1 :
名無しさん@ピンキー:
立ててみますた。
職人さんカモーン
華麗に2げと
3 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:20 ID:y4jDN8qB
即死防止
4 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:21 ID:y4jDN8qB
即死防止
5 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:25 ID:y4jDN8qB
吉野家の牛丼の味付けを家庭で再現すること。これは僕のひとつの夢でした。特に僕の頭を長年悩ませていたのは、吉野家のあの甘辛さはどうやって引き出されるのか、って点。
ポイントは日本料理に必須と言われる日本酒やみりんを放棄することと、タマネギを一瞬で煮込み、肉を硬くしない為に電子レンジを使うこと、そして甘い白ワインを使うことです。
では、僕の研究の成果をお楽しみください。もちろんまだ完璧ではありません。本物とは違います。より改良点を見つけられた方は裕樹にぜひご連絡下さい!ただ、唯一の問題は、昨年より吉野家が材料費を下回る290円という超格安値で売りだしてしまったこと・・・。
電子レンジで作る、簡単レシピ!「吉野家風牛丼」
(2人前材料)
薄切り牛肉 100g
タマネギ 1/4個
醤油 大さじ2杯
甘めの白ワイン 80ml
砂糖 小さじ1杯
1. 深底の皿の中でワイン、醤油、砂糖を混ぜ、良く溶かす。
2. そこに短冊型に厚く切ったタマネギを入れよく混ぜてタレを馴染ませる
3. ラップをして電子レンジで2分
4. 冷凍牛肉を加え、タレを馴染ませる。
5. さらにラップして電子レンジで1分
6. 赤身のところが残っていたら混ぜて、赤身がなくなるまで電子レンジ
7. あつあつご飯の上にのせてできあがり。卵はお好みでどうぞ。
このスレを覗いた方即死防止に協力ヨロシクお願いします。
7 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:46 ID:ok5Um6SV
即死防止
お市たんが倒れてアングルによってぱんつ見えるところにちと萌えた
8 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 17:18 ID:plXCG7gp
女少ないね
9 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 17:26 ID:pWTAlyID
今から買いにいくぞ!待ってろよお市ターーン!!
お市が戦うのですか?
11 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 18:00 ID:pWTAlyID
戦うのです
鬼武者のお市とは大違いだね…どっちどっちだがw
13 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 19:45 ID:g+kH75Hp
蘭丸タソハァハァ
14 :
しょきょうタソ・・・:04/02/11 22:14 ID:pWTAlyID
三國の方の次スレはたたんのか・・・?
蘭丸タソ萌え。
女キャラより萌えるとはこれいかに…
保守
ヒロたんはくるかなぁ?
1です。
即死防止ついでに
1つ皆さんに聞きたい事があります。
801ネタとかスカトロとかのネタの扱いはどうしますか?
結構好き嫌いが分かれるジャンルだと思うので・・・・
801の場合は僕としては分けてもらった方が良いんですけども
蘭丸とかが居るので女体化とかはどうでしょうか?
何か日本語変ですね(苦笑)
皆さんの意見お願いします。
ノヴナガサマに貫かれる蘭丸キボン
19 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:21 ID:Fjpn33qk
くのいちは雪村の好きなようにされてるわけか。
戦国っつーとやはり基本は「このようなお戯れを…」「よいではないか」だな。
蘭丸は濃姫にいいようにされています。
>>17 801は分けた方が良いと思うよ
801ネタで荒れるって言うのは良く見るしね
スカトロとかはどうだろ・・・・・・?
俺はあんまり好きじゃないなぁ
でも女体化ってのは賛成かな
蘭丸なんて性別変えればもう♀で通っちゃうでしょw
女体化オンリーでスレ立ってる例があるから
やっぱり分けた方がイイのかな。
とりあえず皆の意見はどうですか?
23 :
名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:10 ID:xq7ZkLP5
タイトルに女体化〜みたいなこといれて嫌な人はスルーできるようにしたら?
女体化って嫌いだったんだけど蘭丸だったらイケるかも、とか思ってシマタ…
女体化は嫌う人が結構出てきたら
考えるってのはどうかな?
まだ人数が居ないからその場判断は出来ないだろうし
とりあえずは現状維持で進めて行きましょう
っていうか、同じタイトルでスレ乱立させるなよ。
そんなにしょっちゅう女体化とか801ばっかり貼られると思うか?
お前らくのいちや濃姫、お市をスルーしてるのか?
これ以上糞スレ増やすなこの自治厨どもが。濃姫責め蘭丸受けのSS書いてたけどこのスレには貼らん!
帰れ屑ども。
見たくなきゃNGワードに登録すれば済む話だろ?
なに? 2ちゃんブラウザ使ってない!?
そんなにわか厨はエロパロに来るなどアホ。
もちつけや。
漏れは女体化勘弁な人種なので、タイトルに入れてくれれば有難いです。
第六天魔王×お市キボンヌ。
濃姫きぼん
>>26 俺は人に暴言吐くような奴に帰ってもらいたいけどね
それに2chで言われている自治の意味も間違ってると思うよ
あと801ネタはかなり好き嫌いが分かれるし
荒れるネタとなりかねないから分ける方が無難だし
それ専用の板もあるし三国での前例があるから
このスレでも現状では同じ方針取れば良いと俺は思う
女体化については三国無双のスレでも女体化は
別にダメという訳でもないから
余程女体化が嫌いと言う人以外なら
スレタイやテンプレに注意書きしておけば
>>27さんみたいに納得してくれると思うけどね
まぁ分けるか分けないかは多数決次第だわな
腐女子だけど801ネタはここでは勘弁してほしい。
女体化は・・・正直もにょるけど萌えればおーけー。
はやく神きぼん〜。
どうでもいい。エロければ。
そういえば昔、蘭丸が女で、信長や姫に犯られるエロゲーがあったな・・・
>>32 な、なん(ry
にしても、戦国無双の蘭丸は過去に見た蘭丸の中で
一番好みだ。これで女だったら本当に申し分無いのに…_| ̄|○
自分文は書けないので神の降臨をコソーリ待ちます。
師匠×エディ子キボンヌ。
あの服・あの鎧が師匠が着させたものだとしたら・・・いや、恐らくそうに違いない。間違いない。
きっと胆力をつける修行と称して公然と羞恥プレイを行ってたんだろう。
>32
「信長の淫謀」ですな。ナツカシー
あれはおバカで面白かった。
新規参入者の為にageときます
37 :
名無しさん@ピンキー:04/02/13 02:33 ID:u/fEpgj3
うわ・・・
sageてたよ
ageなおします。。。。。
阿国たんハァハァ
39 :
名無しさん@ピンキー:04/02/13 13:24 ID:YSO4soFm
阿国タンのSS激しくきぼん。
阿国イイ!
書いてみようかなと思うけど、関東人の折れが京都弁を理解するまで
待ってくれ!
41 :
名無しさん@ピンキー:04/02/13 15:42 ID:qIkMUpb/
ここまで来たら即死は無いな。
俺も阿国さんが好きじゃあ〜!
42 :
名無しさん@ピンキー:04/02/13 17:35 ID:/JMgo58z
孫1あたりにご奉仕っていうネタはどうだ…阿国タソの柔らかい唇に…(;´Д`)ハァハァ
師匠の娘に床の作法の手解きをうける新武将(兎武者おなご)たん
とりあえずsage進行で
>>35 なんと、知っている人がいるとは・・・(正式には、DPSと言うゲームに収録されたオムニバス)
もしかしてリアルタイムで遊んだとか?
>>45 確か姫と信長のどちらかを選択出来るんだよね。
47 :
45:04/02/13 22:35 ID:dNDud8lT
>>46 そう。姫だと逆に蘭丸に攻められたり・・・
あと、隠し選択肢で女忍者が出るらしいのだが・・・
スレ違いだが、俺は最近ここで、信長の淫謀をダウソした。
ttp://retropc.net/alice/ 一応、違法じゃないし(メーカー公認)、エミューレーターの知識があるのならば試してみては?
蘭丸タソ×濃姫の女性上位キボン
阿国たんキボン
よければ挿し絵描きますYO!
阿国たんなら誰が相手がいいかのう…
実機エンディング見るかぎり誰でも絡ませられそうだ。
濃姫×お市タンもいいなー。
阿国タンまだプレイしてない(つか出してない)んだけど
萌えてる人多いみたいだね。使うの楽しみ。
52 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:42 ID:Wc9htyZc
ただ阿国タソのバアイ台詞ムズイだろ〜
京都弁つかえんとに〜
阿国たんは良いよなー。めっちゃ和む。
VF4の梅小路葵からの京都弁萌え属性が一気に加速したよ。
個人的には慶次とくっついてほしい。五右衛門はマジで勘弁・・・
誰でも絡ませられる…と思ったが、ここはあえてEDが無い政宗で見てみたい。
京都弁おかしくてもかまわないので
阿国タンきぼん!ハァハァ
刑事との絡みハァハァ
京ことばってのは正直難しいね。
言いまわしとか独特だから…
そこでスタッフロールの京都弁指導ですよ。
まあまあ、ぶぶ漬けでも食うていきなはれ
筋肉バカ(だっけ?)とお市の絡みキボン。
女体化のターゲットは蘭丸だけですか?
いや、石川あたりを女体化しろとは言いませんが
いっそのこと蘭丸ふたなりってのは?
64 :
名無しさん@ピンキー:04/02/15 15:29 ID:BHUyIF9/
くのいちの苛めplayキボ
438 :名無しさん@非公式ガイド :04/02/15 15:30 ID:???
川中島を、信玄が幸村と旅をしていた。
その旅はたいへん苛酷な旅で、ありとあらゆる欲が満たされない毎日であった。
そしてもちろん、信玄の性欲も我慢の限界だった。
信玄は、幸村で性欲を充たそうと思いついた。
そして幸村の背後に回り挿入しようとしたが、幸村が動いて上手くいかない。
何度か試みたが、やはり幸村が動いてしまう。
これは仕方ないと、諦めて旅を続けた。
それから何日か旅を続けていると、
大そう美しい若いくのいちが倒れているのを発見した。信玄は近づき、声をかけた。
するとくのいちは水を飲ませてくれ、と言った。
声とは言えないような、声であった。
「水ならあるが、貴重な水だ。タダではやれない。」
『水をくれたら、何でも言うことを聞きます。』
「本当になんでも聞くのか?」
『なんでも聞きます。』
「何でもやるか?」
『何でもやります。』
信玄はくのいちに水を与えた。信玄の性欲は限界だった。
「じゃあ約束どおりおれの言うことを聞いてもらおう。」
『はい・・・。』
くのいちは少し怯えているようだった。逃げ道はない。
くのいちは、目を、閉じた。
「ちょっと幸村押さえといて。」
ワロタ。そっちかよ!w
参考までに身長
幸村 185cm 慶次 210cm
半蔵 170cm 政宗 140cm
明智 175cm 五右衛門 195cm
信玄 180cm
謙信 198cm お市 158cm
信長 190cm くのいち 152cm
蘭丸 178cm 阿国 172cm
孫市 187cm 濃姫 165cm
69 :
ショタ:04/02/15 16:41 ID:sEBA4IFD
濃姫:昨晩も信長様と一緒だったようね?
お蘭:は、はい。
濃姫:お蘭、信長様の正室は誰?
お蘭:濃姫様、あなた様にございます。
濃姫:そう・・・。
(いきなり数人の侍女に羽交い絞めにされるお蘭)
お蘭:な、何をなさるのです!?
濃姫:手癖の悪い男たらしをしつけて差し上げるのですよ。
(濃姫が着物をぬぐと、股間には極太の張形・・・ペニバンが!!)
お蘭:な、なぁ!?
濃姫:さぁ、信長様と同じようにして差し上げますからね。
(侍女に押さえつけられ、四つんばいにさせられるお蘭)
お蘭:おやめ下さい! 信長様には私から…うわぁ!!
(一気に張型を挿入する濃姫)
濃姫:ほらほらほら!!
……………続く。
続き読みたいと思う?
70 :
ショタ:04/02/15 16:43 ID:sEBA4IFD
と、偉そうに書いてみたが、実は戦国無双買ってない漏れ。
エキプロで手一杯なんだよう!
なので、続きキボンという方は濃姫とお蘭のしゃべり方教えて。
一人称とか、語尾とか。
>>68 お市って…大人になった正宗よりデカイんだな。
確か、正宗って156、7cmぐらいだったって話だ。
>>70 ぐっじょぶ
蘭はワタクシ見たいな感じでめっさ丁寧口調
脳姫はなんかめっさ妖しい感じ
今日プレイしてたら、ゲーム中にちゃんと
「濃姫と同室にいるところを発見され、
『わ、私はただ、姫君様の護衛を!』と動揺する蘭丸」という
シーンがあってワラタ。
つか、他にも兵士が山ほど一緒にいたんだが。露出プレイかよ。
連投すまそ。
>>69 一人称は二人とも「私(わたくし)」だったかな。
お互いの呼び方は「姫君さま」「蘭丸」。
濃タンのしゃべりは「常にタメ口、うっふん系含み笑いが聞こえてきそう」な感じ。
69の例でいくと、
「手癖の悪い男たらしを、しつけてあげる…ふふ…」とかそんな。
76 :
名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:48 ID:BHLOWoqD
くのいち、某城内戦
くのいち「はぁ・・・はぁ・・・、さっさと幸村様を助けなきゃならないのに・・・何なのよこの敵ぃ・・・」
ギシギシ・・・ギシ・・・
くのいち「ありゃりゃー。 戦場で何をやっちゃってるんでしょうねぇ〜・・・にゃは♪」
アンアンアン・・・ギシアン・・・
くのいち「覗いちゃおっかなぁ〜 にゃはは♪」
半蔵「グッ・・・いい突きだ・・・幸村」
幸村「貴様こそ・・・いい締まりだ・・・ぞ」
くのいち「敵将、討ち取った!にゃは♪」
くのいち、服部半蔵を撃破
くのいち「敵将、討ち取った!にゃは♪」
くのいち、真田幸村を撃破
>>77 これこれ、801板とマルチポストするでないぞ
>>68 つか、くのいちそんなに小さいのかよ
ノーマルに幸村とくのいちとか考えてたけど
大の大人が中学生とやってるようなもんだな・・・駄目かコリャ
>>78 801板なんか行った事ないぞ?
誰かがコピペしたんだろ
82 :
78:04/02/15 22:39 ID:4U07YX/B
>>81 そか、あっちを先に見ちゃったもんだから。
決めつけてごめん。
>>80 中1ならわからんが中3ともなれば身長に関しては女性はほぼ伸び切ると思うが
150あれば高い方とは言わんが異様に低くもない
140台の成人女性だって少なくないし
というか完全に現代人の身長設定だから低く思えるが
当時としてはむしろ阿国の170台の方が異様なスタイルだろうな
>>80 くのいちが上に乗れば問題なし(笑)
よかったら何か書いてくだちい。
本・能・寺 本・能・寺
マダー??
とりあえず「ふたなり」はやめてくれ
86に賛成。
だったら男のままの蘭○が濃姫か阿国タソに竿にぎられて
涙目になってる方が萌えるよ。
「幸村さま〜、SEXしませんか〜ぁ? と言ってみる」
同じくコーエーの作った信長の野望オンラインだと
女キャラで巫女、忍者、陰陽師と美形が揃ってるのだけどね
個人的には女陰陽師の足がかなり良いのだが…って、スレ違いスマヌ
半蔵×エディ子キボンヌ。
EDが意外と良かった。
お市でオナニーしたい。
93 :
名無しさん@ピンキー:04/02/16 21:50 ID:NhEhB2tG
お市でオナニーしたい
くのいちはオナニーしたい
95 :
ショタ:04/02/16 22:33 ID:RrA6gfHJ
お蘭:姫君様、お、おやめください…。壊れるぅぅぅ!!
濃姫:姫君様ではないでしょう? 濃様と呼びなさい。
お蘭:そ、そんな不忠なことは…あぁ!
濃姫:呼びなさいといってるでしょう!
(お蘭の摩羅を力いっぱい握り締める濃姫)
お蘭:うあぁぁ!! の、濃様、お許しを!!
ダイジェストはこんな感じ。
書き込めません
書き込めました
くのいちの水浴び萌え
80さんじゃないんだけど
幸村×くのいち投下してもよかですか?
>>95 萌え。濃姫×蘭丸激しく(・∀・)イイネ
誰か続きを書いてくれる方はいないだろうか…
>>68 誰も突っ込まないけど
>蘭丸 178cm
デカ!!!
>明智 175cm
ミッツィーよりでけぇじゃん!!
勝手に160台だと思ってたよ。
>>103 俺もツッコミ入れようか迷ってたw
蘭丸いくらなんでもでかすぎだろ肥…せめて165cm位が良かったぜ。(つД`)
んで政宗は小さすぎ。(まぁ史実でも結構小さいけど…
105 :
99:04/02/17 00:17 ID:d6QiB8aC
#それでは、約一名さまのお言葉に甘えましてw
幸村は、その女の名を知らない。
初めて幸村の前に現れたとき、女は自分を「くのいち」とだけ名乗った。
名を呼ぶことができなくても、不自由はなかった。
幸村が忍びの力を必要とするとき、くのいちはいつの間にか彼の傍らに
立っている。夜更けであろうと、戦場のただ中であろうと。
たとえ、彼が求めていなくとも。
「幸村さまぁ」
その夜も、幸村が床に就いたとたん、くのいちの声が降ってきた。乱世
の暗闇には不似合いな、明るい声だ。
「……どうした」幸村は床の上で体を起こす。相手の用件に見当はつい
ていたが、一応問うてみる自分が、少し虚しい。
「にゃはー」奇妙なかけ声とともに、くのいちが目の前に降り立った。
「夜のお仕事に来ましたぁ」言うが早いか、するすると着ている物を脱
ぎ捨てる。
「仕事、か」しなやかな裸身をぼんやりと眺めながら、幸村が呟く。
「そなたこれを、仕事だと思っているのか」
「ほら、戦場にいるとさ、男はいろいろタマっちゃうんでしょ?戦の最
中に、敵方の美少年とかにムラムラしちゃったら、まずいじゃん。それ
を防ぐのも、あたしのお仕事」くのいちは胸の前で両手を握り、芝居気
たっぷりに腰をくねらせた。「身を挺して主に尽くす忍び。あぁ、何て
ケナゲなあたし」
(つづく)
106 :
99:04/02/17 00:18 ID:d6QiB8aC
「妙な声を出すな」
幸村は顔をしかめたが、それ以上は強く出られなかった。女の言うこと
は、ある程度事実だ。全身全霊をかけるべき戦の旅にあっても、封じ込
めることができない男の欲望。上杉謙信のように、女色を断つことので
きる者は、ごくわずかだ。幸村にしても、己の若い肉体の要求を持て余
すことが多々あった。
仕事と言いながら、くのいちは幸村との行為を楽しんでいる。事実、幸
村の方から伽を言いつけたことは一度もないのだ。女の気が向いたとき
に、勝手に忍んでくる。
だが幸村にしてみれば、その方が気楽だった。彼はどちらかといえば頭
の固い男だ。合意の上といえども、主が配下の者を呼びつけて抱く、と
いう行為には抵抗がある。
「ほらほら、何ぼーっとしてるのかにゃ?さっさと脱いだ脱いだ」
くのいちは、座ったままの幸村の帯をほどき、器用に夜着を脱がせる。
「……どうにも、やりにくいな」
幸村の声に、くのいちは小首をかしげる。
「どしたの?自分で脱ぐ方が好き?あ、それとも着たまま〜?」
「そうではない。……まだ、名を教えてはくれないのか?」
「にゃはー。知らない方がいいよ、きっと」
「そういうものなのか?」
「そそそ。あたしがもし死んじゃったりしたらさぁ、幸村さまってば骸
をかき抱いて、戦場で泣きながらあたしの名前叫んじゃったりするヒト
でしょ?そういうの恥ずかしいんだよね〜」
「縁起でもないことを」幸村は眉をひそめる。だがそれは、明日訪れて
も不思議のない光景だ。
107 :
99:04/02/17 00:25 ID:d6QiB8aC
「あたしは、ただのくのいち。んで夜はぁ、幸村さまの『性欲のハケグ
チ』ってヤツ?うっわー、イヤラシ〜」
軽口を叩き続けるくのいちを、幸村は乱暴に抱き寄せた。胡座をかいた
膝の上に、横抱きにする格好になる。小柄な体は、すっぽりと幸村の腕
の中におさまっていた。
「あったかぁい……」くのいちがうっとりと呟く。「ね、幸村さま」
「何だ」
「名前って、そんなに大事?」
「ああ、すまなかった」幸村は小さく息をついた。「教えたくないのな
らば、無理には聞かぬ」
「そうじゃなくって〜、真田の軍略だとか、武田の家名だとかさ。いつ
もそればっかりだけど、そんなに大事?命にかえても、ってヤツ?」
先ほどまで満足気に細められていた双眸が、今は大きく見開かれ、まっ
すぐ幸村に向けられている。いくつもの闇の中から、いくつもの真実を
暴き出してきた、忍びの目。
幸村も視線を逸らさず、静かに答える。
「ああ、大切なものだ。私にとっては、とても」
「ふーーーん」
おざなりにくのいちが頷いた。自分で話を切り出しておきながら、もう
飽きたとでも言わんばかりに。
「ま、人生いろいろ、ってトコかにゃ。そーゆーヒトたちのおかげで、
あたしもお仕事ができて、ゴハンにありつけるってもんだぁ」
くのいちは幸村の首に両腕を回し、頬に軽く口づける。幸村はまだ何か
言いたげに女の顔を覗き込んだが、やがて諦めたように同じ口づけを返
した。
108 :
99:04/02/17 00:25 ID:d6QiB8aC
#なかなかエロいところまでいきませんよママン。
#ご迷惑でなければまた明日。
>>99 (・∀・)グッジョブ!!
にゃはーなくのいちがゲーム中でちょっとウザいが
その明るさが逆に切なく感じられる…続き楽しみにしてるよ。
早速きたきた〜楽しみにしとります
既にちょっと感動してまつ。
続き楽しみに待たせて頂きます。
>>99氏文才ありますな〜!続きも期待しています。
>>99 幸村とくのいち好きな身としてはこれほど嬉しいことはないわけで。
続き楽しみにして待っております。
「あ・ぁ・・御方様、お・お赦しを…・・」
「ほれ、どうじゃ・・っ? 蘭丸? ふふふ… も ・ う 気をやりそうかぇ…?」
(お館様ぁ・・・ 面目御座っ…
いまっ・・
せぬッぅぅう ! ! )
>>99 朝からエロパロ来て良かった〜(w
真田×くのいち(・∀・)イイ!
116 :
名無しさん@ピンキー:04/02/17 09:56 ID:Iq2j5GDu
上杉謙信は真性のゲイ
ウンコしてるときに死んだ
117 :
ショタ:04/02/17 12:12 ID:NpuWhKec
完成したらまとめてこて半月でうpするからしばし待たれよ。
>>99 GJ!凄く良かったです。続き楽しみに待ってます。
>>117 激しく期待してます。蘭タソ(;´Д`)ハァハァ
119 :
名無しさん@ピンキー:04/02/17 20:32 ID:0y54NQ4U
オイチ萌え
121 :
99:04/02/17 22:34 ID:d6QiB8aC
前半読んでくれた人、コメントくれた人、ありがdクス!
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、
後半もよろしくおつきあいください。
幸村は片方の腕で女の体を抱え、もう片方の掌で小振りな乳房を包み込
む。指の力で自在に形を変える柔らかな玩具を、弄ぶ。
「あぁん、幸村さまぁん」
わざとらしく甘ったるい声を上げるくのいちに、幸村は苦笑して、手の
動きを早めてやる。
やわやわと乳房を揉みしだくと、固くなりはじめた乳首が、ときおり掌
にこすれた。もどかしい刺激に、くのいちが切なげな吐息を漏らす。
「あっ」
不意にそれが、喜びを含んだ驚きの声にかわる。幸村の唇が、ようやく
胸の蕾をとらえたのだ。
野の果実を味わうかのように、舌で転がし、柔らかく噛む。そのたびに
くのいちが身を震わせる。
「幸村さま……それ、いい……んっ…」
常と異なる艶を帯びた声音に、幸村も昂ぶりを覚えた。くのいちの軽い
裸身を抱え直すと、滑らかな肌のあちこちに、燃える唇を押しあてる。
ふだん衣服に隠れている部分に、何ヶ所も生々しい傷痕があった。この
小さな体で、どれほどの戦火をくぐり抜けてきたのかと、幸村は胸を痛
める。
「ん、あ…はぁ……」
武士の大きな堅い掌が、忍びのすらりと引き締まった脚を撫で上げた。
その行く先への愛撫を期待して、くのいちの息遣いがいっそう乱れる。
「あぅ…!」
そして幸村の指が、熱い蜜を湛える泉に達した。深さを測るかのように、
ゆっくりと奥へ差し入れられる。微かな水音は、くのいちの喘ぎにかき
消されて聞こえない。
「あ、あっ…そこ……幸村さま……っ!」
幸村は、女の最も柔らかな部分を、優しくかき混ぜる。くのいちは幸村
にしがみつき、首筋にせわしなく荒い息を吐きかける。幸村には、それ
が心なしか甘い匂いに感じられた。
「んは、ぁ……!とけちゃう、とけちゃう……!もう…っ」
切羽詰まった声に、幸村は女をいちど昇りつめさせてやろうとした。だ
が突然くのいちは身をよじり、男の腕から逃れる。
「どうした?」
戸惑う幸村に、くのいちは悦楽に潤ませたままの目を向ける。
「えへ…イイんだけどさ、ひとりでイクのって、何かつまんないし」
「それは…」悪かった、と言っていいものかどうか、幸村は口ごもる。
お構いなしに、くのいちの手が素早く動いて、幸村の屹立したものをあ
らわにする。
「ほら、ね。お仕事お仕事。幸村さまもいっしょに……イこう?」
胡座をかいた幸村に向き直ったくのいちは、そのまま男の体に跨る格好
で腰を下ろした。
「くっ……」
幸村の剛直は、あっけなく女の蜜壷に呑み込まれる。堪らず、呻いた。
自らも頬を紅潮させながら、くのいちが男の顔を至近距離から見上げる。
「ね、幸村さま。気持ちいい?」
「……ああ」
今さら、こんな格好で気取ってみても仕方がない。幸村は正直に頷いた。
「うん、素直でよろしい」くのいちは満足そうに微笑むと、ゆっくりと
体を上下に揺すりはじめた。「んじゃ、ご奉仕しちゃおっかな」
くのいちが動くたびに、柔らかく濡れた『女』が、堅く漲った『男』に
吸い付き、こすり上げる。幸村はくのいちにされるがままで、しばし愉
悦に身を委ねる。
「あ、はぁ……!……幸村さまの、すごい……」
くのいちも、存分に幸村を味わっていた。だんだんに、腰の動きが速く
なる。
「いい、いいのぉ……幸村さま、幸村さま……っ!」
熱にうかされたように自分の名を呼び続けるくのいちに、幸村は応える
術を持たない。女に呼びかけるべき名を、彼は知らない。
明日をも知れぬ乱世に、束の間暖めあう、男と女。互いが心地よければ
それでいい。そう、思い込もうとする。
「あ、あんっ、幸村さま、幸村さま、幸村さ…」
幸村はくのいちを抱き寄せ、強引に唇で唇を塞いだ。
真田幸村。戦場の敵には恐怖、味方には誇りと共に語られるその名が、
今だけはただ厭わしい。
「ん、ふぅっ、んんっ、ん…ふ」
鼻にかかった呼吸を苦しげに繋ぎながらも、女は口づけから逃れようと
はしなかった。口内に男の舌を受け入れながら、さらに激しく腰を振り
たてる。
闇の中にあるのは、僅かに泡立つ水音。肌の擦れあう音。くぐもった息
遣い。汗の匂い。たった二つの、燃え立つ体。
男と女は、互いの背に腕を回し、舌を絡め、唇を貪り、快楽の器を重ね
て、響かせあう。全身で、相手を求め続ける。
「…ん、んく……っ!!」
やがて、女が身を強張らせた。ひときわ強くなる締め付けに誘い込まれ
て、男も精を放つ。
しばらく抱き合ったまま息を鎮めていた二人が、やがてどちらからとも
なく身を離し、顔を上げる。
「なんか、今日は凄かったね。幸村さまぁ」
いつもと同じ屈託のない笑顔で、くのいちが男の名を呼ぶ。無言のまま
もう一度抱き寄せようとする幸村の腕から、女は忍びの動きでするりと
抜け出した。
呆気にとられる幸村に背を向けて、立ち上がったくのいちが衣服を身に
つける。脱ぎ捨てたときと、まるきり同じ手早さだった。
「じゃあね〜ぇ、ごちそうさまでしたぁ。にゃはっ」
「おい、待て…」
くのいちの姿は既に見えない。幸村の声は、虚しく空に投げられただけ
だった。
体の中を嵐が通り抜けていったように思えて、幸村は気を落ち着かせる
ために深く息をする。闇の中に、ひとり座したまま。
自分が先に死んだら、あの女は。そんなことを、ふと考える。あの女は、
幸村の骸をかき抱いて、戦場で泣きながら幸村の名を叫ぶだろうか?
「似合わないな」幸村はひとりごちる。「全く、似合わぬ」
馬鹿げた想像をした自分がおかしくて、声を殺して笑う。
闇の中に、ひとり座したまま。
体に残る女の熱が、夜の冷気に奪われてゆくのを感じながら。
(終)
126 :
99:04/02/17 22:39 ID:d6QiB8aC
長々とお目汚し失礼しますた。
実のところエロ書いたの初めてなので、うpするとき
マジに手ぇ震えましたw
ちょ、ちょっとでも楽しんでもらえたら嬉しいです……。
>>99 ( ´,_ゝ`)b グッジョブ!!最高ですた。
今度は別の組み合わせをキボン!
>>99 GJ!ブラーボ!
不意に実機ED思い出して感動しまつた…!
真田×くのいち好きなんで良かったらまたお願いします!
>>99 乙
本当にいい文章だったよ。
今度はお市キボンなんて言ってみる
信玄きぼんぬ
>>126 ( ゚д゚)ウマー
いえ、実に良かったですよ。幸村がらしいと言うか。
グッジョブでした!
>>99さん本当にスゲェ。キャラ壊さずここまで書けるとは。GJ!
>>99さん
むちゃくちゃ良かったです!エロもお上手…(*´Д`)
GJ!!!
くのいちの下ルートEDにつづく感じで(・∀・)イイ!!
135 :
名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:53 ID:cw8EvjpE
>>99さん
昨日から待ってた甲斐がありますた。
ほんとスゲェよ99さん!
いきなりこのクオリティかよ……(汗)
こいつは目が離せねーな
>>99さん
お疲れ様でした。
楽しませていただきました。
エロ抜きでも上手いなぁと思いました(w
正直、戦国スルーしたんですが、読んで買いたくなった(苦笑
評価見る限りは、もうちょっと待ったほうがいい感じなんですが(w
「そうどすなぁ…。こんな事より、ようでけしまへんけど……どうどすぇ?」
全てはこの一言、この一舞から始まった。
つい先程出会った五右衛門はこれでより一層心を奪われ、
それを遠目に見ていた慶次もこの舞い手に胸の内を昂ぶらせた。
「ほな……どっからてったいましょかいなぁ…?」
短かな舞で自心どころか周囲の人まで落ち着かせると、阿国は小走りを始めた。
出雲大社の本殿修繕費用のために諸国を回っているはずの彼女が、
なぜ京の町を、それも喧嘩の仲裁のために走っているのか。
阿国自身がそれに何の疑念も抱いていないのだから、仕方ないといえば仕方ないのだが。
「確か…前田慶次はんとかゆぅ御方が暴れてはるって聞いたんやけど…。」
阿国が以前聞いた様子では、前田慶次という男は戦国一の傾奇者。
そんな男が京の片田舎で、しかも小物相手に喧嘩などしているはずがない。
「…たぶん偽者はんやね。」
「はぁ?」
「あらいややわぁ。…独り言どす。」
短絡的で自由奔放な阿国の頭脳が導き出した結論にキョトンとする
ゴロツキだったが、そう言う間にも傘で殴られノビてしまった。
そして、二人は向かい合った。
「あんたはんが前田慶次はんどすか? もうあきまへんで、都で暴れ回ったら。
七条越えて、通り道無しや。」
「……いろいろ誤解されてるねぇ。ま、それもいいか……」
こうして何故か戦うこととなった二人。
その結果は――
「なんで…なんで手加減しやったんどす?」
「喧嘩はその内終わるさ。ま、そんなに大袈裟に考えるなよ。」
手合わせして、阿国は悟っていた。
自分の攻撃を軽くかわし、偶然当たったとしてもビクともしない。
これは本物の前田慶次だ、と。
そして今の自分の力では全く敵わない、と。
また、慶次も感じていた。
自分と慶次の力の差を的確に把握し、負けを覚悟していた阿国の素直さを。
そして舞うようにして闘い、ほのかに甘い香りを振り撒く阿国の可憐さを。
慶次は自ら闘いを放棄し、負けを演じた。
「慶次様……」
「じゃあな。俺の相手は、まだまだ向こうにいやがるみてぇだからよ!」
「あっ……お待ちやす…!」
颯爽と松風に乗って次の喧嘩相手へと向かう慶次を、阿国は自然と追っていた。
「おいおい、あんた! 頼むから追ってこないでくれ!!」
阿国を振りきるために慶次はただひたすらに松風を走らせていたが、そのデタラメな
進行と京独特の地形に、とうとう小さな建物に追い詰められてしまった。
「あ、あんた……足速いねぇ…」
「それはそうどす。巫女ですきに。」
意味が分からない。
「…で、どうしたいんだい?」
「もう喧嘩したらあきまへん。大怪我なんかしはったらどないしはるの?」
「分かっちゃねぇなぁ。売られた喧嘩は買い残しちゃあ漢じゃねぇぜ?
ほら、裏から聞こえるだろ? ゴロツキ共の喧騒が。」
「あきまへん。それよりうちと一緒に…」
「やれやれ…口でいっても分からねぇなら………やっぱこっちか?」
「出雲…んんっ!?」
阿国の口が、慶次の口で閉ざされた。
そのまま腰を掴んで強く抱きしめると、さらに唇を貪る。
「…い…いやや!…こっ…こんなん…いややぁっ!!」
阿国は全力で唇を離すと、頭を大きく振りながら後ろにのけ反らせた。
「おっと…逃がさねぇぜ……」
覆い被さる様にして慶次がそれを追う。
「んうっ!!…んーっ!!……んんーっ!!」
ポカポカと慶次の胸やら頭が阿国のか弱い拳で殴られる。
それさえも気にしない慶次は阿国の腰部を撫で回し、さらに腰を引き寄せた。
(な……なんやのこれ……)
阿国の腹部にゴリゴリと擦れる熱く巨大な塊。
(嘘…でっしゃろ……これが慶次はんの……やの?)
そうこうする間にも慶次が舌で阿国の唇をチョンチョンと突っついていた。
最後の抵抗か阿国は固く目と唇を閉ざし、陥落を防いでいる。
「しゃあねぇな…。じゃあこれで…どうだ?」
袴の隙間から阿国の尻が撫で回されてまもなくだった。
「ひゃあっ!!」
たまらず悲鳴を挙げる阿国。
そして慶次はその好機を見逃す事なく、すぐさま阿国の口内に舌を侵入させた。
まるで生気を奪われるかの様にして阿国の体から力が抜けていく。
とうとう観念したのか、阿国の舌も徐々に蠢き始めた。そっと慶次の胸に
手を添えれば、荒荒しく動く慶次の舌を追いかけ絡ませ合う。
慶次が舌を突き出すと、なんらためらい無しにそれを吸った。
たっぷりと阿国と唇を交わし、頃合を見て慶次が手を前に導けば、
それが衣服を脱がすためだと気付いた阿国の手が、自然と移動した。
「よぉし…いい子だ……」
シュルッと腹部の袴の帯を解くと、そこからは驚くほど速く阿国を裸にできた。
そっと横たわらせ、じっくりとその姿を鑑賞する。
「へぇ…巫女衣装の上からじゃあ分からなかったが、案外迫力のある体なんだなぁ…。」
「そんな……言わんといてぇ……」
その腰の細さからは見計れない程に大きく柔らかそうな乳房。
意外とむっちりとしたふとももと、張り出した尻と腰。
そして清純な外見からは想像つかないほどに生え揃った陰毛。
小刻みに震える桜色の乳首が何とも愛らしく、その迫力的な体との
対比が逆に新鮮で、慶次は興奮して本来の趣旨を忘れそうになった。
あくまで慶次は阿国をここで止めるため。
強姦する気はさらさら無かったのである。
「そぉら、今おとなしくしてやるからな……」
上から被さり、白く透き通りそうな首筋に舌を這わせる。
「ぃやっ…!」
そのまま舌を這わせ、みっしりと膨らんだ乳房の谷間へと降りてゆく。
掴むようにして寄せた乳房の谷間でその乳圧を顔全体で楽しみ、
慶次はその頂点で屹立する桜色をコリコリと指でこねくり回した。
「…ああっ……や……やぁ………あんっ……あん……んんっ!…」
「どれ…味は……」
「やんっ!!」
思いきり吸いついてチュポンッ!!と音を立てて離せば、
ビックゥ!と阿国の体が悲鳴と共に跳ね上がった。
「ん〜む、美味い。どれ、こっちは……」
「…………」
やや怯えた目で慶次の口元を見つめる阿国。
あまりの快感が恐ろしく、もしももう片方の乳首が責められれば――
「どうした?」
「…そ……そっち…あかん…て………」
チューーッ!!
「やああぁッ!!」
ギュウッと慶次をきつく抱きしめ、阿国は幾度か小さく震えた。
「おめえさん……胸だけで…かよ……」
真っ赤になった顔を手で覆い、阿国は恥ずかしくて首を横に振った。
「うち…なんでこない感じてんのやろぉ……」
「愛いねぇ…実に愛い。」
無防備な股を大きく左右にこじ開けてその様子を確かめれば、慶次の
思ったとおり――否、予想以上にグッショリと濡れそぼっていた。
「い…いやや……堪忍……そこ堪忍や………」
フルフルと首を横に振り、指の隙間から阿国は必死の懇願をする。
「そうはいかねぇって。おめえさんの腰を溶かしておかなきゃな……っと!」
まずは人差し指が阿国を貫いた。
「んうーッ!!」
秘肉がキュッ、キュッと嬉しそうに指を締めつけ、表情に苦痛は見られない。
「へぇ……巫女なのに純潔じゃないってか…。それっていいのかい?」
「…そ……んうっ!!…そ…んなん……知ら…ん……ひあっ……ああっ…!」
「じゃあ遠慮無く…ってか?」
クチュッ……ニチッ…クチ……クチュッ…グチュッ……ニュチッ………
「…あん!……やんッ!…やっ…あっ!……ひやぁっ………んあぁっ!……」
「どうだ、俺の指は? そこらの野郎のぐらい太いだろ…?」
「うち……そんなん…知らん!…」
阿国が今までどのような男と寝てきたのか。
慶次の頭に疑問が浮かんだが、そんな事を直接聞くのは不粋すぎる。
「……そうかいそうかい、そんなに良いってかぃ?」
慶次は一度小さく笑うと、いま目の前で悦び喘ぐ阿国にのみ集中した。
突き入れた指を膣内で上下左右にこね回し、掻き乱した。
「ぃやああぁぁあぁ…!!」
徐々に荒くなる慶次の指の抜き差しと、徐々に甘くなる阿国の喘ぎ声。
「…すげぇ……」
ニュクニュクと愛らしく指を締めつける絶品の膣圧と、奥から
絶え間無く溢れる出る甘酸っぱい愛液の芳醇な香りと温かさ。
もしも自身の怒張したモノを挿入れば――。
慶次の頭によからぬ妄想が浮かび、駆け巡る。
「…いけねぇ! それだけはいけねぇっ!!」
慶次はブンブンと首を横に振り、本能のままにこの娘を襲う事は断じて
許されないと意志を固め、一刻も早く阿国を果てさせることにした。
「うおッ!?」
慶次の体に電流が走った。
阿国のしなやかな手が伸び、慶次の股間を擦っている。
「慶次はん…のも……おくれやす……」
その潤んだ瞳と狂おしいまでの可憐な声に、
(……ま、入れなきゃいいんだ。入れなきゃ、な。)
慶次の意志が、一部崩れ落ちた。
「よしよし……じゃあ……」
ドスドスと巨体を移動させ、仰向けに寝る阿国の頭周辺に座った。
クイッと顎を摘んで上を向かせば、慶次の欲棒と阿国が向かい合う。
「そら、ご対面だ。」
衣服からボロンと勃起を取り出せば、うっとりとしていた阿国の目が見開いた。
「嘘…でっしゃろ?………こんなん…お口……入らへんわぁ……」
巨大で太い勃起の先端からは透明な液体が溢れ出し、糸を引いていた。
「そら、どうした? くちづけしてくれよ…?」
乳首を素早くコリコリと転がし、愛撫を促す。
「やんっ!……んふぅ……」
阿国はゆっくりとその口を近づけた。
チュッ……
「ぅおっ……」
「うふふ…こんなに滴らせて……やらしいわぁ……」
「人の事言えんのかよ……」
先程まで可愛がっていた箇所に手を伸ばし、垂れ落ちる蜜を指ですくう。
「んぷぅっ!」
先端から溢れる欲望液を裏筋から舌で舐め上げ、鈴口に吸いついた。
そのまま口を広げ、亀頭のみを丸飲みする。
「くおッ!……へ…へぇ…上手いじゃねぇか……誰に教わったんだぃ?」
「……んふふ…………な〜いしょ。」
阿国がどれだけ口を広げても、亀頭から少しまでしか咥える事ができなかった。
しかしそれゆえに阿国は丹念に吸いつき、口内で激しく舌で転がした。
「…うっ………あ…良い…ぜ………くっ…も…う……そろそろ………」
「い…イキはりますのん…?」
チロチロと裏筋の頂点を舌でくすぐりながら、阿国が緊張する。
「ああ……んっ…く!……目ぇ…瞑ってろよ!!………ぅおりゃああっ!!!」
「やあっ!!……あっ…熱っ!……やぁっ!……あっ!!…い…いやぁ………」
まるで雨が降ったかの様に精がほとばしり、阿国の顔と体を白く汚していった。
最後の一滴まで慶次はしごいて搾り出し、乳首に擦りつけた。
「んんっ!……………ベトベト…やわ……もう……」
「ふぅ…。ありがとよ、良かったぜ。」
「次は……うちも………」
ポッと頬を赤らめる阿国に見つめられ、慶次の鼓動が速まる。
「…………おっと、そうはいかねぇ。」
「え…?」
「俺はもう喧嘩に戻るぜ。」
阿国の体に手ぬぐいをかけ、自分も衣服を戻すと慶次は立ちあがった。
「あんさんも分からんお人やなぁ。うちがあかんって………あ…れ……?」
そう言って阿国も立ちあがろうとしたが、体に力が入らない。
「おめえさんはそこで休んでなって。それに…そんな状態で外に出る気かい?」
「あ……」
豊満な胸からは精液が垂れ落ちている。
「じゃあな。……また……会えたらいいな。」
そう言うと慶次は松風と共に走り去っていってしまった。
「慶次…様……」
それから阿国は五右衛門と合流した。
「あっ、阿国さん! ご無事でしたか!?」
「えぇ、平気どす。……もう…終わりましたん?」
「そりゃもう! 慶次なんざこの五右衛門様がぁ、ア、討ちとっ……」
「はっはっは、よく言うぜ。」
そこに松風に乗った慶次が現れた。
「けっ、慶次!!」
「慶次様……」
「ま…勝ち負けなんざ、どうでもいいけどな。」
「うるせー!!…元はと言えばてめぇが………」
激しく五右衛門が非難するが、見つめ合う二人には届かない。
「すんまへんなぁ。」
「…今日の喧嘩は華があって良かった。またやりたい。」
「華やなんて、てえご言わはって…いややわぁ。」
「それじゃあな。」
進みゆく慶次の後姿を見つめ、阿国はうっとりと呟いた。
「…よろしおすなぁ……」
「え?…えぇ?」
そして、一方の慶次だが――。
「くぁーーっ!!…決まった…決まったぜ……」
あまりにも格好良く決まった自分にシビれていた。
「……また…会いてぇもんだ…。」
しかし、気になる事が一つ。阿国の別れ際のあの台詞。
『すんまへんなぁ。』
ニコニコと笑顔で言われ、慶次はその意味が分からなかった。
本来ならば謝るべきは当然自分である。
「なんか気になるなぁ………っと、あれ…?」
ゴソゴソと懐を探るが、財布が無い。
「どっかに落としたか?……ま、構わねぇさ。金は天下の回りものってな!!
がっはっはっは!!」
「あれ、阿国さん…どうしたんですかぃ、この財布。」
マジマジと見つめる五右衛門。
「あぁ…これ?……拾いましてん。せっかくやさかい、修繕にと思て。」
正確に言えば、慶次の胸におとなしく手を添えた時に『拾った』ものだが。
「へぇ……」
「うふふ…毎度おおきに♪」
「はぁ?」
「さてと、うちも行こ。次は…大坂は堺にでも行こかいな。」
「さ…堺ですかい?」
「あらぁ…あかんの?」
「いやぁ……いま堺は荒れてやすぜぇ?……一揆やら、信長の侵略だとかで。」
「一揆…。……お聞きしますけど、一揆ってお金かかります?」
「は、はぁ…。そりゃ…まぁ……」
「ほないきまひょ。」
トコトコと歩みだす阿国。
「ちょっと待った!…阿国さん、あっしも付いていきやすぜ!!」
「五右衛門様も?」
「あぁ。俺様がぁ、阿国さんを、ア、守るぜ〜!!」
「うふふ…おもろいお人。…ほな一緒に行きまひょか?」
二人の旅は、まだ始まったばかりである。
おそまつ様でした。
よろしければ阿国の長旅、お付き合いくださいませ。
あ、あと京都弁のツッコミはご勘弁くだせぇ…('A`;)
う〜む、どうしよう…コテ名……
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
阿国タソキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
イイヨーイイヨー
>>139 うぉぉぉぉグッジョブ!阿国タン色っぽい、可愛い!
てかこれシリーズ続くんですね!?期待していいですかイロイロと(*´Д`)
京都弁の正確なところはわかんないけど、(漏れ関西出身)
読むのにひっかかるような違和感ないからだいじょぶだと思。
阿国たん乙!グッジョブ!上手いことゲームに沿ってますな
>>139 阿国タンが可愛い(*´д`*)ハァハァ
エロも笑いもあって良いでつ。
阿国たんマッテタヨー
ハァハァ(´д`*)ハァハァ(´Д`*)ハァハァ(´□`;)
155 :
名無しさん@ピンキー:04/02/19 00:22 ID:9tH2n5wU
GJあげ(・∀・)
神様キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
次の標的は、まぁwせdrftgyふじこlp;@:
(;´Д`)ハァハァ
「うつけを暗殺するつもりで臨んだ新婚初夜、
信長にめろめろにされちゃう濃姫」はどうだろう…と思ったんだけど
処女の濃タンが想像できねぇ_| ̄|○
>>156 ふ、不二子?(違)
長政×お市の初夜を読みたい。
神よ。
おお、神よ。
神降臨!最高に萌えますた・・・ありがとうありがとう!
言葉遣いとか全然平気だったよー もろ阿国タンでした。
神様!いつか阿国×濃姫を!
濃お姉様が「ふふ、可愛い娘」とか余裕かましてるけど逆襲されちゃうような
>>139 ゲーム中の流れに全く違和感ねぇ・・・さすがです。
>>158 初夜じゃないけど…↓このくらいの時期でもよろし?
優しい声に振り向くと、夫の微笑みがすぐそこにあった。
長政は首を差し伸べるようにして、桜色をした市の唇をついばむ。
祝言を挙げて以来、幾度となく繰り返されてきた行為。
なのに、二人はいつもその後に、はにかんだ視線を交わす。
162 :
158:04/02/20 22:48 ID:FcNCpHU1
是非お願いします>161
それだけでも既に(;´Д`)ハァハァです。
阿国タン…ゲームにストーリーが沿ってるってことは
次は孫市が相手ですかw?
孫市×お市、需要ある?
おそらく相手にされないであろう五右衛門可哀想・゚・(ノД`)・゚・。
「おつかれさま。心が震えたよ。特別な気持ちがする。暖かい気持ち。
戦いに明け暮れる俺にまだこんな気持ちがあった事に驚いてる……」
「ややわぁ、また上手言わはって……」
堺に着くなり早速一曲待った阿国の肩に孫市は手を回し、二人は消えていった。
「よくもまぁベラベラベラベラと!」
一方の五右衛門は、残念な事に肩どころかその手すら触れた事が無い。
堺到着早々、孫市に先を越されたわけである。
「…さぁ、ここにでも座ってくれ。」
「はいな、おおきに。」
用意された椅子に阿国が腰掛ければ、孫市もそのすぐ隣に腰掛けた。
二人きりなのをいい事に、さっそく孫市の手が阿国の腰に伸びる。
「あぁ、せやせや。傘、どこ置いたらよろしおす?」
突然阿国が立ちあがったので、孫市の手がスカッと空ぶった。
「あ…あー…そうだな、その辺でいいから適当に置いてくれ。」
「そうどすか?…ほなここにでも。」
「さぁさぁ、長旅で疲れたろう? 座ってくれ。」
「ほな。よっこいしょっと。」
「へへへ……」
「あら、しもた。さっきの舞の御代金もろてへんわぁ。」
スカッ。
「あ…後で俺が集めといてやるよ…。」
「ほんまに? そら嬉しいわぁ。」
「さぁ、座った座った!」
孫市がバンバンと椅子を叩いた。
「ほな。……あ、せやせや。」
「こ、今度は何だい?」
「一揆って、お金かかりますのんやろ?」
唐突な質問に、孫市の表情が固まる。
「そりゃあ……まぁ…なぁ。でも本物の戦じゃねぇし、それなりだがな。」
「なんや、そうですの?」
「今回のは一揆っつうか抵抗っうか……まぁ、資金はほとんど無いぜ?」
いつもの微笑の中にも、孫市はどこか阿国が残念そうに見えた。
「…でもまぁ、金ならあるさ。」
「どこ? どこにあるのん?」
途端に食いつく阿国。
「ここからでも見えるだろ? ほら、そこさ。」
「どこどこ?」
「そこだよ…ほら……っていうか遠く見渡す限りって言ってもいいかな…?」
巧みに阿国の気を逸らしながら、孫市の手が腰に巻き付こうと伸びゆく。
「あ、分かった。」
スカッ…ドテッ。
「あれでっしゃろ?」
立ちあがった阿国が指差し見つめるもの。
それは敵陣だった。
「いてて……そうさ。戦場にあるのは金目のものばかりだ。武器に鎧に馬に米。
要はそれを奪えばいいのさ。」
冷静を装って格好の良い事を言う孫市だったが、もう我慢の限界だった。
向こうを見つめる阿国の尻に直接手を触れようとしたその時。
「ほんまや…あんなにいっぱい………孫市様。うち、てったいます。」
「な、なにを手伝うって?」
クルリと振りかえる阿国と、すぐさま手を引っこめる孫市。
「うちも戦、てったいますきに。」
「な…?」
「その代わり、うちがいわした敵さんのもん…もろてええ?」
「だ、駄目だ駄目だ! 戦利品はみんな平等に分けるってのが決まりだぜ!?」
「そんないぢわる言わんとぉ。な? よろしやろ?」
「いじわるじゃねぇって。しかもそんなの、誰も納得しねぇし。」
「孫市様…なんとか説得できまへんの?」
「お、俺がか!? いやぁ……なんつーか…なぁ…?」
堺衆に『阿国だけ戦利品を歩合制に』と頼みこむ自分を想像し、苦悩する孫市。
「…あきまへん?」
顎に手をやる孫市の隣に座り、阿国はその顔を覗きこんだ。
「な? お願いどす……」
「そうだな……」
孫市の手が、ようやく阿国の腰を捕えた。
幾度も挑戦しただけあって、そのしなやかな腰に触れただけで下半身が反応する。
「…今度は逃げないのか?」
「うふふ…なんの事どす?」
「へっ……負けだ負けだ。分かった。あんただけ特別に頼んでみるぜ。」
「ほんまに? あぁん……うち、嬉しい……」
ポテッと孫市の肩に頭を乗せれば、甘い香りが鼻腔をくすぐる。
「でもただってわけには………なぁ?」
「ほな…参加費払っておきましょか……」
袖から出る白くしなやかな指先がツツ…と孫市の手と重なり、軽く握る。
「ちょっと…高くつくぜ?」
クイッと阿国の顎を指先で摘み、見つめる。
「あん…。ちょっとでええからまけといて……」
触れ合う二つの唇。
鼻と鼻を何度も交叉させ、純粋な接吻を熱く交わす。
孫市が舌を潜り込ませると、阿国の舌がそれを迎え入れた。
孫市がチョンチョンと突っつけば阿国もチョンチョンと突っつき返し、
いじわるで隅に逃げれば探り当てて可愛がるよう催促する。
そんな阿国が可愛らしく、孫市はきつく抱き寄せて自分の上に乗せた。
「あん!……もう…強引なお人…。」
「嫌いかい?」
「…ちゅき。」
『好き』と言うと同時にくちづけを交わしたために、変な発音になってしまった。
「どれどれ……」
その後たっぷりと阿国の唇を堪能し、その上着の内側に親指をかければ
ボロンッと音が立ちそうなほどに迫力ある乳房がこぼれる様にして出てきた。
堪らず凝視する孫市から熱いため息が吹きかかり、阿国は身をよじる。
「あんた…意外とでけぇ…な……」
「大っきいの……嫌い?」
「い〜や。俺は断っ然、巨乳派だ。」
どこか呆然とする孫市が乳房をフニッと軽く揉み、タプタプと左右に揺らした。
「そんな…恥ずかしいわぁ……」
「しかし……これは凄い…。」
両手ですくい、タップンタップン揺らしてみると頂点の桜色が上下に
残像をせわしなく残しながら固く尖っていった。
真っ白でしなやかな首筋に吸いつき、薄い胸板に絨毯的に口づけを落とす。
「吸っても……ええんよ…?」
「おねだりなら、ちゃんと言わないと…な?」
「そ…そんなん……」
「じゃあやめた。吸ってやらねぇ。」
「……す……吸って…吸ってください……」
「何をだ?」
「い…いややぁ!」
「言え。…っつーか言ってくれ。」
乳房を鷲掴みにして飛び出た乳輪の端をレロレロと舐めながら、
孫市が甘い声で震える阿国に命令する。
「…ち…………」
「ち?」
「……ちくび…」
「よし、いい子だ。」
「きゃううぅッ!!」
まるで痙攣したかの様に大きく弾ける阿国の体。
それからは乳首に加え乳房全体を思うがままにむしゃぶりつかれ、
いつしか阿国は孫市の頭を強く抱きしめていた。
絶品の柔らかさを誇りながらもその中にしっかりとした揉み応えのある乳房。
その乳房と絶妙の対比を織り成す綺麗な桜色の乳首と乳輪。
孫市もいつしか我を忘れてそのまろみを揉みしだき、貪っていた。
「ふぅ…。それじゃあ……」
さんざん阿国の乳房を唾液まみれにすると、続いて孫市は帯に手をかけたが、
「こぉら。」
ペチンと叩かれてしまった。
予想外の展開に、さすがに孫市も戸惑う。
「お、おいおい! 冗談だろ?」
「それは払い過ぎどす。」
「まじかよぉ…。」
阿国の胸の谷間に潜りこみ、顔を振って嘆く孫市。
その度に柔らかな乳房に波が走る。
「あん!………もう…しゃあないなぁ……」
「じゃあ…?」
「ちょっと多めに払いましょか。」
そう言うと阿国は孫市の膝から降り、椅子に座ったままの彼の股を
やや広めに開かせ、その間に膝をついて座った。
「おっ……いいのかい?」
「はいな。それに……」
「それに…?」
阿国が孫市の袴を脱がしながら続ける。
「それにこれからその鉄砲つこぉて、親玉撃つんでっしゃろ?
せやったら心も体もすっきりしといた方がよろしおす。」
見ぬいてやがる――。
孫市はそう思った。
たとえこの戦に勝っても、いつか数で押し切れられるのは必至である。
ならば狙撃すべきは敵大将、信長のみ。
「やれやれ、お前さんは大したやつだよ。」
「…何の事でっしゃろ?」
「まぁいいさ。」
「ん〜?」
目をパチクリさせ見上げる阿国だった。
「さぁ…頼むぜ…。」
完全に勃起した肉棒でペチペチと阿国の頬を軽く叩く。
「あん!…や!……こぉら……」
それ以上いたずらをしないように、阿国はパクリと咥え込んだ。
ゆっくりと奥の奥まで飲み込み、強く吸いつきながらチュポンと口から離した。
「おおぉ…上手いねぇ……」
慣れた手付きで阿国の前髪を掻き分けてやり、その頭を撫でてやる。
舌を口内で回すように動かしながら、唇を窄めて丁寧にしごく。
「いい…ねぇ……実にいい……」
全体に満遍なく口づけを落とし、丹念に亀頭を舐め回す。
奥から透明な液体が溢れ出せば、強く吸いついてそれを飲み干した。
「嬉しいねぇ……」
「んふ……ほんまに?」
窪みを舌で追いながら亀頭を一周すると、そのまま裏筋を下っていく。
「ぷは………こっちは…あら、ぱんぱんですやんか……」
脈打つ裏筋を指で押さえ、さらに下に潜りこみ陰嚢の片方を咥え込んだ。
チュー…と強めに吸い込んで、ポコンと解放すれば勃起がさらにビクつく。
もう片方もチロチロとくすぐられ、すぐに咥え込まれた。
チュポッ、チュポンッと左右交互に飲み込まれ、阿国の舌がさらに潜りこむ。
今度は陰嚢も持ち上げ、その付け根をチロチロと舐め回す。
「お、おいッ…!」
「ひふぉひ良いどすか…?」
「あぁ……も…もうっ……」
「あらあら…ほしたらこれでいわしましょ。」
先端に溢れさせる液体を自身の乳首に塗りたくり、そのまま陥没させた。
亀頭そのものが乳房に沈み、柔らかな乳圧が先端を包みこむ。
「おぉっ……す…げぇ……」
「さらにいきますぇ?」
少しだけ舌を口から出すと、ポタ…ポタ……と唾液が勃起に垂れ落ちる。
充分に唾液を絡ませると、阿国は怒張を優しく挟み込んだ。
ヌコッ…ヌコッ…と淫靡な音が立ち、亀頭が谷間から見え隠れする。
「あ……うっ!………く…あッ……もっと強く…挟んでくれ……」
「こう…?」
肌のきめ細かな乳房がさらにネットリと勃起を包みこみ、
乳圧を誇る乳房が竿の隅々まで吸いつくように絡みつく。
「うおっ……も…もうっ……もうっ!!」
孫市が夢中で腰を振れば、阿国は度々突出する先端に口づけを送った。
「で…出るッ……いくぞ…いくぞッ!!」
「ええよ…ええよ…!!」
「ぅおおぉッ!!」
「ぷあっ!!…あっ!…やっ!……やぁっ!!……あ…ああっ!……」
勢いよく飛び出た精液が阿国の顔面を直撃し、口元を汚していった。
さらに溢れ出る精は谷間を溢れ、乳首や乳肉を伝って次々と垂れ落ちていく。
「す…げぇ……まだ出てやがる……」
谷間から勃起を引きぬき、孫市は残りをしごきながら阿国の頬に擦り付けた。
「あん!……も…もうっ…」
「しゃぶってくれ……」
徐々に萎えゆく陰茎を唇に導けば、阿国も何らためらい無しに咥えこんだ。
口内でまったりと転がし、尿道の分まで強く吸い出す。
「あぁっ!!……ま…また……勃っちまう……」
ズズズ…と唇全体で裏筋から陰嚢をもきれいに掃除され、
余韻を楽しむつもりがまた充血を始めてしまった。
「んふぅ……あかんで、もう。」
「ちぇっ、つれねぇなぁ。お…どうしたんだ…?」
「え…?」
まだ両手で乳房を寄せ、先程の姿勢で固まったままの阿国。
豊かな谷間には精液が水たまりを作っている。
「手を離して垂れるとこ、見せてくれよ…。」
「あかんて。」
グイッと阿国の手を解く。
「せ、せやからあかんて…!」
ドロォ……
「ははっ…こいつはすげぇ……」
「もう…あかん言うたやんか…。弁償していただきますきに。」
「は…はぁ?」
「コレ…服に付いたら染みになって取れまへんのよ?」
「そ、そうなのか? でもほら…ほんのちょっとだぜ?」
孫市の言う通り、阿国がとっさに手で防いだため、被害は少ない。
「うち、巫女やさかい…。汚れた服着たらあきまへん。」
「…やれやれ。それじゃあ最高級の巫女袴を用意しますよ。」
半ばあきらめ状態の孫市が、阿国に手拭いを手渡した。
「ほんまぁ? あ、あとできたら桜色の布も一枚もろたら嬉しいわぁ♪」
「分ぁった分ぁった、袴と布な。…そんじゃ調達してくるか……」
「ほんまおおきにぃ。」
「おっと、そうだ。あんたに頼みがある。」
「何でっしゃろ?」
「俺はたぶん…いや、確実に一度戦場から離れる。
その間、皆を鼓舞してやってくれないか?」
「はいな。うちの舞で堺に華咲かせましょ。」
「ありがとよ…」
「あ、阿国さん! どこ行ってたんですかぃ?」
「うち?…休憩してましてん。」
その後、阿国は町中で五右衛門と合流していた。
「ありゃりゃ、なんですかそれ。袴に桜の花びらの形の……」
「あぁ、これ? 可愛いよろしやろ? ちょいと布で模様付けましてん。」
「へえぇ…。ありゃりゃ、あとそのでっけぇ荷物は何ですかぃ?」
「これ? これは新品の巫女袴ですきに。もらいましてん。」
「じゃあこの前の財布同様、出雲に送るよう手配しときやしょうか?」
「あらぁ、嬉しいわぁ。ほな、お願いします。」
「合点!」
「あぁ…それとうち次の戦、参加しますきに。」
「ま、まじですかぃ!?」
「堺に一花咲かすんどす。」
そこに孫市が現れ阿国の肩に手を回す。
「そうさ。俺達の勝利の女神の役を引きうけてくれたってわけだ。」
「て、てめぇっ! 阿国さんに馴れ馴れしくすんじゃねぇ!!」
「五右衛門様はどうしますのん?」
「じゃあ俺様も、ア、大暴れするぜぇ〜!!」
「うふふ…頼りにしてますぇ?」
「ア、合点〜だぃ!!」
傾奇者特有の大袈裟な身振りで張りきる五右衛門を、阿国は満面の笑みを
浮かべながら、そして孫市はどこか憐れみを込めた表情で見つめていた。
その時、遠くで爆発音が鳴った。
ついに信長軍の侵攻が始まった。
(敬省略)
150151152153154155156159160163さん、その他にも
ご覧になっていただいた皆様、ありがとうございました。
これからも頑張ります。五右衛門と共に(笑)。
あ、それから163さん、ご名答でした。
第二話キター!
仕事早くて上手い職人さんが来てくれて嬉しいですハァハァ
阿国タンも超絶可愛いんでつが、孫市もすっごく「らしい」です。
キャラ掴むの上手いなぁ〜。
そして阿国タンの本陣へ最初に突入するのは誰なのか、それも楽しみw
ちなみに漏れは161なのですが、やっと半分書けました。
できあがったら持ってきまつ。
阿国第二話キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
最高です!この調子で最終話までがんばってください!
激しく期待してます!
第二段キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ !!!!!
書き上げるの早い上に質も高くてもう言うこと無しです。
キャラを上手く掴んでるというか…阿国だけじゃなく孫市にまで萌えたよ…。
今後も楽しみにしています。
たまりません
このスレ初めてきた。
俺としては蘭丸が受のSSがもっと欲しい。
>>168職人さん
お疲れ様です!こんなに早く第二話が拝めるなんてハァハァ
阿国も孫市も全然違和感無いですね〜。すごすぎです。
次のターゲットも気になりますw
>>183 濃姫責めのやつなら書きあがったよ。
うpは夜になると思うが。
なお、次回作は政宗輪姦。
あ、姐さんとか呼ばないでね。これでも男だから。
…本当はお市とかで書きたかったんだが、いまいち創作意欲がわかないんだよなぁ。
そんなに重度のショタ属性じゃないんだが…。
神よ、楽しみにしている。
阿国タソ第二弾(・∀・)イイ!
萌えますた。孫市はやっぱいいキャラしてんな。
>>183 俺も読みたい。男キャラに萌えたの久々だしな…
>>186 神キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ !!!!!
よろしくおねがいします。是非是非。
…次回作って、政宗がマワされる方すか?それとも逆?
189 :
161:04/02/22 12:47 ID:jwfKCWPY
昼間っから長政×お市いきまーす。
蘭丸タン待ちの間にでもドゾーw
星も月も雲に覆われた、夜空の下。
市は、背中に長政の温もりを感じながら立っている。
最愛の夫の長身に、こうして後ろから包まれるのが、市は好きだった。
「市」
優しい声に振り向くと、夫の微笑みがすぐそこにあった。
長政は首を差し伸べるようにして、桜色をした市の唇をついばむ。
祝言を挙げて以来、幾度となく繰り返されてきた行為。
なのに、二人はいつもその後に、はにかんだ視線を交わす。
「ここは冷える。そろそろ戻ろう」
「……うん」
夫の言葉に、市が頷く。
「もう休まねばな。明日は……早いのだから」
(明日……)夫に肩を抱かれて歩み出しながら、市は空を見上げる。
(明日は、とうとう戦うんだわ…お兄さまと)
「では、な。今宵は、ゆっくり休むといい」
市を寝所に送り届けると、長政はそのまま立ち去ろうとする。
「長政さま…!」あわてて市が追いすがった。
「どうして…!?一緒にいてくれないの?」
長政は、いたたまれない様子で視線をさまよわせる。
「すまない、市。その…」こほんと、一つ咳払い。
「このままそなたと共にいれば、きっと抱かずにはおれぬ。
明日は、戦だ。今宵は疲れさせることなく、充分に体を休めさせてやりたいのだ」
「長政さまったら」
目を丸くして聞いていた市が、くすくすと笑った。
「ありがとう、気遣ってくれて。……でもね」
市の声音が寂しげな色を帯びる。それだけでもう、長政の意志は揺らぎはじめる。
「あたしは、長政さまの側にいるときが、いちばん楽になれるの。
それに今夜は、あたしどうせ眠れないよ。だから、お願い」
懇願する瞳で見つめられて、長政はあっけなく陥落した。
「市を、ひとりにしないで……!」
市の小さな体は、その言葉ごと、長政の腕の中に閉じこめられる。
若い夫婦が、夜具に並んで横たわった。
市の髪を愛おしげに撫でながら、長政が問う。
「やはり、不安か」
「ううん」市は一度きっぱりとかぶりを振ったものの、すぐに小さく頷いた。
「……ごめんね」
「まだ、間に合う。信長殿の元へ戻るのなら、信頼できる者に送らせよう。
大切な妹君だ、信長殿も悪いようにはなさるまい」
「そんなの、だめだよ」強い口調で、市が言い切る。
「あたし、もう決めたの。長政さまと一緒に、お兄さまと戦う。
きっと、お兄さまを止めるって」
「市……」
「それは……お兄さまの軍はとても強いし、不安じゃないって言ったら
嘘になるけど。でも、あたしはこの道を選んだの。だから」
長政の静かなまなざしに気付いて、市の言葉が途切れる。
心は決まっているのだと繰り返さずにいられないのは、
心が揺れているからこそだ。市はそんな自分を恥じて目を伏せる。
「市、それがしは嘘をついてしまった。すまない」
夫の言葉の、意味をつかめない。市は戸惑って長政の顔を見つめる。
嘘をついたというならば、それは自分の方だ。
長政は、市を強く抱きしめる。可憐な耳朶に、唇を寄せて囁く。
「信長殿の元へなど、もう戻らせぬ。泣いて願っても、そなたを離しはせぬ」
「長政さま……」
夫の腕の力強さに、言葉の熱さに、市は瞼を閉じて酔いしれる。
長政は、市に深くくちづける。舌を差し入れられると、市はつたないながらも
懸命に応えようとする。くちゅくちゅと唾液の絡む音がとても淫らに思えて、
市の胸が早鐘を打ち始めた。
「…ふ……」
離れた唇を追うように漏れてしまった声が恥ずかしく、市は慌てて口元を押さえた。
優しく向けられた長政の瞳に気がつくと、ますます身を縮める。
「市」
恋しい夫が、耳元で呼びかける。たったそれだけのことで、
市の心は甘く痺れだす。耳朶を優しく噛まれれば、恥じらう間もなく体が震えて、
長政に市の官能を知らせてしまう。
長政の唇が、市の細い首すじに押しあてられる。少しずつ場所を移しながら、
何度も、何度も。
「…んっ……」
高まってゆく快感に、市が息を詰める。
市の夜着が、夫の手ではだけられた。輝くように白い胸乳が、あらわになる。
ごくりと、唾を呑み込む音がする。
はにかんだ、しかしどこか誇らしげな妻の微笑みに、今度は長政が
慌てて口を押さえた。
「市」
若々しい乳房をやさしく撫でながら、長政が妻の名を呼ぶ。
「誰にも……渡しはせぬ」
「長政さま……っ」
頂を強く吸われると、色づいた部分が固くしこりだす。そこをすかさず甘噛みされて、
市の体が大きく波打った。
ともすれば荒々しさに変わろうとする若い情熱を抑えて、長政は妻の体を愛おしむ。
以前はただ、くすぐったいだけだった。
愛する人に抱きしめられること、その温もりが夫婦の悦びなのだろうと思っていた。
でも近頃では、肌の外から触れられる感覚に、身の内から応えるものがあることを
はっきりと感じる。
長政の手で、染め上げられていく。心も、体も。
その予感に、市はうっとりと溶けてゆく。
長政の手が脚に触れると、市はためらいがちに膝を開いた。
滑り込んだ掌が、吸い付くように柔らかな内腿をさわさわと撫でさする。
徐々にその付け根へと近づいていた指が、ついに薄い茂みへと分け入った。
幼い頃から、夫の他にはけして見せてはならぬ、触れさせてはならぬ大事な場所だと
言い聞かされてきた秘密の園。
でも、ここがこれほどあさましく潤う場所だなどとは、誰も教えてくれなかった。
男を受け入れるための蜜なのだと知ったときには、消え入りたい心持ちになったものだ。
溢れているのは夫への愛の証だと、長政は言ってくれたけれども。
長政以外の者に触れさせることなど、考えられない。
そんなことになったら、きっと自分は恥じて死んでしまうだろうと市は思う。
長政は、市の秘花を指でそっとくつろげた。
新鮮な露をおいた花弁が、恋しい人を誘って可愛らしくほころぶ。
淡く色づいた門に、長政がゆっくりと彼自身をくぐらせると、
市の唇からは、控えめながらも隠しようのない悦びの声があがった。
「あん…っ…」
「そなたの中は……あたたかいな」
酔ったように囁いて、長政が抽送をはじめる。
長政だけのために拓かれた小径が、愛する夫を迎えて嬉しげに収縮する。
初々しくふるえながらも、更に奥へと誘い込む動きすらみせる。
市はもう、どうやって息をしていいのかわからない。
肌の悦びを覚えて間もない若妻は、己の内からわき起こる奔流を
うまくあしらうことができなかった。
ただ夫と自分の情熱に押し流され、幸福におぼれてゆく。
「ああ……長政さま…お願い」夫の体を強く抱き、市は掠れる声で呼びかける。
流されてもいい。果てがどこでもかまわない。この人と共にあるならば。
「市を、離さないで……!」
「離すものか」恋情に息を弾ませながら、長政が答える。
「何があろうと、離さぬ。誰にも、渡さぬ……!」
嬉しい、そう答えようとする市の言葉は、勢いを増した夫の動きに
呆気なく吹き飛ばされる。
「……んっ…あぁ…!」
染め上げられていく。満たされていく。全ては、この人のもの。
後戻りのできない高みに導かれる自分を、市は感じる。
「あ…っ!あぅ……ぁ、ながまさ…さま…!」
「市、市…!」
妻が、意味を成さぬ叫びの中に、愛する者の名を懸命に紡ぐ。
夫も、この世で最も美しく響く名を、熱い呼吸と共に形づくる。
そうして、長政の熱情が、市の奥で弾けた。
「……っ、あ…!あぁん……!!」
市は幼さの残る声を淫らに濡らして、白い背中を仰け反らせた。
いつの間にか、外では雨が降り出していた。
ふたりは繋がったまま、悦楽の余韻に浸っている。
汗に濡れた体をぴったりと寄り添わせ、
微かな雨音を遠い世界の調べのように聞いていた。
明日は、戦だ。市の血を分けた兄、信長との。
(長政さま、心配かけてごめんね。でも、もう迷わないよ)
柔らかな髪を撫でられながら、市は長政の肌の香りを深く吸い込む。
(あたしが、お兄さまを止めなくちゃ…そして、長政さまを守るの)
市は夫の微笑みが欲しくて、そっと顔を上げた。
その視線を受け止めて、琥珀色をした瞳が優しく和んでいる。
安心した笑みを返す市に、長政が軽く唇を重ねた。
互いを見初めたばかりの恋人のように、上気した頬をさらに朱で染める。
体の最も深いところで結ばれた後なのに。
(あたし、負けないよ。何があっても)もう一度長政の胸に顔を埋めながら、
市は心に誓う。(だから、長政さま。あたしを離さないでね)
雨は止みそうにない。明日は、雨中の戦になるだろう。
短い眠りにつくために、ふたりは目を閉じた。
(終)
リアルタイムで読めた…素晴らしいでつ。優しい雰囲気が凄くイイ!
198 :
161:04/02/22 12:58 ID:jwfKCWPY
えーと、モデルチェンジ衣装で想像しちゃダメですとだけ言っておきます。
それでは失礼いたしましたー。
199 :
161:04/02/22 13:00 ID:jwfKCWPY
あ、後書き考えてる間にレスついてた。
>>197さん早速読んでくれてありがとうございまつ!
甘々を目指したので、そう言っていただけると激しく嬉しいです。
神様達は凄いなァ・・・作品のイメージそのままでなおかつエロー
皆ガンガレ!
>>198 そんなこと言うからコス2で想像しちゃってめちゃくちゃワロタよ。
長政×お市(゚∀゚)キター!!
素敵な文章で、かつハァハァな内容。
本当にここの神はすごい方ばかりです。ありがとうございまする。
たまらん。
だいぶ下がってるのであげ。
204 :
名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:21 ID:mZA69HBS
ageてなかった…
>>161 感動しますた。・゚・(ノД`)・゚・
今から長政をエディトで作って織田家に仕官してきます
我らもこの機にハァハァするのだ
職人様がた乙です
208 :
ショタ ◆ErCMnBhhGM :04/02/23 12:21 ID:TtTSuc2S
「蘭丸陵辱〜その1〜」
「あ、あれ?」
蘭丸が目を覚ましたのは、信長の寝室…ではなく、薄暗い地下牢の中だった。
「何でこんなところに? 確か、昨日は信長様と…」
「目を覚ましたようね」
蘭丸が驚いて見やると、牢の外には数名の女を従えた美女が立っていた。
「姫君…様?」
それは、信長の妻、濃姫であった。
「姫君様、どういうおつもりなのです! 早くここから出してください!!」
少なくとも、蘭丸からすれば、濃姫にこのような扱いをされる筋合いは無い。
少なくとも、蘭丸からすれば…。
「昨晩、あなたはどこにいたの?」
「蘭丸陵辱〜その2〜」
確かに、蘭丸からすればこのような仕打ちを受けるいわれは無かった。しかし、濃姫にとっては違ったのである。
「う…そ、それは」
「言わなくてもわかってるのよ…。また、信長様と一緒だったのね」
蘭丸の顔から、一気に血の気が引いていった。
「蘭丸、私がなぜここにいるのか、わかったでしょ?」
「し、しかし…ウグッ!!」
蘭丸が声を発するのと同時に、彼のみぞおちに濃姫の蹴りがめり込んでいた。
「誰もあなたの意見なんか聞いちゃいないのよ。ほら、お前たち」
濃姫の命令とともに、濃姫に従っていた数名の侍女たちが蘭丸を羽交い絞めにし、着衣をはがし始めた。
「ちょ…な、何を!?」
「蘭丸陵辱〜その3〜」
「わかるでしょう? 手癖の悪い牝猫をしつけてあげるのよ…あら、蘭丸は男だったわね。ふふふ」
侍女たちは蘭丸の着衣を一枚ずつはがしつつ、蘭丸の体中に舌を這わせ始めた。
「う…ちょ、止めさせて下…あんっ!」
侍女たちはついに蘭丸を生まれたままの姿にさせ、首筋、背中、腋、魔羅、菊座を丹念に舌で愛撫した。
「あぁ、駄目ぇ…」
すでに蘭丸の理性の半分近くが失われかけ、蘭丸の魔羅は強制的に与えられ続ける快感で今にもはちきれんばかり
に膨張していた。
「あらあら、もうこんなにして…。でも、お楽しみはこれからよ」
そうつぶやくと、濃姫は蘭丸の魔羅に皮製の紐をくくりつけた。
「ひぃっ!!」
「蘭丸陵辱〜その4〜」
その紐で縛られたとたん、蘭丸の魔羅は先ほどよりもさらに固く硬直し、びくびくと痙攣し始めた。今日最初の絶
頂を迎えたのだ。
しかし、彼の魔羅から子種が吐き出されることは無かった。
「ふふふ、逝けないでしょう? 殿方はそこを抑えられると子種を出すことが出来なくなるのよ。…これで、いくら
でも楽しめるわね?」
「い、いやぁ!! 外して、外して下さいぃ!!」
蘭丸は快楽で感覚の鈍った手足をばたつかせ、濃姫に懇願した。
「あら、あなた…逝きたいの?」
濃姫のさげすむような視線を受け、ほんの少しだけの理性が蘭丸の心の中で息を吹き返した。
「姫君様…信長…様には…私から申し伝えておきますから…どうか……どうか…」
「蘭丸陵辱〜その5〜」
「どうか、何?」
濃姫は優しげな笑みをたたえて蘭丸を見つめた。しかし、蘭丸はその瞳に宿った憎しみの炎に身を震わせた。
「姫君様…このような…こ…ことは…………何の解決にも…なり…ませぬ…です…から…」
「お前たち! 蘭丸がもっと気持ちよくして欲しいそうよ」
その声と同時に一人の侍女が蘭丸の菊座に指をねじ込み、ぐりぐりとこねくり始めた。それだけではなく、ほかの
侍女が蘭丸の睾丸を口
に含み、さらに別の侍女が蘭丸の魔羅を根元まで口にくわえ込んだ。
「ひあぁぁぁぁ!!」
蘭丸のバランスの良い、引き締まった肉体がびくんと跳ね上がった。
「蘭丸、あなたの意見なんか聞いていないのよ。あなたには私の僕になってもらうと決めたのだから…。私もね、
信長様には飽き飽きしてるんだもの。その分楽しませてもらわないと、ねぇ?」
「蘭丸陵辱〜その6〜」
蘭丸は絶望した。…自分の運命にではなく、与えられた快感に堕ちるであろう自分の精神に。
侍女たちは、なおも執拗に蘭丸の体を舐り、蘭丸は射精することの出来ないまま10回以上の絶頂を迎えた。
「蘭丸…いえ、お蘭、これが見えるかしら?」
蘭丸は、焦点の定まらない瞳で濃姫の股間を見つめた。
「特注の張形よ。あなたのために作ったの。ほら、信長様の魔羅より大きいでしょう? それに、気持ちのよさ
そうな突起がこんなに…」
濃姫は扇情的な手つきで自らの股間に装着された張方をしごき上げた。
「あぅ、姫…君様ぁ」
蘭丸は目を大きく見開き、だらしなくよだれをたらした口で張形を求めた。すでに、蘭丸のココロは7割方崩壊
していたのである。
「蘭丸陵辱〜その7〜」
「お前たち!」
濃姫の命を受け、侍女たちはいっせいに蘭丸の体から離れた。
「お蘭、これが…欲しくてたまらないんじゃない?」
「姫…君…様………」
蘭丸は赤子のようにはいずりながら、濃姫の足にすがりついた。
「お蘭、これが欲しいのなら…。わかっているわよね?」
蘭丸は、ゼェゼェと苦しげに呼吸をしながら濃姫の張方を見つめた。
「欲しくないの? 今まで感じたことの無い悦びを教えてあげようと思ったのに…」
蘭丸には決断できなかった。かろうじて残った僅かばかりの理性が、家畜へと堕ちる行為を拒絶していたのである。
「お蘭、欲しくないのなら無理にとは言わないわよ。…でもね、さっきみたいな悦びを、信長様は与えてくれた
かしら?」
「蘭丸陵辱〜その8〜」
蘭丸は濃姫から視線をそらした。
確かに、信長は骨がとろけるほどに蘭丸を愛してくれたが、先ほどのような悦楽を与えてくれたことは―というより、
このような状況で数人がかりで嬲られるような肉体的快感を一人で与えられる男などいるはず無いのだが―無かった。
その一言で、蘭丸のココロの箍が外れた。
「姫君様…」
蘭丸は膝立ちになり、巨大な張方に舌を這わせた。
「お蘭、その呼び名はやめなさい。これからは、そうね…『濃様』と呼んでもらおうかしら」
「濃…様…」
震える声でそう言うと、蘭丸は濃姫の張方を口いっぱいにほうばり、奉仕を始めた。
「そうよ、可愛いわね…。お前たち、お蘭を可愛がってあげて…」
「蘭丸陵辱〜その9〜」
蘭丸が濃姫に奉仕しながら侍女たちの様子を伺うと、彼女たちも、一人を除き、一様に濃姫のものより若干小ぶりの
張方をつけていた。
一人だけ張形を持っていない理由を考える余裕は蘭丸には残されていなかったが、居並ぶ侍女たちを目にして蘭丸の
血が熱くたぎった。
「うむ…んじゅ…ちゅぱ、ちゅぷ…んぐぅ」
必死の奉仕を続ける蘭丸の体を、またしても侍女たちが嬲り始めた。
「そろそろ準備はよさそう?」
「はい、姫様」
濃姫の問いかけに、一人の侍女が答えた。
「お蘭、そこに横になって、足を開きなさい。可愛がってあげる」
「蘭丸陵辱〜その10〜」
蘭丸は濃姫に言われるがまま、仰向けになって大きく足を開いた。蘭丸の菊座は侍女たちの唾液と腸液でてらてらと
光り、物欲しげに震えていた。
「お蘭、どうして欲しいのか言って御覧なさい」
「…は、はい。…濃様、濃様の魔羅で私の不浄の門を犯してくださいまし!」
言うが早いか、濃姫の張方が蘭丸の菊座を貫いた。
「かはぁっ!!」
蘭丸は歓喜の悲鳴を上げた。待ちに待った瞬間が訪れたのである。
「どう、私の魔羅の味は!? 信長様の魔羅なんて比べ物にならないでしょう? ほらほらほら!!」
濃姫は容赦なく蘭丸の肛門を突き刺し続けた。
「あぁっ、いい、いいのぉ!! 濃様の魔羅、すごい大きくて、あぁぁぁ!! 逝く、逝きますぅ! 濃様の魔羅で、
お蘭を突き殺してぇ!!」
「蘭丸陵辱〜その11〜」
蘭丸は始めて味わう快感によがり狂い、張方の大きさに耐え切れずに裂けた肛門の痛みを感じる暇さえなかった。
「まだまだこれからよ。お前たち!」
濃姫の号令一下、そばに控えていた侍女たちが再び蘭丸の体中を嬲り始めた。ただ、今までと違うのは、一人の侍女が
蘭丸の口を張方で犯し、もう一人の侍女がその秘処で蘭丸の魔羅をくわえ込んだことだ。
「んむぅ!! ふぐぅ!!」
蘭丸は体の奥底から沸きあがる未知の感覚に酔っていた。蘭丸は童貞だったのである。
魔羅から伝えられる、今まで味わったことの無い悦び、そして、肛門から伝えられる強烈な快楽。
…限界はとっくに超えていた。
「そろそろ外さないと、お蘭が壊れちゃうわね。…あなた、蘭丸の子種が欲しい?」
蘭丸の魔羅を犯してる侍女は、陶酔しきった表情で頷いた。
「蘭丸陵辱〜その12〜」
「じゃあ、外してあげなさい」
その侍女は自分の秘処で蘭丸の魔羅を嬲りながら、器用に革紐を解いた。
その瞬間、蘭丸の全身を電流が走り抜け、全身を硬直させて激しく痙攣した。と同時に魔羅からは今まで見たことも
無いほど大量の精液が噴出し、侍女の子宮を濃厚な子種で満たし、さらに逆流してだらだらと流れ出した。
射精を受け止めた侍女もまた、全身を震わせて絶頂を迎えたあと、白目を向いて失神した。
「あら、使えないわねこの子」
濃姫は失神した侍女を横に寝かせると、同じく気を失った蘭丸の顔に水をかけた。
「うわっ!!」
蘭丸は驚いて跳ね起きたが、精を出しつくしたかのごとく、その魔羅はしぼんでいた。
「お蘭、もう限界なの?」
「蘭丸陵辱〜その13〜」
濃姫は身をかがめて蘭丸の魔羅を口に含んだ。すると、蘭丸の魔羅はみるみるうちに回復し、また目いっぱいに勃起した。
「大丈夫そうね」
「………」
蘭丸は身を捩じらせながら濃姫を見つめ、これから行われるであろう二回目の儀式に心を躍らせた。
「お蘭、今度はあの子のオ×ンコを犯しなさい」
濃姫に指名された侍女は、四つんばいになって蘭丸に方に向けた尻を高々とかかげた。
「はい、濃様…」
蘭丸も、命じられたとおりにその侍女の秘処に魔羅を押し当て、ゆっくりと貫いた。
「う、あはぁ」
侍女の苦悶の声と同時に、蘭丸も歓喜の声を上げた。
「蘭丸陵辱〜その14〜」
「今夜は何回出来るかしらね? この子達全員、もちろん、私にも子種を授けてくれるぐらいがんばってもらわないと…」
濃姫の意味深な言葉も、今の蘭丸には届いていなかった。
「あぁ、いい、いいよぉ…」
「…しようのない子ね」
濃姫はあきれたようにつぶやくと、まるで娘のようにくびれた蘭丸の腰をつかみ、その肛門を再び貫いた。
「ひぎぃ!! の、濃様ぁ…お、大きぃ!!」
蘭丸は濃姫の張方を求めて腰をくねらせるが、その動きが魔羅へと伝えられて侍女の秘処を刺激した。
さらに、手の空いた二人の侍女がそれぞれ蘭丸と、蘭丸に犯されている侍女の口を張方でふさぎ…。
…………蘭丸の夜はまだ終わらない。
ふぅ、やっと貼り作業終了…。
長!!
あと、もし政宗輪姦(雑兵相手に受け)が読みたいという方は政宗のしゃべり方(一人称と語尾)
を教えてたもれ。
蘭タソキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
224 :
名無しさん@ピンキー:04/02/23 12:51 ID:z+6vNjy8
お、
キテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
乙です。
萌えました
あう、
下げ忘れた…
蘭丸キタ---!
Zです。良いお昼のおかずになりました。
サドな濃様(・∀・)イイ!蘭丸が良い感じに乱れてて萌えました。神々はやっぱ凄いっす。
神キター!最高です(;´Д`)ハァハァ
雑兵輪姦政宗、激しく期待してます!!
神々の詩が頭の中で鳴り響きますた。
ショタ ◆ErCMnBhhGM氏激しく乙!
萌えすぎてやばい。エロ杉(;゚∀゚)=3
次回も楽しみにしていまつ。気が向いたら
また蘭丸タンエロも書いて頂けるとありがたい_| ̄|○
…にしてもこのスレ開始早々レベル高くて凄いなぁ…
>>222 政宗輪姦(雑兵相手に受け)ってホモネタか?
だったら801板に貼ってくれ
>>226 なんとなくイメージつかめましたが、おかしな部分は脳内変換でお願いしますね。
>>233 でもまぁ、賛成と反対が3:1だし、コテをNGに登録してもらえればここでも大丈夫なんじゃないかな、と。
801はやめれ
>ショタ ◆ErCMnBhhGM氏
自分は全然平気な人間ですが、駄目な人は駄目だと思うので移動された方がいいかと思います。
お気に障られたらすみません。ですが、氏が悪く言われるのを見るのはキツいので…
(蘭丸SSでオチました…拝ませて頂いております!!)
二人称は、ちょっと分からないのですが、おぬしとかそういう古い系(?)の言葉は使っていないかと思います。
普通に嫌な奴相手なら「貴様」とか言うんじゃないですかね?
>233
うpろだにあげて貰った方が801板住人も見れるしここで801がイヤな人に
配慮出来る形になって一石二鳥でいいと思いますが
ちなみに正宗二人称は「お前」だったと思われ
スレ伸びてるからもしかしてと思ったら、
お濃×お蘭(゚∀゚)キテター!!
姫君様はやはり攻が似合うなぁ(*´Д`)
(受は受で見てみたいが(w
ショタ ◆ErCMnBhhGM殿、力作乙でした!
801じゃなくて PNにもある通りショタ受けだろ
ごちそうさまでした
801とショタ受けって違うの?
>>243 攻め手が男なら801、女ならショタ受けと思われ
>>243 なんつーか、『男でもいいや』と思えるかの違いかと。
例えば謙信が雑兵に陵辱されたりするのは勘弁だが、
蘭丸ならいいやって感じで。
蘭丸ならいいや。でも政宗はカンベン。いや政宗でもイケル。で意見が分かれたって事か?
まぁ解決したことだからもういいや。荒れそうな質問しちゃって申し訳ない。
>>244-245に感謝!マリガd!!
>>234>>240 801やホモネタは好き嫌いが分かれるから
それ専門の板に出せって事だよ。
ジャンル分けについてはログ見てみろ。
801ネタは801板でってなってるだろ?
三国無双でも801ネタは賛成する奴が居れば
ここで投下しても良いって訳じゃない。
どう議論しても801板に専門スレが立ってる訳だから
あっちに投下するかうpロダに揚げるくらいしか無いよ
>じゃ、代わりの作品よろしく。
あとこういう事言うのは叩かれたり
荒れたりするからマジでやめておいた方が良い
>>ショタ ◆ErCMnBhhGM
散々言ったけど濃姫×蘭丸は激しく良かった。
こういう形で出来れば今後もお願い申す。
164で質問かましたヤシです。
めっちゃ長い割りにエロの薄い作品ができあがってしまいますた。
しかも他の神々のように萌えシチュや、ゲームに沿った展開がない・・・。
うぬぅ、もっと精進せねば。
長い上に駄文ですが、まぁ、箸安めにどぞ。
いとしいひとを失ったその日から、あたしの心は冷たく凍り付いてしまった。
凍り付いてしまったあたしの過去を溶かして、また歩き出させてくれたのはあなただった。
傷はまだ痛いけれど、ちゃんとあたしはあたしの人生を歩んでるよ。
あなたの腕の、胸の、てのひらのぬくもりが暖めてくれたから。
宝物のような思い出と共に、傷も大事に抱いてあたしはいきてゆくよ。
あなたの言う、「重いもの」ってこういうことなのかな?
・・・ね、孫市さん・・・。
ちゃきり、と音がした。
後頭部にあたるのは冷たい鉄の感触。
無意識に自分の得物―――剣玉を探ろうとしたお市は、それが男の銃でとうに弾き飛ばされていたことを思い出した。
助けを呼ぼうにも、部下は全員男に倒され、扉が閉まっているため、援軍も期待できない。
待つのは死だけのように思えた。
こんなはずじゃなかった―――
そう、こんな筈ではなかった。
安土の城に、攻め込んできたのは少人数だと言う話だった。
本願寺が雇った雇い兵の残党。名の通った狙撃手ではあるが、一人ならばどうということもない。
そう思ったのだ。
「ならあたしが行くよ、兄様。」
明るく言い置いて、振り返らずに、天守閣を降りた。
姉川で長政が死んでから、兄の顔を見ることがただ辛かった。
どうしても憎いのだ。戦乱の世の習いだ、仕方ないと思っても。
愛しているよと囁いてくれた優しい声を、やんちゃをしたときに抱きとめてくれた
腕のぬくもりを、奪っていったのは兄なのだと思うと、苦しくて仕方なくなる。
それでも兄を憎みきれない。
お市は、そんな葛藤の中に居た。
―――いつかこの苦しみから抜け出すことが出来るのだろうか
そう思うといつも涙がこぼれた。誰かに恋をすることなんて、もう出来ないような気すらする。
長政の死は、まだ幼いお市にはひたすらに辛く哀しいものだった。
武人を好きになると、また置いていかれる。
それにもう一度耐えることは―――考えたく、なかった。
「なぁ、お嬢さん。」
男の声が頭上から降ってきて、お市は我に帰った。
目にも留まらぬ速さで銃を撃ち、確実に自分を追い詰めてひざをつかせたほどの男だと言うのに、声はひどく
穏やかだった。
それがやけに気に障る。撃つなら撃てばいいのだ。
死ぬのは怖いけれど、この苦しさから逃れられるならそれも悪くはないと思った。
そうだ。だからこそ、愛する人が居なくなった後も戦場に身を置いたのだ。
死に場所が、欲しかったのかもしれない。
「撃ちなよ、・・・孫市さん・・・だっけ?」
口はするりと思ったとおりの言葉を吐き出していた。
後ろの男は、何も言わず、ただ、銃口だけはぴたりとお市に当てたままだ。
お市は、目を瞑り首をうなだれた。
しばしの沈黙の後。男は一つ息をついて、
「あのなお嬢さん、手をあげてくれ。・・・か弱い乙女を撃ちたくはないんだ、俺も。」
そう言って、銃口をはずした。
後頭部にあたる冷たい感触が消えたのを感じ、お市は慌てて振り向こうとした。
「何で・・・!」
撃たないの、と口に出そうとして、声が震え、足が萎えていることに初めて気が付いた。
―――死ぬのが怖いの・・・?大事な人はもう居なくなってしまったのに・・・!
ひどく情けない気持ちになって、だらしがない自分に腹が立って、恥ずかしかった。
それでも顔を孫市のほうへ振り向け、何か言ってやろうとして、ひどく彼が悲しそうな顔をしているのに気づいた。
「・・・なんで・・・みんな死にたがるのかね・・・。」
初めて戦場で出会ったときと同じ、美しく装飾の施された銃と不釣合いなほどあっさりとした格好をしている。
あの頃、・・・そう、初めて男に出会ったのは長政が討たれてから最初の戦だったか。
一人戦場を駆け獅子奮迅の働きをしているつわものあり、との報に、兄の脇をを固めたのだ。
夫や兄の豪奢な鎧を見慣れたお市の目のには、一瞬雑兵のそれにも見える軽装の男。
しかしその男の目は、雑兵のものではなかった。権力に媚び、強いものに頭を下げることで何とか生きている
男はこんな目をしない。
己という国をみずから統べる男でなくては持ちえない瞳。
男の瞳は信長の傲慢ともいえるほど冷たいそれではなく、己を誇りながらそれで居て優しさを失わなかった夫の、
長政の瞳にどこか似ている気がした。
―――市、すまない―――
そういって、自分を落ちる城から出した長政の目に、男の瞳はなぜか重なって見えた。
思わず、剣玉を繰り出す手を止めしげしげと男の顔を見つめて―――
『すまないな、お嬢さん』
という声を聞いたときには、吹き飛ばされ、意識を失い、気づけばもう既に戦は終わっていた。
あの時と変わらない強い瞳。
どこか愛しい人と似た。
肩をつかまれ、瞳を覗き込まれる。
掌から伝わる熱が妙に心地よかった。
孫市は、肩ひざを立ててかがみ込み、まっすぐにお市の瞳を見つめたまま、口を開く。
「なぁお嬢さん。俺は・・・人は皆、何か重いものを背負って生きていると思うんだ。その荷物は、
時には重過ぎて、全部捨てて逃げちまいたいと思うこともあると思う。」
細い肩をつかむ手に、さらに力がこもる。
「でも、誰も君の荷物は背負えない。
人は生きてかなきゃいけないんだよ。自分の手で道を切り拓いて。
・・・俺は、ただ俺のためだけに戦うと決めた。そのためにここに居る。ここで戦ってる。」
「それでも、殺して欲しいよ・・・!
もうあたしの大事なものはなくなってしまったの。
辛くて苦しくて!それでも、忘れることすら出来ないの!
どんなに恋しくても、絶対に長政様に触れることは出来ないんだよ。
そんなの意味がないじゃない・・・!」
「・・・意味がないなんて言うなよ、お嬢さん・・・。この世に意味のない生はない。
意味のないことなんかない。
―――それに、君を殺すことは出来ないんだ・・・それが俺の誓いだから。」
「誓い?」
「あぁ。君みたいに、戦乱の世に傷つけられる女性が居なくなるように。そのために戦うと。
・・・だから、」
お市の脳裏に、長政の言葉が響く。
―――お市の為に戦う。ずっと、一緒にいよう・・・
男の言葉は、少女の涙に遮られた。
大きな瞳を開いたまま、お市は滂沱していた。
枯れるほどに泣いた、もう二度と泣くことはないだろうと、そう思っていたのに、瞳は壊れた井戸のように、
涙をふきこぼしている。
「・・・長政様も・・・そう言ってたよ・・・。
お市のために戦うよって。でも、でも・・・!」
―――結局いちばんあたしを悲しませたのは、長政様だった・・・。
あとは言葉にならなかった。
孫市の手が肩からはなれ、ゆっくりと背中にまわされる。
ただ黙って抱きしめる、その腕の優しさは愛した人を思い出させて。
がっちりとした肩にうずめた頭の後ろを撫でる手も、長政のあたたかさのようで。
心の奥深くの冷たくなってしまった部分を溶かしてくれるようで。
それは後から後から涙をあふれさせて、とまらない。
嗚咽を続けるお市の頭を何度も撫で、少しずつ涙も収まったころ。
「ずっと、君を抱きしめていたいのは山々なんだけど・・・。
俺は行かなくちゃならないんだ。
―――だから、ほらお嬢さん、泣き止んでくれ・・・」
そう言って、孫市は、お市の額にひとつ口付けを落とした。
―――長政様も、こうしてくちづけを落としてくれた。
お転婆をしすぎて、怪我をしたとき。尾張が恋しくて泣いたとき。
そして、何よりも甘やかだったのは、幸福な交わりのなか、汗に濡れた額にそっと降るそれ―――
瞳を閉じて、長政と過ごした時を思い出す。
過去の、思い出。
今はもう、帰れない。
それでも、あぁ、思い出すだけで心は温かくなる。
同じくらいの強さで、彼への想いに心は痛むけれど。
―――そうだ。確かに意味のないことなんか、ない。
長政様との思い出は、あたしの宝物だ。
それでも弱いあたしは、ぬくもりを欲しがってしまう。
これからを生きてゆくための。行きたいと思うための、ぬくもり。
それを与えてくれるのは、きっと―――
しばらく静かに孫市の肩に顔をうずめていたお市がゆっくりと顔を上げる。
その眼には決意の光があった。
背中からそっと手をはずし、ひざの上にそろえ、まっすぐに孫市の瞳を見詰め、切り出す。
「・・・・・・孫市さん・・・。
・・・孫市さんの言うように、あたし、生きてみる。まだ苦しいけど・・・」
孫市の表情が少し緩む。
しかめていた眉根の皺がきえると、雰囲気が和らいで、優しい瞳の光が際立つ。
「そうか・・・。」
少しうつむいて、お市がさらに言葉をつむぐ。
「だけど・・・。」
「だけど?」
涙に汚れたお市の頬をそっと拭い、孫市が優しく問いかける。
「あたしはまだ弱くて、きっと、このままじゃくじけちゃうと思う・・・。
・・・だから・・・。」
お市の小さな手が、きゅ、と孫市の服のすそを握った。
しばらくの沈黙の後、お市は再び顔を上げ孫市と瞳を合わせた。
「・・・だから、孫市さん。今だけでいいの。
今だけでいいから、あたしにあなたのあたたかさと、強さをください。」
まっすぐに合わせた視線とは裏腹に、お市は小さく震えていた。
「あたしを・・・」
最後まで言い切る前に、孫市の人差し指が唇に押し当てられた。
「女の子にそんなこと言わせるほど落ちちゃいないさ。」
孫市はそういっていつものように笑んだ。
服を握り締めたこぶしが痛々しいほど張り詰めているのを感じ、孫市は目の前の少女をただ愛しいと思った。
「俺に出来ることなら、何だってする。
いや、こんなに愛らしい人を抱けるなんて、こっちのほうが役得だよ。」
孫市は柔らかく笑んでお市の手を取り、そっと口付けた。
緊張をほぐすように、まずは額から唇を落としていく。
優しい口付けは、すべらかな頬をとおり、不意に小さな唇を軽くついばんだ。
まだ強張っているお市の唇を何度もついばむ。
口付けながら髪を撫で、背中を撫でる。
ゆっくりとほぐれてゆく唇の中に、するりと舌を潜り込ませる。
歯列を撫で、舌先をくすぐってやると、恐る恐るといった風情で応えてくる。
少女らしく初々しいその反応に、男の情欲が燃え始める。
深く浅く口付けを繰り返すと、少しずつお市の息が早くなってゆく。
背筋をじわりじわりと這い登る甘い痺れが、声を溢れさせる。
「・・・ん・・・」
桜のような唇から最初の声が漏れたのを合図に、孫市は唇をはずした。
小さな耳朶を甘がみしながら、ちいさく囁く。
「大丈夫。俺に体を任せて・・・。」
低く甘い声は長政のそれとは全く違う。
それでも、敏感な耳は男の唇に反応し、快楽はゆっくりと体全体に染み渡ってゆく。
少しずつ体の力が抜け、背に回された男の腕のぬくもりが強く感じられる。
男の唇はゆっくりと下に向かってゆく。
くたりとしたお市の細い体を床に横たえ、孫市は唇で着物の袷を解いてゆく。
くつろげられた袷からこぼれた二つの小ぶりな果実は、まるで男を知らない女のもののように淡い色彩だった。
しかしそれでいて、これまでの愛撫に反応して、先端はつんと尖っている。
「孫市さん・・・は、恥ずかし・・・」
「はずかしい?どうして?ほら・・・ここはこんなに綺麗じゃないか・・・。」
言いながら孫市は見せ付けるようにちろりと尖りを舐める。
「・・・っあ・・・!」
ぴくりと背をそらす少女の敏感さが嬉しくて、孫市は快楽を送り続ける。
今度は手も使って、少女の小さな乳房をこねてやる。
先端を舌でなぞり、反対側も軽く摘んでやると少女は甘く啼く。
「ぁぁ・・・ん・・・」
体の心が熱く溶けてゆく感覚にお市は頭を振った。
胸を柔らかく愛撫する孫市は、まるで先ほどの戦闘のように、確実に、すばやくお市を追い詰めてゆく。
ちゅ、という音と共に、胸の先を吸われて、一瞬頭の中が白くなる。
深すぎる快楽への不安から孫市の頭を抱きしめる。
姉川の戦いより後、全く触れていなかった自分の体は、既に溢れきっていた。
「・・・孫市さ・・・ん」
愛撫に集中していた孫市が顔を上げる。
瞳を合わせて、声をつむぐ。
「あたしばっかり気持ちいいのは、卑怯だよ・・・。」
とろりと潤んだ瞳に見つめられ、孫市はさらに煽られる。
優しいだけの交わりにしようと思っていたが、こんな風に煽られたのでは、そうも行かなくなった。
くすりと笑って、応える。
「じゃぁ、お嬢さん。俺も気持ちよくしてもらっても良いかな?」
お市は小さく頷くと、身を起こし、脚を投げだして座る孫市の脚の間に蹲った。
男の袴を解き、顔を出したものを見て、一瞬お市は身をすくませた。
長政を何度かこうして慰めたことはあったが、男のそれがこんなに長く太いものだとは思わなかったのだ。
一瞬動きの止まったお市の頭を撫で、孫市が
「怖いなら・・・」
やめてもいい、といおうとした瞬間、柔らかなものが孫市のものを包み込んでいた。
全部は口に納めきれないらしく。先端の部分を唇で包み、舌を這わす。
亀頭の敏感な部分を重点的に攻めてくる。
「んん・・・」
大きすぎる孫市の砲身に苦戦して、少し眉根を寄せて声を漏らすお市。
少女の唇で自分の性器が慰撫されている様に、否が応でも性感は高められてゆく。
紅く薄い舌で、根元から頭まで舐め上げられる。
裏筋を攻められて、一瞬背筋に電流が走る。
陰茎を出来るだけ深く飲み込もうとしてお市が噎せたのを機会に、小さな少女の頭のてっぺんに口付ける。
「ありがとう、お嬢さん、もう良いよ。」
そう言って、少女を横たえる。
城内の薄い明かりのなか、少女の上気した頬と、少し開いて濡れ光る唇は官能的だった。
もう一度覆いかぶさり、少女の短い衣装の下から、手を差し入れる。
薄い下穿きをかき分けて触れた秘所は既に洪水だった。
ぐっしょりと濡れたそこに触れた瞬間、少女が一瞬身を強張らせた。
初めて夫以外の男に体を拓かれたからか、それとも触れられた瞬間広がった快感からか、それはお市にも
分からなかった。
孫市の指は、お市の秘所をするりと撫でる。
「・・・!あ、あぁん!!」
引っ掛けるように敏感な花芽を捕らえた快感に、お市は高く声を上げた。
「そこか・・・」
充血してすこし堅くなり始めている小さなしこりを、孫市は更に攻める。
的確な責めは長政のそれよりもお市をすばやく追い詰めていった。
「あっ、・・・っ・・・ぁ、あ・・・・・・やぁ・・・!」
刺激の方法を変えるたびに敏感に声を上げるお市を昇らせるのは楽しかった。
ひくひくと痙攣をはじめ、肌を薄く赤に染めた少女の様子から、彼女の限界が近いことを見て取った孫市は、
少女のそこから指をいったん引いた。
突然やんだ快感に、訝しげな、しかし蕩けた瞳で孫市を見やる。
その視線を確認し、瞳を合わせてから、ゆっくりとお市の中に指をうずめた。
「・・・ぁ!!」
押し入ってくる感覚にお市は小さく啼く。少し眉根を寄せ、瞳を閉じて息をつく少女は、艶かしくも清楚だ。
すこし狭い入り口を押し開いて指をすすめる。十分に潤った彼女の内部はくくっと孫市の指を締め付けてくる。
ゆっくりと中を探り少しざらついた部分を探り当て、小さく擦ってやるとお市は驚いたように瞳を開き、声を
漏らした。
「・・・ゃ、ぁ!あ、ぁ、きもち、い・・・っ!!」
クチクチと音を立てて、その部分を重点的に攻めてやる。
あまりの気持ちよさに、頭を振って必死に耐えるお市の愛らしさに男の口元が綻ぶ。
「声、出して・・・」
そう耳元で囁かれて、耐えられなくなった。
長政には責められたことのないそこは、お市を溢れさせていた。
「ぁ、っ、孫市さん、もう、もうあたし・・・!」
ねだるような甘い声に、孫市は指の数を増やす。
「・・・このまま、イキな・・・」
そういって中を思う様蹂躙しようとした瞬間お市がそっと孫市の腕に手をそえた。
荒い息のなか、孫市の瞳をひたと見据えて、お市が囁くように言葉をつむぐ。
「・・・ぁ、違うよ、孫市さん・・・二人で・・・。
そうじゃないと、今を受け入れたことにならない、から・・・」
中に自分を沈めることは考えていなかった孫市は、暫し戸惑った。
自分の役目は、ただ、『今』つらい思いを抱えるお市を慰めること。
彼女の傷が癒えていない以上、抱くことは出来ない。
そう思っていたからだ。
―――後悔しないのか・・・なんて・・・聞くだけ野暮か・・・。
お市の瞳は本気だった。
了承の返事の代わりに、額にひとつ口付ける。
刹那、お市の瞳に涙が溢れた。
「お嬢さん、やっぱり、嫌なら・・・」
言いかけた孫市の言葉を遮ってお市が告げる。
「ちがうの。嬉しいの・・・だから、来て、孫市さん・・・」
涙ぐみ、ふわりと笑んだその表情はいかにも可憐だった。
心臓の間奥を掴まれるような、感覚。
―――あぁ、長政という男が。捨てられないと思い悩み、それでいて守りきれなかったものは。
この、笑顔だったのか―――
この少女は今、記憶の中の長政と会っているのだろう。二度と会えぬと分かっている男に。
だから、こんなに哀しい笑みをうかべているのだろう。
この娘は、夫が死んでから、ずっと心を過去に閉じ込めてしまっていたのか。
これ以上傷つかないように、苦しくならないように。
その代わり傷を癒すことも出来ず、心は一人きり彷徨っていたのか。
―――できることならこの哀しい少女に光を。
これからの人生を、こんな切ない笑みではなく、幸せな笑顔のまま歩んでゆくための温もりを。
そう心から願いながら、ゆっくりと己自身をお市の中に進める。
まだ少し狭い入り口をくぐり、ゆっくりと入ってゆく。
覆いかぶさったままでは入りきらない部分を納めるため、胡坐を書いてその上にお市を座らせた。
押し入ってくる熱い塊は、久々に男を受け入れるお市には少し辛い大きさだったが、それでも先ほどまでの
愛撫で十分に潤った蜜壷は何とか最後まで受け入れきった。
お市の内部は、柔らかく蠢き、まるで孫市の精を吸い取ろうとしているようだった。
男は瞳で問い、少女はコクリとひとつ頷く。
座って抱き合った格好の二人は、ゆっくりと動き出した。
お市の腰に手を添えて、動きを促す。
多少の抵抗感とともに、内部の襞が孫市のものをすりあげ、じわりと痺れが這い登ってくる。
少し辛そうなお市をぎゅっと抱きしめ、肌をぴたりとくっつける。
ゆっくり、小刻みに抜き差しする。
次第にほぐれてゆくお市を感じ取ったところで、少し大きく動く。
「・・・っぁ、あ・・・!」
孫市の先端が、お市の奥深くをとらえ、ピンと背筋を伸ばして、お市が喘ぐ。
じわりと蜜が溢れ、さらに滑らかに動けるようになった孫市が、体勢を変える。
繋がったまま、お市はゆっくりと横になる。
動くたび、繋がっている部分がくちゅりと音を立てる。
「あぁ、いいよ・・・」
孫市にそう耳元で囁かれ、耳にかかる吐息に、また声が漏れた。
それは恥ずかしいような、心地いいような、不思議な感覚だった。
そして、孫市はが動き出した。
中をあますところなく擦るように、大きく。時に小さく。
奥を、浅瀬を。
それはあっという間にお市を昇らせてゆく。
もう、何も考えられない。
過去も未来も。
あるのはただ、今のこの一瞬。
柔らかくあたしを抱きとめ、昇らせるこの腕。
臨界を感じて、お市が声を上げる。
「あ、・・・は、ぁっ、ぅ、まごいちさん、あたし、もう・・・!!」
それはも孫市も同じことだった。
感じる場所を突くたびに強く締め付け、ただ入れているだけでもじわりと締め付けるお市の内部は、
孫市を着実に追い詰めていた。
「あぁ、・・・っ俺も、そろそろ、・・・っ」
孫市が腰を大きくすばやく動かす。
大波に翻弄されるように、お市は快楽の果てを彷徨っていた。
頭の中が白く、白くなってゆく。
「・・・ぁ、あ、っや、ぁあ・・・ん!!」
お市の細い爪先がそり、孫市の背中に爪が食い込む。
その小さな痛みに促されるように、孫市も、ひくひくと収縮する内部に自らを解き放っていた。
嵐のような快楽が去った後、繋がったそのまま、もう一度肌をぴたりとつけ、額に口付ける。
柔らかく吸い付くような肌の感触は火照った体にひたすら心地よかった。
ふと気づくとお市が背中に手を回していた。
ぎゅ、腕に力を込めて離し、孫市を見上げてぽつりとつぶやいた。
「・・・えへへ、孫市さん、あったかい・・・」
頬に伝う涙はそのままだったが、その笑みは、長政に―――過去にではなく、今ここにいる自分に向けられていた。
『今』に。
孫市は何も言わず、ただ黙ってお市を抱き返した。
小さく微笑んで涙を流す少女が、少しでもあたたまるように、と願いながら。
「・・・いくの?」
身支度を終え、銃を携えた孫市は、まだ体に力が入らず、床に座っているお市を肩越しに見て、笑った。
「ああ。行く。―――信長と、決着をつけてくる。」
後半の声に、笑みは混じっていなかった。
お市は、小さく笑んで、返す。
「・・・あたし、頑張ってね、とはいわないよ。
あのひとは・・・あれで、あたしの兄だから。」
「あぁ。それでいい。
ただ、また君が傷つくのが心に刺さるかな。
俺が死んでも、信長が死んでも・・・。
君は泣くんだろう、お嬢さん?」
お市は、それでも、真っ直ぐに孫市を見据える。
避けられない別れが近いことに、心は悲しんで震えているけれど。
「うん・・・。
でもね、もう、ちゃんと痛いのと向き合おうって決めたから・・・。」
「向き合う、・・・か」
ふっと笑って、孫市は、真っ直ぐに上へと続く階段へと歩く。今度は振り返らずに。
手には愛銃を。背には、彼の荷を―――武人の誇りと誓いを背負って。
孫市と兄のどちらを無くしても心は変わらず痛むだろう。
心に新しい傷を負って、また涙を流すだろう。
それでも、生きてゆこう。
『今』を。
過去を、傷を、思い出を。全て抱きしめて。
―――だから今は、この一言を、あなたに言うよ。
―――ありがとう―――
神よ・・・。お市タンなんか切ない・・・萌エマスタ。
274 :
249:04/02/24 06:41 ID:yQQTellL
長らくのお付き合い、申し訳・・・!
かなり強引に話が進んでますが、すみません、孫市萌え女の戯言ってことでお許しを。
これからはもっと精進いたします・・・!
後、叫んでもいいですか?
孫市にSS内で、「この一発で、イキな」って言 っ て 欲 し い。
ブラックな孫市VS濃姫とかで。どう説得しても、信長の元へは行くせまいとする濃姫をたらしこもうとした孫市の話とか。
すみません、孫市萌えの(ry
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
孫市キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
>これからはもっと精進いたします・・・!
今でも十分素晴らしいですハァハァ
すごいのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
すごいよ!マジですごい!!
萌えたってゆーか感動した!
ちょっと泣きそうになっちゃったよ!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
孫市カコイイ!!
>>164=249
エロ薄くないよー。
気持ちの通ったエチーを丹念に描写してて(・∀・)イイ!
つかレベル上がり杉なんですがこのスレw
書きかけて迷ってるんですが
信長×お市で凌辱モノって大丈夫でしょうか各々方?
>>274 >「この一発で、イキな」
あのセリフ使いたい。激しく使いたいですよね!(笑)
でも孫市、女には優しいって感じだからなぁ…
>>279 個人的には大丈夫ですが、
お市EDやイベント等を見てると、初めは信長が襲い掛かってても、
途中からお市上位になってそうなイメージが(w
信長×濃がみたいのですね。
作中でも濃がエロくて信長がかっこよくて(・∀・)イイ!
信長はホモですよ
書きかけだけど、801混じってるんでここには投稿できないことに気づいた_| ̄|○
濃のシナリオは良かったなあ。上も下も。
う〜む、政宗と蘭丸、ともに雑兵に輪姦される、ってシチュで書いてたんだけど…。
落ちが違うだけでほか全部一緒だ…。
是非801の方にうpよろしく願い候。
>>287 読みたい!!(・∀・)ノ
ここではダメなら801におながいします。
僭越ながら
801入ったネタならば後々のためにも
ここではない方が良ろしいかと
>>290 失礼ですが、言われなくてもわかってます。
散々たたかれましたからね。過去ログをお読みになることをお勧めしますよ。
あれを叩かれたと感じるか・・・温室育ちだな。
まぁまぁモチケツ。
>>ショタ ◆ErCMnBhhGM氏
完成されたら是非801板のうpろだに投稿お願いします(*´д`*)
前回ので凄く萌えさせて頂いたので、次も楽しみにしてます。
>ショタ殿
居なくなられたかと思ってましたぞ!!居てくださって良かった。
是非双方うpして下され!!801うpろだで待っております!!
>>291 いや、別にショタさんだけにあてて書いたレスじゃないのね(^^;
気に障ったのならゴメンだけど。しかも過去ログ読んでますけど。
ショタさんにはちょっと「なんだコイツ」みたいな印象受けるのは否めないですね。
>ショタ ◆ErCMnBhhGM、292、291
思わずカチンと来てしまう気持ちは分かるが、そういう時こそスルー汁。
多少含む事があっても外には出さないもんだ。
それが専用プラウザを使用する21歳以上の大人ってもんだ。
297 :
296:04/02/25 22:27 ID:jmM5yOIp
×291
○295
でもたしかに蘭丸はよくて政宗はダメって言われると(゚Д゚)ハァ?って感じはするな。
だったら蘭丸ネタも801でやるべきだろ。
まあまあ、もめるなよ。スレの雰囲気が悪くなるじゃん!
マターリ神の出現でも待とうよ
ネ申来〜い(祈願)
くのいちもっとキボンヌ〜(拝み)
>>296 政宗が声優女で、まさに「政宗キュン」ってな感じなら波風立たなかったのかもね。
政宗は子供だけどクソガキ(いい意味で)な感じで、狙ったショタではない気もするしな。
政宗って16歳なんだよな…もっと子供だと思ってた。
てか蘭丸は良くて政宗はダメ、って言われるのは
蘭丸→中性的、政宗→思いっきり少年…この違いではないかと。
俺は前者は萌え、後者は燃えって感じだ。どっちも好きには変わりない。
16って無双設定か?史実だと真田と同じ年だよな?
全然歳が同じに見えないんだが…
>蘭丸は良くて政宗はダメ
まぁ趣味傾向の問題なんだよな。だからこそ根が深いというもの。
自分も両方とも好きだ。両方とも萌えだけどw
えぇと、わたしは信玄キュン萌えです
えぇと、わたしは信玄キュン萌えです
えぇと、ぼくは蘭丸キュン萌えです
えぇと、ぼくは蘭丸キュン萌えです
家ゲー板・虹板その他戦国萌スレは内容がもれなく蘭丸ハァハァ一色 になってるしな。
蘭丸の801ネタは別にOKなんてなってないだろ
男キャラの女体化はありみたいだけども
勝手な解釈してんなボケ(298,301.302)
>>310 SSを書く能力も無い低脳がえらそうなこと言うなよ。
馬鹿なんだろ? 馬鹿なんだよな?
っていうか、それ以外考えられん。
ここは馬鹿が来て良いスレじゃないよ。
せっかくの良スレなんだからみんなマターリ行こうよ(;´Д`)
>>311 ・自分はSSを書いていると受け取れる発言
・?記号の後の空白
・話題にあがった口の悪さ
貴方の正体、大体見当がつきますなぁ。
おやおや、
>>26なんかもよく見れば・・・・(・∀・)
マターリしろよ、藻前ら…(´Д`;)
正体とか無駄な議論とかどうでもいいからさ。
女×男はこのスレでおk、男×男は801板のSSうpろだに。
この一言で済む話じゃないか。ムカついた発言はスルーすりゃいいだろうに。
スルースルー。大人大人。
だれか萌えSS投下してオクレ。流れも変わってハァハァもできて一石二鳥。
>>279 信長と濃姫が(・∀・)イイ! 近親イクナイ
阿国のように各地を回る間に美女の虜になっていく政宗ってどーよ?
もちろん漏れは描けません。もってないかrうわなにをするやめr
やっと書き込めた・゚・(ノД`)・゚・。
お蘭の女体化キボン(;´Д`)ハアハア
319 :
コテ:04/02/26 19:04 ID:7w3Q0CJz
(敬省略)
>>179180181182184188さん、その他にも
ご覧になって戴いた方々、ありがとうございました。
阿国の作品を描いている者です。
コテだけに名前はもうコテでいいっかなぁと。
トリップはあまり好きじゃなくて…。必要があれば付けますです。
ほな、投下いきます。
「ったく…これじゃあ狙撃どころじゃねぇっての……!!」
信長軍の侵攻が始まってから、孫市率いる堺衆はその猛攻に苦戦していた。
「敵将、いわしました。」
ただ一人、気軽に戦う女性を除いては。
「ほな刀と鎧と馬と財布置いて、おかえりやす。」
「おっ、覚えてろっ!!」
ふんどし一丁で逃げ帰る敵将の捨て台詞も、その耳には届いていない。
「はいな、毎度おおきに。またおこしやすぅ。」
その調子で十分程経った頃だった。
「あらぁ…あらへん。あの…お取り込み中すんまへんけど、ここに十本ぐらい並べて
置いてあった刀、知りまへんか? あれ、うちがいてこましたお人から………」
せっかくの阿国の質問だが、鍔迫り合いをする兵士達には知ったこっちゃない。
「つれへんお人。聞いてくれはらへん。……あらぁ?」
何やら気付いた阿国は急に走りだし、詰所に駆け寄った。
「おらへん。ここにお馬はん四頭並べて、待っててもろとったんやけど…。」
「あぁ、ここに並んでいた馬なら敵に奪われそうでしたので、奥に……」
「まあまあ、さよですか。」
トコトコと阿国が奥に進もうとするが、
「ち…ちょっと、駄目ですよ! ここからは進入禁止ですから!!」
詰所頭が必死に阿国を止めた。
「せやけど、うちのお馬さんでっしゃろ?」
「はぁ…それは…。…いや…しかし……」
「こんなんあかんわ。キリあらへんもん。」
キョロ…キョロ…と辺りを見回せば、どこも同じような戦場の風景。
これではせっかくの戦利品もまた奪われてしまう。
「よっしゃ……ほしたら本陣、いてこましたろか。」
味方としては心強い事この上ない台詞と共に、阿国の単騎突撃が始まった。
「さてと、ほんならお邪魔します〜……」
早々に五人の門番をぶっ飛ばし、阿国が門を押したちょうどその頃、
信長本陣左手で待機する女性は外から聞こえる喧騒に苛立っていた。
「何よもう…騒々しいわねぇ……」
そう言うとその女性は門を引き、外の様子を覗き見た。
ギギギ……
ものすごい至近距離で目が合う二人。
「…………」
「…………」
ニコニコと笑う阿国と、目をパチクリさせる濃姫。
「あなた…誰?」
「うち? うちは阿国いいます。巫女ですきに。」
「…で、な…何の用?」
「本陣、いてこましに来ました。」
「じゃあ…敵?」
「はいな。よろしゅう。」
「そ、そう…。」
ハッと我に帰り、濃姫はようやく元の調子に戻った。
手を腰に当て、妖しくクネクネ曲げる。
「あ、あ〜ら…やけに騒々しいと思ったら…。迷い猫かしら?」
「はあぁ…きれいなお人やわぁ。うちの舞も霞んでしまいそうやわぁ…。」
「うふふ…ありがと。あなたも可愛いわ…そう……苛めたくなるくらいね…。」
本陣は本陣だったが、阿国はなぜか遠回りをして濃姫の陣に突入してしまった。
「…ほな、お覚悟。」
「あら…私に勝てるとでも思ってるの?」
挑発的な濃姫の台詞に対し、阿国の表情にどこか真剣味が浮かぶ。
「せやけど、勝てへん相手でも……あらしまへんし。」
「言ってる台詞は格好良いんだけど…。あなた、周りを見るって事…知ってる?」
そう、すっかり囲まれてしまった阿国だった。
「姫君様、お離れください!」
「姫! そやつの相手は我々が!!」
「それにねぇ、すぐ右手には私の夫の本陣もあるし。」
濃姫の屈強な護衛兵達がジリジリと間合いを詰めて阿国に近づく。
「姫? あんたはん、お姫様やの?」
「ええ、そうよ…。もしも私が大声出したら、私より強い夫どころか
本陣ごとあなたに襲いかかるわよ? うふっ…うふふふふ……」
「さよかぁ…。……あきまへんわ、ちょっと出直してきます。」
「あ、あなたねぇ…人の言う事、ちゃんと聞いてる…?」
阿国はフワリと飛びあがり、兵士達の頭をポン、ポン、と拝借すると
いつの間にやら門の上にまで飛び移っていた。
「な…!?」
「ほな、またよろしゅう。」
バサッと傘を開き見下ろす濃姫達に笑顔を送ると、堺の町へと飛び降りた。
「えぇと…どこでっしゃろか……」
フワァ……と堺の町の上空を下りながら、阿国はある人物を探していた。
「あぁ、いはった。」
「おらおらぁ! 俺様は無敵、ア、無敵だぁ〜!!」
「よいしょっと。」
五右衛門の目の前に、文字通り阿国が突然空から降ってきた。
「お、阿国さん!?」
「五右衛門様に、ちょっとお願いがあるんどす。」
「お、俺にですかぃ? 何でも言ってくだせぇ! たとえ火の中水の中!!」
「そうどすなぁ…今からニ…うぅん、三十分後でええから…………」
「…はぁ。よく分かんねぇけど……合点でぃ!!」
「ほな、あんじょうお願いします。」
そうして五右衛門に何やら伝えると、阿国は再び走り出した。
今度は正真正銘、敵本陣へと。
一応は先程の反省も活かしているのか正面突破はせず、裏手から忍び込む。
――が、赤の巫女姿という目立つ衣装で忍をこなせるわけがない。
すぐに見つかり、敵本陣の中ですっかり囲まれてしまった。
しかし阿国は敵の厚い方にのみ焦点をおき、徐々にだが敵を圧倒して進んでいく。
そして――
「まるで深い闇…。覗きこんだら吸いこまれてしまいそうや。
うちの舞で…目を覚ましてくれんやろか……」
とうとう阿国は信長の天幕にまで押しこんでいた。
「者共…下がれ。」
「し、しかし殿…!!」
「二度は言わぬ……」
天幕の外側まで、怯えた表情を浮かべる兵士達が引いてゆく。
一見ひ弱そうな女性にこうまで好きに押しこまれたのだから尚更である。
甲冑を鳴らしながら、信長が下馬した。
「女……何用だ…。」
「阿国いいます。あんさんどついて、この辺のもん全部もらいます。」
「先程お濃の陣を騒がせたのも…お前、か?」
「そうどす。」
「ならば容赦はいらぬ、か……」
二人を取り巻く兵士の誰もが自身の目を疑った。
信長が一瞬で間合いを詰め、阿国の腹部にその拳がめり込ませていたのだ。
「ぐ…ぇ……」
「幕を閉じよ。全軍、前面の一揆衆に集中せよ!」
その言葉が意味するもの。それは、ここから離れろという事に他ならない。
薄れゆく意識の中で、信長の声が聞こえる。
「阿国とやら…。うぬの愚行…その身をもって償い、嘆くがよい…。」
「ん……」
息苦しさと肌寒さに、阿国は目を覚ました。
「んっ…んぐっ!?」
まず気が付いた事は、自分が裸である事だった。
猿轡のせいで言葉を紡げず、後ろ手に縄で縛られているために自由もきかない。
「気がついた、か…?」
全裸であぐらをかく信長に、阿国はまるで尻を突き出すような姿勢を取らされていた。
「んむっ!? んふぅっ!! んぅーッ!!」
「良きところで目覚めた……」
もっちりとして弾力のある尻をきつく揉むと、阿国の口から悲鳴が挙がる。
「んーーーっ!!!」
「そうだ……鳴け…。喚け…。そして……」
人差し指をペロリと一舐めし、
「…狂え。」
本来ならば排出を司る器官に、信長の指が沈んでいく。
「んぎぃっ!!…んっ…ぐうっ!……ぶゥッ!!」
「どうした……こちらの経験は無いのか…?」
ガクッ、ガクンッと阿国は大きく痙攣し、跳ねんばかりに腰を浮かせる。
後ろに拘束された五指がそれぞれ異様に曲がり、見開いた目から流れる涙が
猿轡からポタポタと垂れる涎と合流して滴り落ちていく。
「抜いて欲しい、か…?」
力無く阿国が振り返り、ガクガクと狂ったように頷く。
「んぷぅッ!!」
信長は勢いよくその指を引き抜いた。
息を荒げる阿国をさらに抱き寄せると、その尻に舌を這わせた。
「んぷっ…!」
「所詮は淫売よな……」
いつの間にか阿国のふとももには光る筋が幾本も滴っており、
その源泉となる秘唇はキラキラとすっかり濡れそぼっていた。
その発言を否定するためか、信長を拒むためか、阿国は激しく首を振る。
「どれ…我が喉を潤せ……」
尻をきつく鷲掴みにしながら、信長はその泉に吸いついた。
秘肉を左右にかき分け、音を立てて愛液を啜る。
「んひぃッ!…んっ!…んぶーーっ!!…んんッ!……んぷぅっ!!……」
両手を伸ばし、重力に負けた乳房を搾る様にして力一杯掴む。
「あふぅッ!!」
「どうした…今ので一層溢れ出てきたぞ……?」
タプタプと左右に揺らすたびに奥から溢れ出る愛液。
「んんぅっ……んふぅ……」
恥辱感に襲われ、阿国は真っ赤になって俯いた。
まるで牛の乳搾りのような手つきで乳房を揉み、屹立した乳首を捻る。
「んぷぅーーッ!!」
「ふん…感じておるわ……」
皮を強引に剥き、飛び出た陰核をゴリゴリと強く摘む。
「んぴぃッ!!……ぷぁ…あ……か…は……」
快感を通り越した強烈な刺激に、阿国は半分白目を剥いて涎を垂らした。
信長がさらに湧き出た蜜を啜ると、阿国の尻が悲鳴と共に大きく跳ねた。
「んひぃーーーーーッ!!!」
「うおッ!?」
噴水のように勢いよく吹き出た液体が、信長の顔面を直撃した。
「き…貴様……」
「はぁ…はぁ……あ…あぁッ……はぁ…はぁ……」
「よくも…よくも我が顔に潮など……!!」
ドサッと尻に手をやり突き倒せば、阿国は前屈みに崩れこんだ。
尻を突き出したような情けない姿勢を直す力すら戻っていないようで、
ただ荒れる呼吸を繰り返しているだけだった。
信長はその尻を再び掴み、自身の怒張を当てがった。
「その罪…許しがたし!!」
ズプゥッ!!
「んぷぁーーーッ!!!」
「この……」
「ん…ひあっ……あぁあぁぁあッ……」
大きく腰を引けば、モチュモチュと肉襞と秘肉が勃起に絡みつく。
「淫売がぁっ!!」
勢いよく突き込めば、パチュンッ!!と甲高い音が鳴る。
「ひぶぁっ!!」
荒荒しく腰を掴むと、信長は容赦無い突き入れを行い始めた。
「んひぃっ!!…あふぅっ!……ぷあっ…あっ!…やっ!…やぁっ!!」
さんざん阿国が悲鳴を挙げてきたため、猿轡が外れる。
「…むっ?」
「あんっ!…やっ!!……あっ!…あーーっ!!…ひあっ!…ひあぁっ!!」
すると信長は責めを中止し、阿国の背にもたれかかってその猿轡をはめ直した。
そして何事もなかった様に再び突き込み始める。
「んんっ!!……んふっ!…んぷぅっ!!…んぷ……ん…ふうぅっ……」
「どれ……」
好き勝手に腰を打ち込んで阿国を大いに鳴かし、続いて信長はそのまま後ろに寝転んだ。
繋がったままの阿国は下から奥まで串刺しにされ、その身をよじり眉をしかめた。
今度は凄まじい突き上げが始まった。
信長が力一杯突き上げると、浮きあがった阿国がその体重で深く沈みこむ。
その度に阿国の口から悲鳴が挙がり、結合部からは飛沫をあげた。
しかしその悲鳴にいつしか『甘さ』が交じり、徐々に腰も動き始める。
「ふっ……堕ちた、か…。」
手首の縄を解いてやると、阿国は自然と後ろの信長の頭に手を回した。
突き上げられる調子に合わせて積極的に腰を振り、その表情には
快楽に溺れた女の背徳的で淫靡な笑みが浮かんでいる。
「そら…うぬの好きにするがよい……」
そう言って信長が律動を停止すると、阿国は徐々に腰を動かし始めた。
信長に突かれる中で腰を振るのではなく、あくまで自身の意志で。
背後からの視線が恥辱的だったが、それでも腰の止まらない阿国だった。
「よし…褒美だ……」
背後から手を伸ばし、コリコリと乳首を摘む。
「んひぁっ!!」
信長がそのまま乳首を固定すれば、阿国が上下する度に乳肉が
伸びたようにしながらタポタポと揺れ踊った。
「んひっ……あっ!やっ!……あ…はひっ!!……ひんっ!……」
膣肉もキュキュッ、キュキュキュッと愛らしく締めつけ欲棒に淫らに
絡みつけば、信長の興奮も一気に昇りつめていく。
阿国の声にならない悲鳴を無視して凄まじい勢いで貫き始めた。
背後からでも豊かな乳肉の横側が垣間見え、揺れ踊っているのが分かる。
「んっく……う……さぁ…味わうがよい………我が洗礼を!!」
背後からきつく乳房を鷲掴みにし、一気に精を流しこんだ。
「んぅーーーーーッ!!!」
深奥に勢いよく精液がぶつかる度に、阿国の体が大きく震える。
溢れる精が結合部から流れ出し、陰嚢を伝って地に落ちていった。
ジュポッ……
「んひんッ!!」
時間をかけて最後の一滴まで注ぎ込み、阿国を押し倒して勃起を引き抜いた。
ドクドクと奥から溢れ出る大量の精液を見つめる信長。
「さて……さっそくもう一度楽しませてもらおうか…?」
「んんっ!!…んんんーーーっ!!!」
阿国は首を横に振り、力の入らない体を引きずって信長から逃げようとした。
その動きに合わせて白濁液が秘部からしたたり落ちていく。
「ふん……これ以上貫かれば狂いそうなのであろう…?」
ガシッと阿国の腰を掴み、亀頭を当てがったその時だった。
「ア、さすがは戦国一の浮気者ぉ、信長さんよぉお〜〜〜!!」
どこかから聞こえるその声は、戦場一帯を越えて本陣の信長達にまで届いた。
「なっ…!?」
すぐさま天幕に紫色の影が写る。
「あなた…今の大声なにかしら?」
シュッ…と開く天幕。
「なに……してるの…?」
「おっ…お濃ッ!!」
「ああん、信長様ぁ……もう一回可愛がっておくれやすぅ……」
いつの間にか猿轡を取った阿国が、信長の勃起に頬を摺り寄せる。
「あ〜ら…なんだか楽しそうねぇ……」
「ち…違う……お濃…これは……」
落ちている猿轡を拾い、濃姫が信長に近づく。
「なるほどねぇ…。猿轡で悲鳴を抑えておいて……お楽しみってとこかしら?」
「……話せば…話せば分かる……」
「どうかしらねぇ?」
阿国は見た。
信長を蹴り飛ばした後に濃姫が投げた小型の爆弾が、その股間で炸裂した瞬間を。
そのせいで本陣から煙が上がり、織田軍は浮き足立った。
「もういいわ。全軍、お引きなさい。」
ほどなくして濃姫が撤退の号令を出した。
股間を黒こげにされて白目を剥く信長を馬に積み、濃姫はその上に乗る。
「あなたとは…また会いたいわね。」
「そうどすなぁ。うちもいつか…お手合わせしてもらいたいわぁ。」
「うふふ……それじゃあね……」
ドカッ!!と信長の頭を蹴ると、その衝撃で馬が走り出した。
その頃、奇跡的な勝利に呆然とする孫市達だったが、とある事に気付いた。
「いけねぇっ!! お…おいっ、敵陣に急げ!!」
突如孫市が民衆を連れて走り出した。
「まさか…まさか『うちが一番乗りしたから、全部うちのもんどす♪』とか
言いだすんじゃねえだろうなぁ、あのお嬢さんは!? とにかく急げ!!」
ギギギ……
固く閉ざされた門を壊し、開いて中を様子見る。
「しめたぜ。どうやら間に合…」
「よいしょっと。…あらぁ皆さん、終わりましたん?」
いつもの様子で阿国は置き去りにされた馬やら刀やらを並べていた。
「…わなかったみてぇだ。」
「もう、いちゃもん言わしまへんで?」
「いちゃもんって…何だ?」
「うちが一番乗りしたんやから、全部うちのもんどす♪」
頭を抱えるしかない孫市。
「だがなぁ、やつらが撤退したのはあんたのおかげじゃねぇ。」
「あらぁ。それ、うちの策略ですきに。」
「策略? あんたの? 冗談言っちゃあいけねぇって。」
「ほんまどす。あれ、うちが五右衛門様に頼んだんどす。」
「おうよ! さっすがは阿国さん、敵さんを不仲にさせる見事な策略ってぇわけだ!!」
「だ…だがなぁ。それだったら五右衛門のおかげって事に……」
「おかしな事言わはりますなぁ。五右衛門様は、うちの護衛はんやで?」
「お…おいおい……まさか……」
「五右衛門様のもんはうちのもん。うちのもんはうちのもんどす。」
「そうくると思ったぜ…。……おい、五右衛門。てめえは異論ねぇのかよ?」
「何言ってんだ? 阿国さんは、ア、正論しか言ってないってんだぁ!!」
「ほな五右衛門様、あきんどはん呼んでおくれやす。」
「ア、合点でぃ!!」
「ったく……完全にやられたぜ…。」
先程まで勝利の女神に見えていた女性が、今は疫病神にしか見えない孫市だった。
こうして阿国は莫大な戦利品を換金するとさっそく出雲に送り、
新たな旅立ちの時を迎えていた。
「いやぁ阿国さん、大層な額になりやしたねぇ?」
「ほんま、ごっつ儲か……助かりましたわぁ。おおきに、五右衛門様♪
次はどこいきましょか? うち、今度は奈良の大仏はんとか……」
「…………」
「…どないしたんどす?」
珍しく五右衛門が真面目な表情を浮かべ、何やら思案している。
「…阿国さん。しばらく身を隠したほうがいい。」
「あらぁ、どないして?」
「信長が敗退したと聞いたら……たぶん明智の野郎が追ってくるはずだ…。」
「あけち? 誰でっか、それ?」
「説明は後で。あっしに考えがありやす…。さぁさぁ、行きやしょう。」
「あらあら、そない押さんといておくれやす……」
こうして二人は伊賀の抜け道を通り、伊勢への逃走を計る事となった。
リアルタイムで読みますた。
最高だよあんた。
萌え。
ハァハァ。
死ね。
萌え。
332 :
コテ:04/02/26 19:19 ID:rQzCSoIP
おそまつ様でした。
おい!コテとやら!!お市タンが出てねーじゃねーか!!金返せ!!
と思われた皆様、申し訳ございませぬ。
なぜか大坂ではお市と出会ってもイベントみたいなのがなくてですねぇ。
今回は阿国が裏から忍びこんだために遭遇しなかった体でお願いします。
ご安心めされませ。安土城で……ゲヘヘヘヘ。
コテさん乙でした!
阿国タソ(;´Д`)ハァハァ
>股間を黒こげにされて白目を剥く信長
禿げワロタ
神の続編キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
正直、次ステージが待ちきれません
ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
335 :
神降臨あげ:04/02/26 20:23 ID:gMxHVV5Z
コテさん乙!! あなたみたいな人、嫌いじゃないわ・・・。
今回はなんだかギャグ路線気味ですねw
コテ氏乙!
阿国タンの子悪魔っぷりに毎回(*´д`*)ハァハァさせて頂いてます。
信長のヘタレっぷりにワロタw
次回も楽しみにしてます。
コテさん待ってた!今回も乙です!
全五話で終わりなのかなーと思うとちょと寂しかったので、
第二話がもう一回あって得した気分でつ。
いつもよりハードに責められてる阿国タンハァハァ
信長・濃姫夫妻もイイ味出してますし、
ああもう上手いなぁ上手いなぁ…
ところで
>>297の質問に答えてくれた皆さんありがとう。
近親+レイープ+αのコンボでダークすぎるので、とりあえず封印しますた。
別のカプのお話考えてみます〜。
339は338の訂正でつ…297さんスマソ…
落ち着け俺……
>338
ちょ、ちょっと待て!密かに期待している香具師がここにいるんだが…
そんなに近親て駄目か?レイープも萌えなんだが…見たいよぅ。
342 :
249:04/02/27 02:07 ID:F2Nj5v8+
コテさん乙です〜!
毎度ながら、萌えさせていただきました。
次回は伊勢長島ですか・・・。ふふ、長髪のあの人ですね!
楽しみにお待ちしております。
そして、>273さん >275さん >276さん >277さん >278さん
稚拙なSSにもったいないご感想痛み入ります。
次も頑張ります〜!
また孫市なのもアレですので、光秀×濃姫(不倫編)あたりでしょうか・・・。
最後に
>>279さん!
孫市の例の台詞、生かせるシチュって何かないですかね・・・?
書き始めてもやっぱり孫市のフェミさが邪魔をして、台詞だけ浮くんですよね。
どうしたものか・・・。
むしろムービーに出てきた茶屋で出会った美少女と孫市が再会して
今度はしっぽり…なネタを…(;´Д`)ハァハァ
あの娘が一番可愛いと思ったのは自分だけか!?
あの茶屋の少女は新武将育成の時に出てくるさやだよね?
阿国第3話ってもしかして3人とも相手しちゃうのかな…
激しく期待。
良かった。
馬鹿な荒らしと煽りのせいで職人が離れるかと思ったよ。
職人乙!
348 :
名無しさん@ピンキー:04/02/27 16:53 ID:VthwKzvq
よかった・・・せつない・・・
でもゲームからいくと信長が死ぬんだよな
すまん感動のあまりあげてしまった・・・
阿国第3話…蘭丸タンは出るのかな(*´д`*)ハァハァ
>338
遅レスだが、漏れも激しくキボンヌ。
近親&ゴカーンハァハァ
新武将タンキボン
茶屋の娘タソキボンヌ
>>345 (・∀・)ナルホド!そうかそうか!もっかい見てみる
半蔵×新武将たんキボンヌ
新武将の半蔵EDいい感じだったし。
戦国無双がこんなに萌えるとは予想だにしなかったよ。
早く戦国無双も公式設定資料集だしてくれないかな。
週末じゃないとゲームできないのでキャラの言葉とかがいまいちあやふやだから。
それでも萌えればSS書けるということで、
政宗×お市が今日明日中には投下できそうです。
やっと阿国タンプレイできたよー。
京都弁萌え!激可愛い!
そして改めてコテさんのアレンジ上手に感服しますた。
コテさん乙です&ご馳走様でした。
相変わらずキャラ掴みもエロもお上手…
阿国タンの次のお相手は誰なんだろう
次のステージは3人も殿方が・・・w
実はまだ精通していない政宗であった。
蘭丸タンは前の経験は無くて後ろの経験は有りか…(゜∀゜)アヒャ
何故くのいちなのだw
くのいちは真田がいいなあ…
と言ってみる
小田原城で「かーわーいーいー!」とお持ち帰りされてしまうのですね<くのいち×政宗
>365
それだ!!そしてそこに真田が乱入…というSSを書きたいと思った。
>>366 (・∀・)イイ!
是非書いてみてくれ。
369 :
366:04/02/29 03:11 ID:VQiytq75
>367-368
ネ申々のようにはいかないとは思いますが、挑戦だけしてみますw
もし出来たら載せますね。
ところで質問なんですが、一回に書きこめるのって何行なんですか?
>>369 おお、楽しみにしてますよ。
これまでの書き込みの行数をいくつか数えてみましたが、
最大29行、かな?さすがに全部は数えてない…。
>>355 新武将はオトコしかやってなかったから、一瞬ギョッとしますた_| ̄|○
372 :
名無しさん@ピンキー:04/02/29 16:23 ID:CrGb9tpe
しまった、独りで突出しすぎたな――政宗は舌打ちしたがもう遅かった。どうや
ら敵を深追いし過ぎて道にまよったらしい。ここは桶狭間。今川義元と織田信
長との戦っている・・・が、それに伊達政宗の軍が割り込みまさに混戦乱戦真っ
最中であった。
「なんだアイツ・・・?」
政宗の前方にえらく場違いな少女が見えた。あっけにとられていると少女は手
にした剣玉で政宗に攻撃をしてきた。
「当ったぁれええぇ」
政宗はその紐を自分の木刀に器用に絡めると、魚釣りでもするかのように少
女はをひょいと浮き上がらせ地面にたたきつけた。どん、としたたかに身体を
打ち付けられ少女はしばらく寝転んだまま起き上がれない。
「いったあ〜い」
「子供は家に帰ってお寝んねしてるんだな!」
「子供じゃないもん。私は織田信長が妹お市。れっきとした織田家の武将よ。」
「信長の妹だと?織田家の武将だって?ふん、バカめが、小便くさい娘が生意気
いいやがる」
「あなたこそ誰よ?」
「聞いておどろけ。わしは奥州伊達家当主、伊達政宗だ!」
「えぇ?あなたみたいな子供が?」
少女も味方とはぐれたようで他には誰もいない。言い争ううちに政宗はこの自分
とたいして年の違わないお市という少女に興味をもった。こういう娘は嫌いじゃな
い。いや、むしろ好みだ。
「バカめが。おまえみたいな、下の毛の生えてないような餓鬼とは違うんだよ」
「な、何よぅ。は、生えてるもん」
「ほ〜う、じゃあみせてみろよ。どうせ本当はまだつるっつるで嫁にもだしてもらえ
ないんだろ。」
お市は顔を真っ赤にしてうつむいた。一方早熟な少年はニヤニヤと笑っっている。
ネンネが、からかってやろうか――政宗は腕を延ばすとまだ立ち上がれないでい
るお市の身体をぐいと引き、人目つかないような所まで引っ張った。そして、そのま
ま少女を押さえ付けるとその衣服の裾をぴらりとめくる。お市の悲鳴があがった。
「きゃあ・・・!」
「なんだよ、へるもんじゃないだろ」
少年の手は肝心の部分を隠す布に手をかけた。やめて離してよ、少女が抵抗す
るがむろん離すわけがない。布が剥ぎ取られた。真っ白な太ももの付け根がが
あらわになる。すうとした風が少女の薄い恥毛の間をそよぐ。
「なんだ生えてんのか。」
「キャアー!えっち、馬鹿、助平!」
「ほら、もっとよく見せろよ」
強引に太ももを開き顔を近づける。薄い茂みに覆われた秘丘はまるで少女の頬
のような桜色だ。少年の手が少女のぷっくりとした部分をつつくと美味そうな汁が
しみでてくる。お市はますます顔を赤くし必死になってポカスカ政宗を殴っている
のだが、殴られている方はまるで意に介さない。今度はお市の上に乗ると少女の
着物の前を広げ、二つ小さな膨らみを揉んだ。
「ここはまだ餓鬼だな」
「むぅ・・・」
胸に触れている手から心の蔵の音が聞こえてくる。もちろんこれだけで終わらす
つもりはない。政宗は"行為"をしやすいようにお市の服を脱がせ、自分の具足も
邪魔だとばかりに乱暴に外し裸になった。少女の身体を全身で強く抱き締めてみ
ればはっきりと胸の高鳴りが聞こえてくる。
「こうやって男どもに犯られんのを心待ちにしてたのか?」
「ち、違うもん!」
お市がムキに否定するところがかえっておかしかった。政宗はその少しとがらせ
た口を吸ってやる。憎まれ口ばかりたたくくせに少年の口吸いは思いの外優しい。
さらに両手で小ぶりな胸を寄せ上げられ、小さな乳首に歯を立てられた。
「あんっ・・・痛いよぅ」
その声が届いているのかいないのか、政宗はさらに荒々しくお市の身体を愛撫
する。さする、なめる、噛む。ツンとしている乳首や、小さな臍などが唾液まみれ
になってテラテラ光っていた。痛い。熱い。くすぐったい・・・でも・・・気持ちいい。
そう一瞬浮かんだ考えをお市は必死に振り払った。
政宗の手はさらに下腹部に伸び、お市の大事な部分を割って入る。
「ぅんんっ・・・いや・・・・・・あんっ!」
敏感な部分がつままれ、刺激を与えられた。それだけではない、誰も入ったこと
のない"道"に一本の指が通る。
「いやっ・・・そんなとこ入れちゃダメ・・・ん、ダメだったら・・・・・・」
「何言ってんだよ。こんなに濡れてるぞ」
少女の"道"は細い。けれども少しずつ潤い、指より太いものを受け入れる準備を
していた。荒い息づかいの政宗は褌をはずす。そしてその童顔には似合わない、
"男"の部分を出すとお市の目の前に突き付けた。
「きゃあ!」
「ほれ、よく見とけよ。これからお前の中にはいるんだぜ」
「いやっ、見ない、見ないよ・・・」
顔をそむけるお市の上半身を起こし、顔を無理矢理こちらに向かせる。嫌がる愛ら
しい唇にそれを入れた。お市の口の生暖かい感触に包まれ、さらに大きく逞しく成
長する。汚らしいモノを喉の奥まで入れられ、お市の顔が泣きそうに歪んだ。
「しっかりしゃぶらないと入れた時の滑りが悪いぞ」
「くるちぃ・・・よ・・・んみゅ・・・」
「舌をもっと動かしてカリのところをよくなめろ。歯は絶対あてるなよ。」
「・・・ふにゅう・・・・・・」
「・・・っ・・・そう、そんな感じだ・・・そら、奥までいれるぞ・・・」
「うん・・・ん・・・・・・」
「・・・ぅはぁ・・・どうだ、うまいか?」
「・・・ほひしふはいひょおう・・・・・・・」
美味しくないよう、といいたいらしい。政宗はお市の頭を押さえ付け腰を前後に動
かす。お市の大きな眼が涙で潤んでいる。その姿は政宗の性欲をはさらに刺激
した。少女の柔らかい唇と舌に擦られる快感はもう一つの"口唇"に勝るとも劣ら
ない。政宗はさらに激しく、早く腰を振る。だんだんと頭の中が白くなる。歯を食い
しばった。
「う、はあ・・・、はあ・・・・・・」
「んー・・・んー・・・んーんー!」
「・・・いくっ、・・・いっちまう!・・・・・・」
ドクッ、ドクドクッ――
勢いよく噴出した。
「んー!んーんんんーん・・・(きゃー!何かでてきたー)」
「飲め・・・わしの種を全部飲み干せ・・・・・・!」
「ん・・・みゅ・・・・・・ごくん・・・・」
お市は飲み込まされる。飲みきれなかった分は涎ととも口の端から垂れた。それ
をみた政宗は満足げな表情で今まで押さえてつけていた力を緩めた。大きく息を
つき、心地よい虚脱感に浸る。
その時だった。
ガジッ。
「っっどおおあはああああっっっっっ!!!!いってえぇぇぇ!!!!!」
眼から光線・・・ではなくて、火花がでた。ついさっきまで快感をむさぼった可愛ら
しい口の間から白い歯が光っている。そう、あろうことかお市は政宗のものを思い
切り噛んだのだ。
「・・・・・・お前・・・なんてことするんだよ・・・」
「女の子にこんなひどいことするなんて・・・!最っ低」
あまりの激痛に政宗は股間を押さえてうずくまり動けないでいる。さっきまでは可
愛いと思っていた少女の顔が鬼のように見えた。鬼娘はうぇ〜ん気持ち悪いよー
と、飲みこまされたものを懸命に吐き出す。そして一通り吐き終わると乱れた衣
服を元通りに着て、右手の剣玉をもてあそびながら少年のひどく間抜けな姿を冷
ややかに見下ろした。
「さて・・・敵将討ち取ったよ・・・といきたいけど、いくらなんでもこれじゃあね」
わしだってごめんだ。涙目の政宗は思った。こんな姿を人前に晒されようものな
ら末代までの恥である。哀れな政宗はまだ動けないでいた。
二人の耳に足軽達の声が聞こえてきた。近くでぶつかり合ってるようである。
「いっけない。がんばって戦って勲功あげなくちゃ。今日のところは見逃してあげ
るわ。おとなしく逃げなさい」
「くそ・・・バカめが・・・お前信長の妹だっていったな!織田家なんか絶っっ対ぶっ
つぶしてやるからな!!」
「つぶされないわよ。だってお兄様は天下をとるんだもん」
「なにをぉ・・・バカめが。天下をとるのはわしじゃあ!わしが天下をとったらお前な
んか妾にしてあーんなことやこーんなことをしてやるぞ!覚悟しとけ!」
「万が一にもそんなこたはないと思うけど。ま、あなたもその時は覚悟をしておくこ
とね」
いーっ、としながら白い歯をカチカチ噛み合わせるお市。うっ、と先程の激痛を思
い出し顔が青くなる政宗。
「お前は、やっぱり“あの”信長の妹だな・・・」
「ふふふ、じゃあ私はそろそろいくわね」
「ふん、バカめが・・・覚えていろよお。今度会った時は必ず犯ってやるからな!」
「あなたみたいな人じゃ、嫌。私はもっと優しい方のところへお嫁にいくんだから
。じ ゃあね、ばいばーい」
「あっ、こら、まて・・・くそ、バカめが・・・バカめがあああぁぁ・・・・・・!」
去っていくお市をいつまでも罵り続ける政宗であった。
この二人の物語はまだ続く・・・・・・
以上です。政宗もの一番槍〜。
最初の予定では政宗がお市をヒイヒイいわせる予定だったのですが、なぜかお
市が政宗をヒイヒイといわせる話になってしましました。政宗、ゴメンよ。
拙い見習い作品ですが、少しでも萌えの手助けになれば幸いです。
乙でしたー!
目から光線ワロタ(だから光線じゃないって…)
詰めの甘い政宗と、嫁入り前のお市タンが可愛い。
噛みちぎられなくて良かったね政宗…
キズモノにされなくて良かったねお市タンw
乙ですたー
何かこの話すごく好きです
少年少女の戯れ可愛いよう(´д`*)
見習い神、すごく乙。
続編が楽しみでつ
(;´Д`)ハァハァ
イイ!がきんちょ同士って萌えるね。
政宗アホでワロタw
385 :
名無しさん@ピンキー:04/03/01 15:20 ID:ewkEYq2q
見習いさん乙! 読んでてほのぼの。そして萌。
神がイパーイですねこのスレは(*´д`*)
漏れも書いてみますた。
蘭丸女体化です
「失礼いたします」
襖を開け部屋の中を見回すと信長一人だった。
「人払いしておいたのだ、まあよいから入れ」
蘭丸は信長の近くに正座する。
「あの…ご用件は、あっ!」
言い終わらないうちに信長は蘭丸の腕を強く掴み自分の胸元へ引き寄せた
後ろから抱きしめられるような体制になり蘭丸は緊張し耳まで赤くなっていた
信長は右手で蘭丸の顎を掴み親指で唇をなぞる
もう片方の手は肉付きの良い太ももに這わせていた
「綺麗な肌よのう…稲葉山城で見た時からずっと触れたいと思っていた」
と書いてみたのはよいのですがド素人なんで文章とかおかしい所が
イパーイあると思いますががんがって続きを書けたらと思っております
変に思ったところとかあったら指摘お願いします。
801や女体化は別スレじゃないかな?
>>387 801もだけど、確かこのスレの最初のほうで女体化は別スレでって話も出てたな…。
しかし、女体化をどこに貼れというんだ?
801は801うpロダがあるが。
女体化も別スレなの?
>>389 うpロダもないし、そんなに大量投下されることも無いと思うからこのスレで良いと思うよ。
391 :
386:04/03/01 20:25 ID:sGXZnuYI
すみません、女体化に関しては特に決まってなかったようなので
こっちに貼ってしまったんですが荒れる元になりそうなので
上のは見なかった事に…お騒がせしてすみませんでした。
>>386 禿げしくイイ!(;´Д`)ハァハァ
是非おながいします(・∀・)ノ
女体化については大丈夫な人とダメな人がいるので、名前欄に「注!女体化」とか
書いておいたほうがいいのかなー?
女体化は過去スレみるかぎりだと、タイトルに注意さえいれれば大丈夫そうな気がするけど。
自分も苦手なほうだけど
>>386さんの文を読んだらイケル!とオモタ。
801とは違って女体化はどうなんでしょうなぁ。
女体化って事は事実上♂×♀ってわけだし(801とは明らかに違う)、
蘭丸とかは男であろうとなかろうとハァハァ(;´Д`)してる人もいるわけで。
なんで提案としてはテストも踏まえて
0:あくまでマターリ進行、個人の意見は有りだが他人への悪口は無しで。
1:タイトルもしくは前もって女体化である事を告げる。
2:盛り上がりそうなら三國・戦国合併女体化スレを立てて姉妹スレに。
3:どっちもハァハァ(;´Д`)b
なんていかが?
きちんと注意書き入れて、
見たくない人はスルーすればいいんじゃなかったっけ?
多分、百合も同じく。
名前の欄とかに、CP傾向とか「女体化」とか
しっかり書いて頂ければスルーしやすいかも…。
どっちにしろ全部読ませて頂いてますけどね。
個人的には女体化苦手……
でも801かこっち(エロパロ)かどっちに貼るべきか、ということなら
こっちだろうなと思いまつ。
「女体化書く!」って人がよっぽど大勢出てこない限りは、
別スレ立てることもないと思う。
皆さん言ってるように、名前欄に明記しておけば良いのでは。
どうでもいいがお蘭お蘭て言われるとエースを狙え思い出して切ない。
さらにどうでもいいがうちの弟が
『名探偵 蘭子!』
と、しつこい。もちろん2P蘭丸
2P蘭丸って完全に女顔だよな…萌え。
でも謙信女性化とか言い出されても困るから。
謙信は駄目で蘭丸はイイってわけにもいかないし、やめた方がいいと思うけどなぁ。
もう荒れるのは嫌だよ…
ここの住人がたとえ謙信女性化が投下されてもメル欄に注釈が入ってればいいと言うのなら止めないが。
たしかに謙信とかそういうのはキツイかもな…w
やはり元々在る性別限定のほうが、ここの治安的にはいいのかな?
29 風と木の名無しさん sage New! 04/01/17 22:36 ID:1icRhEyq
キャラ叩きというよりアレは政宗ファンに真っ向から喧嘩を売っているとしか……_| ̄|○
というわけで私は今自分を騙すために懸命でござる。
あれは梵天丸たんなんだよ! もしくは初陣! でっかくなれば渡辺謙になります!
はい復唱! でっかくなれば渡辺謙になります!
……今から独眼竜政宗総集編一巻序盤をくり返しくり返し洗脳のように見ていれば
戦国無双を見ても梵天丸タン(;´д`)ハァハァでいけるかもしれませぬぞ伊達萎えの皆の衆!
さておき、暇を作って お市×政宗でも書いてみます・・・ 神の後だガクブル
375 風と木の名無しさん sage 04/02/15 20:55 ID:5OibBzRU
真田幸村 1567〜1615年
服部半蔵 1542〜1596年 ←家康が最も信頼した忠臣。本能寺の変で暗殺されかかった家康を、伊賀一族が「修羅」ともいうべき
鉄壁の守りで支え抜いた。街道の中で江戸城と直結してるのは半蔵門だけ。
お市 1547〜1583年
上杉謙信 1530〜1578年
明智光秀 1528〜1582年
雑賀孫一 1547〜1583年 ←鉄砲の名手で雑賀衆鉄砲隊の頭領。放浪癖があり、同じく放浪していた前田と峠の茶屋であったという説もある。
武田信玄 1521〜1573年
伊達政宗 1567〜1636年
前田慶次 1541〜1605年 ←養父の弟のほうが有名。慶次は「傾奇者」で5000石を捨てて放浪に。
森蘭丸 1565〜1582年 ←18才で最期です。気の毒に。。。
濃姫 1535〜1612年 ←15で信長と結婚。徳川の時代まで生き延びてたんですね。大変な美人だったそうです。気も強かったとか。
阿国 生没年不詳
石川五右衛門 1568〜1594年 ←26歳で豊臣秀吉の寝所から千鳥の香炉を盗み出そうとした大泥棒。
スペイン語ではIxicavagoyemon。盗んだ総額は総額1万2千両といわれ、その中の2000両は藤原道長からのもの。
今の貨幣価値で30億〜1兆を越えるという説もあります。
くのいち ←「女」の字を分解すると「く」「ノ」「一」になるからくの一ですよ
織田信長 1534〜1582年
豊臣秀吉 1537〜1598年
徳川家康 1542〜1616年
別にいいじゃん、女体化有りでも。
殆ど投下されてないうちから禁止と決め込まなくても
事が起きてからでは遅いことも有るのじゃよ・・・
うん、だからね、蘭丸は許可してね、謙信とか真田とか信長とか来たら邪険にするのもアレだろ?ってね、
邪険にしないって言うんならそれでいいと思うけどね、
謙信とかあきらかにブラックだから蘭丸はアリで謙信はダメでもいいけどね、
グレーゾーン(どのキャラとは言わないが)の投下が来たときに揉めそうでね、
そこを投下される前に議論しとかないと荒れる原因になるのでは?
女体化はここでも801でも叩かれると思うよ。
801板でうpろだに、題に注釈入れてうpるので女体化いいですか?と聞く
↓
許可が貰えたらうpる。そしてここに報告。
でもこれをやると本格派の801住人が謙信や真田の女体化を投下し始める、諸刃の剣。
素人にはオススメできない。
嘘。これが一番平和かな?
注釈さえ入ってれば嫌な人はスルーできるんだからそれでいいじゃん。
ここにいるのは21歳以上の大人なんだから
自分が嫌なものは拒否して叩くみたいな厨房はいないと信じたい…
>>412 もう少し前からじっくりスレを読み直すのをお勧めする。
>>413 一番最初からこのスレを読むことをお勧めする。
>>408 あんたが女体化嫌だから駄々こねてるだけじゃん
別にタイトルとかに女体化って入れてくれれば
OKって人多数なんだから別に問題無いだろ
謙信がブラックってそんなのお前の主観にすぎないし
グレーゾーンのキャラとかもお前の主観だしな
勝手に女体化はうpロダ行きとか決めてんなよ仕切り厨
>>25で一度露骨に嫌がる人が出てきたら考えようってなってるだろ
まださわりしか投下されてないのにいちいち提訴すんなアホが
荒れるのは嫌とか言っておきながら自分から荒れる要因作るってw
どうせ謙信とかの女体化が投下されたら
お前が間違いなくまた揉め事を起こすんだろうなぁw
皆さんID:/VdDfzndみたいな協調性の
欠片も無い自己中は無視しましょうねw
ちょっと言い杉
415じゃなくても気分悪くなる
間違えたw
× 415じゃなくても
○ 408じゃなくても
ね
どっちが仕切り厨だかって話だな。
漏れはタイトルに入れればまあいいんじゃないか派だが
>408の提案もわからんでもないし、むしろ穏便派だろうと思う。
>415は >露骨に嫌がる人が出てきたら考えようってなってるだろ
と言う割に、実際出てきたら荒らしだ自己中だ何だ言うんだろうな。
せっかくの良スレなのに議論ばかりで荒れててうぜぇ。
女体化に興味ない俺にとってはどっちも仕切り厨に見えるし。
このままずっともめてるつもりならさっさと別スレでも立てちまえ。
その方がお互いにとってもいいんじゃねーの?
個人的には男女若しくは女×女の絡みを表現しているならばどの人物でもアレンジは気にせず読ませてもらう。
タイトルで注意書きがあれば嗜好の合わないものもスルーできるしそれでいいんじゃないかな。
みなさんはどう?
試しに、他のジャンルのスレとか覗いてきたんだけど
女体化とはスレ分けしているジャンルも割と多いよね。
ま、参考までにってことで。
>>415 俺も確かに言い過ぎたとは思うが
408のどこが穏便なのかね?
一回タイトルに入れれば良いと住人の意見が
だいぶ纏まった所で爆弾投下ですよ。
一度ならず二度も決まった事なのに
あとちゃんとID:/VdDfzndのレスと
その辺りのカキコを良く見て
主観混じりの独り言ばっかだぞ
>>402で
いきなり謙信女体化嫌とか蘭丸はイイのは不公平とか
誰も謙信について触れてないのに嫌と決め付けてる。
荒れるのは嫌なら黙ってれば良いのに意味不明な事言って
>>408で
誰も真田とか信長に触れてないのに
住人は邪険にするって決め付けて
今度は謙信はブラックだから(ry
グレー(ID:/VdDfznd)の投下来た時揉めそうなど
自分が提訴したくせに言っておいて
>>411では
勝手にうpロダ送りに決め付けてこれが一番平和などと言ってる。
自分が居なくなればこんな議論も起こらなかったのにw
俺が言い過ぎた事は悪いと思うが
明らかにこいつの意見だけ浮いてると思うよ
タイトルに入れればOKって人多数なのに
わざわざ荒れるような要因作ってな
こいつ自身も最初に住人が良いと思うなら
別に良いと言ってるのにこのザマ
何か俺必死だな・・・
ケンカせえへんといてや〜
マターリマターリ
こんなしょうもないことで揉めてると神が離れていくぞ。
まぁ、それでも良いってんなら好きにしろや。
そんなに女体化がいいならスレ立てれば?いいと思ってる異常な人が集まるよそっちのほうが
>>426 なんでわざわざ荒れるような言い方するかな…
女体化反対してる人は自分の趣味に合わないなら
スルーすればいいじゃん。
話が同道巡りしてますね・・・
衝動的でも(・∀・)イイ!じゃない!
なんだ、伸びてると思ったらツマラン議論か。書く人も降臨しにくいだろうな。こうやって廃れて行くんだね
422だけども
ID:/VdDfzndの意見が聞きたいんだが
IDが変わる前にちゃんとした意見を
>>430 だな
小説投下した瞬間に「邪魔すんな」とか厨が騒ぎそうだ
邪魔すんなってどういうこと?
ID:/VdDfzndも422も意見が両極端なんだよ…
すまんID変わってもうた。
言い過ぎたかも知れない。こんだけ否定派が少ないんだったら荒れる事も無いでしょうし投下ドゾー
と、また仕切り厨のような言い方だな。正直スマンカッタ。
濃姫とお市の百合調教もの貼ってよろしいでしょうか?
レズ者はだめかな
すまんID変わってもうた。
言い過ぎたかも知れない。こんだけ否定派が少ないんだったら荒れる事も無いでしょうし投下ドゾー
と、また仕切り厨のような言い方だな。正直スマンカッタ。
>>435 あぁそういう事か…。
しかし、女体化が別スレ行きなら、
百合だってふたなりだって別スレになっちゃうような。まだ無いけどねここでは。
引っ張ってスマン…
440 :
437:04/03/03 00:14 ID:Cduo9dwb
なんだか
議論中だったんですね
荒れるもとになったら住人の方に申し訳ないので
出直します
空気読まずに割り込んでご免なさい
スルーしてください
>>437 このどんよりとした雰囲気変える為にドゾー
でもタイトルの横とかに百合とか注釈しておく事をお勧めする。
>>437 じじじ実は密かに心待ちにしてたカップリング(;´д`)
おながいしまつ。
>>441 同意。<注釈
444 :
442:04/03/03 01:53 ID:MZdro5TO
437さん帰っちゃったみたいなので、自作置き逃げしまつ……
幸村×くのいち。
以前投入された物と設定が同じなのは書き手が同じだからだったりします。
※注:くのいちムービーEDネタバレです。
いやんな方はお手数ですが脳内スルーかNG指定して下さい。
「ちょうど良いところに来てくれた」
幸村さまの部屋へ行くと、そんなコトを言われた。
「何ですかぁ?」
あたしは首を傾げてみせる。ホントは、知ってて来たんだけど。
「先ほど、秀頼さまから此度の戦の褒賞を頂いたのだ」
手元にあった包みを、あたしの方に差し出す。「これは、そなたの分だ」
「あたしは、幸村さまの影。お役に立てさえすれば、褒賞など…
なーんて言うガラじゃないからね。お仕事したんだから当然、いっただっきまーす」
「ああ」幸村さまが、ほっとしたみたいに笑う。
大阪夏の陣。ハッキリ言って、はじめっから負け戦だった。徳川の軍はやたら強いし、
秀頼さまは気が弱いし、豊臣の家臣もみんな腰が引けてたし。
『私が、家康の首を取る!』なーんて幸村さまは鼻息荒くしてたけど、実際には大苦戦。
伊達さんちの政宗クンまで乱入してきちゃって、豊臣家の命運も尽きたかと思われたその時!
このあたし、可愛くて機転が効いて強ーいくのいちの活躍で、
奇跡のイッパツ大逆転勝利をもぎとったというワケ。
あたしの主、幸村さまは、いまや御家を救った功臣中の功臣、重臣中の重臣。
こないだまで戦場で砂埃かぶりながら雑兵に号令かけてたのに、さっきはもう
お城の広間で、一段高い畳に座って、他のエライ人たち相手に鷹揚に頷いたりして。
いやー、世の中ってわかんないねぇ。
「どうした、黙り込んで。……それでは不足か?」
心配そうに、幸村さまがこっちを見ている。
これだけ貰って不満言うヤツがいたら、ちょっと忍びは務まらないよね。
戦のゴタゴタで、豊臣家もいろいろ苦しいはずなのに、奮発したなーってカンジ。
まあ幸村さまとあたしがいなきゃ、苦しいどころじゃすまなかったんだけど。
「んー、ちょ〜っと足りないかな?」
そう答えると、幸村さまはとっても困った顔になった。
「そうか……すまぬ。だが、戦に勝利したとはいえ、まだ御家中も混乱している。
不足と申すなら、私から別に褒美を出そう」
まっすぐあたしの顔を見て、申し訳なさそうに言う。
当然、足りないなんてウソ。その顔が見たかっただけ。
結構長いつきあいなのに、幸村さまってばあたしの言うことをいちいち真面目に
受け取っちゃうんだよね。
どんなにエラくなっても、きっとこのヒトは変わらないんだろうなぁ。
「にゃはん、言ってみるもんだねぇ。ご褒美ご褒美」
あたしはいかにもはしゃいだ素振りで、幸村さまに抱きついた。
「お、おい……」
「幸村さまのお金までむしり取るほど、がめつくないって」日に焼けた首筋を、
ちろりと舐めてみる。「カラダで払ってもらおっかなー、なんて」
「そんなことで良いのか、と言うのもおかしな話だが」
幸村さまの声に、苦笑が混じる。
「……本当に、それが望みなのか?」
だからー、褒賞が足りないなんて、タダの口実。気付くの、遅すぎ。
こっくりと頷いて、あたしは幸村さまの耳元に囁いた。
「でも、ね。これはご褒美なんだから。今夜一晩、優しくしてね」
ホントのところ、あたしはもう幸村さまとは何度もした。
遠征続きだと、お互いタマってきちゃうし。
あたしは忍びだから、主の幸村さまとふたりっきりになることも多い。
いい男と可愛い女の子が四六時中一緒にいて、何にも起こらないワケないって。
いつも迫るのはあたしのほうだけど。にゃはっ。
まあちょっとした役得、ってトコかな。
欲望を満たすためだけのカラダの交わりってのも、結構燃えちゃう。
でも、今夜はご褒美だから。優しくしてもらっても、いいよね。
「わかった」
幸村さまは静かに言って、あたしの体を軽々と抱きかかえた。
「お?何かお姫様気分。幸村さま力持ち〜ぃ」
「そなた程度の体格の者を持ち上げられずに、武士を名乗るわけにはいかないだろう」
「だよねー、何たって『真田日本一の兵』だもんね。よっ、日本一!」
「もうよせ」照れたように笑いながら、幸村さまは奥の部屋へ入っていった。
敷かれている布団の上に、あたしをそっと横たえる。
「それもみな、そなたのおかげだがな」
「うんうん、わかってるねぇ」
幸村さまが、大きな掌であたしの頬や、髪を撫でてくれる。
「豊臣の御家が在るのも、私がこうして生きていられるのも、全て。
……そなたのおかげだ。本当によく戦ってくれた。今まで、本当によく尽くしてくれた」
「も、もう、やだなー、幸村さま、褒めすぎ」今度はあたしが照れちゃうよ。
「それよっかさ、その鎧外してよ。気分が盛り上がってから脱ぐの、もたもたしてイヤだし」
「そうか……わかった」
窓から差し込む月明かりが、具足を外す幸村さまの姿を照らす。
それをちらちら眺めながら、あたしは布団の上で手を滑らせてみた。
うん、すべすべ。ふわふわ。これは上物だね。豊臣家の重臣にふさわしい高級品。
ずっと板の間だの草むらだの、ワケわかんないとこで寝てたもんね。
これが平和な生活ってもんだわ。
「これで良いか?」
幸村さまは肌小袖一枚の姿で、あたしの隣に横たわった。
「あ、だいぶわかってきたね?んじゃ、あとはあたしのお楽しみ」
これがまた、おいしいんだよね。のしかかるようにして薄い布地を剥ぎ取っていくと、
下から現れるのは鍛え抜かれた男の肉体!
ガチガチに鎧を着込んでた後だから、余計にイケナイことをしてるみたいで、ぞくぞくしちゃう。
「これも取っちゃお〜っと。えへへ、これで丸裸だね。
豊臣の功臣・幸村さまも、これでタダの一匹の牡。なぁんて」
さて、どんな反応してくれるのかと思ったら。
「では、そなたも同じにしてやろう」
あっさりと体勢を逆にすると、幸村さまはあたしを押さえつけて衣を脱がせ始めた。
「あん」
もともと着ている物の少ないあたしは、簡単に素っ裸に剥かれてしまった。
蜜柑の皮だってもうちょっと抵抗するよねぇ。ま、どうせ脱ぐんだからいいけど。
「これであたしも、一匹の牝……ってとこかにゃ?」
でもあたしの場合、ふだんとどう違うんだろね?
そんなこと考えてたら、幸村さまが唇を重ねてきた。
軽く触れさせたままで、お互いにそっと左右にすり合わせる。
唇って独特の弾力があって、何だかムズムズするカンジに気持ちいい。
少し口を開くと、すかさず舌が滑り込んできた。あたしは大歓迎で絡め取る。
自分で口の中舐めても何ともないのに、他人の舌だと甘いなんて、不思議。
「んっ……」
抱きしめあって、舌を絡み合わせて。
喉を鳴らして相手の唾を呑み込みながら、クチュクチュいやらしい音をさせて。
幸村さまがどんなカオしてるのか見たいけど、いくら忍びのあたしでもそれは無理。
もうあたしの胸の先っちょ、固くなって幸村さまの胸にこすれてる。
あたしの脚にも、なんだか熱いモノが当たってるよ?
ふたりとも、若いよねぇ。
「んふ、おいし……」
唇が離れて、あたしはぺろりと舌なめずりをした。
幸村さまは妙に真剣な目でそれを眺めている。もしかして、ずっとこのカオで
接吻してたのかなあ?
もう一度、今度はちょっとだけ、口を吸われた。それから、耳元にふっと
熱い息を吹きかけられる。
「あん……」
「心地良いのか?」
そう訊ねられる拍子にまた息がかかって、あたしはびくっと震えてしまう。
「訊くだけ、野暮。ってヤツかな」
あたしもお返しに、幸村さまの耳に甘ーい息をかけてあげた。
お仕置きするみたいに、幸村さまがあたしの耳たぶを噛む。
そのまま耳の形を舌でなぞられる。待って、ちょっと待って。
「やっ…ん……」
声出ちゃうの早いよ、あたし。
忍びなのに。そっちの訓練も一応してるのに。
幸村さまはお構いなしに、あたしの首筋に口づけを移動させた。
優しくして、って約束を守るみたいに、丁寧にまんべんなく唇を押しあてる。
律儀なヒト。
触れられたところが、じわりと痺れる。カラダの奥が、きゅっと熱くなる。
「幸村、さま……っ」
ちょっと強く吸われただけで、あたしは声をつめる。
幸村さまの唇が、胸の方へ降りていく。
あたし、初めてみたいにドキドキしてる。恥ずかしい。胸のてっぺん、
痛いくらい立ってる。早く、触って。どうなっちゃうのか怖いけど、触ってほしい。
なのに、幸村さまってば。その直前で方向転換するなんて。
「やぁん……!」
脇腹に口づけられて、あたしは快感半分、抗議半分の声を上げた。
そしたら今度はあたしの腕を持ち上げて、腋の下を舐めたりする。
「…だめ……っ、はずかし…い……」
「何故だ?」
いつもお手入れはしてるけど。今夜は特に、体中念入りに洗ってきたけどさ。
「だ…って、そこ、汗くさい……んっ」
「そんなことはない、良い香りだ」
意地悪してるんだか、真面目に言ってるんだかわかんない。
「ねぇ……」自分でも情けなくなるようなセツない声を出すと、
やっと幸村さまはあたしの山頂に向かって進み始めた。
今度こそ、今度こそ。
「!ひぅ……っ!」
めいっぱい期待していた場所をちゅっと吸われて、
それだけで頭の中が白く飛んでしまう。
幸村さまは、じっくりと乳首を可愛がってくれた。
唇で挟んだり、軽く歯を立てたり、舌でつついたり。
反対側も、指でちょっと構ったりする。
何かされるたびに、あたしの全身を桃色の稲妻が通り抜ける。
「はぁっ……!っ…幸村さまぁ…」
きっとあたし、みっともなくとろけたカオしてる。
「…っく……!あっ、あぁん…気持ち、いい……!」
そうしてあたしに一通りいろんな声を上げさせてから、
幸村さまは体をずらして、お腹の方に唇を這わせた。
幸村さまの顔がだんだんそこに近づいて、あたしの呼吸がどんどん荒くなる。
両膝を掴まれて、脚を大きく広げられる。
「あ…やぁん……あんまり見ないで……」
あたしの喉から漏れるのは、戦場では絶対出さない、か細い声。
どうしよう、布団まで濡れてる。こんなの、ねえ、ちょっとどうしよう。
満月の光で、幸村さまにも思いっきり見えちゃってるよね。
なんであたし、自分の顔なんか隠してるんだろ。
幸村さまは……あたしの膝の内側に口づけをした。
「やだ…!そんな、また……っ!」
また焦らすんだ。優しくしてくれるはずなのに、あたしこんなに溶けてるのに。
腿の内側を、ゆっくりと、ゆっくりと幸村さまの舌が進んでいく。
肌の表面で生まれた快感は、あたしの芯まで届かない。
「……お…おねがい、もう…」
カラダの中心が、火にあぶられてるみたいに熱い。
来て。もう、それしか考えられない。
「あ、は……!」
やっと幸村さまの息がかかるところまで来て、あたしは思わず喘いでる。
「だめ…だめ、もうイヤぁ!」
限界だった。
幸村さまが、そのまま反対側の脚を降り始めるもんだから、とうとう泣き声でおねだりする。
「ひどいよ…幸村さま、お願い……意地悪しないで……!」
「あ、ああ、すまない」
こんなときだというのに真面目な声で謝ったかと思うと、幸村さまはいきなり
あたしのそこに顔を埋めた。
「んぁっ!」
たっぷりたまっていた蜜を啜られて、あたしは背中をのけ反らせる。
尖ったところを舌で苛められると、体の中で何度も何度も小さな爆発が起こる。
「あ、ふぁ、いいっ……だめぇ、そんな…の……あぁっ!!」
あとはもう、何が何だかわかんない。
幸村さまの舌と唇が動くたびに、あたしの口からは壊れた叫びが上がるだけ。
「来て、来て……!幸村さま来てぇ!」
幸村さまはいったん体を起こして、あたしと顔を見合わせる形になった。
振り乱した髪が、汗に濡れた顔中にへばりついているのを、そっと除けてくれる。
「……行くぞ」
そう囁かれて、あたしはまるで初めての女の子みたいにこっくりと頷く。
「…んん…っ……」
入り口に堅いモノが触れただけで、鼻にかかった声が出る。
あぁ、入ってくる。幸村さまが、あたしの中に入ってくる。
どこか重っ苦しいような快感が、あたしを貫く。
「あ……幸村…さま…」
お腹の中まであったかくて、うっとりと目を閉じた。
幸村さまは、あたしの瞼にちょっと口づけてから、ゆっくり動き始める。
「…あぅ……ん……っあ…あぁ……!」
気持ち、いい。満たされて、擦られて、どうしようもなく気持ちいい。
潤いなら充分足りてるはずなのに、後から後から溢れてくる。
牝の部分が、幸村さまの牡を意地きたないほど喰い締めてる。
「いい……すごいの…っ…!あん、あっ、いい…!」
あたしの内側が、幸村さまで一杯になってる。
あたしの外側は、幸村さまに包み込まれてる。
幸村さまの荒い呼吸と、声にならない呻きは、あたしにだけ聞こえてる。
嬉しい。
「もっと感じて。もっと、あたしで気持ちよくなって……!」
返事のかわりに、動きが大きくなった。
逞しいものが、奥まで届いてる。
「…あぁ、あっ……!いい…幸村さま、幸村さま…ぁっ!」
もっともっと、もっと欲しい。
この熱さ、この快感、この時間。
満たされて、擦られて、突かれて、掻き混ぜられて。
「んく……っ、あ、あ、もう、ねえ、もう、あはぁぁっ!」
イキたい、けどまだイキたくない、けど。
「幸村、さま……おねがい、あたし、あたし、もう……!」
言葉に、ならない。
「……もう……んぁぁあっ!!」
幸村さまの、腕の中で。
あたしのカラダは、熱のかたまりになって、弾けた。
幸村さまの胸に顔を埋めたまんまで、息が静まるまでぐったりしてる。
はー、堪能した〜ってカンジ。
背中なんか撫でてもらったりして、極楽極楽。
ぼうっと横になってたら、幸村さまが手拭いを出してきて、
あたしの体を拭いてくれた。雇い主に、ここまでさせちゃっていいのかなあたし。
まっ、今夜はご褒美だし、いっか。
「褒美は、足りたか?」
優しく笑いながらそう聞かれて、あたしは即答する。
「もーぉ、充分充分。足りないなんて言ったら、バチが当たっちゃう」
「そうか、ならば良かった」
それから、幸村さまは急に真顔になった。
「頼みがあるのだが、聞いてくれるか?」
まさかここから、いきなりお仕事じゃないよね?
見当もつかないけど、聞かなきゃわかんないからとりあえず頷いてみた。
「これからも、私の側にいてほしい」
あたしの目をみつめて、幸村さまは真剣な表情で言う。
「もー、幸村さまってば。そんな顔でそんなこと言ったら、女のコは勘違いしちゃうよ?」
「いや、私は……」
「わーかってるって、冗談冗談。こんなに条件のイイお仕事先は
そうそうないもんね。ずーっとお仕えさせて頂きますわん」
幸村さま。なんで、黙っちゃうの?
この間(ま)は、なに?あ、苦笑した。
「ああ、そうだな。……よろしく、頼む」
幸村さまは、あたしの体をふかふかの布団で包み込んだ。
いつもやることやったらさっさと帰っちゃってたから、誰かと一緒に眠るなんてすごーく久しぶり。
「今夜一晩」の約束だもんね。お泊まり、お泊まり。
「あーあ」
お城の屋根の上で、あたしはため息をつく。
「あたしもヤキが回ったかなー。『優しくしてね』だってさ」
誰も聞いてない、ひとりごと。
お堀の水に映った自分相手に喋ってるみたい。うわ、気持ち悪っ。
あたしが部屋を出ても、幸村さまは気付かずに眠っていた。
『それでも武士かぁっ!』とツッコみたいところだったけど、
疲れてるんだろうし。だいいちあたしは、こっそり抜け出すのが本職だもんね。
やっぱりね、ああいう柔らかーいお布団でのんびりするのは、性に合わないよ。
屋根に登って夜風に吹かれてる方が、それっぽい。
さっきは勢いで『ずーっとお仕えします』なぁんて言っちゃったけど、
どうしよっかなぁ。戦は終わっちゃったからね。
んーでも、幸村さまもエラくなったらなったで、
なんだっけ、権謀術数?とか政略とかに巻き込まれるんだろうし、
忍びのお仕事には事欠かないって気もする。
それにほら、お仕事賃も上がるかも知れないし?
何せ豊臣家の勲臣だからさ、お金持ち。
ホントにエラくなっちゃったよねぇ、幸村さま。本人は全然変わってないけど。
今まで若造呼ばわりで見下してたヒト達が、ペコペコ頭を下げに来て。
きっとアレだよね、そのうち『是非とも真田さまと御縁続きに』なーんつって
縁談持って来られてさ。
人間どころか、虫も殺したことないような、キレイなキレイなお姫様が
嫁いできて、さ……。
「バッカみたい」
そんなの当たり前じゃん。あたしはお堀に向かって吐き捨てる。
何セツないカオしてんの?何か期待してたワケ?
いつまでも幸村さまがあたしの相手だけしてくれるって、思ってた?
バッッッカじゃないの?ただの、くのいちのくせに。
水の上にひらりと一枚、紅葉が舞い落ちた。
ほんの小さな波で、ちっぽけなあたしの姿は水面から消されてしまう。
そうだよね。
それだけのハナシなんだよね。
「そこまでだ!」
背後から、締まりのない怒鳴り声が聞こえる。
へっぴり腰で刀を構えた男が三人、屋根の上に立っていた。秀頼さまんとこの下っぱかな?
こんなに近づかれるまで気付かないなんて、こりゃいよいよヤキが回ったなぁ。
えっとぉ、あたしぃ、お城に忍び込もうとしてるんじゃなくて、
一応まだこのお城のヒトなんですけどー。
説明するの面倒だし、逃げちゃおっかな。
斬りかかってくるところを、飛び上がって軽々とかわす。
そのまま、さっき着たばっかりの服を脱ぎ捨てる。
顔の上に生あったかい布地を落とされて、三人は呆然とあたしを見上げてる。
あ、楽しい!このカンジこのカンジ!
「じゃあねぇ」片目をつむって、手を振ってあげる。
さっさと逃げちゃえばいいんだけど、せっかくだからあたしはワザと
ヤツらの間を駆け抜けた。
一人目の刀をひらりと避ける。無様に体勢を崩す男と、華麗に舞うあたし。
うん、こうやってるときが、一番ワクワクする。
二人目の頭をひょいと飛び越す。
アレかなぁ、やっぱりどっか田舎の方に行こうかな。
まだ領地争いでごちゃごちゃ戦やってそうなところにさ。
三人目の頭を踏み台にして、満月の夜空へ身を躍らせる。
誰も追ってこられない。
素肌に触れるのは、月の光と夜の風だけ。まさに、自由!ってカンジ。
天下がどうなろうと。
どんなにエラくなろうと。
この感覚には、換えられないねぇ。
そのまんま、頭からお堀へ飛び込んだ。
追っ手の目に、ただ美しい水しぶきだけを残して…なぁんて。
ここだと、もうあいつらからは見えてないし。
水面から顔だけ出して、満月に照らされたお城を眺める。
「じゃあね、幸村さま」
お城の中でぐっすり眠ってる筈のヒトに向かって、呟いてみる。
ずっとお仕えするって言っちゃったけど、ゴメンね。やっぱり、あたし行くね。
政治でゴタゴタしてるところより、戦でゴタゴタしてるところで暴れた方が、
あたしには向いてる気がする。
あんまり長く一緒にいると、ほら、お互い勘違いしちゃいそうだからさ。
素肌に触れるのは、澄んだ水だけ。
あたしの奥までくれた熱は、この冷たい水に置いていくから。
のぼせ上がった頭も、ちゃんと冷ましていくから。
何だか、目の周りまで熱くなってきて。
あたしはもう一度、頭から水に潜った。
(終)
すいませんすいません無 駄 に 長 い で す
何気なく女の一人称で書き始めたらエロシーンで相当ツラい思いをしますた…_| ̄|○ゴメンナサイモウシマセン
ちなみに彼らは無双時空に生きているので、大阪夏の陣の年でも
幸村はまだ若くて独身。くのいちも若くてぴちぴちです。
>>444-459 激しく乙!
真田×くのいち(・∀・)マッテマシタ!
てか、感動したよ…グッジョブ!!
>>442殿
乙であります!!
もうくのいちの事くそいちと呼べなくなっちまうほどに
切な萌え致しました…
真田×くのいちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
やっぱりくのいちEDってくのいちが幸村の元から離れる
ってことなのかな?だとしたら切なすぎるよ。・゚・(ノД`)・゚・。
ああ、くのいち…最初はあんなにむかついてたのに
今では大好きだよ(;´Д`)ハァハァ
うわーん
今最後まで読んで泣いた。
GJ!
真田×くのいち感動した〜
お疲れ様です
このカップリングにハマりそうだよ・・・
真田×くのいち待ってましたー(;´Д`)ハァハァ
くのいちってどっちのEDにしても真田と離れるのかね・・・
何か切ない(;つД`)
466 :
名?948/25" target="_blank">>>25で一度露骨に嫌がる人が出てきたら考えようってなってるだろ
まださわりしか投下されてないのにいちいち提訴すんなアホが
荒れるのは嫌とか言っておきながら自分から荒れる要因作るってw
どうせ謙信とかの女体化が投下されたら
お前が間違いなくまた揉め事を起こすんだろうなぁw
皆さんID:/VdDfzndみたいな協調性の
欠片も無い自己中は無視しましょうねw :
ちょっと言い杉
415じゃなくても気分悪くなる
間違えたw
× 415じゃなくても
○ 408じゃなくても
ね
どっちが仕切り厨だかって話だな。
漏れはタイトルに入れればまあいいんじゃないか派だが
>408の提案もわからんでもないし、むしろ穏便派だろうと思う。
>415は >露骨に嫌がる人が出てきたら考えようってなってるだろ
と言う割に、実際出てきたら荒らしだ自己中だ何だ言うんだろうな。
せっかくの良スレなのに議論ばかりで荒れててうぜぇ。
女体化に興味ない俺にとってはどっちも仕切り厨に見えるし。
このままずっともめてるつもりならさっさと別スレでも立てちまえ。
その方がお互いにとってもいいんじゃねーの?
個人的には男女若しくは女×女の絡みを表現しているならばどの人物でもアレンジは気にせず読ませてもらう。
タイトルで注意書きがあれば嗜好の合わないものもスルーできるしそれでいいんじゃないかな。
みなさんはどう?
試しに、他のジャンルのスレとか覗いてきたんだけど
女体化とはスレ分けしているジャンルも割と多いよね。
ま、参考までにってことで。
>>415 俺も確かに言い過ぎたとは思うが
408のどこが穏便なのかね?
一回タイトルに入れれば良いと住人の意見が
だいぶ纏まった所で爆弾投下ですよ。
一度ならず二度も決まった事なのに
あとちゃんとID:/VdDfzndのレスと
その辺りのカキコを良く見て
主観混じりの独り言ばっかだぞ
>>402で
いきなり謙信女体化嫌とか蘭丸はイイのは不公平とか
誰も謙信について触れてないのに嫌と決め付けてる。
荒れるのは嫌なら黙ってれば良いのに意味不明な事言って
>>408で
誰も真田とか信長に触れてないのに
住人は邪険にするって決め付けて
今度は謙信はブラックだから(ry
グレー(ID:/VdDfznd)の投下来た時揉めそうなど
自分が提訴したくせに言っておいて
>>411では
勝手にうpロダ送りに決め付けてこれが一番平和などと言ってる。
自分が居なくなればこんな議論も起こらなかったのにw
俺が言い過ぎた事は悪いと思うが
明らかにこいつの意見だけ浮いてると思うよ
タイトルに入れればOKって人多数なのに
わざわざ荒れるような要因作ってな
こいつ自身も最初に住人が良いと思うなら
別に良いと言ってるのにこのザマ
何か俺必死だな・・・
ケンカせえへんといてや〜
マターリマターリ
こんなしょうもないことで揉めてると神が離れていくぞ。
まぁ、それでも良いってんなら好きにしろや。
そんなに女体化がいいならスレ立てれば?いいと思ってる異常な人が集まるよそっちのほうが
>>426 なんでわざわざ荒れるような言い方するかな…
女体化反対してる人は自分の趣味に合わないなら
スルーすればいいじゃん。
話が同道巡りしてますね・・・
衝動的でも(・∀・)イイ!じゃない!
なんだ、伸びてると思ったらツマラン議論か。書く人も降臨しにくいだろうな。こうやって廃れて行くんだね
422だけども
ID:/VdDfzndの意見が聞きたいんだが
IDが変わる前にちゃんとした意見を
>>430 だな
小説投下した瞬間に「邪魔すんな」とか厨が騒ぎそうだ
邪魔すんなってどういうこと?
ID:/VdDfzndも422も意見が両極端なんだよ…
すまんID変わってもうた。
言い過ぎたかも知れない。こんだけ否定派が少ないんだったら荒れる事も無いでしょうし投下ドゾー
と、また仕切り厨のような言い方だな。正直スマンカッタ。
濃姫とお市の百合調教もの貼ってよろしいでしょうか?
レズ者はだめかな
すまんID変わってもうた。
言い過ぎたかも知れない。こんだけ否定派が少ないんだったら荒れる事も無いでしょうし投下ドゾー
と、また仕切り厨のような言い方だな。正直スマンカッタ。
>>435 あぁそういう事か…。
しかし、女体化が別スレ行きなら、
百合だってふたなりだって別スレになっちゃうような。まだ無いけどねここでは。
引っ張ってスマン…
491 :
437:04/03/03 00:14 ID:Cduo9dwb
なんだか
議論中だったんですね
荒れるもとになったら住人の方に申し訳ないので
出直します
空気読まずに割り込んでご免なさい
スルーしてください
>>437 このどんよりとした雰囲気変える為にドゾー
でもタイトルの横とかに百合とか注釈しておく事をお勧めする。
>>437 じじじ実は密かに心待ちにしてたカップリング(;´д`)
おながいしまつ。
>>441 同意。<注釈
495 :
442:04/03/03 01:53 ID:MZdro5TO
437さん帰っちゃったみたいなので、自作置き逃げしまつ……
幸村×くのいち。
以前投入された物と設定が同じなのは書き手が同じだからだったりします。
※注:くのいちムービーEDネタバレです。
いやんな方はお手数ですが脳内スルーかNG指定して下さい。
「ちょうど良いところに来てくれた」
幸村さまの部屋へ行くと、そんなコトを言われた。
「何ですかぁ?」
あたしは首を傾げてみせる。ホントは、知ってて来たんだけど。
「先ほど、秀頼さまから此度の戦の褒賞を頂いたのだ」
手元にあった包みを、あたしの方に差し出す。「これは、そなたの分だ」
「あたしは、幸村さまの影。お役に立てさえすれば、褒賞など…
なーんて言うガラじゃないからね。お仕事したんだから当然、いっただっきまーす」
「ああ」幸村さまが、ほっとしたみたいに笑う。
大阪夏の陣。ハッキリ言って、はじめっから負け戦だった。徳川の軍はやたら強いし、
秀頼さまは気が弱いし、豊臣の家臣もみんな腰が引けてたし。
『私が、家康の首を取る!』なーんて幸村さまは鼻息荒くしてたけど、実際には大苦戦。
伊達さんちの政宗クンまで乱入してきちゃって、豊臣家の命運も尽きたかと思われたその時!
このあたし、可愛くて機転が効いて強ーいくのいちの活躍で、
奇跡のイッパツ大逆転勝利をもぎとったというワケ。
あたしの主、幸村さまは、いまや御家を救った功臣中の功臣、重臣中の重臣。
こないだまで戦場で砂埃かぶりながら雑兵に号令かけてたのに、さっきはもう
お城の広間で、一段高い畳に座って、他のエライ人たち相手に鷹揚に頷いたりして。
いやー、世の中ってわかんないねぇ。
「どうした、黙り込んで。……それでは不足か?」
心配そうに、幸村さまがこっちを見ている。
これだけ貰って不満言うヤツがいたら、ちょっと忍びは務まらないよね。
戦のゴタゴタで、豊臣家もいろいろ苦しいはずなのに、奮発したなーってカンジ。
まあ幸村さまとあたしがいなきゃ、苦しいどころじゃすまなかったんだけど。
「んー、ちょ〜っと足りないかな?」
そう答えると、幸村さまはとっても困った顔になった。
「そうか……すまぬ。だが、戦に勝利したとはいえ、まだ御家中も混乱している。
不足と申すなら、私から別に褒美を出そう」
まっすぐあたしの顔を見て、申し訳なさそうに言う。
当然、足りないなんてウソ。その顔が見たかっただけ。
結構長いつきあいなのに、幸村さまってばあたしの言うことをいちいち真面目に
受け取っちゃうんだよね。
どんなにエラくなっても、きっとこのヒトは変わらないんだろうなぁ。
「にゃはん、言ってみるもんだねぇ。ご褒美ご褒美」
あたしはいかにもはしゃいだ素振りで、幸村さまに抱きついた。
「お、おい……」
「幸村さまのお金までむしり取るほど、がめつくないって」日に焼けた首筋を、
ちろりと舐めてみる。「カラダで払ってもらおっかなー、なんて」
「そんなことで良いのか、と言うのもおかしな話だが」
幸村さまの声に、苦笑が混じる。
「……本当に、それが望みなのか?」
だからー、褒賞が足りないなんて、タダの口実。気付くの、遅すぎ。
こっくりと頷いて、あたしは幸村さまの耳元に囁いた。
「でも、ね。これはご褒美なんだから。今夜一晩、優しくしてね」
ホントのところ、あたしはもう幸村さまとは何度もした。
遠征続きだと、お互いタマってきちゃうし。
あたしは忍びだから、主の幸村さまとふたりっきりになることも多い。
いい男と可愛い女の子が四六時中一緒にいて、何にも起こらないワケないって。
いつも迫るのはあたしのほうだけど。にゃはっ。
まあちょっとした役得、ってトコかな。
欲望を満たすためだけのカラダの交わりってのも、結構燃えちゃう。
でも、今夜はご褒美だから。優しくしてもらっても、いいよね。
「わかった」
幸村さまは静かに言って、あたしの体を軽々と抱きかかえた。
「お?何かお姫様気分。幸村さま力持ち〜ぃ」
「そなた程度の体格の者を持ち上げられずに、武士を名乗るわけにはいかないだろう」
「だよねー、何たって『真田日本一の兵』だもんね。よっ、日本一!」
「もうよせ」照れたように笑いながら、幸村さまは奥の部屋へ入っていった。
敷かれている布団の上に、あたしをそっと横たえる。
「それもみな、そなたのおかげだがな」
「うんうん、わかってるねぇ」
幸村さまが、大きな掌であたしの頬や、髪を撫でてくれる。
「豊臣の御家が在るのも、私がこうして生きていられるのも、全て。
……そなたのおかげだ。本当によく戦ってくれた。今まで、本当によく尽くしてくれた」
「も、もう、やだなー、幸村さま、褒めすぎ」今度はあたしが照れちゃうよ。
「それよっかさ、その鎧外してよ。気分が盛り上がってから脱ぐの、もたもたしてイヤだし」
「そうか……わかった」
窓から差し込む月明かりが、具足を外す幸村さまの姿を照らす。
それをちらちら眺めながら、あたしは布団の上で手を滑らせてみた。
うん、すべすべ。ふわふわ。これは上物だね。豊臣家の重臣にふさわしい高級品。
ずっと板の間だの草むらだの、ワケわかんないとこで寝てたもんね。
これが平和な生活ってもんだわ。
「これで良いか?」
幸村さまは肌小袖一枚の姿で、あたしの隣に横たわった。
「あ、だいぶわかってきたね?んじゃ、あとはあたしのお楽しみ」
これがまた、おいしいんだよね。のしかかるようにして薄い布地を剥ぎ取っていくと、
下から現れるのは鍛え抜かれた男の肉体!
ガチガチに鎧を着込んでた後だから、余計にイケナイことをしてるみたいで、ぞくぞくしちゃう。
「これも取っちゃお〜っと。えへへ、これで丸裸だね。
豊臣の功臣・幸村さまも、これでタダの一匹の牡。なぁんて」
さて、どんな反応してくれるのかと思ったら。
「では、そなたも同じにしてやろう」
あっさりと体勢を逆にすると、幸村さまはあたしを押さえつけて衣を脱がせ始めた。
「あん」
もともと着ている物の少ないあたしは、簡単に素っ裸に剥かれてしまった。
蜜柑の皮だってもうちょっと抵抗するよねぇ。ま、どうせ脱ぐんだからいいけど。
「これであたしも、一匹の牝……ってとこかにゃ?」
でもあたしの場合、ふだんとどう違うんだろね?
そんなこと考えてたら、幸村さまが唇を重ねてきた。
軽く触れさせたままで、お互いにそっと左右にすり合わせる。
唇って独特の弾力があって、何だかムズムズするカンジに気持ちいい。
少し口を開くと、すかさず舌が滑り込んできた。あたしは大歓迎で絡め取る。
自分で口の中舐めても何ともないのに、他人の舌だと甘いなんて、不思議。
「んっ……」
抱きしめあって、舌を絡み合わせて。
喉を鳴らして相手の唾を呑み込みながら、クチュクチュいやらしい音をさせて。
幸村さまがどんなカオしてるのか見たいけど、いくら忍びのあたしでもそれは無理。
もうあたしの胸の先っちょ、固くなって幸村さまの胸にこすれてる。
あたしの脚にも、なんだか熱いモノが当たってるよ?
ふたりとも、若いよねぇ。
「んふ、おいし……」
唇が離れて、あたしはぺろりと舌なめずりをした。
幸村さまは妙に真剣な目でそれを眺めている。もしかして、ずっとこのカオで
接吻してたのかなあ?
もう一度、今度はちょっとだけ、口を吸われた。それから、耳元にふっと
熱い息を吹きかけられる。
「あん……」
「心地良いのか?」
そう訊ねられる拍子にまた息がかかって、あたしはびくっと震えてしまう。
「訊くだけ、野暮。ってヤツかな」
あたしもお返しに、幸村さまの耳に甘ーい息をかけてあげた。
お仕置きするみたいに、幸村さまがあたしの耳たぶを噛む。
そのまま耳の形を舌でなぞられる。待って、ちょっと待って。
「やっ…ん……」
声出ちゃうの早いよ、あたし。
忍びなのに。そっちの訓練も一応してるのに。
幸村さまはお構いなしに、あたしの首筋に口づけを移動させた。
優しくして、って約束を守るみたいに、丁寧にまんべんなく唇を押しあてる。
律儀なヒト。
触れられたところが、じわりと痺れる。カラダの奥が、きゅっと熱くなる。
「幸村、さま……っ」
ちょっと強く吸われただけで、あたしは声をつめる。
幸村さまの唇が、胸の方へ降りていく。
あたし、初めてみたいにドキドキしてる。恥ずかしい。胸のてっぺん、
痛いくらい立ってる。早く、触って。どうなっちゃうのか怖いけど、触ってほしい。
なのに、幸村さまってば。その直前で方向転換するなんて。
「やぁん……!」
脇腹に口づけられて、あたしは快感半分、抗議半分の声を上げた。
そしたら今度はあたしの腕を持ち上げて、腋の下を舐めたりする。
「…だめ……っ、はずかし…い……」
「何故だ?」
いつもお手入れはしてるけど。今夜は特に、体中念入りに洗ってきたけどさ。
「だ…って、そこ、汗くさい……んっ」
「そんなことはない、良い香りだ」
意地悪してるんだか、真面目に言ってるんだかわかんない。
「ねぇ……」自分でも情けなくなるようなセツない声を出すと、
やっと幸村さまはあたしの山頂に向かって進み始めた。
今度こそ、今度こそ。
「!ひぅ……っ!」
めいっぱい期待していた場所をちゅっと吸われて、
それだけで頭の中が白く飛んでしまう。
幸村さまは、じっくりと乳首を可愛がってくれた。
唇で挟んだり、軽く歯を立てたり、舌でつついたり。
反対側も、指でちょっと構ったりする。
何かされるたびに、あたしの全身を桃色の稲妻が通り抜ける。
「はぁっ……!っ…幸村さまぁ…」
きっとあたし、みっともなくとろけたカオしてる。
「…っく……!あっ、あぁん…気持ち、いい……!」
そうしてあたしに一通りいろんな声を上げさせてから、
幸村さまは体をずらして、お腹の方に唇を這わせた。
幸村さまの顔がだんだんそこに近づいて、あたしの呼吸がどんどん荒くなる。
両膝を掴まれて、脚を大きく広げられる。
「あ…やぁん……あんまり見ないで……」
あたしの喉から漏れるのは、戦場では絶対出さない、か細い声。
どうしよう、布団まで濡れてる。こんなの、ねえ、ちょっとどうしよう。
満月の光で、幸村さまにも思いっきり見えちゃってるよね。
なんであたし、自分の顔なんか隠してるんだろ。
幸村さまは……あたしの膝の内側に口づけをした。
「やだ…!そんな、また……っ!」
また焦らすんだ。優しくしてくれるはずなのに、あたしこんなに溶けてるのに。
腿の内側を、ゆっくりと、ゆっくりと幸村さまの舌が進んでいく。
肌の表面で生まれた快感は、あたしの芯まで届かない。
「……お…おねがい、もう…」
カラダの中心が、火にあぶられてるみたいに熱い。
来て。もう、それしか考えられない。
「あ、は……!」
やっと幸村さまの息がかかるところまで来て、あたしは思わず喘いでる。
「だめ…だめ、もうイヤぁ!」
限界だった。
幸村さまが、そのまま反対側の脚を降り始めるもんだから、とうとう泣き声でおねだりする。
「ひどいよ…幸村さま、お願い……意地悪しないで……!」
「あ、ああ、すまない」
こんなときだというのに真面目な声で謝ったかと思うと、幸村さまはいきなり
あたしのそこに顔を埋めた。
「んぁっ!」
たっぷりたまっていた蜜を啜られて、あたしは背中をのけ反らせる。
尖ったところを舌で苛められると、体の中で何度も何度も小さな爆発が起こる。
「あ、ふぁ、いいっ……だめぇ、そんな…の……あぁっ!!」
あとはもう、何が何だかわかんない。
幸村さまの舌と唇が動くたびに、あたしの口からは壊れた叫びが上がるだけ。
「来て、来て……!幸村さま来てぇ!」
幸村さまはいったん体を起こして、あたしと顔を見合わせる形になった。
振り乱した髪が、汗に濡れた顔中にへばりついているのを、そっと除けてくれる。
「……行くぞ」
そう囁かれて、あたしはまるで初めての女の子みたいにこっくりと頷く。
「…んん…っ……」
入り口に堅いモノが触れただけで、鼻にかかった声が出る。
あぁ、入ってくる。幸村さまが、あたしの中に入ってくる。
どこか重っ苦しいような快感が、あたしを貫く。
「あ……幸村…さま…」
お腹の中まであったかくて、うっとりと目を閉じた。
幸村さまは、あたしの瞼にちょっと口づけてから、ゆっくり動き始める。
「…あぅ……ん……っあ…あぁ……!」
気持ち、いい。満たされて、擦られて、どうしようもなく気持ちいい。
潤いなら充分足りてるはずなのに、後から後から溢れてくる。
牝の部分が、幸村さまの牡を意地きたないほど喰い締めてる。
「いい……すごいの…っ…!あん、あっ、いい…!」
あたしの内側が、幸村さまで一杯になってる。
あたしの外側は、幸村さまに包み込まれてる。
幸村さまの荒い呼吸と、声にならない呻きは、あたしにだけ聞こえてる。
嬉しい。
「もっと感じて。もっと、あたしで気持ちよくなって……!」
返事のかわりに、動きが大きくなった。
逞しいものが、奥まで届いてる。
「…あぁ、あっ……!いい…幸村さま、幸村さま…ぁっ!」
もっともっと、もっと欲しい。
この熱さ、この快感、この時間。
満たされて、擦られて、突かれて、掻き混ぜられて。
「んく……っ、あ、あ、もう、ねえ、もう、あはぁぁっ!」
イキたい、けどまだイキたくない、けど。
「幸村、さま……おねがい、あたし、あたし、もう……!」
言葉に、ならない。
「……もう……んぁぁあっ!!」
幸村さまの、腕の中で。
あたしのカラダは、熱のかたまりになって、弾けた。
幸村さまの胸に顔を埋めたまんまで、息が静まるまでぐったりしてる。
はー、堪能した〜ってカンジ。
背中なんか撫でてもらったりして、極楽極楽。
ぼうっと横になってたら、幸村さまが手拭いを出してきて、
あたしの体を拭いてくれた。雇い主に、ここまでさせちゃっていいのかなあたし。
まっ、今夜はご褒美だし、いっか。
「褒美は、足りたか?」
優しく笑いながらそう聞かれて、あたしは即答する。
「もーぉ、充分充分。足りないなんて言ったら、バチが当たっちゃう」
「そうか、ならば良かった」
それから、幸村さまは急に真顔になった。
「頼みがあるのだが、聞いてくれるか?」
まさかここから、いきなりお仕事じゃないよね?
見当もつかないけど、聞かなきゃわかんないからとりあえず頷いてみた。
「これからも、私の側にいてほしい」
あたしの目をみつめて、幸村さまは真剣な表情で言う。
「もー、幸村さまってば。そんな顔でそんなこと言ったら、女のコは勘違いしちゃうよ?」
「いや、私は……」
「わーかってるって、冗談冗談。こんなに条件のイイお仕事先は
そうそうないもんね。ずーっとお仕えさせて頂きますわん」
幸村さま。なんで、黙っちゃうの?
この間(ま)は、なに?あ、苦笑した。
「ああ、そうだな。……よろしく、頼む」
幸村さまは、あたしの体をふかふかの布団で包み込んだ。
いつもやることやったらさっさと帰っちゃってたから、誰かと一緒に眠るなんてすごーく久しぶり。
「今夜一晩」の約束だもんね。お泊まり、お泊まり。
「あーあ」
お城の屋根の上で、あたしはため息をつく。
「あたしもヤキが回ったかなー。『優しくしてね』だってさ」
誰も聞いてない、ひとりごと。
お堀の水に映った自分相手に喋ってるみたい。うわ、気持ち悪っ。
あたしが部屋を出ても、幸村さまは気付かずに眠っていた。
『それでも武士かぁっ!』とツッコみたいところだったけど、
疲れてるんだろうし。だいいちあたしは、こっそり抜け出すのが本職だもんね。
やっぱりね、ああいう柔らかーいお布団でのんびりするのは、性に合わないよ。
屋根に登って夜風に吹かれてる方が、それっぽい。
さっきは勢いで『ずーっとお仕えします』なぁんて言っちゃったけど、
どうしよっかなぁ。戦は終わっちゃったからね。
んーでも、幸村さまもエラくなったらなったで、
なんだっけ、権謀術数?とか政略とかに巻き込まれるんだろうし、
忍びのお仕事には事欠かないって気もする。
それにほら、お仕事賃も上がるかも知れないし?
何せ豊臣家の勲臣だからさ、お金持ち。
ホントにエラくなっちゃったよねぇ、幸村さま。本人は全然変わってないけど。
今まで若造呼ばわりで見下してたヒト達が、ペコペコ頭を下げに来て。
きっとアレだよね、そのうち『是非とも真田さまと御縁続きに』なーんつって
縁談持って来られてさ。
人間どころか、虫も殺したことないような、キレイなキレイなお姫様が
嫁いできて、さ……。
「バッカみたい」
そんなの当たり前じゃん。あたしはお堀に向かって吐き捨てる。
何セツないカオしてんの?何か期待してたワケ?
いつまでも幸村さまがあたしの相手だけしてくれるって、思ってた?
バッッッカじゃないの?ただの、くのいちのくせに。
水の上にひらりと一枚、紅葉が舞い落ちた。
ほんの小さな波で、ちっぽけなあたしの姿は水面から消されてしまう。
そうだよね。
それだけのハナシなんだよね。
「そこまでだ!」
背後から、締まりのない怒鳴り声が聞こえる。
へっぴり腰で刀を構えた男が三人、屋根の上に立っていた。秀頼さまんとこの下っぱかな?
こんなに近づかれるまで気付かないなんて、こりゃいよいよヤキが回ったなぁ。
えっとぉ、あたしぃ、お城に忍び込もうとしてるんじゃなくて、
一応まだこのお城のヒトなんですけどー。
説明するの面倒だし、逃げちゃおっかな。
斬りかかってくるところを、飛び上がって軽々とかわす。
そのまま、さっき着たばっかりの服を脱ぎ捨てる。
顔の上に生あったかい布地を落とされて、三人は呆然とあたしを見上げてる。
あ、楽しい!このカンジこのカンジ!
「じゃあねぇ」片目をつむって、手を振ってあげる。
さっさと逃げちゃえばいいんだけど、せっかくだからあたしはワザと
ヤツらの間を駆け抜けた。
一人目の刀をひらりと避ける。無様に体勢を崩す男と、華麗に舞うあたし。
うん、こうやってるときが、一番ワクワクする。
二人目の頭をひょいと飛び越す。
アレかなぁ、やっぱりどっか田舎の方に行こうかな。
まだ領地争いでごちゃごちゃ戦やってそうなところにさ。
三人目の頭を踏み台にして、満月の夜空へ身を躍らせる。
誰も追ってこられない。
素肌に触れるのは、月の光と夜の風だけ。まさに、自由!ってカンジ。
天下がどうなろうと。
どんなにエラくなろうと。
この感覚には、換えられないねぇ。
そのまんま、頭からお堀へ飛び込んだ。
追っ手の目に、ただ美しい水しぶきだけを残して…なぁんて。
ここだと、もうあいつらからは見えてないし。
水面から顔だけ出して、満月に照らされたお城を眺める。
「じゃあね、幸村さま」
お城の中でぐっすり眠ってる筈のヒトに向かって、呟いてみる。
ずっとお仕えするって言っちゃったけど、ゴメンね。やっぱり、あたし行くね。
政治でゴタゴタしてるところより、戦でゴタゴタしてるところで暴れた方が、
あたしには向いてる気がする。
あんまり長く一緒にいると、ほら、お互い勘違いしちゃいそうだからさ。
素肌に触れるのは、澄んだ水だけ。
あたしの奥までくれた熱は、この冷たい水に置いていくから。
のぼせ上がった頭も、ちゃんと冷ましていくから。
何だか、目の周りまで熱くなってきて。
あたしはもう一度、頭から水に潜った。
(終)
すいませんすいません無 駄 に 長 い で す
何気なく女の一人称で書き始めたらエロシーンで相当ツラい思いをしますた…_| ̄|○ゴメンナサイモウシマセン
ちなみに彼らは無双時空に生きているので、大阪夏の陣の年でも
幸村はまだ若くて独身。くのいちも若くてぴちぴちです。
>>444-459 激しく乙!
真田×くのいち(・∀・)マッテマシタ!
てか、感動したよ…グッジョブ!!
>>442殿
乙であります!!
もうくのいちの事くそいちと呼べなくなっちまうほどに
切な萌え致しました…
真田×くのいちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
やっぱりくのいちEDってくのいちが幸村の元から離れる
ってことなのかな?だとしたら切なすぎるよ。・゚・(ノД`)・゚・。
ああ、くのいち…最初はあんなにむかついてたのに
今では大好きだよ(;´Д`)ハァハァ
うわーん
今最後まで読んで泣いた。
GJ!
真田×くのいち感動した〜
お疲れ様です
このカップリングにハマりそうだよ・・・
真田×くのいち待ってましたー(;´Д`)ハァハァ
くのいちってどっちのEDにしても真田と離れるのかね・・・
何か切ない(;つД`)
前書きをよく読んでみたら
以前幸村×くのいち投下した方と同一なんだー。
すごく好きな話だったのでまた拝見させて頂けて嬉しい!
>>442さん、改めて乙でした!
幸村×くのいちといえば、信長の山崎の戦いで、幸村とくのいちを合流させると良い感じのセリフが聞けるね。
>>442さん激しく乙!
ちょっと泣きそうだったよ…ええ話や(つД`)
正直貴方のお陰でくのいちが好きになれたようなもんです。
本当に本当にGJ!!
ぶっちゃけ、夏の陣で勝っても徳川家完全に消滅する訳じゃないだろうな。
大阪の陣に参戦した、前田、上杉、伊達といった家は滅びるとしても、他はどうだろう。
水戸尾張紀伊の御三家を始めとした徳川を完全に滅ぼしたとは考えにくいし、当分掃討戦は続くんじゃないか?
幸村が貰えるであろう信濃はけっこう江戸に近いから、当然彼が出陣しない訳にはいくまい。
二人が再び出会う日も遠くないようです。
へぇ〜
>>442 キタキタキタ━\(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)ノ━━━━!!!!!!!!!!
乙!GJ!
この設定で真田×くのいち初Hもキボン…と言ってみる
スミマセンキニシナイデクダサイ
>>467 夏の陣じゃなくて山崎でも何か聞けるんだ
知らなかった
こんどはお茶目ななまはげと誰かをお願いします
>>471 補足しておくと、信長の章の山崎の戦いでね。
開始して暫くすると幸村が敵として出てくる。
幸村に味方の武将が撃破されると、くのいちが出てくる。
で、2人の合流を阻止しろっていうミッションになるんだけど、構わず合流させるとセリフが聞ける。
>>442 敢えて言おう
……ごめん、何も言えんくらい良かった
この二人いいよねぇ
ゲーム一通り遊んだので、
幸村orくのいちの片方操ってもう片方にピッタリとくっついて戦って遊んでます。
ミッションそっちのけでw
442さんや他の皆さんもコテハン使ってみてはいかがですか?いや、無理にとはいいませんが。
皆様神ばっかりなのにスレ番号で呼ぶのも味気ないなあと思ったので。
コテさんの阿国タンのお話まだかなー ワクワク
>>437 の調教物もまだかなー ワクワク
明智光秀の追撃を避けるため、伊賀の抜け道を進んで間もなくだった。
突然現れた忍者部隊に襲われ、二人ははぐれてしまった。
五右衛門にとっては予想内の出来事であったが、その遭遇時期が早すぎた。
明智光秀の事や、いま通っている抜け道の危険さを伝える暇すら無かったのである。
「こんなやつらは敵じゃねぇが…。問題は……」
次々と襲いかかる下忍を統率する、恐るべき男の顔が五右衛門の脳裏に浮かぶ。
「嗚呼…阿国さん……阿国さぁーーーーん!!!」
大きな叫び声が、狭く暗い道に木霊した。
「こないなトコではぐれてしもたら、かなわんなぁ……」
一方の阿国といえば奇襲などなんのその、どんどん蹴散らして爆進し、
五右衛門よりもかなり先に進んでいた。
「あらぁ……?」
すると何やら簡易的に設置されたような関所の姿が見えてきた。
そして、その門前で待ち構える麗人の姿も。
女性のように真っ白で麗美な面持ち。
その中にもどこか誠実さを感じさせる男らしい表情。
その相反する彼の魅力がよけいに阿国の心を昂ぶらせた。
「この場所を通ることは分かっていましたよ。」
「凛としやって…ほんかいらしわぁ…。ええ男はんになるわぁ。」
「な…何を訳のわからない事を! さぁ、おとなしく捕まっていただきます!」
「捕まる?……うち、何かしましたやろか?」
「とぼけても無駄です! 堺で狼藉を働いた『阿国』というのは、貴方ですね!?」
「……グスン…」
「あ、あれ…?」
「うち……うち、ただの通りすがりやのに……」
「ぅええっ!?」
「グスッ…そんな怖い顔して……うち、泣いてまう……クスン……」
肩は震え、目尻には大粒の涙が溜まっている。
薄々分かってはいる事だが、蘭丸はこう聞くしかなかった。
「あ、あの…もしかして、貴方は『阿国』という方ではないのですか?」
「ちゃいます。うち…うち……そんなお人、知りまへん…!」
「そうなのですか!? とっ、とにかくここは危険ですから…さぁ、こちらへ!」
「はいな。」
「…大変失礼しました。私は森蘭丸といいます。」
それから阿国はこれまた簡易的に造られたであろう個室に、丁重に案内された。
しかしながらそこには寝床まであり、蘭丸専用の個室のようだった。
「しかし…何故あのような道を通っていらしたのですか?」
熱く沸かした茶を差し出し、蘭丸も椅子に腰掛ける。
ペコリと会釈する阿国の可憐な仕草や様子から、蘭丸は完全に猜疑心を解いていた。
「うち、なんや歩いてるうちに迷てしもて。」
「それは大変でしたね…。でもここはちょっと戦になりそうなので……
もしお急ぎでなければ、ここに留まっていただいても構いませんよ?」
「あぁんもう、ほんに優しいんどすなぁ……」
うっとりとした目で見つめられ、たまらず蘭丸は顔を赤らめて俯いてしまった。
組んだ両手に顎を乗せ、それでも阿国は見つめ続ける。
「えっと…その……あ、そうだ。そういえば貴方のお名前をまだお聞き……」
「いややわぁ。初対面の女子の名前聞くやなんて…。何する気ぃ…?」
「いっ、いえっ! 決してそんな不純な気で聞いたわけでわっ!!」
「知りたい?」
阿国が首を傾げれば、サラサラとした前髪も揺れた。
「いえ!…いや、はい!…じゃなくって、あの…えっと……」
「うふふ…。蘭丸様は……好きなお人とか、いはるの?」
「えっ!?」
話題を変える唐突な質問に、頬を丸く染める蘭丸。
阿国はもう出雲に誘う気まんまんらしい。
「いやぁ…その様子やったら、いはるんや? 残念やわぁ。」
「ソッ、そうイう意味で、好きってイうのとハたぶん違ウと思うのでスが…!!」
蘭丸はクルクルと目を渦巻かせ、手をバタバタと羽ばたかせる様に振った。
「あらあら。お茶しばいて落ち着きやす。」
「はひ。…ズズズ……」
阿国に茶を勧められ一口飲むと、ようやく蘭丸は落ち着きを取り戻した。
「……一人はとても強く偉大な人で、一人はとても優しく誠実な人…。」
「あぁん、そんなん困りますなぁ。うちもそんなん迷てまうわぁ…。」
「いえ、そういった意味じゃ………あの、聞いてます?」
「で、どちらに決めるんどす?」
「………分からないんです。」
「分からへんの?…決められへんのやなくて?」
「…はい。」
蘭丸は思った。
なぜ出会ったばかりの人にこのような話を続けているのか。
なぜこの女性にこうまで素直な気持ちを話したくなるのか、と。
「あかんで? 男の子やろ?」
「は、はぁ…。」
「女の子はな、男の子から好きって言われたいんやけど、ただ言われるんやのうて……」
ピシッと人差し指を立てる阿国による御高説が始まった。
先程から微妙に話が食い違っているのだが、あまりに熱心に語るので
蘭丸は止めるに止めれず、ただ時々頷いて聞くしかなかった。
「……せやからな、あんじょう決めな。」
ツツ…と蘭丸の手に白い指が添う。
「しゃあないなぁ、もう。お姉さんが勇気の出るおまじない、したるわ……」
ガタガタと椅子ごと移動し、肩と肩を触れ合わせる。
「ちょっ、ちょっ…と…何を…!?」
「こぉら。…目ぇ瞑って……」
「……〜っ!!」
微笑を浮かべた阿国の顔が近づき、蘭丸は目をギュッと固く瞑った。
柔らかな唇が重なった瞬間、蘭丸の手がピーン!と伸びた。
うっすらと目を開けば、信じられない程にまで近づいた阿国の顔がある。
驚くべき勢いで心臓が脈打ち、手足は震えてままならない。
蘭丸はどうしていいのか分からず、ただ阿国の閉じられた目を見つめていた。
ただ、阿国との接吻による陶酔感に抱かれながら。
長い口づけが終わり、互いの唇が離れた。
蘭丸は先程まで触れていた感触を確かめるように、唇に指先を当てる。
「初めてやったん…?」
阿国と目を合わせた蘭丸はさらに頬を染めて俯き、コクンと小さく頷いた。
「どうやった?」
「…なんと言えば……その…すごく……酔っちゃいそう…です……」
「あぁんもう、ほんまにかいらしいわぁ……」
ポテッ…と蘭丸の肩に頭を預ければ、艶やかな髪の甘い香りが蘭丸を包む。
「お姉さんと、もっとええ事…せえへん?」
「もっ、モっとイイ事!?」
先程まで阿国から感じられた清純さは薄れ、今ではどこか妖艶な色気が溢れ出ていた。
「そうや……」
蘭丸の耳元に熱い吐息を吹きかけ、股間に手を添える。
「こっ、こんなの駄目ですっ!!」
「きゃっ…!!」
阿国の体が不自然にコロコロと転がり、倒れ込む。
蘭丸が力一杯押したため、予想以上に阿国を突き倒してしまった…らしい。
「すっ、すいませんっ!!」
「あいったぁ……」
「お怪我は…お怪我はありませんか!?」
「腰…打ってもぉたぁ……」
チョイチョイと寝床を指差しながら、阿国は腰を擦る。
その仕草やさっきの転がり方に何の不自然さも感じない純粋な蘭丸は、
阿国を軽々と抱えて寝床へと運び、うつ伏せに寝かせた。
「大丈夫ですか!?」
「あきまへん……腰…揉んでおくれやす…。」
「はい!」
言われるがままに蘭丸は熱心に腰を揉み始める。
ギシッ、ギシッと木製の寝床が軋む音を立て、
「あっ…あぁん!………そこ…そこぉ………」
阿国の喘ぎ声が部屋に響く。
「…っ!!」
熱心に治療にあたっていた蘭丸だったが、思わず手を止めた。
どこか自分が猛烈に卑猥な事をしているかの様な気分になったからである。
「もう…終わりなん……?」
「…い…いえ。」
「ほんなら今度は、直に擦っておくれやす……」
「ぅえぇっ!?」
腰が痛いと言っているはずの阿国が楽々と腹を浮かせて帯を解くと、
空気を含んだ彼女の衣服がふわりと横に広がった。
「そっ、そんな…!!」
「いたた……もうあきまへん……早よぉ…早よぉ〜……」
「いけない!……しッ、しシシ、失礼シますッ…!!」
手を震わせながら赤い袴をずらすが、それだけでは素肌は露出しなかった。
薄い白衣が幾重にも羽織られており、袴から引き抜かなければ肌は見えてこない。
「あきまへんで……?」
「な、何がですか?」
「知らん間にお尻見たら。」
「そッ、それハもう…!」
少し意地悪っぽく言ったにも関わらず、真面目に受け取る蘭丸だった。
阿国もクスクスと笑いながら言ったのだが、その様子に笑みを止める。
(ごっついわこの子。ほんまに天然はんやわぁ。)
あんたもだ。
真っ白な腰を露出させると同時に、生唾を飲み込む音が部屋に響く。
「どないしたん…?」
「いっ、いえ!…では…いきます……」
「うん………あっ…あん……あ……んふぅ………ええよぉ……」
恥ずかしさに耐えきれず、蘭丸は天井を向いてしまった。
「…もっといっぱい…しておくれやす……」
腰をくねらせると袴がさらにずれ下がり、尻の割れ目が覗き出た。
「うわッ!! ちょっ、あのっ!!!」
「…蘭丸様……」
「わーーッ!!」
ムクリと阿国が起きあがると、蘭丸は吹き飛ぶようにして跳びのいた。
今の状態で起きあがれば、阿国はほぼ半裸になる事は明白だったからである。
乱れた衣服から垣間見える豊かな谷間。
裾から伸びる迫力ある太腿としなやかで細い脚。
背筋が痺れるほどに妖艶な微笑。
目が合うたびに心臓が飛び出しそうな瞳。
阿国を見ないよう両手で壁を作るが、男の本能や欲望には勝てずに
どうしてもその隙間からチラチラ見てしまう蘭丸だった。
「こっちおいで……蘭丸くん……」
阿国の脳内で、今からしばらくは上下関係が逆転するらしい。
『様』ではなく、『くん』付けで蘭丸を呼んだ。
「お姉さんと、もっといっぱいええ事…しよ……?」
妖しく手招きする阿国の手に、蘭丸は自然と吸い寄せられた。
仰向けに寝かされると、衣服の乱れた阿国が上から覆い被さった。
火照る蘭丸の頬を優しく撫でると、さっそく唇を奪う。
「…お口開けて、舌出して……」
瞑った目を震わせながら、蘭丸の口内から小さな舌が出てきた。
「もっと。…もっとぉ。……うふふ…そうや……」
「んっく…!!」
舌同士が触れ合う強烈な快感に、蘭丸は熱い吐息を漏らした。
直立した自分の舌に、まるで味わうかのようにして阿国の舌がネットリと絡みつく。
「んはぁっ…!!」
舌を唇でしごかれる事がこうまで快感を享受できるもなのか、と蘭丸は思った。
「んふぅ……蘭丸くん、どない?」
「す…ごいです……こんなの…初めて……」
「…こんなお姉さん…嫌い?」
「い、いえ…あの…そのぅ……」
「言うて。」
「……好き……です…。」
「ああぁん…♪」
満面の笑みを浮かべた阿国がフワリと抱きつき、耳元で囁いた。
「いっぱい舐め舐めしたるきに……」
たっぷりと接吻を交わした後、左右の首筋に雨のような口付けが降り注ぐ。
「…ひゃう……ぁん………あっ…ふぁ…あぁっ…!」
「いやぁ、かいらしいお声出しはって……」
「…あ……す、すみません…。」
「ううん、ええんよ……もっと声出して……」
耳たぶを舌先でコロコロと転がし、耳に熱い息を吹きかけると
蘭丸はゾクゾクと身をよじらせて女性のような声を漏らした。
「はぁん…!」
「うふふ……ええ子…。ほな…見てて……」
そう言うと阿国は蘭丸の上にチョコンと座り、乱れた着物を脱ぎ捨てていった。
袴や足袋を脱ぐ際に阿国の腰が時々上下し、その度に蘭丸は目を逸らした。
「…見えた?」
「な、何の事ですか!?」
「いややわぁ、もう。知らんぷりしてからに…。」
「うぅっ…。」
「ほんならうちも見たろ……」
阿国は蘭丸の股の間に潜り込み、その太腿に幾度か唇を落とした。
口で腰帯を解き、着物をどんどん脱がせて肌を露出させてゆく。
「なんやこれ…えらいけったいなもん履いて……」
ペチンペチン。
見た事も無い素材でできた下着を摘んでは離し音を立て、阿国は興味津々だった。
「あ…それは西洋製で…その…戦っている時に、動きやすいんです……」
「ふ〜ん……」
ペチンペチン。
「ほな、蘭丸くん…腰上げてんか。」
「…………」
もはや言われるがままに蘭丸は従う。
蘭丸曰く『すぱっつ』なる下着をシュルシュルと脱がし、生まれたままの姿にした。
「いやぁ…白ぅて可愛らしいなぁ……」
色は白いが体と相応な大きさの陰茎が、血管を浮かべてやや勃起している。
だが、それでも亀頭の半分は包皮に包まれ隠れていた。
陰毛も極めて少量であり、必要最低限に生えているかのようであった。
その事を阿国に弄られると、蘭丸はまた顔面を真っ赤にして逸らしてしまった。
「ほら見て…蘭丸くん……お姉さんが、口づけしたるきに……」
そっと根元を持った阿国の唇が、先端に近づいてゆく。
「あ…そ……そんな……」
チュッ……
「ぅあうッ!!」
…チュッ…チュッ……ピチュ…チュッ……
「…あっ!…んあ……ぅあっ……あぁッ!!……」
啄ばむ様にして亀頭と口づけを交わし、先端を唾液まみれにした。
続いて包皮に舌を潜りこませ、ネットリと亀頭に絡ませながら剥いていく。
「ぅあッ!…あ…あぁっ!……はぁんっ!!」
「痛い…?」
完全に剥けた亀頭をチロチロと舌先でくすぐり、蘭丸の反応を伺う。
「くぁっ!……い…痛くは…ないです…………」
「ほんま?…ほんなら……」
「ぅわぁっ!!」
驚くほどに温かくヌルヌルした口腔内に包まれ、蘭丸の体に電流が走った。
ゆっくりと根元まで深く咥え込むと、できるだけ亀頭には刺激を
与えないよう竿の部分にのみ小刻みに首を振って愛撫をおくる。
同時に陰嚢も優しく揉めば、すぐに蘭丸の喘ぎ声に力がこもった。
「そんな……だ…だめ……もう…もうっ…!!」
蘭丸の腰はガクガクと震え、口内に含まれた勃起はビキビキと更に張り詰める。
「だめ…だめぇ…あ……あぁっ!…出ッ…出るっ……あああっ!!!」
「んぐっ!!…ぐぷっ…ぷ……あぶぁっ!!」
それは阿国が想像したものよりも激しく、濃厚な射精だった。
喉の奥を叩きつけるような勢いで精が迸り、続いて口内を瞬時に濃い
精液が満ちていくと、堪らず阿国は嗚咽と共に精を吐き出してしまった。
「げほっ!…げほっ!!……げほ……こほっ……」
「だっ、だいじょうぶですか!?」
コクンと阿国は頷くが、それでも咳は止まらない。
ビチャッ…ビチャ…と阿国の口元からは濃い精液が垂れ落ち、
涙目で咳き込むその無残な光景が蘭丸の心をさらに痛めた。
蘭丸は上半身を起こし、咳き込む阿国の背を擦った。
「…優しいんどすなぁ……」
「そんな…私が悪いのに……」
「えらい濃うて、びっくりした…。あんまりしてへんの?」
「わ、わたしは…そんな……」
阿国の予想通り、手淫さえ数える程しかした事がない蘭丸だった。
「すんまへんなぁ……ちゃんとお口で受けとめたかったわぁ……」
「わっ…!」
トンッと蘭丸を再び押し倒し、阿国は再び股間にうずくまった。
精液で真っ白に汚れている萎えた陰茎を摘まみ、口に含んだ。
「んくぅっ!!」
射精してすぐの敏感な部分が責められ、蘭丸は腰を跳ねさせる。
陰嚢に至るまでの全体の汚れを丹念にしゃぶり尽くすと、阿国はやや体を浮かせた。
「ほら…こんなんも……」
屹立した乳首をコリコリと裏筋で転がし、鈴口に潜りこませる。
「あ…ああッ!!」
そのまま谷間で挟み豪快にしごけば、蘭丸は再び完全に勃起した。
「う…あっ……す…っご……柔ら…かくて…気持ちいい…!」
「ほんま?…嬉し♪」
パツパツに張り詰めた亀頭に、愛らしくチュッと口づけをした。
「蘭丸くん……一緒になろ…?」
「で…でも……わたしは…その……」
声がゴニョゴニョと篭り、よく聞き取れない。
阿国はガバッと抱きつき、耳元で囁いた。
「お姉さんに言うてみ?」
「…その…わたしは………」
十秒経過。
「そんなん気にしまへん。」
「で、でも…上手くできるかどうか……」
「だいじょうぶ。全部お姉さんに任せとき。」
「…は、はい…。」
小声で初体験である事を告白した蘭丸の上に、阿国は股を開いて跨った。
根元に摘んで先端を自ら当てがい、秘唇に添える。
クチュクチュと腰を振って幾度か焦らし、頃合を見て徐々に腰を沈めていく。
「んんっ…!」
「う…あ……あぁ……ぅああっ!!」
「…どない……?」
「あ…熱…くて……トロトロ…して…!!」
「こんなんどう?」
意識的に腰に力を入れ、キュンッキュンッと蘭丸を締めつける。
「ぅわあッ!!」
「ああんっ!!」
あまりの快感に、蘭丸は無意識の内に阿国を乱暴に突き上げてしまった。
「……そ…んなん……反則…や……」
一気に膨張した勃起に高く突き上げられて相当効いたらしく、
蘭丸の胸板に掌を乗せて倒れないよう必死に踏ん張っていた。
だが我慢できなくなった蘭丸がプルプルと震える乳房を揉み、
乳首をコリコリと捻ると阿国は陥落し、ボテッと上に倒れ込んだ。
柔らかな乳房が蘭丸の胸板で弾み、押し潰される。
「…もう……蘭丸くんのいぢわる……」
「す、すいません…。どうしても触ってみたくって…。」
「もうあかんわ…力入らへん……」
「…あの…私が……」
「うん…好きにしてええよ……」
耳元で囁き、頬にチュッと口づけを重ねた。
「……頑張ります!」
ガシッと阿国の尻を掴み、蘭丸は腰を突き上げ始めた。
「あんっ!ひんっ!!やっ、あっ、ああっ!!」
まだまだ不慣れなものの、外見からは想像もつかない強靭な筋肉がしなり、
その力強い打ちつけに阿国の甘い悲鳴が蘭丸の耳元で挙がる。
「蘭丸…くん……」
「あ……」
自然と唇を重ね、無我夢中で互いを貪り合った。
下から手を潜りこませ、たっぷりとした乳房を揉みほぐす。
どうも蘭丸は乳房に興味があるようで、先程から隙あらば揉もうとした。
「起っきして……」
蘭丸が上半身を起こせば、互いに座るような姿勢で深く繋がり合った。
そのため阿国は眉をしかめ、腰をくねらせた。
「これやったら…ええやろ…?」
「うわぁ……」
目の前に広がる乳肉の絶景に、蘭丸はため息を漏らした。
チラと見上げると、阿国はニッコリと微笑み小さく頷いた。
「好きにしてええよ…。」
恐る恐る蘭丸の口が桃色の突起に近づく。
「やんっ!!」
強烈な吸いつきに蘭丸の頭を抱きしめ、荒く髪を撫でる。
それからは徹底的に乳房が責められた。
飽きる事なく左右交互にかぶりつき、空いた方を形が変わるほどに揉み潰す。
乳房をねだる子犬の様に含んだ乳首を突いては引っ張った。
しかし、感じているのは阿国だけではなかった。
阿国が笑みを浮かべて悲鳴を挙げるたびに、強烈な締めつけが蘭丸に襲いかかり、
深奥からは漏れ出すかのようにして大量の愛液が溢れ、結合部から滴っていく。
「蘭丸くん……そのまま…してぇ……」
口内でコロコロと乳首を転がしながら、蘭丸は腰の律動を再開させた。
座ったままでも楽々阿国を突き上げ、その筋力が発揮される。
「…あっ!んっ!…くぅん…んひっ!やっ!ひあっ!!…」
蘭丸が貫くたびに結合部からは飛沫をあげ、含まれていない方の乳房は
大いに揺れてその激しさを物語る。
すると蘭丸はチュポンと乳首を離し、眉をしかめた。
「ま……また…あ……あぁっ!!」
「ええよ……きて……きて………」
しがみつくようにして抱きつく阿国が、最後の力を振り絞って腰を振った。
「…うくうぅっ!!」
「あああーーーっ!!!」
膣内を一気に駆け昇り、精が阿国を満たしていく。
それでも蘭丸は次々と精を吐き出し、その度に阿国はガクッ、ガクンッと痙攣した。
「あ…あの……」
長い射精も終わってもう何分も経っていた。
いつまでも抱きついたまま離れない阿国が気になり、蘭丸が声を掛けるが応えは無い。
「もし?」
「…すー……すー……」
満足そうな笑みを浮かべ、蘭丸の肩で阿国は気絶している。
蘭丸は一度笑みを浮かべると、阿国の頬に感謝の意を送った。
そのせいか、阿国はピクッと眉を動かして目を覚ました。
「…………」
「あ…。お、おはようございます……」
「蘭丸様…?」
「えっと…あの……」
ポリポリと頬を掻き、蘭丸は言葉を詰まらせる。
「あぁ……」
事の経緯を思い出し、阿国も頬を染めた。
「さてと……」
ちゃっかり蘭丸に用意してもらった風呂に入り、阿国は衣服を整えた。
当然ながら阿国は蘭丸も風呂に呼び、洗い合いっこをした。
「忘れ物は無いれすかぁ……?」
髪を巻くし上げて湯船に浸かる阿国の魅力に負け、再び充血した蘭丸。
さんざん口と胸で奉仕してもらい、出しに出した。
そのためヘロヘロになり、阿国よりもだいぶ遅れて湯船を出てきた。
「お別れは寂しいけど…修繕もあるし……」
「はい…。あ、そうだ……阿国さん。」
「はいな?」
「阿国さん?」
「せやから何……あ!!」
「……ぷっ…ぷぷっ……あはははは!!」
「ちゃ、ちゃうねん……」
「あっははははは!!」
「もう…蘭丸くんなんか知らん!」
バレた事よりも驚いた顔を見られた事に阿国は頬を染め、プイッとそっぽを向いた。
「もう……いつから分かってたん…?」
「いえ、まあなんとなくですけど。それに……」
目尻に溜まった笑い涙を拭いながら蘭丸が答える。
「信長様の堺侵攻には、私も懸念を抱いていました。
それに、貴方が悪人であるわけもないですし…。」
「蘭丸様…。」
「ですから…これを。」
手渡された紙には、『通行許可証』と書いてある。
「この道は一本道なので…おそらく光秀様の関所も通るでしょう。
これを使えばおそらく通過できると思います。」
「蘭丸様……」
「旅の安全をお祈りしています。」
阿国はフワリと抱きつき、二人は最後の口づけを交わした。
小さくなっていく阿国を蘭丸はしばらく眺めていたが、突然彼女がクルリと振りかえった。
「蘭丸様〜?」
「な、なんですかー!?」
「時間でけたら、出雲にお越しやす〜!」
「……はい!」
バサッと傘を開き、クルクルと回しながら阿国は小さくなっていった。
「蘭丸様!」
駆け寄った兵士が蘭丸に問いかける。
「何ですか?」
「いえ、その…特に重要ではないと思うのですが……」
「……?」
「以前山賊を退治した際に押収した小判なのですが……」
「あぁ、あの偽造小判ですか?」
「確か蘭丸様の部屋に保管していたと思うのですが…ご存知ありませんか?」
「え?…私は知りませんよ?」
一方の阿国はというと、
「ひい、ふう、みい…。うふふ…毎度おおき…ってこれ、偽もんやんか!!」
彼女の修繕の旅はまだまだ続く……。
リアルタイムキタ━
545 :
コテ:04/03/04 20:40 ID:IuVHIz2J
おそまつ様でした。
くのいち幸村の感動巨編、僕もジーンときました。
嗚呼、スケベである事しか脳がない自分が悲しい……_ト ̄|○
さて次回ですが、光秀がいじりにくくて大変困ります。
どうにかしないと……。
それでは、失礼します。
初めてリアルタイムで読めたー。
>>コテ様
スケベで結構!ハアハアできてうちらは満足です。
阿国続編キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ !!!!!
・・・今回は蘭丸の方に萌えてしまいますた…_| ̄|○カワイイ…
それにしても相変わらず凄いです。次も楽しみに待ってます(*´Д`)ハァハァ
たまりません……
コテさん乙です。いつもながらお見事!
天然×天然な二人に萌え萌えです。
ふたりとも可愛いのにきっちりエロい…ハァハァ
この間五右衛門は孤独な戦いを繰り広げているのかと思うと可哀想萌えw
光秀編も半蔵編も楽しみに待ってます〜。
しかし確かにいじりにくそうですなw
連投すみませそ。
>>467 やってみますた。いつもまっすぐ光秀撃破してるので
そんなミッションあるの知らなんだ…ナイスな情報ありがとうです。
つっこむ気の無い真田にワラタw
スレ違いスマソ。
コテ氏、すばらしい!
コテさんキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
毎度毎度ご馳走様です。蘭丸にも萌えましたw
コテさん乙でした!
それにしても阿国×蘭丸は両方に萌えられて禿しく(;´Д`)ハァハァですな。
イチオシCPになりそうだ…どっちもエロ可愛いYO!!
次は半蔵×阿国、信玄×阿国…まだまだ残ってる
楽しみだべな…(;´Д`)ハァハァ
ここはとてつもないネ申スレですね。
最初からここまで(;´Д`)ハァハァしっぱなしでした。
禿しく戦国無双がやりたくなってきました。
>>505 自分は戦国買ってない。友達にちょっとプレイさせてもらったり
雑誌の立ち読みで基本的な情報しか知らんがここは十分萌えられる。
それだけで満足だ(・∀・)
自分は蘭丸萌えなので最高でした!
萌えすぎでんがな(;´Д`)ハァハァ
阿国萌えとしましては、これからもコテさんを応援するであります
次回作もがんばってくらはい!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
俺が祈願した直後に現実になるとは・・神は実在した。アリガタヤーアリガタヤー
コテさん乙です!次回も楽しみにしてます。
お姉さんぶる阿国タン萌え・・オチも面白いしエロだけじゃなくコネタも効いてるし
キャラも生きてるし、毎度毎度感服です。
コテさんキテター!!天然な蘭丸タンに激しく萌え(*´д`)
阿国×蘭丸(・∀・)イイ!
攻め側な阿国タンも萌え。
2人の神が降臨なさっていたとは…
十二分に(;´Д`)ハァハァさせていただきました。
>>505-506 ゲームもやってみると、コテさんの細かいネタとかわかって
より一層楽しめますよと言ってみるw
今日やっとエディ子作れたよ。
整体と称して毒鬼丸×エディ子はどうだろうと思ってしまったので逝ッテキマス
師匠に飲まされる薬もヤバイよなぁ
コーエー社員の予感!!(w
566 :
513:04/03/06 23:40 ID:vBWkGFRo
>>514 しまった、えーと、
「トレジャーBOXならキャラクター設定画集もついて
もっと萌え萌えできますよ!」
って書かなきゃダメだったかw
社員の方が来ているんですか?
では蘭丸グッズを発売してください。
お願いします。
社員だったらエディ子つくるのにこんなに苦労するわけないだろう、と逝ってみる。
2があるなら愛姫出してくれないかなー。
政宗とお子ちゃま夫婦(;´Д`)ハァハァ
愛姫のほうが身長高かったりする…のは悲惨だなw
でも2では武将の数がどれだけふえるんだろうな。女キャラふやしてほしいけど
そればっかりで男の有名武将達が顔なしというのも本末転倒だし。戦国は男も
女も有名人が多いので選別が難しそう。
個人的には政宗萌えなので
>>518さんの意見には賛成。想像しただけで(;´Д`)ハァハァ
とりあえず今作でキャラ候補の一人ながらボツにされ、ただの欲望剥き出しジジィにされた秀吉は無いだろうな。
島左近辺りが有力候補じゃないの?
とりあえず猛将伝が出るならエディ子の所属勢力を選ばせてホスイ
今の所、半蔵×エディ子しか思い浮かばないし
>>521 鬼武者での扱いの方がさらに悪いから、無双の秀吉はまだ良いような(w
エロパロここが本スレ?
それでは早速(;´Д`)ハァハァさせていただきますね〜
阿国タンシリーズ(・∀・)イイ!まさに理想だ。
欄○阿国萌えた。信長様のアニャル責めもよかった。
個人的に信長様のアニャル本番責めに目覚めた。
ところで信長×お市は駄目になったの?期待してたん
だけど...注意書きつきでここかしかるべき場所でウプきぼん。
>>518 それ俺も書こうと思ってた。
愛姫、プレイヤーキャラじゃなくて
政宗のムービーに出演、とかだけでいいから
出して欲しい。(長政みたいな感じで
長政は案外イイ味出していたな。
多くの武将を無名にしたからこそ、なのだろうか。
市が柴田と再婚する姿が、どうにも想像できん・・・。
加藤段蔵を出したら人気出そうな希ガス。
あとは直江兼続出して慶次のシナリオをマトモにしてくれ〜。
2の武将
島左近
島津義弘
長曾我部元親
足利義輝
津軽為信
山中鹿介
今川氏真
ネタSS(でもエロ有)書いてたら
弟が無邪気な笑顔で(でも12歳以上)「5武器取りしよーぜ」と言ってくるので断れなかった。
>>530 なんかちょっと和んじまったじゃねぇかコノヤロ(*´ー`)σ)Д`)
蘭丸と分かれた後、トコトコ進む阿国の目の前に再び関所の姿が見えてきた。
入口から堂々と入れば、兵士達が出迎えるようにして整列している。
「そう簡単に逃げきれると思いましたか?」
その声の主を辿れば、兵士達の中心で馬に乗る武将らしき男がいた。
「ええお人や……優しさがにじみ出てるわぁ…。
こないなしゅっとしたお人もよろしいなぁ……」
「身の安全は約束しましょう。さぁ、あきらめなさい。」
「あんさんが光秀様どすな?」
完全に囲まれているというのに、懐をゴソゴソと探る阿国には
どこか余裕というか自慢気というか、少なくとも焦りは見られない。
すると彼女は一通の手紙を取り出し、馬上の光秀に手渡した。
「これ、蘭丸様からもろてます。」
「ほう……通行許可証…?」
「はいな。……ほな、失礼します。」
阿国はペコリと会釈し、堂々と先に進もうとした。
どうやら彼女の頭の中では、通行許可証を持つ人=偉い人らしい。
だが兵士達が囲いを解く様子は無く、守備頭も道を譲る気配は無い。
「…残念ですが、やはり先に進む事は許可できませんよ………阿国さん。」
「うち、阿国ちゃいます。」
「これを見ても…果たしてそう言えますか?」
蘭丸に渡されたという通行許可証を、光秀は阿国に返した。
『 光秀様へ
阿国さんは決して悪人ではありません。私が保証します。
だからといって、阿国さんが先に進む事は許可すべきではありません。
この意味は光秀様もお分かりになると思います。
蘭丸 』
「あらぁ……もろやんか……」
「…………」
「あかんわ…天然には勝てへん……」
自分が天然である事を知らないという事が、真の天然であるのだが。
「いえ、貴方の身の安全を考えれば当然でしょう。この先には……」
「よっしゃ、強行突破どす。」
「何!?」
「えい!」
豪快に傘を開き、光秀が乗る馬の鼻っ柱を叩きつけた。
痛みと驚きで、光秀を落としかねない程に馬が暴れ狂う。
「ほな、さいなら。」
「くっ!!…ま、待ちなさい!!……どうっ!どうっ!!……」
美しく脆いモノを取り扱う時、誰もがその力加減に戸惑い、躊躇する。
阿国を取り囲んでいた兵士達もそのような感覚だったのだろう。
誰も阿国を取り押さえる事ができず、逆に近づかれれば離れる者もいた。
厚い包囲があっけなく突破され、脱兎のごとく阿国は小さくなっていった。
「くっ…代わりの馬を!…彼女を追います!!」
蘭丸と光秀が心配している事。
それは堺で狼藉を働いた阿とされる阿国ではなかった。
彼女の進む先に待ち構える一人の忍。
冷酷無比なその男は、命とあらば女の命でさえ平気で奪う。
光秀や蘭丸は、そんな彼の生き方が許せなかった。
光秀は馬を走りに走らせた。
すると小さな橋の上で倒れる阿国と、青黒い衣服を纏った忍の姿が見えてきた。
忍独特の奇妙な武器が、阿国の首元に添えられている。
「……殺…」
「待ちなさいっ、半蔵殿!!」
「…光秀公……」
「間に合った…ようですね……」
「主の命なり……」
半蔵がグイッと髪を掴めば、気を失っている阿国の口から血が流れ落ちた。
その白い首筋に、再び刃が当てられる。
「いけません!」
「何故……」
「……その女性には、まだ聞く事があります。」
「…………」
「よろしければ半蔵殿のお力をお借りしたいのですが……」
「…………」
「まぁ、無理ならば無理で結構ですが?」
「……承知。忍に不可は有らず……」
挑発的に語る光秀の賭けは成功した。
忍としての誇りを汚すまいと、半蔵は刃を引いたのだ。
(これでいい…。これでしばらくは半蔵も命を奪うまい……)
こうして阿国は光秀の陣へと連れ戻され、監禁される事になった。
阿国が五右衛門とはぐれてもう半日。
間もなく、日が暮れようとしている。
忍がその能力を最も発揮しやすい、闇夜が近づこうとしていた。
…グチュッ……ブチャッ……グチュ……グチャッ…ビチャッ……
「…あひっ!……やッ!!…ぃやぁっ!……ひいっ!!……」
仄暗い部屋の中に、湿った淫靡な音とくぐもった悲鳴が響く。
「名は……」
もう何度目だろうか、阿国に同じ質問がされた。
「…せ…やから……」
全裸で四つん這いにされた阿国は半蔵の忍術により体を動かせず、
その秘部には勃起した男性器を象ったものが挿入されていた。
「臨…兵…闘…者………」
「…いや…や……ま…また……」
どっしりと腰掛ける半蔵が怪しげな呪文を唱えるたび、その擬似陰茎が――
「……烈…在…前…」
…ズプンッ!!…ブプッ!…ブチュッ!……ギュプッ!!……
「ひっ…ぎぃっ!!」
まるで意志を持ったかの様に蠢き、膣内を掻き回した。
無残に貫かれるたびに愛液を飛沫かせ、太腿を伝い流れ落ちたものは
まるで失禁したかの様にして床で大きな水溜まりを作っている。
半蔵は一旦術を解くと、阿国の頬を掴んで再度質問した。
「名は……」
「…阿国……い…出雲から……」
「真を語れ……」
「ほ……ほんま…て……」
「臨…兵…闘…者………」
「ひっ……い…いややっ! もういややっ!!」
恐ろしい程の快楽に恐怖し、阿国は必死に抵抗しようとするが体が動かない。
唯一動く首を大きく左右に振って拒むが、
「……烈…在…前…」
「やっ、ぃやぁーーーっ!!!」
人間の腰の筋力では不可能な程の凄まじい陵辱が始まった。
擬似陰茎が残像を残しながら激しく阿国を穿ち、その腰ごと揺さぶる。
その凄まじさから一回毎の抜き差しの音はもはや聞こえず、
ブチャブチャブチャブチャと一定の滑った音のみを紡いだ。
「…ひっ…ぎ……シ…あ……あひっ…あっ…ひいっ!!…」
阿国は半分白目を剥き、その口からは止めど無く涎が垂れ滴らせる。
「あ…っひ……あっ…あああっ…ああッ!!」
何度目かの絶頂に無理矢理堕とされ、阿国は大きく腰を跳ねさせた。
前では涎が、後ろでは愛液が、糸を引いて垂れ落ちていく。
「…名は……」
半蔵にとって、この質問はさほど重要ではなかった。
単調な質問を幾度も繰り返し、その度に陵辱を激しくしていく。
そうすれば女は狂い、肉欲に溺れ、全てを話す。
その後で殺せばよいのだから。
「…も…もう……」
半蔵は一仕事を終えたと思った。今まで拷問してきた数多くの女は、
この後『何でも話すから』と言って陥落したからである。
「…何でも言いますきに………半蔵様の…おくれやす……」
「……!?」
「こんなおもちゃ…いやや……本物…欲しい……」
「ふん……」
半蔵が鼻で笑った通り、稀にこういった女もいた。
それは女の忍、すなわちくノ一達である。
彼女達は屈服したフリをして自らの秘部に陰茎をねだり、
自らの膣内に仕込んだ毒を用いて死に至らしめようとする。
「我に隙有らず……」
用心深い半蔵は床に溜まった液体を拭って自らの陰茎に塗りたくると、
阿国の背後に回って尻肉を思いきり強く左右にこじ開いた。
「ぃやんっ…!!」
「自らの戯言……」
いまだ突き刺さる擬似陰茎は抜かず、その上にある窪みに亀頭を添える。
「えっ!?…そっ…そっちは……!!」
「…後悔すべし……」
「そんなん…む…り……あぁッ…ぎ………ひぃッ!!…か…は…!!」
無惨にも前後の穴を塞がれ、阿国はカチカチと歯を鳴らした。
モチュ…ヌチュッ…ヌチュ……
「んひいあぁああぁぁあッ…!!」
ゆっくりと半蔵が勃起を引きぬくと阿国は吐息を漏らし、
ズプンッ!!!
「きゃうぅッ!!」
一気に貫けば、背筋を反らして体を震わせた。
「…お…尻……擦れ…るうぅ……」
半蔵が肛門内を下に向けて突き込むと、肉越しに擬似陰茎と擦れる。
「んひぃッ!!……か…堪忍……堪忍してえぇ!!」
半蔵は腰を律動させ、ねじり込ませるかの様にして尻穴を責め出した。
「あうっ!…ひんっ!…あっ、あっ!!…ぃやんっ!…やっ!!…あぁッ!!」
「臨…兵…闘…者…皆…陣…烈…在…前…」
背後から容赦無く尻を突き込みながら再び呪文を紡ぐと、
擬似陰茎が半蔵の調子に合わせて交互に阿国を貫き始めた。
つまり阿国は絶えず貫かれる事になり、
「あッ!あんっ!あっ、やっ、やん!!ひいっ!やッ!いや!!やぁっ!!」
まるで狂ったかの様にして泣き叫ぶ阿国。
もういつ自分が絶頂を迎えたのかすら分からず、ただただ快楽に溺れていく。
半蔵は好き勝手に阿国の肛門を蹂躙し、最後は奥深くまで勃起を突き込んだ。
そのまま強烈な締まりに任せて射精を待つ。
「…爆ぜよ……!」
「やあぁっ!!!」
次々に注ぎ込まれる精液に、阿国は大きく背筋を反らして絶頂に至った。
「お…尻………熱…ぃ………」
時々半蔵が腰を震わせると、その度に勢いよく精が放たれた。
最後の一滴までじっくりと注ぎ込み、半蔵がその余韻を楽しんでいると、
「…半蔵様……お掃除…させておくれやす……」
泣き入りそうな声で阿国が懇願してきた。
しばしの静寂の後に半蔵が呪文を唱えると、阿国の体に自由が戻った。
ジュポン…と勃起を引き抜き、半蔵は大きく足を開いて椅子に腰掛ける。
「あぁん…嬉しい……」
力の入らない体を引きずらせ、うっとりとした目で股間に潜り込む。
「ふん……」
これも今まで相手してきたくノ一に見られる傾向だった。
屈服したフリをして、男の最大の急所を噛み切るための芝居。
しかし半蔵はそれでも術を解いて阿国を解放した。
なぜならば先程金縛りの術を解いた際、『歯を立てれば顎を砕く』という
呪法をかけたからであり、言わば彼なりの最後のお遊びといった所だった。
咥えこんだ次の瞬間、この女は顎を砕かれのたうち回る――。
そう確信していた半蔵は阿国を股間に導きながらも小刀を手にしようとした。
だが、その予想は外れる事となる。
「へぷぁ…んぷ…んふ……んふ♪」
満面の笑みを浮かべながら、阿国は白く汚れた勃起に口づけを送っていた。
「…………」
「…ん…ぷぅ……うち…幸せぇ……」
奥の奥まで咥え込み、強く吸いつきながら尿道に残る分をも味わった。
ねっとりと舌を這わせながら裏筋を下り、陰嚢をも丸呑みにする。
「…きもひよろひおふか?」
陰嚢をチロチロと舌先でくすぐられながら真っ直ぐな瞳で見つめられ、半蔵は戸惑った。
今までこのような態度を取った女はいなかったからである。
そうする間にも阿国は頬に摺り寄せ、まるで子猫の様にしてねだる。
「もっと…もっとぎょうさん可愛がっておくれやす……」
ポッ…と頬を染め、恋人にするかの様にして亀頭にチュッと口づけを送る。
「あぁん、なんやドキドキする……」
「…………」
その裏表の無い澄んだ瞳に見つめられ、半蔵の鼓動がさらに速まった。
「…半蔵様……」
その時、天井裏から女性の声が聞こえた。
「如何した……」
「家康様が一度戻られるように、と。」
「……承知。」
天井裏の気配が消えた。
「半蔵様…どっか行かれてしまうんどすか?」
「主の元なり……」
「いつ…お仕事からお戻りはるんどすか…?」
「……明け方頃…。」
「ほんならうち、ここで半蔵様のお帰りお待ちしてます。」
「何…?」
再びポポ…と頬を染め、両手を添える。
「いっぱい可愛がってもらうんどす…♪」
「…光秀公に風呂を用意させる……」
「あぁん…嬉しい……」
半蔵の胸元にポテッともたれかかり、頬を摺り寄せる。
「すぐに戻る……」
そう言うと、半蔵は闇に消えた。
「おきばりやすぅ。…………さてと……」
「阿国さん……」
半蔵が消えて十分程経ってから、監禁部屋に入ってきたのは光秀だった。
「光秀…様……」
意気消沈した阿国が目を合わせるが、すぐに俯いてしまった。
「すみません……しかし、こうしなければ貴方は……」
いまだ全裸のままの阿国の体に、優しく布をかける。
「よう…分かってます…。」
「風呂を沸かしてあります……お入りなさい…。」
阿国はコクンと小さく頷くと、光秀に導かれていった。
ザバ……ザバァ……
「半蔵……やはり私は…貴方を認めない……」
脱衣所近くで、光秀が改めて半蔵のやり方に怒りを覚えていたその時だった。
風呂場から音がまったく聞こえなくなった。
「…まさか!!」
人が死のうと思えば、いくらでも方法はある。
光秀は急ぎ風呂場に駆けつけ、何ら躊躇せずに扉を開いた。
「阿国さんっ!?」
「…光秀…様……」
うなだれる様にして座り込む阿国と目が合う。
「うち……うち……」
「阿国…さん……」
「うち…汚い?」
「えっ?」
「あの人……うちの事…淫売や…売女や言うて……」
「…………」
「散々好きにされて……」
ポロ…ポロ……とその目からは大粒の涙が溢れ出て、
それを手の甲で拭うたびに豊かな谷間が揺れる。
「うち…汚い…?」
「…いいえ。貴方は美しいです。」
「ほんま…?」
「ええ。どのような目に会おうとも、貴方は貴方だ。」
「…光秀様…お願いどす……うちを…うちを綺麗にしておくれやす……」
「私で…構わないのですか?」
「光秀様が……ええんどす……」
阿国はうっとりと目を瞑り、唇を差し出した。
「……分かりました。」
二人の唇が、触れ合った。
言った通り、半蔵は明け方に戻ってきた。
「…シク…シク……グスンッ……」
「如何した……」
すると阿国は衣服や髪を乱し、すすり泣いていた。
「クスン……半蔵…様……半蔵様ぁ…!!」
そのまま阿国は半蔵に抱きつき、胸元で涙をさらに流した。
「うち……うち……」
「述べよ……」
「いやや…言うたのに……」
「光秀公か…!?」
コクッと小さく頷けば、大粒の涙が滴り落ちて半蔵の胸元に染みていく。
「最初は優しい言葉をかけてくれて……でも急に襲われて……。
大人しくせんと殺すて言われて……いっぱい…体中触られて……」
「……殺…」
「無理矢理…何度も何度もイカされて……」
「滅殺…!」
「それだけやない……その後も散々胸とお口も犯されて……」
「抹殺!!」
息を荒げる半蔵は、部屋の施錠も忘れて光秀の部屋へと向かった。
「………おきばりやす♪」
自室で仕事に取り組む光秀の背後に、突如現れた一人の男。
「光秀公……」
「半蔵殿!?」
半蔵が鎖鎌を構え、ジリジリと間合いをつめていく。
「どうやら本性を現したようですね。……いいでしょう。
阿国さんの件もある。あの人は、貴方には渡しません!!」
「……殺!!」
仕組まれた決闘が始まった。
すっかり日の昇った抜け道を、トコトコと進む巫女が一人。
「あぁん…ええお天気さんやわぁ……」
その背にはどっさりと今回の戦利品が背負われている。
「この辺でよろしおすな。ほな品定めといきまひょか♪」
光秀と半蔵が死闘を繰り広げる中、阿国は二人の部屋を物色し放題だった。
まずは光秀の部屋で拝借した袋から開ける。
「いやぁ…これ、お洋服やんか。でも…えらい裾短いし、胸なんか割れたあるし…。」
しかも靴から下着まで、一式揃って袋に詰まっていた。
「こんなん持ってて……光秀様、何する気やったんやろ…?
まぁええか。かいらしいし、どっかで使えるかもしれんし。」
続いて半蔵の部屋で発見した袋をゴソゴソと開封した。
「なんやこれ……巻物やんか。ご…ごりん?…五輪書…?」
その時、阿国に素晴らしい予感が閃いた。
「なんや秘宝の在り処やったり!?」
シュルッと封を解き、急ぎ内容を確かめるが、
『五種類すべて装備すると…』
のみであった。しかも五巻とも。
「いやぁ……あ〜あ、しょーもな。」
ポイッと捨てようとしたまさにその時だった。
「阿国さぁーーん!!」
「…あらぁ、五右衛門様。どこ行ってはったんどす?」
「どこって…いやぁ……その…まぁいいじゃないっすか。」
下忍相手に大苦戦していたとは、とても言えない五右衛門。
「あれ…阿国さん、何持ってるんですかぃ?」
「これ?…なんやしょーもない巻物どす。拾てんけど…。」
「へぇ……ってこれ、五輪書じゃねえっすか!!」
「何それ?」
「ご存知ねえんすか!? 五輪書といえば、日本中の武士達が欲して……」
「へぇ、そうなん。」
全く興味を示さない阿国だが、
「五冊揃ってるから……五…いや、六十両ってとこだな。うん。」
「ほっ、ほんまにっ!?」
途端に食いついた。
「その手には乗りまへんで?……嘘…でっしゃろ?」
「あっしが阿国さんに嘘をつくわけねぇっす!」
「いやぁん……ごっついわぁ。」
と巻物に頬擦りしていた阿国だったが、疑問が一つ浮かんだ。
「そういえば今、どっから出てきやったんどす?」
「抜け道の抜け道ってやつでさぁ。関所も迂回してきやした。」
「なんでそんなん知ってはったん?」
「え!?…いや…それは………むっ?」
阿国が歩いてきた道から、忍者達が迫ってくる。
五右衛門にとっては、話題を止めると同時に株を上げる絶好の機会。
「おらっしゃああ!!…行けえ!!
ここは俺に任せて、早く逃げるんだ!!」
コクンと頷くと、よく分からないが言われるがままに阿国は走り出した。
逃げろと言われた疑問や何故忍者達が迫り来るのかは、ほぼどうでもいい。
ただ、町を見つけて五輪書を売り飛ばすために、阿国は走り出した。
リアルタイムでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
597 :
コテ:04/03/09 20:12 ID:S7o3mnNr
おそまつ様でした。
申し訳ありません、光秀はカットの方向です…。
どうも良い絵が浮かばず、だらだらとノーマルセックチュしてもな、と思いまして。
ご感想くださった皆様、ありがとうございました。
川中島はがっつりいきます。それでは、失礼します。
前回の蘭丸編は過去最高に萌えたけど、
今回のは過去最高にワラタ━━━━━━(´∀`)━━━━━━!!!!!
エロパロ板でさえ省かれる不憫な光秀に乾杯w
GJ!
乙でした♪
「美女連環の計」ってトコですか。阿国タンもなかなかやりますなw
過剰なほど警戒しまくってる割にコロリといかれる半蔵がツボ入りました。
>>547 「省かれる光秀」ワラタ
>>342さんの言ってた光秀×濃姫が来てくれればな〜。
他の皆さんの「くのいち×政宗」とかいろいろ楽しみにしてるんですがハァハァ
コテ氏仕事速いな〜。しかもきっちりエロ。川中島も期待。
しかしホントレベル高いなこのスレ。他の神々の作品も楽しみだ( ´ー`)
光秀の部屋から拝借した服はコス2ですかw
光秀…不憫すぎて泣ける(…w
コテさんの書く阿国は天然ながらも計算高くて
好きでつ。(*´Д`)
>>コテ氏
阿国さん最高です゚Д゚)b
パイジュリ大好きなのにエロパロでは少な(ry
>>551 光秀はそのスジでは有名なコスヲタで市や信玄のコスも隠し持って(ry
蘭丸の2Pコス衣裳も光秀の手縫いだったら…ガクブル(((´д`)))
それはともかく、コテさんグッジョブ!腹黒阿国タン萌え。
次回は純情一直線の幸村がターゲットですよね
(;´Д`)ハァハァ
コテ氏感動をありがとう!!
そういや、別に見たいわけではないけど
信長×濃というのはあまり見かけないね。
職人さん方も食指が動かないっぽいのかな?
>558
お待ちしております、ガンガレ!
ところで、阿国×政宗などはどうでしょう
生意気な小僧をやさしくリードするお姉さま(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア!!!!
奥さんとの営みで政宗タンに恥かかせないように
手取り足取り教えこむ阿国さんきぼん
やられちゃう方の政宗も良いが、やってしまう方の政宗もきぼん。
(むう、変な言い方だな)
政宗はどっちでも良いね。
愛姫が戦国無双に出てたらよかったのに…(´・ω・`)
くのいちと半蔵のからみがみたいと思うのは俺だけ?
>>563 合意の上、ってのは無さそうだなあ。
上田城救出戦でとっつかまって真田の目の前で…とか
激しくイヤ〜なシチュが脳裏をよぎってしまったYO_| ̄|○
>>563、
>>565 くのいちにエロ拷問させる半蔵ていうネタが半分くらいできてますが、
自分で書いてて嫌〜な気分になってます・・・・・
二人の性格考えると、エロ拷問する側はくのいちだろう。
エロ責めされる半蔵いいなー。見たいw
んで、くのいちの隙を突いて半蔵が分身→逆転。とかw
激しく犯されるくのいちタン
とかあまり想像出来ないw
相手に寄るかな・・・
濃姫×阿国が見たいなんて漏れは腐れ外道ですか?
濃姫は信長相手だとエロパロはしにくいだろうからみかけないのだろう。
だからこそ見てみたいのだが
濃姫なら相手は蘭丸(真昼の情事)、市(教育)、阿国(いじめたくなるほど可愛いといってるし)
蘭○とではくのいちが乱入してきて凄いことになるのですね!
627 :
名無しさん@ピンキー:04/03/13 23:17 ID:RMxC8jtP
くのいちやっぱこえ〜よ。(((´Д`)))
政宗に対してかわい〜とか言いながら滅多切りしてくるもん。
sage忘れスマソ。
考えてみたら阿国タンって恐ろしいな いきなり現れては舞を踊り、男に会った途端にその男以外の武将を全滅さしてしまい最後には残った男を出雲に拉致っちゃうなんて、男が夢だと思うのも無理も無いな。 阿国タン(;´Д`)ハァハァ
そんなこと言ったら、「お兄様を助けなきゃ!」とか言って、
雑兵を目に付く端から剣玉振り回して撲殺していくお市タンとかどうなるのさ
私は一向に構わん
話ブッタ切ってスマンけど
政宗×愛姫って需要ある?
>>580 激しくアリアリ。でも愛姫がゲームに登場してナイのでキャラ立て大変かも。
633 :
580:04/03/14 19:05 ID:bGkeIGCJ
>>581 チビっ子の初夜が書きたくて。初夜が13と11だったみたいだし
需要あるなら頑張ってみますー
634 :
名無しさん@ピンキー:04/03/14 19:38 ID:2+8c2x0i
>580
激しくキボンヌ 何時までも待ってるよハァハァ
うほっ、神光臨か!?愛姫でもぐぐってまってまつ・・・
半蔵×エディ子は以前に需要出てたなぁと思いつつ、
求められてないっぽい「鬱くてヌルいレイープ物」いきまーす。
女の瞳の奥に、半蔵は確かに闇を見た。
戦乱の世。女でありながら、剣で身を立てようとしたその理由は知らぬ。
名だたる猛将達を打ち倒すだけの腕を、どれほどの修練の果てに得たのかは、知らぬ。
初めて相まみえたのは、半蔵の主が今川に決別した、桶狭間の戦でだった。
今川の追手として主に襲いかかった、名も知らぬ女。
女は恐るべき技の冴えを見せ、半蔵をうち破った。
無名の武士にとっては大手柄であろうに、女の表情に浮かれた色は無かった。
義元には似合わぬ。美しく研ぎ澄まされた剣技も、影を孕んだ瞳も。
天下に近い方へつき、生きのびるのが戦国のならい。
これほどの力を持つ女は、いずれ徳川に身を寄せることになるのだろう。
そんな半蔵の確信どおり、やがて女は今川家を去り、武田家を失い、半蔵の主の下へ流れ着いた。
柔肌を返り血に濡らし、戦場に立つ女。
顔色ひとつ変えず敵を屠る様に、自分と同じ匂いを感じていた。
女とふたり闇を駆ける夢すら、半蔵は見た。
だが、道は分かれていた。主の天下取りも目前となった上田城攻略のさ中、
女は突如半蔵に刃を向け、真田に降った。
大坂夏の陣。豊臣の将、真田幸村の配下として出陣した女と、半蔵は三たび対峙した。
それが、つい数刻前のことだった。
「……ころして……」
掠れた声で、女は半蔵に請う。後ろ手に縛られ、仰向けで床に転がされている。
もともと肌を覆う部分の少なかった衣服は、其処此処が破れて既に用をなさない。
「何故、主を裏切った」
半蔵は女の言葉に応えない。
女の体に覆い被さると、冷たい乳房にじわりと五指を食い込ませ、抑揚の無い声で問う。
「……わからない」
女は僅かに眉をひそめる。確かな苦痛にか、自らの不確かな答えにか。
「けど、徳川の天下とは、違う光を…見たのかも知れない」
「光、か」
半蔵が虚空に吐き出すように呟いた。
「……!ひぁっ……!!」
何の用意も無しに貫かれて、女の喉から軋むような叫びが上がる。
「やめ…て、いや……殺して…!」
「敗れた時から…否、女の身で剣を手にした時から、覚悟はしていたはずだ」
半蔵は、乾いたままの女体に容赦ない動きを送り込む。
「どう、して……?これは、罰、なの……?」
半蔵の体の下で為す術もなく揺さぶられながら、女が問う。
それには答えず、半蔵は抽送を繰り返す。
「…く…っ…お願い、やめ…て……!やっ……」
罰などではない。敗者の女が、勝者の嬲りものにされるなど、ありふれた出来事だ。
では自分は、この陵辱を楽しんでいるのか?暗く醒めた頭の奥で、半蔵は自問する。
裏切り者を主に差し出すこともせず、人に知られぬ場所で犯しているのは、欲望の故か?
肉のこすれあう部分が、徐々に湿り気を帯び始める。
「……やめ、て……あぁ……や…ぁっ……」
わずかでも苦痛を和らげるための、哀れな女体の理。
だが悲鳴の中にも甘く濡れた響きを感じ取り、半蔵は唇の端で薄く嗤う。
ほぐれつつある女陰は、侵入者の強張りに柔らかくまとわりつく。
不本意な体の反応が悔しいのだろう、女は目を閉じて顔をそむけた。
噛みしめた唇は、己の内から湧きおこる熱い呼吸に、あえなくこじ開けられてしまう。
「…っく、は、あぁっ……」
半蔵はことさらに単調な抜き差しを続ける。
体の摩擦に過ぎぬ行為に、全身を朱に染めた女を見下ろす。
「いや……だめ…っ……」
拒絶の言葉とはうらはらに、女の内壁は更なる愉悦を求めて蠢く。
突き上げを激しくしてやると、迎えうつかのごとく喰い締める。
「あ、あ、あ、あぁぁ……!!」
女の口から、絶望的な嬌声が漏れた。
戦うために磨き上げられた、精美な刃にも似た女の体。
今は自由を奪われ、望まぬ男を受け入れながら、
陸に打ち上げられた魚のように惨めにのたうつ。
接吻も、愛撫も与えられず、ただその身を抉られる感覚に、翻弄されている。
「っあ…はぁっ……!あ…んんっ…!」
一部分にのみ与えられる刺激に、未だ全身が馴染んでいないのだろう。
女は苦しげに眉根を寄せ、顔を左右に振っている。
「あ…!いや、ああぁ、だめ、もう、だめぇっ……!」
だが、紅ひとつ施されていない唇は蕩けた声を吐き出し、女の陥落が近いことを告げる。
一度、二度。半蔵が大きく動いた。
肉の凶器に最も深い場所までを突かれて、女は大きく身を仰け反らせながら達した。
「んぁ、あ、ひあぁぁぁ……っ!!」
荒い息をつきながら、女は半蔵を見上げる。
「これで……気が済んだ……?」
屈辱に涙をにじませ、それでも強い眼差しで見据えてくる。
半蔵は無表情にそれを受け止めると、貫いたままの女を再び責めはじめた。
「!…や…っ、どうして……!」
半蔵が未だ果てていなかったことに気付き、
女はこの残酷な交わりが続く予感に身を震わせる。
「こんなの、こんなのいや……!んっ……」
一度絶頂へ導かれた体は、早くも女の意志に関わりなく溶けはじめた。
半蔵の陽根にやわやわと吸い付き、新たな悦びを招き入れようとする。
濡れそぼった秘壷が、半蔵に甘やかな痺れを伝えてくる。
半蔵が腰を引くたびに、泡立つ愛液が掻き出され、床を汚す。
「ひぅ、あぁ、あ…っ!……あ…はぁ……!」
口を開けばあからさまな悦びの声が上がり、声を殺せば粘つく音が室内に響く。
半蔵は女が逃げ場を失ったことを見て取ると、さらに追い込んでいった。
先ほどとはうってかわって、抽送に緩急をつける。
深く貫くと、上ずった喘ぎが漏れる。
浅く引くと、花弁が追いすがるように絡みつく。
「あ、やぁっ、あぅ……んん!!」
時おりかき回すように動いてやると、髪を振り乱して身悶える。
その場所から生まれる重苦しい熱は、半蔵の全身にも広がっていた。
恥辱の果てへと女を導きながら、自らも情熱の伴わない快楽を貪る。
戦場ではけして目にすることの無かった女の泣き顔を見下ろすうちに、
体の深奥からこみ上げてくるものがある。
「あぅ…!だめ、また、そんな……っ!」
半蔵の突き上げが一段と強くなり、女は切羽詰まった声音で叫ぶ。
「ああっ、や、あぁ、あはぁっ!んはあぁぁっ……!!」
女が昇りつめたのと同時に、半蔵は自分の剛直を引き抜いた。
そのまま、女の顔めがけて精を放つ。
「!?……いやっ…!!」
一瞬呆然とした女が、すぐに気付いて懸命に顔を振る。だがその程度で振り落とせるはずもない。
半蔵は女の髪を掴み、強引に引き上げる。
仰向けのまま顔だけを起こされ、女はわずかに苦悶の表情を浮かべる。
「どうして……?」
女が繰り返す問いに、半蔵は答えを持たない。
ただ、女が光を見たと告げた瞬間に、己の中の闇が猛り狂ったのかも知れない。
女の中に闇を見た、初めて刃を交えたとき、確かにそう感じたはずだった。
あるいは、自分もまた女の中に光を見たのか。
女が天下を捨て、真田に身を投じたように。
自分も光に焦がれ、愚かしい夢を見たのだろうか。
半蔵は自分が汚した女の顔を凝視する。
覗き込んだ瞳は、闇でも光でもなく、ただ半蔵の双眸を映し返していた。
その下に暴くものなど何も無いことを恐れながら、半蔵は女の肌に冷たい指を這わせる。
そうして行く末の知れぬ交わりに、己を没入させていった。
(終)
粗茶でした。
素直に東軍ED書けよ>自分
ちなみにうちのエディ子は猛者おなごタンです。
具体的な容姿の描写は入れてないのでだいじょぶだとは思いますが。
GJ!ご馳走様でした。半蔵が良い味出してるなぁ。
朝は天下において平等に訪れる。
東国でも西国でも大八島にあまねく平等に。その中心部に近いこの安土の地に於いても時間差はあれど訪れていた。
安土城。大八島の中心にちかく琵琶湖に面しているこの町でもっとも威容を誇る建造物。戦国の魔王――織田信長はそこを居城としている。
信長は滅多に聞かない音で目が覚めた。
女――それも彼の正室である、濃姫がすすり泣いている。
魔王と褥を共にする女性の一人である濃は普段凛とし艶やかであり、このような態度を見せることは無かった。
「どうしたのだ」
魔王は配下の武将が聞いたならばすくみ上がるような穏やかな声で尋ねた
「私は」
時折垣間見る、女としての不具。道具としての価値も無く、離縁されるてしまうという悪夢
「私は、貴方の女足り得ないのでしょうか」
「なにゆえ、だ」
「私は子を宿しませぬ」
「是非も無し」
信長はだからどうした。とでもいいたげに言った
「お濃。うぬも古き因習からは逃れられぬ、か。血が継ぐなどという時代はもう終わる」
たとえそうだとしても、な。と信長は続けた
「信忠がおる。信忠ならば儂の後を継げるだろう」
「ええ。ですが」
「うぬの子ではない、か」
信長は濃を見た。何かに怯えた風に見える。
怯えている? 何を。決まっている。この信長を、だ。
しかし子をなさぬからという理由での離縁など考えたことも無い。美濃の斉藤無き今外交的な理由も無い。では何故か。
「下らぬ」
信長はつぶやいた。自分の内心への回答は陳腐なものであった。
「うぬは何ゆえこの信長と共にあるか? 美濃の蝮に言いつけられたから、か。子を成すため、か」
「・・・いえ。私は」
「ならば、この信長のみを信じ、付いてくればよい」
まったく下らぬ、な。と一人ごちたあとに付け加えた。戦国の魔王とて人の心が無いわけでは無いということの証左だった。
「連れ添う理由は儂とて同じ理由よ」
濃の瞳は以前濡れていたが信長の言葉の意味を知りそれは意味するものを変えた。
「猿の奴が」
信長は着付けをすませ天主から安土を見下ろしている。
「毛利攻めに儂の出陣を要請してきおった。途中京にて茶会を、その後に猿の後詰へ出陣する」
信長は振り向き、濃を見る。朝の姿がまぶたに浮かぶ。いつになく儚げなお濃。少しばかり安心させてやるつもりで信長は言葉を紡いだ
「うぬは常に我が傍らよ。戦場でも、臥所でも、な」
濃は艶やかに微笑むことで信長へ答えた。
その日、彼らは安土を出発し京へ向かった。信長は京での宿所を常に一箇所に定めていた。京に城を持たない信長はそこを小さな砦のようにしていた。
都における魔王の牙城。その名を本能寺と言う。
end
エロ無し意味無しでスミマセンが書いてみました_| ̄|○
いいですね!
半蔵×エディ子も信長×濃姫も(・∀・)イイ!
職人様激しく乙です。
エディ子はなぁ・・・
声が難だよな
自分はエディ子の声は結構好きだなぁ
ノマカプもいいけど、レズものもいいなぁなんて思う今日この頃。
もっと女×蘭丸が読みたい。
阿国まだかなワクワク
>>601 あくまで女キャラが責め側なのが良いんだよな〜(;´Д`)ハァハァ
…俺に文才があれば…_| ̄|○
このスレの神々は本当に凄いよ。
そうだよな、阿国×蘭丸ではつい2、3回抜いちゃったぞ。
お市タンと蘭丸って意外に絡まないな……
同じ信長さんチームだし、歳も近そう(ゲーム中では)なのに惜しい。
>>605 二人が仲良かったりしたら萌えるな。
信長で本能寺やるともれなく二人を連れて逃げられる訳だが。
>>600 濃×市
濃×阿国 とかなかなかイケそうだよなオイ
レズなら阿国×市キボン。
つーか阿国タンが責めなら何でもいい今日この頃。
五右衛門の奮闘により、阿国は伊勢長島を無事に抜けた。
だが五右衛門と逸れた事により完全に道を迷い、さまよい歩いていた。
「どこやろ、ここ…。」
野を越え山を越え、阿国はいつしか陣地のような建物の中に入り込んだ。
「……聞こか?」
柱の蔭から覗きこむ阿国はこの後、強烈な場面と遭遇する事になる。
どっしりとした白髪の将に、馬に乗った白装束の僧が背後から斬りかかっていた。
「なんだその顔は?……もっと戦を愉しもうぞ…宿敵!」
「…………」
赤い仮面の男と火花を散らす様な一合を交わし、僧は駆け抜けていった。
「えらいとりこんだはる…。道聞いたらあかんやろか…?」
その時、一帯に独特の貝の音――すなわち戦の開始の合図が鳴り響いた。
大地を揺らすような男達の大声が遠くから届き、辺りが一気に殺伐とする。
「怖いわぁ。うちの舞見て、戦、しもてくれはらへんやろか。」
阿国はキョロキョロと辺りを見回し、
「舞がみんなから見えるトコいうたら……あのお山がよろしいわ。」
戦場を抜けて茶臼山の山頂へと向かった。
まるで波が走るかのように、山頂から平地にかけて兵士達の手が止まっていく。
可憐で煌びやかな阿国の舞が、戦の『手』を止めた。
「ほぉう……」
「見事だ…。……だが、闘争は終わらぬ!」
しかし上杉軍が再び戦闘を開始すると、武田軍も応えるかの様にして進軍した。
誰ひとりとして、『戦』を止めるものはいなかったのである。
その外見からはよく分からないが、阿国は怒っていた。
「なんや、御捻りの一つもあらへんやんか…。」
残念だがそれはそうである。なにせ戦の最中なのだから。
不満げに口を尖らせ、戦場を見渡す。
「しゃあおへん……総大将さんに直接お願いしよか。」
先程舞を邪魔しようとして、逆にボコボコにした武田義信の懐をまさぐる。
「どっちから行こ………あんさんはどちらの方なんどす?」
「こっ、こらっ!…財布を取るな!!」
「血ぃ…見たいん……?」
阿国はまだ御捻りの件が納得いかず、機嫌が悪いようだ。
「ゴクッ……た、武田軍です。」
「そんなん分からしまへん。赤い方? 黄色い方?」
「あ、赤い方です……」
「ほんなら赤い方から行こか。」
バサッと傘を開くと、阿国は山頂から駆け下り滑空した。
「ほいっと。」
そうして滑空する事五分、阿国は信玄の天幕に舞い降りた。
完全な死角から現れたので、天幕にいた信玄以外誰もその侵入に気付いていない。
「ほぉう……なかなか奇抜な手で来たものだのぉ。」
「あんさんはどなたどす?」
「儂か? 儂は総大将の武田信玄じゃよ。」
「ほんなら、赤い方の総大将はん?」
「うむ。先程の舞、見事であった。どうだ…甲斐の国で舞わぬか?」
「渋うてええお声や……」
阿国を抱き寄せて腰に手を回し、信玄は耳元で囁いた。
「戦が終わり次第、おじさんがたっぷり可愛がってやるぞ?」
「あぁん……♪」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
阿国、信玄に可愛がってもらう事以外、眼中になくなる!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「どないしたら、戦、終わるんどす?」
「いま幸村が山道から廻って謙信を襲撃しようとしておる。
…それが成功すればこの戦、決着はすぐじゃな。」
「うちも行く!!」
信玄の胸元から離れると、阿国は本陣裏口から出て山道を駆け出していった。
「……面白い女子よのぉ。まるで善と悪が、裏表無しに両立しておるようじゃ…。」
信玄は頬をポリポリと掻きながら、彼女の爆走を見つめていた。
山道に潜む幸村の兵の間を、すり抜ける様にして駆ける一人の巫女。
誰もが阿国に気付くが、大声を出せないが為に次々と先を許してしまう。
「貴様、何者だ!?」
そうして出撃地点にまで辿り着いた早々、突然怒鳴られた。
流石に阿国も驚き、目を点にしながらその声の主を見つめる。
「幸村様、こいつ敵の間者ですよぉ。」
怒鳴られた次は濡れ衣だった。
幸村と呼ばれた人物の背後からいきなり現れた女の忍が、これまた身勝手な事を言う。
「え? そんなんちゃいます。」
「問答無用、覚悟!!」
幸村の持つ鋭い槍が、阿国に向けられた。
「せやけど幸村様……一途でええ男はんやわぁ…。」
「なっ…!?」
「にゃんとっ!?」
唐突で大胆な阿国の発言に、驚きを隠せない二人。
「ちょっと! な〜に寝言ほざいちゃってんの!?」
やや興奮気味にくのいちが歩み寄る。
阿国を見上げ、指差しながらベラベラと怒りを発した。
「あのねぇ、幸村様があんたなんかにホイホイ付いていくと思う!?」
「うふふ…なんややきもち妬いて…。お二人は付き合ってはるの?」
「ば、馬鹿を言うな!!」
今度は幸村が声を荒げた。
「ありゃりゃぁ。そぉ〜んなに頑なに否定しなくってもさぁ…。」
「あ、いや……」
「うふふ…それに幸村様もさっきからお馬さんの上からお嬢ちゃんの事、
恥ずかしそうにチラチラ見てからに……好いてはるんやぁ?」
「ちっ、違う! 私は………そ、そう、あくまで指揮を執る将として……」
「あ〜ぁ…さっきからな〜んか傷ついちゃうなぁ、あたし。」
「いや…その……私はだな……」
トタタタタタ……
「あ。」
幸村とくのいちの声が重なる。
二人が言い争うどさくさに紛れ、阿国は逃げ出していた。
「ま、待てっ!!」
「幸村様、あたしに任せて。」
出し抜かれた恨みを晴らすべく、くのいちが阿国の後を追った。
阿国は走りに走り、海津城へと逃げこんだ。
「……ここまで来たらええやろ。」
荒れた息を整え、辺りを見回す。
「いややわぁ。また迷てしもた……」
「間者、発見〜♪」
落ちつく間も無く、くのいちに追いつかれた。
苦無を構え、ジリジリと間合いを詰める。
「いやぁ…お嬢ちゃん、いけずやなぁ…。」
「人は人を踏み台にして、出世するのよねん♪
さっきはよくも馬鹿にしてくれたじゃない?」
「いやぁ…えげつない事言うて……」
「にゃはん♪……じゃあ、そういう事で。」
表情が真剣になったくのいちが、阿国に飛びかかった。
「捕まっただと!?」
くのいちの帰還を待つ幸村の元に女忍者が手紙を持ってきたのは、
それから十分程経ってからの事だった。
「はい……これを……」
幸村に手紙を渡した途端、女忍者は気を失った。
「おいっ! しっかりしろ!!……いったい何があったというのだ…?」
手紙を開き、中に目を通す。
『お嬢ちゃんの命がほしかったら、海津城まで幸村様お一人でお越しやす。』
「くそっ……」
クシャクシャッと手紙を潰し、幸村は馬に乗った。
「彼女の先導無しでは奇襲は成功すまい…。全軍、私が戻るまで待機せよ!!」
一心不乱に馬を走らせ、幸村は海津城へと向かった。
「ここだ……海津城…。このような所に無人の城があろうとは……」
「…ぁ…ぃゃ……」
閉ざされた城門の内側から、微かに声が聞こえる。
「…何だ……?」
門を開き、中から飛び込んだ光景に幸村は言葉を失った。
大きく開脚するように裸体を縄で縛られたくのいち。
「こんなに尖らせて……やらしいわぁ……」
その背後から同じく裸体の阿国が覆う様にして抱きしめ、乳首を擦っている。
「でも…きれいな体や……」
抵抗できないその様子から、くのいちは後ろ手に縛られているようだった。
膨らみかけの乳房の上下が縄で締められ、飛び出る様にして形を変えている。
その頂点にある桃色の突起を指でこね回し、強制的に勃起させる。
「あっ!…やっ!……やだぁっ…やだやだぁ…!!」
「あ…。ほら…お嬢ちゃん、幸村様が着きはったで…?」
クイッと顎を摘まむと、幸村と目を合わさせる。
「やだっ!!…みっ…見ないでぇっ!!」
「す…すまん…!!」
今まで見たことも無い程に恥らうくのいちの表情に、幸村は背を向けた。
「あきまへん。こっち向き。」
「何っ!?」
「見せしめどす。今からこのお嬢ちゃん、たっぷりいぢめるトコ見ときやす。」
「き…貴様ぁッ!!」
「せやせや。うち、『にんぽー』使えるさかい……歯向こうたら知らんで?」
「貴様、忍か!?」
ニコッと笑うと、阿国は指をパチンと鳴らした。
ボコボコッ、ボォーー、ブシャアアア……
幸村の目の前で土遁、火遁、水遁の術が一気に炸裂した。
「どうどす?…分かったらこっちお向きやす。」
渋々振りかえり、阿国を睨みつける。
「くそッ……この外道め…!!」
「そんなん、そっちかてうちのコト……」
「ちょッ、ちょっとっ!!」
突然くのいちが暴れ、阿国を揺らした。
「……せやった。おとなしゅう、そこで見とき。」
くのいちの首筋に吸いつき、舌を這わせてうなじを舐め上げる。
「ひんっ!!…や…あぁん!……だ…めぇ……そん…なぁっ!」
「ん〜〜……」
柔らかな耳たぶをチュプチュプと唇でしごき、乳首を擦った。
ビンビンに屹立した桃色をしごく様にして丹念に優しく転がしたかと思えば、
「あんっ…あっ!…やあんっ…やぁ…だぁ……」
突然強めに引っ張り、痛い程に抓る。
「んひぃっ!!」
「ほしたら……こっちはどないでっしゃろ……」
乳輪をなぞり、そのまま指を腹に這わせながらさらに下へと潜り込ませていく。
「そっ…そっちはだめぇっ!!」
「いやぁ……びしょびしょやんか。」
「きゃうッ!!」
指の間で糸を引くものを見せつけると、
「…〜っ!!」
カーッと顔面を紅潮させ、くのいちは顔を背けた。
「うふふ……可愛いらしいわぁ…。」
今まで見た事も無いくのいちの『女』の表情に、
幸村は興奮というよりも驚きの方が大きかった。
「あっ、やっ、ひゃあっ!! だめだめっ、だめぇーーっ!!」
「うわ…ごっつ……奥までグチョグチョや……」
「んうっ…んんうぅ……」
「うちの指…気持ちええの?」
ぐったりとしたくのいちの頬に手を添え、唇を奪った。
「ふううぅん……」
二つの舌が淫らに絡み合うため、二人の頬が世話しなく動く。
そうする間にも阿国の指が膣内で淫らに蠢き出し、音を立てて掻き回した。
堪らずくのいちは口内から熱い吐息を漏らし、夢中で阿国の舌に吸いついた。
いったん離れると、唇と唇が糸を引いていまだ二人を繋いでいる。
「どない?……気持ちええ?」
よく見なければ分からないほど小さく、くのいちが首を縦に振る。
「お嬢ちゃん……ほんに可愛いらしいわぁ……」
うっとりと見つめ合うと、その糸を辿って再び阿国は唇を重ねた。
続いて阿国はくのいちを抱き寄せると、その耳元で何やら囁いた。
「そっ、そんなの言えないよぉっ!!」
「幸村様? お嬢ちゃんがお願いがあんねんて。」
「…な…何だ……?」
「…………」
「ほら、早よぉ。」
くのいちの乳首をコリコリと転がし、何やらを促す。
「やんっ…!」
くのいちはモジモジと体を揺らし、上目遣いで幸村を見つめた。
耳まで真っ赤にし、おずおずと口を開く。
「ゆ…幸村様の…お……おちん…ん……しゃ…ぶらせて……」
「な…!?」
「やて。幸村様も早よお脱ぎやす。…お嬢ちゃんばっかりに恥かかす気ぃ?」
くのいちの白い首筋に手を添え、間接的に脅迫する。
「わ、分かった……」
鎧やふんどしを脱ぎ、幸村も全裸になった。
先程までの濡れ場を見れば、いかに誠実な男といえども充血する。
そのたくましく脈打つ勃起に、阿国もくのいちも唾を飲み込み見入った。
「ほ…ほな、こっちお越しやす。」
開脚するくのいちの真正面に幸村を陣取らせ、仁王立ちさせた。
「す、すまん…このような目に……」
「ううん……幸村様…ごめんね?…あたしのせいで……」
「まずはご挨拶したり…?」
先端に溢れる雫を、くのいちは舌でネットリと絡め取った。
「うッ…!」
「美味しい?」
阿国の問いにくのいちはコクンと頷き、亀頭を啄ばみ始めた。
時折幸村が呻けば、その度に勃起がビクンビクンと上下してくのいちの頬を叩く。
熱に浮かれた様な目で勃起と幸村を交互に見つめ、パクリと飲み込んだ。
「くっ…!!」
頬を窄めたまま首を前後に振り、幸村に奉仕する。
くのいちが咥え込んだまま見上げれば、幸村は口を開けて快感に震えていた。
「あぁん…お嬢ちゃん……。こんなん……うちも…おしゃぶりしたいわぁ……」
夢中で口腔内愛撫を送るくのいちの頬に口づけし、
くのいちと同じく太腿を濡らした阿国が催促する。
「んぷぅ………うん…いいよ…。」
頷いたくのいちが口から離せば、阿国がすぐさま咥えこんだ。
…チュポッ…クポッ…チュポンッ…クポ……チュポッ…クポンッ……
小さな口を精一杯開いて、亀頭を丸呑みにするくのいち。
奥の奥まで咥え込み、舌を絡ませながら強く吸い付く阿国。
互いに異なった音を立てながら幸村を味わい、奉仕する。
「半分こ…しよ?」
くのいちが問いかければ、阿国も微笑んで頷いた。
二人はさらに下に潜り込み、パンパンに膨らんだ陰嚢を左右一個ずつ丸呑みにした。
チュウチュウと音を立てながら舐め転がし、唇で突っつく。
裏筋を二つの舌が絡み合いながら昇っていき、頂点で嵐のような口づけが送られた。
「あぁッ…も…う………くッ!……だ…だめだ…!!」
幸村は太腿をガクガクと震わせ、その勃起はさらに固く張り詰めていく。
それに気付いた二人は勃起の左右に陣取り、竿の部分に唇を当てた。
まるで二人は勃起越しに口づけを行っているかの様で、
視覚的な興奮が一気に幸村を限界に登り詰めらせる。
無意識のうちに幸村が腰を振れば、二人の唇を荒々しく擦った。
阿国とくのいちは滑りを良くしようと舌を這わせ、精一杯唾液を乗せる。
「…くあぁッ!!」
二人の目の前で、勃起が大きく弾けた。
跳ねるようにして荒々しく勃起が暴れ、勢いよく精を飛ばす。
「あ。」
その様子を呆然と見ていた二人だったが、跳ねる勃起越しに目が合った。
ゴチンッ!!
「いったぁ……」
こめかみを押さえる阿国。
同じく勃起を咥えようとしたくのいちとぶつけたのだった。
どんどん溢れ出る精液を、くのいちは喉を鳴らしながら飲み干した。
愛しいほどに陰嚢に感謝の口づけを送り、さらに根元まで咥えて吸いついた。
「うっ…ああっ!!…そッ…そんなに……吸っ…!!」
「気持ひひい?…幸村様……」
「あ…ああっ……いい…ぞ……さ…最高だ……」
上からくのいちの髪を撫で、耳をくすぐる。
「嬉ひい…♪」
幸村の勃起は萎える様子など微塵も無く、張り詰めたままである。
「うふふ………ほしたら今度は幸村様…横になっておくれやす…。」
従順に幸村が寝転べば、阿国はくのいちを抱えてその上に導いた。
「ほら、幸村様。ちゃんと当てんと……」
ぐっしょりと湿った秘唇に幸村自らに亀頭を当てがわせると、
「お嬢ちゃん……堪忍♪」
「えっ?」
腋を掴んで持ち上げていたくのいちを、阿国はそのまま落下させた。
ズプンッ!!!
「ひゃあああぁーーーーッ!!!」
自身の体重で奥の奥まで一気に繋がり、くのいちは折れんばかりに背を反らせた。
失禁したかのように噴き出した潮や愛液が幸村の勃起を熱く濡らしていく。
「あっ……か…はぁ……あ……あぁ………」
見開いた目からは快楽に悦ぶ涙が溢れ、幸村の下腹部へと落ちていった。
「…幸…村様ぁ……大っき…いよおぉ……」
「そなたも……すごい…ぞ……」
精を搾り取らんがために秘唇はキュキュキュンッと愛らしく
根元を締めつけ、温かな膣肉は世話しなく蠢き、勃起に絡みつく。
「よいしょっと。…ほないきますぇ?」
落ちついたのも束の間、阿国はくのいちの腋を掴んでその体を上下に揺さぶった。
…ブリュッ!…グプッ!!…パブッ…ズチュッ……パブッ!!…プチュンッ………
「やんっ!あっ、あぁんっ!!…そっ…そんんッ!!……は…激し……」
「こんなんはどう?」
亀頭が抜けるか否かまでくのいちを持ち上げ、パッと手を離した。
ドプッ!!
「きゃうぅッ!!!」
幸村の上でくのいちはフラフラと揺れ、今にも崩れ落ちそうになる。
「幸村様…。うちも…うちも可愛がっておくれやす……」
そんなくのいちと向かい合うようにして、阿国は幸村の顔面に跨った。
「むぐッ!…むぐぐッ!!」
「あん!……ほ…ほら……腰も動かして、お嬢ちゃん可愛がったり……」
言われるがままに幸村がくのいちの軽い体を容赦無く
突き上げると、すぐにその口からは悦びの声が漏れた。
「あッ!…あんっ!…いいっ…いいよぉっ!!」
「お嬢ちゃん……」
あまりの愛らしさに、阿国は目の前でよがるくのいちの頬に手を添えた。
「あッ!…やッ!…はひぃッ!!…やんっ!………阿国…さぁん……」
うっとりと見つめ合い、唇を重ねた。
その間にも幸村が腰と口を使うため、二人の口からはくぐもった喘ぎ声が漏れた。
「むぐむぐ!!」
「あんっ!…どないしたんどす…?」
そうする内に、幸村が何やらもがき出した。
阿国の秘部をむしゃぶるようにして振り分け、口を開く。
「もっ…もう駄目だっ!!」
「どうなん?」
幸村の顔面から離れた阿国が、くのいちに問いかけた。
そのくのいちは幸村に貫かれるだけではなく、正面に陣取った阿国に
巧みに胸や舌をを吸われたために幾度も幾度も絶頂に登り詰めており、
「…なか…に……お願…い……この…まま………きて……きてぇ……」
聞いているのかいないのか、夢中で腰を振るばかりだった。
「し…しかし……うっく!!」
「そない遠慮せんと。」
再び阿国がくのいちの腋を掴み、豪快に二人を打ち付け合わせた。
「あっ!やん!!やっ!!だめだめっ!だめえぇーーーっ!!」
くのいちは狂ったかの様に高い声で喘ぎ、幸村は固く歯を食いしばる。
しかし幸村は首筋を大きく仰け反らせ、固く目を瞑った。
「…う…あぁ……で…出る……出るっ!!」
「幸村様ぁ……幸村様ぁっ!!……だぃ……きっ!!」
「くおぉっ!!!」
壮絶な放出感と共に、幸村の意識が薄らぐ。
そのせいでくのいちが最後に言った言葉が一部聞こえなかった。
真っ白な感覚に包まれ、幸村は全てをくのいちの体内に送り込んだ。
ぐったりと抱き合う二人と、その枕元でちょこんと座る阿国。
すると幸村があぐらをかいて座った。
「頼みがある……」
「頼みどすか?」
「どのような目に会ってもいい。私の命が欲しいというのならくれてやる。
だから彼女を…彼女だけは許してやってくれ…。この通りだ……」
そのまま幸村は頭を下げた。
「んふふぅ〜。せやなぁ〜?」
「頼む!」
「ほしたら、正直にお答えやす。…このお嬢ちゃんのコト、どう思てるの?」
「どう…とは?」
「せやから、好きなん? 嫌いなん?」
「それは……」
「正直に言うたって。」
幸村は、まだこの奇妙な状況に気付いていない。
「……好いている。」
「…っ!!」
普段から煌びやかなくのいちの瞳が、さらに潤い光り輝いた。
「思いのままを、言うたって。」
阿国はくのいちの体を起こし、二人を向かい合わせる。
「……私は…根っからの武人だ…。女性を喜ばせる上手い言い方など分からない…。」
「…………」
「私はこれからも戦場の中に身を置くのだろう…。
だが…それでもよければ……こんな私に付いてきて欲しい…。」
「…幸村様……」
「そなたが……そなたが好きだ。そなたが欲しい…!」
思いのままを全て述べ、幸村はくのいちを真っ直ぐに見つめた。
くのいちは先程から下を向いたままで微動だにしない。
「にゃはぁん♪ そぉ〜んなにあたしのコト、好きだったにゃんてねぇ〜?」
「な…?」
一転してくのいちは満面の笑みを浮かべて幸村の胸元に潜り込んだ。
「うふふ……ほしたらもうお二人さん、許したろ♪」
「なぁっ!?」
いっさい状況が飲み込めない幸村は、阿国とくのいちの頭をいったりきたりしている。
「そなたが欲しい!…だってぇ〜。にゃはあ〜ん、恥っずかしい〜♪」
くのいちは目元を擦るようにして、幸村の胸元に顔を摺り寄せ甘えている。
――これはどういう事か?
というか、さっき阿国が普通に忍法を使ったのでは?
これを説明するには少々時間を遡らなければならない。
海津城で、くのいちが阿国に襲いかかった時まで。
「いたたぁ……」
「お嬢ちゃん甘いわぁ。うち、以外と力持ちさんやで?」
鍔迫り合いの後に強烈な一撃を腹に受け、
くのいちは逆に倒されてしまったのだった。
「うぅ、しくったにゃあ……」
「お嬢ちゃん、幸村様…やったっけ? あの人好きなん?」
「にゃんとぉっ!?」
唐突な質問に、流石(?)の彼女も動揺を隠せない。
「うちがてっとうたります。うちがてっとうたら、相思相愛間違い無しや。」
「ほほう。で、で、どうやって?」
「やっぱり、ああいった男はんには一途で可憐な女の子や。」
「ふむふむ。」
今まで戦っていたとは思えないほどに、唐突に打ち解け合う二人。
こうして作戦会議が始まった。
「……で、幸村様をここに呼んで。うちがお嬢ちゃんをいぢめてて……」
「あ、でもあんまり激しく虐めると…幸村様って単純だからにゃあ…。
たぶんそのままブチ切れて向かってくる予感……。」
「ど、どないしよか…。」
「じっくり焦らしながら、言う事聞かせるとか?」
「ほんなら、うちは忍者ってことにしよ。にんぽーや、にんぽー。」
「そうだね。じゃあ適当に嘘ついてよ。あたしが頃合見計らって何か術かますからさ。」
「ほしたら……こんなもんでっしゃろか?」
「そだね。」
そうして細かい打ち合わせの後、くのいちは部下の女忍者に手紙を届けさせた。
勿論要らぬ事を言わさないために、届けたらすぐに気を失うよう暗示をかけて。
「じゃあ始めとこか?」
「そ、そうだね…。」
衣服を脱ぎ合い、互いの裸体を鑑賞し合う。
「う〜わっ、巨乳〜!!」
「うふふ…おおきに♪」
「あたしもそれぐらい……なるかなぁ……」
そっと手で覆えば、乳房全体がすっぽりと隠れてしまった。
「ううっ…悲すいぃ…。」
「幸村様に、あんじょう揉んでもらい?」
優しく抱き寄せ、クシャクシャッとその髪を掻き撫でた。
「うん…。」
「ほんなら、ちょっと縛るで?…その後、いぢめたるから……」
「う、うん…。」
――という訳だった。
「…敵さんはうちに任せて、お二人さんはここでゆっくりしいや。」
「あ、ああ…。」
一生今回の背景を知ることのない幸村は、何が何だか分からずただ頷くしかなかった。
「幸村様ぁん……」
チュッチュッと啄ばむ様にして亀頭に口づけを送るくのいちは、もはや聞いてもいない。
だが阿国が門を閉じる寸前に目を合わせ、
(あんがと♪)
片目を瞑り、口パクで阿国に礼を述べた。
「そう言えば……そなた、さっき何と言ったのだ?」
「え?…聞こえてなかったの!?……えっと…それは……内緒。」
「私はもう素直に思いを告げたのだ。そなたも言ってくれ。」
「うぅっ、卑怯も……じゃないか。……それじゃあ、一回きりだよ?」
「うむ。」
「……大好き♪」
トコトコと歩く阿国が、突如震え出した。
「うち……うち…なんてええ女なんやろぉ…♪」
両手を組み、腰をくねらせる。
すると懐から六文銭模様の付いた財布と、紫色の財布がポトポトと落ちた。
「あん、落ちてもうた。うふふ…毎度おおきに♪」
こうして阿国は、山道を再び登って上杉本陣へと向かった。
677 :
コテ:04/03/18 18:42 ID:MXzCQTGj
おそまつさまでした。
皆様いつもご感想くださってありがとうございます。
くのいちと幸村コンビはナイスですね。
というか、なんか話を進める毎に阿国がただの泥棒みたいになってる気が……
そ、それでは失礼します。
コテ氏乙!!
リアルタイムで堪能しますたハァハァ
くのいちかわええ〜〜!!
お、阿国タン責めキタ*・゜゚・*.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*::*・゜゚・* !!!!!
コテさん、ご馳走様でした(*´Д`)
くのいちが可愛くて良いなぁ・・・俺もくのいち・幸村コンビ好きです。
最高です。
微妙に肩身の狭いくのいちファンの一人として、もう何も言うことはありません
今回も阿国さん最高でした。コテさんありがとう。
しかし、武田信玄が作っていた金は、武田領内でしか通用しなかったんだよな・・・。
いきなり安土城まで行っちゃうのは危険かも。
ああ、神の居るスレ…(ぽわーん)
コテさん乙です!今回も堪能させて頂きました。
エロくてヒネりも効いてて、何重にも楽しめますね。
可愛がってくれるおじさんも期待してます。そして武田義信可哀想萌え。
うっかり幸村×くのいちで2本書いた者ですが
(その節は皆様レスありがとうございました^^)
コテさんの筆でこの二人が読めて激しく幸せですハァハァ(*´Д`)ハァハァ
阿国いい女だし、くのいち可愛いし、エロいし(・∀・)イイ!
密かに幸村×くのいちが好きな身としてはもう最高でした!乙です!
684 :
名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:21 ID:rfD2HGgr
やっときたーー!!待ってました
すまそあげてもうた
謙信は斬られ役か・・・。
>>635 いや、コテ神のことだから我々の予想をいい意味で裏切ってくれそう・・・と期待してみる。
あと、政宗もからませてほしいなと期待うわnなにをするklkじゅいおjfy
(;´Д`)ハァハァ
炎派は中断して戦国無双してこよう…
でも謙信は生涯不犯を貫いた武人ですからなぁ・・・。
斬られ役にならないまでもエロに使うのは問題ありまくりじゃない?
690 :
580:04/03/20 18:01 ID:kJMoneHv
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
コテさん乙です!毎回毎回おもしろいしエロいし(´∇`)ケッサクです。
くのいちかわいいし阿国も素敵ー
クッキー食い残しスマソ
捕手っておこうか。
ネタ練ってる人も書いてる途中の人も
ちょっと書いてみようかなと思ってる人もがんがれ〜。
待ってるYO!
神の後でだいぶガクブルなのですが・・・
>>373〜
>>379の政宗×お市の続編投下しますね。
政宗は20年早く生まれてきた、という年齢設定でお読みいただければ幸いです。
ちと長くなってしまったので勝手ながらエロなし前篇とエロあり後編で分けさせていただきます。
ではエロなし前篇からドゾー↓
伊達軍が桶狭間の戦いに乱入して3日。既に大将今川義元は討たれたがこ
の機に乗じてのの伊達軍と織田軍の今川所領をめぐっての争いの火花を散
らしていた。
しかし伊達政宗にはもう一つ目的があった。
「あの娘・・・覚えていろよ・・・」
政宗は以前織田信長の妹お市を手籠めにしようとして逆にひどい目にあった
のである。その雪辱をすすがんと今日も先頭きって戦いに身を投じていた。
「見ぃつけたあ。このあいだの女!」
雑兵の中に紛れて、少女はいた。政宗は無双奥義でもって回りの雑魚どもを
一掃すると、相手も気づいて玩具のような武器で攻撃をしかけてきた。
「あなたは、このあいだの助平!・・・・・・もう、今度は負けないわよっ。」
政宗はひょいと前転し、それをかわす。
「えい、やあ、とお〜・・・・・・もうっ、小さいんだからちょこまか動かないでよー。」
「小さいは余計だ!馬鹿めが。」
「だって本当に小さいんだもん・・・・・・て、あ、あれれ。」
回避する政宗に当てようとしているうちに剣玉の糸で自分をぐるぐる巻にしてし
まった。お市は必死で解こうとするがむやみやたら動いたせいでかえってこ
んがらがってしまう。
「・・・ばかか、お前は。」
「あーん、とれないよー。」
「縛られるのが趣味か?よし、じゃあもっと縛ってやろう。」
「市はそんな変な趣味ないもんっ・・・て、なにするのお・・・?」
政宗は好都合とばかりに簡単にとれないように縛りあげると、お市を軽々と抱き
上げた。
「きゃあ、お尻触らないでよぅ・・・・・・ね、ねえ、どこに連れてくつもりなの・・・!?」
「さっき砦を一つ落としたんでな、そこに連れてく。この間の言葉、忘れたとはい
わせんぞ。」
「ふぇ?な、なんだったけ・・・?」
「ばかめ。『今度会った時は必ず犯ってやる――』そう言ったであろう。覚悟はで
きておるだろうな?」
政宗はお市の顔を見ながら、歯を見せてにたりと笑った。獲物はひぃ、と脅
えの声をあげる。
「うえ〜ん、誰かぁ、お兄さまあ、たあすけてえぇ〜〜〜」
お市の悲鳴が足軽倒れる戦場に、虚しく響いた。
砦にて――
お市は縛られたまま、床に放りだされた。
「ねえ〜、これ、ほどいてようー」
「バカめが、そう言われてほどく奴がおるか」
「え〜ん、やっぱりあの時に討ち取っておけば良かったぁ・・・・・・」
「後悔先立たず、だな。ばかめ」
獲物はいきのいいほど美味い。政宗はジタバタしているお市を楽しげに眺めな
がら服の上から少女の体を撫で回した。縛られてるせいか肉の柔らかみがよ
り強調されているような気がする。
「お前、生娘か?」
突然の不躾な問いかけにお市は顔を真っ赤にした。
「あ・・・あああああ当たり前じゃないっ!」
「吃るな。ばかが。」
「・・・・・・・・・・・・・・・あなたは・・・・・・・・・その・・・・・・・・・・・・・・・経験、あるの・・・・・・?」
おずおずとお市は尋ねると、政宗はせせら笑って答えた。
「当たり前だ。ばかめ。」
早くから女を知っているという事がこの少年の傲慢さを増幅させているといって
も過言ではない。
「わしには妻がいる。」
「えええええ〜〜!!」
「そんなに驚くな、ばかめが。」
「・・・・・・全然、そうには見えない・・・・・・」
自分と年の変わらないのに既に結婚していることにも驚いたが、それよりもこの
助平な餓鬼大将に付れ添っているのはどんな姫なのか、お市には考えてみて
も想像がまるでつかなかった。
「こんな所で、その・・・浮気、なんかしちゃってもいいの?」
「ばかめ!おかしな心配などするな。余計なお世話というものだ。ばかが」
「そんなに馬鹿馬鹿いわないでよぅ・・・・・・」
この子の奥方様、大変そう――ともっと余計な事をお市は考えていた。
「だいたいあなた、総大将なんでしょう?こんなところで寄り道しちゃってもいい
の?」
「すぐ済ませるから平気だ。ばかが。」
あくまでこの子虎は子ギツネを食べる気満々である。政宗はお市に覆いかぶさ
るとその股に、自分の膝をぐりぐりと擦りつけた。
「きゃ、あん・・・あん」
「本当だったら全部脱がしたいところだが、ここがあれば用は足りるからな」
「いやん・・・痛い、痛いよ・・・・・・そんな所こすらないで・・・・・・」
「おとなしくしてろ。ばかが。」
「また馬鹿って言われた〜ふみゅう・・・ん・・・ん・・・」
唇が塞がれた。柔らかい少年の唇は、少女の上唇と下唇を交互に優しく吸いあ
げた。吹きかかってくる息がこそばゆい。なんだかそれがとても心地よくて、お市
は政宗に対しての嫌悪感が自然と薄れていくのを感じた。
(・・・これって上手、ていうことなのかなぁ?)
やはりお市もお年頃である。こういったことに興味がないわけではない。ただし、
"あんなもの"を口にいれられるのはもう二度と御免だが――
お市は目を開けたまま、少年をまじまじと観察していた。
(奥方様いるっていってたもの・・・・・・何回もしてるわよね。こういうこと)
(口吸いの時って、こう首を動かすのかあ・・・・・・ちょっと勉強になるな・・・)
(まつげ・・・長いんだな・・・・・・結構、かわいい顔してるのね・・・・・・・・・)
「じろじろ見るな!!」
「きゃっ!」
お市の見つめる視線に気づいた政宗は一喝した。
「あう・・・・・・そんなに怒らなくてもいいじゃない・・・」
「わしは顔を見られるのが大嫌いだ!!」
この少年は自分の顔のおいて一カ所だけ、心底嫌ってやまない部分がある。
だがお市がそのことに気づくのはこれよりもずっと後のことであった。怒鳴ら
なくても、と思ったがお市は素直に謝ることにした。
「ごめん・・・」
「もしかして接吻も初めてなのか?まったくどうしょうもないネンネだな。」
「・・・あなたが・・・この間私にしちゃったじゃないの・・・」
「そういえばそうであったな。」
目は閉じておくもんだ、馬鹿が――政宗はそう言うと今度は舌を差しこんだ。
「ぁう・・・・・・・・・」
お市が、どう反応すればよいかわからぬままでいると少年の舌がお市のそれを
捉える。素直に目を閉じていたお市はただ、されるがままにまかせた。
「んん・・・んん・・・」
二人の舌が口腔内でまるで生き物のようにお互いを求めあい、絡みあった。
(ふぅ〜ん・・・・・・こういうこともするんだぁ・・・・・・)
新しい事を知ったお市は自分でも不思議なくらいに胸がドキドキしていた。その
胸に少年の手が触れてきた。お市は反射的に、貞操を守るべく政宗を肩で突き
飛ばした。
え〜
今 宵 は こ れ ま で に い た し と う ご ざ い ま す る。
前篇は以上です。エロあり後編はたぶん・・・今週中にはうpさせます。
拙い見習い作品ですが場つなぎにどうぞ。
>>650 乙です!
>政宗を肩で突き飛ばした
この後がすごく気になる…
後編楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
職人見習い殿、乙です。
エロなしと言いつつ結構ハァハァなシーンがあちこちに。ふふふ。
政宗、結婚後の設定だったんですね。
今後どんなテクを披露してくれるのか楽しみです。
しかし懐かしいフレーズだなぁw<今宵はこれまでに
ゲーム本編では個人的にいまひとつお市には入れ込めなかった自分だが
激しく 萌 え て まいりました(・∀・)!!
グハァッ!寸止めとはやりおるw
こんなちびッ子が婿とはめごタンも大変だな
うふふ
>>650 バカめ!それくらい待てぬほどバカではないわ!
職人様達の作品を見てたら書きたくなりました。
出来あがったら載せてもいいですか?
>657
もちろんですよ!
首を長くしてお待ちしてまつ(・∀・)
>657マダカー
712 :
659:04/03/24 21:03 ID:zXla/WiZ
焦らされると余計ミタクナルー
>>659 まあまあもちけつ。
>>657は「出来あがったら」載せるとのことなので
まだこれから書くところですよ。
政宗×お市の後編も阿国タンの続きも楽しみだ〜♪
阿国まだかな〜
657です。待ってくださった皆様ありがとうございます。
神々の後で恐縮ですが乗っけさせてください。
長いくせに全然エロくないですが…w
「本当にバカだよね」
はぁ〜とため息をついて横へ座った。
「馬鹿?」
「うん。雪村様って本当にバカ。それも重度の」
くのいちは「はぁ〜」と二回目のため息をついてから彼の体を見る。
うん。これが「バカ」って言われる原因。
床から起き上がった雪村様はゆったりとした着物を着ている。
ただ、何時もと違うのは着物の下が肩から腹にかけて上半身が
まるまる包帯で巻かれているって事。
単独で乗りこんできた半蔵にコテンパンにやられたのだ。
「こんなにやられちゃってさ〜!武士なのにー!」
「だいたいさ!あんなヘボ忍者に負けちゃうなんて!キー!信じられない!」
くのいちは両手をぶんぶん降り回して怒る。
雪村様があんな根暗忍者にやられちゃうのは悔しい。
今すぐ報復に行ってやる!なんて大声をだしたら
「駄目だ」
主君からのストップ。
「にゃは〜。ケチ」
でも、雇い主様には逆らえないので、ぺろっと舌を出して抗議をしてみた。
「代えてくれないか?」
雪村様は上半身だけ着物を脱ぐ。
無色の着物が逞しい褐色の肌へ変わった。
「うん」
雪村様の後ろに回る。見なれた大きな背中。
背中の中心で頑張っている結び目を解く。
パラっと音がして布が手へ落ちた。まだ白い布。
戦いの傷口を覆う布ありがたい布だ。
でもそれが段々と赤く変わる時が嫌だ。
痛々しい傷後をいち早くを想像させるから。
「……」
手の中でするすると形を変えていく白い布。
ーあ、ここからだ…
白い布は前置きも無く真っ赤になってた。
717 :
657/ 雪村×くのいち〜3:04/03/24 23:52 ID:h/y9+b2V
「すまないな」
「……」
「そなたには心配ばかりかけているな」
「……そんな事、ないけれど」
お仕事だからね。と言いそうになったけど止めた。
するする、するすると。
赤い布が解けていく。
やがて、赤い布も全部消えて雪村様の大きな背中が見えた。
日焼けした逞しい背中。着やせするタイプなんだな〜と関心しちゃう。
でもその背中には大きな傷がついている。
「本当にバカだよね…こんな所に傷作っちゃうなんて。もしさ、
半蔵の鎌に 毒が塗られてたら……どうすんの?」
「毒なんて塗ってあるのか?」
「忍びは暗殺もやるんだよ!、一撃で仕留めなきゃ意味ないじゃん!」
当たり前よ!と言った後
当たり前の事に気がつかない雪村様にまた、「バカ」と呟いた。
「そうか……気をつけないとな」
バカバカ言われっぱなしの性か雪村さまは俯いた。
まあ、何時もの事を気にするくのいちではないが。
「そーなんです!ボケボケした雪村様は何かと危ない目に会います!
この傷跡が何よりの証拠でぇーす!」
にゃははん!と笑うと雪村様も笑った。
「そなたの忠告、ありがたく頂いておく」
「うん……」
その背中が何か言いたそうで、でもくのいちは聞きたくないから
傷口にそっと触れた。
「どうした?」
「バカだよ」
「すまないな…今度から注意しよう」
「そうじゃないよ!バカ!」
――本当に何も解ってない。
くのいちは込上げる怒りを必死に押し殺す。
「雪村様って、本当にバカだよ―――。もう解ってるんでしょ?豊臣は…」
「言うな!」
「えっ……!」
逆に怒鳴られちゃうだなんて予想してないから、くのいちは驚いた。
「あ…うん……」
「……」
「うん……」
「にゃはーん!熱いねぇ!男だよ!」
パンパンと手を叩いてはしゃいで見せる。
「雪村様ったら!そう言うと思ったもん!
ジョークだよ!ジョーク!雪村様の漢度を試すためのジョーク!にゃはは!」
無理な明るい嘘は
雪村様に、自分に言い聞かせる様だった。
にゃははん!と笑いながら背中をバシバシ叩く。
「にゃはん、感服でゴザイマス!やっぱり、もののふ――――」
「すまない――」
一瞬、虚空に浮いた後、ふわっと、大きな腕で包み込まれる。
「雪村…さま……」
「すまない……」
搾り出す様な声。
「何よ……」
「何なのよ……」
心配かけて、怒鳴って、抱きしめて、
こんなの反則だ。
本当に反則だよ。
どちらが先に一線を越えたのか?
気がつけば関係を持っていた。
背中に腕を回し唇を重ねる。
頬に当てられた手が暖かくて、ええと……なんだったけ?
そうだ!恋愛物語のヒロインだ!
くのいちは昔、気紛れで読んだ物語の彼女を思い出した。
彼女もこんな感じだったのかな〜と考えていると
雪村様の舌がくのいちの下唇にチョンチョンと当たった。
それが合図って事でゆっくりと口を開く。
「ん――!」
と、同時に舌が勢いよく入りこむ。咥内で待機中の舌を舌と絡ませ、吸いあう。
咆哮に似た淫猥な音は部屋中から聞こえる様だった。
「あーーにゃはぁん」
やっと開放された唇からは甘い声が漏れた。
「もー!苦しいよ〜!」
「ん……すまない」
激しい愛撫は鎖骨へと移動する。
「あんっ!にゃはぁ……!くすぐったい〜」
クスクスと笑うくのいちを見て雪村様は
胸元に手を伸ばした。二つの蕾は刺激を受け薄布を盛り上げている。
敏感になっている乳頭を片指で擦ってみた。
「きゃはぁ!やぁん!」
乳頭から走る電撃に体をびくびくと痙攣させて仰け反る。
「感じるか?」
くにくにと勃起した先端を弄繰り回と
くのいちは絶え間無く与えられる快感に体をくねらせて悶える。
「あぁ!やぁん!駄目ぇ」
その度に漏れる甘い声。今度は服の上から甘噛してみる。
「はっ!ひゃん――!ヤダヤダー!助平ェ」
これは効いたのか、じたじたと腕の中で暴れる。
「そなたはこれが好きだろう」
耳元でウィークポイントを囁かれたら真っ赤になるしかない。
「あぁん、違うもん。バカバカ!」
あーもう!コレでは真田ペースだ。
ここで何とかしないと、終わりまで雪村様のいい様にされる。
己の危機を感じたくのいちは最後の手段に出た。
「にゃは〜ん、見てろ〜見てろ〜!」
当然、狙うは真田丸。
雪村さまの厚い胸板に置かれていた腕を移動させる。
「うーんしょ!」
くのいちの細腕が伸びた。後少し!後少しで天守閣!にゃはん!
―――が!
逆転を許さない真田丸……じゃなくて雪村様によって、
ひょいっと体を持ち上げられ、倒された。
「あー――酷いよ―!ずるい!」
「ずるい?何がだ」
形勢逆転ならず。こうなったら最後まで雪村様のペースだ。
悔しい事に雪村様は「何がずるいんだ?」って顔している。
「にゃはんチクショー!!」と言う暇も無く服を剥ぎ取れる。
剥き出しになった秘部にスースーと風を感じる。
雪村様の太い指が薄い草原を掻き分け入り口をなぞった。
「あっ!あぅ」
肉ヒダを十分に掻き分け狭い入り口に侵入を試みる。
何度も愛したそこはぐっしょりと濡れ、太指の進入を歓迎した。
「あっ―――!あん!指、太いよぅ!」
ジュプジュプと音をたて、進入する指の快楽。
親指をたて、肉芽を刺激すると膣内がキューっと締まる。
「はぁん!あふぅ、そんなに攻めちゃ……駄目ぇ」
普段とは違う表情。毎回思うのだが、可愛いらしいと思う。
頬にキスをすると、くのいちは嬉しそうに微笑んだ。
「にゃは……くすぐったい」
「あっああ――――!」
十分の濡れそぼった箇所へ陰茎を突き刺す。
少女のそこは十分な程、陰茎を飲みこみ卑猥な音をたてた。
「あっ!にゃはぁ!!」
激しい責めに、両手が布団を離した。
行き場の無い両腕は虚空に伸ばす。
「捕まってろ」
柔らかい手を背中に誘導させると一気に貫いた。
「はっ―――ひゃあ!」
背中に食い込む細い爪。くのいちの気紛れか偶然か、
あるいは……?
食い込んだ場所は傷口を離れていた。
「くっ……」
容赦無い絞めつけに声が漏れた。
更に彼女を貪ろうと、腰を抑えつけてた手を乳房へ移す。
未発達な乳房をふにふにと揉み解し、真っ赤に腫れた乳首を指先で弄んだ。
「やぁん!おっぱいは駄目ぇ!」
「そんなに感じるのか…?」
駄目と言われれば余計やりたくなる。
今は理性がまともに機能しないから尚更だ。
膣内への攻めを行いながら乳房を上下へと揉み解す。
「ああ!すご……すごいよぉ!」
「名前……」
突然、雪村様が口を開いた。
「え?」
「呼んで欲しい……」
くのいちは戸惑った。
理由は簡単。初めてそんな事を言われたから。
真っ直ぐな瞳。雪村様は何を思っているんだろう?
「雪村さま……」
小さな声で呼んでみる。すると、雪村様はふっと笑った。
「雪村さまって笑うと可愛いね」
「む……複雑だな」
クスクスと笑いあう。笑った弾みで頭がぶつかった。
コツンと小さな音。それだけで嬉しくなった。
「雪村さま…」
「なんだ?」
くのいちは真っ直ぐ雪村の顔を見る。
「アタシ、ずっと雪村さまの事守るね」
「そなたが?」
雪村様はちょっと驚いた顔をしたがすぐに真顔に戻った。
「頼りにしている」
「にゃはん。任せて!」
ちゅっと雪村様の頬へキスをする。
そして、二人で快楽へと戻った。
「雪村さま!雪村さまぁ!」
何度も雪村様の名前を呼んだ。
頭が真っ白になるのと、暖かい精を感じたのは同時だった。
「雪村様ケガしてるからね。アタシが何とかしなくちゃ」
何時もの明るい声でトントンと屋根瓦を上る。
「雪村様が死んじゃったら楽しみがへっちゃうし」
「ん〜!家康を倒したらお土産に家康の兜を持って帰ろうかな!
で、お館様のお墓の前でそれ被ってタヌキ踊り。うしし…。笑っちゃう!」
墓の前で踊るくのいち、コラ!っと叱る雪村様。
何時もの光景だけれども、想像してたらおもいっきり楽しくなってきた。
「さぁて、最後のお仕事!頑張りましょ!」
目指すは家康の首。最後の仕事が始まった。
「雪村さま〜ねぇ〜雪村さまぁ〜」
雪村様はぐっすりと寝ている。
早起きな雪村さまにしては珍しい。昨日は徹夜で軍議だったのかな?と首を傾げた。
「起きてよ〜!可愛い部下のお帰りだぞ〜!」
早起きは『三文の得…って真田は六文か!にゃはん!』
なんて言いながらツンツンと腹を蹴る。
「ねぇ〜、寝たふりでしょ〜!」
ここまでして起きないなんて、絶対に寝たふりだ。
ばーって飛びあがって驚かすツモリ。お茶目さんめ。
「ねぇって、ねえってばー!」
「起きろ〜!起きろ〜!」
「雪村さま〜真田さま〜」
「あ―――!もう!バカ!バカ!大バカー!」
何度も揺する。
何度も叩く。
でも意地悪な雪村様は全然起きない。
「もーーー!いいよ!バカー!」
ついに根負けしたくのいち。ピョンっと軽く飛んだ。
ピョン、ピョン。
何度か飛ぶ。
その場を離れる様に。
「バカ。バカ。本当にバカ」
何度も飛ぶ。雪村様から離れる様に。
「バカバカバカバカ―――」
心の中で何回も、何百回もバカって言った。
―バカバカバーカ。
―バカバカバーカ!
―本当にバカみたい!
やがて、足が止まった。
「アタシ……バカみたい……」
もう降り返っても誰もいない。
そう思った。
以上です。くのいちと雪村の微妙な関係が好きなんですが、
エロ雪村は難しいです…。神々を見習いたい…。
所で、半蔵→くのいち×雪村のエロギャグなんてどうでしょうか?
ちょと思いついちゃったんですが…w
729 :
名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:17 ID:d6tY8sla
リアル投下キター(AA略)よかったです。最高です。最後の幸村はどうだったんでしょうか?私は彼は死んだのかと思ったのですが・・・。違ったらごめんなさい。エロギャグいいですね!是非読みたいです。ネ申よお待ちしております。携帯からでごめんなさい。
よかったです!
そして次の作品お待ちしてます。
すごく良かったですよ!
最後がものすごい泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
半蔵→くのいち×幸村も期待してます!
これってくのいちのED?だとしたらモエー
>657氏
幸村×くのいちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!
乙!イイヨイイヨー
ただひとつ我儘を言わせてもらえば
「雪」の字を「幸」に・・・。
ちょっと(ほんのチョットな)気になったスマソ
734 :
657:04/03/25 12:02 ID:iF7OI7gr
>687
申しわけありません。今更気がつきました。
ああ…お恥かしい…
それと感想をくださった皆様ありがとうございます。
一応くのいちEDを意識したものだったのですが、
改めて読むと何がなんだか…
乙でした!!最初から明るいくのいちが元気に飛び回っていたため、
最後のセリフでふっと現実に戻された感があってすごい心に残った…
つーかくのいちEDあんまり見てないんですけど、結局幸村は死んじゃうんですよね。
続編も出す気満々のくせにつわものですなコー○ーったら。(*´∀`)σ)´Д`)
↑ハァ?
ED(勃起不全ではない)で氏んじゃうキャラ結構いるよねー。
まあ、三国無双とかでも途中で氏にイベントあるキャラが
次作で普通に出てきてるし。
そういや太史慈とかも普通に氏んでたな。
尻に矢が刺さって・・・無双2だけどよ。
何でもいいが無双3並みに歴史を改変したシナリオは勘弁。
そしてこのスレに来ると前は嫌いだったくのいちが不思議と好きになる罠。
ムービーEDで死ぬのは
幸村、信長、濃、明智、蘭丸、?
>687
漏れは元々くのいち好きだったが
ここで神々の作品読んでますます好きになりまつたよ(・∀・)
741 :
名無しさん@ピンキー:04/03/28 03:21 ID:G5ExL8Z+
>>688 場面としては出てこないが半蔵も討ち死にしてたな。
>>690 家康「ムフフフフ、逝村もいまごろ半蔵が・・・。」
使番「忍者ハットリくん、討ち死に!」
お市を抱く長政ってほとんど犯罪者に見えるだろうな
実は無双長政の年齢も15前後だと思ってみる。
>>692 そこでお市コス替えですよ。
獣k(ry
そろそろコテさんが来るヨカーン!
748 :
名無しさん@ピンキー:04/03/30 13:21 ID:rPH+uhEx
家康「や、奴は不死身か!!」
幸村「ああ。」
旗本「言い切ったよw」
突忍「ホイホイホイホイ」
おい、笑わすなよw
どこがおもしろいの?
>>700 飛忍「YO!」
↑
ここら辺が面白い。
>>693 現実では長政とお市は二歳違いくらいだったはず。
>>700 家康「や、奴は不死身か!!」
幸村「ああ。」
旗本「言い切ったよw」
突忍「ホイホイホイホイ」 ↑ここのwらへん
ネタを解析するお前らが一番面白いですw
ホノボノ
年度末は職人さん方も本業で忙しいのじゃろうか。
巨大にぎりめしでも食いながら待っていよう…。
政宗×お市を書いている見習いです。
前回エロ無しにもかかわらず読んでくださった皆様、
及び感想までくださった方、ありがとうございます。
・・・申し訳ありませぬ(汗)
エロ有り後編もうしばらくお待ちくださいませ(滝汗)。
濃姫書いて
>>707 楽しみにしつつのんびり待ってますよー。
761 :
コテ:04/04/02 19:03 ID:ARqZnOhC
>>627,628,629,630,631,632,633,639さん、ご感想ありがとうございました。
今作は上杉謙信が出てきます。
申し訳ありませんが
>>638さんのように謙信ダメな方はスルーでお願いします。
あと、今作は別コスチュームでお召し上がり下さいませ。
「あぁ……やっとこさ抜けた…。えらい霧でどないしよか思たわ……」
山道を進む阿国を待ち構えていたのは、濃い霧だった。
それでも阿国は不屈の闘志を燃やして霧中を進み、とうとう妻女山を越えた。
「あれでっしゃろか…謙信てゆうお人がいはるのて。」
くのいちから聞いた敵の名は、上杉謙信。
その謙信は持てる全ての兵を妻女山の前面に展開させており、
阿国はがらんとしたその本陣に容易に侵入することができた。
一番立派な天幕をヒョコッと覗けば、大男が座禅を組んでいる。
「戦場に女は不要。早々に立ち去るがよい…。」
先程武田信玄に斬りかかったこの僧は、阿国に目を移す事すらなく言い放った。
「つれない人。でも、そこがええわぁ……。」
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
「お…おんべぇ…?」
それっきり謙信は目を瞑って座禅を組んだまま、この御真言を唱えるばかりだった。
「今のん、何どすの?」
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ…。オン・ベイシラ……」
「なぁ。…なぁ。なぁて。」
ユサユサと謙信の肩を揺らし、顔を覗き込む。
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ…。オン・ベイシラ……」
プニプニと頬を突っついたり、グニ〜と左右に抓って広げる。
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ…。オン・ベイシラ……」
「ケン・シンサマキイテオ・クレヤス…。ケン・シンサマ……」
真似するように阿国は唱える。これはかなり鬱陶しい。
「五月蝿い!!」
「きゃッ!………び…びっくりしたぁ……」
突然目を見開いたかと思えば大声で怒鳴られ、阿国は尻餅を付いた。
豊かな胸を押さえ、飛び出そうな心臓を抑える。
「我は今、新たな力を得るべく式神との契約を結んでいる最中だ。
契約には精神集中と確固たる闘争への意志が要る……疾く去れ!!」
「そないに言わんでも…。どんな式神はんを呼びはんの?」
ギロ…と阿国をきつく睨むが、無視すればもっと鬱陶しい事になる。
謙信はしぶしぶ質問に答えた。
「……契約してみねば分からぬ。」
「ふ〜ん…。せやなぁ…うちやったら何がええかなぁ?…そ〜やなぁ……」
「…………」
「おうどんかなぁ?」
「う、うどん…だと?」
「そうどす。おうどんがええどす。お揚げがじゅわ〜ってなった……」
というか、単に今うどんが食べたいだけの阿国だった。
「そ…そうか…。精進するがよい…。」
ニコニコと微笑む阿国と見つめ合った後、謙信がようやく我に返る。
「…!!」
「どうしやったんどす?」
二、三度首を横に振り、謙信は再び契約の儀式に取り組んだ。
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
「あ! またや!!」
今度はどれだけ阿国がちょっかいをかけようが、謙信は聞く耳をもたなかった。
ひたすらに御真言を唱え、どれだけ揺らされようが座禅も崩れない。
「もう戦、しもてくれはりまへん?」
しかし阿国が次のように切り出すと、その眉がピクッと動いた。
片方の目がうっすらと開き、阿国を睨みつける。
「何だと…!?」
「うち、ちょっと用事があるんどす。」
「ふざけるな! 貴様の私用で、戦が終わらせれるものか!!」
「そない言わんとぉ。な?」
ペタンと前屈みに覗けば、強烈な谷間が謙信の視界に広がる。
両腕を地に付けているために二の腕によって乳房が更にきつく
寄せられており、谷間の線が普段よりさらに長く伸びていた。
「ふっ……ふっふっふ……」
「なに笑ろてんの? あ、うちのおっぱ……」
「残念だが、我に色仕掛けなど通じぬ。」
「い…。……そうなん?」
「もはや俗物への興味は皆無。…分かったら大人しく去れ。」
「…………」
不満そうに唇を尖らせると、阿国は立ち上がってトコトコと歩いていった。
「…………。……オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
「どないしよ…。」
大人しく立ち去るはずも無い阿国は、そのすぐ裏手の天幕にチョコンと座っていた。
「うちのおっぱい見て顔色ひとつ変えへんお人なんか初めてや……。
もしかしたら、衆道のお人ちゃうやろか? せや。絶対そうや。お尻や。」
当然謙信には丸聞こえで、とても契約どころではなかった。
大きく咳払いをすると、阿国の声がヒソヒソと小さくなる。
「うわ、やっぱりそうなんや。衆道はんや。お尻や。」
「いッ、否ぁっ!!」
「うふふ…そないムキにならんでもぉ。ええやんか、それはそれで。お尻ぃ。」
「去れ! 帰れ!!」
幕越しの珍妙な会話だった。
(でもこれは困ってしもた…。何や変わった方法で落とさな……。)
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
(変わった方法……変わった…変った…………)
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
「せや!!」
「オンっ!?……くそっ、オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……」
突如阿国が大声を挙げたので、謙信もつられて声が裏返った。
「これやこれ。」
謙信は目を瞑っているためによく分からないのだが、天幕の
向こう側からはシュルシュルという衣擦れの音が聞こえた。
「なんやこの白いの。……こう…履くんかいな………ぁいたっ!」
それと共に、ドテッという転ぶ音も度々聞こえた。
「もう……こないにかかとの高いお靴、動きにくいねん。」
「…?」
「謙信様。」
しばしの静寂の後、謙信は再び声をかけられた。
とうとう堪忍袋の緒が切れた謙信は、大声で怒鳴ろうと目を見開く。
「貴様ッ、いい加減…っ……!?」
そこには、今までに見たことも無い衣装をまとった阿国が立っていた。
短すぎる裾から覗く、先程までは赤い袴に隠れていた迫力ある太腿。
そこから急速に細くしなやかに締まっていく、ふくらはぎやくるぶし。
割れた胸元からこぼれる豊かな谷間。
「どないどす…?」
束ねていた髪は解かれ、一変して大人の女としての魅力を引き出している。
歩み寄るだけで短かな裾からは秘部が見えそうで、謙信は急ぎ目を背けた。
「貴様、何を企んでいる!?」
「企むやなんて…。うちはただ、もう戦をしもてほしいだけどす。」
「本気…か…!?」
「本気どす。……あら、しもた。」
唐突に何やらを後ろに落とした阿国は、振りかえると尻を突き出して拾おうとした。
一瞬、謙信は完全に秘部が丸見えになるものだと思っていた。
しかしそこは阿国が苦戦しながら履いた白い下着によってそのほとんどが
隠されており、艶やかな美尻もその半分は隠され、素肌は見えなかった。
「いややわぁ、拾えへん。」
下着に包まれたムチムチとした尻がそのまま謙信に近づく。
「どこやろ? どこに落ちたんやろぉ。……てゆうか、何落としたんやろ?」
何も落としていないのにも関わらず、阿国は拾う仕草を続けるために、
大迫力の尻部が契約中で身動きの取れない謙信の目の前で踊った。
女性の尻が目の前にあるという事実もさることながら、その薄い布切れの
向こうにある秘部が『見えない』のではなく『隠れている』という事が、
かえって斬新かつ新鮮な刺激を謙信に生んだ。
今まで封印されていた謙信の男の本能を徐々に、だが確実に蘇らせていく。
謙信の下半身に血が一気に駆け巡り、力が漲っていった。
「いやぁ……こない起っきしてからに……」
座禅を組む謙信の下腹部に、阿国は潜り込むようにして入り込んだ。
「や、やめろ…!!」
聞く耳もたず、袴から怒張した白い勃起と陰嚢を導き出す。
太さこそ人並みだが、その長さは阿国の想像以上だった。
阿国の体奥が微かに疼き、痺れた。
「…ええんよ。うちの事は気にせんと、お続けやす。」
「くッ!!」
パクリと咥えられ、謙信の口から低い呻き声が漏れる。
「んふふふふぅ〜〜♪」
深く咥え込みながら謙信を見上げ、阿国は得意げに笑った。
先程の屈辱を晴らし、相当嬉しかったのだろう。
強烈な吸引と共に、温かでヌルヌルした輪が勃起をしごく。
阿国が次々と唾液を送れば、みるみる内に陰嚢までもがベトベトになった。
「んふふ……したたっておますぇ?」
さらに潜り込むと、自身の唾液にまみれた陰嚢を音を立てて啜った。
その間にも鈴口周辺を指の腹でクリュクリュとくすぐり、軽く突っつく。
「う…あぁ……くッ…オ…オン・ベイ……ベイッ……ベ……ベイ……ベイッ…!!」
凄まじい快感に襲われながらも、それでも謙信は契約を進めようとした。
しかしながら快感に痺れる頭はまともに口を働かせず、下腹部にのみ集中していく。
「まだそないな抵抗してからに……」
舌をチロチロと踊らせながら裏筋を昇り、ネットリと窪みを一周した。
「…これでどない?」
謙信を見上げ、しばし見つめ合う。
ガチガチに固まった亀頭を口元に導き、阿国はすっと目を瞑った。
チュッ……
「くうぉッ!!」
まるで愛しき者にするかの様な接吻を亀頭にされ、謙信の興奮が一気に高まった。
「うッ…く!!……くぅッ!……ぐ……ぐ……!!」
ビキビキとさらに固く激しく膨張する勃起を、阿国は咥え込んだ。
無意識の内に謙信が乱暴に腰を動かせば、阿国の唇が荒々しく蹂躙される。
「…んぶっ!…ぶぷぅっ!!…ぐぅっ!!…んぷっ!!」
「うおおおッ!!」
「んぐッ!?…ん゛ーーーーッ!!!」
阿国の口から勢いよく精液が溢れ出て、その壮絶な射精を物語る。
「んぶぁッ!!……ゲホッ!ゲホッ!!…コホッ……ゴホッ!……」
「あ…あぁ……」
何年ぶりかに感じる射精の素晴らしい快感に、謙信は打ち震えていた。
全身は小刻みに震え、時折腰は大きく跳ねた。
「…もぉ……こないな濃いの…飲ます気どしたん?」
口元に残る塊を指で掬い、悩ましく舐め取る。
「な…何を……貴様が…!!」
「うふふ……出したんは謙信様どすぇ?」
シュルシュルと白い下着を脱ぐと、謙信の上に跨った。
馴れ馴れしく首に手を回すと、至近距離で悩ましく見つめる。
「うちも……ええ?」
「ば、馬鹿者!! 我は僧だぞ!! これ以上は……」
「ええんよ、我慢せんでも。」
「聞けーーーっ!!!」
そっと根元を摘まみ、秘唇に当てがう。
相当湿っていたのか、それだけで亀頭が濡れた。
「や…やめろ!!」
「せやから、何とも無いんやったら小さくしたらええんどす。」
言葉とは裏腹に、勃起の裏筋に指を這わせて血行を促進させる。
「…うっく!!…や…めろ……おぁっ!!」
阿国はゆっくりと腰を沈め、謙信と一つになった。
「おっ…大っきいぃ……」
結合の快感に阿国は震え、キュッと謙信の体にさらに纏わり付いた。
「どない……?」
「…は…なれろ……」
閉じた目を震わせ、謙信は耐えに耐えている。
「いやどす♪」
そう言って阿国は謙信の肩に手を乗せると、自らの腰を振り始めた。
「んっ……あっ…あん!…んふっ……い……ひんっ!……」
ググッと腰を沈め、奥深くまで亀頭を取り込むとそこでコンコンと子宮口に挨拶させた。
「やんッ!!……これ……これ…好きぃ……」
「ううっ……良……い、否っ!!」
堪らず謙信は『良い』と言いそうになり、必死に我を取り戻そうと歯を食いしばる。
続いて阿国は円を描く様にして腰を回した。
クチュクチュクチュクチュ………
「あはぁん!!……これも…これもちゅきぃ……」
基本的に性交においては主導権を男にまかせる阿国だったが、
このように自分の好きに男性を味わうのもまた一興だった。
トクトクと溢れ出る愛液が陰嚢を伝い、謙信の袴に染み込んでいく。
「やんっ!!」
突如勃起が阿国の膣内でさらに固く膨張した。
「あっ、ああーーっ!!……こ…こない長いのん……うち………初めてぇ……」
…プジュッ!…グプッ!!……ブリュッ!……コプッ!!…ブチュッ!!…
掴んだ尻を豪快に打ちつけ、飛沫を上げて謙信の勃起を味わう。
端から見れば、完全に阿国が強姦しているかの様な光景だった。
「た…頼む……やめろ……」
自らの嗜好に合わせて好きなだけ楽しむ阿国に対し、ようやく謙信が口を開いた。
夢中で振っていた腰を止め、謙信と見つめ合う。
「何で?」
「も……もうッ…これ以上は…!!」
いかな理由であれ、出すわけにはいかない。
血が滲むほどに歯を食いしばり、謙信は耐えていた。
「謙信様…見ておくれやす。」
「…………」
「謙信様て。」
うっすらと目を開けば、阿国が自らの柔らかな乳房を揉み上げ、
その頂上で固く尖る桃色をチロチロと舐めながら妖しく見つめていた。
「うおおッ!!」
視覚的な興奮が一気に昇り詰め、勃起が最大に怒張した。
精液が凄まじい勢いで放出され、子宮を直撃する。
「あっ!? あっ、ああっ! やああぁーーーっ!!!」
すぐに阿国を一杯に満たし、ゴボッ…ゴボ…と音を立てて結合部から溢れ出てきた。
「熱…ッ!……熱い…のが………た…くさん………」
塊のような熱い精が直撃するたびに阿国は体を震わせ、柔らかな笑みを浮かべていた。
たっぷりと時間をかけて精を搾り取ると、阿国は謙信から離れた。
「んふぅ……良かったぁ…♪」
「き、貴様ぁッ!!」
「そない怒ら……」
「…………」
「…………」
「ど…どうした?」
謙信の頭の上を見上げたまま、阿国はポカンと口を開けたままである。
「もう契約て……終わりましたん?」
視点を謙信の頭上に止めたまま、呆けた様に尋ねる。
「何!?…オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ……馬鹿なッ! 終わっている!!」
「そうでっしゃろなぁ…。」
「貴様、何故それが分かった!?」
「あれ……」
ピッと謙信の頭上を指差す。
ゆっくりと謙信が頭上を見上げれば、そこには契約を終えて召還された式神が浮いていた。
大きさは指の長さほど。
その小人の容姿は初々しい女性のようで、やたらと露出度の高い衣服を纏い、
片目を閉じフリフリとお尻を振って愛想を辺りに振り撒いている。
どう見ても、戦に使う式神ではないようだった。
「なッ、なんだこれはぁッ!!!」
「いやぁん、かいらしいやんかぁ♪」
「ふざけるな! 我がこのような破廉恥な式神を連れて戦場に立てるか!!」
「あ、思い出した。これ、『ぱうち』とかゆー妖精ちゃいますのん?」
「ぱ…ぱうち…だと!?」
「そうどす。北の国にいる妖精どす。」
「どのような能力があるのだ…?」
「確か……」
ポポ…と染めた頬を押さえ、恥じらいながら阿国が続ける。
「捕まえた人間をひん剥いて、えっちな事するんどす……♪」
気が遠くなる謙信。
「うちとあんな事しとったから………ぽっ。」
「…………」
謙信は真っ白に固まり、石化した。
「これで戦えるんどすか?」
「…………」
完全に魂の抜け殻となった謙信は、力無く馬に跨り一人去っていった。
その後を追って、妖精が愛想を振り撒きながらフワフワと飛んでいく。
その背中から滲み出る哀愁が切ない。
「行ってしもた…。ま、ええけど。」
かかとの高い靴に慣れず、何度も転んで悪戦苦闘しながらも元の巫女衣装に戻った。
「やっぱりこっちの方が落ちつきますなぁ。………ん?」
謙信の撤退を知り、続々と上杉本陣へと押し寄せる武田軍が近づいてくる。
その中には茶臼山で一度ボコボコにした武田義信の姿も見えた。
貧相な顔の割に財布の中身は上々だった事を思い出し、
しかもそんなカモ…否、武将が何人も山道を登ってくる。
阿国は微笑まずにはいられなかった。
「いただきますぅ♪」
ペロリと舌なめずりすると、阿国は武田軍に襲いかかった。
アァ━━━(*´д`)=3━━━ン!!!!!
リアルタイムは初体験でつ。ええもん見せてもらいましたー
774 :
コテ:04/04/02 19:17 ID:ARqZnOhC
おそまつ様でした。
今作は阿国のプチ逆レイープってゆー体だったんですけど、もう何が何だかです。
しかも別コスも上手く使えてませんし…。
そういえば最初信玄と3Pとか書いてました。無茶苦茶です。すみません。
でも、信玄様は気合いれていきます。それでは失礼します。
逆レイプ(・∀・)イイ…!哀愁漂う謙信にワロタ。
蘭丸の時といい、コテさんの書く阿国は
何か責め側の時の方が生き生きしてるような…w
次回も楽しみにしてます。
━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
きた〜待ってました。次も期待してます
(´∀`) 生きててよかた
おぱいネタいいなぁ
コテさん今回も乙です!
空腹状態で読み始めたので最初の感想が「うどん食いてぇ…」だったことは内緒で。
食われてる、謙信食われてるよ!(笑)
こんなにエロ可愛い阿国タンに迫られたら抵抗できるはずがありません。
次はいよいよ(?)御館さまですね!
3Pも読みたかっtうわやmr
ちょっと保守しときますえ
阿国タンが倒れると袴の中が見えるわけですが(1Pコス時)
ぱんつみたいに見えるのは何?
という保守
南蛮渡来のぱんてー
実はフンドシ
な、なんだってー!(aa略
それじゃあの阿国タンが男みたいじゃないかー
蘭丸とかぶって…うわ何打お前何をする止めrあwdrftgyっぶ
>>735 オイオイ
せめてどこかのうpろだに上げてから貼れよ…。
>>735 サイト晒すなよ…('A`)
つかここはエロパロ板な訳だが。
そういえば戦国サイトで男性向けエロ扱っている所少ないね。
三国でもあんまり見掛けないかも<男性向け
無双自体が男性向けエロ少なめ?
>>734 女性のフンドシ姿がまたいいんじゃないかハァハァ
>>739 そだね。おいしいネタはあると思うんだけどなー。
三国なんか女性キャラ多いし…
ま、まさか、みんな人妻はキライなのかっ!?
他のジャンルはよくわからないけど、難しいんだろうね。
人妻だからこそ、無難な夫婦もの話ばかりでは食指が動かない。
違う相手にすると作者脳内設定ばりばりの話で痛くなりそうな悪寒。
読む人でもキャラの年の差や三国志、戦国の中で接点があったかどうかが気になる人もいるし。
>>741 元ネタがあるものなら出会ってすらいない組み合わせが嫌われるのは必然。
史実だと年齢やらなんやらで明らかにありえない組み合わせが嫌われるのは当然。
阿国は一応年齢不詳だからあまり違和感がないし、オリキャラのくのいちも同様。
人妻ネタなら夫婦が一番、未婚のキャラもいるのだから無理やり人妻×旦那以外の人ネタを出さなくてもいい。
夫婦好きから見ると汚されたと思うんですよ。
てか男性向けよりも801の方が多いと思う戦国時代なんだし。
まあ…でも、無双だからねえw
気にするもよし 気にしないもよし
マターリ神の降臨でも待ちましょう〜
1,2,3,ぽわ〜ん
4,5,6,ぽわ〜ん
職人さ〜ん
お留守ですか〜?
大変お待たせいたしました。
>>644〜
>>649の政宗×お市の後編いきます。
見習い筆ですがどうぞ。
「何をする・・・ぐぉふっ!」
さらにお市は政宗の顔面目がけて頭突きをくらわす。
「・・・・・・・っつう・・・ふぁかぐぁ、はにほぉふる!(バカが、何をする!)」
鼻を思い切りぶつけてしまった政宗は顔を押さえしまりがない口調で怒った。
「これ以上はダメ!」
やはりお市は嫁入り前の娘である。いくら興味があるといっても本来こういった
行為は結婚した夫婦が行う契りの儀式だ。大事な純潔を自分の夫となる者以
外に渡してはならないという貞操観念はお市にもある。
(夫婦になることを許されなかった男女が密かに逢瀬を重ね結ばれるって話は
読んだことあるけど・・・)
しかしお市はこの少年のことを好きでもなんでもない。例えそうだとしても――
ずっと縛られていたのでお市は身体がジンジンと痺れてきている――この様な
かたちで無理矢理されるのはどう考えても不本意である。近づこうとした政宗に
今度は蹴りをいれた。
「くっ、バカが、蹴るではないわ・・・」
「蹴るわよお、だって市あなたとなんて嫌だもん!」
お市は脚をバタつかせ、政宗を何とか寄せ付けまいとしている。
大人しく舌まで入れさせておいて、バカが。これだから女はわからん――政宗
は舌打ちした。しかしこれくらいの抵抗でやめる政宗ではない。蹴りあげるお市
の脚と格闘をはじめた。
「バカが、往生際の悪い。観念いたせ!!」
「だからダメだって言ってるのにわからない人ねえもう・・・・・・えいっ」
「ぐほっ・・・えーい、ジタバタするな!・・・・・・・・・・・・おとなしくしてろ!!・・・・・・・・・
・・・・・うおっとっ」
「きゃあ!」
体勢がくずれ、政宗の頭がお市の脚の間に倒れこんだ。お市は咄嗟に太もも
でその頭をぎゅー、と思い切り締めつける。
「きゃあーー何すんのよおーー離れてよーー!!!」
太ももに挟まれてしまった政宗は少女の股間を目の前に動けなくなってしまっ
た。お市はガッチリと政宗の頭を挟んだまま、それこそ必死で振りほどこうとも
がく。脚を拡きさえすれば外れるのだがをパニックに陥っているお市はそれに
気づかない。
「フンガー(バカ、離せ!!)」
「いやあ〜息なんかかけないでぇー」
「フンガフンガー」
「あーん、もういやあ・・・・・・何でこんなことするのよお〜・・・・・・・」
「フンガフンガフンガー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え、何・・・もしかして匂い嗅いでいるの・・・・・・・・・?」
「フンガフンガフンガフンガー」
ぞぞぞっ――
鳥肌がたったお市は大声で悲鳴をあげた。
「いやーーーーーーーーーーーヘンタイーーーーーーーーーーー!!!!!」
「ぷはあっ!・・・はあ、はあ・・・バカめ!おまえが押さえ付けるからだろうが!!!
窒息するところであったわ!!!」
ようやく頭が外れた政宗は必死に抗議するが、むろんお市は政宗の言うことなど
聞いていない。さっきまで感じていたほのかに甘い気分はどこかに消し飛び、今
お市の目の前にいるのは息を荒くした変態である。
「ばかーー!!!変態ーー!!!・・・お兄さまぁ・・・たすけてぇ・・・・・・誰か・・・」
「バカはこっちの台詞だバカが!!!に・・・匂いぐらいでガタガタぬかすなあぁ!
くそっ!!」
政宗は乱暴にお市の下着を剥ぐとまた白い太ももの間に潜り込む。そして少女
の脚を自分の肩と腕で固定すると、やわらかいい茂みの中に咲く少女の穢れな
い花に口をつけた。
「バカが・・・・・・こうしてくれるわ!」
「ふわあああっ・・・」
お市は羞恥とそのヒヤリとした感触にまた悲鳴をあげた。
「・・・・・・・・・あんん・・・何、今度はめてるの・・・?いやぁん〜・・・」
「おまえはおとなしく感じておれ。小便臭い餓鬼め」
「そんな所なめて・・・当たり前、じゃないっ・・・・・・いやぁ・・・あなたってホントに変
態よぅ〜!」
「バカがっ!生娘が生意気申すなっ!!」
「・・・みゅう・・・・・だって汚いのに・・・・・・ぁはぁ・・・・・・あぁん・・・」
っぴちゃ、ぴちゃっ、ピチャ――
花の芳香が、布越しよりもはっきりと政宗の鼻腔をくすぐっていた。その甘酸っ
ぱい香りのもとを味わいつくすかのようにさらになめ回す。舌が秘丘の間に隠
された小さな尖りを探し当てると、ビクリ、と少女の腰が浮き上がった。
「ひぃゃあっ・・・・・・!」
「・・・動くなっ!」
「何そこ、変に・・・変に・・・なっちゃう・・・・・・!」
政宗はその手応えを確かめると、重点的にそこを責め立てる。お市がまるで快感
から逃げるかのように腰を浮き上がらせるので、政宗は必死でそれを押さえ付け
ねばならなかった。愛らしく歪む顔を少女の茂み越しに政宗は見ながら、今度は
そこに軽く歯をたてる。
「ひやっ!・・・・・・・・・だめぇ!・・・・・何、いや・・・あああ・・・はんっ・・・・・・!」
自分の身体の奥から何かが溢れ出てくるのをお市は感じた。とめどなく流れるそ
の蜜を、政宗は全部吸いつくすように音をたてて飲み干す。
ぢゅぅぷっ、ぢゅうぶっ、じゅぷっ――
「・・・・・・っひい・・・・・・ぃっ・・・やあ・・・・・・あはぁ・・・・・・んゃ・・・・・・・」
「・・・ふう・・・・・・・・・生娘の分際でこんなに濡らしおって。」
ようやく自分の調子を取り戻した政宗は唾液と蜜まみれになった口元を手で拭うと、
とろんとした表情のお市を満足げに眺めた。テラテラとした蜜を指ですくい取ってお
市に見せる。
「ほれ、見ろ。いやらしい女が。」
「・・・市・・・いやらしくなんかないよぉ・・・」
「嘘をつけ。自分のをなめてみろ。」
嫌だったが強引に唇に入れられ、舌に塗りたぐられた。甘くはない。なんでこんな
の美味しそうになめられるんだろ、やっぱりこの子は変態なんだ、とお市は一人で
納得していた。
そうとも知らない政宗は今度は蜜壷に指を入れる。
「きゃっ・・・・・・また・・・・・そんなとこ入れちゃう・・・の」
きつかったが、濡れそぼっているそこは何とか政宗の指を受け入れた。行きつ戻り
つしながら道を押し広げてやる。
「・・・んはあっ、・・・ひいっ・・・やあぁ・・・かきまわさないで・・・・・ぁぁ・・・」
クチュ、クチュ、クチュ、クチュ――
そこから音が鳴る度にまた潤ってきた。政宗が指を抜いてみるとふやけている。さら
に指をもう一本ふやけさせることにした。
「もう一本いれてやろう。」
「・・・いれないで、いれないでったらぁ・・・・・・・ふぎゅっ!・・・・ぁぅ、痛い・・・・・・痛いよぉ・・・・・・」
「きついか?抜いてほしいか?」
痛みをこらえているお市は必死に頷いた。しかし政宗は意地の悪い笑みを浮か
べるとお市の中をかき回す音をさらに大きくした。
「ではなおのことよく拡げておかねばな。わしのはもっと太いぞ」
「もう、やめてよぉ・・・いゃっ、痛いってばぁ・・・・んんぅ・・・はぁっ・・・・・・むゅ・・・・・」
「痛いばかりでもあるまい。気持ちいいぐらい言えんのか?」
「・・・はあっ・・・ああ・・・んん・・・これが気持ちいいことなの・・・?・・・・・わ、わかんな
いよお・・・・」
「馬鹿。わからんとはなんだ。」
「・・・・・・・だってぇ・・・・・・あぐっ・・・ん・・・皆、こんなことするの?・・・それともあなた
が変態だから・・・・・?」
「ワシは変態ではないっ!!バカが!」
「怒らないでよう・・・・・・・・・」
本当にわからないの――今されている事はお市の中をかき回し、乱して、壊されて
しまいそうになる。未経験なお市はこの感覚を持て余し、どうにか逃げようと必死で
あった。
お互いの口を吸いあったりするのは甘いときめきが、身体の外側を撫でられるのは
まるで自分が兎か子猫にでもなっているかのような心地よさが確かにあった。男女
が一つになるということは、そんな羽毛のような優しさに包まれながら、身も心も溶
け合っていくようなものだとお市は想像していた。
もしも政宗が自分の妻――愛姫に初めて触れた時のようにお市に対して接して
いたなら、この話はまだ違っていたかもしれない。
何も知らない少女が欲しているのは女を悦ばすどんな技よりも、ただ不安や恐
れを取り除いてくれる優しさだった。だが少年は少女の望むママゴトのような触
れ合いで満足をする子供でなければ、優しい気遣いができる大人でもなかった。
「ひぃっく・・・はぁ・・・ぐすん・・・・・・・」
「泣くな、バカが。」
政宗がやっきになってますます刺激を強くしたので、お市は泣き出してしまった。
「・・・・・・なんで・・・ヒィック、・・・なんのために・・・こんなことするの・・・?・・・・・・・ぐす
ん・・・」
「・・・・・・バカか、お前そんなことも知らんかったのか?子を作るためだ、餓鬼が。」
政宗は呆れていたが、それくらいはお市だって知っている。聞きたい事はそれでは
なかった。
「・・・・・・あたし、あなたの子供を生むの・・・?側室にさせられちゃうの・・・?」
「バカが。それはそれ、これはこれだ。ワシだってお前との子なぞ欲しくないわ。
第一、いつ寝首をかかれるかわからんのに敵の女なんぞ側におけるか。」
政宗は冷たく吐き捨てた。
「ひどい・・・」
もちろんお市とてこの変態小僧の側室になるのも、ましてや似た子を生むなんて
事は真っ平御免である。しかし政宗の言葉はお市を深く傷つけた。さっきとは違う
理由でお市の両眼から涙が溢れてきた。
接吻の時、甘い気分で相手に心を開きかけていた自分は一体なんだったんだろう――
お市は"何か"を期待していた。"何か"が何なのかはお市自身はよくわかってない。
(あたし、バカ・・・)
でもそれは裏切られた。お市はただ悲しかった。
「肝心なことはこれからだぞ。」
政宗はお市の気持ちなど構わず服を脱いで裸になる。また、あの、見たくもないも
のが目に飛び込んだきたのでお市は顔をそむけた。
「お前には男女の交わりの快楽というものをよぉく教え込んでやらんといかん
ようだな。」
「市は・・・あなたなんかに教わりたくない!!!」
「バカが。女は男の言う通り黙って脚を拡げておればよいのだ。」
嫌、嫌とお市は首を振り、自分の身を縛っている糸をなんとか切ろうともがき
にもがいた。だが武器に使われていた糸なのでそう簡単には切れるの代物で
ない。政宗はしばらくその様子を残酷な笑みを浮かべながら眺めていた。
「無駄な抵抗はやめろ、バカが。」
お市が疲れ果ててぐったりした頃合を見計らって、政宗は大きく少女の脚を拡
げる。
「あなたって・・・本当に、本当に・・・・・・最っ低・・・!!」
「どうとでもぬかせ、世話のやける生娘が。一気に貫いてやるからな。」
少年の怒張したものが入り口に添えられる。お市の悲鳴が響き渡った。
「いやあああああ・・・・・・」
「そこまでよ」
突然声がして、鉄球が投げ付けられた。色事の最中とはいえ政宗も武士である。
反射的に身をかわし、武器を掴んで身構えた。
「なんだお前は!?」
「織田信長が妻、帰蝶。皆は私を濃姫と呼ぶわね。」
「………その声は………お義姉さま…?…お義姉さまあ〜、助けにきてくれたのね……!」
政宗が離れたその隙に濃姫はお市に近寄り、糸を切った。
「可哀相にこんなに縛られて…でも、もう大丈夫よ。」
「市、嬉しいよー…………もう…もう本当にだめかと思った…ひっく…」
「さあお市。ここは私に任せて早くお逃げなさい。」
「うん…お義姉様、気をつけてね。こんな変態、コテンパンにやっつけちゃってね!!」
お市はきっと政宗を睨みつけると、さっさと逃げていってしまった。
「あ、こら、バカめ。変態とはなんだ!待て…」
「あなたの相手は私よ。」
「やろうってのか?女だからといって容赦はせんぞ」
「ええ…やりましょう。」
濃姫はいきなりするすると着物を脱ぎ始めた。政宗の目が、その裸体にくぎづけになる。
「あなたがあの子にしようとしていたことを、ね……ふふふ。」
濃姫は嗤った。
次回へ続く――。
今 宵 は こ れ ま で に(ry)
バカが、エロパロなのに寸止めなんてありか!!
政宗及び皆様からの怒号が聞こえてきそうですが・・・最初の話を書いている際、
政宗があまりに悪餓鬼ぶりに
「おまえなんぞにお市タンの大切な処女なんぞやらん!!」
とうっかり見習いが思ってしまったため、このような話になってしまいました。
よろしければ見習いの書く政宗とお市の追いかけっこにお付き合いくださいませ。
さて次回は政宗×濃姫、あるいは濃姫×政宗な話です。
もちろん寸止めなしでいきます。
拙い見習い作品ですが、どうぞ。
(*´Д`)ハァハァハァハァ
帰蝶タンキタ−(゚∀゚)−!!
楽しみにしてます故、ガンガッテクダチイ!!
脳姫まだ〜?
大変(*´Д`)ハァハァさせていただきました。
くのいちたんのおまじないが効いたようだ。
乙でした!
なんだかんだでだんだん開発されてしまっているお市タン萌え(*´Д`)
そしてお義姉たまキタ-----!
続きも楽しみに待ってますよ〜
>>746=762
あれおまじないだったんかwワロタよ。
さっき開けなかったんで、スレ落ちたかと思って焦ったよ…
まだまだ読みたい話がいっぱいあるんだよぅ。
やヴぁい…仕事中なのに勃起が収まらない…ハァハァ
>>759 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
乙でした!
続きを楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
乙です(;´Д`)ハァハァ
毎度、皆様ご感想ありがとうございます。
政宗×お市、ハァハァしていただけましたようでなによりです。
この続きもの、気張っていきますのでごゆるりとお待ちくださいませ。
ところで・・・くのいち×信玄やくのいちVS半蔵って需要ありますか?
正直お市は抜けない。読む気もしない
なにげにくのいちVSなところにワロタ
ぜひともVSで一本。
くのいち×信玄もキボン!
本命は真田×くのいちだがお舘様もイイかも・・・
>>769さん
申し訳ありませんがスルー、もしくはNG指定をお願いします。
>>770さん、
>>771さん
拙いうえに遅筆ですが、需要があるならがんがってみますね。
うーん、、まずい。くのいちでも何本か書きたい・・・・・・幸村も絡ませて。
見習いの戯言です_| ̄|○お許しを。
そ、それでは失礼します。
見習いタソの腰低さに(*´Д`)ハァハァ
春は色々と忙しい時期だと思うので
職人の方々も無理せず〜・・・。
でも楽しみにしてます・ガンガッテ下さい。
>>768 信玄とも半蔵とも絡めるネタはありそうなのに
意外と出てなかったんだね〜
見てみたい ノシ
くのいちを生け捕りにし、幸村暗殺の刺客として洗脳陵辱する半蔵
……というのを妄想したことがあるが、SSに昇華できない俺の不甲斐なさよ……_| ̄|○
>>777 初めは誰でも素人。萌えつづけてればそのうちSSに昇華できるよ。がんがれー。
>776
ソコヲナントカ!
阿国たんまだかな〜
考えてみれば今まで阿国のSSたくさん読んだけど
これ全部コテさん一人で書いているんだよな・・・
すごく乙。
ひそかに濃姫待ち保守
濃姫って書くの難しそうだよね。
あのいかにもSっぽいところがMになるようなSSも読んでみたいが。
「女の子がこんな戦場なんか来ちゃいけないなあ。
戦いよりももっといいこと教えてやるぜ」
とかいいながら女キャラをやっちゃう慶次か孫市もの。
シリーズなんて贅沢いいません。単発でもいいんで激しくきぼん。
神よ。哀れな子羊に萌えを。
836 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 20:27 ID:t5FJYDIf
コテさんまだ〜?
837 :
コテ:04/04/23 00:21 ID:yIrpAaRw
明晩、参上仕り早漏。
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ティッス抱えて参上仕るムッハー
まだかな〜
釣りだと思う
でも信じてみる
「誰どす!?」
人の気配に気付いた阿国が後ろを振りかえれば、そこには武田信玄がいた。
「あぁん、信玄様…。いるんやったらいるて……」
「何をやっとるのかね…?」
「え!…えっと……これは……」
阿国が襟元を掴む手を離せば、顔面ボコボコの武田義信が地に崩れ落ちた。
「うぅっ…今日二回目………ガク。」
しかもその背後には、ボッコボコにされた武田軍の武将達が山積みになっている。
あわてて阿国は手をプルプルと振るが、隠しきれるものではない。
しかも残念なことに、手を振ったことで懐や袖口からは奪った財布が零れ落ちた。
「ちゃ、ちゃうねん!……えっとな、えっとな、これは……」
「おじさんねぇ……」
「ん?」
信玄はいつもの癖で頬を掻いている。
だが怒りや情けなさやらで血管を額に浮かべながら、ボリボリと強めに。
「ちょぉ〜っと怒っちゃったんだなぁ……」
「や…やっぱり…?」
武田軍全滅だけではない。
みすみす謙信を逃がした事。
幸村やくのいちと連絡が取れなくなってしまった事。
今回の戦が全て水の泡になってしまった事。
その全てが信玄の怒りを頂点に達しさせていた。
「ほ、ほんなら……これ、半分コしよ?」
奪った山盛りの財布をモッサリと両手で拾い、信玄に渡そうとした。
彼女の最後の賭けなのか、阿国も流石に笑顔を半分引きつらせている。
「ほぉう…。貰っていいのかね?」
「うん! うん!」
カックンカックンと首を縦に振り、阿国は頷く。
「でもねぇ、これ…。元々はおじさんのお金なんだよねぇ…!!」
「そ、そない細かい事気にせんとぉ。」
「とりあえず…来てもらおうかね……」
「痛っ!…は、離しておくれやす…!!」
信玄は痛い程に手首を掴み、阿国を本陣へと連れていった。
阿国を強引に連れ行く中で、確かに大打撃を受けたとはいえ、
よくよく考えれば信玄はこの阿国を手に入れた事に気付いた。
自分に可愛がってもらうため、危険な戦場を駆け巡った阿国が徐々に
愛しく感じ、信玄は本陣が近づくにつれ機嫌が良くなっていった。
「し、信玄様……痛い……」
「ん?…おぉ、すまんすまん。」
強引に引っ張っていた手首を離し、今度は腰を抱き寄せた。
「あん……♥」
「ちょっと苛立っていたようじゃ。すまなかったなぁ。」
軽々と膝から掬い、阿国を力強く抱き上げた。
「あぁん♥……ん?」
「どうしたね?」
( けったいやなぁ…。えらい急に機嫌ようなりはって…。)
略奪の場面を見られた以上、ただでは済まないと覚悟していた。
それが今になってのこの上機嫌に、阿国はまだ安心できなかった。
それが杞憂だとは露知らずに。
(まだ気ぃ抜いたらあきまへんな、これ…。)
「信玄様……」
「何かね?」
「うち、いっぱいご奉仕しますきに…。」
「ほおぅ? 確か儂が可愛がってやる約束ではなかったかね?」
「ううん…そないに大それたコト、恐れ多いもん。」
「そう…かねぇ?」
「それに、信玄様ほどのお人に抱いてもらえるんやから……当然どす。」
阿国は目をウルウルと潤ませ、愛らしい視線を上目遣いで信玄に送った。
「ふぉっほっほ。おじさん、照れちゃうのぅ。」
「よっしゃ。」
「何が『よっしゃ』なのかね?」
「う、ううん!!…何でもあらしまへん♪」
「そうかね?……ふふ、おことは面白いのぉ。」
「うふふ〜♪」
下手に出る作戦が上手くいき、思わず漏れた喜びの声を必死に誤魔化した。
無人の本陣に辿り着くと、阿国は信玄の手の内から降り立った。
信玄が前帯を引くと、袴が円を描く様にしてパサリと音を立てて落ちる。
続いて薄い衣を肩から落とすと、瞬く間に阿国は全裸となった。
大きく張り出した乳房と尻。
それに反比例するかのように細く締まった腰やくるぶし。
黒々と茂る陰毛。
「ほぉ…。清楚な顔の割には、迫力ある体だのぉ…?」
「よう言われます♥」
片方の乳房を掌で掬い、まろやかに揉んでみる。
「…んっ……」
限界まで揉み上げてパッと手を離せば、プルンッと音を立てそうな
程に世話しなく揺れ動き、幾度も左右に揺れて乳房は元通りになった。
もう一度乳房を掬うと、次はきつめに揉む。
ギュム、ギュムッと指をえぐり込ませる様にして感触を味わう。
「んっ!…んんッ…!!」
絶品の柔らかさを誇りながらも、その大きな乳肉には
決して垂れる事のないみっしりとした張りがあった。
固く尖った桜色を指先で摘まみ、痛い程に正面に引っ張る。
「…やあっ…そ…ん……お…おっぱい…伸びてまうぅ…!」
「どれ、このまま千切ってやろうか?」
「い…いぢわるぅ……」
ピッと指を離すと再び乳肉がタプッ、タプンッと踊りながら元に戻った。
「やんッ!……も…もう…。信玄様…?」
「どうしたね?」
「うちだけ裸なん…恥ずかしい……」
「おっと、そうだったの。」
甲冑を脱ぎ始める信玄の前に、阿国は膝を付いて身を低めた。
「下はうちが脱がしたります♪」
「ほっほっほ、愛いのぉ。」
口で帯を解き、上半身の甲冑とは比べ物にならない程に速く裸身を露わにしていく。
ボロンッと音を立てそうにして充血した淫茎が零れ出た。
「これ…って……」
長さは人並みなものの、その太さに阿国は目を驚かせた。
「どうかね?」
上半身も裸身になった信玄は、阿国の頬に叩きつけてその巨大ぶりを見せつける。
「こんな太いの…見た事無い……」
目の前の巨根に自分が穿たれる事を想像すると、阿国の深奥が甘く痺れた。
うっとりとした目で勃起を見つめ、液体を溢れさせる先端を舌で一舐めする。
「むうっ…!」
先端に口づけの嵐を送り、雀がさえずる様な音が立たせる。
唾液と欲望液が交じり合い、鈴口から糸を引いて唇とを繋げば、
「んふ♥」
その度に阿国は亀頭にチュッと唇を重ねた。
フー…と息吹をかければ、勃起全体がビクンビクンと小さく跳ねた。
それを見て阿国が見上げれば信玄が微笑みかけ、
それにつられて阿国もニッコリと笑みを浮かべた。
耳元の髪を捲くりながら大きく口を開ければ、ゆっくりと亀頭を飲み込んでいく。
「ん…ぉぐ……ん…ぷ……ぶぅ……」
眉をしかめて奥まで咥え込もうとするが、とてもその根元まで届かなかった。
それでも唇を竿に絡みつけ、懸命に首を振る。
精一杯に口を開けて勃起をしごき、またその度に亀頭が喉奥に当たるために
唾液が大量に湧き出て、口端、あるいは裏筋からポタポタと垂れ落ちていく。
信玄は手をそっと下に伸ばし、阿国が首を振るたびに揺れる乳房を揉んだ。
「んぶっ…!」
やや乱暴気味に柔肉を味わい、屹立する乳首をギリギリと指の腹でこね回す。
「ん゛ーーッ!!」
「ふふ、すまんすまん。」
「んぷぅ……もぉ…いぢわるぅ…。」
脈打つ亀頭を上に向かせれば、流れゆく唾液と共に裏筋に舌を絡ませ陰嚢へと向かった。
すでにパンパンに膨らんだ左右の陰嚢に接吻をし、音を立てて啜り付く。
「おおぅ……」
今度は舌をネットリと這わせながら裏筋を登って頂点へと向かうと、
頂点の薄皮を唇で軽く噛み、甲高い音を立てて強めに吸った。
「お…おおっ!!」
「し…信玄様……」
「何かね?」
「うち……うちもしながら…しても…ええ?」
勃起を咥え始めた時より湿り気を帯びていた阿国の太腿や下腹部が、
信玄に抓られた乳首が疼くのも手伝って、ますますその潤いが増していた。
「ほぉう…。なんとも淫靡な頼みじゃなぁ?」
頬をますます真っ赤に染め、阿国は俯く。
「ふむ、構わんよ。」
「…………」
小さくコクンと頷けば、阿国は再び信玄を口内に迎えた。
首を振る中で阿国の手が片方は自分の胸、もう片方は秘部へと向かう。
「んぶッ……ふ……ぶぅっ……んぐッ……ぷ……んぷッ……」
疼く自分を慰めながら、必死に信玄に吸いついて舌を絡ませる。
調子が上がってきたのかそれとも逆に気が楽になったのか、先程よりもさらに
淫らに奥深くまで咥え込む阿国を見下ろし、信玄の背筋が大きく震えた。
「美味いかね?」
「ぷは……信玄様の…おいひい………」
鈴口に舌を潜り込ませながら阿国が答える。
信玄はこのまま射精してしまいたい衝動に襲われたが、
何とか我慢すると阿国の股間に足先を潜り込ませた。
阿国の手をビッショリと濡らし、糸を垂らして地に
滴らせる源泉に足の甲を添え、前後に擦りつける。
「んぷぁッ!! ひあっ、あッひっ、あーーーーッ!!!」
辱めるためにグチュグチュと卑猥な音を敢えて立てれば、
信玄の下腹部に阿国はしがみつく様にして倒れ込んだ。
「どうしたね……これが欲しいかね?」
震える唇に笛のようにして竿の部分を擦りつけ、
力無く出てきた舌にはペチペチと亀頭を叩きつける。
「ぺあ……あ…ぷぅ………」
コク…と阿国が頷くのを確認してから、信玄は阿国を仰向けに寝かせた。
「…どれ、じっくり見せてもらおうかね。」
細い両のくるぶしを掴み、強引に開脚させる。
「あ……い…いややぁ……」
小さく首を横に振るが、その声調には拒絶的な意志は全く含まれていない。
「ほぉう…。」
小刻みに震える秘唇を左右に開けば、濡れそぼった薄い
鮭肉色の奥から粘っこい液体がトクトクと湧き出てきた。
「こんなに尖らせおって……」
ビンビンに勃起した陰核を指の腹でしごけば、失禁したかの様に
愛液が溢れ出し、霞れる程の高い悲鳴が阿国の口から漏れた。
「あうっ! あんっ! やッ、やあーーーーッ!!!
そ…それ……コシコシされんの……好きぃ〜………」
「こう…かね?」
要求とは異なり、陰核を痛い程に摘まんでゴリゴリと擦り上げる。
「ひぃあうッ!!」
強烈すぎる刺激に阿国の表情がますます淫靡に乱れていく。
腰を高く浮かべ、踏ん張る腰や太腿がガクガクと快楽に震える。
「そ…れ……あ…かん………し…死んで…死んでまうぅうぅぅっ!!」
「そぉれと。」
「んぎぃッ!!!」
陰核を千切れんばかりに強く右に捻れば、阿国は大きく目を見開き昇り詰めた。
浮かせた腰が跳ねながら勢い良く潮を飛沫かせ、信玄の体中に浴びせかける。
「は…あぁ……あぁああぁぁ……」
「休ませんぞ?」
快楽に打ち震える阿国の脚を開脚させ、股間に潜り込んで亀頭を当てがう。
「…ふぇ?」
絶頂に意識が朦朧としている中、
「んううぅーーーっ!!!」
多少萎えたとはいえ、弩級の太さを誇る信玄の巨根が阿国を貫いた。
折れんばかりに背筋を反らし、狂った様に踊る舌からは唾液が飛び散る。
「お……お…おっきいぃ…!」
「じゃ…ろぅ!?」
「ひゃあっ!!」
ズンッと軽く一突きすれば、たちまち悲鳴が挙がった。
様子を見ながらもゆっくりと律動を始めると、勃起がますます太く固くなっていく。
「…あ…当たっ…てる……奥……奥ぅ……」
「ここか?」
勃起をさらに奥深くねじ込ませ、コンコンと子宮口をえぐって直接刺激する。
「そ…そこ……そこぉっ!」
「ほっほっほ、美味そうに咥えおって………ほれ。」
阿国の脚をこれでもかと開脚させ、折りたたむ様にして結合部を見せつけた。
「…い…いやゃ……こんなん…恥ずかしい……」
ちんまりとした秘部が巨根によって貫かれ、無惨なまでに拡張されている。
その結合部からは自身の愛液が涎のように滴り落ち、勃起をヌラヌラと光らせていた。
「んひんッ!!…あッ、ひっ、ひぃっ!!」
魅入られたように結合部を見ていた阿国だったが、再び
律動が始まると意識は霞み、視界も薄くぼやけてしまった。
目の前で揺れる乳房を揉んで体勢を安定させると、信玄は怒涛に膣を穿った。
「あんっ!…あっ、やッ!…はひぃっ!!…はぁ〜……」
指の間で乳首を転がしながら、力強く一回一回に威力を込める。
つい先程までは戦場だった川中島一帯に、阿国の悲鳴が木霊した。
幾度か軽く達しさせると、続いて信玄は足を伸ばして騎乗位に移行した。
とはいっても阿国はもう踏ん張る力すら無く、信玄の肩に抱きつくので精一杯だった。
「どうかね?」
「お…なか…お腹…いっぱいぃ……」
フラフラの阿国の唇に、突っつく様に唇を重ねる。
唇までもが性感帯になった今、阿国はそれだけで軽く達した。
阿国の腰を掴むと、まるで人形のように阿国を持ち上げ好き勝手に穿ち上げる。
「ひいぁっ!…ひっ!…あッ、あひんッ!!…す…すごッ……すご…い!!」
信玄の強靭な肉体ならではの力強い性交だった。
「こんな事もできるんじゃぞ?」
フラフラの阿国を豪快に持ち上げれば、なんと一度の抜き差しで前後を反転させた。
「ひゃあぁああぁッ…!!」
唯一残っていた意識すら薄れ、阿国の最大の絶頂が迫っていく。
「ほ…おぉ…。凄まじいものよな……」
体には力が残されていないくせに、膣肉は千切れんばかりに信玄を締めつけている。
背筋を指でなぞれば、阿国はそれだけで達した。
「あ…はぁああ……ぁん……」
勢いよく潮が噴き出し、栓代わりの亀頭に熱く噴きかかる。
「達したかね?」
背後から阿国の口に指を入れれば、力無く舌が絡む。
「へぷぁ…んぷ………うん…。」
「ふふ…。そぉら…っと。」
もう一度阿国の腰を掴み、再び反転させる。
「ひぶァッ!!」
ブリュッ!!と大きく音を立て、肉棒が飛沫をあげて貫く。
大いに揺れる乳房の下側を鷲掴みにし、片方の突起を千切れんばかりに吸いながら
激しく穿てば、阿国の体に残っていた僅かな力も急激にガクッと失われた。
淫らかつ愛らしい悲鳴も消え、囁くような小さい喘ぎ声のみが発せられている。
そのまま阿国を倒して反転させ、最後の猛攻に信玄は後背位を選んだ。
とはいっても阿国は霞れた声で喘ぐばかりで、体位が変った事に気付いてもいない。
「…あ……ひッ………ひん…ひいッ」
きちんと四つん這いにもなれず、背後からの官能を肩で受け止める阿国。
その柔らかに潰れた乳房は地に擦れ、余った乳肉は腋下から覗き出る。
折れてしまいそうな細い腰を掴み、ゴリゴリと勃起を乱暴に
膣襞に擦りつけ、ただひたすらに信玄は阿国を突いた。
「…ゃあッ…んっ!……ひぐッ!……ひ…ぎ!……シ……あひ…あひぃっ!!」
最後は奥の奥までねじ込ませ、射精を待つ。
「くぉッ!!」
「…あ……ッ!!!」
熱い精液が飛沫をあげて一気に注ぎ込まれる。
すぐに阿国を一杯に満たし、ドプドプと結合部から溢れ出た。
「ほれ、無事かね…?」
「ん……」
ペチペチと優しく頬を叩かれ、阿国は目を覚ました。
最後は悲鳴すら挙げれない程の快楽に落ち、深奥で精を浴びた瞬間に気を失った。
余韻に浸りつつ、所々を思い返すだけでも体の奥が熱くなる。
「信玄様……うち……」
「儂と一緒に、甲斐に行こう…な?」
「うん♪」
信玄が耳たぶをくすぐれば、阿国はその太腿でゴロゴロと甘える。
「でも…その前にもう一回……」
もう阿国はメロメロだった。
信玄の股間に潜り込み、亀頭に唇を重ねる。
チュー…と鈴口に強く吸いつき、まだ尿道に残る精を飲み干した。
「く………ほっほっ、真におことはおしゃぶりが好きなんじゃなぁ?」
「うん…。」
「これからも…ずっと儂のをしゃぶってくれるのかね?」
「うんっ♪」
「愛いのぉ。よしよし……では、もう一度可愛がってやるとするかね…?」
ズッシリとした巨体を起き上がらせ、開脚する阿国の股間に潜り込む。
「あん♥……あ、でも次は素顔を見せて可愛がっておくれやす♪」
「い、いかん!!」
「えい。」
阿国は手を伸ばし、信玄の面をベリッと取った。
ほんの悪戯心だったので、それが悪い事だとは微塵も思わなかった。
「ん?」
激しい違和感。
そして面だけを取ったはずなのに、手や腕に絡まる髪の毛の感触。
よく見れば白髪がくっつく様にして、面がかつらとしての機能を果たしている。
阿国は恐る恐る信玄に視線を移した。
「きゃあああぁーーーーっ!!!」
壮 絶 に ハ ゲ て い た 。
こうしてまた、阿国の小さな恋が一つ幕を閉じた。
「……はぁ…」
深いため息を吐きながら、トボトボと甲斐に帰っていく信玄。
あれからのやりとりを思い出し、さらに心を痛める。
「や、やっぱりハゲてちゃいかんかね!?」
「あ…あかんねん!……うち、ハゲと納豆はあかんねん!!」
来るな来るなと阿国は手を振り足で蹴り、信玄を近寄らせない。
年相応なハゲ方ならまだしも、それは気味悪く、奇々怪々なハゲ方だった。
幾筋もの細く切ない髪の集団が右から左、あるいは左から右へと走り、
それがかつらや汗のせいで湿気を帯びてクリクリとうねっている。
「で、でも、色恋沙汰に髪なんか関係ないじゃろ!?」
両手を広げて、なんとか説得しようと近づく信玄と、
「それは…せやけど!!…って……ち、ちゃうて!……あかんて!!」
必死に後ずさって逃れようとする阿国。
だがとうとう角に追い詰められ、逃げ場を失った。
「わ…儂の話を聞いてくれぇ〜……」
信玄の顔が近づけば、当然ながら皮脂で脂ぎった無惨な頭も近づいてくる。
「わ、分かったから近づ…か……うぇっぷ!」
その後、阿国は本当に嘔吐した。
自分の素の頭を見て吐かれた以上、信玄は立ち去るしかなかった。
「…儂もあやつみたいに出家しようかのぅ……ううっ……」
「はぁ〜、えげつな…。」
ポツンと一人、川中島に残された阿国。
衣服を整えトボトボ歩いていると、先程奪った財布の山を発見した。
「あぁん…これがあるやんかぁ♥」
幸村とくのいち、武田軍の武将から盗った財布の中身をまとめる。
「ひい…ふう…みい………ぼちぼちよろしおすかなぁ…。」
なんだかんだで、修繕費用も貯まりに貯まった。
カラスの声で見上げれば、空が真っ赤に染まっている。
長い旅だった。
狼藉者を退治したり、忍者に追われたり。
民衆に加担し、侵攻を阻止したこともあった。
夕暮れを見つめていると、色々な人物が空に浮かんだ。
出雲大社の同僚達、この旅で出会った様々な男達。
そうしている内に生まれた寂しさと切なさ。
「……ぼちぼち帰りまひょか。」
立ちあがって袴についた砂を掃うと、出雲に向けて歩みを始めた。
だが、その胸中には心残りが一つあった。
「慶次様…。」
GJ!おつです。堪能させてもらいましたー。
856 :
コテ:04/04/23 21:22 ID:KKeP2Nwl
おそまつ様でした。
すいません、お待たせでした。
あと、ハゲにしてしまった武田信玄様、大変申し訳ありませぬ…。
これはおじいちゃん+父親がハゲていて、
将来ハゲる可能性が極めて大の僕のやつ当たりではありません。決して。
それでは、失礼します。
きたー次も待ってます
GJ!!お見事でございますな!!
エチーの途中でも情けないミッチをキボンヌ。
相手はお濃か。
コテ殿、お頼み申す。
GJ!GJ!GJ!
まあ信玄は実際にハゲだったらしいですが扱い酷いですなあ!w
最後はヤパーリ前田刑事ですか!?
激しく期待です(・∀・)
個人的には阿国編はこれで終わった方がきれいな感じがする。
最終話期待age
862 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 00:18 ID:FjMntqbr
もう終了
GJ!今回も楽しませてもらいました!
次回も期待してます
神の軍勢がここに大集合でつか!?…ハアハア
個人的に幸村×阿国が無くてちょっとショボンヌ・・・
ゲーム内のEDに沿ったような話が出来れば読みたいです。
コテ様、ありがとう!
めっちゃハァハァしました。
阿国と信玄の台詞のやりとりも魅力的だぁ
てか信玄公イイ!
コテ氏は毎回いい絵のエロ書きますな〜。
最終話の慶次も激しく期待しております!
あと以前ちらとおっしゃった阿国×お市タンも大期待。
867 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 14:11 ID:Okj5bsr9
神の皆様に触発されて、政宗×愛姫を脳内で妄想中です…。
愛姫タンが「政宗さまの天下の為に、この愛もお手伝いしますっ!」とばかりに
長刀を取って新武将を目指しちゃうような。
史実じゃーまず有得んのですが。。。
>>816 無双だしそれもあり。
このスレ自体、史実では有り得ないようなカプのエロでハァハァしてるんだからさ。
愛姫タン・・・無双にでてないけど人気あるね。
政宗があんなキャラだから余計想像が膨らむんだろうな。
愛姫の顔はやっぱり少女時代のゴクミをベースでおながいします。
百合はイラネ
ゴクミが桜/田/淳/子になった時は幼心に吃驚したもんだよ・・・
ゴクミ愛姫可愛かったなあ。
無双やってから大河を見たが、あの梵天丸を無双政宗に脳内変換してみて
政宗×愛姫はイケる!とオモタよ
>>580さんチビッコ初夜話の進み具合はいかがですか?(・∀・)
漏れの新武将は「愛姫」タンですが何か?
ちなみにグラフィックは猛者おなごでつ。ゴクミ愛姫知らんもんで…
>824
うわー!確かに鷺!
まーゴクミ愛姫も、これで11歳なんて無理あるけどさ。
新武将・愛姫…SSに書いてみたいがうまくエロに結びつかんのう(鬱
>>825 でも確かゴクミはこの当時で12、3歳ぐらいだったと思うぞ。
戦国無双2には愛姫出して欲しいなあ。
質問ー。このスレ的にはオリキャラはどこまで許されるんだ?
1、無双顔有り登場人物以外はダメ
2、無双顔無し登場人物までアリ(柴田勝家×お市とか)
3、無双×史実までアリ(伊達政宗×愛姫とか豊臣秀吉×浅井茶々とか)
4、史実×史実までアリ(山内一豊×千代とか片倉重長×真田阿梅とか)
5、完全オリキャラアリ(くのいち×同僚忍者とかくのいち×敵忍者とか)
3番くらいじゃないかと予想してみる。
なんにせよ読み手だから神はありがたいけどなー
私も3番くらいまでかな。
5番は相手がオリキャラ突忍だとか爆忍だとかだと大丈夫だと思う。
史実×史実はキャラに統一したイメージがないからどうも・・・。
サイト回っているといろんな片倉小十郎とか見たりしますが。
881 :
829:04/04/25 20:25 ID:G2K45rkw
補足するとオリキャラは
・エディ子エディ夫
・その他大勢の雑魚キャラ
なら大丈夫と思う。
まあどんな話にせよ、ハアハアできたり面白ければ無問題。
4になるともうどのへんが「無双」なのかと。
自分は4以外なら桶かな。
雑賀衆や十勇士はどうなん?
5、じゃないか?
もうスレが800超えたが、次スレどうする?
950いってからのがいいかな?
あと、まとめサイト欲しいよね。続きものとかまとめて読みたいし。
昨日友達に初めて戦国やらせてもらった。
くのいち使ってみた。
びっくりしてチ○ポがおっきくなっちゃった!
>>834 このペースなら950越えてからでも大丈夫かな。
まとめサイトいいなー。コテさんの阿国タンシリーズなんて
一冊の本にしたいくらいだw
>>836 いっそのことこのスレの作品まとめて一冊の同人誌だすってのわどうだ?
無双エロ同人誌数少なさそうだし案外売れるかもしれん。
まあ現実問題難しいだろうがな。でたら俺は買うぞ。
>>838 お前が書いてるわけでもなし、何を偉そうに。
>838
プリントアウトしてホチキスで止めれ。
まさに一冊の同人誌!
確かエロパロ板全体の保管庫を作ってくれてる人がいたような。
でもURLがわからない…_| ̄|○
信長とお市と濃姫でハァハァ
近親だけどそこがいい
895 :
841:04/04/28 21:59 ID:Z9dGYXhx
>>842 それだ〜。ありがd!
いや、このスレ用のまとめサイト作る人がいなければ、
保管庫に入れてもらっちゃえば?と思っただけなんだけど。
>>844 たしかに前々から保管庫に入れてもらおうとか思ってました。
どうでしょう?職人様がた。一応承諾がいるみたいですが
>>843 信長は蝶ちゃん放置してお市とばっかヤってた超シスコンだ。
近親はダメとかそう言う概念は無かった時代だからね。
3P萌え〜
アホな。確かに従兄弟や甥姪にはホイホイ手ェ出してたけど、
今で言う二親等以内の近親に手ェ出した記録は信長含め誰にも無いぞ。
農民ならともかく武士にとっちゃ女の親族は大事な外交の手駒なんだから
自分から価値落とすような真似しないだろ。ましてそれを記録に残すなんか有り得ない。
阿国が一度騙したつもりが逆に逆手に取られるようなシナリオも見てみたい・・・
コテサマサイコーーーー!!
最終話期待してまつ。
やっぱり阿国には慶次かなぁ〜ハァハァ
902 :
コテ:04/05/01 01:22 ID:4fWT7xNb
ご感想下さった方、また読んで下さった方、ありがとうございました。
実をいうと次回はまだ最終回ではありません。
確かに五話ですっきり終わらせたいという気持ちもありましたが、
やっぱり自分の思い描いていた通りに描きたいという気持ちには勝てませんでした。
その点でご期待、ご要望に応える事ができない事を
皆様にお伝えしておこうと思い、一筆とりました。
長々と失礼しました。
コテさんを始め、ここのすばらしい職人さん達には、
すごく楽しませてもらっています。
勝手な期待で盛り上がるのも、読み手の楽しみの一つで
自由にやっておりますが、
それを裏切るのは、書き手の特権と云うもの。
趣くままに、お願いします。
阿国シリーズはエンドレス希望!
楽しみに待ってます故、コテ氏には萌えゆくまま、阿国タンシリーズを続けていただきたいです。
・・・ということは・・・ゲームで阿国タンとの絡みのないキャラとのエチーも見られると期待してよろしいでしょうかっ!?
政宗×阿国とか・・・(*´Д`)ハァハァハァハァ
>>838 軽く同意
売れてる同人誌(小説)って結構あるよな
これ漫画にしたら・・・ごっつい事なると思うなw
>>854 このスレの話を全部漫画にするなんて・・・ハアハアハアハアハア
>>856 同じ人が書いてたのかー。どうりで文章がうまいわけだな。
910 :
コテ:04/05/03 20:46 ID:+D4L+nfV
最近戦国やって今日初めてこのスレに来た。
阿国シリーズと政宗×お市シリーズ最高。
初めの方に書いてた政宗輪姦する雑兵が全部女忍者とかだったら萌えかもしれない。
>>857さん
ああぁ思いっきり間違えてました、訂正ありがとうございます。
>>858さんもありがとうございます(照)
軽く保守
激しく保守
狂おしく保守
愛しく保守
抱きしめるように保守
保守だけで埋まっちゃうYO!w
でもホノボノ
>>868 止 め て し ま い ま し た ね ?
>870
イイ!!
でも職人さんが皆移ってしまったら辛い・・・
今でも新作待ちでだいぶ空腹状態なんだよう。
そろそろコテさん・・・くるかな
924 :
845:04/05/09 17:25 ID:slC5VK0O
だいたい承諾が得たので申し込んできます
いってらっしゃい
三方ヶ原の戦いは真田幸村、くのいちらの奮戦により一応の勝利を得た。しかしその代償は
余りにも大きく、そして衝撃的であった。
信玄を失った武田軍は急ぎ本拠地、甲斐の地に戻り今後の対応策を弄する事となった。
(お館様。あなた様のご遺志はこの真田幸村が必ず成就させてみせますぞ)
明り一つない寝室。忠臣、真田幸村は天井を睨めつつ、そう誓った。
――気配。
「誰だ!?」
咄嗟に枕元の刀に手をのばし、叫んだ。
(まさかお館さまを殺った忍か?おもしろい。お館様の仇、今ここで果たしてみせようぞ!)
近づいてくる影。しかしその影は小柄で何処かで見たような風貌をしていた。
「にゃは。アタシだよ〜。どしたの?幸村様。すごい恐い顔してるよん」
「なんだ。そなたか。あまり驚かせないでくれ」
幸村は手に持った白刃を鞘に収めつつ、怒りを隠さずに言った。
見れば、普段の忍装束ではなく若草色に染め抜かれた浴衣を着たくのいちであった。
正直、可愛らしいと思う。――こんな状況でなかったならば。
「ひどいよ。幸村様。こんなケナゲな女の子が傷心の上司を心配して慰めに来たっていうのにさあ〜」
うるうるとくのいちは目を潤ませながら幸村に迫った。
「ああ、す、すまない。てっきり徳川の忍かと思ったのだ」
一転、あたふたとご機嫌を伺う姿にくのいちは「にゃはは〜」と妙な笑い声を立てこう言った。
「嘘だよ。う、そ。幸村様ってす〜ぐ騙されちゃうんだもん。でもアタシもまだまだだにゃあ
そ〜っと気付かれないように入って来たのに幸村様に気付かれちゃったもんにゃあ」
「で、こんな夜更けに何の用なのだ?なにかあったのか?」
くのいちの言葉を意識的に無視しつつ幸村は訊ねた。
「無視しないでよぅ。とにかく、夜のお勤めに参った次第でございます。にゃは」
言うが早いかくのいちは幸村の布団に潜り込み丸くなった。
(何もこのような時でもなくとも。こやつにはお館様の存在なぞどうでもよかったのか?)
「すまないが、今宵はそのような気分にはなれぬ。帰ってはくれないか?」
そう言うと幸村は少々の怒りをこめてくのいちを起こそうと肩を掴んだ。
「そなた、泣いておるのか?」
彼女の小さな肩は細かく震え、嗚咽を漏らしてるのが見て取れたのだ。
一瞬、言いすぎたのではないかと思ったが違う。そんな些細な事ではない。
「な、泣いてなんかないよ。ア、アタシはレイコクムヒな忍だよ?涙なんか流すわけ…」
ああ、この少女も辛いのだ。彼女もお館様――武田信玄公を心から慕っていたのだ。
「すまない。私はそなたの気持ちを全然わかっていなかったのだな」
幸村はそっと背中に手を回し、その小さな身体を優しく包み込んだ。
「泣いてもよいのだぞ。そなたも辛かろう。今宵はずっと一緒にいようぞ」
「…うん」
「…ねぇ、幸村様」
「なんだ?」
「お館様ってホントに死んじゃったのかな?なんだか明日になったら『冗談じゃ』なんて言っちゃって
なんにも無かったように笑ってる気がするんだけどぉ」
そんなはずは無い。幸村は確かに信玄の身体から体温が失われていくのを感じたのだ。
――それでも、それでも、どんなにくのいちの言う通りになればよいだろうか。
「そうだよね。そんなことあるわけないよね。何言っちゃってるんだろ、アタシ。ばっかみたい…」
幸村は自分の胸に顔を埋め肩を震わせるくのいちの髪をそっと撫でててやった。
「ねぇ。幸村様…抱いて欲しい…お願い、今夜は一人にしないで…」
静かな声。幸村はそっと頷いた。
ゆっくりと重なり合う唇。どちらともなく舌を絡め合わせ快楽をむさぼる。
「んっ…。気持ちいいにゃあ。幸村様って上手だねぇ」
幸村は苦笑しつつ、片手をくのいちの胸の膨らみへと移動させると掌でそっと包み込み
さわさわと掌を動かす。薄手の着物の上からでも次第に固くなっていく蕾の存在が見て取れた。
「幸村様……気持ちいいよ…んっ・・・」
「そなたのは、本当に感度がよいのだな」
「そ…そんな事…言わないでよぉ…んっ」
くのいちの着物を肩からはずし、露になった蕾をそっと口に含み舌で転がす。
「んっ……んんんっ…やぁん!」
舌で転がす度に面白い様に背中を仰け反らし快感に震える。それが面白くて幸村は舌で転がしてみたり、
甘噛を繰り返した。無論、空いた手でもう片方の膨らみを弄ることは忘れてはいなかったが。
「やぁん!・…も、もうダメェ……幸村様…もう限界だよぅ・…」
幸村は少女の薄い茂みに手を這わせた。そこは存分に潤い、すでに幸村自身を受け入られるのでは
ないかと思わせるほどであった。それでも幸村は優しく、丁寧に愛撫を加えていった。
ぷっくらと膨らんだ肉芽を指でつまんでみる。
「にゃ、にゃは〜ん!幸村様…き…気持ちいいよぉ!」
(一応アタシだってこの手の修練は積んでいる筈なのになぁ。幸村様にやられると我慢できないんだよねぇ
なんでだろ?)
それが幸村に対する深い恋慕の気持ちからくる物だと気付くのはずっと後の事。幸村を永遠に失う事となった後。
そんなくのいちの嬌声に薄く笑みを浮かべながらゆっくりと膣内に指を侵入させていく。
いつも幸村は思う。一方で真田の名にふさわしい死に方を求めつつ、もう一方ではいつまでもこの少女と共にありたいと思う自分。
(どちらも、今の私にとって大切なものだ。今は、今だけはそれでいい…)
ゆっくりと膣内の感触を確かめながらも外に出ている親指で肉芽をぎゅっと押す。指をしめつける感触は
たまらなく気持ち良い。
「幸村様ぁ…もういれてよぅ…もう、もうダメだよ〜」
「あ、ああ、わかった」
するすると帯を解き、既に充血し大きくなっている陰茎を取り出し少女の濡れそぼったところにあて
一気に侵入させていく。結合部から溢れ出る水音は堪らなく淫靡であった。
「お、おっきい…でも…あったかくて…気持ちいいよぉ」
ただ、身体だけでなく心まで満たされる感覚。くのいちはそっと腕を幸村の背中に回した。
「ねェ…幸村様?アタシは気持ちいいよ…幸村様は気持ちいい…?」
「ああ、きもちよいぞ。そなたの中は…あたたかいな」
「嬉しい……もっと気持ちよくさせてあげるね……」
くのいちはそう言うとゆっくりと動き出した。まるで自分のためで無く相手を悦ばせるように。
「あっ…幸村様っ…おっぱいはダメだよ…ずるいよ……気持ち良くなって欲しいのにぃ…」
幸村はもてあましていた掌で再び胸の膨らみをふわふわと包み込んだ。
「私も充分に気持ちよいのだ。ただ、そなたをもっと愛したいのだ」
――大切な人を失ったこの少女を、そして心から愛しいこの少女を。
「いい…いいよぉ……幸村様…幸村様ぁ…」
自分の名を呼び続ける桜色の唇にそっと口付け、幸村も少女の膣内を愉しむようにそして愉しませるように
動き始めた。
「もう…ダメ…いっちゃうよぉ…お願い…幸村様……一緒に、一緒にぃ…」
くのいちは目の前が真っ白になりながら、男の精をお腹いっぱいに感じていた
「にゃは〜。気持ち良かったにゃあ」
布団の上、くのいちは幸村の腕の中にすっぽりと覆われ、胸に頬を摺り寄せ甘い声で囁いた。
はは、と笑う幸村を見てくのいちは一つの疑問を投げかけた。
「ねぇ、幸村様?これから、どうするつもり?」
信玄がいなくなった今、武田家は確実に衰退の道を辿っている。後継者の勝頼も無能では決して無いが
信玄の才覚とは比べ様も無いのだ。
「勿論、お館様の仇を討ち、この命に代えてもご遺志を成就させるつもりだ」
「…だめだよ。死ぬだなんて言わないでよ」
「しかし…私は」
「アタシは幸村様を死なせるために戦ってるんじゃないんだよ!それは十勇士の皆もおんなじ。
幸村様を死なせないため、守るために戦ってるんだよ!…そんな簡単に死ぬって言うなんて酷すぎるよ。
そんなのお館様だって望んでいなかったと思うよ」
先程までの甘い声色とは打って変わって烈火の如くまくしたてるくのいちを見て幸村は自らの愚かさを
知った。――それでも、この生き方だけは譲るわけにはいかない。たとえ、どんなにも愚かでも誇りと共に
生きて、死にたいのだ。
「ありがとう。それでも私はこれ以外の生き方を知らないのだ」
「ほんと、幸村様って馬鹿だよね。ほ、ほんとに…馬鹿なん…だから」
「すまない」
「あやまってもダメだよ…。馬鹿…」
嗚咽を漏らし再び胸に顔を埋めるくのいちを見て、幸村はもう一つの誓いを立てた。
(私は後悔するつもりは無い。それでもその間まではこの少女と共に歩いていこう)、と。
[終]
神々の後で恐縮しつつもとりあえず書いてみました。読んでくれると嬉しいです
933 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 01:28 ID:bijHqxOI
幸村×くのいちキタ―wwヘ√レvv〜(゚∀゚)―wwヘ√レvv〜―!!
良かったです!
SS保管人さんも乙でした!
935 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 17:55 ID:L9fEZ26Z
580さんじゃないけど。
政宗×愛姫の初夜話SSを脳内で暖めております。
出来たらうpしてもいいでつか?
イラネ
どっちやねん。
940 :
名無しさん@ピンキー:04/05/12 15:58 ID:roHsxtxh
愛姫タソ、グラフィック的に想像出来ない…(大河版政宗も知らないし)
エディ子で言うとどれが近いかな?
↑ハァ?池沼はしねよ
>>889 いっそ兎耳つきのエディ子(愛武者だっけ?)と2P政宗でどうだろう…
もうどの辺が戦国なのか。
兎耳は可愛いし萌えだからナー
とりあえず兎耳にイピョーゥ
944 :
名無しさん@ピンキー:04/05/13 15:29 ID:KHwRQh45
史実では政宗&愛姫が実際に初夜を迎えたのはケコーンしてから3年後だったらしい。
何だか幼馴染カップルのよーだのう。
>>893 この野郎ほのぼのさせんな
・・・萌えたじゃねーか
では幼馴染み風の初体験をさわやかに描写してください!
「今夜こそヤルぞ!」と息巻いてるものの何度もチャンスを逃す
男子中学生のようなマチャしか思い浮かばんw
>>896 (・∀・)ソレダ!
で、風が吹いてスカートが捲れるたび
(・∀・)ミエタ!
なのか?
男子中学生のような純情童貞な政宗ももちろんいいけども、
お子チャマなのにエ ロ 鬼 畜な感じの政宗が萌え(・∀・)なのは私だけだろか?
どっちもええのぉ。
見習い職人さんの政宗は鬼畜になろうとして詰めが甘いところが好きだw
951 :
899:04/05/13 22:36 ID:HiBAaXwy
「職人見習い」さんでしたね…失礼しますた
>>897 何だか「まいっちんぐマチコ先生」とかに出てくるマセガキ厨房風な正宗を想像したではないか!
>>901 ワロタw
やはり政宗のベストな相手とくれば愛姫タンになるか。
他の女キャラとはあんま絡まんからのう・・・惜しい
そこでくのいちが政宗をお持ち帰りですよ。
>>904 以前くのいち×政宗そんでもって真田乱入・・・ていうネタがあったねえ。激しく読みたい。
やっぱり蘭丸のエロが読みたい。
>906
蘭○の女化小説はどっかで見た。
エロかったが女性向けだった。
女体化で女性向けというのも不思議な感じだな。
蘭 丸 は 男 だ か ら い い ん だ !
と思いつつも密かに男装の麗人な女蘭丸の話を妄想中です。
自分の中では801ではないつもりでいるのですが・・・線引きが難しいなぁ・・・。
気持ち悪いからやめろよキモ
じゃあ蘭丸×濃姫で、鬼畜蘭丸とかは?
立場逆転しちゃうかんじで
俺かよ!!
鬼畜蘭丸か、まあ俺は遠慮しとく
蘭丸はぺっぽこじゃないと嫌だ
童貞と処女同士の蘭丸×お市なんてのはいかが?
ゲームでは年齢的に近そうだし、同じ陣営だからちょいと捻れば萌えSSできると思うんだが。
脳姫の方が会う。市は正直…
>905
うあ地味にみてぇ………乱入でもいいから、真田丸暴発でもいいから
むしろ、あの障子破ったら既に情事中とかなw
そりゃもう雑魚とは違う。
漏れかよ……
真田の人格が嘘臭くなるからパスしておく
くのいちも書きにくい
いや誰が書きやすいとかは特にないんだが
センムソで一番エロSS的に書きやすいキャラって誰なんだろな。
やはり自分の萌えキャラが一番書きやすいのだろうか。
女性キャラなら阿国タソじゃないかなあ
個人的には特に萌えキャラというわけではないけど動かし易そう
あ、でも言葉遣いが大変そだね・・・
阿国は書いてる途中で萎える…
いや、どういう方言が会ってるのかとか考えてると…
まだまだ修行が足りないらしい。
プレイしたときには「信長の鬼畜エロがいくらでも書けそうだ!」と思ったが
実際チャレンジしてみると難しい…
あの口調でエロシーンやるとかえってお笑いになってしまう、な。
「挿れる、ぞ」とか言うんだろうか
それはちょっと萎えるw
織田夫妻はなんだか重いんだよね
>926
水吹いたじゃねーかw
あの間を入れるとお笑い方面に行ってしまいますね
やっぱり言葉使いは苦労するな・・・
くのいちタンは簡単に脚広げてくれそうな感じがあるが、ここではノーマルな幸村との絡みしかないね。
>930
くのいちは敵兵に捕まっても、まわされながら楽しんでそうでイイネ
一応怖がって見せるけど、終わった後に「大したことないじゃん〜」とか言ってそう
「もっと修行せよ〜っ!にゃは★」
の「にゃは★」部分でまわした奴らメッ殺。
そのくらいの勢いが欲しい。
個人的にくのいちはお堅い幸村タイプと絡ませるのが萌える
ノーマルというかお堅いというか
幸村が鬼畜ってのが考えにくいんだよな
現実へたれの方が書きやすい
いや、今無性に鬼畜な幸村が読みたくなった。
ってな訳で鬼畜幸村×くのいちキボン。
でもくのいちも濃も阿国も、レイプされても泣き叫んだりしなさそうだよな…
むしろ喜びそうだw<レイープ
ふと思ったのだが信長×濃って
鬼畜×鬼畜だから書き難いのではないだろうか
>>935 日夜、究極の快楽を探求する鬼畜ふたりエッチみたいなのはどうだ?
「あなた、今日は縛らせてくれる・・・・・・?」「是非もなし」
文才ある方かも―ン。
対称的にお市は比較的普通っぽいから書きやすそうだ。旦那いるのがネックだが。
レイープで泣いてくれなさそうな順
濃>くのいち>阿国>お市
阿国は雑兵とかなら泣いてくれそう。
鬼畜な幸村探してサイト巡りしてたけど案外ないのなー
やっぱやりにくいのかね? 半蔵なら結構見たけど
最多は欄●だった気がする……
欄●?男性向けで?
それはちょっと勘弁。
991 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 00:23 ID:k3CkrkwW
今川義元を忘れていませんか?
あの今川に何を望む気だよw
濃姫×今川で鬼畜
まろの今川に確かになにを望むのだw
柴田勝家の巨大なアレの虜にされる、お市未亡人
という小説が見たいな。
そういやぁ、新武将(男)は今川氏真にしたな。
義元「ひぃいいいい!何をする!」
氏真「あんたじゃ無理だYO!」
・・・エロには使えませんね・・・。
>>936 おめーディスプレイにお茶吹いたじゃねーかどうしてくれる
信長はあの喋り方のせいでどうにもこうにも話にまとまりがつかんむりぽ
濃姫のエンディングから察するに、信長はエチーのときはされるがままですよきっと
抱いてやろうとか強がりをいいつつ接吻だけで目を見開くヘタレ信長
999 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 20:47 ID:k3CkrkwW
愛姫まだですか?楽しみに待ってます。
>>944 長政を失って悲しみにくれるお市MI亡人を慰める勝家
段々と勝家に心を開いていくお市
なら見たいかも知れん。
1001 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 23:15 ID:qMkSROR6
>948
うーん、次スレになりそーでつ…スマソ。
秀吉×お市ならちょっと想像したことある…
ついにこのスレにも次スレの季節。
秀吉×お市もいいな。
>次スレ
誰立てる?
980でいいのかな?<次スレ
この速度ならそれくらいでも
インジャナイ?
>あの口調でエロシーンやるとかえってお笑いになってしまう、な。
>抱いてやろうとか強がりをいいつつ接吻だけで目を見開くヘタレ信長
頭の中で本人達は大真面目、傍から見ればギャグでしかない信長夫妻の初夜話がとまらない・・・
タスケテ
>>956 薬入りお茶ドゾー
(`・ω・´)つ日
 ̄
市なんて激しくイラネ
でも市は隠しキャラならともかく最初に選べるキャラってのはおかしいよな。
>962
女キャラがいないとやる気おきない人のためだろ。
市の性格と外見が明智で、姫将軍みたいなのだったら萌えたのに…と少し思った。
同時にあのキモい耽美もどきの存在ももいなくなってイイ。
姫将軍タイプは欲しいところだね。
いろいろぐぐってたらお田鶴の方(椿姫)という人がちと気になった。
夫を今川家に殺され、女城主となるが家康に攻められ、
最後まで抗って討ち死にしたそうな…
個人的には萌えだがマイナー灘w
>965
それいいな。となると家康×椿姫で鬼畜とか…
家康は専グラあるがプレイヤーキャラじゃないから駄目か。
コテ氏まだかなー・・・
姫将軍なら何をおいてもまずギン千代たんだろ。
特徴的な武将が少なめな九州勢だし、次回作普通にアリエル。
>>968 ぐぐってみた〜
戸次鑑連(立花道雪)の娘で、6歳にして立花城督…イイネ
パパ↑と一緒に次回作で出てこないかなー
しかし油断してると細川ガラシャ(明智玉子)たんとか出てきそうで怖ぇw
あの光秀なら娘登場は無いか。