快楽の意味すら知らなかったファル。
初めての快感にとまどうのも無理はない。
「気に入った? ゆっくり味わっていいのよ。ここはあなたが切り離した空間なんだから」
同時にファルの体にさらに液体を塗り込んでいくハイリア。
「あはぁ・・・。気持ち・・・いい・・・」
禁断魔法を使った時とは比べられない、甘い声がファルの口から紡がれる。
「もっと鳴いて。私もご主人様も、あなたの鳴き声が聞きたいのよ」
もう一度ハイリアは毒腺をふくらませ、液体を浴びせかけた。
「ああぁ・・・、気持ちいい・・・、気持ちいいよぉ・・・」
「あはぁん、毒を出すと私も気持ちいいのよねぇ・・・」
いつしかハイリアは恍惚とした表情を浮かべていた。
数回にわたって毒を使い、ようやく感じ始めたというのだ。
さすがは真症の淫乱である。
「ほら、お姉さんも一緒に気持ちよくなってあげる」
ハイリアはそう言うと、ファルを抱きしめて横になった。
床はもはやハイリアの毒液で満たされているため、二人にとっては快感以外の感触はなかった。
「ああん、気持ちいいぃ、いいの・・・」
ファルは横になるとき股間を床にすり合わせたらしく、その刺激を感じていた。
「ここを、こうすると、もっと、気持ち、いい、かな・・・?」
ファルは試すように、床に股間をこすりつけてみた。
「ひいぃん!!」
強烈な快感が秘所から全身を駆けめぐる。
「そんなとこでこすらないで。私がなめてあげるわ」
ハイリアは69の体位になり、ファルの秘所に舌をのばす。
ぺちゃ・・・、くちゃぁ・・・
静かな異空間の部屋に、粘液質の音が響く。
「くぅうぅん・・・、いいぃ・・・」
甘い甘い刺激に、もはやファルは抵抗することを忘れていた。
同時にこの快楽に屈する意味も。
「ほら・・・(ぺちゃ)、ファルちゃんもなめて・・・(くちゅり)」
「あふ、は、はぁい」
ファルはハイリアの秘所に舌を当て、なめ始めた。
「ふは、いいわぁ」
淫魔のように顔をゆがめ、快楽を味わうハイリア。
二人はしばらくの間、互いの秘所をなめ続けるのだった。
(そろそろいいかしら)
ハイリアがなぜ69をしたか。
それには意味があるのだった。
「じゃあ、ファルちゃん。絶頂を味わってみよっか」
「ぜっちょう・・・?」
秘所をなめる舌を休め、ファルはハイリアを見つめる。
「そう。絶頂こそが、快楽の神髄。うーん、奥義って言った方がわかりやすい?」
奥義という言い方はどこか変だが、まぁそんなものである。
「お、うぎ、教えて、ください、お姉さんん・・・」
ファルはもはや快楽の虜だった。
「そのお望み、私がかなえてあげましょう〜、てね」
おどけつつ、ハイリアはファルを仰向けにした。
「見ててね」
言うと、右手を股間にはわせた。
するとそこからミリアと同じような触手が顔をのぞかせた。
やはりミリアの眷属だけある。
基本的な能力は受け継いでいるようだ。
「あっ・・・」
潤んだ瞳で、ファルはその瞬間を見ていた。
妙にその触手が愛らしいものに見えて仕方がない。
ハイリアはその触手握ると、上下に動かす。
疑似男根を用いた自慰行為。
「ふはぁ!」
嬌声と共に、触手の先端から緑色の液体が勢いよく飛び出た。
やはり液体はミリア譲りの淫薬であるが、すさまじい濃度らしく異様なまでの甘ったるい香りがした。
「どう? これ、男の人が持ってるものよ。これをその穴に入れるのよ」
ハイリアはファルの秘所を指さした。
「あっ、ああ・・・、欲しい。その棒が欲しい・・・」
誰か見てないっすか?
まだ続ける気満々なんだけど、500kbまでがこの板の上限でしたっけ。
できればスレ立てしてほしいかも・・・(ボソーリ
読んでますよリアルタイムで。
>>766 見てます!
リアル更新嬉しいです!
でも500kb越えてもスレはしばらく持つので、安心して書き込んでいただければいいかと思いますが…。
次を建てると、そっちの埋め立てもせねばならんので…。
それとも、即死防止できるほど書きたまってますか?
と思ったら建てていただいてましたね…さっそく2getしてきました。
>>768 ためてないです。
書く>うp
の連続してます。
>>769 どうもありがとうございます。
494kbくらいまで行ったら、次スレにうpしていきます。
#こんなにリアルで読んでくれている人がいるとは、ちょいと感動かも;
じっくり読ませて頂いてます。
つか先の展開が楽しみです。
「じゃあ、あげる。いい子のファルちゃんには、意地悪しないわ」
ハイリアはファルを抱き寄せると、ゆっくりと触手を埋めていった。
同時に両の胸をもむ。
「ああ・・・、ああああーーー・・・」
ファルの瞳は焦点が合っていない。
ずぶずぶと入っていく触手。
「ファルちゃんの中、あったかぁい・・・」
そして、腰と腰が密着する。
「全部入ったわよ?」
ハイリアのその声も、ファルは聞こえていないようだ。
快楽の階段を上っていく人間特有の現象である。
そんなファルを、ハイリアは愛おしく思う。
「もっと喘いで、もっと気持ちよくなってね?」
上下運動を始めるハイリア。
「はあ、ああ・・・、あ・・・、あ、ああぁん・・・、あん・・・」
運動のたびにずちゅっ、ずちゅっ、とハイリアの毒液が膣で触手とこすれる音がする。
その行為のため、どんどん高みに昇っていくファル。
ハイリアもまんざらではないようだ。
「はぁ、ん・・・、私も気持ちよくなってきたわぁ・・・、あん」
その上下運動も、やがて速度が上がっていく。
「はぁはぁ、いいのぉ、いい、いい・・・はぁん」
「ああ、そろそろ逝っちゃうわぁ・・・」
ハイリアの触手も、本物の逸物のように堅くなっている。
「逝く? 逝くって、なんか、ああん・・・」
用語の意味がわからないファルにとって、『逝く』という言葉は恐怖の対象になったようだ。
「大丈夫よぉ、お姉さんがついてる、からぁ・・・」
言うと、ハイリアはファルにキスをした。
「ん・・・」
ファルが目を見開く。
ハイリアの口内から触手が入り込んできたのだ。
笑みを浮かべるハイリア。
ファルは無意識のうちに、触手を舌で愛撫し始めていた。
すべてが彼女を侵している淫らな気、そして香りのせいだった。
やがて、二人は同時に同じ感情を抱くのだった。
『イク・・・!』
「んんんんんんんんんーーーーー!!」
ファルは言葉にならない叫びをあげ、達する。
同時にハイリアは股間と口の、両方の触手から緑の精液を吹き出した。
775 :
名無しさん@ピンキー:04/06/13 23:37 ID:ZJeDMO2Q
FBX@Code:Illusionさん、じっくり読ませていただいてます。
書き込むタイミングが分からないので。
ハイリアお姉さま(;´д`)ハァハァです。
横で傍観しているミリアにも、精液を注ぐ音が聞こえるような気がした。
どくん、どくん・・・
ハイリアの、人を堕落せしめる猛毒の精液が今、ファルを蹂躙している。
「ん・・・んん・ん・・・」
いくら出しても止まらないハイリアの精液。
それはやがて、ファルの腹をふくらませていった。
上下両方から注いでいるのだ。当然である。
しかし、ファルは苦しそうなそぶりは全く見せない。
もはや意識がないのだろうか?
ハイリアは気遣うことなく、延々と精液を注ぎ続ける――
ごぽっ、という音と共にハイリアは上下両方の口から触手を引き抜いた。
今やファルの体内は、ハイリアの精液で完全に満たされている。
ハイリアはファルを抱くと、ミリアの側の壁によりかからせた。
「ふは、あ、おねえ、さん・・・、きも、ち、よ、よか・・・」
それ以上話せなかった。
精液が肺に入ってきそうだったからだ。
本能的にそれを察知し、ファルは閉口した。
「私もたくさん出せて、気持ちよかったわぁ・・・」
「んふ、お姉様はやっぱり淫乱なのね。最初からそう思ってたけど。」
ミリアは微笑んだ。
「エルちゃんには何を寄生させたんですかぁ?」
ベッドの上のエルを見て、ハイリアがミリアにきいた。
「ふふ、私と同じ。妖淫蟲よ。」
「ああ、ご主人様を闇に目覚めさせてくれたっていうアレですかぁ」
「だけど、寄生させただけじゃないわ。」
「どういうことです?」
「それは見てのお楽しみ♪」
人間に蟲を寄生させることに何の躊躇もない二人の会話。
それを邪魔するかのように、ドアが一気に開け放たれた。
クラインとキールがようやく気づいたのだ。。
「エル、ファル!?」
キールが声をかけても、二人は返事をしない。
エルは気を失い、ファルは声を出せないだけだが。
「・・・おのれ」
クラインは背中から剣を抜いた。
ファルに見せた、あの父親譲りの剣だ。
悪魔を前にして、グレンピラーは春の木漏れ日のような暖かい輝きを放っていた。
FBX氏
ありがとうございます。
このスピードで書けるなんて凄いですよ。
次スレ立てるの早すぎだろ!!
>780
スレの容量が500KBになると書き込めなくなるんだよ( ´,_ゝ`)
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ピキーーーッ
まだ書き込めるか
新スレ即死しましたよ……
785 :
名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:18 ID:e59Mm/uu
次スレ即死したな
>>785 投稿分だけは、ほぼログに保管されてたから良かったが・・
誰か次々スレ立てたら、50くらいなんかかいとくか・・?
職人さんの作品が完成したら、まず「できたよ」の声をあげてもらって、
誰かが新スレを立てる。
で、その新スレに職人さんが一気に投稿してもらう。
それが一番良いんだろうけどね。
即死かよ、ヲイ(´Д`;)
789 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 10:34 ID:VnMKA1xt
プリッ!
スレ立て直してないとか? 俺立てられないからなぁ…
791 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 16:13 ID:a25/gIjI
まだ生きていたのか
新スレは一度即死したのに・・・
SS投下場所にでもするか?
スレには容量と言うのものがあってね
坊やだからさ
無駄に埋めますか?
ね。
ね。
埋め
__
i<´ }\ , - 、
ヽ.._\./ .ンく r-兮、 __
∠`ヽ.! / ヾニEヲぐ ,ゝ-> さすがゴッグだ、
/_`シ'K-───‐-、l∠ イ 800GETだけど
l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤ なんともないぜ
. l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|
/ .」 i /./7r‐く lー!
. f. ヽ‐i人.∠'< _i. l,.-ゝ.
トiヘヘ「ト〈 `X トレi7__|
〉ト:トハj`! i. / トー┤lルj,リ
/‐+----+‐l iー--i---ヾ'〃
. l_i____i__| |___i,__i_|
ね。
俺、こういう趣味だったんだ・・・
現在498KB
あと2KBだ
ね。
ハァlはあ
ね?
ヽ( ・∀・)ノ ●ウンコー
堕ちればいいでしょ。うねうね
ne.
ね。
梅ついでに
>>67-68みると『寄生』ネタ小説はいっぱいあるのかね。
「魔法少女アイ」なんかは妖物に寄生される代表格ではあるとおもう。
ね。
まだー?
ね。