新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
・私信はメアド欄で
役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。
プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。
自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。
お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。
ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。
典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。
最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。
スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
綾峰 雫@他の屋敷の女主人
自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。
だが気に入ったメイドに対しては優しいようである。 ふたなり。
桜庭 俊@奏の弟
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらくお世話になることに。
廣川 未来@紺野家メイド
紺野家のメイド、名無しの家で修行をしていた。
たまに遊びに来るらしい。
使用人(メイド)
里村 志保
幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。妊娠中。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕い、実家の子爵家を飛び出してメイドとなった娘。
しかし同年代の瀬名とも半ば恋仲になってしまい、二人の間で揺れ動く。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けないメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練がある。
(゚д゚)y─┛~~~~~~~~~~~~~~~~~
星野 凛香
屋敷に、住み込みでバイトをしている明るさが取柄の女子高生
口では違うと言っているが悠斗の事が気になるらしい。
白河 貴子
大学を卒業後、屋敷で働くことに。 一生懸命だがちょっと抜けている天然系。
長身色白で身は細く、胸も控えめ。視力が悪く、コンタクトレンズを着用。
来宮 このみ
元バレーボール選手で身長185センチの新人メイド
エッチは楽しむものという主義
赤城 冬果
事故で話せなくなったメイド。リハビリを終えてすぐこの屋敷へ来た。
連れ添っている愛犬は、グレートピレニーズのボーセ。
木村 香
家政学園の実地研修生として短期間屋敷で働くことになったが、屋敷の主人に一目惚れ。
家事全般はそこそこできるが、自己の恋愛に関しては暴走癖がある。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
三条 望
屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、
某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。
神川 悠斗
凛香の事が好きな屋敷のギャルソン、裏表が無く楽天家
最近杏樹にポチと命名され、みんなのペットと化し始めている。
葦名 由依
主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。
幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
飯塚 正哉
名無しの執事の下で修行中の執事見習い。
敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。
山城 雄児
お屋敷専属のコック。
料理の腕は確かなのだが、屋敷に来る前の出来事せいか性格にやや問題あり。
丹波 大
お屋敷の専属植木職人だが、謎が多い
どうやらどこかの御曹司のようだ。
児玉 智子
公認会計士の資格を持つ、年若い弁護士見習い
名無し中央法律事務所から、お屋敷の管財人として派遣されて来ている。
名前の読みはサトシ、紛らわしいが男性である
「くっ……さすがに多勢に無勢だったか……」
結局引っ越し業者に翻弄されたが、早速新館の守りを固める。
「まあまあ大変…」
慌しい引越しの様子を眺めるも、手伝おうとはせずに新館へ来ている。
「お茶でも飲んでましょう。
…紫様のお好きなこの銘柄の紅茶、まだ置いてあるんですね…」
嬉しそうに笑うと、不思議な力でお茶を入れ
1人でふわふわ浮かびながらティータイム。
12 :
星野 凛香:04/03/24 02:44 ID:3Cv1h6cP
「あっ、え?私?……わ、わーい」
さり気に狙ってたとはいえ、取れるとは思っておらずまさかの事態に困惑気味。
13 :
桜庭 奏:04/03/24 02:47 ID:A4wGDQa7
引越し業者と密談中の杏樹や、食堂でおしゃべりをしていた瑞葉と貴子と香、
そしてさりげなく500をゲットした凛香をこっそり激写したり、すっかり隠し撮りにハマってしまった様子。
「変な写真じゃないからいいよね。」
満足げに微笑み、カメラを大事そうに抱えながら新館にやってくる。
早めに到着すると、新館に一番乗りする飯塚が見え、再びシャッターを切る。
14 :
白河 貴子:04/03/24 02:48 ID:picg7hb4
また新しいお屋敷を前にして、改めて気合を入れなおす。
「こんどこそ頑張るわよー。情報収集もしたし、負けやしない!」
早速自室に向かうと、すでに荷物がきちんと積み上げられている。
軽く中身を確認してみるが、どうも衣類が少ないようだ。
「……結局下着は取られちゃったのね。まあいいか、引越し料金だと思えば」
引越しの知らせを前もって執事から受けていたので、
何故か合鍵を貰いに来ている。
「いいじゃないの。ほら、さっさとよこす!」
ため息をつく執事から半ば強引に合鍵を受け取る。
>>11 鍵をチャラチャラと弄びながら廊下を歩いていると、目的の一つを発見。
「南み〜っけ」
ニヤリと(まるで主人のように)笑って忍び寄っていく。
16 :
引越し業者:04/03/24 02:52 ID:0fWlEUmC
「おい!!お前等大変だぁ!!」
あいもかわらずメイドさんの姿を盗み見しながら引越作業を黙々と続ける漢達。
しかし…1人の漢の叫びと共に突如彼等にうれしはずかしのハプニングが!
「おいお前等…そこに…そこに…香タンの下着が詰まったと思われるダンボールがぁああああ!!」
「「「なにぃ!?」」」
それまで一心不乱に作業を続けていた漢達の手が止まり、一斉に知らせを届けた漢の方に漢達の発情した視線が集中した。
「ああ…嘘じゃない…しかもだ…」
「「「しかも?」」」
「なんと…杏樹タソのものと思われる下着が詰まったダンボールもそこに落ちているんだよぉ!!」
「「「なにぃ!!!!!!!!!!!!」」」
さらに告げられたその知らせに漢達のむさくるしい胸毛で覆われた胸が高鳴りコカンが沸騰する!
「落し物はどうするべきだ?」
「「「やっぱり拾って届けなきゃ!!」」」
「そうだ、俺たちは品行法制な引越業者!
ネコババ…ましてやその下着を使ってアンナ事やコンナ事なんて絶対しない(嘘)
どんな魅力的な下着が落ちていようとも決してそれを汚すようなマネはしないんだ…
でも…でもね…神さまは僕等を見捨てていなかったぁ!!
なんと拾得物には一割のお礼が漏れなくついてくるのだよ!!」
「「「おおう」」」
「しかぁも!!
『お嬢さん?あなたのピンクの下着が落ちていましたよ?』
『まぁそれは私が大事にしていた大事な下着じゃありませんか…
この感謝の気持ち…私のカラダお支払いいたしましょう…』
なんて事もありえないとはいいきれないぞぉ!!』
「「「おぉう!!!!!!!!!!!!!!!!」」」
「さて新館に着いたはいいが… まだまだ仕事は残ってるぞ〜!」
ポルノ本を丸めたメガホンで叫ぶ。
「最後まで気を抜かずに頑張れ〜」
とか言いつつ、自分は特に何も仕事をしていなかったり。
18 :
椿 杏樹:04/03/24 02:52 ID:rskr35iy
自室へとダンボールを持っていき、する事がなくなったので
(喉にいいかも)とキンカン湯を瀬名に作ってもらう。
カップを持ったまま本かレコードでも物色しようと、書庫へ向かう。
19 :
引越し業者:04/03/24 02:53 ID:0fWlEUmC
「そうとなったら一刻も早く警察にちょどけなくては!!」
「「「そうだそうだ!!」
「でも…警察に届ける前にまたなくしたら一大事!!」
「「「そうだそうだ!!」」」
「ここは俺たちが肌身はなさず身に付けて警察に届ける…なんて案はいかがだろうか?」
「「「おおう!!!賛成!!大賛成!!!」
「ようし!!そうとなったらぜんは急げ!!さっそくお前等みにつけろぉ!!」
「おおう!!!!!!!!!!!!!」
……数分後
「なんだか…下着を身に着けると気分はまるでメイドさんだね…」
「ええ…ほんと…まるで御主人様に御仕えする従順なメイドさんになったようだわ…」
「こころなしか言葉使いまでかわってしまって…わたしったら恥かしい…」
「そんな事ない!貴方とっても似合ってるわよ!!」
「そういう貴方だって…とってもすてき…きゃ」
…かくして御屋敷のとある一角には当初の目的を忘れ嬉々としてツナギを脱ぎ去り、
明らかにサイズの合わないブラとパンティをみにつけ感涙に咽び泣く漢達の異様な姿が(以下自主規制
「はぁ…なんか情けなかったかも俺」
少し落ち込みつつ、急いでトレーニングルームのシャワー室でシャワーをを浴びる。
部屋に姉が忘れていた荷物と自分の荷物をカートで押しながら新館にやってくる。
「おねえちゃん何やってんだよ、部屋に全部荷物忘れてるし。」
ぶつぶつ文句を呟く。
21 :
木村 香:04/03/24 02:54 ID:e0fjCcy9
>>前スレ923
新館の休憩室でぼけーっとしてる。
>由依さんは、おじ様一筋の方ですから
「……………………」
前の屋敷で飲んでた時の、瑞葉の発言を読み込んでいます。しばらくお待ち下さい............ポーン!
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!? そ、そうだったんだ……」
本気で今の今まで気付かなかったらしい。
22 :
里村 志保:04/03/24 02:56 ID:ng9P61Yp
前スレ
>>922 素に戻って慌てふためいている悠斗を見て、安心する。
「よかった、悠斗君元気出た?」
落ち着いたというより、半分興奮している悠斗。
そんな彼を見て少し調子に乗ってしまう。
「どうぞ、飲んでみて下さい」
ブラを外して大きく撓んだ双丘の片方を手に取り、その先端を悠斗の口元へと向ける。
23 :
白河 貴子:04/03/24 02:56 ID:picg7hb4
窓から外を見下ろすと、こそこそ小さな影が揺れている。
「誰? もしかしてどさくさに紛れて侵入者が貞操を……」
と、それが見慣れたメイドの姿だと気づいて胸をなでおろす。
「でもこんなところで勝手に写真を取るなんて、肖像権の侵害よね。
ようし、奏ちゃんの隠し撮りの証拠写真も撮ってあげなきゃ!」
自慢のデジカメを手に外へ出ると、そっと奏の背後から盗撮する彼女を激写する。
「変な写真ゲット〜」
>>15 >南み〜っけ
「! あらやだ、紫様…ごめんなさい。メイドのくせして、何も働きもせずに」
照れくさそうに笑い、浮かんだままで紫の方へふーっと近づく。
「その代わり、うちの子今、死ぬ程こき使ってもらってますから。くすくす…。
どうか御主人様には内緒でお願いしますね。」
紫の唇に冷たい指を当てる。
>>24 >うちの子今、死ぬ程こき使ってもらってますから
「死んじゃったらダメじゃない。
私の娘を、昔の私みたいに哀しませたら承知しないんだから」
唇に当てられた南の指を捉え、そのまま手首を掴む。
「そういうことを言う悪い南にはお仕置き。
今夜は邪魔者の兄さん抜きで、ね」
そしてそのまま南の手を引っ張って、適当な客室へ。
26 :
桜庭 奏:04/03/24 03:03 ID:A4wGDQa7
>>17 本でメガホンを作り叫んでいる主人を見て、
(みんなをまとめる御主人様ってちょっとカッコいい)などと思いながら
シャッターチャンスをねらっている。
メガホンにしている本がポルノ本だとは気付いていない。
>>23 すると、シャッターを切る音が聞こえ、自分が知らないうちに押してしまったのかと
慌てるが違うようである。
背後に気配を感じて慌てて振り返ると、そこには貴子の姿が。
「ああー!!貴子さんっ何するんですか!」
>>16 玄関先に、開けっ放しになっているダンボールを"1つ"発見する。
「何だ? こんな所で……」
誰のだろうかと中を見てみれば、女物の下着が。
「っ?! だ、誰のだ?!」
慌てて箱を見てみれば、『杏樹』の文字が。
「……さては、業者にやられたな……」
仕方ない、と思いつつ、ダンボールを閉めて持ち上げる。
そして、香のダンボールがどこへ行ったのか、誰も知る者はいなかった。
28 :
萩野 瑞葉:04/03/24 03:08 ID:4adH5to9
新館へやってきて、ハッと手にぶら下げている籠の中身のことを思い出す。
「ええと、奏さんは……」
窓から外を眺めるも、木々の死角にでもいるのか、すぐには見つからない。
「……お手紙と一緒にお部屋に置いておくのがいいですかしら?」
ちょっと寂しい気もするが、その方が照れ臭さや
しんみりした雰囲気もなくていいかも、と思いなおし、
とりあえず奏の荷物が置いてある部屋へと向かった。
29 :
白河 貴子:04/03/24 03:08 ID:picg7hb4
>>26 「……っ、ええ、あっ」
意外にシャッター音が大きかったせいか、十分に距離をとったはずなのに気づかれてしまった。
「いえ、良い天気だったし写真でも撮ろうと思って外に出てみたら、
可愛らしい盗撮写真家さんがいたから、つい、ね」
そのまま手を振りながら立ち去ろうとする。
30 :
神川 悠斗:04/03/24 03:10 ID:3Cv1h6cP
>>22 眼下に広がる志保の大きな胸、恐らく今までで一番の大きさだろう。
「え、でもそのぉ……(ゴクリ)じゃ、じゃあちょっとだけ……」
飲む?と言われ少し戸惑うものの、その志保の姿に思わず生唾を飲んでしまう。
そして、ゆっくりとその頂に顔を近づけると、恐る恐る口へと咥える。
「んく…んく……んく…」
まるで赤ん坊のように勢い良く吸い付くと、今まで味わった事のない味が口いっぱいに広がる。
「えへへ、何か恥かしいなぁ〜…へへへ…」
恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべると、その顔を隠すように志保の胸に顔を埋める。
「ねぇママ?……もう少しだけこのままでもいい?」
31 :
引越し業者:04/03/24 03:10 ID:0fWlEUmC
「終わった…な」
「はいボス…」
心地よい疲労感と充実感に包まれながら雄雄しくそびえたつ新館を見上げる
漢達。
ある者はリボンを髪に結わえ…
そしてまたある者は大事そうに貞操を失わないかと心配するメイドの下着を大事に握りしめ…
またある者は御主人様の血縁にあたるメイドのカチューシャを頭にのせ…
またまたある者は特注品の100センチを越すブラをいとおしそうに眺めている…
股ある者はブルマとジャージをてにとり、在りし日の青春時代に思いを馳せ…
さらにある者はお仕置きの後を思わせる破れたメイド服に大事そうに頬をする寄せていた…
なおもある者は汗が滲んだ浅黒い肌にパステルカラーの下着を身に着け心なしか内股気味だった…
そしてある物は目当てのメイドさんにめぐり合えずただただ額から血を流していた…
「ようしお前等ぁ!!今回の引越は大成功だ!!」
「「「引越万歳!!!引越万歳」」」
漢達の熱き血潮を乗せた怒号が夕日に滲む御屋敷の庭にいつまでも…いつまでも木霊する。
妙に不気味な笑顔を浮かべ!!
しょっぱい汗を撒き散らす!!
ちょっと臭いはきついけど…数多くの戦利品を手に入れた!!
やったぞ僕等の引越業者!!万歳僕等の引越業者!!
大地を紅く染めあがる
>>25 「……それもそうですわね。私のような思いも、
すべてわざわざ、今更。蘇らせる事はありませんものね」
紫を穏やかな目で見つめ、瀬名と瑞葉に、過去の主人と自分を勝手に重ねて
考えながら呟く。
(あんなお嬢様を自分に重ねるなんて勿体無いけど、
…思いだけなら自由だから…。いいですよね、御主人様)
>今夜は邪魔者の兄さん抜きで、ね
「お邪魔が入っても構いませんよ?さすがに御相手が執事様だと、少し驚いてしまいますけど…」
苦く笑って紫に連れられ、部屋へと姿を消す。
33 :
桜庭 奏:04/03/24 03:18 ID:A4wGDQa7
>>29 >可愛らしい盗撮写真家さんがいたから、つい、ね」
「!!」
自分がこっそり撮っていたことがバレていたと気付いて目を丸くする。
「盗撮じゃないですよー上手に撮れてたらあとで焼き増ししてみんなに
プレゼントするつもりなんだから。」
『盗撮』と言われたことが少し心外だったため、ぷうっと頬を膨らませる。
片方のおさげにはリボンがついてるのに片方にはついておらず、傍目には
どこか違和感を感じる。
ダンボールを杏樹の部屋の前に持って行ってから、自室へと帰ってくる。
「はぁ……今回もまた無意味に疲れた気がする……」
35 :
里村 志保:04/03/24 03:24 ID:ng9P61Yp
>>30 「ええ、いいですよ。悠斗君の気の済むまで」
常時悩まされている疼くような胸の張りの原因を、悠斗が吸い取っていく。
快感というよりは、温かみのある満足感のようなそんな感情を覚えた。
照れ笑いを浮かべて顔を赤くしている悠斗の頬に、自分の頬を近づける。
何度か頬擦りを彼の顔にしたあと、さらにそこに蕩けるような口付け。
「……ちゅっ」
36 :
白河 貴子:04/03/24 03:25 ID:picg7hb4
>>33 「ごめんなさい、私『も』盗撮してたから偉そうなことは言えないですよね」
怒った様子の奏に、慌ててそう取り繕う。
ちっとも取り繕えてはいないのだが。
「でもみんなきっとびっくりしますよ、奏ちゃんの変な写真も後で差し上げますね」
そう言って奏をまじまじと見つめて、違和感に気づく。
そういえば、ここに来る途中で見つけて思わず写真に撮ってしまった妙な女装集団が…
…とデジカメの履歴をチェックして、その中にリボンをつけた男の姿を認める。
「もしかして、変態さんにリボンを片方取られたり……?」
37 :
椿 杏樹:04/03/24 03:26 ID:rskr35iy
(あれ?)
先ほど引越し業者にあげたはずのダンボールが、自室の前に置かれている。
中身は少々物色されてはいるが、下着類はほとんど残っている。
(全部もってかれちゃうかと思ったのに。
わーありがとう業者さん、残してくれて〜)
が。凛香から誰がこれをここに持ってきたか、を聞いて
>>34 膨れっ面でドアを高速ノック。
38 :
木村 香:04/03/24 03:26 ID:e0fjCcy9
>>19 「……無い! 無い無い無いっ!」
自室で荷解きをしていると、どうしてもダンボールが一つ足りないのに気付く。
「……他の部屋に紛れ込んでるのかな……そうよ! 絶対そうに決まってる!
下着が全部入ったダンボールが紛失したなんて有り得ない!!」
半ば泣き出しそうになりながら、自室を飛び出していく。
>>37 「はいはい、っと……」
連続でドアが叩かれ、幾分急いでドアを開ける。
「杏樹か、どうしたんだ? ……って、言っても答えられないか……」
すぐさま取って返すと、メモとペンを持って戻ってくる。
40 :
桜庭 奏:04/03/24 03:33 ID:A4wGDQa7
>>36 「もうー。盗撮じゃないのにー。」
まだ風邪気味なのか、鼻声で、いつもより更に声が子供声である。
本気でむくれているわけではないようだが、頬を膨らませたりと
反応まで子供っぽい。
「変な写真って!やっぱり私撮られてたんだ。」
自分も先程まで人の姿をこっそり撮っていたのに少しくやしそうにしている。
>「もしかして、変態さんにリボンを片方取られたり……?」
「……?」
よく分からないので首を傾げつつ貴子の側へ行き、一緒に画面を覗く。
「あーー!!私のリボン!」
自分のリボンが引越し業者のひとりの髪についているのを見つけて声を上げる。
引越し業者たちがこんな集団だったとは知らなかったらしく、目を丸くする。
「おかまさんなのかなもしかして。」
思わず声に出して呟き、首を傾げる。
41 :
椿 杏樹:04/03/24 03:35 ID:rskr35iy
>>39 とりあえず筆談で書き始める。
『あのダンボール、持ってきたの?』
『中身少しなかったんですけど(それは業者さんにあげたからなんだけど)』
『まさか飯塚さんも、取ってないですよね』
メモをつきつけるようにして見せる。
『…不便。なんで声、まだ出ないのかしら。もうなんか、いや』
最後にちょっと、弱音が書いてある。
42 :
神川 悠斗:04/03/24 03:37 ID:3Cv1h6cP
>>35 「えへへ、ママにもしてあげるね…ちゅ」
お返し、と言わんばかりに志保の頬に口付けをする。
しばらくの間その場でまどろんでいたが、ふと時計が目に入る。
「わぁー、もうこんな時間だよ!身体大丈夫?早く休まないとー」
さっさと、自分の散らかしたお菓子類をその辺の棚に入れると、志保と二人で休憩室へ後にする。
「ねぇママ……今日一緒に寝てもいいかな?………ダメ?」
まだ甘え足りないのか、照れ臭そうにそう言うと手を繋ぎながら志保の部屋へと向かう。
そして、寛大な母の愛に包まれながら寝息をたてるのであった。
>>41 「盗るかよ。というか、玄関に開けっ放しで置かれてたからな……」
それ以上はさすがに言葉を濁す。
>なんで声、まだ出ないのかしら。もうなんか、いや
「大丈夫だって、赤城さんだって声が出るようになったんだから。
それに、精神的なものだろうし……」
そう言って、杏樹の両肩にぽんっと手を乗せる。
45 :
椿 杏樹:04/03/24 03:45 ID:rskr35iy
>>44 >それに、精神的なものだろうし……
『じゃあ何か心が落ち着く事して、えっちな事以外で』
『今は、……あの怖い人思い出すから少し嫌なんです。ごめんなさい』
中に入って、ぽすっと椅子に座る。
46 :
白河 貴子:04/03/24 03:46 ID:picg7hb4
>>40 「ごめん、ごめんなさい、奏ちゃんのそういう可愛らしいところは大好きだけど」
馬鹿にしているつもりではなく、本当にそう思う。
先ほどまでの旧館での雑談を思い出して、これも彼女の魅力なのかなと思ってみたり。
「引越し業者さん……どんどんエスカレートしてるって言うか、本性が出てきたというか、
なんだか危ないわね。それ以外はきちんと仕事してくれてるみたいなんだけど、
気をつけないと」
ほっとため息をつく。
「じゃあ、いい写真が取れてたら焼き増しよろしくっ!私のもあげるから!」
ふと別れが迫っていることを思い出して、涙がこぼれそうになる。
それを誤魔化すかのように足早に走り去った。
またまた渡しそびれた、小さな箱をポケットに入れたまま。
>>45 「まあ、そりゃ嫌にもなるだろうな……」
外交的な方面ではできる限り手は打ったが、これはそう簡単には行かないだろう、と思いつつ。
>何か心が落ち着く事して
「落ち着く、か……うーん……」
メンタルケア関係の単語がいくつか頭に浮かぶが、大抵は商品に直結するものがほとんどだったり。
……すると、ふと思いついたものがあったのか、押入れをごそごそと探ると、ギターを取り出してくる。
「まあ、まだまだヘタだけどな……最近は調律もしてないし」
ベッドに座りつつ、軽く調律をしてから、試しに遅いテンポで弾き始める。
48 :
椿 杏樹:04/03/24 04:03 ID:rskr35iy
>>47 >ギターを取り出してくる
(?あら、何々?意外……。へぇー)
ギターなど滅多に見ないので、ベッドに座ってじいっと形を見たりする。
『ひけるの?』
どうやら弾けるようなので、目をきょとんとさせて隣でその様子を眺める。
(梓紗のバイオリンとは、似てるようで違うのね…)
しばし軽く微笑みながら聞いていたが、そのうち眠くなったらしく
ぽす、と飯塚の肩あたりに頭をもたれさせて寝てしまう。
「………。…すぅー……」
49 :
桜庭 奏:04/03/24 04:05 ID:A4wGDQa7
>>46 足早に去っていく貴子に手を振る。
「うんー楽しみにしてるね。」
自分のことに精一杯で、涙がこぼれそうだった彼女には気づかなかったようである。
「ふふ、現像するのが楽しみ♪」
鼻歌を歌いながら自室に向かう。
すると、途中で俊に声を掛けられ、むすっとした表情で荷物を乗せたカートを差し出される。
「……うわぁ、忘れてた。ごめんね俊君、ありがとう。」
写真を撮るのに夢中で自分の荷物をすっかり忘れていたことに気付き
ここまで荷物を運んでくれた出来た弟に感謝する。
そして自室に戻ってくると、扉の側に落ちているプレゼントのような包みを見つける。
「……?」
それを拾い、首を傾げつつ自室に入る。
椅子に座り、封筒から手紙を取り出す。
「……瑞葉さん…。」
読んでいくうちに涙が溢れる。
包装された包みを丁寧に解き、中からぬいぐるみを取り出す。
「かわいい…」
手作りの雰囲気が漂うそのアヒルのぬいぐるみをそっと撫でる。
「ありがと、瑞葉さん。」
ほんの少し嫉妬したことがあったりする相手だったりするのに、
心のこもった贈り物をもらって物凄く感激してしまう。
洗面所に向かったり、パジャマに着替えたりして寝る準備を整える。
いつか瑞葉にもらったうさぎのぬいぐるみにそのアヒルを抱かせ、
一緒に布団に入ると、いつものように大量のぬいぐるみたちに囲まれて
眠りに落ちていった。
>>48 「まあ、昔、仲間とちょっとやっててな」
そうは言うが、少なくとも基本は十二分にできていたりするが。
しばらく弾いていると、肩に杏樹が頭をもたれ掛けてくる。
「……? 杏樹……?」
呼びかけても返事が無い――どうやら寝てしまったらしい。
すぐに退くのも何なので、しばらくそのまま、子守唄代わりにギターを引き続ける。
51 :
木村 香:04/03/24 04:13 ID:e0fjCcy9
>>38の続き
「……嘘……」
さぁぁ……と風が葉を擦る音をどこか遠くに聞きつつ、呆然と立ち尽くす。
そこには、何故か空っぽになった最後のダンボールがあった。
「……下着、今着けてるのしかないんだけど……」
差し当って、明日からどうしよう、と考えるも、頭はぜんぜん働かないのだった。
52 :
木村 香:04/03/24 23:26 ID:e0fjCcy9
妙にそわそわしつつ、周囲の視線を気にしながら、食堂の後片付け中。
「(う〜……下着つけないとなんか変な感じがする……
早く乾燥機から取り出さないと……)」
先日、残る下着が一つになってしまったので、使い回しているらしい。
休憩室で紅茶を飲んでいる。
「これ、美味しい! 何てお茶?」
淹れてくれた同僚に聞いてみると、どうやら珍しい種類の茶葉。
54 :
神川 悠斗:04/03/25 00:22 ID:wW+jyT1f
「〜〜♪」
廊下を嬉しそうに歩いている、どうやら今日も志保の所に行くようだ。
「へぇ……知らないお茶だな〜。高いの? これって……」
おかわりをもらいながら値段を聞き、その金額に思わずカップを落としそうになる。
「そ、それって……本当? 高すぎだよ、たかが紅茶じゃない……」
カップの中の紅茶をじっと見つめる。
56 :
星野 凛香:04/03/25 00:33 ID:wW+jyT1f
「あいつ、また志保さんの所行ってる…」
今日一日ずっと一緒にいた悠斗と志保が気になって仕方無いらしい。
「おや、もうこんな時間……」
腕時計を見て時間を確認すると、すっと立ち上がる。
「それでは私は失礼させていただく。例の話、宜しく」
名無しの主人にちらりと目配せすると、笑みを浮かべる。
そして、主人の部屋を後にする。
58 :
星野 凛香:04/03/25 00:42 ID:wW+jyT1f
「ま、考えたってしょうがないか、お菓子お菓子…」
と、机に手を伸ばした所である事を思い出す。
「………そうだ、昨日アイツが全部持って行ったんだった…」
盛大にため息をつくと、お菓子を求めて部屋を出た。
>>58 玄関の扉をあけてから、ふと主人に渡すはずだった封筒を思い出し
胸ポケットからそれを出す。
「……仕方がない、戻るか……」
踵を返して屋敷に戻る途中、こちらに向かってくる凛香を見つける。
「ちょうど良かった。君、少々良いかね……」
じっと凛香を見つめて、何かを思い出す。
「ああ、君は確か……」
60 :
星野 凛香:04/03/25 00:54 ID:wW+jyT1f
>>59 部屋を出るとすぐに誰かに声を掛けられる。
「(ぬぅ……折角のお菓子タイムだったのにぃー、もう一体だ…れ…)」
即座に満面の笑みを浮かべ(営業スマイル)
声の主に振り返る、するとそこに居たのは前回、前々回余り良いとは印象が無い伯爵だった。
>「ああ、君は確か……」
「あぁぁぁぁぁぁ……こ、この前は失礼しましたッ!」
とりあえず、何かを言われる前に謝る、このまま謝り倒す気らしい。
>>60 突然謝罪する凛香に失笑する。
「自分のやった事を反省しているのかね? そうやって頭を下げるだけなら
誰にでも出来る。私はそのような事をやって欲しいとは思っていないが」
言いながら、凛香の顎をそっと上に持ち上げて、首輪の存在を確認する。
「やはり外せずにいるようだな。主人に相談しなかったのかね?」
にやにやと笑いながら、凛香に問いかける。
62 :
星野 凛香:04/03/25 01:07 ID:wW+jyT1f
>>61 予想通り始まった伯爵による説教。
「(な、何でここにいるのー……うわぁ、どうしようどうしよう)……ッ!!」
足りない頭をフル回転させ、この状況をどう打開するか考えるが良い考えが浮かばない。
そうこうしていると、不意に顎に手が触れビクッと身体を強張らせてしまう。
>「やはり外せずにいるようだな。主人に相談しなかったのかね?」
「だ、だって…特別な方法じゃないと外せないって言ってたし…
それに、御主人様に相談したら…その、襲われちゃうかもしれないし……」
などと丁寧に質問の一つ、一つに答えていく。
>>62 「襲われる……? 滑稽な話だな。襲われる、などという認識では
この屋敷のメイドは勤まらないはずだが」
笑みを浮かべたまま、凛香の顎からすっと手を引く。
「その首輪の性能は理解していただけたようだな。そろそろ返していただこう。
どこで外してもらいたいかね。ここで外しても良いが……?」
怪しげに笑って凛香の腰に片手を回し、自分に引き寄せて首輪と首筋を
指先で撫でる。
64 :
星野 凛香:04/03/25 01:20 ID:wW+jyT1f
>>63 「うっ……」
確かに良く考えてみると、この屋敷に来てからは襲われてばかりだ。
と、笑みを浮かべる伯爵を見上げある事に気付く。
「(何時もより優しいかも……)」
>どこで外してもらいたいかね。ここで外しても良いが……?」
「え、外してもらえるんですか!?
よかったぁ〜、この首輪実はとっても不便だったんですよぉ〜、もう今すぐにでも取ってください!」
嬉しそうにそう答えるが、なにやら様子が可笑しい、首輪を外すだけなら引き寄せる必要は無いはずだ。
「え、えっと……もしかして…ご奉仕しないとダメ?……とかですか?」
少し引きつった笑顔で、自分より身長の高い伯爵を上目遣いで見上げる。
>>64 「奉仕する事で外してもらう、という考え方も少々感心しないな。奉仕する事を
何かの代償だと思っているのではないのかね」
相変わらず説教めいた口調で言いながら、凛香の胸をメイド服の上から鷲掴みする。
「……すぐにでも取ってさし上げよう。だが、普通に外してもらえるとも思っていないだろう?
その首輪自体、特殊な仕様になっている……」
囁くように言いながら、凛香の耳朶を舌先で舐める。
「ここで良いのかね? 誰か通りかかるやも知れないが?」
66 :
星野 凛香:04/03/25 01:38 ID:wW+jyT1f
>>65 「え、いやそんな事は思ってないです!……ごめんなさい…」
自分としては何の気兼ね無しに言ったつもりだったが、それが裏目に出てしまう。
機嫌を損ね外してもらえなくなるのを恐れたのか、しおらしく謝る。
>「……すぐにでも取ってさし上げよう。
「あっ…やん、特殊な、仕様?……んっ!」
急に身体を弄び始める伯爵に困惑しつつ、もしかしたらという予感が過ぎる。
>「ここで良いのかね? 誰か通りかかるやも知れないが?」
「やっぱり……んと、じゃあこっちの部屋で、お願いします…」
伯爵の愛撫を止めさせると、一番近くにあった空部屋へと案内する。
>>66 案の定、場所を変えると言い出した凛香ににやりと笑ってみせる。
そして、案内された部屋に入ると、素早く凛香の背後へ忍び寄り彼女に抱き付く。
「……首輪の感触はどうだったかね? 飼い犬になった気分は味わえたと思うが」
凛香の耳元でそう囁くと、凛香の片胸を揉みしだきつつ、スカートを捲り上げて
太腿を撫で始める。
「一応君は、その首輪を初めて装着した人物なのだから、その旨の報告は
きちんとしてもらいたい」
勝手な言い分を押し付け、明かりの点いていない暗闇の中で凛香の身体を弄ぶ。
68 :
星野 凛香:04/03/25 01:58 ID:wW+jyT1f
>>67 「えっと、電気電気……キャッ!!ちょ、ちょっと何するんですか!」
急に後ろから抱きつかれてしまい、思わず声をあげ、少し抵抗をする。
>「……首輪の感触はどうだったかね? 飼い犬になった気分は味わえたと思うが」
「か、飼い犬!!……そ、そんな気分なんてなって無いですッ!…んっ、いやぁ…」
伯爵からの言葉攻めに顔を赤面させ反抗するものの、巧みな愛撫に声が漏れ始める。
部屋が暗く、視界が真っ暗という事も効いているのだろう。
「やだやだぁ、こんなのやだぁ…!」
暗闇の中一方的に弄られ、半泣き状態のまま身悶える。
>>68 「首輪を外して欲しいのだろう? それとも、一生そのままでも良いのかね」
凛香の耳元で強くそう言うと、愛撫していた手を止める。
「首輪を装着した状態でも、日常生活に何ら問題はない。ああ、首輪をつけられている
皮膚の部分を洗うのが少々困難になるくらいだな」
両手を凛香の腰に持っていき、背後から彼女を抱きしめるよう腕に力を入れる。
「……私はどちらでも構わない。そのまま首輪を付けていただいても
こうやって君を訪ねる事は可能なのだから」
まるで、永遠に凛香を陵辱すると言わんばかりにそう囁き、優しく彼女のうなじに
唇を落とす。
70 :
星野 凛香:04/03/25 02:17 ID:wW+jyT1f
>>69 半泣き、というより完全に泣いている状態で首を左右に振りながら暴れている。
「ぐすっ……やです…取って欲しいです…んっく……」
首輪の事を思い出し、大人しくなる、そしてさっきとは違う意味で首を左右に振るう。
「だから、だからお願いです…何でもしますから……これを、取って下さい…ぐすん」
と、今までとは違い涙ながらそう悲願する、どうやら何か事情があるらしい。
そして、身体から力を抜くと、伯爵の成るがままの状態になる。
>>70 「何でも……つまり、従順になるという意味かね」
途端に気弱になった凛香に構わず、そんな事を言ってから再び凛香の
スカートの中に片手を忍ばせて、ショーツを少し下げる。
「それではまず、ここに両手をつきたまえ」
凛香の両手を取ると、暗闇に浮かび上がる壁に無理矢理手をつかせて
尻を突き出す形にさせる。
そして、スカートを完全に捲り上げると、まだ濡れていない凛香の秘部へ
強引に肉幹を挿入させ、腰をしっかりと掴んで前後に動き始める。
「余程、外して欲しい事情でもあるのだろうが……私には関係ない」
そう言うと、嘲るように笑ってみせる。
72 :
星野 凛香:04/03/25 02:36 ID:wW+jyT1f
>>71 伯爵の問いかけに、大きくしゃくり上げながら数回頷く。
「そうです…伯爵様の言う通りにします…」
そして、言われた通り壁に手を付き、尻を大きく突き出す。
「う……ぁ…い、ったぁ…っく…」
先程の愛撫で少し潤い始めたとはいえ、まだ十分には濡れていない。
その快感ではない、ただの苦痛に歯を食い縛って耐える。
「んっ、はん……ぁ、あん…んんっ…」
暫くすると、身体の防衛機能が作動したのか、はたまたこの状況に興奮してしまったのか
秘所からは、止め処無く愛液だ溢れかえる、そして十分に潤った事により苦痛は快感へと変わるのだった。
>>72 掴んでいた腰から手を離し、それを凛香の胸へと持っていく。そして、衣服の上から
乳房を揉みしだき、先端のしこりを指先でしごき始める。
「嫌だ、と言ってもこの反応……犯される事を望んでいたのかね。まぁ、その方が
接客も楽にこなせるだろうが」
そう言って嘲笑いつつ、水音が立ち始めた秘部の最奥を肉幹の先端で擦り上げる。
「……さて、そろそろかな。首輪に触れてみたまえ。熱くなってきていると思われるが」
74 :
星野 凛香:04/03/25 02:50 ID:wW+jyT1f
>>73 「そ、そんな事、ないもん…ふあぁ、んんっ……」
そんな強がりを言うものの、身体は正直に反応し始め、益々快感を貪る。
「んぅぅ…あふ……あぁん、んっ、はぅぅ……気持ちいいよぉ、もっと、もっとぉ…ふぁぁぁ!」
そして遂には、自分から求めるような言葉まで言い出してしまう。
>「……さて、そろそろかな。首輪に触れてみたまえ
「ふぇ…?んっ、んむぅ…んー、んぅ…!」
首輪を触ってみろと言われ、激しく突かれている体勢のまま手を伸ばす。
すると、今まで体温と同じくらいだった首輪が、明らかにその温度を越えている。
「な、なに、なんなんですか、これ?」
>>74 「熱を持ってきた、という事はそろそろ外れるという事だ……」
やがて、自分から腰を動かし出した凛香ににやりと笑みを浮かべると
胸の頂点を弄っていた片手を凛香の秘部へ持っていき、固くなっている秘豆を
指先で挟んで潰すように摘む。
「……君は実に良い声で鳴くようだ……久しぶりに私も楽しめた。
その首輪、記念に君にさし上げよう。外し方は……装着した者が今の君と
同じ状態になれば良いだけだ……」
上体を倒し、凛香の耳元で愉悦を含みつつそう言って、自分の腰を
激しく凛香に打ち付ける。
そして、急激に締まってきた凛香の膣壁に搾り出されるよう、最奥に白濁を吐き出す。
それと同時に、凛香の首輪が音を立てて床に落ちる。
76 :
星野 凛香:04/03/25 03:14 ID:wW+jyT1f
>>75 「んくぅ…!ダメぇ、…ああぁん、あふ…んっ…ひゃうん!」
もう完全に快感しか伝わっていないのか、伯爵の動きに合わせひたすら喘ぐ。
そして、自分の膣内で、伯爵の逸物がピクピクと反応し始めたのを感じると、ギュっと目を瞑り
激しくなるであろう動きに備え、逸物を締め付ける。
「あっあっ…。も、もうダメ…イッちゃう…!………んんっ!!」
遂に絶頂を向かえ、背筋をピンと反らせる、と、同時に吐き出される白濁の感触を楽しむ。
一通りの後始末を終えると、伯爵に向かって一礼すると首輪を拾い部屋から出る。
「……よかった…」
そう一言だけ呟くと、暫くの間自分と共に合った首輪をポケットにしまい私室へと戻る。
>>76 後始末をし、首輪を持って部屋を出て行く凛香を無言で眺めている。
そして、部屋にあるベッドに腰を下ろして脚を組み、暗闇の中暫く物思いに耽る。
時折何か思いついたように頷いたり、視線を彷徨わせるが
やがてすっと腰を上げて、部屋を出て行く。
「……しまった。凛香殿にこれを渡すのを忘れていた」
凛香から主人に渡してもらおうと思っていた封筒を思い出し、主人の元へ行こうか
悩むが結局出直そうと思い、そのまま屋敷を後にする。
「やれやれ。私も主人の持つ『甘さ』が必要なのかもしれないな……」
78 :
引越し業者:04/03/25 23:01 ID:eYotQ/y0
「桜庭奏か…」
お屋敷を去る時期が刻々と迫っているそのメイドの名前を呟き、
使用人と書かれたカルテの棚から彼女のカルテを取り出した。
「さてこのカルテ…一体どうしたものだろう。」
ぼんやりとした視線をカルテに落とし、しばし考え込んでいる。
79 :
三条 望:04/03/25 23:04 ID:eYotQ/y0
80 :
白河 貴子:04/03/25 23:14 ID:l2Ba7Xn6
「フンフフンフフ〜ン♪」
鼻歌交じりに食器の片づけをしている。
なぜこんな遅くまで掛かっているのかというと、担当をすっかり忘れていたからである。
最近はすっかり慣れてきたのか、特に気にする風でもなくさっさと仕事を片付けていく。
81 :
三条 望:04/03/25 23:26 ID:eYotQ/y0
「ただのカルテとわかっていても…」
カルテを机の上に置き、目を閉じる。
「なかなか捨てずらいものですね…」
静かな部屋の中誰に聞かせるでもなく1人そう呟いた。
83 :
白河 貴子:04/03/25 23:31 ID:l2Ba7Xn6
ようやく仕事を片付けて、寒い廊下を自室へと向かう。
「お風呂に入ろうかな〜、でも湯冷めしそうだし、どうしよう……っくしゅっ!」
盛大にくしゃみをして鼻をすする。
84 :
萩野 瑞葉:04/03/25 23:31 ID:3myBuN0F
「次は香さんですけれど……」
香も今月一杯だと聞いたので、
雑誌などを広げてプレゼントを物色している。
85 :
三条 望:04/03/25 23:35 ID:eYotQ/y0
「さてどうしたものか…」
寂寥感を感じながら、ぼんやりと天井を見上げている。
86 :
桜庭 奏:04/03/25 23:37 ID:nzpU1eNr
残り少なになってきたカメラのフィルムの枚数を見て微笑む。
どうやらあれから、執務室で仮眠を取る執事や、主人をこっそり眺める由依、
彼氏と電話中のみかさ、志保と彼女を手伝うポチを隠し撮りしたりして結構枚数を減らした様子。
89 :
白河 貴子:04/03/25 23:49 ID:l2Ba7Xn6
>>85 「医務室は……あら、先生はいないのかな。薬だけもらっていこうっと」
明かりのついた医務室に滑り込む。衝立の向こうの三条には全く気づいていない。
「どれだろうどれだろう、これかな……っと!?」
左手が無造作に積み上げられた書類の山に触れ、派手な音を立ててファイルの中身が
周り中に散乱してしまう。
机に向かって書類を眺めていたが、何かを思い出し今日のカレンダーを見て、
そして時計を見る。
91 :
三条 望:04/03/25 23:52 ID:eYotQ/y0
>>89 「…?」
突然背後でした物音に振り返り衝立の向うを覗き込むと、
そこには散乱したファイルの山と1人のメイドの姿。
「こんな時間にいったいなにを…」
散乱したファイルの束を見つめ呆れたようにそう問い掛けた。
92 :
里村 志保:04/03/25 23:55 ID:AYse/9dY
ベッドの下に入り込んだ紙切れを必死に取ろうとしている悠斗。
そんな四つん這い気味になっている彼を見て、少し微笑む。
93 :
星野 凛香:04/03/25 23:55 ID:wW+jyT1f
「ふぅ……」
珍しく部屋の片付けをしている。
95 :
白河 貴子:04/03/26 00:00 ID:YNZn/L4y
>>91 「あっ、先生いらっしゃった……ああ、ごめんなさい、ちょっと薬が欲しかったので」
急に声を掛けられて飛び上がり、じっと三条の顔をみていたが、
ぱっと視線をそらすと大慌てで散らばったファイルをかき集めた。
「すっ、すぐに片付けますね」
どうも三条の顔を見ていると、以前彼にご奉仕したときのことが脳裏に浮かんでしまう。
いけないいけない。
>>93 「今日の当番は、凛香だったようだが……」
カレンダーに書いてあるメイドの名前を見て呟き、少し眉間に皺を寄せる。
ここ数日何かを隠しているような様子に見えた彼女を思い出す。
「気のせいだといいのだが。」
机の上の受話器をとると、内線で凛香を呼ぶ。
97 :
星野 凛香:04/03/26 00:05 ID:CPI7ihYY
クローゼットの中身から、机のお菓子まで全部部屋の中に散乱している。
整理しているのか、散らかしているのかよく分からなかったり。
>>96 すると、不意に部屋の内線が響き渡る。
「はいはい凛香です、何か御用ですか〜?」
今日まだ何かあったかな?と思い、シフト表に目をやると今の時間にしっかりと自分の名前が。
「…………あッ!」
98 :
里村 志保:04/03/26 00:07 ID:aA/om90l
「ありがとう、悠斗君」
悠斗にお礼を言うだけでなく、頭も撫でてやる。
満足そうにしている無垢な彼の表情が、なんとも心地よかった。
客室で高そうなカメラを撫でている。
「さて、そろそろメイドさんを呼んでみようかな」
ベルを鳴らしてみる。
100 :
三条 望:04/03/26 00:12 ID:W59ioQbA
>>95 >「すっ、すぐに片付けますね」
そういって視線を逸らすように背を向けて床に膝をつき散らばったファイルをかき集める白河の姿。
本人にはその気は全くないのだろうが、
ファイルを集める度に揺れる彼女の臀部がまるで挑発するように揺れていた。
以前彼女に対して行った行為が脳裏に鮮明に蘇る。
「そういえば…最近ご無沙汰だったな…」
足元の白河には聞こえないぐらい小さな声で呟いた後で、
突如彼女の背後に近づき、覆い被さるように身を寄せる。
そしてそのやわらかな胸に手を宛がうと有無を言わせず揉みしだいた。
内線で凛香を自室へ呼び出し、しばらく難しい顔をしていたが、
ふと何かを思い出し、ふっと笑う。
凛香がやってきたので彼女を中へ迎え、椅子に座ったまま笑みを浮かべる。
「凛香、どうして呼び出されたかは分かっているな?」
>>101 案の定呼び出され、ゆっくりとした足取りで主人の部屋へと向かう。
「とんとんとん、失礼しま〜す…凛香で〜す……」
数回深呼吸をし、ドアを開ける。
「え、ええっとぉ〜、ゴメンなさい忘れてました…え、えへ…」
ばつが悪そうに微笑むと、ペコリと頭を下げる、どうやら良い言い訳は思いつかなかったようだ。
>>100 ようやく半分ほど片付いた、といっても適当に積み上げただけなのだが。
ほっと額をぬぐってまた身を屈めたとき、いきなり後ろから身体を押さえつけられてしまう。
「やっ……せっ、先生!?」
三条の手に自分の手を重ねて引き離そうとするものの、完全に背後から押さえ込まれて
力が入らない。その間にも、荒々しい刺激に反応して胸が尖りはじめる。
「先生、やだ……そんな、まだ片付いてないのに……」
どう抗いようもなく、四つんばいの体勢で三条のなすがままに任せてしまう。
鳴り響くベルの音を聞き、胸元に顔を埋めている悠斗を引き剥がす。
「ごめんね、ちょっとお仕事みたい」
身なりを簡単に直して自室をそそくさと出て行く。
廊下を小走りして一度別室へ行き、ベルが鳴った部屋番号を確認。
重いお腹に息を切らしつつも、なんとか客室へ。
>>99 「…失礼します」
ノックをし、入室。
>>104 「へ? こりゃあ……」
入室してきた志保の姿を見て目を丸くする。
「い、いや、どうもこんばんは。
実はですね、ぼくは写真を撮るのが趣味でして、
メイドさんの写真を撮影させていただこうと思ってたんですけど、
それにしても……」
何やら淫らがましい視線を志保の腹部に注ぐ。
「妊婦のヌードって、まだ生では見たことないなあ……」
聞こえるか聞こえないかくらいの声量で呟く。
106 :
三条 望:04/03/26 00:27 ID:W59ioQbA
>>103 >「先生、やだ……そんな、まだ片付いてないのに……」
「片付けですか…それではファイルの片付けは後回しにして…」
四つん這いで自由を奪われた彼女の背にのしかかるように身を預け
白河の柔らかな胸の感触を味わうように、執拗にその手を這わす。
「…私の貯まった性欲を片付けさせていただきますね。」
嘲弄するように微笑みながら服の合せ目から手を差し入れると、
既に昂ぶっていた彼女の胸の頂点をブラジャー越しに爪で擦るように刺激した。
>>101 正直に頭を下げる凛香を見て苦笑を浮かべる。
「そんなところではないかと思ってたが……、まあ、素直に言ったことだし
今回は前の館の埋め立てで500を取ったようだし。」
そう言って指折り数えて凛香を見上げ、ニヤリと笑う。
「それに免じてお仕置きはナシにしよう。
ところで凛香、聞きたいことがあるのだが。」
改めて座りなおし、真面目な表情で訊ねる。
「なにか私に隠していることはないかね。
進路のこと、高校のこと、それとも…………」
昨日の伯爵と凛香のビデオを見て、どこか様子がおかしいのを
感じ取ったらしい。
「まあ、どうしても言えないことなら構わないが。」
少し寂しそうにそう言う。
>>105 「写真撮影ですか… ええと、どうしましょう。あの、ポーズとか」
少々戸惑って聞いてみる。
遠くだと客人の要求が聞こえない恐れがあるため、ゆっくりと近付いていった。
そんなとき断片的なものではあるが、客人の独り言が耳に入ってくる。
(ヌード……生…)
頭の中に響いた言葉を反芻させるたび、
あられもない姿になって撮影されている自分を想像してしまう。
だんだん、頬に朱が混じってきた。
>>106 「性欲の片付け……ですか」
強引な理屈だと思って、思わずくすっと笑ってしまう。まあ、いいかな。
しかし三条の手が制服の中に侵入して素肌に触れた瞬間、ひんやりとした
その感触に、ぶるっとしてクシャミをしてしまう。
「くしゅんっ!」
それから上体を反らせて振り返り、ぼうっと上ずった声で三条にささやいた。
「私、少し風邪気味みたいなんですけど、こちらも片付けませんか?
先生、早く温めてください……」
>>108 「ポーズ? じゃあまずスカートを持ち上げて……
そう、下着が見えるか見えないくらいかで」
早くもカメラを持ち、ファインダーを覗き込むとシャッターを切り始める。
「せっかくのメイド服なんだから、全部脱ぐのはやっぱりダメだよ。
少しずつ脱いで、大きいオッパイを見せ付けるみたいに……」
ブツブツと、独り言なのか命令なのか
よく分からない調子で続ける。
>>107 「(お仕置きかな?お仕置きだよね?…何されるんだろう…)」
頭の中に縄で縛られたり、蝋燭を垂らされたりと色々と浮かんでくる、無論主人の話はまるで聞いていない。
「え?無し…?……本当ですか?わーい、やったー♪」
しかし、お仕置きは無しという所だけは聞こえたようだ、全く都合の良い耳である。
>「なにか私に隠していることはないかね。
「………実は…そのぉ…(雑スレ
>>756参照)なんです…」
いつか言うとは心に決めていた、しかしこんなに早くに来るとは思わなかった。
そして、主人同様に寂しげな表情になる。
112 :
三条 望:04/03/26 00:45 ID:W59ioQbA
>>109 >「先生、早く温めてください……」
「私はこの屋敷に勤める医師です。
貴方がそうお望みとあれば喜んで…それではお薬をさしあげましょう。」
白衣のポケットから2・3錠剤を取り出し、自らの口に含むと
そのまま白河の口に自らの口を寄せ、
淡い桃色の唇を割るように舌を差込み口移しで錠剤を送り込む。
「ちゃんとお薬飲みこんでくださいね…」
柔らかい唇から口を離しそう言ったものの、
その言葉とは裏腹にまるで薬を飲みこませまいとするように、
白河の胸と下半身に手を伸ばし間断なく弄りだしていた。
>>111 「……なるほど。」
そう言うと立ち上がり、凛香のそばへ歩いていく。
「よく今までがんばったな。えらいぞ。」
立ち尽くす凛香の頭を撫でる。
どうやら、最近の彼女の様子からほんの少しだけ予想はついていたようだ。
「相手は、誰なのか分かっているのか?」
いたわるような態度で彼女のお腹をそっと撫でる。
>>110 「はい、スカートをこれぐらいの位置でですね」
両手でスカートを摘む。
視線は下に落とし、高さを確かめながらそれを捲り上げていく。
現在穿いている下着は膨らんだお腹を保護するような機能を重視していて、
形はまるで色っぽくなく、大きかった。
なので微妙な位置でスカートを止めることができて、ちょっと嬉しかった。
「……」
次に提示された客人の言葉に素直に従い、伏せ目がちに胸元を緩める。
ひとつ、またひとつとボタンを外していくと、ブラに包まれた福与かな双乳が。
純白のエプロンを押しのけ、露わになる。
>>114 「う〜ん、まあ妊婦さんだし、そんなもんか」
下着を見たときは不満げだったが、
その目がやがて、露になり始めた乳房に釘付けになる。
「すご……」
ゴクリ、と唾を飲み込む音と共にシャッターを幾度も切る。
「もともとデカかったでしょ、キミ。
赤ちゃんがいるからじゃないよね、これ?」
そう言いながらも志保には近寄ったり触れたりは一切しない。
>>113 「えへへへ…」
頭を撫でられ目を細め、嬉しそうに主人の顔を見上げる。
「そんな事無いです、私お仕事もそんなに出来なかったし、それに壷も……」
と、ここまで言った所でしまった!という顔をする、まぁ、この状況なら許してもらえるだろう。
>「相手は、誰なのか分かっているのか?」
「えっと、実を言うとはっきりとは分からないです…
でも、逆算した時期にしたのはアイツだけだから、それにアイツも分かってくれたし」
少し沈んだ、しかしどこか嬉しそうな表情でそう答える、その時の様子でも思い出しているのだろうか。
>>112 「んんっ……くっ」
口元からはしたなく唾液を零しながら、三条の唾液とともに錠剤を飲み込んでしまう。
こくんと喉を鳴らして飲み込んでしまってから、本当に風邪薬だったのか気になってしまう。
「先生っ、いまのは風邪の薬ですよね? 変な薬なんかじゃ……」
もしかしたら媚薬かもしれないし、もっと変なものかもしれない。そう思いつつも、
身体は胸と秘処に与えられる刺激に悶え始める。
「はぁん、先生……もう濡れてきちゃう」
熱に浮かされたようにそう言うのは、本当に熱があるせいなのだろうか。
ぼうっと意識が薄れそうになるたびに、また秘処から太股へと愛液が伝い落ちるのを感じた。
>>115 視姦され続けて感じてしまったのか、何やら身体が熱く、鳥肌が立ち始めてきた。
客人の問いに返す声は事あるたびに小さくなっていき、ついに頷くだけになってしまう。
視線は彼のほうを見ないように、天井を向いたり、床を向いたり。
そうして何度かシャッターの音を聞いた後、背中に手を回す。
すると拘束から解放されたブラが、弾け飛ぶように床に落ちた。
「手は、外したほうがいいでしょうか…」
左右の二の腕をそれぞれの腕で持ち、か細い声で言う。
119 :
三条 望:04/03/26 01:08 ID:W59ioQbA
>>117 >「はぁん、先生……もう濡れてきちゃう」
下半身を弄ぶ指先に湿り気を帯びた感触が伝わってくる。
スカートを捲り上げ、下着に顔を近づけまじまじと見つめた後で感嘆するように声をあげる。
「おやおや白河さん…まだただのお薬を飲ませてあげただけですよ?
…それだけでこんな風になるなんて。」
ふっと息を彼女の濡れた花園に吹きかけると指を下着の中に忍ばせ、
かすかに開いた花弁の中心に指を宛がうとそのまま奥深くまで侵入させ、
「お屋敷に従事するメイドさんの人数がへって行く中、残されたメイドにかかる重圧はさらに大きくなるでしょう…
体調管理には気をつけないといけません…今日は貴方の体の隅々まできっちり検診して差し上げましょう…」
淫靡に形をゆがめる白い胸と濡れた花弁の感触を楽しむように指先を蠢かす。
>>118 「手? そりゃ勿論……いや、ちょっと待って!」
夢中でシャッターを押していると、フィルムが切れてしまう。
慌てて新しいものに入れ換えながら命令を下す。
「いきなり御披露目だと有難味がないからさ、
まずはその谷間も取らせてよ」
ついでにやたらとゴツい望遠レンズまで取り出していたり。
「後はさ、順々に脱いで……あ、ヘッドピースとソックスは
脱いだらダメだよ。エプロンも側に置いておいて……」
興奮し過ぎて甲高くなってきた声で、マニアックに注文をつける。
>>116 『壺』と聞いてぴくりと反応するが、まあ聞き流すことにする。
「アイツ、か……。確かにこういう仕事だからはっきりとは分かりにくいだろうが。
まあ、……よかったな。」
どこか寂しそうなのを隠せない表情で、胸に凛香の頭を押し付けたまま
彼女の髪を撫でる。
嬉しそうな凛香の表情を見て、素直に喜べず複雑な気持ちになる。
無言のまま彼女をお姫様抱きで抱えると、寝室に運ぶ。
「凛香、凛香がおかあさんになるとしても、今はここのメイドだ。
今の時間の仕事は……分かるな?」
ベッドに座らせ、自分も隣に座りひとつひとつ優しく話しかける。
「凛香が自分で出来る範囲で精一杯私を気持ちよくしてくれたらそれでいい。」
ふっと耳に息を吹きかけながらそう囁く。
>>119 「ただのお薬って、そんな……」
これが媚薬だったら、自分の痴態への言い訳にもなるのに。そう思ってしまった。
そうして秘唇を割って三条の指が侵入してくると、身体を仰け反らせて喘ぎ声を漏らす。
「ごめんなさい、風邪引いちゃって、ごめんなさい……感じてしまって」
検診だと言われ、さらにいやらしい期待に胸が熱くなる。本来はきわめて真面目な
言葉であるはずなのに、今の状況ではそれすら淫靡に聞こえてしまう。
「お願いです、も、もう私……そんなに焦らさないでください、切ないの……」
じっとり潤んだ眼差しで、三条に哀願する。
>>121 心地良さそうに主人に抱きついていたが、ふと顔を見ると少し寂しそう。
「御主人様?……なんて顔してるんですかー、ほらほら、笑顔笑顔、ニッ!」
主人を見上げ満面の笑みを浮かべる。
>「凛香、凛香がおかあさんになるとしても、今はここのメイドだ。
ゆっくりと、そしてしっかりと小さく頷く。
「えと、えと……じゃあ失礼します…」
主人の前にしゃがみ込むと、ズボンのチャックを開け逸物を取り出す。
そして、数回舌を這わせた後、この前飯塚にした"必殺八重歯"を繰り出す。
>>120 「こ、こう……でしょうか」
恥ずかしに下唇を浅く噛み、お辞儀をするようにして胸元を強調する。
重力で垂れ下がった乳房が両手に受け止められて、深い肉の谷間が出来上がった。
「……」
客人の言いつけ通り、カチューシャとソックスのみの姿になる。
傍らに置いた服や下着を横目で名残惜しく見ながら。
ひんやりとした空気――また、客人の体温で生温かかったのかもしれない。
その外気が母の証である白濁滲む乳房、生命を宿すお腹、
茂みに覆われた秘部を挑発するようになぞった。
125 :
三条 望:04/03/26 01:24 ID:W59ioQbA
>>122 >「お願いです、も、もう私……そんなに焦らさないでください、切ないの……」
瞳を潤ませながら途切れ途切れに懇願する白河のその独白が心地よく耳に響き、
下半身の昂ぶりが最高潮に達してしまう。
「いいでしょう…貴方の体の奥の奥まで…私がきっちり診てあげますよ…」
欲望を解放するようにファスナーを降ろし、締め付けから逸物を解放すると、
花弁を被う下着を横にずらすと、
彼女の背後から花弁を割るように逸物を宛がい、そのまま一気に逸物を突き刺した。
>>124 生命を育むための膨らみから、その生命が宿る腹部までを
カメラと肉眼とで汚すように嘗め回す。
「いいね……一生もののコレクションになるよ……」
息を荒げながら、ついにズボンから逸物を取り出し、自分で扱き始める。
「うぅ……っ!」
程なく本当に呆気なく、すぐにその猛りから白濁が吐き出される。
「気持ちよかった〜……でも、まだまだいけるからね」
やや硬度を失いかけたそれを扱きながら
ブレるのも気にせず撮影を続ける。
>>123 さっそく自分の逸物を取り出し刺激しだす凛香を見て満足げに微笑む。
「くっ……凛香もすっかりメイドの仕事が板についたようだな。」
彼女の繰り出す技(?)に早くも出してしまいそうになる。
「凛香、だけどまだ足りないところがあるな。
こういうときは、こう、服をはだけて、相手の目も楽しませるようでないと……」
彼女が自分の物を咥えたまま、腕を伸ばして彼女の胸を人差し指でなぞり、
その部分のメイド服をはだけさせる。
「胸を私によく見えるように、自分でブラを上げなさい。
そして、……私が満足できるように、……どうすればいいかわかるな?」
彼女の、ブラに包まれた大きな胸と、自分の逸物と、彼女の顔を順に眺めると、ニッと笑う。
>>125 ずらされた下着から露出した秘処が外気に晒される、そのひんやりした
感触に戸惑う間もなく、熱を帯びた三条の逸物が突き入れられる。
「ふぁっ……あああああんっ!」
甲高いよがり声を漏らし、ぎちぎちと膣内を押し拡げながら割り込んでくる
逸物を締め付けながら、同時に軽く達してしまった。
「いやぁっ、こんなになって、でも、でもっ、気持ちいいのぉ……っ」
四つんばいになったまま、獣のように背後から犯されている。
その屈辱感がなんとも言えず心地よく感じられ、
三条の抽送のリズムに合わせて無意識に腰を振っていた。
>>126 「あっ…」
興奮して自慰を始め、客人がそのまま白濁液を周囲に撒き散らす。
獣欲を掻きたて、今にもにおってきそうな青臭い液を見てつい声を漏らしてしまった。
そして股間に疼きを感じ、秘部に注意を向けてみる。
するとひどく湿った感覚。太腿を擦り合わせると、滑っていた。
「……」
自分でも気付かないうちに視線が客人の逸物に集中し、ジッと魅入ってしまっている。
喉を鳴らして大粒の唾を飲み込む。まるで、先ほどの客人のように。
>>127 「はむ……ちゅぷ、んっ…んちゅ…えへへへ」
主人に褒められ嬉しそうに微笑む、こういう事以外で褒められてない気がするが気にしない。
修行が足りない、と言われ少し眉間に皺が寄る。
「(ぬぬぬ?)」
主人の言葉に納得し、逸物を咥えたまま服を肌蹴させ豊かな胸を露出させる。
わざと両腕で挟み、グッと胸元を強調させてみたり。
> そして、……私が満足できるように、……
「ぷはっ……えっと、こ、こうかな?」
グッと身体を密着させ、胸で逸物をゆっくり包む、そして、自分で胸を持ち上下に動かし始める。
暫くそのままの状態でいたが、自分の胸から出たり消えたりしている逸物の先をペロペロと舐め出す。
131 :
椿 杏樹:04/03/26 01:43 ID:llM9TTKn
「♪僕に出来ることなんか いつもの喫茶店で〜…」
小さな声でゆっくりを歌を歌っている。
「……。よかった……最後の時に、余計な心配なんかかけたくないものね」
喉を擦りつつ、声がどうにか出始めた事に喜びを覚える。
>>126 「『ひょっとしたら、JAVAが切られている状態なのかも?』…?なにかしら、これ」
廊下に落ちていた何かの説明書きを拾い、首を傾げている。
132 :
三条 望:04/03/26 01:44 ID:W59ioQbA
>>128 >「いやぁっ、こんなになって、でも、でもっ、気持ちいいのぉ……っ」
快感に抗えず漏れ出た彼女の嬌声…
その声がさらに興奮を呼び、まるで獣のように激しく腰を突きたてる。
まるで吸い付くように絡みつく彼女の濡れた花弁…
浅く…深く…そしてその最深部に…何度も何度も激しく逸物を突き立てる、
>三条の抽送のリズムに合わせて無意識に腰を振っていた。
「こんなに検診に協力的な患者さんだと…こちらもとても助かりますねっ!」
逸物を求めるように動く彼女の白い豊かな臀部…その白さが目に眩しい。
その白い肌を紅く染めあげるようにさらに腰を打ちつけた。
>>129 志保が唾を飲み込んだ音を聞くと、何やら慌てはじめる。
「だ、ダメだっ、ぼ、ぼくはまだ、本番、したことないんだ!
だからキミみたいな誰にでも裸を見せるようなメイドと
するわけにはいかない! 母様に怒られるだろ!?」
あまりにも身勝手なことを叫んで後退る。
「で、でもさ、しゃぶる、だけなら……へへ」
気味悪く微笑むと、高価なカメラを投げ捨てて、今度はにじり寄っていく。
>>132 「ふあっ……はぁ」
リズミカルな腰の動きに、何度も達してしまいそうになるのを必死でこらえる。
(やっぱり最近はご無沙汰だったから……)
濡れそぼった秘処から滴る愛液が床に水溜りを作っているのが見えて、
ひとり顔を赤らめた。
「検診、検診って……ああんっ、いつもこんなにエッチな検診を?」
来るたびにいやらしいことしかされていないような気がする。
それでも、今はただ気持ちよくなりたい。そう思って疑問を打ち消した。
意識が薄れるほどの快感を抑えようとするたび、下腹部に力が入って
三条の逸物を締め付ける。
「くうんっ……先生のが、こすれて、いいっ……」
>>130 「…っ、いいぞ、凛香……」
自分が言ったことだけでここまでできた凛香を褒め、彼女の髪を弄る。
また、もう一方の手は、目の前で揺れる胸の先端を、指で時折はじいてみたりする。
次第に逸物は寸前まで膨れ上がる。
「くっ……凛香、出すぞっ……」
それだけなんとか言うと、そのまま欲望を爆発させる。
そして、大きく息を吐き出すと、座ったままの凛香の手を取り、彼女をベッドに横たえる。
新しい命が宿った彼女の身体を感慨深げにしばらく眺め、そして、ゆっくりと
メイド服を脱がせていく。
>>133 誰にでも裸を見せる――の件を聞いて、表情が陰る。
(やっぱり、そうですよね)
続いて発せられる客人の言葉と、彼の動きに気付く。
どうやら口淫を希望されているよう。
俯いたまま立ち膝の格好になり、暗い視線を上げる。
そのときにはすでに、血管の浮いた怒張が目の前まで来ていた。
「はむっ、ん…」
それを何も言わずに頬張り、喉奥で亀頭を挟む。
>>136 「うわ……気持ちいい……っ!」
まだ軟度をある程度保っていたそれが、一気に硬く膨れ上がる。
志保の頭をグイッと掴むと、腰を激しく動かして喉奥に突きたて、
またも呆気なく果ててしまう。
「くううっ! ……すごいや、キミ。
でもさ、まだまだ出るよ。もっとしゃぶってくれるよね?」
何やら熱に浮かされた様子で志保の髪の毛を弄くっている。
138 :
三条 望:04/03/26 02:02 ID:W59ioQbA
>>134 腰が打ち付けられる度に激しく揺れる白河の白い胸のふくらみ…
逸物をつきたてながら、汗ばむ胸に手を伸ばし荒々しく揉みしだく。
>「くうんっ……先生のが、こすれて、いいっ……」
「我慢しなくてもいいんですよっ!!」
花園から蜜をしたたらせながら、貪欲に快感を求めるように締め付ける彼女の花園…
そこから産まれるまるで眩暈のような快感に絶えるように歯を食いしばる。
「もう私も限界です…最後はどこにっ…出してほしいですかっ?」
彼女の汗を湛えた肢体を背後から強く抱きしめ、深く腰を突き立てた。
>>135 「ぴちゃ…ちゅ、くちゅ……やん…もおー、悪戯しちゃダメです…」
胸を触る主人に注意を促すと、今度は逸物の先端を口に含み、激しく胸を上下させる。
「はん……んっ、ちゅ…んっ………んんっ!!!」
逸物が膨らんだのを感じると、その後起こるであろう事態に備える。
そして、口内で爆発した白濁の量に、咽そうになるものの、何とか飲み干していく。
逸物を綺麗に掃除し終えると、口の端から溢れた白濁をぺロリ。
「はふぅ……あっ…」
ベッドに寝かされ、衣類が脱がされていく、何度かこういう事があったが、やたら緊張してしまう。
そしていつの間にか全裸にされ、驚き、手で覆い隠すも、ゆっくりとその手をベッドに。
>>137 「んっ、んん…」
口内深くに逸物が入り込んでいるなか、さらに白濁を爆発させられる。
何度か激しく咳き込むが、すぐさま粘液を嚥下して次の奉仕に備えた。
未だ喉にこびり付いている残滓のせいで声を発しにくい。
頷いて客人の要求を呑み、彼の腰を両手で掴んで持つ。
体重を上手く支えられることのできる体勢が整うと、
頭を動かし始め、窄めた唇で逸物に快感を与えていく。
>>138 「はぁはぁっ……我慢しようって、我慢できませ――ああんっ!」
腰が触れ合う規則正しい音とともに、ずぶずぶ抜き差しされる卑猥な水音が
ねじ込まれる剛直とあいまって、否応なしに快感を高めていく。
ぎゅうっと締め上げた秘処が、三条の逸物がさらに硬く膨れ上がったのを感じ取る。
「せんっ、せんせっ、中はダ……ダメっ、わたしももうイくぅ……」
強く深くまで突き立てられ、意識が遠のいてしまいそうになるのを必死に堪えた。
ぐっと背中を仰け反らせた瞬間、三条の逸物が抜け落ちるとそのまま床に
仰向けになって倒れこんでしまう。
「はぁ、はぁっ、せん、せ、胸に……胸に出して……」
>>140 「しゃぶるだけなら、どんどんやってもいいよ。
いくらでも出してあげるからね?」
そう言うと、容赦なく乳房を鷲づかみにして
絞り上げるように揉んだり、引っ張ったりを繰り返す。
「ほんと、来てよかったよ、このお屋敷……」
その後も幾度も志保の口や胸に白濁をぶちまけるのだった。
>>139 >逸物を綺麗に掃除し終えると、口の端から溢れた白濁をぺロリ
凛香の色っぽい様子に再び逸物に熱が集まっていくのを感じる。
そのまま凛香に覆いかぶさると、凛香に口付け舌を絡める。
自分の味がしたりするが気にしないで激しく口付け、そのまま離れると
うなじ、鎖骨、胸へ、とどんどん下方へ下がっていく。
「凛香、凛香のここからも、いつかは志保のようにミルクがでるようになるのだな……」
まだどうしても母親になるには子供っぽく見える凛香があと1年も経たないうちに
そうなると想像して、なんだか親のような気持ちになってしまったりする。
胸の先端を咥え、口の中で転がしながら、片方の手は胸を揉み、そして
もう片方の手はどんどん下方へ下がっていく。
茂みを越えた秘部に湿り気を感じると、凛香に分かるように水音を立ててみせる。
145 :
三条 望:04/03/26 02:26 ID:W59ioQbA
>>141 >「せんっ、せんせっ、中はダ……ダメっ、わたしももうイくぅ……」
白河が高みに達しようとするその時…
その花園がざわつきまるで侵入者を絡め取るかのように、
さらに強烈に花弁一枚一枚が逸物を締め上げる。
>「はぁ、はぁっ、せん、せ、胸に……胸に出して……」
「くっ!!」
彼女のかすかな声…
「お望みどおり…あなたの胸で…」
その声に促され、荒い呼吸と共に上下する白いやわらかな双丘に、
胸の先端に埋め込むようにすでに臨界点を突破した逸物を押し付けた瞬間…
軽い眩暈のような閃光が瞬き、逸物が大きく跳ね…
うっすらと汗を滲ませ力無く肢体を臥せた彼女の白い肌を汚すように、白く熱い欲望が放たれた。
>>144 「わっ……んっ、ちゅ…く……」
主人に答えるように、両手を首に絡め激しく口付けをする、次第に思考が鈍ってきたのか、ぽぉっとした表情になる。
>「凛香、凛香のここからも、いつかは志保のようにミルクがでるようになるのだな……」
志保のように、と言われ一瞬自分にあの胸が!と考えたがすぐに忘れる。
「ひゃうん…ふぅぅん、んっ、は…うぅ…」
主人から与えられる刺激に、身体が無意識の内に反応してしまう、相変わらず巧みの技だ。
「あ。あん…やです、んっ…そんなに音出したらだめぇ……ああっ」
部屋一杯に響き渡る淫らな水音、その音を消す抵抗の声も、喘ぎ声によって妨げられてしまう。
>>145 ぼんやりと、三条の剛直の先端から白濁が迸るのを見つめていた。
まだ荒い息の下で、大きく胸が上下するそのじっとりと汗ばんだ肌に、
さらに熱を持ったどろりとした液体が広がる。
「こんなに、出るんですね……どろっとして、熱くて」
ふと身体を起こし、人差し指でそっとその液体をすくい取って口に運んでみる。
以前したときと同じように、なんとも言えない、舌に絡みつくような不思議な感触。
でも、なぜだが、三条を感じられる、そんな気がした。
「そうだ、先生、綺麗にして差し上げますね……」
熱心に拭い取ったそれをすべて嚥下してしまってから、三条ににじり寄って
ひざまずいたまま股間の逸物に両手を添え、口に含んだ。
「はむっ、んんっ、ちゅっ……こふっ」
できる限り優しくしたつもりだったけれど、少し元気をなくしかけていたそれが
またムクムク起き上がってきたのに気づいて、顔を離した。
「先生……もう一回、性欲を片付けませんか?」
にっこりと上目遣いに微笑んでみせる。
>>146 凛香の蜜壺に指を刺し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
だが、入り口付近を弄る程度でやめてしまう。
「凛香……」
身体を動かし、彼女に口付けながら、親指と人差し指で彼女の秘豆を摘み、転がす。
そして、もう一方の手で彼女の窄まりに指を押し当て、沈めていく。
「凛香、……こちらに入れてもいいか?」
後ろに指を入れながら抽送させ、少しずつ指を増やしていく。
そのまま、再び大きくなった逸物を、彼女の愛液で滑りのよくなった秘部の表面で
動かしながら訊ねた。
149 :
三条 望:04/03/26 02:53 ID:W59ioQbA
>>147 >「こんなに、出るんですね……どろっとして、熱くて」
「ええ、あなたの体に…とても興奮しましたからね…」
快感の余韻に浸るように、
まだ暖かさを残した欲望の液体を塗りこむように、吐息の度に弾む胸を優しくなで擦る。
>「先生……もう一回、性欲を片付けませんか?」
足元に跪く白河から目を離し、下半身で痛いほど存在を主張する逸物に目を向ける。
「そうですね…こうなってしまった責任…取っていただきますよ。」
屈託なく微笑む彼女を見つめ自嘲的に頬を緩めると、
その肢体を抱き寄せはだけた服から垣間見える彼女の白い胸元に顔を近づける。
「あなたの体の隅々まで…全て診させていただきましょう…」
そう言いながら、双丘の頂きの淡い頂点をそっと口に含んでいった。
>>148 「はぁっ…あふ…んっ」
秘裂を丹念に責められ、身体は火照り、顔は赤く紅潮してしまう。
「んくぅ…!…御主人様、凄い、あぅ…」
快感を次々に与えてくる主人、その責めにより意識が朦朧とし始める。
>「凛香、……こちらに入れてもいいか?」
何故か前ではなく、後ろに入れようとする主人、始めはよくわからなかったが
恐らく、これが主人なりの優しさなのだろうと思い、頷く。
「はい、んっ……どうぞ御主人様、お好きな所に……」
主人が挿入しやすいよう足を広げ、すっと力を抜く。
>>149 「どうぞご存分に責任をお取りくださいね」
自分で言っておいて自分でも妙だと思ったのか、口元に手を当ててくすっと笑う。
すっかり元気になってしまった逸物から、名残惜しそうに手を離した。
「こんなに気持ちよくなれる診察なら、毎日でも構いませんけれど」
そうして三条にちゅっと音を立ててキスをした、その瞬間に床に散乱していた
書類の一枚が目に留まった。自分の名前が書かれたその書類には、真面目な
内容の中、あちこちに卑猥な単語が紛れ込んでいる。
(わざわざドイツ語でこんなことを……)
なんだか急に三条に親近感を覚えて、もう一度彼にキスをする。
そうして彼の首に腕を絡ませ、身体を預けていった。
>>150 「苦しかったら言うんだぞ。」
彼女の身体をいたわりながら、後ろにゆっくりと自身を埋めていく。
「…どうだ?」
全部埋めてから凛香の額に汗で張り付いた前髪を指で寄せながら囁く。
そのまま彼女を抱き起こし、向き合う体勢になりながら、ゆっくりと腰を動かし始める。
目の前で揺れる胸を、欲望のままに荒々しく揉んだり、また下方へ手を伸ばして
秘豆をぎゅっと押しつぶすようにしたりする。
「凛香……いいぞ、きゅっと締まって…………」
荒い息のまま彼女の耳に囁きかける。
次第に中で自分の逸物が大きく膨れ上がっていくのを感じ、絶頂へ向けて
抽送の動きが早くなっていく。
>>152 「……っく………んはぁ、くっ…ふぅ…」
前に一度ここでした事があるとはいえ、まだ2回目、流石に少し苦しい。
額には少し大きな脂汗が浮かぶ、そして、全てが入るの感じると大きく息を吐き出した。
「えへへ……平気です、だから御主人様の好きなようにしてください」
ニコッと微笑み、主人の動作を開始させる、しかし何処か無理をしてるようにも見えたり。
「はっ……ああんっ、……んんっ、あはぁ……」
だいぶ慣れてきたのか、主人の動きに合わせ喘ぎ声が漏れ始める。
「あぁぁっ、御主人様、御主人様ぁ……好きっ…大好きッ!」
背中に両手を回し、ギュッと抱きつくと、その鼓動を感じながら絶頂へと追いやられて行く。
「ふぁぁ、来る、来ちゃう……おっきいのが来ちゃうよぉ!」
主人の逸物が腸壁を抉り、喘ぎながら意識が飛びそうになる。
「いく…いくっ、いっちゃうのぉ!」
一際大きな声を上げると、主人の背中に爪を立てびくびくと痙攣する。
>>153 背中の痛みも心地よく感じながら、自分も限界を覚え、彼女の腰を押さえる。
「…っ、私も出すぞ……っ」
凛香が達し、彼女の中が急に締まって一気にそのまま白濁をぶちまける。
中で全てを吐き出すとそのまま自分の逸物を取り出し、彼女をそっと横たえてから
息を整える。
「……凛香、かわいかったぞ。」
そっと彼女に口付けながら、隣に寝そべる。
「疲れただろう。今日はここで寝ていきなさい。」
彼女の頭を撫でながら、疲れたような表情の彼女を目を細めて眺める。
>>154 達している間、ドクドクという逸物の感触だけが腸壁に響き渡る。
「ん、んっく…」
直腸から逸物が抜かれ、ぽっかりと穴の開いた菊座が顔を出す、
そして、栓の無くなった穴からは先程出された主人の白濁がドロドロと溢れ出した。
>「……凛香、かわいかったぞ。」
激しく肩で息をしつつ、にっこりと笑いかける。
主人の言葉に頷くと、その大きな手の感触を感じながらゆっくりと目を閉じた。
157 :
三条 望:04/03/26 04:29 ID:W59ioQbA
うっすらと空が明るく染まる頃。
前夜の情事の痕跡の香が生々しいベッドの上…
体は心地よい疲労感に包まれているものの、なかなか寝付けずにいた。
そして全裸でその白い肢体を横たわらせている1人のメイドを残して不意に起き上がる。
「桜庭 奏」
「星野 凛香」
使用人と書かれた棚から二枚のカルテを取り出してぼんやりと眺めている。
「また…戻って来ることがあるかもしれない…」
2枚のカルテにゆっくりと手を伸ばす。
「その時作り直すのは、面倒ですからね…」
かすかにそう呟いて2枚のカルテを使用人と書かれた棚へと入れなおした。
158 :
木村 香:04/03/26 22:31 ID:xooojRae
「……うぅぅ……」
心の中で涙しつつ、乾燥機の前でアレ(
>>51-52)が乾くのを待ってる。
「なんでこういう時に限って休む暇も無くなるのよぉ……買い物ぉ……」
159 :
桜庭 奏:04/03/26 22:52 ID:PSOW8j7W
お屋敷の住人ではないがかなりお世話になった雫と五月に、このお屋敷を
離れる旨と今までの御礼を記した手紙をポストに出しに行き、戻ってくる。
今日も仕事の合間に写真をたくさん撮り、フィルムの残りが数枚に。
医務室で何やら作業中の三条、ジャージのまま屋敷内を歩くこのみ、ボーセと
散歩中の冬果と、彼女に話しかける植木職人。
そして、今日ここを離れていった悠斗と凛香。
「……凛ちゃんたちも出て行くなんて知らなかった。」
未だつい先程のことで、驚きが消えない。
ここに戻ってくれば、遊びに来ればまた会えると思っていたのに。
机に置いた手紙を眺めて溜息をつく。
160 :
木村 香:04/03/26 23:01 ID:xooojRae
「それにしても、メイド服がロングスカートでよかったぁ……」
改めて、自分が身につけている服を見やる。
「……だからといって、あまり動き回りたくはないけど……
こんなところ、誰にも見られたくないし……」
以前、自分でローターを入れておきながら、妙なところで恥ずかしいらしい。
メイド達のシフト表を机の上に放り出したままで、ノートパソコンの画面に向かっている。
難しい顔をしつつキーを打ったり、画面に流れ出してくる文字列を目で追いつつ、
やはり難しい顔をしてみたり。
そんな様子を繰り返していたりする。
そして、しばし思案顔を浮かべつつ動きを止めていたかと思うと、ため息を漏らし、
何やらメッセージを打ち込み始める。
『現状では詳細は不明なれど、状況は芳しくないと思慮される。調査要員の派遣を
要請する』
そんなメッセージをタイプし、Enterキーを押下する。
ノートパソコンから発するノイズが、まるで騒音に聞こえるような沈黙の時間。
そんな一時を経て、短い返信が表示される。
『了解。手配が完了し次第、支援要員を急派する。続報を待たれたし。【通信終了】』
「……ふぅ……」
最後に表示されたメッセージに、やや安堵の息を漏らしつつノートパソコンを閉じると、
デスクの抽斗にしまい込んだ。
夕方から出ていた買い物から戻ってくる。
「にしても、凛香さんまでいなくなってしまうなんて……」
香のために買ってきた下着類の横に
ガラガラや起き上がりこぼしが並ぶ。
どうやら凛香と悠斗へのプレゼントらしいが、いくらなんでも
気が早すぎるというものである。
バスタオルで洗い髪をふきながら浴室から出てくる。
すでに、今日の仕事も終わり夜勤当番でもない為、ピンク色のジャージ姿である。
なぜか背中には大きなハート型の模様が……
「さあて…風呂上りのビールビール!」
まるで、おっさんのようである。
164 :
木村 香:04/03/26 23:21 ID:xooojRae
「瑞葉さん、ちゃんと買ってきてくれるといいけど……」
いつぞやのお詫びに、と下着購入を引き受けた瑞葉を思い出す。
「……できれば、次の仕事とかで呼び出される前に……」
165 :
桜庭 奏:04/03/26 23:29 ID:PSOW8j7W
部屋の片付けをしていたが飽きてきたのか、部屋にジャズピアノのCDを流しつつ
今までの日記を読み返している。
香に渡す下着類に、プレゼントの香水類もつけて
綺麗にラッピングしている。
167 :
木村 香:04/03/26 23:39 ID:xooojRae
さすがに、ずっと乾燥機の前にいると怪しまれるような気になってしまい、乾くまで廊下を歩いてみる。
が、歩くのが妙に遅かったり。
「(……早く歩くと、昨日みたいに胸が変な感じになっちゃうし……)」
ふと、書斎の本棚から取りだしたアルバムに目を落とし、そこに挟まれている写真を眺めては
目を細めたり、笑みを浮かべたり、時折、溜め息をついたりしている。
「ここが、そうなのかしら?」
屋敷の門前に厳しい顔でたっている…
170 :
木村 香:04/03/26 23:59 ID:xooojRae
>>169 玄関前まで来ると、ガラス越しに人影が見える。
「(……お客様? ヤバっ、ここにいたら接客しないといけなくなっちゃう!)」
服で先が擦れないように、胸元を手で押さえながら、玄関前からの脱出を試みる。
香のピンチも知らず、ラッピングを続けている。
「ん〜今一つキレイに出来ませんわね……」
一度は包み終わったものを
何度も解いては包みなおしている。
>>170 「いいわ、虎穴に入らずばだわね……」
すっと手を伸ばし呼び鈴を鳴らす。
173 :
木村 香:04/03/27 00:04 ID:mu9qZ7Pb
>>172 「うっ……!」
だが、努力もむなしく呼び鈴が鳴り響く。
逃げ出してもいいが、仕事を放棄するのはもっとヤバいので、観念して玄関へ。
「……はい、何か御用でしょうか?」
いつもよりもおどおどした様子で、玄関を開けて女性客を玄関に招き入れる。
174 :
桜庭 奏:04/03/27 00:06 ID:hu7oBZb+
今まで書いた日記を読みながら物思いに耽っていたが、それをパタンと閉じて
ダンボールに入れる。
鏡を見て自分の髪型や服装を整え、深呼吸すると、廊下に出る。
そのままぼんやりと歩いていたが、あっという間に主人の部屋にたどり着く。
「……」
ここに来たばかりのことを思い出し、なんとなく自分の唇をなぞる。
もう一度深呼吸すると、主人の部屋の扉をノックしようと思うが、手を伸ばしたところで
動きを止めてしまう。
>>173 「今日は、こちらが名無しの屋敷でよろしいのね?」
現れたメイドに一瞥をくれると、どうも様子がおかしい事に気付くが
無視して話を続ける。
「このお屋敷に、お医者様が居るって聞いたんだけど…
今日はいらっしゃります?」
そう言い捨てると、メイドの顔を見てなぜか軽蔑したような目をする。
>>174 ふと、アルバムを手繰る手を止め、ドアの外で停まった足音と、ドアの向こうの気配に向けて
感覚を研ぎ澄ます。
しかし、あえて声を掛けるようなことはせずに、ただ、ドアの向こうの動きを待ちかまえる。
こみ上げてくる寂しさを、笑みの奥に押し込めながら。
177 :
木村 香:04/03/27 00:15 ID:mu9qZ7Pb
>>175 >お医者様が居るって聞いたんだけど…
「あっ……申し訳有りません、本日は持ち回りで病院のほうへ行ってまして……」
そう言って、頭を下げる。
「……こんな時間ですから、本日はこちらにお泊りになられますか?」
そう言って、客室のほうを指し示してみる。
178 :
桜庭 奏:04/03/27 00:17 ID:hu7oBZb+
>>176 「……御主人様、奏です。」
思い切って口を開き、扉の向こうにいる主人に声を掛ける。
「お話しすることがあって来ました。」
>>177 「そう、居ないのね…」
屋敷に今日は居ないと言う事にほっとしたような、残念そうな複雑な表情を
覗かせている。
「そうね、お屋敷のメイドさんってどういうものかも見てみたいし…
この時間からじゃ帰るのも大変ね、悪いけど泊まらせていただくわ。」
案内するメイドに付いて客室に向かうが、ブラウスから透けて見えるはずの
ブラジャーのラインが見えないことに気付き眉をひそめている。
180 :
木村 香:04/03/27 00:23 ID:mu9qZ7Pb
>>179 「はい、こちらへどうぞ……」
そう言って、最小限の動作で振り向き、客室へと案内する。
……まあ、それだけ熟達したわけではなく、あまり体を動かしたくないだけなのだが。
「こちらのお部屋をお使い下さい」
そう言って案内した部屋は、ごく普通のもの。もっとも、この屋敷にしては、であるが。
「……何か、お持ちいたしましょうか?」
>>178 >「お話しすることがあって来ました。」
「ふむ……。まぁ、そんなところに立っていてもなんだから、そこにかけなさい」
(……遂に、この時が来たか……)
奏の発した言葉に、感慨深げな表情を浮かべながら、部屋のドアの向こうに立っていた奏に、
椅子を勧める。
「……で、改まって、話と言うのはなんなんだい?」
そう、敢えて聞いてはみるが、既に大体のことはわかっていた。
仕事の合間を縫っての猛勉強。試験日の休暇。そして……。
しかし、それでも違う話題であることを心の底で微かに願いつつ、敢えて問いかけて見せた。
ようやく包み終わった下着と香水をもって
香を探しながら屋敷内を歩く。
「どこにいらっしゃるんでしょう?」
既に接客中とはよもや思わず、メイド達の私室を探しているのだが。
「……先に凛香さんたちのところに行きましょうかしら?」
>>180 「ありがとう、なかなか立派なお部屋ね」
客間を見渡すと、その豪華な内装に眼を見張っている。
>「……何か、お持ちいたしましょうか?」
そういわれると
「そうねえ、ブラジャーもしないで男の方を誘惑しようと
発情している雌猫を連れてきてくれます?」
香の眼を見据えて、挑発的な言葉を吐き出す。
184 :
木村 香:04/03/27 00:31 ID:mu9qZ7Pb
>>183 ズバリと言われて、思わず顔がボッと赤くなる。
「な、ななななな、何をいきなりそんなっ!!」
反射的に後退りながら、必死に弁明する。
「あ、あの、あたしはその……今、ちょうど全部洗濯中で、その、仕方なく……」
視線を泳がせ、うろたえながら、なんとか事実を告白する。
>>184 「仕方なく?
ふん、持っている下着を全部洗濯しなくちゃならなくなるまで
洗濯しないような女がメイドなんかになれる訳ないじゃない」
エプロンを毟り取ると、ブラウスを乳首が押し上げているのがみえる。
「ほら、こんなになっちゃって…
こうやって、とのがたを誘惑してるんでしょう」
186 :
木村 香:04/03/27 00:39 ID:mu9qZ7Pb
>>185 「うぅぅぅ……」
まあ、確かに一般的には、下着が無くなることなどないのだが。
>エプロンを毟り取ると、ブラウスを乳首が押し上げているのがみえる。
こんなところを見られている、と思うと、一瞬背中にゾクリとした物が走るが、あえて心から追い払う。
「そんな、誘惑なんてするわけ無いじゃないですか!
あたしは御主人様一筋……っ!」
全部言ってしまってから、慌てて自分の手で口を塞ぐ。
187 :
桜庭 奏:04/03/27 00:42 ID:hu7oBZb+
>>181 一礼してから部屋に入り、主人に勧められるまま椅子に腰かける。
>「……で、改まって、話と言うのはなんなんだい?」
少し言い出しにくく、俯いて沈黙してしまうが、思い切って顔を上げる。
「あの、……ここを、明日出ようと思うんです。
本当は、この前の日曜日にって思ってたんですけど、私が体調を崩しちゃって……。
このことを、ちゃんと御主人様に話さないとって思って。」
いつもと同じ主人を前にしているのに、話す内容が内容だけに緊張してしまう。
>>186 「そう、御主人様をこのおっぱいで誘惑してるわけね」
そう言いながら、香の乳房をブラウス越しに鷲づかみにする。
「こんなにコリコリになって…
御主人様は今ごろ別のメイドといい事してる最中ね。
いい気味だわ!」
邪悪な笑いを浮かべる。
189 :
木村 香:04/03/27 00:47 ID:mu9qZ7Pb
>>188 「えっ、あっ、ちょっと……!」
胸をつかまれ、一瞬悲鳴のような声を上げるが、相手の目を見て硬直してしまう。
>いい気味だわ!
「……っ! そんな……そんなのやめてっ!」
少しの間、あっけに取られてしまったが、頭が働きだすと、すぐに抵抗を試みる。
最近、主人に優しくされてない(まあ自分が悪かったのだが)分、過剰に反応したらしい。
>>189 抵抗を始めた香に平手打ちを食らわせる。
パシーーーーーーン!
「だまりなさい、客に対してなんていう態度なの?」
そのまま、香のブラウスのボタンを飛ばすように胸をはだけさせる。
191 :
木村 香:04/03/27 00:53 ID:mu9qZ7Pb
>>190 >抵抗を始めた香に平手打ちを食らわせる。
「……ッ!!」
頬を打たれ、抵抗の手が止まる。
叩かれた頬に片手でさすりながら、どこか信じられないといったような、潤んだ瞳を客に向ける。
「ぁっ……」
>そのまま、香のブラウスのボタンを飛ばすように胸をはだけさせる。
「っ……! あの、申し訳ありません! 申し訳……あっ、やぁっ!」
再び反射的に抵抗しかけたが、さっきの平手打ちが効いたのか、中途半端に手を浮かせたままでいる。
>>187 >「あの、……ここを、明日出ようと思うんです。〜
奏の発した予想通りの言葉に、視点定まらぬまま、しばし沈黙してしまう。
「大学合格、おめでとう」
そう言いつつ席から立ち上がると、奏の背後に回り込み、背中から奏におぶさりかかるように
椅子に座る小さな身体をそっと抱きとめる。
「何も知らないと思ったかい? 私は奏が頑張っていたことも、それ以前に奏が大学に戻って
もう一度、勉学の道に進みたいと思っていたことも、全部知っていたんだよ」
奏を抱きとめている腕に、少しだけ力が入り、主人の胸板が奏の肩をとらえた。
「……そして、いつか。いつの日にか、こんな日が来るだろう、と言うのもね……」
背中越しの主人の大きな手が、奏の膝の上の小さな手を優しく包む。
「ただ、凛香と奏が立て続けに、と言うのは予想外だったよ。正直、驚いている」
ゆっくりと主人の顔が奏の顔に近づき、主人の頬と奏の頬がふれた。
「……奏、聞いてくれるかい……? ……私は、とても愚かな男なんだよ。できる限りの幸せを
我が手にしようと足掻きつづけ、手の届いた幸せを掴んでしまったら、その幸せを当たり前のことのように
錯覚してしまう。そして、その掴んでいた幸せが指の隙間からこぼれ落ちていくその時になって、
その幸せを失うことを悔やみ、自らの愚かしさを呪ってしまう。ならば……、ならば、もっとしっかり
幸せを捕まえておけば……と、こぼれ落ちてしまってから後悔しつづける。そんな愚かな男なんだよ……。
……奏、私はもっとお前をしっかり掴まえておけばよかった……。いま、こうやって抱きしめているよりも、
もっと強く、掴まえておけばよかった……」
そう言いながら、奏を抱きとめていた腕に力を籠め、椅子ごと奏をしっかりと抱き寄せる。
そして、さらに密着した胸板から、主人の鼓動が奏へと伝わっていった。
>>191 抵抗しかけの手を見てニヤリとわらう。
「そう、メイドならそこまでで止めとかなきゃね」
自らの手でスカートを剥ぎ取ろうかと手を伸ばし始めるが
「私がスカートを脱がしても面白くないわね。
あなた、自分でスカートの裾を持ち上げて私にパンツを
お見せなさい」
冷徹に言い放つ。
>>190-191 凛香たちとおしゃべりをしてプレゼントを渡すと、
ようやく香の捜索を再開する。
「どこにいらっしゃるのかしら……ひょっとして接客中?」
やがて客室の様子を伺う内に、それらしき部屋を発見する。
「あ……っ!」
既に遅かったのか、女性の客人に衣服を剥がれているのを見て
絶句する。
195 :
木村 香:04/03/27 01:02 ID:mu9qZ7Pb
>>193 >あなた、自分でスカートの裾を持ち上げて私にパンツをお見せなさい
「えっ?! あのっ! でも、それは……!」
下も穿いていない状態で、相手に脱がされるならまだしも、自分で見せることはさすがに躊躇われる。
が――客の目はそれを許してくれそうもない。
「……うぅっ……わかりました……」
躊躇しつつ、ゆっくりと、スカートを掴んで、足を露出させていく。
「……あの……ご、ごめんなさいっ!」
そろそろ見えてしまう、というところで、謝りながら思い切って一気にスカートを持ち上げる。
>>195 じわじわと見えてくる白い太ももを見てニヤニヤ笑っている。
(こんな女ばっかりじゃ…仕方がないのかもね…)
ショーツが見えるかどうかのところで、思いっきりよくスカートが持ち上げられ
黒いレースのショーツが見えたと思いきや何か不自然な事に気付く。
「ふ・・・ふはははは……
さすがねぇ〜
パンツも穿いてないの? この淫乱娘!」
ゲラゲラと口を開けて笑っている。
197 :
桜庭 奏:04/03/27 01:10 ID:hu7oBZb+
>>197 >「大学合格、おめでとう」
「ありがとうございます。」
座ったまま頭を下げる。
「…こうやって、お仕事をしながら勉強できたのも、そして、無事合格出来たのも、全部、
御主人様や、ここのお屋敷のみんなのおかげです。
私ひとりで出来たわけじゃないです。本当にありがとうございました。」
背後に回る主人を見上げ、見つめる。
>「ただ、凛香と奏が立て続けに、と言うのは予想外だったよ。正直、驚いている」
「はい。私も、凛ちゃんがここからいなくなるなんて思わなくて……。
もうすぐ香さんも学校に戻っちゃうって言ってたし、こんな時期に辞めるのは
本当に申し訳ないんですけど……。」
困ったように俯く。
そして、その後に続く主人の言葉。こんな風に主人が自分の事を考えてたなんて知らず、
勝手に顔がどんどん赤くなっていく。
「私、御主人様が嫌いになって出て行くわけじゃないです。
だから、だから……」
頭の中で必死になって言葉をさがすが、上手く言えなくて俯く。
198 :
木村 香:04/03/27 01:12 ID:mu9qZ7Pb
>>196 「ほ、本当なんです!
下着とか、全部無くなっちゃって、最後のは今乾かしてて、その、あの……!」
顔を耳まで真っ赤にして、必死に状況説明を試みるが、聞き入れてもらえそうもない。
「お願いですから、そんなに大きな声で言わないで下さい……っ!」
この声を聞いて、自分のことが知り合いに知られたくない、と思い、スカートを下ろすのも忘れて懇願する。
>>198 「イイのよ、言い訳なんかしなくっても」
香に近づくと、指を股間にもぐりこませる。
香のクレバスをひとなですると、愛液に濡れた指先を香の目の前に
差し出す。
「ほ〜ら、こんなになって
いやらしい娘ね。
そうだわ、スカートの裾を咥えてたったまま自分を慰めて御覧なさい。」
ソファーに腰をおろすと、ちょうど香の股間が目の前に…
足を組むとミニスカートの奥に見えるショーツのクロッチにシミが出来て
いるようだった。
>>197 > だから、だから……」
そこまで言って俯いてしまった奏の頭にそっと手を運び、落ち着かせようとゆっくり撫ではじめる。
「……わかっているよ……。それに、こんな愚かな私にも、もう1つわかっていることがある。
私の手の中からこぼれ落ちていく幸せが、もっと素晴らしい幸せに向かって流れていくのなら、
それを妨げることは決してならない、と。もし、誰かが誰かの幸せを奪い取ろうとするなら、
それは奪う者が奪われる者を傷つけ、奪われる者が奪う者を恨み、傷つけようとする。
そんな恐怖の連鎖を積み重ねていく。そして、それはいつの日にか、自らの元に巡り巡って
訪れることになる。……だから……だから、私は幸せがこぼれ落ちていくその時、その幸せが
自分の手元から旅立って行く時、その幸せがもっと素晴らしい幸せになるように祈り、
それを願いながら……」
そう言いながら、主人は奏を抱きとめていた片腕の力を緩める。
そして、頭を撫でていた手で奏のおとがいを取り、優しくゆっくりと唇を重ねる。
「……でも、今は、今だけはどうか私だけの幸せでいておくれ、奏……」
そう言ってゆっくりと奏の横に歩み出た主人の腕が、椅子の上の奏の脇と膝の裏に腕を差し入れ、
その小さな身体をゆっくりと抱き上げた。
201 :
木村 香:04/03/27 01:24 ID:mu9qZ7Pb
>>199 >香に近づくと、指を股間にもぐりこませる。
「ひっ……! い、言い訳じゃ……!」
反論しかけるも、証拠の愛液を見せられて絶句してしまう。
「(あたし……感じてたの……? 下着をつけないで……見られるかもしれないって思って……それを見られて……!)」
>スカートの裾を咥えてたったまま自分を慰めて御覧なさい。
「……ぅっ……はい……」
もはや何も言えなくなり、言われたとおりスカートを咥え、自分でソコを触ってみる。
「(……本当だ……濡れて……)」
そこで、ふと客のスカートの奥が見えてしまい、思わず注目してしまう。
>>201 (わ、私が遅くなったばっかりに……ごめんなさい)
客人に弄られている香の姿に心が痛むが
そこに出て行くわけにもいかず、包みを持ったまま立ち竦む。
(でも、お客様の仰るとおり……香さん)
香の反応を見て、自分の身体の芯も熱くなっていくのを覚える。
>>201 「いい景色ね…
スカートを咥えていれば、声を出して誰かに気づかれる心配は
ないわね…
もしかして、誰かに見られたい?」
言葉で香を辱めると自分も興奮したのか
スカートの裾から手を差し込みショーツの上から秘豆を弄り始めている。
「ほら、早く自分でイクところを見せなさい
ハァ・・・ハァン……」
頬を高潮させ、ショーツの下に指が滑り込んでいく。
204 :
桜庭 奏:04/03/27 01:34 ID:hu7oBZb+
>>200 「御主人様……」
主人の言葉を聞いているうちに、なんだか目がうるうるしてきて、それを堪えようと
唇を噛み締める。
「私、きっとダメなメイドさんだったのに、そんなに言ってもらえるなんて、
なんだかもったいないです。……んっ」
俯いていた顔を上げて、主人と唇を合わせ、小さく声が漏れる。
「……」
なんだか胸がいっぱいになってしまって、抱き上げられたまま主人の首に
腕を絡めてしがみつき、ぎゅっとその手に力を込めて俯く。
205 :
木村 香:04/03/27 01:35 ID:mu9qZ7Pb
>>203 >もしかして、誰かに見られたい?
「……ふぅんふぅん! ……んぅ、んんっ……んっ!」
客の問いに首を左右に振ってから、再び自慰を再開する。
すると、客までどうやら自慰に励み始めた様子。
「(……興奮してるの……あたしも、この人も……?)」
自分ではよくわからない空気に飲まれたかのように、客とメイド、二人が互いに自慰に励む。
「んふっ、ぅぅん……うふぅっ! ぅっ…ぅぅぅっ…んんっ!」
>ほら、早く自分でイクところを見せなさい
「うふぅっ、ふぁひ、ひぅっ! ぅふっ、うんっ、うっぅううううっ!!」
まるで客の要望に体が答えるように、頷いたとたんに、軽く絶頂に達してしまう。
>>205 「はう…あん・・・」
片手は股間へもう片手は服の上から自らの胸をもみしだく。
「あん…のぞ…さ…ん、ああん」
香が達するのと同時に達するが、そのまま指先は蠢いている。
「ねえ、舐めて…」
脚を広げると、スカートの奥に大きなしみのついたショーツを香に
見せつける。
207 :
木村 香:04/03/27 01:46 ID:mu9qZ7Pb
>>206 >脚を広げると、スカートの奥に大きなしみのついたショーツを香に見せつける。
「ぁ……えっ? あっ、はい……えっ!?」
絶頂の余韻に浸りつつ、客の自慰を眺めていたが、客の要望に反射的に答え、その後で要望の内容に驚く。
「(……これも……御奉仕なのよね……)」
失礼します、と断わってから、自分の顔を客の足の間に割り込ませる。
「(……すごい……)」
こんなことは初めてなので、事あるごとに驚きつつ、ショーツの濡れた部分を舐め上げる。
>>204 奏を抱きかかえたまま寝室へと向かう。
そして、ベッドの上にそっと奏の身体を横たえると、その傍らに腰を下ろし、奏の上に覆い被さるように
顔を寄せる。
最初は奏の桜貝のような唇を啄むような口付け。やがて、ゆっくりと唇を重ね、その狭間から奏の
唇の狭間へと舌先を忍ばせる。
歯の上を舌先でなぞり、その間に舌を潜り込ませ、奏の舌先をとらえる。
ゆっくりと、丹念に。まるで奏の舌を舐め解かしてしまおうとでもしているかのような口付け。
舌と舌の間で、お互いの滴りが触れあい、絡みあい、波打ち、泡立つような水音が静かな寝室の中に
密かに響く。
そして、その口付けは熱と勢いを増していき、貪るような、と言う表現がもっともふさわしいような
情熱的なものになっていく。
お互いがまるでお互いの熱に溶けて、ゆっくりと混ざり合うような。そんな熱を帯びた口付けで、
奏の熱を呑み込もうとする。
やがて、粘液で糸を引きながら離れた唇で、奏の首筋を、更にはゆっくりと指先で解いてしまった
胸元に、赤い痕を散らすような力強い口付けを浴びせていった。
>>207 股間に跪く香の頭を太ももではさみ、香の意思では舐めること止めれ
ないようにしてしまう。
「はう…そう、そこよ・…
あん、ずるい…
こんないいことをあの人だけが…」
何度か香の舌で軽い絶頂を感じると、ショーツ越しであることに
もどかしさを感じ始める。
「もっと、強く…
中も舐めて…はう…また…」
>>206-207 香が達したかと思いきや、今度は女性客に奉仕を始める姿を見て
無意識のうちに手が胸や脚の間に伸びようとする。
「!」
ハッと気付いて慌てて手を引っ込め、辺りを見回す。
と、こちらをジッと見ていた他の客人と目が合ってしまう。
「あ……こ、こんばんは……し、失礼します!」
頭を下げて逃れようとするも、ニタリと笑った客人に腕を掴まれる。
「……はい……」
逆らうわけにもいかず、火照り始めた身体を
そのまま客室へと連れて行かれるのだった。
211 :
木村 香:04/03/27 01:57 ID:mu9qZ7Pb
>>209 足に挟み込まれ、さすがに苦しいが……できるだけ奥へと顔を進ませて、舌を動かす。
「んっ……ちゅっ、んむ……すごい……んんっ、はむ……」
舌を動かすたびに客の嬌声が響き、体の震えが直に感じられる。
>中も舐めて…
「あっ……はい」
言われて、手を使ってショーツをずらすと、露出した秘所に舌を侵入させる。
「(うわ、すごい……)」
さっきから『すごい』ばかりだが、興味が引かれたのか、だんだんと舌の動きが激しくなっていく。
>>211 「いい…もっと奥まで…」
だんだん激しくなる香りの舌使いに朦朧となってきている。
「ああん、も、もっと…の、望さん
はあんん・・・い、いくぅぅぅぅ……」
完全なる絶頂に達したのか、大きな声で叫ぶとぐったりとしてしまう。
太ももの力も弱くなり香の頭は自由になった。
213 :
桜庭 奏:04/03/27 02:03 ID:hu7oBZb+
>>208 「んっ……」
ベッドに横たえられて口付けながら、ふとはじめての時を思い出した。
その時から、ものすごく長い時間が経ったような、あっという間のような。
切ない気持ちになりながら、主人と深い口付けを交わす。
ここに来たときは、キスの仕方も何も知らなかったのに、と少し脳裏に過る。
でも、今の、こんな自分も好きと言える、と思う。
口付けの音と、次第に荒くなる息の音だけ部屋に響く。
214 :
木村 香:04/03/27 02:07 ID:mu9qZ7Pb
>>212 >はあんん・・・い、いくぅぅぅぅ……
「んっ、んぶっ…!」
足で顔が固定されていたので、噴かれた潮が顔にかかってしまい、一瞬顔をしかめる。
ようやく頭が自由になると、部屋に常備されているタオルで顔を拭き、ぐったりしている客の所へ戻ってくる。
「あの……これから、どうしましょうか?」
客の顔を覗き込むようにしながら、そう聞いてみる。
女性客相手にこんな展開になったことは初めてなので、どうすればいいのかわからないらしい。
>>214 ほうけた顔でソファーの上に横たわっている。
>「あの……これから、どうしましょうか?」
声をかけられて、ようやく目を覚ましたようになる。
「ううん…望さんを…主人を誘惑したメイドにお仕置きしに来たのに…」
小さな声で呟くと気を取り直し
「そうね、女性にもサービスするような淫乱メイドにはお仕置きが必要ね
そこに四つんばいになりなさい」
四つんばいになった香の尻にむかってスリッパを振り上げ10度ほど
打ち振るう。
>>213 耳に聞こえてくる微かな奏の吐息。その吐息が弾みを増していくのを感じながら、奏の胸元を徐々に
はだけてさせていく。
そっと奏のささやかな膨らみに手をやり、柔らかく揉みしだきながら、その頂に息づく桜色の突起を
口に含む。
その突起を軽く吸い上げ、やや硬さを増したところで舌先を沿わせる。
そのまま、じっくりと弧を描くようにその周りを舌の腹でなぞり、硬さが更に増したところでその頂点を
舌先で優しく押しつぶすようにしながら、震わせる。
そして、歯先で優しく当てて、やや強めの刺激を注ぎ込む。
やがて、まるでその突起自体が別の生き物のように脈打つまでに硬くなったのを舌先と唇で感じ取ると、
そこから口を離し、もう片側へと狙いを定める。
先程まで指すら触れていなかった、もう片方の突起を吸い上げ、先程と同じように舌や唇、歯先を
駆使して慈しんでいった。
「奏のこれは、まるで小振りのさくらんぼみたいだ。……庭の桜にそっと実ったさくらんぼ。
私は、それをそっと摘み取っているみたいだ……」
そう言いながら、すっかり硬くなり、ひくん、ひくんと脈すら打っているように見えるその突起を
指の腹と指の腹の間にとらえ、ゆっくりと、それこそ本当に摘み取るかのような動きで摘み上げた。
217 :
木村 香:04/03/27 02:18 ID:mu9qZ7Pb
>>215 「えっ、ちょっと、そんな……!」
さっきまで、『女性相手はこれも接客なのかもしれない』と思ってただけに、お仕置きなどと言われて驚く。
「(うぅぅ……最初に逆戻り……)」
心の中で涙しつつ、言われたとおり四つん這いになる。
>香の尻にむかってスリッパを振り上げ10度ほど打ち振るう。
「痛っ! …こんな、やめ…ひくっ! ……っぅ……ぁぅっ!」
以前、主人にお仕置きされた時を思い出しながら、客の仕打ちに耐える。
だんだんとお尻は赤くはれ上がり、痛みでジンジンと痺れてきた。
>>217 香の尻を真っ赤に染めると
「ここのところ、うちの人をお仕置きしてなかったから
すっきりしたわ…」
とにっこりと笑う。
しかし、すぐにきつい顔になると香の顔の前にしゃがみこみ
「ねえ、あなた次もこんな目に遭いたくなかったら、うちの人を
誘惑しない事ね。
もし、今度うちの人に手を出したらこんなもんではすまないわよ」
頬をピタピタとはたき、最後にあごをつかみ唇を吸う。
219 :
木村 香:04/03/27 02:29 ID:mu9qZ7Pb
>>218 「ぅっ……つぅっ……」
うちの人=三条先生、ということは予想がついたが、なぜこんな事をされるのかよくわからない。
――のだが、そんな事を言おうものなら、また酷い目にあうような気がするので、謝っておく。
「は、はい……わかりまし…んんっ!」
突然唇を奪われ、驚く――今日何回目だかもうわからない――が、すぐに体の力を抜いて身を任す。
それが、一番被害の少ない選択のような気がしたらしい。
220 :
桜庭 奏:04/03/27 02:30 ID:hu7oBZb+
>>216 主人によって胸へ与えられていく愛撫に、快感のせいで思わず少し眉根を
寄せてしまう。
「…さくらんぼ?」
次第に思考が回らなくなってきて、オウム返しする。
「んんっ……」
胸への刺激だけで快感に翻弄されてきて、無意識のうちに太腿を擦り合わせた。
触ってないのに、自分のショーツの辺りが少し重く湿った感じがするのに気付き、
恥ずかしくなって壁の方へ視線を逸らす。
221 :
三条 雅:04/03/27 02:39 ID:PT9pgUiU
>>219 「ん、んぐ・・・」
唇を離し満足したような顔を見せると、
「うちの人…わかっているわねこの屋敷の医者の三条 望は
私の旦那なの…
ここのところ、仕事が忙しいとかいって、家に帰ってこないし
たまに帰ってきても……メイドと浮気をしてるから……うぅぅ」
目に涙を浮かべ悔しそうに下唇を噛む。
「だから、だから…
私の旦那を奪ったあなたを…」
顔を手で覆い、しゃがみこみ嗚咽を漏らす。
香を始めとするやメイドが三条を誘惑したわけではないのだが…
(このみは別だが…)…その復讐の為に三条の妻の雅(みやび)は
屋敷にやってきたのだった。
>>220 奏の胸を慈しんでいるうちに、自分の腰の辺りでなにかがもぞもぞしているのを感じ取る。
ふと、そちらに視線を運ぶとメイド服のスカートの中身が、あやしくうごめいているのが見て取れた。
「……どうしたんだい、奏?」
奏の目を見ながら優しく問いかけつつ、スカートの途中まで運んだ手で、ゆっくりと奏のスカートを
たくし上げ始める。
膝、そして太股。更には足の付け根近くまでが空気にさらされていく。
そして、スカートをたくし上げていた手を、そのまま、奏の足の付け根へと滑り込ませ、指先を
そこにそっと這わせた。
――にちり……
重たく潤いを帯びた布が立てる水音が、しっかりと聞き取れた。
その音に劣情をかき立てられつつ、ゆっくりと頭を奏の身体沿いに足の付け根へと近づけていく。
やがて、眼前に湿り気を帯びて、布地の向こう側がやや透けて見えがちなその場所が広がった。
舌先を、その潤っている一転に差し伸ばし、ゆっくりと這わせていく。
その舌がそこに貼り付いたように沿うと、次はそこから舌を引き剥がすように舐めあげていく。
しばし、そんな動作を繰り返した後、そっと奏のショーツの両脇に手をかけ、何も言わずに
ゆっくりと降ろしていく。
引き下ろされるショーツの縁から、徐々に露わになっていく奏の秘所。
そこは剃られた恥毛がささやかに伸び始め、まるで春先の庭園を彩る芝生にも似た光景を
作り出していた。
その光景をショーツを降ろしきるまで眺める。
そして、ショーツを降ろしきると、指先をその茂みの奥へと潜り込ませた。
そこは熱を帯び、熱い迸りに潤う湿地帯のようになっていた。
そのぬかるみの中に指先を沈め、ゆっくりと泉を隠す谷間を割り広げる。
眼前に広がる桃色の泉。
ぬらぬらてらてらと光を照り返すその美しい奥地に、思わず舌を差し入れて全てを味わい尽くそうと
せんがばかりに先端を蠢かせ始めた。
223 :
木村 香:04/03/27 02:47 ID:mu9qZ7Pb
>>221 「えっ? ああ……それは……」
確かに酷いことはされたが……冷静になって話を聞くと、なんかよく分かるような気になってくる。
この屋敷にいると、どうしてもエッチなことがごく自然な事のように思えてしまうのだが――
「……でも、あたしはそんなことしてませんよ。
さっきも言ったように、御主人様一筋ですから」
――お客様は別として、と心の中で思いつつ、客の肩を優しく撫でながら、彼女をなだめようとする。
224 :
三条 雅:04/03/27 02:58 ID:PT9pgUiU
>>223 やや、気持ちも落ち着いてきたのか香の話も冷静に
聞けるようになってきた。
>さっきも言ったように、御主人様一筋ですから」
「え、そうなの…
あら…じゃあ……」
自分が香にした仕打ちを思い出し、赤面している。
「もしかして、勘違いのなの…
でも、でも…
ご、ごめんなさいね…ひどい事をしちゃったわね…」
香にやさしく抱きついている。
225 :
桜庭 奏:04/03/27 03:00 ID:hu7oBZb+
>>222 「んっ…御主人様っ、そんなに見ないで恥ずかしいです……っ」
無言でショーツを下ろしていく主人が気になって、そっと眺めると、まじまじと
自分の恥ずかしいところを眺めているのが見えて慌ててそう言う。
何度も見られたはずなのに、いくら回数を重ねても、やっぱりこの行為の
恥ずかしさは消えないみたいだ。
「ぁんっ…ん……」
主人が秘部に触れたのを感じると、無意識のうちに腰が浮き上がってしまう。
そして、何かに掴まってないとと安心できない感じで、シーツを手繰り寄せて
ぎゅっと握る。
226 :
木村 香:04/03/27 03:03 ID:mu9qZ7Pb
>>224 「いいですから、今日はもう休んでください」
なんとか彼女をなだめながら、立ち上がり、一緒にベッドへと向かう。
「……明日になれば、落ち着きますよ」
とりあえず、片付けやら何やらを済ませて、ようやく客室を後にする。
「……あたしだって、ああならない、っていう自信なんて、ないもん……はぁぁ……」
ため息をつきながら、洗濯した下着を取りに行く。
227 :
三条 雅:04/03/27 03:07 ID:PT9pgUiU
>>226 香とともにベッドに入ると、気も落ち着いたのかすぐに寝息を立てて
寝りについてしまう。
香が部屋を出て行ったことにも気付かず…
「うう〜〜ん、あなた…ムニュムニュ」
>>225 自分の舌先や指先の動きに身体を強張らせる奏の反応に、なんとも言えない愛おしさを感じつつ、
もっと奏を感じ取りたいと言う素直な欲求が沸き上がってくる。
「……奏、今日は声を押し殺さずに、素直な奏の、奏の本当の声を聞かせて欲しい。奏が、
その名前の通り奏でる音色を、私にしっかり聞かせておくれ……」
そう言って再び舌先を奏の秘裂へと潜り込ませる。
奏の秘裂の底を撫で下ろしては撫で上げ、撫で上げてはその先の尖った肉芽を舌先で転がし、
転がしては押しつぶし、小刻みに震わせ、再び秘裂の底を撫で下ろしていき、舌先を秘孔へと
差し入れ、ほとばしる蜜をすすり上げる。
その動きは徐々に大胆さを増していき、舌先だけだったのが唇が触れ、やがて奏の初々しい
秘裂を頬張るように口で覆ってしまう。
唇が、舌先が、歯先が。吐息さえもが奏の秘所を慈しむようにうごめいていく。
229 :
桜庭 奏:04/03/27 03:21 ID:hu7oBZb+
>>228 「でも、…んっ……」
抑えようとしても与えられる刺激に身体はぴくっと反応して、
声も自然と出てしまいそうになる。
敏感な肉芽と、そしてその周りの場所にも与えられる執拗な刺激に、
我慢が出来なくなってきて声が漏れ始める。
「あっ……御主人様っ、そんなにやったら、ダメ……っ
んっ、あっ、イっちゃいそうです……っ」
息が次第に荒くなり、シーツを握り締めた手にぎゅっと力を入れると、
少し腰を浮き上がらせて身体を反らせ、数秒痙攣すると、ふっと脱力する。
「御主人様……」
荒い息を整えながら、主人を見上げるが、涙が溢れてきそうになって
慌てて目を閉じる。
>>229 「すまない。少し、いじめすぎたかな?」
いつの間にか身体をベッドの上の方へとずらし、奏の顔を覗き込むような位置に横たわり、
まだ息の荒い奏を抱き寄せて、目尻に浮かんだ涙を口付けて拭ってやる。
「……ところで……非常に言い出しにくいのだが……その……」
と、そこまで言って、少し口ごもる。
そして……ゆっくりと腰を奏の太股辺りに押し付ける。
「……あまりにも奏が可愛らしかったものだから、すっかり、これがこんなになってしまって
いてね……」
そう言って肩をすくめながらおどけたような、それでいて困ったような笑みを浮かべてみせる。
「私の可愛いメイドさん、すまないけれど、こいつをなんとかしてもらえはしないだろうか?」
そして、くすり……と奏に向かって悪戯っぽく笑ってみせる。
231 :
桜庭 奏:04/03/27 03:46 ID:hu7oBZb+
>>230 >「すまない。少し、いじめすぎたかな?」
「…いいえ。」
そう言って首を横に振り、なんとか微笑んでみせる。
が、なんだか泣き笑いのようになってしまう。
そして、自分の身体に主人の腰を押し付けられ、彼の大きくて熱を持った
逸物を感じ、真っ赤になりながら主人の方へ顔を向ける。
>「私の可愛いメイドさん、すまないけれど、こいつをなんとか〜
「分かりました、御主人様。」
そう言って笑顔を作ると、横になる主人の腰の辺りにちょこんと座る。
そして、主人の熱を持った逸物に、そっと細い指を這わせる。
そのまま、ゆっくりと指を絡めて上下させていたが、少しずつ先端から出てくる
液体を指で絡め、先端に薄くのばす。
「んむ……」
口での奉仕は久し振りなので少し戸惑っていたが、思い切ってそれに口付ける。
ゆっくりと舌を這わせ、自分の唾液で満遍なく濡らしていく。
そして、大きな口を開け、逸物を口に咥える。
そのまま、歯が当たらないように慎重にゆっくりと頭を上下させはじめた。
>>231 奏のぎこちない口腔奉仕がかえって刺激的に感じられ、どんどんと快感の高見へと連れて行かれる。
思わず腰を突き入れそうになる衝動を我慢しながら、自分の逸物を慈しんでくれている奏の頭に
手を伸ばし、その上下する動きにあわせるように頭を撫ではじめる。
……が、堪えつつも腰が振れ始め、それを抑え込もうと手や足先がぎこちなくばたつく。
そして、それまで押さえ込んでいた快感への衝動と、それまでに積み上げられていたメンタルな部分が
ざらざらがらがらと音を立てるように雪崩れ始めた。
その雪崩れ落ちる快楽の信号が腰の奥から脊髄を駆け上がり、そして延髄から脳髄の付け根辺りを
がつんがくん、と揺さぶった。
「lくぅっ……か、奏……すまん……っ!」
奏の口からはち切れんばかりに怒張し、戦慄き始めていた逸物を抜き去るでも、奏の頭を撫でていた
手を離すでもなく、寧ろ、衝動に負けて腰を突き入れ、撫でていた手で奏の頭を押さえ込んでしまう。
そして、その刹那、逸物の奥で築き上げられていた堰が脳髄を揺さぶった衝撃で決壊した。
堰の奥でとてつもない熱と圧力を持っていた白濁が一斉に吹き上がり、奏の喉の奥を信じられないような
質量を伴って熱く叩いた。
233 :
桜庭 奏:04/03/27 04:19 ID:hu7oBZb+
>>232 色々な人に教えてもらった技術(?)を駆使して、主人を攻め立てる。
「ん……っ!」
主人の逸物が口の中で大きく膨れ上がったと同時に、口の中に熱い液体が
どくどくと注がれるのを感じて、むせそうになるのを我慢しながら脈動が終わるのを待つ。
ゆっくりとそれを自分の口から抜くと、つい苦い顔をしそうになりながらも少しずつ
飲み下していく。
全て飲み干すと、ケホケホといつものようにむせてしまう。
こういうことをするのも、もしかしたらもう最後なのかも、と一瞬考えてしまうが、
慌ててしんみりした気持ちを振り払い、にっこりと笑顔をつくる。
「御主人様、気持ちよかったですか?」
>>233 >「御主人様、気持ちよかったですか?」
「ああ、ありがとう……。無理に飲まなくても良かったのに……」
苦みとえぐみを我慢しながら自分の白濁を飲み干し、なおも笑顔を作って自分を気遣ってくれる奏を
とても愛おしく思ってしまう。
……と、それと同時に先ほど精を放って勢いを衰えさせたはずの逸物が、みるみるうちに力を取り戻す、
いや、それまで以上に力を漲らせながら首をもたげてくる。
「奏があんまりにも可愛いものだから、また、こんなになってしまったよ」
今度は押し付けるなどと言うまどろっこしいことをせず、奏の眼前に屹立しきった逸物の姿を披露する。
「……今度は、奏の中を堪能させてもらえるかな……?」
そう言いながら奏の肩を押し抱きながら覆い被さり、いつになく力を漲らせた逸物の先端を奏の秘裂に
あてがい、奏の答えを待った。
235 :
桜庭 奏:04/03/27 04:42 ID:hu7oBZb+
>>234 >無理に飲まなくても良かったのに……」
「そんな、無理なんてしてないです。私が、したかったから、……」
そう言いかけてもの凄く恥ずかしい事を言ったような気がして少し俯く。
「…あら」
自分がさっき鎮めたはずの逸物が、また大きくなっているのを見てびっくりする。
「御主人様、また大きくなってる。」
思わず、思った事をそのまま呟いてしまう。
>「……今度は、奏の中を堪能させてもらえるかな……?」
「……はい、今度は、中で………お願いします。」
何と言っていいか分からず、照ればかりが先行して視線を逸らしてしまいながらそう言う。
主人のモノを愛撫していただけで、秘部は再び愛液で溢れてしまい、主人の逸物が
そこに当たっているだけで期待したように身体が少し震える。
>>235 >「……はい、今度は、中で………お願いします。」
「わかった……。では……」
その言葉になんとも言えぬ愛おしさを感じつつ、ゆっくりと腰を押し進め、奏の秘裂の中に自らの逸物を
埋めていく。
先端から幹へ、そして根本の方へと。徐々に奏の秘裂の中に逸物が沈んでいく。
「ほら、私のが奏の中に入ったよ……。まるで奏のに力一杯抱きしめられているみたいだ……」
奏の幼げな外見に相応な締め付けが、逸物をきりきりと、それでいて柔らかく締め上げる。
「とても気持ちいいよ、奏」
そして、奏の肩を抱きしめ、そっと口付ける。
「……じゃあ、動かすからね……」
まるで、始めて奏を抱いたような優しい口ぶりでそう言いながら、優しくゆっくりと逸物を抽送させ始める。
「奏……大丈夫かい? ちょっと強く動かすよ……」
一々断りを入れながら、徐々に抽送を早めていく。
快感を貪ろうと思えば、獣のように腰を振ることすらできると言うのに、それでも努めて優しくいたわり
慈しむように奏の秘孔の中で逸物を行き来させていった。
237 :
桜庭 奏:04/03/27 05:07 ID:hu7oBZb+
>>236 「んっ……、んっ」
主人が抽送させるたび、それに合わせて声が漏れる。
こうしてゆっくりと交わっていると、まだ思考に余裕があるからか色んなことが
思い出されてきて切なくなる。
「御主人様……んっ、大丈夫です」
主人の肩にしがみつき、なんとかそう答える。
「んっ、あっ…御主人様ぁ……っ」
普段を考えれば焦らすようなその動きに、少し物足りなくなってきて、
ほんの少しだけ自分で腰を動かしてみる。
>>237 >ほんの少しだけ自分で腰を動かしてみる。
「ふふ、奏は可愛らしいな……」
奏自身が快楽を得ようとしてか、それとも相手である自分に快楽を味合わせようとしてか。
一瞬、そんなことを考えたりもするが、目の前の奏の姿を見ていると、愛おしさで一杯になって
そんなことはどうでも良くなってしまう。
そして、奏のつたない腰の動きと、自分の抽送の噛み合いがなんとも心地良く、ついつい、
抽送が速くなっていってしまう。
「……奏、辛かったらいつでも言うんだぞ……」
そう言ってだんだん、腰の動きをはやく、そして大きくしていく。
「ああ、奏……。奏は、とても気持ちいいよ……」
抱きしめる力を強め、唇を啄んだり、胸の頂点を啄んだりしながら、更に腰の抽送を速めていく。
その動きは、徐々に大きなグラインドから奏の秘孔の上壁の一点を擦り上げるような動きへと
変わっていき、やがて、奏の奥底の行き止まりのコリコリとした部分を突き擦りあげるような
小刻みな動きへと変わっていく。
「……奏……奏……っ」
奏を抱きとめていた腕が解かれ、彷徨うように宙を泳いでいた手が、奏の手をとらえる。
奏の指の狭間に主人の指が、主人の指の狭間に奏の指が。それぞれに結びつき、絡み合っていく。
そして、握りあわされる手と手。その握る力が強くなっていくのと共に、逸物を擦り上げるような動きは、
いつしかびくびくと痙攣するような動きへと変化していた。
「か、奏……奏の膣内に……奏の膣内に出すよ……。奏が……奏が、私のメイドだと言う印を、
私が奏を……愛していると言う印を……奏の、奥、深くに……刻む……よ……っ! ああっ!」
喘ぎの中から言葉が紡がれる。そして、切なげな、去っていく者を抱きとめようとして上げた悲鳴のような
喘ぎ……いや、哭き声が漏れ出た。
その瞬間、逸物が奏の一番奥深いところに突き立てられ、主人の感情を代弁するかの如く、熱く激しい
迸りが奏の胎内の奥底目掛けて注がれていった。
煮えたぎるような白い濁流が、奏の胎内から幼く狭い膣内へとあふれ出し、そして、主人との合わせ目から
ぶくぶくと泡立ち、時に幾条もの筋を描いて迸りながら漏れだす。
「……か……な……ぁ……っ」
腹の奥底から絞り出すように奏の名を呼び、そのまま、奏の身体の上に崩れ落ちる。
239 :
桜庭 奏:04/03/27 05:40 ID:hu7oBZb+
次第に主人の動きが激しくなってきて、力が抜けて肩にしがみついていた腕が
外れてしまう。
そして、無意識のうちに主人と指を絡め、ぎゅっと握り締める。
主人の、中の最奥を突く様な動きに、次第に絶頂へ向かい始める。
「御主人様……っ、んっ、んっんっ……っ!!」
主人と同時に、彼のモノを思い切り締め付けるとぎゅっと主人にしがみついて
そのまま達する。
中でドクドクと注がれるのを感じ、大きく息を吐きながらそっと目を閉じた。
自分の上に崩れ落ちた主人の髪の毛を、無意識のうちに弄ぶ。
>>239 果ててからしばし奏の身体の上にのし掛かっていたことに気付き、奏が自分の髪を弄ぶ仕草を
愛おしく想いながらも、息を荒くしている奏を気遣うようにそっと身体をどけ、奏の横に横たわる。
そして、そっと優しく奏の頭の下に腕を差し入れてやる。
「……奏、本当にありがとう……。私のメイドでいてくれて……」
この瞬間に、そして、これまでの時間に。そして、これから抱き続ける思い出に。その様々なものを
ひっくるめて、その対象である奏に心からの感謝の言葉を告げる。
「奏、もし、もしも、この屋敷から出て、外で何か困ったことがあったり、辛いことがあったら、
いつでも私の元へ帰ってきなさい。例え、奏が出ていっても、ここは奏が勤めていた屋敷であり続ける。
そうあり続ける限り、奏の帰ってくる場所はいつまでもあり続けるんだ……」
本当は行くんじゃない、と言いたかった。しかし、そうは行かない。そのこともよくわかっていた。
いっそ、分別のない子供のようにわがままが言えたら……。そんな考えもなかった訳じゃない。
でも、こう言ってやることが、奏と自分にとって最良なのではないか。そう思ったことがそのまま口から
零れ出た。
「だけど……今は、奏が旅立つその時までは、どうか、私の腕の中にいておくれ。今はここでおやすみ、
奏……。奏が目覚めて、私のベッドから出ていく時……その時、その頭に着けたホワイトブリムを
私が外してあげよう。それは私との別れを意味するんじゃない。もう一度、私が奏を私のメイドとして
従えるまで、それを預かっておく。再び奏と従える時を待つ為の約束をするんだ……」
つい、言葉がつまってしまう。しかし、なにかに震える声で言葉を続けた。
「……だから、今はおやすみ、奏……私の胸の中で……」
そう言って、優しく奏の唇に自分の唇を重ねる。
241 :
桜庭 奏:04/03/27 06:10 ID:hu7oBZb+
>>240 「御主人様、私こそ。どうもありがとうございました。」
主人に腕枕をしてもらってしまいながら、そっと顔を動かしてそちらを向く。
「メイドさんのお仕事も、……イヤになったことだってあったけど、今は全部、
いい思い出です。ステキなご主人様と、いい同僚達に会えて。」
夢を見ているような瞳で、今までのことを思い出す。
そろそろ眠くなってきたのか、小さくあくびをして、主人に身体を寄せる。
「はじめての相手が、御主人様でよかったって思います。
私の御主人様は、今も、これからもきっと、ずっと御主人様だけです。」
主人の言葉を眠そうな瞳で聞いていたが、最後の言葉になんとか小さく頷き、
彼からの口付けになんとか応えると、次第に目が閉じていき、寝息をたて始める。
>>241 >「はじめての相手が、御主人様でよかったって思います。
> 私の御主人様は、今も、これからもきっと、ずっと御主人様だけです。」
>彼からの口付けになんとか応えると、次第に目が閉じていき、寝息をたて始める。
「……ありがとう、奏……。ありがとう……」
自分の腕枕で寝入ってしまった奏の寝顔を眺め、奏の寝息に耳を傾けつつ、しばしの時を過ごす。
……やがて、奏からうつされたように、自分もそのまま寝入ってしまうのであった。
244 :
椿 杏樹:04/03/27 23:12 ID:HmU11jCH
昨日一日仕事を休んでいたが、
今日は何事も無かったかのように普通に仕事をしている。
「…え、電話?わたしに〜…?」
目は泣いたせいなのか赤いものの、ぽつぽつと少しずつ声は戻り始めている模様。
「……奏ちゃん!もうお部屋、片付いたの?
そうだ聞いて。凛ちゃんからも電話あってね、ふふ、ポチの車がパンクしたって…」
「また、遊びにきてね。いつでも私、待ってるから…」
何も無い奏と凛香の部屋を見て、溜息をひとつ。
掃除自体は夕食までには終わったのだが、胸の中で吹き荒ぶ寒風は未だ消えていなかった。
「はぁ…」
肩を落として自室へと戻る。
246 :
椿 杏樹:04/03/28 00:19 ID:ezj/il9O
「……。」
がらんと空き部屋になってしまった自分の両隣の部屋。
掃除の終わった後に出てきたゴミ袋を片付ける。
ふと目についたのは、凛香の忘れ物の若い女性向け雑誌。
(ああ。もう2人と夜中に、TVのかっこいい男の子の話とかしたり……。
そういう時間もなくなっちゃうんだ)
「はぁ。……う〜…、だめだめっ」
1人でいると泣きそうになるので、頬をぱしぱし叩いて我慢。
机に肘を着けて頭を抱え込んでいる。
「さて、どうしたものか…」
自分の他には誰もいない執務室であったが、屋敷全体のことを考えるとどうも寂しくなる。
賑やかなメイドの凛香・奏を失ったことによる甚大な喪失感。
ただ、仕事の作業効率の問題もあり、二重の心労に悩まされていた。
248 :
椿 杏樹:04/03/28 00:35 ID:ezj/il9O
>>247 (執事様も山城さんも、なんだか元気なかったような…)
ゴミを捨てて、暇を持て余していると丁度主人の部屋の前を通りがかる。
そうっと中を覗くと主人が何やら悩んでいる。
「……御主人様?」
小さな声で心配そうに話しかけるが、すぐにはいつもの笑顔が出てこず
ドアにそっと手をやり、主人を見つめたまま立ち尽くしてしまう。
「入っても…、よろしいですか?」
「ん、杏樹か。ああ… いいぞ入っても」
どこか気の抜けた口調で杏樹を促す。
「いや、やっぱりいい。どうせ仕事ははかどらんし、どこか別の部屋へ行こう」
机上のランプを消して椅子から立ち上がる。
「杏樹も来なさい」
それだけ言うと杏樹を背に廊下を歩き、階段を上り、屋上のテラスへ。
250 :
椿 杏樹:04/03/28 00:52 ID:ezj/il9O
>どこか別の部屋へ行こう
「――はい。」
どこか苦笑に似た微笑を浮かべながら、主人についてテラスへ。
「何かお食事でも持ってきたほうが、良かったですか?
…すみません、昨日もお仕事休んでしまって」
「ダメなメイドです。志保さんは身重で、2人も抜けちゃったっていうのに。
わたし、…先週は言葉もあまり出なくて。ほんと、役立たずでした」
夜風に吹かれた髪を耳にかけながら、寂しげに言う。
「今もこんなに御主人様が寂しそうなのに。
どうしたらいいのか、わからなくなってるんです…」
「いや、何もいらない。食欲もそれほど無いしな」
テラスの端に行き、柵に手を掛けて体重を預ける。
空にはいくつもの星屑が輝いている。
それと同じようにして輝いている、街のネオン。
「そういえば、悠斗の車がパンクしたと聞いたな。微笑ましいというかなんというか」
視線を杏樹に送って笑って見せる。作り笑いのようにも見えるけれども。
「おいで、杏樹」
杏樹の手を引いてこちら側に寄せ、彼女の肩に無言で上着を掛けてやる。
「奏が向かったのは… あっちの方角だな。悠斗と凛香はあっちか……」
わかりやすいように指で方角を指し示しながら。
252 :
椿 杏樹:04/03/28 01:18 ID:ezj/il9O
>そういえば、悠斗の車が〜
「ええ、タイヤを替えるのに手間取って喧嘩?になっちゃったんですって。
微笑ましいですよね、凛ちゃんもなんだかんだ言っても
…嬉しそうだった」
主人と目が合うと、その様子を伝えてくすくす笑うが
>奏が向かったのは… あっちの方角だな。悠斗と凛香はあっち〜
上着を羽織り、主人の指の先を眺めているうちに
「……。…っ…、う……」
ふっと気が緩んでしまったのか、手で顔を覆うようにして隠してしまう。
かすかに肩が震え、見送りの時にも笑顔でいる為必死で堪えていた涙を我慢するが
結局ボロボロ出てしまって顔が上げられない。
「御主人様…ごめ…ごめんなさい…」
泣く事で寂しい空気を作り出すのは良くないと知っていても、体が言う事を聞かず
涙声で主人に謝る。
「いいさ、泣いても」
手を杏樹の背に回し、彼女の顔を胸元で優しく受け止め、抱いてやる。
「これだけ想ってくれて、凛香や奏だって喜んでるはず。もっと泣いたっていい」
しゃくり上げている杏樹の背中を何度か撫でる。
暖かくなってきたとはいえ、まだ春の初頭。以前肌寒さは残っている。
杏樹の体温が建物の中にいるとき以上に尊く、大切に感じられた。
柔らかくて、温かな彼女。
鼻を彼女の頭に向けやると、シャンプーの香りが鼻腔に入り込んでくる。
普段ならこんなことで揺らぎはしないが、今は何故か股間に血液が集中しているよう。
脈打つように逸物が硬さを増していき、それが杏樹の太腿に当たってしまう。
254 :
椿 杏樹:04/03/28 01:52 ID:ezj/il9O
>もっと泣いたっていい
「だめです、私…お姉さんなんだから、しっかりしなきゃ…っ。…ぅっ」
優しくされて余計に涙が零れそうになるが、これ以上は、と思い我慢する。
街のほうが見られず、主人の胸に顔を埋めて抱きつく。
>逸物が硬さを増していき、それが杏樹の太腿に当たってしまう
「…御主人、様?」
なぜかそれに戸惑う事もなく、少しだけ口元を微笑ませ
涙で潤んだ瞳で主人を見上げる。
「そうですね…こういう風に寂しい時には、人肌が何よりのお薬になりますから。
…私でよければ、抱いてください……」
「御主人様、泣かないで」
主人は涙など一切見せてはいないのだが、心の内では泣いているような気がしたらしく
そんな事を言うと、ゆっくり唇にキスをする。
「すまんな、杏樹」
とだけ言う。”泣かないで”と言われたことの否定はしない。
キスが終わって離れていく杏樹の唇を名残惜しく見詰めた。
「杏樹はどこへも行かないよな?」
仮にテラスに誰かいたとしても、自分と杏樹だけにしか聞こえないような小声。
その囁きを彼女の耳へ入れ、耳たぶを唇で挟んでやる。
柔らかな耳たぶの感触を楽しんだ後は、息を拭きかけ、甘噛みしてみたりと、
刺激をだんだんと強くしていく。
256 :
椿 杏樹:04/03/28 02:28 ID:ezj/il9O
>杏樹はどこへも行かないよな?
(明日の事は何も、わからないけれど)
「私、出来る限りずっと御主人様のお側にいたいです。離れたくありません……。
何があっても、私の居場所は…御主人様のお屋敷にしかないんです」
切なげに訴えるように言う途中、
「きゃ、…あっ…」
耳たぶを噛まれ、体をぴくっと反応させる。
「ん…。ぁふ…、あ……。……ふふっ、やな奴ですね。私」
かすれた小声で、主人に耳を責められながら呟く。
「みんなが寂しがってるこんな時でも、簡単に感じてしまうんですから…」
ふっと笑い、主人の手を取り自分の脚に触れさせると
そのままスカートが持ち上がるように、手を重ねたまま動かしてゆく。
「…んぅ…」
手が脚を這うのすらも感じてしまうのか、目を背けるものの敏感に反応している
様子を見せる。
スカートが大体脚の付け根のあたりまであがると、ひとつ溜息をつき
自分でショーツをもう片方の手で、焦らすように下ろしてみせる。
「御主人様。こんな私でも…可愛がって、くれますか…?」
「簡単に感じるのは私だって同じだ」
勃起した逸物へと杏樹の手を当て、そう答える。
「それに、愚問だな」
スラックスのチャックを開けて取り出した逸物を、杏樹の秘部に宛がう。
「杏樹がどんなになったって…可愛がるよ」
宛がっただけで逸物は挿入せず、そのまま上下に動かして擦るようにしてやる。
続いて杏樹に柵を掴ませると、その背後に回った。
後ろから左手で胸を揉み、右手で秘部を弄る。
「……」
指で膣の状態を確認し、何度か抽送を行って柔肉をほぐす。
愛液滴る自分の指。それを舐めて、ゆっくりと彼女に逸物を挿入した。
258 :
椿 杏樹:04/03/28 03:07 ID:ezj/il9O
大きくなっている逸物に触れ、少し驚くが
「うれしい…。あっ、御主人様…やんっ」
その後の直接秘部に逸物があたる感触に、悶えてしまう。
「や…こすれて、んんっ…」
(やだ…う、立ってられないよう…)
崩れ落ちそうになったところで柵に寄りかからされたので、体を預けて
両手でぎゅっと柵を掴む。
メイド服を乱され、背後から悪戯されるように感じる箇所ばかりを愛撫されると
甘い声が漏れてくる。
「ふぁ、…あんっ…胸、気持ちい…」
はぁ…と愛撫に悶えて主人を振り返ると、丁度舐めるところで目が合ってしまう。
「……ぁ、御主人様ぁ。もう…御主人様のが欲しいです…、……きゃあっ!」
おねだりの最中に挿入され、声が一際高く出る。
「あ、あぁん、いい…。どうしよう、すごく……。んっ、んっ」
挿入されて嬌声を上げている杏樹。そんな彼女にさらにこう言う。
「杏樹、もっと気持ちよくしてやるからな」
腰の動きを変幻自在に操り、責めの種類を様々に流転させていく。
単純に激しく奥まで打ちつける――というのもあれば、
左右に逸物を振って秘肉の壁面を刺激してやったり。
わざと腰の動きを遅くして、胎内での蠢きを感じさせてやったり。
また、手のほうも忙しなく動いている。
メイド服を肌蹴させた隙間から手を侵入させ、乳房の先端を直接刺激する。
卑猥に充血した乳首を強く擦るように弄びつつ。
「…っ、くっ」
股間の根元に蟠り、爆発する寸前の欲望。
紙一重の所で胎内から逸物を引き抜き、射精する。
どうやら杏樹のスカートの内側に白濁は掛かったようで、ポタポタとそれが落ちてきている。
彼女の愛液ですでに染みになっている床に、新たな染みが刻み込まれた。
260 :
椿 杏樹:04/03/28 03:58 ID:ezj/il9O
「あ、ぁぁん…!」
(御主人様、私は大丈夫だから…。だから…。どうか元気になって…)
ぼうっとした頭でそんな事を思いながら、主人の巧みな責めに喘ぐ。
「ん…あっ、はいっ…御主人様、気持ちよく…させてください…。んっ、
あぁ、あん、は…。きゃうっ」
腰を自分からもゆっくり動かしていたが、愛撫をやめない手の動きに
動きが途切れ途切れになる。
やがて早まる抽送にそろそろ主人の限界が来ると感じ、
手や体に力を少しだけ込め、自分の内部へと出入りしている逸物を
締め付けるようにさせる。
「…っ。あっんっ…だ、だめ、もう私――やだ、あぁぁっ!!」
主人より先に達すると、直後尻部分に白濁がかけられる。
ぽとぽと落ちるそれを眺めながら、荒い息を整えようとする。
「御主人様……はぁ…はぁ…。……温かい…」
乱れた格好はそのままに、主人の方に向き直ると
手を自分の頬にそっとあて、目を閉じる。
「私ね。2人がいなくなっても皆がいるから、もう寂しいとか言いません。御主人様もそうですよ。
御主人様のお側には私も、他のメイドさんもいるから。さみしくなんかない……」
「うん、寂しくなんかさせません。ふふっ」
にこっと笑い、主人にそう言うが――
「……ああっ!そ、そうだ〜。
ポチと俊くんの事…忘れてました…あうー、ごめんなさい〜」
出て行ったもう2人の事を今更思い出して、笑顔が若干苦いものになる。
「ふぅ…これはこっちの棚だったかしら…?」
人手が減って、やってもやっても減らない雑事に少々うんざりしてため息をつく。
実際、そんなに仕事が増えたわけではなく、ムードメーカーを欠いた事による捗らなさが大きいかもしれない。
「ウロウロしないで、ボーセ」
忙しいせいか、ついつい、ここ最近落ち着きのないボーセに当たってしまう。
本人?は気にした様子もなく、相変わらずあちこちを嗅ぎ回っているが…
「あうー……」
奏と凛香がいなくなったせいか、元気が無い。
しかし仕事は増えているので、休んでばかりもいられなかったり。
「でも、二人とも理由あっての事だし…もう二度と会えないわけじゃないんだし、ね」
座っていたソファから跳ねるように立ち上がると、気持ちを入れなおそうと二三度背筋を伸ばす。
やっと今日の業務を終え、テラスで夜風に当たりながら一息ついている。
「日本の桜ってとてもキレイなのね…」
庭にある三分咲きの桜を前に、今日の疲れが癒えていくようだった。
自室のパソコンの前で、ディスプレイとにらめっこをしている。
「ここをこうやって…それで…ああもうっ」
どうやら、何か分からないことがあるらしい…が、にも関わらずそれを名無しの執事や飯塚に聞くのが嫌らしい。
難しい顔をして、またマニュアルのページをめくる。
テラスで手摺りにもたれ掛かり、去った二人の事に思いを巡らせていると
先日の凛香との出来事にたどり着き、秘裂が感覚を思い出したように熱く、濡れてきてしまう。
「…やだ…こんなところで」
誰もいない事を(ボーセすらも)確認し、手摺りの出っ張りに擦りつけるようにして
疼きを快楽に変えていく。
「…ぅん……ふぅ…」
初めての同性との経験で、失禁するほど感じてしまった自分がまざまざと思い出され
次第に押さえていた声が漏れ始める。
>>266 仕事を終えて廊下を歩いていると、ふと窓の外─屋敷のテラスに人が居るのを見つける。
「む…。あれは……誰だ? 何をしている?」
暗がりのせいか誰が居るのかまでは把握できないものの、何となくテラスへと足を運ぶ。と。
ひんやりとした夜風が吹きぬけていくテラスに、手摺りに身体を預けて自慰に耽っているメイドが一人。
「…ほほう。一体何をしているのかな、冬果?」
こういう時だけは見事に気配を消して、冬果の後ろに回ってそっと声をかけてみる。
「…!?」
またしても気づかぬうちに背後に廻られ、体が子猫のようにすくみ上がる。
振り向いて相手を確認し、ぱっと手摺りから身を離して狼狽えた声を上げてしまう。
「ごごご、御主人様……… い、いつからそこにいらっしゃったんですか?」
自慰で火照った体に気づかれまいとして、僅かに距離を取りながらぎこちなく聞き返す。
「ふふ、いつだと思う?」
慌てる冬果の反応を愉しみつつ、余裕たっぷりの態度で話し続ける。
「しかし冬果、お前は大胆なメイドだなあ。この春先の肌寒い夜空の下、わざわざテラスでするとはな…」
あえて何の事かは言わず、歩み寄って冬果の肩口から背中にかけてをそっと撫でる。
「答えなさい。冬果はここで一体何をしていたのかな?」
耳元に口を近付けて、そっと冬果に囁く。
<「答えなさい。冬果はここで一体何をしていたのかな?」
抱きしめるまではいかないまでも、直接体に手を回されたままのこの質問には逃げようが無く
しかし、正直に答えるのも気恥ずかしく、あくまで冷静を装いながら顔を逸らして庭の方を示し
「桜を…見ていました…」
言葉少なめに返答する。
「…ちょっと辞めていった人達の事を思い出しながら…桜を見ていたんです」
そう言って、チラと御主人様に視線を走らせた。
>>270 「そうか、桜か。そう言えば……もう咲き始めているのだな」
冬果の横に立つと、そっと抱き寄せる…と言うよりは肩を抱くようにして言う。
「桜と言うのは潔い花だ。散り際を、そして自分の事を良く分かっている。…だからこそ、好まれるのだろうな」
そんなもっともらしい事を言いつつも、伸ばした手はそろそろと冬果の背中を這い、尻のふくらみに触れ、そしてスカートの中へと沈む。
「凛香や奏が居なくなったのは残念だが、また会えるだろう。…何も、あれが今生の別れと言うわけでもあるまい。
その気になれば屋敷の外で幾らでも会える」
そう言う間にも、手はスカートの中を這い回り、太腿を舐めるように這い上がって冬果のショーツへ。
が、肝心の秘所には触れず、その後ろのもう一つの穴の周りを弄くる。
ショーツ越しに指でなぞったり、その場所を軽くノックしたり。
「もう一度聞こうか。冬果、お前はこのテラスでさっきまで何をしていたのかな?」
その上で、さっきと同じ質問を繰り返す。
>>271 <「凛香や奏が居なくなったのは残念だが、また会えるだろう。
「は、はい…一緒に働けないのは残ね…っん…ですけど」
敏感になっている体を触れられ、返答もままならずに悶えてしまう。
きっともう何をしていたのかはバレているのだろう、しかし
凛香の事を思い出してオナニーしていた事だけは口が裂けても言い出せない、と思った。
「んんん…お尻なんて…汚いです御主人様ぁ…」
後ろの穴に忍び寄ってきた指の感触に、ぞくぞくと背筋を何かが駆け上がり。
触れられてもいない前の秘所から更に蜜が流れ出していくのを感じる。
<「もう一度聞こうか。冬果、お前はこのテラスでさっきまで何を
「本当に、桜を見ていたんです…それだけです」
自らの手で秘所を弄りたくなる衝動に堪えながら、必死にウソを突き通す
(…この感触、薬がまだ残ってるの?…)
「ん? 汚い事などあるまい。冬果はちゃんと風呂には入っているだろう?」
冬果の言葉を軽々と受け流すと、執拗に同じところを責め続ける。…が、秘所周りには一切手を触れない。
ショーツ越しの湿りや、滲みさえも感じ取りながらも、そこは触らない。
「……」
やがて水音が響いても、その部分には触れずに。
そうして、そのまましばらくしてから。
唐突に冬果から身体を離して、こう言う。
「…まあ、冬果が本当に桜を見ていたと言い張るのならそれもいいだろう。私はそろそろ仕事に戻る」
昂ぶらせるだけ昂ぶらせておいて、急に身体を離して二三歩足を進める。
「残念だなあ。私は正直なメイドにはたっぷりご褒美をやるんだが」
そう言い残して、ゆっくりとテラスから去ろうとする。
何度も何度も後ろの穴を刺激され、菊座がぷっくりとほぐれていってしまう。
「…あ…そんな…そんな、ぁ…」
ガクガクと足が震えだし、それに加えて媚薬の効果で快楽が増す毎に体から力が奪われていってしまう。
<「…まあ、冬果が本当に桜を見ていたと言い張るのならそれもいいだろう。
が、唐突に体を離され、支える物が無くなった肢体はへなへなとその場に頽れてしまう。
「…はぁ…はぁっ…」
荒い息をつきながら離れていってしまう御主人様を縋るような目で見てしまう。
<「残念だなあ。私は正直なメイドにはたっぷりご褒美をやるんだが」
「…あ、御主人様ぁ…だって、私…私…ぁ…」
続けて貰いたい一心で座り込んだまま涙を見せずに泣く。
その間にも、御主人様はテラスから去っていこうと、どんどん遠ざかっていく。
「……言います!…正直に言いますから、あの…ご褒美を…下さい」
遂に、顔を上気させながら肩を震わせて必死に呼び止める。
ゆったりとテラスから立ち去ろうとしていたが、ようやく冬果がとぎれとぎれに紡いだ言葉を聞いて立ち止まる。
「正直に言う…か。いいだろう、早く言ってみなさい」
床にへたり込んだ冬果。その顎をくいっと上向かせると、涙の滲んだ目尻を拭いてやる。
「さ、どうなんだ? 冬果がしっかり言わないと、ご褒美も何もあげられないぞ?」
そっと手を伸ばし、メイド服の奥…下着越しの乳房の下に潜り込ませると、やんわりと愛撫しながら囁く。
「…あの、ここで…オナニーしてました」
胸を愛撫されながら、ゆっくりと告白するように話し始める。
「媚薬入りのお茶…飲んでしまって我慢が出来なかったんです…ぅぅ…」
堪えきれずに伸ばした手が秘裂の入口に溢れる蜜をすくい、太股を伝ってテラスの床に流れる。
「…お願いです…御主人様、もう我慢できないんです…」
目の前の主人を下から仰ぎ見るようにして、上目遣いで太股を摺り合わせて懇願する。
「冬果に…どうか、ご褒美をお願いします…ぅ」
恥ずかしいであろう告白を始めた冬果を、無言でじっと見つめる。
「そうかそうか。冬果は薬入りのお茶を飲んで、それで我慢できずにここでオナニーしてたのか」
煽るように大きい声で言うと、突然懇願する冬果の唇を奪い、その隙に空いた手を太腿の間に滑り込ませる。
「……ん、ではご褒美だ。ここで自慰行為をしたのは問題だが、正直にそれを言ったので今夜は不問としよう」
そんな事を言いながら、既に力を蓄えていた逸物を取り出す。
冬果を立たせて、手摺りに持たれかからせると、ぐちょぐちょになったショーツを引きずり下ろす。
「ふむ。では…どちらにご褒美をあげようかな。こっちかな?」
ひくついた尻穴に、逸物を宛がったり。
「やはりこっちがいいかな?」
愛液にまみれた秘裂を縦になぞったり。
しばらくそうして焦らした後、ゆっくりと秘裂を割って逸物を挿入する。
「くっ…すごいぞ冬果。こんなに熱く濡れて、絡みつくように締まってくる」
バックから突きながら、冬果に身体を密着させて愛撫しながら囁きかける。
「…ぁっ」
手摺りに捕まり何とか立ち上がると、後ろからショーツをはぎ取られた。
そしてそのまま、秘所と尻穴の両方を弄ばれてしまう。
「ん、ぁ…くふぅぅん…そんな弄くらないでください…私、壊れてしまいます…」
普段なら絶対に出さない甘えた声を発しつつ、首を後ろに回して期待の目を御主人様に向けてしまう。
<「ふむ。では…どちらにご褒美をあげようかな。こっちかな?」
「…ひぅぅ…あ、う……」
焦らされるように何度も秘裂を擦られたり、尻穴のすぼみに逸物を宛われ
挿入への期待はそのまま快楽への期待へと取って代わる。
「…あぁ…前、前にお願いします!御主人様…!…」
何度も焦らされるので、我慢できなくなって叫ぶ。
やがて、蜜の溢れる秘所に御主人様の逸物がゆっくりと差し込まれていった。
「っあ!……ああっ!…入ってきます、ぅ」
後ろからの挿入に耐えるため、手摺りに身を任せ足を突っ張らせる。
秘所に容赦なく突き込まれる逸物の快楽の攻めに、テラスということも忘れて大きな声で喘いでしまう。
「どうだ冬果、気持ちいいだろう?」
身体がぶつかり合う音に、水音が混じる。
蕩けるほどに熱いその秘所の感触を愉しみながら、同時に乳房も揉んでみたり。
「くっ…どうだ冬果、イキそうか? そんなに大きな声を出して」
溢れた愛液が太腿にかかるが、気にせず突き続ける。
やがて、冬果を存分に感じさせた後で、こちらも達して白濁を放つ。
それは中ではなく、冬果の身体を、肌を白く彩って。
汗に混じり、流れていく。
「ふぅ…。良かったぞ、冬果」
行為後に、冬果の頭を撫でるかと思いつつ…。
「さて、それではご褒美の第二ラウンドといこうか。ほらっ」
抱き寄せて唇をまた奪い、一度では我慢できずに二度目の交わりへと進んで行くのであった。
「あっ!…ぅ…あっ…」
後ろからの膣への衝撃に堪えきれず発した声が、桜の咲いた夜の庭に響く。
今更ながら、お尻を突き出して御主人様に犯されていることが気恥ずかしく感じられるが
最早、声すらも耐えることが出来ず、何度も嬌声を口の泡と共に飛ばしてしまう
「はい…駄目です。もう…っ…だめっ…です…っぅ!」
やがて、前のめりに手摺りにもたれ掛かると、ぎゅうっと最後に膣を収縮させて絶頂に達し
同時に御主人様の迸りをその身に受け、肌寒い中の白濁の熱さにぶるっと打ち震える。
<「さて、それではご褒美の第二ラウンドといこうか。ほらっ」
「まだ…してただけるのですか、嬉しい…です」
間を置かず始まった次の交わりに、未だ火照り続ける体は正直に反応し続けた。
玄関先周辺の掃除を終えた時、丁度郵便配達の人間が伯爵邸を訪れる。
労いの言葉を掛けてから、多数の郵便物を受け取り、その場で
伯爵宛と使用人宛に振り分ける。
「……あ、私宛ての手紙がある! 誰からだろう〜?」
嬉しそうに手紙を裏返しリターンアドレスの部分を確認すると、そこには奏の名前が。
>>159で奏が送った手紙だとは当然知らず、お茶会等の誘いの手紙だと思って
深く考えずにポケットにしまい、鼻歌交じりに箒を片付けて残りの手紙を配りに邸内へ入る。
全てを配り終えて休憩室へ向かい、先程の手紙をポケットから出し、丁寧に封を開けて
中の手紙を読み始める。
「……うそ……そんな、急に……っ!」
表情から次第に笑みが消え、悲しみや寂しさが滲み出してくる。
『本当に今までどうもありがとうでした。桜庭 奏』
一番最後にそう書かれていたが、そこまで読み終える前に手紙をたたんでしまう。
そして封筒に戻しポケットに入れてから、注いでおいていた紅茶に口をつける。
「……あれ、私レモンティを作ったんだっけ……?」
紅茶の味が酸っぱく感じ、小さく笑いながらポットの蓋を開けてみるが
中にレモンの輪切りは入っていない。
「おかしいな……新品の紅茶なんだから、酸っぱいわけないのに……」
鼻をすすりながら蓋を戻し、カップになみなみと紅茶を注いでから
テーブルにあったクッキーに手を伸ばす……が、手に取ったまま一口も食べずに
そのままぼんやりとしている。
282 :
三条 望:04/03/29 22:58 ID:ZBIREVwv
「まだ冬だと思っていたのに…」
椅子にもたれかかりぼんやりと天井を見上げながら、昼間の暖かい日差しを思い出す。
「新しい季節はなぜか切ない日々で…か」
すこし静かになったお屋敷の雰囲気にどこか感傷的だった。
「頭痛い……」
朝から頭痛に悩まされてはいたのだが、来客も多く人手が不足気味
なので、休むわけにも行かずにいたためとうとう我慢でききれなくなったようで
休憩室のテーブルに突っ伏している。
284 :
木村 香:04/03/29 23:21 ID:1kpjwnfZ
「はぁぁぁぁぁぁぁ……」
休憩室で、妙に安らいでいる。
「……他人の目を気にしないで済むって、いいなぁ……」
瑞葉のおかげで下着が手に入り、おどおどしなくて良くなったらしい。
「ん?ああ、香さん…」
むくっと顔を上げるとそこには安らいでいる香の姿が…
何か話そうかと思ったのだが、頭痛を何とかしたくて医務室に向かう。
「チョット医務室行ってきますね。」
286 :
三条 望:04/03/29 23:31 ID:ZBIREVwv
「…らしくないな」
妙に自虐的になっている自分に気がつき、自虐的に微笑んだ。
287 :
椿 杏樹:04/03/29 23:32 ID:ZGWpaD8L
もうだいぶお腹の大きくなった志保の為に、買出しがてらお札を買ってきたのを
思い出し、ピアノの楽譜の袋から取り出す。
「安産安産♪ 安産……。あれ?」
表には『厄除け』。
「わかったきっと裏に安産が」
裏には『悪霊退散』と書いてある。
「………。(しまった、また間違えちゃったっぽい…?)」
なんとなく志保に渡せず、そのまま無言でお札を袋にしまう。
288 :
木村 香:04/03/29 23:35 ID:1kpjwnfZ
>>285 「……?」
少し顔を歪めていたこのみを不思議そうに見ていたが、何も言わず出て行ってしまう。
「……どこか調子でも悪かったのかな?」
コンコン…
医務室のドアをノックすると返事がある前にドアを開けてしまう。
中で誰かがとは考えていないらしい。
「せんせぃ〜頭いたいんです〜お薬ください」
「せっかくの桜だ、散る前に、屋敷総出で花見でもするかな……
明日の雨で散らなければいいが……」
窓から見える夜桜を見つつ、そんな事を呟く。
291 :
三条 望:04/03/29 23:40 ID:ZBIREVwv
>>289 >「せんせぃ〜頭いたいんです〜お薬ください」
「こんな時間にノックもせず部屋に入ってくるなんて…」
突然ドアを開け医務室を訪れた長身のメイドの姿を半ば呆れるように見つめてしまう。
「まぁ体調が優れないというなら仕方がありませんね…それではそこに座ってください」
そういいながら、回転椅子を指差した。
>>291 >「こんな時間にノックもせず部屋に入ってくるなんて…」
「すいません…」
珍しくしょげた表情になってしまっている。
指し示された椅子に座り
「今朝から、頭が痛かったんですけど…お客様が多かったりしたもんだから…
それに、奏さんや凛香さんがいなくなって…あたたた・・・」
指を怪我した瑞葉の手当てをしている。
294 :
三条 望:04/03/29 23:52 ID:ZBIREVwv
>>292 >それに、奏さんや凛香さんがいなくなって…あたたた・・・
「確かに…貴女達にかかる負担は以前にも増して大きくなるのかもしれませんね…」
棚からこのみのカルテを取り出し、小さく呟く。
「こんな時だからこそ健康管理が大切なのですよ…しかしお客様のお相手ですか…」
好奇の視線をこのみの肢体に向けながら、淡々とした口調で目の前の長身のメイドにむかって口を開く。
「…何をしてるんですか?
服を脱いで頂かなくては診察が始められませんよ?」
「……さすがに、二人も抜けるとな……木村さんも、研修期間終わるし……」
人事管理の書類にペンを走らせつつ、ぶつぶつと呟く。
「四月になって、新しいメイドが来てくれると助かるけど……」
>>294 「うん、わかってますよ・・・でもね・・・お客様に望まれたら・・・」
口を尖らせている。
「え?服脱ぐんですか?
痛み止めのお薬くださればいいですよ・・・」
と言いながらも、エプロンをはずしボタンを一つずつはずしていく。
297 :
椿 杏樹:04/03/30 00:01 ID:KrytG/b6
グランドピアノの上に買ってきた楽譜を広げて眺めている。
「あのサスペンスドラマ、面白かった。早くビデオで最初から観たいなあ…」
頬杖をつき、譜面を見ながらゆっくりピアノの上で指を動かしたりする。
298 :
三条 望:04/03/30 00:02 ID:/ulozUKz
>>296 >「え?服脱ぐんですか? 痛み止めのお薬くださればいいですよ・・・」
「間違った薬を投与しても、体にいい事は一つもありませんからね」
などと嘯きながら、ボタンが一つ外れる度に露になるこのみの肌に陰湿な視線を送り、
「さぁ口答えしないで…下着も早く取ってくださいね。」
>>298 (?頭痛薬に間違ったも何もないんじゃ・・・?)
上着のボタンをはずし終えると、背中に手を廻して
ブラジャーのホックをはずそうとするのだが、
上手くはずせないでもたもたしている。
「ねえ、先生はずしてくださいませんか?」
>>297 書類をまとめ、主人に渡して戻ってくる途中、ピアノの前に座っている杏樹を見つける。
「……もう、大丈夫そうだな。少なくとも見た目は」
声が出なかったり、仲良しが居なくなったりと、最近色々と心が揺れ動いていたであろう杏樹に、そう声をかける。
301 :
椿 杏樹:04/03/30 00:23 ID:KrytG/b6
>>300 「あ、こんばんは。うん」
途中まで鍵盤でも練習していたが、声をかけられて手を止める。
「…私くらいは無理しても元気でいないと、お屋敷が暗くなっちゃうでしょ?
だって2人は死んだわけじゃないもの。いつでも戻ってこれるように、私はおるすばん」
「でもまあ。みんなの落ち込みようを見てると、そう簡単にはいかないんですね…。
今日見かけた伯爵家の子なんか、目が真っ赤だったし」
五月の様子を思い出し、言う。
「執事様もまだ、元気ないんじゃないのかしら。どう〜?」
この間乱入された時ほどには元気が無いだろうと、飯塚にさりげに尋ねてみる。
302 :
三条 望:04/03/30 00:24 ID:/ulozUKz
>>299 >「ねえ、先生はずしてくださいませんか?」
「そう言うこと…本来医者の仕事ではないのですけどね。」
などと呆れたように言いながらも、椅子を立ちこのみの背後に歩を進める。
「まぁこれも役得といったところでしょうか…」
手慣れた手つきでホックを外し、
肩越しに呼吸の度にかすかにふるえるこのみの形のいいふくらみに視線を送ると、
そこに残された紅いキスマーク…
「今日のお客様は随分情熱的な方だったようですねぇ。
なんなら…頭痛薬と一緒に塗り薬も処方しましょうか?」
このみの胸に残された紅い痕跡を這わせた指でやさしく撫でた。
>>302 >今日のお客様は随分情熱的な方だったようですねぇ。
客人につけられたが自分では気付かなかったキスマークを
三条に気付かれて、真っ赤になる。
「せんせい…だめ、みないで…恥ずかしいじゃないですか…」
両手で胸を覆い、キスマークが見えないようにして俯いてしまう。
「ねえ、先生…あの…
……
ごめん、なんでもないです。診察お願いします」
何か、いいたげだが俯いたまま首を軽く横に振り黙ってしまう。
>>301 「まあ、な。元気じゃないお前なんて、お前じゃないからな」
ピアノに少し寄りかかりながら、苦笑いしながらそう言う。
どういう意味かと小一時間。
>執事様もまだ、元気ないんじゃないのかしら。どう〜?
「ああ……確かに少し落ち込んでたな。こう言っちゃ悪いけど、個人的には助かってるけどな。
なんか、真面目になったというか、イヤミが減ったというか……」
名無しの執事が聞いたら、即座に一発食らわされそうな事をさらりと言う。
305 :
三条 望:04/03/30 00:37 ID:/ulozUKz
>>303 「恥かしがらないで…これは診察なんですよ?
傷口から雑菌でもはいったら大変ですからね。」
恥かしそうに俯いたこのみの胸を手で覆うと、そのままゆっくりと揉みしだくと、
頬を緩ませ羞恥に染まるこのみを見下ろし問いかける。
「万が一の時の為に念のため、その時の状況を伺っておきましょう。
このやわらかい胸…貴女はお客様に一体どんな風に嬲られたのです?」
一転胸に宛がっていた手に力を込め、このみの胸の形を歪ませた。
>>305 「ねえ、せんせい…
ごめん…本当に頭も痛いし…」
いつもなら、三条の行為にも積極的に反応するのだが
頭痛のせいか再び胸を覆い後ろを向いてしまう。
307 :
三条 望:04/03/30 00:51 ID:/ulozUKz
>>306 「まぁいいでしょう…機会はいくらでもあるでしょうしね…」
小さな声でそう呟くと、
そのまま向かいの椅子に腰を落とし聴診器をこのみの胸に宛がった。
「ただの風邪ですね…
過労のせいで少し体力が落ちているのかもしれません。」
やがて聴診器を耳から外すと、
このみに毛布をかけ、棚から錠剤をとりだした。
「この錠剤を2〜3日食後にきちんと飲んでください。
…くれぐれも気負いすぎて無理はなさらないようにしてくださいね。」
308 :
椿 杏樹:04/03/30 00:54 ID:KrytG/b6
>>304 「そんなの聞かれたら執事様に絶対殴られちゃいますよ。ふふっ」
名無しの執事にげんこつで殴られる飯塚を想像して、クスクス笑う。
「折角だし、何か弾きましょうか。えーとね…。
最近私ね。クラシック以外も弾けるようになったんです。
御主人様がもしかしたら、あれでも褒めてくれるかなーと思って」
ジャズっぽくアレンジされた"OVER THE RAINBOW"をゆっくり、弾き始める。
「……この前ありがとう、なんだか落ち着いた。
私初めて見たのギター。今まであまりああいうの、見せても触らせても貰えなくて」
苦笑して言いながら
「変ですよね、なんか私…。クリスマスプレゼントも貰った事ないとか言ってるし。
おまけに変な人には狙われちゃうし、飯塚さんは早いし」
ふう、と溜息をつくが、最後らへんは言う事が微妙にずれてきている。
>>307 「ごめんね、先生…」
薬を受け取ると身づくろいをし、椅子から立ち上がると
三条に向かって頭を下げるが…
そのまま、三条に抱きつく…
「先生、私…私…
どうしたら良いのかわかんなくって…
ここのお仕事も好きなんだけど、高校からコーチにならないかって
手紙をもらって……」
涙を流して三条の白衣の肩を濡らしてしまう。
>>308 >今まであまりああいうの、見せても触らせても貰えなくて
「……まあ、学生で持ってる奴は、大抵自腹で買ってるしな」
それなりに大切に扱っている物を、他人に触られたくないだろう、などと思いつつ。
>飯塚さんは早いし
「(まて、それは全く関係ないだろ)」
喉元まで出かかったツッコミを、かろうじて飲み下す。
「変な人と言えば……だ……。そっちのほうも、もう大丈夫なのか……?」
先日の主人と杏樹との件を知らないのか、少し心配そうに訊ねてみる。
311 :
三条 望:04/03/30 01:12 ID:/ulozUKz
>>309 いつもの気丈な態度とは一転し、
涙で頬を湿らせながら胸元に顔を埋めるこのみの姿に言葉を失う。
「今この状況で貴女にここを去られては…」
そう喉まで出かけた言葉を飲み込んだ。
何を言えばいいのかわからず自分の語彙力の無さに嫌悪した。
312 :
椿 杏樹:04/03/30 01:14 ID:KrytG/b6
>>310 >そっちのほうも、もう大丈夫なのか……?
「『そっちのほう』?…どっちのほう?」
手を止め、首を傾げて聞き返す。
「うそ。わかってます。…体ならもう大丈夫、少しショックだったけど」
椅子を座りなおして飯塚の手を取ると、不意に自分の胸へあてる。
「なんだったら、確かめてみます…?大丈夫かどうか。」
前の執事に目撃された件で周囲が気になるのか、少し声のトーンを落として囁いてみる。
そして無防備に胸を触らせたまま、にこっと微笑む。
>>311 「ごめんね、先生にしか相談できなくって…
……って勝手すぎるよね。」
白衣の背中をギュッとつかみ小さく震えている。
「もうチョットこのままでいさせて…」
>>312 杏樹の笑みに答えるように、こちらも笑い返す。
「……それじゃあ、確かめさせてもらおうかな。っと、その前に……」
一度杏樹の胸から手を離すと、部屋の入口を確かめ、きっちり鍵までかけておく。
飯塚も飯塚で、前回の件で気になってたらしい。
「じゃあ、改めて……」
不意に杏樹の頬に口付けると、再び杏樹の胸に手を伸ばし、服の上から揉みしだき始める。
「……まあ、このくらいじゃ大丈夫みたいだな」
そんな事を言いつつ、少しずつ服を肌蹴させ、隙間から手を入れて胸を責める。
315 :
三条 望:04/03/30 01:28 ID:/ulozUKz
>>313 >「もうチョットこのままでいさせて…」
「嫌ですね…面倒な事は勘弁して欲しいのですよ。」
あえて突き放す様にそう言うと、
言葉とは裏腹に両腕をこのみの肩にまわしその肢体をそっとやさしく包み込む。
「このままでいさせて欲しいのなら…貴女が出した答えがなんであれ、
『暇があれば私の相手を…そして御主人様の相手をする為にこの場所を訪れる。』
…そう約束をしてください。』
>>315 >嫌ですね…面倒な事は勘弁して欲しいのですよ
三条の言葉に顔を上げぽかんと口を開けている。
>…そう約束をしてください。
三条に抱きしめられそういわれると、
「うん……ありがとう……
今、答えは出ないけど……ぐす…」
大きく縦に首を振ると無理やり微笑み
「……元気になったらちゃんとね……」
頬にキスをして診察室を出て行く。
317 :
椿 杏樹:04/03/30 01:41 ID:KrytG/b6
>>314 (廊下チェックしてる。しかも鍵かけてる…)
その姿を見て思わず笑いがまた出そうになるが、(たぶん)怒られるので我慢する。
>じゃあ、改めて……
「………あ!けほけほ…、は、はいっ」
咳き込む真似でごまかし、頬に口付けされるとちょっとかすかに頬が赤くなる。
「ん、だ…大丈夫。…っ」
胸を揉まれ始め呼吸が少し荒くなってくる中、普通に喋ろうとしているのだが
実際は必要以上に誘うような声になっている。
「そんな、値踏みするようにしないでください。…普通に…したいように抱いて。
あ…。ねえってば、んっ」
「こっち座って。でも、あの怖い人が、頭の中から消えちゃうくらいに…は、できないかぁ…」
太腿を押し付けるようによいしょ、と飯塚の上に乗り、首にきゅっと抱きつく。
「…無理〜…。です よね?」
>>317 少なからず無理をしているであろう彼女に、あまり嫌な思いはさせたくないとか思っていたが……
「(……確かに、距離を置くのも……な)」
>…無理〜…。です よね?
「……まあ、善処する」
そう言うと、勢いに任せて杏樹を押し倒す。
既に少し肌蹴ていた服を押し開き、胸を露出させると、時折キスを交えながら、胸にむしゃぶりつく。
さらには、早くも片手をスカートの中に入れ、秘所を弄っていたり。
319 :
三条 望:04/03/30 01:52 ID:/ulozUKz
>>316 「私はただの一介のお抱え医師です…貴女の進退に口を挟む事はできません。
あなた自身が何をしたいのか、直ぐに答えは見つからないでしょうがゆっくり考えてくださいまし。」
無理に明るく振舞って部屋を出て行くこのみにそう言葉を投げかけた。
>「……元気になったらちゃんとね……」
「そうですね、今回の分もまとめて楽しませて貰いましょう。それまでは…きちんと此処にいて下さいね。」
>>319 背後に三条の言葉を聞きながら廊下を自室に戻っていく。
「どうしたらいいんだろう・・・」
321 :
三条 望:04/03/30 02:04 ID:/ulozUKz
>>320 肩を落とし部屋を出て行くこのみの姿に、
つい最近のお屋敷での出来事を重ねあわせてしまう。
「らしく…ないな」
鏡に映った自分の診て自虐的にそう呟くと、
グラスにブランデーを注ぎ一気に体内に流し込んだ。
322 :
椿 杏樹:04/03/30 02:07 ID:KrytG/b6
>>318 こっちはこっちで、飯塚の考えている事など気付かず
「?」
きょとんとしている。
>……まあ、善処する
「善処?…くすくす…、うん、善処してくださ……きゃっ!」
笑っていた所を押し倒されたので、背中を少し床に打ってしまうが
(ああう、い…いったーい…。
痛いよう飯塚さん、こういう所はやさしくしていいのに〜)
苦笑するだけで痛いと言わずに、我慢する。
「…ぁ、ん…。あっ、そこだめ…」
愛撫で敏感に感じて悶え、口元に指を当て恥ずかしそうに視線を逸らす。
「んんっ」
スカートの中に手が伸びると、一瞬体を震わせて反応する。
>>322 口で乳房を、乳首を責めながら、スカートの中に入れた手で、手探りで秘所を愛撫する。
「……杏樹、もう濡れてきてるな?」
そう言いつつ、胸の先端にやさしく歯を立ててみる。
その後も少しの間、責めを続けていたが、秘所が十分と濡れてくるや否や、早速自分も逸物を取り出す。
「それじゃあ、入れるぞ」
杏樹のスカートをたくし上げ、足を開かせると、ずらしたショーツの奥から覗いた秘所に、逸物を宛がう。
324 :
椿 杏樹:04/03/30 02:30 ID:KrytG/b6
>>323 「うん……。痛っ、…っ。ホワイトデーの時みたいに、慌しくないから…かなぁ。
それとも…うーん…、よくわからないの…」
途切れ途切れに言うと、こくりと頷く。
「……ん。貴方にこうされるのが、結構好きなのかしら、私……」
>ずらしたショーツの奥から覗いた秘所に、逸物を宛がう
「はぁ…、…んっ…!」
逸物がぐっと押し入ってくると、堪えるような表情で声を漏らす。
自分でも何かしたほうがいいのかな、などと思い自らの手を両方の乳房に触れさせると
見せ付けるように自分で揉んだりしてみる。
「今日は誰も見てないんですから、ちゃんと…その、動いてくださいね?…あん、あっ」
>>324 >ちゃんと…その、動いてくださいね?
「もちろんだ。……それっ!」
胸は自分で責めているようなので、両手で足を掴みながら、逸物を突きいれ、腰を打ちつけていく。
時々前かがみになっては、体を重ねて口付けてみたり。
「んっ……どうだ、杏樹……!」
聞きながら、突き入れる角度を変え、中を擦り上げるようにしてみる。
326 :
椿 杏樹:04/03/30 02:57 ID:KrytG/b6
>>325 若干強めの抽送に、胸を揉みしだきながらも喘ぐ。
「ぅ…んっ、あ、やぁっ…。強…っ、あぁんっ」
涙目で飯塚を見つめ、頬を染めて体を揺さぶられる。
「ちゅ…。…ふ…、ぁん、大丈夫…気持ちいい、から…。ん…んっ」
と、喘いでいたがふとある事に気付き、ぼんやりとした頭で考える。
(……そういや。今日もいっぱい我慢してるのかな)
主人などと比べると格段に早い(と思われる)彼の絶頂を早めに誘おうと?
悪戯のような事を思いついたのか
「(今日は頑張ってるんですね…あん、早く出してくれても、別に…っ、構わないのに…)」
キスついでに飯塚の耳元を責め、小声で囁く。
「(杏樹、2回目とか…もっと、可愛がってほしいのになぁ…)」
早めの射精を煽るつもりなのか、わざと甘えるような声である。
>>326 「(……甘えてるのか挑発してるのかがわからないのが、こいつの困ったところなんだよな……)」
少し前までは、我慢しているのを隠して、平静を装ったりとかしてもみたが、
最近は慣れてきて腹も立たなくなってきたのか、どうでもいいような気がしてきた。
「……それじゃあ、遠慮はしないぞ……!」
言うなり、一気に突き入れを早くし、高まっていく。
「っ……くぅぅっ!」
限界を感じるとすぐさま逸物を引き抜き、杏樹のからだに白濁を吐きかける。
328 :
椿 杏樹:04/03/30 03:27 ID:KrytG/b6
>>327 「あっ、あ…やぁっ…!ん、…わたしも、もうだめぇ…っ。
飯塚さんっ、いっちゃう…。…いく…っ――あぁん…!」
長い髪を乱して首を横に振ると、引き抜かれる瞬間に強く、繋がっていた部分を擦られ
達して、体をビクッとさせ軽く痙攣させる。
「きゃ!もう、バカぁ…」
体にかけられる白濁が、顔にも散ってしまったので少し怒る。
ぐったりと半裸のままで体を起こし、白濁まみれのメイド服と胸元を指差して
頬を膨らませ
「…こんなのじゃ私、恥ずかしくてお部屋に帰れないじゃない〜。どうしてくれるのっ」
「……あと、今度は危ない目に遭わないように…。
ああもうっ、違うの、貴方とはなんでもないけど…ちゃんと、気にしてくれるんなら見張ってて!」
遂には龍崎の事まで持ち出して怒り始める。
「でないといつか…もしかしたらさ、攫われちゃうかもしれないんだから!
そうなって後悔したって絶対遅いんだから!」
(ああんもう、何言ってるの私〜。急になんか…頭が…もう訳わからないよう)
>>328 >ちゃんと、気にしてくれるんなら見張ってて!
怒っているのは十分分かるが、内容が飛び過ぎていて、最初よく理解できないでいる。
だが、全部聞き終えてから、杏樹の頭をなでなで――もとい、ぐりぐりと荒っぽく撫でる。
「わかったわかった、守って欲しいんなら、素直にそう言えって」
答えてからも、怒っているのか言い訳しているのか、混乱した様子で話す杏樹を、キスで強制的に黙らせる。
「さて、それじゃあ第二ラウンドと行くか」
あっさりとそう言うと、再び杏樹の体に手を伸ばす。
「二回目は、もっと可愛がって欲しいんだろ?」
自室で雨模様の窓の外を眺めながら、何やら手紙を書いている。
331 :
木村 香:04/03/31 00:03 ID:CPZWqC6P
「ふんふんふ〜ん♪」
上機嫌で洗濯物を分配中。
「研修が終われば3年生〜、就職もここにほぼ決まりだろうし、後は学生生活を謳歌するだけかぁ」
研修の成績もまだ出てないのに、かなり楽観的である。
「あと一週間かぁ〜」
音楽雑誌を読みながら、好きなアーティストのCD発売日までを指折り数えている。
333 :
木村 香:04/03/31 00:13 ID:CPZWqC6P
「……ん〜……でもやっぱり、御主人様と離れるのは……」
そのことが引っかかり、一瞬作業の手が止まる。
「……ううん、違うわね! こういう時こそ、想いの強さが試されるのよっ!」
そう粋がって、小さくガッツポーズ。
相変わらず、恋愛関係は暴走気味らしい。
自室から出て歩いていると、丁度
>>331,
>>333の光景が。
「ふーん…随分と楽しそうですね、木村さん」
背後から、妙に落ち着いた声で一言。
「はしゃぐのは結構ですけど、研修を終えてからこのお屋敷の、そして御主人様の名前を汚す事のないようにして下さいね?
……何より、当家があなたを正式に雇用するとはまだ決まっていないのですし」
どうも、例によって執事としての感情より自分のそれが勝ってしまっているようである。
335 :
木村 香:04/03/31 00:29 ID:CPZWqC6P
背後からの声に、いささかムッとしつつ、振り返る。
「わかってますよ! というか、そんな素行が悪いみたいなこと言わないで下さい!」
などと、一気にまくし立ててから、ぷいっとする。
「……まあ、御主人様を想うあたしに嫉妬して、立場を利用していぢわるするあなたに、そんな事言われても平気ですし。
ねぇ〜? 御主人様一筋らしい由・依・さん?」
この前瑞葉から聞いたことを、イヤミったらしく言ってみる。
「木村さんの素行、仕事振り…けしていいほうだとは思えませんけど」
客観的に見れば、屋敷を去った凛香や、メイドとしての経験が薄いこのみよりは下積みがある分、香はメイドの基本ができているのだが。
最も、本人のメイドの基準が志保なので、どうしても他が見劣りして見えてしまうのだが。
>ねぇ〜? 御主人様一筋らしい由・依・さん?
ぴくり、と眉を動かすが、その後は平然としてこう言い返す。
「ええ。私は他の人に言われずとも御主人様一筋です。10年来御主人様をお慕いしているこの気持ちは、研修で来た学生という立場であるあなたなんかとは比較対照にもなりません」
嫉妬云々については無視らしい。
「第一あなたの感情など、この屋敷から出ても維持できるものか疑問です。……本当に、ちょっと試してみたいくらいですよ。その木村さんの想いっていうのを」
さりげなく試すような語調を交えつつ、平静ぶった言葉を投げかける。
337 :
木村 香:04/03/31 00:47 ID:CPZWqC6P
>けしていいほうだとは思えませんけど
「(まあ確かに、ここに来てから、妙にドジなことしてるような気がするけど……気のせいよ、たぶん)」
勝手に頭の中でそう決め付ける。
>10年来御主人様をお慕いしているこの気持ちは
今まで、正面から衝突していなかったが、今日は香もとことん突っかかっていく。
「そんなの……恋心に時間なんて関係ないわよ」
>……本当に、ちょっと試してみたいくらいですよ。
「じゃあ、一体どうすればいいって言うんですか!?」
駆け引きについてはまだまだ未熟らしく、由依の挑発にあっさり乗る。
>じゃあ、一体どうすればいいって言うんですか!?
「それはですね…」
一瞬、二人同時に淫らな姿で主人を誘って勝負する─などと言うとんでもない事を考え付くが、それを慌てて打ち消して。
「御主人様を本当に慕っているなら…」
コホン、と咳払いをしてから、強気な…というよりは多少虚勢も混じった勢いでこう言う。
「ついてきてください。一人の執事として、あなたのメイドとしての資質を問いますから」
そう言うと、踵を返して近くの空き部屋へと香を誘う。
339 :
木村 香:04/03/31 00:58 ID:CPZWqC6P
>一人の執事として、あなたのメイドとしての資質を問いますから
「受けて立ちます! どんな注文でもこなしますよっ!」
由依の誘いに、意気揚々としながらついて行く。
もっとも、『メイドの資質』という単語の意味を『御奉仕』と受け取ってない時点で、すでにかなり分が悪いのだが。
部屋に入ると、由依と向き合って対峙する。
「……それで、あたしはどうすればいいんですか?」
部屋のドアを閉めて、静かに鍵をかける。
「…今から、私があなたの身体を好きに扱います。もっとも、過度の苦痛は与えませんが」
やたら強気口調のままで言うと、香に近づき、有無を言わさずベッドに押し倒す。
「これからしばらくの間、あなたは一言も喋ってはいけません。御主人様が本当に好きならそれくらい耐えられるはずですよね?」
確認するように言い聞かせながら、最後にもう一言。
「あなたはもうすぐこの屋敷を離れますけど、もしあなたが私の責めに耐えられれば…」
乱れそうなになるり感情を、ぐっとこらえつつ。
「今夜でも明日でも、御主人様と二人の時間を作れるように私が手配しましょう」
341 :
木村 香:04/03/31 01:11 ID:CPZWqC6P
「きゃぅっ!」
勢い良く押し倒されて、小さく悲鳴を上げてしまう。
>これからしばらくの間、あなたは一言も喋ってはいけません。
「……喋らなければいいのね」
ヤバいオーラを発する由依に負けじと、こっちもキッと睨み返しながら了承する。
>御主人様と二人の時間を〜
この単語が、しばらく頭の中を駆け巡る。
「……っ!」
取り乱して、反射的に喜びの声を上げそうになったが、慌てて両手で口を塞いで押し込める。
「(……危ない危ない……罠にかかるところだった……)」
本当に罠だったのかは由依にしかわからないが。
とりあえず、香を乗せた事にほっとする。
(でも、正念場はここから…)
自分もこういう技術はまだ未熟なので、慎重に香の服を剥いでいく。
「じゃあ、行きますよ…木村さん」
プライドがあるのかキスはせずに、まずゆったりと下着越しの乳房を揉み解す。
(一人でする時みたいに…思い出して…)
できるだけ焦らすような手つきも交えつつ、首筋を吸ってみる。
343 :
木村 香:04/03/31 01:25 ID:CPZWqC6P
最近、手荒く扱われる機会が多かっただけに、ゆっくりとした愛撫に物足りなさすら感じ――
「(って、物足りなさって何っ?! ……ぁぅっ……!)」
漠然と危険な事を思ってしまった自分にツッコミを入れる。
首筋を吸われ、ピクッと反応したりはするが、さすがにこの程度は我慢できるらしい。が……
「(……そういえば……他の人に優しく触られるのって、久しぶり……)」
またもや、この状況下では思ってはならない事を思ってしまい、再びピクリと体が反応する。
「木村さん、あまり我慢はしない方がいいですよ…?」
時折自分が自慰する時や、稀に主人に抱いてもらえた時の手つきを思い返しつつ、今度は香のブラを外す。
(う…どうかな、もしかして私より大きいかも…)
そんな感情のせいか、思わず香の乳房を強く掴んでしまったり。
しかしその後は、ゆったりと乳房を愛撫し、やがてその先端を啄ばむ。
「んっ…ん」
空いた手もおずおずと下腹部に滑らし、不慣れなメイド服の奥へと手を進めていく。
345 :
木村 香:04/03/31 01:38 ID:CPZWqC6P
由依の言葉に答えることができないので、視線で大丈夫だという事を伝える。
……伝わったかはわからないが。
>思わず香の乳房を強く掴んでしまったり。
「……っ?!」(……痛っ!)
痛みが走った胸に、続いて優しい刺激が送られ、もぞもぞと身悶える。
「(……というか、これ……キツ……!)」
口を閉じたままの声も出さないでいるが、さすがにそれはきついのか、早くも少し限界が見えてきた。
そんな時に、由依の手がスカートの中に入ってくる。
「(……ぅぅっ……やぁっ……)」
「どうですか? 辛いなら諦めていいですよ? ただしその時は…」
尖り始めた乳首を摘まんで弾きながら、わざと囁く。
「今晩は、私が御主人様のお側へ行かせて貰いますから」
無論越権行為である─が、夜伽当番が無い自分としては、仕事の話や何気ない事から誘わないと、
なかなか主人に抱かれる事は少ないからなのだが。
「だから、我慢なんてしないで下さいね?」
にっこりと笑いながら、やっと探り当てた香のショーツ。その縦筋をなぞりながら、二点からの刺激をより強くしていく。
347 :
木村 香:04/03/31 01:52 ID:CPZWqC6P
「……っ! ………ッ!」
自分の体を弄びつつ、反論できない事をいいことに、好き勝手言う由依に腹を立てる。
「(う〜! くやしい〜!!)」
だが、受けて立った手前、ヘタなことをせずに、ただ耐え続けるしか思いつかない。
>その縦筋をなぞりながら、二点からの刺激をより強くしていく。
「(……っ! ダメ……そこはダメだって……!)」
思わず、口を押さえる手に力を込めながら、身悶えることでなんとか気を紛らわせようとする。
「(…うっ……濡れてる……ダメ、やっ、そこ……!)」
呼吸も激しくなり、頬も赤らみ、既に感じている兆候はありありと浮かんでいる。
「木村さん…感じているんですね?」
淫靡さを微かに匂わせる笑みを浮かべると、縦筋の上の部分を集中的に弄っていく。
「でも、我慢したらあまり気持ちよくないでしょう? 声を出したらとってもいいですよ?」
この台詞からして、某メイドの受け売りなのだが。
「…御主人様じゃなくて、私なんかの手で感じちゃって。やっぱり駄目じゃない」
そう小さく呟くと、濡れたショーツの中に手を潜らせ、陰核を擦りあげるようにして刺激する。
同時に、乳首も舌で舐めていく。
349 :
木村 香:04/03/31 02:04 ID:CPZWqC6P
>…御主人様じゃなくて、私なんかの手で感じちゃって。
「(そんな事言ったって……気持ちいいものは気持ちい……ぁああっ!)」
陰核が刺激され、体を弓なりに逸らしながら、一瞬硬直する。
達しはしなかったが、声を出さないで耐えるにはさすがに辛かったらしい。
>同時に、乳首も舌で舐めていく
「(……ダメ! それ以上はダメ! もうや…ダメ、ぁぅっダメェッ!)」
これ以上はさすがに耐えられない。そう判断し、涙目で由依を見ながら、首を左右に小さく振る。
降参はしたくないが、できるなら勘弁してほしい、という気持ちの表れらしい。
香の身体がぶるぶるっと震え、かなり高みまで昂ぶっているのがわかる。
それでも、彼女は声を上げようとはしない。
「……」
くちゅり…と音を立てて、侵入する指。
そこまで行って、突然行為を止めた。
「……ふう。私の負けみたいね」
すっと身体を離して、残念そうに言う。
「達させて声を出させても、そんなの当たり前だもの。……はあ」
それだけ言って、取り出したのは携帯電話。
「ええ…はい、そうですか。わかりました、よろしくお願いします」
少し悔しそうに電話を切ると、静かに香に向き直る。
「御主人様は10分後に就寝されるそうです。あなたがもし行くなら、今すぐどうぞ。……私は、約束を守らない人間ではありませんから。負けは負けです」
ほとんど香を見ずに言うと、こう付け加える。
「行くなら早く行きなさい。木村さんが行かないなら、私が御主人様のお側に行きますよ?」
351 :
木村 香:04/03/31 02:31 ID:CPZWqC6P
「(……助かった……)」
ベッドの上でぐったりしながら、由依の敗北宣言をぼーっと聞いている。
>行くなら早く行きなさい。木村さんが行かないなら、私が御主人様のお側に行きますよ?
由依が言い終えてから、どこか不機嫌な様子で半身を起こす。
「……なんか、納得いかない……」
先ほどまで本気で助けて欲しいと思っていたが、いざ中途半端に終わられると、なんかもやもやとした物が心に残る。
「由依さんだって行きたいんでしょ? あたしにだってそのくらい分かるわよ。
なら、何でこんなことするのよ?」
「むぅ」
百歩譲って顔のを主人の下に行かせようとしたというのに、肝心の本人の態度がまたまた気に食わなくなってくる。
>なら、何でこんなことするのよ?
「私は独りの女の前に…執事ですから。使用人の望みを叶えるのも仕事です。
私が御主人様を慕うのとでは、話が別ですから。…例え、あなたが御主人様を強く慕っていても。
………私は、御主人様を慕う一人の女である前に、いっぱしの執事でいたいの」
不機嫌そうにくるりと振り返って。
「あなたがどうしても御主人様を慕い続けると言うのなら、いずれまたここを志望しなさい。私はどうなっても知らないけど」
353 :
木村 香:04/03/31 02:56 ID:CPZWqC6P
>使用人の望みを叶えるのも仕事です。
香も香で、不機嫌そうに言う。
「仕事もエッチなことも、まだまだ力不足なのは知ってる。確かに御主人様とは一緒にいたいし、愛されたいと思ってる。
でも! そんなお情けを貰うほど落ちぶれてもいない!」
>私はどうなっても知らないけど
「そっちこそ!」
背中を向けた由依をビシィッと指差して、
「1年後、あたしが就職したら、目にもの見せてあげるから、覚えてなさい!」
三流悪役のようなセリフを叩き付ける。
「日陰の女でいたいならいればいいわよ。
あたしはその間に、御主人様に相応しい女になって、御主人様の隣に立ってみせるからっ!」
『そして御主人様と――ぁぁん♪』という妄想は頭の中にしまいつつ。
「……」
不機嫌そうに言う香を、じっと見つめる。
>1年後、あたしが就職したら、目にもの見せてあげるから、覚えてなさい!
「一年後といわず、御主人様ならその気になればすぐに雇ってくれるわよ。
でも、私はあくまで執事。御主人様の隣にだなんて考えることも無いわ。…目立たずとも、ただひたすらに後についていくだけ」
それだけ言うと、軽く天を仰いでから、こう言う。
「次に会う時までに、どちらがより成長しているか。…楽しみにしてる。じゃあ…せいぜい頑張って」
ふっと表情を緩めると、さらに二言三言続けてからその部屋を出て行く。
もちろん、この夜も香との件で葛藤したり何だりが続くのだが。
355 :
木村 香:04/03/31 03:14 ID:CPZWqC6P
「あ〜もう! なんでこう『イヤミなライバル』みたいな事を言うの〜!」
由依が去った後も、同じ部屋で憤慨している。
というか、自分も自分でそれらしいセリフを言っていたのだが、自覚はないらしい。
「確かに、このままここに勤めちゃおうかな〜とか思ったけどさぁ……
せっかく特進学級入ったんだし、全部修めて卒業しておかないと……ああもう!」
ベッドにゴロンと横になりながら、こっちも一人で葛藤してみたり。
「どんな手を使ってでも、絶対ここに戻ってきてみせるからー!!」
356 :
名無しさん@ピンキー:04/04/01 10:18 ID:B/TV75iM
「…うわぁ」
タクシーを降り、開口一番、ため息とも呆れ声ともつかない声で呻く。
「お金って有るところには有るのね〜…」
眼前に拡がる豪華なお屋敷の規模に圧倒されつつ
何とか心を落ち着かせようと、いつもの習慣で上着から出したタバコを口にくわえ、火を付ける。
「…す〜っ…ん!? うげほ! けほけほ!」
間違えてフィルターに火を付けて吸ってしまい、その場でひとしきり噎せ、バツが悪そうに顔を上げる。
タバコは確か今ので最後の一本だったはずだ。
「ん、もう…幸先悪いったらないわね…はぁ」
携帯灰皿に吸い損なった最後のマルメンを押しつけてインターホンを押した。
ぐっ ぐっ……… ぐっぐっぐ………
「…壊れてんのかしら? この呼び鈴」
何度も試してみるが、お屋敷からの取次は無く、扉の開く気配は無かった。
「まあいいや〜 そのうち誰か来るでしょ」
諦めた表情になり、門柱の脇に寄りかかり誰か来るのをまつことにする。
360 :
三条 望:04/04/03 13:38 ID:OFjT9qzw
「………」
暇を持て余し、窓ごしに庭に咲きほこる桜の花をぼんやりと眺めている。
362 :
三条 望:04/04/03 13:47 ID:OFjT9qzw
「………」
いつのまにか暖かい陽気に誘われいつの間にか浅い眠りに落ちていた。
ふらふらと歩いていたかと思うと、名無しの屋敷の前でついに
倒れこんでしまった。
364 :
三条 望:04/04/03 14:01 ID:OFjT9qzw
「……!?」
不意にふっと目を覚ますと、いつもの癖であたりを見回してしまう。
「春眠暁を覚えずか…」
ぼんやりとした口調でひとりごちると、喉の渇きを癒すために厨房へ向かう。
「ふぅ…さて、これからどうしたものでしょうか…」
勝手に冷蔵庫の中から適当な飲み物を物色し喉を潤した後で、しばし考え込むと
「さすがにこんな週末に仕事も入らないでしょうから…すこしサボるとしましょう。」
陽気に誘われて散歩に出かけようと玄関に足を向けた。
「……うぅん……」
倒れても起き上がる気配はなくセーラー服からにも泥がついてしまっている。
366 :
三条 望:04/04/03 14:11 ID:OFjT9qzw
「…?」
業務を放棄し、桜の下で目の保養でもしようかと思い
玄関を出たところでなにやら異変に気がついた。
>倒れても起き上がる気配はなくセーラー服からにも泥がついてしまっている。
門の外で意識朦朧と倒れこむ1人の女性の姿を目にし声をかけた。
「どうか…されましたか?」
>>366 屋敷から出てきた三条に声をかけられて、わずかにまぶたを開くが
またすぐに眼を閉じてしまう。
368 :
三条 望:04/04/03 14:22 ID:OFjT9qzw
>またすぐに眼を閉じてしまう。
「これは…」
瞼を開け瞳孔を観察するが、かなり衰弱している様子で意識がない。
なぜこれほど衰弱しているのか…
原因は…
頭の中を様々な考えが過ぎるが、満足な器具も無いためどうしようもない。
「仕方ありませんね…」
一瞬手を顎に当て思案した後、
力なく横たわった彼女の体を抱きかかえると、そのまま彼女を医務室へと連れて行く。
>>368 三条に抱えられ、医務室のベッドに横たえられるとようやく意識を取り戻す。
「え、ここどこ?
あなた…だれ?」
顔を覗き込む三条を見ておびえているが
グゥ〜〜〜〜〜〜〜とお腹が鳴ってしまう。
「おなかすいた…」
370 :
三条 望:04/04/03 14:33 ID:OFjT9qzw
「さて…これからどうしましょう…」
医務室のベッドの上に寝かせた、彼女の姿を見下ろした瞬間…
>「え、ここどこ? あなた…だれ?」
彼女がようやく意識を取り戻す。
そしてその瞬間…グゥ〜〜〜〜〜〜っという
空腹である事を告げる音が静かな医務室の中に鳴り響く。
>「おなかすいた…」
「なっ…!?」
驚きの色を隠せず、呆然とした表情で視線を少女に向けると…ようやく彼女が口を開く。
「………ひょ…ひょっとしてお腹が空いているだけですか?」
まさか…とは思うものの思わずそう尋ねてしまった。
>>370 >「………ひょ…ひょっとしてお腹が空いているだけですか?」
三条に聞かれると首を縦に振り頬を赤らめる。
「2日間何も食べてないの…
何か食べるものないですか?」
何とかといったような声をだし三条の白衣をつかむ。
372 :
三条 望:04/04/03 14:45 ID:OFjT9qzw
>何とかといったような声をだし三条の白衣をつかむ。
「食べるもの…ですか…」
『何故2日間も食事をとっていないのか』
そんな疑問が頭の中を過ぎるが、とりあえず栄養を与えなければ…
「仕方がありませんね…ちょっと待っていて下さい…」
少しめんどくさそうメイドの姿を探しに医務室をでたのだが、
こんな時に限ってメイドやコックの姿が見つからない。
「困ったな…」
厨房の中でありあまる豪華な食材を目の前に悪戦苦闘して、
なんとか食事らしき物を手に医務室に戻った頃には、既に30分の時間が過ぎようとしていた。
「お待たせしました…冬瓜のスープです」
ようやく医務室に戻ると、一見するとなにがなんだかわからない液体を少女に向かってぶっきらぼうに差し出した。
>>372 どこかに三条が行ってしまい、長い間帰ってこない間
再びまぶたを閉じてしまう。
ドアの開く音でまぶたを開けると
>「お待たせしました…冬瓜のスープです」
と黄金色の液体を差し出される。
「いい匂い…」
スープ皿をひったくるように三条の手から奪い去ると
スプーンも使わず皿から一気に飲み干した。
「美味しい…ありがとう…」
スープを飲んだ事で生気を取り戻し、上半身を起こした。
374 :
三条 望:04/04/03 15:02 ID:OFjT9qzw
『そんなに美味いのか…?』
見下ろした視線の先で、
味見もせずに適当に作ったあっという間にス-プを平らげる彼女の姿をみながらそんな感想が頭に過ぎる。
>スープを飲んだ事で生気を取り戻し、上半身を起こした。
「さて…申し遅れましたが、私はここのお抱え医者の三条と申します。
あと、これも飲んでおいてくださいね…」
ようやく落ち着いたのか、上半身を起こした少女を見下ろしそう名を告げながら、栄養補給用の錠剤と水を渡すと
「…それにしても何故あのような状態になるまで食事をとらなかったのですか?」
少女を見おろし、そんな質問を投げかけた。
>>374 >「さて…申し遅れましたが、私はここのお抱え医者の三条と申します。
>あと、これも飲んでおいてくださいね…」
「お医者様?」
渡された錠剤に首を傾げるが、医者と聞いて素直に口の中に放り込み
水で嚥下する。
>「…それにしても何故あのような状態になるまで食事をとらなかったのですか?」
「え…お金がなかったし…逃げてたから」
俯きおびえたように震えて目じりから涙をこぼし始めた。
376 :
三条 望:04/04/03 15:12 ID:OFjT9qzw
>俯きおびえたように震えて目じりから涙をこぼし始めた。
「逃げていた…?」
思わぬ少女の言葉にオウム返しに呟いた言葉の語尾があがってしまう。
突如目に涙を溢れさせ体を震えさせた少女を見つめて
さらに質問を投げかけた。
「逃げていた…と仰いましたが、貴女はいったい何から逃げていたのです?」
>>376 >「逃げていた…と仰いましたが、貴女はいったい何から逃げていたのです?」
三条からの質問に奥歯をカチカチといわせている。
「わかんないの…でも…お父さんも、お母さんも、お兄ちゃんも殺されて
それで私もそいつに追いかけられてるの。」
両手で胸を抱え全身を震わせながら、おびえきっている。
「……」
378 :
三条 望:04/04/03 15:24 ID:OFjT9qzw
>「……」
「まぁ…さしあたってこのお屋敷なら大丈夫でしょう。
なにしろこのお屋敷を統べる方はあのなだたる名無し家の御主人様です。」
肢体を小刻みに揺らし怯える少女。
その姿に今これ以上の質問は逆効果だと感じ、
いつも感情が乏しい表情にむりやり微笑みを浮かべて話題を変える。
「御主人様は寛大なお方ですから、貴女を無理に追い出す事もされないでしょう…
体調が回復するまでの間、しばらく此方のお屋敷でゆっくり静養されてはいかがです?」
などと少女を安心させる為に、柄にもなく優しい口調でそう言った。
>>378 >「まぁ…さしあたってこのお屋敷なら大丈夫でしょう。
「ホント、大丈夫?」
三条を見上げて問い返す。
「ここに居ていいの?本当に?」
三条が頷くのを見て三条に抱きつく。
「ありがとう…」
380 :
三条 望:04/04/03 15:38 ID:OFjT9qzw
>「ここに居ていいの?本当に?」
「そうですね…しばらくの間なら問題は無いでしょう。」
名無しの御主人様は寛大なお方…
身よりも無く困窮している少女を無下に扱ったりはしないだろう…
支えが欲しかったのだろうか?
いきなり身を寄せ抱きついてきた少女を見下ろし、またもそう言うが、
不意にある考えが頭を過ぎり語尾が濁った。
「ただし、滞在が長期に渡るとなると…どうなるか。」
>>380 喜び、涙が止まったかと思ったとたんに
>「ただし、滞在が長期に渡るとなると…どうなるか。」
不安をあおるような言葉が耳に突き刺さる。
目を白黒させているが、
「ねえ、どうしたらいいの?
どうしたら、ここに居られるの?」
三条の体を揺さぶってたずねる。
382 :
三条 望:04/04/03 15:51 ID:OFjT9qzw
>三条の体を揺さぶってたずねる
「そうですね、このお屋敷の御主人様は寛大なお方ですが、それに甘えてずっと客人として滞在するのも…」
とそこま言って少女の容姿をまじまじと観察する。
見たところまだ学生なのだろうか?…しかし容姿、スタイルとも素晴らしい。
これなら…そう思い、胸元で不安げな瞳を向ける少女に向かって口を開いた。
「あくまで、貴女次第ですが…
しばらくして落ち着いたのなら、ここでメイドとして働いてみてはいかがでしょうか?」
>>382 >しばらくして落ち着いたのなら、ここでメイドとして働いてみてはいかがでしょうか?」
三条の提案に即座に
「はい、働きます!
一生懸命働きますから!
…
…で、メイドってなんですか?」
首をかしげて三条に質問する。
384 :
三条 望:04/04/03 16:04 ID:OFjT9qzw
>首をかしげて三条に質問する。
「メイド…ですか。」
可愛らしく小首を傾けてそう尋ねてきた少女にむかって言葉を濁す。
『まだ年端もいかない少女にこのお屋敷の仕事が勤まるのか…』
そんな考えが頭を過ぎる。
「そうですね…
このお屋敷のなかで御主人様のお世話をしたり、
このお屋敷を訪ねてこられたお客人に対して接客をする…簡単に言えばそういったお仕事です。」
そこで一旦言葉を切ると、少女を見つめゆっくりと口を開いた。
「ただし、そのお世話の中には…
貴女自身の体を使ったお仕事も含まれているのです。」
>>384 「へえ、ウエイトレスみたいなもの?
それとも…女中さん?見たいなのかなぁ?」
メイドというものを全く知らないようである。
>貴女自身の体を使ったお仕事も含まれているのです。
「もちろん、お仕事ですもんがんばってやりますよ」
『体』の意味を取り違えて返事している。
386 :
三条 望:04/04/03 16:12 ID:OFjT9qzw
>「もちろん、お仕事ですもんがんばってやりますよ」
「………」
それまでの様子とは違い希望に満ちたその明るい返事。
メイドの仕事の意味を理解していないのだろう…
「そういえば…まだ貴女の御名前を伺っていませんでしたね…貴女の名前はなんとおっしゃるのですか?」
期待と希望に満ちた表情を浮かべ、此方を見上げる少女にむかってそう尋ねる。
>>386 「あ、名前も言ってなかったですね。
こうやま えりと言います。
香る山 絵画の絵に理科の理です。
17歳にもうすぐなります。」
簡単な自己紹介を済ませると改めて頭を下げる。
388 :
三条 望:04/04/03 16:28 ID:OFjT9qzw
>簡単な自己紹介を済ませると改めて頭を下げる。
「そうですか…いい名前ですね。」
名を告げた香山にむかってそう微笑んだ後で、緩んだ表情を固くする。
「ただ香山さん…貴女はこのお屋敷のメイドのお仕事を誤解されているようです。」
不意に香山の腰に手を廻し抱き寄せ、
空いた片方の手をセーラー服越しに柔らかな胸の膨らみにそっと宛がった。
「このお屋敷で働くという事、御主人様やお客人に奉仕するという事は…」
宛がった手に微かに力を込め、やさしく撫でるように刺激する。
「つまりはこういうことなのですよ、この柔らかな胸を揉まれたり…」
彼女の胸に宛がった手をそっと離すと、そのまま彼女の腕をとりその華奢な腕を自らの股間に導いた。
「男性のこの部分をその手で射精に導く…
その可愛らしい口に男性の醜悪な逸物を含み、舌を這わせてご奉仕する…
全ては御主人様の為…
御主人様の為に貴女はこの肢体全てを捧げることができますか…?」
>>388 >「ただ香山さん…貴女はこのお屋敷のメイドのお仕事を誤解されているようです。」
そう言いながら、体をまさぐる三条に抵抗出来ずに体を硬くしている。
「…あ…あの…」
そして、掌が三条によってその膨らんだ股間に導かれると一瞬なにが起こったのか
理解できずにいたのだが、それが三条の逸物である事に気付くと
「きゃーーなにするんですかぁぁぁ」
三条の言葉も聞かず逃げようとする。
390 :
三条 望:04/04/03 16:45 ID:OFjT9qzw
>三条の言葉も聞かず逃げようとする。
逃げようともがく香山の腰にまわした腕に力を込め、その肢体を離さない。
「あくまで決断は貴女次第です…
しかし、御主人様にお勤めするのがこのお屋敷のメイドの勤め。
先ほど言ったように、しばらくの滞在中はもちろんそのような行為をされる必要はありません。
それまでゆっくりと考えればいいでしょう…」
香山の瞳を見つめそう言うと、
彼女の自由を奪っていた腰に回した手の力を緩め、彼女の肢体を解放する。
「もっとも…私が見たところでは、貴女は充分に御主人様に御仕えする資格があるようですけれどね…」
そういって香山の肢体…そして容姿に視線を送る。
「このままお屋敷にとどまるか…
それともこのお屋敷を立ち去るか…全ては貴女しだいです…」
>>390 逃げようにも三条の腕に阻まれ、逃げる事が出来ない…
あきらめて三条の言葉を聞く。
「……」
ゆっくりと考えればいいという言葉に安心し自由になった身を壁に預け
俯いている。
>貴女は充分に御主人様に御仕えする資格があるようですけれどね…
「えっ!でも…あの…その…エッチな事をするんですよね…
私…あの…しょ・しょ・処女なんです」
顔から火が出ているのではないかというほど、真っ赤になって経験が
ない事を告白する。
「あの、経験がなかったらダメですよね…」
392 :
三条 望:04/04/03 17:05 ID:OFjT9qzw
>「あの、経験がなかったらダメですよね…」
「それはどうでしょう…」
可愛らしい顔に朱を浮かべて赤面する初々しいその仕草に悪戯心が刺激される。
「心配することはありません、寛大な御主人様のことですから…
貴女がなにも知らなくてもベッドの上で優しく教えてくださいますよ。」
そういいながら不意に彼女に近づき、足元にしゃがみこむと、
呆然とみつめる彼女のスカートの先を指で摘み、そのまま上に捲り上げ、
「反応も敏感なようですし…貴女ならきっといいメイドさんになれますよ。」
スカートの中を覗きこんだ後でそう言った。
>>392 >貴女がなにも知らなくてもベッドの上で優しく教えてくださいますよ。
「はぁ・・・」
生返事を返すと、スカートをめくりあげられる。
あまりの事に抵抗も出来ないでいる。
>「反応も敏感なようですし…貴女ならきっといいメイドさんになれますよ。」
「敏感?」
ショーツのクロッチにシミが出来ている事など気付くわけもない。
そして、三条に客間の一つに案内される、三条が部屋を出て行くと
ソファーに座りため息をつく
「ふう…とりあえずはだけど…どうしたらいいんだろう?」
394 :
三条 望:04/04/03 17:22 ID:OFjT9qzw
とりあえず来客用の部屋に彼女を通し、
偶然通りかかった飯塚に簡単な説明をすると医務室へと足を向ける。
「香山絵理…か」
最近少し寂しくなったお屋敷の廊下を歩きながら、彼女の姿を思い出す。
複雑な事象があるようだが、性格もよさそうだ…
なによりその容姿は充分すぎる程魅力的だった。
「さすがにお屋敷の中で、御主人様より先に手をつけるわけにはいかないからな…」
微かにそう呟くと、淫蕩そうな微笑を浮かべて医務室の中に姿を消した。
396 :
三条 望:04/04/04 23:06 ID:uwuVOFfv
「………」
テレビのスポーツニュースを見て、無言で微笑んでいる。
とあるチームが負けたのがちょっと嬉しいらしい。
「…いい加減誰かこないかな〜」
門柱に寄っ掛かったままで、空を仰ぎ見る。
さくらの舞う良い天気だけど、そういう天気は眠気も誘う。
ふぁ〜 と欠伸をして、クセのある髪を撫でつける仕草をした。
「もう一度呼び鈴使ってこなかったら、忍び込んじゃおうかな…」
398 :
三条 望:04/04/04 23:21 ID:uwuVOFfv
「………」
椅子にもたれてスポーツニュースを見ているうちに、
いつの間にか睡魔に襲われ微かに寝息を立てていた。
きんこ〜ん きんこ〜ん きんこ〜ん きんこ〜ん…
「もしもーし? だ〜れ〜か〜 いませーん?」
騒がしく呼び鈴を連打して、ついでにドアもどんどん叩いてみる。
「ふぅ〜どうやらうまく忍び込めたようだなぁ…」
夜の帳が落ち、人影少ないお屋敷の廊下を歩く妖しい人影。
「誰かに出合ったら拙いと思って変装してみたが、
さすがに…こんな時間に起きてる奴はいなさそうだな。」
そうボソボソと独り言を呟きながら、お屋敷の中で金目の物を物色していたのだが…
>「もしもーし? だ〜れ〜か〜 いませーん?」
不意に玄関の方から聞こえたけたたましいノックの音。
「こんな時間に一体誰が…って、そんな大きな音だしたら、
ここの住人が起きてしまうじゃないかっ!?」
背中に冷や汗を掻きながら考え込む事、数分…
「こうなったら仕方ない…
念の為と思って用意してきたこの変装が役に立つ機会がきたようだ…」
などと腹をくくって玄関へと足を運ぶと手慣れぬ手つきで錠をなんとか外し、
「こ・こんな時間にいったいこのお屋敷になんの御用でございます?」
門の外に立っていた女性を内心冷や汗もので見つめると、ぎこちない口調でそう尋ねた。
>>400 やっと帰ってきた反応に、嬉しそうに微笑みながらお辞儀をする。
「あ、初めまして、こちらのお屋敷の方ですか〜?」
ジーンズに黒いブルゾンという活動的な格好に負けず、元気よく自己紹介を始めた。
「私、おくつ ゆうこって言います。こちらのお屋敷に住み込みで働かせて頂く事になってるんですけど…」
そこで一端区切って、相手の身なりを確認するように目を走らせる。
「…ええっと、執事様?ですか」
>「…ええっと、執事様?ですか」
門の外に立っていた女性…どうやら今日からお屋敷で働く事になっていたようだ。
ほっと胸を撫で下ろすと、
「ええ…いかにも私がこのお屋敷の住人を司る、ななしのしつじでございます。」
と慇懃にお辞儀をする。
「ええ…お伺いしております。
しかし…まさかこのような時間に来られるとは思いませんでしたもので、
まだ、此方の準備も整っておりません。
奥津さまもお疲れのようですし、まずは中の方に本日の所はゆっくり休んでくださいまし。」
などとそう言うと(誰にもあいませんように…)と内心冷や汗をかきながら、
先ほど金目の物をあさっていた部屋へと、おぼつかない足取りで彼女を案内する。
「お疲れのところ、申し訳ありませんが本日はこちらのほうでお休みいただいてよろしいでしょうか?」
<「ええ…いかにも私がこのお屋敷の住人を司る、ななしのしつじでございます。」
「あ、やっぱり? そんな気がしたんですよー あはは」
うんうんと頷きながら、快活そうな笑い声を上げる。
<「ええ…お伺いしております。
「はい、それではお邪魔しますー」
案内されるままに中へと入って行く。
不慣れな案内にも、初めて見るお屋敷の様子に気を取られ、気づいていない。
最後に案内された部屋でも、それなりに豪華な内装に感心してアチコチを見て回っている
「えっと、お仕事は明日からでいいんですか? 細かい話はほとんど聞いてないのでー 早めにお聞きしたいんですけど?」
そこでポンと手を打って、思い出した事を話す。
「そう言えば、制服が支給されるって…凄く可愛いヤツ」
>「そう言えば、制服が支給されるって…凄く可愛いヤツ」
「なにぃ!!」
突然のその言葉に心の中で思わず叫んでしまう。
「せ・制服…でございますか?」
額に一筋の汗が流れ落ちた。
困った…
困った…
当然制服の置いてある場所など知るはずも無く、
目の前で明日かの仕事への期待に胸を膨らませている奥津の姿を見つめ狼狽する。
しかし、そんな時ある名案が思い浮かぶ。
先ほど部屋を物色していた時に見つけたあの服…あの服なら…
「し・少々お待ちいただけますか。」
そう言い踵を返すとタンスの中を漁りだす。
「そうそうこれこれ…しかし本当にこの服でいいのだろうか?」
聞こえないくらいの小さな声で1人言をいいながら取り出した服は、
胸元が大きく開き、股下10cmととても丈が短いものだった。
「お待たせいたしました…こ、これがその制服でございますよ。」
そういって奥津にその服を手渡した。
困った様子のしつじを期待の籠もった眼差しで見つめている。
「?」
どうかしたんですか? と声をかけそうになった時。
<「し・少々お待ちいただけますか。」
「はい、待ってますー」
返ってきた答えに、にこにこと脳天気に返答する。
「あ、これですねー…やっぱり可愛…ぃ?… え?」
しかし、渡された制服を見て、自分が資料で見た物と大分デザインが違うそれに、何とも引きつった表情になってしまう。
控えめだった胸元は大きく開いて、キレイに折り目の付いていたロングスカートは物凄いミニに変わっていた。
「………えーと」
今度は自分が冷や汗を垂らしながら困ってしまう。
これって、着ないと…首かなぁ?
心の中で呟きながら、傍らに控えるしつじに何と答えればいいか迷ってしまう。
「あ、あの…えと、さ、サイズ… そうサイズが合わなそうなんですけど、どうしましょう?」
>「あ、あの…えと、さ、サイズ… そうサイズが合わなそうなんですけど、どうしましょう?」
「サ・サイズですか?」
確かに手渡した一見メイド服の様な服は露出が多すぎて彼女が困るのも無理は無い。
しかし、かといって代わりになる洋服も見当たらない…
「い・いえいえ…そ・そのサイズで丁度宜しいので御座いますっ。
この私が言うのですから間違いはありません!!
このお屋敷で働きたいのなら、文句をいわず早く袖を通されてはいかがですかっ!」
などと困った挙句、自分でも苦しい言い訳と知りながらそう答えていた。
<「い・いえいえ…そ・そのサイズで丁度宜しいので御座いますっ。
働きたいのなら、と言う言葉にぐっと喉を詰まらせる。
(ここってお給料凄く良いからクビはいやだなー)
「…じゃあ、ちょっと着替えてみます、ね」
そう言って手近なシャワールームに入っていき、渡されたメイド服に着替え始める。
「き、着替え終わりました…!」
5分以上たってから、半分やけくそになってシャワールームから出てくる。
思った通り、胸元はちょっと大きめの自分のサイズを覆いきる事すらできずに
ふっくらと丸みを帯びたラインが際どい位置まで露出してしまい、谷間までハッキリと見えてしまっていた。
下も少し屈んだらショーツが見えてしまうような短さだったものが、身につけることで体に沿ってしまい
常に手で押さえていないと安心出来なかった。
(これで働くのかなー? 本当に…)
イヤそうな顔をしつつも、相手に見せるために前に出ていく。
「やっぱり、サイズがちょっと… 合わないみたいですよー」
何とかして欲しいと、ついそんな視線を向けてしまう。
>「…じゃあ、ちょっと着替えてみます、ね」
「おおう…なんとか誤魔化せた。」
苦しい言い訳だったが、なんとかうまくいったようだとほっと胸をなでおろす。
この隙に逃げ出せばよかったのだが、
「それにしても…あの服かなり露出高かったよな…?」
と、先ほど手渡した服を思い出すと、
「ちょっとだけ…見るくらいなら…」
などと奥津がジャワ-室から出てくるのを今か今かと待ち構えてしまっていた。
>「やっぱり、サイズがちょっと… 合わないみたいですよー」
(おおう!!)
着替えを終えシャーワー室から出てきた奥津のきわどいメイド服姿に心の中でガッツポーズをあげた。
開いた胸元に覗く深い谷間や、下着が見えそうな程短い丈のスカートについ視線がいってしまう。
「なんとか…ですか?」
一気に膨れ上がった下心を抑えきれず、つかつかと彼女の側に近寄ると、
胸元の白い谷間や、丈の短いスカートから伸びたふとももに視線を送りながら、彼女の周囲をゆっくりと一周した。
「いや、この服装であって御座います。
当家の御主人様はこのような服装が大変お好みなのでございますよ。
それとも…貴女は当家の御主人様の嗜好にケチをつける気で御座いますか?」」
などと嘘八百をならべてそう答えた。
<「いや、この服装であって御座います。
(変態…)
聞こえないように呟いてから、それでも何とかしたくて聞き返す。
「…だってぇ、これブラも付けれないんですよ? 見えちゃうから…」
男の人に言う事じゃないよなー と思いながらも言わずにいられず、愚痴を言う。
それが相手の視線を誘導する所まで気が回らないのは、恥ずかしさのためか。
>「…だってぇ、これブラも付けれないんですよ? 見えちゃうから…」
「ほう、そうなのですか?」
目の前で露な姿を見せられ、
さらにそのような事を言われて黙っているはずもなく、
奥津の背後から肩越しに胸の谷間にねっとりとした視線を送ると、
確かに服の合せ目から豊かな白いふくらみが先端部分を残し、その姿を晒していた。
彼女の息遣いの度に震えて揺れる白いふくらみ…
「確かに下着を着けていないようにも見えますが…
これではちょっと確認できませんね。ちょっと失礼いたします…」
そのふくらみに吸い寄せられるように、思わず手を伸ばし服の中に手を差し入れた。
<「確かに下着を着けていないようにも見えますが…
そう言われて、ふっと手を胸に差し込まれ
「……………ぇ?」
気が付くとぐにぐにと揉まれていた。
「………ぇぇ!?」
確認するように、胸元を見る。
……やっぱり揉まれている。
「……やぁーーーーだぁー!!!」
バッキィィィィィ!!
容赦の無い右ストレートが下あごを捕らえていた。
奥津が放った見事に体重の乗ったパンチがしつじをはり倒していた。
「あ!……ま、またやっちゃった…やばー… ど、どうしよう」
自分が取ってしまった行動に狼狽えながら、取り敢えず吹っ飛んだしつじの元に駆け寄る。
「も、もしもしぃ…? へ、平気ですかー?」
顔の前で手など振ってみる。
>「も、もしもしぃ…? へ、平気ですかー?」
「な…」
予想もしなかった突然の反撃に動揺し、そして何かが吹っ切れてしまう。
「これしきの事で根をあげてしまうのなら、御主人さまのお相手は勤まりませんよっ!!」
と、切れ気味に叫んだその言葉が実はあたらずとも遠からずということにまったく
気がつかないのだが
目の前で降られる奥津の腕を取りそのまま引き寄せ、
上半身の服を荒々しく引き裂くと、今度は直接その豊かな胸を乱暴に揉みしだきはじめた。
<「これしきの事で根をあげてしまうのなら、御主人さまのお相手は勤まりませんよっ!!」
「…ちょ! 悪かったって…んん! ごめん、ごめんてばー!」
素に戻りながらも何とか謝るが、段々相手の態度に腹がたってくる。
「…痛い!そんなに強く揉まないでよ…! やあ……はっ…ぁ…
…んーっ!…ああーもー! オメーは御主人様じゃねーだろ!!?」
ついに切れて、二発目のパンチを繰り出す。
ズンッッッッ
重苦しい音を立てて、ボディブローがしつじの腹の中心に突き刺さる。
「……いい加減にしろ、っつうの」
そのまま動かない相手から身を離し、距離を取って
引き裂かれた布地をかき集めるかのように、はだけた胸元を両手で隠す。
>「…ちょ! 悪かったって…んん! ごめん、ごめんてばー!」
「女なんてちょっと痛い目にあわせればイチコロだぜ!!」
などと調子に乗ってさらに下半身へと腕を伸ばそうとしたその時…
「…っ!?」
突如腹部に強烈な痛みが走り、そのまま悶絶するように気が遠くなる。
「やっぱり素直に逃げときゃよかった…」
微かにそう呟きながら、そのまま床に沈み込んでいった。
足下に沈み込むしつじを見て、あちゃー、と顔を撫でる。
「……どうしよ、またクビかな」
ちょいちょいと足で、ピクともしないしつじを突きながら、暫く頭を捻っているが
またもポンっと手を打ち。
「しつじさま〜 貴方も悪いんですからね〜…」
そう言って、しつじの体に手を回し、部屋の外に引きずって行く。
どさ
扉の外にしつじを捨て
「じゃ〜 今日は失礼します」
ばたん
何事も無かったように扉を閉め、ふう、と疲れたようにため息をついた。
「寝よ… もう兎に角寝よ」
そういって着替えるとベッドに倒れ込み、数秒後には寝息を立て始める。
新年度ゆえか、ひっきりなしに訪れる客人の対応に疲れたのか、
ぐったりとソファに身体を沈み込ませている。
「ふぅ……」
「またお越しくださいませ」
伯爵邸を離れていく客に深々と頭を下げると、疲れた表情でため息をつく。
「はぁ……あとは片付けだけ……」
重い足取りで邸内へと戻る。
「ん……」
昼間に尻を撫でられるやら抱きつかれるやら
セクハラの類を不特定多数の客から受けたため、
今ひとつ落ち着かない体を持て余していたり。
(でも一人でするのは、ちょっと……)
小奇麗な服装の男が、名無しの主人の屋敷から出てきた
最後の客を、物陰から眺めている。
その客を乗せた車が遠くへ走り去るのを見届けると、門の外から屋敷を無表情で
見つめ、やがて呼び鈴を押して応対に出る使用人を待つ。
「ふわあ……はいっ!」
大あくびをしたところで呼び鈴がなったので、
急いで玄関へ向かう。
「お待たせしました。ご宿泊でしょうか?」
扉を開いて迎え入れながら聞く。
>>421 出てきた瑞葉を、品定めをするかのような視線で眺める。
「……ふむ。まぁまぁかな」
ぽつりとそう呟くと、こほんと咳払い。
「宿泊……そうだな、そうする」
そう答えると、着ていたコートを脱いで瑞葉に渡す。
「?」
客人の言葉がききとれず、一瞬きょとんとするも、
>宿泊……そうだな、そうする
「かしこまりました。ではこちらへどうぞ」
疲れてはいるがニコリと笑みを浮かべてコートを受け取り、案内する。
「こちらのお部屋でよろしいですか?」
客室に入ると、クローゼットにコートを仕舞うべく歩み寄りながら
一応、客人に問うてみる。
>>423 案内された部屋をくるりと見回す。
「……10点」
再びぽつりと呟くと、ソファに腰を下ろす。
「君、お茶持ってきて。早く持ってきてよ、喉渇いてるから」
素っ気無く言うと、ネクタイを緩め、そして嫌味を思わせるかのようなため息をつく。
「は……はい、も、申し訳ありませんっ!」
慌ててコートをクローゼットにかけると、お茶をとりに行く。
やがて溢さない程度に急いだ様子で
トレイに乗せたお茶を持ってくる。
「お、お紅茶でよろしかったですかしら?」
恐る恐る男の前にお茶を出す。
>>425 瑞葉が戻ってくるまでの時間を、腕時計で計っている。
そして、戻ってきた瑞葉をじろりと見る。
「……こんなに時間がかかってる……」
眉を顰めて言うと、差し出されたカップを取る。
「紅茶か……あんまり好きじゃないんだけど、まぁいいや」
ぶつぶつ文句を言うも、紅茶には口をつけずテーブルに置き、瑞葉を手招きする。
「それよりも君、こっちに来てご奉仕してよ。意味わかるだろ?」
そう言って、にやりと笑って見せる。
「……申し訳……ありません」
すっかり消沈した様子で肩を落とす。
>こっちに来てご奉仕してよ。
「う……は、はい」
少しだけ火照った体に気付かれないようにビクビクしつつ
男の前に跪いてズボンに手をかける。
「お口で……よろしいですか?」
布地の上から手で股間のあたりを撫でつつ尋ねる。
>>427 目の前に膝をつく瑞葉を、目を細めて機嫌が悪そうに眺める。
「はぁ? 君、何してんの? こっちに来いって言っただろ。誰がそんなことしろって言った?」
そう言うと、自分の股間を撫でる瑞葉の手を無理矢理引き上げて、こちらに引き寄せる。
「ははーん……男の客だったら、取りあえず銜えてしまえばいいって思ってるんだろ。
残念だったな。俺は奉仕する相手を詳しく調べてからじゃないと触らせないんだよ」
小馬鹿にしたように言うと、瑞葉の背を抱きかかえるようにして
エプロンの上から胸を揉み始める。
「……小さい胸だな……」
ぐにぐにと力をいれ、形を変えるように揉みしだき、尖ってきた頂点を指の腹で弄りだす。
「! そ、そんなつもりじゃ……ひあっ!?」
背中から抱きかかえられて悲鳴をあげる。
>小さい胸だな……
「く、ぅ……痛っ、は、あん……うっ」
力を込められて、膨らみとその頂点から
痛みが染みとおってくるが、と同時に
僅かながら快感をも覚えてしまう。
>>429 「ん? 感度はいいな……つまり、君はいやらしいメイドってことだな。80点」
喘ぎ声を漏らす瑞葉に機嫌が良くなってきて、頂点を弾いたり
摘んで引っ張ったりしてみる。
「じゃあ次はこっち」
片手でスカートを捲り上げ、いきなり下着の中に入れて秘部を弄り始める。
「……やっぱり濡れてる。俺より前に来ていた客に悪戯でもされてた?」
わかっていたかのように言うと、硬くなっている秘豆を擦り、二本の指を
挿入させてわざと水音を立ててみせる。
「い、あぅっ! ひ、引っ張ったら、ダメ……ですっ!」
昼間に同じような体勢で胸だけ弄られたことを思いだしてしまう。
>じゃあ次はこっち
「ひあっ!」
いきなり直接に敏感な部分に触れられて身体を硬くする。
秘所から響く水音と、男の弄るような言葉に、ただ曖昧に首を振って答える。
「……んっ、あぅ……」
今度は尻を撫でられながらお茶を注いだ時のことを思い出したせいか、
男の指をくわえこんでいる秘唇が軽く締まる。
「ははは! 締め付けてきやがる……欲しいのか? どうなんだよ」
やがて、挿入している指先を鉤型にして膣壁を引っ掻いてみる。
同時に胸を弄っていたもう一方の手も秘部へ持っていき、秘豆を押しつぶす。
「こうすると、どんどん汁が溢れてくるなぁ。自分で触ってみたら?
すごいよ、君のココ」
さも、楽しげにそう言って、瑞葉のうなじに舌先を這わせる。
「くぅんっ! ち、違いますっ! わ、私……
そう、です。他のお客様のお相手もしていて、それで……あぅぅっ!」
秘豆を潰されると、軽く愛蜜が噴出してしまう。
「……それで、こうなってるんですわ。
いつもは、こんないやらしくなんて……っ」
両手で顔を覆うと、うなじを這う舌の感触に
震えながら、さめざめと泣く。
「いやらしいメイドだと素直に認めない……か。俺的に100点だけどなぁ」
再びぽつりと呟くと、秘部を弄っていた両手を瑞葉の眼前に出す。
「泣いても無駄だよ。見てみろよ、これ。君の垂れ流した汁でべとべと……。
いつもはこんなんじゃないみたいだけど、本当かな〜?」
そう言うと、瑞葉をソファに押し倒し、中途半端に下ろされている下着を脱がせてしまう。
「さてと。ある程度調査は終わったし、次は俺の番ね」
ベルトをはずしてズボンを半脱ぎすると、瑞葉の片手を取って晒した肉棒を握らせる。
「しっかり奉仕しろよ。手だけでな」
言いながら、自分の指についた瑞葉の愛液を彼女の頬に擦り付ける。
「ほ、ほんと……です、信じて下さいませ……」
辛そうに、愛液で汚れた男の指から目を反らす。
>しっかり奉仕しろよ。手だけでな
「!」
手に熱く硬いモノが握らされると、
ついに犯されるのかと、悲哀とほんの若干の期待が芽生えるが
その予想が外されたことで、かえって自分の淫らな欲求に気付いてしまう。
「……は、はい、手で……ですね?」
それに気付かれまいと、細い指で懸命に竿を擦り始める。
恍惚とした表情で肉棒を扱き始める瑞葉の表情を、にやにやと面白そうに見つめる。
「君さ、もっと正直になった方がいいよ。まぁ、ここだけは嘘をつけないみたいだけどさ」
そう言うと、瑞葉の片膝を持ち上げて秘部を視線だけで覗き込む。
「もっとちゃんと奉仕してくれないと、いつまで経っても終わらないからね。
それとも焦らされるのが好きなのかな?」
少しずつ自分の腰を動かし、肉棒を握る瑞葉の手を使って快感を得ようとする。
「……そうか。相手を焦らすのが好きなんだ。そうやって小悪魔を気取ってるつもり
なんだろうけど……そうはいかないよ」
瑞葉の手から肉棒を引き離すと、先端を秘部に擦り付けはじめる。
「うわ、ぬるぬるで気持ちいい……でも、ここですんなり入れてもつまらないよね?」
何か試すような感じで問い掛ける。
「ち、違いますっ! 私、欲しいなんて思ってません!」
僅かに開いて蜜を分泌する秘裂をのぞかれて
悲鳴に近い声を上げるが、それが逆に自分の欲求を
表明してしまったことには、すぐに気付く。
「あっ……! ひ、ああぁっっ!」
入り口を硬く熱いモノに擦られるたびに蜜が溢れる。
>ここですんなり入れてもつまらないよね
「……い……え、入れて、下さいませ……」
一度言ってしまったからには、早くこの恥辱を終わらせようと、
男を誘う言葉を口にする。
「焦らさないで、下さい。欲しいんです、これが……っ」
再びその指で男のモノの先端を優しく握りこむ。
媚びるような言葉と共に、肉棒に触れる瑞葉の手を跳ね除ける。
「知ってる? 酔っ払ってる奴ほど、自分は酔ってないって言うんだよ。
麻薬に溺れてる奴とかって、全然平気、自分はまともだ……って言うだろ?
君もそれと同類……わかってるんなら最初から認めれば?」
言いながら、先端を秘穴に沈めたり、抜いたり、時折秘豆に擦り付けたりを繰り返す。
「欲しいんじゃなくて、犯されたいんだろ? ここもこうされたり」
そう言って、エプロンの下のメイド服の胸元を引き裂くように破いてみせる。
「こうされると、自分に非はなくなるもんな。欲しかったんじゃなくて、無理矢理
やられるんだからさ……ま、俺は嫌いじゃないシチュだけど」
破いたことで晒された胸の先端に吸い付き、歯を立ててかじる。
「……私を犯してくださいって言ったら?」
「あんっ、あぅ……んっ! くぅぅ……」
先端だけが僅かに触れる感触に、無意識に腰が蠢く。
「ああ……っ」
胸元の布地を引き裂かれ、膨らみを露にされても、
もはや抵抗すらせずに横たわるのみ。
>私を犯してくださいって言ったら?
「ひ、い、あああっ!」
尖りきった頂点を齧られると、不思議なほどに身体の疼きが高まる。
「……お、犯して……犯して下さい。
思い切り、お客様の思うままに……私を嬲ってくださいませ……っ!」
「君、よくみたら可愛いね……エロ可愛い? そんな感じ」
薄ら笑いを浮かべると、じょじょに先端を瑞葉の中に埋めていく。
「本当はさ、こういうことを客に言わせるメイドなんて最低の部類に入るんだけど
まぁ、俺もそろそろ我慢の限界。じゃ、遠慮なく」
そう言うと、瑞葉の両足を抱え上げて腰を思い切り前へ突き出す。
先端が最奥を擦り上げ、締め付ける膣壁のうねりに、思わず声を漏らしてしまう。
そして、ぎりぎりまで引き抜いて強く打ち付け、ぬめる内部の感触を味わう。
「気持ちいい……突くときゅって締まる。中で出したいけど……っ」
激しく抽送を繰り返しつつ、瑞葉の表情を窺う。
「最低……さい、てい……のメイド……」
その言葉だけがグルグルと回っているうちに
脚を抱え上げられ、太い肉幹が侵入してくる。
「んくっ、あ、あはぁぁぁっ!」
背中から脚までを突っ張らせて、
焦らされた末の挿入時の絶頂に耐える。
>中で出したいけど……っ
「中……中で、大丈夫ですっ。
赤ちゃん、出来ないお薬、飲んでますからっ、あんっ、
中で、お客様の……あっ、し、白いのを、いっぱい射精して……
あぅんんっ! 気持ちよく、なって下さいぃっ!」
男の腰に白い脚を絡み付けると、自分も腰を動かして
快楽を貪り始める。
「へぇっ、妊娠しないように薬飲んでるんだ。なんだ、犯してくださいって
言ってるようなものじゃないか……変態が住む屋敷のメイドかよ……っ!」
絡み付く瑞葉の脚に押さえつけられ、最奥を何度も突いて強く抽送を繰り返す。
「……出すぞ。そら、お望み通りいっぱい出してやる……っ!」
そして、締まる膣壁に搾り出されるように白濁液を放出させる。
「凄い、なんだ……この締め付け。まだ出るっ……」
肉棒をゆっくりと引き抜くと、息を吐き出してソファに背を預ける。
「後始末したら君、帰っていいよ。ご苦労さん」
「へ、ん……たい、じゃ、ありませ、あぅっ!
だって、御奉仕で、中で出されたら……ひゃぅんっ!
赤ちゃん、できちゃうからっ、飲んで、あああっ!?
お、奥ぅっ! 奥まで、いっぱい……っ」
脚を突っ張らせて最奥まで貫かれる感覚に耐えるが、
締め付けた襞が、肉幹の弾けるのを感じ取る。
「っ、あ……あぁ……でて、るぅ……っ!
いや……まだ、なんで……いっぱ、い……あんっ、あっ、
あ……あんっ、んはああああっ!!」
長く続いた男の射精が終わる頃に、ようやく絶頂を迎える。
>後始末したら君、帰っていいよ。
「は……い」
男のモノとソファの汚れをハンカチと舌とで綺麗に拭うと、
服装をとりあえず整え、自分の後始末もそこそこに
一礼をして逃げるように去っていく。
「失礼します……うぅっ」
口元を押さえ、嗚咽を隠すようにして。
「……総合すると……70点くらいかな」
瑞葉の立ち去る姿を見つめつつそう呟くと、そのままソファにごろりと横たわる。
「ボーナス入れて80点。あ、妊娠しない薬を飲んでいるで85点……」
ぶつぶつと独り言を繰り返していると、だんだんと瞼が重くなってくる。
「いやらしいことを認めなかったから、マイナス50点……えーと、何点だっけ……?
まぁ、いいや。犯してくださいって……言ったから100点……」
最後に小さくそう言って、いびきをかき始める。
カチャカチャとキーボードをたたきながら書類の入力をしている。
どうやら、元OLと言う事で飯塚から事務処理を手伝わされている
ようである。
「飯塚さん、本当に執事長さまが私に手伝えって言ったんですか?」
「あー 今度は猫被り通そうと思ったのにな…」
先日、しつじを殴り飛ばしたせいか、痛む右の手を見ながら自室でぼやいている。
「ここもクビかなぁ、あーあ」
ベッドに、ぼすんと音を立てて寝転がり天井を悔しそうに見上げる。
「もしクビになったら最短記録だな… くそっ」
自分以外誰もいないので、口汚く罵りながらベッド脇に置いた鞄からタバコを取り出す。
「…あれ? ……れ」
が、ライターが見当たらないので火を付けることが出来ない。
はぁ、とため息をついてベッドを降り、火を探しに行くことにする。
「ハイ、これで終わりっと!」
入力を終えて肩をぽんぽんと叩くと、大きく伸びをしてあくびを一つ
「ふわ〜〜
飯塚さん今度ケーキヨロシクねぇ〜」
そう言って自室に戻っていく。
「広いお屋敷だな… うちの20倍、いや50倍は広いかも」
呆れたように呟きながらお屋敷の中を歩いていく。
一応、格好はあの際どいメイド服だったりする。
薄暗い図書室の奥深くから古い書物を引っ張り出してきて、興味深そうに読んでいる。
「へえ、こうなってんだ……あの御主人様がねえ」
どうやら主人の家系図らしい。消えかかった文字をなんとか拾い読みながら、
意外な事実を発見してニヤリとしたり。
「小腹がすいたと言うところか……」
書斎でメイドたちとの痴態を納めたビデオを見ていたのだが
空腹を覚え、メイドを呼ぼうかとベルに手を伸ばしかけるが
ふと思い立ち、自ら厨房に向かう為に廊下に出る。
そこへ、見慣れぬメイド服姿を見つける。
「ん?君は誰だね?」
>>453 「あ、こんばんは」
屋敷が広すぎて困っていた所を呼び止められ、コレ幸いと相手になる。
「今度、ここのお屋敷に働きに来たおくつ ゆうこです。ま、直ぐクビになりそうですけど…」
相手が誰かも分からず、半分ヤケっぱちの返事を返し
「ところでライター持ってない? 火の有るところでもいいんだけど」
>>454 (おくつゆうこ?…そういえばそんな名前を名無しの執事から聞いたような
まあいい、暇つぶしにはなるか…)
「ほう、この屋敷に働きに…クビにとはどういうことかな?」
と、クビになりそうな理由を問いただそうとしている。
>「ところでライター持ってない? 火の有るところでもいいんだけど」
「火だったらここに」
高価なライターを夕呼に手渡す。
>>455 「ちょっと気にくわない相手殴り倒しちゃって…しつじとかなんとか」
肩をすくめながらあっけからんと言い放ち、タバコを手に取る。
<「火だったらここに」
「ありがとう借りるね…えーと」
そしてそのまま火を付けようとするが、思い直したように留まり
「名前なんていうの?」
一応、名前を聞いてから借りようとする。
>>456 執事を殴ったと聞き首をひねる
「執事を倒したのかい?
その執事は若かったか、それとも…」
飯塚ならともかく名無しの執事が少女に殴り倒されるとは思えず
困惑の表情を浮かべている。
>「名前なんていうの?」
「私の名前か?そんな事はどうでもいいではないか。
それより執事を殴り倒した話を聞かせてくれないか?
クビになりそうな君を助ける事が出来るかもしれないからな」
暇つぶしにいい相手を見つけ、にやりと笑っている。
>>457 <「執事を倒したのかい?
「爺…っぽかったな、あんまり目良くないんだ。似合わないから眼鏡しないけど。でも何でそんな事聞くの?」
相手の問いに不思議そうな顔をする。
よもや、何人も執事がいると思わない。
<「私の名前か?そんな事はどうでもいいではないか。
「え、どういうこと? え?…あ、あの…ひょっとしてお偉いサン?…」
借りたライターで火を付ける事も忘れ、狼狽えながら聞き返す。
「や…ちょっと胸揉まれたからお返しに殴って…というかつい手が出ちゃって…それで…」
本当にこの相手は誰なんだろう、と訝しがりながら事の顛末を話す。
>>458 爺っぽいということで名無しの執事の顔が浮かぶが…
「ほう、それは本当に執事だったのかな?
まあ、調べれば判る事だな」
と呟く。
>「え、どういうこと? え?…あ、あの…ひょっとしてお偉いサン?…」
「偉いかどうかは自分ではわからんのだよ
この屋敷で働くと言うのなら、胸をもまれたぐらいで殴っててはいかんな」
そう言いながら、夕呼の胸に手を伸ばしていく。
>>459 <「偉いかどうかは自分ではわからんのだよ
相手の気配を察して、さっと身構える。
「おい、ライター貸した位でいい気になるなよ」
吸おうとしていたタバコをポケットにねじ込み、渡されたライター諸共相手の手を掴んで止める。
きっ、と睨んで
「もうアタシはクビなんだ、そんな事いちいちされてたまるか」
掴んだ手に力を込め、威嚇するように乱暴な口をきく。
>>460 出した手を掴まれるが、反撃もせずそのまま夕呼を見つめている。
>「もうアタシはクビなんだ、そんな事いちいちされてたまるか」
「ははは、投げやりになっては行かんぞ」
掴まれていない腕一本で夕呼を抱き上げると手近な部屋に連れ込んでしまう。
「夕呼と言ったな、クビかどうかは私が決めよう
乱暴な言葉遣いはそのかわいい顔に似合わないぞ」
眼の奥がキラリと光り、夕呼の眼を射抜いてしまう。
ゆっくりと、ベッドの上に夕呼を下ろしてしまう。
<「ははは、投げやりになっては行かんぞ」
「…あ!? なにするんだよ! 放せ!」
思っていたよりも相手の力が強く、抵抗も出来ずに抱き上げられてしまう。
「や、どこ連れてくんだよ! こらァ!」
そのまま近くの部屋に連れ込まれる。
<「夕呼と言ったな、クビかどうかは私が決めよう
「これが地だよ、余計なお世話だ!」
ムっと来て言い返す、が
「お前が決めるってどういう事だ?」
相手の言葉に引っかかる物を感じ、聞き返す。
>>463 >「これが地だよ、余計なお世話だ!」
地と聞き苦笑いをしながら
「そうか、それも魅力的だな」
と夕呼の頬を撫でる。
>「お前が決めるってどういう事だ?」
「私が決めてはいかんのかな?
一応、この屋敷のみんなからは『御主人様』と呼ばれているんだがな」
派手なメイド服をビリビリと破り捨て下着姿に剥いてしまう。
肉感的な素肌が現れ、逸物がぴくりと反応する。
「さあ、夕呼この屋敷のメイドにふさわしいか私が見極めてやろう」
ゴムまりのような夕呼の胸を揉みしだきはじめる。
<「私が決めてはいかんのかな?
「え、ええー!?」
目の前の相手が雇用主という事を知らされて驚くが、続けてメイド服を引き裂かれはっと我に返る。
「ちょ、ちょっと待て、待てったら!」
素早い手つきを止められず、胸を揉みしだかれる痛みに顔を歪める。
「て…めぇ、この…ぉ!」
流石にグーで殴るのは躊躇して、だが、相手の頬を張り飛ばす為に手を挙げる。
>>465 夕呼の手が頬に当たるが、躊躇の結果触る程度になってしまう。
「元気だな、しかし抵抗するなら本気でやるべきだな」
ばたばたと足を動かして抵抗するなかショーツをするりと剥ぎ取ると
中心部には愛液がキラリと光っている。
「なるほどな…お転婆を気取っても、征服されるのが好きなようだな」
指で愛液をすくうと口元に持っていき、味を見る。
「甘露だぞ、夕呼」
そう言いながら、逸物を夕呼の中心への押し進めていく。
「う、きついな…」
>>466 抵抗するもショーツを剥ぎ取られ、流石に顔が青ざめる。
「放せっ!くそっ」
今度こそ殴ろうとするが押し倒されてしまい、力ではかなわなくなってしまう。
それでも相手の逸物が自分の中に入っていくのを最後まで止めようとする。
<「う、きついな…」
「や、やめろバカ!痛っ…ちょっとタンマ!おい聞けって!うぁぁぁ! あっっっっ!……!」
が、抵抗しきれず相手の逸物が体の中へと入るのに合わせ、体を強張らせる。
「…痛いっ! やめてぇ…痛い! うぅ…」
痛みに耐えきれず目から大粒の涙が零れ、泣き出してしまう。
>>467 >「…痛いっ! やめてぇ…痛い! うぅ…」
初めてを証明する痛がり方により嗜虐心をあおられる。
「痛いのは最初だけだ、すぐに気持ちよくなる
私の下にいればな…」
そう言いながら、出来る限り痛みを感じさせないように注送を
行い、自らを高みに上り詰めさせていく。
「夕呼、いいぞ…お、おぅ…」
最奥に白濁を浴びせ掛けると、破瓜の血と白濁が交じり合ったピンクの
液体が夕呼の秘所からあふれ出てくる。
ぐったりとした夕呼の秘所を清めてやると、執事に電話し
夕呼を正式に雇い入れるように指示をする。
そして、夕呼を抱きしめたまま眠りにつくのだった。
>>468 「ぅぅ…やめろよぉ…っう…」
相手が動くたびに体に走る痛みに泣き叫ぶ。
初めての相手がこんな事になるとは思っていなかった為、普段の気丈さもショックでなりを潜めてしまう。
体の感覚よりも、張り裂けそうな胸の思いに合わせて喘ぎ、嗚咽する。
相手が動き続けたせいか、痛みと痺れが合わさったような感覚が腰を縛り、それに支配されていく。
その中で、僅かに残った思考で最悪のシナリオを思い描いてしまい、抵抗しようとするが
<「夕呼、いいぞ…お、おぅ…」
「…っ!…ばっ…かやろうぅぅ……うぅぅ…いやぁ…」
自らの中に流し込まれていく白濁を激痛の中で感じ取り、悲痛な鳴き声と共に果てる。
「……ぁ、ぁぁ…」
そしてそのまま、気を失ってしまう。
広間でじーっとテレビを見ている。
「もう、どこもニュースばっかり……」
「あ、あれ? 保険証ってどこに行ったっけ。確かこのバッグの中のはずなんだけど…」
大きく膨れたお腹を揺すり、部屋の中を忙しなく動き回っている。
「ここにもないし、あそこにもないし…」
壁に掛けられた時計を何度も見ては、その度に眉毛をハの字にして切羽詰まった表情を浮かべる。
出発予定の時刻は過ぎてしまった。
一分、また一分と時間を重ねるたびに、遅刻する危険性が増えていく。
とその時、ノックの音が。
「執事様、ちょ、ちょっと待ってください。もうすぐ見つかると思います!」
出発の時間だということを伝えに来た執事だと判断し、そう半ばやけくそ気味に叫ぶ。
すると執事は扉越しに困惑したような声色で告げてきた。
「いえ、厨房に何故か里村さんの保険証が…」
「えぇっ!?」
勢い良く扉を開けると、もちろん執事が立っており、彼は手に一冊のファイルを持っていた。
それを受け取ってパラパラと捲っていく。いつもと何ら変わりない自分の料理レシピ集。
「あ…」
しおりが挟まれているページを開くと、目的のものは見つかった。
正確には、しおりそのものが保険証だった。
「さ、出発しましょう」
名無しの執事は終始落ち着いた様子を見せ、踵を返していく。
「はい…」
自分の保険証を見てがっくりと項垂れる。安堵からか、自らの浅慮を悔いてのことからか。
先が思いやられながらも、自室を後にした。
「よし!決めた!」
と、自室の椅子から立ち上がるが…
立ったまま、考え込んでしまう。
「誰に言うのがいいんだろう?」
「おもっていたよりも…大きな所…」
メイド募集の張り紙を握りしめながら、門の隙間からお屋敷を覗き込む。
「ああ、結局言いそびれちゃった…」
名無しの執事に決意を伝えるつもりが、言えずに落ち込んでいるようである。
「まあ、とりあえず今日のお仕事はしなくっちゃね。」
箒を持って玄関前を掃き清めている。
「怖気づいてちゃダメだよね…」
胸のペンダントをギュっと握り、お屋敷の門をノックした。
門の外も掃き清めようと思い、門に近づくとノックする音が聞こえる。
「はーい、どちらさまですか?」
門を少しだけ開けて外を覗くと、見知らぬ女性が立っている。
「いらっしゃいませ、お屋敷にご用でしょうか?」
「あっ…こ、こんにちはっ」
目の前に現れた女性の姿を見て深々と頭を下げる。
「あの…私その…これを見て…」
事前に予行練習をしていたのだが、なかなか上手く言葉に出来ず、
言いたい事が上手く伝えられない。
不器用な口のかわりに手に持ったメイド募集の張り紙を差し出した。
>>480 「こんにちは」
深々と頭を下げた女性に、同じように頭を下げ挨拶をする。
>不器用な口のかわりに手に持ったメイド募集の張り紙を差し出した。
「ああ、メイドに応募の方ですか
このお屋敷はいつもメイドを募集してますからね。」
チラシを見て事情がわかったのだが、今日は名無しの執事を始め
飯塚も由依も主人に同行して不在である。
「でも、執事様や御主人様いらっしゃらないけど…
いいわよね!
では、こちらにどうぞ」
ひとまず、屋敷の中に案内する。
「ありがとうございます…」
再び、深々とお辞儀をすると、腰の前で両手を組んで目の前の女性を見上げる。
「外からみた外観もそうでしたけど…中の造りもすごいんですね…」
お屋敷の中に一歩足を踏み入れた瞬間、
その豪勢な佇まいに思わず驚きの声をあげてしまう。
「すごい…いろんなお部屋がいっぱいあるんですね。」
様々な部屋に案内される度にそんな風に驚いてしまい。
「すこし心配になってきました…私、こんな所で働くことができるのでしょうか…
予想以上のお屋敷の広さに緊張してしまい、すこし元気のない声で呟くと、
気持ちを落ち着ける為に、左手の薬指に光る物を右手の指で無意識のうちにさすっていた。
>>482 >「外からみた外観もそうでしたけど…中の造りもすごいんですね…」
屋敷の様子に驚く女性をほほえましく思い
「そうでしょ、御主人様はすっごいお金持ちだから」
>すこし心配になってきました…私、こんな所で働くことができるのでしょうか…
屋敷に威圧されたのか、少しうつむきぎみの女性を励まそうと
「私だって、まえはバレーボールしか知らなかったけど勤まってますもん
あ、自己紹介するの忘れてました、来宮このみです。
よろしくお願いしますね」
そう言ってぺこりと頭を下げた視線の先に光る指輪を見て
「あ、きれいな指輪ですね」
指輪をうらやましそうに眺めている。
「あっ…ごめんなさいっ
私としたことが、ご挨拶がまだでしたね。私は槙島…槙島 奈緒子と申します。」
またも深々とお辞儀をすると顔をあげ、ハラリと垂れた長いストレートの髪の毛をかきあげる。
にっこりとほほえむと
「このみさん、これからもよろしくお願い致します。」
またも深々とお辞儀をした。
>「あ、きれいな指輪ですね」
「ええ…これは私の一番大切な人が贈ってくれた物…」
指輪を愛しそうに見つめると
「私の夫がくれたんです…」
そういって幸せそうに微笑んだ。
>>484 「まきしま なおこさんですね。
こちらこそよろしくお願いします。
もう、そんなに堅苦しい挨拶はいいですよぉ〜」
けらけらと笑いながら、メイドの休憩室へ案内していく。
>「ええ…これは私の一番大切な人が贈ってくれた物…」
「へ〜え……ええぇ!夫って
あの、その、結婚してるんですか?
で、このお屋敷のメイドの仕事ってご存知で来られたんですか?」
夫という言葉に、びっくりして後ずさりしてしまう。
主人の相手や来客への接客などもあるこの屋敷に既婚者が
来る事を想像できていない。
>もう、そんなに堅苦しい挨拶はいいですよぉ〜」
「あ…すみません。
私いつもこんな口調なんです…
だからあまり気にしないでくださいね。」
緊張が少しほぐれてきたのか口元を綻ばせる。
>で、このお屋敷のメイドの仕事ってご存知で来られたんですか?」
「 ? 」
突然、驚いたように後ずさりした彼女の態度に首をかしげる。
「ええ…昨年の夏から、私奥さんになったんです。」
結婚式の晴れ舞台を思い出し、ついついうっとりした表情を浮かべてしまうのだが、
「家事とかするの好きですし、料理だって結構得意なんです。
それにこう見えて以前接客業のお仕事で働いていた事もあるんですよ。」
そんな風に嬉しそうに微笑むのだが…お屋敷の本当のお仕事に関しては全くの無知だった。
「ずっと夫にばかり辛い目を合わせてしまうのも嫌だったし…
それに私達引越してきたばかりだから、周りに友人もいないんです…
だから、ずっと家にいると気が滅入っちゃって…」
すこし悲しそうな表情を浮かべたが、指輪を見つめ気持ちを奮い立たせる。
「そんな時に見つけたのが…このお屋敷のお仕事なんです!!
このお仕事がしたいって初めて思えたんです。
最初はいろんな事がわからずに戸惑うかもしれませんが、
私一生懸命がんばります…だからどうかここで働かせていただけないでしょうか?」
>>486 >家事とかするの好きですし、料理だって結構得意なんです。
「確かに、それもお仕事なんですけど……」
どう見ても、お屋敷の仕事をしらずにやってきたようである。
いくら、さばけたこのみとはいえ、初対面の奈緒子に本当の事を
ずばり言う勇気はもっていなかった。
「奈緒子さん、あの、ここのお仕事は基本的に住み込みだし
お客様が夜遅くに来られたりとかもあるし…
旦那さんに疑われちゃったりしちゃいますよぉ」
困った顔で、遠まわしにあきらめさそうとするのだがどうにも意思が
堅そうで、困り果ててしまう。
「とにかく、執事様に連絡をとってみるから、ちょっとこちらで待ってて」
そういうと、休憩室を飛び出し執事室へ電話を掛けにむかう。
>奈緒子さん、あの、ここのお仕事は基本的に住み込みだし
「ええっ…」
悲しげな声でうつむいてしまう。
「他の事はなんでもします…
だから住み込みだけはなんとかならないでしょうか…?
幸い私達の家はここから近くにありますし、
なにかあったら直ぐに飛んできますから…」
まだまだ新婚ほやほやなので、愛する夫と離れ離れになるのだけは避けたかった。
「お願いです、ここで働かせていただけるなら
他の事は本当に…私本当になんでもしますから…」
大きな瞳に涙を浮かべてもう一度そう懇願した。
>>488 「ハイ、ハイハイ…ええ、そうなんです。
新婚の奥さんなんですよ…
で、住み込みはダメって
はあ…
本当にいいんですか?
えっ、そうですけど…
何で、執事様それを知ってるんですか?
お帰りになられたら、その件はちゃんとお話します。
わかりました、週一回くらいは泊まり勤務ならですね。」
執事に電話をすると、このみの決心の事まで言い当てられるが、
週一回程度のの泊まり勤務が出来るのであれば人妻でも
よいという事だった。
そして休憩室に戻り奈緒子に電話の結果を話す。
「奈緒子さん、執事様が週一回くらいは泊まりの勤務をしてくれるなら
いいって言う事です。」
今ひとつ納得しないながらも、そう継げた。
>今ひとつ納得しないながらも、そう継げた。
「ええっ…ほんとですか!!」
先ほどの彼女の反応から、ひょっとしたら…駄目かもしれない…
と思っていたので、嬉しい報告に思わず表情を緩ませる。
「よかった…私頑張ります。このみさん本当にありがとうございました。」
涙を隠すように、またも深々とお辞儀をした。
>>490 >「よかった…私頑張ります。このみさん本当にありがとうございました。」
「私は何もしてないですよ」
うれしそうな奈緒子を見て、納得いかない表情も解ける。
「じゃあ、ひとまずメイド服を合わせます?」
そう言って、衣裳部屋に奈緒子を連れて行きメイド服を渡すと
「じゃあ、また明日からよろしくお願いしますね」
そう言って、奈緒子を送り出した。
「このお洋服…かわいいですね」」
支給されたメイド服をまじまじとみつめ嬉しさから頬がゆるむ。
「でもこのお洋服…
ちょっと胸のあたりが苦しいみたい。
あの人がみたら似合ってるって言ってくれるかな…」
くすぐったいような気恥ずかしさを覚えながら、新品のメイド服に袖を通すと、
鏡の中に映ったまだ見慣れぬメイド姿の自分の姿を見てにっこりと微笑んだ。
「いろいろ不安ですけれど、これからも頑張りますね。」
このみさんに手をふりながら最後にそういい残すと、
晩御飯の用意が待つ自宅へと帰宅するため、お屋敷を後にした。
>>492 うれしそうに去っていく奈緒子を見て
「奥さんなのに大丈夫かな〜」
と不安を抱えながらも手を振って見送る。
495 :
椿 杏樹:04/04/10 22:53 ID:jnEcx5TO
「…おみやげ?わあー、皆でいただきます。
どうもありがとうございます〜。お客様、お気をつけてお帰りくださいませね」
客人に手土産を貰い、嬉しげにお礼を言う。
「沖縄ドーナツ?かなぁー。休憩室に置いておきましょ」
自分の口座に振り込まれた金額の多さに驚いている。
が、直ぐに先日の事を思い出し、怒りに顔を歪め通帳を力任せに壁に叩き付けた。
「これが代償ってことかよ! ふざけやがって!」
気分を変えてタバコを吸おうとライターを取り出すが、その持ち主を思い出し
「くそ…!」
やはり力任せに屑籠に投げ捨てる。
気分転換に部屋の外に出てみる。
何故か他のメイドと制服が違い、未だにあの際どいメイド服を着せられている。
少し手を入れてスカート丈は長くしたが、胸元はいじれなかったため、客からも好奇の目で見られてしまう。
「くそ、みんな変な目でじろじろ見やがって…!」
ロングの髪をかき上げながら、ふてくされた顔をして廊下で悪態をつく。
「あんたバカ?あのねー、つわりは病気じゃないんじゃないの。
我慢していい子産まなきゃ承知しないんだからね」
携帯で話している。悪態をついているようだが、心配もしている様子。
「『甘いもの奢って』?……わーかった、わかったわよ。明日でいい?じゃあね」
「……ったく。人に心配ばっかかけて…」
とは言いつつも、表情はどことなく嬉しそうである。
「ううぅ、奏ちゃん…」
屋敷へと向かう車の中で、号泣しながら手紙を読んでいる。
その差出人の名はもちろん桜庭奏。
一字一句読むたびにレースのついたハンカチで目元を拭う。
「だ、大丈夫、ですわよね」
何だか怖いメイドさんが入ったという情報だけが伝わっており、
恐る恐る夕呼の部屋へ、メイド服の替えなどの
生活必需品を持って行く。
「さてっと」
屋敷の塀を自力で乗り越え、庭を抜けて裏口からまた侵入する。
「…奏はいないのかしら。何よ、ついでに虐めて可愛がってあげようと思ったのに」
姉を探すついでに奏も探しているらしく、
廊下をきょろきょろしながら歩いている。
「今回の事件で原油市場と貿易に全体的な買い控え感が……うーん…」
何やら経済関係の最新情報を眺めながら、重要な部分はメモを取っている。
>>503 ぶっきらぼうに扉を開けて外に出ようとし、そこに立っていたメイドと鉢合わせてしまう。
「…ってーな、何突っ立ってやがるんだよ…痛ぅ」
尻餅をつく格好で後ろに倒れてしまい、おでこをさすりながら相手をキツイ目つきで睨み付ける。
>>506 「きゃっ!?」
ノックしようとした瞬間に扉が開き、
夕呼にぶつかって自分も後ろに倒れてしまう。
「ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか?」
内心ビクビクしながらも、慌てて立ち上がって手をさしのべる。
「色々と渡すようにっておじ様からのご命令で……」
ちらり、と手元の服などを見せる。
(どうしましょう、やっぱり怖い方みたい)
「はぁ…」
屋敷の前に止まった車から、溜息を吐きながら降りる。
「食べかけのケーキのように穴の開いた私の心。どうしたら癒せるのかしら」
そんなことを呟き、敷石の上を歩いてゆく。
おぼつかない手つきでインターフォンを押した。
>>507 ムシャクシャしていたので確認しないで怒鳴ったが、相手も自分と同じメイドのようなのに気づく。
聞けば、こっちのために色々持ってきてくれたらしい
その上、随分と脅えた様子なのに、親切にも手を差し伸べてくる。
「いいよ…いきなり飛び出して悪かったな、…よっと」
何となくバツが悪く、こちらもワビを入れながら体を起こす。
「ちょっと、気が立っててさ。ごめんな」
ぐい、と相手の手を掴んで引き寄せ、パンパンと腰を手で払ってやる。
>>508のインターフォンが聞こえ、無視しようとも思うが
屋敷の人間は誰も応対に出ない。
仕方がないので(あまり目立つのはマズイんだけどー)などと思いながら自分が玄関へ。
「いらっしゃいませ、何か当家に御用でも……」
(!)
ドアを開けて雫を見て、何者かにすぐ気付くがあえて知らないふりをする。
(やっばぁー、この人の家でバイオリン弾いたことあるわよ私…。
正体バレたら超面倒なことに………でも、かなり前だし覚えてないわよね)
「御主人様へのご用件、ですか?」
そんな根拠の無い自信で一切気にしない事にし、にこっと笑って雫を見上げる。
「ええっと、ここでいいのかな?」
薄暗い道を歩いてきた青年が、門柱の明かりを頼りに屋敷の表札を改める。
確かにここは名無しの屋敷である。
「ぴんぽーん♪」
躊躇いがちにチャイムを鳴らしてみるが、しんと静まり返って物音ひとつ無い。
「って、もうこんなに夜遅いじゃん。入れてくれない気がするけどなぁ」
>>509 「あっ」
引き寄せられてスカートの埃を払ってもらい、
少しだけ警戒が解ける。
(そんなに怖い方じゃない……かも、ですわね)
「いいえ、私こそこんなお時間にお邪魔してごめんなさい。
これ、お渡ししたらすぐに帰りますから」
そう言って身の回りの品が入った包みを夕呼に渡す。
>>510 「いえ、御主人様には用はないわ。
それより、本当に桜庭奏っていうメイドはいなくなっちゃったの!?」
梓紗の肩を掴み、ぶるんぶるんと揺らす。
彼女が以前、自分の屋敷に来たということはすっかり忘れているらしい。
しかも、彼女をこの屋敷の使用人か何かだと思い込んでいるようだ。
「私、彼女がいないと…」
弱弱しく言って、再び目元をハンカチで拭いはじめる。
「うーん……」
主に実家の生産馬の活躍を記した、競馬雑誌を読んでいる。
「それにしてもこの子…107敗って。もう8歳なんだから馬主も無理させずに引退させてあげればいいのに…。
おかげさまで業界全体の収益は上がってるけど…」
「やっぱり返事ないし。でも、もう他に行く当てもないんだよなぁ」
未練がましく、もう一度だけチャイムを鳴らしてみる。
「また野宿かよ。どうしようもないな」
きちんと整えられた外見に似合わず、だらしなくため息をつくと
そばに置かれたトランクに腰掛け、頬杖を付いた。
>>512 「ありがとう、何持ってきてくれたんだ?」
手渡された包みに被せてある布を巻くって中を覗いてみる。
色々な着替えや小物が入っているが、探っているうちに下の方に変な手応えを感じる。
「…?なんだコレ」
ぐい、と引っ張り出してみると、つかみ所が悪かったのか手から零れて落ちてしまう。
ごとん
ちょっと小さめだが、それは紛れもないバイブだった。
その上、落ちた拍子にスイッチが入ったのか小さく唸りを立てて動き出す。
「お、おい… 何だよコレ」
実物を見たのは始めてだったので、思わず後ずさりして、目の前のメイドに質問してしまう。
何故か、自分よりも少し背の小さいそのメイドが、不気味に感じられた。
>>515 雑誌を片付けようとしたところで、玄関からチャイムの音が鳴る。
「あれ? こんな遅くにお客様かな…?」
急いで玄関に向かい、ドアを開けるとしっかりした格好の男が。
「あの……お客様、このお屋敷に何か御用ですか?」
トランクに腰掛けている男に向かって、恐る恐る声をかける。
>>516 >何持ってきてくれたんだ?
「あ、この御屋敷での制服と、それからブラシや歯ブラシとか……え?」
と、夕呼の手からこぼれ落ちたものを見て凍りつく。
>お、おい… 何だよコレ
「こ、これ……」
震えるバイブと夕呼の顔を見比べながら後退る。
「わ、私じゃありませんっ、もう……おじ様ったら……っ」
顔を真っ赤にして、それを覆い隠すようにしゃがみ、手の内に握りこむ。
>>513 >本当に桜庭奏っていうメイドはいなくなっちゃったの!?
「え」
凛香の事情は知っているものの奏の事は何も知らなかったので、一瞬固まってしまう。
「ええーーーー!?そんな、奏はいないんですか!?もうここに!」
雫の腕を掴んで大きな声を出す。
(なんなの、ちびっこ奏のくせに…私の許可無くいなくなるなんて
一体どういうつもりよ!)
自己中心的な事を思いながら雫を見ると、涙が零れているようなので
猫をかぶって慰める。
「お、奥様。元気出してください、ね?
私も奏が…、あ、違った。奏ちゃんが大好きだったので、すごく残念に思います」
「そうだ、せめてここのお屋敷でお休みになっていかれませんか?
私お茶でもお持ちしますから」
(ああんもう…うっとおしいなぁ。それより奏だわ!早く見つけてとっちめなきゃ〜…)
雫の見えないところで、悔しそうに爪を噛む。
>>517 「っ、はい!?」
ぼんやりしていたところに急に声をかけられ、体勢を崩してトランクごとずっこけてしまう。
我ながら、24にもなっておっちょこちょいで困る。
「あ、ああ、夜分に申し訳ありません、僕は樋瀬って言います、樋瀬 鴻一(ひせ こういち)です」
袖に付いた埃を払いながら、メイドらしき女性に向かって自己紹介をする。
「実はこの屋敷の御主人様にお目通り願いたいんですよ。この通り、紹介状も」
スーツの内ポケットからすっかりくたびれた封筒を取り出してみせる。
それから改めて目の前の女性を頭のてっぺんからつま先まで眺めて、彼女の怪訝そうな視線に気づいて
あわてて咳払いをする。
「申し訳ない、もしかして君がこの屋敷の主人ってことは、ないよね?」
>>518 しゃがみこんだメイドと、その手の内に隠すように握り込まれたモノを見比べるように
視線を交互に走らせる。
随分と品の良さそうな横顔をした、そう、お嬢様みたいなタイプの顔だと思った。
今、その手に隠しているモノとは無縁な世界が似合いそうな相手に見える。
「…なあ、アンタも…その、アイツに…この屋敷の主人になんかされてるのか?」
自分より線の細そうなメイドが、こないだ自分にやった事と同じ事をされているのを想像してしまい
つい変な質問をしてしまう。
「…だとしたら、酷いヤツだな。アンタみたいな子にさ」
>>521 手の間で震えるバイブを持て余すうちに、
僅かにおかしな気分が芽生えてくる。
>この屋敷の主人になんかされてるのか?
「わ、私は……その、え? “も”って……」
夕呼の顔をマジマジとつい見てしまう。
(もう、お手をつけられたんですの?)
>だとしたら、酷いヤツだな
「いえ、私は」
咄嗟に主人を庇おうとする。
「……私は、平気ですわ。きっと、好きなんです。そういうこと」
良い言葉も浮かばず、また手のうちのバイブの感触の影響もあってか、
とんでもない答えを返してしまう。
>>519 「そうよね、そうよね…」
梓紗の発言に逐一頷く。涙は治まってきたようだ。
「奏ちゃんが好きな人間に悪人はいないわ。きっとあなたもいい人なのね…」
わけのわからない適当なことを喋る。
「親切にどうもありがとう」
梓紗が影で見せている表情には気付かない。
言われるまま素直に客間に案内されていく。
(この人、意外に話が合うのね。ちょっと食べたくなってきちゃったわ… どうしましょ)
>>520 いきなりずっこけた男を見て、思わず眼を丸くする。
「あの、大丈夫でしょうか…?」
しっかりした服装にアンバランスな行動を見て、首をかしげながらついそんな態度をとってしまったり。
>実はこの屋敷の御主人様にお目通り願いたいんですよ。この通り、紹介状も
「樋瀬様ですか……。はい、只今御主人様はお仕事を終えられているはずなので、お会いできると思いますよ。
……って、私が御主人様なわけないじゃないですか〜。私は見ての通り、ただのメイドですよ?」
にこにこと笑いながら、一応その封筒を預かり、樋瀬をを応接間へと通す。
>>522 <「わ、私は……その、え? “も”って……」
相手に見返され、自分が口を滑らせた事に気づくが、恥ずかしさも手伝って気づかないフリをする。
「平気なわけないだろう?…」
相手の答えに、信じられないような顔をして見返してしまう。
この相手が、自ら望んでそうしているとは信じられず
問い詰めるかのように相手の肩を掴んで瞳を覗き込む。
「何か弱みでも握られているんだろ? だって…そうじゃなきゃ…そうじゃなきゃ…」
先日の主人の強姦まがいの所行を思い出し、悔しさと屈辱にまみれながらも、金銭のつながりによって
屋敷に残らざるを得なかった自分の事を相手に重ねて、怒鳴る。
「…誰があんな酷いヤツに抱かれて喜ぶかよ!」
>>523 「あっ、ありがとうございます。
どうぞ、こちらに。ごゆっくりなさって下さいね」
突然の事に早く屋敷を出たいと思い始め、内心そわそわしている。
「じゃあ私はお紅茶でも……失礼いたします」
(お姉様も見かけないし奏もいないし、つきあってらんないわよ。
ようっし、今日はこのへんで…)
軽くお辞儀をして、そのまま逃げようとドアのほうに足を進める。
>>524 「ああ、そうですよね、メイドさんですよね。よろしくお願いします」
封筒を手渡し、軽く会釈をする。
昔は自分の家にも大勢のメイドさんや使用人がいたっけな、と懐かしく思い出しながら。
応接間に通されると、そっとソファに腰掛けて服装の乱れを直した。
またまたぼんやりと、ここに至るまでの経緯を思い出してみたりする。
父親の事業が失敗して破産して、親戚をたらい回しにされて最後には追い出されてしまったこと。
父の形見の手帳に記された連絡先を片っ端から尋ね、なんとか自分を置いてくれるように頼んだこと。
一番最後に記されていたのがここの住所だった。もしもここに置いてもらえなければ
それこそ野垂れ死にするかもしれない。もともと肉体労働は得意ではないし…
「はぁ…」
もう一つため息をついて、顔を伏せた。
>>525 「弱みだなんて、私はっ」
その言葉で、どうやら夕呼がムリヤリに抱かれたらしいことを確信し、
また自分がやはり特別に恵まれた環境にいることを思い知る。
「……酷い方じゃないんですわ、本当は。
それは……強引なところがありますけれど、でも」
主人に初めて抱かれた時のことが思い出される。
「私は、後悔なんてしま……せ……」
しかしそんなことを言ったところで、夕呼の心は癒せない。
それを悟って言葉を飲み込む。
>>527 「……」
ぼんやりとしている樋瀬をちらりと見てから、主人の部屋へと向かう。
5分ほど経って再び応接間に到着した時には、樋瀬はさらに落ち込んでいた。
「あの…樋瀬様、暖かい紅茶をお持ちしましたが…」
そっとティーカップを彼に差し出すと、こう告げる。
「御主人様は、あと30分ほどはまだ手が離せないそうです。もうしばらく、ここでお待ちいただけますか?」
確認を取るように言うと、やがて立ったままで唐突にこう言う。
「あの、失礼ですけど…樋瀬様はご商談で当屋敷まで?」
>>526 「ちょっと待ちなさい!」
部屋から出て行こうとする梓紗の腕を掴み、制止する。
「え、えーと」
制止するときの強気な声色とは打って変わって、少々口ごもってしまう。
「あ、あなたここの使用人か何かなんでしょ?
だったらもっとお客様を楽しませるとか何とかしたらどうなの? ねぇ」
激しい口調だが、視線は梓紗を見てはいなく、どこか虚ろ気味。
「…ごめんなさい、こんな言い方しかできなくて。でもあなたが欲しくて欲しくて堪らないの」
掴んでいる梓紗の腕を引っ張り、そのままベッドに押し倒す。
小さなショーツからはすでに勃起した逸物がはみ出て、スカートをいくらか捲り上げてしまっていた。
>>529 「これはどうも、ありがとう」
しかし猫舌なのでほんのちょっぴりだけ啜って、また皿に戻した。
「30分と? それは、遠まわしに帰れっていうことでは」
どこでも門前払いを喰っていたせいか、ついつい悪い方にと解釈してしまう。
「ごめん、君にこんなことを言っても仕方がなかった」
素直に詫びると、凝った造りのサイドボードに目を留めた。この部屋に相応しい高級品のようだ。
相当の資産家だと聞いていたが、あまりにもその評判以上の豪勢な屋敷で怖気づきそうになる。
「いや、失礼なんかじゃない。そう、商談ならいいんだけどね。
恥ずかしい話なんだけど、もう今日泊まるところもないのさ。下っ端貴族だった父親が破産して
路頭に迷い、かといって一応は身分があるから下手なこともできず、それで遠い親戚だっていう
ここの主人を頼って来たんだよ。ほんとに情けない…いや、変な話をしたね、ごめん」
そう言ってまた紅茶を啜った。
>>528 「……」
目の前にいる相手が、何故あの男を庇うのか理解できなかった。
少なくとも、自分のように酷い扱いだけは受けてないのか、と思うが
他のメイドが、奉仕という名でもって色々されていることは気づいていた。
「…もういいや、興奮してごめん」
そこに置くようにして相手の肩を放し、視線を脇に除け
「…アタシは絶対アイツを許さないけどな」
ここにいない主人の顔を思い出しながら、吐き捨てるように言う。
>>530 急に大きい声を出されたので、肩をびくっとさせて体を小さくする。
「は……はいごめんなさい……じゃなかった、申し訳ありません…」
引き気味に言ったところで強引にベッドへ倒される。
「――やっ、やだ…」
女性相手のほうが普段は多いので、そんなに押し倒される事での驚きはなかったが
>小さなショーツからはすでに勃起した逸物が〜
「!!!」
これには目を丸くして声が出なくなってしまう。
「お…奥様、男の人なんですか…?えっ、でも女の人…胸…(ほ、豊胸?)
あのー……」
雫の乳房に軽く触れ、感触を確かめたりする途中で
固くなった逸物が自分の下腹部にこすれたりする。
「!ん…っ…」
>>531 30分を門前払い扱いと解釈する樋瀬。
その態度に、流石に少しむっとする。
「あの、御主人様はお客様を門前払いするような方ではありません。
ですから、信じてもうしばらくお待ちください」
>恥ずかしい話なんだけど、もう今日泊まるところもないのさ。下っ端貴族だった父親が〜
「えっ……」
樋瀬の話を聞き、僅かに顔色を変える。
(父親が、破産…か)
自分の実家は破産では無いものの相変わらず苦しい経営なので、少しこの男に共感…というよりは興味を持つ。
「あの、樋瀬様」
一歩、ゆっくりと歩み出て。
「あの…御主人様がいらっしゃるまで、何か私に用事があればお命じ下さい。
できるだけ、ご要望は叶えられるように努力いたしますから」
>>532 辛そうに夕呼の顔を見ていたが、やがていたたまれなくなって
バイブを持ったまま頭を下げる。
「ごめんなさいっ!」
そして逃げるようにしてその場を駆けて去っていく。
「……はぁっ」
角を折れて手近な空き部屋へ逃げ込むとソファに身体を投げ出す。
「おじ様、どうして……こんなものを」
いつの間にかオフになっていたそれを胸に抱きしめると、
心の曇りの導くままに、そっとスイッチを入れてしまう。
「んんっ」
布地の上とはいえ、胸の膨らみの間で暴れるそれに、声が漏れる。
>>534 「さすがに立派なお屋敷だね。メイドさんたちにも躾が行き届いている。
むしろ御主人様の人徳かな? 期待して待たせてもらうよ、ありがとう」
メイド相手に愚痴ってしまったことを恥じて、ようやく平静を取り戻した。
「いずれにせよ、君が魅力的なのは確かだけど」
お世辞ではなく、素直な感想が口をついて出てしまう。
「用事、ね。じゃあ、用事というほどのことでもないんだけど、良かったらそばに
いてくれないかい? なんだか君を見ていると落ち着くんだ」
もうずっと世間の冷たい風に晒されて、ほとんど忘れかけていた微笑を取り戻して
みかさに笑いかける。
>>533 「いいえ、女よ」
否定しつつ、唇を梓紗の口へ。
感触を確かめるようにキスをした後、逸物を楽しそうに握ってみせる。
「でもこのほうが奏ちゃんとひとつになれるのよ? うふふ」
梓紗のショーツの両端――腰の辺りに手を掛け、一気に脱がせてしまう。
「同じ奏ちゃん好き同士、ひとつになりましょ」
妖艶な舌遣いで露わになった秘裂を責め始める。
「間接キッスみたいなものね。奏ちゃんとの」
陰核、大小の陰唇、膣穴などを順々に舐め、梓紗の反応を確かめていく。
>>536 「ふふ、お屋敷はともかく私のようなまだ未熟なメイドまでお褒めいただけるなんて。
……ありがとうございます。どちらにしろ、そう言っていただけると嬉しいです」
樋瀬の言葉が嬉しかったのか、いつもの明るい笑顔で受け答える。
>良かったらそばにいてくれないかい? なんだか君を見ていると落ち着くんだ
「…はい、樋瀬様がそう望まれるなら。このままお話でも何でもいたしますよ?」
樋瀬の微笑に笑顔のままで応えると、彼の側に腰を下ろす。
>>535 「あ…」
走り去って行こうとする相手の肩に手を伸ばし掛けるが
(…って、ここで引き留めてどうすんだよ)
何と言えば良いのか分からず、中途半端な姿勢で相手の背中を見送った。
相手の置いていった荷物を項垂れるように拾い上げ、のろのろと部屋に引き上げる。
そのまま渡された物をベッドに広げて部屋に配置していくが、モヤモヤとした胸の支えが取れない。
「…そういえば、気分転換に行こうとしたんだよな」
部屋から出ようとした理由を思い出し、呟く。
「……もっぺん出るか」
さっきの相手が気になるが、会えるかどうか分からない。
何しろお屋敷は広いのだ。
だが、部屋を出て、角を曲がったところの部屋の前でさっきのメイドの声を聞きつけ、そこの扉を開けて入った。
「…!?」
そこで相手がしている事を見てしまい、狼狽える。
>>539 目を閉じていたため扉が開いたのにも気付かず、
バイブを胸から徐々に下へと下ろしていき、
スカートをたくしあげてショーツの上へと押し当てる。
「あぅんんっ!」
思ったより大きな声が出てハッと目を開くと、そこには夕呼が。
「奥津、さ、んあぁぁっ!」
驚いて反応した手が、より強くバイブを敏感な場所へと押し付けてしまう。
「……ほら、分かりましたわよね。
私、やっぱりこういう娘なんです。
奥津さんみたいに、綺麗なままの心でいられなかった……」
>>537 >いいえ、女よ
「うそ、き……」
敵に回してはいけない人物だと自分の中で位置づけたのか、
思わず『気持ち悪い』と言いそうになるのを急いで堪える。
手で口を覆うが、キスをされたのでその手は雫に外される。
「ん……ふ…。…奏の事を思いながら、ひとつに?」
>露わになった秘裂を責め始める
「…きゃ!あっ、奥様、そんなとこ舐め…ないで、ください…ぁんっ」
舌の感触に戸惑いながら、いつになく恥ずかしげに声を漏らす。
(この奥様怖そうだから逆らったらダメっぽいし…何より、変…。
力が抜けちゃう…っ)
雫の責めに普段のような抵抗もできず、眉を顰めて快感に悶える。
「っん…」
(何言ってるのよ、奏も凛香も私だけのもの…だってばぁ、もうっ…!)
>>540 思わず、目の前に晒された相手の肢体に見入ってしまうが、はっと目を逸らす。
「…な、なにしてんだよ」
<「……ほら、分かりましたわよね。
「ぜ、全然わかんねーよ! 大体、アタシは別に…キレイじゃ…ないし」
混乱する自分の思考を押さえつけるように、相手に怒鳴って返答する。
が、今の自分の状況を思うにつれて、声が尻すぼみになってしまう。
>>538 「なんでも、って…やっぱりここでもその、夜伽って言うかなんか、そういうのはあるのかな?」
冗談のつもりで言おうとしたのに、すっかり照れてしまう。
そうして頭を掻くつもりで伸ばした手がみかさの胸に触れてしまい、慌てて手を引っ込める。
「ご、ごめん、でもそんなつもりじゃ…」
そう言ったものの、視線は彼女の顔に釘付けになってしまう。
左手にまだ残っているかのような、彼女の胸の温もりと柔らかな感触。
思わずみかさの肩に手をかけて抱き寄せると、唇を重ねてしまう。
>>542 「奥津さんはキレイなままですわ。
いやらしいことを悦んだりしませんでしょう?」
服を肌蹴て、自暴自棄気味に自慰を再開する。
「私は違いますわ。おじ様でなくても、大切な方でなくても……
ムリヤリでも、気持ちよくなるんです。
ほら、こんなのも、平気……あ、くうぅぅぅんっ!」
一息に震えるバイブを秘所に挿入し、激しく淫らに振舞ってみせる。
「あぅっ、すごいっ、おっきいですわ……壊れ、るぅぅっ!」
>>543 「え、えーと…そのですね。…あっ」
夜伽の事についてどう言うべきか悩んでいた所、偶々彼の手が自分の胸に当たる。
>ご、ごめん、でもそんなつもりじゃ…
「あ、はい……そうですね…」
ごまかしにごまかしで答えようとするが、相手の顔は自分から離れてくれない。そして。
「っ…樋瀬様!? ……んっ、んん…」
咄嗟の事で何も出来ず、樋瀬の思うがままに唇を奪われてしまう。
「んぅっ…」
と、そこで主人のこちらへと歩いてくる靴の音が。
慌てて身体を離し、文句やら何やら言う前に衣服を整える。
>>541 「んっ、ん… ちょっと舐めただけでこんなになっちゃうなんて。可愛いわぁ」
秘所から流れ始めた梓紗の愛液。
それを人差し指と中指で掬い取って舐める姿を見せ付ける。
さらに逆のほうの手で彼女の首筋を撫でた。
真紅に塗られた爪が淫靡に蠢く。
「ま、奏ちゃんのほうが可愛いけど。それはあなたもわかってるんでしょ?
その真摯な奏愛に免じて、もし奏ファンクラブを作ったらあなたを会員ナンバー2にしてあげる」
喘いでロクに反論できないでいる梓紗。彼女の言い分は全くお構いなしである。
「あなたと私は同志。いっしょに繋がりましょう」
逸物を、梓紗の膣口に宛がった。
>>545 「失礼、あまり素敵だったので、つい。なんて言い訳にもならないか」
みかさにとって自分はまだまだ見知らぬ客人なのだということも忘れていた。
他人とも思えないほどに彼女が素敵だったのか、それとも自分が彼女の礼儀を
愛情を取り違えるほどに飢えていたのか、もやもやが膨らんでしまう。
>主人のこちらへと歩いてくる靴の音が
まずいことをしてしまったとおもうが、もう遅い。でも、そ知らぬ顔を通すことならば慣れている。
そう思って、佇まいを直した。
>>544 「…ちょ、おい…何してんだよ…」
相手のメイドの痴態に、思わずもう一度視線を釘付けにされてしまう。
秘所がバイブを飲み込み、可憐なメイドがそれにあわせて嬌声を浴びせかける。
濡れて光るソコを見ているうちに、自分の体に僅かな疼きが起こるが
「…バカ、ホントに壊れちゃうぞ、止めろよ!」
まだそれに気づくほど長けては居ないため、兎に角、お節介にも止めさせようと相手に近づき手を押さえる。
微かに、自分のショーツにもシミが出来ていた。
>>548 「んああっ、あんっ、あはぁぁ……あっ!?」
荒々しく膣内でバイブを暴れさせていたところを止められて
不満げに夕呼を見る。
「奥津さん……いえ、夕呼さん」
その手に自分の手を重ねて、ソファにもつれるようにして倒れこむ。
「じゃあ夕呼さんが、私に……瑞葉にして下さいます? うんと優しく……」
夕呼の頬をそっと撫で、不安げに言う。
「それとも、こういうこと自体、お嫌いですの?」
>>547 「あ、あのえーと、ごめんなさい!」
初見の客には嫌な思い出があるせいか、つい過敏な反応をとってしまったようだった。
そのまま主人がやってきた席にも残される…が。
「えっと…御主人様、と言う事は私が樋瀬様のお世話をするんですか?」
樋瀬が屋敷に慣れるまでの間、何かと世話をするようにと命令されるのであった。
>>546 「ファ…ファンクラブ?あ、ぅ…っ。ナンバー2、って…。くすくす」
(変なの、おもしろい。ナンバー1じゃないのが超・癪だけど)
喘ぎながらも、雫の言った事が面白かったのか、つい笑いを零してしまう。
「奥様。嬉しいです…私、奥様のこと誤解してました」
(奇妙な人だけど、味方にしといて損はなさそう。
…いい子でいてあげるのも悪くないわね、たまには)
内心高飛車な思考が消え去らず、生意気な事ばかり考えているが
笑顔で好意的に雫を迎え入れる。
「奥様が少しでも気持ちよくなれますように。梓紗、頑張ります……。…っ、ふぁ…っ!」
甘えると手を添えて、逸物を自分の秘所へと挿入させる。
動き始める中、自分で服を乱して乳房を雫の胸へとくっつけさせる。
「あぁん、すごい…奥様、お胸も…その、こっちも大きくて…ドキドキします。
…あはぁっ…」
>>549 「…で、出来るかよ! んなこと!」
ソファーに倒れ込んでしまい、相手に手を取られたままで気まずく怒鳴り返す。
<「それとも、こういうこと自体、お嫌いですの?」
頬を撫でられ、ぞっとしながら体を起こそうとするが、相手の体はこちらの力を上手くいなしているのか
立ち上がれず、更にもつれてしまう。
「…したこともねぇよ」
焦っていることを誤魔化すように言い返すが、何故か先程のように相手が怖く感じられた。
(…くそ、なんでこんな奴にビビってるんだ。アタシ)
先日の、主人に無理矢理された記憶が脳裏に浮かんだ。
>>550 さすがにこれほどの名家に相応しく、威厳ある主人に圧倒されてしまう。
なんと言われるかとびくびくしていたが、思いがけず良い返事をもらえたのでひとまずは安心する。
「ただの居候として住まわせて頂くのも肩身が狭いですし、事務などお手伝いできることがあれば
遠慮なくお申し付けください、よろしくお願いします」
さらに驚いたことには、みかさが世話役として付いてくれるという。
申し訳ない気もしたが、せっかくの好意は有難くいただいておくことにした。
「それじゃ、留萌みかささん、ですか、よろしくお願いしますね」
快諾したのは、彼女に下心があるからではない。たぶん。
問い詰められたら、しらを切り通す自信はないけれど。
(最後の最後で良い人たちに巡り合えて、本当に良かった…)
>>552 「? まさか、夕呼さん」
主人が初めての相手だったのでは、と気付く。
「……ごめんなさい」
夕呼の手を解放して起き上がり、身繕いをする。
「私、勝手なことばかりですわね。
一番辛いのは夕呼さんで、私は一人で動揺してるだけで」
引き抜いたバイブをジッと見ていたが、
やがてそれを力なく床に落とす。
「こんな私でも、これから仲良くして下さいますか?」
>>551 「あん、ん…っ いい子ね、あなた。そういえば名前聞いてなかったわ」
柔肉に囲まれた快感に声を上げるも、さらにその奥深くへと突き進んでゆく。
梓紗の胎内へと、ゆっくり。
また、彼女が胸元を肌蹴させたのを見て自分も真似る。
お互いの乳首を擦り合わせるようにして上半身をうねらせた。
「…ね。名前、何て言うの?」
梓紗の耳元で穏やかに囁き、熱い吐息がそこに吹きかかった。
前歯を優しく耳たぶに立て、少ない果肉をこそげ取るかの如く甘く噛んでやる。
>>554 相手が身を起こしたのを見て、ほっと安堵する。
<「私、勝手なことばかりですわね。
「…怒ってねぇ、って言ったら嘘になるけどさ…」
相手から怖さが消え、自分よりも若そうに見えることに今更気づく。
「いいよ、謝らなくても…何も無かったんだし」
憮然としながらも身を起こして、焦っていた心境を見抜かれぬよう、皮肉を込めて言う。
そのまま部屋を出ようとするが
だが一度振り返り、元気なく項垂れる相手を見て、少し言い過ぎたかな、と思う。
「…名前、何て言うんだっけ?」
相手が名乗ったかどうかも忘れていたので、尋ねてみる。
>>555 >…ね。名前、何て言うの?
(さっきぽろっと言ったじゃない、ったく…しょうがないなあ)
そんな小さな事など雫の耳には入る筈もないのだが、まだ心の中で悪態をついている。
が、表情はさっきの電話の時と同じでさほど嫌そうではない。
雫と体の相性が良いと感じたからなのか、素直に甘える。
「『あずさ』…です。ぁ、…ふぅ…。ん…褒めてもらえて、すごく…嬉しい…」
「お願いします、もっと……。んっ、んんっ」
雫の背中に手を回し、開いていた脚を彼女の腰に絡ませて
より深く繋がるようにする。
「奥様、奏にもいっぱいしたんでしょう…?これ。
私にも…あぁ、あ、私も、っ、たくさん欲しい…っ」
自らで腰を揺すり、おねだりをする。
(この人に犯されてた奏と…同じ気持ちに、私も……)
ベッドが小さな音を立てるまで激しく動き、今度は自分が雫の首筋にかぷっと噛み付く。
「んー……!」
>>556 謝らなくていい、と言われて言葉を失くしてしまう。
ただ口を開閉させ、そしてがっくりと肩を落とす。
(私、最低ですわ……)
>名前、何て言うんだっけ?
「……瑞葉、ですわ。萩野瑞葉です」
(名前も名乗らずにこんなことしてたなんて、本当に最低……)
自己嫌悪に駆られて、ただ弱弱しく答える。
>>558 「萩野瑞葉…な」
今にも泣き出しそうな様子の瑞葉に何と声をかけていいか分からず、名前だけを反芻するように呟く。
そのまま部屋を出て行ってしまいたかったが、自室に近いため
泣き声でも聞こえてくるかもしれない、と思ったら立ち去りづらかった。
「…ああ、ったく!」
癇癪を起こしたように長い髪をバサっとかき上げ、瑞葉の手を取り部屋の外に連れて行く。
呆然とする相手を扉の外に連れ出した所で、両肩を掴む。
「荷物ありがとう、感謝してる」
そして、部屋の中に転がっているモノをチラっと横目で見て
「でも、あれはいらない、片付けてくれると助かる」
そう言って、くるりと背を向け、歩み去りながら背中越しに手を振る。
「またな瑞葉、良かったら仕事の事、今度教えてくれ」
バタンと部屋の扉を閉め、そのまま背中でつっかい棒をするように寄りかかる。
「…何やってんだか、アタシ」
慣れないことをしたためか、それとも照れのせいか顔が赤くなっていた。
>>557 「あずさちゃん」
梓紗の名前を復唱し、心の中で何度も反芻させる。
逸物に肉を絡み付けてくる女子の名。
そう考えると、より逸物に硬度が宿り、荒々しい感情が募っていく。
「あっ」
全身にほのかな電流が流れ、それが首筋を噛まれたということだとすぐに知る。
身体を震わせて声を洩らしてしまったことを恥ずかしく思いながらも、抗議はしない。
「すごいわ… あずさちゃんの中、柔らかくて、温かくて…」
腰を振る速度を上昇させていき、梓紗の奥に人造された亀頭を激しく打ち付けていく。
「…も、もうダメっ」
己の限界を悟り、梓紗の子宮口に逸物を密着させたまま達する。
気温が低い中で小水するように身を震わせ、天井を仰いだ。
「はぁはぁ… ありがとう」
逸物を挿入したまま梓紗の上にもたれかかり、夢現な瞳でキスをした。
>>559 半ば強引に手を引かれて、どうなるのかと思ったが、
優しく温かい言葉をかけられて、ポロリと涙が零れる。
「は、はい。片付けておきますわね。
お仕事は……私もあまり得意じゃありませんけれど、出来る限り」
そして夕呼が消えた扉の前で、しばらくじっと佇む。
「夕呼さん……」
神妙そうに、軽く頭を垂れながら。
>>560 「ぅっ、あっ、あんダメぇ…。そんな、奥、まで…っ……あぁっ…!!」
(見た目は気持ち悪いけど…、ん、気持ちいい……っ。すごい…)
雫が達するのとほぼ同時に達し、膣を一層きつく締め上げる。
「…っ…」
胸を少し反らしながら、逸物が引き抜かれるのを名残惜しそうに見つめる。
「ちゅ…。んむ…、…奥様って…いい匂い」
キスで舌を絡ませ、かすかに口の端から唾液を零す。
「なんだか、ずっと側にいたくなっちゃうけど…申し訳ありません、
私、派遣で時間決まってるからもう帰らなくちゃ。…うふふっ」
口から出任せの雇用条件を告げ、服を直しつつ客間を出て行く。
「お茶はまた今度の機会に…美味しいのを。ご用意させてくださいね。
おやすみなさいませ」
礼をして、気の強そうな視線を雫に送る。
(なかなか良かったわね。ああいうタイプも来るなんてオイシイ屋敷じゃない)
「……ああ、もしもし?私。帰るから車、例の屋敷までよこしてちょうだい。
いい?見られちゃマズイから、綾峰の車とは絶対かち合わないように来るのよ」
>>562 「そうなの…寂しいけど仕方ないわね」
梓紗の言葉を何ら疑うことなく信じ、落胆してみせる。
「はい、おやすみなさい」
どこか浮かない表情で手を振り、見送る。
「はぁー、梓紗ちゃんか。写真でも撮っておけば良かったわぁ」
一人になるとそう洩らし、ベッドに寝転がる。
「どこの屋敷お抱えの使用人なのか聞くのも忘れちゃったし… 私としたことが」
(あー、ほんっとに悔やんでも悔やみきれないわ。帰ってうちのメイドいびらなきゃ)
イライラの発散方法を決めて、自分の屋敷の執事へと電話を掛ける。
携帯の明かりで、ダイヤの宝石など、数々の宝石類があしらわれたストラップが光り輝いた。
564 :
三条 望:04/04/12 19:29 ID:g95FFmXU
机に向かい、黙々と新しいカルテを製作している。
「なかなかどうして、暇なようで案外と忙しい…」
そう呟き、ペンの動きを止め、
机の上に乱雑に置かれた2枚の写真を眺め淫蕩に微笑んだ。
三条の手厚い治療によって、体力を取り戻し屋敷の中を探検している。
「なんか、すごいお屋敷!
ここなら、あいつは入って来れないかも…」
567 :
三条 望:04/04/12 19:53 ID:g95FFmXU
「反抗的な少女に…人妻か…」
2枚の写真を手にとり、真新しいメイド服を身に纏った二人の姿を見つめていた。
「ああ、執事様も居ないし!飯塚さんも葦名さんもいない!
もう!」
執事を探して居るようであるが、見つからずイライラしている。
570 :
三条 望:04/04/12 20:06 ID:g95FFmXU
「もう1人は滞在中の女子高生か…」
そういって今度は屋敷に滞在中の少女のプロフィールを手に取った
簡単なプロフィールが書かれたその書類に目を通し、またも嬉しそうに目を細める。
「いっそのこと…」
宙を見上げて、何かいいことを思いついたようである。
会計報告や予算組み等々…
執務室で手早く様々な書類の最終的な決済を済ますと、
「やるべき事は全て終えたようだな…」
デスクの上の書類の山を一瞥し、豪奢な置時計を見つめる。
「もうこんな時間か、食事…入浴…それとも…」
山のように積み上げられた職務を終えた為だろうか、
嬉しそうに微笑みながら手元のベルに手を伸ばし、高らかにベルを鳴らした。
>>572 廊下を歩いていると、主人の部屋からベルの音が聞こえる。
「あ、ちょうどいいや!
直接御主人様にお願いしよう」
小走りに主人の部屋の前に急ぐ。
主人の部屋のドアの前につくと、ふうと息を整えてドアをノックする。
コンコン
「このみです、お呼びでしょうか?」
「来宮君か…」
ベルを鳴らすやいなや、ドアを叩き姿を見せたメイドの姿を眺めその名を呟く。
「これほど素早く姿を見せるとは感心な事だ。
早速ですまんが、夕食の準備をしてもらおう…」
このみの素早い対応に嬉しそうに微笑みそう言いかけて言葉をとぎり、
その表情を硬くすると、このみの表情を探るようにその姿に視線を送ると、
「来宮君、そういえば君は…
我が屋敷に勤めながらなかなか私の前に姿を見せなかったな。」
意味ありげな笑みを浮かべて、このみにそう問いかけた。
>>574 >早速ですまんが、夕食の準備をしてもらおう…」
食事の用意を言い付かり、準備しようとすると
主人から、ここ数日の相手をしてない事をとがめられ
「申し訳ございません、夜勤の時に御主人様がお出かけ
のことが多くて…
って、言い訳にしかならないですね…」
大きな体を小さくして悲しげな表情を浮かべている。
>って、言い訳にしかならないですね…」
「ああ、そのとおり、私は言い訳は好きではないのでな…」
再度このみの姿を見つめると、
「食欲を満たす前に…
言い訳をするような悪いその口に罰を与えなくてはいけないようだ…」
緻密な細工の施された椅子にもたれ、両足を開くと、愉悦に満ちた声でこのみに向かって口を開く。
「勿論どうすればいいか…わかるだろうな?」
>>576 >「ああ、そのとおり、私は言い訳は好きではないのでな…」
「申し訳ございません」
頭を下げたまま、主人の言葉を待っていると
>言い訳をするような悪いその口に罰を与えなくてはいけないようだ…
といいながら、体を開いていく。
主人がどうすればというのを待って足元に跪き土下座をする。
「御主人様、言い訳ばかりをするこのみの悪い口に罰をお与えください。」
そう言い終わると、ベルトをはずしてズボンをおろしてしまう。
そうして、パンツの上から逸物を唇でなぞる。
578 :
:04/04/12 21:19 ID:4Rvdrt/f
579 :
:04/04/12 21:21 ID:+ucTCnGK
「ほう…言い訳をする悪い口だが、ご奉仕の方は大したものだ。」
大きな肢体を小さく屈め、
足元に跪き逸物に奉仕を始めたこのみを見下ろすと、
その奉仕に浸るように瞼を閉じる。
>「御主人様、言い訳ばかりをするこのみの悪い口に罰をお与えください。」
「ああ、罰を与えなくてはな…
もう二度と言い訳ができないように…この私のものでその口を塞いで貰おうか?」
愉悦に満ちた口調で跪くこのみにそう促した。
>>580 >もう二度と言い訳ができないように…この私のものでその口を塞いで貰おうか?
(もう二度とは言い訳だけじゃないよね…御主人様にいっぱい満足してもらおう)
「失礼いたします」
そう言うと、パンツから天を突く逸物を取り出しすっぽりと口に含む。
口の中で舌を逸物に絡ませ、口の中いっぱいに広がる逸物をいとおしむように
愛撫する。
「気のせいか、いや…」
普段の奉仕よりも熱がこもっている様にみえるこのみの舌使いに、
快感と共に、小さな疑問が脳裏をかすめる。
まじまじと逸物に口をつけるいこのみを見つめ、重々しく口を開いた。
「忠誠を持って尽くしてくれるお前達メイドに対し、
私は偏狭な愛し方でしか答えることが出来ない男だ。
しかし…けして心が狭いというわけではないとは自惚れている。」
おとがいにその手をあて、このみの顔を自らの顔に引き寄せる。
「なにか言いたい事があるように見えるのは…私の気のせいなのか?」
このみの瞳のその奥を見つめ、それまでとは異なる優しい口調で問い掛けた。
>>582 慈しみの心で逸物に舌を這わせるのだが、いつになく逸物に張りがないような
気がする。
(御主人様、どうしたのかな?)
そう思った瞬間に、そっと主人の手によってこのみの顔が逸物から離され
主人の目前に連れて行かれる。
「御主人様?」
>「なにか言いたい事があるように見えるのは…私の気のせいなのか?」
「……!
……
あの……
何でも……
……
御主人様、ごめんなさい!」
そう言うと、主人の厚い胸板に顔をうずめすがるように抱きついた。
「やはり…なにかあるのだね?」
胸元に顔を埋めたこのみの髪を櫛でとかすように優しく撫でる。
「誰かに何かを聞いて欲しい…
どのような人にもそんな瞬間があるものだ。」
腰に手を廻し、長身の肢体を引き寄せる。
「そして…幸いな事に私には物を聞く耳がある。
屋敷の人間の悩みは即ち、私の悩み。」
このみのふるえる唇に指先を優しくあてがった。
「それとも…私では相談の相手にはならないかい?」
>>584 >「それとも…私では相談の相手にはならないかい?」
主人のやさしさが言葉だけでなく、触れ合ったそこかしこから
伝わってくる。
まるで父親に抱きすくめられているように…
「御主人様、私……
やっぱりバレーが好きなんです。
だから、プレーは出来なくっても、後輩に教えてあげれるなら…
御主人様も大好きなんですけど…
でも……
わがままな私を許してください。」
目じりに光るものを見せながら、精一杯の言葉を主人に告げる。
主人の胸から顔を離すと、主人の唇に吸い付いていく。
「御主人様、大好きです
わがままな、このみにお仕置きを…」
>「御主人様、大好きです わがままな、このみにお仕置きを…」
「このお屋敷は流れる物。
自分が何をすべきか、そして何ができるのか…
様々な者が此処に身を寄せ、そして巣立つ。」
このみの柔らかな唇からそっと距離を置き、感慨深げに小さく囁く。
「勿論、寂しい。 勿論悲しい。
巣立つ者達に本音を言えるのならば、『行くな』といいたい…」
もう一度このみの肢体を強く抱き寄せる。
「だからこそ、だからこそ感謝の気持ちを込めてこう言うのだ…『ありがとう』とな…」
触れるか触れないか優しくそっと口ずけながら、
手慣れた手つきでこのみの肌を被う服をはだけさせ、その肌に指先を這わす。
「気が変わった、今晩はお仕置きするのはもうやめだ。」
淡々とした口調でそう囁き、
このみの首筋から胸元へと指先を這わす。
「今までの感謝を込めて、今から私がお前に奉仕をしよう…」
這わせた指先でこのみの胸をやさしく撫でた。
>>586 >「だからこそ、だからこそ感謝の気持ちを込めてこう言うのだ…『ありがとう』とな…」
「御主人様、ありがとうございます。
凛香ちゃんや奏さんが居なくなってお寂しいででしょうに…
出来の悪いメイドの私にまでやさしくって…・・・」
主人への感謝で目の前が曇りまともに顔を見れない
しかし、肌をすべる指に肉体は素直に反応してしまう。
「あん・・・感じます。」
>「あん・・・感じます。」
「私の指に感じているのだね?
指、唇、そして私の全て…今はお前に全て捧げよう。」
柔らかなふくらみを被う下着から垣間見えるその谷間…
方紐が外され、明るい光の元に露になったそのふくらみ…
そしてその先端部で色づく硬いしこり…
方膝をつき、はだけたこのみの胸元に舌を伸ばし、優しくそして巧みに刺激する。
「さぁこのみ…どうして欲しいかいってごらん?」
先端で硬く存在を主張したしこりを口に含みながら、上目遣いでそう囁いた。
>>588 >「さぁこのみ…どうして欲しいかいってごらん?」
主人からの問いかけに
「今夜だけはこのみだけの御主人様になってください。
あん・・・
御主人様をいっぱい私にください。」
全身をピンクに染め、まだその股間にあるショーツのクロッチは
主人を迎え入れるべく湧き出る愛液で濡れそぼっている。
「いいだろう、今日はお前だけの為に…」
このみの肢体を支え優しく床に横たえると、
そのままスカートの中に手を差し入れ、
すらっと伸びた白い太ももの上を滑らせるように濡れた下着を剥ぎ取った。
「もう…準備はよいようだな…」
このみの瞳をみつめ、またも微笑み
「私の全て…その体で感じてくれるだろうね?」
濡れて妖しく光る花弁を覗き込み、昂ぶる逸物を花弁に宛がった。
>>590 「大好きです、御主人様」
全身をあらわにされると、うっすらとかいた汗がシャンデリアの
煌きに光る。
>「私の全て…その体で感じてくれるだろうね?」
「はい、御主人様のすべてをこの体に覚えさせます」
ゆっくりと眼を閉じるとそれを合図にしたように主人の逸物が
このみの体を貫く。
「あん、大きい
いつもより、・・・んうん・・・
あ、あぁ
あたるの奥まで、御主人さまが」
このみの中で抽送される逸物のリズムにあわせるように
全身が揺れる。
しっかりと主人の背中に回された手は少しでも肌が合わされる
面積を増やそうとしている。
「御主人様ぁぁ、もう我慢できません
い、いってもいいですか?
ああ、もう・・・」
「お前の中も…今日は格別に暖かい…」
このみの肌に自らの肢体を預け、
柔らかい花園に逸物を深々と沈めると、そう嘆息するように声を漏らす。
時には先端部だけを擦るように出し入れし…
時には花弁の一枚一枚の感触を確かめるように円を描き…
そして時には激しく最奥部に激しく昂ぶった逸物を叩きつけ、
快感の深遠へとこのみを誘う。
>御主人様ぁぁ、もう我慢できません い、いってもいいですか? ああ、もう・・・
「いいぞっこのみっまだまだ夜は長い…
朝の日が昇るまで…何度でも何度でも私がお前をかわいがってやろう…」
そう言いこのみの肢体を抱き寄せ、さらに腰を深く強く叩きつけた。
「まだまだ夜は長い…
>>592 夜が白むまで幾度となく主人に抱かれ、体にも心にも主人を
刻み付けていった。
そして、翌朝晴れやかな顔のこのみは屋敷に住まう一人一人と
挨拶を交わし、屋敷を後にしていった。
見送りにも振り向かず、大きく手を振りまっすぐ進んでいった。
「みんな・・・ありがと・・・グスッ」
頬を涙が伝って落ちていった。
「屋敷はいつまでもここにある…
そして私も、ここで皆の帰りを待っていよう…」
朝日が差し込む窓辺に立ち、
門へと続く道を歩く長身のメイドの背中を感慨深い表情で見つめていた。
家事はそれなりに得意なので、時間が経つにつれてお屋敷の仕事にも馴染んできている。
夜の仕事は逃げ回って誤魔化していた。
「ふう…こんだけバリケード作れば誰も入って来れないだろ」
今日も自室のドアの前に机やら棚やら置きまくり、満足そうな顔を浮かべている。
まだ屋敷に慣れないのか、あちこち勝手に見て回っている。
自分の家よりもはるかに豪華で凝ったつくりに驚いては、感嘆のため息を漏らす。
それと同時に、いつまで居候させてもらえるのか不安に思う。
「金持ちだとはいえ負担をかけるのは悪いし、自分もなにか役に立てればなぁ」
今日も仕事を終えて、額に手を当てて溜息をつく。
「…ふう」
最近、お屋敷で不穏な事は起こっていないが、いつか何か有るような、そんな胸騒ぎがしている。
それを忘れたいが為か、つい根を詰めて仕事をしてしまった。
もう夜も遅いせいか屋敷内はしんと静まり返り、絨毯を踏みしめるかすかな足音しかしない。
ふと立ち止まると、そっと窓の桟をこすって指を見てみるが、まったく汚れていない。
「凄いな、この屋敷。きっとメイドの躾も厳しいんだろうなぁ。そういえばみかささん以外の
メイドさんには会ってないけど、どんな人たちなんだろう。楽しみ楽しみー、ってもうみんな寝てるかな」
自室に帰る途中、静まりかえった邸内に怪しい人影を見つける。
さっと顔に緊張の色を走らせると、相手に見つからぬように中腰になり
やや思案した後、足音も立てずに近づいて行く。
だが、それとは対照的にボーセは、しまりの無い欠伸をして後をトコトコ着いて来る。
まるで相手の正体が分かっているような態度だった。
そのまま明かりもつけずに屋敷内を歩き回る。
寝ている人たちを起こさないようにとの配慮だが、ひたすら怪しいだけだったりする。
「ほんとに誰もいないのか。みんな早寝早起きで健康的だな」
と、ふとなにかの気配を感じて立ち止まる。
「あれ? なんだか風を感じたような…どっかドアが開いてたかな」
暗い館の中を彷徨き廻る相手を最初こそ警戒の目で見ていたが
以前に侵入した相手のような身ごなしや佇まいは無いように思え、声をかけてみようか、と思い始める。
暗いため相手の顔は確認出来ないが、泥棒や侵入者にしては堂々と歩き過ぎだからだ。
「こんな深夜にどうしました?」
それでも一応の警戒はして、相手から自分が見えない暗がりから声をかける
いきなり姿の見えない相手から声をかけられて飛び上がりそうになる。
「どうしたって、どうもしませんけど」
女の声だし、それほど危険はなさそうだと胸をなでおろして
答えにならない答えをして相手の様子を伺うが、反応がない。
「ええと、あの、女性ですよね、このお屋敷のメイドさん?
僕は樋瀬って言います、昨日からこちらにお世話になってるんですけど」
なんだか一人でしゃべっているのが恥ずかしくなって、慌てて付け加える。
「ごめんなさい、なんだか月が綺麗だったし、静かに出歩きたくなっただけです、
不審な者じゃありませんから。あ、でも自分で言っても説得力はないか」
姿を見せないに冬果に少し脅えたようになっているを樋瀬を見て、やや警戒を解く。
気にしすぎか、と思い、すっと前に歩み出て姿を表してみせる。
「失礼しました…怪しい相手に見えたものですから、怖くて…」
勿論、怖いというのは嘘。
「赤城冬果と言います。このお屋敷でメイドをさせて頂いております。よろしく」
窓から白い月明かりを受けつつ少し微笑んでみせる。
「怪しい相手って…でも誰か人を呼ぶとかしないんだ?」
静かに姿を現した冬果にかすかに微笑んでみせる。見えているかどうかは分からないけれど。
月明かりに浮かぶ冬果の真っ白な肌を食い入るように見つめてしまう。
「いや、失礼なことを訊いたかな」
初対面の相手には無粋な質問だったと思い、それ以上の詮索はやめておくことにする。
「御主人様から聞いたかもしれないけれど、僕は居候状態の宿無しなんだ。
しばらくこのお屋敷でお世話になると思う…どうぞよろしく」
社交界の華やかなりし頃のクセで、冬果に向かって恭しく手を差し出してしまう。
「…いえ、こちらこそお客様を疑りましたから。」
安心したのか、饒舌に話始めた樋瀬を見て無礼を詫びる。
だが、急に礼儀正しく差し出された手を受け取るのは、何だかむず痒い恥ずかしさがあった。
このお屋敷に来る「自称紳士」達よりよっぽどマシね、と思いながら、そっと手を重ね返した。
「…卑しいメイド如きに勿体ない挨拶…恐れ入ります。受け取らないのは返って失礼ですね。ふふふ」
照れ隠しのせいか、相手に吊られたのか、こちらもいつもより多弁になる
「メイドが卑しいだなんて! 少なくとも僕はそんなこと思ってないし、気にしなくていいよ」
自分が使用人に育てられたせいか、使用人、特に女性には母親以上の親近感を抱いてしまう。
ただ、それほどこのお屋敷は厳しいところなのかなと不安にも思う。
みかささんにしても冬果さんにしても、どことなく陰があるようなのは…気のせいか。
「それにしてもこんなに遅くまで仕事とは大変だね。御主人様は優しい人なのかい?」
今後の身の振り方を考えるためにも、ここの主人の人柄を知っておかなければ。
軽く冬果に探りを入れてみる。
<「それにしてもこんなに遅くまで仕事とは大変だね。御主人様は優しい人なのかい?」
「勿論、御主人様はお優しい方です。私も…」
そこで一度言葉を止めて、自分の身の上の、とある厄介事に思いを巡らせる。
「…私もあの方に働くのなら、日々の仕事も苦になりません」
そう言って、まるで目の前に樋瀬がいないかのように、遠くの何かを見るような目を窓の外の月に向ける。
「でも、今日は早いほうです…お屋敷の仕事は時に夜の間にも有りますから…」
「優しい方か、それは良かった。僕もこれからどうしようと思ってね、怖い方だったら嫌だし」
でも好き嫌いなんていってられる状況じゃないんだけど。そう付け加えて笑う。
時に優しさはそれより大きな恐怖を隠すこともある。これだけの屋敷の主人となれば
一筋縄では認めてもらえまい、頑張らなければと心に誓った。
>お屋敷の仕事は時に夜の間にも有りますから…
ふん、とかすかに鼻を鳴らす。
「夜の仕事ねぇ。やっぱりこれだけ魅力的なメイドが粒ぞろいの屋敷だし、
そういうこともあるのか。もちろん君…冬果さんだって素敵だしね」
本心からそう言いながら、冬果の顔を見つめたままゆっくりと歩み寄る。
「その君を守るために、警備犬までいるのかい?」
そっと身を屈め、冬果の匂いを嗅いで笑う。
<「その君を守るために、警備犬までいるのかい?」
すんすんと臭いを嗅がれ、更にボーセの臭いが移っているような事を言われて途端に顔を赤くする。
「…ちょ、おやめください」
思わず相手の胸をついて体を離し、距離をとってしまう。
その上、言われたことが気になってちょっと自分でもこっそり臭いを嗅いでしまう。
だが、慣れてしまっているせいか、自分ではちっとも分からなかった。
「すいません…いっつも一緒にいるものですから、ええと…その…犬と」
恥ずかしさから、消え入りそうな小さな声で謝るが、当分トラウマになりそうだった。
犬臭いメイドなんて! もう!
心の中で自分を詰ってしまう。
「ごめん、別に傷つけるつもりで言ったわけじゃないんだけど」
ちょっとからかってみたつもりが予想外の展開になってしまってうろたえる。
金持ちが見栄のために立派な犬を飼いたがるのはよくある話。
このお屋敷もそうなのかと思ったけれど、どうやら違うようだと推論する。
「それに、動物に好かれるってのは君がそれだけ優しい女性だってことだしね、
別にケチをつけてるんじゃないから。臭いってワケじゃなくて、なんとなく懐かしい匂いが…
僕も昔は犬を飼っていたんだ。ほんとに気にしなくていいから、普通の人には
分からないくらいだし、なにも犬の匂いばかりじゃなくて、太陽の匂いとか石鹸の匂いとかいろいろ…」
後ろめたい男は多弁になる、ふとそう思って冷や汗が流れた。
「鼻が良すぎるかな、僕は… トリュフでも探せるかもしれない」
訳の分からないことをつぶやいてみたり。
「いえ、お気遣いはありがたいのですが…」
こちらに気を使ってか、目の前で必死に色んなことを話し続ける樋瀬を制するように声をかける。
犬の臭いはボーセだし、石鹸の臭いは洗い物のだし
太陽の匂いは干してあった布団でついついうたた寝してしまった時の物だろう。
ズバズバ言い当てて来る相手に、恥ずかしさ半分、情けなさ半分と言った感じで止めたのだった。
一緒にいると丸裸にされた気分になってきてしまう。
「え、えと…その、そろそろ…私、寝ないといけませんから、朝早いもので」
バレバレの嘘だったけど、そう言って数歩下がる。
「お、おやすみなさいませ…!」
そのまま逃げるように背を向けて、廊下を足早に自室へと戻っていく。
途中で合流したボーセの顔が何となく冬果をあざ笑っているかのように見えたのは気のせいだろうか?
「誰もお気遣いなさってないからないから、気にしないで、ほんとに」
こちらまで恥ずかしくなって、顔が赤くなったのが自分でも分かった。
でも、そんなふうに彼女の初心なところは嫌いではない。むしろ好きだ。
そう思うと、これから出会うであろうこの屋敷のメイドたちのことが気になって
仕方がなかった。同じ男として、主人が羨ましくもあったのかもしれない。
>「お、おやすみなさいませ…!」
「ああ、おやすみなさい、引き止めてごめん…って、もう行っちゃった」
彼女が消えた廊下の奥をしばし見送ってから、また踵を返して歩き出した。
そうしてぼんやり考え事をしながらふらふらあてどもなく彷徨っていたせいで、
自分の部屋に戻れなくなってしまい、広間のソファで一夜を明かすことになる。
614 :
椿 杏樹:04/04/17 00:16 ID:teY5GTN6
「……。」
目の前の箱入り高級チョコレート(客人のお土産)を食べようかどうしようか、考えている。
「うう〜。でも時間が時間だし、どうしようかなぁ…」
「ええ、そうなの…今からお仕事にいくんですよ。」
受話器ごしに出張中の夫にそう告げると、
「緊張しちゃう…
私にちゃんとできるのかちょっぴり不安…
でも、がんばらなくっちゃ…あなた…私がんばるね。」
澄み渡った快晴の空の下、微笑を浮かべお屋敷に向かって歩き出した。
「ふ〜」
長い渡り廊下の清掃をしながら、
微かに浮かんだ汗をぬぐって息をはく。
「こういう仕事って案外楽しい」
指輪を見つめにっこり微笑む。
「さあぐずぐずしてると日が暮れちゃう。がんばらなくちゃ。」
ほうきを手にとり、また清掃に取り掛かった。
自室で机に向かって書き物をしている。
時折手を止めて顔を上げては、ため息をついてコーヒーを啜る。
カーテンを開け放した窓から外を眺める。まだ夜は明けそうにもない。
「ええそうなの、今日は始めての夜勤なの…
うん…会えないのはさみしいけど…私がんばるね」
出張中の夫にそう告げると、
家の機能的な電話とは違い、なんだかとっても偉そうな意匠が施された受話器を置くと
よく見ると普段の家事で小さな傷がついている指輪を見つめた。
「眠たいけれど…もう少し私がんばるね。」
世話役兼監視役のメイドの目を逃れて、またもや屋敷内をふらふらしている。
正確に言うと、自力で部屋に戻れなくなっただけのことなのだが。
「同じような構造ばっかりでどこがどこだかさっぱり。鍵の掛かったドアもたくさんあるし、どうなってるんだか」
「どうしよう…」
慣れないお屋敷の中、しかもその暗さのせいですっかり道に迷ってしまった。
「なんだかオバケが出てきそう…困ったなぁ…」
涙目で不安げにあたりをみまわしながら、そろりそろりと暗い廊下を歩いていた。
「ここだっけ。いや、違う、ここでもない」
なんとかそのうち見慣れた光景を見つけられるのではないかと、手当たり次第にドアを開けてみる。
そのうちに着替え中のメイドの部屋にぶち当たってしまったりつまみ食いを目撃したり、散々な目に遭って
ようやく自室にたどり着いた。
「いったいどうなってんだか、もう!」
「…ぐすん」
大粒の涙を浮かべながら、今夜泊まる事になっていた部屋を探し歩くと、
ついにそれらしい扉を見つけた。
「確か、こんな扉だったと思うんだけど…違ったらどうしましょう…」
扉の前に立ち、記憶の糸を手繰り寄せる。
「でも…」
間違って他の人がいれば謝ればいい…そう思い、
細い腕に力を込めて重々しいその扉を開けてみた。
頬杖をついて執務に没頭していたが、ふとドアの軋む音に顔を上げる。
「誰だ、ノックもせずに」
そう咎めかけて、向こうにいるのが女性らしいと気づく。
しかし、どうも見覚えのない姿である。
「まあいい。ともかく、入りなさい」
「あ…え?」
扉がを開かれた部屋…
そこは期待していた自分の宿泊部屋ではなく、とても立派な調度品の数々に彩られた部屋だった。
そしてそこに佇む壮年の紳士の姿。
>「まあいい。ともかく、入りなさい」
「あ…はい、し、失礼します。」
その紳士の声に何故か抗う事ができず、導かれるままに部屋に足を踏み入れた。
「あ、あの私先日からここで働かせてもらっている、槙島、槙島奈緒子ともうします。」
ほの暗い室内の明かりの中に女性の姿が浮かび上がる。
顔はよく見えなかったが、先日新しく雇った人妻のメイドに違いないと確信する。
ちょうど仕事の忙しい時期ではあったが、他の男たちが手をつける前に、と思っていたところに
向こうから飛び込んできた幸運にほくそ笑んだ。
「ほう、君が新しく入った…槙島奈緒子、ね。既に執事から報告は受けている。
本来なら私が先に面接を行うところだが、まずはその非礼を詫びておかないとな。
どうもすまなかった」
そこで一旦言葉を切り、机の前に立つ彼女を見上げるように尋ねる。
「で、そろそろ仕事にはもう慣れたかね? いろいろ他とは違うこともあって大変だろうが…」
「あっ…」
目の前の紳士の話に耳を傾けるうちに、
この紳士こそ雇い主である名無しのご主人であることに気がついた。
>どうもすまなかった
どんな人なのだろう?と興味はあったが、
予想していた以上の礼儀正しいその姿勢と迫力に思わず身を硬くしてしまう。
「いえ…こちらこそ挨拶が遅れてしまって…
本来なら私が出向いて挨拶するべきですのに…本当にもうしわけございません。」
深々と頭を下げ、非礼を詫びる。
>で、そろそろ仕事にはもう慣れたかね? いろいろ他とは違うこともあって大変だろうが…」
「そ、それが…まだどんなお仕事をしていいのかもわからない状態なんです。
もっとがんばっていろんなお仕事を覚えないといけないなぁ…って今も思ってたところなんですよ。」
御主人様のやさしい問いかけに、多少緊張がほぐれたのかにっこりと微笑みながらそう答えた。
ぎこちない動作を訝しげに見守っていたが、どうやら落ち着いてきたようで安心する。
(さては私に用ではなかったのか、いったいどうしてここへ? まあ、そんなことはどうでもいいが)
「挨拶だとか仕事だとか、執事には何も聞いてないのか? 他のメイドたちには?
…いや、仕方あるまい、君だけの責任ではないのだからな。私の教育も悪かったのだろう」
後でメイドにたっぷりお仕置きしてやらねば。そう思うけれども、そんなことはおくびにも出さず、
優しい表情で奈緒子に向き合う。
「連中の不始末は私の責任だ、私が仕事を教えよう。それは心配しなくていい。
ところで奈緒子、今日は夜勤だが…新婚では旦那も心配しているのではないか。
いや、既婚だの夜勤ができないだのと制限が多くては仕事も勤まらないのではないかと思うが、
一旦決めた以上はきちんと勤め上げる覚悟があるのだろうな?」
さりげなく奈緒子の旦那への気持ちを確かめてみる。
>優しい表情で奈緒子に向き合う
(やっぱり思っていたとおり、素晴らしい方ですね…)
遅い時間に突然訪れたにもかかわらず、
終始穏やかな表情で語りかけてくる御主人様を見て、そんな事を考える。
>一旦決めた以上はきちんと勤め上げる覚悟があるのだろうな?
「あっ…はい!
廊下をほうきではいたり、綺麗に磨いたり…
お客様に満足していただくよう細心の注意を払っておもてなしをしたり…
とても難しいお仕事ですけど、同時にやりがいもあるんです。
私このお仕事がとっても好きになれそうなんです。
やりがいを見つけたというか、自分の道をみつけたというか…
夫もそんな私を見て、『なんだか前より輝いてる』って言ってくれたんです。
私これからも自分のため、愛するあの人のため、そしてこのお屋敷のためにがんばります。」
御主人様の質問の意図にはまったく気がつかず、愛おしげに指輪を見つめ、嬉しそうに微笑んだ。
(指輪、か…)
一瞬、夫との絆の証である結婚指輪を愛おしそうに見つめる彼女を疎ましく思いかけるが、
なかなか得難い獲物が手に入ったのだと思い直す。
神聖であればあるほど、汚してみたくなるものだ。一体どこまで堕ちてくれるだろう?
「自分と愛するあの人のためならば、この屋敷のことなどどうでも良いなどとは思っていないだろうな?
それではこちらとしても非常に困るのだが… この屋敷のメイドたちはみな、屋敷の中では外のことなど
忘れてしまわねばならないのだ。ただ主人たる私に奉仕する女であれば、ただそれだけでいい」
そこで重い腰を上げ、机を回り込んで奈緒子の肩に手を掛けてまっすぐに視線を合わせる。
「諦めて逃げ帰るなら今のうちだぞ。 …もっとも、契約書には違約金の規定もあるがな」
最後のほうは呟くように言って、口元を歪める。
>屋敷の中では外のことなど忘れてしまわねばならないのだ。
「は、はい…それは勿論です。
私にできるかどうかわかりませんけど、
このお屋敷でお仕事してる間はお屋敷の為に…そして御主人様の為に誠心誠意がんばります。」
やはりお屋敷の仕事をまだ理解していない為、
その返答がどのような事態を引き起こすかということにはまったく気がついていなかった。
>諦めて逃げ帰るなら今のうちだぞ
「えっ!?」
先ほどまでとは違い、重々しく口調を変えた御主人様のその質問に…
そして肩に触れたその手の感触に思わず体を硬くする。
(お客様に非礼があれば、それは自分だけでなく御主人様にも迷惑をかけてしまう…
そのために中途半端な意識ではメイドとして勤まらないのだろう…)
そんな風に考え、覚悟を決めた。
一瞬脳裏に愛する夫の姿が過ぎる。
(あなた…私もがんばります…)
「はい…御主人様。
まだまだ未熟な私ですけど、一生懸命がんばります。
だから…だからここで働かせてください。」
指輪がはまった手をそっと握りしめ御主人様をみあげるとそう答えてしまった。
打って変わって口元を緩め、微笑んでみせる。
「ふふふ…可愛らしいな、奈緒子は。君の努力に期待しているよ。その熱意さえあれば
この屋敷でもきっと良い勉強が出来るだろう」
まずは人を疑うことも覚えないとな。それから旦那以外の男にも尽くすことを、
じっくりとたっぷりと教え込んでやらねばならない。そう心の中で呟いた。
おもむろに机の引き出しの鍵を開け、ファイルを取り出してぱらぱらとめくる。
「まずは…身体計測をしないといけないな。これから制服のオーダーやなにやで必要になるのだが、まだ済んでいないだろう」
そうして別の引き出しからメジャーを取り出し、するするっと引き出して弄ぶ。
「さあ、服を脱いでくれたまえ。…ああ、心配は要らない、ここには私と君しかいないからな」
別の意味での心配は必要なのだが、奈緒子の純粋さに付け込んで説き伏せる。
>ふふふ…可愛らしいな、奈緒子は。君の努力に期待している〜
「はい…これから皆さんにいろんな事を教わって、
早く一人前のメイドとして働けるようがんばります。」
と、嬉しそうに答えたのも束の間、
>さあ、服を脱いでくれたまえ。…ああ、心配は要らない、ここには私と君しかいないからな
「えっ…!?」
突然の言葉に思わずそんな声をあげていた。
(聞き間違いじゃない…でも…)
確かにサイズがすこしあわない今のメイド服は、
体を動かす度にひっかかったり、胸を締め付けたり動きに支障が合った。
きっと御主人様はそんなことを全てお見通しなのだろう…
そう考えたのだが、やはり夫以外の男性の前でその肌を晒す事には抵抗があった。
3サイズなら自分で計れないこともない。できれば席を外して欲しい…
「あの…やはりここで脱がなくてはいけないのですか?」
うっすらと瞳を潤ませながら御主人様を見上げてそう懇願した。
「そうか、ここで脱ぐのが嫌なのか…。まあ、気安く人前で裸身を晒すまいとする気位の高さは
立派なものだ。だがな」
わざと大きく肩を落とし、いかにもガッカリしたかのように溜息をついてみせる。
「その制服は特注の高級品でな、しっかり測らないと美しい君に相応しいものにはならないのだよ。
なにも全裸になれというのではない、下着になってくれれば十分だ」
そこでまた言葉を切り、じっと見つめる。
「それとも、そんなに私のことが信用できないとでも言うのかね? なにかいやらしいことをされるのではないか、
もしもそう疑われるなら…私も甘く見られたものだな。そんな主人の下で働く必要はあるまい、
さっさと荷物をまとめて帰ればいい」
>さっさと荷物をまとめて帰ればいい
「えっ!?あっ…そんなっ!」
せっかく見つけた新しい生活…それを失いたくなかった。
(ごめんなさい御主人様…御主人様は本当に私のことを考えてくださっていたのですね…)
そして、まだお屋敷にはいって間もないにもかかわらず、
そんな自分の事を案じてくれた御主人様の優しさに対し、
自分の事しか考えていなかった…と自虐の念が湧き上がる。
(あなた…ごめんなさい…今だけ、今だけだから…
あなた以外の男性に肌を見せてしまう私をゆるしてください…)
「す、すみません…御主人様…
お願いです…私をここで働かせてください…」
瞳を潤ませ、そう小さく途切れ途切れに呟くと、
身をふるわすほどに湧き上がる羞恥心と闘うように、
ゆっくり、ゆっくりとその手を後手にまわしてエプロンの紐に手をかけ、
そして衣擦れの音をのこしてエプロンが床に落ちた。
「ぬ、脱ぎます…だから…だから私をここに…おいてください…」
羞恥心に白い頬を赤く染めながら、その指先を胸元にかけゆっくりとボタンを外し…
ついにそれまで夫にしか見せたことがないその白い肌を空気に晒した。
「大丈夫だ、心配は要らない。私に従ってくれる可愛いメイドを手放したりするものか!」
しきりに解雇を不安がる奈緒子を安心させるように力説する。
「だから、安心して私の言うことにだけ従っていればいい。それから、執事や他のメイドたちの
言うことも聞いて… でも連中はいたずら好きだからな…まあ、それは心に留めておいてくれ」
優しく言いながらも、自分に服従させようと厳しい言葉をちりばめる。
「君にも家庭があるのなら、なおさら、な…」
そうして奈緒子が下着を残してすっかり服を脱いだところで、感嘆の溜息を漏らした。
恥ずかしげにもじもじと白い肢体を隠そうとする様子もとても新鮮に思われる
「綺麗な身体をしているな…旦那だけになんて勿体無いくらいだ」
そう冗談めかして言うが、もちろん冗談ではない。
一応は身体のあちこちにメジャーを当て、用紙にサイズを書き込みながらも
わずかな光の中で絹のように光り輝くすべすべの肌の感触を楽しみ、偶然を装って
胸や内股に触れてはその瑞々しい弾力を楽しんだ。
「おや? 胸が…ちょっと両腕を上げてみなさい」
そういって有無を言わさず両腕をひねり上げると、すばやくブラを剥ぎ取る。
「乳首が硬くなっているが…もしかして、計測で感じてしまったのか? となればここも…」
片手で器用に両腕の動きを封じて、奈緒子のショーツの中にもう片手を滑り込ませる。
大丈夫だ…そう言ってくれた御主人様の言葉に溜息をつき、
頼りない下着で覆われた胸をほっと撫で下ろす。
>「君にも家庭があるのなら、なおさら、な…」
「えっ…あ…はい…」
夫以外の男性の前で初めて肌を晒した事で、
思考回路がショートしたのか、御主人様の声は耳を通過するのだが、
その意味にまではまったく心がいかなかった。
ただただ、羞恥心から身を守るようにその四肢をもじつかせ、ぼんやりとそう返事する。
>「綺麗な身体をしているな…旦那だけになんて勿体無いくらいだ」
(あなた…ごめん…ね…)
「い、いやです…御主人様そんな事言わないでください…」
それまで夫以外の男性と経験もなく、また肝心の夫との性行為もそれほど多いわけではながった。
その為に、心の中で必死に夫に許しを請い視線から見を守るよう身をよじるその姿が、
逆に男性の心を昂ぶらせる事にまったく気がついてはいなかった。
そしてさらに羞恥心が昂ぶり目を閉じた時…
「…っ!!」
不意に胸に感じた異物感…
瞳を空けたその視界に映った物…
それはブラの隙間に差し込まれた御主人様の手の平…
「えっ…あっ…ご、御主人様っ…いったい!?」
そしてその手のひらは休むことなく、
まるで何度も何度もその体を抱き、その体を知り尽くしているかのように巧みにふくらみを刺激する。
「いやっ…んんっ…
お願いですっ…私には夫かいるんですっ…やめて…んんっ…やめてくださいっ!!」
胸に拡がる快感に身をくねらせ必死にそう抗いの言葉をあげた。
「ほう…夫がいたらどうだというのかね? 私はちっとも構わないが。
しかし、貞操観念のしっかりした女性というのは素晴らしいものだな」
感心したようにそう言って、両腕の拘束は解かないものの、ショーツの中から片手を引き抜いてしまう。
「その分だけ、奪う楽しみも格別だがな」
嘲るようにそう言い放って、空いた手でポケットから手錠を取り出すとすばやく奈緒子の両腕を拘束する。
そうして後ろからのしかかるように抱き抱えて、裸の胸を揉みしだきながらショーツの上から秘処をなぞる。
「素晴らしい…掌に吸い付いてくるような、しっとりとした感触が良いな。いやらしい身体だ…」
耳元に顔を寄せ、息を吹きかけるそうにそう囁く。
>「その分だけ、奪う楽しみも格別だがな」
「いやっ…いやっ…いやぁああっ!!」
必死に抵抗するのだが、勿論男性の力には敵うはずもなく、
あっというまに両手を拘束され、体の自由を奪われてしまう。
「んっ…あっ!いやぁ…いやです…んんんっ…」
(あなた…助けて!!)
敏感な箇所を同時に責められながら心の中で必死にそう助けを請うが、
遠く離れた地に出張に出かけている夫にその声は届かない。
巧みな指の動きに敏感な体がついつい反応し、声が漏れそうになってしまう。
必死に声を漏らすまいと、唇を噛みしめる。
>「素晴らしい…掌に吸い付いてくるような、しっとりとした感触が良いな。いやらしい身体だ…」
「い、いやぁ…そんな事…んんっ…いわないで…んんっくださぃ…あっんんんっ!」
性行為に関しては淡白だった夫とは違い、女性の体を知りつくしたその愛撫…
耳元で甘く囁かれると、今まで感じた事がない感覚が沸き起こり、
抗う心とは裏腹に、いつの間にか敏感なその秘裂からは蜜が溢れ出していた。
「この屋敷で働きたいのだろう? ならば私への奉仕はもちろん、私への来客の接待もしてもらうことになる。
男を喜ばせるために、この素晴らしい身体を持っている君に何が出来るか… それくらいは分かるだろう」
脅すようにそう言って、急に穏やかな声で話し続ける。
「逆に言えば、それさえ出来れば決して悪いようにはしない。生活も家庭も保障しよう。
奈緒子…私は君が正しい選択のできる聡明な女性だと信じている」
なおも愛撫はやめない。
くっきりと割れ目に沿って食い込み、愛液で透き通るほどに濡れたショーツの上から
わざと焦らすような軽い愛撫を続ける。
「そうは言っても身体は素直だな。にちゃにちゃと私の指を汚すこの液体はなんだ?」
時折折り曲げた指をぎゅっと食い込ませたり、またもう片方の手で乳首を捻り上げる。
「忘れなさい、旦那のことは。ここでは、奈緒子、お前は私だけのものだ」
>それくらいは分かるだろう
脳裏につきささる冷酷なその問いかけ…
胸、そして今まで夫以外に触らせた事がないその恥ずかしいその場所で、巧みに這い回るその指先が生むその快感…
「そっ…そんなっ事っ…んっあっ…んんっそんな事できませんっ!」
口ではそう言うのだが、自由を奪われたその肢体は既に今まで味わった事がない未知の快感に反応し、
御主人様の指先の動きにあわせ、声が漏れ、そして体が跳ねるように反応してしまう。
>「忘れなさい、旦那のことは。ここでは、奈緒子、お前は私だけのものだ」
「ああっ…駄目っ…駄目なんですっ…私は…んんっ!…はあぁ…
私は…あっんっ…あの人だけのものなんですっ!!…っんあいやぁっ!」
涙をこぼしながら必死にそう抗うのだが、
乳首に走った擦れるような刺激と共に体が大きく震え…そして跳ねる。
「あなた…どうしよう…どうしよう…
嫌なのに…嫌なのに…あなた以外の人にされてるのに…私の体が…おかしいよう…
おしりを大きくあげたまま上半身を力なく床に預けてながら、微かな声を漏らしていた。
「ふふっ、どうやらまだ女の悦びを知らないようだね…寂しい夜は一人で慰めたりしているのかい?」
薄暗い明かりの中でも真っ白に光るうなじに舌を這わせ、舐めあげる。
この魅力的な女性にこれほどまでに想われる旦那を妬ましく思うが、そう思えば思うほど
自分が奈緒子を屈服させたいというドス黒い野望と股間の逸物ばかりが大きく膨れ上がっていく。
また耳たぶを甘噛みして、そっと囁く。
「気持ち良くなることは悪いことじゃない、もっと力を抜いて楽しみなさい。
なにしろ、メイドの中には、この快楽から逃れられなくなった者もいるくらいだ。
これほどの身体を持て余しているのは、あまりにも勿体無さ過ぎる」
そうして、ズボンの中ではちきれんばかりに硬く膨れ上がる逸物を、奈緒子のきゅっと引き締まった尻に
擦りつける。
「私はほら、この通り…奈緒子が欲しくて堪らないのだよ」
ぱっと身体を離して、机に向かって奈緒子を突き飛ばす。そうしてこちらに尻を突き出した格好で
机に手を突いた奈緒子に後ろからのしかかり、ベルトを緩めると彼女の腰を抱えあげて狙いを定め、
しとどに濡れほそぼった膣内に一気に突き入れていく。
「…っ、キツいな…まだ慣れていないのか…!?」
>「ふふっ、どうやらまだ女の悦びを知らないようだね…寂しい夜は一人で慰めたりしているのかい?」
「そ、そんなこと…してません…」
ぼんやりとした意識の中に響く嘲るようなその問いかけ…
頬を真っ赤に染め反論するが、体験したことがない快感の波の余韻が残るその体は自由が利かず、
ただ小さな声を漏らすのがやっとだった。
>「私はほら、この通り…奈緒子が欲しくて堪らないのだよ」
見慣れた夫の物と同じ物とは思えないほど昂ぶっている御主人様の逸物…
その逸物が夫以外には与えた事がない濡れた純潔につきつけらた。
そして…
「あっ!…いけません…御主人様!!私には夫がっあっんんんっいやぁあ!」
抵抗する間もなく、その逸物の感触…そして熱が…純潔を押し広げ胎内深く埋め込まれた。
「いやぁ…嘘っ…駄目っ…おおき…すぎるっ…んんんっあああっ…」
夫の物をはるかに超越するその逸物の感触が全ての感情を奪い去る。
「あなた…ああ、ごめんなさいっ…駄目っ…駄目なのっ…」
いつしか、逸物が深く突き刺される度に、涙を振りまき、
今までの性行為の中で漏らした事がない声をあげていた。
(さすがに初めてではないようだが、この締め付けは堪らん…)
ゆっくりと大きく腰を使い、逸物の形に合わせて伸縮する奈緒子の秘処の感触を味わう。
「泣きたいなら泣けばいい。気の済むまで泣くといい。いつか涙も出なくなる、
そうして奈緒子は私のものになるのだからな。もう逃がしはしないぞ」
言葉で彼女を責めるたびに、狭い膣内がさらにぎりぎりと締め付けられる。
ほとんど悲鳴とも言っていいような彼女の喘ぎ声と、部屋中に響き渡る卑猥な水音、
性器と性器がぶつかり合う音がさらに快感をもたらして、挿入したままでもぐいぐいと
秘処を押し広げて逸物が充血する。
単調な腰使いに飽きてくると、彼女の両腕を掴み、さらに彼女を快感の高みへと導くべく
突き入れるごとに角度を変えながら、柔肉を掻き分け膣壁を擦りながら奥深くまで挿入する。
「イイぞ…絡み付いてくるようだ、熱くて、キツくて…欲しくてたまらないのだろう?
奈緒子…素晴らしいメイドになれるだろう、努力次第では待遇も良くしてやろう。
そうすれば旦那も喜ぶぞ…新妻のこんなあられもない痴態もしらずに、な」
不敵な笑みを浮かべたまま、激しく短いストロークでピストン運動を繰り返す。
>そうすれば旦那も喜ぶぞ〜
「いやっ…あの人の…あの人の事はいわないでっ…んっ…」
愛する者以外の逸物を純潔に受け入れ、そしてその体を嬲られる…
今までの幸せな生活の中で考えた事もない状況の中で、脳裏に愛する者の姿がフラッシュバックした。
「いやっ…あなたぁ…あなたぁ…」
必死に愛するものを呼ぶが、愛する者からの返答はない。
>新妻のこんなあられもない痴態もしらずに、な
いつの間にか、愛する夫との行為のように
御主人様の逸物が叩きつけられるタイミングを推し量り、それに合わせて腰をくねらせ、逸物を受け入れていた。
必死に今の状況を否定しようとする意識とは正反対に、その体はただ快楽にのみ反応していた。
「そんなこと…いわないでくださっ、私はっ…私はっ…んっ
あの人の…あの人だけのものでっんんん!!
あの人だけのもの…あっ駄目ん…でもいいのぉ…御主人様の、が…ああああぁっ!!」
力の入らないその体に最後の力を込め、
逸物をいとおしげに包み込んだまま体を反転させると、そのまま両手を御主人様の首に廻しつよく抱きしめる。
(あなた…あなた…ごめんなさい…
いっかいだけ…いっかいだけ私あなたをうらぎってしまいます)
「あああお願い…お願いですっ…
私おかしくなりそうなんです…お願い…お願い…御主人様ぁああ!!」
厚い胸板に柔らかなふくらみがつぶれるほどに抱きしめ、御主人様の唇に自らの唇をあわせてしまう。
脳裏の中の夫の姿がぼやけ…その視界の先には御主人様の姿が映っていた。
急に積極的になった奈緒子に少し驚いたものの、深い満足感を覚える。
「よしよし、まだまだたっぷりと可愛がってやろう。
く…っ、綺麗だ…ほら、繋がっているところがよく見えるぞ。ぱっくりと私のモノを咥え込んで離さない、
奈緒子の可愛らしいオマ○コがな…」
奈緒子の秘処から溢れた愛液が絨毯に滴り落ちて黒々とした染みを作り、結合部からは白く泡立った
二人の体液が陰毛に絡み付いて、腰を突き入れるたびに弾け飛んではいやらしい音を立てた。
奈緒子の柔肉の締め付けに、言葉で責めるどころか、ともすれば声が漏れてしまいそうになるのを
こらえるのに必死だった。奈緒子の愛らしい嬌声に導かれて軽く意識が飛びそうになり、
あっという間のような、また無限とも思えるような時が流れたが、確実に限界が近づいていた。
「くっ…そんなに締め付けたら、もう出てしまうぞ…
…そうか、そんなに私のが良いと言うのなら、ご褒美に中で出してやろう」
呻くようにそう告げると、がっしりと奈緒子の腰を抱え上げ、さらに動きを激しくしていく。
>…そうか、そんなに私のが良いと言うのなら、ご褒美に中で出してやろう」
「いやっ…んんっ…あっ!…ああ…んっ駄目っ…
でも…でも…おかしいの…今日の私おかしいのっ…」
抗う気持ちと深い快感を求める気持ち…相反する感情が脳裏の中でせめぎあい…
脳裏の中で御主人様と愛する夫の姿が交互にフラッシュバックする。
「ああっあなたっもう駄目!!私もう駄目なんですぅ!!
いやっ…御主人様…奈緒子…奈緒子駄目なんですっ!あっんんんんんんっ!!」
快楽を深く感じようと体が意識を超越し、
両手で、くちびるで、純潔で…御主人様を受け入れようと力がこもる。
「あっ駄目…もう…もう駄目ですぅ…っ!!」
首に回した手に力が篭り、愛する者以外を受け入れ悲哀の涙を流している純潔がわななくように蠢き、
逸物が深々とつきたてられた瞬間…
背中を逸らし体が跳ね上がる…
そしてその意識が白くぼんやりと薄れていった……
「…おかしい? 駄目だって? おかしくもないし駄目でもないさ、これが本来あるべき姿なのだからな。
ふふふ、素敵だよ奈緒子。今の君はとても…美しい」
逸物から伝わる奈緒子の熱が全身に広がり、不思議なくらいに温かい気持ちになった。
それと同時に、彼女への激しい支配欲に囚われてしまう。
必死で快感に耐える彼女の顔を、ふるふると小刻みに揺れるほんのり赤らんだ胸、うっすらと
汗ばんだ肌を見つめていると、否応なしに股間の逸物に血液が流れ込み、そのために
軽い眩暈すら覚えるほどだった。
「さあ、奈緒子のいやらしい身体に、私を刻み付けてやろう…しっかり受け止めろっ!」
限界まで膨れ上がったその瞬間、ぐいと奈緒子の腰をひきつけて股間を密着させた。
射精が始まると同時に全身の力が抜けてしまい、机に寝転んだ彼女に覆いかぶさるように倒れこんだ。
そのまま彼女の膣内でどくどくと脈打ち、大量の白濁液が注ぎ込まれ、やがて結合部から溢れだす。
背中に食い込んだ彼女の爪の痛みすら、心地良いと感じられるほどであった。
心地良い疲労感を覚えながら、ゆっくりと、しかし深く、奈緒子の形の良い唇を貪った。
やがて名残惜しそうに唇を離し、意識を失くした奈緒子の華奢な身体を抱き上げる。
「今日は…泊まりか。それならば続きは彼女の部屋で出来るな…」
そうして、静かに執務室を後にした。
明るい日差しが窓から差し込み、
その表情を窓からのびた日光が照らし出す。
白い肌に残った赤い傷跡…1人取り残された部屋の中で、
先ほどまでの痕跡が生々しい自分の肌をぼんやりとみつめながら、嗚咽を漏らす。
「どうしよう、あなた…私汚れ…ちゃった?」
いつしか、そこにはいない誰かに問い掛けるように視線が空を彷徨っていた。
書庫の掃除をしている。
「少し人手が足りなくなったから、細かいところのお掃除も滞ってるみたいね…」
ふうっと息を吹きかけながら古い本の埃を、手で払ったりしている。
「最近、よく誰も知らないうちにお掃除されてる場所がありますけれど……?」
一日の終わりのチェックをしながら首を傾げている。
654 :
椿 杏樹:04/04/20 00:01 ID:61yzWIQn
ソファの下を覗き込んだりして、何やら探し物をしている。
「…あっ!な、なんでもないんです!ほんとほんと。
大丈夫、おやすみなさいっ」
(まさかパンダの指人形なくしました、なんてさすがに…。
言えない…かも…)
「じゃあ最後は玄関の戸締りですわね」
ファイルボードの用紙にチェックを入れながら玄関へ向かう。
「…みぃつけた」
グロスで濡れた唇に笑みを浮かべ、付け爪をつけた指で呼び鈴を押す。
ブランドカバンを持ち、化粧っ気が強く、流行の服装に身を包んでいる。
>>656 玄関までくるとタイミングよく呼び鈴がなる。
「はい、こんばんは」
早速扉を開けると、意外にも派手めな少女が立っている。
「?」
僅かに首を傾げるも、すぐに笑顔を見せる。
「まずは中へどうぞ……当家に何か御用ですか?」
「新しくメイドさんが入ったおかげで仕事は楽になったけど、先輩としての責任は重くなるわよね」
朝から鼻水が止まらないので処方してもらった風邪薬のビンを恨めしげに見つめる。
「なのにどうして寝過ごしちゃったんだか…」
>>657 突然メイドが出てくるので驚く。
「え?あー、あのね。当家?には用ないの、全然。実はぁ」
カバンから雑誌を取り出し、ページをめくったままの状態を瑞葉に見せる。
瀬名が写っている箇所を指差し
「こいつ。」
「ここにいない?あたし会いたいの、ちょっと呼んできてぇー」
腕組みをし、サンダルのヒールをカツッと鳴らす。
>>659 >当家?には用ないの、全然。
「は、はあ」
気圧されながら相槌を打つ。
>こいつ。ここにいない?あたし会いたいの
「? 瀬名様に、ですの?」
写真を見た途端に顔が曇る。
「確かにいらっしゃいますけれど……失礼ですが、
どのようなご関係でいらして、どのようなご用件ですの?」
多少口調がキツくなっていたり。
>>660 目の前のメイドが自分の使用人であるかの如く振舞っている。
>どのようなご関係でいらして、どのようなご用件ですの?
「…知りたい?気になるんだ。へぇー」
意地悪そうな微笑を浮かべると、瑞葉の頬に手で触れる。
「用件言わないと通してくれないの?お手伝いさんでしょー、ほら。
お茶出すとかケーキ出すとかしてよねぇ」
しかも、メイドと家政婦を何気にごっちゃにしているようである。
「知り合いよ、知り合い。ま、知り合いっつっても彼女ではあるけど」
「瀬名のヤツね、バレンタインにチョコ送ったのに全然お返しこないんだもん。
だからこうして時間かけて、あたしから会いにきてやったってわけ。わかった?」
>>661 頬に触れる手からぷいっと顔を逸らす。
「本当なら用件の分からない方を御屋敷に入れたりはしませんわ。
瀬名様のお知り合いみたいですから、特別です」
不承不承、客間に案内する。
「それと、私はお手伝いさんではなくて、メイドですから」
>知り合いっつっても彼女ではあるけど〜バレンタインにチョコ送った
「!?」
驚愕の表情でマジマジと少女の顔を見る。
が、その顔に段々と勝ち誇ったような色が浮かび始める。
「……お返しいただけなかったのに“彼女”ですの?
私はいただけましたけれど」
それだけ言うと客間を出て、間もなくお茶とお菓子を手に戻ってくる。
もっとも、明らかにペットボトルから注いだ緑茶と、
皮肉のつもりなのか、チョコレートだったりするのだが。
「ではこちらをご自由にどうぞ」
>>662 「ありがとー!わーチョコじゃない。いっただきまぁーす♪」
瑞葉の皮肉に気付かず、嬉しげにチョコをつまむ。
>……お返しいただけなかったのに“彼女”〜
足を組んで座っていたが、その言葉に一瞬止まり瑞葉をじろり、と見つめる。が
「あなた貰ったんだ。あーでもそれは義理なの義理。ド義理!
いい?ホントの愛は、物では表せないもの!なのよ」
ホワイトデーの催促をしていた割にはそんな事を言い、手をひらひらさせる。
底抜けのポジティブ気質でもあるらしい。
「ていうかなんでそんなに突っかかるのよー。お手伝いさんって言ったのは謝るからさぁ。
ゴメン、仲良くしてよ、ね?」
「ちぇ。それにしても瀬名ってばモテるんだ。ヤバイちびっと心配になってきちった」
チョコのついた指をぺろっと舐める。
「あなたみたいなのにも惚れられてるんだもんね。
大人しそうに見えて、もう何度も抱かれてたりして…」
不意に立ち上がりそのままの手で、瑞葉の両胸を戯れに掴む。
>>663 皮肉も通じず、都合のいいようにコロコロ変わる
相手の論理に翻弄され、口を尖らせたまま側に佇んでいる。
>ゴメン、仲良くしてよ、ね?
「え? ええ……」
不意をつかれて、ついコクリと頷いてしまう。
すぐに内心で後悔するのだが。
>大人しそうに見えて、もう何度も抱かれてたりして…
「んぁっ……! や、やめて下さいっ!」
胸を掴んだ手を振り払い、両腕で庇うようにして逃れる。
「……瀬名様以外に、触られたくありませんわ」
対抗意識もあってか、咄嗟にそんな言葉を口にしてしまう。
>>664 >……瀬名様以外に、触られたくありませんわ
「ふーん。でもね」
瑞葉を壁に押し付けて、首元に唇を近づけるようにして瑞葉を見上げる。
「その『瀬名様』をオトナにしてあげたのは、あたしなんだけどなぁ。
あたしが昔に色々手取り足取り教えてあげなきゃ、
あなただって触られなかったかもよ」
エプロンを乱して少々強引に手を突っ込み、爪で引っかくように乳房を揉む。
「こことかぁ…。どう?」
表情は面白がるようにニヤニヤ微笑んでいる。
「さっきから安っちいもてなしばっかりして、意地悪する悪いメイドには…。
決めた。御仕置きしちゃおっと」
瑞葉の両手を彼女の頭上に上げ、自分のスカートに巻き付いていたベルトで縛ると
壁に丁度ついていた上着掛け用フックに固定する。
「うふん」
>>665 >その『瀬名様』をオトナにしてあげたのは、あたしなんだけどなぁ。
「!」
ぐっと言葉に詰まってしまう。
「……う、うそ……ですわ、そんなの……い、たぁっ……」
乳房に爪が立てられるたびに顔をしかめて、身をよじらせる。
>御仕置きしちゃおっと
「え? ああっ!」
たちまち拘束されてしまい、慌てて抵抗を試みるも、ムダに終わる。
「は、放してくださいっ! 人を呼びますわよ!?」
そして本当に瀬名を呼ぼうと、すぅっと息を吸い込む。
>>666 >人を呼びますわよ!?
「だから最初っから瀬名呼んでって言ってたのにぃ。あなたが言う事聞かないんじゃない。
あ、でももうこんな時間じゃ寝てるかもかぁ」
瑞葉のスカートの裾をめくり上げ、腕を拘束しているベルトに布地を挟むようにし
下着まで見えるような格好にする。
その状態で一旦離れ、バッグの中を漁るとメモに何か走り書きをする。
「これでいいや。…よいしょっと」
再び瑞葉に近づき、メイド服の胸元に軽く力を入れて、ぴりっと裂き
ブラが露になった胸の谷間に、そのメモを挟む。
「これあたしの家の番号ね。1人暮らし始めたから遊びに来てーって伝えといて。
ほんとは夜這いでもしたいけど、今日はこれで帰るから」
口の端でまた微笑を浮かべ、最後に小さな香水をシュッと瑞葉に一吹きして
彼女をそのままにドアの方へと歩き出す。
「だってあたしが彼女だもん。今じゃなくてもまあ、いつでも会えるわよね」
最初から最後まで挑戦的だが、本人に悪気はない。たぶん。
>>667 >だから最初っから瀬名呼んでって言ってたのにぃ
またも言葉につまって、結局声をだすことは出来なくなる。
そうこうするうちに、さらにあられもない格好にされてしまう。
「……もう、いやっ! 早く帰って……帰ってくださいっ」
胸にメモを挟まれ、言伝までされて
惨めさのあまり涙までこぼしながら睨む。
>だってあたしが彼女だもん
「う……ぐすっ、ひくっ……ま、待って、これ、解いていって下さいっ!」
だだをこねるように身体をばたつかせて
ぐずりながらも引きとめようとする。
>>668の10分後くらい。
「…!な、何やってんの瑞葉さん。なんか怖い客でも来たとか…!?」
通りがかった客間で物音がするので覗いてみると、瑞葉があられもない格好で
縛られているので、慌てて解いてやる。
「あーあ…容赦ないなあ。手首に跡ついてるし。
ほらほどけた、よしよし。……ってこれ!!」
溜息をつきながら頭を撫でてやったりするが、そのすぐ後見つけたチエのメモを見て
どことなく瑞葉の視線が鋭いような気がし、妙に気まずい感じになる。
「……。ご、ごめんなさい……。こんなメモ速攻捨てます、はい…」
>>669 瀬名に拘束を解いてもらっている間中、
どこか身体を強張らせていて、
頭を撫でられても抱きついたりはしない。
>こんなメモ速攻捨てます、はい…
「…………」
無言で瀬名の手からメモを取ると、手の中でクシャクシャに丸め、
そのままゴミ箱まで持っていく。
「……わ、私だって、瀬名様が初めての方じゃないですけれど……でもっ!」
癇癪でも起こしたように叫ぶと、震えながら大粒の涙をポロポロこぼし、
瀬名を置き去りにしたまま部屋を出る。
通りすがりにソファに置いてあったクッションを
床に叩きつけてから。
「あー…あっちいなぁ」
娯楽室のソファに腰掛け、胸元をはだけてパタパタやっている。
こんな時だけは、自分の露出の多いメイド服がありがたい。
コンコン!屋敷の扉をノックする。
(あれ〜?留守なのかな・・・?)
もう一度ノックするが人が出てくる気配はない。
(全く、メイドさんはどーしたのよ。メイドの面接受けに来たとはいえ
一応今はお客よ!ちゃんと働いてよね、もう!)
扉の前に座り込み、気付いてもらうのを待つ。
いつものように自室に引きこもって読書をしていたところで、ふとノックの音が聞こえたような気がした。
「はーい、鍵は開いて…あれ、なんだか音が遠いような」
しばらく待ってみるが、誰も出る様子はない。もう一度ノックの音。
慌てて立ち上がり、スカートの裾に引っ掛かってすっころびそうになりながらも玄関へ出る。
「申し訳ございません、お待たせしました…」
「あ!こんにちは!!」
いきなり扉が開いたので驚き、どもりながら用件を述べる。
「あ・・・あの、面接に来たんですけど・・・」
まだ、完全には安心しきっていないのか、廊下に出るのに少しだけ
扉を開けて廊下の様子を覗いている。
「大丈夫かなぁ?きてないよねぇ」
「はじめまして、ようこそいらっしゃいました」
(あら…女性? 一体どうしたのかしら、一人で…)
特に来客があるとは聞いていなかったので、怪訝そうに彼女の顔を見つめる。
「面接、というのは、こちらで働きたいということでしょうか?
分かりました、どうぞお入りください。ただいま主人に取次ぎますね」
ほっとして、彼女を応接間へと案内する。
「あっ有難う御座います!お願します。」
(はぁ…人がいてよかったぁ…)
緊張しながら白河の後をついて行く。
680 :
椿 杏樹:04/04/22 23:42 ID:vlDLiZFt
「勝手口よし、窓は大体閉めたかな。うん。
それにしても今日暑かったなあ〜…半袖、そろそろ用意してもらわなくちゃ」
戸締りを終えて鍵の束を戻しに行く。
>>679 「どうぞお掛けください。お気楽になさってかまいませんよ」
亜依の初初しさに、自分がこの屋敷に来たときのことを思い出して懐かしくなる。
「紅茶で宜しかったでしょうか、どうぞ。
主人はただいま執務中のようですので、しばらくお待ちくださいませ」
そう言って部屋を出てゆく。
「そ〜っと・・・」
しばらくキョロキョロしながらようやく廊下に足を踏み出す。
セーラー服姿で忍び足なのはやっぱり怪しさ満点だったりする。
>紅茶で宜しかったでしょうか、どうぞ。
「お…お構いなく!」
>主人はただいま執務中のようですので、しばらくお待ちくださいま
「わかりました。ありがとうございました!」
白河が出て行き扉が閉まると、とりあえずほっと溜息をつく。
「お腹……空きましたわ」
ここ数日、特定のある人物の作った食事だけ
一切手をつけていなかったのだが、今日はそれが夕飯だったため、
空腹に耐えかねて、こっそりと厨房へ向かう。
685 :
ボーセ:04/04/22 23:58 ID:xxfnnQL/
階段脇で尻尾を垂らして寝ていたが、嗅ぎ慣れない匂いに気づいて起きる。
用心深く、くんくん匂いを辿っていくと
いつも見覚えのあるメイドが見慣れない相手を招き入れているところに出くわした。
取り敢えず害はなさそうだと判断して、また廊下に寝っ転がりに戻っていく。
>>683 執務中に邪魔をするノックの音に眉を顰めたが、貴子から事情を聞くとニヤニヤしながら応接間へ向かう。
貴子を下がらせると、テーブルを挟んで亜依と一対一で向かい合う。
「よく来てくれたね。ちょうど人手が足りなくて困っていたところだ。
君ならすぐにでも採用…と言いたいところだが、念のため履歴書か何か見せてくれないか。
なければ、口頭で話してくれてもいい。大丈夫だとは思うが、万一ごたごたがあるとマズいのでな」
長い廊下をそーっと歩き曲がり角を曲がると、大きな犬にびっくりして
尻餅を付いてしまう。
「きゃ〜〜
いったぁい〜」
688 :
椿 杏樹:04/04/23 00:04 ID:8a+NlFLP
「あら?」
こんな時間に厨房にいる
>>684の瑞葉を見つけ、不思議そうに声をかける。
「ねえねえどうしたの〜。今頃ごはん?ですか?」
689 :
椿 杏樹:04/04/23 00:06 ID:8a+NlFLP
※
>>688 鍋でお湯を沸かしていると、声がかけられる。
>ねえねえどうしたの〜。今頃ごはん?ですか?
「杏樹さん? え、ええ……お夕食、いただきませんでしたから」
動揺を見せないように心がけながら答えると、
手元のカップめんの蓋をあけ、まるごと鍋に放り込むという荒業を見せる。
>念のため履歴書か何か見せてくれないか。なければ、口頭で話してくれてもいい
「あ、すみません。履歴書は持ってきてなくて…。
えっと、今18歳で、高校卒業したばかりです!大学に行くよりは働きたいと思って
仕事探してたんですけど、コレといったものはみつからなくて…。
でも私、他人のお世話したりするのが好きなので、メイドだ!って思ったんです。
・・・こんな単純な理由じゃ駄目ですか・・・?」
693 :
ボーセ:04/04/23 00:14 ID:6vL3UbO4
>>687 尻餅をついている絵理を顔だけ向けて確認し
起き上がると遠慮なく顔を近づけて、くんくんと顔やら胸やら匂いをかぎ始める。
>>692 「なるほど、18か…」
亜依が答える前にかすかに躊躇ったのが気になったが、今は敢えて突っ込む必要もないだろうと判断した。
「いや、理由などどうでもよい…そう言うと悪いかもしれないが、大事なのは
ここで一生懸命に働く覚悟があるかどうかだ。仕事を放り出して逃げ出したりされても困るのでな」
そういいながら、値踏みするように亜依の身体にねっとりとした視線を送る。
>ここで一生懸命に働く覚悟があるかどうかだ
「もちろんです!採用していただければ一生懸命働きます!」
>>695 「よし分かった、ならば採用しよう。その熱意に見合う、立派な働きをしてくれると期待しているよ」
優しく微笑みかけると、ぱちんと指を鳴らしてメイドに制服を持ってこさせる。
「それでは、早速だがその制服を着てみてくれたまえ。もちろんここでだ」
>>693 「あ、あ、わんちゃん…ダ、ダメだって…」
大きなボーセにビビリまくっている。
「ね、私おいしくないからぁぁ」
食べられるとでも思っているのだろうか?
尻餅を付いたまま、逃げようとするが立ち上がれずズルズルと
尺取虫のように後ずさりする。
698 :
椿 杏樹:04/04/23 00:20 ID:8a+NlFLP
>>690 「そうなの?瑞葉さんも忙しかったんですかー。春でお客様も多いから……きゃ!
…なっ、何してるの〜!?」
カップ麺を鍋に放り込んだ瑞葉に驚いて、駆け寄る。
「ああん、違いますよー。これはこうしてね、あつっ…中身だけお鍋に入れるんですよ、ほら」
一旦ガスを止め、カップ麺の
中途半端にふやけた中身をかき出して鍋に箸で入れる。
「私作った事ないですけど、たぶんこれで合ってるはずです〜」
にこっと笑い、箸を瑞葉に手渡す。
>早速だがその制服を着てみてくれたまえ。もちろんここでだ
「わかりました!それじゃぁ、えと…御主人様…は少し外で待ってて頂けますか?
すぐ着替えますので」
>>698 >忙しかったんですかー
「ま、まあ……そうですかしら」
と、妙に歯切れの悪い返事。
>違いますよー。これはこうしてね〜
「ふえ? そ、そうなんですの? 私、作ったことがなくて……
ありがとうございます、杏樹さん」
箸を受け取って、ぎこちなく微笑む。
「ええと、じゃあ次は調味料を……」
コショウやら塩やらをゴソゴソ漁りだす。
>>699 「いや、ここで待たせてもらおう。主人として、君の事は隅から隅まで知っておかねばならないからな。
大丈夫だ、君はスタイルも良さそうだし肌も綺麗だ、照れることなどない」
優しい笑顔を浮かべたまま、そう言ってのける。
「それとも…さっそく私を除け者扱いしたいのかね? そうなればこちらとしても考え直さねばならんが…」
702 :
ボーセ:04/04/23 00:28 ID:6vL3UbO4
>694
鼻ヅラを押しつけるようにして、絵理の体のアチコチの匂いを嗅いでいく。
脅えるような相手の態度に、自分の立場が上とみたか
調子に乗って、後ずさる動きにも追いつめるようにしてついていく。
やがて壁と挟むようにして絵理を前足で押さえつけ、完全にのし掛かって
匂いを嗅いだり、舌で顔や首を舐め回したりし始める。
>>701 「へ!?でも…それって…。だって服ぬぐんですよ…?そんなはずかし・・・」
>それとも…さっそく私を除け者扱いしたいのかね? そうなればこちらとしても考え直さねばならんが…
(!?それは困る・・・!…まぁ・・・減るもんじゃないし・・・///)
「…わかりました・・・。」
顔を真っ赤にしながら一枚一枚脱いでいく。
>>703 「そうそう、それでいい。その恥らう姿もまた美しいぞ」
満足そうに頷いて、どっかりとソファに掛けなおす。
「意外に着痩せするのではないか、想像したよりもずっとよい身体だ…
そのような魅力的な身体では、きっと男たちが放っておかないだろう。
そちらのほうの経験もあるのかな?」
優雅なしぐさで紅茶を啜りなら、無邪気にセクハラを楽しむ。
>>702 「ひやぁぁ……や、やめて……」
顔やら首を這い回るボーセの舌に歯をがたがたと鳴らして
恐怖している。
「ダメ……そんなにされちゃうとぅ……」
706 :
椿 杏樹:04/04/23 00:36 ID:8a+NlFLP
>>700 瀬名と瑞葉の仲が微妙に気まずくなっているのを知らない為、
若干疲れたような返事も、多忙のせいだとすっかり思い込んでいる様子。
「瑞葉さんは、疲れてても瀬名くんに癒してもらえて良いなあ。
なんか割り込めないって感じするもの」
>ええと、じゃあ次は調味料を……
「うん、私も手伝いますね」
お姉さんぶって、隣で(本当はわからないくせに)調味料を適当に背伸びして
棚から取る。
「ん、しょ…。調味料…コックさんの使うものって、知らない名前ばっかりだなぁ。
私が知ってる名前これしかないみたい。いっか」
七味の瓶を逆さにして鍋の上で振るが、勢いよく振りすぎて蓋が外れ
「あ。」
鍋の中が唐辛子で真っ赤になってしまう。
「……ド、ドンマイドンマイですよ!ね」
>>704 なるべくさりげなく隠しながら着替える。
>そちらのほうの経験もあるのかな?
「なっ…!!////」
(なんでそんな事聞くのよ!///でもちゃんとしないとクビ・・・!)
「そりゃ…一応彼氏…いますから…。」
>>706 >瀬名くんに癒してもらえて良いなあ
「そんなこと……多分、迷惑なんだと思いますし」
数日前にやってきた少女のことを思い出す。
「……杏樹さんだって、飯塚さんと仲良くなさってたじゃないですか」
>あ。
「うえっ!?」
真っ赤になった鍋を見て、クラリとなる。
「ど、どうしましょう、私……辛いのダメなんですわ。
あの、よく皆さんが食べてらっしゃるスナックとかも……」
泣きそうな顔で杏樹の方を見る。
>>707 「ほう…経験済みか」
わざと驚いたように反応する。驚くというよりもガッカリしたのだが、そんなことはおくびにも出さない。
(まったく最近の若い者は乱れておる…私の若い頃などみな処女だったものだが…)
ただの処女キラーだった自分のことはこれっぽっちも反省しない。
「この屋敷のメイドたちは住み込みで働いている者ばかりなのだが、君はどうするね?
その彼氏とやらには、ここに勤めることを話してあるのか?」
矢継ぎ早に質問しながら、早く着替えるように顎でしゃくって見せる。
710 :
ボーセ:04/04/23 00:44 ID:6vL3UbO4
顔や胸元を舐め回していたが、ふっと思いついたように体を引き、スカートの前に首をもたげる。
そして、絵理の足の根本に狙いを付けたように、鼻ヅラをスカートの中に侵入させ、ぐいぐいと押しつけていく。
>>710 身を堅くしてボーセの攻撃をかわそうとするのだが、とうとう
スカートの中に鼻が侵入してくる。
「ぎやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
とてつもなく大きな声で叫んだかと思うと、力いっぱいボーセを
蹴り上げる。
ふと気づくと、廊下のはるか向こうに白いふわふわな塊が…
手足をぴくぴくとさせていた。
猛ダッシュでその場から立ち去ると医務室に逃げ込み
窓の外を眺めていた三条に抱きつき
「先生怖かったよぅ〜〜〜」と泣きじゃくりつづけた。
712 :
椿 杏樹:04/04/23 00:55 ID:8a+NlFLP
>>708 「!ええ、なんで迷惑なの〜。そんなの全然、思ってないですよ。たぶん。
今日見たけどすごーく落ち込んでましたよー。
あのね。もし何かあったんだったら、私でよければいつでもお話ききますから――」
>……杏樹さんだって〜
一瞬きょとんとして黙るが、
「がんばってね」
話題をスルーして瑞葉の手をぎゅっと握る。
「辛いのダメなの?まあ大変だわ、じゃあえーと…。
そうだ!この前TVでね、カレー食べた時に牛乳飲むと辛いのが弱まるとか
やってたような気が…。牛乳入れたら?いいんじゃないのかしら」
ぱたぱたと冷蔵庫から牛乳を取り出し、パックから鍋に注ぐ。
七味が浮いて、鍋の中はなんとも言い難い状態である。
「……(どうしましょう、とてつもなくまずそうだわ…)」
>>712 >すごーく落ち込んでましたよー
「…………」
無言のままだが、内心では「私がムリヤリにメモを捨てたりしたから?」
などと疑心暗鬼中。
>がんばってね
「あ、ありがとうございます」
飯塚の話をスルーされたので、何かマズかったのかとたじろいでしまう。
>牛乳入れたら?
「そ、それはいくらなんでも! あ……」
鍋の中を覗いて絶句。
「……作り直し……しましょうか、杏樹さん。
カップ焼きそばもあるみたいですし」
714 :
ボーセ:04/04/23 01:01 ID:6vL3UbO4
>>711 …………
蹴り上げられた後、暫く廊下に仰向けで転がり痙攣しているが
絵理が走り去って行くのを待っていたかのように
その姿が見えなくなると、足音の消えた方向に首だけ向けて痙攣を止める。
そして何事もなかったかのようにむくりと起きあがり、廊下の隅に移動して
一度だけ、口の周りをベロリと舐め回してから
また廊下に寝そべった。
715 :
椿 杏樹:04/04/23 01:15 ID:8a+NlFLP
>>713 瑞葉の表情や黙り込む姿を見て、どことなく雰囲気が変なのにやっと気付く。
(ふぅん。仲良しだと思ってても、色々あるものなのね)
ドロドロの鍋の中身を捨てながら瑞葉の背後にある炊飯器を指差し
「うーん、また失敗しちゃいそうだし…カップ焼きそばよりも、おにぎりにしません?
私、今度はおいしいの作りますから。そこに座って待ってて〜」
苦笑しつつ言う。
「料理が下手とかではないのを、瑞葉さんに知ってもらわなきゃ。私寝れないもん」
張り切って腕まくりをし、テーブルで瑞葉を待たせて
ラップを使っておにぎりを作り始める。
「♪〜♪〜」
が。
見た目はそこそこ上手に作るものの、またもや大量に作りすぎて余らせてしまう。
>>715 「あ、私も手伝いますわ」
と、手を出しかけるが、結局座らされてしまう。
「ごめんなさい、私がお腹すいていただけですのに……」
すまなさそうに杏樹の手際を見守っているが、
だんだんとその目が丸く見開かれていく。
(作りすぎ……のような?)
結局残りは次の日、とある人の前でこれ見よがしに食べることになるのだが。
「もう遅い、今日は泊まって行きなさい」
客用のベッドに亜依を横たえると、静かに廊下へ出てドアを閉めた。
「お楽しみはまた後日…というのも悪くはあるまい」
ニヤリと笑って自室へと戻る。
720 :
:04/04/23 23:17 ID:T2/4cSvB
722 :
:04/04/23 23:21 ID:T2/4cSvB
724 :
:04/04/23 23:24 ID:T2/4cSvB
「……はぁ」
目をつむると先日の御主人様との行為が脳裏によぎってしまう。
夫が長期の出張の為、泣きはらしたその目を見られなかった事だけが幸いだった。
次の日、みんなの前では気丈に振舞っていたのだが…内心、夫を裏切った罪悪感に胸を刺される思いだった。
「あなたどうしよう…」
薄暗いお屋敷の廊下をとぼとぼと歩いていた。
728 :
高坂 真:04/04/23 23:38 ID:Zgp6s0Sk
「・・・はぁ」
屋敷の扉の前に立っていた。
それにしてもバカでかい屋敷だ。
一瞬、本当にこの扉をたたいてしまっていいものか迷ったが、
「なんで、こんなことで迷ってんだよ・・・」
やがて扉をそっとたたいた。
コンコン
(あーあ、たたいちゃったよ・・・)
もう、後戻りはできない。そんな感じ課した。
そして俺は、その扉が開かれるのを待つ。
「こんな時間に、いったいどなたかしら…?」
静まり返ったお屋敷のホールに響くノックの音。
(どろぼーさんじゃありませんように…)
一瞬躊躇ったものの、すこし不安げな表情を浮かべながら、静かに扉を開く。
扉の向うにいるのは泥棒…ではないようだ。
「なにか御用ですか…?」
すこし怯えたようにそう尋ねた。
730 :
高坂 真:04/04/23 23:45 ID:Zgp6s0Sk
731 :
椿 杏樹:04/04/23 23:50 ID:+yzysvzb
「うん、そんなに気にしないようにします。ありがとう〜」
仕事でミスをしてかなり落ち込んでいたのを、みかさに慰められたらしく
彼女の部屋から出てくる。
「……よっし、がんばるぞう。」
732 :
高坂 真:04/04/23 23:54 ID:Zgp6s0Sk
しばらくして、ドアがそっと開かれる。
>なにか御用ですか…?
少しおびえたような感じで扉の向こうから女性が姿をあらわした。
こんな時間だしな・・・まあ、しょうがねぇといえばしょうがねぇ。
「あー、えーっと・・・主人は不在か?」
思わず言葉がしどろもどろになる。・・・もっとどうどうとしろっての。
目の前にはどう考えても年上の女性。・・・少しは敬語を使えよ、俺。
自分にセルフ突込みをしつつ、女性にわかるように軽く事情を説明した。
「その・・・うちのじーさんからの紹介でここに下宿させてもらいにきたんだが。
・・・・いちおー、ここにも紹介状がある」
俺は封筒を軽く持ち上げ女性に見せた。
>俺は封筒を軽く持ち上げ女性に見せた。
「えっ紹介状…ですか?」
掲げられたその封筒に大きな瞳をまじまじと向ける…
がまだお屋敷に勤めて間もない身でその真偽のほどはわからない。
誰か他の者に聞いた方が早そうだと判断して、お屋敷の中に再び戻ろうとしたところで、
不意に扉の方を向き直る。
「まだ暖かくなってきたといっても…夜の間は冷えますし、
少しの間こちらの方にお入りになってお待ちください。」
微笑みながら、彼に近づき足元に置かれた彼の荷物を手にとった。
734 :
高坂 真:04/04/24 00:14 ID:K29d7yDV
>まだ暖かくなってきたといっても…夜の間は冷えますし、
少しの間こちらの方にお入りになってお待ちください。
「あ・・・ああ。」
女性に微笑まれ、ドキリとしてしまう。少し顔が熱くなった。
・・・あー、やっぱり女って言うのは少し苦手だ。
なんていうか・・・ふわふわしてて、すぐ壊れそうで。
何より、よくわからん。
>微笑みながら、彼に近づき足元に置かれた彼の荷物を手にとった。
「あ、悪ぃ・・・です。自分で持つ・・ですから」
年上の女性にタメ口を利くのは・・・と自制心が働くが、変な敬語になってしまう。
それが恥ずかしくて、慌てて自分の荷物に手を伸ばした。
「いえいえ、遠慮なさらずに…」
顔を赤くした彼の姿が妙に微笑ましい。
「本当にいいんですよ。こういうのも私のお仕事ですからね。」
胸元が少し露になっている事に気がつかず、
足元に跪き上を見上げて、そう微笑みかけた。
「さぁそれではこちらのほうへ…あっ」
スカートの埃を払い立ち上がると、
そうお屋敷の中へと案内しようとしたところで扉の近くを歩く杏樹さんの姿を見つけた。
「杏樹さん、すみません。
お客様が見えられているのですが…どうしたらよろしいでしょう?」
737 :
高坂 真:04/04/24 00:33 ID:K29d7yDV
>胸元が少し露になっている事に気がつかず、
足元に跪き上を見上げて、そう微笑みかけた。
「あ・・・う・・・」
この人わざとやってるのか?それとも本当に気が付いてないのか?
「・・・っ」
俺はできるだけ見ないように目をそらした。
しかし、心臓は早鐘を打ちつづけている。落ち着け、俺・・・。
738 :
椿 杏樹:04/04/24 00:42 ID:NG87AllD
>>735>>737 そろそろ寝ようかとしたところ、奈緒子が誰かを連れて歩いているので
足を止める。
「こんばんは」
>お客様が見えられているのですが〜
「あ、えーと…。用件はお尋ねしました?じゃあ御主人様のお部屋にお通しするか
客室に案内するかすれば良いんですけど…」
様子がどうも不慣れなようなので、交代する事にする。
「まだ来たばかりだから、一気に1人でやるのは難しいですよねえ。
私でよければだけど、ご案内しておきますね」
「お客様は下宿…の方なんですか?はじめまして、杏樹です。じゃあ、こちらにどうぞ〜」
にっこり笑って客室へ案内する。
739 :
高坂 真:04/04/24 00:53 ID:K29d7yDV
俺の前でなにやら二人の女性が話し合っている。
あー、もしかしてなにやら俺のせいでめんくせぇことになってる・・・か?
>「お客様は下宿…の方なんですか?はじめまして、杏樹です。じゃあ、こちらにどうぞ〜」
やがて杏樹と名乗った女性が俺を案内してくれることになったらしく声をかけてきた。
案内されるがままについていく。
・・・そういえば。
その途中でふと疑問が浮かび上がる。それを杏樹・・・さんに聞いてみることにした。
「あー、そうだ。知ってたらでいいんだがこの屋敷には・・・ピアノとか、置いてあったりするか?」
相変わらず敬語を使わない俺。・・・もしも不快にさせてしまうようなら考え物だな。
740 :
椿 杏樹:04/04/24 01:02 ID:NG87AllD
>>739 >この屋敷には・・・ピアノとか
「?ええ、ありますよ。ご覧になります?
時々私も弾いてるんですけど、ここの突き当たりのお部屋に一台ありますから」
荷物を客室に一旦置き、近くの別室へと案内する。
「どうぞ。」
ドアを開けて、先に中に入るように促す。
「そう言えばお名前、聞いてなかったですね。なんておっしゃるんですか〜」
ピアノのある部屋へと歩き出した2人の背中を見つめ、ふぅーっと溜息をつく。
「お客様がくると緊張しちゃう、まだまだ私…駄目だなぁ。」
742 :
高坂 真:04/04/24 01:09 ID:K29d7yDV
>「そう言えばお名前、聞いてなかったですね。なんておっしゃるんですか〜」
ピアノのそばまでたどり着いたとき、そう問い掛けられて振り返る。
「俺は・・・真。高坂真。よろしく」
っとと、敬語敬語。
「・・・お願いします」
「一曲弾いてもいい・・・ですか?」
743 :
高坂 真:04/04/24 01:13 ID:K29d7yDV
・・・何をいってんだ、俺は。
正式にここにすむ許可だってもらってないっていうのに。
でもピアノを前にすると・・・やはり何か弾きたくなってしまう。
ダメもとで杏樹さんにそう聞いてみた。
744 :
椿 杏樹:04/04/24 01:18 ID:NG87AllD
>>742 「真さんですね。はい、よろしくおねがいしますー」
頭を下げてお辞儀する。
>一曲弾いてもいい・・・ですか?
「わぁ。…何か、弾けるんですか?」
屋敷には自分くらいしかピアノに触れる人間がいない為、嬉しそうに微笑むと
傍らにあった椅子に腰掛けて真の様子を見る。
「楽譜、私のがありますから良かったら。使ってください」
と、置きっぱなしにしていた楽譜本を手渡してみたりする。
(どんなの弾くんだろ)
745 :
高坂 真:04/04/24 01:37 ID:K29d7yDV
>「わぁ。…何か、弾けるんですか?」
どうやらピアノを弾いてもいいらしい。
俺はうれしく気持ちでいっぱいになりながら、弾くための準備をはじめた。
>「楽譜、私のがありますから良かったら。使ってください」
「サンキュ・・・じゃなくて、どうもありがとう」
楽譜本を受けとり、いすに腰掛ける。
「あ・・・」
杏樹さんの楽譜の中に俺が好きな曲をを見つけた。
せっかくだから、この曲を弾いてみようか。
隣で女性が見ているっつーのが気恥ずかしいが。
・・・思わず顔が赤くなる。少しだけ、緊張もしていた。
そっと、鍵盤に手を乗せる。
そして・・・軽く息を吸うと、あとはもうピアノの音と自分の感覚に集中していった。
リストの「愛の夢 第3番」・・・そういえば、音大の受験のときの実技試験もこれで受けたんだっけな・・・。
746 :
椿 杏樹:04/04/24 01:52 ID:NG87AllD
>>745 (あら)
意外になめらかに鍵盤に手を這わせるので、じっと見入ってしまう。
「……」
「……すごーい。お上手なんですね、びっくりしちゃった」
弾き終えた彼にぱちぱちと拍手し、笑顔で顔を覗き込む。
「音楽やってらっしゃる方なんですか? 素敵でした、ふふっ。
また、お時間ある時にでもピアノ、聴かせてくださいね〜」
言いながら、ぎゅっと手を握って握手する。
「今日はもう御主人様もお休みでしょうし、改めて明日お通ししますので。
さっきのお部屋でごゆっくりなさってください」
再び客室へと戻り、真にとりあえず休んでもらうように言う。
「おやすみなさいませ。」
軽く一礼し、部屋を出て行く。
帰りに不本意ながら飯塚の部屋の近くを通ってしまった為、軽いいやがらせ?に
不機嫌そうな顔をしつつ、ミッフィーのシールをドアに数枚貼って自室へと戻る。
「べーだ。……なによ、バカ」
なぜか機嫌が悪い模様。
747 :
高坂 真:04/04/24 02:02 ID:K29d7yDV
>言いながら、ぎゅっと手を握って握手する
突然の行動にドキンと心臓が跳ね上がるような感覚を覚える。
そして・・・鼓動が早くなり、顔が熱くなる。
「・・・おう・・・わ・・・かった」
まともに反応できなかった。
杏樹さんが出て行った後、ベッドに倒れこんだ。
「細くてやわらかかった・・・」
天井と自分の手を見比べながら、さっきの手の感触を思い出す。
・・・やっぱり、女性はなんとなく苦手だ。
どうも調子が狂う。
「こんなんでやってけるのか、俺・・・」
そんなことを考えつつ眠りについた。
748 :
高坂 真:04/04/24 23:13 ID:K29d7yDV
「じーさんの手紙を届けるまですることがないな・・・」
それに気がついたのは目覚めて少したった後のことだった。
(主人に会わないと、下宿の問題はどうにもならないし・・・)
どうしようか、としばらく考える。やがて、
「・・・昨日のピアノの部屋・・・少し借りるか」
(勝手に使って怒られたら・・・あー・・・まー、そのときはそのときだ)
俺はそう決めると、部屋のドアをそっと開けた。
深夜ラジオを聴きながら、自室で読書をしている。
読んでいるのはもちろんレディコミ――ではなく、至極まっとうなマンガである。
瞼がくっつきかかったところで、どこからか流れてくるピアノの音を耳にする。
750 :
高坂 真:04/04/25 00:03 ID:NXozyfMS
一曲弾き終わったところで、ふと思う。
(こんな時間にピアノ弾いて、誰も苦情言いにこないなんて・・・よっぽどこの部屋防音効果があんだな)
「さて、もう一曲くらい何か弾くか・・・」
少し調子が出てきたので、もう少し何か弾くことにする。
家から持ってきた楽譜をあさり、適当な曲を探す。
そのとき、
「あ」
少し古い感じがする楽譜。
そこに並んだたくさんの手書きの音符・・・。
「これも、持ってきてたんか・・・」
この楽譜は・・・5年前くらいに自分で考えた曲だった。
内容は、なんと言うか・・・実に若さあふれる情熱的な曲である。
これを弾くことは、今となってはかなり恥ずかしい。
「若かったよなぁ・・・」
今でも十分若いのにそんな年よりめいたことをつぶやきつつ、結局はその曲を演奏し始めたのだった。
751 :
高坂 真:04/04/25 00:04 ID:NXozyfMS
ピアノの音に引かれるように、つと立ち上がると部屋を出る。
もうこんな季節だというのに肌寒く、ひとつクシャミがこぼれる。
「誰が弾いてるのかな? この独特なコード進行は、杏樹さんじゃないわよね…」
「ここで間違いないわね。それにしてもいったい誰が」
ピアノのある広間のドアに耳を当てて確認してから、そっと中を窺う。
見知らぬ男の姿に、警戒しながらも声を掛けてみる。
「あの、すみません。私はこの屋敷のメイドの白河貴子と申します。
あなたさまは…どちらさまでしょう?」
特にすることもなく辺りをウロウロしていた窪川は街一番の豪邸に侵入した
「ひゃ〜でっけ!!」
その余りの敷地の広さに改めて感動する
「誰かいないかなぁ〜?」
755 :
窪川建樹:04/04/25 00:25 ID:10vbkOKw
…
756 :
高坂 真:04/04/25 00:29 ID:NXozyfMS
>「あの、すみません。私はこの屋敷のメイドの白河貴子と申します。
あなたさまは…どちらさまでしょう?」
突然かけられた声に演奏を止める。
いつのまにかドアは開いていて、そこには女性が立っていた。
(気づかないくらい集中してたんか、俺・・・)
意味もなく、緊張してしまう。
「あー、えっと・・・俺は高坂真、といいます」
敬語を忘れないようにしながら俺は自分のことを話し始める。
「じーさ・・・じゃなくて祖父の紹介でここに下宿させてもらいに来たんス・・・ですけど。
ここの主人が不在だったらしくて・・・それでとりあえず」
そこまで話して、昨日出迎えてくれた女の人の名前を知らないことに気が付いた。
「・・・あー・・・えーと、名前は知らないけど・・・女の人に家、じゃなくて屋敷に入れてもらって、杏樹さんという人に部屋に案内してもらって・・・
それで泊まったんですけど」
昨日よりはうまく敬語を使えているような気がする。
しかし、説明がうまくいかない。・・・ちゃんと伝わっているだろうか?
下手をすれば、今ここで追い出される可能性だってあるし・・・きちんと伝わってくれればいいんだが。
757 :
椿 杏樹:04/04/25 00:32 ID:PNUzwEN1
「♪〜」
花瓶の花を新しいものに飾り変えている。
少し肌寒い気温が続いているので、メイド服の上にカーディガンを羽織っている。
>>756 「高坂さんですね、分かりました」
とりあえず問題はないようだと判断して、静かに彼の話に耳を傾ける。
先輩たちが信用したのであれば大丈夫なのかな、そう思ったりもする。
「…なるほど、ご主人様が不在でしたか。しかしあいにくと今日も主人は不在でして、
申し訳ございません。その代わりといってはなんですけれど、なにかご希望でしたら
遠慮なくお申し付けくださいませ」
759 :
窪川建樹:04/04/25 00:38 ID:10vbkOKw
「あれぇ…誰もいないじゃん…」
屋敷のまわりをとりあえずまわって来た。
「とりあえず屋敷にでも入ってみるか?」
見つかったらどうすようかとドキドキしながら玄関口に忍び込む
760 :
椿 杏樹:04/04/25 00:44 ID:PNUzwEN1
>>759 古い花を捨てに行った帰り、玄関のあたりに人影が見えたので首を傾げ、
立っている人物に声をかける。
「あの〜。何か当家に御用の方でしょうか…?」
761 :
高坂 真:04/04/25 00:46 ID:NXozyfMS
>…なるほど、ご主人様が不在でしたか。しかしあいにくと今日も主人は不在でして、
申し訳ございません。
館の主人はどうやら今日もいないらしい。
別に俺自身の気持ちは切羽詰っているわけではないし大丈夫なのだけれど。
・・・周りの環境的には切羽詰らないといけないのかもしれない。
>その代わりといってはなんですけれど、なにかご希望でしたら
遠慮なくお申し付けくださいませ。
人に物を頼むのはなんとなく気が引けたが、少し考えて白河さんに言った。
「・・・あー、じゃあ、ピアノ弾いてていいかな。しばらく」
言ってから、気が付く。・・・今のは完全にタメ口だった。
>>761 「ええ、防音もわりとしっかりしていますし、大丈夫ですよ。どうぞお続けになってください」
なにを頼まれるかと思えばただそれだけのことで、少し意外だった。
とりあえず紅茶とケーキを高坂に出して、部屋の隅の椅子に腰掛けて様子を見守る。
どんな曲を弾いてくれるのだろうと、ドキドキワクワクしながら。
763 :
窪川建樹:04/04/25 00:56 ID:10vbkOKw
>>760 突然声をかけられ、隠れる間もなく慌てる。
「あ、あの…ちょっと暇だったんでブラブラしてたらでかい屋敷だなぁ〜って…」
無理に笑って見せて、不審者ではないことをアピールする
「…あなたはこの家の方ですか?…服装…からして、まさかメイドさん!?」
765 :
窪川:04/04/25 01:01 ID:10vbkOKw
…
766 :
高坂 真:04/04/25 01:09 ID:NXozyfMS
>部屋の隅の椅子に腰掛けて様子を見守る。
どんな曲を弾いてくれるのだろうと、ドキドキワクワクしながら。
(なんか、微妙に既視感が・・・)
ふと湧いた疑問に首をかしげていると・・・やがて、昨日の杏樹さんとのやりとりを思い出した。
(確かに、似たような状況だったな)
よくわからないうちに、ふと笑みを浮かべていた。
・・・そして、そんな自分に驚いていた。
今まで女性は緊張と苦手の対象であって、決して思わず笑みを浮かべるようなことはなかったのに。
屋敷に入ったときの・・・何かの予感は、これのことだったのだろうか?
「んー・・・」
楽譜を眺めたりはするものの・・・なんとなく、何を弾こうか迷ってしまう。
一人なら適当に流してしまうのだが、今は白河さんがいる。
・・・どうせなら、白河さんが気に入るような曲を弾きたい。
(・・・つっても、ぜんぜん白河さんの好みがわかるわけじゃねーが)
悩んで悩んで・・・結局答えは出ず、やがて部屋の隅のイスに腰掛けている白河さんのほうを向く。
「あの、なんかリクエスト・・・あります?」
そして・・・少しためらったが、素直に白河さんに聞いてみることにした。
767 :
椿 杏樹:04/04/25 01:14 ID:PNUzwEN1
>>763 「そうなんですか。…ご近所の方だったんでしょうか」
(御主人様に御用…では、ないっぽいのかなあ)
>服装…からして、まさかメイドさん!?
「え?ええ。そうですね、メイドさんです。くすくす…」
何かがおかしかったのか、そう少し笑ってみせる。
「大きなお屋敷でびっくりなさるのはわかりますけどね〜。
でも、勝手に入っちゃダメですよ。泥棒さんと間違えられたりして、
執事様につまみ出されてしまいますから」
少し苦笑して客人に言う。
「ご注意ご注意、です。」
そう注意したところで、どうやら用事のある客人ではなく
ふらりと入ってきたようなので、応対をどうしようか悩む。
「さて、どうしましょう〜…」
>>766 高坂の笑顔の意味が分からず、きょとんとした顔で彼の顔を見つめてしまう。
「私の好みですか? うーん、私自身ではあまりピアノを弾かないもので、詳しくなくて…
すみません」
高坂が知らない曲だったらどうしようなどと不安に思ってしまう。
たぶん…大丈夫だよね。
「そうですね、ベートーベンのソナタの14番だったか、月光っていう曲が好きですね。
ああ、でも、高坂様のお好きになさってくださいませ、私には何の遠慮もいりませんから」
769 :
窪川建樹:04/04/25 01:25 ID:10vbkOKw
「あ、本当にメイドさんなんだ…凄い!!初めてみたぁ。なんか…なんか凄いですねw」
初めて見るメイドにやや興奮気味に話し始める。緊張のせいか言葉がうまく出てこない
「ってことは仕事中ですよね…まだ。
暇なんだよな…どぅしよぅ。その執事様ってのに見つかるのも嫌だしなぁ…」
一人で考え込んでしまう。遠くを通ったこれまたメイドさんらしき人に意味もなく会釈をする
770 :
高坂 真:04/04/25 01:36 ID:NXozyfMS
>高坂の笑顔の意味が分からず、きょとんとした顔で彼の顔を見つめてしまう。
反応に困ったように白河さんがこちらを見ている。
気が付いて、笑っていた顔をいつもの「微妙に仏頂面(友人談)」に戻した。
>私の好みですか? うーん、私自身ではあまりピアノを弾かないもので、詳しくなくて…
すみません
「あー、俺が無理にお願いしてるんだから・・・あの、気にしないでください」
そして、少し考えている様子の白河さんの返答を待つ。
>そうですね、ベートーベンのソナタの14番だったか、月光っていう曲が好きですね。
「月光・・・ですか」
言われて、月光の楽譜を探し始める・・・が、どうやらないみたいだ。
(月光なら昔からよく弾いてる曲だし・・・ま、大丈夫か)
紙媒体での楽譜はないが、俺の脳には刻まれている。
「わかりました。大丈夫です」
白河さんにそう答えて鍵盤に指を置く。・・・少し思い出すように目を閉じた。
そして、一呼吸のあとに目を開き、演奏をはじめた。
静かに、優しく、時に情熱的に・・・「月光」に思いをはせながら、指を滑らせる。
771 :
椿 杏樹:04/04/25 01:38 ID:PNUzwEN1
>>769 「えっ?は、はぁ……。すごい……です、か?」
少々つられて困惑しながら、返答すると
両手を頬に当てて恥ずかしそうな表情をする。
(やだわ、恥ずかしい。メイドって結構珍しいものなのかしら)
>暇なんだよな…どぅしよぅ
(ううーん…。御主人様や執事様にバレなければ、大丈夫?かなぁ…。
私がついてれば、何も泥棒さんとかしないわよね)
「じゃあ、少しだけ中をご覧になっていかれます〜?
お茶でもお出ししますので。その代わり、今は御主人様が不在なので…
私のご案内できる範囲だけしか、お見せするのは難しいのですけど」
「……よいでしょうか?
それでもよろしかったら、こちらにどうぞー」
下から覗き込むようにして尋ねると、彼に背を向けて客人を客室へと案内する。
>>770 (あ、この曲…やっぱりいいなぁ)
うっとりと聴き惚れてしまう。
身体に染み込むようなピアノの音に包まれて、とろんとした目でぼんやりと考え事に耽る。
(う…ん、なんだか身体がもぞもぞして…)
そっとスカートをまくり、右手を太腿に這わせる。火照った内股に冷たい指先の感触が
心地よくて思わず声が漏れそうになってしまう。
「ああ、どうしたんだろう、高坂さんがいる…のに、私ったら」
そう呟いても身体は言うことを聞かない。そのままショーツの上からすでに潤い始めた秘処を
鍵盤に触れるかのように軽くノックしながら、同時に服の裾から左手を差し入れて胸を弄ぶ。
…目の前に高坂がいる。
その事実が、バレたらどうしようという恐怖が、どうしようもなく疼きを高めてしまう。
(いや、やめて! こんなことやめないと、私…ああ、でも、やめない…)
773 :
高坂 真:04/04/25 01:57 ID:NXozyfMS
774 :
椿 杏樹:04/04/25 02:06 ID:PNUzwEN1
※
776 :
高坂 真:04/04/25 02:19 ID:NXozyfMS
>>772 「・・・・・・ふう」
演奏が終わり、一息つく。
(間違えずに弾けてよかった・・・)
とりあえず感想でも聞くか、と白河さんのほうを振り返った。
「あの、しらか・・・」
そこで言葉がとまる。いや、言葉だけではない。・・・俺の時間も止まった。
目に映るものは、白河さんの・・・乱れた、姿?
「・・・・・っ」
俺はすぐに目をそらす。顔が、体が急速に熱を帯びていく。
今のは、見てはいけないものだった。見れば、きっと何かが変わってしまう。
「あ、あああの、ごめんっ」
動転する気持ちの中、何とかその言葉だけをつむいだ。
・・・もう、敬語が何だのといっている場合ではなかった。
ふと気がつくと、いつの間にか音が止まっている。
月光にブレイクってあったっけ…と思いかけて、はっと我に返った。
…静かに目を開けると、驚いてこちらを見つめている高坂と目が合ってしまう。
(やばっ、見られちゃったよ…)
それでも両手と腰の動きは止まらない。ただ機械的に身体をくねらせて快楽を
貪りながら、ぼんやり映る高坂の姿を見つめている。
「んはっ、あ、あの、高坂…さん?」
呼びかけても顔をそむけて応じようとしない高坂に不安になり、思い切って立ち上がると
高坂に覆いかぶさるようにして、後ろから抱きすくめてしまう。
「ねえ…見たでしょ? 見たわよね? もっと見たい?」
耳元で熱い機息を吹きかけるように囁いて、愛液で光る指を高坂の頬にこすりつける。
779 :
高坂 真:04/04/25 02:40 ID:NXozyfMS
>高坂に覆いかぶさるようにして、後ろから抱きすくめてしまう。
「!」
突然の柔らかな感触に、体中に緊張が走った。
(どういうつもりだ?だめだ、こんなことは。なんでこんなことに?・・・)
頭の中がぐちゃぐちゃに混乱していく。
>「ねえ…見たでしょ? 見たわよね? もっと見たい?」
耳元で熱い機息を吹きかけるように囁いて、愛液で光る指を高坂の頬にこすりつける。
「あ、あの・・・俺、そ−ゆーの、よくわかんねーからっ」
囁かれる声に、体によくわからない痺れが走った。
逃げ出したかった。・・・けれど、それは白河さんに抱きすくめられている今の状況では無理だった。
・・・いや、やる気になればできるのだが、自分に力加減ができるのか自信がなかった。
せめて、と現実を否定するように目を閉じる。
けれど・・・その行動は白河さんを、よりリアルに感じてしまうだけだった。
780 :
三条 望:04/04/25 02:40 ID:/GtNvz7a
「もうこんな時間なのか…」
薄暗い部屋の中時計を見つめそう呟く。
カルテの整理に没頭しているうちにいつの間にか時間をわすれ没頭してしまていた。
「背が高い方から、低い方まで…
これだけ従事される方がいると本当に様々ですね。」
身体的特長が表記されたカルテをみつめ、すこし面白そうに呟いた。
>>779 「わかんないの…なんだ、つまらないのね。経験ないのかしら?」
両腕で高坂に抱き縋って、その背中に制服をはだけた裸の胸を擦りつける。
つまらなそうに高坂の耳たぶを軽く噛んだり、耳の中に舌を這わせてみたりする。
「ふーん、シカトしちゃうんだ…ああ、もうお客さんじゃないわ、下宿しに来たんだっけ、
じゃあ遠慮はいらないわよね」
高坂に頬擦りをするように顔を寄せる。温もりがとてもいとおしかった。
そうしておもむろに彼の股間に手を伸ばすと、布地の上からやわやわとさすり始める。
また、拗ねたように唇を尖らせて、フンと鼻を鳴らした。
「嫌なら嫌って言いなさいよね…でも感じてるのかな、じゃあ好きにさせてもらおうかしら」
784 :
高坂 真:04/04/25 03:03 ID:NXozyfMS
>両腕で高坂に抱き縋って、その背中に制服をはだけた裸の胸を擦りつける。
つまらなそうに高坂の耳たぶを軽く噛んだり、耳の中に舌を這わせてみたりする。
「!・・・・・・っ」
一つ一つの動作に敏感に反応してしまう。
それでも、目は開けなかった。
>「ふーん、シカトしちゃうんだ…ああ、もうお客さんじゃないわ、下宿しに来たんだっけ、
じゃあ遠慮はいらないわよね」
高坂に頬擦りをするように顔を寄せる。温もりがとてもいとおしかった。
突然、白河さんの態度が変わったかと思うと頬にやわらかくて、温かい何かが触れた。
そして・・・手が、俺のズボンの・・・・股間が位置するあたりをやわやわとなでるようにさすり始めた。
「・・・!やめっ・・・」
俺はそこでとうとう目を開いてしまう。
そして、これは現実なのだと・・・痛いほどにわかってしまった。
785 :
椿 杏樹:04/04/25 03:05 ID:PNUzwEN1
客人を案内し終えた後、眠れずに庭で考え事をしている。
>>784 「…っ!? いいわ、止めてあげるわ」
わざと冷たくそう言い放つと、すばやく身体を引き離して肌蹴た胸元をかき合わせる。
「言っておくけど、引き止めるなら今のうちよ? 後悔しないで欲しいわ…
…でもまあ、それほどの自信があるかと言えば、そうでもないんだけどね」
こちらも少し冷静になって、落ち着いて息を整えながら高坂を見つめる。
「……この屋敷って言うのは、入りにくい入りにくいって言われている割りにゃあ、すんなり入れちまう
ってのが、なんともな……。ま、その辺の力試しをするのにはいいのかもしれねぇな……」
そんなことを言いながら斜に構えた笑みを浮かべつつ、乗り越えた壁を背に庭を屋敷の方へと
足早に忍び寄る。
庭の茂みに身を潜め、木の陰に身を隠しながら屋敷までの距離を徐々に縮めていく。
……と、その視界の片隅に庭に佇む杏樹の姿が目にはいる。
しばし、思案顔を浮かべる。
「……標的変更だ……」
舌なめずりを一つ。そして、細心の注意を払って自らの気配を殺しながら、杏樹の背後へと
回り込んでいく。
788 :
高坂 真:04/04/25 03:17 ID:NXozyfMS
「違う・・・でも・・・ごめん!」
ピアノ室に白河さんを一人残し、客室へと走った。
すばやく、勢いよくドアを閉めるとようやく息をついた。
「・・・・っ、はぁ・・・はぁ・・・」
そのまま、ベッドに倒れこむ。
「何だってんだよ・・・いったい、何なんだよ・・・」
よくわからない感情がうず巻く中、俺は目を閉じた。
今は、何も考えられなかった。
体は、意識が途切れるまでずっと熱くて・・・白河さんの手の感触が残っていた。
789 :
椿 杏樹:04/04/25 03:19 ID:PNUzwEN1
ふう、と溜息をついたり肩に掛けているショールを掛け直したり。
目を伏せがちにしてぼーっとしていたが
背後に誰かいるような気がして振り返る。
「…?」
誰もいない(ように見える)。
「気のせいかなぁ」
小さくしゃがみこんで、靴の汚れをぱしぱしと手で払い落とす。
なにかに追われるかのように走り去った高坂の後姿を呆然と見送りながら、
ガッカリしながらも自分の中に煮え切らなさを残していたことが忌々しくて
ならなかった。
「もう、私ったら何やってるんだか…ただの痴女、淫乱、ドスケベ、売女!」
エプロンで指をごしごしと拭うと、ピアノに向かって和音を思い切り叩きつける。
それからメチャクチャにコードだけをつないで弾いてゆくけれども、だんだんと
崩れ始めて、指が引っかかっても強引に引き倒そうとする。
そうして、いつの間にか鍵盤に突っ伏して泣き出していた。
>>789 「……?!」
振り返ろうとする杏樹の視線から逃れるように近場の物陰に身を沈め、その向こうの気配に全身の
感覚をそばだてる。
「……いい勘してるぜ、杏樹ちゃんよぉ……」
やがて、そっと物陰から顔を出し、しゃがみ込んで靴の汚れを落としはじめた杏樹の背中を見ながら
邪な笑みを浮かべる。
一呼吸。そして、無防備な姿勢の杏樹へと静かに忍び寄ると、目の前の杏樹の背中目掛けて
飛びかかった。
杏樹の背中に抱きつき、そのまま、杏樹を立ちあがらせるように抱き起こす。
「……こんばんは、杏樹ちゃん。あえてとっても嬉しいよ……」
そう邪な感情に満ちた挨拶をすると、有無を言わさず杏樹の顎を手に取り、背中越しに杏樹の唇を
頬張るように貪り、口を封じつつ、杏樹の口腔内をたっぷりと味わう。
(……とと、このままじゃマズいよな……)
杏樹の口の中を舌で弄び、抱きすくめている腕の手の平で胸を荒々しく揉みしだきながら
後ろへと歩き始め、そのまま、近場の物置小屋へと杏樹を引きずり込んでしまう。
「……いやいや、杏樹ちゃんを見たら我慢できなくなっちまってね。ほんと、杏樹ちゃんは可愛くて
たまらないねぇ……」
それまで貪っていた唇から自らの口を離すと、低く響く声でそう呟きながら杏樹の頬を一舐めする。
そして、杏樹を抱きかかえたまま身を倒し、物置小屋の床へと杏樹を押し倒してしまった。
792 :
椿 杏樹:04/04/25 03:46 ID:PNUzwEN1
>>791 「え……っ!?っ、いやっ」
誰かわからない影が自分を覆い、動けないように強い力で抱きつかれる。
(やだ、もしかして――)
ひょっとしたら、というぼんやりとした思いだったのだが
聞き覚えのある声に体が硬直してしまう。
「…ん…っ……」
結局龍崎に強引に唇を奪われて助けも呼べないまま、物置小屋に引きずり込まれる。
「ぁ…ふ…、やめ…っ。やめて…」
やっと相手を暗い中で確認できると、唇が離れたので、震える声で胸を押して抵抗するが
あっさりと押し倒される。
「!きゃあっ」
793 :
三条 望:04/04/25 03:52 ID:/GtNvz7a
「最初のうちは…誰だって。」
このお屋敷にきた当初に書いたカルテを見つめ、口元を綻ばせた。
不意にお屋敷に来た当初の未熟な自分の姿を思い出す。
そんな時、静かなお屋敷の中に突然響き渡った、乱れたピアノの旋律…
雷鳴のような叩き付けられるような激しい音を残し、
その旋律は闇夜の中に消えていった。
「こんな時間にいったいだれが…?」
また静けさを取り戻した闇夜の医務室の中、妙にピアノの音が気になった。
>>792 「……やめて……、ねぇ?」
杏樹が悲鳴を発する前にこぼした言葉に、よからぬことを考えて邪な笑みを浮かべる。
「……やめてやってもいいんだぜ?」
そう言いながら杏樹から少し離れ、そこに胡座を掻いて座りこんでしまう。
「……その代わり、杏樹ちゃんをここで身動きできなくしてから屋敷の中に忍び込んで、適当な
メイドを犯してすっきりさせてもらうだけだからよ。……そうだ……」
そこまで言って黒っぽい作業服のような服のポケットの中から小さなデジタルビデオカメラを
とりだして杏樹に見せつける。
「コイツでそのメイドをばっちり撮って、新しい『作品』を作っちまう、って言うのも悪かぁねぇなぁ」
思わず禍々しい笑いをこぼしてしまう。
「……さて、どうする? なんなら、助けでも呼んでみるかい? ……もっとも……その助けが
全くの無事で済むかどうか、それ位はわかるだろうけどな」
凄みを効かせた声でそう言いながら、黒っぽい作業服の左の脇の下辺りの不自然な膨らみを
ポンポン、と叩いてみせる。
「イヤならイヤで、俺は別に構わないぜぇ? それとも、杏樹ちゃんが是非、可愛がってください
って言うなら……そうだな、自分で俺がそそるようにおねだりでもしてもらおうかな? さぁて、
どうするね……?」
そして、にやりと下卑た笑みを杏樹へと浮かべてみせた。
「はぁ…ほんとになにやってんだろう、私は…しっかりしなきゃ、
今度こそは、気に入ってもらえるメイドさんになれるようにしなきゃね」
ようやく泣き止んで立ち上がろうとするが、股間の潤いに心がかき乱されてしまう。
「しっかりするのは明日からでいいや…自分で慰めても、いいよね」
しかしせめて自室に戻ろうと立ち上がって、足をずるずる引きずるように廊下を歩く。
そうして真っ暗な医務室の前を通り過ぎてから、ふと気になって引き返してみる。
「気持ちよくなる薬か何か、ないかなぁ…」
796 :
三条 望:04/04/25 04:14 ID:/GtNvz7a
「こんな時間に…」
ピアノの音が妙に気になり、医務室を出ようと扉を開く。
と、そこには目を赤く晴らしたメイドの姿…
「いったいどうか…されたのですか?」
怪訝な表情を浮かべ、その表情を伺うように白河に問い掛けた。
797 :
椿 杏樹:04/04/25 04:16 ID:PNUzwEN1
>>794 自分も起き上がり、胸元を手で守るようにして少しだけ後ずさる。
「ほ、ほんとですか?なら……もう…」
>適当なメイドを犯してすっきりさせてもらうだけ〜
「…そんなの、だめ!しちゃいけません!!私の代わりに誰かをだなんて…」
かと言って彼の言動を見ていると、助けを呼んでも殺しかねないような感じすらする。
(閉じ込められてるし、どうしたらいいの…。ううん、でも私だけで済むなら何も)
>自分で俺がそそるようにおねだりでもしてもらおうかな
「わかりました…。私のそれで、満足してもらえるなら。
……っ。可愛がって、ください…」
搾り出すように不本意な誘いの言葉を言うと、体の力を抜き龍崎に寄りかかるようにする。
自分から近づき唇に躊躇いがちなキスをする。
「ん……。くちゅっ…」
メイド服の胸を乱しつつ、悲しげな表情で舌を絡ませ続ける。
(そっか…私さえ黙ってれば、もう誰にも迷惑かからないんだわ…)
>>796 「こんな時間…そう、もうずいぶん夜も更けてますよね、いえ、朝に近いのかな、分かりませんけど」
自分でも何を言っているのかよく分からないが、赤く泣き腫らした顔は見られまいとして
目元に手を当てて顔を伏せる。
「あの、気分を軽くするのを助けてくれるお薬があったらいただきたいのです、このところ
一人で落ち込んでしまうことが多くて…」
切々と訴えかけながらも、ボタンを掛け違えたメイド服の隙間から乱れた下着が覗いていることにも
気づかず、潤んだ瞳で三条を見つめる。
>>797 「……その切なげな表情が、なんとも言えずいいねぇ……」
そう言うと、近寄ってきた杏樹の唇に食らいつくように口付けつつ、杏樹が乱したメイド服の胸元に
手を差し入れ、手の平をブラの下まで潜り込ませてその柔らかさを乱暴に楽しむ。
そして、そのまま、空いている手で杏樹を抱き寄せ、身体を密着させるように自分の膝の上に
跨らせるように乗せてしまう。
そんな杏樹の膝と膝の間に、スカートの裾に手を差し入れる。
杏樹のすべすべとした太股を撫で回しながら、その手を足の付け根へと進める。
更には、指でショーツの縁をこじ開け、その指先を杏樹の秘裂を中へと潜り込ませた。
幾本もの指で杏樹の秘裂をこね回し、時に指先で秘核を押しつぶすように転がし、束ねた指を
秘孔の中に沈めて出し入れさせてみたりする。
「……どうだい、杏樹ちゃん……。お気に召したかな……? ええ……?」
自らが興奮していることを押し隠しもせず、鼻息を荒くしながら杏樹の耳元に口を寄せて、そう
囁くように問いかける。
そんな問いかけが行われている最中も、杏樹を蝕もうとする毒虫のように蠢く指の攻めは
その動きを止めることはなかった。
800 :
三条 望:04/04/25 04:30 ID:/GtNvz7a
>>798 「こんなお時間まで、お勤めご苦労様でした。」
微かに乱れた着衣、赤く潤んだその瞳…
聞くまでも無く、その事情を察し、
白河の表情と露になったその胸元に視線を送る。
「いいお薬ですか…無い事もありません。」
丁寧な言葉使いとは裏腹に、
潤んだ瞳で見上げられ、微かにその欲望が刺激される。
「それでは、こちらに…」
そう言って扉を開き、白河に先に医務室へ入るよう促した。
>>800 三条の様子からして、おそらく今まで何をしていたのか悟られてしまったのだろう。
違う!してないの!…と、耳元で思い切り叫んでやろうかとも思ったけれど、とてもとても
そんなことを実行するような気分ではなかった。
「あ、はい、ありがとうございます…すみません、ご迷惑をおかけしてばかりで」
きっと薬なんか使うなと諌められ、上手く言いくるめられて犯されるのだろうと思ったら、
あっさりと承諾されて拍子抜けしてしまう。
(こんなことなら、もっと早く相談しておけばよかったかなぁ)
言われるがままに医務室の奥へ進みながら、そう思う。
802 :
三条 望:04/04/25 04:44 ID:/GtNvz7a
>>
>>801 >あっさりと承諾されて拍子抜けしてしまう
うっすら拍子抜けしたようなその表情に思わず苦笑が付いて出た。
「意外に、期待されていたようですね…なら期待に答えて差し上げましょう。」
かすかにそう呟くと、
「誰だって寂しい時はありますからね…」
不意に白河の背後に忍び寄り、そのまま肢体を抱きしめた。
乱れた着衣の乱れをさらに拡げるように、その胸元に手を差し入れ、
柔らかなふくらみの感触を堪能するように撫でていく。
「傷の舐めあいかもしれません…でもそんな時は、こうするのが一番のお薬です。」
淫らな微笑をたたえながら、首筋に舌を這わせ、微かにそう囁いた。
803 :
三条 望:04/04/25 04:45 ID:/GtNvz7a
804 :
椿 杏樹:04/04/25 04:50 ID:PNUzwEN1
>>799 すぐに下半身へと手が伸び、自分の下着の中へと指が侵入してくると
かすかに小さく、息を飲むような声をあげる。
「…!ぅ、んんっ……」
指が少し乱暴に秘所を弄り始め、より嬌声が意志に反して出る。
「あ…。あっ」
頬が無意識のうちに段々と赤くなってくるのを隠そうと、龍崎の肩あたりに
ぐっと顔を埋め、尚も喘ぎ続ける。
「ん、…恥ずかしい…っ。いや、いやぁっ…」
首を横に振り、自分の状態を見ないようする為なのか、目を固く閉じる。
耳元に感じる興奮した男の息。それに反応して、顔を龍崎とは反対方向に向け
自分の表情を見せないようにする。
(こんなにされても、私のここ……感じてるの?…っ、最低…)
ふと目を開けると、秘所からの愛液が、つうっと腿を伝って
物置小屋の汚れた床にまで零れている。
「はぁ…、ぁ…んっ」
腿を閉じ、これ以上溢れないようにと考えるが
龍崎の指を挟んでしまい、積極的な事をしているようにも見える。
>>802 「んっ、そんな、違う…私はただ…」
三条に抱きすくめられてもじもじと抗いながらも、待ち望んでいた刺激に対して
従順な、か弱い女の部分が大きく心を占めてしまう。
振り返るように三条の顔を見つめながら、不意にすっかり枯れたと思っていた涙が
蘇ってきてしまった。
「傷の舐めあいじゃなくて、その、なんというか…ちょっと一休み、なんです」
ふるふると肩を震わせ、つっかえながら、ぎこちなく言葉を紡ぎ出す。
「先生、私を…私を抱いてください」
806 :
三条 望:04/04/25 04:56 ID:/GtNvz7a
>>805 >「先生、私を…私を抱いてください」
「言われなくても…」
振り向いた白河の唇にそのまま顔を近づけ、
そのままやわらかな唇に、自らの乾いた唇を重ねていく。
「服を乱して、目を潤ませたかわいいメイドさん
…こんな姿をみれば抱きたくならない方がおかしいでしょう?」
その欲望を隠そうともしない自分に自重気味にはにかむと、
さらに貪るように口を重ね、
口内の暖かい感触を味わうように舌を突き入れ、蠢かす。
>>806 「違っ! いえ、あの、そんなんじゃ…いえ、そう…そうなんです」
ふと三条から視線をそらして、自分を納得させるようにそう呟く。
それから唇を重ねる。自らも激しく求めるように。
乾いた涙の跡がくすぐったくてたまらない。小指の先でそっと擦って、くすっと笑う。
「先生もしたいんですね。でも先生はいつだって女性を抱きたがってるようにも
見えますけれど…なんだか妬けますね、ほかの女性の影がちらつくと」
つい無意識のうちに挑発するかのようなことを言ってしまう。
再び唇を重ね舌を絡め唾液を交換しあい、ねっとりとしたキスに溺れながら
そっと膝を上げて三条の足を割って、三条の腰に秘処を押し付ける。
>>804 指先だけには止まらず、自分の膝や板張りの床に点々と跡を残している杏樹の滴りや、杏樹が
堪えつつも漏らす声に気付くと、その指の動きをバラバラに蠢かせるようなものから要点を絞って
攻め立てていくような動きへと変えていく。
杏樹の太股の間に挟み込まれた手は、その動きを変え、親指と人差し指で自己主張の強くなった
秘核をとらえ、摘んだり、指の間で揉み潰すように転がし、中指と薬指は、その先端を杏樹の秘孔に
埋め、その内壁の襞の1枚1枚をを引っ掻くように小刻みに上下し、残りの小指が秘孔の縁を
解すように突き回る。
その傍ら、杏樹のメイド服の狭間から胸を弄んでいた手が、その邪魔な布地を押し除けていく。
布地の向こうから露わにされた杏樹の胸、その頂点の突起を口に含む。
千切らんがばかりに力強く吸い上げ、舌先で乱暴に転がし、歯先で優しく甘噛みする。
そんな自らが貪るようでいて、確実に快楽の波を刻み込んでいく動きが杏樹へと容赦なく
浴びせられていった。
指先から聞こえてくる水音と、杏樹の漏らす切なげな吐息。
その艶音が、さらに自らの興奮をかき立てていくのを押さえ込むこともせず、杏樹の身体を弄び
攻め続けていく。
「……杏樹ちゃんはいやらしいくて可愛いなぁ……。すっかり感じちまって、身体をふるふると
震わせちまってよ……。たまらない、たまらないねぇ……。で、杏樹ちゃんはどんなお礼をしてくれる
のかな……?」
そして、すっかり力をみなぎらせてはち切れんがばかりに怒張し、先端からぬらぬらとした透明の
粘液を滴らせている肉柱をズボンの奥から取り出すと、スカートの布地の中で杏樹の秘裂の周りに
擦り付けるように動かした。
809 :
三条 望:04/04/25 05:14 ID:/GtNvz7a
>>807 >なんだか妬けますね、ほかの女性の影がちらつくと
脳裏に一瞬とある女性の影が過ぎるが、
あえて心を閉ざし、白河の瞳を見つめなおす。
「なんの事だかわかりませんが…
私が今抱いているのは貴女だけ、それでいいのではないですか?」
肢体を抱き寄せる手に力を込め、さらに体と体を密着させる。
>そっと膝を上げて三条の足を割って、三条の腰に秘処を押し付ける。
「積極的なんですね…
もう我慢が出来ないのですか?」
やわらかな胸から腰…そして下半身へと、それまで胸を嬲っていた手を這わせて行く。
「まだ、こんなに…」
スカートをたくし上げ、下着に指をあてがうとその暖かく湿った感触に頬を緩ませる。
「これほど素晴らしいメイドさんに、
奉仕を受けたお客人がうらやましい…
いいながら、下着の端を器用に指で持ち上げ、
熱く濡れたその秘所に指をもぐりこませると、もっとも敏感な紅い真珠を擦るように刺激した。
>>809 「んんっ、私が素晴らしいだなんて、お恥ずかしい…でも、ありがとうございます!」
チュッと音を立てて三条の頬にキスをする。
「さっきは、その…満足できなかったんです、私がまだまだ未熟で…」
思い出してしまうとまた涙がこぼれそうになるけれど、ぐっと堪える。
十分すぎるほどに潤い、秘処がすっかり透けてしまうほどのショーツに三条の指が入ってくる。
その荒々しい感触に被虐欲が満たされて、なぜだか優しい気持ちになっていくのを感じてしまう。
慰めの言葉を掛けられて静まりかけていた心の奥底の欲望が、再び新しい炎で燃え上がる。
「そう、そこッ…先生、あの、さっき中途半端だッたからぁ…敏感で、いやっ…もう…」
三条を差し置いて、一人で先に達してしまう。ひときわ甲高い声を上げてると、膝から力が抜けて
床に崩れ落ちてしまった。
811 :
椿 杏樹:04/04/25 05:31 ID:PNUzwEN1
>>808 >どんなお礼をしてくれるのかな……?
「ひあっ…、あ……ぁっ…!!お礼……は…」
逸物を擦り付けるようにされ、敏感になっていた秘裂を刺激する。
「あんっ!」
胸にしゃぶりつかれ、荒い吐息で体をふらつかせながらも、彼を不愉快にさせまいと
かなりの羞恥を堪えて言葉で誘う。
「私の…ぐちゃぐちゃのここ、で…。気持ちよく、なって…ください…」
上を向くと泣いてしまいそうなので、俯いたままで続ける。
「…ぅ…。もう私なんか、どうなっても…肉便器でもなんでも、構わないから…ぁ…」
片手で秘裂を広げ、とろりと愛液を垂らして見せたりするものの
もう片方の手では目を何度も何度も擦って、滲む涙を拭ったりする。
812 :
三条 望:04/04/25 05:35 ID:/GtNvz7a
>床に崩れ落ちてしまった。
「ほんの少し触っただけですのに、
それほど感じてしまったのですか…」
床に崩れ落ちた白河の姿を見下ろしながら、ズボンに指をかけ、スボンを降ろす。
「中途半端だったから、ですか…
まるで、敏感な体を持った自分への誤魔化しのような言葉ですね。」
崩れ落ちた白河の両足を広げ、そのまま中に体を侵入させ、
その反応を確かめるように、昂ぶった逸物を蜜が噴出す花園に押し付けると、
焦らすように逸物で花園の表面を撫でまわす。
「白河さん…貴女で私を気持ちよくしていただいて…よろしいですよね?」
そういってずぶりと逸物の先端を熱い花園に埋め込んだ。
>>812 >「まるで、敏感な体を持った自分への誤魔化しのような言葉ですね。
「ああ、私が敏感だなんて…ごめんなさい」
がっくりと肩を落として、三条の胸に顔を埋める。
「敏感で、いやらしくて、男の人のが欲しくてたまらないんです、ごめんなさい…
だから、だから先生のをください」
>ずぶりと逸物の先端を熱い花園に埋め込んだ。
イってしまってもなおもトロトロと熱い蜜を滴らせながら収縮を繰り返す秘処が疼いてたまらず、
早く中を満たして欲しくてメチャクチャにされたくてたまらなくなってしまう。
「先生のが入って…熱くて、硬くて、気持ち良いです」
うわごとのように掠れた声でそう言う。
乱れた制服の上に寝転んで、だらしなく身体を開いて力を抜く。そうして、三条の為すがままに
身体を任せてしまった。
「寂しい…寂しくって、私のここも情けなく涙を流しているんです…疼いてたまらないんです。
ああん…せんせ、先生の注射で私を治してください! 早くッ、もっと激しく…!」
そういって、さらなる刺激を求めて自らの乳首を荒々しく揉みしだく。
>>811 杏樹が涙ながらに絞り出したその言葉に嗜虐心をいたく刺激され、思わず凄惨とも言える笑みを
満面に浮かべてしまう。
「……へぇ……。……肉便器かぁ……。杏樹ちゃんが……肉便器……ねぇ……」
杏樹が自ら広げて見せた秘裂に視線を注ぎつつ、杏樹の羞恥と劣情を煽ろうと、あえて「肉便器」
と言う言葉を繰り返して口にしてみせる。
「……肉便器ってことは、排泄行為に使っていいって訳か……。悪くねぇ。俺のドロドロのザーメンで
その杏樹ちゃんの可愛らしい肉便器とやらを、たっぷり汚してやろうか……」
そんなことを言いつつ、自分の肉柱に手を添え、腰を突き上げて杏樹の秘裂にそれを埋めようとした
その瞬間、ゆっくりと手を離し、床から上がり気味だった腰を再び落ち着けた。
「……そんなことを言って、本当は杏樹ちゃんが、こいつが欲しくて仕方がないんじゃないのかい?
ああ、杏樹ちゃんは誰のチ○ポでも喜んで、そのぐちょぐちょのオマ○コにくわえ込みたがるような
そんないやらしい子なんじゃないのか……?」
そう言いつつ、凄惨さの中に下卑た物をにじみ出させる笑みを浮かべながら、自分の肉柱の先端を
軽く杏樹の秘裂に押し付け、こね回すように動かす。
「……ん? 杏樹ちゃんがコイツをオマ○コに挿れて、ザーメンをぶちまけてもらって、膣内をドロドロに
汚してもらいたければければ、せいぜい、お願いしてみせるんだな。……お願いするのももどかしければ
自分で挿れちまってもいいぜ? さぁて、どうするね? まぁ、俺はどっちでも構わないんだけどな」
明らかに杏樹が自ら望みそうにもない事柄をわざと言い並べて杏樹を貶めようとする。
それは、暗に杏樹に自分の欲望を転嫁し、そのことによって嗜虐心をも満たそうとする卑劣極まりない
行為に他ならなかった。
「ただ、俺もあんまり我慢強い方じゃないんで、あまり放っておかれたりしたら、他の肉便器を探しに
言っちまうかもしれないけどな……」
そして、とどめと言わんがばかりに、他の犠牲をほのめかせる追い打ちの言葉が杏樹を襲った。
815 :
三条 望:04/04/25 05:57 ID:/GtNvz7a
>>813 「やはり…あなたの中は気持ちがいい…」
普段は凛として『私、夜のお仕事なんてできません』なんて顔をしているのに…
頭の中はこんないやらしい事でいっぱいなんですね…」
自らの胸に手をあてがい刺激する白河の淫らな痴態を見下ろして頬がゆるむ。
「いいですね…そういうの好きですよ。」
乱れた着衣を疎ましそうに肢体にかけながら、
腰を打ち付けるたびにその肢体を跳ねるようにうごめかす白河の姿を見て、
花園を押し広げ、胎内に侵入した昂ぶりがさらに熱を帯びる。
「さぁ…まずは一回目です。
大事なお薬ですから…大切に貴女の恥ずかしい場所で飲み込んで…くださいねっ!!」
白河の肢体に自らの体を密着させると、
言葉を荒げ、自らと共に白河も絶頂に導くように激しく腰をたたきつける。
限界が近いことを悟り、
逸物を先端部分を残し一度引き抜くと、最後に一気に最深部にたたきつける。
二度、三度体を震わせながら、その奥深くに熱く脈打つ白い欲望を解き放った。
816 :
椿 杏樹:04/04/25 06:21 ID:PNUzwEN1
>>814 >ああ、杏樹ちゃんは誰のチ○ポでも喜んで〜
「……」
言葉で蔑まれるように言われても、ある意味ほとんど事実なので何も言い返せない。
「…っう…、んんっ…。…!」
唇を噛み締め、きゅっと固く結び刺激に耐えようとするが
何度も執拗に擦らせてくるので、抗えない。
逃げようと腰を無意識に動かしてしまったりするが、更に焦らしたような快感が
襲うだけである。
「はぁ、はぁ…。そんなの…だめ、言えな……」
>他の肉便器を探しに
「いや!…わ…、わかりましたからぁっ…!
ごめんなさい…!」
ぽろぽろ涙を零し、龍崎をめいっぱいの力で倒すと自分がその上に跨り
膨らんだ逸物を自らで秘裂へと迎え入れる。
「ぅ…ふっ……。んっ、あっ、あはぁん…っ」
乱れたメイド服からはみ出ている乳房を自分で揉みしだきつつ、半ば自棄気味に
最初から激しく腰を動かす。
だが俯いた表情は切ないまま。全く快楽を味わっているようには見えない。
上下に体が動く度に、ふわふわの巻き髪や乳房が揺れる。
>>815 「やだ、そんなこと言わないでください」
三条の言葉にさらに被虐感を煽られて、赤く頬を染めてしまう。
「ああんっ、いい、せんせのが…もっと奥まで…ああっ、ダメっ! 私どんどん
いやらしくなっちゃう! こんなの私じゃないの、違う…いやらしいのが私、なの?
ううん、どっちでもいい…気持ちよくなればいいの! 先生のが奥まで…きてる、いいのっ!」
卑猥な水音が響くなかで、喘ぎ声と自ら恥部を暴露することに激しい興奮を感じてしまう。
そうしてどこか冷静に自分自身を見つめて、自分がこんなに感じていることが恥ずかしくて堪らない。
それなのに、三条の嬉しそうな顔と時折漏れる彼の声に、心が温かくなってまた蜜が溢れ出し、
白く濁った二人のいやらしい液体が結合部に糸を引く。
「ごめんなさい、やっぱりおちん○んが大好きなんです…あふっ、いやらしいんですぅ…」
>「大事なお薬ですから…大切に貴女の恥ずかしい場所で飲み込んで…くださいねっ!」
「ああ、先生のが中でまたおっきくなって…お薬ください、私にください、気持ちいいお薬っ!」
中に出して欲しいと思った。そしてそれは一時の快感ゆえの気の迷いでは無いと思った。
ただ、温もりが欲しかった。息を荒げて三条を受け入れながら、全身で彼を感じ取ろうと
必死だった。だから、絶頂の瞬間に渾身の力で彼を抱きしめてしまった。
「先生、三条先生…私はまだイってないけど、けど…どうしてこんなに幸せなんですか?」
珍しく彼の名前を呼んだような気がする。
ただの名目に過ぎない治療など、どうでも良くなっていた。
膣内でいまだにどくどくと脈打ちながら大量の白濁を吐き出す、その三条の逸物を咥え込んで
ぎゅっと締め付けたまま、震える彼の身体を抱きしめたままで、優しく彼の頭を抱いていた。
818 :
三条 望:04/04/25 06:34 ID:/GtNvz7a
>>817 >ぎゅっと締め付けたまま、震える彼の身体を抱きしめたままで、優しく彼の頭を抱いていた。
欲望を解き放つ瞬間、激しく収縮し逸物を締め上げるその感触に声が漏れ、
その細く白い肢体を抱きしめかえす。
暖かいその肌に抱かれて、欲望を放った心地よい余韻に浸りながら息が落ち着くのを待つつもりだったのだが、
まるで、全てを吸い尽くそうと淫らにうごめく白河の秘所の感触が逸物に心地よくまとわりつき、
逸物がその胎内で再び熱を帯びだした。
「まだ、満足されてないようですし…このまま治療をつづけましょう。」
そういうと、非難の声を抑え込むように唇を重ね、そのまま首に腕をまわし、
その肢体を持ち上げる。
お互いに向き合い、座り込むような体勢で柔らかな胸をはげしくまさぐりながら、
やさしく腰を回すように動かし、そいて徐々に下から上へと白河の肢体を突き上げだした。
>>816 遂に自分の肉柱を自ら迎え入れた杏樹の姿に、嗜虐心と征服欲を満たされた至極の笑みを浮かべる。
そして、杏樹と繋がったままで押し倒された状態を抱き起こすと、杏樹の動きに合わせて
腰を動かしながら、そっと杏樹を抱き寄せる。
「よぉし、いい子だ、いい子だ……。杏樹ちゃんはいい子だ……」
優しく……いや、ある種、猫撫で声と言ってもいいような違和感を感じさせる声で、そう杏樹に呟きながら
ホワイトブリムと巻き髪の揺れる頭を優しく撫ではじめる。
「杏樹ちゃんは、本当に頑張って肉便器になったんだね……。いい子だ。本当にいい子だ。杏樹ちゃんは
これからずっとずっと、俺の肉便器だ……。俺のザーメンを膣内一杯に流し込まれつづける、とっても
可愛い肉便器だ。……おお、よしよし……」
その作り出される優しい口調とは裏腹に、並べ立てられた言葉の端々に邪悪な意識を露わにしつつ、
まるで杏樹の心に毒牙を突き立てていくかのように、禍々しい言葉を紡ぐ。
そして、その呪詛めいた言葉を刻み込むように肉柱……いや、既に杏樹に打ち込まれた呪いの楔とも
言えるそれを言葉の韻に合わせてえぐり込んでいく。
「ああ、杏樹ちゃんのオマ○コはとても気持ちいいよ……。他の奴に使わせてやるのが勿体ない位だ。
本当にたまらない……。いい子だ、杏樹ちゃんは本当にいい子だ……」
「さぁて、どんどん行くぜぇ……」
そう言って、緩やかだった腰の抽送を頂点の位置を変えつつ速めていく。
「んー? 入口辺りを擦られるのがいいかい? 真ん中位? ……それとも、奥底を突き上げられるのが
いいのかな……?」
そんな辱めの言葉を囁きつつ、それぞれの場所を的確に攻め立てていった。
>>818 「あぁ…嬉しい、大好きです」
そう言うが早いか、三条にキスをする。
「このまま入れてたら…また治療できますか? ほら、ちょっと締めてみたり」
くすくす笑いながら、膣内いっぱいに熱くたぎる逸物を刺激する。そのたびに
元気になってくるのが感じられて、鼻にかかった切ない声を漏らしそうになりながらも
オモチャを与えられた子供のように楽しそうに弄んでいた。
>「まだ、満足されてないようですし…このまま治療をつづけましょう。」
ようやく気分も落ち着いてきたのか、くすんと鼻を鳴らして恥ずかしそうに小さく頷く。
相変わらず丸見えな体位、しかも一度中で出しているだけに、淫液でてらてらと光る結合部を
見つめたまま視線が釘付けになってしまう。
「やだ、こんなに開いて、エッチで、いやらしい音を立てて…んっ、さっきと違うところに当たって、
気持ちいぃ…」
三条を離すまいとするかのように、背中に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
821 :
三条 望:04/04/25 06:54 ID:/GtNvz7a
>>820 肢体を抱き寄せ、朝日を浴びて輝くその細く華奢な肢体を突き上げながら、
肌と肌とのふれあいを邪魔する着衣を器用に取り払い、その肌全てを露にする。
「白河さんの体…とってもお綺麗ですよ。」
羞恥心を与えるように微笑を浮かべ囁きながら、体を後方に倒して騎乗位へと体勢をうつす。
「こうしてみると…白河さんの美しい体がよく見えますよ。」
細い死体を支えるように、上下動の度にふるえる胸に手をあてがうと
悪戯っぽく笑いながら、逸物を突き上げ白河の肢体を突き上げた。
「先ほどは私だけでしたからね…
今度は貴女の恥ずかしい姿…いっぱい見せてくださいねっ。」
>>821 「恥ずかしい…こんなに明るくて、丸見えになって。先生の意地悪。
お世辞なんか言われても許しませんから!」
少し悔しそうに唇を噛んで、三条の顔を睨み付ける。
そうして三条とぴったりと身体を密着させる度に、陰毛を擦り合わせるように秘豆を刺激して、
ぐっと下腹部に力を入れて三条の逸物をさらにきつく圧迫する。
ただでさえキツキツで一杯なのだが、そうすることで自分も逸物の張りを感じ取って
気持ち良くなることができた。
「そんな意地悪な先生には…こうして、っ、ああ…早く、またギブアップしておしまいなさいッ!」
823 :
椿 杏樹:04/04/25 07:04 ID:PNUzwEN1
>>819 口調はやたら優しげな癖に、自分の心の内まで切りつけるような言葉ばかりを
投げかける龍崎。
我慢して必死で腰を振って気を紛らわそうとしていたが、涙で視界がぐらついてしまう。
(胸が痛い……。どうしよう、体はこんなに感じてるのに…苦しい…)
>これからずっとずっと〜
「あぁん、あっ…ん、これからずっと…だなんて…!やあ、っ!」
どんどん加速して乱暴に攻め立てられ、もうロクな返事ができずに
天井を仰ぐようにして嬌声を上げる事しか出来ない。
「ん…んんっ、あふ、もう…だめ……壊れちゃいますぅっ…。
わたし……は、ぁっ…!」
肌がぶつかる音も耳に入り、恥ずかしさで死んでしまいたい位の気持ちにすら
なってしまう。
だが体は流されるままに、龍崎の逸物で絶頂へと導かれてゆく。
「……あぁっ!!」
とどめとばかりに奥まで思い切り突き込まれ、とうとう、びくんと体を跳ねさせて達する。
824 :
三条 望:04/04/25 07:13 ID:/GtNvz7a
>>822 「あれ?お世辞なんて私いいました…?」
とぼけるようにそう言うと、言葉を出せないようにとさらに激しく腰を突き上げる。
>そんな意地悪な先生には…こうして、っ、ああ…早く、またギブアップしておしまいなさいッ!」
下半身に湧き上がる快感にひたりながら、白河の恍惚とした表情を見上げると、
逸物を熱く締め上げるように包み込む秘所からの快感と、視覚を刺激する悩ましいその姿に誘われ、
またも背中をつたい電流のような激しい快感がせりあがってくる。
「お薬…また処方してさしあげますっ…でも今度は白河さんもちゃんといってくださいねっ!!」
そういうと腰に両手をあてがい、激しく腰を振り上げた。
>>824 (ええと、私が先にイってたから、このままでは向こうが有利で…えーとえーと…)
ともかく三条よりも先にイってなるものかと、妙な決意を固める。
「ふふふ、そう簡単にイかされてたまるものですか…先生を先にイかせてあげますね。
そうして、お薬の最後の最後の一滴まで搾り取ってあげますから!」
ニヤリと笑って、三条にもたれかかって激しく腰を振りはじめる。相手に与える快感をなんとかして
大きくしようと、締め方を変えてみたり腰を下ろす角度を変えてみたりする。
「先生、感じてる先生の顔って、とっても可愛いですね…」
背中に回した手を伸ばし、三条の袋の部分をそっと包み込むようにして揉みしだいてみる。
きゅっとするたびに膣内で逸物が反応するのを楽しみながら、高みへと導いていく。
826 :
三条 望:04/04/25 07:32 ID:/GtNvz7a
>>825 >きゅっとするたびに膣内で逸物が反応するのを楽しみながら、高みへと導いていく。
白河の意外な反撃に思わず胎内俯ふかくにねじ込んだ逸物が、ビクンと一度大きく跳ねた。
したたる蜜をこぼしながらも、激しく締め上げるその花園…
込み上げる快感を必死に堪え、体を起こしながら、白河の肢体を回転させ、
そのままバックの体勢をとる。
腰を叩きつけるたびに淫らな水音をたてる2人の結合部…
そしてきその上に位置するゅっとしぼんだ淡い排泄器官を見下ろして、片方の口角をあげ、口を開く。
「悪戯するような悪いメイドさんには御仕置きが必要なようですね…」
後方から激しく細い肢体を責めながら、
指で花園から滴る蜜をたっぷりとすくうと、淡い色合いの白河の排泄器官にその指をつきたてた。
>>823 「……壊れろっ! 壊れろっ! 俺の腕の中で、壊れてしまえぇ……っ!」
杏樹の発した言葉に衝動的に反応しながら腰を突き入れていく。
そして、その突き入れと共に杏樹が弾けるように跳ねて達してしまう。
跳ね上がる衝撃と、杏樹が達した瞬間の締め付けが、杏樹の膣内に深く打ち込まれ、その先端を
奥まった所に穿たれた小さな孔にまでめり込ませている肉柱を襲った。
「……っくぅっ……! ……な、膣内に出すぞぉ……っっ!」
その獣の唸り声のような言葉が口から零れ出たの共に、肉柱の先端から、まるで膿のような色をした獣液を
杏樹の胎内めがけて迸らせはじめる。
迸りの激しい脈動に合わせるように、まるで吐き出した獣液を残り余さず杏樹の体内に送り込もうとするがの
如く、反射的に痙攣する身体を制し、さらなる快楽を貪り喰わんと腰を無理矢理ねじ込んでいく。
「……杏樹……ちゃんと、ちゃんと受け取れよぉ……っ!!」
そう吠え声を上げ、杏樹をまるで肉食獣が捕食する獲物に食らい付くように、がっしりと抱き締め、
そのまま床へと押し倒し……いや、ねじ伏せるように覆い被さっていく。
その杏樹との結合部から、ぶくん、ぶくん、と泡立ちながら粘りを持った膿色の獣液が滴り落ちていった。
やがて、荒かった呼吸も落ち着き、肉柱も力を失ってしなだれた頃になって、ようやく杏樹を抱きしめていた
腕の力を解く。そして、ゆっくりと自分の肉棒を杏樹の秘裂から抜くと、混ざり合った粘液に濡れた
それを杏樹の身に着けていたエプロンで乱暴に拭った。
「……ははは……くくくくく……ふは、はっはっはっはっはっはぁっ……」
思わず禍々しい狂ったような笑い声が零れ出る。
その漏れ出る笑い声を押し殺そうともせず、そのまま垂れ流しにしながら乱れた着衣を軽く整えていく。
「……最高だよ……。今まで犯してきた女達の中で一番だ。そう、杏樹、お前は最高の肉便器だ。
いいか、俺はまたこの屋敷にやってくる。その時、杏樹が俺を拒んだら……」
そこまで言うと、すぅっと目を細め……
「……この屋敷の他のメイドが、その代わりを務めることになるだけだ……いいな? じゃあ、おやすみ
俺の可愛い杏樹ちゃん……」
そう言い残し、朝日が醸し出す色濃い影の中に姿を溶け込ませていった。
>>826 「ちょっ、ちょっとごめんなさいいやなにをするのああっやめておねがいです――」
急に身体を持ち上げられて慌てる。なんといっても女の細身では到底三条の力に
敵うはずもなく、あっさりと背後を取られてしまう。
「こんな格好、恥ずかしい…犬みたいじゃないですか!」
膣穴だけならばともかく、お尻の穴までが高々と三条の目前に差し上げられている…
その光景を想像しただけでも、顔から火が出そうだった。
>「悪戯するような悪いメイドさんには御仕置きが必要なようですね…」
えっ、と一瞬動きが止まるが、嫌な想像をして急に怖くなってしまう。
相手に完全に背後を取られ、まったく無抵抗に秘部をさらしている事実もそれを煽り立てる。
「お仕置きなんて、そんな…私そんなつもりじゃなかっ――っくぅ!」
明らかに違う場所への異物感。それがお尻の穴だと理解するまでに数秒を要した。
昨日はお風呂に入ったけれど、そんなところに入れるなんて思ってもみなかった。
「先生、だめです、そんなところ、汚いのに! ああん、いやぁ…なんだか変な感じで…」
奇妙な感触に、へなへなと全身の力が抜けてへたりこみそうになってしまう。
829 :
三条 望:04/04/25 07:53 ID:/GtNvz7a
>>828 「汚い…? 貴女の体の中に汚い所なんてどこにもありませんよ…」
さらに激しく腰を打ち付け、そしてさらに深く指を突き立てる。
「それに、貴女のおっしゃる汚いところ…
ここを触るととっても私のを…締め付けてきますよ?」
指を突き刺す度に、蜜がこぼれ逸物に激しく花弁がまとわりついて締め上げる。
心地よい粘膜を摩擦する感触に浸りながら白河の肢体に後から覆い被さり、
おおきく2度3度と逸物を深く深く撃ちたてる。
「さぁかわいい白河さん…今日最後のお薬ですっ…
一滴残さず貴女のここでちゃんと飲んでっ! くださいねっ!!」
快感を逃がさぬように…より深く快感を与えるように…
白河のか細い腰を押さえつけ、先ほど出したばかりとは思えぬほど、熱くたぎった大量の白い欲望をぶちまけた。
830 :
椿 杏樹:04/04/25 07:55 ID:PNUzwEN1
>>827 「はぁ……はぁ……」
目を閉じて、鼓動と荒い息が収まるのを待つ。
その間に龍崎はさっさと自分を残して出て行ってしまった。
汚れたエプロンと自分の腿や足に視線を移し、ぐちゃぐちゃにかき回された
痕をしばし見つめる。
>いいか、俺はまたこの屋敷にやってくる。その時、杏樹が俺を拒んだら……
「……。どの道拒めないようになってるんでしょう。
じゃあ、もうずっと犯され続けるしかないのかなあ…」
衣服を直すと少しふらつきつつ、物置を出て屋敷の方へと戻っていく。
そんな中、自室に戻る途中で瑞葉と出会うが――
「あ、おはようございます〜。いいお天気ですねえ、……え?
そうなのなんだか早起きしたくなっちゃって、えへへ」
不気味なまでに何事もなかったかのように笑ってみせたりする。
「……さ。御主人様に朝ごはん、お持ちしなきゃ」
>>829 (くぅ…こんなことになるのなら、変な意地を張るんじゃなかった…)
いまさら悔やんでも遅いが、三条に主導権を奪い返され、なおかつお尻の穴まで弄ばれ、
あまりの屈辱に涙さえ滲んだ。
「締め付けって…当たり前です、痛いんですからっ!」
それでもお尻で感じていたことは否めない。なぜこんなことで感じてしまうのか、自分でも
まったく理解できなかったけれど、それでも痛々しいほどに乳首が張り詰めてしまい、愛液は
床に染みを作るまでに溢れ、奥歯が浮き上がるような、脳を直接揺さぶるような快感に何度も
気絶寸前まで追い込まれてしまう。
「や…め、て…もう、私っ…だめ、壊れちゃいそ…」
それでも三条は絶頂に向けていっそう激しく腰を振りたてる。とうとう耐えかねて、辺り構わず
激しく喘ぎ声を漏らしてしまう。
(もうみんなが起きだしてくる時間なのに、私は夜も寝ないで朝までこんなことをして!
御主人様に見つかったら、先輩に見られたら、出入りの業者に見られたら、私、もう…)
「お薬…も、もうお薬は足りて…あ、ああっ、もうわたし、溶けちゃうっ――!」
がっくりと頭を垂れて床に崩れ落ちるが、膣内にはたっぷりと濃厚な白濁液が流れ込み、重力に
したがって奥へ奥へと押し寄せ、胎内を満たさんばかりの勢いで熱く熱く流れ広がった。
「ん…ふぅ……せんせ、もう、私、治りました…」
それだけを喉の奥から搾り出して、本当に気を失ってしまった。
833 :
三条 望:04/04/25 08:13 ID:/GtNvz7a
>>830 「寒い……まるで冬みたいですわ」
指先に自分の息を吹きかけて温めながら厨房へ向かっていると
杏樹とすれ違う。
「おはようございます。ずいぶん早かったんで……す、ね?」
どこか虚ろなその笑みに、挨拶の言葉は尻すぼみになり、
ぞくりとした表情のまま、その後姿を見送る。
そしてしばらくして、ハッと思いつく。
(杏樹さんのエプロンの汚れ、あれって……)
そうやって気もそぞろなままで厨房に入って配膳をはじめると、
途端に粗相をしてしまうのだが。
「あぁ、気持ちいぃ〜」
朝の仕事の前に、軽くシャワーを浴びて汗を流し、ばさばさ髪を洗う。
…幸いにして朝食の担当ではないから良かったものの、もしも仕込みが遅れたりしていたら
また主人からお仕置きを受けるところだったと、幸運に感謝して胸を撫で下ろした。
「……ぁっ」
ふと、熱いシャワーの水流に押された下腹部になんだか違和感があるのに気づいた。
しばらく躊躇ってから、そっと人差し指と中指で陰唇を開いてみる。
じっと待つ。
キラキラ光る水流に混じって、どろりと黄色味がかった粘液が零れ落ちてくる。
「あぁ……」
(薬を飲んでないのに、『お薬』を飲まされちゃった…)
そっと掌に受けて、まじまじと見つめてから思い切って飲み込んでしまう。
やがて絶望的な気分に包まれて、そのまましゃがみこんでしまう。
頭を抱える。もう遅い。ばかばかばかばか… 私の、ばか。
最近また伸びた黒髪を伝って、煌く湯のしぶきが黒いタイルの床に飛び散る。
その床に糸を引いて滴り落ちた白濁がべっとりとこびりついて、なかなか流れようとはしなかった。
ピカピカに磨き上げたテーブルに顔を映して、満足そうな表情で背伸びをする。
「よし、この部屋はこれで終わり、っと」
仕事に集中することで余計な雑念を振り払おうとしているかのように、
脇目も振らずに働き続ける。そうすればきっと、自信が持てるようになるから。
837 :
高坂 真:04/04/25 23:48 ID:NXozyfMS
「はぁー・・・」
このため息は今日で何度目だろう。
・・・寝ても覚めても昨日のことが頭から離れない。
「はぁー・・・」
再びため息を漏らす。
ここに来て今日で3日が経つが、結局まだこの館の主人とは会っていない。
誰も何も言って来ないのを見ると・・・今日も留守なのだろうか?
「あーーーー」
無意味に声を出した。・・・なんだか最近やたら考えることが多すぎる。
「今は・・・まだ何もわからねーよな」
つぶやき、すべての考え事を振り切るように身を起こす。
そして・・・少し気分転換に、とその辺をぶらついて外に出ることにした。
「今日はこのくらいにしておこうっと…」
階段の手すりを磨き終えて、掃除道具を片付ける。
(お茶でも飲んで一息入れようかな)
839 :
高坂 真:04/04/26 00:11 ID:o/qkO0Wl
ふらふらと何も考えずに歩く。
階段をゆっくりと下りていき、音を立てないように玄関からそっと外に出る。
外はやはり真夜中ということもあってか、もう暗く・・・静かだった。
空に浮かんだ月が唯一の光源だった。
そこはかとなく・・・頼りなげで、はかなく感じる。
「・・・月・・・か」
少し肌寒い気もするが、今の俺には逆に心地よかった。
・・・俺は目を閉じて、しばらく月光浴を楽しむことにする。
「静かね、本当に」
湯気の立つカップを手に、ぼんやり視線を泳がせて物思いに耽ってしまう。
窓からは月が見える。禍々しいまでに美しく照り輝く月。
「だめ、なんにもしてないとまた雑念が…」
少し散歩でもしてみようと思い、カップを片付けると部屋を出る。
841 :
高坂 真:04/04/26 00:25 ID:o/qkO0Wl
「んー・・・」
しばらく月光浴を楽しんでいたが、不意に眠気が襲ってくる。
「少しくらいなら・・・いいか」
近くにあったベンチに腰掛けてそのまま目を閉じる。
・・・しかし、人間は少々天邪鬼に作られているらしい。
眠ろう、と思って目を閉じれば逆に眠くなくなっていた。
「・・・・・」
仕方なく、そのまま月光浴の続きをする。
屋敷の周囲の見回りも兼ねて、外へ散歩に出ることにする。
使用人用の勝手口から出るとさすがに寒く、くしゃみをしてしまう。
「うーっ寒い…なんて酔狂なことをしてるのかしら…って、あれ?」
誰もいないはずの庭のベンチに怪しい影を認め、警戒しつつそっと接近してみる。
843 :
高坂 真:04/04/26 00:38 ID:o/qkO0Wl
ベンチに体重を預け、軽く上を向いて一息ついた。
「ふーーーーー・・・」
「あのー…すみません、そこで何をなさっているのですか?」
そう尋ねて正面へまわりこみ、ようやく昨日会った客人だと気がついた。
「ああ、高坂様…失礼しました。こんなところで何をなさっておいですか?
まだまだ冷え込みますし、お風邪など召されては大変ですよ」
まるで無頓着な様子の高坂を気遣い、傍へ歩み寄る。
845 :
高坂 真:04/04/26 00:54 ID:o/qkO0Wl
>「あのー…すみません、そこで何をなさっているのですか?」
突然かけられた声。
心臓がどくん、と大きく高鳴り体に緊張が走る。
目を開けなくても誰だかわかる。この声は・・・白河さん。
とたんに、頭の中がパニックに陥る。
・・・この事態も予想できなかったわけではない。
だけど、深夜だからと油断していたのは確かだった。
(どうしたらいいんだ?)
>「ああ、高坂様…失礼しました。こんなところで何をなさっておいですか?
まだまだ冷え込みますし、お風邪など召されては大変ですよ」
けれど、次に聞こえてきた彼女の声は昨日出会ったときと何ら変わりはなかった。
・・・まるで昨日のピアノを弾いたあとの出来事はすべて幻想であったとでも言うように。
(昨日のことは・・・やっぱり夢だったのか)
やがてその結論にたどり着き、恥ずかしくなりながらも安心した。
そして、目を開けようとする。
「どうなさいました? あの、もしかしたらお熱でも」
声をかけても反応がないので、心配になって身をかがめ、高坂の額に手を当てた。
「ああ、良かった、どうやら熱はないようですね。
どうでしょう、そろそろ中へお戻りになっては? 今日は寒いですよ…」
そう諭してから、くるりと高坂に背を向け、夜空を眺めてみる。
848 :
高坂 真:04/04/26 01:12 ID:o/qkO0Wl
>高坂の額に手を当てた。
触れられた手に、昨日の幻想を思い出し身をすくめるが、
>「ああ、良かった、どうやら熱はないようですね。
どうでしょう、そろそろ中へお戻りになっては? 今日は寒いですよ…」
俺は・・・そのやさしい言葉に、昨日のことはずべて夢だったと完全に認識した。
ほっと安心して目を開ける。
「大丈夫です・・・もう少し月を見ていたいんで。寒くなったら自分で戻ります」
そして、夜空を眺めている白河さんに声をかけた。
「白河さんこそ、冷えますから・・・無理しないほうがいいと思いますよ」
>>848 「無理ではありませんよ。私のことでしたら、大丈夫です。
御主人様に仕えるメイドには、自由に風邪を引く権利もありませんもの…なんてね」
安心したのか、軽い口を叩く余裕も生まれる。
屋敷内へ向かおうとしたものの、高坂が気になって戻るに戻れなくなってしまう。
仕方なく、ベンチの隣に高坂と並んで腰を下ろした。
「あの、高坂様にもしものことがあってはいけませんから、お邪魔でなければ
私もお付き合いいたしますね」
それから恥ずかしそうに視線を逸らして、彼と同じように月を眺めてみる。
物思いに耽ってしまいそう…だが、隣の高坂のことが気になって仕方がない。
852 :
高坂 真:04/04/26 01:46 ID:o/qkO0Wl
>「無理ではありませんよ。私のことでしたら、大丈夫です。
御主人様に仕えるメイドには、自由に風邪を引く権利もありませんもの…なんてね」
「そんなことないですよ・・・風邪引いたら、ほら、働けなくて・・・御主人が困るじゃないですか」
苦笑いして、フォローしているのかしていないのかよくわからないことを口走る。
>「あの、高坂様にもしものことがあってはいけませんから、お邪魔でなければ
私もお付き合いいたしますね」
「あ・・・すいません」
隣に座った白河さんにそう返してはみたものの、なんとなく気恥ずかしくて落ち着かない。
昨日の夢のせいもあるのかどうも対応に困ってしまう。
チラリと白河さんの横顔を盗み見て、俺は昨日のあの夢を思い出していた。
(しっかし昨日の夢は・・・俺って・・・もしかしなくても、アレか?変態さんか?)
月を見上げながら、思い悩む。
「良い月ですね、なんだか吸い込まれそう」
うっとりと空を見上げたまま、そう高坂に話しかけてみる。
「昔、天文学者になりたかったんです。広い外の世界に飛び出してみたいなーって思ってました。
でも…本当に広すぎて、何にもなくて、私にはとても届かない世界、でしたね」
ふーっと長く息を吐き出して、冷えた手を組んで擦り合わせる。
「ごめんなさい、どうでもいい話でしたね」
それっきり押し黙る。時折お互いの呼吸が聞こえるだけの、沈黙。
不意に高坂の方に向き直り、彼の腰に手を回す。そうしてもたれかかるように、高坂の肩に
そっと頭を預け、耳元で囁く。
「覚えてますよね。昨日のこと…忘れたとは言わせませんよ」
くすっと笑う。
854 :
高坂 真:04/04/26 02:17 ID:o/qkO0Wl
>「良い月ですね、なんだか吸い込まれそう」
「そうですね・・・」
つぶやいて、月を見つめる。
>「昔、天文学者になりたかったんです。広い外の世界に飛び出してみたいなーって思ってました。
でも…本当に広すぎて、何にもなくて、私にはとても届かない世界、でしたね」
そして、白河さんの話に耳を傾けていた。
まだ恥ずかしい気持ちもあったが、なんとなく穏やかな気持ちになっていく。
やがて、話が途切れ・・・沈黙が訪れる。
>不意に高坂の方に向き直り、彼の腰に手を回す。そうしてもたれかかるように、高坂の肩に
そっと頭を預け
突然の白河さんの行動に驚きつつも、声をかける。
「?あの、眠いなら無理しないほうが・・・」
>「覚えてますよね。昨日のこと…忘れたとは言わせませんよ」
「・・・っ!?」
囁かれた瞬間、体がこわばった。
「あ・・・あの・・・」
昨日のことは夢だったんじゃないのか?
(だけど今、白河さんがいった言葉は・・・)
昨日のことは紛れもない現実であったと証明している。
「えっと、お話の、意味が、よく・・・・」
目をそらして、話をはぐらそうとする。
・・・が、のどがカラカラに渇いてうまく言葉が出ない。
>>854 >「えっと、お話の、意味が、よく・・・・」
「…えっ!?」
驚いて顔を離し、高坂の顔をまじまじと覗き込んでしまう。
(照れているのか、それとももしかして…私は嫌われてしまったのかな)
「あの…高坂様、私ではお気に召しませんか?」
856 :
高坂 真:04/04/26 02:32 ID:o/qkO0Wl
>驚いて顔を離し、高坂の顔をまじまじと覗き込んでしまう。
頬が一気に熱くなっていくのを感じた。
顔をそらしていいのかわからず目線をさまよわせる。
>「あの…高坂様、私ではお気に召しませんか?」
「いや、お気に召すとか召さないとかそういう問題ではなく・・・」
・・・何て言ったらいいんだ。
俺は自分の脳を必死に回転させて、言葉を探す。
>>856 「そういう問題ではなくて、どういう問題なんですか?」
高坂の戸惑う様子を見ていると、攻撃的な衝動が持ち上がりそうになって
それを抑えるのに必死だった。なんとか押し込めようとするものの、次第に言葉にも
口調にもそれが現れていることに気づいて愕然とするが、止めようもない。
「そう、言えないようなことなんですね…では、身体に訊いてみましょうか」
おもむろに肩をつかんで抱き寄せると、そっと、しかし有無を言わさずに、唇を奪う。
堅く閉ざされた歯の隙間から口腔内へ割り込もうとするかのように舌を這わせて、
唾液が零れて服を汚すのを気にも留めず、ひたすらに高坂の唇を味わった。
そうして、無遠慮に股間をまさぐり、器用にズボンのファスナーを開いて下着の上から
高坂の逸物を愛撫する。
「んっ…これでもですか…さぁ、どうなんでしょうね…」
858 :
高坂 真:04/04/26 03:16 ID:o/qkO0Wl
>「そういう問題ではなくて、どういう問題なんですか?」
「あの・・・だから・・・」
問い詰められるように聞かれ、ますます返答に臆してしまう。
>「そう、言えないようなことなんですね…では、身体に訊いてみましょうか」
「・・・え?」
言うが早いか、俺の体は白河さんのほうへと引き寄せられ・・・唇が重なった。
むさぼるような激しい口付けに、意識がぼんやりとしてくる。
口の端から唾液がこぼれていくが、気にしてなどいられなかった。
さまざまな感情が駆け抜ける中、俺は自分の意識を保つのに精一杯だった。
(そういえば・・・これ、ファーストキス、だっけ・・・)
ぼんやりとした意識の中・・・ふと、そんなどうでもいいことが頭をよぎった。
ようやく開放されたかと思うと、今度は少し乱暴に股間をまさぐられる。
反応するまもなく、白河さんは慣れた手つきでズボンのファスナーを下ろし、下着越しに俺の逸物へと触れてくる。
思ったよりも白河さんの手は冷たく、俺はビクンと反応してしまう。
「あ・・・くっ。や・・・」
やめてください、と昨日のように言おうとした。
しかし、言葉は最初の文字だけを発音したまま・・・・続かなかった。
(なんで、いえないんだ?・・・俺は、もしかして、俺は・・・)
俺は、その事実に愕然とした。
言えなかったのは・・・この先の何かを、俺は期待している、から?
下着越しでも、右手の手のひらにははっきりと逸物の形が感じられる。
それは柔らかく、しかし次第に硬度を増して膨れ上がってくるように感じられた。
「何も言わなくてもいいの。言葉なんて要らないわ。感じてくれればいいのよ」
熱い血液が流れ込み立派に存在感を示し始める逸物を、いとおしそうに撫で回す。
「や…ってなに? やめてほしいも? ふーん…でもやめないわよ」
ベンチから滑り降りて、なおもベンチに腰掛けたままの高坂の前に跪くと、そっと
下着をずりおろして逸物を露出させる。
この季節でも、まだまだ夜の空気は冷たく身を切り裂くようだったが、月の光の中に
天を指してそそり立つ逸物のシルエットが浮かび上がった。
そっと手を添えると、直に熱が伝わってくる。そのまま、ゆっくりとしごき立てる。
「やめないわ…私だって、誰にでもこんなことをするわけじゃないんだから!
ここまでさせた責任は取りなさいよ…」
高坂の股間に顔を埋めて逸物を口に含み、ゆっくりと頭を振り始める。
「ど…う? きもち…いい?」
>>859 >「や…ってなに? やめてほしいの? ふーん…でもやめないわよ」
6行目訂正です。ギャグじゃないんだから… すみません。
861 :
高坂 真:04/04/26 03:55 ID:o/qkO0Wl
しばらく、撫で回していたかと思うと・・・白河さんは突然その手を止めて、ベンチから滑り降りる。
俺は思わず「あ」とつぶやいていた。
(なんで「あ」なんてつぶやくんだよ?さっきまで嫌がってたくせに。
結局未練タラタラじゃねーか)
・・・ぼんやりと自嘲しているうちに、下着をずりおろされていた。
見下ろすと、そこには白河さんが跪いている。
「・・・ぅ」
逸物が外気にさらされる。張り詰めるような寒さに、俺は少し震えていた。
そして・・・拒否の言葉をつぶやいたにもかかわらずそそり立つ逸物から、俺は恥ずかしくて目をそらした。
やがて白河さんの冷たい手が、俺の逸物に直接触れる。
「っ」
そのままゆるゆるとしごかれる。
「!?・・・ぅっ」
・・・その感覚は、今までに味わったことのないものだった。
確かに、自分で慰めることもしたことは何度もあるが・・・この感覚はその数倍も上を行っていた。
さらに、白河さんは俺の股間に顔を埋めて逸物を口に含んだ。
暖かくやわらかいものに包まれた瞬間、俺の体を甘い痺れが満たしていった。
「やめ・・・くださ・・・そんな・・・汚・・・っ」
拒否の言葉を言いながらも、押し寄せる甘い痺れに流されていく。
「汚くなんてないわ」
いったん口を離し、唾液でつやつや光る逸物を手でしごきながら即座に高坂の言葉を
否定してみせる。
「立派なモノを持ってるじゃない…もっと自信持っていいのに」
本心からそう思う。うっかり、残念そうな表情になってしまったかもしれない。
「ふふっ、可愛い…もしかして初めてなの? 遠慮しないで気持ち良くなっていいからね」
再び逸物への愛撫を開始する。親指と人差し指でぐりぐりと竿の先端を刺激しながら、
左手で袋の部分を揉みしだいて、裏筋に沿って何度も舌先を往復させる。
わざと焦らすかのようにゆっくりにしてみたり、それからまた根元まで口に銜え込んで
激しく頭を振り、ときに舌先でちろちろとくすぐるように舐めてみたり、あらん限りの
自分のテクニックを駆使して高坂に快感を与えようとする。
「我慢しなくていいの。いっぱい、出して…」
863 :
高坂 真:04/04/26 04:29 ID:o/qkO0Wl
白河さんは優しくも妖艶な言葉をささやきながら、逸物への愛撫を続ける。
>親指と人差し指でぐりぐりと竿の先端を刺激しながら、
左手で袋の部分を揉みしだいて、裏筋に沿って何度も舌先を往復させる。
わざと焦らすかのようにゆっくりにしてみたり、それからまた根元まで口に銜え込んで
激しく頭を振り、ときに舌先でちろちろとくすぐるように舐めてみたり
白河さんの性技に翻弄されて、甘い痺れが枯れることなく湧きあがっていく。
「ふ・・・っく・・・ぅぅ・・・っ」
気持ち良さににおぼれている自分の声が、まるで自分の声でないようで気持ち悪かった。
両手で口を抑えて、声を少しでも出さないようにする。
やがて、限界が近づいてきたことを悟り・・・目の前に白河さんを見やった。
「だ・・・っ」
そしてこのままでは、白河さんを汚してしまうことに気が付き・・・あわてて口を抑えていた両手を白河さんを後ろに押しのけるように伸ばす。
が、甘い痺れに支配され震える手はむなしく空を切り。
「・・・・・・・っっくうぅっ!!!」
・・・俺は、自らの白濁した欲望を一気に吐き出した。
>自らの白濁した欲望を一気に吐き出した。
ぐっと逸物が膨らんだかと思うと、急に激しい射精が始まってしまう。
ちょうど深く喉まで咥え込んで舌を絡めていたところで、抵抗する間もなく
喉の奥に大量の精液を注ぎ込まれてしまう。
「…っく、げほ、ごほっ!」
慌てて逸物を吐き出したが、既にかなりの量を流し込まれていたせいで酷くむせてしまう。
そうしてさらに射精は続き、顔に髪に制服にと大量の白濁液をぶちまける。
なおも未練がましく、いまだに勢いの衰えない逸物に手を添えたまま、ぺたんと座り込む。
「ああん…勿体無い、こんなにこぼしちゃって!」
頬や眼鏡に掛かった白濁を指で掬い取り、舌で舐め取ってしまう。
「まだこんなに元気なんだ、やらしー… じゃあ、食べちゃおっかな」
ぽんと高坂の肩に手をかけてベンチに這い上がると、逸物をしっかりと握り締め、その先端を
すっかり濡れそぼったショーツの上から秘処に擦りつける。
「ほら、ちゃんと見てるのよ、月が明るいからよく見えるでしょう…」
ショーツをずらし、その隙間に狙いを定めて腰を下ろしていく。
硬く熱く滾る逸物の感触に、自然に腰が動いて快楽を貪り始めていた。
「いい…いいわ、素敵!もっと、もっと激しく奥までちょうだいっ!」
865 :
高坂 真:04/04/26 05:13 ID:o/qkO0Wl
(あ・・・う・・・間に合わなかった)
目の前には白濁し、むせ返る白河さん。
・・・自責の念に駆られる。
>「ああん…勿体無い、こんなにこぼしちゃって!」
頬や眼鏡に掛かった白濁を指で掬い取り、舌で舐め取ってしまう。
恥ずかしくて思わず顔を背けてしまった。
・・・食べて、大丈夫なのか?ふと、心配になった。
>「まだこんなに元気なんだ、やらしー… じゃあ、食べちゃおっかな」
「食べ・・・る?」
「やらしー」という言葉に顔をさらに赤らめつつ、「食べる」の意味がわからず、白河さんの動向をうかがっていると白河さんはベンチに這い上がり両足で俺をまたぐと逸物をしっかりと握り締め、その先端をショーツにこすりつける。
「っ」
甘い痺れが全身を駆け抜け、思わず唇をかんだ。
>「ほら、ちゃんと見てるのよ、月が明るいからよく見えるでしょう…」
言われて、見上げる。
月が照らし出す白河さんは、妖艶で・・・とても美しかった。
見惚れていると、やがて逸物に肉に包まれるような、それでいて肉を掻き分けていくような感覚が伝わってくる。
「熱・・・ぅっ」
つぶやきが口から漏れた。
「・・・くうっ、う・・・ふぅ・・・っ」
そして、白河さんの激しい動きにつられるように腰を突き上げていく。
「んはぁ、これ…いいのっ、ああん…好、き…」
自分が上になっているせいか、強烈な征服欲に囚われ、高坂の逸物を絞り上げるように
締め付けながら激しく腰を振り、快楽を生み出していく。
無理やりにショーツのクロッチの部分をずらして挿入しているせいかいつもよりもきつく、
また脱いでいないのに挿入されているという違和感のためか、いやらしい欲望が高まってしまう。
しんと静まり返った夜、冷たい月の光に照らされて、かすかに湯気を立ち上らせるほどに
熱く潤った結合部から、ぬちゃぬちゃっと、はしたない音が漏れて、恥ずかしさに赤面する。
いつの間にか、高坂もまた自分の腰の動きに合わせて腰を動かし始めていた。
初めは幾分ぎこちなく、そしてだんだんと二人の短い呼吸とともに腰の動きもリズミカルに重なり合う。
「ああっ、そう、それが…いいのっ! いやだ、上手いじゃない…」
初めて味わう高坂の逸物の形状も硬さも熱も新鮮に感じられて、それだけでもイきそうになるのを
必死でこらえていた。しかし、自分からも動き始めた高坂の腰使いに、とうとう限界に達してしまう。
「…っく…だめ、も、もうっイっちゃう、イくぅ…」
思いきり背筋を反らせて激しく身体を震わせ、だらしなく口元から涎を零す。
867 :
高坂 真:04/04/26 05:51 ID:o/qkO0Wl
>「…っく…だめ、も、もうっイっちゃう、イくぅ…」
思いきり背筋を反らせて激しく身体を震わせ、だらしなく口元から涎を零す。
「っあ・・・ぅ」
一段と激しい締め付けに一気に甘い痺れがせりあがってくる。
開放したい気持ちを抑え、最後の気力で白河さんを持ち上げる。
「・・・・っう、くぅぅっ!」
そして今日二度目の白濁した欲望を吐き出した。
・・・今度は、間に合った。
ただ・・・代償は白河さんの服にべったりと払われたが。
とりあえず、白河さんにティッシュ袋を渡してそれで汚れをふくように言った。
そして、取り分けておいた自分のティッシュで逸物を軽くふき、再びズボンに収める。
軽く一息つくと・・・身体的な疲労と精神的な疲労の影響か、だんだんと意識がぼんやりしてくる。
(白河さん、ごめん・・・)
その思考を最後に・・・そのまま、俺の意識は深く沈んでいった。
早朝、珍しく早くに目が覚めて着替えを済ませると自室を出て行く。
「……うう……寒い……っ」
上掛けの裾を引っ張りつつ、身体を丸めるようにして早足で厨房へと向かう。
「暑かったり寒かったりで……もう身体の調子がおかしくなりそう」
ぶつぶつ言いながら湯を沸かし、目覚めのコーヒーの準備をする。
「えっと、お砂糖とミルクは……っと?」
適当な棚を漁っていると、宿泊中の大柄な中年男性の客人が
突然厨房へやってくる。
「!? うああっ! あっ、ご、ごめんなさいっ、大きな声出して……び、びっくりしちゃって……」
持っていたミルク瓶を落としそうになり、あわててそれをテーブルに置く。
「どうかされました? まだ寝ててくださってても大丈夫です……よ……?」
何も言わず、虚ろな感じで自分に近付いてくる客人を不審に思い
語尾がだんだんと小さくなっていく。
「あ、あの……きゃあっ! ちょ、ちょっとお客様……や、やあぁ……っ!」
客人に身体を引き寄せられ、抱きすくめられたかと思うといやらしい手付きで
腰や尻を撫で回され、嫌がるように身を捩る。
「お客様っ、あの……困りますっ! これから……朝食担当の人が……んんっ!」
自分の言葉を遮るように唇を吸われ、するすると手際よくスカートを捲り上げられる。
そして、乱暴にテーブルへと突っ伏されると下着を脱がされる。強引に客人の肉幹が
挿入され、苦痛に表情を歪める。
大きな声を出しては他の客人や使用人に気付かれると思い、片手で自分の口を押さえ
弱々しく頭を振りながら声が出るのを必死に我慢する。
「くぅ……っ、ふぁ、あっ……んぁ……っ!」
押さえている口から漏れてしまう喘ぎ声まで隠すことは出来ず、誰も来ないうちに
客人の陵辱が終わるよう、無抵抗で耐え続ける。
「あ、おはようございます……。私、お客様を起こしてきます」
あれから呆気なく客人が自分の膣内で達してしまい、何事もなかったかのようにいなくなって
荒くなった呼吸を整えている最中に朝食担当のメイドが現れ、慌てて立ち上がり下着を穿くと
そう言って足早に厨房を出て行く。
客人の白濁が下着から漏れ、内腿をつぅっと伝ってきたことがわかり、すれ違う同僚や客人に
短く挨拶を交わしつつ目を合わせないようにして自室へと向かう。
「あなた…私どうしよう。」
昼間の仕事は不慣れながらもとても楽しく、やりがいもある。でも、夜には…
ベッドメイク、洗濯、拭き掃除…お屋敷の多忙なお昼の仕事の合間の休憩中。
薬指にはまった指輪を見つめながら、ふっーっと吐息を漏らしていた。
一通りの仕事を終えて、食堂でほっと一息。
紅茶に、手作りのシュークリームに…うまく膨らまなくて、なんだか自分の胸みたいでちょっと鬱。
そんな静かな午後のひと時をのんびりと過ごす。
「とりあえず、考えてても仕事は減らないし…はやくお仕事おわらせよう。」
そう言うと椅子から腰をあげ、腕まくりをして洗濯物に取り掛かった。
まったりと庭に遊びに来た小鳥にパンくずを与えている。
こうしてゆっくりするのもずいぶん久しぶりな気がする。
「あまり根を詰めすぎるのも良くないわよね、夜が激しすぎるかしら…」
自分の言葉に赤面して、パンくずの袋をひっくり返してしまい、わっと群がってきた鳥に包まれる。
「…ヒッチコックじゃないんだからねぇ…んもう!」
洗濯された真っ白なシーツを抱え、メモに記された部屋をベッドメイクしている途中で、
「やっぱり綺麗なシーツは気持ちいいですね。」
光にはえる白いシーツを整えながら、にっこりと微笑んだ。
「最後はこれを元の場所に戻したら…あっ」
あと一枚で今日のお仕事は終り…になるはずだったのだが、
おもわず声をあげ、動きが止まった。
ふるえる手の先にあるメモには「御主人様 寝室」と書かれている。
「どうしよう…でもやらないわけには…いかない…よね?」
脳裏に浮かんだあの夜の事を振り払うようにごくっと喉をならす。
白いシーツをその手に抱え、御主人様が不在であるようにと願いながら寝室の扉をノックした。
面倒な執務は全部執事に押し付けて、さらさらとサインだけして今日の執務を切り上げる。
寝室に移動してのんびりと本など読みながら、時折ちらちらと壁の鳩時計に視線を走らせる。
「執事に適当なメイドを遣すように言っておいたはずだが…
まさか一番大事な仕事だけ忘れているんじゃないだろうな?」
そこへ、ノックの音。
ほんのりと期待して、佇まいを正す。
「入りなさい。鍵は掛かっていない」
>「入りなさい。鍵は掛かっていない」
不在であってほしかったのだが、その願いははかなく崩れ去る。
「あの…替えのシーツをお持ちしました…」
普段の明るい表情が消え、快活さからは程遠いか細い声でそう告げ扉を開けようとしたが、
その扉はいつもより…そして、どの扉よりも重く感じられた。
「ああ、奈緒子か…これは楽しみだ」
すっかり彼女がご奉仕のために来たのだと思い込んで、ほくそ笑むが、
ところがシーツの交換だと言われて、どうやら違うようだと気づいて落胆する。
(ええい執事め、なにをしておるのだ…減給だぞ)
内心でそう毒づくものの、せっかくだから奈緒子を美味しく頂こうかとも考える。
「それはちょうど良かった、汚れが気になっていたところでな。さっそく頼むよ」
彼女が入室を躊躇っているのを見て、自分の下心が見透かされたのではないかと不安になり
無理に笑顔を作って笑ってみせる。
「は、はい…それでは御主人様失礼します。」
(よかった、今日はこの前とは違うみたい…)
作られた笑顔と気がつかず、とても優しそうに微笑んだその表情にふっと心が軽くなる。
「す、すぐに交換させていただきますっ」
それでも御主人様と顔を合わせることはできず、
足早にベッドへと歩み寄ると、御主人様に背を向けてシーツを新しい物と交換しようとした瞬間…
御主人様の言う「汚れ」の部分が目に止まり、思わず体を硬直させてしまった。
(これって、やっぱり…そうですよね…)
黄色く変色し前夜の激しい情事の名残が残るその箇所を見て、
顔がたちまち赤面し、思わずごくっと唾を飲む。
「あ、す…すみませんっ…すぐにシーツ取り替えますね…」
頭の中に過ぎった男女の営みを振る払うように、頭を振る。
緊張の為か背後の御主人様にそのおしりを突き出すような格好になっているとは気がつかず、
ベッドの側に膝をつき、汚されたシーツを取り込もうと、ベッドの両端に手をのばし上半身をベッドの上へと倒していった。
「ああ、よろしく…汚れについてはあまり気にしないように」
念のため注意しておこうとしたが、もう遅かったようだ。
硬直した奈緒子に、溜息をついて灰皿を取ると煙草の火を消した。
そうして奈緒子がシーツを取り始めるが、引き締まった形の良い尻が目の前に突き出されて
思わず食い入るように凝視してしまう。
灰皿を置いて立ち上がると、そっと背後に回って両手で奈緒子の尻に触れる。
とても包みきれない、張りのある感触がなんとも気持ちよい。
「良い身体をしているな、奈緒子は。おっと、仕事を続けなさい、私のことは気にするな」
そう釘を刺して、彼女の尻を揉んだり擦ったりして遊び始める。
>そっと背後に回って両手で奈緒子の尻に触れる。
「あ…!?」
刻まれた汚れに目をそむけながら、シーツを取り外そうとしたその瞬間…
下半身に感じたその感触に思わず小さな声が漏れた。
「あっ…ご、御主人さま…いったい何を…んっ…」
>「良い身体をしているな、奈緒子は。おっと、仕事を続けなさい、私のことは気にするな」
非難に満ちた瞳で背後を振り返り、非難の言葉を呟くが、
冷徹な声に気圧されてしまい、蹂躙するようにおしりを弄る手を拒めない。
潤んだ瞳をぎゅっと閉じ、その表情を隠すように俯いてしまう。
「んんっ…駄目です…ご、御主人様…
私…ん…そんなことされに来たわけでは…ありません…あっ…」
瞳に涙を浮かべ、背後の御主人様にそう懇願した。
>「私…ん…そんなことされに来たわけでは…ありません…あっ…」
小さく舌打ちをして、忌々しげに首を振る。
「どうやらまだ自覚がないようだな… そんなにお仕置きされたいのか?」
奈緒子の反応を窺いながら、わざと冷徹な振りをして彼女に揺さぶりをかける。
「執事に『そのための』メイドを一人遣すように言っておいたのだがな、
どうやらすっかり忘れてしまっているらしい。だから私も機嫌が悪いのだ、すまないな」
少しも悪びれずに、むしろ偉そうに謝ってみせる。
「だから、もしもここで私の機嫌が直らなければ、執事の首が飛ぶかも知れんな。
ああ、可哀想な執事! 元はといえば自業自得だが… せっかく偶然にもメイドがここにいるというのに、
そのメイドも執事を見捨てるのだなぁ」
ふんぞりかえったまま、嘲るように笑う。
>「どうやらまだ自覚がないようだな… そんなにお仕置きされたいのか?」
「そんな事…ありません…御主人さま…あっ!…んんっ!あっ…」
聴覚を通して思考を弄るような御主人様のその声に涙を流して反論するが、
巧みに敏感な箇所を刺激しつづけるその手の感触に、体はどうしても反応してしまう。
「あなた…助けて…」
薄桃色の口紅が塗られた口唇をきゅっと噛み締め、必死に抵抗しようとするが、
いくら逃げるように腰を動かしても、御主人様の手からは逃れられない。
「いや…駄目…」
ましてや、結婚しているといっても、経験が少ない為に、
必死に腰を捩るその動きが男性を刺激する事にも気がつかないでいた。
>ふんぞりかえったまま、嘲るように笑う。
「そんな…んっ…あっ!…ん、んんっ…」
このお屋敷に初めて来た時、住職することを許してくれたのが執事さまだった。
その恩人の名を出され、思わず抵抗する体の動きが硬直した。
(そんな私…どうしたら…
このままだと執事さまが退職させられてしまう…
でも、このままだと、また私あの人を裏切ってしまう事になっちゃう…))
混乱する頭の中で、思考回路がショートする…
「ん…酷いです…御主人様…」
下半身に広がる、じんわりとした快感の波に耐え、儚げにそう呟くことしかできなかった。
「酷いだと? 私はただ自分の仕事をしているだけだ、悪く思わないでもらいたい。
メイドであろうが執事であろうが、仕事のできない者の面倒など見る必要はなかろう?
ここは他よりも設備も待遇も遥かに上だ、怠け者を甘やかすほど私もお人よしではない」
そこで、奈緒子の尻を撫で回す手がぴたりと止まる。
「それとも… 誰かが執事のミスをフォローしてくれるとでもいうのかね?
今回ばかりは旦那に頼っても仕方あるまい、残念だったな」
わざとそこで奈緒子の夫の名前を出して迫り、同時に奈緒子の内股に手を伸ばす。
>ここは他よりも設備も待遇も遥かに上だ、怠け者を甘やかすほど私もお人よしではない
「あっ…」
抵抗しようにも御主人様の言葉は正しく、
また、ただでさえ、夫しか知らない体を巧みに刺激する愛撫にとろけた頭では反論する事がまったくできない。
(でも、このままじゃ…)
そう思うのだが、状況を好転させる手がまったく思い浮かばない。
ただ振り返り、口唇をきゅっとむすんで恨めしそうに御主人様を見上げる事しかできなかった。
>それとも…
「…!?」
私が執事さまのかわりになれば…
ぼんやりとした頭の中に浮かんだ一つの答え。
でも、それは愛する夫を裏切る行為…
(どうしたら…どうしよう…)
混乱する頭の中で愛する夫の顔がぐるぐる回る。
>わざとそこで奈緒子の夫の名前を出して迫り、同時に奈緒子の内股に手を伸ばす。
その瞬間…スカートの中に侵入し、
普段は愛する人以外の男性の目からひた隠しにしている内股にはしった甘い痺れ。
「っあ!?」
思わず体をびくんと跳ねさせ、夫しかしらない声が口をつく。
(駄目…駄目…駄目なのに…)
しかし、それでもその手からは逃れられない。
恩人を守る為に…私が犠牲になればいい…
薄桃色の唇の隙間からそんな思いが言葉になった。
「御主人様…私が…かわりに…」
愛する人を思い、潤んだ瞳から濡れた涙が頬を伝う…
「執事さまの代わりに、私にお仕置き…してください…」
>>884 >「執事さまの代わりに、私にお仕置き…してください…」
思い悩み涙した奈緒子に、激しく股間の劣情が盛り上がるのを感じる。
普通ならここで同情するところなのかもしれないがな…と、心の中で苦笑する。
「ああ、よしよし、なにも奈緒子が泣くようなことでもないだろうに」
片手はスカートの上から秘処を愛撫しながら、もう片手で奈緒子の涙を拭ってやる。
「よし、それでは執事の代わりに奈緒子を解雇してやろう。とっととシーツを換えて荷物をまとめて…」
奈緒子の顔色が変わるのを楽しそうに見ながら、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべる。
「ふふふ、どうして私がわざわざお前にお仕置きしてやらねばならんのだ?
執事を救い、なおかつこの屋敷に残りたいというなら、お前が私に奉仕するのが道理というものだろう。
どうすればよいか分かるかな? 毎晩旦那にしているのだろう、分からないとは言わせないぞ」
どっかりとベッドの端に腰を下ろし、腕組みをして奈緒子の顔を見つめる。
>片手はスカートの上から秘処を愛撫しながら、もう片手で奈緒子の涙を拭ってやる。
「あっ…ご、御主人様…ん、んんっ…」
涙を拭くように顔をなでる指先、そしてその優しい言葉に思わず胸がどきんと高鳴った。
(どうしたの私…あの人以外の人にこんなにドキドキするなんて…)
自分の心の中に生まれた感情に戸惑いながらも
(駄目よ…どうして…)
愛する人の稚拙なそれとは違う、巧みな愛撫に体の力が抜けてしまう。
その指先に純潔が熱く濡れ、背後に倒れこむように、御主人様に身を預けてしまう。
>どうすればよいか分かるかな?
「あっ…その私…そんなこと…」
(そんな…恥かしくてあの人にもしたことないのに…)
既に結婚している身であり、稚拙だが夫とそれなりの経験もある。
御主人様の求める行為がなんなのか…勿論耳に挟んだ事はある。
しかし、潔癖な夫はそのような行為を強要することもなく、
いままで男性の逸物を口に含んだことはなかったのだ。
(恥ずかしい…でも、このままだと執事様が…あなた、ごめん…)
込み上げる恥かしさと罪悪感を必死に堪え
わきあがる羞恥心に耳まで真っ赤に染めて赤面しながら、おずおずと御主人様の両腿の間に体をいれる。
「御主人様…私に…奉仕…させてください…」
この様子では、もしや夫とも経験がないのだろうかと思ってしまう。
あまりにもぎこちなく、戸惑ったような奈緒子の様子に少し不安を覚える。
「奈緒子はこんなに感度が良いのに、勿体無いことだ」
スカートの上からの愛撫でも濡れてしまった指を擦り合わせ、にちゃにちゃと
淫猥な音を立てて奈緒子を煽ってみる。
>「御主人様…私に…奉仕…させてください…」
初心な奈緒子の様子に激しく興奮し、すでに股間の逸物はすっかり充血していた。
それでも彼女が恥らえば恥らうほどに冷静を装い、冷たく言い放つ。
「いいだろう。私は何もしない、奈緒子がどれほどのものか…好きにしてみなさい」
ベッドに腰掛けたまま、逸物の膨らみを誇示するように足を開いてみせる。
>いいだろう。私は何もしない、奈緒子がどれほどのものか…好きにしてみなさい」
「ご、御主人様のすごい…」
おずおずと伸ばした指先で、ズボンの生地越しに逸物を絡みつかせる。
(すごい…こんなに…)
愛する人のものとはまるで違う物体のようなその逸物に、思わず驚きの声があがり、
そんな言葉を発した自分に赤面してしまい、恥かしそうに目をふせる。
(あなた…ごめんなさい…)
心の中で夫に許しを請い、熱く盛り上がった逸物をズボンの中から解放した。
「きゃ…」
それまでズボンに締め付けられていた逸物が、
まるで生きているかのように跳ねて飛び出す。
(これがごしゅじんさまの…これをいまから…)
体を支配する背徳感とは裏腹に、凶悪なほどなその逸物に目が思わず釘付けになってしまう。
「あなた…許して…」
もう一度小さく呟き
ごくん…と唾を飲み込んでからうす桃色の唇をそっと逸物に触れさせた。
>>889 「ふふふ…」
奈緒子の未練がましい様子に、ますます意地悪をしたくてたまらなくなる。
そっと頭に手を伸ばして優しく撫でながら、その行為とは全く裏腹な言葉が漏れる。
「もしも私が奈緒子の夫なら、別の男のち○ぽを咥えるような妻を許すはずがないなぁ。
しかも貞操を汚されてまで屋敷に勤めたいだなんて、男に飢えているのかと思うだろう」
もう奈緒子が止まらなくなっていることを知っているからこそ、安心して虐められる。
最初は人妻だからと雇用を渋ったものだが、むしろ今では良い拾い物をしたと、幸運に満足している。
期待通りに逸物を露出させておずおずと咥えた奈緒子を見ながらそんなことを考える。
「そうだ、いいぞ… そうして舌を使ったり、手でしごいたりするんだ。歯を立てるんじゃないぞ」
未経験の女に教えるのも楽しく、そのぎこちなさがまた快感となる。
>「もしも私が奈緒子の夫なら、別の男のち○ぽを咥えるような妻を許すはずがないなぁ。
>しかも貞操を汚されてまで屋敷に勤めたいだなんて、男に飢えているのかと思うだろう」
「………」
御主人様のその言葉に胸が激しく締め付けられる。
脅されて…とはいうものの、
確かに、今自分が行っている行為は、愛する人を裏切っているという事実にほかならない。
「そんなこと…言わないでください…」
涙まじりにそう非難するのだが、
何故かそんな意志とはうらはらに、
御主人様の弄る声が耳に入るたびに純潔からは蜜が滲み出していた。
>「そうだ、いいぞ… そうして舌を使ったり、手でしごいたりするんだ。歯を立てるんじゃないぞ」
「こ…こうですか…でも私、どうしたらいいか…」
目の前で隆々と存在を主張する逸物に、困惑し目を伏せながらも、
(私が…我慢すれば皆が幸せになれるのだから…)
愛する人を裏切る行為に泣き叫ぶ心にそう言い聞かせ、
やわらかな唇を逸物にあてがい、きらりと指輪が光る指を絡ませる。
「この硬いのを…擦れば…いいんですよね?」
御主人様の言葉どおりに、細い指をそろえて逸物をそっとやさしく握りしめ下から上に擦りあげる。
「御主人さま…これで…これでいいですか…」
逸物恥かしさを必死に押し殺し、そういいながら、手の動きを加速させ、
そして目を閉じ、その先端を濡れた口に含んでいく。
「こんな事なら…嫌がらずにあの人にしてあげればよかった…」
初めて口にした逸物の感触に心が激しく葛藤し、胸がきゅっと締め付けられる。
圧倒的な御主人様の逸物の前に倒錯した感情が湧きあがり、
「あなた、駄目な私をゆるしてください…」
許しをこうその言葉と裏腹に、いつしかその行為に没頭している自分にまったく気がついてはいなかった。
>>891 「まったく…困った淫乱メイドだな」
ますます冷酷に、無感情に奈緒子をあしらう。
「それでもいやらしいことは大好きなんだろう? 良い顔をしている…」
薬指に光る指輪がいっそう彼女の夫への対抗心を燃え上がらせる。
逸物に伝わるこの冷たい金属の感触が、まるで俺を試しているかのように思われてしまう。
>「御主人さま…これで…これでいいですか…」
「そうだ…いいぞ、その調子だ。筋がいい、天性の淫乱なのだろうな」
彼女の迷いがはっきりと見て取れる。
今時珍しいくらいにガードの堅い女だと半ば呆れつつも、なんとしても屈服させたくなる。
「ほう、旦那にはしてやらなかったのか? それは残念だったろうな。
しかしまあいい、奈緒子が男を喜ばせるテクニックを覚えれば、きっと旦那も喜ぶだろう、くくくっ…」
余裕振りを見せ付けてほくそ笑みながらも、奈緒子の一心不乱なご奉仕に快感を隠し切れなく
なり始めていた。
「ああ、いいぞ、奈緒子…もう出そうだ! 私のミルクを…一滴もこぼさずに飲み干しなさい」