【パピヨン様が】武装錬金のSS 第3章【見てる】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ立てから10話とちょっとで前スレ消費。
斗貴子さんと変態の時代がキテル━━━(・∀・)━━━ッ!!

〜錬金戦士&超常選民の為のおやくそく〜
◎基本的にsage進行で
◎ネタバレは公式発売日(月曜日)の午前0時以降に!
 それ以前のバレはバレスレに!本気で嫌な人は木曜あたりから気を付ける
◎次スレは>>950さんヨロ
 立てられない場合はだれかに委任して下さい
◎SS投下神(エロス・ラブラブ問わず)はもちろん、プロット書きも大歓迎
◎直リン、私怨厳禁
◎荒らし煽りは徹底放置で。マターリできない香具師は核金没収後ブチ撒けます。

初代スレ【バルキリー】武装錬金【スカート】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1057553474/
前スレ【斗貴子さん】武装錬金のSS 第2章【まひろタン】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061136195/

関連スレ、サイトなど

『武装錬金』の画像を集めるスレpart2
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1061665117/l50
武装錬金part39
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1069865032/
【ブラボー!!】武装錬金萌えスレPart11【ヒャッホウ!!】
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1069499599/l50

武装錬金ハァハァ倉庫(SS保管庫)
ttp://shinjuku.cool.ne.jp/buso_renkin/
2chエロパロ板SS保管庫
ttp://adult.csx.jp/~database/index.html
2名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:37 ID:Ip/3FOG+
自分で2
3名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:41 ID:iOyBhUtt
おっつ
4名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:42 ID:jb2tMYZh
>>1乙。パピヨンマスクとパンツ贈呈。

『潮騒の町で』続きはまだでつか
5名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:43 ID:Ip/3FOG+
即死判定ってどのくらいで回避なんだろう…?

新スレ立てるタイミング間違えたかも。
今全然人居ないし。
6名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:43 ID:XTROcxfD
センスねースレタイだな
7名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:45 ID:Ip/3FOG+
確かにね。
ちんちん(ryと同レベルだね。
8名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:45 ID:iOyBhUtt
>>5
容量で10kb
レス数で50が安全圏也
9名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:45 ID:K+QToao/
>>1さん乙カレー。
10名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:46 ID:Mj+wxZfq
前スレを見たが、こんなスレがあったのか・・・ブラボー
11名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:46 ID:Ip/3FOG+
>>8
ありがとう。
…50レスですか。遠い道のりだぁ。
12名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:52 ID:ciYIpfSN
パピヨンと斗貴子がやったところで








                      萌 え ま せ ん
13名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:54 ID:XTROcxfD
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪




14名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:56 ID:XTROcxfD
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪




15名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:59 ID:XTROcxfD
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪






16名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:00 ID:XTROcxfD
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪






17名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:07 ID:QJ/Z/0Vz
ID:XTROcxfDってアフォだな。
自分が>>1に踊らされてる事に気付いてないのかね?
18名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:09 ID:iOyBhUtt
やめんか
そんな糞AA









って言っておけば即死回避までレスを埋めてくれるかなw
19名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:30 ID:Ip/3FOG+
あの…もし即死しちゃったら…またどなたか立ててくださいね…
20名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:41 ID:2c2tZILy
即死防止カキコ
21名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:42 ID:CKp0quac
てんぷらするぞ
業者は、透明あぼーん汁
じぶんには、トッキュンは、裸エプロンが似合うイメージがある。
22名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:43 ID:HV7cx4wj
>>1さん乙。
私はこのスレタイ好きです。つか不覚にもワロタ(w

ID:XTROcxfDは善意でやってると信じたいな…。
23即死防止に…「W武装錬金」:03/11/30 22:43 ID:pMNMo7qi
かつて蝶野攻爵と呼ばれた化物が今、蔵の外で殺戮の限りを尽くしている。
たくさんの命が理不尽に奪われていく…俺の力が至らないばっかりに!
命の恩人に課せられたタイムリミットも容赦無く迫る。
もうすぐ、奴はここに戻ってくる。
無力さに打ちひしがれる自分を嘲笑い、そしてとどめを刺すために。
こんなところでのんびり寝ている場合じゃない。
ここであいつを止めなければ。なんとしても。この命に代えても。
左胸に手を当て、もう一方の手の中にある核鉄を見つめる。
瀕死の身体の治癒にあてている、人智を超えた力。
その全てを賭けて、蝶野の歪んだ野望を阻止するんだ。

 斗貴子さんの力を借りるよ。

少年は意を決し、最後の決戦の準備をすべく、
ズボンのベルトに手を掛けた。

「 W 武 装 錬 金 ! 」
24名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:43 ID:0JfZ0m2G

   /レ-z_
  「ヘlヘlv > >>ID:XTROcxfD
  (´Д`;ゞ、アッアッアッ       (゚∀゚ )マシナAAサガシテコイ!!
    ノノZ乙==ニ三三Θ━□=□入)
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           < <
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pen/7913/AA/renkin.html
25名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:44 ID:iOyBhUtt
>>22
いや、前スレでもやってるし…
980取ってもスレ立ては無視だし…
26即死防止に…「W武装錬金」:03/11/30 22:44 ID:pMNMo7qi
まぶしい光に一瞬ひるみつつ蔵に踏み込んだパピヨンが目にしたのは、
Tシャツの上に学ランを羽織り、
両手に大振りの突撃槍を持つ傷だらけの少年の姿だった、
「!?」
そのズボンとトランクスは足元に脱ぎ捨てられ、
剥き出しの下半身の中心には、小振りの突撃槍が
力なくふるふると揺れていた。
うつむき加減で羞恥に頬を薄く染めた少年が、か細い声で呟いた。

「……バルキリースカートじゃ、ないンだね……」

場が、凍りついた。
超人の鼻孔から滴り落ちる二筋の鮮血が、
時までは凍りついていないことを示していた。

身じろぎもしない二人を木陰から見つめながら、
コートの合わせ目から突き出た己の男性自身をいそいそと引きずり出し
荒い息と共に握りしめる謎の人影。
「ブラボーだ、武藤カズキ・・・。」

そして、時計の針が0:00を刻んだ。



 蝶 サ イ コ ー─── ッ ッ !!
サイコ───… イコ──…… コ─………
深夜の銀成町に、歓喜の叫びがこだました。
27名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:46 ID:XTROcxfD
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪







28名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:47 ID:XTROcxfD
よし10kBいったぞ。
29名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:53 ID:IfdVuO0q
スレタイ 気にいったよ。
俺は面白いと思ったけどな。
乙。>>1
30名無しさん@ピンキー:03/11/30 23:40 ID:2uwPVYmj
即死防止パピコ
31名無しさん@ピンキー:03/11/30 23:41 ID:2uwPVYmj
て失礼。間違えた。
32名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:10 ID:6DJDwjWK
ホントに安全圏逝ったんだろうな・・・(´Д`;≡≡;´Д`)ウオーサオー
33名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:13 ID:dmTVJBlH
一番確実なのは神が光臨してくださることだ。
34『潮騒の町で』/20:03/12/01 00:16 ID:zPaNXBpH

 曲りくねった上り坂を立ちこぎで何とか乗り越えると、すぐに事件現場に出くわした。不気味に回る赤色灯がすごくわかりやすい目印になっている。不謹慎か、思い出すのは火曜の夜9時。
 自転車を止めて岬の先へ。ゴクリとツバを飲み込んだ。背筋が震えて、悪寒は痛々しく首の周りを這いずり回っている。
夜の闇の中でバシャバシャとフラッシュが焚かれているのだけれど、浮かび上がる造形は赤いハイヒール。それ以上足を進めることは出来ない所に脱がれた、真っ赤なハイヒールだった。
 自殺の痕跡だった。
「まだそうだと決まったわけじゃない。気を抜くのは禁物だ」
 俺の心を見たように斗貴子さんは釘をさした。確かにまだ自殺と決まったわけじゃない。しっかりと気を保つ。
しかし願わくば、自殺は決してダメだけれど、なるべく、ホムンクルスよりそっちの方がいいような気がした。
「ちょっと、なんだ君たちは……ああ、観光客か」
 黄色いテープを張ろうとしている警察官がこちらに気づいてやってくる。観光客だとすぐにわかったのは、やっぱり狭い土地だからだろうか。それとも、地元の人は見物になどこないからだろうか。あまりにそれが日常だから。
「遊びじゃないんだ」
「責任者を呼んで欲しい」
 斗貴子さんが一歩進んで言った。警官の人は一瞬おっ、というような顔をした。
「情報提供かい?」
「そんなところだ。一刻を争うから」
 わかった、と言い残して警官の人は駆けさっていった。てっきり嫌味の一つでも言われるのかと思ったけれど、やっぱり何でもかんでもドラマやテレビの通りではないらしい。
良かった。何が良かったって、斗貴子さんともめてから大怪我せずに済んだから。流石に一般人をブチ撒けないとは思うけれど。
35『潮騒の町で』/21:03/12/01 00:17 ID:zPaNXBpH
 
 背広を着たおじさんが、いかにもといった感じでやって来た。
「カズキ、君はここで待ってなさい。少しの間だけだから」
 そう言って斗貴子さんはさっと黄色いテープをくぐって行ってしまった。正直話に加わってみたいなんていう好奇心はあるけれど、やっぱり遊びじゃないし邪魔にしかならないだろうから我慢しなくては。
 黄色いテープの外側でブラブラと歩き回る。出っ張った岬の周りは森になっていて、町から伸びてくる舗装された道路以外通れそうもない。崖に寄ってみた。目もくらむような高さで、とてもじゃないけれど飛び降りる気にはならない。
 風が吹いた。強くて、目をつぶった。ザパンと、波が崖を打ちつける音がサイレンに混じってちょっと聞こえる。
 赤色灯は気持ちが悪い。自殺だなんて、俺はやっぱり嫌だと思った。生きていればいいことある。甘いとか、何も知らないとか言われそうだけれど、絶対にこれが合っている。生きてさえいれば、いつかはきっといいことがあるんだと信じて、生きないと。

 ――偽善者め――

「かもしれない……わかってる。でもやっぱり……」
 蝶野にも、生きてればいいことがあるのだろうか? ホムンクルスは生きてはいないのだろうか? 闘うということはなんなのだろう?
 迷いは隙を生み、死に直結する。ブラボーが言っていたセリフが浮かんで消えた。
 俺は生きたい。そのために闘っている。俺の周りの大切な人を守りたい。だから闘う。
 偽善者。でもいつかは、本当の正義になれるかもしれないから、迷わない。
 そう、決めた。
36『潮騒の町で』/22:03/12/01 00:18 ID:zPaNXBpH
 岬の方にもう一度首を向けると、赤色灯を背負ってまるで影絵のように動き回る人々が見える。なぜだかひどく気持ちの悪い光景に見えた。人が死んだ場所だというのに、まるでいつものことだという風に手馴れた感じがして、どれもこれもまともに見えない。
 誰も悲しんでなんかない。怒ってもない。
 この町はおかしいんじゃないかって、今初めて考えた。
 無機質な影絵の中で、俺は斗貴子さんの姿を探した。すぐにみつかった小柄な背格好。話に区切りがついたのか、影絵の舞台を離れてゆっくりとこちらに歩いてくる。
「話はついた。錬金の戦士の名が通ってよかった。署に寄れば資料を見せてくれるらしい……カズキ?」
「斗貴子さん、この町はなんだか、変だ」
「……ああ、狂ってるんだ。嗅いでみなさい。空気にも、血のにおいが混じってる思わないか?」
 ドキリとした。においどころか、息を吸うのも束の間忘れた。
「冗談だ。原因を除けば町は元に戻る。死ぬことが、特別になる……」
 言いながら、乗ってきた自転車に斗貴子さんがまたがった。
「帰ろうか。今日はもう休もう」
「えと、斗貴子さんがこぐの?」
「不満か?」
「滅相もない」
 後ろの荷台に腰を下ろしてから、いいのかな、なんて思いながら恐る恐る斗貴子さんの腰に手を当てた。
「カズキ」
「は、はい!」
「もっとしっかり掴まないと振り落とされるぞ。帰りは下り坂だから」
 ん、と斗貴子さんがうながすから、両手を腰に回してしっかりと組んだ。華奢で、柔らかくて、少し恥ずかしい。
「よしっ!」
 
 潮の香りに混じって、シャンプーが香った。
37元151:03/12/01 00:21 ID:zPaNXBpH
新スレおめです。

エロなし&前スレと話がまたいでスイマセン。
38名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:22 ID:dmTVJBlH
と言ったら本当に神がキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
39名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:35 ID:6DJDwjWK
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

元151神、お疲れ様です!!
40名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:46 ID:6DJDwjWK
実はさっきのレス時点ではまだ本文読んでなかったんですが…

パピの言葉に揺れるカズキが(・∀・)イイ!!
なんか麻生俊平作品の主人公みたいで萌え&燃え。
41名無しさん@ピンキー:03/12/01 15:39 ID:yB6QZFdP
武装錬金ハァハァ倉庫
http://jojo.littlestar.jp/renkin/
42名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:31 ID:jY1nCpH/
このスレいらねぇだろ
43名無しさん@ピンキー:03/12/01 23:33 ID:6DJDwjWK
>>42
(´д`) =3ハァ
44名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:12 ID:ZK/mRpdj
念のために保守だ
45名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:24 ID:RTOYrL2j
同じくホシュ。
神々が戻ってこられるまで、このスレを守らねば。
46名無しさん@ピンキー:03/12/02 10:49 ID:N06m4xYi
広告呼び込みあげ
47名無しさん@ピンキー:03/12/03 10:09 ID:GeCdCLvP
性器が痛い。
そう感じてカズキはベッドから起き上がった。
脳も痛い。
頭を抑え抱え込むカズキ。
その隣では、斗貴子が腹を押さえ蹲っていた。
斗貴子が青褪めた顔を上げてカズキを見上げる。
「大丈夫か、カズキ?どうやら…毒を盛られてたようだ」
「オレは大丈夫、斗貴子さんこそ」
眩暈がする。
どうやら毒物を操る武装錬金があるというブラボーの噂話は本当だったようだ。
(情けない、数々の敵を倒してきた戦士も、内部から肉体を蝕む毒には勝てないか)
「もう私は駄目かもしれない。その時はカズキ、お前が・・・」
「頼むからそんな事言わないでくれ!斗貴子さん!」
「スマン、だが。クソ、出切ることなら自分のはらわたをぶちまけたい気分だ」
斗貴子の顔に苦痛の表情が浮ぶ、汗が滲み出て、吐息が乱れる。
「く、と、斗貴子さん!」
その時、部屋のドアを開けて中に入ってくる者があった。
まひろだ。何故か手に巨大な浣腸器を持っている。
「お待たせッ!さあお注射の時間よ!」
「ま、まひろ…?お前なんだそれは…?」
「ああ、コレ?わたしの武装錬金よ。浣腸器の形をしてるの。
さッ!体の中から毒を出さないと。もちろん浣腸で」
その巨大なモノが斗貴子の肛口にあてがわれる。
ひんやりとした冷たい感触が斗貴子の体を震わせる。
「や、止めろ!」
そして、ゆっくりと挿入。

つづく
48名無しさん@ピンキー:03/12/03 18:37 ID:/tzk/vJn
陣内に操られた3バカ+1に寄ってたかって弄ばれた後で鞭責めに遭う斗貴子さんキボンヌ
49名無しさん@ピンキー:03/12/03 19:28 ID:VBFhBiQZ
>>48
安心汁。
糞ムゾンが絶対描くから。
50名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:11 ID:CpL21SvO
987 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 03/12/04 02:08 ID:Qb3vOahN

                         ,.イ _,. _-
                     /:/r':´::∠..__
斗貴子さんの初めてが欲しい!/:::::::´::::::::::::::::::::::::::>
  頼む!譲ってくれよう   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_`__、
                  `>:::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   <´::::ヽ‐-、::ヽ::;::;_:::::::::::::::::::::_;:::>
      _,.....-―‐-v‐'"´ ̄`ヾヽ、:'、Yヽ,ヽト!^iヽ:::::::::::::::::\
     /:::::::::::::ヽ::::::::::::::::i:i::::::::::::|:::ト;:|V/  `ヽノ\:::ト、、ヾ``
    /::::/:i::::::l:::i:::ヽ:::::::::::::|::::ド、:i:::!:ハj`/丶、u   `y‐'`´,ヽ-、_
   ,'::::i::::l:::|!::|、:!l:_」!:::::::::::|ハ`fqW;ヽ::i\く i´〉,> /,.-‐'"  ヽ  `ヽ
   !::::|::ハ|」,!l! ''パィ:::::::::::| `ニ=" 〉:ト:l  ヽ´イ/       ヽ  ヽ
   !i:::|::Kヽ゚.>=´ニ、 ';::::::::::| / ̄7/::::i !   r'´'⌒ヽ、        ヽ   ,
   | !::|:ト、"r '´  ヽ!:::;:::::|論//-、::|   |     ヽ      ヽ   ',
    l:::|!;;;;>、ヽ_ -,'/|::Lヽ;T`ヾヾヽ-l、 ,.r      〉       ヽ  ',
     ';::|;/   ``rマミ-Y、ヽ-オ \_`   ヽ〈 ヽ     /        ',  ',
     '{、   r'`  `ヽヘ ヽ  /7` Y〈 lF。弍、_メ、           i |
          〉、、   7⌒¬-、/ノ__〉 ヽl。__。l /         l   !
         〈r-、 ̄``!      /   ``フー' }         |   !
            |ヽ `トニ>- 、        人 ̄ ̄ノ             |   !
            | \|    レ'``− 、_  ,ィ'  \ /             |   !
            |  |    | ヽ  `´ ヽ  ∨            |   |

51名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:15 ID:CpL21SvO
991 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 03/12/04 02:16 ID:sL64q8CI
>>987
or
                      _,. -−--−- 、
                 , ''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::`  、
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
               /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                /::: :::: :::             :::::::::::::',
                ,' :: :: .:  . .::.:: .:: ::::::..::::. .::. .: :.  :: ::: ::',
               ,'    .:i:. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i    :::l
             j::. :i:.:.::.::il::::::/l::://::::/'l|:::ハ::::::l、::::l::li:. .: :li::l  あまり、痛くしないでくれ…
               l::::::l:::::::::l|::::i:トl、l/l::/ l|::j_,」l:::Hl:::|l:ll::::::::::li::|
                l:::::il::::::::ilハ:::!ァl=|ミl/  |/テァ=l=l:|l:l|l::::::::::|!:|
                |::::l|::::::::l| ソ'ゞ‐'‐′ __   ゞ‐'‐ |!l|:l|:::::::::l|:|
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52名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:16 ID:CpL21SvO
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53名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:17 ID:CpL21SvO
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54名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:17 ID:CpL21SvO
994 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 03/12/04 02:22 ID:Qb3vOahN
                   r===================
                      ||           斗貴子さん!斗貴子さん!   
   ___________||r――――――――――
                  ..||\r──―/⌒⌒⌒\ヾ─
           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ ::::::::::::::::ノ /     ヾ
     ___ _/ ブチMV /  ..||  \ ::::::::::::::: / /     ヾ
    |\  \/____/\ .||   \  :::::::::::: 〃
   /\.\          \     .\ ::::::::::::::::::::::ノ 〃
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      \\:::::::::::::::::::
 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\::::::::::::: カ、カズキ!エロスは程々にと、あれほど…
   \  /.             \
     ソ__________ン 
55名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:18 ID:CpL21SvO

                   r===================
                      ||           斗貴子さん!斗貴子さん!   
   ___________||r――――――――――
                  ..||\r──―/⌒⌒⌒\ ̄ ̄ ̄ ̄) ピョコ
           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ ::::::::::::::::ノ /    |"""/ ̄ ̄
     ___ _/ ブチMV /  ..||  \ ::::::::::::::: / /   |ゝ`)
    |\  \/____/\ .||   \  :::::::::::: 〃    ̄ヾ
   /\.\          \     .\ ::::::::::::::::::::::ノ 〃
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 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\:::::::::::::
   \  /.             \
     ソ__________ン  

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                      ||           ・・・・・・・・・・・・・   
   ___________||r――――――――――
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           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ ::::::::::::::::ノ /     
     ___ _/ ブチMV /  ..||  \ ::::::::::::::: / /     ・・・・・・・・・・・・
    |\  \/____/\ .||   \  :::::::::::: 〃
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 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\:::::::::::::
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     ソ__________ン  
56名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:19 ID:CpL21SvO

                   r===================
                      ||           斗貴子さん!斗貴子さん!   
   ___________||r――――――――――
                  ..||\r──―/⌒⌒⌒\ヾ─
           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ ::::::::::::::::ノ /     ヾ
     ___ _/ ブチMV /  ..||  \ ::::::::::::::: / /     ヾ
    |\  \/____/\ .||   \  :::::::::::: 〃
   /\.\          \     .\ ::::::::::::::::::::::ノ 〃
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      \\:::::::::::::::::::
 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\::::::::::::: わ、私の中にブチまけろっ!
   \  /.             \
     ソ__________ン  

57名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:20 ID:CpL21SvO

                           ,.. --  ''"'' ‐‐- 、
  あれ〜?お兄ちゃんの部屋から   ,.r '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
   ギシギシやかましい音が     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::\
       するなぁ〜〜       ./:::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::ヽ
                      /:::::::::::::::::::::,l:::l::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::',
                     i:::::::___,,..,::::/ ',:::l.,::::::::::::::::::::l:::::::::::::l::::::::l
                ,,... -_‐=='ッ'..ノ-.ノフ  ',::lヽ::-- 、:::::|::::::::::::l:::::::::|
             r ''"´   ,.-‐ '_ - '"l:r ',ニ、、  ヽ、ヽ,..,,_:::ヽl:::::::::::l::::::::::|  ……覗いてみよっと
              /、   ,.-‐''"´`⊃::::|:| ' {k;;j)     ',.‐.、ヽ:l::::::::::l:::l:::::::l
          /  `''',. - .. -'"´ |:::l:::::l::| `'' "      .{k;;jリ !.l::::::::::l::l::l:::::::',
        /i/    /        l:::|:::::|::|.     〈     `'' " .l:::::::::/:/::l::::::::ヽ、
       /.!ヽ、 /       /l:::l:::::|::!   r‐-.、     l::::::::/::/:::l::::::|:::',:\
      ./ |:'、 ヽ、 ',      /::l:::l::::::l:lヽ  l ,.-‐.j     l:::::::/::/:::::l::::::|:::::ヽ 、`'‐- 、
     ./  \\ `ヽ、    ,.':i::::',:::l:::::l:::::ヽ ヽー '   ,.イ:::::/:::/::::/:::::::l:l:::::::ヽ、`' ‐、 `'' ‐-、
     /     `ヽヽ/    {::::l:::::ヽ',:::::l:::::::\ __ ,. - '" l:::::/::::/::::/::::::::|:::',::::::ヽ:ヽ、 `ヽ、:::::ヽ
   /     /  /   __  .l:::::l::::::::::ヽ::l::',‐''i'‐.i     .l::/::/:::/::::::::::l::::ヽ::::::::\:`ヽ、 ヽ,::ヽ
  ./     ./ ./  /  `''‐-- 、r ' l ',::l:::ヽ.l l    ,..l/::/:://:::::::::::::::l::::::::::ヽ::::::ヽ::::::ヽ,,.ノヽ::}
58名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:21 ID:CpL21SvO
      任務完了だな
       /⌒⌒ヽ       r===================
        |  /ノノハリ        ||
    ___`、||、゚ ^゚ノ|____||r───────――
       /   \     ..||\r/レ-z──/⌒⌒⌒\─
      /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ .||\「ヘlヘlv >:::ノ /    \
      (__ニつ/  FMV  /  || (゚ー゚ 9v _:::::::::/ /      、
    |\  \/____/\ .||/    ⌒_ ̄):::::〃 シクシク…オニイチャン…ヒドイヨゥ…
   /\.\          \/ イ    /\ / /:::::::::::::::
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ノ.   /   U\:::::::::::::
 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   ノ    \.\:::::::
   \  /.             \ ̄ OK 口封じ
     ソ__________ン  
59名無しさん@ピンキー:03/12/04 03:21 ID:CpL21SvO
以上、本スレよりコピペ
60名無しさん@ピンキー:03/12/04 23:29 ID:urZ/tN97
続きが読みたいなw
61名無しさん@ピンキー:03/12/05 08:02 ID:ZsnvEG4M
>>55のシーンの解説きぼんぬ
62名無しさん@ピンキー:03/12/05 08:11 ID:qk9bhOjT
>>61
無我夢中に頑張ってたら
え?何故か、エロスが居たような…  ってところじゃない?
次スレにこんなシーンもあった。

      ・・・・・・・・
       /⌒⌒ヽ       r===================
        |  /ノノハリ        ||
    ___`、||、゚ ^゚ノ|____||r───────――
       /   \     ..||\r/レ-z──/⌒⌒⌒\  ̄ ̄ ̄ ̄) ピョコ
      /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ .||\「ヘlヘlv >:::ノ /    |"""/ ̄ ̄
      (__ニつ/  FMV  /  || (゚ー゚ 9v _:::::::::/ /   |ゝ`)
    |\  \/____/\ .||/    ⌒_ ̄):::::〃 シクシク……
   /\.\          \/ イ    /\ / /:::::::::::::::
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ノ.   /   U\:::::::::::::
 \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   ノ    \.\:::::::
   \  /.             \ ̄ ・・・・・・・・・
     ソ__________ン  

63名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:23 ID:FFxWC0SL
カズキが相手だと思ってたのにリーゼント(名前知らん)だった。ってヤツじゃない?
三銃士で言うところのミレディのような
64名無しさん@ピンキー:03/12/06 18:09 ID:L3TYhNSL
それは嫌だw
6554-55作ったヤシ:03/12/07 20:15 ID:hhRz1QPE
作った当初は「斗貴子さんが相手だと思ってたのにリーゼント(岡倉)だった。」でした。
>>56は×斗貴子さん!斗貴子さん!を○斗貴子さん!?斗貴子さん!?にしてたつもりでした。ウツダシノウ。
銀成寄宿舎の描写があらかた揃ったらなにか書こう、と自分を追い込んでみるテスト。
6654-55を本スレに貼ったヤツ:03/12/07 21:19 ID:dE4iDQ7Y
>>65そうだったんだ・・・

俺はカズキと斗貴子さんの情事中にエロスが覗いてたんだと思ってたよ。
67名無しさん@ピンキー:03/12/07 22:13 ID:YyruXMgB
コミックはまだかぁ〜!!!

1話から読み返すことができたら再び活性化するだろうに…
68名無しさん@ピンキー:03/12/07 22:52 ID:bQ3HySzn
ブラボーバックブリーカーはかっこいいなぁ。
69名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:51 ID:1qyRSjrC
>>67
武装錬金は話の時間の流れがギチギチに詰まってるからなあ。
LXE編に入ってから3日しか経ってないし。
SS妄想の付け入る隙間が過去やパラレル以外に無いのが辛い。
70名無しさん@ピンキー:03/12/08 23:29 ID:UbJb89sb
>67
来週は取材とコミックス作業のため休載、だそうです。
多分1月アタマ新刊のメインを張るんじゃないですか?
年末先行発売でワンピースとアイシールドを使ってしまいましたからね。
なにか目玉が欲しいところです。
71名無しさん@ピンキー:03/12/10 12:08 ID:t85UuBR1
キモ漫画スレあげ
72名無しさん@ピンキー:03/12/11 22:00 ID:OCWwJwI1
なんかインスピレーション湧いてきた。おやすみ。
73名無しさん@ピンキー:03/12/11 23:35 ID:g5+YzHf4
>>72
うん、おやすみ。



っておい!!書かないのかよっ?
74名無しさん@ピンキー:03/12/12 10:46 ID:o7Jt86h5
うんこスレあげ
75名無しさん@ピンキー:03/12/12 11:34 ID:qb0YEaS/
 隊長!○ンコ発見しました!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
    !!∧∧   )      (´⌒(´
● ⊂(゚Д゚;⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      アナガアッタラハイロウゼーーーーー!!!!!!!!

76名無しさん@ピンキー:03/12/12 11:44 ID:Aef1E3Bu
マ?
77名無しさん@ピンキー:03/12/12 17:25 ID:RMo73578
78名無しさん@ピンキー:03/12/12 17:28 ID:5/Q1Tth3
「アナガアッタライレタイ」って感じだな。
79名無しさん@ピンキー:03/12/13 18:57 ID:+nlwDJ0w
神はまだか『潮騒の町で』はまだか
80名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:14 ID:iM407xtl
斗貴子さんに某キャラの台詞を言わせてみるテスト

「カズキ、お前は頭の悪い男だ。他にも、その、女はいるだろうに…
と、言ってももう手放さないから遅いが…」

「カズキ、私を大事にするがいい。血と汗にまみれたお前を抱きしめる女など、
もう私以外にはいないだろうからな…」

セリフうろ覚えスマソ
けっこうはまるね
81名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:32 ID:VrLF8Hwv
>>80から趣向が流れてきた俺にとって感慨深いものがある。
さて、初めて書くSSだが投下してみましょうかな
82名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:35 ID:VrLF8Hwv
「サンライトスラッシャー!」
突撃槍の飾り布からまばゆい閃光をほとばしらせ、少年が跳んだ。
「見つけたぞ!ホムンクルスっ!」
4脚の処刑鎌がカタパルトのように跳ね上がり、少女が宙を舞った。
夜明けにはまだ遠い歓楽街、ビルの谷間を二人の戦士が飛ぶ。

「株木通りへ?」
やや面食らった顔で少年は聞き返した。
銀成学園寄宿舎、管理人室に呼び出された少年と少女を待っていたのは、
およそホムンクルス―――人を喰らう異形の怪物とは縁が無いと思われる、
ネオンに照らされた歓楽街の調査指令だった。
「ああいうキナ臭い街だからこそ、ただの失踪事件は見逃されやすい。」
男臭さをカタチにしたらきっとこんな姿になるだろう、つなぎに身を包んだ男が言った。
「だが、その中に僅かでも異常の臭いがあるとしたら、ハッキリ言うと人食いの跡があったなら、俺達の出番だ」
コクリ、と少女は頷いた。
「そこでお前達に調査、ホムンクルス絡みであればホムンクルスの殲滅を依頼することにした」
「で、なぜオレと斗貴子さんが…」
「ここ数日、株木通りの失踪事件が飛躍的に増加している。
自体は火急を要する、ってワケだ。しかしオレは寄宿舎管理人。責務ってもんがある。
深夜であれ寄宿舎を銀成市から離れた株木通りまで行くワケにはいかない。」
83名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:37 ID:VrLF8Hwv
「…それと、これからの戦闘は苛烈を極めるだろう。武藤カズキ。」
男の目が、変わった。寄宿舎管理人の目から、錬金の戦士の長、キャプテン・ブラボーへと。
「L・X・Eとの戦いでオマエたちはこれまでも、そしてこれからも死線を潜り抜けていくコトになる。
…金城の核鉄の元の持ち主だったあいつみたいに、潜り抜けられずに死ぬかもしれない。」
ドン、と卓袱台を叩く。
「この任務はオマエたち二人のこれからを計る試金石でもある。
ホムンクルスと戦い、死ぬ覚悟はできているか、人々を守り、立ち向かう正義を持っているか…
とにかく、錬金の戦士である以上、悔いは残すな!戦って戦って戦い抜け!」
ブラボーの叱咤に少年と少女は顔を強張らせた。
「あー、それと…」
ブラボーは少年に封筒を渡した。
「戦いの後にこの封筒が必要になるだろう。大事に持っておくように。」
ビシッ!ブラボーは少年に向けて親指を立てる。
「解った、ブラボー!」
ビシィ!少年も親指を立てて返してみせた。
84名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:40 ID:VrLF8Hwv
株木通りは銀成市から6駅ほど離れた信宿市にある、いわゆる歓楽街だ。
眠らない街とはいかないまでも、風俗店やきらびやかなネオンを発する建物が立ち並ぶこの通りに
ホムンクルスがいるなんて信じられない。
少なくともオレはそう思ってた。
それより、ここに斗貴子さんといることのほうがよっぽど信じられなかったけど。
目的はホムンクルスの殲滅、そんなことはわかってる。
けどやっぱり意識してしまう。
ここに来てからはお互い顔をあわせることもできず、
日付も変わり消えつつある歓楽街の光の中、目を泳がせていた。
斗貴子さんも同じ気まずさなんだろうか。
そう思って曖昧な笑みを斗貴子さんに向けた。
斗貴子さんは一点を凝視してる。薄暗い裏路地の、さらにその奥。
「カズキ、いたぞ」
にやけ顔のやり場に困りながらも、斗貴子さんの目線を追ってみると…
いる。蠢く大きな何か。ヒトとはかけ離れたカタチの影。
オレは一度斗貴子さんと頷きあって、左胸に手を当てた。
斗貴子さんはポケットから六角形の金属を取り出すと、正面にかざした。
「武装錬金!」
85名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:42 ID:VrLF8Hwv
発動の叫びと同時に影は跳ね、ビルの谷間を飛ぶように動く。
「サンライトスラッシャー!」
突撃槍の武装錬金、「サンライトハート」の特性、エネルギーを発する飾り布のチカラと、
ブラボーの深夜特訓で鍛えた跳躍力で、武藤カズキは飛んだ。
斗貴子も脚に装着する4脚の処刑鎌、「バルキリースカート」のアームを使い、ビルの間を跳びながら追う。
飾り布に照らされ、ホムンクルスは逃げる姿を現した。
細く長い左右4対の脚。丸く膨れた腹。二本の牙。頭部に光る八つの目。蜘蛛だ。
その禍々しい姿を認識した途端、カズキと斗貴子は体をつたう見えないものの存在に気がついた。
糸だ。
「気がついたときにはもう遅いぃぃ!」
蜘蛛が喋った。逃げるのをやめ、空中に静止している。
「やられた!斗貴子さん!罠だ!!」
「吊られた状態で言うセリフか!」
ビルの谷間、上空10メートル。
二人の戦士は蜘蛛型ホムンクルスの巣に、蛾のごとく捕縛された。
「くっ!」
カズキは体にまとわりついた糸を引きちぎろうとするも、糸の予想外の弾力に戸惑っている。
「無駄だぁぁぁ!象が引いたって千切れやしないぃぃぃ!」
蜘蛛形ホムンクルスの哄笑が響く。
「落ち着けカズキ!千切れないなら」
斗貴子の脚から4条の光が流れ、その身が宙へ投げ出された。
「斬ってしまえばいい」
バルキリースカートはあっさりと糸を切り落とし、斗貴子は瓦礫が積まれた地面へと舞い降りた。
瓦礫?
ガバァッ!着地と同時に瓦礫の山が飛び散り、もう1体の蜘蛛が斗貴子に跳びかかった!
「今回のは上玉だろう?地待よぉぉ!」
上空の蜘蛛、正確にはオニグモのホムンクルスが語りかける
「ああ、若くていい肉だ、風待よ。」
地待と呼ばれた蜘蛛、正確にはジグモのホムンクルスは斗貴子に覆いかぶさり、その牙を首筋に立てる。
サクッ
86名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:46 ID:VrLF8Hwv
「わたしに…触れるな…」
間一髪、斗貴子は体を捻りかわしたが、首に1条の赤い筋が浮き上がる。
「斗貴子さんっ!」
「掠めたか。十分だ。俺や風待の牙には毒が含まれていて…微量で体を麻痺させる。
更に量が増えると意識がとろける。
最後には内臓がとろけだす。次で、終わりだ。」
そう言って再び牙を突き立てようとした地待の八つの目の一つに、信じられない光景が映った。
落ちてくる。
突撃槍を持ったカズキが、
幾重にも張り巡らされた風待の粘糸を飾り布で灼き切り、
体に閃光を纏い、
落ちてくる。
ドン!
地待の腹に、灼熱の突撃槍が突き立てられた。
「ぐあぁっ!」
たまらずもんどりうった地待。
「臓物をっ…ブチ撒けろ!」
間髪いれずに斗貴子の処刑鎌がトドメをさした。
「斗貴子さんっ!」
「カズキ!オバケ工場のときのように、わたしを飛ばせるか?」
突撃槍に斗貴子を絡ませ、天高く投げ上げる戦法。
「うん!」
カズキは斗貴子を抱きかかえた!
「ちょ、ちょっとちが」
赤面する斗貴子を抱えて、カズキは跳んだ。突撃槍の爆発力が、二人を風待の眼前へと届ける。
「がら空きぃぃ!」
風待の4対の魔手が二人を貫く、はずだった。
87名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:51 ID:VrLF8Hwv
「ぐっ…今だ!斗貴子さん!」
しかし、実際に貫いたのは一人のみ。
かつてカズキの心臓があった、今は空っぽの左胸のみ。
斗貴子は?
風待の攻撃の直前にカズキに投げ出されていた。
風待の頭上で、バルキリースカートを展開し、額の印章を狙うその姿はまるで
「ジョロウグモぉぉぉ!?」
「脳漿をっ…ブチ撒けろ!!」
風待の頭が爆ぜた。

最後の力を振り絞って斗貴子を空中で抱えなおして、
なんとか突撃槍で着地できたカズキはその場にへたり込んだ。
胸が熱くて、痛む。でも、よかった…
無意識のうちに懐の中の温かい感触に顔を埋めていた。
「…カズキ」
「わっ!」
今の今まで抱きすくめていた存在が斗貴子だったことを思い出し、カズキはあわてて顔を上げた。
カズキは気まずさに負け、降ろそうとする。
「いい。このままで、いさせてくれ。どうやらさっきの毒が回ってきたみたいだ。体が麻痺してきている。それより…」
斗貴子は解除した核鉄を、カズキの左胸にあて
「キミはいつも傷を負ってばかりだ。強くなれ。キミのためにも、キミを思うヒトの為にも」
そう言って、体を、カズキに預けた。
「斗貴子さん…」
「言っておくが、キミの妹や友達のコトだぞ」
「顔、赤いよ…」
ひとときの沈黙が流れた。
88名無しさん@ピンキー:03/12/14 11:50 ID:FILD4Tfh
新作キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
89名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:13 ID:B6s6+N/C
やっぱカズ×斗貴は甘々ラブラブがいいやね(*´д`*)
90名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:19 ID:BW9zk5s6
序盤流し読みして>>87の後半だけ精読した_| ̄|○
91名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:34 ID:B6s6+N/C
>>90
書き手に失礼だろうが!
   _, ,_  パーン
 ( ・д・) _, ,_
  ⊂彡☆))д‘)

92 :03/12/14 21:00 ID:MY98UII1
強くっなぁれ〜♪強くっなぁれ〜♪
93書き手:03/12/14 21:05 ID:TbcerwAp
>>91
いや、いいんです。最後だけでも感謝です。
見返すのが怖い出来の初SSになってまいまった。
エロス部分を全く書いたことがないので、これから勉強しながら書いていきます。
来週末にも続きを投下、できればいいなあ俺。
94名無しさん@ピンキー:03/12/14 21:53 ID:W/HUftA5
>>80って何だっけ?
95名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:13 ID:ecHnPCLW
>>94
ガンパレの芝村
96名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:20 ID:yT+g/opL
>>93
初だったのか・・・
前にエロなしでひたすら戦闘シーン書いてた人だと思ってた。
とりあえず次作に期待してますよ。
97名無しさん@ピンキー:03/12/14 23:52 ID:B6s6+N/C
>>96
あのオリキャラ出張りすぎのSSの事か?
あれは正直('д`)だったが…違う人でしょ。文体が違うもんよ。
98名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:44 ID:K24Xrnwm
やばい…ティッシュが…ティッシュがない…ティッ…シュ…
99名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:55 ID:WvWn+1e5
エロも戦闘シーンもないいちゃラブなSSでも可ですか?
100名無しさん@ピンキー:03/12/16 09:49 ID:uPQRMSCj
エロパロ以外のSSの発表の場って無いんだよな、2chは。
101名無しさん@ピンキー:03/12/16 09:49 ID:K24Xrnwm
もちおk。
そして100
102名無しさん@ピンキー:03/12/16 09:50 ID:K24Xrnwm
>>100
頃す。
103名無しさん@ピンキー:03/12/16 10:39 ID:WvWn+1e5
そういえばエロパロ板だったね。スマン。
104名無しさん@ピンキー:03/12/16 10:42 ID:EJ8+Bpfo
>>103
エロく無くてもいいから投下きぼん(;´Д`)ハァハァ
105名無しさん@ピンキー:03/12/16 10:44 ID:uPQRMSCj
>>102
頃された。

>>103
まぁいいんでねぇの。
106名無しさん@ピンキー:03/12/16 13:39 ID:qaqAZlV2
>>99
オレはOK
むしろ望むところ。


まあ、
エロくない作品はこのスレに 1+http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064501857/
ここに投下してリンクで誘導って手もあるが。
107名無しさん@ピンキー:03/12/16 22:25 ID:gkciNOx+
萌えればいい
108名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:13 ID:ySi36899
>>99
ぜひぜひ。ш(゚д゚)шカマーン
10982-87続き:03/12/18 00:35 ID:OK973K/o
思考停止。ふたりはお互いの温かさをそれとなく、しかし確実にたしかめあった。
「斗貴子さん」
ふたたび話し出したのは、カズキ。
「なんだ?」
「蜘蛛の巣まみれだね」
「ああ、うん」
「…体、大丈夫?」
蜘蛛の牙に襲われた首筋に手を当てようとして、斗貴子は持っていた核鉄を取り落とした。
「毒が、僅かだが残っているみたいだ。意識が残っているから、大事には至らないだろう」
幾分か痺れが残る手をヒラヒラと動かしてみせる。
「…コラ」
無意識の内に、カズキはその手を掴んでいた。
「あ、ゴメン」
「わたしの手を握るのは、わたしが死ぬ間際になってからにしなさい
それよりこれからだが、どうする?」
「とりあえず、コレ」
ポケットからブラボーにもらった封筒を出した。
開いてみると、ここ界隈の地図とチケットのような紙片。そして手紙が入っていた。

この手紙を読んでいるということは、無事任務を果たしたのだろう。実にブラボーだ。
地図に記された場所には『組織』の者がいる。この手紙とチケットを渡し、休息をとるといい。
                                           キャプテン・ブラボー

「だってさ」
「では、行こうか、って…」
「大丈夫。斗貴子さん軽いから」
いつかのときのように、カズキは斗貴子をおんぶしていた。
「こっちのほうが、早いし。毒の回りも抑えられるから」
「…まあ、いい…言って聞くようなキミではなかったな」
カズキの見た目より大きな肩。闘いで互いを任せられる背中。
そして今、身を委ねている背中に、そっと頬をよせる。
110名無しさん@ピンキー:03/12/18 00:36 ID:OK973K/o
「着いた。けど…」
「本当にココなのか!?」
「何度も見直したけど、やっぱりここ」
「〜〜〜〜っ」
言葉を失ったのも無理は無い。
歓楽街であるこの街でも、とりわけ夜遅くまで明かりがまばゆいこの建物は、「ホテル アルケミスト」
当然ながら、普通のホテルではない。
あんまりといえばあんまりな場所に、固まるふたり。
「えと…帰ろうか、斗貴子さん」
「また、電車も街中もおんぶで、か?」
「そうなるかな」
「う…あれは…もうゴメンだ。『組織』の者もいることだし、とりあえず手紙を渡そう。
体の痺れが取れるまで、休息をとりたい」
ホムンクルス幼体に寄生され、カズキにおわれて下山したときのことでよほど懲りたのだろう。
ゴクリ。ふたりはまるで戦場に赴くかのように、
未知への恐れと、未来の不安と、ほんのちょっとの期待を持って、一歩を踏み出した。

「キャプテン・ブラボーから、話はうかがっております。どうぞこちらへ。」
「ホントだったんだ…」
あまりにあっさりとコトが運び、あっさりと鍵を渡された部屋の前に来てしまい、
ふたりは鍵を一つしかもらわなかったことに気が付かなかった。
まあ、ふたりで一部屋というのは、ここでは当然といえば当然なのだが。
「斗貴子さん、開けるよ」
ドアの向こうにホムンクルスが潜んでいるような緊張感。
カズキの背中に、斗貴子の鼓動が伝わり、斗貴子の胸に、カズキの背中の強張りが伝わる。
111名無しさん@ピンキー:03/12/18 00:38 ID:OK973K/o
意を決して乗り込んだ部屋には、当然ホムンクルスはいなかった。
「なんというか…思ったよりフツー」
「キミは何を想像していたんだ」
ミラーボールがあるわけでもない明かりを点け、回ったりもしないベッドに斗貴子を降ろすと、その傍らにカズキは座った。
「斗貴子さん」
「なんだ?」
「こういうトコ、来たことあるの?」
「ある訳ないだろう!第一私は…」
顔に手を当てる。
「女であることをやめた」
斗貴子の顔に陰が落ちた。
「ホムンクルスを狩ると決めたときから、わたしは錬金の戦士で、それ以外の何者でもない。
ほかのことは、全て捨てた。日常も、安息も、幸せも、何もかもあのときホムンクルスにくれてやった。
代価として全てのホムンクルスに死をくれてやる。わたしは何もいらない。…つもりだったんだ。」
さらにうつむき、続ける。
「少なくともわたしが銀成市に来るまでは、そうだった。わたしはいつも一人だった。
だけどキミの妹や友達が、わたしに日常と安息を思い出させた。何よりキミと出会えたコトが…」
うつむいた顔が紅く染まる。
こんな顔初めてみたかもしれない、カズキは思ったが、次の瞬間には斗貴子は寂しさを浮かべた顔に戻っていた。
「でも、ダメなんだ。わたしはなにも求めてはいけない。
わたしはこれからも闘い、傷つき、いつか、明日かもしれないいつか、死ぬ。
だから恋愛なんて、してはいけない。
傷を負った女なんて、死んでココロの枷になる女なんて…」
小さな肩が震えた。目に涙が浮かんだ。目の前で斗貴子さんが泣いている。
それだけで、十分だった。カズキが目の前の少女を抱きしめる理由は、それだけで十分だった。
112名無しさん@ピンキー:03/12/18 00:39 ID:OK973K/o
「ちょ、ちょっと」
「ケガするのは慣れてるから!斗貴子さんを死なせはしないから!だから…!」
「カズキ…」
「斗貴子さんの傷を半分だけでも、代わりにおわせてよ!」
カズキの腕の中で強張っていた体が、次第に柔らかくなる。
カズキの背中に左手が回り、右手は頭を撫でるように、首へ。
「キミはもう傷ついてる。今日も、わたしの囮になって胸を貫かれた。
それでもキミが生きてるのは、初めて会ったときにわたしの代わりに一度死んだから。
カズキ、キミをわたしの」
「斗貴子さん、オレを斗貴子さんの」
「「ココロの中に」」
声が、ココロが一つになった。
「居させても構わないか?」
「…居ても、いい?」
お互い、答えは言わなかった。
触れ合った唇から伝わってくる温もりが、
頬をつたう涙が、
いつまでも続く胸のたかなりが、
そのときの全てだった。
113名無しさん@ピンキー:03/12/18 10:45 ID:StyHX4B2
イイヨイイヨー(´∀`*)
114名無しさん@ピンキー:03/12/18 13:05 ID:vMTUTBfU
くぅ、背中がカユいぜ。
だがそれがいい。
115名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:37 ID:ZZkAqVSS
蝶サイコーなサイトを発見した
ttp://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=seieirudo
116名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:39 ID:U8WWSnsl
宣伝ウザイ
117名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:49 ID:jLeUC1Kg
>>115
てめぇか・・・・・俺のサイトURLあっちこっちに貼ってやがる馬鹿は。
118名無しさん@ピンキー:03/12/19 01:19 ID:x/8WGdiv
>>109-112
ネ申!
119名無しさん@ピンキー:03/12/20 12:12 ID:l3dSXc5O
age
120>>112からの続き:03/12/20 20:14 ID:duQhVdWn
唇を触れ合うだけのキス。ついばむようなキス。
カズキは、初めて触れ合った斗貴子の柔らかさに、儚さと愛しさを覚え、
斗貴子は、抱きしめられたカズキの胸の大きさに、安堵と愛しさを覚えた。

「…ぷぁっ」
たまらず唇を離したのは、カズキ。
「息するの忘れてた」
「キミってやつは…」
「斗貴子さんで胸がいっぱいになって、息が出来なかったみたいだ」
「…バカ。口説くときはもっとまともな格好でいいなさい。
あのとき唇を切ってたんだろう?おかげでキスは血の味だったぞ。」
「ゴメン」
「…蜘蛛の巣まみれで血の味のファーストキスなんて、キミとじゃないと願い下げだった」
「ホントだ。酷い格好。」
たしかに二人は先刻の闘いで蜘蛛に絡めとられ、傷つき汚れていた。
場違いなほど殺伐としたふたりの居住まいに、気恥ずかしさと、苦笑がこぼれた。
一呼吸置いて、何かを決めたようにカズキは言った。
「…お風呂、はいろっか?」
121名無しさん@ピンキー:03/12/20 20:40 ID:duQhVdWn
背中合わせ。ただ、布が擦れる音だけが聞こえる。
後ろには、今までみたことのない姿の斗貴子さんがいるんだ。
誰のものでもない、だけどオレのためだけの斗貴子さん。

後ろには、カズキがいる。
わたしというココロの枷をおってくれた、わたしを解き放てるただ一人のカズキ。

生まれたままの姿になっても、ふたりは振り返れずにいた。
初々しさと気恥ずかしさ。次にすべきことを頭に浮かべるだけで、足がすくむ。
無言のまま、斗貴子が歩き出した。カズキの視界の端に、斗貴子の姿が映った。
「…先に、入っているから」
「…うん…」
シャワーの音。深呼吸。そして閃き。

『錬金の戦士である以上、悔いは残すな!』

「こういうことだったのか!」
ありがとうキャプテン・ブラボー。カズキは天井を仰ぎ、親指を立てた。
ここからは見えない夜空で、ブラボーが笑っている気がした
122名無しさん@ピンキー:03/12/20 20:41 ID:duQhVdWn
浴室の前。ドアノブに手をかける。
「…斗貴子さん、入るよ」
カズキが思ったよりもドアは軽く、カズキが思ったよりも浴室は広かった。
…いた。シャワーをその身に浴び、小さく震えた後姿。
ホムンクルスを闇に狩る、錬金の戦士とは思えないほど小さな肩。
はかなげな背中。柔らかな体つき。背後から抱きしめたい衝動に駆られ、カズキはあらがう術を持たず、
「うひゃあ?」
肩を抱きすくめた。
「斗貴子さん、すべすべだ」
シャワーの中、猫がじゃれるように、首にほおずりをする。
「キミといいキミの妹といい…」
「?」
「こっちの話だ…どうした?」
ほおずりをしていたカズキの動きが止まった。
「首に傷が残ってる」
蜘蛛型ホムンクルスの毒牙の跡。毒に侵された傷は、治りも遅い。
「あっ…コラ…」
カズキは首筋を口に含み、舌で優しく愛撫し、ゆっくり、ゆっくり、吸う。
「やめ…なさい」
くすぐったさにも似た、体中を襲うせつなさに、力が抜け、膝からへたり込む。
ちゅっ…ちゅ………ちぅっ……
カズキの口づけは、優しく、斗貴子の琴線を揺らし続ける。
「…は…なにを…して…いるんだ?」
「斗貴子さんの傷、早く治るように…」
「キミは犬か…ぁ…」
降りしきるシャワーの中、カズキの口づけは続く
123名無しさん@ピンキー:03/12/20 21:01 ID:duQhVdWn
景気づけに谷夫妻のケコーン披露宴観てたら創作意欲がどんどん萎えていきました(;´Д`)ナンダアリャ
一身上の都合で続きは年明けになりそうです。皆様よいお年を。
124名無しさん@ピンキー:03/12/20 22:05 ID:lPbVpcVi
乙!
125名無しさん@ピンキー:03/12/21 00:42 ID:DKWbRnTa
がんばれ!
126名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:04 ID:TCt/fNVy
>123

俺 は 谷 夫 妻 を 許 さ な い 。

乙。
127名無しさん@ピンキー:03/12/22 01:27 ID:o2uIumcA
>>123
楽しみにしております

>>126
俺漏れも
128名無しさん@ピンキー:03/12/22 10:10 ID:16WxQGzC
2004年、待ってます!
129駄作エロパロお眼汚し:03/12/22 13:26 ID:D8R08EoK
TQN[脱ぐなら気持ちよく逝かしてやる 脱がないなら…」
カズキ「イヤダ ヤメテ ヤメテ」
TQN「フー!フー!」
???「脱がないなら、地獄の羞恥心の中で犯してやる」
ピクッ
パピヨン「誰がエロスを程々にしていないいんだか
ちょっとわからなくなりそうな台詞だね」 パァッ
TQN「パピ ヨン」
チッチッ
パピヨン「パピ♥ ヨン♥
もっと愛を込めて
パピヨン「まずは礼を言っておくべきかな 今君は手間を一つ省いてくれた
大人しく(風呂入ったりするまで)見張っていても、いずれは脱ぐもんだが
やっぱりそこまで焦らされるのは性に合わない 欲しい物は自分の手で奪い取ってこそ」
パピヨン「というわけで  (カズキを)イタダキます」
TQN「…キサマには悪いが、私も頂くぞ   カズキの貞操!!」
 ドガガガガッ
130駄作エロパロお眼汚し:03/12/22 13:27 ID:D8R08EoK
TQN&パピヨン「おおおおお!!」
ドッ!
TQN「チッ」
パピヨン「股間狙いの一本が本命 ここを潰せばどんな相手でも一時、不能になるから…ね!」ドガァ
TQN[がッ」
パピヨン「カズキ蝶戴!!」
ガッ ガッ ガッ
TQN「させ・・・   るかァッ!!」ガガガッ!!
ド ド ド(バルスカで串刺しにする。しかし串刺しにされたのはパピの服のみであった)
TQN(既に脱衣だと・・・!?)
パピヨン「凄いね   背中越しでも犯す気がビンビン伝わってくるから
動きが手に取るようにわかっちゃう   昼間会った時とはまるで別人
いや これは本性をあらわしたと言うべきかな
パピヨン「お前ももっとセクシャルバイオレットにならないと
カズキを奪えないぞ」

TQNはカズキを奪われてしまうのか?
そしてカズキの運命は一体どうなってしまうのか!?
次号に続く!!(ワケナイ)
131名無しさん@ピンキー:03/12/22 15:19 ID:Vmw/P4ew
>>130
> 次号に続く!!(ワケナイ)

て言うか続け。萌えはせんが、ネタとしておもろい
132名無しさん@ピンキー:03/12/22 20:17 ID:KzrbpVHV
>>130
ワロタwカズキはモテモテでいいね・・・・'`,、('∀`) '`,、
133名無しさん@ピンキー:03/12/22 20:35 ID:6LUrjJUm
>>130
同じく続き希望。笑った笑った。
134129-130:03/12/22 22:22 ID:krqqRclZ
サンクス トゥ >>131-133
こんなアフォSSで構わないならネタが浮かび次第パロってみる
135名無しさん@ピンキー:03/12/23 00:00 ID:2Cu4qZmm
パピヨンスーツを着たとっきゅんが見たい!
136名無しさん@ピンキー:03/12/23 00:45 ID:tikuoMRc
>>135
絵板にあがってた。絵師の力量のせいで微妙なブツになってたが。
137名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:02 ID:/YDkeBj9
>>135
つうか原始にあるよん

ちゃんと和月がかく斗貴子さんinエレガントスーツもみたい気はするが
あの服着せるなら、もうちょっと胸が欲しいな〜
138名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:20 ID:eYnceLAn
>>137
>あの服着せるなら、もうちょっと胸が欲しいな〜

それはドロンジョ様では?
139名無しさん@ピンキー:03/12/24 01:32 ID:PWIGhiHI
メガネの子で一本書きたいけど、素で名前忘れますた……。OTL
ちーちん? さーちゃん? どっち?
140名無しさん@ピンキー:03/12/24 01:54 ID:iNyuuC/Q
>>139
まだ不明ですよ。いつまで引っ張る気だ和月は。
141名無しさん@ピンキー:03/12/24 03:13 ID:WmnZo4um
メガネの方は斗貴子さんの正体をいぶかしんでる描写があるので、
「あなた・・・一体何者なの?
 寄宿舎のみんなが危険な目に会ったのも、あなたのせいなの!?」
とかいって詰め寄られるイベントが勃発するはず。

その時にでもフルネームでわかるんじゃないか?
142名無しさん@ピンキー:03/12/24 11:10 ID:PrrrjPBH
きっとその時でもトキコさんは目の前の相手が
ちーちんなのかさーちゃんなのかわからないままであろう・・・
143122の続き:03/12/24 21:32 ID:OxLK17U+
「…ん………」
降りそそぐシャワーの暖かさ、腕の中の斗貴子の温かさ、首筋を吸うカズキの熱さ。
何十秒経っただろうか。何分経っただろうか。
いつまでも続くかと思われた、カズキは続いてほしいと願っていたこの触れ合い。
斗貴子はカズキの右手にそっと、掌を添えて、右手を左肩から外す。
拒絶?
一瞬カズキは戸惑い、次に右手に感じた優しい手触りに驚いた。

「…感じるか?カズキ」
斗貴子さんの左胸に、触ってる。
掌におさまってしまうほどのふくらみ。指先に触れる可愛らしいつぼみ。そして…
「うん。感じる」
 トクン。 トクン。 正確に、激しく脈打つハート。
「斗貴子さん、すごくドキドキしてる」
「けど、苦しくないんだ。
キミが触れるたび、胸が高鳴って、キミが優しくするたび、ココロが満ちてゆく…
こんな気持ちは、錬金の戦士になって初めてだ。
だから、聞いてほしい。
キミはただ一人、わたしという枷をココロに負ってくれた。
キミはただ一人、わたしのココロを解き放ってくれた。
だから、キミは世界でただ一人、わたしを自由にしていい。
キミが望むままに。キミが求めるままに」
嬉しくて、愛しくて、強く、強く、抱きしめて、抱きしめられた。
そしてふたりは肩越しに唇を重ねた。ココロが望み、求めるままに。
144名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:33 ID:OxLK17U+
どうすればいいんだろう。
柔らかな唇の感触に浸りながら、カズキは考える。
ただ、愛しくてたまらない。
腕の中の強くて、儚いヒトを護りたい。
触れ合いたい。解りあいたい。
右手に伝わる鼓動をいつまでも感じていたい。
「…んむ…」
カズキの右手は、自然に動いていた。ふくらみを優しくさすって、指の腹に先端が触れる。
恐る恐る指を動かして、そのやわらかさを感じ取る。
人差し指と中指の間で先端を挟むようにつまむと
「はぁっ…」
頭の奥まで痺れてしまいそうな、可愛らしい吐息が漏れる。
優しく揉むたび、先端に指が触れるたび、
斗貴子の体は身をくゆらせ、斗貴子の押し殺していた声は僅かに漏れ出す。
もっと、斗貴子さんが見たい。見つめあいたい。
ふっ、と抱擁が解かれた。くるり、と斗貴子の体が回された。
はじめて、何にも守られない剥き出しのままの姿で見つめあった。
カズキに見つめられるのが怖くて、だけど頼れるものはカズキしかいなくて。
斗貴子がとまどううちにカズキは再び斗貴子を抱きかかえていた。
もう一度首筋にキス。唇を這わせ、胸の先端へ。
木苺を摘むように、優しく唇に咥える。
「カズ…キ…んっ……」
赤ん坊に戻ったように、夢中に胸を吸い続ける。
「む…くふぅ……は…ぁ……」
舌が擦れると、呼応したように声が漏れて、羞恥と慈しみが混じりあって、
陶酔のなかに斗貴子はカズキの頭を抱き、涙混じりの吐息を漏らしていた。
145名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:34 ID:OxLK17U+
やさしく、やさしく、舌で睦みあって、肌を重ねて、それでもせつなくて、
たがいに体を引き寄せて、そこで…
ふたりは、たがいの変化に気付く。

(斗貴子さん、濡れてる…)
カズキの脚に、シャワーの湯ではない、あたたかで滑らかな感触がつたう。
(カズキのものが、熱い…)
斗貴子の下腹部に、固くなったカズキのものが当たって、熱とやるせなさを伝える。

「…………」
気がつけば、ふたりはたがいの下腹部を見つめていた。
恥ずかしいなんて、考える余裕もない。
ただ、ただ、愛しい。
もっと、もっと、近くへ。
「カズキ…続きは、ベッドで…」
「…うん」
146名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:43 ID:OxLK17U+
よく考えたら今日は何も予定がないことが判明('A`)
次回は書き手としてはじめてのエロス描写かと。大丈夫か俺。
それでは皆様今度こそよいお年を。
147名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:01 ID:qJpXILp3
Σd(´Д`;)スバラシイ!
がむばってください!!
148136:03/12/24 23:53 ID:hlU8plMY
おひさしぶりです。ちょっとクリスマスネタを。
エロくない健全なもので、しかも時間に間に合わせる為に即興ですが…。
149136:03/12/24 23:54 ID:hlU8plMY
「メリークリスマース!!」
 パン!!パン!パパン!

 クラッカーの音が私の部屋の中に響いた。大量の煙と火薬の匂いで目がしみり、少しむせた。
 今私の部屋にいるのはいつもの面々。私が戦士長の命により銀成学園に編入してからの「いつもの面々」。
 この子たちのペースに見事にハマり、一体何回やってきたかという歓迎会を今度は「クリスマス」の名を
 借りて行われている。まったく、このくらいの歳の女子は疲れをしらないな…
 ちなみに『いつもの面々』に含まれている男子たちは、参加したいということを必死にアピールしていたが、
 一人鼻の下をのばしていたせいで全員不参加になった。彼の名前は伏せておくがエロスは程々にとあれほど…。


 私の名は津村斗貴子。普通の生活を全て捨てて、今はある目的のために戦いつづける毎日を過ごす。
 戦士長からの命でまた学生をやることにはなったが、戦士としての自分を放棄したことはない。
 今この時だってホムンクルスは…

150名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:55 ID:hlU8plMY
「ねえ、どうしたの?」
 髪の長い女の子が私の顔を覗く。この子は『武藤まひろ』、私が過去に命を助けた一般人の妹である。
 ノリが悪いよ〜?と笑顔を見せながら空のコップに並々とシャンパン(一体どこから??)を注いでいた。
「あ、ああすまない」
「斗貴子さんの歓迎会なんだから主役が面白そうな顔してないとダメだよ〜?」
 もう歓迎されすぎているのだが…。
「ほら、まひろ。あんまり自分のペースを人に押し付けない」
「まだまだ始まったばかりだし、ゆっくりいこーよー」
 そういえば未だにどっちが『ちーちん』で『さーちゃん』がわからない…。はやく教えてくれないと
 私としてもセリフを区別するのが難しくなるので勘弁してほしい。
「え〜でも、もっとハジケた斗貴子さんがみたいなぁ」
 と言って抱きついてきた。ちょ、ちょっとやめなさい!…とはいつも言っているがこの子には効かないと
 いうことがよくわかったのでただ言うだけになっている。
「ん〜やっぱり斗貴子さんはすべすべ〜〜〜、ふう」
まひろの吐いた息から少しアルコールのにおいがした。ん?これは…
「アルコール度数14%…コレ、本当のシャンパンじゃないのか?」
「当たりです」
メガネの子が肯定しつつ飲みつづけた。
「どうしてこんなものが女子寮に転がっているんだ?」
「や、寮長とちょっとした知り合いなので」

戦士長…
151名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:55 ID:hlU8plMY

「で、ここからが本題なんです。」
とまひろが寝入ったことを確認してから2人は質問を投げかけた。
「急になにを…?」
シャンパンのせいか、少し目が据わっていた。一体なんのことだろう?

まさかあの時のL・X・Eのことを?。平然を装うためにシャンパンをグイっと飲んだ。
…あまり美味しくない。
しかし2人の顔は又一段と迫ってきた。もしかして本当にバレた?

「「まひろのお兄さんとはどこまでいきました?」」

ブ――――!!!!!
152名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:56 ID:hlU8plMY
「カ、カズキとは何もない!」
「そんなに力強く否定しなくても…」
 まったく、私が勝手に焦ってただけだったのか。少し恥ずかしくなった。
 しかしこれで引き下がる2人ではなかった。
「でも結構あやしいですよね?」
「そうそう、いっつも2人でいるし。なによりお兄さんのこと呼び捨て!」
「それは…その、色々あって…」
「色々って?」
「ああ、なんていえばいいのか。いわゆる君たちの考えてるようなことは何もないから…」
 まいった。こういう話は苦手だ。前の学校でもそうだが、なぜ女子はそういう色恋沙汰が好きなのだろう?
 それで納得すると思います?といいつつ空になった私のコップにシャンパンを注いでいた。つい飲み干す
「まぁ、ちょっとまだ切り出すのは早かったかな?」
 トクトク
「切り出すも何も私とカズキにはなにもない」
 ゴクゴク
「またまた〜」
 トクトク
「そういえばカズキもカズキだ、なんだあのさっきの顔は…」
 ゴクゴク
「お兄さんがどうしたんです?」
 トクトク
「カズキはすぐに顔にでる…から、こっちがはず・・かしくなる…」
 ゴクゴク
「ほうほう」
 トクトク
「あの時だってそうだ。そんな、私だってそういうのは…」
「「おお!」」
「私だって…」
153名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:58 ID:hlU8plMY

 ス〜〜〜〜〜ス〜〜〜〜〜


「ああ!肝心なところが…」
「おしかったねぇ。でも結構わかったんじゃない?」
「そうね、とりあえずお兄さんとは 絶 対 !なにかあったのは確か」
「おにいさん罪作りな男だねぇ。まっぴ〜もお兄さんのこと好きっぽいし」
「まぁ、これで学園生活は当分楽しめるかもね」
「うん、じゃ今日はこれにて。まっぴ〜背負うから手伝ってよ〜」
「はいはい」
154名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:59 ID:hlU8plMY

「カズキ」
「あ、斗貴子さん。今日はちょっと遅かったね」
 実は大分待った。帰りたいなぁと思ったときに斗貴子さんがきてくれた。
 時間は午前1時過ぎ、俺の身体は冷え切ってる。ここに来る前に買って来たホットコーヒーは
 氷嚢みたいに冷たい。
 斗貴子さんは隣に座った。ふう…と息を吐くと少し酒臭い。結構飲まされたのかな?
 よくみると顔も朱に染まっている。
「頭が痛いな…飲んでるときの事を覚えていない…」
「珍しいね」
 額を抑えている斗貴子さんはいつもの気高さというか、凛々しさが見られなかった。
 とにかくその……艶っぽくて魅力的に見えた。
「しばらくそこで深呼吸でもしてたらいいよ」
「ああ、すまない」
 はいコレかけて、と自分の着てた上着を手渡した。
「キミが着ていなさい。風邪をひくぞ」
「いいよ、ちょっと運動がてらに歩くから」
「…すまない」
 結構素直に引き下がった。思ってたよりも重症ぽい。ちかくにあったブルーシートを床に敷いて
 斗貴子さんを横にした。そしてやさしく上着をかけた。
155名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:00 ID:qeYyzeTW

「あたたかいな」
「ホッカイロいれてたしね」
「そういう事じゃない」
 少し笑った。
 ちょっとした静けさが俺と斗貴子さんを包んだ。聞こえるのは相手の息づかい、そしてシンとした寒さ。
 時がとまったような感覚さえうける。
「…ここで私はキミを巻き込んだ」
 天上を見ながら斗貴子さんは沈黙をやぶった。
「気にしてない」
「でもキミは一度死んでいるし、L・X・Eという組織まで絡んできた」
 淡々としゃべる
「そして、なによりもキミを生きるか死ぬかの戦いにまで巻き込んでしまった」
 懺悔のような声の調子に聞こえたのは気のせいだろうか?
 ちょっと止めたほうがいいだろうか…
「でも嬉しい事もあったよ、斗貴子さん」
「?」
「その…と、斗貴子さんと知り合えた…」
 ちゃんと顔は見えないけれどコッチをみてるのは判る。少しの間だけ静寂が流れる。
 寒いはずなのに耳まで赤くなっているのが自分でわかる。キザすぎるって俺…
156名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:02 ID:qeYyzeTW
「ふふ、なにもでないぞ」
 普通に流された普通に流されたよ。結構頑張ったんだけどなぁ
 ちょっと行き場がなくなった感じがして恥ずかしい。

「でも、ありがとうカズキ…」
 いつもの斗貴子さんとは違うトーンだった。すごく、すごくやさしい暖かい声だった。

 顔まで赤くなってしまった…

「しかし飾りもなにも用意してないんだな」
「ごめん、ここにくる事だけを考えてたから…」
「ん、気にしなくていい。こんなクリスマス。いや、こんな夜を味わえるだけでも充分だ」

「カズキ、メリークリスマス」
「うん、メリークリスマス。斗貴子さん」


===一方男子寮===

「あああああ!!ちくしょ〜〜〜!!!今年も一人身かよ!!!」
「岡倉くん、もう飲みすぎだよ…」
「うるせえ!まだまだ寮長から拝借した酒はあるんだ!もっと飲ませろ!!」
「アルコールも程々にしときなさい」
「「え!?斗貴子さん!!?」」
 ……
「六枡!てめえ!紛らわしいんだよ!!」


〜完〜
157名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:05 ID:qeYyzeTW
以上です。前回誤字脱字ばっかりだったので少し反省。
書いてて蝶・サンタも出したくなったのは内緒です。
今度はエロを再開したいと思いつつ、また今度。
158名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:10 ID:pyFSXDQ0
GJです。
三者三様なイブの過ごし方ですね。
最後の落とし方も良かった。
159名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:55 ID:yq3zdfwZ
(・∀・)イイ!!
160名無しさん@ピンキー:03/12/25 05:05 ID:gFgYlOjW
ほのぼのしてていいですね〜。
六枡のモノマネもいい感じだw
161名無しさん@ピンキー:03/12/26 21:00 ID:Ux2QqVYP
もしかして136さんって初代スレの136さんですか?

戻ってきてくれて嬉しいです。
162名無しさん@ピンキー:03/12/29 17:01 ID:MCGtgC99
パピ!
163名無しさん@ピンキー:03/12/29 17:37 ID:wWxSIKDM
サン!


……スマソ、急に言うから焦った…
164名無しさん@ピンキー:03/12/29 17:49 ID:X4QOwmPa
ジロウ!
165名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:23 ID:npidbbDB
サン♥
166名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:38 ID:0op5NU5m
ヨン?
167名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:49 ID:MTu4m/fX
GO!
168名無しさん@ピンキー:03/12/30 00:08 ID:3B0IzSof
もっと愛をこめて
169名無しさん@ピンキー:03/12/30 00:23 ID:zyUhujCf
次郎♥ サン♥
170名無しさん@ピンキー:03/12/30 17:56 ID:b/J0U9hx
むーん?
171名無しさん@ピンキー:03/12/30 22:47 ID:To9vgejg
パ・ピ・ヨ・ン♪
マ・ス・ク♪
172名無しさん@ピンキー:03/12/31 17:28 ID:5quEigS+
♪〜あなたは私のパーピヨーン〜♪
ウロオボエダ
173名無しさん@ピンキー:04/01/01 04:07 ID:/0cGh9J4
まあ、あけおめな訳だが。
174名無しさん@ピンキー:04/01/02 00:32 ID:gn+0rSeB
あけ♥おめ♥
もっと愛を込めて
175名無しさん@ピンキー:04/01/02 17:51 ID:D+6ec7XC
お年玉蝶戴!!
176名無しさん@ピンキー:04/01/02 21:30 ID:leWYY6C7
(´∀`)つω
177名無しさん@ピンキー:04/01/03 16:58 ID:+hirejBk
(´∀`)つω)Д`)イヤァァァァァァ
178名無しさん@ピンキー:04/01/03 17:12 ID:uaElelgV
ω ← 核鉄
179名無しさん@ピンキー:04/01/04 02:18 ID:JUcoQB2B
( ・ω・) 唇に核鉄
180名無しさん@ピンキー:04/01/04 05:27 ID:AGOqbw+4
ワロタw
181名無しさん@ピンキー:04/01/04 15:50 ID:EAGrnYxr
ワラタ
182名無しさん@ピンキー:04/01/04 19:05 ID:PJt5rK1N
183名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:42 ID:OrqwerNQ
近親相姦にハァハァしようではないか。
184名無しさん@ピンキー:04/01/05 19:56 ID:FI8sxJsF
コミックス1巻発売age
相変わらず和月先生は設定の出し惜しみをなさらぬ方だ♪
185名無しさん@ピンキー:04/01/05 20:11 ID:FI8sxJsF
設定のとこだけ抜粋。

武藤カズキ
170cm 59kg
12月1日生まれ O型 16歳
Favorite カレーライス、青汁、山吹色、年上
Dislike  しいたけ、数学
趣味 漫画を読むこと
特技 いろいろ(何を隠そう俺は○○の達人だ!)
所属 私立銀成学園高校2年B組 寄宿生

津村斗貴子
154cm 39kg
B78・W55・H79
8月7日生まれ A型 17歳
Favorite おにぎり、紫色、空に近い空間
Dislike  ホムンクルス、無駄な犠牲
趣味 トレーニング
特技 早着替え(一瞬で、制服から体操着へ!)
所属 錬金の戦士を束ねる組織

武藤まひろ
161cm 49kg
B85・W59・H88
2月29日生まれ O型 15歳
Favorite 明太パスタ、アースカラー、ちーちん、さーちゃん、斗貴子さん
Dislike  青汁、マラソン
趣味 お菓子の新製品チェック
特技 人見知りしないこと(出会って5分で日常会話!)
所属 私立銀成学園高校1年A組 寄宿生
186名無しさん@ピンキー:04/01/05 20:12 ID:FI8sxJsF
次、ホムンクルス

巳田(ニシキヘビのホムンクルス)
元は銀成学園高校の教師。教職を仕事と割り切り生徒に無関心。蝶野の担任。
「面倒くさいからお前さっさと学校辞めろ」と蝶野に言い放ったことで犠牲にされてしまった。
出来は比較的良好。ホムンクルス化後も変わらず、教職を続けられるほどの社会適合能力を有す。

猿渡(マウンテンゴリラ)とその手下(サル、ヒヒ、チンパンジーetc)
元は暴力団員、手下の猿達はその舎弟や暴走族時代の後輩。
夜の街で蝶野にカツアゲしたことから犠牲にされてしまった。
出来は普通。サルだけに力の上下関係には忠実で、統率はし易く使い易い。
数が多いのは、○○型の研究用素材も兼ねているため。

蛙井(コモリガエル)
元は蝶野のネット友達でひきこもり同士。
最初は仲が良かったが、些細なことから口論、いやがらせメールで蝶野を攻撃したため、犠牲にされてしまった。
出来はやや悪い。小ガエル精製という使い勝手のいい能力は便利だが、本体がいかんせん…。

花房(バラ)
元は蝶野の父があてがった家庭教師。
財産目当てに蝶野を誘惑するものの、下心を見抜かれ、犠牲にされてしまった。
蝶野製ホムンクルス第1号。花房の触手を使って、後続のホムンクルスの材料を動物園などから調達した。
187名無しさん@ピンキー:04/01/05 22:31 ID:PKQ4hMkI
明日、バイト帰りに単行本買いに行かないと!!
188名無しさん@ピンキー:04/01/06 01:12 ID:vOthCFaS
コミックス…やっぱり三冊くらいは買った方がいいのかなぁ?
189名無しさん@ピンキー:04/01/06 01:22 ID:dUmbh8Ph
3冊・・・すなわち

自分用
洗脳用
保存用

でつね?
190名無しさん@ピンキー:04/01/06 01:34 ID:9yxFCVpY
斗貴子さんでヌきたくなった時用
まひろでヌきたくなった時用
花房でヌきたくなった時用
191名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:49 ID:+BsyjaN+
ホントに設定出し惜しまんな、つーかこの作者の場合そのうちこの設定と矛盾してしまうのでわ無いかという不安が(w
192名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:50 ID:c408iXDB
>>190
ちーちんでヌきたくなった用
さーちゃんでヌきたくなった用
も必要だから6冊位は買わないといけないな。
193名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:55 ID:TowI9r/I
パピ様で抜く陽に10はいるな…
194188:04/01/06 15:25 ID:vOthCFaS
違う。
・自分用
・布教用
・こんな事もあろうかと用

ですよ。
195名無しさん@ピンキー:04/01/06 15:31 ID:BIEHX4KF
自分用
洗脳用
保存用
斗貴子さんでヌきたくなった時用
まひろでヌきたくなった時用
花房でヌきたくなった時用
ちーちんでヌきたくなった用
さーちゃんでヌきたくなった用
パピ様で抜く用に10
布教用
シャア専用
こんな事もあろうかと用

全部で21必要ですな
196名無しさん@ピンキー:04/01/06 20:39 ID:hnP18MFZ
http://www.nexs.jp/user/ezappli/index.htm

ここのアプロダにEZアプリ化した
>>136氏のクリスマス編を
お絵かき板の絵と組み合わせてあぷしてみました

AUのPhase3.0(QVGA)機種専用です

数日で消すと思いますがよろしければ・・・
197名無しさん@ピンキー:04/01/07 01:40 ID:dBPxHamg
自分用
洗脳用
鑑賞用
保存用
斗貴子さんでヌきたくなった時用
まひろでヌきたくなった時用
花房でヌきたくなった時用
ちーちんでヌきたくなった用
さーちゃんでヌきたくなった用
パピ様で抜く用に10
布教用
神棚にしまっておくため用
シャア専用
天地無用
こんな事もあろうかと用
心臓目掛けて銃弾が打ち込まれても懐にいれておいた武装錬金のコミックスが防いでくれた用

25は必要になるぞ。


198そろそろツッコミ時か:04/01/07 02:25 ID:yYXbjNRW
>>197
多すぎ。

つか、「天地無用」って何よ(w
199名無しさん@ピンキー:04/01/07 22:29 ID:DR/y2i6O
シャア専用にもツッこむ必要が。
自分用じゃないし。赤くなるし。
200名無しさん@ピンキー:04/01/08 00:16 ID:B+wspHDH
なんでパピ様で抜く用が一番多いんだよ!(w
漏れは

自分用
貸し出し用
保存用
持ち歩き用
感傷用
鑑賞用
添い寝用
斗貴子さんにぶちまける用で5
パピ様にぶちまける用で3
まひろタソでヌきたくなった時用
かずきでヌきたくなった時用
心を暖める用
「打ち切りになりませんように…」との祈祷用
「アニメ化しますように…」との祈祷用
献血センターにそれとなく置く用で5

やっぱ25だ
201名無しさん@ピンキー:04/01/08 06:08 ID:hgrUYIXo
>>199
さらに通常の3倍の速度で読むことが出来ます
202名無しさん@ピンキー:04/01/08 09:37 ID:n1Sv2ULx
>>196
俺ドコモ('A`)
しかも数年前の機種・・・。
203名無しさん@ピンキー:04/01/08 19:18 ID:daeVSNmr
>>199
ツノも付きそうだ。微妙にうっとおしいな。
204名無しさん@ピンキー:04/01/09 21:44 ID:cZHQv5L8
2巻は吐血用に+10だな
205「わたしのおにいちゃん」:04/01/10 00:58 ID:8zr5AB5e
私にはお兄ちゃんがいます。
ちょっとおっちょこちょいですごく突っ走り屋で青汁が好きだけど、
素敵な素敵なお兄ちゃんです。

私は小学生の頃から胸が大きくて、
デカパイとか、乳牛とか、ホルスタインだとか呼ばれていじめられていました。
でも、そんな私にお兄ちゃんは何気なく、本当に何気なく言ってくれたんです。
「いいじゃないか、オレまひろのでかいおっぱい好きだぞ」
と。
お兄ちゃんは覚えていないかもしれません。
そしてきっとお兄ちゃんは知りません。
私がその言葉にどれほど救われたか。
その言葉がどれほど嬉しかったか。

あのときに思ったんです。
お兄ちゃんはいつでも私のことを守ってくれると。
いつだって私のことを受け入れてくれると。
制服に憧れて銀成学園に入ったなんて嘘です。
お兄ちゃんがいるから、ここにいればお兄ちゃんが守ってくれるから、
私は銀成学園に来たんです。
206「わたしのおにいちゃん」:04/01/10 00:58 ID:8zr5AB5e
でも、最近ちょっと不安になります。
私の大きい胸を好きになってくれた副作用でしょうか。
リーゼントさんによると、お兄ちゃんは
エッチできれいなお姉さんが好きになってしまったそうです。
どうしてお姉さんなんでしょうか。
どうして私はお兄ちゃんのお姉さんに生まれてこなかったんでしょうか。
胸は大きくてエッチな資格はあります。
あとはお兄ちゃんのお姉さんになれたら、お兄ちゃんは私を好きになってくれるのに。
かなうはずの無い願いです。

だから私は、突然現れた斗貴子さんが好きになりました。
お兄ちゃんのお姉さん。
私がなりたかった人は、とても綺麗な人でした。
お兄ちゃんの隣にいて、お兄ちゃんを叱って、お兄ちゃんと仲良くして。
お兄ちゃんが好きなキレイなお姉さんは、胸が小さいことを除けば、
何一つ文句のつけようがない、私がなりたかった人でした。
きっと斗貴子さんは、お兄ちゃんに守ってもらってます。
だから、斗貴子さんは私のお姉さんなんです。
だから、私は斗貴子さんが好きなんです。
きっと、好きなんだと思います。
そうだと、思います。
207「わたしのおにいちゃん」:04/01/10 00:59 ID:8zr5AB5e
お兄ちゃんは斗貴子さんと駆け落ちしてしまいました。
私は、お兄ちゃんの好きな人になれないんでしょうか。
お風呂に入って悩みました。
私の身体は胸が大きくてエッチです。
エッチだと言わないのは、ちーちんとさーちゃんくらいで、
他のみんながみんな、まっぴーはエッチな身体だと言います。
昔とあんまり変わっていません。
でも平気です。
お兄ちゃんが私のエッチな身体を好きでいてくれたら。
私はいくらでもエッチな身体になります。
208「わたしのおにいちゃん」:04/01/10 01:00 ID:8zr5AB5e
お風呂から上がったらお兄ちゃんが寄宿舎に戻っていました。
せっかく好きになった斗貴子さんはいません。
振られてしまったのかと思いました。
残念です。
残念だと、思います。
でも、駆け落ちがどうなったのかも教えてくれずに、お兄ちゃんはすごいことを言ってきました。
「おまえの制服を貸してくれ」
ちーちんとさーちゃんが凍ってしまいました。
私の制服をどうするんでしょう。
お兄ちゃんは銀成の制服に憧れてここに入ったと言っていました。
斗貴子さんに振られて、私の制服に興味を持ってくれたんでしょうか。
私に興味を持ってくれたんでしょうか。
私の制服に向かってあんなことやこんなことをしようと思ってくれたんでしょうか。
それなら、いくらでも貸してあげます。
いっぱいいっぱい、すごいことをして下さい。
でもお兄ちゃんの答えは違いました。
「なにって、着るんだよ」
ちーちんとさーちゃんは逃げました。
私を連れて逃げました。
でも、私は泣きました。
涙が出てきました。
怖かったんじゃありません。
私の、胸の張った制服を、お兄ちゃんは小さい胸の斗貴子さんに着せるつもりなんです。
ひどいです。
あんまりです。
せっかく私がお兄ちゃんのためにエッチな身体を我慢しているのに、
お兄ちゃんは制服さえあればいいんでしょうか。
209「わたしのおにいちゃん」:04/01/10 01:00 ID:8zr5AB5e
ちーちんとさーちゃんが慰めてくれます。
でも、いくら二人にでもきっとわからないと思います。
私がどうして泣いていたのか。
私がどうして泣きたいのか。

その日斗貴子さんは、お兄ちゃんのジャージを着てお兄ちゃんと一緒にいました。
胸が小さい斗貴子さんだから、お兄ちゃんのジャージを着ても全然目立ちません。
お兄ちゃんの趣味はやっぱりそっちへ行ってしまったんでしょうか。

お兄ちゃんが悪いんじゃありません。
でもお兄ちゃんが嫌いになりそうです。
ぐらぐらぐらぐら揺れてます。
揺れていたらすっごい足音とともに教室のドアが開きました。
「まひろ!体操服貸して!」
もちろんお兄ちゃんです。
ぐらついていた私は思わず泣いてしまいました。
ひどいですお兄ちゃん。
嫌いになりそうになったときにそんなこと言うなんて。
お兄ちゃんのジャージを斗貴子さんが着ていたから、私の体操服をお兄ちゃんが着るんです。
いつも私のエッチな身体に着ている服をお兄ちゃんが着るんです。
いつも私の胸に当たっている上着が、お兄ちゃんの胸に当たるんです。
いつも私のパンツに当たっているズボンが、お兄ちゃんのパンツに当たるんです。
お兄ちゃんは興奮してくれるでしょうか。
私がいつも着ている体操服の中で、お兄ちゃんが興奮してくれるでしょうか。
泣きながらどきどきして、お兄ちゃんに体操服を貸しました。
お兄ちゃん、そのまま体操服を洗わないで返して下さい。
私はその体操服を洗わないで着ます。
210名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:16 ID:88vF2RLe
おお神よ…

本編の裏でこんなことがあったのか
211名無しさん@ピンキー:04/01/10 02:00 ID:ejJn2du8
切なくて涙がほろり…  つд`)
212名無しさん@ピンキー:04/01/10 04:07 ID:yKx+Czoc
貸したのか
213名無しさん@ピンキー:04/01/10 04:16 ID:BJ0uw9wQ
冒頭のカズキの台詞にワロタが
214名無しさん@ピンキー:04/01/10 13:07 ID:qHN+SiXI
今更だが藻前等が沢山買うから単行本が何処にもないじゃないかー!(つдT)

(´・ω・`)バイトオワッタラホカノミセニサガシニイカナキャ
215名無しさん@ピンキー:04/01/10 13:31 ID:xZizEY+Y
秋葉のヲタ系書店では、再入荷があったのか
再びヒラ積みでしたよ。
216名無しさん@ピンキー:04/01/10 20:07 ID:uX+mXIgq
ttp://www.wonder.co.jp/ranking/BOOK_rank_result.asp?WeekType=0&Kind1ID=1300&Kind2ID=1302&CateID=05

錬金4位入り。

まぁ一系列のチェーン店だけの結果だが
217名無しさん@ピンキー:04/01/10 20:38 ID:IofzS6tM
Kブにもbitにも虎にもあにまてにもなかったよ<あきはばら
218名無しさん@ピンキー:04/01/10 20:55 ID:5EDw5KCj
新宿の紀伊国屋には積んであった。
219名無しさん@ピンキー:04/01/10 22:22 ID:xZizEY+Y
>>217
昨日、虎に2列ヒラ積みになってたよ。
ラーメン屋の2階の方。
220名無しさん@ピンキー:04/01/11 04:21 ID:LbhJTSHJ
ついに、ヽ(`Д´)ノ ウォー!!
221名無しさん@ピンキー:04/01/11 10:09 ID:eeOh+ZMl
>>220
あんたMARスレの住人だな!
222名無しさん@ピンキー:04/01/11 12:54 ID:zxMdf5wb
ヽ(#゜Д゜)ノ ウボァァァァァー!!
223145の続き。最後。:04/01/11 13:53 ID:3sTec5vS
濡れた体を拭きあって斗貴子は、カズキの胸にうっすらと残る傷跡に気がついた。
哀しいまなざし。それがなにを意味するのかわからず、カズキはただ、抱きしめた。
違うんだ。ココロの中で斗貴子は叫ぶ。
キミを巻き込んで、キミを傷つけて、キミに守られて…
未熟なキミを守るのはわたしで、キミを…

柔らかなベッドに身をゆだねて、ふたりは見つめあった。
「―――わたしはやはり、不安なんだ」
カズキの左胸に手をあて、斗貴子は呟いた。
キミをわたしのために傷つけてしまうことが、不安なんだ。そう言いかけて
「大丈夫、斗貴子さん」
カズキが応える。根拠がない自信だ。でも―――
「その…やさしく、する…から…」
顔が紅潮している。
「ふふっ」
やはり、根拠がない自信だ。オマケに見当違いの。でも
「エロスは程々にしときなさい」
キミの言葉は優しくて、ココロを安らかにさせてくれる。
「…了解」
「程々に。わたし以外にエロスな気を起こさないように…誓いなさい」
「了解!―――じゃあ、誓いの―――」
「んむっ!」
224名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:54 ID:3sTec5vS
誓いのキス。今までのキスよりも、もっと深く、もっと熱いキス。
舌が、斗貴子の唇に触れた。唇は自然と開いて、カズキの存在を許して、
舌と舌が、触れ合った。
やわらかくて、湿っていて、頭の先までしびれてしまいそうなキス。
舌がからみあう。カズキの舌が擦りあげられ、斗貴子の口腔をカズキが慈しみ、
舌が、粘膜が混じりあって、蕩ける。脳が、とろとろに蕩けて、なにも考えられなくなる。
「…はぁ………ぁ………」
唇が離れて、舌と舌に一すじ、交わったあかしが糸をひいて、名残惜しそうに消えてゆく。
ふたりは全身が蕩けてしまったように身を委ねあって、うるんだ瞳で見つめあって、
とまどって、うなずいて、そして
「やさしく…」
ゆっくりと、からだをベッドに埋める。
斗貴子さんって華奢だ。カズキはあらためて思う。
火照って、力なくよこたわった斗貴子のからだは、
抱きしめただけで消えてしまいそうに儚げで、可愛らしくて、愛しかった。
コトバで伝えられない胸のたかなりを、解ってほしい。
抱きしめても、キスしても、舌をからませても、伝えきれないこの気持ち。
カズキの手が、か細い腰を包みこむ。斗貴子の腕が、そっとカズキの背中にまわる。
斗貴子のくぼみに、カズキのものが触れた。
ピクリと、小さな肩が揺れた。
熱く、ぬかるみのようにやわらかいくぼみは、カズキの先端を受け入れようとより滑らかになって、
呼応して吐息もより熱く、甘く、カズキの胸を焦がす。
溝をなぞるように行き場をもとめていた先端が止まって、
カズキのからだが、ゆっくり、動いた。
225名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:56 ID:3sTec5vS
「ん…くっ…」
はじめての斗貴子の許容と拒絶が、カズキを搾りあげた。
はじめてカズキを受け入れる、押し広げられるような、身を刻まれるような、感覚。
搾りあげて、引き裂いて、熱く、包み込んで…
「…斗貴子さん」
奥に当たる感覚を覚えて、カズキが心配そうにのぞきこんだ。
斗貴子は目を閉じて、必死にカズキにしがみついている。
「ん…大丈夫だ…痛みには…慣れている…」

嘘だ。大丈夫じゃない。ココロの中でカズキは叫んだ。
斗貴子さんは、必死で耐えているんだ。
闘って、傷ついて、ひとりで全てを背負ってきて、そしていまも…
背中にしがみついて、爪を立てて必死で痛みをこらえてる。

ひりつく背中と、斗貴子を傷つけた罪悪感と、真っ白になってしまいそうな快感がカズキの中でせめぎあう。
「それよりも…うれしい。カズキが、わたしの中にいるのを感じる…」
「オレも。斗貴子さんの痛みが、少しだけ肩代わりできたのがうれしい」
屈託のない、太陽のような笑顔。
ふたりは、寄る辺ないふたりだけのベッドの上。
傷つけあって、たがいを認めあって、たがいに救われて、ひとつになった。

ゆっくりと、腰を動かす。
「ぅ……ん…」
痛みとせつなさが漏れる。
静かな、静かなふれあい。
つながっているコトを何度もたしかめるように、カズキは奥へと斗貴子を求めた。
カズキが自分を求めているコトが、斗貴子はうれしかった。
徐々に薄らいでゆく痛みと、しだいに湧き上がってくるはじめての感覚
…たぶん、女としての快感にとまどって、唇を固くむすんで、身をゆだねた。
226名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:59 ID:3sTec5vS
痛みが、カズキのカタチが、わたしの中に刻まれて、でもうれしいのは、
それが誰よりも、わたし自身よりもわたしにやさしく、わたしをわかっている、
ただ一人の、カズキだから。だから
「もっと、動いて…いい?」
ただ微笑んで、キミの望むままに。
カズキが突き上げるたびに伝わってくる、ぎこちない、だけど誠実な、掛け値なしの「キミが好き」。
わたしが伝えるにはコトバが足りない。だけど、わたしは唇を開こう。

「はぁっ…む…」
斗貴子からの「キミが好き」。甘い、甘いキス。唇をついばみあうキス。
「………ぁ…はっ……んくっ…ぅ」
重なった唇から、吐息が漏れて、しだいに喘ぎ声へとかわっていく。
悩ましげな声は、カズキの芯をしびれさせて、気持ちのタガを外していく。
もっと奥へ。もっと抱きしめたい。もっと、もっと…
カズキの熱情に応えるように、斗貴子の中はより潤って、カズキを包み込んで、愛撫して、快感を巡らせた。
奥の奥を突き上げて、柔らかな壁を掻き回して、伝えられるいとしさ。
蕩けていく。ふたりの呼吸も、動きも、なにもかもが、一緒になっていく。
たしかなのは「キミが好き」ということ。キミがココロの中にいるということ。
そして、いまにも果ててしまいそうなこと。
「ぁあっ…カズキ…ッ…来…る……」
つながった部分に渦巻いていた感覚が、からだをかけめぐる。
触れ合った肌が、やわらかな唇が気持ちいい。
交わった部分は、その何倍も気持ちよくて、愛しい。
からだの一番深いところから、湧き上がってくる狂おしいまでの快感。そして…
「ぁ…ぁぁぁ…ああっ!」
ふたりは、果てる。
トクン、トクン、トクン、トクン、トクン…
「…ぁ…満ちて…く」
斗貴子のからだの一番深いところに、脈動とともにカズキのものが注ぎ込まれていく。
「斗貴子さん…」
達した後、冷めてゆく世界の中、確かなあたたかさは、つながった部分の温もりと、太陽のような笑顔。
ふたりはからだを寄せ合って、何度もキスをして、まどろみについて…ふたり、同じ夢の世界へ…
227名無しさん@ピンキー:04/01/11 14:00 ID:3sTec5vS
カズキは窓から差し込む光で目が覚めた。傍らには、やさしいまなざしで覗き込む斗貴子。
「夢じゃ、なかったんだ」
「そうみたいだな」
へその下、子宮にあたるところをさすって、微笑む。
「キミが、まだ、胎内にいるのを感じる」
カズキは起き上がろうとして、背中の痛みに気付く。
背中には、8条の爪跡。破瓜の痛みと、果てるときに分かち合った証。
「この傷、いつまでも残るといいな」
「コラ、はずかしいからやめなさい」
ばつが悪い顔で、斗貴子がたしなめる。
「どうせ核鉄で治癒してしまう。傷跡も残らないだろう」
「そうかな?ホラ、強い想いがこもった傷跡は残るっていうし」
「漫画の読みすぎだ!そんなことより帰る支度をしなさい」
時間は―――10時。登校しても完全に遅刻だ。
「斗貴子さん、どうしようか?」
「学校は…おそらく戦士長がどうにかしてくれているだろう。
いちど寄宿舎に戻って報告。詳細はその後…っと」
ベッドから立とうとした斗貴子がよろめいた。交わった痛みが、残っている。
「痛む?」
「なんとか、歩ける…コラ、言っただろう」
手を取るカズキ。
「わたしの手を握るのは―――」
「いまから、ずっと。斗貴子さんが、いや、オレが斗貴子さんを守って死ぬまで、握ってていいかな。」


228名無しさん@ピンキー:04/01/11 14:01 ID:3sTec5vS


昼下がり。寄宿舎の玄関に立つ一人の男。
門前の並木道に、寄り添って手をつないだふたりの姿を確認すると
ビシィ!
親指を立てた。いや、親指を人差し指と中指の間で握り締めたガッツポーズ。
ビシッ!
少年は男に、キャプテン・ブラボーに親指を立てて返した。
バシッ!
少女は顔を赤らめて、少年の後頭部を叩いた。
握った左手を離さないように、右手で思いっきり。

To be continued?
229名無しさん@ピンキー:04/01/11 14:21 ID:73p0nfpF
ッ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!←嬉しくて声出てない

さりげなくここ覗いたら神キテタ━━━(・∀・)━━━ッ!
イイ!乙華麗ですた!
230名無しさん@ピンキー:04/01/11 17:02 ID:1AVAYCRI
神様再・降臨!!
最高ですた!
231名無しさん@ピンキー:04/01/11 22:02 ID:jPtDrNbg
 GOODJOB!

      _,,../⌒i
     /   {_ソ'_ヲ,
    /   `'(_t_,__〕
   /     {_i_,__〕
  /    ノ  {_i__〉
/      _,..-'"
      /

232名無しさん@ピンキー:04/01/11 23:28 ID:jDCA8vpP
まさに神!!
ありがとうございました!!(゚∀゚)←
233名無しさん@ピンキー:04/01/12 10:33 ID:Q4+Oa01Q
自由が欲しいのなら 風のうたを聞いてみて
そよいでる木の枝も 道の花も知っている
あなたを苦しめて 悲しませているものを
自然の風に 預けてと Bebe Bebe

この次 会える時には
やさしい笑顔を おみやげにしてね

願いはこころで いつか そう 蓮の花になる
信じて あきらめないでね 追いかけた 夢を
あなたはアジアのパピオン きれいな水を飲む
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ

(いつも)ねぇ わたしはいつもあなたの (いつでも)近くにいます

てのひらにこぼれてく 涙は苦いけれど
なんの意味さえもない 悲しみはないと思う
あなたが淋しさの 峠を越える朝を
プパヤの丘で 待ってるわ Bebe Bebe

あなたに恋して わたし
きれいになれたと 感じてる とても

「偶然世界」で出逢い 絆は森になり
すべての命は歌うの 悦びの歌を
あなたはアジアのパピオン 不思議な夢を観る
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ
234名無しさん@ピンキー:04/01/12 10:35 ID:Q4+Oa01Q
(いつも)ねぇ わたしはいつもあなたの (近くに)近くにいます

神様 他に なにも望んだりしません
愛をください 命のように大事にします

この次 会える時には
やさしい笑顔を おみやげにしてね あなたが好きです

あなたがわたしを変えて 私も変化して
隔てあってた世界が ひとつに溶けあう
あなたはアジアのパピオン 果てない夢を観る
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ

「偶然世界」で出逢い 絆は森になり
すべての命は歌うの 悦びの歌を
あなたはアジアのパピオン 不思議な夢を観る
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ

あなたがわたしを変えて 私も変化して
隔てあってた世界が ひとつに溶けあう
あなたはアジアのパピオン 果てない夢を観る
マラミン タマラッ ダンニャバード
トゥリマカーシー シャオホア ニイハオ


カズキの台詞と思って読んでみyo
235名無しさん@ピンキー:04/01/13 00:07 ID:ZBHTrhFR
原作はまだ不明な点だらけだから、本腰入れたSS書くのは難しいよね。
すごいね。
236名無しさん@ピンキー:04/01/13 02:17 ID:Z5zLRrNU
>>234
カズキかよw
花房だったら(;´Д`)ハァハァ
237名無しさん@ピンキー:04/01/13 03:01 ID:PR1/EJ/E
いやだって花房って、財産目当てに蝶野を誘惑するようなクソ女だし。
238名無しさん@ピンキー:04/01/13 10:52 ID:AdVgx4CN
>>237
それは花房の元になった女のことだろ?
花房は創造主一筋に尽くす献身的なホムですよ。
239名無しさん@ピンキー:04/01/13 16:29 ID:CeDYoY2D
ていうか花房は元になったクソ女の名前であって
あのホムは花房という偽名を名乗ってるただのホム。
240名無しさん@ピンキー:04/01/13 22:53 ID:AKr828oA
おまい、いいやつだな・・
241名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:17 ID:WbcFWl1Q
どっちかっつーと鷲尾じゃねえの…?
242名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:45 ID:qulSZ88n
ホモ禁止
243長文スマソ:04/01/14 15:45 ID:5Kf5v3mY
お絵かき板で、花房がパピヨンを誘惑している絵に、

誘惑され本気にしてしまうウブなパピオン
しかし資産目当てである事にある日気付く
「人間は所詮自分だけがかわいいのさ」
人間に絶望したパピオンはフラスコに手を伸ばし・・・

というコメントがあり、激しくハァハァしてしまった。そうだとすれば、
蛙や蛇でなく、薔薇のホムンクルスにしたのも分かる気がする。
だれか小説化キボン(無責任
244名無しさん@ピンキー:04/01/14 22:30 ID:KP3tm+62
カズキを部屋に連れて行ったとき斗貴子さんは
お礼且つご褒美として下着姿で添い寝をしてあげていたんだ
でもカズキより先に起きちゃって、しばらく寝顔を見てたんだけど
やっぱり恥ずかしくなって結局服を着ちゃったんだ
絶対そうだ そうに違いない
245名無しさん@ピンキー:04/01/15 22:46 ID:RjKYzMr3
間 違 い な い
246名無しさん@ピンキー:04/01/16 02:21 ID:k0JcsS6n
え、俺の単行本ではそうなってるけど。
おまいらは違うの?
247名無しさん@ピンキー:04/01/16 02:24 ID:QloAc914
まだその辺は単行本になってねぇ〜(w
248名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:11 ID:7G2N6uaH
「体操服を返しにきたぞ。明日授業で使うと言っていただろう。ちゃんと洗ってーー」
窓から軽く跳んでベットの上に降り立ち、部屋を見回す斗貴子。
ここは夜の寄宿舎であり、カズキの部屋である。
斗貴子はカズキに用があった。しかしーー
「ーーいないな」
部屋の明かりをつけて改めて確認する。
どうやらカズキは外出しているらしく、不在だ。
斗貴子はどうしようかと視線を泳がせ、ため息をつく。
「ン」
不意に張り紙が目に入った。カズキの手書きであろう張り紙には、
武装錬金を使いこなすための特訓メニューが書かれている。
斗貴子は素直に驚いた。
ーーすると今も特訓に出かけていて、それで不在なのかもしれない。
カズキの人柄が垣間見える。斗貴子は真剣に物事に取り組む人間が嫌いではない。
「可愛いコトをする…」
そう言った瞬間、斗貴子は息をのんだ。
胸にじんわりと広がる何かがある。
なぜだか、とっさに打ち消したくなる、照れくさい感情。
そんな感情を斗貴子はどう扱っていいかわからない。だからこそ、打ち消したくもなる。
「ずいぶん散らかった部屋だな。せ、せっかくだから掃除くらいしてやるか」
強引に自分の意識をねじ曲げる斗貴子。
249名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:12 ID:7G2N6uaH
カズキの部屋は男子高校生相応に散らかっていた。衣類、雑誌、ゲーム、通信空手の教材……。
斗貴子はテキパキとそれらの物を片付ける。その行為はまるで
自分の心を整理しているかのように斗貴子には思えた。我ながらばからしい。
苦笑いが込み上げる。
「バカな、私は常に一人だ」
その時ーー
「パミイイィィィ」
斗貴子の脇腹に埋まっているホムンクルスが暴れ出す。痛みが走り斗貴子は顔をしかめる。
そのまま腹を押さえて、よろよろとベットに腰を下ろした。
「くっ……」
ーーーいまいましい。そうだ、私にはやるべき事がある。倒さねばならない奴等がいる。
色恋にうつつを抜かしている場合ではない。あんな、あんな思いはもう2度とーーゴメンだ。
うぞうぞと腹の蟲がうごめく。頭まで登ってくる気だ。予想以上に時間はないのかもしれない。
化け物になどなるくらいならいっそーーポケットの核鉄を握りしめる斗貴子。しかし、

……私が死んだらカズキは?……

カズキの顔が脳裏をよぎる。
斗貴子はゆっくり目を閉じ、息を整える。
250名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:12 ID:Anbq9qHE
そしてベッドの下からエロ本を見つける斗貴子さん。
251名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:14 ID:7G2N6uaH
「どうかしている。痛みのせいだな。カズキーー」
カズキのおかげで少し気分が和らいだ……。すっと腹の痛みが引いていく。痛みが引くと
鼓動がやけに耳に響く。ずいぶん脈拍が早くなっている。なぜだ。
「痛みのせいだ」
そう言い捨てると同時に斗貴子はベットに横になった。少し休んだほうがよさそうだ。
そのうちカズキが帰ってくるかもしれない、という期待もあった。
さっきから自分はずいぶん不安定だと斗貴子は思う。カズキの事を考える自分と
それを打ち消す自分との板挟みにひどく消耗している、と。
「疲れた……」
本当に眠ってやろうか、カズキのベットの上で斗貴子は意識を拡散した。
予想通りというか、やはり思い浮かぶのはカズキの事ばかり。
斗貴子にはもうそんな意識を打ち消す気力も無く、そのまま流れに身を任せた。
252名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:14 ID:7G2N6uaH
カズキーー私を助けようとして死んだ男の子。
止めるのも聞かずこちらの世界に足を踏み入れ、
他人を助けようと今も努力している。そんなコ。
私、私はーーそんなカズキが……。
「……!」
斗貴子は突然不思議な感覚に襲われた。何かが小気味良く弾ける様なそんな感覚。
頭ボーっとする。酸欠だろうか。それにやけに股間がしびれる。尿意でも催したか。
いや、なんだか変だ。そっと腕を伸ばし、スカートと下着の中に手を滑り込ませる。

にちゃ。

「ンっ」
ーーこれは。まさか。ぺたぺたとした感触が指先に伝わる。そんな。
胸が高鳴り過ぎて息が苦しい。おのずと指が動く。…ちゅく。…ちゅく。
指にしっとりとした水っぽい感触がまとわりつく。その度に股間がしびれ、
熱い何かがしたたってゆく。まさか自分が、こんな、無縁だとばかり思っていたのに、
私がこんな事をするなんて……。斗貴子は震えていた。
253名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:16 ID:7G2N6uaH
「……。……。…ン。あっ」
物音一つしないカズキの部屋の中で、妖しい吐息だけが響く。
好きな男の子のベットの上で劣情のままに自らを愛撫する少女、斗貴子。
斗貴子は初めての快楽に飲み込まれ、夢中になってしまっている。
わずかばかりの理性がいかにリスクや道徳を声高に叫んでも、斗貴子の指が止まることはない。
「アッ。……く、……!……っ。ふぁっ」
むしろその動きは次第に滑らかで、大胆なものになっていった。
ちゃく。ちゃく。ちゃく。ちゃく。
その淫靡な音に斗貴子は羞恥し、同時に興奮した。
斗貴子は目をつむったままカズキのことを、カズキが自分を求めてくる状況を
思い浮かべ、まぶたの裏のスクリーンに投影する。
『斗貴子さん。俺……。初めて会ったときから斗貴子さんのことが……』
「あっ、カズキ……。カズキ。私、ンっ。私も……」
斗貴子は何かが高まってくる感覚を覚えた。ーー何かがくる。なんだ?これは。
あっ……あっあっあっあっ。そうか、これがーーー

「……ンっンっンっ。イっイクッ。……!……………………」

白いーー。
何もない真っ白な空間に漂っているような気がした。
斗貴子は脱力し、頭が真っ白なまま余韻に浸る。
ーーその時である。
ガラッと大きな音をたてて、勢いよく戸が開かれた。
「おーい、カズキいるかぁ。お前の好きなおねーさん系のーー
「ーーって、斗貴子しゃん!?」
254名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:17 ID:7G2N6uaH
あられもない姿で放心する斗貴子と男性誌を片手に持った岡倉(リーゼント)は
カズキの部屋で固まることしか出来なかった。
バサリ。岡倉の手を離れた男性誌が床に落ちた。
「トっトっト、斗貴子さんッ……!」
「アッ」
斗貴子は反応できない。体に力が入らないし、
なにより頭がとっ散らかって、わけが分からない。足をたたんで秘部を
隠すのが精いっぱいだった。羞恥心が津波のように押し寄せる。
「み、見るなっ……!」
ごくり。
岡倉が生唾を飲み込むのが見えた。ト、ト、となにかうわ言のように呟いて、そしてーー
「ト、ト〜キ子さ〜ん!」
奇声を発して、岡倉が服を脱ぎながら飛び上がる。
ベットに衝撃が走ったと思った瞬間、斗貴子の目の前に岡倉の顔があった。
荒い鼻息が斗貴子の頬をくすぐる。
目は血走っていて、眼光がビカァァなどと擬音付きで光った。
岡倉は明かに発情している。斗貴子は血の気が引く様な戦慄を覚えた。
255名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:18 ID:7G2N6uaH
「むちゅ〜」
岡倉が唇を突き出す。とっさに顔をそらす斗貴子。ほっぺたに岡倉の唇が吸い付く。
べたべたとした不快感が残る。調子に乗る岡倉。
「ハァ。ハァ。斗貴子さんのほっぺ……。た ま ら ん。それ、むちゅ〜。なんで避けるの。
斗貴子さんもたまらないんだろ?だから一人であ、あんなエッチな格好を……。
大丈夫!俺が手伝ってあげるから。ハァハァ、エッチだ……斗貴子さん。すごくエッチだよ!」
斗貴子はようやくパニックが治まり、状況を把握しだした。すみやかに対抗措置をとる。
「わ、私に触れるな……!
「……ンッ!?」
岡倉は斗貴子が言葉を発した瞬間を逃さない。唇と唇が触れ合い、
弾力のある感触が互いの脳髄を駆け巡る。
「ふむっ。ふむっ。」
斗貴子の唇に夢中でむしゃぶりつく岡倉。駆け引きも何もなく、ただ斗貴子の唇をむさぼった。
現実を信じたくない斗貴子は岡倉を引きはがすタイミングを逃した。ーー初めてのキスだった。
次の瞬間、斗貴子の口の中に生暖かくぬるぬるとした異物が侵入ってきた。岡倉の舌である。
反射的に、斗貴子の舌が岡倉の舌へと伸びる。舌と舌が絡まる感触はーー衝撃的だった。
全身に強烈な陶酔の電撃が走る。
ぬろぬろと岡倉の舌がうごめき、ぺちゃぺちゃと音をたてながら岡倉の唾が流れ込んできた。
れろれろれろれろ……。むふっ。は。ちゅ、ちゅ、ちゅ。
ブレーキの壊れた岡倉のいやらしい舌使い。
斗貴子は激しく反発した。そしてまた、愕然とした。
性的な昂りを感じ始めていた自分に。
……一瞬、カズキの顔が浮かんだ。
256名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:20 ID:7G2N6uaH
小柄なセーラー服の少女に、裸の男が覆い被さって、唇を吸っている。
息づかいの激しさが男の興奮を物語っている。
「……っ。はぁ。と、斗貴子さん。すごいよ。あっ。も、もう俺……」
ようやく唇を離した岡倉は息も絶え絶えに何かに耐えている様子である。
「マズイよ。こんな、俺こんなカタくなったの生まれて初めてだよ。ああ」
斗貴子は岡倉の言葉がいまいちよくわからない。しかし、その答えはすぐに知れた。
岡倉はにわかに腰を動かし始めた。斗貴子のふとももに、
これまで経験したことのない形状のものが押し当てられる。
それは、とてつもなく熱かった。なんだか驚くほど熱かった。
すりすり…すりすり…。
「ハァハァ。斗貴子さんのふともも、すべすべで、やわ、やわらか……おっおっおっ、だ、ダメだ
もう、あ〜っ!あ〜っ!ーーっ」
岡倉はガクガクと痙攣しながら、一心不乱に腰を振り、斗貴子のふとももに自らのペニスをこすりつける。
そして、
「おお、お、イク……!あっ!……!……っ!」
斗貴子の柔らかなふとももの感触に包まれながら、大量のスペルマをぶちまけた。

今日のところはこの辺でお開き、また明日のお楽しみ。ありがとうございました。
257名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:41 ID:bRMZ3Nrb
おのれエロス…(;´Д`)
この借りはそのうちSSで返そうぞ。
258名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:09 ID:kQriv0Mf
おのれエロス・・・(`Д´)
貴様よくも斗貴子さんのFキスを・・・
ああぁーー畜生なんて羨ましい
259名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:39 ID:/GRWDa8F
おのれーエロス!!
260名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:15 ID:NZq0aNO5
エロスめ…ヽ(`д´)ノ


つーかおまいらカズキはよくてエロスは駄目なんか。
わかりやすいな(w
漏れもなー。
261名無しさん@ピンキー:04/01/17 19:36 ID:UkV70XYQ
>>248‐256のせいで本編のエロスまでキモく見えてきた。
262名無しさん@ピンキー:04/01/17 20:50 ID:97+y+HqF
            √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
            i i"""""/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            `d*´_ゝ`)    <OK。これで次のコミケでは
            /^`v´^\       俺×斗貴子さん本がわんさかと・・・
            | |  | / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(_]つ / 工口ス /__
              \/____/


    ・・・ほう。
/⌒⌒ヽ      √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
|  /ノノハリ      i i"""""/ ̄ ̄
`、||、゚ ^゚ノ|      `d;´_ゝ`)       ・・・・・・
  (| y |)      /^`v´^\       
            | |  | / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(_]つ / 工口ス /__
              \/____/



          
            √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''-,,
            i i"""""/ ̄ ̄ ̄|"''|  
            `d ノ_ゝ`)     ゙'"´<「削除依頼をお願いします」・・・っと
            /|^`v´^\     
            |  \| / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(I I Iつ / 工口ス /__
              \/____/
263名無しさん@ピンキー:04/01/17 22:35 ID:9iFxegft
ナイスじゃw
264エロス不評……:04/01/18 01:42 ID:cgO3GOTi
六舛(めがね)と大浜(でかい人)が寄宿舎二階の廊下を歩いている。
「カズキ君最近どうしたんだろうね。夕食の後、寄宿舎抜け出してどこかへ行ってるみたいだし」
「……あぁ、どうせあれだろう。あの斗貴子って女のーー」
「え!?……やっぱりそうなのかな」
「ーーだと思うけどな、たぶん……」
「ふーん。いいなあ。かわいい彼女で」
「だけど、あの顔の傷は何なんだろうな。それにどうも
お化け工場に出入りしているみたいだし。謎の多い女だよな」
「顔の傷のことは言っちゃだめだよ。女の子なんだから。それにお化け工場に行くのだって
なにか理由があるんだよ。ホラ、落とし物をしたとか。
そうだ。それでカズキ君が探すの手伝ってあげてるんだよ、きっと」
「お……お前……、イヤ、そうだな……きっと」
「うん!」
「…………」
「…………」
「ーーイヤ、やっぱり撤回するよ」
「え?」
急に立ち止まった六舛が、大浜の目を見て親指をくいっと右に向けた。
その先にあったものを大浜は見た。動きが止まる。
廊下の右側には生徒の部屋がある。いまその部屋の扉は少し開いていて、
中の様子が覗けてしまう。中ではーー
「な、な……!」
「どうやら、カズキの彼女ってわけでもなさそうだ」
ーーベットの上で裸の岡倉が斗貴子を組みしいていた。
265しかし:04/01/18 01:44 ID:cgO3GOTi
唇を吸う淫靡な音が木造建築のしっくいに吸い込まれてゆく。
「すごいな……、もう二分近くはキスしてるぞ。なぁ」
「……」
「……大浜?」
大浜は息を荒げて食い入るように部屋の中を覗いていた。かなり興奮しているようだ。
大浜の返事を得られないまま、六舛は視線をベットに戻す。
ベットではやっと斗貴子の唇を解放した岡倉が、今度はゆさゆさと体を揺すり始めていた。
岡倉一人の喘ぎ声が響き、やがて沈黙した。射精したようだ。
大浜はかなり早い段階から勃起していた。それは痛いくらいに天を目指し、
興奮のあまりつつかれただけで射精してしまいそうである。
そんな様子を涼しい顔で察している六舛。しかし彼も例外ではない。
こんな興奮は生まれて初めてである。
正直、今日まで興奮と呼んでいた状態が
いかに悠長で、あくびまじりのものあったかを思い知らされた、と六舛は思う。
たまらないのだ。抑えきれない。
思い上がってはいけなかった。
やはり人間は動物で、所詮、理性なんて紙の上の落書きでしかなかったのだ。
この、間近で爆撃の応酬でもしているかのような鼓動と、
甘くしびれて勝手に前に進もうとする股間が、人間の、男のすべてだったのだ!
六舛は限界を超えた。ズボンのベルトに手をかける。もはや人目など無いに等しい。
六舛はもう、猛然とペニスをシゴきたてることしか頭になかった。
震える手でベルトを外し、チャックに手をかけたところで突然戸が開いた。
次の瞬間六舛が見たものは、部屋の中へ突進していく大浜の大きな背中だった。
266まだだ…。まだ終われない!:04/01/18 01:45 ID:cgO3GOTi
ぱっ、ぱっ、とふとももに熱い衝撃が走る。斗貴子は湯でも浴びせられたかと思った。
それは岡倉のスペルマなわけだが、斗貴子はいまいちそれがよくわからない。
知識としては知っているし、分かったようなつもりにはなっていたが
体験としては初めてである。
ふとももを確認したい斗貴子だったが、それには自分の胸に顔を押し付けて
至福そうに息を整える岡倉が邪魔だった。しかたなく斗貴子は手を曲げて
ふとももの熱い液体をすくいとる。
ーーこれが精液。
不思議な液体だった。ミルクとヨーグルトの中間とでも言おうか。
斗貴子は指でスペルマをつぶし、のばし、もてあそぶ。匂いも嗅いでみた。
「……変な匂いだ」
斗貴子がスペルマに対する興味を一通り満足させたその時、またしても突然戸が開かれた。
斗貴子は今、3人の男子高校生に体中をまさぐられている。
斗貴子を後ろから羽交い締めて髪のにおいを嗅ぐ大浜。
斗貴子の足を持ち上げてヴァギナを観察、愛撫する六舛。
セーラー服の上から斗貴子の胸に顔を押し付け、鼻から大きく息を吸う岡倉。
もう、斗貴子は快楽と煩わしさと憤怒と呆れとあきらめで、思考が止まりつつあった。
時折、カズキの顔が浮かぶのだけが辛かった。
ーーしかし、今は耐えるしかない。なぜならーー
「お、大浜!?六舛!」
「お、岡倉君!なにしてるんだ、君は!こ、ここはカズキ君の部屋だよ!と、トキ……!」
勢いよく部屋に乱入した大浜だったが、言葉が続かなかった。岡倉を問い詰めたいらしい。
股間を押さえた情けない格好で、六舛がフォローに入る。
「岡倉。斗貴子さんはカズキの彼女だろ!?それにここはカズキの部屋だ。
お前と斗貴子さんがデキてるとは考えにくい。一体、どうゆうことなんだコレは?」
汗をしたたらせた岡倉が、少しためらった後、口を開く。
「ち、違う。俺は手伝っただけだぜ!斗貴子さんがエッチな格好で悶えてたからさァ!
もう、たまらないの……、って顔で俺を見つめるからさァ!
俺は斗貴子さんのオナニーを手伝っただけだ。いわばコレは奉仕なんだ!」
部屋の空気が張りつめた。にらみ合う男たち。
「なら、しょうがないね」
「え ぇ 〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
大浜が簡単になびき、六舛の突っ込みが轟いた。
268名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:51 ID:Am/r7Lfa
おのれエロス…(;´Д`)
職人さんはとてもがんがれ。
269名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:51 ID:T8tlXtcc
性欲でにやついた目を斗貴子に向ける男たち。
斗貴子の胸を腰をふとももを、なめるように視線が這っていった。
全身を駆け巡る戦慄に鳥肌の立つ斗貴子。
「な!ふざけるな!私はオナ……(小さすぎて聞き取れず)などしていない。
ましてや、誘った覚えもない!というか、なんだ君らは!エロスの塊か!」
「あぁ〜。エッチからエロスに格上げ?」
おどける岡倉。
「……!いい加減にしないと……」
斗貴子は怒りのあまり、ポケットから核鉄を取り出し
武装錬金を発動させようとする。しかしーー
「パミィィ」
またしてもホムンクルスに阻まれる。
斗貴子は苦痛に顔を歪める。
顔が熱くなり、息が苦しい。一時的に発汗もあるようだ。
「くっ……。はぁはぁ、と、とにかく私はエッチな格好など…していな…いから…な」
ベットに崩れ落ちる斗貴子。
短いスカートからすらりと伸びた足が微かに震えていた。
(さ、誘ってるーーーーー!!!!!!!!)
男子高校生はケダモノと化す。
思い思いに斗貴子に取り付き、柔らかな女体をまさぐり始める。
「これはなに?斗貴子さん」
大浜が斗貴子の手から核鉄を取り上げる。
「そ、それに…触れるな!」
斗貴子の反応を見た六舛の眼鏡が光る。
「大浜!それ、渡せ。……。XLIV?ふーん、どうやら大事なものみたいだね。斗貴子さん?」
「か、返せ」
「あぁ、うん。返してあげるよ。少しの間、僕らに付き合ってくれたらね」
「き、貴様……!」
「酷いことは絶対しないよ。約束する。な、大浜」
「う、ウン!もちろん」
「ね、……だから、ちょっとだけ……さ」
「……」
「…………」
「好きに……しろ」
斗貴子は顔を背けてそう言うと、あきらめたように脱力した。
271名無しさん@ピンキー:04/01/18 22:28 ID:QaZ9gMoZ
早坂姉弟SSを書けそうで(設定不足のため)書けない絶妙の匙加減。
思わず和月を罵りたくなってしまう。
272名無しさん@ピンキー:04/01/19 08:21 ID:nkZ9eUx/
「黙れ、人喰い!」
花房の目玉に指を突き入れ、力任せに引きちぎる。
斗貴子の苛立ちは頂点に達していたーー

「好きに……しろ」
そう言って身を委ねた斗貴子に、己の欲望をぶつける男たち。
蒸気の様な鼻息を出しながら、岡倉が斗貴子の胸を直に拝もうと、
セーラー服に手を掛ける。しかしーー
「おわ!!……なんだこりゃ」
斗貴子の脇腹に埋まったホムンクルスに目を丸くする岡倉。
大浜、六舛の動きも止まった。
「……」
「や、火傷……かな?」
「イヤ、……」
黙り込む3人。潮が引くように、部屋の空気が
醒めてゆくのを斗貴子は感じた。
273名無しさん@ピンキー:04/01/19 08:23 ID:nkZ9eUx/
「…………」
見開かれた斗貴子の、眼が…閉じる。
フッ、と凍える様な笑みが斗貴子の顔に貼付いた。
「くっ…はは。あははっ」
笑いが込み上げる。可笑しくてたまらない。
ーーどうかしていた。所詮私はーー
何も出来ずに固まったままの3人をしり目に、
斗貴子は痛快に笑いこけた。
ひとしきり笑ったかと思うと、
突然真顔に戻り、鬼神の如き迅さで3人に当て身を喰わせた。
「かはっ!」
「ぐっ…!」
「はう!?」
意識を失い、だらしなく崩れ落ちた彼等3人を、
並べて寝かせてやる斗貴子。
そして、六舛の手から核鉄を取り戻すと、
斗貴子は振り向きもせず、夜の闇へと消えていった……。

ーーヴァルキリースカートを無造作につかみ取ると、
花房の顔面に突き刺し、斬り上げる。
「脳漿を ブチ撒けろ!」
ーーザヴァ!
ボシュウゥゥゥゥ。花房は消滅した。
274名無しさん@ピンキー:04/01/19 08:24 ID:nkZ9eUx/
「…………」
激しい戦闘の余韻を残すかのように、斗貴子は佇み、息を整える。
「……!カズキ……!」
ハッと振り返り、倒れたカズキのもとに駆け寄る斗貴子。
しゃがみ込んで、ぐっと耳を近付ける。
「……。よかった、息はしている」
どうやら最悪の事態だけは避けられたようだ。
斗貴子はほっと胸を撫で下ろす。
眠るカズキの顔は血とホコリにまみれている。
斗貴子はカズキの頬に手を伸ばし、そっと汚れを拭った。
「無茶ばかりして…………」
斗貴子は目を細め、カズキを眺める。
次の瞬間、斗貴子はハッと何かに気づいたように眼を丸くし、
キョロキョロと辺りを見回す。
「…………」
ごくり。あさっての方を向いたまま、斗貴子は生唾を飲み込む。
やがてカズキに視線を戻し、ためらいがちに、顔を、近付けてゆく…。
ゆっくりとカズキとの距離が縮まってゆく。
徐々に近付き……唇と……唇が……今にも……。
275名無しさん@ピンキー:04/01/19 08:26 ID:nkZ9eUx/
「ん。うん…。……ハッ!」
カズキが意識を取り戻し、目を開く。
「気が付いたか」
「と…斗貴子さん!」
瞬時にカズキと距離をとり、何事も無かったかのように
ふるまう斗気子。
……カズキは喜々として自分の事を話す。
突撃槍の特性をつかんだコト。
ホムンクルス一体を自分の力だけで倒したコト。
屈託なく接してくるカズキに、斗貴子は自分の気持ちが和むのを感じる。
「キミは今日、少し強くなった」

明日からまた頑張るために
今夜一晩ははゆっくりお休みーーー。

276エピローグ:04/01/19 08:27 ID:nkZ9eUx/
「ーーって、アレ?斗貴子さん?」
「ン?」
「な、なにしてるの?」
斗貴子はおもむろにカズキの隣に寝転がった。
「私も今日はいささか疲れた。少し休んでいく事にする」
「え、え え え え え」
それにしても妙に距離が近い、とカズキは思う。
肩と肩がくっつく度に、思わずドキッとしてしまう。
「ト、斗貴子さんまでココで寝る事無いよ。石だって痛いしさ」
ついつい、照れ隠しに斗貴子を遠ざける様な事を言ってしまうカズキ。
ムッとする斗貴子。
「君を放ったらかして帰れるか!ーーまぁ、確かに石は痛いな」
体は石にもすぐ慣れるが、頭が痛むのは気に入らない斗貴子であった。
「ーーなら、こうすればいい」
277スレ汚しでスイマセン:04/01/19 08:32 ID:nkZ9eUx/
いきなり斗貴子は起き上がり、カズキの腕を掴んで、その上に頭をのせる。
腕枕である。
「え え え え」
「五月蝿い!」
ーーどうしたんだろう。斗貴子さん。なんだか今日は……。
「…………」
二人に沈黙が訪れる。
空を見れば、大粒の星がきらきらと輝いている。
夜でよかった、とカズキは思う。
緊張で赤くなった顔を斗貴子に見られずにすむのだから。
そしてーー言葉にならない時間が流れ、二人の夜は更けていく。
斗貴子の頬もまた赤く染まっている事をーーカズキは知らない。†


おわり
278名無しさん@ピンキー:04/01/19 10:37 ID:aBMsAps+
グッジョブ!
斗貴子タソがレイープされなくて良かったような…残念なような…
でも最後の赤くなる斗貴子タソ(*´д`)ハァハァ
279名無しさん@ピンキー:04/01/19 17:23 ID:bwTekJfo
  まあいいだろう
   
/⌒⌒ヽ       √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''-,,
|  /ノノハリ       i i"""""/ ̄ ̄ ̄|"''|  
`、||、゚ ^゚ノ|       `(ノ<_` b     ゙'"´ 最後にカズキとストロベらせましたが
  (| y |)       /|^`v´^\         こんなものでよろしかったでしょうか
            |  \| / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(I I Iつ / 工口ス /__
              \/____/
280名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:12 ID:2qWSbgTl
安心した(;´Д`)
斗貴子さんが酷い目に合うのも嫌だけど、三バカが外道になるのを見るのもなんか嫌だったから。
作者さんには悪いけど…
281名無しさん@ピンキー:04/01/20 10:55 ID:psfz8tHv
テンチョー!
282名無しさん@ピンキー:04/01/20 12:07 ID:PCwJgNZH
こりゃロッテリやの店員SSが書かれる日も近いな…

>>272->>277GJ!
283「店員さん」:04/01/20 23:18 ID:3wlh2J9S
閑散としている。
……なんてもんじゃない。
平日の昼過ぎ。
バーガーショップにお客がいないなんてことは異常な状況だ。

そう、ここは異常なのだ。
人呼んで変人バーガー。
ほんの一週間ほど前まで平和かつ平穏かつ笑顔にあふれていた私の職場は、
突如として現れた二人の変態によって踏みにじられ、蹂躙され、嘲笑の的になってしまった。
小さな子供を抱えたお母さんたちは口コミでこの店を避けるようになり、
来る客はといえば、2ちゃんねるで変人バーガーとしてさらされたために
物見遊山に来るオタどもくらい。

十人いたバイトは次々とやめていってしまった。
残っているのは、店長と、私一人。
でも、私はやめたくない。
私は店長がどんな人生を歩んできたか知っている。
平成不況の初っぱなにリストラに遭い、奥さんにも逃げられて、
一バイトから再出発してようやく店長になったんだ。
そんな真面目な店長が、いつになく落ち込んでいる。
店を畳まないといけないかもしれないって。
そりゃそうだ。平日の昼過ぎにまったくお客さんがいないんだから。
284「店員さん」:04/01/20 23:20 ID:3wlh2J9S
まったくいない。
本当に、この店内に、店長と私と、二人っきり。
油と換気扇の音が、かえって静寂を感じさせる。
「店長……しっかりして下さい」
いたたまれなくなって、私は思わず声をかけていた。
店長はあんなにもがんばっていたのに。
あんなにもがんばれる人だったのに。
「ああ……」
疲れそのものを声にしたような返事とともに、店長は辛うじて顔を上げた。
目の下にはっきりと隈ができて疲れ切った顔なのに、
それでも無理矢理に笑顔にしようとして、
「店長……」
私は、いたたまれなくなって、思わず店長の顔を抱きしめていた。
「き、君……!」
店長は慌てた声を出したけど、私をふりほどいたりはしなかった。
ストイックに働いてきたこの人だ。
奥さんに逃げられてから、女の身体に触れたこともほとんど無かったんじゃないだろうか。
店員は他に誰もいない。お客も誰もいない。
誰も見ている人はいない。誰も見に来る人はいない。
私も、そしてきっと店長も、そのことをはっきりと意識した。
静かな店内に、私と店長の息づかいだけが、少しずつ、確かにボリュームをあげていった。
285「店員さん」:04/01/20 23:21 ID:3wlh2J9S
何時間経っただろう。
気が付けば夕方になっていた。
そろそろ、いつものオタどもが変態を見物しにやってくる時間だ。
私と店長は服を整えると、放置していた厨房に火を入れ直した。
ふと外を見ると、
「……あ…………」
ものすごく長いのと、ものすごく太い変な人影が、ドアの前に立っていた。
私の顔から、音を立てて血の気が引いた。
来るな……!

無情にも、ドアが開いた。
どちらもサングラスをかけた、見るからに、変態。変人。
というか、人間じゃない。
人語を話すとは思えないその身体から、声が発せられた。
「ハンバーガーセットAを」
「100個」
厨房にいた店長が、金網を取り落とす音が響いた。
「こ、こちらでお召し上がりますか?
 それともテイクアウトで?」
ああ、私、もう、今にも壊れそうです。
自分の声が完全に自分の声じゃない。
そして、とどめの一撃が繰り出された。
「こちらで」

「テンチョー!!」
私は、壊れた。
さようなら、店長。
286名無しさん@ピンキー:04/01/20 23:43 ID:/+at8hvk
早っ!そしてブラボー!!
287名無しさん@ピンキー:04/01/21 00:06 ID:A9JVTeHQ
というか、人間じゃない


……正解!!
288名無しさん@ピンキー:04/01/21 00:46 ID:ZrLJrvPl
切な萌えワロタ
289名無しさん@ピンキー:04/01/21 01:01 ID:3stfu7oB
中間がトンダー━━━━━━(´・ω・`)━━━━━━ !!!!!
290名無しさん@ピンキー:04/01/21 14:00 ID:kiY+mauF
店長が哀れすぎる・・・(つД`)
291名無しさん@ピンキー:04/01/21 16:41 ID:B0I5Eq+E
マジ泣きした(つД`)
292名無しさん@ピンキー:04/01/21 18:28 ID:oI/+IkAE
ホントパピヨンって迷惑だなw
293名無しさん@ピンキー:04/01/21 19:46 ID:k141ndpL
切ねー。でもワラタ。
294282:04/01/21 21:28 ID:QZzNSOmc

( Д )      ゚ ゚

来てたよ…。凄まじいレスポンスの早さだ。感動した。
295名無しさん@ピンキー:04/01/22 22:28 ID:KTKdyNSR
>>283-285
蝶サイコー!!
296名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:56 ID:NppF0OiM
「はぁ…」
私は寄宿舎の自分の部屋に帰るなりため息をつく。
けだるい体を引きずるようにベッドまでたどり着く。
「カズキ……」
呟いて、また、ため息。
何をしているんだ。私は。
何となく。そう、何となく、だ。私はカズキのことを考えてしまっている。
なんだろう。カズキを思うと顔が熱くなる。
動悸が激しくなったような気がして胸の当たりに手を添える。
するとやはり、鼓動は速くなっていた。
そのことを自覚してさらに顔が熱くなってしまう。
ああ、違う。
顔だけじゃない。体が熱くなる。
胸に添えたままの手を、少し力を加えながら動かす。
服の上からだから、そんなに強い刺激は起きない。
けれど、それでも確実に、快感は生み出される。
「ふ、ぅ……」
さっきまでのため息とは違う吐息が漏れる。
297名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:57 ID:NppF0OiM
この手はカズキの手。
そう考えながら体中をなぜる。
服越しの感覚は焦らすようでいて、こすれる感覚が何とも言えない。
このままでは服がしわになってしまうため、さっさと脱いでしまう。
言い訳だ。
実際は、もっと、もっと快感が欲しいから。
服越しなんて中途半端なものではなく、もっと直接的な。
しかし、胸をこねる指はその頂きに振れることなく輪郭をなぞるばかり。
矛盾。
わかっている。焦らした方があとが気持ちいいから。
わかっていても、もっと快感が欲しくて、指は頂点を目指して進む。
そして、頂きに触れそうになると、また戻ってしまう。
「はぁん…」
快楽におぼれた声が聞こえる。
それが自分の声だとわかり、さらに高まってしまう。
298名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:57 ID:NppF0OiM
空いている方の手の指を口に含む。
そう、これはカズキの舌。
今度はそう暗示をかけてそれを舐め回す。
ちゅくちゅくといやらしい水音か聞こえる。
その間も反対の手は休むことなく胸をなぞっている。
しばらく部屋には私の喘ぎと水音とがこだまする。
十分に唾液に濡れた指を口から離し、
顎を通り喉を通り、そして遂に胸のあたりまで到達する。
今まで焦らしたぶん、その唾液に濡れた指で一気に乳首を捻る。
「ひはぁっ」
喘ぎとも悲鳴ともつかない声が上がる。
濡れた手で乳首をいじめながら、今度は反対の手を口に含む。
再びくちゅくちゅと水音が奏でられる。
イきたい、でも、イきたくない。
だってまだ、肝心の部分には触れてもいないのだから。
299296:04/01/23 00:00 ID:Z7sFLQVT
あ、一個sageわすれてる

さて、このままトキコの自慰で進めるか、
カズキかまひろあたりを乱入させるか。
300名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:33 ID:hVZnEjw5
>>299
まひろカモーン!
301名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:56 ID:G0nokndu
ここはあえてブラボーで。
302名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:04 ID:QT710UD8
>301
そこでシルバースキンの一転集中型第二形態発動ですよ!

「戦士斗貴子の持つどんな性病をもはじき返す!!」
303名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:08 ID:4Ph1W1rN
じっくりねっとり斗貴子さん一人ですすめて欲しいです
304名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:18 ID:vDBOr+CU
いや、意外性を狙ってちーちんかさーちゃんで。
305名無しさん@ピンキー:04/01/23 04:32 ID:vPqynj+0
ベタにカズキとストロベリさせてほっすぃ
306名無しさん@ピンキー:04/01/23 08:12 ID:9dz2NH2+
ここで斗貴男キュンの登場だ!
307296:04/01/23 10:25 ID:w29oWUVv
つまり斗貴子さんの自慰のあとに、
カズキやまひろを乱入させろと、そういうことですね。
308名無しさん@ピンキー:04/01/23 10:43 ID:N52ftHmw
そう!それ!
309名無しさん@ピンキー:04/01/23 11:06 ID:TdGhoDd/
いや、ここは俺にまかせてもらおう…
310名無しさん@ピンキー:04/01/23 11:08 ID:k8ei8Ze0
黙れエロス!
311名無しさん@ピンキー:04/01/23 17:53 ID:nIotwtlf
エロスが出てきたら前と同じ展開になるだろうが!
312309 :04/01/23 20:06 ID:G0nokndu

            √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
            i i"""""/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            `d;´_ゝ`).。oO(なぜ俺だとバレたのだろう…
            /^`v´^\       
            | |  | / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(_]つ / 工口ス /__
              \/____/

313296:04/01/23 21:44 ID:9P4zdzkc
べちゃべちゃに濡れた胸をこね回しながら、
片手を下腹部へとゆっくりと滑らせる。
へそを、脇腹を、そして大事な場所をとばして太股を。
まだ、まだあそこには触れない。
それなのに、あそこからは愛液があふれ出し、
いま触れている太股を、そして、お尻までもぐちゃぐちゃに濡れている。
「はぁ、あふぅ…あひぃ」
だんだん我慢できなくなってくる。
これ以上焦らすとおかしくなってしまう。
ゆっくりと指を秘部に進める。
最初はまわりをなぞるようになでる。
それだけで、あふれ出した愛液がぴちゃぴちゃと音を立てる。
少しずつ、強く、こするように力を加える。
自然、水音も大きくなる。
隣の部屋に聞こえないだろうか。
そう心配することすら、いまの快感を助長する。
314296:04/01/23 21:45 ID:9P4zdzkc
秘部をなぞっていた指を一本、ゆっくりと挿入する。
「あはぁ、いぃぃ」
くちゅり、という音と共に喘ぎが漏れる。
もう、止まらない。止められない。
じゅぷじゅぷと指が前後左右に蠢く。
たまらない。
そう、これはカズキのモノ。
最後の暗示はそういったモノだった。
いやらしい音を立てている指を、2本、3本と増やしていく。
「カズキぃ、いいぃ、もっと、もっとぉ」
カズキの名を唱えながら喘ぎを漏らす。
胸をいじくっていたもう片手も、するすると下腹部をめざす。
秘部を通り越し、そして、たれてきた愛液てしどとに濡れる菊門へ。
315296:04/01/23 21:49 ID:9P4zdzkc
もう少し斗貴子さんの自慰が続くかな?
316名無しさん@ピンキー:04/01/23 23:07 ID:G0nokndu

            √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
            i i"""""/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            `d;´_ゝ`).。oO(ハァハァ…と。
            /^`v´^\       
            | |  | / ̄ ̄ ̄ ̄/
          _(_]つ / 工口ス /__
              \/____/
317名無しさん@ピンキー:04/01/25 12:28 ID:WW8MlkrM
乙です。しかし、このコミックスがどこにも売ってねえYO!!
318名無しさん@ピンキー:04/01/25 14:16 ID:ESQGevXp
>>317
場所によってはブクオフで売ってるラスィ
319名無しさん@ピンキー:04/01/25 18:11 ID:AGgEHA5s
>317
21日(22日?)に重版かかったぞ。
今なら入手可だ。
320名無しさん@ピンキー:04/01/26 01:54 ID:0mjSGCHB
秋水>大浜>カズキ>六舛>エロス
321名無しさん@ピンキー:04/01/26 02:54 ID:Yzf8jvXL
>320
先にやられた…_ト ̄|〇
322名無しさん@ピンキー:04/01/26 03:30 ID:vic3aAie
でも秋水は美チンコってだけで、大きさはあきらかになってないのでは?
323名無しさん@ピンキー:04/01/26 16:42 ID:KQ010nQO
正しくはこうだ。

パピvヨンv>>(越えられない壁)>>秋水>大浜>カズキ>六升>エロリーゼント
324「慟哭のエロス」:04/01/26 22:19 ID:INgSr+dX
オレは、信じられないものを見ていた。
あり得ないはずのものを見ていた。
顔が良くて、頭が良くて、運動神経が抜群で。
そんな秋水先輩にだって、一つくらい欠点があっていいはずだと願った。
あるはずだ。無ければならない。
でなければオレのような凡人は存在価値を丸ごと否定されてしまう。
しかし、のぞき込んだオレの目に映ったものは、神を恨むしかないものだった。
美しい。
銀成一のエロスと自他共に認めるこのオレが、同性を美しいと思うなんてことが
まさか起こりうるとは。
だが、そこにあったものは、エッフェル塔のような優美な曲線を描きつつ、
天をも貫くほどに屹立して、ピラミッドの如き雄々しさを兼ね備えていた。
四人の中で最下位に位置するこのオレとは比較にさえならないそれは、
まるで、人を切るための日本刀にさえ見えてしまった。
刀は人を切って美しくなるという。
その薄紅色に輝く刀はきっと、彼を取り巻く女の子たちの初血で染められて、
毎晩毎夜桜花お姉さまに研がれ磨かれ鍛えられているに違いない。

オレは、いずれもオレを凌ぐ……だが心を分かち合う友たちとともに、真っ白になった。
神はなんて不公平なんだ。
そして、そんなオレに、止めを差すかのように蝶々仮面の怪人が現れた。
そう、オレは、その怪人にも、完膚無きまでに負けたんだ……。
325「慟哭のエロス」:04/01/26 22:20 ID:INgSr+dX
コーヒー牛乳を仰ぐふりをして、涙を隠す。
オレは小さい。なんて小さい男なんだ。
打ちひしがれ、負け犬と化して、斗貴子さんとラブラブなカズキを見送り、
オレは自分の部屋に戻った。
のろのろとした動きで、いつも通りパソコンのスイッチを入れてブラウザを立ち上げ、
2ちゃんへアクセスする。
今頃秋水先輩は、そしてカズキはどうしているんだろう。
きっと甘く、すとろべりぃな会話と会話以上のことを繰り広げていることだろう。
それなのに、どうしてオレはこの暗い部屋で2ちゃんなんかを見ているんだろう。
神は不公平だ。

いや、捨てる神があれば、きっと拾う神があるはずだ。
ここは日本だ。八百万の神々が住む国だ。
おそらくは永遠に未使用な俺自身だが、その存在意義はこの神殿にある。
半角の神々よ、どうかこの慟哭に応えてくれ。

股間に ピストル
傍らに 紙束
唸る拳に 鉄の竿

すべての準備は整った。
326「慟哭のエロス」:04/01/26 22:20 ID:INgSr+dX
斗貴子サンのエロ画像キボンヌ

1 名前:/名無しさん[1-30].jpg 投稿日:2004/01/26(月) 00:00 ID:EroSeRoS
くれ。


2 名前:/名無しさん[1-30].jpg 投稿日:2004/01/26(月) 00:01 ID:EroSeRoS
神降臨のヨカーン




注、BBSPINKは21歳未満立ち入り禁止です


327名無しさん@ピンキー:04/01/26 22:51 ID:OJOjy0K/
ワロタ
328名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:48 ID:6CzctjLx
GOOD JOB!&GOOD EROS!
329名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:59 ID:43pDTgDC
エロス・・・
何故か笑える
330名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:29 ID:BhW6sHqS
蝶サイコーでした
331名無しさん@ピンキー:04/01/27 02:27 ID:CK6dygpi
IDもエロスなんだね

流石職人、芸が細かい
332名無しさん@ピンキー:04/01/27 07:45 ID:FiAYAYmn
>股間に ピストル
>傍らに 紙束
>唸る拳に 鉄の竿
微妙にちんこ音頭思い出したが(・∀・)イイ!
333名無しさん@ピンキー:04/01/27 22:45 ID:wcwmZt+1
セーラー服でおかっぱの無表情な女の子とエチー事をする夢を見た。
実写だったからわからなかったが、あれ斗貴子さんのイメージだったんだな。
334名無しさん@ピンキー:04/01/27 22:55 ID:ghDFpOlO
>>333
うらやましい話だ。
とはいえ斗貴子さんもだいぶ表情出てきたけどね。
335名無しさん@ピンキー:04/01/27 23:01 ID:CK6dygpi
>>334
カズキとの関係を聞かれたときの対応が
第4話と今週ではかなり違っていたなぁ
顔を赤らめてムキになる斗貴子さんが何かカワイイと思えた
336名無しさん@ピンキー:04/01/28 00:32 ID:R8IFA4lM
だんだん普通の女の子になってく斗貴子さん
337名無しさん@ピンキー:04/01/28 08:51 ID:Hiz9UNb7
こないだの過去を思い返すとこでまた初心に帰るかと思ったけどあんま変わらんかったね。
むしろ何を守りたいかの明確化とかそういう方向だったのかな。
338名無しさん@ピンキー:04/01/28 23:31 ID:nYJ43fI+
周囲の人達(特にカズキ)への愛情深さとホムへの憎悪の二面性。
339名無しさん@ピンキー:04/01/29 02:49 ID:8bJd2FkU
いっそのこと二重人格に。
340名無しさん@ピンキー:04/01/29 08:53 ID:1ZKVyqKv
今でも昼は厳しく夜は従順の二重人格です。
真夜中は別の顔。
341名無しさん@ピンキー:04/01/29 14:23 ID:OM7aEp5H
>>340
(*´д`*)
342名無しさん@ピンキー:04/01/29 20:59 ID:5Y7NboHl
>>324-326
マジで虹板でスレを探した漏れは愚でつか?
343名無しさん@ピンキー:04/01/29 21:00 ID:5Y7NboHl
sage忘れた。
ホムに喰われて逝ってきます
344名無しさん@ピンキー:04/01/29 22:23 ID:Rhkn37up
>>340
(;´д`)従順な斗貴子さんハァハァ
345名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:00 ID:BoO0Im+d
昼は厳しく夜は激しい二重人格の方がより(*´Д`*)
346名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:49 ID:PMPYyzCa
昼は厳しく夜は甘えんぼでも可(*´Д`*)
347名無しさん@ピンキー:04/01/30 03:04 ID:8HnxACXO
昼は意地っ張り夜は素直で。
348名無しさん@ピンキー:04/01/30 05:15 ID:CwYTUvmI
叩かれるのを覚悟でちょいと投下
ノシ  日本ブレイク工業のリズムにのってぇ〜

ブチマケ、ブチマケ、貴方のホムの 臓物、脳漿 一撃ブチマケー
耐久日数過ぎてゆく 蝶野攻爵朽ちてゆくー
地球の平和を阻む奴等さー パピ(・∀・)ヨン!
武装錬金 カズキ サンライトハート Da! Da! Da!
武装錬金 斗貴子 バルキリースカート大地を揺らし
蛇をブチマケ、ゴリをブチマケ、猿をブチマケ 東へ西へ〜走る  走る
武装錬金戦士

ブチマケ、ブチマケ、欠陥超人 片手に ピストル 背中に人生
秘密の特訓お手の物 強力柔軟いたします 
正義のパワーだ 核鉄かざせ パピ(・∀・)ヨン!
武装錬金 ブラボー シルバースキン  Da! Da! Da!
武装錬金 パピヨン! パピヨンマスクのお洒落は間違い?
蛙ブチマケ バラをブチマケ 鷲をブチマケ 東へ西へ〜走る  走る
武装錬金戦士

武装錬金 カズキ サンライトハート Da! Da! Da!
武装錬金 斗貴子 バルキリースカートDa! Da! Da!
武装錬金 ブラボー シルバースキン  Da! Da! Da!
武装錬金 パピヨン! パピヨンマスクのお洒落は間違い?
蛙ブチマケ バラをブチマケ 鷲をブチマケ 東へ西へ〜走る  走る
武装錬金戦士   パピヨーン

アァヤッテシマッタ_| ̄|○

349名無しさん@ピンキー:04/01/30 05:46 ID:b5hV9B52
>耐久日数過ぎてゆく 蝶野攻爵朽ちてゆくー
ワラタ
350348:04/01/31 02:16 ID:tmanKS0s
止まってる・・・・漏れの所為か?
漏れの所為ダヨナ・・・・
351名無しさん@ピンキー:04/01/31 03:21 ID:8bcpTuDO
スレの進みはこんなもんだと思われ。
352名無しさん@ピンキー:04/01/31 04:50 ID:0nXWEfcg
ひいたのも確か
353名無しさん@ピンキー:04/01/31 06:37 ID:IabFh8rY
「斗貴子さ〜ん♪」
「まひろ……」
むぎゅ
「こら、くっつくな」
「だって〜」
斗貴子さんになつきまくりのまひろ。
「で、なんの用だ」
「あのね、もうすぐバレンタインでしょ。斗貴子さんはどうするの?」
「バレンタイン……」
そういえばこの世にはそんな行事があったような気がする斗貴子さん。
「そんなもの関係ない」
「え〜。だれにもあげないの?」
「ああ」
「なんで〜?」
「柄じゃない。今までそんなものに参加したこともないし、これから参加する気もない」
「でもそれじゃあ、お兄ちゃん、悲しむよ」
「カズキが……」
そう言われて、カズキが悲しむ顔を想像したらなぜか胸がきゅうんと痛くなってしまった。
「もし斗貴子さんからチョコを貰えたら、お兄ちゃん、きっと死ぬほど喜ぶと思うのに」
「カズキが……」
そう言われて、カズキが喜ぶ顔を想像したらなぜか胸がきゅうんと切なくなってしまった。
「うむむ」
どうしよう。
354名無しさん@ピンキー:04/01/31 06:40 ID:IabFh8rY
一瞬悩んだすえ、斗貴子さんはやっぱりやめることにしました。
やはり自分にはバレンタインなぞ無縁のものだ、ってことで。

おわり。
355名無しさん@ピンキー:04/01/31 11:23 ID:MTNGu6js
353は酔った勢いで冒頭だけ作ってみたがめんどくさくなったので
やめてしまったに150ペリカ。
でも斗貴子さんは実際ほんとにやめてしまいそうな。
356名無しさん@ピンキー:04/01/31 13:29 ID:UbDJEuEG
斗貴子さんはチョコを作り渡そうとはするが渡せず
バレンタインなどで浮ついている時では無いと自分にいいわけする
357名無しさん@ピンキー:04/01/31 15:22 ID:bhrWZSgU
ここは偽善者の集まりだな
素直に「本編で見たい」と言え
358名無しさん@ピンキー:04/01/31 19:39 ID:5EoadS4z
せめてジャンプが時々やる四コマで
359名無しさん@ピンキー:04/01/31 21:13 ID:u30+7mFJ
まひろたんが斗貴子さんにあげるのは?
360名無しさん@ピンキー:04/01/31 22:05 ID:Bni+D+j4
>>359
処女を?
361名無しさん@ピンキー:04/01/31 22:13 ID:u30+7mFJ
それはそれでいいなぁ
362名無しさん@ピンキー:04/02/01 01:41 ID:QzeLZf/O
オンドゥルルラギッタンディスカー!!
363名無しさん@ピンキー:04/02/01 15:54 ID:qu1oQax4
空気読めなくてスミマセソが、
勝手に決戦前夜を想定していいでつか?

単にトキコさんハァハァな
自己満足を満たしたいだけなのですが。
364名無しさん@ピンキー:04/02/01 17:30 ID:lrooIEJj
止める者がいると思うか?
365名無しさん@ピンキー:04/02/01 22:45 ID:YGRpnRDX
止まるな、363!
366363の由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/02 00:52 ID:uF2tl3Xw
小僧!誰が止まってるってぇーッ!(#`Д´)ノ Σ===◎)Д`)ギャーン
・・・俺はやさしくないぜ。医者へ行け、昼飯までにな。

冗談はさておき、あくまで件のSSはL.X.E.の打倒で話が
山場を迎え、終了するという前提で書いているものです。

斗貴子とカズキが肉体で結ばれるシチュエーションと言えば、
斗貴子が自ら慰安婦になって献身的な処理に当たるという
キティじみた(即刻ボツにしましたがw)やつとこれぐらいしか
脳内にストックがなかったんです。ゴメンナサイ。

と先に設定について謝っておくと書きやすいw
367名無しさん@ピンキー:04/02/02 02:21 ID:c31u6tsw
ニョホホ
368名無しさん@ピンキー:04/02/02 06:03 ID:DE2XchFf
>>366
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
もうおさまらねえ
期待させやがって…
テメーに付きまとってやる事に決めたぜ……

オレは作品投下を待ってやるッ!!
ずっと付きまとっててめーのSSに欲情してやることに決めたぜッ!








JOJOスレ|   λ....  
369名無しさん@ピンキー:04/02/02 21:57 ID:c03re5ci
書きたいが、途中からしか読んでないんで
設定がよくわからん
370名無しさん@ピンキー:04/02/02 22:58 ID:fJEB8suZ
>>369
カズキ:主人公。第一話冒頭でホムンクルスの攻撃により命を落とす。
     が、ヒロインその1である斗貴子に第二の命を与えられ永久の忠誠を誓う。

斗貴子:ヒロインその1。カズキの主人。吸血鬼(真祖)。彼女の顔に走る真一文字の傷はカズキを救う際に出来たもの。

パピヨン:ヒロインその2。ホムンクルスだが、人と同じ心を持つ。
      カズキにパン1姿を見られて以来、ストーカー行為を繰り返す。カズキも満更ではなさそう。

まひろ:カズキの妹。巨パイ。以上。

岡倉:リーゼント。エロス。以上。










('д`)モウアキタ
371名無しさん@ピンキー:04/02/02 23:12 ID:rfu0J/R4
ちーちん:まひろの友達。眼鏡をかけている方。
      欲情したカズキに襲われ処女を奪われる。
372名無しさん@ピンキー:04/02/03 07:22 ID:uBzBw2a7
さーちゃん:まひろの友達。ツインテールのほう。
        作中、敵の催眠術みたいなので混乱させられた、同じ寮の生徒達にまわされる。

秋水:美ティムポ。
373名無しさん@ピンキー:04/02/03 11:44 ID:t0CGXA3E
桜花:実の弟の秋水と毎日毎夜イングリモングリヤンマンチャンアン(ry

ロッテリやの店員:ショートカットの髪とひきつった笑顔がトレードマークのハンバーガー屋の店員。
         平凡な日常を謳歌していたが突如として訪れた二人の変態により彼女の日常は急展開。
         陵辱され、辱められ、弄ばれ、貶められ、蔑まされ、恥辱の限りを尽くされる。
         そんな彼女の元に新たなる変態の魔の手が…(以下次号)
374名無しさん@ピンキー:04/02/03 11:56 ID:P/0TmPNR
段々妄想が入ってきたなw
375名無しさん@ピンキー:04/02/03 12:26 ID:bDIHdpSL
え、最初からだろw
376名無しさん@ピンキー:04/02/03 15:17 ID:8+e2V0TY
全部事実
377名無しさん@ピンキー:04/02/03 19:46 ID:hDeAAEoS
どこが真実なのかと小一時か(ry
378名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:05 ID:OsG6duBr
>>377
IDが危うくエロス
命拾いしたな
379名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:54 ID:HMcJu3BE
やべぇ濡れてきた
さきミル2巻でヌイテコヨウ
380名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:58 ID:1wZX3K9F
>>379
「さきミル」…?

先っちょミルフィーユ?
381名無しさん@ピンキー:04/02/03 22:25 ID:QImaJ4kG
週刊少年漫画板落ちてる?
382名無しさん@ピンキー:04/02/04 00:29 ID:EyUWgyKl
落ちてる。
つーか閉鎖はまず週刊少年漫画板からなのか?
UNIX騒動の時はどうだったっけ・・・。
383名無しさん@ピンキー:04/02/04 01:03 ID:/HoB2bnq
この閉鎖騒動も憶測が先行してるっぽいので話半分くらい?
384名無しさん@ピンキー:04/02/04 01:36 ID:afxBKnsA
どうやらマジっぽいな。>閉鎖

さいならっきょ
385名無しさん@ピンキー:04/02/04 12:46 ID:eZOMxwu8
週刊少年漫画板復活してるね。
386名無しさん@ピンキー:04/02/04 15:16 ID:kSIxDjbW
ヒヤヒヤしたぜ
こっちに荒らしが押し寄せるトコだったと思う
別に来ないかも知れないけど
387名無しさん@ピンキー:04/02/04 19:37 ID:3IzskZeD
ま、落ちるときはいつも少年漫画板とシャア専用板からでしょ?
シャア板と言えば、監督スレで、池田監督が武装錬金のアニメを作ってる夢を見たって奴がいたなぁ…

でさ、話は変わるが、一巻見て

ま ひ ろ タン の 乳 首 ハケーン !
(P68目を覚まし、起き上がった所)

ガイシュツ?
388名無しさん@ピンキー:04/02/04 22:04 ID:p/wFpq8K
俺の心の眼は常にまひろのティクビを捉えているから無問題。
389名無しさん@ピンキー:04/02/04 23:28 ID:c5VL5VN9
>>370-373の流れで、キャラ辞典でも作るか
390名無しさん@ピンキー:04/02/05 18:02 ID:bmw4wyk6
>>100
>>200
>>300
おめ
391名無しさん@ピンキー:04/02/06 01:07 ID:Qce+HKxJ
パピヨンはヒロインかよ!
と誰もつっこまないのか…今まで待ってたけど誰もつっこまないのか…








(´∀`)まホントのことですしね。
392名無しさん@ピンキー:04/02/06 01:56 ID:XVgDoZVm
大浜:カズキの友人。しかし他の二人と比べると影が薄い。
   本人もそんな自分に嫌気がさし、夜な夜な持ち前の巨大ペニスを使って
   男狩りを結構。これで7人もの人間を葬る。
393名無しさん@ピンキー:04/02/06 03:35 ID:ZlQHxJPv
早坂弟×姉に萌え
394名無しさん@ピンキー:04/02/06 13:45 ID:g8B0xdcy
ムーン×パピヨンに萌え
395名無しさん@ピンキー:04/02/06 14:42 ID:esLZ7WCv
絵板でちょっと前にあったパピ×まひ萌え。
396名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:48 ID:USmAqH/Y
>>395
蝶同意。めっさもっさ萌えた。
397名無しさん@ピンキー:04/02/08 14:03 ID:lde02PrD
>>393
近親相姦(*´д`)ハァハァ
398名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:04 ID:g4w8JVjY
バレンタインデーに投下用ネタ考えてる人この指とーまれ(´・ω・`)ノシ
399名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:16 ID:8vF5YN1C
>>370
斗貴子:彼女の顔に走る真一文字の傷はカズキを救う際に出来たもの。

↓ 変更キボン

斗貴子:彼女の顔に走る真一文字の傷は(斗貴子が殺した)カズキの婚約者に斬られた刀傷。
400名無しさん@ピンキー:04/02/09 00:32 ID:ErWFPoTk
ソードサムライエクース
デザインのモチーフは小烏丸かねぇ
ttp://member.nifty.ne.jp/bintaro/touken/kogarasu.htm
名前だせぇ・・・
401ぱる ◆cepPwJhIuk :04/02/09 11:21 ID:6WJoWtwv
で名前は、アレから
桜のスタンドがトッキュンの身体をなでまわす展開きぼん
「あらあらずいぶん敏感ね。私の武装錬金「バレンタインキッス(仮名)」は、ターゲットを離さない。
弓をひきあげその矢を斗貴子の胸にむける
死を恐れぬ斗貴子の目をみて弓をおろす。
お楽しみは、最後にとっとくものね
「あらあらその目、素敵ね。ますます気に入った」
「気に入られたくない」
「あらあらつれないわね。でも気に入ったのは、本当あなたを呼び止めた理由もね」
しゃきーん
処刑鎌が威嚇するように二人の間に立ちはだかる。抵抗の意思表示
「あらあら無駄ですわよ。私のバレンタインキッス(亀井静香)の抱擁は、あなたの本能をとろかせる」
「どういう意味だ、なにっ!」
斗貴子の目の前で処刑鎌が変形する。しかもその形は、
「本などでみたことは、あったが…」
斗貴子とて直にみるのは、初めてだ。脳裏には、カズキが熱心によんでいた同人誌の一場面がよぎる。
「なになに蝶Xカズ、こっちは?うわっ」
「うわっなにやってんだ斗貴子さん!?」 「すまん思わず」
これは、日常の幸せを取り戻すための力だ。現実に戻ると目の前で桜花がほほえんでいる。
「思ったとおりスレンダーなその身体に似合ってますわ」
どういう意味…うわっ処刑鎌の一つが消えていた。いったいどこに?そう思った時股間に違和感を感じた。桜花の視線もそこにある。不愉快だ。おそるおそるのばした手そこには
「気付いたようね」
妹をあやすように笑い桜花は、近づいてきて斗貴子の細い顎をつかんで自分に向ける
「ますます好み」
そして強引に唇をあわせると左手は、太ももをまさぐり股間のモノをつかんだ。消えた処刑鎌、いやそれは、もはや男根を模した玩具の姿をとり斗貴子の股間から生えていた
「いただきます」人外のモノに苦痛を与えてきたそれは、人外のモノに快楽を与える。

蝶皮肉だね。
続き改変は、ご自由にバレンタインキッス(仮名)の名称・能力は、勝手に作りました。本編とは、無関係もちろんこのスレの多作品とも
402名無しさん@ピンキー:04/02/09 16:31 ID:so/sp285
>>400
鋒両刃作は小烏丸からっぽいね。
反りが凄いので、鋒両刃作を太刀に用いたものなんだろうか。
403名無しさん@ピンキー:04/02/09 21:12 ID:DO0izZA9
>>400
ダサいだと貴様?
小烏丸の事か?それとも ] の事か?
404名無しさん@ピンキー:04/02/09 22:46 ID:O5WVvyms
サムライXにワロタ
きっと毎晩
「僕のサムライXをぶちこん(ry」
とかやってんだろーな
405名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:38 ID:I0+76IwK
>>402
反りのことまで気付かんかったよ
thx

>>403
エクース
406名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:55 ID:d1oyQQoC
「サムライX」はるろうに剣心のアニメビデオの海外版タイトルだね。

桜花のはサムスピのミナみたいだね。
407名無しさん@ピンキー:04/02/10 09:47 ID:fNtYY608
ミナか…弓使いってとこだけかも
前レスか萌えスレにあったけど肩のやつがひっぱるってのが絵的にもいいな
エロスレ的には、トキュンの身体なでまわしだけど
408名無しさん@ピンキー:04/02/10 15:04 ID:0TzBQoHo
【超常選民同盟】
『武装錬金』の主人公が通う組織。通称、L・X・E。
主に鞭で人を操り猛獣ちゃん呼ばわりするおっさん
「ヒャッホー」などとDQN発言連発して手を巨大化させるパワー馬鹿
自称完璧な変装のどう見ても不審人物な巨漢2人組
性格に難点は見当たらないがネーミングセンスがアレな美男子
とても素顔が想像できない1人だけ目立つ三日月顔の男
蝶のヒゲをはやした主人公のひいひいじいさんにして首領
が生息し、錬金の戦士と戦っている。
主人公はこんな同盟に参戦した猛者だが、当然常人ではなく
変態的な服装センス、パンツの中にアイテムを収容している、
常にSM用の蝶マスクをしていたりする。口癖は「蝶(超)○○」。
409名無しさん@ピンキー:04/02/10 15:24 ID:9Z68w0B4
>>408
矢のスタンド「バレンタイン・キッス」の能力に目覚めた双子の姉。
おっとり系のお姉さんかと思いきや、不意打ちが大好きな生徒会長。

を追加希望。
410名無しさん@ピンキー:04/02/10 17:40 ID:fNtYY608
>>409
サムライエックスのネーミングは、姉さんに考えてもらったんじゃないか?
名前をもらったあとに秋ちゃんがおまえは、サムライエックスだと念をこめて発動させたと
当然名前をバカにされると激怒します。
411名無しさん@ピンキー:04/02/10 19:42 ID:qg+9oXQm
あえて言おう

早坂姉ってコノヱさんそっくりね
412名無しさん@ピンキー:04/02/10 21:14 ID:6xXOOOTt
あえて言おう

早坂姉って俺の姉ちゃんそっくりね
413名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:43 ID:rV2yGGD8
横顔は綾崎若菜

弓矢が似合いすぎ
414名無しさん@ピンキー:04/02/11 09:44 ID:fIDCmZYs
なぜか突如としてこんな妄想が浮かんできた…

いろいろあって晴れて恋仲になった斗貴子さんとカズキ
「斗貴子さん、ここで…したい…」
「ば、馬鹿を言うなカズキッ、こんな場所でなんて…いつ人目につくか…」
「うん、そうだよね…ゴメン斗貴子さん」
「仕方ないな、無茶はするなよ(即答)」


「斗貴子さん、後ろでさせてくれない?」
「カ、カ、カズキ!そ、そこは…やめっ…」
「うん、斗貴子さんがイヤならいいよ、ゴメンね」
「しょうがないな、今回だけだぞ(即答)」

「斗貴子さん、飲んで…欲しい…」
「ぷぁっ、ま…待てカズキ、今ゴムを着けてやるから…私の中に…」
「そっか…うん、いいんだ。斗貴子さんに無理はさせたくない」
「まぁ、たまにはいいだろう(即答)」

「斗貴子さん、中で出しても…いい?」
「ハッ、アッ…ン、だ…駄目だっカズキッ、そ…外に…」
「クッ…そっか、仕方ないよね…分かったよ斗貴子さん」
「こ…来いッカズキ(即答)アン、大丈…夫、だ…から(ホントは危険日)」





_| ̄|○ オレハモウダメナノカ
415名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:59 ID:SvX32di7
いや、いいんじゃないか?上等だよ
妄想人間としてw
416名無しさん@ピンキー:04/02/11 17:01 ID:SvX32di7
ところで。
斗貴子さんにゴム付けてもらう
シチュってメチャクチャいいよな。
417名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:29 ID:kK3+1yUk
>>414
激しくいい!
       
418名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:38 ID:mGz505ee
表面上は立場強そうなのに実質弱々なTQN♪
419名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:18 ID:Pg/AGHS1
気の強い女性がラブラブになった途端に弱々になるのは宇宙の定理ですよ。
420名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:59 ID:5cE4q9hc
>>419
禿同。宇宙の真理・・・か。( ̄ー ̄)キラン
421名無しさん@ピンキー:04/02/12 13:39 ID:TsLO8oIW
つーことで職人さん、お願いします。
422名無しさん@ピンキー:04/02/12 15:01 ID:VGVn+YHq
あいよー
423名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:23 ID:/YOWUes3
>>422
ほんと!
424名無しさん@ピンキー:04/02/13 02:00 ID:pgnzZdWQ
>>423
ホントホント。推敲中だ。ちょっと待ってて
425名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:19 ID:pgnzZdWQ
>>368
銃を拾え……それが「合図」だと見なす……!
ニョホッ(#・∀・)ノ ミ y=ー (゜∀゜;)

えーと、SSのタイトルは「手をつないで」です。
ここもSS補完人様が見てらっしゃるようなので一応タイトルをば。
426名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:20 ID:pgnzZdWQ
電気を消したまま、カズキは天井を眺め続けていた。
星空を見るように目の力を弛緩させていると色々なことが頭をよぎる。

「これがオレにとって最後の夜になるのだろうか」
「明日オレはいったいどうなってしまうのだろうか」

戦士長から今回の任務後の生存率について聞かされたとき、カズキはある意味では納得した。
それは絶望的な数字であり、けれど、ごく当然の値だった。

戦士長のいる寮の管理人室から出て、ほとんど言葉をかわすこともないまま斗貴子さんと
階段のところで別れて、自分の部屋へ帰ってくると、カズキはそのまま毛布にもぐりこんだ。
明日の決戦のために早く寝るように言われたにも関わらず、もとから寝つきの良い方ではない
カズキの目は、起きている以外になすすべも無いほど冴えきっていた。

結局朝まで眠れそうもないな、とカズキは思った。
それこそ自分の意志とは無関係に、次から次へと思考や映像が目の前に現れた。
なつかしく、どれもが愛すべき思い出だった。
今まで自分を成してきた情報の奔流を、カズキは終わるあてもなく眺め続けていた。
427名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:20 ID:pgnzZdWQ
コンコン
突然の物音にびくっと体を強張らせて上半身を起こしてみると、
部屋のガラス戸を斗貴子さんがノックしていた。
驚いている間に静かにドアが引かれる。
「カズキ」
戸口に立ったまま、開いたドアの隙間から、斗貴子さんは小さな声で名前を呼んだ。
「入ってもいいか?」
斗貴子さんも眠れないのだろうか、とカズキは思った。
「どうぞ、もちろん」
カズキは周囲を気にしながら小さな声で答えた。
毛布を体からはがして、足を床につける。
斗貴子さんは戸を閉めて、ベッドの側まで歩いてきて足を止めた。
いつもどおりセーラー服を着た斗貴子さんが、少しだけ落ち着きを失っているように見える。
「どうしたの?」
「いや」
斗貴子さんが口ごもる。
「いよいよL.X.E.との決戦だ。よく眠っているかと思ってな」
「そっか」
見回りに来たのか、とカズキは思い直した。
「それだけ?」
「いや」
再び斗貴子さんは口ごもった。
「キミは」
語尾の音がすぼまり、斗貴子さんが目を伏せる。
暗い部屋の空気が、しん、と耳を傷めるほどに静まり返った。
428名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:21 ID:pgnzZdWQ
「私は、キミに、謝らなければならないと思って」
斗貴子さんはぽつりと呟いた。
「キミをこんなことに巻き込んだのは、そもそも私のせいだ。
 私があのとき、ホムンクルスに正面から戦いを挑んでいれば」
「ちがうよ斗貴子さん、あのことは」
斗貴子さんは冷静さを失っている、とカズキは判断した。
「それに!」
斗貴子さんは強くさえぎって続けた。
「私は、キミの優しさに甘えていたんだ。
 いつでも突き放すこともできたのに、
 こんなことになる前に、君の前から
 姿を消すことだってできたのに!」

突然に、少し乱暴に、カズキは斗貴子さんの肩をつかんで引き寄せ、
頭を、抱えるように抱き締めていた。
「ちがうよ、斗貴子さん、オレの言うことをよく聞いて」
カズキはなだめるよう低い声でつぶやいた。
「あれはオレの意志だったし、今までのことだってそうだったよ。
 斗貴子さんといっしょに闘ってきて、ここまで強くなれたのはオレの誇りだし、
 誰がなんと言おうと今まで自分の意志は曲げてこなかった。
 だから結果として、斗貴子さんにも出会えた。
 オレは後悔なんてしてない」
最後の言葉にビクッと身をすくめて、腕の中で斗貴子さんは肩を震わせていた。
429名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:21 ID:pgnzZdWQ
やがて、震えが少しずつおさまり、斗貴子さんは小さく息をついた。
「そうだな」
ぽつりと斗貴子さんが呟いた。
「キミはそういう男だ」
普段の斗貴子さんに戻っているな、とカズキは思った。
「うん」
とカズキは短く答えた。
強すぎる力で抱き締め続けていることに気付いて、力を緩めて斗貴子さんの肩から手を離した。
けれど斗貴子さんはカズキから離れず、カズキの胸板に両手と耳を当てて顔を横に向けたまま、
カズキの体に寄りかかっていた。
「私は、キミに感謝している」
やがて少しの間をおいて斗貴子さんが静かに呟いた。
「うん」
少し赤くなりながらカズキは答えた。
「礼がしたいのだが、私にはその術が無い。
 なにもあげられるものが無いからな」
自分の胸板の上で声を出されるので、斗貴子さんの頬と息の動きが、少しくすぐったい。
長い時間密着しているせいで、体温が高まっていることに、カズキは沈黙して初めて気付いた。
それだけではなくカズキの体も、自ら熱を発し始めている。鼓動が徐々に早くなってくる。
心臓のあたりに耳を当てている斗貴子さんにも、きっと聞こえてしまっている。
それに気付いてカズキはさらに赤くなった。
430名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:22 ID:pgnzZdWQ
斗貴子さんの肩をつかんで体を離すべきなんだ。
きっと普段の自分ならそうするだろう、とカズキは思った。
けれど、あまりに斗貴子さんが近く、それでいて、
今ここで体を離せば永久に遭えないような哀しい予感がしていた。
それは今、斗貴子さんの心の中にもあるかもしれない、むしろあってほしい感覚だった。
431名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:23 ID:pgnzZdWQ
カズキはそっと斗貴子さんの頬に手を触れた。
温もりのある頬の肌が指に吸いつき、カズキは、斗貴子さんのあごに沿って人差し指を滑らせた。
あごの先まで来るとカズキは親指と人差し指でおとがいをつまむようにして、
斗貴子さんの顔をそっと自分の方に向けさせた。
暗くてそれまではわからなかったのだが、斗貴子さんの頬は赤く染まり、
目は、光がその表面にかすかにゆらめくほどに潤んでいた。
その可憐な表情に自分の中の嗜虐心にも似た感覚が昂ぶり、
また、斗貴子さんの内にも同じ感覚が存在する、という予感が間違ってはいなかったことを、カズキは悟った。
それを知ったとたん、斗貴子さんが触れている部分が、とろけるように甘い感覚を催してくる。
思わず、ゆるやかに吸い寄せられるようにして、カズキは斗貴子さんの唇に自分の唇を重ねた。
しっとりして柔らかい、見た目よりも張りのある、小さめの形のいい唇と斗貴子さんの香りが一瞬、
カズキの意識する対象のすべてになっていた。
斗貴子さんの目が、驚いた表情で目の前のカズキの眼と見つめ合った。
ゆっくりと斗貴子さんは目を閉じ、斗貴子さんの体が未知の何かにおびえるように小さく震え出した。
唇を触れ合わせたまま、二人は止まった時間の中にいた。
やがて、カズキがゆっくりと唇を離すと、斗貴子さんは震えながら視線をカズキの唇に移し、
小さくのどを嚥下させた。
その仕草のあまりの可憐さに、カズキの首筋に鳥肌が立った。
反射的に、カズキ自身も唾を飲み込んでしまう。
優しく、それでいて食い入るような視線で、カズキは自分から唇を離した斗貴子さんを見つめた。
斗貴子さんの唇との間に、かすかに唾液が糸を引いていた。
興奮していると粘度が増すってホントだな、と冷静を保っているのか思考が混濁しているのか、
自分でもよくわからない頭で、今自分の身に起きていることを捉えようとカズキは努力していた。
いまにも目尻から涙がこぼれ落ちそうなほど潤んだ瞳で、斗貴子さんはカズキを見ていた。
静かに視線をからめながら、カズキはおもむろに斗貴子さんの肩をつかんで、
もう片方の手で斗貴子さんの頭を支えると、ベッドにゆっくりと斗貴子さんの体を預けさせた。
432名無しさん@ピンキー:04/02/13 05:23 ID:pgnzZdWQ
「カ、カズ」
自分の名前を呼ぼうとした斗貴子さんが、それを言い終わらないうちに、
カズキは再び、斗貴子さんの唇にキスをした。
頬の肌に斗貴子さんの頬の熱さを感じる。
斗貴子さんの頭を支えていた手を斗貴子さんの首筋から肩にすべらせて、
さらにセーラー服の下の斗貴子さんの肌を感じながら、わき腹を降下させていき、
カズキは斗貴子さんの腰に手を触れた。
そしてスカートに包まれた細い太ももをなでながら、その内側に手をすべらせようとする。

そのとき斗貴子さんの手が、そっとその手首をつかんだ。
しかし抵抗をするわけではなかった。確かめるようにそっと触れているだけの力。
カズキは斗貴子さんとキスを続けながら、ゆっくりと奥に手を進めた。
スカートの内部の、少し汗ばんだ斗貴子さんの肌。
斗貴子さんのからだに少し力が入り、硬くこわばるのがわかった。

それ以上進むのは気後れしてカズキは手を引っ込めた。
その代わりに手を上の方に肌伝いに這わせて斗貴子さんのセーラー服の端に触れた。
「斗貴子さん、制服、脱いで」
カズキは唇を離して斗貴子さんにささやくように言った。
433由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/13 05:33 ID:pgnzZdWQ
今夜はとりあえず、ここまでです。問題はここからなのですが、
当初の予定では、このまま何の問題も無くストロベってしまう(w)
はず、だったのですが…。

            (;゜Д゜)あーぁ。

自分のプライドかなんか知りませんけど、
読者サービスを後回しにするなんて、

 2 次 創 作 の 風 上 に も お け ま せ ん よ ね 。

そうですね、ごめんなさい_| ̄|○ <ウアァァァ

AM05:30現在、自己嫌悪に陥ってます。今日、もし力が残ってたら、
あっさりとストロベらせる分岐も考えてみます。許してね( ̄ー ̄)
434名無しさん@ピンキー:04/02/13 07:45 ID:HK7Etl+b
>>433   
好きなように書けないで何が二次創作だバッキャロー
       ( `д´)  メヲサマセ!
         ⊂彡☆))Д´)
ガンガン好き勝手絶頂に書いてくだしゃい。
エロ無しを準備してる俺の立場が無くなる…_| ̄|○
435名無しさん@ピンキー:04/02/13 10:19 ID:z3oJ36AO
>>426-433
Good job!!!!
436名無しさん@ピンキー:04/02/13 15:29 ID:DfFmwNj4
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
437名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:09 ID:/sNW1fYd
やはりこの二人にはゲロ甘ラブラブが似合うなコンチクショー!

おいちゃん読んでて恥ずかしくなってきちまったぃ。
438由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/14 00:06 ID:RoI/8qKV

「やめろ」
斗貴子さんが初めて見せた抵抗の色に、カズキは少しだけたじろいだ。
顔を真っ赤に染めて、目をうるませながら、斗貴子さんは震える唇でそう言い放ったのだ。
「どうして?」
斗貴子さんの本当の心を見抜くように、カズキは言った。
「……明日の生存率に関わる」
斗貴子さんはカズキの体の下で、威厳を取り戻しながら言った。
「体力は核金で回復するって、斗貴子さん、言ったよね」
面食らいながらも、カズキは食い下がった。
「万全を期さなければ駄目だ」

確かに、その言葉は正しい、とカズキは少し目を醒まされながら思った。
とても心残りがしたが、このまま辞めるしかない、とカズキは自分に言い聞かせた
今は勝つことが最優先で、諦めざるをえない。自分のことで他の人にまで迷惑はかけられない。
「わかったよ、斗貴子さん」
カズキがやっとそう言うと、斗貴子さんがすまなさそうな顔をした。
「すまんな」
斗貴子さんが静かにそう言った。
「いや、オレの方こそ、ゴメン。考えがなくって」
斗貴子さんの上から、自分の身を起こしながら、カズキはあやまった。
確かに、その通りだ。明日生き残るには万全を期さなければならない。

けれど明日、二人とも生き残れる保証はどこにもない。
439由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/14 00:08 ID:RoI/8qKV

スカートの裾を直しながら斗貴子さんも、上半身を起こした。
さっき斗貴子さんがこの部屋に来たときのように、二人並んでベッドに座ることになった。
「すまん」
もう一度斗貴子さんがあやまった。
「いや、オレの方こそ、ゴメン」
けれど、少しずつ、思いが込み上げてくる。
「キミの向こう見ずなところは、強さでもあるのだがな」
斗貴子さんなりのフォローなのか、すまなさそうにそう言った。
しばし、沈黙が、暗い空間に漂う。
カズキは暗い部屋の中で叫び出しそうな自分の心を、静めることに集中していた。
「オレも反省してる」
カズキは心から残念そうに、喉の奥から絞り出すように、呟いた。
「カズキ」
斗貴子さんは、少し遠慮勝ちに、思い付いたことを聞きたそうに呼び掛けた。
「なに?」
カズキは溜め息を吐きたいのをこらえて返事をした。
「そんなに」
斗貴子さんはそこで言葉を切った。
「私のことを抱きたかったのか?」
少しためらったあと、斗貴子さんはそう言った。
カズキは答えを返せなかった。
「斗貴子さんが好きなんだ」
「本当に好きなんだ」
「自分の存在を擲ってでも求めたいくらい、
 いや事実そうする、それぐらいに」
そう叫びたかった。
けれど、そうするわけにはいかなかった。
カズキは、歯を食いしばって、叫びだそうとする衝動を必死で押さえた。
しかし、
440由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/14 00:09 ID:RoI/8qKV

突然、意識が飛んでいた。
我に返るとカズキは斗貴子さんを、またベッドに押し倒していた。
「カズキ」
斗貴子さんが驚いて目を見開く。
「ゴメン、斗貴子さん、我慢できない」
斗貴子さんの華奢な体を、満身の力で抱き締めながら、カズキは絞り出すように言った。
「あ」
斗貴子さんが苦しそうに声を漏らす。
「ゴメン、斗貴子さん、好きなんだ」
斗貴子さんの目が、いまさらのように見開かれる。
カズキはその表情を見ながら、斗貴子さんの唇を、自分の唇でおおった。
そして唇を離すと、斗貴子さんの耳に自分の口を近付けて、息を荒くしながらもう一度ささやいた。
「斗貴子さん、好きだ」
繰り返し呟きながら、斗貴子さんのセーラー服の中に荒々しく手を突っ込む。

そのときカズキは、自分の頭の両側に、そっと手が添えられるのを感じた。
たしなめられたような気がしたカズキは、斗貴子さんの耳元からゆっくりと顔を離した。

顔を見合わせてみると、斗貴子さんの目は困ったように、そして少し怒ったように細められていて、
けれど、行き場のない思いを包容しようとするように、かすかに微笑んでいた。
あるいは与えられた宿命を、悩みながらも、受け入れようとする自分自身を見るように。
細められた目はうるんでいて涙が溜まっている。

いまにも顔をくしゃくしゃにして泣き出しそうな斗貴子さんは、それでも微笑もうとしている。
カズキはその表情から、斗貴子さんの思いの全てを読み取って、もう何も言わなかった。
441由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/14 00:17 ID:RoI/8qKV
「手をつないで」
>>426-432
>>438-440

中途にて経過を収集。
442由比正雪 ◆83gthwEldc :04/02/14 02:09 ID:4up7Daox
いま、このスレを全部読んで、
>>228さんのSSに展開が酷似しているいうことに気付いた。
すみません、先に謝ります。故意じゃないんです。
というか、これから使う予定だった表現までいくつか。
パクリと思われても仕方ないかも。(;;Д)……シンクロニシティ?
443228:04/02/14 02:29 ID:YVpBnyNb
>>442
なんという偶然!
まだ話数も作中時間もそれほど立ってないから
似てくるのは仕方ないと思いますよ。
かくいう漏れも先人さんとのネタかぶりで相等悩みましたから。
ということで季節ネタ投下。
444あのチョコレートができたワケ:04/02/14 02:33 ID:YVpBnyNb
「斗貴子さんチョコつくろっ!」
土曜日の放課後。
何かソワソワした雰囲気の靴箱の前で斗貴子はまひろに呼び止められて、
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
いや、なかば強引に背中を押されて家庭科室に連れて行かれて、
「今日はバレンタインデーだったか…」
自分には無縁だった今日のことを思い出したのだった。
445 あのチョコレートができたワケ:04/02/14 02:34 ID:YVpBnyNb
家庭科室には板チョコの山、ボール、お湯の張った鍋、ゴムべら、ハート型のモールド…
「さっ、まずはチョコを刻んで…」
「待ちなさい」
あわてて斗貴子はまひろのペースから逃れようとした。
「私は料理なんて出来ないし、そもそも私が誰かのためにその…
…チョコレートをあげる相手が…」
心に引っかかる。考えるでもなく、自然に浮かんだその人
「お兄ちゃんは?」
図星。あわてて頭の中のカズキをかき消して
「そういうキミはどうなんだ?」
必死に方向を変えようとする。
「わたしは秋水先輩とお兄ちゃんとお兄ちゃんのお友達に」
まひろはカズキにそっくりな、素直な笑顔を浮かべた。
「早坂兄か」
「あ、やっぱりわかる?」
さっと、まひろの頬が紅く染まる。
「よし、キミの為に私も手伝うことにする。あくまでサポートだぞ」
「まかせて!何を隠そう私はお菓子作りの達人よ!」
446 あのチョコレートができたワケ:04/02/14 02:35 ID:YVpBnyNb
〜2時間後〜

「できた〜!」
テーブルの上には大きなハート型のチョコが二つ、中くらいのが四つ、小さなのが一つ。
「おっきなチョコが秋水先輩ので、中くらいのがお兄ちゃんとお友達の分。それで…」
まひろは一番小さなチョコレートを取って
「はい。わたしから斗貴子さんにバレンタインチョコレート!」
「え!?あ、ああ…ありがとう」
戸惑いながらも受け取って、斗貴子は残った一つの一番大きなチョコに目をやった。
「その、なんだ。残った一つは…」
「斗貴子さんがお兄ちゃんにあげるぶん」
「やはりか…」
まひろがテキパキとラッピングしている間に、
斗貴子はイチゴ味のチョコレートの上にデコペンで大きく「義理」と書きつけた。
これ以上ないくらいに達筆に、頭の中から離れないカズキの顔に書き殴った。
447名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:49 ID:4up7Daox
>>444-446
良いなぁ。(*´Д`)
まひろが生き生きしてるのがすごくイイ!!

>>443
本人様に即レス返して頂けるとは恐縮の極みです
今回のことは重く受け止め、今後、課題とさせて頂きます
申し訳ありませんでしたm(_ _)m(続きは書きますけど)
448名無しさん@ピンキー:04/02/14 03:02 ID:4up7Daox
どころか、前スレの>>827様の、完全パクリじゃないか
((((;゜Д゜)))) どうしよう……怒ってないかな?

すみません、本当に意図したことではないのですが
お気に障られましたら、削除等、検討しますm(_ _)m
449名無しさん@ピンキー:04/02/14 03:19 ID:DuziNZ3Y
まひろ→秋水だけは我慢ならん・・・!
450名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:38 ID:q1RtbJg9
「カズキ、何だそのチョコは」
「ああ、バレンタインのチョコ。これがまひろから貰った分で、
 こっちはクラスの女の子からもらった義理チョコ」

そうか、今日はバレンタインデーなのか。
ホムンクルスへの復讐を誓ったあの日から、
そういった世間一般の行事には疎くなっている・・・
そう感じる斗貴子だったが。
ふと見ると、カズキがどうにも落ち着かない表情をしている。

「私の分など無い」
「そ・・・そうなんだ」
「あからさまにショボくれるな。そういうのは苦手なんだ。
 それじゃあ、また明日」
やはりカズキは期待していたのか。
今からでも、遅くはないかもな。

数時間後。
カズキの部屋を強襲する3バカの姿があった。
「カーズキィー!!斗貴子さんからどんなチョコを貰ったんだー!?」
「バレンタインデーはお菓子会社の陰謀という説が根強いが、
 そのはじまり自体は社員の勘違いから」
「カズキくん!?なんで真っ白に燃え尽きてるの!?」
そこには、真っ白に燃え尽きたカズキの姿が。
451名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:39 ID:q1RtbJg9
「察するに、斗貴子氏からチョコを貰えなかったのだと」
「そうか。まあ気にするなカズキ!
 俺だってまひろちゃんの分しかチョコを貰ってないさ!」
「でも、何で斗貴子さんはカズキくんにチョコくれなかったんだろう。
 照れくさかったのかな」
コトン。廊下の方で、何かを置く音がかすかに響いた。
ピクリ!カズキの全神経が跳ね起きる。
ズダン!バタン!ドダダン!
慌てて廊下に転がり出る4人。
そこには、妙に大きくパッケージングされた箱がひとつ。
カードが一枚挟まっていて、『カズキへ』と斗貴子さんの字で書かれていた。
「ああ・・・俺、生きてて良かった」
「斗貴子氏もなかなか」
「これ、もしかしてチョコレートケーキじゃ」
「カズキ!いいから開けてみろ!」
「う・・・うん。開けるぞ」

!?

中にはハート型の超巨大チョコが入っていた。
ご丁寧にも、『義理』の文字がピンク色で描かれて。
「うっわぁ・・・」
「でっけぇ義理チョコ」
「これは、判断に苦しむね」
「落ち着け、カズキ。最初は義理でも仕方無い」

「ああ・・・俺、生きてて良かった」
「いや、お前、それでいいのかよ」
452名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:40 ID:q1RtbJg9
ageちゃった。スマソ
453名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:41 ID:lwXw4ce1
リレーってる!?
454名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:13 ID:lwXw4ce1
…っと思ったら違った。スマソ。そしてGJ!
455名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:59 ID:aVAsANQ1
そのハートのでかいチョコにでかく「義理」って書かれて
判断に苦しむって、元ネタなんだっけ・・・
出掛かってるのに思い出せなくて辛い。
456名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:36 ID:LlYb7QVE
>>455
究極超人あ〜るでそんなのなかったっけ?
457名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:45 ID:y88hBW/c
>>455
つうか、勝ち気系(特に幼馴染み)だと定番のネタのような
458あのチョコレートの後日譚:04/02/15 00:38 ID:werNxhTe
どうしたらいい。
ポケットに一つ。両手で二つ。
土曜日昼下がりの校舎は物静かで、斗貴子の階段を登る足音だけが響いていた。

『斗貴子さんもがんばってね!』
特大の「義理」チョコレートを包み終わって、まひろについでに渡してもらおうとした矢先
『わたしは秋水先輩にできたてチョコをプレゼントしてくるから、斗貴子さんに』
ポン、と。まひろのチョコレートを一つ、手渡されたのだった。
『ついでにお兄ちゃんに渡して―――』
逃げ場が、ない。
こっそりカズキの部屋に置いてこようか。
でも、もしカズキが部屋にいたら…
どんな顔で渡せばいいのだろう。
ぼんやりとした不安を忘れようと、屋上へ続く階段を登っていった。
459あのチョコレートの後日譚:04/02/15 00:39 ID:werNxhTe
ドアを開けると、春を思わせる暖かさ。
給水搭の上がお気に入りの場所だ。
迷ったとき決意を鈍らせないために、空に近い場所に一人でたたずむ。
自分だけの特等席、だった。
「あ、斗貴子さん。帰ってなかったんだ」
「かかカズキっどうしてここに!?」
梯子を登った途端、そこにあったのは頭の中を占領していたあの顔。
カズキが寝転んでいた。
「死んだ日のコト思い出してた」
カズキは体を起こして、笑った。
初めて会ったあの日、カズキは心臓を貫かれ、ここで核鉄を埋められて生き返った。
そのときの記憶がぼんやりとあると、カズキは言った。
「よくここには来ているのか?」
「たまにだけど」
「そうか…丁度良かった。」
あくまで、あくまで平静を装って梯子を登りきって、カズキと面と向かって
「実はキミの妹にお菓子作りを否応無しに手伝わされて、
 あくまで仕方なくキミの分を作って、
 あげる相手がキミしかいないものだから
渡さなければならないということになったんだ。
コレがキミの妹の分、こっちが私の分だ」
「え゙え゙え゙!?」
勢いでまくしたてると、ズイっとカズキの胸に押し付けた。
そのままカズキに背を向けて座る。
「開けてみたらわかるだろうが、 義 理 だからな」
「あ、ありがとう斗貴子さん」
((………話が続かない………))
顔を真っ赤にしてうつむいて、ふたりはただ、黙り込んでいた。
夕日が落ちて、どちらともなく「帰ろう」と声がして
ぎこちなくて他愛も無い話をしながら、ふたりは寄宿舎へと歩き出した。
460あのチョコレートの後日譚:04/02/15 00:40 ID:werNxhTe
その晩、斗貴子の部屋にまひろが遊びに来た。
遊びにといっても、目的は報告会みたいなものだったが。
「斗貴子さん、どうだったの?」
「別に、普通に会って普通に渡しただけだ」
「お兄ちゃん泣いて喜んでたよ、あと岡倉さんも」
「キミはどうなんだ?」
「わたしは…」
まひろの笑顔が、少しかげりを帯びた。
「渡せたんだけど、秋水先輩はとっても人気があるから…」
461あのチョコレートの後日譚:04/02/15 00:42 ID:werNxhTe
「あらあら、すごい量ね」
早坂秋水の双子の姉桜花は、校門の前で待ち合わせた弟の両手に下げられた
紙袋いっぱいのチョコレートを微笑ましそうに見つめた。
「これはこれで、結構困るけどね」
「邪険に扱っちゃダメよ。人望も、私たちには大事な武器なんだから」
「わかってる」
「それに乙女心もわかってあげないと、ね。半分持つわ」
桜花は片方の紙袋を秋水から受け取ると、いつもどおりに手をつないで
「姉さん…」
「はい、バレンタインチョコ」
いたずらっぽく笑った。
ふたりは世界にただふたりぼっちの、人間型ホムンクルスの姉弟。
おたがいのコトをココロも身体もわかっているのは、おたがいだけ。
てのひらの口から、口移しに広がる甘い感触。
その心地よさに秋水は一時我を忘れて、甘い甘い余韻に浸っていた。
「帰ったら沢山あるから、続きは…ね?」
街の中、人ごみの中でのふたりぼっちのヒミツのキスは、今日は特別に甘かった。
462名無しさん@ピンキー:04/02/15 01:05 ID:jw7+LfDY
「七夕」
梅雨も明けて、これからどんどん日差しも強くなっていく、7月。
「これからどんどん暑くなっていくんだよね。いやだなあ。
ねえ、斗貴子さんは夏と冬、どっちが好き?」
「私は別にどちらも好きでも嫌いでもないな」
「そ、そうなんだ」
カズキと斗貴子さんは街の見回りをしていた。
近所の幼稚園に差し掛かって、そこの庭に七夕の笹がかざられているのを見つけた。
「もうすぐ七夕だねえ。斗貴子さんはなにか願いごと、ある?」
「……自己鍛練に励み、ホムンクルス一掃の成就」
「そ、そうなんだ」
「…………キミの願いごとは?」
「オレはもちろん、斗貴子さんとずっと一緒にいられますように、って」
「…………」
つんつんしてた斗貴子さん、ちょっと赤面。
「ま、またそういうことを平気で言う!」
「いや、本気だよ。本当に笹と短冊用意して書こうかなあ」
「や、やめなさいいい年して!」
今日も暑い。
これから夏本番。
463名無しさん@ピンキー:04/02/15 01:32 ID:Jw9ETVla
>>462
そ、そこまでしてバレンタインから目を逸らしたいのか(つД`)
464名無しさん@ピンキー:04/02/15 01:44 ID:tEnmn/kn
>>463
ワラタ

ところで>>461の一行目を見て「(*´Д`)」
と思ったのはオレ一人では無いはず!
465名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:04 ID:us6m1QIa
ノシ


カズキ「ねんがんの斗貴子チョコをてにいれたぞ!」


エロス「殺してでも奪い取る!」


カズキ「うわーなにをするー・・・返り討ち!」


エロス「ギニャー」


斗貴子さん「甘い物もほどほどにしなさい。」


on_

466名無しさん@ピンキー:04/02/15 06:49 ID:VhlvHjI0

まだ猥褻物陳列罪(刑法第175条)が、この世に生まれて間もないころ、悪しき3柱の変態がおりました。
曽祖父のバタフライ 参謀のムーンフェイス 新入りのパピヨン
彼らは、恐ろしいホムンクルス達を率いて錬金の戦士たちと人間たちに戦いを挑みました。

激しい戦いでした。バタフライとムーンフェイスは錬金と法律の力に屈し最後には更生しました。
しかし、パピヨンだけは変態をやめませんでした。

戦士長は、サルーインを封じ込めるためNo.LIIの核鉄を作り人間達の選んだ一人の英雄に与えました。
その戦士カズキは見事に役目を果たしパピヨンを封じました。
彼もまた人としての何かを失いましたがその名前と核鉄の物語は伝説として世に残りました。
467名無しさん@ピンキー:04/02/15 07:32 ID:46KeZVK1
サルーインが残ってるぞ
468名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:03 ID:skvCzzhr
わざとかと。
469名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:09 ID:bHff15K9
わざとじゃないよ OTL
ミスった…
470名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:12 ID:skvCzzhr
ていうか萌えスレのブツのコピペじゃん。
471名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:26 ID:bHff15K9
つまりミスに気付いたからちょいと訂正してコピペしたんだが、まだミスが残ってたってことだ…
472名無しさん@ピンキー:04/02/16 21:03 ID:WQwvttmd
>>450-451
氏ね

>>458-461
473名無しさん@ピンキー:04/02/16 23:46 ID:oRFw2cyA
>>472
別ネタを楽しめない厨ハケーン。
ガキがこの板来るなよ(プゲリオン
474名無しさん@ピンキー:04/02/16 23:58 ID:Tf25kqg8
(プゲリオン
(プゲリオン
(プゲリオン
(プゲリオン
(プゲリオン
(プゲリオン
475名無しさん@ピンキー:04/02/17 00:49 ID:Ff06X14i
プゲリオンカコ(・∀・)イイ!
476名無しさん@ピンキー:04/02/17 01:05 ID:Oia2AesU
ブチ撒け戦士プゲリオン
477名無しさん@ピンキー:04/02/17 01:39 ID:eCsaavFq
ドラクエの呪文っぽいな。

・アオリ系呪文

・プ
・プゲラ
・プゲリオン
478戦士・ブゲリオン:04/02/17 02:12 ID:DQIkM7rN
「あれ、斗貴子さん。パピヨンマスクなんか付けてどうしたの?」
「と、斗貴子ではない!戦士・ブゲリオンだ!」
「ぶげりおん……。って、斗貴子さんでしょ?やだなぁ、からかって」
「からかってなどいない!私がブゲリオンと言ったらブゲリオンなんだ!」
「………。そ、そうなんだ。じゃあ聞くけどぶげりおんさん」
「なんだ」
「それ、ぶげりおんさんが履いてるブルマ、まひろのだよね。
名前が書いてある。それにそのマント、こないだ俺が通販で買った
やつなんだけど、どおしてぶげりおんさんが?」
「こ、これはだな……。え〜と、あ、こないだ貸してくれたじゃないか!」
「え?そんな覚えないけど……」
「ほら、あの日、あの日」
「ん〜。ちょっとわからないなぁ」
「あ、……あ、じゃあ返す」
「いいよ、返さなくて。(涙目で返すって言われてもなぁ)あげるよ」
「ほんとか!いいコだなキミわ!」
「でも……あ、イヤ、やっぱりいいよ」
「でも、なんだ?マントの借りもある。何でも言ってくれ」
「そう?じゃ言うけど、まひろのブルマは返してくれないかな」
479戦士・ブゲリオン:04/02/17 02:15 ID:DQIkM7rN
「ブルマ……。ダメか?返さないとダメか?」
「そりゃやっぱりね、授業で使うものだし」
「そうか、ざんねんだ……」
「残念ってどうして?」
「この格好でなくては戦士・ブゲリオンとは言えないからな……」
「……」
「別の道を探すさ……フゥ」
「…あ、あ〜。何かやっぱ俺の見間違いかも、そのブルマまひろのじゃ
ないかもなぁ〜」
「……え!?」
「それに仮にまひろのだとしても、購買行けば売ってるし、
アイツおっちょこちょいだから、ブルマなくすなんてしょっちゅうだし。
気にしないだろうなぁ、うん」
「カ、カズキ……!ありがとう!」
だきっ。
「わっ!い、いいいいきなり抱きつかないでよ」
「いい!少しの間、こうさせててくれ」
「でも、マズイよ。斗貴子さん」

どげしっ。
「戦士・ブゲリオンだといってるだろう!!」


ぎゃふん。
480名無しさん@ピンキー:04/02/17 02:46 ID:fYlZ29Xy
>>478-479
わけわからんけど好き
でも、「プ」ゲリオンなんだな。(´,_ゝ`)プ
481名無しさん@ピンキー:04/02/17 03:26 ID:DQIkM7rN
>>480
え!?
MaJiDe?
ウフフフフ!
わたしったらチョドジー!
アハハハハ!
もうほんと、
IDも限りなくDQNだしね……ハハハ…ハハ……
482名無しさん@ピンキー:04/02/17 03:45 ID:fYlZ29Xy
>>481
おちつけYO!!

漏れなんて少年漫画板に
さっき投下したSSで

「 な ん か の さ な ぎ 」

って打ち間違えそうになったZO!
DIE JOVE。DIE JOVE。
483名無しさん@ピンキー:04/02/17 07:47 ID:9Iq4PDfT
萌えスレにDr.3タンが再降臨して一瞬で萌え殺されてたw
484名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:28 ID:t1cwyw+m
「土器子さーん」
「なんだヒン兵衛」
485名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:52 ID:P2db8N3A
神田君結婚ENDは幼心に衝撃だったよ>>484
思えばアレの口癖は「はにゃ〜ん」だったんだな
486名無しさん@ピンキー:04/02/18 04:42 ID:tXeLeDZo
♪おーいぶち撒け ぶち撒け斗貴子ー。
♪いつも一緒で気になるカズキ。
♪いい子にしてたら「楽に殺してやる」
♪わるい子だったら「地獄の苦しみの中で以下略」
♪臓物ー脳漿ーぶち撒ーけろー
♪核鉄出たらすぐにしまおう
♪木立の奥から ヤツが見てーるぞー


l`Y´\
l|^' '^| l| ウフフ
l oVoミ)
l" ∀゙J
|⊂  
487名無しさん@ピンキー:04/02/18 10:20 ID:g0qSmzB+
>>485
はにゃ〜んじゃなくてハニャ!だろ。
ところで神田君って誰だっけ
488名無しさん@ピンキー:04/02/18 11:19 ID:8wD2cFDW
ハニ丸君とひんべぇの声優は






竜之介と親父のそれと同じである。
489名無しさん@ピンキー:04/02/18 13:25 ID:Z36p2Dwy
>♪おーいぶち撒け ぶち撒け斗貴子ー。
>♪いつも一緒で気になるカズキ。

このフレーズに素で萌えた
490名無しさん@ピンキー:04/02/18 16:41 ID:Z2ME/vua
>>488
シンクロニシティか

いちご100%スレでも
高橋留美子ネタが……
491名無しさん@ピンキー:04/02/19 16:00 ID:CTYVkorQ
492名無しさん@ピンキー:04/02/19 19:05 ID:uFUsCgQm
493名無しさん@ピンキー:04/02/19 20:33 ID:A0xKqweC
494名無しさん@ピンキー:04/02/19 21:10 ID:/bOP+9l3
495名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:36 ID:qqBBwGF+
496名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:43 ID:2PExOzEs
497名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:33 ID:CTYVkorQ
498名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:42 ID:tZLoag6Q
499名無しさん@ピンキー:04/02/20 01:22 ID:jwsI26aU
500名無しさん@ピンキー:04/02/20 02:47 ID:xUByT1x2
501名無しさん@ピンキー:04/02/20 09:06 ID:pmGLGCiP
502名無しさん@ピンキー:04/02/20 12:51 ID:VoXMJD6e
503名無しさん@ピンキー:04/02/20 13:06 ID:qslPd1WK
504名無しさん@ピンキー:04/02/20 13:47 ID:h1xTkiaM
505名無しさん@ピンキー:04/02/20 15:06 ID:6dwlMOBs
お前ら無駄にスレを消費するなよ、と
506名無しさん@ピンキー:04/02/20 16:09 ID:f5LHs5eg
>>504
507名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:13 ID:C5fqL/6J
508名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:15 ID:7zEokZIP
509名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:00 ID:2yh+WP4N
510名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:02 ID:v39LxMi0
511名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:13 ID:uY5iqOVN
512名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:09 ID:CNODI1Ak
513名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:16 ID:2yh+WP4N
514名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:57 ID:U53F7cvy
原作のイメージを重視してる人は絶対に読んではいけません。

セーラー服
ttp://www2b.sakura.ne.jp/~sophia/newpage1842.htm
銀成学園制服
ttp://www2b.sakura.ne.jp/~sophia/newpage1855.htm
スク水
ttp://www2b.sakura.ne.jp/~sophia/newpage1860.htm
515名無しさん@ピンキー:04/02/21 03:08 ID:uY5iqOVN
足の指がグレイみたいだ(;´Д`)
516名無しさん@ピンキー:04/02/21 04:16 ID:dVq5fycP
>>515
よく見てなかったけど、
ホントにそうだな(´,_ゝ`)

実はプッどころじゃなくて
爆笑したw
517名無しさん@ピンキー:04/02/23 21:17 ID:033Fs+3Q
職人待ちホシュ
518名無しさん@ピンキー:04/02/23 23:25 ID:0+o/N1Aj
あまりに停滞してますね。
519名無しさん@ピンキー:04/02/24 16:58 ID:Puxm+jsY
やはり本編が日常シーンを描いてくれないとね
520名無しさん@ピンキー:04/02/24 18:34 ID:5Hub9zro
武装がないと一週間が空虚な希ガス
521名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:41 ID:vE5tHFau
遠慮なくホシュさせて頂こう。
522名無しさん@ピンキー:04/02/27 11:33 ID:sPWBZGwp
保守ついでに

オー!ともだちん(ry
523名無しさん@ピンキー:04/02/27 12:24 ID:dA1VmfY4
524名無しさん@ピンキー:04/02/27 18:14 ID:sPWBZGwp

525名無しさん@ピンキー:04/02/27 18:23 ID:t0XNIHfu
526名無しさん@ピンキー:04/02/27 21:34 ID:EAMtxZQ6
527名無しさん@ピンキー:04/02/27 21:58 ID:jWQKPGwy
528名無しさん@ピンキー:04/02/27 22:13 ID:iLwnLw9X
529名無しさん@ピンキー:04/02/27 22:59 ID:HwhfNDhJ
まだ桜花会長SSはないね。
人かホムかもわからないから扱いが難しいのか。
530名無しさん@ピンキー:04/02/27 23:05 ID:bnAntOUK
2人とも人間だよ
531名無しさん@ピンキー:04/02/28 01:33 ID:Uq1BwCpC
太&細×桜花で鬼畜きぼん
532名無しさん@ピンキー:04/02/28 01:35 ID:FW5elV1R
レイプより先に食われると思う(´,_ゝ`)
533名無しさん@ピンキー:04/02/28 03:54 ID:WHTYQkR+
我なら性欲を満たしてからおもむろに食欲を満たすな
534名無しさん@ピンキー:04/02/28 06:40 ID:8fQSCO0X
>>533
俺もそうするだろうなぁ
535名無しさん@ピンキー:04/02/28 12:43 ID:w2CpbeV+
我は性欲を満たしてからおもむろに性欲を満たすな
536名無しさん@ピンキー:04/02/28 20:24 ID:6DMTndxF
前から疑問だったんだが、太いと細いはあの制服をどこで手に入れたんだ?
銀成の生徒が男女カップルで殺されてるんじゃないのか?
537名無しさん@ピンキー:04/02/29 00:53 ID:VlpqgnAs
あんな巨大な制服を着るような男女カプがいるもんか(;´Д`)
あれは太と細の自作コス
538名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:04 ID:Q3A7eWsf
別にカプじゃなくても
デヴの男とその辺のおなご殺せばよいと思うが
539名無しさん@ピンキー:04/02/29 05:34 ID:gEg4l5Bx
犯して殺してもう一回死体を犯すのが基本ですかね?
540名無しさん@ピンキー:04/02/29 17:40 ID:40JxNVZk
んなことに基本や応用があんのかヨ
541名無しさん@ピンキー:04/02/29 18:13 ID:/B1q9yVa
>>539
基本です。

ヘルスレ住人のな。
542名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:00 ID:hVLjKV0R
今週号ヨミマスタ
早坂姉弟ってホムじゃなかったんだね
信望者って…

来週、早坂姉弟の過去楽しみだ
543名無しさん@ピンキー:04/03/01 01:41 ID:eyLwOYAD
姉弟の望みが普通杉で萎え('A`)


つーか感想書きたきゃ本スレ逝け。
544名無しさん@ピンキー:04/03/01 14:47 ID:5+dVP9xl
変態姉弟はいいから早く斗貴子さんといちゃいちゃさせろ、と
そんではよ日常描けと


こんなに慌しいとSSも書けねーっつの
545名無しさん@ピンキー:04/03/01 19:16 ID:6u6ks87p
日常がないなら脳内補完すればいいじゃなーい

関八州に聞こえる稀代の名藩主
岡倉衛呂主之守の御膝元銀成藩。
江戸詰め家老の子息武藤カズキは
国家転覆を企む筆頭家老蝶野爆爵斎の陰謀により
藩校にて謎の怪物に襲われ命を落としたかに見えた。
しかし公儀隠密津村斗貴子の秘術「核鉄」により一命を取り留め、
斗貴子とともに蝶野一族の野望を打ち砕くことを決意する。
行く手を阻む「ほむんくるす」。使役するは謎の怪人ぱぴよん攻爵。
銀成城に吹く風は凄絶怪異の錬金術が巻き起こす血風か
はてまたカズキと斗貴子、臣下と隠密とのかなわぬ恋風か…

…なんだこりゃ_| ̄|○
病院逝って来る
546名無しさん@ピンキー:04/03/01 19:47 ID:R/8mIEMp
SS化きぼん。
タイトルは「魔風恋風」でひとつ。
547名無しさん@ピンキー:04/03/01 21:24 ID:B4LoajsX
う・・なんか不本意だが爆笑させられてしまった。
俺の負けだ。
548名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:47 ID:X5p5w57L
町娘まひろの貞操の危機と
くノ一桜花のお風呂シーンが拝めるわけですか
549名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:05 ID:D652AXCU
「ああ、来てくれたんだお兄ちゃん。随分遅いから、逃げちゃったのかなって勘違いしちゃった」
くすりと、笑う。
言うべき言葉、戦う意志を忘却させるほど、まひろの笑みは”別人”すぎた。
「―――まひろ。斗貴子さんは、何処に」
馬鹿な質問をする。
まひろを取り戻す言葉を忘れて、しなくてもいい質問、分かりきった疑問を口にする。
「え……お義姉ちゃん?」
困惑する声は、俺の質問に対してじゃない。
まひろは、まるで―――そんな事も判らないのか、と哀れんでいるようだ。
「そうだ。俺より先に斗貴子さんが来た筈だ。斗貴子さんは何処にいった」
「……」
……まひろの足元。
黒く染まっていた地面には、黄色い、スカーフのような布きれが転がっている。
―――斗貴子さんの気配がない。
―――斗貴子さんの身体がない。
―――斗貴子さんの血痕すらない。
「まひろ、おまえ」
「うん、お兄ちゃんの思ってる通りだよ。お義姉ちゃんは、もうこの世の何処にもいないよ
 だって―――さっき、わたしが食べちゃったんだもん」
550名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:06 ID:D652AXCU
「あ、もちろん食べ残しなんてないよ?体も心も、残さずキレイに食べました。こんな体になっても、
 お行儀はよくしなきゃ」
「だけどお義姉ちゃんは死んでないよ?今もこうやって、わたしのなかで苦しんでるの。
 ……くす。お義姉ちゃん、初めてだったんだね。わたしがホムンクルスになる前にされたことを
 一から体験させてあげてるんだけど、一日目で泣き崩れてる」
「ほら、聞こえる?助けてって、ごめんなさいって、狂ったみたいに叫んでる。
 あ……かわいいなぁ。そんなコトまで口にしちゃって。お願いだからココから出しなさい、だって。
 馬鹿なお義姉ちゃん。そんなコト言われたら、もっとたのしみたくなるのに」
「ふふ、美味しすぎて我を忘れちゃいそう。ごちそうさまお兄ちゃん。お兄ちゃんが連れてきてくれた
 食材は、最高のご馳走だったよ?」

「まひろ、おまえ、は―――」
「やめて、そんな目でわたしを見ないで。…だいたいお兄ちゃんがいけないんだよ?
 蝶々仮面さんなんて助けたりするから、最後の最後でお義姉ちゃんはわたしを殺しそこなったんだし。
 蝶々仮面さんの助けがなかったら、殺されてたのはわたしの方だったのに」
「―――」
「―――お兄ちゃんも一緒に取り込んであげるね。さあ、お兄ちゃん、お義姉ちゃんが待ってるよ?」
「お義姉ちゃんったら、さっきからお兄ちゃんに助けを求めてばっかりなんだもん。すぐそばにいって
 手でも握ってあげてね」


BADEND


この先はブラボー道場です。アドバイスを受けますか?
1.はい
2.いいえ
551名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:20 ID:bAW4fWw0
斗貴子さんはセイバーだろと思いつつキャラ的にこの位置関係しかありえない気も少し。
わかる人にしかわからないエロゲネタだが俺は面白かった。
次ははらぺこ斗貴子さんを希望だ→「カズキ。お昼ごはんはまだか」
552名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:55 ID:pJ1SSRIA
これは何のゲームのネタ?
553名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:56 ID:aNxrZaPS
>>550
1でおながいします
554名無しさん@ピンキー:04/03/02 02:03 ID:bAW4fWw0
>>552
元同人サークルのソフトメーカーType-moonが一月末に発売したエロゲ「Fate/stay night」。
メインヒロインの一人セイバーさんが斗貴子さん似だとかFFTのアグリアスさん似だとかで
色々な方面に萌えを引き起こしてみたり。
555名無しさん@ピンキー:04/03/02 02:27 ID:5pC6+dCI
なんだ土人ゲーか
556名無しさん@ピンキー:04/03/02 04:16 ID:yOz5+QMT
いや、同人なのは前作の「月姫」。
正確には、それとファンディスクの「歌月十夜」と格闘ゲーの"MeltyBlood"。
TYPE-MOONはサークルから会社になって、Fateはれっきとした商業ベース。

で、>>550様、1でおながいします。
557550様の代わりにドゾ:04/03/02 07:54 ID:G/C2eZh/
ブラボー道場はへんてこヒントコーナーです。
自力でゲームクリアしたい方、
本編のキャライメージを大切にしたい方はご注意ください。

ブラボー「エキストラステ〜〜ジ、」
ちーちゃん「サ〜〜イド、B―――――!」
ぼわぁぁぁ〜ん
ちーちゃん「お待たせー!あの子もその子もどの子も欲しい!
みんな大好き、『武装錬金』唯一のハーレムエンドだよー!」
ブラボー「やったー!もう肉欲にまみれて死ぬまでドロドロでエロエロな展開が君を待つ――――――
って、これのどこがハーレムエンドだ――――!」
ばしぃっ!
ちーちゃん「……ううっ……やっぱり無理あるっすか、師しょー。」
ブラボー「もーこういうサスペンスなのは禁止だ!
苦労して倒した筈の怪生物がエンディングロールの後蘇ってFinとかもう大好き!」
シタッ(いきなり現れるデフォルメ斗貴子)
トキコ「ブロブとかな」
ちーちゃん「あっ、先輩。久しぶりっす。」
558550様の代わりにドゾ:04/03/02 07:55 ID:G/C2eZh/
557からの続き

ブラボー「まったく。これというのもヘンな未練に拘ったからだ。助けられるのは一人だけ。
その覚悟で最終決戦に挑んだのだから、どんな状況だろうと貫き通さないとな。」
ちーちゃん「押忍。立派です師しょー。…けどホントにパピヨンを救うエンディングはないんですか?」
トキコ「パピヨンルートをやれ」
ブラボー「見もふたも無いがそういう事だ。
まひろんルートでパピヨンをハッピーにするエンディングはないので、パピヨン支持派は諦めることだ。」
(ヒョコっと画面外から顔を出すデフォルメパピヨン。すぐに引っ込む。)
ブラボー「さて、ブラボー道場もこれで本当におしまいだ。
全40回飽きずに付き合ってくれて感謝に耐えない。」
ちーちゃん「うっわー、そんなにあったんだ。けどブラボー、このスタンプ全部集めるとどうなるの?」
ブラボー「それは集めてのお楽しみだ。本編ももうすぐ終わるし、
まだみてない道場があったらスキップ機能を駆使してやり直すのも楽しいかもな。
なんにせよ、今までプレイしてくれてありがとう。本編もあと少し、最後までがんばってな〜。」
ちーちゃん「うん、今まで本当にありがとー!楽しかったよー!
それじゃあばいばーい!縁があったらフルコンプリート後にまた会おうねーーー!」


ちゃんちゃん♪
559名無しさん@ピンキー:04/03/02 17:29 ID:MFDsu2Nt
貧乳のとき子よりも、妹の方がエロい
560斗貴子さんの妄想劇場 01:04/03/03 00:13 ID:QjCmBbNr
「………」
カガミに映る自分をじぃっと見つめたまま突っ立っているのは錬金の戦士・津村斗貴子だ。
姿見の大きなカガミに頭のてっぺんからつま先までばっちり映っている。
ばっちり映った自分の姿はというと…銀成高校の制服を着ていた。
「や、やはり私には似合わないぞ!それにヒラヒラしてるし動きにくい」
今までの制服よりも丈の長いスカートを抓んで文句を言う。
顔を真っ赤にしているのはご愛嬌。
そんなカガミに映った自分と目が合うと尚更恥ずかしくなって制服を脱いで着替える。
「…全く、悪い冗談だ」
壁にかけた銀成高校の制服を見て斗貴子はまだ文句を言っていた。
話は戻してなんでこんな制服があるのかというと―――
「な…なんだこれは」
斗貴子が転入して間も無い頃、寮の自室に戻ってきたら銀成高校の制服が置かれていた。
ベッドに置かれた真新しい制服は誰がサイズを測ったかは知らないが合っていた。
そばにあったメモには「郷に入っては郷に従え。キャプテン・ブラボー」と書かれていた。
目立つ格好は避けて欲しいという戦士長からの指示のようだ。
が、動きずらいという理由で銀成高校の制服はその日の内にタンスの肥やしとなる。
…そうなるはずだった。
しかし何を思ったのか、試しに銀成高校の制服に袖を通してみた。
なぜかというと銀成高校の女生徒の大半は制服が可愛いとの理由で入学していたから。
そんなことをよく耳にしたせいか、斗貴子も「確かに可愛いな」と思うようになっていた。
で、試着してみたワケなのだが結果はこの通り…
「時間のムダだったな。こんな似合わないモノは早くしまおう」
再びタンスの肥やしになろうとしたその時、窓の外に見慣れた姿があるのに気がついた。
誰かというと毎夜行われるキャプテン・ブラボーとの特訓でヘトヘトになったカズキだ。
死闘を共にして、これからも一緒に戦う大切な仲間―――
だがカズキはまだ頼りない弟みたいなモノだった。
「ガンバっているな…」
カズキを見ているだけで自然に優しい気持ちになる。
斗貴子は窓を開けてカズキを呼び止めた。
561斗貴子さんの妄想劇場 02:04/03/03 00:14 ID:QjCmBbNr
出されたお茶を啜りながらカズキは壁にかけてあった制服に気づいた。
「あれ、斗貴子さんって銀成高校の制服持ってたの?」
頑なに以前潜入した学校の制服を着続けているので持っているとは思わなかったらしい。
カズキはそんなふとしたことを聞いただけだったのだが、当の本人は大いに焦った。
まさか試着していたなんて口が裂けても言えない。
「あ、ああ…転入してすぐに支給されていたんだがこれは動きずらくてな。
 今の制服なら戦闘の時でもそんなに邪魔にならないし…
 大体こんなヒラヒラしたモノは私には似合わない!着てみてつくづく思ったぞ…」
顔を真っ赤にして身振り手振りを交えて懇切丁寧に説明する。
余計なことまでしゃべってしまったのに気づいていないのだろうか。
「へぇ…斗貴子さん着てみたの?」
しまった―――と思ったときはすでに遅く、そのままの姿勢で硬直してしまった。
チラとカズキを見たら案の定、小さな子どものように目をキラキラさせている。
こうなるともう何を言うのか簡単に予想できた。
「ダ、ダメだ!」
「まだ何も言ってないよ斗貴子さん…」
「言ってはいないがキミが何を考えているのかなんてすぐわかる!」
断固として拒否の姿勢を貫こうとする。
しかしカズキの「見せて見せて」と訴えかける視線に心が揺らぐ。
駄々をこねる弟に結局負けてしまったお姉さんの如く…
「…こ、これで満足か、カズキ」
斗貴子はぶっきらぼうに言って銀成高校の制服を着て見せる。
恥ずかしくて面と向かって言えず、横を向いてうつむいていた。
「うん。似合ってるよ斗貴子さん」
「お、お世辞など言わなくてもいい!似合わないのは私自身が一番よくわかっている!」
本当は誉められて嬉しいはずなのに口が勝手に動いてしまう。
素直で無い自分が恨めしかった。
そんな性格を知ってか知らずかカズキはポンと斗貴子の肩に手を置く。
「よく見て斗貴子さん。ほら、似合ってるよ」
カガミの中には銀成高校の制服が似合う可愛い女のコがいた。
562斗貴子さんの妄想劇場 03:04/03/03 00:15 ID:QjCmBbNr
「これが私…」
カガミに映る自分の姿に声が出なくなる。
ついさっき同じ格好で同じカガミで見たはずなのに、今の自分は違って見えた。
銀成高校の制服が良く似合うただの女のコだった。
「ね、似合ってるでしょう」
今度はカガミの中のカズキと目が合う。
一直線な性格で放っておけないのだが、どこかで頼りにしてしまうほど強い心の持ち主。
今のカズキは間違いなく後者だった。
「う………………………………………………………………………………(コクン)」
長く考えた後1回だけ、それも小さく頷いた。
カズキに背中を押された感じがして、ちょっとだけ素直になれた気がした。
でも素直になれたのはほんのちょっとだけ。
似合っていると認めてしまった途端、恥ずかしくなって耳まで真っ赤になってしまった。
「も、もういいだろう!着替えるから向うへ行っていてくれ!」
びしっとドアをゆび差す。
だがカズキは一向に部屋を出る気配が無い。
それどころか後ろから抱きしめてくる。
「こ、こらカズキ!悪ふざけもいい加減に…」
グーを作って怒ってみせるがカズキの腕の力は緩まない。
それどころかそのままヒョイっと持ち上げられてしまって宙ぶらりんになってしまった。
「カズキ…一体何をしているんだ…」
斗貴子の頭に大粒の汗が流れ落ちた。
床に届かなくなった足はブラブラと宙に泳ぎ、腕はがっちりと押さえられている。
なんとな〜くだが、イヤな予感がした。
「ねえ斗貴子さん…」
カズキの声にビクンとカラダが跳ね上がる。
なんとかやめさせようと言い訳を考えるが声が出ず、口がパクパク動くだけだった。
何も言ってこない斗貴子にカズキは恥ずかしそうにだが短く言った。
「………シヨっか」
その一言に斗貴子は抱っこされたままプシューっと音を立てて黙ってしまう。
戦士長の特訓のせいで、ここんところご無沙汰だったそうだ。
563斗貴子さんの妄想劇場 04:04/03/03 00:17 ID:QjCmBbNr
「あ…」
ベッドに寝かされカズキと目が合った。
性格と一緒の真っ直ぐな視線にカラダ中の力が抜けてしまう。
もはや何をされても拒むことはできないだろう。
斗貴子は目を閉じて唇を差し出す。
「んむ…」
カズキのキスは最初は優しくだが、次第に強く求めてきた。
それに応えるようにして斗貴子も両手を首に回してカズキを引き寄せる。
くちゅくちゅと音を立てながら2人は夢中になってキスをしていた。
「んッ!」
突然襲いかかってくる新たな感覚に斗貴子が短く声を上げた。
制服の上からカズキに胸を触られていたのに気づく。
しかし直に触られていないせいでもどかしく、斗貴子は慌てて止めようとした。
「ち、ちょっと待てカズキ。シワになるから脱ぐぞ…」
一応もっともな言い訳をするが、カズキの手は止まらなかった。
「気にすることはないよ。だってもう着ないんでしょ、この制服。このまましようよ」
「こ、こら!カズキ、私の話を聞け…んグ」
唇を塞がれて文句が言えなくなる。
しかもカズキの手は相変わらず焦らすような弱い刺激なので斗貴子を困らせた。
仕方ないのでカズキの手に自分の手を重ね、もっと強く触らせる。
「斗貴子さん、この手は何?」
「え…だ、だってカズキが…」
「おれのせい?」
中途半端に昂ぶったカラダの疼きは中々収まらなかった。
斗貴子はプイっと顔を逸らし、涙目で精一杯の抗議をしてみせる。
「ズ、ズルいぞカズキ……キミはいつも私を困らせる」
もしカズキの顔を見ていたら何一つ言えなかっただろう。
それくらいに今の斗貴子は弱かった。
「ゴメン、斗貴子さん」
軽く頬にキスをしてカズキはスカートに手を伸ばした。
564斗貴子さんの妄想劇場 05:04/03/03 00:18 ID:QjCmBbNr
カズキの手がスカートの中に入り、大切な場所に触れた。
下着越しにだったが昂ぶった斗貴子のカラダは十分に反応していた。
「あッ!」
研ぎ澄まされた神経に電気が流れ、快感が瞬時にカラダ中を駆け抜けた。
待ち望んでいたはずの感覚。
カズキのゆびが動く度にもたらされ、あっという間に根を上げてしまう。
「や、やめ…カズキ、これ以上されたら…」
鋭敏な感覚と戦いながらスカートの上からカズキの手を押さえようと一生懸命になる。
しかし斗貴子の手に力は入らず、めくれ上がったスカートを押さえただけだった。
責められ続ける大事なところを中心に、斗貴子は小さなカラダを丸めてガマンする。
「いいよ斗貴子さん。イって…」
カズキの囁きに斗貴子の意思が揺らぐ。
「そんな…私だけだなんて…」
「斗貴子さんがイクときの顔、見てみたいんだ」
下着をずらしてカズキは中にゆびを入れる。
それだけで斗貴子はイきそうになったが、歯をグッと食いしばってなんとか耐えた。
しかしカズキのゆびがより一層激しく動く。
「あ…カ、カズキ!」
突き抜ける快感に、たまらずカズキの名前を呼ぶ。
そのすぐ後に全身を震わせて斗貴子は達した。

「…キミは本当にズルい男だ」
斗貴子はイった余韻に浸りながらもカズキを責める。
しかしその顔はいつもの凛とした戦士の顔ではなく、普通の女のコの顔だった。
「可愛かったよ、斗貴子さん」
「バカ…」
ぼんやりとした意識の中、カズキが優しく頭を撫でてくれたのに辛うじて気づいた。
565斗貴子さんの妄想劇場 06:04/03/03 00:19 ID:QjCmBbNr
呼吸が整った斗貴子はカズキに視線を絡める。
「もう大丈夫なの斗貴子さん?」
斗貴子は「んっ」と頷いてみせ、丸めたカラダを戻す。
無防備な姿を見せ、カズキに全てを委ねるような目を向けていた。
「斗貴子さん…」
名前を呼ばれただけで斗貴子の胸は、きゅっと締めつけられる。
カズキの手が胸元のタイに伸びたとき、なぜか斗貴子は首をふるふると振った。
不思議に思ったカズキと目が合うと斗貴子は顔を赤らめながらごにょごにょと言う。
「…こ、このままするんだろう」
「と、斗貴子しゃん!?」
意表を突かれたカズキの声が裏返った。
今度はカズキがおどおどして行き場の無くなった手を持て余す。
「カ、カズキ…早くシテくれ。す、すごく恥ずかしいんだが…」
「ででででも斗貴子さん、このままじゃできないよ!」
「そ、それもそうだな………じ、じゃあこれならどうだ?」
そう言って斗貴子が見せた格好はもっと刺激的だった。
壁に手を突いて小さなお尻をカズキに向け、スカートをまくってみせる。
首をいっぱいに曲げてカズキに向けた目は「早くシテ」とおねだり光線を出していた。
これにはカズキも理性がぶっ飛び、獣と化して斗貴子に襲いかかった。
「と、と、と…斗貴子さん!」
「ああ…カズキ、もっと優しくぅ…」
激しく腰を突いてくるカズキに斗貴子は悲鳴にも似た声を上げる。
だが艶やかな声を上げていたので満更でもなかった。
制服を着たままエッチをするのは2人にとっても刺激的なようで、いつもより激しくなる。
「カズキ…もっと強く…こっ、壊れるくらい…」
「わかってるよ斗貴子さん。激しくされるのがいいんだよね」
カズキが突く度に斗貴子の顔が壁に当たる。
痛みよりもカズキに貫かれる快感が勝り、斗貴子の頭の中が真っ白になっていく。
「斗貴子さん!」
「カ、カズキ!」
最後に斗貴子は自分の中に熱いモノが広がるのを感じながら深い絶頂に達した。
566斗貴子さんの妄想劇場 06:04/03/03 00:21 ID:QjCmBbNr
呼吸が整った斗貴子はカズキに視線を絡める。
「もう大丈夫なの斗貴子さん?」
斗貴子は「んっ」と頷いてみせ、丸めたカラダを戻す。
無防備な姿を見せ、カズキに全てを委ねるような目を向けていた。
「斗貴子さん…」
名前を呼ばれただけで斗貴子の胸は、きゅっと締めつけられる。
カズキの手が胸元のタイに伸びたとき、なぜか斗貴子は首をふるふると振った。
不思議に思ったカズキと目が合うと斗貴子は顔を赤らめながらごにょごにょと言う。
「…こ、このままするんだろう」
「と、斗貴子しゃん!?」
意表を突かれたカズキの声が裏返った。
今度はカズキがおどおどして行き場の無くなった手を持て余す。
「カ、カズキ…早くシテくれ。す、すごく恥ずかしいんだが…」
「ででででも斗貴子さん、このままじゃできないよ!」
「そ、それもそうだな………じ、じゃあこれならどうだ?」
そう言って斗貴子が見せた格好はもっと刺激的だった。
壁に手を突いて小さなお尻をカズキに向け、スカートをまくってみせる。
首をいっぱいに曲げてカズキに向けた目は「早くシテ」とおねだり光線を出していた。
これにはカズキも理性がぶっ飛び、獣と化して斗貴子に襲いかかった。
「と、と、と…斗貴子さん!」
「ああ…カズキ、もっと優しくぅ…」
激しく腰を突いてくるカズキに斗貴子は悲鳴にも似た声を上げる。
だが艶やかな声を上げていたので満更でもなかった。
制服を着たままエッチをするのは2人にとっても刺激的なようで、いつもより激しくなる。
「カズキ…もっと強く…こっ、壊れるくらい…」
「わかってるよ斗貴子さん。激しくされるのがいいんだよね」
カズキが突く度に斗貴子の顔が壁に当たる。
痛みよりもカズキに貫かれる快感が勝り、斗貴子の頭の中が真っ白になっていく。
「斗貴子さん!」
「カ、カズキ!」
最後に斗貴子は自分の中に熱いモノが広がるのを感じながら深い絶頂に達した。
567斗貴子さんの妄想劇場 07:04/03/03 00:23 ID:QjCmBbNr
「…はああああ」
斗貴子は盛大なため息をついて、ゆびについたベトベトの液体を見る。
ゆびを広げると自分の出した液体が糸を引いていた。
「ま、またやってしまったのか私は……」
銀成高校の制服を着たまま激しく自己嫌悪に落ちる斗貴子。
ここ最近、決まってこの時間に1人エッチをしていた。
しかもネタは決まってカズキで、さらにイった直後は決まって落ち込むのだ。
落ち込みながらもティッシュで事後処理をする姿はなんとも寂しかった。
「うーーー…カズキもカズキだ!
 私がこんなに寂しい思いをしているのに戦士長と特訓ばかりして!」
手当たり次第に物に当たる。
結局寂しがり屋なのかも知れない。
が、そのとき窓の外に見慣れた姿が…
「カ、カズキ?」
どこかで見たような…既視感(デジャブ)を感じた。
とその時、斗貴子の頭に二択が表示される。

声をかける?
声をかけない?

斗貴子は重要な分岐点に差しかかったのを感じずにはいられなかった…
568名無しさん@ピンキー:04/03/03 00:26 ID:QjCmBbNr
以上、妄想オチですた。
同じの二回も書き込んでスマソ…
この時間、重いです。
569名無しさん@ピンキー:04/03/03 01:06 ID:f+eAIdQ5
(*´д`)ヨカッタ
570名無しさん@ピンキー:04/03/03 01:08 ID:lqBDYDLL
おお、新作だ。グッジョブ!

 →声をかける?
   声をかけない?
   カズキの部屋に先回り?
571名無しさん@ピンキー:04/03/03 12:19 ID:/Gy1tJAV
>>557->>558のスルーっぷりにワロタ

ヨシヨシ(;´Д`)ノ(´;ω;`)
572名無しさん@ピンキー:04/03/03 13:46 ID:xM6jdHef
いやスマン、俺は面白かったよ>>557
573名無しさん@ピンキー:04/03/03 14:25 ID:O+x2d1uA
Fateとやらをやってみたくなったよ。
574名無しさん@ピンキー:04/03/03 21:52 ID:NRZ6i4lg
俺も。
まずはつき姫とやらからやらないといかんのだろうか・・・
575名無しさん@ピンキー:04/03/03 21:54 ID:xRBLKzNk
オフィシャルに体験版あるからまずそれからドゾー
576名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:58 ID:15rNIpjZ
ネタバレ回避していたのだが、こんなところで見てしまうとは・・・。
577550様の代わりにドゾ:04/03/04 00:28 ID:LccQiLMq
ううっ…こんな名前変えただけの代物にレスがいただけるなんて、感謝の極みっす
今後機会があれば550様のようにもっと面白く改変できるよう精進します
>576様
言葉もないです…でも言わせてください。ゴメンナサイ  ○ワZ
578名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:11 ID:isIN4cfE
こうやってウザがられてくんだな、某信者は。
579名無しさん@ピンキー:04/03/04 02:50 ID:TR9NHOiX
あー、噂の月姫厨ってやつか?もしかして。
580550:04/03/04 07:56 ID:46PUcsVR
1ヶ月以上経ったから、もう大丈夫だろうと思ってたがそれがいけなかった
せめて前置きでも書いておけば良かったと後悔してます
>>576
大変申し訳ない。
581名無しさん@ピンキー:04/03/04 21:42 ID:b1hI/d9L
>>576
キュニシナイ!!!
582名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:59 ID:NhE1LFFW
なんか、スレが止まってるね…
583名無しさん@ピンキー:04/03/06 01:26 ID:c9kBHKda
斗貴子さんって趣味がトレーニングってあったけど
そうなるとやっぱりスポーツブラ派になるのかな?
普通のブラジャーやノーブラってことはないよね?
584名無しさん@ピンキー:04/03/06 06:22 ID:jZ+QVaqB
サラシにイピョーウ
585名無しさん@ピンキー:04/03/06 09:36 ID:Ru1r2bOn
高校の時は運動部でも普通のブラな子ばっかだけど・・・
586名無しさん@ピンキー:04/03/06 11:22 ID:+OcgKFV4
斗貴子さんにブラなんて必要ありませんよ。
ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。
587名無しさん@ピンキー:04/03/06 20:46 ID:7BWKny8d
それがメルヘンだと思ふ
588名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:01 ID:uE+z+vJD
いや、俺はロマンだと思ふ
589名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:53 ID:wro0BJEx
俺はメンヘルだと思う('A`)
590名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:59 ID:/L2oP5TJ
俺はロビンだと思ふ
591名無しさん@ピンキー:04/03/07 03:00 ID:/L2oP5TJ
ageたことを詫びたいと思ふ
592名無しさん@ピンキー:04/03/07 13:56 ID:3fa+nwmw
>591
だが断る。
593名無しさん@ピンキー:04/03/07 15:54 ID:oA4MB0tn
>>592
そこをなんとか。
594名無しさん@ピンキー:04/03/07 22:13 ID:lJw6i235
>>593
天が許しても漏れと斗貴子さんが許さん
臓物をb(ry
595名無しさん@ピンキー:04/03/07 22:23 ID:1Pb4o1Oq
>>593
オレのためにお前を犠牲にすることはできない!
斗貴子さん!オレをブチ撒けてぇ!(´Д`)ハァハァ




いや、ホントにごめんよ。
596名無しさん@ピンキー:04/03/07 23:47 ID:06xzLdI4
おまえら、大好きだ。
597名無しさん@ピンキー:04/03/08 00:19 ID:JDE82nlQ
俺らの上に斗貴子さんという存在がいるから、このスレはいつも平和だ。
598名無しさん@ピンキー:04/03/08 01:39 ID:kAt7S55l
そうだな。
『上』に斗貴子さんが居るって事は
辛い時でも上を見上げれば
いつでも素敵な眺めが見れるって事だもんな。
599名無しさん@ピンキー:04/03/08 01:53 ID:jarSlDAX
上も見ても胸の膨らみなんて・・・



そうかスカートの中ですねそうですか。
600名無しさん@ピンキー:04/03/08 05:36 ID:IXSyb7X2
胸があろうが無かろうが
斗貴子さんは斗貴子さんだよ!
601名無しさん@ピンキー:04/03/08 08:36 ID:3S5kGcKr
ここでも疑惑の78cm問題が・・・
(*´Д`)ハアハア
602名無しさん@ピンキー:04/03/08 15:15 ID:gVrL7+qX
むしろ詰め物してたりしてたら・・・(;´Д`)ハァハァ
603名無しさん@ピンキー:04/03/08 16:52 ID:yYLhdtch
早坂姉弟の過去…

時節柄かなりグレーゾーンなネタだなあ。
実の母でないところに逃げを感じるけど。
604名無しさん@ピンキー:04/03/08 18:51 ID:DKdhCwX1
おまいらエロパロ板まできてまっとうな萌え雑談ですか(;´Д`)ハァハァ
605名無しさん@ピンキー:04/03/08 20:13 ID:EOwH2GZB
>>603
俺は実の母でないところでやられたと思ったわ。
鋼の錬金術師のイメージがあったせいかもしれんが、
斜め上をいかれたような感じ。
606名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:10 ID:ehLfBM0+
早坂姉弟のSSを蝶希望
607名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:08 ID:VLZypmMs
早坂姉弟onlyじゃないけどいい?
608名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:15 ID:w8wsWi9S
イイ!
609名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:48 ID:tc11isJC
バッチコーイ
610名無しさん@ピンキー:04/03/09 01:37 ID:FNOf911g
イイヨイイヨー!
611名無しさん@ピンキー:04/03/09 05:36 ID:VLZypmMs
ガンガルから待ってて
612名無しさん@ピンキー:04/03/09 08:23 ID:7ReqZ5ln
(*´3`)マダカナ。
613名無しさん@ピンキー:04/03/09 14:49 ID:tc11isJC
まだかな(´∀` )ドゥエヘヘ
614名無しさん@ピンキー:04/03/09 20:06 ID:VLZypmMs
>612 >613
土日をメドにガンガってます
あんまり急かしちゃイヤン
615名無しさん@ピンキー:04/03/09 23:36 ID:tc11isJC
>>614
了解した。
マターリがんがってくだちい。
616名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:21 ID:csNPKWgf
「キャアアアアアアアッ!!」
バネのように凄い勢いで体を起こし、目を覚ました。
心臓の鼓動は、まるで全力で走っているかのようだった。
「また…、あの夢……」
私が全てを失った、あの日。
あの日のことを夢に見た後は決まって、今のように頭痛、吐き気、そして情緒不安定に陥る。
体中汗だらけで、張付いた寝間着が気持ち悪い。
無理に体を起き上がらせると、水道まで向かった。
真夜中の寄宿舎は、いつもの活気はどこにも見当たらず、かえってそれが私に大きな寂しさをもたらした。
気付くと私は、涙を流していた…。

水道に着き、顔を洗う。
顔を上げると私の顔が鏡に映し出された。
その、顔に深く刻まれた醜い傷を見てしまう。
その傷が、とても憎らしくて、私は何度も何度もそれに爪を立てていた…。
気付けば、指が私の血で真っ赤になっていた。そして、鏡に映った顔も、また、赤く染まっていた。
そんな自分が惨めで、どうしようもなくて、私は、その場にうずくまり、また、泣いた。


気が済むまで泣くと、顔を洗い、部屋に帰る。
一時間ほど、経っていた。

自分が、凄く惨めだった。
部屋に帰ると棚からタオルを取り出し、顔を拭いた。
そして、汗で気持ち悪い寝間着を脱ぎ捨て、体を拭くと、風通しのよくなった体が気持ち良くて、そのまま布団に潜り込んだ。
617名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:22 ID:csNPKWgf

「………さん…」
「……きこさん!」
枕元で声が聞こえる…。

「斗貴子さん!!!」

自分の名前が呼ばれ、ハッとして、声のした方に目をやると、カズキの妹で、世話焼きで、こんな私にも優しくしてくれる、彼女がいた。

「斗貴子さん、おはよ。もぅ、朝ご飯の時間、過ぎちゃったのに、全然起きてこないから、起こしに来たんだけど、部屋の扉が開けっ放しだったから、入ってきちゃった。

……どうしたの?元気、ないよ?」

心配そうな顔で彼女が私の顔を覗きこむ。
私は咄嗟に、昨日の傷を見せてはいけないと、布団を目の辺りまで被った。
「…。迷惑かけて、ごめん…。私は――」
大丈夫だと言いかけたとき、彼女の優しさに涙が出た。
「と、斗貴子さん!?」
彼女が狼狽するのが分かる。涙を見せたくなかった私は、彼女を、ぞんざいに部屋から追い出した。
落ち着くと、、、私の不器用さに、また、涙が出た。
どうにか起き上がると、よろよろと歩きながら、部屋の鍵を閉めた。
「今日は…だれにも会いたくない…。」
そう呟くと、また、意識が朦朧としてきて、なんとか布団まで辿り着くと、眠りに落ちた。
618名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:23 ID:csNPKWgf
目を覚まし、携帯に目をやると、正午の少し前だった。
そして同時に、メールの着信を知った私は、新しいおもちゃをもらった子供のように携帯を開いた。

…。いわゆる、迷惑メールというやつだった。
何を期待していたのだろうか。私は、悲しくなって、また、涙した。


自分でも、分かっていた。
私は、誰かに認めて欲しかった。私の、存在を。
そして、受け止めて欲しかった。私の、すべてを。
そう望んでいる自分に気付くと、私はあまりに貪欲な自分に嫌気がさしていた。

「こんな女を、誰が――。」

そう呟いた時だった。携帯が、軽快な着信音を奏で始めた。
瞬時に携帯を取り、開くと、そのメールは果たして、彼からだった。


619名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:24 ID:csNPKWgf

------------
From:武藤カズキ
Sub:
本文:
斗貴子さん、大丈夫?〓〓まひろが心配してたよ〓〓無理しないでね、お大事に〓〓〓〓
-----------


…とても、嬉しかった。私のからっぽの心に春の風が吹いた。
なんの気もないメールだった。しかし、今の私の心には、これが、この、何度言ってもDoCoMoの絵文字は表示されないってことを理解してなくて、文面も簡単で――、ああ!ともかく幸せだった。
切なく胸が鳴いた。私の体が、心が震えた。また、私は涙を流していた。しかし、これは喜びの涙だった。
少なくとも私には、カズキが、私を、私自身を案じてくれる、考えてくれる、それだけで、心は満たされた。

幸せに浸っていた。目を閉じ心を安め、心に吹く春風を聴いていた。
カズキに、彼に、私を受け止めてもらいたい。
私は、この時、純粋に、私はカズキが好きなのだと理解した。

カズキのことを考えたせいだろうか、私は、今、私が裸であることに一人、赤面した。
胸の、体のほてりを聞いた。カズキのことを思うと心が、全身が熱く、彼を求めるのが分かった。
自分の気持ちに気付いて、今、私は純粋にカズキを求める気持ちで一杯だった。
気付くと私は、自分のほてりに触れていた…。
620名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:25 ID:csNPKWgf

年齢に不相応な発育していない胸が、そして――私の、女としての場所が、特にほてりを発していた。
私は自分の本能のままに、彼を求めるこの体に従って、自分自身を慰めた。
小さな乳房を揉むと名状しがたい快感の波が私を襲った。
もう一度、もう一度、繰り返す度、波は大きくなり、穏やかだった海は荒れ始め、いつしか私を飲み込み、津波となって、尚、私を襲った。
私はその波に抗う事なく、それを受け入れた。
私の右手は気付けば、海となった秘所をまさぐっていた。
快感の海に溺れ、口から体の声が漏れるのを聞き、私は、時が経つのを忘れ、ひたすらに自分を慰め続け、そして、暑くなり布団を剥ぎ、尚、自慰を続けた。
そして、どれだけ経ったろうか。自分の汗とそして、秘所からの洪水によって湿ってしまった布団の上で、絶頂を感じ、そのまま、意識が失われて行くのを感じた。

621名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:26 ID:csNPKWgf
目が覚めた。時計は5時を指していた。
私は身の回りに違和感を感じた。感じずにはいられなかった。
なぜ、私は布団を被っている。
―自分でかけた?
そう信じたかった。しかし、布団はずっと足の後方に追いやったはずだ。自分でかけるのは難しいと思われた。

―まさか……。

その、「まさか」を私は受け入れたくはなかった。信じたくは、なかった。

しかし、それを裏付けるように、布団の脇には今日、学校で配られたと思しきプリントがあった。

―一体、だれが…。
脳裏を彼の顔がかすめた。
私はそれを必死で打ち消した。

―そんなこと、もし……
もしあったら…。考えたくもなかった。

もう一度、プリントの束に目をやると、その上に、藁半紙とは異なる、上質の紙切れ…、ノートの切れ端があった。
おそるおそるそれを手に取ると、それは、それは、、、
622名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:27 ID:csNPKWgf
私は愕然とした。
その切れ端は果たして、彼、カズキからのものだった。
授業中に書いたものだろうか、私の身を案ずる言葉が連ねてあった。
しかし、今の私には、彼の言葉ひとつひとつが胸に突き刺さり、私を痛め付けた。

―では、では、、、やはり…
もう、終わりだ…。
なぜ、やっと、彼への恋慕の情に気付くことができたのに…。

彼は私のことをなんと思うのだろうか。
変態?淫乱?
私は、嫌われるのが避けられないことと悟ると、枕を抱え、、、泣いた。


それから数時間。泣き疲れた私は、トイレへ立った。
服を着て、部屋を出ようと扉をあけようとすると、なぜか、掛けたはずの鍵は開いていた。
―閉めたと思ったのに…。
私は、扉の隣りのクローゼットの鍵がしっかりしまっていることに気付き、落胆した。(掛け間違え…なんて……)

部屋を出ると誰にも見つからないように走った。
自分が惨めでならなかった。言い表せない悲しみがあふれていた。


トイレに着くと、真っ赤に腫れた目を洗い、水を飲んだ。
引掻き傷の腫れはまだ引かず、真っ赤になっていた。
本当に、自分が嫌になった。

あと、数刻もしないうちに夕食の時間だ。しかし、この惨めな姿を誰に晒せようか。
一日くらい、何も食べなくたってどうにかなる。
私は、部屋で独り、以前カズキとやりとりした、何気ないメールを、愛しく、旅立つ人の後ろ姿を見送るように見つめていた。
623名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:27 ID:csNPKWgf
コン、コン。

ノックの音で目が覚めた。どうやら、また寝てしまったらしい。

「斗貴子さん?起きてる?」

カズキの声だった。
私は扉へと向かったが、そのさきの行動はためらわれた。
―どんな顔をしてカズキに会えと言うのだ…。

「斗貴子さん、寝てるの?
……ここに、夕食、斗貴子さんの分、置いて置くから、食べてね。」

行ってしまった。
カズキは、私が起きていることに気付いてたのだろうか。
でなきゃ、寝てる人に『夕食を置いて行く』なんて言うのは不自然に感じられた。

扉を開け、お盆を部屋に持ち込むと、私は、夕食を食べ始めた。
味が、涙のせいでよくわからなかった…。


夕食を食べ終え、枕に顔を押しつけ、泣いていると、突然後ろから声がした。
624名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:28 ID:csNPKWgf
「斗貴子……さん?」

突然の出来事に驚き、思わず振り向いてしまった。
そこには、心配そうな顔が、私の顔をみた途端、驚愕のそれに変わった、まひろちゃんがいた。

「どうしたのって……聞いていい?」

彼女の優しさに触れ、思わず涙の洪水が起こり、彼女にすがりつき、声を立てて泣いた。

まひろちゃんは、なにを言うでもなく、私の頭を優しく撫でてくれた。
その、心遣いが、とても、とても暖かかった。


ひとおり泣き終えると、彼女から、そっと身を離し、下を向きながらではあるが、彼女の言葉に誘導され、ぽつり、ぽつりと私は、今日のことを話した。

彼女なら、聞いてくれると思った。優しく抱き締めてくれた彼女の腕は、すべてを介抱する優しさに満ちているようだった。

今日のことを、嘘偽りなく話し終え、ふと顔を上げると、彼女も、涙をこぼしていた。


そのあと彼女は、いくつもの優しい言葉かけてくれた。
少し、自分の胸にぽっかりあいた穴が埋まって行くのを感じた。
最後に、「お兄ちゃんが、斗貴子さんのこと、嫌いになるなんて、そんなこと、ないよ。ご飯のときだって、ずっと、斗貴子さんのこと、心配してたもん。ね?大丈夫だよ。
だから、顔を上げて?安心してね。」

そういうと、彼女は立上がり、「ちょっとまってて」と言い遺し、部屋を立ち去った。
625名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:29 ID:csNPKWgf
数分後、部屋には、私と、そして、カズキがいた。
居ずらそうに彼は下ばかり向いていた。
だがそれは、私も同じことだったので、お互い、とても気まずい雰囲気だった。

重い空気を破ったのは、カズキの言葉だった。
彼は、私に対し、謝った。
ひたすら、「ごめん」と謝罪した。

私は精一杯虚を張って言った。
「なぜ、君が――」

その先の言葉がでなかった。
目からあふれ出た涙は、その先の台詞を発することを私に許さなかった。

ふと、私の体が温もりに包まれているのを感じた。カズキの暖かさだった。

「斗貴子さん…。斗貴子さんになにがあったのかは、わからない。
でも、でも、俺…。斗貴子さんを守るんだって、思っていた。そのために、斗貴子さんを守るために、がんばってきた。
でも、でも、全然守れてなんかいなかったんだね…。
ごめんね、斗貴子さん。
斗貴子さんのこと、とても、とても、大事だよ。
なにがあったって、斗貴子さんのこと、大好きなんだ。
だから、だから――。」

カズキの声はうわずっていた。泣いていたのだろうか、わからない。
626名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:30 ID:csNPKWgf
「カズキ…。私を守ってくれるなら、
私のそばに…、いてくれないか……?
カズキにいて欲しい。
とても身勝手だと思う。でも、カズキ、君がいなかったら、
きっと、私はダメになってしまう。
君の魂に触れていることで、私は救われた。
以前の私と、変われたんだ。
君と言う存在を失いたくない。
こんな、私では、嫌だろうが、そばに、いて、くれないか……?」

胸に詰まった思いを一通り吐き出すと、自分の言ったことの意味を自分でやっと、理解し、赤面した。

「うん…。
斗貴子さん、斗貴子さん!!!」
私の名を叫ぶと、カズキは私を強く、強く抱き締めた。
627名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:30 ID:csNPKWgf
どちらからかは覚えていない、気付くと私たちはお互いの唇を重ね合わせていた。
今までの涙とは違う、暖かい涙が頬を伝った。

唇を一旦離すと、私は、カズキに告げた。

「君と………一つになりたい…。」
思い切って言った。引かれたら、しょうがないと思った。
でも、私の心が魂が体がカズキを求めていたのだ。

カズキは驚いた表情をし、顔を赤く染め、俯いてしまったが、彼の小さな、「うん」という肯定の返事は私の心にとても響いた。

カズキを求めた私の体が、本能が、私と名の付く全てのものがカズキを欲した。
私はカズキを抱き締め、カズキの上になるように彼を布団に倒した。
628名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:31 ID:csNPKWgf
カズキの隆々としたモノが、衣服越しにも自分の秘所に当たっているのが気持ちいい。
早く、早く、私はカズキと一つになりたかった。
すでに海と化した私の秘所はショーツを脱ぐと糸を引いていた。
カズキはというと、何もできずに、布団の上に、ただ、目をつぶって寝ていた。
しかしその姿は私には意を決した戦士のように見えた。
カズキのズボンとパンツを一緒に脱がすと、そこには、カズキ自身がいた。
カズキの生命が魂が脈打っていた。
私はそれを掴むと、おもむろに、自分に突き刺した。
なかなか入らなかった。処女膜が破れ、名状し辛い痛みが走った。
しかし、私はカズキと一つになれた喜びで一杯だった。
カズキの上で器用とはとてもいえないが、腰を振り、
二人が一つになれた快感を享受していた。
いつしかカズキも下から私を突き上げるようになり、
お互い身を寄せあい、私は喜びの嬌声をあげ、カズキはひたすら私を突き上げた。
魂が一つになるのを感じた。カズキと一つの生命体となれたことが、なにより、幸せだった。
629名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:32 ID:csNPKWgf
矛盾点があるかもしんないけど、許してくださいな。
あと、突然投下してスマソ
630629:04/03/10 18:33 ID:csNPKWgf
sage忘れた…。許してください。
631名無しさん@ピンキー:04/03/10 19:39 ID:sK5oGFkx
YBBを脅した人物名でググると・・・衝撃の新展開
http://society.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1077620009/l50
632名無しさん@ピンキー:04/03/10 21:26 ID:pzRwkYtg
>>629
(*^ー゚)b グッジョブ!!
633名無しさん@ピンキー:04/03/10 22:11 ID:ldBukkfZ
>>629
乙。面白かったです。
でもこれで終わり? エピローグとか欲しいYO
634名無しさん@ピンキー:04/03/10 22:56 ID:bEQ0ej8B
激しくイイ!心温まる
635629:04/03/10 23:14 ID:ktjYLeS3
ありがとうございます。
エピローグですか。
まぁ、明日にでも続き書きます。
636629:04/03/10 23:28 ID:ktjYLeS3
…と思ったけど、今書いちゃえーみたいな(笑)


「カズキ…、ありがとう…。君が、大好きだ。」

そうメールを打って、送信した。
胸が高鳴る。
――恋。
満開の桜のような私の心はそこで楽しく踊り、恋という名の宴をずっと、ずっと開いていた。

純粋に、嬉しかった。
カズキと共に歩める、その事実は、私に幸福の鐘をもたらした。

「ピロピロ、ピロピロ」

ケータイの音だ。
この音はエラー音のようだった。ケータイを開く。
「メールを受信できませんでした」
と表示されている。
「――これだから、auは……。」
文句を垂れながらも、このメールがカズキからのものだと思うと、自然とほころんでしまう。
新着メールを問い合わせし、一通のメールを受信した。
637名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:39 ID:ktjYLeS3
----------
Sub:
From:武藤カズキ
本文:
斗貴子さん、俺も、大好きだよ〓〓
愛してる〓〓〓
----------

…。カズキは、ハートマークをいれてくれたのかな、なんてことを考えてるだけで、なんだか嬉しくなってくる。

今日は、一人の女の子として、幸せに、カズキの優しさに浸っていたい。
私は、カズキに甘えてたいという自分の気持ちに気付き、その旨を率直に告げてみた。

今までで、こんなに心の温まることがあったろうか。
私は、この、醜い顔の傷と生きてきた。
それは、私の生きる世界と皆の生きる世界の溝のように深く、断絶していた。

しかし、カズキは、そんな私の手を引き、皆のいる世界へ連れて来てくれた。
カズキの優しさという掛け橋は、私を、確かに導いてくれた。
638名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:51 ID:5vUzKwSf
さりげないau非難GJ!
639名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:09 ID:B/VZsVze
カズキからのメールの着信を知らせるメロディが奏でられ、その曲とともに、今日の記憶、カズキへの想いが溢れてきた。
---------
Sub:
From:武藤カズキ
本文:
〓〓〓〓〓

---------
…………。ダメだ。いくら私でも読解できない。
どうしたものかと思っていると、扉がノックされる音がした。
――カズキだ!
咄嗟にそう直感し、扉を開けると、彼がそこに立っていた。

「…迷惑、だったかな?」

彼の頬は仄かに上気していた。

「わ、私も、丁度、…君に会いたかったところだ」
自分で言って、恥ずかしい。
640名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:10 ID:B/VZsVze
カズキをベッドまで招くと、先程の情事が思い出され、変に緊張してしまった。
彼の隣りに座った私は、なんだか、小動物みたいだった。
「カズキ――」

お互い、見つめあって、優しいフレンチキスを交わした。
妙に気恥ずかしくて、アハハと笑ってみた。

私は、そうだ、と思い、カズキの膝の上にごろんと寝転がって、「にゃー」と鳴いてみた。
カズキは、一瞬、驚きの声を上げたが、私の頭を優しく撫でてくれた。
カズキに甘えているだけでこんなにも幸せになれる。
私は、今日という日が永遠に続けばいいと思って、カズキに、顔を
641名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:12 ID:B/VZsVze
うずめて、また、「にゃー」と鳴いてみた。

今まで、ずっと一人で生きてきた。でも、ずっと、誰かと共に生きることを望んでいた。
今までずっと寂しかった。カズキが、彼が、私を包んでくれた。
私は、赤子のように、カズキに甘え続けた。
642629:04/03/11 00:15 ID:B/VZsVze
まぁ、こんなところで(笑)
また、続き書きに来ます。
まぁ、最終目標は、斗貴子さんとまひろちゃんと桜花さんのレズなわけですが(笑)
そこまでに持って行くために、斗貴子さんにはがんばってもらわないとかも(笑)
643名無しさん@ピンキー:04/03/11 01:02 ID:V8efkt+S
甘える斗貴子さんはやはり強烈だ(;´Д`)ハァハァ
次回作に激しく期待しています。
そして更なる萌えを
644名無しさん@ピンキー:04/03/11 09:13 ID:uvU47e5D
にゃ、にゃー……(萌死

乙でしたー。ここからどうやってレズ3Pへ持っていくのかw
645629:04/03/11 15:25 ID:2LWiB0kX
翌日、目を覚ますと隣りには愛しい、愛しい、彼がいた。
――もう一度、してしまったのだろうか。
昨日のことは幸せすぎて、いまいち記憶していない。
しかし、私の、裸と言う今の格好を考えるともう一度、彼と愛し合ったようだった。

時計に目をやると、起床時間の一時間前。
それに、今日は日曜日だ。

彼を見ると、幸せそうに寝息を立てている。

口付けをしようと彼の上に身を乗りだすと、足の辺りに、何か当たる感触が――

「うひゃあっ!!」

思わず悲鳴をあげてしまった。

「ま、まったく…。寝てる間までそんなことを――。」

少し――、というか、かなり、恥ずかしかった。

こんなことの後だからだろうか、私はなにか悶々としてきて、彼を起こさないように、静かに自慰を、した。

自慰をし疲れたのだろうか、気付くと眠っていた私はカズキの声で目が覚めた。

彼は、裸のままぼーっとしている私を恥ずかしそうに諭した。

「…えっ。あ、そ、その――。ぅ、み、見るなっ!」

――自分でも何を言っているのかいまいち分からなかった。
凄く、恥ずかしかった。

ささっと着替えると、カズキが残念そうな顔をしたので、頭を小突いてやった。
646629:04/03/11 15:26 ID:2LWiB0kX
朝食の時間になったので、二人一緒に部屋を出ると、丁度、運悪く、その、彼の妹が扉の前を歩いていた。
こちらに気付くと彼女はあからさまに好奇の目を寄せ、少し意地悪な笑みを浮かべながら、こちらへやってきた。

「あれれー?なんでお兄ちゃんが斗貴子さんの部屋からでてくるのぉ?」

『あれれー?』って台詞が某漫画の少年名探偵並にしらじらしい。

「――そ、それは、その…。」

二人して、顔を朱に染めて答えに戸惑っている様は、さぞ滑稽だったろう。
彼女は、ごめんね、おめでとう。と私たちにほほ笑みをかけると、それじゃ。と言って、その先の――ちーちん?さーちゃん?
どちらか分からないが、ともかく私の部屋の隣りの彼女の友人の部屋に入って行った。
647629:04/03/11 15:28 ID:2LWiB0kX
朝食をカズキとならんで食べていると、つつつ、と彼の妹のまひろちゃんがやってきた。

「昨日、凄かったんだってね☆隣りまで筒抜けだったってょ☆」

ぶッ!!
思わず口に含んでいた味噌汁を吐いてしまうところだった。

「――な、なんの、こ、ことだ?」

動揺を隠すことは不可能だった。

「な、なぁ、カズキッ!」

カズキに助けを求め、隣りを向くとそこにいたはずの彼は忽然と姿を消しており、私は、出口からそそくさと逃げて行く彼の姿を確認できた。

――あ、後で絶対にぶち撒けてやる…。

「ちょっとぉ、斗貴子さん?聞いてる?」

「え?ああ、えーと…。その、なんだな…。」

こんなこと、普通に言える方がどうかしてる。
彼女の詰問に屈せず、私はだまり通した――というよりも、なにも言えなかった。

「もー!答えてくれないの?ひっどぉい!いいもん、絶対に喋ってもらうから!」

そうに言うと彼女は私の腕を掴んで、彼女の部屋まで私を連行していった。
648629:04/03/11 15:29 ID:2LWiB0kX
連行の途中、カズキからメールが入った。

------------------
Sub:Re:Re:Re:Re:Re:
From:武藤カズキ
本文:
ゴメンッ〓〓〓大丈夫、斗貴子
さんならなんとかなるっ〓〓〓
------------------

――シンデシマエ…

私が怒りに奮えていると、私を連行する彼女が到着を知らせ、私を中に半ば無理矢理連れ込んだ。

…………
…………………

「……な、なにをしているッ!!?は、はなせっ!!」

イスに座らされたかと思うと、部屋で既に待ちかまえていた、ちーちんとさーちゃんに、押さえつけられてしまった。
すると、まひろちゃんが、どこから出してきたのか、荷造り用のひもで私を逃げられないように縛り上げた。

「なんのつもりだ!やめろ!!」

彼女たちは、私を見下ろすと

「斗貴子さんには、全て話してもらうまで、返さないんだからっ」

と言いはなった。

――なぜ、こんなことに…
私は首をうなだれるしかなかった。
649629:04/03/11 15:31 ID:2LWiB0kX
彼女たちに拉致&拘束され、数十分が経とうとしていた。
私は彼女たちの言葉に、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながらも黙秘を続けた。

「んー、、、さすが、斗貴子さん。ここまで粘るとは思わなかったね、まっぴー。」

「うん…。でも、ここで返すわけにはいかないし…。」

私の殺意の籠もった目を確認したからか、どうも、このまま収穫なしに返すと後が恐ろしいことになると判断したのだろう。

――もぅ、イヤだ…。
私は、怒りに奮えていたが、それ以上に、羞恥で心はいっぱいだった。
なぜ、あんなことや、こんなことまで…。ああっ!もうっ!!

でも、彼女たちの好奇心で一杯の目を見ると、逃れられない現実を認めざるを得なかった。
650629:04/03/11 15:32 ID:2LWiB0kX

いろいろ考えていると、突然、後方から手が伸びてきて、私の胸を鷲掴みにした。

「うひゃぁッ!………な、ななな、、、」

「ふーん、まっぴーのお兄ちゃんは、この胸を揉んだのね。」

「ちょっとー、さーちゃんずるいよぉ、私も揉むの!」

彼女たちは私の胸の取り合いを始めた。
………な、なんなんだ、この状況は…。

――ど、どうしよう……。声、が、出て、しまい、そうだ…。

「……や、やめ……っ。あ、、んっっ!」

どうしよう……。我慢できなかった……。

「あー、斗貴子さん感じてるーー!!」

歓喜の声があがる。

「お、おね、がい……。あっ…ん…。も、、、もう、やめてぇ………っああっ!」

必死に、必死に懇願した。
しかし、ちらりと彼女たちの目を見ると、誰もが、好奇心に、目を光らせていた。
――ああ、もう駄目だ…。
私は悟った。
651629:04/03/11 15:34 ID:2LWiB0kX
どれくらいの時が経ったろう。
もう、あきらめてしまった私は、もう、彼女らのなすが儘だった。

「キャハッ!斗貴子さん、これで、もう、5回目?エッチだね〜☆」

――そんな、ことを、、言わないで……。

私の思いとは裏腹に、私の体は嬌声を発し続けた。

いつしか、私はベッドに手足を固定された状態で寝かされていた。
彼女たちもみな、裸となり、私の上でなまめかしく踊っていた。

「ああんんんっ!いっちゃうよぉ、さーちゃぁんッ!」
「だ、だめぇぇぇぇぇっ!きちゃうっ!きちゃうよぉぉ!」

彼女らのあえぎ声は辺りに響き、この、空間を演出していた。

私の膣には誰が持っていたのか、ローターが押し当てられ、私は身をくねらせ、その快感に
耐えることも叶わず、嬌声をあげ続けていた。

彼女らのうちの一人、カズキの妹であるまひろちゃんが、私の上にちょうど覆い被さるように乗り、
クリトリスを私のそれと擦りつけ、喘いでいる。
彼女の胸と私の胸が擦れ、快感が生み出され、下でも同様に快感が生み出されていった。

「だ、だめぇぇぇぇぇっ!!はぁぁんっ!ああっ!!」

私は、、、そう叫ぶと、意識を、失った。
652629:04/03/11 15:35 ID:2LWiB0kX
目を覚ますと、私の上には布団が被せられており、辺りを見回すと、彼女らが座っておしゃべりをしていた。

私に気づいた誰かが私が起きたことを他の二人に告げ、こっちにやってきた。

「………。斗貴子さん、全然起きないから、びっくりしちゃった!」

――…………。

私は、彼女らを睨み付けた。

私の殺気に彼女らの顔色が変わった。
今更ながら自分たちのしたことに気づいたのか、怯えた子犬のように私に許しを請い始めた。

――許すものか…。

私は彼女らに当たり散らした。
彼女らは怯えから泣き出してしたが、構わず私は怒った。

一通り喚き散らすと私は服を着て、部屋を出て行った。
部屋の中からは彼女らの泣き声がずっと、聞こえていた。
653629:04/03/11 15:36 ID:2LWiB0kX
私は部屋のイスに座り、腕を組んでいた。
もちろん、この動作は怒りからくるものだった。

先日、カズキからプレゼントされたクマのぬいぐるみをぶち撒けて、少し落ち着いたものの
やはり、怒りは抜けなかった。

そんな時、素っ頓狂なメロディーが携帯から奏でられ、私はそれを手に取った。

------------------
Sub:
From:武藤まひろ
本文:
さっきは、本当に、ごめんなさい…。
つい、調子に乗ってしまいました。
本当に、本当に、ごめんなさい…。
------------------

………。
携帯を閉じ、床に目をやった。
カズキにもらったクマのぬいぐるみの、破片となったその目が、私を見つめていた。
なんだか、急に、自分がとても済まないことをしてしまった気持ちになった。

色んな気持ちが爆発して、私は、うずくまって、泣き叫んだ。
654629:04/03/11 15:36 ID:2LWiB0kX
「カズキぃ、カズキぃ!!」

私は泣きながら、彼の体をポカポカと叩いていた。

カズキは済まなそうな顔をしながら、私の頭を撫でてくれていた。

カズキは、私が、くまのぬいぐるみをぶち撒けたことを怒ることはなかった。

――私は、私は、……。
なんて、不器用なんだ……。いつでも人を傷つけてばかりいる。
彼女たちも、なにも悪気があった訳ではなかったと、今、思う。
私のことを、好いてくれていた。一緒に、いてくれた、友達だったではないか。
確かに、私は、過ぎたことをされた。
しかし、同時に、楽しんでいる、私も、そこには同居していた。
彼女たちを、傷つけてしまった。
私は、ひたすら、後悔した…。

――カズキ……。
君にもらった、クマのぬいぐるみ、ぶち撒けてしまったよ…。
君の思いが詰まった、可愛い、可愛い、ぬいぐるみだったのに。
いつも、君のことを思うときは、この子を抱いていた。
しかし、私は、いつも、怒りとともに、前後不覚に陥ってしまう、バカな女なんだ…。
どうして、こうも、私は、人の、気持ちを、軽々しく、、踏みにじってしまうんだ……。

顔を上げると、カズキは、逃げたことを詫びていた。

私は、、、胸が締め付けられ、その痛みで、泣いた。
655629:04/03/11 15:38 ID:2LWiB0kX
カズキと、ともに、布団に入った。
私は、布団の中でカズキの胸にもぐりこみ、うずくまって、泣いた。
カズキは、なにがあったのか、決して聞かなかった。
ただ、優しく、優しく、私を抱きしめてくれていた。
それが、とても、とても、うれしくて、同時に、とても、とても、辛かった。

どれくらい泣いただろう。だいぶ、私は、正気を取り戻していた。

「カズキ、本当に、ごめん…。いつも、すまない……。」

カズキに、謝らなければならないと、思った。
カズキは、ただ、うなずいて、私を、抱きしめてくれた。
不覚にも、また、前が、ぼやけてきてしまった。

――私は…。どうしてしまったのだろう…。
私は、こんなにも、弱い女だったのか…。
自分の弱さ故に、虚を張り、強がり、人を、遠ざけて生きてきたと知った。
しかし、ここのみんなは、私を、こんな私を、受け入れてくれた。優しくしてくれた。
―友達、になってくれた。

私は、彼女たちと、このまま、こんな、こんな、ままで、居たくなかった。

カズキに、待っててと告げ、涙を拭くと、私は、彼女らの部屋に向かった。
656629:04/03/11 15:39 ID:2LWiB0kX
ドアを開けると、彼女たちは、部屋にうずくまって、今にも泣きそうだった。
私を認めると、彼女たちは、一斉に、泣き出してしまった。

私の胸はとても、とても、締め付けられた。

「さ、さっきは―――。」

――なんと、言ったら良いのだろう…。
しかし、私は、ここで引いては、いけないと、思った。

「さっきは、、、その……。すまなかった……。私は、君たちを、、傷つけてしまった。
 私は、君たちが、、とても、大事だ……。こんな、私のことを、許してくれるなんて、
 思えない。でも、でも、―――――。」

涙が溢れてきて、それ以上の言葉が出なかった。
私が、彼女たちの前で、泣き崩れると、彼女たちは、私に、泣きながら、ぽつり、ぽつり、と、言った。

「私たち、斗貴子さんが、、大好きだよ。ねぇ、あんなこと、しちゃって……、ごめんなさい。
 とても、反省、、しています…。私たちのこと、、、嫌わないで、、ください……。」

私たちは、一緒に、ずっと、ずっと、泣き続けた。
657629:04/03/11 15:40 ID:2LWiB0kX
数時間後、彼女たちに笑顔で別れを告げて、私は、部屋に帰ってきた。

涙で、真っ赤に、真っ赤に、腫れあがった瞳を、カズキは、優しく、舐めてくれた。

――ネコじゃ、ないんだから…。
でも、、とても、嬉しかった。

私たちは、その夜も、枕を共にし、愛し合った。

658名無しさん@ピンキー:04/03/11 23:19 ID:4+J3lqYH
長い
659名無しさん@ピンキー:04/03/11 23:25 ID:1EGsJmkE
でもいい
660名無しさん@ピンキー:04/03/11 23:31 ID:hO9jo6WW
だがそれがいい。
GJ!!



…ローターの持ち主が誰だったのか気になる。
661名無しさん@ピンキー:04/03/12 00:57 ID:7yAbujO1
>>660
ブラボーのものだと予想してみるてst
662名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:47 ID:hhx626v8
すごい良かった!!乙です楽しめたw
663名無しさん@ピンキー:04/03/12 21:40 ID:OAxF/xSF
664名無しさん@ピンキー:04/03/13 02:42 ID:3Nqin8NZ
な ん だ こ の エ ロ さ は
665名無しさん@ピンキー:04/03/13 11:40 ID:ZJH/DEk4
す ば ら し い
666名無しさん@ピンキー:04/03/13 12:26 ID:SHkt56ti
カズトキはやはりいいね(´∀` )ドゥエヘヘ
667名無しさん@ピンキー:04/03/13 13:41 ID:W8L4uv1t

カズキ――。
君の人を愛する優しい心はどんな鳥の奏でる歌よりも澄んでいるよ。
君の優しく、温かい、――太陽のような心に、私は包まれたい。
他人(ひと)は私を、君を美化し過ぎだと、嗤うかもしれない。
しかし、君の――。その、その心がこの、私の、顔の醜く深い傷のように深く、深く傷ついた、小鳥のように小さな、この、胸を、心を、癒してくれている。
フフ。こんなことを私が君に想っているなどと君が知ったら、どう思うだろうか。
この想いを伝えられず、君に会う度に胸が、私を締め付けていた。
甘く、切なく、私を縛り上げる、この心は、私の弱い、心だった。
君を想うと、何時でも、私は、そう、胸の苦しさの中にも喜びを覚えていた――。
668名無しさん@ピンキー:04/03/13 13:43 ID:W8L4uv1t
「カズキ、居るか?」

君に会いたくなって、夜の君の部屋を訪れた。

………。君の返事は聞こえなかった。

――風呂にでも、入っているだろうか。

――ズキン。
君の部屋に、君がいないと言うのに私がいる。という背徳感が私の胸を刺激した。

そして、そして――。
私はここで、ある種、興奮を覚えていたことも話さねばなるまい。


私の、女性の本能は、君を求め、疼いていた。
そのことに気付いた私は、頬を赤らめ、内股で、独り、俯いていた。

私は、いつしか、自分の疼きを、受け入れていた。
君のベッドの上で、君の、匂いのする、ここで。
私の胸の二つの小さな丘は、その存在を最大限に現し、君をひたすら求め、私の、私の女の部分は、君を欲し、そこに洪水を起こした。
それらの興奮を、私は、自らの手で、揉み、いじり、一層高揚させ、己を快楽の境地へと向かわせて行った。

私は己が絶頂に達するのを感じ、同時に、戦いとは違う、ある種、空虚を含んだ疲労を覚えた。

――私は、なにをしているのだ。

急に、羞恥心から、本能に歯止めがかかった。
膝のあたりまで下ろしたショーツを、もう一度穿くと、なんだか、冷たくねっとりしていて気持ち悪かった。
ベッドに目をやると、私の作った水溜まりが見え、なんだか、すごく、恥ずかしくなって、自分の部屋へ駆け戻った。

669629:04/03/13 13:44 ID:W8L4uv1t
部屋に舞い戻ると、私の胸は、背徳感に激しく高揚していた。

私の本能が君を強く、強く求め、咆哮していた。
私の胸の高鳴りは全身に伝播した。
私の君を最も欲する部位は、君への欲望の滴でそこを満たした。

私は情動を抑えられなかった。君を電話で呼び出し、君の目の前で、私は、服を、脱ぎ捨てた。

心は羞恥心で溢れ返っていた。しかし、それも認知できぬほど、私の君を求める本能は荒狂い、雄叫びをあげていた。

君は、私の必死の呼掛けに、応じてくれた。
たどたどしく服を脱ぐ君が愛しかった。
淫乱と称されても、変態と詰られようとも構わなかった。ただ、ただ、君を私は欲した。

君の股間に聳える、その、君の男の象徴に、私の体は、加速度的に高揚し、その時にはもう、理性などこれっぽっちも残っていなかった。

ただ、ただ、君が欲しい。
君にしゃぶりつき、その味を楽しんだ。
君の全身をなめ回した。
君に触れる度、私の魂が、歓喜の叫びをあげた。
ベッドに寝ると、私は自らの足を抱え、腰を浮かせ、君に、濡れに濡れてもう、海のようになったソコを広げ、君を求める言葉を発した。
君が入ってくるのを感じた。魂が、全身が君で満たされるのを感じ、私は、腰を大きく振り、その幸せを全身で受け止めた。
君は何度も私を突き、その度に私は歓喜の嬌声をあげた。
君の体が私に重なる。私は君を強く抱き締め、快楽の渦に飲まれ、そのまま、イッた。
670名無しさん@ピンキー:04/03/13 13:45 ID:W8L4uv1t
目を覚ますと隣りには君がいた。
冷静になって思い返すと、凄く、凄く、恥ずかしかった。
私が、君を認めるとすぐ、外方を向いたのはそんな、理由からだった。

君は私に身を寄せ、呟いた。

「…斗貴子さん、とても、可愛かったよ。」

その言葉は私の心を喜びで満たした。
嬉しくて、嬉しくて、堪らなかった私は、君の方を振り向くと、強く、強く、ずっと、君を、抱き締め、涙した。
671名無しさん@ピンキー:04/03/13 19:37 ID:3A716qKH
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!
まいど乙です
672名無しさん@ピンキー:04/03/13 22:03 ID:C8Sl91Ri
>>663
そのサイト俺も知ってるよ。
エロ過ぎてその斗貴子さん本が出たら速攻で購入することを決意してる。
3月の下旬に店頭に並ぶそうだから今から楽しみだよ。

しかしあらためて エ ロ す ぎ る 
673名無しさん@ピンキー:04/03/13 22:49 ID:Guf0lyyk
>>605
> 俺は実の母でないところでやられたと思ったわ。
> 鋼の錬金術師のイメージがあったせいかもしれんが、
> 斜め上をいかれたような感じ。

ん?
なにゆえハガレンのイメージ?
674名無しさん@ピンキー:04/03/14 00:08 ID:Kqx9AAV5
まあハガレンの話はいいよ
675名無しさん@ピンキー:04/03/14 00:57 ID:3DEYrrvn
あんな腐女子と厨しか読んでない漫画の話を
ここに持ち込まないでください。
676名無しさん@ピンキー:04/03/14 00:59 ID:JPF7KW5P
>>673
姉弟の目的が母親の蘇生だったと思ってたんじゃ?
677名無しさん@ピンキー:04/03/14 01:32 ID:yyduPKDg
土日をメドにガンガってましたが結局完成はムリだと悟りました
書くの遅いんスよ…
とりあえずガンガった分だけもうpします
早坂姉弟×斗貴子さんで、ラヴラヴなモノばかりの中でスマソが陵辱系です
残りは来週をメドにガンガリます
678早坂姉弟×斗貴子 01:04/03/14 01:33 ID:yyduPKDg
カズキは秋水の逆胴を武装解除した核鉄で防ぐことができた。
逆胴を止められたことに驚愕する秋水。
その一瞬を突いてカズキはカウンターを狙った。
「もう1回武装―――」
カズキの声に核鉄が反応して瞬時に槍へと姿を変える。
槍は秋水を貫き、カズキは勝った…はずだった。
パキィィ…ン
無情にも槍は秋水の体を貫く寸前で音を立てて折れた。
呆然とした顔のカズキと安堵の表情を浮かべる秋水。
「そんな…おれのサンライトハート…」
カズキが見守る中、槍は核鉄へと戻る。
2つに割れた姿で核鉄は元に戻り、静かに事切れた。
カズキの声は届かない。
核鉄は死んでしまったのだ…
「カズキ!」
一瞬の攻防を見ていた斗貴子がカズキの元に走った。
しかし、それよりも早くカズキは崩れ落ちる。
カズキが最期に見たモノは斗貴子の泣き顔だった。
「しっかりしろカズキ!死ぬな!」
抱き上げたカズキは何も答えず、体から体温が急激に落ちてくる。
壊れた核鉄が意味するのはカズキの死―――
以前カズキが自分をかばって死んだ時は、予備の核鉄で生き返らせることができた。
だがその予備はもうない。
「カ…ズキ…」
「悲しむことはない。おまえもすぐに武藤の元に送ってやろう」
秋水は再び剣を構える。
秋水も桜花も反撃を警戒していたが、意外にも斗貴子は武装錬金を解除した。
斗貴子は核鉄を握りしめる。
「あきらめたのか…せめて楽に逝かせてやろう」
わずかな隙も見せず、慎重に剣を振りかぶる秋水。
だがその顔が驚きに変わる。
679早坂姉弟×斗貴子 02:04/03/14 01:34 ID:yyduPKDg
秋水が驚きの声を上げた。
「な、なんだこれは!」
斗貴子の核鉄がカズキの胸の中に消えていき、カズキは息を吹き返した。
核鉄を使って死んだ人間を蘇生させる―――
秋水と桜花は核鉄の知らない能力にただ驚いていた。
「…たのむ」
斗貴子の声に秋水は我に返って剣を構え直す。
が、斗貴子は戦うつもりはなかった。
次第に温かさを取り戻す体と心臓の代わりになって動く核鉄を感じて斗貴子はホッとした。
だがカズキを抱く手は震えていた。
「私はどうなっても構わない。だがカズキは…カズキだけは助けてくれ」
心からの願いに斗貴子は敵に頭を下げた。
これには秋水も戸惑い、剣を構えたまま桜花に助けを求めた。
「…そんなに彼が大切なの?」
桜花の問いに迷わず斗貴子はうなずいた。
「でも私たちは敵同士なのよ」
「わかっている!だがカズキは元々何の関係もない高校生だったんだ!
 カズキは巻き込まれただけだ!…いや、私が巻き込んだ…だからカズキは関係ない…」
カズキだけでも助けようと必死に食い下がる。
流れ落ちる涙は罪悪感からなのか、それとも…
桜花は小さく笑う。
「そう…津村さんは武藤くんが好きなのね」
「ちちち違う!私はカズキのことなど…」
「恥ずかしがらなくていいのよ。今のあなたの気持ち、わかるもの」
桜花はそう言って秋水の手を握り、秋水もまた桜花の手を握り返す。
手を握り合った姿を見ただけで斗貴子には2人がどれだけ互いに想っているかがわかった。
「わかってくれた?私は秋水クンが好き―――」
はっきりと好きと言える桜花が羨ましかった。
が、桜花の次の行動までは流石の斗貴子も予測できなかった。
「…だからこんなこともできるの」
「え…んなっ!?」
桜花は斗貴子の目の前で秋水とキスをした。
680早坂姉弟×斗貴子 03:04/03/14 01:36 ID:yyduPKDg
「☆×凹¥▲?※●□!!」
突然のラブシーンに斗貴子はゆびを差したまま言葉にならない声を上げた。
2人のキスはしばらく続いた…というよりも秋水でさえ予期していなくて固まっていた。
実の姉弟のキスシーンはたっぷりと続いた…
「ね、姉さん!」
ようやく我に返った秋水が桜花を引き離す。
「あら、秋水クン私のこと嫌いなの?」
「そんな場合じゃないだろう!反撃してきたらどうするんだ!」
「大丈夫よ。ちゃんとエンゼル様が見てるから」
よく見るとエンゼル御前が斗貴子とカズキを狙っていた。
とその時、桜花は何か閃いたのか豆電球が光る。
「そうだ。条件付きで武藤くんを助けてあげる」
「ほ、本当か!」
すかさず跳びつく斗貴子に桜花はほくそ笑む。
だが近くにいた秋水は「また始まったか」と呆れた顔をしていた。
桜花がこんな顔をした時は、決まって困ったしか思いつかないのを知っていたのだ。
そんな彼女が口走った条件とは…
「私たちとエッチしましょう」
「…………へ!?」
予想を大きく外れる桜花の条件に斗貴子は間の抜けた声しか出なかった。
桜花はニコニコと笑っているが、それが逆に無言の圧力となる。
「で、で、で…できるかあ!!」
斗貴子は口をいっぱいに開けて叫んだ。
とそこに頬をかすめるように矢が射られる。
「だったら武藤くんの命がないわよ」
エンゼル御前が次の矢をギリギリと引いていた。
カズキを助けたい―――
だがカズキ以外の人間にカラダを許したくない―――
秋水に助けを求めたが、秋水は気まずくなって顔を逸らしてしまう。
「どうするの津村さん?」
斗貴子に拒否権は無かった。
681早坂姉弟×斗貴子 04:04/03/14 01:38 ID:yyduPKDg
「わ…わかった、する!すればいいんだろ!」
「物分りのいい子は好きよ」
「で、でもここではダメだ!せめて中で………」
一応ノーマルな斗貴子は屋外という状況下でするのは絶対にイヤだった。
しかしそれを決めるのは目の前の桜花である。
桜花は一言もしゃべらず、ただカズキを狙っているだけだった。
「――――――」
斗貴子が何よりも優先すべきモノは抱きしめたカズキだ。
悔しくて歯を食いしばりながら斗貴子は黙って制服のスカーフを解く。
しかし秋水の良心が痛み、桜花を止めた。
「ね、姉さん!」
「秋水クンは黙ってて。津村さんがここでしたいって思ってるんだから…ね、津村さん」
「………(コクン)」
相変わらずカズキを狙う矢に負けてうなずいてしまう。
秋水は姉の性癖に呆れ果てた。
以前からもこんな調子で下級生に手を出していて秋水を悩ませていた。
女生徒のみに手を出していたのが唯一の救い(?)だったが、迷惑なことには変わらない。
エサとなるのが秋水本人で、最終的には巻き込まれてしまうので…
パサ…
微かに音を立てて斗貴子は制服の上を脱いだ。
制服の下に隠されていた慎ましやかな胸。
それを覆うスポーツブラが見え、斗貴子は恥ずかしくて手で隠してしまう。
目のやり場に困った秋水は赤くなってうつむくしかなかった。
(………………)
秋水の仕草に嫉妬したのか、桜花の心が穏やかではなくなっていく。
が、再び名案を思いついたのか楽しそうに笑った。
「―――と言っても誰かに見られるのは不味いわね…やっぱり中でしましょうか?」
桜花は校舎を指す。
自分たちの存在、L・X・Eの存在を知られるのだけは絶対に避けろとのバタフライからの厳命。
桜花たちはセキュリティを乗っ取った校舎に場所を移した。
682早坂姉弟×斗貴子 05:04/03/14 01:40 ID:yyduPKDg
「ここなら大丈夫よ」
案内されたのは保健室だった。
ここならカズキを休ませることができると斗貴子はホッとした。
「さて、始める前に…ごめんなさい津村さん」
「な、何をする!」
斗貴子の手を取って後ろ手に縛り上げる。
両手の自由がきかなくなり、斗貴子は殺気の篭った目で桜花を睨みつけた。
「あらあら、女のコなんだから怖い顔しちゃダメよ」
桜花の手が伸び、小さな胸を強く握り締める。
襲いかかる痛みに斗貴子は思わず悲鳴を上げたが桜花はさらに手加減なしに握ってくる。
「あぐ………くッ!」
苦痛に歪んだ顔のままで斗貴子は殺意を篭めて睨み付ける。
「ふふ…その顔がいつまで続くか楽しみだわ―――」
斗貴子の殺気など気にも留めず桜花の目が笑う。
その目の奥に隠された殺意に斗貴子は気づき、背筋が凍りついた。
一瞬にして斗貴子は気圧されてしまい、抗うことができなくなる。
だが殺気は一瞬で消えて無くなり、桜花は小さな子をあやすように斗貴子の頭を撫でた。
「そんなに怖がらなくていいのよ津村さん。
 あなたは私たちとセックスしてくれればそれでいいの」
不覚にも感じてしまった恐怖とそれを桜花に見抜かれたことに斗貴子は苛立つ。
「や…やめろ!」
手を払おうとしたが、その時にはすでに桜花は手をどけて秋水の元に戻っていた。
秋水の隣に置かれたイスに座って頬杖をついてニコニコと笑う。
すぐ近くで見物する気だった。
「さ、始めてちょうだい」
「こ…こんな状態で始められるか!」
斗貴子は忌々しくカラダを動かすが、縛られた手は自由にはなれない。
だが桜花は無情にも突き離す。
「バカね、だから楽しいんじゃない」
桜花のサディスティックな目が斗貴子に向けられる。
683早坂姉弟×斗貴子 06:04/03/14 01:43 ID:yyduPKDg
「何の為にそのかわいいお口があると思うの?
 手が使えないんだったらそれを使えばいいじゃない」
「な…」
容赦無い言葉に斗貴子は絶句する。
今度は武装錬金での脅しは無く、凍てついた目だけが斗貴子に向けられていた。
「あ―――」
理屈では無く桜花の視線は本能に直接語りかけ、斗貴子は逆らえないことを悟る。
支配する側とされる側を思い知らされ、あきらめて秋水の足元に跪いた。
床の冷たさがヒザから伝わってくる。
「カズキ…」
縋りつくような目を向けるがベッドに寝かせたカズキは何も言ってくれない。
今のカズキは辛うじて命を繋いでいる状態で、まるで生気が感じられなかった。
桜花はさらに追い詰める。
「ほらほら、武藤くんを助けたくはないの?」
斗貴子は戸惑う時間もロクにもらえず、秋水の袴を結わえている紐に歯をかけた。
首を引くと紐はシュルっと音を立てて解ける。
支えを失った袴はストンと落ち、下着が見えた。
「ふ〜ん、秋水クンもその気になってるわね。なんだか妬けちゃうな」
2人のすぐ横で見ていた桜花がわざわざ説明する。
下着を押し上げる自分の分身に秋水は恥ずかしくなった。
「ご、ごめん姉さん…」
「謝らなくていいのよ。男のコだもんね」
弟に対しては限りなく優しい。
しかし敵に対しては容赦無く厳しかった。
「それで終わりじゃないでしょう津村さん。早くなさい」
桜花の命令に従って顔を近づけると独特の牡の匂いが鼻につく。
胃の中のモノが逆流してくる錯覚に襲われて斗貴子は吐き気を覚えた。
しかし躊躇うことは許されず、おずおずとだが下着の端を噛む。
「ん………んくッ!」
目をギュっと閉じて下着を下ろそうとしたが引っ掛かりが生じた。
何が引っかかっているのかは、すぐに理解できた。
斗貴子は泣きたいのをずっとガマンしていたが、とうとう目の端から涙がこぼれ落ちた。
684早坂姉弟×斗貴子 07:04/03/14 01:45 ID:yyduPKDg
「ひっ……ひっく…」
人目もはばからず、斗貴子は泣いた。
近くで座って見ていた桜花は実に楽しそうに笑う。
戦士としての凛とした姿は微塵も感じられず、今の斗貴子はただの弱い人間でしかない。
そんな斗貴子の惨めな姿に秋水はひどくそそられ、加虐心を煽られる。
「泣けば許すとでも思っているのか?」
声から伝わってくる冷たさに斗貴子は怯え、カラダをビクリと震わせた。
恐る恐る見上げると秋水と目が合う。
姉と同じ殺気を帯びた目に射竦められ、斗貴子は怖くて動けなくなった。
「津村さん、いつまでそうしているつもり?」
2人はネコがネズミをジワジワといたぶるように斗貴子を追い詰めていく。
やがて覚悟を決めたのか斗貴子は目をギュっと閉じる。
「ふ…むぅ……!」
引っかかりを感じながらも下着を一気に下ろす。
が、その反動で秋水のペニスが跳ね上がり、ペシっと頬に当たった。
「はひっ………」
最初は何なのか理解できなかったが、熱くて固い感触に斗貴子の顔は引きつる。
そそり立った秋水の性器が視界に入り、斗貴子は声を上げて逃げ出した。
「うあああ!カ、カズキぃ!」
が、素早く桜花は足を引っかけて転ばせた。
手が使えないせいで顔から床に倒れ込み、痛みで一瞬カラダが言うことをきかなくなる。
そこに桜花と秋水はゆっくりと近づく。
「バカね津村さん。逃げられるとでも思ったの?」
「ひッ……」
目の前に見える2組の足に怯えて斗貴子は歯をカチカチと鳴らす。
桜花は髪の毛を掴み、斗貴子の顔を上げた。
「も、もうやめてくれ………なんでこんな辱めを受けさせる!殺せば済むだろう…」
理不尽な条件に今更ながら斗貴子は後悔した。
泣き叫ぶ斗貴子に2人は顔を見合わせると声を出して笑った。
「な、何がおかしい!」
「決まってるじゃない。あなたみたいなコをいじめるのが楽しいからよ」
斗貴子を見下ろす桜花の目はドブ川が腐ったような色をしていた。
685早坂姉弟×斗貴子 08:04/03/14 01:48 ID:yyduPKDg
「ほら、早く秋水クンに続きをしてあげなさい」
髪の毛を掴んだまま斗貴子の顔を秋水の股間に持ってきた。
そそり立ったモノが押し付けられ、頬に感じる生温かい感触に斗貴子は顔を歪める。
「どうすればいいのかわかるわよね?」
だが斗貴子は口を結んでピクリとも動かなかった。
桜花はしおらしくため息をつき、独り言をつぶやく。
「武藤くんもかわいそう。普通の高校生だったのに戦いに巻き込まれて…
 最後は信じていた人に見捨てられちゃうのね」
わざとらしく哀れんでみせる桜花。
チラと横目で斗貴子を見ると案の定、悲痛な顔で床をじっと見つめていた。
わかりやすい反応に桜花は笑いを噛み殺す。
「この…ひ、卑怯者!」
「あらあら、ひどいこと言うのね。
 お願いを聞いてくれれば、ちゃ〜んと武藤くんは助けてあげるのに…」
カズキを引き合いに出されてしまっては逆らうことはできない。
今更だが命令に黙って従うしかなかった。
斗貴子は悔しくさに歯を食いしばる。
「………や、約束は守ってもらうからな!」
「ええ、もちろん約束は守ってあげるわ。
 …さ、始めてちょうだい」
桜花は手を放して元の場所に戻った。
自由になった斗貴子は改めて秋水の性器と向き合い、その大きさと形に戸惑う。
カズキ以外のモノを間近に見るのは初めてで、恥ずかしさに顔を赤らめた。
が、このまま何もしないわけにはいかなかった。
「んんッ…」
斗貴子は舌を少しだけ出し、あごをクッと上げた。
小刻みに震えながら近づくと鼻につく牡の匂いが一層強くなってくる。
間近に迫るペニスはさっき見たモノよりも遥かに大きく感じられた。
「くッ…」
斗貴子は怖さを押し殺し、舌先を触れさせる。
その瞬間、ずっと待たされていた秋水は短く呻き声を上げた。
686早坂姉弟×斗貴子 09:04/03/14 01:52 ID:yyduPKDg
「うぐ…」
斗貴子は汚いモノにでも触れているかの如く顔をしかめた。
好きでもない男の性器など舐めたくなかったが、突き出した舌を少しずつ動かし始める。
しかしその動きはたどたどしいモノでしかなかった。
「秋水クンどう?気持ちいい?」
桜花に聞かれた秋水はがっかりしたように首を横に振る。
が、聞いた本人も近くで見ていたので、そんな事はわかっていた。
「気持ちよくないって言ってるわよ、津村さん」
斗貴子は肩をビクリと震わせて動きを止めた。
さらに辱めようとする桜花に涙で視界がぼやけてくる。
しばらく考えた末、斗貴子は口をO字に開けた。
「お…おぐ…」
斗貴子は口をいっぱいに開けて秋水のペニスをほおばった。
先端がぬるっとした温かい感触に包まれ、柔らかい口内の感触に秋水は呻き声を上げる。
「歯を立てちゃダメよ」
桜花は一応念を押しておくが、その言葉が耳に入るほど斗貴子には余裕はなかった。
口に広がる牡の臭いに吐き気がして、ほおばっているだけでも精一杯だった。
それでも手が使えない斗貴子は咥えたまま首を前後に動かし始める。
「ちゅ…ぐちゅッ…」
斗貴子は必死になって首を動かすが、嫌々やっているのは明白だった。
桜花は「気持ちいい?」と目で聞くと、秋水はため息をついて再び首を横に振る。
(しょうがないわね…)
桜花は目配せすると、秋水は待っていたかのように口の端を釣り上げた。
「ヘタクソ!」
秋水は痺れを切らせて斗貴子の頭を押さえ付け、腰を使い始めた。
口を女性器に見たて、ノドを容赦無く突いてくる秋水に斗貴子は目を見開いて驚いた。
「んッンッ!…んぐ…」
先端がノドの奥に届く度に吐き気を覚え、斗貴子は気が遠くなる。
秋水は両手に力を入れ、モノのように扱っていた。
早く終わってくれ―――
抗うだけムダだというのを理解した斗貴子は心の中でそれだけを願っていた。
687早坂姉弟×斗貴子 10:04/03/14 01:56 ID:yyduPKDg
斗貴子は目を閉じて秋水が一分一秒でも早く果てるのを待つしかなかった。
いつまでも続くと思われいた秋水の行為―――
それは唐突に終わりを迎えた。
「っく!…出るぞ!」
秋水の声は上擦り、両手は斗貴子の頭を押さえ付ける。
まさかこのまま口の中で―――斗貴子がそう思うよりも早く射精は始まった。
「んグッ!」
ノドの奥に届いた先端から精液がほとばしる。
耐え切れなくなってペニスを吐き出そうとしたが、秋水の力は強くて微動だにしない。
秋水は何度も射精を繰り返し、斗貴子の口の中をヌルヌルとした精液でいっぱいにする。
「ん…んはっ!」
最後の射精が終わり、頭を押さえ付けていた手の力が緩んだ。
その隙を逃さずに…
いや、必死でもがいていたお陰で斗貴子はやっと性器を吐き出せることができた。
「げッ!…げほ………こほっ!」
咳き込んで口の中に溜まったモノを床に吐き出した。
精液は糸を引いて口元に繋がり、ノドにもまだ絡まっている。
斗貴子はカラダの中まで犯された気がして全てを吐き出そうと必死になっていた。
「秋水クンの量が多いから大変だったみたいね」
近くで桜花の声が聞こえた。
斗貴子は首を微かに動かして見ると、桜花がすぐ近くでしゃがみ込んで覗いていた。
「でもダメよ津村さん。最後までしてあげなくちゃ」
そう言うと桜花は弟の前に跪き、萎えかけたペニスにキスをした。
音を立ててサオの部分に付いている精液を吸い、舌を出しては掬い取る。
「ね、姉さん…そんなことしなくてもいいよ」
「だって津村さんの見てたら…ね?」
片手でペニスをしごきながら桜花は上気した顔を上げた。
姉の惚けた顔に秋水は恥ずかしくなって顔をプイっと逸らしてしまう。
しかし期待してしまったのか、萎えかけていたペニスは少しずつ熱く硬くなってきた。
「ふふふ…いいコね」
秋水ではなく、大きくなったペニスに向かって桜花は囁く。
桜花はうっとりとした顔で口を開けると、ゆっくりと味わうように弟の性器をほおばった。
688名無しさん@ピンキー:04/03/14 19:22 ID:hPIBxJdC
桜花タン(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

絵板の774様の絵を見て今日がホワイトデーだとやっと思い出しますた。
>>461の続きです。たぶんこれで終わりです。エロなしでごめんなさい。
774様にこの場を借りてお礼を申し上げます。生きててごめんなさい。
689あのチョコレートのお返しに:04/03/14 19:23 ID:hPIBxJdC
ぎこちないけど、少し怖いけど、精一杯笑って伝えよう。
明日を一緒に歩きたいから、一月前のあなたへ「ありがとう」。

きっと斗貴子さんは、あの場所にいるだろう。
バスケットを片手に下げて、武藤カズキは走り出す。
日曜日昼下がりの静かな学校の、春の光が差し込む階段をカズキは駆け上る。
鉄の重いドアを開けると、暖かな風が体を包み込んだ。
「斗貴子さん」
斗貴子は給水塔の上、春風を全身に受けて佇んでいた。
「な、なんだ。カズキか」
ピクンと体を震わせて、斗貴子は下を見る。
「考え事?」
「キミには関係ないことだ」
微かに頬を赤く染めて、応えた。
「上っていい?」
「…好きにすればいい」
少しだけ戸惑って、斗貴子は招き入れた。
そこはこの町で一番空に近い場所。斗貴子の一番好きな場所。
690あのチョコレートのお返しに:04/03/14 19:25 ID:hPIBxJdC
「斗貴子さん、コレ」
給水塔に座ったふたりの間にはバスケット。
「バレンタインのお返しに」
バスケットの中身は、ぎっしりとおむすびが詰まっていた。
「斗貴子さんはおむすびが好きだって聞いたから」
ちょっとだけ照れて、けれどまっすぐな瞳が重なった。

「どう?」
「強く握りすぎだ。もっと空気を含ませて、やさしく握るようにしないと」
「うん。次は、気をつける」
「次…か。わたしが来年もキミにチョコレートをあげるとは限らないぞ」
「じゃあ、明日でもいい?」
「明日!?」
「明日、天気が良かったら、またこの場所で。
斗貴子さん昼休みはいつもココに居るみたいだし」
たしかにバレンタインのあの日から、斗貴子は暇があると給水塔の上で考え事をしていた。
心の刃が鈍っているから、戦士として大切なことを忘れそうだから、ココにいる。
そうやって自分の中で折り合いをつけようとしてきたけれど、それが嘘だということもわかっている。
この空に一番近い場所でいつも心を占めているのは、太陽のように明るいカズキの笑顔と、
とっておきの特等席にいるのに寂しいと感じる自分の不可解さだけ。
「あ、ああ。明日…か」
明日、柔らかな日差しの中で、暖かな風に包まれて、この場所でキミとふたりで…
691あのチョコレートのお返しに:04/03/14 19:26 ID:hPIBxJdC
「斗貴子さん」
はっとして横を向くと、いつもの、だけどいつもよりまっすぐなカズキのまなざしがあった。
「バレンタインのとき言えなかったけど、チョコレート、ありがとう」
―――キミがまっすぐな瞳で見つめるから、わたしも自分の気持ちをまっすぐ見つめなくてはならない―――
「…キミは、ヒドいヤツだ」
「! ゴメン!」
「冗談だ」
クスリと斗貴子は笑って
「ありがとう」
と、だけ言って、体をカズキに寄せてみた。
明日を一緒に歩きたいから、これからのキミに「ありがとう」






「ところでカズキ、このおむすびの具はなんで海苔なんだ?」
「海苔じゃなくて、おむすびが具のおむすび」
「明日は普通の具にしてくれないか…」
692名無しさん@ピンキー:04/03/14 19:42 ID:GQVsgRRt
おむすび(*´∀` )イイ!! ほほえましいなあ…
693MITUNO:04/03/14 21:24 ID:oASBcpGy
エロ無し&戦闘シーンバリバリの少年漫画風味満載のSSはアリですかね?
694名無しさん@ピンキー:04/03/14 22:20 ID:bXxSJ48k
>>678-687
たまらんね(;゚∀゚)=3ハァハァ
695名無しさん@ピンキー:04/03/14 22:47 ID:DsaSCQM/
>>693
まずおまえは何歳だ
696名無しさん@ピンキー:04/03/14 22:50 ID:bXxSJ48k
>>693
オリキャラとか出てきて痛いだけだからやめて
697名無しさん@ピンキー:04/03/14 23:08 ID:R5M6sNIp
>>693 死ねや荒らし 厨房が21禁の板に来るんじゃねえよ
698名無しさん@ピンキー:04/03/15 00:39 ID:T2BwL2me
>>693
必殺技を叫ぶ時はビックリマークを最低でも5つ以上付けろよ
699名無しさん@ピンキー:04/03/15 00:53 ID:7jrMgzjs
>>693
エロくない作品はこのスレに2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073364639/

ここにカモーン!
700名無しさん@ピンキー:04/03/15 01:27 ID:th+YBKJ2
>>693
お前某dだろ
701名無しさん@ピンキー :04/03/15 03:58 ID:4r2lY0lI
>>678-687
長さも苦にならず楽しめたよ、GJ!
残りも密かに期待してまつ(;´Д`)
702名無しさん@ピンキー:04/03/15 10:15 ID:uyTlsQYz
>>693
無駄にあおってるリア厨の意見はスルーで。
オリキャラとか出さなければ&原作のふいんき(←なぜか変k(ry
さえ壊さなければいいんじゃない?
703名無しさん@ピンキー:04/03/15 10:57 ID:eB8CBf4o
>>702はスルーで
リア中がこんなとこに書き込んでいい分けないだろ
704名無しさん@ピンキー:04/03/15 15:37 ID:B7aiOK8Q
だからエロパロだと(ry
705名無しさん@ピンキー:04/03/15 16:23 ID:uT5e3KWv
だからここに書けと

エロくない作品はこのスレに2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073364639/

で、書き終わったらリンク貼ればいいっしょ?
706名無しさん@ピンキー:04/03/15 20:03 ID:T2BwL2me
早坂姉弟×斗貴子の続き書いてるんだけど
銀成学園高校の制服ってどういう構造になってるの?
あれってスカートだけ分離(脱ぐ)可能なのかな………やっぱりムリ?
707名無しさん@ピンキー:04/03/15 20:54 ID:bSYrK2yA
そーいうときは破いてしまえ(笑)
でも、分離できる気もする
708名無しさん@ピンキー:04/03/15 21:12 ID:RqPqtLF1
漏れは無理ぽと思う。
あれは下に上下一体のワンピ、その上に上着という構成じゃないか?
709名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:01 ID:XbD/hSiO
>>706
多分708が言うようにワンピース+ボレロ構造だろう。
アレなデザインだけど、元をただせばお嬢学校にありがちな制服と構造が似ている
710名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:31 ID:blSgCuCZ
やっぱりワンピースタイプか
素っ裸でエッチするのもちょっと……って思ってたけど
あれを着たままするとなると状況は限られるだろうから…ちょっと考えねば

>>707-709
サンクス
711名無しさん@ピンキー:04/03/16 01:40 ID:y5jhOAMV
なんだってこんなに>>693に過剰反応しめしてんのさ
スレ住人はちょっと偏狭すぎないか
前スレでも、エロなしの作品があったじゃないか
712名無しさん@ピンキー:04/03/16 02:09 ID:xt1rj0SX
皆が反応してるのは戦闘シーンバリバリの部分。
過去にも一度あったが痛くて見れたもんじゃなかった。
個人的には萌えに比重が傾いてればエロなくても良し。
713名無しさん@ピンキー:04/03/16 02:21 ID:LI57ZT12
本スレでちょっとね…
714名無しさん@ピンキー:04/03/16 13:41 ID:WK6J7PVP
別にエロなしでも全然OKだよ。
ただ単に>>693が明らかにリア中で本スレ荒らしてたやつだから駄目ってだけ

これでこの話は終了にしましょう。
↓何もなかったように再開
715名無しさん@ピンキー:04/03/16 15:57 ID:zHGufsmO
>>714
何言ってんだ。
荒らしてたのはお前だろ?
716名無しさん@ピンキー:04/03/16 18:04 ID:50p8WhA3
>>715
お前がなに言ってるんだ?って感じだが…
717名無しさん@ピンキー:04/03/16 20:02 ID:YVuZdPC5
>>715
なんで噛み付くかな?
もう終わりでいいじゃん。
718名無しさん@ピンキー:04/03/16 22:17 ID:WK6J7PVP
やっぱりワンピースタイプかな>制服
719名無しさん@ピンキー:04/03/16 22:30 ID:Vj41Ika1
じゃあ上半分は腰まで脱がし
下は捲り上げてというカタチだな、着たままだと
720名無しさん@ピンキー:04/03/16 23:07 ID:isRgInJj
ワンピースでも、後ろファスナーではなく、
前に隠しボタンがついているタイプだと脱ぐのは簡単。

……と言ってみる。
721名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:16 ID:qi0MMlAC
>>720
あの制服でそれは萎え。
722名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:37 ID:xbvwJ+vl
ここ数日で急にスレが伸び始めたね。
21歳未満の方はここに来ちゃいけないんだよ?




わかってるか、>>713-718
723名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:41 ID:xbvwJ+vl
追記










春厨は2chの基本ルールさえわかってないから困りものだNeヽ(´ー`)ノ
724名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:43 ID:0wrjEW/q

以前にSSを投下した者だが、スレ住人のこういった態度に
本当に辟易させられている。
何故これほどまでに雰囲気を悪くするようなレスをつけるのか。
こうまで執拗に煽る必要性はあるのだろうか。
本スレで何があったのかは知らないが、今後も当スレッドが
こういった風潮でいくのならば、二度と投下する気はない。
725名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:46 ID:l0juOjcM
えっらそー
726名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:06 ID:zw32Kmyz
えっろそー
727名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:11 ID:j9YZP++h
>724
他でがんばってくれ。
728名無しさん@ピンキー:04/03/17 21:13 ID:nS0XtJJx
>>724
二度と来なくていいよ
729名無しさん@ピンキー:04/03/17 22:34 ID:42Ih1dPn
>>724
アンチと厨房だらけのスレになんて投下する気にならないよね。
今は厨大発生の時期な上に、
錬金ファンてガキとキモヲタがほとんどだしw
俺やあなたのような良識あるヤシの方が珍しい。


こうして錬金スレは寂れていくんだね。
730名無しさん@ピンキー:04/03/17 22:47 ID:zw32Kmyz
荒んでるなあ・・・
この雰囲気が続くようなら斗貴子さんは俺のものにしちゃいますよ?
731名無しさん@ピンキー:04/03/17 23:43 ID:IZBdPih8
じゃあ、まひろは俺のもの。とゆーことで
732名無しさん@ピンキー:04/03/17 23:47 ID:3MimYHwh
じゃあ、秋水クンの姉さんは俺がもらうよ。
733名無しさん@ピンキー:04/03/17 23:57 ID:uSPzqrWc
で、『潮騒の町で』の続きはまだかな?
734名無しさん@ピンキー:04/03/18 00:14 ID:AD0fpq9L
困ったな
それじゃ俺はちーちんとさっちゃんを…
いや
双子の母親(仮)の腐乱死体をもらっていくよ
735名無しさん@ピンキー:04/03/18 00:25 ID:U3id8ipR
なんだよ、誰も残ってないのか?

じゃあオレは天使の人形でイイや。
736名無しさん@ピンキー:04/03/18 01:23 ID:Ebu30G42
バッカまだ残ってるよ。
1巻11pにでてきた両おさげの女の子は俺がもらおう
737名無しさん@ピンキー:04/03/18 01:25 ID:7DUrB3uC
コソコソ…ファーストフード店の御姐さんを…


店長、彼女今度こそ退職ね。
738名無しさん@ピンキー:04/03/18 03:14 ID:Hc2FG8IH
おまいらなんでそんなにワキばっか取り合ってんの?
バーカバーカ!! セクシャルバイオレットヌンバワンのパッピーは俺がいただいたぞ愚図共目我!!
739名無しさん@ピンキー:04/03/18 03:23 ID:Ebu30G42
ここで一つゲームをしよう。
人が少ないので雑談もできない。
しかしエロネタ雑談こそがSS職人のインスピレーションを刺激する
と、どっかのスレであった。
そこで会話の変わりにゲームをしよう。
ルールは二つ。

一つ目は武装錬金キャラを一人挙げる。(男女問わない。)

二つ目は一つ目で挙げたキャラに合うエロシチュを妄想する。(ノーマル、アブノーマル問わないが♂×♂は板違い)

勝ちも負けも無い、俺たちの萌えと妄想を刺激するためだけのゲーム。
参加は自由。ただ、職人さんがSSを投下しているのにスルーして続けるのはやめよう。
(そこまでハマる香具師が居るとは思えんが…)

んじゃ、俺が一番手ね。
お題は「斗貴子」

斗貴子はプライドが高そうなので上目遣いでフェラして欲しい。
「…くだらない」とか言いながら頼みを聞いてくれて、ちょっと頬を赤らめながら跪いて咥えてくれる。
プライドが高いので自分がうまく出来ているか気になり、「き、気持ち良いか…」
とか照れながら上目遣いに聞いてくる斗貴子が良い。

こんな感じで
二つ目のお題は別にここまで詳細にする必要は無く、このキャラは縛りに弱そう、とか一言でも良い。
時間があったらで構わないので、職人さんたちをインスパイアするエロネタをみんなで書き込もうぜ!
職人さんたちもSSにするまでもない小ネタなどでの参加してみては?
誰かこのゲームに賛同キボン

(以上は某スレより改変してコピペしたものです。もともと違うキャラが当てはまっていたので、斗貴子の性格が
若干おかしいのは勘弁してください。この荒れっぷりに我慢できなくなり、他スレからネタをパクッてきました。)
740名無しさん@ピンキー:04/03/18 03:48 ID:ebbweh5r
やれやれ……

フレームが太めのメガネをかけて、斜め横に髪を束ねた
部屋着のまっぴーを背中から抱きしめて
一緒にレンタルビデオを み た い


フッ……言わすなよ、こんな事……
741名無しさん@ピンキー:04/03/18 09:36 ID:OSas2rDB
この程度の荒れでキレる程度の職人なら
別にいらない
742名無しさん@ピンキー:04/03/18 10:07 ID:oCe9E1ln
実は月の人は美少女だった

と妄想してみる
743名無しさん@ピンキー:04/03/19 01:04 ID:vjmmhbLQ
>>739
トキュンに腕枕して一緒に寝たい。
眠りながら無意識に俺の服をにぎにぎしたりなんかしたらなおベター





もうっ!739先輩ったら!!
こんな恥ずかしい事言わせないでくださいっ!!
744名無しさん@ピンキー:04/03/20 21:33 ID:bdv4E1JK
誰かカズキが斗貴子さんを調教する話書いて下さい
調教かつ甘い、みたいなの
745名無しさん@ピンキー:04/03/21 00:07 ID:fJ7daUGs
俺が変なだけかもしれない。でもこれだけは聞いてみたいんだが…

カズキって萌えないか?どこがどうとは言えないけど…
746名無しさん@ピンキー:04/03/21 00:28 ID:kiYOh+g+
萌える
安心したまえ。
747名無しさん@ピンキー:04/03/21 00:43 ID:+gcdD6Pj
>>745
それはキミ自身が男であるという前提でか?
それでも大丈夫、一生懸命さとかボケっぷりとか
萌えにふさわしい要素はちゃんとある
と思う
748名無しさん@ピンキー:04/03/21 01:31 ID:hDzy4tEA
それと燃えも忘れるな
749名無しさん@ピンキー:04/03/21 01:37 ID:NufveVC4
本スレをみてないんでなんで エロなし職人が
叩かれてるのか不思議だったが、エロなしが荒らした過去があったせいか。
モノホンの職人さん〜逃げないでくれ〜!!
仮想敵を作って互いを潰し合うのはちゃんねらの性みたいなもんだけど、
ここはまだ そんなに荒野とかしてるわけでもないぞ。

むしろ 煽り合いを職人さん達の素晴らしいSSで吹き飛ばしてくれ!
マターリ派のチャンネラだって居るんだよ…。(;´Д`)
750749:04/03/21 01:42 ID:NufveVC4
ここの職人さんのSSに、
萌えというよりも本気で感動して心を震わせた者ですた。
SSいつも楽しみに待ってまつ!
751名無しさん@ピンキー:04/03/21 03:45 ID:UjHCZq7Y
オリキャラ出まくりな作者の公開オナニーSSは寒すぎ。
本人は荒らしてる気ゼロなのがさらにアイタタ…

なんだよ橋本って(藁
752名無しさん@ピンキー:04/03/21 10:22 ID:MkhDRos1



スルスルスルー ⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡スルッ♪




753名無しさん@ピンキー:04/03/21 10:24 ID:MkhDRos1

    _.-~~/
    /  /   パカ
   / ∩∧ ∧
   / .|( ・∀・)_  話は聞かせてもらったぞ!
  // |   ヽ/  
  " ̄ ̄ ̄"∪

754名無しさん@ピンキー:04/03/21 14:16 ID:0iQ1/vin
>>749-751
良い流れだ
俺なら絶対もうSSなんて書かねぇ
何を書いても寒いって言われそう
755名無しさん@ピンキー:04/03/21 18:57 ID:K/oDGCIB
別に君は書かなくていいよ。
自信ある人だけでいい
756名無しさん@ピンキー:04/03/21 19:01 ID:mmw/aIZi
自信ある奴は書けってさ
さっさと書けよ
757名無しさん@ピンキー:04/03/21 19:06 ID:K3YnIiDE
さらに書きにい空気になってまいりました
職人さんの動向が見ものですね
758名無しさん@ピンキー:04/03/21 21:56 ID:VqkM5GcU
粘着くんでもいるのかな
759名無しさん@ピンキー:04/03/21 21:57 ID:Ekoet0vo
秋水クンと桜花タンの四畳半特濃セクースSSまだぁ?
760名無しさん@ピンキー:04/03/21 22:15 ID:oVrmgTxm
ここはいい2チョンネルですね
761名無しさん@ピンキー:04/03/21 23:04 ID:HobNDfGP
前もこういう流れになって職人が消えていった。
762名無しさん@ピンキー:04/03/21 23:27 ID:MSOrSLsz
ぱぱっとSSが書けたら良いんだけどね。
俺は職人が投下するSSを
口開けて待ってる立場の人間だから、偉そうな事は言わないけどさ。
良くも悪くも週間少年漫画のスレって事か。
>>761
消えていくのは寂しいね。
763名無しさん@ピンキー:04/03/22 00:39 ID:0DV8Rhx+
漏れは職人さんが来るまで待つぞ
764名無しさん@ピンキー:04/03/22 00:41 ID:7/WvOaot
とりあえず斗貴子さんが真っ赤な顔でカズキにギュッと抱き付くシーンが見られるまで打ち切られませんように…
765名無しさん@ピンキー:04/03/22 00:47 ID:1ffU8n5j
面倒だ、本音を言ってしまおう
斗貴子さんが「ホム憎い、ヌッ殺す」から「カズキを守りたい」
に心境変化の場面があれば漏れはそれでいい
766名無しさん@ピンキー:04/03/22 00:58 ID:B9kMJPOJ
>>765
いいね
さらに「カズキを守りたい」から「カズキを抱きたい」
に変化すれば個人的には最高
767名無しさん@ピンキー:04/03/22 01:01 ID:fMJl3xZS
>>766
そして「カズキの子を産みたい」になったら神
768名無しさん@ピンキー:04/03/22 01:01 ID:JoRvuQOQ
うんにゃいつの日か知らず知らずのうちにカズキに守られていたことに気付くのですよ
769名無しさん@ピンキー:04/03/22 01:38 ID:B6uaW4E5
>>767
むしろ「カズキの子を孕みたい(ry
770名無しさん@ピンキー:04/03/22 02:12 ID:RrlBwRYd
パーコレイションみたく

「カズキを産みたい」

で決まりだ。
771名無しさん@ピンキー:04/03/22 03:11 ID:A4lBMD+u
カズキの息子をブチマケたい…
772名無しさん@ピンキー:04/03/22 18:38 ID:+vHUuvbs
「アァッ……カズキの熱いのを私の臓物にブチ撒けてくれッ……!」

なんてな。
773名無しさん@ピンキー:04/03/22 21:53 ID:DStxV25f
今週はまたギャグ炸裂モードですたね。
774名無しさん@ピンキー:04/03/23 00:56 ID:TAE96e9t
よく考えてみたんだがあの篭手はなんの能力なの?
775名無しさん@ピンキー:04/03/23 01:43 ID:K0WepteJ
能力といえば「ブラボーアイ」です
漏れもほしいぜ・・・
776名無しさん@ピンキー:04/03/23 02:02 ID:43ydvmVG
篭手って桜花の武装錬金の篭手のことじゃないの?
777名無しさん@ピンキー:04/03/23 02:12 ID:ZjaTuwSP
あのコテから『傷を移す矢』を生成してるのだ。よく嫁。
ちなみに攻撃用の矢は御前の指先から出してた。
ジオングみたいだが。
778名無しさん@ピンキー:04/03/23 06:54 ID:KAMwBYZB
全然気づかなかった流星・ブラボー脚を喰らって逝ってきます
779名無しさん@ピンキー:04/03/23 09:25 ID:yAqJqMRx
すっかり突っ込み役が板についた斗貴子さんの明日はどっちだ
780名無しさん@ピンキー:04/03/23 10:08 ID:KCdgQAi5
誰にもわからない
781名無しさん@ピンキー:04/03/23 11:23 ID:ZjaTuwSP
>>779

 打 ち 切 り
782名無しさん@ピンキー:04/03/23 12:00 ID:3KFUllfY
いやいやいやw どんな些細なことにも
ツッコミ入れるようになったらもう関西人





………(゚д゚)ハッ
783名無しさん@ピンキー:04/03/23 13:24 ID:SDiH/jXX
人にバルスカで突っ込む斗貴子さんか・・・コエー





でもやっぱり最後はカズキに突っ込まれるんだよね
784名無しさん@ピンキー:04/03/23 13:57 ID:yAqJqMRx
ねこみみ斗貴子さんが某原始では恒例となりつつあるわけだが、
本編でもいつか生やしてくれるだろうか
785名無しさん@ピンキー:04/03/23 14:02 ID:f3dSAU/E
>>777
なんていうか便利すぎる能力のような気が。
他の武装錬金がシンプルに単一の特性なのに比べると。
786名無しさん@ピンキー:04/03/23 18:52 ID:rt6K8Gtz
カズキにだって槍としての能力の他に飾り布の能力があるだろ。
桜花もそれと同じ。ただ御前がいるのが大きな違いってだけ。
傷を移すのは自分にだから一概に便利とも言い切れない。
787名無しさん@ピンキー:04/03/23 20:04 ID:wa2N6eQ6
>>786
使用者にとって便利かどうかってことより特性が多すぎのような。
カズキは、槍 + 飾り布のエネルギー化
斗貴子さんは、 鎌? + 正確俊敏な動き
弟くんは、剣 + エネルギー吸収
と、その形状からくる能力+特殊能力一つであるのに対し桜花は、
 弓 + 無尽蔵に産み出される矢 + 傷の移植 + 自律式の人形
何か多すぎだと思う。
特に御前はかなり特異な存在では無かろうか?
弓とは関係ないし。
788名無しさん@ピンキー:04/03/23 23:59 ID:NcAc1gJS
>786
だな。軽い傷なら武装錬金の治癒能力で何とかなるから移さなくていい。
移さなければいけないほどの大きな傷ならば桜花即戦闘不能。
789名無しさん@ピンキー:04/03/24 07:42 ID:wceKSMHR
自分が受けた傷を他人に移せたなら最強なのだが…。


つまり何度膜を破ってもその傷をTQNやまひろんに移せば…何度でも処女セックスが可能!
790名無しさん@ピンキー:04/03/24 17:34 ID:mZZ6hkta
>>789
逆に考えれば斗貴子たんやまひろが処女膜破られても傷を移せば
何度でも彼女らと処女セックスが可能!
791名無しさん@ピンキー:04/03/24 17:38 ID:wRRaij5A
>>790
そして傷を受ける側の桜花は既に無いので影響は無し!
792名無しさん@ピンキー:04/03/24 17:42 ID:wRRaij5A
>>786
桜花の望みは秋水と一緒に生きていくこと。
ならば秋水の傷を共有する能力は最も大切なものじゃないかな?
前衛で戦う秋水の傷を引き受け、常にベストのコンディションで戦えるようにするって意味もあるし。

戦いに役立つかどうかではなく、一蓮托生、死ぬときは一緒ってことの方が大事だと思う。
793名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:25 ID:tJSAJmA3
もう一人でも生きていくって決意をしてるんだからそれは関係ないよ
794名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:32 ID:M9MIa2dJ
なんか数日見ない間に
スレが凄い濁流と化してるけど・・・

なんつーか・・・うん、まぁ、いいやね。
795名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:38 ID:2ZoICfht
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                        |
        ドコドコ   < 神まだーーーーーーーー!!?    >
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
796名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:49 ID:OZ1jF2V/
かなり使えそうだな傷を移す矢
しかし使いどころを間違えるとやばい
797名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:57 ID:MF+2sRFQ
傷が移るんならとっきゅんのトレードマークはどうなる?
それが桜花タソに移るというなら

とっきゅん−傷=?
桜花先輩+傷=?

こうなるのか?
誰か上の方程式解いてくれ
798名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:35 ID:f3JFCm7D
あの矢は治っていないダメージを引き受けるだけ。
トキュンのアレは単なる傷「跡」。
ゆえに矢で射っても無意味。


と言ってみるテ
799名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:57 ID:1rpkAcGr
>>798
なるほど納得しますた


でも傷がないとっきゅんに萌えるのはダメですか?いけませんかそうでつか(´・ω・`)
ただの女子学生斗貴子さんにハァハァしてみたいんだよ(つд`)
800名無しさん@ピンキー:04/03/25 01:10 ID:azouD79W
>799
だが断る
801名無しさん@ピンキー:04/03/25 01:18 ID:BZbgB0EC
いや、もれも傷なしトッキュンにハァハァしてみたいと思うんだが




もちろん幼女の頃ですよ
802名無しさん@ピンキー:04/03/25 23:36 ID:azouD79W
おまい801のクセに良いこと言うじゃねえか!? トキメクぜ。
803名無しさん@ピンキー:04/03/26 00:08 ID:mbimQFyY
よろしいですな。幼女ハアハア。
幼女ネタだと相手は誰が推測されるだろうね?
804名無しさん@ピンキー:04/03/26 01:53 ID:cWgyy7aS
>>803
眠い…。
学校が襲われた時にホムにレイープされた――とかどうだろうか。

私は唯見ていることしかできなかった。
恐怖に顔を歪め、溢れでた涙は私の視界を殆ど遮っていた。
しかし、そこからは、級友が滅茶苦茶にされていく過程がまざまざと現れてきた。
目を閉じることもできず、一歩も動くこともできず、私は、極限の状態にあった。
なんとか理解できた現実は、友達が死ぬ、私も死ぬ――、ただ、それだけだった。

――怪物達と目が…合った………。
殺される!瞬時にその事実を心で理解した私は――気を、失った…。

「――ぎぃッ!!」
今まで味わった事の無い痛みに私は正気を取り戻した――。
自分が、生きている――、という実感も無いうちに、次の痛みが、その次の、
そして、また……。痛みが何度も、何度も訪れた…。
やっとのことで視線を痛みの元へ向けると、
そこには…、そこには……、異形の怪物のおどろおどろしいモノが、
私に、突き刺さり、そこから血が、血が、血が、血が……、流れ出ていた。

…………………
…………
……

「…………、ぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!」

私は叫んだ。泣いた。奴らを蹴り飛ばした。死ぬ気で蹴飛ばした。しかし痛みは容赦なく私を襲う。
私の足は直ぐさま押さえつけられ、頭を殴られ、また、気絶した…………。

ってな感じでさー、どうよ?
805名無しさん@ピンキー:04/03/26 02:42 ID:U+s0aObF
幼女レイープはエロと言うよりグロな感じがしてキッツイです('A`)
806名無しさん@ピンキー:04/03/26 18:32 ID:KbqUc+Md
すまん、幼女レイープは正直勘弁・・・

萌えーな展開に期待します
たとえばおにぎりを好きになった顛末とか
幼女の頃から早着替えできたとか
807名無しさん@ピンキー:04/03/26 19:02 ID:hlI6B2Ul
私は804さんではありませんが
どこまでならやってもいいと思いますか?
808名無しさん@ピンキー:04/03/26 21:00 ID:0B7i3pQ6
幼女レイプは駄目だが幼女プレイならいけると思う。
809名無しさん@ピンキー:04/03/26 23:04 ID:peNtV0WU
「さあ斗貴子さんオシメを換えようね」
「カ、カズキもう止めて…」
「しゃべっちゃ駄目だよ斗貴子さん。今斗貴子さんは赤ちゃんなんだから。」
「…………」
「うわぁ、たくさんおしっこしたね。ずっと我慢してたの?」
「ああ…いやぁ……」
810名無しさん@ピンキー:04/03/26 23:42 ID:SD/SIS8G
カズキよりブラボーと小学生ときゅん萌え。
初めてのブラジャー購入、つけかたが分からないときゅん、
ときゅんのかわいい胸をブラボーの大きな手で寄せて上げて
ブラジャーを着せてあげるとか(;´Д`)ハァハァ
811名無しさん@ピンキー:04/03/27 13:33 ID:dfS1H6qU
これ以上アンケートがヤバくなったら、即打ち切りっぽいぞ
黒崎薫のサイトの日記とか見て、そう思った

もうすぐお別れだね。とっきゅん
812名無しさん@ピンキー:04/03/27 13:54 ID:QKa/mvnr
そんなにやばいのか?
いい作品だと思うんだがなあ。
コミックスの売り上げが良ければ掲載最下位でも生き延びるだろうが。
813名無しさん@ピンキー:04/03/27 14:50 ID:P+7Wi9Xy
そんな優遇措置が取られるのは荒木くらいだろう。>コミクス売り上げ云々
814名無しさん@ピンキー:04/03/27 17:43 ID:ZW+xhDI0
黒崎薫ってるろ剣の同人師出してた人だよね。
今どれくらいの順位なんだろう。
815名無しさん@ピンキー:04/03/27 17:53 ID:pSo6aL2Y
>>813
富樫を忘れちゃいかんw
まあ実際、雑誌本誌だけだと赤字確定で、コミックスの売り上げこそが本命なわけだが。
だからコミックスを売り上げる作家は、いかに本誌で不人気だろうと
(普通は本誌でもある程度人気がなきゃコミックスも売れんが)
簡単に切ることはできんよ。
816名無しさん@ピンキー:04/03/27 18:01 ID:lKw+m7if
武装錬金のコミックスは、打ち切りを逃れられるほどには売れてない。
お前らアンケ出せ。マジで出せ。本当に打ち切られるぞ。

一生に一度だけでもいいから。
817名無しさん@ピンキー:04/03/27 18:49 ID:Kh9ijmj8
>>814
へぇ、そうなんだ

たぶん最下位の可能性大!
818名無しさん@ピンキー:04/03/27 21:06 ID:U7+h/7Ex
>>816
よし、わかった。
漏れも出すからお前モナー
819名無しさん@ピンキー:04/03/28 03:24 ID:0ixWiLPy
イマコソ 武装ズキノオトナノオニイサンガツドウトキ! トッキュンブラボーマッピーカムバック!!!!!!!!
820名無しさん@ピンキー:04/03/28 05:06 ID:WkhqjZcc
>>819
21歳未満はここ来ちゃいけないんだが…知ってたかリア厨?
821名無しさん@ピンキー:04/03/28 10:13 ID:EybFMrUP
近所の本屋では武装の単行本かなり品薄だった。
最近になってようやく入手できたよ。
売れてるのか、元々あんま入荷してないのか。
822名無しさん@ピンキー:04/03/28 13:25 ID:ZvbRjZbD
>>821
自分も探してたんだけど
ガッシュの新刊を買いに行ったときに武装も平積みしてあったから
そん時にげっつ 4刷めだった。
823名無しさん@ピンキー:04/03/29 01:12 ID:Vqkw021V
俺は発売日にコンビニでゲト。
824名無しさん@ピンキー:04/03/30 00:47 ID:pMb5GIu1
あらら…ここ数日携帯からカキコしてたんで気付かなかったが
しりとりしてたんか。
いい暇つぶしになりそうだにゃー。
825名無しさん@ピンキー:04/03/30 01:04 ID:ZfcjhG4H
禿しく誤爆ですね
826名無しさん@ピンキー:04/03/30 03:32 ID:TqG1tjD5
>>824
やってませんよしりとりなんか
827名無しさん@ピンキー:04/03/30 09:10 ID:eyZBkHR7
勘違いしてるんじゃないの?
828名無しさん@ピンキー:04/03/30 09:23 ID:Fsh9oZk0
ノリノリだった香具師らは過去数名いたみたいだがな。
829名無しさん@ピンキー:04/03/30 16:05 ID:yNuvLSVN
なぁ、そろそろSSのネタでも話し合おうぜ
830名無しさん@ピンキー:04/03/30 16:45 ID:qVxIqh7O
萌えスレで読みたいシチュが大体出てるからなぁ・・・
831名無しさん@ピンキー:04/03/30 17:05 ID:mKHJGVg4
ぜひみんなと海へ出かけたとこで斗貴子さんとカズキがこっそり抜け出して
岩場の影で・・・ってストーリキボンヌ
832名無しさん@ピンキー:04/03/30 18:08 ID:wfUjghME
抜ければ何でもイイですよ
833名無しさん@ピンキー:04/03/30 18:30 ID:Kzowu0+2
良くねぇだろ、そういうレスは。
俺的に、>>832 はそこらでAVでも見やがれって感じだぜ。
834名無しさん@ピンキー:04/03/30 20:44 ID:/Uo88YzJ
絶対に必要な要素をあげて
それを入れて書いてもらうというのがいいと思う
835名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:29 ID:FpPEVWc8
むしろエロSSなんかでヌいてるのかと問いたい
836名無しさん@ピンキー:04/03/30 23:37 ID:qVxIqh7O
・・・・・・(;´Д`)エ?
837名無しさん@ピンキー:04/03/31 00:12 ID:1MSlVTnE
しりとりとかウザいだけだからいい加減やめろ
838名無しさん@ピンキー:04/03/31 01:11 ID:ZWhsceYO
あぁしりとりしてたのか。
839名無しさん@ピンキー:04/03/31 01:58 ID:sAo3yPmm
圧縮生還おめ。常駐スレのほとんどが生き残っていて一安心だよ・・
840名無しさん@ピンキー:04/03/31 02:20 ID:A0XZNe3j
文章で抜くの不可能な人だが、SSは純粋に楽しんでるよ。
841名無しさん@ピンキー:04/03/31 03:57 ID:TvxNFBeu
>>837
もう少し言葉を選んで使ってください
私はもうこのスレが荒れるのはイヤなんです
842名無しさん@ピンキー:04/03/31 05:03 ID:qz+9qmbp
>>841
春だなぁ〜
843名無しさん@ピンキー:04/03/31 13:21 ID:7EfBKsro
>837も>841も>842も春臭ぷんぷん。



俺?
俺はどうみても只のさわやかガイだろ。
844名無しさん@ピンキー:04/03/31 14:59 ID:CUVDSEwv
おまいはキティGUYに見えますが?
845名無しさん@ピンキー:04/03/31 20:22 ID:7PgFpc6n
347 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 04/03/35 19:13 ID:mO0nfACe
    錬金終りそうだね

348 名無しさんの次レスにご期待下さい 晒しage 04/03/35 19:13 ID:bUTterF1y
    つうか、最初から打ち切り臭はしてたけどな。遅かれ早かれ始めから突き抜けは避けられない(´,_ゝ`)プッ

349 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 04/03/35 19:14 ID:mO0nfACe
    でも、結構評判良かったっぽいじゃん。一巻の売り上げとかもソコソコだったし

348 名無しさんの次レスにご期待下さい 晒しage 04/03/35 19:17 ID:bUTterF1y
    いや、錬金はダメダメだろ…。エロゲもどき展開と変態ギャグで萌えオタ供と糞厨どもが釣れたおかげで
    予想よりも延命したが、コマ割り、展開、バトル、全て全然ダメ。
    和月必死だな感が滲み出ててある意味面白い
    所詮、和月はるろ剣で名前を売っておきながらも良くいる打ち切られ作家
    かと言って、他誌に移っても豚程度の作家はごろごろいるだろ。即打ち切られて漫画家人生終りだな
    ヒット飛ばしたは飛ばしたでも、富樫と違い、エロゲパクリ展開かホモ臭い美形出して
    キモオタか腐女子の人気取らなきゃ生き残れない一発屋だろ?wwww
    ただ、このスレのキモオタ供が厨っぷりを発揮して集団で叩いてくるからキモくて
    今まで叩かなかっただけ(´,_ゝ`)プゲラッチョ!!
846名無しさん@ピンキー:04/03/31 20:23 ID:7PgFpc6n
349 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 04/03/35 19:18 ID:pAP1LL10n
    諦めるなおまいら
    じゃあ一つ送ってやろうじゃないか? ア ン ケ ハ ガ キ

349 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 04/03/35 19:20 ID:tY0TyOmASc
    このスレの空気、粘着糞アンチの出現!
                     ウ チ キ リ ノ キ ョ ウ フ
    ここしばらく忘れていた、 "臨 死 の 恍 惚"

350 和月 sage New! 04/03/35 19:20 ID:tY0NokoShOCK
    いままで応援してくれてありがとうな…

         錬金巻頭C の ジャンプ
    お礼に、蝶・サイコーな飛翔を見せてやる
847名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:21 ID:sAo3yPmm
「……参った」
 どうするべきか、津村斗貴子こと斗貴子さんはひどく悩んでいた。溜め息混じりに沈む
その姿には哀愁が漂っている。夏休み前の校舎の屋上、放課後の部活生しか残ってい
ないような時間に独り給水塔に座り込んで脚を投げ出していた。
 事の発端はLXEとの決戦直前、カズキの突然の言葉だった。夏休みに海。
 しばしの時が流れ夏休みが近づくにつれ、斗貴子さんの知らぬ内に海へ行く日にちが
決まりあれよあれよとその日が迫ってきた。
 困ったのは斗貴子さんだ。まさか本当に行くことになるとは思っていなかった。戦士長
ことブラボーも面には出さずとものりのりなのが空気で分かる。
「…………ふう」
 何を悩んでいるかは至極単純。自分に合う水着がない、という事もあるが、それ以前の
欠点、かなづちを悩んでいた。
 水泳の授業はほぼ欠席。たまに出ても5メートルも進まぬうちに溺れる、水深1メートル
50ほどのプールで。疑惑のバスト72センチも白日の元に晒された。幸い水泳の授業は
男女別なのでカズキらには(いろんな意味で)ばれてはいないが、それが明かされる日も
遠くない。
「………………はあ」
 斗貴子さんとしては自分のイメージを守りたい。突っ込み役で隙のない完璧なる小乳の
お姉さん。他の者はそう思っていなかったりするが、斗貴子さんはそう信じて思い込んでいる。
 なんとしてもこの危機を乗り越えねば……!
「戦士・斗貴子!」
「!!」
 それは唐突に斗貴子さんの背後に現れた。ばくばく打つ胸を押さえて斗貴子さんは振り
返った。
「せ……戦士長……驚かさないでください」
「お前ともあろう者がそれほど悩むとは情けない!」
 斗貴子さんの主張を無視し戦士長・ブラボーは続ける。
「思い出せ、錬金の戦士となるべく行った辛い訓練の日々を」
「はぁ……」
 いきなり出てきて何を言うのだこの人は?と思いながら曖昧に応えると、すかさずブラボー
は察した。
848名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:21 ID:sAo3yPmm
「さてはお前、俺が何を言ってるのだわけが分からないぞと思っているな?」
「仰るとおりです」
「俺をナメてるのか? 部下の悩みも把握できずに戦士長などやってはいられんのだぞ」
「はぁ……」
 またしても生返事をする斗貴子さんに、ブラボーはコートの中から何かを探り当て、斗貴子
さんに突き出した。
「? これは」
 それを受け取って目を落とす。布と……ビニール製の何かと一通の便箋だ。
「ふ、聞いて驚け。それは俺が用意したかなづち矯正のリーサルウェポンだ」
「せ、戦士ちょ……!!」
 本当に私の悩みを知っていたのか!?信じられずに顔を上げて声を荒げるが、すでにブラ
ボーノ姿はなかった。


 寄宿舎の自室に戻るとブラボーから授かったリーサルウェポンを広げてみた。
「……スクール水着に、浮き輪ですか……?」
 しかもスクール水着には胸に大々的に「つむらときこ」と平仮名で名札が縫い付けてある。
ブラボーのセンスの良さにしかし斗貴子さんはがっくりとうな垂れた。
 そういえば便箋もあったか……。無駄だとは思いつつも手を伸ばし、中から手紙を取り出した。
どうやら二通あるようだ。開いて最初の一通目に目を通してみる。
849名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:22 ID:sAo3yPmm
戦士・斗貴子へ

この手紙をもって俺の水泳指導員としての最初で最後の仕事とする。
まず、お前のかなづちを治すためのリーサルウェポンを用意しているのでそれを使うように。
以下にかなづちについての愚見を述べる。
かなづちを根治する際、第一選択は実戦に限りなく近い模擬戦を繰り返し、生きた泳法感覚
を身に付けるという考えは今も昔も変わらない。
しかし現実には、お前自身がそうであるように、実戦を放棄し見学をして感覚を磨くことに意欲
を見せないという例がしばしば見受けられる。
その場合には、強引にでも泳がせるべきだと思うが、未だ満足のいく成果には至っていない。
俺は、お前がかなづち撲滅の一翼を担える数少ないかなづちだと信じている。
錬金の戦士としてそのような欠点は許されない責任がある。
お前には夏休みの海を楽しんでもらいたい。
遠くない未来に、かなづちを恥じ仲間とともに海へ行けぬ者がいなくなることを信じている。
ひいてはお前の特訓成果を悩めるかなづちに教え広め、かなづち撲滅の一石として役立てて欲しい。
かなづちは生ける恥じなり。
なお、自ら水泳指導するつもりだったが、一足先に妻とバカンスを楽しみに行くことを選んだ己を
心より恥じる。

キャプテン・ブラボー

850名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:23 ID:sAo3yPmm


「武装錬金ッッ!!」
 手紙を読み終えた後、斗貴子さんはそれをずたずたに引き裂いた。読んでいて的を射る点
もあったが、それ以上に馬鹿にされた気がしてならなかったからだ。
「何を考えているんだあの人は!?」
 毒を吐きながらどさっとベッドに腰掛けると、小さなお尻の下にもう一通の手紙がくしゃりと
音を立てて押し潰された。
「…………」
 どうせ読んでも得るものは何もない。強く言い聞かせるが、かなづちは確かに恥ずかしい。
直したい。心からそう思う。
「……まあ、目を通すくらいならば」
 またずたずたに引き裂くかもしれないが、それくらいならばうんよしとしよう。納得すると行動
は迅速だ。お尻で潰していた手紙を素早く手に取り文面に眼を通す。
 内容は数日間に及ぶ詳細な訓練メニュー。訓練場として指定された市営プールまでの地図。
そしてブラボーの励ましの言葉。少しほろりときてしまう。



 が、それと訓練を行うとは別問題。なぜならスク水に浮き輪だから。未だ踏ん切りのつかない
斗貴子さんであった。


851名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:25 ID:sAo3yPmm
オシマイ。
斗貴子さん市営プールで特訓の巻は本編が続いたら書こう、うん。
852名無しさん@ピンキー:04/04/01 01:15 ID:z1Mk30Mu
そんな生殺し…放置プレイ?(;´Д`)
巨塔ワロタ。
853名無しさん@ピンキー:04/04/01 01:41 ID:rWI9coxF
ブラボー既婚者だったのかよ(゚∀゚)
854名無しさん@ピンキー:04/04/01 01:42 ID:wI2rQN0E
漏れもワラタ。
いまさらながら、巨塔は改編に向いてるな。
855名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:17 ID:LqfRoTUw
巨塔もさることながら、

>手紙を読み終えた後、斗貴子さんはそれをずたずたに引き裂いた。
>読んでいて的を射る点もあったが、それ以上に馬鹿にされた気がしてならなかったからだ。

この淡々としたリアクションにもワロタ。
856名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:18 ID:PXb+GxQx
「作戦開始は13時間後 明朝8時!」
戦士長の宣告に、カズキの胸から鼓動が重く響く。
心臓の音ではなく、その代わりを努める核鉄の音。
「それは人の闘争本能に依って作動する」核鉄の、音。
核鉄発動の感覚を知るものにしか聞こえない音。
猫は蛇を見ると、「闘争本能」と「恐怖」を同時に発露させるらしいが
初の”決戦”を目前にしたこの時のカズキの心境はそれに近かった。

斗貴子には、人が蛇に石を叩きつけて殺すような
ホムンクルスへの憎悪と、”決戦”への経験上、余裕があった。
響く鼓動からカズキの心情を理解して、
あくまで自分の中で『既に何度か”決戦”を経験している者』と
結論付けて一言かけてやろうと思える余裕が。
「カズ──」
だが、言いかけた言葉は遮られる。そして余裕も崩れ去る。
「ついてはカズキ、今夜、訓練の仕上げを済ませる。…と言う訳で
戦士・斗貴子。カズキと寝てくれ」
一瞬、斗貴子の中で時間が止まった。
世間になじんでいないとは言え、斗貴子は高校生だ。
「寝る」と聞いて「添い寝?」と思うほど馬鹿ではない。思うヤツは大馬鹿だ。

「なななな何を言い出すんですか戦士長ッ!」
顔を真っ赤にしてまくしたてる。
なんでこの上司はいつもいつも勝手で突拍子もない事をいうのだ。冗談は格好だけで充分だ。
あと、この間TUTAYAにカービィ借りに行ったら、再生中の映画にお前の格好してるのが居て吹いたわボケぇ!
「そ、そうだよブラボー!」
カズキも負けじと声を上げ、斗貴子は安心したようなガッカリしたような感じを覚えた。
「オレ、寝相悪いから斗貴子さんがゆっくり眠れないッ!」
「ボケ倒すのもいい加減にしとけッ!!」
添い寝だと思ってる大馬鹿がいた。ああ、なんてベタな。
857名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:19 ID:+6rjUpu1
>かなづちは生ける恥じなり。

そこまで言うかブラボーw
858名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:20 ID:PXb+GxQx
「…キ、キミは事の重大さが分かっているのかッ!?」
「ツ、ツムリンは事の重大さが分かってんのか!?」
先ほどまで黙っていた御前が、すっかり度を失っている斗貴子を面白がって茶々を入れる。
「つっても、しゃぶって咥えて舐めさせて…穴に棒を突っ込むだけだけどなッ!」
「えええ!? じゃ、じゃまさか…!」
直接的な単語をポンポンと出されて、流石に大馬鹿なカズキでもようやく気づいて真っ白になった。
そんなカズキも面白くて、御前はケタケタ笑いながら話を続ける。
背後に迫っている津村斗貴子を。その背後に映る絶対の『死』に気付かぬまま。
「その通りだカズキン! だが大丈夫! 眼を閉じて力を抜けばすぐ終わるぜ!
…秋水は放っときゃ二時間でも三時間でも動いてたがな!!
それに不安だったら今から桜花お姉さまが筆…すいません黙りますごめんなさい許して下さい斗貴子さん」
「LXEのアジトを教えた功績だけは認めてやるが、…今度フザけてみろ。
……その時は… 容赦なくブチ撒けるぞ…!!」
バルキリースカートを「え」の部分に少し刺されて、御前様は必死に謝った。しかし面従腹背。
(フン! 何とでも言うがいいぜ! …必ずこのオレのやり方で最後には笑ってやるぜッ…!!!)とか思った。

「ブラボーだ戦士・斗貴子! これで話が進む」
「進めないで下さい。だ、大体、訓練の仕上げって言ったら、他に色々あるでしょう!」
他に色々と聞いてカズキは、血を吐きながら体に負担のかかる大呪文を撃ってくるブラボーとか
針の山の上で『肺』をえぐられ死んでいるブラボーとかを連想した。口から魂など吐きながら。
「こらカズキ! これはキミの問題でもあるんだぞ。正気を取り戻せェ!」
斗貴子が手刀(断罪チョップ@ブラボー命名)を真っ白なカズキにかますと
「ハッ! ブ、ブラボー、死んじゃダメだ! …けど …ブラボーあの世で見ててね特訓の成果を…!」
急に現実に戻って、想像との区別がついてないのだろう。カズキはおかしな事を口走る
「安心しろ、俺は死なない! このシルバースキンがある限り!」
「…そのシルバースキンをカズキが身体能力だけで破るとかそういう仕上げはダメなんですか?」

ギ ク

「仕上げ」にかこつけてカズキと斗貴子の行為が見たいだけのブラボーは冷や汗をかいた。
859名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:28 ID:PXb+GxQx
「ギクってなんですか! ギクって!」
斗貴子がジト目で突っ込む。
「…えと、その… くしゃみだ! ブラボーだろ!
ええいそれにしてもキミたちの火付きが悪いから、前置きが長くて気が引けるッ!
いいかい! 武装錬金を持つもの同士が交わうと闘争本能がより一段と増して、力も増すのだ!」
ブラボーがまくし立てる。でもそれはその場しのぎの嘘だから
「…じゃあ別に戦士長とカズキでもいいじゃないですか」
「待て! 俺とカズキでは不健全だし、第一俺には変態趣味はない! つなぎは着てるけどやらないぞッ!」
「……ブラボー、今何も考えずに喋ってない?」
斗貴子にはさらっと恐ろしいことを言われ、ボケ役のカズキにまで突っ込まれて、ブラボーは嫌な汗をいっぱいかいた。

「考えてるよ! 一生懸命考えてる! 若い男女が交わった後は、昂揚感と本来の回復力と
核鉄の回復力が合わさって1時間休むだけで体力やら筋力やらが直る勢い余って前より増えてブラボーに強くなる! 
これを『超回復』って言う! アイシールド21で読んだから 間 違 い な い !」
「アイシールド21なら納得!」
「するなァ! と言うかアイシールド21に私たちの命運とか色々託すなぁッ!」
二人があまり馬鹿すぎて、斗貴子は泣きたくなった。
「ムム! アイシールド21はいい漫画だぞ。戦士・斗貴子!」
「そうだよ斗貴子さん! アイシールド21には古きよき友情努力勝利があるんだよ!」
「あるからなんだってんだ! アンタらどれだけアイシールド21でひっぱるつもりだ!!」
「お、銀魂ネタとはまたブラボーな」
「じゃあミスフルは好き? 面白いよね」
「なんかゴチャゴチャしてるから好きじゃない… じゃなくて! ああもう知るかぁッ! …命令する。死 ね !」
キレて暴れ出した斗貴子を必死こいて止めるカズキとブラボーを
その後10分ほど、御前はせんべいなど食べつつのんびり見物した。五月の風は爽やかだ。

「…とにかく! 漫画の話でストロべっていないで、寄宿舎に戻って仕上げをする! 以上!」
ボロボロで息を切らしてるブラボーは強引に話を終わらせた。そしてそんな彼らを見る影が一つ。
「へ〜 蝶面白そうな事があるんだね。行ってみようっと」
彼の名はパピヨン。ま、展開との相違は気にしないで蝶戴!
860名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:46 ID:+6rjUpu1
ミスフルは面白くない。
861名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:52 ID:I02/VLOg
アイシルはもっと面白くない。
862名無しさん@ピンキー:04/04/01 03:00 ID:lvAA54yw
少年守護神が一番面白くない。
863名無しさん@ピンキー:04/04/01 03:29 ID:0fAbOiwq
このSSは面白いw
864名無しさん@ピンキー:04/04/01 18:12 ID:wI2rQN0E
スピンチャンハァハァ
865どうやら:04/04/01 19:45 ID:/3fWf5jF
まだ続きそうな予感がしてきたので書いてみました。

>>850
 なんだかんだで結局市営プールに来てしまった斗貴子さん。なぜならかなづちを治したい
から。更衣室で着替える際、自分の平坦ボディを誰かに見られやしないか内心びくびくであ
ったがそれは自意識過剰である。世の中、平坦ボディはありふれているものである。しかも
斗貴子さんのように無駄な肉のない身体は世の女性の一つの理想型である。
 ただ、そうただ、斗貴子さんの周りには胸の大きな女子が多くいるというただそれだけのこと
であるし、周りには胸の大きな女子を好むエロス全開の性少年が多くいるというただそれだけ
のことである。
 身にまとう戦闘服を制服からスク水――サイズぴったり――に変えた。鼻の傷はブラボー
便箋に同封してあった絆創膏で隠した。ちょっとした気遣いに鼻頭が熱くなったのを今でも覚え
ている。小さな身体であるにもかかわらず、戦士として鍛えた強靭な肺活量で浮き輪に生命を
注ぎ込む。リーサルウェポン誕生。
 いざ、出陣。浮き輪を抱え戦場に舞い下りた戦乙女は、頭に叩き込んだブラボーの訓練メニュ
ーを正確に思い出した。
 まずは入念なストレッチである。銀成市の市営プールは大小さまざまなプールにスライダー
なども充実、夏場は市民の人気スポット上位に位置している。斗貴子さんは小プールの側で
ストレッチを行った。ぶらぼーの指示である。以下手紙の内容を抜粋。


入水前のストレッチは入念に行う必要がある。だがしかし!決して大きなお友達がいるほうを
向いてストレッチを行ってはならない。エロスに満ちる飢えた野獣どもの好奇の視線がお前の
局部を絡みつくように舐め回すだろう。
必ず小さなお友達がいる方を向いてのストレッチを行うことを勧める。
866名無しさん@ピンキー:04/04/01 19:47 ID:/3fWf5jF
 斗貴子さんは戦士長の指示を受け小プール――つまり小さなお友達が埋め尽くすプール
を向いて柔軟を行った。ぴちぴちスク水は斗貴子さんが身体を伸ばすたびに身体にこれで
もかと密着し、そのボディラインを怪しく際立たせる。黒い布地の質感はビキニ等では醸
      ゴクジョウ   エロス
し出せぬ 臨死 の 恍惚 である。


 脚を大きく開いて胸をアスファルトの大地につける。綺麗なほどぺったりとつく、貧乳の素晴
らしさを垣間見た気がする。開いた股から恥ずかしい毛がはみ出ないか……というのはまった
くもって杞憂である。斗貴子さんに毛などない。高校二年生(実質三年生)であるにも、だ。まさ
にある種の女性の肉体美の完成型、至高の存在である。
 三十分にも及ぶストレッチを終え、シャワーを浴びた斗貴子さんはいよいよプールへ向かう。
濡れた水着は黒光り、斗貴子さんの肌に妖しく吸い付く。けど斗貴子さんは気にしない、泳げる
ようになりたいから。
 流水プールへ向かう途中、その歩が次第に重くなるのを自覚した。先ほどまではブラボーの
指令書通り実行していればよかったのだが、いざプールが近づくとなると元来抱いていた水への
トラウマが斗貴子さんの内でがんがん跳ね回った。
 だがそんなものに屈する斗貴子さんではない。持ち前のブチ撒け精神を奮い立たせプールへと、
「ああ、こら君!」
「はい?」
 そこで上から声がかけられた。声の主はプールにいなくてならない監視員のお兄さん。
監視台の上から斗貴子さんの方を見ている。斗貴子さんは、自分ですか?と視線で訴えると、
お兄さんは真っ直ぐ斗貴子さんの瞳を見据える。間違いないらしい。
867名無しさん@ピンキー:04/04/01 19:48 ID:/3fWf5jF
「小学生の子はお父さんお母さんと一緒じゃないとプールに入っちゃダメだよ!」
「………………は?」
 小学生?誰が?
 もちろん斗貴子さんが。
 津村斗貴子、銀成学園二年生(実質三年生)。一応は高校生である。
 低身長に凹凸のないボディ。加えて胸にでかでかと名前入りのスク水と浮き輪を装備。
さらに付け足せば実はこの監視員のお兄さんは視力が良くない。メガネからコンタクトに
変えたばかりでどうにもしっくりこず、目が少し痛いのでコンタクトを外していたのである。
 この条件ならば斗貴子さんを小学生と見間違えても無理はない。彼に非があるとすれば、
監視の仕事中にコンタクトを外したことだろうが、双眼鏡を首からかけているのでしっかり
仕事はできる、責められるものではないだろう。
 この時、斗貴子さんの中にどれほどの怒りが渦巻いたことか。よりによって小学生……?!
 監視員のお兄さんが小さな友達を諭す時の優しい口調でたしなめるが、斗貴子さんには
届いていなかった。ああ、ブチ撒けたいブチ撒けたい、今目の前に降りてきて頭をよしよし
しながら温和な態度で接してくる悪意のないこの善人をブチ撒けたいブチ撒けたい。



868名無しさん@ピンキー:04/04/01 19:49 ID:/3fWf5jF
短文失礼、ここまで。次回ようやくプールに入れてみます

頼みますからまだまだ続いてください、和月先生(つд`)
869名無しさん@ピンキー:04/04/02 01:23 ID:fPuG/Ggv
>>867
ああ、ブチ撒けたいブチ撒けたい にワロタ
870名無しさん@ピンキー:04/04/02 03:12 ID:LWaon3KQ
何か作者の嗜好が色濃く出てるなぁ(;´Д`)
871名無しさん@ピンキー:04/04/04 03:13 ID:O306lJkc
え〜と…、、、△Ozz^2が正三角形になるには、z^2=e^i(π/3)・zが成立すればいいんだから……、
ここを、こうやって、、、計算して、、、、、、、よし!解けた!!


………………

「何故、何故、答えと違うのだァァァァァアアアアア!!!!!」

「こンの野郎!!!………臓物を、、、ブチ撒けろォォォオオオ!!!!」

ビリッ!!ビリビリビリビリッ!バンッ!!!!

「ハァ……。ハァ……・。ハァ……。フ、フフフフフ、己の無力さを思い知ったか、
『細野真宏の複素数平面が本当によくわかる本』よ。フハハハハハ……。」

「はぁ…………。」

数学が、、、できない……。

「深刻だ……。」

参考書の残骸を拾い集め、ホチキスで留め直しながら、また、ため息をつく…。
鬱ぎ込んだ私の心に、カズキの顔が浮かんだ。

「カズキ……。君は、何故、理系教科だけはできるんだ……。」

過去に3回ほどブチ撒けられ、もはや本としての原型をあまり留めていない、それをみつめてると、
なんだか、自分がとても惨めに思えてきた。

872名無しさん@ピンキー:04/04/04 03:35 ID:O306lJkc
戦士として生き、この方、約8年。
中学までは訓練の傍ら、通っていた。
しかし、皆が高校に進学するころ、私は戦士として生きる道を行った。
それこそが私の生きるべき道だと思ったし、もちろん、今だって、そう思ってる。

「しかし、こんなことになろうとは………。」

ことの起こりは、数日前。寄宿舎の食堂にて…、

「ねぇ、斗貴子さん!こないだの模試、どうだった!?」

私に話しかけてきたのは、カズキだった。
………、模試、模試か。そういえば、今日、返されたっけな。

高校の勉強を殆どおざなりにしてきた私だが、英語と国語は、好きな教科であることも手伝って、
まあまあの成績を保っていた。
『河○塾高校二年全統模試 ツムラ トキコ さんの成績』と表されたA4版の紙を、今日のHRで受け取っていた。
英、国、数の三教科のみの試験だったが、成績を表すグラフは、それぞれ、英文法・長文読解、現代文・小説、
数学基礎・応用、といったように分類分けがなされ、六角形の枠を作っていた。
その六角形のなかに、私の成績があるわけだが……、これでもかってほど、綺麗な三角形を形成していた。
数学……、24点は流石に、辛いな………。などと思いながら、ファイルにしまい、持って帰ってきていた。

「……ねぇ、、斗貴子さん?」

「え…、あ、うん?」

「模試だよ、模試!どうだったの?」




873名無しさん@ピンキー:04/04/04 03:47 ID:O306lJkc
こんな、成績、とてもじゃないが、見せられない……。

「う、うるさい!!どうでもいいだろ!君には関係ないことだ!!」

声を荒げ、そして、自分の顔が赤くなってることに気づくと、カズキから目を背けた。

「あ〜、斗貴子さん、もしかして、できなかったの?意外だなぁー。」

カズキの笑いが、私をあざ笑うかのように聞こえて、居たたまれなくなった私は、よそよそしいそぶりを見せながらも
内面、かなり動揺して、カズキに五月蠅いと言い捨て、部屋へと走り戻ってきた。

「カズキに、笑われてしまう…、こんな成績…。」

鞄から成績表を取り出し、目を落とす。

科目  得点 偏差値 校内順位
数学 24/200  42.4  253/300

………。どう考えても、壊滅的だ。

しかし、どうにかして、カズキを見返してやりたい。
悔しくて、悔しくて、堪らない。
プリントを机にしまい、立ち上がると、財布を持ち、私は書店へと走った。

874名無しさん@ピンキー:04/04/04 03:48 ID:O306lJkc
眠いので、続きはまた明日にでも。
明日にはHシーンも、ちゃんと、書きますので。
875名無しさん@ピンキー:04/04/04 04:28 ID:ubl0YU7O
(*´∀`)がんばりんしゃい
876名無しさん@ピンキー:04/04/04 04:36 ID:WeukhGYy
ぉぃぉぃ浪人生
そんなことやってないで勉強しろよ( ´,_ゝ`) プッ
877名無しさん@ピンキー:04/04/04 12:40 ID:EgJvMYWj
 どうにか監視員のお兄さんをブチ撒けずにすんだ斗貴子さん。まだ燻る憤慨を胸に、
水への恐怖心もなんのそのプールに飛び込んだ。
「――っぶあぁッ!?」
 すぐ浮き輪にしがみつく。流水プールの水深は1メートル40。大きなお友達サイズで
ある。斗貴子さんも背伸びをすれば何とか顔が出るのだが、足先が底につく前に「これ
は危険だ、溺れる!」と警鐘が頭に響き渡った。
 今やビニール製の浮き袋だけが斗貴子さんの生命線だ。命の危機に直面している斗
貴子さんをよそに、他の大多数の人はすいすいと泳いでいく。中には小学生低学年の子
までいたりした。

 …………何をしているのだ、私は

 それを目にした時、斗貴子さんの中で何かが変わった。しがみつき、恐怖心に犯されて
いるだけの惨めな自分を心より恥じた。

 泳げるようになるために来たのではないか

 意を決す。真っ直ぐな瞳に宿るのは錬金の戦士として気丈に、美しく、力強く振舞う斗
貴子さんの色に染まっていた。
「――よし、まずはバタ足からだ」
 ブラボーかなづち矯正指令書の指示に従い、斗貴子さんは基礎の基礎から始めていった。
878名無しさん@ピンキー:04/04/04 12:41 ID:EgJvMYWj
 五分後、場所は再びプールサイド。監視台。先ほど斗貴子さんにブチ撒けられそうだった
青年は持ち前の真面目さで熱心に仕事(アルバイト)に打ち込んでいた。双眼鏡をのぞきな
がら危機に瀕した人はいないか、特に小さな子は要注意だ。だから彼は小さな子を主に探し
ていた。是非ともその仕事に対する情熱が変な方向に曲がらないことを祈ろう。
「ん? んん?」
 流水プールに怪しげなものが浮かんでいるのを発見した。黒光りする怪しげな物体。そうい
えば以前海の家でアルバイトしている時もあんなものを見たことがあったな。あれは確か……
どざえも
「溺れてるぅ!?」
 彼は急ぎ救助すべく監視台を降りようとしたが、
「先輩、ここは私がっ!」
 監視台の横を駆け抜けていく一陣の人影。
「君は新しく入ったバイトの……」
 後ろでちょこんと結んだ二つのおさげがトレードマークの新人バイト。準レギュラーの座を手中
に収めた変人バーガーのバイトの子である。最近店の売り上げが落ちてきたのでバイトを掛け
持ちし始めた。
「何を隠そう、私は泳ぎの達人です!!」
 勢いよく彼女が流水プールへと飛び込んでいった五分後、二つのどざえもんが引き上げられ
たとかられなかったとか。
879名無しさん@ピンキー:04/04/04 12:42 ID:EgJvMYWj
 救助された後、それでも斗貴子さんはめげずにプールに入った。今度は小さなお友達で
も安心できる小さなプールであるが。水は斗貴子さんの腰辺りまで、溺れる心配は皆無だ。

 まずは……そうだなまずは水に慣れ親しむことから始めなくては

 水に対する恐怖心があるから溺れてしまうと考えた斗貴子さんは、ブラボー指示を実行
する前に蝶基礎の基礎を行わなくてはいけない。プールサイドに手をかけ、水の中に顔を
入れて我慢する練習をしようとした時、斗貴子さんはありえないものを見てしまった。
「武藤クン……私、やっぱり怖いわ」
「大丈夫だよ桜花先輩。おれがちゃんと手握ってるから」
 流水プールサイド、963のロゴ入りのトランクスタイプの水着をつけた武藤カズキと、
純白のビキニタイプの水着……鋭いスリットに、乳首しか隠れてないんじゃないのか!?
と斗貴子さんに思わせるような水着を身にまとう早坂桜花こと桜花先輩が仲良さげに手を
つないでいるではないか。
880名無しさん@ピンキー:04/04/04 12:43 ID:EgJvMYWj
「な、な、な、な、な、な、なぁぁ…………ッ」
 斗貴子さんはプールサイドに手をかけ、頭半分だけをのぞかせて二人を凝視した。
「ありがとう。やっぱり武藤クンに水泳のコーチを頼んだのは正解だったわ」
 桜花先輩がカズキの腕に抱きつき、胸の谷間にすっぽり腕が収まった。
「あ、い、っいや、桜花先輩の頼みなら喜んで聞きますよ!」
 あはあははとだらしない笑いをしまりない口から放り出す。
 桜花先輩のボディ、それは斗貴子さんと対なす存在。正と負。陰と陽。表と裏。同時に
存在しうることのない相対するボディ。豊満に育った胸、美しいくびれ、ぷりっぷりのお尻。
そうまさに二人はヘビとマングースの如き間柄であった。
 堪らないのは斗貴子さんだ。自分が必死に隠れて特訓しているのに、なぜ二人はあんな
にストロベリってプールにいるのだ?あれでは恋人同士ではないか……!
 斗貴子さんは恋愛を知らない、したことがない。だから武藤カズキに対する想いが恋なの
かどうなのか判断できないただ!二人が並んでいるのを見ると、ひどく落ち着かない気分に
させられた。それどころか不快である。

 なんなんだ…………なんなんだこの感じはぁっっ!

 誰に聞こえるともない慟哭が吼え猛る。珍妙奇天烈な銀成市営プールサイド横恋慕事件
はこうして幕を上げた――。




           ただ単に斗貴子さんがヤキモキするだけの話だが。
881名無しさん@ピンキー:04/04/04 12:44 ID:EgJvMYWj
一番最初にレスアンカー打ち忘れました。スミマセン
>>867からです
882名無しさん@ピンキー:04/04/04 13:38 ID:mMc+/2F0
ブラボーだ
883名無しさん@ピンキー:04/04/04 17:36 ID:8QYAd5+i
>881
乙。もっとヤキモキしてよい。ほれほれ。
884名無しさん@ピンキー:04/04/04 20:16 ID:IkxqzUO/
早売りげと。
今週の展開は、ますます打ち切り臭が・・・
現時点で十中六、七くらいと見る。

ただ、特集ページ組んだりもしてるので(1ページだけだが)、
完全に見切ったとも思えない。
以前、封神演戯が王太子編で人気どん底まで落ち込んだ後復活した例もあるし、
もう少し様子見なのだと思われ。
885名無しさん@ピンキー:04/04/05 00:59 ID:RP77ERUt
やっぱパピヨンじゃダメなんだろ
斗貴子さんポジションの美形男でも登場させてカズキと絡ませないと
ジャンプでやっていくには腐女子に媚びるしかない
886名無しさん@ピンキー:04/04/05 01:09 ID:lIl5aewe
>>884
漫画のページ数17Pしかないからそれ多分穴埋め
887名無しさん@ピンキー:04/04/05 01:41 ID:jswi/D5S
本スレ逝きなさい
888名無しさん@ピンキー:04/04/05 12:28 ID:Z23jDAIM
増えた増えた!お月様が増えた!
889名無しさん@ピンキー:04/04/05 20:18 ID:KFMbWNjS
桜花と意識を共有しているというのが大前提で
カズキと御前様の妙なラブラブが見たい。変か? かまわん。
890名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:03 ID:Srt8fByR
あれだろ、オートマトンっつーことで君の脳内ではエンゼル御前様は
アンドロイドの幼女っつーことになってるんだろ?
891名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:35 ID:+NqAg2Ga

  オ ー ト    マ ト ン
  自  動   羊  肉
892名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:38 ID:hkyuQA6e
 オ ー ト マ ト ン
 Oh!  tomato
893名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:44 ID:+NqAg2Ga
_| ̄|○||| 

敗北感…
894名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:46 ID:Srt8fByR
なぜ敗北……w
895名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:49 ID:hkyuQA6e
いや、俺としては自動羊肉の方がイイと思うが…
一応書いてみたものの「ん」無いし
896名無しさん@ピンキー:04/04/05 22:59 ID:+NqAg2Ga
単に892の方が変化球っぽくて俺好みだっただけやねんw
897889:04/04/05 23:57 ID:KFMbWNjS
>890
アンドロイドの幼女なんてありきたりすぎてどうでもいい。
あのままの御前がいいに決まってる。

あ、スレに反するけどエロ抜きでな。
ただし病室の桜花は御前からのフィードバックでとんでもないことに


……つうのが見たいです。エロい人。
898>>859続き:04/04/06 00:07 ID:tPxEbpcJ
──銀成学園寮管理人室

この部屋は、居間と寝室の二つからなっている。
居間は、応接や事務作業のような管理業務をこなす
仕事場としての意味が大きいのだが、
ブラボーはテレビやビデオを持ち込んだりして、私室として使っている。
曰く「鍛えぬいた自身の集中力があれば、娯楽も仕事も同時にこなせるッ!」らしい。
そして、寝室。こちらは生徒の私室と同じ造りになっている。
もっとも、ブラボーは居間しか使わないので、こちらは広く、殺風景である。
その広い寝室の窓際にあるベッドの上に並んで座る者が二人。困惑気味のカズキと斗貴子だ。
傍目からみたら、バス停のベンチに並んで腰掛けながら、言葉少なに
遊園地に行くバスを待っている、初デートのカップルのような初々しさがある。
ちょっと体を傾ければ肩同士が触れ合うが、そういうのが嫌われそうで無意味に背筋を伸ばす微妙な距離。

「ど、どうしよう…斗貴子さん」
Hでキレイなお姉さんを購読しているとはいえ、実際には肩が触れるだけで
赤面してしまうカズキにとっては、この事態は非常に困る。
意味もなく天井を見上げながら、カズキの顔は赤い。
「どうするも何も、戦士長(変態だけど)が「仕上げ」って言う以上やる他ないだろう…」
斗貴子は目を伏せながらぽつりと答える。
斗貴子としては、上司(変態でアホだけど)の言う事である以上従うほかない。
別に何かを期待してるわけではない。そう別に何も。いや本当。本当だから。

「けど… その、こういうのって… 段階を踏まないと…」
しどろもどろで言うカズキは「らしい」がもどかしい。
(仕方ない… 「年上」で「先輩」の私が一肌脱ぐほかないな… ベタだが文字通りに。
そうだ。これは戦士としての訓練なのだ。決してカズキへの好意とかそういうのでは…!)
「フ、『拾える命は全部拾うのだろう?』 ならば… …この程度の事で止まるな」
そう言うと、【特技:早着がえ】のスキルを応用し、一気に服を脱ぎ捨てた。
こういう時に、見せ付けるようにゆっくりと脱ぐような茶目っ気も余裕も斗貴子にはない。
899名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:07 ID:tPxEbpcJ
その次の瞬間には、まだベッドの端にいるカズキに足を向けて、斗貴子はベッドに横たわっていた。
無音無動作で発動させたバルキリースカートを、カズキの喉もとに突きつけながら。
「どうせ甘くて、私のニ択にもまともに答えてくれないキミだ。
こうでもしないと来ないだろうからな… さぁカズキ、こっちを見ろ」
あまり目立たない喉仏に処刑鎌の無機質な冷たさを押し当てられて
斗貴子の逡巡も容赦もない静かな声で言われると、
「そのっ! ゴメン…!」
と、謝りながらカズキは向かざるをえない。

元々細身の斗貴子が服を脱ぎ捨て、広いベッドに横たわっていると、細さは際立つ。
細い首から腕に流れる肩の線はなだらかで、それを支える鎖骨の窪みもどこか幼い。
年齢に不相応な小さな膨らみの頂は小さく、紋と同じ淡い色をしている。
よりくびれた腹部の下、普段スカートに覆われている茂みも薄い。
だがカズキ、そこまで観察できるわけもなく、ただ目に入った「斗貴子さんの裸」に動揺して、頭から湯気を吹く。
「落ち着け! 本でエロスを嗜んでいるくせにみっともないぞ!」
「み、見てしまうのが失礼というかなんていうか!」

耳たぶまで真っ赤にしながら言うカズキに、斗貴子は少し笑みをこぼしたくなった。
だが、目を閉じて、思い直すとそれだけを言う。
「これは特訓の仕上げなんだ。失礼とかそういう問題ではないし、キミ個人の問題でもない。
キミが戦士として戦えるかどうかが明日の私たちの命運をわけるんだ」
自分に言い聞かせるように、斗貴子は続ける。
「だから… 私を抱けばいい。そうして私が死ぬわけでもないし、戦士長の言葉が本当なら、
抱けば、妹や友人を守れて、二度と犠牲者も出さないだけの力が手に入る。甘さも少しは捨てれる。
大体、早坂姉弟の件でキミを傷つけた私を気遣う必要もないから…好きにしていい」
そう言う斗貴子の目はかすかに寂しげだが、カズキは気付けない。

──俺たちがここにいるのは、全ての人を守るため。そのためにはまずオマエがもっと強くならなきゃならねぇ──

戦士長の言葉を思い出し、ただハっとしているだけだった。
900名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:08 ID:pCShMe1J
>>897
難しすぎるんだよ ヽ(`Д´)ノウワァン

気持ちは大いに分かるが
(何故なら漏れもエンゼル御前に萌えているから)

せめてシチュ設定してくれると、漏れが書かなくとも、
有志の書き手の方々には非常に喜ばれると思うぞ。
901名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:09 ID:tPxEbpcJ
「あの時」と同じ様に、選択に余地を作り出せない無力感が胸を暗く満たす。
強くありたい。自分一人が痛いのも辛いのも我慢するだけで
他の人間にそういう思いをさせない為に。だから。
「ゴメン。斗貴子さん。け、けど、優しくするから…少しだけ、我慢してね」
謝りながら、喉もとのバルキリースカートをそぉーっとどけて、
自分に近づいてくるカズキの目がまっすぐで、斗貴子はどきりとした。
あえて足並みを乱すことも無いと思い、「年上」で「先輩」として
カズキをリードしようとしているが… 実は… 初めてなのだ。
(落ち着け… カズキだって初めてのハズだ… 条件は五分だから落ち着け…)
そう思っても心臓はとくとくと鼓動を跳ね上げる。予想外の変調に斗貴子が戸惑っていると
「斗貴子さん… 行くよ…」
意識の外から無遠慮に、カズキが斗貴子の胸に手を当てたから驚いた。
「うひゃあ!? ちょ、ちょっと待って!」
汗で湿ったカズキの手が触れる感触が、妙に艶めかして声が裏返る。
これではリードどころではない。

仕方なく、以前二時間ほど逡巡して購入した
「Hでキレイなお姉さん春の臨時増刊号」から知識を借りる事にした。以下、その内容。

”1.かなり力量が上の相手に勝つには最強の必殺技をしょっぱなにブチかましましょう。
…あとは相手の生命反応めがけてとどめの一撃をくらわしてやるだけですッ!!!”
(違う、これは何か別の本だ! 大体こんなマイナーなネタに走るから話が進まないんだ! た、確か…)

”1.男性のソコは非常にデリケートです。歯は立てないように、ゆっくりと優しく舐めてあげましょう。
また、口にほおばって上下させると、刺激に弱い人はすぐ達しちゃうのでほどほどにネ☆
もし勢い余って食いちぎちゃったら「不味いな… 毒にも薬にもなりそうにねェ」といい感じに笑って吐き捨てるか
救急車を呼んであげて下さいな♪ …ただ忘れてならねーのは、119と199は似ていると言う事なんだよペッシよぉ!”
(最後はよく分からんが、とにかくこれでリードが取れるハズ… さぁ行くぞ! 最初の最初で私は知識に恵まれた!)
902名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:12 ID:tPxEbpcJ
何か分からないけど悪い事した…?と急にはたかれて反省してる子犬のような表情のカズキに
「カ、カズキ! まずは服を脱がないと始まらないぞ…!」
ぷんすかぷんすかと、生真面目な顔で指など立てつつ指導する。
「…う、うん。忘れてた…」
何故か背を向けて服を脱ぎだしたカズキを見て、斗貴子はなんとかリードを取れたと一安心した。
その間に、服を脱ぎ終わる気配がしたので、次の指導。
「よし全部脱いだな。じゃあ…横になれ」
「斗貴子さんは靴下脱がなくていいの?」
カズキのどこかズレた疑問に、斗貴子は内心ギクリとした。
(言えやしない… 焦ってニーソックスを脱ぎ損ねたなどと…!)
実際は軽い笑い話で済む話なのだが、当の斗貴子はメンツやら体裁やらでそうは思えない。必死だ。
カズキは横になって天井を見ながら、(天井裏にパピヨンいたら似合いそうだなぁ)とか思う。のんきだ。

特訓の効果だろう。
カズキの体は、以前、斗貴子がホテルで見た時以上に引き締まっていて
成長が喜ばしいような寂しいような、そんな気分で斗貴子は胸から下へと徐々に視線を移す。
そして目線が止まる。曰く「大浜以下六舛以上」、標準よりやや大きめのそこに。
(そ、育ちすぎだぞキミは…!)感心と驚きと羞恥で、また鼓動がとくとくと速くなる。
だが止まっても居られなく、おそるおそる身をのりだし、屹立に顔を近づけて
むっとするような匂いの中、目を閉じながら本どおりに「ゆっくりと優しく」舌を這わす。
「ッ! と、斗貴子さん…っ そこ、洗ってない…」
文字通りの猫舌に粘膜をざらざらと舐められて、カズキは目を強くつぶって刺激に耐える。
「ん…… 気にするな。妙な味だが……かまわない」
そんなカズキを薄目で盗み見ながら、しゅる…しゅる…と鮮やかな赤さの舌で舐め続ける。
リードは取れている現状に、斗貴子に考える余裕が少し戻った。

──先ほどの表情といい、どこかカズキの様子は子犬に似ている。
目を閉じていても下から上へと舐め上げるたびに、屹立がビク…!と鼻先で動くのが分かる。
──強引に水に入れて洗うと、子犬はあんな顔をしてこう震える。
屹立が震えるたびに、舌が妙に熱くて、体は火照って、ムズムズした刺激がやるせなくなる。
──つい力を入れてキャンキャンと鳴かせたくなるな…
903名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:28 ID:tPxEbpcJ
それはブラボー曰くの、闘争本能が昂ぶっているせいなのだと斗貴子は思うことにした。
鳴 か せ る 方 が 可 愛 い か ら ! とブラボーみたいに思ってなどない。
そうだきっと闘争本能のせいだ、顔が火照るのも、額にうっすらと汗がにじむのも、
息苦しいのも、空が青いのも、痛風終わるのに番長連合続くのも
全て闘争本能のせいだと思いながら、舌をゆっくりと先端に移動させる。

「くッ…! そんなに強く…しないで…」
ナメクジのようにねっとりと、ゆるやかな感触にカズキは何度も息を吐きながら頼む。
「我慢しなさい」
だがやめない。汗で張り付いた前髪を、横にかき寄せながら答える。
ふと、そんな自分の仕草が、カズキ好みの年上っぽいとか気付いて見て欲しくなったのだが
カズキは相変わらず、ぐっと目を閉じてて気付きもしない。
それが癪に障って、水の中で暴れる子犬を沈めるように少し乱暴にしたくなった。
鈴口に舌を差し込む心もちで、素早くチロチロと舐めると
「うわあぁ…」
自慰では触りもしないとこだから、ひどく官能的にくすぐったく
素っ頓狂な声で悶えるカズキだが、斗貴子容赦せんッ!とばかりに屹立を口に含める。

”刺激に弱い人はすぐ達しちゃうのでほどほどにネ☆”とあったのでゆっくりと咥えているそれは。
上下させる度に、口の中の空気をぷすりぷすりとかきだして
粘膜や唾液がじゅるじゅると絡んでいって、それらが混じった音が響く。
そんな音と、生温かい粘膜と空気に間断なく擦り上げられて、カズキはひぃひぃふぅと息をつく。
「お願い、そんなに、強く、にゃ…舐めないで斗貴子さん… もう…」
刺激が強いせいだろう。所々が崩れた調子でカズキは頼む。
「にゃって… キミは猫か…? …キミは猫にゃのか? キミは猫にゃのかにゃあ〜?」
なんだか壊れ気味に猫の真似でからかいながら、カズキの足を割り開き、少し後ずさる。
「と、ところでっ! キミはさっき、ニ…靴下を気にしていたようだが… こういうのはどうだッ!?」
黒いニーソックスに包まれたつま先を屹立に押し付ける。潤んだ視線を微妙に外しつつ。
ほっそりとした白い太ももが、カズキのすねに当たって
斗貴子は一瞬、「ん…!」っと顔を赤らめたが、カズキは相変わらず気付けない。
904名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:29 ID:tPxEbpcJ
「そんなことしたら靴下が汚れ… ん…!」
「洗えば済む…」
相変わらずどこかズレた事をいうカズキに、斗貴子は無遠慮につま先を更に押し付ける。
読んだ本には書いてなかった思いつきに、良好な反応があるのに高揚を覚えながら。

滑らかな靴下の布は、時々不規則に、ず…! ず…! と屹立にひっかかる。
その不規則な感触で、潰されるのと溶かされるのを両方されているような
甘ったるい刺激が走って、カズキは
「ふあ…… や、やめて… うにゃッ! うにゃァ…」
などと、それでいいのかお前は?と心配したくなる声を上げてしまう。
「みょ、妙な叫び声あげるんじゃあない……! 私だったら叫び声はあげないぞ…」
カズキの軟弱な声に、秘所からぬるりと蜜がこぼれてしまう。
それを誤魔化すように怒って、そして攻める。そーだキミは犬だキャンキャン鳴けとばかりに。
「男のコだろ? ン? 私を見習うといい…」
目に暗い光をたたえてニヤリと笑いながら、斗貴子は足の指で
カズキの先端をグリグリと擦っていく。何回も何回も… 何度も何度も…
そうする事で、布の上からびちびちと素肌を濡らす先走りと
その海産物のような匂いとカズキの声が、ホムンクルスをブチ撒ける時より斗貴子を昂ぶらせる。
「私を見習え… 見習うんだよォ─ッ! ああ──ッ!!」
などとは流石に言わないが、しかしそんな感じのいいテンションで
両の足の裏に力を込め、カズキ自身をぎゅうぎゅうと締めて擦って、そしてしごく。

カズキの屹立は、痛いというより、痺れた。甘いか苦いか分からないほど。
「んぐ…! ぐぐ…」
一瞬、居間の方から妙な音が聞こえた気がしたが、カズキはそれどころではない。
斗貴子の足の裏にぐいぐいと締め付けられて、生娘のように頬を赤らめるしかなかった。
「……これでもまだ終わらないとはな。仕方ない。ならば…!」
太ももで屹立を挟む決意をして、カズキに覆い被さる。
本当はHでキレイなお姉さんに載ってたように、胸で挟みたかったりしたのだが、
斗貴子は……自分の胸に手を添えて、願望アバヨと泣いたのさ。ララバイララバイおやすみよ。
905名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:30 ID:tPxEbpcJ
「そんなことしたら靴下が汚れ… ん…!」
「洗えば済む…」
相変わらずどこかズレた事をいうカズキに、斗貴子は無遠慮につま先を更に押し付ける。
読んだ本には書いてなかった思いつきに、良好な反応があるのに高揚を覚えながら。

滑らかな靴下の布は、時々不規則に、ず…! ず…! と屹立にひっかかる。
その不規則な感触で、潰されるのと溶かされるのを両方されているような
甘ったるい刺激が走って、カズキは
「ふあ…… や、やめて… うにゃッ! うにゃァ…」
などと、それでいいのかお前は?と心配したくなる声を上げてしまう。
「みょ、妙な叫び声あげるんじゃあない……! 私だったら叫び声はあげないぞ…」
カズキの軟弱な声に、秘所からぬるりと蜜がこぼれてしまう。
それを誤魔化すように怒って、そして攻める。そーだキミは犬だキャンキャン鳴けとばかりに。
「男のコだろ? ン? 私を見習うといい…」
目に暗い光をたたえてニヤリと笑いながら、斗貴子は足の指で
カズキの先端をグリグリと擦っていく。何回も何回も… 何度も何度も…
そうする事で、布の上からびちびちと素肌を濡らす先走りと
その海産物のような匂いとカズキの声が、ホムンクルスをブチ撒ける時より斗貴子を昂ぶらせる。
「私を見習え… 見習うんだよォ─ッ! ああ──ッ!!」
などとは流石に言わないが、しかしそんな感じのいいテンションで
両の足の裏に力を込め、カズキ自身をぎゅうぎゅうと締めて擦って、そしてしごく。

カズキの屹立は、痛いというより、痺れた。甘いか苦いか分からないほど。
「んぐ…! ぐぐ…」
一瞬、居間の方から妙な音が聞こえた気がしたが、カズキはそれどころではない。
斗貴子の足の裏にぐいぐいと締め付けられて、生娘のように頬を赤らめるしかなかった。
「……これでもまだ終わらないとはな。仕方ない。ならば…!」
太ももで屹立を挟む決意をして、カズキに覆い被さる。
本当はHでキレイなお姉さんに載ってたように、胸で挟みたかったりしたのだが、
斗貴子は……自分の胸に手を添えて、願望アバヨと泣いたのさ。ララバイララバイおやすみよ。
906名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:35 ID:tPxEbpcJ
さてその体勢と身長差の都合上、斗貴子の顔はカズキのそれのすぐ前にある。
「とととと斗貴子さんッ!?」
当然カズキは焦る。斗貴子のもらす細い息が少し顔にかかってくすぐったい。
その息を吸うのが背徳じみているようで、カズキは息をためらった。その時。
「ん…」
と斗貴子が悩ましげに声をあげながら、太ももで屹立を挟んできたからたまらない。
そういや、いつの間にバルキリースカート解除したんだろうと思う間もなく、
すべすべした感触が屹立に走って、ぶるぶると思わず息を吐いてそして吸って
(しまった斗貴子さんの息を吸ってしまった! 斗貴子さんゴメン!)とか思った。
そして、ツと別の事に気付いてより焦る。
「斗貴子さん…! その…」
「い、いま話し掛け…ないで…! ん… 忙しいんだから…」
どうやって太ももで擦ればいいか分からないのだろう。
斗貴子は、陸で跳ねる魚のごとく不恰好に動きながら、答える。
「そのっ! これ、大事な話! と、斗貴子さんの…胸の……  さ、先が オレの胸に当たってるんだけど…」
ぷっくりと膨らんだ斗貴子の小さな乳首が当たってることを、一応親切のつもりで教えるカズキだが
斗貴子は、かっ!と目を見開いて、真っ赤な顔でぷるぷると無言で震えた。
その表情を「怒り」としてしか取れないカズキはまだ青い。青いカズキに
「よ 、 余 計 な 事 を 言 う な ぁ ! !」
と斗貴子は大声で怒鳴りつけた。
この時、居間に居たブラボーの心臓が凍りついたというから、余程の大声だったのだろう。
斗貴子にしてみれば、リードにただ必死で、そんな事に気付けるわけがないし
気付いたら気付いたで恥かしい。恥かし斗貴子だ。そしてカズキは無粋なのだ。
「もうキミなど知らない! このままめたらやったらに動かせてもらう!」
恥かしがるように太ももを内に向かわせて、すり潰れろとばかりにぐにぐに屹立をはさむ。
その強さたるやローラーだッ! もう遅い脱出不可能よ無駄無駄ァ!と、締まった肉で擦り上げる。
更に、ぎこちなく腰を動かして太ももを上下させる。
実に拙い動きだが、すべすべとした美脚は確実に屹立をひくつかせ、そして
「斗貴子さん…! で、出ちゃうっ…!」
と耐えに耐えてた白濁をびゅるびゅるとブチ撒けさせた。
907名無しさん@ピンキー:04/04/06 01:38 ID:STS3gYtM
GJ!! イイヨイイヨー
足コキ(しかもニーソ)に素股(*´Д`)/lァ/lァ
独特のノリと文体が受け入れるかで評価分かれるだろうな。
908名無しさん@ピンキー:04/04/06 13:04 ID:7RVSZfHY
ソ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ックス!!!!
じゃなかった、GJ!!
909名無しさん@ピンキー:04/04/06 13:05 ID:7RVSZfHY
sage忘れすまんす
910名無しさん@ピンキー:04/04/06 13:39 ID:OQ8DvpJc
犬カズキ(@だだいこ)ィィィィィィ―(゚∀゚)――――――!!
911名無しさん@ピンキー:04/04/06 20:16 ID:Af7FSj4R
>>890
当然だな。
潜入捜査モードとして美幼女に変化するのだ。
もちろん口調は乱暴なままでいるべきである。
そして>>897の言う通り、感覚のフィードバックも備えてなければなるまい!
912名無しさん@ピンキー:04/04/06 20:17 ID:Af7FSj4R
>>898
スレの容量は500kbまでOKなので全然平気ですよ。
913889:04/04/06 23:10 ID:nnXQhnrf
暗いと不平を言うよりも


「御前様ってさー」
「何だ?」
ぴこぴことカズキの頭の上で踊る
「最初『変なのー』って思ったんだけど……」
「……(怒)」
「なんかクセになるかわいさがあるよなー」
「(喜)!! そーか? オマイには分かるか? いや、見直したぞカズキン!?」
「ああ……震えるぞハート! 萌え尽きるほどキュート!!」
「オレ様は今、モーレツに興奮している〜!!」

―――――聖サンジェルマン病院―――――
先生!! せんせい!?
入院中の早坂さんに突然不整脈が!?

「駄目……エンゼル様……嬉しいけど……興奮しないで……」びくんびくん


とかそんな感じのをお願いしたく。……無理ぽ?
914名無しさん@ピンキー:04/04/07 00:05 ID:25a017z7
>>913
そこまで出来てるのなら自分で書けば…
915名無しさん@ピンキー:04/04/07 00:15 ID:O6XA5JKL
コミックス2巻カッタ━━━━(゚∀゚)━━━━
全身包帯の志々雄斗貴子さん萌え(*´д`)
・・・俺もなんか書きたいなぁ
916名無しさん@ピンキー:04/04/07 00:48 ID:kCt9+gMd
「何を隠そう!俺はセックスの達人だ!」
「思いつきで言っていないか?」
917名無しさん@ピンキー:04/04/07 00:54 ID:AY8MHTsJ
「何を隠そう!俺はマグロの達人だ!」
「??マグロって何だカズキ?」
918名無しさん@ピンキー:04/04/07 02:27 ID:CmnFigOf
「何を隠そう!俺は年増殺しの達人だ!」
「 臓 物 を ブ チ ま け ろ ! 」
919名無しさん@ピンキー:04/04/07 18:25 ID:6Pux+7X0
僭越ながら爆笑申し上げた
920889:04/04/07 22:03 ID:EkCkROX+
すすんで灯りをつけましょう

「御前様って……」
「おう! どんな褒め言葉でも受けて立つぜ!?」
「なんかペットっぽいよね」
「What?」
「飼ってみたいな〜御前様……」

―――――聖サンジェルマン病院―――――
「ゎん……ゎんゎん……ご主人様……」ぴくんぴくん

先生!! せんせい!?
早坂さんが今度はへんなうわ言を!! あと下着がすごいことに!?

>914
俺にはエロスが足りないので助けてほしいのですよ。
921名無しさん@ピンキー:04/04/07 23:32 ID:R9/zYL9F
>920
頑張れ!宇宙からの電波をうまく受信汁!だれもが最初は初心者代々木アニメーション学院
922名無しさん@ピンキー:04/04/08 10:52 ID:tT5dbpG/
頭の中にディクレル星人を飼いなさい
923名無しさん@ピンキー:04/04/08 23:47 ID:vsA6PVnJ
「何を隠そう!俺はエロパロの達人だ!」


 ・・・ごめんなさい。そうだったらなーと思っただけなんです
924名無しさん@ピンキー:04/04/09 04:02 ID:dXoqlpgq
>>923
ホントにいいか?それ……
925名無しさん@ピンキー:04/04/09 12:47 ID:xyv8+W68
>>924
いや、923のレスは923本人がエロパロの達人だったらいいなーという願望なのですよ。
別にカズキにエロパロの達人になって欲しいわけじゃないとおも。
926名無しさん@ピンキー:04/04/09 12:51 ID:5YUsA2xG
>>925
そりゃ、恐らく分かっているだろ
つーか、>>924は「エロパロの達人ってなりたい程の物なのか?」
という意味だと愚考します
927名無しさん@ピンキー:04/04/09 13:14 ID:xyv8+W68
>>926
ああ、そうなのか…ゴメン。俺はなりたいもんだからさ…主観で話してたよ。
928名無しさん@ピンキー:04/04/09 16:34 ID:efQFV+Cb
二巻売ってねえ・・・
929名無しさん@ピンキー:04/04/09 18:47 ID:ku9cRucM
>>928
売り切れ、だな。
増刷を待て。
930名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:01 ID:QUSbwjBV
「はあ… はあ… はあ…」
と苦しげに息つくカズキをぼーっと見ながら
斗貴子は、彼が鷲尾を倒した後の事を思い出していた。
(あの時、私は動けなくて、揺すられたり……随分と恥かしい思いをさせられたが…)
今は逆に屈服させている。面目躍如だ。やはり年上はこうでなくてはと満足しているうちにも
「……しかし、……いつまで出してる気だ…? 次に進みたいのだが…」
白濁が留まることなくどろどろと太ももにかかっていく。
その生温かさはむしろ心地良いのだが、いつまでもと言うワケにはいかない。
「ゴメン。特訓のせいでしばらくご無沙汰だったから…」
随分たまっていたらしい。しかし、それをいちいち律儀にいうのはいかがなものか。
私は必死だったのに、なんとものん気な事だ…と、斗貴子はため息をついた。
「まぁいい。そろそろ次へ─」
と言った瞬間、カズキと斗貴子の上下は逆転した。位置的にも、精神的にも。

「次は、オレがしていい?」
押し倒す…というよりひっくり返す要領で、斗貴子を下にしながらカズキが言う。
「え? ええ…?」
一瞬何が何だか分からなく、斗貴子はバタバタと周りを見渡した。
そして気付く。下に居る。組み伏せられている。年上なのに。お姉さんなのに。
「…ちょ、ちょっと待てェ! 事後承諾は卑怯だぞ!」
怒りよりも羞恥と焦りが濃い赤い顔で、冷や汗をかきながら抗議する。
もっとも組み伏せられているとはいえ、特にカズキには拘束されてはいない。
自動車の下にもぐ込んでいる整備工を想像すると分かりやすい。
四つんばいになっているカズキの下に、斗貴子がすーっと仰向けで滑り込んだような格好だ。
だが、そんな格好でいる自分が檻に閉じ込められたみたいで、斗貴子は少し怖くなってきた。
「だ、だって、オレがこうしなきゃ特訓の仕上げにはならないし…」
いちおう優位に立っている事にも気付かず、カズキはまだ少しおどおどしながら答える。
「そうだが…! その…」
ああこれではあの夜と同じだ。なんでいつもいつも、このコには辟易させられるんだ…
と斗貴子はげんなりとした。
931名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:02 ID:QUSbwjBV
(落ち着け… 危機が迫った時こそ原則に沿うべきなんだ… 
私の原則は「攻め」のはずなんだ… 靴下や太ももは概ね好評なんだ…
このしなやかな女豹のような私の本性は「受け」ではないし、そうあってはならないのだ…!)

座っているのなら俯きたくなるくらい真っ赤な顔で、斗貴子は懸命に打開策を考える。
「じゃ、じゃあ、そろそろレス数や行数的にアレだから… 行くよ…斗貴子さん」
と、カズキが断って、手を胸にそーっと近づけている事も気付かずに、殺伐と真剣に考える。

『追い詰められた時』こそ… 冷静に物事に対処し 『チャンス』をものにするのだ… 
この津村斗貴子いつだってそうしてきた…… 今まで乗り越えられなかった物事(トラブル)など… 
……な、何度だってあるけど… 私は年上なんだここからやり直すことだってってうひゃあ!)

殺人鬼と好青年が4:1で錯綜している思考が、妙な刺激で崩される。
突然(と思うのは斗貴子だけだが)カズキが胸に触れたせいだ。
「こっ、こらぁ…!」
びくっ…!としながら怒る斗貴子だが、カズキは手の動きを止めない。
何故なら、これは訓練の仕上げだからだ。
決して、二人のやりとりを書いてるといつまでも進まないから
ここからやりとりを少し削ってテンポ良く書きたいなぁ、とか思ったわけではない。

一見すると起伏がほとんどないそこは、触ってみると以外すぎるほどふくよかだ。
猫の赤ちゃんを洗うように、優しく手の中でふにふにと揉むたび、カズキの顔は真っ赤になる。
「く…っ」
手の動きは拙いが、それが妙にカズキらしくて斗貴子はくぐもった声を上げてしまう。
「ごめん… 痛かった?」
ばっと手を離してあやまるカズキは、そんな斗貴子の機微がわからない。
「その、キミが続けたいなら、…別にいい」
斗貴子は、首も目線も反らしつつ、ぽつぽつと答える。

そんな赤い顔はどこか、幼い。
932名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:02 ID:QUSbwjBV
もし、まひろだったら
”違うの… ちょっと強すぎただけで、本当は気持ち良かったんだよ… お兄ちゃん…”
とストレートに言うだろう。しかしそれは斗貴子の性格上できない。
「…大丈夫? 本当に痛くない? …ホムンクルスに寄生された時みたいに」
「がっ、我慢なんてしてないし、痛いわけも……ないから…っ 続けなさい…!!」
心配するカズキの声を遮って、睨みながら一生懸命に言う。
睨むといっても、お菓子買ってもらえなくて駄々をこねる子供のような感じだ。
そんな目は見る人によっては可愛らしいのだが、カズキは困った。
困りながらも、やっぱり手を動かすことにした。一番怒られそうにないし、訓練だから。

伸ばした手に、悲しいほどあっさり収まる乳房は
まひろが言ってたようにすべすべしていて、良質のゴムより柔らかい。
その柔らかさをとりあえず、ぐにぐにとつかんだまま回してみる。
ただそれだけの事なのに、カズキは何ともいえない昂揚感に汗をかく。
「ん… んん… ふぁ…」
さざなみのように緩やかに体を走る快感に
斗貴子は、押し殺した声を上げて、眉根をぴくっ…と何度か震わせる。
とくっ…とくっ…とまた速くなった鼓動が気恥ずかしい。

そんなお互いの微妙な感情がなんとなくわかってしまったからか
二人はしばしそのままでいた。無言で、お互いの顔を見ないように。

「…斗貴子さんの胸って… その、すごく柔らかいね…」
熱ぼったい空気に耐えられなったのか、カズキは思ったままを口にする。
「そ、そう…?」
そう言われると、褒められたようで嬉しい。
「ウ、ウン。それに… 小さい頃のまひろの胸みたいで可愛い」
「……やっぱり失礼だぞキミは」
褒めてるつもりなのだろうが、素直に喜べないと斗貴子が困惑していると
カズキ、今度は硬く尖っている乳首に口をつけた。
933名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:03 ID:QUSbwjBV
もし、桜花だったら
”あらあら、赤ちゃんみたいね武藤クン。けどっ…秋水クンより上手よ……!(これはウソ)”
と余裕を持ってあしらって、楽しむだろう。それが年上というものだ。…あるべきなのだッ!
だが、しかし、やはり斗貴子の性格ではできない。言える訳がない。
「……っ!」
と、細い肩を一瞬震わせて、大きな声を上げないようにするのが精一杯だった。
”私だったら叫び声はあげないぞ…”と言った手前、嬌声は上げられない。
そうやって耐えている間にも、カズキは尖りきってしまった薄い桜色の突起に
ちゅっ…ちゅっ…とさえずる雀のような静けさで唇を合わせていくからたまらない。

カズキは、衝動的に及んでいるこの行為が少し後ろめたくて
斗貴子が嫌がったらすぐやめようと思っていたりもしたが、
「その…っ! あ、あまり音は立てないで…!」
と彼女は苦しそうに息を吐きながら言うだけで、判断に困った。
唇を合わすのをやめたら、また睨まれそうだし、本音を言えば名残おしい。
かといって、このまま続けると苦しそうな斗貴子を見るわけで、それは嫌。
「じゃあ…静かにするね」
と答えながら、ふとカズキは色々な問題が解決する方法を思いついた。

斗貴子の左の突起を口に含みながら、ゆっくりと、ちろちろと舌を這わす。
そして、斗貴子の体に覆い被さると、左手を右の膨らみにそえる。
(前、通信空手の資料と間違って送られてきた気功の資料に…)
「気功は、人の手から出る気で痛みやら苦しさやら番長連合のグダグダさやらを治します」
と書かれていたのを頼りに、(オレは気功の達人だ… オレは気功の達人だ…)と
自分に暗示をかけながら左手を動かす。
これならば、多分どの問題も解決だろうと思いながら。
934名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:04 ID:QUSbwjBV
もっとも、斗貴子にとっては逆に問題が増えただけだった。
「ひゃぁあ…っ! …んっ! んうぅぅ…」
一瞬大きめな声を上げてしまって、慌てて口をつぐんだ。
血液も感覚も集中しきっている小さな突起をねぶられて
そのうえ全く無防備だった右の乳房を優しくゆっくりと揉まれては
ぴりぴりと脳髄を焦らしていく甘い刺激に、口をつぐむぐらいしか出来ない。
追い込まれた。
カズキの稲妻のような頭を、ぎゅっ…とすがるように抱きながら、そう思う。
「そ、その… …優しくしなくても……いい」
そう言ったのは、カズキの配慮と、そのせいで追い込まれた皮肉に気付いたからではない。
ただ、(もっと乱暴にして欲しい…)と思ったからだ。
それは、嵐の様に乱雑に扱われ、優しくされない方が気楽だと思ったからか
快楽の渦に飲まれたいと思ったからなのかは、斗貴子にもわからない。
ただ、傷口まで桜色に染めて、ぶるぶると耐えているその顔は、ひどく幼く、そして艶かしい。

「じ、自分をもっと大事にしないと駄目だよ! 斗貴子さん…!」
頭を抱く斗貴子の腕をあっさり解くと、声も上体も跳ね上げながらカズキが言う。
(キ、キミは1970年代の学園ドラマの爽やか教師か! 古いぞ!! 気付いてよ!)
などと思いながらも、古いことを言う真面目な顔が直視できない。
「ちっ 違う…! 訓練だから! 行くんだカズキ、私の屍を踏み越えて…!
それに、その、……下っ………!」
急に刺激が途切れたせいで、逆に疼きだした秘所を鎮めて欲しくなったのだが
口がもにょもにょとなってしまって上手く言えない。
「ゴメン。オレが出しちゃったままだった… すぐ拭くからね」
太ももに出してしまった白濁を、斗貴子が気持ち悪がっていると勘違いして
カズキは枕もとにあるティッシュを取りに行く。
「そ、そうじゃなくて…」
自分からあっさりと離れて、ごそごそとティッシュを取っている大きな背中が恨めしくなった。
自分の言った事も言いたい事も、どうして彼は分かってくれないのだろうか。
そういう所で自分を惹きつけさせて振り回して、そのくせ優しいから、恨めしい。
935名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:04 ID:QUSbwjBV
そんな事を考えている間に、太ももにぬるっ…とした感触が走る。
「ひぃぁ!?」
たまっていたせいで、ひどく粘度のある白濁が拭き取られている。
ただそれだけなのに、ティッシュ越しに触れてくるカズキの手に感じてしまう。
「こらぁっ…! そんなの… そんなのいい…!」
鎌首を慌てて起こし、太もものあたりでせっせと動いているカズキの頭へ訴える。だが
「まだ残ってるから」
と、拭くのはやめて貰えない。
拭かれる度に、白濁でねちゃねちゃと湿ったティッシュが
カズキの熱を帯びた指の感触と一緒に太ももを撫でていく。
せっかく持ち上げた首を、仰け反らしたくなるのを堪えて呼びかける。
「やめっ …なさいっ!」
「もうちょっとだから」
しかしティッシュは止めて貰えない。それはよーく滑る。
よく滑って、撫で回すより感触を残していく。
そんな動きに先ほどと同じように、斗貴子は焦らされて
ぽぅ…っと首筋から細い肩まで桜色に染まる。
染まると、キレイに短く切り揃えられた黒髪と相まって、初々しい色気がある。
その初々しい色気の全てをか細く震わせながら、懇願する。
「や、やめてぇ…」
「これで最後だから」
カズキには焦らしたりするつもりはない。あくまで好意でやっている。
だからこそ始末が悪い。自覚のない悪というのは最悪なのだ。

ほんの少し。
ほんの少し、カズキが顔をずらして舌の一つでも這わしてくれれば
秘所の疼きも収まって、この事態も早く終わるのに。と斗貴子は溜息をついた。
「よし、拭き終わったよ斗貴子さん…」
と、カズキは投げられたフリスビーをキャッチして戻ってきた犬の様にいちいち報告する。
斗貴子はそんなカズキに対して、一つの決意をした。
936名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:21 ID:nNOOwQWm
GJ!そして、お前は今 泣 い て いい!(w
937名無しさん@ピンキー:04/04/10 12:52 ID:Ai3qSDjg
>番長連合のグダグダさやらを治します
無理だから(泣)!気功でもアルターでも無理だから!
938名無しさん@ピンキー:04/04/10 18:34 ID:KmiydSSJ
>935の妹乱入キボンヌと言ってみる
939名無しさん@ピンキー:04/04/12 13:07 ID:hlN8J44R
オッスオラ>>935の妹!
940名無しさん@ピンキー:04/04/12 22:27 ID:7ApiE4DN
>>939
お兄ちゃんの萌え小説キボンヌ
941名無しさん@ピンキー:04/04/12 23:02 ID:BHbz5BWQ
  Λ_Λ  \\
  ( ・∀・)   | |  /〃_/_〃
 と    )   | | .Λ   / / / / /
   Y /ノ    人 ./   / /   ノ
    / )    <  >__Λ∩
  _/し'_//. V`Д´)/ ←>>939
 |     /       /
 | 2ood 彡
  ̄ ̄ ̄ ̄
942名無しさん@ピンキー:04/04/13 19:48 ID:+4feu7qQ
気付くと、自室のベットの上だった。
記憶が霧散していて、状況がすぐにつかめなかった。
「カズキ、気付いたか?」
斗貴子さんが心配そうな顔で俺の顔をのぞき込んでいた。
胸から腹部にかけて軽い痛みがある。その痛みから、自分がまた無茶をしてしまったこと
を悟った。
袈裟懸けに広がる傷口には、核金が当てられていた。
「斗貴子…さん?
 …大丈夫?」
「何が…大丈夫?だ!
 キミは私より自分の心配をするべきだ!」
怒気の混じった声で斗貴子さんは答える。

いや、それはそうだろうけど、
―――そんな顔をされていたら、心配するしか無いじゃないか。
「―――うん…ごめん。
 ありがとう、斗貴子さん」
心からのお礼を告げる。言うと斗貴子さんはうつむいてしまった。
表情は、見えない。
照れているのだろうか、だとしたら、とても微笑ましい。

けれど、それは違っていた。

「―――また…キミは…」
震えた声は、やっとのことで振り絞られたのだろう。
「斗貴子さん?」
斗貴子さんは心配する俺の声に答えず、変わらず震えた声で続けた。

943名無しさん@ピンキー:04/04/13 19:49 ID:+4feu7qQ
##################
「キミはまた、そうやって、私に感謝の言葉を押しつけ、笑顔を向ける。」
眩しすぎた。
彼の日常を壊し、
優しい心に殺生を強要し、
あげく何度も死の淵に立たせている。
そんな自分に向けられるカズキの笑顔は、私には眩しすぎて耐えられない。
「…キミはやはり戦いの世界に身をおくべきではなかった。
 ―――キミを巻き込んでしまって、すまない。」
いまさらだ。
ここまできて、彼にこんな卑怯な言葉を告げる自分がひどく醜く感じられた。

「私は自分の憎しみに従い、ホムンクルスを殺すために戦っていた。
 その結果、傷つくのは関係のないキミばかりで、私は無傷でのうのうとしている。
 今回だって、キミは私をかばわなければ、こんな傷を負うことはなかった。
 ―――私は、最悪だ…こんなのでは、ホムンクルスとなんら変わりがない……!」
気付けば私は泣きだしていた。
嗚咽が止まらない。
こんなにずうずうしく許しを請うようなことばかり述べる自分が憎かった。
申し訳ない気持ちで一杯で、消えてしまいたかった。
##################

944名無しさん@ピンキー:04/04/13 19:50 ID:+4feu7qQ
―――そんな…
そんなぼろぼろの姿で、
綺麗な白い肌を、所々赤い血で湿らせながら、
彼女は自分を“無傷”と言った。
そして自らの罪を責め立てているのだ。
彼女をここまで追い込んだ、自分の間抜けぶりと無力さに唇を噛んだ。
「斗貴子さん…」
さっきから名前を呼ぶことしかできていない。
ベットに座る形で、斗貴子さんの方に向き直った。
形の良い顎を伝って、涙か制服のスカートに落ちていた。
「そんなこと無い。俺が危険な目にあってるのは弱い癖に誰彼救おうとする俺自身のせい
だ。斗貴子さんが悪いんじゃない。」

斗貴子さんは話を聴きながら激しく首を横に振る。
かまわず、俺は続けた。
「斗貴子さんは、本当は消えるはずの俺の命をすくい上げてくれたんだ。
 …それだけじゃなくて、斗貴子さんは俺に力をくれた。
 だから、俺は斗貴子さんみたく誰かを救いたいんだ。もうみんなが痛かったり、悲し
かったり、苦しかったりするのは嫌だから。」
そして、“みんな”の中には斗貴子さんも含まれているんだ、と。
「だから、泣きながら憎しみしかない、なんてことを言わないで欲しい。」
そう言って、俺は斗貴子さんを抱きしめた。
945名無しさん@ピンキー:04/04/13 20:07 ID:+4feu7qQ
中途半端ですが、又明日。

っていうか初めて書くので不安でしょうがないです。
ボリューム足りないかなぁ・・・

ってか、エロ書けんの?オレ。
946名無しさん@ピンキー:04/04/13 21:12 ID:MrjyoWnc
ガンガレ>>945
947名無しさん@ピンキー:04/04/13 22:32 ID:QPhMaGYt
>945
現時点でわりと萌えるから大丈夫。gj
948名無しさん@ピンキー:04/04/15 03:29 ID:/mY1ad8Z
GJ!!

でもわかんなくなるから
タイトルか捨てハン入れてー
949名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:51 ID:oN3kskp9
萌えスレが調子いいとこっちが寂しいな…
950名無しさん@ピンキー:04/04/18 18:39 ID:x3+lZGXY
しかし和月はいつから特攻兵器にかぶれたんだ?
この分だと近いうちに回天とか蛟龍とかでてきかねん。
951名無しさん@ピンキー:04/04/18 19:03 ID:HvWivSfT
早坂姉弟×斗貴子 10 投稿日:04/03/14 01:56
の続き読みたいなあ・・・。再開期待してますでつ
952名無しさん@ピンキー:04/04/19 12:46 ID:OaHxG/QY
そんなんあったのか?
知らなかった。
953名無しさん@ピンキー:04/04/20 01:28 ID:nJdNKo9l
>>950
遅いかも知れんが…次スレヨロ
954名無しさん@ピンキー:04/04/20 05:39 ID:y9Sl4Qwx
>>953
今なら急がなくてもいいかも。970くらいで。
955名無しさん@ピンキー:04/04/21 02:44 ID:98JRoJvu
【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【海だ!】
956名無しさん@ピンキー:04/04/21 20:43 ID:9AmrAuBe
【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【変態だ!】
957名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:54 ID:mB2eesHg
【エスキョククーン!!!】武装錬金のSS 第四章【エヌキョククーン!!!】
958名無しさん@ピンキー:04/04/22 03:57 ID:defirjt2
>>955-956の折衷案みたいな感じで。
【夏だ!】武装錬金のSS【水着だ!】第4章【変態だ!】
959名無しさん@ピンキー:04/04/22 16:20 ID:dXl4IJYy
夏にはまだ早いんじゃないだろうか?(まぁ途中で突入するだろうが……
それより分かり易くキャラをさした方がいいんじゃないか?

【戦乙女の腰布】武装錬金のSS 第4章【天使の人形】

深読みしてくれ。
960名無しさん@ピンキー:04/04/24 10:45 ID:rSLUYG3E
早く次スレ立てないと萌えスレの人のSSが読めないぞ
961名無しさん@ピンキー:04/04/24 14:50 ID:SimhLc9t
萌えスレ住人のSSムーブメントは既に収束に向かっている。
手遅れだ。
962萌えスレの43:04/04/24 15:35 ID:suocQF1U
す、すいません。
自分が萌えの方で、続編をこのスレに投下させてもらうとレスしたからです。。。
SS暦一週間のデキだし、ここの方々のお口に合うような内容ではないので恐縮ですが。
こちらの郷に従うし、駄目なら諦めます。
完成は来週になるし、投下する段になったら、様子見させてもらいます。
構わずに、のんびりスレ立てしてください。お騒がせしました。

自分はスレ立てられないんで、ひとつスレタイを
【さき乱れ】武装錬金のSS 第4章【桜花】
963名無しさん@ピンキー:04/04/25 03:18 ID:rKYRdxOm
>>962
個人的には
【桜花】武装錬金のSS 第4章【さき乱れ】
の方がえちいと思う。
964名無しさん@ピンキー:04/04/25 04:59 ID:5J3DQiPB
【乱れ】【雪月花】
965名無しさん@ピンキー:04/04/25 05:59 ID:tFPueW+a
>>950
震洋が出てきたな。
でも、このマンガもうすぐ打ち切り・・・。
966名無しさん@ピンキー:04/04/25 21:12 ID:+8BiIQS4
アシ募集してたからまだ続く



・・と、思わせて下さい。
これで打ち切りはいやだー!
967名無しさん@ピンキー:04/04/25 22:16 ID:wmAsv3RG
大浜カコイイ…俺が女だったら股を開いていたやもしれん…!
968名無しさん@ピンキー:04/04/25 22:28 ID:LqVUoAxo
>>970
ネタバレマダハヤイ
969名無しさん@ピンキー:04/04/25 22:47 ID:UNW+gJVR
>>970にプレッシャーが
970名無しさん@ピンキー:04/04/26 00:03 ID:K++dGsv1
エロスのリーゼントがはだけて超美形に。ヤマタノオロチの武装錬金!!
971名無しさん@ピンキー:04/04/26 02:22 ID:RI6E4JTb
死にさらせッ
972名無しさん@ピンキー:04/04/26 04:29 ID:ri25SbYy
次スレ立ったことだし埋めますか。ね、>>970さん?
973名無しさん@ピンキー:04/04/26 04:47 ID:t2H9JFOU
>964 懐かしいな
974名無しさん@ピンキー:04/04/26 07:34 ID:pdHmxB6t
>>972
え、どこ?
誘導よろ。
975名無しさん@ピンキー:04/04/26 11:45 ID:Nn6l9yE0
埋め
976名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:22 ID:BGxN2J/x
次スレたてるよ?
977名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:27 ID:DhZkpA0c
douzo.
978名無しさん@ピンキー:04/04/27 16:08 ID:uY1Mj96J
立てたから即死回避頼む
【夏だ!】武装錬金のSS 第4章【海だ!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083049582/l50
979名無しさん@ピンキー:04/04/27 18:49 ID:95p+4AfQ
>>978
乙うめ
980名無しさん@ピンキー:04/04/27 18:50 ID:jYfTEqnX
>>978
おつカレーライス
981名無しさん@ピンキー :04/04/27 20:22 ID:m/H1gk6x
よし、任せろ!
何を隠そう、俺は埋めの達人だ!的埋め
982545:04/04/27 23:36 ID:knsKdpDA
やっぱりこのスレに間に合わなかったか…_| ̄|○
ただいま少しづつですが魔風恋風書いてます。
>>546様期待せずに気長に待っててください。
なんとか形にしてみます。
983名無しさん@ピンキー:04/04/27 23:46 ID:YMEJ+84F
>>982
蝶ガンバレ
984名無しさん@ピンキー:04/04/28 02:53 ID:K1XfYL4y
ブラボー埋め
985名無しさん@ピンキー:04/04/28 05:28 ID:1rCfDva3
986名無しさん@ピンキー:04/04/28 09:33 ID:1yfIw+Hl
987名無しさん@ピンキー:04/04/28 10:39 ID:WIfMg5qm
988名無しさん@ピンキー:04/04/28 11:14 ID:GsiAbU6r
ゆり
989名無しさん@ピンキー:04/04/28 16:49 ID:qRmriZSD
たんぽぽ
990名無しさん@ピンキー:04/04/28 17:05 ID:jI4WbI/2
>>988
百合根は結構美味いぞ♪
991名無しさん@ピンキー:04/04/28 17:15 ID:b333LU03
さくら
992名無しさん@ピンキー:04/04/28 20:12 ID:wLLtIpOi
あやめ
993名無しさん@ピンキー:04/04/28 20:27 ID:O9dAg2is
ききょう
994名無しさん@ピンキー:04/04/28 20:33 ID:UFXcdShM
梔子
995名無しさん@ピンキー:04/04/28 21:42 ID:UubDqo9h
なでしこ
996名無しさん@ピンキー:04/04/28 22:25 ID:BBixz6xO
林檎
997名無しさん@ピンキー:04/04/28 22:44 ID:D5CR5Sww
ゴリラ
998名無しさん@ピンキー:04/04/28 22:48 ID:xAYtCP6n
ラー油
999名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:13 ID:gyXitHJi
ユパ(fromナウシカ)
1000名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:13 ID:GEbNyn2T
1000だったら打ち切り
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