1 :
名無しさん@ピンキー:
原作でもアニメでも小説でもOKなエロパロSSです
2 :
関連スレ:03/12/06 21:52 ID:qzPYTu+R
3 :
名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:53 ID:qzPYTu+R
【 キャスト 】
ロゼット・クリストファー : 川上とも子
クロノ : 石田 彰
アズマリア・ヘンドリック : 千葉紗子
ケイト・ヴァレンタイン : 榊原良子
ユアン・レミントン : 速水 奨
ヨシュア : 皆川純子
フィオレ : 桑谷夏子
アイオーン : 井上和彦
【 制作陣 】
原作:森山大輔(連載:富士見書房「月刊ドラゴンエイジ」)
監督:紅 優 副監督:神戸洋行 シリーズ構成:冨岡淳広
キャラクターデザイン・総作画監督:黒田和也
その他:多数スタッフ(公式でみれ)
アニメーション制作:GONZO DIGIMATION
制作:フジテレビ・福音弾 制作協力:ビッグショット
【 楽曲 】
OP:「翼はPleasure Line」
作詞 畑 亜貴 作編曲 上松範康 歌 栗林みな実
ED:「さよならソリティア」
詞・曲・編 梶浦由記 歌:千葉紗子
4 :
名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:53 ID:qzPYTu+R
【 ロゼットとギルティギアシリーズのブリジット(通称:鰤)に関して 】
_____
__ (コ二f__)
'/二ニニヽ 〉(((ヽヽ〈 ! <ロゼットって鰤のパクリなのかしら?
i#/ノノレ)) 人゚ヮ ゚ !ヽ
/ || ゚д゚/ ̄ ̄ ̄ ̄/ !( ヽヽ
_く ニつ/ / |丶っ_
\/____/
私の方が先だっての!
良く似ている、もしくは鰤タンをパクリやがって、しかも
女にしやがってコノヤローと思われた皆さんは以下をお読み下さい。
(※情報提供はアニメ板初代スレ279、クロノ信氏)
○クロノクルセイドの連載開始:1999年1月コミックドラゴン新年号
(1998年12月頃発売)
前々月号(つまり実際に雑誌に現れたのは1998年11月号)から
かなりの売込みをしながら始まった作品
○ブリジット
情報媒体に現れた時期:2001年、某アーケードゲーム雑誌
5 :
名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:56 ID:qzPYTu+R
とりあえずテンプレは以上だ、重複していないのは確認済みです。
ではでは。
6 :
名無しさん@ピンキー:03/12/06 23:19 ID:qzPYTu+R
人こないのかなあ・・・
記念カキコ。
職人さんの光臨キボン。
8 :
名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:02 ID:Q4YTxrai
>【 キャスト 】
>ロゼット・クリストファー : 川上とも子
これだけは修正させろ。
クリストファーじゃなくてクリスト「ファ」だ。
9 :
名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:37 ID:LOMzCnpZ
クロノ ど・どう?美味しい?
ロゼット うん・・・・見た目は悪いけど・・・
ホッシュ
まずは保全age(今の間だけは広告もカモーン)
13 :
名無しさん@ピンキー:03/12/07 17:40 ID:ETv/JVDf
これから
>>9のいうモノを想像するスレとなりました
漏れはイナゴと予想
14 :
名無しさん@ピンキー:03/12/07 17:52 ID:EBdn/YBV
あげ
即死防止保守
どこかのスレにクロクル得ろSSが二つあるはずだが。
どこ?
>>19 あのお、
そのすぐ上に宣伝レスが付いてるんですが…
それもここが立ったすぐ後に…
>>20 お恥ずかしい真似してしまった。
SS確かめるのだけに考えがいっていた
>>9ネタが分からんということは原作派は意外と少ないのか?
アニメが最近放映したばかりですしね、で一体何なの?
24 :
名無しさん@ピンキー:03/12/08 01:42 ID:6S+XMxtc
hohohohoshu
25 :
名無しさん@ピンキー:03/12/08 16:48 ID:PsNcei5A
もうすぐ30だ!
26げと
27です
28歳です
あとすこし
保全完了!!
今回はエロかったな。
ケツ振りに乳ゆれ、生足。
エローイ
32 :
名無しさん@ピンキー:03/12/10 01:54 ID:mnqQnWWq
どうして誰もスレタイがクルセ「ル」ドってなってることを指摘しないんだ_| ̄|○
34 :
1:03/12/10 14:00 ID:NREJWSz4
>>32 単純なミスです、スマソ。
次スレが出来た場合は訂正します
森山大輔総合ということでよろしい?
職人さん来る前にシチュだけでも想像しようぜ。
第四巻の冒頭のシチュで。
ヨシュ×ロゼ書いた者ですが、現在自宅の回線が切れてます。
シバラーク続きはムリポ。
エル×ロゼ書き始めました。
需要ないよね?
やっぱ氏んできます。
>>40 何を言うか!
見せてくれ、君の生き様を!
ここ女性いるー?
いらない
普通、こういうネタのスレに女性がつく事はマレだと思うが、いかがか。
エロ画像見たいけど虹板にスレないんだよねぇ…
立てても即死しそうだしなぁ
エロ画像キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
IDがエッチエッチでワロてしまたw
51 :
名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:16 ID:2LPfGgRd
はじめてなんですけど…クロ×ロゼ書いてみた。
さわりだけどうぞ
52 :
名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:18 ID:2LPfGgRd
ベッド以外何も無い部屋
手が届かないほど上にある窓から
日の光が入ってくる。日が沈みかけているらしく
その光も大分傾いている。
今クロノはそんな所に拘束されている。
「クロノ」
そしてそんな所を訪ねてくるのは彼女くらいしかいない…
「ロゼット?こんな時間にどうしたの?」
食事の時間にしては早すぎる。
「渡しそびれていたんだけど、今日サテラからこれ届いたのよ。」
ポケットから小瓶を取り出し
「何かクロノの為に調合した栄養剤だって。」
私にも作ってくれればいいのに…とぼやいている。
「別にいつでもいいのに。」
「だって〜届いたその日に渡せって書いてあるんだもん。
確かに渡したからね。」
忙しそうにばたばた出て行くのを見送りながら…
(まあ多分夕食の時も忘れてしまうから思い出した今来たのだろうけど)
なんだかんだ気を使ってくれている事に嬉しいような悪いような。
「あ!夜飲んでってあったんだっけ…
ま、夕方だし同じようなもんよね。」
こんなんでよろしければ続きかく。
>>51-52 キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
是非とも続きをお願いします。
がんがれ!
期待してます!
55 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 00:19 ID:dpl3ANUd
神降臨期待age
56 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:27 ID:NhnSXgHT
いいわすれたけど
一応コミック6巻後半のこと
おかしい…
あの栄養剤なる物を飲んでから 何かが違う…
どこがどうおかしいのか、わからないけど…
体の中がざわめいている。自分が自分じゃないような…
そのままベッドに横たわる。
コン!コロコロコロ…
横にあった瓶が落ちて転がっていく
わざわざ拾いに行く気もない。
(ここに誰もいなくてよかった…)
なんとなく思う。
で、いきなり失敗。クロ調でいこうとおもっていたら
次出来たのはロゼ調…まあいいか。
57 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:29 ID:NhnSXgHT
(ひぃ〜全部終わらせたら こんな時間になっちゃったよ〜)
夕食を持って急いでクロノの所に向かう。
「クロノー遅くなってゴメ…ン?」
う…くぅ…(クロノの声?)
夕食を持ってきたロゼットの耳に苦しそうなうめき声が聞こえてきた
「クロノ?」
部屋を覗くとベッドの上で丸まり苦しそうにしている姿がランプの光に映し出される。
急いでそばに駆け寄ると、けだるそうに起き上がり
「ロゼット…食事? …そこに…おいておいて。」
ランプと月明かりだけなのではっきりとは見えないのだが、だるそうだ。
息も幾分荒い。何気に手に触れると ビク っと手を避ける。
…熱い…
「熱あるんじゃないの?」
「平気。何でもないよ。」と平然に振舞う。いや、振舞おうとしている。
ベッドに座りおでこに手を伸ばそうとすると
「駄目!!こないで!!」
口調が荒くなり払われてしまった。
58 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:37 ID:NhnSXgHT
「あ…ご、ごめん。本当に何でもない…から。平気だから。」
いきなりのよそよそしい態度についムカッとなってしまい
ムキになって頭を押さえつけ無理やりおでことおでこあわせようとする。
「ほら!じっとしてる。…う〜ん。」
いきなり首に手を添え引き寄せられ
そのまま唇と唇があわさる。
いきなりで何が起きたかわからない(え?ちょっと?これって…)
パニックをおこしかけていると乱暴に引き離され
「ゴ、ゴメン。なんか僕変なんだ。頭に霞がかっかたような…
あ、でも病気とかじゃなくて…うん。それはぜんぜん平気で、
だから…ええと…ああ〜もう何言いたいんだろう。」
少しパニックをおこしているような…
「うん、そう。熱あって…うつしちゃ悪いし…だから…あの…」
(僕このままだと何かとんでもないことを口走りそうだ…)
……フゥ……
「ごめん。もう帰ってくれないかな。一人にして欲しいんだ。
自分が何かしてしまいそうで怖い…だから…来ないでくれないかな…」
だんだんと消え入りそうな声になっていく。
そして無理して笑って見送る。
(流石にもう来ないよね…)
アニメだけ見てるとシスター3人組が誰が誰だか分からないんだが。
彼女等のキャストもキボン。
力丸乃りこがやってるのは金髪だっけ?
60 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:22 ID:9x+cPzgF
ムダに長くなりそう。
エロもまだ…だし…
61 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:23 ID:9x+cPzgF
自分の部屋に戻りベッドに倒れこむ。
唇を触り赤くなりながら
(さっきのあれって…キスだよね…今更ながら…わ〜ちょっと〜
…そういえば…唇凄く熱かった…やっぱり熱あるんじゃ…)
ベッドから勢いよく起き上がり ふと思う。
(ん?そういえば、あいつ自分で熱あるっていってたじゃないのよ。
あの時はそれどころじゃなくて突っ込まなかったけど…
いつもと様子が全然違っていたし。そうとう体調悪いんだわ。)
「…相棒だし…心配するじゃない。もう。」
(ああやって言われるのって、なんか他人行事で嫌だな。
1発お見舞いしないと。さっきの事も含めて…)
などと物騒な事を考えながら氷やら着替えやら必要なものを
用意していく。
「まあ、ちょこっと行ってこれだけ置いて帰ってくればいいわよね。うん。」
62 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:26 ID:9x+cPzgF
れからそんなに時間は経っていないが…
「クロノ…寝ちゃった?」
返事はない。しかし先ほど聞こえていた苦しそうな呻き声は聞こえる。
静かに傍に行き持って来た物をベッドの横に置く。
顔を覗くと凄く汗をかいているのがわかる
(すごい汗…やっぱり無理してるんじゃないのよ)
タオルで汗を拭ってあげようと手を伸ばす
顔に触れるか触れないかの所でいきなり手を掴まれた。
「キャ!…あぁビックリした〜ごめん。起しちゃった?」
何も言わずに掴んだ手を凝視している
「あ。これは、汗すごかったから拭いてあげようと思って。」
「なんで戻ってきたの?」
キツイ調子で吐き出す。怒っている…
カチン!
(さっきあんな事したくせに〜〜〜)
「なによ!!あんた体調悪いんじゃない!
心配しちゃ…」
はっとして声を小さくする
クロノは調子が悪いのだ。騒いではまずい。
「来ないでって言ったのに…何するかわからないって言ったのに…」
ブツブツ呟く。まるで自分に言い聞かせているように…
63 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:27 ID:9x+cPzgF
椅子に座りクロノが掴んでいる所に手を添えて
「苦しみも 悲しみも 半分こしようって言ったじゃない。
私は苦しいなら苦しいって言って欲しい。」
そして沈黙…。
その沈黙に耐えられなくなり帰ろうと椅子から腰を上げる。
「ごめん。もう帰るね。」
でも掴んでいる手の力は抜けない
「クロノ、あの…手…」
「苦しい…」
「え?」
一瞬何を言われたかわからなかった。
グッと引き寄せられて耳元で呟かれる…
「そんな事言われると…もう止められなくなっちゃうじゃないか…」
腕の中に彼女を感じる…
(もう駄目だ…抑えきれない…)
「ロゼット…君が悪いんだよ…」
そのままベッドに押し倒される。
64 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 01:32 ID:9x+cPzgF
「ロゼット…君が悪いんだよ…」
より 「君が欲しい」
の方がよかったか…
この先はまだ書いてない。
ロゼ調とクロ調2つある。
両方のせてもいいデスカ?
>>64 神キテタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━!!!!
期待してます!!ガンガッテ下さい!!
>>64 わたしは一向にかまわんッッ!
おながいします。
68 :
52:03/12/21 21:16 ID:QoYLy6+8
「え?!ちょっと、クロ …ん…」
いきなり口が塞がれる。先ほどの口付けとは違う乱暴な…貪るようなキス
無理矢理舌が滑り込んできて舌を絡め取るように動く
(や、やだ…)
服の上からきつく胸をつかまれる。
「イ …んんっ…」(イ、イタイ)
何か言いたくても口が塞がっていてうまく声が出せない。
出たとしても言葉にならない情けない声…
唾液が混ざり合い舌が動くたびにクチュクチュと音をたてている。
息が出来ない。苦しい…
酸欠のせいだろうか…頭がボーとしてくる。
やっとで舌が出て行く。
酸素を求めて口をひらく。パニックのせいか うまく呼吸が出来ない。
胸が苦しい。
69 :
52:03/12/21 21:17 ID:QoYLy6+8
そしてすぐに解放感を感じる。
服が引き裂かれたのだ。
はじめて…クロノを目の前にして怖いと思った。
今までは何があってもそんな事思わなかったのに…
…コワイ、コワイ、コワイ…誰か助けて…
でも声は出せない。助けは呼べない。
こんな所を見られたら…クロノの置かれている状況が、さらに悪くなる。
一生外に出られなくなってしまうかもしれない。下手をすれば処分…
全ての服は剥ぎ取られ、うまれたばかりの姿にされる。
「ロゼット、綺麗だ…」
熱にうなされたように呟く
スキをついて逃げようとしても、すごい力で押さえつけられ
動くこともままならない。
「んく…」
乳房を乱暴に吸われて情けない声を出てしまう。
「ク…ロノ・ん… やぁ…やめて …お・おねが…ヒィ…」
うまく喋れない。強く揉まれたり口に含んで歯を立てられたり
刺激を与えられるたびに声が漏れてしまう。
無意識のうちに口に手を添えて声を出さないようにする。
そんな姿を見て、さらに激しく責められている事にロゼットは
全く気が付かない。
70 :
52:03/12/21 21:18 ID:QoYLy6+8
クロノが何か言っている…それがとても恥ずかしい言葉なのだが…
理解しないようにしていた。
あたえられている刺激に体は反応している。
心は恐怖の為か否定しようとしている。
涙が後から後から湧き出てくる。
(こ、こんなの…ち、ちが…う…)
「ヒィ…ィ」
いきなり体が裂かれるような激しい痛みが走る
何かが自分の中に入り込み、中をグチャグチャに
掻き混ぜられている…そんな感じ…(いや…)
口に鉄の味が広がる。添えていた手に血が滲む。
先ほど痛みを我慢する為に歯を立ててしまったのだ。
その痛みに集中して他の痛みを紛わしたかった。
体の中に熱を感じたと思ったら少し楽になった。
(…終わっ…た…の?)
71 :
52:03/12/21 21:18 ID:QoYLy6+8
頭がボーとする。何がなんだかわからない。思考も停止しかかっている。
そんな中目に入ってきたのは、青年の姿に変わっているクロノの姿…
(ふういんがとけちゃったんだ…
だからへんなのかな…
わたしこのまましんじゃうのかな…
…もう…いいや…)
そのまま思考は停止する
与えられる刺激に身を任せながら…
72 :
52:03/12/21 21:46 ID:QoYLy6+8
次は2〜3日後になる
でもこの書き方はあまりエロくないような
52からはじめたからこれから名前52。
早いものでもうあの戦いから三ヵ月になる。
重傷を負い、修道会で療養中だったロゼットの傷もほぼ癒え、表面上は元の生活に戻っていた。
ヨシュアの葬儀もロゼットが動けるようになり次第、とりおこなわれた。
けれど僕から見れば、ロゼットの様子は激変している。
相変わらず明るく、元気に無茶をやり、この前も一台車を壊したっけ……。
けどやっぱり以前とは違う、なにげない瞬間にふっと遠くを見て、何かと問うと誤魔化してしまうし、
その誤魔化し方がやたらと元気で、おもいきりバシバシ叩かれた事も何度か有った。
正直…… 見ていて痛々しい……。
ヨシュアを失い、走る目標も見失って、きっとこの爆弾娘はどこに向かっていいのか判らないんだ。
短い寿命に追われ、生き急ぐみたいに駆けて来たロゼット……
その制約さえ今では、事故や病気でなければ普通の人と同じ程度の長さな筈だ。
でもきっとロゼットは、自分が生きている事を実感する度に、ヨシュアの死を思い出すんだろう。
自分では、ヨシュアの代わりにはなれない。
僕は彼女の弟じゃなくて、しかも悪魔なんだから―――――。
「クロノ……居る?」
自分にあてがわれた部屋で考え事をしていると、ドアがノックされて、本人の声が聞こえた。
「ああ、居るよ……入って」
そっとドアが開かれて、いつもの姿でロゼットが入って来た。
「ゴメンね、突然」
そう言いながら窓辺に腰掛けると、いきなり外を眺め始める。
「僕に、話が有るんでしょ」
あの時の事を思い出させたくは無いけど、こうしていても始まらない。
何より、彼女の方から訪ねてきたのは、聞いて欲しい事があるからだろう。
自分で力になれるのなら、何でもきいてあげたいと思っていた。
「そ、そう…… そうよね」
なんとか振り向き、それでも下を向きながら彼女は話し出した。
「私もう、その…… あのね、シスターの資格、無くしちゃったじゃない」
……?
マジマジと彼女の姿を見直す。
マグダラの修道衣は普通のシスターのとは少し違うけれど、間違い無く神に仕える者の服で、
ロゼットは今や正式な修道騎士、ミリティアの筈だ。
そこまで考えてふと思い出した、修道女は純潔を守らなければならないと……。
「そういう…… でもあれは不可抗力じゃないか。
こういったらずるいけど、話さなければきっと判らないよ、それくらい神様だって……」
「駄目なの…… きっともうしばらくしたら、みんなにばれる」
今度こそ意味が判らない。
「あれから…… 来ないの、私 ……もう間違い無いと思う、いつもはこんな事無いし」
「……ヨシュアの赤ちゃん ……できたみたい」
頭の中がぐるぐる回りだした。
赤ちゃん……? 妊娠……子供……?
ロゼットとヨシュア、姉弟の?
「クロノにこんな事言っても困るだけだって…… それにクロノを傷つけるかもしれないって、
けどこんな事話せるの、私クロノしか居ないし……」
「自分勝手だって……ワガママだって判ってる。
けどヨシュアが帰ってきてくれたの、絶対に生んで、自分で育てたいの私」
少し、落ち着いてきた。
ロゼットの決意は固い、それはいいけれど、もう一つ問題が有る。
「聞いてくれ、ロゼット。
その子はあの時にできたって事だね。
なら間違い無く、悪魔の力を受け継いでる」
「―――――!?」
「侵食したホーンは人の身体全体に影響を及ぼす。 遺伝子にも……。
人間の女性が直接悪魔の子供を孕む事は無いけど、この場合だけは……」
「その子はキミと、ヨシュアと、僕の子供なんだ」
ロゼットの瞳が潤み、勢い良く胸に飛び込んできた。
その震える細い肩をやさしく抱きとめる。
「嬉しい……嬉しい、クロノ……。
私、ヨシュアも大切で、クロノも大切で、だからどっちかだなんて選べなくて……、
でもあの時、クロノを裏切った気がして……」
愛情が強すぎて、もう誰も失いたく無くて…… それでこの娘は我侭になる。
そんな優しい我侭にだったら振り回されたって構わない。
「本当は、今話すのだってすごく怖かった……」
そうか…… いつものロゼットとは違う違和感……。
キミは女になったんだったね。
そうしたのが自分じゃ無いのは、確かに少しだけ残念だけど。
「……ロゼット」
呼びかけに応じて見上げたロゼットの、濡れた瞳に優しく口付けた。
頬を濡らす涙も、丁寧に舐めとってあげる。
「キミ自身と、キミの中のヨシュアの魂と、新しい命……。
その全部を僕は ……これからずっと守っていきたい」
「クロノ……」
またロゼットの涙が零れる前に、唇を塞いでしまおう。
「ん……」
彼女は積極的に口を開き、舌を絡ませてくる。
負けずに舌を差し入れて、ロゼットの口腔と唾液を味わう。
「抱いてくれるの? こんな私を」
無言でコクリと頷いて強く抱きしめると、額に、頬に、首筋に、次々と口づける。
首筋から舌を這わせ、柔らかな耳たぶを舐め上げて、小さく歯を立ててみた。
「は……んっ……くすぐったいけど、ちょっといいかも」
彼女が喜ぶ事ならどんな事でもしてあげたかった。
後ろから抱きしめて、服の上から形の良い乳房を揉み上げる。
持ち上げてみると華奢な身体の割りに思ったより量感の有るそれは、服の上からでも若々しい弾力で押し返してくる。
「あ、んっ…… あんまり強くしないで」
「うん」
まだ大きくなるのだろうか、成長途中の乳房はあまり強く揉むと痛むらしい。
けれどゆっくりと、円を描くように掌を動かすと、彼女は心地よさそうに目を細めた。
布の上から先端を引っかくように愛撫する。
「あ……クロノ、それいぃ……」
気をよくして先端を軽くつねってみる。
「あふっ……」
横合いからその表情を覗き込むと、上気した頬と、とろんと潤んだ瞳が、彼女の高まりを示していた。
「もっと、欲しいんだね」
右腰のスリットからスカートに手を差し入れる。
「クッ、クロノ」
明らかに狼狽してその手をロゼットが押さえた。
「嫌なの?」
「イヤじゃない……イヤじゃないけど、その……」
彼女の顔は真っ赤だった。
「……はずかしいの」
弱々しい抵抗が本気じゃ無いことに気づき、ゆっくりと秘所にたどりついた時、その訳が判った。
「……ロゼット」
「言わないでっ!」
下着の上からでも明らかな、蒸れたみたいな感触。 きっとその下は、もう。
「やだ……やだぁ」
「うそつきだなあ、ロゼットは……」
それだけ言って下着の上から中指で秘所をまさぐるように擦りあげる。
強めに指を押し込むみたいにすると、薄い布のすぐ下に、ロゼットの裂け目が開いているのがはっきり判った。
「あっ、あぁっ……」
その頂をとんとんと、ピアノを弾くみたいに愛撫する。
「あん、はんっ」
指がはじかれる度に吐息が漏れ、腰が震える。
ふいに彼女の脚が崩れおち、倒れそうになった身体を受け止めた。
「だめ……立ってらんない」
「これだけで?
すごく、感じやすいんだね」
「いじわる……」
二丁拳銃を振り回して戦う姿からは想像もできない華奢な肢体を抱え上げ、ベッドに横たえる。
絹のように細い金髪を覆うベールを取り、その身体を覆う修道衣を一枚づつ取り払っていくと、
16歳の少女としては理想的とも言える均整の取れた裸身が、徐々にさらけだされていった。
少女ならではの大きくて愛らしい顔に続くのは、それを支えるのには頼りないくらい細い首と肩、
胸で女を主張する二つのふくらみは均整が取れていて、胴回りはまた肩の頼りなさを思い出させる細さだった。
しかし大きく張り出した腰は女性として成熟し、白くて広い腹の奥に新しい命を宿している。
その命は僕達の……。
そう思うだけで彼女の身体は単なる肉体ではなく、何か神々しい美しさを秘めているみたいに思えた。
「あたしばっかり、ずるい……」
下着とニーソックスだけになったロゼットが涙ぐみ、反則じみた可愛らしさで責める。
「ゴ……ゴメン」
謝って服を脱ぎ始めると、彼女の熱っぽい視線が自分の身体中に絡みつくのが感じられた。
今は青年の姿を取っているけれど、悪魔の特徴は隠したままにしているのに。
「そんなに見たかった? ボクの身体」
「バカ……」
トランクス一枚だけになってロゼットの白い肌の上に重なると、彼女の腕が待ちかねたみたいに首回される。
「きて、クロノ…… 私をいっぱい、愛して」
答えの代わりにその唇を奪い、やさしく吸い上げた。
「んっ…………」
息が止まるくらい長いキス、お互いが離したくないと舌を絡ませる。
「ん〜 ……ふ、んっ」
自分の唾液を注ぎ込み、相手の唾液をむさぼる。
「ぷはぁ、はぁ、はぁ、窒息しちゃうよぉ、はむっ……」
再び口付けながら乳房と、秘所に手を伸ばす。
ブラを押し上げ頂に触れると、そこはもう固く隆起して愛撫をねだり、秘所では布の上までトロトロの蜜が
あふれ出して、内股までを濡らしていた。
「うわっ、すごいことになってる……」
「いやだぁ、クロノのばかぁ、はずかしいこと言わないでぇ……」
そう言いながらもモジモジと腰を動かして、更に蜜を溢れさてしまう。
その下着の中に手を滑らせて、直接秘裂をまさぐった。
「ふわぁ……」
下着を引き降ろし左足から引き抜いて、ニーソックスを履いたままの足をMの字に開くと、右膝に下着が小さく丸まった。
―――― ごくん ――――
自分の唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえる。
血管の透けた白い太股が合さった中心で、紅い肉がぱっくり割れて口を開き、尻までトロトロと蜜を滴らせている様は、
頭がクラクラするほど官能的だった。
「みないで…… そんなにみちゃだめ」
掌で頂を擦り、中指を折曲げてトロトロの膣に挿しいれる。
そして伸ばした指の先では菊門をノックした。
「やっ、やあ…… そんなトコさわっちゃ」
元々そんな趣味がある訳じゃない、けれど今は母体への負担が心配だった。
ならいっそ、こちらの方が……。
トロトロの蜜を後ろの排泄器官にぬりたくり、自分のトランクスを脱ぎ捨てる。
あられもないロゼットの痴態に自分のものはもう、我慢できないくらいいきり立っていた。
「ロゼット、いくよ」
「えぇ!? そこちがっ」
ずぬり……と欲望に猛ったものを突き入れる。
「くあぁっ!!」
瞬間、狭い入り口が抵抗したが不意打ちの突入にあっけなく破られた。
「ああっ、イヤイヤぁ、抜いてぇ!」
括約筋がちぎれるくらい締め付けてくる、しかしそうすればするほどそれは抜ける事がなく、腸内を刺激する。
悪魔の身体はレギオンを組み替える事で有る程度変化させることができる。
ヨシュアのそれはロゼットを確実に孕ませる為のものだった、そしてそれは確かに実を結んだ。
けれど今のロゼットに、妊婦にあんな事をしたら間違いなく流産させてしまうだろう。
自分はただ彼女を愛したい、気持ちよくさせたい、深く交わりたい……。
そしてできあがったものは、カリまで固く大きく楔状に張り出した、簡単には抜けずに中を引っ掻き回す逸物だった。
「はうっ、はうっ、なんでぇ!?」
腸内を掻き回される異様な感触に捕らわれながら問いかけるロゼット。
「キミの身体と、赤ちゃんの為だ…… こっち、だったら」
「で、でも……でもぉ、はううぅぅ」
「くぅ、締まる」
ぐちゃぐちゃと音を立てながら出し入れを続けると、出口だけではなくて腸壁までが異物を咎めるように締め上げてきた。
すぐにも達してしまいそうな感触に耐えながら、角度を変えて後ろから子宮口の辺りを突き上げる。
「ふわぁ! ふわあぁ! あたしっ、お尻で……なん、て……」
少女の頭には理解できなかったが、粘膜への刺激と違い、腹の中を埋められ掻き回される感覚は前と後に違いは無い。
奥に受け入れ、射精を受け止めて達することを憶えたロゼットの女体は、確実に官能の頂へと上り詰めていく。
肉の空白を埋めてくれる逸物と、心の空白を埋めてくれる愛しい人。
この二つがロゼットを満たしていくのだ。
「うぅっ……ろ、ぜっと」
もう限界だった。
狭い肉に搾り取られるようにされて、腰から走った疼きが止められなくなっている。
肉の罠に捕らわれたまま、すでに身動きもできない腰と、限界まで膨張した逸物がびくびくと痙攣する。
その高まりの震えはロゼットの子宮にも確実に伝わっていた。
「!? ……ああぁっ! うあああああぁぁぁぁ!!」
イッたのはほぼ同時だった。
かつて経験した事が無いほどすさまじい射精感に襲われ、ロゼットの腸内にドロドロの濃い精液をばら撒いた瞬間、
引きつった膣肉も大量の愛液を溢れさせる。
ドクドクと身体の奥に注がれる熱く粘ついた感触は膣と変わる事はなく、背徳の想いがいっそう強くその肉を震わせた。
「はぁ、はぁ、はぁ…… うぅっ、あたし、お尻でイッちゃった」
あまりの羞恥にロゼットは泣きそうになっていた。
「泣かないで、大丈夫…… キミはボクを感じてくれたんだ……可愛いよ……」
目尻の舌を這わせて、涙を舐め取る。
「あ……」
ただそれだけの行為でロゼットは落ち着きを取り戻し、頬を赤らめて寄り添ってくるのだった。
大量の精液を吐き出してようやく硬さを弱めた男根がズルリと抜け落ちると、ロゼットがおそるおそる手で触れてきた。
「すごい…… こんなにねばねばしてる、そんなに濃いなんて」
「でも良かった…… こっちの初めてはクロノにあげられたんだ、私」
ぎゅっと目を瞑って何かを感じると言葉は続いた。
「それに、すっごくいっぱい出してくれたのが、中に残ってるの、判るよ…… どうして? こんなにたくさん……」
今度はこっちが狼狽する番だった。
いつも、彼女をオカズにしていたなんて、本人に言える筈が無い。
けど、あんな事が有ってからとてもそんな気分にはなれず、この三ヵ月間一度も抜いていなかった。
「ロゼットが魅力的すぎるからさ」
果たして、ごまかしきれただろうか?
「クロノ…… 私やっぱり、ちゃんとして欲しい」
ドキリと心臓が跳ねた。
「ちゃ……ちゃんとって?」
「……その、 前の方に出して欲しいの」
顔を真っ赤に染めてつぶやくみたいな声。
「クロノのがいっぱい欲しいの、私はもうクロノのものだって、体中全部に刻み付けて欲しいの」
目をつむって羞恥に耐え吐き出した言葉、どれほどの決心がいった事だろう?
「……判った、それじゃあ上になって」
そう答えるほかに無かった。
「ロゼットが自分で動いたほうが、きっと負担は少ないだろうから」
「う ……うん」
仰向けに横たわると、彼女は恥ずかしそうに俯きながらも上に回って、剛直を裂け目へと誘導する。
桜色に頬を染め、目を瞑りながらも自分で肉びらを開き、ゆっくりとそれを飲み込んでいく。
「あぁ…… いっぱい、入った……」
「ロゼット ……こんなに」
彼女の中はトロトロに熱く濡れそぼっていて、絡みつく柔肉の感触だけで腰が震えてしまう。
「ああっ、クロノ……クロノっ」
腰の上でロゼットの白い裸身が踊り、目の前でツンと膨らんだ形のいい乳房が揺れる、
その柔らかな感触をまた確かめたい欲望に抗えず、両手を伸ばして下から外へ、回すみたいに揉みあげた。
「んっ、うんっ、うっ」
広い腰を弾ませながら、乳房に当てたれた手の上からロゼットの手が重ねられる。
「おねがいっ……てを、つないで……ほしい、のっ」
愛撫よりも身体の全てで繋がっていたい。
白魚みたいな細くて柔らかな指に指を絡めると、汗ばんだ手はお互いの性器と同じようにもつれあい、熱を帯びていた。
「あんっ、あはぁ、はうん」
堪えていても漏れ出す喘ぎ声は抑えようが無いみたいだ。
彼女の高まりを示す様に黄金色の茂みから覗く秘所はにちゃにちゃと白く泡立ち、肉茎に濃密に絡みつく。
真っ赤に充血した肉と肉がぬるぬると擦れあい、その感触はお互いをどんどん高めていった。
「クロノッ、クロノぉ……スキ」
「ロゼット……ボクは」
ズルズルに爛れた二人の肉と、不釣合いなほどの純情。
それは目の前の人の特別で居たいと思う想い。
「はんっ、クロノ…… んっ私、わ、たし……」
ロゼット全身が朱に染まり、絡めた指に力が篭る。
力いっぱい跳ねていた腰の動きがぎこちなくなり、代わりに中は濃厚な熱を帯びて男根を絞り上げてきた。
「ッ……いく、よ、ロゼット…… っ……出す、からね……」
「来てっ……きてぇ、クロノぉ!!」
最後に腰を落とし腹の奥まで咥え込んで、ロゼットはしなやかに裸身を反らせた。
彼女に応えて下から腰を突き入れると、その白い身体の中に想いをぶちまける。
「んぁっ……」
温かな体液がロゼットの奥に射ち込まれ、子宮の入り口を何度も優しくノックすると、
彼女はその感触を味わうみたいにふるふると身体を震わせる。
「くううぅぅぅ!」
その秘所はびくびくと淫らにうごめいて、ドロドロの精液を吸い取っていった。
「はあっ、はぁっ、クロノっ……まだ、んっ…… いっぱい、出てるっ……」
絶頂を迎えたロゼットの腹の中に最後まで、トクン、トクンと優しく愛欲のエキスを注ぎ込み続ける。
送り込まれる脈動を愛しむみたいに、陽物を包み込んだ柔らかな膣壁もヒクヒクと動き続けた。
「はぁ、はぁ……ロゼット、大丈夫?」
「ん……うん、 ……平気」
欲望の全てを受け入れたロゼットが胸の上に倒れ込み、ぴとりとくっついてきた。
「ねぇクロノ、もう一回……」
「エッチだなあロゼットは。 あんなに腰を振っちゃって、それも中に出されるのが大好きだなんて」
「う゛っ……」
あんまり可愛いからつい、いつもみたいにからかってしまう。
「普通経験の浅い女の子って、なかなか感じられないもんなんだけどね。 しかも自分からおねだりしてくるし」
「う〜 うっさいわね。 私は欲しくなったら最低10回はイキたいの!
アンタ男でしょ、ぐだぐだ言わずにさっさと使えるようになんなさいっ!」
「え゛?」
真っ赤に染まったロゼットが逸物にしゃぶりついてきた。
そのまま両の乳房で挟み、先端を舐め上げて、鈴口や裏スジを積極的に刺激してくる。
「ちょ、ちょっと……ロゼット、一体どこでそんな事憶えた訳?」
「ナイショ」
甘美な感触でそれはすぐにムクムクと起き上がり、そのままロゼットの裂け目に飲み込まれた。
「あんっ、いぃ〜」
ぐりぐり腰を回して、自分の一番感じる場所を探り当てると、
ロゼットはぐちゃぐちゃと愛液を泡立てながら、目の前で激しく豊かな尻を弾ませる。
「そ……そんなにしたら、すぐに出ちゃうよ、ロゼットォ」
「きてっ、出してクロノ、アタシの中にいっぱい!」
いまいち話が通じてない気が……。
ああ…… ああ…… どうやったらこんなに奥まで狭くできるんだろう?
ヌルヌルした粘膜の感触にびっしり包まれて、そんなふうに動かれたら……。
「ううっ……」
「あぁっ!」
頭の中が真っ白になって、腰から背筋を駆け上がる感触に身を任せる。
むっちりと肉のついた白い腰の奥で、思い切り爆発し、解き放つ快感。
ロゼットも涎をたらしながら、ビクビクと胎内を白く染める快楽に身を震わせている。
「あはぁ……キモチイィ」
余韻に浸る暇もなく、ロゼットの動きが再開された。
萎える暇さえ与えまいと、柔肉が逸物を優しく包み込んだまましごき立てるみたいに妖しくうねる。
―――――ヤバイ、ヤバイ……これはヤバイ―――――。
ホーンからアストラルを吸収し、体力と下半身の回復に当てる。
「あんっ 凄い、また大きくなる〜」
いや……こうでもしないと持たないんだけど。
「はぁ、はぁ、クロノッ、もっとぉ」
胸にぴっとり張り付いておねだりしながらロゼットは腰を揺らし続ける。
そんな事言われても、さっきから僕は動いてないんだけど……。
「あの……ロゼット?」
「あんっ、あんっ、いぃ……」
ガクガク痙攣してまたイッたみたいだ。
「その……ロゼットさん」
「ああっ、中でビクビクしてる……出して、出してっ」
「ううっ……」
堪え切れず、また胎内に射精する。
「きゃぅ〜!!」
そして肉の饗宴は延々と続けられた。
・
・
・
・
・
・
やばかった……
ようやく満ち足りたのか、胸の上で幸せそうに寝息を立てるロゼット。
もう何回出したか憶えてもいない、あんなに溜まってたのに最後はイッても空っぽで、ほとんど何も出ない状態だった。
もしホーンが戻って無かったら滅びてたかも知れない。
生身で悪魔を滅ぼす女……かなり怖いかも?
あの時こんなに目覚めたんだったら、恨むよヨシュア。
「くすっ……何考えてるの?」
「ロゼット?」
「クロノ ……私、幸せよ。 ヨシュアに愛されて、クロノにも愛されて、その上三人の赤ちゃんまで産めるなんて……」
甘い心が伝わってくる、しかしこれだけは言っておかなければならない。
「けど喜べる事ばかりじゃ無い、その子の力が危険と判断されれば、排除される可能性だって有るんだ」
腕の中でロゼットがビクッと震えた。
「そんな…… そんな事絶対にさせない!!」
「うん、僕だってそんな事はさせない。
悪魔の力を持った子供がどれだけ危険か想像できるけど、必ずなんとかしてみせる。
けど、マグダラ修道会がそれで納得するとは思えない」
そしてロゼットはもう、シスターのままでは居られない。
「マグダラを、出るしか無いみたいね」
「うん……そうだね」
ロゼットはさっきまでと別人みたいに起き上がり、キビキビ身支度を整え始めた。
「今夜、出発するわよクロノ」
「こんやぁ!?」
「善は急げって言うじゃない、アメリカからも出よう。
マグダラの組織は全国に有るし、クロノと私の事を知ってる人も少なく無いし」
あのロゼットが戻ってきた。
やっぱりこの娘には、前を向いて突っ走っている姿が一番良く似合う。
「どしたの? クロノ」
不審そうなロゼットの声。
「ニヤついてないで、アンタもすぐに準備始めなさいっ!」
「わっ、わかったよ」
やれやれと溜息をついてベッドから立ち上がる。
「うぎゃぁ〜!! ばかっ、変態! あっちむけっ!!」
露になった下半身を見て、パニックになった彼女から、そこら中の物が飛んできた。
そりゃないよ、ロゼット……。
以上で、エチシーン終わりです。
なんていうか、設定矛盾ありまくりですが、エピローグも有るけどなんか蛇足っぽ。
神2人も降臨キテル━━━━━(・∀・)━━━━━!!!!
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
シ…シアワセ…
大量投下キタ━━━━━(・∀・)━━━━━!!!!
ロゼクロにここまで萌えるとは…最高だよ(;´Д`)ハァハァ
GJ
神よ━━━━━(*´Д`)━━━━━!!!!
そして欲を言えば、途中でクロノが子供バージョンにうわやめろなにをす(ry
最新号ロゼが・・・・・なんか非常にテンパった展開に
どうしてくれるよ・゚・(つД`)・゚・
>>92-94 ども、ありがとうございます。
>>95 ……しまったぁ!
いや、私自身が自分の脳内で勝手に小クロノに変換してました。
本番一回目後に疲れてなんとなく子供化したって事に、頭の中で変換しといてください。
どう考えてもそのほうが自然っぽい。
なんかクロノが抜けてからの、罪人の話書いてみたくなった。
ほかにやることも山ほど有るのに大丈夫か? おれ……。
>>96 ロゼットには生きて、幸せになって欲しいけど、
この展開で何も失わないご都合主義ハッピーエンドだったら、作品としてどうかと思ったのが執筆のきっかけだったり……。
いや、エチシーン書きたかったってのも有るんですがね。
余裕が有ったら最初のヨシュアの心理状態を、もっと掘り下げたかったな。
あれじゃ全然感情移入できない単なるエロガキだもん。
ロゼクロ大好きだが、
ヨシュア×フィオレ、
サテラ×小クロノ(逆レイープ)
と言ってみる。
101 :
52:03/12/23 21:54 ID:CffZLvCR
なんか反応あると嬉しいな。うん。
ありがとう。
>>91
続き見たかったんだ。エピローグお願いしたい!!
102 :
52:03/12/23 21:57 ID:CffZLvCR
「え?!ちょっと、クロ …ん…」
言いかけた口を自分の口で塞ぐ
無理矢理舌を滑り込ませ逃げようとする彼女の舌を絡め取る。
そのまましつこく中を貪るように攻め立てながら
服の上から2つの膨らみを弄る
(直接触れたい…服が…邪魔だ。)
一通り口を堪能したら邪魔な服を力任せに剥ぎ取りにかかる
力任せに服を破り使えない布切れに変えていく。
すぐに全身が露になった。白い肌がランプの明かりに照らされる。
「ロゼット、綺麗だ…」
ため息のようにもらす。
103 :
52:03/12/23 21:58 ID:CffZLvCR
この白い肌に自分の印をつけたい。自分だけの物にしたい。
ピンと立った乳房を口に含み無我夢中で吸う
舌で転がしたり、歯を立てたりするたびに可愛らしい声をたてる。
「ク…ロノ・ん… やぁ…やめて …お・おねが…ヒィ…」
いつもの彼女らしからぬ声…それがまたそそられる。
もっと色々な声を聞きたい…その為に色々な所に触れ舌を這わせていく
しかしそのうち可愛らしい声が小さくくぐもったものに変わる。
見ると手を口に添え声を出さないようにしている。
(ああ…なんて、なんて…。
そんな事されると もっと…もっと苛めたくなっちゃうじゃないか…)
指を這わせていき内股…秘部に触れるか触れないかあたり…
をゆっくり撫でてみる。
「…ふっ…ん…」
「この辺いい?それともこっちかな?」
襞に指を持っていく。
意地悪そうに質問するが答えは返ってこない。
「ああ、濡れてきてるね。僕が綺麗にしてあげるよ。」
104 :
52:03/12/23 22:00 ID:CffZLvCR
先ほどまで逃げようと抵抗していたのだが…
今は与えられる刺激に耐えようと必死になっている。
顔を下に移動させる。羞恥心に打ちひしがれ蒸気する
彼女の顔がみえなくなるのは残念だが…。
「すごく綺麗…ロゼットのここ…」
と言いながら舌でそこを舐め始める。
「凄い。ヒクついてるよ…」
強く押してみたりゆっくり舐めまわしたりする度に
そこはビクビク反応している。
しかし求めているような声は出てこない。
105 :
52:03/12/23 22:01 ID:CffZLvCR
一気に貫いたら…どうなるんだろうか…
フト思う。そうすれば流石に声を上げてくれるんじゃ
ないだろうか…
自分のそそり立つそれをまだ受け入れる準備の出来ていない
そこにあてがい一気に貫く。
「ヒィ…ィ」
そう。もっと聞きたい。
まだキツイ彼女の中をゆっくり動き始める。
どこからか血の匂い…
「ん…凄くいい…よ。…凄く…
あ、そんなに・・締め付けないでよ…」
次第に動きを早めていき…
そして自分の熱を吐き出す。
106 :
52:03/12/23 22:07 ID:CffZLvCR
こっちがクロ調
もう少しこのままクロで続く。
でもさ、この先が出来ないんだ。
先の先は出来てるのに。
やっとで半分いった。まだまだだらだら続く…
アニメしか知らんのでロゼット×アズマリアなんて見てみたいと思ったり…。
>>52氏
折角の文字媒体なんだから、もう少し感情の描写とか、地の文をうまく使うといいかも?
例えばロゼクロ二人共知らない事でも、薬が実はこんなものだったとか、なんとなく想像できる設定でも文字にして、
読み手に伝えるって、大切な事だと思う。
狂った心理にしても、湧き上がる感情を文字にして羅列する単純な方法でも、それなりに伝わってくるもんだし……。
説明がくどいのは逆効果ですけど。
もうすこし、貴方の中で紡いだ物語を、包み隠さず文字に変えて、ぶちまけてみせて欲しいです。
>>52さん
神キテル━━━━━━(・∀・)━━━━━━!!!!
俺は文字投下してくれるだけでうれしいでつ(;´Д`)ハァハァハァ
110 :
52:03/12/24 22:26 ID:8R/QPYjG
>>102さん
クリティカルヒット!!52は倒れた。
ゲームオーバー
みたいな感じ。突き刺さった!
ありがとう。
精進いたしマス(少しずつでも)
でもこれ見る前に出来てるやつはそのまま投下!
(自分も薬の件は悩んでしまって…56に少し書いてみた。
H後にはっきりわかるようになってるケド…唐突なんだよね…)
>>109さん
ありがとデス
111 :
52:03/12/24 22:30 ID:8R/QPYjG
(違う。これはちがう。何かが足りない。何が足りない?わからない。…この体では駄目なの?)
そう思うと体が熱くなり …レギオンの活性化だろうか…体が青年の姿に変わっていく。
彼女の口に添えられていた手を取り、今しがたついた傷に口を寄せる。
「ああ、傷ついちゃったね…力抜いて、全て受け止めてくれれば
こんな傷作らずに済むのに…」
傷に舌を這わせ、滲み出てくる血を味わう。
「いいんだよ。いくら声を出したって。」
反対の手で先ほどまで自分を包んでくれていた場所をやさしく触れると
「ああ…ん」
今度は素直に声を出してくれた。
「そう。気持ちいいでしょ?」
「んっ…」
自分のと彼女のが混ざり流れ出てくるそこに指を沈ませる
「あ…ぁ…あん…ん」
グチャグチャといやらしい音をわざとらしく立てながら指を動かす。
「凄くエッチな音たててるよ。ロゼットのここ。」
「やぁ…」
「止めてほしいの?」
「はあぁ…あ、」
「体は素直だね。」
声を出すだけで、言葉は出てこない。
112 :
52:03/12/24 22:31 ID:8R/QPYjG
先ほど解き放ったばかりなのに、自分自身はもう熱を持ち
早く彼女と一つになりたがっている。
でもまだだ。
指を増やしていきゆっくり責めてゆく
「もっとしてもらいたいんだよね?」
答えの代わりに体が反応する。指の動きに合わせて体を動かしはじめる。
先ほどの時と打って変わって素直に体を開放している。
大分抵抗がなくなってきたので、自分自身を今度はゆっくりと挿し入れる。
「ひぃ…ん…」
先ほどよりも抵抗は少ない。そして彼女は全てを飲み込んでくれた。
「ぅう…いいよ。凄く…暖かくて…」
腰を動かし始めると
「あああ…あぁん…」
動くたびに甘い声をあげてくれる。もっと、もっとというように キュッ と締め付けてくれる。
でも言葉は出てこない…
「ロゼット、も、もう…駄目だ…」
二度目の熱を勢いよく彼女の中に放つ…
(違う。やっぱりちがう。何かが…何か足りないんだ)
113 :
52:03/12/24 22:32 ID:8R/QPYjG
「ロゼット…」
愛しみを込めて呼んでみるが、やはり返事はない。
「泣いているの?」
頬に伝っている涙を舐め取る。
頭の奥で声が響く…
…泣いている…
…守ってあげたかったのに
涙を止めたかったのに…(誰の?)
…彼女の…ロゼットの…(何で泣いているの?)
…傷つけてしまったから…(誰が?)
…僕が …僕が!!…
頭がはっきりしてくる
大切にしたかったのに…
取り返しのつかないことをしてしまった。
後悔の念が押し寄せてくる。
114 :
52:03/12/25 22:01 ID:o3Cx4vXF
オイルが無くなり ランプの火は消えてしまった。
今あるのは窓から入ってくる月明かりのみ。
一体どの位の時間が経ったのだろうか…
体がフワフワ浮いているような感じで気持ちいい。
このままどこかに飛んでいきたい。なにもかも忘れて…
顔に冷たいものが落ちてきて現実に引き戻される。
(雨?)
ハッキリしない意識の中で思う。
「うっ… ヒック…」
(誰か泣いているの?)
「ごめん …う…くう…」
その声があまりにも辛そうで…誰が泣いているのか知りたくて…
うっすら目を開けてみる。目の前に涙をこぼす彼の顔が映る
(クロノ?なぜ泣いているの?)
クロノの膝の上で抱きかかえられ両腕に支えられている
これがふわふわ浮いているようなあの感じの正体
115 :
52:03/12/25 22:02 ID:o3Cx4vXF
手を伸ばし涙を拭ってやる
「ロゼット?!」
ビックリしたような声。そしてぎゅっと抱きしめられる。
(クロノ…?どうしたんだろう)
「ごめん、ロゼットごめん」
私にだけ聞こえるような小さな声で繰り返し繰り返し…
(なぜあやまるの?)
なんだか切ない。
…少しずつ頭のモヤが消えていく。
(そうだ…私は、 私は…!!)
何が起きたのか理解し、そこから逃げ出したくて体に力を入れた瞬間
カタ…コッ コロコロコロ…
人の気配。瓶を蹴ってそれが転がる音
背筋が凍る。頭がハッキリする。どうしよう…どうしよう!
116 :
52:03/12/25 22:03 ID:o3Cx4vXF
庇うように抱き寄せられて、シーツを被せられた。
「誰?」
クロノが闇に向かって問い掛ける。
返事はない。人の気配が近づいてくるのはわかる。
「クロノ…」
…この声は…
「サ、サテラ?!」(サテラ? なんでこんな所に?)
ビックリしたが、少しほっとする。
「うん。あのね…今日届いたと思うんだけど。
あの…薬…なんだけど、え〜と…飲んじゃった?」
(いつもに比べて歯切れが悪いわね…)
「え?うん。飲んだけど?」
「実はね…チョットした、本当にちょっとした事なんだけど、
ミスがあってね。私責任感じちゃって ちょっときちゃった…のぉーーー!?」
見える位まで傍に来ていたのでシーツの中から腕を掴んでやった。
「サーテーラーーーあの薬が何ですって?」
シーツが体から落ちる。
恥ずかしさはどこへやら
「ロ、ロロ、ロゼット?!何でここに?」
声がひっくり返ってる。
117 :
52:03/12/25 22:03 ID:o3Cx4vXF
(そうよ、いつものクロノはこんな事しない。今日おかしかったのは…もしや、もしや…)
「何でここに?じゃないわよ!」
「わ、ロゼット声大きい。誰か来ちゃったらどうするの。」
と、後ろから口を押さえられた。
そうだった。それはまずい。
「あ。それは平気。抜かりは無いわよ♪
少しくらいの音なら外に聞こえないようにしてあるから。」
「ああ、そうなんだ。よかった…って!あんた何したの?
いや、それより、どうやってここに入ってきたのよ?!」
部外者は入れないハズなのだが。
「それは、チョちょいと抜け道を…」
(あ、侮れないやつ。)
一呼吸おいて本題に入る。
「まあいいわ。それよりも、ミスって何?!」
するとあさっての方を向いて指を合わせてモジモジしはじめた。
(あやしい…)
「ええと、それは、元気つけてもらおうと思って
チョット気持ちの良くなるような薬を少し入れようかな〜て。
あ、ち、違うのよ。べ、別に変なこと考えていた訳じゃなから」
(考えてたなこの女。…しかも計画的に。)
咽まで出かけた言葉を飲み込んで先を促す。
118 :
52:03/12/25 22:05 ID:o3Cx4vXF
「で、間違えて秘薬を大量に入れてしまったみたいなのよ。
うふ♪ごめんなさいね。」
流石にここでプッツンきた。
「うふ。じゃないわーーーー!どうしてくれるのよ!!」
「ロゼット〜流石にそれは声大きすぎるよ〜」
またまた後ろから口を塞がれる。
「ムガムガ んん〜〜」
それでもまだ叫びたりない。
「やーねーそれ位。減るもんじゃないし。」
「んん〜〜!!」(気分的に減るわぃ!)
「それに、いい思いしたんじゃな〜い?」
「ん〜ムガーム〜〜!!」(いい思いってなんじゃい!!)
(怖くて、ほとんどわからないわよ。
…でも…あれって どうだったんだろう…?)
119 :
52:03/12/25 22:07 ID:o3Cx4vXF
あれだけ騒いでいたのに、いきなり静かになってしまったので
(ちょっとデリカシーなかったかな〜)と反省して声をかける。
「あ、あのね、ロゼ…」
「服!!」
「え?」
全てを言い終える前に唐突に言われ、呆けるサテラ
「ふ・く、取ってきて。あんたの所為で服が駄目になったの!」
「な、なんで私が…」
「責任とって服を持ってくる!!」
「わ、わかったわよー チェ…」
(チェって何よ?チェって)
120 :
52:03/12/25 22:09 ID:o3Cx4vXF
サテラがいなくなるといきなり静かになる
「は〜。何か気が抜けたぁ〜」
言ったとたんに後ろにクロノの体温をハッキリ感じて意識してしまい気まずい。
(わ…わ〜ええと…)
「あ、ええと…!服!そう。服着なさいよ。」
「その…小さくて無理だよ。」
歯切れが悪い
「そ、そう。小さくて…え?」
そこで初めて何かおかしいことに気づいた。
恐る恐る振り向くと、顔があるはずの場所に力強い胸板が…
「な、なんでその姿になってるの?!」
姿が変わったのを見たハズなのだが…認識はしていなかったようだ。
暗くてはっきり見えないのだが…赤くなりながら…しどろもどろに答えが返ってくる。
「ええと、その…最中に…勝手に…
あ、で、でも薬切れて落ち着けば戻ると思う。」
「そ、そうなんだ」
121 :
52:03/12/25 22:10 ID:o3Cx4vXF
つい、まじまじとみてしまう。闇の中に浮かび上がる肌は、
綺麗だと思う。その肌に何気なく触れてみる。
暖かい。あたりまえだけど。
「ロ、ロゼット?!」
声が上擦っている。
なんとなく指を下に這わせていき腹で止めた。少し考えてから
そこに色々な意味を込めてグーでパンチをお見舞いする。
「い、痛いよ〜ロゼットォ」
情けない声。いつものクロノだ。
「私も痛かった。」
「ご、ごめん」
122 :
52:03/12/25 22:10 ID:o3Cx4vXF
……
気まずい沈黙。それを破ったのは彼女の小さなくしゃみ
「くしゅん」
汗が乾いて体温を奪う。
何もつけていない肌が外気に触れて少し寒い。彼女も少し震えている?
また殴られるのを覚悟して ひょいっ と抱えて
膝の上に乗せ、上から一緒にシーツに包まる。
「寒いでしょ?」
怖さの為か体に力が入っている。あんな事の後だから仕方ないけど。
「怖い?」
意地悪な質問かな…
「え?ぜ、全然平気よ〜。怖くなんかないわよ。本当に。うんうん。」
まくし立てるように一気に喋る
…饒舌になってる。嘘を付く時の彼女の癖…
「ごめん。もうな何もしないよ。(…多分…)体の方も大分落ち着いて
きてるから。本当にごめん。」(多分が付く所が情けないな〜僕)
下の方が少し熱を帯びてきているケド…
123 :
52:03/12/25 22:11 ID:o3Cx4vXF
少し安心したのか力を抜いてもたれ掛かってくる。彼女の体温が暖かい。
…トクン、トクン…
二つの鼓動が重なる。
少なからず想っている人が自分に身を預けてくれて。
それが直接素肌どうしが触れ合っているとなると…普通平然とはしていられない
訳で…(う〜んこれはチョット…辛い…)
「なんか足に当たってる。」
「え?」
ゴゾゴソと下の方で彼女が動き出す。(わ〜動かないでよ)
今のでまた少し熱くなってしまったような。
「これ、邪魔。」
とそれに触れる。…それは僕の…
「わぁ、え、あ、駄目。ロゼット、そ、それは…」
クロノの慌てようからそれが何なのかわかって、慌てて手を離し
そのままバランスを崩してしまう。
「わ!ロゼット」
それを支えようとして自分もバランスを崩し一緒に倒こむ。
124 :
52:03/12/25 22:12 ID:o3Cx4vXF
顔が近い
それとなく近づいて…かるく、かるく、唇が触れる。
ハッとして慌てて離れ
「ご、ごめん。何もしないって言ったのに。」
その慌て方を見て、何か可笑しくなってしまう。
「いいよ。」
(え?私何言ってるんだろう…)
「え?」
「薬、まだ残っていて苦しいんでしょ?」
「で、でも…」
「苦しみも悲しみも半分こ。それに…
まあ1度でも2度でも同じようなもんよ。」
(…実は3度目になるんだけど…ロゼットには言えないな…)
独りごちる
「本当に…いいの?」
125 :
52:03/12/25 22:13 ID:o3Cx4vXF
自分でもビックリしている。あんなに怖かったのに…
「くどい!…まあ、その代わり、うん、その、なんて言うか…
あんまり乱暴なのは…ええと…」
「うん。優しくするよ。」
126 :
52:03/12/25 22:15 ID:o3Cx4vXF
愛しい…
まるで初めてのように唇をあわせる。鳥がついばむような軽いものから
少しずつ激しさを増していく。舌を滑り込ませてみると彼女もオドオドと
舌を絡ませてくれる。またそれが可愛らしくて。
…いつもがいつもだから…
首に舌を這わせて行きはっとする。
先ほど乱暴に扱ってしまった体には所々赤い痣になってしまっている。
自分がやってしまった事の罪の証拠…
その痣を全て消してしまいたくて…無理なのはわかっているけど…
1つ1つに優しく口付けしてゆく。
その度に彼女の体はビクビク震え「ひゃん」とため息にもにた小さな声が。
(可愛い…)
壊れ物でも扱うようにそっと胸に触れてキスをする。
127 :
52:03/12/25 22:19 ID:o3Cx4vXF
はじめの時と正反対で、おっかなびっくりなのが可笑しくて。
つい悪戯心がでてきてしまい、両腕で顔を抱きしめて胸に埋めてみる。
「ロ、ロゼット〜苦しいよ。」
「らしくないないよ。クロノ」
腕の力を抜いて自由にしてやる。顔はそのまま胸に埋まってる。
「さっきはさっき、今は今。少しくらいは…まあ…」
…トクン、トクン…鼓動が少し早くなった。心地よい音
彼女が何を言いたいのかわかったので
「うんありがとう。でも、もしかしたら…ちょっと乱暴になっちゃうかも。
ごめん…」
「もう、ごめんはいわないの。」
「あ、うん。わかった。ごめ…あ。」
「あ!また。」
クス
どちらとともなく笑いがもれる。
128 :
52:03/12/25 22:23 ID:o3Cx4vXF
あともう少しで終わる…
でも仕事あるから年明けだな。
結局ロゼ子はウブだから、こういう強引なきっかけを作ってやらないとエロパロになりにくいんだよね。
まあそこがまた萌えるわけだけど。
ミルクタンク姉さんと局長の陵辱モノキボーン
クロノも奥手だしなぁ
マグナレーダとも清い関係だっただろうし。
と言いつつ、クロノ×マグナレーダも読んでみたいかもと
矛盾した事を言ってみる。
52さん頑張って
>と言いつつ、クロノ×マグナレーダも読んでみたいかもと
まあ(ポ……
でも私が頂いた名前はマグダレーナですよ♪
人違いみたいですね…… 残念!(ペロッ
ちょっと聞きたい事が有るんだけど、
サテラの一家ってアイオーンに襲われたのサテラ9歳の時だよね。
姉のフロレットって、当時何歳だろ?
11〜14の間だと思うんだけど、13歳くらいかな?
判る人居たら教えて。
実は元々コミック派で、7巻との間に見てない回が有ったり、特集とかの設定全然知らない罠。
そんなんでss書くと矛盾だらけで本当に申し訳なかったり……。
あと、書き始めてみて、また鬼畜になりそうでちょっと鬱。
>>134 そんな貴方に1月発売の「超解!クロノクルセイド」ですよ。
設定資料になるらしいので、期待してるさ
フロレット 置くだけ
>>135 うん、購入予定。
サンクス。
でもこの場合、年齢は明記しないほうがいいのかな?
>>101 >続き見たかったんだ。エピローグお願いしたい!!
そんな訳で、もうちょっと情報集めて修正してから続きはあげます。
今更辻褄あわせもムリポだけど。
遅レススマソ。
今書いてる罪人過去ネタのほうが、先上がりそうなヨカーン。
保守〜。
スレとはちと離れるが、しまほっけの新刊はやっぱクロノだったんだね。
それどころか、前回はアズマリアが表紙ってのは全く知らんかったな…
140 :
52:04/01/02 02:25 ID:kCqwGQFL
あけおめ。
>>129 >>131さん
確かに…中々普通にH想像できない…
>>132さん
ありがと
何とか…書き上げてはみたのですが…
ごめんなさい。自分エロは駄目駄目だ…
141 :
52:04/01/02 02:26 ID:kCqwGQFL
まだ彼女の胸に顔を埋めている。
そこがとても気持ちよくて…
離れるのが勿体無いような気がして…
その肌触りをもっと感じたくて顔をグリグリと動かしてみる。
「ちょ、やだ、くすぐったい〜」
手が動いたので殴られるのかな、と思っていたら
頭を撫でられた。まるで子供をあやすように。
「クロノ、赤ちゃんみたい。」
恥ずかしいようなくすぐったいような…でも安心する。
それならば…と胸の先端を子供みたいに吸ってみる。
ちゅぱ…ちゅぱ
「あふ」
甘い声。
「ふうん。ロゼットは赤ちゃんに吸われるとそんな声出すんだ。」
「ち、違う!普通、赤ちゃんはそんな風にやらしく吸わないもん。」
(やらしく吸った覚えは無いんだけどな…)
少し重い…胸にクロノの頭が乗っていて、体重を全てかけている訳ではないけれど。
どうするのかな?と思っていたらいきなりぐりぐりこすり付けてきて…
髪の毛とかがこすれてくすぐったい。
まるで大きな子供みたいで…可愛いなどと思ってしまう。
自分がクロノをそんなふうに思うなんて、チョット信じられないけど。
でも変なこと言ったから前言撤回。
そう思っているとクロノの指が下のほうに移動して行く
触れられている所に全神経が集まっているような感じがする。
142 :
52:04/01/02 02:27 ID:kCqwGQFL
指を彼女の胸から下半身にむけて移動させてゆく。
何度か自分を受け入れた場所に指を這わせてゆき
「凄いよ、ここはこんなにビチョビチョになってる…」
「わ、私じゃない。ク、クロノのせいでしょ!」
赤くなりながら拗ねている。(なんかいいな…ロゼットの反応)
そこにゆっくり指を埋めてゆく
「ン……」
「大丈夫?」
「わ、わからない…ケド、あっ…嫌じゃない…と、…思う…」
ゆっくり襞を押し広げてゆき根元まで沈ませる
中を優しく撫で上げるように動かしその動きを次第に早めていく
「あ…な、何か変な感じ…どうしよう…クロノォ…」
甘えるように名前を呼ばれ心臓が跳ね上がる。
頬を染め上気した彼女の顔…とろんと潤んだ瞳。
凄く色気があって艶めかしくみえる。
(うわ…もう我慢できない…)
足を開かせ体を割り込ませる。何が起こるかわかってビクッと体が震えた
143 :
52:04/01/02 02:28 ID:kCqwGQFL
はじめの時のあの痛みを思い出して体が縮こまる。
今度はあの時よりもクロノの体が大きくなった分痛みもおおきくなる筈だ。
どうしよう。やっぱり怖い。
熱いものが秘部に押し付けられる…
「え、ちょっとやだ、待って」
「ごめん。待てないや。」
ヌプッ
「やぁ…!!」
痛みと共に異物感を感じる。
思っていたほどではないにしても痛いものは痛い。
(待ってって言ったのに…馬鹿…アホ、ううう〜嘘つきぃ〜ええと)
何とかその痛みを紛わせたくておもいつく悪態を並べてみたのだが
上手く頭が働かない。
自分を押し開いてクロノが少しずつ侵入してくるのがわかる。
じりじりと痛みがせりあがってくる
何か文句を言いたいのだが、痛くて苦しくて上手く言葉が紡げない。
144 :
52:04/01/02 02:29 ID:kCqwGQFL
はじめの時のあの痛みを思い出して体が縮こまる。
今度はあの時よりもクロノの体が大きくなった分痛みもおおきくなる筈だ。
どうしよう。やっぱり怖い。
熱いものが秘部に押し付けられる…
「え、ちょっとやだ、待って」
「ごめん。待てないや。」
ヌプッ
「やぁ…!!」
痛みと共に異物感を感じる。
思っていたほどではないにしても痛いものは痛い。
(待ってって言ったのに…馬鹿…アホ、ううう〜嘘つきぃ〜ええと)
何とかその痛みを紛わせたくておもいつく悪態を並べてみたのだが
上手く頭が働かない。
自分を押し開いてクロノが少しずつ侵入してくるのがわかる。
じりじりと痛みがせりあがってくる
何か文句を言いたいのだが、痛くて苦しくて上手く言葉が紡げない。
145 :
52:04/01/02 02:33 ID:kCqwGQFL
「乱暴にぃ…しないって…ン…言ったくせに…」
息も絶え絶えに文句を言ってくる。
「乱暴にしたつもりはないんだけど…それに少しくらいはいいって言ったよね?」
「これは…少し位じゃないよぉ、嘘つきぃ」
どうやっても後で乱暴した乱暴したと罵られるんだろうから…
本当に乱暴にして罵られる方がいいかな〜などと…考えてしまって。
優しくしたかったのに…なんで苛めたくなるんだろう。
滅茶苦茶にしたくなるんだろう。
少し彼女の呼吸が落ち着いてきたのを見計らって
「乱暴にって言うのはこんな感じだ…よ!」
と一気に挿入する。
「ヒィ……!!」
悲鳴に近い声があがる。
146 :
52:04/01/02 02:35 ID:kCqwGQFL
「ロ、ロゼット…力、抜いて…チョット…キツイ(切れそう…)」
全てを彼女の中に挿入すると先ほどの行為の時とは違い自分をきつく締め付けてくる。
体も小刻みに震えている。顔を覗くと目尻から涙がこぼれている
それが自分を拒絶しているように感じてしまい、罪悪感が沸いてくる。
「ごめん…ごめん。ロゼット。乱暴にしないって言ったのに、嘘付いちゃって…」
凄くすまなそうに謝ってくるクロノ
(違う。私がいいって言ったんだから…)
「ご…ごめ…んは…」
上手く喋れなくてプルプルと頭を振る
そして両腕をクロノの背中に回しぎゅっと抱きしめるように力を入れる。
(凄く痛いけど…クロノの為なら我慢できる…)
なんとなくこれだ…と思う。激情に任せて抱いてしまった時に
何か…なにか違うと思っていた物の正体
彼女の全てが欲しかったんだ。身も心も全て。
ロゼットという一個体全てが欲しかったんだ。
147 :
52:04/01/02 02:37 ID:kCqwGQFL
「動くよ?」
涙を浮かべながらも彼女は、目を閉じて頷いてくれた。
ゆっくりと彼女の中を移動して行く。片手でゆっくり背中を撫で上げる
初めは痛みと恐怖の為か口をぎゅっと閉じて耐えているような
辛い顔をしていたが、中でこすれるたびに
「ああ…ん やぁ」
熱のこもった声が彼女の口から漏れてくるようになってきた。
ぬちゅぬちゅと音を立てながら腰を動かしていく。
自分を熱く包んで纏わりついてくる彼女のその感触が気持ちいい。
体の奥の痛みは無くならないけど…
その痛みの中に何か違う感覚を感じる。
その感覚に気持ちを集中させてみると不思議と口から
恥ずかしい声が出てしまう。
これが…感じるって事なのかな…
クロノの動きに合わせて自分の腰も動いているような気がする
凄く恥ずかしい。でも、でも…何か…わからないよ…変だよ私。
148 :
52:04/01/02 02:38 ID:kCqwGQFL
少しずつ動きを激しくしてゆく
「やだ…私…何かへんだよぉ〜、ん…クロ…ノ…!おかしい…のぉ」
「おかしくなって…くぅ…いいよ。僕も…おかしくなりそうだ…から」
頭は真っ白になり自分がどう動いているかもわからなくなってきている。
おもい切り突き上げブルブルブルと震えたとおもうと
「くう……だ、駄目だ…」
「あ、あっ、ぁぁぁ〜〜〜あ」
体の中に熱が放たれ、二人一緒に絶頂を迎えた…
ロゼットの体を抱きしめてゆっくりさすってやる
(ありがとう…)
その余韻に浸っていたかったのだが…
いきなり両ほっぺをパシ!とやられた。
「…中で出したでしょ?」
「あ、うん。ごめん。ロゼット離してくれなかったし…」
「あんたね〜」
「ええと…、1度も2度も同じようなもんなんでしょ?」
「ち、違う〜〜〜!」
「出るに出られないじゃないのよ…」
替えの服やらを持って外で佇むサテラだった…
終
149 :
52:04/01/02 02:44 ID:kCqwGQFL
143 144同じやつですいません。ミスしました。
やっとで終わった…長々とすいませんでした。
読んでくれてありがとです。
キター!!
お疲れ様です>52氏
私のほうはもうちょっとかかりそうです。
正直クロノとロゼットの視点があやふやだったり、ssの技巧的な意味では煮詰めが足りないと思いました。
けど、二人に幸せなエチをさせてあげたいって気持ちが、すごく伝わってきました。
これが嬉しい。
私もロゼットには、幸せになって欲しいんですよね。
で、自分の場合は章ごとに視点は固定か、主人公視点プラス三人称というか神の視点?
これだと割と違和感が無いと思います。
>ごめんなさい。自分エロは駄目駄目だ…
微妙に私がエロ魔人だって言われてる気が……(w
エロシーン書く時は、書き手としての恥じらいはゴミ箱に突っ込んでますけど。
エッチシーンは、何ていうか、映像だと表現できない感触とか、見えない部分の動きとかを
文章ならではの表現で入念に書き込む事を心がけてます。
身体の中なんか映像は勿論、実際にエチしても見えませんし、相手の感じ方なんかも良く判らない時も多いですし。
この辺で語彙とかが足りないなって、いつも痛感してまして、かといっていつもそっちのことばかり考えてると
素でエロ魔人になってしまいそうな今日この頃(w
それからあえて稚拙に思える擬音とかも、ドロドロとか、グチュグチュとか多用してます(w
もっとも擬音は1節に一箇所程度にしておかないと、間延びした感じになるので使いどころも結構考えますけどね。
あと、出してしまった後の余韻を長引かせるのも拘りだったりします。
爆発した後の、最後まで出し尽くすとか、全て受け入れる描写とか、判る筈が無い出した後の液体の動きとか、
妄想を膨らませてみると面白いですよ。
偉そうな事言ってる私も初心者なんですけどね。
52氏のロゼ子さん、なかなか萌えます。
また書いて見せてくださいね。
151 :
◆WgC/72qd8s :04/01/02 22:41 ID:OCrfjMrO
フロレット編投下します。
相当可愛そうな話ですが、復讐もしておいたので許しておくれ。
「……見ていたんですか!? 誰にも言わないで…… その…魔女扱いされます」
いつのまにそこに居たのだろう。
浅黒い肌をした長身の男…… 怪我をしているのか、包帯を頭に巻いている。
「そうかい? 素晴らしい力だと思うがね。 力は行使してこその力 ……違うかい?」
それが少女とその男との出会いだった。
今まで彼女の力を見た者は例外無く気味悪がり、疎み、異端視してきたと言うのに……。
少女はふいに何度も聞かされた、父と母の出会いの話を思い出していた。
宝石の魔力を操る母と、何も知らなかった父。
二人は母のそんな力とは関係なくただ純粋に恋に落ち、母が自分の力を明かした時にも父は……
『君は君だ…… 力なんて、使う人次第で良くも悪くもなるもんだよ。
君がそんな力を持って生まれてきたのは、きっと何か意味が有るはずなんだ。
だから怖がる事なんか無い…… 僕は君の全部が大切なんだから』
そうして父と母は結ばれて、フロレットとサテラが生まれたんだって。
もしかしらた貴方が……
――――私の運命のひと――――?
「まあ…… ではお母様を訪ねてアメリカから?」
「直接面識は無いがね。 まあ…… 遠い親戚…… かな?」
夢見がちな少女は何の疑いももたず、彼を屋敷へと案内した。
この先、どれほど過酷な運命が、彼女と一家を待ち受けているかも知らず。
「お父様っ! お母様も……」
「全く…… 大人しく言うことを聞けばいいものを、無謀な賭けが好きな連中だ」
燃え盛る炎を背に、男は、アイオーンは立っていた。
その背中に大きく広がるのは悪魔の翼。
「仕方が無い、代役に手伝ってもらうとするか……」
冷たい男の視線が少女の瞳を射抜く。
「あなたが、どうしてあなたがお母様たちを!!」
「何がおかしい? 今日顔をあわせたばかりの人間など、役に立たないなら殺すだけだ。
それとも、信じていたのかこのオレを? ……陳腐だな、バカな娘だ」
フロレットの心を絶望が満たしてゆく。
自分が淡い想いを抱いた男の正体が悪魔で、目の前で両親を惨殺されたのだ。
絶望が怒りに変わり、少女の心を真っ黒な炎が燃やしていく。
「許しません、絶対に!!」
少女の右手、指に挟まれた宝石が光を放つ。
「姿成せ、清廉なる9月!」
巨大な戦乙女が召還され、アイオーンが立つ場所を大鎌が薙ぎ払った。
咄嗟に飛翔し身をかわすアイオーンの後ろで、石造りの屋敷の壁が音を立てて崩れ落ちる。
「ほう…… これはこれは」
―――――――― 母親よりも、数段強い力!! ――――――――
アイオーンが再度鎌をギリギリでかわし、突撃した次の瞬間、回転した鎌の柄が回りこんでその胴を強烈に薙ぎ払う。
壁まで吹き飛ばされてそれを突き破ると、その上から瓦礫が容赦なく降り注いだ。
……やった!? いや、まだだ。
戦乙女同様に、油断無く鎌を構えたフロレットの姿は清冽に美しかった。
「宝石を作るだけじゃなく、盾に使ってもやってもいいな」
瓦礫の中から立ち上がったアイオーンが、やれやれと言わんばかりに首をコキコキと鳴らす。
「悪いな、もう少し遊んでやりたいが、こっちはホーンを無くしたばかりであまり余裕が無いんだ」
突如、アイオーンが飛翔し、弾丸のようにフロレットに迫る。
咄嗟に迎え撃つ戦乙女の鎌――――!
しかしそれに構わず突進したアイオーンは瞬時に大鎌の間合いを侵し、その腕が鎌の柄を振り払う。
いかに気丈で大きな力を持っていても、フロレットが戦うのは初めてだった。
まして、召還者の攻撃に真っ向から突っ込んでくる者など知らず、その心は少女そのもの。
引く事もできずに立ちすくむフロレットの手から宝石が奪われ、光を失うと同時に戦乙女も姿を消す。
「残念だったな、仇を討てなくて……
あらためて頼みたいのだが、我々にその力を貸してはくれまいか?」
ギリリと憎しみにゆがむフロレットの表情。
「お父様、お母様を殺しておいて、何を今更!」
そう、この男は同時に、自分の淡い恋心さえ打ち砕き、踏みにじった。
少女はこの悪魔を否定することでしか、もう自我を維持することさえ出来ないのだ。
「それならそれで構わないがね、紳士的にいきたかったのだが。
別段、従わせる方法なぞいくらでも有る、とくにオレにはな」
アイオーンの顔が凶悪な笑みを浮かべる。
その身体に刻み込んでやるよ、
――――オレがお前の運命だ――――!
アイオーンの手が乱暴に、フロレットのスリップを捲り上げると、未だ肉付きの薄い少女の腰が晒された。
間髪をおかず、少女の股間にその手が当てられる。
「ひぃっ、いやああぁぁ!!」
パニックに陥った少女が、ようやく伸びきったばかりのか細い肢体で、暴れだす。
しかし細い腕は簡単に押さえつけられ、両掌が飛来した悪魔の翼に貫かれて地面に縫いつけられた。
「きゃああぁぁ!!」
激痛に悲鳴を上げるフロレット。
そしてすらりと伸びた脚も、アイオーンの後頭部から伸びた触腕に絡まれて、中空に引きずり上げられ固定される。
唯一残った片足も、瞬時に胴を抱えられ膝を割られてしまえば為すすべも無い。
痛々しい程華奢な身体を、アイオーンは好き放題に下着の上から撫で回し、真ん中の細い布に爪を掛けて断ち切った。
「だめぇ!! 見ないで、見ないでぇ!!」
産毛しか生えていない幼い少女の股間を隠すものは何も無く、縦筋1本のそこは未だ生殖器と呼ぶのは早すぎる。
強引にその肉を割ると中は、肉芽や襞もあまり発達しておらず、ピンク色をした平坦な肉壁の様に見えた。
「いやぁ!! いやああぁぁ!!」
爪を収めたアイオーンの手が、粘膜の中心を探り、少し後ろに指を這わせると徐々に力を加えてゆく。
その奥に沈み込むような感触は、何も無いように見えたそこに、少女の入り口が確実に開いてかれている証だ。
「ひぅっ痛いっ! ひいぃっ!!」
ズブズブと指を差し込んでいくと、濡れてさえいない幼い膣は傷ついて赤いものが滲みでた。
「オレの身体は悪魔の中でも特別でね、自分のレギオンを相手に植えつける事で、そいつを強制的に従わせる事ができる。
一種のギアスだ」
「おまえの腹の中に、オレの一部をたっぷりと植えつけてやろう」
アイオーンは股間の巨大に屹立したものを少女にあてがうと、恐怖に引きつる少女の柔肉を慈悲も無く一気に貫いた。
「痛いっ! ぎいいぃぃ! イタイッ!!!」
人間ならば男の方も痛いだけの生木を引き裂くような感触も、悪魔の剛直にとっては心地よい刺激でさえある。
強引に突き入れると未熟なフロレットの膣は処女膜はおろか、入り口の粘膜まで引き裂かれて鮮血が噴出した。
「ひぎいいいぃぃぃっ、イタィイタイッ! やめてぇ!!」
交互に襲ってくる灼熱した槍に貫かれるような痛みと、内臓を引き摺り出されるみたいな感触に、
フロレットはただ赤子のように泣き叫ぶ他に無かった。
「しばらく我慢してろ、すぐに天国に昇らせてやる」
自分が射精する為だけの身勝手な動きで胎内を蹂躙するアイオーン。
幼女の凶悪なまでの締め付けも有って、すぐに腰の後ろから射精感が高まってくる。
「んっ、く、っ」
少女の股間にガシガシと腰を叩きつけ、子宮口を突き上げた瞬間、
アイオーンはまるで用を足すような気軽さで、少女の腹にぶちまけた。
「!? ひいぃ、ひいいぃぃ!」
―――― ビュクッ ビュクッ ビュクッ ――――
凶器の先端から少女の純潔を穢す、致命的な毒が何度も放たれ、フロレットの内臓を欲望で白く染める。
「嫌っ! いやあぁぁ!!」
今まで感じた事の無い、胎内に溢れるおぞましい感触に、フロレットが恐怖の声をあげる。
何が起こったのかさえ知らない無垢な少女の中に、おびただしい悪魔の精液がドプドプと注がれた。
「あぁ……」
突然腹の中で粘液がトプリと波打った。
膣内に飛び散った粘液が、まるで触手を縮めるように、一箇所に集まっていく。
それは単なる粘液ではない、意思を持った群魔、アイオーンの分身が塊をつくると、アメーバー状の個体となって
フロレットの子宮頚管にぬるりと忍び込んだ。
「ひいいいぃぃぃ?!」
ゾロゾロと腹の中を這い進む、生き物の感触にフロレットが恐慌に陥る。
群魔は幼い子宮の中を這い上ると、その底にべったりと張り付いて胎盤に擬態し、少女の身体から養分を吸い上げはじめると、
同時に自らの神経を少女に侵入させて、フロレットの知覚を残したまま、群魔は女性器の運動神経と自律神経だけを支配してゆく。
少女の膣が、自然に入り口の強すぎる戒め解く。
代わって膣壁が充血をはじめ、粘膜が男根を柔らかに包み込む。
痛みが弱まった彼女の四肢が弛緩し、そのかわり腰の後ろに力が篭り、快楽を貪る準備を整える。
何も知らない少女の身体を操り、群魔は彼女に女の快感を得る方法をすばやく教え込んだのだ。
次にズルリと男根が引かれた瞬間、全身に走った感触に少女の肌が粟立った。
再度ずぶりと差し込まれて声が上がる。
「あぁっ、はああああぁぁぁぁぁ!!」
信じられない程官能的な甘い声。
たった一度の抜き挿しで、少女は軽く達してしまっていた。
――――ずるり――――
「ひんっ」
――――ずぶり――――
「ひぁっ」
ずちゃっ、 ぬちゃっ、 ずぶっ、 ぬぷっ、
「はんっ、 はうっ、 あぁっ、 はぁっ、 はあぁっ、あああぁぁ……」
アイオーンの腰が容赦無くフロレットに快楽を叩き込んでいく。
「いやあぁぁ! どうしてっ、どうしてぇ?!」
幼い身体に芽生えた信じられない快楽の芽が、少女の理性を蝕んでいく。
彼女に操られている自覚は無い、ただ本能的に自ら男根にしゃぶりついているようにしか感じられないのだ。
フロレットは自身の女性、雌の性に絶望して冷たい涙を流した。
「くっ、くっくっ…… 気分はどうだ?
オレに従うと誓えばお前の自我は残し、このまま良いおもいをさせてやる。
さもなければ魂を喰らい尽くし、ただの操り人形に堕としてやろう」
「いやあああぁぁぁぁ、いやああぁぁ、 はあああぁぁぁ……」
泣きながら、拒みながら、それでもその声はもはや快楽の喘ぎだ。
「まだ拒否できるとはな ……ますます気に入ったぞ、だがこれでも我慢できるか?」
アイオーンが抜けるぎりぎりまで腰を引いて止まる。
「はあっ、はぁっ、はぁ、はぁ」
少女の身体から凶悪な快感が薄れてやっと息を付く、しかし次の瞬間その身体を苛んだのは飢えだった。
欲しい、飲み込みたい、犯されたい、突いて、もっと突っ込んで欲しい。
その間にアイオーンの股間が変化を始める。
屹立した男根の付け根がむくむくと盛り上がり、大きくこぶ状に膨らんだ。
突如、表面の皮膚が裂けたかと思うと中からずるりともう一つの亀頭が出現したのだ。
アイオーンの意思で自由に動く第二の男根が、少女の菊門にあてがわれる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
フロレットはもう、その異常な事態にうろたえもせず、期待に目を潤ませて侵入を待ち望んだ。
「欲しいか? どうだ、欲しいと言ってみろ」
「いゃ、ぁ……」
快感の刺激に飢えて、その身を震わせながらも少女の声は拒む。
求めてしまったら全てが終わってしまう。
本能でそれを察して少女は悪魔を拒絶する。
「……はっ、ハッハッハッ……」
正直アイオーンは驚いていた。
ウブな少女など、快楽を刷り込めば簡単に意のままになると思っていたからだ。
こんなに弄んで楽しめる魂は初めてだった。
悪魔の快楽に身を焼かれながらも、穢れを知らない純粋な乙女の心を、こいつは永遠に失わないだろう。
「面白い、気が変わった。 魂を喰らうのはやめだ。
今度達した瞬間にオレの能力全部を叩き込んで、魂と意識だけを頭の中に残して、操り人形の身体の中に飼ってやろう」
言うなりアイオーンは腰を打ち込んだ。
「はうううぅぅぅ!!」
二本の巨大な男根が秘裂と菊門を貫くと、その容積で腹の内圧があがり、目に見えて少女の腹部が膨れ上がる。
アイオーンがゆさゆさと腰を揺らす度、彼女の腹はぼこぼこと波打つのだった。
「はぁ、はぁ、はあぁ、はっ、はあ、はぁ……」
突き入れられると腹の中が満たされ、快感に全身が震える。
また抜かれると空ろになった肉体が切なくて死にそうになる。
無情にも少女は気づいてしまった。
もう一度身体の奥にあの液体を注がれない限り、この空虚は満たされないのだと。
そしてそうなったら、自分はもう戻れないのだと。
「いやあぁ……いやあぁ……」
徐々に高まっていく性感は、少女の破滅への秒読みだった。
「ああぁっ! ああああぁぁぁ!!」
アイオーンはその絶望を長引かせるように、わざとゆっくり腰を使い、少女の肉欲を引き摺り出す。
ずるり、ずるりと腹の中で動くたびに少女の震える肉と愛液が纏わりついて、最初とは比べようの無い心地よさが
アイオーンの男根を包んでいる。
そして少女もまた爛れた肉で剛直を味わい、もう引き返せないところにまで来てしまっている。
「いやぁ、なにかっ、くるのっ、だめぇ!」
直前で踏みとどまろうと耐える少女の肢体がピクピクと震えるが、それは所詮一瞬のあがきにすぎない。 むしろ……。
「ぃっ…… くううぅぅぅ!!!!」
最後まで溜め込まれた性感は開放される瞬間、電撃となって全身を駆け抜けた!
「くっ……終わりだ」
ガクガクと絶頂に震えるフロレットの腹の中に、二本の肉茎が同時に熱い粘液を吐き出した。
ドクドクッ!と強烈な勢いで少女の秘洞に撃ち込まれた悪魔の分身は、ゾロゾロと雌肉の器官を遡るだけでなく、
少女の震える子宮や腸の粘膜にも侵食して、その全身を犯してゆく。
「ああぁ! あひいぃぃ! ひいいぃぃ……」
断末魔の快楽がフロレットの全身に染み渡っていく。
身をよじって痙攣するその身体の中心にアイオーンは容赦無く、凶悪な欲望をドクドクと注入する。
「くっ……くっくく……」
目の前の幼い雌の全てを支配し尽くす快感に、アイオーンの喉はうめきとも笑いともつかない音を漏らした。
フロレットの中に生み出された快楽ですら、アイオーンが放った毒はドロドロに溶かし、貪っているのだ。
それはまるで獲物を捕らえた蜘蛛のようで、違いは獲物の感覚だけを溶かし、支配して犯してゆくことだった。
「ああぁっ! あああぁ!! ああああぁぁ!!!」
身体の中を吹き荒れる快楽の嵐に翻弄されながら、おぞましい化け物に自分の意識が囚われようとしている。
しかしすでに抗うすべは無く、フロレットにできる事はただ一つだけだった。
絶望に薄れる意識のなかで、彼女はそれを実行した。
「ぐっ……!?」
突然フロレットの意識に紛れ込んだ激痛に、アイオーンは顔を歪めた。
「ぐおおおお!!!」
感覚を共有したアイオーンが痛点の全てを針で刺されたような痛みに悲鳴をあげる。
「なっ何を、がはぁっ!!」
かつて経験したことの無い、まさに断末魔の恐怖と痛み。
「うおおっ! うをおおおぉぅ!!」
何度も身体が消し飛ぶような戦いを経験したアイオーンですら、少女の腹の上で涙を流し、うずくまって身動きできない。
直後、嘘のように唐突に全てが消滅した。
「……っ、何だ …………一体何が」
フロレット顔を覗き込むとその瞳は光を失い、唇から大量の鮮血が流れ落ちた。
その口腔に指を突っ込んで探ると、かろうじて筋一つでつながっただけの肉塊が吐き出される。
―――― 舌を、噛み千切ったのか。 ――――
少女の身体に感覚を伸ばし、その意識を探してみても、その残滓すら見つからず、フロレットの魂は消滅し、
その身体同様に死に絶えていた。
フロレットの魂を弄んで快楽を得る事は、もう二度とできない。
アイオーンに叩きつけられたそれは、フロレットの絶対的な拒絶だった。
「ちっ…… どいつもこいつも、バカな事を」
だがつぶやくアイオーンの表情に、先ほどまでの余裕は微塵も無かった。
年端も行かない少女に、悪魔は今まで生きてきた中で最大の精神的外傷(トラウマ)を植えつけられたのだ。
やがて拠り代を失ったアイオーンの分身も生命力を失って、弛緩した少女の中からドロリと溢れ出た。
アイオーンは混乱していた、この心の中で底無しに沈み込んでいく感情は、一体何だ!?
「ひっ……」
傍らで息を呑む小動物の気配。
目を向けるとそこには、フロレットよりも更に幼い少女が、青ざめてガクガクと震えていた。
「見たのか!?」
「ひっ、ひいいぃぃ!!」
アイオーンが少女に歩み寄り、彼女の表情から心を覗く。
「見たのか? と、聞いている……」
少女の顔に鋭い爪が伸ばされる。
彼女の表情に少しでも嘲りや侮蔑が混じっていたならば、即座に少女の命は絶たれていただろう。
しかし彼女の中には恐怖しか宿っておらず、頬に爪が触れた瞬間、ぴしゃり水音が響いて少女の股間を濡らした。
失禁と同時にその意識はぷつりと途切れ、少女は地面に崩れ落ちた。
「は……は、はは」
何て脆い存在だろう、姉と違って全く話にさえならない。
支配する意義も、犯す欲求も、殺す意味さえ何一つ浮かび上がって来ない。
そう、人間の小娘など、自分にとって取るに足らない存在なのだ。
「クックックッハッハッハッ」
先程までフロレットに抱いた恐れに似た感情も、全くの錯覚にすぎない。
アイオーンはそう結論づけて、フロレットの躯を抱き上げると、炎の屋敷を後にした。
「オイオイ、派手にやっちまったボス」
仲間の下に戻ると、同じ罪人の一人ジェナイが、相変わらずの口調で話しかけてきた。
「まあ、なりゆきでな ……見解の違いって奴だ」
「元はオレたちの先輩…… 同じ離反者だが理解は示してもらえなかったな」
アイオーンの内心は複雑だったが、表面上は淡々と仲間に話しかけた。
「だが問題ない、代わりが手に入った。 能力は脈々と受け継がれている、血はともかく ……な」
地面に横たえた少女をみる、罪人シェーダ。
「アイオーン、この娘…… もう……」
「使えるようにしろ、どんな状態でも構わないぜ」
最後まで拒絶しようと、欲しいものは必ず手に入れてやる。
そうだ、このジュエルサモナーの能力は必要なのだ。
「ごめんネェ」
シェーダは彼女の運命を想い、ただそう一言口にした。
以上です。
これからヨシュアとの話に繋げたいなぁ。
なんか、カプに拘りが有る人に刺されそうです。
……耳飾ネタ入れ忘れた。
なんか詰めが甘いオレ……。
トリガー+クロスと関連はあるのか?コレ
> ◆WgC/72qd8s
GJ!
正月早々神降臨!
>>166 過去レスも読めない香具師は帰れ、と。
>167
読み返してきた
…無いじゃねぇか。
過去スレのことか…?
と思ったが‥無いじゃねぇか(;´д`)
公式逝けってか
……。
よく読み返してみたら鎌じゃ無くてハンマーだった。
ダメすぎ、鬱。
◆WgC/72qd8sさん乙ドンマイ
出来たらサテラ受とケイト受もお願いしまつ!
あとアズマリアも・・・(´・ω・`)
おれが全部書くの?
正直ケイトやアズはネタが浮かびませぬ。
サテラは責めでなら書けるかな……?
アズだと百合になりそうだし、これはどうにも自分が拒絶反応起こすもんで。
なんていうか、エロエロばっか書いてまつが、原作の流れから起こりえる分岐にしたい部分もあり。
そうでもしないと私のばやい、単にキャラの名前借りただけのエロになりそ。
そうじゃなくても捏造バリバリなもんで(w
それに私も他の人の作品で萌えたいでつ。
やっぱ百合ならロゼ×アズだろ、アニメだけの人間にもわかり易いし。
逆は…それはそれで萌えるんだが。
174 :
52:04/01/04 01:28 ID:agfjtuVm
◆WgC/72qd8sさん
ありがとです。色々な指摘参考になります。
自分でも駄目だと思っているのですが、本当に好きだけでやってしまいました。
>微妙に私がエロ魔人だって言われてる気が……(w
そのようなつもりで書いた訳ではありませんので。すいません。
>エロシーン書く時は、書き手としての恥じらいはゴミ箱に突っ込んでますけど。
自分も今回は少しだけ突っ込んでみたのですが…駄目でした。
いつかは全て突っ込んで…!!
まだまだ駄目ですが…クロ×マグを作ってはみたいとおもっているので
そのうちめげずにアプさせてもらうかもしれません。では。
ロゼの同僚三人娘も百合っぽいぞ。
特にアンナ×クレア。
職人さんがんがってくれー
ロゼットがレミントンに誘い受けと言ってみる。
百合や801はあんまり興味なし。
男と女がまぐわってなんぼと思うおれ。
同僚シスターズは男混じった3P、4Pなら面白いかな?
ただメアリ、クレア、アンナの相手が問題。
レミントンは軽薄そうにしてるが、実年齢あれだし、自分から手を出しそうに無いし。
三人が共謀して小クロノをおもちゃにするっての、どう?
つーか、サテラといいとことん受けだな小クロノ。
レミントンとならシスターケイトがイイな
7巻で紹介されたミリティアっ娘も惜しい・・・
>>176 小クロノ萌えの男も多いのか(−□−;)
178 :
52:04/01/06 21:04 ID:9RexEgSt
クロ×マグ編投下させていただきます。
マグ…よく読むと黒いです。嫌いな方スルーで。
エデンから落とされてもう幾日経ったのだろうか…
彼女は望まなかったが修道会に向かって足を進めている。
彼女の衰弱は相当酷く感じ、出来うる限り体を休ませながら移動して行く。
しかしここ数日間は谷越えだったため、野宿となり十分な休息を取ることが出来なかった。
「マグダレーナ宿屋があったよ。今日は早めに休もう。」
やっとで谷を越え小さな宿屋を見つけた。
早く彼女の体を休ませてあげたかったので
まだ日は高かったが部屋を借りベッドに横たえてやる。
「ゆっくり休んで。僕は外にいるから。何かあったら呼んで。」
「はい。ありがとう。でも平気ですからそんなに気を使わないでください。」
無理に笑っているのがわかる。相当疲れが溜まっているのだろう。顔色も悪い。
廊下に出てドアの前の座り込み
(後何日位かかるのだろうか…)
などと色々な事に思いを巡らしていると、そのまま眠りに落ちてしまった。
179 :
52:04/01/06 21:06 ID:9RexEgSt
…ロ…ノ…
微かに耳に届く声で目が覚めた。もう外は日が落ち暗くなっている。
(しまった…寝てた…)
「クロノ?寝てしまったのですか?」
部屋の中から心配そうな声が聞こえてくる。
(ああ。この声で目が覚めたのか…)
「いや。ちょっと、うとうとしてしまっただけだから。」
ドアが開き夜着姿の彼女が顔を覗かせ
「あ、あの…少しお話してもよろしいですか?」
と遠慮がちに問う。
「ああ。別に構わないよ。」
「あの、ここでは何ですので入って下さい。」
確かにここでは話し辛いな。と
促がされるまま部屋のベットに腰を下ろす。
彼女が横に腰掛けるとフワリと何ともいえない香りが鼻をくすぐる。
…彼女の香り…
「笑わないで下さいね。」
はにかみながら言葉を紡ぐ。
「ああ。笑わないよ。」
彼女が動くたびに夜着越しに整った体のラインが映り意識してしまう。
…目のやり場に困る…
180 :
52:04/01/06 21:08 ID:9RexEgSt
「実は…私、怖いんです。目が覚めて誰もいなかったらと思うと。
実は今もあなたの姿が見えなくて…怖かったんです。子供みたいでしょ?」
子リスのように首を傾け僕の顔を覗き込む。その仕草が可愛らしい。
「いや。そんなことは無いよ。」
安心させるようにゆっくりと答えてあげた。
「それに…このまま目が覚めずに…自分が自分ではなくなっていたら…と思うと不安で…」
ビックリした。いつも気丈に振る舞い不安をみせなかった彼女が
今ポツリ ポツリと弱音を吐いている…
凄くマグダレーナが小さく見えた。体が小さく震えているのもわかる。
守ってあげたい。彼女を守ってあげなくては。
181 :
52:04/01/06 21:08 ID:9RexEgSt
気が付くと彼女を抱きしめていた。
彼女も僕を抱きしめてくれている。
「くふ」
彼女の小さな声で我に返り体をゆっくり離し
「大丈夫?ごめん。苦しかった?」
「いえ。平気です。嬉しかったです。」
そのまま見つめ合う。
彼女の潤んだ瞳に僕が映しだされている。
僕は今どんな顔をしているのだろう…凄く変な顔をしているんじゃ
無いだろうか…
目を逸らし逃げるようにベッドから腰を上げてしまう。
このままいたら自分はどうにかなってしまいそうだから。
「クロノ…こちらを向いてください。」
不意にかけられた言葉に慌てて反応してしまい声のほうに顔を向けてしまう。
彼女の顔が目の前にあって心臓が跳ね上がるのがわかった。
いきなり腕を僕の首に回し背伸びをするカッコになり…
慌てた僕の声は裏返っていたと思う…
182 :
52:04/01/06 21:09 ID:9RexEgSt
「マグ…んっ」
名前を呼ぼうとした口が彼女の唇によって塞がれてしまった。
自分の唇を彼女の舌がなぞる。
そしてそのまま唇と歯を割って口の中に侵入してくる。
(嘘だ。彼女がこんな事…)
彼女はゆっくりと優しく口の中を犯してゆく…
「クチュ…ん…チュ…んっ」
唾液が混ざり合っていく音が耳に響く。一体何が起こっているのだろうか…
彼女の為すままに体を任せてしまう自分…頭の芯が溶けてしまうような
そんな甘い時間…
183 :
52:04/01/06 21:12 ID:9RexEgSt
残りは明日。
184 :
52:04/01/07 21:02 ID:7ZVuVOUe
「お願いです、クロノ。今だけでいい。
全てを忘れさせてください。不安を消してください。
貴方だけを…感じさせて下さい。」
と言うとスルスルと夜着が肌を滑り下に落ちた。
「だ、駄目だマグダレーナ。いけない…そんな事…」
そこには美しい彼女の裸体…
僕は動けないままその体に釘付けにされてしまった。
「クロノ…貴方は私の事を何一つ知らないといいました。知りたいと言ってくれました。
私も同じです。貴方をもっと知しりたい。貴方の全てを知りたいんです。
そして私の全てを知ってもらいたいんです。」
慌てて目を逸らしたのだが、その美しい裸体は目を離れないでいた。
185 :
52:04/01/07 21:03 ID:7ZVuVOUe
カチャ…カチャ…
ハッとおもうと彼女は僕のズボンを下ろし、
「貴方の体は正直ですよ。」
と馴れた手つきで僕の熱くなりかけているそれに手をかける。
「くぅ…」
細い指で優しく包み込むようにして根元からゆっくり撫で上げていく
たったそれだけの仕草で体の力が抜けていき、そのまま押されベッドに戻されてしまった。
「我慢しなくてもいいんですよ。」
「駄目だよ…マグダ……」
「じっとしていて下さい。気持ちよくしてあげますから。」
言うなり自分の半ば立ちかかっているそれに舌を添えねっとりと舐めらてしまい
くらくらしてしまった。
(う、嘘だ…これは…夢だ…)
ピチャペチャといやらしい音を立てながら彼女はそれを口に含み
器用に舌と指を使って僕を狂わせてゆく。
柔らかい舌が僕のそれを這いずり回る。あの可愛らしい小さな口一杯に
僕を咥え優しく歯を立て愛撫してゆく。
「くああぁ…」
完全に立ち上がってしまったが…
まだ保たれている理性でなんとか彼女を引き離そうと頭に手を添え
「お…願いだ。止めて…」
と何とか言葉にすることが出来た。
186 :
52:04/01/07 21:05 ID:7ZVuVOUe
上目遣いで見上げられそのまま
チュプン…
名残惜しそうに口が離れる。そこから唾液が糸を引き凄くいやらしくみえる。
「女性に恥をかかせるのですか?私に恥をかかせないで下さい…」
彼女から離れようと無意識にベッドの奥に体を下げると
そのまま押し倒されてしまった。
「私が嫌いですか?」
「それとこれとは別だよ…」
「お願いです。動かないで下さい。じっとしていてください。」
いきなり彼女は僕の上に跨り僕のいきり立つそれに腰を落とし始めた。
彼女の秘部から愛液が流れ出ているのがここからでもハッキリ見えてしまい
これから何が起こるのか分っているのに、まだ信じられない。
…ヌプ…
「うあっ…」
先端に彼女の熱を、感触を感じて…そこで現実味をおびる。
(なんて…なんて事を…)
彼女の顔に汗が光る。そして表情は苦痛の為か目を閉じ口を引き結んでいる。
187 :
52:04/01/07 21:05 ID:7ZVuVOUe
「駄目だ…いけない。君は聖女マグダレーナだ…。」
「いえ。私は…ただの女です。普通の…女…なの…ん…です。」
ヌプヌプ…
言いながらゆっくりと腰を下ろしてゆき、
「あ…あん…」
そして彼女は全てを飲み込んでしまった。
僕のものは彼女の中で脈打ち大きさを更に増していくような気がして、
彼女を壊してしまうのではないかと心配になってくる。
「マグ…ダ…」
「ふう…大丈夫です。少し動きますね。」
僕を安心させる為か微笑みながら、僕のお腹に手を添え力を入れる。
ヌチュ…ヌチュ…
水音を立てながら上下に動き始める。
「ああん…ぃ…ぃ…ん…」
少しずつ動きが速くなって、動くたびに彼女が絡みついて僕を締め上げる。
僕の頭はその快感でおかしくなってきてしまっているのだろう。
「ああっ…ん…す、素敵です。私が思っていたよりも…クロノォ…
貴方が…1番素敵です…!」
それでも最後の理性が働くのは彼女の体の衰弱の事があるから…
「あっ…く…だ、駄目だよ…我慢できない…お願いだ…離れて…」
彼女から解放されたくて腰に手を持っていくと、腰の動きを止め
その手を形の良い胸に誘導されてしまった。
「こちらを…触っていてください…あんっ。」
手にぴったり張り付く、とても触りごこちの良い胸…
その上に触れる傷は…
188 :
52:04/01/07 21:10 ID:7ZVuVOUe
「ええ…これは貴方と私を結ぶ印です。」
そう言い終えるとピストン運動を開始した。
動くたびにサラサラと美しい金髪が、首からこぼれるように落ちてくる。
胸に添えていた手にもそれがかかり何とも言えぬ感触を与えられる。
もういつ爆発してもおかしくない状態まで僕は上りつめている…
「…出てしまう…お願いだ…マグダレーナ…もう…」
「いや。嫌です。出してください…クロノの…ああっ…全てを感…じたいの…です。
貴方で…いっぱいにして…ください…」
「だ、駄目だ…君を…壊してしまう…」
「いいんです…滅茶苦茶にして…ください。クロノにだったら…壊されても…いい。
私は…貴方のものです…」
その途端僕の頭は真っ白になってしまった
彼女の中に僕の熱を叩き込んでしまったのだ…
「あああ…いい…凄く…すごく。…クロノ…貴方でいっぱいです…ああ…」
その感覚に体を震わせ、彼女は僕の全てを飲みこもうとヒクヒクと締め付けてくる…
僕はそれに答えるかのようにドクドクと最後まで流し込んでしまった。
それと一緒に残った理性までも吸い尽くされてしまったようだ…
(ああ…もう…駄目だ…)
189 :
52:04/01/07 21:11 ID:7ZVuVOUe
邪魔な上着を脱ぎ捨て荒々しく彼女を押さえ込み唇を奪う…
そのまま激情にまかせ何度も熱をぶつけてしまった。
そんな僕を彼女は優しく受け止めてくれていた。
気が付くと僕は天使に抱かれて目を覚ます。
「ごめん…僕は…」
「謝らないで下さい。これは…私が最初からそう決めていた事なのです。
貴方が最後の人…と。私大好きなデザートは最後に食べる方なんですよ。クス。」
その微笑が子悪魔的に見えたのは僕の気の錯覚か…
50年後…ロゼットと一緒に修道会にきて…ここで彼女が
性女マグダレーナと呼ばれていたのを知った。
あの時の言葉、微笑みの意味を今ようやく理解したのだった…
終
あはは、いや黒いってこういう……。
実は黒いって聞いていろいろ想像してたのですが、こういうネタだとは思いませんでした。
全然想像してたのとは違いましたが、逆にいつか、自分のマグダレーナを書いてみたくなりました。
けど、いつになることやら……。
191 :
52:04/01/07 21:21 ID:7ZVuVOUe
アゲたほうがいいの?
クロノ…いいやつすぎです…
ハア…
↑これの黒マグタイプも一応…ありますが…
…黒すぎなので怖くてアプレナイ…
あとまた数日後にもひとつ短編…アプらせてもらうかもしれません。
では。
キチーク物を書いてみたい。
スレ的にOK?
スレ的にOKかどうかわからんが俺は読んでみたいです。
キチーク書いてますが何か?
読んでみたいです。
>195
あ、ごめんなさい、キチークもう書きますた、ですた。
ss投稿なんかしてるくせに、あいまいな表現で申し訳ありませぬ。
今はちょっとヨシュアとフィオレのを数行ですが、書き始めてます。
適当に妄想しながらこんなシーンを入れたいなぁと、ポツリポツリ。
出来上がる頃にはこの段階の文は見る影も無くなることでしょう。
どうも、頭から一気に書くとかって出来ないんですよね、私の場合。
>>197 じゃあ確定でフィオレが受け側でつね。(*´Д`)ハァハァ
199 :
52:04/01/09 21:04 ID:w00jkbWQ
ギャグ、エロ無し、アイオーンへタレ 少し黒マグ
…スイマセン…場違いで…
「もう少しで終りだネェ〜。マグダレーナ♪」
パンデニウムの解析も後少しで終わろうとしている。これもみな彼女のおかげ。
「え、ええ。そうですね。」
それに答える彼女…マグダレーナ…はあまり嬉しそうじゃない。
「どうかしたのかネ?」
「いえ…ちょっと考え事を。」
「ボクでいいなら話聞くヨン?」
少し考え込んでから
「クロノの…」
と話を切り出してきた。
「クロノ?」
200 :
52:04/01/09 21:05 ID:w00jkbWQ
また黙り込んじゃった。そしたらおもむろに
「シェーダは男の方と愛し合った事がありますか?」
って。そんな言葉が彼女の口から飛び出すとは思ってもみなかったから
慌てふためいちゃったョ。
「え…な…ちょ…わ〜。無いヨ〜」
「そう…ですか。」
(もしかして…彼女はそんな事無いヨね?)
と思ったものの…つい尋ねてしまう。
「ええ〜と。マグダレーナはあるの…かな?」
「ええ。」
(そうか。あるのか。…えええ〜〜〜?チョット待って。あるの?うそ〜〜〜。)
…興味があるな〜
「ええと…どんな感じかな?」
「そうですね…例えば、ヴィドは大きくて力強くて凄かったですよ。」
(え、嘘〜ヴィドと…?ああ…でも何となくいい雰囲気になってるもんネ。)
「ジェナイはテクニックが良かったですよ。」
(ええ〜ジェナイとも?ああ…だからか…普通に接しているのか…)
思い出しているのか顔がうっとりしている。
(もしかして…クロノの事も狙っているとか…?うわ〜わ〜わ〜)
201 :
52:04/01/09 21:06 ID:w00jkbWQ
「じゃあ、俺は?」
いきなりドアの所から声が掛けられる。
「あ、アイオーン。ど、どうしたの?」
いきなりでビックリするじゃないか〜
マグダレーナの横にきて顔を覗き込みながら、
「で、俺はどうだったのかな?」
(アイオーンともあるの?!)
…………………
何か嫌〜な沈黙。
マグダレーナなんてニコニコ微笑みながらも何も言わない。
「あ。お洗濯残っていたんです。終わらせてしまわないと。」
なんて言いながらテトテトと部屋を出ていっちゃったョ。
ボクもイソイソと退散する。
202 :
52:04/01/09 21:07 ID:w00jkbWQ
一人残ったアイオーンの「俺は?」って声が虚しく響く…。
なんかヤダな〜。
実は…声を掛けられたあの時、マグダレーナの顔が少し…怖かったんだヨね…
やっぱりあんまり宜しくなかったって事だヨね…なんだかな〜。
終
自分こんなの好き。
はあ、スッキリした。
ユアン坊やの筆下ろしも黒マグが?
ギリアムの相方の女子プロシスター人気ないな
某保管庫に
保管して欲しいと思う今日このごろ。
初めての男の方に色々仕込みながら…いえ、教えていきながら
というのも中々いいですよ。
>205
そういうのって、スレの住人から申し込むもんなの?
だったら頼んでみてもいいかも?
スレの無い・・・・・・時代の奴は保管されてるんだし。
>206
まあ、マグダレーナはそうじゃなくてもいろんな知識とか、自然に知っちゃうしなあ。
我々には思いつかないような過激なプレイとか、知っててもおかしくないし。
それでも無邪気に微笑むのが魅力なんだが、黒マグってのもエロパロなら有りだよね。
ただ黒くなるのはパンデモの記憶のせいとかにした方が、オレには自然に思えたり。
age
209 :
名無しさん@ピンキー:04/01/17 21:21 ID:DC26aKmo
保守
保守。
途中までですが投下します。
堕天記 蒼きシスター
第一章 淫虐教会
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「おおっ、主が我等に使いを遣わしてくだされた!」
既に時計の針が2時を指す夜更け、静まった礼拝堂に歓喜に満ちた声が響いていた。
礼拝堂の大きさはそれほどでもない。由緒ある大教会のそれに比べると、空間の狭さに霹靂するかもしれない。
だが、白と金を基調とした大きな十字架、天上の神の恩恵が降り注ぐ様を描いたステンドグラス、白木を用いた品位 ある説教壇やベンチなど、素晴らしい作りと評価できた。
その礼拝の中央で細身の司教が頭上を仰いで喜びの叫びを上げていた。
やっと、救いが訪れる。
この狂気と怨嗟に満ちた世界を憂っていた彼は毎朝、毎晩、心痛を重ねていた。
どうすれば世界を救えるのか、どうすれば神の威光をこの世に取り戻せるのか。
そのために彼は努力を惜しまず、様々な試みを行っていた。
だが、それで光を取り戻せ得ないだろうと心の内では諦めかけていた。
しかし、そんな彼は夜更け、何かに導かれるように寝床を起き、この礼拝堂へと足を向けた。
そして、聖書の教えを描いた天上に光のホールが現れるのを目撃したのだった。
普通では体験しようも無い超常現象、しかし、救いを求めていた彼には神が我らのために使者である天使が舞い降 りようとしている姿に見えたのだろう。
ついに祈りは通じたと…
しかし、光り輝く空間から現れたのは黒く禍々しい翼だった。
「……ふふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!……っと、眠い…」
「だらしないアクビしながら車運転しないでよ、ロゼット」
どこまでも続くかと思える麦畑、その中に一本だけ走る道路をボロボロの車が走っていく。
車には大きな欠伸をしながら運転する少女とそれに呆れ返る少年の二人が乗っていた。
誰もが眉をひそめるほどだらしなく、情けない大きな欠伸をする少女。
214 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 19:21 ID:nbqm4LGg
age
目の下に隈が出来ており、鼻はヒクヒク震えている。
まさに寝坊した学生さながらの顔だ。しかし、現況の酷さは置いておいて、
彼女の顔立ちは決して悪いものではな い。いや、十分過ぎるほどの美少女
だった。
シスターのフードに隠され僅かしか見えない金髪は癖がある男なら触れたく
なるような繊細で美しい。透き通るような 瑠璃色の瞳は美しいと形容
できたが、茶目っ気を称えており、可愛らしい印象を受ける。小さく
整った顔立ち、健康的な 肌など魅力たっぷりの少女…のはずなのに、
この自堕落満載の姿は何とかできないのか?と叫びたい。
もう一人の少年は紫が掛かった黒髪を持っている。あまりに長い髪は
背中で結っている。後ろから見れば少年少女 の見分けは
つかないのではないだろうか?実際、彼の顔は中性的な美形であり、
街に出ればそれなりに少女達の目を 引く美少年には間違いない。
しかし、彼の持つ赤い瞳は吸い込まれそうなほど美しいが、
何か底知れぬ受ける。
少女の名はロゼット=クリストファ、少年の名はクロノという。
二人は『マグダラ修道会』という組織に属するエクソシスト
(悪魔祓い)とその助手である。マグダラ修道会は急激に増加した
ポルダーガイストや怪異現象、そして異形の者達などを対処するための
組織である。彼女、ロゼットはつい先日、クラス1st修道騎士
『ミリティア』に昇進したばかりのエクソシストである。そして、
クロノという少年は一応、ロゼット のサポートに徹する「助手」
「付き人」としてマグダラ修道会にいる。しかし、この二人にはある
秘密を持っている。
「だいたい〜昨日は街中に現れたバケモン退治に夜遅くまで
出てたんじゃない!それが疲れて帰った途端、シスター ケイトが
こんな田舎の方に出張命じたんじゃない!ロクに寝てないのに…」
「ま、仕方がないんじゃない?」
「仕方がない…で、私の睡眠時間が奪われる…理不尽だわ、理不尽すぎる!」
「帰ったら、昨日、壊した建物の始末書書かないといけないしね」
「…って嫌な事を思い出させるな〜!」
「あ、あ、あ、あぶない〜!安全運転、安全運転…」
「ウガ−−−!」
実はクロノという少年は『罪人クロノ』『爵位の剥奪者』
など数々の異名を持つ強大な悪魔なのである。数十年前に強大な
魔力の源である『角』を失い、封印されていたが、ある少女と『契約』
を結ぶ事である程度の力を行使する手段を得 た。その少女こそが
ロゼットである。契約者の魂、つまり生命を受け取る事で一時的にも
魔力を発動する、それが『契 約』だったが、ロゼットはクロノと
契約を結んだ…大切な肉親である弟ヨシュアを悪魔の手から取り戻すために。
結局、ヨシュアは行方知れずとなってしまったが、彼女はマグダラ
修道会に身を寄せる事になり、エクソシストとなった。そして今まで
クロノと一緒に様々な苦難を乗り越えてきたのだった。いつかクロノと
一緒にヨシュアを探しに行きたい。それがロゼットの希望である。
「さてと…到着ね…」
「…………死ぬかと思った…」
ロゼットが蛇行運転&スピード違反の末に到着したのは山の麓、
古い城壁に囲まれた村だった。
今回、ロゼット達がこの村に来たのはシスターケイトの命令に
よるものである。この『ジムフォーク』と呼ばれる村はか つて南北戦争
の際、南軍の砦があった場所で激戦が繰り広げられたという。この村を
すっぽり囲む城壁はその時代の 名残らしい。しかし、この地域には昔
から悩みがあった。南北戦争で多くの人がこの一帯で死んだ事が起因
していると 言われるが、この村周辺は昔から心霊現象や怪物等の事件が
頻発していた。最近では第一次世界大戦の悪影響を 受けたのか、死人まで
出ているという話である。そこでこのジムフォークにある教会『チューリ
修道会』の神父バナード 司祭はマグダラ修道会を模してエクソシストの
組織をチューリ修道会にも作ろうと前々から準備していた。最近では
エクソシスト候補の育成も順調だと言う。そこで、何故、ロゼットが
呼ばれたか言うと、バナード司祭がマグダラ修道会に「チ ューリ修道会が
育成しているエクソシストに色々と教えて頂きたい」という要請が
あったからだ。しかも先方はロゼットを 名指しで指名したという。
「何で私なんかが指名されたんだろう?他に立派な人はたくさん
いると思うけどなー」
彼女は自分が「良い手本」だとは夢にも思っていない。いつも
シスターケイトに怒られているし、出動のたびに何かを 壊している、
始末書の山にいつもヒィヒィ言っている。一応、ミリティアには
昇格できたが、それでもエクソシスト候補生に 教えを伝えられる
存在とは思えない。
「……もしかして悪い例?」
「!?……ク・ロ・ノ〜〜!」
「いいいいいいたいいたいいたい〜〜!」
ロゼット必殺の『頭グリグリ』がクロノのこめかみに炸裂する。
悪魔少年の両目が×となっている。悪い例…本当にありそうなので、
なおの事不愉快だ。
さて、目的に到着し、村の入り口、旧城門前に車を停車させ、
青いシスターと赤い目の少年が降りる。フード付きの青 い修道着は
普通のシスターのそれに類似しているが、特筆すべきは軽装に徹している事
だ。
短い袖、大きくスリットの 入ったスカート部等、戦闘に必要な機敏な
動きという要求を盛り込んだ修道着は戦闘服とも呼称できるだろう。
大きな スリットの合間からすらりとした足が覗いている。
素足を隠すためか白いオーバーニーソックスを履いているが、
ピッチリと脚のラインを顕にするため逆に色気を感じさせる。
可憐な容姿、恵まれた肢体を持つ彼女の悪魔祓いのために特化した
修道着でさえ魅力的に栄えて見える。そしてその胸には一つの懐中時計
が首から下げられていた。これこそロ ゼットとクロノの契約の証であり、
ロゼットの魂がクロノに流れすぎないよう抑制する制御装置。
そして二人を繋ぐ絆の 形でもあった。
車を降りた二人の目に門の前に3人の男女が立っているのが見えた
一人は細身の眼鏡を掛けた中年の男性。司祭の服を着ているので、
恐らくは例の神父さんだろう。彼の脇には二人 のシスターが立っていた。
一人は長身で長い黒髪を持つ清楚そうな女性、もう一人は赤いショート
ヘアの活発そうな女性だった。
「ようこそいらっしゃいました!ロゼット=クリストファさん
ですね。始めまして…私はチューリ修道会のバナードという者です。」
推測通り、彼こそロゼットを指名して呼んだ司祭だった。
「こちらこそ始めまして…マグダラ修道会のロゼットです。
これが助手のクロノです」
「……これ、って…?」
ジト目になるクロノと先ほどの借りを返し得意顔のロゼットだったが、
とりあえず二人は深々と挨拶する。
「ようこそジムフォークへ。今日はよろしくお願いします。ああ、
こちらが我がチューリ修道会のシスター、ニースとマリ シアです」
「始めましてロゼット様、ニースです。よろしくお願いします」
「ロゼット様!マリシアです!よろしく!」
礼儀正しくお辞儀する女性とどこか馴れ馴れしい少女、二人がロゼットに
挨拶をした。
バナード神父の話だとこの二人は元からチューリ修道会のシスター
だったが、この度、エクソシストとしての修行をし ているという。
この二人に様々なエクソシストと経験などを話して欲しいと言うのが
ロゼットを呼んだ訳だという。
神様キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
レベルたけえ・・・
本職の人?
あーあ。バカだねこいつ。ほかのスレでも盗作発覚した例はあったが、
こんなマヌケはないな。
>>226 しかし、作者本人の名前で投下する辺りが、何をやりたかったのかわからん。
良作を世に広めたかったのだろうか?(独りよがりな厚意で)
うわあ・・・・最悪だな
>223
私はOKです。
スレが無い〜 でも保管して頂いていますし、本当はリンク貼っておけば良かったのかも?
その折は改行ミスまで直して頂いてありがとうございました。
誤字、脱字も結構気づいてますし、ちょっと手を加えた部分も有りますので、
もしかすると修正版送らせていただくかも知れません、その時はよろしくお願いします。
フィオレ編、途中まで(というか途中だけ)書いたのですが、少々忙しく全然進んでません、ゴメンナサイ。
その間、職人さんが増えたと思って喜んだのですが……。
231 :
230:04/01/25 00:18 ID:S8oz2kFi
あっ、スマソ。そのリンク、読めた。
232 :
52:04/01/27 23:33 ID:3xRKqJxB
>223
あんなのでいいのでしたらどうぞ。
ホス
234 :
52:04/01/29 23:07 ID:jOSXU9E9
保守短編
ギャグ、エロ無し、アイオーン、クロノへタレ
…スイマセン…場違いで…
○月○日
パンデニウムの解析とか…まあ色々やってたら、
ちょっぴりお腹すいちゃって、何かつまもうかな〜て食堂に向かっていたんだよネ。
そしたらこんな遅くにマグダレーナが後ろを気にしながらイソイソ歩いているんだよネ。
どうしたんだろう? 声掛けようとしたら、
後ろから追いかけてきたアイオーンに捕まっちゃったヨン!
抱きしめられ唇を奪われて。 (うわ…長いなぁ、)そのまま部屋に連れ込まれちゃったヨ。
えええ〜やばいよ〜もしかして…もしかして…これって濡れ場ってやつかネ?!
助けた方がいいのかネ? 気になるよネェ。
ドアの前で聞き耳たてていたらいきなり後ろから声を掛けられて慌てちゃったヨ。
「あれ? シェーダ、アイオーンに用事?」
「ク、ク、クロノ?! ええと何でもないヨン。」
そこにいたのはクロノ。 その部屋に入ろうとドアに手を伸ばしたから、
「だ、ダメだよ!! 今は…」
流石に今は不味いよねェ。 色々と…
「ええと…その…マグダレーナと大切な話があるからって…」
「ああ、丁度いい。 彼女にも用事があったんだよ。」
あああああああダメだよ〜〜〜〜
軽く笑いながら部屋にはいっていっちゃったヨ。
235 :
52:04/01/29 23:09 ID:jOSXU9E9
「アイオーン…………ってああ!!! な、何やっているんだよ!!」
思った通り。
ああ…出てきたクロノの顔が…沈んでるヨ
「だ、大丈夫? ああ、あのあんまり気にしない方が…その、大人の男女なら普通の事だと思うしネェ…」
「あれが普通?! アイオーンが…マグダレーナと…あ、あ、あんな事…」
ショックが大きかったんだネェ…可哀想なクロノ…
少なからず気持ちを向けていたマグダレーナの濡れ場だなんてネェ…
「いい年こいて裸でお馬さんごっこしていたんだよ?! しかもマグダレーナは変な服着て。
あ! 前に乗りこなすのはムリって言っていたのはもしかしてこれの事?!」
…クロノ…本気で言ってるのかネ?
でもあの二人…一体どんなプレイしているのか…興味が湧くネェ…
それより…クロノやばいって…それ。
キャラ違う。
でも好きなんですわ…
補巣
>>235 そんなクロノくんがロゼットにあっけらかんと悪戯されたりアズマリアに
(えっちな)相談されたりする話が見てみたいなとか…。
って言うかアニメから入るとこの2人くらいしか萌えないんですよぅ。
>>235 結構いい。カマトトもいきすぎると白けるけど、ギリギリおっけー!
楽しめますた
具体的にアイオーンとマグダがどんなことやってたのか描写があると更に・・・
ホス
保守短編
ギャグ、エロ無し、ヴィド、クロノへタレ
…スイマセン…場違いで…カマトトだ…
○月×日
今日は調べ物したかったから、書庫に向かっていたんだよネ。
そしたらヴィドが書庫のドアの前に佇んでいて。 あれ? マグダレーナが後ろからやって来た。
あ! ヴィドの腕に腕からませて甘えてる…
なんか良い雰囲気だネェ。ホノボノ。
マグダレーナがチョイチョイって手招きしてる。 ヴィドがそれに答えて背を屈めたら…
ああ〜マグダレーナからキスしてる…積極的だね〜
そのまま腕ひいて部屋に入って行っちゃったよ…
またまた濡れ場?! でもそこは書庫だよ…誰か来たらどうするのかネェ
でばがめだけど覗いちゃえ、いいよネ。
ドアの前で中を窺っていたら、いきなり後ろから声を掛けられて慌てちゃったヨ。
「あれ? シェーダ。」
またクロノ?! なんで君はそんなにタイミングが悪いのかね?!
「ク、クロノ、もしかしてヴィドに用事かネ?」
「いや、本を取りに。 ヴィドいるの?」
「ええと…うう…」
どう答えればいいのか悩んでいたら、変な顔しながら中に入っていちゃったヨ〜
「ちょ、ちょっと駄目だヨ!」
って、人の話をちゃんと聞きなヨ〜!! 今入っちゃダメだヨ〜〜〜
「あ、ヴィド…?!…ってああ〜〜〜! ヴィド、な、何やって……」
書庫からクロノが飛び出てきたヨ。 二度目の濡れ場だもんネェ…
あ、アイオーンの時は気が付いてなかったんだっけ。 流石に今回は気が付いたよ…ネェ
「あ、あのネ…クロノ…あんまり気にしないほうが…」
「気にするよ!! あのヴィドが…ヴィドが…マグダレーナに…」
わかるよ。ボクもビックリだもん。
「あんな大きな図体で裸で正座でロープだよ?! あんなカッコで本を読むなんて!! マグダレーナも
それを手伝っているんだよ!!」
えええ〜? 一体中では何が…
ちょっと覗いちゃえ。
うわ…本当に裸で正座でヴィド、ロープで縛られてるよ…なんかイヤラシイ縛られ方だネェ…
マグダレーナロープ持って…こっち見て微笑んでるヨ〜 一体どんなプレイなんだろう…
でも…クロノ…本気で言ってるのかネ?
「マグダレーナ…無理矢理やらされているのかも…」
…本気みたいだネ…マグダレーナを信じているんだネェ。
…クロノやっぱりやばいって…それ。
…保守短編だから…笑って許して。
>237,>238,>239ありがと。
GJですよ〜
当時、スペインとポルトガルとで世界を2分割する協定
(トルデシリヤス条約)が結ばれ、それは着々と実行されていた。
最後に残ったのがアジアの2つの国、日本と中国である。
特に、イエズス会=スペインの最大の狙いは中国だった。
イエズス会東インド巡察師の肩書を持ち、日本に3年滞在した
アレッサンドロ・ヴァリニャーノはフィリピン総督に書簡を送っている。
「私は閣下に対し、日本布教は最も重要な事業のひとつと断言できる。
何故なら、国民は非常に高貴かつ有能にして、理性によく従うからである。
日本は征服の対象としては不向きである。
何故なら、国土が不毛で、貧しい故に、求めるべきものは何もなく、
また国民は非常に勇敢で、しかも絶えず軍事訓練を積んでいるので、
征服が可能な国土ではないからである
だが、中国を征服するとき、日本の軍事力は、非常に役に立つだろう」
10年以上日本に滞在したイエズス会日本布教長フランシスコ・カブラルは、
スペイン国王にあてた手紙に中国征服の利点をこう書いている。
「第1に、シナ人全体をキリスト教徒に改宗させる事は主への大きな奉仕。
第2にそれによって全世界的に陛下の名誉が高揚される。
第3に、シナとの自由な貿易により王国に多額の利益がもたらされる。
第4にその関税により王室への莫大な収入をあげることができる。
第5に、シナの厖大な財宝を手に入れる事ができる。
第6にそれを用いて、すべての敵をうち破り短期間で世界の帝王となることができよう」
カブラルは中国人が逸楽にふけり、臆病であるので征服は容易であると述べ、
その例証に13人の日本人がマカオに渡来した時に、2〜3千人の中国人に包囲されたが、
その囲みを破り、中国人の船を奪って脱出した事件があり、
その際に多数の中国人が殺されたが、日本人は一人も殺されなかった事件をあげている。
「私の考えでは、この征服事業を行うのに、最初は7〜8千、
多くても1万人の軍勢と、適当な規模の艦隊で十分であろう。
日本に駐在しているイエズス会のパードレ(神父)達が容易に2〜3千人の
日本人キリスト教徒を送ることができるだろう。
彼らは大変勇敢な兵隊であり、わずかな給料で陛下にご奉公するだろう」
しかし、宣教師の裏に隠された野望に気付いた豊臣秀吉は、1587年バテレン追放令を出す。
これは宣教師を追放し布教を禁じたもので、商人の来日は許された。
また日本人がキリスト教を信仰することも自由とされた。
注目すべきはこの追放令の中に「日本人を南蛮に売り渡すことを禁ず」というのもある。
すでに九州などから日本人が奴隷として外国に売られていた実態があった。
バテレン追放令当時のイエズス会日本準管区長はカブラルの後を継いだガスパル・コエリョだった。
コエリョは、キリシタン大名だった有馬晴信のもとに走り、
他のキリシタン大名達を結集して秀吉に敵対するよう働きかけた。
そして自分は金と武器弾薬を提供すると約束し、軍需品を準備した。
しかし、この企ては有馬晴信が応じずに実現されなかった
最近、秀吉の朝鮮出兵はスペインに対抗するためだったのではという説が出されている。
スペインが明を征服したら、元寇を上回る大軍で日本に押しよせてくるであろう。
コエリョは、フィリピン総督にスペイン軍を送るよう要請したがこれも実現しなかった。
秀吉は朝鮮出兵中に、フィリピン総督に手紙を送って
「日本軍が中国に至れば、フィリピンはすぐ近く予の指下にある」
と警告している。
1597年、秀吉は追放令に従わずに京都で布教活動をした宣教師と日本人信徒26名を
わざわざ長崎に連れて行って処刑した。
キリスト京勢力に対するデモンストレーションだった。
一方、イエズス会とマニラ総督府も、すかさずこの26人を聖人にするという対抗手段をとった。
秀吉との対立が決定的になると、日本を武力で征服すべしという声が高まった。
1599年、日本に15年滞在したペドロ・デ・ラ・クルスは
イエズス会に次のような手紙を出している。
「日本人は海軍力が弱く、兵器が不足している。
国王陛下が決意されるなら、わが軍は大挙してこの国を襲うことが出来よう。
この地は島国なので、九州又は四国を包囲することは容易であろう。
そして敵対する者に対して海上を制して行動の自由を奪い、さらに塩田その他
日本人の生存を不可能にするようなものを奪うことも出来るであろう。
このような軍隊を送る以前に、誰かキリスト教の領主と協定を結び、
その領海内の港を艦隊の基地に使用出来るようにする。
日本国内に防備を固めたスペイン人の都市を建設すれば
日本人は、教俗(教会と政治と)共にキリスト教的な統治を経験することになる。
多くの日本の貴人はスペイン人と生活を共にし、
子弟をスペイン人の間で育てることになるだろう。
スペイン人はその征服事業、特に機会あり次第、敢行すべきシナ征服のために、
非常にそれに向いた兵隊を安価に日本から調達することが出来る。」
大村純忠は軍資金調達のために、長崎の領地をイエズス会に寄進しており、
ここにスペインの艦隊が入るだけでクルスの計画は実現する。
秀吉はこの前年に亡くなっており、キリシタンとの戦いは、徳川家康に引き継がれる。
家康はキリシタン禁教令を出し、高山右近をフィリピンに追放した。
島原の乱を平定の後、オランダ以外の交易を禁じ、鎖国へといたることになる。
これは鎖国と言うより、正確にはキリシタン勢力との絶縁と言うべきである。
247 :
名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:33 ID:sUQovn1/
ホシュ
ほっしゅ
全然書く暇有りません。
誰か盛り上げてください〜。
251 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 16:28 ID:8mb8Fn9o
age
保守
hoshu
おまいら、フラッグマンの鬼畜SSが完結しましたよー
無料で読ませて頂いている身としては贅沢は言えんが
誤字が多くてちょっと萎える
a-ge
257 :
名無しさん@ピンキー:
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