1 :
名無しさん@ピンキー :
04/03/31 01:23 ID:NzccmihK
2 :
名無しさん@ピンキー :04/03/31 01:24 ID:8L5KiWhZ
_ _ 〃┏━━ 、 パタパタ | ノノソハ))) (((\リリ ´ー`リ < うぐぅ♪ ((ニE/⌒ヾ∞"ヽ (こ) ∞ |こ) く__∞,ノ し' し'
3 :
名無しさん@ピンキー :04/03/31 02:02 ID:NzccmihK
かもん
カリオストロの城もジブリかなぁ? それにしてもハヤオさん、エロい…いや偉い人だ。
>>4 それほど厳密に考えなくてもいいんじゃない?
保守
こまめに保守
保守
保守
11 :
名無しさん@ピンキー :04/04/01 21:48 ID:RljppuAO
保守
ナウシカスレで書いてた者なんだが、原作ナウシカもこっちでやっていいの? と言っても今すぐ投下するわけじゃないけども。
14 :
1 :04/04/01 23:17 ID:MDFn12ok
>>12 ナウシカには原作があるってことをすっかり忘れて合流してしまいました…
宜しければこちらに投下お願いします。
じゃあ書きかけのナムリス×クシャナの続き、 原作知らん人には悪いけどまた書けたらここに投下させて頂きます。
16 :
1 :04/04/02 02:27 ID:RpQmHSSX
>15 >ナムリス×クシャナ続き お待ちしてます!
ほしゅ
19 :
名無しさん@ピンキー :04/04/03 02:22 ID:mJofMr1o
保守っておこう。 ついでにageておこう。
保守
21 :
名無しさん@ピンキー :04/04/04 07:41 ID:Pkdk+FUr
まだ移動できてない人も居るかもしれないしね〜 保守age
保守
23 :
名無しさん@ピンキー :04/04/05 11:10 ID:avBezsl8
保守しておくぜ
24 :
名無しさん@ピンキー :04/04/05 20:40 ID:nZh1j8Bp
保守
待ってる待ってる待っている
待ってて待ってて待っていて ちゃんと書いてるんで
待ってまつ。
保守しつつ気長に
「酷えなあ。そりゃお前みたいに綺麗な顔してるわけじゃないが。」 ナムリスは横臥に蹲った体の脇に手を付くと、やや傾いだ顔に頸を伸ばし、文字通り美しく整った顔に目を落とした。 その目を避けるように、それまでじっとしていた瞳が軽く瞬きした後、斜に逸れた。 「世辞を言っても無駄だぞ。」 「こんな時に世辞が言えるほど気の利いた性格はしちゃいないさ。」 言い終わるや否や、倒れ込んでいる女の、少し骨張った肩の辺りに腕を回しそっと抱き起こした。 拍子に、猫のように丸まっていた手足が力無く伸びる。 このまま重なり合うものだと思っていたクシャナは一瞬戸惑ったが、 自分の方から男を引き倒す事など出来るわけもなく、肩を掴む腕に自らのそれを絡ませゆっくり起き上がった。 肩から胴へと移った腕に抱き寄せられ、丁度男の胸に背中を預け、膝の内に抱え込まれる形になった。 背と胸が合わさり、腰と腹とが合わさり掛けた途端、既に強張った下腹を感じて俄かに女の腰が浮いた。 「今更逃げるなよ。」 言って、ナムリスは離れようとする体を脚と腕を使って押え込んだ。 右の肩に顎をのせ、蒼ざめた耳元に口を寄せ、 「怖いのか。」 珍しく真面目な声で囁いた。 クシャナは何も言わずに少し俯くと、小さく溜息を吐き、体の力を緩め、男の胸に静かに身を凭せていった。 異国の男の肌はその指や唇と同じように冷えた感触を彼女に与えた。 重みを預け切った瞬間、強引に体を押え付けていた腕がふっと解かれたかと思うと、 脇の下を通って胸の下に巻き直り、また抱き竦められた。 乳房をまさぐるかに思えた手はその下の肌をなぞった。
漸くこれだけ搾り出せたので取りあえず投下。
これまでのやつは
>>1 に書いてある保管庫の方に
収蔵されているみたいなので、そちらを参照して下さい。
ブラボー!!!!!!! 自分女ですが、ぶっきらぼうなくせに優しいナムリスに激しく(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ 濡れます。
ハウルがキムタク・・・。
もう見たくない。なぜだなぜよりによってあsdfghjkl;’
キャストに素人や俳優女優を使うのはやめてくれとあれほどくぁくぁくぁw背drftgyふじっこlllp;@:
見る気も失せたけどエロ書く気も失せたな・・・ もう鈴木Pはいい加減しtgyふじこlp;@:「」
34のふじっこに爆笑。え、知らない?ふじっこ。
37 :
名無しさん@ピンキー :04/04/21 22:06 ID:kusvmne8
ageてみる 需要はきっとあるはずっ
39 :
名無しさん@ピンキー :04/05/03 18:44 ID:wPE0+/uT
聖司×雫で神降臨キボンヌ
オーム×ナウシカはあるのに、なぜ トトロ×サツキとか ネコバス×サツキとかないんだろう。
41 :
選択 :04/05/03 19:45 ID:Tih4UgTm
晴れ渡る空は煙らせることなく色付きはじめた水平線を映しだしていた。 穏やかな海には、傾き紅くなりはじめた陽光が降りそそぎ、遥か後方の水面へと機体の影を描かせている。 僅かな向かい風の中、どこか線の細い飛行艇がゆっくりとアドリア海を渡っていた。 (・・・・良い午後だ) 午後の日差しを受けつつ飛行艇を操る口髭の男は、陽光の眩しさに目を細めつつ天と海の狭間を飛ぶ。 男の名はポルコ=ロッソ。 操る機体は往年の名機、イギリス製飛行艇ショート184。 第一次世界大戦に於いて活躍したこの機体も、いまや完全に時代遅れの代物になっていた。 機体の剛性が不足しているため運動性に劣っており、それは旋回性の低さとして顕著に現れていた。 また剛性不足は出力の大きなエンジンを積む事を許さず、よって上昇速度や最高速そして巡航速度も明かに低い。 だが機体の許す範囲ならば軽快かつ従順な操縦性は、時を越えた操る楽しさを乗り手に伝えていた。 ポルコは推定現在位置と気象条件と飛行速度から目的地への到達時刻を導き出す。 このまま順調に飛行を続ければ、日が暮れる頃にはホテル・アドリアーノに着くだろう。 そう考えたとき、マダム・ジーナのことが脳裏をかすめた。 彼は今晩ジーナに伝えるつもりだ。ポルコ=ロッソとして生きると。
42 :
. :04/05/03 19:46 ID:Tih4UgTm
マルコ=パゴットは死んだ人間だった。 ひたむきな情熱は若さと共に失っている。 それゆえ国や民族や宗教といった自分が属すべきところに執着しない。 むしろ、そんなものは軽蔑に値していた。 愛という言葉の意味も変わった。 盲目的に想いを寄せつつ、友情との板挟みで自らの想いを逸らした若き日々。 大義に命を賭けて、それによって愛する人々を守れると信じていた戦いの日々。 どこかへ投げ捨てたもの。 二度と手にすることの無い想い。 全てを否定し、自らの意義を失ったあとに残ったのは、くだらないプライドだけだった。 それすら今では何の価値も無い。 マルコ=パゴットはあらゆる意味で死んでいた。 ここに居るのは、ポルコ=ロッソという飛行艇を操るほか何もできない中年男だった。 それでもマルコとしての自分に片をつけなければならない。 いまだに燻っているのは、燃えかすにチロチロと灯りをともす過去の想い。 そして僅かに残る仲間と言える者達への情。 もう逃げることは出来ない。 夜の帳がおりる頃、ポルコはホテル・アドリアーノに着いた。
43 :
. :04/05/03 19:47 ID:Tih4UgTm
微かに波立つ海面に着水するとアイドリングでホテルに近づく。 桟橋の間近でエンジンを切ると、ランプを持って誘導するボーイの待つ位置へと惰性で付ける。 「いらっしゃいませ、はじめてのお客様でしょうか」 如才なく笑みを浮かべながら客の人品を探るまだ若いボーイ。 「いや、マダムの古いなじみだ。ジーナはいるかな?」 「はい、もうすぐラウンジで歌われる時間です」 ポルコがタバコを咥える。若者がすっと手を伸ばして、タバコに火をつけた。 男は深く煙を吸い込み体にニコチンが行き渡る心地良さを楽しむ。 「ありがとう。艇を頼む」 若者に微笑を返してからラウンジに向けて歩き出した。 ボーイは男がポルコだと気付かないのだろう。 仲間に合図を送り、客の懐具合を確かめさせるよう他のボーイに合図を送った。 ラウンジに入ると、早速フロアマネージャーが近づいてくる。 「ようこそお出で下さいました。御食事でございますか?」 先程のボーイとは違う自然な微笑みを浮かべている。 どうやらフロアマネージャーはポルコに客としての及第点を与えたようだ。 「部屋を用意してくれ。食事も部屋で取る。それからマダムに、ポルコだが後でたずねてほしい、と伝えてくれ」 目を見開いてポルコを見つめるマネージャー。 しばらくして、声と雰囲気から男は確かにポルコであると気付いたようだ。 「ああっ御無事でしたか! マダムが貴方様のことを、どれほど心配・・・ムグ・・ぐうっ・・」 大声を出され、慌ててマネージャーの口を塞ぐ。 「静かにしてくれ。これでも俺は凶状持ちなんだぜ、他の奴らに気付かれちゃ面倒は事になる。それから、ホテルの連中にも俺 が生きてたって事を秘密にしてくれよ」 ポルコは大人しくなったマネージャーの口から手をどけた。 「わかりました。では、今直ぐマダムにお伝え致します!」 くるりと身を翻すマネージャーの手を慌てて掴み、彼を引き止める。 「おいおい・・ジーナがステージに穴を空けたら他の客が不審に思うだろ? 歌の後に伝えておいくれ」 なるほど・・・そう呟いたマネージャーは、近くにいたボーイを呼ぶとポルコをいつもの部屋に案内するよう指示を出す。 そして「後程マダムが伺いますので」と、今更取り繕うような台詞をはくマネージャーに、ポルコはニヤリと笑みを浮かべた。
食事を終えてひと心地ついた。今はディジェスティーヴォ (食後酒)を味わっている。 果実を醸した甘いリキュールがポルコの心をゆったりとさせた。 窓から差し込む月光と漏れ聞こえる微かな波音。ゆっくりとグラスを傾けながらそんなものに心をゆだねていた。 杯を五回ほど重ねたころ、カツカツとあわただしいヒールの音が近づいてきた。つづいてバタンと思い切り開くドアの音。 「マルコ!・・・ああ・・・生きていたのね・・・」 ジーナはポルコの姿を見つめるなり、その場に立ち尽くし、男の無事を確かめると床に崩れ落ちてしまった。 彼は立ち上がるとジーナに歩み寄り、そっと彼女の身体に触れて立ち上がらせる。 「久しぶりだな」 パンっ! 男の言葉を聞いたジーナは、急に身を引き剥がし平手でポルコの頬をはたいた。 「あんたって人は・・女をこんなに心配させておいて、そんなことしか言えないの?」 彼は忌々しげに己を睨みつける彼女の瞳から視線を外そうともせずに、ジーナの背を押してテーブルへ招き椅子を引く。 彼女は尚も言い募ろうとするが、渋々テーブルについた。 ポルコの差し出す細く背の高いグラスを受け取りながらも男から視線をそらせなかった。 「夕食はまだなんだろ? シェリーでいいな」 グラスにゆっくりとシェリー酒が満ちてゆく。ポルコがグラスを少しだけ掲げるので、ジーナも仕方なくグラスを掲げる。 「お互いの健康に」 パシャっ! ジーナはグラスの中のシェリー酒をポルコに浴びせ掛けた。 「何が久しぶりよ。何でお互いの健康なのよ。せっかく生きて帰ってきたのに、やっと元の姿に戻れたのに!マルコ、いいかげんにして」 彼はハンカチで顔を拭う。 「ジーナ、俺はポルコ=ロッソだ。マルコ=パゴットなんて名前の男はもうこの世にいない」
45 :
. :04/05/03 19:50 ID:Tih4UgTm
彼女は手に持った空のグラスを見つめる。 「・・・それが貴方の出した答え?」 ポルコは立ち上がると壁に飾った写真達と向き合う。 流れ行く時を止めたジーナの姿、そして在りし日の友の姿。 その一枚一枚がマルコだった日々の欠片を呼び起こす。だが、想いは蘇らなかった。 「この頃の想いは俺の中から消えちまった。もう何ひとつ残ってやしない。思いを馳せる過去ってやつに意味なんて無いんだ」 ジーナはポルコの傍らに歩み寄ると、壁に飾った写真達に目を通してゆく。 そして一枚の写真に目を留めると、手を伸ばしてそっと触れた。 「ここに写っているの、もう貴方でじゃないのね・・・私は何もかも覚えているのに」 そう、私が覚えている。 マルコが忘れたっていうなら思い出させてあげる。 何もかも、ここにあるんだから・・・ 彼女はポルコの腕を取ると、左の乳房に重ねて抱きしめる。 そして男の瞳を見つめた。 「それなら私の中にいるマルコを貴方にあげる。楽しそうな貴方、哀しそうな貴方、希望を失わなかった貴方、戦いに行く貴方、 苦しんでいた貴方、全部ここにあるわ」 ジーナは男の視線が一瞬宙に揺らぐのを見逃さなかった。 だが彼は苦しむでなく、悲しむ訳でもなく、ただ記憶を手繰るように過去を流し見ただけ。 「ジーナ、俺も覚えているよ。だがマルコが欲したものや守ろうとしたものに何の価値も見出せなくなったのさ」 彼女はポルコに迷いのない事を思い知らされた。
46 :
. :04/05/03 19:52 ID:Tih4UgTm
「マルコ・・・貴方、姿は元に戻ったけれど、心は人に戻れないのね」 ポルコは首を横に振る。 「あの馬鹿馬鹿しい決闘騒ぎの別れ際にフィオがキスしてくれた・・・。あの娘は他でもない、醜い心と姿のこの俺を欲してくれた。だからこそ、俺はあの時ボルコ=ロッソとして生きる事を選べたのさ」 あの娘はマルコではなくポルコを望んだ。 豚に成り果てた姿かたち。 取り返しの付かない過去に囚われ、今を見ようともせず投げやりに生きる醜く歪んだ心。 それでもフィオという娘は、ありのままのポルコを求めたのだ。 「私はマルコを求めていたから・・・だから貴方を人に戻せなかったの? じゃあ、私は貴方を苦しめていただけなの?」 ポルコは黙したまま何も言おうとしない。 ジーナは男の身体にしがみ付いた。そしてシャツをはだけてゆく。 「そんなのいや・・マルコをあの娘に渡すなんて、マルコがあの娘を選ぶなんて」 男は服を脱がせてゆく女の手を止めようとはしなかった。 彼女の目を哀しげに見つめるだけだった。 ポルコを素裸にさせたあと床に押し倒し、彼女も全裸になる。 「私を見て! 私だけを見つめて!」 ジーナは男に口付けをした。 深く舌を差し入れ、己の唾液を流し込み、そして男の口腔を舐る。 愛撫を返そうとしないのに焦れ、自らポルコの舌を探り出して絡める。 男の舌が力なく求めに応じた。彼女は喜びに震え、薄く目を開きポルコの表情を盗み見る。 彼は悲しげに顔を歪めていた。
47 :
. :04/05/03 19:54 ID:Tih4UgTm
「マルコ、マルコ・・・」 唇を離した女は、瞳を潤ませながら男の過去を呼ぶ。 だが、こたえる者はいない。 切なさのあまり逞しい首に唇を寄せた。 厚い胸板に乳房を押し付けて蠢かした。 男の腕が優しく背に回り、そっと抱きしめられる。 しかし女の身体を求めようとはしなかった。 ポルコは愛を交わそうとはしなかった。 ジーナの頬に涙が伝う。 男の胸に顔を埋める。 そして嗚咽交じりに囁く。 「あなたを愛していたの。あなたを愛しているの。ねえ、私をみつめて。・・お願い、せめて今夜だけでも私を・・・」 女を抱くポルコの腕に力がこもる。 「ジーナにとって俺は死んだ人間だ。だから死んだ奴らと一緒に君を抱く。それでも良いのか?」 女は彼に額をつけて、ぽたぽた涙を零す。 「あなたに初めて抱かれるのに、マルコはこの世の人じゃないのね。そしてこれで終わり」 彼女は男の体から離れ、床に身を伏せる。 ポルコはジーナを抱きあげると、そっと寝室へ運んだ。
48 :
. :04/05/03 19:55 ID:Tih4UgTm
くちゅ・・じゅ・・ ベッドに腰を降ろし唇を合わせる。 ふたりの唇の間からは小さな水音が漏れていた。 ポルコは丹念に女の口内をまさぐる。 なかば焦らすかのような舌の動き。 それでもジーナは男の首に腕を回し、もどかしげな求めに応じていた。 腰に触れた男の手が、そろそろと這う。 「・・うぁ・・ん・・」 脇から腰のくびれを、そして臀部を柔らかく刺激されて女は首を反らして甘い溜息をつく。 男の左手が背筋を這い上がりジーナの首を押さえた。 そして再び深く口付ける。 彼女の舌を絡め取りながら口を吸うと、唾液がとろとろと流れ込んでゆく。 コクン、コクン ジーナの喉が小さな音を立てた。 女の心に火が灯る。 男の腰に足を絡め、くいと引き寄せた。 「・・・ちょうだい。あなたが欲しいの、今直ぐ!」 まだ潤みきってはいない肉壺に男の物をぐいぐいあてがう。 ポルコの下で淫らに腰を蠢かせ、はしたなく身体を開く女は一匹の牝になりきっていた。
49 :
. :04/05/03 19:56 ID:Tih4UgTm
ポルコはジーナの求めに応じ、彼女の中へ己を突き刺す。 「んうっ!・・・ぅぅっ・・・マルコっ!」 愛撫も無しに男を迎えた膣が、ぎちぎちと男のものを締め付ける。あまりの痛みにジーナはポルコの背中に爪を立てた。 それでも更に深くまでポルコを飲み込もうと、男の腰に足をまわして強く引き寄せる。 「っ!・・・くぅ・・・マルコ・・マルコ・・」 一番奥まで男が届いた。それでもジーナはポルコを飲み込もうと足掻く。だが、これ以上奥へ入る筈も無く、ただ痛みが増すば かりだった。 ・・っ!・・やぁっ・・ぅぁ・・ぁぁぁぁ・・・・ 痛みの余り漏れる小さな悲鳴。そして嘆き。 「・・あなたは確かにここにいる・・・ほら、私の中こんなに一杯になってる」 ポルコは悲痛な面持ちでジーナを見つめ、何も言わず胸に抱きしめた。 そして僅かに腰を引く。 「やだ! お願い、もっと奥に来てよぉ・・・私の中に、私の奥にぃ!」 男の胸の中でじたじたと暴れるジーナは、もう一度奥まで男を飲み込もうともがいた。 「ジーナ・・・俺は、いや俺達はもう死んでいるんだ。もう、いない人間なんだよ」 男の胸に抱かれるジーナがおとなしくなった。身じろぎもせず、男の胸に顔を埋めた。 ・・それでも、あなたはここにいる・・ もう一度、男の背中に爪を立ててみる。ピクンと揺れる逞しい体。小さな呻き声。生きている人のからだ・・・ 「やっぱりいや・・・マルコはここにいる。幻でも夢でもなく、私あなたに抱かれてる」 ジーナはその存在を確かめるように男の胸へと頬をつけた。 しかしポルコは首を横に振る。 「いま君を抱いているのは、マルコ=パゴットという男の幽霊と、死んでしまった君の夫達だ」
50 :
. :04/05/03 20:01 ID:Tih4UgTm
ジーナは背中に回した手を解くと、少しだけ身体を反らして男の顔を見つめた。 「それなら私が抱いてあげる。あなたの中のマルコを思い出させてあげる!」 細く白い手で力の限り男の胸を押し、ポルコの体を脇に退ける。男のものが、ぎちぎち締め付ける膣の中から抜けた。 女は男の体を仰向けにして体に跨り、ポルコのものに手を添えて己の中に導く。 だが、彼のものが柔らかくなってゆく。 いきり立っていたものから力が抜けてゆく。 「・・・なぜ?」 ジーナは呆然とポルコを見つめた。 「なぜなの! ねぇ、どうしてなのよ! マルコ、なんでなのよぉっ!」 女が拳を握り締めて、ドンっ!ドンっ!と思い切り男の胸を叩く。 ポルコは、そんなジーナを悲しげに見つめると、自分の胸に抱き寄せた。 「・・ゃ・・・ぃゃ・・・いやあぁぁぁぁぁぁぁっ! うああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」 ジーナはポルコの胸に縋り付いて泣き叫ぶ。 皮肉な事に、いまになって彼女の股間は潤み、そして溢れていた。 女はそれを知って更に泣く。 ポルコはジーナをそっと抱きしめるしか術を持たなかった。 翌朝、そっとベッドを抜け出したポルコは、ジーナの額に軽くキスをしてから部屋を離れた。 もう、彼は振り替えらなかった。 ベッドの中の女は、男の残り香に身をゆだねながら身を丸くして耐える。以前、あのアメリカ人に言った言葉を思い出し、そして後悔する。 もっと単純に、純粋に恋すればよかった、想いをそのまま伝えればよかった・・と。 飛行艇のエンジン音が響き渡る。 やがてそれは小さくなってゆき、そして消えた。
紅の豚・・・のつもりです。 フィオじゃなくて、ジーナになっちゃいました。 ごめん。 このとおり。 m(__)m 許してくれ。
GJ! 大人の哀しい恋物語(´▽`)はぁぁ・・♪
>>52 さん
ありがとうございます。
ポルコとジーナの雰囲気が出ていれば嬉しいのですが・・・(汗;
ポルコ−ドナルド・カーチスとか、ポルコ−空賊マンマユート団の総当りとか、ポルコ−ピッコロのおやじを書こうとしたんですが、気持ち悪すぎて止めました。
おまけにフィオまで書かないオイラ。(大汗;
追伸
前スレ
>>508 〜の、飛ばないブタは…の作者様。ポルコ−フィオを書いてくださり、ありがとうございます。
とうとう、オイラは書けませんでした。・・・・・とほほ
54 :
名無しさん@ピンキー :04/05/18 05:43 ID:OtD48bjt
途中のナムリス×クシャナ、 つづきスッゴイ楽しみにしてるんですが、もう書いていただけないんですか〜? これからが本番!ってときにい〜〜 お願いします!書いてくだせい!土下座! あんなこんな悶えるクシャナ様読みたいっす〜〜〜〜〜!!
55 :
名無しさん@ピンキー :04/05/20 23:43 ID:ys26aZNi
今、人大杉だから みなさんこれないのかな〜〜〜〜 ナムリスクシャナの続きまってまーす
56 :
野良猫 :04/05/21 06:03 ID:lNFDHna9
アー、まじサンたんとブルマプレイしてーーー!テアたんとセーラー服プレイしてーーー!ナウシカたんに顔面騎乗位させてーーーにゃん!
on your mark の少女タンキボン
保す
59 :
野良猫 :04/05/27 03:48 ID:483AEVAm
テアたんとセーラー服ぷれいしたいハァハァ・・・。
60 :
名無しさん@ピンキー :04/05/27 13:20 ID:C/mP+uoZ
あげ あげ
61 :
名無しさん@ピンキー :04/05/27 16:24 ID:C/mP+uoZ
あきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはま
62 :
名無しさん@ピンキー :04/05/28 02:18 ID:n/GINkNy
あきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはまあきすきなはなはま
63 :
野良猫 :04/06/05 05:36 ID:UP3JtubL
職人たま!テアたんとシュナたんのハードかつスウィートなエロお願いしまつにゃん。
64 :
名無しさん@ピンキー :04/06/05 13:55 ID:U+Kue9oG
29の続きどうなったんですか? ナム×クシャめちゃくちゃ楽しみにしてるんですけど 職人さんどうなされてますか〜〜? お暇ができたら書いて下せ〜〜〜〜! これからってときに蛇の生殺し状態で、悶々としてますよう(涙) クシャナ様のバージンどうやってナムリスが奪うのか激楽しみにしてます。
工口エロェ(*^ ω ^ )ェロエ口工
>>64 生きてますよ ノシ
今ちょっと文章書ける状態じゃないので、
続きを投下出来るのは少し先になりそうです…。
期待せずに気長に待ってて下さい。
67 :
野良猫 :04/06/07 02:09 ID:aVFdw4/7
職人たま!マターリとがんがって下さい。こちらもマターリと待ってまつにゃん。
クシャナって処女だったのか ますます萌えます 俺も続き楽しみです!
69 :
名無しさん@ピンキー :04/06/07 13:26 ID:02PQ5NBr
>66 わ〜い生きててくださった! 期待するなといわれても期待して待ってしまいますう! 気高く美しく強いクシャナ姫が散らされる瞬間を思うと たまりません!楽しみ!
70 :
野良猫 :04/06/07 14:38 ID:aVFdw4/7
殿下タソハァハァ・・・。
71 :
名無しさん@ピンキー :04/06/09 12:43 ID:CJXTdleC
ナムXクシャの続きがアップされてる夢を見た
72 :
野良猫 :04/06/10 03:26 ID:gV4zokMR
サンたんと交尾したいハアハア・・・。
73 :
名無しさん@ピンキー :04/06/12 22:51 ID:bh16at1o
ほしゅ
74 :
名無しさん@ピンキー :04/06/15 13:06 ID:KdE6toML
ほしゅしゅ
75 :
名無しさん@ピンキー :04/06/20 01:06 ID:VRfXXtGq
ほしゅ〜〜〜〜
76 :
名無しさん@ピンキー :04/06/22 01:43 ID:aEBkrMKP
hosyu
77 :
名無しさん@ピンキー :04/06/23 20:06 ID:Tmnt6QP5
ほしゅー
78 :
野良猫 :04/06/24 03:52 ID:o8EmnudF
サンたんハァハァ・・・。
79 :
野良猫 :04/06/26 02:25 ID:PnfugPOu
サンたん最高だよサンたん舐め回し中。
>>29 「一つ、聞いてもいいか。」
体のかたちを確かめるかのように肌に沿う手が再び胸をさぐろうとする前に、
その手首に蝋細工のような指がしなやかに纏わり、女の明瞭な声が静かに響いた。
「一つだけでいいのか?」
捕えられるままに男は素直に動きを止めると、細い腰の括れを掌できつく押えた。
クシャナは指をほどき、窮屈そうに肩を動かしそこに乗った顎をどけ、
「お前は、私を抱きたいのか?」
上体だけを後ろに向けるように体を捻った。
淡く上気した肌が、男の掌の下で柔らかく縒れた。
「それとも女が欲しいだけか?」
化粧などしていない筈なのに、紅を差したように鮮やかな唇の端が、ほんの少し歪んでいる。
男はそこに自分の唇を押し当てた。
頬に接吻しようか、唇に接吻しようか、どちらにしようか迷いかねたような位置に唇を落とされて、
それが女にはもどかしく感じられ、顔をずらし、自分の方から唇を合わせた。
「さてね。どっちだと思う?」
己のそれにたどたどしく触れる感触から離れるのが惜しくて、男は唇を触れ合わせたまま問い返した。
薄目を開いた女の顔に惑いの表情が浮かび、緩く結んだ唇が微かに顫えて男から離れた。
それに呼応するように揺れる金髪の中にふと光るものを見つけ、
男は女の腰から右手を離し、その美しい色の髪をそっと掻き上げた。
端正な輪郭の耳に、翠色の石と金とで出来た飾りが取り残されていた。
涙形のそれは指の先で軽く触れると、あるかなきかの音を立てながら左右に細かく振れた。
「じゃあ、どっちだったらいいと思う?」
無言のままの女に囁きかけ、男は指先で遊ばせていた耳飾りを引っ張るようにして取った。
女は驚いて一瞬肩を竦めた後、しかつめらしい顔つきをして前に向き直り、再び男の胸に背を凭れかけながら、
「後の方が、少し気が楽だ。」とどこか投げ遣りな調子で言った。
「なら、そういう事にしておけ。」
ナムリスはもう片方の耳飾りも同じように取り去ると、下には落とさずに自分の耳に着けた。
人肌に温まった金属の感触はやけに生々しかった。
散々待たせた癖にたったこれっぽっちですんません。 続きはまたそのうちに。 ところで、殿下のイヤリングって緑で良かったでしょうか。
82 :
名無しさん@ピンキー :04/06/26 03:46 ID:pOJ+XEal
わ〜〜〜〜アップされてる〜うれし〜 殿下の反応がなんか女らしくて可愛い ナムリス〜〜早く女の悦び教えてあげて〜〜! イヤリングの色、どっちだったかなあ 自分のイメージ的には緑か紅ですね… どちらでも似合いそうですがクシャナ様(はーと)
いや!!いい!!待ってて良かった!!!! 欲情しながらも溺れる事無く楽しんでる感じが激しく(・∀・)イイ!!! つか、良すぎ!! (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
84 :
名無しさん@ピンキー :04/06/26 14:12 ID:pOJ+XEal
ナムリス全裸の殿下前にして余裕だなw 女の私でもきっと我慢できなくなると思うのにw
ハァハァ
86 :
野良猫 :04/06/27 02:04 ID:f9HbI24p
焦らされ殿下タソイイ!!! 又気が向いたら書いて下さいにゃん!
87 :
野良猫 :04/06/30 23:51 ID:cQjr/Igy
サンたんの生理大好きにゃん!
おもひでぽろぽろの書いてくれませんか?
89 :
名無しさん@ピンキー :04/07/04 23:44 ID:E+b2nbI0
キキタン萌え(´д`)ハァハァ
トシオ×タエ子を…
金曜ロードショーか・・ 漏れは豚×フィオを推す
やはりここは、 サンたん×俺タソ でキマリだにゃん!
hosyu
>91 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ 俺もポルコ×フィオの続き待ってる…
サンたんとハァハァしながらほっしゅ!
サンたんと楽しい事しながらほっしゅにゃん!
98 :
◎◎ :04/07/15 14:04 ID:pmp9W1j2
「王蟲ありがとう!あなた達・・・・」 暴走を止めた王蟲の大群が傷ついたナウシカを触手で抱え上げた。黄金の分泌液で 傷ついたナウシカを癒していく。安らかな表情のナウシカ。 だが、ナウシカの表情が少し変だ。わずかだが苦悶の表情を浮かべているように見える。 傷口がまだ痛むのだろうか?時折ぴく!ぴく!っと反応している。 ん?よく見ると王蟲の触手がナウシカのいけない部分にまで及んでいるようだ。 豊満な胸のあたりを弧を描くように触手が撫でつけている。 ハァハァ・・・(どうしよう・・・王蟲!そこは駄目よ!)見つめる観衆を余所に 熱い吐息を漏らすナウシカ。しかし分かっているのか否か王蟲は更にナウシカの 一番敏感な部分に触手を伸ばそうとしている。鍛え上げられた太股の付け根あたりを コチョコチョとまさぐっている。これではナウシカもたまらない。 思わず反り返るナウシカ。「やめて・・・駄目ぇ・・・そんなとこ・・いけないわ!」
99 :
名無しさん@ピンキー :04/07/15 15:08 ID:2fcWijV/
クシャナ殿下とナムリスの続き待ってます! かむば〜〜っく!! この暑い中、情熱的にがんばってほすい〜〜〜〜〜!!
がんばろうSURE。
101 :
名無しさん@ピンキー :04/07/17 19:12 ID:42W6ZMZz
ナム×クシャナ の殿下は焦らされ続けて もうグショグショなんじゃないかと思う なんのかんの言って♪ 作者さんお願いします!
102 :
名無しさん@ピンキー :04/07/19 22:33 ID:gJuhNWHn
作者たん呼び寄せあげ
103 :
554 :04/07/21 00:21 ID:p9Wr8bhF
>>29 ,
>>80 裸になった耳に男が唇を近付けると、女はそれがこそばゆいのか、頸を捩り身を捩りして避けようともがいた。
そんなふうにされるとしなくてもいいような事でも無理に押し通したくなるもので、
ナムリスは女の頸を引き寄せ、強引に耳へ接吻をした。
「いいな?」という呟きが、呼吸に混じってクシャナの耳に触れた。
口を寄せていなければ聞き取れぬであろうその声を聞き分けた途端、女の肩が細かに震えだした。
それは次第に体全体に広がり渡っていき、仕舞いにくつくつと笑い忍ぶ声が唇からひそやかに漏れた。
「そういうのは最初に言うべきじゃないのか。」
そうだな、せめて服を脱がす前に。と付け加えて、女はまた笑いを広げた。
「言っただけマシだろ。」
鈴を転がすかのような可憐なそれに、男はつられて頬の筋を緩め笑いを零した。
「……もういいから、とっとと済ませてくれ。」
「いやだ。」
笑いが失せ、何の表情も無くなった、輪郭のぼやけた声を女が放ったのに対し、
男の声にはまだ悪戯っぽい笑いが残っていた。
肩越しに男の顔を見遣った女が不平を口にする前に、また唇が重ねられ、
男の片手が女の肩を撫で二の腕を滑り、肉付きの薄い腰の起伏を辿って下腹に忍んだ。
「ちょっ、やめ……んっ!」
唇を離し、抗議の声を上げかけた女の体をきつく抱き寄せ、
男を再び唇を合わせ舌を交わらせ続けながら、ゆるく閉じ合わされた脚の間に指を差し入れた。
抱きかかえた女の肩がびくりと竦み、喘ぎとも呻きともつかぬ音が喉元で顫えた。
104 :
554 :04/07/21 00:23 ID:p9Wr8bhF
髪と同じ色の柔らかな茂みに覆われたそこは、湿り気を帯びてはいるものの濡れるというにはまだ遠く、 指を受け入れる事すら頼りなく思え、男をひと撫でしただけて指を引いて、女の唇を解放した。 「そんなに緊張するな。」 「…して…ない……。」 長く深い口付けの後での息苦しさもあるのか、女はあきらかに上ずった声で否定して男の腕を振り解くと、 脚を折り曲げ膝を抱え、その膝頭に顔を埋め、体を小さくこごめてしまった。 ナムリスは右の人差し指を口に運びながら、 「してるじゃないか。」とまた言うと、女は顔を伏せたままかぶりを振った。 「まあいいけどさ、脚、開いてくれない?」 ほら、と男は極力声をやわらかくして囁きかけ、膝を抱き締める女の腕に左手を掛けた。 「どうして?」 「どうしてもこうしてもないだろう。後で困る。」 女は顔をゆっくりと上げ、心持ち頸を後ろに捻り男の方を窺った。 「……別に困らないと思うけど。」 男は半ば呆れたような顔をつくってその横顔を見つめ返した。 「お前が困らなくても俺が困るんだよ。」 「嫌だと、言ったら?」 「早く終らせてほしいんじゃないのか。」 クシャナは自分を静めるように細く息を吐くと、されるままに体を開いた。
105 :
554 :04/07/21 00:25 ID:p9Wr8bhF
コテに戻してみました。
>>101 期待に添えなくてごめんよ。
うわ〜〜〜 554たん! いいよいいよ!!! クシャナ可愛い〜〜〜ちゅーしたい! そっかまだ濡れてないのか なんのかんのいって、殿下のくせにまだ、ウブなんですもんね〜〜 たまりませんな! ああ、もーナムリスがちょっとお姫様をなだめに入ってるのもまた可愛い そして、ナムの手がとうとうクシャナ様の下半身に忍んできて 大コーフンですよ!ハァハァ 長かったここまで!そして続きもまた大期待〜!! 554さま楽しみにしてます!!ありがとーござますーー!!
107 :
名無しさん@ピンキー :04/07/21 16:32 ID:ZwnUTBeU
554さんの殿下はスレンダーなイメージ 肉付きの薄い腰の起伏萌えー でもきっと胸はかなり… 優しいナムリスがいつでも喰える獲物を泳がせてるみたいでイイ! 早くぱくっといってくれ!
ものすごく間抜けな質問でスマソ ナムリスって誰? クシャナの軍のNo.2のヒゲの人?
110 :
名無しさん@ピンキー :04/07/22 18:25 ID:m3JASNaV
クロトワじゃないよ
111 :
名無しさん@ピンキー :04/07/22 18:27 ID:m3JASNaV
てか、ナムよ早く姫のあそこを濡れ濡れにしてやって下さい このナムいい男だね このかたくなな殿下が声漏らされてゆく様子を早くみたい
>>108 かつてはナウシカスレとジブリスレの二つが存在していましたが、圧縮で二つとも落ちたため合流して立て直しました。
そんな経緯のため、ジブリとは直接関係無い原作ナウシカも扱うようになっております。
113 :
108 :04/07/22 20:24 ID:Y4qJwOcs
原作の登場人物でしたか。無知で失礼。 ご親切にありがとうございます。
ナムリスは原作のクシャナの国の敵国のえらいひと クシャナの部下達が瀕死でいるのを助けるとの条件に、 クシャナに結婚を迫るとんでもねー野心家 ちなみに200年くらい生きてるが特殊技術で外見は若い プロポーズシーンのクシャナとのやりとりは歴史に残る名シーン 悲壮な覚悟でなお強気に政略結婚に応じるクシャナには壮絶なエロスすら感じる 必見!
原作は面白くない 後半は
殿下の出番がへるしな
dearest kushana-SHOKUNIN! I can't wait for your incredible fantastic distinguished SS!!! your diggest fan
dearest Kushana-SHOKUNIN-SAN! I can't wait for your incredible fantastic distinguished SS!!! I'm always looking forward to your contribution!!! your biggest fan
oops sorry for sending same messages twice.
s
なんか 海外ファンみたいのもきてるじゃん すごいなあ 554さん頑張れよ 楽しみにしてるから完結させておくんなまし!
123 :
名無しさん@ピンキー :04/07/25 21:34 ID:uUBE8Qa5
ほしゅ!554さん待ってます!
豚×フィオ〜〜〜
パズー×シータ〜〜〜
クシャナエロイ
クシャクシャ〜〜〜
クシャナム待ってます!
ゴンザ×エボシなんてのも濃くていいにゃん。
オス猫×ハルとかにゃんにゃんにゃん
ムスカ×シータにゃんにゃん
ナムクシャまだ?
ハク×千尋は王道杉か
ムスカ×すぃーた 書いてイイか?ハァハァ…
シュナ×テアとか
トトロなんかでもいいの?
>>134 タソ、
書いてください、おながいしまつ。
ドキドキ
サン×アシタカで
/ めざせ / ゙i, ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
j 日本一 ,ィ/ | | <
lィ' ,ィ/j/ | iリ |
| /l / '"` | j |
リ! /,ノ _,、-''''` /リ | 私の素晴らしい名を世間に知らせるときがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
| _.._ l/ ,.--;==ミ 、 ___,.ノ /{.○-゙‐rV |
http://www.tv-asahi.co.jp/best/top.html ヽ,/`ヽヽト、 ´ {,.○-`‐‐ 、,.-ト| ,ノ | 諸君もここの「もう一度見たいアニメ名場面」に私の名を書いて
∧ ゙i, `ヽ,r'´ ノ. ゙、--‐''´| | 「目がぁっ!目がぁっ!」と投票したまえ。TVであの名場面をもう一度流してやるのだ。
,,.く ヽ ゙i ヽ、 __,,、-'" 〉 / |
ハ'´ | ゙i | ' ' iヽ'" ̄ | ムスカ祭が今始まろうとしている!!!
゙、゙i,_r'シニZ`ー┬ト'i _____ , | \ |
_゙V ヽ,.レ''ヽヽ `ー─''''"´ / | あぁ、最後に行って着たいことがある。
/./ ヽ/ ,」ヽ __,,、-─‐-、j | 他のスレにコピペきぼんぬ。
/ r'´ --‐‐'''"´ ヽ \ (.r‐'''""゙゙`ヽ,`)
l .| __,,、--`ヽ \ ___ヽ /´| | 以上だ。
j | ,⊥`ー 、 ゙! レ' | |
| | -‐''"´ ヽ、⊥ヽ| |彡'|
ナムクシャまってま〜〜〜す 554作者さま お暑いですがお元気ですか? 気長に待ってますんでよろしくです! 最高です〜!
143 :
名無しさん@ピンキー :04/08/09 04:41 ID:yJw0YpDY
アシタカ×ゴンザマダー
144 :
名無しさん@ピンキー :04/08/09 16:46 ID:LJJLYE0B
↑やーんw
145 :
名無しさん@ピンキー :04/08/09 18:44 ID:9kFKmShm
では親方×パズー君の炭鉱労働者マッスル・ファックはどうじゃ?
>>122 さん
すみません、海外ファンでなくわたくしです…。
PCがローマ字しか出なくなったので、英語で打ってみたわけで。
というわけで、ナムクシャ待ってます。
******************** 山を広く覆う空は、紅から藍色をにじませ、やがて深い紺碧へと変わっていった。 日が落ちてなお、運営を始めたばかりのたたら場ではちらちらと炎がゆれ、煙が立ち昇っ ている。それを、上郭から見つめる女がいた。名はエボシ。まことの名は明かさぬ。 隼のようなするどい瞳と通った鼻梁は聡明さを宿し、茜の口紅に金扇子柄の袴は、 彼女が決して下賎の民ではないことをうかがわせる。 数十人の男たちと数人の遊女の娘たちではじめた、はぐれ者たちの理想の村落づくりは、 今や見る見るうちにその人口を増やし――主に非人や売られた娘によって構成されていた ――山の一角にそびえる鉄の砦として、将軍や幕府をも警戒させる共同体となっていた。 将軍も獣神たちも、このたたら場を陥落させようと、さらに武将たちは、この森から たくさんの砂鉄が採れることを知り、土地を手に入れようと、虎視眈々と狙っている。 しかし、実際はまだ製鉄技術はおぼつかず、自衛するだけの武器も兵力もない。これだけ 一手に敵を背負い、侍たちが攻め込んできたら、また、猪たちが山犬と組みでもして挙隊 したら、ひとたまりもない。 唐傘連とやらの連中は、本当に交渉どおりに石火矢を使える警護隊と、製鉄に長けた たたら者をよこしてくれるのだろうか。取り引きどおり、森のシシ神を殺しさえすれば、 本当に奴らの言うように獣どもは力を失うのだろうか。 これは、自分が造りたかった村なのだろうか。ふと自分の選択に迷いを感じ、下の屋根 屋根をぬって響く、コーン、コーンという金属を鍛える涼しげな音に耳を傾けた。 「いかん、立ち去れ!」突然、下郭からゴンザの太い怒声が上ってきた。 外がにわかに騒がしくなった。
「ここは通さんぞ!あっ、貴様!大変です、エボシ様!」 ばっ、と戸を開け、見下ろした。「どうした!」 「何者か、男が入ってきました!申し訳ない、止めたのですが…!」 そう言いながらゴンザは男を追いかけ、刀を抜いたまま梯子を上ってくる。男は黒っぽい 頭巾で顔が見えず、ぼろぼろに擦り切れた蓑を背負っており、浮浪者のように見えた。 エボシもすぐに小刀を取り、向き直ったところで止まった。その大柄な男がすでに自分の 目の前に立ち、ゴンザの刀を奪って、逆にそれをゴンザの喉元に突きつけていたのだ。 よほど闘いに慣れているのか、男は冷静だった。エボシ様…と苦渋でつぶやくゴンザに 無言のままあごで降りるよう指示し、エボシに顔を向けた。エボシはとっさに小刀を振り 下ろしたが、男は空いていた左手でいともたやすくその腕をつかんだ。物怪のような 凄まじい力にたじろいだが、ふと目を移すと、その手の甲は火傷の跡で筋状につっぱり、 皮膚はただれて赤く腫れていた。 驚き、即座にもう一度男の目を見た。エボシは言葉を失った。 「お前…」 ゴンザは、あっけに取られたようにエボシを見ている。頭巾からのぞく男の目を見て、 エボシは信じられないというように首を振った。 「まさか、お前が…」 エボシはゴンザを引き取らせ、男を上郭に入れた。男は無言のまま会釈し、エボシが戸を 閉めるのを待ってから頭巾を外した。 もう間違いはなかった。男は、大名の娘から転落して浮浪児となり、中国に売られ、 娼館で遊女として働かされていた少女時代のエボシを買い、自らの船に住まわせ、海賊と しての武術、窃盗術、貿易術、そして火薬の扱い方を教えた倭寇の頭目にして、エボシの 夫であった。
待ち人の方がいらっしゃるのに、雑文申し訳ない。 初SSなので、あかんかったらスルーしてください。m(_ _)m ナムクシャわたしも待っています!
150 :
名無しさん@ピンキー :04/08/09 23:15 ID:6TrZaYQR
良いじゃねーか。 続けてくれたまい!
151 :
名無しさん@ピンキー :04/08/10 04:43 ID:QXTG5yrD
エボシの元ダンナ×ゴンザ・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・ ハァハァ・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・
長い間頭巾を被ったままだったため、べたついた頭髪は頭にへばりつき、髭も伸び放題、 頬がこけていることに気づくのにも時間がかかるほど汚れていた。 「天下の賊の頭が、様ないな」エボシは驚きをもって口を開いた。「まずは身体を洗ったら どうだ。ひどい匂いがするぞ」 男は大人しく従った。酒豪で、いつも赤ら顔で女たちをはべらせ、金品を強奪しては強か に笑い声を響かせていた勇壮な海の男は今、乞食のごとく汚れた身体にぼろ布をまとい、 それを取りさった無防備な体を、風呂桶の中に収めていた。エボシは中に湯を沸かし、久々 の風呂で目を閉じ天を仰いでいる夫の髪を洗ってやった。水音と、外から響く金属音だけ が、上郭の静寂を破っていた。しばしの沈黙の後、エボシが先に口を開いた。 「…なぜ生きていた」 男は、桶の中で少し身体を動かした。「おれは不死身だからさ」そして、ふっと笑みを浮か べた。「笑止、わかっていた。お前が油をしこたま隠していたことぐらいな。逃げたいのな らば逃げればよい。そう思って止めなかった。ただ、おれは死に急ぐ気はねえ」 一つ一つ思い出すように言葉をつなげる男の低い声は、とても穏やかだった。以前よりも ずっと痩せてはいるが、盛り上がるほどだった筋肉はまだ男の身体に残っていた。数々の 闘いを経験した証は、体中に切り傷として残っている。以前見たとき新しかった傷は、 ふさがって古傷となっている。それだけの歳月を離れて過ごし、このような形で再会する とは夢にも思わずにいた。船に火を放って逃げ出した夜、男も賊仲間も確実に死んだと 思っていたのに。黙って髪を洗うエボシに、しばらくして男は言った。 「お前の手が触るのも久方ぶりだ。もう手触りも忘れちまってたよ」 エボシは思わず髪から手を離した。再び、外の音が鮮明にきこえ始める。
ばきばきと男が鳴らしている首を見る。初めて男が遊郭を訪れた夜、エボシはこの首と 肩を揉みほぐした。思い出したくもない少女時代が、男を見ていると蘇ってくる。 「もうよい、服を着ろ」エボシは傍らに置いておいた薄手の着物を手渡し、浴室を出た。 壁にもたれかかり、大きくため息をついた。残酷だ。なぜ、忘れた頃に思い出というもの は引き戻されるのだろうか。エボシは、今男の髪を洗っていた自らの手を見つめた。 少しして、男が出てきた。大柄な体にエボシの渡した着物は合わず、大きな手足が突き 出して不恰好に見えた。それを見てエボシはふっと笑い、「それでは小さいな」立とう としたが、「いや、これでいい」男が引き止めた。「おれには充分だ」 来た時よりも大分軽い足取りで茣蓙に座り、飄々とした様子でエボシを見やった。 「なんだ」ずっとこちらを見るエボシに、不審そうに眉をゆがめた。 倭寇でいる間、男は他の女を侍らせ豪遊し、女のエボシに危険な仕事をさせもした。 遊里から抜け出させたとはいえ、実質的には乱暴に扱われる仕女のようなものだった。 それでも、エボシは持ち前の賢さで火薬技術を習得し、男たちの中で気丈に渡り合うだけ の度胸を身につけたのだ。あれだけの仕打ちをしておいて、よくも抜け抜けと現れるもの だ。そう思いながらも、エボシはぞんざいに髪を結う男に懐かしさを感じずにいられなか った。あの頃は、荒っぽく扱われてはいたが食べ物と寝床は与えられ、それなりに保護 されているという安心感があった。今は違う。配下が食べていけるかどうかはすべて自分 にかかっており、いつ何時襲われるやも知れず、この先永劫、平安にこの場所で暮らし てゆけるという保証はない。不安定な心持でいた時に、男が現れた。 ふと、エボシはこの不安をぶちまけてしまいたいという不思議な気持ちに駆られた。 しかしそれは思い留まり、別のことを考えた。そもそも、なぜ男は突然やってきたの だろうか。
「おれはお前に惚れているよ、今も変わらねえ」男はきっぱり言った。さすがに、エボシ もこれには言葉を返すことができなかった。 「松浦あたりでくすぶっていた。体がただれちまったからな。そのうち、遊女やら下人集 めて村まとめている女がいるって耳にはさんでな、すぐにお前だとわかった」男は外を見 た。「あちこち転々としてよ、やっと見つけた。お前、すごい物造っちまったんだなあ」 男の声が大きくなった。と、ゴンザが急に戸を開けた。その手は、腰の刀にかかっている。 「ゴンザ」エボシが声をかけた。「よいのだ。少し二人で話がしたい」 「しかし…」ゴンザはいぶかしげに男を見たが、憮然として頭を下げ、戸を閉めた。 「権左衛門か。奴はおれに気づかぬのか」男は外を見たまま、嘲笑気味に言った。ゴンザ は、エボシに付いて船を出た、男の配下であった。 「最近、自分でもようわからぬのだ。私の作りたかった村は、このように煙にいぶされ、 獣や侍どもに敵を作ってしまうような砦なのかと」エボシが、外を見下ろしたまま小さな 声で言った。青い月と赤い炎は、ちらちらときらめきながらその形のいい鼻梁を交互に 照らしている。「これだけの人間をまとめる力が、私にはないのかも知れぬ」 「いつになく情けのねえことをいうもんだ。上に立つ醍醐味がまだわからねえか」向き直 り、男が返した。「お前がいい頭目かどうか、連中を見りゃわかる。奴ら、おれを止めよう と必死だった。お前を守るためだ。わかるだろう、お前は自分の信じる通りやりゃいい」 ふと、エボシは顔を上げた。その表情がほんの一瞬柔らいだ。 「それにしても、美しくなったもんだなあ」男はさらに続けて言い、笑った。倭寇時代も エボシにたまに見せた、柔和な笑顔だ。やせて肉が落ち、すっきりとした輪郭の浮き出て 骨ばった顔を見つめ、エボシは言った。 「私がお前を憎んでいると思っているか」
男が、眉を不思議そうにひそめた。エボシはそれを確認し、続けた。 「お前への気持ちはおかしなものだ、言葉にできぬ。賊をやらされたことは思い起こせば 腹も立つし恐怖も蘇ってくるが、遊郭から出してくれたことには感謝している」 エボシは凛と微笑み、少し考えて付け加えた。 「だが、お前はやはり嫌いだ」 「まったく、大した女だよ、お前は」男は呆れたように笑った。「殺しても死なねえ感じが するよ、そういう所はおれに似たな」男とエボシは真っ直ぐ向き合った。「追っ手がかかっ た。おれはここから逃げて、北へ行く。やっぱりおれには海だ。海で商売するしかおれに は能がねえ。でかい計画がある。海で一旗あげてやんだ。エボシ」 男は一歩歩み寄った。「…一緒にやらねえか」 「…そういう謀か、ここへ来たのは」エボシは驚きながらも冷静に答えた。 「おれは本気だ。お前は頭がいい。組めば一人でやるよりずっとうまくいく」 エボシは決然と首を振った。「私は行かぬ。ここに皆を残してはゆけぬ。いい村を築き上げ たら、ここに骨を埋めるつもりだ」 「いいか、おれはお前のまことの名も知らねえ。それでもお前に頼んでいるんだ」 「ここは離れぬ」 「お前が必要なのだ」 「私は行かぬ」 「どうしてもか」 「どうしてもだ」 「みじんも揺るぎないか」 「揺るがぬ」エボシは真っ直ぐ言い放った。 「…そうか」男とエボシは、今や手と手が触れ合うほどに近づいていた。
「別れだな」エボシが言い、手を差し伸べた。男も手を出し、その手を取った。 と、男はそのままエボシを引き寄せ、きつく抱き締めた。苦しい、と声にならずつぶや き、エボシは腕の中で目を閉じた。久々に聞く、男の鼓動。やがて男は力を緩め、エボシ を解放した。それでも手を取ったまま、エボシは口を開いた。 「今夜会えてよかった」男の、引きつった手の甲を指で感じる。 「すぐに発つのか」手の甲に目を落とし、言った。 「いや」と男が言い、エボシは顔を上げて目を合わせた。それが、無言の合意だった。 男はエボシの唇に自分のそれを重ね、再び自分の方へ抱き寄せた。幾重にも重なるエボシ の着物をもどかしげに、しかし大切そうに剥ぎ取り、エボシも男の薄い着物をゆっくり解 いた。その、火傷だらけの醜い背中に指を這わせ、唇をつけた。エボシが、普段厚い衣と 羽織で隠している体の輪郭を人に見せるのは久々だった。男の元から逃げ出して以来、 人前で裸体をさらしたことはないのだ。最後に肌着を解きながら、男は唇をつけたまま エボシを床に寝かせ、自分もその上に覆い被さった。女の肩からゆっくりと手をすべらせ、 膝を懐かしい手付きで押し広げる。その体は滑らかで、しっかりとした女のそれだった。 熱くも冷たくもなく、ただしんしんと、生きて呼吸をしていた。 これが最後だ。二人ともよくわかっていた。久々の体は処女のように抵抗があり、男の 脳裏にはエボシを自分の八幡船に初めて妻として招き入れた夜が思い起こされていた。 エボシは目を閉じ、男の背中にしっかり腕を回す。腰が動かされるたび、それに反応し て腕の力を強める。無理矢理体を捧げることを強要されていた昔とは違う。初めて、男と 体を重ねることを心地よいと感じていた。あの頃の思い出が、はらはらと風に乗って舞い 込んでは吹き去っていく火の粉と共に流れていく。あごをあげ、顔を上に向けて男に見え ないように、エボシの頬をただ一滴の涙が伝った。 最後に男は外で果て、エボシの上に被さったまま見つめ合った。エボシに聞こえるのは、 二人の呼吸と、鉄を鍛える金属音だ。
「おれはおれの道を行く。お前はお前の道だ」男が耳元で言った。いよいよ本当にこれで 決別だ。ふとそう思い、エボシは自分でも驚くことを口走っていた。 「…ここに留まらぬか」 男は小さく笑った。「やめとけよ」そしてエボシから離れ、着物を羽織った。エボシも、 断られることは重々承知であった。衣服を身につけ、何かが自身の中で決定的に変わる のを感じた。靄が晴れ、行く道が明瞭に見えた気分だ。己の信ずるままに決めればよい。 たたら場を発つ時、男はエボシに食べ物を包むよう頼んだ。エボシは米を渡し、言った。 「直に唐傘連がやって来る。奴らはお前を知っているやも知れぬな」 「わかった、忠告承る」米を受け取り、男はうなずいた。 「では、達者で」男はエボシの手を握り、エボシもうなずいた。 「お前も、健やかで」男はすっと手を離し、振り向かずに上郭を出て行った。エボシの教 えた裏階段を下り、隠し扉から出て行き、二度と戻らない。 翌朝、唐傘連はたたら場に到着し、神殺しの計画は着実に進められていった。エボシは 女丈夫らしく決然とその指揮を取り、ついにシシ神を討ち取り、自らは右腕を失った。 しかしその影に、彼女の迷いを晴らした男がいたことは、誰も知らない。 ************************* 言葉は難しいです。以上、「スパイ・ゾルゲ」見ていて思いついた前夜談でした。 職人のみなさま頑張ってください。
ええよーええよー! キャラを壊してない、活きてるよー。
せつないですな〜〜〜〜 エボシさま、 別れて以来、抱かれるのは初めてってとこがまた いいよー きゅーんときました!
160 :
名無しさん@ピンキー :04/08/15 18:05 ID:EgW+m9v3
期待あげ
【スクエニ】ワンダープロジェクトJ3(仮)【LEVEL5】
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/arc/1092643418/ スーパーファミコン、NINTENDO64の隠れた名作「ワンダープロジェクトJ」シリーズの
最新作をスクウェア・エニックスがゲームキューブ用ソフトとして開発中であることを発表。
このシリーズは童話「ピノキオ」をモチーフにした、ギジンと言われる機械の少年(少女)を
コミュニケーションを取ることで人間らしい人格に成長させて、数々の冒険をこなしてゆく
「コミュニケーションアドベンチャー」という独自のジャンルを確立した。今回は音声認識
システムによって、主に“対話”によるコミュニケーションでギジンを成長させていくものに
なる模様。開発はドラゴンクエスト8の製作も手がけるLEVEL5。
162 :
名無しさん@ピンキー :04/08/17 14:17 ID:zI9JD2ID
失せな
163 :
名無しさん@ピンキー :04/08/17 14:47 ID:m64NI5+A
トトロないのー?
164 :
名無しさん@ピンキー :04/08/17 19:42 ID:2kKAe8vI
165 :
名無しさん@ピンキー :04/08/17 19:43 ID:2kKAe8vI
166 :
某機関兵 :04/08/18 03:51 ID:ArYeEm1t
遅レスですが・・・ いや〜、シリアスで切なく、 ほんのりとした背徳を感じさせるエロはいいね〜〜〜 職人さん達、ガンガレ!
167 :
名無しさん@ピンキー :04/08/18 23:37 ID:Pxk7ouHD
ナム×クシャ エボシ×旦那 age
168 :
名無しさん@ピンキー :04/08/19 13:52 ID:ioTQc/U5
ところで アスベル×ユパ様はまだかのう
169 :
名無しさん@ピンキー :04/08/19 20:31 ID:ISQPB+H5
明日ベル×ケチャとか
ナムリス クシャナ 楽しみにしてます!
171 :
名無しさん@ピンキー :04/08/22 04:11 ID:lK48x6/A
シータかドーラのSS 誰かおねがいします!!!
172 :
名無しさん@ピンキー :04/08/22 13:23 ID:PR5TBdVH
カヤ×アシタカって一度もないね?
173 :
名無しさん@ピンキー :04/08/22 23:35 ID:zLRLd3BS
アシタカは非童貞なんですか
>174 多分童貞 だが、昔の人は早いからな…夜ばいの風習もあったらしいし
だがあの物語の終わった後かなっっっらずアシタカはサンとやるであろう
554さん生きてらっしゃいますか〜〜〜 気長にまってますんでよろしくお願いしますう〜〜! クシャナ様のロストバージン超楽しみ〜〜〜
しかも、サンタソは性的に無知に違いない。結婚してからとかいう 観念もなさそうだし。ハアハア… all-the-ducks-are-swim-ming-in-the-pool sue-zen-kuwa-nu-ha-otoko-no-haji
でも、犬臭い女抱いて勃つのか?おまいだったら勃つか? おれは(`・ω・´)勃つぞ
女体化したハクをお菓子隊
183 :
変態馬鹿一位 :04/08/25 19:39 ID:KeKC5myu
サンたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
上司ハクにいたづらされるリンきぼんぬ
185 :
554 :04/08/25 22:51 ID:kitOYAE9
>>177 この通り生きとります。
が、夏バテその他諸々の事情でダウンしてます。
そういうわけで続きは(ry
申し訳ない。
>>185 わ〜
いきてらっしゃった!
わかってうれすい〜!!
夏ばてですか!大変ですねーー
早く涼しくなるといいですね
体調戻ってからでよいですから、
気長にお待ちしてますので!!!!!
187 :
名無しさん@ピンキー :04/08/26 00:42 ID:jv9xahlZ
ウルスラたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
188 :
名無しさん@ピンキー :04/08/26 03:14 ID:jv9xahlZ
カヤたんの膣を指でグリグリしたい!
189 :
名無しさん@ピンキー :04/08/26 11:22 ID:jv9xahlZ
14さいのモンスリーたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
190 :
名無しさん@ピンキー :04/08/26 23:14 ID:A7GuSVPP
サンタソをワンワンスタイルで攻めまくりたい!
>>187-190 ここはちょっと荒さないでそっとしといてくださいませ
SS職人様が降臨しにくい雰囲気になると困るので
保守程度にお願いします。すみませんが、
よろしくお願いします(^^)
ハァハァレスの方
192 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 00:33 ID:i0mlUhak
ケチャたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
193 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 16:35 ID:i0mlUhak
キキたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
194 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 19:05 ID:8LNaPAXq
>>191 ふざけてすいません。荒らすつもりはなく、リレー式で遊んでいたつもりです。
以後気をつけます。職人の方々、がんばってください。
なんかすいません(; (
195 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 20:00 ID:i0mlUhak
13さいのウルスラたんのマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
196 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 22:31 ID:enL1xQiT
俺はナウシカ見た後ホテルでセックスした奴を俺は知っている
197 :
名無しさん@ピンキー :04/08/27 23:38 ID:i0mlUhak
いい心がけだな
198 :
名無しさん@ピンキー :04/08/29 03:10 ID:npxJpAmK
ナウたんのマソコ汁ゴクゴク飲みたい!
199 :
名無しさん@ピンキー :04/08/29 15:47 ID:KrFLGYwu
スタジオズブリ
200 :
名無しさん@ピンキー :04/08/29 19:43 ID:npxJpAmK
サンたんのうら若き膣にドビュッと200発目行くぜ!
聖司×雫を熱望です(・ω・)/
>>196 どうでもいいけど「俺は」がくどいよ。
どうでもいいか。
203 :
名無しさん@ピンキー :04/08/30 02:35 ID:m/al7XBd
13さいのウルスラたんのクリを失禁するまでヂュパヂュパ吸いまくりたい!
204 :
名無しさん@ピンキー :04/08/30 05:55 ID:m/al7XBd
キキたんのクリを失禁するまでヂュパヂュパ吸いまくりたい!
ウルスラは巨乳だから乳首をチュパチュパ吸いまくりたいわぁ〜
206 :
名無しさん@ピンキー :04/08/30 21:56 ID:m/al7XBd
14さいの千尋たんのうら若きマソコを失禁するまでベロベロむしゃぶりたい!
207 :
名無しさん@ピンキー :04/09/01 13:25 ID:4O5pMzZL
┌─────────┐ │ .| │ キチガイ警報! │ │ .| └―――──――――┘ ヽ(´ー`)ノ ( へ) く |\ ┌──────────┘- \ │ 気の触れた方が \ │ / └──────────┐- / ヽ(´ー`).ノ |/ ( へ) く - = ≡三 |\ - = ≡三 ┌──────────┘- \ _ = ≡三 │ \  ̄ = ≡三 │ いらっしゃいます / ID:m/al7XBd - = ≡三 └──────────┐- / (´ー`) - = ≡三 |/ ( ヽ ヽ) / >
208 :
名無しさん@ピンキー :04/09/01 13:54 ID:TpSCK6YG
554様、ちょっと荒れぎみでしたが、 こうして読者はまっております! 夏バテはいかがされましたか? まだまだナムリス×クシャナお待ちしてますので、 いつでもよろしくお願いします! 554様のクシャナ様大好きです!
554さん 自分もまっております クシャナのクライマックス(いろんな意味でw) 楽しみにしてます
211 :
554 :04/09/09 18:30 ID:PVnnLWPB
体調の方は大分回復してきまして、今ちまちまと書いてます。 もうちょっとしたらまた少量になるでしょうが投下出来るかと。 量産出来ない自分が憎い_| ̄|○ ところで最近カリオストロの城を見ました。 というわけで、カリオストロ伯爵×クラリスキボン。 って、スレ違いかな…。
わ〜〜い おつかれさまです554さん!! 体調良かったですが御無理なさらず… でも読みたい… 矛盾な気持ちが^^; あのクシャナ様に会えると思うと今からコーフンです! 楽しみ!
554さん!!!! 帰ってきてくださったなんて感激です!! 少量でも全く構わないのでよろしくお願いします! 今スレを開いて554さんのコメントを見つけ、パッと表情が輝いたファンより
うわーい ナムリス×クシャナ クルー!? 超期待!!
215 :
SMプレイ :04/09/11 20:24:31 ID:/FO05xwi
責:モンスリー 受:レプカ
216 :
554 :04/09/12 01:38:02 ID:iGI/6OKw
>>29 ,
>>80 ,
>>103-104 僅かに力の緩んだ腕を払い除け、それに抱きかかえられていた膝を掌で包むと、
男が力を込める前にぎこちなく脚が開かれた。
「そうそう。言う事を聞けとは言わないが、少し大人しくしてくれると助かる。」
怯えの混じった息を吐く女を宥めすかすように言って、
男は口に咥えていた指をまだ軽く捩れている脚のあわいに持っていった。
臍の下の、金髪の生え揃った丘を撫ぜ、その毛並みを指に絡める。
指を先へは進ませないまま掌底を腹部に這わせると、緊張からか、ひたと締まった肌がそこにあった。
「今だって、充分大人しいだろ…う……。」
不服そうな声でクシャナは言い、膝に掛かったままの男の手を払おうとしたその時、
不意に挿し込まれた男の指に違和を感じて思わず呻きを漏らした。
「そうだな。お前にしちゃ大分大人しいかもな。」
柔らかい笑みを含んだ声で囁きかけながら、ナムリスは唾液で濡れた指を女の体の中に沈めていった。
その窮屈な感触に、やっぱりな、と男が指を引き戻しながら独り言でも言うように零したのを、女は耳聡く拾って、
「“やっぱり”、何?」
「何って、やっぱり初めてなんだな、と。」
「そういうのって、わかるものなのか?」
「そりゃあ、まあ。」
「……悪いか?」
「いや、別に。」
寧ろそうじゃ無い方が問題だろうと心中で呟いて、男は女の襞の合わせ目にある突起に指を移した。
217 :
554 :04/09/12 01:40:03 ID:iGI/6OKw
「──あっ。」 途端、女の口から小さな悲鳴が上がった。 平常彼女が発する声からは思いもよらないような、甘たるい、女の声。 自分自身で発したその声に戸惑ったような女の様子は、男の悪心を軽く擽った。 「へえ。なかなか可愛い声、出すじゃないか。」 「何、言っ…て……んっ…」 おそらく、男にそんな言葉を掛けられた事はなかったのだろう。ましてやこんな状況では。 クシャナは既に血の色の差している頬を更に赤らめ、下腹部から広がる感覚に耐えるように体を硬くした。 けれど男の指は容赦なく敏感な箇所を攻める。 まだ刺激に慣れない彼女の為に包皮の上からゆっくりと指を動かしながら、 空いていた手を左の胸の膨らみに移し、その先端を掌で擦るように撫ぜ回すと、 薔薇色の唇から漏れる吐息の甘さが強くなった。 「や…だ…っ……やめ…て……。」 乳房を包む手を除けようと動いた女の腕は、胸元に届く前に、空を切り、男の腿に落ちた。 弱い部分をいちどきに捕えられ、硬直していた身が次第に弛緩していき、 力の散漫になった女の体が男の胸にしなだれかかってきた。 喘ぎを殺そうと顫える喉が仰け反る。そこにナムリスは唇を押し付けながら、 「そういやトルメキアの王家ってさあ、代々好色な人間が多いって聞いた事があるんだけど。」 「そ…れが、何…なの?」 「お前の場合どうなのかなと思って。」 男の腿の上で戦慄いていた指に、俄かに力が入り、短目に切り揃えられた爪が彼の肌を引掻いた。 「そん…なの……知らない…!」 顔を俯け、眼をきつく閉じ、女は弱々しく叫んだ。
218 :
554 :04/09/12 01:44:55 ID:iGI/6OKw
お待たせしました。そしてまたまた少なくてすみません。 どうでもいいけど、この2人って何日間位一緒に過ごしたんだろうか…。 せいぜい3、4日かなあ。
219 :
名無しさん@ピンキー :04/09/12 02:12:07 ID:EkJuBcAM
乙!age
>>217 可愛いクシャナたんが(・∀・)イイ!!
処女クシャナたん キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!! ハァハァ、ソコダ!ナムリス!イケイケ! 554さんありがとうございます〜〜! 殿下かわいいっす! ナムリス余裕ですな! 殿下、早くナムリスをめろめろにして、 もっとハァハァさせて下さい! 一緒にいた時間かあ、 一週間もなさそうですよね。 そう思うと儚い関係だな…
きゃーーーーキタキタキタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! 554さーーーん!!あなたは神です(感涙) >自分自身で発したその声に戸惑ったような女の様子は、男の悪心を軽く擽った。 「へえ。なかなか可愛い声、出すじゃないか。」 表現良いです。クシャナかわいい…
殆どのジブリ系の話が入った同人があったと思うんですが・・・名前を忘れてしまいましたつД`) 誰か覚えてる方いらっしゃいませんか?確か2巻あったと思います・・・ スレ違い御免なさい。・゚・(ノд`)・゚・。
224 :
名無しさん@ピンキー :04/09/14 00:43:20 ID:zI2nhq0f
>>223 スタジオズブリとかいうやつじゃないの?
あれだったら二巻あるし殆どの作品が載っていたし。
メロンで売ってたな
>>217 トルメキアの王家は好色なのか〜〜アワワワ〜素敵〜〜♪
ナムさんに、クシャナのその血を目覚めさせていただきたい!
狂おしいクシャナさま見せてください554さん!
>>224 dクス! これでようやく寝れるよ。゜(゚´Д`゚)゜。
クシャナタン大人の魅力に人気集中でつね・・・ツンデレ要素もポイントか?w 個人的にはナウシカxアスベルのラブラブHキボ〜ン ナウシカの巨乳に萌えまくるアスベルが見たい・・・
いいね!それ 原作はナウシカとアスベルってくっつかないんだっけ?
ナウシカっておっかさんて感じでエロくないんだよな…
554たま よかったですー! ナムリスもっとクシャナたんをいじめてやってください 続き楽しみにしてます! 完結したら全部プリントして通して読みたいです!
232 :
名無しさん@ピンキー :04/09/18 16:17:59 ID:nWJJPYdo
ナウシカ×オーム読みたいけどないな…
ねぇよヴォケーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
234 :
名無しさん@ピンキー :04/09/22 22:23:59 ID:KwJAz2rc
アシタカ×サンを書いてみようと思うのですが、 需要ありますか?
蟻
236 :
名無しさん@ピンキー :04/09/23 04:02:50 ID:toWXT1zg
シータ、キキ、千尋との3P 口内、膣内全部でイキます
>234 需要あります。
需要あるけど、あんまり554様のSSを分断したくない気も… でも待ってます。
239 :
234 :04/09/24 02:08:07 ID:gCnkEv/N
森の中を、アシタカが歩いている。 その手にヤックルの手綱をしっかりと握って。 「この森を歩くのも、久しぶりだな。」ヤックルに話し掛けながら、アシタカは思い返していた。 シシ神に首を返して以来、森には来ていない。 エボシの下で、村の復興作業に励んでいたのだ。 「サンは元気にしているだろうか?」 あの時、別れ際に「ヤックルに乗って、森に遊びに行く」と約束した。 かれこれ3ヶ月は過ぎただろうか。 サンは自分の事を覚えているだろうか?追い返されたりはしないだろうか? 期待や不安を胸に秘め、ヤックルの背に揺られながら、森の中をゆっくりと進んでいく。
241 :
234 :04/09/26 02:49:18 ID:drYpi8g3
コダマ達が笑いかける中、アシタカとヤックルは森の中を進んでいった。 アシタカの目的地は、かつて石火矢に倒れた時に連れて行かれた、あの水辺だ。 そこにサンがいる保証など無い。 けれど、そこに行けば会えるような気がしていた。 「もうすぐだ」 そう思ったアシタカの耳に、誰かが水の中を走っているような音がした。 ヤックルの背から降り、様子をうかがうと、サンと2匹の山犬が遊んでいる姿が目に入った。 その楽しそうな光景に見入ってしまったアシタカは、しばらくはサン達の様子を見ていることにした。 サンと山犬は水辺を走り回り、互いに追いかけあっていた。 そのうちに疲れたのだろうか? サンが岸にあがり、「大」の字に寝転がってしまった。 遊び足りないのだろう。 2匹の山犬はサンに駆け寄り、つついたり舐めたりとちょっかいを出している。 「アハハ・・・くすぐったいよ、やめろってば!!」 笑うサンに対し、2匹はさらに攻撃をしかける。 ちょうど、1匹の鼻先がサンの胸の辺りに触れた時である。 「アハァ・・・ンン」 サンが奇妙な声を出した。 心配になったアシタカは、もう少しサンに近づきに行った。 サンのおかしな声に楽しさを感じた2匹は、サンの身体に触れたり、舌を這わせたりしていた。 「ウン・・・ダメッ!! やめ・・・ろっ・・・て アゥゥ」 アシタカは不思議に思った。 サンは「やめろ」と言っているのに、何故あんなにも気持ちよさそうな顔をしているのだろうか? 何故サンのあの声は、こんなにも自分を惹きつけて耳から離れないのだろうか? そして、アシタカにとって1番訳がわからなかったことは、自分の股間が熱く、大きくなっていることだった。
242 :
名無しさん@ピンキー :04/09/27 04:56:45 ID:OM0Vrhfe
243 :
名無しさん@ピンキー :04/09/28 04:24:17 ID:xWpSnZY3
244 :
234 :04/09/29 02:29:49 ID:n+fb+0hT
一体どうしたというのだろう。こんな事は初めてだ。 自分の身体に起こった異変に戸惑うアシタカは、サンが山犬達にいじられているのをいつまでも見ていてはいけないような気がした。 なぜなら、このままでは自分もサンもおかしくなってしまうのではないかと思ったからだ。 「早く行かなければ」 ヤックルの背にまたがり、サンの方へ進みかけた時、 「ウウ・・・ン やめろっ・・・て言っ・・てるだろ!!」サンが大声を出した。 2匹の山犬は、しぶしぶとサンから離れ、有り余るパワーを発散させるべく、走って森の中へと姿を消した。 「サン・・・」 ヤックルの上から、アシタカが声をかける。 「アシタカ!!」 久しぶりの来客に、サンは笑みを浮かべて起き上がった。 「久しぶりだな。元気だったか?」 ヤックルから降りるアシタカに声をかけ、サンが近づいてくる。 「ああ。それよりも、そなたは大丈夫なのか?先ほどは苦しそうな声を出していたが。」 「聞こえていたのか。何でもないよ。あの子達にからかわれていただけだから。」 「そうか、ならばよいが。」 「アシタカ、ヤックルの轡(くつわ)を外しておやりよ。走りたくてうずうずしてるよ。」 「そうだな。ヤックル、私が呼ぶまで好きなように遊んでおいで。」 野に放たれたヤックルは、軽やかに木々の中へと消えて行った。 2人きりになった、アシタカとサンは水辺に座り、互いの近況について話し合っていた。 そんな時、サンがあることに気づいた。 「アシタカ、一体どうしたのだ?」 サンが不思議そうに見る視線の先は、何だか大きくなっている、アシタカの股間であった。 「何だかわからないんだ。先ほど、突然熱くなってきて・・・」 「何かにぶつけたのか?それとも、虫にでも刺されたか。ちょっと見せてみろ。」 「いや・・・しかし・・・」 「薬草には詳しい。何かあっても大丈夫だ。さあ!!」 以前ケガをした時もサンに助けられた。では今回も大丈夫かもしれない。 アシタカは、恐る恐る下半身の衣服を取り、サンに問題の部分を見せた。 その部分は高々と天を向き、大きく太く、赤く火照っていた。
サンたんキター!!!
>>243 個人的には鬼畜系はやだな〜やっぱラブラブまた〜りモンが見たいなっす。
ラブラブ系(アシタカ×サン)で前に書いて修正したやつを、234さんが終わられたら載せてもよろしいでしょうか。
248 :
名無しさん@ピンキー :04/09/30 01:16:04 ID:Esum/mfM
>>248 イイ!カンタとの甘酸っぱいほのぼのHって感じのが見たいね・・・
スカート捲りとか、胸を触るとかで喜ぶカンタ・・・
精一杯頑張ってもおっぱいを吸うとか、ワレメにチン○ンをなすりつける程度で。
引き続き 554たまのナムリス×クシャナお待ちしてます〜〜! お元気ですかー!
俺は気長に待ちますぜ
アシタカ珍個でかそう
ハクは短小です。
255 :
234 :04/10/04 16:03:47 ID:YnyRXkDN
2人の目に飛び込んできたもの。 それは、発情期のオスの動物の体に現れるものだった。 「私は、一体!?どうしたというのだ?」 アシタカにとって、その部分が大きくなるということが何を意味するのか、全くわからなかった。 そんなアシタカを横目に、サンが突然衣服を脱ぎ始めた。 「なっ!!サン、そなた・・・何をしておるのだ!?」 「そなたの病気を治すためだ。」 「何故服を脱ぐのだ!?」 「森の動物たちは、オスの股間が大きくなる頃に、メスが自らの身体を差し出す。 アシタカが同じ病気なら、私が相手をするまでだ。」 確かに動物は発情期になると、オスが股間を大きくして、メスと繋がっている。 あれと同じことを、自分はサンにしなければならないのか? 再び黙り込んで考えているアシタカのそばへ近づいたサンは、その場で四つんばいになって、お尻をつきだした。 目の前で四つんばいになったサンの身体を、アシタカは見つめた。 自分の足元で手と足を着いているサンの身体は、白く美しく、 普段の荒々しさからは想像もつかないほど細く、触れば壊れてしまうのではないかと思った。 アシタカは、サンの裸体を見てさらに大きくなったモノを、ゆっくりとサンの桃色の蕾に近付けた。 「確か、動物たちはこうするハズだ・・・」 サンの入り口は小さく、荒々しいアシタカのモノが入る気配は皆無であった。 お互いに、動物が行う行為を真似しているだけであったので、前戯などなく、したがってサンの入り口は、まだ十分な湿り気がなかったのである。 どうすれば良いのかわからないアシタカは、ただただ自分の腰を前へ前へと押し、サンの中へ入ろうとしていた。 が、その時!!!!!
これじゃアシタカ、婚約者までいたのに物知らなさすぎじゃないだろーか…w カヤはあにさまとか言っていたが、許嫁だと宮崎さんがいっていた。
257 :
234 :04/10/06 11:46:16 ID:zui7r0kI
ズリュッッッッ!!! 「あああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」 勢い余ったアシタカのモノが、サンの小さな豆粒に滑り込み、気持ちよさにサンは絶叫した。 サンの気持ちよさそうな声に、アシタカはさらに自分のモノを擦り付ける。 「ああぁん・・・アシ・・タ・カ・・・」 次第に蕾からこんこんと蜜が湧き出し、アシタカのモノまで濡らしだした。 滑りも良くなり、サンの声に興奮するばかりのアシタカは、再びモノをサンの蕾にあてがった。 ヌルッっという感触とともに、アシタカの先端が中へと入った。 さらに腰を進め、ズブズブと進入して行く。 「くっ・・痛っ」 「すまない。もう少しで・・全・・部・・入る・・うっ!!」 アシタカは一気に突き進み、痛みで硬直するサンに声をかけながら、回復するまでしばらく待った。 きゅっと締め付けるサンの中は暖かく、今まで感じたことのないような快感に襲われた。 「サン大丈夫か?そなたの身体は、とても気持ちよい。そろそろ動くよ・・・」 サンの呼吸が落ち着いてきているのを確認し、アシタカはゆっくりと腰を動かした。
258 :
234 :04/10/06 11:46:40 ID:zui7r0kI
静かな森の中。 聞こえてくるのは、風が木々を揺らす音と、2人の人間の喘ぐ声。 神秘的な森の中で、アシタカは一生懸命腰を動かしていた。 辺りに結合部からの淫らな音を響かせながら。 聞こえてくる粘着質な淫らな音は、少女と少年を刺激し、 少女の甘い吐息は、少年を激しく突き動かした。 少年の荒々しい息は、少女に『男』を感じさせた。 やがて2人は昇りつめ、少年は自身の精を少女の中に注ぎこんだ。 少年は少女から身体を抜き、地面に横になった。 その顔を見つめながら、少女は少年に近づき、そっと口付けをした。 少女も同じように横になり、先ほどまでの行為を思い出しながら言った。 「アシタカ、そなたの病気治ったみたいだな。」 END
259 :
234 :04/10/06 11:51:12 ID:zui7r0kI
やっとこさ終わりです。 長々と申し訳ありませんでした・・・。 最後の方、どう書いてよいものかわからなくなってしまって、このような終わりになってしまいました。 駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
GJ!!!!!!
スレ違い 【海が聞こえる】 小説を読んで、ちりばめられた情報から推測した結果、 大学に入った杜崎拓の住む町:西武池袋線石神井公園駅 大学:日本大学芸術学部放送学科 里伽子の住む町:小田急線豪徳寺駅 大学:清泉女子大学文学部 アサシオ山尾の住む町:京王井の頭線神泉駅 大学:帝京大学医学部医学科 この情報から、津村知沙の不倫相手、大沢氏が住むのは西武池袋線ひばりが丘駅、 里伽子の父親が住むのは小田急線成城学園前駅とわかる。また、水沼が住むのは練馬駅で、 拓と水沼が一緒に演劇を見に行った駅は小田急線東北沢とわかる。
262 :
247 :04/10/11 21:26:23 ID:SLuaJ2IH
>>247 の(前に書いた)SSを載せてもよろすぃでしょうか。
264 :
247 :04/10/14 19:17:58 ID:IWs5h7J+
事件後、サンとの約束どおり、アシタカはサンの許にたびたび通うようになった。 とはいえ、とりとめのない話をしたり、タタラ場からの森の伐採案を相談したり、 あくまでその付き合いは話し相手で、戦友で、仕事仲間のようなものに留まっていた。 この夜、それまで他愛のない話をしていたサンが、突然真顔になった。 「アシタカ」 「ん?」 「初めて会ったときのこと、覚えているか」 もちろん覚えている。岩の隙間から見えた、対岸に現れた巨大な山犬、彼らと親しげに 接する人間の娘。そして、その口元に付いた血。強い眼差し。全てが目に焼きついている。 「私は、お前を殺すと思っていた」少しおかしそうに、サンはつぶやいた。 「それが、こんな風に親しくなるとはな」 “親しい”という言葉がおかしくて、アシタカは小さく笑った。 「なぜ笑う?」サンが不機嫌そうに眉をしかめた。その頬に、臙脂の刺青が際立っている。 決して落ちない、半人半妖の烙印。 獣たちの仲で育ち、兄弟犬と変わらぬ愛情で育てられても、母モロはそれでも、 はっきりとサンを差別した。山犬になり切る幼い少女に人語を教え、道具を作ることを 教えた。語彙は少ないながらも人語を解し、身の回りのものを自分で作る器用さを身に 付けはしたものの、心とは裏腹に、成長と共にしだいに“人間の女”になっていく自分が 嫌でたまらなかったのだろう。
265 :
247 :04/10/14 19:19:45 ID:IWs5h7J+
「醜く汚らわしい人間ども」と、モロは言う。母を愛するがゆえ、それならば自分は醜い のだと思い込み、思い込むほどに山犬への模倣を強めた。毛皮を背負い、牙を首に巻き、 人間への憎悪を掻き立たせ、母に認められるために死をもいとわず闘う姿は高潔で、 孤独だ。森の犠牲になって死ねば、自分を疎む獣たちもようやく、あの娘は仲間だったと 認知してくれるだろうと信じた。その姿は捨て身で、痛々しかった。 だから、アシタカは言った。「生きろ」と。こんなにも若く、悲しく命を散らして しまっては、あまりにも惜しい。 「きれいだよ」 アシタカは傍らに腰を下ろす、その身体を抱き寄せた。引き締まっているものの華奢な 体が、腕の中で驚いたように息づいている。 その身体の輪郭を間近に感じ、熱い衝動に襲われる。思わずその手を腰まで下ろし、 もう片方の手で胸をまさぐりそうになる。が、それを抑えて背に回した。 図らずも、息が荒くなる。それを整えようと目を閉じたアシタカは、耳元にサンの温かい 気配を感じた。サンはかすれるような穏やかな声でささやいた。 「…いいよ」
266 :
247 :04/10/14 19:25:24 ID:IWs5h7J+
驚いて、思わず後ろに身を引く。しかし、その声に迷いはなく、全て分かっているような 覚悟さえ感じさせた。サンは本気のようだった。目を伏せ、頭帯を外し、耳飾りを外し、 ゆっくりと衣服に手をかける。しばらくその様子を見つめていたが、思い起こしてその 手を上から握り、アシタカが代わって服に手をかけても、サンはそれを止めなかった。 彼女も、アシタカの身を覆うものを、一枚ずつ解いていく。 サンの肌が、二つの乳房があらわになった。月に照らされ、柔らかい陰影を描いて、 その身体の輪郭をなぞっている。最後に黒曜石の首飾りに手をかけた時、サンは静かに その手を握り、首飾りを外そうとするのを制止した。 裸のままサンを抱きしめ、ゆっくりその上に覆い被さる。 その美しい、赤らんだ顔を見つめて微笑む。すぐ下に、女のぬくもりと匂いを感じる。 柔らかい乳房が、アシタカの胸に押しつぶされていた。その下で、心臓が鼓動している。 鎖骨に口付け、その輪郭を下へなぞる。肩、腕、乳房、ここに力を込める。白い肌に うっすら血管が透けている乳房は柔らかく温かく、呼吸するたびに膨らんで指に吸い付く。 さらに腹、腰と降りて、引き締まった尻を指のはらで揉む。そして腿に触れると、 サンの紅潮した身体がびくっと反応した。熱い血液が、女の中を流れている。 この身体の中で、女の機能が静かに、しかし思った以上にしたたかに、確実に働いて いる。切れ長の、意志の強い目を伏せ、火照った身体をしなやかに動かすサンは、山犬と いうよりむしろ猫のようだ。アシタカは筋肉質な内股にそっと手を入れ、ゆっくり押し広げた。
267 :
247 :04/10/14 19:26:47 ID:IWs5h7J+
書き逃げですが、すみません。続きは後ほど、なるべく早めに書きます。
268 :
247 :04/10/15 00:03:06 ID:l06HVteu
思ったよりも薄い茂みから伝い、腿と腿の間に、ゆっくり指を入れてみる。 温かく柔らかく、湿った襞が何枚ものぞいている。指を動かし、襞をまさぐっていると、 小さな突起が指に当たった。途端にサンは切なげに呼吸を荒げ、顔をゆがめる。 指でこする度にサンは小さく声を上げ、アシタカもその呼吸に波長を合わせる。 突起から下に指を這わせると、さっきはただ少し湿っていた場所が、すでにぬるぬると 滑るほど濡れていた。中指をそこに当ててみる。熱く、弾力のある筒のような穴に、指は わずかな抵抗と共に吸い込まれていく。その圧迫のある、窮屈な感覚は、アシタカの頭を 燃え滾るような熱さで刺激する。アシタカは濡れた指を引き抜き、腕をサンの両脇につい て、きつく抱きしめた。
269 :
247 :04/10/15 22:38:51 ID:ZQFZiwX2
見つめ合っている。頬が赤く染まっていくのがわかる。私の顔のすぐ前に、アシタカの 顔がある。鼻がこすれそうなほど近くに、彼がいる。同じ鼓動を刻み、生身の肌と肌を重ねている。 彼の重い体が、私の体を求めている。 アシタカの「美しい」という言葉。母の口からこの言葉を聞きたかった。しかし、私に 向けて発せられることは決してないだろうと思っていた。だから私は、喜ぶより先に困惑 した。この人間は何を考えているのだろう。何かの罠に違いない。そして私は、その命運 をシシ神に託した。 今なら、その判断は正しかったと確信できる。母はとうとうその言葉を言わぬまま死ん だが、今、アシタカの瞳は本気だ。だから私も心から、その言葉を受け入れられる。 アシタカを受け入れる場所はすでに鼓動に合わせて反応し、濡れているのを感じる。 「いいのか」荒い呼吸の中から、アシタカのささやく声が聞こえた。 私はうなずき、彼の背に腕を回し、広げられた膝を立てて彼の腰をはさんだ。乳房の上 に、早鐘のような彼の鼓動を感じる。たくましい首筋に顔を埋めて、腰に力を込めた。
270 :
247 :04/10/16 08:18:54 ID:Rh/t534o
ずん、と彼の身体が上の方に動くと同時に、腿の付け根に熱く、硬いものが押し付けら れた。それはゆっくりながら、私の身体を押し上げていく。それほど痛みはなかった。 ただ、自分の身体の形と深さを実感するには充分だった。彼の肉杭は、びくん、びくん と脈動しながら私の身体を内側から押し広げる。 アシタカの肉杭が私の身体に収まっていくのを想像すると、急に、今彼と繋がっている のだという実感が沸き、私の呼吸も荒くなる。次いで一瞬、きつく捻じ込まれるような 感覚の後に、肉杭はするっと奥まで入ってきた。 「入った」アシタカが、くぐもった声でささやいた。 「…うん」私も、口の中でつぶやく。 奥まで到達してしばしの後、彼は腰をゆっくりと前後に動かし始めた。アシタカの 身体の一部が、私の身体の中を往復する。熱い肉杭が、身体の内側からぐいぐい押し付け、 舐めるようにこする。そのたびに、彼の腰や肩に力が入る。私も、背に回した両腕に力を 入れ、しっかり彼につかまって目を閉じる。私の腰も、彼の腰の動きに合わせて 絶え間なくしなる。はあはあと荒い呼吸が耳のすぐ傍で響く。 もう、どちらの呼吸かわからない。私たちは二人で一頭の生き物だった。 アシタカは私という獲物を食らう虎だ。虎は獲物に覆い被さり、首筋に噛み付いて離さな い。私も負けじと雌虎となり、雄の首筋に噛み付き、背に爪を立てる。 次第に、腰の動きが激しくなる。肉と肉がこすれる音が大きくなる。その刻動に合わせ、 じんじんと下腹が熱くなり、熱い液がつうと筒を伝って彼の肉杭を滑らせる。肉がこすれ る音に、ぬめるような音が加わる。ぐん、ぐん、と、硬いものが私の内臓を押し上げる。 液はさらにとめどなく流れ、二人の腿までも濡らした。
271 :
247 :04/10/16 08:20:27 ID:Rh/t534o
人間の男に抱かれている。自分にこんな機会が訪れようとは、思いもしなかった。一生 を森で過ごし、山犬としても人間としても当たり前のことを経験せずに死ぬのだと、決め てかかっていた。アシタカに出会い、全てが現実味を帯びてきた。彼となら、共に生きて ゆけるかも知れない。母さんはどう思うだろうか。獣たちを裏切り、人間を愛する私を 許してくれるだろうか・・・。次第に朦朧とする頭で、そんなことを考えた。 気がつくと、私もアシタカもかなり大きな声を上げていた。上げずにはいられない、 押し上げられる度に、どうしても声が漏れてしまう。耳許で、サン、とつぶやかれる度に、 心臓を鷲掴みにされたような切なさに襲われる。私の背は反り、脚は持ち上がって、 懸命に上下運動を繰り返す彼の腰を締め付けた。 アシタカが、苦しそうにうめき始めた。腰の動きがさらに大きく、激しくなる。 いきり立った肉杭が、私の中で大きく跳ねた。びくびく、と痙攣するように脈動し、 その先端が身体の奥を突く。 次の瞬間、アシタカは弾けるような声を上げ、私の身体の中には、熱い粘液がどくどく 注ぎ込まれた。彼はなおも小刻みに腰を振り、粘液を最後まで絞るように出し続ける。 やがて全て私の中に注ぎ込まれ、彼はぐったりと手足を投げ出し、私の上で力が抜け切っ たように脱力した。
272 :
247 :04/10/16 08:22:29 ID:Rh/t534o
聞こえてくるのは、彼と私の荒い呼吸だけだ。二人とも、汗でぐっしょりになっていた。 月が急に明るく感じられる。その青い光が、柔らかく二人を照らし、影をつくる。私の中 の肉杭も、徐々に硬さを失っていった。しばらくしてアシタカは私の脇に両腕をつき、 慎重に杭を抜いた。ごろりと大の字に横になった彼の二の腕に、私は自分の頭を乗せた。 暖かい快感に満ちていた。身体の向きを変えると、さっき彼から出た粘液が身体の奥で とろりと動く。もう彼と私は離れているのに、不思議な余韻がいつまでも下半身に残って いる。じん、じん、と、鼓動に合わせて余韻が響く。私と彼が、身体を結んだ証。それを 失いたくないばかりに、私は彼の胸に腕を回す。すぐに彼の腕も伸びてきて、私の肩を すっぽり包む。アシタカは、私の頭をくしゃくしゃ撫でて、微笑む。 私も微笑んで、余韻をかみしめながらしっかり彼の胸に抱きつく。 ほどなく、アシタカは寝息を立て始めた。 しかし、アシタカは知らない。私達は、実はすでに関係を結んでいるのだ――
273 :
247 :04/10/16 08:23:48 ID:Rh/t534o
アシタカの看病中、次第に氷解していく彼への不信感と共に、彼の体力も戻り始めていた。 その朝、私は毎日するように、排泄させるために彼の下半身を覆うものを解いた。 そこで私の動きは止まった。 脚の間から突する泌尿器としか思っていなかったものが、弱弱しく横たわる彼とは 対照的に、たくましく屹立して はじけるように飛び出したのだ。赤くふくらみ、太い血管 があちこちに浮き出ている。 思い返してみると、あれは自然に起こることで、つまり回復の兆候だったのだろう。 しかし、その時の私が何を思ったかはわからない。わからないが、そのとき私は、反り 返ったそれを、咄嗟に手で包んだ。感じたことのない強い衝動が湧き起こり、じわりと 下腹が熱くなった。それは硬く熱く、私の手の中で脈動していた。目を閉じて反応しない アシタカを見おろし、それを握ったまま、辺りを見回す。 誰もいない。私と、この男だけだ。胸が、苦しくなるほど激しく鼓動していた。息を 殺し、口を、手で包んだものに近づけ、舐めてみる。寝言のように、アシタカは低く うめいた。舌をつけたまま、恐る恐るそれに唇をつけ、先端を口に含んだ。熱く、弾力が あり、生き物のようだった。アシタカはわずかに腰を動かし、苦しそうに顔を歪める。 口の中で鼓動する彼の体の一部を感じ、私の心臓は早鐘のように打っていた。 気がつくと、脚の付け根から大腿にかけて、滑液で濡れていた。じんじんと、下身が 主張していた。それに抗う術を、私は知らなかった。
274 :
247 :04/10/16 08:25:36 ID:Rh/t534o
衣服をめくり、仰向けに横たわる彼の上にまたがる。すぐ前に、屹立したものがある。 ゆっくりと腰を上げ、彼のわき腹に手をついて身体を支える。もう一度周りを見回し、 恐る恐る脚を広げ、硬い先端が脚の付け根に当たるのを確認し、腰をゆっくり沈める。 ぐん、という重い感覚に、滑液で濡れたひだが、痙攣を起こしたようにしびれる。 再度周りを見て、誰もいないのを確認する。 慎重に、まっすぐ腰を落とす。鈍い痛みと共に、硬いものが身体を割って入ってくる。 感じたことのない痛みに、 少したじろぐ。しかし、本能の声は私を解放しない。 ただそれに従うように、私はさらに、腰を深く落とす。 体の奥で、何か弾けるような感覚と共に、硬い肉棒は深々と付け根まで入った。 結合した部分から血液が流れ出た。奥までとどいた、という感覚は、痛みに取って代わっ て私を刺激する。 腰を上下に動かしてみる。肉が摩擦している。何も知らない人間の男と、身体を繋げて いる。 ぎこちなく腰を動かすうち、なんとなく、どう動かしたら痛みが軽くなるか 分かってきた。私の中の物は、ただ周りの肉の筒にこすられ、しごかれて脈動を続けてい た。さっきよりも、硬さが増したように感じる。 私はうめくアシタカを見降ろし、 火照った顔を上に向けて、はあはあと荒く息をしながら腰を振る。 次第に熱くなる体にぴりっと張り詰めるような感覚を覚え、乳房に指を這わせると、 その先端が硬くなり、衣服の上からでもはっきり形がわかった。指で乳房の先端をこする と、下腹とつながっているかのようにじんじんと快感が広がった。顔が熱くなる。体と体 がぶつかり合い、ぱん、ぱんと、肉体同士がぶつかる音が聞こえ、それが私を刺激する。 心臓の刻動が全身を駆け巡って、下身の奥までも同じ刻動で痙攣し、滑液を出す。 それは結合部の外にまで流れて、私の脚の付け根や彼の腹を濡らしていた。
275 :
247 :04/10/16 08:26:56 ID:Rh/t534o
治まってきた痛みは快感となり、それを欲して腰の振りを激しくする。 外に聞こえない よう押し殺した声が、突き上げられるたびに喉から漏れる。アシタカの腿は濡れ、 ぱん、ぱん、という音にぬちゅ、ぬちゅ、という液体のこすれる音が加わった。 中で跳ね、内臓を突く肉杭を感じ、高まる興奮と共に思わず大きな声を上げた瞬間、 アシタカの顔が苦しげに歪んだ。一瞬、肉柱が緊張し、熱い粘液が勢いよく私の中に なだれこんでくる。私の下腹もそれを受け入れ、軽く痙攣を起こす。 私はアシタカにまたがったまま、しばし粘液が筒を伝うのをを感じた。しばらくして、 肩で呼吸しながら、私はゆっくり腰を持ち上げた。ぬちゅっという、生々しい音と共に それは私の体から外れ、私は脱力してアシタカの隣に横たわった。 手をのばし、今まで男と繋がっていた場所を探る。熱いひだはぬるぬるに濡れていて、 その間にはさらにべたべたしたものが付着している。指でこすって顔の傍に持って来る。 白っぽい、どろりとした粘液が、指に付着している。鼻に近づけて、彼の匂いを感じる。 ふととなりのアシタカに目を移すと、ぐったりとした様子で眠っているようだった。 股間に目を移すと、それはほぼ元の大きさに戻り、脚の間に納まっていた。 私はそれについた滑液をふき取ると、褌で元のように包んだ。
276 :
247 :04/10/16 08:28:41 ID:Rh/t534o
「ごめん」 口の中でつぶやき、毛皮と仮面を背負って日が昇った外へ出たあともしばらく、 じん、じんと、眠っていた機能が目を覚ました余韻は消えなかった。 その夜、偶然かこのせいか、アシタカは意識を取り戻し、母と私のことで言い合った ようだった。そして戻ってきたアシタカは、私に言った。 「ありがとう、サンとシシ神さまのお陰だ」 どきっとして、思わず顔をうずめて目を閉じた。ばれているのだろうか、いや、そんな はずはない。内心どきどきして寝た振りをする私の上に、アシタカの毛皮がかぶせられた。 彼はどこまでも優しい。 そんな優しい男を、私は騙しているのだろうか。 言えるはずがない、この先一生、誰にも。 これは、口が裂けても告白できない私の秘密だ。 朝、アシタカは私より早く起きていて、「処女を失った」私を気遣った。 「体、大丈夫?」 私は微笑み、答える。「うん、大丈夫」 アシタカも微笑み、また私を抱き寄せて額に口付けをした。 おわり ――― 長々でしたが、お付き合いいただきましてありがとうございました。
277 :
名無しさん@ピンキー :04/10/16 21:59:34 ID:ax8djedE
保守的上計
247氏超GJ
乙でした! 細かい描写も綺麗で良かった
280 :
名無しさん@ピンキー :04/10/18 02:52:09 ID:Gsvvf8UU
でも内容はツマンネ
クスッ
このスレをageることが神の意思とのことです!!
映画見て萌えたらハウルで描きます 予告見る限りは萌え上がりそうな予感がするんだがw
554たま 芸術の秋ですが、クシャナ殿下とナムリス閣下のロマンスは いかがですか? お待ちしております〜〜!
ナウシカ×オームキボン。 シータもいいな。 神期待age
286 :
554 :04/10/30 03:02:51 ID:S0F2kds5
>>284 まあ、気長に待ってて下さい。
書く気はありますので。
>>286 わ〜〜い超うれしい〜(><)
激楽しみにしております!!
>>286 期待してます
全部できたらプリントアウトして
堪能する
289 :
554 :04/11/02 16:20:31 ID:l4JW0edF
だらだら書いていたら何だか書き出し当初の頃と 今書いている部分、これから書こうとしている部分の雰囲気や文体が 噛み合わなくなってきたので(自分の文章力と気力が無いばかりにorz)、 取り敢えず今迄上げた分に少し手を入れてみたのですが、 こちらに再投下しても宜しいでしょうか。
290 :
名無しさん@ピンキー :04/11/02 19:44:12 ID:jxF3jb6e
age〜第六章
>>289 もちろんですよ〜〜
最終章に向けて助走ってことでおながいします!
292 :
名無しさん@ピンキー :04/11/03 22:00:22 ID:tKO7l4qc
コナンとラナのきぼん
294 :
名無しさん@ピンキー :04/11/05 00:59:38 ID:Z+fR+b1t
過去スレ見れないので過去スレのをコピペしてほしいな。
295 :
名無しさん@ピンキー :04/11/05 01:22:02 ID:Tms2meKt
15、6歳位になって性の事で悩み始めて ラナはモンスリーに相談してレズられたり コナンはどっかの交易先の怪しげな店で筆おろし その位のお膳立てしないとくっ付いてくれそうに無い気がするな、、、コナンとラナ
艦の中をうねうねと巡る通路には酒の臭いが漂っていた。 ぼんやりと燈るランプの下、久々の酒に酔い痴れた兵達は持ち場で眠りに落ちていた。 「まったく、どいつもこいつも居眠りこきやがって。」 通路に点々と蹲った人影を面倒臭そうに避けながらナムリスは足を進めていた。 目指す部屋に到着した時もその光景に変わりはなく、それどころか先の方まで延々続いている。 だらしなく床に崩れ軽い鼾をかいている兵を靴の先で小突くと、 まだあどけなさの残る寝顔をした若い兵士は口の中で何事かぐにゃぐにゃと呟きながら体を丸めた。 いかにも呆れたといったように溜息を吐いた薄い唇が、いやな笑いで歪む。 「お前は明日から鬼食いだな。」 そう言い捨て、男は扉の把手に手を掛けた。 慎重とも乱暴ともつかぬその手付きに対し、室内に這入る足取りは落ち着きを払っていた。 酒臭さに慣れた鼻には、この部屋の清浄な空気が少し苦しかった。 縁に金糸の刺繍を施された深紅の絨毯。それを取り囲むようにずらりと並んだ人、人、人。 絡み合う蛇の紋章の入った旗が、まるでそこに描かれた毒蛇の如く奇妙にうねり翻っている。 十三歳のクシャナは国の式典に出席しているが、それが祝いの儀なのか、或いはその逆なのかは、何故かわからなかった。 彼女の目にはただ、暗く翳った群集の顔が無気味に見えていた。 その中に一つだけ明瞭に浮かぶ顔を見つけ、クシャナは目を止めた。 いや、人間の顔ではない。不可思議な模様の付いた面のようなもので覆われた男の顔であった。 外見から判断するに自分よりも十以上上であろうか。五、六歳しか違わないようにも見える。 まだ若い事は確かなようだったが、顔を隠している所為か正確な年齢は見当がつかなかった。 やがて彼は他国の王族の一人として貴賓達の中に居る事がわかった。 歓迎の花束を抱え異姉妹達と共に貴賓席に向かったクシャナはその男に花束を渡した。 男は他の賓客がそれぞれの姫達にするのと同様に、か細く白い彼女の手を取り、面を少し上げて軽く口付けした。 その手と唇の、かつて触れた事の無いような異様な冷たさを最後に、夢は唐突に終わりを告げた。
夢が敗れると同時に、クシャナは右の手に夢の中で触れた冷たさと同じものを感じた。 驚いて目を見開き、咄嗟にそれから逃れようと寝台から身を起こすが、 冷たい手は彼女の手を掴んだまま離さない。 薄闇の中に、無気味な一ツ目の付いたヘルメットを被った男の姿が見えた。 「離せ、ナムリス!何をする!!」 「随分と逞しくなったもんだなあ。昔はあんなに可愛い手ェしてたのに。」 そう呟きながらナムリスは片方の手で女の右手を押え付け、 もう一方の手で逃れようともがくその手を、子供が玩具でもいじるように弄び始めた。 「でも、女の手には違いないな。」 絡み、縺れ、様々な形に交わり合う男女の指はクシャナに淫猥な予感を感じさせた。 「……こんな時間に何用かな、神聖皇帝殿。」 窓から差し込む唯一の明りが薄い寝衣の下の女の形を露わにしている。 鋭く、知性的な光を宿した瞳は、その滑らかな体の線とは不釣合いなようでいて不思議と均衡を保っている。 「そりゃあ夜中に男が女の部屋に出向いて来るとなれば、何の用があるのかは姫君とておわかりだろう?」 男はその目を避けるというわけでもなく、絡まったままの手元に視線を落としている。 「臥所を共に、か?」 「わかってるじゃないか。」 「正式な婚約も式も無しにか。」 こちらを見据える眼差しを受けて、ナムリスは吊り上がり気味の口角を更に引き上げた。 「形式だけの儀式はお前の最も嫌いとするところだと思ったがな。 第一そんなもの、俺達の間で交わしたので充分だろ。」 歪な微笑を湛える男の口元を見て、クシャナは自分の内を容易く見破られた事に気付いた。 同時に、自分がそれに対して怖れを抱いている事も思い知らされた。 「せっかちな婿殿だ。そのような事は落ち着いてからいくらでも出来るではないか。 私がお前の妻になる事に変わりはないのだから。」
「まあ、それもそうだけどな。」 そう言うとナムリスは腕に力を込め、硬直した女の手を思い切り引き寄せた。 不意にバランスを崩し倒れ掛かってきた体を抱き止めた拍子に、 男の顔を隠していたものが重く鈍い音を立てて床に転げ落ちた。 わざと身振りを大きくして自分から振り落としたようにも見えた。 身を縮込めていた女はその音を聞いて再び男の腕から抜け出そうと試みた。 が、冷やかな手は更に強い力で彼女を押え込むと、その柔らかな髪を掻き上げ形の良い耳を晒し出した。 「それまで俺が大人しく待ってるとでも思った?」 言葉と共に吐息が耳に触れる。 「待ってる間にむざむざ逃げられでもしたら困るからな。」 クシャナは伏せていた顔を上げ、先程から自分をからかっている男の顔を見つめた。 「そら、約束通り顔も見せてやったろう。」 体に回された手の片方が、背を這い、頬に上ってくる。 氷のように冷たい指が僅かに頬の肉に食い込んだ時、体に戦慄が走るのをクシャナは抑える事が出来なかった。
針のような、棘のような、牙のような、鋭い三日月が薄雲の中に浮かんでいた。 ゆるやかに流れる雲が紗の如く月を翳らせるかと思うと、また鋭利な光が部屋の中に差し込んだ。 互いの息が混じり合うほど近くに男の顔があった。 その顔は快活で残虐な少年のように見えれば、目的も無く頽廃に耽る青年にも見え、 また全てに破れ疲れ果てた老人のようにも見えた。 一国の皇女であり軍を率いる指揮官でもあるクシャナは、彼の年齢については知るともなく知っていた。 気紛れに隠れる月の所為だろうか。時折深い陰鬱が口元や目の中をよぎる。 整った顔立ちをしていたが、どこかつくりものめいた端正さだった。 「じろじろ見るなよ。」 乾いた笑い声に少し照れが見て取れた。 「構わぬだろう。お前は私の顔を知っているが、私はお前の顔を知らないのだから。」 「そうさな……。」 答えにならぬ呟きを発して、ナムリスは心持ち痩せた頬を包んでいた手を美しく尖った頤へとすべらせた。 接吻の予感に、クシャナは男の顔に置いていた視線を曖昧に散らした。 暫く親指がその感触を味わうように動いた後、軽く触れ合った。 それは少女の時に彼女の手に触れたものと同じだった。 女は目を瞑らず、ぼやけた焦点を元に戻した。男もまた目を開いてその青さを眺めていた。
「おいおいクシャナ、そんなに睨むなって。接吻の時は目ェ瞑るもんだぞ。」 唇を離した直後、部屋の中に例のふざけたような声が響んだ。 こういう時でもこの男の物言いは変わらないらしい。 クシャナは少々呆気に取られたが、それは不思議と彼女の身を和らげた。 「別に睨んでなどいない。」 纏わりついた腕を解こうと、縮まっていた体がその中で窮屈そうに動く。 冷ややかに女の動きを制していた男の腕は意外にもあっさりそれに応じた。 「それよりナムリス。」と女は寝台に戻り腰を掛けながら男に呼び掛けた。 「ん?」 「お前、少し酒臭いぞ。」 手持ち無沙汰になった男はぐるぐると部屋の中を彷徨い、 彼の花嫁が身を落ち着けるのを見届けてから土鬼式の装飾が施された壁に背を凭せ掛けた。 何かのまじないが掛けられているかのようなその壁は、深更の中で一層無気味さを増している。 「ああ、夜に俺のとこの兵が騒いでただろ。それが酷い有様でな、見張りが全員酔い潰れてるんだよ。 俺は一滴も飲んじゃいないよ。来る途中で臭いが付いたんだろう。あ。」 「何だ?」 「お前んとこの奴等も寝てたぞ。残念だったなあ。」 暗がりの壁際から悪戯っぽい笑みを含んだ声が届く。 「何が?」 「叫んでも助けに来てくれないじゃないか。」
「助け、ね。」 クシャナは夜の冷たい空気を深く吸い込み、一旦息を止めそれを胸に留めた後、ゆっくりと吐き出した。 「必要ないだろう。」 「必要ないって、それ、どういう意味?」 光の届かぬ一角から男は姿を現すと、女の方へ歩みを進めた。 「どうもこうもない。そのままだ。」 俯き加減に寝床に腰掛けた女の前まで来ると、ナムリスは彼女の頭にそっと手を置いた。 ふんわりした髪を指で遊ばせながら後頭部へと撫で下ろし、そのまま項に手を回す。 僅かに肌が上気し始めているのが感ぜられた。 クシャナはふっと顔を上げると、男の顔に目を据え、言った。 「それとも何だ。泣き喚いたりした方が良いか?」 男の情欲を逆撫でるような物言いと表情だった。 けれどその目の奥に、来ないで、と哀願する光が点じていた。 本心はそのどちらにあるのか。 わかりきった事を改めて確かめるように、ナムリスは女の頭を持ち上げ、彼を見つめる瞳を注視した。 危うい緊張を鎧った双眸は、それを気丈に撥ね返そうとする。 「……何にせよ、抱かせてもらうがね。」 わざと淫靡な口調で呟き、凛と張り詰めた眉の片方がぴくりと動くのを見留めてから、 男は頑なに引き結ばれた女の唇を毀すかのように唇を重ねた。
一度目の、ただ触れるだけのものとはまるで違う、荒い口付けが女を襲った。 静かに閉ざされていた唇を無理矢理こじ開け挿し込まれた舌が、歯列をなぞり、口中をまさぐる。 やがて小さく引込んでいる舌を見つけ出すと、それに自らのものを絡め、更に深く口を押し付け、貪った。 その間にナムリスは女の体を再び腕に収めた。 呼吸をさせてくれる暇なぞ与えてくれぬその乱暴さに、クシャナは狼狽える事しか出来なかった。 いよいよ苦しくなってきて男の体を突き飛ばそうかと思った時、 その事を察したかのように、冷えた唇が透明な糸を引きながらゆっくりと離れた。 「舌、噛み切られるかと思って冷や冷やしたよ。」 荒い息を肩で整えているクシャナには答える余裕は無かった。男もそれをわかって言ったふうだった。 ふと、薔薇色に染められた唇から、最早どちらのものかわからなくなった唾液が零れた。 首筋を伝い、胸元に流れ落ちて行くそれを追うように、ナムリスは唇を這わせた。 服の裾からは手を差し入れ、その白い肌に直に触れる。 柔らかな皮膚に起こった一瞬の顫えが、唇と手に伝わってきた。
静かに這入ってきた男の手が薄布の下で女の線を辿り始めた。 白磁のような滑らかな肌は、はにかみながらも柔らかく吸い付き、男の掌を愉しませる。 腹部や背中を押えるようにしながら撫ぜ、肋の窪みを指でなぞり、その上にある膨らみに両手を置く。 掌で包むようにして軽く力を込めながら撫で回すと、漸く整った呼吸に戸惑いの息が多くなる。 左の手をそのままあてがいながら、右の手は少し捲れ上がった裾へと伸ばし、脱ぐように促す。 白い腕が躊躇いがちにそれに応じ上に伸びると、すぐさま剥ぎ取らた。 夜気に晒された乳房に両の掌を戻し、その重みを確かめるかのよう弄びながら首筋に接吻を繰り返す。 そのまま胸元まで下りて行き、右の房の、薄紅い小さな果実の如きそれを啄んだ。 しかし女は相変わらず眉根を軽く寄せ、後ろについた手で体を支えながら彼の動作を眺めているだけだった。 堪えているのだろうか。 ナムリスは女の顔を覗き込むように見上げながら唇を左へと移し、先端を舌先で舐め上げた。 「…………っ…。」 呼吸の中に、聞き取れるか聞き取れぬかといった程の微かな声音が混じった。 「何だ、こっちがの方が良かったのか?」 少しばかり悪心が篭った声で囁き掛け、その可憐な乳首を口に含む。 唇で吸われ舌で転がされると、たちまちそれは口中で硬さを示す。 面白がって甘く歯を立てると更に隆起し、蹂躙し易くなる。 左のそれを口の全てを使って執拗に攻めながら、右の膨らみに左手を伸ばし、 その頂きを指の間で挟むようにして全体に揉みしだく。 声音は喉元に留まっているが、諦念と羞恥とが滲んだ顔に、 それらとは全く異質のものが生じ始めているのを男は見逃さなかった。
「穴蔵で暮らしていたにしては随分女の扱いに慣れているようだな。」 下のものを脱がしにかかろうと腰に手を掛けた時、男の手元を見るともなく見ていた女が言った。 「ま、伊達に長生きはしてないからな。逆に不慣れな方が可笑しいだろ。 もっとも、弟の方はどうか知らんけどな…。ちょっと腰上げて。」 「兄弟仲が御悪いようだ。」 微笑いを混じえながら呟き、男の言葉に応じようと体の重みを支える腕に力を込めようとする。 抗う気持ちは既に失くしかけていた。が、未だとけぬ怖れが震えとなってそれを阻み、思うように動かない。 「それはお前のところも同じだろ。」 ナムリスはやにわに女の背に腕を回すと、怯えに揺らぐその体をひょいと持ち上げた。 下肢に微かな緊張が走るのを感じながら、腰の部分に掛けた手を半ば強引に下ろしていく。 「最初からそうしろ。」 「だって、腕疲れるんだよ、これ。」 肌と布とが擦れ合う音が消え、薄闇の中、一糸纏わぬ女の姿形が浮かび上がった。 少し尖り気味の肩、締め上げたらことりと音を立てて落ちてしまいそうな頸、胸元は呼吸の都度静かに上下し、 すらりと伸びた手足はどうして良いかわからないといったふうに軽く竦んでいる。 長い睫毛に縁取られた瞳が困惑げに光り、伏目に視線が彷徨う。 戦場で男達の先に立ち声を上げ、血の雨の中を駆け抜けてきた女とは到底思えない、 誰しもが見惚れてしまうであろう彼女のしなやかな体躯にナムリスもまた例外無く眺め入った。 仄かに色付いた乳白色の肌の所々に彼の唇の跡が朱く消え残っている。
露骨に纏わりつく視線にいたたまれなくなり、クシャナは身を捩った。 脚を縮め、腕で前を覆い隠そうとすると、冷やりとした指が絡みそれを遮る。 「隠す事ないだろ。」 「そう無遠慮に見られたら隠したくもなる。」 細い手首が男の手を振り払うとぱたりと落ちた。 「さっきのお返しだよ。」 ナムリスは女の膝に手を掛けしゃがみ込むと、俯いたままの顔を覗き込むように見上げ、顔を近付けた。 こつんと小さな音を立てて額同士がぶつかり、見上げた目と見下げた目とがかち合う。 「だから目は閉じるんだって、そう言ったろう。」 重なり合う寸でのところで意地悪く微笑む。 「わかっている。」 小さく呟くのを無視して立ち上がると、両の手で顔を挟み、上を向かせた。 頬を撫ぜるようにしながら片方の瞼を指で瞑らせ、もう片方は唇を押し当て瞑らせる。 「それでいいんだよ。」 閉じた瞼とは対照的に無防備に開いたままの唇に舌を挿し入れる。 執拗な求めに女がぎこちなく応えるのを感じ取ると、その舌を味わうかのように縺れさせた。 そのまま下になった体に上体を合わせ、自身の重みに任せて倒そうとする。 しかし女は急に唇を離すと、軽く突き飛ばすようにして男を押し戻した。 かと思うと、僅かに後ろにのめった男の腕の片一方を掴み、再び自分の方へと引き寄せた。 反動で引き戻された体が肩口に重く圧し掛かる。 目の前にある薄茶色の髪が掛かった耳に口を寄せ、吐息が勝った声で囁いた。 「お前も脱げ。」 強がった言葉が微かに震えを帯びていた。
きょとんとした表情を浮かべた端正な顔が、眉間に気難しげな皺を寄せた女の顔をまじまじと見た。 一瞬後にその言葉の意図を理解すると、身を屈め、肩を細かく揺すらせ、声を立てずに笑い出した。 「何だ。可笑しいか。」 鋭い、けれどどこか弱々しさを含んだ声が飛んだ。 「別に可笑しかないが……、面白いな。」 「同じ事ではないか。」 呆れ気味の女の声に男の笑い声が重なる。 「いや、これはとんだ御無礼をしたな。お姫様一人引ん剥いちまって。」 笑いが残る声で言いながら、道化じみた所作で投げ出されたまま女の手を取り、その甲に顔を寄せる。 それに気付いた腕が鬱陶しげに動かされ、口付けされる前に男の動きを妨げた。 「言われなくてもそうするよ。」 少しむくれた顔をした女を宥めるように言い、 白い手を掴んでいた手を、腕から肩、肩から頸へとすべらせ、髪に触れた。 むずかる子供でもあやすような手付きで頭を撫でながら、ナムリスはふと浮かんだ疑問を口にした。 「髪、どうしたんだ。長かったじゃないか。」 「切った。」 「それは見りゃわかるさ。何で切ったんだ?」 「長いと、何かと面倒でな。」 男の問いに少し考え込んでからクシャナは嘘の答えを呟いた。 本当の事を言えばまたからかわれるだろうと思った。 「そうか。何だか勿体無いな。」
少し節くれ立った指が離れ、男が背中を向けたのを合図に、クシャナは身を横たえると手足を縮込め蹲った。 適当に投げ遣った目の、その視界の隅に、億劫そうな手付きで衣服を脱ぐ男の姿が映った。 顔はそのままに、目だけちらりと動かして様子を窺う。 自分の部下達とそう変わらない、まだ若い青年の背が露わになっている。 「またそうやって見る。」 見られているのに気付いたのか、それともただの戯れにか。不意に男が頸を捻り女の方を見た。 視線が交わる前に目を元に戻し、空に泳がせる。 「顔もそうだが、歳の割に若作り過ぎると思ってな。」 「気になるか?」 衣が床にすべり落ちる音が止む。その一瞬の静寂が耳に痛かった。 「自分の嫁の容姿を気にせぬ男など居ないだろう。」 「まあ、まず居ないだろうな。」 新たに加わった重みで寝台の脚がきしりと音を立てる。 「女もそれと同じだ。」 視野の内に男の裸体が入り込んだ。その口元には相変わらず緩い笑みを湛えている。 「何なら灯り、点けてやろうか。」 「そこまでして見る顔でもなさそうだな。」
「酷えなあ。そりゃ、お前みたいに綺麗な顔してるわけじゃないが。」 ナムリスは横臥に蹲った体の脇に手をつくと、やや傾いだ顔に頸を伸ばし、きらきらしい女の顔に目を落とした。 その目を避けるように、それまでじっとしていた瞳が軽く瞬いた後、斜に逸れた。 「世辞を言っても無駄だぞ。」 「こんな時に世辞が言えるほど気の利いた性格はしちゃいないさ。」 言い終わるや否や、倒れ込んでいる女の、少し骨張った肩の辺りに腕を回しそっと抱き起こした。 拍子に、猫のように丸まっていた手足が力無く伸びる。 このまま重なり合うものだと思っていたクシャナは戸惑いを感じたが、 自分の方から男を引き寄せる事など出来るわけもなく、肩を掴む腕に自らのそれを絡ませゆっくりと起き上がった。 肩から胴へと移った腕に抱き寄せられ、丁度男の胸に背中を預け、膝の内に抱え込まれる形になった。 背と胸が合わさり、腰と腹とが合わさり掛けた途端、既に強張り始めている男の下腹を感じて俄かに女の腰が浮いた。 「今更逃げるなよ。」 言って、男は逃れようとする体を強く押え込んだ。 右の肩に頤を乗せ、蒼ざめた耳元に口を寄せ、 「怖いのか。」といやに生真面目な声で囁いた。 女は何も言わずに少し俯くと、小さく溜息を吐き、体の力を緩め、男の胸にゆっくりと身を凭せていった。 異国の男の肌は、その指や唇と同じように冷えた感触を彼女に与えた。 重みを預け切った瞬間、きつく体を押え付けていた腕がふっと解かれたかと思うと、 脇の下を通って胸の下に巻き直り、また抱き竦められた。 乳房をまさぐるかに思えた手はその下の肌をなぞった。
「一つ、聞いてもいいか。」 体のかたちを確かめるかのように肌に沿う手が、再び胸をさぐろうとする前に、 その手首に蝋細工のような指が纏わり、女の明瞭な声が静かに響いた。 「一つだけでいいのか?」 捕えられるままに男は素直に動きを止めると、細い腰の括れをきつく押えた。 クシャナは指をほどき、窮屈そうに肩を動かしそこに乗った頤をどけ、 「お前は、私を抱きたいのか?」 上体だけを後ろに向けるように体を捻った。 淡く上気した肌が男の掌の下で柔らかく縒れた。 「それとも女が欲しいだけか?」 紅を差したように鮮やかな唇の端が、ほんの少し歪んでいる。 男はそこに自分の唇を押し当てた。化粧の匂いはしなかった。 頬に接吻しようか、唇に接吻しようか、どちらにしようか迷いかねたような位置に唇を落とされて、 それが女にはもどかしく感じられ、顔をずらし、自分の方から唇を合わせた。 「さてね。どっちだと思う?」 己のそれにたどたどしく触れる感触から離れるのが惜しくて、男は唇を触れ合わせたまま問い返した。 薄目を開いた女の顔に惑いの表情が浮かび、緩く結んだ唇が微かに顫えて男から離れた。 それに呼応するように揺れる淡い金色の髪の中に、ふと光るものを見つけ、 男は女の腰から片手を離し、その美しい髪をそっと掻き上げた。 端正な輪郭の耳に、翠色の石と金とで出来た飾りが取り残されていた。 涙形のそれは指の先で軽く触れると、あるかなきかの音を立てながら左右に細かく振れた。 「じゃあ、どっちだったらいいと思う?」 無言のままの女に囁き掛け、男は指先で遊ばせていた耳飾りを引っ張るようにして取った。 女は驚いて一瞬肩を窄めた後、しかつめらしい顔つきをして前に向き直り、再び男の胸に背を凭れ掛けながら、 「後の方が、少し気が楽だ。」とどこか投げ遣りな調子で言った。 「なら、そういう事にしておけ。」 ナムリスはもう片方の耳飾りも同じように取り去ると、下には落とさずに自分の耳に着けた。 人肌に温まった金属の感触はやけに生々しかった。
裸になった耳に男が唇を近付けると、女はそれがこそばゆいのか、頸を捩り身を捩りして避けようともがいた。 そんなふうにされるとしなくてもいいような事でも無理に押し通したくなるもので、 ナムリスは女の頸を引き寄せ、強引にそこへ唇を押し付けた。 「いいな?」という声が、ゆるやかな呼吸に混じってクシャナの耳に触れた。 口を寄せていなければ聞き取れぬであろうその声を聞き分けた途端、女の肩が細かに震えだした。 それは次第に体全体に広がり渡っていき、仕舞いにはくつくつと笑い忍ぶ声が唇からひそやかに漏れた。 「そういうのは最初に言うべきじゃないのか。」 そうだな、せめて服を脱がす前に。と付け加えて、女はまた笑いを広げた。 「言っただけましだろ。」 鈴を転がすかのような可憐なそれに、男はつられてふっと頬の筋を緩めた。 「……もうそういうのはいいから、とっとと済ませてくれ。」 「いやだ。」 笑いが失せ、何の表情も無くなった、輪郭のぼやけた声を女が放ったのに対し、 男の声にはまだ悪戯っぽい笑みが残っていた。 肩越しに男の顔を見遣った女が不平を口にする前に、また唇が重ねられ、 男の片手が女の肩を撫で二の腕をすべり、肉付きの薄い腰の起伏を辿って下腹に忍んだ。 「ちょっ、やめ……んっ!」 顔を離し、抗議の声を上げかけた女の体をきつく抱き寄せ、 男を再び唇を合わせ舌を交わらせ続けながら、緩く閉じ合わされた脚を割り開き指を差し入れた。 抱きかかえた女の肩がびくりと竦み、喘ぎとも呻きともつかぬ音が喉元で顫えた。
髪と同じ色の柔らかな茂みに覆われたそこは、湿り気を帯びてはいるものの濡れるというにはまだ遠く、 指を受け入れる事すら頼りなく思え、男をひと撫でしただけで指を引いて、唇を離した。 「そんなに緊張するな。」 「…して…ない……。」 長く深い口付けの後での息苦しさもあるのか、女はあきらかに上ずった声で否定して男の腕を振りほどくと、 脚を折り曲げ膝を抱え、その膝頭に顔を埋め、体を小さくこごめてしまった。 ナムリスは右の人差し指を口に運びながら、 「してるじゃないか。」とまた言うと、女は顔を伏せたままかぶりを振った。 「まあいいけどさ、脚、開いてくれない?」 ほら、と男は極力声を和らげて、膝を抱き締める女の腕に手を掛けた。 「どうして?」 「どうしてもこうしてもないだろう。後で困る。」 女はおずおずと顔を上げ、心持ち頸を後ろに捻り男の方を窺った。 「別に、困らないと思うけど。」 男は半ば呆れたような顔をつくってその横顔を見つめ返した。 「お前が困らなくても俺が困るんだよ。」 「いやだと、言ったら?」 「早く終らせてほしいんじゃないのか。」 クシャナは自分を静めるように細く息を吐きながら、少しずつ体の力を抜いていった。
僅かに力の緩んだ腕を払い除け、それに抱きかかえられていた膝を掌で包むと、 男が力を込める前にぎこちなく脚が開かれた。 「そうそう。言う事を聞けとは言わないが、少し大人しくしてくれると助かる。」 怯えの混じった息を吐く女を宥めすかすように言って、 男は口に咥えていた指をまだ軽く捩れている脚の間に持っていった。 臍の下の、金髪の生え揃った丘を撫ぜ、その毛並みを指に絡める。 指を先へは進ませないまま掌底を腹部に這わせると、緊張からか、ひたと締まった肌がそこにあった。 「今だって、充分大人しいだろ、う…ん……。」 不服そうな声でクシャナは言い、膝に掛かったままの男の手を払おうとしたその時、 不意に入り込んできた男の指に違和を感じて思わず呻きを漏らした。 「そうだな。お前にしちゃ大分大人しいかもな。」 柔らかい笑みを含んだ声で囁き掛けながら、ナムリスは唾液で濡れた指を女の中に沈めていった。 その窮屈な感触に、やっぱりな、と男が指を引き戻しながら独り言でも言うように零したのを、女は耳聡く拾って、 「“やっぱり”、何?」 「何って、やっぱり初めてなんだな、と。」 「そういうのって、わかるものなのか?」 「そりゃあ、まあ。」 「……悪いか?」 「いや、別に。」 寧ろそうじゃない方が問題だろうと心中で呟いて、男は女の襞の合わせ目にある突起に指を移した。
「──あっ。」 途端、女の口から小さな悲鳴が上がった。 平常彼女が発する声からは思いもよらないような、甘たるい、女の声。 自分自身で発したその声に戸惑ったような女の様子は、男の悪心を軽く擽った。 「へえ。なかなか可愛い声、出すじゃないか。」 「何、言っ…て……んっ…。」 おそらく、男にそんな言葉を掛けられた事はなかったのだろう。ましてやこんな状況では。 クシャナは既に血の色の差している頬を更に赤らめ、下腹部から広がる感覚に耐えるように体を硬くした。 けれど男の指は容赦なく敏感な箇所を苛む。 刺激に慣れない彼女の為に包皮の上からゆっくりと指を動かしながら、 空いていた手を左の胸の膨らみに移し、その先端を掌で擦るように撫ぜ回すと、 薔薇色の唇から漏れる吐息の甘さが強くなった。 「や…だ…っ……やめ、て……。」 乳房を包む手を除けようと動いた女の腕は、胸元に届く前に、空を切り、男の腿に落ちた。 弱い部分をいちどきに捕えられ、硬直していた身が次第に弛緩していき、 力の散漫になった女の体が男の胸にしなだれかかってきた。 喘ぎを殺そうと顫える喉が仰け反る。そこにナムリスは唇を強く押し付けながら、 「そういやトルメキアの王家ってさあ、代々好色な人間が多いって聞いた事があるんだけど。」 「そ…れが、何…なの?」 「お前の場合どうなのかなと思って。」 男の腿の上でわなないていた指に、俄かに力が入り、短目に切り揃えられた爪が彼の肌を引掻いた。 「そん…なの……知らない…!」 顔を俯け、瞼をきつく閉じ、女は弱々しく叫んだ。
315 :
554 :04/11/07 06:59:50 ID:KpA6NFXg
お言葉に甘えて修正版をうpさせてもらいました。 改めて読み返すと大して変わりが無い上に、 殿下が殿下らしくないというか、乙女過ぎるような気が…。 ナムリスは某俳優意識しつつ男前度五割増位にしてるんですが。 尚、タイトルは同名の映画(ナウシカ、ジブリとは無関係)からそのまま頂きました。 獣は「けもの」ではなく「けだもの」と読みます。
316 :
554 :04/11/07 07:01:11 ID:KpA6NFXg
付け足し。 続きは今暫くお待ち下さい。
317 :
名無しさん@ピンキー :04/11/10 00:12:35 ID:mFyflDMW
待ってるデヨー。
319 :
名無しさん@ピンキー :04/11/10 21:17:30 ID:B1Tfcr6w
改めて読みかえしましたよ タイトル萌え萌えでんな! ナムリスのモデルの俳優、全部完結したら知りたいですw 殿下、乙女でもいいですよああいうひとがウブだから可愛い♪ 続きたのしみっす! なんか、こんな、すばらしいもの無償で書いて下さる554たまに感謝感激!!
また読みふけってしまった やっぱ面白い とても楽しみにしてます 554さん、気のむいたときに投下よろしくお願いします。 感想を書くくらいしかできませんが、楽しみにしていますんで
321 :
名無しさん@ピンキー :04/11/14 00:00:22 ID:cqbzkcaM
長い間待って少しずつ読むのもおつだったし、 まとめて読んでも面白いしやっぱり良いです。 ところで、原作のナムリスのあの顔はどうなんでしょう もったいぶって隠しておくほど、ひどくもないし超美形でもないかなと思うけど 結局クシャナは顔見てないよね?もし見てたらどういう感想だったんだろう
クロトワ<ナムリス<アスベル<セルムって所かな? 意外と弟のミラルパと似てると思う。 実は双子だったりしたら面白いな。
323 :
名無しさん@ピンキー :04/11/16 01:15:48 ID:Gkqh/i4C
>>322 ナウシカばっかり美形もってっちゃって
クシャナ様が可哀想だ;;www
>>297-314 「どうかな。」
男は指を奥へと伸ばし、割れ目をそっとなぞり上げた。とろりとしたものがその指先を温かく濡らす。
襞のあわいから零れだした蜜に、誘われるようにして指をすべらせ、女の内に潜り込ませる。
まだ熟し切らない内部を探るように指を動かすと、粘ついた水音がそこから漏れ聞こえた。
「その気はあるみたいだけど?」
「知ら、な…っ……たら…。」
切れ切れにクシャナは言葉を紡いで、頸筋を擽る男の唇から逃れようとかしらを右に振り左に振った。
力の感じられないその動作は頑是無い幼子がいやいやをするかのようだった。
根負けした大人は素直に唇を離すと、今度は金色の産毛が光る耳に口を近付け、
「意地っ張りだねえ。」と自分でも不思議な程に優しい声を掛けた。
そうして、乳房にあてがっていた左手を押し開かれた下肢へと移した。
右の指は中に潜らせたまま、左の指に滴りを絡め取り、それを小さな芽に荒くなすり付ける。
「う、んんっ!」
強い刺激に思わず声が上がりそうになるのを、クシャナは寸でのところで唇を噛み締めて堪えた。
けれど鼻孔から漏れる乱れた吐息と、咽喉の奥にくぐもる甘い呻きはどうにも抑えようがなかった。
「ん……ふぅ、んっ!……ん…っ、ぅん…。」
指が内側をなぞり突起を擦るその度に女の体がぴくりと跳ね、細い指が男の腿を甘く刺す。
地のままの色の爪が月明を受けてつややかに光っている。
染めてもいない。伸ばしてもいない。指の先よりも短く揃えられている。
それは彼女の悲劇の証のようにナムリスには思えた。
325 :
554 :04/11/17 00:32:23 ID:qLnulE2o
ハウルの公開前には終わらせたかったんだが……無理だなorz
>>319 某俳優、ナムの顔の話が出たので書いちゃいます。
見たくなかったら読み飛ばして下さい。
『地獄に堕ちた勇者ども』のヘルムート・バーガー。
モデルというか、気付いたら何か被っていたという感じなんですが。
年端もいかない女の子の手にキスしたり。
まあ、もしも実写版ナウシカが作られることがあったら、
ナムは彼くらいまがまがしい雰囲気のある役者にやってほしいな、と。
326 :
名無しさん@ピンキー :04/11/18 14:56:13 ID:hjFMKN5+
ネ申キター
>>325 じゃあ、あの映画にならって近親相姦や女装もしなきゃねw>ナムリス
狂気で退廃的な美形というイメージは確かにあってるなぁ。
早速ですが、ハウルのエロ期待してます
329 :
名無しさん@ピンキー :04/11/22 18:03:46 ID:6ETdKLJN
わわ、554さんアップされてた! 殿下〜〜〜あああ〜〜 始めての快感に悶える殿下 萌え萌えです! 最後の一行がグッときました! ナムリス、もっと殿下をメロメロにしちゃってください〜〜! ヘルムートバーガー、よく知らなかったので、 ググってみたけど、耽美な美形ですね 原作ナムだと美形すぎ!って思うけど、554たまのナムさんなら これくらいの美貌は欲しいとこですねw いろいろ妄想してしまう〜〜! 続き楽しみにしてます!
>328 >283 よろ!
トトロって需要ないよな… ロリでも流石にメイじゃなくてサツキなんだが。
332 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 01:32:14 ID:q/ugoc9n
>>324 ナムリス男前ですね
クシャナ様可愛い
もっと乱れさせてやってくだせえ
>>331 だってサツキ小5じゃん。
立派にロリじゃん、犯罪だよ。
334 :
名無しさん@ピンキー :04/11/23 16:00:29 ID:q/ugoc9n
サツキとか言ってるやつキモイ
ハウルとソフィーのエロSS超読みたい 夫婦モノなんで安心して描けそうだね(*´ー`)
え〜サツキとカンタのほのぼのしたHなら見たいけどな〜
漏れもハウル×ソフィーが読みたい。愛のあるやつを…
338 :
名無しさん@ピンキー :04/11/24 22:46:18 ID:JC7ME2uu
>>324 いいです!
クシャナ殿下いろっぺ〜〜
ナムリス余裕あってかっこいい!クシャナ様にもと萌えてほしい!
クリスマスには初夜完了するでしょうかw
続き楽しみにしてます!
サツキ?ランドセルしょったガキなんかに興味ないぞ。 メイタン(*´Д`)ハァハァ
∧ハ パンパーンパパパンパンパーンパンパパンパパーン
/ (ノヽハ)∩☆))u´)☆))u´)
ノ リ ゚ヮ゚)彡☆))u´)☆))u´)
>>339 ⊂彡☆))u´)☆))u´)
☆))u´)☆))u´)
ハウル公開されたら人来るかと思ったけど、あんまり盛り上がらないな・・・ 何人くらい見てるんだろう、このスレ
342 :
sage :04/11/25 15:53:50 ID:/YYoPt8o
まず1人
たまにみてます2
4 ハウル観てからこのスレROMってるよ ハウルとソフィーに大ハマリさ
5かな 映画直後だし、SSがどばどば投下されまくる ものかと思ったけど、皆 大人しいね 例に漏れずハウルとソフィー萌え! 身悶えますたww
物語とか人物像とかじっくり噛み砕かないとSSってかけないんじゃないか? >映画直後だし、SSがどばどば投下されまくるものかと思った わしゃ気長に待つよ。
誰か…シチュを出してくだされ(つД`;) 触りだけ書いたが気に入らん…>ハウル もっとカコイイ!ハウルと可愛イイ!ソフィーたんが書きたいのでがんがって練りこみます。。。
ごめん。ハウルまだ観てない。
>>347 ハウルが強引に奪っちゃうような話もいいね
有りがちなのしか浮かばないけど
風邪をひいて看護中にとか、
一つ屋根の下に住んでる事を最大限に利用して、
風呂に偶然入っちゃったとか、着替え中にryとか
キッチンで料理を作ってる最中にとか……
ケコン式後の初エチーというのも又萌えますな!!!1
がんがってくれ (゚∀゚)ラヴィ!!二人を頼んます
>>349 強引かー。
「ハウル!やめなさいハウル!」
「別にいいじゃない。これくらい…」
「二人きりになった途端いつもこれなんだから!!」
今から原作読んできまつ
な、なんかシチュを聞いただけで萌えが止まらないよ(*´Д`)ハアハア 神さま楽しみに待ってます
ゲロ甘なハウルソフィー読みたいです。 「怖がらないで」「上手だ」「いい子だ」は是非入れてホスィ
「よくできたね…ご褒美をあげよう」とか
あーキャラ違う
どうも調教系を読んだばかりなので
そっちに逝きがちでいけませんな
>>353 ハウルソフィーならどんな激甘も余裕で出来そうだ
やべぇ…超萌えた…(*´▽`*) お風呂でバッタリ…こんなかんじ? 「カルシファー、風呂にお湯を送ってくれ」 「え〜もうソフィーが入ってるよ。ってもう遅いか」 「キャア!?ちょっとなんでハウルが!?っ入ってきちゃ…」 「あれ?カルシファー、二人は?」 「風呂〜」 で二人でお風呂なわけですね(*´Д`*)
屋上でセクースとかたまにあるじゃないか それの動く城版とかどうよ?風に当たりながらとか。 あとは花が敷き詰めたれた床?でセクースとかも 絵的に綺麗で良いかも知れん
風呂シチュいいな(´Д`) そんで二人が入った風呂の中の様子を伺うカルシファー。 「あ、あ、えらいことになってる…。」 「ねぇだからどうしたのってば?」 「!!」 背後からマルクルの声。 「お、オイラ何にも知らないもんねー!!」
>347 花畑の隠れ家に行ったときソフィがババサマにならなくて、そのままおうちに入って・・・ ってバージョンなどいかがでしょう。 職人様。お待ちしております。
はうそひ萌え〜 でもハウルって2重人格っぽくて、書きにくそうだよね。 普段はカコヨクきめてても、時々ソフィーの前ではヨワーな感じ。 個人的にはたまらん。
ソフィーさんに緑のヘドロぶっかけプry
ソフィーの寝室にて ばたんとドアが開く 「ソフィー!ソフィー!!僕、もう君が好きすぎてどうにかなっちゃいそうなんだ。」 (しょうがないわねえ)「ハウル、こっち来て?」 ソフィーに抱きつき顔や首筋にキスの雨を降らせて、 「ね、ベッド行こう!」 「え!!」 暗転 「ねえソフィー。このまま繋がっていられたらいいのに。」 みたいなの希望。
うひゃー甘!読んでて照れるなあ
363 :
361 :04/11/26 19:40:49 ID:qpSdmOzG
萌えが止まらなくなったので自分で書きました。ハウル×ソフィーです ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ハウルに心が戻って数日、戦火は収束しかけていて、動く城の家族達はのんびりとした日々を楽しんでいます。 その日も夕食が終わるとハウルはいつものように風呂へ行き、ソフィーは部屋で繕い物を始めました。 突然 「うわーーーーーーー!」 ハウルの叫び声。ごいんごいんという何かにぶつかる音も聞こえます。 「またかんしゃくかしら。」 バスルームの棚は今日はいじっていないはずだしおかしいわ?とソフィーは本日の行動を思い返しました。 トイレカバーを新しくしたのがいけなかったのかしら。 それともハウルのベットの牛のぬいぐるみがあんまり汚いから洗って干したのが… はうわっ!天井からぶら下がってた二股のマンドラゴラ、ついでにその辺の得体の知れない植物、 白カビ生えてたから捨てちゃったわ!アレよアレに違いない!! 何かにぶつかっている音はなおも続いています。しかもだんだん近づいてくるようです。 「ば、バレてる!!」 ソフィーは辺りをぐるぐる見回して逃げる所を探しました。 …ベットの下ぐらいしか見当たらない。さすがにここは狭いわねぇでも背に腹は替えられ… ダァーーンッツ 「ねぇ!ソフィーーーー!!!」 間に合わなかった!あわあわしてソフィーは言い訳を超高速で思い巡らします。
364 :
361 :04/11/26 19:41:47 ID:qpSdmOzG
続き ハウルは半裸でなおも壁にぶつかりよろよろしながら。 「ねえソフィー!どうしよう!!僕、君が好きすぎてどうにかなっちゃいそうだよ!!」 なんともいえない間が開きました。 「はぁ?」 「お風呂で君のこと考えてたら止まらなくなっちゃったよ!ソフィー君のせいだよ!」 マンドラゴラじゃなかったんだ〜。ソフィーはほっとして余裕が出てきます。 「こっち、来る?」 「もちろんさ!」 ハウルは激しくソフィーに抱きつくと耳や唇や頬に何度と無くキスの雨を降らせます。 「僕が君を好きで君も僕を好きでこれから末永く一緒なんて、なんて素敵なんだろう!! ねえソフィー僕どうしたらいいの。」 ソフィーは顔中真っ赤にして 「も、もういいでしょ!」 「ね!!ベット行こう!」 「ええー!」 ハウルはソフィーを軽々と抱き上げるとそのまま自分が下になってベッドにダイブ! 柔らかなソフィーの髪を梳き上げてそれにキスしながら囁きました。 「ソフィーありがとう。僕に心臓を取り戻してくれて。」 「あなたがいるから私なんでも出来るわ。私あなたがどんな姿だって…」 その言葉はキスでふさがれました。 「君は蜂蜜みたいだ。」 激しい熱やあえぎの中からハウルの声が囁きます。 「ねえ、ソフィー。僕たちずっとこうして繋がっていられればいいのに。」 ソフィーは黙ったままさっきやたらぶつかった為に出来たハウルの肩の痣にキスしました。
365 :
361 :04/11/26 19:44:34 ID:qpSdmOzG
エロシーン恥ずかしくて書けませんでした。スマンかった。
キタ━━━(°∀°)━━━!! 361さんナイスですハアハア ど、どうしよう、も、萌えが止まらないよ…!! 読んでる最中、終始ニヤケっぱなしでした(;´p`) GJ!!
携帯で書きこんでも良いですかね?(゜∀゜) 良ければちょっとずつ投下します。 ちなみにハウルとソフィーのお風呂シチュです。
>>367 もちろん桶ー!(・∀・) b★
わくわく
>>361 GJ! 萌え萌えですた(・∀・)ニヤニヤ
ハウルがバスタオル一丁で走って来るシーンを
思い出してしまって余計にニヤニヤww
イイヨーイイヨー(・∀・)! 待っとりますよー
>>361 グッジョブ!
エロシーンなくてもゲロ甘なら漏れ的には全然オケ!
ところでハウルは天然気障男な気がするから
無意識でソフィーを甘い囁きで攻めてそうだ。
んでもってなかなかそーいうのに慣れず、真っ赤になっちゃうソフィーたん萌え(*´Д`)
映画の空中散歩のシーンでもハウルに手をとられてぎくしゃくしちゃうソフィー萌えでした。
空中散歩シーンマジでいいよ!サントラでもその音楽聴きまくりだよ!
372 :
その1 :04/11/26 22:13:36 ID:B/BddSuV
携帯から失礼します。携帯からなんで読み辛かったらヌルーしてくだされ。 いつもと変わりない朝、カルシファーはパチパチと音を立てながら眠っていました。 そこへ、寝起きらしいソフィーが寝間着のままやってきました。 「カルシファー、お願いがあるの」 「んぅ?なんだいソフィー、おいらにお願いって?」 ゆらゆらと揺れているカルシファー。 「悪いのだけど…、お風呂にお湯を送ってくれないかしら?昨日、入りそびれちゃって」 「オッケー。くれぐれもハウルのように使いすぎないでおくれよ!」 「えぇ、分かってる。ありがとう!カルシファー」 それからちょっとした後、ハウルが階段からカルシファーに声をかけました。 「カルシファー!風呂にお湯を送ってくれ」 「風呂ならもう出来てるよ〜ソフィ…」 「わかった!ありがとう!」 そして軽快に上へと消えて行くハウル。 ちょっとして、上から叫び声があがりました。ソフィーの声のようです。 そして、風呂場のドアがバタンと閉まる音と同時に、ハウルがドアに施錠の魔法をかけたのをカルシファーは感じとりました。 「……ソフィーが先に入ってたけど…おいらは何にも知〜らないっと」 そしてカルシファーは心の中で思いました。 (こりゃあ、当分帰ってこないだろうな) 今日の朝は遅くなりそうです。 つづく?
>372 つづいて!お願い!(*゚∀゚)=3
リアルタイムでキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!! 勿論続いて欲しいです。 ここからが本番ですよ!(*゚∀゚)=3
375 :
その2 :04/11/26 22:35:37 ID:B/BddSuV
さて、ところ変わってこちらはお風呂場です。 いきなり入ってきたハウルを見て、ソフィーは軽くパニックを起こしてしまいました。 「ちょ…ちょっと待って!すぐに出るから!!」 混乱のあまり、ハウルがドアノブに施錠の魔法をかけたのにも気付いていません。 そんなソフィーを、初めびっくりしたように見つめていたハウルでしたが、すぐにイダズラを思いついた子どものような顔をして、こう言いました。 「せっかくだし、一緒に入ろうよ、ソフィー」 と言うとさっさと服を脱ぎ初めてしまいました。 これには、さすがのソフィーも固まってしまいました。 そんなソフィーをちらっと見つめながらも、腰にタオルをまいた状態で悠々とハウルはバスタブに入ってきてしまいました。 「っ!??やだ、何で入ってきてるのよ!!」 恥ずかしさのあまりソフィーは後ろを向いてしまいました。 もう耳まで真っ赤になっています。 ソフィー自身はバスタブから出たくてたまらないのですが、こんなに明るい時間から、まったくの全裸を見られるのにはどうしても抵抗があるため、出るに出れなくなってしまったのです。 そんなソフィーの葛藤を知ってか知らずか、ハウルは背後から軽く抱きしめました。 ビクッとソフィーの体が反応しましたが、おかまいなしにハウルは耳元でささやきました。 「ソフィーの髪、いいにおいがするね」 「そ…そう?さっき洗ったからかしら…」 「こっち向いてよ、ソフィー」 恐る恐る、といった感じでハウルの方へとソフィーは振り返りました。
376 :
その3 :04/11/26 22:52:05 ID:B/BddSuV
振り返ったソフィーに、ハウルは口づけを落としました。 はじめは浅く、そしてだんだんと深く…。 自然とソフィーの唇が開き初めると、舌を入れ、濃厚なキスをくり返しました。 ようやく口を離したかと思うとハウルはこう言いました。 「じゃあ、体は?もう洗ったの?」 濃厚なキスの後でぐったりとするソフィーを腕で支えながらハウルはニコニコしています。 「え?か、…体?まだだけど…」 それを聞いたハウルは心底嬉しそうにソフィーの耳元でささやきました。 もっとも、ソフィーにとっては、それは悪魔のささやきにも近いものだったかもしれません…。 と言うわけで今回はここまでです。 次回をお楽しみに!(゜∀゜) エロは初めてなんでヌルいとこが多いでしょうが許してくだされ…
GJ!! いいもの見せてもらいました、 続き楽しみにしてます!
>>361 さん
GJ!!
っていうかソフィーの考えが可愛らしくて(*´д`)ハアハア
遅いけどクロトワ×クシャナ好きな6 原作のその後とかどうなったんだろうと妄想してしまう…
絵本調の語り口がイイ!ですね。GJ! 次回は本エロなんでしょうか?w
ぬぁーーーー!
イイ!イイよ!!
>>361 さんGJ!
ハウルの口調がまんまで萌えたー。
ソフィーも可愛いよう。
激尼大好きエロ読みてー。
>>372 さんもGJ!
続き激しく待ってますー。
エロエロエロ ハァハァハァハァ
>381読んでだら漏れもエロが読みたくなってきたw
>>379 クロトワ×クシャナのその後なら過去に117タンという神が書いておられました。
保管庫行ってみれ。
ハウル×ソフィーもっと読みたいー。
期待待ちー
ぬおぉぉ!ネ申が2人もいらっしゃる!!ハウルとソフィーの続きを激しくきぼん! 萌えもだえながらお待ちしております。
>>371 藻舞ソフィー萌えかい?
漏れもそうなんだよね
ハウル萌えが多い中で…
ハウルもソフィーもどっちも萌え。 一緒にいればなおさら萌え。
や、勿論ハウルもソフィーの夫婦っぷりにも萌えてるよw
390 :
371 :04/11/27 23:16:30 ID:rmZZnP9m
>>387 漏れも勿論ハウルにもソフィーにも萌えてるさ。
アダブラの夫婦になってる方もハウルの続編で映画化しないかな〜。
391 :
名無しさん@ピンキー :04/11/27 23:29:47 ID:TylI7jpE
きたいあげ
392 :
名無しさん@ピンキー :04/11/28 00:01:35 ID:ewJJZBA2
ダイス×モンスリーの、初夜に至る経過が気になる…… やはり「バカね……」なんだろうか 最近のジブリの画質でモンスリーを描いたら どんな爆乳美人になるんだろう……
神は・・・神はまだか・・・ ハウルとソフィのイチャイチャゲロ甘が読みテェ!
同じく ネ申 待 ち
395 :
その4 :04/11/28 00:29:22 ID:jC4T9Ysj
続き投下します〜 携帯から失敬。 「ソフィーの体、僕が洗ってあげるよ!!」 そう言うやいなや、ハウルはサッとソフィーから体を離して、近くに置いてあった石鹸を手で直接泡だてはじました。 「えっ?キャッ…ちょっとハウル!!やめて!っ…ひゃあ」 そのまま手で直接、ソフィーの体を優しく洗いはじめました。 もちろん、ソフィーは抵抗をしたのですが、やはりそこは力の差、いとも簡単に抑えつけられてしまいます。 「暴れないで!キレイにしてあげるから。力を抜いて…」 そう、ハウルが耳元でささやくとソフィーの体から抵抗する力がどんどんと抜けていくのがわかりました。 肩や腕、脇の下…足の指の間までも丁寧に洗いあげます。 「ふぁ…ひゃん!!そ、そんなとこ、まで…いいからっ!」 「なんて?キレイにしてあげるって言ったじゃないか!」 そしてそのまま太ももや、わき、足の裏などを執拗に洗っていきます。 「んぅ…」 一方ソフィーは、朝っぱら、という時間を考慮してか自然と声を抑え、口元を手でおさえています。 「気持ちいい?ソフィー」 そうソフィーに声をかけると、ハウルは今までまったく触れることのなかった胸へと手を伸ばしました。 先端を軽くつまむように手を伸ばし、そしてそのままくりくりとねじったりしています。 「!!ひゃああん!」 突然胸に触れられた為に、ソフィーは声を抑えることが出来ませんでした。 「もっと可愛い声聞きたいな…ねぇソフィー、君の胸ってすっごく触り心地がいいって知ってた?」 すべすべとした感触を楽しむかのように、ハウルの手はソフィーの胸をもみしだいています。
き、キター!!!!! 神さまGJ!
(*´д`*)ドキドキ
398 :
その5 :04/11/28 00:52:26 ID:jC4T9Ysj
「そんなの…知らなっあぁっ…」 ソフィーの可愛らしい反応にハウルはクスリと笑みをこぼしました。 石鹸でぬるぬるとすべる胸の感触を楽しんだ後は、右手でソフィーの体を支え、左手は下腹部の茂みへと進んでいきます。 「わ…ソフィーのココ、もうドロドロ。エッチだね、ソフィーは…」 そのまま、ソフィーの胎内へと指をさしいれました。 「ちがっ…ひゃあぁ!んぅ!!」 ソフィーは必死に口を手で抑えています。 ハウルの言っていた通り、ソフィーのそこはもうびちゃびちゃで、ハウルが指を入れると、そこからはまたこんこんと蜜が溢れ出してきました。 「ちがわないね、もうココをこんなにしちゃって、なんてソフィーはエッチなんだろうね!」 ぐちゅぐちゅとソフィーの胎内をかきまぜる湿った音が辺りに響きます。 すいません、今日はこれで(´Д`;) 次こそ完結…!
GJ! キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!!
SS初書きだから微妙だけども、前にレスしてあった新婚初エチーものを製作中。 エロは上手く書けない気がするけどスマン! お風呂のネ申にハァハァしつつ頑張って書きます。
ヤター >400ネ申よ コイ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
402 :
398 :04/11/28 01:31:20 ID:jC4T9Ysj
>>400 様
自分も初心者ですから!!
(゜∀゜;)イヤハヤシッパイシマクリデスヨ…orz
皆様の暖かい感想、とてつもなく嬉しいですm(_)m
403 :
398 :04/11/28 01:31:36 ID:jC4T9Ysj
>>400 様
自分も初心者ですから!!
(゜∀゜;)イヤハヤシッパイシマクリデスヨ…orz
皆様の暖かい感想、とてつもなく嬉しいですm(_)m
二重になっとる(つД`;) すいません…
ハウル×ソフィーの書いてみようとしたら 甘 す ぎ て 砂 糖 は き そ う で す_| ̄|○ てゆーか、映画の声のせいでエロいハウルにちゃんとならん。
>>405 寧ろ甘すぎ大歓迎・・・!
ゲロ甘ハウルソフィ希望
('A`)頑張って書いてみたけど・・・眠くて途中までUPします。 2回見て、おまけにさっき原作1巻だけ読んだせいで ソフィーが花屋してたりマイクルがマイケルになってますが気にしないで下さい_| ̄|○ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今朝もカルシファーが慎重に城を移動させて、新鮮な花の咲いている所へ移動させてくれた。 おかげで、そろそろ寒い北風が吹いていると言うのにソフィーの元・帽子屋、現・花屋は花であふれている。 「今日も綺麗に咲いて、明日も元気に咲いてて頂戴ね、お花さん」 ソフィーは日課となった花への声かけを忘れない。 マイケルはどこかへ出かけて行ったので、店にはソフィー1人だけ。 通りに面したカーテンを開け、ドアにかけた札を『OPEN』に変えると、椅子に座る。 ついこの前までのドタバタとした冒険を思い出してため息をつく。 あれから、まだ一ヶ月程度しか経っていないと言うのに。なのに。 (ハウルのバカ・・・) もう一度、ため息が出る。 ハウルに心臓が戻り、カルシファーが自由になり、ソフィーにかけられた呪いは解けて、戦争も終わって。 そしてハウルはソフィーを愛する心を持ち、ソフィーも自分でやりたい事を決められる心をもつようになって。 全てが、うまく収まったはずなのに。 (なんで、今日も朝からいないのよ、ハウルのバカ・・・) 「ため息ばかりついてると、アタシみたいなおばあちゃんになっちゃうわよ、行って来るわね〜」 ヨタヨタと通り過ぎながら、元・荒地の魔女が言って外へ行く。先週から、通りの外れにあるお店のボーイが気に入ったそうだ。 その後ろをヒンが鼻を鳴らしながら付いていく。一応、お目付け役らしい。
ハァ、とため息をついてカウンターに顎を乗せる。 目を伏せて、考える。愛しいハウルのこと。 我がままで、かんしゃく持ちで、寂しがりやで、素直にならない人。 でも、心はとても純粋で、かっこよくって、自分が決めた事はキッチリやり通す人。 「だからって、何も言わないのはひどいわよね」 ぼやくと同時に、カランと扉の音。 「あ、いらっしゃいま・・・ハウル!」 「おはよう、僕のソフィー。やっと出来たんだ、今日はお店休みにするからね、いいね?」 ”どこへ行ってたのよ!”と言う言葉を言うヒマもなく、ハウルが先に言うのをポカンと見る。 ハウルはソフィーの了解を得る前に、扉の札を『CLOSE』へ変え、通りに面したカーテンを閉める。 「ほらソフィー、何をボサッと突っ立ってるんだい?お店で話すより、家に行こうよ。邪魔されちゃかなわない!」 「邪魔って何よ、あたしはお店休みにするのまだいいって言ってないじゃないの」 「あはは、ソフィーそう怒らないでよ、絶対君も気にいってくれるからさ!」 いつものように、そよ風のように笑ってハウルがソフィーの手を取るので、ソフィーも諦めた。 どうせ、マイケルもおばあちゃんも夕方、日が暮れてからしか戻らないんだからいいかしら。 家に戻ると、カルシファーが驚いて2人を見つめる。 「カルシファー、ちょっとソフィーと2人で話したいから覗くんじゃないぞ」 「んな事わかってるよ〜オイラはそんな野暮な事しないぜー?何せ火の悪魔様だからな!」 囂々と炎を撒き散らしながら、覗くなと言われたので強がるカルシファー。 何を言われるのだろう、とそれを聞きながら軽く憂鬱になるソフィー。 その2人をよそに、最近では滅多に見ない位に上機嫌な顔のハウル。
ハウルの部屋に入ると、ハウルはまずドアに施錠の術をかけ、聞き耳を立てられないような術をかけ、それからやっとソフィーに椅子を勧めた。 「まったくもう、ハウルったら!最近どこへ行ってたのよ!」 「あはは、本当にすまない、ソフィー。だって、僕は君が好きで好きでたまんないんだもの、待ちきれなくて毎日工房へ行ってたんだ!」 「え?」 ほら、と跪いてハウルが手を差し出すとそこには光る銀色の指輪。 まるで、カルシファーの指輪のようなソレは2つあって、サイズが違います。 「小さい方がソフィー、君のだよ。大きい方は僕の。一緒にいるんだ、同じのつけてる方がいいだろ?」 言いながら左手を取って薬指に入れます。 「でも、ハウルだったらこんなの自分で作れちゃうんじゃ・・・」 「君の妹さん・・・えーと、レティーさんだっけ。あの人が、魔法で作るよりココの工房のは女性に人気あるからいいだろうって 教えてくれたんだよ、だから頼んで作ってもらってたんだ」 ハウルが薬指に入れてくれたソレは、サイズがぴったりで、本当にソフィーの指に似合います。 ちゅ、と左手にキスをして。ハウルが見上げて一言。 「愛しい愛しい僕のソフィー、一生僕と一緒にいてくれますか?ちょっとは危険かもしれないけど。」 こんなに大好きな人に、こんな風に言われて”いいえ”なんて言える人はいません。 ぎゅっ、とハウルに抱きついて「うん、あたしハウルと一緒にいる」としか言えません。 「ありがとう、ソフィー。言ってからじゃないと、ソフィーに何も出来ない気がしてたんだ」 「え?何もって?」 手を離して、下から見上げるハウルを見ると、いつものような子供っぽい笑顔を浮かべたハウルの顔が急に近付いて。 「好きな人が揃ってるのに、キスだけ、じゃないって知ってるでしょ?ソフィー」 ちゅっ、と軽く唇にキス。 真っ赤になったソフィーを見て、嬉しそうに笑うハウル。 「そんなソフィーも綺麗だよ、本当に!星の光色の髪がよく映えて綺麗だ」 「お、おだてたって何も出ないわよ」
('A`)ノシ 次でちゃんとえちーイッテキマス。おやすみなさい
411 :
400 :04/11/28 04:24:16 ID:xIy7p1Om
他の神が投下始めてますが…失礼いたします 新婚初夜のハウル×ソフィーという事で書いたんですが、エロはあんまり長くないです(汗) 最初は余裕なハウルが最後の方になると、ややヌルポになりますがごかんべんを…。 初エロ書き、行きます!
412 :
新婚初夜 :04/11/28 04:25:40 ID:xIy7p1Om
戦争が収束に向かい始め、ハウルが心臓を取り戻してから数週間がたった頃、 ハウルは空飛ぶ城のテラスでソフィーに 「僕は君を待っていた、あの星降る夜からずっと。僕はやっと君を見つけたんだ。 だから…これからもずっと傍に居てほしい」 と嘘偽りの無い気持ちを伝え、プロポーズした。 「はい…私もずっとあなたの傍に居たい…」 ソフィーは涙を浮かべながら、その申し出を受けたのだった。 その後、郊外の小さな教会で城の家族だけで式を執り行い、結婚の誓いをたてた二人は 晴れて夫婦となった。 そしてその夜から二人は同じ寝室で眠る事になっていたのだが、ソフィーは入浴を済ませた後 先に入浴したハウルが待つ寝室の前で行き立ち往生してしまった。 とにかく頭の中が混乱していたのだ。 この城に来るまで、ソフィーは帽子屋の仕事をしつつ地味な生活を送っていた事もあり、 今まで色恋沙汰とは縁が無かったのだ。しかしそこに忽然と恋が訪れ、それは瞬く間に 愛へと変わっていった。
413 :
新婚初夜 :04/11/28 04:26:42 ID:xIy7p1Om
今までがその調子であるから、ハウルとしたキスがもちろん初めてだし、 その先にどんな事をするかというのは多少知ってはいても、未知の領域である。 そんな事をぐるぐると頭の中で考えつつドアの前で立ち尽くしていると、 その気配を読んだかのようにドアが開き、微笑んだハウルが現れた。 「やあ、遅かったねソフィー」 「…あ…あの…」 「うん?どうしたの?」 「……わ、私…」 うまく言葉に出来なくて泣きそうになっているソフィーをハウルはそっと抱き締めた。 そして体を屈め耳元でそっと囁く。 「どうしたの?混乱しちゃってる?」 ソフィーはコクリとうなずき 「私…こういう事あまり分からなくて…」 「大丈夫だよ。僕に任せて」 そう言うとソフィーを横抱きにそっと抱き上げ寝室に招き入れた。 部屋の灯りは落され、照らすのは月の光のみ。 ハウルは広いベットの上に優しくソフィーを降ろすと、その上からそっと覆い被さり 唇に軽いキスを落とした。 「…怖い?」 「……少しだけ」 「出来るだけ負担が少ないようにするから…怖がらないで」 ハウルはソフィーの服を少しずつ脱がし、自分も脱ぐと唇に軽いキスをした。 それを何回も繰り返し、頬や額にもキスの雨を降らせる。
414 :
新婚初夜 :04/11/28 04:28:20 ID:xIy7p1Om
徐々に首すじや耳にキスを落すころにはソフィーは微かに声を漏らし始めた。 それを合図に今度は唇へのキスを段々と深くしていく。ソフィーの少し開いた 唇に舌を忍び込ませ、それをびっくりしたように縮こまった彼女の舌に絡ませる。 やがて力が抜けると彼女もぎこちなく舌を絡めはじめた。 ソフィーは頭がぼうっとして、自分の心臓の激しい鼓動を感じていたが、 絡み合うハウルとのキスにとろけてしまっていた。 深いキスとあわせて、ハウルはソフィーの肌に手を滑らせた。背中・脇腹・腰を 撫でた後、胸に手を滑らせて優しく揉み始めると、ソフィーは敏感に反応する。 「…あっ…んっ…ハウル…」 「うん?…気持ちいい?」 彼は微笑みながらも、少し意地悪っぽく聞く。 「や…あっ…。私、あんまりっ…胸大きくないし…」 「そんな事ない、十分だよ。それに…肌も綺麗で柔らかくて…気持ちいい」 だんだんと強く揉みほぐし、乳首にも触れてやると一層声が高くなった。 「あっ!ん…はぁっ!…やぁっ…ハウルっ…!」 「声、我慢しなくていいんだよ。ソフィーの声が聞きたい」 ハウルは乳房や鎖骨にキスを繰り返し、紅い印をつけていった。そのうちに触るだけでは 物足りなくなったのか、乳房と乳首を舐め強く吸い上げる。 ソフィーは初めての快感を一気に送り込まれ、涙目になりながら喘いだ。
415 :
新婚初夜 :04/11/28 04:29:16 ID:xIy7p1Om
そのうちに内腿の辺りを撫でていたハウルの片手はゆっくりと上がっていき、 その部分に到達した。そこは充分濡れはじめていて、中には一本目の指がすんなりと入ったが ソフィーが少し顔を歪めた。 「痛い?」 「んっ…少しだけ…。平気よ」 「辛かったら言うんだよ…」 ハウルは中でゆっくり指を動かし出し入れを繰り返すと、ソフィーから痛みが消え、 これまでよりさらに強い快感を味わう事となる。その上、彼は秘部の上側にある 蕾を指で転がした。 「…んっ!やっ…ダメ!そんなっ…あ…はぁんっ!」 目の前で最愛の少女が快感に声をあげ、もだえているのを見ていたハウルは そろそろ限界に近づいていた。
416 :
新婚初夜 :04/11/28 04:30:20 ID:xIy7p1Om
ひとしきり愛撫をうけてぐったりとしているソフィーの足を広げさせ、 覆い被さる。次を予想し、ソフィーは身をかたくしたが 「ソフィー……いい?」 「うん……」 「あんまり辛いようだったらちゃんとそう言って。無理はさせないから」 「大丈夫よ…。ハウル…愛してる」 「僕もさ…愛してる」 ハウルは自分の硬くなったモノをそっとあてがう 「力を抜いて。息をゆっくり吐き出すように…。そう…上手だ」 ソフィーの力が抜けるのに合わせて挿入していく。 「うっ…い…たい…」 それでも痛みは抑えきれず、ソフィーは苦痛を訴える。 「もうすこし……。もう大丈夫、いい子だ…全部入ったよ」 ハウルは痛みに涙を浮かべるソフィーにそっとキスをして流星色の髪を撫でた。 彼女が落ち着くまで抱き締めあったりキスをしたりを繰り返す。 やがてハウルはゆっくりと腰を動かし始めた。初めてのソフィーの中は きつく温かく締め付けてくる。そんな状態でハウルの理性は段々と削られて行き 腰の動きも激しくなってしまう。 「くっ!…ごめんソフィー…もう自制がきかないっ…!」 ソフィーは彼の漆黒の髪に指を絡めた。 「あっ…ふ…私は平気よ…。だから気持ちよく…なって…ハウル」 ソフィーの言葉をきっかけにハウルは更に激しくせめたてた。
417 :
新婚初夜 :04/11/28 04:31:14 ID:xIy7p1Om
最初は痛みが先行していたソフィーにも段々と快感が表れはじめ、苦痛は薄れていった。 段々と快感が強くなっていき、声を上げて喘ぐ。 ソフィーは中を突き上げられ、ハウルは柔らかく濡れた感触に締め付けられ絶頂を迎えた。 「ハ…ウルっ!あっ…あああっ!!」 「…うっ!ソフィーっ!」 ソフィーはどくどくと胎内に注がれるハウルの精を感じとりながら意識を手放した。 その熱さに命を感じながら。 数分後、気が付くとソフィーはハウルの腕の中に収まっていた。 彼はソフィーを心配そうに見つめる。 「大丈夫?ごめん…もっと優しくしてあげようと思ってたんだけど」 「ううん」 ソフィーは横に首をふった 「あなたは充分優しかった。私をずいぶん気にかけてくれたじゃない。 確かに少し痛かったけど……」 「けど?」 「痛いばかりじゃなかったし……」 顔を真っ赤にして彼女は応える。そんなソフィーをハウルは強く抱き締めた。 「ありがとうソフィー。僕も…すごく良かったよ」 ソフィーの顔がさらに赤くなったのは言うまでもない。 その後、ハウルはしっかりとソフィーを抱き締めて眠りについた。 ソフィーはその夜、二人が出会った五月祭の夢を見た。あの運命の日の夢を。 夫婦になって最初の夜、二人はまた新しい一歩を踏み出した。 END
418 :
400 :04/11/28 04:38:04 ID:xIy7p1Om
一気に投下してしまいました…。
実は無理矢理
>>353 のセリフをつっこんでみたり。
それでは、失礼いたしますた。
ふと目が覚めたらリアルタイムで神キタ━━━ヽ(°∀°)ノ━━━!!
はうそひラッシュだ…!!ハアハア
>>400 新婚初夜ごちそうさまでした
ソフィーカワイイよたまらないよハウルのセリフもカッコイイよハアハア
GJ!!
神様読ませてくれてありがとうございました(*´Д`*)
>>407 ドキドキが止まらないよ
二人の雰囲気がイイカンジ
続き楽しみにしてるYO!!
わわ、ハウソフィがいっぱい。 朝からハァハァをありがとう、職人のみなさん!!
421 :
353 :04/11/28 20:28:35 ID:rkRNhoRK
>>400 っかあああああぁぁ!甘いよ!ラブラブだよ!!
セリフ、わざわざ使ってくれてありがd!!
また機会があったら作品読ませてくだせぇ!
ハウソフィがいっぱいでハァハァ祭りダー!
ネ申様達、ありがとう!幸せです・・・
>>410 続き楽しみにしてマッスル。
>>361 あの・・・
あなたの書くハウソフィっつーか文章っつーか雰囲気がものすごい好きでたまらないんですが・・・
職人さんが映画の内容追いつつも
書き方が原作みたいな児童文学っぽくて(・∀・)イイ!!
ここのスレには上質な作品を作るマエストロが多いでつね
>>361 さんのハウルの話し方好きだ〜
>>407 さんの続きも激しくキボン
マエストロ!!ソレ(σ゚∀゚)σピターリ!!
神はまだかしら
0時過ぎに神の光臨がありそうな予感ワク(・∀・)ワク 期待sage
>>408 続き
真っ赤になって横を向くと、空いた首筋をハウルの手がなぞります。
「きゃっ!」
首まで真っ赤になって、向き直るとまた、ハウルの顔が近付いてきて。
今度は軽くじゃない、深いキスをしてきました。
「・・・・・・・・・んっ」
もう、と言った顔で見ると、ハウルがにっこり笑います。
「ソフィーはどんな顔しても本当に綺麗だ。僕、今までよりもっと君が大好きだよ、これからもっと大好きになるよ、絶対!」
「だったら、もっと部屋暗くしてちょうだい、ハウル。」
「えぇぇぇぇぇぇ!ひどいよソフィー!僕はいつでもソフィーを見てたいのに、見るなって言うんだね!そんなひどい事を君は言うんだ!」
相変わらず大げさに悲嘆にくれるハウルですが、ソフィーもこればっかりは引き下がれません。
「ハウル、あたしは初めてだから恥ずかしいの、ね?お願い聞いて?」
いつも、ハウルが我がままを言った時、なだめるように優しく言うと、
仕方ないなぁ、と哀しそうに呟きながらハウルが手を軽く振ると、急に部屋が暗くなって、天上に星が出てきました。
うわぁ、と上を見上げて相変わらず冴え渡る彼の魔術に感動していると、そのまま簡単に後ろのベッドに押し倒されます。
「や、ちょっとハウル!いきな・・・ん・・」
ちゅ。と、また口付けされて何を言いたかったのか忘れてしまう位ドキドキしてしまう。
何度も何度も軽く、甘い口付けをされて、すっかり心の隅までとろけてしまいます。
「ソフィー、大好きだよ」
耳元でハウルが囁くたびに、体がとてもジンジンしてきます。
息がかかるせいだと思って首を振ると、あいたうなじにハウルがキスを落としてきて、またそれで体が何だかジンジンしてしまいます。
「ハウル、何だかあたしこの部屋暑い気がするの、変かしら?」
マジメな顔でそう言うソフィーに、ハウルがクスッと笑ってワンピースの襟元をゆるめます。
「やだっ、ハウル自分でするからやめてってば!」
真っ赤になって、制止しようとすると、ハウルがまた軽く手を振ってソフィーの手を上に上げてしまいました。
「さっき、僕はソフィーのお願い聞いたから、今度は僕のお願いの番だよ、ソフィー。僕にさせてね?」 ニコニコ言いながら前開きのワンピースのボタンをハウルは外していきます。 でも、中には下着があります。これは前開きじゃないので、このままじゃ脱がせられません。 「どうしよう、ソフィー?」 困った顔でソフィーの手を下ろし、質問するハウル。 「だから自分でやるって言ったでしょ、ハウルのバカっ」 真っ赤になって突っ込みを入れると、背中を向けて服を脱ぎました。 でも、いざ脱いでしまうと恥ずかしくてハウルの方を向けません。 「ソフィー、こっち向いてくれないの?」 残念そうに声をかけてくるので、体だけビクン、と反応してしまいました。 「いや、だって、やっぱり恥ずかしくって」 「うん、それじゃ大丈夫になるまでそっち向いてていいよ」 え?と聞く前に、ハウルの手が前へと伸びてきます。 そっと、ソフィーの小ぶりな胸に手があうと、背中にピッタリと素肌が触れる感触がします。 さっきまで服を着ていたはずなのに、ハウルは脱ぐのが早いようです。 「ソフィーの胸、やわらかいんだね」 言いながら優しくさわります。初めて触られるソフィーには、気持ちいいとかはよくわかりませんが、何か変な気分になってきました。 「硬い胸なんてあるのかしら?」 「さあ、どうなんだろう?でも、ソフィーの胸はずっと触ってたいかな」 手を滑らせたり、軽く握ってみたり、揉んでみたり。でも、まだ頂上の桜色の蕾には触れません。 「ねえ、どうしようハウル」 「どうしたのさ、ソフィー」 「こんな格好なのに、まだ暑い気がするの」 「大丈夫、それが普通なんだよ」 そう?と言おうとしたソフィーの口からは、可愛らしい声が飛び出しました。 ハウルが、頂上の桜色の蕾を摘んだのです。
「やっ、ハウルそこ何かやだ、変!」 「何が変なの?言ってみてよソフィー」 後ろから、耳たぶを軽く噛みながらハウルが歌うように囁きます。 「何か、すごいジンてきて、お腹熱いの、何でだろ、あっ!」 きゅ、とまたつままれて可愛い声を上げてしまいます。 「もっと、可愛い声聞かせてよソフィー。僕は、もっとソフィーを感じていたいんだ」 はぁ、と荒く息をつきだすソフィーに優しく声をかけるハウル。 何もかもが初めてで、どうしたらいいのか分からない彼女を、優しく、優しく触れていきます。 「そう、いい子だねソフィー。声が出ても変じゃないから、安心していいんだよ」 空いている手で頭をよしよし、と撫でるとソフィーの耳が赤くなります。 胸を触っていた手をそろそろと、ゆっくりと下に降ろして行くとソフィーの手がそれを止めようと慌てて掴みます。 「ソフィー、怖い?」 無理に外そうとせず、囁くと、表情の見えないソフィーの肩がビクッとしました。 「大丈夫だよ、僕がソフィーにひどい事すると思う?怖いと思うけど、僕はソフィーが大好きだから、安心して?」 頭を撫でていた手で、そっと自分の手を掴むソフィーの手を撫でると、ソフィーがゆっくりと振り向きます。 「ち・・違うの、ハウル・・・あのね、あのねあたし・・・何か、さっきからお尻のトコ何か変で、あのね、だからね、」 ああ、と納得して振り返ったソフィーにキスすると、ハウルはまた頭を撫でて言います。 「大丈夫だよ、ソフィーがちゃんと女の人だったって証拠だから。変な事じゃないから、安心して?」 ウン、と小さく頷いて掴んでいた両手がはずれると、今度こそ下にふれました。
ささやかな胸と同じように、ささやかな茂みを通り越してソフィーの大事な処に到達すると、 ぴちゃ、と濡れた音がしてソフィーの体が強張ります。それと同時に、小さく可愛い声も漏れました。 「うん、大丈夫。コレは変なことじゃないよ、ソフィー。安心していいよ、大好きだよソフィー。」 ちゅ、と首にキスするとソフィーの口からまた甘い声が漏れました。 最初は優しく往復するだけ。ただそれだけなのに、ぴちゃぴちゃと、犬が水を舐めるような音がします。 「下は大洪水なんだね、ソフィー。別に恥ずかしいことじゃないけど、すごいよ」 ソフィーはそれに答えるどころじゃありません。何しろ、ハウルが指を動かすたびに、自分のお腹の奥にある熱がどんどん固まっていく感じがするんです。 もじもじ、と膝を動かしていると、ハウルが少し指の力を込めました。 するとソフィーの花びらの奥の入り口に、指がつぷ、と入ります。 「んっ!」 たまらずに声を上げて、脚に力が入ってしまいます。 「ゴメンね、痛かった?」
「ん・・あ、動かさないで、ビックリしただけよ・・・なんか、変な感じ」 ハァ、と荒く息をつきながら横目でハウルを見つめます。 自分は一杯一杯で、気付かなかったけれど、ハウルも顔が真っ赤です。 「ハウル、顔が真っ赤よ?大丈夫?」 「うん、ソフィーが好きすぎてもう狂っちゃいそうな位大丈夫だよ」 もう、と軽く笑うとなんだか大丈夫みたい、と声をかけました。 ソフィーの中に入り込んだ指は、優しく生き物のように動きます。 「ん あっ やっ」 指が動くたびに、ソフィーの口から可愛い声が飛び出して、そのたびに背後でハウルの顔が嬉しそうに微笑みます。 「ソフィー、今すっごい君可愛いんだよ、わかってないと思うけど、本当に君は可愛いよ」 「やぁっ、ハウ、ル、んっ そんっ・事・あ、やっ」 否定したいのに、ハウルが指を動かすのでまともに口が動きません。 「あ、やっ、何かへんっ ハウル、ハウっ んっ、あぁっ」 「うん、そのまま変になっちゃうソフィーも見てみたいな、僕は。大丈夫、恐くないから」 言いながらハウルが指の動きを少し速めると、ソフィーは声を出すに出せないまま、生まれて初めて達してしまいました。
それからしばらくして、ソフィーが目を開けると、天上はもういつものハウルの部屋の天上に戻っていました。 横に目をやると、穏やかな目をしたハウルが、服を着て添い寝をしていて。 「あ・・・ハウル・・・?」 言った途端、自分は服を着てない事に気付いて慌てて布団の中にもぐりこみます。 「やだ、見ないでよ!恥ずかしいんだからっ!」 「うん、見ないようにって思ったんだけどね、暗くて布団に入れるの大変だったんだよ?」 うー、とうなって顔を半分だけ出してハウルを見ます。 「ねぇ、ハウル・・・・」 うん?と、ハウルが目だけで反応します。 「好きな人が、2人揃ってたら、いろいろするんでしょ?今の・・その、あれだけじゃないのよね?」 「そうだね、ソフィー。でもね、僕は急に一杯しようって思ってないからさ、ソフィーの可愛い声をたくさん聞けたから、今日は満足さ」 「バカッ!」 今度は耳まで真っ赤になって、ソフィーは頭まで布団をかぶってしまいました。 布団の上からソフィーのいる所を優しくポンポンと叩きながら、ハウルが言います。 「僕の大事な大事なお嫁さん、これから一杯色んな事をしようね、ずっと一緒にいて、一杯色んな事していこうね」 布団の中から、ソフィーが答えます。 「ええ、そうねハウル。暗かったら、してもいいわよ」 「ええええええええ!」 長女は運試しに行ったら失敗するなんて、それはおとぎ話だからなんです。 だって、ソフィーは長女で、呪いを受けました。 でも、こうしてステキな王子様(魔法使いですが)と出会って、ずっと幸せに暮らすんです。 ソフィーと、ハウル、2人のお話はまだこれから。今から、紡がれて行きます。
リアルタイム キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
>427の前は>409でしたね。スイマセン、打ち間違えです。 ('A`)ノ ソフィーだけしか出来ませんでした。 文章がアレですが時間あれば『このまま繋がっていられたらいいのに!』言わせたい・・・ 『いい子だ、恐がらないで』連発させてみたいぃぃぃw 原作版の話は書いたらいかんでしょうか。 マイケルとマーサとか思ったら何だか止まらない妄想が('A`)
>>434 乙です。
時間があったら、ぜひ次作を!
お待ちしてますー。
しかしここはジブリスレ。
原作版の登場人物を出すなら別スレの方がよろしいかと思います。
ハウルスレ立ててみよっか?
きたーーーーー!!! エロ描写が丁寧ですなぁ 出来ればハウルソフィ−で本番に突入編も 読んでみたいです 乙華麗様! >ソフィーが好きすぎてもう狂っちゃいそうな位大丈夫だよ 藁田。 うまいですね >うん?と、ハウルが目だけで反応します。 ここも恋人ぽくて良いー 素敵です
ハウルスレか。 出来たら嬉しいけど、どうだろ… ローカルルール的にも重複て事になるんじゃ? まぁルールの穴も、ある事はあるけどね
439 :
407 :04/11/29 00:22:24 ID:dk5D5f7Z
>435 そですよねー。こっちには映画版の2人で書く事にします、どうもです。 >436 もし立てていただけるならお願いしたいです(´・ω・`)立てれないんです・・・ そしたら原作ver,ハウル×ソフィいける・・・紅い髪のソフィーも好きだぁぁぁ
>>407 エロシーンたまんないっす(*´Д`)
ああ…萌えて幸せ…。
重複、なりますかね、やっぱり・・・ 原作読むと映画(ジブリ版)とは違ってて、読んでない方にはキツイかなとも思ってしまって・・ 他のハウル神の方々にも聞いてみたいです(´・ω・`)
>436 立てるならDWJスレにした方が良いんじゃない? クレストマンシーとかシリーズ多いしファンもいるから。
もし新スレ立てるならいつ頃立てるのか こちらのスレで教えてクレクレ。保守手伝いに逝くよ 重複に関してはぬっちゃけそこそこレスが付けば 見逃してもらえる可能性もある ここがジブリ総合で、新スレがハウル専用 て事で とりあえず立ててみて削除人の判断を待ってみるという手もある
映画公開後だしハウルの小説はすごく増えてくると思う こういう中ではハウル以外の小説のうp神が投下しにくくなるのでは? とりあえずハウル総合スレみたいなのを立てて、落ち着いたらまた融合したらいいんじゃないかな
うーん、そしたら一応ハウル専用スレで立ててみたらいいんですかね。 起動し直したら立てられるかも。 ・・・保守用に1個書いてからの方がいいだろうか
神がまだいらっしゃってコピペを許してくれるなら スレ立て行って来るよ
>>407 やばい萌えました(*´Д`*)ハアハア
最後の「僕の大事な大事なお嫁さん〜…」のクダリが最高だよハアハア
ういういしいソフィたんにも萌え萌えでしたカワイスギ…
GJ!!
>446 います〜、コピペでとりあえず保守用お願いしてよろしいでしょうか?
ハウルxソフィで妄想。 ・風呂上り、湯気が立ち上るソフィーのうなじにハウル発情→部屋に連れ込む ・元・荒地の魔女に珍しく化粧してもらうソフィー見てハウル発j(ry てゆーか映画3回目見てきたらこんな妄想ばっかなんですがどうしましょう。
>>449 うおっ!そのシチュたまんない〜!メッチャいいっす
たててきた 保守よろしく
あ、スレ立ちましたね。 保守してきま(´∀`)
>454 はい、それでよろしくお願いします。お手数おかけして申し訳ございません。
別に原作ハウルもここでいいと思うんだけどなあ。 実際、ジブリと直接関係無い原作ナウシカもここでやってるんだし。
457 :
400 :04/11/29 01:51:42 ID:kcL4mFXv
ハウルスレに、もしよろしければ自分のもはっつけてもらって全然かまいませんので。 と言うか良ければ自分ではっつけますくらいの勢いで(汗)
458 :
407 :04/11/29 02:01:54 ID:SIMr7Cip
貼り付けてもらうより、自分で張ってもらえるなら貼っていただいた方がいいかと思います(´∀`) 自分はつい頼んでしまいましたが・・・w
459 :
400 :04/11/29 02:10:08 ID:kcL4mFXv
よし!よさそうなら自分ではっつけます。
おはようございます。 携帯から書いてたものです。 ハウルスレが出来たようなのですが、どちらでこの先投下したほうがいいんでしょうか?
おはようございます。 携帯から書いてたものです。 ハウルスレが出来たようなのですが、どちらでこの先投下したほうがいいんでしょうか? このまま続けていいのかな?
こちらに投下途中の神にも、できればハウルスレに来て頂きたいです 分散するとますます重複になってしまいますので・・・ もし神がよろしいのでしたら 既に投下済みのものもハウルスレにコピペします これは昨日のうちに言っておくべきでしたね 気が利かなくてすみませんでした
原作ベース(設定)の2人です+原作にしか出てこない人です→ハウルスレ 映画ベースの2人です→ジブリ でいいんじゃね? あとは神の意思におーまーかーせー。 どっちみち私は映画版の二人しか知らないからなー。 で、映画のハウル萌え。
ジブリの二人でも、ハウル専用ができたのなら そちらに投下した方が宜しいかと スレタイも【DWJ】と【ジブリ】の両方としてますし それと 神のSSがごっちゃになってしまいそうなので コピペされるのなら、一発で○○の話だと 分かり易くして下さると嬉しい…なんて思ったりして
465 :
名無しさん@ピンキー :04/11/29 20:54:58 ID:e2REyXPy
できれば原作ナウシカもほんとは分けて欲しいんだよ〜〜〜〜 原作ナウシカは深いんだよー ナムリスだのセルムだのセライネだの、 原作だけのキャラたくさんいるし、もっと原作のつっこんだ話ししたいのに、 ここだと、トトロだのなんだのと、腰折られてつまらんし、遠慮してしまう。 554たんの続きも埋もれてしまう〜〜 次は原作ナウシカもわけて〜〜
466 :
名無しさん@ピンキー :04/11/29 20:56:17 ID:e2REyXPy
554たん神さま、世の中はハウルでもナムリス×クシャナは永遠です! まってます〜〜!!
↑みたいな人もいることだし 潔く分割した方がいいのか でもそれだと普通の人から見たら「重複じゃん」とか思われるよなー ナウシカはジブリじゃないって知らない人の方が多いだろうし いっその事パヤオ総合スレってのがいいのか まぁ別にいいわ 読みたいエロSSが読めれば私はそれで幸せ とりあえず今はハウル萌えで、今度原作買ってくるわ読むわハウルスレも楽しみたいわ あートイレ行きたい。
行ってこい w
だが現実問題としてナウシカスレも旧ジブリスレも過疎が進みすぎて諸共に落ちたわけで。 ナウシカのSSも554さんだけですし… それにハウルが独立して出て行った今、埋れるほどに他の作品のネタが来るかどうか
ああ…分裂させてdat落ちした過去があるのなら 止めておいた方が無難かもしれないね
471 :
460 :04/11/29 22:13:06 ID:2EE1DDih
>>462 さん
是非お願いします。
申し訳ないことに携帯からはコピペができなくて…orz
では続きはハウルスレのほうに投下いたします。
コピペ一応完了です 確認お願いします
474 :
名無しさん@ピンキー :04/11/30 13:44:33 ID:eCjxgvXz
ハウルでこんなのがあったなんて…
カルシファーがソフィーの物何かくれって言ったとき しょj(ry が真っ先に思いついた汚れた漏れ orz
>475 そのネタ笑ったがそれじゃソフィーがおばあちゃんみたく燃えちゃって大変な事にw
>469 ネタしか提供できないんだけどもし良かったらドゾー 原作で語られない部分はまだまだあるのだ! ラピュタ ・若かりしドーラさんの話。…なんか大活劇のなかに大恋愛も入ったり入らなかったりみたいな。 ・その後のシータとパズーの話。…立派になったパズーがシータを迎えにくるとかそういう奴。 ・親方と奥さんの話。…あんまみたくないwなれそめにすれば美男美女っぽい? ・2人だけラピュタに残っちゃったシータとパズー(!)…どうやら住めるようなので。 魔女宅 ・キキとトンボの話。…原作よろしくトンボが好きでどうしようもなくなっちゃうのだ。 耳すま ・杉村と絹代?の話。…ぜひ二人が両思いになるまで描いてほしい。 もののけ ・トキと甲六の話。w…だってなんでトキが甲六に惚れたのかさっぱりわかんないし。なれそめ。 ・トキとアシタカの話(!)…トキは絶対アシタカに惚れてるって。そうだって。 猫の恩返し ・バロンとハルの話。…2人が恋仲になっちゃうとかなんとか。 ていうかハウルでラブラブが繰り広げられたからこそ他の作品のラブ度の低さに物足りなくなった。 そんな同士はいないのかね!といいつつハウルスレでも妄想を繰り広げている私w
479 :
名無しさん@ピンキー :04/12/01 01:22:05 ID:Jwv35Gyr
>>478 確か小説版ではパズーがシータの実家に自分で設計した飛行機に
乗って迎えに行くよ。その後ケコーンしたんだろうか。
そのネタで色々書けそうだよね(自分は読み専なんですが・・・)
>789 そうそうそれですそれ。私は読めてないんですけど。へーオーソニプター完成させるんだ!やったね! まあでもタイガーモスの見張りのところでプロポーズめいたやりとりはしてるんですけど。 ということで確実にケコーンします! 誰か小説版の語り口調で書いてくれる神はおらぬか!
>480 ?! ×>789 ○>479 どっかのスレとごっちゃになってたよスマソ あらためて>479 (ROMの人が少し妄想を落とせばそれをネタに書いてくれる神は実在するのです…)
>>479 ですが今小学生の時に買ったラピュタの小説を数年ぶりに穿り返してみたら、
ちょっと自分の都合いい様に脳内補完してた模様・・・すまんかった
>>481 乗って迎えに行ったのではなく、迎えに行く予定をシータに手紙でお知らせしてるだけ。
飛行機もこの時点では未完成で、今まで貯めたお金でじきに完成。
この時点でラピュタ崩壊から半年ほど時間が経過している模様でシータはおさげが
結える位髪の毛が伸びている。以前は鳥の影にもハッとさせられ、青空にも脅えた
ラピュタの怖ろしい体験も、ようやく空を平気で振り仰げるほど癒されている模様。
ドーラも元気に略奪している様子・・・etc。小説を読むのが一番分かりやすいと思われます・・・。
神がいたらヨロシクです。
483 :
名無しさん@ピンキー :04/12/01 06:13:08 ID:Y4IuTMsb
クシャナ殿下〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
484 :
むー :04/12/03 02:06:17 ID:nY8eRSuU
エロくないです。ちょっとした自己満足と、ネタ提供を兼ねて。 しかし稚拙で申し訳ないので、スルー推奨です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あれから何度となくこの季節を迎え、そしてまた今年も夏がやってきた。 この季節が来ると思い出す、懐かしい日々。 蒼い海と透き通る空、冒険、そしてあの赤い飛行艇。 私はあの夏が終わる頃から、本格的におじいちゃんのもとで設計の仕事を始めた。 時には外国へ行って多くの事を学び、新しいものを開発し、充実した日々を送っていた。 その間にはもちろん恋人も出来たし、時にはおしゃれをしてパーティーに行き、年相応 の遊びをする事もあった。 けれど。 夏が来るたびに思い出さずにはいられない、あの冒険の日々。 そしてあの初めてのキスを。
485 :
むー :04/12/03 02:06:44 ID:nY8eRSuU
初夏の風がさわやかに吹く頃、私は恋人にプロポーズをされた。 まだまだやりたい事があったし、家を守る役目をするより、まだ自由でいたかった。 正直にそれを話すと、恋人はそれを受け止め、待ち続けると言ってくれた。 彼の気持ちは嬉しかった。 しかし彼のプロポーズを受けている時、私の心に浮かび上がってきたのは、魔法に かかったあの人の姿だった。 思い出は思い出だったはずなのに。 だから、私はこの夏に、もう一度冒険に出る事を決めた。 もう一度あの人に会いに行く。 私にかかった魔法を解けるのはあなたしかいない。 待っていて、ポルコ ―――――――――
486 :
むー :04/12/03 02:11:10 ID:nY8eRSuU
フィオが20代前半〜半ばというのをイメージしました。 どなたかこのあと幸せになるフィオを書いて下され・・・
ポルコ×フィオクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━????? むーさん、是非続きを!
全然稚拙じゃないし、よくスラスラと言葉が出てくるなあと関心しますよ。
489 :
名無しさん@ピンキー :04/12/11 11:28:10 ID:TwlclOjI
昨日千と千尋を観たage
490 :
名無しさん@ピンキー :04/12/11 14:21:55 ID:Cqcn7CzK
クシャナたん待ちあげ〜〜〜 554たん元気ですか〜〜〜 気長にお待ちし取りやす!
千と千尋のエロを激しくキボン。お湯屋って響きがエロ杉だ ハクがあずかり知らぬところで湯女にされる千尋とか。 その後ハクに色々と慰めてもらったりして。 やべぇ、妄想が止まらんハァハァ(*´Д`*)
漏れも千と千尋激しくキボン(゜д゜)ちなみに千尋は何歳なの??
10歳だよ〜 犯罪の香り・・・
サンクス!!たしかにアブナイ.... それでも千尋キボン!!!
ていうか、クリスマスにはムスカ降臨だYO!!
千尋を犯すのはカオナシの役目だろう。
497 :
名無しさん@ピンキー :04/12/12 14:32:12 ID:nabzpG53
千尋はまだ生理なさそうだから中田氏し放題
ばかだな、カオナシは遠くから千尋の事見てて たまに暴走するけど玉砕するところが良いんじゃないか。 カオナシは手篭めにされる千尋をなすすべなくヲチしてるのが良い。
ハクの女バージョンが萌える 川なんだから別に男じゃないんだよね? なんでもありじゃん
ジブリじゃアシタカ×サンに一番萌えたな
いがいとおっぱい大きいよな。>サン
ハクに無理やり犯される千尋キボン(*´д`*)
某サイト(今は無い)でハク×11歳千尋を読んだ事がある 文章は上手くてエロいのだが、引いた…… 千尋の痛そうな感じが伝わってくる…
503 多分そこ知ってる。えんらい闇属性満載なSSメインなサイトだったらビンゴ。 千尋が幼い神の花嫁になるっちゅーのだった。今あのサイトどうしてるんだろ。名前もURLもすっかりぽんと忘れたから確かめられなくて残念。
>>503 自分も知ってるとこ鴨。
サイトは残ってないよね。
>>504 ちょっと見たい・・・
いやかなり見たい
507 :
名無しさん@ピンキー :04/12/18 22:26:48 ID:ii85CY+V
油屋に灯がともり、今日も多くの神々が入浴に訪れる。千尋やリンたちは相変わらずあの大風呂の 準備をしていた。前よりはマシになったものの洗うのは非常にキツイ、だが誰も替わってくれずリンは 愚痴をこぼしながら働いていた。 湯婆婆は自分の部屋で執務中であったが、只ならぬ気配を感じて店に戻った。 入り口を見ると1人の神がゆったりと歩いている。湯婆婆は驚きかつ丁重にその神を迎え入れた。 「ようこそお越しくださいました。今日も特別室でよろしいですか」湯婆婆が神に尋ねた。 するとその神は鷹揚に頷いた。そして湯婆婆は女を全員集め並ばせた。 「いかがでございましょう、よい娘は見つかりましたか」湯婆婆が神に女を顔見せさせた。 神が女たちを品定めし、千尋を指差した。 「この娘でよろしいのですか、この娘は人間ですよ、ほかの娘の方が・・」 だが、神は千尋を指差したままであった。仕方なく湯婆婆は振り返って千尋に命じた。 「いいかい、千!このお方は大事なお客様なんだからね、しっかりとおもてなしするんだよ!」 「あ、は、はい」千尋が怪訝そうな顔で返事をした。 「さあ!お客様!特別室へとご案内!!」湯婆婆が大声を張り上げた。
神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
509 :
名無しさん@ピンキー :04/12/18 23:11:23 ID:ii85CY+V
その特別室は非常に豪華な部屋だった。神はソファにゆったりと腰掛け、千尋はその神の前で三つ指をついて挨拶した。 「あ、あの千です。今日はありがとうございました」そう言うと千尋は神の着物を脱がしていった。 全て脱がし終え背中を流す準備をする千尋を神はジィーと見つめていた。 「あ、あの何ですか」千尋が尋ねると神は着物を指差した。 「え、着物を脱ぐんですか」千尋の言葉に神は頷いた。 千尋が着物を脱ぎ裸になると神はソファに座りながら自分の股間からそそり立つモノを指差した。 「え、え、これをどうするの」その大きさに驚く千尋に神は手を伸ばし口元へと近づけた。 「こ、これ、舐めるの、おしゃぶりすればいいの」驚きの表情で尋ねる千尋に神は頷いた。 千尋は神のモノを舌でペロペロと舐め始め、小さな口を懸命に開けて咥え込んだ。 「んん・んむぅ・んん・んん・・・」大事なお客様ということで一生懸命にしゃぶっている。 やがて神は千尋の口の中に大量の精を放出した。 (んんー、こんなにいっぱい、でも神様のミルク、飲まなきゃダメだよね) 少しむせながらも千尋は全て飲み干した。そして神に膝まづいてお礼を言う 「ミルクありがとうございました。美味しかったです」 神は満足気に頷いた。 「
510 :
名無しさん@ピンキー :04/12/18 23:42:08 ID:ii85CY+V
「あの、お風呂できたみたいなので入りますか」千尋が神に勧めると神はゆっくりと風呂へと向かった。 千尋は背中を流す準備をしていたが、神はその壁に立てかけてあったマットを敷き横になった。 千尋が怪訝そうにしていると、神は千尋を泡まみれにして体の上に乗せ前後に動かした。 千尋のツルツルのアソコが神の腹や太腿にこすりつけられるたびに千尋は今までに感じたことのない感覚に襲われた。 「あ、あぁ、アソコがこすられて・・何か変・・おかしくなっちゃうよ・・・」 千尋が快感を感じている間に神のモノも回復していた。 神は千尋を抱え上げると自分のモノに千尋のアソコをあてがい、ゆっくりと挿入した。 あれだけの大きいモノを千尋の幼い膣に挿入れば激痛が走るはずだが、千尋に痛みは全くなかった。 神のモノは千尋の膣を優しく侵食していき、それが千尋に快感を与えていた。 「あぁ・神様が私の膣にいる・・すごく気持ちいい・・」千尋は呟きながら神に抱きついた。 やがて神は絶頂を迎え千尋の膣内に射精すると「良き哉、良き哉」と言いながら昇天していった。 神を大満足させたことで千尋は湯婆婆たちから褒められ、油屋での指名No1となったとさ、めでたし、めでたし。
神キターーーー(゜∀゜)!! できれば千尋×ハクもキボン!!
512 :
名無しさん@ピンキー :04/12/19 05:20:47 ID:fumPnLvE
千尋可愛い
>510 面白いんですけど…いやマジでw
続きが激しく読みたかです。土下座するから書いてorz
515 :
名無しさん@ピンキー :04/12/21 02:02:35 ID:amvqCjiU
お願いします
サンたんの新鮮な膣口を白目剥くまでベロベロむしゃぶり尽くしまくりたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!
千のミニ膣・・・
カン太×サツキはナシだと思うのに どうしてハク×千はアリだと思えるんだろうな。
カン太×サツキだとカン太の片思いっぽいしな〜 (その後はどうなったかわからないけど) あと映画の雰囲気そのものがエロを拒んでる気がする。 ハク×千は両思いっぽい感じがする。 まあ恋とかそういう生々しい感情より絆とかそういう 方が強そうではあるけど。
ハク×千は映画観ててもエロイと思うよ。 ハクが銭婆婆のところへ千尋を迎えに来るシーンで 千尋が白竜にすりすりするトコはエチー済みの恋人に見えんでもない。 兄妹の絆っぽくも見えるけど、自分はどっちかって言うと生々しさを感じたな。 カン太×サツキは妄想力全開にしないとエロ妄想できん。
522 :
名無しさん@ピンキー :04/12/24 00:00:29 ID:jvOo5olb
そういえばサツキって千尋と同じ10歳なんだよな。
523 :
名無しさん@ピンキー :04/12/24 00:48:30 ID:SdVstnYB
>>554 さま
クシャナ姫のロストバージン待望あげ!
すいません、510さんではないのですが、ハク×千尋投下します。
千尋は今日、15歳の誕生日を迎えた。 ちょうど三日前、初潮も終えたばかりである。 周りの友達に比べ体の成長が遅い風にも見えないが、まるで大人になるのを拒む様な、人並外れて遅い初潮だった。 今朝、父親が朝食の時言っていた言葉を思い出す。 ーーー千尋、昔は15歳と言ったら、立派な大人だったんだぞ。 (大人になんかなりたくない)千尋は思った。 (中学の制服は、セーラー服なのが野暮ったくて嫌い) 放課後、自宅へ帰りながら、千尋は心の中でひとりごちた。 今日、口々に友人達が、「千尋、誕生日おめでとう!」と言ってプレゼントをくれた。 その言葉も贈り物もとても嬉しいが、どこか素直に誕生日を祝えない自分がいる。 友人の気持ちが嫌だとか、今の学校が嫌だとかではない。どこか漠然とした不安があるのだ。 (…また1歳、歳を取っちゃったんだ) 目を閉じると瞼の裏に浮かんで来る、かむろ頭で涼し気な瞳の少年。 5年前。10歳の時に遭遇した不思議な体験は、誰にも話す事の出来ない物語だ。 そして、その時に出会った少年ーーーハクの事を、千尋は忘れる事が出来ない。 (私、もうハクの歳を、追いこしてしまったんじゃないかなぁ…) 小さな石橋の上で千尋は立ち止まり、小川を眺めながらハクの事を想った。 「千尋…」 後ろから声がする。振り返ると、そこには見知らぬ男が立っていた。 烏帽子に直衣、指貫に下袴。まるで桃の節句のお内裏様みたいな時代がかった出で立ち。 千尋には、それが誰だかすぐに判った。思いがけない事に、息が詰まる。 「…ハク!」 千尋は、迷わずハクの胸に飛び込んだ。 「千尋、大きくなったね」 「ハクこそ…!夢じゃ無いよね?本当にハクなの?ハク…ハク…会いたかった…」 千尋は、ハクの胸に頬を寄せ、泣きじゃくった。 「私も、ずっとそなたに逢いたかった。どれ、顔を良く見せておくれ」 ハクの手が頤(おとがい)に当てられ、千尋は顔を上げた。
千尋が久々に見るハクは、20歳ぐらいの青年に見えた。 面影こそ残してはいるが、顔も背も手のひらも、すっかり大人びて見える。千尋の胸が高鳴った。 「すっかり大人になったのだね、千尋は」 ハクも同じ気持ちなのだろう。感心したようにそう言った。 「ハクこそ…」 (なんだか、恥ずかしい…)千尋は、そっとハクの胸から離れた。 「あの…ハクはあの後、湯婆婆様の弟子を止めたの?」 「ああ。千尋が、私の名を取り戻してくれたからね。私は元の私に戻ったのだよ」 「ニギハヤミコハクヌシ…様…。だよね?」 千尋の改まった言い方に、ハクが微笑した。 「ハクで良いよ、千尋」 「今日は、私に逢いに来てくれたの?」 千尋は、弾んだ声で尋ねた。 「いや…今日は、そなたを迎えに来た」 ハクの腕が千尋を引き寄せた。驚く間もなく、千尋の目の前の景色がグラリと歪んだ。 ここはどこだろう?先ほどの場所では無い。 見た事も無い造りの、かろうじて日本風としか判らない家屋の中。 千尋には、なぜこんな事になったのか、何が起きたのか判らなかった。 「…怖い?」 ハクが尋ねた。 「ううん。ハクと一緒だもの、怖くないわ」 千尋ははっきりと答えた。今まで、ハクを信じて困った事などなかったのだから。 「ああ…千尋、ちひろ。逢いたかった…。私は、ずっとこの時が来るのを待っていたのだよ」 ハクが、千尋を抱きしめた。 「…この時が来るのを?」 千尋は、ハクの告げる言葉の意味を掴めないでいた。 「そうだよ。…千尋、これから私のする事を許してくれるかい?」 「そんな…。私、ハクの事が許せないなんて、絶対思わないわ」 千尋は、ハクの瞳をまっすぐ見つめて答えた。
「…じゃあ、これから私のする事を、『こわい』とか『いやだ』とか思ったら、遠慮なくそう言うんだよ。そなたに無理強いをさせたくはないのだから」 (言わないわ…)と千尋は答えようとしたが、その声はハクの唇に阻まれた。 千尋の口腔内を、ハクの舌が這う。 その舌が上顎を突き、歯列をなぞり、千尋の舌を吸い寄せる。 初めての口づけを、魂まで吸い取られそうに奪われながら、しかし千尋に嫌悪感はなかった。 確かに、まったく恐れが無いと言ったら嘘になる。 しかし、10歳の時別れてから、千尋の胸の中にハク以外の者が住み付いた事などなかった。 むしろ心の何処かで、何時かこのように迎えが来る事を、ハクに全てを奪われる事を、千尋は待ち望んでいたのかもしれない。 千尋の髪に手をやったハクは、弾かれたようにその手を引っ込めた。 「…千尋は、随分と髪が伸びたのだね。私にほどいて見せておくれ」 千尋は頷いて、あの髪止めから髪を解いた。 あの出来事が起こった後、千尋はずっと、揃える以上は髪の毛を切れないでいた。 髪を切り落としてしまったら、あの世界の事を忘れてしまうのではないか。 あの場所への繋がりが、髪と共に切れてしまうのではないか。 確信はないが、自分の中の微かな予感が、千尋に髪を落とす事を躊躇わせていたのだ。 5年の間に、千尋の髪は、膝裏まで届くほど伸びていた。 きちんと編み込まれ、まとめ上げられていた髪が、解放されて草原のように波立つ。 「…美しいね。千尋はとても綺麗…」 ハクは、改めて千尋を抱きしめた。そのまま香りを嗅ぎ、髪の毛に口づけを落とす。 「そんな…」 千尋は恥ずかしかった。自分はとてもじゃないが、綺麗と呼べる様な少女ではない。 むしろハクの方こそ、綺麗と呼ぶに相応しい。 昔と変わらぬ切れ長の瞳、すっと通った鼻梁、薄くて形の良い唇、真珠の様な歯。 どこまでも白いなめらかな肌、長くて細い指先、引き締まり男らしく成長した体躯。 並んで歩いたら、分不相応と呼ばれるのはむしろ自分の方であろう。 首に口づけを落とされながら、千尋はため息を付いた。 「…どうしたの?」 「ハク、私、全然綺麗なんかじゃないよ。あまり私を買い被らないで…」 ハクは驚いた様に千尋の顔を見遣った。
「どうしてそんな事を言うの?千尋は綺麗だよ」 そのまま、ハクは千尋に深く口づけた。その手が、1枚1枚千尋の服を剥いでいく。 生まれたままの姿にされた千尋は、ハクに抱きかかえられ、そのまま床へと導かれた。 真っ白な褥に横たえられる。ふと気付くと、脱いだ気配がなかったのに、ハクも素裸になっていた。 「…怖くないかい?」 ハクが千尋の頬を撫でながら確かめる。千尋は頷いた。 その手が、体の隅々を確かめる様に撫でる。つめたい手に撫でられた場所から、炎が舐める様に、全身にじわりとした熱が起こった。 「…嫌だったら、すぐにそう言うのだよ。…千尋が嫌なら、すぐ止めるから」 何度も何度も、何かを恐れる様にハクが千尋に囁きかける。 「ううん…嫌じゃない。その逆だよ。…嬉しいの」 そろそろと撫で上げられ、びくりと身をすくませながら、千尋が答えた。 「…嬉しい?」 「うん…とても嬉しいの。ハクにまた逢えて…こうして抱き締められる事が嬉しい」 「千尋…そのような事を言わないでおくれ。私は…私は…押さえきれなくなってしまう」 ハクの唇が千尋の胸を啄んだ。初めての刺激に、千尋の体が跳ねる。 舌で先端の尖りをなぞり、音を立てて吸い上げ、もっと尖る様弄ぶ。 片方の手でもうひとつの尖りを摘み、さほど大きくはない胸をやわやわと揉みしだく。 そのたびに強い刺激に耐えきれず、千尋の体が踊り、押さえきれぬ嬌声が上がった。 ハクの舌が、千尋の体の隅々まで、唾液の軌跡を残して這い回る。 千尋は、今まで自分で意識した事のなかった様々な場所に、心地良さを感じる事が信じられなかった。 「…あっ…あぁぁぁっ!…ハク…ハクっ!…汚いよ…んっ!…やめて…」 ハクの愛撫が止まった。千尋ははっと気付いて、急いでハクにしがみついた。 「…違う。ハク、止めないで続けて…。最後まで…ちゃんとして欲しいの。止めて欲しかったのは舌で舐める事だけ。…それだけなの…」 真っ赤になりながら、千尋は自ら続ける事をねだった。
「…では、指でなぞるのと、口づけるのは良いのだね?」 ハクはそう言った。千尋が頷く。 ハクの行為が激しくなった。息も付けぬほど深く口づけ、手と指先で千尋を翻弄する。 「…ああっ…んうっ!…は…あぁぁぁ!…」 もう止めて欲しいとは言えず、千尋は素直にハクの愛撫に身を任せた。 ハクの指先が腹をなぞり、秘裂の奥に忍び寄る。そこはすでに濡れそぼっていた。 指先で蜜を掬い取って、淫核の輪郭をなぞる。それは千尋が初めて覚える快感だった。 「んあっ!…変…なんか変…おかしくなっちゃうよう…」 「そう…。もっともっと、千尋を気持ち良くさせてあげるよ…」 ハクの体が、千尋の膝を割った。 千尋とて、知識としてその行為を知っている。初めての場合は、破瓜の痛みがある事も。 千尋はその痛みに身構えた。ハクの体が、徐々に千尋の膣内に入って来た。 驚いた事に、初めての痛みがまったくない。 細い細いモノが、千尋の膣内の奥までゆっくり収まる。 最奥まで収まると、それは徐々に形を変えてきた。じわじわと、千尋の膣内でふくれあがり、擦り上げ、内側の壁の様々な場所に刺激を与える。 「ん…んあぁぁぁぁっ!」 千尋があげた悲鳴は、間違い無く官能の為であった。 まるで生き物のように、ハクのモノが千尋の体内をなぞる。 そのたびに、千尋の膣奥から身体全体に甘い戦慄が走った。 「ああん!…あっ…イイっ!…イイよう。…どうして?…わ、わたし…っ!…んはぁっ!…初めてなのに…あぁん!」 千尋は耐えきれず、快楽に溺れて自ら腰を揺らめかせていた。 その動きに合わせるように、ハクのモノがどんどん胎内で膨れ上がって行く。 プツリ、と千尋の中で何かが弾ける音がした。微かな痛みを感じたが、それはすぐ快感にすり変わる。 ハクのモノが、千尋の膣を目一杯まで広げるほど大きくなったが、その律動から生み出されるのは、もはや法悦でしかなかった。 手や指先でも体を愛でられ、膣奥まで休む事無く刺激を与えられた千尋は、早くも限界が来た。 「…あぁっ!ハクぅっ!…イク…イっちゃうよう…っ!…あぁぁぁああああ!!!!」 ガクガクと身体を揺らしながら、千尋は絶頂を迎えた。千尋が荒い息を吐く。
「…気持ち良かったかい?」 「うん…恥ずかしいけど…とても気持ち良かった…」 その言葉を口に出してから、千尋はある事に気付いた。 「…ハクは?」 「私は良いんだよ。千尋が気持ち良ければ、それで私も満足だ」 「そんなの駄目!…私だけなんて…」 千尋は、まだ屹立しているハクのモノに唇を寄せた。 「お願い…ハクも気持ち良くなって…」 そのまま、千尋はハク自身を口に含んだ。上目遣いで様子を見ながら、舌先でチロチロ舐める。 その言葉に、千尋の舌に舐められていたハクが、大きくうねった。 「千尋…そなたは…」 ハクが耐えきれない様に千尋の身体を抱き上げ、その身を下から突き上げる。 「…ああっ!…」 「千尋…今度は、そなた自身が動いて御覧」 微笑んだハクの言葉に、恐る恐る千尋が自ら動き始めた。 それは、とても淫猥な絵巻であった。 一刻前は自慰さえも知らなかったはずの、まだ幼さの残る少女が、錦絵の様な美丈夫の胸に手を付き、自らの腰を叩き付ける様に淫らな踊りを踊っている。 そのお互いの顔には、はっきりと悦楽が浮かんでいた。 部屋中にいやらしい水の音だけが響く。 「千尋…そなたの水は、とても甘い…。…あぁ…っ!私を…私を許しておくれ…っ!!」 その声と共に、千尋の後ろの穴、尿道、口腔にも、ごぽりと音を立てて何かが侵入した。 千尋の身体の全ての性感帯が、恐ろしいほどの快感を伴って刺激される。 (あああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!) 千尋の悲鳴も、その何かに吸い取られた。 膣奥と壁を隔てて、裏門の奥までもが蠢く。口腔も、尿道も、身体中の穴という穴が何かで塞がれ、蠢くそれから、人として感じ得る限りの気の狂う様な快感を与えられる。 すでに、ハクは人形(ひとがた)を留めてはいなかった。竜ですらない。 千尋は、温かい羊水のような水に包まれていた。不思議な事に、息は苦しくなかった。 その水に、ころがされる様に千尋の全てが味わわれている。その水が蠢くたびに、神経全てがむき出しにされた様な快感が走った。 果てがないかと思われる蠢きが続き、千尋が発狂しそうになる寸前に、その水がはじけ飛ぶ。水がはじけると共に、千尋は意識を失った。
千尋が気付くと、ハクが心配そうに額に手をあてていた。 「ハク…」 「気付いたんだね…。千尋、すまなかった」 「…あれが、本当のハクなの?」 千尋の問いに、ハクが頷いた。そのまま千尋から目をそらし、ハクが苦しそうに告げる。 「もう少しそなたが落ち着いたら、家まで送り届けよう。…私達は、もう会わない方が良い」 千尋はその言葉が信じられなかった。先ほどまで、あれほど激しく求められていたのに。 「なぜ?…さっきハクは、私を迎えに来たって言ったじゃない!あれは嘘だったの?」 「嘘では無い。…しかし、それは間違いであった。私は、もうそなたの前に現れてはいけない…」 千尋の眼から、涙が溢れて来た。ポタポタとその雫が、白い褥を濡らす。 「嫌……イヤ…いやぁっ!!」 千尋は、ハクの薄衣を掴んで泣きじゃくった。 「私は、ハクが好き。…もう会えないのなら、死んだ方がましだわ…!」 「千尋、そんな困った事を言わないで。そなたは先ほどから、しきりに私を惑わす…」 「ハクは…ハクの気持ちはどうなの?」 千尋は顔を上げ、真っ直ぐハクを見つめた。ハクの顔に動揺の色が浮かぶ。 「千尋、よく聞いておくれ。このままそなたが私の元にいてはいけない。…そなたがそなたのままでいられなくなってしまうのだ。…私には、そんな残酷な事は言えない…」 「そんな事を聞いているんじゃないわ!…ハク、聞かせて。ハクの本当の気持ちを」 とうとうその想いに負け、ハクは千尋の身体を強く強く抱きしめた。 「…あの日から、そなたを思わぬ時はなかった。千尋が大人になるのを、私はずっと待っていたのだよ。迎えに来たとゆうたのは、嘘偽りではない。…そなたが欲しい」 それは血を吐く様な、ハクの心底からの気持ちであった。 「ハク…嬉しい。私も、ずっとハクを忘れた事はなかったよ」 千尋は微笑んだ。ハクが、真剣なまなざしでゆっくりと話す。 「本当に、良いのかい?…千尋もさっき、どうなるのか判ったと思う。…それでも?」 「いいの…何もいらない。…ハクさえいれば、何もいらない」 二人は、固くお互いをいだき合った。
千尋の通学路である小川の石橋に、千尋の身に付けていた物と持ち物が畳んでおかれてあった。 両親も友人も、近所の人達も、驚き、嘆き、悲しみ、懸命に捜索したが、千尋はその日からこつ然と姿を消した。 両親の悲しみはもちろん尋常ではなかった。愛する娘が、15歳の誕生日に消えてしまったのだから。何の手がかりも無く、千尋の行方は杳として知れない。 そうまるで、千尋は神隠しにあったようだと人々は噂した。 温かい水に、千尋は包まれている。 (千尋…すまない。本当は、そなたの初めてだけが欲しかったはずであったのに…) (いいのよ…。私、本当に嬉しいの。…もう二度と、私達、離れる事はないよね…) ゴボゴボと音を立てて、その全てにハクが入り込み、蠢き、千尋に絶えまない快楽を与えている。 (ああ…。気持ち良い、ハク…) (私もだよ…。千尋…愛している) (うん…私も…。ハク、あなただけを愛している) ハクの中で、千尋は徐々に溶け始めている。 やがて、骨のひとかけらも余さず、千尋はハクとひとつになってしまうのだろう。 しかし、千尋は少しも自分を不幸だと思わなかった。 なぜなら、こうなる事は、千尋とハクが初めて出会ってから、お互いがずっと胸の奥に秘めていた想いであったから…。それは千尋とハクの、絆への宿望であったのだと。 ーーーーー終ーーーーー
イイ(・∀・)!! 職人たま乙&GJでありまつ!!! ひたむきでちょっぴり切なく、 純粋でいてエロくて可愛らしい。 初体験で強烈な快感を味わい “飛んじゃう”(この場合“溶けちゃう”か?)千尋たんハァハァにゃん!
すげぇ!途中まで純粋に(*´Д`)ハァハァだったのに 最後、凄い切ない。 なんだ、なんだってんだコンチクショー(*´Д`)ハァハァ
職人様、GJ!! ハクならではのエロ描写に(*´Д`)ハァハァ
エロ切ない!!エロ切な過ぎて泣けるよ!!
乙です!GJ! ところで今日のラピュタ見ました? やっぱり傑作だと思うっす なんかムスカ×シータ、パズー×シータ描きたくなってきた・・ でも文才が!神よ!
538 :
名無しさん@ピンキー :04/12/25 01:18:32 ID:yklvH6nf
>>537 神様、シータお願いしますw
シータかわいいなぁ…
ジブリで一番かわいい…
シータ×親方きぼんぬ
シータが攻めるのですか?
>>538 シータかわいいっすよね
537ですが・・・エロ描写少なくて文章つーより脚本みたいなのでも
よろしければ投下できるかもしれません。
もし投下してたら藁ってやってください
542 :
538 :04/12/25 20:57:15 ID:yklvH6nf
>>541 是非お願いします!
職人さんを笑うなんてとんでもないです。
新しい神の予感……
543 :
524 :04/12/25 21:49:21 ID:tQ7cC5Dg
好意的なご感想をくださった方々、どうもありがとうございます。 機会がありましたら、また投下させて下さい。 541さん、私も楽しみに待ってます(*^^*)
544 :
537です :04/12/25 23:34:56 ID:aNJSIX6L
あるいは541です。
538さん524さんありがとうございます。
拙いものですがとりあえずムスカ×シータ編だけ先に投下させていただきます
お目汚しになるかと思われますがご了承下さい
>>495 で言ってましたがホントにクリスマスにムスカ降臨です
「全世界の愚民共よ、今こそラピュタの科学力の前に跪く時が来たのだ!」 高らかにそう言い放ったムスカのせせら笑いが『飛行石の間』に響き渡った。 それを少し離れたところから聞いていたシータは険しい視線を彼に送っていた。 ラピュタが発見されてから約2ヶ月。全世界にムスカの世界征服宣言が公布され、 それに反抗すべく数カ国の連合艦隊がこの空の島に攻め入ってきたがいずれも敗退していった。 ムスカは名実共に人類の王となったが、その居城であるラピュタに現在生活しているのは 彼ともう一人の少女二人だけであった。二人は古代ラピュタ文明の最後の子孫であり 王家の直系と分家の生き残りであった。 「君もいい加減、反抗的になるのはやめたまえ。我々は既に至尊の冠を戴いているのだ。 これからはラピュタ人と非ラピュタ人という図式が世界を支配することになる。つまり 征服民と被征服民という図式だ。わかるかね?君はその征服民なのだよ」 ラピュタ最後の王女シータはムスカの言葉には感知しなかった。彼女の関心はこれから 支配されるだろう地上の人々の安否と、そして一人の少年の消息だった。 自分のために命を賭けてくれたパズーの消息をシータは知らなかった。おそらく自分を 助ける為にあの時もラピュタにいたのだろう。だがそれからどうなったのか、無事でいるのか それとももはやこの世に居ないのか、それすらシータはわからなかった。ドーラたちの消息も また同様である。シータが心の中の少年に思いを馳せていると、ムスカはおもむろに近づいてきた。 「君ももっと私に協力的になってくれればこんなものは外してあげられるのだがね」
ムスカの手がシータの手に触れた。少女は手を後ろに縛られていた。それも何重にも 縄がかけられて完全に緊縛されている。この二ヶ月間シータが何度もラピュタからの脱出を 謀り、そして失敗した結果であった。ムスカはシータに顔を近づけ目線を合わせた。 目を逸らしてやりたい衝動を抑えてシータは彼を正面から見据えた。彼女はこの男の視線が 初めから嫌いだった。全身を蛇のように絡め取るこの男の視線はそれだけで底冷えする おぞましさがある。シータは少女とは思えぬ落ちついた声を吐き出した。 「征服民になってどうするの?ここで生活していくのだって大変だわ」 「女官を下の連中から献上させればいい。工夫に限っては上層部の復旧作業にラピュタへ 上がる事を許可してやるつもりだ」 「食料はどうするの?」 「それも献上させれば済むことだ」 「わたしをどうするの?」 「言ったはずだがね、私に協力すれば君は私と同じ征服民として遇される資格があるのだよ」 「何に協力しろと言うの?」 「わからんかね?君はもはや最後のラピュタ人の末裔だ。私と同様にね。 その君にわたしが望む事といったら一つしかないと思うがね」 ムスカの瞳に不気味な光を見た直後、シータは服を彼の手で引き裂かれた。 おぞましい驚愕がシータの全身を突き抜けた。 「いやあああああああっ!!」
咄嗟にムスカと距離をとろうとしたシータは、しかし足元の草の根に躓いて倒れてしまう。 床に広がる水がシータの背中を濡らした。ムスカは彼女に覆い被さり、シータの残った衣服を 次々とちぎっていく。男の高笑いとそれに対抗する少女の悲鳴がコダマした。 「いやあっ!いやあああああっ!!」 「ははははっ!もっと叫びたまえ!誰も助けには来れまい!」 シータの脳はたちまちウイルスに感染されたように恐慌状態になった。必死に体をよじるが そもそも腕が使い物にならないのでムスカの魔手から逃げられない。そうしているうちにシータの 小ぶりではあるがはっきりと輪郭を打ち出している幼い胸が露になった。そしてズボンも 剥ぎ取られ、全裸にさせられてしまうとムスカの両手がシータの胸を握り締めた。 「きゃああああああっ!!」 「はははっ君の胸はまだこんなものかね!?」 そのままムスカは乱暴にシータの小さな胸を揉んだ。あまりに乱暴に握り締めたまま揉まれて シータは痛みと凄まじい悪寒に身悶えた。 「いやああっ!いやっいやっやめてええええっ!!」 そしていくらも胸を揉まないうちにムスカは少女の股の間に手を滑りこませ、いきなり指を 幼い穴に突き入れた。激痛がシータの全身に走った。 「あああああっ!!」
なんの下地も無しに指を入れられたシータの体はあまりの圧倒的な痛みに痙攣した。 そんな彼女にもとより構う気のないムスカはさらに指を少女の中に押しこんでぐりぐりと えぐった。シータは拷問を受ける虜囚のように苦悶し絶叫した。 「くああっ、あああっひいいっあああああっ」 哄笑を響かせながらムスカはシータのまだ幼い秘口を蹂躙した。 「あの小僧とはこういったことはしなかったのかね?え?どうなんだねリュシータ王女!」 激しい苦痛に全身が麻痺していくなかシータはパズーの顔を思い浮かべた。たった三日しか 一緒にいなかったパズー。それなのに全てを賭けてくれたパズー。シータの恋うる気持ちと 救いを求める心がパズーに向かってほとばしっていた。 しかしそんな彼女を救えるものはなにもなかった。ムスカは喉が枯れるほど悲鳴をあげる シータの口に彼女のおさげ髪を突っ込んだ。 「舌を噛んで死なれては困るのでね。君にはこれから山ほど子供を産んでもらわなければ ならない。崇高なラピュタ人の純潔種をな!」 ムスカはいつのまにやら奮い立たせていた男の証をシータに突き入れた。 少女の体は一度大きく痙攣し、その後全く動かなくなった。 「これがラピュタ人の×××かぁ!!すごいっすごいぞぉっ!はははははははっ!!」 ムスカの腰がシータの腰を何度も打った。シータは目を見開いたまま涙を流し、 時折、瀕死の魚のように口をパクパクと動かすだけの四肢となった。 ムスカに処女を踏み荒らされながら、薄れていく意識の中でシータはパズーを想った。 『シータ!待ってろ!!』 (パズー・・・・・・)
549 :
537 :04/12/26 02:54:21 ID:ZRMSvyXC
すぐに続きが書けるかと思ったのですが無理でした・・・ また後で投下しますのでみなさん雑談をどうぞ お目汚しでした!
537 イイ!!続き待ってます。
537 乙! 続き、テカテカで待ってます。
552 :
537 :04/12/26 17:55:46 ID:ZRMSvyXC
550さん551さんありがとうございます。
いま続きを書いているんですが、パズー×シータにいくまでがかなり長くなって
しまい、エロ描写よりもそれ以外の描写のほうが多くなってしまいそうです。
とりあえず書くだけ書いてみますが、載せるのはエロだけにしようかどうか
悩んでます。みなさんどっちが良いでしょうか?
>>551 テカテカ??
553 :
名無しさん@ピンキー :04/12/26 18:49:07 ID:h8150s0R
537氏GJ! でもなぜかムスカのセリフみるとあの声とAAが浮かんできて笑ってしまう…
554 :
名無しさん@ピンキー :04/12/26 19:16:46 ID:0YPO1Oqx
554ゲット 前スレ554たん降臨祈願! このかんじだと、 クシャナ様のロシトバージンは 年始の姫初めですかね〜〜〜〜?
555 :
名無しさん@ピンキー :04/12/26 19:17:27 ID:0YPO1Oqx
ロシトってなんだよ ロストバージンだよ まちがったごめんなさ〜〜い!(恥)
>>552 それ以外の描写も楽しみにしてます
投下キボンヌ
ロフトバージンと言ってみるテスツ
>>552 自分もそれ以外の描写楽しみです。楽しみにしとります。
558 :
名無しさん@ピンキー :04/12/27 00:08:23 ID:vs9m9m5t
/ , \ / / l ヽ ,r' / ヾ,、 ゙, ./ イ/ ` ` 、 } { i | ゙ 、,,`' 、 , j レ'、, | ,:r'"''‐ `'゙、 ,、‐‐、 l ゝ」、 、 , ,、‐''゙゙、゙'、-――t'''/ / l | ________ ,ゝ‐、_,',. ' ,O 〉 V .( ゙, j i /ラピュタは滅びぬ ',.ヽソ. '、,,、 -'" / / j < 何度でも甦るさ!! '‐レ゙ .,r' ノ \ l` ` 、 i'" ゙ヽ、,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ゙、 ,,、 -‐'" ノ ヽァ、 ゙、'´ .. ,r゙ ノ ヾ^゙ヽ、 . ゙, ./ ,、r' / \ !、 / ,、r'" / /`'ー- `'''"入 ̄ ,、r ''" ,、/ / く .Y'" .,、r'"/ / /" ` 、', ,、r''" /_____/ ,、 - ''"´ ̄ ̄`゙i zz,,,/ \ ,、 '" ,、 ''" | / \
>はははっ君の胸はまだこんなものかね!? (*´Д`*)
>これがラピュタ人の×××かぁ!!すごいっすごいぞぉっ!はははははははっ!! (*´∀`*)
>>552 551タンではないが、自分もテッカテカで待ってます。
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
562 :
名無しさん@ピンキー :04/12/27 02:49:34 ID:uQG6EpsF
/ , \ / / l ヽ ,r' / ヾ,、 ゙, ./ イ/ ` ` 、 } { i | ゙ 、,,`' 、 , j レ'、, | ,:r'"''‐ `'゙、 ,、‐‐、 l ゝ」、 、 , ,、‐''゙゙、゙'、-――t'''/ / l | ________ ,ゝ‐、_,',. ' ,O 〉 V .( ゙, j i /私は滅びぬ ',.ヽソ. '、,,、 -'" / / j < 何度でも甦るさ!! '‐レ゙ .,r' ノ \ l` ` 、 i'" ゙ヽ、,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ゙、 ,,、 -‐'" ノ ヽァ、 ゙、'´ .. ,r゙ ノ ヾ^゙ヽ、 . ゙, ./ ,、r' / \ !、 / ,、r'" / /`'ー- `'''"入 ̄ ,、r ''" ,、/ / く .Y'" .,、r'"/ / /" ` 、', ,、r''" /_____/ ,、 - ''"´ ̄ ̄`゙i zz,,,/ \ ,、 '" ,、 ''" | / \
ムホー!!GJ、GJ!! 雰囲気出てますね〜。
561さんありがとう〜、そのAA見つかんなくてど〜しよ〜と思ったよ。
うおー、シータタンが犯られてる〜。コフーンした。 続き待ってます!
566 :
537です :04/12/28 01:29:02 ID:KgIy5zc+
すいません、まだエロが始まらないんですが とりあえずエロに行くまでのネタ投下します。 長すぎてすいません!
ムスカが人類の王になってから二年経った。その間、地上はラピュタへの献上品を 生成するだけの畑と成り下がった。何度か各国の艦隊が編成隊を組んで天空の城へ 攻撃をしかけたが、『ラピュタの雷』と戦闘用ロボット兵の前に虚しく破れていった。 空を見上げるたびパズーが思うのは「あの虚空の向こうにシータが居る」という 望みだった。二年前、シータを奪われたまま助けることのできなかったパズーはいま 彼女を助ける為だけに生きていた。彼は炭坑には戻らずそのままタイガーモス号の乗員 となった。そしてドーラたちから戦闘技術を習い、海賊稼業に参加した。それは海賊に なることが目的なのではなく実戦技術を磨くためだった。彼はいつかシータを奪い返す 時のために自分を鍛えた。不思議と軍隊に入る考えは浮かばなかった。巨大な組織の中の 一粒になってしまってはかえってシータから遠ざかってしまう気がしたのだ。 「パズーや、お前に言っておく事があるよ」 8ヶ月ぶりに各国の連合艦隊が再びラピュタへ侵攻するという情報を手に入れたドーラは それに合わせてラピュタへ行く準備を進めていた。『あの宝の山を見て引き下がろう なんざ海賊の風上にもおけないね」などと言っているがシータを救出したい気持ちを ドーラも確かに持ってる。パズーはそれをよく知っていた。 「お前の話だとシータはラピュタの王族の最後の生き残りってことになってるね。それは つまり、ラピュタ人の生き残りはシータとあのムスカの二人だけだって事だ。そうなると ムスカはどうあってもあの子を殺したりはしないね」 「うん、わかってるよ」 「そうかいわかってるのかい。それじゃあそのムスカがシータに何を望むかということも わかっているのかい?」
息を詰まらせたパズーを見てドーラは目を細めた。 「ムスカにとっちゃシータは自分と同じ種族の最後の女ってことになる」 「おばさんやめて・・」 「船長と呼びな。あの妄想壁の青二才ならラピュタ繁栄のために必ず種族を残そうと するだろうね。それも純血の。そうなると・・・」 「やめてくれよっ!」 悲鳴のような声がパズーの口から飛び出る。青年になりつつある少年の沈痛な顔を ドーラは黙って見つめた。パズーは泣きそうな顔を床に向けて言葉を零した。 「おばさん、今はシータを助ける事だけで精一杯なんだ。シータを助ける事だけ 考えていたいんだ」 傷みに震える声を零したパズーにドーラはそれ以上の追及はしなかった。 夜の雲海を眺めながらパズーは苦しい息を吐いた。年月は彼を少しばかり大人にした。 時は彼に努力に見合った力を与えもしたが、同時に残酷なものも贈与した。パズーは ドーラの言わんとしている事をよくわかっていた。それは時が経てば経つほど残酷な リアルさをもって理解されていった。 シータはもはや綺麗な体ではなくなっているだろう。 そのことが大人になればなるほど、男になればなるほど解ってしまうのだ。 パズーは昔よりも筋肉のついた自分の腕を見つめた。前よりも大きくなった。前よりも 強くなった。でもこれは今じゃなくて、あのときに欲しかったんだ。
ラピュタで重要なのは上半球ではなく下半球であることを知っていたパズーは ムスカが連合艦隊に気をとられている隙にフラップターで飛行型ロボット兵の 射出口に近づき、そこから内部に侵入した。うまく『聖域』に入りこんだパズーだが そこで目にした異様すぎる光景に思わず圧倒されてしまうのだった。 「誰かと思ったら君か。よくここまでこれたものだ。それについては褒めてやりたい ところだが、君は王の前にいることを忘れているな。態度を慎みたまえ」 『玉座の間』は女性の死体で埋め尽くされていた。皆全裸で腹を突かれたか裂かれた 後が無残に残っている。死臭が充満する空気の中ムスカは全裸で玉座に座っていた。 頬はこけ、爬虫類のような目が突き出ている彼の姿はとても王として君臨している 者とは思えない風体だった。 「シータはどこにいる?」 聞きたい事は山ほどあった。この女性の死体はなんなのか、なぜムスカは憔悴しているのか、 そしてなぜ武器も携帯していないのか。しかし異常の世界ではパズーは一言ひねり出すのが精一杯だった。 だから最も大事なことだけ聞いたのである。 「言葉を慎みたまえ。畏れ多くも王の妃の名をみだりに口にしてはならない」 ランチャーを打ち、ムスカの至近で炸裂させた。パズーは新しい弾を篭めてムスカを睨んだ。 静かだが確かな怒りがパズーの瞳に宿っていた。 「シータを返せ」 「もともと君のものだったかね?」
パズーは唾を飲みこんだ。たしかにシータはパズーのものだったことはない。でもこいつと 一緒に居るよりは良いに決まっている。そう思うことにして彼はムスカと対峙した。 「シータはどこにいる?シータは無事なのか?」 この言葉を聞くとムスカは突然狂ったように笑い出した。冷や汗が背中を落ちていくのをパズーは 感じた。もともとどこかおかしい男であったが、その笑い方は尋常ではなかった。もしかしたら この男はもう狂ったのではないだろうか?そう思いながらランチャーを構えた。 「生きているとも!死んでなどいない!だが起きてはいないがね」 「どういうことだ!?」 「あの女は役立たずだ!」 ここまでパズーは怒りの渦を内包させていたものの、少なくとも頭の一部分に冷静さをもっていた。 しかしムスカの半狂乱の叫びを聞いたとき彼の精神的均衡は崩れていった。 「私とラピュタ人の純血種を残さなければならないというのにあの女は二度も私の子を流したのだ! この女たち以下の役立たずだ!発狂したまま死んでしまえばいい!ヒャハハハハハッ!!」 パズーの心は急激に崩壊していった。目の前がぐらつき、足がふらついて涙が零れた。 「嘘だ・・・」 例え心臓を抉られるほど辛い事実だとしてもシータが既にムスカに嬲られているだろうことに 対しては心に備えがあった。しかしあの少女が二度も子を身ごもり、そして流してしまったという 事実にはなんの予防線もなかった。まさかそこまでむごい真実が待ち構えていようとは彼は 到底信じられなかった。 (そんな・・・そんな・・・) 「シータを返せ・・」 もはや笑うだけの体となっているムスカに、パズーは怒りと哀しみの激流を叫んだ。 「シータを返せぇーーー!!」
ゴンドアの谷の朝は早い。窓から差し込んでくる朝日が瞳に染みた。階段を降りると彼が顔を洗って いる。パズーの後姿に向かってシータは階段から声をかけた。 「おはようパズー、早いのね」 濡れたままの顔を振り向かせた青年の瞳は黒く輝いていた。 「あ、おはようシータ。今日は朝から刈らないと大変だからね。ぼくもう先に行ってくるよ」 そう言って顔を拭いて玄関に走っていったパズーは、同じ速度で戻ってきてシータの前で立ち止まった。 目の前でにぃっと笑うパズーにシータは柔らかく微笑んだ。 「なぁに?」 「エヘヘ、シータ、おはようのチュウしていい?」 「まぁ!」 シータの顔に輝くような笑顔が生まれた。彼女が黙って目を閉じて顎を上げるとパズーは屈んで 鳥がくちばしを合わせるようなキスをした。唇を離すと満面の笑みと少し赤らんだ頬を携えてパズーは ドアの向こうに消えていった。その背中を幸福に満ちた瞳でシータは見つめていた。 シータを救出し、ラピュタが崩壊してから五年の歳月が流れていた。 狂気の笑いを繰り返すムスカの近くに再びランチャーを放ったときラピュタの崩壊は始まった。 パズーは急いでシータを探した。よっぽど殺してやろうと思っていたムスカをパズーは放置した。 ランチャーの余波で彼の眼鏡が割れ、それで目を傷つけていた彼は「目がああっ!」と叫んでそのへんを うろつき出した。彼はどうやらラピュタ崩壊後も生き残ったらしいが、目の見えない状態で空の城を さ迷っているにちがいない。そのまま朽ちればいい、パズーは彼をあえて助けなかった。 『飛行石の間』で発見されたシータは既に心を失って倒れていた。巨大な飛行石が禍禍しいほど 光り輝いて辺りを照らしていた。パズーは横たわったシータを抱きかかえ涙を零した。 「あの言葉を使ったんだね。そうなんだね?シータ」 虚ろな瞳を虚空に投げるだけの彼女は答えなかった。パズーは彼女を強く抱きしめて動かなかった。 「ごめんねシータ。助けてあげられなかったよ。ぼくがもっとしっかりしてたらシータをこんな目に 遭わせなかったのに。ごめんねシータ。せめて一緒に死んであげるからね。もうシータを置き去りになんか しないよ。ごめんねシータ。ごめんね。ごめんね・・・」
既に生ける亡骸となっていたシータを抱きしめたまま自分も亡骸になろうとしていたパズーは、 自分たちが生き残った不思議を考えた。殆どの木々を焼き払ってしまったムスカはなぜか『飛行石の間』 だけは木を残していた為、木の根っこに救い上げられて二人は落下を免れていた。 シータをゴンドアの谷へ連れかえったパズーは心をどこかへ飛ばしてしまった彼女と一緒に 生活することにした。彼女を救い出してから三年経ってようやくシータは正気を取り戻し、現在では 普通の生活をすることができるようになった。そうなってようやく謎であった様々なことがが鮮明な 真実としてパズーに理解されるようになる。シータはラピュタで起こった事を少しずつ彼に話した。 最初の子供を流産したあとシータの繁殖力を疑ったムスカが多産家系の女性を地上から献上させ子を 産ませようとしたこと。その女性たちがいずれも妊娠せず、逆上したムスカが腹を裂いて次々と殺して しまったこと。シータが二度目の子供を死産し、その胎児が奇形であったことを知ってからムスカが完全に 狂気に走ったこと。それを契機にシータも心の均衡を失ってしまったこと。正気のなかったシータが なぜかパズーの侵入に気づき、その一瞬だけ僅かな精神を取り戻して滅びの呪いを唱えたこと。 飛行石への影響を恐れて『飛行石の間』だけは根を焼き払わなかったこと。 そういったことを話すとき、シータは静かな瞳で落ちついて言葉を紡いだ。 「事実だったことは覚えているの。二年も続いたことも知っているわ。なのに夢でも見ていたような 気がするの。思い出すとなんだか他人の姿を見ているようだわ」 シータは強い子だ。前から思っていたことだったがパズーは改めてそう思った。二度と正気になれない ほうが自然なくらい辛い思いをしたのに彼女はちゃんと戻ってきた。二年の悪夢を三年かけて流したのだ。 三年かけて輪郭をぼかし、ビジョンを不鮮明にすることで彼女は心を取り戻したのだ。
彼女が通常の精神を取り戻してから二年。現在二人は朝起きたらキスをして抱きしめ合うくらいの 男女の仲になっていた。ラピュタで引き裂かれる以前は三日間しか同じ時間を共有しなかった二人だが その三日のうちに決定的なものをお互いの中に刻み付けていた。それは絆であり、いずれ男女の感情へと 研磨される情動の原石であった。パズーの中で、シータだけが他の女性たちから隔絶されていたし、 シータの心はパズーで彩られていた。パズーが潜在的に女の子に求めているものがシータの中に詰まっていた。 シータが憧れるものをパズーはたくさん持っていた。様々な事情が絡んで発展が遅れてしまった二人だが 互いが互いの特別になることを疑問に思ったりはしなかった。 だが寄り添う以上の事が二人の間に起こる事は未だになかった。パズーが意識的に避けていたのである。 不思議とシータは男性恐怖症になることはなかった。パズーの裸を見てしまうという日常のアクシデントが これまで何回かあったがそれでも彼女は怯えたりしなかった。むしろパズーが恥ずかしがって怯えた。 彼女の中であの男とパズーが『違うもの』として認識されていることが良い方向に働いているらしい。 ドーラ一家の連中とも仲良くやっていけるが、これは「そういったことが起こらない」対象として 彼女が認識している結果だと思われる。ただ暗所恐怖症で、背広や眼鏡をつけている人を見ると 極度に怯える後遺症は残っていた。だからパズーはシータを家から遠くへは連れていかなかったが、 むしろシータはパズーだけを見つめて過ごす日常に幸福を感じていた。 ある日、夕日がゴンドアの谷を黄金色に染め上げた夕方、草の上に佇みながらシータは言った。 「ありがとうパズー。パズーはわたしのために今までいろんなことをしてくれたわ。本当にありがとう」 夕日を見つめるシータの横顔を見ながらパズーの心に不安が灯った。 「シータ、まさかぼくから離れていこうとしていない?」 「お礼を言いたかったの。言うだけじゃ足りないのわかってるけど言いたかったの」 『ラピュタのこと忘れて』、そう言われた七年前をパズーは思い出した。そのときの悲痛な喪失感が 苦い記憶となって彼の心の寒い場所にしまわれていた。
夕日を見つめた視線をパズーの顔に移動してシータは囁いた。瞳がなぜか濡れていた。 「パズー。わたしパズーのこと好きよ」 「ぼくも・・・大好きだよシータ」 シータの黒い瞳から涙が零れた。 「わたし、もうちゃんと生活できるわ。だからパズーは鉱山に戻って」 心の傷の痛みが復活する。パズーの顔が悲壮に彩られた。 「シータ・・どうして」 「パズーは今までわたしのために時間も苦労もかけてくれたわ。私これ以上パズーに苦労させたくないの」 「どうして?ぼくシータと居たいんだ。シータと一緒に居たいんだよ」 「でもここにはパズーの好きな機械もないし、親方さんやおかみさんやパズーの大事な人たちはいないわ」 「シータがいるよ」 「いつか自分の作った飛行機を飛ばすのが夢だって言ってたじゃない。ここじゃぁ・・」 「ぼくの夢はシータだよ」 シータの両腕をパズーの手が少し強く掴んだ。シータのおさげを揺らす風が彼女の涙をさらっていった。 「シータ、ぼくと過ごした三日間のことちゃんと覚えてるって言ったよね?じゃあぼくがこんなこと 言ったの覚えてない?地下に潜って一緒にパンを食べながら、『君が降りてきたとききっとステキな事が 始まるんだって思った』って。ぼく、今でもそう思ってるんだよ?シータの居ない二年はぼくも辛かったけど、 あのときシータに出会わないでいたよりもずっとずっと幸せだよ。ぼく親方も大事だし鉱山で働くのも 好きだよ。機械も飛行機も好きだけど、シータはもっともっと好きなんだ。シータがいてくれればそれでいいよ。 それでいいよ。シータがずっと一緒にいてくれたら、こんなステキなこときっと見つからないよ」 しだいに震えてくる声でパズーはシータに語りかけた。涙を零してシータはパズーにすがりついた。 二人は泣きながら互いを抱きしめる。シータはパズーの暖かさと優しさが怖かった。彼の優しさに 甘えて溺れてしまう自分がシータには卑怯に思えていた。
「パズーに悪いと思うのはお前の勝手だがね、それで体を与えようなんざ筋違いな考えだよ。 相手に悪いと思ったら夜を共にしなくちゃならないなんて、世の中の女はどれだけの男を 相手にしなくちゃならないってんだ」 「でもおばさま、わたしパズーにしてもらうばっかりで何も返せないんです」 「だからお返しに体をあげようってのかい?ばっかばかしい。そりゃあね、むしろパズーに失礼だよ」 パズーとシータが暮すゴンドアに約半年ぶりにドーラたちが訪れてきた。彼らは定期的にパズーたちの 様子を見にここに停泊していた。ドーラの豪奢な部屋でシータは彼女に相談した。 親のないシータとパズーにとってドーラは精神的な駆け込み所となっていた。 「パズーに?」 「そうだろうよ!お前に惚れて体張ってきたってのに『私の体が欲しいのね、それならあげます』 なんて言われてごらんよ。それまでの苦労が水の泡のいいところじゃないか。お前それで本当にパズー が喜ぶとでも思うのかい?」 シータは俯いて黙ってしまった。彼女はパズーがそれ以上の関係について何も言ってこないのをいつしか 申し訳なく思うようになっていた。確かに自分には求めにくいだろう。自分の暗い過去を知って いても変わらず自分を大事にしてくれるパズー。そんな彼に求められれば応えられる状態がシータの 精神に形成されつつあった。ただパズーが自分からは言えないだろうことはわかっているし、かといって 自分ではどうしたらよいかわからないのだった。 「シータ、お前にとっちゃあれはさぞかし嫌な行為だと記憶されてると思うがね、惚れ合ってるん だったら嫌なもんか。パズーとしっかりした心を持ってやればどうってことないだろうよ。問題は お前がパズーを欲しいかどうかだよ」 「私がパズーを?」 「そうさね。なにも女が男のものになるだけじゃないんだよ。そりゃあお前はパズーのものになるだろうがね、 パズーもお前のものになるんだよ。パズーが欲しいと思ってないんだったらやめときな。 あと世話になったお礼に寝てやるってのもあたしゃ気に入らないね」 「おばさま」 「なんだい?」 「おばさまの旦那様って・・皆さんのお父様ってどんな方だったんですか?」 ドーラは少し遠い目をして一言だけ答えた。 「バカな男だったよ」
シータが部屋を辞した後、ドーラに呼び出されたパズーは全身をドーラに一睨みされて戸惑った 「おばさん?」 「船長とお呼び。大きくなったじゃないか。体だけは立派なもんだね」 少年だったパズーは今や立派な青年だった。精悍な瞳が魅力的な男になりつつある。 「パズーや、お前シータを押し倒したりしたのかい?」 彼の心に心臓を握られるような苦痛が走った。 「しないよ。できないよ、そんなこと」 パズーにとってシータはいつでも壊れ物だった。ほんの少し振れただけでも崩れて風にさらわれて いってしまうような気がしてとてもシータにそんな野心は抱けなかった。 「そりゃあシータの過去を気にしてるのかい?それとも勇気がないだけかい?」 パズーは苛められたかのような視線をドーラに向けた。 「・・・両方・・・・」 「フンッ、じゃあ勇気があったらできるのかい?お前ちゃんと女をどうしたらいいか知ってるんだろうね?」 青年の顔が真っ赤になって噴火した。パズーはムキになって声を荒げる。 「しっ知ってるよ!ぼくだって男なんだから!」 「なーまいき言うんじゃないよ。そういうことは女を幸せにしてから言うもんだね」 ムキになって言い返したはいいがドーラににべもなくそう言われパズーは二の句が出てこなかった。 確かに知識という知識はあるが、経験がないし、ちょっと・・・かなり自信がない。ドーラは豪華なタンスを開け 中から一冊の本を取り出してパズーに投げた。受け取ったパズーは見なれぬ本を様々な角度から観察した。 「なぁにこれ?」 「そりゃあね、東洋の性技書の翻訳だよ。とりあえずそれを読んどきな。言っとくけどシータに 無茶なことや無理矢理なことをしたらこの世から叩き出すからね」 パズーは再び噴火した。
その日、パズーが街に買い物に行っているあいだシータは家でご馳走を作っていた。 シータの誕生日でもないしパズーの誕生日でもない。七年前の今日、二人が出会った記念日だった。パズーは 1ヶ月も前からこの日を祝おうとシータに話していた。夕食の芳香が家から香ってきてパズーは誘われる ように足早に帰ってきた。買って来たものを片付けたあと、包装された箱をパズーはシータに渡した。 「シータ!これ、プレゼント!」 驚いたシータに箱を押しつけるように渡すと「開けてみて」とパズーははしゃいだ。出会った頃と変わらない 子供みたいな彼の仕草にシータは暖かい愛しさを感じた。プレゼントを開けると中には青い服が入っていた。 「まぁ!きれいなドレス!どうしたのこれ?」 「えへへ、シータに着てもらおうと思って」 「でもいつもは勿体無くて着れないわ」 「いいよ。たまに着て見せてくれれば。ね!着てみて!!」 派手でもなくそれほど高価でもないが、質素な中に清潔さと洗練された美しさのある青いドレス。それを着て 2階から降りてきたシータを見てパズーは嬉しさと恥ずかしさが混ざり合うのを感じた。 シータの暖かくておいしいご馳走と、パズーが買って来たシャンパンで彼らは二人だけの記念日を祝った。 青いドレスに身を包んだシータを眺めてパズーは彼女と出会った頃の事を思い出した。あの時も青い服を着ていた。 青い服を着て空から降りてきた女の子。可愛くて、可憐で、純粋で、絶対守ってあげなくちゃと思った。それでいて いざとなったら強くて、お転婆なところもあって。パズーはいつのまにかシータのために命を賭けることが自然な ことのように思われていた。要塞の塔から飛び降りたシータを受けとめたとき、「この子はぼくが守るんだ」と彼は 強く思った。絶対に守ってあげるんだ、泣いていたら慰めてあげるんだと、幼いながらも彼は男としてシータを 受けとめようと決心していた。あれから死ぬよりも苦しい思いを散々味わったが、それでもシータが 自分の人生に関わらないまま終わってしまうようなことにならなくて良かった。彼は心の底からそう思った。 「シータ、ぼくシータに会えて良かったよ。本当に・・良かった」
まっすぐパズーの瞳に見つめられたシータは自分の中で予感がざわめくのを知った。 彼女は自分の胸に手を当てて抑えた。そうしなければ心がパズーへ向かってあますところなく流れて いってしまうような気がしたのだ。彼女の中にあるパズーへの深い想いが堰を切って 溢れていってしまいそうなのだ。ふとシータは思った。それでいいのではないか?抑える必要は ないのじゃないか?今こそ彼へと流れる心の激流を、流れに任せて堤防を壊し、届けてしまうべき じゃないだろうか?シータは席を立った。黙って彼の前まで来るとパズーの瞳をじっと見つめた。 「シータ?」 パズーは立ち上がってシータを見つめた。出会った頃から変わらない聡明な瞳が彼を見つめた。 「パズー、わたしあなたが好きよ」 シータの気持ちをパズーは知っていたが、こうやって改めて言われると驚いてしまう。この世で 一番大事な女の子・・もはや女性だが、彼女に告白されるとその都度、新鮮な嬉しさがこみ上げてくる。 「ありがとう・・・ぼくもシータが大好きだよ」 照れ臭そうにそう言ってはにかむパズーを見て、シータの中の彼への愛しさが次から次へと溢れてきた。 もうここには溜めておけない。外に出してしまわないとパンクしてしまう。 「パズー、私あなたにあげたいものがあるの。ううんあげるんじゃないわ。あなたにして欲しい事があるの」 彼女の言葉にいくらかの矛盾があって戸惑ったパズーだが笑って答えた。 「なんだかよくわからないけど・・なんだってするよ」 「本当?」 「うん、なにをしてほしいの?シータ」 それまでは普通だったのにそれを聞くと急に黙りこんで俯いてしまったシータを見てパズーは訝んだ。急に 恥ずかしくなって緊張しはじめてしまったシータはどうしたらいいかわからなくてパズーに体をよせた。彼女を 受けとめたパズーにシータは全身の力を振り絞って一言呟いた。 「あのね、パズー・・今夜は・・私の部屋で・・寝て欲しいの・・・一緒に・・・・」
彼女が普段と変わらぬ様子で言ったのならパズーは気づかなかっただろう。シータの俯いた頬が 赤くなっていることに気づいたパズーはシータの言わんとしている事を理解して驚愕した。 一瞬、息が止まったようになって思わず彼女の両腕を掴んだ。 「そんなっ・・・だっだめだよシータ!そんなことしたらシータがどうなっちゃうか・・」 「大丈夫よ、わたし平気。パズーならわたし大丈夫よ」 「でもシータ!そんなこと・・・言ったって・・・」 「パズーはいや?わたしのこと抱きたくない?」 「そっそんなことないよっ!ぼくだってっ!・・あっ・・いや・・その・・・」 パズーは耳まで真っ赤になって俯いた。情けないことに彼のほうが女のようにうろたえていた。 「その・・・シータが嫌じゃなきゃ・・ぼくは・・・・」 「本当?」 「うっうん・・・・」 確かにパズーはシータが欲しかった。ただそれをシータに望むのは贅沢で無茶なものだと彼は思っていた。 思っていただけに突然目の前で彼女が自分を差し出そうとしてくれているのが信じられなかった。 これ以上ないくらい真っ赤になったパズーの顔を見上げながらシータは静かに囁いた。 「パズー、わたしパズーのこと好きよ。ただの好きじゃないの。男の人として好き」 彼の頭は麻痺寸前だった。シータへの愛しさがこみあがってきて何を言ったらいいのかわからなかった。 「シータ・・ぼくだって・・・」 耐えきれなくなったパズーはシータを抱き寄せて自分の唇をシータのそれに押しつけた。二人は 病気になったような熱い体を抱きしめあい、唇をよせあった。 「シータ・・・もし本当に嫌になったり、嫌なこと思い出したりしたら、ちゃんと「嫌だ」って言ってね」 「うん」 シータの愛しい体を抱きしめながら、パズーは彼女への愛しさだけで全身が熱くなるのを感じた。
「えっと・・じゃあ・・あっ先にお皿片付けようか?」 「ううん。このまま行きましょう」 「あ・・そう・・あ、うん。じゃあそうしよう」 しばらく抱き合ったあと真っ赤になったままパズーはしどろもどろに話した。夢のような現実を 前にして彼のほうがシータよりも緊張してしまっていた。 一緒に2階へ登っていくときシータは何気なく話した。 「そういえば前におばさまに聞いたことがあるの。男の人が女の人にお洋服を送る時は それを脱がせたい時だって。パズーもそうだったの?」 階段の中ほどからパズーは勢いよく転げ落ちていった。 「パズーーー!!」 頭を抑えながらパズーは頼りなく笑った。 「あ・・チィイタタタ・・シータ、あの・・・そんなんじゃ、ないからね?・・ハハハッ・・・」
581 :
537です :04/12/28 01:51:45 ID:KgIy5zc+
ぎゃああ!すいません!こんなに長くなっちゃったのに まだ始まりません!たぶん書いてもたいしたこと書けないんですが 本当に申し訳ない。とりあえずここまでです。 みなさんお話をどうぞ
リアルタイムでGJ!! 脱がしたいのかパズー!? 続き待ってるヨン。むしろ激しくキボン
583 :
名無しさん@ピンキー :04/12/28 02:39:38 ID:KMO/uGRM
GJ! キャラの特徴が出ててスゴいイイ!ですね。 ムスカの「目がぁ(ry には笑いましたw あとつかぬ事を聞きますが537氏は女性の方ですか?
>>537 さん
GJ!!GJ!!GJ!!うっわ滅茶苦茶面白いです!!
シータやパズー、ドーラにムスカの特徴をよく捉えていますね。
頭の中に田中真弓氏や横沢啓子氏等の声がこだましてます。
やばい・・・はまってしまいそう。
続き待ってます、いつまでも!!
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・)
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
537氏スゲ━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━ !!!!!
586 :
754 :04/12/28 08:11:41 ID:WeMYph1a
頭の中にパズーがいるよ! GJ!!!!! あんたこそラピュータのネ申だっ。
全裸で王座に座るムスカ・・・・ ハゲワロス
GJと大声で叫びたい
589 :
名無しさん@ピンキー :04/12/29 01:58:40 ID:VVKgKEKu
ここまで一気によんじゃったよ! こんないいとこでおあずけとは‥!! 神様シータの続きお願いします! バイブ用意して待ってます!!テカテカ(ry
ラピュタ大好きだけど、好きなだけにエロい目では見れないと思ってた。 ・・・が!537氏の作品を読んで、ラピュタに対する愛とエロスの両方が満たされたよ! 本当に映画のキャラクターそのままで、7年後の続編を見れているみたい。 続きを激しく期待して待ってます!!
591 :
名無しさん@ピンキー :05/01/04 10:41:28 ID:rrQ7MDdA
職人さんもお正月休みでしょうか‥? 溜まってしまってしょうがないのですが‥‥‥ (*´Д`*)ハアハア
>>537 すごい…エロを抜きにしても普通に感動した…神!!
ラピュタの中心で神!!!と叫びたい!
595 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 18:49:37 ID:lZ3LO0k7
いい物を読ませていただきました…続きが楽しみ。 ラピュタを数回しか見たことなくて、ちょっとした疑問なのですが。 映画のラストではムスカは王にはならず目が(ry になっちゃってますよね?
っていうか良く見たらムスカは瓦礫と一緒に落ちているのだ。
597 :
名無しさん@ピンキー :05/01/06 23:35:39 ID:lZ3LO0k7
えっ!マジで!?
ハウルスレの腐女子臭についてゆけない……
>597 マジよ。ラピュタ崩壊のシーンを良く見るがよろし。
600クマー >599 本当だw
>>598 俺漏れも
本濡れから逃げてきたけど
今度は本濡れの方がマシになってるw
エロパロのハウノレスレのことか_| ̄|○勘違いスマソ
オサーンな書き手がもっさりしたエロを投下してみたらどうだろう>ハウルスレ 「魔法使いだ!・・・おう!」とか
男性の方の書き手も待ってますよ ノシ
ド・エロエロが投稿しずらい_| ̄|○
鬼畜・レイプ・SM。ライトであっても投下した瞬間に叩かれそう ここのリュシータ王女はレイープ・妊娠・流産でも萌えるけど あそこのヒロインでこれやったらどんなに話の構成が上手くても 多分「空気嫁。氏ね」って言われる。もしくは次の投下までスレスト。 605が勇者になるというのなら骨拾いに行ってやるよ
バッドverはかなり読んでみたかったがな。
あのスレでも前にハッピーエンド厨が諌められてたから、 辛口投下しても大丈夫だと思うがな 少なくとも自分はどんなジャンルでも読みたい
ナウシカが森の人達(臭っさ〜い)に輪姦されるネタきぼん ありそうで無かったね
>608 辛口の話が読みたいんじゃない。 イカ臭漂う話が読みたいんだ。 魔法使いの雌奴隷調教とか 少年魔法使いがおねぇさんに電気あんまされて(ryとか 小姓に輪姦されてイかされまくるとか 潮吹き失神監禁縛りとか ハードコアエロ神やイカ職人達はスレ流れ的に 無理だと判ってるから降臨しないんだろう。無念だ。 イカ臭漂うSSでも神展開良作ストーリー書く職人は多いというのに ところでθの続きはまだかね。
611 :
537 :05/01/08 19:46:25 ID:gjJ9tJkB
なんかそう言われると書きずらい気が・・・_| ̄|○ エロネタ少なくてすいません いま頑張ってかいてますがやっぱりイカ臭くはならないみたいです もう少しお待ち下さい
残虐は有りでもイカ臭はいらねーよw 男向け同人誌で満足しとけ
612みたいな事は自分には言えない。そのまま「女性向け〜」で返されるだけ それにスレの閉鎖性をアピールしてるみたいだよ どこのスレに限らず色んな職人さんが居た方がいいな 乙女ss書く男性職人だっているし、すごいエロいss書く女性職人もいると思う
魔女の宅急便ものがホスィ。 誰かageて。
ハウルスレ作品のは素晴らしいと思う。心からそう思っている。 でも空気がなあ…
617 :
名無しさん@ピンキー :05/01/10 18:22:18 ID:qYOYh66Z
クシャナ殿下期待アゲ 前スレ554サン、今年もまたーりお待ちしております 気長に待ちますんでよろしくお願いします〜〜!
>>616 そう?そんなに空気悪いかな?
自分はロムってるだけだけど、嫌いじゃないよ、あの空気。
でもそれは自分が女だからそう思うのかもね。男性は入りにくいかもしれない。
最近男性と思われる神はいなそうだし。(でも性別は公開してないので分からないけど・・・)
男性も女性もお待ちしております。書き手さんも描き手さんもありがたいネ申です。
注意書きを載せとけばハードものも平気さ! 是非キボンヌ(゚∀゚)
>>618 私は女で616じゃないけど、空気が悪いとかじゃなく・・・
なんていうかキモイな、と思うことはある。
こんなところにいる以上は自分も似たようなモンだってわかってるけど。
女子高生の便所の会話みたいなんだよな。 漏れも女だけど、盛り上がるのは楽しいんだけど周りから見たら 入ってくるのに躊躇するだろう・・と思う。 投下している立場だからハードコア書いて落とせればいいんだが 技量がない罠。
>>620 つまり馴れ合いが嫌って事?
う〜ん、それだったらあそこを覗かないのが一番かも・・・厳しいようだけど。
あそこでは過度の馴れ合い禁止ってのもないみたいだし。
馴れ合ってるのはそのネ申々たちだからね。
ネ申が素敵なSSを投下してくれてうちらはそれをただで美味しく頂いてるわけだからさ。
それ位は多めにみようや。
いつからここはオチスレになった? いいたい事は言うべき場所で発言汁! 千尋のビデオ見返して改めてハクと千尋のエロエロしさにハァハァ。
>>618 だけど、すまぬ・・・もう止めるね。ここもなんか書かないと落ちちゃう・・・。
頼みのSS職人さんも最近は余りいないしなぁ。皆ハウルスレに行ってしまったかな?
他力本願じゃなく、自分で投稿しろって?ムリポ。623さんはいかが?ハク千尋など。
私はこの前から、もののけ姫・耳をすませば・海が聞こえる・紅の豚・
風の谷のナウシカ・となりのトトロをようやく購入して観たんだけど、
(一部を欠いて大体揃った!)購入したので一番萌えたのはアシタカ×サンかな。
なんかもののけ姫辺りから男性キャラに色気が出てきたように思う。
ハクもハウルも色気あるし。色気は無くとも大好きなのはパズーだけど。
作品以外のレスを目にしながらまるっとスルーできる自分は勝ち組
クシャナ殿下〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
627 :
554 :05/01/11 21:44:58 ID:GUaCWBjj
>>622 うん、随分前から保管所で作品だけ楽しませてもらってるよ。
あのスレで空気キモイとか言うのは梨だと思うしね。
ハク千尋のエロさはいいねー、とつぶやいてみる。
>>627 わ〜い554たんキター!あけおめ!
気長に待ってま〜〜す!!!
みんなガンガレ!! ラピュタSS職人さんも続きお待ちしてます。 最近ナウシカの漫画購入したんだけど、クシャナ殿下はアニメより漫画の方が かっこいいね。アスベルはアニメの方がいいな・・・。
漫画のクシャナはマジ格好良いよ。 んで、自分の中では何故かナウシカ×クシャナなんだよ。 以前降臨した神、再度お出まし願えないかな?
>「えっと・・じゃあ・・あっ先にお皿片付けようか?」 なんかパズーらしくて禿藁。超がんがれ。
>631 554タソではなく?
634 :
537 :05/01/12 22:31:22 ID:yedOGpjf
>>633 漏れも気になる
【パズーの心の中】
うわああっどうしようどうしよう!シータとついにそんなことになっちゃうんだ!?
どうしよう・・・ぼく自信ないよ。ずっとシータのことだけ見てきたから経験ないし
タイガーモス号のみんなもろくに教えてくれないんだもんなぁ
・・・でもそもそもみんなも経験あるかどうか・・・
こんなときアシタカくんだったら「そなたは美しい」とか言って即効で決めちゃうんだろうなぁ
すごいなぁ・・ぼく大人じゃないからできないや
はっ!?もしかして今こそおばさんからもらったあの変な本を読んだほうがいいのかな!?
あーでも、シータの目の前でそんな本を読みながらシータにあんなことやこんなこと
なんてできないよ!そうだよな、シータにあんなことそんなことやあまつさえ
あああんなこともやっていいんだよね?
・・・・・・・・・・
だめだあああっ!考えるだけでおかしくなっちゃうよ!
どうしたらいいんだろう?教えてハヤオ先生!!
↑みたいなパズーを書いてくれる人募集中
>こんなときアシタカくんだったら「そなたは美しい」とか言って即効で決めちゃうんだろうなぁ ワロタヨ。確かにアシタカはスマートに振る舞いそうだねw。
アシタカはジブリ作品で最強のエロリストだと思う
アシタカ×エボシとかけっこうイイ!と思うのは自分だけでしょうか
なんかエボシ×アシタカになりそうな・・・勢い? エボシは最強の攻めっぽい。 雰囲気だけはエロいアシタカだけど、何分童貞なので何も知らない。 それを手取り足取り色々教え込むわけですよ、エボシが。
アシタカはほんまに童貞かいな。
アシタカはちがうと思うぞ あの手の村は、夜這いとかさかんだし、 年頃になったら、年増の後家さんとかどこかの奥さんにとっくに教わってると思うよ
個人的にはアシタカは女性関係は決めた人以外ではやらなそうな真面目なイメージ
あるけど
>>640 のも萌えた(;´Д`)ハアハア。カヤが最後の夜に迫ってみたり・・・?
逆に真面目だからこそ、女性側の切ない気持ちを汲み取って、好いた相手じゃなくても
(女性から夜這いってかなり恥ずかしいだろうし)拒めなさそう。
「そなたの気持ち、受け取った」とか言って。
642 :
537です :05/01/13 21:53:54 ID:UNZak0rI
「将来、村長になるそなたには覚えてもらわねばならぬことがある」 とか言われて年輩の女性に性の手ほどきを受けるアシタカ。しかし 「村長になるべき若者の最大の試練ともいうべき通過儀礼を受けてもらう」 ということでなぜかヒイさまに性の手ほどきを受けるアシタカ 以来すっかり女性不信におちいるアシタカ カヤと一緒にいても心因性不能障害が治らないアシタカ でもサンを見たらたちまち治ってしまったアシタカ サンに死なれるとせっかく治った機能が発揮できないので「生きろ」と言ってみるアシタカ ↑みたいなアシタカを書いてくれる人募集中 パズーとシータでエロって難しいですね。書いててつくづく思います。 もののけ姫のほうがやりやすかったか? みなさんまだまだお待ち下さい
>>642 (;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
いくらでもお待ちしとります!!
もののけ姫で書いてみたいけど・・・どうだろう。
文才が無いもので・・・。機会があったら試して見たいですね。
644 :
537です :05/01/13 22:19:04 ID:UNZak0rI
>>643 実は前にアシタカ×サンでエロを書いたことはありましたが
おそらくラピュタやるほど無謀ではないと思いますので
いくらでもキボン!(゚∀゚)ノお待ちしております!
>>644 個人的にすっごく好きだなぁというのが、SS倉庫のもののけ姫にありまして・・・
もしかしたらもしかして、ご当人さんかもしれないですね。
ラピュタのSSもツボに入りまくりです。ガンガって下さい!!
パズーはいい男ですなぁ。
646 :
537です :05/01/13 23:00:42 ID:UNZak0rI
>>645 うをっ!?いっいえ、個人的に書いていただけなのでこのスレにはまだ
投下していないです。ラピュタのやつが初投下です。
ですから倉庫にあるお好きなSS神さまは別の方ですよ。
というかここのスレのSSはわりとグレードが高いような
気がします。そんな中に紛れ込んでしまってかえって申し訳ないくらいです
>>646 マジすか!
そいつはお恥ずかしい・・・。
でもその話も見てみたいです!もののけ姫好きです。(さり気なく催促・・)
ラピュタ自体も思い入れが深く大好きですが、537さんの書かれる文章が
大変面白く、良かったです。正直、かなり感動してしまいました・・・。
これからの活躍も期待してます。
>537様 有りそうで無いパズー×シータSSを楽しみにしている者です。 大変だとは承知しておりますが頑張って下さいませ!
>>637 自分もです。
だから何か書いてくださいw
五体不満足なエボシを抱くアシタカきぼん!
537さんの書くパズーは辛そうだな。 シータをオカズにはオナもできなさそう。 しかし健全な男子として体も心も反応しちゃうし。 オナる欲望から意識をそらそうと壁に頭ぶつけて気絶しそうだ。
ゴンザ×エヴォシ様なんてのも淫媚で渋くてイイにゃん・・・
アシタカエロいよな。H慣れしてそうだ
アシタカ×エボシ→アシタカ山へ→サン、エボシの匂いに気づく →ピンチ→最終的に仲直り サンもからんだやつを見てみたい!注文ばかりすみません。
前にハク×千尋書いた物ですが…。 とりあえず、現在アシタカ×複数展開で考えています。 ただ、複数展開ですので回数分けての投下になる事と、一部を覗いて愛のない エロになりますが、OKでしょうか?NGでしょうか?
覗いてどーする… _| ̄|○ 除いて、です。
OK!OK!覗いてもOK!
>>654 はぁはぁ・・・楽しみ。ハク×千尋良かったです。
自分ももののけ姫SS製作中です。
うまくいけば
>>653 さん提供の、サンと絡ませる事が出来るかも・・・?
昨日から書いてるのは今のところアシタカ×エボシなので、
まだどうなるのか分かりませんが・・・。ちょっと時間がかかりそうです。
>>657 アシタカ×エボシ超キボンヌ!!!
自分も脳内で、サンのことが好きなはずなのに
タタラでずるずるエボシと関係しているアシタカが
一体どっちと一緒に居たいか悩む・・みたいなの考えてるんですが。
659 :
名無しさん@ピンキー :05/01/15 00:17:31 ID:V1Cd+Jjm
>>657 ですが、それいいですねー。
今書いているのをちょっと方向転換して、そのネタでいきます!!
もののけ姫観ながらSS書いてますが、画面に集中しちゃって進まない・・・。
あれ?sage忘れた・・・。
661 :
537です :05/01/15 01:17:11 ID:d0Ne4y1j
みんなガンガレー(゚∀゚)!
漏れもガンガルー
みなさんのSS投下が終わったら
>>646 で言ったアシタカ×サンも
投下してみようかと思います
いまようやくパズーがシータに×××まで書きました
もう少しお待ち下さい
>>650 禿藁 宮崎特有のアクションで頭ぶっつけるんでしょうな
いやきっと自分でどうにかしてると思いますよ。シータで(いいのか)
662 :
名無しさん@ピンキー :05/01/15 01:24:08 ID:V1Cd+Jjm
>>661 やたっ!!
さりげなく催促した甲斐がありますた!!ドキドキ(;゜∀゜)=3
573さんの書くアシタカ×サン楽しみにしてます。
しかもラピュタですよ!!待ちわびましたよ〜。
え〜っと、とりあえず冒頭ちょこっと投下します。
アシタカヒコがエミシの村で元服したのは、今の年齢で言えば14歳の時だ。 他の14歳になった少年達や10歳になった少女達と共に、村では盛大なお祝いが行われた。 その夜アシタカは、元服した者達の中でただ一人、ヒイ様や長老達から呼び出された。 「アシタカヒコよ。そなたはゆくゆく、この村の長になる男。身も心も立派な男の子(おのこ)にならねばなりませぬ」 「はい、ヒイ様。これからは狩りの技を磨き、物事の深きを捉えて働き、皆の上にたつに相応しい男の子になるためにも、もっと己を律しようと考えておりまする」 儀礼ばって固い挨拶をするアシタカに、居並ぶ長老達は苦笑した。 「ならばアシタカ。そなたは、何が大人になった事だと思うのだ?」 一人の長老の問いかけに、アシタカは言葉に詰まる。 「…それは…一人前の働き手となった事、でしょうか」 『何が大人になったという事なのか』…年若いアシタカには、まだ難しい問いであった。 「他の者達は、一人前の働き手となれば確かに大人であろうて。しかしそなたには他の者とは違う働き、長として必要な村の掟・儀式・しきたりの知識が必要になるのです」 ヒイ様の言葉にアシタカは頷いた。 今までもエミシの長になるべく、様々なしきたりや儀式を覚えさせられている。 これからは一人前として、もっともっと知識を貯えねばいけない。 元服してからの心得を新たに据えるべく、今夜ここに呼び出されたのであろう。 「アシタカや。長としてやらねばならぬ事は様々です。その中のひとつで、村の者が夫婦になる前、長はその女子(おなご)の初花を摘まねばなりません。これは大事の大役ぞ」 長老達が顔を見合わせ密かに笑っているのを、ヒイ様はジロリとねめつけながら言い放った。 アシタカは唖然とした。つまり、夫婦になる相手の男よりも先に、その女の処女を奪わねばならぬのか。 「ヒイ様…そんな事は出来ません。わた…」 「そなたは、何か思い違いをしてはおりませぬか?」 ヒイ様はピシャリとアシタカの言葉を遮った。 「我らは零落したとはいえ、元々はこの日の本を二分した一族の末裔。夫婦になる前に、村の者同士で契り合う以外の汚らわしい血が混ざる事は、到底まかり成らぬのです」 確かにこの村は山間に隠される様にあるが、自給自足のみでは成り立って行けぬ。
なるべく下人の男衆が応対してはいたが、外部の人間との行き来が僅かながらあった。 今さらながら、そこまで誇り高いしきたりがあった事にアシタカは内心驚いた。 「これは難しい大役なのじゃぞ。初花は散らすのがえらく難儀じゃし、上手く散らしても、こちらの気を遣ってはいかぬ」 長老はどこか卑し気な笑いを押し隠し、ことさらに難し気な顔で語る。 「今日はそなたの乗初めの儀じゃ。新馬は難儀である故、乗初めの為の女子を用意した」 長老の声を合図に部屋の奥から、目元に穴の開いた布で頭から鼻先まで隠した女が現れた。 顔は隠れていても、その体は全てが露になっている。 胸と尻の肉付きが良いのに全体的に締まっている魅力的な体つきから、女は20代半ばであろう。 胸の頂点は淡い桃色に尖り、下草の翳りは生命力を思わせる。しかしその体は震えていた。 (布を取ったら、すぐ誰か判る人なのだろう)とアシタカは思い、胸が痛んだ。 元々エミシの村は全体で120人弱。その中で、子供の産めそうな年頃の女は30人ほどなのである。 「乗初めは婚儀の前に男の子の通る儀礼じゃ。ヒイ様とこの女子から全てを学び、今日は存分に気を遣るが良い」 長老は厳かにそう告げた。しかし、その瞳の奥は笑っている様に見える。 その言葉を合図に、布の女がアシタカに歩み寄った。腕をその首にからめ、女の方から唇を合わせる。 どうやら長老達の見守るこの場で、乗初めの儀を行わねばならぬらしい。 体を浄めて何かの香を焚き込めたらしく、女から頭が重苦しくなる様な甘い香りがした。 最初は軽く啄んでいたその唇が開き、舌を差し入れられる。アシタカは戸惑った。 「アシタカ。己が舌で、相手の舌や歯をなぞりなさい」 いつの間に傍に立っていたのか。ヒイ様がアシタカに語りかけた。
「その手でも、好きな所を触って良いのですよ。さ、遠慮せずに」 その声に導かれる様に、アシタカの手が女の胸を掴んだ。ビクリと女の体が跳ねる。 女の口腔に舌を入れる事が不思議と心地よい。胸を揉む指がその柔らかさに沈んで行く。 どこもかしこも柔らかく、熱く甘くアシタカを包み込む。 知らず知らずの内にアシタカの息が上がり、その下半身が屹立し始めた。 ヒイ様と女は顔を見合わせて頷き、アシタカの装束を解きはじめる。 アシタカが裸になると、女は中央の敷き物の上に仰向けに横たわり、その身を惜し気も無く開いた。 周りで固唾を飲んで見守っていた長老達が、思わずおおと身を乗り出す。 ヒイ様が、アシタカに良く見える様女の陰唇を指で広げた。 「アシタカや、これが女子の火処(ほと)です。ここにそなたの魔羅を差し入れるのですが、ここは慣れぬ者が用意なしにすぐ入れられる物ではありませぬ。この火処が水で潤わねば、そなた自身も痛い思いをするのですよ」 しかしその秘所はすでに濡れそぼっていた。女の肌は、衆人環視の前での行いへの羞恥と期待で、紅に染まってアシタカを誘っている。 「まずは、体全体を手で撫でたり、口や舌でなぞって見なさい。女子の体はすべからく同じではないのです。一人一人良き所が違う。先にその場所を探るのです」 「はい、ヒイ様」
こんな感じで続きます。タイトルはシュナの旅から安易に引用(^^;) アシタカ×(ヒイ様以外の)名前が付いてる人とは総当たりの予定。 名前がないけどこの人を忘れるなぁ!っつー登場人物がいましたら、教えていただけると嬉しいです。 以後6〜8割ほど、アシタカ側が望まないエロなので、心理描写が淡々としてるかもしれません。 その分他の描写頑張ってみますが、抜けなかったら御容赦を。
>>537 さんの続き、楽しみにしてますよ〜。わくわく。
パズー×シータのカップルは、自分には逆立ちしても出ないのです。
あらかじめあの本読んでたのか、激しく気になるよ…。
>>657 さんのもののけ姫も、期待してます。(*^^*)
自分のSSはなんか淡々としてるような気がするので、他の方の作品で萌え燃料補給したいのです…他力本願でごめんなさい。
なんて良スレなんだ! アシタカの旅、エロくて最高です。情景が目に浮かぶ。続きを楽しみにしてます
670 :
537です :05/01/15 15:30:42 ID:d0Ne4y1j
>>663 氏スゲ−−(゚Д゚;)!!
地の文がちゃんと時代考証にあってるし「ほと」とか「魔羅」とか細かい
言い回しとか古い因習とかの設定がすごい!これだけで感動しますた
続き愉しみ(゚∀゚)
アシタカを打った「キヨ」は出てくるんでしょうか?
>>663 氏、凄いよ!!(ソフィー口調で)
萌えました・・・!!ハウルスレもレベル高いなと思いますが、
ここのジブリスレも皆さん凄くレベルが高い!!勤勉だ・・!!
やば・・・ちょっと投稿してよいのか悩みますね。精進せねば・・。
>>663 氏超GB!
アシタカにはこうなったら井原西鶴の好色一代男・世の助になっていただきたい。
7歳から7000人もの女を相手にし、60歳で女の腰巻で帆を張った船・好色丸に
性具と精力剤を山盛りに積んで、女だけが住むという島を求めて海の彼方に
消えていった世の助に。w
>>672 そんなアシタカ・・・イイ!
女性という女性を食いまくって虜にしまくってほしい。
ただしヒイさまだけは勘弁の方向で
674 :
663 :05/01/16 13:27:17 ID:0w6Kp/zH
皆様、御感想ありがとうございます。
好意的に受け止めてもらえたようで、とても嬉しいです。
続きは少しお待ちください。
あ、それから
>>671 さん。
(島○須美さんの声で)私もあなたのSSで萌えさせて。
私まだ職人としてかけ出しだけど、もっと萌えを覚えます。
…お願い……ここの住人さんと一緒にあなたのSSでイキたい。
↑痛い発言してすみませんでした。 「アシタカの旅」の続き投下します。旅と銘打ちつつ、なかなか旅立てません…orz
ヒイ様の教え通り、アシタカは女の反応を確かめながら体をなぞって行く。 その肉茎は、すでに痛いほど立ち上がっていて、先端から露が滲み出ていた。 微笑みながらヒイ様がそれを手に取りしごき始めた。アシタカが刺激に身をそりかえす。 「ふふふ…まずはまぐわいの前に、一度気を遣るが良い」 ヒイ様が軽く頷くと女が跪き、アシタカを立たせてそのモノを口に含んだ。 産まれてこのかた味わった事のない感覚に、アシタカが低く呻く。その耳にヒイ様が告げた。 「良いですか?他の者ならいざ知らず、そなたは今後様々なおなごの花を散らさねばなりません。容易に気を遣る事を覚えてはその身が持たず、腎の臓が潰れてしまう。くれぐれも容易に気を遣ってはならぬ」 下半身から受ける刺激にくずおれそうになりながら、アシタカは必死に頷いた。 女の舌がチロチロとその先端や茎、蟻の戸渡りまでを細かく舐める。 その口から滴る唾液の玉が陰茎を伝い、さらに刺激を与えてきた。 アシタカの体の奥から脊髄を伝って、熱い溶岩が今にも溶け出しそうだ。 「アシタカ!早う気を遣るは、おのこの恥ぞ」 後ろから長老の一人が揶揄し、笑い声が漏れた。ヒイ様がそちらを見て微笑む。 「確かにそうじゃ。そなたの乗初めの時は、一舐めで気を遣ったのでありましたね」 周りの長老達がどっと笑い、言い出した長老は首をすくめた。 そのやり取りのお陰で、アシタカは少し持ち直して来た。女がじれた様に上目使いで様子を伺う。 「これ馬。早めにアシタカヒコの気を遣れぬ様では…今宵終わった後、どのような目に合うか判っておるな?」 女がその言葉に身をすくませた。 「ヒイ様それはなりませぬ…っ!…私には早く気を遣るなと言い、このおなごには早く気を遣らせろと言うのでは…仰る事が違います」 刺激に耐えながら、アシタカはヒイ様に答えた。 「それが、乗初めの儀の『馬』の宿命なのです。そなたも、これを見守るだけで他の者が収まるとは思いますまい?だからと申して、そなたが早めに気を遣っては、返ってこの馬に毒なのだよ」 二人の会話を聞きながら、女がアシタカの肉茎を喉奥まで銜え激しく吸い上げ始めた。
「ううっ!…それは…っ!…どういう事でしょう。このおなごは…私の乗初めが終わった後、どの様な目に合うと仰るのですか…ぅっ!…」 「どうしても知りたいのならば、そなたの乗初めが終わった後、その眼で確かめるが良かろうて…」 くつくつ笑いながら、後ろで長老がそう告げた。 「大丈夫です。この里で夫婦に成り子を成したおなごは、皆必ず一度はこの責務を果たすのだから」 ヒイ様が涼し気な顔でアシタカにそう告げる。 その瞬間、アシタカの背から下に向かって火柱が上がり、女の口に熱い白濁がほとばしった。 荒い息を吐きながら、アシタカが敷き物の上に崩れ落ちる。 女は急いで顔を上げ、ヒイ様の口にそのほとばしりを移す。 驚くアシタカの目の前でヒイ様は美味しそうにその青い汁を飲み干し、物足りなそうに女の口の中に舌を差し入れ、口腔に残る一雫も余さずに吸い上げた。 「…あぁ、美味しい。これでわたくしも、後三年は長生き出来る…」 場を見渡して、ヒイ様が艶やかに微笑んだ。長老達がその迫力に互いに息を飲み込む。 アシタカの目に、今まで尊敬していたヒイ様が、見た事の無い妖に変わって見える。 「さあ、アシタカヒコや。この者を使い、わたくしが性技を教えます。早めに覚えるのですよ…」 そう囁いたヒイ様の声までもが色を孕んで聞こえ、アシタカは戸惑った。 ーーーそれから一月が過ぎた。 アシタカはヒイ様の薫陶を受け、長として覚えねばならぬ性技を全て教え込まれている。 そして今宵、初めての花摘みが決まった。相手が誰かは知らされていない。 今日は村の既婚の女達も、アシタカに近寄って来なかった。 乗初めの儀を終え初めて判ったのだが、どうやら初乗りが終わった男は、子持ちの既婚の女達を自由にする事が出来るらしい。 ただし、普段使って良いのは口と菊門のみ。 秘裂に差し込んで良いのはその夫と、女が『馬』として乗初めの儀に参加した場合の、その場に居合わせた者のみである。
(あれは本当に必要な儀式なのだろうか…)アシタカの脳裏にあの日の出来事が浮かぶ。 あの夜。アシタカがヒイ様から手ほどきを受け、女の秘裂と菊門に一回づつ気を遣った後、その場にいた長老達がアシタカに代わって女とヒイ様に取りついた。 一人に多勢が取りつき、その秘裂と菊門に同時に肉を差し入れ、女が狂うほど存分に犯す。 勃たぬ者は女の口で己が肉を慰められ、勃てば下のどちらかに差し入れる。 それも一回では済まず、何度も代わる代わる犯すのだ。 終わった時の女は、下の穴が赤く腫れ上がって閉じきれず、ポッカリ開いたその穴から複数の男達の白濁が逆流して流れ出していた。 辺りはその生臭い匂いでむせ返る様で、まるで地獄絵図と言った風である。 他の者は一日で終わる乗初めの儀であるが、アシタカは覚えねばならぬ事が多いため七日間の儀が課せられた。 その間同じ『馬』では女の身が持たないと、七日の間、毎日違う馬を味わう。 一番驚いたのはヒイ様の事だ。毎日『馬』と共に長老達の相手を勤めても何ともない。 いやむしろ、日に日に若返ってさえ行くようだった。 不思議なのは、長老達が若い馬よりもヒイ様を好む事だ。アシタカはヒイ様とは交わらない。 「ヒイ様は特別だ…若いそなたには毒すぎる」 そう長老達とヒイ様本人から止められたのである。 七日間の儀を終えた後、馬になった女達から噂が広まったのだろう。 夜に様々な女達が、アシタカの元に忍び込む様になった。 これにはアシタカもかなり閉口し、二日に一日は気を遣らずに終える事を覚えた。 お陰でその陰茎は、齢14にしてすっかり赤黒く淫水焼けしている。 夜、女達の誘いに答えても、日中の働きを減らされる訳ではない。 狩りや山谷の見回りは、男の大切な仕事だ。 ヒイ様の教えでアシタカはなるべく精の付く物を食べ、交わりをこなした後はすぐ休んだ。 そのためか、ここ一ヶ月の間にアシタカの肉体は全体的に一廻り大きく成長している。 夕餉を終え、身を清めてから、アシタカは長老達の待つ寄り合い小屋に向かった。
すでに他の長老達は集まり終え、アシタカの到着を待っていた。 「遅くなりまして、恐悦至極にございます」 内心焦りながら、アシタカは長老達に頭を下げる。 年端の行かないアシタカが長老達より遅れるなどとは、あってはならない事だからだ。 「よいよい。散らす者は遅く来ねばならぬのだ。…初花の儀の時にはな」 最年長の長老が、立ち上がってアシタカにそう告げた。 「通常、初花の儀の時には、散らす者はこの布を頭に被る事となる」 長老は、『馬』が被っていたのとは違う色の布をアシタカに見せた。 そのまま、布の巻き方の作法をアシタカに教える。 激しい動きをしても解く事がなく、なおかつあまり締め付ける事の無い巻き方があるらしい。 「装束は解いて、下帯だけになりなさい」 その言葉に従い、アシタカは下帯のみの姿になった。 後ろに長老が廻り込み、一度巻いた頭の布を解く。 「長老様…布を巻くのではないのですか?」 アシタカはいぶかし気に尋ねた。 「これでよいのじゃ。今日はそなたの初の花摘み。長も初めてになる花の相手は、将来その妻になる者と決まっておる」 寄り合い小屋の奥からヒイ様が、頭に布をかぶせた少女の手を静々と引いて来た。 少女の頭にかぶせたその布を開く。 「……カヤ」 「…兄様…」 そこには、まだ12歳になったばかりのカヤの姿があった。 (つづく)
以上です。 カヤの初花はじっくりエロにしたいので、次の投下は遅くなります。ご了承下さい。 他の職人さん達のSSも、期待してお待ちしております。
エロイ!雰囲気掴んでて上手いな
キタ━*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*━!!!!!
うわぁ〜!!家を空けてる間に続きが!!
663さんGJ×1000!!
本当上手いなぁ・・・。
本当にこんな事があったんじゃないかって錯覚してしまう位。
このお話をパヤオのアニメで再現してくれたら最強ですね!
(公開できませんから・・・)
いつまでも続きお待ちしております!!
>>674-675 そんな事ないですよ。その励ましを糧にがんがりたいと思います!
島本ヴォイスは最強ですね!!おトキさんも萌え。
アシタカは彼女をどんな風に料理するんだろうか?
森の人×ナウシカ見たい・・・。アスベル×ケチャも。
カヤたんキター! 楽しみ(゚∀゚)ワクワク
エロイよエロイよー!文章読んでるのに映像が浮かんでくる。 カヤとの絡みが早くも激しく楽しみです。 663さん本当にGJ!
663氏。乙です。 恐悦って「かしこまって喜ぶ」って意味じゃないのか?少なくても そのシーンには不適切だと思うよ。恐縮なら分かるんだけど。 ナマ言ってスマソ。
686 :
663 :05/01/17 22:08:19 ID:veh5tnuk
ああっ!本当だ、間違ってるぅっ(滝汗) 恐悦至極だと、殿様の御前に目通りかなった表現でした…orz 教えてくれてありがとう!次から気をつけます。 他の方も、読んでいて気になったとか、ここ直した方がいいなど、遠慮せず教えて下さい。 御感想下さった方、本当にありがとうございます。 その言葉を燃料に、続き頑張りますよ。
687 :
537です :05/01/17 23:07:33 ID:FAM02fsc
663氏 乙です!文体そのものがエロくて羨ましいかぎりです。
続き期待して待ってます(゚∀゚)
>>671 さん SSお待ちしてます!
それと、長らくお待たせいたしました。ラピュタの続き、途中までですが
あんまり間を開けると申し訳ないので投下させていただきます。
好意的な感想をくださった方々、どうもありがとうございました。
皆さんの感想一つ一つが執筆の励みになりました。
途中まででホント申し訳ないのですがこれで少しでも萌えてくだされば幸いです。
それではラピュタのパズー×シータ前編、お楽しみ下さい
2階に登り、シータの部屋に入るとパズーは灯りをつけた。 暗所恐怖症のシータの部屋は各所に灯りが配されている。それに一つ一つ灯を 灯していくうちにパズーの体は硬くなっていった。心の中に住み続けていたたった一人の 少女とついに男女の障壁を越える。その事実を前にしてパズーは一つ一つの動作にさえ 神経を集中させなければならないほどの極度の緊張感に襲われていた。 灯りを灯し終えた彼はシータの前に佇み、彼女の澄んだ瞳と見つめあった。 頬を赤くしたままパズーは突っ立っていた。情けない事にどうしたらいいか解らないので ある。シータに赦されているとしても本当にそんな野卑な心をぶつけていいものかどうか 彼には自信がない。彼は何か言おうとして言いあぐね、考えに沈み、 また言おうとして言わずじまいを何度も繰り返した。 (おばさんの言ってたことってこれだったのかな・・) 先日ドーラに言われた『できるのかい?』という言葉がパズーの脳裏を横切った。 行為そのものの問題というより切り出し方がわからない。 そんな彼をしばらくシータは見つめていたが、やがて彼に近づいて自ら彼の腕の中に 自分の体を密着させた。彼女の感触が腕の中に入ってきてパズーは震えた。 「パズー・・」 「シータ・・」 目の前でシータの瞳を見つめたパズーは我慢ならなくなり、彼女を抱きしめた。 どうしようもなく体が熱くなって息が苦しくなる。彼女の小さな唇に接吻し、 体が自然に動くままにシータの背中のドレスの紐を取りにかかった。
「待って」 塞いだ唇の端から制止の言葉を言われてパズーは勢い良く手を離した。 シータの嫌がることに敏感な彼にはこの言葉が決定的な拒絶に聞こえた。 「シータ・・やっぱり・・イヤ・・」 「そうじゃないの。ただ服を脱がされると・・・パズー、わたし自分で脱いでもいい?」 パズーの心臓は跳ねあがった。 「え!?あ・・いっいいよ・・・シータが・・そうしたいなら・・・」 「ありがとう」 強く抱きしめられる事には怯えなかったシータだが服を脱がされることには何か 触れてはならない精神作用があったらしい。しかし今のパズーにはそんなことを 考えていられる余裕はなかった。シータは自分で背中の紐を取る。そうするたび、 服がずり落ちていき、少しずつ彼女の白い肌が露になっていく。それを息を詰めてパズーは 凝視した。見てはいけないような気もしたがどうしても見たい。 やがて複数の灯りの中、シータの肌が晒された。灯りに煌煌と照らされた シータの裸体は肌の白さが灯の光を照らし返していて幻想的な姿をしている。 生唾を飲み込んでパズーはシータの裸に魅入った。もはや完全に足から全身が床と同化して 固まってしまっている。丸みと肉感の有る爛熟した大人の体とはシータは違う。すらりと した細身の肢体に女性特有の柔肉がついている。それでいて全裸になっている にも関わらず彼女はいつもの清楚な雰囲気を失っていない。ただ顔全体から醸し出される 清潔なイメージに反してはっきりと晒された乳房と陰部の淫乱なイメージの差が大きすぎて パズーの頭は昏倒した。
690 :
名無しさん@ピンキー :05/01/17 23:11:30 ID:FAM02fsc
「パズー、あなたも」 「え?」 すっかりシータの裸に見入ってしまっていたパズーのシャツのボタンをシータは外し始めた。 何かしていないとシータも恥ずかしくて耐えられないのだ。シータの肌に圧倒されてしまって いるパズーはまったく彼女のされるがままだった。下を向くとシータの乳房がはっきりと見えて 、パズーは唾を飲みこみ、咽が渇くのを防ごうとした。彼女の手がズボンのベルトにかかると さすがにそれを制止して彼は自分で脱ぎ始めた。 「あっ!いっいいよシータ・・あの・・・自分で・・・脱ぐから・・」 さすがにズボンを脱がせるわけにはいかないと思って自分で脱ぎ始めたが、既に彼の体は ズボンが脱がせにくい状態になっていた。シータの惜しみなく晒された全裸の映像と 彼女の肌から直接香ってくる匂いがパズーの若い体を囃し立てていた。こうして二人とも 生まれたままの姿になり、お互い向き合った。しかし双方とも目のやり場に困って何度か 目を逸らす。なんとか気持ちを起こしてパズーはシータをベッドへ誘った。いつもは愉しく おしゃべりする二人の口はこのときまったく動かなかった。シータをベッドに寝かせ、意を決してその上に 覆い被さるように四つん這いになる。事実上シータを押し倒した格好になってパズーはシータを 見下ろした。黒く澄んだ瞳が彼を見上げてきた。 「シータ・・・」 「パズー・・・」 言いたいことも伝えたい事もやまほどあった。ここにくるまでにどれほどの思いを味わってきただろうか。 しかしパズーの万感の思いは言葉になってはでてこなかった。口を開くとなんだか頓珍漢なことを 口走ってしまいそうで音声となっては何も出て来なかった。ただ彼のすがるような瞳が 言葉として現れない想いを語っていた。 「シータ・・本当にいいんだね?」 「うん。パズー、わたしパズーが好きよ」 「シータ・・・」
691 :
名無しさん@ピンキー :05/01/17 23:12:15 ID:FAM02fsc
「シータ・・・ぼくも・・・」 二人の心の芯が恋に震えた。ゆっくりと顔を落としていき、パズーはシータの小さな 唇に自分のそれを重ねた。少し離して、またくっつける。軽い口付けを何度も繰り返すと、 シータの両腕がパズーの背中を撫で、首に絡みついてきた。それが合図だったかのように パズーはシータの口の中に自分の舌をそろり、と刺し込んだ。腕の中でシータが震えた。 今まで、シータの悲しい記憶に極力触れまいとしてパズーは彼女に舌を入れるキスもしたことが なかった。本当は何度もその欲求に走りそうになったがそうすると必ずシータの背負った 『事実』が目の前に自然と提示される。シータの傷に対してパズーのほうが敏感になっていた。 シータにとって舌を入れられるキスは初めてのことだった。ムスカにはそんなことをされた 覚えがない。未知の体験にシータはいくらか怯えたが、そんな彼女を落ちつかせるように パズーの手が彼女の頭を優しく撫でた。するとシータの震えは自然と止んだ。パズーが いつだって自分を守り、導いてくれたことを思い出したシータは優しく撫でてくれる彼の手に 安心感を受け取っていた。シータが落ちついたことを受けてパズーはゆっくりと彼女の 口の中を愛撫した。舌でゆっくりと口内を探り、歯列を舐めていく。二人の息と唾液が互いの 口内で循環し、溶けていく。二人の脳に甘い霧が染みこんできた。 「んっ・・・んぅ・・・はぁ・・パズー・・ぁ・・」 口の端から漏れてくるシータの吐息がパズーの脳を冒していた。愛しくてシータの体を 抱きしめる。片腕だけでも一回りできそうなほど細いシータ。その細い彼女の体をパズーは 強く抱きしめた。そうすると自分の胸板に押し潰されるシータの乳房の感触がダイレクトに 伝わってくる。その感触に急かされた彼の舌の動きは自然と早くなっていった。舌でシータの 舌を突つき、誘い込むようにめくる。するとシータもそれに答えるようにおずおずと舌を動かし始めた。 それが嬉しくてパズーは彼女の舌をぐるりと舐めて絡ませる。二人は互いの体を舐め合う動物のように 互いの舌を舐めあった。二人の唾液が絡む音が静かな部屋に淫猥に響いた。
692 :
名無しさん@ピンキー :05/01/17 23:13:42 ID:FAM02fsc
「ん・・・ふぅ・・・んぅん・・はぁ・・ぁぁ・・」 長い口付けで既にシータの頭はぼうっとしていた。今までこんなに甘いキスをしたことが なかったのだ。それだけでパズーへの愛しさが溢れてきて、彼女は無意識のうちにパズーを 抱きしめていた。シータの唇と念願の口内を味わったパズーは息を整えるために一回体を離した。 既にシータの白い頬は薄っすらと赤味がさしている。そんな彼女の顔を見つめ、ふと目を下にやると 彼女の二つの膨らみが目に入った。ふっくらとした白い曲線の上に小さな実がついている。 パズーは生唾を飲み込んだ。なんといってもシータの胸である。昔、塔から落ちるシータを 抱きしめたとき彼女の胸に顔をうずめる状態になった。あのときの感触も忘れられるものでは なかったが、今それが目の前に無防備に晒されている。これを好きなようにしていいのかと 思うと嬉しさとそれを上回る緊張が彼の皮膚を硬くした。とうとう耐えきれなくなったパズーは シータの胸の頂点にあるローズピンクの円形に誘われるようにキスした。 「あっパズー!」 パズーの口にチョン、と触れられてシータはくすぐったいような感覚に驚いた。そしてそんな 彼女の声に驚いたパズーは思わず口を離してしまった。 「あっごっごめんシータ・・あのっ・・・」 「あっ違うの大丈夫よ。ごめんね声出して」 「ううん、謝らなくていいよ。・・あの、シータ、好きな時に声出していいからね?」 そういったパズーはいつもの優しいパズーだったが、このときの彼がいつになく『男』に 見えてシータは頬を染めた。目の前に彼の胸板があるせいかもしれない。 「うん、ありがとうパズー」 パズーはシータにわからないように深呼吸した。そうしないと自分ばかり舞いあがってしまって シータに可哀想なことでもしてしまいそうなのである。パズーは気を取りなおしてシータの唇に キスし、首筋を舐めた。そして両手でついにシータの胸を触ってみた。 「あ・・パズー・・・」
693 :
名無しさん@ピンキー :05/01/17 23:15:02 ID:FAM02fsc
シータの胸のあまりの柔らかさにパズーの手は感激して震えた。自分ときたらシータの 胸を触っているのだ。それだけで感動してさっき取り戻しかけた落ち着きなんかどこかへ 吹っ飛んでしまう。彼は思いきって少し強くシータの胸を掴んでみる。すると柔らかい肉に 自分の指が食いこんで、押し潰される箇所とは別の箇所の肉が逃げていくように膨らむ。 その最高の感触を噛み締めるようにパズーの手はそのまましばらく動かなかった。 パズーの舌に首筋を撫でられ、両の胸をパズーの手に掴まれたシータは甘い羞恥に全身を 浸していた。大好きな男の子に胸を触られていると思うだけで彼女の意識は熱に溶けていく。 今更、自分が性行為に関して驚く事など無いと思っていたシータは初めて味わう感覚に戸惑った。 パズーに触られているだけで消えてしまいたいほど恥ずかしいと思うのにそれが不快ではない。 パズーの手に触れられた部分が熱を持って、そのまま心まで焼かれてしまいそうな感覚が シータの体に降りかかっていた。胸に触れたパズーの手がゆっくりと揉んでくるとシータは さらに羞恥に追いたてられてキュッと目を瞑った。 パズーは荒い息をシータの首筋に吐き出した。自分の手の中でシータの胸が様々に形を変える。 (うわぁ・・・・シータ・・やわらかい・・・) 崩れてしまいそうなほど柔らかいシータの胸の感触がパズーの手の中いっぱいに広がった。 その感触が掌から伝わってくるだけでパズーの頭はすっかり麻痺してしまった。ただでさえ 女の肉を触った事がないうえにシータの胸である。パズーの体の延長線は既に脈動を始めていた。 そのままシータの胸を痛くないように優しく揉む。自分の胸がこんなに柔らかいものだと いうことをシータはパズーに揉まれることによって知った。そのパズーの手が揉んでくるたびに 胸の頂点が擦られる。シータの体にくすぐったいような痺れが流れてきた。 「はぁ・・・パズー・・・」
シータの胸を手で包んで揉んでいくうちに丸みの頂点が固くなってきたような気がする。 これが噂に聞く「胸の頂点が硬くなる」という状態だろうか?パズーはそう思い、首筋を 舐めるのをやめてシータの胸を見てみた。それほど尖ってはいないが前よりは硬くなって いるような気がする。パズーは思いきってシータの両胸の蕾を人差し指でそぅっと触ってみた。 するとシータの口から可愛らしい声が漏れてきた。 「あっ・・」 「しっシータ・・嫌じゃない?」 「あ・・うん。大丈夫」 彼女の傷に敏感なパズーはいちいち了承を得ないと先へ進めないようだった。シータが 嫌がっていないと確認するとパズーはそのまま指で胸の頂点の形状をさぐるように撫でた。 くすぐったくて困ってしまうような妙な気分がシータを包んだ。初めて女性の胸を目の前に してパズーはその頂点を弄る欲求に抗えなかった。輪郭をなぞるように円を描き、頂点を押したり 擦ってみたりする。するとだんだんとシータの感覚はくすぐったさよりももどかしさに変わって いき、肌は紅潮して、パズーの指の動きに合わせて体が動くようになる。 「ん・・・ん・・・パズー・・ぁ・・ん・・」 シータの胸の頂きはどんどん硬くなっていき、中心が盛り上がってきた。それをパズーは 二本の指の腹で擦るように撫でた。シータの足がシーツを滑る。 「ん・・んっ・・パズー・・」 自分の指に弄られるシータの胸の桃色を見ていたパズーは、硬くなったシータの胸の 蕾を指で少し強く挟んでみた。するとシータは顔を顰めて甘く呻いた。 「あっ・・パズー・・」 「シータ・・・」 今までよりも強い痺れがシータの体の芯を走っていった。
シータの反応を見ながらパズーは彼女の胸の実を摘んでいった。キュッキュッ、と 胸の頂点を摘みあげられてシータは恥ずかしさともどかしさに声を零した。 「あ・・あ・・パズー・・あっ」 シータの出す可愛い声と、自分の手に摘まれるシータの胸の頂きを見ているうちにパズーは 耐えきれなくなり、ついにシータの胸の突起を口に含んだ。 (えい!) 思いきって赤い実を口に含んでみるとシータの口から一際大きな声が漏れた。 「やんっ!」 その甘くて可愛い声にもう我慢できなくなったパズーは夢中でシータの胸の実を舐めた。 硬くなってきたそれを口の中で舐めて吸う。 「あっ・・あっ・・パズー・・あんっ・・・ああん・・」 パズーに胸を舐められるたび股の間が疼いてくる。 シータは真っ赤になって震えた。体がどんどん熱くなって痺れてくる。 (どうしちゃったのかしらわたし・・・こんなの初めて・・・) 今までこんな気分を味わった事はなかった。パズーの口が自分の乳房の突起を嬲る。 もう一方の胸もパズーに揉まれシータの体に抗えない熱が発生してきた。 その熱がだんだんと下腹部に集まってくる。シータの意識は次第に熱に朦朧としてきた。 『シータの胸を吸っている』そう思うだけでパズーの頭は恍惚に包まれた。もう夢中になって シータの胸の実を舐めて転がす。シータが甘い声を零すたびに気分が盛り上がって、 パズーは喜んでシータの赤い果実を吸いこんだ。シータはどんどん快い空間にひきずりこまれていった。 「んっんん・・パズー・・ああ・・ああ〜ん、パズー・・」
シータの胸をたくさん舐めて、手で感触を愉しんだ後、パズーは体を離した。 シータを見下ろすと、赤くなった頬と少し荒い呼吸、そして呼吸に合わせて上下する 二つの胸が彼の前にあった。それを見ただけでどうにかなりそうになるのをパズーは堪えた。 ゆっくりと体を後ろにずらすとパズーはシータの腿に触れた。 「あっ・・」 それだけでシータは体が痺れるのを感じた。そんな彼女を見つめながらパズーは慎重に言った。 「しっシータ、足・・いいかな?・・」 「あ・・うっうん」 パズーに促されてシータはおずおずと両足を左右に広げていった。自分で足を広げることも パズーに見られてしまう事もとてつもなく恥ずかしかったが、彼を信じて勇気を振り絞って シータは足を動かした。そんな彼女に助けられてパズーはシータの白い太ももを割るように 開いていった。二人とも自分の心臓が信じられないくらい早く脈打つのを感じていた。 こうして今まで隠されていたシータの秘境がパズーの前に明かされた。開かれた足の 間に生い茂っていた花園がパズーの目の前に余すところなく晒される。それまで女性の茂み など見た事もなかったパズーは息を詰めてそれを見つめた。じっくりとその形状をよく 確認する。自分の知っている知識と目の前の光景が合致してくるとパズーは生唾を飲みこんで 改めて谷間を見つめた。 (シータの・・・・これがシータの・・) 何かのサイレンがけたたましく脳裏で鳴り響く。心臓がバクバクと自己主張するように脈打って 息が荒くなってきた。パズーはシータの花園を見つめた。黒い茂みとそこに隠された肉の谷、 谷底を流れる透明の川。パズーにとってそこは聖域のような場所だった。焦がれて止まないのに 届かなくて、欲しくてたまらないのに欲しいと言えない。彼にとってそれは御神体そのもののような場所 だった。それが今彼の目の前に惜しみなく晒されて彼の訪問を待っているのである。パズーの 性別を表す肉は既に天を仰いで痛いくらいに屹立していた。
よく見るとシータは思ったよりも濡れているようだった。それを見ただけでも 自分の硬くなった部分を早くシータに突き立てたい衝動がパズーを急かしたが それをどうにかこうにか堪えてパズーはシータの太ももを掴んだ。 (だめだよっ・・まだここはなんにもしてないし・・ここが大事だって本にも書いてあったし・・) まだ読破はしていないものの、ドーラから貰った本をパズーはいくらか読み進めていた。 こんなに早く願いが叶うとは思っていなかったのでそれほど急いでは読まなかったのだ。 パズーは懸命に本の字面を思い出そうとした。しかし思い出してはどこかへ飛んでいってしまって ちっとも今の彼の助けにはなりそうになかった。 「パズー・・そんなに見ちゃ・・だめ・・」 消え入りそうな声でシータがそう言ったのを聞いてパズーは慌てた。 「あっごっごめんシータ!あのっ・・・」 パズーに見られているというだけで羞恥に焼かれそうなのに彼があまりに長い時間 自分の秘密の場所を覗きこんでくるのでたまらなくなってシータは訴えた。もう泣き出しそう なほど恥ずかしくてシータは身をよじっていた。パズーはシータの谷間に顔を近づけた。 彼の息が自分の場所にかかってくるとシータは緊張と期待に震えた。 「シータ・・嫌だったら本当に言ってね」 「うん」 シータの秘密の場所を至近で見つめるとパズーは緊張した。汗がじっとりと肌を濡らす。 自分を落ちつかせようとしてできないままパズーはシータの谷間の肉をめくった。すると 粘液が彼の指を濡らす。パズーのキスとぎこちない胸への愛撫、そして秘所をじっくりと 見つめられたことでシータは既に透明な川を流していた。それを掻き分け、彼女の最も 大事な秘蔵の場所を探してる。 (こっこれ・・かな?) 唾を呑み込み、意を決してパズーはシータの秘密の穴の入り口を舐めた。シータの体が大きく震えた。 「あんっ!」
パズーにそこを舐められた瞬間、シータの体内をもどかしい熱がかけぬけた。 シータの高い声を聞いて彼女が不快でないと悟るとパズーはそこを丹念に舐めはじめた。 するとシータの声はどんどん大きくなってくる。 「あっあっパズーっパズゥー・・ああんっ」 パズーに舐められるたび体に抗えない疼きが孵化してくる。その疼きが全身に広がって きて、シータは体をくねらせて喘いだ。シータのソコを舐めているというだけで頭がいっぱいに なったパズーはもう無心にそこを舐めた。絶え間なくパズーに舐められ、体内に次々と 生まれてくる愉悦に体を蚕食されてシータは体をよじって呻く。 「あっああん・・パズー・・パズー・・はぁ・・あんっはぁぁんっ」 パズーが舐めていくとシータはどんどん蜜を零していった。それも一緒に舐めながらパズーは 今度は指を入れてみようと思った。しかし紛れもないはずのその場所は見たかぎりでは 何かが入りそうには見えない。 (だっ大丈夫かなぁ・・・) 少しずつ、おっかなびっくりしながら入れていくとシータの穴はパズーの指をちゃんと吸いこんでいった。 「はぁんっ」 彼の指を受け入れたシータは悩ましい声を吐き出した。 「シータ、大丈夫?痛くない?」 モノを呑みこんでしまう女性の体の不可思議を感じながらパズーはシータを気遣った。 しかしシータは痛がるそぶりは全く見せず、上気した頬を見せて微笑んだ。 「うん、大丈夫よパズー。痛くない」 それを聞くと安心してパズーも微笑んだ。 (そっか、シータは処女じゃないんだもんな・・・) そのときパズーの心にひょい、と何かが入りこんだ。熱湯の中に冷水がすべりこんだ ような鈍い侵入だった。彼は胃の中に未消化物が残っているような違和感を感じたがそれには とりあわず、指を動かし、舌で舐めてシータへの愛撫を再開した。中を指で擦られ、舌で敏感な 肉を舐められてシータはさらに強い愉悦に揉まれていった。 「あっあんっパズーっパズゥー、ああんっはぁぁん、あんっ」
パズーの秘唇への愛撫が長い事続いた。シータの体はもはや愉悦で飽和状態になっていた。 しかし初めて女性の体をいじるパズーの愛撫はどこか決め手に欠けていた。どこで女性を 決定的に追いつめたらいいかのタイミングを初心者のパズーは図れなかったのだ。シータは 絶頂を迎えるのに十分な愉悦を得ていながらも決定打となる愛撫を与えられずに 破裂する直前の風船と同じ状態を長々と味わうことになってしまった。 「あ・・あ・・はぁんっ・・ああっ・・パズーっパズーっ・・はぁぁんっ」 シータの秘唇を指と舌で愛撫し続けるパズーは荒い息を繰り返した。だらだらと 汗が肌を降りていく。全身は熱いのに緊張した頭だけキィン、と張り詰めて冷たくなり、 それでいて激しい渦が脳内を掻き荒らして彼を極限まで追いつめていく。何かが ガンガンと五月蝿く鳴り響いて頭の中で反響した。混沌の渦に頭が放りこまれたパズーは もはやどれくらいの時間が経っているのか解らずにシータの秘唇を舐め続けていた。 (どうしよう・・・どうして・・・) パズーの頭は何かに感染したかのように侵食されてみるみるうちに食い荒らされていく。 それに抗おうとすればするほど急激に混乱の淵に落ちていき、呑みこまれる。彼は ただただシータの秘唇を舐め続けていった。 シータは止む事のないパズーの愛撫を長時間受けて戸惑っていた。彼の愛撫は心地良い のだがいつまでたっても終わらず、シータはどうしたらいいかわからなかった。 「あ・・あ・・パズー・・ああ・・はぁ・・はぁん・・」 (あぁ・・わたしどうしたら・・) あまりのもどかしさに身をよじっていたシータは突然パズーの指が抜き取られ、彼の舌が 離れたことに驚いた。ガクン、と体が崩れ落ちるような感覚を受け、シータの体は シーツに沈んだ。ついに終わらなかった体の熱を溜め込む事になったシータは荒い呼吸 を繰り返しながらパズーを見た。俯いている彼の表情は彼女にはわからなかった。 「パズー?」
熱が充満する体をいくらか落ちつかせてシータは起き上がった。ベッドの上で パズーにズリ寄って彼の顔を覗きこむ。そして驚愕した。下を向いたパズーの顔には 今にも泣き出しそうな表情がくっきりと刻まれていた。 「パズー?どうしたの?」 彼の心に障らないようにシータは優しく話しかけた。なぜ彼がこんな表情をしているのか? シータはパズーに向かって手を伸ばした。もしかしたら自分は何か彼を傷つけるような 反応をしたのだろうか?もしそうだとしたら謝るつもりで彼に手を伸ばした。するとパズーは シータの手から逃れるように顔を背けた。初めてパズーに拒絶といえる反応をされたシータは 愕然としてその場に凍り付いてしまった。 「パズー・・」 「ごめん」 顔を背けて俯いたままパズーは急に謝ってきた。声が震えていた。 「ごめんシータ・・ぼく・・・だめみたいだ・・・」 「・・え?」 そのとき初めてシータはパズーの握った握り拳が震えているのに気がついた。 「ごめんね!」 泣くような声でそう叫ぶとパズーは突然立ち上がって出ていこうとした。シータは 咄嗟に思いきり手を伸ばして去ろうとするパズーの手を掴んだ。 「待ってパズー!!」 シータに握られたパズーの手がビクッと震えた。彼はシータの手を振り払ったりはしなかった。 「いかないで。パズー、お願い」 「・・・・・・・」 しばらくその場に留まったあと、パズーはゆっくりとベッドに腰掛けた。シータは彼に 近づいた。 「パズー」
パズーは震えて何かに耐えているようだった。顔を覗きこむと彼は苦痛に歪んだ 顔をシータの前に見せていた。身体ではなく心の苦痛がパズーの顔に現れていた。 見ているだけで悲しくなるほど彼は何かに苦しんでいた。その何かに押し潰されたかのような 声をパズーはようやく口から吐き出した。 「ごめん・・・ごめんねシータ・・ぼくシータが大好きなのに・・・ものすごく好きなのに・・ ごめん・・ごめんね・・・ごめんね・・」 彼がどうしてここまで苦しんで、そして謝罪するのかわからなかったシータは彼の足の付け根を 見てその理由がわかった気がした。シータはパズーの悲壮な横顔を見据えた。 「パズー、こっちを向いて。お願い」 パズーがシータの『お願い』を断れるわけはない。彼はゆっくりと体ごとシータのほうを向いた。 パズーの黒い瞳に彼の心の悲痛が滲んでいる。それを見て、シータは手を伸ばした。 そして伸びてきたシータの手が掴んだものを見てパズーは仰天してしまった。 「えっ!?しっシータ!?」 シータは身を乗り出して顔を降ろしていき、手に掴んだパズーの男性器の先端を舐めた。 「わっ!!」 シータの舌に自分の先端を舐められてパズーは跳ねあがるような衝撃を受けた。 何が起こっているのかわからない。そのままの体勢でシータはパズーのソレを舐めはじめた。 シータに舐められる部分から愉悦が這いあがってきてパズーはすっかり混乱してしまった。 「あっだっだめだよシータ!シータ待って!あっ」 誰かの舌で自分の性器を舐められた事などないパズーは思わず情けない声を出して喘いだ。 しかしその舐めている人物が他でもないシータであると解ってくるとパズーは居てもたっても いられず無理矢理彼女を引き剥がした。 「シータッ!!」
パズーは一生懸命息を吐き出し、肩を上下させ、呆然としてシータを見つめた。 シータはいつもと変わらぬ風情で座っている。彼は勢いよく立ち上がると今度はシータが 制止する隙もないほどの勢いで部屋を出て一階に猛然と駆け下りていった。 今度こそパズーに去られてしまったのかと思って一瞬愕然としたシータだが、すぐに彼は 同じ勢いで戻ってきた。彼はコップに入れた水を持ってきてシータに差し出した。 「ごめん、汚かったよね?これで洗って」 焦っていながらもすまなそうにそれを渡すパズーをシータは見つめた。 「汚くなんかないわパズー」 そう言いながらも彼女はコップを受け取った。そうしなければパズーのほうが 安心できない様子だったのだ。シータが水を口に含んで濯ぐのを見つめながら、パズーは ベッドに腰掛け、問いかけてみた。 「シータ・・ムスカにも・・こんなことしたの?」 瞬間的に驚いた表情を彼に向けたシータを見てパズーは我に帰った。 「ごっごめん!あのっ」 パズーは激しい後悔に焼かれた。ついに聞いてしまった。シータの傷に直接触るような ことを言ってしまった。そして今更それを聞く自分にパズーはどうしようもない情けなさを 感じた。まるでそのことでシータを汚れているとか、穢れているとか、そんなマイナスの イメージを自分が持っているかのような言い方をしてしまったのだ。パズーは必死に 弁解しようとした。そんなことは少しも思っていないと訴えなければならなかった。 「ぼく、シータがどんなふうに・・あそこで過ごしていても、全然かまわないんだ。 シータが好きだから・・・だからぼく、シータがどんな目に遭ってても、全然気になんかしてないんだ。 気にしてないんだけど・・・なんだか・・・急に・・・」
パズーが自分を不浄視していないのは彼の表情を見れば一目瞭然だった。そんなことよりも パズーの悲壮の原因が何であるか、その輪郭が明確に見えるほうがシータには重要だった。 「パズー・・もしかして・・ムスカと・・わたしのこと・・・気にしていたの?」 パズーの哀しい瞳がシータを見つめた。彼は目を瞑って叫んだ。 「ごめんね・・・・ごめんねシータ!」 泣いているかのように震えるパズーの肩。項垂れるパズーの頭。そして股の間にあるパズーの 男性器。シータはそれらを見つめた。シータを愛撫しはじめたころは若さを主張するかのように 硬さと熱を漲らせていたパズーのソレが今は力なく項垂れていた。 シータが痛がらなくて済む非処女であることにいくらかの安堵を覚えていたはずのパズーは シータが『処女ではない』と思ったときに冷たい感情の侵入を許してしまっていた。 それはパズーの心の間隙を縫って入りこみ、彼の心の中に居座ってしまった。 『もう処女じゃない』『ムスカに先に入られている』『この肉もムスカが先に蹂躙している』 シータを愛撫できる至高の悦びでいっぱいだった頭が次第にそれらの事実のほうに傾斜していき、 支配されていく。パズーの心の中で膨れ上がっていったその考えはたちまち彼の中を占領した。 そしてそれは彼に様々な『事実』を打ち出す。 『ムスカはどんな愛撫をシータに施したのか』『シータはどんなふうにそれに反応したのか』 『ムスカは自分よりよっぽど上手いんだろうか?』『ここも、これも、全部ムスカの指や舌が這いずったんだろうか?』 『シータはムスカの愛撫に感じてしまったんだろうか?』 それらの考えが次々に浮かんできてはパズーの脳内で渦を巻いた。この考えに脅迫されたように なってパズーの頭は目まぐるしく『事実』を追い求めた。 そうしているうちに自分の分身が力を失い始めていることに気づいてパズーは焦った。 これ以上ないくらい幸福な状況にあるというのに何の不満があるのか?パズーは慌てて行為に 意識を集中させようとした。 (だめだっ!こっちに集中しなくちゃっ!それにそんなこと・・今はどうだっていいじゃないか!)
しかし気を取りなおそうにも目の前のシータの性器は既に別の男の蹂躙を受けていると思うと さらに心は『事実』の考えのほうに引きずり込まれた。自分の愛撫する場所全てにムスカの 手がついているのかと思うとやるせなさとむなしさがこみ上がってくる。それを振り払おうとして 無心に舐めれば舐めるほどシータの性器が無機質に思えてきた。シータのそれは目の前にあるのに だんだんとそれが遠くに感じられるようになり、しまいには夢の中の光景のようにおぼろげに 見えてくる。パズーは凄まじい焦燥に駆られた。最後に見たムスカの狂った高笑いが脳裏に 蘇る。パズーは必死に全てを振り払おうとした。しかしムスカの高笑いは彼を追ってくる。 様々な『事実』が目の前をぐるぐる回って彼の精神は極限まで追いつめられてしまった。 シータへの愛しさがすっかりなりを潜めてしまい、代わって目を背けたい『事実』が彼の 頭を乗っ取っていた。パズーは混乱し、焦り、火の車のようになって考えの渦に捕らわれていく。 そしてその極限に追いつめられた精神に置いていかれた体は急激に冷めていった。 彼が自分の屹立を取り戻そうとすればするほど体は心と切り離されて落ちていった。 パズーは萎えてしまった。 夢にまで見たシータの肢体を目の前にしながら、今まで問題にしなかったはずの 彼女の過去に呑みこまれてしまった。
705 :
537です :05/01/17 23:31:42 ID:FAM02fsc
こんな極道なところですが今回はここまでです ちゃんと続きで幸せにしようと思ってますハイ それではみなさんトークをしてください 663氏、「アシタカの旅」を分断してしまってすいません。続き待ってます(゚∀゚)
リアル遭遇! なかなかに重いですね。 続きお待ちしてます。
707 :
754 :05/01/18 00:18:07 ID:9FsIWPP8
待ってたよネ申! GJ!! 続きもお行儀よく待ってまつ。
重い分、リアル。真剣に読みふけっちゃったよ。 これは、書くの凄く難しそうだね。 でも、だからこそ続きが楽しみ。 待ってます!頑張って下さい!!(=゚д゚=)/
キタ━━━( ゜∀゜ )━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━( ゜∀゜ )━━━!! 537さん待ってたよ!! パズーらしいなぁ、初めてで出来ないってのが。 相変わらずシータヴォイスが頭の中を響いてます(勿論あのエロい声で) これからもがんがって下さいな!いつまでもお待ちしております! あと>687ですが半分くらい完成してるので、色々修正してから載せれたら・・・ と思ってます。
710 :
537です :05/01/18 23:02:35 ID:vHnrWfSK
>>706 708 重いですか?重いですか!?
もしかしてやってはいけないことだったでしょうか(((゚Д゚;)))ガクガクブルブル
不快に思われた方いらっしゃったら全力でスマソ
>>709 横沢ヴォイスはエロいですよね。漏れもそれを想像しながら書いてます
序盤で倒壊する線路(?)にぶらさがるときのシータの呻き声なんか想像していただけると
良いかと思われ
あと作品待ってます(゚∀゚)
余談ですけど人間が快感を得る時に出てくる脳波ってθ(シータ)派っていうんですよね?
と思ったらパヤオもこの文字見てシータの名前を決めたっていうし
パヤオの中でシータってどうなっとんのじゃ!?(゚Д゚;)
537氏、GJ! 男の子だし、初めてだし、過去をどうしても気にしてしまうって言うのは、十分アリだと思いますよ。 続き期待してます。 あ、それから当方は663ですが、豚切りは私の方が先ですので、気にしない方向で考えてください。
>>710 「シータ派」って、「シータ波」の間違えじゃ…w
いや、自分はシータ派だが。
重いは想い。ってカンジでガンガッテ!!(゚∀゚)
こっちも揶揄してたハウノレスレのノリになってきたな┐(´ー`)┌
職人の作品外語りはキライな奴が多い 迎合しろとはいわんが板の空気嫁
2ちゃん用語&顔文字乱用もな
>714 そんなのわざわざ言いに来なくていいよ…。 そんなに嫌ならあなたが見に来るのを止めればいいだけの話しじゃないか。 ただで作品拝ませて貰ってさ。SS保管庫だけ覗けばよろし。 職人さんも、これに懲りず、続きをよろしくお願いします。
ここは2ちゃんだよ?
>717 これは意見だろ。前々から嫌だって人もちらほらいたし、 職人さんも心に留めて欲しいな。作品は好きなのでがんばってもらいたい。
>>717 に同意。
わざわざここで言う事ではないし、嫌なら
来なければいいだけの話。
2ちゃんに書き込む以上、いくらネ申だろうとスレの流れや空気読むのは 当たり前だとおもうのだが。
例えばな、公園に行くと敷物敷いてお喋りしてる団体がいるわけよ 公園なんだから他の利用者もいるっていう事もちょっと気に留めてくれないかなっていうことなんだがな ただで拝めるというが、ただだからこそここにはいろんな客がいるんだよ 俺も目当ての職人降臨を待ってんだし通わんわけにはいかんだろう 切り捨てればそれですむ問題だと思うかね
717に禿同 自分じゃ書かないくせに文句だけ言うなよ藻前のほうが空気詠め 2チャンで2チャン用語や顔文字使っちゃいけないんだったらどこで使うんだよ 作品はいいから書けってのも勝手すぎるだろ。書き手はものすごい苦労して書いてるんだからちゃんと感想言って激励しなきゃ誰も書いてくれなくなるぞ。つーか藻前のせいで537氏や663氏が途中のままいなくなってしまったらどーしてくれるんだウワァァァン! 》537さん!すばらしいです!シータの喘いでるとけろたまりません!続きがんがってください!
いやだから。 俺もよそのスレでは職人だからわかるんだけど2ちゃんってのはな… 虚しくなってきた。 まあ好きにしてくれ
>723 気持ちはわかるが、大人ならばその場その場の空気があるのはわかるだろ。 ここは良心的な諸兄が多いせいか、まだやんわり注意されてる方だ。 自分も724さんと同じく別スレではSS書きだが、ここの過去の書き込み読んで 反省したよ。
>>723 厳しいことを言うようだがこの程度でいなくなるならそれまでの事。
2ちゃんのしかも21禁に来てるならそれしきわかるだろう、どういうことをすれば嫌がられるとか。
わからないなら半年ロムって勉強して来い。
それとレスアンカーもまともにつけられねーのかよお前
まあ、あれだ。
>>722 みたくやんわり注意すれば、お互いに”気をつけよう”という気になる
けど、
>>714 みたく顔文字使って(相手をこけにする時等に使用するやつ)捨て台詞
みたく言ったから、むかついたんじゃないのか?
馴れ合いOK派と馴れ合い嫌い派で意見は合わないけど、求めるものは一つじゃないか。
そんなお互いがいがみ合うのもむなしいと思うよ。お互いを尊重し合って、
このスレを落とさないように頑張ろうよ。ここ、職人さんがこないと一日
1〜2レス位しかなくて落ちそうで不安だ・・・。
最近、こういう流れがあちこちのスレで見受けられますね。
不躾で申し訳ないが、もし良かったら別スレだけじゃなくここでも書いて欲しい、 と言っては駄目だろうか、他スレでSS職人さんをしているお方々。 馴れ合いレスの代わりと言ってはなんだが、色んな人の作品をバンバン載せて欲しい。 というか、落ち防止の為でもあるが・・・。普段ROMってる人もこれを機にいかがかな。 今回の事があり過疎化するんでは無いかと少々危惧している。 私も落とさないに出来るだけ努力はするが・・・。
マジレスするが一週間に一レスペースでもスレは落ちない。 だから過疎ればいいってものじゃないけど、個人的にはだいたい>726に同意
パズー×シータの続きキテタァァァァァァ ただのエロを超えた深みがあって読んでてちょっと泣きそう 議論もあるようだがとりあえずこの話とアシタカの旅の完結は死んでも読みたいので 職人さん方にはどうか最後まで投下していただきたい。影ながら待ってます
漏れはひっそりとアシタカ×エボシを待ってます。
自分はクシャナ×ナムリスも待ってます。
相当腹がたったらしい どんなことで厨の怒りを買うか分からんから 溜まったもんじゃないなw
まあそう言いなさんな。 そういう余計な茶茶が、後々大惨事を招くかも知れんのだし。2chだからね。 波に乗り遅れた人もいるだろうけど、そろそろこの話題も終わろうや。 ↓以下引き続き職人さんお願いします。
自分語りになるのが申し訳ないですが、今回で余計な言葉は最後ですので御容赦を。 まずは、荒れるきっかけを作った発言をしてしまった事を、ここの皆様に謝罪します。 以後気をつけますが、本当に申し訳ない。 この場が荒れる事を当方は望んでいないという事実を、どうか十分御理解下さい。 嫌な思いをされた方も多いでしょうが、今後何度か投下する自作エロ文にてお詫びとさせて貰いたいです。(拙文が嫌いな方はスルーお願いします) なお、今回自分の尻を拭いたいため怒濤の連投投下になりましたが、以後は他の職人さんが落としにくい状況及び荒れる状況を避けたいので、月1ぐらいの投下になる事もご了承下さい。 他の職人さん、あなたの事を叩いてる訳ではないので、安心してここに投下願います。 豚斬り大歓迎ですので。 では、「アシタカの旅」続き投下します。
これはどういう事なのだろう。 初花になれる女の下限は、初潮を終えた13歳過ぎの娘なはずだ。 初潮を迎えればその女は村で真の元服と見なされ、一家で盛大に祝われる。 カヤはまだ12歳。初潮を迎えたという話も聞いていなかった。 それにアシタカとカヤは乳兄妹である。 乳兄妹は通常この村では近親者と同義に扱われ、婚姻対象者として見なされていない。 カヤとアシタカの仲は良かったが、それはあくまでも義兄妹として。 アシタカ自身、そのような対象としてこの娘を見た事など、今まで一度もなかった。 しかし、この場で意義を唱える訳にもいかない。これは長老達の決定なのだ。 この小さな集合体の中で、長上の者に逆らう。 それはすなわち村を追われるか、自らの死を選ぶ事を意味している。 カヤに対してどのように不憫に思っても、アシタカがこの場を引く訳にはいかなかった。 この義妹は、この場の意味を多分きちんと理解していない。 『憧れの兄様のお嫁さんになれる』と思っているのか、頬を赤らめ邪気の無い微笑みを見せている。 アシタカはこの後の事を思うと、胸の奥にある骨が鳴るほど辛かった。だが逃げ出す事も出来ない。 ヒイ様が、カヤの頭に椿の枝を差した。それが開始の合図だ。 「これより、初花の儀を行う」 最長老であるジイジが厳かに告げた。 アシタカはカヤに歩み寄った。静かに抱き寄せ、そっと唇を重ねる。 初花は頭に椿の花を差す。摘み手側は、その花をなるべく落とさない動きをしなくてはいけない。 承知の通り椿の花は、ほんの少しの衝撃でも花首が落ちやすい。 それを落とさぬ様、そっと未通娘(処女)の身体をほぐすのが摘み手の勤めだ。 初花が自ら反応して花を落としたら、その時が道を付ける潮時であると教えられている。 (せめて……せめて、少しでも長く花を落とさぬ様にしよう)アシタカは決心した。
「カヤ…声を出さないで聞いてくれぬか。あまり体を動かしてはいけない」 そっとその手を首の後ろに回し、他の誰にも聞こえない様にカヤの耳元に囁きかけた。 その動きを誤摩化すため、アシタカはその耳に口づける。 額に、頬に、首筋に、肩甲骨に、羽毛を落とす様に静かに口づけを落としていく。 手のひらで慈しむ様にそっと背中をなぞると、カヤの体がピクリと動いた。 そのポイントを避け、脇腹から上にそっと手をなぞり、少しづつカヤの装束を剥ぎ取ると、ヒイ様が脇からすかさず脱がせた服を片付けた。 だんだんその身体が露になって来る。 カヤの肌はどこまでも滑らかな手触りで、誰も足を踏み入れた事のない雪原の様に白かった。 「兄様…恥ずかしい…」 カヤは体を隠す様によじって呟いた。 「大丈夫、私が付いている」 アシタカはカヤの頭をそっと撫で、抱きしめながら落ち着かせた。 このままそっとしてやりたいが、それでは長老達もヒイ様も納得すまい。 「摘み手や、カヤを横たえなさい」 アシタカの胸の内を見透かす様に、ヒイ様が命令した。 その言葉に、どこにも逃げ場が無い事を改めて思い知らされる。 本当にこれで良いのだろうか。何かが間違っている気がする。 カヤを中央の敷き物に横たえながら、アシタカは内に沸き上がる苦い想いを飲み込まねばならなかった。 カヤは大きな瞳を見開き腕で胸を隠しながら、静かにじっとアシタカを待っている。 「アシタカ、何を怯んでおるのじゃ」 後ろから、長老の一人が焦れた様に声をかけた。横に佇むヒイ様は何も言わない。 だがその目は、『そなたの考えている事はお見通しですよ』と言っている。 アシタカは、そっとカヤに触れていった。 肝心の部分を避け、静かにその肌へ指を滑らせていく。それはヒイ様から教わった初花への手管でもあった。 カヤの身体は今までの『馬』達とは違いまだ青く、どこまでも固く張り詰めてアシタカの指を跳ね返して来る。 下をふと見ると、まだ産毛すら生えていない。 これに、ここ一ヶ月で野太く節くれ立ち始めた、己が魔羅を刺し込まねばならないのか。 太腿に手を這わせ、ゆっくり上下に撫でさすりながら、アシタカは懊悩した。 カヤは目をつむり、大人しくアシタカに身を任せている。その息が段々弾んで来た。
「摘み手や。そろそろカヤが、ちゃんと気を遣れる様準備をせねばね…」 ヒイ様がアシタカの耳に囁いた。この老婆には、アシタカの微細な心の動きなど全て判っているのだろう。 アシタカは一瞬目を固く閉じ、息を大きく吸って覚悟を決めた。 カヤの固く膨らみはじめた小さな胸を、そっと柔らかくなるよう揉みほぐしながら、その先端に舌を乗せ、蕾が立ち上がる様に細かく舐める。 「…………んっ…ぁ…」 か細くカヤの声が上がった。 そのまま固く尖らせた舌先で薄桃色の境目を丸くなぞり、少し吸い上げてから甘噛みする。 ピクリとカヤの体が大きく跳ねた。アシタカは一瞬ひやりとしたが、椿はまだ落ちていない。 カヤの蕾が、枸杞の実の様に小さく固く起きてきた。 指先で軽く円を描く様に押し込み、もっと固く丸く勃ち上がる様先に少し爪を立てる。 真白い肌の上で薄桃に閉じた蕾の色が、徐々に紅梅の様に赤く咲いていく。 「ひゃぁん、あ、兄様…っ!…」 その身体も少しづつ紅に染まり始め、寄り合い小屋の中にも少しづつ同じ様な熱が生まれ始めた。 「ほ…。カヤは初花にしては良き体のようだのう…」 「ほんに。流石、ヒイ様の跡目と目付けがあっただけの事はある…」 後ろで長老達が、アシタカ達に聞こえない様に囁き合った。 ヒイ様の後継者と見なされる。 それは鹿の骨を使ったト占の他に、一族のしきたりを統べる役割を引き継ぐ事に他ならない。 もちろんその中にはこれら性技も含まれ、後継者になれば、これから長となる男の馬役は全てカヤが勤める事になるのだ。
その身を以て長老達を従わせ、その占術を以て村全体を従わせる。 村の者達もアシタカも知らないでいるが、ここの実質的な権限は巫女のヒイ様にあった。 もちろん、幾ら巫女と目されていてもその能力が衰えたり、もっと上回る能力があれば他の者に取って変わられる。 しかし後継者は、数十年もの間出現していなかった。 ヒイ様と同じ程占者としての能力を持ち、同じ程男を惑わす肉体を持っている女は、なかなかいなかったのである。 カヤはヒイ様の血脈を継ぐ者の一人だ。 長になる予定であるアシタカと歳が合う事もあり、一族の期待を密かに背負っている。 もちろん、そんな運命を負っている事など、当の二人には知らせていない。 当てが外れれば、双方ともただ人として村人に戻されるからだ。 一見血脈に重きを置いている様に見えるが、実際村を治めるのに血はさほど問題ではない事を、長老達は経験で知っている。 アシタカが次の長として選ばれたのは、幼き頃から周りの者より抜きん出て聡い子であったからだ。 同じ様にカヤが次の巫女と目されたのは、その血の他に、幼き頃から周りの者より抜きん出て卦に敏感な子であったからである。 むしろこの場で一番期待されているのは、実はカヤの方であった。 男は統べる能力や人を惹き付ける力があれば、どんな男が長に加わろうと問題ない。 しかし巫女の力とは、全ての女が生まれつき持っている訳ではない。 その能力がある女がいるのなら早めに占術を覚えさせ、ヒイ様の跡目を誰かに継がせたいのだ。 その肉体が、全ての男を虜にする蟲惑を秘めているのならば。
カヤの背を手でなぞりながら、アシタカはその胸に柔らかく刺激を与えている。 カヤは先ほどの言葉を守り、懸命に身を震わせぬ様耐えていた。 「…あ…はぁ…あっ、あ、んんっ!」 じりじりと身を焦がされる様に、ほんの少しづつ官能を炙られていく。 それがどれだけカヤにとって残酷な事なのか、まだ女体を知って一ヶ月のアシタカに気付くすべもなかった。 カヤはもじもじと膝を摺り合わせ、その奥の疼きを長老達やヒイ様に伝えてしまう。 椿の花はまだ落ちない。 「…そろそろ頃合いでしょう。ほとへの道の為、さねにも備えを」 ヒイ様の導きに、アシタカがカヤの足元に廻った。そっとその膝を開いていく。 「………っ…兄様…見ないで…」 あらかじめヒイ様から心得は聞いていても、今まで誰にも見せた事のない場所を凝視されるのが恥ずかしいのだろう。カヤが真っ赤になりながら顔を覆った。 アシタカはその秘裂を見て、思わず息を飲んだ。 今まで見て来た女の秘所とはまったく違う。 毛が生えていない事は先から気付いていたが、その陰唇は淡い朱鷺色で薄い筋でしか無く、陰核は皮を被ってその身を隠しながらも奥にかそけき風情をたたえている。 むろんその陰穴も、指ですら入るのかと迷うほど僅かにしか開いていなかった。 それでもその身は健気に露を孕み、アシタカが膝を開いた瞬間、左右に小さな水の糸を引いた。 どうすれば良いのやら判らず、アシタカが初めてヒイ様を見上げる。 「…教えた通りで良い」 ヒイ様は笑って頷いた。 「カヤや。そなたは教えた通り、素直に摘み手の動きに心を従わせるが良い」 ヒイ様はカヤに向かってそう言い、その手を優しく撫でた。 「…はい、ヒイ様」 恐る恐るカヤが手を解き、潤んだ目でアシタカを見上げた。 今まで勃ち上がっていなかったアシタカの下半身に、初めてぞわりと熱が昇る。 その熱に後押しされ、アシタカは思い切って指先でカヤの秘裂を軽くなぞりはじめた。 湿った水音が小屋中に響く。カヤの身体が少しづつ跳ねはじめる。 「ああっ!あ…変です、ヒイ様。…あ、んっ、んうっ!」 「どう変なのだね?」 ヒイ様が、静かにカヤに問いかけた。 「お、お腹の奥が…んっ、切ない…です…あ、あ、ああっ!…」 ゆるゆると首を振りながら、カヤが答える。だが椿は落ちていない。
アシタカは、その陰芯を摘む様に縒りはじめた。その刺激に、細かにカヤが震える。 「…初花で、ここまで持つとは…」 「アシタカもだが、カヤも初花とは思えぬ…」 長老達は惹き込まれる様に、この淫媚な様に見入っていた。 「ほとに指を入れ、道への備えを」 ヒイ様がアシタカに命ずる。アシタカは、そっと指をカヤの肉壁へと差し入れた。 入り口近くに微かな引っ掛かりがある。多分、これが初花の徴であろう。 少しづつ指を奥まで入れるが、狭い壁がその侵入を密かに阻む。 カヤ自身の蜜を頼りに、わずかづつ前後に動かしながら徐々に指を沈めた。 「ん、はぁっ!あ、あ、んうっ…」 カヤが、短く息を吐きながらすすり泣いた。段々アシタカの肉茎もその反応に答え、高く勃ち上がってきた。 指で内壁を確かめる様になぞると、肉がその指の動きに応じながら締め付ける。 アシタカは指の出し入れを徐々に早め、少しでもカヤが痛くない様、中に道を付けて行く。 「痛いのかえ?」 「す、少し…でも…それより、奥がもっと切なくなっ、んっ!あ、ああん!」 カヤはぽろぽろと涙をこぼした。しかしその顔は初めてとは思えない喜悦に満ちている。 すでにカヤの体中が色付き、汗から立ち上る甘酸っぱい少女の体臭と、雌のもたらす独特な淫臭が辺りに立ち込めた。 椿はまだ頭上にある。もうすでに、寄り合い小屋の中には囁く者すらいない。 初の花摘み。その道を付ける過程で、ここまで持った摘み手は未だかつていないのだ。 また、花がここまで身悶え、よがった事も、誰もが見聞きしていない事だった。 ヒイ様だけがただ一人、カヤに昔の自分を見ていた。 (この子は…わたくしの跡目を本当に引き継げる娘やもしれぬ) 「あ、あ、あぁぁぁっ!!駄目ぇ…だめぇっ!!」 ガクガクと身をよじらせ、頭上の椿が落ちると共にカヤが果てた。 見ている長老達からため息が漏れる。
慣れた摘み手なら当たり前であっても、初の摘み手が道を付ける前に花に気を遣らせるなど、前代未聞だ。 「道を付けなさい」 即座にヒイ様がアシタカに告げた。下帯を解いたアシタカは、その身を静かに沈める。 柔らかくなった狭い肉の壁を、その槍が少しづつ切り開いていく。 カヤが小さく悲鳴を上げたが、その声はすでに色を含んでいた。 カヤの内部は微細な襞がその壁を形作り、アシタカが経験した事のない痛いほどの狭さで締め付ける。 肉茎がほんの少し長さを残し、コリッとした再奥まで突き当たった。 奥に粒だったざらつきがあるのも、初めての感触だ。 ゆっくりゆっくり押し入り、またゆっくり入り口近くまで槍を戻す。 少し経って、また奥へとゆっくり進む。固い肉の凶器が、初花の奥の奥まで道を開いていく。 カヤの蜜が初めてとは思えないほど滴り、その菊門まで伝って流れ落ちる。 その肉壁が、やわやわとアシタカの槍を締め付け、信じられない事に蠢動を始めた。 今まで経験した女達とは、全く比べ物にならない。 アシタカの乗初めがカヤであったなら、もうすでに気を遣っていたであろう。 しかし、アシタカもこの一ヶ月を無為に過ごしていた訳ではなかった。 10回ほどゆっくり往復して、アシタカはようやくその身を離した。初花の儀が終わりに近付く。 「カヤや。初花が散ったその徴は不老長寿の妙薬。その証を、長老達全員に分け与えねばなりません」 ヒイ様が後ろから身体を差し入れ、その手で動かぬ様大きく足を広げる。カヤがヒュッと息を飲んだ。 最長老のジイジ様から、僅かに血の滴る蜜を舐める。 その順番は決まっており、中には秘裂の奥や菊門を嬲る様に舌を差し込む者もいた。 全員からわずかづつ刺激を受け、その度にカヤが甘い声を上げ仰け反る。 全ての長老が舐め終わった頃には、そのゆるやかな刺激にカヤもぐったりしていた。 本来であれば、摘み手の役目はここで終わる。後は婿となる者が取って代わり、花の奥に気を遣るのだ。
しかしまだ正式ではないが、カヤの婿はアシタカになる。 「さ、アシタカヒコや。カヤの奥に思う様、気を遣るがよい」 ヒイ様がアシタカに微笑んだ。 その肉体は未成熟にもかかわらず非常に魅力的であったが、アシタカにとっては実の妹を手込めにしている様な背徳感が未だ拭えない。 カヤに対して勃ち上がった事すら、己がいかに獣じみているかを強く自覚させられた。 この娘に気を遣る事で、自分が人を離れ、もののけになる気すらする。 それは未知なる領域への原始的な畏れだった。 (人もまた獣なのか…)アシタカは心の中で呟いた。 エミシの村にそれから二度目の春が訪れた。 大きな山毛欅の木陰で、睦み合っている影がある。 良く見れば、それはアシタカとカヤであった。カヤがアシタカの肉茎を口に頬張り懸命に煽っている。 「カヤ、止めなさい。そなたはこれから薬草を摘みに行くのだろう?」 「はい…。ですが兄様、カヤはもう夜まで我慢なりません。後生です。少しだけ、お情けを下さい」 潤んだ瞳で荒い吐息を吐きながら、カヤが熱心にねだる。 アシタカは心の中でため息を付き、カヤの身体を立たせた。 「では、この樹に手を付き尻を掲げよ」 その言葉に、カヤが嬉しそうに下履きをおろし、期待に満ちて樹に手を付いた。 アシタカが指を差し込むと、そこはすでにしどどに蜜で溢れている。 「ああっ!あ、あ!嬉しい…んあぁ!…」 カヤは自ら腰を振り、差し込まれた指からも大きな悦楽を得ようと貪欲に誘い求める。 アシタカはカヤを見下ろし、その陰穴に楔を打ち込んだ。 カヤの肉壁が待ちかねた様に戦慄き、すぐさまアシタカの肉茎を奥まで取り込もうと蠢く。 その妖しい蠢きは、普通の男であれば、挿れてすぐさま噴き上げてしまうだろう。
カヤはヒイ様の跡目を継ぐ。 一週間前に長老達から味を見られ、昨夜評決が下された。 アシタカによって前も後ろも慣らされたその身体は、長老達全員からの責め苦を易々と受け入れる。 それどころか、白濁に全身塗れながらも法悦の表情を浮かべ、さらに貪欲に皆を誘った。 並の男がその肉体を知れば、あっけなく魅力に捕らえられ取り込まれてしまう事だろう。 ヒイ様を超える蟲惑の肉を持つ、稀代の淫巫女の誕生であった。 初花の儀の時、アシタカはカヤを責め立てても中々気を遣らなかった。 むしろ初花であるはずのカヤの方が何度も絶頂に追いやられ、最後は気を失ったその奥にようやくアシタカが白濁を注ぎ入れた。 『カヤはあまり良くないのではないか』その様を見た長老達から疑念の声があがった。 ヒイ様がその場を取りなし、アシタカに二年の間カヤのみを抱く様にさせた。 「カヤはまだ血の道が通っておらぬゆえ、好きなだけ火処に気を吐き出すがよい」と。 さらに血の道が通ってからは菊穴のほぐし方も教え、カヤがどちらでも気を遣れる様にすべしとアシタカに命ずる。 徐々に劇的な変化が訪れた。 最近では、アシタカがなるべく交わりを避けようとしても、自ら毎夜身体を開いてその槍をねだる。 ヒイ様から一月に一度性技の薫陶を受け、いつしかアシタカ自身もその肉体に取り込まれていた。 カヤは陽の明るい内は、誰が見てもあどけない少女にしか見えない。 しかし夜は、誰よりも淫らに舞い踊る肉の踊り子であった。 だが慈しみたい守りたいとは思っても、心からアシタカが望んでいる関係ではない。 むしろ体の奥に風穴が開いた様な、どこか空しい心持ちがいつもどこかにあった。 しかし義兄としていつまでもカヤを守りたい心に変わりは無い。それは嘘偽りのないアシタカの想いである。 ーーーせめてカヤが幸せになるよう努めよう。 この娘と共に生き、いつかはこの土に還る。それで良いではないか。 カヤが早めに絶頂を迎える様に、アシタカは陰核を弄りながら激しく突き上げた。 いつもであれば、日中カヤがねだる事は全くと言って良いほどない。 だが一週間前の儀での長老達からの輪姦が、カヤの快楽に対する箍を外している。 「んあぁぁっ!もう、もうっ!あ、あ、はぁぁぁん!」
カヤの絶頂による壮絶な締め付けと蠢きに、アシタカは歯を食いしばって必死に耐えた。 今から気を遣っていたら、これから仕事が勤まらぬ。 「大丈夫か?」 「は…はい…。兄様は、満足なさらなかったのですか?」 息も絶え絶えに樹の根元に崩れながら、カヤが心配そうに尋ねた。 「私は良い。今宵ゆっくり可愛がらせておくれ。さ、他の者が待っている。早く支度を」 「ごめんなさい、私が我が儘を言ったばかりに…」 カヤが慌てて身だしなみを調え、アシタカに淡く唇を落した。アシタカも下履きを直す。 「兄様…行ってまいります」 「気を付けるのだよ」 アシタカの言葉に、山笠に手を当て振り返ったカヤが嬉しそうに笑った。 ーーーその一刻後に起こる惨事の予兆に、幸せに満ちた娘は気付かないでしまった。
「兄様」 息せき切ってカヤが闇の中から現れた。アシタカが目を見張る。 その震える手に、黒曜石の小刀がきらめいた。 玉の小刀。婚儀の際乙女から渡される、変わらぬ想いの証である。 アシタカの住う地方で、黒曜石は採掘されない。 その石はもっと遥か北の果てから、この地方にもたらされる宝であった。 その価値は、今の翡翠や金にも劣らない。 カヤの万感の想いが込められているその小刀を、アシタカはそっと受け取った。 朝には土塊になるまで添い遂げようと想い合った二人が、夜には二度と逢えぬ今生の別れを告げる。 この村を出た者は、二度とこの村に帰れぬ。 それはヤマトに寝返った元村民の間者から、何度か村が壊滅の憂き目に遭った経験がもたらす、ここの不文律の掟であった。 もしも万が一この村に帰って来ても…やはりその者は日の目を拝めない。 カヤの瞳は受け取った小刀と同じ様に、黒く光って濡れていた。 しかしアシタカの胸の内は複雑だった。 カヤの告げた『お仕置き』とは、一週間から一ヶ月の間、長老達から好きに嬲られる事を意味する。 どうしても最後に自分に逢いたかったのだろうが、その代償はあまりにも大きい。 しかし、放たれた矢は元には戻らず、覆れた水は盆に返らない。 もう二度と逢えない義妹でもある婚約者に、今ここで自分の心を残して何になろう。 アシタカは後ろ髪を引かれる思いを断ち切り、ヤックルに飛び乗った。 (つづく)
>>736 待ってました!!
遂にカヤのお初ですね。
相変わらずの素晴らしい表現力に、早くも続きが気になります。
月1の楽しみ・・・まるで月刊誌の連載漫画を読んでいるような感じですね。
こんな高揚感は久しぶりです。これからも続き楽しみにしています。
頑張ってください!
あと、736さんも私もここの皆さんもお互い気をつけていけば、
ここもよりよい環境になるんではないかな。
GJ! 続き楽しみにしてます。
GJ! 映画はあんなに真面目な話なのになぜこんなにしっくりくるんだろう カヤもアシタカもイメージどおりで本当にイイ!
751 :
名無しさん@ピンキー :05/01/22 23:29:08 ID:P24YdNxA
あげ
アシカヤ――――!! ネ申が降臨なされたわい!! 読めて幸せです。 ありがトン!!
他の職人さんはどうしてるんだろ。
予想通り過疎化しとる・・・_| ̄|○ 職人さんに見放されてしまったか・・・。 まああの祭りの後ではしょうがないか。
月刊連載の楽しみがあるだろうが、おまいら! でも正直ハウルスレの職人さんのねばりがうらやましい。
ハウルスレ3になってから既に四人も職人さん来てるんじゃないか?
ハウルスレも過疎化までとはいかないけど、あれでも以前より大人しくなった気はするよ。 職人さんは多いけどね。 ハウルの方は沢山の作品のお陰で満腹なんだけど、ジブリスレは職人さんと作品の絶対数が 少ないから、正直かなり飢えてる状態だ。自家発電じゃ満足できないしな・・・。
ハウルスレが独立してからもついこの間まで、 日をおかずにきても読み応えがあったのに、いきなり寂れた…。 というかハウルが始まる前ってこんな感じだった気もするが。 この状態の方が光臨しやすい職人さんがここには多いのなら無問題なのだろうが。 ほかのスレでは職人さんな人にとってここは今ss落としやすいか?
前からここに投下してる職人さん、他のスレでSS書いてる職人さん、投下お待ちしてます。 ところで素人丸出しの質問なんだけど、アシタカの旅の人って投下ハイペースなんだろうか。 月1ぐらいじゃないと、スレってそんなに荒れるものなの?
荒れるも何も、そもそもここのスレは以前からそんなに栄えてな・・・い・・・。 個人的希望としてはハウルスレ位賑わって欲しいのですが・・。(いやせめて半分でもいいから) 作品自体が結構古いからしょうがないのだけど。 ここが荒れたのは、馴れ合いレスが続いたからみたいですよ。 責任を感じて、月1ペースにしますって事になった様ですが・・・。
>>759 「アシタカの旅」の神様はあの分量とクオリティで月1だったら
順当じゃないか?カヤであれだけ書けたらエボシとサンの出番が楽しみ
今みたいな空気が2ちゃんらしくて健全だろうって言ってた職人さんは 降臨していただけないのだろうか・・・
今見てきたけどハウルスレって本当にたくましいな あそこの投下物の多さはすさまじい あれの3分の1でもいいから・・・
ジブリの中でもハウルは格段に凄いよね、SS。 確かに分かる気がする。年齢もソフィー十八歳、ハウル二十台前半(らしい) だしエロに持って行きやすい。キャラも魅力的だし。 ジブリものはものによってはエロに持って行きにくいというか、拒否反応が出るのもあるし・・。 キャラの年齢的に厳しいというか。やっぱ幼女だと気が咎める・・・。
確かに、幼すぎは気がとがめる・・・。 ハウルは今まさに旬だろうから、勢いの差はしょうがないよ。 あそこの職人さん達は凄い人多いし。 クシャナ様の人とか、シータの人とか、ゆっくりでいいんで続き待ってます。
>>762 そんなこと言ってる奴いた?
ジブリは幼女確かに多いな。幼女メインじゃないのは、紅の豚とかナウシカ、もののけとか猫の恩返しくらいか?
パズー×シータ待ってます・・・・ ネットでかなり探したがこの二人の恋愛小説そのものがない。ましてエロは見つからない。いろいろあるかもしれないがいつまででも待ってます
胴衣。 一般の人に一番好きなジブリ作品を聞くと かなりの高確率でラピュタを挙げる人が多いのに ネットでラピュタの2次創作ものはほとんど見つからない。 同人屋さんには人気がないんだろうか。 せっかくこのスレで見つけたパズー×シータ、完結を激しく期待してます
まあ古い作品だからねぇ、いくら知名度があっても。 私もラピュタが一番好きだ。でもエロ絡みだと自分じゃ描けない。 なんというか汚せないというか・・・。(でも他の人の作品は読む&見るの好き) 本当に無いよね。たまに過去に描いたエロい同人誌のスキャンを見る位? あとジブリ総合サイトのムスカネタ(ホモ系?)とかエロイラストとか・・・。 ので、ここの職人さんには感謝してもし足りない位。 のんびりまったりと続き物SS、お待ちしております。
537ですが ここのスレの住人さんたちにお聞きしたいのですが・・ パズーの「ナニ」は「立派」だと思いますかそれともそうでないと思いますか? 執筆中につき参考までに聞いてみたかったのです 下品な話題で本当にすいません
>>770 自分の予想としては、親方系の体格に近くなりつつあると思うので
ナニは立派に一票!!すでに子供の時から歳の割にはいい体してたし。
鉱山の漢は立派そうなイメージが。
>770 自分としては、ナニは標準だけどシータのいいとこにクリーンヒット! てのでもいいかと。立派杉だとシータが怖がりそう。 なんとなく、ムスカが巨大かつワイルドな感じなんで。 ムスカがコンパクトで、パズーが立派!でもいいのかな・・。
>ムスカがコンパクトで、パズーが立派 `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!ワロス
774 :
名無しさん@ピンキー :05/02/02 11:47:57 ID:MD7mW2H+
犬ホームズ×ハドソンさんが読みたい
それもジブリになるの? それなら是非読みたい! けど、したらハイジもマルコもあり?
ついでにカリオストロの城も?
未来少年コナンも?
パンダコパンダは?
獣奸にロリ、ショタか…きっついなーw
よろしかったら参考までに。 <ジブリがいっぱいコレクション> 風の谷のナウシカ、海がきこえる、猫の恩返し/ギブリーズ、おもひでぽろぽろ、 平成狸合戦ぽんぽこ、天空の城ラピュタ、千と千尋の神隠し、耳をすませば、 紅の豚、もののけ姫、となりのトトロ、魔女の宅急便、ホーホケキョ となりの 山田くん、火垂るの墓 <ジブリがいっぱいコレクション スペシャル> 劇場版 名探偵ホームズ、パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス、 ルパン三世カリオストロの城 現在上映されている作品、実写、ドキュメンタリー、東映アニメモノクロ傑作 選は省きました。
537です
以前、私の軽はずみな発言の数々でこのスレの住人の皆様にいらぬ不快感を
与えてしまったことをお詫びいたします。
そしてようやく作品が完成いたしました。以前にも増して長くなってしまい
ましたので投下に不備がでるかもしれませんがご容赦ください。
エロ以外の描写がうざい方は飛ばしてお読み下さい。
それではパズー×シータの完結編、少しでもお楽しみいただけたなら幸いです。
>>771-773 貴重なご意見ありがとうございます。せっかくご意見をいただいた
のですが文章中ではどうとでもとれる表現になってしまいました。
お好きなように解釈してください。
黙って項垂れたままパズーは一言も漏らさなかった。かろうじて泣いてはいないが、 震える肩がその直前で喘ぐ心を伝えている。彼の中で様々なものが割れて落ちていった。 それは男としての意識であり、シータを愛するものとしての自信だった。 最も愛する唯一絶対の女性が自ら肌を赦してくれたにも関わらず、そこで応じるべき自分が 男性としての機能を果たせなかったのだ。男性としての存在の基盤がパズーの中で倒壊した。 そしてシータとの相対的な存在意義にも致命的な打撃が加わった。 彼女のために命を張っているはずの自分というものにパズーは存在意義の欠如を 見てしまった。いつだって彼女のためを思っているしそのための努力を惜しまなかったが、 かといって自分は肝心なときに彼女のためになっただろうか? 長い間抱えていたパズーの中のコンプレクスが舞いあがって彼を呑みこんで行った。 助けを求めている彼女の心に気づいてやれず「忘れて」と言われただけで 裏切られた気持ちになっていじけて帰ってしまった七年前、 彼女を置いたまま遠ざかるラピュタを見つめることしかできなかった悪夢の日、 彼女が犯される毎日をただただ黙って過ごすしか能がなかった二年間、 彼女の心を取り戻すことのできなかった三年間、そして今。 消せない過去を背負って性に関して満身創痍になってしまったはずのシータが 勇気を振り絞って自分から肉体への侵襲をパズーに許可してくれた。 それなのに自分はそんな彼女の勇気にも羞恥にも応えてやることができなかった。 『彼女のためならどんなことでもする』と思っていながら今まで自分は彼女のために 何ができただろう?シータが最も助けを必要としている肝心な時に 自分は彼女の役に立っただろうか?自分はやっぱり、肝心な時にシータを 助けてやれない役立たずなんだろうか?凄まじい挫折感がパズーにのしかかり、 精神の奈落へ落としていく。挫折と後悔、やるせなさと情けなさにパズーは 押し潰されていった。人間としても男としても彼はシータの前に 居られる自信がもはやどこにもなくなってしまった。
悔恨に震えるパズーにシータはそっと手を伸ばした。俯いていた頬を両手で包み、 ゆっくりと顔をあげさせる。泣く寸前の潤んだ瞳がシータを黙って見つめてきた。 パズーは目をそらしてしまった。情けなくてシータに目を合わせられない。 しかしシータは彼に顔を近づけ、そのまま優しく彼に口付けた。 パズーは黙ってされるがままだった。シータの唇の感触がじんわりと伝わってきて、 挫折に打ちひしがれていた心が少しだけ沈静化された。キスのあと、シータは パズーの腕の中へ身を埋めた。反射的にパズーは彼女の背中を少し触った。 抱きしめてやれる自信はいまは彼の中に無い。 「パズー、お願いがあるの。わたしのお話を聞いて。最後まで・・・」 「・・・シータ・・」 既に精神を粉砕されてただの破片の集合体となっていたパズーは、 泣く寸前の朦朧とした意識の中でシータの言葉を聞いた。 「パズーわたしね・・男の人の・・・舐めるの、今が初めてなの・・・」 「・・・・・・・え?・・・」 判然としない意識の霧がしだいに晴れていく。パズーは俄かに意識を取り戻し始めた。 心を占めていた挫折感が後方に押しやられ、代わって新たな『事実』に彼の精神は傾斜した。 水面のように静かなシータの瞳が彼を見つめた。 「ムスカが…他の女の人に・・こういったことをさせているの・・わたし見たことがあるの。 だから……パズーも…・・そうすれば・・元に戻るんじゃないかと思って…」 二度目に訪れた天空の城で見た無数の女性の死体をパズーは思い出した。 子を産ませるためにムスカが献上させた女性たち。彼女達もまたムスカと度々交渉をもったはずで、 その一端をシータは目撃していたのだろう。シータは俯いた。
「ごめんなさい。勝手な事をして…」 「ちっ違うんだ!シータが悪いんじゃないよっ!ぼくが…」 何を言おうとしたのかわからないままパズーは言葉に詰まって目を逸らした。 シータに目を合わせられなかったし、合わせてはいけない気がしたのだ。 空間に埋め込まれたような沈黙が二人の間に固まった。裸で俯いたまま二人は次の言葉を模索する。 長い逡巡の末にパズーは一つの細い道を見いだした。聞いてみよう。今まで絶対に尋ねては いけないものとして固く閉ざしてきた疑問の扉をパズーは開けようと思った。 「他の女性とムスカの行為を見ていた」という事実の裾をシータが少しだけ開いたことによって、 一度『事実』に呑まれたパズーの心が『真実』の希求へと急激に傾いた。 思い切って聞いてみよう。そうしないことには先へ進めないような気がパズーにはするのだ。 悪夢の二年間のことはシータが忘れることで解決するしかないと思っていた。 しかし本当はそうではなくて、シータだけでなく自分も、一緒に乗り越えなければならない 共通の障壁なのではないだろうか?そしてそれを越えるためにはどうしても一度 シータの傷に触れておかなければならない。パズーは口を開いた。 シータの患部に触れることで自分も傷つく覚悟で問いかけた。 「シータ・・・・あの」 「ムスカが・・・・」 「え?」 しかしパズーが運命の問いかけをするより早くシータが口を開いた。 「ムスカが私の服を引き裂いて・・・・わたっ、私の胸を・・・触ってきて・・・・」 自分が聞くより先にシータは自分から傷を見せようとしている。 パズーは彼女が自発的にそうしていることに驚いた。 「シータ・・・・」 「指をっ・・指を入れてきてっ・・・・」
言葉尻が高く掠れた。これを話さなければパズーが落ち着けないだろう様子を悟って シータは自ら傷を暴いた。掘り起こされていくおぞましい過去が彼女の喉を詰まらせ、苦しめた。 「いきなり・・・いきなりムスカの・・・・・・・恐ろしいものを・・・入れてきて・・・・っ」 堪えきれない涙がシータの頬をこぼれ落ちていく。それを見て咄嗟にパズーは彼女を抱きしめた。 鋭い痛みと苦しみに二人の心が浸されていく。シータはパズーにすがりついて泣いた。 「痛かったの・・・・ものすごく痛かったの・・・・もう嫌だったっ・・」 パズーの耳元からシータの嗚咽が響いてきた。処女を奪われたときの凶悪な記憶がシータを苦しめ、 その苦しみはそのままパズーに伝播した。パズーはシータが味わった苦痛とその凶状を思い描くことができる。 ムスカに服を裂かれ、無理矢理体を押し開かれるシータ。泣き叫んで逃れようと必死に抵抗するあの頃のシータ。 そしてついに力で征服され、たった一つの尊いものを踏みにじられる少女。 その惨状がまざまざと頭に浮かぶとパズーの瞳に自然と涙が滲んだ。悔しくて、苦しくて涙がこぼれた。 「それから・・・ムスカは毎日・・・わたしをっ・・・・」 「シータ・・・・」 「すごく痛くて・・いつも痛くて・・痛くて痛くて気絶すると・・ムスカは・・・わたしを叩き起こして・・ また・・・・続けるの・・・・もう嫌なのに・・痛くてしかたがないのに・・・・終わらせてくれなくて・・・・」 シータの悲傷の形状が明確にパズーの中に描かれる。彼女の傷が哀しくてパズーは強く彼女を抱きしめた。 しかしふと彼は心の一角に住み着いた疑問を感じた。ムスカに度重なる性交渉を強制されてきたシータ。 彼女の四肢は既にムスカに掘られて開墾されているはずである。それなのにシータはムスカとの交渉を 『痛い』とだけ表現する。パズーは自分自身が性の知識に乏しいのであまり自信が持てなかったが そこには矛盾があるように思えた。交渉に体が慣れてしまえば本人の意思とは関係無しに体の痛みは 薄れるのではないか?逆に交渉に慣らされた体は快感を覚えるようになるのではないか?
この想像はパズーには苦痛を伴なうビジョンだった。ムスカの愛撫に嬌声をあげて悶えるシータ。 この想像は、シータが犯され続けた事実以上にパズーの心を破壊してしまえる威力を持っていた。 愛しい女性に他の男の愛撫に堕ちて欲しくない。誰もが抱く感情だった。ただパズーはそこでそれを 主張してしまえない。もしそうだとしてもシータを責めるわけにはいかない。 責めるべきはそうなる前に彼女を救えなかった自分にあるはずだ。パズーは常にそう思っていた。 シータがムスカとの行為が苦痛であったと表現するのに、反対の『快楽』については全く口にしないことが パズーの心に灯った疑問だった。確かに女性の処女破瓜は痛みを伴なうと聞いてはいたが、 それは回を重ねるごとに沈静化されるものではないのだろうか?彼はシータがなぜそうも『痛み』を 訴えるのかわからなかった。 「シータ・・・・痛いって・・・・ずっと痛かったの?ずっとずぅっと・・痛かったの?」 ここまできたら最後まで聞かないことには終われない。シータを抱きしめたまま彼は疑問を口にした。 パズーの腕の中でシータはゆっくりと頷いた。やはり彼女は「痛み」しか感じていなかったようだ。 しかしそれでは話が繋がらない。ムスカとの交渉は痛みのみの交接だったのか?性行為とはそういうものなのか? 「でっでもシータ、シータはムスカに・・・・」 どうやって聞こうか迷っているパズーの心に弾けるような理解が訪れた。 黙って震えるシータの肩に彼は一つの『真実』の存在を感じた。 何度も交渉を受けたのに痛みしか感じなかったシータ。ドーラから渡された本に書いてあった記事が パズーの脳裏に蘇る。それは『絶対にやってはいけないこと』の条に載っていた内容だった。 「シータ、さっき『いきなり入れて』って言ったよね?まさか・・・・」 胸に宿った『真実』が一気に広がってパズーの中に巣食った。シータはパズーの腕に埋めていた体を少し離し 、涙に濡れた瞳を晒した。その瞳が俯いて、パズーは『真実』が肯定されるのを見届けた。パズーは愕然とした。 「まっまさかっ!そんなっシータ・・・・」 「ムスカは・・とつぜんやってくると・・・・いきなっいきなり、わたしの中に入れて・・・・」
シータは度々咽を詰まらせ、涙をボロボロと溢れさせながら言葉を一つ一つ搾り出した。 彼女の仕草一つ一つが痛々しくて、パズーは手を伸ばす。 急に理解された過去にパズーは壮絶な痛みを感じた。 シータは苦しみに震えながら尚も語り続けた。 「痛くてしかたがないのに腰を振ってきて・・・・」 「シータ、シータもういいよ。もういいよっ」 耐えきれなくなりパズーは強引にシータを抱き寄せ、細い彼女の肢体を腕に篭めた。 大声をあげてシータはパズーの腕の中で泣きじゃくった。 「痛かった!死ぬほど痛かったの!早く死んでしまいたかった!」 ムスカはシータを愛撫しなかった。 胸を適当に揉んで、指で彼女の秘唇を適当にほじくる程度の事はした。 しかしそれ以上の充分な愛撫はせず、いきなり男根を彼は差しこんできた。彼にとって重要なのは シータを一刻も早く孕ませることだった。そして異様なことに彼は『ラピュタ人の純血種を繁殖させる』 というだけで勃起してしまえる男だった。だからシータに愛撫をしている時間は彼にしてみれば勿体無いのである。 彼は勝手に勃起して、勝手に挿入して、勝手に吐き出す。シータにとってムスカとの行為は 破壊的な痛みを伴なう拷問であった。強姦されるにせよ愛撫をされてある程度体の準備が整っているならばまだしも、 シータの体は何の下準備もなしに異物をひたすらねじ入れられたのである。シータのまだまだ 未熟だった体はムスカの乱暴で自分勝手な行為のために何度も出血し、起き上がれなくなるほど傷ついていった。 パズーには黙っていたが、シータは二度目の流産以降、一度も月経を迎えていない。未発達な体に あまりにも無理矢理な行為を続けられたシータの体は女性として破壊されてしまった。 今後治る可能性がないわけではないが、既に五年以上も彼女の『女性』は死滅したも同然だった。
「他の女の人にも・・ムスカはあんまり体を・・どうにかしたりはしなかったから・・他の人たちは・・ ムスカに呼び出される前に自分で・・自分を・・弄ったり・・女の人同志で弄ったり・・ そうしてからムスカのところにいって・・ムスカは女の人の口に入れさせて・・勝手に・・・ 一人で勝手に・・・愉しんで・・いて・・・・」 苦しそうに言葉を吐き出すシータをパズーは強く抱きしめた。 シータの傷ついた心が今はっきりと見える。 体中を傷だらけにされてしまった彼女の哀しい魂が見える。 シータの傷ついてしまった心を少しでも治してあげたくて必死に彼女を抱きしめた。 そうしていながらいつのまにかパズーもとめどなく涙を流していた。 「シータ・・シータ…」 泣きじゃくるシータを抱きしめながらパズーも泣いていた。陵辱され尽くしたうえに愛撫もされず、 ひたすら痛みばかり味わわされてきたシータ。まだ未熟な体を無理矢理こじ開けられ、 勝手な行為で激痛の嵐に放りこまれたシータ。パズーはシータの女陰が今でも滅茶苦茶にされて 血を流しているように見えた。あんまりだ。パズーは泣いた。こんなのは酷すぎる。 なぜシータがこんな目に遭わなければならなかったのか。その不条理が悔しくて、彼女が哀れで、 パズーは自然に涙を零した。シータが可哀想で、あまりにも可哀想で、不条理な哀切にパズーはひたすら泣いた。 「ごめん…ごめんシータ・・・ぼく・・シータがそんなに辛い目に遭ってる時に・・・なんにもできなくて ・・・・シータが・・・シータがつらい思いしてるときに・・助けてあげられなくて・・・ そばにもいてあげられなくて・・・・」
泣きながら抱きしめてくるパズーからシータは少し体を離し、彼を見つめた。 なぜかそこには悲惨な過去に苦しむ顔ではなく、聡明な瞳と少し恥らった表情が彼女の面に浮かんでいた。 「さっき・・・パズーにしてもらったとき、わたしとっても気持ち良かったの・・・ あんなふうになったの・・・わたし、初めてで・・嬉しかった・・ものすごく・・嬉しくて・・幸せだった」 パズーの心が激流となってシータへ向けて流れていった。 熱涙が堰を切って溢れてきて、彼は再びシータを抱きしめた。 「シータっシータァっ!」 シータの背中を掻き毟るようにパズーは強く抱きしめた。縋りつくように抱きしめた。 (ちゃんと最後までしてあげられなかったのに・・・シータが許してくれたのに・・ぼく・・ 応えてあげられなかったよ・・・それなのに・・『幸せ』だなんて・・・言ってくれるの?) パズーはひたすら泣いた。シータがあまりに可哀想で、自分に幸せを感じてくれるシータがあまりに愛しくて、 嬉しくて、パズーの心は涙と一緒に溢れていった。そんな彼の背中にしがみついて、シータも泣いた。 初めて自分の受けた惨状を話した事で、それを受けてパズーが泣いたことで、彼女の辛い過去が 遠くへ流れていくようだった。自分の味わった苦しみがパズーの涙と一緒に消えていくように彼女には感じられた。 強く抱きしめてくる彼の腕にシータは縋りついて紅涙を零した。 「シータごめんっ!助けてあげられなくて・・ごめんっ・・」 二人は強く抱きしめ合いながらひたすら泣き続けた。二人の泣き声が部屋に響いて混ざり合う。 互いの心が熱い涙に溶けて流れていった。
一生分と思われるほど涙を流した二人は黙って抱き合っていた。長い沈黙を経て頬を伝っていった 涙の筋が乾いた頃、パズーはシータを抱きしめたまま彼女の耳元に囁いた。 「シータ、お願いがあるんだ。よく聞いて」 シータは黙って耳元から響いてくるパズーの声を聞いた。涙に濡れてすっかり熱っぽくなった頬を、 彼の頬に摺り寄せた。頬擦りしてくる彼女にパズーは哀しいほどの愛しさを感じた。 「もう一回・・・もう一回・・・チャンスが欲しいんだ」 腕の中でシータが震えるのを感じながらパズーは囁きつづけた。 「ぼく・・・・シータが・・・そんなに酷い目に遭ってるなんて・・・知らなかったんだ・・・ シータが・・・ムスカとどんなことをしていたのか・・・知らなかったから・・・勇気がなかったんだ」 自らを落ちつかせるようにパズーは息を吐いた。心の震えと一緒に吐いた息が震える。 パズーの不安定な息を首筋に受けて、シータは彼を抱きしめる腕に力を篭めた。パズーは祈るように囁きかけた。 「ぼく・・・シータを・・愛してあげたい」 自然とシータの目は見開かれていく。パズーの言葉が心の泉に落ちて染みこんでいった。 波紋に揺れる心の水面が細波となってシータの肩を震わせた。 「シータを・・幸せにしたいんだ。 だからお願いシータ・・ぼくに・・もう一度だけ・・チャンスをちょうだい」 枯れたはずの涙がこみ上がってきてシータは顔を落とした。パズーの肩に瞼をつけて、 彼の頑丈な肉を濡らす。シータの心はパズーへの恋心で溢れかえっていた。 全身が涙になって溶けていくような恍惚が彼女の中を満たしている。 シータは自分の中で洪水を起こしているパズーへの愛しさに浸った。 背中と頭を撫でてくる彼の腕に抱かれながらシータは既に報われた心を感じていた。
「シータ」 返事を促すようにパズーが自分を呼んだ。シータは少しずつ、彼から体を離すとパズーの瞳を見つめた。 パズーはシータの透明な涙を見た。吸いこまれるような幸福に充ちた笑顔がシータの顔に現れていた。 「パズー・・・パズーわたし・・・もうとっても・・幸せ・・・・・」 パズーの言葉一つ一つがシータの傷ついた心を洗い流し、満たしていた。 自分の言葉が彼女の中でそんな作用を及ぼしているとは知らないパズーは彼女の輝くような笑顔が不思議だった。 ただただシータの微笑みがパズーには眩しかった。 「シータ・・」 彼女の頭を撫でていた手を寄せて、パズーはシータに顔を近づけた。 その様子を悟ったシータは少しずつ瞼を落としていった。 「嬉しい・・・パズー・・・」 「シータ・・・・」 シータが目を瞑るのに合わせて自分も目を閉じる。パズーはそっとシータに口付けた。 シータの柔らかい唇に自分の唇で触れる。パズーはシータの唇を優しく包んだ。 そのまま何もせずじっと彼女の唇に触れ続けた。二人の体内に宿る心が唇を通って互いの中に流出する。 柔らかくて暖かい感覚が二人を包んだ。長い時間、シータの唇に口付けていたパズーはようやく口を離した。 二人は同時に熱い息を吐く。まるで初めてキスしたときのような緊張と期待と愛しさに充ちた口付けだった。 「シータ・・・」 「パズー・・」 再びシータの細い腰を抱き寄せてパズーはキスした。今度はゆっくりと舌を差しこんでいく。 パズーの舌を受け入れたシータは少しずつ彼の舌を舐める。長い時間かけて二人は舌を絡ませあい、 互いの唾液を舐め取った。しだいに体が熱を持ち始め、シータはパズーの肩にすがりついて彼の舌の愛撫を受けた。 ふと先ほどのパズーを思い出したシータは合わさる唇の端から言葉を吐いた。 「パズー・・わたし・・舐めるの・・嫌じゃないの・・・パズーなら・・嫌じゃないの・・・ だから、舐めてあげたほうがいいのかしら・・?」
シータの言わんとしている事を理解するとパズーは口を合わせたまま固まってしまった。 さっき少しだけ自分の分身を舐められた感触を思い出す。パ ズーは頬を赤くし、黙ってしまった彼を見てシータは言ってはいけないことだったのかと不安を覚えた。 「パズー・・・・」 唇をほとんど離さずにパズーは少し困ったような笑顔をシータに見せた。 「あの・・・シータ・・・嬉しいんだけど・・それは今度にしよう・・今はぼくがシータを愛してあげたいんだ」 「パズー・・」 微笑んだ顔を少し引き締めてパズーはシータを見つめた。 その黒い瞳に信頼できる心の強さが宿っているのをシータは見た。 「大丈夫、今度はちゃんとやれる気がするよ」 初めての行為に対する緊張や、ムスカに対する負い目はこのときパズーの中で消えていた。 代わりにシータを今度こそ愛してみせるという決意と、彼女への愛情がパズーの心を満たしていた。 パズーはシータの腰と膝を抱いて、再びベッドの上に寝かせていった。彼女の上に覆い被さり、 改まって彼女への侵襲の体勢を取るとパズーはシータの額を撫でた。額に落ちかかる彼女の前髪を慰撫し、 輪郭をなぞるように頬を撫でる。それだけでシータはうっとりとした瞳をパズーに向けた。 「パズー・・」 「シータ・・」 瞼を降ろし、体を落としてパズーはシータに口付ける。上唇をなぞり、下唇を撫でると促されたように 自然とシータは口を開いた。彼女が自ら解禁した口の中にパズーは再び入場し、シータの口内を味わった。 シータの細い腕がパズーの背中に絡みつく。シータの頭を撫で、背を抱いてパズーは口の中を愛撫した。 ゆっくりと、じっくりとシータの舌と触れ合う。彼女の口内の天井を舐めるとシータはくぐもった声を零した。 「んふぅ…ウン・・」
シータの愛らしい声がパズーにくすぐったい感覚を齎した。パズーはもっと愛してあげたくて 口内の天井を余すところ無く舐める。そうされるたびシータは熱発していき、 彼が歯列をなぞるともどかしくなって肩をくねらせた。パズーが彼女の口の奥をせがむように天井を舐め、 シータの舌の根元を突つく。シータの頭はすっかり甘い熱に麻痺して自らを彼の舌に絡ませた。 少し息が苦しかったが、呼吸するたび互いの熱い息が互いの口の中に溶けていくと 二人は急かされるような熱を感じた。パズーは少し口を離してシータの舌先に自分の舌先を絡めた。 先端だけでくすぐるように舐めあう。唾液の糸が二人の口に架橋する。 パズーもシータも熱っぽい視線で見つめあい、熱情に呑まれていった。 「んぅ・・パズー・・」 「・・シータ・・」 それからまた何回か口付けて、パズーは少し体を離した。今度はシータの額に唇を落とす。 パズーの唇に触れられた場所から暖かい安心感がシータの体に染み込んでいった。 それからパズーは瞼、睫毛、目尻に口付けし、顔の様々な場所にキスしていった。 シータの白い頬に、鼻筋に、顎に、そして唇に。シータは甘い快さに包まれていった。 唾液を吸い合うようなキスをすると、再びパズーは頬に口付けし、そのまま顎を舐めてきた。 シータは痺れるような感覚を受けた。パズーの舌が顎から下を舐め、咽を舐め、首筋を舐めていく。 だんだんと大きくなる痺れにシータは震えた。パズーの舌が首筋を舐め尽くして最後に耳たぶを噛むと 弾ける痺れがシータを襲った。 「ああっ・・」 そのまま耳朶を吸って耳の穴に舌を差しこみ、耳の裏を舐めてくる。 シータの息はしだいに荒くなっていった。 まだ性器は少しも弄られていないのに早くもシータの体の芯は発熱をはじめていた。 パズーの丹念な愛撫がシータの心を愉悦の中に浸している。
耳の裏を舐めたパズーはさらに後ろを舐めていきうなじを吸いこんだ。 うなじを吸われたシータは吸い込まれるような刺激を受けて鼻にかかった声をあげた。 「ああっパズー・・」 シータの可愛い声を聞くとパズーは何度も項を吸った。シータは身を捩って愛らしい声を零していった。 「あ・・・あ・・・パズー・・はぁ・・・」 項をあらかたキスしてしまうと、今度は首すじにキスを繰り返し、彼女の小さな肩に口付ける。 シータが全身切り傷だらけになっているようにパズーには見えていた。彼女が過去に受けた仕打ちが 彼にそんなビジョンを見せている。自分のキスで彼女の傷口が少しでも塞がればいい。 そう思いながらパズーはシータの肌に唇を落としていった。肩を舐め、シータの腕に接吻をしていき、 手首に優しく口付けたあと、パズーはシータの手の甲に恭しく口付けた。まるで求愛されているようなキスに シータは恍惚とした。パズーの優しさと深い愛情が彼女の心に届いていった。手の甲に接吻したあと、 パズーはシータの指を一本一本舐めていった。根元から指先までをなぞるように舐める。ぞくぞくする感覚が シータに伝わってきた。普段はいろんなものを触ったり掴んだりしてもこんな感覚はないのに、 パズーに舐められるとくすぐったくて痺れるようなもどかしさが体に流れてくる。パズーが指と指の間を 丁寧に舐めてくるとシータはさらに強まった痺れを感じて震えた。 「パズー・・あ・・・パズー・・」 どんどん熱くなっていく体をシータは震わせた。パズーは3箇所の指と指の間を全て丹念に舐めていく。 パズーの舌触りがシータの腕を通って体の芯に響いていく。シータの体全体は熱っぽくなり脈動を始めていた。 荒い息を繰り返し、火照った頬を晒すシータを見てパズーはさらに彼女が恋しくなった。 今度は舐めながらシータの腕を下っていき、彼女の肩まで舐め尽くす。シータがくねらせる首に再びキスし、 もう一方の肩から腕、そして手まで接吻する。今度は指だけに留まらずシータの手全体をパズーは舐めた。 いたわるようにパズーの舌がシータの手を優しくなぞる。さらに痺れが増してきてシータは甘い息を吐き出した。
だんだんと体の芯が疼いてくる。彼女の『傷』を癒すようにパズーは優しく慎重にシータの肌を舐めていった。 そして彼の舌に舐められるだけでシータの体は瞬く間に甘く痺れていき、 彼の舌が再び腕を伝って肩まで降りてくる頃には彼女の頭はすっかりとろけきっていた。 「ああ・・パズー・・」 肩口まで舐めていくとパズーはそのまま彼女の鎖骨をなぞった。 鎖骨を舐め、滑らかな胸元も舐めて接吻を繰り返した。だんだんとパズーの口が降りていくと シータは羞恥と期待に体を震わせる。これまで丹念にゆっくりとシータを愛していったパズーだが、 さすがに彼女の胸を目の前にすると童貞の焦りに傾斜した。シータの白くて丸い胸の中心に薄紅色の二重円。 それを近くで見るとパズーの若さが一点に集中して凝固を始めてしまう。生唾を飲んでパズーはどうにか堪えて シータの白い胸に舌を這わせた。丸みの形状をさぐるように輪郭をなぞる。するとシータに甘い疼きが訪れた。 「あ・・ん・・パズー・・」 柔らかい胸の皮膚の上をパズーの熱くてザラついた舌が這いずってくる。這ったあとに残る唾液の感触も含めて、 それらはシータの体の中心ににくすぐったくも抗えない疼きを送っていった。ついに再び胸を弄られるのかと思うと シータは羞恥に追いたてられた。パズーに自分の胸を触られたり舐められたりすると思うと 恥ずかしくて困ってしまうのだが、パズーに愛されること自体はシータはやはり嬉しかった。 舌で輪郭を描くと、パズーはシータの柔らかい胸肉を中心に向かって舐めていった。 シータの体はどんどん甘い疼きに追いたてられていく。 「ん・・ん・・パズー・・あっ・・・ん・・」 シータの甘い声を聞きながらパズーは胸を舐めていき、キスの雨を降らせて中心以外の場所を舐め尽した。 パズーに舐められていない場所が狭くなればなるほど、無意識のうちにシータは胸の頂点を舐められる事に 期待を膨らませた。最後に残った部分を囲うようにパズーの舌が円を描く。
そして少し舌を離し、パズーは改めてシータの胸を見つめた。桃色の頂きが既に少し立ちあがっている。 それを見るとパズーは 咽の渇きを自覚した。一つ息をして、パズーは満を持してその立ちあがった頂点を下から嘗めあげた。 すると今までよりも鋭い痺れがシータの体に駆け抜けた。 「ああんっ」 シータの嬌声を聞いたパズーは急かされるように桃色の実を舐めた。下から繰り返し舐め、 頂きをなぞる様にぐるりと円を描く。パズーに舐められるたびにシータの体は熱に追いたてられていった。 声を抑えきれずに恥ずかしい声音をこぼしていく。 「あ・・あ・・あん・・パズー・・はぁん・・」 シータの声がパズーの頭を麻痺させていく。彼はシータの胸の実を何度も舐めたあと、口に含んで吸いこんだ。 熱い疼きが体内を駆ける。シータは高く鳴いた。 「あんっ!」 パズーの口に胸の敏感な場所を愛撫されていくうちにシータはますます愉悦に引っ張られていった。 シーツを掴み、肌を紅潮させて熱い息を吐く。パズーがもう一方の胸を攻略しはじめると 彼女はさらに抗えない熱の波に運ばれていった。 「ああ・・はぁ・・パズー・・ああ・・」 同じように胸の輪郭から中心に向けて舐めてくるパズーの舌にシータは熱の細波に浚われていくのを感じた。 シータの中で恥ずかしさと悦びが次第に勢力図を変えていく。パズーは手練手管を知っているわけではないが、 ひたすら丁寧に愛撫を施してくる。彼の丁寧な愛撫と二人の愛情と信頼感がこの段階においてシータを 悦ばせることに成功していた。パズーの舌がついにもう一方の胸の頂きに辿りついた。 また舐められるのかと思っていたシータは彼の口が突然、胸の突起を口に含んで吸ってきたので驚いて悶えた。 「あんっ!パッパズーっ!」
ここまで耐えてきたパズーだったがシータの高い喘ぎを聞いてやはり熱情に逆らえなくなり、 シータの突起を夢中で吸った。もう一方の胸を手で掴む。するとシータの胸の柔らかさがダイレクトに 伝わってきてパズーはさらに彼女を欲する思いに駆られていった。シータの胸を揉み、 指で突起を挟むとシータはもどかしそうに身を捩った。口で彼女の乳輪をなぞる。 両方の胸を愛撫されはじめたシータはさらに堪えられない甘い痺れに吸引されて身悶えた。 「ん・・ん・・ん・・あっ・・パズー・・ああん・・パズー・・はぁ・・ああん」 彼女の桃色の果実を吸い上げながら、もう一方の乳首を指で捻りあげると シータは熱い疼きに吸引されて愛らしい声で鳴いた。 「んぁ・・ああんっ・・パズー・・あっあんっ!」 パズーはそのままシータの胸を愛撫していった。口の中で胸の実を嬲り、指の腹で硬くなった頂点を くすぐったり弾いたり摘んだりして彼なりの愛撫をシータに施した。シータは眉間に皺を寄せて喘ぎ、 ますます疼きを発生させていく体をもてあました。パズーの愛撫でシータの体の肉そのものが熱くなっていく。 「はぁ・・あぁ・・ん・・パズー・・パズー・・あっ・・はぁん・・ああっああんっ」 パズーの口、舌、指に胸を弄ばれたシータは融解してしまうほど熱くなった体をくねらせた。 もどかしさと快さをこらえるために目を閉じていたシータはふと瞼を開いた。 するとパズーにいじられる自分の胸が視界に飛びこんでくる。パズーの口に食べられている自分の胸。 パズーの指に弄くられている自分の乳房。彼女の頬は急激に真っ赤になった。自分の胸が こんなに淫らに見えることは初めてだった。シータはこの世で最も愛しい人にいいようにされている 自分の胸を見て羞恥の世界に放り込まれた。 「あ・・ああ・・パズー・・パズー・・はあぁ・・」 パズーに絶え間なく乳房を愛撫されたシータ、シータの胸を愛撫しつづけるパズー、 二人の体は発熱して早くも熱の逃げ場所を求めていた。シータの乳首を口に含んで転がすたび その甘い感触にパズーは感激してしまい、そのたび自分を抑制するのに苦心した。 (シータ・・今度はちゃんと愛してあげる。もうシータに痛い思いなんかさせないよ)
心の中で自分と彼女にそう言い聞かせてパズーは彼女に若さを差し入れたいのを我慢した。 そんな葛藤をしながらシータの胸を揉み、乳首を舐めて噛んだり吸ったりを繰り返していると シータは体を大きく捩って悶えていった。シータの高くて可愛くて甘い声がパズーを恍惚に導いていく。 「ぁあっ・・あっ・・パズー・・パズーっ・・あっはぁ・・あんっ」 いつもは静寂に包まれた部屋はいまパズーが舐める唾液の音と二人の熱くて荒い息、 そしてシータの嬌声が響いていた。 長い事シータの胸に食いついていたパズーは一旦体を離して彼女を見下ろした。 体を火照らせたシータは荒い呼吸を繰り返して横たわっている。雪のように白い彼女の肌は桜色に上気して、 パズーが舐めたあとの唾液がそこかしこで灯火に反射していた。パズーはしばらく彼女の姿態に魅入っていた。 シータの胸から上には彼が口付けた痕が残っている。自分がつけたのかと思うとパズーは不思議な気分だった。 嬉しいような申し訳ないような気分がパズーをくすぐった。 未だ愉悦の息を吐き出しているシータの真っ赤になった頬をパズーは手に包んだ。 「シータ、大丈夫?嫌じゃない?」 様子を見ていれば彼女が不快でないことはわかっていたが一応聞いておきたかった。 パズーの手に頬を包まれるとシータは気づいて微笑んだ。 「うん、大丈夫・・・ありがとうパズー」 赤くなった頬のシータの優しい笑顔。彼女への想いに引き寄せられたパズーは誘われるようにキスした。 二人は舌を絡ませうねるようなキスを繰り返した。 「んっ・・んっ・・んむぅ・・はぁ・・」 口の端から唾液が滴り落ちる。愉悦を得たシータの唾液が耐えず分泌されてパズーの口内に溶けこんでいった。 「んっ・・・ん・・はぁ・・パズー・・」 「・・・・・シータ・・」 「んぅ〜んっ・・はぁ・・」
シータと熱いキスを交わしながらパズーは彼女の腹を撫でた。 滑らかなシータの肌がパズーの掌に吸いついてくる。 キスをしながら両手で腹や腰のくびれを撫でまわした。だんだんと下に降りていくパズーの手に シータは痺れが下半身へ向けて走っていくのをこらえきれなかった。 「ん〜ぅ・・ああ・・はぁ・・ふぅ・・ん」 腹を撫で、臍をくすぐり、パズーの手はしだいにシータの下方に降っていった。 そして今しも彼女の閉ざされた秘境にさしかかろうというとき、シータは緊張とざわめく疼きに目を瞑った。 しかしそのまま降っていくかに思えたパズーの手は谷間に向かわず両脇に逸れてシータの足の付け根を撫でた。 シータは困惑した。 「あっ・・あ・・パズー?」 足に別れたパズーの両手はシータの白い太ももを撫でてきた。太ももの内側をゆっくりと撫でられると シータの体内の疼きがくすぶられる。シータは震えた。 「ああっ・・あっ・・パズー・・あっ」 太ももは隠れた女性の性感帯である。未熟なパズーはそれを知っていたわけではないが、 シータの全身を愛してやりたい気持ちから自然とそこを撫でた。それが思わぬ成果となってシータに齎されていた。 疼きの中心点を引っ張られるような感覚にシータは上半身を起こしかけた。 「あっああっパズーっ」 「・・・シータ?」 女性の構造をいまいち解っていないパズーはシータが思ったよりも大きな声で喘ぐのを訝んだ。 見るとシータはさらに息を荒げて潤んだ瞳を向けている。 (もしかして・・ココ・・いいのかな・・?) 試しにさらに太ももをさすってやるとシータは体をくねらせて甘い声を吐き出した。 「はぁっ・・ああ・・んっ・・パズーっパズー・・ああん・・」
赤く染まった頬で喘ぐシータの顔があんまり可愛かったので思わずパズーは見入ってしまい、 手をそのまま動かし続けた。少し擦りつけるように撫でるとさらにシータは震える。 その様が可愛くてパズーは調子に乗ってさすりまわした。 「あっ・・はぁ・・ああん・・パズー・・ああっパズーっ・・はんっ・・あん」 眉間に皺を寄せて頬を染め、目をキュッと瞑ってシータは俯いた。 (かっかわいいなぁ・・シータ・・) ふと目を開けたシータはパズーの熱心な視線にぶつかった。 「パズー?なぁに?」 「えっ?!」 ハッとしてパズーは動揺した。 「あっいや・・なんでもないんだ・・あの・・・・」 俯いたパズーは顔を赤くして恥ずかしそうに呟いた。 「シータが・・・かわいくって・・・」 さらに顔を真っ赤にしてシータはパズーの顔を見つめた。シーツを掴んでいた手で口元を抑える。 二人はそのまま顔を赤くして黙り込んでしまった。何か言ったほうが良いのだろうが、 パズーもシータも初めて交接に望むという時に賢くなれなかった。 「あっ・・しっシータ!あっ足っ・・いいかな・・?」 「えっええ・・」 恥ずかしさに耐えられなくなりパズーはシータの足を少し掴んでシータにそう言った。 もとよりシータの足はあまり閉じられていなかった。既に一度愛撫されたことで緊張が半減されていたし、 パズーのぎこちなくも誠意の篭った愛撫でシータは自然と足を開いていた。 太ももを持ち上げるように下から握ってパズーはシータの足をゆっくりと開かせた。 シータの足がベッドの上でMの字を描く。こうしてパズーは再びシータの秘密の谷間にまみえた。
ずっと焦がれて止まなかったシータの一番大事なトコロ。あんまりじっと見つめるとシータが 恥ずかしがってしまうことはわかっていたが、男としても、若者としても、 シータを見つめ続けてきた者としても見ないわけにはいかなかった。黒い樹海に挟まれた紅い谷、 谷に流れる蜜の川。シータの本体がそこに居るかのような錯覚がパズーを捕らえた。 驚いた事にシータの秘密の谷間は既に蜜に溢れ、濡れそぼってシーツを濡らしていた。 パズーの未熟ではあるが丹念な愛撫となによりパズーに愛されていると思うことで シータが自分で濡れていったのだ。シータの濡れきった秘裂を見るだけでパズーは自分が 早まってしまいそうになるのを耐えた。 「見ちゃダメ、パズー・・・」 再びパズーの目の前に自分の恥ずかしい場所が晒されているのかと思うとそれだけでシータはさらに濡れていった。 消えてしまいたくなるほど羞恥に追いやられてシータはパズーに懇願する。 先ほどはそれに即座に対応したパズーだが今は少し違っていた。 「ごめんシータ・・・でも・・・・」 「え?」 自分の秘所にパズーの顔が近づいてくる。それを見てシータは思わず逃げ腰になった。 「パズーっ」 「見たいんだ・・・シータの・・・・大事な・・ところ・・・」 パズーの顔がどんどん自分の場所に近づいていき、ついにそれはそこにくっついた。 「あっ!パズーっ!だめっ!あっ・・」 蜜を掻き分けてパズーの唇がシータの秘密の入り口に接した。そのまま入り口を パズーの舌に舐められると熱のくすぶりが触発されてシータは悶えた。 「あああっ!・・パズーっ・・・あっ」
何度か入り口を舐めて掘り起こし、ほぐすとパズーは意を決して再び人差し指を入れていった。 パズーの指はさしたる抵抗も受けずにシータの奥に入場していく。 「んっあっあああっパズー・・・」 ジリジリと自分の中に入ってくるパズーの指にシータは愉悦を刺激されて鳴いた。 「シータ、痛くない?大丈夫?」 シータが痛がっていないのは解ってはいるのだが、こんな小さな穴に入れると思うと どうしてもパズーは不安だった。まして先ほどシータの痛みの歴史を聞いたばかりで パズーは彼女の痛覚に対して過敏になっていた。 「アッァ・・うん・・痛くない・・大丈夫・・あっあん・・」 しかしシータは痛がる素振りはまったく見せず、むしろとろけきった表情をパズーに見せていた。 それに安堵したパズーは気を引き締めて指を少しずつ動かしていった。 穴を広げるように動かすとシータの足が痙攣する。 「あっ・・あっパズー・・・はぁっはぁん・・・」 緊張しながら指を動かすパズーの愛撫にシータは震えていた。パズーの指が動くたび、 指の届かない奥の部分が熱を持ってきて脈動する。奥のもどかしい疼めきを誘発されてシータはわなないた。 「ああっ・・・ああんっパズー・・パズー・・あんっ」 「シータ・・・・」 「はぁ・・・ああ〜んっ・・パズー・・」 シータが無事に悶えているのを確認しながらパズーは指の動きを活発化させていく。 領土を広げるように動かしていた指を、今度は内側の壁を指の腹で擦るように動かした。 するとシータは腰を大きくくゆらせて喘いだ。 「あっ!・・やっ・・パズー・・ああっ・・はぁ・・あっあんっ!パズーっ」
中の肉壁を擦られてシータの股間に溜まった疼きが全身に広まっていった。 股の間が脈動して愉悦の波を体中に送ってくる。シータはシーツを掴んで疼きの脈動に耐えようとした。 しかしパズーの愛撫はさらに進歩していき、シータの中を掻き回す様に彼女の中をぐるりと動く。 蜜と共に秘穴を掻き乱されてシータの体は悦楽の渦に呑まれていった。 「ああんっ・・パズーっパズー・・はっ・・あああっ・・」 次から次へと押し寄せる愉悦の波にシータは流されていく。自分の指が入っている穴から 愛蜜が吹き出してくるのを見てパズーはさらにもう一本指を入れる決心をした。 慎重に中指を彼女の柔肉の陥穽に差しこんでいく。さらに大きな容積が自分の中に入ってきて シータはその圧力と悦楽に痙攣した。 「ああっ!パズー!あっああパズーっやっ・・・はぁうっ」 彼女が痛覚と無縁の状態であると確認するとパズーは二本の指をシータの中で動かし始めた。 二本の指がまるで生き物のように快感の蜜壷を蠢く。シータはさらに強い疼きに苛まれた。 ムスカに指を入れて弄られることはあったがこんなふうに快感を得たことはなかった。 シータはパズーに愛撫されることの悦びを改めて感じながらも、未知の心地良さに怯えた。 パズーの指が内壁を擦ってくるとシータは鼻にかかった声をあげて快感に悶えた。 「はぁぁんっ・・パズー・・パズー・・あっああっ!」 愉悦に揉まれるシータの痴態をパズーは息を詰めて見つめていた。大好きな女の子が 自分の手によって悶えている姿がたまらなかった。パズーは落ちつけるように息を吐くと、 今度はシータの秘裂を見つめた。そこは既にシータの愛液によって湿地帯となっていた。 女性の体に対する興味がパズーの中で撒きあがり、シータの谷間の上部へ向けて彼は指を落としてみた。 ツイ、と指で谷間の肉を上に向かってなぞる。 「ああんっパズーっ」
さらに悶えるシータの喘ぎ声を聞きながら指を進めていくと一つの肉隗に突き当たった。 するとシータの体が大きく痙攣した。 「あっ!ああっやぁんっ」 彼女の大きな反応が気になってパズーは近くでそれを見てみた。それは蜜と肉に埋もれていた。 豆粒みたいな小さな肉がシータの閉ざされた谷間に隠れている。ドーラから貰った本の一節が脳裏に蘇った。 (もしかして・・これが・・・・あれかな?) 膨れ上がった好奇心にかられてパズーはシータの秘裂に顔を近づけた。至近でその肉隗を見つめると、 恐る恐る舌で舐めあげた。その瞬間、熱い痺れがシータの体を突きぬけた。 「ぁああっやああっ!パズー!」 さらに大きいシータの喘ぎ声を聞いてパズーはこれがまぎれもないソレであると悟った。 パズーは舌で花の蕾のようなそれを舐めていった。するとシータは腰をくねらせ、足を動かして身悶えた。 自分の割れ目に何か突起物がついている。自分の体であるのにそのことをシータは今まで知らなかった。 そしてそれが驚くほど自分に大きな喜悦を齎すものだということを彼女は身をもって知らされる。 シータの体に急激な快感が押し寄せてきた。 「アッアッパズー・・あっ・・だめぇっ・・ああっパズーっ・・アンッだめえっ!」 前よりも動きの大きくなったシータの腰を掴んでパズーはその粒の回りをなぞってぐるりと舐めた。 熱い疼きが股間から燃えあがってシータの体を焼いていく。 「やああっ!ああんっふああっ」 股の間が快感の渦の震源地となって全身を呑みこんでいく。体を左右に振ってシータは快楽に悶絶した。 パズーの舌がねっとりとシータの花粒を押し包む。悦楽の戦慄が走ってきてシータは足をビクビクと震わせた。 「ああっはぁんっ・・パズーっパズーっ!だめっ・・アアッ!」
陰核は教会によってタブー視される女性の性感帯である。性感帯であるどころか 教会は女性が快感を得ること自体を「有り得ない事」と定義してきた。 陰核を弄って自慰などしようものなら「矯正」や「治療」として陰核を切り取られたり 焼き切られたりされなければならない。男性も女性も陰核の存在など無いも同然として考えているため、 たいていは存在を知らないし女性はそれを愛撫されることもない。しかしドーラから貰った本が 東洋のものだったので教会の力の及ばぬ異国の書には陰核に関する記事がたくさん載っていた。 それを読んでいたパズーは陰核に対する偏見はないし存在を把握することができたのである。 パズーは何度もシータのそれを舐め続けた。今まで一度も味わった事の無い喜悦の飛沫にシータは足をひきつらせた。 「やぅ・・はぁっ・・ああんっパズー・・ふぁぁんっ」 しばらく初めて舐める陰核に気を取られていたパズーは改めてシータの穴に入れた指を動かした。 2本の指で内側を擦りながら、口でシータの豆を舐める。 生まれて初めて敏感な場所を2箇所も攻められてシータはその壮烈な悦楽に驚愕し、慄いた。 全身が焼けるように疼く。シータは顔を左右に振って悶えた。 「ひゃあっ!ああんっパズーっパズーっああっイヤッ・・はぁんっだめぇっ!」 股間から尻、骨盤のあたりまでが発熱体のように疼いて脈打つ。シータはさらに愛液を溢れさせ、 パズーの手や顔を濡らしていった。パズーに蜜壷を弄られ、クリトリスを舐められて快感の雷火にのたうつ。 シータの愛蜜の味を堪能しながらパズーは花蕾を突ついたり舐め取ったりして嬲った。 指は彼女の大事な洞窟を愛撫し、同時に動かしてシータをさらに追いつめる。 愛する女性を攻めあげる男の悦びにパズーは包まれていた。シータの喘ぎが大きくなればなるほど パズーもまた興奮していった。パズーは喜んでシータのクリトリスを舐める。 熱源を刺激されてシータはさらに大きく戦慄いた。 「ああんっ!パズー・・あっあっ・・パズゥー・・ああんっああんっ」
改めてパズーは自分の舐めているものの形状を見つめた。 まるで秘裂に生えたもう一つの胸の突起のような陰核。 女性の体そのものをほとんど知らないパズーにとって全くの未知の肉隗だった。 パズーはそれを口に含んで舐めてみた。するとシータの体に鋭い熱の電流が流れた。 「いやぁーんっ!だめぇ・・・アッ!」 ビクン、と体を震わせてシータは股の間に貼りつくパズーの頭を両手で掴んできた。 今まで以上の強力な快感にシータは思わずパズーの頭を剥がそうとした。 ますますパズーはそれを愛撫したくなり口に入れたまま舐めて吸いこんだ。 「ああっ・・ダメッダメッ・・パズゥー・・・あっやぁんっ!」 快感の激流に揉まれてシータはパズーの頭を掴んだまま体を左右に振って悶えた。 パズーに舐められたところから愉悦の波が押し寄せてくる。それが皮膚に跳ねかえってまた股間に返って来る。 体内を来復する快感の嵐にシータはなすすべも無く身悶えていた。パズーは行為について良くわかっていないが、 そのぶん容赦が無い。彼が自覚しないままに施した2箇所責めはシータを快感の責め苦に苛んだ。 陰核を舐めたり吸ったりされ、蜜壷を掻き乱されたシータは快楽の渦に放り込まれ、 愉悦の高みへと押し上げられていった。 「ひゃあんっ!アアッ・・だめっやぁっパズーっパズゥーっ!はぁんっやぁ・・・・ アッアッ・・だめぇっ・・はぁぁんっパズー・・だめっだめったらぁっ・・ああんっパズゥーっ!」 股間に食らいつくパズーの頭を引き剥がそうとしていたシータはいつのまにか 自分から腰をパズーに差し出していた。液体の音が部屋に響く。 パズーはもう夢中になって陰核を食らい、蜜壷を虐めた。快感に苛まれたシータは 体を痙攣させてベッドの上で体をよじり悶絶する。 「ああっパズーっパズーっだめ・・わたし・・なんだか・・ああっはぁんっだめぇ・・ひゃああっ!」
口に含んだシータのクリトリスを強くパズーは吸いこんだ。 全身がそのまま吸引されるような感覚がシータを襲い、 彼女はそのまま快感の極地に吹き飛ばされていった。 「やぁっああああーーん!パズーっ!!」 大量の愛蜜が秘穴から吹き出してきたのを受けてパズーは顔を上げた。 真っ赤になったシータが汗を流して荒い呼吸を繰り返している。 「シータ?」 心配になってパズーは彼女の顔を覗きこんだ。 「シータ?シータ?大丈夫?」 朦朧とした意識を抱えたシータはしばらくパズーの呼びかけに気づかなかった。 だんだんパズーは不安になってきた。もしかしてやり方や手順を間違っただろうか? ようやく薄っすらと目を開けたシータは自分を見下ろしているパズーの不安げな瞳に出会った。 「パズー・・・・」 「シータ・・・・」 パズーはシータの火照った頬に触れた。 「大丈夫?シータ」 「うん。平気よパズー」 安堵の溜息を漏らしたパズーは頬に触れた手でシータの髪を撫でた。 髪から染みこんでくる安心感に包まれてシータは微笑んだ。 「パズー・・・・わたし・・とっても気持ち良かったの・・・・こんなの初めて・・」 パズーの中で幸福な驚きが広がっていった。 「本当?シータ・・」 「うん」
この時になってシータが生まれて初めて『絶頂』を迎えたことにパズーはようやく気づいた。 俄かに嬉しさがこみ上がってきてパズーの心を満杯にする。じわじわと染みこんでくる喜びが パズーの顔に笑顔を作っていった。 「やった・・・・・・・良かったシータ・・・アハハッ!やったぁ!!」 「きゃあっ!」 突然パズーはシータに抱きついた。初めてシータに快感の極みを味合わせる事ができて パズーの気持ちは天高く舞いあがった。パズーはシータの細い体をぎゅぅっと抱きしめた。 「シータ!良かった!やったあ!!」 「ぱっパズー!待ってっ!パズー!!」 「え?」 シータの顔が羞恥に染まっている。 彼女が俯いて見つめている方向を見るとそこには自分の性別の象徴があった。 思わずパズーは体を離した。パズーに抱きつかれた瞬間、股間に自分のものではない肉の塊を感じて シータは驚いた。先走ろうとするのを耐えに耐えていたパズーの欲求は代わりにその一点に鬱積して膨張していた。 パズーが抱きついたときそれが彼女の秘所に当たったのだ。その感触にシータは羞恥し、戸惑った。 そしてそれを悟ってパズーも顔を赤らめた。さっきまで萎えて項垂れていたのが嘘のように パズーのソレは若さを主張して立派な固形物となっている。それを見てシータは改めて パズーが男性であるのを知ったように思えた。 微妙な沈黙が流れた。自分の主張する思いをシータに悟られてパズーは恥ずかしい思いをしたが、 やがて決意に向かって心が流れていく。パズーはシータを改めて見下ろした。 「シータ・・いい?」 彼の黒い瞳の奥に強い光が見えるような気がした。シータは黙って頷いた。 羞恥というより幸福に彼女は頬を染めていた。 「ええ・・パズー・・」 二人は笑顔で互いの気持ちを確認した。もっと以前から二人の心は結ばれていたが、 身体のほうは様々な不条理に邪魔されて中々思うに任せなかった。それがいま、 何の遮蔽も受けずに思いを遂げる事ができる。パズーは顔を降ろし、シータに口付けた。 「シータ・・大好きだよ・・」 「パズー・・わたしも・・」 シータとパズーは唇で互いの心に根ざした恋心を伝えあった。
天を仰いでシータを求める自分の分身をパズーは彼女の秘所にあてがった。 彼の象徴の先端とシータの入り口が液体の音を立てて接吻する。 「あ・・・・・・」 その感触というよりも熱さにシータは驚いた。足を動かして震えるシータの腰を掴んで パズーは固定させた。自分の股の間に彼の腰がある。シータはその光景を見つめた。 前は恐ろしくておぞましくて仕方がなかった光景。その嫌悪はいま彼女の中にはない。 ただひたすら愛しい人をついに受け入れることができる嬉しさと、そして羞恥、緊張があった。 「いくよ」 「ええ・・・・」 初めて女性の体に挑む緊張感や怯えよりもついにシータと結ばれるという感慨のほうに パズーは捕らわれていた。出会ってから七年目にしてようやく彼女の膣に迎えられようとしている。 そう思うだけでパズーは胸がいっぱいになってともすれば満足してしまいそうになる。 しかしそれだけではもちろんいけない。なんとしてもパズーはシータの傷ついてしまった 『性』を取り戻して愛してあげなければいけない。それはパズーが自らに架した使命だった。 彼はその使命を全うすべく前進する。彼女の股の間に少しずつ腰を沈めていき、 シータの最も大事な場所に己を進み入れていった。 「ぁっ・・・ぁあ〜・・・パズー・・・・」 「・・・・はぁ・・・シータ・・・・」 ジリジリとパズーの物体が自分の中に入ってくる。パズーの容積に圧迫されてシータは小刻みに震えた。 痛みはなかったが指などとは比べ物にならない彼の質量にシータは戦慄いた。 焼けつくような肉が彼女の中で領土を広げていく。 「んんっ・・パズー・・・んあっ・・」
パズーは慎重に腰を落として己自身をシータの股に差し込んでいく。 シータの肉はざわめきながらパズーの入場を迎え入れた。熱に己を囲まれる感覚にパズーは脈動する。 そしてさらに彼女の中を占領せんとして前進し、ついに彼女に限界まで自分を埋めこんだ。 「シータ・・・」 「パッパズー・・・・ああ・・」 ついに二人は心だけでなく体でも繋がった。シータの足りない部分をパズーのなり余った部分が埋める。 熱い肉の接触に二人は唸った。繋がった場所から全身を焼くような疼きが広がってくる。 生まれて初めて愛する相手と肉を交接させたパズーとシータはその感動を噛み締めて打ち震えた。 「シータ・・・・シータって・・・熱いんだね・・・・」 「パズーも・・・とっても・・・熱い・・・・」 分身を根元まで入れきったパズーはしばらくそのまま動かなかった。 七年を経てようやくシータの開かずの間に入室できたパズーはその感慨に浸るようにそのまま停止していた。 そしてシータもやっとパズーを迎えることができた悦びに酔いしれていた。 しかし互いの脈動がその場所から波紋となって全身に広がってくると二人は自然と互いを求めるようになる。 パズーは目を瞑ったままシータに懇願した。目を瞑っていないと耐えられそうにない。 「シータ・・・動いていい?」 「・・うん・・」 目を開け、位置を確認し、唾を呑みこんで深呼吸する。緊張を落ちつかせるためと、 どうしようもなく舞いあがる熱を抑えるための動作だった。 そして意を決してパズーはベッドに手をついてシータの中心の位置を考えながら体を前に押してみた。 それほど強くはなく浅い挿入だったが、初めてパズーに腰を振られてシータは 股間に溜まった熱がざわめいて体内に広がるのを感じた。 「あっ!」
とりあえず最初の一回を終わらせるとパズーは試すように何回か同じ動きを繰り返した。 しだいにその動きは大きくなり、挿入は深くなる。シータの愛液とパズーの先走り液が 混ざり合って彼が動くたびにグチャグチャと猥褻な音を立てた。シータはどんどん 体が愉悦に押し上げられていくのを感じながらシーツを握り締めて耐えていた。 「ンッンッ・・あっ・・パズー・・あっ!・・ああっ・・」 いくらか慣れてきたパズーは強くシータに向かって腰を押しこむようになる。 パズーの腰を受けとめるシータは増していく熱の蠢動に戦慄いた。 「アッ・・アンッ・・パズー・・パズー・・あっああんっ」 シータは自分の中に押し入ってくるパズーの男性自身を『大きい』と思った。 ムスカに陵辱されていたときはただただ痛いばかりで大きさを感じ取る余裕もなかった。 男性の大きさを感じたのはシータにとってこれが生まれて初めてである。 パズーが他の男性と比較してどうであるかは解らないが、今差し込まれてくるパズーのソレが 彼女にとって唯一の『大きさ』となっていた。その『大きい』パズーの肉がシータの中に出し入れされる。 せつないもどかしさがシータの腰に染み渡っていった。 「はぁ・・ああっ・・・あああっパズー・・はぁっ・・あんっ・・」 「シータ・・・・」 「ああっ・・・・」
シータは心地良さを感じていたが、まだ初心者のパズーは効率的な腰の動かし方がわからなかった。 だから彼はただベッドに手をついてグイグイと進退を繰り返すだけだったが、 若さと体力があるので長くそれを続けることができた。そうしているうちにシータは悦楽を増していき、 じっとりと汗をかき足を戦慄かせて悶えるようになる。 「ああっん・・・パズー・・・はぁ・・・はぁん・・ふぁ・・はぁぁん・・ああっ・・」 シータを攻略する事に腐心していたパズーだが一方で愉悦を堪えることにも苦心した。 初めて女の肉の味を知ったうえにシータの膣ともなればパズーにとって入れただけでも 十分絶頂を見てしまいそうなものである。シータの肉はじっとりとパズーの操縦桿に絡みついて締めつけてくる。 蜜壷が『熱壷』となってパズーを焼き尽くす。その感触を受けながらシータを攻めるのは 未経験者のパズーにとって至難の技だった。自分でもよくやっていると思う。 シータを悦ばせてあげたいという思いがパズーのエンジンをフル稼動させていた。 もともといざとなったら自分の力を120%出しきってなんとかする性質の彼は 苦労しながらもシータを最後まで攻めようと尽力していた。 「あっ・・あっ・・はぁんっ・・ぁああっ・・ああんっパズー・・」 そんな彼への応援歌となるのがシータの喘ぎ声だった。シータは元々愛らしい声の持ち主だが、 こうして喘ぐ声を聞いてみると愛らしさの中に悩ましい響きが混じってパズーはひどく煽情された。 シータの声に熱情を誘発されてパズーは必死に腰を振った。そして彼が努力すればするほど シータの喜悦は高まった。荒い息を吐き出し、腰をくねらせ肌を紅く染める。 パズーに腰を押し付けられるたび、彼の肉の届かない奥の部分が疼いて発熱する。 胎内のくすぶった熱にシータは身悶えた。 「ああっ・・・ふっ・・あっ・・あんっ!あふぅ・・ふぁんっ・・」
熱い体をくねらせてシータは喘いだ。全身が熱を持って火照っている。 「シータ・・もっと・・・・強くしていい?」 潤んだ目を開いてパズーを見てみると彼も頬を火照らせて熱い息を吐いていた。 「うん・・そうして・・パズー・・」 体内で水かさを増していく愉悦にシータもその先を求めていた。 彼女の同意を得るとパズーはシータの柔らかい太ももを両手で抱え、腰を少し浮かせる。 そしてその状態でパズーはさっきまでよりも強く腰を打った。 突然、下から強く突き上げられてシータの熱い疼きが胎内で踊りまわった。 「あああっ!」 咽を晒してシータは鳴いた。それからパズーは遠慮せずに強く激しく腰を打ちつけた。 パズーの肉棒で膣内を掻き回されたシータはかつて味わった事のない快感の濁流に大声で喘ぐ。 「アッ!やっやっパズー!ああっパズゥー!はぁぁんっだめぇっ!」 先ほどまでのように水平ではなく下から上へ突き上げるパズーのたぎりにたぎった固形物は シータの肉壁を容赦なく抉った。パズーの熱槍に媚肉を抉られてシータは腰をぶるぶる震わせた。 急に激しい快感を矢継ぎ早に埋めこまれてシータは愉悦の嵐に泣いた。 「やぅっ!やっ・・ああっ、あっはぁぁんっだめぇっ・・あっああんっパズー!パズゥー!」 「ンッ・・・・くっ・・・ぁ・・・シータっ・・・・」 「あああっ・・やぁっ・・やっ・・パズー!」 力の加減がわからないぶんパズーの挿入は少し乱暴だった。 パズーの甲高い膨張は激しくシータの蜜を撹拌し膣を抉る。 急激に増してくる全身の快楽に耐えきれずシータは体をしならせた。 これまでにない悦楽に受けたシータはパズーをしっかりと咥えこんで脈動した。 シータの熱い肉叢はうねるようにパズーの男性体に絡みついて収縮する。 パズーは歯を食いしばってシータの強い締め付けに耐えていた。 「ンッ・・・ハァ・・・ハァ・・・シータ・・・くぅっ!」 「ああっああっ!はぁんっパズーッ!ああんっ・・あぅっんっパズー!」
鉱山や野良仕事で培われたパズーの逞しい肉体はいまシータを快楽に責めたてるために存在していた。 パズーの抑圧され続けた欲情は彼の肉隗に漲ってシータを愉悦に苛む。 パズーが下から突き上げるとシータのクリトリスが裏から衝撃を受ける。 それが彼女をさらに追いつめ、シータは全身に走る鋭い快感に懊悩した。 「ひゃああっ・・ああんっやめてっアッアッアッ!・・・あはぁっパズー! やんっ!だめぇ!あああっ!ああっ・・気持ち・・い・・ああ〜んっ」 無心で腰を振っていたパズーはシータの漏らした『気持ちいい』という言葉を聞いて、 いてもたってもいられなくなりさらに激しく腰を突き動かした。 「しっシータッ!」 「あああっ!ふああっパズー!」 思いきりシータへ向けて腰を打ち付け、愛の液を飛び散らせて彼女の腰を揺さぶる。 パズーの力強さや逞しさをもろに感じてシータはのた打ち回って快楽に焼かれた。 もはや全身が発情してパズーの肉棒を欲して呑みこみ、巻き込んだ。 その発情したシータの肉に巻きつかれ揉まれてパズーもさらに発情する。 一点から這いあがってくる疼きが全身に静電気を送ってくる。シータを愛してあげたい心を残しながらも、 パズーはしだいに肉欲に引きずられ、シータもまたパズーの肉棒の虜になっていった。 「ひゃあっ!ふあっ、はっはんっはぁぁんっパズゥー!パズー!あっあああんっだめえっ!」 「ハァ・・・シータっ・・・ハァ・・・ハァ・・・シータ!」
技巧的ではないが力任せにパズーは思いきりシータの股に自分を押し付ける。 愛液を潤滑剤にしてパズーは思うさまシータの中を抽出し続けた。 パズーの熱く膨れ上がったモノに翻弄されてシータはよがり狂う。灼熱の壷となった膣は シータの体の一部でありながら今は完全にパズーのものになっていた。 パズーはシータの膣内を占領し、善良な独裁者となって内壁を攻撃した。 肉を擦られ中を圧迫されるたびシータの全身に悦楽の激流が流れる。 「あああっふぅっやぁん・・パズー!ああっパズゥー!」 パズーに激しく揺さぶられながらシータは彼を見た。彼もまた顔を真っ赤にし、 汗を流して荒い吐息を繰り返している。パズーも存分にシータと快楽を共有していた。 とてつもない愛しさが快感と一緒にこみ上がってきてシータは彼に向かって手を伸ばした。 「ああっああっパズー!パズー!ああっ」 「・・・・シータ・・」 「パズーっはぁぁっ」 両手を広げてシータが自分を求めている。パズーはそれに気づいて彼女の両腕の中に身を沈めていった。 屈んだパズーの背中を彼女が抱きしめるのと同時に彼もシータを抱きしめた。 シータの汗の匂いを嗅ぐとパズーは耐えきれずにシータの口を吸った。 激しく接吻を繰り返すとシータの手がパズーの頭をまさぐる。 二人は舌と唾液を交換しあってうねるような口付けを繰り返した。 「ンンッ・・・んふぅーんっ!」 抱き合った状態でパズーは尚も腰を振った。すると今までよりも深い挿入に シータは全身を突きぬける快感に襲われた。 「んあっあああーー!!」
さらに締まったシータの内壁にパズーは歯を食いしばって絶えた。 そしてさらに腰を振ってシータを追いつめる。シータは足をひきつらせて悶えた。 いつのまにか彼女も腰を振ってパズーの肉隗を求める。二人は激しく互いを求め合って腰を振った。 互いの体の間には熱い息使いと喘ぎ声、互いを惹きつけ合う男女の引力が介在していた。 「はぁっはぁっパズーっああっああんっキモチィ・・ああっふああんっ!パズー!パズー・・ 好き・・ああ・・好き・・パズー!あっあっあああっ!」 「ハァ・・・シータ・・・ぼくも・・・ァッ・・」 「ああっパズー!パズー!」 快楽に視界が霞んでくる中パズーの心に様々な映像が交錯した。 出会った時の空から降りてきたシータ、シータを助けられなかった挫折の日、 彼女を奪われ続けた苦汁の二年、彼女と共に死のうと思った飛行石の間、 彼女の心に届かないまま過ごした三年、それらが脳裏に巻きあがった。 知らないうちにパズーは涙を流していた。快感の極地にいながらパズーは それまでの辛苦の哀しみに泣いていた。そしてシータも涙を零していた。 それは悦楽のために流した涙であり、パズーとやっと愛を分かち合える喜びの涙であった。 二人は泣きながら抱き合い、腰で欲望を貪って情交した。
「パズー!パズー!」 「ハァハァ・・・シータ・・・シータっ・・シータァッ!」 「はぁっはぁっもう・・あっきゃっ・・はぁんっだめぇっ!アッアッもうっ・・ ああんっああっパズー・・わたし・・ああっおかしくなっちゃ・・ああっあんっ!」 「シータ・・・ハァ・・・シータッ!ぁぁ・・ぼくも・・・・」 「ああっパズーっパズーっ!ああっひゃああんっ・・ふあんっもう・・だっめぇっ!」 「シータっ!」 パズーに媚肉を苛まれ、悦楽に体を蚕食されたシータは体を弓なりにしならせた。 シータの膣肉が急激に収縮し、吸盤のように貼り付いたままパズーの情欲の象徴を思いきり締め上げた。 我慢に我慢を重ねた分身を強烈に絞り上げられてパズーの脊髄から全身に電流のような痺熱が駆け抜けた。 「アッ!シータっ!・・くはっ!」 パズーの全身で快感が弾けた。ついにパズーは七年分の鬱積と愛情をシータの中に吐き出した。 自分の中でパズーが突然大きく脈打ち、次の瞬間、熱湯のようなものが膣内を激流となってほとばしった。 パズーの熱い精を受けて、シータの体に快感の雷が駆け巡った。 「あっああああっ!パズー!!」 どこか高いところへ吹き飛ばされたような感覚がシータを襲った。 パズーがさらに痙攣して発作を射出するとシータは そこからさらに上へ押し上げられ恍惚の世界へ流されていった。 「ふあっはぁっはあああーーーんっ!!」
二人の汗の微粒子が霧となって部屋に漂っている。 七年越しの恋をようやく実らせたパズーとシータは湿度の増した空間でベッドに寝ていた。 パズーに腕枕をしてもらい、シータは彼の胸板や首筋に手を絡ませた。シータの髪を 両手で撫でてパズーは彼女を慰撫する。 二人は熱の交接の残照を体に抱え、行為の余韻に浸っていた。 愛を確認しあった者同士の甘ったるい沈黙が彼らの心身を酔わせている。 様々な障壁を越えてようやく結ばれた二人はその万感の思いで心が満杯になっていた。 「パズー」 「ん?」 「わたし・・・・何度も死のうと思ったの・・」 黒い髪を愛撫していた手をパズーは止めた。 シータはパズーの胸に顔を埋めたままポツリポツリと呟いていった。 「毎日ムスカに蹂躙されるのが嫌だったの・・・・死んで解放されたかった。 死んで楽になりたかったの。あんな毎日が続くなんて耐えられなくて・・・早く楽になりたかった」 今はおぼろげに見える陵辱の毎日がシータの脳裏に蘇っていた。 パズーは何も言わずシータを抱きしめた。 彼女の左手にあった大小の傷跡を知っていてこれまで一度も口には出さなかったパズー。 シータの苦しみを知ると心の深部が軋んでいった。
「わたし・・・いつもパズーのことを思っていたの。 死のうとするとパズーの声が聞こえてくるの。 『シータ!ダメだよ!』って。パズーが最後に会った時にわたしに言った 『シータ!待ってろ!』って・・・その言葉が心に響いてきて・・・ 死のうとしても・・死ねなかったの。いつか・・・・パズーに会える日が・・・ 来るんじゃないかって・・・・パズーが助けにきてくれるんじゃないかって・・・・ パズーを待ってなくちゃって・・・・思って・・・・」 嗚咽が腕の中から響いてくる。 悪夢の毎日を思い出してシータは苦しそうに泣いた。 そしてパズーも涙を流した。 助け出した時の心を失ったシータと今のシータを見比べてみる。 そんなに辛い思いをしていたのに自分が助けるのを待っていてくれた。 パズーは強くシータを抱きしめた。 泣きながら二人はしがみつくように抱き合った。 「シータ・・・・ごめんねっ・・・・・助けてあげられなくてごめんねっ・・・・ 遅くなって・・・ごめんね・・・」 大声でシータは泣いた。 これほど声を張り上げて号泣するシータをパズーは初めて見た。 子供のように涕泣し、シータはパズーにすがりついた。シータは一晩じゅう泣き続け、 パズーはシータを一晩じゅう抱きしめていた。朝が来て昼になって眠りから覚めても パズーは強く抱きしめたままシータを離さなかった。
それから二人の関係性は当然ながら変化した。まず互いのスキンシップは今まで以上に過剰になった。 「おはようのチュウ」は台所ではなくベッドの中で行われるようになり、 つい濃厚になりすぎていってしまうこともあった。二人の行動の端々にこれまで以上の 強固な信頼感が生まれ、日常の細かな部分にもそれが行き渡った。パズーの内面も変化していた。 それまでシータに対して一定の遠慮を抱えていた彼はシータと結ばれる事によって彼女に対して 自信に満ちて接するようになった。彼女を抱いたことで男性としての自信がついたのである。 そしてパズー以上にシータに大きな変化が訪れていた。それまでまるで少女のようだった幼い外見が 大人の女性へと変わっていったのである。硬かった肉は柔らかくなり、全体的に丸みを帯びて 幼かった輪郭が締まってきた。それでもふっくらとした頬のラインはかわらなかったが、 彼女は明かに外見を変化させていった。そしてパズーしか知らないことだがシータの胸は 以前よりも豊かになっていったし、尻肉もついてきて次第に爛熟した女性の身体に向かって いっているようである。ムスカとの兇状で一度は女性であることを体が拒絶してしまったシータは 成長が止まっているふしがあった。それがパズーの愛を受けたことで再び女性になることを体が求め、 急激に女性として本来の年齢に見合った身体に成長していったのだ。パズーに愛されている自信が 彼女に幸福な芳香を漲らせている。シータは心身ともに美しくなりつつあった。 そんな彼女をパズーはますます眩しく見つめた。また精神的にもシータは変わっていった。 以前は極力外出したがらなかったシータだが今は進んで外に出るようになっていた。 さすがに背広や眼鏡に出会いそうな賑やかな街には出られなかったが全体的に明るくなってきている。 これはシータもパズーも知らないことであったが、彼に過去の詳細を話し、 初めて結ばれたあとパズーの腕の中で思いきり泣き明かしたことでシータの『過去』は一度清算されていた。 それ以降パズーから繰り返し愛を受けることで彼女に長いこと纏わりついていた暗いものが放逐されていく。 彼女の心を濁していたものが薄くなり、パズーから貰う幸福が心の貯水池を埋めていく。 パズーはそれこそ「愛の力」でシータを取り戻しつつあった。
二人が結ばれてから約1年たった頃、再びタイガーモス号がゴンドアへやってきた。 瑞々しい美しさをたたえたシータを見たドーラ一家の面々はその変化に全てを悟った。 「この野郎!うまいことやりやがったな!」 「チクショウ!おーまえばっかりイイ思いしやがって!」 「ちょっとみんなやめてってば!」 「いいなぁ・・」 「兄貴〜もっと殴ってやれ〜!」 「うわあああっ!おばさん助けてよぉ!」 「男だろ。自分でなんとかしな」 かつてのシータの『親衛隊』たちにパズーは激しい洗礼を浴びた。 みんなに揉みくちゃにされているパズーをシータは微笑ましく見つめた。 荒っぽい形ではあるがこれがドーラ一家流の祝福である。 ドーラの私室に呼ばれたパズーは通過儀礼でボロボロにされた体をドーラの前に晒していた。 部屋の外ではシャルル、ルイらがシータに向かって「パズーに酷いことされなかった?」 「あいつ下手くそだろ?どう考えてもガキだったからなぁ」などの甚だ不本意な言葉を かけているのを知っているのでパズーは少し憮然としていた。 「うまくいったようだね」 「うん。おばさんのくれた本のおかげだよ」 1年前ドーラに貰った性技書をパズーは差し出した。 シータと関係を結ぶようになってから急いで貪るように読み尽くし、 彼にとってはバイブルのようになっていた。パズーはそれをドーラに返そうとした。
「なんだい?もうそこに書いてあることは全部実践したってことかい?」 「ううん。シータとはまだ基本的な事しかしてないんだ。いきなり変な事すると やっぱり壊れちゃいそうで・・・でも書いてある内容は覚えたんだよ? だからぼく大丈夫だよ。ありがとうおばさん」 初めてシータと結ばれてからパズーは少しずつシータと関係を持つようになった。 いきなり何回も繰り返し求めてしまうと彼女がまた心を失ってしまうように思えたのだ。 パズーは少しずつ彼女の様子を見ていこうと思ったが、しかし童貞の常で 一度味を知ってしまうともはや我慢がならなかった。最初の二ヶ月は慎重に関係したパズーだが、 シータが慣れてきて彼女が少しも嫌がらないどころか進んで声をかけてくるのに 引きずられてついにパズーはシータにむしゃぶりついてしまった。週に一回が二回になり、 三回になってそれ以上になる。それまでの我慢の反動でパズーはシータを激しく求めるようになった。 もちろんシータの心身を気遣ってはいたが若いパズーは愛情も精力も体力も有り余っている。 それを全てシータに注ぎ込み、それを受けた彼女の身体は熟していった。 シータはパズーの激しい求めに応じ、二人は互いの若さを貪りあった。 ただパズーはほとんど正常位でシータと交わった。それ以外の体位はやはり シータを傷つけてしまいそうで中々踏みこめないのだ。もう少し慣れてから彼女の同意を得て 行おうと彼は決めていた。だからドーラから貰った本の3分の一はまだ実践していないのである。 しかしそれでもパズーは充分、満足だった。 満面の笑みを浮かべるパズーをドーラはぎょろっとした瞳で見つめた。 幸せ一杯という風情のパズーにドーラは内心では安堵していたがそれを顔に表す事はなかった。 黙ってパズーから返された本を受け取ると例の豪奢なタンスにそれをしまいこみ、 それと代わって別の本を取り出した。改めて別の本を放り投げられて慌てて受け取りながら パズーは不思議そうにドーラを見つめた。
「え?おばさん?」 「お前に渡しておいたのは初級者編だよ。それは応用を入れた中級編さ。 あの程度の本を覚えたくらいでいい気になるなんざ考えが甘いよ」 真っ赤になってパズーは硬直した。 「シータ!ちょっとこっちへおいで!」 パズーを部屋に入れたままドーラはシータも呼び寄せた。 シータが部屋に入ってくるとパズーは思わず貰った本を後ろ手に隠した。 「なぁに?おばさま」 そして先ほどしまったはずの本を再び取り出してシータに与えるドーラに、パズーは仰天した。 「これはね、パズーの愛読書だよ。お前もこれを読んで勉強おし」 「おおおばさぁんっ!!」 動転してパズーは持っていた本を落とした。 しかし既にシータはパズーの『愛読書』をめくって内容を把握してしまった。 「あっあの・・・シータっ・・」 「まぁっ!パズー、これを見て勉強していたの?」 「わああっ!ちっ違うんだ!ごめんねシータ!!」 意味もなく謝るパズーにドーラは呆れた溜息をついた。 「おばさまありがとう!わたしこれを読んでしっかり勉強します」 「えっ?シータ?」 「好きにおやり」 「おっおばさぁんっ!」 シータは貰った本をしっかり受け取ってパズーに微笑んだ。 「パズー、わたしこれを読んで勉強するわ」 「・・・・・・・・・・シータが勉強するの?」 「ええ!パズーのこと喜ばせてあげられるようにわたしがんばるわ!」 「・・・あ・・・・うん・・・・ありがとう・・・・ぼくも・・・・がんばるよ」 頬を紅くしてパズーは情けない笑いをこぼした。
ある日、夕方にパズーとシータは手をつないで散歩をした。 金色に輝いた暮れの太陽がゴンドアを金色に染めていく。 「このあいだおばさんたちが来た時ね、ルイに言われたんだ。お前いつからシータが好きだったのか?って」 「え?」 「あははっ考えてみた事もなかったよ。だってぼくずーっと、いつのまにかシータのこと好きだったから」 ふいに繋いだ手を離してパズーは崖のほうに走っていった。 谷底へ向かって何事か大声で叫ぶと谷間に声が反響した。 振りかえったパズーの精悍な瞳がシータを見つめてきた。 「ぼく、初めて会ったときからシータが好きだったんだよ。きっと」 シータの黒い瞳が驚きに見開かれた。それを見てパズーは照れた顔をして続けた。 「シータが夜空から輝いて降りてきたとき、すごく綺麗で、不思議だなって思ったんだ。 次の日もハトに餌をあげてるシータを見て・・本当に可愛いなぁって・・ きっと天使がいたらこんな顔してるんじゃないかなって思ったよ」 初めて会った頃の光景を二人はそれぞれに思い出していた。人生で最も輝いている たった三日間の思い出。二人にとってかけがえのない幼い日の記憶が心の中に蘇ってきた。 「ぼく、最初にシータを見た時から・・・ずっと・・・ずーーーっとシータが好きなんだ」 そう言うとパズーは破顔した。彼の太陽のような笑顔がシータの心に潮流を作っていく。 パズーの言葉一つ一つがシータにあらゆる感情を心の根底から巻き起こさせた。 哀しい音楽を聴いた時のようにシータの心は震えていた。 「シータ?どうしたの?」 凍ったようなシータの愁いた瞳にパズーは訝んだ。 何か彼女を傷つけるようなことを言っただろうか?彼はそう思って不安になった。 その不安を現すようにシータは暗い言葉を零した。 「わたし・・・・・ラピュタのこと忘れたい」
息を詰まらせてパズーはシータを見つめた。心に黒い波紋が広がって沈殿していく。 「最初からなければいいって何度も思ったわ。 あの石もラピュタも最初からなければあんな思いしなくて済んだのにって」 「シータ・・・・」 初めて聞くシータの本心にパズーは胸が軋んだ。二人にとって共通の 苦しくて悲惨な記憶が彼女の口から語られる事は稀だった。 彼女がそう思っているだろう事はパズーは解っていたが、 シータの口からラピュタや飛行石を否定する言葉が出るのはやはり辛かった。 彼女がラピュタはおろか飛行石を拒絶する事は、とりもなおさず その石によって出会うことができた自分すらも彼女が放逐することになるのだ。 かつて父と共に夢見た天空の城はパズーにとって今や悪夢の城だった。 あれのために世界もシータも奪われたのだ。彼自身もラピュタを恨んでいるが、 それでもシータに全てを放棄されるのは辛かった。 「出会った頃にパズーはこんなこと言ってたわ。 『あの石があったからぼくはシータに会えたんだ』って」 「・・・・・うん」 二人で見た夜の雲海がパズーとシータの心に再現された。二人は見つめあった。 風が流れて互いの黒い髪が揺れる。寂寥色の夕焼けが二人の頬を染めていった。
「わたし・・・・・・パズーに会えて・・よかった」 心の波紋がじんわりと広がっていく。パズーはシータの頬から零れ落ちた一滴の涙を見つめた。 「嫌な思いたくさんしたけど、パズーに会えないのは・・・・もっとイヤ」 「シータ・・・・」 ラピュタも飛行石もなければ彼女は陵辱される事も流産させられることもなかった。 しかしその代わりにパズーには会えない。だがそれはそれで幸福にはなれただろう。 悪夢も知らなければ本当の幸福も知らない。パズーと居られる幸福の頂きも知らなければ 残酷の谷間を見る事もない。彼女は幸せの絶頂と不幸の谷底の中間点を歩んでいき、 平坦ではあるが平和な人生を終える事ができただろう。シータは平凡で穏やかな道と、 パズーとの至福とそれに付随する不幸を無意識のうちに秤にかけた。 そしてついにパズーとの幸福に天秤が傾いたのだ。 ラピュタと飛行石があったら辛い思いをしなければならないだろう。 しかしそれでもパズーがいる。シータはパズーと歩む過酷ではあったが最高に幸せな道を取り、 幸も不幸も平坦な仮想の人生に背を向けた。山が高くあるためには谷が深くなければならない。 そしてもはや谷底が見えないほど山を登った。彼女はそれで良いと思った。 パズーに出会うために必要な辛さだったのならばそれも受け入れよう。 パズーに出会えたことが人生で最大の幸福であるとシータはいま心の底から感じていた。
「今でもラピュタのことは辛いけど・・・・それでもパズーに会えてよかった。 パズーに会えて・・・・よかった・・・・・」 熱涙が溢れてきてシータは止めどなく泣いた。彼と出会えた幸福にシータは打ち震えた。 そんな彼女を黙ってパズーは抱きしめる。彼の瞳にもまた彼女と同じくらい熱い涙が滲んでいた。 シータが自分がいなくても平和な人生を選ばないでいてくれた。パズーは涙した。 そして今度こそ彼女を不幸な目には二度と遭わせないと決意した。 「ごめんねシータ。もう離さないからね。ずっとずっと一緒にいよう」 「パズー・・・もう・・・離れていかないで・・・」 もう逃がすまいとしてパズーはシータを強く抱きしめた。熱と涙に二人の暗い過去が溶けていく。 シータはこの腕の中に自分が居られることをこの世のあらゆるものに感謝した。 パズーは夕日を見つめた。シータを失った時も夕日が空を染めていた。 あれ以来彼の中で忌まわしい色だった夕日の紅は、この日から幸福の象徴として心に刻まれていった。 −完−
829 :
537 :05/02/03 05:19:15 ID:frQBYWer
これにてパズー×シータは完結です。 ここまでお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。 また好意的な感想をくださった方々、激励してくださった方々にもお礼申し上げます。 これでこのお話はおしまいですが、これを気に「パズー×シータもエロができるのか!」 と開眼なさった職人の方々がこれからこの二人及びラピュタ作品でSSを投下して くださることを期待しております。 また、以前「今SS書いてます」などの書きこみをなさっていた職人の皆様の SS投下もお待ちしております。 どうもありがとうございました。 ※途中から自サイト掲載用に以前投下した部分を加筆修正してから書いたので 所々話が繋がらない部分があったかもしれませんが気にしないで読んでください。
キタ―――――――――――!!!! 長期に渡り、楽しませて貰いました!!乙です。 このSSでラピュタのエロに目覚めたと言っても過言ではないです。 最高の物語をありがとうございました! 以前言っていたアシタカ×サンもお待ちしております。(でしたよね?)
お疲れ様でした。ついに完結ですね。 GJ!
よかったよ!よかった!ほんとによかったよ! 長く楽しませてくれてありがとー乙!!
素晴らしいものを読んだ!!超GJありがとう!
GJ!! 可愛いシータとパズーをありがとう!! 感動した。
完結シタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!! PINKで泣いたのは初めてです。こんな素晴らしいSSに出会えて本当に感動しました。 エロの部分も最高でした。ほんっとに乙です!
GJ! よかった・・・幸せになれて本当によかった・・・
837 :
名無しさん@ピンキー :05/02/04 00:37:24 ID:2NexQbU7
感動しました!! エロもとてもよかったです!! なんか心が温まりました。 ありがとう!!
838 :
名無しさん@ピンキー :05/02/04 00:40:23 ID:rEacOfxh
この・・ただのエロじゃないってのはいいな・・・凄く清潔な、清らかな感じで・・・ GJです作者さん。
完結乙!
本当に良い話でした・・・。 職人さんGJ!!
涙が止まらないよ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ 鬱シーンで泣いた後に、感動で大泣き。 職人さん、素晴らしいものをありがとうございます。
やっと全部読んだ…泣いた笑ったまた泣いた、エロいけどやらしい感じがしなかったです。 本当に感動した。・゚・(ノД`)・゚・。 水持ってきたパズー可愛すぎですよ(*´∀`) この二人には幸せな家庭を築いて欲しいな、愛の力があれば子供の一人や二人w
すっごい良かった、ラピュタファンとして最初の展開には疑問を感じましたが 見事な整合性の濃厚さを持つった展開になりましたね〜う〜んG・J! 出来ることならナウシカxアスベルも書いてホスィ・・・
X=整合性の濃厚さを持つった展開に ○=整合性と濃厚さを兼ね備えた展開に ・・・OTL
845 :
名無しさん@ピンキー :05/02/08 13:50:16 ID:LqjGO0AT
この世には二種類の人間が存在する! ageるやつ と sageるやつ だ!!!!!
マルチウザい。
537です。感想くださった皆様、本当にありがとうございます こちらこそ感激しました 以前お話したアシタカ×サンの短いものを投下させていただきます 『アシタカの旅』を見る前に書いたものですが所々かぶってるかもしれません それでは少しだけお付き合いください
春の昼下がり、森を散歩していたサンは遠くの木陰に不信な影を見出した。 近づいて見るともはやオス2匹しか生息していないキツネのうち一匹がいる。 しかし無数の黒とも赤とも紫ともいえぬ異様な物体が湯気のようにキツネの表面から立ち上っていた。 サンは咄嗟にキツネに近づいてそれを払おうとした。狐は断末魔をあげてうめいた。 「だめっ!このままだとタタリ神になっちゃう!」 サンは懸命にタタリ神の象徴とも言える黒い幼虫かなにかのようなソレを手で払い続けた。 一つ二つとそれを払い、もぎ取っていったがそれは減るどころか増える一方だった。 ついに狐の表面が黒く埋め尽くされてしまい、サンの手におえるものではなくなってしまった。 「人間にやられたのか?!そうなのか!?」 いったいなぜ狐がタタリになろうとしているのかサンにはわからなかったが 彼女はとにかく手で払い、そして草や土を擦り付けるなどしてなんとか元に戻そうとした。 狐から発せられているとばかり思っていた黒いものが、 もはや自分から生えてきていることにサンが気づくのはあまりにも遅かった。 「あああっ!!」 かつて乙事主と一緒にタタリに飲みこまれてしまったことが彼女の脳裏を横切った。 咄嗟に狐から離れたサンだったが自分から生えたタタリと狐から乗移ってきたタタリが いくつも表面に取り付いていた。そして今度は自分についたタタリを払おうとしたサンの目の前に 信じられない光景が広がった。数本のタタリが一定の硬度を保って サンの衣服を引き裂きはじめたのである。サンの瞳は驚愕に揺れた。 「うわああっ!なんだこれっ!」
肌を全て晒してしまう事に対してサンは羞恥心がない。 ただ体毛が薄く自分では体を守れないので破かれては困るのだ。 しかしいきなりそれをビリビリと破かれてサンは動転した。 そもそもタタリは柔らかく簡単に手で千切れるもののはずだ。 それがなぜこうも硬く、そして意識的に動いているのか解らず サンは手足を滅茶苦茶に振りかざしてそれを振り払おうとした。 「やめろっ!気持ち悪い!」 しかしサンの衣服はあっという間に無残に引き裂かれてしまう。 そうしてサンが裸になると今度はタタリは通常の柔らかさに戻り彼女の体の表面を這いずりはじめた。 素肌の上を這いまわるタタリの粘液質のおぞましさにサンは悲鳴をはりあげた。 「わあああっ!やだっやめろっいやだあああっ!」 虫に体を這い回られるのと変わらないおぞけにサンは硬直した。 そしてタタリはさらに謎の動きを始める。体を這っていたタタリが体の3箇所に集中し始めた。 サンの二つの乳房と、なんと陰部にそれは集まっていった。 「ああっなんだっこれっ」 あまりのおぞましさと不可解さに既に混乱しているサンの体をゆっくりと這いずっていたタタリは 今度はその3箇所でいきなり動きを活発化させた。 自らを発熱させ一斉に激しく蠢きはじめたのである。 「うわあああああっやめろっああああっ!」 サンは恐怖を知って半狂乱になった。 しかし熱くぬるぬるしたものに陰部を刺激されつづけていくうちに 次第におぞましさとは違う痺れを感じ始めてしまった。 「あああっやめっ・ううっうはぁっ・・なんだっ・・これっ・・ふああっ!」
タタリはサンの股の間に次々に滑り込んできた。 そしてサンの股の亀裂に飛び込んでいってその体を蠢かせた。 女陰をじっ、と焼かれる感覚がサンを激しく疼かせた。 「うあああ!やめろっいやだっアッ!あくっ・・・・やめっ・ ・やめ・・ろっうあっ・・ああっああんっ!」 生まれて初めて味わう感覚にサンは戸惑った。 気持ち悪いはずなのに快い。しかもそれが抗えないほど凄まじい。 サンは自然と足を折り、前かがみになった。 タタリが陰部を這いずるたびに熱いもどかしさが触発される。 「あ・・あ・・んぁ〜っ・・くぅ・・やめ・・ああ・・ああっふぅん」 タタリは熱くぬめった体でサンの秘列をのたうった。 複数のぬめるタタリに女列を蠢かれてサンはメス疼きの浸食を受けた。 他のタタリはサンの太股や臍にじっっりと絡みつく。 「ああ・・ああっやめろぉ・・いやだ・・はぁ・・いやだぁっ・・ああん・・」 いつのまにかサンのうめきには悲鳴とは違うものが滲んでいた。 聞いた事もない自分の声にサンはさらに混乱したが、しだいに意識が朦朧としてきてしまう。 (なんだ・・これ・・・こんな声知らない・・どうしたらいいんだ・・) サンの戸惑いにも関係なくタタリたちは蠢きまわった。 女陰を泳ぎまわり、太もも、腰、脇に絡みつき、そして乳房にもべっとりと貼りついた。 胸にへばりついたタタリは、サンの胸の蕾を中心に円形状に集まっていた。 そして一斉にサンの乳首に蛇の頭のような部分を擦りつけはじめた。 サンの体を急激な疼きが襲った。 「ああああっやめろっやめろぉっああっ・・ああんっやめっああっあああっ!」
あまりの心地良さにサンはよろめき、そのまま仰向けに倒れてしまう。 しかしタタリは振り落とされる事なくさらにサンをいたぶりはじめた。 陰部のタタリは彼女のまだ開かれていない秘口めがけて体をすりつけ、 別のタタリたちは彼女の秘芯の上で跳ねまわる。胸の蕾も弄られて、 サンは獣に食われる獲物そのものの風体で足で宙を蹴り、草を掴んで快楽にのたうった。 「やだぁっ!ああっ!やめっやめろぉっああっアンっはぁっああっふああっいやだ・・あっ!」 快感に全身を蝕まれたサンは痺れていく意識の中で乙事主のタタリに飲まれたときのことを思った。 あのときはどうした?どうやって逃れた? タタリを掻き分けて手を伸ばして助けようとしてくれたのは誰だった? (アシタカ・・・・) タタリに女性器を蝕まれてだんだんと快感に沈んでいく体を横たえながら サンはアシタカのことを思った。 そのとき一匹のタタリがサンの秘唇に入りこもうとめりこんできた。 サンは大きく痙攣し、目を見開いて叫んだ。 「うああっ!・・いっいやだ・・やめっ・・いやああっ!アシタカっアシタカァァーー!」
アシタカがサンに会いに行くのは決まって夕方だった。 それまでは村で様々な仕事を手伝い、それが終わってからヤックルに乗って少女に会いに行く。 アシタカはシシ神が消滅してからいくらか変わった森を見渡した。 おかしい。 いつもならもうサンが自分を見つけて姿を現しても良い頃だ。 しかし少女はいっこうに姿を見せない。しばらく森を歩き回ったが見当たらなかった。 不信を抱いた頃、ヤックルが一定の方角を向き続けている事にアシタカは気づいた。 「サンがわかるか?ヤックル」 ヤックルの様子を伺ったアシタカは同じ方向をしばらく見つめ、ヤックルを走らせた。 何かあったのだろうか?アシタカは周囲に神経を集中させながら前方を見つめた。 「サァ――――――ン!サンッどこだぁ――!サァァ―――ンッ!!」 サンはタタリに蝕まれ続けていた。既に二時間近く経っているがタタリは消滅するどころか サンの体から次々に生まれて彼女をいたぶっていく。サンの陰部はタタリとは違うぬめりを したたらせていた。まるで触手のようなタタリたちに弄られ続け、 サンは快感で全身を覆い尽くされていた。土の上でよがり狂い、声が駆れるほど喘いた。 「ふあっはああっ!・・ああんっいやだぁっあんっ!ああ〜んっ! やめっやめろぉあああっ!ああっああっあああんっひぁ!ああっくぅ〜・・んああんっ!」 サンの秘口に侵入してきたタタリたちはしだいに入り口を広げて中に入場してくる。 まだ深部には至っていないものの、既に中身を掻き乱してサンを悶えさせていた。 「ああっはぁんっ入・・るなっ!うあっああっ出て・・いやっ!」 やむ事のない悦楽地獄に苦しんでいるサンにかすかに聞き覚えのある声質が届いてきた。 「サァ―――ンッ!!」 (アシタカ?!) 最後の理性を振り絞ってサンは叫んだ。彼に届くように渾身の助けを訴えた。 「アシタカァァァ―――!!」
確かな声を聞いてアシタカは前方を見据えた。 「サンッ!」 ヤックルをさらに早く走らせるとしだいにサンの声が聞こえてくるようになった。 しかしその声の種類がどういったものかがわかるとアシタカは総毛立った。 それはまさしく娘が陵辱されるときに出す声だった。激しい感情が巻き起こっていくのを アシタカは感じた。よもや森に迷い込んだ地侍などに辱めを受けているのではないか? 言い知れぬ怒りを感じてアシタカは急いだ。 サンの声の震源が見えてくるとアシタカはヤックルを降りて自ら駆けていった。 しかしそこで待っていたのはアシタカの理解を超える光景だった。 「ああ・・ああ・・もうやめっ・・ふああっ・・ああんっ・・くううっはぁん・・」 そこにはサン一人しかいなかったが確かに彼女は犯されていた。しかしそれは地侍などではない。 タタリが彼女の体を貪っていた。両の胸と陰部に集中してサンを食らっている。 アシタカは日頃は聡明な青年であったが、今は呆然としてただただその光景を見やるばかりであった。 「うああっ・・やぁ・・もう・・やだ・・あああっ・・もう・・はぁ・・やめっ・・ああん」 そしていつしかアシタカは見入ってしまった。雪のような白い肌を桜色に上気させ、 どす黒い触手に蹂躙され、腰を揺らして身悶えている山犬の姫の痴態にアシタカはいつのまにか魅入っていた。 サンの胸に取りついた黒いタタリの合間から胸の赤身がちらついて見えると アシタカの体に痺れるような疼きが跳ねあがった。そして下半身に痛みを感じると、 既にオスの欲求を形にしつつある己にアシタカは嫌悪した。 (あさましいことを・・・) 自分を叱咤しながらアシタカはサンの元へ駆け寄った。タタリを払い、サンを抱き起こす。 「サンッサンッ!しっかりしろ!」
アシタカはサンを抱きかかえて湖を目指した。 そしていつかそうしたようにサンと共に泉の中へ沈んでいった。 するとやはりサンに取りついていたタタリたちは手応えのないドロになって湖の中に溶けていった。 タタリを完全に取ってしまってからアシタカはサンを水辺に横たえた。上着を取ってサンにかけてやる。 「アシタカ・・」 「サン・・大事ないか?服はどうしたのだ?なぜこのようなことに・・」 「アシタカ・・アシタカ・・・」 薄っすらと目を開いてサンはアシタカに手を伸ばした。 そのまますがりついてくるサンにアシタカは戸惑った。 まだ先ほどの反応が残っているだけにサンに密着されると困るのだ。 「サン・・どうしたのだ?」 「熱い・・」 見るとサンの頬はまだ赤く、瞳はまだ虚ろだった。息も荒い。 アシタカはサンの下半身に目を走らせた。もしや、と思ってかけてやった上着をめくってみる。 するとタタリが取れたにも関わらず濡れているサンの陰部が目に飛び込んできた。 アシタカは生唾を飲み込んだ。 「アシタカ・・熱い・・熱いんだ・・どうしたらいい?」 既にタタリは彼女の体から消えていたが、2時間以上も弄られ続けた体は 熱の発散場所を求めて未だサンの体内で燃焼していた。 アシタカはそれを見破ったがかといってどうしたらいいのか彼にもすぐには見出せなかった。 「アシタカ・・アシタカ熱いんだ・・どうしたらいい・・はぁ・・ どうしたらいいんだ?教えてくれ・・あぁ・・・アシタカ・・・」
アシタカはしばらく悩んでいた。少女の女陰はますます濡れていき、息は荒くなるばかり。 そしてそれに合わせるようにアシタカの息も荒くなってきた。 タタリに蹂躙されるサンを見たときから既に興奮しはじめてしまっているのだ。 アシタカはサンの火照った頬を見ながら慎重に話した。 「サン・・・そなたは今、苦しいか?」 「ああ・・苦しい・・熱い・・」 「どうしようもないか?」 「どうしようもない・・はぁ・・」 アシタカはサンを落ちつかせるように額をなでた後、彼女の唇に自らのそれを重ねた。 「アシタカ・・?」 「サン、わたしはそなたを楽にしてやれる方法を知っている。 しかしそれを為すためにはそなたに辛い思いをさせねばならぬ。 楽にしてやるということはひどい痛みを伴なうものなのだ。 それでも構わぬとそなたが申すならわたしはそれを為そう。サン、どうする?」 アシタカの神妙な顔に見つめられてサンはいくらかまだ残っている理性で答えた。 「痛くなってから・・楽になれるのか?」 「そうだ」 「殺すのか?」 「そうではない。だが、失われるものもある」 アシタカはサンの純潔を奪う事に対して遠慮があった。 それが今日まで少女を清い体のままにしておいた理由であった。 アシタカはサンのそれを美しく無垢なものと捕らえていた。
「サン、どうする?」 サンは薄く開いた瞳でアシタカを見つめた。 「やってくれアシタカ。このままは嫌だ・・」 サンから上着を外し、少女を全裸にしてアシタカは再び接吻する。 しだいにその接吻は実質的なものになり、口の中を蹂躙されたサンはくぐもったうめきを漏らした。 「ンムゥっ・・ふぅん・・んんっ・・んふぅ・・あした・・か・・」 アシタカは少女をそのまま押し倒し、自らは覆い被さるとサンの乳房を揉みしだいた。 するとサンの体にタタリに蹂躙されていた時の快感が戻ってきた。 「んふぅっふああっ・・んくぅ・・はぁ・・んっ」 アシタカの手はサンのしっかりと発育している胸を揉み上げると、乳首を指で挟んで捏ねる。 サンはさらに快感を取り戻してはっきりと喘ぎはじめた。 「んああっ・・ああん・・アシタカ・・なにするんだ・・あっあっ」 「サン・・」 「アシタ・・・あっ!」 アシタカの指が乳首を挟んで捻り挙げるとサンの体を熱い疼めきが突き抜けた。 「はぁぁんっやめっ・・ああっアシタカ!あっあっあっ」 果実を挟みながら揉むとサンの腰がたよりなく波打った。 アシタカはそのまましばらく少女の胸を嬲っていった。 サンはアシタカの愛撫に甘い疼きを受けてよがった。 「あんっ・・はぁ・・アシタカ・・ああっ・・ああん・・痛いんじゃ・・ないのか?・・あっ」 「・・そなたを辛い目にだけ遭わせるわけにはいかぬ・・その前にそなたを・・」 「アシタカ?ああ・・何だ?アシタ・・ああっはぁ・・ああ〜ん」
アシタカは長い時間をかけてサンの胸を愛撫した。 口を這わせ、乳房の頂点を舐め取るとサンはさらによがった。 胸の蕾をアシタカが赤子のようにしゃぶるとサンは腰を浮かせて悶えた。 「あんっ!やめ・・ああ・・なにするんだアシタカ・・はぁ・・やめ・・あっあっああ!はぁんっ」 しばらくしてアシタカはそっと指をサンの下半身に滑らせた。 そして先ほどから濡れそぼっているサンの陰部に指を忍ばせる。 するとぬめりと熱がアシタカの指の触覚に触れ、サンは熱の刺激を受ける。 「ああっ!やめっ・・アシタカ・・そこは・・」 アシタカの指がサンの花芯をそっと撫でるとサンは鋭い快感を受けた。 「はああんっ!!やめろっああんっ!」 もはや我慢ならなくなったアシタカはサンの足をつかみ開脚させた。 そしてサンの股の間に顔を沈め、女の性器を舐め始めた。 サンは生まれて初めて人にそのようなことをされて動転したが、 それ以上に下半身から這いあがってくる快楽に体を奪われてしまう。 「ああっなにするんだアシタカ!やめっ・・ああっ!ふぁ・・ はぁ〜ん、いや・・やめ・・ああんっ」 目の前にサンのぱっくりあいた桃色の秘境を見てアシタカはさらに自身の膨張を感じた。 誰の手垢もついていないそれは綺麗な谷間としてアシタカに映った。 「サン、そなたはまことに美しい」 アシタカはサンの秘穴に舌を指し入れ中で泳がせた。サンはさらによがり狂った。 「ああっ!いやだっ!やめろぉ・・ああんっはぁあん・・ふあっはぁ・・ああ・・もう・・やめ・」 既にタタリたちがいくらか押し広げた後だったのでスムーズに舌を入れることができた。 アシタカはしばらく舌で秘穴を舐め、掻き回した。それをやめると今度は指を突き入れ、 タタリたちが入った以上の部分まで進んでいって中を掻き乱した。 そうしながら舌でサンの花芯を舐めてさらにサンを快感に追い詰めた。
サンの腰はすでに発熱体のようになってやむ事のない悦楽を全身に送っていた。 「ああっふああっ・・はああんっ・・やめろぉ・・ああっふぅ、くぅん、 ああっあんっあんっはぁぁんっもう・・やっ・・あっあんっああ〜〜んっ!」 アシタカは胸のときのように長い時間かけてサンの女陰を愛撫した。 指を少しずつ増やして入れていき、中を撫で、掻き回す。そして花芯を舐め、 時折じゅるっ、じゅるっと吸うとサンの体が悦楽に耐えきれずに土の上で跳ねる。 サンは完全にアシタカの愛撫に堕ちていた。 「はぁっ!ああんっアシタカぁ・・アシタカっあっだめっいやぁっ!はぁっああんっ・・ んああ〜んっ・・・もう・・だめ・・だ・・ああ・・はああ・・はぁ・・はぁ・・ もうっ・・あっあんっあんっあんっ・・もう・・や・・ああっ!はぁんっ・・ふああ〜〜んっ!」 サンは快感の頂点に上り詰めた。タタリに犯されて既に何回か絶頂を迎えていたが、 人にされて到達したのはこれが初めてだった。 アシタカは体を起こし、 絶頂に達したサンの姿を見つめた。しばらく経ってサンが落ちついた頃、 アシタカはサンをまっすぐ見つめてこう言った。 「サン、そなたをわたしの妻とする。すまないが耐えておくれ」 サンにはアシタカがどれほどのことをこの言葉に篭めているのかわからなかった。 ただもとよりアシタカに全てを任せているサンは彼に抗う気はなかった。 そしてアシタカはついにかねてより欲していながら求めあぐねていたものを奪いにかかった。 サンの足を抱えて腰を沈める。そしてそれから先は獣がするのと同じようになった。 「アシタッ・・アシタカっ・・痛っ・・痛いっ!」 「サン・・はぁ・・はぁ・・サァンッ!」 「うあっ!アシタカ!・・痛ィ・・やめ・・ああっ・・アシタカ!」 「サン・・すまぬ・・はぁ・・はぁ・・くっ・・サンッサンッ!」 こうしてアシタカとサンは一つの固体となった。 これが人間の「交尾」であることをサンが知ったのは翌日であった。
「あれはタタリ神ではない」 初めての交尾で憔悴してしまったサンを抱えてねぐらにやってきたアシタカを2匹の山犬は あまり歓迎しなかった。彼が無遠慮にサンに襲いかかったのではないかと思ったのである。 サンの体を拭き、寝かしつけるとアシタカは今日の出来事を山犬たちに話した。 「ではいったいあれは何であったのだろう?タタリ神と変わらぬように見えたが・・」 「あれはタタリ神ではなく『ヨコシマノ神』だ」 耳慣れぬ言葉が違和感を持って耳を通過した。 「『ヨコシマノ神』?」 タタリの苗床となった狐はもうじき絶滅種になるはずのオスだった。 既にこの種族はオス2匹しかおらず、この狐は毎年やってくる発情期をメスがいなかったために 無為にすごしていたという。その充たされない発情期が狐の中でストレスとなって蓄積された。 欲求の一部分だけが突出して分化し、具象化したのが『ヨコシマノ神』だという。 「あれに取り憑かれると、種族関係為しに交尾をしようとタタリが動くのだ」 「それでサンを襲ったというのか・・・」 本来、ただ蠢くだけのタタリがあれだけの意志を持って動いていた理由がようやくアシタカにも 理解できた。しかしそのほうが彼にとっては精神的に納得いかなかった。そんなものがこの少女を 蹂躙していたのかと思うと怒りの向け所がわからないのである。アシタカはたしかにこの少女を 愛しんでいた。その愛しき少女を自分よりも先に蹂躙したタタリが、 アシタカは許せなかったのである。そしてそんなものに嬲られた少女が憐れでならなかった。
あれから、サンとアシタカは定期的に交尾するようになっていた。 アシタカは村の女性に頼んでサンの代わりの服をもらい、それを彼女に着せている。 「村の人に頼んで似たものを作ってもらおう。それまではこれで我慢しておくれ」 「人間はなんでこんなものを着ているんだ?動きにくい」 「よく似合っている。美しいぞサン」 「・・・人間臭くて嫌だ」 サンはアシタカに「美しい」と言われる事が苦手だった。なぜだか心が落ち着かない。 そんなサンの太ももをアシタカの手が撫でる。アシタカはそのままサンの股に手を滑らせ、 着物の裾をよけて彼女の陰部を愛撫しはじめた。 「んん・・ああ・・アシタカ・・ああん・・また・・するのか?」 「サン・・」 「ああっ」 着物の襟元をがばっと開いてアシタカはサンの胸を露にした。零れ出た乳房に吸いつき、 揉みながら、陰部の花芯を撫で上げる。サンの体にたちまち愉悦が湧き出てきた。 「ああ・・はぁん・・アシタカぁ・・ああ・・気持ちぃ・・ふあん・・ああ・・」 『わたしもまたヨコシマノ神に憑かれている』 サンの乳房を吸いながらアシタカは思った。サンと初めて契りを結んでからというもの、 彼は少女の体を手放せなくなりつつあった。そして少女はさらにアシタカを手放せない。 「ああ・・アシタカぁ・・熱い・・ああ・・もう・・はぁん・・もう・・」 「サン・・欲しいのか?」 「ああ・・アシタカ・・欲しい・・おまえのを・・くれ・・はぁ・・あん・・」 アシタカは自分のオスの象徴をサンの女陰に刺し込んだ。 サンの体が跳ねて二人に得がたい快感が訪れる。 「ああっ!はぁ・・アシタカぁ・・ああ・・気持ちいい・・ああ・・アシタカぁ」 「サン・・そなた・・そなたは・・熱い・・」 「ああっアシタカっ!アシタカ!!はぁっ・・あんっあんっあああんっ!」
『人間はヨコシマノ神にはならない。人間は常に発情期だ。 人間は皆、心にヨコシマ神を持っているあさましい種族だ』 サンに腰を擦りつけ、深く浅く挿入しながらアシタカは山犬との会話を思い浮かべた。 『ヨコシマノ神のせいでサンのなかのヨコシマノ神が目覚めてしまった。 それを鎮める責任を自ら負ったのがお前だアシタカ。 これからはお前がサンの全てに責任を取れ。 それができぬと言えばおれが噛み殺してやる』 アシタカは激しく腰を振ってサンをよがらせ、悶えさせた。 二人は快楽の淵に溺れてひたすら快感の破裂先を目指していった。 「うああっ!ああっアシタカ!アシタカ!熱いっふあっひゃああっ熱い! アシタカ!はぁん・・ああっ・・ああんっああもうっ!あっ、もうっもうだめだっ あっあっはああんっふああっあんっあんっあんっアシタカっアシタカァァ――!!」 「はぁ・・サンッ・・サァァンッ!!」 「くはぁっ・・アシタカァッ!!はあっあああ〜〜んっ!!」 『そなたにもヨコシマノ神が住んでいる』 二人は肉欲にかられていった。
537 これにてアシタカ×サン(タタリ×サン?)終了です 設定がいい加減ですがご勘弁ください
乙! 常々もののけ姫はエロイと思っていたので エロエロなサンとアシタカを見れて満足です! 「そなたをわたしの妻とする」の台詞が激しく良かったです
おっぱい星人的にもG・J!シータ・パズー&サン・アシタカSS
シシ神様が取っ捕まったな
むしろオコートヌシ
ナチュラルで間違った・・・orz
537氏 乙!アシタカとサンもすごくよかったです タタリを使うアイディアもすごい うまい人は何書いても良いですな GJです
>>537 氏
GJ!発想が面白いですなぁ。
タタリ神を使うとは、驚きました。
もののけ好きなんで大満足です。
今日、カラオケに行ったらラピュタの歌の欄に「君をのせて」のほかに 「君をつれて」って曲があったんで入れてみたら、歌詞が537さんの パズー×シータのパズーの心情を歌っているような錯覚に陥ってしまい、 何だか切なくなってしまいました。 まさか自分がここまで537さんの話に入り込んでいるとは思いませんでした。 自分はROMってる人間ですが、作品を投下して下さる皆さんに感謝です。 既出ネタだったりスレ汚しだったらスマソ。
確かまだ出てなかったよ。>「君をつれて」 870さんGJ!! 自分も聞いたこと無いから、今度カラオケ行ったらチェックしよ。
>>870 それ、自分めっさ好きな歌だと思う、たぶん。
「行ってみたいよ きみをつれて……」って歌詞ですよねってうぁあジャスラッqwfghkぉい;
ラピュタ好きだしパズー×シータも好きだけど やっぱり書くのはすごくむずかしいと思う 537氏が言ってくださったように後に続いてくれる勇気ある職人さんいてくれると嬉しいが なかなか現れないかな あと遅レスだが537氏アシタカ×サンもGJ パズーもそうだったがアシタカの原作のまんまの言葉遣いに感動したよ
歌詞探してきた>君をつれて あまりに537氏のパズー×シータにぴったりで、また感動して涙が・・・
>>478 ネタしか提供できないんだけどもし良かったらドゾー
原作で語られない部分はまだまだあるのだ!
ラピュタ
・若かりしドーラさんの話。…なんか大活劇のなかに大恋愛も入ったり入らなかったりみたいな。
・その後のシータとパズーの話。…立派になったパズーがシータを迎えにくるとかそういう奴。
・親方と奥さんの話。…あんまみたくないwなれそめにすれば美男美女っぽい?
・2人だけラピュタに残っちゃったシータとパズー(!)…どうやら住めるようなので。
↑の中の1個だけでもいいから誰か形にしてくださらないものだろうか?
あのパズー×シータほどすごいやつでなくてもいいから
ハウルスレみたいに小ネタでもカモン!
良か!ラピュタにふたりぼっちのシータとパズー(ハート) どなたかお願いいたします。
温かい言葉を下さった方、ありがとうございます。 「アシタカの旅」続き投下します。 なお、今回はジコ坊が主役のエロですので、苦手な方はお気をつけ下さい。
初めて見る下界は、殺伐と荒廃が砂の様に混じり合う世界だった。 戦、強奪、立ち上る炎。穏やかに日々が過ぎている村とは、時間の流れすら違う。 (里へ降りたのは間違いだった…)アシタカは後悔した。 事を荒立てるつもりが一切なく、ただその場を通りたいだけだったにも関わらず、それすらも鎧武者の男達は許してくれないのか。 行き掛り上、アシタカはやむを得ず二人の侍を撃ち殺す羽目に陥った。 人を殺めた瞬間、呪われた腕が疼いてざわざわとざわめいた。 諍いの及ばぬ場に辿り着き、水で冷やす為に袖をめくると、祟られた腕の痣が濃くなっている。 山間からタタリ神の足跡を辿り、ずっとヤックルと歩いて来たが、すでに干し飯が底を尽き、弓で得る餌物だけでは体に無理が生じて来ている。 里の市で米を求めると、山伏風の男が近寄って来た。 今までアシタカが見た事のない不可思議な男は、ジコ坊と名乗る。 あまり余計な事は話すまい。自分の言動で、村に災いが降り掛かる様な真似はしたくない。 村を出奔する時に心に決めた、自分への戒めだ。 ジコ坊は、何かとアシタカを試す様な探りを入れて来る。 己の装束やヤックルなど、どれも里では珍しい物なのだろう。 (ことさらに警戒はすまいが、このご仁にはあまり深入りせぬ方が良いだろう) しかし必死にジコ坊は食い下がって来、とうとう共に夜明かしする事になった。 焚き火にあたり、共に夕餉を囲みながら、アシタカはジコ坊につぶてを見せた。 ジコ坊の話によると、このつぶてはどうやら『タタラ場』という所で作られた物らしい。 タタリ神になった巨大な猪は、どうやらシシ神の森から生ずる獣だったようだ。 祟りを負った身で、いずことも知らぬ地をあてどなく探す。 野たれ死ぬ覚悟をしていたアシタカに、初めて光明が射して来た。 (明日からタタラ場とシシ神の森を目指してみよう)アシタカは心に決めた。 ガサリ、と薮から大きな音がし、アシタカとジコ坊は慌てて身構える。 「誰だ」 草の影から出て来たのは、昼間米を買った女だった。 「…驚いたな。女、よくここを突き止めた物だ。なぜここに来た?」 ジコ坊が驚いた声で尋ねた。 「売りに来たのさ」 その言葉にジコ坊が立ち上がり、燃える薪をひとつ掴むと姿を消した。
ガサガサと辺りを探る音がする。 先ほどの事があったばかりだ、仲間が潜んでいるかもしれぬと思ったに違いない。 敵に回したくない男だ、とアシタカはつくづく思った。 「売ると言ったが、米だろうか?…そなたには申し訳ないが、米はもう十分だ。あまり多くては、道中の妨げになってしまう」 アシタカは静かに拒んだ。女は落胆した様子もなく、ニヤニヤ笑っている。 ジコ坊が戻って来た。どうやら他に潜んでいる者はいなかったようだ。 「女、幾らだ?」 「あたしは高いよ。…砂金三粒」 「高いな。一粒」 「冗談じゃ無いよ!お客はどいつも、あたしの体を知ったら病み付きになるんだからね」 二人のやり取りで、ようやくアシタカにも事情が飲み込めて来た。 どうやらこの女は春も売っているらしい。 言われてみれば、米のみを売る女にしては独特の色香があった。 「待って下さい。私はこの者を買う気はない」 慌ててアシタカはジコ坊を遮った。砂金とて無尽蔵に持って来た訳では無い。 大切に使わなければすぐ底をついてしまうだろう。女にも言い聞かせなくては。 「…女、無駄足をさせてしまったが、諦めて、とく帰れ」 「このままで引き下がれないね。…この人が駄目なら、あんたでも良いよ」 女はジコ坊を見やった。ジコ坊は品定めをするように、女を眺めている。 「銭なら幾らで売る?」 ジコ坊の言葉にアシタカは驚いた。仮にも僧侶の身で、女を買うなどとは信じられぬ。 「そうさねぇ…100文でどうだい?」 「高いな」 「じゃあ、前金で50。満足したら、残りを寄越しな」 余程自信があるのだろう。バッ、と勢い良く女が胸元をはだけて見せた。 張り良くたわわに実った乳の先端に、赤い実が尖ってぷるりとふるえている。 女は挑発するように上目遣いでジコ坊を見、ゆっくりと上唇を舐めた。
「ほう…中々に良さそうな身体だが、はてさて、中身はこの乳より大層なしろものやら。…そなたもどうだ?旨そうだぞ」 「私はいりません。それよりも、そなたは僧の身で戒律を破ってよいのですか?」 その言葉に、ジコ坊と女がどっと笑った。 「そなたは世間を知らな過ぎるな。僧とはいえ人間だ。女を買う輩も、五万とおるわい」 そう言いながらジコ坊は、アシタカに見せつける様に女の胸を後ろから揉む。 女がその手をピシャリと打った。 「前金をまだ貰ってないよっ!」 「まあ待て女…」 アシタカに聞こえぬ様に、ジコ坊が女に囁く。 「…お前は、元々このご仁のおあしを狙って来たのだろう?」 そう言いながら、ジコ坊の手はなおも女の胸を揉みしだいた。 「ああ。その通りさ…」 そのまま後ろから耳を噛む愛撫に、ビクリと反応しながら女も応えた。 「だったらこのまま目の前でおっ始めれば、このお人も興奮してお主に取り付こうて。たかが50文100文より、もっと大きな儲けをふいにしたくはあるまい?」 女は笑うと、承知したと言う様に大きく反応を始めた。 その会話、実はアシタカにも聞こえている。 山間の村を守る為には、遠くの異変をも聞き取る耳を持たねばならぬのだ。 アシタカは怒るより先に、ある意味感心していた。 なるほど上手く丸め込んだ物だ。これでジコ坊は、ただでこの女を抱ける。 「はぁ、あ…んんっ!…あんた…中々上手いじゃ無いか…はうぁ!」 すでに女は上半身をもろ脱ぎにされ、後ろから胸をもみくちゃにされている。 「そうか?お前の体も中々に良いぞ。ほれ、ご開張だ」 ジコ坊が笑い、後ろから、アシタカに良く見える様に女の太腿を開いた。 その下草は濃く茂り、後ろから手で探ると、柘榴の様な赤い秘所が顔を覗かせる。 女の帯を解いて素裸に剥き、あぐらを組んだ上に座らせて、もっと良く見える様に大きく開脚させた。 「…そなたの気が向いたなら、いつでも拙僧は交代するからの」 ジコ坊はそうアシタカに告げると、左手で胸を揉み右手で秘裂を弄りはじめた。
すでに女の秘所からは、しどどに蜜が溢れている。 並の男なら興奮して、すでに交代をねだっている事だろう。 しかしアシタカにとって、この様な場面はもう見慣れている。 確かに女の身体はまあまあの上玉だ。エミシの村の女達と比べても、上の部類に入るだろう。 だが初馬の儀が行われた日より、ほぼ毎日欠かす事なく女達の相手を勤めて来たのだ。 女より求められれば断る事はしないが、自分から女を欲した事などアシタカにはなかった。 ジコ坊が女の陰穴に指を差し入れ、音を立てて嬲る。 「…あ、いいっ!…はあん!あ、あんた、いいよぅ…もう、この魔羅をおくれぇ!」 「まだまだだ、女。どうせなら、極楽浄土を見せてしんぜよう。なに、お主の身体でお釈迦様の教えを説くという奴だ…」 不敵に笑いながら、中に入れる指を増やす。 二本、三本と旨そうに秘裂が指を飲み込んで、重い水の音を立てながら蜜を吐き出した。 指を二本に減らし、奥まで丸見えになるよう中で指を割り開く。 くぽりと音がして、蜜の糸を滴らせながら膣壁の奥までが焚き火の光の前に晒された。 「ほほう…奥は綺麗な朱鷺色じゃ。お前の持ち物の具合は、中々に良さそうじゃのう」 「ああぁ…やめとくれぇ…奥まで見えちまうじゃないか…ぬあっ!……ねぇ…お願いだから、もうおくれ…おくれよう…」 「おお、くれてやるわ。それ、どうじゃ」 下帯をずらし、ジコ坊は女の秘裂にずぶずぶと肉茎を沈める。女の身体が大きくうねった。 「ああぁ!これ…大きい…あんたの、大きくて、いいよぅ…あ、あん!はうぁ!」 突き入れられた女は口元から涎を零し、すでに目元の焦点が定まらなくなっている。 無我夢中といった様子で、大きくその身を動かしながら、陰穴からジコ坊の肉を貪った。
下から突き上げながら、ジコ坊はアシタカの様子を伺った。 目の前で行われている痴態に動じず、アシタカは淡々と寝支度を行う。 やせ我慢などではなく、どうやらこの光景に興奮していないようだ。 (どうも当てが外れたようだな…)ジコ坊は戸惑った。 折角この女を使ってこの若者を取り込み、タタラやシシ神の森の様子を探ろうと思ったのに。 装束や椀から見て、この者がエミシの一族の男なのは間違いなかろう。 取り込んで手なずければ、タタラ場をかき回す事やシシ神退治のみならず、天上(てんちょう)様が滅ぼしたいと考えている、エミシの情報も手に入るのではと考えていたのに。 (もしやこやつ、思ったよりも上の者なのかも知れぬ) 最初は、何かあそこの掟を破って放逐された男だと思っていたが、先ほどの話といい、この者はエミシでも上に立つ予定の者だったのだろう。 だとしたら、どうにかしてこちらの側に引き込みたかった。 ジコ坊の房中術に嵌まり、女が狂った様によがり始めている。 辺りは獣じみたような雌の淫臭で、むわりと湯気が立ちのぼりそうだった。 その脇に手を差し挟み上下に揺らして翻弄しながら、ジコ坊はアシタカに声をかけた。 「この女、中々具合が良いぞ。そなたも味を見てみたらどうかね?」 「…いえ、私は結構です。どうぞこちらを気になさらず、楽しんで下さい」 アシタカはそう言うと、ごろりと横になった。 ジコ坊が交わっている女は、もうその会話を聞いても自ら止める気配がない。 あまりに与えられる快楽に夢中になり、もはや聞こえていないのだろう。 「ああっ!あ、いいっ!もっと!…もっとぉ!はあっ、あ、あ、んあぁ!」 自ら大きく腰を振って、奥の奥まで掻き回す様に尻を叩き付けて来る。 合わせる様に肉棒で突き上げながら、ジコ坊は内心舌打ちをした。 (これでは目論見が大外れだ。まったく、使えない端女め。…まぁ、どうせこの先、暫く女も抱けまい。ただで済んだだけでも儲け物と思うしかなかろうて) 後ろから陰核を摘まみ上げると、秘肉を大きく引き攣らせ、女が震えながら達した。 割り切ったジコ坊はようやく自らの装束を脱ぎ捨て、女が音を上げても許さずに責め続ける。 「……はぁ…あぁ……あ、あ…っ!…もう…もう…ころしてぇ……」
様々に体位を変え、暫く女を抱かなくても気が済む様、思う様嬲り抜く。 息も絶え絶えの、赤く熟れて爛れた膣奥に、抜かぬまま六度精を吐き出した。 最後には女の秘裂が腫れ上がり、抜き取ると自身の蜜とジコ坊の白濁が、洩らした様に止めどなく垂れて来る。太腿には、最初の頃の精がすでに乾いてこびりついていた。 すでに女は白目をむき、口の端に泡を吹いて気を失っている。 こんな状況にも関わらず、アシタカは傍らで寝息を立てていた。 かといって、今この寝首を掻こうとしても、多分しくじるだろう。 (世間知らずなれど油断出来ぬ男。しかし、ある意味こやつは馬鹿かもしれんな) 折角の美味しい話を自ら手に入れようとしないのは、ジコ坊から見れば馬鹿にしか見えない。 しばらくすると東の空が白みだし、野営した荒れ里をほの明るく照らし始めた。 眠ったふりをしていると、そのまま声も掛けずにアシタカは支度をし、ヤックルにまたがる。 (やはり行くか)ジコ坊は黙ってそのまま去らせる事にした。 どうせ、縁があればまた会うだろう。 ジコ坊の勘は、この若者とはここで終わらないだろうと告げていた。 ーーー西へ。 神のおわす森へ。タタラと呼ばれる見知らぬ土地へ。 逸る気持ちで足元を掬われぬ様、ヤックルと共に一歩一歩確実に進んでいく。 無駄足やも知れぬが、村を離れた時とは違い目指す所がある事が、アシタカの心を少し浮き立たせていた。 呪いが解けるかどうかが、すぐに判るとは思っていない。 むしろ呪いが溶けぬ可能性が高い事は、避けられぬ運命として身の奥に飲み込んでいた。 それでも、もう行く手も知らぬ旅ではなくなったのが嬉しい。 ふと脇を流れる川を見ると、荒れた濁流に流される旅支度の男が見えた。 眼で追う先に、別の見知らぬ男が岸辺に打ち上げられている。 死んでいるのかどうかと口元に手を当てると、かすかに息がある。 アシタカは急いで二人の男を引き上げた。ふと、気配を感じて身を隠す。 倒れた木に身を潜め根元から辺りを伺うと、大きな白い山犬が姿を表した。 「…あ!」 (あれは、あの山伏が言っていた、シシ神の森に住う神なのではなかろうか)
見た事も無い様な大きな山犬の背に、年若い女が跨がっている。 一番大きな手負いの山犬の傷口に、女が口を付け懸命に毒を吸い出していた。 大きな山犬が、アシタカの気配を察しているのか、しきりに唸っている。 女がこちらを振り返った。 (ーーーカヤ!?) アシタカが眼を見開いておののいた。 そこには、懐かしい愛おしいカヤがいた。 否。……あれはカヤではない。 そこにいるのは獣にもカヤにも似た、アシタカが生まれて初めて見る美しい生き物だった。 ドクリ、と心の臓が跳ねる。 ずっとずっと、アシタカが自分の心の奥に隠していた違和感。 自分も他の者も、人と言う名のけだものではないかという畏れ。 その答えを、いきなり目の前に晒された気がした。 あの娘…あの娘こそが、私の求めていたものだ。 産まれ落ちてこのかた、初めて、アシタカは心の底から揺り動かされる者に出会った。 ーーーつづくーーー
キターーーーー!!663氏乙!すごいGJ! もう文そのものがエロい。ジコ坊を使うとはうまい発想ですね サンとの出会いもすばらしい!ありがとうございます!
アシタカの旅の新作ー!最高です。 ジコ坊と女の絡みにも一切動じないのに サンに心を奪われたアシタカに萌えました。 続きをまた待ってます!
わたしが今までに読んだ中で最高のサンとの出会いです。
乙! ナイスアイディア&GJ! ジコ坊、萌えるわけじゃないんだがものすごくエロくてイイ 文もすごいし
>ずっとずっと、アシタカが自分の心の奥に隠していた違和感。 >自分も他の者も、人と言う名のけだものではないかという畏れ。 >その答えを、いきなり目の前に晒された気がした。 >あの娘…あの娘こそが、私の求めていたものだ。 ここのところ、すごく納得できた。 アシタカがサンに一目ぼれした理由ね。 この作者様は、実はパヤオではないでつかw?
同じところに感心しながら読んでた。 主人公がヒロインに惚れるのは当たり前だと思って 映画は特に何も考えずに見てたけど そういう理由があったのだとしたらすごくしっくり来る。
〉〉889 こんなエロい文章パヤオが書いてたらヤウ゛ァイだろ。逆に尊敬するが そんなこといったら537氏も554氏も「千尋の神隠し」書いた525氏もそう見えるぞ 制作者に間違われるような良作に恵まれたスレだなここ 「アシタカの旅」GJ 早くも次の連載が楽しみだ
え、パヤオって普通にエロでしょ。
パヤオは普通にエロいと思うに1票 てっきり「千尋の神隠し」の人と「アシタカの旅」の人は同じ人だと思ってた 前にハク×千尋書いたってゆってたし そういえばホームズエロはど〜なったんだろ? アシタカ×エボシの人とかナムリス×クシャナの人とか 他の神様もお待ちしてます
凄い絵キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
男は女の体から指を引き、震えるその手を拾い上げた。 心持ち内に折り曲がった指を丁寧に伸ばしながら、一つ一つに接吻を施していく。 親指、人差し指、中指、薬指、そして小指。 一際繊細で可愛らしいそれを唇の中にめり込ませ舌で愛撫すると、 男の頬に沿う様に触れていた四本の指が微かに蠢き肌を撫ぜた。 「今度は、何だ。」 小さな爪の先を歯が甘く噛んだ時、それまで自分の身に起こっている事から 目を背けるように俯いていた女の顔が俄かに男の方に向けられた。 羞恥と快楽とで蕩けきった青い色が男の顔を見るともなく見ている。 ナムリスは唇をゆっくりと離すと、温かいものに濡れている指を彼女の手の甲に擦り付けた。 「やっぱり血は争えないみたいだなと思って。」 「…じゃあ、もういいだろう。」 早く終わらせてくれ、と消え入るような声で付け足し、クシャナはまた下を向いた。 けれど、もう体を閉じようとしたりはせず、手足は投げ出したままだった。 「それってさあ。」と、男は垂れ落ちた髪に隠された女の表情を覗き込むように顔を寄せながら、 「つまり、早く入れてほしいって事?」 女がそのような事を男に求めるのはどんな意味合いがあるのか。 わかっているのか、見掛けよりも薄い女の肩が小さく窄まった。 輝く髪の合間からは見開いた目と緩く開いた唇とが見えている。 「……ああ。」 輪郭のくっきりした声が沈黙を破った。女の弱さなどは微塵も無かった。 ただ、その声音はほんの少しの躊躇いを孕んでいるようだった。 「生娘がよく言うよ。」 眉根と頬とに微苦笑を滲ませ呟くと、ナムリスは女の背の下から体を抜き、 窄められた形のままでいる肩を両の指で軽く押した。 女は逆らうでもなく、従うでもなく、ただその場に崩れ落ちた。 「まだ、嫌だ。」 向い合い、肌を合わせ、男は細い頸筋にそっと言葉を囁き掛けた。
897 :
554 :05/02/23 12:56:50 ID:cR2x/ap4
>>896 最初に書き忘れ。
>>297-314 ,324
暫く振りでたったこれだけですみません。
キャラがどんどん原作からかけ離れてきていて更にすんません。
なるべく忠実にしようと努めてはいるんですが、難しい…。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
554氏、待ってましたぁぁぁ!!!!!!!! GJ!GJ!GJ-----!!
キターーー! 554さん相変わらず最高です!もい半年に一回連載でもいいからあなたについていきます! そして894さんも乙!涎ものの凄い絵GJ! ちゃんと成長してるっぽいシータがイイ!表情もいいよ! そしてこの手は「おっかなびっくり」していりパズーなのかと思うとそこはかとなくイイ・・・・
>>877 アシタカの旅新作ー!!
以前愛があろうと無かろうと、アシタカは総当りするみたいな事が書かれて
いたので、今回はジコ坊との事で、読み始める前、素で思い違いしてました。
てっきりアシタカ×ジコ坊かと・・・・・・すみませ((((;゜Д゜)))
そして相変わらずのクオリティ。面白い!次の展開が楽しみです!!
>>897 久しぶりの新作!!頑張って下さい!
クシャナ、いい・・・。
いくらでも待ちますのでこれからも続きお待ちしております!
903氏、絵うめーーーーー!GJ すごい活性ぶりで嬉しい限り。
普通に絵うまいですw SS職人さんだけでなく、>903様のような挿絵(?)も お待ちしております。
GJ!GJ!カヤタンイイ!シータといいカヤといいエロくてお上手です! アシタカの旅もクシャナタンもイラストも来てて嬉しい! このスレも無事に900越えて安心だ でもさっき行ったら保管庫消えてたんたが大丈夫か? もしかしていまのうちに「アシタカの旅」もクシャナタンも537氏の話も保存しとかないとやばいのかな
908 :
名無しさん@ピンキー :05/02/25 18:33:14 ID:0Ve/1PeQ
あげ
保管庫なくなってなかった 一時的につながらなかっただけみたいだ。騒いでスマソ 「君をつれて」聞いたがマジで537氏のパズーみたいで泣ける
903氏GJ! シータも禿萌えだが、カヤが脱がしかけ属性の自分に激しくHitした ありがとう
最近このスレ恐ろしくクオリティ高いな。 537氏もアシタカの旅もしとやかな野獣も全部ハイクオリティだし 903氏のようなスバラシイ絵師さんまで! 神様の皆さんありがとう 他の職人の皆さんもおまちしてます ところで537氏のてHPってどこなんだろうか……
913 :
名無しさん@ピンキー :05/02/27 20:39:02 ID:+FJ6unQm
スゲ━━━━━(゚Д゚;)━━━━━ !!!!! 903氏うますぎ!!シータが滅茶苦茶カワイイんですけど!? そしてパズーが親方バリのマッチョに!? このあとっこのあとアンナコトやコンナコトをするのかあ! 乙すぎです。絵神さまだ!
絵上手すぎ!萌え死ぬる!
>>912 シータかわええっ!むっちゃかわええっ!!
903氏 ネ申 カヤに萌え死にそうです。アシタカも描いてください! シータもイイ! そして、元ねたのSS職人様にも感謝!続編禿しくきぼん
903氏、うまい、うますぎる… 他のSSの絵も見てー
パズーとシータが適度に大人になってて しかも原作の絵にすごく近くて素晴らスィ! この二人の絡みの絵も、もしよかったら見てみたいです
オレンジ色のヘアバンド懐かすぃ
>>921 パズーかっこえーーーー(゚Д゚;)!!惚れた!
シータも相変わらずカワイイ!!
もののけ姫もお願いします〜〜〜〜〜〜
>>925 903と912はもののけじゃないのかYO!
903氏はマジで絵神さまじゃー!!シータもパズーもアシタカもスバラシイ!
927 :
925 :05/03/03 23:17:32 ID:oH4oZTuU
えっと、アッシー×サンってことです・・・スイマセン。 もちろん903も912は充分すんばらしいです。 あー要求ばかりもうしわけない・・・でも903様なら絶対良い絡みがw描けると思うんです〜〜 お願いします!時間に余裕のあるときにでも!!
微妙にクレクレ房めいてはいるが「アッシー」が笑えたのでいいか アッシーなのかアシタカよ 903氏乙!うろたえるパズーがイイ!そしてちっともうろたえないアッシーもイイ!
バズーとシーターって背同じくらいじゃなかった? 成長した絵なのか?
>>929 スレを読んでから書きこんでくれ。これは537氏のパズー×シータ小説
のイメージイラスト(?)で、七年後・・くらいの話なんだ(たしか七年だったよな)
映画で二人が何歳だか知らないが仮に13歳だったとして、903氏の秀麗なイラストの
二人は20歳ってことになる。だからあれくらいの身長になるのは妥当だと思う
ジブリ系サイトのリンク集辿ってったがパズー×シータってここでしか見れないっぽいな アシタカの旅みたいな本格派もないっぽい 537氏も663氏も554氏も903氏もマジで乙! たいへんな功績だ!
君は英雄だ!
君のアホ面には、心底うんざりさせられる…。
リンク集でパズー×シータ発見!? と思ったら537氏のHPだった!!やっぱりこの一作しかないのか!? 書きたまえー、イイ子だから、さあ!
>>934 そこ、以前通ってたサイトだったよ・・・。今更気付いた。
その時はここのスレで連載してたSS無かったから気付かなかった。もののけ姫もあったね。
しかし、新規でジブリサイトやってるのはハウル位だな。旧作品のも見てみたい。
エロ絵サイトは過去に描いたジブリ作品で今は更新してないしなぁ。
そういえば、kissって女性漫画雑誌があるんだけど、今発売してる号の
「秘密のサクマさん」って漫画が天空の城ラピュタ・・・というかパズーと
シータネタてんこ盛りだったので、(マジで)機会があったら是非どうぞ。
843 でも言ってたがナウシカとアスベルもないかな。この二人もパズーとシータくらい珍しい
ナウシカとアスベルってパヤオに無理やり引き離された希ガス 恋愛対象になる条件は十分揃ってたのに・・・ 特に2巻で離れ離れになって6巻でやっと感動の再会シーンキターーー! と思ったら、ばっさりはしょられてるし('A`) 7巻目でやっとアスベルの回想という形で語られてはいたが・・・ パヤオさん・・・あんたナウシカのなんなのさ
森の人出現で、ナウシカのパートナーの資格を失ったっぽい、アスベル。 アニメでも微妙な関係で、中々そっちに持って行きにくいのかも・・・。 直接的に恋愛が描かれてなくてもラピュタや千尋みたいな感じだと難無く持ってけるのに。
あ、あと
>>935 さんkiss見たよ。
ほんとパズーとシータのネタだった。ちょっと嬉しかった。
>>938 脱出寸前、アスベルに飛びついて抱きしめる2コマだけで、私はどんぶり三杯イケますが。
それを必要とする相手がいれば、必ず手をさしのべ抱きしめているナウシカだが、
慈愛や責任抜きで感情的に他人を求めたっぽい場面って、実はあそこだけじゃない?
森の人とナウシカだと、精神的双生児みたいなとこあるからなあ。
恋愛対象になる他人って感じが、自分的にはあまりしない。
自分はアスベル×ナウシカも森の人×ナウシカもアリだとオモ。
ただ、パヤオ的には初期はアスベルをナウシカの恋人候補って感じで描いてたけど、
(
>>940 参照)後半は森の人を候補にすり替えた感じがすんのよねん。
話が大幅に路線変更してしまったから、アスベル系のキャラだと違うと踏んだのかも?
アスベルは最後の感じから察するに、ケチャといい感じになったっぽい?
(多分未完だし、恋人候補だったアスベルの扱いがアレじゃ余りにも可哀想なので
無理矢理そんな感じにしたんだろうけど・・・)
ちゅー訳で
>>490 さんもSS書いてみてはいかが?萌えパワーで!!読みたい・・・。
942 :
941 :05/03/09 00:37:08 ID:5SccjuG1
更に追加。 エロSSに反する内容だけど、マジレスすると、最終的には森の人ともアスベルとも くっつかなかったのかなぁとも思う。 そんだけ。
ナウシカ=白人 アスベル=アジア系もしくはスラブ系 無理なんだよ
ムスカ×シータないですかー。 積年憧れのお姫さまを手に入れたムスカが、ラピタの豪奢な一室に シータを監禁し、ソフトにねっちり調教してく、みたいなの。 「おや、…ではないのかね」みたいな口調で言葉責めも まじえつつ。服の着せ替えとかも あり。 おなじシチュで伯爵×クラリス、レプカ×ラナでもイイ。
なんかわからんレスが続いたが結局ナウシカはアスベル派とセルム派どっちが多いんだろう?どっちも少ないから見てみたいが ムスカ×シータは保管庫にあるよ。そのシチュじゃないけど 漏れはやっぱりパズーがいいな
なんかわからんは余計だ>946 エロSS的にはアスベルがいいな。肉体派だし。 一瞬触れ合っただけの相手なのに何度も夢に見る、なんてネタがナウシカもアスベルもできそうだ。 セルムもいいんだけど、肝心のそういうシチュが何も浮かばん。 せいぜいナウシカの心身消耗を癒す一環として、腐海の木々から精製した媚薬を使う…くらいしか思いつけない。
アスベルでもセルムでもなく 自分はナウシカ×クシャナが一番(;´Д`)ハァハァ
自分はやっぱりナムリス×クシャナ(;゚∀゚) =3
職人さんのSSを待ちながら、久しぶりにUPしてみました。
>>774 ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/321.jpg >エミシの村にそれから二度目の春が訪れた。
>大きな山毛欅の木陰で、睦み合っている影がある。
>良く見れば、それはアシタカとカヤであった。カヤがアシタカの肉茎を口に頬張り懸命に煽っている。
>「カヤ、止めなさい。そなたはこれから薬草を摘みに行くのだろう?」
>「はい…。ですが兄様、カヤはもう夜まで我慢なりません。後生です。少しだけ、お情けを下さい」
>潤んだ瞳で荒い吐息を吐きながら、カヤが熱心にねだる。
辺りで。途中で色塗りに疲れてしまい、中途半端な感じですみません・・・。
>>927 アッシー×サンですか(藁
個人的に大好きなカップリングなので描きたいですね。
(というか描いてはいるんですけど、ここのエロSSとは関連性が無い絵なもんで)
951 :
950 :05/03/10 01:12:17 ID:QLB5t2Pm
アシタカの旅、すげぇーっ!w むっちゃ上手すぎ!マジやべーよ。 これだけ上手いと本命のサンよりアシタカ×エボシを一杯描いて欲しい。 俺んなかでは容赦のないクールビューティーでナイスバディって感じイイんだよな。 本編後、平和になってトゲが取れたらもんのすげー優しくなりそーな・・・・。 アシタカと、意地張りあってる感じがいい素材だと思うんだが。
953 :
名無しさん@ピンキー :05/03/11 06:30:14 ID:tT5IEzlN
>>950 GJ!!
なんか「お情けを下さい」ってすげー興奮するよな・・・・ハアハア
>>952 まああんまりリクエストはせんで気長に待とうや
おれもものっそい楽しみだが
>>950 903氏乙!!もうマジでうまいですな!アシタカの表情とかマジですげーー
ここのエロSSと関係なくても投下してくれたら嬉しい・・・663氏のアッシー×サンはまだだから
別の職人さんのSSとか・・・パズーとシータもこのさいエロでなくても全然かまわないっす
漏れも要求多くてスマソ
>946 保管庫で見たナウシカ×セライネは(;゚∀゚)=3ムッハーだった。 >950 (;´Д`)'`ァ'`ァ
957 :
956 :05/03/13 00:51:42 ID:zVX5IXYr
という訳で、スキャンしてあった絵のストックが切れたので一旦消えます。 描いていたのが1月位だったので連載中でも古いSSの方の絵ばかりでしたが・・・。 今まで温かい言葉をかけて下さった皆さん、本当にありがとうございました。 皆さんの言葉一つ一つがとっても励みになりました。 あと537さん、663さん素晴らしいSS、繰り返し読んでいつも堪能しています。 許可も無く勝手にイラストを描いてしまって申し訳ないです。 その・・・凄くファンです(言ってしまった・・・) 他の職人さんのSSもとっっっても楽しみにしています。どんどん投下して欲しいです。 では。
ちょっとお言葉ですがアナログ塗りは手間がかかりませんか? セル塗りで簡潔に描いたほうがいいかと思いますが わざわざ描いてくれるのに注言スマン
>>956 絵も文も描けない者にとっては、とんでもない賜り物です。
また拝見させてください。
961 :
名無しさん@ピンキー :05/03/15 18:43:35 ID:LqMbkvZa
千と千尋キボン
おいおいみんな冷たいなぁ。SSかイラスト来たら感想くらい言おうぜ ということで903氏GJ!!(・∀・)ノ相変わらずシータの裸体がオイシイぜ!焦った顔もイイ! ところでそろそろ新スレ立てた方がいいのか?
963 :
名無しさん@ピンキー :05/03/16 18:44:54 ID:7fBnxhR6
かもね
>>935 537氏のホームページドコー?加筆ってどれくらいされてんの?
>>956 903氏、GJ!な絵を堪能させていただき、本当にありがとうございます。
毎回楽しみに拝見させてもらってました。
機会がありましたら、またイラスト描いて下さい。お待ちしてます。
537ですが、長文レスが嫌いな方は飛ばしてください
>>870-872 >>874 「君をつれて」は言われてから初めて歌詞を見ましたが確かにそうとれる部分があるかもしれません
元もとの歌詞が抽象的なので皆さんが感情移入してくださったのだと思います。
903氏、いつもいつも素晴らしい絵をありがとうございます。まさかこんなふうに誰かに自分の話を
イラストにしていただけるとは思ってもみませんでした。ジブリな絵柄に加え、キャラクターの絶妙な表情が
本当に秀麗です。シータのドレスや食卓、暖炉まで緻密に再現してくださって感激しています。何より雰囲気が凄いです。
いつもありがたく拝観させていただいてます。機会がありましたらまた903氏のすばらしい
イラストにお目にかかりたいものです。
>>894 >「新作も楽しみにしています」 もう書くつもりはありませんでしたが、903氏のイラストの
肥しになれるのでしたらなにか書いてみようかな?と今考えています。どうなるかわかりませんが
>>964 ジブリ系のリンク集やwebringで探せば見つかると思いますが、
見つけてもアドレスは晒さないでくださいね((((゚Д゚;)))ガクガクブルブル
加筆というよりエロ以外の描写があれ以上多くなるといけないと思いまして削除させていただいた部分を載せてます
このスレではエロはカットしてませんのでエロの加筆はありません。
ただパズーがラピュタから逃げなければならなかったシーンや、
シータが正気に戻ってから3周年目を祝うパズーのシーンがこのスレでは削られています
663氏も554氏も乙です。新しいスレでもこのスレのような秀逸な神様たちが降臨されることを祈ってます
( ゚д゚)保守しとくか (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚)あれ!? (つд⊂)ゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚)神来てたの!?
>>903 氏のイラストの肥しになれるのでしたらなにか書いてみようかな?
マジ!?(・∀・)!コソーリ期待v
>>パズーがラピュタから逃げなければならなかったシーンや、シータが正気に戻ってから3周年目を祝うパズーのシーン
みっ見たいんですけど??