「ひうあ・・・」
もう彼女は気絶してるみたい。
弱い声をあげて、ぴくぴくしてる。
これで、この娘も仲間だね。
翌日。
「おはよー」
学校に行く通学路、私と彼女は会った。
「どう?」
「うふふ、すごいの。ちょっと見てよ」
彼女は私を公園に連れ込み、林の中に身を隠した。
「ここでするの? さすがねー」
彼女はスカートをめくる。
もちろんノーパン。基本でしょ?
「ふあん・・・」
秘所を擦り始めた。
私も擦る。
朝の公園に、グチュグチュという音が響く。
誰も通らないよね?
「あ、出るぅ・・・」
「私もぉ」
私と彼女は、同時に『あのいきもの』製お○○○んを引きずり出した。
辺りに淫香がねっとりと広がっていく。
「ふは・・・」
「いいにおい・・・」
二人は向き合うと、そのまま互いのモノをしごき始めた。
「ああぁ・・・」
「いいわ。今日は学校休んで、ずっとHしようよ」
「賛成ー・・・、あ、出る!」
彼女のお○○○んが大きくはねると、白い液体をびゅくびゅくとまき散らした。
「もぉ、Hなんだからぁ」
「えへへ、いいじゃない。クラスのみんなを仲間にして、楽しもうよ」
「あ・・・、それ最高」
「でしょ? 学校のみんなを仲間にして、それでね」
『あのいきもの』に取り憑かれ、虜になった淫女二人。
彼女たちは、淫らな妄想を広げ、そしてそれを現実のものとしていく・・・。
Prolog Fin.
設定。
『あのいきもの』
空物語のアレじゃないです。
ある種の魔物で、人間の女性の膣に寄生します。
最初の一匹は、1ナノメートル程度の卵らしいです。
卵からかえると、宿主から養分を摂取して成長していきます。
しかし必要な養分は愛液であるため、宿主に負担はほとんどありません。
やがて成長しきると、宿主の精神に干渉します。
「私」で言うと、体が熱くて仕方ないとか、発情期だとか。
そんな程度から始まります。
完全に精神を奪うまでは、思考が大人のものになったり子供っぽくなったりします。
『あのいきもの』が、宿主の体に見合った精神の奪い方を模索してるようです。
最終的には、完全に『あのいきもの』に乗っ取られます。
その印は、秘所から飛び出るお○○○んです。
そこからは媚薬と淫香を分泌し、その先からほとばしる液体は仲間を増やすための卵液。
女性の膣に注げば、瞬く間に成長して虜にします。
男性には基本的に無効ですが、摂取すると強烈な麻薬効果を及ぼします。
一滴飲むだけでもフラッシュバックしたり、依存性を示します。
とりあえずPrologは終了、と。
続くかどうかは未定です。
かねてより考えていた、メ○○イ○フュー○○ンを書いてみたいわけですw
早ければ今夜にでも執筆開始したいと思います。
・・・リアルタイムでw
読んでくださった方、ありがとうございます。
乙華麗様です
グジョグジョ
FB!!!!
「BIOLOGIC宇宙生物研究所」が派遣した
調査隊の、警護を依頼された私は・・・
あの、惑星SR388へ、再び足を踏み入れることとなった。
メトロイドの巣窟であった、この惑星はまた・・・
私とベビーメトロイドが、出会った場所でもある。
今回の目的は、メトロイドが絶滅した後の
SR388の調査であった。
そして私は、今まで見たこともない生命体に、
襲われてしまったのだ。
私にとりついた生物の正体が、
「X」という寄生生物であったことは、後にわかった。
事の深刻さに気づかず、帰路についていた私を、
突然の異変が襲った。
「X」に神経中枢を侵された私は、意識を失い、
アステロイドベルトに突入してしまった。
激突の直前に、自動的に放出された、脱出ぽっどを
調査艇が回収し、銀河連邦本部へ運び込んだ。
しかし、到着までの間に増殖した「X」は、
私の身体を、パワードスーツごと大きく蝕んでいた。
バイオ素材のパワードスーツは、装着時、私の身体と
一体化することが、事態を深刻化させてしまったようだ。
意識の無い私からスーツを脱がせることはできない。
したがって・・・
「X」に蝕まれたスーツの大部分は、身につけたまま
切り取られてゆき、私の姿をしだいに変化させていった。
だが、神経中枢の奥深くまでを浸食した「X」を
取り除くすべはなく、私の命は絶望視されていた。
ところが、唯一の治療法が見つかった。
「X」を除去できるワクチンが、
メトロイド細胞から作り出せるというのだ。
あの、ベビーメトロイドの細胞組織の一部が
連邦によって保管されていたらしい。
すぐにワクチンが作られ投与された。
ワクチンの効果は絶大であった。
結果、「X」は、みるみる消滅していった。
そして、私は奇跡的に一命を取り留めた。
その容姿を大きく変化させ、よびがえったのだ。
この事実をかみしめながら、今私は思う。
ベビーは、再び私の命を救ってくれたのだと・・・
CP「まもなく『B.S.L』に到着する。すみやかに、着陸態勢に移れ。」
スターシップのコンピュータが、通称「B.S.L」、
「BIOLOGIC宇宙生物研究所」への接近を告げた。
調査隊が今回捕獲した生物は全て、
私の手術中に、「B.S.L」へと運び込まれていた。
やがて意識を取り戻した私は、「B.S.L」で起きた
原因不明の爆発事故を、知ることとなった。
その事故の報せに、言いしれぬ不安を覚えた私は今、
状況調査のため、「B.S.L」へと向かっているのだ。
その「B.S.L」における、私の行動は全て
このスターシップのコンピュータが、管理するようだ。
この無愛想な司令官に従うことを条件に、
連邦は新しいスターシップを、提供してくれたのだ。
他人に行動を指示されることを好まない私ではあるが、
司令官の下での任務は、これが2度目である。
そのことに気づき、私はふと・・・
ある人物の名前を、思い出した・・・
METOROID FUSION オープニングより抜粋
えー、Code:MFに入りたいと思います。
エロパロの名にふさわしいやり方なのかな?w
わからない方もいると思うので、簡単にサムスの装備などを紹介しておきます。
Code:MF
設定資料・装備について
Xとは?
謎の寄生生命体。
他の生物の中に寄生し、増殖して宿主を殺す。
そしてXは、その生物に擬態することができる。
擬態している際は、サムスによって吸収されることはない。
吸収することで黄色のXはエネルギーを、緑のXはミサイルやパワーボムを、
赤いXは両方を補充することができる。
なお、中には特殊なXが存在し、これらは失われたサムスの特殊能力を持っている。
サムスはこの特殊なXを吸収することで、能力を取り戻してゆく。
SA-Xについて
切り取られたサムスのスーツに潜んでいたXが増殖し、サムスに擬態したもの。
ベストコンディションのサムスに擬態しているため、いわゆるフル装備となっている。
バリアスーツを持たないサムスは、SA-Xのアイスビームを受けると凍り付いてしまう。
特殊能力について
モーフボール:球体になる。ボールになることで、狭い通路を通れる。
ボム:モーフボール状態で設置できる。隠し通路を発見できるが、武器としては弱い。
パワーボム:広範囲に威力があるボム。一気に壁を破壊できるので、隠し通路発見に便利。武器としても有効。
ハイジャンプ:高くジャンプできる。また、ボール状態でもジャンプできるようになる。(旧スプリングボール)
スピードブースター:走り続けると発動。高速ダッシュで、敵をひき殺す。ロケットジャンプに必要。
スペースジャンプ:空中で何回でもジャンプできるようになる。
スクリューアタック:触れるもの全てを撃滅する。ほぼ無敵。威力はたぶん最強。
ミサイル:通常のミサイル。一発の威力は、ビーム攻撃よりも強い。
スーパーミサイル:ミサイルの強化版。ミサイル三発分くらいの威力らしい。
アイスミサイル:スーパーミサイルに冷凍機能をつけたもの。敵を凍らせることができる。
SA-Xにも有効だが、わずかに足止めできる程度。
デフュージョンミサイル:エネルギーをためて発射するアイスミサイル。
周囲に冷気をまき散らし、広範囲の敵を凍らせる。
チャージビーム:通常のビームの二倍程度の当たり判定。ため撃ちをすることで、威力アップ。
ワイドビーム(旧スペイザー?):チャージビームの三倍程度の当たり判定。
広範囲の敵に命中させることができる。
プラズマビーム:敵を貫通するビーム。かなりの威力を誇る。
ウエイブビーム:壁を貫通するビーム。オシロスコープの画面みたいな軌道で飛ぶのが特徴。
バリアスーツ:高温・低温環境に対する防御スーツ。アイスビームを受けても凍らなくなる。
グラビティスーツ:水中でも自由に動けるようになる。また、マグマの中に入っても平気になる。
#SA-Xは、これら全てを装備してると思ってください。かなり脅威ですw
スーツのほとんどを切り取られた私は、ほぼ全ての能力を失ってしまった。
チャージビームやプラズマビームはおろか、ミサイルまで撃てないのだ。
果たして、今の私にこのミッションを完遂できるのだろうか――
スターシップよりB.S.Lに降り立った私。
まずは生命反応のある、特別格納庫を目指せとの指示だ。
しかし、あのゼロミッションも私は攻略したのだ。
今回も、やり遂げてみせる・・・
スムーズに司令官の指示をこなしていく私。
いくつかの能力も取り戻し、その感覚に懐かしさを覚えていた。
チャージビームの、右手に熱い力が宿る感じ。
ハイジャンプの高揚感。
スピードブースターの疾走感。
その程度しか取り戻せていないが、しかし私にはうれしいものだった。
次の指示はバリアスーツをダウンロードせよとのこと。
銀河連邦が私を応援するために、データを作成してくれたそうだ。
単にXを吸収する以外に、データをダウンロードしても取り戻せるようだ。
早速バリアスーツをダウンロードするため、データルームに向かう私。
しかし、その部屋に入った瞬間、私は絶句した。
なんと大型のXが、データをダウンロードしているのだ。
黙って見ているわけにもいかず、私は右手のアームキャノンからビームを放つ。
だが意味をなさないようだ。
しばらくすると、その大型のXはノードを破壊した後に去っていった。
「・・・」
念のため、ノードの様子を探る私。
完全に壊れてしまっているようだ。
だが、そこで私は妙なものを見つけた。
明らかにバリアスーツ以外のデータが、ノードに入っていたようなのだ。
他の能力のデータかもしれない。
私はそう思い、次の部屋に向かった。
するとそこには、先ほどデータをダウンロードした大型のXが。
奴は何かウニのような生物に擬態し、私に襲いかかってきた。
「くっ」
その突進を回避し、ミサイルを撃ち込む。
だがそのXは、ミサイルをはじいてしまった。
エロシーンまではほど遠いですけど、今日はこのへんにしておきます。
執筆スピードは相変わらず遅いですけど、また次回に。
忘れてましたが、Xはスライムみたいなゲル状の生き物です。
これでぐちゃぁ〜、にちゃぁ〜ってし(ry
新連載楽しみだな〜
ちょっと空想科学が入っていそうだけどそれも良し。
ウヒョーサムスだー
確かメトロイドの性質が加わってXに免疫ができると同時に
アイスビームに弱くなったんだっけ
FBXさん。GJ!
だけど、何かのエロパロですか?よく分からなくて(^−^;)
>>299 読んでなくて見てるだけですか?
ちゃんと説明がありますよ?
今週の「オメガトライブ」もチンコ立っちゃったよ。
「オスがメスに受精させて、さらにその受精卵を第三者に植え付けて洗脳」……(;´Д`)ハァハァ
302 :
乙×風:04/08/13 10:53 ID:fH9WCdhL
えーと。初歩的な質問で申し訳ないんですが。
ここは不気味なものに寄生されて虜になる娘――はOKで、
不気味なものに変異して虜になる娘――は駄目ですよね?
どうしてこんな事を聞くかというと、今、新シリーズの構成立ててるんですよ。
エイリアンに襲われた娘が半エイリアンになって、人間を襲う
――って内容ですがスレ的にはやっぱり駄目ですよね。
寄生じゃなくて変異ですから。
精神的寄生(ボソッ
>>302 娘さんが完全エイリアンになっちゃったら違うと思うけど、
半エイリアン(亜人のようなもの?)ならいいのでは?
人としてのDNAが、エイリアンDNAに虜になってしまったということで。
>>302 取りあえず貼ってみて下せぇ...orz
308 :
月光蝶:04/08/14 09:19 ID:pg8QK7lp
>>302 堕淫蟲とか幻魔とかでも変異は出てたし、隣接ネタはいいんじゃないかと・・・・
ところで空物語ページってどこでしたっけ・・・(TT)
>>309 ガイシュツというか、このスレ住人だと基本だと思うぞ。
毎週の更新を楽しみにしている
保守
ほっしゅ
314 :
乙×風:04/08/20 10:16 ID:CEdTjavq
お待たせしました。新シリーズの前編が出来上がったので
投稿させてもらいます。非エロですが。
補足すると今回のこの作品は無限の果肉が少しマンネリ化してきたので、
気分転換に書いた物です。ですから長くても五話くらいなると思います。
…………………………多分。
Prologue−1
今からおよそ二万年前。
日本の山脈に直径45メートルの隕石が落下した。
氷河期の只中にあったこの頃、山脈は雪と氷の世界だった。
膨大な運動エネルギーと熱エネルギーを内包しながら落下した隕石は、
地表へと激突した瞬間周囲の雪と氷をあっという間に蒸発させ、
900メートルのクレーターを作った。
――そして。
この隕石は二万年の月日を経て、堆積していく大地へと埋もれていく。
堆積した大地は後に、長野県の上村、御池山と名付けられ、
南アルプスの一角となった。
だが、それだけでは終わらない。
隕石の中には、『あるモノ』が眠っていた。
それは隕石が落下した後、長い年月を掛けながら埋もれていく大地の中で、
誰にも知られる事無く、少しづつ、だが確実に成長していく。
来るべき時に備えて。
そしてそれが、人類を滅亡させる――ん、何よ? 今いいところなのに。
「和美ちゃん? それ、絶対嘘だよね?」
控えめに私の肩を叩いたおさげの子が、苦笑いをしながら私を見つめている。
彼女は〈桜井香奈枝〉。私の幼馴染で大切な友達。
同い年だって言うのに私より頭一つ分背が低い上、顔だって童顔で、
すごい控えめな子だからまるで子犬みたいな印象を受ける。
「ええっ! 今の嘘だったのっ!?」
素っ頓狂な声で教養の無さをアピールしているのは、これまた私の幼馴染
(こっちは只の腐れ縁だと思いたい)の〈眞鍋浩太〉。
典型的な体育会系の人間で、「好きな科目は?」 って尋ねたら、
「体育と昼飯!」って答える筋金入りの馬鹿だ。
昼飯は科目じゃないわよ、この脳みそ筋肉男。
「嘘に決まってるじゃない」
「何だよ、未知との遭遇でもあるのかと思ったのに」
「SF映画の見すぎよ馬鹿」
「あー、バカって言った! バカって言った方がバカなんだぞ! やーい!」
思わず嘆息した。
「アンタ自分で何言ってるか分かってる?」
きっと幼少時代から心と脳みそが進化してないんだ、とすら思ってしまう。
ここは長野県の上村、御池山と名付けられた南アルプスの一角。
季節は夏。大気中の湿気が直に汗に変わるような錯覚を覚える、七月だ。
私、〈柴田和美〉は幼馴染の香奈枝と眞鍋と三人で、南アルプスに登山に来ていた。
自然愛好家の香奈枝と、体を動かすのが好きな眞鍋、それに私は根っからの旅行好き
(というか、知らない風景を見るのが好き)だったから、三人が登山っていう共通の趣味
を持つのは当たり前だったと思うし、今まで何度も見知らぬ土地を上った。
で、眼下には岩肌をむき出しにした急斜面が広がっている。
ここは、しらびそ峠(長野県上村から南アルプスに入る分岐点)から御池山へ向かう林道を
3kmほど南へ行った、土捨て場。ここから、御池山へのハイキングコースがある。
地滑りが起きて深い谷状になったそこは、二万年前に隕石落下してクレーターになった所だ。
ハイキングコースはこの円周状のクレーターの淵を歩くように延びているというわけ。
でもクレーターって言っても、地滑りやら断層やらでその半分以上が崩れ落ちて、
そこがクレーター、っていう実感が全然得られない。まあでも、右を見ても左を見ても、
不自然な形をした巨岩が転がっているから、隕石落下〜、っていう名残はあるかな?
「……和美ちゃん?」
「なーに?」
「……その。そろそろ移動した方が、良いんじゃないかな?
日も暮れてきたし」
言われて遠くを見る。確かに、青い空に朱が混じり始めていた。
「そうね、じゃあ、そろそろおいとましましょうか」
「あーちょっと待てよ!」
「何よマヌケ鍋」
私が考えたバカ眞鍋のあだ名だった。知能指数が低くて、考え無しで行動して
よくマヌケな事をしでかすからマヌケ鍋。自分のネーミングセンスに惚れ惚れしそうだ。
「写真とっていこうぜ! クレーター背景によ!」
「却下。こんなの写真にとってもクレーターって分からないわよ。
それに早く帰らないとバスが行っちゃうじゃない」
「えーっ! 写真とろーぜーっ!」
子供かこの男は…………………ごめん、子供だった。
「和美ちゃん、私は良いと思うよ?」
香奈枝がマヌケ鍋のフォローをしてる!
私は大の親友と意見が食い違った事に少なからずショックを受けた。
「香奈枝……どうして?」
「え、だって……見ても分からないものだから、誰かが写真を取って、
これはクレーターですよ、って知らせなきゃいけないと思うの。
それに、三人揃った写真、今回はまだ撮ってなかったから。良い機会だと思うの」
……うーん。そう言われると、そうかも知れない。
でも「香奈枝の意見を認めるという事」=「眞鍋の意見を認めるという事」だから、
素直に首を縦に振るという事はプライドが許さない。
「もうっ、しょうがないわね。今回は香奈枝に免じて特別に許してあげるわ」
「ざまーみろー」
アカンベーをしてる眞鍋がすごくムカつくのは何でだろう?
まあいいや、ストレスが溜まったならこいつを殴って解消するだけだし。
「わ、ちょっ! 悪かった! 俺が悪かった! だから遠心力付けた水筒で殴るのは
勘弁してくれっ! いでっ!? いででっ!! てめえ止めろ! マジデスるじゃねえか!? 」
逃げるマヌケ鍋を、香奈枝が入れてくれた紅茶の詰まった水筒を振り回して追いかける。
「くすくすっ、本当に二人とも仲が良いんだから」
楽しそうに、でもどこか寂しそうに香奈枝は笑うと首から提げていたデジカメを構えて、
イタチゴッコを始めた私と真鍋を写真に収めた。
***
その後、眞鍋の脳天に瘤を二つほど作ったところで、香奈枝が制止に入り、
クレーターを背後に三人で写真を撮った。
香奈枝は少し恥ずかしそうにはにかみ、
私は清清しいスマイルを浮かべ、
真鍋だけは半泣きだった。
その後、私達は携帯に撮ったばかりの画像を携帯に吸い出すとクレーターを後にした。
――そして、これが人生で最後の写真になった。
***
「ありゃなんだ?」
しらびそ峠へと戻る途中、すっかり元気になった真鍋がそれを指差した。
真鍋が指差した所――山道の右手側に広がる斜面を二メートルほど上がった所――
に大人がかろうじて通れる程の横穴が、ぽっかりと口を開けていた。
「何かしらね?」
正直どうでもいい事だったが、私のすぐ後ろに歩いていた香奈枝が気になる事を言った。
「……下る時はこんな横穴、無かったよ。私、この辺りの植物とか全部メモしながら歩いてたから、
よく覚えている」
その言葉に背筋が震えた。
まるで隕石の中にはエイリアンが眠っていて今でも虎視眈々と人間を狙っている――
なんて三文小説のような大嘘を付いたのは私自身だし、そんな事現実に起こるわけがない
と思っている。
でも、つい二、三時間前には何も無かったところに、まるで、何かが棲んでいますよと
言わんばかりの横穴が開いていれば、誰だって背筋が寒くなるって。
「何よ…っ、それじゃまるで本当に」
「キイィィシャアアアアア!!」
「きゃあっ!!」
突如間近で聞こえた人外の声に私は悲鳴を上げ、反射的に頭を両手で庇った。
あまりの恐怖に思考がとんで、何も考えられなく――
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! ばっかでー!!
マジでびびってやんの!! あっはっはっ――! 腹痛え――――っ!!」
マヌケ鍋だった。
「何だよ、人の事をSFオタク呼ばわりしておいて、自分でも信じてるんじゃないか。
っていうか柴田って結構びびりんぼ? ……っておい、今懐から取り出した電動剃刀器
みたいなもんは何よ? ――あ? あーあーあー。なんか先端から青白いスパークっぽい
のがピカリンコしているんだがそれはあれか? 痴漢を撃退! とかキャッチコピー
で女に大人気の――」
眞鍋が皆まで言う事は無かった。
山道に、耳を覆いたくなるような、でもうっとりするような断末魔が響き渡る。
「……真鍋君、大丈夫?」
「大丈夫よ。頑丈だけが取柄なんだから」
真鍋の胸元にたっぷりと十数秒押し付けていたスタンガンの電源を切って上着の内ポケに入れた。
足元を見れば、
仰向けに倒れたマヌケ鍋がバルサンをぶっ掛けられたゴキブリみたいにぴくぴく痙攣している。
「び、びびび、びりってっ、びりって来たっ」
「漫画みたいにアフロヘアになったら面白かったのに」
「てめえ! 人事だと思って!」
スタンガンを取り出す。
「俺ってアフロヘア似合うかもしれないな!」
「じゃあ、明日にでも床屋に行ってきたら?」
冷たく言い放つと悔しそうに上唇を噛んで涙を流し始めた。
「情けない奴」
「自分ででっちあげた仮想のエイリアンにびびってる奴は情けなく、
ぎゃああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うるさいわね! だったら平気だって事証明したげようじゃないの!」
私は乱立する木々の根に足を引っ掛けながら斜面を登っていく。
「えっ、ちょっと和美ちゃん!?」
「俺、2−番ー!」
「真鍋君も! 大人の人呼んできた方が良いよ!」
「そんなの私のプライドが許さない! 香奈枝も! ちゃんと付いて来るの!」
「う〜! ……もう! どうなっても知らないよ!」
香奈枝は困った顔を怒った顔に変えながら(あ、ちょっと可愛いかも。
怒っても怖くない顔をする子の、怒った時の顔ってどうしてこんなに可愛いんだろう?)
急な斜面に足を踏み込む。
それを確認してから私は横穴を覗き込んだ。当然のように真っ暗だ。
私は上着の内ポケからペンライトを取り出すと、内部を照らし出す。
内部は割と広めの、空洞になっているようだった。
穴を掘り進めた、というよりも元々この斜面の中に空洞があって、
そこから穴を開けような。
まあ、そんな事はどうでもいい。どうせ危険なモノがいるわけじゃないんだから。
前傾姿勢のまま横穴へと身を滑らせる。膝立ちのまま犬みたいな格好で
ペンライトを咥えたまま横穴を進んだ。
「目っの前でっ♪ 貧相なケツがっ♪ 揺れてっ――げヴぁっ!?」
真後ろのマヌケ鍋に蹴りを入れる。ジーンズを穿いて着てよかった。
スカートだったら屈辱の極みだった。
五分もそうしていると、立ち上がっても頭をぶつけない大きな空洞に出た。
ペンライトで辺りを照らす。地面が土から、ごつごつとした岩みたいなものに変わっている。
鍾乳洞だろうか、天井からはねずみ色をしたつららのような物が垂れ下がっていた。
こんな所、パンフレットには載ってなかった。
「……ねえ、和美ちゃん。もう、戻ろうよう」
確かに、こうして新しく発見した洞窟の第一発見者になれたわけだし、
これ以上ここにいてもしょうがない。
それに、なんだろう……ここに居てはいけない気がする。
女の第六感がさっきから警鐘を鳴らし続けているんだ。
「……そうよね。もう戻りましょうか」
だが、踵を返そうとする私達に、真鍋が声を掛けた。
「なんか匂わねえか?」
「は?」
鼻を動かして匂いを嗅ぐ。確かに何か臭った。
酸っぱくて、どこか青臭い――例えて言うならそう、昆虫類を潰した時の
体液の臭いみたいな……
それに、今気付いたけど。この鍾乳洞の中、凄く湿度が高くて蒸し暑い。
日陰に居るはずなのに後から後から汗が吹き出てくる。
「こっち、っからっかな♪」
マヌケ鍋は洞窟の更に奥へとスキップでするような足取りで進む。
この、少しは危機感とか覚えなさいよ!
大口を叩いたのに、いつの間にか私自身が恐怖を覚えている事を、
あえて無視しながら、その後を駆け足で追いかける。
「眞鍋! ちょっと待ちなさい!」
「か、和美ちゃん! 置いてかないでぇ…!」
慌てて香奈枝も追いかけてくる。
その様子を肩越しに見た真鍋が、呆れ果てた声を出した。
「なーにを焦ってんだ? どうせなにも出やしないってお前が言って――おわっ?」
そしてその姿が突如掻き消える。
「まな――べ!?」
と思った瞬間。足を踏み外した。
地面が無い。
バランスが崩れる。
私は不安定な体制のまま闇の中へと堕ちていった。
以上でプロローグ前編終了です。
今回もキャラはなるべく立たせるように書いているつもりですが、
話の展開上すぐに消えていきます。
男は当然として女も――まあ、すぐに変異しますから。
といわけで、このスレでは珍しく、少し痛め・暗めのストーリー
が続きます。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
両シリーズともに期待してまつ。
しかし、このスレタイで「少し痛め・暗めのストーリー」が珍しいってのも考え物?
324 :
名無しさん@ピンキー:04/08/20 22:52 ID:4ADe4O/4
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* ー!!!!!
一度に二つものシリーズを書けるとはすごいですね。
期待しています。
また期待できるものが増えたか。
保守
書いている小説の気分転換でもうひとつの小説を書けるとは、
なんて妄想力なんだ。すごい。
職人さんはSS書いている途中で、他にも書きたいものが浮かぶものなのかな。
明日・・・か明後日行けるかも。
あんまり期待しないでくだされ。
>>327 私の場合は何か新しいネタ(モンスターとか、シチュとか、結構色々)を見つけると、
なんとなく「こんなの書いたら面白いかな」って思う時あります。
良さそうだと、頭の中で設定を考えてみたりキャラを考えてみたり。
X小説を書くのは魔色が初めてで、まだあまり経験ありませんけどねw
でも、最近は特にエロ度を重視する傾向が妄想に出てきてるっぽです。
X小説だからこそ、でしょうねw
ダメぽだと、その設定は脳から削除。
時々残骸が発掘されますが、しかし一体いくつくらい消したかなぁw
ア○ロ、行きまーす!
・・・明日から遠出するため、あまり長くは書けないかもです。
ゴメソね
おかしい。
今までの「特殊なX」は、基本的にミサイルを撃ち込めばダメージを与えられたはず。
あの巨体に、まさかボムを使うわけにはいくまい。
ならば。
私は右手のアームキャノンに目を向けた。
「これで!」
チャージビームを最大限までため、大型のXに打ち込んでみた。
着弾。
するとその大型Xは、まるでよろけるように後ずさる。
・・・効いている?
期待できるレベルまでの挙動を示してはいないが、
しかし何らかのダメージは通っているかもしれない。
私は再度、チャージビームのエネルギーをため始めた。
だが、そのときウニ形状に擬態したXは、再び私に攻撃を仕掛けてきた。
すでにハイジャンプ能力は取り戻したが、微妙に高さが足りなかった。
「!」
足に衝撃が走る。
いくら弱体化してしまったとはいえ、パワードスーツを着用しているのだ。
若干のダメージで済んだようだ。
むろん、生身で受けていたら大惨事だったろう。
チャージビームのエネルギーは回避時のチャージアタックに使ってしまった。
再度ためる必要がある・・・。
空中でバランスを取り戻すと、私は足場に着地した。
敵の動きをしっかりと見切る。
そして満タンにまでたまったエネルギーを、大型のXに向けて放出した。
「やはり・・・」
そのXは、確かにダメージを受けているようだ。
ミサイルではなく、チャージビームによって――
そうと分かれば、あとは敵の攻撃にだけ注意すればよい。
私はつかの間の、有利に運べる「戦闘」という名の陶酔に身を沈めていった。
擬態を解除させ、真の姿を現したX。
この形状に変化させればミサイルは通る。
数発のミサイルを撃ち込み、私はついに大型ウニ形状Xを撃退することに成功した。
抵抗する力を失ったXは、空中でふわふわと浮遊している。
そのXの色は、ほのかにピンクを帯びた黄色であった。
「特殊なX」は通常のXとは異なり、サイズも大きい上に色も異なる。
私はXに近づくと、それを体内に吸収していった・・・。
同時に、パワードスーツの表面が何かでコーティングされていく感覚。
「これは・・・」
あのスペースシップの司令官が話していた、バリアスーツのデータだ。
パワードスーツは黄色っぽい光を放つと、その色に染色された。
「・・・」
また一つ、私に能力が戻った。
現時点での脅威であった、ブルーX――私に対抗するために変化したXであり、
これを吸収してしまうと急速に冷却され、ダメージとなってしまう――への抗体も完成した。
「そういえば・・・」
先ほど撃退したウニ形状のXは、データルームのノードからバリアスーツデータをダウンロードした。
その現場を目撃した時、気になるデータがコンソールに表示されていたような・・・。
気になる私は、一度データルームへ引き返すことにした。
つい先ほど、この部屋は大型Xによって破壊されたばかり。
私はあたりに散らかる残骸の上を歩き、コンソールに目を向けた。
「・・・」
どうやら、データのダウンロードモジュールは破壊されてもこのコンソールは生き残ったようだ。
あのXがバリアスーツデータをダウンロードした際に、同時にダウンロードした可能性がある。
すなわち、それを吸収した私にもそのデータが影響しているかもしれないのだ。
司令官からはバリアスーツ以外の話は聞いていないため、調べなければならない。
万が一、害のあるデータだとしたらミッションに支障を来す。
私はコンソール付属のキーやスイッチを操作し、生きているデータを見ていく。
「ん・・・?」
データの群れの中に、私はデータルームのダウンロード履歴情報を発見した。
これを見れば、先ほどの大型Xが何を余計にダウンロードしたか、そして私に宿ったかがわかるはず。
その中身を表示させてみる。
大型Xより以前にも、ここのデータルームの利用者はいたようだ。
B.S.L.の職員であろう。
問題は先ほどのXだ。
履歴情報を最新の日付へとフォーカスを移す。
「これか・・・」
セクター6 NOC データルーム利用履歴
現時刻より15分前
利用者ID:不明
利用者名:不明
ダウンロードデータ:BARIA.SAF PAR-SX.SAF
備考:不明な利用者です。本データノードは不特定利用を認めています。
不正アクセスが検出された場合、自動的にシャットダウンされます。
ステータス:データは正常に転送されましlっkdgh
履歴情報が最後まで記録されていない。
恐らく、Xがノードを破壊したために最後までコンソールに出力されなかったのだろう。
末尾のSAFは、SAMUS-FIXであろうか。
まぁ、それはあまり問題ではない。
BARIA.SAFはバリアスーツデータということが容易に分かるが、問題は後者。
私は後者のデータを検索し、アナライザーに読み込ませた。
「ん・・・?」
私自身にはデータ解析能力はない。
パワードスーツの能力を用いて、解析をしていく。
そして、そこに妙なものを発見した。
パワードスーツの根幹に関わる部分をプログラムしてあるのだ。
古代の鳥人文明の産物である、このパワードスーツ。
ゼロミッションにおいて入手した、私の相棒。
それを作り替えようというのか・・・?
とにかく、私は何が書き換えられたのかを調べることにする。
「何・・・」
明らかにおかしい。
胸や股間など、至る所のスーツ感度が異常な値に設定されているではないか。
この状態で該当箇所に攻撃を受けたら、一体どうなるのだろう・・・。
一抹の不安が、私の頭に生まれた。
「だがしかし・・・」
そう、司令官に問う以外に知る術はない。
私は妙な焦燥感に駆られながら、データルームを後にした。
各セクターの出入り口には、必ずナビゲーションルーム――司令官から指示を受ける設備――がある。
私はセクター6のナビゲーションルームにて、この怪奇なデータを報告した。
「バリアスーツデータ以外については何の連絡も入っていないが・・・」
「そうなのか?」
「うむ。本部からは特に何もない。」
「では、あのデータはどう説明できる?」
「君が来ることを想定したB.S.L.の職員などいるわけはないだろう。」
「誰もがXなどという生物が潜んでいるとは思わないだろうし・・・」
「ならば、技術者に擬態したXがデータを作成したのではないか?」
「何?」
「憶測にすぎんが・・・、Xが様々な生物に擬態するのは君なら嫌と言うほどわかっているはずだ」
当然である。
一度擬態をといても、奴らはしつこく再び擬態しようとする。
生に対する執念、というものであろうか。
「その時、擬態した生物の記憶や知識なども模倣できるとしたら・・・?」
「!」
「君に害のあるデータを作成することも、また不可能というわけではないということだ。」
「まんまと食わされたと?」
「いや、そうとは言い切れない。あくまで仮説にすぎん。」
「他の要因による可能性は?」
「先ほども言ったが、職員が君が来ることを予測していた場合だな」
「それは無い、と否定したのでは・・・」
「職員が全滅している今では、誰にもわからん。あくまで可能性の話だ。」
「・・・」
「とにかく、この件については本部に伝えておこう。何かわかれば、君にも知らせよう」
「了解した」
「さて、次の君の行動だが――」
やはり気になる。
この司令官が嘘をついている可能性もある・・・。
私は、人に指図されるのを好まない。
そのせいか、多少人間不信になっているのであろうか。
アイスミサイルデータをダウンロードし、ナビゲーションルームに戻ろうとしたその時。
突然警報が鳴り響き、警告らしき電子音声が流れた。
「!」
私はただごとでないことを感じ取り、ナビゲーションルームに急いだ。
「セクター3の室温が急上昇している」
「高温エリアか?」
「そうだ。最奥部にあるボイラー装置が何者かによりハッキングされている」
「ハッキングだと? 職員は全滅したはずじゃないのか?」
「ほぼ全滅、と言ったはずだ。職員かもしれないが、あるいは他の原因かもしれん。」
「どうすればいい?」
「セクター3最奥部に急行し、原因を解明せよ。実力排除でも構わん」
「了解した」
司令官とのブリーフィングを終えると、私はセクター3に急いだ。
セクター3。
高温環境を再現した施設。
以前来たときより、明らかに室温が上昇している。
最奥部のボイラー装置ハッキングの影響であろう。
私は今までは高温のために入れなかったマグマ地帯に足を踏み入れた。
すぐにバリアスーツが功を奏し、私は難なく進んでいく。
ボイラー室にたどり着くと、そこには機械を操作する職員の姿。
生き残りだろうか。
「おい?」
声を掛けるが、反応がない。
周囲の騒音が大きいために聞こえないのだろうか。
「おい、何をしている?」
声を大きくし、もう一度。
やはり反応はなく、職員はボイラー操作パネルをいじくっている。
明らかに聞こえる距離なのに反応がない。
まさか・・・
私は距離を置き、アームキャノンからビームを放つ。
職員に命中すると、そいつはこちらを初めて向いた。
・・・見た目は人間のようだが・・・。
「!!」
いや。
人間ではなかった。
職員は、Xが擬態していたのだ!
すぐに私は戦闘態勢になると、ミサイルを用意する。
このタイプの大型Xは、こちらに向けてビームを放ってくる。
それは確かに私が失ったはずのワイドビーム。
チャージビームを取り戻す際に戦ったXも同じであった。
順当にビームをかわしながら、ミサイルを撃ち込んでいく。
数発食らってしまったが、どうにかなりそうだ。
自分の能力ながら、実に有効な武器だ。
広範囲に放てるため、私も回避がつらい。
何発目になるだろうか、ミサイルを命中させると大型Xはその堅い膜を失い、ふわふわと漂うだけになった。
「はぁ、はぁ・・・」
相当にスーツのエネルギーを消耗してしまった。
私と一体化するため、私も体力を消耗してしまう。
このXを吸収することで、エネルギーも体力も回復するだろう。
私は職員に擬態していたXを吸収した。
「これで・・・」
壁に向けてビームを放つと、それは確かにワイドビームだった。
こうして私はまた一つ、能力を取り戻したのだった。
――ブリーフィングルーム。
「・・・どうやら先ほどの仮説が正しいようだな」
「Xは擬態した生物の記憶、知識をも模倣するというアレか?」
「そうだ。恐らくそれで間違いないだろう。」
「では・・・」
「うむ。君が報告した未詳データは、彼ら・・・Xが作成した可能性が大きい。」
「・・・」
「メインデッキでの生命反応も、職員のものではなかった以上、彼らの生存は絶望的だ。」
確かにそうだ。
メインデッキには職員の死体がそこらじゅうに転がっていた。
そして、セクター3の職員に擬態したX。
これらは明らかに、職員の全滅を意味していた。
「本部からの連絡も、まだない。未詳データはこちらで回収したが、依然として解析中だ。」
「どのくらいかかる?」
「わからん。だが、相当にハイレベルな技術者だったようで、かなりの強度の暗号化がかけられているようだ」
「・・・」
「サムス」
「何だ?」
「異変は無いか?」
「・・・今のところ、何もない」
「ならば良い。我々だけでは、何の対応もできん。本部による解析が終わるのを待つしかないな」
「例えばどんな症状が考えられる?」
「戦闘的なもので言えば、君の能力を全て封印したり、スーツの防御力を低下させたりだろうな」
「・・・」
「恐いか?」
「いや。」
「ミッション中だ。確かに恐怖感を感じることもあるだろう。」
「何を馬鹿な。私は生身の状態で惑星ゼーベスから帰還できたんだぞ?」
「そこで伝説のパワードスーツを入手して、な」
そうだ。
パワードスーツを入手できたからこそ、帰還できたのだ。
「過去の話はこのくらいにしよう。本部から、パワーボムデータが送られてきた」
「パワーボムか・・・」
「セクター5のデータルームが生き残っている。そこでダウンロードせよ」
「了解した」
私はディスプレイに背を向けると、ブリーフィングルームを後にした。
「・・・まずい」
サムスの去った後、司令官はその電子頭脳を悩ませた。
セクター5のデータルームに、またしても謎のデータが送られているのだ。
「これ以上未詳データをダウンロードして、何も起きない保証はない」
だが、すでにサムスは去ってしまった。
何も起きなければいいのだが・・・。
セクター5。
寒冷地帯を再現したこのセクターは、雪の降り積もるエリアすら存在する。
データルームはその先だ。
ここでもバリアスーツは役立ってくれている。
ブルーXも吸収し、私は前へ前へと進んでいく。
そして、データルーム入り口。
私はただならぬ気配を感じた。
中に、何かいる・・・
「・・・!」
私は油断せずに、アームキャノンを入り口に向ける。
数秒間そうして警戒したが、何も出てこない。
ゆっくりとデータルーム入り口のシャッターに近づく。
「・・・行くしかないか」
諦め、私はシャッターを開けて中に足を踏み入れた。
「!?」
そこには、私がいた。
ダウンロードモジュールに収まっている私――そう、SA-X。
「ちぃ!」
今の私では、SA-Xとは戦えない。
なぶり殺されるのが関の山だろう。
私はきびすを返すと、データルームから出ようとした。
「何! 開け、開けよ!!」
だがシャッターはロックされていた。
反対側のシャッターにビームを撃ち込んでみるが、やはり開かない。
「くっ・・・」
絶望的だ。
いくらバリアスーツを持っていても、アイスビームで凍結しないだけ。
甚大なダメージを受けるだろう。
アイスミサイルを撃ち込んでも足止めにしかならない。
ダメージを与える術はないのだ。
なんとか脱出しようと、私が頭を回転させていると、SA-Xはダウンロードモジュールから離れた。
「!!!」
あわててアームキャノンを構える。
しかし、SA-Xはひるまずにこちらを向いた。
「くくく・・・」
「!」
SA-Xが笑った。
「何がおかしい!」
「うふふ・・・、マスターの私? もう袋のネズミだ」
SA-Xは、私の声で私にそう言った。
あえて口調を似せているようだが、本物の私とは若干違う。
艶がある、という感じだろうか・・・。
「だからどうした」
あくまで強気に出る。
「本物の私は、ここでXのしもべになる」
「何を!?」
その瞬間、私はアイスミサイルを放つ。
命中し、SA-Xは一瞬凍り付いたが、しかしすぐに元に戻った。
「ふふ、無意味なことは知ってるはず」
「・・・!」
ならば。
私はビームをチャージする。
ワイドビームを取り戻したのだ、もしかしたら何らかのダメージを与えられるかもしれない。
「それも無駄。プラズマとウェーブなくして、本物の私のコピーは倒せない」
「くっ!」
ビームを放った。
SA-Xは回避もせずに、ビームをその身で受け止めた。
だが、よろめきもしない。
何事もなかったかのように、SA-Xはそこに立っていた。
「う・・・あ・・・」
ここで初めて、私に恐怖が生まれた。
装備している武器が何一つ無効なのだ。
すなわち、抵抗はおろか、脱出のための時間稼ぎすら不可能。
「恐い? そうよねぇ」
SA-Xはゆっくりと私に歩み寄る。
「く、来るな!」
「あら、ひどい。私のマスターなのに、コピーを否定する気?」
歩み寄るSA-Xとは対照的に、私はゆっくりと後ずさる。
だが、すぐに壁にぶつかってしまった。
「ねぇ。おかしいと思わなかったの? セクター6のデータルームで。」
「!」
私は凍り付く。
司令官が仮説とは言っていたが、まさか本当にXの罠だったとは・・・
「くくく・・・、あのデータルームに残したデータ『PAR-SX.SAF』は、あなたのスーツを改造するためのもの」
「か、改造だと・・・」
そう問うことで、私は策を練る。
わずかでも時間を稼がなければ。
「そう。そして、私がここでダウンロードしたデータ・・・、まぁパワーボムは不要だったけど。
『PAR-SA-X.SAF』は、私があなたに寄生するためのもの」
「馬鹿な・・・、私はXを吸収できる!」
「そうね。でも、このデータをダウンロードしたコピーの私は、あなたに寄生できる」
まずい。
そんなことをされては、このB.S.L.のトラブルシューティングはおろか、私がトラブルメーカーになってしまう。
それだけは避けなければ。
気づくと、SA-Xはもう目の前に迫っていた。
「さ、御託は終わり。どういう意味か、教えてあげる」
言うと、SA-Xはぐちゅぐちゅと形状を変えると、全裸の私に姿を変えた。
「う・・・、やめろ! 人の身体を・・・!」
「その『人の身体』も、すぐ私のものになる」
SA-Xはなおも私に近づくと、私に抱きついた。
「は、離れろ!」
私は身体を精一杯振ってSA-Xを引き離そうとするが、全く意味をなさない。
「マスターの私は、戦いしか知らなかった」
「・・・!」
「ゼロミッションの記憶も、子供の時のゼーベスでの記憶もあるわ」
「Xが擬態した生物の記憶や知識を模倣するのは事実だったか!」
「くす・・・、そうよ。」
SA-Xは、パワードスーツを着た私の股間に手を伸ばす。
「でもね。コピーの私は、あなたより多くのことを知っている」
「やめろ!」
「それはね・・・。」
そしてSA-Xの手は、私の股間に触れた。
「うあ!」
「か・い・ら・く」
その声と、股間の感触は私に甚大なダメージを及ぼした。
精神的な、そして肉体的な。
今までに感じたことのない、何かすさまじい感覚。
免疫の無い攻撃のために、スーツは多大な量のエネルギーを消費した。
もう10分の1も残っていない。
何という攻撃力だ、SA-Xは・・・。
「ぐ、や、やめろ・・・!」
「あなたが今感じたのは、快感。その快感は、セクター6のデータルームからの土産よ」
「まさか・・・!」
「そう。あの『PAR-SX.SAF』は、あなたのスーツを快楽が貫通できるようにするためのもの」
非常に危険だ。
SA-Xは、さらに強力になったというのか!
私が失った能力を取り戻している間に――
「もう一回やってみようか」
「だ、ダメだ!」
本当にダメだ。
あと1回でも先ほどの攻撃を受ければ、スーツは間違いなく四散してしまうだろう。
エネルギーが切れると・・・、スーツははじけ飛ぶ。
「いくわよ」
「う、ぐ・・・!」
SA-Xの手が私の股間を再度、妖しくなで上げた。
「うあああぁ!!!」
「くすくす、もう終わりね」
私はスーツの警告音も耳にしながら、身体をのけぞらせた。
同時に私の身体全体を防御していたパワードスーツは、見るも無惨に砕け散った。
「あ・・・ああ・・・!」
ここからは、生身でのミッションなのか。
しかし、目の前の敵はゼロミッションとは違い、圧倒的な敵――私自身。
「さ・・・、あなたが知らなかった『快楽』、コピーの私がしっかり教えてあげる」
SA-Xは再び、私に抱きついた。
「そして、あなたの身体をもらって私がマスターになるわ」
SA-Xの宣戦布告が、二人以外誰もいないデータルームに響き渡った。
はぁ、はぁ、はぁ、あちー!
今夜はこのへんで。
エロシーン・・・、今回の最後部分が冒頭になります。
長らくお待たせしましたw
存分にご堪能ください。
次回は来週の・・・月曜か、それ以降か。
約束はできませんけどね^^;
#本物のSA-Xはパワードスーツを着たままで、全裸になどなりませんw
#SA-Xはしゃべりません。
>>346 焦らず、ゆっくり書いてくださいね^^
サムスの展開が気になります・・。
ともかく、乙デス
(*゚ー゚)b グッジョブ!!
工口いよ〜
続きが楽しみっす
このスレのタイトル見てると、つい
寄生獣の田宮良子のこの台詞を、こう脳内変換してしまう。
「この種を食い殺せ」だ
↓
「この種を犯り尽くせ」だ
お前
>>27にも書いたろ。
そういや「もしミギーがシンイチのちんこに寄生してたら」とかいうスレがあったな
ちんこミギー化→しゃべるちんこ→やる気まんまんのちんこオットセイ
うーむ、飛龍乱で見た覚えがそこはかとなく…
股間から可愛い女の子が生えてるのもなかなかアレでしたな・・・
悪いが全然あわない予感
これで本人が「ぴったりです」とか言ったらどうしようorz
357 :
月光蝶:04/08/31 22:23 ID:Ghb7CTOD
人外とか寄生とか、めっちゃツボです。
ここのスレの書き手さん全員を尊敬します。。
人間の想像力ってすごいですね。。
>>358 金沢で再版してるぞ
(そのうちDLもやるんじゃないのかね)
>>358,361
9月頃にはDLもやるということも書いてあるな。
期待。
age
hosyu
.
sage
366 :
乙×風:04/09/09 09:35 ID:vdc5/Tjd
久しぶりです。時間が取れたので新作の続きを上げますね。
>>327 今まで数ある妄想の中から面白いと思ったものを書く――
俺の場合はそんな感じですか。ネタの数だけならえらい事になってます。
ようはすけべなんですね(自嘲。
>>355 その気持ちだけで十分ですよ。ありがとうございます。
Prologue−2
「……うう、ん」
その余りの悪臭と、蒸し暑さに私は目を覚ました。
「…痛っ」
体中の至るところで、鞭打ちのような痛みを感じた。
それでも肘を立てて、掌を突いて、横向きに倒れた体を起き上がらせる。だが、
――ねちゃあ。と、掌で何かが糸を引く感触がした。
「きゃ…!? ちょ、何よこれ…っ」
運良く手離さなかったペンライトで地面を照らす。茶色の、まるで菌糸のような何かが、
びっしりと敷き詰められていた。
それに触れていた、顔を含む体の右半分が、自慢のポニーテールが、
にちにちと音を立てて糸を引く。
やだっ、もう気持ち悪いっ。何なのよっ。
無事だった手で、糸を引く顔を拭い、臭いを嗅ぐ。
青臭く酸っぱい匂いがする。これが悪臭の正体らしかった。
ってそんな事はどうでも良いの! 香奈枝は!? 真鍋は!?
「香奈枝! 眞鍋! どこ!? 返事しなさいよ!」
ペンライトで地面を照らし、二人を探す。
――いた。私から数歩と離れていない所に二人固まって倒れている。
暗闇と地面の汚物で足を取られながら、両手と膝を突いて這うように二人の元へと向かった。
「香奈枝! 香奈枝! 眞鍋も! 起きなさいよ!」
香奈枝を揺さぶり、眞鍋には張り手を食らわす。
「……かずみちゃん…?」
「…うおっ、いてえっ、いてえって!」
すぐに二人は目を覚ます。その様子を見て、なんだかすごく安心してしまった。
「良かった……本当に」
と思った矢先だった。
びちゃり、と背筋に得体の知れない粘液が滴り落ちる感触。
「きゃっ!?」
「あ?」「和美ちゃん?」
二人が未だにどこか呆けた表情で私を見る。
もう! 足を踏み外してわけの分からない所に落ちるわ、
変な液が滴ってくるわ一体何なのよ!
っていうかここ何処なのよ!? 私達帰れるの!?
「もうっ、いやだ!」
泣きたくなってくる。
こんな、臭くて、暗くて、じめじめしている所には、一秒だって居たくなかった。
「おい柴田落ち着けって」
「和美ちゃん…? 取り敢えず、ペンライトの電気が切れない内に、
この辺り調べよう? ひょっとしたら出られるかもしれないし」
香奈枝がネバネバで汚れていない方の手で、まるで子供をあやすように
私の背中に手を回してくれる。情けなくて恥ずかしい事に、それで私は
安心してしまった。
「……ごめん。そうだよね。元はといえば私のせいでこうなったんだし、
私が責任、取らないとね」
そうだ、私がしっかりしないと。この大切な友達を護るためにも。
「……そうだ」
私達ってどのくらいの高さから落ちたんだろう。
怪我も大した事はないし、地上までの距離自体はそんなに無いかもしれない。
ひょっとしたら、落ちてきた所から這い上がれるかも。
そんな希望を抱きながらペンライトで頭上を照らす。
何かの菌糸が覆う天井、そこに、
得体の知れない何かが張り付いていた。
「ひ…っ」
『……っ』
三人同時に息を呑む。
ペンライトに照らされた『それ』は、猛禽類のような縦長の瞳孔を更に細め、
私達を見据えた。
逃げるなんてとんでもない。悲鳴を上げるひますらも無く『それ』は天井から離れ、
眞鍋の至近に着地した。
「きゃああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!」
香奈枝が絹を切り裂くような悲鳴を上げる。
「冗談だろ?」
眞鍋は正面に対峙した『それ』を呆然と見つめた。
全体的に節くれだったように凹凸の多いその体は、ゴキブリみたいに真っ黒く、
光沢がある。頭は前後に長く伸び、流線型のラインを描いていた。手足には、
人間なんて簡単に肉の塊に変える事が出来そうな巨大な鍵爪が生えている。
……何、こいつ? この、アメリカ合衆国独立記念日のSF映画や、シリーズものの
SFホラーなんかに出てくる『エイリアンにしか見えない』何かは?
そいつは、暗闇の中で煌々と光る目で真鍋を睨むと、先に行くにつれ、細長くなっていく
爬虫類のような尻尾(でも節くれだっていて、ごつごつしている)をくねらせると、
尻尾の生え際よりもやや上にある、赤子の頭大の瘤のようなものを、開いた。
肉の割り開く音と同時に、そこから粘液まみれの触手が溢れ出した。
「ひっ!? た、たすけてくれっ、柴田っ、桜井!」
触手は背を向けた眞鍋に絡みつき全身を拘束する。
「柴田っ! 柴田あ!! 助けてくれよぉ!!」
目の前で、真鍋が助けを求めている。
私は、何も考えられなかった。
エイリアンもどきが拘束している眞鍋を力づくで目前へと引き寄せる。
「桜井! 桜井! 二人とも助け――が!?」
ぶしゅ。泥に棒を突き立てるような音が響いた。
「え?」
真鍋が呆然と自分の胸元を見つめる。
彼の左の胸、丁度心臓がある所に、安物のシャツの上から、
エイリアンの口から伸びた触手が突き刺さっていた。
その触手が、まるでポンプのように動く。
「がっ…げ…っ…うぇ…っ…!」
真鍋の体が痙攣すると、その肌から見る見るうちに血色が失われていく。
……血を、吸っている?
やがて真鍋の体は、寝たきりの老患者のようにやつれ、げっそりと頬がこけ、
まるでミイラのようになった。
真鍋の胸に突き刺さった触手が、湿った音を響かせながら抜ける。
真鍋の血を撒き散らして。
そして興味を失ったように彼の体を、絡めた触手で投げ飛ばした。
どっ、と音を立てながら菌糸の海に落下し、それきり動かなくなった。
「いやああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!! 真鍋君!? 真鍋君!!」
狂ったような香奈枝の叫びをBGMに、私はただ呆然と真鍋だった物を見る。
嘘? 真鍋が、死んだ? 水筒で頭を叩いても、スタンガンを押し付けても、
顔面を蹴られても、平気な顔をしているあの真鍋が?
こいつはゴキブリ並みの生命力だ。地球が滅んでもこいつだけは絶対に生き残る、
っていつも思っていたあの真鍋が? こんなにあっさり……死ぬの?
そして、眞鍋の次は、
――化け物が私を睨みつけた。
私の番だ。
触手が私に向かって溢れ出した。
「あ…っ」
逃げる? そんな思考は無い。
触手はあっという間に私の体に絡みつくと、どこにそんな筋肉が付いているのか
がんじがらめにした私を宙へ浮かし、本体へと、化け物の元へと引き寄せる。
ペンライトが菌糸の海に落ち、私と、対面するエイリアンを照らした。
「和美ちゃん!」
目の前に、真鍋を殺した化け物の顔がある。
前後に肥大した頭部。大きく裂けた口。黄金色をした猛禽類のような目。
「あ……っ、いやっ、やだあ……っ」
真鍋を殺された怒り――間違ってもそんなものは湧き上がる事は無い。
本能で分かる。人間が、ただの小娘が敵う相手では無いと、
そして、この化け物の前では、私はただの食料に過ぎないと。
化け物は目を細め、私を見定めるように眺めている。
唐突にその口を開けた。
「ひっ!?」
舌が突き出された瞬間、恐怖の余り体が硬直し、私は失禁してしまった。
だが、真鍋を刺したそれは、私を貫く事は無かった。
じょおおっ、と尿がショーツに当たる音が響き、
やがて気付く、化け物が小水に染みる股間を凝視している事に。
突き出された舌が、粘液をたっぷりと滴らせながら、ジーンズ越しに私の股間を舐め上げた。
ぶしゅうっ。
「…っ!」
私は息を呑む。
ジーンズが『溶けていた』。
エイリアンの体液は、物体を溶解させる。
そんな設定があった事を、思い出した。
「いやあっ!! 助けてっ! 助けてぇ!!」
体を溶かされて死ぬ。そんな無残な死に方を想像し、私はパニックを起こす。
体を無茶苦茶に動かして――
「ひいっ!?」
狙いのそれた舌が私の顔を『ゾロリ』と舐め上げた。
だが、溶けない。まるで熱冷ましの冷液シートの中身を直に塗りつけられるような
感触がしただけだった。
……え、あ? どうなって?
エイリアンは私のささやかな抵抗なんて気にもせずに、ひたすら股間を舐め上げてくる。
瘤を生やし、尖る先端に穴が開いた舌で、ゾロリ、ゾロリと舐め上げられる度に、
ジーンズの生地が溶け、気化していく。同時に、恐慌状態の脳に、
『股を舐められる』という卑猥な感触が、徐々に明確に、鮮明に伝えられていく。
すぐにジーンズが溶解し、おしっこを吸ってびちゃびちゃになった、水色と白の縞模様の
ショーツが露になる。
「や、駄目!」
確かに血を吸われなかった。体を溶かされなかった。
だけどそんな事は、女にとっては救いにならない。
死ぬという恐怖から、女が最も大事にしている所を化け物に舐められる、
という恐怖に取って代わる。
すぐにショーツの上から、舌が押し付けられた。
じゅうっ、という不吉な音と一緒に、最後の砦が破られる。
「いやあああっ! …っ!?」
性器を直に舐められ、私は背筋を震わせた。その感触は気持ち良くもなんともない。
ただ、おぞましい。
やだっ、気持ち悪い!
闇の中で、私の性器が醜悪な形の舌に舐め上げられる光景が、ペンライトに照らされる。
「だめ! 止めて! 止めなさ…んぐ!?」
化け物の背中から溢れた触手が二本、黙らせるように私の口へ潜り込んだ。
「んんっ! うむう――っ!!」
気持ち悪い! 臭い! もういやぁ!!
口内をびちびちと動き回り、粘膜を嘗め回す触手の動きがあまりにもおぞましく、
息苦しさに鼻から取り入れた空気は化け物の粘液が放つ悪臭で、吐きそうなほど臭い。
服を着ているのに一番見られたくない部分は丸出しになり、
そこを薄気味悪い舌がひたすら舐め上げる。
私の心の中は、恐怖ではなく、羞恥でもなく――屈辱で満たされていた。
だが、
「んん! んん! ……んむうっ!?」
舌の感触が――冷たさと、おぞましさを持つ、気味の悪い感触に、
別の感覚が混じる。
冷たい粘液が触れる肉の土手が、急に熱くなる。
…う、うそっ?
ぞろり。
「んんっ!?」
一舐めされる度に、
ぞろり。
「んむっ!?」
股間が熱くなる。
ぞろり。
「んぅっ!?」
肉ビラが、快楽を訴える。
……わ、私っ、こんな化け物にアソコを舐められてっ、感じてる!?
ぞろり、ぞろり。
「ん!? んん――っ!!」
自分にだって性には関心がある。週に一度はオナニーだってしていた。
ぞろり、ぞろり、ぞろり。
「うんっ! んっ! んぅっ!」
だけど、こんなに気持ち良くは無かった!
舌が生み出す刺激に、膣が、子宮がきゅん、ってなって、はしたない液を
搾り出しているのが自分でも分かる。
それをエイリアンは、啜るように舐め上げる。
ぞろり、ぞろりと。
……やだっ、気持ち良い! アソコ、じんじん痺れる!
化け物にされてるのに! 真鍋を殺した、化け物に舐められてるのに!
そこで、ふと気付いた。
自分の、この現実では有り得ない痴態を、自分の命の次に大切な大親友に見られている事に。
香奈枝と目が合った。
……見ないで! 見ないでぇ!
「んっ! うむっ! んんんんっ!!」
でも香奈枝は、恐怖に染まった顔で私を見つめながら、凍りついたようにその場から動かない。
私も、自分を抑えるどころか、触手に塞がれた口から出る呻き声は、
どんどん色っぽく、いやらしくなっていく。
股間からはびちゃりびちゃりと、ぐちょぐちょになった私のそこを嘗め回して、
水っぽい、いやらしい音が鳴っている。
やがて。
綻び、剥き出しになった肉の土手のすぐ真上、
最も敏感な肉の豆の包皮を、舌に生えた無数の瘤が捲り上げた。
「んんんんン―――っっ!!?」
むき出しになったクリトリスを瘤がゴツゴツって当たった瞬間。
快楽で目の前が真っ白に染まった。
びくんびくんっ、って体が痙攣する。いや、痙攣してるのは四肢だけじゃない。
子宮がいやらしい汁を搾るために痙攣するのと一緒に、意識がトンでしまいそうな
快楽が溢れ出してくる。
プシュ、ってはしたない音を立てながら、私は始めて潮を吹いて、
それと、垂れ流れる本気汁を化け物は舌の先端を広げて、音を立てて吸った。
「んんンっ!!」
立て続けに爆発した快楽に思わず口の中の触手を噛み締めると、
口内で暴れまわっていたそれが膨れ上がり、汚臭の原液みたいな物を吐き出した。
ブビュルッ、ブビュルッ、って。
頭の中で星が散っていた私は、もうわけが分からなくなって、それを飲み込んでしまう。
飲み切れない分は口と触手の間から溢れ出して、顎を伝って、胸元へと垂れ落ちる。
じゅるり、と口から触手が抜ける。未だに汚液を吐き続けていた触手は、私の顔、
胸元、着ていたキャミソールとカーディガンを満遍なく汚し、服だけを溶かしていく。
その、まるで、精液まみれにされたAV女優みたいな自分の姿を呆然と見つめ、
やがて自覚した。
……あ? わ、わたし、イっちゃった? 化け物にアソコを舐められて、
気持ちよくてイっちゃった!
「う、ううう…っ!」
その、屈辱と、自分の浅ましさに、嗚咽を漏らす。
だけど、悲劇はまだ終わらない。
化け物は私の恥ずかしい汁を飲み終えると、今度は私の体に舌を這わせた。
「やンっ!?」
これ以上、されるのは嫌なのに、何故か甘い声が出てしまう。
化け物はそんな私の反応に満足したように目を細めると、執拗に、
でも、どこかいたわるように――いやきっと気のせいだ。
この化け物は嫌がる私の反応を見て楽しんでいるんだ!
「っ! っ!」
ならせめて声は出すまいと必死に歯を食いしばる。
だが、ぶっかけられた白い汚液を引き伸ばすように触手と舌が蠢き、
決して自慢出来ないプロポーションが露になると、我慢すら出来なくなる。
「っ! っ! んっ!?」
うなじに。脇に。耳たぶに。乳首に。
舌が唾液の痕を残す度に、甘い官能がその火を燻る。
幸いな事に、どれだけ体は化け物の愛撫を感じても、
肌を這いずるその物体は気色悪く、そしてその吐くほど臭い事には変わりなかった。
また、まただ! 私! こんな化け物に感じさせられて!
ペンライトに照らされた肢体が、化け物の汚液で照り返り、
快楽と羞恥でほんのりと朱に染まり、淫靡さを醸し出す。
服は原型を留めてなくて、もう裸同然だった。
そして、それを未だに震える香奈枝に見られて、
……そうだ!
「香奈枝!」
私は最後の力を振り絞るように声を出す。
眞鍋は助けられなかった。でも香奈枝は、絶対に助けるんだ!
「っ!?」
香奈枝と私の目が合う。
「今の内に逃げて!」
「…え!?」
化け物が私に気をとられている今がチャンスだった。
それにこれ以上、香奈枝に私の恥ずかしいところを見られたくない!
だけどその前に、化け物が動いた。
溶け余った服を触手で剥ぎ取ると、長い尻尾を股を通して私へと向けた。
その意味不明な行動に、私は一瞬息を呑んだが、恐怖を振り払って叫んだ。
「ペンライトを持って逃げてぇ!」
「和美ちゃん…っ、でもっ」
意図を汲み取った香奈枝が抗議の声を上げる。
同時に化け物の尻尾が、穴が開いたその先端が、私の『そこ』にあてがわれた。
今度こそ、私は言葉を失った。
……まさか? 冗談、よね? そんな、そんな事って……
化け物に冗談もへったくれもない。
尻尾の先端が、ゆっくりと、私の膣へと潜り込んだ。
377 :
乙×風:04/09/09 09:59 ID:vdc5/Tjd
今回の更新はここまで。
……お気付きになった方もいると思いますがこのプロローグ、
前後編じゃありません。っていうかろくにプロットも考えないで
妄想の赴くままに書いていたらいつの間にか凄い量になってましたw
『予定』ではプロローグだけで後三回更新します。
それから、プロローグ1と2では和美の一人称で進みましたが、
エロシーンに入った瞬間何故かものすごく書き難くなったので、
次からは三人称に戻ります。中途半端で申し訳ないです。
相変わらず魅せてくれる文章ですね。
GJ!
>>乙×風氏
GJ!!
これまたエロいね(*´Д`)
380 :
でんでん:04/09/10 04:11 ID:evoMcSqS
今日もまたあの人の声が聞こえる。
「どうした香奈、またいじめられたのかい?」
「うん・・・」
私はいつものように枕に泣き顔を埋め、あの人と話す。
名前も顔も知らない、あの人と。
「そうか・・・だけど僕だけは君の味方だからね」
「ありがとう」
私はあの人がいれば、何もいらない。
あの人は私に何でもくれる。
優しさ、元気、そして・・・
「さぁ・・・今日もおまじないをしてあげよう」
「うん」
私はいつものように全裸でベッドに横になった。
「あっ」
私のクリトリスが私の意思とは勝手に大きくなっていく。
そして1mもある、大きくて長いおちんちんに変わった。
「んっ・・・」
私の言う事を聞かない私の体の一部、おちんちんを動かすあの人はゆっくりと私の乳房を撫で始めた。
「ん・・・ふぁっ・・・」
私の乳首が段々と硬くなる。それと同時に、あの人もまた硬くなっていく。
「さ、元気の出る美味しい飲み物だよ」
あの人はゆっくりと私の口の中へと入っていった。
「あ・・・んむぅ・・・」
私はいつものように、無意識にあの人を舌で優しく舐めた。
するとあの人は「元気の出る飲み物」を出してくれた。
私はこれが大好き。味は甘くて濃厚だ。
飲むと体中が熱くなり、頭がボーッとしてくる。
これがまた、気持ちがいいのだ。
381 :
でんでん:04/09/10 04:28 ID:6gqlWPrK
私は「元気の出る飲み物」を一滴も残さず、ゴクリと飲み干した。
頭がグラグラして空に浮いているようだ、病みつきになりそう。
「はぁ、はぁ・・・気持ちいいぃ・・・」
あの人は私の口から離れていくと、ゆっくりと私の秘部へと移動した。
そして滑らかに私の秘部を沿い始めた。
「あぁっ・・・うあぁん」
いつもおかしくなりそうになる。
ただでさえ気持ちいいのに、ココを触られたら・・・。
「ひゃあっ!!ひうぅんっ・・・」
いつもの私からは有り得ない言葉が飛び出す。
「香奈のココからこんなに元気になる飲み物が出てる、元気が出た証拠だよ」
「あはっ・・・んんっ・・嬉しいっ」
あの人はまたさっきのように硬くなりだす。
そう、アレが来るのだ。最後のおまじないが。
「あううんっ!!」
あの人は私の秘部の中へゆっくりと入っていった。
そしてゆっくりと出入りをする。ああ、ゾクゾクするよ。
「ああっ・・・ひっ・・・うぅんっ」
だんだんとあの人の出入りが激しくなっていく。
体中が熱い、熱い。真っ白になる。
「うああんっ・・・きた、きたよぉっ・・・」
「よーし、今日もおまじないは成功したみたいだね」
この言葉が出ると、あの人の出入りはもの凄い速さになる。
私の下半身は感覚があるようで無いみたいになる。
「きたっ・・・・うあああぁぁんっ!!!」
そして私の秘部の中に「元気の出る飲み物」が注がれる。
382 :
でんでん:04/09/10 04:52 ID:Lox+u4UA
「これで明日も頑張れるね」
「はぁ・・はぁ・・・うん、ありがと・・・」
「じゃあ、またね」
あの人はシュルシュルと縮まり、私のクリトリスに戻る。
私は虚ろな目をしながら、ただ天井を見つめていた。
私には友人も恋人もいない。
両親は2年もこの家に帰ってない・・・私はずっと独りぼっち。
そんな時、あの人が私の中に現れたのは5ヶ月前。
突然私の頭に話しかけてきてビックリしたけど、
とても優しくて私を元気にしてくれたから、今では私には欠かせない人。
それに毎日おまじないで私を癒してくれるしね。
でも、本当は少し怖いの。
「元気が出る飲み物」・・・っていうか精子なんだろうけど、
それを出されてから私の体はどんどんおかしくなっていってる。
あれを飲み始めてからやたら意識が飛ぶ時もある。
そして何より怖いのが私のお腹が膨らんできたって事。
しかも肌の上から触ってみたら、ソフトボールみたいなのが2、3個詰まっているような感覚なの。
これ、妊娠だとしても・・・人の子じゃないよね(汗)。
でも、やめられない。
私の脳も体もあの人にはもう逆らえないの。
あの人が出てくると恐怖が何処かに飛んでいって、優しさと快感を求める私がいるの。
あの人が出てきてない今だから言える。
誰も助けてくれる人なんかいないけど・・・・・・助けて。
助けて・・・
383 :
でんでん:04/09/10 04:55 ID:Lox+u4UA
なんとなく夜中に思い立って、勢いで書いてしまいました、スマソ。
ひー!グッジョブ!
まさにスレタイに相応しいSS!萌えた。
>>365-377乙×風さん。GJ!ついに和美の貫通式がはじまるのですね。
一人称で書くか三人称で書くかは迷いますね。
【保守】
「回転」だッ!!!お前が次の投稿までこのスレを「回転」させるんだ、ジョジョ!!!
−シーザー・ツェペリ−
389 :
乙×風:04/09/16 10:16:22 ID:tYtAqwNx
時間が取れたのでまたもや更新します。
毎度の事ですが朝っぱらからすみません。
今回はエロエロです。
Prologue−3
「いやああああぁぁぁぁぁっっ!!?」
化け物に犯される。
未だ見ぬ恋人でもなく、知人でも友人でもなく、レイプ魔でもなく。
人間外に犯される。
その事実に、和美は再びパニックを起こす。
快楽、どころの話じゃない。
確かに、節くれだった尻尾が、小陰唇を擦り、膣の入り口を通ると、
痺れるような感覚が走る。だが、
「やめてええぇ!! それだけは止めてよぉ!!」
触手に拘束されながら、和美は体をメチャクチャに動かす。
(嫌だ、嫌だ、嫌だ! こんな化け物に犯されるなんて、絶対にいやあぁっ!!)
だが現実は残酷だった。
引きつるような感覚が、膣の少し奥まったところから感じる。
処女膜。
「ひいっ!?」
それが、ぎちぎちと、尻尾の先端に引き裂かれていく。
尻尾のデコボコが、徐々に、ドーナツ状の膜を広げていく。
「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
体の中心から、まるで身を引き裂かれるような激痛が走る。
「ぬいてえぇ!! ぬいてよおぉ!! おねがいしますからぁ!!」
「か、和美ちゃ…っ」
香奈枝の震える声がどこか遠くで聞こえる。
だけど、香奈枝に構う余裕なんてこれっぽっちも残されていない。
それだけ処女を散らされた事はショックで、痛かった。
「いたい! いたいよ! たすけてぇ! お母さん! お父さん!!」
口から涎と白濁液を、膣からは血を垂れ流しながら私は叫ぶ。
尻尾は未だに進入を続け、息苦しさすら覚えていた。
膣内に入り込んでいく尻尾が、徐々に太くなっていき、
アソコを、処女膜をどんどん拡張していく。
最初は入り口辺りで快楽を感じていたが、今ではもうぎちぎちでそれどころじゃなかった。
「いたいよお!! くるしいのっ! おねがいだからぬいてえぇっっ!!」
和美の叫びも空しく、
こり、という感触と共に、その先端が子宮口を突付いた。
「あ…!? だめ…っ! だめだからね…っ! それ以上は、本当に許してぇ!」
願いは届かない。
尻尾の先端は、まるで力を込めるようにその場で硬直すると、
子宮口を文字通り『貫いた』。
ぺき、という音が聞こえた気がした。
「あ…っ!? …がっ!!」
体のどこかが壊れるような感覚と共に、視界が真っ赤に染まる。
「い、ああああああああぁぁぁああぁぁぁっっ!!?」
(痛い! 痛い痛いイタイイタイイタイイタイ!!!)
子宮口から、尻尾がねじ込まれ、子宮壁へ押し付けられる。
その度に、破瓜の痛みが可愛く思えるような激痛が私の意識を塗り潰す。
だというのに、まだ足りない、とばかりに尻尾は子宮の最奥目掛けて
ピストン運動を始めた。
「ひぎいいいいいいっっ!!」
(死んじゃう!! 死んじゃう!! おなかこわれるうぅっ!!)
ぐちゅっ! ぐちゅっ!
湿った音は断じて、愛液の音ではない。既に成人男性の上腕ほどに拡張され、
痛々しく裂け始めた下腹部からは、生理の時とは比べ物にならないほどの血が
流れ出していた。
「が!! ぎいっ!! あああああっっ!!」
下腹部の表面が、子宮壁まで突き込まれる尻尾の動きに合わせ、
奇妙に膨らみ、盛り上がる。
あまりの出血量に、痛みに、体を内側から壊される感触に、意識が遠のき、
だが、意識が寸断されるその直前に、尻尾の動きが止まった。
「ひゅーっ、ひゅーっ! ……っ?」
叫びすぎて枯れた喉で呼吸を整えながら、心の中で安堵の息を吐く。
次の瞬間、限界まで拡張された膣の中で、尻尾が膨張した。
「あっ!? ああっ!?」
まさか。
限界以上まで膣を拡張される痛みと共に、とうとうその時が来た事を確信した。
「だめっ、それは駄目!」
尻尾の膨らみは、小陰唇を押しのけ、膣へと入る。
「それだけは、駄目! お願い止めて!」
膣内を進む膨らみが、ズタズタになった処女膜を通過する。
「いやあああっ! 抜いてえ! 外に出してえ!」
そして、ぺき、という音と共に、とうとう子宮口を押しのける。
激痛と絶望で和美の顔が歪んだ。
「いやああああぁぁっ!!」
ドクンッ! ドクンッ!
彼女の懇願も虚しく、子宮の中に汚液が吐き出される。子宮壁に叩きつけられる、熱く、
燃えるような感触があまりにもおぞましくて、和美は絶望に打ち震える。だが、
「だめえっ!! 中に出しちゃだめ!! ――っ!?」
化け物の精液を被った子宮壁が、甘く、とても甘く疼き始めた。
「……やっ、これ――ぅあっ!?」
状況を把握する間もなく。ビュクリ、と第二射を放たれる。
(や、またっ、おなか、疼いてっ!)
やはり、汚液の洗礼を受けた箇所が甘く、疼く。
その疼きは、処女を散らされた痛みや、子宮口を無理矢理こじ開けられた痛みを忘れる
程、甘美だった。
「あ、あああぁ――あうんっ」
沸き起こる性的快楽に戸惑る間もなく第三射が放たれる。子宮内を汚したそれは、子宮
口へと逆流し、尻尾により傷つけられた部分に染み込んだ。
「あっ!? ああああぁぁぁっ!?」
途端に、身を裂かれるような激痛が、思考をとろけさせるような快楽にすり代わる。
(あっ、やぁっ、うそ…っ!?)
さっきまで激痛と絶望に歪んでいた顔が、欲情した熟女みたいに緩んでいくのが分かる。
「ぁんっ!」
四度目の射精を受けると、子宮壁を叩く、熱く甘い感覚に、明確な喘ぎ声が喉から飛び出
した。
(ああ! うそ! こんな、こんな…っ! きもちいいよっ!)
吐き出される度に甘美な官能を上塗りしていく汚液は処女膜すらも汚染し、痛みを快楽
に変えていく。
和美の心を汚し、変えていく。
「……もっと…っ」
気が付けば、
「もっと注いでっ!」
和美はそう、化け物に懇願していた。さっきまでは、抜いて抜いて、と喚いていたのに。
(だってっ、こんなに気持ち良いの! 全然痛くないの! だから!)
「だからもっと注いでっ!! 私の中っ、ドロドロにしてえっ!!」
和美はとうとうその快楽に屈してしまった。
それが、人間を止める事だとも知らずに。
どくん! 彼女の願いに答えるように再び汚液をぶちまけられる。
「あああぁぁっっ!?」
変化はすぐに起きた。
大量の汚液は子宮壁に浸透し、熱い疼きを伴いながら身体中を駆け巡ると、
身体を作り変えていく。
下腹部表面から黒い血管のようなものが、身体中へと伸びていく。それは太もも辺りま
で伸びると、足全体を真っ黒に染めるように爆発的に広がり、
突如、めきり、と足の筋肉が軋んだ。
「あっ!? いああああぁぁっっ!?」
べきべきと音を立てながら、筋肉と骨格が軋み、盛り上がり、変形していく未知の感覚
に、和美は恐怖と、それ以上の性的興奮を覚えた。やがて、その両足には、鍵爪が生え、醜
く歪み、真っ黒に染まる。人間の足には到底見えないそれは、今和美を犯している化け物の
それと同じ形状をしていた。
「あ、あぁあ…っ」
変わるのは足だけではない。上腕まで根を伸ばした黒い血管は、やはり肘辺りから指の
先までゴキブリのような光沢を放つ黒い肌で覆われる。私の腕は見る見るうちにゴキブリの
ような光沢を持った漆黒の肌で覆われ、変異する。鍵爪が生え、骨格が醜く歪み、
筋肉が盛り上がった。人あらざる者へと変わっていく自分の身体を呆然と見る和美の顔にも
変化が表れる。
「かっ…! あああっ!!」
肺から空気を搾り出すように大きく開いた口。そこから除いている二対の犬歯が、伸び
る。まるで吸血鬼のように。更に、見開いていた瞳が黒から金へと染まり、開きっぱなし
の瞳孔がまるで猛禽類のそれのように縦長に細まる。和美の目に、ペンライトに照らされるだけの
薄暗い光景が、克明に映った。
そして汚液の浸食は脳にまで至る。
(あ、頭、へんっ!)
めりめりと、肉と骨が歪む音とともに、後頭部が、背中へと向かって伸びた。後ろ髪を
掻き分けながら、後方やや下へと伸びたそれは、変異した手足のように光沢を持った黒色
をしている。
「っ…!? ああぁぁあぁああっっ!!」
両手足、頭部が自分を犯す化け物と同じになった瞬間、和美は身体中を駆け巡る汚液の
感触に、特に尻尾が突き込まれた膣や子宮を中心に――快楽が弾けた。破瓜の痛みや、子
宮をこじ開けられた痛みが消え、秘所から甘い愉悦が広がる。
とろける和美に追い打ちを掛けるように、変異が続く。肩甲骨の間にリンゴ大の瘤が盛
り上がると、
「んああっ!」
膨れ上がった瘤が左右に割り開き、中から大量の触手が溢れ出した。白濁とした粘液を
撒き散らしながら、新たに生まれた器官は喜びにのたうち回る。そして、その触手達が生
まれた解放感に、和美は股間から本気汁を漏らした。
更に止めとばかりに、尻の上、びてい骨辺りが汚液に浸食される。そこにも同じように拳
大の瘤が膨らみ、
「あああぁぁんっ!」
エクスタシーに似た快感と共に、尻尾がせり出した。
醜く歪んでしまった手足、エイリアンのように伸びた後頭部。快楽にとろける瞳には縦
長の瞳孔が覗き、異常に発達した四本の犬歯の間からは、長く伸びた舌が涎をまとわりつ
かせながら胸元まで垂れている。背中では十本以上の疣付き触手がのた打ち回り、腰から
は節くれだったトカゲ型の尻尾が、びくん、びくん、と脈動していた。
顔と上腕と太股、それに胴体を除く全身をゴキブリのような光沢を放つ黒い肌で覆った
その姿は、もはや人間ではない。化け物だった。
「そんな…うそ…かずみちゃん…?」
自分が最も信頼する親友が人間からそれ以外の何かに変わって閉まった光景を目の当た
りにし、香奈枝は茫然と呟いた。
だが、親友であるはずの香奈枝の声も、今の和美には届かない。
(気持ちいい…もっと欲しい。いっぱい、エッチな事したい!)
「ああんっ!」
和美は沸き起こる淫欲に流されるまま、挿入されたままの尻尾を使い、自ら腰を振り始
めた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♪」
ぐちょっ、ぐちょっ、という耳を覆いたくなるような水温と共に、あまりにも妖艶な喘
ぎ声が響く。
(いいっ、いいのっ、きもちいいのっ)
クリトリス裏にあるGスポットを、こじ開けられた子宮口を擦過する度に。子宮の最奥
で尻尾の先端を叩く度に。脳が溶けてしまうような快楽が生まれる。
(でももっと! こんなんじゃ全然足りない! もっと気持ち良くなりたい!)
淫欲は留まる事を知らない。和美は更なる快楽を得ようと腰の動きをより深く、長くす
る。
「ぁあんっ! ふわあぁんっ! んぁあん!」
喘ぎ声が大きくなり、肉チューブの入り口から漏れる水音が、より卑猥に、絡み付くよ
うな音を生む。
「ああん! これがいいの! 尻尾がっ、子宮の入り口をっ、ごりごり擦って! お腹の
奥をっ、ずんずん突いてっ、すごいのぉ!」
和美の、あまりの豹変ぶりに、香奈枝が息を呑む。だが、化け物は和美の乱れる様に、
満足そうに目を細め、
「いいよ! きもちいいよ! ああぁンっ! んああぁんっ! ――きゃぁあああぁぁあ
んっっ!?」
和美の腰の動きに合わせるように、尻尾を突き上げた。
「あああンっ!! ひぎいイっ!! すごいノぉ! すごすきるノおっ!!」
子宮を突き破らんばかりの勢いで、ピストン運動を始める。
尻尾を膣の入り口まで引き抜き、今度は子宮の最奥へと突き入れる。人間なら子宮を貫
かれ、子宮口を破壊される、そのあまりにも苛烈な性交に、和美は涎を垂らしながら喜ん
だ。変わったのは外見だけではない、という事だった。汚液に寝食され、人の器官ではな
くなった子宮は、膣と直結し、肉ね柔らかさと、強靱な弾力を備えた。その内部は快楽神
経で埋め尽くされ、化け物が一突きする度に普通の人間なら絶頂に達するような快楽が生
まれる。それに加え、肥大化した後頭部からは、多量の脳内ホルモンが分泌され、和美を
常に発情させる。
その結果、
「はひイっ!! あぁあウっ!! もっト! もっト犯しテぇっ!! わたしのなカっ、
かき回しテえっ!!」
和美は淫欲をむき出しにした獣へと成り下がる。腰をいやらしくくねらせながら前後に振り、
牙の生えた口を半開きにしながら、荒い息を吐き出し、長く伸びた舌と、涎を垂れ流す。
決して豊かとは言えない二つの膨らみが震え、勃起したピンク色の肉芽を上下に揺らす。
少し前までは慎み深い処女の割れ目だった羞恥の丘は、今では熟女のように綻び、
肉ビラをはみ出させ、白濁とした混合液を吹き出した。
(もっとっ、もっとっ! もっともっともっともっとぉ!!)
「もっとちょうだイぃっ!!」
獣に成り下がった和美は、深く、強いピストン運動を更に加速させ、
(ああっ、すごい! くるう! すごいのがくるぅ! あ、あああっ!!)
「あああぁぁぁあああぁぁぁあああぁぁァァァアアァァッッ!!!」
洞窟の外まで聞こえるのではないかという喜悦の叫びを上げ、人外のオルガズムを迎えた。
痛みの果ての快楽、ってところでしょうか。
やっぱエロ小説はよがって当たり前、って再確認しながら
書いていた記憶があります。
でも、序盤は少し痛すぎたかなぁ。
和美変異後の姿も少しやりすぎかなぁ。
よく見たら今回、改行も変ですね。
朝からGJ!!
続き、お待ちしております!
グッジョブ!
&百合度3割増も待ってますよ。
よがり具合がGJ!
続きが楽しみです。
知ってるかもしれないが、スピーシーズって映画があったな。
美女がエイリアンになるって。
乙×風さん、GJ!
和美はさっそく虜になっちゃいましたねぇ。和美のイメージは映画のエイリアン+人間という感じでしょうか。
シチュエーションを想像したら怖くなってきた
((((;゚Д゚))))
うほ、スゲー。
描写が迫ってくる感じ。半人半人外状態萌え。
自分にもうちょっと絵心があればなぁ…
メカっぽさとはまた違うのですよ、はぁはぁ
ほす
今やってた日本の怖い夜っつうドラマのくも女っつう話がえかった・・・
襲われるて同類にされちゃうのが・・・
>>409 人外娘スレにも話題が上がってたが内容に触れられてなかったが・・
それ聞くとかなり萌えるな。(*´д`)感染拡大ハァハァ
でも蓮だからなあ
412 :
月光蝶:04/09/25 21:53:51 ID:wWu0uWAn
>>412 乙枯れ〜。
なーんかスレが寂れてるっぽくない?
414 :
月光蝶:04/09/26 02:36:42 ID:Z0dEZFou
>>413 このスレはもともと伸びるペース自体は遅かったですし、ラッシュ的な投稿があった頃以外は
伸び率は同じようなもんだと月光蝶は思います。
古参・最古参組の作者の皆さんが、単発にしても長編にしてもほぼ途絶無く投稿してくださってますし・・。
(にしても惜しい・・堕淫蟲カモーソ(TT))
ちなみに、ログ置き場誕生から1周年過ぎてた(笑)。
(10月でジオが拡張版に強制移行し、ヤフーIDが必要になります)
エロパロ板には統合の置き場もあるみたいだけど、ここが独立してるのは
いいのか悪いのか・・・。
ほし
そういえば操りスレで話題に上がってたラグナロクアニメで先週だったか
操られたヒロインが主人公に口移しで呪いのアイテムを飲み込ませるってシチュがあるんだが
なんとなく寄生モノに脳内保管出来そうな感じだった
同志で興味ある方はチェックしてみるといいかも
先生!!
少し路線が違いますが、
「モノに寄生されて虜になる娘」な小説を投稿しても宜しいでしょうか?
よろしいです!
投下してください!
明日から投下開始します。
楽しみにしちょります。
むー、お待ちの皆さんには大変申し訳ないです。
このところ本業がたぶんに厳しくなってまして。
どうにも筆(キー?)が進んでおりません。
新しいネタも浮かびつつあるというのに・・・
気長に待って遣ってもらえると幸いです。orz
待ってます。
良作のためならいつまでも保守し続けます。
そのためのネルフです
ちょっと失礼しますが、淫獣教師シリーズってこの類ですよね。女教師などとあわせて、お勧めありますか?
女教師は絵がダメ
女教師2、3は旦那がダメ そして感染性皆無
教師1 う〜んありっていやぁあり
教師2 これが一番まし?でも花に襲わせてるのに虜にするのは催眠術 とっても二度手間
教師3 これもなんだかなぁ
結論 チープだけど実写のほうまし
428 :
426:04/09/30 20:41:18 ID:LXQhjRIr
429 :
426:04/09/30 21:01:51 ID:LXQhjRIr
もう一つ。いいアニメ、ありませんかね?
>>427 がぁ〜んとショックを受けますた。3が出てたのかぁ。
つうか検索したら4もあるみたいだが…2までしか知らなかった。
個人的には1の方がまだ筋はいいかもと思ってたり。ただ、最後ハッピー
エンドっぽく終わったのがどうもなあ。そのまま乗っ取られてBadEnd
一直線ならよかったのだが。
まあ、BadEndになったら実用性落ちてしまうか。
2はエキス吸い取るだけなのがなあ。淫獣花って言うぐらいなら、種植え付けて
繁殖せんかい!と言いたくなりました。
花に襲わせて種を植え付け、精液で受胎させて女性の愛液を養分にして
繁殖みたいなぐっちょんぐっチョンなのをキボンヌ。
431 :
427:04/10/01 02:08:10 ID:IakRxkZ+
ゴメン今やっと4思い出した
淫獣教師4
2の主人公VS3の主人公って感じ 体育教師がとても汚い
1以外は全部関連性ありかな?
>>426 ほかねぇ。。アスタロト ラル2に不気味なものに虜にされてるのがあったような
あとメルルもか?魔法少女アイはありきたりか・・・
あーそだ。まじかるカナンがあったなぁ 1〜4 SPぜーんぶ操られてる
かなりオススメ BADENDものだと淫獣エイリアンもわるくはないかな?
他にもバトルものでなんかあったけどタイトルおもいだせないから思い出したら・・
432 :
417:04/10/01 17:36:52 ID:PFTUQhhn
最初はみんなジャガイモでした。…覚悟完了。
投稿開始します。
私、松堂 千秋(まつどう ちあき)と月島 理玖(つきしま りく)は仲がいい。
学校が同じだったから?――いや、それはそうだったのだが、実を言うと小学校では別のクラスだったらしく、
一言二言の言葉を交わした程度だったし(理玖から聞いた話。よく覚えていたものだ。)
中学では三年間同じクラスだったものの、彼女と私の距離は「遠かった」。
その頃の私は不良だったのだ。
不良といってもケリやケジメをすぐにつけたがり、妙に長いスカートを着ている様な不良ではなく、
ただ何かに惹きつけられる様に、何の躊躇いも無く体、そして心を売る様な――正に文字通りの「不良」――だった訳だ。
かたや理玖は理玖は優等生かつ優良生、「天童」などと古めかしい言い方で褒めちぎる教師まで出る始末だった。
…とにかく、中学の頃の理玖と私の距離は仲良くなるには「遠すぎた」。
今の様な関係になったのはこの学校――すなわち私が今6時間目の授業を受けている(聞き流している)学校に来る直前の事だった。
−−−
――私はバスルームの鏡を見つめ、ため息をついた。
映るのはまだあどけなさの残った顔。上からの蛍光灯の光でこの間少し赤く染めた髪が鮮やかに透けているのが解る。
ショーツだけを纏う体には、そのあどけなさには不釣り合いの少し大人びたプロポーションと痛々しい縄の痕が。
(何なのよ…あれじゃ恋人なんか出来るわけ無いじゃない!)
今さっきまでの「行為」を振り返る。
このホテルに来るまではいかにも好青年そうな男(しかも一流企業勤務らしい…本人談)だったのだが、
部屋にチェックインするなり何処からか取り出したのか、私の手をいきなり手錠で後ろ手に固定して俯せに抑えつける。
(…何!?どうなってるのよ!!)
パニック状態の私を尻目に更に男は縄の片側を足首に、もう片側をベットの柱に縛り付け、足をある程度開かざるを得ない体勢にさせたかと思えば、
前戯もすることなくショーツをずらし、私のソコに強引に蛍光色のローターを押し込んだ。
ずくずずっっっ!!
「あ゛あっ……いやあぁぁっ!」
突然の、正常な感覚を通り越し、痛みと化した刺激に私は悲鳴を上げた。
(一体なんなのよぉ!)
強引に首をねじ曲げ、涙目で後ろを見ると先ほどの好青年が
私のソコから伸びた蛍光色のコードの到達点であるリモコンを握り、ゾッとする様な笑みを浮かべていた。
酷く嫌な予感がした。
ウィイィイィ…
低い振動音が部屋に響く。
「青年」が私を縛り付けてから恐らく30分程が経過した。
執拗な振動に、私のソコはもうとっくに快感を覚え始めている。
声を隠そうと口をシーツに押しつけているが、時おりの下半身の震えと少しずつだが確かに溢れていく液は止める事が出来ない。
(見られてるっ…)
お尻の辺りに酷く視線を感じた私が紅潮した顔で、荒くなった息を漏らしながら後ろを見ると、
恐ろしく鋭くなった青年の目と目があった。
(ひいぃっ!!)
私が思わず背筋をピクッとすると青年はさらにその表情を歪ませ、手元のリモコンを操作し始めた。
ヴヴヴッヴヴッヴヴヴヴッ!
次の瞬間、私の下半身が大きく揺れた。
(いやぁ……)
「んあぁっ…んんぅっ!」
急激に刺激が強まり、さっきとは比べものにならない不規則な快感が私を襲った。
「止…んぁっ!…とめてぇ……」
私は思わず泣き言を漏らしたが、それに気を良くしたのか
青年は小さく笑い声を浮かべて更にリモコンを操作する。
ヴィィィィィッ!!!
「んぁぁあぁっ!」
細かくかき回す刺激が更に強まり、足先の痺れが止まらない。
神経も麻痺したかの様に時折下半身がヒクつき、私は何をしているのか、思考が定まらない。
「やあああああぁっ!…だめっ!だめええぇぇっ!!」
叫び声と共に私の体がビクビクと痙攣し、喉が震え、弾けた。
−−−
(んんっ…ここは?)
私はぼんやり意識を取り戻した。
波打つ白いシーツの海がかすかに視界に浮かんでいる。感覚がゆっくりと組み上がっていく。
(なんかあった様な…なんだっけ?)
次の瞬間、私は後ろから強烈な衝撃に襲われた。
「ひあぁっ!ああっ!あっ!」
――青年が私を後ろから犯していた。私の濡れたソコを押し広げ、青年のモノがグチグチと卑猥な音を立てて出入りしていた。
「やだあぁっ……」
完全に思い出した。私は身をよじって逃げようとするが、
手足は相変わらず固定されているのに加えて、
意識を失っていた間に腰のラインの上から鎖骨の辺りまでが縄でギュッと網目を作られ、縛られていた。
青年が手に握った縄を引くと
ギュゥゥッ!!
「うあぁっ!!いたぁぃ!…何コレぇ……あっ!」
私の脳裏に濃い赤が浮かび、バストの辺りが桜色に染まる。
同時に腰をスライドさせて後ろから叩きつけられる度に下半身の痺れるような感覚が増していく。
じゅっ!ずぅっ!づぐっ!
青年のピッチが早まった。
「あっ!!あぅんっ!んあぁっ!!」
(こんなのダメ…いやだよ……)
操り人形の様に青年の動きにあわせて口を塞ぐこともままならず、
私はシーツに唾液を塗り付けてだらしなく喘ぐ。
「だめぇ…ああっ!ひぃっっ!!」
(また…飛んじゃうぅっ!!)
ソコ以外の体の感覚が停止したかの様にただ青年の熱が私の感覚を灼くのを感じる。
青年が引きちぎらんばかりに縄を引きながら私のソコを押し広げる。
「んっ!はあぁんっ!!こん、んぁっっ!!…こっ…こんなのいやぁぁ……」
ぐちゅっ!!ずぬっ!ぐずっ!!
腰がぶつかる音と私のソコで弾ける感覚が同調する。
「あっ!ああっ!やぁっっ!!…くるっ!きちゃううぅっっ!!!」
びくっ!!びくんっっっ!!
一回目以上の浮遊感が私を襲ったが、
ずちゅっ!!!
「ぁくうぅっ!!」
敏感になり、狭まったソコに思い切り突き込まれた感覚で押し戻される。青年の息を首筋に感じる。
「俺がイってねぇんだよこの淫乱がぁっ!!!」
いきなり耳元で大声で叫ばれる。「行為」を始めて以来初めて青年が声を上げた。
それと同時にきつく私に絡み付いた縄が絞まる。
「なんなのぉ…そんな事言うのやめっ、ああっ!うああっ!」
言い切る前に青年が私を容赦なく責め立てる。
「縛られて後ろから強引に犯されて感じるなんてよぉ…盛りのついた犬みたいだぜっ!!」
私はそう声で罵られながらゆっくりと円を描くようにナカを犯される。
「いやぁっ!……違うのぉ…」
「何も違わねぇよ…この雌犬がぁっ!!!」
ぶちゅっ!ぐちゅぅ!!
そう言うと急に青年は乱暴に私のソコを抜き差しする。
「やぁぁぁ…だめぇぇぇっ……」
弱々しい声で私はせめてもの抵抗を見せる。
(もういやぁぁ…変になりそう……)
突き入れられる度に瞼の裏が点滅する。
手錠で後ろ手に固定された手では耳を塞ぐ事もできず、私はただ首を振りながら、快感で白く溶けた視界の中で犯され、悶えるだけだった。
………その後も青年は自分が射すまで30分程私を罵りながら犯し続けた。
その後、何事も無かったかの様に青年は黙って拘束を解き、私をバスルームに押し込んだ。
鏡に映った私の目を凝視する。
青年の「行為」中の言葉が反芻する。
酷く私を穢した言葉、酷く私を穢した「行為」。だけど私は確実に快楽を感じていた。
(何時からこんな体になったのだろう?)
前の「行為」から?前の前の「行為」から?
もしくは―――ついさっきの「行為」から?
私は自分がすり替わっていくような感覚に今更かすかに恐怖を覚えた。
「好青年」が快活な声で呼んでいる。「お小遣い」をくれるようだ。
私はもう一度大きくため息をつき、ゆっくりとバスルームのドアを開けた。
−−−
夕方にホテルを出て青年と別れた後、私は駅前の繁華街を何をする事もなくぼんやりと歩いていた。
制服のポケットの中に押し込んだ数人の福沢諭吉が、侮蔑の目で私を見る。
(…早く物に変えてしまおう。)
確かこの先にCDショップがあった筈だ。私は足を進める。
私は「物」の穢れは遠ざかれば薄まると思っている。物理的に遠ざかる事で自分の意識からも穢れが遠ざかっていく…
そうする事でその意識に穢れは無くならないにしろ、かすかに残るだけとある気がするのだ。
―――しかし、その物が自分の体であったなら?
私は、いや人は自分の体からは逃げられない。
それ自体が私であって、遠ざかるどころか心を意識という先の尖った杭で打ち付けられ動くことさえできず、固定されている。
だから、私の体の穢れは決して薄まる事なく蓄積し、どんどんと体を穢し、
さらにはじわじわと心を穢していったのだ。
私はきっと、穢れている。
さっきの鏡に映った赤い蛇が這う上半身を思い出し、何となくそんな事を思った。恐らくもう「行為」をすることは無いだろう。
(…ん?)
いつの間にかCDショップを通り過ぎ、町外れに出ようとしていた。
(……戻ろう。)
今日何度目かのため息を付き、振り返り踵を返した瞬間、左の肩に長い艶のある髪が微かに掛かった。
―――私の時が止まった。目を見開き立ち尽くす。何も思い浮かばない。
ただ、なにかここで振り返らなければ世界が終わってしまう様な―そんな脅迫観念に襲われて私は振り返った。
この時期にしては薄手の服装で女性、――いや恐らく同世代だろう――女の子がオレンジに染まる世界を背に、私を見ていた。
「千秋ちゃん?」
私はいきなり名前を呼ばれ、驚きと共に現実に引き戻された。
「ほら、私、月草 理玖だよ。…覚えてない?」
思考が動き出す。高いが決して嫌ではない声で、彼女は言った。
「……理玖か、懐かしいな。久しぶりね。」
「というか、まだ卒業して少ししか経ってないよ。…本当に覚えてる?」
卒業時のクラスメートだ。流石に覚えている。
…しかしこんな子だったのか。何というかこう…もっと取っつきにくい感じを予想していた。
「ところでさぁ、理玖は何処かに行ってたのかしら?」
私は当たり障りの無い話題を振る。
「うん…ちょっと駅前に用事があってね。で、今帰り道。千秋ちゃんは?」
「…CDを買いに来たんだけどCDショップをボーッとして通り過ぎてた。で、今向かう途中。」
「あはは…」
冗談と取ったのか理玖は引きつった笑いを浮かべた。
私は『これが冗談ではなく、それどころかその前に男に縛り付けられて犯されてました。』
と言ったら彼女はどんな顔を見せるんだろう?と思ったが…流石に言える筈も無い。
「理玖はこれから暇?一緒にうろつかない?」
考える間もなく私の口から声が滑り出す。
なんとなく、ここで別れたら二度と会えない気がした。
「ん…いいよ。じゃぁさ、とりあえずCD屋さん行こっか?」
理玖が微笑みを浮かべた。
強迫観念は続いている。
私と理玖は繁華街に向けて歩いていった。
CDショップやらゲームセンターやら古着屋やらを巡り、結局私達はチェーン店の喫茶店の喫煙席の一角に落ち着いた。
今は八時半。空は黒く塗りつぶされ、それとは対照的な地上の光が眩しい。星はあまり見えないが、この空へ溶け出すような光が私はとても好きだ。
三時間ちょっと一緒にいて、理玖についての意外な事をいくつか知った。
まず、音楽の趣味が明らかに変だった。
CDショップに着くと、何を買おうか迷う私に真っ先に薦めたのがピンク・フロイド(正直、一発で解った私の趣味も相当に変だ。)
…しかもザ・ウォール。年齢不相応かつ人格不相応だった。
優等生の理玖がアナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(二部のあのうわずった声が良いらしい。)を聴く姿を想像すると、奇妙を通り越して滑稽だった。
二つ目は選ぶのが極端に苦手という事。
私が理玖に何か買ってあげるよ、と言うとそのまま十分強CDを手にも取らずに棚の前でキョロキョロと見渡す始末だった。(その後に行った古着屋でも同じ事をしていた。)
三つ目はさっき聞いた、一番意外な事――私と理玖の進学先が同じだというのだ。
私は学校の成績は普通の生徒だったが、何となく行きたいと思っていた(制服が可愛かったのだ。)結構レベルの高い学校を当たって砕けろで受験し、見事に合格したのだ。
私と反対の意味で学力不相応な理玖に受験した理由を聞いてみると、
「えっ?理由は…あそこの制服可愛かったから。」
照れ隠しに笑いながら言う理玖。
思わず私は声を出して笑ってしまった。
まさか優等生が私と同じ理由、しかも少しふざけた理由――制服の可愛さで学校を決めていたなんて。
「何?…もしかして、馬鹿にしてるっ!?」
少し声を荒げて理玖が言う。
「いやぁ…実は私も…制服の可愛さに惹かれてあそこの学校受けたのよ。コレが。」
私は笑いを抑えて言う。
理玖はポカンと目を丸くしたかと思うと、次の瞬間クスクスと笑いだした。
「あははっ…同じっ!…でも、あそこの制服ホント可愛いよね。」
「可愛いわね…あのチェックのスカートがいいよね。」
「そうそう!あと指定のコートも…早く着たいなぁ。」
冬どころか入学もまだしてないのに、目を輝かせてそう言う理玖はあまりにも女の子らしくて私はまた笑ってしまった。
それがつい五分前。
私は目の前の三分の一ほど飲み干したバニラ・ラテに視界を戻し、ゆっくりと啜った。
少しまだ熱い。
隣の椅子にはCDと古着が座っている。(理玖に買ってあげたものは彼女の隣の椅子の上だ。)
――理玖の方を見やる。綺麗な二重の目、深い黒の瞳、縁なしの眼鏡が良く似合っている。
日本人にしては高めの鼻。肩甲骨の辺りまで伸ばした絹糸の様なストレートの碧の黒髪を気にしながら、たっぷりとクリームを入れたアメリカンコーヒーを飲んでいる。
首筋に浮かぶ直線。そして何よりカップを掴む白く、細い手が酷く目に入った。
(凄い綺麗ね……)
私もある程度は自分の容姿に自信があったが…これは格が違う。
「ん?…どしたの?手に何かついてる?」
「あ、いや、何でもないのよ。」
『―あなたが綺麗で見蕩れていたのよ』なんて、浮ついた言葉を言える訳でも無く、赤面し答える。
「…変なの。」
首を傾げそうな感じでそう言うと、また理玖はコーヒーカップと睨めっこをし始めた。
−−−
「またね。」
「またね〜。学校でよろしく。」
夜の九時。そう言って私と理玖は反対方向の家路についた。また会えたらいいと本当に思った。
私は帰り道で理玖の姿を思い浮かべる。あの夕方にすれ違った瞬間に私をかっさらっていった彼女の姿を。
あの時、私は何にあそこまで惹かれたのか?…容姿?…性格?……趣味?………あの吸い込まれる様に白い手?どれも違う気がする。
(まぁ、これからはいつでも会えるんだしゆっくり考えよう…)
いずれにしろ私を惹きつけた事は確かだ。そう思うと、足取りが自然と早くなる。
昼間の「行為」は、昔の私はもうすっぱり忘れるとしよう。
そう思いながら鼻歌混じりに家に向かったのだった。
446 :
417:04/10/01 18:01:54 ID:PFTUQhhn
先に謝っておきます。…すいませんでした。
前置きみたいなものなので、エロ薄いしだめぽ。
そして後2話先までストックしてます。
誤字脱字、ツッコミ歓迎。
それでは。 (´・ω・`)ノシ
∩
( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
/,. ノ i .,,E)
/ /" / /"
_n グッジョブ!! / / _、_ ,/ ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( / ( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽ フ / ヽ ヽ_//
天童は神童の間違いなんじゃないかと。
新作GJ!
保守。
>>417 好青年とのエチーをもっと…!と思ってしまいますた。ネ申
保守&417さん、次回を楽しみにしてます。
保管庫が見れないのは俺だけか?
>454
俺も。
真っ白で何もでてこないし。
台風キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
コロッケ用意してません先生(´Д`)
どうせ外出できないぽなので、思いつけば続き書きまする
期待していただいてる方には申し訳ないですorz
geo統合のせいでしょう。
459 :
月光蝶:04/10/09 20:13:51 ID:HM1b2B/U
「はぁ、はぁ、はぁ、・・・」
私は肩で息をしながら、目の前の敵:SA-Xを凝視していた。
ゼロミッションの際はスペースシップから脱出する時間があったためにハンドガンを持っていたが、
今回はミッションの真っ最中にスーツを失った。
もう今の私に武器はない。
「諦めた方が楽になれるわ。何も考えず、ただ私の与える快楽に従って・・・」
SA-Xが手を伸ばす。
「そして、私に寄生されるの」
「!!!!」
私はSA-Xを自らの手で突き飛ばし、必死で向かい側のシャッターまで走った。
「開け、開けぇぇぇ!!!」
私はSA-Xの言葉により理性を保てなくなったのだ。
両手でシャッターを何度も何度も、力任せに叩きまくる。
だが、開かない。
「無駄よ。私の仲間がシャッターをロックしてるもの」
「うああああ!!」
今度は開閉装置をひたすら殴りつける。
すると。
「!!」
シューッ、という静かな音と同時にシャッターは開いた。
私はすぐさまそこから脱出した。
「予定外だわ・・・、でも」
SA-Xは含みのある笑みを浮かべた。
生身のまま走り続ける私。
どうにかXの追撃をかわし、私は辛うじてリチャージルーム――補給装置のある部屋
――へと逃げ込んでいた。
ここならXは来ない。
どういうわけか、各セクターに存在するリチャージルームやナビゲーションルーム、セーブルームには
Xは入ってこなかった。
データルームも基本的にはそうなのだが、先ほどのバリアスーツデータをダウンロードしたXもいる。
データルームは安全とは言い切れない。
「・・・」
息を整えると、補給に使用する装置を見る。
今の私には使えない。
これは、パワードスーツに装備されているアームキャノンから補給するためのもの。
生身では使えるわけがないのだ・・・。
「・・・どうしよう」
私はここに来て、再び巨大な恐怖感に襲われた。
身を守る物は本当に何もない。
この広く暗い宇宙のなか、未知の寄生生物「X」に占拠された宇宙研究所に一人。
今回は、生きて帰れないかもしれない。
私は素直に、その考えを受け入れるしかなかった。
「・・・」
だが、ここはリチャージルーム。
隣にはナビゲーションルームがある。
司令官が何か対抗手段を考えついたかもしれない。
私はわずかな希望にかけ、ナビゲーションルームに向かった。
「・・・」
司令官は無言で私を迎えた。
仕方のないことだ。
唯一の武器であり、防具であったパワードスーツを失った上、
SA-Xを始末できずにここに来たのだ。
何も言われても私から言い返せる言葉は無かった。
「過ぎた事だ。もういい。これからのことを考えるべきだな」
確かにそうだ。
悔いることはいつでもできるが、しかし生き延びることはこの先の策を考えなければできない。
生き延びなければ悔いることはおろか、もはや何もできなくなる。
「スーツを失った以上、もはや君はこのミッションを遂行することは不可能だろう。
幸いスペースシップはまだ無事だ。早急に戻りたまえ」
「・・・了解した」
任務失敗。
屈辱的な熟語が、私の脳裏を埋め尽くしていた。
しかし、この先の策は決まったが、まだ問題はある。
SA-Xの始末もそうだが、メインデッキをどう通過するか。
ドックに行くためにはメインデッキを通る必要があり、デッキはXに占拠されている。
「何か武器になりそうなものはないか?」
司令官が私に言う。
しかし、このナビゲーションルームには火器も鈍器も何もない。
「いや」
「そうか・・・」
「もし・・・」
私が口を開く。
「もし私がスペースシップに戻れなかったら、どうする?」
「何を・・・」
簡単には動じないこの司令官も、私のこの問いかけには動じたようだ。
「戻れない場合・・・、君がXによって殺されたり、ということか?
その場合は・・・、新たなエージェントを送るか、あるいは・・・」
「あるいは?」
その先の答えは予測できる。
「B.S.L.に核ミサイルを撃ち込み、君もろともXを滅ぼすことになるだろう」
やはり。
この広い宇宙だ。
B.S.L.の宙域にはB.S.L.以外何もない。
だから別に核ミサイルを使用したところで、誰も迷惑しないのだ。
「・・・正しい判断なのだろうな」
私は理解しようとした。
だが、それは不可能なことと私の心は必死に訴えていた。
「・・・では、行け」
私はディスプレイに背を向け、ゆっくりと歩き始めた。
自らの命を左右する、真の意味での「戦闘」をしに――
とりあえずねむーなのでここまでOTL
この後メインデッキでSA-Xがあんなこととかこんなk(ry
再開。
オリジナルキャラ出します。
サムスの救助した少女で、サムスに憧れたために
戦士を目指しているという設定。
つらつらと書きますが、よろしくおつき合いください。
セクター5からメインデッキ下部へと上がる。
このメインデッキは、研究所職員達が居住するためのエリアと、
メインデッキ下部から各セクターへと移動する6個のエレベータからなる。
すなわちこのエレベータールームを通らなければ、隠し通路を利用する以外は
各セクターへと移動する方法はないのである。
そしてまた、スペースシップをとめてあるドックへも・・・。
「・・・Xか」
エレベーターの中で、私は頭を抱えた。
あんなゼリー状の、いかにも知能など持ち合わせていなさそうな連中に。
私は、唯一の武器であり防具であるパワードスーツを破壊された。
もうパワードスーツを修復することは不可能だろう。
惑星ゼーベスの失われた鳥人文明の遺産なのだ。
仮に修復できたとしても、その完全なる機能を復旧させることはできないだろう。
「くそっ」
私は誰もいないエレベーターの中で、一人悪態をついた。
悪態をついたところでどうなるわけでもないが、今の私にはそれしかできなかった。
この先のメインデッキには間違いなく相当数のXがいるだろう。
私はそこを突破しなければ、まず生きて帰れない。
やがてエレベーターがメインデッキ下部のエレベータールームに到着し、停止した。
ここはミッション中に何度も行き来している。
このエレベータールームにも、Xは基本的にいない。
幸いにも、今もXは一匹とて存在しなかった
セクター5行きのエレベータールームから、隣のセクター3行きの、
そしてさらに隣のセクター1行きのエレベータールームまで進む。
もう、今の私には使えない装置なのだ。
防具なくしてこの戦場では生きられない。
妙な名残惜しさを感じ、私はそのエレベーターを振り返る。
そう、セクター1はこのB.S.L.で初めて調査したセクターだった。
「・・・!」
そこで何故か、私の頬を涙が伝った。
私らしくもない。
涙など、あのゼロミッションの時ですら流さなかったというのに。
次に、「死」という冷酷な事象が私に訪れようとしている現実を改めてかみしめた。
恐らく私は感傷に浸っていること、そして「死」を実感したことで涙を流したのだろう。
「戦士に涙は不要な代物!」
私は自分に言い聞かせるように、誰もいないエレベータールームで叫んだ。
それはあたかも自分を勇気づけるかのようだった。
エレベータールーム中央の、メインデッキに上がるエレベーターに乗る。
この先で何があるかはわからない。
命が安全なのはここまでだ。
上にあがった途端に私は擬態したXに攻撃され、殺されるかもしれない。
あるいはXに再び寄生され、内側から死に至らしめられるかもしれない。
だが、行くしかなかった。
この、エレベーターを作動させるボタンを押さなくては何も始まらない。
私はここに再びミッション開始の新鮮さを覚えた。
ボタンを押す。
エレベーターがゆっくりと上昇を始めた。
「・・・」
メインデッキに到着したが、幸いXその部屋にXはいなかった。
背中には、SA-Xが破壊したとおぼしき壁。
目の前には居住区域へのシャッター。
「む・・・」
私は両手が震えていることに気づいた。
武者震いなのか、あるいは恐怖からくる震えなのか。
私は自分に前者だと思い聞かせ、ゆっくりと右足を踏み出す。
そして、シャッターを開けた。
その瞬間、私は壁に身を隠す。
ゆっくりと頭を出し、通路の様子をうかがう。
だが、何もいない。
当初もこの通路には何もいなかった。
私は全力で、次の部屋へと向かった。
ドックまであと4部屋程度の場所で、私は不審感を抱いた。
以前は転がっていた職員の死体がなくなり、かわりに床は柔らかいカーペットで覆われていた。
「・・・?」
Xの罠だろうか・・・。
しかしこの部屋には身を隠す壁や柱はない。
ここにXが現れたら最後だ。
私は全力疾走で次の部屋に向かうシャッターへと急いだ。
だが。
「!!!」
シャッターが不意に開くと、そこには・・・
「SA-X・・・!」
パワードスーツの姿となったSA-Xが、私の目の前にただずんでいた。
「くそ・・・っ!」
私はきびすを返し、この部屋に入ってきたシャッターを開けようとした。
しかし、またしても開かない。
「またか! 開け!!」
「無駄よ、私のマスターにしては物わかりが悪いわね」
SA-Xは部屋に入ってきた。
同時にシャッターが閉まると、SA-Xは開閉装置に向かってスーパーミサイルを放つ。
爆音と共に、開閉装置は粉砕された。
「離れて」
「!?」
SA-Xは私が必死に操作している、反対側の開閉装置にそのアームキャノンを向けた。
すると、そのままスーパーミサイルを放つ。
「うわ!!」
とっさに私は横っ飛びし、どうにかミサイルの直撃を免れる。
しかし、開閉装置にスーパーミサイルは直撃し、完全に破壊された。
「さ、これであなたは袋のネズミ。」
「・・・くっ」
私は床に両膝をつく。
ここで私は殺されるんだ・・・。
そう思った。
「殺されると思って?」
「!」
驚いた。
Xには人の考えを読む能力もあるというのか!
「貴様、私の考えを・・・」
「読めるわけないじゃない。でも、あなたに寄生した私だから。
なんとなくあなたの考えることはわかるわ。マスターだし」
そうか。
私に寄生し、その脳構造や記憶、感情も模倣するのなら私の考えを予測することも・・・。
「言っておくけれど、殺さないわ」
「何だと・・・?」
今まであれだけ必死になり、セクター3のボイラー室をハッキングしてまで
私を殺そうとしていたのだ。
(著者注:セクター3は温度が異常上昇すると耐えられなくなり、爆発します)
それを今更、殺さないとは・・・。
「何のつもりだ? さんざん私をB.S.L.から排除するために動いていた貴様が・・・」
「まぁ、殺すなら殺すでそれもいいんだけど」
何を考えている・・・?
「でも、せっかくマスターがいるんだから。他のXに寄生させて、
あなたのコピーを大量に作るわ。」
「!?」
まさか。
仮にこれが現実のものとなると、ベストコンディションの私:サムスが無数に生まれる。
それも、「X」の私が・・・。
その先どうするかをSA-Xに問いつめる必要などない。
さすがの私でも、その位は理解できる。
そう、あらゆる星や宇宙施設に侵略し、人間や他の生物を排除するつもりだろう。
そして、ベストコンディションの私の能力を持ってすれば不可能ではない。
「なんということだ・・・」
「クスクス、あなたの作戦ミスね。いや、正確にはあなたではない。
あなたに今回指令を出している人間のミスとも言えるわね」
「!」
そこまで読まれていたか。
Xに寄生され、自前のスペースシップを失った私は、新たなスペースシップと引き替えに
銀河連邦の司令官の指示に従って今回のミッションを遂行することになっている。
「可哀想なマスター・・・。」
「馬鹿に・・・するな・・・!」
哀れむSA-Xに、私は沸々と怒りがこみ上げてきた。
「あぁん、怒らないで。ねぇ、殺さないから。代わりにあなたの身体をちょうだい?」
「何を!」
「まぁ聞いて。取引しようって言っているのよ。私たち・・・、人間はXって呼んでるの?
Xはマスター、あなたを殺さないわ。望むものは何でも与えるし、何でもする。
その代わり、大量のXが寄生してあなたをコピーする。
いい条件よ? 生命エネルギーは私たちXが与えるから不老不死。
おまけに寄生するときの快楽まで味わえるわけで――」
「黙れ! 私がそんな取引に応じるとでも思っているのか!」
「思うわね」
「!」
断言したSA-X相手に、私は言葉を断つ。
「セクター5で、あれだけ感じていたんだもの。マスターは快楽を知らない。
そして快楽に弱い。まぁ、パワードスーツを改造したってのもあるんだけれど」
「・・・」
「それから、パワードスーツはバイオ素材。さっきマスターがダウンロードした、
Xが寄生できるようにするモジュールはマスターの生身にも影響してるわ。
もちろん、神経の反応指数もね。」
「馬鹿な・・・」
つまりは、私はすでに娼婦のような身体となってしまったということだろうか。
確かにあのデータは、股間や胸など、敏感な部分の数値を書き換えていた。
「さ、どうするの? 応じるの、応じないの?」
「ぐ・・・」
SA-Xは冷たい声で言うと、私にアームキャノンを向けた。
否、と答えればその瞬間に私は死ぬだろう。
もちろん目の前のアームキャノンによってだ。
「・・・、そんなことを聞いて・・・、どうせ・・・」
私はあきらめかけていた。
しかし、まだ脱出する可能性はあるかもしれない。
ここはSA-Xに従うふりをしてみよう・・・。
「どうせ、選択肢は一つしかないんだろう?」
「わかってるじゃない」
SA-Xはパワードスーツ形態から、人間形状へと変わった。
そしてパチン、と指を鳴らす。
すると。
「!?」
無数のピンク色のXが壁を通過し、SA-Xの周囲を取り巻いたではないか。
「あら、驚いた? 私たちはゲル状だから、壁貫通くらいわけもないわ」
確かにそうだ。
そうでなければ、他の生物の身体にとけ込むようにして寄生などできるわけがない。
「この子たちはあなた専用に進化したX。たっぷりとよがり狂ってね」
その言葉と同時に、ピンク色のXは私に張り付いてきた。
「うわ!」
奇っ怪な感触に、私は思わず悲鳴を上げた。
「あ、びっくりした? 悪かったわ」
などと言いながら、SA-Xは近寄ってきた。
ゲル状のXが身体をはい回ると、得も言われぬ感触が私を支配する。
「うひ・・・」
妙な声を上げてしまった。
SA-Xは馬鹿にするだろうか。
「そんなに気持ちいい?」
気持ちいい?
これが、性の快楽による「気持ちいい」ということなのか。
戦いしか知らない私は、この快感と初めて出会った。
・・・好きになれそうだ。
「!」
いけない。
早くも虜になってしまうところだった。
快楽ごとき、この広い宇宙ではどこでも手に入るだろう。
私はそう思うことで、気を持ち直す。
気づくと、SA-Xは目の前に迫っていた。
「さ、気持ちよくなってね」
SA-Xは私を押し倒した。
このために床を柔らかくしたのか・・・。
私は今更気がついた。
「この床も、全部Xで作ったのよ?」
「何・・・」
こんなところにもXがいたと言うのか。
すでにXは手に負えない程に増殖してしまったようだ。
SA-Xは私の衣服――といっても、パワードスーツのアンダーウェアのみだが、
少ない衣服を脱がせていく。
「もう、面倒ね」
言うとSA-Xはアンダーウェアに手を同化させた。
「!?」
アンダーウェアが独りでに動く。
その奇妙な感触に思わずのけぞった。
次の瞬間、アンダーウェアははじけ飛んだ。
「さ、これで準備万端ね」
これではスペースシップに戻ったとしても、司令官に顔向けできないではないか。
いや、戻れるかすらわからないのだった。
「・・・」
早くも思考が混乱し始めているようだ。
「行くわよ」
SA-Xが両手を伸ばした。
「う・・・」
思わず私は身構える。
どうすることもできないと言うのに。
怖かった。
私は目をつぶる。
「ふふ・・・」
やがてSA-Xが私の胸を触る感触を得た。
そして、股間にも・・・
「ふあっ・・・」
だらしない声をあげた。
しかし、この感触・・・、気持ちいいというのか?
その「気持ちいい」という感触が、私を支配していく――
「無理しないで。私達に身体をささげる代償なんだから・・・」
そうだ、これは代償。
好きなだけ・・・
いや、ダメだ。
この誘惑に乗っては・・・!
「はぁ、はぁ、はぁ、」
どうしたことか、息が荒くなった。
「効いてきた?」
何だ・・・?
まさか、さっきから私にまとわりついているピンクのXが影響しているのか。
「なん、だ・・・」
苦し紛れに私は問う。
「その子達の力よ」
「う・・・?」
やはりピンク色のXによるものだったか。
「その子達はマスターの神経を刺激してるの。
マスターは気づかないかもしれないけど、人間の女が感じる微弱な快楽電波を出してるの」
私は股間に液体を感じた。
これは何だ・・・?
「ほら、ぬれてきた。研究所の職員の記憶によると・・・、『愛液』というみたいね。
人間の女が性的に感じている時に分泌されるみたい。」
そんなものが人間には備わっていたのか・・・。
「そ・・・んなもの・・・」
「うふふ、どうして人間のマスターよりXの私の方が詳しいのかしらね。
そりゃもちろん、他の人間に寄生して知識を奪ったからよ」
もはや自明となっている問いの答えを、SA-Xは我が物顔で言う。
「さ、もっと濡らしてね。すぐに理性なんか吹き飛ばしてあげる」
SA-Xはぐちゅぐちゅと形状を変え、腕を二本増やした。
「うぁ・・・!」
二本の手で私の乳房を、一本で身体を支えて残りの一本で股間をいじくっている。
いつしかSA-Xの周りには、黄色や赤など様々な毒々しい色のXが集まり、浮遊していた。
SA-Xの動きも徐々に激しくなっていく。
「ほら、ほら、どう? どうなの??」
「はぁ、ああぁ・・・、ひぃう!」
答えられず、ひたすら嬌声をあげる。
「ひ、気持ち、いい?、気持ちいぃ・・・」
『気持ちいい』という言葉の性的な意味を完全には理解していないためか、
私の口から漏れる言葉は疑問形だった。
「うふふ、ほぅらこんなに濡れてる。戦士でも、本当は女ってことね」
「いぃ、気持ち、いぃ・・・」
同じ言葉を発し続ける私の口。
「ふふ、確かある程度濡れていてば大丈夫なのよね」
SA-Xは一人で呟く。
すると浮遊していたXが、SA-Xの股間に集まりぐちょぐちょと融合し始めた。
「あはぁぁん・・・」
SA-Xに快楽を感じる神経があるのかわからないが、快楽の声を上げたようだ。
もう、今の私には抵抗するだけの気力も理性も残っていなかった。
「はふぅ、いぃ・・・」
「うふふふ・・・」
私を支える手を離し、SA-Xは自らの股間に集まったXをこねている。
だが私にそれを見てどうこうすることはできなかった。
粘液質の音が部屋に響くと、そこには・・・
「あふ・・・、できたわぁ。どう?」
SA-Xは自らの股間で作ったものを私に見せた。
「あ・・・!」
それはマーブルカラーの男性器。
まさに数種のXによって作られたことを意味していた。
「欲しい? ・・・って言ってもわかんないか」
SA-Xはつまらなさそうに私を見据えていた。
でも、私には男性器が何をするためのものかぐらいわかっていた。
一つは排泄。
もう一つは・・・、おそらくこれから私がされようとしている行為だろう。
「ひぅう!」
見るとSA-Xは、私の股間・・・、秘所という言い方の方がよいだろうか。
その秘所に、作成した男性器をこすりつけていた。
「あは、こんなに感じちゃって・・・」
失笑気味にそんなことを言った。
「ひぃん! あふ、ああぁん!!」
何度もそれを繰り返し、私も何度も悲鳴を上げる。
もちろん、快楽の悲鳴だ。
毎度毎度、私には強烈な「快感」がフィードバックされている。
「すごい感じ方ね。初な人間ってこんななのね」
人間から奪った記憶にその情報はなかったらしく、SA-Xは感心している。
「さて、そろそろ・・・、入れるわ」
『入れる』
その言葉に、私はひどい魅力を感じた。
『入れる』『入れる』『入れる』・・・
「ああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
全身の神経が焼き切れそうな程の『気持ちよさ』と共に、私は大声で叫んだ。
「あああああ!! いぃ、いいいいいいぃぃいぃぃ!!!!」
「あはははは、おもしろいわぁ! 戦士ってこんなに乱れるものなのね!」
そう、SA-Xの股間に作られたモノが、私の秘所に侵入していたのだ。
ピンクXにより高められた性的な神経が、その刺激を3倍にも10倍にもしていた。
「ひぃぃいい、きもひ、いいぃいいい・・・」
言葉にならない声を発し、私はよがり狂う。
「これで、動くのね」
SA-Xは腰を前後させ始めた。
「いいぃ!!! うご、うっごおご!!!」
「ほらほら、もっとよぉ!!」
SA-Xは一気に動きを激しくした。
同時に浮遊していたXが、私の身体に密着してくる。
瞬く間に私はゲル状物質に覆われている妖女のようになってしまった。
グチュ! ビジュ!
もともとゲル状であるSA-Xも、少しずつ形状を崩し始めていた。
快楽のためか、それとも私に寄生するためか・・・
「そろそろいいわね。うふふ・・・」
妖しい笑みを浮かべながらSA-Xは一人言う。
「ああぁ、ああああ! いぃの、いいのぉあぁぁぁ!」
「さぁ、あなたがさんざん吸収したXをたっぷり味わってね! ああああぁん!!」
SA-Xの嬌声と共に、私の胎内に大量の何かが注がれていく。
暖かいそれは間違いなくXだろう。
SA-Xはゲル状の姿に戻ると、私の身体を一気に包み込む。
「・・・! ・・・・・・!!!!!」
秘所から、口からアナルから。
様々な部位から、X達は私の身体に寄生していった・・・。
「う・・・」
目を覚ました私。
「あっ・・・」
そこで私は、『終わった』ことに気づいた。
もうこの身体は私:サムス=アランの物ではなく、Xの物であることに。
両手を見つめても、変化はない。
だが・・・
「・・・」
両手から、液体がわき出す。
それはまごうことなくX。
「ふふ・・・」
自然と笑みが浮かんだ。
その瞬間、すべてが切り替わる。
「私はX」
そう、私はXなのだ。
この身体、全身はXの物。
自らXを生み出すこともできる・・・。
マザーXとでも言えようか。
「うふふ、あはは、あははははははは!」
狂ったように笑う。
快楽はいいものだ。
Xが教えてくれた。
そして、Xは私にとって主人だ。
排除しようとしていた私が信じられない。
これからはXのために、Xのためだけに生きよう。
私は誓った。
自分としては出来がいいほうな気がしますw
とりあえず1章(という枠は考えてませんが)終わりということで。
新キャラ予告出しましたが、それはまた今度。
マザーXとなったサ○スの今後の活躍にご期待くださいw
乙&GJ!
続きもいずれ
GJ!
激しく、そして力強くGJ。
485 :
乙×風:04/10/12 10:28:08 ID:Op+R1gx/
朝っぱらからすいません。久々に投稿します。今回からレズプレイ開始。
486 :
乙×風:04/10/12 10:29:19 ID:Op+R1gx/
香奈枝はペンライトに照らされながら行なわれた、人外の交わりを茫然と見ていた。
(…こんなの、うそだよ…何かの悪い夢だよ…)
香奈枝がそう思うのも無理はない。何しろ、あられもない声を上げて気を遣った、人外
の片割れは、香奈枝の大親友である和美なのだ。
「はァっ、はアっ、はァっ……ぁンっ」
牝の表情を浮かべながら絶頂の余韻に浸る和美の口に、化け物が舌を伸ばす。和美はそ
れを当然のように受け入れ、ぴちゃぴちゃと淫らな音を立てながら自らも舌を絡めた。
「あム――ぴちゃっ、チュっ、チュバ――あふンっ♪」
舌を這わされただけ汚臭とおぞましさに顔を歪めていた和美が、甘えるような声を上げ
る。いや、彼女は本当に和美だろうか。幼馴染みである真鍋を殺し、彼女の処女を奪った
化け物に、まるでペットが飼い主に甘えるように舌を絡めているのは、本当に和美なのだ
ろうか? 化け物に弄ばれている時でも香奈枝を心配し、逃げて、と言ってくれた親友
は、もう居なくなってしまったのではないのか?
「チュウゥッ! ――ぷアッ! …フフ」
和美が香奈枝に向かい妖艶に微笑む。
――その疑問に対する答えを、香奈枝は身を以て知る事になる。
和美だった者は四肢を拘束する触手から解放される。歪に歪んだ足が菌糸の絨毯をしっ
かりと踏みしめ、にちり、と音を立てた。
「…っ」
香奈枝が息を呑む。和美だった者の股間からは、尻尾が抜けたせいで多量の白濁液が、
卑猥な音を立てながら零れた。その量に、漂ってくる淫ら匂いに、先程の情事がいかに人
間離れしていたかを痛感させられる。同時に、
「あ、いや、来ないで…っ」
まるで獲物を追い詰めるようにゆっくりと近付いてくる、和美だった者に、香奈枝は戦
慄した。怯える香奈枝を動物的な無表情で、元親友が見つめ返す。やがて二人の距離は目と鼻の
先まで縮まった。
香奈枝は再び息を呑む。親友と同じ顔をした化け物と顔合わせた事もある。だが、それ
以上に――異形の手足と柔らかなラインを描く女性の肢体が同居する背徳的なギャップ
が――使い込んだ女淫のように綻ぶ肉ビラから白濁液が流れ、内股を伝い落ちていく様
が――とても妖艶で、同性でも胸が高鳴る程、蟲惑的だからだ。
487 :
乙×風:04/10/12 10:30:40 ID:Op+R1gx/
香奈枝はそんな親友の姿に一瞬見惚れ、
「和美ちゃん…本当に、どうしちゃったの? 私の事、分からないの?」
和美だった者は返事をする代わりに背中の『触のう』から触手を溢れ出させた。
「あっ!? きゃあぁっ!」
避けるなんてとんでもない。香奈枝は触手に拘束され、菌糸の海へと押し倒された。
じゅう、と触手の粘液に触れた衣服が溶ける。
「いやぁっ! 和美ちゃん、やめてよおっ!」
香奈枝の制止は届かない。触手で四肢を縛られ、開脚された上で拘束した彼女の体
に、和美だった者が妖艶な笑みを浮かべながらにじり寄る。そして足の間に体を滑り込
ませると、オーバオール型のスカートを余った触手でたくし上げた。
露になった純白のショーツに鼻先をあてがい、犬のように匂いを嗅ぎ始める。
「だめぇ! 和美ちゃんっ、そんなところの匂い嗅いじゃ――きゃあん!?」
獲物を前に鼻息を荒げる和美だった者が、勢い余って香奈枝の幼い秘裂をショーツ越し
に刺激する。化け物と交わった和美が上げるはしたない声や姿に当てられていたのか――
ショーツにじわりと、未成熟な割れ目に沿って、うっすらと染みが出来た。
「…めすダ」
その光景に、微かに香る女の匂いに、和美だった者が喜悦の表情を浮かべた。
「おすは、くウ。めすはおかス」
ぞろりと、長い舌で唇を舐めると、股の下から尻尾を通して香奈枝のショーツに狙い
を定めた。
(う…そ…っ?)
目の前で処女を散らされた親友の姿が脳裏をよぎる。自分も同じ道を辿るのだろうか。
はかの痛みに恥も外聞も無く泣き喚き、最後にはこの親友のように身も心も怪物に成り果
ててしまうのか。
(そんなのっ、絶対に嫌だよっ!)
ショーツに尻尾が当てがわれる。その絶望的な感触に半ば恐慌状態に陥りながらも香奈
枝は必死にこの危機的状況を打破する手段を考える。今正に親友を犯そうとする彼女を止
める為には――
(…そうだ!)
この状況で、咄嗟にその考えが思いついたのは奇跡に近かった。
488 :
乙×風:04/10/12 10:31:43 ID:Op+R1gx/
香奈枝はスカートの右側面にあるポケットに手を突っ込むとそれを握り締めた。
(お願い、神様! 和美ちゃんを、私を助けて下さい!)
香奈枝はこの時、生まれて初めて神頼みというものを行なった。
「和美ちゃん!!」
あらん限りの声と共に、右手で掴んだそれを親友の眼前へと突き出した。
それは香奈枝の携帯電話。
香奈枝は片手でそれを開いた。薄暗闇に僅かな光が生まれる。
液晶には、クレーター前で撮った三人の集合写真が写っていた。
***
和美は目前に突き出された携帯をまじまじと見つめていた。見入られたような彼女の瞳
には、歯を見せながら笑う真鍋と、はにかむ香奈枝に抱きつきながらピースをしている自
身の姿が映っている。
「和美ちゃん思い出して! 私だよ! 香奈枝だよ! 小学生の時からずっと一緒だった
香奈枝だよぉ!」
獲物の雌が、何かを叫んでいる。その声がどこか懐かしく、愛しく思えて、僅かに残っ
た理性が本能を一時的に抑制する。本能の底に埋もれていく記憶が、耳に馴染んだ声に呼び
起こされる。
「……かなエ?」
茫然と和美が呟いた。
目の前の獲物が、いや、唯一無二の親友である香奈枝が表情を輝かせる。
「そうっ、そうだよ和美ちゃん!」
カズミ――聞き慣れた言葉、それは確か、
「かずミは、わタし」
「うん! うん!」
「かなエは、あなタ」
「うんっ、うんっ!」
「まナべは、おす。イつも、けんかシてた」
(…オもイだシた)
489 :
乙×風:04/10/12 10:33:18 ID:Op+R1gx/
香奈枝。香奈枝。大好きな香奈枝。
「かなエだったんだネ」
「和美ちゃんっ、思い出してくれたんだね!?」
「うン。かなエは、ワたしのだいすキな、かなエ。かなエも、ワたしのコとがスき?」
「うん、大好きだよっ」
香奈枝は気付かなかった。好き、という言葉が今の和美にとってタブーだという事に。
好き、という言葉が親愛ではなく、愛情、愛欲、ひいては性欲へと直結するという事に。
(かなエがすき、かなエもすき、すき、すきすきスきすキスキスキ)
和美が再び息を荒げ始める。脳内ホルモンが分泌され、発情したのだ。
「だっタら、かなエ、イっしょになロう」
「…え?」
「しんパいしなくていいヨ。やサしくするかラ」
「和美、ちゃん? 何を、言ってるの…?」
その問いに、和美は唇を舐め、
「かなエ、ダいすき。オカしたいほど」
香奈枝の願いは届かなかった。
***
「きゃあ!?」
和美が、和美の記憶を持つ化け物が、香奈枝を組み敷く。そしてパニックを起こしてい
る彼女に、キスをした。
「っ!? ん――っ!」
舌を長く伸ばされ、舌の裏を歯茎を、頬の裏を舐める。そのおぞましくもどこかくす
ぐったい感触に呻き声を上げると、口の中へと多量の唾液を流し込まれた。女性の持つ甘
酸っぱい唾液の味なんてこれっぽっちもしない。冷水の様な冷たさとともに、青臭い異臭
で口内が満たされた。その余りの不快さに香奈枝はむせそうになり、思わず飲み込んでし
まう。途端に、
「むうぅっ! ――っ!?」
(やだっ、体が熱くなってっ)
490 :
乙×風:04/10/12 10:34:41 ID:Op+R1gx/
まるで酒でも飲んだような灼熱感が、喉と体で感じる。肌がほんのりと赤く染まり、女
の体臭とともに汗が吹き出してきた。
和美が舌を抜いた。二つの唇で唾液の橋が架かり、ペンライトに照らされ怪しく輝く。
「アア、メすのニおいがスる…かなエ、こーふンしてる? シてるよね? フフ…だって
わタしのヨだれ、あンなにノんだンだもん。エっちなコとシたくて、たまらなイよネ?」
「っ!」
図星だった。
親友にファーストキスを奪われたショックよりも、性的な期待からくる興奮の方が強く
なっていた。化け物に強制的に欲情させられた経験者として、香奈枝が欲情してきた事を
目ざとく感知すると、和美は息を荒げながら言う。
「かなエ、ハァっ、ハァッ、きもちヨく、シてアげるっ…!」
「やっ!? きゃあっ!」
体を拘束していた触手が、一斉に蠢き始めた。伸縮し、捻れ、白濁液を分泌しながら、
衣服を溶かしていく。溶解されていく衣服越しに、のたうち回る触手を感じ、おぞましさ
に涙が滲むが、同時に怪しい期待で胸が高鳴った。
「や、こんなのやだっ! 和美ちゃんっ、止め――ん…っ!?」
気休めに言った嘘も、二度目のディープキスで遮られる。そのまま口を窄められて、
ぢゅうぅぅぅぅっ!
思いっきり舌と唾液を吸われる。
「っ…!?」
予想の斜め上をいくような甘美な快感が舌から生まれ、醜恥や戸惑い、恐怖から一瞬だ
け解放されると、視界が真っ白に染まった。
更に、衣服を溶かす触手がその身をぶるぶると震わせ、
ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ――
柔毛を生やしたブラシ状の先端から一斉に白濁液を吐き出すと、 裸同然の香奈枝と
和美の間で弾け、香奈枝の肌を汚していく。
ちゅば、と音を立てて密着していた唇が離れた。
「フフ…かなエのよだレ、おいしかったヨ。かなエは、わたシのキす、きモちヨかった?」
「……ぁ…ぅあ…」
491 :
乙×風:04/10/12 10:35:49 ID:Op+R1gx/
香奈枝は返事の代わりに虚ろになった瞳を和美に向ける。香奈枝は、甘美なキスの余韻
と、全身を白濁液でドロドロに汚されたショックで、放心状態になっていた。気持ち悪い
筈なのに気持ち良い。臭くてむせ返りそうなのにドキドキする。
矛盾する感性に翻弄されて、まともに思考が働かない。
「わたシは、かなエのかラだ、キもちヨかったから、おしルたくさンだシちゃった…あ
アッ、かなエ、わたシのでこンなにドロドロになっテ…すごくきれイ…フフッ、モっとき
れイにシてアげる」
「ひゃんっ!?」
香奈枝にぶち撒けた白濁液を引き伸ばすように触手が蠢く。
香奈枝は、うなじや鎖骨、脇や尻、ふとももに粘液を塗り広げられる度に、
露になった豊かな胸やその頂上、また、白濁液以外の何かで既にベタベタになっている
肉ビラを、触手が通り抜ける度に、
「やっ、あっ――きゃんっ!? ひんっ! んん…っ!」
甘い愉悦が生まれた。
(触手がグネグネ動いてっ、体中ベタベタしてっ、気持ち悪い筈なのにっ――すごく気持
ち良いよ!)
「ハァ、ハァッ……かなエが、エっちなこエだシてる。ハアッ、かなエがかンじてルっ…
ハァハァっ! かなエっ!」
「きゃっ!?」
和美が黒く汚染された裸体を、白濁液で全身が照り返っている香奈枝の裸体に絡ませ
た。密着した肌に白濁液が潰され、にちゃっ、と卑猥な音を立てる。
「かなエ! かなエ! スきっ、だイすき!」
体を密着させたまま和美が、全身を前後に揺すり始めた。
白濁液がローションの代わりとばかりに、ねちねちと卑猥な音を立てながら白と黒、二
つの肌が押し合いへし合い、互いの肉を捏ね合う。
「ひゃっ!? あ! きゃん! ぁん!」
(乳首がっ、あそこがっ、和美ちゃんのと擦れてっ)
催淫性の白濁液を擦り込まれ勃起した乳首が、和美の小指大に肥大化した乳首と擦れる
と、ツーンと耳鳴りがしそうな程鋭く、それでいて甘い愉悦が尾を引く官能が生まれる。
貝類の剥き身を彷彿させる肉土手が、じゅくじゅくと水音を立てて互いに擦り合わされる
と、じわあと痺れる快楽で下半身が満たされる。
492 :
乙×風:04/10/12 10:37:37 ID:Op+R1gx/
「きゃん! やっ! あん! ――ああぁっ!?」
(やあぁっ! 皮っ、皮が剥けてっ! すごいよぅ! あそこ、じんじんするよぅ!)
白濁とした汚液に苛まれ、鞘から抜き出たピンク色の肉豆が、二倍以上に肥大化した和
美のそれに押し潰され、捏ね回されると、腰が砕けそうな桃色のスパークが弾ける。自慰
行為もした事のない香奈枝には、抜き身のクリトリスへの刺激は強すぎて、快楽を感じる
どころの話ではない筈だが、
(ああっ! お豆さんっ、気持ち良すぎて恐いのにっ、)
「だ、だめぇ! あんっ! 腰っ、勝手に動くよお!」
発情させられた香奈枝の体は、強すぎる快楽を受け入れ、それどころか積極的に貪ろうとする。
「ああっ! あっ、あっあっあっ! 和美ちゃん! 和美ちゃんっ!」
「かなエっ、そンなにっ、よだレをたらシてっ、おまンこグチョグチョにシてっ――ア
ンッ♪ フフっ、かわイくて、エっちだヨ!」
「い、いやっ! そんなっ――ぁん!? そんな事言っちゃ嫌だよ!」
和美にふしだらな部分を指摘されて香奈枝の羞恥心が限界近くまで高まる。発情し、ほ
んのりと朱に染まっていた肌が、火が点いたように真っ赤になった。
だが、その羞恥心を利用し、欲情した本能が、体だけではなく心までも淫欲に染めていく。
(こんなっ、和美ちゃんと裸で、はしたない事をしてっ、顔から火が出るくらい恥ずかし
いのにっ――どんどんいやらしい気持ちになるよ! どうしてっ?)
「あ、あ、あ、あ、あっ! もうっ……だめえっ! あんっ!」
(気持ちいいよぅ! )
体だけではなく心までも快楽に屈伏した香奈枝が、自分の指を人外の指を絡ませ、能動
的に快楽を貪ろうとする。和美が体をスライドさせる方向とは真逆の方向へと体を揺す
り、更なる快楽を求めた。
「あん!? かなエぇっ、かなエ! きもちイイ! きもちイイよ!」
「和美ちゃぁん! 私も! 私も気持ち良いよぅ! 気持ち良すぎて、腰っ、砕けそうだ
よう!」
「あン、あン、あン、あンっ、あンっ、あンっ、ああンっ♪」
「あ、あん、あっ、あ、ああっ! ひあん!」
493 :
乙×風:04/10/12 10:39:20 ID:Op+R1gx/
ニチニチという、汗と触手の白濁液を捏ね回す音に、グチュグチュという水音が交じ
る。人外の放つ青臭い異臭にも、女の匂いが混じり、嗅いだことのないような性臭へと変
貌すると、香奈枝の劣情を掻き立て、高みへと押し上げていく。
恍惚の表情を浮かべる和美がだらしなく垂らす唾液を、快楽にとろけた顔で受けとめた。
「ああっ! 来る! 何か来ちゃうよぉっ! ひああっ!? 和美ちゃん! 私っ!
私っ、もう…っ!」
息の詰まりそうな快楽が、思考と視界を明滅させる快楽に変わる。まるで大波にさらわ
れる漁船のように、香奈枝は絶頂を予感させる快楽に溺れ――
「あ!? ああぁぁあああぁぁっっ!」
香奈枝は人生で最初の――そして最後のオルガズムを迎えた。
(ああっ!? すごいっ! すごいよぉ!)
子宮が痙攣し、雌の汁を搾りだす初めての快感に、香奈枝は体中の毛を逆立てながら酔
い痴れる。
「ああっ…! あっ……!」
粘液にてかる体がビクビクと震える。香奈枝は眉を八の時に歪めながら、だが口元をだ
らしなく緩め開けると、糸の切れた操り人形のように、硬直させていた体を弛緩させた。
「ハアッ! ハアッ! かなエっ、かなエのアへがお、かわイイ! かわイすギる! そ
ンな、かおさレたらっ、わたシっ、もウがまンできなイ!」
絶頂の余韻にどっぷりと浸っていた香奈枝がその言葉の意味を理解する前に――
余韻に緩み、コプコプと泡っぽいラブジュースを垂れ流す小陰唇に、和美の尻尾が挿し
入れられた。
「っ…!?」
悲鳴を上げる暇も無く、尻尾の先端が処女膜を押し退け、子宮口を貫く。
支援?
495 :
乙×風:04/10/12 10:58:39 ID:Op+R1gx/
今回はここまで。
次の更新ではいよいよ香奈枝も和美の仲間入り。二人で盛ります。
って、うわ。名前欄のとこにタイトル入れるの忘れてました。
ついでに四肢を拘束された香奈枝はどうやってスカートから
携帯を取り出せたのか(汗。
更新は久しぶりなので微妙にポンコツ気味です。
それと、『一応』は次の話で一区切り付くわけですが……どうしましょう?
何がどうしましょうかというと、
このままこのシリーズを続けるのか。
それとも、休止中の無限の果肉シリーズを再開させるのか。
現状況ではどちらもある程度先まで――無限の果肉は最終回までプロットが
出来ている。そしてPervasionerは『構成だけ』なら更新十回分程のストック
が――あります。
作者個人としてはどっちをやってもいい。というよりもどっちも書きたい。
ですから住人の方々。意見を聞かせてくれませんか?
というより考えてくれませんか?
次の更新(Pervasionerプロローグ終了)が終わった時、
Pervasionerシリーズを続けるか。それとも無限の果肉シリーズを再開するか。
それでは。長々と失礼しました。
>>495 お疲れさまです。
カタカナ混じりの和美のセリフが感じ出てますね。
リアルタイムに遭遇してハアハアしました〜
このシリーズも好きですが、個人的には無限の果肉の続きがもの凄くもの凄く気になります。
ぜひ再執筆をご検討下さい!
>>496に同じく。
あんたはやっぱり神ですわ。
私も某スレでSS書いてますが、あなたの才能には
遠く及びません;
・・・・ひょっとしてその手の執筆をなさっていた方ですか?
498 :
名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:27:00 ID:f4+x8tQK
>>495 お疲れ様です。とてもすばらしい出来です。
個人的にはこのシリーズも執筆を続けてもらいたいと思ってます。
>>495 描写といいシチェーションといいエロエロといい凄く(・∀・)イイ!!です。
私はどちらのシリーズも好きで欲を言えば両方といいたいところですが
どちらかと言えばこのシリーズを続けて欲しいです。
500
すみません保管庫の方に提案なのですが、保管庫のサイトの背景の色と字の色が似ているので見づらいのですが
なんとかなりませんでしょうか?
他の方々と同じく両方読みたい思いが強いですが
どちらか選ぶのならPervasionerシリーズを続けて読みたいです。
503 :
427:04/10/12 21:12:42 ID:G0yJXRdE
>>495 久々の更新乙でした〜。
同じく、両方続きが見たいです。
(どっちかとなると迷いますが無限の果肉シリーズかな・・。)
どちらになっても、楽しみにしてますのでマイペースで更新して下さい。
>>495 乙カレー
両方読みたいですが
どっちかってーと無限の果肉かなぁ
>>495 執筆乙かるさまです。雰囲気のだし方や、話の展開が凄すぎです
どちらのシリーズか悩みますが個人的にはPervasionerがいいです
508 :
月光蝶:04/10/13 02:44:59 ID:4vTXtx4l
>>508 更新乙です
BODYタグにリンクの色(LINK・ALINK・VLINK)が設定されてないので、
リンクの文字が背景の黒に沈んで見にくいんですな
というわけで、とりあえずリンクの色の変更をきぼんぬしてみるテスト
>>495 無限の果肉かなぁ…なんにせよ楽しみすぎるガナ
>>495 久々に無限の果肉の続きが読みたいですよ。
>>495 どっちかっつったら今勢いのあるPervasionerのほうがいいんじゃないかと。
漏れは乙×風氏のノリに任せるに1票。その方が良い物ができそうな気がするし。
515 :
乙×風:04/10/14 10:58:24 ID:B32RamV6
皆さんどうもありがとうございます。
というか、正直これだけの量のレスが返ってくるなんて思ってませんでした。
結果としては――どちらも甲乙付けがたい、という感じですが――
若干Pervasionerシリーズの方が支持率は高いようです。
じゃあ、今回はこのシリーズを続けましょうか。
無限の果肉シリーズを推してくれた皆さんには申し訳ないです。
気長に、気長ーに待ってください。
>>497氏
素直に、ありがとうございます。
物書きは自分の作品が評価される事が一番の幸せですね。
知り合いにエロゲーのライターになればどうだ、なんて冗談で言われた事も
ありましたが――案外それでも良いかな? なんて思い始めていたり。
どちらにしろ、エロでもそうでなくても、こういうので飯が食えたら良いですね。
それでは、プロローグのラストも上げてしまいます。
Prologue−5
「っ…! …っ!」
「ああぁンっ♪」
とろける顔が一瞬で青ざめた香奈枝とは対称的に、和美が甘ったるい表情を見せた。
一瞬、猛禽の目を持った人外と視線が交錯する――その瞳が笑みの形に細められた。
(…あっ、いやっ……)
途端に自分の腹の奥まで貫通する異物感を明確に感じ取ってしまう。
かりっ、と子宮壁を尻尾の先端で撫でられると、麻痺していた痛覚が機能を取り戻した。
「痛い! 痛いよっ、和美ちゃんっ!」
処女膜と子宮口を一気に貫かれた激痛が香奈枝を襲う。和美の時とは違い、香奈枝の秘
所に突き立てらる尻尾は細く、前戯も念入りに行なった為、物理的なダメージも幾分軽減
されているが、痛い事には変わりなかった。文字通り体の中心から引き裂かれるような痛み
に、香奈枝は涙を流しながら懇願する。先程、和美が化物にそうしたように。
「痛いよぅ! 和美ちゃんっ、抜いてっ! 抜いてぇ!」
だが、かつての自分のように泣き叫ぶ香奈枝を見て、和美は酷薄な笑みを浮かべた。
「フフ…ッ! かなエっ、かなエのそのかオ、すごクっ、こウふンスる! …アアっ!
かなエのそのかオがっ、イまかラすけべになルのをそウぞウするとっ、わたシっ! もウっ!」
(すけべになる!? こんなに痛いのに!? ――まさかそれって!?)
「い、いやああああぁぁぁっっ!! だめえ! 中に出しちゃだめ!」
香奈枝は和美の言動に、下腹部の痛みに、錯乱しそうになる。
――自分も化物にされてしまう。
(そんなのっ! そんなの無いよ! どうして私達がこんな――っ!?)
悲劇に内震える間もなく、その衝撃は来た。
和美が尻尾を前後に動かし始めたのだ。
「アンっ、アンッ…かなエのオ○ンこ、わたシのシっぽをキュウキュウ、
ってシめつけてっ、きもちイイよ! こシ、とまらなイよ!」
「だめえぇっ! うごかないでぇっ! 死んじゃう! わたし壊れちゃう!」
処女膜の残骸を、子宮口を、凹凸の激しい尻尾でまるでヤスリに掛けられるかのように
擦られる。
そのあまりの激痛に、香奈枝は涙し、涎を垂らし、秘所からは多量に血が溢れた。瞳孔
が開ききり、触手に縛られながらも少しでも痛みを散らそうと反射的に体が暴れ回る。
「フフッ…! かなエ、イたイ? イたイィ? イたイよねっ、わたシもイたかったっ、
ふとイので、オなか、メチャクチャにかきまわさレテっ! ……でも、シンぱイシなイ
で? ……スぐニきもちヨくシてアげルかラ!」
「ひぎっ!? ぁあ…っ!?」
ピストン運動する尻尾と共に、腰が打ち付けられる。ぱちゅっ、ぱちゅっ、と血が交
じった粘液が飛び散った。
「ひっ!? いっ、いやあっ!!」
再開されたピストン運動に再び悲鳴が洩れ、激痛が生まれる。だがそれだけではない。
(アソコめちゃくちゃにされて…っ! 子宮をゴリゴリ削られてっ! すごく痛いのに!)
「ひぎっ!? だめっ! やめて! ぅあっ!?」
陰核同士がぶつかる度に、痛みを覆い隠す程の快楽を感じて、甘い声を出してしまう。
――ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ。
水音が上がる度に子宮が痛みを、肉の真珠が快楽を同時に覚えてしまう。
「はあっ! はあっ! ひぎっ! きゃぁん!?」
『当たり所』がよければ、快楽が痛みを圧倒する。
痛い、気持ち良い、痛い、気持ち良い、痛い、痛い、痛い、いたい、いたい、イタイイ
タイイタイ――
「あん!?」
――キモチイイ。
「いやあああぁぁ!! もういやぁぁあ! 和美ちゃん! もうやめてぇ! ひいっ!?
おねがいだからぁっ!! じゃないとわたしっ、おかしくなっちゃうようっ!!」
「そウだよネ! イたイのイやだよネ! きもちイイほウが、イイよネ! アンッ!」
「そうだよぉ! いたいのもうやだよう! ひぃっ!? だから! だからぁ!」
香奈枝は、激痛と快楽の板挟みに半ばパニックに陥り、自分が何を喋っているのか、最
後まで気付く事は出来なかった。
「いたいのやめてぇ! きもちよくしてぇっ!!」
「かなエエェェェッッ!!」
和美が吠えた。
腰を思い切り叩きつけ、尻尾の先端を子宮の最奥に押しつける。内蔵まで突き破りそう
な勢いに、香奈枝の意識が落ちそうになる。
だがその寸前に、
悪魔の汚液が弾けた。
「っ――!?」
熱い粘液が子宮を叩く感触に、香奈枝は白い喉を仰け反らせる。
(ああっ、出てる…っ! 出されてる!)
――自分も化物になってしまう――
思考が一瞬絶望で埋まる。だが、すぐにそれは背徳感を伴う快楽に押し退けられた。
「ふわぁ!?」
汚液を叩きつけられた箇所が、熱く、そして甘く疼き始める。激痛に苦しんでいた香奈
枝にとってその感触は、あまりにも甘美で、魅力的だった。
「うぁんっ!」
「ハアーッ! ハアーッ! ハアーッ♪」
甘い声を上げ始めた香奈枝と動揺、和美も生まれて初めての『射精』の感触に体を震わ
せながら、親友の顔へと銀色の筋を垂らす。そして、猛禽の瞳に映る、香奈枝の体に異
変が起きた。
変異が始まったのだ。
足が、腕が、べきべきと軋みながら変色し、肥大化していく。
「ああ…! いや…っ!」
否定の言葉とは裏腹に香奈枝は、異形の化け物へと変わっていく感触に、背徳とともに性的
興奮を覚えていた。その証拠に、尻尾を挿入され白く拡張された淫裂からは、愛液しか出
てこない。
(変わっていく…! 私っ、怪物になるうっ…!)
「アハっ…かなエが、かわルゥ…わたシと、オなじになルゥ……スてきィ♪」
秘部からは黄色掛かった白濁液が溢れており、激しい性交の末にずたずたになった処女
膜や、子宮口に浸透していた。理性を繋ぎ止める為の痛みは、もうどこにも無い。
いつしか香奈枝は、
(どろどろのお汁っ、いいようっ、すごく気持ち良いよう…っ)
「和美ちゃん! 出して! …あん! その気持ち良いお汁っ、いっぱいだシてェェッ!」
汚液が頭部を侵食する。舌が伸び犬歯が伸び、声帯すら犯される。和美を見つめる瞳が
金色に染まり、瞳孔が細まると、後頭部が肥大化した。
「イイわよ! だシてアげル! かなエのなかにっ、たくさンそそイでアげル!
ほラっ! ほラァンッ!」
腰を打ち付けながら、びゅうっ、びゅうっ、と香奈枝に汚液を注ぐ。
「アァンッ! アン! イイよ! きもちイイよ!」
淫核同士がぶつかる度に。子宮口を削られ、子宮の奥まで犯される度に。人間なら一瞬
でアクメに達するような圧倒的快楽が脊髄を震わせる。
「アン! アン! アン! アン! ――アアァアアァァァッッ!?」
その脊髄に沿って瘤が二つ盛り上がり――片や触手の束を、片や尻尾を生やし、
菌糸の絨毯を抉る。人間の時には無かった新しい器官。それが生み出された衝撃に、
今までにない解放感を覚えながら香奈枝は絶頂に達した。
「ハアッ! ハアッ! ハア…! ハァっ、ハァっ…ハアァ
…………フフッ…」
和美は目の前で完全に変異した友人を、いとおしく見つめた。自分の手で人間の雌を
『仲間』にした事に、最高の満悦感を覚える。人に例えるなら、好き合う者同士の情事の後、
余韻に浸る時間のよう。
だが、彼女達は人間のようにいつまでもそれに浸っているわけではない。
(かなエと、もっと、シたイ)
肥大化した頭部からは、常に性的興奮を促す脳内ホルモンが分泌されている。
そして、それは人外となった香奈枝も変わらない。
「かなエェ…」
「かずみちャアン…」
和美は新しく生まれた仲間を祝うように。香奈枝はそんな親友に甘えるように。
長い舌を絡めた。
今ここに、ニ匹目の獣が誕生した。
***
「アンッ、アンッ、アンッ、アンッ!」
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ!」
薄暗い洞窟の中に反響しているのは二匹分の獣の息遣いだ。人外と化した女が、同じく人外
と化した女を組み敷き、情事に耽っている。ジュポポッ、ジュポポッ、と人間では到底
真似出来ない水音を発しながら二匹の獣は腰を動かしていた。
組み敷しいた女を犯すのは、雌を犯す味を覚えてしまった和美だ。香奈枝も、人外
と化した友人が、同じく人外と化した自分を犯す、という状況にこの上ない幸福感と、快
楽を覚えていた。
「アアっ! すごイ! かずミちゃンのしっぽがっ、オなかのオくっ、ズゴズゴつイ
てっ、すごイのォ!」
組み敷かれた香奈枝の秘裂には、先端に二本の触手を螺旋状に絡ませた極太尻尾が挿入
され、肉のトンネルとその入り口を拡張されていた。その太さはそれこそ人の腕と変わら
ない。だが、
「アアンっ! ふとイの、イイよウ! もっとォっ!」
化物の汚液に侵食された生殖器は易々とそれを受け入れる。膣は柔軟に、だが弾力を
もって暴力的な尻尾を締め付け、その中身を絞り取るように蠢く。まるでその器官が生き
ているように。
「アンッ!? アアっ、そのシめつけ、すごくイイッ! そレっ、もっとシてエっ!」
和美は涎を垂らして香奈枝の歓迎に喜ぶと、膣から尻尾を抜ける直前まで引き抜く。
白濁とした先走りと本気汁の混合液を掻き出すと触手を巻き付けた尻尾が粘液にてかった。
「ァアアン! ――アアアッ…! はイってくルゥ!」
そしてすぐに突き入れる。喘ぎ声と共にジュプププっ、と音を立てながら、肉土手を捲
り上げられた香奈枝の秘所が、貧欲に和美の尻尾を飲み込んでいく。挿入された尻尾は
ゆっくりと膣を押し進み、子宮の際奥に至るまでの肉ヒダを尻尾に絡み付いた触手で根
こそぎ巻き込み、愛液を搾りだして行く。
「アアっ! すごイよウ! わたシのまン○っ、かずミちャンにっ、たがやかさレちゃウ
よウっ! ――アアンっ♪ かずミちャンのが…っ! シきゅウにはイってくルよゥ♪
アはァ…♪」
香奈枝が尻尾の形に盛り上がった自分の腹を見て、恍惚とした表情を浮かべた。
子宮の奥まで犯される人外の快楽に酔い痴れる。
「フフッ…どウ、かなエ? きもちイイ?」
「ウン…きもちイイよウ…♪」
「アたラシイ、かラだ、スてきでシょウ?」
「ウン…もゥ、サイこウ…イままでのジぶンが、ばかミたイ…かズミちゃン…ワたシをオ
かシてくレて、アリがとウ…♪」
和美は答える代わりに、和美に舌を絡ませた。わざとチュパチュパと卑猥な音を立てな
がら、二人はディープキスに耽り、同時に腰を動かし始める。
「ン…! チュプッ、チュルル! ――ンふ! チュッ、チュバ!」
「ンンッ! チュバっ、チュっ! ――ンウン! ンン! ――ンァアンッ!」
再開されたハードセックスの快楽に香奈枝は口を離し、喘ぎ声を上げた。
ジュププププ…ッ! ――ジュルルッ! ジュププププ…ッ! ――ジュルルッ!
「ンァアアっ! ふかイよウ! ナがイよウ! ――アン!? クリちゃンがアタッ
テっ、ビリビリスルよウ! かずミちゃァン! モットシテェ! モット、ツイテェ!」
「ウン! タくサン、シテアげル! かなエの○マンこっ、グチョグチョにシテアげル!
ハア! ハアッ!!」
二匹の獣は生まれ変わった体を使い、快楽を貪る。人外の喜びに浸り、虜となった二人
は、行為の頭から涎を垂れ流し続けていた。
だが、それも間もなく終わる。
「アアッ! アアン! ンアアッ! ハヒイッ! モット! モットオっ!」
「ハアッ! ハアッ! かなエ! スき! ダイスき!」
二人の腰の動きが、絶頂に向けてより激しく、速くなる。タイミングを合わせられ、ぶ
つかる互いの陰阜からは、掻き出された二匹分の性液が打ち付けられ、飛び散り、互いの
下腹部を白く汚す。腰がぶつかる衝撃で、小指大に肥大化した二匹の雌の乳首が、
ピンク色の残像を残しながら体液を弾き、濃厚な性臭のする空気を掻き混ぜる。
和美がだらしなく延ばした舌も同様に震え、香奈枝の、黒い血管のようなものが
張り巡らされた白い裸体に、唾液を散らした。
「アアアッ!?」
香奈枝の体がオルガズムの予感に打ち震える。すぐに尻尾を突き込まれた子宮が痙攣した。
「イッシょニナロウ! かなエェェッッ!!」
次の瞬間、香奈枝の子宮に揉みくちゃにされた和美の尻尾が、黄色掛かった白濁液を
吐き出す。
「っ! アアっ! イくゥ! トンジゃウゥ! アアァァアアアァッッ!!」
子宮の最奥に汚液を叩きつけられた衝撃で、香奈枝はアクメを迎えた。恍惚の笑みを浮
かべながら体をがくがくと痙攣させる。
――ぶしゅっ。
尻尾が吹き出す汚液、それに二本の触手が吐き出した白濁液は多量で、蠢動する子宮と
膣に圧迫されると、逆流し――尻尾と、絶頂で収縮する陰唇の隙間から、まるで射精する
ように白濁液をほとばしらせた。
「アア…っ……ァアンッ…! スごイィ…♪」
人外となってから初めて迎えた、ハードセックスの先にある絶頂に、香奈枝は打ち震える。
「アァ…シっぽかラ、デテルっ、かなエノ、ナかニっ、タくサンダシテルッ…!
……アハァ…♪ きもチイイ♪」
和美も人間の女には味わえない、射精の快楽の虜となっていた。
二人の少女はすでに、完璧な獣――化物に成り下がっていた。
――シャアァ。
そしてこの時、今まで事の成り行きを見守り続けたエイリアンもどきが、新たに生まれ
た二匹の仲間に近付いた。それに気付くと、激しい性交を終えたばかりだというのに、
二人は体を離し、化物のへと体を擦り寄せる。
二人は変質した本能に基づき、自分達の姿を見るも無残に変えた元凶に甘える。こ惑的
な表情を子供のような無邪気な顔に変え、目を潤ませながら信頼の眼差しで、上目遣いで
見上げた。
それに応えるように化物が二人に顔を寄せ、口を開いた。水音を立てながら、生え揃っ
た凶悪な牙の向こうから、複数の舌が溢れ出す。和美と香奈枝は不気味にのた打つそれ
に、舌を絡めた。
ちゅるちゅるちゅぱちゅぱと音を立てながら一心不乱に舌を絡める二人の姿は、母の乳
を吸う赤子のよう。
否。二人にとっては本当の母――新しい母だった。
この化物は『クイーン』なのだ。今はまだ大した力も無いが、成長すれば、『可愛い我が子
達に素敵な物をプレゼントする事が出来る』。
『…っ♪』
その事実を、目前の母から伝えられた時――プレゼントが何であるか知った時、二人の
娘は期待で胸を踊らせた。
それも淫らな期待で。
だがその為には、母に食料を与え、力を付けてもらわなければならない。
二人はゆっくりと、母から舌を抜く。顔は三匹分の唾液でてらてらに濡れていた。
そして突如、その場から跳躍する。人外の力を使った二人の体は裕に四メートルは上昇
し、天井へと張りついた。菌糸に鉤爪を食い込ませながら、自分達が落ちて来た縦穴を目指
す。
暗やみの中で爛々と輝く四つの黄金の目は、欲情し、股を濡らす牝のものではない。そ
れは、獲物を狩るハンターの目だ。
少女の面影を残す二匹の獣は、縦穴を上り切ると、四つんばいの姿勢で横穴を駆け出し
た。しなやか且つ、力強さを感じさせるその動きは、肉食獣を思わせる。
行きは何分も掛かった横穴を数十秒で駆け抜けると、とうとう二人は地上へと戻ってきた。
夕焼けが、夜の帳の侵食を受け、茜色を藍色へと染めていく。
その光景を見て何を思ったわけでもない。そもそも今の二人に情緒が有るわけがない。
だが、茜色と藍色のグラデーションを描く空を見上げると、
『シャァアアアァァッッ!!』
吠えた。
人間だった頃の自分と決別するように。
新しい体を誇るように。
そして、自分達以外の生命――つまりは人間に宣戦布告するように。
高らかに吠え声を上げたのだった。
***
この時、二人の声を、南アルプスを訪れていた多くの登山家達が聞いていた。
ある者はそのあまりの不気味な声に一抹の不安を覚え。
また、ある者は、こんな不気味な鳴き声を上げる動物なんているわけがない、
と自らに言い聞かせ、空耳だと決め付けた。
やがて、そのどちらの人間も思い知らされる事になる。先の不気味な声の正体を。
恐怖と共に、その身をもって。
そして、遠くない未来。和美、香奈枝を代表とする、この異形達の存在は世に認められ
る事となる。
彼女達は、恐怖と畏怖の念を込めて、〈Pervasioner――侵食者〉と呼ばれた。
525 :
乙×風:04/10/14 11:27:59 ID:B32RamV6
はい。以上でPervasionerプロローグ終了です。
次の第一話からは、ハンターと化した二人が付近でテントを張っている
客を次々と襲います。長さもプロローグよりも、一二回分更新回数が
多くなるかもしれません。キャラが四人も居るので(汗。
ちなみに次回更新分では恐らくエロはありません。多分。
それでは、乱文失礼しました。
GJ!
もうね、なんつーか素晴らしいです。
GJです、GJ!
チ○コ勃ってきちゃった(AA略
これでプロローグだなんて・・・質のよい長編小説を見ているようでたまりませんね〜
自分はどっちかというと無限の果肉シリーズ派だったんだけど今回の見てたらそんな考えすっ飛びました。
乙×風さんの作品これからも楽しみにしています。
プロローグ完結乙です。
これほどのものでプロローグとは次からの話が楽しみです。
∧_∧
( ;´∀`) チンコ勃っちゃった
人 Y /
( ヽ )ノ
(_)_)
時制とか視点とか気にならない勢いがありますね。GJ!
532 :
月光蝶:04/10/15 03:26:13 ID:WWkj+GFY
乙です
うほっ、いい仕事
すみませんここのスレ的にほりほねさいぞうの むしさん はありでしょうか?
むしさんヽ(´▽`)ノ
コココちゃんヽ(´▽`)ノ
異形変態・変心ダイスキ(・∀・)
乙×風しゃんの書くおにゃのこはエロきゃわいいな・・・
542 :
537:04/10/19 23:26:36 ID:x7eoRLfX
>>541 実はそこ、既に行って逝ってイキまくってます
変身そして変心っぷりが・・・(;´д`)ハァハァ
でもありがとう ノシ
しょうがないのだが決め台詞みたいのが俺には萎えダナ・・・
蜂女エロくていいじゃん。
、、、、、、ところで445の続きまだー?
今日の空話頁、追加作品がシャレにならないネタになっている
…いや、作者に罪はない、巡り合わせが悪いだけだ
ついでに言っておけば本文中「260km/s」じゃ、秒速260kmになってしまう…と
もっと言っておけば、あの走行状態だと間違いなく架線電源が切られてるぞ…と......〆(゚∀゚)
>>545 確かに、今公開するのは洒落にならない。
いくら東海道と上越の違いはあるとはいえ、管理人は何とも思わなかったのだろうか?
ちなみに作中の新幹線、最高時速が300kmってことは酉の500系だね。
漏れも言っておくと、新横浜での振替輸送で在来線しか出てこないというのもどうかと。
市営地下鉄もあるのに。
>>546 さすがに新幹線の振替輸送に地下鉄もあるぜ!って言うのは問題外だろ…
在来線の振替で新幹線&地下鉄ってなら間違いではないが。
乙×風氏の神ssマダー?
個人的に36の続きを待ってる。
保守。
なんか書いてみよう。
(´・ω・`)
554 :
乙×風:04/11/01 13:09:00 ID:aATFoakk
すいません。ここ暫らくは忙しいので、SSの更新は出来そうにありません。気長に待っていて下さい。
ゆっくりと待とうよゆっくりと。
うん、待ってる。
素敵だ。こんなに待つことが楽しいなんて久しぶりだ。
保守
意味もなくあげて見る
サンクス
寄生物も好きですが、エイリアンだの魔族だのに犯された
娘さんが眷族になる話もたまりません。
ここは、いつ来ても( ´,_ゝ`)イイ!!
>>526 AAがちっともよさそうじゃないんだが……
ゲロ吐きそうになるほどイイってことだろ
どなたか、二次作品でこの手の話を書いてくれる神様はいらっしゃいませんか?
七度文庫で、不気味なものに寄生されて(ryバージョン
とかが出来ればいいんだが。
捕手
名手
投手
キュムキュム
こういう類のエロSSのあるサイトってあるの?
>>571
昔は・・・・・ね。
今は無いんでいすか・゚・(ノД`)・゚・。
寄生ネタって思ったより少ないんだね・・・。
寄生ネタ好きなんだけどね・・・
SKYSTORYPAGEくらいかねぇ
そこのサイトは大好き
578 :
月光蝶:04/11/22 03:19:24 ID:sPiWhbr4
骨天然じゃなぁ('A`)
誰ならいいんだ
もち狼
>580
俺個人は那由多氏の続きor新作を待ってる。
583 :
名無しさん@ピンキー:04/11/24 08:42:12 ID:IS6nxDgu
骨天然だとねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
那由多氏は新作強く待ち望まれるねぇ。
俺はあんまり誰が書いてるか気にしてなかったけど……
クライマックス直前で止まってる兄妹編が気になって夜も眠れない。
>584
と言うことは、藻前さんは何日完徹しとりますのんw
立花ナオキがキャラに何回「チ○ポ」って言わせるか楽しみにしてるのは漏れだけだな…
立花ナオキがキャラに何回「チ○ポ」って言わせるか楽しみにしてるのは漏れだけだな…
立花ナオキがキャラに何回「チ○ポ」って言わせるか楽しみにしてるのは漏れだけだな…
このスレが寄生されてどうすんだ
ちゅうかあそこはマンネリでなあ。
ちゅうかここもマンネリ気味ですなぁ
(( ┏(┓"皿¨)┓
マンネリかもしれんが、何だかんだで最近の話は期待する。
というか自分はマンセー状態だから無条件反射みたいな。
黒セイバーで抜けるのは俺だけだろうな…
行き着くとこまで到着したのかな。
自分も作者はあまり気にしてなかったが、読んだ中で好きな話を分類して見ると
麗・狼氏や骨天念氏、後は鈴置ヤマト氏の話などが嗜好に合うようだ。
桜ノ宮高編のバッドエンドは結構ツボ。
確かにちとマンネリかもしれないが、それでも数あるサイトの中では一番好きだしなあ。
麗・狼氏を筆頭にどの話も面白い。
これからの展開が気になる話が多いので、期待はしている。
エロシーン以外の場面ももっと読みたいが
ディアティフォースはストーリーも結構楽しみにしてる。
最近はちょっとエロが弱いような気もするが。
やはりストーリーがある程度整っていないと、エロの効果も半減するからね。
しかし、件のサイトのカウンタはえらい勢いで回るなあ。
小説の質が高いこともあるけど、ああ言う系統のサイトは少ないと言う事もあるかも。
>>595 でもあれって、意図的かもしれないが事実と違うのが多いよね。
ハチ公のエピソードとか。
あれはネタじゃないのか?
ツッコミスルーしないと痛い人なのか、荒らしじゃなくて
版権物のSSがあるサイトとか無いの?
さすがに厳しいか・・・。
>>602 催眠術系だと「ひっぱろ」があるけど、
寄生系の二次創作となると、(オリジナル設定とかしない限り)まずそれ系の設定が必要になるし
そもそも寄生系の設定があるのなら本編でやってるだろうしね。
(本編で寸止めの展開をバッドエンドにもっていく、ってのならできそうだが)
ほしゅ
保守
昔聞いた話に、腕時計から何らかの液体が出てきて
知らないうちに体に注入されて、操られるっていうのがあったのだが、
この液体を魔物に換えるとよさげなのでは?
・・・くだらない妄想スマソ
既出かもしれんが「たったひとつの冴えたやりかた」って本が面白そう。
寄生されて欲情しちゃう女の子が主人公とか。
確かに間違ってないが…
>>608 詐欺同然としても確かに間違ってはいないが…
とりあえずそれ書け(w
立花ナオキ系の奴って知ってる人いますか。
どんなんだと言われてもあんなんだとしか言えない訳で。
保守
保守ピタル
次は病院か
不思議なホモに規制されてトルコに連れ去られるスレ
寄生されて人格まで変わるのは嫌だな……と、つぶやいてみる。
>>618 このスレの定義を根本から覆すような発言だな
>618
それじゃ寄生の意味ねー
飯食わすだけか?
ど根性ガエルになってしまう・・・
>>620 人格が変わらないままコントロールされる……
マリオネット系とか一つの体に意思二つ系とかは萌えんか?
人面疽ネタとか。
性格はあまり変わって無いけど価値観、行動原理が人外のものにすり替わっている・・・・・・
ってな「エイリアン9」的なのに萌え。
人格はそのままだけど、人外の欲求に晒され続けるというのも有りですね。
>>623 晒され続けるだけじゃなくて時々戻るのでも個人的には可。
虜⇔恐怖をどうやって切り替えるかが難しいと思うけど。
>>624 それなら、「やりびんの」の「隣国の女戦士」が上手くやってる。
取りついた奴が「青」を飲ませると快楽に染まり、
「赤」を飲ませるとドレイモード(自分から進んでご主人様に仕える)。
で、効果が切れると悩むんだけど、また飲まされると元の木阿弥になると言う・・・・
今週はSKYは更新無しかな?
それにしても兄妹編の続きが待ち遠しい。
hosyu
SKY更新したな
>>625 屋りびんのだと、らくがきの戦闘員勧誘→メンテナンスは寄生スレに通じてて萌え
あの勧誘シーン、もうちっとねっちりこってり続くと面白いんだけどなぁ
寄生によって基から持っていて理性で覆い隠せていた
淫乱な性がなによりも前に出てきちゃうのが好き。
>>629 頭の中が奴隷色に染め上がる
という表現が好きだな、アレ
ガイバーって寄生?
>632
あれは身に纏っているだけ。
>632
一応寄生かねえ。
殖装してなくても別次元に重なって存在してる上、
リムーバーなしじゃ所有者解除もできんし。
>>632 ちみもりを名義で書いていたら、
主人公は女の子で強植生物の一部は子宮に寄生、
敵からやられたりヤられたり拷問受けたり
生物が擬似男根化してレズったり
グッチョングッチョンドロドロ汁まみれのエロエロ漫画になっていた可能性が1lくらいは有るかもしれない。
で、掲載はゼオライマー完結後のLP。
>>633 最初取り込まれた時に穴という穴に食い込んだので一応寄生の一種かと。
…って、やっぱりあれは黒歴史?
これだからエルピープルは
ブツブツブツ・・・・・。
やはり師走は神も忙しいのかのう・・・
乙一氏やFBX氏に期待しているのだが・・・
失礼しました。乙×風氏・・・アルコール入って書き込むもんじゃないな・・・orz
ガメラ3を見るたびにハァハァが止まらない
前田愛の「イリス、熱いよ」って言って胸はだけるシーンか
あそこは限りなくエロく、且つ寄生的にも萌えシーンだな
hos
hos
FBX氏・乙×風氏らの新年爆撃に期待しつつ保守。
新年爆撃いきまーす
あけましておめでdございます。
前回投稿からだいぶ経過してしまいました。
応援してくださっている方々には申し訳ありません。
まだまだ物書きとしては素人ですが、今年もよろしくおつき合いくださればと思います。
では早速・・・
オリジナルキャラ登場でスタート切ります。
ゲーム的に違和感無いように作るのは、私には難しいですが・・・
まぁ頑張りますw
あの時、私を助けてくれたのがサムスお姉ちゃんだった。
辺境の惑星で発生した、銀河連邦に対する蜂起。
ようは反乱っていうことらしいけど・・・。
私は反乱を計画した人たちに捕らえられていた。
なんでも、私の血には失われた種族のものが流れているとかで、
犯人グループは私を研究したがっていたみたい。
冷たくて薄暗い牢屋に閉じこめられて、時々血液を抜かれたの。
時には変なスキャン装置みたいなのをかけられたこともあったっけ。
2,3回くらいならまだしも、何度も何度も繰り返されるその作業に
私は耐えられなくなっていた。
たぶん、お姉ちゃんが来るのがあと1日でも遅かったら、私は壊れていたかも。
そのくらい、限界まで来ていた。
「・・・」
私はいつものように、肩をふるわせて牢屋の真ん中で座っていた。
(きっと、ここから一生出られないんだろうな・・・。)
そんな思いも、毎日しているうちに慣れちゃった。
この薄暗くて冷たい、誰も来ない牢屋で私は一生――
「・・・!」
私は涙を流しているのに気づいた。
床にこぼれた雫を見て、初めて認知したみたい。
「あぁ・・・」
(自分が泣いているのもわからないくらい、私はおかしくなっちゃったのかな・・・。)
もう嫌だった。
白衣の人が来ると、それは採血の合図。
それが何人か来ると、それはスキャン装置にかけられる合図。
一応、1日3回の食事は出たけれど、粗末なものだった。
意地をはって食べないと、マシンガン持った人が来て脅すの。
体調が悪くて食べられないなら、白衣の人が来てクスリを飲ませるの。
そう、私はまさに「飼われて」いたの。
野蛮な蜂起集団に。
何となく、目を上げる。
私の眼球が脳裏に写すのは、目の前にある白い壁と牢屋の鉄棒。
「・・・」
見慣れた、それでいて無感傷な映像に私は何も感じない。
「!」
(足・・・音・・・)
私の耳は、確かにその音をとらえていた。
きっとまた、採血・・・。
私は元のように首を垂れ、じっとすることにした。
近づく足音。
何もできない自分。
(いつ・・・、私は楽になれるのかな・・・)
「楽」という言葉。
それは、今の私にとっては「死」という、何よりも甘い、甘い響きを持つ言葉を指すものだった。
「立てるか?」
「・・・?」
どうやら足音の主はすでに牢の鍵を開けたらしく、私に声をかけてきた。
でも、聞き慣れた白衣の人の無機質な声じゃなかった。
女の声――
(ぇ・・・)
私はゆっくりと、顔を上げてみる。
そこには紫色のごつごつした服を着た人がいた。
私に手をさしのべている。
「・・・、だ・・・・・・れ・・・?」
私はしばらく使わなかった「言葉」を、いま自分の意思表示のために精一杯絞り出した。
「私はサムス=アラン。この蜂起集団を壊滅しに来た。」
そして、その人はこう付け加えた。
「ルナ=ナイトメア」
「!」
嫌な・・・名前。
自分の名前。
「悪夢」っていう名前。
私は首を振った。
「・・・逃げないのか?」
「に・・・げ・・・る?」
「そうだ。私は上の階の研究室で、あなたの情報を手に入れた。
ひどい扱いを受けていたようだな。」
「・・・ぁ・・・ぅ・・・」
答える言葉が見つからない――、いや、見つかっても口に出せない。
「私がこの星を脱出すれば、その後このあたり一帯は宇宙から爆撃される。
この地下牢も、間違いなく粉砕されるだろうな。あなたは間違いなく死ぬ。」
「死・・・」
はぁ、と私は感嘆のため息をつく。
(死、死、死、死、死ぬ、死、死ぬ、死ぬは、楽、楽は、死、・・・)
サムスさんの言葉は、私の頭深くに響き渡り、そしてその単語は無限の連鎖となって私を汚染した。
「死、ぬ、は・・・、ら、く。死ぬ、死、ら、く、死、・・・」
「・・・」
口に出してそう言っていたみたいで、サムスさんが眉をひそめたみたいなのは何となくわかった。
#作者注:サムスのスーツは頭部も完全に覆い尽くし、目の部分にバイザーがあるだけ。
#その表情を見ることは、通常ゲーム時にはほぼない。
気づくと、サムスさんは牢から出て横を向いていた。
「死、死、死、・・・」
壊れたカセットデッキのように繰り返す私。
その間、サムスさんはなにやら手からビームを放っていた。
数分すると、サムスさんはまた牢に戻ってきた。
「敵だ。どうやらここに私がいることを感づかれたらしい。」
この人、蜂起集団を全滅しに来たんだよね。
じゃあ、武器を持っている。
ということは、人を殺せる。
殺せる――、私のことも殺せる。
殺せる・・・、殺されるということは、死ぬ。
死。死。死。
「あ・・・ぁ・・・」
「何か言いたいのか?」
出ない言葉を必死に出す。
「こ・・・、こ・・・、」
「・・・?」
私はサムスさんの右手を私の胸に当てて・・・
「こ、・・・ろ、し・・・、て・・・」
「!!」
サムスさんは私を振り払って立ち上がった。
「何を言う。死んでどうするんだ?」
どうもこうもないよ。
(死ねば、楽・・・)
その思いを言葉にしようとした時。
私の周囲は、透明な何かで覆われていた。
「・・・?」
私は無関心にそれを見つめた。
「私のスペースシップに送る。今のあなたは自力で歩けないだろうし、
歩けたところで敵に狙われるのが関の山。」
「や・・・だ・・・」
「殺せというのか?」
私はゆっくりうなずく。
「できない相談だ。蜂起犯ならまだしも、被害者を殺すことはできない。
依頼主の銀河連邦もそう言っている。あきらめろ」
サムスさんがそう言うと、私を取り込んだ透明な球体が移動し始めた。
「行くぞ」
サムスさんが向こうを向くのを見た瞬間、私は意識を失った。
目を覚ました時、最初に見えたのはグレーの天井だった。
目がかすんでいるのか、よく見えない。
「・・・が・・・で、・・・」
誰かが話しているみたい・・・。
でも、よく聞き取れない。
なんとなく、ここが牢屋じゃないことはわかった。
あと、私が生きているということもわかった。
死にたいのに・・・。
「まだクスリが効いているはずよ。眠っていなさい」
白衣を着た眼鏡の人が、私をのぞき込んでそう言った。
「・・・」
私は、言われるまま・・・
眠りに落ちていった。
エロシーン無しですが、とりあえず今はここまで。
相当壊れ気味な文章ですがwww
オリジナルキャラは、やっぱり難しいですね。
元々の作品に登場するキャラなら設定も決まっているし、
ストーリーラインや世界観に沿っているけど。
オリジナルだと、世界観に合わせて設定練る必要があるし・・・
ほいじゃ、また。
ええ〜い!新年早々GJだぜ
縁起がイイねw
今年も期待できそうだ。
hosyu
サムスたん(*´Д`)ハァハァ
寄生獣(;´Д`)ハァハァ
保守
(*´Д`)ハァハァ
干す
hosyu
そして誰もいなくなった。
やばい過疎地帯。
664 :
名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:46:37 ID:HeZgX4Fg
空物語が更新されたぞ。
>664
おおっこの絵は特撮系のネ申ですね。
二次ドリのフェイランに近似属性描写ハケーン
神スレハケーン!
まさか自分と同じ趣味の香具師がこんなにいたとは・・・。
だれか・・・
職人さん降臨してください
捕手!
空物、さらに追加更新掛かってた…
日曜夜更新から土曜更新になったのかな?
神待ち保守
とりあえずこの場所を
守り続けるぞ。
「んっ…あっ…あっ……」
その少女は、わずかな胸のふくらみを揉みしだき、硬くなった乳首を強く摘み上げる。
そして無毛の股間に手を伸ばし親指で淫核を刺激しながら2本の指を幼い膣へと差し入れた。
少女の自慰とは思えないほど激しく膣内をかき回すも、まだ足りないのか今度は3本の指を揃
えて挿入を試みる。
2本の指でもきつかった少女の膣は、容易には受け入れようとはしなかったもののゆっくりと
3本の指を飲み込んでいった。
しかし、指の中ほどまで止まってしまう、もう、膣口は限界まで広がりこれ以上は無理そうで
、少女も苦しそうに肩で息をしていた。
だが、止まっていたのはほんの数秒の事だった、少女は息を止めると一気に指を突き入れたから
だ。
「ひっ、いぃぃぃ………あっ、いい、いっちゃうぅぅ」
当然膣口は裂け少女に激痛を与えたが、それさえも快楽のスパイスなのか少女は絶頂に達した。
その後、少女はしばらく絶頂の余韻に浸るとベットに身を沈めた。
裂けた膣口から流れた血がシーツに2つ目の赤いシミを作った、1つ目は昨日自らの手で処女膜
を破った時のものだ。
リサは昨日学校を早退してからずっと自慰を続けていた。
今は午前11時、始めてからもう一日になろうとしていたが、それでも身体は疼き、いまだ快楽
を求めた。
リサの両手は、まだ胸と股間を弄り続けていた…
ずっとROMっていたけど、寂れてきたので書いてみました。
下手だけど許してください。
続きは、今書いてます。
期待!!
久々にキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
期待してるよ。
たまーにホシュってた甲斐があった(つд`)
678 :
673:05/02/12 18:47:02 ID:APMqpavh
一度絶頂に達したリサは、わずかに理性を取り戻したのかベットからふらりと立ち上がりよろよろと歩き始めた。しかし、それでも自慰を止めようとはしなかった、ふとももを擦りわせるように歩を進め、右手では淫核を弄り続けた。
リサはその非常に淫卑な歩みでキッチンへと向かった、飢えと渇きを癒すためだ。
「ふぅ…」
キッチンでミルクを飲み干すと、小さくため息をついた。見るとグラスには汗と愛液の混じったモノで手形が出来ている。リサはそれを複雑な気持ちで見たが、右手は本人さえ意識しないうちに股間へと伸びていた。
「あ…はぁ…」
自分はこんなに淫乱だったのだろうか?リサは自問するがそんなことは無いと否定した。確かに自慰の経験はあったが回数はごく少ないものだった。そう、昨日からだ…
昨日は朝からちょっと熱っぽかったが無理して学校に行ったのだが、すぐに身体が疼き始め1時限目が終わるとすぐに早退する事になった。あまりにも具合の悪そうなリサを見た親友が気を利かせてくれたのだ。
しかし、思い返してみても原因は思い当たらない。もっと前に原因があるのだろうか?
その前はお姉ちゃんに誘われておしゃれなペンションに泊まりに行ったっけ?お部屋が可愛くてお料理がおいしかったな…あのテイルシチューもう一度食べたいな…
「あっ」
突然リサはキッチンの床にへたり込んだ、瞳から理性の光が消えていき替わり股間に回された右手の動きが激しくなった。
「んぅ…ああぁぁ…もっと…もっとぉ…」
リサは膣内を激しくかき回し、さらに快楽を得ようとしてか獣の様に腰を振りたてた…
679 :
673:05/02/12 18:51:43 ID:APMqpavh
なんか冗長になってない?
エロ描写もっと濃くした方がいい?
素直な感想希望・・・
乙です
描写上手い、いい
ただもうちっと前ふり欲しいきがす
時系列変えて、これから説明するのかもしれないけど
俺的に、まだ、なんとも言えない。
でも、悪くはなさそうだ。頑張ってくれぃ!
682 :
673:05/02/12 23:43:16 ID:APMqpavh
〜序章〜
リサは不機嫌だった。
また、小学生に間違えられたからだ。
確かに身長は140cmしかないし胸だってほとんど膨らんでないけど、地元の柊ノ葉高校の制服
を着ていて間違われるなんて!!
ぷりぷりと怒りながら家に入り、ソファーでくつろいでいた姉にその事を話してみると頭を
なでなでされ優しい言葉でなぐさめられた。
そういう風に子供扱いされるのもリサは嫌だったのだが、この姉にされると不思議と嫌な気
にはならなかった。
リサはもともとお姉ちゃんっ子で、小さいときからずっとこの優しい姉に可愛がられてたの
だった。
もっとも姉が大学生になってからは、あまり構って貰えなくなってしまったが…
「ねえ、リサ。今度の土日、お姉ちゃんとお出かけしない?素敵なペンションがあるの」
「うん、行く行く!!あ、でも友達と行くはずじゃ…?」
「彼氏とデートとかでドタキャンされたの。じゃあ、リサ。土日はお姉ちゃんとデートして
くれるのね?」
この時、リサはまだ知る由も無かった、そのペンションは醜歪なモノの巣である事を。信頼
する姉は彼らに魅入られている事を。
リサは逃れられない淫卑な罠に絡めとられ、堕ちて行こうとしていた。
683 :
673:05/02/12 23:50:29 ID:APMqpavh
しまった、変な所で改行が・・・
えー、順序がおかしくなってしまいましたがこれが序章です。
やはりある程度前ふりで状況説明しないとまずかったですね。
>>681>>682 素直な感想ありがとです。
精進しますんで、よろしくです。
保守
新作期待
687 :
673:05/02/13 20:24:14 ID:JetC9zqS
「んっ…あっ…あっ!?」
不意に右手を取り上げられ自慰は中断させられ、見上げるとそこには全裸の姉が立っていた。行為に夢中になるあまり姉の気配に気が付かなかったらしい。
「あ…お、お姉ちゃん…」
大学は?とか、なぜ裸なの?とか続けたかったがパニックのあまり言葉が出て来ない、しかし、そんな時でも身体は快感を求め空いている左手を自分の股間へ伸ばしていた。
「うふふ、リサってばとってもHなのね。」そう言いながら、姉はその左手も取り上げそのままリサの上に体重をかけ彼女を押し倒した。
「い、いや…なに、するの…?」リサは身体をよじって逃れようとするが両手を押さえつけられ、上に乗り掛かられていては逃れようもなかった。
「なにって、気持ちのいい事よ。ほら…どお?」リサの膣内に何かが進入してきた。
「あ、あっ…なに?何か入ってくる…」リサはそこを見ようとするが姉の身体が邪魔で見る事ができない。姉の両手は自分の両手を押さえているのに、いったい何が入って来ているのだろうか?
「ほら、リサ。とっても良いでしょ?」妖しい笑みを浮かべた姉がそう言うとそれは膣内をかき回し、引っ掻き、そして奥を小突いた。
「あっ、あーーーーっ!」それはリサが今まで体験したことの無い快感だった、突然与えられた大きな刺激に絶頂を迎え、絶叫するとそのまま気を失ってしまった。
あれ?一日一うpじゃないの?
689 :
月光蝶:05/02/15 00:51:53 ID:i6vuyd1H
皆・・飢えている・・(笑)
うぬ、新しい人よろしく。
今週中に書くと予告するテスツ
「予告しても書かないんじゃね?」と仰る方もいると思うんですが、
自分としては予告することで忘れなくするわけです。
結構間あいちゃったけれど、よろしくね(´Д⊂
>>うぬ、新しい人よろしく。
ってそんまま、バトンタッチするかと思ったw
>>689 猛烈な取り憑き具合からして
餓え度合いが判ろうというものw
693 :
673:05/02/15 21:34:59 ID:tBIK3uFX
「ああん、リサってばズルイ…お姉ちゃんもイキたいのに…」
リサの姉は体勢を変え、未だ気絶している妹のふとももを抱えると自分の股間を妹のそこに擦り付ける様に動かした。そしてその腰の動きに合わせて二人の間に異様なモノが見え隠れしている。
それは血のように赤いワーム状のモノで、姉の膣内から伸びリサの膣に差し込まれていた。
「ほら、リサ、起きて。」姉は激しく腰を揺すぶり、頬を叩く。
「んっ…あ…」気を失うも、夢の中で淫卑な思いをしていたのだろう、リサは意外にも姉の行為を受け入れてしまった。だが、視線を下に向けそこにある異形のモノを見てしまい息を飲んだ。
「あ…あ…あ…」あまりの事に悲鳴も出せない、逃げようとするが身体に力が入らない。
そんなリサに気が付いた姉は、わざとゆっくりと大きく腰を動かしてソレを妹に見せ付けた。
「あら…?」リサは恐怖のあまり失禁し、下半身と床、そしてその異形のモノを濡らしたのだ。「うふふ、怖がることなんてないのよ。一緒に気持ち良くなりましょう…」姉は優しくリサにキスをし、囁いた。
二人の膣を繋いでいる異形のモノは自らの意思で蠢き、二人に快感を与え始めた。
「あ、あはは…あは…もっと…」リサはもう正気ではなくなっていた、それとも快楽に逃げようと言うのだろうか?両の乳房を揉み乳首をつまみ絶頂に導こうとしている。
「んぅ…リサも良いのね?私もよ、今度は一緒に…ああっ…」姉は急に激しく動き回られ、言葉を続けられなくなってしまった。
「あ、ひぃ…いい!いい!!」もちろん激しく動いているのは妹側も同じだ、そしてそのまま絶頂を迎えてしまう、また、姉よりも先に…
「あっ、ずるい…でも…私も、もうイクっ…あっ!ああっ!!」程なくして姉も絶頂に達した。いや、それだけではない、姉妹を繋ぐ異形のモノも痙攣しリサの膣内に大量の粘液を吐き出した、恐らくこれも達したのであろう。
「ああ、いいわ…とっても素敵よ、私の赤ちゃん…」姉は自分のお腹を撫で、”赤ちゃん”が胎内に戻って行くのを恍惚と眺めた。
694 :
673:05/02/15 21:45:06 ID:tBIK3uFX
エロSS うpを躊躇う 2月14日
お粗末。
コテハンの方も帰ってこられて嬉しいかぎりです。
このままスレが盛り上がれば最高ですねw
695 :
sage:05/02/16 00:01:03 ID:1DvupEIN
GJ!
そして時は動き出す・・・
↓
696 :
673:05/02/16 20:58:02 ID:Pnlshgnw
その日から姉妹の生活は一変した。リサが先のショックのせいで正気を失い、白痴のような状態に陥ってしまったからだ。
姉のサユリは大学を自主休講にし、妹のリサの面倒を見る事にした。
しかし、それは責任を感じてではなく、リサと言うおもちゃで遊びたいから、と言う事らしい。もちろん、サユリは妹を病院に連れて行く事などしないし、別居している両親に連絡もしなかった。
「ねぇー、おねぇちゃーん」今のリサは”食欲、睡眠欲、性欲”に従順だった。そして、このように語尾を延ばすときは3つ目を満たしたい時だった。
「うふふ、したいのね?じゃあ、教えたとおりにしなさい。」サユリは唯一身に着けていたワンピースを脱ぎ捨て、ソファーに座ると、リサは姉の足の間に座り込み、太ももにキスし、淫核、膣口へと舌を這わせた。
あれから4日がたち、その間、サユリは妹に様々な調教を施していた。このようなクンニの他にも”赤ちゃん”をお口で可愛がったり、お尻の穴に迎え入れる事も覚えている。
「はあ、もういいわ。ほら、赤ちゃんが出てくるわ。リサと遊びたいって…」サユリがお腹の微妙な脹らみを撫でると赤黒いワームが膣口から這い出してきた、リサは器用に舌でその不気味なワームにじゃれつき、ワームもそれに応えた。
「さあ、次は”おねだり”してみせて。」リサは名残惜しげにワームにキスすると、ころりと床に寝転がり、片足を抱き寄せ陰部が良く見えるようにした。「リサのこの穴をぐちゃぐちゃにかき回して、気持ちよくしてください。」
697 :
673:05/02/16 21:11:28 ID:Pnlshgnw
なんか、以前のを書き直したくなってきた…
でもまあ、このまま最後まで突っ走ってみます。
そして反省点は次回に生かす!…ツモリ
698 :
673:05/02/17 20:32:45 ID:fkoWvAco
そんな妹に、サユリは身体を重ね、キスをし、胸を弄ぶ。
「んっ…おねぇちゃん…。あ、入ってきた…奥まで…ああん」二人の様子など気にかける事もなく、ワームはリサの膣内に進入し、彼女を犯し始めた。
「あん、赤ちゃん、元気に動いてる…」ワームがリサを激しく突けば、その衝撃はワームの本体のある子宮を揺さぶり、サユリに人外の快感をもたらした。
「んっ、いいよ…おねぇちゃん…あ、はぁ…」
「あん、リサ…とってもHな顔してる…可愛い…んっ」
姉妹は手を握り合い、ワームに犯されるままに快楽を甘受している。
しだいにワームの動きが激しさを増してきた、絶頂が近いのだろう。それに気が付くと姉妹もお互いに身体をまさぐり合い性感を高めた。ワームが痙攣しリサの膣内に粘液を吐き出すのに僅か遅れて姉妹も絶頂を迎えた。
「今日は一緒にイけたね?リサ。」
「うん!」姉に頭を撫でられてリサは嬉しそうに頷いた。
「あっ!おねぇちゃん。見て!」そう言うとリサは腰を持ち上げる。そして膣口から滴る粘液を手のひらに受けた、もちろん先のワームが吐き出したものだ。
そして、リサはそれを躊躇うことなく口に運び舐め始めた。これも例の調教の成果だった。
「うふふ、上手よリサ。おいしい?」そう言うとサユリは妹にキスをして、口の周りの粘液を舐め取ってあげた。リサは姉にされるがままだ。
「さあ、一緒にシャワーを浴びましょうね。そしたら、お出かけよ。」
迷いがあるみたいだけど個人的には
この路線の継続を激しく希望したい。
淫乱姉妹マンセー!
一日一レスとはじらすねぇー。
だがそれがいい・・。
701 :
673:05/02/18 19:53:29 ID:KCNEgkKo
その後、姉妹は仲良くシャワーを浴び、お互いに身体を拭き合い、髪の毛を乾かす。
サユリはテキパキと用意をすると妹を車に乗せ、出発した。
幹線道路を1時間ほど、林道のような細い道を30分ほど走ると目的地に到着した。
そこは先週も泊まったペンションだ、サユリは駐車している車を数え自分達が最後である事を確認すると、リサの手を引いてロビーに入った。
「いらっしゃい。サユリちゃん、それからリサちゃんね。」そこで姉妹は親しげに出迎えられた。
「こんにちは、スミレさん。またお世話になります。」スミレと呼ばれた女性はどうやらこのペンションのオーナーらしい、色白の美人で歳は30をやっと越えた位だ。
「そんな他人行儀にしなくていいのよ。それよりも…」スミレは少し腰をかがめてリサの顔を覗き込んだ。「妹さんはとてもいい顔になったわね、素敵よ。」
「うふふ、ありがとうございます。」サユリはリサを後ろから抱きしめ、胸や股間の辺りを撫でて見せた。「ほら、リサもスミレさんに挨拶して。」
「あん…えっと…お世話になります…」リサは姉の愛撫を受けながら、たどたどしく挨拶した。
「よろしくね、リサちゃん。それじゃ、おねえさんとお部屋でお着替えして、食堂に降りてきてね。」スミレはリサにルームキーを握らせ、姉妹を階段へと導くと、自分は食堂の扉の向こうへと姿を消した。
702 :
673:05/02/18 23:47:21 ID:KCNEgkKo
「ねぇ、おねぇちゃん。まだお食事には早いよ?」スミレと別れ、階段を上りながら姉に尋ねた、まだ16時なのだ。
「今日はイベントがあるよ、そのイベントにお姉ちゃんも出演するの。」
「イベント?おねぇちゃんは何するの?」リサは興味しんしんだ。
「うふふー。とってもHで、気持ち良い役よ。でも、ちょっと恥ずかしいかな。」サユリは前にも経験した事があるのだろう、ちょっと顔を赤らめながら恍惚とした表情を浮かべた。
「う〜、なんかズルイ〜」そんな姉の表情を見てリサは唇を可愛らしく尖らせた。
「そんな顔しないの。詳しくは話せないけどリサにも素敵な役があるから、ね。さあ、着いたわ。」
部屋の中には大き目のベット2つ、洒落た小テーブルとセットの椅子2脚。やたら大きいバスルーム。そしてベットの上には着替えにネグリジェが用意されていた。
「リサ、これに着替えて、早く食堂に行きましょ。」サユリは小さい方のネグリジェを妹に渡すと、先に着替え始めた。リサはその薄い布切れに戸惑ったようだったが、素直に姉に従った。
「ほら、リサ。準備できた?」そう言うとサユリは妹に抱きつき体中をまさぐった。
「んっ、あっ…おねぇちゃん。」だがすぐに身体を離してしまう。余計なものを身に着けていないか調べただけなのだ。
「ちゃんと下着も脱いでるね、じゃ行きましょう。」サユリは妹の手を引き階下の食堂へと歩き出した。
「………」しかし食堂の前まで来ると、リサの足が止まってしまう。中から10名近くの人の気配があり、怖気づいてしまったようだ。
「怖いの?」サユリが優しく聞くとリサはコクンと頷いた。
「大丈夫よ、みんなお姉ちゃんのお友達だし、女の人しか居ないわ。それに、お姉ちゃんが付いててあげるから、ね?」サユリは妹を優しく抱きしめそう囁き、最後にキスをする。
妹の緊張が解けるのを確認すると、サユリはリサを抱き寄せ食堂の扉を開けた。
703 :
673:05/02/18 23:51:55 ID:KCNEgkKo
なんか、長い上にエロがありません、スマソ
しかも何か散文になってる気も…
えー、次からはエロエロの予定です。
704 :
673:05/02/19 22:52:15 ID:OUHzMkLD
食堂の中には7人の女性が、姉妹の到着を待っていた。
リサ達は入って行くとすぐにスミレに呼ばれ、車座に配されたベンチの真ん中に連れ出され皆に紹介された。
「もう話は聞いてると思うけど、この子がリサちゃんよ。みんな簡単に自己紹介してあげてね。」
自己紹介は本当に簡単な物だった。リサは全員の名前を覚える事が出来なかったが特徴だけは掴んだ。それぞれ母娘、双子姉妹、そしてレズカップル。
その中でリサは双子に興味を引かれた、歳が近いこともあったが、向こうもリサに気があるらしく熱い視線を向けていた。
サユリはそんな様子に気が付くと、妹を連れて二人に近寄った。
「ねえ、カホちゃん、シホちゃん、少しの間だけ妹の相手をしていて貰えるかな?」
「はい!解りました。サユリさん、今日はお産の日ですものね。」
「ええ、だからちょっとお願いね。リサ、ここでお姉ちゃんの事、見ててね。」
サユリは双子の間に妹を座らせ、頭を撫でて不安を和らげてあげると、車座の中央に戻って行った。そしてスミレに目配せすると裸になり、クッションの敷かれたテーブルの上に乗った。気が付くとその場の全員の視線が集まっていた。
「リサ。お姉ちゃんが赤ちゃん産むところ良く見てね。」
705 :
673:05/02/20 13:40:44 ID:Txu/hiSg
サユリはスミレから受け取ったグラスの中身を飲み干すと、リサに良く見えるように足を広げて座り直し、自慰を始めた。
「んっ、んっ…はぁ…」先ほど飲んだものは媚薬なのであろう、サユリはすぐに気が狂ったように激しく股間を弄り始めた。
「ほら、赤ちゃんが顔を出して来たわ。とっても元気そうね。」側に立っていたスミレは、リサの視線の邪魔にならない様に手を伸ばし、サユリの膣口から伸びてきたワームを愛撫し始めた。
だがそれも一瞬だった、「さあ、ママのお腹から出ましょうね。」そう言うとスミレはワームを力強く握り、膣から引き抜き始めたのだ。
「あっ!ひぃぃ!!いい、いい!」サユリは自慰をやめ、敷いてあるクッションを千切れるほど握った。
「おねぇちゃん!!」リサは姉の元に飛び出そうしたが、予期していた双子にしっかりと抑えられてしまう。
「リサちゃん落ち着いて!」双子の妹、シホがリサをとりあえず落ち着かせると、姉のカホがさらに続けた。
「ほら、サユリさんを良く見て。痛そうじゃ無いでしょ?それどころか気持ち良さそうじゃない?」
そう言われてリサは姉を見る。「ああ、ひぃぃ!あっ…」サユリは悲鳴とも喘ぎとも付かない声をあげていたが、確かに苦しそうだが、痛そうではない。そしてその表情は恍惚としていた。
706 :
673:05/02/20 16:10:42 ID:Txu/hiSg
「ほら、サユリさんのお腹を見て。お腹の膨らみがぼこぼこ蠢いてるでしょ?」カホはリサに囁きながら彼女の右手を取り、自分の股間を弄らせた。
「あれは赤ちゃんが子宮内で暴れているの。子宮内をかき回されるのってすっごく気持ちいいのよ。」シホもリサの左手を取り、姉と同じように自分の股間を弄らせる。
そうして双子はサユリの状態を解説しながらリサを責め始めた。
リサは双子の愛撫を受けながらも姉から目が離せないでいた。姉が悶えると自分の胸も高鳴り異常に興奮してくるのだった。
スミレはさらに引っ張ると、サユリのお腹の膨らみが蠢きながら下がってきた。
「あはっ、もう子宮から出てきて膣でもがいてるのね…んっ…私も感じてきちゃった。」
カホはそれを再現するように、リサの膣内に指を差し入れかき回した。そして自分の膣から伸びてきたワームをリサに触らせる。
「あん、カホってばそんな事まで…。あ、ほら、生まれてくるわよ。あんなに広がってきてる…」
サユリの膣口が大きく広がりワームの本体が現れてきた、ラグビーボールほどの形と大きさの肉塊がゆっくりと引きずりだされる。「ひぃーーーっ!」サユリは産み落とすと同時に大きな絶頂に達し、力なく倒れこむ。大きく肩で息をしていて、意識もはっきりしていないようだ。
リサはその様子にあてられ失禁してしまった。
707 :
673:05/02/20 17:57:19 ID:Txu/hiSg
「リサちゃんってば、お漏らししちゃっうなんて、とっても感じちゃったのね。」
カホは尿で濡れてしまったリサのネグリジェを脱がすと、自分も脱ぎだした。
「私も興奮してきちゃった。ねぇ、リサちゃん。3Pって経験ある?」シホもネグリジェを脱ぎ、強引に唇を塞ぐとリサに尋ねた。
「え?でも…」リサは姉に助けを求めようと視線を走らせるが、まだ気を失ったままだ。
「私たちはリサちゃんのお姉さんに”妹の相手をしてね。”ってお願いされたのよ。だから、解るでしょ?」そう言うとカホはリサをベンチに押し倒し、身体をかさねた。
「あっ…おねぇちゃん、助けて…」リサは姉に助けを求めるが、無駄なのは解っていた。
「リサちゃん可愛い…私のはお口でしてくれる?」シホは強引にワームをリサに咥えさせると、腰を振りはじめる。
「んっ…んっ…んっ」リサは膣内と口を同時に犯され、逆らいがたい快感に溺れていった。
リサは姉に教えられたように膣内のワームを締め付け、口内のワームを舌で愛撫した。
「んっ、リサちゃん上手…あっ、イクッ!ああ、飲んで、リサちゃん…」シホはあっけなく絶頂に達しワームに粘液を吐き出させた。
「んぐっ、んっ…はぁ…美味しい…でも、シホさん早い…」リサは望みどおり飲み下すと不満を口にした。
「リサちゃん、シホの赤ちゃんはまだ若いから敏感のよ、あまり責めないであげて。シホもまだ出来るでしょ?」カホのワームはまだ元気にリサの膣内をかき回している、まだ達するのは先そうだ。
「うん、まだまだ出来そう…リサちゃん、また舐めて…」シホは自分の胸や淫核を弄り気分を高めると、またリサの口を犯し始めた。
「ねえ、リサちゃんのお尻も犯したいな?いい?」
708 :
673:05/02/20 21:08:44 ID:Txu/hiSg
一気にここまで書いたけど、読みにくいものになってないかな…
さすがに疲れたので、今日はここまでです。
あと数レスで終わる予定…
一気にまとめてやった方がいいと思いますよ
710 :
673:05/02/20 22:07:18 ID:Txu/hiSg
じゃあ、もうちょっと頑張ってみます
ガンガレ、応援するぞ
712 :
673:05/02/21 00:18:11 ID:+62i5aUD
「ああ、んんぅ…お尻でしたいの?」リサはシホのワームから口を離し、口の中の粘液と唾液を飲み込んだ。「いいけど…どうやるの?」リサはシホが2穴責めをしようしている事は理解したらしい。
「カホとリサちゃんが身体を入れ替えればいいのよ。カホ、協力して。」そう言いながらシホはカホのお尻をつねって急かした。
「あん、解ったわよ…」カホは身体を起こすと、今度はリサの手を引き抱き寄せるとそのまま後ろに倒れこんだ。
「んっ…カホさんの急に元気なった…あ、いやぁ…シホさんお尻舐めるなんて…」シホは二人の繋がっている居る所に顔を近づけると、リサの膣口からお尻の穴まで舐めていた。
「リサちゃんのお尻はとっても感じやすいのね…んっ…ほら、入ってくよ…」シホが腰を近づけワームをリサのお尻の穴に導いた。
「あ、お尻に入ってきた…両方一緒なんて始めて…んぅ…カホさん激しく動かないで…はぁ、いい!!」
リサは2つの穴を同時にかき回され、気が狂うほどの快感を感じあっという間に達してしまった。
「シホのを感じて、赤ちゃん喜んでるみたい…はぁ…あん…私も気持ち良い…」
「うん、カホの赤ちゃんと私の赤ちゃんが中でじゃれ合ってる…あん、もうイっちゃう…リサちゃんお尻の中に出すね…」
「あん…まだ物足りない…リサちゃん、もっと続けましょう…」
リサは気絶するまで、双子に揉みくちゃにされ続けた…
713 :
673:05/02/21 21:28:30 ID:+62i5aUD
ただ今、苦戦中・・・
しばしお待ちを・・・
714 :
673:05/02/23 21:10:21 ID:ejPWNkgB
リサは夢の中で唇を何か柔らかい物で塞がれた、それは目を開けなくても姉の唇だと解った。
姉の唇から何か液体がリサの口へと注がれる。リサはそれを何の疑問も抱かずに飲み下した。
「ん…おねぇちゃん…えっ、なに?」リサは気だるげに目を開けると、自分はテーブルの上に寝かされており、さらにみんなに注目されているのに気が付いた。
「今日のラストイベントよ。スミレさんがリサに赤ちゃんを授けてくれるの。」サユリがスミレに頷くと、スミレは着ていたネグリジェを脱ぎ床に落とした。
彼女の裸を初めて見たリサはあまりの光景に息を呑んだ。スミレの下腹部には赤黒い肉塊が不気味に脈打っていたからだ。そしてそこからは2本のワームが生えていたのである。
スミレはその2本のワームを手に持ちリサに見せ付けた。
「ほら、よく見て、いまからこれが入るのよ。まずはこっちから…んっ…」スミレは片方をしごいて刺激を与え始める、「ん…あは…見て…」しばらくすると細くなった先端からだらだらと粘液を滴らせ始める、
いや、それだけではない、ワームの根元からゴルフボール程の瘤がせり上がってきた。
それは止まることなくワームの中を進み先端から吐き出され、リサのお腹の上に落ちた。
「はぁ…こうやってリサちゃんの子宮の中に卵を産み付けるのよ、先端がこんなに細いのも子宮に入り込むためなの…」スミレはリサのお腹の上の卵を指先で突付きながら説明する。卵は粘度が高いのか、お腹の上に張り付き落ちようとしない。
リサは魅入られたようにその卵を見つめている。
「そいてこっち…もう、解っちゃったかな?こっちからは精液が出てくるのよ。んんっ…」
スミレはもう一方のワームをしごき始める。「あっ…出るわ…」程なくしてゼリー状の白濁液がほとばしる。スミレは器用にそれを卵の上にたっぷりとかけてみせる。
「ふう…これで受精ね。これをリサちゃんの子宮の中で行うの。解った?」
突如ジャマするが
もまいらJの神話つー講談社ノベルズがまさにこの展開だったぜ。
寄生で虜になってガッツンガッツン
>>715 ガッツンガッツンまでは行ってないと思うが、確かに言われてみれば、
Jの神話の後日談と言われても納得できるな。
アレには、匂いで相手を操るという能力もあったが。
717 :
715:05/02/26 12:14:14 ID:CButTJ6p
……あ。
もしかして、漏れの書いたこの展開ってのを673さん作の展開とかって間違えられてます…?
この展開=不気味なモノに寄生されて虜になる娘、であって673作品のことを直接にいったわけではありませんよ
673さん、どんどんかいちゃってください
718 :
673:05/02/26 12:31:38 ID:B/VHbte/
お気遣い無く…
ちょっとテンション下がっちゃって筆が進んでないだけです。
そんな訳で雑談でもしていてください。
…無理にネタでも振るか
皆さんはどんなシュチュエーションが燃える?
家族とか知り合いとかが知らないうちに寄生されてて何か変だと感じて来た頃にそれを知ってしまうもしくは知らされる
んで自分も仲間入り〜みたいなシチュとか好き
・嫌悪感と快感で葛藤して、快感に負けてしまう。
・後でソレを後悔する。
・でもどうしても勝てないので、ヤケクソになる。
・周りの人に寄生虫を増やす手伝いをする。
・後でソレを後悔する。
・でも、周りは規制されてる人ばかりで、しかも自分が規制させた。
・落ち込む。OR壊れる。
ゆー感じのスパイラル堕落コース
寄生が進み、もう身も心も蝕まれちゃって同化もしくは眷族化。
そんで、やたらめったらではなく狙った者を引き込む。周到そして確実に。
そのターゲットは狙われていることに気付いていて次第に恐怖が増してくるというのも、
多少違和感を感じつつも最終段階まで気付かず、気付いた時には既に遅しというのも、
後に仲間入りの悦びを示す程の変心っぷりがあったりなんかすると、もう…
| γ゚ *.
| (゚∀゚η ___;
/ ̄ノ(ヘ ωヘ
乗っ取りとかより、眷属化や下僕化のようなのがいいな。
723 :
673:05/02/27 18:59:52 ID:tZRKhyQX
「どお?リサ、素敵でしょ?」リサは姉の問いかけに答える事も出来ずに、自分のお腹の上の卵と、スミレの2本のワームから目を離せずにいた。
先ほど口移しで飲まされた媚薬のせいも有るのだろう、その目は熱っぽく潤んでいた。
「うふふ、もう目が釘付けね。ね、リサ、アレ入れて欲しいんでしょ?」リサはこくりと頷く。
それを見たスミレはワームをリサの膣に押し入れる、もちろん卵を産む方のワームだ。
「あん…あっ、はあっ…」ワームは膣の奥まで進み、その行き止まりを探る。
「あ!ひぃい!!」ワームが子宮の入り口を探り当て、その先端を差し入れたのだ。
その部分は非常に伸縮性に富んでいるが、まだ子供を生んだ事のないリサのそこは硬く、ワームは無理に押し広げて進んで行った。
「んふぅ…あっ…」しかし、媚薬で狂った感覚にはそれも快感でしかなかった。
程なくしてワームの先端が子宮内に到達すると、今度は卵がせり上がって来た。
卵が膣の中に進入し子宮内に納まるまで、その膨らみで外からでもはっきりと目で追うことができた。
「ああっ!入ってくる…いい!あっ…」もっともリサは快感に翻弄され、それを見届ける事は出来なかったが。
「あっ……」軽い絶頂に達し恍惚としていたが、すぐにワームを引き抜かれてしまいリサが残念そうな声をあげた。
「そんな残念そうな顔しないで、これからが最高なんだから。」スミレがもう一本のワームをリサに見せ、そのまま一気に挿入した。
724 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 01:43:55 ID:pvO/bH2X
ワクワクアゲ
725 :
水死体:05/03/02 12:54:17 ID:ptSn5Nkt
726 :
673:05/03/02 21:04:44 ID:dfw2vILu
「あはっ…いい…」ワームを迎え入れリサは満足げな声をあげる。
やはりオスの性格なのか、荒々しくリサを突き立て、喘がせる。
「ほら、これを見て。」側で見ていたサユリがリサのお腹の上にあった卵をつまみあげた。
いや、もう卵ではない。それは孵りたてのワームだった。うねうねと蠢くそれでリサの乳首を刺激する。
「うふふ、可愛いでしょ?でも、この子は外気だと死んじゃうの、だからね。」サユリはいきなりそれを口に入れると、咀嚼し始めた。
「おいしい…」サユリは口元に手を置いて、こぼれないようにしながら妹に囁いた。
リサは何事か理解できずに姉を見つめていたが、姉は意にも介さずにリサのあごを押さえキスをしてくる、口移しで咀嚼物を与えようというのだ。
リサは何とか拒もうとするが、姉はそれを許さない。しばしの攻防の後リサはそれを受け入れてしまった。
「あ…」それは確かに美味しかった、官能的な味と言うのだろうか?そしてそれは、先ほど飲んだ媚薬の味と同じ物なのにリサは気が付いた。
「あっ、あっ…」突然膣内を激しくかき回されてリサはスミレの方に注意を向けた。
「うふふ、気が付いた?媚薬だけじゃないのよ、ここで出される食事もみんなこの子が材料なのよ。」そう言いながら先ほどサユリが産み落としたワームをリサに見せる。それはガラスの器の中で、粘液に塗れながらゆったりとのたうっていた。
「今日はお姉ちゃんの子供がメインデッシュになるのよ。あは、ドキドキしてきちゃった。」サユリは器の中のワームを眩しそうに見つめながら呟いた。
「ね、リサ。先週のテイルシチューみたく、お姉ちゃんの子供も美味しいって食べてくれる?」サユリは妹の頭を撫でながら聞いてみた。
727 :
673:05/03/02 21:30:15 ID:dfw2vILu
え、喰うの?このスレ初かも?
私の好きなシチュは、
気づかないままに罠に掛けられ、堕とされて、
そのまま、眷属の最下層で快楽にのた打ち回る…
って、感じかな…今書いてるのがそれだね(笑)
728 :
水死体:05/03/03 12:58:15 ID:J5kkahkD
・・・・・・く、食うの?
こういうのを食べる話って、初めて見るかもしれません。
729 :
673:05/03/03 20:06:01 ID:gEzEzs9h
「あっ…そんな…あっ…はぁ…」リサはスミレに激しく犯されており、答えることが出来ないでいた。
無視される形になったサユリは唇を尖らすと、手を伸ばし妹の乳首をつねり上げた。
「ひいぃぃ!あっ…あっ!!」それをきっかけにリサは絶頂に達してしまう、そして膣はワームを強く締め上げた。
「ん…あっ!」連れられるようにワームも達しリサの子宮に膣内に精液を吐き出した。
「あはぁ、これで受精したわね…ほら、手を当てて。すぐに孵るわよ。」スミレは気だるげにそう言うとリサから身体を離す、ワームも力無く抜け出てきた。
サユリは絶頂の余韻に浸っている妹の手を取ると、子宮のある辺りに当てさせた。
「あ…動いてる…」すぐにリサは呟いた。手の下でワームが動いているのが解る。
「どお?」
「うん…何かくすぐったい…」リサは姉に助けられて身体を起こした。
周りを見ると参加者達はそれぞれのパートナーと戯れながら食堂から出て行こうとしていた。おそらく自室でお互いの身体を慰め合うのであろう。
「リサ、私たちもお部屋に戻ってシャワー浴びよ?」
「………」リサは、調理場に運ばれて行くワームが気になって仕方がないようだ。
「じゃあ、調理場に行って見る?でもスミレさんの邪魔しちゃだめよ。」サユリは妹のネグリジェを手繰り寄せそれを着させ、自分も同じようにする。
調理場に入ってみるとスミレが流しの前で佇んでいた、どうやら姉妹が来るのを待っていたようだ。二人と目が合うと器からワームを掴み上げて、それを手で扱いて見せる。
730 :
673:05/03/03 23:22:05 ID:gEzEzs9h
「んっ…あっ…」スミレに扱かれワームが身悶えする度にサユリも喘ぎ声をあげる。
「お腹の中に居るわけでも無いのに、あの子が感じられるのよね…」サユリは妹を抱き寄せその手を自分の股間へ導き、そこを弄らせる。
スミレはワームで遊ぶのを止め、まな板の上に降ろし左手で押さえつける、押さえる場所はワーム部分と肉塊部分の付け根だ。そして右手には出刃包丁が握られた、そこを切るのであろう。
「サユリちゃん、行くわよ?」スミレは言うが早いか、サユリが頷くより先に包丁を振り下ろしワームを切断した。
「ひぃっ!!」サユリは絶叫をあげ身体を痙攣させながらその場に崩れた。
「おねぇちゃん?」
「あは、お姉ちゃんイッちゃった…すごい衝撃が来たの…」サユリは妹の腕に掴まりながら立ち上がり、リサに教えた。実際、リサも自分の子宮の中で孵化したばかりのワームが暴れて感じていた。
「ああ、とっても最高の瞬間よ、断末魔で子宮が震えるのかしら?」リサはウットリとしている姉と、淡々と料理を続けるスミレとを交互に見やる。
スミレは手際良くワームをぶつ切りにし、沢山の野菜とともに鍋にかける。
そしてまな板の上で不規則な痙攣を起こしていた肉塊も、手早く皮を剥ぎ中の臓物を小さな器へと分けた。
「リサ、これ以上は邪魔だから、お部屋に戻りましょ。」不思議な興奮に包まれ自慰に耽っていたリサだったが、姉に手を引かれ調理場を後にする事になってしまった。
731 :
673:05/03/03 23:38:00 ID:gEzEzs9h
あと2〜3レスで終わりです。
あとほんの少しお付き合いください。
732 :
名無しさん@ピンキー:05/03/05 15:21:17 ID:aPeAjQtZ
支援age
733 :
673:05/03/05 23:21:08 ID:B2MR4FCF
「ねえ、おねぇちゃん、どうしてあの子を食べるの?」
部屋に戻り仲良くシャワーを浴びていると、リサは今更ながらの質問を姉にぶつけた。
「どうしてって、牛や豚を食べるのと一緒よ、つまり食べるために育てた、そういう事よ。」
それを聞いたリサは、寂しげに自分の下腹部を擦った。自分の子を食べると言う事を想像しているらしい。
「そんな顔しないで。その子だって、ママに食べて欲しいって思ってるはずよ。」サユリは妹を抱きしめキスし、さらに続ける。
「先週ここで食べたテイルシチューの正体は、牛の尻尾じゃないって事はもう気が付いてるでしょ?あれを食べて、どんな風になった?とってもエッチな気分になったでしょ?さあ、難しいことは考えるのを止めて快楽に溺れましょう。」
サユリは妹をバスルームから連れ出すとテキパキと身体を拭き着替えさせた。
そして、食堂に戻ってみると、椅子とテーブルは直され人が集まるのを待っていた。
姉妹が席に着くと他の参加者も集まりだした。
「サユリさん、リサちゃん一緒してもいい?」双子が声を掛けてきた。
「ええ、どうぞ。この後楽しみましょうね。」と、サユリ。見ると向こうでは母娘とレズカップルが同席している。
こうして全員が揃うとスミレが料理を運んできた。ポトフにパン、温野菜のサラダなどがテーブルに並べられた。
ポトフに沈んでいるぶつ切りにソーセージが目を引く、もちろんソーセージでは無いが。
「いただきます。」誰とも無くそう口にし、みんな料理に手をだした。
意外にも静かな夕食だった、嵐の前の静けさだが。
あれから数ヶ月して、私はやっとまともに言葉を話したりサムスさんと接することができるようになった。
メディカルチームっていう人たちによると、私の体は薬で汚染されてたらしい。
でも私の種族の特性のおかげで、後遺症も残らずに全部抜けたんだってさ。
「ルナ」
「なに?」
サムスお姉ちゃんが来た。
・・・パワードスーツで。
「またお仕事?」
「ああ。今度は厄介かもしれない」
私にはお姉ちゃんの仕事がよくわからなかったけど、
何か大事なもののために戦っているんじゃないのはわかった。
多分、お姉ちゃんは・・・いつかきっと死ぬ。
戦う理由が大きくて、それが守るべきものじゃなければ・・・。
私はなんとなく、それを知っていた。
「以前私が宇宙海賊から解放した惑星の調査らしい」
「SRなんとかっていうあそこ?」
「そうだ。メトロイドと私が初めて出会った惑星」
「ねぇ、私も――」
「ダメだ」
「・・・」
しょんぼりする私を横目に、お姉ちゃんは言った。
「ルナは戦うべきではない。君は被害者なんだ」
私が拉致されていた施設のことを言っているんだ。
「・・・同時に加害者にもなり得る私の言える台詞ではないか・・・」
「そんなことないよ」
確かにパワードスーツの力でお姉ちゃんは戦ってる。
依頼されて、という立場だけに恐れているのかもしれない。
「・・・それじゃあ行ってくる」
「帰りは遅くなるの?」
「できるだけ早く帰ってくるさ」
微笑むと、お姉ちゃんはパワードスーツの頭部を装着して退出した。
「・・・」
私はどうも悪い予感がした。
お姉ちゃんに助けられてから、しばらく幸せだったから・・・。
そう、不安だったんだ。
――そしてその予感は当たってしまった。
お姉ちゃんが未知の生物に寄生されて、さらにスペースシップごと撃沈したというのだ。
私はすぐに駆けつけたが、もちろん面会など許されなかった。
スーツを着てサングラスをした男の人がいた。
「サムス=アランは今、非常に危険な状態だ」
「え・・・」
事故のしらせだけでもショックだったのに、そんな話・・・。
「未知の生物に襲われ、その影響で意識を失った。
その結果、スペースシップを操縦中だった彼女は小惑星群に突入し、
そのまま小惑星の一つに激突したのだ」
「う・・・そ・・・」
「残念だが、本当のことだ。現在緊急手術中だ」
私の足は震えていた。
「まぁ・・・、手術の様子を見ることはできるが・・・。
君には刺激が強すぎるだろう。すすめられん」
「・・・結構です」
私はそこに用意されている椅子に腰を下ろした。
「サムスは君の命の恩人だけに辛いだろうが・・・」
このスーツの人が私に気を遣ってくれているのがわかる。
確かに恩人なのかもしれない。
私の心をここまで正常に戻してくれたんだから。
「今は回復を信じて、待つしか無い」
「・・・はい」
そして、しばらく沈黙が流れる。
初めて会うスーツの人は、ずっとそこに立ったまま。
「何か飲み物でも買ってこよう」
そう言い残し、部屋から出て行った。
「お姉ちゃん・・・」
数ヶ月の間で、サムスさんは私の家族になっていたんだ。
私はそう認識した。
スーツの人が戻ってきた。
手には二本のパック。
「君が好きなのは惑星SSD-223産のイートドリンクと聞いたよ」
イートっていうのは、植物の一種。
SSD-223は温暖な気候なので、年中この作物が収穫できる。
「・・・ありがとうございます」
受け取り、開封する。
この人は人間的・・・って言うのかな?
私は地球の人間じゃないからよくわからないけれど・・・。
私の治療をしてくれたメディカルチームは人間っていう種族らしい。
彼らの医学は宇宙においても高レベルなんだって。
お姉ちゃんが・・・言ってた。
「・・・」
私はまた涙を流していることに気づいた。
「辛いだろうな」
「はい・・・」
「私も似たような境遇に陥ったことがある」
スーツの人は何か語り始めた。
「君とは違って、本物の家族だった。血のつながりのある・・・、
と言えばわかりやすいかな。私の兄は銀河連邦所属のエージェントだった」
『だった』という語尾に、私は少し違和感を覚えた。
「じゃあ・・・」
「死んださ。確か・・・、リドリーと言ったかな。そんな奴と戦って、
そして全滅したとか・・・聞いたよ」
リドリー・・・。
サムスお姉ちゃんも一人で戦ったことのある、大きな竜型の怪物だ。
「リドリーという奴は、宇宙海賊の幹部らしくてね。兄はそいつを
殲滅して、海賊そのものに打撃を与えるつもりだったらしい」
「・・・」
私は何も言えなかった。
そのリドリーを、お姉ちゃんが倒しただなんて・・・、言ったらショックだろうから。
「その後に君が姉と慕う彼女・・・、サムス=アランが単身で突入した。
結果は成功。見事にリドリーもろとも惑星ゼーベスを破壊したそうだよ」
「知ってたんですか・・・」
「そりゃな。銀河連邦のエージェントなら誰でも知ってるさ。
君の恩人は銀河連邦の恩人でも・・・、いや有名人かな」
そして少し沈黙があって・・・。
「彼女の報告書を読んだよ。私の兄らしき死体も発見したってね。
エージェントの中でも戦闘チームはパワードスーツ着用の許可があるからね。
そのシリアルナンバーでわかるのさ」
「そうですか・・・」
そこで小さな電子音が鳴り響いた。
「?」
「おっと・・・、私だ」
スーツの人は私に背中を向け、何かぼそぼそと話し始めた。
エージェントらしく、通信機を携帯してるみたいだ。
「・・・」
(この人の方が辛いのかな・・・)
この人のお兄さんは死んだんだ。
私みたいに、手術してどうこうするレベルじゃなかった。
(私の方がまだ楽なのかな)
そんなことを考えていると、スーツの人はこっちを向き直っていた。
「ルナ君。サムスの手術が終了したそうだ」
「!」
立ち上がり、部屋から飛び出そうとする私を制したスーツの人。
「待ちたまえ。サムスは現在ICUにいるそうだ」
「でも」
「ダメだ。いずれにせよ面会謝絶だ。それにICUの様子だってひどいものらしい」
「・・・」
私は再びうつむく。
「ひとまず今日は面会は許されないようだ。君も一度ホームに帰るといい」
ホームとは、私たちが生活するエリアのこと。
ホームルームやホームエリアという呼び方が本来らしいけれど、
それだと長いし学校の授業みたいだっていうことでホームとだけ呼ばれてる。
「はい」
「上から私も同行するよう言われている」
「え?」
どういうことだろう。
私を今更監視しても・・・。
「上からの取り計らいらしい。君の恩人がこの状態だ。
いつも一緒に生活しているだけに不安があるだろう。代わりにはならないが・・・」
「・・・」
お姉ちゃんが銀河連邦の仕事を請け負っている間、私は銀河連邦の設備で生活する。
もちろんお姉ちゃんが帰ってきたら、別な場所に移動するけれども。
とにかく、銀河連邦は事件の被害者や犠牲者には手厚い。
戦士やエージェントにはあまり良い待遇は与えられないのに・・・。
「・・・わかりました」
断るのも悪いし、この人は色々と気遣ってくれている。
私はその好意を受け入れることにした。
数日後、私の目の前に変わり果てたお姉ちゃんがいた。
「ルナ・・・」
「お姉ちゃん!」
未知の生物に寄生されて、仕方なしにスーツをあちこち切り取ったそうだ。
ノートパソコン修理に出してたせいでかけませんでした。
予告しといてスマソです。
今回はエロなし。
次回・・・あるいはその次あたりに再びXがk(ry
ほいじゃまた。
gj
次回に激しく期待!
GJ
とっても、続きが気になります。
>>740 good job!!
_n
( | _、_
\\ (<_` )
ヽ_ ̄ ̄ )
/ /
745 :
名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:10:32 ID:oBoH0Rc9
四日もカキコがないと、末期を予感させるじゃねーかage
uaaaaaaaaaa
続きはまだなのか、中佐!
747 :
673:05/03/15 20:32:24 ID:zn0Zzmkk
誰もがポトフにまず手を伸ばす、それが参加者達の楽しみなのだ。
いや、正確にはその後に行われる乱交が楽しみなのだろう。
全員が黙々と食事をし、ワームの肉に含まれる媚薬の効果に身をゆだねる。
そして、食事を終えると皆が熱のこもった目で辺りを見た。
「私、リサちゃんをメチャメチャに犯したい…良いでしょ?」いつの間にか寄ってきたのか、双子の姉カホがリサの手を強引に引き、立ち上がらせた。
「あっ…」リサは助けを求めるように姉を見るが、妹と目の合ったサユリは双子の妹を抱き寄せ、リサに見せ付けるようにキスをしてみせる。
双子の妹のシホはサユリに抱かれ、股間からワームを伸ばしサユリの内股を探っていた。
「ね、お部屋に行きましょ。サユリさんとシホも一緒に私たちの部屋に。」カホはリサを後ろ抱きにしながら側にいる二人を誘うと、リサの胸や股間に悪戯をしながら移動しはじめた。
リサたちが食堂を出ようとした時、向こうでは母親がソファーに押し倒されレズカップルと娘に犯され、嬌声をあげていた。
スミレは独り静かに事の成り行きを見ていたが、皆が色事に夢中になったのを確認すると小さな小瓶を手にそっと食堂を後にした。
その小瓶の中には先ほど調理したワームから取り出したと思われる臓器が入っている。
しかし、それはいまだにビクビクと脈打ち瓶の中で泳いでいた。
スミレはその小瓶を手に隠し扉から地下室に降り立った、もちろんこの地下室の存在は他の誰も知らない。
その地下室の奥には奇妙なオブジェが鎮座していた、スミレはその前に進む。
「愛しいあなた…今日も新しい人柱が入りました。さあ、これを…」
そのオブジェと思われたものはググっと動くと口と思われる裂けれが現れ、スミレはそこに小瓶の中身を入れる。
「ォォォォ……」オブジェが不気味な喜びの声を上げる。
スミレはオブジェに抱きつきキスし、それが本来の姿を取り戻す時を夢見た。
748 :
673:05/03/15 20:38:43 ID:zn0Zzmkk
中途半端な気もしますがこれで〆です。
なんか、色々後悔してます…どう読んでも説明足りないし…
次回は先に全部書き上げて通して読んでかうpする事にします。
あ、触手じゃなくてワームにしてみたのけど、やっぱし触手の方が良かったかな?
では、名無しに戻ります。
749 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 20:53:39 ID:jjYNzGB0
激しく乙!!!
この続きが気になるがよかったよ
GJ!!
基本は人形つかい
少し前にガイバーは寄生か否かっていう話題があったけど、殖装された時に
瞬時に殖装者の肉体も変化するっていう設定があるらしい。
・筋肉・骨格の強化
・殖装中は食物摂取を行わないため胃や腸などの消化器系が消滅
・肺はメガスマッシャー発射器官に再構成され、呼吸器系は喉にコンパクト
化されて収められる
・同時に声帯が無くなるが口部の金属球を振動させることで代用
というのをどこかで読んだことがある。
もっともコントロールメタルをエグり出されたエピソードの時から主人公は
すでに完全には人間ではなくなっているけど。
ちなみに初期のプロットでは強殖装甲に相当するものが完全なメカで、人間
に装着されると瞬時にメカが肉体に浸透し、装着者がサイボーグ化されると
いうアイデアだったそうな。
・・・人外のテクノロジーで作られた機械による寄生ってのも面白いかも。
>>752 ナノマシンのようなものが取り付いてじょじょにロボット化みたいな感じかな?
面白そうですね。
鉄男とか?
ドリル〇んぽ
怪奇 ドリル男の恐怖・・・
>757
GJ!
タイトル分かる?
>757
もう無い……うわーん
そういや、Part1の最後の方に出てた
エメドラ同人DL販売の話はどうなっt
762 :
乙×風:2005/03/28(月) 01:33:56 ID:GHJsbYbX
ども、久しぶりです。最近またチマチマ書き始めたので近々投下します。ちなみに続編ではなく新タイトルです。
またしても新タイトルです。ごめんなさい。旧作品の続編も構成自体は出来てるんですが、いかんせん時間とテンションが……
というわけで新(シリーズ)です。しかも今回は変身ヒロインものです。寄生は勿論、魔法少女や、サイバー少女や、エイリアンや、マッドサイエンティストな姉や、パロネタやギャグ。当然のように輪姦や調教、レズ等等エロもばっちりです。ご期待下さい。
さー。風呂敷ひろげちゃったぞー。最後まで頑張れよー、俺。
>762
>変身ヒロインもの
当該属性ホルダーと致しましては期待せざるを得ない。
投下待ってまーす。
764 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 01:45:16 ID:Sg8khqPy
765 :
月光蝶:2005/03/28(月) 07:26:51 ID:qxCFdSlV
>>762 すばらしい・・・(by ミストバーン)
これでトリツキの泉が再び・・・・
嗚呼同志乙×風万歳ッ!!(感涙)
再び神の降臨が!!
>>767 買っとけば良かったのに・・・内容はともかく希少品だよw
原画は元シーズウェアのメインゲンガーのやさまたしやみ(逆から読むと本名)
基本的にWORMという寄生虫を女に寄生させて淫乱にしてヤる話。
サブヒロインにもメインヒロインにも寄生Hはあるけどいかんせんボリュームが無い
CG枚数も少ないから定価くらいで買うのはオススメ出来ない
虚ろな瞳でよがり狂った女が好きならどうぞ。
あと、寄生させると死ぬとかいう設定はあるけど死ぬ人は居ないので、
鬼畜は好きだけど死ぬのまでは勘弁って人は安心して良しw
>>769 なるほど…2980円だったから明日飛んでいくよ。トンクス
連投して悪いけど、これって2000までしか対応してないみたいだけどXPでも動くかな。
773 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 01:42:56 ID:qMciBkX8
遅いけど
>>393見て射精してもうた・・・orz
>>769 ワームが体に寄生しているのが、わかるCGとかあるんでしょうかね?
そういうのが、好きな変態なもんで。
776 :
769:2005/03/29(火) 19:47:51 ID:+VjN6NNd
>>775 む? 身体からWORMがにょきにょきっと伸びてるCGとかなら無いよ。
寄生されると目がうつろで物欲しそうな立ち絵になるだけ。
各ヒロイン(一部除く)に大体H1回づつくらいしかないのでそんな期待されても困るw
このゲーム、相当にマイナーでエロゲ板でも発売当時はほぼスルー(この出来じゃ無理なし)
MCスレでも過去に何度かこのゲームのタイトル出したのたぶんオレだけだし・・・
まさか発売から5年近く経って詳細を誰かに教える日が来るとは思わなんだ・・・
変な達成感を感じつつ以降、再び名無しに溶け込みます。
ボリュームもテキストも薄いゲームなのでこれ以上語ることは無いです(苦笑)
半年がかりか。
激しく遅漏な人たちだな。
エロスレに遅漏の者が居ても良い。自由とはそうゆう物だ。
正直早漏より遅漏のほうがいいよな
781 :
水死体:皇紀2665/04/01(金) 12:10:57 ID:JwurAX5P
以前の乙×風さんのも読ませていただきました。
すごいですね、会社のパソで読んでいるにもかかわらず
凄く興奮してしまいました。
俺の会社でパソ見ながら興奮しているオタが居る件について
まぁ、春だしね。多少はいいんじゃね?
と言うか、環境があったらどうしてもやっちゃうんで、
社内のネット管理者は2ちゃんねるとヤフオクとアダルトは閉じておくべきと思うよ。
あと、メールのポートもね。監視しておいてクビ(人減らし)のネタにしてもいいんじゃね?
>783
うちの会社というか普通の会社は
会社のパソコンからどこのサイトに
行ったか全部把握出来てますよ。
とりあえず話が逸れてる訳だが。
パソコンの中に住みサブリミナル効果によって
人間の肉体を遺伝子レベルから変質、女の子をえっちな
化け物に変えてしまう電脳生物。それは秘密組織によって、
極秘裏に戦略兵器として開発が進められていたが、国連に
組織の存在を悟られやむなく開発を凍結。
そして世界中の工作員もこのプロジェクトから離れたのであった。
あるときお堅いパソコン管理者(女)が自分の会社から、どことも
しれないサイトの経歴があることを知る。そこは三年契約の
アルバイターが使っていたパソコンで、もうアルバイターは
退職している。不審に思ってチェックしたサイトは一見、
子ども向けの教育サイトだったが、どこか引き寄せられるような
魅力があった。
隠れてこっそりそのサイトを見ているうち、身体が不思議と
淫らになっていき、やがて……。
というシチューを思いついたが、電脳系にはあんまりエロさを
感じないのってオレだけ?
>>787 それはどちらかというとマインドコントロール系なような希ガス
電脳系かつ寄生系ならナノマシンとかかな
どこかの研究所で開発されていたナノマシンが暴走して研究所から漏れ出し、
それが女性の体に侵入して以下作者のやりたい放題、みたいな
PCが女の子を孕まそうとする小説がクーンツにあったな。
未遂じゃなく孕まされてた気もするが、どっちだったかなぁ。
TRPGで子を宿せる実体をもったAIってのがあったな
エロゲーでもろ寄生テーマの作品が出てる。
ブラックリリスの新作の「特務捜査官」で
子宮に寄生虫をさせられて最後には産卵までやる。
ただ悪役のボスがどう見てもル○ルリなのが難点だがw
>>791 いまやっとるんだが・・・。
ところどころ描写や人物心情がグロイのは気のせいか?
グロイのはテーマ上仕方ない部分があろう。
ただ個人的には気の強いお姉様系捜査官が子宮に蟲を寄生させられ
妊娠末期の如きボテ腹かつ爆乳に肉体を改造された状態で
公衆面前連続産卵を行う辺りが最高であった。
すいませんスレ違い承知でお聞きします
みなさんのオススメ寄生物エロゲー教えてください
上記のブラックリリスの新作
とにかくやれと
魔法少女アイ
797 :
乙×風:2005/04/08(金) 23:14:44 ID:rhpM+4BJ
携帯から失礼します。投下予告から十日近くたったわけですが。いざ実際書き込みをしようと思ったら、あら不思議。ネットが使えない。というわけですんません。新作の投下は当分先になりそうです。うあー。どーしよー。
ネッカで(ぉ
・・・いや正座して待ってます。
>>799 読んだ。寄生加減もGJ。
空に投げても良かったと思うのだが。
>>799 いいんだが、贅沢を言うと(再び)寄生されてから堕ちて欲しかったな。
鳴き声聞いて堕ちるってのがちょっと…。