1 :
マリィ・ジュディ・アヤ :
04/06/17 00:50 ID:S9VX0yGs
乙〜 ひとまず即死回避。
4 :
マリィ・ジュディ・アヤ :04/06/17 02:02 ID:S9VX0yGs
保管庫がないので全スレ547さん作成の既出SSインデックスに追加してみました。 閲覧の参考にどうぞ♪
1スレ ポップンのエロ小説スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10623/1062345831.html りえ×さな 名無しさん 16-18 22-24 40-42 47-51(完結)
ミラクル4×リゼット 名無しさん 89-92 109-114 205-218(完結)
K×ベル NO-Kさん 122-123 687-688 2スレ956-961
かごめ陵辱 皐月さん 151 153
ハヤト×ツララ 名無しさん 158-159 168-169 262-263 522-526(完結)
イッケイ×チヨコ 156さん 177-185 197-202(完結)
ユーリ×ポエット ユリポエさん? 389-398 463-468 496-506(完結)
ミサキ×DTO 名無しさん 487-488 530
マリーSS&イラ 槍さん 556(別サイト)
ししゃもシリーズ しさも書いてる奴さん (1話)564-567 (2話)578-581 (3話)603-612 (4話)786-796
5 :
マリィ・ジュディ・アヤ :04/06/17 02:04 ID:S9VX0yGs
タイマー×ニャミ 738さん 746-747 753-754
MZD×レイヴガール 804さん 812-816 821-827(完結)
アッシュ×ムラサキ&ハニー アッシュ正月小説作者さん 853-856 893-896 900-907(完結)
シャラ×ツースト 雲の下の人さん 873-878 882-890(完結)
タマコ×リュータ しさも書いてる奴さん 940-946 957-966(完結)
──────────────────────────────
ポップンのエロ小説ぱぁと2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074241369/ ○○
ユキ・モエ 名無しさん (1話アイス×ユキ)13-22(2話)136-145(3話ユキ×MZD)344-363(4話ユキ×純真・ユキ×モエ)648-654 689-699 709-714
アゲハ&スミレ×MZD アゲスミM屋さん 42-61 879-888 895-911(完結)
かごめ×DTO 雲の下の人さん 68-78(完結)
ミルク×サイバー&リュータ いきさん 184-186 193-195 208-209 225-227 252-254(完結)
ししゃもSSバレンタイン篇 しさも書いてる奴さん 281-288(完結)
Bis子×グリ子 290さん 310-324(完結)
ヒュー×ツバサ 名無しさん 372-373 376-377 382-383 392-398
ミルク×佐藤さん しさも書いてる奴さん 451-465 477-481 501-507(完結)
6 :
マリィ・ジュディ・アヤ :04/06/17 02:06 ID:S9VX0yGs
シルビア×セシル いきさん 581-583 589-590 598-599 606-607 617-619(完結) カジカ×サユリ 名無しさん 665-676(完結) りえさなスギレオ いきさん (一話)733-735 738-744 753-757 (二話)776-779 784-787 935-938 デリシャスな日曜日(仮)(リエ×スギ)名無しさん 795-797(完結) タッキュウ狂の詩? S・Tさん 811-814 923-929 アシュタマ? 799さん 827-834(完結) スミレ×睦月 憎まん星人さん 840-842 861-864
,.. -――‐- 、 ,. '":::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::;:::ノi、:::::::ヽ .,':::::::::::::::::::::;-ニ'/ ヽ:i::::::::ヽ i:::n::;;:'::;;:-',,='"´ ヽi、::::::::l !:::l.}、/ 、!:::::l .l:::;;じ' '''''' '''''' ヽ;;! 、:;;! (●), 、(●)、.:::::il l::、! ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::/ヽ .l;'^ヽ. -=ニ=- ' .::::::〈,' ! l::、 ゝ.、 `ニニ´ .:::::::;"ノ !::::`ー-.、 .::::/:l:::l .l:::::::;;;;;;i::;;l` - 、 ,..;;';;;l;;:::i::::l i:::::::;;;;;;;':::;;l;;;;;;;;l ` ´l;;;;;;;;;l::::'::::i
>>4-6 過去作品のまとめありがとうございます&お疲れ様です!
これからの進歩と調和とご発展を祈って〜
元ネタわかる人いなさそうなので省略。
とにかく乙でした。
ROMばかりですが応援します。
>>1 乙カレーEX!
即死回避は30が目安だっけ?
ひとまず三人娘SS期待!
12 :
ガリ :04/06/17 10:30 ID:H2keLA+r
1さん乙華麗です。 えっと、とりあえず序盤が出来たのでうpします。 テキストメモでちまちま書いてるので・・・
「おはようございまーす」 今日は音楽番組の収録。 私・ジュデイ・アヤの三人は、ゲストとして参加する。 三人揃っての仕事は、何だか久しぶりで嬉しかった。 スタッフの、熱気。 スタジオに漂う緊張感。 テレビの収録は、これが醍醐味だ。 自分にも、不思議な活気が湧いてくる。 スタジオをぐるりと見渡して、控え室へと向かおうとした。 その時。 「Hi!マリィ!!」 後ろから勢い良く飛び付かれた。
14 :
名無しさん@ピンキー :04/06/17 10:58 ID:P2O96AJ6
乙ERO-ONE
いきなり、首に白く細い、引き締まった腕が絡められた。 突然のことに動揺した私は、勢い良く振り向く。 「アヤはまだ来てないみたいだよ。」 にこにこ笑うジュデイの顔がそこにあった。 長い睫毛。深い碧眼はくりくりと大きい。 この瞳に間近で見つめられると、女の私でもドキドキと鼓動が早まる。 一言も発さない私。 彼女は心持ち首をかしげて、それから唐突に顔をグイと近付けてきた。
チュ、チュと短い音。 我に返る。 「あなた・・・!何したのよ!」 私の言葉を無視して、また近づいてくるジュディ。 ムニュッ 柔らかな感触。 唇に、全神経が集中した。 鼓動がドクンと大きく波打つ。 触れただけの唇から緩く電流が流されたかと錯覚するほどに、体にわけの判らない興奮が走った。 ほんの数秒の出来事だったけれど、私には時間が止まって感じた。 「ジュディ!」 「何怒ってるの〜、アイサツだよ!Communication!」 また、可愛らしくニコニコと笑うジュデイ。 何も言えなくなってしまった。
「あなたの国ではソレでいいだろうけど・・・」 「日本人はスキンシップが足りないよ?」口 角を上げて笑う。 ふいに唇に目が行く。 薄い彼女の唇は、冬場でもいつもツヤツヤと潤っている。 リップクリームのいらないジュディの唇。 ピンクでプルプルしていて、良く熟れた果実の実を連想させる。 「マリィ、どうしたの?」我に返る。 オンナノコの唇をジーッと見つめるなんて。自分がおかしい。 「なんでもないわよ」 かろうじてほほ笑みを作った。 「そろそろ着替えてきてくださーい。」 スタッフの大きな声。 いいタイミングだ。 私はそそくさと楽屋に向かった。
18 :
ガリ :04/06/17 14:02 ID:H2keLA+r
とりあえず前半です。今日中には全部書き込めると思います。 一応、アヤ・マリィ×ジュディです。
新スレおめでとうー!そして三人娘GJ−!
新スレおめ! そんでもって3人娘期待sage
21 :
名無しさん@ピンキー :04/06/17 15:11 ID:FeuYgZnq
誰だ!ヒュ翼エロ小説描いたのは!! ヒューはあたしの者よ! 誰か(男)×ヒューの激エロ小説にきぼんぬ
↑板違い ↓何も無かった様にハァハァ
マリィ総受けハァハァ
新スレおめー保守
25 :
名無しさん@ピンキー :04/06/17 16:22 ID:FeuYgZnq
誰か(男)×ヒューの激エロ小説にきぼんぬ
>>25 板違いですよ、女×ヒューならいいと思う。
27 :
名無しさん@ピンキー :04/06/17 17:42 ID:FeuYgZnq
801板に行ってくる
↑801板にポプスレが無くて、途方にくれる予感 ↓そんな彼女に一言
↑いや、普通に釣りだろ。自演なのか?そうなのか?釣られてるのは実は俺か?俺はみんなにハメられてるのか?そうか!?そうなんだな!?
30 :
名無しさん@ピンキー :04/06/17 18:20 ID:FeuYgZnq
女性はくんなっぐらいかけ!!
いや、つられたかもしれんが、自分は女だが百合萌えだぞ〜 ……というわけで、もえもの書いてるんだが、需要あり? 一応百合なんだが……
33 :
ガリ :04/06/17 19:56 ID:H2keLA+r
アヤマリ×ジュ中盤です〜。 微エロなのに、エロまでが長いですね(;^_^A
それから後、何事も無く進んだ。 アヤが少し時間に遅れたけれど、予定は狂わなかった。 番組は大方撮り終わって、あとは明日の収録を残すだけになったみたいだ。 スタジオを出て、駅に向かう。 もやもやと考えが浮かんでは消えていく。 確かにジュディは、他の人にもチュッと軽いキスのアイサツをしている。 ――彼女にとって、あれは『アイサツ』なのだ。 されたことに、わざわざドキドキする必要もない。 しかも、相手は私と同じ女の子だ。どうかしている。 浅いため息をついた。 次の日。 スタジオに入る。 しかし。 「・・・あぁ、馬鹿みたい!」 思わず悪態をついてしまう。
まだ、スタジオにほとんど人が居ない。 腕時計は三時半ぴったりを指している。 昨日、ディレクターに言われた時間は五時なので、だいぶ早く来てしまったことになる。 「あれ?」 「おはようございます。」 「まだだいぶ時間あるんじゃないの?」 「はい。・・・控え室行って時間つぶしますよ。」 じゃ、またあとでと言って、ディレクターは行ってしまった。 なんとなく気分が暗くなる。 白が基調になった控え室は、静かだ。 暇な時間の潰し方を考えるのは、あまり楽しい作業では無い。
一時間ほどの時間がすぎた。 暇つぶしにつけたテレビからは、普段あまり見ることの無いワイドショーが流れている。 退屈に、のろのろ進む時間。 チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばした。 キィ・・・ 小さな、擦れたような音を立てて、戸が開いた。 中の様子を伺うようにして、ジュディが覗いていた。私と目が合うと、口角がキュウッとあがる独特な笑い方で微笑んだ。 「マリィ、早いね。」 私の座っているすぐ横の椅子に、チョコンと腰掛けた。 私のほうが背が高いので、彼女は私を少しだけ見上げるようにしている。
金色のさらさらした髪と、濃い碧の瞳のコントラストが綺麗。 長い睫毛がふるふると揺れた。 彼女は、また『アイサツ』のキスをしてきた。 頬に触れるだけの、軽いキス。 フルフルした唇の感触が、触れてすぐに離れる。 離れていくそれが、とても惜しい。 何も喋らずにいる私の唇に、また彼女の柔らかな唇が降ってくる。 すぐに離れようとする唇。ふいに、私はジュディの中に舌を滑り込ませた。
38 :
ガリ :04/06/17 20:28 ID:H2keLA+r
中盤終わりです。 これで、即死はまぬがれましたかね?
新スレおめでとうございます 支援もかねて、私も投稿させてください 4コマのシナリオ形式なので、展開遅いかもですが ぼちぼちと投稿したいと思います
○起 洞窟に広がる湖。大きくてキレイ。 ナレーション「ここは洞窟の奥にある美しい地下湖──。湖の地下は海底に繋がっているので、ときおり海棲生物が遊びに来る、海の生き物にとって憩いの場なのである」 ○承 湖面から顔を出し、何事かをジッと見つめる少女。 テトラ「・・・・・・」 ○転 そこに別の少女が顔を出す。テトラは見つめたまま。 キララ「テトラちゃん、めずらしいね。なにしてるの?」 テトラ「・・・・・・」 ○結 テトラの視線の先には、地下湖のほとりにいる少年の姿が。 キララ「ああ、あの子、最近見かけるね。何してるんだろうね」
○起 テトラ、ずっと少年をみつめたまま。キララはテトラを見守っている。 テトラ「・・・・・・」 ○承 まだ見つめている。キララ汗。 テトラ「・・・・・・」 ○転 まだまだ見つめている。キララもっと汗。 テトラ「あの人の・・・」 キララ「?」 ○結 テトラ「子種、欲しい・・・」 キララ『ええっ!?』
○起 今ひとつ表情変わってないけど、テトラ少し寂しそう? テトラ「でもテトラ、陸にあがると死ぬ・・・」 ○承 キララ「じ、じゃあ、陸でも呼吸できるようになるクスリあげるから、アタックしてみる?(人魚はこういうの専売特許よ)」 コクンと無表情にうなづくテトラ。 ○転 テトラ、ブチッと自分のウロコを引きちぎる。痛いけど我慢してるっぽい? ○結 ウロコをキララに差し出すテトラ。流血してる。 テトラ「お礼・・・」 キララ「あんたのそういうところ、嫌い」
>>38 携帯からなんですよね?
すごいですね。描写もけっこうシッカリしてるし
続き期待です
>>38 投下第一弾GJ! 雰囲気がすごくイイ!(・∀・)
続き期待してます♪
>>39 GJ!! 4コマ形式SSって新しいっ!
なんか森下裕美を彷彿と・・・w こういうノリ、大好きです♪
45 :
ガリ :04/06/18 15:01 ID:EnfwLAqX
後半です。 楽しく書いてます。(W
「ぁ・・・」 微かな声が、細い喉の億から漏れる。 ジュディのこんな声、初めて聞いた。 ぞくぞくと、爪先から頭までがその声に反応する。 単純に、もっとこの声を聞きたくなった。 彼女の唇に舌を何回も滑らせた。 互いの唾液で、艶やかに光る唇。 少し舌の動きを止めて、こんどは上唇をそっと口に含んだ。 少しだけ吸って、次は下。噛み付くように少し歯を立てると、ジュディは体をビクリと震わせた。 彼女の、ほんのり紅潮した頬に手を添えて、顔を心持ち上向きに固定する。 そして、 また深く口付けた。 彼女がおずおずと腰に手を回してくる。
バランスが悪かったのか、ほとんどお互い抱きつくようになった。 また舌を唇に侵入させた。 今度は、つるんとした舌触りの歯の隙間を伸ばした舌でなぞる。 時折、息を吸うために短く唇を離して、深く息をした。 ほとんど間を開けずに、また歯列に舌を滑らせた。 「ん・・・ふぅっ・・・」 「っはぁ・・・」 どちらの物ともつかない荒い息。 まだ付けっ放しになっているテレビの煩さと馬鹿らしさが、混じって現実味の無い、白昼夢のなかにいるような気さえする。 ジュディが、ゆっくりと舌を伸ばしてきた。 遠慮がちに、チロリと私の舌をなぞった。
「・・・ぁふっ」 舌を絡ませようとより伸ばす。 彼女の舌を無理矢理に絡め取った。 唇は歯で甘く噛む。 ビクン 舌を絡めたまま、ゆっくりと口腔中を掻き混ぜる。 唾液は口角に流れ、ピチャッと音を立てた。 手を頭のほうへのろのろと動かす。 金色の束を指で絡めた。 もっと近く。 彼女にもっと近くに 「ぁあ・・むぅん・・・」 唸るような声を上げて、一層強くしがみ付いてきた。 腰に絡んで、ぎゅぅっとしめられる。 体が密着した。 触れているところが熱い。
形が整っていて、それでいて大きなジュディの胸が、私の胸にぐんと押しついてくる。 弾力、 大きさ。 舌を絡ませながら、体の密着してる所をちらりと見た。 ジュディの大きい胸と、自分のやはり大きめの胸がみっちりと密着している。 息苦しい。 舌をゆるゆると離す。 唇をそっと離す。 透明で粘りのある唾液の糸が、つつっと光る。 つぶれた形でぎゅうぎゅうと接していた胸が、ポンと弾んで元に戻った。 力なく、だらりとした彼女の腕。 頬はピンクに紅潮して、つやつやしている唇は唾液に濡れて、ピンクというよりか赤いグミのようだ。 瞳は、長い睫毛がかぶさって、少し潤んでいるようだった。 トロンとした瞳に、ゆっくりと深い呼吸。
純粋に、ジュディを綺麗でいとおしく感じる。 一つ一つのパーツはもちろんのこと、配置のバランスの全てが、私にとっての完璧だった。 少し童顔で、にこにこと笑うジュディ。 優しくて、私との距離をいつも心地よく保っていてくれる人。 「ねぇ」 細く柔らかな、でも腰のある金の髪の毛。 優しくさらさらとなぜながら続ける。
51 :
ガリ :04/06/18 16:02 ID:EnfwLAqX
あと、もう少しです。 もうちょっとマリィが喋ればよかったかなぁ。
赤いグミ(・∀・)イイ!!
○起 湖から何かを勢いよく釣り上げる少年。 カジカ「やった! 大物ゲット!!」 ○承 釣り糸にはテトラが掛かっているので、カジカびっくり。 カジカ「うわ─────っ!!」 ○転 テトラを引き上げて、 カジカ「人魚、釣っちゃった──っ!」 と騒いでいる所にキララ顔を出して、 キララ「人魚じゃないよ。テトラちゃんだよ」 ○結 カジカ「えっ!?」 湖の方を見るカジカ。チャポンと波を立てて、キララは消えている。
○起 なぜか正座して向かい合うテトラとカジカ。 カジカ「お名前、テトラさんっておっしゃるんですか。僕はカジカです」 ○承 カジカ「綺麗な湖なので、どんな魚が釣れるかキャッチ・アンド・リリースで調査していました。食べたり殺したりなんて考えてないので安心してください」 テトラは黙って聞いているが無反応。 ○転 カジカ「ときどき魚拓を取りますが、人魚さんは対象外といいますか、その・・・」 キララ「だから人魚じゃなくてテトラちゃん! 人魚はわたし!」 ○結 カジカ「えっ!?」 キララ、もう消えている。
○起 カジカの持ち物のリュックをごそごそ調べるテトラ。カジカ弱腰で怒る。 カジカ「あのあのっ! ダメですよう! 勝手に人の荷物、漁らないでくださぁ〜い!」 ○承 墨汁とスズリ、半紙を見つけたテトラ ○転 墨汁と半紙をかかげて見せるテトラ カジカ「えっ? テトラさんの魚拓を取れと? だ、ダメですよ。」 ○結 カジカ「女の子を墨で汚すなんて、そんなこと・・・」 話を一つも聞いてないテトラ、期待して横たわっている。 カジカ「うわっ! すっごい乗り気──」
>>44 森下裕美のマンガ好きなので、やっぱり似ちゃいますね。
竹田エリも、ちょっと入ってるかも知れません。
今ちまちまとシルビアの触手モノを書いてるんですが、ある程度書けたら投下してもいいですか? キャラ×キャラじゃないし、このスレではNGでしょうか?。
「スギに大事な親友を取られて一人じゃ暇だろ?」 アイツ、ノリに乗ったら聞かないからと彼は付け足す。 「…ぇ…どぉしょ…」 「…やってみたら?さなえもスギレオとデビューだよ!?」 「ぇえ…む、無理!;」 手を胸の前でブンブン振り顔を真っ赤にしながらさなえは断ったがレオはタンタンと話しを進め 「よし、じゃあ俺も楽譜持ってくるよ」 と言い残し、ゆっくりと腰を上げその場を離れた。 「あぁ;…リエちゃんのせぃだ…」 不安そうに肩を落としため息を軽くつくさなえ 「大丈夫よ、さなえだって声可愛いもの…ただ」 「ただ?」 「…何かされそうになったら、言いなさいよ?助けてあげるから」 「…り、リエちゃん心配しすぎだよ!」 あははと苦笑し下に顔を俯かせ小さく呟いた 「私なんかより…リエちゃんの方が綺麗だもん…それに私はリエちゃんが一番だから…」 「…さなえ…」 「リエちゃん…私、あのね…」 沈黙が部屋を支配する 「さなえ、私…私…!」
「お待たせぇっ!!!楽譜あったよ!」 … 勢いよくドアを開ける音と大きなスギの声でその後と言葉は言えなかった 「…あ、なーんか…僕やばかった?;」 その沈黙に気づいたのか頭を掻きながらポツと呟く 「スギは何時も間が悪いな」 続けて入ってきたレオがドアを閉めながら苦笑気味でそう言った 「…ウルサいなぁ…」 「お、お二人って昔からのつき合いなんですか??!」 さなえが話を変えようととっさに会話の種をまく 「ん、あぁ、コイツとは小3の頃からね…そういや長いよなぁ…もう10年も一緒にいるよな」 「そーいえば…今度のポップンパーティで10年めだよね」 「あ、ポップンパーティ私たちも出るんですよvね、リエちゃん」 「うん、ね?」 「は?」 「嘘」 唖然とした顔で二人は私たちを見た 「うっわ…」 「あーぁ…」 「な、どうしたんですか!?」 その様子に余程驚いたのかさなえも驚いた顔で慌てて聞いた
「その…俺たちもね、出るのよ、ポップンパーティに…」 重い口調でレオがワケを切り出すとさなえの頭にハテナマークが浮かんだ 「??一緒に出れて良いじゃないですか?」 「…キミ達と一緒に作る曲で出るつもりだったんだよ…」 「と、言うと?」 「…一人一曲だから重複は無理みたいなンだよね…」 「「這狽ヲぇ!?」」 … … 「困ったな…」 「他の人材探すのも時間無いし…」 「…どうにかなりませんか??」 本当に困ってそうだから無理なのは承知なのだが… 案の定、スギはだるそうに呟いた 「レオの方はコーラスだけのインストだから名前を伏せたら良いんだけど…僕の方はキミが主で歌う曲だから…」 そして申し訳ない顔で続ける 「えっと…リエちゃん…辞退してくれない…かな?」 レオも真剣な顔つきになる 「俺からも、お願いするよ…」 「い、嫌だよっ!リエちゃんが一緒じゃなきゃ嫌!!」 「さなえ…」 私の腕をぎゅっと握り泣きそうな声をあげた 「さなえちゃん…ごめん…一人じゃ辛いと思うんだけど…頑張ってくれないかな…」
新スレオメデトウでつ☆相変わらずまったりないきです(・ω・;) まったりスギてヤバいです(死 ケータイをやっと変えれたのでどんどんうpしていきますね!スランプで下手くそでも見ていただければ幸いです。 では!他の小説書きさんも頑張ってください!!かなり応援してますので♪
マッテタZE!
>57 読みたーい! 単体でもいいとおも。
64 :
連カキごめ :04/06/20 13:24 ID:knhBhQ5c
>56 テトラたんハアハア 4コマでエロってどうなるか興味ありで禿期待。 >61 乙です。 がんばってくださいね。
小説書きの方々、待ってまつよ!! スレ立ったばかりなので、念のため書き込み
まぁ書いてもらえたらラッキーに留めといて・・。 エレゴスのロキで一つ頼んます。
67 :
名無しさん@ピンキー :04/06/23 10:44 ID:GlyF85U3
(;´Д`)ハァハァ
保守
○起 ドキドキしながら目をつむって横たわるテトラ。 カジカ「そ、それじゃあ・・・失礼して・・・」 ○承 ぴと。墨の刷毛がテトラの頬に触れる。 テトラ、びっくりしたのか目を開ける。 ○転 テトラ「──────!!」 音にならない悲鳴(超音波)をあげる。 ○結 怒っているらしいテトラ。キララが現れて補足する。 キララ「『乙女の柔肌に何をする!』ってさ。・・・あれ?」 カジカは目を回して倒れている。
○起 カジカ、泣きそうになっている。 カジカ「酷いですよぅ! テトラさんが魚拓取れって!」 ○承 テトラ、「ちょいちょい」と自分の下半身を指差す。 つられて目をやるカジカ。 (テトラとカジカの上半身だけ描くこと) ○転 少し恥ずかしそうに、でも大胆にもM字開脚で、自分のワンピースをまくりあげるテトラ。 ○結 カジカ『ま○拓─────!!』 オーバーに鼻血を噴出すカジカ キララ「おお、古典的表現」
○起 テトラ「・・・・・・」 頬を赤らめて我慢してる。 (以下の全コマ、上半身だけ描くこと) ○承 カジカ「あああ・・・! ううう・・・」 墨を塗っているらしいカジカ。真っ赤な顔で息が荒い。 ○転 テトラ「・・・・・・」 ギュッと目をつむって我慢してる。さすがに真っ赤。 ○結 カジカ「ごめんなさい!! ごめんなさい!!」 なぜか謝りながら、何かを押し付けているらしいカジカ。
4コマなんで、あまりエロくは出来ないけど、努力してみます。 でも、どっちかというとコメディ路線ですね、これ。
73 :
名無しさん@ピンキー :04/06/24 19:23 ID:vp+GUij7
保管湖って無いの? 2のスレのSS読みたいんだが…
>>73 保管庫の場所は1つ知っているが、このスレは補足されて無いみたい
前・前々とも 983 までなら dat ログ残ってるけど、どうしようか?
75 :
名無しさん@ピンキー :04/06/24 22:00 ID:PKOTL6rE
何で801は駄目なの???
>72 エロカワイクテイイ!!(・∀・)
>>73 >>74 このスレの1の最初の方で、保管庫の管理人の態度に読み手がキレてたから、
このスレのSSは保管されなくなってるようだ。
ちなみに、1は既にhtml化されてるみたいだけど。
>>75 何でかって?
専用の板があるからに決まってんだろうがゴルァっ!!!
…と、釣られておく。
>>79 でもそこってSS禁止とか謂ってた稀ガス
違ってたらスマソ
きっと、これを逃したら私たちはポップンパーティで失敗する。この人たちともあえなくなる。それで悲しむのはさなえ、今までどんなに酷いことをさせられても私は平気だった。 けれども出来るならさなえの泣く顔や悲しむ顔は見たくない…。。 「僕らも曲制作…手伝うから…」 「ぅう…」 しょんぼりとしているさなえは俯きながら私の服の袖を引っ張っている。 「さなえ、、もうさなえの大好きなスギレオ達に会えなくなっちゃうよ…??」 「…でも…リエちゃん…」 「私だってさなえに協力するわよ!だって私たち親友じゃない!」 「…だよね…親友なん…だから…はなれないよね…………わかった…さなえがんばる…」 頼りなさそうに俯いた顔を戻しスギレオの方を見ると二人はパアァと顔色が明るくなった。 「有難う!やったー!!!これで上手くいく!」 「どうもな…スギと俺なんかのワガママ聞いてくれて…」 レオに頭をぽんと撫でられ恥ずかしそうに顔をさなえは赤らめた。 それから私たちの激しいボイストレーニングが始まった。。 「リエちゃん!もっと息を漏らさないように歌って!」 「が、頑張ります!」 … 「さなえ、もう少し高く出るようにしろ」 「Σむ、無理です!何かアドバイスを…」 「気合い」 (ΣΣき、気合い!?)
きっと、これを逃したら私たちはポップンパーティで失敗する。この人たちともあえなくなる。それで悲しむのはさなえ、今までどんなに酷いことをさせられても私は平気だった。 けれども出来るならさなえの泣く顔や悲しむ顔は見たくない…。。 「僕らも曲制作…手伝うから…」 「ぅう…」 しょんぼりとしているさなえは俯きながら私の服の袖を引っ張っている。 「さなえ、、もうさなえの大好きなスギレオ達に会えなくなっちゃうよ…??」 「…でも…リエちゃん…」 「私だってさなえに協力するわよ!だって私たち親友じゃない!」 「…だよね…親友なん…だから…はなれないよね…………わかった…さなえがんばる…」 頼りなさそうに俯いた顔を戻しスギレオの方を見ると二人はパアァと顔色が明るくなった。 「有難う!やったー!!!これで上手くいく!」 「どうもな…スギと俺なんかのワガママ聞いてくれて…」 レオに頭をぽんと撫でられ恥ずかしそうに顔をさなえは赤らめた。 それから私たちの激しいボイストレーニングが始まった。。 「リエちゃん!もっと息を漏らさないように歌って!」 「が、頑張ります!」
… 「さなえ、もう少し高く出るようにしろ」 「Σぇ…な、何かアドバイスは…」 「気合い」 (ΣΣΣΣΣ気合い!!!??) ………そんなこんながあって 「ふぅ…つかれ…た…」 「お疲れさま、リエちゃん;」 背中をぽんとし大変だったねーと言ったさなえの方が疲れてる顔をしてた。 「に、してもボイトレってあんなむずかしかったのね…」 「歌手の人はつらいね…」 そんな事を話しながら夜の道を家に帰るために行く。 「じゃ、リエちゃん、送ってくれて有難うね!」 「ん…いーのよvさなえに何かあったら大変だし…じゃあね!」 さなえを家まで送り自分の家のある反対方向の道を歩いた。 星が綺麗に輝いてて少し心が和んだ。。
「おい、そこのお前」 突然、後ろから声が聞こえた。 「お前だよ、茶髪でクリクリ髪の女」「…何よ」 後ろを向き相手の姿を確認する。 白い帽子にサングラス、大きめのパーカーに長ズボン格好の男がそこには、居た。 「…誰よ」「神様v」…神様…バカバカしい。 「アンタ障害者?もしくはイっちゃってる人?」「…ちげーし。」頭をポリポリと掻きながらスタスタと私に近づく、少し身構えた。 「んな…警戒すんなよ。俺は助言しに来たんだぜ?」「助言…?」 「アンタの大切な奴はどんな手を使っても取られるな。」「…ッ、ウルサいわね…神なんかに関係ないじゃない」 「ほら、…ンな風に顔歪まして否定すんなよ、かわいいんだからさ」 ちゅ 「…」唇に触れる感触 「おーvイイ反応だな」 「っなぁにするのよぉっ!!!!!!!」 へらへらしてる相手に向かって強烈なる右ストレートを打つと見事腹に入ったのかヨロヨロとよろめきながら奴は伏した。 「か、神様を殴ったっ…しかも右ストレート…」 「神様ってアンタねぇ…唯の変態じゃない!!!!おまわりさーんここに変態が!!!」「Σさ、サツを呼ぶな!いいか!何かあったら絶対迷わず奪えよ!!!」
私が大声で叫んだせいか本当にお巡りさんは来た。 「あの…こいつが…ってアレ?;;」 気がつくと奴はいなくなっていてそこに残ってたのは銀色に光る、指輪だった。 … 「カミモ人ガ悪イオ方ダ」 「まぁそういうなよ、祭りは楽しくなきゃ、な」 クスクスと笑う二つの声 「ワザワザアノ様ナ物マデ置イテ来テ」 「さぁ…これからどうなる…かね」 … 少しずつ、歯車が狂ってくる 第二話結
連投稿しちゃったよ_| ̄|○ ごめんちぃ(´・ω・`) 次の第三話目ではやっとエロが出ます。 …多分(死)でも神リエなんで、苦手な方スルーヨロ…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 神萌えハァハァ
ura2ch ura2ch
90 :
いき :04/06/26 11:57 ID:l91uf+9d
板番間違った○rz前の変なカキコは気にしないでくだはい。。(´・ω・`)
いきさんいきさん!裏2ちゃんねるなんてありえませんから、 騙されないで下さい!(汗
92 :
いき :04/06/26 18:23 ID:l91uf+9d
Σ(゚д゚)
>>75 ここに801なSSを書かせるには
1 sageろ(重要)
2 暇な住人が、神になるのを待つ(嘆願)
3 このスレが801板に移住するのを待つ(無理)
4 回線切って乳首を吊って逝ってこい(推奨)
5 別に手首でも足首でもカリ首でも可(失笑)
いきさんキタ━(゚∀゚)━! ものすごく神に萌えるんですが(*´Д`)ハァハァ
神×ニッキーが読みたいんですが、誰か暇な方書いてください…
>>78 ポプスレ用に保管庫が在れば…とは思いますけどね。
折角職人様が作ったモノが、月日の中に淘汰されるのは悲しくもあり、勿体無いと思う訳…。
あと、KベルSSが8月末までUP出来ませんorz
1stスレでリクくれた方、応援してくれているであろう皆々様方、先行妄想でエロ画を
描いてくれた槍さん…
ゴメンナサイ
98 :
いき :04/06/27 02:26 ID:/UW5qwUU
801がみたいならお願いだからサイトを探すか801板でスレを立てて下さい。 俺にはココに801モノが来るのはちょっと怖い。 いや、読めるし書けるんだが(笑)801モノってサイトとか漁ればゴロゴロ出てくるだろ?しかしポプの純粋なノーマル18禁エロはイラストを置いているサイトは見たことあるが小説は見たことないんだよ。 あったとしても801小説も管理してるサイトだったりして…だからこのスレ俺は大好きなんだ。 皆ホントにポプのノーマルでエロい小説を読みに来たり書いたりしてそしてそれを評価してくれるあたたかいひとがいて凄い嬉しいんだよな…うん。 だからホントに801は勘弁、純にノーマルエロ小説に萌えるレスのままでいてほしいんだ…。 意味解らないカキコでスマソ俺も気持ちが表現出来ない○rz
99 :
79 :04/06/27 08:13 ID:GnlcPV0Y
>>いき氏
代弁サンクス!!
>ノーマルカプ小説
確かに少ない!!
801も共存しているサイト自体かなりの少数だけど、オンリーサイトとなるとなおさら…そういう事だから漏れにとってもこのスレは(つかこの板)数少ないオアシスな訳で…
チと邪険にしちゃったけど
>>75 さん、そういう事なんだわ。
貴方がもし21歳以上なら、漏れといき氏の言いたいこと、わかるよな?
本当に男女のエロは数えるほどしかないんだよな、これが 漏れは801けっこう平気なんだが、他の人は苦手なんだろ? 一応801板にスレあるし、そっちは保管所もあるし行ってみたらどうかな >>NO-K …ということで、1stスレでリクした輩です。 いつまでも待つんでいいもんかいてくだされ!
珍しいな。801系の話題になって特に荒れもせず冷静に対処してるスレなんて。 何気に大人が多いんですね。精神面の。 俺は萌えられるならどっちでもいいです。
いきさんの発言がひしひしと我が身に染みる……。 ポプジャンルはノーマルネタを積極的に扱ってるサイトも801より少ないし……。 79さんの言う「オアシス」って言葉は、いちばん的確な表現なのかも。 話は変わりますが、やはり保管庫は必要でしょうか。 必要ならば、ちと頑張ってみようと思うのですが……。
103 :
S・T :04/06/27 17:27 ID:q6YKYXeq
新スレオメ。 ・・・・遅いって?
自分は801は他スレでお願いしたいです。 男同士のからみって苦手で…。スミマセン_| ̄|○
801は専用板に専用スレがあるからね。 うpロダもあるみたいだし、801系の話題なんかはそっちのほうへどうぞ。
106 :
名無しさん@ピンキー :04/06/28 12:43 ID:LzpVGCa0
うへ
あ、ショタはおkな。むしろ、な。いぱい。
キツイのキボン
今更ながら……
>>57 щ(゜Д゜щ)カモォォォンッ!!!!
ハァハァしながら待ってまつ
111 :
みるみる :04/06/30 20:30 ID:SrW8NjFG
「次の人どうぞー!」 (うわっ;順番来ちまったぁ〜やっぱ来なきゃよかったかな;) リュータはこの場所に来てしまったことを後悔した。 しかし、来てしまったものはしょうがない。 ここはポプ界に唯一ある歯医者。毎日バイトで忙しいリュータは、歯を磨くことをしていなかった。 あげくが、このザマだ。 (しゃぁねぇ…行くか。) 大きなため息をつきながらリュータは診察室のドアを開けた。 「はぁ〜〜〜〜〜…」 「遅いですよっ!」 うなだれて入ったリュータの頭上でイキナリ高い声がした。 驚いて上を見ると、およそ歯医者には似つかないような格好をしたナース(?)がいた。 (こいつが先生!?) ついついリュータはそのナースをまじまじと見てしまった。 ピンク色の髪をツインテールにして高く縛り、ミニスカートのナース服。 それに白いロングブーツを履いている。 ふと視線を上に上げると、胸に付けているネームタグが目に入った。 『アルバイト生 ミルク』 「どっかで見た…いでっ!!」 いつの間にか声に出していたらしい。リュータの後頭部に衝撃が走った。 「人のこといつまでも見てないで!さっさと治療するのよ!」 どうやら頭を殴られたようだ。頭を抑えながらリュータは言った。 「…ごめんなさい。」 えーとー。一応リュミルでつ;もうちょい先にエロ有り。 文変だったりとかするんで嫌な方はスルーしてくださいませ〜。。 でも今続きがんばって執筆中で(ry
文が変?なこたぁない。期待age
その歯医者さんに行きてぇぇぇぇぇぇ
アルバイト なま ミルク に見えて「なまミルクってエロい響きだなぁ(*´д`*)」とか思ってしまった。
115 :
みるみる :04/07/01 17:47 ID:XEKLGfoY
おぉ!反響が!Σ(゚Д゚)では続きです〜↓ 診察台に乗せられたリュータは青い顔をしていた。 隣にある治療に使う器具がどうしても目に入ってしまうのだ。 (やっぱ怖ぇ…) 「大丈夫?震えてるよ?」 「…っ震えてなんか無ぇよ。」 高校生が歯医者を怖がるのはどう見てもかっこわるい。 そう思ってリュータは乱暴な口調で言葉を返した。 「…あたしを甘く見てもらっちゃ困るわよ」 勝ち誇った顔でミルクが答える。 「今まであたしが何人患者見てると思ってんのよ。怖いかどうか位見分けがつくわ。」 「…(俺と同じ)バイターの癖に…」 「ぶつぶつ言わないの。聞こえてるわよ。」 ミルクが『また殴るわよ』と言う顔でこっちを見た。 これ以上反抗しても無駄だとわかったリュータは、素直に謝ることにした。 「…ごめんなさい」 「あら、さっきと変わって素直じゃない。ご褒美にこうしといてあげるわ。 怖く無いようにね♪」 リュータが何か言おうとする前に後頭部に何かが当たった。 (………これは………) 「コレで怖く無いでしょ?」 ミルクは、リュータの頭を両腕でしっかりと抱えていた。 客観的に見ればなんでもないのだが、この状況は普通と少し違っている。 それは、ミルクの胸がリュータの頭に触れていることだった。 第二回。微エロでごめんなさい_| ̄|○
(・∀・)イイネイイネー どうせだからまとめて投下してくれると何かと読みやすいと言ってみる
117 :
みるみる :04/07/01 18:13 ID:XEKLGfoY
おぁ!ごめんなさい。。。 次はまとめて投下します故、しばしお待ちください;
(・∀・)ホンワカホンワカ
私待つわ
いつまでも待つわ
例えあたなたが
>>117 (・∀・)b それとメール欄にsageと入れてくれるとあなたの株急上昇!w
123 :
みるみる :04/07/02 19:38 ID:cZ2kEjFs
>>122 あ、ハイ。わかりました。
今頑張って打ち込み中です…
休み中にはなんとかっ;
続き↓(思ったより早く投下できたw) (…!?) 「あの…これは…」 リュータが言ったのをまるで聞いて無いかのようにミルクは続けた。 「センセー次こっちお願いしまーす!」 ―――キュィィィィィィィィィィーーーーン… (あががががが;;) いつもならここで「いでででででで!!!」などと大声で叫ぶと思っていた。 けれど、今の自分は驚くほど大人しい。 (こいつのおかげ…か?) ふと上を向くと、ミルクの顔が目に入る。 ミルクは目が会うとやさしく微笑んだ。 リュータはついドキッとしてしまった。触れている部分がやけに気になってしょうがない。 (…ヤバい。俺にはミミちゃんがっ;) しかし鼓動は止まるどころかどんどん激しくなってくる。 そうこうしてる内に、治療が終わった。 治療費を払い終わって帰ろうとするリュータに、ミルクが後ろから声を掛けてきた。 「りゅーたくぅーん!」 「…はぃ?」 これ以上何を言われるのかとリュータは内心ビビリながら答えた。 「今日午前中で診療終わりなんだけどね、ちょっと手伝って欲しいことがあるの。」 「なに?」 「力仕事なんだけど…だめ?」 上目遣いで訴えるようにミルクが言う。 (こ…断れ無ぇ…) 「お…おぅ。。。」 渋々リュータは頷いた。
ほんと?いいの?じゃあ、ここじゃなんだから、あたしの部屋に来てw」 「…部屋?」 普通は家だろ?などと思いながらリュータが聞く。 「あたしここに住み込みなの。午後はセンセーは往診だし。一人じゃ暇なのよ。ね?」 媚びる様に言われるともう駄目だった。 (やっぱ弱ぇな…俺…。) 「わかった。手伝ってやるよ。部屋にも行く。」 「わぁ!ありがとうw」 ミルクは全身で喜んで、リュータに抱きついてきた。胸が思いっきり腕に当たっている。 (体持つかな…俺;) 実はさっきも下半身が反応しそうで困っていた。 もちろん童貞のリュータはその先は耳知識でしか知らない。 高校生なだけあってそこも自己主張が激しかった。 ミルクはそんなリュータの考えなどいざ知らず、いつまでも抱きついている。 「んじゃあ、行こっ♪そっちの奥の階段上ればすぐだから。」 「おぅ…;」 階段を上りながらミルクが独り言のように言った。 「…今日はラッキーな日ね♪」 それが気になってリュータが聞く。 「…なんで?」 「後で教えてあげるw」 ミルクは悪戯っぽく笑った。それと同時に部屋の前に着いた。 「おじゃましまーっす。」 ――リュータが部屋に上がると、ふわっと苺のような甘い香りが漂って来た。 またリュータは反応してしまいそうになる。。 「どうぞ、上がって?」 「おぅ。」 ニコニコしながらミルクが言った。 (頑張れ俺…!) などと思いながら靴を脱いで部屋に上がると、明らかに配置がおかしいベッドがあった。
「…これか?」 大方ベッドの位置を変えようとしたんだろう。敷いてある絨毯に跡が残っている。 「あははは〜…イヤ最近暑いから〜涼しいほうに移動させようと思って…;」 明後日の方向を向いてミルクが照れ笑いをしている。 「で、こうなった。と。」 溜息をつきながらリュータはミルクを見た。 「直して…もらえる?」 「ミルクも手伝うならな。」 「もちろん手伝うわwありがとう!」 なんとかベッドを移動させ終わって、リュータとミルクはそこに腰掛けて談笑していた。 最初に会ったときよりはかなり打ち解けていた。 ――ふと、突然ミルクが黙ってしまった。 「………」 「どした?ミルク。」 「…あのね、リュータ君…」 リュータを見つめたミルクは、思いつめたような顔をして心なしか目も潤んでいる様だった。 「あたしのこと…抱いて?」 「煤cっはぁ!?」 突然の言葉にリュータは素っ頓狂な声を上げてしまう。 かまわずミルクは一気に言葉を続けた。 「あのね…あたし、ポプ8パーティーでリュータ君に…一目惚れしちゃってたの! だから…今日ここに来てくれて凄く嬉しかったの!!(ベッドは偶然だけどねっ)」 「…( ゚Д゚)ポカーン」 「いっ…嫌だって言っても帰さないからね!」 そう言うと、ミルクは自分からのしかかってリュータに唇を重ねてきた。 「んっ…!」 突然の展開にリュータは困惑していた。 そしてもう一人の冷静な自分がさっきまでのミルクの行動に納得している。 (ヤバいって…マジで!)
(流されちゃダメだ…) リュータも初めはそう思っていたが、だんだん変わってきた。 ミルクのキスが、魔法のようにリュータの体を侵食し始めている。 貪る様に舌に絡み付いてくるキスは、リュータの理性を壊すには充分過ぎた。 「くちゅ…うんっ…」 ミルクの舌が離れると、二人の間に透明な糸が伝った。 「ミルク…」 もうミミの事など頭には無かった。あるのは「ミルクを抱きたい」という強い気持ち。それだけだった。 「リュータ君…」 ミルクの唇は苺のように甘く、生クリームのようにふわふわで。リュータはもう一度、自分から熱いキスをした。 「ちゅっ…くちゅっ…」 二人の唾液が混ざり合い、頬を伝う。 気の済むまで貪ると、やっとリュータは口を離した。 「くっそ…押さえらんねぇ…」 「全部…あたしのせいにしていいから…」 ミルクはそう言うと、リュータのチャックを外し、半勃ちになったものを出す。 「もぅ…こんなになってる…」 おもむろにミルクは服を脱ぎだし、豊満な胸でそれを挟むと上下に動かし始めた。 「うぁ…」 初めての感覚に、リュータは身悶える。 「こっちも…」 そしてその先端を口に含み、舌で転がしたり、強く吸ったりする。 「ぁ…」 「ジュプッ…ちゅぅ…ちゅぱ…」 リュータのそこからどんどん先走りの汁が溢れてきていた。さらにミルクは奥まで銜え込む。 「んぐ…ふぅ…」 「ミルク…もぅ出るから…口放してっ…」 限界を訴えてリュータが言う。その瞬間ミルクは一際強くそこを吸った。 「…ッぁ!」 びちゃっ!と音を立ててリュータは果てた。
(;゚∀゚)=3ルォォォ!!!イイネイイネー そして、まだ続くなら続くと教えてくれると精神的に不安がなくて(・∀・)イイ!!
あ。まだ続きますぅぅ〜; ↑こいつ指摘されすぎ il||li _| ̄|○ il||li ごめんなさ(ry
甘々で(・∀・)イイ!!
気長にがんばれ
新たなる神に期待保守
ぽえぽえ
ペースが落ちてるので、一発ネタでお茶を濁します。 ニャミ「うにゃぁぁぁぁー! いくらなんでも、そんなおっきいの入らないよぉぉー!」 棒1「フンガー!!」 棒2&3「三本挿し。おクチとお尻とおま○こと <むぎ>」 ニャミ「ひぎにゃぁぁぁ!!」 キャラがニャミなのに深い意味はありません。
人があんまりいないみたいですけど、かごめ×ロキが出来上がりましたので置いときますね。
私、かごめは、一応少女詩人として世間に認知されている。 望んでのことではない。いつの間にか……という感じだ。 昔の友人に、「あなたの言葉には力がある」と言われて書きはじめた。 そしたら、何故か売れた。 なので、実は自分でも何を書いているのかよくわかっていない。 力がある言葉って何だろう? 本当の所は、言われたから書いているだけで、そんなこと微塵もわかっちゃいない。 時折、「あなたの詩で泣きました」とか、「あなたの詩のお陰で生きる勇気が湧きました」とか、 そういう手紙をもらうことがある。 もっとストレートに、感動した、とだけ書いてくる手紙も。 本音を言うと、そういうこと書いてくる人を馬鹿なんじゃないか、と思ったりする。 あんたらは、本当に私の言葉で感動しているのか? 何もわかってない私の言葉にそんな力あるもんか。 私は言葉の詐欺師なんだ。 そんな私に騙されてるあんたらの心もきっと薄っぺらいんだろうね、なんて。 ……ひねくれている、と自分でも思う。 私は、感動というものがどんなものか、わからない。
ある日。 街を散策しながら、道ゆく人の人生を勝手に想像する、といういささか高尚とも言い難い趣味に時間を費やしていた時。 (ちなみに、公には私は趣味がないことになっている。ホントはこんな感じ) 私は"彼女"に出会った。 彼女は一人で歌っていた。俗な言い方をすれば、"路上ライブ"って奴だろう。 けれど、私には、そんな言葉を当てはめてしまうのは違うように思われた。 大体が、見た目からしてもそうだ。 楽器もない、マイクもない、機材も何にもない。 場所だって、駅前とか、そういう人の集まる場所じゃない。 裏通りの、しかもレストランの残飯がうず高く積まれたゴミ捨て場の脇。 ぱっと見、ちょっとイッちゃってる人が、ただ喚いているように見えなくもない。 だが、それでも聴衆は集まっていた。 皆、心を奪われて立ち止まらざるをえない、という感じだった。 ……私もそうだった。……生まれて初めて、何かに心奪われる、という経験をした。
何だ、これは。何なんだ? 歌詞も、メロディも、決して万人向けとは言いがたい。 闇とか、魔女とか、トカゲとか、変なフレーズばかりが耳につく。 なのに、底に流れる心根は、真っ直ぐだった。 それこそ、私のような無感動人間にもはっきりわかるくらいに。 真っ直ぐで、ひた向きで、誇り高い……。 私は、がん、と頭を殴られたような衝撃を受けた。 これが、ひねくれ者の私に突き付けられた現実だ。 彼女の真っ直ぐさを、私は直視することができない。 彼女の前で私は霞む。 私は、何てちっぽけで、無力で、ゴミみたいな生き方をしてるんだろう。 ただただ、羨ましく、妬ましく、そして悔しかった。
……いつの間にか、彼女の歌は終わっていた。 割れんばかりの拍手と、ブラボーの声。 その一つ一つに彼女はありがとう、と答えていたが、一通りの波が去ると、何事もなかったかのようにそそくさと立ち去ってしまった。 私は、辺りにいた人を捕まえて尋ねてみる。 「ねぇ、今の、なんて人?」 不躾な私の質問に、釣り竿(?)を提げたサンバイザーの男の子は一瞬戸惑ったようだったが、すぐにこころよく答えてくれた。 「んー、今のはね、ロキって娘だよ。突然街中で唄いだすんで有名なんだ。 歌う唄はスッゴクイイからさ、評判が評判を呼んで、結構人気あるみたいなんだけど、いかんせん何処に出没するかわからないでしょ? だからみんななかなか出会えないでいるみたい。キミはラッキーだね」 「何処で会えるかわからないの?」 「そう。彼女にとっては、歌いたくなった瞬間がライブの始まりだから。どこでも構わず歌っちゃう。僕らは偶然出会えた時だけ、彼女の唄を聴けるって寸法」 それから最後に彼は、ホントに歌が好きなんだろうね、彼女、と付け加えた。 ……そんなレアな娘だったのか。 と、すると、また会える可能性はないかもしれない。 私は、教えてくれた彼に対するお礼もそこそこに、急いで彼女――ロキを追いかけることにした。
まだあまり遠くへは行っていないはず、という半ば祈りのような気持ちを込めて、彼女の去って行った方向に足を向ける。 私は必死だった。 ここで彼女を捉えられるかが人生のターニングポイントだと、大げさな表現でなくそう思っていた。 だから、心なしか早足……いや、駆け足と言っていい程の速さで、私は彼女を探し、足を動かした。 私の目が捕らえている範囲の中には、ロキはもういない。 この先の道を曲がって行ってしまったのだろうか。 けれど、曲がり角にぶつかったからって悩んでいる余裕はない。 手がかりなんて何もないけれど、いずれにしろ先に進まないわけにはいかないのだ。 私は、勘だけを頼りにして左を選ぶ。
少しだけ人の多い通りに出た。 まだロキの姿は見えない。 ――もしかして見失った? 一瞬、そんな考えが頭をよぎったが、すぐに打ち消した。 弱気はダメだ。 信じるものが何もないという状況だからこそ、自分の信じた道を信じぬかなきゃダメなんだ。 人込みをかき分けるようにして、なおも私は走り続けた。 駆けて、駆けて、駆けて。 ……息が切れるほど走ったのなんて、どれくらいぶりだろうか。 それでも彼女は見つからなくて、私は無意識に、 「ロキッ!」 名前を叫んでいた。 と。 不意にぽん、と肩に置かれる手。 「呼んだ?」 後ろを振り返った私の目の前で、面白げににやにや笑いを浮かべている少女。 紛れもなく、あの子だった。
「さっきからさ、何かすごく必死なおねーさんがいるなー、ってちょっと面白かったんだ。 だから、途中から後ろに回って見てたんだけど、突然名前を呼ぶじゃない? そこで、やっとアタシ目当てだったって気付いた」 間近で見たロキは、さっきよりもずっと幼く見えた。 多分、私より若い。 歌っていたときは、全然そんな感じはしなかった。 もっと、うんと歳をとって――喩えて言うなら、何百年も生きた魔法使いのように――見えた。 「そんだけ、トリップしちゃってるってことよ」 ――!? 心を読まれた!? 「違うよー。おねーさん、そういう顔してたから。私に会いに来る人って、だいたいみんな同じ感想を持つみたい。見慣れちゃったよ」 「……え、ああ。そうよね。心を読むなんて、そんなばかばかしいこと、ないわよね……」 「でしょう?」 にかーっといたずらっ子のように笑うロキ。 表情から、相対している人の考えてることを読むなんて、それだけで十分凄いけれど。 「歌ってるときはね、アタシの体はアタシのじゃないんだ。何かこう、ばーっとして、くゎーってなって、イイ気持ちになっちゃってるからさ。年より老けて見えるみたいよ」 何言ってるのか良くわからないけれど、ニュアンスだけは伝わってきた。 彼女の歌を一度聴けば、そういう言葉に拠らない世界、というのも納得できる。 「歌うのって、楽しいよなー」
「……ねえ、ロキ?」 「んー?」 「どうやったら、そんな風に歌えるの? あなたは、歌ってるとき、何を考えてる?」 私は、さっきから聞きたくて仕方がなかったことを尋ねた。 ロキに見えて私に見えない世界というものの答えを、どうしても知りたかった。 それが、私の道しるべになってくれるだろう、とそう思ったのだ。 けれど、それに対するロキの答えは、まるで期待はずれもいいところだった。 「なんも考えてないけど?」 私は気を逸らされて愕然となる。 違う、それじゃダメなんだ。 私は、私にわかるようにしか物事を理解できない。 ロキの世界がうまく掴めないから、だから聞いたのに、それじゃ本末転倒。 「……何も考えてないっていうことはないでしょう? 歌ってる最中が駄目なら、その後は? 前は? どうやってあなたは歌う歌を作ってるの?」 「いや、それも特に何もないなー。強いて言うなら、『なんか降りてくる』って感じしかわかんない」 「嘘よ! それじゃ、まるで……」 不公平、という言葉が私の頭をよぎる。 私がこんなに考えてわからないことを、彼女は感覚だけで理解してる。 それを才能、というのかもしれないけれど、私には認められない。 認めたくない。
「違うんだな。おねーさん、考えちゃダメなんだよ。頭使わないからいいの」 まただ。 私は言葉にしてないのに、ロキは考えを見透かしてしまう。 「時として、コトバは邪魔になる。これ、アタシのポリシー」 「だったらっ……」 私はどうしたらいいのだ!? そして、ロキはさらに続ける。 「おねーさん、すごく肩に力入ってるけどさ。たまにはリラックスしないと、動けなくなっちゃうよ」 ……それが、とどめだった。 その一言をきっかけにして、私の中から湧きあがる、感情の渦。 求めた答えが得られない焦燥感と、自分には敵わない存在を目の前にした劣等感。 それから、 それから…… 何より、アレだ。 ロキが私より『子ども』だということに対して。 私は『子ども』に心を見透かされている。 『子ども』に見下されているっ! こういう気持ちを表現する、いい言葉があったような気がする。 ああ、そうだ。 『ムカつく』ッ!!
「……あんたに、私の、何がわかるのよ」 「え?」 言葉。これも言葉。 私はの『感情』はこれだけじゃ、どうやら片付かない。 だから。 「あんたに私の何がわかるっつーのよっ!!」 吐き出した感情の迸りとともに、私は、 ロキの頬に平手打ちを一発、ぶっ放していた。
「痛い……」 そりゃ、痛いだろう。かなりキレイに入ったから。 「いきなり、すごいことするね……」 頬を抑えて、呆然とするロキ。 「でも、今のおねーさんの顔は良かった」 「え?」 「びんた一発が、今のおねーさんのコトバの代わりでしょ? アタシが言いたかったのは、そういうことなんだけどな」 私ははっとする。 確かに、言われてみれば、私は。 「その、がーっていう感じ忘れちゃダメだよ。そーすれば、きっといつか、おねーさんもコトバのじゃない歌を歌えるようになるよ」 「そう……かしら」 「そうだよ。ニンゲンならみんな心のどっかにそういうの持ってるんだから」 「ありがと……。なんかスッキリしてきた気がするかも……」 「にはは。礼には及びませんよ」 そう言うと、ロキはまた悪戯っぽい笑みを浮かべた。 「ただ」 「まだ、何かあるの?」 「痛かったから、お返し」 ずごっ。 今度は私の顔に一発。 しかも、グーで。 不意を突かれた上にかなり強力なパンチで、私は1メートルばかり吹っ飛ばされた。 私は平手だったのに!
「ねえ、おねーさん、名前なんて言うの?」 「かごめ」 急に何だろう。 「かごめちゃんか」 ……ちゃん付けだし。 「いーこと思いついちゃったのよ。もっと『コトバをなくす』方法」 「何?」 「これ」 むちゅ。 ……。 ――!? 唇を、 奪われた? ……。 「な、なななななな、何するの!?」 「えっちいこと」
148 :
135 :04/07/06 01:25 ID:tavZl5cH
続く? すこぶる長くなった+キャラをかなり派手にいじっている ので、皆さんの反応を見た上で、そろりそろり投下して行こうかと思います。 まかり間違って好評のようなら、次回Hシーンですw
キャラがイキイキしてて、いい仕事してるなぁ…と思いました。 GJ! エチー、楽しみにしてますよー!!
>>135 GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ321(ry
153 :
135 :04/07/07 00:30 ID:11JfroUH
なんつーか、エロ無しって空気読んでねーなー……。 と反省。 2、3日様子を見てみるつもりだったけど、やっぱこのまま行きます。 よろ。
私は思わず辺りを見回した。 ……人が。見てる。 「人目が気になるなら、あっち行こうよ、かごめちゃん」 ロキは、指で路地裏の方を指した。 と、言うか、そういう問題ではない。 「な、な、な、何でいきなりそういう話になるのよ!」 「えー、かごめちゃんはえっちいことはお嫌いですか?」 「嫌いとか、そういうことでなくっ……」 経験がない、と言いそうになって口をつぐむ。 けれど、ロキはまたしても私の考えを看破してしまった。 「大丈夫だよ、初めての人にはやさしくするから」 「私たち、女の子同士っ……!」 「気にしないの」 ああぁ……。話が噛み合わない。 多分、貞操観念とか、私はそういう難しいことを言いたいんだと思う。 だけど、言わなきゃ、断らなきゃ、という思いと裏腹に、そういうことを言い出す意味がないような気もしてくる。 そうやって、思い悩む私を見て、ロキは言う。 「それとも、かごめちゃんはアタシのこと嫌い?」 そして、目付きは悪いけれど真っ直ぐな瞳で、私をじーっと見つめてくるのだった。
……もう、やめて欲しい。 ……そんな目で見られたら。 ついさっき、あんなに小憎らしいと思っていたこの少女が、可愛く思えてきてしまう……。 私は、ふと、やっぱりロキは魔女なんじゃないかと思った。 人の感情を引き出す天才。 人の心を揺り動かす魔法使い。 はじめは『感動』を。次には『妬み』を。そして、今度は、『愛情』を。 私は、ほんのわずかの間に、こんなにもたくさんの眠っていた感情を引き出されてしまった。 でも、今はそんなことどうでもよくて。 ああ、もう。 この娘を、ぎゅっ、てしたい。 と。 「行こう」 私は、自分の顔がきっと真っ赤になっているであろうことを自覚しながら、ロキに手を引かれ、人のいない街の陰へと歩き出した。
……ちゅ。…ちゅぅっ……。 互いの唇を吸い合う水気の混じった音が、静かな路地裏にこだまする。 じつは、男女含めてこれが私のファーストキスなのだけれど、それは秘密。 きっとロキにはつつぬけだろうけど。 いいのだ。 ロキは、私よりも年下(多分)のくせにとても手馴れていて、私は身を任せるだけで、いい感じになってきてしまっているのだから。 「かごめちゃん、飲んで」 口移しで、ロキが私に唾液を送り込み、私がそれを飲み下す。 たったそれだけのことなのだけれど、私にはとても淫靡な行為に思えて、胸が高鳴る。 「ぷはっ」 長い長い時間が流れ、ようやくロキが唇を離した。 「どきどきしてるね」 ロキが私の胸に手を添えて言う。 「かごめちゃんの胸、コンパクトで可愛いよ」 そのまま彼女は、手のひらに力を入れ、きゅっ、と私の胸を揉みしだいた。 初めて触られるそこは、正直、まだ話に聞いていたような快感ではなく、「くすぐったさ」として刺激を認識した。 「くふっ、ロキ、くすぐったいってば」 「大丈夫。すぐ、『気持ちイイ』に変わるから」 くすくすと笑うロキ。 手のひらは、胸に添えられたまま、円を描くような運動を続けている。 「必ず、体の奥から湧きあがってくる衝動があるはず。恥ずかしがらず、その衝動に身を任せて」 舌を差し入れられ、口の中を舐りまわされる感触と、くるくると蠢く、胸の上を這う手のひらの感覚。 確かに、その二つが組み合わさったとき、私は溢れだす『何か』を感じていた。
そんな私のかすかな反応を感じ取ったのか、ロキは次の動きに移る。 唇は離さないまま、私のノースリーブのワンピースの袖口から、両手を差し入れた。 そして、服の中で私のブラジャーをめくりあげ、乳房をむき出しにする。 露出した肌にひやりとしたロキの手が触れ、ぞくりと背筋を電流のようなものが走った。 ロキは、直接肌と肌を密着させて私の乳房を撫で上げ、さらに、指先を滑らせて丘のてっぺんに佇む果実をくりくりと弄りまわす。 「きもちぃかったら、声出してもいいのよ」 ……その言葉を聞いたとたん、私は突然、またかっとなった。 考えてみたらさっきから、ずーっと主導権を握っているのは彼女。私は翻弄されるばかり。 それが無性に悔しくなってきた。 何とかして、対等でありたい、とそういう気持ちが私の中で強くなっていく。 愛しさと裏返しの嫉妬心というか、私はロキに負けたくないと思っていた。 「……誰がっ……!」 だから、ここで声を上げてしまったら、負けになる。 そういう気がして、私は歯を食いしばって耐えた。 「やせ我慢は、カラダによくないよぉ」 そんな私の内心を察したやら、ロキの動きが複雑さを増した。 的確に、確実に、私の快感が高まるようにと掌と指が動く。 私は楽器をやってるわけじゃないから、実感としてではないのだけれど、これは「奏でる」という言葉が相応しいと思った。 でも、まだ、だ。 「……あんたの指技なんかで、感じてやったりしないわよっ!」 絶対、負けるものかっ!
「負けず嫌いなかごめちゃんは可愛いね」 しかし、理性でどんなに縛ろうとしても、本能は彼女の動きに悦んでいる。 可愛い、という言葉も強烈な刺激になって、私の心の中に入り込む。 「どうしてもテーコーするなら、もっかい唇奪っちゃお」 再び私の唇に彼女が触れる。 ゆるゆると差し込まれる舌。 その間も手は動くのを止めない。 私の体は末端から徐々に理性の支配から解き放たれ、ぴくりと小刻みに動きはじめた。 「……んんぅぅ」 「どーしたの? なんか聞こえてるよ?」 一瞬だけ唇を離し、囁くロキ。そしてまた、接吻ける。 ああ。 もう。 だめかも。 「んんっ!!」 口を塞がれているせいで、はっきりした音にはならなかったけれど、私はついに、紛れもない快楽の喘ぎを上げてしまった。 「アタシの勝ち」 勝ち誇ったようなロキの言葉とともに、さらにさらに手の動きが激しさを増した。 「……あ、 ……んぁっ! あふぁっ!!」 一度解き放たれた快は、もう押しとどめることができなくなっていた。 抑圧していた分だけ、一気に急流となって押し寄せる。 「……やっ! ダメっ! ひぃぁぅっ! やめてぇぇ……」 「やめちゃうの? こんなにイイ声で鳴いてるのに? こーんなに感じちゃってるのに?」 「……あんっ! 感じてなんか、……あぁっ…… ないっ!」 「嘘ばっかり」
つとロキの右手が乳房を離れ下に伸びる。 まさか、まさかまさか……。 するするとワンピースの裾がまくり上げられていく。 「やぁぁっ!! それだけはやめてぇ!!」 ロキは私の絶叫を無視した。 器用に裾を丸め、下着を露出させる。 そして、そのままその手を中へ……。 くちゅ。 明らかに異質な感触。水っぽい音。 「ねえ。わかるでしょ、かごめちゃん? ここはもう、こんなになってるのよ?」 「いやぁぁぁ……」 ロキはわざわざ口に出してそれを言うことで、私の羞恥心を誘っているのだ。 それがわかっているのに、私は、彼女の思う壺にはまってしまう。 「ほら、見てごらんなさいな。指先にくっついてきたもの、何だかわかるよね?」 私は見たくなくて、ぐっと目を閉じる。 「現実から目を逸らさないの」 「…………!!」 「見るのがイヤなら、アタシが口で言ってあげるよ。このアタシの指を濡らしてるのは、あなたの」 そこでロキは一つ深呼吸をした。 たっぷり力を溜めてから、一つ一つ音を区切るようにして、 「あ な た の あ い え き」 言った。 限界だった。 私は頭の中で、何かが決壊する音を聞いたような気がした。 ロキの言葉がヒキガネになって、それはただの言葉なのに、その刺激で、 私は、イッてしまった。
くたぁ、と脱力し、私は壁にもたれかかるように倒れこんだ。 「……ぁぁあ……」 絶頂。 もちろん初めての体験。 頭の中が真っ白だった。 茫洋として、とりとめもない、そういう感触。 「どんな気分?」 かがみこんで尋ねるロキ。 私は答えに窮する。 あと、それ以前に声も出ない。 「きもちかったっしょ?」 辛うじて、首だけを動かしてイエス。 「んふふー。そうかそうか。それは良かった」 ロキはとても満足げだった。 「これで、かごめちゃんも、ひとかわむけたに違いないのだ」 そうか。 そういえば、そうだった。 元々は、ロキが私に、『コトバのない』世界を教えてくれる、というのでコレを始めたのだっけ。 確かに、これは言葉のない世界だ、とそう思った。 だけど。 逆もまた然り。 彼女は気付いていないかもしれない。 私がもう一つ、つかんだもの。 ここに来る前からの私のテーマ。 ……急に自信が湧いてきた。
徐々にだけれど、やっと荒い呼吸が収まり、声が出せるようになってきた。 「ロキ」 「んー、何?」 「やっぱり、あなたはまだ子供ってわかったわよ」 自然と笑いがこみ上げてくる。 何故って? これから、ようやく、私は彼女に対して攻めに転じられるから。 やっと、優位に立つきっかけを得たから。 「……それって、どういう意味?」 「ロキ、あなた私に、言葉は邪魔になる、って教えてくれたわね。確かにセックスってそんな感じだったわ。でもね、同時にあなたは、無意識にかもしれないけど、『言葉』を使ってたの」 ロキは首をかしげて答えない。私の発言の意図を測りかねているように見えた。 けれど、私は続ける。 「多分、私の中にあなたと同じ言葉を使わない部分があるのと一緒で、あなたの中にも言葉の力に支配された部分があるのよ。どっちが普段強いか、っていうのは、その人次第なのね、きっと。 あなたは、いつもは『心』を強く意識してるけれど、時折、『言葉』の力に頼ることもあるんだわ。だって……」 私は立ち上がり、目線をロキの上に置いた。 「最後の最後、私をオーガズムに導いてくれたのは、その『言葉の力』だったんだもの」 「え?」 「やっぱり気付いてない? それじゃ、今度は私が先生になりましょうか」
――私の言葉には力がある。 そう言われ続けていたけれど、私にはずっとどういう意味かよくわからなかった。 でも、それは、遠くにあったからわからなかったのじゃない。 近くにあり過ぎてわからなかっただけなのだ。 ロキのように素直に、あるがままの自分を見つめてさえいれば、私にもきっとつかめていたのだろう。 それを私は、ちょっとばかり考え込みすぎた。だから。 「あなたが心の魔女だとするなら、私は言葉の魔女。きっとそういうことなの。ここからは、私の本領をお見せするわね」 肝心要に気付いた私は、もう負けない。 大体が、何度も言うように攻められっぱなしは柄じゃない。 多分、私はサディストの方なのだ。 「おいで、可愛いロキ『ちゃん』。も一度、最初から始めましょう」
「にゃあぁ……。かごめちゃん……、そこだめぇ……」 ロキは案の定というか何と言うか、さすがに奔放な子だった。 まだ肝心な部分には全然手を触れていないというのに、恥ずかしげもなく声を上げて、楽しそうにしている。 まあ、たった一度ロキとしただけで、攻め方のコツを学び取ってる私も、相当アレのような気がするけれど。 「駄目じゃないでしょう? さっき私に『嘘ばっかり』って言った口で何を言うのかしらね」 「うぅ。 いじわるい……」 「いいならいいってはっきり言わないと、お姉さんやめちゃうわよ?」 「……やめるのは、ダメ」 ぎゅう、と私の服を握り締めて懇願するロキ。 ……可愛い。 なら、私も目一杯応えてあげなければなるまい。 思いつく限りの部位を、撫で、ねぶり、すすり、甘噛みし、攻め立てる。 と、言っても、まだ二人とも服を着たままだし、どうしても一番感じるであろう所には手が届かない。 「……そうよ。服が邪魔じゃない。ロキ、裾まくりなさい」 「えぇえ……。そこまでやるの?」 「今更何を言ってるのよ。ほら、早く」 しぶしぶ、という感じでロキは白いワンピースの裾をたくし上げた。 「服脱ぐのは、恥ずかしい……」 だったら、そもそもこんな野外でセックスしてる事の方が恥ずかしいと思うのだけれど、まあ彼女なりの基準があるのだろう。 確かに、ロキの動きはのろのろとして遠慮が残っている。 でも、そんな甘っちょろい反応で許してあげる気はさらさらない。
「もっとよ。胸元が顔を出すくらい」 私は半ば強引にロキの手を掴み、ぐいと持ち上げた。 長い裾も首元まで持ち上げられ、ロキの身体はほとんどあらわになる。 ついでに言えば、ロキはブラジャーをつけていなかった。 だから可愛らしいピンク色の乳首も、覆いを失って完全にオープンになってしまっていた。 「……ぺったんこね」 「言うなよっ! 気にしてるのに!」 「いいじゃない。『コンパクトなのは可愛い』でしょ?」 それに、小さい方が感度もいいって聞くし。 私は、腰に手を添え、ゆっくりとロキの身体を舌でなぞり始める。 おへそから、お腹を通って、そのさらに上まで。 ……ぷちゅ。 「ひゃうっ!」 敏感な果実に舌が触れた瞬間、ロキは甘い悲鳴をあげた。 いい声。 私のしたことで相手が反応してくれることが、こんなに嬉しく、そして劣情を掻き立てるものだとは知らなかった。 私は気をよくして、そのまま軽く歯を立てる。 「んあぁっ!」 「まあ。本当に良い感度だこと」 言わなくてもいいことを、わざわざ口に出す。 羞恥心を刺激して、より深く感じてもらえるように。 「ほら、だんだん先っぽがつん、てなってきたわよ。お姉さん、嬉しくなっちゃうな」 ロキの顔を見ると、彼女は真っ赤になってうつむいていた。 ……心底、可愛い。 もっともっと言葉でイジってあげたくなる。
すません。10がカブリました。次12。
「ね〜え? さっきの元気はどこに行っちゃったのかしら。ひょっとして、ロキちゃんはいじめるより、いじめられる方が性に合ってるのかな?」 「……そんなこと……ない……と思うけど……」 「でも、さっきよりずーっと良さそうよ? さっきはあなた、あまり感じてなかったでしょう?」 「あれは……アタシがずっと、してたから……」 「ううん。ホントにあなたが攻め手なら、その行為自体を楽しめるはず。 そうじゃないってことは、あなたはただマニュアルに則って体を動かしてたに過ぎない。きっと、それはあなたがMだから」 「……そう……なの?」 実は何の根拠もない。 そもそも、さっきロキが感じていたかどうかなんて、私に観察する余裕はなかったのだし。 舌先三寸。丸め込んだもの勝ち。 実際、ロキは私の言葉を信じ込みかけている。 よし、もう一押し♪ 「そうよ。だから、私とあなたの関係は、こっちの方が正しいの。あなた、今の方がずっとずっと可愛く見えてるわよ」 「……ホン…ト?」 「ホントよ。もっともっともっといい声で鳴いてくれたら、さらにさらにさらにさらに可愛くなるわよ」 「……にはは。……それも……いいかも」 私は、体の奥から、ぞくぞくと何か湧き起こってくるのを感じていた。 サイッコウの気分。 でも、まだまだ足りない。 まだまだまだまだまだまだまだ。 もっともっともっともっともっともっともっともっと。
「ねえ、ロキ見てごらんなさい。そろそろこっちの方もいい具合に可愛くなってるわよ」 「うに?」 「下よ、下。おま○こ」 外衣と裏腹にそっけない形の白いショーツに覆われた『そこ』は、既に溢れだした液体が垂れ落ちんばかりになっていた。 「ホントだ……。アタシ、全然気付かなかった」 「汁気、多いのね。そういうとこも、いいわよ」 「……やぁん」 「……実は、私もなんだけどね」 そう言って、私も裾をまくりあげて見せる。 実際の話、私自身の反応も上々。 「かごめちゃん、黒い下着なんか着けて……。やっぱりえっちだよね」 「黒は私のイメージカラーだから」 黒と白。まるで好対照な二つの色。 ワンピースの裾を腕で抱え、同じ格好の二人。 そのコントラストを愉しむかのように、私もロキも、そのまま動かずじっとする。 その間も、ロキの膣はゆるゆると動き、蜜を吐き出し続けているようだった。 「……見られてるだけなのに、感じてるの?」 「……うん。ドキドキする」 ならば私は、『見せていること』に感じている。 「……いっそ、全部脱いじゃいましょうか」 「……うん」 「じゃあ、脱ぐとこ、見せてくれる?」 「…………うん」
さっきから、ロキは肯定の返事しかしていない。 『受け手』に慣れてきたのだろう。 言われるがまま、腕を抜き、頭をくぐらせ、純白のワンピースをすっぽりと肢体から抜いた。 「これでいい?」 「まだ。下も」 「……ん」 ロキは、続いてショーツにも手をかける。 その動作は緩慢で、ひどく羞恥心を刺激されているであろうことを私に想像させる。 股の間から、溢れた愛液が糸になって、つぅ、と伸びた。 彼女の下萌えはまだ未熟で、ぽよぽよとした産毛に覆われている程度だ。 私はそこをやんわりと撫でる。 「……あんっ。脱ぎ終わるまで、待ってよぉ」 「なら、早くしなさい」 「うぅ、わかった……」
ようやく丸まった下着が、足首を離れた。 一糸纏わぬ姿になったロキを、私はじっくりと観察する。 まだ年を経ていない練り絹のような肌は、彼女のイメージと同じく真っ白で、とてもとても美しかった。 「……なんだよ! 人に急がせといて、かごめちゃん、自分だってのんびりじゃないよぉ!」 「わかったわかった。ごめんなさい、ロキ」 確かに。 ちょっと反省して、私も早々に服を脱ぐことにする。 一気に脱ぎ、その勢いでぽーんと辺りに投げ捨てる。 さらにブラとショーツも同じように、ぽいと放った。 そして私は、ぐーっと延びをする。 うーん、開放感。 屋外ということを忘れそうになる。……いや、それとも野外だからこそ、なのか? 何一つ覆うもののなくなった肌に、季節の風は少し冷たかった。 生まれたままの姿で並んだ私とロキは、今度こそ時間をかけてお互いの体を眺め合う。 「かごめちゃん、キレイだね」 「あなたもね、ロキ」 口に出して、私はついに我慢ができなくなった。 ロキのそばに近寄り、ぎゅぅぅっと思いっきり抱きしめる。 肌の感触が心地いい。 「……そろそろ、続き始める?」 「……うん」
昂ぶった身体は次の段階へ進むことを求めていたけれど、私はまだまだこの心地よさを長く味わっていたかった。 だから、もう一度だけロキにキスをした。 舌を挿し入れ、口の中でちろちろと動かす。 ロキもそれに応えて、同じ動きで返す。 二人の舌と舌が絡み合い、淫靡な音を立てる。 「あふ……ふぁ……」 「んにゅ……ふにゃ……」 口は塞がれているというのに、吐息は隙間からどんどん漏れる。 飲み下せないで溢れた唾液が顎を伝い、ぽたぽた地面に零れる。 ……身体はさらに疼きを増す。 既に全身が上気して、寒さを感じないどころか汗が吹き出していた。 乳首はピンピンに勃ち上がり、痛いほど。 陰唇も次なる刺激への期待からか、小刻みに震えているようだ。 「ねえぇ、かごめちゃん……。アタシもう、ダメぇ……」 それはロキも同じらしく、甘えた声を出している。 私は、胸をロキに押し付けた。 そのままわずかに身体を上下させる。 乳首同士が擦れ合い、くにくにと形を変える。 「んあぁぁっ!」 「ひゃああっ!」 嬌声がハーモニーする。 膝が笑い出し、私は立っているのもやっとになる。
「あそこがじんじんするっ……! かごめちゃん、触ってぇっ!」 「……はぁはぁ……。あそこって、何処のことっ!? ちゃんと……んんんっ……言わないと……あんっ! 触ったげないっ……わよっ……!」 私の言葉攻めも、もはや限界。半ば意地のような感じで何とか声を絞り出す。 「おま○こっ! おま○こなのっ! それからっ……クリトリスもッ!!」 「私もよッ! 私のおま○こもっ、クリもっ! ……あぁぁあぁ! イイって、気持ちイイって言ってるッ!」 「じゃあっ……、一緒にッ! ……きゃうんッ! 一緒にもっと気持ちよくなろッ!!」 「ええっ……! 一緒に!! もっともっとッ!! くぅぅぅッ……! 一緒にいぃぃッ!!」 ロキが尻餅をつき、私もそれに覆いかぶさるようにくずおれる。 その体勢のまま、私は腰を、ま○こをロキのに押し付ける。 くちゅ、くちゅ、くちゅ! 水音が絶え間なく人のいない路地に響き続ける。 とめどなく流れ出す二人の快の証たる蜜が、地面に水溜りとなっていく。 「きゃンッ! にゃぁッ! ふひゃぁンンッ!!」 「あぃッ! ンあふッ! あぅぁンッ!!」 ここにいるのは二人の女の子ではなく、二匹の雌。 あげているのは喘ぎ声でなく、鳴き声。 野生に還り、獣に還り、ただただ快楽を貪り続ける。 腰を振り、互いを擦り合わせ、内なる悦びの声だけに身を任せる。 とろとろに融けるほど、境界が曖昧になるほど、今二人は一つ。
ぷちゅっ、ぷちゅぅっ、ぷちゃぁっ!! ぢゅっ、ぢゅちゅっ、ぢゅぅぅっ!! 「かごめちゃん、アタシ、もう、イクッ!! イッちゃうぅンッ!!」 「まだッ! イクなら、一緒ッッ!!」 「ダメッ! もう、無理ィッ!!」 そして、 私も、 奔流。 「いいわッ! ロキッ!! イッてッ!! イッてッッ!!」 「うんッ! イクよッ!! おま○こ、イクよ、かごめちゃんッ!!」 「私もイクッ! イクイクイクイぅぅぅぅぅぅッッッ!!!」 ぷしゅっ! 弾けて、飛び散るっ! 「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」 「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」 ……お互いの汗と、涙と、唾液と、愛液とでぐずぐずになりながら、私達は共に果てた。
「……あはぁぁぁ…………」 ロキが長い溜息を漏らした。 「イッちゃったね……。かごめちゃんも、アタシも」 「さすがに、コレは堪える……」 「でも、すごくすごく、良かった」 「……それは、もちろん私だって」 ……結局、なんか凄いことになってしまった。 途中からは、いろいろどうでも良くなっていたような気がする。 というか、今でもどうでもいい。 「……私って、レズッ気あるのかしら」 「何か言った?」 「ううん。どうでもいいことよ」 「そ?」 ……はぁぁっ。私は大きく深呼吸する。 「身体、埃塗れになっちゃったわ」 「外だってこと、すっかり忘れてたね」 「元はと言えば、外でしようって言い出したのはあなたじゃない」 「……忘れた」 まったく。肝心な所だけ小ずるい。 でも、さっきのロキは途方もなく可愛かったし。 寛大に許そうじゃないか。
そして、もっとロキをもっと間近で見ていたい私は、一つの提案をする。 「ねえ、なんだったら、私の家でシャワーでも浴びてく? ここからそれ程遠くもないし」 「いいの?」 「ええ。どうせ私一人だしね」 「じゃあ、行く。かごめちゃん家、見たいかも」 「歓迎するわ。……何にもない所だけど」 「いいよ、そんなの」 「そう? それじゃ、行きましょうか」 「うん!」 嬉しそうに着いてくるロキ。 あどけないというか。 やっぱり、あの歌い手としてのロキとは何か違うな、と思う。 人の持つ多面性、とか難しいことを言うと興が冷めそうだけど、まあ、そんなことを私は思う。 もっと、この子を知りたいとも。
「ねえ、かごめちゃん」 「何?」 「アタシ、えっちしてて思ったの。多分、私とかごめちゃんって似てるかもしれない」 どこが? と聞き返しかけて、私はふと思いなおす。 もしかしたら、そうなのかも知れない、と思ったから。 表面上は全然違うけど、同じ平面の表と裏、という感じ。 そう考えると、最初に感じた共感も、あるいは嫌悪感も、『似たもの同士だからこそ』なのかも知れなかった。 まあ、でもそんなこともまた、瑣末事。 「そんなこといいから、早く行きましょ。べたべたして、気持ち悪いわ」 「あ、ごめん」 私とロキは、家路を辿る。 帰ったら、何を話そうか。 それから。 もちろん、ただで帰す気なんか、ないし。 ね。
終わりです。 最後、続きを匂わす感じにしてますがぶっちゃけ何も考えてねーですね(ぉ いろんなとこで破綻してなきゃいいけど、と祈るばかり……。
177 :
176 :04/07/07 01:44 ID:11JfroUH
それにしても我ながら長ったらしいな……w ごめんなさい、苦労かけます。
乙!乙乙乙!!!!!! もう最高… GJGJGJGJ!!!!!!!!!
>>176 (・∀・)b GJ!(God Job の略で)
時に
>>166 の「にはは」になんとなく反応してしまった漏れガイル
ネ申 降 臨 。 とにかくGJGJGJ!!!!
音がェoィ
あんたは俺が前から思ってた物を 非常に良い形で具現化してくれた… カッゴジョブ!
183 :
176 :04/07/07 23:55 ID:11JfroUH
うわは……。
僕には過分なお褒めの言葉の数々、感謝です……。
あまり誉めると付け上がるので、程々にしてやってくださいw
>>179 観鈴ちんでしょうか?
なら、ロキの中の人は川上とも子という方向でw
○起 OTLのポーズでハアハア言っているカジカ。傍らにはキッチリ半紙が。 カジカ「はあはあ・・・。つい、激情に身を任せて、とてもエッチなことをしてしまった・・・」 テトラはチャプチャプと湖で股間を洗っている。 ○承 カジカ「僕はなんて! なんてエッチでスケベで最低な奴なんだ!! ああああっ!!」 ○転 キララ、カジカの背後から声をかけている。 キララ「すけべ! 変態野郎!」 カジカ「ああ〜〜〜っ!! 心の声が僕を責める!」 ○結 カジカ「えっ!?」 振り返るカジカ。 キララ「あ」 目が合う二人。
○起 カワイコぶって誤魔化すキララ。 キララ「はーい! 人魚界のアイドル、キララちゃんだよ!」 ○承 ぽかーんとしてるカジカ。 キララ(う・・・) とても気まずいキララ。 ○転 キララ、咳払い。 キララ「あ、あのさ。キララちゃんってね、仲間とはぐれて、このあたりに流れてきた、可哀想なコなのよ。いつも無表情で、海の底で歌ばかりうたってる。そんなコが、あんたのこと気になるっていうから、キララも影ながら協力しているわけよ」 ○結 キララ「さっきのマ・・・魚拓だって、あんたに頼みがあるから、先払いのつもりね、きっと。変わってるけど良い子なのよ。・・・あのさ。テトラちゃんの頼みは、あんたに子種を分けてもらうことなんだよ」 カジカ『ええっ!!!』 真っ赤になって驚くカジカ。
○起 エッチな想像が膨らんでドキドキしているカジカ。 カジカ(子種っていったら、やっぱりア、アレだよな・・・?) キララ、テトラを見つめて。 キララ「しかし、なんだってこんなのが気に入ったの? ま、悪い奴じゃないとは思うけどさ」 ○承 テトラ「テトラ、仲間とはぐれて寂しかった。いっぱい泣いた。仲間探した。ずっとずっと探した。でも見つからない。もう涙出なくなった・・・。そんなときカジカ見つけた」 ○転 テトラ「ニンゲンは洞窟にいない。陸にいる。でもカジカ、ずっと洞窟にいる。テトラ、不思議だった。カジカ一人。テトラも一人。なぜカジカ寂しくない? そう思ったら、カジカの子種欲しくなった。カジカの寂しくない気持ち、テトラも欲しい・・・」 ○結 無表情にキョトンとしているテトラ。 テトラ「テトラ、変か?」 キララとカジカ、号泣しつつ、首を左右にふってる。
軽いコメディのつもりだったけど、 なんだか、しんみりした展開になってしまいました。 次回からコメディ路線に戻せるかしら? キャラが一人歩きしてます。
>>185 のセリフに間違いがありました。ごめんなさい。
キララ「あ、あのさ。キララちゃんってね ×
キララ「あ、あのさ。テトラちゃんってね ○
しんみりもイイ(・∀・)b! あと股間を洗ってるテトラを想像したら、妙に萌えたw
タイトルがとても良い
カジカとテトラ…。 「誰かやってくれないかなー」と思ってたものなので(・∀・)イイ! かわいい展開でお気に入りです。 純情(?)なカジカ萌えw
192 :
名無しさん@ピンキー :04/07/09 10:44 ID:VCJX9T2/
age<`∀´>
3スレも続いてるのかー
乙サンクス
そろそろ…ユキモエの続きマダー? なんて書いてみるテスト。
りえさなスギレオの続きもキボンしてみる
握って待ってます。
かじかと子持ちししゃもヨロ
しさも神もう来ないのかなぁ……OTL
かごめ×ロキの続きじゃダメですか? と自己主張してみるw ……つってもこれから書き始めるんですが。
ポプ学マダー? タマちゃん気になるYo!
カジカテトラщ(゚Д゚щ)カモォォォン
さとうさんまだー?
神なんかじゃないですが、ここにいます(汗 もうすぐ夏モノでも・・書けたらいいなぁ
>>208 うわお、いらっさった(汗
もし何か上げてもらえるのなら嬉しいなあ。
プレッシャーかけるとかじゃないんで、のんびり期待させて頂きます。
>>205 ナカーマヽ(・∀・)人(・∀・)ノナカーマ
続き気になる…。
211 :
名無しさん@ピンキー :04/07/15 10:40 ID:mipxlbuW
ウヘコロ
○起 感動して涙を流しているカジカ。 カジカ「テトラさん、僕は・・・僕は邪な考えを抱いていた自分が恥ずかしいです。しかも慰める立場なのに、逆に慰められるなんて・・・」 テトラはカジカの頭にポンと手を乗せている。 キララ(それ、慰めてるの?) ○承 カジカ「僕も男です。こんな僕で良ければ力になりましょう! 正直言ってテトラさんのことが好きなのかどうなのか、自分にもわかりません・・・。でもテトラさんの力になりたいという気持ち、この気持ちは純粋だと思います」 ○転 キララ「よく言った少年! 気弱な坊やだと思ったけど、やるときはやるんだね、あんた。うん、ここは乗りかかった船! このキララちゃんが、すべてを見届けましょう!」 ○結 カジカ、恥ずかしそうに、地面に「の」の字を描いている。 カジカ「いえあの・・・。居られるとやりにくいので、見届けなくて結構なんですが・・・」 キララ「ええ〜〜〜〜〜っ!?」 キララは不満そうだ。
○起 キララ「そうは言っても、あんた女性経験ないんでしょ? お姉さん心配なのよ」 カジカ「なにを急に年上ぶってるんですか! だ、大丈夫ですよ、僕だって雑誌とかで色々と・・・」 キララ「でもそれ人間のでしょ? 海棲生物には海棲生物なりの作法があんのよ。テトラちゃんだって仲間とはぐれて長いから知識ないだろうし──」 ○承 テトラ「大丈夫。テトラ、生殖行動は人魚で勉強した。キララのすること全部見て、いっぱい勉強になった」 キララ『えっ!?』 ○転 テトラ「キララ、胸で男の○○○を○○○してた。唇で○○○して、顔いっぱいに○○○を○○○して喜んでた。ときには前後から男たちに○○○を○○○されながら、キララ、○○○を○○○して、最後には○○○を○○○──」 カジカ、真っ赤になりながらも呆然としてキララを見つめている。 キララ『わ〜〜〜〜〜〜っ!! わ〜〜〜〜〜〜っ!!』 大慌てのキララ。 ○結 キララ『テトラちゃんのバカ〜〜〜〜〜〜ッ!!』 泣きながら泳ぎ去るキララ。
○起 残された二人。 カジカ「いいんですか? なんか泣いてましたけど・・・」 ○承 テトラ「いい、これで邪魔者、消えた」 少し微笑むテトラ。 ○転 カジカ(あ・・・。テトラさん、笑ってる・・・?) ナレーション(このとき、僕はテトラさんの表情の変化が、少し理解できるようになった気がした) ○結 カジカ横向いてドキドキしながら。 カジカ(なぜか笑顔が怖かった気がするのはなぜだろう・・・?)
>>206 待たせしました。
なんとかコメディに戻りました。
>>189-191 励みになります。
ありがとございます。
公式の設定で、謎を持たせた書き方をしているものは、
とても気になります。
サニーちゃんは、お兄ちゃんに会えたのかどうかとか、
そんななか、テトラの設定は可哀想すぎます。
キララさん過激だ……。 伏字の方がえろく思えてくるのは何故だろう。
>>216 それは君が想像力が豊かだからだよ
す け べ で す ねぇ −(w
○○○とか結構ワラタ
ほのぼのえろはやぱりダメージ大きいです先生・・・僕の○○○も大k(うへころ
すんません il||li _| ̄|○ il||li 時間無くって打てません;; せめて今月中にうPしたいと思いまつ。。。・゚・(ノд`)・゚・。
( ´ー`)b < フレーフレー小説家達 そこの待つ人あ〜る〜かぎり〜♪(トザンのリズムで)
解禁記念保守
おーいお茶
わーいぐ茶
ズワーイズワーイ
ポップンのキャラってエロイなぁ。
ミルクなんてエロ過ぎじゃん。 名前からしてエロいじゃん。
みんな釈迦ミミに持ってるイメージってどんなん? 今度書こうと思ってるんだけど
>>229 成金の孫で、年は十四で、おしゃべりすぎて、だけどかわいいというイメージ。
231 :
いき :04/07/20 20:24 ID:8WWownOF
>>229 釈迦な雰囲気でいくならかなりのバカ力におしゃべり好きな可愛い女のK(ry
月光蝶ならミステリアス風?あのアンテナは月に向かって延びてるっぽい…
そして新しい神様達ガンガレ!!!密かに応援してます(・ω・)
神リエはちぃと待っててください(´・ω・`)
月光蝶
>229 230さんみたいに釈迦の歌詞まんまな感じ。 好きな人に対して、異常に献身的なイメージが……。 (゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
昔見た某エロなりちゃの釈迦ミミの、狂気としか言えない 狂った性格付けに、萌えた覚えがある・・・・ 猟奇と紙一重のようなことするんだけど、顔は無表情。何やっても無表情。 そんな感じ。
それはそうとおまいら鬼畜は好きですか?
>>229 さっきの(
>>230 )は一種のジョークとして真面目に答えると、
「精神崩壊してて人形だけが話し相手。
原因はレイープされたことで、相手はアンテナ売りニャミ」
あまり筋少は詳しくないが、釈迦の裏世界観にはそういう設定も含まれてる気がする。
別バージョンとしては、
「頭にアンテナを刺すことで、常人には見えないモノが見えるようになるという改造手術?をされてしまった。
やったのはジズ様」
みたいな。
年は14で気が違ったんですからね!
割れた娘の頭から弾ける脳髄ですからね!
とここでおもむろに修正前の歌詞を貼ってみるテスト。
>>229 期待してます(;゚∀゚)=3
240 :
229 :04/07/20 23:51 ID:Uvv228Jz
ほとんど書くのは初挑戦なので緊張です 予定 睦月×釈迦ミミ
241 :
229 :04/07/20 23:52 ID:Uvv228Jz
ageてしまった ゴメソ
242 :
237 :04/07/21 00:25 ID:snNnPtcN
ちと言い方が悪かったか……。 まぁ、私が言いたい事はこのスレ猟奇OK?
>>240 すげえ意外な組み合わせ……。
どんな感じになるか楽しみっす。
>>242 どの程度の猟奇かにもよるんじゃないか?
レイプものなら今までもあったしOKだろうけど、それ以上だとかなり人を選ぶから……。
血を見ちゃったりするのはまずいんじゃなかろうかと私見。
244 :
237 :04/07/21 01:17 ID:snNnPtcN
>>243 屍姦入ってます……。
今の所の脳内構造では…。
これってヤバいでしょうか?
>>229 釈迦全作聞いたイメージだと、
金持ちの14歳のお嬢様だけど電波な気狂い。お喋り。
恋したアンテナ売りが屋根から落ちたのを
無理なのに受け止めようとして下敷きになって頭が割れてしぬ、ってところから
献身的な愛を好むんじゃないかな〜。
>>244 うーん、屍姦……。
普通の小説として読む分には料理の仕方次第でアリかなあ、と俺は思うんだけど、
なにぶんここってポップンスレだし。
いわゆる「一般的なファン」の持つポップンキャラのイメージと、屍姦というモチーフは馴染まないと思います。
見たい! 死姦読みたい! ダーク系が大好物なものとして、ぜひ読みたい! ここで書けなかった場合何処で書いたか報告お願いします!
俺も猟奇はちと勘弁・・・・・・ 鬼畜は・・・救いが有ればOKかな
猟奇パス。248が言っているみたいに ポップンのイメージがあるしなぁ
>>237 >>242 俺は全然OKというか超欲しいくらいだけど(ポップンの鬼畜は滅多に見れないし)
嫌って人もいっぱい居るから別の所で書いた方が良いかと。
252 :
229 :04/07/21 13:41 ID:AcBPcVRM
意見取り入れて出来たイメージ 暗い引きこもりのような14の少女 好きなことは高いところにのぼり歌を歌うこと アンテナ売りにレイプされた過去アリ なんかかごめ+ロキみたいになっちゃいましたが・・・ 明後日まで忙しいのでその後になりそうでつ・・・・
萌語りと自分設定公開は違う。 作者様には作品で語って欲しい。期待してます。
死姦とかって、実はリデルが犯されるっつーんだったら歓迎なんだがな(爆
SS制作の参考に聞きたいのですが、リュータが一目惚れするのってミミとニャミどっちでしたっけ?
両方 冗談じゃなく
>>256 両方いっぺんに?!
展開しにくいな……、内容がアレなだけに。
>>255 ミミだよ。
小説ってここに投下?たのしみ(・∀・)
グレがミミ グドがニャミだったはず でも勝ちはミミからのメルだな
>>254 同意。
あと、幽霊キャラの生前の体を……とかもいいんだけど、ポップンにはそういう属性のキャラはいないよな。
>>258 やはり猟奇は賛否両論が付いているので、ここにはうpせず他の猟奇スレに投下してここにリンク先を貼り付ける予定です。
読むなら自己責任で。
>>259 貴方はどっちに死んで欲しいですか?
○起 テトラ、カジカの背後から覗き込むようにして、カジカの胸元に身体をすり寄せる。 カジカ「テ、テトラさん!?」 ○承 テトラ、カジカの股間に顔を寄せて、ズボンをカチャカチャさせる。 カジカ「うわっ! ちょっ、ちょっと!」 テトラ「テトラ、カジカの準備する」 ○転 屹立したカジカのペニスがテトラの顔面に零れ落ちる。 テトラ「あ・・・」 ○結 テトラ、無造作につかんで、 テトラ「カジカ、これなぜ準備できてる?」 カジカ「ごめんなさい! ごめんなさい!」
○起 側面をチュッチュッとついばむテトラ。 ○承 身体を震わせて耐えるカジカ。 カジカ「うわ・・・。ああ・・・」 ○転 先端に吸い付くテトラ。 両手で側面をグニグニしてる。 ○結 堪らなくなって声を漏らすカジカ。 カジカ「ひゃあ! あっあっあっ!」
○起 カジカにご奉仕するテトラ。カジカは切羽詰ってる。 カジカ「だ、だめですテトラさん! あう! や、やめ! も、もう」 ○承 カジカ、ビュクビュク震える。 カジカ「あっあっ! ああっ!」 ほお張ったままのテトラ、苦しそうに。 テトラ「む〜〜〜〜〜〜!」 ○転 テトラ、口内からドロドロと精液がこぼれるのを、両手で受ける。 テトラ「・・・・・」 ○結 テトラ、無表情に。 テトラ「カジカ、早すぎ」 カジカ『はうあ!』
○起 ガーンとなってるカジカ カジカ(早すぎ! 早すぎ!) テトラ、手のひらの精液を指でグニグニしてる。 テトラ「子種、死んでく・・・」 ○承 テトラ、指さきに乗せた精液を自分の股間に運ぶ。(ワンピースまくりあげてる) テトラ「外に出したら意味ない。カジカ、ちゃんと次は──」 ○転 ピチャと精液を割れ目に塗りこめる。 テトラ「この中に出す」 ○結 カジカ「あうあうあう〜〜〜」 パニック状態のカジカ。
>>216-219 前回のはエロよりも面白さを優先してみました。
4コマなので、どっちにしても描写は不足しますので、
だったら逆に描かないほうがいいかなと。
チラリズムですかね? 違うか。
といいつつ、今回は直接的な描写になってます(w
それにしてもカジカくん、受身キャラから脱却かと思ったら、ぜんぜんでした。
次はなんとかしたいです。
テトラたんエロいな(;´Д`)ハァハァ 受身カジカも(・∀・)イイ!!けど積極的なカジカも楽しみ 続き楽しみにしてます
テトラたんキタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!! GJです!仕事早い! 次にも期待!
それではみなさん、いつもの讃歌を GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ(ry
どうも。第二話です。 個人的なツッコミどころは多々あるんですが、 とりあえず、それは見なかったことにして、投下させてもらいますw 今回も量ありますが、ご容赦。
272 :
1 :04/07/23 01:34 ID:HZVehwz5
――さっきから、涙が止まらなくって困ってる。 「それ」は、ほんのちょっと好奇心で触れただけなのに、アタシの心を貫いてどこかを壊してしまった。 いつも涙を流さないように止めているのは、バルブみたいなものだろうか。 それとももっと大きな堤防なんだろうか? とにかく、そういう「機能」が壊れてしまった。 だから、涙が後から後から溢れてきて、全然止まってくれない。 壊れた水道管がとめどなく水を流し続けるように、決壊した堤防から流れた河が全てを押し流してしまうように。 後から、後から。 そんな大きな衝撃にアタシは打たれた。 電流なんて生易しいもんじゃなく、奔流なんて甘っちょろいもんじゃない、そんな何かに。 「それ」は確かにコトバだった。 鋭く研ぎ澄まされたコトバ。 それでいて、決して心を傷つけたりはしないコトバ。 「それ」はそして世界だった。 誰も見たことのない、遠い世界。 かごめちゃんの世界。 冷たくて、暖かくて、 渇いていて、潤っていて、 ムジュンしているけど、その両方を中に抱いたもの。 アタシは、「それ」に触れた。
273 :
2 :04/07/23 01:35 ID:HZVehwz5
時間は、ほんのちょっとだけさかのぼる。 あの後、アタシたちは連れ立ってかごめちゃんの家まで行くことになったわけだけれど、辿り着いたそこは、想像していた以上に何もない所だった。 外壁はコンクリート打ちっぱなしで、壁紙もカーテンもない。 家具はかごめちゃんと同じ黒一色で、しかも必要最小限の物しか置いてなかった。 具体的に言うと、ワンルームに、机とベッドと本棚と、それに申し訳程度のクローゼットがあるだけ。 『ブンメイのリキ』みたいなものは何一つとして置いてない。 はっきり言って、地味。 だからアタシは思わず感想をポロリしてしまう。 「……ホントに、なんもないね」 「あのね、ロキ。社交辞令って言葉知ってる?」 いやーな目で一瞥。 ……やば、口が滑った? 「……いや、い、今のは嘘! スバラシイデス! アタシこんなキレイなお家ミタコトナイデス!」 「見え透いたお世辞も逆効果だと思うわよ?」 かごめちゃんは大きく一つ溜息をついた。 「だいたい、台詞棒読みだし」 うぐ。ばればれ? 「まあ、いいわ。何もないのは本当だし。それに、実は私も社交辞令って好きじゃないのよ」 そう言うと、かごめちゃんは窓の方に歩いて行って、ガラス戸を開け放った。 冷たい風が吹きぬける。
274 :
3 :04/07/23 01:36 ID:HZVehwz5
「ねえ、何でこんな所に住んでるの?」 「あら。あなたならわかるかと思ったけれど。いちいち説明するのは面倒なのよね」 アタシにならわかる? んー、どういうことだ? なら、というのはアタシにしかわからないという意味だろうか。 かごめちゃんとアタシに共通のカンカクってヤツ? でも、アタシの部屋は自慢じゃないが結構キレイだ。 家具も、装飾品も、一応アタシの趣味できっちり統一してあるし、種類も多い。 (もっとも、一度『趣味が偏りすぎ』と言われたことがあるけど。ま、気にしない) かごめちゃんは、それを知ってて言ってるのかな。 ……いや、そんなわけないし。 だったら、どの辺りが共通するカンカク? …………。 ………………。 ………ダメっぽい。 頭から煙吹きそう。 「……ごめん、わからん。アタシ、考えるのは苦手なんす」 「残念」 「はあ……」 「…………」 「…………」 「…………」 ……ってそれで終わりっすか! 気になるじゃん!
275 :
4 :04/07/23 01:37 ID:HZVehwz5
「ヒント! ヒント頂戴!」 「ヒント?」 かごめちゃんは心底面倒くさそうだったが、一応答えてくれた。 「ヒントは、あなたがいつも歌ってる場所との比較」 いつも、って、かごめちゃん今日がアタシとの初対面じゃなかったっけ? というツッコミは置いておく。 っていうか、言いたいことは何となくわかった。 「つまり、こだわりがないってこと?」 答えたアタシに、かごめちゃんはにこっと笑ってみせた。 どうやら正解らしい。 「そう。私のいる場所が私の家。それ以上の意味はいらないのよ」 へえー、って感じだ。 言われてみれば、確かにアタシも、歌う場所には本当に頓着しない。 かごめちゃんの言葉を借りて言うなら、 『アタシの歌ってる場所がアタシのライブ会場』ってとこか。 なるほど、それ以上の意味はいらない。 「かごめちゃんは、自分の周りのことを気にしないんだね」 「そうね。自分が嫌いだったから」
276 :
5 :04/07/23 01:39 ID:HZVehwz5
…………。 自分が嫌い。ちょっと嫌な言葉だ。 でも、過去形? 「だった、って今は好きってこと?」 そう聞き返すと、かごめちゃんは少しきょとんとした顔をした。 「……あなたのお陰じゃない」 「は?」 「自分を好きになれたのは、あなたのお陰じゃないの」 どういう、ことデスカ? 「やっぱりわかってないのね。あれだけ色々教えてくれたのに」 「え? 何を?」 はあ、とまた大きく溜息をつくかごめちゃん。 「一度しか言わないから、耳かっぽじってよ〜く聞きなさい」 「はい!」 「あなたが教えたことその1!『言葉は時に邪魔になる』っていうポリシーの話! その2! 鬱屈した感情の表現方法! その3! 快楽の開放手段と、『コトバのない世界』のこと! 以上!」 叫んだ。 かごめちゃんって、たまに熱くなるな……。 「あなたがそのことを教えてくれたからこそ、ようやく私は私ってものがわかったの。 普通、こんな劇的な人生の悟り方ってないわよ!? それだけのことをしておいて、当の本人が無自覚ってのは、驚くを通り越して呆れるわよ!?」 「はあ……」 そんな大それたことしたっけかなぁ?
277 :
6 :04/07/23 01:40 ID:HZVehwz5
確かに、アタシの生き方について喋ったし、かごめちゃんが悩んでたみたいだからヒントっぽいことを言ったりもした。 けど、そんな『私についてわかった』なんてスゴイことになってるとは……。 だいたい、3番ってただのえっちのやり方じゃんよ。 「ごめん、全然気付いてなかったわ。かごめちゃんって難しいこと考えてるんだねー」 「そうやって人事みたいに言うって事は、セックスの時私が言った言葉も覚えてないわね?」 「『ことばぜめ』とかってあれ? あれは覚えてるよ。楽しかったし」 「その前! 一世一代の名台詞のつもりで言ったのに!」 前? まえ、まえ、まえまえ。 お、あれか。 「『心の魔女』と『言葉の魔女』ってやつ?」 「それっ! 私が『言葉の魔女』であなたが『心の魔女』! もう、最大級の賛美と謝礼の意味を込めた、特級の表現だと思ったのに!」 「ああ、あれってアタシのことだったんだ。かごめちゃん、面白いこと言うなーとだけ思って、聞き流しちゃった」 あ、かごめちゃん脱力した。 「……いいわ。あなたのそういうところも含めて、あなた『らしさ』なんだろうから」 あはは、面と向かって『らしさ』とか言われると、ちょっと照れる。 いや、照れてる場合じゃないケド。
278 :
7 :04/07/23 01:41 ID:HZVehwz5
「じゃあ、私はお風呂の準備してくるわ」 「ほーい。よろしくね」 「それからお願いなんだけど、部屋の中の物はいじらないでね。プライバシーに関わるものも混ざってるから」 「了解了解」 プライバシー? 「く・れ・ぐ・れ・も、頼むわね」 「わかったって」 そう言い残して、かごめちゃんはお風呂場の方へ歩いて行ってしまった。 ……。 ……ちゃんす。 かごめちゃんはわかってない。 部屋の中にそんなものがあるってことを報せたら、逆効果だってのに。 ニンゲン、やるなと言われたらやりたくなるのが常ってもんじゃないですか。 言われなかったら、アタシだってわざわざ家捜ししたりはしませんよ。 何かあるってわかったからこそ、アタシは探偵ごっこやりたくなってきちゃったんだからね。 「自業自得だよ〜、っと」
279 :
8 :04/07/23 01:43 ID:HZVehwz5
早速、アタシは本棚から取り掛かる。 「お、さすが。すげー一杯本がある。賢いもんね」 適当に何冊か抜き取って、ぱらぱらめくってみる。 ……字が小さい。 中身はよくわからないけど、多分小説か何かだろう。 アタシには興味のないものだ。 少し移動して、また数冊。 と、面白いもん発見。 「くふ。これ、えろ本じゃないですか。こんなん読んでりゃえっちくもなるよねー」 道理で。初めての癖にいろいろ知ってたわけですな。 こういうの、耳年増、っていうんだっけか。 「ばれないように、元に戻しまして」 次は……ベッドかな? と、思ったけど、特に何もなさげなんでスルー。 下に何か隠してあるかと思ったけど、かごめちゃんのベッドは下も丸見えで、何か隠せるようにはできていないみたいだった。残念。 「後は……机か」 上には何にも乗ってない。 引き出しは……と手をかけると、がこっ、と何かがひっかかる感触がして開かなかった。
280 :
9 :04/07/23 01:44 ID:HZVehwz5
いえぁっ! こいつは怪しすぎですよ! 「大抵こういう鍵ってのは、近くに隠してあるもんなんだよね」 アタシも経験あるけど、いつも使うものだから、できるだけ簡単に取れてかつ他人にはわかりにくい場所に隠したりするもんだ。 だけど、それって結局そういう場所を重点的に探せば見つかっちゃうってことなのよ。 早くしないとかごめちゃんが戻ってくる。 アタシは一発カマをかけて、さっきスルーしたベッドの下に手をやる。 …………。 ビンゴっ! お目当てのものは、セロテープで貼り付けて、マットの裏側に隠してあった。 「アタシってばすげーかもー」 にははっ。これで、かごめちゃんの秘密がハクジツのモトにっ! かちゃり。 音を立てて鍵が開く。 中に入っていたのは、一冊の大学ノートだった。 飾りっ気のない、いたってフツーの大学ノート。 「まさか、名前書いたら死ぬ、とかっていう冗談? 死神が見えんのよね」 んなこたーあるわけないし。 中身をめくってみる。 「……詩、かな?」 どうやら、書いてあったのはかごめちゃん作のポエムらしかった。 アタシも一応音楽をやってる者の端くれ。こういうのにはすごく興味がある。 「かごめちゃん、どんなこと書いてるんだろう?」 目で追う。 と。 瞬間。
281 :
10 :04/07/23 01:45 ID:HZVehwz5
アタシはその文字の連なりから、言い知れない衝撃を受けた。 ぎゅうっと胸が締め付けられる。 肌が粟立つ。 全身が、震えを起こす。 ……これって、何? 「……すごい」 言葉が出ない。 それ以外に見つからない。 溢れだす感情の渦に、アタシは翻弄されてしまっていた。 そして、 「涙?」 アタシは、泣いていた。 自分の意志に反して涙が零れてくる。 こんな経験はしたことがなかった。 「……あ、あれれっ? どうした、アタシ」 拭っても拭っても、拭いきれない。 「……うぁっ、あぁぁ……」 悲しい、じゃない。 嬉しい、でもない。 わからないけど、止まらない。 アタシは、かごめちゃんが戻ってくるだろうことも忘れ、ただ呆然と泣き続けた。
282 :
11 :04/07/23 01:47 ID:HZVehwz5
「悪い子、見っけ」 背中から抱きしめられる感触。 「……かごめ、ちゃん?」 「ひっかかった。ああ言えば、絶対あなたは部屋の中の物をいじる気になると思ったんだけど……」 頬っぺたにひんやりとしたかごめちゃんの指が触れ、アタシの涙を拭い取った。 「……それどころじゃないかしら。どうしたの? 何かあった?」 アタシは、無言でノートを差し出す。 「……詩作ノート? 読んだの?」 うなずく。 「これが原因? って、まさかね」 今度は首を激しく振って、否定する。 ああ、かごめちゃんに伝えたい。 すごい、って。 感動した、って。 ありがとう、って伝えたい。 でも、アタシの喉は涙にむせび、言葉を発してくれそうにはなかった。 せめてできることは、否定の気持ちを伝えることだけ。 かごめちゃんは言ってた。自分が嫌いだったって。 もう、大丈夫だって言ったけど、ホントはそんなの嘘だ。今の一言がそれを示してる。 たぶん、まだかごめちゃんは本当に自分を信じ切れてはいない。 自分の作ったものに、自信を持ててはいない。 だから、かごめちゃんの詩を読んで泣いてるアタシを見て、"まさか"なんて言ったんだと思う。 アタシは、そんなことない、って言わなきゃいけない。 かごめちゃんはすごい、って言わなきゃいけないのに……。 ごめん、かごめちゃん。今だけ。今だけだから。 もうちょっとだけ、泣かせてください。 アタシは体を返して、かごめちゃんの胸に顔を押し付ける。 暖かかった。 そんなアタシの頭を、かごめちゃんは撫でてくれた。 優しく、掌で包むようにして。 それだけのことが、アタシにはすごく、 嬉しかった。
283 :
12 :04/07/23 01:49 ID:HZVehwz5
「……目の前でそんなに大泣きされると、調子狂うわ」 「……んぐ。だって……」 何とか泣き止んだアタシ。 「ホントに、ホントに、カンドーしたんだよ? 上手く言えないけど、アタシ、こんな世界があるんだって思って、すごい衝撃受けたんだから」 「まあ、そんな風に言われたら、信じないわけにはいかないけど……」 かごめちゃん、どうやら照れている。 顔真っ赤だし。 「私だって、それくらいの衝撃をロキの歌から受けたのよ? それこそ、自信なくすくらい。それって、あなたの方がすごいってことじゃないかしら」 「違うよっ! 基準間違ってるよ、かごめちゃん! 音楽とか詩ってさ、そういう風に比べられるもんじゃないと思うよ!? だから、かごめちゃんがアタシの歌から衝撃を受けてくれたんだとしても、そのことで自信なくしちゃう必要なんかないんだって!」 「そう……なのかしら」 「そうだって! だからっ、自信を持てよっ! かごめちゃんっ!」 アタシは必死に叫ぶ。そうするしか、かごめちゃんにアタシの気持ちを伝えることはできないと思ったから。 そんなアタシに、かごめちゃんはにっこりと微笑みを返してくれた。 「うん。ロキが言うなら、私も信じられる。ありがとう」 その笑顔がとてもキレイで、アタシはちょっと惚れそうになってしまった。 ……うぐ、アタシも女の子好き?
284 :
13 :04/07/23 01:49 ID:HZVehwz5
ところが。 「……ただ」 そんなかごめちゃんの声が、突然豹変する。 キレイだった笑顔も、何か企んでる時みたいな、悪ーい感じのにやにや笑いに変わっていた。 「それと、勝手に私の部屋をいじったことは別ね。確か私『くれぐれも』触らないように、って言ったはずだけど」 …………。 …………。 ……忘れてた。 「悪い子にはおしおきをするってのが、世の中の常識よね」 「……ちょ、タンマっ!」 へ、平気な顔で、おしおき、とか言うなってーの! アタシを何歳だと思ってんのよ! 「ぼ、暴力反対っ! 暴力は何も生みません! ラブ&ピース!」 「安心しなさい。暴力なんてふるわないわよ」 「はあ……。助かった」 「……違う形でおしおきする」 「え?」 そこで、かごめちゃんはくくく、と含み笑いを漏らした。 「まあ、お風呂がそろそろ一杯になったと思うから、続きはそこで、ね。もちろん一緒に入ってくれるわよね?」 ……何となく、ピンときた。 やっぱり、このおねーさん、底抜けにえろいっす……。 あと、恐い……。
285 :
14 :04/07/23 01:51 ID:HZVehwz5
「そこに立ちなさい、ロキ」 アタシは、シャワーの真下に立たされた。 「……一つ聞きたいんだけど。もしかして、かごめちゃん最初からこういうつもりだった?」 「当然。あなたに何を言ったらどういう行動を取るかなんて、簡単に想像つくもの」 どうやら、アタシはまんまと罠に落ちたらしい。 「で、かごめちゃんは何をする気でいますか?」 「けんぶつ」 「はい?」 「あなたのオナニーを見物」 「お、おなっ……?」 「わからないなら言い換えましょうか? 自慰。マスターベーション。一人エッチ。 言い方は別に何でもいいけど。あなたは、そこで自分で自分を慰めるの。で、私がそれをこっちの浴槽で眺める。これは恥ずかしいわよ? おしおきなんだから、あなたにダメージを与えるものでなくちゃね」 ……なんてことを思い付くんよ、この人は。 「あ、もちろん一回イクまでね。途中退場はなし」 「ごめん! それやばい! 何とか他のことに変えてもらえないっすか!?」 「ダメ。はい、はじめ」 強制的に、開始のコールをされてしまった。 ……どひゃー。
286 :
15 :04/07/23 01:52 ID:HZVehwz5
アタシも一人えっちの経験がないわけじゃないけど、さすがに人前でするのは初めてだ。 どうしていいのか、わからない。 けれど、何も出来ずに突っ立ってる私に、かごめちゃんは容赦なく罵声を飛ばしてくる。 「ぼーっとしない!」 「うぅーっ、でもさぁ……」 「何していいかわからないなら、私が指示を出すわ。まず、胸から愛撫」 「……」 「返事」 「……はい」 何もしない、ってわけにはどうやらいかないみたい。 ……てきとーにイッたふりして誤魔化しちゃおうかな。 仕方なく、アタシはおっぱいに手を添える。 「あぁーん……」 「大根。そんな演技臭い喘ぎ声で、私が騙せると思ってるの?」 ……くそ、ばれてら。 本気でアタシがイクまで、この人離さない気だ。 ……ちきしょー、なら、やってやろうじゃんよっ! 軽く手を動かして、おっぱいに刺激を与える。 でも、ぶっちゃけほとんど出っ張りのないアタシの胸では性感帯も発達してないらしく、あまり……いや、全然気持ちよくない。 そこでアタシは、指先を乳首に当てた。 「……ん」 ほんの少し、演技じゃない吐息が漏れる。 さらにアタシはくりくりと指先を動かし、桜色の突起を刺激した。 徐々に先端に血が集まり、ぷっくりと膨れていく。
287 :
16 :04/07/23 01:53 ID:HZVehwz5
かごめちゃんの顔を見ると、『合格』とでも言いたげな満足そうな表情をしていた。 (……視線が痛い) かごめちゃんは、アタシの行為一つ一つをじっくりと凝視しているみたいだ。それこそ乳首が勃起する瞬間まで。……変態め。 けれど、気になりだすと、もう止まらない。 まるで、超能力でも使われているみたいに、かごめちゃんの『視線』はアタシの体にぐさぐさと質量を持って突き刺さった。 「……ぁん。……はぅ」 次第にそれは、はっきりとした刺激になって、アタシの体を熱くしはじめた。 視線が走ると、それだけでアタシはかごめちゃんに愛撫されているような気分になってしまうのだった。 自然と、乳首を触る指の動きも速さを増していく。 (……ってアタシも変態かよっ) いけない。こんなことかごめちゃんにばれたら、間違いなく口撃のいいターゲットだ。 アタシは、できるだけ何も考えないように、ただ行為にだけ集中することにした。 指先にできるだけ神経を集中させられるよう、複雑な動きも織り交ぜてアタシは乳首をいじり続けた。 ……でもダメだった。 ふっと気が抜けると、どうしてもかごめちゃんの方に視線が行ってしまう。 そして、その度にまたそれを意識して、頭から離れなくなってしまうのだ。 しかも始末の悪いことには、そうやって視線を意識しているときの方がアタシの体に響く快感の度合いは大きい。 だからどうしても、かごめちゃんの目を意識せざるを得なくなる。 (……堪えろ、アタシ!) ぎゅうっと目を閉じて、強制的に視界をシャットアウトする。 これなら、アタシ自身だけに集中できるはず。 けど。 「……何、目え閉じてるのよ。ちゃんと私を見なさい」 それさえも、かごめちゃんは許してくれない。 「うぅぅ……。オニぃ」 この人、自分で魔女、って言ってたけど、多分当たってるんじゃないかな。きっと前世でホントにそういう職業だったに違いない。 目を開けばまた、かごめちゃんの視線を感じてしまう。 これじゃ、堂々巡りなのに……。
288 :
17 :04/07/23 01:55 ID:HZVehwz5
「ね、ロキ? もしかしてあなた、私が何か言うの待ってる?」 「ふぇ?」 「なんとなーく、ね。様子を見てると、明らかに私の視線を愉しんでるのに、敢えて目を反らそうとする。 あ、別に非難してるわけじゃないわよ。恥ずかしさと気持ち良さって紙一重だし。そういうの見たいし。 でもね、わざわざそうやって、気持ち良さを犠牲にしてまで私から逃げてるのを見ると、どうしてもこう思っちゃうのよ。 あなたは、私があなたを観察して、そのことを口に出すのを恐れている」 ……ばれてる!? 「恐れていて、反面期待している。聞いたら、そのことに反応してしまう自分がいることを知ってるから。つまり……」 期待? そんなのしてないって! ただ、かごめちゃんにいじめられると、何かやな気持ちになるから。 なるから……。 でも、だったら、今のこのアタシの胸のドキドキは何だろう? 「つまり逆説的に、あなたは私がこう言うのを待っている。曰く、 『ロキ? あなた、私に見られて感じてるわね』 」 びくっ! 体が軽く痙攣する。アタシは今までで一番強い快感が全身を貫くのを感じていた。 「図星。見られて感じて、言葉に感じて……。あなたやっぱり真性かも。 私も人のことは言えないけど、多分オナニー見られて感じるなんてことはないと思うなあ……」 かごめちゃんの口撃は続く。 そして、その言葉一つ一つに反応するアタシ。 「やめ……」 「やめていいの? ああ、そうね。その方がおしおきになるか。でもあなたのことだから、放置にも快感を見出してしまいそうだわ」 「お願い! もう何も言わないでっ!」 「嫌。私が愉しいのは、こうして喋ってる方なのよね。放置プレイじゃ私の介在する余地がないもの。 ……あ、そうだ。いいこと思いついたわ。ここからは、あなた、ずっと私の指示通り動きなさい」 恥ずかしさと快感で、頭がフットウしそうになる。 かごめちゃんは、大きく深呼吸をして、満を持したように口を開いた。 「そろそろ下の方が可哀想。ロキ、いじってあげなさい」
289 :
18 :04/07/23 01:56 ID:HZVehwz5
今回は、アタシも気付いてた。 というか、こんだけ全身快感まみれになってたら、当然下もすごいことになってるだろうことは予想してた。 けど……。 かごめちゃんの命令で『それ』をやらされるのは……。 「恥ずかしい? それでなきゃ意味ないわ」 「うぅぅぅ〜……」 アタシはおま○こに中指を差し入れた。 そこはもうアタシからあふれ出た蜜でどろどろになっていて、ほんのわずか動かしただけでもぐちゅぐちゅと水音を立てた。 熱い。マグマの中に指を突っ込んでるみたい……。 「……ふぁ。……きもちっ…っ…」 思わず声が漏れる。 「指一本じゃ物足りないわね。もう一本追加」 えぇぇっ……。 そんな無茶な……。 頭の片隅でそんな声がしたけれど、もう、アタシは半ばかごめちゃんの指示通り動くマシーンも同然になっていた。 勝手に、指が、動いて、 ずちゅ……。 中指と同じ所に突き刺さる。
290 :
19 :04/07/23 01:57 ID:HZVehwz5
「……んんんんっ」 「いいわ。そのまま動かして。気持ちよくなるように」 ぐじゅ。ぐじゅ。ぐじゅ。 言われるがまま、二本の指を曲げ伸ばしして、 ぐちゃ。ぐちゃ。ぐちゃ。 掻き回して、 ずちゅ。ずちゅ。ずちゅ。 出し入れして……。 「ぁはぅッ! かごめちゃ……んンッ、次はっ?」 「その前に、乳首がお留守。ちゃんと両手使いなさい、両手」 「ひんッ!」 左手を乳首に。 円を描くように動かして、時折、摘まんでみたりする。 「うひゃぅッ! あっ…… あぁんっ!」 膝ががくがく笑い出して、アタシは立っていられなくなる。 しゃがみ込みそうになると、 「立ってなさい」 壁に背をつけて、辛うじて体勢を保った。 かごめちゃんは、そんなアタシを見てくすくす笑っている。 ……でも、よく見ると、そんなかごめちゃんも瞼がとろんとして、頬に軽く朱味がさしているようだった。 「……のぼせてるわけじゃない、よね。かごめちゃんも……感じてるのね」 「そうね。私も……気持ちいい」 そう言ってかごめちゃんも手を二本の脚の間に差し入れる。
291 :
20 :04/07/23 01:59 ID:HZVehwz5
「……あっ」 この声は、アタシじゃない、かごめちゃんのもの。 ただ、いじめてるだけじゃない、お互いに気持ちよくなるための手段なんだって改めて気付かされて、アタシは嬉しくなった。 「……かごめちゃんの変態……ぃっ……」 「……お互いさまでしょ。……んんっ……。そんなの、誉め言葉にしか聞こえないわ…ッ……」 「……ばか。でッ…ん……、アタシは…っ…次っ……に、何をすればいいっ……あふぁンッ……のッ……!?」 「いい……っ……。そのまま、最後……ぁっ…まで、イキなさいッ……!」 「……おっけぃ」 じゃ、これが最後の指示、ってことで。 アタシは両手の指を動かす速度を上げる。 「あぅ……あっ、あっ、あんッ……! あぁンっ!!」 下腹の辺りに、次第にカタマリのようなものが集まっていく。 「ふひゅッ……! ふはぁぁッ……!! ふぁあぁぁあ……ッッ!」 ちゅぐっ! ちゅぐっ! ちゃぐっ! 「かごめちゃん、アタシッ……もうイクッッ……!!」 「えっ……ちょ……待ってッ!」 「待たないッ! もうムリッ! あああァッ!!」 ぐ、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゅ、ちゃ、じゅ! 「……んンあぁぁァァあぁァんッッ!!!」 「あああっ! 待ちなさい、って言ってるのにぃっ!」 びくんっ!! 肢体が一度大きく跳ね、アタシは絶頂する。
292 :
21 :04/07/23 02:00 ID:HZVehwz5
「はぁぁぁ……」 ずるる、と壁を伝ってお尻を床に落とす。 股の間からじわじわと溢れた愛液が、床に広がっていった。 ぼーっとした頭で、かごめちゃんの方を見遣る。 と、かごめちゃん、しょげていた。 「……言うこと聞けよ」 「んふふ……。ごめんねぇ……」 「私はどうすればいいのよ……。ロキがイクとこ見ながら、一緒にイキたかったのに……」 「だってさ、かごめちゃんがおなにぃー始める前から、アタシはずぅっと一人で頑張ってたのよ? 一緒に、なんて無理じゃん」 「そう、だけど……」 お、まじで困った顔してる。 「じゃ、さ。こうしよう」 アタシは、かごめちゃんの手を取って湯船から引き上げた。 「上がって」 「何よ?」 「お詫びに、アタシがかごめちゃんにご奉仕する」 「え?」 「……いただきっ!」 お口にキースッ!
293 :
22 :04/07/23 02:01 ID:HZVehwz5
「…………」 「んふふふふ〜」 本日、都合四度目。 「……キス魔」 「嘘。三度目はかごめちゃんからだもん」 「残り三回はあなたじゃない」 「知らんもーん」 とか言いながら、手をおっぱいに添える。 「……んん」 既にいい感じに昂ぶっているかごめちゃんの体は、わずかな刺激でも敏感に反応してくれた。 休む暇を与えないよう、アタシは激しく手を動かす。 「……んッ……はんっ!」 「ほらほら。さっきまでの毒舌はどーした?」 「……怒る…っ…わよっ!」 「そんな甘い声出しながら言ったって、恐くないもんね」 くり。 乳首あたっく。 「あンッ!!」 それから、アタシは手を下に延ばす。 程よく湿った割れ目に沿って、指を上下に這わせる。 くちゅくちゅ、といやらしい音が狭いバスルームに反響して、さらに高く鳴った。 続けて、アタシ自身が屈み込み、唇を割れめに寄せる。 舌を延ばして、花弁のソトガワからウチガワへと円を描くように舐め取っていく。 鼻先には時折ぷっくりと勃ち上がった蕾が触れ、そんな時アタシは無駄に強く、顔を押し付ける。 「……ゃんッ……ぁふァんっ……!」 アタシの動き一つ一つがかごめちゃんの劣情を掻き立てる様が、手に取るように感じられ、それはアタシの加虐心にも火を点けた。
294 :
23 :04/07/23 02:02 ID:HZVehwz5
……いいことを思いついちゃった。 『ことばぜめ』返し。 「ねーえ、かごめちゃん。間違っちゃダメだよ。いじめられて気持ちいいのはアタシだけじゃないのよ。 かごめちゃんも、絶対そういう素質あるんだから」 「……んくっ!」 「一番最初、そうだったでしょ? アタシ忘れてないよ」 「……ぁはんッ……! ……何を……!」 「サドでマゾ。二人とも、そういうことでい〜じゃない。ね?」 「……嫌。そんなこと認めてやらない……ッッッ……!!」 「ごーじょーなお姉さんだな」 思い知らせてやれ、とばかりにアタシは立ち上がってシャワーのノズルを手に取る。 それをかごめちゃんのおま○こに押し付け、蛇口をひねった。 勢いよく吹き出す水が、かごめちゃんの一番えっちな所に直撃する。 「ひやぁあぁぁあああ……!!!」 一際かん高い鳴き声をあげるかごめちゃん。 「こういうの、イイの?」 反応を見ながら、離したり近づけたり、上下に動かしたり、たまに手を添えて水の勢いを増してやったり、いろんなことをする。 するのも楽しい。 ……かごめちゃんの様子がおかしいのに気付いたのはそんな時。 目を閉じて、下唇を噛み締めて、何かにじっと耐えているみたいだ。 ははぁん……。 「おトイレ?」 「……えっ!?」 「おしっこでしょ。シャワー使ってすると、そうなんのよね。アタシも経験ある」 「や……違う、そ、そんなこと……っ……ないから!」 「強情張らないの」 アタシは、膀胱の辺りを力一杯押してあげた。
295 :
24 :04/07/23 02:04 ID:HZVehwz5
「いやっ! ちょっと、本気でやめてっ!!」 「出しちゃいなよ。ここなら汚れても困らないし。……ってアタシの家じゃないけど」 「そんなっ……! そんなのって……!!」 「恥ずかしい? ダメだよ。アタシだって恥ずかしいとこ見せたんだから」 「それは、おしおきで……!」 「どうでもいいじゃん、もう、そんなこと」 「よくないぃッ!!」 必死で耐えるかごめちゃん。 無理しちゃって。 こればっかりは生理現象だから、ずっと我慢し続けるなんてできないのです。 さもありなん。 さすがに限界が来たらしく、尿道口とそのまわりの筋肉がひくひくと動き始めた。 アタシは体をずらし、その瞬間に備える。(……浴びるシュミはさすがにない) 「やっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ぷしゅっ。 しゃあああああ…………。 「ダメ! 見ないでっ! 見るなっ!!」 今更そんなこと聞けるかってーの。 「うぁッ! あぁ……ッ!! くぅぅうぅンん!!」 突然、かごめちゃんの身体が大きく痙攣する。 うふ。おしっこしながら、イッたわね。 「かごめちゃんの変態。排泄でイッちゃうなんて」 「………ッッッ……!!」 反撃する元気もないかな? しょぽ、しょぽ、しょぽぽっ……。 次第におしっこは勢いを緩め、それと共にかごめちゃんの快楽の波も引いていくようだった。 くた、と脱力するかごめちゃんをアタシは両脇に手を入れて支えた。 「お疲れさま」
296 :
25 :04/07/23 02:05 ID:HZVehwz5
……ちょっとやりすぎたかな。 お風呂を出た後、かなりご立腹な様子のかごめちゃんを見て、アタシはそう思った……。 「……見てなさいよ」 ……………こわぁ。 「……ごめん、ちょっと調子に乗っちゃったかも……」 とりあえず、謝るアタシ。 「……だから、許して。ね?」 かごめちゃんは、無表情。 っていうか、無表情なのに怒りのオーラが伝わってくるのが、余計……。 「……次、どうなるかわかってるわね?」 ……許してくれる気はないみたいだった。 あ、でも。 次、って、もう一度かごめちゃんはアタシに会うつもりだ、ってことなのかな? お互い初対面だったけど、いろいろあって、何だかアタシはずっと友達だったみたいな気になっていたのだ。 だから、かごめちゃんもそうやって、『次』を期待してくれてるのはちょっとこそばゆかった。 「……何にやにやしてるのよ」 「べっ、別に。何でもないっす!」 「逃げるんじゃないわよ」 逃げないよ。 アタシは、心の中で、そう答える。 だって。 かごめちゃんと友達になれたこと、アタシはすごくすごくウレシイと思ってるんだから。 ――逃げたりなんか、絶対するもんか。 〈 第二話 了 〉
以上です。 一話よりクォリティ下がってる気がします……。 ……ってダメじゃん。 精進だよなぁ……。 とつくづく思う次第。
>>297 お疲れサマー
クォリティーは下がって無いかと思われ
いい夢みーてーねー
数日間家を留守にするので 前半部分投下します ありえないCPなので参考にする文章ないので辛かった・・・On
※釈迦ミミは人によってイメージが違うので。ご了承ください 「イヤー!やめてっやめてぇ!」 ある暗い部屋から悲鳴が聞こえる その悲鳴の元はまだ体の成長が始まっていない少女だった 少女の前には、30代位の男が立っている その男、そして少女は全裸であった 「やめてと言ったって無駄だよ?君の両親は君を私に売ってくれたんだ、つまり君は私の モ ノ だよ?私の言うとおりにするんだ」 「そんなの・・・嘘よ!お母さんはそんなことしない!」 「ハッハッハ、あの女が?君はお母さんがどんな人だったか知ってるのかい?お金の為ならどんな男とでも寝て、 あんなことやこんなことをしていたんだよ?そして一人の男と浮気したんだ、そして君とお父さんは邪魔になったんだ、わかるか?」 少女の顔から生気が無くなった 今まで慕っていた親がそんな人だった。今まで親に持っていたイメージが全て崩れた 「そんな・・・そんな・・・」 「だから今日から私は君の親だ。そう思ってくれよ?あ、でもこんなことしたらお嫁さんになっちゃうか」 男は少女の足をつかんだ 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 それから4年がたった ある晴れた昼下がり、小高い丘で一人の青年が絵を描いていた 青年は一見、普通の人間だが腰の辺りからにょきっとしっぽが生えている そして深くかぶっている帽子からは猫のような耳がはみ出ている 「んん〜・・出来た〜」 その青年、睦月は大きく伸びをした。絵が完成したのだ 絵といっても絵画という物には程遠く、絵本にあるような、そんな子供っぽい物だった
「スミレ・・・いつ帰ってくるんだろう?」 睦月には彼女(までとはいってないが)がいる。名前はスミレ 自分から告白して、OKをもらったが、スミレがOKを出した理由は、いつまでも子供っぽい睦月を放っておけないからだそうだ。 その時は流石の睦月も怒ったが、否定は出来なかったので、そのまま付き合うことになった しかしスミレは地球という星を侵略する仕事をやっているらしく、なかなか家に帰ってこない だから睦月は暇な日はこうして絵を描きに出かけるのだ 「帰るかな・・・」 パタン、とスケッチブックを閉じ、立ち上がろうとした と、その時 「ん?・・・歌?」 絵を描いている時は気がつかなかったが、どこかからかすかに歌声が聞こえる 「誰だろう?こんな所で・・・」 睦月は帽子を取り、目を閉じた、耳がピーンと張る。 大きい以上、流石に耳はいいらしい。 「あっちだ」 方向を確認し、バタバタと大雑把に荷物をまとめ、声の主を探した。 睦月は意外と背が高い、立ち上がると175はある。 でも、そのせいで中身とのギャップが激しくなるのだけれども 歩いていると少し離れた所にガケがあった、そしてそこに一人の少女が腰掛けていた。 「・・・女の子?」 睦月は目を凝らす、でも少しだけ違うところもあった まず、耳だ ウサギのように、頭の上についている しかし、それは自分も同じなのでさほどおかしくはない おかしいのは頭に刺さっているかざぐるまのような物体だ どのように固定されているかはわからないが、きちんと空に向かって伸びている やはり歌声の主はこの女の子だったようだ、彼女は確かに歌っている しかし、その歌声はやけにさびしく、重みがあった。暗く、どこか切ないような。
それは、睦月の描いている絵とは対称的であった。 睦月の絵を「光」とするなら、彼女の歌はまさに「影」であった 普通の人なら怖がって(?)近寄らないが、睦月は彼女に何か惹かれるものがあった 「あのぉ・・・」 思い切って話しかけてみた すると彼女は驚いた様子もなく歌うのを止め、睦月の方を向いた 「私・・・?」 「あ、うん、あのぉ〜えーと・・・」 「・・・何か用?」 「えー、いい歌声ですね」 睦月の言葉に少女は表情一つ変えることなく、また前を向いてしまった 少しカチンときた睦月は少女の隣に腰掛けた 「君、どうしてここにいるの?」 「どうしてあなたに言わなくてはいけないの?」 前を向いたまま、答えた
「む〜・・・じゃあ自己紹介しよ!自己紹介! 僕は睦月、耳としっぽはあるけど一応人間。年は16歳趣味は絵を描くこと!君は?」 半ば無理やりな提案だが、少女はふぅ、と溜め息をついて 「ミミ、14歳」 睦月はとても驚いた表情を見せた、ミミという名前に聞き覚えがあったからだ 「ミミ!?ミミってあのよくテレビに出てくる――」 言い終わる前に、急にミミという名前の少女はキッと睦月を睨み 「違う!」 一瞬、周囲の木のざわめきが止まった様な気がした 「ご・・・ごめん、違うんだね」 しばらく沈黙が流れた ふと、ミミが何かを喋ろうとした 「睦月、あなたは――」 パァン! 少し離れた場所から銃声が轟いた
耳がいい睦月は「うわぁ」と耳を塞いだが、ミミはすばやく立ち上がり。 「いけない、追っ手が来たわ。睦月、あなたは早く逃げて」 「追っ手?君は一体・・・」 「いいから早く!殺されるわ!あいつらの狙いは私なのよ」 パァン! もう一発近い場所から銃声が響いた。弾は睦月のスケッチブックに当たった 「早く!」 「わかったよ、逃げる・・・でも!」 睦月はミミの手を掴んだ 「君も一緒だ!」 ミミを無理やりひっぱり、走り出した 「(あ・・・スケッチブック・・・)」
「ハァ・・・ハァ・・・」 睦月はミミは走り続け、一つの建物の前まで来た。 それまでにミミが何か叫んでいたような気がしたが、睦月は無視した 「どういう事?」 ミミが言った、顔は無表情に戻っている 「まぁまぁ、話は中に入ってから、たっだいまー」 「あ・・・ちょっと」 二人は家の中へ入った、睦月の自宅へ お金持ちなのかは知らないが、一人、二人で生活しているには、豪華すぎる建物だった ミミをこっちこっち、と手招きしながらリビングへ案内する 睦月は四人掛けのテーブルに腰掛けた 「いやー疲れたなぁ、ミミ、何か飲む?」 「話をそらさないで」 少し怒りの混じった声でミミは言った 「・・・まぁ座ってよ」 「座る必要なんか無い」 「座って」 「・・・」 しぶしぶミミは椅子を引き、座る 睦月がしどろもどろしながら話し始める、どうやら何を言うか整理してなかったらしい 「え・・・えっと・・その・・・パンって音からしてあれは拳銃でしょ。拳銃持ってるってことは誰かを殺そうとしたわけでしょ。で、ミミが自分を狙ってるなんて言うから。 で・・女の子を見捨てるなんて僕には出来なかったんだ」 「あれは殺しに来たんじゃないわ、連れ戻しに来たの」 「連れ戻す?ミミ、君は一体・・・?」
ミミは何かを考えるように下を向いた。 そして、決心したように睦月を見た 「睦月、あなただけには全てを話すわ、あなたが初めに言ったように、私はテレビに出てるあのミミと同一人物」 「や・・・やっぱり・・・でもっミミ、ミミちゃんがどうして――」 「ミミでいい」 「あっじゃあミミ、ミミがどうしてあんな所に?」 「・・・それを話すには、最初からら話す必要がある・・・」 前半終わり
結構(・∀・)イイ!!
237氏ではありませんが、屍姦モノを一本書いたので投下させていただきます。 ……嘘です。 全然違います。 馬鹿エロです。 動けないリデルが相手ってとこだけ、屍姦と言っても間違ってないかもですw 猟奇苦手な人、多分大丈夫なので安心して読んでください。 インスピレーションを与えてくれた254氏に感謝。
――オトコタケは基本的にどこにでも生える。 でも、好きなのはやっぱりジメジメした所。 たとえば、墓地。 ずぐ。 今日もいつもの通り、自分の家……もとい墓の中で昼寝を決め込んでいたリデルは、異様な感触で突然眼を覚ます羽目になった。 ――何か刺さった。 どこにって、あまり人には言えない場所にだ。 具体的に言えば、二本の脚の間の一番深い所。 もっと具体的に言えば、おま(ry 元来夜行性のリデル。昼間は大抵、ほとんど死んだように眠っているものだ。 っつーか、ぶっちゃけ死んでいる。 だから今日も、意識だけは覚醒したものの、体は全然動かすことが出来ないままだった。 人間で言うなら金縛りだろうか。 経験したことがあればわかると思うが、こればかりは意志の力ではどうにもならないものである。 ――……逃げられない。 らしい。 少なくとも、日が落ちて月が出る頃まではずっと。 ――拷問? はてさて。
かたや。 目覚めたばかりのオトコタケの子(筆者注:名前はまだない。ちなみに、マッチュッチュとは別人……別キノコ)は輝かしい外の世界に出られたかと思いきや、 そこがまだ暗くて狭いあなぐらのような場所ということに愕然としていた。 (どこやねん、ここ) オトコタケは、意識が芽生えると同時に自立して動けるようになるものがほとんどである。 当然、この子オトコタケも動けるようになっていた。 体を動かせて、しかもそこが全くよくわからない場所であったなら、最初にやってみることは決まっている。 ……すなわち、脱出を試みる。 子オトコタケは、体をひねったり、伸び縮みさせたりして、なんとかこのぎちぎちの穴から出ようと悪戦苦闘していた。 しかしこの敵(?)、想像していた以上に手強い。 まるで生きているかのように外壁がうごめき、子オトコタケの動きを受け流してしまうのである。 その上その外壁には、どうやら細かな突起のようなものがびっしり生えているのだった。 それが、ことあるごとに子オトコタケの表皮をなでまわしてくる。 かなりくすぐったい。 (こんなんで、力入るかい!) もっと気合いが入れば、もしかして勢いよく抜け出すこともできたかも知れない。 けれど、そのふにゃふにゃした突起は、ことごとく子オトコタケのやる気をそぎ続けた。 (んがーっ!) 子オトコタケの闘いは続く。
再びリデル。 股間につきささった「何か」がどうやら動くものらしいと気付いたのは、目覚めて三十分ばかり経った時だった。 しかもよりにもよって、その動きとやらが、猛烈にいい感じなのである。 時にぐねぐね。 時ににょきにょき。 時ににゅるにゅる。 ……出たり入ったり。 死んでから長らく忘れていた、いわゆる『気持ちよさ』というものが徐々に頭をもたげてくるのをリデルは感じていた。 土の中だから声は出せないのだけれど、もしここが外だったら間違いなく桃色吐息をこぼしていたに違いない。 何故ならそれは、言うまでもなく、『オトコノコのモノ』の感触にそっくりだったからである。 いやさ、仮にそれが本物であったとして、ここまで自由自在な動きはしなかっただろう。 おちん○んはナカで回ったりも、太さを変えたりもしない。 そりゃあ、場合によってはそういうことが出来る猛者もいるかもしれない。 けれど、リデルは限りなく生娘に近い死人である。そんな神技、見たことも聞いたことも体験したこともなかった。 さらにその感触たるや、ざらざらしてるような、それでいてすべすべしてるような、何とも言えない絶妙な塩梅なのである。
――何、これ。すっごくイイ……。 リデルの心臓は、次第にその鼓動の早さを増し、早鐘のようにドキドキドキドキと打ち鳴らされはじめた。 (筆者注:もちろん錯覚。何せ、止まっているのだから) まるで全身の血が逆流するような激烈な快感がリデルを襲ってくる。 (筆者注:これは半分本当。血は流れていないが、神経系は生きているのだ) 下腹部がしびれたように疼き、それに合わせて膣壁も蠕動を始める。 そして、膣口からは彼女の快楽の証たる蜜が、ゆるりゆるりと冷たい土の塊をほどきながら溢れだす。 (筆者注:本当。ゾンビの代謝機能は、都合のいい所だけ都合のいい様にできている) 出来るものなら、甲高い喘ぎ声を上げてこの快楽に身を任せたい。 リデルはそう思った。 それは叶わないことだけれど、それでなくても充分な程にリデルの身体は昂ぶり、悦んでいた。
かくや、子オトコタケ。 何やら滑りがよくなった。 どうも、液体状のものが、頭上から外壁を伝わって流れてきているらしい。 今がチャンス、と意気込んでみたものの、しかして『それ』は子オトコタケにマイナスの方向にしか働かなかった。 滑るだけで、一向に体が外に出て行かないのだ。 状況は、かえってさっきより悪くなった。 (ああ……。俺、こうしてナメタケみたいになったまま枯れるんやろか) 一度も外の世界を見ずに。 土のなかでは味わえない、清々しい空気(ただし、じめっとした)も味あわずに。 きっと待っていたであろう、様々な素晴らしい、楽しいこともやらずに。 ――俺は死ぬのだろうか。 そう思った瞬間、子オトコタケの中に考えられない程の力が湧きあがってきた。 (このまま負けて、たまるかっちゅーねん!!)
そのエネルギーは、成オトコタケが本気になった時放たれるという「レインボービーム」すら凌駕していた。 まだ生まれて間もない子供がそれ程のエネルギーを放ったと言う記録は、どのような文献を漁っても見つけることができないだろう。 それはまさに奇跡だった。 そして、その奇跡が、さらなる奇跡を呼び起こす。 成長である。(例:ちゅ→チュチュ) 本来なら、子オトコタケが成長を遂げるには、一度外に出て様々な試練と経験を乗り越えなければならない。 しかし、大人をも凌ぐ力を発揮した彼の子オトコタケには、そのようなものは不要だった。 一気に一回り、いや二回り以上も体が大きくなり、その体から発揮されるパワーも比較にならないほど巨大化したのである。 「どぅぉぉおおおぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁあああっっっ!!!」 気合いの雄叫び一閃! 哀れな子オトコタケは全身全霊の力を込めて、その不気味なあなぐらからの脱出に成功した。
時にリデルは。 突然今まで以上の激しい刺激を感じ、高まりつつあったオルガスムスの波がさらなる高みへと昇りつめていく様にその身を震わせていた。 ――おナカ、熱い! 熱いのでイッパイになるのっ! びゅーって、溢れるッ!! さらに間髪を入れず、膣内に侵入していた異物が、どんどん大きく、太く、そしてたくましくなってゆく。 ――ダメッ! もうダメッ! 私、イクの! このまま、イッちゃうのぉッッッ!! 意識が飛ぶ。 体中の細胞が声を上げる。 それは、あたかも死と新生のような……。 リデルが絶頂を迎えるのと、今や立派なオトコタケとなった彼が彼女の膣から飛び出すのはほぼ同時だった。
光が眠りにつき、闇が世界を支配する時間が来て、ようやく完全に目を覚ましたリデル。 「……あれは、一体何だったのかしら」 考えてみても、答えは見つかりそうになかった。 ただ一つはっきりしているのは、あれが夢ではなかったことと、二度と得がたい、地獄の釜の底に落ちるような素晴らしい経験(筆者注:誉め言葉。ゾンビだし)だったということだ。 「ま、いいか。お陰で、すごくお茶が美味しい」 今日もリデルは、わが道を行く。 ところで、人騒がせなオトコタケはと言えば。 やっとのことで地面から顔を出したところを偶然通りかかった覆面男に引っこ抜かれ、今は彼の部屋の掃除を強制的に手伝わされていた。 「今日のオトコタケは、いつにも増していい感じだな」 ……彼に幸福な明日は来るのだろうか。 その答えは誰も知らない。
以上っす。 ……みじか。 ボリュームはないですが、内容の方は……。 ……どうでしょう。 別にエロくないし。何だこれ?w
あと、補足。 書き終わってから、本物の(ゲーム中の)オトコタケは意外と小さかったような気がしてきました。 この話の中でのオトコタケは大きいということでお願いします(爆
うは・・・・・_ト ̄|○
>>319 氏
GJ! 感じてるリデルたん(*´∀`)'`ァ'`ァ
○起 精神に傷をおってブツブツいってるカジカ。 カジカ(初体験でいきなりフェラされて・・・。しかも『早い』だなんて・・・。情けなすぎだよ・・・) ○承 騎乗位でペニスの上に腰を降ろそうとしているテトラ。 テトラ「んしょ・・・」 それに気づいたカジカ、 カジカ『うわ〜〜〜〜っ!!』 ○転 カジカ『な、な、なっ、なにを!?』 テトラ、はてなマークを浮かべて、 テトラ「交尾」 ○結 テトラ「子種くれる約束、忘れたかカジカ?」 カジカ「そ、そうなんですが、心の準備が・・・」
○起 テトラ「カジカ、じっとしてる。テトラがするから」 カジカ「は、はい・・・。優しくしてください・・・」 ○承 ググっと、テトラの入り口に押しあてられるカジカのペニス。 ○転 ぜんぜん入らず、グキッと折れ曲がる。 ○結 カジカ『痛っ!!』 テトラ「ごめん・・・失敗」
○起 むりやり押し広げられる入り口。 メリメリ音がするよう。 カジカ「いたたたっ! む、無理です、テトラさん無理です!」 ○承 テトラ「カジカ・・・。痛い・・・」 カジカ「それはこっちのセリフです!」 ○転 焦っているテトラ。 テトラ「おかしい。交尾の方法これでいいはず。なぜ入らない?」 カジカ「・・・・・」 ○結 カジカ「あ、あの・・・。テトラさん初めてだと思うんで、痛いのは当然だと思うんですが」 テトラ「初めては痛い?」 カジカ「ええ、一般的には。それに、テトラさん身体が小さいから、サイズ的にも合わないのかも・・・」
○起 テトラ「でもキララ、こうしてた。交尾のやり方、間違ってないはず」 カジカ「い、いきなり上級者コースは無理ですよ。まずはオナニーとかで慣らしてから(あわわ、僕は何を口走ってるんだ)」 ○承 テトラ「じゃあテトラ、子種もらえないのか?」 カジカ「ええまあ・・・。今はちょっと・・・」 ○転 テトラ「ふえ・・・」 カジカ「?」 ○結 テトラ『ふえええ〜〜〜〜〜ん!!』 子供のように泣き出してしまうテトラ。 カジカ「テ、テトラさん!?」
○起 いつもの無表情が嘘のように泣きじゃくるテトラ。 テトラ「うええ〜〜〜〜〜ん! やだ、やだ、やだよう!!」 カジカ「だ、大丈夫ですか!?」 ○承 テトラ、カジカにギュッと抱きついて、 テトラ「うあ〜〜〜〜〜ん! テトラ、寂しいのは嫌・・・! 一人にしないでぇ・・・! ひっく、ひっく」 ○転 テトラ、まだ泣きじゃくっている。 カジカ「大丈夫です。大丈夫ですよ。今は、今は僕がいますから、ね?(テトラさん、昔のことを思い出して・・・)」 ○結 カジカ、テトラをぎゅっと抱きしめる。 カジカ(なんか・・・。なんか、テトラさん可愛い・・・)
今日のところはここまでです。 今回のは、そんなにエロくならなかったです。 またキャラが一人歩きしてますね。
いきなり泣き出すテトラタソ萌え(´Д`*) (あわわ、僕は何を口走ってるんだ)←ここら辺も萌え(´Д`*) 乙です!
テトラタンかわいいよテトラタン(;´Д`)ハァハァ
へたれ萌え
>>332 (´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、
豊作
わたしのからだ
柔らかじゃなくて
くさいべんじょ、だれがみたって
どのキャラ
ミルク(;´Д`)ハァハァ
サトウさん使って何か書くとしたら誰がいいだろう ・モモコさん(王道) ・ししゃも(既に書いている人いる) ・睦月(板違い) ・ムラサキ(マイナー) ・ハニー(板違い) ・ミサキ(めちゃ私的、激マイナー)
じゃあミサキキボン
俺もミサキさんに一票。
344 :
341 :04/07/30 14:44 ID:/QSyIT7c
個人的な設定なんだけど 高校時代サトウさんとミサキは同級生で お互い片思い同士でそのまま卒業しちゃった感じ でもう一つ質問 サトウさんの名前って決まってる?
すいません ほとんどパソコン触れない状態ですので中編だけ投下です グタグタしてごめんなさい
ミミは静かに自分の過去を、初めて人に話し始めた 「私は小さい頃、凄く貧しい家で育ったわ。でも貧しくても優しいお父さん、お母さんがいたから苦痛ではなかった。 そんな幸せだった私をぶち壊した事件が起きたの、私が10歳になった時の事。知らない男が学校帰りの私を無理やり車に乗せた。私は誘拐だと思った いや、誘拐の方がまだよかったかもしれない その男は私のお母さんが私を売った、と言ったわ 私はその男の”モノ”になった 与えられた仕事は男の性欲処理――」 睦月がバン!と机を叩いた 「性欲処理!?それってまさか!」 「ええ、そのまさか」 ミミは再び語り始めた 「私は10歳で処女を失った。そして毎晩のように処理に使われた。拒否は出来なかった 拒否をすれば虐待が待っていたわ。あるときは裸で外に放り出され、あるときは2週間水のみで耐えた 逃げたくても逃げられない。でも私はよく逃げ出していたわ。 でも逃げたらさっきのようにすぐ追っ手が来て元に戻されるあるいは罰を受けた 次にあの男が目をつけたのはテレビだった 私はすぐに芸能界に入った、お金の力で。 テレビでは当然のように笑顔が義務付けられていた。 つまらない日々をすごした。 そしていつものように家を抜け出して、あのガケにいたの それが私の過去。どう?睦月」
「・・・」 睦月は何も言えなかった 自分が暮らして来た環境とは正反対のミミの過去 いつも誰かと笑い、一緒だった睦月と いつも一人で苦しんでいたミミ 何故か切なかった 自分が向けた笑顔はミミにとって皮肉でしかなかったのか 苦しむミミに自分は何かをしてあげられるのか 色々な思いが心の中を駆け巡る 「・・・うっ・・・ひっく」 いつしか涙が出てきた 自分が情けない、こんなに苦しんでいた人に笑顔で話しかけた その人に迷惑をかけているんだ 涙が止まらない こんなに泣いたのは初めてかもしれなかった 「・・・睦月?」 泣き続けている睦月に疑問を感じたミミがたずねる 「・・・何故泣いているの?」 「うっ・・・だって・・・情けないんだ・・・自分が・・・ひっく・・・」 「情けない?」 「だってぇ・・・ミミがそんな思いをしてきたのに・・・僕は・・・僕は・・・」
「違う!」 ミミが叫んだ、しかし先ほどの叫びとは違い、力がない 「…ミミ?」 睦月が見ると、ミミも大粒の涙を流していた 「私・・・同情なんかいらない・・・わかってもらいたかっただけ・・・何で睦月にこの話をしたかわかる?」 「え?」 「半年前・・・私は人生に耐え切れなくなってあそこのガケに自殺しようと行ったわ・・・あそこは私がいつもいた場所・・・ でも先客がいた・・・睦月、あなたが。チラリと見えたあなたの絵・・・素敵だった・・・そして自殺なんてやめようと思った・・・楽しそうに笑っている絵の中の睦月を見て・・・ それからずっと睦月を見てた・・・あの場所から・・・ずっとずっと・・・そして芽生えた気持ち・・・今日やっと気づいた・・・」 「え?・・・ミミ?それって・・・」 「睦月、私はあなたが好き」 「ミミ、だけど―――ふむぅ!」 睦月の口が塞がれた。 ミミの口によって 「・・・ん・・・ちゅっ・・・んっ・・・」 「んぅ・・・ふぃふぃ・・・」 睦月はあっさりと舌をいれられてしまう スミレとキスをしたことがない訳ではないが、ここまで深く、積極的にやられたのは初めてである 「んぅ・・・ぷはぁ」 ようやくキスから開放された。 一瞬だが、二人の口が光る唾液で繋がる。
「ん・・・」 目の前では、口から唾液が垂れているミミが泣きそうな顔で自分を見ている かわいい・・・ ドクン 睦月の胸が鼓動を早める それと同時に自分のモノが固さを増しているのに気づいた 「わっわわわわわぁ」 急いでズボンのポジションを修正した と、ミミが睦月に抱きついた 「すごく・・・嬉しかった・・・睦月が私に話しかけてくれた時・・・助けてくれたとき・・・」 「え・・・えと・・・ミミぃ・・・」 「睦月・・・明日には・・・ここに追っ手が来るわ・・・それまでに・・・私の最後のわがまま・・・聞いて・・・」 「わ・・・わがまま?」 「私・・・ぬくもりが欲しかった・・・愛のぬくもり・・・これはもう・・・満たされた・・・ お願い・・・下さい・・・ 肌のぬくもりを・・・」 意味を悟り、睦月の頭はショート寸前だった
ちょっと(かなり)無茶苦茶な展開ですが なんとか飲み込んでください(w
(・∀・)ヨイヨ!!
ミミ(;´Д`)ハァハァ
ほしゅ
354 :
名無しさん@ピンキー :04/08/02 10:47 ID:Px78P1bY
_| ̄|〇 サ…sageワスレタ…スマンミンナ…
カナリ|∀`)bイイ!!
357 :
名無しさん@ピンキー :04/08/02 14:27 ID:yn/6eBSJ
ところで、神しゃん。キング×スペマコかいてくれ。あ、でもこれは逆か。
釈迦ミミは実は○学生って設定てことじゃ?
アブノきぼん
テトラたんの続きマダー(*´∀`)?
364 :
328 :04/08/05 01:52 ID:Wp3v45wc
>>363 すいません、同人もやってるので時間とれなくて。
でも明日(というか今日)の夜くらいに続きをアップできると思います。
>>364 楽しみに待ってます(;´Д`)'`ァ'`ァ
ハラシマ中?がんがってください
そろそろハラヘリ
__ _,,-'''' '''''-..、 ヽ-''~ ヽ、 | /, , ; l ) ヽ ,-| |/V|ヘl、l ┴-、 ___ ヽ l ヽ|l ⌒ | _ノノノ, , |`y / \`l (;;;;)) ´(;;;))ノノ ノ / ちんちん ヽ、ヽ 、_’ ノノノ < シュッ!!シュッ!!シュッ!! y'-r'''l--っ'´ \ /'' |ヽ, // /゚lヽ、l´ \ ( ,人 )yヽl/';./'┤  ̄ ̄ ̄ 'l;, ;j/ 。 ̄__/ | ⊂ |ヽ ̄ ̄ j ト ノヽ--''''''ヽ´ i;, i, ヽ ,.-'''-..,ヽ (__(__) ,ノ' ヽ~` / / / ノ |/ /...-'''~~´ | lヽ、_ | | `> ノ | ,.ノ`ヽ、 _,.l..,_ ト ,、_,> ( ̄ ~''-.__| ノ `、..___,.ヘ_」'''~
○起 泣きじゃくっているテトラ。 カジカは、テトラを優しく抱きとめている。 ○承 カジカ、テトラの髪の毛を撫でつけながら、何か子守唄のようなものを口ずさむ。 ○転 唄っているカジカ。テトラは泣きながらも聴いている。 ○結 カジカ「これはね、僕の母さんがよく唄ってくれた歌なんですよ」
○起 テトラ、落ち着いたのか少し泣き止む。 カジカ「テトラさん、僕は焦る必要は無いと思うんです。テトラさんの身体は、どんどん大人になっていきますし、仲間にもきっと、信じていればきっといつか会えます」 ○承 テトラ、黙って聞いている。 カジカ「僕は地上に戻れば地上の生活がありますが、いつでも地下湖に戻ってきます。そのとき、テトラさんに望むことがあれば、なんでも相談に乗ります。いえ、ぜひ相談を聞かせてください」 テトラ「・・・・・」 ○転 テトラ、顔を埋めたまま呟くように言う。 テトラ「テトラ、もう何ももってない・・・。カジカにしてあげられるもの、何もない・・・。いいのか? カジカ、なぜ、そんなに優しくする? テトラ、わからない」 ○結 カジカ「えと・・・その・・・。僕がテトラさんのことを『好きだ』というのは、理由になりませんか?」
○起 カジカ、自分の言動に真っ赤になっている。 カジカ(はっ! 結構、キザなこと口走ってるぞ僕は・・・) テトラは、カジカの胸に顔を押し付けたまま黙っている。 ○承 テトラ、顔をあげて、 テトラ「カジカ、おねがいがある」 突然、声をかけられてドッキリするカジカ。 カジカ「は、はひぃ! よ、喜んで!」 ○転 テトラ「テトラのこと、むりやり犯してほしい」 カジカ「へっ!?」 ○結 テトラ「テトラ、痛くて自分では出来ない・・・。でも、カジカがむりやりこじ開けてくれれば、交尾できるはず」 カジカ『えええっ!!』
○起 カジカ「え!? そんな、ええっ!? で、でも、でもでも、凄く痛いんですよ!?」 テトラ「テトラ、我慢する」 カジカ「が、我慢するって、そんな! なんで、どうしてそんなに交尾にこだわるんですか!? そんなに焦る必要は・・・」 ○承 テトラ「理由は・・・。理由は、カジカと同じ・・・」 カジカ「え?」 ○転 カジカ「あの・・・。それって・・・?」 カジカの服の胸元をぎゅっと握り締めるテトラ。 テトラ「・・・・・」 ○結 テトラ「テトラも・・・好き・・・。カジカ、好き・・・」
ということで続きでした。次あたりからエッチシーンですね(*´∀`) でも続きはお盆明けの予定だったりしますが、 もしかしてアップしてたりしたら、 それは現実逃避してるんだと思ってください(泣
やば……。 まじ感動した……。 ほんとGJです。
テトラタソ萌え。本気で萌えたよ(*´∀`*) いいなぁ。GJ
375 :
名無しさん@ピンキー :04/08/06 13:04 ID:d3xgIj7V
ついについにHシーン!
二人とも可愛いな(*´Д`)
DAT逝き防止sage
フンガーノ×女キャラきぼん
ミミかニャミのきぼん
サユリきぼん
ミミニャミきぼん
カゲトラ×姫キボン
8タロウ×おコンキボン
ミルクきぼん
385 :
名無しさん@ピンキー :04/08/13 14:10 ID:0Rba5QRg
ディーノきぼん
おまたせしました…|||○| ̄|_何ヶ月かかったんだろう…… かなり長くなってしまったので、何回かに分けて投下いたします。 スレ跨いでしまって本当にごめんなさい、とりあえず簡単なキャラ紹介とあらすじです。 ユキ :自分よりも芸能界を選んだ恋人に復讐するため、アイドルになろうとしている。 トップクラスの実力を持ちながら策を弄し、手段を選ばず頂点を目指す。(黒キャラ化) モエ :北国訛りといつもジャージ姿だが、類稀なる才能の持ち主。 熱血で努力家でもある。(オリジナル設定あり) MZD :神と悪魔、二つの名前を持つ芸能界の首領。 オーディション最高権力者。 謎が多い。(黒キャラ化) アイス :MZDの元で働く若きプロデューサー。 ユキの策謀に加担させられるが突然海外へ。 ジュン&シンゴ:路上ライブで出会ったユキの恋人。 彼女に音楽の素晴らしさを伝えた。 MZDにスカウトされユキの前から姿を消す。 <簡単すぎるあらすじ> 新人ポッパーオーディション──都内のシティホテルを借り切って開催される国内最大規模のオーディション。 何千人もの中から最後に残ったのはユキとモエの二人。 ユキはMZDに公衆の面前で辱めを受けることで合格を約束してもらう。 しかし、深夜にまでレッスンをするモエの姿を目の当たりにし、 劣等感からユキは彼女を完膚なきまでに陵辱してしまう。 そして夜が明けて……最終審査の日がやってきた。
387 :
1/15 :04/08/13 19:35 ID:9bLCvdhN
<最終話 Give me your pain> 『時間が無い…早くしなくちゃ……最短で昇りつめるの 私の居場所は…私が創る どんな手段を使ってでも』 最終審査の5分前、ユキは一点を見つめながら腕をストレッチする。 ざわめくホールの中ではスタッフが慌しく動き回りながら準備をすすめる。 だがユキは完全に集中して自分の世界に入り込み、周囲の雑音を一切耳に入れずに審査が始まるのを冷静に待っていた。 会場ににモエの姿はない。 あの昨夜の陵辱の後、ユキは自分の部屋に戻らず、他の空いていた部屋で朝まで過ごした。 眠ろうとしても様々な懼れが一晩中ユキを覚醒させていた。 いくら動転していたとはいえ、彼女をそのままにしておいたことは失敗だった。 朝になって誰かに見つけられ、彼女に私がしたことを喋られてしまったら……全てがもう終わり。 しかし、朝になると彼女は姿を消してしまっていた。 何処にも姿は見えず、大勢のスタッフがホテル中に居ても彼女と会った者は誰もいなかった。 「よーっす、お疲れーっ」 このオーディションの最高権力者がぶらぶらとホールに入ってくる。 一瞬でスタッフ達の間の空気が変わる。 MZDはユキをサングラス越しにちらっと見て、薄い笑みを口許に浮かべると自分の席につき、悠然と足を組んだ。
388 :
2/15 :04/08/13 19:36 ID:9bLCvdhN
「MZD…おはようございます」 スタッフリーダーの犬千代がMZDに近づき、状況を報告する。 おそらくモエが居なくなったことで、この最終審査をどうするかお伺いをたてているのだろう。 「……一人しかいねえ? ふぅん…犬千代……そんなとき俺ならどうすっかわかってんだろ?」 煙草に火を点けながらMZDが静かに告げる。 その一言で場内の空気が緊張を帯びる。 文字通り尻尾を巻いて犬千代が私の前にやってきた。 「えー…時間になりましたので最終審査を始めます… 現在の参加者はユキさん一人ですが、規則上予定通り審査は行いますので用意をしてください…」 わたしは頷くと立ち上がり、犬千代に自分で選曲したMDを渡すとステージに上った。 最終審査……自分で選んだ曲をMZDの前で全力で歌う。 それで全てが決まる。 「52番、審査よろしくお願いします……曲は、ジュディさんの『LOVE FIRE』…」 すぅ、と息を胸に満たして一気に爆発させるように歌う。 情熱と切なさの交錯するメロディにのせてユキの肢体も激しく動く。 どしゃぶりの雨の中だって 消えない恋の炎がある 振り向いて 私はここにいる 激しく熱くこの体 燃え上がれ どうして恋すると 切なさで ため息ばかり出るの 目が覚めても 一日中 頭からもう離れない 教えてよあなたの中に どれくらい私がいる? 訊きたい訊けないそんな夜を 繰り返し迎えては・・・ どしゃぶりの雨の中だって 消えない恋の炎がある 情熱で今すぐ火をつけて あなたの色に染まって壊れたい・・・
389 :
3/15 :04/08/13 19:37 ID:9bLCvdhN
今まで身につけてきたもの全てをこの一曲に籠めた。 カラダを使って、人を陥れて…ここまで昇って来た。 だけどこの一曲は自分の最大の力で歌い上げる。 それが…最後に残った私のプライドだから。 全力を出し切ったユキの荒い息遣いだけが聞こえる。 誰もがユキの迫力に身動きがとれなかった。 「…MZD……ほんとに逸材ですね……」 そう呟いた犬千代の声は震えていた。 「………」 MZDは腕を組んで無言のままユキを見つめる。 その時────ホールの扉が開き、スタッフ達がざわめく。 『…なぜ? ……なぜ、帰ってきたの……?』 開いた扉の向こうにモエが立っていた。 一番驚き、目を大きく見開いたのはユキだった。 まさか…ここで、昨夜のことを全員の前で露呈されてしまう………ユキの頭の中に絶望の二文字が渦巻いた。 モエはいつものジャージ姿に分厚いダッフルコートを羽織り、首から口元にかけてをマフラーやタオルで何重にも巻いていた。 そして、手にしていたスケッチブックを開くとマジックペンで何やら文字を書き出した。 きゅきゅきゅ…『遅くなりまして申し訳ございませんでした』 きゅっ…きゅきゅ『体調を崩してしまったので声を出すことが出来ません、ご無礼をお許しください』 場内の全員がモエのスケッチブックに注目する。
390 :
4/15 :04/08/13 19:39 ID:9bLCvdhN
「あ、318番……残念ながら規定で今回は失格です…」 犬千代が本当に残念そうに告げた。 きゅきゅ…『はい、なんもだ でもお願いがあるっしょや』 お願い、という単語にユキの鼓動が早まる。 まさか…わたしのしたことがバラされる…? きゅ…きゅ…きゅきゅっ 彼女が文字を書いている間、ユキはステージの上からモエを不安げに見つめ続ける。 『一曲だけ歌っていいっしょ?』 ユキの頭で描いていた最悪の展開は、ある意味裏切られた。 しかし、なぜ今更ここで歌う必要があるのか? 失格なのに? 声が出ないのに? どう考えても彼女の行動は理解できなかった。 「え? でも……」 犬千代はどう対処していいか解らず、困った顔をする。 「よし、わーった! すぐに準備してやれ! 318番も準備はOKか?」 MZDが一声発する。 すると身動きが取れず止まっていたホールの中が一斉に動き出す。 それが「神」の影響力なのか。 だが、ユキだけはステージの中心から一歩も動けなかった。 モエが犬千代にMDを渡し、ステージに上がるとゆっくりと首のマフラーやタオルを外しはじめる。 何重にも巻かれた布や毛糸の中から現れた彼女の顔色は少し青く、やつれたようにも見える。 そして彼女はユキに近づき、ニコッと微笑むと手を差し出した。 「あ……マイク……」 身動きの取れないまま、ユキは手にしていたマイクを彼女に渡した。 きゅきゅっ…きゅきゅきゅ…スケッチブックの最後の一枚にモエは文字を書く。
391 :
5/15 :04/08/13 19:40 ID:9bLCvdhN
『318番 シンディさんの『Give me your pain』です』 それは第二回ポップンパーティの2次会で人気を博した名曲だが、流れてきたイントロは全く印象が違っていた。 古参スタッフ達がこっそりと囁きあう。 「これって……第三回2次会のフィナーレ曲の-Winter Edition-じゃないか?」 「そんな曲……よく見つけてきたな……」 心に傷を持つ そんな君だから 新しい風は少し浸みるね 声に出せなくて 一人きり寂しくて 眩しい空を見上げた 閉ざしたドアを開けるチャンスは ほんの小さな石ころ Give me your pain, I wanna share your pain 君の全てを見ていたい だから ずっと Believe in me, I'm on your side 動き出そう 笑顔でまた会えるように しまい込んだ鍵を開け 一緒に行こう ────驚愕 彼女の口からマイクを通じて出た声は、前日に課題曲を歌った声よりもさらに透明感が増し、ホール全体の壁に染みわたる。 ……こんな声はじめて聞いた……その場に居た全員がそう感じていた。 「そ……そんな……か、勝てない……」 そう呟いたユキの声は演奏にかき消された。 体調不良で歌えないって言っていたのに……でも、昨夜の彼女の様子から嘘をついているわけじゃない……。 もしかして…直前まで温存してた……? あのタオルやマフラーで喉を温め、何処かに身を隠してじっとして……。 でも………なぜ?
392 :
6/15 :04/08/13 19:42 ID:9bLCvdhN
大切なものほど 手のひらからこぼれてく うまくいかないことってあるよね でも考えてみて 虹が綺麗なのは 一瞬だけのきらめき 泣き出しそうな空を支えて 「負けない」ってつぶやいて Give me your pain, I wanna receive your rain 振り返る昨日遠すぎて だけど だから Believe in you, just stay as you are チャンスはいつも ほら 君の前にあるよ その小石蹴飛ばして はじめの一歩 モエはじっとユキの顔を見つめながら歌う。 その表情は明るく、何も迷いもない。 まるで彼女に責めること、許すことなど何も無いかのように……。 『ユキちゃ…? なしてもっとはやく話してくれなかったんべさ? …ユキちゃも…つらい事たくさんあったんしょ? だから自分で自分さいじめてるっしょ? お願いだから…自分さ嫌いにならないで……わたしが大好きなこの歌…ユキちゃにあげるから… わたし、ユキちゃに会えてよかった ほんの何日かだけど、すごく楽しかった! だからユキちゃもこれからはたくさん楽しんで! したっけTVみて応援すっから! あなたなら…できるよ お願いだから……』 モエの歌声にこめられた伝言がユキに届いた。 ……驚いた…モエがそんなこと考えていたなんて…… わたしのこと…憎んでいると思ったのに…… あれ? わたし……どこからこんなに涙が出てくるの……?
393 :
7/15 :04/08/13 19:43 ID:9bLCvdhN
涙滲んだ 冷たい夜の青 心照らした 茜色 色を重ねて 虹が出来るなら 想い重ね 君を空に彩るよ Give me your pain, I wanna receive your rain 君の全てを信じてる きっと ずっと Believe in you, just stay as you are その笑顔が見たいから ここにいるよ Give me your pain, I wanna share your pain 君の全てを見ていたい だから ずっと Believe in me, I'm on your side 動き出そう 笑顔でまた会えるように 抜けるような青い空 風を抱いて しまい込んだ鍵を開け 一緒に… モエがマイクを置くと同時にホールが静まり返る。 誰も声を発せないどころか吐息の音すら立てられなくなっている。 「……結果発表すっか」 静寂を破るようにMZDは立ち上がった。 一斉に全員が彼に注目をする
394 :
8/15 :04/08/13 19:44 ID:9bLCvdhN
「今回の新人ポッパーオーディション……合格は318番のモエっ! これで決まりだ」 その一言でホールが何ともいえない戸惑った雰囲気になる。 ステージ上のユキもモエもただ口をあけたまま、耳に飛び込んだ言葉が理解できなかった。 「え…MZD! しかし規定では……318番は失格ですっ!!」 会場から立ち去ろうとするMZDを犬千代が慌てて引きとめる。 しかし、そんな犬千代を押しのけてMZDの襟を掴む手があった。 「……どういうことっ!? 約束がちがうわっ!!」 その手は怒りに震えるユキの手だった。 MZDは表情を一つも変えずに襟を掴むユキの顔をみる。 殴りかからんばかりに詰め寄るユキをスタッフ全員が止めようと駆け寄る。 「や…やめれっ! ユキちゃ……ごほっ!」 ユキを制止しようと大きな声を出したモエは胸を押さえてしゃがみこんだ。 モエの喉はさっきの歌で炎症が一層ひどくなっているはずであった。 下手をしたらそのまま潰れる危険性がある。 「お前らなにをしている、先に318番を病院へ連れて行け」 ゆっくりと、しかし有無を言わせない声でMZDが指示をだす。 そして速やかに何人かのスタッフがモエを抱えるようにしてホールから出そうとした。 「いやあっ! 離して…っ! MZD…わたし、失格しょ!? ユキちゃ…! ……」 ユキを心配するモエの声が響く。 ユキはモエの方を一瞬見た。 しかし、ユキへ駆け寄ろうとするモエは数人がかりで無理矢理に抑えつけられ、会場から連れていかれてしまった。
395 :
9/15 :04/08/13 19:45 ID:9bLCvdhN
「MZD…! よくも…騙したのね…!?」 モエの心配は届かず、ユキの治まらない怒りは目の前の男に向けられていた。 「……まぁ、ちょいと場所かえよか…?」 MZDはニッと口元で笑うと軽い音をたてて指を鳴らした。 「ふぅ…なんとか行ってくれましたね……」 犬千代はモエが連れて行かれた扉が閉じるのを見て、MZDの方に振り向きながら呟いた。 「……あれ? MZD……?」 そこにさっきまで居た二人の姿は忽然と消えていた。 床にユキのレオタードだけを残して。 ──────────────── ………はっ! ユキは一瞬、周りの空間が歪んだように感じ、軽いめまいを起こした。 なぜか、自分が地についたいないような浮遊感。 そして不安を感じさせる肌寒さ………。 何かに押さえつけられているように手足が自由に動かせない。 視界が徐々に元に戻ると、そこはホールではなく薄暗いホテルの客室だった。 横たわっているのか、天井をじっと見ている。 しかし、その天井は……あまりにも低く感じた。 「なに……? なんなの?」
「……よぉ、落ち着いたか?」 足側から声が聞こえた。 ユキは必死で首を上げて声の方を見る。 「え……MZD……?」 そこにはMZDがズボンのポケットに手を入れたまま立って……いや、浮き上がっていた。 だんだんと薄暗さに目が慣れていく。 だがユキは自分の置かれている不可思議な状況を理解することができなかった。 彼女は全裸のまま宙に浮かされ、金縛りのように身動きが取れなくなっていたのだ。 「な……なにこれ…?」 ふわ……とMZDはユキの足元にまで浮遊してくる。 「ここは俺の部屋さ? ここなら誰も邪魔はこない……」 ニヤッと笑ってMZDは囁く。 「降ろしてっ! どうなってるの!?」 ユキは完全に混乱して声の限り叫ぶ。 「…うるせえな……ほれ」 眉間に皺を寄せながら彼は両手の人差し指を一本ずつユキの足の裏にあてた。 そして、ゆっくりとまるでオーケストラの指揮を執るように腕を左右にひろげる。 するとユキも意思とは関係なく見えない力で左右に開脚していく。 「え…!? そんな……?」 次に指を軽やかに上にあげるとユキの膝は折り曲げられ完全に開脚し、秘所を隠すことはできなくなっていた。 「さすが身体やわらかいな、中まで全部丸見えだぜ?」 「い……いやああああああぁぁぁっ!!!」 不安定な状態と全てを晒された羞恥とでユキは再度、叫んだ。
「なぜ俺が…神とか…悪魔とか呼ばれてるかわかったかい?」 MZDは手を伸ばすとユキの淫裂にそって指でなぞると、彼女の体はびくっと震える。 「あ…ひ…っ……」 「夕べのファミレスのテーブル…偶然あんなふうに吹き飛ぶと思うか?」 親指で淫裂を左右に割り開くと、にちゃ、と音をたてて性器の内部がさらけ出された。 「い……いや……」 怯えた目でユキは部屋を見渡し、そして気づいた。 部屋全体に彼の足元から伸びる影が広がっている。 空中に浮かんだ体は、あらゆる方向から伸びた影が絡みつくように固定している。 「気づいたか? 俺の影に……」 親指でぐっと持ち上げて、包皮に覆われた陰核をむき出しにした。 その既に真っ赤に充血し、弾力をもった陰核をMZDは咥えるように唇をつけた。 「ん……っ ちゅぷっ…」 「ぁ…はぁあうっ!!」 一番敏感な箇所を襲った冷たい刺激に思わずユキの背中が反り返る。 「脈拍、血圧、体温、体液の分泌量……手に取るようにわかるぜ……」 舌先で陰核をはじく。 「あ……あ……あぁ……あ……」 ユキは目を固く閉じていた。 快楽を感じる余裕もなく彼女は怯えきっていた。 「……俺が…お前を選ばなかった理由わかるか?」
「え……? それは…ぅあっ!」 ユキが何か言おうとするとMZDは奥深くまで舌を突き入れる。 「…んっ……モエの歌を聴いた時、お前は負けを認めた…違うか?」 「違う……認めてなんかない……あんなやつ…あんなやつ……ぅう…」 思い出すと悔しさで涙が出てくる。 しかし拭うための手は動かせない。 「……アイドルの才能…と考えれば、あいつは天才だ…だがな、それはただ可愛いとか歌が上手いとかじゃない……」 ユキの性器を弄びながらMZDはゆっくりと語りだした。 「あいつの表情や声に……人を惹きつける目に見えない魅力があるからだ……」 「はぁ…目に……みえない……はぁ…魅力……? 」 MZDの愛撫に翻弄されながらもユキはその言葉をすべて聞き逃さなかった。 「おまえだって…知らないうちにあいつにのめり込んでいたから、あれだけの実力が出せたんじゃねえのか?」 ユキの目が大きく見開かれ、プライドが大声を出させる。 「…まさか…! ……わたしだって努力したっ! あんなやつの何倍も! 全てを捨てて…」 「…この世界…人を蹴落としてまで成り上がろうって気持ちも大切だ…だが、それよりも大事なものは『華』ってやつだ……」 「『華』……?」 「ああ、人を魅了する力だ……頂点ってのは掴み取るもんじゃない、ファンやスタッフ…関わった全てのやつらから応援された結果に手に入るモノさ」 「……う……ぅ……」 ユキの体から力がぬけていく。 そしてMZDはユキの太ももを肩に担ぐとさらに顔を股間に埋めて舌を駆使した。 「あはぁ…っ! いやぁ…あぁ……だめ……ぁあっ…!!」
身をよじってユキは抵抗したが、MZDは容赦なく陰核に歯を突きたてる。 「う…ぅああああっ!!」 ユキの体がびくんと大きく跳ねて、ひゅくっひゅくっと小刻みに痙攣する。 そして彼女の全身は浮いたまま脱力して、ぐったりとした。 MZDは愛液にまみれた口を手の甲で拭うと静かに告げた。 「お前は……まだトップになんかなれないよ……」 二人の体はふわりとベッドに降りる。 MZDは服を全て脱ぎ、身につけているのはサングラスのみとなった。 放心したまま横たわるユキに近づき、既に硬直した陰茎を顔に押し当てる。 「あ……ぅ……」 男性性器独特の匂いが鼻腔をつく。 ぼうっとした目でユキは神の肉茎を見た。 「さぁて……今度は俺の番だぜ?」 「いや……いや……ぁ」 ユキは力なく首を振って逃れようとする。 「…お前……まだ自分の状況わかってねえのな……」 MZDの言葉遣いに氷の様な冷たさが宿る。 こんな力を持っているやつに逆らったら……ユキは意を決したように神の足元へ這い寄った。 「手はつかうんじゃねえぞ」 上を向いてそそり立つ性器に舌を伸ばしてしゃぶりつく。
「んぁ……んっ…んっ…んふっ……」 首の動きと口だけでMZD自身を愛撫する。 しかし、彼の影に体の自由を奪われたままの彼女の動きは自然とぎこちないものとなっていた。 「ほんと下手だな…おまえは」 「んは……ご…ごめんなさい……きゃぁ!」 影がゆらりと動いて彼女を仰向けに転がし、神はその上に腰を落とした。 「う……」 顔を上げると目の前にMZDの鈴口が正面に見える。 「こんなこと、したことあるか?」 ユキの胸のふくらみに肉茎を挟み込むと両手で寄せ、前後にこすり付ける。 ふわっとやわらかい場所に熱い肉茎が包み込まれる。 「いっ……んあっ……したこと……ありません…っ!」 みるみるうちにユキの顔が切なげに屈辱にゆがんできた。 「ん……これは…なかなか……」 動きは徐々に速度を上げ、谷間を流れる汗がMZD自身を滑らせ、速度が上がる。 「ふぅ……くぁ……最高だぜ……さあ…ぶっかけてやる……うっ!」 そして…そのままMZDはのぼりつめ、ユキは激しく噴出するそれを顔中で受け止めた。 「あぁっ! いやぁあっ!! はぁ…はぁ…もう……ゆるして……」 しかし、神はその声を聞き入れず、影をつかってユキを裏返した。 「え…? おねがい……やめて……」
そのまま尻を持ち上げると、ユキの秘部はすべて神の目に晒された。 一度射精を遂げても治まっていないMZDの肉茎がこじあけるようにユキに侵入を始める。 「い…っ! いたぁあぃっ!!」 一度目の頂点から時間が経ち、充分に濡れていないユキの淫裂は滑らかに神を受け入れることができない。 しかし、MZDは一度噴出させた白濁のぬめりで奥まで捻じ込む。 「どうだ……はいったぞ……」 そして影が彼女の両腕や両足、身体全体に絡みつき、無理矢理全身を揺すらせて激しく突き動かした。 「いやぁっ! いやあぁぁっ!!」 ユキの顔が苦痛でゆがむ。 耐え切れないように首を振ると汗と涙の雫がまわりに飛び散る。 MZDはユキの腰をしっかりと掴むと、叩きつけるように腰の動きを強めた。 その時、MZDの部屋の外ではモエがドアノブに手をかけて中へ入ろうとしていた。 「MZD…いるべさ?」 さっきからノックをしても返事がない。 鍵はかかっていないようだ。 意を決して彼女は部屋の中に入っていった。居なかったら帰ってくるまで待つつもりであった。 それに病院を脱け出したことがバレても、まさかMZDの部屋にいるとは誰も思わないだろうと考えた。 どうしても彼女はMZDに今回の結果の辞退を伝えたかった。 聞き入れられないとしても、ユキにもう一度チャンスを与えてくれるように頼むつもりだった。 【今日はここまでです】
乙カレー!そしてGJ!感動した! 普通にエロも萌えるし、話の部分もしっかりしてて。うん。いい!
黒いMZD(・∀・)イイ!! あんたぁ…ネ申だGJGJGJGJGJGJGry
待ちに待った最終回キタ━━━━(`∀´)━━━━ッ!!!! 色んな意味で相変わらずですなw
>>386 GJ! すごくイイです!
最近ここに来たので前スレの分も読みたいんですが…
408 :
407 :04/08/14 14:19 ID:JGizo0mb
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1087645790/ このスレはホントにいいスレですよネ…
あのSSはいいオカズになりますよ。エロい。
俺SS保存庫作成する。ガチで。
オイオイそりゃあオメー無理だよ
見りゃあわかるだろ?このスレは保存に消極的。
それでも〜〜俺は〜〜このスレを〜〜保管するの〜〜ッ
SSのーッ 保管がーッ してえーーッ してえーーーッ!!
スレとSSを保管保管保管保管
保管ッ保管ッ保管ッ保管がしてぇーーッ!!
一ツだけ方法があるぞ弟よ
マジで!?
住人は作家にゾッコンラブ…
しかしホレSS書きが許可ば…ホレ?ん?
SS書きの野郎ーーー!!懐柔してやるーー!!
ヤッヂマイナーー!!
さっそくアキバ行ってエロ同人を買ってきまス
行ってらっしゃい
保守 盆のせいか書き込み少ないね
勘違いしてるよ。。。多分コm
412 :
名無しさん@ピンキー :04/08/16 14:24 ID:x3YKxqIp
け
413 :
名無しさん@ピンキー :04/08/17 10:56 ID:31COltsH
ミルク(;´Д`)ハァハァ
ムラサキはせっかく夫人になったのに需要がないのかなぁ・・・個人的にイイと思うんだが夫婦のエロ。 人気ないんだろうか、ムラサキ好きなんだけどな。
>>414 禿同。むしろムラサキは漏れのポプ一番の萌えキャラでつ。
皆さんの好きな萌カプはどんなんなんでしょう。
漏れは六ムラ、ハニムラあたりでつが。
ケビンとケイト この2人は俺の持ちキャラ
418 :
名無しさん@ピンキー :04/08/18 13:39 ID:+/ClcTss
ムラサキ結婚してたのか
いや、その辺は自由に妄想していいんじゃないか? ポップンって、設定すごくあいまいにしてるしw
曲が 林檎夫人 になって公式サイトでも「結婚したんでしょうねー」見たいな事は書いてありましたよ。 ハニムラ MZDムラ KKムラあたりが萌です。ちょっと大人な恋愛が似合いそう姐さん。
すみません 公式サイトに書いてなかったです(結婚の事) どこで読んだんだ自分・・・。
単に作詞のMAKIさんが真珠夫人を意識したっていうのは言っちゃダメ? あと七よりも乳がハキーリしてるのは漏れの気のせい? とにかく流し目肩出しムラサキハァハァ
ムラサキの _ ∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ⊂彡
タイミングがいいのか悪いのか… ムラサキSS、投下させていただきますね。 ただ、まだちょっと自身が無いので、『さわり』だけ…です。
えー…… 「傾城の恋はまことの恋ならで金持ってこいが本当(ほん)のこいなり」などと申しますが、 身を売る女にとって最も大事なものが銭金であった……という事は、今も昔も変わり無いようでございます。 とはいえ、何も欲深になって、しこたま搾り取ってやろう、などというだけの魂胆ではございませんで、 かの娘たちにも、止むに止まれぬ事情があったようでございます。 さて、ここは花街吉原。 薄い灯りが点されて、三味と太鼓が響く道。人の行き来もにぎやかに、ざわざわ響く、人の声。 男は素見(ひやかし)をしつつ、見世のあちこちを渡り歩き、女はそんな男たちに色目を使い、声をかけております。 そのやり取りを楽しむ者あれば、本気で相手を探し、気に入った女が居れば、惑うこと無く登楼る…… 「主様、ほんにつれないお人でござんすなぁ。登楼っておくんなまし……」 「はン、懐のカカアとちょっくら相談させてもらおうかねぇ」 いつもの風景、いつもの吉原、変わらぬ景色でございます。 張見世のそんな様子を、遊女が一人、階上より見やっております。 その名を紫太夫と申しました。 当世の遊女と言えば、数多くの簪で髪を飾り、髷は島田髷を結い、長い笄をさす…… という髪型が定番でございましたが、 太夫はその定番から大きく外れ、長い前髪をざんばらに垂らし、片目を隠しておりました。 頭の後ろで纏めた結い髪には、簪が挿されていましたが、そのあまりにも乱暴な前髪に、 顔を背ける頭の固い御仁もございました。その一方で、その髪かたちが美を引き立てている、新しい髷だ、 とたいそう喜び、馴染みの客になる者も居たそうでございます。
その妓楼(みせ)随一の花魁であった紫太夫、衣装もその名に恥じぬ美しさで、金糸銀糸を織り込んだ、 黒い艶のある本帯を前で結び、ずいぶんときらびやかな光を放っております。 着物は、その名のとおりの、紫に染められた上物の絹。 また、袖には紅い木の実の柄が誂えてございました。 「あねさま、その柄はいったい何がおおもとでありんすか?」 小間使いの振袖新造がそう尋ねましたところ、 「遠く異国の地に伝わる、木の実らしいんだけどさ、アタシにもよく分からないんだよネェ。 昔の男が呉れた、小さくて丸い、木の実なのさ……。」 遠い目をしながら、下町言葉でそう答えたそうでございます。 元来、この紫太夫という花魁、ありんす言葉を大層嫌っておりまして、いついかなる時も 下町のおかみさんの喋り方。当世の風俗を鑑みるに、ずいぶんと汚い喋り方をしていた、という事になります。 常連のお客さんにそれをたしなめられても、 「アタシの喋り方に文句があるってんだったら、他の子を選んだらどうなんだい? アタシの他にお茶を挽いている娘なんざ、表にいくらでも居るじゃないのさ!」 己のやり口を帰るぐらいなら、そんな格下の相手に大事な客を取られても構わない……、 そんな強気が、太夫の信条でございました。 また、女将さん…妓楼のあるじに窘められても、 「この店でお職を張っている以上、アタシがこの店のお殿様じゃないのさ!」 などと申しまして、一向に取り合いません。 通常、こんなわがままを言う女、当世の考えから見ておおよそ『粋』とは言えない女は、 女衒によって岡場所へ売られたり、いつまでも張見世の隅でお茶を挽いているのが常でございましたが、 太夫に限りましては、とんとんと出世の道を歩んでしまい、お職を張るにまで至ったのでございます。
それをなぜかと申しますれば、まずひとえに、太夫の美しさにございました。 その蛇のような鋭い瞳に、絹のような白い肌、着物の袖からするりと伸びる、白魚のような腕、 艶やかで、聞くものをたちまちに虜にしてしまうような、声。 それは澄んだ笛の音の様でもあり、背筋をびきびきと凍らせるような、冷たい空気でもありました。 また、床を共にすれば、それはもう……。 色よく形よく、たわわに実った乳房。 突き進んできた棹を包み込み、たちまちに呑みこむ、絶品の鮑貝。 傍若無人で鳴らした荒男も、素直に従うほどの床技を持っておりまして、 一度寝てしまえば、諸国諸大名であれどその身分を忘れ、一夜の夢に酔いしれてしまう……、との もっぱらの噂でございました。 そして、忘れちゃならないのが、男を惑わす手練手管でございます。 いつもいつも、あと少しのところで掴まらない。期待は持たされ、皆が太夫の地色(いろ…本命)に なろうと、やっきになっておりました。 俗に「素見(ひやかし)千人、客百人、間夫(まぶ)が十人、地色一人」などと囃され、 遊女の本気など、うたかたの泡程度のもの……、と考える風潮がございました。 しかし、紫太夫を目の前にすると、そのような賢しらな考えは吹き飛んでしまい、 仮に頭から疑ってかかっても、その熱っぽく蕩けた視線に射殺されてしまうのです。
今回はここまで。 ムラサキの話に喜んでしまい、つい投下してしまいましたが… 中途半端というか、全然書けていない状態で、申し訳ありません。 さて次回、太夫はいったいどんな客人と、一夜を共にするのか…… それは、また次回までのお楽しみ……、ということで。
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ⊂彡
スゴー!それっぽくてカコイイ。応援してます!
ここは斬新なエロ小説の書き方をする インターネットですね
面白い。 ちょこちょこツッコミたいとこもなくはないけれど、それを軽く吹っ飛ばすのが文章の力。 重箱の隅を突っつくよりこの空気感に酔っていたいです。 GJ!
ところで、姐さんの御相手は漢侍か法師さまでつか? だったら俺的にかなり粋。
すごい…なんかすごく続きが楽しみなのですが! 講談調の語り口とか練り込まれてますね。 烈しく期待しておりまする♪
そこに六が登場するわけですか
決めつけイクナイ ただ楽しみに待とうじゃないか(`・ω・´)
決め付けって何なんだろう。それとも誤爆だったのかな。
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 鮑!鮑! ⊂彡
保守
442 :
名無しさん@ピンキー :04/08/23 13:45 ID:WT+t+eZ9
リゼットよこせ
テトラタンの続きマダー?
前スレ 1話13-22・2話136-145・3話344-363・4話648-654 689-699 709-714
本スレ 最終話
>>386-401 もうちょい続きあります;;
445 :
1/10 :04/08/23 21:55 ID:Omg0yWYm
奥のベッドルームに人の気配がする。 モエはそっと音をたてないように扉を開いた。 「MZ……っ!!」 彼女の目の前で繰り広げられていたのは……MZDとユキが激しく絡み合う様子であった。 「ユ…ユキちゃ……」 両手で口を押さえたが思わず声が出てしまう。 「ん…?」 腰の動きは休めず、MZDが声の方に向く。 「………気のせいか」 誰も居ないことを確認し、一言だけ呟くとMZDはユキを犯すことに専念した。 「……はぁ……はぁ……」 ベッドルームに設備されたウォークインクローゼットの中でモエは息を整える。 「どうやら……バレなかったみたいだべさ……でも……これからどうすればいいっしょや……」 湿気逃がしの木枠の隙間から外の様子を覗く。 「でも…ユキちゃと……MZDが……」 モエはごくんと唾を飲み込むと息を殺して二人の行為を見続けた。 見てはいけないと思いながらも目が離せない。 ユキの切ない声が聞こえてくるたびに股間が熱くなっていく。 「…なんかぁ……変な気…いずい……」
446 :
2/10 :04/08/23 21:56 ID:Omg0yWYm
自分でも弄ったことの無い清純な秘部は、昨夜の陵辱での痛みは治まっていないはずだった。 無意識のうちに手をジャージの上から当ててみる。 「は…ぁあ……っ」 ぞくっとするような快感が突き抜ける。 それに伴い、何か下着の中がぬるっと濡れているような感じがした。 「…な…なにこれぇ…?」 膝までジャージをさげ、ショーツの股間部に触れてみる。 「やだ……ぁ…!」 そこは既に脚まで濡らすほどに愛液を流し続け、指で軽く押しただけで… 「…ひぁあっ!!」 全身に快感が走った。 「あ…はぁっ!……んぁあっ!……いや…いやぁ……っ!」 ベッドの上で獣のように体を重ね合う二人が居る。 上の男はせわしなく腰を振り、高く腰をつきあげた下の女は抵抗できずにシーツの端を掴んで切ない声を枕に埋めてかき消す。 「ユキ……思ってた通り……よく締まるモノもってるじゃん?」 彼は収まりきらないほどの逞しく大きな性器を駆使して、ユキを刺し貫く。 「あぅ……そんなぁ…んく…ッ……ひぃ…」 「かなり鍛えてるだけはあるぜ……痛いくらいに締め付けてきやがる……」 ユキをしっかりと押さえつけ、逃げ場のない彼女に心ゆくまで奥まで挿れる。
447 :
3/10 :04/08/23 21:57 ID:Omg0yWYm
くちゃくちゃと粘液質の水音が響き、MZDの前後の動きが早くなっていく… 「あぁあああっ! もぅだめぇええっ! んんっ!!!」 ユキの全身がガクガクと震えて絶頂を迎える。 これで挿入されてから3回目の絶頂だった。 「また先にいっちまったのかよ……しょうがねえな……」 MZDの上体がさらに覆い被さるようになり、より深くまで突き動かす。 「ぃあぁ…っ! あぅッ! ん! あぁっ! もうだめ…っ! これ以上ぅ…っ! あ… ひ…っ!」 「おら、いくぞっ! しっかり受け止めろよっ! ……うぁ…っ!!」 神はユキの最奥に先端を突き立てるとたっぷりと白濁を注ぎ込んだ。 「あはぁああああっ!! 熱いっ! たくさん…っ!」 「はぁ…はぁ……ユ…ユキちゃが…んっ……あぁ…」 クローゼットの中で、もう一つの切ない喘ぎ声が漏れている。 覗き見ながらモエは右の掌をショーツの中に入れてリズミカルに動かす。 「んっ…ひぁ……ユキちゃ……くぅっ…ん……」 くにゅくにゅと粘着質な音が狭いクローゼットの中に響く。 彼女は自分を慰めるのに夢中で、薄暗いクローゼットの中で影がゆらりと揺れたことに気づかなかった。 「…はぁ…はぁ…はぁ……」 しばらくの間、ユキは指一本動かすこともできなかった。 MZDもユキの隣で横になっていたが、影を使ってベッドサイドにTVモニターとDVDデッキを用意させていた。 何をするのかわからないままユキはそんな様子をぼんやりと虚ろな目でながめる。 「ユキ、あの二人に会わせてやるよ……」 神は一枚のディスクをユキの目の前でひらつかせるとデッキの中に入れた。 「…あの二人……ジュンとシンゴにっ!?」 がば、と跳ね起きてユキはモニターを見つめた。
448 :
4/10 :04/08/23 21:58 ID:Omg0yWYm
映し出されたのは、どこかの薄暗いライブハウスの映像だった。 酒と煙草と喧嘩と音楽が危険に絡み合う雰囲気の店内には、挑発的な目つきをした外国人の若者たちで溢れている。 そしてステージにギターをもった二人の少年が姿を現した。 「……ジュン? …シンゴ…?」 ユキは思わず画面に詰め寄り、一秒も見逃さないように目を見開いた。 「そこは…ロンドンのナイトクラブの中でも、かなりヤバイところだな…くくく…」 MZDは含み笑いをしながら、映像に釘付けになるユキを眺めていた。 ひさしぶりに見た彼らは…少しやつれた様にも見え、明らかに目つきが鋭くなっていた。 ユキの目から涙が一粒零れ落ち、たった一言だけ呟いた。 「………あいたかった………」 あれだけ憎かったのに…あれだけ恨んだのに…口からでてきた言葉は自分でも信じられなかった。 そして、モニターの中では一斉に怒声や冷やかしの言葉が二人に浴びせられる。 それだけではなく、荒っぽい客たちは演奏を阻止するかのように紙製のコップや皿を次々と二人に投げつけた。 「面白いだろ? この店はしょっちゅうミュージシャンが病院送りになるから食器は全部、紙なんだぜ」 いくら紙とはいえ、中には飲み残しや残飯もある。 ジュンとシンゴの服が炭酸の抜けたビールに濡れ、髪にナッツの殻が絡みついた。
449 :
5/10 :04/08/23 21:59 ID:Omg0yWYm
二人はそれを無視するかのように無言でギターを構える。 だが、演奏を始める寸前、誰かが投げたトマトソースとチーズがたっぷりのったピザがシンゴの顔にべたっと貼り付いた。 「BINGO!」 誰かが叫び、場内は大きな笑い声に包まれる。 「ひ、ひどい……やめてぇっ!」 既に過去の出来事の録画だということ忘れ、ユキは画面に向かって叫んでいた。 昔から少し短気なシンゴは、路上でちょっと酔っ払いに絡まれただけでギターを投げて喧嘩を始めていた。 もし、こんなところで喧嘩を始めたら生きて帰れない……ユキの顔が青ざめていく。 しかし、シンゴは首を振って冷めたピザを振り払うと冷静にギターを爪弾き始めた。 ジュンもそのあとに続いてギターを弾き始める。 場内のブーイングは最高潮だったが…少しずつ少しずつ静まり返っていく… 彼ら二人の演奏する曲は…「While My Guitar Gently weeps(僕のギターが静かに泣くときも)」 イギリスのロックファンなら知らないやつはいないほどの国民的名曲。 それをこんな場所で黄色い肌の十代が演奏する。 頑固者たちの怒りを買って、翌朝に死体にされても当たり前な状況。 だが、客たちは声を発せなかった。 魂を吐き出すような声、切なく胸をかきむしるギター… 『日本に帰りたい…』 『愛する人に会いたい…』 ユキには彼らの声にならない声が聞こえた。 今すぐにでも彼らのもとへ飛んで行きたかった。 …だが、さらに強い想いがユキの心に届いた。 『だけど、俺たちは…もっと…もっと強くなりたい……』 そんな彼らが遠く、あまりにも遠く感じた。
450 :
6/10 :04/08/23 22:00 ID:Omg0yWYm
そして画面からは数曲演奏を続ける二人の様子が映っている。 場内で彼らに拍手を送るものはまばらであったがブーイングをする者は一人も居なくなっていた。 ユキは食い入るようにモニターを見ていたので、知らずうちに四つん這いになっていた。 その腰をMZDは掴むと肉茎を秘部にくちゅくちゅとこすり付ける。 「…ひぁっ! だめ…! 最後まで見せて……」 ユキは後ろからの行為を拒むように、身体を引く。 そんな彼女の目の前に、背中越しから彼は一枚のチケットをひらひらさせた。 「これ……飛行機の…チケット?」 「そうだ、ロンドン行きのチケットだ」 反射的にユキはチケットに手を伸ばす。 しかし、彼の影によって思うように身体を動かすことはできなかった。 「おねがい…… その券を…その券を……」 身動きが取れなくても彼女は必死に腕を伸ばそうとする。 MZDは苦笑しながら彼女の背中に言った。 「おい、慌てるんじゃねえって……決めるのはまだ早いぜ……」 彼はもう一枚、別のチケット取り出し、先ほどのチケットと並べて見せた。 「え…? ロサンゼルス…? 同じ日付……」 「そうだ、ここにお前を待っているやつがいる」 そう言われてもユキには全く見当がつかない。 誰なの?と消えそうな声で呟いた。
451 :
7/10 :04/08/23 22:00 ID:Omg0yWYm
MZDがMDコンポに影を伸ばし、電源を入れ、再生を押す。 スピーカーから流れてきたのはダンサブルなディスコサウンドだった。 「これな…おまえの曲だってよ……あるプロデューサーが一晩で作ったそうだ」 「……ア……アイス…?」 自分の野望のために何度も利用した男の名前を呟く。 「あいつ…このオーディションの初日に、すげえ興奮して俺んところに電話してきやがった…」 『聞いてくれMZD、ついに見つけた! 絶対すごいシンガーになるよ彼女は!』 『こんなこと初めてだよ……彼女を見てるだけでメロディが湧いてくるんだ……』 『ふわぁ 夕べは一睡もできなかった……でも…いい曲ができたよ…早く聞かせたいな!』 『……僕は……最低だ………欲望に勝てなかった……』 『……どうしたらいいか…わからない……このままじゃ……彼女がダメになる……』 『MZD…僕を……スタッフから外してください……これ以上、彼女の道を外し続けたくない……』 『どうか…彼女に……間違いを気づかせてください……MZD…あなただけが頼りです……』 『このMD……彼女にあげてください……タイトルは…【骨までトゥナイト】です』 流れ続けるアップテンポの曲……しかしこの曲に込められた想いがユキの頑なな心を氷解させていった。
452 :
8/10 :04/08/23 22:01 ID:Omg0yWYm
その時、クローゼットの引き戸が音をたてて開いた。 「あ…あっ……!!」 突然の出来事にモエは思わず身を縮め、戸を開けた人影に怯えた目をむけた。 「ふふ……大人しく病院にいると思えば……こんなところで覗きながら何してんだ…?」 モエを見下ろしながらMZDは可笑しそうに笑った。 「ご、ごめんなさい! だ…誰にも言いませんから…」 モエは謝りながら必死に下着とジャージを腰に上げようとする。 だが、焦って足を縺れさせて思うように身動きが取れない。 MZDは無言で、そんな彼女の手を掴むとクローゼットの外に引きずり出した。 「きゃぁああっ!」 モエの悲鳴にユキはクローゼットの方向を向く。 「ユ…ユキちゃぁ……」 「……あなた…何してるの?」 恥ずかしさで泣きそうになっているモエを強引に手を引いて連れていく。 そして、ユキが放心したままのベッドの上にモエをどさっと放った。 「あっ…!」 「……モ…モエ…!? あなた…なんで…?」 ユキは突然現れたモエの姿を見て驚いた。 しかも彼女は下半身をむき出しにしたままだった。 「くく…ずっと俺たちを覗いていて…我慢できなくなっちゃったんだよな?」 「いやぁああ…そったらもん……お願い……言わないで……!」 「デビュー前に…ちゃんと躾をしておこうか…ククク……」
453 :
9/10 :04/08/23 22:02 ID:Omg0yWYm
そう言うとMZDはモエのジャージの上着に手をかけ、ジッパーを引きちぎるようにして胸元を裂き開いた。 「きゃあああぁぁっ!!」 白い肌と、胸を押さえつけるタンクトップが現れた。 MZDは無情にもタンクトップをを片手でめくると、モエの幼い顔のわりに豊かな胸がこぼれ落ちた。 「あ…あぁ…や…だ……こっぱずかしい……」 羞恥で真っ赤になったモエの耳元でMZDが冷たく囁いた。 「今さらなにが恥ずかしいだ……俺達見ながら自分でしてたんだろ…?」 「…あぅ……ゆるして…」 恥ずかしさでモエの目に涙が滲んでくる。 「大人しくしてろよ……」 膝まで下げられていたジャージパンツと下着を足から引き抜く。 下半身だけは完全にひん剥かれてしまった。 モエの肌からむっと女の薫りがたちこめる。 MZDは淫裂に指を這わせた。 MZDの愛撫は媚薬異常の効果を発揮し、処女の破瓜時にさえ快感を与えるという。 その指を用いてねっとりとモエの内部へ侵入を始めた。 「ひ…! そこ…っ!」 そして彼女の両股を大きく拡げさせ、その秘部をむきだしにする。 「はは、よっぽど興奮してたんだな…もうどろどろじゃねえか?」
ゆっくりと指が前後すると、淫裂よりとろっと透明な液が滲み出し、モエの全身がほんのりと赤みを帯びる。 MZDの指はそれすらも神のみに許された能力なのか、モエを完全に虜にした。 「ぁあっ…だ…だめ……っ」 間断ない快感にモエも股間をを手で押さえ、足で踏ん張り高く突き上げた腰が宙でひくひくと痙攣する。 「ああっ!ああんっ! んあぁあっ!!」 自らを翻弄する快感に耐え切れず、ついにモエは昇り詰めた。 指の間から熱い液が噴出す。 そのまま失神直前にまで上りつめている。 神はそれを見つめると見えない力でモエの体を引き寄せる。 「はぁっ はぁっ はぁっ……う……」 モエは肩で息をし、まだ全身に絡みつく快感か逃れようとしている。 「完全にほぐれたみたいだな、それじゃあ……いただくか……」 そしてMZDは浮きあがった腰にそのまま身体を割りいれ、狙いを定めるとゆっくりと突き入れた。 「…う……ぅあああっ! だめっ! わたし…っ! は…はじめて………っ!!」 【今日はここまでです】
ほんとに久しぶりの投下なのに、たくさんの感想レスありがとうございました。 次回で完結します。 それではノシ
お、おおおををを〜〜!! 禿げあがるほどにGJ!! なんか、純真に会えたユキとか、前からSSを追ってた人間としては、 嬉しくなるような展開です。 このまま、ハッピーエンドを切に願います〜〜!
ユキちゃん…(;´Д`)ガンガレ 救われるようなENDを祈ります!_| ̄|○
GJ 漏れもハッピーエンドきぼん
Kベル投下します 「……」 その音の主はKK本人。そしてその音の正体は 「KKさん…今のは…」 半ベソだったベルの頬がわずかにに緩む。そしてそれとは対称にKKの頬は引きつる。 「悪い…腹の虫が…」 「プッ…」 「クッ…」 一瞬の間を置いて、二人の声がユニゾンする 「アハハハハッ!」 「クックククゥ!」 帽子のつばを押さえ声を押し殺す『独特の笑い方』 左手を口元で押さえる笑い 間がいいのか悪いのか? そんな疑問はお構いなしに二人が笑う 「いやぁ…朝から缶コーヒーしか飲んでなかったんでな。」 「それなら、クッキーがありますよ?食べますか。」 「あぁ…頂かせてもらうかな。」 「はい。ちょっと待ってて下さいね」 ソファーから立ち上がり、笑顔でキッチンに向かうベルを見ながら 被りっぱなし帽子を脱ぎ、ピッグテールに縛った後ろ髪のゴムを外し、大きく 息を吐く。 (こんだけ笑うのは久し振りだな) 少し長めの髪を掻き上げ、ゴムを手首に通す (こんな日々に憧れてたよな…俺) もう日常と言う名の『平和』には無縁だろうっと思っていた日々に 僅かに入り込んだ『陽の光』 あながち悪くないポップンカフェでの生活を満喫し、そこで繰り返される 『よくある風景』 に少しづづ馴染み、毎日客がこぼしたパン屑と、他愛の無い言葉をちりとりで掃く
月曜日は、追っかけから逃げてきたマコトにエスプレッソを 火曜日は、ストリートに行く途中の純真にコーラを 水曜日に、リエの『失敗は成功の素』と言う名の創作料理にげんなりし 木曜日は、ジュース一杯で3時間は居るタマコとリサにからかわれ 金曜日に、様子を見に来るMZDに「松田優作に会わせろ」と絡みに行き 土曜日、いつも首輪を付けて散歩に来る佐藤さんとししゃもにミルクを与え 日曜日のみヘルプに来るアッシュに 「ラーメンばかりだと塩分過多になるッスよ!大体KKさんは…」と言われ 「これ食うッス!残したら承知しないッスからね!!」と カフェの賄いを 「俺様の体は、俺様が一番知っているっつーの!このへそピアス!」と 悪態付きながらも、お代わりする 『何気の無い日々』 もし、明日死んでも笑って逝けそうな楽しき三十路前 (…老けたかな?) そう思えても良い位充実した日々に 自分の為に煎れてくれた紅茶 (幸せ者だねぇ…こりゃ) もしマザーテレサが目の前に居たなら、不確かな奇跡に縋り付いてでも 今の日々を守りたい。 (あぁ…こうやって新興宗教にハマってくんだろな) 妙に冷めた理屈を己に言い聞かせる。 キッチンではベルがニヤニヤしている。
テーブルには青い円形のクッキー缶 (アレってがガキの頃に親戚のおばちゃんが良く手土産に持ってきたヤツだな) さっき見た時には気が付かなかった。 「そのクッキーってどこに仕舞ってたんだ?」 興味本位で聞いてみる 「冷蔵庫の中ですよ。テーブルに置いておくと、シャトンが全部食べちゃうですよ。」 ペットを飼う人というモノは、少なからず親バカであり、 自分の腹を痛めた子供には厳しいわりに、事の他ペットには甘い (なんて御猫様だ。俺がガキの頃にあのクッキーを一人で食うのが夢だったのに…) 通産4回目の『猫への殺意』を覚えつつも (ぅ…うらやましぃ) とも思うKK 「どうかしましたか?」 相変わらず100万フランの微笑みを浮かべる少女 「なーに、子供の頃を思い出しただけさ」 【続く】
グッジョブ!!!! 佐藤さんとししゃもにミルクを与えってとこに萌えました。佐藤さんにミル(ry
>>455 GJ!
純真がやってた曲、友達から借りて聞いてみたんですが、すごくイイですね!あの場面にすごく合ってます。
最終回も幸結末期待。
>>462 GJ!
あなたの雰囲気好きなんです!よくぞお戻りに!
マイペースでいいですからお待ちしています。
465 :
名無しさん@ピンキー :04/08/25 13:04 ID:+gGWse32
(;´Д`)ハァハァハァハァ
Kベル期待してます♪
ここのところ、職人さんたちが元気で、嬉しいことですな 皆さんガンガってくだちい
セリカ(;´Д`)ハァハァ
>>469 激しくスレ違いだが禿同。
(;´Д`)ハァハァ
うさおくんが無表情のままツララ犯すのきぼん
それをどうSSで表現しろというのかw
473 :
名無しさん@ピンキー :04/08/29 02:37 ID:oJsWPtHh
真性レズのアリスに男の良さを教えてやるぜハァハァみたいなの考えてみたらちょっと萌えた 自家発電だと思うと切ない…_| ̄|○
>>472 普通に襲ってもあんまり表情なさそうなんだけど、、、
475 :
473 :04/08/29 02:38 ID:oJsWPtHh
sage忘れた…
Σ(゚д゚)<アリスは真性レズなのか! でも、キャロ×アリス推奨。
アゲハ:私ヒューじゃないよ!→レズ キャロ:私ヒューじゃないよ!→レズ ヒュー:戸籍上は男だけど・・・→レズ
キャロ×アリスきぼん。百合萌え〜
つーかアリス・キャロは某お騒がせなアイツらモデルだろ?
学校で普通にキスくらいしてんのかな。
外ゥーの百合はガチじゃない罠
>>440 カゲトラは受けだしな
801とかじゃなく
猫じゃないと言いつつ猫じゃらしに反応するカゲトラたん(´Д`*) 801とかじゃなく
>480 アリスとキャロって同じ学校? うろ覚えだけど制服違ったような…
学生は全員私立ポップン学園。 制服が違うのは仕様です。
制服は自由ということにしとけば、、、
>>485-486 あながち間違ってもないだろう。スクーリオンは恐らく自分の趣味で学ランを着てる。
アリスの服も恐らくロリータ趣向の似非制服なんだろう。
ブーツカバーにタータンチェックなんて制服はさすがに何処の世界にあろうか。
ていうかCS9公式に書いてあるよ ■イモムシ プロフィールによるとアリスも私立ポップン学園の生徒なんですね。 スクーリオンやホシオと同じ学校かぁ・・・濃いですね。 ○んぼ 確かに…。そもそも、ポップン学園ってどこにあるんでしょうかね。 制服とかも全然違いますが、皆それぞれ自分流に改造してるんでしょう。 誰も文句を言わないあたり、かなり校則ユルそうですね。いいなあ。
濃い
○起 カジカに、ぎゅっと抱きついているテトラ。 テトラ「カジカ! カジカ!」 カジカ「テトラさん───」 ○承 テトラ、思い出したように離れて、 テトラ「カジカ、交尾の続き!」 カジカ(感情の切り替え、はやっ!) ○転 カジカ、両方の人差し指をチョンチョンと突合せながら、 カジカ「あの・・・。やっぱり無理やりっていうのは、さすがにちょっと・・・。精一杯、優しくしたいんですが、いいですか?」 ○結 テトラ「まかせる」 にっこりと今まで見たことも無い笑顔を浮かべるテトラ。 カジカ(あ、可愛い・・・)
○起 期待して見つめるテトラ。 カジカ「え、う、その・・・。あ、そうだ! キス、キスしていいですか?」 テトラ「キス?」 ○承 テトラ「体長20cm、銀色の」 ガックリ来ているカジカ。 カジカ「いえ、魚のキスじゃなくて・・・。あの、ひょっとしてキスを知らないとか?」 テトラ「知らない」 カジカ(フェラは知ってるのにキスを知らないって、どういうことですかキララさん) ○転 カジカ「キスってのは、接吻とか、口づけとか言って、愛し合う二人がお互いの口と口をくっつけて親睦を図る、嬉し恥ずかしな行為の総称で、かくゆう僕もキスならば経験は無きにしも非ずなんですが、 あ、いや、経験豊富ということでは全く無くて、ましてや、それ以上の経験などもってのほか・・・。ああ、何を言っているのか自分でもサッパリ」 テトラ「人間は交尾のとき、キスするのか?」 カジカ「そう! 僕が言いたいのはそういうことです! 多分・・・」 ○結 自分からカジカに抱きついてカジカの唇を奪うテトラ。 カジカ「むぐ!!」 『むちゅ〜〜〜〜〜っ!』などと擬音を入れとこう。
○起 口づけを交わしているテトラとカジカ。意外と様になっている。 ○承 キスをやめる二人。ハアハア荒い息で、見つめ合っている。 テトラ「キス、これでいいのか?」 カジカ「は、はひ・・・。バッチリおっけーでしゅ・・・」 ○転 テトラ「でもキスのとき、息できない。いいのか?」 カジカ「ああ、それは鼻で息をすれば・・・」 ○結 またキスをしている二人。 テトラ(なるほど息できる)
○起 カジカ、メロメロになっている。瞳ぐるぐる。ちょっとプッツンしている。 カジカ「テトラさん、今のは初級者コースのキスでして、じ、上級者コースのキ、キ、キスがあるのであります」 ふんふん頷いているテトラ。 ○承 カジカ「では実践を・・・」 などと言いつつ、口づけを交わす二人。 ○転 口づけを交わしている二人。テトラ、少し汗。 テトラ「!」 ○結 キスをやめてケホケホせき込むテトラ。 テトラ「上級者コース難しい。うまく舌絡まらない」 カジカ「実践、実践あるのみでしゅ!」
ご無沙汰しておりますた。 たいぶ間が空いてしまって、ちょっと勘がつかめませんが、 ぼちぼち続けたいと思いますので、よろしくお願いします。 コメディであることを思い出したかのように、マヌケな展開にしてみました。
カジテトの作者さん乙カレー
カジカヘタれ・・・(´∀`) カジカもテトラも可愛いんじゃー! 作者さん乙!
正直文章は並位だけど 読ませるのが上手いな 星五つあげよう
フェラ知っててキス知らないのかよw
撫でられて勃起するカゲトラぎぼん
マタタビやられてそれからそれからなカゲトラきぼん
ねこたんにエロは駄目だお
バター猫させられちゃうカゲトラ(*´д`*)
テトラとカジカの人乙です。 ここの神作品はみんなエロ可愛くていいなハァハァ
流れはカゲトラ萌か? なら、紫姐に犯られるカゲトラぎぼん
カゲトラにやられるミルクきぼん
>478 S・T氏が書いてくれねぇかなー。 ほら、学園繋がりで。 タマちゃんの続きが先か('A`)
カゲトラ受け…ネタが浮かんだので書いたら投下しても良いですか?
うん
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
流れを切って申し訳ないですが今1つ小説書いてます。 エロは無いですがもう少しマシな文章になったら投下させてもらってもよかですか?
515 :
514 :04/09/04 01:44 ID:1F6w3s9q
↑
>>513 の間違い
逝けば解りそうなんで迷わずイクわ
ここは東京の渋谷から横浜までを結ぶ鉄道が通る沿線地域。夏も終わりが近づいていたが、 今日もまだ天気のいい日が続いていた。そんな中、高めの堤防と広い河川敷のある土手を 散歩する1人の青年の姿があった。彼の名前はヒグラシ。ミュージシャンを目指す若者だ。 「うーん、天気はいいなぁ。けど…」 「いいアイデアは思いつかない…」 今作ってる曲の歌詞を考えながら散歩していたところだった。彼が考えるときは周りが 見えない事もしばしばで、電柱にぶつかることもある。その光景は傍から見たらまるで 体を張ったギャグそのものだ。 「ふぅ…」 何も思いつかず、土手の中腹に降りてごろっと寝る。空は雲が少し、ゆっくりと流れていく ようなところか。まだ昼過ぎで陽も高いが時折吹く微風のせいか思ったより暑くはない。 ヒグラシは空を眺め、ボーッとする。 その時、土手の上の道路を1人の少女が歩いていた。買い物帰りで、目当ての物を 見つけたのか上機嫌な様子だ。 「やっぱこのジュース最高だもんね♪売り切れ寸前の残りあと1つ、いただいちゃった、てへっ。」 妙に明るい様子である。天性の明るさなのだろう。ジュースの缶をお手玉のように 投げたりしている。しかし手がすべって土手の下に転がって行ってしまった。 「わっ!あ〜待って〜!」
土手で空を見ているヒグラシがその声を聞いた刹那、顔面に缶が直撃した。何とも痛ましい光景だ…。 「Σわぶっ!…………………ぁ痛たたたた…」 「大丈夫〜?ごめんなさ〜い」 ヒグラシは痛さで目をふさいでいたが声の主がこっちに走ってきたのは分かった。顔面を直撃して 彼が掴んだ缶を手に持っていたので、これを取りに来たのだろう。 「ごめんね!落っことしちゃった。大丈夫?」 「うぁ…何とからいじょうぶれふ…。はい、これ。気をつけてね。」 ヒグラシが缶を差し出し、少女は缶を受け取る。 「ありがとう。ところでアナタ、こんな所で何してんの?」 ヒグラシはやっと痛みが引いて手を顔からどける。彼女の顔を見た。屈託の無い、無邪気な顔だ。 「あぁ、ちょっと休憩をしてました。考え事をしながらね。」 「ふーん。アナタ、何ていう名前?」 「そういうのは自分が先に名乗るもんでしょう?」 「まだ怒ってんの?アタシはリサ。アナタは?」 「別に怒ってませんよ。僕はヒグラシです。」
「何か反応が淡白ねー。根暗?アタシ、じめじめしてる人は嫌なんだけどぉー。」 「あのねぇ、僕がそんなにじめじめしてるように見えます?」 「ごめん、ちょっと反応悪かったから言ってみただけ。」 「…。」 「この眼鏡もそういう風に見える原因だよ…っと。」 リサはヒグラシの眼鏡を取った。 「えっ…?」 眼鏡に隠れていた目は思ったよりいい感じの目つきでむしろびっくりしたのはヒグラシより リサの方だった。リサの好みのタイプとして想像していたものと重なるところがある。 「ちょっ…眼鏡返してくださいよ!それ無いと見えないんですから!」 ヒグラシは近眼がひどいので眼鏡が無いと非常に行動を取りにくい。 リサは何かを思いついたらしい。 「返してあげるからちょっとアタシのお願い聞いてくれる?ってゆーか聞いて? でも一度しか言わないよっ。」 「聞きますから、早く返してくださいよぉ!」 リサが言おうとした。 「あのね、…」
その次の台詞はたまたま通りがかった特急電車が鉄橋を通過する音で全然聞こえなかった。 「…ね、オッケー?」 「あの…よく聞こえなかったんですけど…もう一度言ってもらえます?」 リサは頭の中で電球が光った。これは完全に自分のペースだと思ったのだろう。 「だぁーめっ!一度しか言わないって言ったでしょ!イエス、ノー、どっち?」 いきなり2択にされていた。リサは眼鏡をちらつかせる。「イエス」以外の返答は認めないという 意思表示だろう。ヒグラシはとりあえず眼鏡を返してもらわないと困るのでイエスの意味で うなずきながらで返事した。 「分かりました、分かりましたよ。オッケーです。これでいいでしょ?早く返してくださいよ。」 リサは眼鏡を返した。 「んじゃ行こっか。」 「えぇっ?何で?どこに?」 「今約束したでしょ?今日一日アタシの言うこと何でも聞いてくれる、って。」 本当は”ちょっとお茶でもつきあってよ”と言ったのだったが…。 「もしかして僕、とんでもない約束しちゃったとか…?って言うかそもそも何で僕の方が…」 負い目があるのはあっちの方なのに何で僕が、と思うヒグラシ。どう見ても元気一杯の少女、 こりゃ存分に振り回されるだろうなと思ったヒグラシははっきりと「No」と言えない自分の消極性に うんざりした。僕にはそんなに元気は無いのに…とか、早くも滅入った様子だ。
--------------------------------------------------------------------------------------------- 「ねぇねぇ、ヒグラシさんって普段何やってんの?」 何故か2人は何時の間にか渋谷を歩いている。ヒグラシはこういう所はどうも落ち着かず苦手らしい。 「僕はミュージシャンを目指してるんです。さっきは今作ってる歌詞を考えて散歩を…」 終始リサのペースでヒグラシは引きずりまわされている。もっとも、断れないヒグラシもヒグラシだが。 「リサちゃんは何を?」 「アタシのことはいいじゃん。それよりそこのクレープおいしいんだよ。ね、一緒に食べよ?」 「は、はぁ…」 ヒグラシは結局リサに振り回されっぱなしだった。しかし彼は普段からこういう事も無かったので いざこうやって一緒に話をしながら歩き回ることにはそう悪いとは思わなかった。特に積極性の あまり無い自分が異性と関わることもそうそう無いので内心、実は嬉しいと密かに思っていたりもした。 言われるがままにクレープを一緒に食べることになったヒグラシがクレープを食べていると、リサが ヒグラシの持つクレープの下の方からぱくっとかじりついてきた。 「!!わっ、何を…」 その先のセリフをヒグラシは言えなかった。目の前にクレープをかじりながらまじまじと自分を見る リサを見て、ヒグラシはドギマギしてしまったと同時に、離れてほしくない、と微かに思ったからだ。 「キャハハ、今の照れた顔、かーわいいっ!」 リサはお見通しだった。年齢は彼女の方が下だったが、こんなに単純な男は見たことが無いとすら思った。
「今のってさ、もうちょっと近かったらキスになったよね?」 リサはヒグラシをからかう。勿論、リサが自分のペースに持っていっているのはヒグラシですら 感づいていた。しかしヒグラシはその流れを変えることも止めることもできなかった。 というか、内心、変えてほしくなかった。 「ちょっ…からかうのは止めてくださ…んんっ!?」 ヒグラシが物を言い終える前にリサはキスをして口をふさいだ。ヒグラシはありもしないような ことが現実に起こっていることにパニックになり顔が真っ赤になっていた。リサは「してやったり」 といった感じの満足げな表情でヒグラシの方をじっと見ていた。 「えへへっ、やっちゃった。」 「ちょっ…あの…あ…」 いきなりのことで言葉もうまく言えない。心臓が激しく鼓動するのが感じられる。 「会っていきなりでこんなのって嫌?それともアタシじゃ嫌?」 リサはヒグラシをまじまじと覗き込むように見ながら言う。口元が少しニヤついている。 「あの…いや…あの…」 ヒグラシは完全にリサのペースに乗せられていた。 「勘違いしないでよね。アタシ、誰にだってこんなことするようなわけじゃないんだから。」 「えっ?あの…それは…?」 「ヒグラシさん、好きになっちゃった。何かかわいいんだもん。ねっ?」
リサはウィンクしながらヒグラシに言った。 「ねっ?って、あのー…僕は自分の置かれている今の状況がいまいち飲み込めないんですけど…」 「鈍いわねぇー。こういうのって、本来は男の子の方から言うもんだよ? アタシにも言ってほしーいなぁー。」 「えっ…あ、あの…」 「ヒグラシさんもアタシの事好きでなんしょ?さっきからの態度見てたら誰だって分かるもん。 ねっ、ほらぁ!言っちゃいなさいよ!」 「あ…えっと…僕も…好き、です…」 ヒグラシは赤くなった顔で精一杯冷静さを取り戻そうとし、リサに見抜かれていた 密かな自分の想いを言い放った。 「やったぁ!えへへ…ヒグラシさんって最初見た時冴えない感じでパッとしなかったけどさ、 話してたら結構面白い人だよね。アタシの方が年下なのにそうやってかしこまっちゃったり、 何だかかわいいし、それに…」 「それに…何ですか?」 「その、眼鏡っ!」 リサはヒグラシの眼鏡を外した。 「わっ、何するんです!」 「眼鏡かけてない方が絶対かっこいいよ。コンタクトに変えちゃったら?」
「僕は眼鏡の方がいいんです、コンタクト苦手ですから。でもリサちゃんが眼鏡じゃない方が いいって言うなら…」 「変えちゃいなよ、絶対そっちの方がいいからさぁ。」 「リサちゃんの前では眼鏡以外の何かでいられるよう努力してみます。眼鏡はどうしても 必要だから手放すわけにはいきませんが。それでいいでしょうか?分かってください。」 「いいよっ。えへへ、やったぁ。」 突然のリサとの遭遇を果たしたヒグラシ。お互い最初はどうというわけでもなかったが、リサが ヒグラシに興味を持ち始め、話合っているうちにお互いが意気投合していったようだ。(リサ主導で) リサのペースでヒグラシが振り回されていることには違いないが、お互い性格も正反対なのに 意外と気が合うようになったのはリサの積極性の所為なのか、それともヒグラシのリサへの 恋心の所為なのか。その後も2人は会った初めての日を互いに話に花咲かせ楽しんでいった。 「もう暗くなりそうだから、どこかまで送っていきましょうか?」 「駅まででいいよ。今日は何だかいろいろあったけど楽しかった。何かさ、…」 「どうしました?」 「アタシ、迷惑かけてなかったかなぁって、ちょっと思っちゃってさ。会った時だってそうだし、 強引にヒグラシさんを引っ張っていたからさ。」 リサは申し訳程度に言う。しかし、1日を振り返って、少しヒグラシの反応が気になったようだった。 顔では不真面目な雰囲気を出していたが内心、どう思われてるのかと心配を感じていた。 「いいえ、僕の方こそ楽しかったですよ。リサちゃんに会ってなかったらこんなに楽しい気分に なれることだって無かったでしょうし。僕の方こそ、ありがとう。」 ヒグラシは困った顔も嫌な顔もせずに返答した。
「本当?ありがとう!また今度、来週とか会えるかな?」 「えぇ。僕は大丈夫です。また是非よろしく。」 「約束だよ?これアタシの電話番号とメールアドレス。また来週よろしくね。じゃぁ。」 駅に着いてヒグラシはリサを見送った。ヒグラシは嵐のような1日を振り返った。 嵐のようではあったが、今までには無かったウキウキ感で一杯だった。 「あんないい子と知り合えたなんて…まるで漫画かドラマを見てるのか、それとも夢でも 見ているようだ…痛てて、夢じゃないや。やったぁ!」 ヒグラシは頬をつねり夢かどうかを確かめ、痛みを感じ現実であることを実感し、心踊った。 「さぁ帰って早速歌詞を考えよう。いいアイデアが出そうだ!」 映画かドラマのような1日だったとヒグラシは思いながら充実した様子でノートを持ったまま 寝息を立てていた。ノートには今考え書き留めた歌詞の横に小さく、彼女の明るく笑っている ラフスケッチの似顔絵が描かれていた。
525 :
まっち :04/09/05 01:40 ID:B1OXvgs3
初めての投下で文章構成とかストーリーとかいろいろ変なとこ多くなってしまったかもしれません。 エロは無しの話ですがご勘弁を。すいませんでした。
GJ! エロキボンヌ リサ攻めハァハァ
527 :
名無しさん@ピンキー :04/09/05 05:19 ID:BcisLECq
とてとてなんたらとは くらべもんになんないほど良かったぜ!
>>527 4コマタッチの作品と比べるなって…。
>>524 GJ! リサ攻めっぽいなんていい趣味をしていらっしゃる…。
このスレは全然接点のない組み合わせにも寛容でいいなぁ。
何でも鯉!!
532 :
510 :04/09/07 00:03 ID:ARy3EGhQ
>531 期待しててくれてありがトン ただ時間がなくて書けていないだけOTL 所でカゲトラの一人称は「拙者」か「我輩」、どっちがイメージにあいますかね?
>>532 拙者がいいな
ちなみに「我輩」は「自分」ではなく元々は「我々」の意。
そうでなくてもどっちかというと貴族っぽいよね。
ゴロニャン
このスレ嫌いなんだよね 801無しってどうゆうこと・・・・・?
「拙者」→興奮してからは「にゃぁぁん」キボン
801な小説はググれば幾らでも見つけられる。 ノーマルな小説は、ググっても見つからない。 801はここでなくても需要も供給もある。 ノーマルはここでしか、需要と供給が無い。 ある物は見つかるが、無い物は作らなければならない。 このスレは無い物を作るスレです。
>>538 それいい!w
ちなみに、漏れは
>>425 のムラサキSSを忘れてはいないぞぅ!
続き激しくキボンヌ。
801相応の板が有るから当たり前
早い話が板違いと
>>537 マジレステスト
腐女子は巣に帰れ
>>537 かなりムカつきますよね。
エロパロなんだからやおいもあっていいはずなのに…
レオくんとスギくんの小説期待してたのにな。
一言。 「みんな なーかーよーくー。」
想像してみよう 801を書くのに四苦八苦する… 男の作者。 それに萌えを感じたら、まさしく『やらないか』かと。
スミコおばちゃんのエロ小説とかどうよ? 若返らせるとかしてさ。
おまいら!!! 新着レス11とか来たからカゲトラタンキターと思って期待した俺ガイル→(1)
>>537 嫌いなら来るな
お前1人の為にこのスレはあるわけじゃない
とりあえず職人さんガンガレ
542 仲間ー!!さんくすvvv
スギレオSSねぇ…… 書いてもいいけど、ここで需要があるとは思えないんだよなあ。 801のSSを2ちゃん(Pink)で見たい人は、SSあぷろだが801板にあるんだし。 禁煙席で『何でみんなタバコ吸わないの?吸おうよ!』って言ってるのと、同じような事だと思う。
要するに 空気 ←読めてる?
マーマー双子で書く神は いるわけないか_| ̄|○
( `ω´)y-~ 昔は2DXで801SS描いてたもんだ
>801について
>>98 におけるいき氏の発言を参照にして終わりにしようや、皆の衆。
ま、>537の発言には呆れるが。とりあえず、
>>1 からすべて読み直せと言いたい。
テンプレなんて飾りなんですよ! 厨房にはそれが解らないんですよ!
っていうか>537は釣りでしょ… 腐女子ネタになると反応し過ぎ。
そしてすぐ上のレスを見ない俺OTL
デイブとロキのSSを書こうとおもってた矢先にPC壊れた 今は携帯から
デイロキかあ。意外と多いんだよな、そのカップル。 上のSSではかごロキ、音ゲなりきりではジャクロキ。 もまいら、ロキは誰とのカップリングが好きだ? …溶解バンドとの組み合わせが多そうな希ガス…orz
ロキタイ。明るいタイマーに惹かれてくロキのお話。
どれと組ませてもいいんじゃね 要は個人の妄想力の問題だよね とりあえずレディメタのキャラとのアレで・・・
デイヴ×ツララきぼん(´Д`*)
この中でニナ×みさきが出来上がってるのって漏れだけか? 女カメラマンとモデル・・・撮影の最中にハァh(ry てか、ニナはぜってぇ二刀流(バイ)だと思うヤシは挙手。
ニナ×ユンでハメ撮りを妄想してます。 ニナさんは百合タチ希望
>>565 なぜサファイアの名前を覚えてくれないんでしょうか...
とにかく自分は職人さんの投下を待っています!
R3!
よく見たら569もR5 なぐれおの念が渦巻いてますか
今もぞもぞと構想を練っているのですが 溶解バンドのリーダー×黒い詩人少女って需要ありますかね?
>574 そのカップリング自体はそこらじゅうに溢れてる。 腐女子じゃ考え付かないような見た事無くかつ面白いキャラ設定・ストーリーなら見たい。
>574 需要があるかどうかは、投下してのお楽しみ。 と、勇気づけてみる。
577 :
510 :04/09/10 01:17 ID:N+9axeTg
とりあえずカゲトラSS途中まで書けました。 今のところエロないけど投下しておきます。 武士とかのセリフとかよく分からないので何か変かもしれないけど そこはスルーして下さい。
長年続く戦の勝利を収めようと 雪達磨大将軍が17歳になる雪姫をさらったのはつい先日の事─ 雪達磨大将軍が出した、雪姫解放の条件は次の通りだった。 『戦の負けを認め、国の領土、財産全てを放棄し、我の物とする事』 しかし、そのような条件に応じるわけもなく、殿は何とかして雪姫の救出せねば、と作戦を練っていた。 と、そこへ雪姫を救うべく、一人の武士が名乗りをあげた。 一歩足を踏み出すたびに、ザクリ、と砂を砕く音が響く。 いや、それは砂ではない。 真綿の如く柔らかで、飴細工の如く銀色に輝く雪だ。 わらじを履かずに自らの足で雪を溶かしながら、その道を歩むのは 身体全身に白銀の毛皮を身につけた一頭の虎― 隻眼の白虎と言われた武士 カゲトラであった
彼は他に名乗りをあげた武士たちを差し置いて、たった一人で雪姫の救出に向かうと宣言をしたのだ。 だが、他の武士たちも殿もそれを簡単に応じるはずもなく 渋い顔でうなるだけであった。 だがカゲトラの意志は強くせめて、岡っ引を一人連れて行ったらどうだ、と言う殿の提案にも首を横にふったのだ。 「申し訳ないが、姫君の救出は拙者一人に任せて欲しいのです」 「のぅ…しかしカゲトラ。この国の若武将のおぬしとは言え たった一人で雪達磨大将軍の軍隊に立ち向かうとは…何故、それほどまで、こだわるのか?」 畳の上に座る殿を目前にし、床に膝をつけ頭を下げたままカゲトラは答えた。 「それは―雪達磨大将軍が拙者の宿敵だからです」 「忘れもできぬ、二年前の夏―あの時の戦の最中、我が軍は善戦の中におりました。 拙者は我が軍の勝利を確信しました。 だが―あの時、あの男…雪達磨大将軍が放った矢が…」 カゲトラは顔を上げるとその両手を顔へと寄せる。 「拙者の左目を打ったのです」
左目につけた眼帯を外すと、殿はぐっと息を呑んで彼の左目に釘付けになった。 カゲトラの鋭い獣の瞳は潰れ、縦に裂けたような傷が走っているのだ。 「深手を負った拙者はその場から動く事が出来ず 目の前で雪達磨大将軍を逃がしてしまったのです。 その時から拙者は決めたのです。 あの男を必ず討つ と」 眼帯を付け直し、カゲトラは再び顔を伏せた。 殿はと言うと、顎に生えたヒゲを弄りながら、うーむと唸った。 「しかし…今回はおぬし一人の問題でもなかろう」 「承知しております。姫君の救出が第一なのは存じております」 「…おぬし一人に任せ、もし雪姫を救えなかったらどうするのだ?」 「もちろん、その時には」 カゲトラは顔を上げると、凛とした表情で殿と視線を合わせ 「切腹いたしましょう。拙者の首を殿に捧げるのみ」
本気である事を伝えると、殿はようやくカゲトラに一人で出陣する事を許したのだった。 許しを得て、カゲトラは雪達磨大将軍の城へとすぐさま向かった。 だが敵陣は遠く、この雪の降る道を徒歩で進むのは相当な時間を要した。 食料と暖を取るための酒はとうに尽きてしまったが 途中出会った青髪の浪人の話を聞いたところ ここから二里も無いところに団子屋があると知った。 ならばそこで食料と酒を買い求めよう。 カゲトラは雪を踏みしめる足を速めながら その浪人が示した方向へと進むのだった。 雪で埋まった小川の近くにその団子屋はあった。 眠った桜の木が見下ろすその団子屋は 麻布の看板と外に置かれた赤い長椅子が無ければ普通の一軒家のように見えた。 カゲトラは引き戸に手をかけ、その団子屋へと足を踏み入れた。
「いらっしゃいませー」 客の気配に気がついた店員が、すぐさまとカゲトラへと近づいてきた。 パタパタと草鞋を鳴らし、手に盆を持ったキツネの少女だ。 頭部に生えた美しい毛並みの耳と、腰には鮮やかな布で飾った尾が見える。 カゲトラは座敷へと腰を下ろすと、出された茶を一口飲む。 「ご注文は何ですか?」 「あぁー…団子を二本。それと何でもいいから熱燗を。 あと、酒をこのひょうたんへ入れてくれ」 腰にかけたひょうたんをキツネの少女に渡し、カゲトラは言った。 「ひょうたんのお酒の種類は何にいたしますか?」 「焼酎」 「はい、少しお待ち下さい」 少女が鳴らす足音を聞きながら、カゲトラは窓から外の様子を眺めていた。 窓からは小川が見えるのだが、この時期は雪で埋まってしまい 小川特有のサラサラとした心地よい川の流れの音が聞こえない。 桜の木は春に備えて眠りについており、雪の布団を被っている。 ここは春になったらさぞかし美しい所なのだろう、とカゲトラは思った。 春になったら、一度訪れてみたいものだ… 瞳を細めながらそんな事を思っていたら、いつの間にか少女が 盆に熱燗と団子を乗せて戻ってきていた。 「お待たせしました、お団子二本と熱燗です。 熱燗は当店自慢の新作ですので、どうぞ」 卓の上に盆を乗せると、カゲトラはあぁ、とつぶやきながら 団子を一本、手に取った。そしてそれを口にしようと─
「…何だ?」 何故か少女が、自分を見つめているのに気がついた。 少女はウキウキとした表情で、カゲトラに話しかけた。 「えぇっと…お客さん、お侍様ですか?」 「あぁ。そうだが」 「やっぱり!立派な刀を持っているからそうだと思いました!」 カゲトラが腰に下げている刀を指差しながら、少女はパッと笑った。 「…しかし、今時侍など珍しいものではなかろう?」 「えぇ、ですけどお客さんみたいなカッコイイお侍様は珍しいですわ」 容姿を褒められた所為か、カゲトラはふふ、と笑うと団子を口にした。 「む…良い味だ」 「そうですか?わぁ嬉しい!!」 キャッキャと喜ぶ少女を眺め、ふと彼は彼女に誰かの面影を覚えたのを感じた。 「あ、早く飲まないと冷めちゃいますよ?」 少女がとっくりを持ち上げると、御猪口へと中身を注ぎカゲトラへと手渡す。 彼はそれを受け取ると、クイッと酒を口内へと注ぎ込んだ。 酒の熱が口内から胃、胃から全身へと伝わり冷めた身体が一気に温まる。 ふぅ、と大きく息をつき、御猪口を卓へ置く。 「…珍しい味だな」 「ええ!当店で作った手作りなんです」 「そう…か… …ん?」 笑った少女の顔がグラリと揺れた。
いや違う。 揺れたのは、カゲトラの視線であった。 酒の酔いが回ったらしく、カゲトラは右手で顔を押さえ小さく呻いた。 しかし、彼は疑問に感じた。 たった一口飲んだだけで酒に酔うなど…これはよほど強い酒なのか? 味は今まで飲んだものの何よりも甘く、到底強い酒とは思えない。 ぐわぁん 頭を後ろに引っ張られる感覚。 天地がひっくり返る瞬間を見たカゲトラは、そのまま座敷の上へと 仰向けに倒れこんでしまった。 「きゃぁぁ!お侍様!!」 赤くぼやけた視線の先には慌てふためく少女の姿がある。 その時、カゲトラは先ほど感じた面影が何なのかが分かった。 そうだ、この少女は 雪姫にどこか似ているのだ、と。
585 :
510 :04/09/10 01:27 ID:N+9axeTg
とりあえずここまでで… カゲトラの性格が掴みきれないのでイメージ違っていたらスマソ
キターーーーー!!!! 続き楽しみに待ってます!!!
おコンちゃん…だよね?ゴメソ、途中さり気なく出た青髪のシトにドキリとした(´Д`;) GJです!!
いいよ!渋いよ!カゲトラさん!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! wacwac
エロが待ちどおしいでつ
ミミ×ニャミキボン…
ミミニャミのふたなりがいいなおれは
ユリちゃん 多分これまでに出たことはないだろう そしてこれからも出ることはないだろう 名前すらね
ミミニャミってどこかで見たな、どこだっけ ミミ様だかニャミ様とかの名前だったような
○起 熱く口づけを交わす二人。互いに舌を差し込み、クチュクチュしてる。 カジカ(テトラさんの口の中・・・暖かくて、ぬるぬるで・・・。気持ちいい・・・) ○承 カジカ(キスに溺れてちゃダメだ・・・次のステップに進まなきゃ) カジカ、やっとのことで口を離した様子で、テトラを見つめる。 カジカ「あの、テトラさんの大事なところ、見せてください」 テトラ「うん・・・」 ○転 ワンピースをたくし上げるテトラ。 ま○拓のときと違って恥ずかしそう。 ○結 上目遣いで、少し不安そうなテトラ。 テトラ「交尾・・・する?」 カジカ「その前に、もう少し優しくさせてくださいね」
○起 カジカ「触りますね・・・」 無言でコクリとうなづくテトラ。 ○承 カジカの手が、テトラの股間に触れる。 テトラ「あ・・・」 ピクリとかすかにテトラの身体が震える。 ○転 ドキドキしながらテトラの下腹部を撫でつけるカジカ。 カジカ(柔らかくて、ふにふにしてる・・・。なんか凄いや・・・) テトラ「ん・・・んん・・・」 テトラは少し感じているよう。 ○結 テトラの秘所にクチュリと少し差し込まれるカジカの指。 カジカ「テトラさんのここ、濡れてきてる・・・」 テトラの股間越しに、テトラの不安そうな表情が見えるアングルで、 テトラ「濡れる?」
カエレ
○起 蜜がまとわりついた指をテトラに見せる。 カジカ「ほら、指が濡れて・・・」 テトラ「・・・・・」 テトラは分かったような分からないような微妙な表情をしている。 カジカ「ええと、あの・・・。交尾の準備が出来てくると、ここが濡れてくるものなんです」 ○承 テトラ懇願するように潤んだ瞳でカジカを見つめる。 テトラ「テトラ、もっと濡らしたい・・・。交尾の準備したい・・・」 カジカ「分かりました・・・。もっともっと感じてくださいね」 ○転 カジカ「テトラさん、ここ触ると気持ちいいですか?」 テトラの蚊に刺されたほどの胸の突起をチョンチョンするカジカ。 テトラ「・・・わからない。ピリピリして、変な感じ・・・。でもイヤじゃない・・・」 ○結 カジカ「こうするとどうですか?」 テトラの秘所をかき混ぜながら、テトラの胸元を口づけるカジカ。 テトラ「ひゃあ、あっ、やっ」 胸をチュッチュッされて、むずかるテトラ。
ということで続きです。 前回、カジカがマヌケすぎたので、下方修正しました。 なんだか、嫌っているひともいるみたいですが、できればもう少しご辛抱ください。
カジテト乙 空気←(なぜか読めない人がいる)
別にいいんだけどさ、何が起承転結なんだろ。 普通にSS書けそうな気がする。
604 :
600 :04/09/12 23:41:54 ID:McolQYg2
最近のは、4コマ形式でなく8コマや12コマになってますね。 ぼのぼのスタイルだと思ってください。
605 :
名無しさん@ピンキー :04/09/12 23:52:34 ID:R9BQ0w51
激マイナーの… マコト×黄河聡美(ビーマニ戦隊の黄色のお姉さん) ってだめ…?
>>605 問題は無いかと?
投下時はsageでお願いします。
お晩で御座います。 あれからコツコツと紫太夫の時代物SSを書いていたのですが… 先週末、HDDあぼーんしてしまいまして… バックアップ取っておかなかったのでございます……_| ̄|○ また、コツコツゆるりとSSを書き溜めさせて戴きますので、ムラサキ姐の好きな諸氏様方、 今一度のご辛抱をお願いいたします……。 あ、先に行っておきますが、長編を予定しております。 で、最初の相手は男々侍でも法師様でもありません。 皆様の驚くような人ですw
>>600 起承転結なら・・・最後にちょっとしたオチを入れてくれると面白そうなのだがw
いいやわからんぞ 百合かもしれんし 縦貫かもしれんし 顎かもしれん
前スレ 1話13-22・2話136-145・3話344-363・4話648-654 689-699 709-714
本スレ 最終話
>>386-401 >>445-454 KINGサイズのベッドの上、一人の女は端で放心したようにぐったりと横たわり、もう一人の女は男に覆いかぶさられながら必死に抵抗
をしている。
「おねがい…やめて……ぇっ!」
モエの秘部は濡れそぼっているとはいえ、あまりにも大きなMZDを受け入れられるものとは思えなかった。
事実、肉茎はモエの膣の半分ほどしか挿入しきれない。
「いやぁ……っ! もう無理…ぃ……痛い……痛い…よぉ……っ!!」
だが、神はニヤっと口元で笑うと容赦なく腰を動かす。
「ふふ………初体験ってやつはどうだ? ん?」
神の性器は少しずつ少しずつ、より深くモエの中に埋没していく。
静かな部屋に響く粘液の絡み合う音。
「いやぁっ! もうだめ……ぇっ!! ユキちゃ…ユキちゃたすけ……て……」
MZDの腕の中で激しく身体を揺すられながら、ユキにむかって視線をむけ、弱々しく手を差し伸べる。
しかし、ユキにはどうすることもできなかった。
「さぁ……そろそろいくからな……んっ!」
ひとしきり腰を突き入れるとMZDは勢いよくモエの中に放出した。
「あひ…っ! 出さないでぇ! んあぁ…っ!!」
嫌がる彼女の体内で肉茎を痙攣させながら精を注ぎ込むと、白い粘液が絡みついたままゆっくりと引き抜く。
二人はベッドの上でもつれ合うようにしていたが、モエの疼きはまだ納まってはいないようだった。
「う…うぅ……んぁ……」
モエは虚ろな目のまま、か細い嗚咽のような声を出しながら、時折背中がぴくっと痙攣している。
613 :
2/9 :04/09/13 20:50:59 ID:ADoaUxRN
MZDはユキのほうに視線を送る。 彼女はどうすることもできず、現実か夢かもわからぬように、ただ成り行きを見守っていた。 「じゃあ、お前の出番だな」 MZDがサングラスをずらすと目が一瞬輝いたように見えた。 その輝きを直視してしまったユキの体は徐々に熱を帯びてくる。 「……え?」 そして身体の自由を奪っていた影がしゅるしゅると引いていった。 「お前は……もう逃げられないからな……」 「くっ……」 ユキは必死に湧きあがる衝動を抑えようとしたが、いつまでも堪えきれるものでもなかった。 押し寄せる快感に、秘部に指を当てて愛撫をしはじめた。 「ん……くぅんっ!」 MZDはベッドから降りると、息を荒くしたままのモエに囁いた。 「まだまだ…やり足りないだろ?」 もうMZDに逆らうことが出来ないモエは首を大きく縦に振り、まだ放心状態のユキに近づいていった。 「も…モエ…?」 「ユキちゃ…わたしぃ……んっ…」 モエはユキにのしかかり口を吸い、手で秘部を愛撫しはじめる。 「んは…ぁあ……モエ……だ…だめぇ……あふ…っ…」
614 :
3/9 :04/09/13 20:52:32 ID:ADoaUxRN
ユキもそれに応えるようにユキの唾液を吸い返して、身体をくねらせた。 「んあぁっ!」 モエの指が熱い愛液が溢れるユキの秘部の奥までくぐる。 「ユキちゃのここ……こんなにびちゃびちゃさ、なってる…」 「だめ…だめぇ……息ができなくなる……」 モエはユキの脚の間に顔を埋め、小さな舌で絶え間なく湧き出る愛液を啜り取る。 ユキの耳にぴちゃぴちゃと仔猫がミルクを飲むような音が聞こえてきた。 「モエ…きもち……い…んんっ!」 ユキはモエの頭を押さえて激しく股間を押し付けた。 切なげな吐息が、口唇と舌で加える愛撫によって大きな喘ぎと変わっていく。 気がつくとモエの股間からも先ほどの白濁とともに愛液が流れだしている。 やがてモエはユキの秘部に舌を這わせながら、次第に快感を抑えきれず、自らの腿と腿を切なげに擦り合わせ始めていた。 今、最上階のロイヤルスィートのベッドの上では二人の女が淫乱さを競うかのように艶声をあげ、互いの身体を撫で、弄り、舐めあい、 果てには指先が皺になるほど愛液にまみれあっていた。 「いいものやるよ、ほら」 MZDはどこからか巨大なディルドがついた皮製の下着を取り出してモエ放ってよこした。 「……これ…なんなの…?」
615 :
4/9 :04/09/13 20:53:32 ID:ADoaUxRN
「二人が一つになるための……な?」 モエはじっとそれを見つめ、こくっと小さく喉を鳴らす。 ユキも怯えと期待が混ざった目で玩具を持つモエを見つめた。 醜悪にすら見える股間部の張型は、あまりにも大きな男性器を細部にまでリアルに再現していた。 ディルドの裏側、装着者の股間にあたる部分には小指ほどの突起がついている。 「でも…こんなの……ユキちゃが壊れちゃうべさ…」 モエは躊躇う(ためらう)ようにして、それをMZDに返そうとする。 「甘えんなよ…お前は選ばれた人間なんだ」 「…え? だ……だどもさ…」 「お前がユキを貫け…自分が優位であることを思い知らせろ」 「…いや……そっただことぉ……できないしょ…?」 「ここでお前がそうしないと、ユキはいつまでも負けを認めない…お前も甘いままだ」 MZDの声は冷気を含んだように二人の背筋を震え上がらせる。 「二人とも仲良く芸能界で抱き合って死ぬか? いやなら二人とも壁を乗り越えな…」 「………ユキちゃ…」 モエは意を決し、自らにディルド裏の突起を挿入し、下着部分を腰に巻いてベルトを締めた。 「んっ!」 「モエ…あなた……」 可憐な顔に似合わない人造の男性器がモエの股間にそそり立つ。
616 :
5/9 :04/09/13 20:55:00 ID:ADoaUxRN
「ユキちゃ……」 モエはユキの背中から抱きしめるようにして横たわる。 手を回し、ユキの弾力のある胸を揉み、自身の胸の先端も背中に擦り付けて快感を得る。 そして冷たいディルドがユキのおしりに押し付けられた。 「ひ……ぁ……」 ユキは怯えた声を上げる。 「い…いくよ…? ユキちゃの中に……」 ユキの片足をぐいっと持ち上げ、先端で狙いを定めると腰を前に進め後ろから貫く。 「いっ……んあああっ! ああっ!」 「んっ! ユキちゃ…ぁっ!」 二人はひとつに繋がった。 モエにはユキをいたわる理性が残っていたのか、最初その動きはゆっくりと遠慮したものであった。 「あ…あん……あひ……」 「ん…ん…んんっ…」 だが、次第に快感に耐え切れなくなり、激しく腰がうねり出す。 モエももはや快感が理性を完全に凌駕し、ぎこちないながらも男のように腰を揺り動かした。 「あっ…モエ……すご…ぃ……あっ…大きぃ……っ!」 「ユキちゃ…動くと……くぅ……っ!」 その動物的な体位でモエは激しく快感を貪るように腰を振る。 二人ともあどけなさの残る少女同士であるため、MZDの目の前で繰り広げられる行為は、 まるで男が女を犯す図よりもさらに淫らなものにみえた。
617 :
6/9 :04/09/13 20:56:24 ID:ADoaUxRN
「んあぁっ!」 モエがディルドを引き抜くと、ユキの淫裂から愛液が飛び散り、ベッドを汚す。 ユキの肩を押して仰向けに寝かせると、大きく脚を開かせてその間にモエは入りこんだ。 「わたしぃ……ほんとは…ユキちゃのこと……」 「……え? …モ…エ……?」 ユキの言葉を待たず、モエは男のように中に激しく突き入れる。 「んああっ! はぁああんっ!!」 「んんっ! ユキちゃぁ! もっとぉ!!」 ユキの両足を揃えて抱きしめ、上から下に向かって突くように動く。 それはまた膣内の突起によって自分も絶頂を迎えるためにほかならない。 モエの全身は汗を撒き散らしながら大きく上下した。 「んっ! んくっ! ん……あはぁああっ!!」 そしてやがて二人の秘部が密着するほど激しく突き上げあい、同時に絶頂に達した。 「んあっ! あ…あいして……る……んんぁああああっ!!!」 ぎゅうっと抱きしめあいながら、声を涸らしてまで二人は悦声をあげる。 MZDはそれを宙に浮き、胡坐をかいたまま始終を見ていた。 「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」 薄暗い部屋に荒い息遣いだけが残り、二人とも脱力してベッドに沈みこむ。 もう寝返りをうつ余力さえも残されていなかった。
618 :
7/9 :04/09/13 20:57:17 ID:ADoaUxRN
「…いい顔になったじゃねえか?」 MZDはユキの顎を指でなぞりながら囁く。 「純真…二人からあの表情を引き出すのに一年かかった…なんでわざわざ、二人からお前を引き離したかわかるか?」 「………」 「あのまま仲良しこよしで街頭に立ってるか? いつまでたってもアマチュアのままだぜ…」 ユキは目を閉じて唇を噛んだ。 「そうそう、ロスの方も甘く見るなよ…日本から援助は一切しねえからな」 「…え?」 「はははは! 自力で全米デビューするまで帰ってくるなよ? アイスと二人で地獄見てきな…!」 MZDはもう一度、二組の航空券をユキの目の前にぶら下げた。 「それから…このまま日本でオーディションを荒らし続けるのも一つ……」 ユキは弱々しく券に手を伸ばす。 「さあ、ロンドンで仲良しトリオ復活か、アメリカで飢え死に寸前まで歌うか、日本で裸の女王様になるか…お前が選びな…」 『……わたしも……強くなりた…い………』 そして…しっかりと目を開けてユキは一組のチケットを握り締めた。
619 :
8/9 :04/09/13 21:00:40 ID:ADoaUxRN
<エピローグ> 一ヵ月後。 国際空港を大きなスーツケースと共に歩くユキがいた。 彼女の周りには誰もいない。 ユキは一人で慣れない搭乗の手続きや大きな荷物と悪戦苦闘していた。 旅立ちの日、誰も彼女を見送る者は居なかった。 ユキは出発を誰にも告げなかったからだ。 家族は誰も来ないとわかっていたし、友達といえるような人物もいない。 ロビーにある大きなモニターから『ファーストステップ』が流れる。 飛行機の発着を待つ人々が見上げて話題にしているのをユキは歩きながら眺めていた。 今日がモエのデビューの日…あれから一ヶ月間、MZDプロデュースの大型新人と大々的にプロモーションされ続け、 モエは世間から最高潮に期待や注目を集めていた。 今夜はデビューコンサートが武道館で行われる予定で、今頃はリハーサルの最中であろう。 モニターにアップに映された大きなモエの笑顔を見上げてユキは微笑を返す。 しかし、その笑顔は穏やかで卑屈さや皮肉の色は全く無かった。 搭乗案内のアナウンスが流れる。 ユキは再び歩きはじめ、急ぎ足でゲートへ向かった。 空港内は春休みのせいか学生同士や家族旅行の人々でかなり混雑していた。 人の波に呑まれてゆっくりと進んでいく。 「待って…! …ユキちゃあーっ!! まってぇ!」
620 :
9/9 :04/09/13 21:02:04 ID:ADoaUxRN
驚いてユキは声の方に振り向く。 ゲート前のロビーにものすごい人だかりができていた。 空耳でも聞き違いでもない。 モエがこっちに向かってくる。 ステージ衣装のドレスのまま…人だかりをかき分けながら真っ直ぐに。 話題で持ちきりのアイドルの派手な出現に周りは興奮し、人だかりはさらに大きくなっていく。 「ば…ばかっ! なんでこんなところに来てるのっ!!」 ユキも人波に流され続け、立ち止まることができない。 精一杯大きな声でモエに叫んだ。 「ユキちゃ…がんばれ! 負けないで……がんばれーっ!!」 もみくちゃにされながらモエも負けずに大きな声で叫ぶ。 そして最高の笑顔で右手の親指を立てた。 「……ほんとに……最後まで…おせっかいなんだから……」 ユキの目から、ぽろっと涙がこぼれる。 「おぼえといて! おまえなんかすぐに追い抜いてやるから! だから……だから…モエもがんばれーっ!」 それだけ声の限りに叫ぶとユキはゲートの中に流され、モエの姿を見ることはできなくなった。 ユキを乗せた飛行機は大空へ飛び立つ。 ありがとう…… 小さくなっていく日本を窓から見ながらユキは呟く。 ……もう迷わない……これがわたしの選んだ道だから。 必ず日本に帰ってくる。 そしたらもう一度勝負ね。 それまで………。 <END>
621 :
ユキ・モエ :04/09/13 21:03:56 ID:ADoaUxRN
どうも長々とお付き合い本当にありがとうございました。 それではまたいつか。 ノシ
圧巻。無言で拍手。 長い間本当にお疲れ様でした。 一言だけ、お決まりのせりふを とても GJ でした!!
ついに最終回キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!!!! パチパチパチ。 どうもお疲れ様でした。 本当に長い間、楽しませていただきました。
>>621 最高のエンディングでした!
MZDすっごく格好良かったです。
次回作禿期待!
>>624 仮に次回作出すんならMZD出さないでほしいな
>ユキモエ作者様 お疲れ様でした!エンディングとても良かったです。 次回作も期待しております。
ユキモエさそ乙!!乙乙乙おt(ry MZDカッコ良かった。
もえもえ
MZD出番多すぎ。使いやすいんだろうか。
キャラ的にいじりやすいからな。
俺も神になって色々したい色々
じゃあ俺はそれをヲチして2chに書き込む
それを俺が見て楽しむと
また神の投下をひたすら待つ
実はアッシュがミルクに犯されるのが・・・ミタイ
でも犬化した状態で獣姦もいいと思うんだがどうよ
いいね。獣姦。
それならば犬×さなえお願い
犬×Sana
灰犬×おコンちゃんで獣姦
トオル×ヒロシ ごめん言ってみただけだ。
すわ×パンチ
ハンター×ハンター
真面目に かごめ×ポエット
アッシュ×ユリちゃん×サトウさん
エロじゃない…のかな?とりあえず妖怪3人組+スギレオ&リエサナを書く予定あるかもです あといろいろ構想してますけど時間がかかりそうです
(*´Д`)ハァハァ 職人さんの投下まだ?
651 :
名無しさん@ピンキー :04/09/17 22:08:09 ID:LB9J6DjD
エロじゃなくて恋愛も少なめの普通の小説考えてるんだけどここじゃダメだよね。 どこかいいスレないですか? もしくは2chじゃなくても、ポップンの小説を気軽に投稿できるサイトとか・・・
ageちゃった。スマソ。
確かに、俺もそういうところほしい。 時々エロ無しのモノも書きたくなるから
>>653 創作文芸板や同人板が該当しそうですが、あの板の雰囲気ではちょっと…
容認してもらえるならこのスレで取り扱うのが無難ではないでしょうか
同じく容認してもらえるなら
>>649 で挙げたようなエロ無し(?)小説を投下しようかと思います
避難所を作っても、アップローダーを作っても、保管庫を作っても需要が無いくらい平和なエロパロスレがあるのはココだけだなー。 斜陽になりつつあるとも言うがな
別にここでもいいじゃん?
でも、「よーしオナるぞー!」って読み始めるとアレになる。
エロ無しカモン。 エロの有無、カプ、あと鬼畜系とか読み手を選びそうな内容なら 投下前に書いておいてくれたら無問題かと。
なんかポプの小説を投稿するHPがあった気ガスむ
660 :
名無しさん@ピンキー :04/09/18 14:37:53 ID:P/EBynHg
ハァハァ
ギャンブラーZ ワルドック校長の乱交学園 の巻
「神風トオルとギャンブラーZを抹殺しろ!」 「アリスとキャロを体育倉庫に監禁して、性奴隷にするのだ!」 さわやかなワルドッグ校長の怒号が、澄みきった校長室にこだまする。 ポップン学園のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。 汚れを知らない心身を包むのは、様々な色の制服。 スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、 ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。 もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。 私立ポップン女学園。 明治三十四年創立のこの学園は、もとはMZDのためにつくられたという、 伝統あるカトリック系お嬢さま学校である。 ホワイトランド下。メルヘン王国の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、神に見守られ、 幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。 時代は移り変わり、シリーズが1から11回も改まった最新作の今日でさえ、 十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養お嬢さまが箱入りで出荷される、 という仕組みが未だ残っている貴重な学園である。
さわやかじゃねぇw
エロ無しがあってもいいと思う。 最初にエロがないって事を書いておけばいいんじゃないの?
前スレ(?)にてショタ有と書いてあったのでお願いがあります。 ヘンリー受をどなたか…!
サユリ×ヘンリー
どなたかスマイル×ロキ… もしくはスマイル物をお願いしますぅ。
ヒュー×ルーシーならエロ無しで投下したいなぁ(´∀`)
神様のご投下まだ?
どうも、お久しぶりです。 大変長い時間がかかりましたが、睦ミミ完成いたしましたので、投下します
「ミミ・・・ってわぁっわ!」 急にミミがガッと体に前に倒した そしてその反動で後ろにあったベッドに倒れこんだ 「だめだよ・・・こんなの・・・」 睦月はミミを引き剥がそうとする と、すすり泣く声が聞こえてきた 「う・・・うぅ・・・ああぁぁぁ・・・」 「・・・ミミ?」 「・・・あああぁぁぁぁあぁぁぁ!」 ミミはギュっと胸を引き寄せ、大声で泣いた 「ミミ!ミミ!どうしたの!?」 「私・・・二度とここに来れない・・・だから・・・だから・・・」 ミミの顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた この言葉で睦月は決心した 「・・・分かったよ、ミミ・・・君の中で僕がどれだけ大切か、分かった気がする」 ミミを胸から離し、今度は睦月からキスをする 「んっ・・・はぁ・・・」 「あっん・・・」 睦月は口を重ねつつ、右手をゆっくりとミミの小振りの胸に持っていく 「んんっ!」 ミミの体がぴくんと跳ねる (すごく柔らかい・・・) そしてゆっくりと右手を動かす 「あぁん・・・む・・・ふぅ・・・ぷはっ」 息苦しそうなミミを見て、睦月は口を離す すると睦月はその場に座り込み、睦月のズボンのふくらみを触り始めた 「ミミ・・・そこは・・・駄目・・・」
睦月の言葉など気にしない様子で、ミミはズボンのファスナーを下げ、下着をずらした 「ひゃっ!」 目の前に勢いよく出てきた睦月のモノに、ミミは驚きの声を上げた が、すぐに冷静な表情に戻り、睦月のモノをまじまじと見つめる 「ミミ・・・まさか・・・」 ミミのモノをはむっと口に含んだ 「うっ!」 睦月の顔が苦痛に歪む フェラされるのは初体験ではない、スミレにしてもらったことはある。 しかし、ミミの柔らかい舌に、過敏に反応していた 「じゅる・・・じゅるる・・・」 ミミはゆっくりと口を上下させ、舌を裏筋に滑らせる 「はぅ・・・ん・・・気持ちいい・・・」 気持ちいい、という言葉に反応してか、ミミは微笑みを浮かべる そして口の動きを早めた じゅる・・・じゅぱ・・・ずずずず・・・ じゅるるるるるる・・・ その内、睦月のモノに熱い物がこみ上げてきた 「はぁ・・・ミミ・・・でちゃう・・・はなして・・・」 睦月の喘ぎ声交じりの言葉に、ミミはふるふる、と首を振った そして腰を掴みぐっと引き寄せる 「ミミ・・・!?駄目だ・・・く・・・くぅぅ・・・んんっ!」 睦月は絶頂を迎えてしまった (スミレ!ごめん!) ビュク!ビュク!ビクン・・・ビクン・・・ビクン・・・ ・・・出してしまった。自分にとっては初めて会った女の子の口に。 そう睦月は思ったが、今は絶頂を迎えた余韻に浸ることしかできなかった
「んっく・・・こくん・・・こくん・・・けほっけほっ」 ミミは全てを飲み干そうとした、が自分から自慰行為をしない睦月の一年近く溜まった精液の量のため 少量を吐き出してしまった 「ご・・・ごめん・・・大丈夫?」 ようやく解放された睦月はミミに顔を寄せ、尋ねる 「とても・・・おいしかった・・・」 と、ミミは笑顔を見せた 「ミミ・・・」 「今度は・・・」 「え?」 「私にも・・・気持ちよくさせて・・・」 「う・・・うん・・・じゃあ・・・服を・・・」 あまり気の強くない女性と接したことがないので、どうしていいか分からない、というのが睦月の正直な気持ちだった ミミは無言で自分の服を腰までたくし上げる、下着は一切身につけていなかった ここはやはり年頃の女の子、顔を真っ赤にし、うつむいている そんなミミに近づいて、睦月は3回目のキスをする 同時に、右手で胸を、そして左手でミミのぐっしょりと濡れている秘部をなで始める 「んぁ!」 いままで平静を残していたミミは耐え切れず大きな声を出す 睦月はゆっくりと、指を中に入れぐちゅぐちゅ、とかき回した 「あぁ・・・いぃ・・・気持ちいいの・・・」 顔を恥ずかしさから快楽へと変えるミミの耳元で睦月は囁いた 「本番、やる?」 ミミはコクンと頷いた
ミミをベッドに寝かせて、睦月はその上に膝立ちしている 睦月は深く深呼吸する (頑張れ僕・・・) 「じゃあ・・・入れるよ・・・」 ミミは無言で頷いた それを確認すると、睦月は自分のモノを秘部にあてがい、少しずつ中へ沈め始めた ズブブブブ・・・ 「んんんんんっ!」 ミミは入れられている感触に声を上げる そして根元まで入った、睦月が尋ねる 「痛くない?」 「大丈夫・・・」 ミミは息を乱しながら答える 「動かすよ・・・」 少しずつ腰を前後しはじめる ズッ・・・ズッ・・・ずちゅっ・・・ずちゅっ・・・ 「んっ!んっ!あ・・・ん・・・」 ミミは声を出すまいと、必死にこらえている それに睦月は気づき 「声・・・出していいよ・・・」 と声をかける その言葉でミミは緊張が解けたのか、はぁーっと息を吐き、顔を快楽に変える 「うん・・・すごく気持ちいいの・・・」 「ふふっいままでのミミだ」 睦月はニコっと微笑みかける そして腰の動きを再開させた
ずちゅっ・・ずちゅっ・・ずちゅっ・・ 睦月は少しずつ腰の動きを早める 「ミミ、気持ちいい?」 ずっ・・ち・・・ずちゅ・・・ 「あっぅん・・・すごく・・・はぁん・・・いぃ・・・のぉ・・・」 ぢゅく・・・ぢゅく・・・ずちっ・・・ 「はっぅ・・・僕・・・もう・・・イっちゃ・・・いそ・・・ぅ・・・」 ずちっ・・・ずちっ・・・ずちっ・・・ 「睦月ぃ・・・私もぉ・・・一緒・・・にイく・・・あぁ・・・」 ズッ・・・ズッ・・・ズッ・・・ 「あぁ・・・もう・・・出る!でちゃう!ミミぃぃぃぃ!」 「私もぉ!イく!いっちゃうぅうううう!!」 「「あああああぁぁぁぁぁ!!!!」」 ビュク!ビュクルルル!! ミミの膣内に勢いよく睦月の液が注がれた――――
―――僕は、経験したことも無い短時間での2度の射精に、そのまま意識を失ってしまった 僕が目覚めると、既にミミはいなくなっていた 辺りを見回してみると、テーブルの上に一枚の置手紙があった 『睦月へ ごめんなさい、私はもう行かなければならない 私は、やること全てを人に決められる、そんな人生だった でも、あなたを好きになったことは、これだけは、自分で決めたことだと思う 大好き、睦月 いつか・・・また・・・会いたい』 ―――また、絶対会えるよ、必ず 僕も、ミミが大好きだから ・・・スミレにどう言い訳しよう 終
というわけで睦月×釈迦ミミ完結です 前例がないCPでやったため、苦労しました 途中、一日一時間パソコンに触れない日々が続いたため、間が伸びてしまいました 次回、また書く機会があるやもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします
釈迦ミミ(;´Д`)ハァハァ
乙!
>>677 グッジョブでした(;´Д`)ハァハァ
リュータ×ミルク お願いしますよ、ねぇ
ミミ「なあにおにいちゃん?」 ミミ「これをぺろぺろするの?うんわかったぁ」 ミミ「ん…ちゅぱ…れる…ぁん…おっきくなってきたよ…」 ミミ「出そう…?何が出そうなの…んんぅっ!?」 ミミ「んく…ぷあ…ひどいよぉ…こんな苦いののめなんて…っ」 ミミ「…わかったよ、ちゅうしたら許してあげる…」 ミミ「ん…これで許してあげる…ってぇえっそんなとこにまでっ!?」 ミミ「んあ…脱がしちゃだめえ…っ!」
684 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 13:22:03 ID:WjCflCfB
なんでミミ
まあまあマターリ神の降臨(とてとて以外)を待とうよ。
>>685 人の作品に文句を言うんならまず自分が何か書け
それができないんならこのスレに来るな
前回終わっていきなりなのですが、↑の作品の続編ということで睦月×スミレを予定しています 完成は10〜12月くらいですが
ここは東京の渋谷から横浜までを結ぶ鉄道が通る沿線地域。夏も終わりが近づき、人々の かれ気分も落ち着き始めていた。そんな中、その周囲の雰囲気とは対照的に明るくなってきた 青年の姿があった。彼の名前はヒグラシ。ミュージシャンを目指す若者だ。 話は3日ほど前に遡る。 PPPPPP… 電話だ。この音は自宅の電話ではない。携帯の着信音だ。 「はい、ヒグラシです。」 「やっほー、アタシ。リサだよっ。ねぇねぇ、ヒグラシさん、今度の土曜ヒマぁ?」 この間ヒグラシが偶然出会って知り合ったリサからの電話だ。相変わらず底抜けに明るい。 「あぁ、リサちゃん。うん、予定は無いですよ。」 リサの声を聞いたヒグラシは表情が明るくなる。 「んじゃぁさ、一緒に遊びに行かなーい?」 「いいですよ。じゃぁ時間と場所を…」 そうやって(リサ主導で)次に合う待ち合わせ時間・場所の打ち合わせをして電話を終わらせた。 「土曜、か…」 ヒグラシは表情に少し明るさが増していた。カレンダーを見て、うんうん、と一人で頷いていた。 -------------------------------------------------------------------------
そして今日、土曜日… また渋谷にやってきた。ヒグラシはどうもこの街が苦手だ。自分より格段に活気の有り余った人が多すぎるからだろう。 駅を降りてハチ公の前で待つ。土曜のせいかいつもに増して人が多い。人々がここで誰かを 待ち合わせている様子が多く見て取れる。日差しはきつくない。 時計は9時57分を指している。10時に待ち合わせているので丁度いい時間だった。 「…ですね。その事をバラされたくなければ金曜日に一万円払ってください。そうです、…」 隣に居る若い男が電話をしている。何か物騒な話に薄ら寒さを覚えるが、まぁこんな人の 多い街だからいろんな人もいるさ、と一人で納得した。 「おっはよっ♪お待たせ〜。」 後ろから声が聞こえた。リサがやってきたようだ。周囲の若い男たちがリサを見る。やはり他人から 見てもかわいく見えるのだろうか、同時にヒグラシを見て「ハァ?コイツじゃあの娘にはちょっと 釣り合い取れてねーぞ」という感じの表情をする。 その周囲の人たちの不満げな表情を見てヒグラシは「だからこの街に来るのは嫌なんだ」と思った。 「や、やぁ。おはようございます。」 ヒグラシは少し照れながら挨拶をする。顔が少し赤い。リサは気にせずヒグラシの手を引いて 歩き出そうとする。 「さっ、行こっ。」 「あ、あの…どこに行くんですか?」 「センター街の方のお店。新しい服見に行こうかなーって。そろそろ秋も近いしさ。」
「服、ですか。」 そういえば自分は忙しくなったせいか最近服を買いに行く機会が少なくなったなぁと思い出す。 丁度いい機会だと考えた。 「そうですね、分かりました。じゃぁ行きましょうか。」 (ヒグラシはリサに腕を引っ張られて)2人はセンター街に向かい、店に入った。リサが服を 取り広げてヒグラシに見せてみる。 「ねぇねぇ、この服とかどう?」 「へぇ、明るい感じでいいですね。」 そこで「何を着ても似合いますよ」と言おうと思ったがそれじゃ細かい点が見れてない。実際に 自分が”リサなら何を着ても似合う”と思ったとしても、やっぱり際立った点を言わなきゃな、と思った。 「んじゃぁ、これにしよっかな。あ、ところでヒグラシさんさぁ、この前言ってたけどさ、眼鏡変えないの?」 「それが…この前コンタクトにチャレンジしてみたんですが、電柱にぶつかった時にコンタクトを 落としてしまって見つからず、よく見えないから帰り道とかでも犬小屋に近づき過ぎて吠えられるわ、 暴走自転車にぶつかりそうになるわ、溝に嵌まるわで本当に散々な目に遭ってしまったんです。 だからしばらくコンタクトは見送らせてください…」 プッ、とリサが笑う。 「電柱に?それってある意味すごいよヒグラシさん。」 「よくあるんです。僕って何か物事に集中したり夢中になったら周りのこと見えなくなりますから。」
ヒグラシは右手を頭に当てて掻く。 「アハハ、ヒグラシさんってさ、面白い人だよね。」 ヒグラシも服を1着買って店を出た。それからいろいろと話をしながら歩いていて、いつの間にか 2人は山手線の側を歩いていた。 「さて、次どこに行くんですか?」 「うーん、どこ行こっかなぁ。じゃぁ…」 その時、電車が通りがかってリサのセリフがかき消された。 「…ね、行こっ。いいでしょ?」 (…?よく聞き取れなかったけど、別に変なところ行くわけじゃなさそうだし、まぁいっか。) 「分かりました。いいですよ。」 「やったぁ♪えへへっ、いっぺんヒグラシさん家行ってみたいと思ってたんだ。」 「Σえぇっ!?僕の家ですか?」 「そうだよ、今言ったじゃん。ヒグラシさんだっていいって言ったしー。」 (まさか僕ん家だとは…っていうか、こういうシチュエーションって前にもあったような気が…?) 「その、片付けもしてないので今日のところはちょっと…」 「ダメ?」
リサは上目遣いで寂しそうな顔をして目を潤ませる。ヒグラシには見えなかったが、後ろに 回した手に目薬を持っているようだが… 「…いえ、散らかっててもいいんでしたら…」 こう言わないと仕方がないかと妥協して収拾をつけた。 「やったぁ!じゃ行きましょっ。」 まんまと罠にはまったヒグラシであった。リサは何やら企んだような含み笑いをしていた。 ---------------------------------------------------------------------- 2人はヒグラシの自宅に着いた。もう昼過ぎだ。ヒグラシは単身上京しており、アパートに 1人暮らしをしている。 「へぇー、ヒグラシさんって1人暮らしなんだ。へぇー…」 リサは後に言った「へぇー」の時にニヤついていた。 「すいません、ちょっと散らかってますけど…」 「全然キレイだよ。言うほど散らかってないじゃん。」 ヒグラシの部屋は六畳一間のワンルームで、こざっぱりしたシンプルな部屋である。 本棚が1つ、パソコンが1台、扇風機が1台とベッドが1台ある。台所部分に小さな冷蔵庫が 1台ある。部屋の隅にはギターが置かれており、本が2〜3冊床に落ちていた。 「えーっと、なになに、月刊DTMマガジン、日本地図、東欧の風景写真集、…」 リサは床にある本を手にとって見た。
「何か真面目な本ばっかなんだね。他には無いのー?」 リサはニヤニヤしながら言う。 「…何を、期待してるんですか?」 「ヒグラシさんも持ってるのかなぁーって思ってさ。Hな本とか。」 「持ってません!」 ヒグラシは顔を赤らめて否定する。 「ふーん…」 リサは何かを思いついたような様子を見せた。 「ねぇねぇ、ヒグラシさんってさ、今まで彼女とかいたこと無いの?」 「高校の時につきあってた事がありましたけど、僕はこういう消極的な性格ですからね… 早い時期にフラれてしまいました。」 ヒグラシは片付けをしながら人ごとのように自分のことを答える。 「んじゃぁさ、女の子のこと、あんまり知らないんだね。」 リサは含み笑いを口元に浮かべながら言う。 「えぇ、まぁ…そういう事になりますかね。」 ヒグラシは特に話に気を留める事も無く片付けをしながら淡々と返答する。 「ふぅ…片付いた。どうぞ座ってください。」
「ひっぐらっし、さぁんっ♪!!」 突然リサはヒグラシに飛びつきその勢いでベッドに押し倒した。 「Σわっ!何するんですかリサちゃん!」 「キャハハッ、女の子のコト、知らないんでしょ?だからさ…アタシが教えたげるよっ。」 リサは無邪気な表情で、しかしニヤつきながらベッドに押し倒したヒグラシに乗っかって言った。 「リサちゃん、何言ってるんです、ちょっと…やめてください。」 ヒグラシはそう言ったものの、顔が真っ赤になってしかもパニックになっていてうまく動けなかった。 「クスクス…でも、こういうのって嫌じゃないんでしょ?嬉しいくせにぃ。」 「っ…い、嫌とかどうとかじゃなくて…こういうのは…駄目ですよ!!」 「いいのっ!さぁ、覚悟しなさいっ!」 ヒグラシはリサに両腕を押さえられた。ヒグラシは駄目だとは思いつつも抵抗することができなかった。 「あ、あの…リサちゃん、何か怖いんですけど…」 「大丈夫よ、ヒグラシさんはされるがままにしてたらいいんだから。まずは何からしてあげよっかなぁー。 キスがいいかな?」 「あ…ぅ…リサちゃん、ちょっと…」 「そうねぇー、とりあえず…こういうのはどうかな〜?」 リサはニヤニヤしながらヒグラシの腕や脇をくすぐる。
「Σひゃっ!?ちょ、っやめてくださいよリサちゃん、やめっ、はぁっ、あはは、くすぐったいから、やめ…あははは…」 リサがくすぐるうちにヒグラシの衣服が乱れ、はだけた隙間からリサが手を指を入れていく。直に肌に指が触れる。 リサの指は柔らかくヒグラシは敏感に感じた様子を見せる。 「クスッ…どう、感じちゃってる?」 くすぐるだけでなく、優しく、触れるか触れないかというぐらいの具合でリサはヒグラシの肌を触り撫でまわす。 くすぐりだけでなく、優しく触れられることでの快感が次第に入り交じってきた。 「あははは、やめて、あぁっ、リサちゃん、お願いですから、はぁっ、やめて、あっ、うぁっ…」 「えー、何でー?気持ちいいんでしょ?ホラホラ、ね、こことか気持ちいいでしょ〜?アハハッ。」 くすぐりで抵抗する力を奪われ、柔らかな指で体中を優しく触り撫でまわされて敏感に感じている ヒグラシ。リサはちょっぴり悪い事を覚えたばかりの幼い少女のような顔でヒグラシを見下しながら、 その手を止めずに続ける。 「やめて、あっ…お願い、うぁっ…もう許して…ぁ…ん…」 ヒグラシはリサに5分ほどくすぐられ触られ撫でまわされて抵抗する力をほぼ皆無になるまで 奪われていた。辛うじてできる抵抗はしゃべる事くらいだった。 「えー…分かったわよぉ。」 リサは少し不満気になりながらも手を止めた。ヒグラシは少し落ち着き、息を切らしながらも 呼吸を整えようとする。 「…でも、その代わり…えいっ!」 「はぁ、はぁっ…うわっ!?ちょっ、リサちゃん、何を…?」
「決まってんでしょー、こんな事するなら何するかなんて。アタシだってヒグラシさんの事好きだから こんなコトしちゃうんだよ?ふふっ…」 リサはヒグラシの服を脱がせ、自分も上にまたがったまま服を脱ぎ始める。ヒグラシは さっきのくすぐりで抵抗する力を奪われた上に目の前の状況を見てパニックになり思考能力が 働かずの状態で頭の中が真っ白だった。ただ、裸になったリサを見て「綺麗だ…」と思うだけ であった。それ以外には何も考えられない。リサは躊躇の欠片も見せずに次の行動を取リ始めた。 「…じゃぁ、キスしてあげるね?」 リサが近づき、唇に柔らかな感触を感じ取る。ヒグラシがそれに気がついたとき、リサは舌を 入れてきてヒグラシの口の中で舌を絡めてきた。 「ちゅっ…ん…くちゅくちゅ…」 何だこの感覚は?今までに感じた事の無い…。ヒグラシがそう感じた時、何故そうなって いるのかを理解したと同時に今まで以上に全身の感覚が研ぎ澄まされたように敏感になる。 同時にリサの柔らかな腕、脚、胸が自分の体に当たる。されるがままのヒグラシは心臓の 鼓動をかつて無いまでに激しくさせ、その音はリサが触れている胸でも感じ取っていた。 「っ…あはぁ。ふふっ…」 唇を外し身体を起こしたリサは妖しく笑う。ヒグラシはただ呆然とリサを見るだけだった。 リサは呆然として力無く仰向けになったままのヒグラシの両手首をつかんで自分の胸に 引っ張っていく。 「ほらぁ、こうするのよ…」 リサは引っ張ってきたヒグラシの手を自分の胸に当てて撫でまわさせる。 ――柔らかい。
普段の見た目よりも豊かな胸をリサが手を添えて揉ませる。その感覚に加えて思考力を 失わされたヒグラシはリサに操られているかのようにリサの胸を揉みしだいていた。 「…あっ、そう…ぅ…っ、イイよ…そう、気持ちイイよ…ぁん…」 リサも徐々に頬が上気し始め、息遣いが荒くなり始める。同時にリサの胸の先が堅くなり始める。 リサはヒグラシの手を掴み、胸の先に持っていき、指で摘むようにさせた。 「…はぁん、…あっ…んっ…ぁ…」 リサは胸の先を触られたただけでもびくっと身体を震るわせる。リサも敏感に感じ始めていた。 その状態がしばらく続き、そしてリサが再びヒグラシを見下ろしたまま妖しく微笑んでヒグラシに言う。 「…んじゃ、そろそろ…ヤっちゃうよっ。」 「だ…駄目ですよリサちゃん、それだけは…やめてください…」 辛うじて理性が働き、それだけは言えた。しかしヒグラシはそう言う一方、実はこのまま 犯されたいと思った。ヒグラシ本人にとっては自分の理性の働きが勝っているのだが、リサの 手にかかればそんな事はもはや関係無い。 後は彼女によって堕とされていくだけで、本当はリサに堕とされたいと思っている事を自覚していた。 「ふふ…だぁめっ。覚悟はいい?クスクス…」 リサはヒグラシの両腕を抑え、十分潤った自らの泉へとヒグラシ自身を招き入れ、ゆっくりと 腰を沈めていった。 「…ぅうっ!あぁっ…!」 根元までリサの中に飲み込まれる。その熱く柔らかな感触に、自身が蕩けて呑み込まれて いってしまいそうな錯覚を覚えるヒグラシ。
「ふふっ…どう、気持ちいいでしょ?このまま溺れさせちゃうよ…クスッ。」 リサが耳元で囁く。同時にリサは腰を振り始める。 「うぁっ!あっ、あぁっ!はぁっ、あっ、ぁ…あぁっ!」 「ねぇっ、知ってる?力を奪われたオトコってさ、オンナよりもずっと従順になるって。クスッ…」 まるでその言葉がヒグラシの今の状況を再確認させ、思い知らせるようにリサが言い放つ。 それを聞いたヒグラシは魔法にでもかけられたかのように、そうならねばならないと 思わされそうな錯覚に陥ってしまう。 「うぁ、あっ!あぁっ…あっ!あっ、…っあ!」 「アハハッ。気持ちいいでしょ、ねっ。ホラ、アタシの目をじっと見てよ…ヒグラシさんさ、 さっき言ってたじゃん、物事に夢中になったら周りの事が見えなくなるって。ふふ… アタシ以外何も見えなくさせたげるね…?」 ヒグラシはただ喘ぎ、快感に身を任せるだけでまともに返事もできなかった。言われるがままに リサの瞳を見るとヒグラシの何もかも、全てがリサの手に握られているように感じてしまい、 もはや一切の抵抗を考える事もできなくなってしまった。 そんなヒグラシを、リサは容赦なしに責め立ててゆく。 「アハハッ、ほらぁ…イッちゃえ、イッちゃえっ!」 「あはぁ、ぅあっ、…うぅっ!あぁ…あああっっ!!!!……………あぁ…っ…」 全身に電流が流れるように快感が走り、ヒグラシは身体を仰け反らせ、その場にぐったりとなる。 リサは動きを止めてヒグラシを見下ろしながら優しく妖しく、甘い声をかける。 「はぁ、はぁ…どう?初めての女の子の味は?クスッ…」
「あ…あぁっ…こんな…いい…はぁ、はぁっ…」 「ふふっ、ヒグラシさんって、かぁわいいーっ。キャハッ。」 リサはヒグラシを征服してやったと言わんばかりの表情で上に乗っかったままヒグラシの 両肩に手を置いて顔に近づき、まじまじと見つめながら話しかけた。 「ね……気持ちよかった?」 「………は、はい…」 ヒグラシはしばらく黙った後、おとなしく返事をした。 「クスクス…そう、よかったんだぁ…ふふっ。…じゃぁ、また今度もヤったげるからね。ふふ…」 「………リサちゃん…」 ヒグラシはしばらくの間呆然としていた。ぼーっとしながら一部始終を反芻するように思い出す。 リサはその間ヒグラシに抱きつき、頭を優しく撫でながらニコニコしていた。 丁度、小動物を可愛がるような優しい表情だった。 ------------------------------------------------------------------- ――それから、かなり時間が経過し、既に夜になっていた。 ……… 「そろそろ遅くなりそうだからアタシ帰るね。ねっ、また会おうねっ。」 「…あ、はい。じゃぁ、駅まで送って行きますよ。」 ヒグラシはリサを駅まで送りに行った。
「ねぇねぇ、ヒグラシさん。」 「どうしたんです?」 「ね、腕とか組んだり手つないだりしてさぁ、一緒に歩いてみない?」 リサがそう言ってるそばからもう手をつなぎ、ぐいっとヒグラシの腕を引っ張り一緒に 腕を組んでいた。 「あ…あの、リサちゃん、あの…言い終わる前に…」 「え、なぁに?」 リサはニコニコと笑っている。その無邪気な笑顔を見てヒグラシは何も言い返せなかった。 「あ、あの…リサちゃん、その…胸が…」 リサの胸がヒグラシの肘に当っているのをヒグラシが言おうとした。 「どしたの?ヒグラシさん。あぁ、これ?当たってるんじゃなくて、当ててんのよ。ふふっ… どう?アタシの胸のドキドキ、感じてる?」 「は、はい…すごく、大きい音です…」 むしろヒグラシの方がドキドキしている。リサは頭をヒグラシの肩にもたれかけるように 寄せながら歩く。 そうしてしばらく歩き、2人は駅に着いた。改札でリサが切符を買ってヒグラシに言う。 「ねぇ、今度はいつがいいかな?来週の土曜とかどう?ねっ、いいでしょ?」 「えぇ。僕は土曜は特に用事もありませんから、大丈夫ですよ。」
「ふふっ…ヒグラシさん、今日はよかった?」 「あ…あの…えと…あ、はい…」 ヒグラシは、かぁっと顔を真っ赤にして照れてうつむきながら返事をする。 「クスッ…もうどこにも逃がさないからねっ。バーンっ。なーんて、ネっ♪」 リサはウィンクしながら指鉄砲でヒグラシを撃つ。ヒグラシは急に胸がドキンと鳴った。 思わず左胸を右手で押さえる。 「じゃぁねっ、また今度!」 「あ、はい。また…」 リサは改札を通りホームへ向かった。ヒグラシはリサが行った後もしばらくそこに 立ち尽くしていた。ヒグラシの心の中にリサの存在が大きなものになっていく事を彼は実感していた。 「心を奪われた…リサちゃん、まるで天使のような、悪魔のような…ううん、いやいや、 僕にとっては天使だよ、絶対に。うん…」 ヒグラシは今日の事を思い出しながら独り言を呟き家路に着いた。 その夜、ヒグラシはベッドに寝て明かりを消した後も寝付けず、今日一日のことを思い出し、 黙って暗い天井を眺めていた。空には満月が出ており、雲一つ無い青い夜空にある月明かりが 窓の外からヒグラシの暗い部屋に薄明かりを差していた。開けていた窓から入る風がカーテンを なびかせ、ヒグラシの頬を撫でる。その感覚に今日の出来事がフラッシュバックして再び 思い出される。その時ヒグラシはリサへの好意を明確に持っている事を思い知らされたように実感した。 それと同時に、リサの積極性に対し、自分の想い・考えもロクに伝えられていない事を後悔した。
703 :
まっち :04/09/23 01:17:34 ID:hFjXgzIa
>>516-524 の続きです。エロ希望がありましたので下手ながらも書かせていただきました。
エロ表現・描写を書くのは苦手なのですが、いかがでしたでしょうか?
この文を作るに当たって表現・描写などや監修に協力してくださった3人の方にこの場を借りて
お礼を申し上げさせて頂きます。
ちなみに、協力してくださった2人の方がこの文を基に書いた小説は私が読んでて悶えながら
萌えてました。もっと頑張ってそういうものを書けるように努力します。
次回、この話の完結編を12月頃に書かせていただきたいと思います。
>>689 の人
GJ!!リサヒグ萌え〜
個人的にリサは8カラーを妄想。
作者さんに質問。
>>890 …街?だとしたら次回は刑事さんを期待するノデ。
705 :
まっち :04/09/23 08:05:14 ID:h7IlWbRN
>>704 この文は「街」の篠田正志の話の書き方を参考にして1日の話を描くように書きました。
なのでそれに気付いてもらえるようにわざとあの表現を書き加えたのです。
悪ノリ申し訳ありません。あの箇所は本文とは一切関係ありませんです。
>>703 なるほど、確かに言われてみれば街の書き方っぽいな
っていうか、アンタは漏れを萌え殺す気ですか( ;´Д`)
リサの言葉攻めにやられた…
エロい!乙
すごく(゚∀゚)神のヨカーン 乙でした!
709 :
名無しさん@ピンキー :04/09/24 09:55:30 ID:1S+JfrHE
gj
>>701 >「すごく…大きい音です…」
ワロタ。くそみそネタがこんなところにw
ほしゅ
今更ながら、ポップンって女性攻めキャラ多い気がするなぁ。
女攻め・・・というよりは男受けが多いのかも試練。 あの絵柄だし。
714 :
名無しさん@ピンキー :04/09/27 08:36:57 ID:MZ570hjy
アイスならいける
ヒュー×ルーシー私も見たいでつ
ハヤトとか睦月、アイス辺りの童顔キャラならいけるな<男受け/女攻め てか読みたい
なんか前にも書いた気がするが 俺未だに睦月は女だって信じてるんだ …悪あがきだってのはわかってるんだよorz でも折角の萌え猫耳猫しっぽキャラなのに 男ってそんなバナナ('A`) 菫タンの女友達だったらいいなハァハァとか思ってた俺の立場はd(ry いや801もいけなくはないけどさ…やっぱ女がいいよ…
>717 前のこと覚えてるものだが……。 なぜ、悪あがきができるほどの萌えがあるのに それを文章にして投下しないのか? そうして新たな仲間を求めてみそ。 そうすりゃおまいさんも、住民もハッピー うむ。
>>718 すまん、書きたいのは山々だが
あいにく文章力は0に等しいもんでな…_| ̄|○
そんな訳で引き続き神募集中(´・ω・)ノ
他力頼りな自分が恨めしいよマジ
>>720 イエス
いや男キャラ×睦月+菫でも全然良いっていうかむしろ歓迎('∀`*)
その場合は百合でいいよ。
723 :
名無しさん@ピンキー :04/09/29 14:16:49 ID:JlcLVT4z
だみあん
極太ヤンヤン×もえ
・・・カゲトラたんまだかな?
機械と機会の動く音、鉄の擦れる音やぶつかり合う音の中、彼は毎日仕事をする。 「ヒュー、昼飯だぞー!!」 此処は大都市から少し離れた機械工場。 少数人数ながらも確かな腕を持ち合わせた奴等が集まって、機械の修理や製造の依頼を毎日こなしている。 「あぁ、おじさん!今バイクの仕上げしてるから先食べてて!」 そして此処の機械工場で働く青髪の青年、ヒューは一番機械を良く知っている。 機械の事で知らない事など無い。 「…お前も綺麗になったな…」 ヒューはバイクの給油タンクに手を乗せ柔らかく笑む。 彼の父はヒューが五歳の時他界した。 この子供あっての父親、親子共々機械バカだった。
『機械は素直だ。いつも暖かい心を持って接すればそれに機械も答えてくれる』 これは父親の口癖。 そしてそんな父をヒューは尊敬していた。 「さてと…飯食いに行くかな…」 溶接場から離れて控え室(着替えに使う部屋だが広いため食事場にもなっている)に向かう。 廊下の窓から夏の熱い陽が顔に当たり、思わず目を閉じ立ち止まる。 「うわっ…眩しいなぁ」 右手で太陽を隠しながらうっすらと目を開けた。 チカチカと目が痛い中、頭の中にふうっと曲が流れ始める。 『いつの間にか青空 濡れてる…』 フッ…と苦笑を漏らしヒューは、もう病気かな?と目を俯かせた。 「おそくなりましたー……って!!!ェエ?!」
突発、続き書いてよいですか?(´・ω・`)
OKOKどんどんいってくれ
ルーシー期待
だみあん?! …だみあん×睦月って事か? 微妙に書きたいなぁ。 シャークに萌えるんだが、シャーク×ユリちゃんとかどうよ
睦月、性別不明にしとけば色々妄想できて良かったのにな >ヒュルシ氏 イイ!期待゚+.(・∀・)゚+.゚
控え室に入るとまず、自分の荷物の黒いリュックがテーブルの上にあるのに驚いた。(いつもテーブル下に置いている)しかしもっと驚いたのが… 「なっ…何見てるんだー!!!!;」 いつも連んでる同じ職場の親友…いや悪友二人と工場長の…孫で今年八歳になるリリが自分の荷物を荒らしていた事だった。 「あ、ヒューにい!」 無邪気な笑みでヒューに笑いかけるリリ。「あ、エロ魔神」「ホントだ!…お前も人間だったんだな…」 そしてその横で無邪気な笑みと正反対に怪しく笑う悪友二人。 「…なんで人の荷物荒らしてんだよ;」 「リリがなー…ヒューがエロ本持ってきてると言うから荷物検査してたんだよ…」 ニヤニヤと笑いながら答えると呆れていたヒューの顔が強ばった。 「………ちょっと待て、まさか…」 「じゃーん!!!」 リリが高らかに雑誌を掲げる。 「だめだよー?ヒューにい…おしごとばにこんなの持って来ちゃあ…」 「ッコラー!!!!!//;返せー!!///;」 慌ててリリから雑誌を奪い返すヒュー。すると悪友二人がヒューの肩を掴み捕まえた。 「ヒュー…お前も人の子だ。性欲があるのも解るが…」 「あぁ、ルーシーさんは無理だろ…」
ヒューが持ってた雑誌は今、世界のグラビア界で人気急上昇中のルーシー写真集だった。もちろん、エロ本では無いのだが…今は夏、グラビアの写真集は水着が多い。まだ幼いリリにはエロ本に見えたのだろう。 「…別に人が何買おうと良いだろ」 「お前ルックスは良いんだから夢ばかり見ないで身近に彼女を作れよなー」 「そーそー、アイドルなんか夢のまた夢だぜー?」 ムスリと拗ねるヒューを元気つけようとしてるのか二人は苦笑しながら語る。するとリリがその無邪気な笑みを崩さず「おおきくなったらリリがヒューにいのおよめさんになってあげるv」と言われた。 …実際無理なのは一番ヒュー自身が解っている。自分は機械バカ、相手は世界中を魅了させるグラビアアイドル。 でも、好きだった。十何年間かずっと機械バカだった自分に初めて訪れた恋。 きっかけは…CSポップンパーティ9の時、その時に彼女が歌った歌と声、姿が頭と目と耳に焼き付いて離れなくなったのが始まりで。それからずっと彼女のファンである。 たとえ叶わない恋でも毎日彼女を想う事に幸せを感じていた。 「…いいんだよ、叶わなくても、それよりお前等今日の目標まで出来たのか?」 話をすり替えようとヒューは二人にそう訪ねると一人は色塗りだけ、もう一人は終わったが次の仕事が入ってると答えた。 「そういうヒューは終わったのかの?」 「えぇ…完璧です…っておじさん!?」 にゅっと横から顔を出した工場長にヒューは驚いた。 「今電話が入ってな、車の修理の依頼が来たんじゃがヒュー、お前受けてくれんかの?」
オリジナル設定の子が出てきてます。(・ω・`)苦手な方はスルーしてください
おk(゚ー゚)b
ヒュルシイイヨイイヨー(・∀・)b >731 シャークだったらモエかドナが読みたいな。
んじゃシャークとモエちゃんで書いてみまつ。
スマイルがらみのノーマルエロ小説ってあるのだろうか。 キャラ的に好きなんだが、絡みにくいんじゃないのか… と思って。 皆様の意見求む〜。
>>740 スマイルでノーマルは、ポエットとかごめしか見たこと無い…
ついでにユーリも、ポエットとかごめしか見たこと無い…
801ばかりだからなぁ…
相手役がポエとかごめになるのは、スマ&ユリ好きのフ女子タンが自分を投影させてるからなのだろうか。 ……などと言ってみたり。
同じメルヘンだから絡ませやすいからじゃねーの?>ポエット かごめはよく解らんが。 俺はユーリとかいい男どころとの絡みは大歓迎だ。 ジャムなどに陵辱されるのを見るよりはよっぽど絵面がきれいだからな。 スマイルやらアッシュは興味無いが。
スマイルで透明になりながらいたづら・・・とか
ポエもかごも似たようなょぅι゙ょキャラだから アッパー系が好きかダウナー系が好きかで分かれるんだと思う。
( `ω´)y-~ そこで斬新にポエットがスマイルにいたづらですよ。
槍さんはドリーマーですなー… そうか、いたづらされたいのだな
かごめの場合、「人気」だからじゃないのか? キャラ同士が合う合わないよりも、キャラがそれぞれ自分好みかどうか…って とこで、カプ考えてるのが多い気がする<フジョシ あとは雰囲気とか、「みんながやってるからアテクシも☆」とか。
漏れの脳内ポップンワールドではスマイルはムラサキの姐御と繋がりがありまつ。 アッシュはクララに近づいたら物投げられるんだろうな。 あと、ポエットはメルヘン王国上空のホワイトランド。
( `ω´)y-~ … 「ヒッヒッヒ…お嬢ちゃん、ここを触ってごらん?なにもないはずなのに触れるだろ?」 「あー、ほんとーだー、なんだろうこれ? ぷにぷにしてるけどかたいね」 「ヒッヒッヒ…ヒッ」 「すごーい!なにもないところからミルク出てきたー!」 (`ω´)y-~ 酔ってるんだよ。
スマイル×ポエットは先駆者が居たんだよ。 根暗なロリコン×癒し系幼女萌え。
なにげに槍さまがいるから、一瞬画像スレと間違えたかとオモタ。
753 :
740 :04/10/03 03:57:19 ID:WYcAjWmE
>>741 なるほどね、確かに。
言われてみればそうだなぁ…。
自分もミルクしか見たこと無いし。
スマ×ロキとかなら…と思っていたのだが;;
スマイル×ムラサキは物凄く見てみたい。どんな絡みを見せてくれるのだろうか♪
意見ありがとうでしたm(__)m
どうでも良いけど、霧のところの絵板って何気に凄いメンバー集まってね? あんだけの人が集まるのはあそこ以外には絶対無いだろうな。さすが2ちゃんだ。 まあ昔は超独特の絵柄でひたすら粘着された某氏やら色々いたけど最近は減少傾向か。
>>751 根暗と癒し系か・・・何気に読み物としては普通に面白そうだな。
>>754 やっぱアーティストの方と一緒で、少しちやほやされるとすぐ叩きにかかる香具師がいるからな・・・。
>>755 サイトに乗り込んでまで叩いたりする勇気が無い癖に
2ちゃんの匿名性(つってもあそこは2ちゃんじゃなくて付属サイトだけど)を利用して
気付かれずに叩くとか人間的に駄目だな。まあ霧には筒抜けだから
ちょっとIPキックすればすぐに収まるもんだとは思うがね。
(・∀・)
ポップン5の頃のポエットのイメージが強いから、どうしてもポエットを13、4歳の女の子だと思ってしまう。 純粋培養で育ってきた天使の女の子が性に目覚める時……ハァハァハァハァあwせdrふyhlp;@ 少数派だとは判ってるけどな。
何歳でもおk
ヘンリー×ポエットなら読みたい 妖怪×ポエは腐女子臭くて個人的に苦手だ…
妖怪=腐女子か・・・はあ・・・
760をも染め上げる、妖怪×ポエ……来い!
ここの初代スレにあるユーリ×ポエット。俺を信じて読め。
ご投下まだ?
投下されないので焦らされまくり
「えぇ…いいですけど…」 「そうか、それはよかった……で、何を騒いでたんじゃ?」 「あのねー!ヒューにいが「コラーッ!!!!!;」 そんなこんなで、翌日。そのおじさんの仕事依頼が来た。 「…赤のスポーツカーか…でもぶつかったっていうより壊されたって跡だよな?…これ」 ヒューはうす暗い修理工場でじっとその赤いスポーツカーを見つめる。 傷は一つ、正面にある窓からライトのある前顔まで一本の亀裂。ぶつかって出来たにしては綺麗すぎる跡。 「酷いよな…おまえ可愛いのに…」 よしよし、とスポーツカーのボディを撫でながらそう悲しそうにヒューはつぶやく。 「今、治してやるからな」 カチリと、薄暗い工場に電気がついた。 「ヒューにいー!」 何時間がたち昼間くらいになった頃。一人の来客…リリが訪れた。 「…リリ?;此処は火とか使うから入るなって言っただろ;;」 「ちがうもん!リリはおきゃくさんつれてきたのっ!!」 「客…?」「うんっ!はい!これがあなたのくるまさんですよ」
「あっ!私のレディっ!!」 リリの後ろに立っていたのは女性だったが、…かなり怪しかった。 夏なのに膝まであるコート。分厚くて大きなサングラス。深く被られた帽子にやけに大きなマスク。 「…口裂け女…?;」 ヒューがぽそりと呟くとその女性はムッとしたように眉を寄せヒューに向けて言葉を返した。 「あら、悪かったわね、口裂けババアで!」 「いや、ババアなんていってない;」 「ヒューにいひどい!!」 リリにまで言われてしまい戸惑うヒュー。とりあえず作業道具を床に置き立ち上がった。 「えっと…この車の依頼人ですか?」 「えぇ、その赤いスポーツカー…レディの持ち主は私よ?」 「…どう見ても、ぶつかって出来た傷じゃありませんよね?何が原因なんですか??」 「…嫌がらせよ…い・や・が・ら・せ!毎日毎日…剃刀レターやら脅迫状とか…さらには私の大切なレディにまで傷をつけたのよ!もう許せない!!!」 …さっきから熱く語るなぁ…。 とヒューはしみじみ思った。もちろん、多分自分も他人に車を傷つけたらこんな感じに怒るから気持ちは解らないものでも…。 いや、何にせよこの人がどれくらいこの車が好きか解って少し嬉しかった。
ありきたりなはなしでスマソ。 酒のつまみにでもしてください(・ω・)
抜けてた;; 立ち上がった。のところから「えっと」に入る前に。 (これ以上刺激したら何言われるかわからないな…) を追加して下さい; 脳内変換よろ…OTL
ヒュールシの人乙 IDを見たらコーヒーが飲みたくなった。 お茶板だったら神のIDだね。
775 :
774 :04/10/06 00:17:47 ID:/z5DBh5s
AGFと間違えたOTL もぉね、アフォかと…
ラララげっと
ララ亘
おひさしぶりです♪ 夏に投下する予定だったSSが今頃出来ました。 今回のゲストはリエちゃんです。 宜しければヒュルシさんの後に投下いたします。
>>779 待ってました!!!
今からハァハァしてますね(´д`*)
「大丈夫ですよ、これちゃんと綺麗に直りますから」 そうヒューが告げると彼女は嬉しそうに笑いありがとうといった。 「ねぇ、なんでおねぇちゃんそんなかっこうなの??」 と、そこで黙り込んでいたリリが彼女のコートの袖を引っ張りながら問う。すると彼女は少し慌ててしゃがみリリと目線を合わせて話始めた。 「え、えぇと;お姉さんは寒がりだからなのよ;」「さむがり?でもあつそうだよ?」 外の気温は30度。確かに暑い。 「えっと、コート脱いでも大丈夫ですよ?」 ヒューも心配になったのか屈みこむ。 「へ、平気よ!?;大丈夫だから、ね?お兄さん!;」 …変だ。明らかに変だ。 ヒューは眉を寄せ彼女を見つめる。 「……何者ですか?あなた…」「…まさか…ほんとうにくちさけおんな?」 「…怪しくないし妖怪でもないわ!;」 立ち上がり数歩離れて彼女は言い放つ。 「…おや、もめとるのかの?」
するとコツコツという靴の音をたてながらおじさんが出てきた。 「あ!おじいちゃん!!」 リリが走っておじさんに抱きつく。 「おぉ、リリ、ヒューの邪魔しちゃだめじゃないか」「ちがうもん!おきゃくさんあんないしてたんだもん!!」 おじさんがヒューを見てから離れた所にいる彼女を見て柔らかく笑った。 「ルーシーさん、この子はいい子じゃから貴女の話を周りに言い回したりはしやせんぞ?だからコートを脱いでも大丈夫じゃて」 …ルー…シー? ルーシー? 「…あら、そうなの?おじさんがいうなら本当ね…なら…」 ぱさりとコートを脱ぎ帽子を外すと柔らかな金の髪がふわりと彼女の肩にかかる。 ゆっくりとした動作でサングラスを外すと凛とした青の瞳が目の前にいるヒューを捕まえた。 「改めまして…ルーシーよ。よろしくね?」「る…」 ヒューが何かをいいかけたその時だった。 「えろのおねぇさん!!!!!!」
しさも様が光臨するんですか(゜д゜) 早く終わらせますシ 序盤はちなみにエロ無しです。予告通り。暇があったらよんでくださいOTL
ちょっとあって遅くなったわ;; >660 トナカイ…さん?今晩和♪ルーシーよ☆宜しくね? >661 ハロー♪初めまして!これからよろしくねv(にっこり微笑み近づき) >663 あら、坊やvこんばんわ♪(腰曲げ相手の目線にあわせ挨拶し優しく言い) [かわいいなぁ…ほっぺぷにぷにしたいv] 【皆さんまとめてお初です;;】
ごばくりましたしんできまつ
あげとくよ
788 :
名無しさん@ピンキー :04/10/10 11:44:19 ID:JB7KZ9lA
あがってながっだ
ルーシーは美ーしー
ジャクロキとか書いて投下したいなーと思いつつも かごロキのロキたんがあまりに萌えで 後に続く勇気がないOTL 何より需要が無いorz 段々小さくなる罠…誰か漏れを許してくれ
>>791 許すというより投下してくださいおながいします
>>791 ジャクロキ!?見たい見たい!すっげー見たい!(゚∀゚)=3ムッハー
ロキに合う男って、ポ11の中じゃあんまり居ないと思う…
やはり、ジャックぐらいのキャラ立ちが欲しいところ…ッ!
許してもらえたー!?Σ(゚Д゚) 遅筆ながらがむばりまつ。 がむばってエロくしまつ。 ところで漏れ的ジャクロキって 「お姉たまといきがる子供な俺」なんだが… 良い?((゚△゚))
>>794 10以降のキャラって、人によってイメージが違うんだよな…
なりきりスレのジャクロキを見てるせいか、
「かなりキレた怪物とロリ娘」だと思ってた…w
>>794 うわあぁぁああっ
すっごい萌えるんですけど!
そんな訳で是非是非是非!!
>>797 あなたが、より萌えた方でお願いします。
SSを書く原動力は、やはり「萌え力」ですからw
>>799 そうですな…大事なことをありがとう。
マターリ書くので投下は未定、
しかもどっち設定かも未定ながら、
こそこそヤりまつ。がむばりまつ。
>>800 どちらでも楽しみにお待ちしていますm(_ _)m
803 :
名無しさん@ピンキー :04/10/12 15:21:43 ID:OpS2diWN
(;´Д`)ハァハァ
みんな(;´Д`)ハァハァ
職人の皆様、作品ラッシュでハァハァ しさも様とテトラたんの早い降臨を期待してまつ。
カゲトラSSの作者さんの光臨も期待してまつ
ムラサキSSの降臨も期待してまつ
いき神様のお帰りもお待ちしてまつ(´Д`;)スギレオリエサナハァハァ
マッハで書き上がってしまったw 順番的にしさもさんの後に投下予定でつ。 しさも(;´Д`)ハァハァ ひゅるし(;´Д`)ハァハァ どちらも楽しみにしておりまつ。萌え万歳で。
>>809 順番なんかないから、早々と投下すべし!
楽しみにしております。
>>810 同意。とりあえず出来てるなら投下してもいいんじゃないでしょうか?
しさもさんも出来てるんでしょ?
順番意識してたら現在執筆中の人が早く書上げないと 人を待たせているって意識になって焦るんじゃないかな(´・ω・`) 同じく、待たないでも投下しても良いとオモ。
>>809 さんのIDがなかなかおいしいことになってて(;´Д`)惜しいハァハァ
つーわけでお待ちしてますので頑張って下さい。
前回のIDがドキュソっぽいのに気付いて鬱OTL しかし美味いとも思う自分に更に鬱OTL じゃあ……投下してもいいでつか? あんまエロくなんなかったけど。
今回もドキュソのままだった…OTL
投下していいよ
817 :
しさも :04/10/13 22:12:18 ID:ba0T0K7/
すまん、最初に順番とか言い出しっぺはわたしです。お気遣い感謝。 こちらは明日の夜に投下しますゆえ、ジャクロキさんお先にドゾー。 同じく萌え万歳ハァハァ。
щ(゚Д゚щ)カモォォォォォォォォォォォォン
小仕事行ってた…んではお言葉に甘えて逝きまつ。 期待外れでもゴルァしないで下さいー
目の前で無邪気に眠りこけている姿を眺め、俺は溜息を吐いた。 つくづく、ロキにとっての俺ってのは、警戒する価値すら ない存在なのだと思い知らされる、複雑な気分。 ベッドの中、寝巻きは白いワンピースだった。 普段着ている物と殆ど違わないように見えるが、 袖が無いノースリーブで、スカートの裾も短い。 襟ぐりも広く取ってあって、鎖骨や胸元が見え隠れしていた。 その腕の中には、クリーム色の抱き枕がぎゅぅっと抱き締められている。 普段は大人びた様子なのに、そんな所が子供っぽくて、 ギャップに俺は小さく笑いを漏らした。
ロキに初めて会ったのは、この世界に落ちてきたその日だった。 空間を飛びまわって『敵』を探し回っていた俺だったんだけど、 その日はちょっと『飛び損ねた』。 着地点と言うか、空間を繋げる場所を間違えて、 空の真ん中に出てしまった。 勿論落ちた。 流石の俺も受身を取る事が出来ず、真っ逆さまに落ちた。 森の中に落ちた俺は、気を失っていた。身体を土にめり込ませ、 全身の感覚を投げ出してしまっていた所で――ロキが、来た。 森はロキの棲家だった。庭を荒らされたロキが出てくるのは 当たり前の事だったんだろう。 だけど俺にはそんな事が判るはずも無くて、 近付いてきた気配に――反射的に、殺気で応えた。
腕を引き、地面に叩き付け、白いワンピースを泥で汚した。 首に手を置き、眼に向けて指を突き出す。なんの躊躇も無く人を殺す、 俺の慣れきった行動、ルーチンワーク。 だが、俺が命を狙うことに慣れているのならば、 ロキは命を狙われることに慣れていた。 希少種の『魔女』として捕獲される危険と常にあったロキは、 白いワンピースの長い袖に隠していたナイフで 簡単に俺の心臓に狙いを定めてきた。 静寂の支配する時間を、俺達は同時に終わらせる。 指とナイフを同時に収めて。
「小僧。随分な挨拶だな。どこの者だ」 感情の押し殺された淡々とした声に、俺は溜息で答える。 「ねーちゃんも、いかした挨拶してんじゃんか」 馬乗りになった細い身体、何にも臆しない眼差しに見上げられる。 銀色の髪と白磁の肌が自分の下にある。 その感覚が、俺には、忘れられなかった。 まるで征服でもしているような錯覚があった。
以来、ロキを訪ねて森に通うようになった俺を、 あいつは簡単に泊めるようになった。 家と呼べないような簡素な小屋の中には、勿論客間なんて あるはずもないし、ベッドも一つだけ。ソファーも無い。 だから俺達はいつも同じベッドで眠っていた。そう、今日も。 枕を抱き締めているその寝顔は、ひどく幼い。いつも俺を 子供扱いするくせに、なんて考えて、俺はその頬に触れた。 柔らかい感触。いつも外さないハーフフィンガーグローブと サポーター代わりの包帯が、煩わしい。 直に触れたいな、なんて考えて、俺は指先の包帯を食いちぎる。 露出した爪は尖っていたから、傷付けないようにゆっくりと撫でた。 冷たくて、滑らかで。 それは犯しがたい何か聖なるもののようで。 ――――あの時と同じ征服欲が、俺の中に生まれた。
「小僧、何をしている」 眼を閉じたままにロキが俺にそう問う。 起きてる気配があるのにはなんとなく気付いてた。ただ、 無視をしていただけで。ぱっちりと開けられた眼は緑、 眠気を引き摺って僅かに染まった目元。潤んでいるのは ただの生理的な涙の分泌の所為だと判っていたけれど、 やっぱりどこかでぞくぞくする自分が止められない。 ニヤリ、笑みを向ければ、怪訝そうな表情を返される。 ああ、良いな。自分が何の側に居るのかを理解していない。 いや、理解している。でもそれを脅威に思ってなんかいない。 自負――それは欺瞞と紙一重。それは思い上がりと紙一重。 なあ、俺が、赤ん坊でも笑って殺せる『モノ』だって お前は理解して無いんだよな? 俺なんてどうとでもあしらえる子供だと思ってるんだよな? ああ、なんて、 ――――オカシテミタイ、対象。 そっと。 俺はロキの二の腕に触れた。 剥き出しのそこから。 背中に、手を突っ込んだ。
「な、ッ」 流石に戸惑った声が上がる、それすらも闘争心を煽る。 殺し屋は人外、人の外のモノ。戸惑うことなんてしない、 躊躇することなんてするはずもない。合理的に効果的に その抵抗を封じる。例えばその細首に手を当ててみたり。 ひゅ、っと喉が鳴る。ロキは俺を見据える、見上げる。 マウントポジションで俺はロキを見下ろす。普段は 背の低い俺が見下ろされるばかりだから、こういうシチュエーションは 中々新鮮で、やっぱり、ぞくぞくした。 「……小僧、悪ふざけならば朝にしろ。私は眠い」 「ロキ、状況判ってねぇの? 俺ってば今、 ロキのこと殺せる立場なんだけど?」 「だからどうした、殺し屋。報酬も怨恨も無いのに人を殺すほどに お前は暇でも狂ってもいないだろう」 「キリングジャンキー、っての? まあ確かにそんなんじゃねぇけどさぁ ……俺ってば結構強欲で、殺せないものがあるなんて許せねぇんだよな」
目を眇める、口元を吊り上げる。歯を見せて笑う、無邪気っぽく。 ロキの表情が固まった。完全に眠気を失って見開かれた眼に 僅かに浮かんだ恐怖は見逃さない。 一度調教してしまえば、あとはどうとでも出来る。 一度『怖い』と認識させることさえ出来れば。 ――――この『きれいなもの』を、俺のものに、蹂躙できる。 だけど、ロキは。 「子供の征服欲になど付き合っていられるか。 退け、ジャック。重い。私は眠る、お前も眠れ」 ああ、良いね、そーゆー反応。本気で良い。 本当に。 征服し甲斐がある。 俺はロキのワンピースに手を掛けた。 丸く開いた襟ぐりから、布地を引き裂く。音が響く、心地よく。 さあ始めようか、蹂躙を、征服を、欲望を。 子供だと侮っていたこと、後悔すれば良い。 化け物に、子供も何もあるものか。
「ッ小僧!?」 「良いね、いつまでそー言ってられるか見ものだぜ、ロキ」 「何を、言って――何をしている!」 「だーかーらー? 『征服』、だろ?」 笑って、俺はロキの胸に顔を埋めた。下着を着けない主義らしく、 引き裂いた服の下にはすぐに肌が覗く。あまり大きくないそれは、 だけど柔らかくて滑らか。ひんやりとした感触に鼻を埋めて、 俺はべろりと獣のように地肌を舐める。ひく、とロキの身体が震え、 抵抗は無言ながらも激しくなる。だけど俺の取っているポジションは 良い、簡単に覆すことなんて出来ない。跨った腹の上、振動を感じ、 ベッドの軋む音に酔いながら俺はじっくりとロキを味わう。 浮いた塩気は汗。発汗してる、ってことは、体温が上昇してるって ことだろう。感じて? それとも、冷や汗? どっちにしたって 俺にはそれが酷く心地良い。人の身体から滲み出すものを取り込むのは、 とてもとても気持ちが良い。 昂ぶる。
「感じてる?」 べろり、舐め上げてその表情を伺えばロキの眼は堅く 閉じられていた。口唇を噛み締め、染まった目元を隠す ように睫毛が縁取っている。中々そそる、乱れを押し殺す 様子は――そう、『殺す』ってのはなんでも大好きだ。 肉体でも、感情でも。俺は裂いた服を更に左右に広げる。 発育不良の乳房が完全に露にされる。白い肌の上、小さく その存在を誇示する乳首が、俺を誘った。綺麗な薄紅は 今まで誰にも触れられなかったんだろう。そう、俺が、犯すまで。 「ッひ、ぃんっ」 「はっ……良い声、かーわいい」 「、ジャ……ックぅッ」 非難するように名前を呼ばれても、俺はまるで気にしない。 ピンクの乳首に噛み付いて上下の歯で挟み、舌先をちろちろと 動かして転がすようにする。そんなにでかくない、むしろ小さい 部類に入るだろうそれが、すぐに硬く立ち上がった。 俺は喉で笑い、もう片方に爪を立てる。ロキの背が仰け反る。
甘い声で助けなんか求められたって聞けない、聞くはずが無い。 そもそも理解なんてするはずも無い、俺は化け物なんだから。 喉から漏れる笑いは止まらない、ゆっくりと、俺はロキの胸を 玩ぶ。追い上げるように緩急をつけて、揉み込んでやる。 ロキの呼吸が上がり、胸の上下も激しくなった。べろりと俺は 舌なめずりをする。もう少し。 犬歯を立てる、爪を立てる。 「あ、んぁんっ」 ビクッ。 ロキの足が突っ張った。 「あーあ、胸だけでこーんな感じちゃってんの。だっせー」 俺が笑っても、ロキの眼の焦点は合わない。プライドの高い こいつのこと、きっと自分がされたことが信じられなくて、 理解したくも無いんだろう。茫然としているその様子を 捨て置いて、俺は身体を起こす。そして、スカートの裾から 中に手を忍ばせた。
足もやっぱり体温が低かった。だけど汗ばんでしっとりと、 手に貼り付くような感覚がある。細くて、だけど骨ばってない、 女の身体の不思議な手触り。末端から中心に手を伸ばすと、 流石に我に返ったロキが慌て始める。 「ッや、めろ、ジャック! 子供でないのは判った、 だからもう止めろ、こんなことッ」 「んー? 感じてよがってイッちまってたヤツに言われても なーんも聞こえねぇよ」 「いや、触るなッ」 「やーだね」 「、止めてぇッ!」 漏らされた声の甲高さに、俺は口唇を唾液で湿らす。 止まらない。止められない。止めない。 喰い尽したい。 手を一気に奥まで突っ込む。 「――――あ」
そうか、下着を着けない主義らしいってことは、当然下も そういうこと――なんだった。 唐突に触れたのは濡れた部分。ロキの身体が硬直する、 細く白い首がふるふると振られる。眼を閉じて涙を浮かせて、 羞恥に耐えるその表情が――ひどく、そそった。 ゆっくりと指先で撫で回す。濡れそぼったその部分は、指先が 擦る度にびくびくと震えた。暫く入り口を嬲っていたところで、 ふと違和感に気付く。そしてそれを確認するため、豪快に裾を捲りあげた。 「ッやぁああぁ!!」 ロキの声も気にしない、そして、予想通りの様子に俺は唾を 飲み込んだ。ゴクリと音がするほどに強く。 赤く腫れた小さなクリトリス、全体的に小振りなそこ。 多分ちょっとデカいもんを突っ込んだら失神するんだろうな、 なんて考えて、やってみたいと思う。 白い肌に映える赤い肉、ひくひくと震えて異物を求める 淫乱の化身。その部分に、俺は眼を釘付けにされる。
陰毛は一筋も無かった。小さな子供のもののように、それは 清純な印象だった。だけど、同時に、愛液を零す様子が 淫らな雌を物語る。アンバランスで矛盾する、ギャップ―― それはきっと、ロキの抱き枕と同じに。 俺はニヤリと笑う。 「へぇ、魔女ってパイパンなんだな。綺麗な色してて可愛いじゃん? ピンクでさぁ、乳首と同じ。どっちも弄ったことないわけ?」 「ッい、うなぁ、んっ」 「指でぐりぐりやるぐらいさぁ、『オトナ』ならやるんじゃねぇの? ガキの俺だってマス掻いたことぐらいあんのにさぁ…… ロキの方が子供なんじゃん。だったら、俺がオトナにしてやるって」 「いらな、いらない、そんなのッ――ひはぁんッ!」 ぬぷ、と指を軽く突っ込むと、ロキが嬌声を上げた。そこにいつもの 冷静な落ち着きなんてものは皆無で、ただ、泣き叫ぶ雌がいるだけ。 そして子供も居なくて、化け物がいる。蹂躙を求める化け物が、俺が。
ぬちゅぬちゅ音を立てて、ピンクの部分をいじる。 クリトリスはすっかり腫れ上がって、触れられないことが 辛そうだった。でもまだ触ってやらない。剥け始めた皮も そのままに、俺はゆっくりと穴だけを弄る。とろとろと零れてくる 愛液をたまに舐めると、舌に刺激を感じた。まだ、足りない。 もっともっと出してやらなきゃとてもじゃないけど足りない。 もっともっと喰いたい、ロキを、表情を、感情を。 唾液を垂らして善がる姿じゃまだ足りない。 髪を乱して喘ぐ姿じゃ全然足りない。 下半身の疼痛に耐えながら、俺は、ロキの陰唇に噛み付いた。 舌にびりびり感じるのは愛液の刺激。クリトリスに触れないように、 ゆっくりと中に舌を突っ込んでいく。途端に溢れ出す 液が、シーツに染みを作っていく。ロキの身体ががくがく震えた。 両手で口元を押さえながら必死で耐えている。小さくなった瞳孔に、 俺の姿が映り込んでいる。まだだ。まだ足りない、まだ征服 し尽くせていない。もっと奥に入らなきゃ駄目だ。 食い尽くさなきゃ駄目だ。 俺はロキの足を強引に開き、抱え上げた。
「ッジャ……ック、ぅ?」 潤んだ眼差しは熱で溶けたような印象だった。俺はククッと 喉で笑う。子供みたいなのはどっちだか判らない。ただ一つ 確かなのは、この場のヒエラルキー。 俺は捕食者で、ロキは被捕食者であるということ。 魔女がなんだ。結局食い物だ。俺にとっての他人なんて、 みんな殺して奪って食い尽くすだけの存在でしかない。 ロキも同じだ。征服して喰らい尽くして―― 殺す、か? 「――――」 ジッパーを下ろす、取り出した自分はもう臨戦体勢だった。 先端から零れる先走りを、ゆっくりクリトリスに押し付ける。 ロキの背が仰け反って、甘い息が漏れた。感じているんだろう、 気持ちが良いんだろう。結局、雌だったわけだ。どんなに 異端だろうとどんなに強かろうと、これには、勝てない。 「ろー、き」 くく、っと、獣の言葉で俺はロキを呼んだ。 「喰われちまえ、お前なんか」 そして。 俺は一気に突き入れた。
「あ、あはぁ、ぃや――い、たぁあ!!」 ロキの叫ぶ声に俺は哄笑し、腰を使う。 ぬるぬるした感触はあるけれど、やっぱり中は狭い。締め付ける感じ が全体を覆ってくる。ぐりぐり押し付けて、玉を入り口に 擦り付けるぐらい深く突っ込んだ。じゅくじゅくに熟れた その場所から伝わる熱に背筋が震える。 射精を誘って全体が揉み絞られる感覚、女の身体の特徴。 何度も出し入れすることで、俺はそれに拍車を掛ける。 濡れた音が声より大きく響いた、じゅ、っぽ、じゅぽ。聴覚に 訴えるそれが気持ちいい。舌なめずりをして、それすら喰らう。 処女膜は最初の一撃で突き破っていた。白い肌、ピンクの中、 その間から流れ出す赤が鮮やかでとても綺麗だった。 ロキの染まった目元と同じように、コントラストが視覚を犯す。 もっと欲しい、もっと欲しい。 もっともっと征服しないと気がすまない。
俺は結合部に、強引に自分の指を突き入れた。ロキの身体が 硬直して、足がつっぱる。太ももの内側に筋が浮いた、それを 撫でてやると僅かに力が抜けた。その隙に、また一本、指を 捻じ込んでやる。 「ッい……たぁ、あぅ」 「だって俺のじゃ足りないだろ? なあ、もっと太い方が 気持ち良いって思ってんだろ? おら」 「な、い、ぁあぁああッ!!」 指をぐるぐると動かしてやると、ロキが強く頭を振った。髪が 乱れる様子に、俺は笑う。喉を露にして仰け反る様子に 限界を感じて、仕方なく、指を抜いてやる。 本当はフィストぐらいやりたいんだけど、今は俺も限界だし。 細い脚を抱え上げてがっつんがっつんに突き上げる。締め付けは 強くなって、促される感覚に俺はまた笑みを零す。 嫌がっても痛がっても、腹の中に出されるのを願う。 女の身体。女の姿。俺が、今、『女』にしてやった、ロキ。
響く音に俺は笑いを混ぜ込む、そして、腰を奥まで 一気に突き入れた。 同時にクリトリスに爪を立てて抓ってやると、ロキも 絶頂を迎える。エクスタシーに染まる表情、 唾液をだらしなく零す口元には恍惚の笑みが浮かんでいた。 そして、締め付けられる。 ぐぽ、っと音を鳴らし、俺はロキの中から自分を引き抜いた。 白と赤の、交じり合わない二つの色が垂れてくる。 まだ塞がらない膣に顔を近付けて、俺はその2色を舐めた。 獣のようにじゅるじゅると音を立てて。それを、舐め取った。
後に残ったのは、不様に引き裂かれたワンピースを纏ったままに 気絶する、ロキの姿だけだった。 胸は露にされ、スカートの裾もたくし上げられたまま。開いた形で 放り出された足の間からは、乾いた愛液の染みが覗く。それはそれで 豪く扇情的で、もう一度喰っても良いぐらいに、刺激的だった。 俺はそっとロキの額に口付け、笑う。 「いい食糧、手に入れたなぁ……」 殺すよりも腹を満たす。征服して蹂躙して、それを繰り返す事が出来る。 何もかもが、とてつもなく、美味だった。 ――――モットモット、喰イ尽クシタイ だからもっともっと喰ってやる。もっともっと犯してやる。 もっともっと。 軽く耳朶に噛み付く、歯を立てて出血させる。 それは所有の証、だった。
化け物っぽいジャックにも心惹かれたんで こうなりますた。 しさもさんお先に失礼致しましたm(_ _)m
>840 乙! 初めの方の強気なロキも最後の方の喰われる対象のロキもイイ!(*´Д`) 激しく乙!
>ジャクロキSS作者様
乙!
>>794 と
>>796 の、ちょうど中間に当たる、満足のいくSSでした♪
>840 GJ!!!!! 良い物読まさせて頂いて、有難う御座いました!!!!
GJ!獣なジャクにハァハァでした(´Д`;) なんかヘルシングを思い出した…この文体好きです。良いもん有難うございました!!
>ジャクロキさん 長編凄かったです!こういうエロ珍しいからヨカタ。 次しさもさんかな(*´∀`*) ヒュルシさんもガンガレー
ジャクロキっ子様、GJですっ! 迫力が(;´Д`)ハァハァ物でした; 次回も是非楽しみにしていますね。 さて、半年ぶりに『ししゃも擬人&女体化SS』です。 駄目な方はスルー方向。 今回、『キャンプ編』 リエちゃん登場でエロ少なめですが、どうかお付き合いください。
847 :
1/15 :04/10/15 00:11:24 ID:PGmi/c/P
────秋 ご無沙汰してました。 佐藤です。 今年の夏の猛暑が嘘のように消えて、最近めっきりと涼しくなりました。 職場では変わらぬ日々が続いています。 でも…自分の周りでは何かが変わりました。 でも何故そうなったかは僕にも見当がつかないんです…。 昼休み、職場の皆は食事に出てしまい、僕一人だけがオフィスに居残った。 僕はタイミングを見計らうように、鞄からこっそりとピンクのハンカチに包まれた小さな箱を取り出す。 包みを広げると中から黄色い小判型のお弁当箱が現れ、フタを開いて僕は両手を合わせた。 「…いただきます」 今日はじゃこチーズごはんとロールキャベツか…。 ハートや星型に切りぬいたチーズやベーコンがお弁当全体にちりばめられていた。 僕は恥ずかしくなって顔を熱くしたまま、誰にも見つからないうちに、ぱくぱくと速いペースで食べ始める。 「…こりゃまたベタなお弁当だね……」 「ぶはっ!」 背後からいきなり声をかけられて僕は思いっきり吹きだしてしまった。 「きったなぁい! なにやってんのよ佐藤くんっ!」 「げほっ!ぐぇほっ!! …モ…モモコ先輩…お、お昼行かなかったんですか?」 「うん、今日は法務局よってたから、今来たところなのよ…ところで…」 「はい?」 僕は箸を咥えたまま間抜けな返事をする。 「……誰がつくったのコレ?」 モモコさんはお弁当を指差しながら冷ややかに言った。
848 :
2/15 :04/10/15 00:12:25 ID:PGmi/c/P
僕はモモコさんから目を逸らしたまま、少し躊躇してから答えた。 「あ…じ、自分で作ったん…です…」 「もう、うそおっしゃい! でも…あの化け猫の仕業じゃなさそうね……」 はっきり化け猫と言われてしまった。 モモコさんに頭が上がらない僕は何も言い返せない。 化け猫っていうのは僕の飼い猫のことで…名前はししゃも。 バス停のゴミ箱で鳴いていたところを拾ってきた時は普通の仔猫だったんだけど…。 …何故かわからないが、ある日突然、人間の女の子になってしまった。 その秘密を知っているのは僕の他に、実際に目撃してしまったモモコさんだけなのだ。 「ごめんなさい…実は同じアパートの人が作ってくれるんです…」 「え? なんでこの時代にわざわざ他人の昼食まで世話するヤツなんかいるのよ? 長屋じゃあるまいしっ」 「いや…あの………なんで、と言うか…僕にもわからないんです…」 さかのぼって────8月下旬 「………はぁ…」 トレイを胸に抱えて溜息をつくナチュラルブラウンのウェーブパーマの女の子。 「にゃ? リエちゃん元気ない?」 ししゃもは飲みかけのミルクシェイクをテーブルに置き、心配そうに顔を覗き込んだ。 「あ…ごめんね、ししゃもちゃん…最近、ちょっとブルーでさ……」 ここは駅前のカフェ。 バイトをしているリエちゃんは服飾系デザイン学校に在学中の笑顔のかわいい子だ。 僕と同じアパートで僕の部屋の真上に住んでいる。 毎日ししゃもが騒いでドタバタと騒音を立てても笑って許してくれるんだ。 ししゃもが元猫だってことは知らないんだけど、僕が会社に行っている間はリエちゃんが仲良くしてくれている。
849 :
3/15 :04/10/15 00:13:24 ID:PGmi/c/P
「…リエちゃん…どうしたのぉ? おなかすいたの?」 「あはは、大丈夫よ! 実はねー、9月に友達とキャンプ行く予定だったんだけど…」 「にゃっ!? キャンプってなんにゃ?」 「え? キャンプ知らないの!? んとね…お外でごはん食べたり…テントで寝たり…」 「うんうん♪ そんでそんで?」 「それがね…友達の予定が合わなくてダメになっちゃったんだ…くすん、すごく楽しみにしてたのにな…」 「にゃっ! リエちゃんかわいそう……キャンプってそんなにいいとこ?」 「そうね、前にも行ったことあるところなんだけど…川がきれいで魚がたくさん釣れるのよ」 『魚がたくさん』…そのキーワードはししゃもの猫魂に火を点けた。 「魚ぁ!? にゃーっ! にゃーっ!! 行きたい〜!」 「ほんと? ししゃもちゃん、一緒に行ってくれる?」 「うんっ! 帰ったらサト…じゃなくてぇ…おにいちゃんに聞いてみるから!」 ししゃもには外では僕のことを兄と呼ばせている。 兄妹でもない限り、僕と若い女の子が一つの部屋で住んでいるとなると、狭い町の中じゃ変なウワサになりかねないからだ。 「わぁ♪ もし一緒に行けたらすっごく嬉しいな! うん、良かったら佐藤さんも行きましょって誘ってみて!」 そしてその晩、僕もキャンプにいくことを強引にししゃもに決められてしまった。 もちろん一泊とはいえ、ししゃもから目を離すわけにもいかなかったし… 今年の夏はプールにすら行けなかったので正直すごく嬉しかったんだ。 成り行きなのだが、僕らは9月の土日を利用してキャンプに行くことになった。
850 :
4/15 :04/10/15 00:14:32 ID:PGmi/c/P
────9月中旬 「んー…いい天気ですねっ♪」 リエちゃんは深呼吸をして、両手をいっぱいに広げて言った。 「うん、久しぶりに真夏日になりそうだね……寒くなくて良かったよ」 僕はテントの準備に苦労しながら空を見上げた。 「このところ涼しい日が多かったけど、今日はじっとしてるだけでも汗ばんじゃいますね…」 そう言いながらリエちゃんは胸元に手でぱたぱたと風を送る。 渓谷に沿ったキャンプ場は、沢山の自然に囲まれアウトドアには最高の場所だった。 川の流れはびっくりするほど清涼で、下流は都会の真ん中を流れているとはとても思えないほどだった。 「うん、ここってシーズンオフじゃなかったら、すごく人気ありそうだね」 見わたすと僕らの他にテントを立てているグループはちらほらとしかいない。 「そう! 去年の盆休みに来た時は端から端までテントで埋まっていたのよ! ……でも今日は日帰りで釣りやバーベキューをしに来てる人がほとんどね…」 「ほら、あっちに外国人の家族も来ているよ」 「ほんとだ! あはは、ダディクールって言ってるー♪」 「そう言えば…ししゃも何処にいったんだろ?」 「あ、川のほうにいたみたいですよ?」 なんて噂をすれば、ししゃもが慌てて走って帰ってきた。 「にゃっ! お、おさかなっ! た た た たくさんいたにゃっ!!」 なんだかものすごく興奮しているようだ。 「こら、ししゃも… お前も手伝えって」 「にゃあん、おさかな獲って!獲ってぇ!」 ししゃもは僕の袖を掴んで甘えた声を出す。
851 :
5/15 :04/10/15 00:15:32 ID:PGmi/c/P
「わかったよ…テント出来たら釣ってやるから……」 「ほんと? じゃあ先に行ってるにゃんっ♪」 「あ、滑らないように気をつ……」 言い終わらないうちに、ししゃもは釣竿を掴んで走っていってしまった。 「まったく……」 呆れた顔で見送る僕を見て、リエちゃんはくすくすと笑っていた。 「でも羨ましい…すっごく仲がいいんですね」 「あ、ああ…あはは… でも心配してばっかりですよ…」 「わたしも…佐藤さんみたいなおにいさんがいたらなぁ……」 「……え?」 「い、いえっ! なんでもないですっ! あ…わたしサラダつくりますねっ」 リエちゃんは慌ててレタスを千切りはじめた。 すると、あっというまにきれいな彩りのサラダが出来ていく。 「さすが女の子だね……どうしても僕が料理なんかすると大雑把でさ…サラダじゃなくてただの生野菜…」 「ごはんとかはししゃもちゃんが作ってるんじゃないんですか?」 「とんでもない…チョコ作りは上手でも普通の料理は全然ダメですよ…」 「じゃあ全部…佐藤さんが?」 「うん、でも仕事が忙しくて、コンビニ物とかが多いかな。 ししゃもは缶詰で済ましちゃうことが多いけど」 ここでいう缶詰とはもちろん猫まっしぐら缶のことだ。 「そんな…栄養のバランスが取れないと身体壊しちゃうよぉ…」 「あはは、心配してくれてありがとうね」
852 :
6/15 :04/10/15 00:16:50 ID:PGmi/c/P
……僕らの姿は他の人から見たらどう見えるのかな…… 友達? 兄妹? もし…ししゃもが一緒じゃなかったら恋人同士……? 気がつくと僕は、サラダを作るリエちゃんをじっと見つめていた。 いかん…最近、妄想癖気味なのかな…それに『もし、ししゃもが一緒じゃなかったら』って!? なんだか少し自己嫌悪になりながらも、やっとテントは完成した。 「おにいちゃーんっ! まだぁ!?」 待ちくたびれたししゃもが不機嫌な声をあげる。 「あ、ごめんごめんっ! 今行くから!」 僕は妄想のお詫びも込めて大声で謝った。 ────────────☆ もうすっかり日も暮れ、僕らはたくさん釣れたヤマメと冷えたビールで火を囲んだ。 「もう…おなかいっぱいにゃぁ」 満腹になったししゃもは満足そうに目を細める。 「食べすぎだよ……おなか痛くしてもしらないぞ?」 「にゃぁ…ちょっとトイレいってきまぁす…出してくるにゃ…」 「こらっ 僕らまだ食べてるんだぞっ!」 ししゃもはふらふらと森の中へ入っていった。 森を抜けると管理舎があって、そこでトイレやシャワーが借りられるようになっている。
853 :
7/15 :04/10/15 00:17:33 ID:PGmi/c/P
そんな僕らのやりとりを見てリエちゃんは楽しそうに笑った。 「ほんとに…ししゃもちゃんって一緒にいるだけで楽しいですね♪ あ、佐藤さんビールまだありますよ?」 「ありがとう でもリエちゃん…けっこう飲むんだね……」 既にリエちゃんの前にはビールの空缶が何本も転がる。 「え? これくらい普通ですよぉ」 でも明らかに顔が真っ赤になっていて少し目がぼおっとしている。 どう見てもリエちゃんのペースは早く、少し無理をしているように見えた。 「リエちゃん……なんかあったの?」 「ん……佐藤さぁん…少し愚痴ってもいい?」 「いいよ…僕でよければ」 少し不安げなリエちゃんに僕は安心させるように笑顔をむけた。 「ほんとは…今日のキャンプって…親友のさなえと…スギくんとレオくんってボーイフレンドと四人でくるはずだったの…」 火の中で焚き木のはぜる音を聞きながら、炎に照らされオレンジの横顔のリエちゃんはぽつりと語り出した。 彼女から教えてもらったことはまとめるとこんな感じだった。 今回の中止は、リエちゃんがスギくんと些細なことで喧嘩をしてしまい、四人の間が少しギクシャクしてきたことが原因だった。 スギくんが行かないと言い出したら連鎖的にレオくんもキャンセルになり、さなえちゃんも急用ができてしまった。 リエちゃんは一人ぼっちになってしまったけど、誰にも相談できず、スギくんにメールや電話をする勇気もなく… そんな途方にくれていたところに、ししゃもから声をかけられ、僕らと行くことを決めたそうだ。 僕は話を聞きながら、真剣な彼女には悪いかもしれないけれど、少し微笑ましく思った。 ……そんなことに悩んで悩んで…夢中になれる時期…僕にもあったなぁ……
854 :
8/15 :04/10/15 00:18:49 ID:PGmi/c/P
「ほんっとに…馬鹿みたいですよね……わたし…」 言いたいことを全て話してすっきりしたのか、缶の底に残ったビールを飲み干す。 「そんなことないよ……でもね…」 「…なんですか?」 「リエちゃんが悩んでいるのと同じように…スギくんも悩んでいるよ…きっと」 「……そんなことないです…もう…わたしのことなんかきらいになっちゃったんですよ…」 「ははっ、決め付けるのは早いよ…どうして喧嘩しちゃったかもわからないんでしょ?」 「うん……」 「もし、相手の考えてることがわからなかったら…その人の気持ちで考えてごらんよ」 「…………」 「なぜ彼はあんなこと言ったんだろう…お互いを理解するのって「なぜ?」から始まるんだよ。 その原因を考えてみるんだ。 自分が言った言葉とか…その時の態度とかね? そして原因がわかったら素直に謝ったり、どうしても譲れないことはハッキリ言ったり…」 「………うん…」 「ここの川ってさ、さっき釣りしてるときに思ったんだけどすごくきれいだよね。 でも、下流にいけば汚い水なんかも混ざってすっかり変わっちゃう… それでも…海に出ればみんな一緒だよね? きれいな水も汚い水も全部まざって海の水…… 上手く言えないけどさ、リエちゃんもスギくんも海みたいにお互いを考えられたら…きっと上手くいくんじゃないかな?」 リエちゃんは黙ったまま火を見つめ、僕の言葉を聞いていた。 「大丈夫大丈夫…喧嘩のイイ所は仲直りができることだからさ! 元気出して!」 一気に話してから僕は我にかえる。 僕もすっかり酔ってしまったのか……つい余計なことまで話してしまった気がする。 そしてしばらくの間、気まずい沈黙に包まれた。 「…ししゃも遅いな……また蛙でも追いかけてるのかな?」
855 :
9/15 :04/10/15 00:20:01 ID:PGmi/c/P
雰囲気を変えようとししゃもの名前を出したら、丁度ししゃもがふらふらしながら帰ってきた。 「あ、ししゃも…! どこまで行ってたんだ…心配したんだぞ?」 正直、ししゃもの出現タイミングに救われたのだが……少し様子がおかしい? 「にゃへ にゃへ ひっく にゃはははははははは♪ ひっく」 「どうした? 顔が真っ赤だぞ?」 「ししゃもちゃんも酔っちゃったの? お水のむ?」 リエちゃんも顔を上げてししゃもの様子を心配する。 しかし、ししゃもは僕らの言葉に反応せず、ずっと小さな果実を食べていた。 僕がそれを一つ取り上げると…茶緑っぽい2〜3cmくらいの丸い実だった。 「なんだこれ…? 拾ったものなんか食べたらお腹壊すぞ?」 「あ、待って……もしかしてこれ…サルナシ?」 そう言うとリエちゃんは一つ手に取り歯でかじった。 「り、リエちゃんっ! 大丈夫?」 「大丈夫ですよぉ…これおいしいんですよ? ほら」 彼女が見せた果実の断面はキウイにそっくりだった。 僕も食べてみる。 少し喉にいがらっぽさがのこるがキウイをさらに濃くしたような味で美味しかった。 それをさっきからししゃもはずっと食べ続けている。 よく見るとポケットにぎっしりサルナシの実がつまっていた。 「森でこれ採ってて遅くなったのか…でもホントにこれキウイそっくり…初めて見たよ」 「ええ、これってキウイと同じマタタビ科の植物なんです♪ タルトとかにしても美味しいんですよ」 「へえ、リエちゃん詳しいね…マタタビ……なるほど… って、 し し ゃ も ぉ っ !!」 「にゃひ…にゃひひひひ……ふにゃぁ……亜qw背drftgyふじこl;p@:」 ……すでに手遅れであった。 ししゃもはすっかりぐでんぐでんになってひっくり返っていた。 「しょ、しょうがないなぁ…ししゃものやつビール飲みすぎて…よいしょっと…」
856 :
10/15 :04/10/15 00:20:59 ID:PGmi/c/P
僕は必死に誤魔化しながらししゃもをずるずると引きずっていった。 とりあえずくたくたになったししゃもをテントに放り込む。 すると体を丸めてすぐに寝息を立て始めた。 昼間あんだけはしゃいで、お腹いっぱい食べて、最後にマタタビ(の仲間)でいい気分である。 無理もない。 「…おやすみ…ししゃも……」 僕はそっとししゃもの寝顔に囁いた。 「佐藤さんって……ほんとに優しいんですね…」 「あ…リエちゃん」 振り向くとリエちゃんが後ろに立って心配そうに覗き込んでいた。 「……ししゃもちゃんは…幸せですね……こんなに素敵なお兄さんがいるんだもん…」 その言葉と、僕を上目遣いで見つめるリエちゃんの視線に心臓が高鳴る。 「…い、いや……その…すすすすてきって…」 「うふふ、わたしもちょっと酔っちゃいました……先に寝ますね……」 そう言って熱い頬を両手で押さえたリエちゃんはテントの奥に行くと毛布を被った。 四人向けのテントは三人並んでも充分余裕がある。 寝るときはリエちゃんが一番奥で僕が入り口側、ししゃもが真ん中と事前に決めていた。 「あ、リエちゃん…着替たりとかするでしょ? 僕はもうちょっと外にいるから…おやすみ…」 僕は少し夜風にあたろうと思い、外へ出ようとした。 「……佐藤さん…」 「ん? どうしたの?」 振り向くとリエちゃんは毛布から顔を半分だけ出して僕の方を見つめる。 「……ありがとうございました……わたし…佐藤さんともっと早く会えたらよかったな……」 最後のほうがよく聞こえなくて僕は「え?」と聞き返した。 「…なんでもないです……おやすみなさい…」 「あ、ああ…おやすみ…」 テントの外へ出ると都会では見られないような満天の星空だった。 僕は酔い覚ましに一人で星を見ながら川沿いを散歩することにした。
857 :
11/15 :04/10/15 00:22:01 ID:PGmi/c/P
────────────☆ 「…んにゃ……」 佐藤が出て行って約一時間後、ししゃもは目を覚ました。 「…んにゃぁあああん…ごろごろ…」 まだほんのり顔が赤く、とろんとした目つきできょろきょろと周りを見る。 「…ママ…毛づくろい………うにゃ……」 どうやらサルナシ酔いから未だ醒めやらず、寝惚けているようだ。 「……ん…」 すぐ隣でリエが寝返りをうつと、茶色の髪がふわふわと揺れる。 「……ママ……そこにいたにゃ…?」 テントの中は鼻をつままれてもわからないくらい真っ暗なのだが、ししゃもの目はどんなに暗くても隅々まで見ることができる。 ししゃもはリエの方に四つんばいでそっと近づくと毛布をめくる。 リエはTシャツに下着だけという無防備な姿ですやすやと眠っていた。 「………にゃ…ぺろ」 じゃれるように頬を軽く舐めてみる。 「……んん…」 ぴくっとリエが反応する。 「…ぺろ……ちゅ…ママ…会いたかったにゃ……」 リエをおぼろげな記憶の母猫と勘違いしたししゃもは、リエの首筋をぺろぺろと舐め回し始めた。 「…ぁ……んんっ……」 佐藤さん…わたしたち…もう少し早く会えてたら…… あ……だめです…わたし…スギくんて彼氏が……だめ…… さすがにリエもぼんやりと目を覚ます。 「…あ……は…だ、だれ? あんっ! さ……さとうさん…?」 しかし毛づくろいに夢中になり、完全に心が猫の頃に戻っていたししゃもは言葉を発さなかった。 「んぁ…だめです……おねがぃ…あ…やめてくだ……んくっ…」
858 :
12/15 :04/10/15 00:23:16 ID:PGmi/c/P
微睡みの中で佐藤が夢に出てきていた。 それほど今日の一件は印象に残っていたのであろう。 そこにアルコールによる酔いも手伝い、リエは夢と現実の境界が曖昧になっていた。 その証拠にリエは言葉では抵抗はするが、身体は素直に佐藤(ししゃも)のなすがままになっていた。 そしてししゃもの手がリエのTシャツをめくり上げる、すると汗ばんだふくらみがぽろっとこぼれ落ちた。 「ぃやあっ…はずかし……はぁ…はぁ…ししゃもちゃんが…起きちゃうよぉ……っ」 本人は気付いていないのだが、そのししゃも本人がふくらみを舌でこね回し、固く尖った先端に吸い付く。 「んふっ!」 リエの胸にくすぐったいような切ない刺激が襲う。 さらに頬、鎖骨、脇、腕、指先まで丹念に舌が這い回る。 「ふっ…にゃ……ふぅ……んっ……」 ししゃもは鼻を鳴らしながら存分に味わった。 ししゃもの舌は、猫のときのままで表面が非常にざらざらしている。 しかもそれが人間サイズの大きさで、それで体中を舐められるのだ。 リエは押し寄せる快感の波に必死に抵抗していた。 「さとう…さぁん……へんな…気……ふぁっ!」 ししゃもの舌は止まらず、リエを裏返して背中まで舐め尽くす。 「ん…ごろにゃ……あむ…れろ…れろ…ぴちゅ…」 「ああっ! あ! ああぁーっ!」 ところで、その頃佐藤は… 「…あれ? さっきここ通った気が…?」 僕は完全に夜道に迷ってしまった…。 「うわぁっ!薮蚊がぁ!!」 あちこち刺されながら走って逃げる。 どんどんテントから遠ざかっていくことにも気付かずに…。
859 :
13/15 :04/10/15 00:24:39 ID:PGmi/c/P
────────────☆ 「ああんっ! あぁああんっ! もう…ゆるしてぇ……っ!」 また仰向けに転がされ、へそを舐められながらリエは泣きながら身をくねらせ、首を振って許しを請う。 だが、言葉と裏腹にリエはすっかりびしょびしょになったショーツを腰を浮かせて自分の手で下ろし始めていた。 秘部が露になると狭いテントの中に『女の香り』が広がる。 『……あ、このにおい…』 ししゃもは本能でフェロモンを察知し、これもまた強烈に母猫の記憶を呼び覚ました。 すかさずリエの足の間に顔を埋め、匂いの強い場所に舌を這わせる。 「あひいっ!!!」 リエの背筋がバネのように、びくんと跳ねた。 淫裂をなぞるように何度も強くざらざらの舌が往復する。 リエの脳の中心がびりびりと痺れてきた。 「は…あ…あっ…あっ…も、もう…らめ……ぇ…」 ししゃもの肩に乗せた足が宙に浮き上がり、ひゅくひゅくと痙攣しはじめる。 限界が近い。 リエは目をぎゅっと閉じてししゃもの頭を押さえつける。 「…いく…いっちゃうぅ! ……あぁっ! ………さとうさん…さとうさんっ、さとうさぁんっ…っ!! 」 その瞬間、ししゃもが小さな陰核をペロっと舌で擦りあげた。 「あはぁああああっ!!!」 リエは上体を跳ね起こし、背筋を反らせて絶頂を迎える。 そして暗闇の中、瞳が恍惚を浮かべ、どさっと背中が落ちた。
860 :
14/15 :04/10/15 00:25:34 ID:PGmi/c/P
「……にゃ…」 ゆっくりとししゃもが股間から顔を上げ、ベタベタになった顔を猫の仕草で洗う。 「…ん……は……は……」 リエは荒い吐息と小刻みな痙攣を繰り返しながら力尽きたように意識を失い、そのまま眠りについてしまった。 「ふわぁ…あ…」 ししゃもも大きな欠伸をするとふらっと自分の場所に戻り、身体を丸めて満足そうに眠りについた。 そして静かに朝がやってきた。 ────────────☆ 「………ん…?」 僕は野鳥の泣き声と朝日の眩しさで目を覚ます。 「…結局……疲れてこんなところで寝てしまった…」 身体についた埃や草を払いながら起き上がり、僕は言葉を失くす。 「……テント目の前だったのか……これじゃキャンプじゃなくて野宿だよぉ」 薮蚊に刺された頬を掻きながら、昨日苦労して建てたテントを恨めしげに眺めた。 すると、中からタオルを抱えたリエちゃんが姿を現した。 ……あんなカッコつけといて、一晩迷子になってたなんて恥ずかしくて言えない……。 「あ……おはよう…よく眠れた?」 僕はとっさに先に起きていたフリをする。 「……………寝れるわけ…ないじゃないですかぁ…もぅ…」 何故かリエちゃんは顔を赤くして僕の目を見てくれない。 きっと…女の子二人だけ置いて、一晩帰ってこなかったことに怒ってるのかも……。 「…あ、ゆうべは…ごめんね…」
861 :
15/15 :04/10/15 00:26:43 ID:PGmi/c/P
「………謝るくらいなら…そんなことしないでくださいっ!」 突然リエちゃんはぷいっと顔をそむけてシャワーの方へ走っていってしまった。 「え? え?」 僕はわけがわからず、その後ろ姿を見送った。 結局、帰るまでの間、リエちゃんは僕と一言も口をきいてくれなかった……。 ししゃもは帰るまで、ずっとご機嫌でうるさいくらいにはしゃいでいた。 「あのね、あのね、ひっさしぶりにママの夢みたにゃあ♪」 ────────────☆ あれから一ヶ月ほど経って、それからどうなったかというと……。 「じゃあししゃも、いってくるよ」 「にゃん! いってらっしゃーい♪」 いつもの通り、ししゃもに手を振られて僕は会社に行く。 すると、ちょうど階段を下りてくるリエちゃんと毎朝出会うようになった。 「あ、おはよう……」 「おはようございます…これ、良かったら……」 「い、いつもありがとうね」 毎朝渡されるピンクのハンカチに包まれたお弁当。 「…せめてお昼くらいはちゃんとしたもの食べてくださいね」 それだけ言うとリエちゃんは足早にバス停に向かって駆け出していく。 女の子って…わかんないですね… <END>
待ち伏せしててキタ━wwヘ√レvvヽ(゜∀。)ノwwヘ√レvv━ !!!! 乙です、しさも反則(*´Д`*)ハァハァハァハァ リエちゃんもイイ!これからスギレオリエサナ関係がどうなるか気になるところだw
ししゃも、モモコさん、ミルク、リエちゃん……。 ああ、サトウさんになりたいw
しさも氏GJです! 佐藤さん凄いなぁ…
ジャクロキものすごい勢いでGJ!! ぜひ続編も希望。勝手にロキの反撃に期待。 しさもキタ━━━━(・▽・)━━━━ッ!! リエちゃんのお弁当ハァハァ ここのスレっていろんなタイプのSSが集まりますね。マジ良スレ。
サトウさんめ!!
つかむしろサトウさん萌えw 女×男モノもいいよな…
868 :
いきなり投資 :04/10/16 23:37:44 ID:ni59aOdZ
二月十五日・・・それは昨日の涙した者が大いいと思う・・・そして昨日沢山貰った少年がいるのだが・・・ 「はぁ?虫歯?」 「そうなんですよ・・・昨日貰ったチョコ食おうとしたら・・・なってたんです」 「うわぁ・・・それは災難だったな」 少年の名はハヤト、中学二年でスノボーとか得意でその隣の学生は高校生のリョータがいた 「つ〜かこの町で痛くない、歯科ってあるんですか?」 「あぁ、昔からお世話になってる所」 しかしリョータは昨日チョコを貰ってなく、払い背に痛い歯科に向かっていた 「ここだ」 「へぇ〜ここが・・・」 ぱっとみ綺麗な歯科医院だが・・・何故か恐ろしいオーラが・・・ 「じゃ、俺バイトだから・・・またな」 「あっ、お疲れッス」
からんころんからん 中は恐ろしく静かで逆に寒気が・・・ 「あっ、いらしゃいませ〜!」 そんな恐ろしい中で一輪の美しい花が・・・ 「あっ、ココって・・・歯科医院ですか?」 「はいそうですよぉ?あっもしかして患者さんですか?」 「あっはい・・・」 僕は彼女の胸にあるネームプレイとを見た、名前はミルクっと書かれていた (ミルクさんかぁ・・・かなり可愛いなぁ・・・) 少しどきどきしながら手術室に入った
「はい、口開けて」 ・・・目の前に要るのは普通のおじさんだ・・・ミルクさんは案内したら消えちゃったし、かなりついてないなぁ〜っと思った時 「はいじゃ座って」 「あ、はい」 そして、僕が座った時・・・ 「じゃ、ミルクさんお願いします」 「わかりました」 キタ━━━!!! 「あっ、お願いします」 「あ、こちらこそ」 心臓がドキドキして北・・・そんな時 「はい失礼しますー」 「えっ?」
ソ⌒∞ゝ ‥‥‥‥。 〃wWヾ ) /从*´/ ̄ ̄  ̄ / __(__ニつ/ もぼもが/____ \/____/
>868 リョータ…
「よいしっと」 そう行ってミルクさんは首かけ(なんか高級レストランとかそんな時に使うあれ)をしてくれた (あ・・・胸が当たってる・・・やわらかいな・・・) あまりの刺激に少し発情してしまった、ミルクさんはまだ気付いてないようだ・・・ 「はい、終りましたよ」 「え!?あっ、はい!」 かなり焦ったが(妄想したから)・・・少し興奮してしまった
「はい!終りましたよ!」 数分後かなりの痛さに涙しそうになった、でも頑張った!自分頑張った!!(ハヤト君はあまりの痛さに思考回路はショート寸前らしいです) 「はい、これでお口をグチュグチュしてください」 っと受け取ろうとした時・・・ バシャン 「あっ」 水が入ったコップは見事にハヤトのズボンに合った 「あっ!!すいません!!」 急いでタオルでズボンを拭いてくれたが汚れてしまい、ココで洗ってくれるっと言われ、少しの間病院へいる事になった
これは・・・・・・・・きましたよ・・・・!
もう少し文章の構成を勉強した方が…
このスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いいこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌いこのスレ嫌い
ていうか、どういうストーリーなのかわからない。 ミルクネタは多いから、どっかで見たシチュエーションばっか。
リリがビシリ!とルーシーを指さし叫ぶ。 「ぇ、えろー…??;」 放心状態になるルーシー。 「だってこの人ヒューにいの…」「Σはいはいはいはい(ry リリは黙っててくれなー…;」 ヒューは慌ててリリの口をふさぎ、捕まえた。 「ふがーっ!!もがもが…っも」 ヒューの腕の中で激しくもがくリリ。 そこでいきなりおじさんが思い出したように呟いた。 「おぉ、リリ、今日そういえばお前の好きな…えーと…忍者のスペシャルが入るぞ…確か『忍者ヒーローシノビアン〜愛は国道二十号線〜』だったかの…」 ピタリ、とリリが止まる ヒューの手を両手で無理矢理どかし、おじさんを輝いた目でみた。 「そうだった!!きょうはスペシャルだっ!!!!!」 ガスリとヒューの腹に蹴りを入れてリリはいちもくさんに走っていった。 よろめくヒュー。どうやら鳩尾に入ったらしい。 「ふぉふぉ…後は若い方に任すぞぃ、ワシはリリと事務室でテレビを見取るな」 とおじさんもそうそうと出て行ってしまった。
「…すごいわね」ルーシーがそうぼやいた。 「いつも…こんなのだ」ヒューが苦笑を漏らしながら応える。 「貴方も大変ね…にしてもなんで私がエロ……」 むむむ、と難しい顔で悩み始めるとヒューが話を変えるために立ち上がり話題を投げた。 「そ、そういえばルーシーさんって最近何か撮影の仕事やりました?」 「え…そうね…最近は暑いから海特集で水着かしら…ってグラビアなんて水着しか着ないような感じだけどね」 さっきの難しい顔はどこへやら、ルーシーは少し照れながら笑う、…ヒューには本当に綺麗な微笑みに見えた。 あこがれじゃない、好きな、恋をしている相手が目の前にいる。 「えっと…おにーさん?」「Σはい!?//」 「な、ぼーっとしてどうしたの?;」「あ…ちょ、なんでもないですよ!;」 見とれてたけど。そんな事言えない。 言えないよ。 「あ、…レディ、明後日には直りますよ…」 「本当?なら明後日取りにくるわ…っと…」 するといきなりルーシーは腕時計を見て時間を確認する。 「まだ時間…一時間くらいあるから此処に居ていいかしら?」「へっ?」
文めちゃくちゃでわかりにくかたらごめなさい。(死 ジャクロキさんとししゃもさん乙ですー+ハァハァさせていただきました(´∀`)
このスレ好きこのスレ好きこのスレ最高このスレのせいではなぢが
このスレの需要が気になる… 読みたいカプってありますか? それともカプにはこだわらずエロけりゃいいですか?
かきたいものをかくのです 愛があれば萌は自然についてくるんです
俺はカプにはあまりこだわらずエロけりゃいい。百合が好きだけど
ギャグ重視のエロギャグが欲しい。
>>886 ニャミはギャグっぽく出来そうだ。あとスミコとか
「ポップンらしさ」ですねッ!?
タイニャミとか言ってみる。 あと睦月ニャミとかも言ってみる。
ドナダミやんとか言ってみる。
生まれて初めてSSを描いてみたんだが… …果たして投下しても良いものか…(死
是非
どんとこい♪ ちなみに内容は?
895 :
891 :04/10/20 05:47:11 ID:b3zwWH8O
内容は、いつだかリクのあった デイヴ×ツララです。 しばらく仕事が立て込んでるので、ヒュルシさんの後にでも、 是非投下させていただきます♪ ふつつか者ですが頑張ります
ヤター!デイツラ好きなので今から楽しみにしてます(*´∀`)
>>895 『○○さんの後で』なんて言い出したら、その○○さんに負担がかかると思うんだがな。
優先順位なんか無いんだし、書き上がったら即投下でいいと思う。
ガンガレ。楽しみにしてるから。
じゃあ次スレのテンプレにもいれようか 前にも投下ラッシュがあったときの簡易ルールだったんだけど ・連載作品の途中でも書き上がった順に投下OKです。 重複を避けるために投下前に予告をしてください。 例:『○○×○○ 明日の夜に投下します』 ・SS投下後は感想レスの為に一日投下間隔をあけてください。 同職人による連載作品の場合は限りません。 いかがでしょ?ご意見よろしく それから次スレのテンプレキャラは誰にする?りえさなに一票
899 :
891 :04/10/20 13:21:18 ID:b3zwWH8O
>>897 >>898 了解です
では出来次第…。
もしかしたら、夕方頃に前半書き上がるかもです。
前半エロ無しですがorz
遅レスですが >ジャクロキさん 鬼畜風味なジャックの迫力が凄かったです。ロキにもハァハァ >ししゃもさん お待ちしておりました!相変わらずコメディチックで面白いです。 サトウさんの行く末が非常に気になりますw >891さん デイツラ楽しみにしてます!自分も大好きなカプなのでいつか書きたいなぁ。 そのまえにカゲトラ終わらせなきゃダメか。 OTLオソクテスミマセン
前半投下します
「あなたはサンタを信じますか―――?」 ここはこの世界でも北の外れに位置する場所 普段は人など絶対に足を踏み入れない場所に、それはひっそりと佇んでいる。 世界中の子供たちに「夢」を届ける サンタの修練所。そっちの立場で言うなら「学校」だ。 ここでは、一人前のサンタになるための様々なカリキュラムが組まれている。 地理や心理学は勿論の事、家人を起こさずにプレゼントを配って回るための「隠密術」などもある。 物語の舞台は11月 修練所が一番盛り上がる時期。 何故かというと、 毎年男女各一名ずつの見習いが「本番」…つまり12月24日〜25日の間のプレゼントの配達に 参加できる仕組みになっていて、その選考会が11月の最後の日曜に開かれるからだ。 誰もがそのメンバーに憧れ、それを目指す。 もちろん俺だって例外じゃない。 今年は…今年こそは俺が勝ち残って、一人前のサンタになってみせる。
ついにその日がやってきた。 11月の最後の日曜日 俺たちは、たくさんのソリが止めてある大きなガレージに召集された。 希望者のほぼ全員が集まった頃、一人の男が皆の前に立った。 帽子をかぶり、サングラスを掛け、何故か宙に浮いている。変な男だ…。 「あ〜ぁ・・・ったく、かったりぃなぁ・・・。」 とでも言いたげに大きく欠伸をしている。 なんなんだこいつは・・・。 そんなことを考えていたときだった。 「う〜し、みんな集まったみてぇだな。じゃあ今回の選考会の説明、始めっぞ〜」 その男は欠伸の余韻を残しながらそう喋った。 騒々しかったガレージが一瞬で静まり返り、張り詰めた空気がその場を支配した。
「――さて、今回お前らは男女2人1組で行動してもらう。で、今回はプレゼントの代わりに・・・」 男が手を前に差し出し、何かをブツブツ口元で呟く。 すると彼の掌の上にフワッと、青白く幻想的な光を放つウィスプが現れた。 何人かの修練生はウットリとした表情で溜息を漏らした。 「―――こいつを配ってもらう。それぞれのソリに地図と配達先の名簿、そしてコレが用意してある。 配達数は、各組100コだ。んで、一番早く帰ってきた1組が、晴れて合格ってぇワケだ。簡単だろ?」 それだけ言い終えると、その男はウィスプを宙に放り投げ、右手の人差し指をその光の塊に向け、一言二言呟いた。 ―――刹那、一つの光の塊は破裂し、数百、数千の光の欠片となり、ガレージは幻想的な蒼い光で包まれた。 まるでクリスマスの夜の街の様に。 何人もの修練生が息を呑み、感極まっている者さえ見受けられる。 その余韻も覚めやらぬ内に、 「んじゃあ組を決めるかぁ。各自、受付で貰った袋を開けろぉ」 男は頭をポリポリ掻きながら言った。 ハッと我に返った俺は、ゴソゴソと袋を開ける。 中には「175」と彫られたシルバーアクセサリーが入っていた。 「じゃあ、アクセに彫ってある数字と同じソリに乗って出発だ。ほれ、行け行け」 最後に男は面倒臭そうに言い放った。
「さぁて・・俺のパートナーは誰かねぇ」 『175』と書かれたソリに辿り着くと、既にパートナーは来ているようだった。 俺は少し小走りにソリに飛び乗った。 「わりぃわりぃwさぁて、出発すr・・・」 「あ、来た来たw遅いですy・・・」 『はぁぁぁあッ!!!?』 二人分の叫びがガレージに響き、大勢の修練生がこちらに振り向いた。 最悪だ・・・。よりによって・・・またお前か・・・。 ――――――――――――――――――――――― 一番恐れていた事態が起きた。 俺の頭の中で、去年の惨事がフラッシュバックする。 ―――配達先の家人にバレて・・・道に迷い・・・挙句の果てに時間切れ・・・。 当然合格出来る訳もなく・・・――― そのときのパートナーが、今目の前にいるツララなのだ。 (お・・・終わったな・・・。) どうやらあっちも同じようなことを考えていたらしく、呆然と溜息を吐いている。 「終わったわね・・・。今年もこのトナカイと一緒だなんて・・・」 完全にやる気が無くなった声で、ツララが呟いた。俺に聞こえるように。 「はぁ、またお前と一緒かよ。こりゃ今回は諦めたほうが良いなァ!」 わざと語尾を強調して一息に言い終わると、案の定ツララが突っかかってきた。 「何よ!去年はアンタの方向音痴のせいで道間違えたんでしょ!?」 「お前だって人ん家の中で、外に居る俺にも聞こえるくらいの叫び声あげてたじゃねえか!」 俺らが睨み合って火花を散らしているうちに、ドンドンと他の組は出発していく。 『175番、早く出発しなさい!』 『は、ハイッ!!!』 場内アナウンスの叫びを食らい、俺たちのソリは夜の闇へ消えていった。
ソリの中でも、俺たちは口喧嘩が絶えなかった。 「だからアレは、台所にゴキ●リがいたからビックリして・・・ッ!」 「だからってあんなに叫ぶかァ!?普通よぉ!」 「うッ・・・うぐぅ・・ぅあぁもう、うるさーーーいッッ!!」 「お前がうるせぇんだよ!!」 地上にも届きそうなくらいの叫び声と金切り声をあげながら、俺たちは所定の場所へ ウィスプを配達していった。 ――――――――― 「次は団地だぞ・・・えっと、1つの棟につき15個だとよ」 「はいはい、了〜解・・・っと・・・。」 俺が指示書を読みながらそう言うと、ツララは手馴れた手つきで大きな袋にウィスプを詰めていく。 「あれ・・・?2つ入らない・・・ッ。」 どうやら入りきらなかったらしく、一つをコートの帽子部分に詰め込んで、 もう一つは片手で大事そうに抱えて立ち上がった。 「じゃ行ってくるわね。よっ・・・と―――きゃぁあっ!」 ツララがソリからビルの屋上へと跳び移ろうとした時だった。 急に突風が吹き、バランスを失い彼女の身体がグラリと揺らめいたのだ。
―――迂闊だった。 団地や高層ビルが立ち並ぶ地域では、時々ビル風と呼ばれる突風が吹くのだ。 ツララの身体がソリとビルの間の空間に沈んでいく―――。 「――――ッ!!」 間一髪、俺はツララの手を捕まえることができた。 ツララは、じっと下を向き、恐怖に唇を噛み締めているようだった。 「デイヴ・・・ッ!あたし怖いよ・・っ!」 バッと上を向いたツララの瞳からは、涙が零れていた。 「イイから捕まれッ!早くっ!!」 ツララは、一瞬戸惑ったが、ウィスプを手放し両手でデイヴの腕にしがみついた。 ――――――カシャン・・・ 遥か下のほうで、ウィスプの割れる音がした。 俺は一気にツララの身体を引き上げ、間一髪、なんとかソリに戻した。 「はぁ・・・はぁ・・・」 ツララは、荒い息を抑えながら、手の甲で涙を拭っている。よっぽど怖かったのだろう。 「・・・大丈夫か?・・」 掛ける言葉が見つからず、ぶっきらぼうに俺がそう言うと、彼女はゆっくりと首を縦に振った。
―――――――――――――――数時間後――――――――――――――― 多少強がりも入ってはいたが、ツララはいつもの調子に戻り、100個の内、半分くらいは配達し終えた。 そして次の配達先へ向かっているときだった。 「ねぇ、さっきはありがとね。」 急にツララがそう言ってきた。 「あぁ、別に」 俺が振り向きもせずに言い放った。 すると、そのことに腹を立てたのか、さっきより少し不機嫌そうにツララは 「そうだ、さっきのお返ししなきゃ。」 と言いだした。 「別にイイって言ってんだろ?」 と、俺はまた振り向きもしないで返事をした。 「良くないッ!!」 急な大声にビックリしてツララのほうを見た。 彼女は何かを企んでそうな悪戯っぽい目でこちらを見ていた。 俺の背中にゾクゾクと冷たいものが走ったのが分かった。 「だって、アンタみたいなトナカイに借りがあったら、あたしのプライドがズタボロじゃない!」 ツララは、「トナカイ」の部分を若干強めに発音しながら、口には意味ありげな微笑を浮かべていた。 プライドねぇ・・・。
俺はハッキリ言って、あまりツララの話を聞いてはいなかった。 「だから今のうちにお返ししとくのよッ。そうねぇ・・・何がいいかなぁ・・w」 正直どうでもいい。でもあの目付きが異様に気になる・・とかボンヤリ考えているときだった。 ん・・・・・む。 なんか唇に柔らかい感触が・・・・ なぜかツララの顔がスッゲェ近くに在るってのも分かる。 何が起こっているんだろう・・・? 「―――――――ッ!!?」 全ての情報が俺の頭の中で整理されるのに、相当な時間がかかった。 ―――ツララが、いきなり唇を重ねてきたのだ。
前半投下完了・・・ッ; エロなくてゴメンナサイOTL とりあえず次でエロ入りたいと思います。 スレ汚し失礼orz
>>895 キタ−−−(´∀`*)−−−−!!!
以前デイツラキボンしたの俺です…ありがとう神様!続きも激しく期待(´Д`;)
>>911 前半乙〜! 本当にSS初めてなんですか?すごく読みやすくて(・∀・)イイ!!です!
後半も期待してますので、ゆっくり書いてくださいね!
GJ!
>>911 初SS乙カレー!
サンタの設定が面白かったです!ツララもかわいいですね。
>>898 一応…次スレのテンプレなのですが…
リエちゃんと聞いて、つい出来心でこんなのつくっちまいました。キャラじゃないし…orz
916 :
915 :04/10/21 11:07:31 ID:gCI7g1z7
917 :
915 :04/10/21 11:08:28 ID:gCI7g1z7
「SS書きあげたら速攻投下で決めて リクエストはスマートに決めて願いを叶えたいのなら」 ・SS職人様はもちろん、イラスト挿絵職人様も随時大歓迎。 ・もちろん,ポップン好きなら、どなたでも歓迎。 リクも投下しつづければいつかは叶うでしょう。 「真夏と真冬の間に生まれたカプは まったりな萌えを描いてどこまでも進む パーフェクトすべてはおんなじ でも男同士だった いつも答えは板違いなんだ〜」 ・基本的にカップリングは自由です。 でも、男×男は投下も希望もご遠慮ください。 ・変則的男×男シチュやショタキャラは周りの反応次第では例外になるときもあります。 (過去例:ハニー、紫×アッシュ ・ ショタMZD×レイヴガールなど) 「ソフトロックで暴れたら 連続投下でYeah!」 ・連載作品の途中でも書き上がった順に投下OK。 ・重複を避けるために投下前に簡単な内容と予告をお願いします。 (例:『○○×○○ 明日の夜に投下します』 ) 「差し出した乙! 12月のキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!! グッドジョブの試食〜」 ・SS投下後は感想レスの為に一日投下間隔をあけてください。 ・でも同職人による連載作品連続投下の場合は限りません。
918 :
915 :04/10/21 11:10:31 ID:gCI7g1z7
919 :
名無しさん@ピンキー :04/10/21 11:54:51 ID:oeBYxyNQ
乙ジョブ
やべぇテンプレすげぇウケた 激しくGJ そのセンスを分けてくれと本気で願う
923 :
915 :04/10/21 20:18:47 ID:gCI7g1z7
924 :
915 :04/10/21 20:19:43 ID:gCI7g1z7
リエ 「あこがれのフランス♪ どきどきしちゃうね!」 さなえ「夕べ、緊張して眠れなかったぁ♪」 ・SS職人様はもちろん、イラスト挿絵職人様も随時大歓迎。 どきどきさせてください。 ・もちろん,ポップン好きなら、どなたでも歓迎。 眠れない夜もリクの投下をお願いします。 さなえ「あ、リエちゃんのサングラスかっこいい〜!」 リエ 「うん、どんな服と組み合わせても似合うのよ♪」 ・基本的にカップリングは自由です。 でも、男×男は投下も希望もご遠慮ください。 ・変則的男×男シチュやショタキャラは周りの反応次第では例外になるときもあります。 (過去例:ハニー、紫×アッシュ ・ ショタMZD×レイヴガールなど) リエ 「うわ…出国審査、混んでるね…間に合うかな?」 さなえ「こういうときこそ落ち着いていかなくちゃね」 ・投下が混み合っている場合など、連載作品の途中でも書き上がった順に投下OK。 ・重複を避けるために事前に簡単な内容(カプ・属性など)と投下予告をお願いします。 (例:『○○×○○ 明日の夜に投下します』 ) リエ 「そこで飛行機の模型もらっちゃった…お土産にしたら喜ぶかな…?」 さなえ「わかばくん喜びそうね♪ 飛行機キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!! とか言ってw」 ・SS投下後は感想レスの為に一日投下間隔をあけてください。 ・でも同職人による連載作品連続投下の場合は限りません。
925 :
915 :04/10/21 20:22:27 ID:gCI7g1z7
りえさないいな。 ソフロしらんやつでもわかる
リエさなの方が好きだなー。 最初のやつは、つい歌詞を思い出そうとしちゃって内容が頭に入りにくい。
やべ、すげえ悩む。どっちもGJ!
リエさなの方がGJ!
930 :
名無しさん@ピンキー :04/10/22 14:31:11 ID:TCIrFPlq
リエ×さな(;´Д`)ハァハァ
スギレ
932 :
915 :04/10/23 17:08:48 ID:lqt4gT+m
それではリエさなバージョンでFA? このペースでしたら立てるのは970くらいでOKですね。
>>915 誰もお前のテンプレ採用するとは言ってないだろ
と言ってみるテスト
まぁいいんじゃない。 他に作ろうとする人もいないし
折角テンプレまで考えてくれたんだからこれでやって欲しいな。 積極的にやってくれてありがたいよ。
次スレも良SSを期待
あの変な男に出会ってから三週間がたった。 「り。りえちゃん、へん。じゃない???」 第三回目『崩』 「変じゃないわよ??さなえによく似合ってる!」 ポップンパーティ開演まで二時間前、控え室には沢山の有名人や私たちのようなまだ名前が業界に無い新人がいた。 「やっぱ恥ずかしい!さなえにはこんな可愛い服似合わないよっ!!!」 「だから大丈夫だって;私がさなえに似合うように揃えたんだから;;;」 さなえの服は一応私がコーディネートしたもの、前日にいきなり「りえちゃん!!私着るものない!」と電話で騒がれ急遽渋谷に走って買ってきたもので…。 そんな事を前日に言うさなえが天然なのでムカツくを通り越して可愛らしい。 「あっ、二人とも着替え終わったんだね!」 そう言いながら手を振りながら私たちより一足遅く着替えを終えたスギが近づき笑いかけた。 「わぁ!スギさんそれってCDのカバーの…」 「うん!星達よりも高く飛ぶの衣装!このベレー帽、好きなんだ〜」 さなえの興奮の問いかけに照れながら答えるスギ 「あれ…レオさんは…??」 「レオ?なら…機材室に運んでる自分の音楽機械の最後の点検してると思う…」 「あ、なら私も…りえちゃん、私レオさんに話があるから、ちょっといくね?」
小走りで走るさなえが見えなくなるとスギが私の方を向き口を開いた。 「あの…りえちゃん?」 「何??」「そのー…好きな男の子とか居る?」 「……別にいないよ?」「あの…じゃあさ…僕とか……えと」 顔を真っ赤にして俯きボソボソと何か呟くとスギはパッと真剣な目をし私を見つめた。 「僕、りえちゃんが好きなんだ」「そう」 … … … 「……へ?」「どうしたの??」 「その…そうって…」「別に?」 「あの…コレ告白…」「ふーん、有難う」 「……お返事は…」「ごめんなさい」 ガックリ、と肩を落としてスギは溜息を吐いた。……やれやれ。 「あのねスギ、私は貴方は嫌いじゃないけど、、男は…昔ちょっとあって、ね」
「ちょっと…って?」 ふっ、と顔を上げさっきみたく真剣に訊いてくるスギの目線をそらし。私は少しだけ続けた。 「それは秘密、けど男は駄目みたいなの」 するとスギは何か考え込み、暫くして私に向かってつぶやいた。 「それは…さなえちゃんが好きだから?でも…さなえちゃんは…」 「…さなえが、何?」 「さなえちゃんは…」 「…スギ。リエ。なーにしてんだよ」 レオ…またこいつは大事なときに…。。スギがその先を言う前にひょこりと顔を出して邪魔をしてきた。 「…今日の打ち上げの話だよ」「打ち上げ?」 スギの溜息まじりの答えにさらに疑問系で返すレオ。 「そ、…さなえちゃんは?」「あ、さなえは………もうすぐ来るんじゃないか?」 やけに笑顔のレオ。何かあったのか…。 沈んでるスギと比べると正に天国と地獄だった。 暫く関係ない話を三人でしているといきなり辺りのライトが消えて、ステージにスポットライトの明かりがついた。 『皆さん、お待たせいたしました』
ステージの上に立ったのは猫耳の女の子と…ウサギ耳の女の子。顔がそっくり…。 周りの声も聞こえなくなり、しんとした静寂が会場を包む。 『ポップンパーティ、それは音楽を極めたものたちが集う神の聖地!』 『そう、貴方達の中から神様が用意したパーティの出席券を与えられます!』 『長い長ーい練習、血と涙の曲!愛と勇気の歌声!熱い、時には冷たい歌詞!!』 『すべての音楽はここに!すべては神様の元へ!!』 『『We love music! We love ポップンミュージック!!これよりポップンパーティ出席試験をはじめます!!!!』』 大歓声と拍手が巻き起こる。 「はじ…まったのね…」 ごくりと唾を飲み込み、そのすごさに私は驚いた。 「すべての音楽…」 レオも隣で目を細めてステージを見ている 「り、りえちゃーん;」 「さなえ!?」 人の波を乗り越えて疲れきった顔のさなえを私は抱き止めて迎えた。 「始まったんだね;」「何してたの?;心配してたんだから…」 「ごめんね…その…」 さなえの目線がレオに行く。レオも気づいたのかさなえに柔らかい目線を送る。が、レオが見つめた瞬間、さなえが真っ赤になって私の方に急いで顔を戻した。 「ちょっと!;ね?;」「……そう」
941 :
いき :04/10/24 22:49:38 ID:3ft2yb98
お久しぶりです○rz ちょいと用事でこれませんでした…。 これからはちょこちょこ来ますのでまた良かったらよろしくなのです。 でわ。
ミミニャミがステージに立ったりポップンパーティ楽しそうで(・∀・)イイ!!
943 :
915 :04/10/25 16:58:11 ID:Fo6S0pGC
>>933 ごもっとも。
では次スレまでに他の方のテンプレも投下されましたら、どれにするか皆さんで選んでください。
よろしくお願いしまーす。
>>941 いきさん、お帰りなさい! 続き期待してますね。
944 :
名無しさん@ピンキー :04/10/26 14:40:59 ID:RIkn9rPv
変は天然
なんか恋だ!
恋のシャレード
鯉のキャッチボール
KOIPUNK 恋しいね
949 :
名無しさん@ピンキー :04/10/27 12:37:29 ID:RtbbIE22
結局>933は自分のテンプレ案ないの?ずいぶん偉そうだったのにね。 じゃあ俺もリエさなテンプレに一票 ( ´∀`)ノ 980踏んだ人はスレ立てよろ。つーことで、まだ余裕あるから職人様の投下お待ちしてます。
952 :
名無しさん@ピンキー :04/10/28 13:55:09 ID:qMZJCh0A
UME
ニャミミきぼん
サユリきぼん
ミミニャミ
956 :
名無しさん@ピンキー :04/10/29 13:09:20 ID:5yGo1oqq
ミルク×ポエット
チノ×サファイヤ
ミサキ×ハヤトorカジカの逆レイプ物きぼん ミルク以外にSっぽい女キャラっつーとまず最初にミサキの姿が浮かぶ
ちょっとまって レディメタの人は
っていうか、ピンク掲示板のカテゴリ多すぎると思う…。全部把握するなんて無理になってきた。 ポップン関連のスレってここと、半角二次元のポップンミュージックキャラスレ以外にあるん?
この板に、なりきりスレがある。 あとキャラサロン板に雑質スレが。
リゼット受けまだー?