エンジェル隊の中で性交したいのは誰だい?【X】

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1フォルテ・シュトーレン
さあ、あんたがしたいのはあたし達の中の誰だい?
え?あたしだって?だったらもう少し男を磨くんだね。

第四スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058874419/l50
第三スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10544/1054459968.html
第二スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1040/10405/1040536120.html
第一スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1011/10110/1011016863.html
2名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:47 ID:H+S1pGzz
>>1
乙です

俺も気が向いたらまた書いてみようかなぁ……
3名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:49 ID:XrphG0qU
お疲れさまです>>1
かなり前に姐さんSSをいくつか書いていた者ですが
折角の姐さんタイトルスレだし、また書いてみようかな
41/14:03/10/05 23:50 ID:aLn1Btjh
 2度にわたる皇国の危機を救った功績によって与えられた30日間の休暇。多くの乗組
員達もエルシオールを離れているせいか、その艦内は閑散としていた。
「勘弁願いたいよなぁ、全く」
 そう言って、タクトは伸びをしながら、艦内通路をブラブラと歩く。
 戦いの後、フォルテとのたった2人の舞踏会、そしてディナーにカジノ。そのまま休暇
に入る予定にしていたタクトだったが、「救国の英雄」タクト・マイヤーズは、すんなり
と休暇に入ることを許されなかった。軍政財界のお偉いさんからの面会希望、学校や企業
からの公演依頼などが殺到し、それらの行事を一通り断わる事に最初の四日間を消費して
しまったのだ。
 フォルテはと言えば、休暇の初日に他のエンジェル隊のみんなに引っ張られてリゾート
へバカンスに出たらしいが、それは正解だったのかもしれない。あのまま本星に残ってい
たら、タクトと一緒にワイドショーネタにされていたのは間違いないだろう。
 とにかく、ようやく休暇に入ることのできたタクトだったが、半年も離れ離れになって
いたエンジェル隊のみんなのバカンスを邪魔をするのも悪い気がして、タクトの足は自然
と白き月に繋留されたエルシオールに向いていた。
「かと言って、みんなが帰ってくるまで一人で過ごすのもなぁ」
 タクトはぼやきながら司令官室に入る。
「とりあえずテレビでも……」
 部屋に入ったタクトがそう言いながら応接スペースのテレビに目をやると、見なれた人
物がバスタオル一枚でくつろいでいた。
52/14:03/10/05 23:51 ID:aLn1Btjh
「おや、タクト。ようやくお帰りかい?」
 その女性は驚くタクトを前に、まるで当然の様にそう言うと、そのあられもない姿のま
ま椅子から立ちあがり、部屋に置かれたコーヒーメーカーからコーヒーを注いでタクトに
渡す。
「とりあえず一杯飲みなよ、大変だったろ」
「あ、ああ」
 いつものクセで、タクトはカップを受け取ると、コーヒーに口をつける。
「ところで、フォルテはなんで……」
「ああ、今エルシオールのオーバーホールをやっててね。あたしの部屋もシャワーなんか
が使えないんだよ。それで整備に確認したら、司令官の部屋はまだ使えるっていうんで
ちょっと失礼させてもらったのさ」
「いや、そうじゃなくて。フォルテは他のみんなとバカンスに行ったんじゃ」
「なんだい、そのことかい」
「なんだって、半年も離れてたんだ、みんなと話すこともあったんじゃないのか」
 タクトはそう言いながらソファーに座る。
「まあ、半年間離れてたっていても、連絡のやり取りをしてなかったわけじゃないだろ。
だから、そんなに話すことがあるわけでもないからね。みんなも今ごろ思い思いの場所で
休暇を楽しんでるさ」
「フォルテはいいのかい?」
「何が?」
「いや、折角の休暇なのに、ここに居たら何の意味もないだろ」
63/14:03/10/05 23:52 ID:aLn1Btjh
 タクトの言葉に、フォルテは口元に笑みを浮かべる。
「意味はあるさ、ここならあんたと2人っきりで休暇を過ごせるじゃないか」
 そう言うと、フォルテはタクトの横に座る。
「ようやくゆっくりできる時間ができたんだ。それなら惚れた相手と一緒に居たいと思う
のは自然だろ」
「そうだな」
 2人はそのまましばらく無言で見詰め合っていたが、やがてどちらからというでもなく
目を閉じて口付けを交わす。
「ん……?」
 フォルテは首を傾げると、タクトを引き離してその髪の匂いを嗅ぐ。
「なぁ、タクト、一つ聞きたいんだけど。ちゃんと風呂に入ってたのかい」
「いや、忙しかったから」
「4日間ずっと?」
「ああ」
 平然と答えるタクトに、フォルテは唖然とする。
「……タクト、直ぐにシャワーを浴びてきな」
「ずっとデスクワークだったし、そんなに臭うかな?」
「いいからッ」
 フォルテは拳銃をタクトに向ける。
「フォ、フォルテ、その銃はどこから……」
 至極もっともな質問である。
74/14:03/10/05 23:53 ID:aLn1Btjh
「淑女の嗜みってやつさ」
「それは回答になってないと――」
 タクトの言葉を遮るように、フォルテは拳銃をタクトの額に押し当てる。
「さぁ、その口からクソつまらない質問を垂れ流す暇があったら、さっさとシャワーをお
浴び下さい、この微笑司令官殿」
「さ、サー、イエッサー」
 タクトは敬礼をすると慌ててシャワー室に飛びこむ。
「やれやれ。どうしてあたしはあんなやつに惚れちまったんだろうねぇ」
 溜息をつくフォルテの耳に、シャワーの水音が響く。
「…………」
 フォルテは、ふと何かを思いついて立ち上がると、タクトの居るシャワー室に足を向け
た。
 ガチャ
 シャワーを浴びていたタクトが音のした方を向くと、そこには一糸まとわぬ姿のフォル
テの姿があった。
「あ……」
 湯煙のなかに薄っすらと浮かぶフォルテの身体のラインに、タクトは思わず見とれる。
「な、なんだいまじまじと。別に初めて見るわけじゃないだろ」
 タクトの視線を感じたのか、フォルテは少し頬を染めて、両手で胸と股間を隠してしま
う。
「いや、そうなんだけど……なんかこういう場所だと……」
85/14:03/10/05 23:54 ID:aLn1Btjh
 タクトがぐだぐだと言い訳の様な返事をしているうちに、フォルテはタクトとの距離を
縮めると、その肩を掴んで半ば強引に背中を向けさせて腰掛けに座らせる。
「さあ、司令官殿、お背中をお流しましょうか」
「えっ?」
 タクトが振り向く間もなく、フォルテがタクトの後ろから抱きつく。同時に、背中にフ
ォルテの乳房が当たる。おそらくボディーソープを塗ったのだろう、遠慮なく押しつけら
れる柔らかい双丘が、ぬるぬるとタクトの背中をこする。
「どうだい、タクト」
 肩越し覗き込むフォルテは、タクトに勝ち誇ったように笑みを向ける。
「あ、ああ。これは……なんかいいなぁ」
「そうかい?」
 フォルテはそう言いながら、手をタクトの股間に伸ばす。
「お、おい」
 すでに硬くなっていたタクトのものを、フォルテが掴む。
「あはっ、確かに良いみたいだね」
「たははは」
 何時も通りの遠慮のないフォルテに、タクトは苦笑する。
「とりあえず、一発抜いとこうか」
 フォルテはそう言って、タクトのものをしごき始める。司令官室でお預けを食らって、
臨戦状態のままだったタクト少々刺激が強かった。
96/14:03/10/05 23:54 ID:aLn1Btjh
「ぅっ」
 タクトは思わず歯を食いしばって射精に耐える。
「おや、頑張るじゃないか」
「舐めて貰っちゃこまるなぁ」
 強がりを言ってはみるが、それしか出来ないというのが正直なところだった。
「それじゃあ」
 フォルテは、タクトの先に漏れ出た先走り液を指で弾くと、鈴口を人差し指でグリグリ
と刺激する。
「これでどうだい?」
「な、なんの」
 フォルテはタクトの耳たぶを軽く咥えて舌先を這わせながら、身体をさらに密着させる。
「これでもかい」
 親指と人差し指で作った輪っかで亀頭を締めながら、残りの指で竿を揉む。
「ぅあ……」
 タクトが2度目の射精感に耐えようとすると、突然フォルテがタクトの耳たぶに歯を立
てる。
「痛ッ」
 そちらに気を取られた瞬間、タクトのペニスがドクンッと脈打ち、先端から精液を吹き
出す。
「おや、ずいぶんと溜まってたんだね」
 指に絡みついたタクトの白濁液を口でなめ取りながら、フォルテは独り言のように言う。
107/14:03/10/05 23:55 ID:aLn1Btjh
「フォ、フォルテ。今のはずるいぞ」
 タクトは耳たぶを押さえながら訴える。
「あはははは、悪い悪い。ちょっと調子にのっちまってね」
 そう言いながら、フォルテはタクトに背を向ける。
「今度はあんたにやらせてやるからさ」
「旨くはぐらかされたような気がするよ」
 タクトはそう言いながら、フォルテの身体を後ろから抱く。フォルテのお腹の辺りをさ
すりながら、徐々に手を上へと滑らせ、たわわに実った見事な双丘を掴む。ボディーシャ
ンプーに濡れたフォルテの乳房は、タクトが手にほんの少し力を入れただけで、その手の
中からぬるりと滑りぬける。その度に、はっきりと分かるほどに勃起した乳首が指の間で
弾かれる。
「ん……タクトの指で、弾かれてる」
「なんだ、もうこんなになってるんだ。フォルテはエッチだなぁ」
「そんなこと……ぁ」
「じゃあ、下の方はどうかな」
 タクトはフォルテの双丘から手を離すと、その背中を押す。フォルテはタクトの促すま
ま、両手をそばにあった腰掛けにおいて四つん這いになる。バランスを取るために自然と
開いた脚の内側を伝って、ドロリとした体液が中から漏れるのを感じて、フォルテの身体
が一瞬強張る。
 先ほどまでのタクトへの愛撫で、フォルテ自身もすっかり準備が出来上がっていたのだ。
118/14:03/10/05 23:56 ID:aLn1Btjh
「なあ、タクト……」
「まだダメだよ」
 フォルテの物欲しげな呼びかけを無下に断わると、タクトは手をフォルテの股間に伸ば
す。
「ちょっ、ちょっと待ってく――」
 慌てるフォルテを無視して、タクトは指先でクレヴァスからアヌスの間を撫で上げる。
「ひっ」
 フォルテの予想外の反応に気をよくしたタクトは、何度も撫でる。時々菊門で指を止め
て軽く指先を押し当てるだけで、フォルテの腰がガクガクと震える。
「フォルテはこっちの経験は無いのかな」
 タクトはアヌスの入り口をなぞる様に指を動かす。
「あ、あたりまえだろ。そんな変態みたいな真似が出来るわけないじゃないか」
「でも感じてるんだ」
 タクトの言葉に、フォルテは顔を真っ赤に染める。
「そ、それは」
 何時もの威勢の良さは消え、ぼそぼそと消え入りそうな声で答える。
「それは?」
 タクトはフォルテの菊門を弄りながら、上擦った声で聞く。
「その、あ……あんただからさ」
 フォルテはそう言ってそっぽを向いてしまう。タクトはと言えば、フォルテの言葉に思
わず手が止まっている。
129/14:03/10/05 23:56 ID:aLn1Btjh
「な、なんか……言葉に出されると恥ずかしいなぁ」
「あ、あたしだって同じだよッ」
 2人とも、妙にぎこちない雰囲気で目を合わせる。
「その……そろそろいいかな」
「あ、ああ。き、来ておくれ」
 タクトは深呼吸で平静を保とうとして、この状況でそんなことを考えている自分に思わ
ず苦笑いを浮かべる。
「なんだい、気持ち悪いね」
 タクトの表情に、フォルテは軽く眉をひそめる。
「馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれないけど、初めてフォルテを抱くような気がしてね」
「おや、タクト。あんたもかい」
 フォルテは目を丸くして微笑む。
「ま、まあ、そういう気分もいいじゃないか。乙女の相手も悪くはないだろ」
「乙女……ねぇ」
「なんだいタクト、何か文句があるのかい」
「いえいえ、お嬢様」
 タクトは軽口を叩きながら、フォルテの腰に手を掛ける。
1310/14:03/10/05 23:57 ID:aLn1Btjh
 その時、フォルテがふと気がついた様に振り向く。
「タクト、念のため言っとくけど、後ろに入れたら蜂巣だよッ」
「はいはい」
「本気だからね」
「わ、分かってるって」
 タクトは平静を装いながら、狙いをアヌスからヴァギナへと移す。
(なんか、本当にやりかねないなぁ)
「何か言ったかい?」
「い、いや。別に」
 タクトはとぼけると、気を取り直して、フォルテの熱く火照った密壺に肉棒を突く立て
る。
 ヌルンッ
 お預けを食らったままだったフォルテの秘所は、タクトのモノを何の抵抗もなく飲み込
む。
「フォルテの中、どろどろじゃないか」
 タクトが腰をゆっくりと動かすたびに、シャワー室の中にぐちゅぐちゅと淫音が響く。
フォルテも、タクトの動きに合わせて腰を動かし、さらに奥まで挿入を促す。ヌルヌルと
した液体が、挿入の度に奥から押し出されて、フォルテの内股を濡らす。
「奥で……タクトの……ひぁ、先っぽが……」
 子宮の入り口をタクトの亀頭が軽く小突く度に、フォルテの身体が戦慄く。
1411/14:03/10/05 23:57 ID:aLn1Btjh
「くっ」
 フォルテの内壁がタクトに絡みつきながら、さらに奥へと誘う。その熱く溶けるような
感覚に、タクトの脳髄がジリジリと焼け付く。
「おやぁ、司令官殿。もう終りかい」
「な、なんの」
 タクトは、フォルテの尻を掴んでいた手を少しずらすと、親指をフォルテの菊門に押し
込む。
「ひぎっ」
 突然の進入、フォルテがうめき声を上げる。
「ふふふふ。どうだ、フォルテ」
「ど、どうだって。ちょっと、やめとくれっ」
 タクトは腰をゆっくりと動かしながら、アヌスの中の親指をグリグリと動かす。
「フォルテのお尻が、オレの親指を締め付けてる」
「い、入れたら蜂巣にするってっ……あんっ」
 タクトは腰を突き上げる。
「それはこっちに入ってるだろ」
「そ、んな……はぁ……言い訳が……通じるとでも」
「通じるさ。だってこんなに喜んでるじゃないか」
「っ!」
 フォルテは図星を突かれた恥ずかしさからか、顔を伏せてしまう。
1512/14:03/10/05 23:58 ID:aLn1Btjh
「も、もうしらないよ。勝手にしなっ」
「じゃあ、そうさせてもらうよ」
 タクトは腰の動きを速くする。同時に、アヌスに挿入した親指をその中で小刻みに動か
す。直腸と膣、薄皮一枚を隔てて動くタクトを感じて、フォルテの膣がキュッとしまる。
「フォルテ、出すぞ」
「タクトッ」
 フォルテの中に、タクトの濃い白濁液がたっぷりと注ぎ込まれる。すでに膣内を満たし
ていた多量の分泌液と混ざり合った白濁液は、射精と同時に奥まで挿入されたタクトの肉
棒に押し出されて、二人の結合部からゴポっ、ゴポっと鈍い音を立てて、漏れ出す。ドロ
ッとした二人の体液は、フォルテのお尻の谷間を通り、背中へと流れて広がる。その上に
身体を倒したタクトは、フォルテの耳に囁く。
「また……シャワー浴びなきゃな」
「……バカ」
1613/14:03/10/05 23:59 ID:aLn1Btjh
「おやおや、救国の英雄様がだらしないじゃないか」
 フォルテはベッドの中でシーツにくるまったまま、横で転がっているタクトを見てため
息をつく。
「4日間休んでなかったんだから、勘弁してくれよ」
「まあ、まだ休みはたっぷりあるんだから、しっかり休んでおくんだよ」
「とほほほ」
「そこでふてない、ふてない。次は……」
 フォルテは、タクトの耳に口を寄せる。
「うしろでさせてやるからさ」
「えっ」
 フォルテの言葉に、タクトは耳を疑う。
「そ、そんな大きな声を出すんじゃないよ。まったく、こっちがびっくりするじゃないか」
「い、いや。だってあんなに嫌がってたのに」
「あんたがあたしに火をつけたんだよ。この責任は最後まできっちり取って貰わないとね
ぇ」
 フォルテの艶のある笑みにタクトのモノが反応する。
「ん?、どうしたんだい」
 突然黙り込んだタクトにフォルテが首を傾げた瞬間――
「フォルテッ、今から責任を取るよッ」
 タクトが突然フォルテに襲いかかる。
1714/14:03/10/06 00:01 ID:U0pmvgHN
「ちょっ、ちょっとまっとくれよ。今すぐなんて誰も――ひぃ」
「オレは責任感の強い男なんだ」
「どの口で、あぁん、そんなことを言ってるんだい」
「この口だよ」
 タクトはそう言ってフォルテに口づけをする。
「ん……全く、うちの司令官殿は口だけは達者だねぇ」
「口だけじゃないさ」
「それはぜひ確かめたいね」
 二人はベッドの上で再び絡み合う。休暇はまだ始ったばかりだ。
18てすら:03/10/06 00:05 ID:U0pmvgHN
というわけで長々と4-17まで投稿させて頂きました。
設定は、見ての通り、ゲーム版のムーンリットラヴァーズのED後になっています。

願わくば、この投稿が即オチ防止の壁とならんことを。
19名無しさん@ピンキー:03/10/06 00:09 ID:erTl+ync
てすら氏>
早速いいものを・・・!
フォルテさんがいい味出してますね 読みやすかったです
20名無しさん@ピンキー:03/10/06 01:02 ID:gN4T1x8G
てすら氏>投下乙ー。
姐さんモノは久しく出てなかった記憶があるんで激しく萌えますた!話の流れやシチュなんかも何からしくて、GJでつ(;´д`)
21名無しさん@ピンキー:03/10/06 21:17 ID:8ipM1rNK
フォルテさんスレ立て乙です〜

>>18
フォルテさんがエロエロでかわいい(*´Д`)
思わず8回程読み返してもたYO!
後ろが弱いってのがイイな〜いいもん読ませてもらった。サンクス
22名無しさん@ピンキー:03/10/06 22:57 ID:vTao7gWo
いいですね
このすれはまたーりといきたいですね
23てすら:03/10/07 00:43 ID:hF8Fldgc
感想ありがとうございます。2度目の投稿もやっぱり姐さんでした。

次は別のキャラでも書いてみようと思います。
ええ、当然姐さんのも書きますが(笑
24名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:04 ID:B7YIqnKE
職人さんがんばむ(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
25名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:30 ID:wyoJcHH1
とりあえず作品投下する方は
前スレに投下よろ。
まだ結構余ってる。
26名無しさん@ピンキー:03/10/08 22:21 ID:yurjMr4/
いや、ここでいいだろ。
向こうに投下してもすぐ過去ログ逝きだろ
27名無しさん@ピンキー:03/10/09 10:58 ID:Z4m4+/nT
何か、意地でも前スレにSS投下させたいヤシがいるようだな。
そんなに1000まで行きたいのか?
前スレで「埋めるぐらいならSS投下を待てば良い」とか空気の読めない事言ってるのも
オマエだろ?>>25
何で新スレ立ったのに、前スレを活用する方向で話を進めようとするんだ?
あ、オマエd(ryだな。
28名無しさん@ピンキー:03/10/09 19:35 ID:cGzFeSed
>>27
何でもかんでもdendのせいにするのはここの住人の悪い癖だぞ。
それに俺はdendじゃないし、俺からすれば前スレは余り杉。
新スレ立っても前スレが余ってたら有効活用するのは普通の事なんだが。
過去ログ逝きつったってログ残しときゃいつでも見れるんだしね。
それに意地でも1000到達を目論んでるのは埋めとかの無駄レスで
無意味にスレを進めてる奴の方だろ?
そんな事するぐらいならSSでも投下した方が全然良い。

つーか新スレ立てるのが早すぎなんだって。
29名無しさん@ピンキー:03/10/09 23:11 ID:UkuWw7W6
>>28
そろそろdat落ちするだろうスレにSS投下するのが有効活用とは思えんが。
ログ゙残しておけばいいと言っても、ブラウザ使ってない人、dat落ち直後に来た人は困るでしょう。
それにこのスレ立ったのは全スレが940頃の時だし、決して早いわけではない。

あと、27がd(ryと言ったのはネタだということぐらい察しろ。
30名無しさん@ピンキー:03/10/11 11:26 ID:UaL1jT6V
25=28が、そこまで前スレにSSを投下させたい理由は何?
>>28の理由じゃ納得出来ない。
おれからすれば、新スレが立った段階で、そちらに移行する方が普通なんだが。
何か前スレに拘らないといけない理由があるんでしょ、ここまで強固に主張するって事は?
31名無しさん@ピンキー:03/10/11 20:18 ID:dZs0QaWY
容量や書き込み番号やらをギリギリまで使おうとしたら、逆に次スレを立てるのにもたついた時にエラい事になる場合もあるからねえ…
dの人を始めとした厨共に埋め立てさせるよりは、あくまで掲示板を効率的に使いたいと思う気持ちも分からなくもないけどね。

とりあえず、マターリと職人の降臨を待ちましょうや>ALL
32名無しさん@ピンキー:03/10/11 22:08 ID:No7EKlKD
>>30
拘らないといけない理由があるんじゃなくて
俺は>>31の言う通りスレを有効活用したいわけよ。
今あのスレ進行遅いしSS一本投下して感想や意見などの
レスをしてもまだまだ余裕はあった。
まあ変な厨の無意味な埋め立てでだんだん厳しくなってきたけどな。

てことで前スレはもうどうでもいいよ、どうせ50レス近くを
無意味に埋め立てられるだけだからね。
職人さんもこの変な空気気にしないでどんどんここにSS投下してくださいね。
33名無しさん@ピンキー:03/10/13 18:09 ID:DdAT14cf
前スレ埋まりました、ちなみに埋めたのはヴァニラさんです
34名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:10 ID:f3Tche73
またーりと保守
35名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:37 ID:5g9OxyW6
ふふふ・・・ そろそろ伝説が起こるぜ・・・・ 
36名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:41 ID:qU9Hax4l

                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ..     デニーよ 黒星じゃ
              /             \.. .   .最終回に先頭打者をだし
             /                  ヽ..   打たれて 歩かせて
              l:::::::::.                  | ..  強気の直球勝負に出て
              |::::::::::   (●)     (●)   |   逆転を許す 敗戦投手になるんじゃ
             |:::::::::::::::::   \___/     |      ,..-''"´ ̄`ヽ
              ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ      」  ,/´    ヽ
             __/\            /★ヽ      く. `く   ,.-''´  ヽ
        ┬┬/ /★\           /★★|\┬r-、 `r‐ヘ. 〈   ,. -''" ヽ
37名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:55 ID:5g9OxyW6
馬鹿やろう!!! そこは、スクイズだろ
38名無しさん@ピンキー:03/10/15 17:14 ID:p3QTcP6r
シャトヤ
39名無しさん@ピンキー:03/10/15 22:10 ID:8tqadv2q
これはガイシュツ?
ttp://ww4.tiki.ne.jp/~g-666/yokoku.lzh
40名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:04 ID:cxpR7A9J
このスレも終わりかな・・・
41名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:24 ID:cxpR7A9J
保守
42名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:33 ID:0c1tqVn9
そろそろなんか欲しいな・・・・
43まなみ:03/10/16 00:36 ID:d6pR+YHE
私だって感じたい・・思いっきりイキたいの。
どうにも止まらない、もっとHになりたい〜
http://www.xxx81.net/jp/japan.html
44名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:44 ID:uCg9nHne

いま自宅から放送してます。

ttp://www21.brinkster.com/deelings/goa/index.html
45名無しさん@ピンキー:03/10/16 18:02 ID:W1E03j9O
執筆中。書き上げたら投下しまつ
46名無しさん@ピンキー:03/10/16 18:10 ID:sOrdf1o1
↑おおー!! 頑張ってください!!!
47あぶらむし:03/10/16 22:02 ID:/18Oi6kw
どーも、あぶらむしです。
やっと新作が書き終わりました。
中には「久しぶりに来た職人がこいつかよ」とお嘆きの方もいるでしょうけど、
それはそれでいいです(笑)
設定に無理があるところがございますが、その辺はご愛嬌で。
48あぶらむし:03/10/16 22:03 ID:/18Oi6kw
午後のティーラウンジ。
死線を共にした仲間たちと、紅茶をすすりながら談笑する。
私の一番好きな時間、私の一番安らげる場所。
よく「ヴァニラは輪の中に入れてないんじゃないか」とか、「一人で暇そうにしている」とか人に言われるけれど、
そんなことはない。私は楽しんでいる。
ただ仕事柄感情を表に出さないだけ。
……でもこれは詭弁かもしれない。私は感情を表現するのが下手なのだ。
嬉しいとき、悲しいとき、笑ったり泣いたりできるのは人間の特権。その特権を、私は使えずにいる。
私にも心の湖面が荒れることもある。穏やかに波打つこともある。
だけど私の顔は、まるでセメントで固めたように動いてくれない。
心と、目や口を結ぶ糸がぷっつりと切れてしまったのだろうか?
そんな私を哀れむように見つめる一人の女性がいる。
向かいのテーブルに腰かけ、ティーラウンジにいるのにコーヒーも紅茶も飲まず、
じっと私だけを見つめる。私もその目を見つめ返す。
その女性は私と視線がぶつかるのを避けるように、ふっと目をそらした。そして、軽く笑った。
あの微笑は誰に向けられたのだろう。それはわからなかったけど、私もあんなふうに笑えればいいのにと思った。
ひとつ気になることがある。あの女性は、私以外の人間にも見えているのだろうか?
49あぶらむし:03/10/16 22:04 ID:/18Oi6kw
「それで、ヴァニラはどうなのよ?」
蘭花さんからの質問。話を聞き逃した私は、どう答えて言いのかわからなかった。
「えっ、あのう、なにをですか…」
「だからぁ、初恋の男よ。ヴァニラにも誰かいたんでしょ?」
曖昧な私の態度にも怒らず接してくれる。つくづく感謝だ。
だからこそ、私は怖い。いまこの人たちを失ったら私の居場所はなくなってしまう。
それがたとえ仕事上のお付き合いだとしても、私はそれを絆と呼ぶ。
さて、先ほどあがった初恋話だが、残念ながら私にはそんなものはない。
「私は、その…」
この後に何を言ったのかは忘れてしまった。ただみんなを落胆させず、
かといって満足させられないようなことを言ったのだと思う。
ふと向かいのテーブルに視線を戻す。あの女性の姿がない。
女性が消えたことに関してはあまり驚かなかった。たぶんそういうものだろうと思っていたから。
私は仲間たちの会話に耳を傾ける。内容は恋愛から食べ物の話へ変わっていた。
でもあの女性は何故私を見ていたのだろう?
まるで女の子の会話が切り替わるように、ふわりと姿を消した女性のことを気に留めながら、
私は冷えかけた紅茶を飲み干した。
50あぶらむし:03/10/16 22:04 ID:/18Oi6kw
会話も一段落し、みんな各々の行動をとり始める。
「みなさ〜ん、期待してくださいね〜」
ミルフィーユさんがまたお菓子を作って下さるそうだ。
二時間後、ミルフィーユさんの部屋でお食事会が開かれる。
空気のよめない私を誘ってくれたことに感謝しながら、私はクジラルームへ向かうことにした。
道中、またしてもあの女性に出会った。
なぜか私を待っていたようだ。少し待ちくたびれた顔をしている。
私は歩を止めた。
というより、これ以上前に進めなかった。まるで見えない壁に遮られているみたいに。
私はこの女性をじっくり眺める。
並んでみてわかったが、背は私より少し高い。頭一個分ほど高い。
そしてなにより私に似ている。顔立ちや髪の色、服のセンスがそっくりなのだ。
吐く息で世界が凍ってしまいそうな雪の結晶に似た冷たさを秘めているところも、私に酷似している。
私に五歳違いの姉がいれば、きっとこの女性のようだったと思う。
だけど私のこの女性とで決定的に違うところがある。
この女性は、微笑むことができる。とても美しく、とても優雅に。
自然に曲げた口元から花の香りが漂う。
「こんにちは」初めて女性の声を聞く。
その声も、やっぱり私に似ていた。
51あぶらむし:03/10/16 22:05 ID:/18Oi6kw
「こんにちは」と私は言う。
「あの、私になにか用でしょうか?」
女性は首を振った。肯定とも否定ともとれる振りかただった。
「あなたには自分を好きになってほしいの」と女性は言う。
「自分を、好きになる?」
「そう」
女性はまた微笑んだ。
「うまく笑えない自分が嫌い、そうでしょう?」
私は肯く。
「素直になれない、他人と距離をとってしまう、そんな自分が嫌い?」
私は肯く。
「あなたが自分を嫌いになるたびに、私は哀しくなるの」
女性は自分の胸に手を添えた。これ以上傷つかぬよう守っているみたいだった。
私の心はなにかに包まれるみたいに温かくなっていた。
そして氷河のような眠りから覚醒した。
52あぶらむし:03/10/16 22:06 ID:/18Oi6kw
私は自分に問いかける。
「私は私を好きですか?」
答えはノーだった。私は醜い。汚い。嫌らしい。一生、未熟者で終わる。
好きになる要素がない。
私が一人でいるとき、みんなは何をしていると思いでしょう。
治療の研究してるんでしょ。ヴァニラは勉強熱心だもんね……、そんなとこかしら。
はは、冗談じゃないわ。馬鹿にしないで。
私は人間よ。本能に逆らえない愚かな人間。
人間、ってあなたにもわかるわよね。人間よ、人間。
そう、その人間。あなただってそうでしょ? ならわかるじゃない。
食欲に誘惑され、性欲に支配され、眠くなったら眠る。そして自分勝手な夢を見る。
孤独を埋めるために徒党を組み、価値観の合わぬものには暴力的。
これ、すべて本能の言われるがまま。抗うことなんて不可能。
自制心? なに、これのことかしら。こんな腐った棒が何の役に立つというの!
いやだわ。限界。あとどのくらい続くのでしょう。
嗚呼、神よ、我を救いたまえ。汚れ逝く我を浄化したまえ。
私は笑わない。第一、馴れ合いは嫌いだから。第二、ほとんどのことが面白くないから。
故に、私は笑わない。
53あぶらむし:03/10/16 22:06 ID:/18Oi6kw
私の目から涙がこぼれた。
私はなんて不器用なのだろう。悔しい。
自分を憎むことこそ愚行じゃないか。
私は泣いた。どうすれば良いのかわからなくなった。
女が私の涙を撫でるように拭く。白く、繊細な指で。
涙が止まった。まるで水道のノズルを閉めるみたいに、キュッと出なくなった。
「あなたは自分を好きになれる」冷たい吐息混じりに、女は言う。
「私に…、できるでしょうか」
「できるわ。私が証明してあげる」
女は私の唇にそっと口づけをした。
美しく微笑める唇が私の微笑めない唇に触れる。
爆発でもするんじゃないかと私は思った。でもそんなことはなかった。
ふたつの唇は互いが崩れないよう優しく抱きあう。感触はとても柔らかい。
人前で泣くのなんて初めてかもしれないと、ふと思った。それは、すごく恥ずかしいことかもしれない。
でも私が涙を見せたこの女性はとても他人とは思えなかった。
54あぶらむし:03/10/16 22:07 ID:/18Oi6kw
私たちの唇が離れる。
開放された唇で私は息を吸い込む。甘い蜜みたいな空気が肺に流れ込んだ。
女は私を裸にしようとする。「余計なものはいらないよ、ありのままで生きなさい」
一つ、二つ、三つ。ボタンがはずされていく。
はらりと衣装が床に落ちた。私には必要ない、そんな気がした。
迷いと希望の詰まった乳房が露呈される。膨らみかけた小さな乳。
女はそれを丁寧に触れた。まるで大切な思い出にさわるみたいに。
私の敏感な突起が背伸びをする。
素直になれない私の代わりに、悦びを表現してくれているのだ。
女が乳首の先端を舐める。そして吸う。
「アッ…」
声がもれた。いままで聞いたことのない私の声だった。
私は乳首を吸われ続ける。このまま飲み干されてしまいそうだ。
吸うことに疲れ、女は一旦息を吐く。
その息は私の胸にかかり、高鳴った熱い心臓を一気に冷ます。
ああよかった、これで溶けずにすむ。
突然、私の女性器がくちゅくちゅしてきた。
見ると白く繊細な指が絡みついている。
指は奥まで入り、私の本能をつついた。
55あぶらむし:03/10/16 22:09 ID:/18Oi6kw
指は私の本能を出たり入ったりしている。
「ハ…アン」その度に私の口から声がもれる。
白い指に私の愛液がしたたり、光る。
思えばこれほど体液を垂らしたのは初めてかもしれない。結構気持ちの良いものだ。
同時にこれほど感情を発露したのも初めてだ。今までにない幸福感、開放感。
心にした覆面をはずしてみよう。私自身と向きあって生きよう。
女の緑色の髪が私のへそにかかる。
くすぐったくなり私は笑った。「クスッ」。
うまく笑えた気がする。
女もにっこりと笑い、私から指を引き抜いた。その指で服のボタンをはずし女は裸になった。
すべてを見せあったまま、女は私を抱いた。
同じような体温の、同じような弾力を持ち、同じような香りを放つ、同じような白い肌が、
溶けあうようにひとつになる。
ああ、人の肌ってすごく柔らかいのね。それにこの髪の香り、とても良い匂い。
近くにあるものって意外と気づかないものなんだなぁ。
私はこの女性が好きだ。だからなんとなく、私自身のことも好きになったんだと思う。
天から降り注ぐ温かい光が、私を抱擁する。私の影が照らされた。
光が消えると女性の姿が無くなっていた。
きっと私の中へ帰ってきたのだろう。死に逝くものが生まれ育った土に戻るみたく、安らかに。
私は私でいることになんの不安もなかった。
56あぶらむし:03/10/16 22:11 ID:/18Oi6kw
「はあ〜い、チーズケーキが焼けましたよぉ」
椅子に座る私たちの前に、ミルフィーユさんが焼きたてのケーキを持ってきた。
私はフォークでそれを口に運ぶ。
チーズの濃厚な甘味がじわりと広がる。おいしい。
こんな美味いケーキは初めて食べる。
「おいしい!」
私は叫んだ。それが素直な感想だったから。
「本当ですかぁ! やったぁ、ヴァニラさんにほめられちゃいました!」
ミルフィーユさんのうれしそうな顔。やっぱりいいな、本音を見せあえるって。
「本当においしいですわ、このチーズケーキ。ミルフィーユさんはお菓子作りに関しては天才的ですわね」
「お菓子作りに関しては、だけどね」
蘭花さんが茶化す。
みんなが笑う。私も笑う。
鳴り止まない笑顔のシンフォニー。指揮者のいない、自由な演奏。
この笑顔がずっと続けばいいのにと願う。十年たっても、二十年たっても。
百年後の自分を想像してみる。
仲間たちとお腹を抱えて笑いあう、私の姿がそこにあった。
57名無しさん@ピンキー:03/10/17 12:49 ID:pv0VBktV
↑イイ!!! 
58名無しさん@ピンキー:03/10/17 23:12 ID:OSkcxlh4
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山下大輔監督がこのスレを監視してます。
59名無しさん@ピンキー:03/10/18 10:21 ID:i8cuS8VO
>あぶらむし氏
難しそうな話に見えてスルーしようとしたんだが、
読んでみると読みやすいし、おもしろかった
ヴァニラさんかわいかった
何より独創的(・∀・)イイ!!
60名無しさん@ピンキー:03/10/19 01:00 ID:3zVWYTzk
あぶらむし氏
毎回楽しみにさせてもらってます。今回も楽しませていただきました。
すっ、と引き込まれるような文章なんですよね。
面白かったです。
61あぶらむし:03/10/19 07:09 ID:T2xBXIvb
感想ありがとうございます。あぶらむしです。
前回の作品で僕はSS書きを引退することにしました。
いままでいろいろありがとうございます。
最後に僕の作品、未発表作、製作裏話みたいなものをまとめてみました。
利己的な引退セレモニー、本当に申し訳ございません。
興味ある方だけお読み下さい。
最後までスレを汚し続けてすみませんでした。
62あぶらむし:03/10/19 07:09 ID:T2xBXIvb
俺は二千三年六月十六日に初めて書くSSを置いた。
内容はヴァニラに甚振られるタクトの話。M作家としてデビューした。
今にして思えばこの時が一番、反響が大きかった気がする。Mを主体にした作品は意外と少なかったからだろう。
「あなた緊張してたわよね」
隣にいるヴァニラが言う。
ああ。キャラも定まってなかったしな。
「自分のこと「私」とか言ってるし」
仕方ないだろ。ほかに思いつかなかったんだ。
次に書いたのはSFチックなものだった。
この世界はヴァニラがロストテクノロジーで創ったもので、創造主がオルガスムスを感じれば、
世界は消えるというもの。
なんか小松左京が書きそうなストーリーだ。
「反響がほとんどなかったのよね」
ヴァニラが裸になり、甘い声を出す。
たしかひとつもなかったと思う。しょうがないよ、場違いすぎる。
ちょうどこの頃、エンジェル隊の最期っていう作品が投下されたんだ。こいつのせいで荒れに荒れた。
でも俺はあの不安定さが少し好きだった。
「あたしも好き」
ヴァニラは俺の唇を舐めた。
63あぶらむし:03/10/19 07:10 ID:T2xBXIvb
三つ目は妄想癖の男の話。
ヴァニラだと思っていたのが、実は見知らぬ女子高生だった。そんな感じ。
「またそんなの書いたの」
まあね。俺にはこんなのしか書けない。
これには讃美両論あったけど、なかなか好評だった。
この頃俺は童貞だった。真実味のある絡みシーンが書けない。だからストーリー性で誤魔化した。
その極意が四作目。
塗った部分が体中に吹き出るロストテクノロジーの効果で、ヴァニラは乳首が、タクトはペニスが
全身に生える。
俺は今まででこの作品が一番好きだ。こんなのを書いていきたい。
ヴァニラは俺のペニスをしゃぶり、
「そんなにあったら銜えきれないわ」と言った。
俺は、五人で手分けしてやってもらいたいと言いかけたが、ヴァニラが嫉妬すると思いやめた。
ヴァニラはこう見えて独占欲が強い。
「あら、勃たないわね」
不思議な顔で、ヴァニラが俺の萎えたペニスを見る。
あたりまえだ。いつもおんなじじゃ飽きるだろ?
お前も、もう少し学習しろよ。
64あぶらむし:03/10/19 07:13 ID:T2xBXIvb
次は何だっけ。この辺から記憶が曖昧になる。
「あたしとミルフィーユの純愛もの」
蘭花が言う。いつもの鼻にかかったしゃべり方。俺は嫌いじゃない。
そういえばそんなのも書いた気がする。
蘭花は乳房を俺の背中に押し付ける。
お前、結構胸でかかったんだな。
「当たり前じゃない。こんなこともできるわよ」
不揃いなふたつの乳で俺のペニスを挟む。
俺は新しいものに飢えていた。もともとこんな性格だから。
黒ミルフィーユ、次に選んだ題材。
これはものの見事に失敗した。
ミルフィーユが百本のペニスを切り取って集める話。未発表。
駄作だった。
「この時、自分の才能に悩んだのよね」
ミルフィーユが言う。そして俺のペニスを切り取りしゃぶった。
ペニスが射精する。それをミルフィーユが飲み込む。
ちょっと貸して。蘭花もしゃぶりたがる。
いいから返せ。俺は蘭花から奪い取る。
一応大事なものなんだ。
俺はペニスをもとの場所に戻した。
65あぶらむし:03/10/19 07:13 ID:T2xBXIvb
「次に書いたのは私の話ですわ」
やあ、ミントか。お前は俺の小説にあまり出なかったな。
結構好きなんだけど、なんでだろ。
「私のお嬢様口調が面倒なのではないですの?」
きっとそうだろう。現に書いていて虫唾が走る。
お嬢様口調、よくわからん。
エンジェル隊に自分を「あたい」と呼ぶ女はいないのか。関西弁とか。
六人目、俺は知らないけどどんな奴だろう。明日あたりゲーム買ってこよう。
ミントとミント父の近親相姦も考えたな。お互いの感情をテレパスしあうってやつ。
面白そうだったけど、書かなかった。気が向かなかったみたいだ。
神に犯されるヴァニラ、ってのも思いついた。
この世界は神が創ったんじゃなくて、世界そのものが神って設定。
だから神の意識次第でいつでもヴァニラとヤレる。
…なんじゃこりゃ。俺はいつもこんなこと考えてたのか。
「いいじゃない。そんな発想も好きですわ」
俺の頭をパカリと割り、ミントは唾を吐く。
手袋をはずした右手で脳みそを掻き混ぜ、すすった。
おい、残さず飲めよ。少しでも残ってたら承知しないぞ。
ミントは肯いた。
66あぶらむし:03/10/19 07:14 ID:T2xBXIvb
そろそろ書くのに疲れてきた。
「おいおい、去る時になんか残したいって言い出したの、お前さんだろ」
げっ、フォルテか。悪いけど向こう行っててくれ。
お前はミント以上に書きづらい。
俺の小説には一回も出てこない。
「だけどねぇ、こんなもの書いていいのかい? ここがどこかわかってるの」
わかってる。2ちゃんねるだろ。
批判、糾弾、中傷。すべて自由。ルール無用。
いいんだ。俺はもう来ないから。
「逃げるのかい? 弱い男だねぇ」
んー、否定はしない。
ところでお前、エロくできないよ。
「だったら男を磨くんだね」
そう言い残してフォルテは去っていった。
ごめんフォルテ。最期まで使い回しの台詞しか書けなくて。
67あぶらむし:03/10/19 07:14 ID:T2xBXIvb
「私を味噌汁の具にした話。あれは駄作よね」
ヴァニラか。ふふ、手厳しいこと言うじゃないか。
「なにが、僕のようなサラリーマンに向けた応援歌よ。あなた学生じゃない。十七じゃない」
しょうがないんだ。ここは二十歳未満は入れないんだから。
おそらく感づかれてたと思うけど、演じなきゃ駄目だったんだ。
「ペニス搭」
陽の目を見ることなくお蔵入りされた作品。
丘にある謎の搭。それはペニスの形をしていて、見ると欲情する。
搭から離れられなくなる。搭をしゃぶりたくなる。搭を体内へ押し込みたくなる。
バカバカしくなって、途中で書くのをやめた。そろそろネタ切れだった。
知識の浪費。想像力の限界。
「宇宙うるし」
これはどうしようか迷ったが、結局投下した。
極限まで痒みを我慢してから掻くと、物凄く気持ちいい。
これも駄作だけど手間のかかった話だったからもったいなかった。
反響は普通。
おい、ヴァニラ。やめろって。
ヴァニラは俺のペニスの尿道から中へ進入してきた。
中で溶けたヴァニラは血液に混ざった。血管を通り体中を駆けめぐる。
そして、心臓を引っ掻いた。
68あぶらむし:03/10/19 07:15 ID:T2xBXIvb
長々と続いた俺の話も、これで終わり。
いままで読んでくれた方がいれば、本当に感謝します。
引退作には超グロを書きたかった。
縄で縛って、歯を溶かして、薬打って、まんこにいろんな物ぶち込んで。
腹殴って、吐かせて、嘔吐物から毒蜘蛛が生まれて、腹の中へ戻ろうとする。
でもやめた。最後ぐらい普通のを書いてみようと思った。
反響は少しあった。思っていたより少なかった。
これはしょうがない。自惚れ。俺の悪い癖。永遠の病。
「これでさようならね」
ヴァニラが平手打ちして後ろを向いた。そして歩き出す。
「たまに覗きにきてもいいかな?」
俺は去り行く女の後ろ姿に投げかける。裏返った俺の声が、ヴァニラの耳に届く。
「好きにしたら」
ヴァニラは振り向かずに答えた。
69名無しさん@ピンキー:03/10/19 11:51 ID:F1iepdpb
70名無しさん@ピンキー:03/10/19 14:10 ID:dLKshLGX
>>68
フォルテさんへの言動で頭に来た、発つ鳥跡をにごしまくりだな、死ね
71名無しさん@ピンキー:03/10/19 21:06 ID:R8+5iC6G
>>70
       巛彡彡ミミミミミ彡彡
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡
   r、r.r 、|:::::           | 
  r |_,|_,|_,||::::::     ⌒   ⌒|
  |_,|_,|_,|/⌒     -="-  (-="    
  |_,|_,|_人そ(^i    '"" ) ・ ・)""ヽ  
  | )   ヽノ |.  ┃`ー-ニ-イ`┃ 
  |  `".`´  ノ   ┃  ⌒  ┃|  
  人  入_ノ´   ┃    ┃ノ\ 
/  \_/\\   ┗━━┛/ \\
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ
     /      ` ─┬─ イ     i i
    /          |      Y  | |
    /           |      ヽ__|_|
72名無しさん@ピンキー:03/10/19 21:12 ID:04m2d6YV
>>70
どうして姐さんオタはオマエみたいなヤシばっかりなの?
ちょっとでも気に入らない書き込みがあったらそうやって罵るのって、
この板に来れる21歳以上の人間として、恥ずかしいからやめた方が良いぞ。
もっと分別のある大人になりな。オマエの大好きな姐さんなら、それこそこう言うだろうさ。
「もっと自分を磨いて、すぐに人を罵るような小さな男になるんじゃないよ」ってね。
73名無しさん@ピンキー:03/10/19 21:25 ID:M6JcW7TB
所詮姐さんファンなんてそんな奴等の集まり。
GAファンの中でも生粋のクズ共。
74名無しさん@ピンキー:03/10/19 22:55 ID:dLKshLGX
>>73
人気無いことネタにして嘲笑したり中傷したりする奴らに言われたかないな
75名無しさん@ピンキー:03/10/19 23:30 ID:QD4zTh/K
>あぶらむし氏
最後の最後まで独創的なSSをありがとう、お疲れさまでつ
「男を磨くんだね」
正にフォルテさんの台詞にぴったりでつね
氏の存在もSSも他の職人さんとは全然違うものだったが、
氏は職人さんだった
またの投下は大歓迎(・∀・)シ  ・・・・寂しくなるなぁ
76名無しさん@ピンキー:03/10/20 01:32 ID:9s7KaE6e
他の職人さんとも、あぶらむし氏とも違う職人は最近ここに現れないがな・・・
77名無しさん@ピンキー:03/10/20 06:09 ID:wpsO+foo
あぶらむしさん、おつかれさまでした。
あのユニークなSSが読めなくなるのは残念です。
私も続き書かなきゃ……
78名無しさん@ピンキー:03/10/20 10:14 ID:SGBtxWzf
保管庫作らない?
79名無しさん@ピンキー:03/10/20 10:38 ID:w+ROQD+x
>>70=>>74
オレもオタクだが、アニメキャラに対して「嘲笑したり中傷したりする奴らに言われたかないな」
なんてうすら寒いセリフはとても言えない。
そもそも、こういう過敏に反応する自意識過剰な姐さんファンに限って、
自分では作品を投下しないクセに職人さんに噛み付いたり、ただ「姐さんキボン」としか言わないんだよな。
だったら姐さん人気を啓蒙するSSを自作して投下しろよ。
レベルの低い読み手から、高みを目指す書き手になれよ。
そういう思想が、姐さんの人生哲学でないのかい?
今のアンタはクレクレ厨と同レベル。いや、クレクレ言ってるだけで人に喧嘩売らない分、
クレクレ厨の方がマシだな。
80名無しさん@ピンキー:03/10/20 14:40 ID:G68DqO33
前スレの後半からフォルテさんキボン言ってんの俺だわ
すまそ、でも姐さん以外の子のSSの投下も何度かある
職人さんのSSの感想書かせてもらうようにもしてる

>>45は俺
精進するので待っててくれると嬉しい
81名無しさん@ピンキー:03/10/20 15:47 ID:EEUbzZXP
待ちますよ〜 楽しみにしてますね= とか、いうとプレッシャーになっちゃうかな?
82615:03/10/20 15:53 ID:bUqt9/2s
姐さん大好きです!

姐さんSS期待してまーす!!
83名無しさん@ピンキー:03/10/20 20:55 ID:z07tD93c
ぼぼぼぼ僕の僕のフォフォフォルフォルテさんに、
ななななん何てことをいい言うんだ君はぁぁぁぁぁ!


みたいな?p
ヲタを否定したりはしないが、
>>70=>>74みたいな奴には鳥肌が立つんだよねぇw
84名無しさん@ピンキー:03/10/20 21:13 ID:LSQvIDnH
同感だ・・・
鈍感だ・・
爽快だ・
射精
85名無しさん@ピンキー:03/10/20 21:38 ID:oILU8s78
>>83
仲良くしるw
86名無しさん@ピンキー:03/10/21 01:34 ID:trjE5B+K
ここも終わりだな
最初の良スレが懐かしい
87ヴァニラ:03/10/21 01:34 ID:/auN7Lzd
仲良きことは、美しかな・・・
88名無しさん@ピンキー:03/10/21 17:23 ID:HCpN+FYv
1話にあったミルフィーED18禁補完版は好きだったなぁ。
89名無しさん@ピンキー:03/10/21 17:45 ID:yHHW6kKI
思い出に縛られてはダメダぬ〜ん!!
90名無しさん@ピンキー:03/10/21 19:57 ID:M9sT/7Cg
それもこれもすべてdが悪いのだ!!
91名無しさん@ピンキー:03/10/21 20:38 ID:iFeQc0++
なんだdって?
92野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/21 21:13 ID:s6FRY1C4
漏れも久々に投下しまつかな・・・
93名無しさん@ピンキー:03/10/21 23:21 ID:v3SsFKp9
       ζ
      / ̄ ̄ ̄ ̄\
     /         \
    /\    \  / |
    |||||||   (・)  (・) |
    (6-------◯⌒つ |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |    _||||||||| | < 早くしゃぶらんか>>90
     \ / \_/ /    \____________
|\/ ̄ ̄ ̄|____/⌒\
\.|ウホッ!|         .\            / ̄ ̄ヽ
  \いい男|       /⌒⌒ヽ         /      \
   \達 |・  | \ (   人  )      /        ヽ
     \_| /     ゝ    ヽ \   /          |
      \.        |;;    |   \/    |       |
        \   _l  |;;  ;;;  |\__/      |      |
         \   ―|;;  ;;;  |-/        |       |
           \   |;;  ;;;  |/         |     |
            \  |;;   | |/          |     |
              | |;   ;; ;;|          /|    |
\                ;;            /  |
  \          /    ;;          /
94名無しさん@ピンキー:03/10/22 00:34 ID:YsQN1cgn
>>93
うざ
うざ
95轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/22 01:41 ID:YsQN1cgn

「や、やっぱり駄目っ・・・!!」
「蘭花?」
「あ、あたしには無理!!」
「蘭花・・・ みんな、やってきたんだから・・・・ 蘭花も頑張って!」
「蘭花・・ 最初は、軽く触ってみるんだ・・・」
「軽く・・?」
「そう・・ ほら手伝ってあげるよ・・・」
「ん・・・ いや・・!! やっぱり無理!! 出来ない!!」
「蘭花さん・・・ 大丈夫ですわ・・・ 最初だけですから・・・ 怖いのは」
「そうそう! 終わってみれば、たいしたことないって・・」
「・・・頑張って・・」
「ほらっ! 蘭花!!」
「うっ・・・ で、でも・・・」
「大丈夫・・ 俺も一緒にやってあげるから・・・」
「タ、タクト・・・ あたし、こういうの苦手なの・・・ だ、だから・・」
「分かってるよ・・ 嫌だったらすぐに言うんだよ?」
「う、うん・・」
「いくよ・・・・ 蘭花・・」
96轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/22 01:42 ID:YsQN1cgn
「ん・・ くっ・・・ やっぱり・・ 駄目・・ 私には、出来ない」
「ほら、ここを、突っつくと・・・」
「ひあ?!」
「ほら・・ いい感じに・・・」
「駄目駄目!! タクト・・ やめて・・!!」
「あと、もう少しだよ・・ 蘭花・・!」
「これ以上は、限界・・・ 崩れちゃう!!!!」
「いや・・・ もう・・ あっ あ〜〜〜!!!!」
(どがしゃ〜ん!!!!!)
「あ〜あ・・・ 崩れちゃった・・」
「んもう!! だから駄目っていったでしょ!! タクトの馬鹿!!」
「ご、ごめん・・・」
「それじゃ〜 また最初からやりましょ! ジェン○!」

三○「ジェン○かよっ!!」

【すんません・・・ エロでは無いです・・・ 次回は、エロで・・!!】
97名無しさん@ピンキー:03/10/22 20:19 ID:26bi/Ms9
98名無しさん@ピンキー:03/10/22 20:34 ID:BXAXmv4y
>>95,96
こういうアホっぽい(失礼!)のも結構好きです。
次回はエロにも期待してまつ。
99轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/23 00:23 ID:Q201ygyI
>>97,98
うう・・・ 返答ありがとうごぜーます・・・
なにぶん初めてなもので・・・
次回は必ずエロを!!!!
鬼畜系は、好きですか?
100615:03/10/23 01:04 ID:I3TPxV83
笑えました

鬼畜万歳!頼みます!
101タクト ◆plHQzXi.n. :03/10/24 01:49 ID:sk1RVwnR
「ふぁ、あ〜・・ よく寝た・・・・」
「ん・・・」
「へ? なんだ、今の声??」
「そういえば・・・ なんか、体が寒いって・・・・ なんで、裸なんだーー!!??」
「ん・・・ あっ・・ おはようございます タクトさん・・・」
「な、なんで・・・ ミルフィーが、ここに?! し、しかも・・・ 裸?!?!」
「タクトさん・・・ 昨日のこと・・ 覚えていないんですか?」
「き、昨日って・・・?」
「それは・・・(赤面) わ、私の口からは・・・」
「た、頼む!! 教えてくれ!! 俺は、いったい何をしたんだー!?」
「・・・・分かりました・・ 昨日、タクトさんは・・・・」

・・
〜約9時間前〜

「タクトさ〜ん 今、ちょっといいですか〜?」
「ん? ミルフィー? こんな時間にどうしたんだい?」
「えへへ〜 実はですね〜 新作のケーキが出来上がったんです!! タクトさんに一番に食べてもらいたくて・・・」
「え? うれしい〜な!! どれどれ・・・(ぱく)」
「・・・・・」
「? タクトさん・・? どうしたんですか?」
(ばたんっ!!)
「きゃ〜?! タ、タクトさんが、倒れた〜!! タクトさん しっかりして下さい〜!!」
「・・・・・・・」
「あ、あれ? 凄いお酒臭い・・・ ?! もしかして・・ ケーキに使う、お酒の量間違えたのかも・・・」
「う・・ん・・・・」
「あっ! タクトさん!! すみません!! ケーキに使う、お酒の量間違えちゃって・・・」
「ミルフィー・・・」
「はい? なんですか タクトさ・ きゃっ!」
(強引にこちらに寄せ、キスをする)
102轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/24 01:54 ID:sk1RVwnR
「ん・・・ んん・・!  ぷはっ!! ・・い、いきなり、なにするんですか!!」
「ぎゃあぎゃあ、うるせーな・・・」
「え? タ、タクトさん・・ ど、どうしたんですか? もしかして酔ってるんですか?」
「酔ってなんかねーよ・・ そんなことより、ミルフィー・・ もっとこっち来いよ・・」
「え? なんですか? きゃっ!!!」
(また強引に引き寄せられ・・ 胸を無造作に触られる)
「タ、タクト・・・ あ・・ さ・・ んん!! や、やめて下さい・・」
「いやだね・・・」
「そ、そんな・・ あん! やだ・・・ あ・・ んんっ!! そ、そんなに、乱暴に・・・」
「あれ? ミルフィー・・ もしかして感じてるの?」
「わ、私、感じてなんか・・・!! んっ!! い、いや・・ は・・ん・・・」
「やっぱり感じてるんだ・・・ こんな顔して・・・ 淫乱なんだね・・ ミルフィーは・・」
「そ、そんな・・! わ、私・・ 淫乱なんか・・じゃ・・な・・いぃ・・ ん・・!」
「へ〜 それでは、体に聞いてみましょうか・・」
(タクトの手がミルフィーの秘部にかかる)
「ひあ?! ん!! や、いや! タクトさん! や、やめて・・ ひ・・はぁん・・」
「あれ〜? ミルフィーのここ・・ ぐちょぐちょだよ・・・」
「そ、そんなこと・・・ ない・・ ん・・ で・・す・・ はぅんっ!!」
「ほらほら〜!! 俺の指がズポズポ入るよ〜!!」
「はん! は・・・ あん!! はぁん!! ひん!! お願い・・ し・・ ひゃうん!! やめて・・・」
「・・・・あっ そう じゃあ やめた」
「え?・・・」


すんません 上の奴名前間違えました〜
103轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/24 01:55 ID:sk1RVwnR
「だってやめてほしいんでしょ? ミルフィー・・」
「あ・・ そ、そんな・・ ここまでして・・・」
「なに? もしかして続けて欲しいの? やっぱ淫乱女だな・・ ミルフィーは・・」
「そ、そんな・・ 酷いです・・ タクトさん・・・」
「続けて欲しかったら・・・ ちゃんと言葉でいうんだな・・・」
「そんな!! い、言えません!!! そんなこと!!」
「ふ〜ん あっ そう じゃ・・ ずっとこのままだ・・」
「・・・・(悲願に満ちた顔で・・ タクトを見つめる)」
「そんな顔しても駄目だよ・・・ 続けて欲しかったら言葉でお願いしろ」
「・・・タ、タクトさん・・ お、お願いします・・・ つ、続けてください・・・」
「・・・は? なに 今の?」
「なにって・・・ タクトさんが・・・ 言葉でお願いしろって・・・」
「そんなカスみたいなセリフじゃ、駄目だな・・・」
「そ、そんな・・ じゃあ なんて言えばいいんですか・・・?」
「そうだな〜 『タクトさん・・ 私の、いやらしいグチョグチョまんこをどうか弄くりまわしてください』とか、いったらやってやるよ・・・」
「!! そんな・・・・」
「さぁ どうする ミルフィー?」
「・・・タ、タクトさん・・ 私の・・ 私の・・ うっ・ い、いやらしい・・ グ、グチョ・・・ ま、・・・まんこを・・・ どうか・・・ 弄くりまわして・・ ください・・」
「へっ 言えるじゃねーか・・・ それじゃご褒美だ」
「あっ! そ、そんな、激しく・・!! ひっ! あ、あん あ・・! ん・んん!! す、すごい・・です・・・!! あっ あん!! もう、私・・・ い、いきそうです!!!」
「・・・・」
「あっ!! な、なんでやめちゃうんですか!!!! タクトさん!!」
104轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/24 01:59 ID:sk1RVwnR
「別に・・・ なんか飽きてきちゃって・・・ そろそろ寝ようかな〜」
「そんな・・!! お願いします!! タクトさん!! いかせて・・・ いかせてください!! もっと私のあそこをぐちゃぐちゃにかきまぜてください!!!」
「・・・しょうがないな・・ ミルフィーは・・・  じゃあ 横になれ・・・ いかせてやるよ・・」
「あ、ありがとうございます タクトさん・・・ 早く・・・ いかせて・・ 気がおかしくなりそうです・・!!」
「あー・・ 今すぐいかせてやるよっと!」
「ああ?!・・・ うん・・!!い、痛い・・・・」
「あ? なんだミルフィー処女だったのか? 悪い悪い・・・ 思いっきり突いちゃったよ・・」
「だ、大丈夫です・・・ タクトさんだから・・・ 私、我慢します・・・ だから遠慮なく動いてください・・」
「ああ・・ 最初から、そのつもりだよ・・・」
「ひっ! ひあ・・ はっ!! うん!! い、いた・・・ はあん!! あっ! あっ!! うん!!!!」
「へっ さっきまで処女だったくせに、もう感じてるよ・・・ 本物の淫乱女だな・・・ ミルフィーは・・・」
「はんっ!! わ、私・・!! うん!!! い、淫乱なんか・・・ はん!!! あ、ありま・・ んん!! せん・・!!」
「はっ そんなに感じて・・・ 説得力ねーよ!!」
「ひあっ?! す、すごい!! あっ!! うん!! わ、私もう・・・!!!」
「ミルフィー!! 中にたっぷり出してやるからなっ!!!」
「あっ!!! だ、駄目です!! な、中は、 はん!! あ、赤ちゃん・・・ふぅん!!! 出来ちゃうっ!!!! あん!! あっ!!」
「そら! いくぞ!!!!」
「はっ!! あっ!! あん!!あっ!! ひん!! はん・・!!」
「おらー!!!」
(どぴゅっ!!!!!)
「い、いっちゃいますーーーー!!!!!!」
105轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/24 02:00 ID:sk1RVwnR
・・

「ハァ ハァ・・・ なかなか良かったぜ・・ ミルフィー」
「ハァ・・・・ ハァ・・・」
「ミルフィー・・ またこうやって可愛がってやるよ・・ 飽きるまでな・・・」
「え? あ、飽きるまでって・・・ そんな・・!! い、嫌です!! 私の事、捨てないで下さい!! なんでもします!! 恥ずかしい言葉だって言います!! だから・・! 捨てないで・・・ うっ・・ ううっ・・」
「完璧に堕ちたな・・・・ まぁ・・ 安心しろ、そんな簡単に捨てねーよ・・」
「タクトさん・・・ ありがとうございます!! あと、それと・・・・」
「なんだ?」
「今日は、ここで、寝ていいですか?」
「あ? しょーがねーな・・・・」
「えへへ〜!」
・・・
・・

「って事があったんです! 忘れちゃったんですか〜!!!」
「・・・・・・そ、そんなことをしてしまったのか・・・・ 俺は・・!」
「えへへ〜 タ〜クトさん!」
「どうしよう?! これは、夢か!! そうだ夢だ!! はぁ〜 夢でよかった・・・」
「なにいってるんですか? 夢じゃないですよ!! ん・・・ (ちゅる)」
「のわ?! ミ、ミルフィー?! なにを・・・」
「ん・・はん・・・ なにって昨日タクトさんが言ったんですよ・・ 『明日の朝、起きたら俺のあそこをなめるんだ、ミルフィー』って!」
「ば、馬鹿か 俺は・・?! なに言ってるんだ・・」
「それじゃ〜 続けますね〜 ん・・」
「だ〜 やめやめ〜!!!!!」
106轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/24 02:00 ID:sk1RVwnR
(シュイーン ドアの開く音)
「タクトさん・・・ どうしたんです? もうすでにミーティング始まってますわ・・・・・」
「あっ・・・・」
「えっ・・・・」
「その・・・ ミント・・・ 違うんだ・・ コレは・・ その ・・あの・・」
「ん・・・ んんっ! あっ ミント おはよう〜」
「・・・・・・・タクトさん・・・ 後できっちり、お話しを伺いますわね・・・」
(シュイーン)
「・・・・俺・・ もうエルシオールにいられないかも・・・・」
「タックトさん!! 続きしますね〜〜!!」
「だから、やめ〜!!!!」

ってなわけで・・・ エロを・・・ 初めて書くのですが・・ エロくないっすね・・・ 鬼畜物はムズイ・・
なんか・・ のほほんとした、終わり方になってしまいました・・・

次は、ミントのエロを・・・・
この文章を読んだ方・・・・ ありがとうございます!!!
107名無しさん@ピンキー:03/10/24 07:26 ID:nHUHZgsD
面白かったからいいんですが
・・・じゃなく…を使った方が読みやすいですよ
108名無しさん@ピンキー:03/10/24 13:12 ID:EnAsP1zy
なんかこの板って1スレに一人は「・・・→…」にしろ厨がいるな
同じ奴なのかもしらんが
作者が表現で使ってるんだから口出す事じゃないだろう

ちなみに俺は・・・の方が長さも調整できて便利だと思うし読みやすいがな
109名無しさん@ピンキー:03/10/24 14:40 ID:c4x+ydFQ
轟先生>
名前だけみると、一瞬タクト×レスターとか始めるんじゃないかと心配しちゃいましたよw

始めてにしては話の流れとか中々良かったと思います。
あとは会話文ばかりだけでなく、地の文の割合も増やしていくとより読みやすくなるかなと。

これからもガンガって!
110名無しさん@ピンキー:03/10/24 21:11 ID:iwSMwHTR
>>108
なんかこの板って1スレに一人は「・・・→…」の指摘に噛み付く、文句付け厨がいるな
同じ奴なのかもしらんが
文法上では三点リーダを使うのが正しいのだから口出す事じゃないだろう

ちなみに俺は…の方が長さも調整できて便利だと思うし読みやすいがな



つうか、アンタが作者でもないのに、なんでそんなに噛み付くの?
111野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/24 22:09 ID:1OAPp7mP
俺はルフト准将に呼ばれ司令官室からの帰りだった。
俺はトレーニングルームへと足を向けた。
ここのところ平和ボケしていたせいで体がなまっていたため
少し運動しようと立ち寄ったのだ。
そこは人がいる気配はなく静まりかえっていた。
「誰もいないな・・・まぁ静かにやるってのもいいもんだな」
俺はそんな気持ちだった・・・その静けさが俺を『快楽の園』へと導いたのだった。
両手にテーピングを巻きグローブを装着し、サンドバッグへと拳を向ける。
シュッシュッ!
軽くその場でフットワークを踏み空を切る。
「こんなもんかな」
ドズッ!
「ん?なんだ!?」
そこには確かにサンドバッグがある・・・しかし感触が違った・・・まるで・・・
まるで人を殴っているようなそんな感触だった。
「まさか!」
俺は動揺を隠せないままサンドバッグを下ろし堅く結んである紐を解く。
「!?」
これは・・・ミルフィー!
「おい!ミルフィー!大丈夫か!」
全身傷だらけのミルフィーを抱え必死に呼びかける。
112野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/24 22:11 ID:1OAPp7mP
しかし気絶しているのだろう反応はない。
「どうして・・・どうしてミルフィーが・・・」
「あら?あなたが殴ったじゃない」
困惑する俺を弁解したのは蘭花だった。
「何言っているんだ!サンドバッグに人が入ってるだなんて誰も思わないだろう!」
俺は怒鳴っていた。傷だらけのミルフィーを見て平然としていられる蘭花がとても憎らしかった。
「でも実際あなたがサンドバッグを殴ったからミルフィーがこんなになったんじゃない」
「確かにそうかもしれない・・・でも!」
シュッ・・・・バキッッ!!
蘭花の蹴りが俺の顔面に命中し宙を舞う・・・
「ぐはっ!・・・なんで・・・こんなことを・・・」
「なぜですって?そんなの楽しいからじゃない!」
そして蘭花は俺を踏み続けた・・・何度も何度も・・・
俺はなんとか大丈夫だがせめてミルフィーだけでも・・・
「くっ・・・」
ダメだ体が動かない・・・
「そこのメス豚、立ちなさい」
メス豚・・・ここには俺たちの三人しかいな。つまりミルフィーのことだ。
「はい・・・ご主人様」
ミルフィーは蘭花の言うがままに立ち上がった。
「豚のくせに立ち上がるんじゃないわよ!四つん這いよ」
「はい・・・」
ミルフィーを見ているのが辛かった・・・なぜミルフィーがこんな目に・・・




113野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/24 22:20 ID:1OAPp7mP
「その疑問には私がお答えいたしますわ」
青い髪、奇妙なウサミミ・・・ミントまでも・・・
「そう。あなたたちが貴族だからですわ」
貴族・・・俺は貴族の部落のはず・・・
「あたしが貴族にどんな仕打ちを受けてきたかあなたにわかる!?
まだ10歳の女の子が男たちに陵辱されてるのよ!あなたにわかるわけないわ!」
俺は絶句した。蘭花の星ではそんなことが・・・
「でも、だからって俺たちにこんなことをして何の意味があるっていうんだ!」
「・・・・ミルフィー、この男を黙らせなさい」
「・・・・はい」
そういい終えるとミルフィーは俺の方へ近づき両手に手錠をかけた。
「な、なにを!」
俺の言葉が聞こえていないのかミルフィーはズボンのジッパーを降ろし始めた。
ジィーーーッ
114名無しさん@ピンキー:03/10/25 00:27 ID:vc0KeYti
ええぇぇぇぇっ!?
115名無しさん@ピンキー:03/10/25 01:21 ID:bazC1mRz
つ、続きはぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!
116名無しさん@ピンキー:03/10/25 05:02 ID:XQhg0XS7
やらないか
117野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/25 08:28 ID:jdiek/e7
何もできずに俺は見ているだけだった。
ミルフィーはゆっくりと俺の物を引き出しうっとりとした表情だった。
「ただ気持ちよくなるだけじゃ面白くないわ。これを付けましょう」
蘭花はポケットから何かを取り出し俺の物へと近づける。
カチッ
「これであなたはイケなくなったわ〜残念ね〜一番のお楽しみなのに」
「ではミルフィーさん。お願いします」
ミルフィーは俺の物を咥え乱暴に舌を回す
「っく!や、やめるんだミルフィー」
「んッ・・・チュッピチャッ・・・はぁ・・・気持ちいいんですね・・・」
初めての感覚に動かなかったはずの体が反応してしまう。
「ん・・・んあ・・・・れろっ、はぁ、ぺろ・・・ん・・・
む・・・ん・・・れろれろ」
ダメだ・・・・それ以上は・・・イッてしまう!
「んはっつ、れろっ、ぴちゃっ、ん・・・・んあ、ぺろ
・・・・れろれろれろれろっ!」
「だ・・・だめだ!やめるんだミルフィー・・・」
俺の言葉を無視しているのか聞こえていないのか
ミルフィーは俺の物をしゃぶっている。
「ん・・・・んあ、ちゅっ・・・ねぇ・・・
イきそうなの?いっぱい頂戴・・・私にいっぱい精子頂戴!」
このままでは・・・何か手を打たねば・・・・
「ん・・・・・んんっ、ん、ちゅっ、ちゅるっ、・・・・ちゅううううううううっ!」
118野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/25 08:34 ID:jdiek/e7
ミルフィーが物凄い勢いで吸い上げてきた。
「うっ・・・うわぁ、くっ・・・・」
俺は下半身に2つの感覚を覚えた。
快感と激痛・・・枷のせいで外に出れない息子どもは停滞するしかない・・・・
物凄く痛い・・・
「イっちゃったの?意外と早漏なのね・・・使い物になるかしら?」
「でもまぁ『枷』がある限り床が汚れることもありませんし・・・
暇つぶしの玩具にはいいのではないですか?」
「それもそうね〜そこのメス豚は使えるかしら?」
それにつられて俺もミルフィーの方へと目をやる。
焦点があっていない目・・・完全に理性が破壊させている。
「メス豚はメス豚ですわ。初めからそういう役割なんですわよ」
ミントは笑顔でミルフィーの髪を掴み顔を寄せる。
「ふふっ、いい顔ですわね。まるで昔の自分を見ているみたい」
「なによそれっ〜きゃはははは〜」
何事もないよな二人の笑が声が俺の理性を容赦なく攻め立てる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は立ち上がった・・・もう意識なんてない・・・
「ちょ、ちょっと・・・」
以外にも蘭花は焦っていた。
「大丈夫ですわ」
ミントは冷静だった。
俺はドアへと走った。しかし・・・
ドガっ!?
「残念ね〜そのドアにはちょっとしたバリアが張ってあるのよ」
構わず俺は身体をぶつけた。
ドガッ!ドガッ!
「・・・・・・」
俺はその場にへたりこんだ・・・
「もうおしまいですの?エルシオールの次期司令官が呆れるますわね」

119コンプレックスラバーズ.1:03/10/25 22:23 ID:+7lpYSQL
「うわ!ノット艦長!!見ろよレスター!!超かっけ〜〜!」
「タクトって結構ミーハ―だよな…」
いつもテレビの中でだけ見ていた人物が目の前を通って、タクトの声に小さく手を振る。
はしゃぐタクトの首根っこをむんずと掴んだのは、ルフトだった。
「こら、はしゃぐでない!も〜人に面倒かける年でも立場でもなかろう」

言われて改めて、タクトは自分の首から下がっている関係者用の通行パスをしげしげと眺めた。
「ホントに、有難うございます。まさかこんなとこ見学できるなんて〜」
「俺は第七軍所がよかったのにな〜」
レスターの言葉にルフトのくちびるの端が引きつる。
「なら帰るか?人がせっかく新型船艦のお披露目に立ち合わせてやろうって言っておるのに」
この新型船艦の責任者であるルフトに頼んで見学させてもらおうと言い出したのはレスターだった。
そんなまさかと思ったが、意外にもルフトはあっさりOKを出して。
タクトも興味が手伝ったのに加えて、なんとセレモニーに宇宙でも大人気の女優が来るという。
「ああ〜本物すっげぇ可愛いだろうな!サインもらえないかな〜〜〜!!」
半ば呆れ顔のレスターの横で目をキラキラさせているタクトに、ルフトが笑う。
「ほほうタクト、あの女優みたいな娘が好みなのか。ふ〜ん、のう、レスター!」
「は?何言ってらっしゃるのやら?」
今度はレスターのくちびるの端が引きつる。
「あとでサインもらえるように頼んでやるわい、タクト」
「マジ??!!うわ、有難うございます!!!!」
レスターとルフトの間に走った火花を遮ったのは意外にもまったくの第三者、だった。

「ルフト様、息子さんですかァー?」
120コンプレックスラバーズ.2:03/10/25 22:29 ID:+7lpYSQL
いきなり顔をつかまれて、流石のレスターも面食らう。
「うわールフト様のお子さん!綺麗ねーvvv」
ちょっと細身の背の高い女性がレスターの顔を撫で回したり髪に触れたりする。
タクトがちょっとむっとしたような顔をしたのを見て取って、ルフトはタクトに耳打ちした。
「あの人な、今日ゲストの女優さんのヘアメイクさんじゃよ。綺麗な子が好きなだけで他意はないから大丈夫じゃ」
「メイクさん?」
「そう、ちょっとした知り合いでな」
ルフトの手がタクトの頭をくしゃ、と撫でる。
昔から優しい目で見守ってくれたルフトの行動に、タクトも思わず微笑んだ。

自分とレスターのことを、知っているんだと思う。

それをとても気恥ずかしく思いながらも、ルフトにだけは知られていることが重荷じゃなかった。
許されない想い。
咎めてもおかしくないひとなのに、むしろ
「タクトも可愛いぞ」
「・・・なんか複雑なんですけど」
自分の息子のように、可愛がってさえくれる。
父親というよりも、友達のように、こころを割いてくれる。

でも、それが余計、つらい。

自分はタケルに、ナツコに、何もあげられないのに、いつももらってばかりだ。
優しいきもちを。
想いを。
121野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/26 03:33 ID:QwBhde0q
あざけ笑うかのように吐き捨てると部屋を後にした。
「くっ・・・!」
俺は情けなかった。自分の言葉と行動が釣り合っていない・・・
ミルフィーを助けられずに快感を覚える自分がいる・・・
どうすればいい!俺はいったい・・・どうすれば・・・
「堕ちればいいのよ・・・あのメス豚のようにね・・・くすっ」
蘭花は俺に近づき顔面を蹴り上げた。
「ぐはっ!・・・」
叫びと共に血しぶきが視界を過ぎる。
口の中を切ったらしい・・・何年ぶりだろう喧嘩なんて・・・
記憶はそこで途切れていた・・・

カチャっ・・・カチャカチャ・・・
なにやら賑やかな音に不愉快を感じながらも俺は目を覚ました。
「何の音だ?」
まだ寝ぼけているせいかはっきりとは見えないがあの赤い服には
見覚えがある・・・
「蘭花・・・」
「呼んだかしら?」
声に気づいたのか俺のほうへ振り返る。
「どう?愛するメス豚と同じ部屋で過ごせて幸せでしょう?」
「蘭花さんたら友達思いなんですわね、ふふっ」







122名無しさん@ピンキー:03/10/26 04:38 ID:5a5/kBdt
 毎日毎日毎日。頭の中は彼のことばかり。考えたくないのに、不意に自分の中にそっと忍びこんでくる彼の影。
 碁のことだけを考えていた日々は、遥か遠い昔のことだ。もはやその頃の自分がなにを考えなにを意識していたのかすら記憶にはない。
 彼との出逢いが、自分の常識を根底からひっくり返してしまった。
 めざわりで、鬱陶しくて、そして…
 そして…

もうダメだ、と思った。限界を悟ってしまったから、もう道は残っていないのだと思った。
このままでは自分は壊れてしまう。彼を壊さない限り、どこへも行けない。
壊す。
壊す。
壊す。
…そう、壊してしまえばいい。
すべてを。
それは、なんて甘美な誘惑だったろう。

すっ、と目の前を横切って行った姿に、レスターは足を止めた。
今まで無視をされたことのない人生だった。生、と言ってしまえるほど長い時を生きてきたわけではないけれど、
彼には常にスポットライトが当たっていた。優秀で美しく、どことなく影もある彼には男も女も惹かれていた。
そこへ、突然現れたタクト・マイヤーズという名の少年。同年代には負け知らずだったレスターに、一粒の黒い染みを落としていった彼。
レスターの心をめちゃくちゃにかきまわしておきながら、それがなんでもないことのように無邪気に笑っている彼を、
無視することなどできるはずもなかった。
それでも、彼を意識していると気取られるのは屈辱で、あえて眼中になどないという素振りを続けた。つらかったけど、続けた。
段々と自分の中に蓄積されてゆく得体の知れない感情があることに気付いてはいたが、それからも眼をそらした。
でも、それも限界。
自分の感情と向き合わなければ、レスターはもう何処へも行くことができなくなってしまった。道は閉ざされ、出口が見つからない。

計画は綿密に。どこにも綻びをつくらないように、彼を手中におさめる準備をする。
捕らえて、閉じこめて、逃がさないように。

「タクト?」
静かに、けれど強い意志をこめて、名前を呼ぶ。振り返った彼の驚いた顔。
始まりの合図が、頭の中でこだました。
123轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:25 ID:YwfGviJK
「…で、この宙域を抜けると… …ってタクト!! お前、話聞いてるのか!!」
「ん? あぁ… 聞いてるよ… レスター…」
「ほんとか…? じゃあ 今俺が言った事、言ってみろ」
「え? え〜っと… その、ごめんなさい… 聞いてませんでした…」
「…ったく お前って奴は… さっきからなにをボーっとしてんだ!!」
「そうよ! タクト なんかあったの?」
「確かに、いつもボーっとしてるけど、今日は更にフ抜けてるね〜」
「どうかしたんですか? タクトさん…」
「だ、大丈夫だよ 大丈夫… ははは・・・ ちらっ(横目でミントの様子をうかがう)」
「・・・・・・・・・」
「(うわ〜 完全無視だよ… まぁ… あんな場面見られたんじゃな〜…)」
「えへへ〜♪ タクトさ〜ん!今日も、私のこと、いっぱいいぢめてくださいね〜!!」
「どわーーー!!!!! ミ、ミルフィー!!!」
「は? いぢめる? …どういうこと? タクト?」
「ほ、ほら、あれだよ!! その、ゲームだよ!! ゲーム!! 格闘ゲーム!! 対戦ゲームでいぢめてってことだよ!!」
「はぁ? なにそれ? ゲームでいぢめるって… なんか変なの…」
「あはは〜!! ミルフィー!! そうだ!! みんなに、お茶をいれてあげなさい!!」
「あっ はい! わかりました〜!!(会議室を出てく)」
「ふー… (ミントの様子は…?)」
「・・・・・・・・・・・・・」
「完全無視だよ… ど、どうしよう?」
「…タクトさん」
「?! は、はい!!!!」
「あとで… わたくしの部屋に来ていただけませんか?」
「え? そ、その… は、はい…」
「なに? ミント タクトに話があるなら、ここでいえばいいじゃない?」
「いえ… ここで、お話ししても、よろしいんですが… 一応タクトさんも司令官ですからね… この船に居づらくなるのも嫌でしょう…」
「ふ〜ん? なんかよくわからないけど…」
「では、お待ちしておりますわ… マイヤーズ司令」(会議室を出て行く)
「・・・・・俺の人生、終わった?」
124轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:27 ID:YwfGviJK
「あの… タクト・マイヤーズです。 ミントさんいらっしゃいますか? いなかったら別にいいんですけど…」
「シュイーン(ドアの開く音)あら… よく逃げずに来れましたわね… マイヤーズ司令…」
「いやー!! はは… は…(ほんとは逃げたかったけど…)」
「どうぞ、お入りになってくださいませ…」
「そ、それでは、…(こうなったら成り行きにまかせよう…)」
「…で? どんな言い訳を聞かせてくれるんですの? …まぁ、わたくしには、無意味ですけどね…」
「(そうか… ミントは、人の心が読めるんだった…)」
「…単刀直入に聞きますわ… ミルフィーさんと、なにをしていたんですの?」
「(なにしてたんだろ… こっちが聞きたいくらい… まさか酒に酔ってなんて言ったら、まずいしな〜)」
「…なるほど、お酒で酔って、その勢いでミルフィーさんと…」
「し、しまった〜!! つい、うっかり心の中で〜!!」
「…もっと、マシな言い訳を、聞きたかったですわ… お酒のせいにするなんて… 見損ないましたわ、タクトさん…」
「嫌!!ほんとなんだ!! ミント、信じてくれ!!! そ、それに記憶もないんだ!! 自分は何をしたか全然…」
「…本当ですの? なら… 試してみましょうか…」
「試すって…? ど、どうする気だ ミント?」
「いえ、なんでも、ありませんわ… ふぅ ちょっと疲れましたわね… 駄菓子でもいかがですか? タクトさん」
「え? う、うん 貰おうかな…(な、なんか、いつものミントだぞ… 許してくれたのかな…?)」
「あっ そういえば この前、とても美味しいチョコをもらったんですの!! 食べてみます? タクトさん」
「うん! 食べてみようかな!!(ほっ なんか 大丈夫みたいだな…)」
「ほら、コレですの!! とても美味しいですわよ!!」
「どれどれっ…。 ぱくっ!!」
「どうですか? タクトさん?」
「ん?! ミ、ミントこれって…」
「はい♪ ウイスキーボンボンですわ♪」
「は、図られた… あっ… なんだか… 意識が…」
「…これで 嘘か、どうかが分かりますわ… どうせ、嘘でしょうけど…」
「駄目だ… な、ん… だか… バタン!!!(倒れる)」
「…やっぱり、嘘でしたわね… こんな状態で、どうやってミルフィーさんと…」
125轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:30 ID:YwfGviJK
(ゆっくり起き上がるタクト)
「あ、あら? もう気がついたんですの?」
(起き上がったと同時にミントの服に手をかける)
「え? な、なになさるんですの? タクトさん…?」
びりびりびり〜〜〜!!!!(ミントの制服の胸元部分を強引に破る)
「え? きゃぁぁ〜〜〜〜!!!??? な、なにを・・!?」
「なにを… だと? けっ さんざん人をコケにしやがって…」
「ち、近寄らないで!!! ひ、人を呼びますわよ…」
「どうぞ… ご自由に… その間に、お前を犯してやるよ… 人が来た時には、あそこから、ザーメン垂れ流してる、ミントを色んな人が見るんだろうな〜!!」
「くっ! なんて下品な… 最低ですわね…」
「最低? ふん 計算高い、お前に言われたくねーな… いつも人の顔色伺いやがって… このテレパス女が…」
「・・・・・・・」
「どうした? 怒りで、声も出ねーのか?」
「…わたくしを、どうなさるおつもりですの…?」
「犯すんだよ… 足腰立てなくなるまでな…」
「い、いや…! いやですわ!!! そんなの!!!」
「なにが、嫌だよ… てめぇから、部屋に呼んだくせに…」
「そ、そんなつもりで呼んだんじゃありません!!!」
「いいから… 騒ぐなよ… 恥ずかしい思いしたくなかったらな…」
(そういって、タクトは、ミントの胸を乱暴に揉み始める)
「いや…!! やめ、て… くん!  はぁん!! そ、そんなに、乱暴に…!! やぁん!!」
「どうした? ブラマンシュ財閥の娘さんよ〜? 感じてんのか? いやがってた割には、素直な体だな!!」
(ミントの乳首を思い切りつねる!!!)
126轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:33 ID:YwfGviJK
「ひぎっ!? い、いたい!!! いや!!やめてくださいまし!!!! ふぅ…ん!! い、ふぅん!!」
「邪魔だな、全部脱がしてやる…」
びりびりびり〜〜〜〜!!!!
「あっ!!!そんな…!!」
「ほ〜 こうやって裸を見ると… ほんとロリ体系だな〜!! マニアに売れば相当高く売れそうだな…」
「う、売るって… そんな…」
「安心しろ… 冗談だよ! (ミントを強引にこちらにひきつける)お前は、俺がたっぷりと可愛がってやるよ…」
(ミントを後ろから抱きしめるような形になり、再び胸を弄る)
「あ… ふん!! くぅん!!! あっ!! はぁん!! ん… んん…!!!」
「おい、こっち向け…」
「え?… なんです… んん?! ん… やぁ… はぁ…ん んん… ちゅるっ はぁん…」
「…ぷはっ どうだい? 好きでもない男からのキスの味は…?」
「・・・・・・・・・・」
「だんまりかよ… まぁ… 別にいいけどな…」
「…嫌いじゃ、ありません…」
「あっ?」
「嫌いなんかじゃ、ありません… それに本当に嫌だったら… 部屋に招くなんてこといたしませんわ…」
「ミント?」
「くやしかったんです… タクトさんの部屋にミルフィーさんが、いたことが…」
「・・・・・・・」
「くやしかったんです…」
「へ、へん!! どうせうまいこといって、逃げ出す隙を作ろうとしてるんだろう!!」
「…いいえ そんなこと思っていませんわ… タクトさん… ミルフィーさんにしたこと… わたくしにもして下さいませ…」
「な、なに?! (おいおい… まじかよ? 本気で俺に惚れてるのか?)」
「えぇ… その通りですわ… だから負けたくないんですの… わたくしのほうが… タクトさんを満足させてあげられますわ…」
「おい…?! くっ!! い、いきなり…!!!」
「…チュル… ん … んはっ! どうですか? 今朝、ミルフィーさんがしてたおフェラですわ… どっちが気持ちいいですか?」
127轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:36 ID:YwfGviJK
「いっ?! … ふ…ぁん… い、痛い…」
「あっ ミントも処女かよ?! あはは〜 わりいな!! 思い切り突いちまった!!」
「…わ、わたくしなら… 平気です… 突いてくださいませ…!! タクトさんが…満足するまで…!!」
「ミント… 分かってるじゃねーか!! よーし!心行くまで突きまくってやる!!!!」
(腰を激しく動かす!!)
「いっ…!!! く…ふぅん!!!! あっ!!あん!! あ…あん!!! い…んんん!!!!」
「はぁ… はぁ…!!! あっ … な、んん…!! だか… だん、だ…ん!! き、気持よく…!!」
「おらおらおら!!!!!!」 (更にスピードをあげる!!)
「ひゃうん!!! うん! く…ん!!!あんっ あ!!! ああん!!! い、いいですわ!! タクトさん!!!」
「よし…! ちょっと体勢を…」
(タクトはその場で仰向けになった)
「え? タクトさん? この格好は… 恥ずかしいですわ…」
「へへっ これなら楽チンだな… ミント自分で動け…」
「あっ はい… ん! あは…ん!!! 良い!!気持いいですわ〜!!!!」
「さっきまで処女だったくせに… こんなに腰振りやがって… この淫乱女が…」
「はぁ…ん!!だ、だって… 気持ちいいん…んん!! ですの…!! はぁん!!! 腰が、か、勝手に…!! いいん!!!」
「うっ そろそろ いきそうだ…!」
「あぁ…!!! タクトさん お慈悲を!!! わたくしの中に!!! どうか!! お願いします!!!」
「おいおい… いいのかよ? 中だぜ…? 普通いやがるだろ…」
「いいんですの!! ん…ああ… んあ!! お願いします!!! タクトさんを感じたいんですの!! わたくしの中で!!!」
「よーし!! んじゃ このまま出してやるよ!!!」
「あぁ…! 嬉しい…!!! イ、いいん!! あん!! あ… あん あ!!!! わたくし、もう、駄目!!!!」
「はぁ… はぁ… ミント… いくぞ…」
「わ、わたくしも…!!! あん!!あっ!! あっ!! い、いく〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
(二人同時に)ドピュッ!!! ドプッ!! ドピュッ!!!!!
128轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:40 ID:YwfGviJK
「はぁ… はぁ… タクトさん… 大好きですわ…」
「はぁ… はぁ… 良かったぜ… ミント…」

<翌朝>
「う、う〜ん… ふぁ〜… 良く寝たな〜… って、ここ何処? 俺の部屋じゃない…?」
「ん… あっ おはようございます… タクトさん…」
「あぁ… おはようミントって… ええ〜〜〜!!!!???」
「な、なんでミントあれ? ここ、ミントの部屋?? え? なに?」
「あら、タクトさん、お忘れになったんですの?」
「な、なんのこと…?」
「まぁ! わたくしに、あ〜んなことや、こ〜んなことさせておいて… 酷いですわ!!」
「あ〜んなことや、こ〜んなこと… ま、まさか… また やっちまったのか?」
「うふふ… タ〜クトさん… わたくし、なんだか、アソコがむずむずしますの…」
「落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着けタクト!!! まず、冷静に…」
「タクトさん! 聞いてらっしゃいますの!!!」
「と、とにかく、あれだ!! なんだ? そうだ! なんだ?あーだ!! こーだ・・・」
「もう!! …えいっ!」
(タクトのイチモツを握る)
「のわ!!? な、なにしてるんだ、ミント?!」
「だって… わたくしの事、無視なさるんですもの… それより… ふふ… …大きくなってきましたわ〜…」
(手を上下運動する)
「うっ…! ミント…!!」
「第2ラウンドの開始ですわ…」
129轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/26 07:53 ID:v1QUiLcG
終わり〜
どうも〜 轟です〜 ミント終わりました〜 すいません! 長々と…。 なんか鬼畜だか なんだかよく分からないですね…
後、エンジェル隊は3人… 次は… フォルテかな〜? ちとせは、どうしよう? う〜ん…
130名無しさん@ピンキー:03/10/26 14:01 ID:gNH6wzV3
       lヽ 
     ,/ \
    //\/ヾ 
 /\/' (.)(.) `ヽ/ヽ < <<129モウガマンデキナイ!
 |/ ̄ ` ( 、, )´ 、 ̄ヽ
 l   (    l   ) )  l
 |   \___ ノノ  ノ
  \         /
   \____ /     
   <ロ、 `―' >ヽ    
      \/     
131名無しさん@ピンキー:03/10/27 09:14 ID:aH0BbOdG
あのね
君のは、小説って言わないの
台本っていうのよ
132名無しさん@ピンキー:03/10/27 19:26 ID:QHZe/fe9
一応投下の際に、『何レス使う』『カップリングは誰と誰』位の宣言は入れた方がいいんでない?何だか見づらくてかなわんよ…
133名無しさん@ピンキー:03/10/27 22:49 ID:NuRLDwCX
何レス使うかって、どうやって確かめればいいの?
1レス当たりの投下行数決めて、そこから逆算するの?
そこまで作家側に求めるのは酷なんじゃないか?
投下前と後に一言宣言を入れるのは良いと思うけど。
投下前には誰ネタかと作品傾向(鬼畜系だとかほのぼのとか)
投下後には終了ないしはまだ続くかの申告。
保管庫があれば良いのだろうけど、オレは自分では作り方が判らないので、
それには拘らない。
誰かが丁寧に作り方教えてくれて、なおかつ無料で作れるなら、
オレが作るけどな(w
134名無しさん@ピンキー:03/10/28 11:01 ID:5s/54U7k
台詞中心でも無問題!
一行が長い時に改行を入れてもらえると、もっと嬉しいでつ。
135名無しさん@ピンキー:03/10/28 15:38 ID:7p7e8Acj
>131-132
                  lヽ 
                 / \
                //\/ヾ  ギロリ
             /\/'# (゚ )(゚ ) `ヽ/ヽ
            .|/ ̄ ` ( 、, )´ 、 ̄ヽ
            l   (    l   ) )  l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
136名無しさん@ピンキー:03/10/29 00:00 ID:ozHNoxq3
確かにSSが混ざってるのは読みにくいと思った。惜しい
投下前に何らかのコメントがあると有り難い

>野郎氏
グッジョブ!!やっぱ蘭花さんはSに限る(;´Д`)ハァハァ
続き期待してます!
>>129
乙仮!!やっぱミントたんはSに限る(;´Д`)ハァハァ
負けずにがんがってくだされ!
137轟先生 ◆zdktEZp9GQ :03/10/29 01:57 ID:+dAG9X1R
>>130
え〜っと なんていっていいか、ありがとうございます(なんのこっちゃ

>>131
なるほど!! 確かに台本ですね これじゃ! うぅ 忠告ありがとうございます

>>132
なるほど!! それ頂きです!!

>>133
私としては、色んな方々の作品見てみたいです!! 筆跡希望!!

>>134
ありがとうございます!! でも、次は小説らしくを目指してみますね〜w

>>135
睨んじゃいけませんよ〜… 皆さんの意見は大切ですから。

>>136
私的には、レズもいいかな〜? とか… タクトを取り合うってのもアリ?

【こんなに意見が貰えるなんて… 嬉しい限りですね〜
この文見て、うざいと思った方いたら、すいません!!!】


138名無しさん@ピンキー:03/10/30 00:46 ID:9dwRy4TY
職人さん支援sage
139名無しさん@ピンキー:03/10/30 23:23 ID:2YXJ48jH
hosyu
140野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/10/31 22:23 ID:59ha16ER
ミントは不適な笑みを浮かべ作業を続ける。
「・・・・・・・・」
それから何時間たっただろう・・・
黄ばんだ壁を見つめ無言の時間を過ごした。
ミルフィーは部屋の隅で小さくなっている・・・
先ほどから様子が変わらず声をかけることができずにいる。
「ミルフィー・・・」
「・・・・・・・はい」
俺がミルフィーの名を呟くとミルフィーは顔をこちらに向け
微笑んでくれた・・・精一杯の作り笑顔で・・・
ミルフィーをまっすぐに見つめることができなかった。
虚空を見つめる瞳、汚れてくしゃくしゃになった髪・・・
そこには俺の知っている人はいなかった・・・蘭花たちの感覚からすれば『物』
があるに過ぎない。
「さぁ準備できましたわ」
俺の思考をさえぎりミントが発声した。
「ここからがお楽しみの始まりよ☆」
蘭花は遠足に行くかのようにはしゃいでいた・・・
「いったいなにを・・・」
「あなたは黙って見ていなさい」
いつにも増して凛とした目で睨み付ける蘭花。
「さぁミルフィーさん・・・こちらへ」
「はい・・・・」
ミントの言葉にミルフィーが従う。
141あきづ:03/11/01 07:43 ID:0wChkO4H
「ぅん……此処…は…」
気が付くと私は見たことのないベッドの上にいた
ここは…どこでしょう…わからない…
グラグラする頭を抑え
何とか今までの記憶を思い出そうとする

…えっと…私の名前はヴァニラ・H
年は13
トランスバール皇国軍少尉
エンジェル隊所属

…うん、大丈夫…

じゃあどうして今、此処にいるの?

…わからない…

此処は…

「気が付かれましたか?」
バシュ と部屋のドアが開き誰かが入ってくる
142あきづ:03/11/01 07:44 ID:0wChkO4H

「…中佐…?」
「どうされましたか?ヴァニラさん」
「此処は…中佐の部屋…?」
「ハイ、そうですが…何か?」
「いえ…」

なんだ…
私は少しホッとする
でも…ならどうして中佐の部屋に…?

「倒れたんですよ」
「え?」
「ヴァニラさんが此処にいる訳ですよ
他のエンジェル隊の皆さんが任務に借り出されていて
ヴァニラさんが基地に待機されていたのですが…高い熱で倒れて
ここに運ばせていただきました すごく汗をかいておられたので
悪いとは思ったのですが衣服と下着の取替えもさせていただきました」

そうだったのですか…
私は返事をする

「まだ熱があるようですし直るまでゆっくりとお休みになってください
エンジェル隊のみなさんには私のほうからお伝えしておきますから」
143あきづ:03/11/01 07:45 ID:0wChkO4H
はい…わかりました
でも中佐の部屋にお世話になるのも気が引ける
私は自分の部屋に戻って眠ることにした
しかし熱で意識が朦朧としているためかなかなか足が進まない

「ヴァニラさん?どちらへ行かれるのですか?」
「いえ…自分の部屋…に…」
「こちらにいてくださってもかまいませんよ?
それに自分の部屋まで戻るの大変でしょう?」
「い…え…中佐に…これ以…上迷惑…をかける…わけ…に…も…」

自分の部屋に進もうとするが
頭がグラグラして足元がふらつく
グラリ…
ダメだ…倒れる…

とさり…
倒れる前に中佐が私を支えてくれた

「…?」
「ホラ…いわんこっちゃない
熱が高いんですからおとなしく寝ていてください」
「でも…」
「それに熱があるときは誰かの目が届くところにいるほうが
何か合ったときに素早く対処できるじゃないですか
それに私は迷惑とは思いませんよ
エンジェル隊の面倒を見ることが私の仕事の内でもありますし」
「中…佐…」
144あきづ:03/11/01 07:45 ID:0wChkO4H
はい…わかりました
でも中佐の部屋にお世話になるのも気が引ける
私は自分の部屋に戻って眠ることにした
しかし熱で意識が朦朧としているためかなかなか足が進まない

「ヴァニラさん?どちらへ行かれるのですか?」
「いえ…自分の部屋…に…」
「こちらにいてくださってもかまいませんよ?
それに自分の部屋まで戻るの大変でしょう?」
「い…え…中佐に…これ以…上迷惑…をかける…わけ…に…も…」

自分の部屋に進もうとするが
頭がグラグラして足元がふらつく
グラリ…
ダメだ…倒れる…

とさり…
倒れる前に中佐が私を支えてくれた

「…?」
「ホラ…いわんこっちゃない
熱が高いんですからおとなしく寝ていてください」
「でも…」
「それに熱があるときは誰かの目が届くところにいるほうが
何か合ったときに素早く対処できるじゃないですか
それに私は迷惑とは思いませんよ
エンジェル隊の面倒を見ることが私の仕事の内でもありますし」
「中…佐…」
145あきづ:03/11/01 07:46 ID:0wChkO4H
そのまま私は眠ってしまった



どれくらいの時間がたっただろう
私は目を覚ました
その時には熱も少し下がってきて大分スッキリしていた

「ヴァニラさん…目が覚めましたか?」
「はい…」
「ミルフィーユさんがおかゆを作ってくださったのですが
食べられそうですか?」
「はい…」


おかゆを食べ終えて私はしばらくぼんやりとしていた

「ヴァニラさん」
中佐の声で我に帰る
「…なんでしょう?」
「今日はコチラで眠っていってください
何があるかわかりませんし」

はい、と私は返事をする
でも中佐はどこで寝るのでしょう
、と言うと中佐は笑って
床に毛布をひいて寝るから心配しなくていい、と言ってくれた
146あきづ:03/11/01 07:47 ID:0wChkO4H
私は中佐に一つお願いをする
何ですか?
中佐が尋ねる

「一緒に寝てください」
「え?」
「イヤ…ですか…」
「い…いや、そんな訳はないですが…しかし…」
「お願いです…中佐といると…ホッとするんです…
なんだか…お父さんみたいで…」
「……わかりました
では、一緒に寝ましょうか」
「はい」
147あきづ:03/11/01 07:48 ID:0wChkO4H
途中、2重になってしまいました
>>143〜144

すいませんでした
ソレと初投稿、お粗末 すいません
148あきづ:03/11/01 07:49 ID:0wChkO4H
追伸、エロ無しすいません
次はエロ有りで書きたいものです
149名無しさん@ピンキー:03/11/03 11:50 ID:r4scVIil
>148
グッジョブ!!
150名無しさん@ピンキー:03/11/04 00:25 ID:5wnRE2sp
保守保守保守&保守
151名無しさん@ピンキー:03/11/04 14:08 ID:6H1JI9xC
ここって何が目的なの?
152名無しさん@ピンキー:03/11/04 17:49 ID:74e2BmeY
エロパロ
153野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/11/04 19:22 ID:9Z5qg4j7
>>152
ですな
154野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/11/04 21:22 ID:9Z5qg4j7
>>140
「蘭花さん、お願いしますわ」
「はいは〜い☆ほら、尻をこっちを向けなさい!」
ビシャンッ!!
蘭花が手に持つ鞭がミルフィーの白い肌を
赤く腫れ上がらせていく。
「キャッ!?」
驚きと痛みに耐えられず倒れこむミルフィー・・・
「おい!いい加減にしろ!これ以上ミルフィーに手を出すな!」
俺は抑えきれずに怒りをあらわにした。
「よくそんな口がきけるわね・・・この口かしら・・・」
蘭花は俺の顔を持ち上げくすっ・・・そう笑った・・・
「ミント・・・」
「はいですわ♪」
ミントが手にしていたものは見たこともない道具だった。
笑顔で近づいてくるミントに恐怖すら覚えた・・・
「蘭花さん、しっかり抑えていてくださいな」
「ラジャ☆」
うぐっ!
ミントが手にして物が口の中に放り込まれ俺は驚嘆した。
「な・・・な・・・を・・・?」
声が出ない・・・いったい何が起こったんだ?
155野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/11/04 21:23 ID:9Z5qg4j7
「誰に連絡するのかなアンダーソン君?」
「それいいですわ☆ふふっ」
誰だよアンダーソンって・・・
とにかく俺はどうなったんだ?
「これで無駄口は叩けないわね」
口元を触ってみる・・・!?俺の口が・・・ない・・・
「そんなに暴れないの〜もぅうるさい奴ね〜」
「まぁ放って起きましょう」
「それもそうね」
蘭花とミントはミルフィーのほうへと向かう。
ミルフィーは先ほどのことが堪えているのか怯えた顔をしている。
「はやく尻を向けなさい!それともあたしの鞭が気に入ったのかしら・・・」
ミルフィーは俯いたまま尻を蘭花へ向けた。
「いい子ね〜あんたのココ丸見えよ〜」
蘭花の辱めを受けながらミルフィーは俯いたままであった。
俺は見ていることしかできないのか・・・
「そうですわ・・・あなたはそこで指を咥えて見ていることしかできませんわ、
いえ、指を咥えることすらできないのですわね」

156ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/11/04 21:27 ID:iAylU4O3
アレ? さっき書き込もうとしたら、書き込めなかったのに、野郎氏の書き込みが増えてる・・・。
じゃあ、作品投下できるかな? 試してみよう。
前のヤシ、終わってないのに、新しいネタ思いついて書き始めたら、そっちが完成しました・・・。

ちょっとヘンな話でつが、漏れの願望をそのまま文章化しました(w
157ミルフィーといっしょ 1:03/11/04 21:29 ID:iAylU4O3
 オレはしがないアニオタ2ちゃんねらー。GA好きが高じて、エロパロ板でGAのエロSSを書いている。
 もっとも、書くのが遅いので、とても職人などとは自称出来ないが。
 一応、コテハンもあるが、この話には関係が無いので伏せておこう。
 今日もセコセコとSSを書いているオレだが、先日から少し状況が変わった。
 具体的に言うと、今、オレの部屋にはミルフィーユがいる。
 そう、ミルフィーユ・桜庭、ギャラクシーエンジェルの主人公だ。
 オイオイ、そんな目で見るな。別に狂っちゃいないさ。正真正銘、オレの部屋にはミルフィーユがいるんだ。
 ゲー○―ズでもらえるPOP看板でも、フィギュアでもない。生身のミルフィーユと一緒にいるのである。
 今、こうしてパソコンに向かって文章を書いてる間にも、ミルフィーユはすぐ傍にいる。
 なぜ、ミルフィーユがオレの部屋にいるのか? 皆、そんな疑問を持ってる事だろう。
 だが、オレにも明確な答は出せない。強いて言うなら「神様がくれた奇跡」といった所か。
 どうせならミントさんが良かったのだが、本質的には巨乳好きのオレとしては、ミルフィーユも同じぐらい好きだし、
そこまで贅沢を言えば、他のファンに怒られるだろう。
 さて、そんなミルフィーユだが、今は何をしているかというと、オレの股座に蹲って、
一生懸命奉仕中だ。直接表現をすれば、フェラチオをしてもらっているワケだ。
 
158ミルフィーといっしょ 2:03/11/04 21:30 ID:iAylU4O3
彼女の舌使いは最高だ。口の中で舌がペニスに絡み付き、ピストンしながらも激しく舐め回してくる。
じゅるじゅると音を立てながらしゃぶるのも、また興奮を掻き立てられる。
 いきなり下卑た話で申し訳ないが、キミたちだって大好きなアニメキャラが自分の目の前に現れたら、
間違いなくSEXを求めるだろう? オレだって例外じゃないさ。
 ミルフィーユと付き合いだしてそろそろ1ヶ月だが、毎日のようにヤっている。
 彼女がオフの時など、1日中その身体を貪った。
 ヒマさえあれば彼女とのSEXを楽しんでいる。意外とムチムチした身体の持ち主であるミルフィーユは、何度抱いても飽きが来ない。
「ミルフィーユ、フェラはもういいから、パイズリしてくれよ」
 オレの言葉に、彼女は小さく頷くと、制服の第二ボタンと第三ボタンだけを外し、
見た目以上にボリュームがある豊かな乳房を露出した。二人きりの時はノーパン・ノーブラなのである。
 固くいきり立ったオレの男根を、ミルフィーユは丁寧に乳房で挟み込む。
 オレは椅子の背もたれを倒し、ゆったりと横たわった。両足の間で、膝立ちになったミルフィーユが乳房を激しく上下に動かしている。
「わたしのオッパイ、気持ちイイですかぁ?」
 あの甘ったるい声でミルフィーユが問いかけてくる。
「ああ、気持ちイイよ。もっと激しくやってくれ」
 オレの頼みに彼女はニッコリと微笑むと、左右の乳房を交互に上下運動させた。
 オレの中でのパイズリクィーン、桜井彩美のAVを見せて練習させただけあって、こなれた動きであった。
「こういうのはどうですか?」
 ミルフィーユは左右の乳房をこね回すように動かす。右は時計回りに、左は逆回りに動き、
オレの男根にムニュムニュと纏わりつく。
「それでぇ……こういうの、どうです?」
 ミルフィーユはパイズリしながら舌を伸ばし、ペニスの先端をチロチロと舐め回した。
「うわぁ、気持ち良すぎるよ、ミルフィーユ……。いつの間にこんなテクを……」
 オレはあまりの快感に、思わず天を仰いだ。
159名無しさん@ピンキー:03/11/04 21:32 ID:iAylU4O3
「えへへ〜。アナタに喜んでもらおうと、いっぱい練習したんですよ〜」
「練習? どうやって……?」
 当然のオレの疑問に、彼女は『しまった!』という表情を浮かべた。
「ミルフィーユ……浮気したね?」
「えっと……その……」
冷ややかに見つめるオレの視線に、彼女は泣きそうな顔をする。
「…………ごめんなさい」
 ミルフィーユは胸奉仕を止め、ションボリとする。
 オレはそんな彼女を見つめ続ける。彼女は上目遣いにオレの様子を窺っている。
(あんなに縮こまって……やっぱりカワイイなぁ)
 オレはそんな心情を顔に出さないように注意しながら、彼女に無言のプレッシャーを与え続けた。
 実の所、オレは別に怒っちゃいない。彼女には彼女の事情があり、それゆえに浮気をしたのが判っているからだ。
 それに、オレだって街でナンパをして、ゆきずりSEXをする事だってあるし、何よりも彼女の性欲の強さをよく理解しているので、
少しぐらいは大目に見てあげようという気持ちが働くのだ(そう、見かけによらず、かなり好き者なのである。これはオレも驚いた。
まあ、多少は予想出来ていたのだが……)
 オレは無言のまま、ミルフィーユの肩にそっと手を置いた。瞬間、彼女の体がビクリと震える。
「そんなに怖がらないで。別に怒ってないよ」
 オレは彼女の傍らに跪き、そっとその体を抱きしめた。
「でも、オシオキはしないとなぁ……。ね、ミルフィーユ?」
「え、な、何を……」
 恐る恐る尋ねる彼女を無視して、オレは机の引き出しを開けた。
 目当ての物はすぐに見つかった。銀色に輝く手錠がすぐに。
「あ、あの……」
 オレは何も答えず、彼女の腕を取って、後ろ手に手錠をかけた。
「え? な、何を!?」
「ハイ、四つんばいになって〜」
 オレは彼女の上半身を無理やり横たわらせ、魅惑的な曲線を描くヒップを突き出させた。
 そうしておいて、ミルフィーユのタイトスカートを捲り上げた。
160ミルフィーといっしょ 4:03/11/04 21:33 ID:iAylU4O3
 男ならそそられずにはいられない、肉感的なヒップが顔を出す。
 胸同様、デカい尻が好きなオレとしては、最高の尻である。
「あ!?」
 ミルフィーユは首を捻ってコチラを見ながら声を上げた。
 オレは白くてムッチリとした彼女のヒップを撫で回しながら、ズボンと下着を脱いだ。
「オレとのSEXだけでは満足しない、淫乱なミルフィーユのマ○コを、後ろから突きまくってやるよ」
 オレはペニスを掴み、彼女の秘部へ押し当てた。
「あ……」
 ミルフィーユは微かな声を出す。オレは亀頭の先端を軽く挿入し、クチュクチュとミルフィーユの秘部を刺激した。
「あ…ああ……」
 彼女の吐息が次第に荒くなってくる。少しづつ快感を与えられ、モジモジと尻を動かしだす。
「どうした、ミルフィーユ? もう感じてるのか? まだハメてないんだぜ」
 オレはわざと意地悪く言い放った。
「そんな……わ、わたし……あぁん!」
 ヨガリ声を出し始めたミルフィーユに、オレはさらに男根を擦り付けた。
「あ、あぁん、ひぃ……あ、ダメ……も、もう、わたし……」
 オレは潤んだ瞳で声を出すミルフィーユを、ジラしにジラした。
「わ、わたし……もうガマン出来ない……」
 これ以上ジラされたくないのか、ミルフィーユは腰をオレに押し付けて、完全に挿入しようとした。
だが、オレは素早く自分の腰を引き、彼女の秘所から男根を離す。
「あ……何で……?」
「コレはオシオキなのに、自分からハメようとしたらダメだよ。さあ、欲しいならこう言うんだ」
 オレはミルフィーユの耳元に顔を近付け、ある言葉を囁いた。途端に彼女の顔が真っ赤になる。
「そ、そんなの……言えません!」
 ミルフィーユは頬を上気させ、半泣きになって訴える。
「そう? じゃあ、やめよっか」
「イジワルしないでくださぁい。わたし……ヘンになっちゃいますぅ……」
「じゃあ、オレの言った通りにお願いしなよ」
 オレは勝ち誇ったように笑みを浮かべ、彼女を見た。ミルフィーユは涙ぐみながら、オレを見上げている。
ギュッと目を瞑り、おずおずと口を開き始めた。
161ミルフィーといっしょ 5:03/11/04 21:47 ID:iAylU4O3
「も、もう……二度と浮気はしません……。だ、だから……わ、わたしのイヤらしいま、マ○コに……オチ○チンぶち込んで、
め…メチャ、クチャに……カキ回して……ください!」
 ミルフィーユはあまりの恥ずかしさに、言い終わると同時にさめざめと泣き出した。
 オレはそんな彼女が心底愛しく思う。
「よく言えました。じゃあ、入れてあげようね〜」
 オレは再び彼女の秘部に男根を押し当てると、今度は一気に根元まで押し込んだ。
「ひ、ひぃぃぃぃっ!?」
 さんざんジラされただけに、彼女は挿入と同時に達したようだった。
「入れられただけでイクなんて、本当にイヤらしいなぁ、ミルフィーユは」
「だ、だってぇ……」
 ミルフィーユは呼吸を整えながら、甘ったるい声を出す。
「それじゃあ、もっと気持ち良くしてあげようね」
 オレは彼女のヒップを掴み、腰をピストンさせ始めた。
「あ、あ、あ……ああ、イイっ!」
 ミルフィーユはオレの肉棒を味わうように腰をクネらせ、イヤらしい声を上げた。
 オレは目の前で揺れる白い尻に激しく欲情し、腰の動きをどんどん加速させていく。
「あ、スゴイ! もっと、もっと激しく! あぁん、イイよぉ!!」
 大きなヨガリ声を上げるミルフィーユの痴態に、オレは早くも絶頂を迎えつつあった。
「く、イきそうだ……」
「イイです! 膣内に、膣内に出してください!!」
 彼女がそう言った瞬間、オレはミルフィーユの中に情欲の全てを吐き出した。
 オレの精液が、彼女の膣を満たしてゆく。
「まだだよ、ミルフィーユ。さあ、今度は上になるんだ」
 オレは男根を抜かないようにそうっと体を動かして床に寝転んだ。
 ミルフィーユは騎上位になると、ゆっくりと腰を上下させ始める。
162ミルフィーといっしょ 6:03/11/04 21:48 ID:iAylU4O3
「あ……カタく……カタくなってきましたぁ……」
 ミルフィーユの膣襞に絡みつかれ、オレのペニスが再び堅く屹立しだした。
「わ、わたし……中で大きくなるのを感じるのが……好きですぅ」
 ミルフィーユは腰の上下を早く激しくする。オレの男根は、もう完全に勃起状態に復調していた。
「あ、イイっ! イイですぅ! イイっ!!」
 ミルフィーユの腰が上下し、前後し、8の字を描くようにくねる。その動きに合わせて、
彼女の乳房が回転するように激しく揺れる。
 こんな物を見せられたら、何度目であろうとあっという間にイッてしまうだろう。
「ミ、ミルフィーユ! オレ、またイキそうだ」
「わ、わたしも……またイクっ! イキますっ!!」
 ミルフィーユの腰が暴れ馬のように跳ね回り、オレの快楽中枢を刺激する。
「もうダメだ、出すよ!」
「出して! また膣内に出して! 膣内に出されながら……イクぅぅぅぅぅぅっ!!」
 オレとミルフィーユは、同時に絶頂に達した。オレはミルフィーユと好きなだけSEXが出来る幸運を
噛み締めながら、彼女の中へ精を注ぎ続けた。



 結局、5回戦までヤッてしまい、さすがにオレも彼女もグッタリと横たわった。
 一息つき、傍らに視線をやる。すると、彼女は何やら不安げな顔をしていた。
「どうしたの、ミルフィーユ?」
「…………ねぇ、こういうのは時々にしようよぉ」
 『彼女』は不服そうな声を上げた。

163ミルフィーといっしょ 7:03/11/04 21:50 ID:iAylU4O3
「この所、毎日この格好でしてるよね? わたしやっぱり恥ずかしいよぉ」
 彼女はそう言って、ミルフィーユの『衣装』を脱ぎ始めた。
「ん〜、でも、オレがミルフィーユ好きだって言ったら、『撮影に使った衣装がある』って
キミが持って来たんじゃないか」
「そうだけどぉ……不安なんだもん……」
「不安?」
「アナタが愛しているのは、わたしなのか、ミルフィーユなのか……。最近のアナタを見ていると、
この衣装があれば誰でも良いみたいな感じなんだもん……」
 彼女はそう言って切なげな目をした。バカだな、そんな事あり得ないのに。
 ミルフィーユの衣装と彼女の『声』、それが揃って初めて『ミルフィーユ・桜庭』が具現化するのに、誰でも良いなんて事はあり得ないよ。
 もちろん、オレが彼女を愛しているのは、彼女がミルフィーユの化身だからではない。
 一人の女として、生身の女として、心から愛している。だって、オレは彼女と付き合うずっと前から、彼女のファンだったのだから。
「そんな事ないよ。オレはミルフィーユのフィルターを外した、素顔のキミを誰よりも愛してるよ。でも、ゴメンね、『良子』ちゃん」
オレはそう言って、良子ちゃんの頬に優しくキスをした。
「で、浮気の相手は誰? 仕事仲間? それともプロデューサー?」
「…………『今回は』プロデューサーの人」
 恥ずかしそうに彼女は答える。『今回は』、ね……。
「だって、ヤらせてくれたら、イイ仕事くれるって言うから……。立場的にも断れないし……」
 懸命に弁明する彼女。そこまで必死にならなくても、判ってるよ。
 でも、キミだって本音の一部では、好きで抱かれたんだろう?
 本当にエッチだからね、良子ちゃんは。
「いいよ、怒ってないし、そういう事が珍しくない業界なんだろうしさ」
 オレはそんな本音を見せずに、理解者ぶって答える。
「でもさ、本っ当に悪いと思ってるんなら、一つお願いがあるんだ」
「え、何? わたしで出来る事なら……」
 オレは彼女の耳元でこう囁いた。

「今度はミルフィーユと蘭花相手に3Pしたいなぁ……」
 あの時の彼女の顔は忘れられない。驚きの後に浮かんだ淫蕩な笑顔。

 で、3P出来たのかって? 『それは次回の講釈で』ってヤツだ。
 こんな駄文に付き合ってくれるなら、また語るかもね。
 でも、その前に、前スレで書いた蘭花陵辱の続きを書かないとな。
 それじゃあ、そろそろこの話は終わりだ。ここまでオレのノロケ話に付き合ってくれてサンクスだ。
 スレに住む全ての職人と読者に、そしてギャラクシーエンジェルを愛する全ての人間に
幸多かれ。アディオス、アミーゴ!

                                   P


スマン、中途半端になった上、途中ageちゃったよ・・・。
なお、この物語はフィクションであり、実在の人物に似た登場人物がいたとしても、
それは偶然の産物であります(w
165名無しさん@ピンキー:03/11/05 00:27 ID:RaiMf4wI
新しい種類のネタですなぁ
個人的には良いと思うのですが
166名無しさん@ピンキー:03/11/05 12:26 ID:WkBTJnuy
  ∧____∧
 /::::::::::::::::::ヽ、
/、-''" ̄~"'''-、l
|  ● , ●  l
'l   .人   /   <モナーはOH君のぱくりです
 \____/
   / ∞ l /⌒l
  .| |  | |/ / J
  U   U /
  にニニ⊃
   V"V
167名無しさん@ピンキー:03/11/05 12:49 ID:thkAEqHZ
ふむ。するとやはり
これは「イヤ○シィーエンジェル」なのかな?
実際の品は見たことがないんですが・・・


・・・冗談抜きに楽しめました。こういうシチュもありかな、と。
ただ、「桜庭」なのはやはり仕様なんですか?
168ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/11/05 23:07 ID:TJ91uLPX
>>167
> これは「イヤ○シィーエンジェル」なのかな?
「なるほどG○講座」の衣装でつ(w
漏れも見たことないですよねぇアレ。ネット通販オンリーみたいで、
レンタルとか無いんですよ・・・。

> ただ、「桜庭」なのはやはり仕様なんですか?
仕様です! と言いたい所ですが・・・。
スイマセン、単純に間違えました _| ̄|○|||
「桜葉」でつね。逝ってきまつ・・・。
169名無しさん@ピンキー:03/11/06 20:29 ID:dnqhWHph
>>168
ダイジョブです。
そんな些細なことが気にならないくらい萌えますた
次回作(予定かな?)のランファとの3pも期待してます
170名無しさん@ピンキー:03/11/09 23:28 ID:xheL2tGd
ヴァニラさん萌っしゅ
171名無しさん@ピンキー:03/11/10 08:26 ID:Jf9u1vzM
ミルフィー萌っしゅ
172名無しさん@ピンキー:03/11/10 19:51 ID:FrShXu7Q
クロミエ×ミントたんマダー?
萌っしゅ
173名無しさん@ピンキー:03/11/10 19:59 ID:RjhTqJXY
3P萌っしゅ
174名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:09 ID:YpBGJMB/
>>163
おちがよめなくてよかったよ

で初めて気付いた
175名無しさん@ピンキー:03/11/11 17:59 ID:i6lkUbiL
 
176ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/11/12 11:13 ID:QWL9gGL4
>>174
そう言ってもらえてウレシイでつ。まさしく狙い通り!

まあ、そんなワケで続きは考えてなかったりするのだが。
こんなモン、1発ネタだからなぁ。次からは蘭花=ゆ○りんという認識を
最初から持たれるワケだし。>>169氏ゴメンね。
177名無しさん@ピンキー:03/11/12 15:21 ID:LIQOBZkm
ぷんすか氏>

話は確かに斬新で、流れも良かったと思う…けど、個人的にこの手のネタはとりわけ勘弁。
声優使う話は確か専用スレあるからそっちでやって欲しいと思った。

水を指すようでスマソ。多分少数派な意見なんで聞き流してくだちい。
178ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/11/13 10:42 ID:IZ00oLPh
>>177
ご安心召されよ。多分、このタイプのネタはもう書かない。
昨日も言ったけど、1発ネタのインパクト勝負なので、
2回目以降はただのコスプレエロ小説になっちゃう罠。
そういえば声優スレもありましたな。そっちに投下してみようかな?
でも、一応GAパロと声優ネタの二重パロがコンセプトなので、
ビミョーに板違いにならないだろうか?
あ、それをいえば、ここでも板違いといえば板違いか(w
179名無しさん@ピンキー:03/11/14 21:00 ID:dwTH/wYM
フォルテさん萌えっしゅvv
愛してます(´ー`)いい女だよ、あいつ。
180名無しさん@ピンキー:03/11/15 04:15 ID:xKudJmAZ
伝説の7Pキボンヌ保守
181名無しさん@ピンキー:03/11/15 21:34 ID:opK6K3KM
SRC風ネタはありでしょうか・・・
182名無しさん@ピンキー:03/11/15 23:46 ID:5U79j0La
>>181
SRCかよ!!・・・で、どんなのでしょう?
183名無しさん@ピンキー:03/11/16 21:29 ID:IkYQocTK
とりあえず異作品姦
エンジェル隊があのキャラとかにやられる予定
184名無しさん@ピンキー:03/11/17 18:03 ID:GyuAkxn3
エンジェル隊がヘルハウンズ隊に犯されるSSを待ってみる
185名無しさん@ピンキー:03/11/17 18:51 ID:mMucjZqT
激しく同意
186名無しさん@ピンキー:03/11/17 20:50 ID:GyuAkxn3
・・・どうでもいいけどこんな作品が投下されるようじゃ
神キター!!(・д・)とはもう叫べないのかな・・・寂しい
187名無しさん@ピンキー:03/11/18 02:02 ID:r/nlr7h8
>>186
自分では何一つ生み出さず、また生み出す努力もせず、
一人前に文句言うしか出来ないボウヤはどこか行ってね。
寂しいとか言うなら、自分が神キタ━(゜∀゜)━と言われるような存在になればヨシ。

読むだけの人間は、軽はずみな事言うな。
作家の人たちだって、喪前から原稿料もらってる訳じゃないんだから、
礼を言われるならともかく「こんな作品」呼ばわりされる筋合い無いだろう。
188名無しさん@ピンキー:03/11/18 11:15 ID:PIf7aRxM
神キタ━(゜∀゜)━
189名無しさん@ピンキー:03/11/18 15:31 ID:JwBbHrij
>>187
職人さんにケチつけてるというより、自分のアイデアにケチつけたようにもとれる
190名無しさん@ピンキー:03/11/19 20:53 ID:Jv+cBBuA
レスター×フォルテきぼんぬ
191名無しさん@ピンキー:03/11/19 20:54 ID:Jv+cBBuA
もしくは大穴でエオニア×フォルテとか
192名無しさん@ピンキー:03/11/19 22:40 ID:e+hswHmh
ミルフィー×カミュきぼんぬ
193名無しさん@ピンキー:03/11/20 09:24 ID:V9/VazHd
大穴の大穴で、シャトヤーン×エオニアとか
194名無しさん@ピンキー:03/11/20 23:17 ID:afMIaPFW
大穴の大穴でレゾム×ランファ・・・ただの鬼畜か
195名無しさん@ピンキー:03/11/21 01:55 ID:UBMiSSfY
超大穴で ノーマッド×ノア…とか
196名無しさん@ピンキー:03/11/21 17:54 ID:tPVWVzP7
昔の作品を読んできたけど…
アニメもやっていたせいか活気があったような気がする
197名無しさん@ピンキー:03/11/22 21:43 ID:sPEN10mj
おい!またアニメやるらしいぞ(・∀・)
198名無しさん@ピンキー:03/11/22 23:30 ID:tPPMFbeE
●ギャラクシーエンジェルスペシャル GA-SP
  テレビ大阪 12月21日(日) 25:40〜
  テレビ東京 12月25日(木) 26:55〜
199名無しさん@ピンキー:03/11/22 23:32 ID:h1kaPU6y
( ´_ゝ`)フーン
200名無しさん@ピンキー:03/11/22 23:53 ID:ZfTLPxVS
夜中やるんすね〜
201名無しさん@ピンキー:03/11/23 16:43 ID:FofeXJP5
どうやらTVアニメは4期あるらしい


















ちとせが登場するかも・・・
202名無しさん@ピンキー:03/11/23 17:45 ID:fC7PHpJ3
PS2に移植されるGAMLのちとせシナリオがかなり気になる
203名無しさん@ピンキー:03/11/23 19:18 ID:qoHK2EFo
PS2版MLの発売が春だしそれに合わせて放送するんでね?
ゲームでちとせルート追加アニメでちとせ追加、ちーぽん大人気だな。
204名無しさん@ピンキー:03/11/23 22:13 ID:Zh47qonY
ツインスター隊は、残るかな?
205名無しさん@ピンキー:03/11/24 00:46 ID:lDB9NO4G
3期の面子にちとせが加わるだけになるのかな
206あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/11/25 01:47 ID:Gm0PXU0t

「ミ……ミント!?」
「タクトさん……わたくしこう見えても
 こんな事だって出来ますのよ♪」
(すりすりすり)
「き……気持ち良過ぎるよ……ミント……ああっ!」
「きゃっ! もう、タクトさんったら
 もうイってしまわれましたの?
 んもう……しょうがありませんわね♪」


パイズリミントたん……
だめだ。吊ってくる。
207名無しさん@ピンキー:03/11/25 01:56 ID:kIqV/FOA
>>206
不可能を可能とするのも、また妄想。(ミントにかなり失礼)
イ`。というか、生きてくださいw
208名無しさん@ピンキー:03/11/25 10:24 ID:Y51hQTaD
>>206
パイズリ… あの胸で…(妄想)
意外にグー?
209名無しさん@ピンキー:03/11/25 12:44 ID:E5YgQZDD
いや漏れは耳ずりも……
210名無しさん@ピンキー:03/11/25 13:17 ID:1AKAxXS5
パイズリか… 漏れのランクだと…。
1:フォルテ
2:ランファ
3:ミルフィーユ
4:ちとせ
5:ミント
6:ヴァニラ

だな…。 あの胸は、男根破壊兵器だぜ…。
211名無しさん@ピンキー:03/11/25 20:31 ID:DlZtHRf3
>>206
むしろそのネタSSキボンヌ

決して不可能ではない、挟めないが擦るだけなら…
212名無しさん@ピンキー:03/11/26 01:37 ID:VcRDSQ0/
耳擦り… (妄想)
結構グー?
213名無しさん@ピンキー:03/11/26 15:07 ID:BmhZIYU5
耳ずりミントたん(;´Д`)ハァハァ
「ふわぁ〜」
彼、タクト・マイヤーズは大きなあくびを一つした。彼が今までいたベッドの中には、一人の少女――ミルフィーユ・桜葉の姿がある。
というのも、彼女はここ最近タクトの部屋に住み込んでいるのだ
そして、料理や掃除などの家事は彼女がやっている。
しかし、いつもは彼女の方が先に起きるのだが今日は寝坊しているようだ。というのも、昨日していたテレビ番組のせいだ。
料理番組の一挙放送。彼女は目を輝かせながら...
「これだけは、ぜっったいに見逃せないんですよ!」
といっていた。彼はそれを思い出した。
(もう少し寝させといてあげようかな)
そう心の中でつぶやく。
しかし、何か食べなければならない。
“腹が減っては戦はできぬ”
(まさに、今の状況にぴったりだな)
そんなことを考えながら、キッチンに向かう。もともと、この部屋にはそのような設備はなかったのだが、ミルフィーユのことを考えて特別に設置したのだ。

食事は、すべてミルフィーユの手作り料理なのでインスタント食品などは無いが、材料ならそれをおぎなうように、たっぷりある。
しかし、それで自分に何ができるだろうか。頭の中を次々と料理がながれていく。
(宇宙コンビニにでも行こうかな)
そして、でた結論がこれだ。


結局、卵のサンドイッチとオレンジジュースを買って帰ってきた。
ミルフィーユが起きているかと思ったが、まだ夢のなかのようだ。
近くにあったイスに座り、袋をあける。なかなかおいしそうだ。
そのうちの一つを口に運ぶ。思っていたとうりおいしい。
(ミルフィーのサンドイッチにはかなわないけどな)
そう思い、彼女のことを思い出しふとベッドの方に目を向ける。
小さな体はまだ、そこにあった。いま見ると、制服姿なのに気付く。
217名無しさん@ピンキー:03/11/26 17:24 ID:ftfTwRGC
・・・ちゃんと主役がタクトなSSで良かった(ホッ
[ミルフィーユに悪戯]
1/3

ピンク色のスカートから、かわいい足がのぞいている。
思わず、サンドイッチを持っていた手が止まる。
「………」
つい見とれてしまう。
自慢にはならないが、彼はいままで彼女と同居という一線をこえたことはない。
それは、チャンスが無かったからだし、何より彼女が望まないだろうと思ったからだ。

はっと我に返り再びサンドイッチを口に運ぶ。今、目の前に自分の見たことのない
ミルフィーユがいる。
(でも、ちょっと悪戯してみたいな………)
悪い考えが頭をよぎる。
(軽い遊びくらいなら………)
2/3
静かに席を立つ。
途中で起きたら………そんな考えも頭をよぎる。しかし同時に、起きなければ………という考えもある。
そっと、ベッドの側に立つ。そして、ゆっくりとミルフィーユの肩に手をのばす。
「………」
特に反応はない。
そこでふと思いつき、さっきまで座っていたイスにもどる。
側の机には飲みかけの――ストロー付のパックに入った――ジュースがある。
そのストローの飲み口を指で押さえてストロー内にジュースがたまるようにする。
そして、そのままミルフィーユのもとへもどる。
3/3

ミルフィーユの、小さなピンク色のくちびるの上にストローをもっていき、指をはなす。
すると、オレンジ色の液体がミルフィーユの口めがけて落ちていく。
「うん……ん……」
もにょもにょと口を動かし、うめき声をあげる。
「………」
鼓動が速くなるのがわかる。何か悪い事をしているような気分になる。
それを何度か繰り返す。その度にミルフィーユは口を動かし、うめき声をあげた。
そして、ミルフィーユはそのまますべて飲みほした。
こんどは、冷凍庫に向かった。氷を取る為である。
221名無しさん@ピンキー:03/11/28 19:33 ID:cGYAv8Xd
あ〜、似たような話が水夏であったね。
・・・さやか先輩か!
そうそう、それをイメージしてみたんですよ
223名無しさん@ピンキー:03/11/30 16:35 ID:s5rkWGRB
ほす
224名無しさん@ピンキー:03/11/30 19:24 ID:FoY6hT7h
最近ここ来てなかったんだが
ミルフィーユ好きss書きさんグッジョブ!!グッジョブ!!
ミルフィーユがエロい!!!
225名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:08 ID:YdCf3B2g
さて、今日ゲーマーズに行ったら、GA4巻が早売りしていたワケだが。
おまけページ&おまけ4コマで萌え死必至(w
あとがきの姐さん&ミントにモエモエ。
226名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:10 ID:IRAFfpZt
普通のほんやにもうってましたよ
227名無しさん@ピンキー:03/12/01 11:10 ID:2WH/QHRV
買いに行かなくちゃ(・∀・)
228名無しさん@ピンキー:03/12/02 18:06 ID:DSpj/gtf
アニメやるって噂、本当?
229T.H:03/12/02 23:20 ID:UmuZuSzB
>>228
本当らしい。ラジオで言ってた。
230名無しさん@ピンキー:03/12/03 02:28 ID:bIMetxpJ
リクエストだけど、ランファの失禁ネタとかだめかな?
231名無しさん@ピンキー:03/12/04 10:12 ID:qOyO/szu
ランファの失禁・・・イイ!(・∀・)
イイ=良い

性交したいのはランファ!
あの色っぽい下半身をおっぴろげて、
正面から思い切り突っ込んでやりたい!
パイパイズリズリガジガジチューチューもしたい。
232名無しさん@ピンキー:03/12/05 12:49 ID:hTcVAHIL
漏れはフォルテさん派ナリ
やはりあのオパーイを弄って思いっきり突っ込んで掻き回したい
233名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:02 ID:wsF+2EKs
私も姐さん派。
だが、
姐さんもどうせ胸を責めるのだろう、と
たかをくくっているところをあえて焦らして焦らしぬき、
恥ずかしそうに自分から胸責めしてくれとせがませる。
そして(ry
234名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:43 ID:go3FnwUn
個人的には、ミルフィーユのパイズリがもっと見たいね
フォルテや蘭花には劣るかもしれんが、彼女の一途な奉仕を想像するだけでハァハァ
235名無しさん@ピンキー:03/12/05 23:57 ID:KxUsxNtg
>>231-234
それをSSにしてください(;´Д`)ハァハァ
236名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:03 ID:72DHNdSH
ミルフィーユ 120分 25000円 オプション込み
237名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:01 ID:tjAcjqNX
フォルテ 180分 3000円 オプション込み
238名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:15 ID:2LzH7oui
フォルテさんに虐めら足こきで逝かされるも、ちょっとしたことで形勢逆転。
逆に今度はフォルテさんを虐め言葉で嬲って、フォルテさんが泣いて初めて逝かしてあげるようなの誰かきぼん。
239名無しさん@ピンキー:03/12/06 22:52 ID:m+UALJLu
それ(・∀・)イイ!
(*´д`)
240名無しさん@ピンキー:03/12/06 23:08 ID:jPuyBKQf
妄想ぶちまけてハァハァしてSSキボンヌばっかだな
そんなんじゃ職人さんが本当に書きたいSSも
投下しづらくなるんじゃないの?
241名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:21 ID:Jh0d/k/V
ごめん!
書きたいの書いて
242名無しさん@ピンキー:03/12/07 12:14 ID:DiG15zNV
もう来ないだろ・・・age
1/3
冷凍庫の扉を開け、小さな立方体を手に取る。鋭い冷たさが指に伝わってくる。
三度ミルフィーユのもとに戻り、今度は、彼女のそばに添い寝をする。
隣にはこちらを向いて寝そべっているミルフィーユ。手には氷。指の触れている部分は、すでに溶けて水に戻ってしまっている。
その氷をミルフィーユの首にそっとあてる。
「んん!……」
あっ、と驚き、思わず氷を落としてしまう。
ミルフィーユの顔を伺うが、まだ起きてはいないようだ。
気を取り直し、再び氷を手に取る。
2/3
今度は慎重に、氷を扱う。
かたからスーッと襟元へと滑らせていく。
「ん…んん」
ミルフィーユはうめき声をあげつづけている。
もっと聞いてみたい。自分の知らない、ミルフィーユの声を。
ミルフィーユの上着のジッパーをゆっくりと下ろしていく。ゆっくり、ゆっくりと。
すると、ミルフィーユの胸元が露になり、ピンク色の可愛らしい下着が見えてきた。
いよいよここまできてしまった。
今ここでミルフィーユが目を覚ましたら、言い逃れはできない。
3/3
覚悟を決め、氷を這わせる。
「ぁ……んん……あぁ!……」
さっきより官能的な声が、部屋中に響く。
「……………」
まるで取りつかれたかのように、ひたすら氷を滑らせる。
すでに、ミルフィーユの胸も、その下のシーツもびしょびしょに濡れてしまっている。

そうしている間に、氷が全て溶けてしまった。
(次は何を使おうかな……)
ジュースを使った。氷も使った。他に使えるものはないだろうか。
必死に考える。普段こんなに考え込むことはないのに。こんなことでこんなに悩むとは
(そうだ、アイスキャンディーがあるはずだ)
遅くてスマソ
ミルフィーユの上着のしたがわからなかったから妄想で書いてしまいました
247名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:33 ID:PEwpSNcs
あ、そういう時はここで意見を聞いてみるといいよ
じゃあ早速聞いて見ようかな
ミルフィーユの上着の下ってどうなってます?
249名無しさん@ピンキー:03/12/08 05:59 ID:x/H4LCbN
幼い頃に受けた虐待の痕がアル
250野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/12/08 12:41 ID:yelGBOSz
ケーラ先生×クロミエキボンヌ
251名無しさん@ピンキー:03/12/09 19:46 ID:Atc5U2kQ
よく考えてみればクロミエ君の性別などのようなあいまいな設定は
変幻自在でつね。書く人の都合である程度微調整が可能だし。
252名無しさん@ピンキー:03/12/10 17:53 ID:2RIsSUYD
漫喫で、このスレッドみてたら隣の個室の女がもぞもぞうるさかったが、しだいに動くたびに聞こえる小さな声がその時読んでたノーマッド+フォルテ(最初の辺り)にシンクロ。不覚にもハァハァしてしまった(;´д`)



…また、あの女の隣になりたい(*´д`)ハァハァ
253名無しさん@ピンキー:03/12/10 23:02 ID:OIrmJsxP
>>248
ミントはあったんだけどなぁ
254名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:41 ID:6T85Onx2
>>248
北斗(略)

ピンクのブラで良いと思うのでつが。
そうなのかな……
そのうえはどうなってるんだろ?
256名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:54 ID:0/16Z9Q8
シミーズw
257名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:59 ID:TAqVPSJm
やめろ・・・っ!
ぁっ!!
いやぁっ!
やめ・・てっ・・・!ぃや・・・ぁ・・・あッ・・・。
ゃ・・・・ぁ・・っ・・んんッ・・はぁっ・・ぃゃ・・・。
あッ・・ふ・・・・ァッ・・・あンッ・・。
258名無しさん@ピンキー:03/12/15 22:01 ID:TAqVPSJm
姐さんっぽかった文をコピペしてたら誤爆送信してしまったスマソ
259名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:10 ID:/sEjzM4J
萌え。姐さんっぽいな。
そういえばカキフライ見てからフォルテさんを見る目が変わった。
実は処女だろ(;´Д`)ハァハァ

>>255
キャミソ?
260名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:34 ID:QUQ38CiT
>>255
まあ・・・清純な女の子が着けるのでいいんじゃないんですか?
261名無しさん@ピンキー:03/12/16 00:42 ID:K9B0mVxB
清純な女の子がつける大リーガー養成ギブス
262名無しさん@ピンキー:03/12/16 12:43 ID:vjvWZXoT
漫画を見ると、ミルは制服のしたはブラだけな模様。
263名無しさん@ピンキー:03/12/16 15:27 ID:ALmD0KYq
あの服装からしてフォルテさんはノーブラだと思う
264名無しさん@ピンキー:03/12/16 19:35 ID:vjvWZXoT
>>263
確実!
265名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:13 ID:jOhritgY
フォルテさんは私服の時はやっぱ勝負下着をはいたりするのかな・・・
でも、そういうのはランファの方がやりそうかな。
266名無しさん@ピンキー:03/12/18 17:51 ID:uueRFWS+
ランファさんはディルドーでそ
267ごーりーえんじぇる:03/12/19 13:39 ID:3c6M3ufV
SSの投下にはなにか許可みたいのっているのですか?
268名無しさん@ピンキー:03/12/19 15:06 ID:szUi+poB
>>267

いらない
269名無しさん@ピンキー:03/12/19 23:34 ID:sVB0djD5
ちとせ陵辱ものが完成したんだが、読みたい奴はいるか?
270名無しさん@ピンキー:03/12/19 23:37 ID:df/1HDCw
読みたくない・・・つったら、あんたどおすんの?
271名無しさん@ピンキー:03/12/20 00:20 ID:tQFNctg6
>>269

俺は、読みたい。
272名無しさん@ピンキー:03/12/20 10:53 ID:oWuszI7y
>>269
俺も読みたい
273名無しさん@ピンキー:03/12/20 11:09 ID:u2IFadja
じゃあ俺読みたくない
274名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:48 ID:q9Uc95AZ
>>269
陵辱もの、なら投下お願いします。
275名無しさん@ピンキー:03/12/20 23:41 ID:3MwTJQBW
なんでこんなひねくれもんばっか?

>>269
是非投下お願いしたい
>>269氏に限らず職人さん、遠慮なさらず降臨を・・・
276名無しさん@ピンキー:03/12/24 20:05 ID:6my+QELU
このスレにサンタさんは来てくれるでしょうか
277名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:29 ID:Q9mYOYEq
つーか、>>269氏は投下してくださらないのでしょうか?
278名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:31 ID:3EkLCmN6
ひねくれた反応に萎えたんでしょ
279名無しさん@ピンキー:03/12/26 03:07 ID:zggsoyts
スレの空気を省みずに切れ端を投下してみる。

GAは第3期アニメしか知らないので蘭花は淫乱、ショタのツインスター隊がいて、タクトはタの字すら
無い世界なので、飢えた蘭花はツインスター隊を(ry



 蘭花の膣壁が、ココモのペニスに強烈な刺激を与えながら上下する。
 体の奥から突き上げ、全身を駆け巡る快感が、ココモの理性を狂わせた。
 蘭花の腰の動きに合わせて、本能の赴くまま、自らも腰を動かし始める。
「ああ、あああ、あああああっ!!」
 腰の動きが速くなったその瞬間、絶頂に達したココモが叫び声を上げた。
 どくんっ、どくんっ、どくん…。
 ココモは腰を痙攣させながら突き上げて、蘭花の胎内に精液を注ぎ込む。
「ううっ、うぁっ、うぁぁぁぁぁぁ…」
 ココモは目をとろんとさせて、押し寄せる射精の快感を貪った。
「(あ、熱いのが、中で、びゅくびゅく…って)」
 蘭花も軽い絶頂を迎え、ひくひくと震える。
「あああっ!!!」
 その様子を見ていたマリブも、ほどなくして絶頂を迎えた。
 理性を失い、焦点の定まらない蘭花の顔に、マリブの放った白濁が飛び散った。
280名無しさん@ピンキー:03/12/26 23:28 ID:y0Vlv+au
攻め蘭花と神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!

GJ!俺も攻められたいハァハァ
281名無しさん@ピンキー:03/12/27 16:49 ID:oT8dy+Cc
う〜ん、切れ端だけだされてもな・・・ALL希望
282279:03/12/27 20:11 ID:geIBqxJD
 最近、ツインスター隊の様子がおかしい。
 訓練・実戦ともに調子が上がらず、ココモもマリブもどこか疲れた様子。
 ミルフィーユが、手料理やらお菓子やらをニ人に毎日振舞っているが、あまり効果は無いようだ。
「あの二人、いったいどうしちゃったのかしら?…あなた達、ココモとマリブの相談相手をしてもらえないかしら? 
上官の私だと、相談しにくいこともあるだろうし」
 困り果てたメアリー少佐が、エンジェル隊に頼み込んできた。
「歳が近い、って言っても、お子様の考えてる事はわかんないなぁ。こういうのは一番歳の近い
ヴァニラかミントに頼むのが…」
「悩める子羊よ、神に祈りを」無表情のヴァニラがつぶやいた。
「…ヴァニラは無理か…。じゃぁ、ミントが悩み相談する、ってことで良いですか少佐?」
「そうね、ミント少尉、お願いしても良いかしら?」
「そ、そんな、いきなり悩み相談なんて言われても!?」
 ミントが、驚いて耳をぴくんと跳ね上げる。
「まぁまぁ、ちょっと話相手になるだけで、一気に悩み解決出来るかもしれないし」
「ミントさん、頑張って下さいね!!」
「…悩める子羊に、神のご加護を」
「勝手に、話を進めないで下さいな…」
 ミントが、はぁ、と大きくため息をついた。
283279:03/12/27 20:21 ID:geIBqxJD
 ココモとマリブの部屋の前。
 ミントがドアをノックする。
「ココモさん、マリブさん、ちょっとよろしいかしら?」
 …が、応答が無い。
「おかしいですわ、部屋にはいるはずなのに…お邪魔しますわ」
 ミントと蘭花が、二人の部屋に入った。薄暗い部屋には、人の気配は無い。
「ココモさん、マリブさん、いらっしゃいますか?」
 返事が無い。が、部屋の奥のキッチンの明かりが付いている。かすかに、物音も聞こえる。
「…?」
 ミントと蘭花が、そーっと、キッチンに近づいた。
 「!!」
 蘭花が、異様な匂いに敏感に反応した。
「はぁはぁはぁ…、ううっ!!、うぁぁぁぁ…」
 キッチンに入ったミントと蘭花の眼前に飛び込んだのは、下半身裸で互いのペニスをしごき合う、ココモとマリブの姿だった。
 床には、二人の放出した精液が、飛び散っている。
 精液とカウパー液でぬるぬるになったペニスが、くちゅくちゅと音を立てる。
「うあぁぁ、俺、俺、また、出っ…!!」焦点の合わない目をしたマリブが、舌をわななかせて身体を弓なりに反らせる。
 ぴゅっ、びゅっ、びゅくくぅ!!
 未発達のベニスが大きく跳ね上がり、精液をびくびくと放出する。
「あ、僕も、出る、出ちゃうぅ!!」
 びゅびゅっ、びっ、びくっ!!
 マリブも続いて、宙に向かって精液を放出した。
 ぼたぼたと、床に新たな白いしみが広がった。
「ふっ、ふっ、あふぅぅ」
 二人は体をびくびくと震わせながら、射精後の虚脱感からその場にへたり込む。
 ふっと顔を上げた瞬間、状況を理解できずに硬直しているミントと目が合った。
「わぁぁぁっ!!」
 二人の存在に気付いたココモとマリブが、大声を上げてキッチンの奥に飛びのいた。
 見られてはいけないものを見られてしまった二人が、部屋の奥でがたがたと震える。
 しかし、その股間のペニスは、何度も射精した直後にもかかわらず、むくむくと大きくなり始めていた。
284279:03/12/27 20:36 ID:geIBqxJD
 蘭花が、怯える二人を落ち着かせ、全身の精液を拭き取ってやる。
「いったい、なんでこういう状況になっちゃったの?」
「…実は…その…」黙っていたニ人が、すこしずつ話し始めた。

「…つまり、精通があった日からずっと、毎晩何回も何回も抜かないと、収まらなくなっちゃった、って事?」
 蘭花が、ココモとマリブの話を手短にまとめた。
 二人が、恥ずかしそうにうつむきながら、こくり、とうなづいた。
「お二人の症状は、第二次性徴を迎えたところに、性欲を増進するロストテクノロジーを体内に取り込んでしまって、
その効果が過剰に現れているのが原因のようですわ」
 ミントが、コンピュータのキーボードを叩きながら調査結果を報告する。
「あんたたち、まさか強精薬とか飲んでるわけ?」
 二人が、ふるふると首を横に振った。
「怪しいとすれば、ミルフィーユさんがお二人に食べさせているお料理の材料、でしょうか? 
ミルフィーユさん、特製スパイスとか、隠し味とか言って、怪しい調味料をいっぱい持っていたような…」
「あの子、まさか元気が出るようにって、その調味料をいっぱい入れてるんじゃ…」
 蘭花が頭を押さえた。
「で、治療法は無いの?」
「調査した限りでは、そのロストテクノロジーを、体外に排出するしか無いようですわ」
「そのロストテクノロジーを体外に出す方法は?」
「それは分かりませんわ、お医者様に相談しないと…」
「あんた、この子たちを、毎晩射精が止まりません、ってお医者さんに連れて行くつもり?」
 ココモとマリブが、さらにうつむく。
「確かにそうですけど…。でも、どうすれば…」
 ミントが、はあっ、と大きくため息をついた。
「簡単な話よ、要はロストテクノロジーを全部出しちゃえばいいんでしょ?」
 蘭花がすっと立ち上がって、服を脱ぎ始める。
 大きくスリットの入ったスカートがするりと床に落ちて、豊かな太股と、陰毛に覆われた恥丘があらわになった。
「!!」ココモとマリブが顔を真っ赤にして、思わず目を反らす。
「ら、ららら蘭花さん、何を…!?」
 蘭花のいきなりの行動に驚いたミントが、耳をばたつかせ、叫び声を上げた。
285279:03/12/27 20:45 ID:geIBqxJD
「ふふっ、あんた達に溜まったロストテクノロジー、全部出してあげるわ」
 蘭花がしゃがみこみ、ゆっくりと股間の割れ目を広げた。
 目をそらしていた筈の二人が、蘭花の股間に思わず吸い寄せられるように、顔を近づけた。
 生まれて初めての女性器と、湧き立つその匂い…。
 落ち着いていた二人のペニスが、再び勃起しはじめた。

「まず…、口で出させてあげる」
 蘭花は四つん這いになると、少しだけ包皮の残ったココモのペニスを剥き上げ、ピンク色の亀頭を唇でつぷ、と咥える。
「あ…っ」
 突き上げる快感に、ココモが小さく震えた。
 ココモの様子を見上げていた蘭花が、満足そうにペニスを咥えたまま微笑んだ。そして、ぺちゃぺちゃと音を立てながら頭を前後させる。
 蘭花の左手は、くりくりとココモの睾丸を弄び、刺激し始める。
 右手は、その様子を荒い息づかいで見守っていた、マリブのペニスに伸びた。
 亀頭の先端に滲み出ていたカウパー液を手に取り、にちにちと音をさせながらしごき立てる。
「ああっ!!」
 くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ、くにゅくにゅ…。いやらしい音が、部屋に充満する。
「ら…、蘭花さん…もう…」
「僕も、もう、出…っ!!」
 ニ人の息遣いが荒くなった。
『ああっ!!』
 射精は、二人同時だった。
 びゅくっ、びゅくっ。ココモとマリブは、全身を震わせながら、濃い精液を蘭花の顔に、口に、胸に、どくどくと放出する。たちまち、蘭花の全身に濃い白濁が飛び拡がった。
「あはっ、すごく熱い…」
 ココモのペニスは、蘭花の口を離れてもびくっ、びくっと射精を続けた。
 蘭花が、口内のココモの精液を、手の平に吐き出した。
「濃くて、すごく青臭い…。二人とも、こんなにいっぱいせーえき出せるんだ」
 とろんとした顔つきになった蘭花が、指で自分の割れ目をひろげる。
 充血した小陰唇の中の膣口が、ペニスを求めてひくひくと蠢いた。
 射精直後にもかかわらず、二人のペニスは萎えることなく天を向いていた。亀頭はすっかり剥け上がり、臍のあたりで腹にぶつかってびくびく脈打っている。
 二人を見ていた蘭花が、しばらく考えてから、ココモの手を取った。
「まずココモから…、いこうか?」
286279:03/12/27 20:47 ID:geIBqxJD
 ココモを仰向けに寝かせた蘭花がその上に跨り、潤んだスリットにペニスを擦り付ける。
「挿れるよ」
 蘭花はココモのペニスを自分の膣口に導くと、そのまま一気に腰を落とした。
「ああっ!!」
 ココモが、女の子のような甲高い叫び声を上げた。
「あはぁっ、ち、ちっちゃいけど、すごく硬くて…熱い…」
 蘭花が腰をゆっくりと動かしながら、喘ぎ声を上げる。
 ココモのペニスの感触を貪る蘭花の目の前に、もう1本のペニスが突き出された。
「ら、蘭花さん…僕もう我慢できない」
 少し涙目になったマリブが、蘭花の顔の前で激しくペニスをしごき立てる。
「ああ、こんなになっちゃってるんだ。…ごめんね、口でしてあげる」
 腰を使いながら、突き出されたマリブのペニスをすっぽりと咥え込んだ。
「あ…っ!!」
 今度は、マリブが叫び声を上げた。


 蘭花を止めることもできないミントが、先ほどからその痴態ずっと見つめている。
「あっ…?」
 身体の奥から、熱いものが滲み出てくる。その感覚に、ミントは思わず股間を締め付けた。
 三人に合わせて、自分の息遣いも荒くなる。
 無意識のうちに、熱くなっている股間に、手が伸び始めた。
 びくん!! 敏感になっているスリットの間の突起に指が触れた瞬間、全身に電気が走る。
「あっ!!」
 思わず、ココモとマリブと同じような快楽の叫び声を上げた。

>>279に続く

ここで一旦休みまつ。
287名無しさん@ピンキー:03/12/28 20:11 ID:K3F2DwCw
ネ申キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

文章エロ杉だ(*゚Д゚) ゴルァ!!  勃っちまったじゃねぇかYO!(*´Д`)ハァハァハァハァl \ァ l \ァ
288名無しさん@ピンキー:03/12/28 23:37 ID:gBCX+7fP
ところで誰か、歴代の神とその代表作、寸評などをまとめてくれないか。ふと懐かしいと思ったんだが、漏れブラウザ入ってないんで過去ログ読めん。
289名無しさん@ピンキー:03/12/29 00:19 ID:6oqUQNnK
>288
OKとりあえずおちつけ、全角では下がらん
まずブラウザ取ってこい、ブラウザだけならタダだし書き込みが楽だから(有料なのは過去ログビューア)

漏れも●持ってないんだ、スマソ
290名無しさん@ピンキー:03/12/29 08:58 ID:9p6fflIv
>>288
大丈夫、過去ログは全部 html 化されてるよ。

第1〜第3スレは >>1 にある通り。
第4スレは
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1058/10588/1058874419.html
だ。
291名無しさん@ピンキー:03/12/29 11:13 ID:5mnsz5DG
ネ申キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

過去の名作では第1スレのミルフィーED18禁補完が一番のお気に入りかな
292名無しさん@ピンキー:03/12/29 17:38 ID:PRSo5d3/
サンクス&スマソ。
あら、普通に読めるのね。よくわからないけど、凄い。
こうしてみるといろんな職人さんがいたんだね。
漏れは初めの方にいた偽112氏がよかった。
ミルフィーのレイプものイイ!!
293名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:57 ID:DGzqgEJl
漏れは男泣き氏(主にフォルテ姐さんを書いた神。
氏の書く姐さんはかわいかった)がオススメ。

そういえば最近ないな。そろそろウブな姐さんネタ希望。
294名無しさん@ピンキー:03/12/30 23:25 ID:zZM94HB+
玉露入り茶氏なんてどうだろう?
295名無しさん@ピンキー:03/12/31 00:05 ID:qWZ1ZXrD
どんな神だっけ?
296名無しさん@ピンキー:03/12/31 01:48 ID:d6EgDOJm
第三期から四期の前半まで執筆。ここ最近は降臨なされていない。
需要のほとんどないココモでデビューした猛者。ミントとのほのぼのとしたカラミが好評を博した。
今、復活が期待されている職人の一人。

『桜花』なんてのもいたね。氏の文章の巧みさには舌を巻いたよ。
ここんとこめっきり見なくなったけどさ。
カムバック、桜花!!
297名無しさん@ピンキー:03/12/31 02:21 ID:tLEZQo8r
オレはぷんすかぷんすかぷぅ氏の復活をキボンだな。
氏のデビュー作「女体盛りロストテクノロジー和え」は、
完成度も高くて良かった。
当時も書かれていたが、ミルフィーが黒くなる瞬間が激しく(;´Д`)ハァハァだった。
蘭花モノが途中で止まってるので、ぜひ完成させていただきたいでつ。
298名無しさん@ピンキー:03/12/31 06:37 ID:W606sDwH
>>297
激しく同意っ
299名無しさん@ピンキー:03/12/31 09:16 ID:qWZ1ZXrD
ぷんすか氏は最後の砦だからな。
スレ全盛期(三期の半ば頃、漏れの独断)から見て残っているのは氏だけ。氏は筆が遅いという難点があるものの、文章の巧みさ、ストーリー性、独創力、どれを取っても一級品だ。
エロもさわやかからグロまでなんでもござれ。
よいしょではなく、氏こそこのスレ始まって以来、最高の職人だ。
ぜひまた良作を提供してほしい。
300名無しさん@ピンキー:03/12/31 11:22 ID:zPmyAZGX
俺的には決戦前夜のタクト×ヴァニラを書いた名無しさんが
特に印象に残ってるなぁ…あれはレベル高かった。
301279=でんのう:03/12/31 18:53 ID:ET6o/wd9
漏れはこのスレの冒頭にある、てすら氏のタクト×姐さんが萌えでした。
弱いところ責められてる姐さんにハァハァ。



>>279の続きができましたけど、投下はしばらく待った方がいいですかね?
302でんのう 1/6:03/12/31 23:16 ID:ET6o/wd9
ごめんなさい、かなり長くなったので後半の半分を構わず投下します。
大晦日になにやってるんだって感じですが。

 蘭花の膣壁が、ココモのペニスに強烈な刺激を与えながら上下する。
 体の奥から突き上げ、全身を駆け巡る快感が、ココモの理性を狂わせた。
 蘭花の腰の動きに合わせて、本能の赴くまま、自らも腰を動かし始める。
「ああ、あああ、あああああっ!!」
 腰の動きが速くなったその瞬間、絶頂に達したココモが叫び声を上げた。
 どくんっ、どくんっ、どくん…。
 ココモは腰を痙攣させながら突き上げて、蘭花の胎内に精液を注ぎ込む。
「ううっ、うぁっ、うぁぁぁぁぁぁ…」
 ココモは目をとろんとさせて、押し寄せる射精の快感を貪った。
「(あ、熱いのが、中で、びゅくびゅく…って)」
 蘭花も軽い絶頂を迎え、ひくひくと震える。
「あああっ!!!」
 その様子を見ていたマリブも、ほどなくして絶頂を迎えた。
 理性を失い、焦点の定まらない蘭花の顔に、マリブの放った白濁が飛び散った。

 蘭花が、ゆっくりと腰を上げ、ココモのペニスを抜き取る。
 ココモが放った精液が、とろとろと股間から流れ出た。
「あはっ、いっぱい出したね」
 二本の指で小陰唇を広げ、こぽ、こぽっと自分の膣口からこぼれ落ちる精液を見て、蘭花が喜びの声を上げた。
 ココモは仰向けになったまま、大きくぜいぜいと息をしていた。しかし、精液と愛液にまみれた
ペニスは、蘭花の口と膣内に立て続けに射精したにもかかわらず、まだ出し足りないといった様子で、
ひくひく震えていた。
「ところでミント、あんたはまだ『見てるだけ』なの?」
 蘭花が立ち上がり、股間から精液を滴らせながらミントの方に向かってくる。
 ミントは兎のような耳をびくっ、と震わせ、思わず後ずさりした。
「あたしだけじゃ、ロストテクノロジーを搾り出し切れないから、あんたも協力するの」
 蘭花が、脱ぎ捨てた服から何かを取り出し、口に含む。
 壁際まで後ずさりしたミントにすばやく近づくと、突然、唇を重ねた。
3032/6:03/12/31 23:17 ID:ET6o/wd9
「!!!!!!!!」
 突然の事に、ミントが手足と耳をばたつかせる。
 蘭花はお構いなしに、ミントの唇を舌でこじ開けた。
「んっ!!」
 蘭花の口の中に残っていた精液の苦味を感じ、思わず顔を歪めるミント。
 そして、蘭花の舌先から、精液交じりの唾液と一緒に、小さな錠剤が喉に流し込まれた。
「ぷあっ!」
 唇を離した二人の舌先の間を、唾液が糸を引く。。
「い、いったい何を飲ませたんですの?」
 ミントがけほけほと咳き込み、口元を拭いながら、蘭花をきっ、と睨んだ。
「即効性の避妊薬よ」
 蘭花が、ミントを見下ろして言い放った。
「な…?」
 事態が飲み込めないミントが、一瞬固まった。
「私はココモの相手をするから、あんたはマリブの相手をしてあげて」
「!? そんな…。私にそんな事…」
「あんただって、あたしらのエッチをずーっと見てて、感じちゃったんでしょ?」
 蘭花の手が、ミントのスカートに伸び、濡れたスリットを指先で刺激する。
「ゃああっ!」
 ミントが叫びを上げるが、お構いなしにパンツをずり下ろし、指先を弄り回す。
「やぁっ…や、、ふっ、ふあぁ…」
 蘭花の指先が、硬くなっていたミントのクリトリスに触れた。親指と人差し指で包皮をこじ開け、中身に直接ふれる。
「ひゃうんっ!!」 
 ミントが腰を浮かせ、手足をばたばたさせる。
 そのまま指先でくにくにと刺激すると、ミントは大きな叫び声を上げ、がくがくと震えた。
「あああぁぁあああ!?」
 自分でも触れたことの無い場所を他人に弄ばれ、恐怖と快感と恥辱で頭がスパークする。
 蘭花の左手は、ミントの乳首に伸び、右手と同じように刺激を与える。
 やがて、3つの感覚のうち、快感が他を圧倒しはじめた。
「ふあうぁ、ああうぁ…あう、あふ…、あぅあぅあぅ」
 リズミカルに動く蘭花の指先にあわせ、小さくひくひくと震える。とろんとした目つきになり、口元から涎が流れ落ちた。
3042/6:03/12/31 23:18 ID:ET6o/wd9
「ねぇミント、自分以外の人にされるのって気持ちいい?」
「こんなはしたないこと…したこと、ないですわぁあ…ああ」
「嘘つき、初めてでこんなにとろとろになるはずないじゃない」
 ミントの目の前で、愛液で濡れた指を、にちゃにちゃとこねくりまわした。それを、そのままミントの口元に押し込む。
「ううっ」
 自分自身が分泌したものの味に、ミントが少し顔を歪めた
「まぁ本当に初めてだったとしても、初めてでこんなに濡れ濡れなんて、ミントって淫乱な子よねぇ」
「やぁん」 ミントがふるふると首を振った。
「ミントが淫乱なところ、マリブにも見せてあげるね」
 蘭花が、ミントのスモックのようなスカートを、下着ごと胸までたくし上げる。太ももまでてらてらと濡れた下半身と、
興奮したピンク色の乳首があらわになった。小さく閉じた割れ目の中に隠れたクリトリスを、蘭花の指先が蹂躙する。
「ぃやあぁぁぁぁ!!」
 ミントはずかしさのあまり顔を耳で隠し、全身をよじらせた。
 マリブが、ミントの股間に吸い寄せられるように、ふらふらと近づく。
 我慢できずに、自らの分泌液で濡れたペニスをしごき始めた。

「じゃぁ、マリブの前でイっちゃおうか?」
 蘭花が指の動きを早めた。
「ふぁ!? や、やっ、やぁ、やぁああ!?」
 自分の身体に起き始めた異変に、ミントの声が大きくなる。
「何? 何ですの、何か来る、来ますのぉ」
「遠慮なくイッていいわよ」
「やだぁ、やだ、来るの、くる、くるぅぅぅぅぅ!!」
ミントが大きく体を痙攣させた。
「あぁぁあああああああ!!!!!!!」
 腰を浮かせ、全身をびくびくと震わせる。スリットから、ぴっぴっと透明な液が吹き出た。
「ほぉら、凄いでしょ?」
 マリブに見えるように、絶頂に達したばかりのミントの足を広げ、そのスリットを指先でこじ開ける。
「さぁ、ミントのイったばかりのお●んこ、よーくみてあげて」
 マリブが、ペニスをしごきながら、ひくひく蠢くミントの膣口ににじりよる。
「や…や…」 ミントが弱弱しく抵抗し、足を閉じようとするが、全身に力が入らない。
 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ…。マリブの手の動きは徐々に速くなり、呼吸も段々と荒くなっていった。
3054/6:03/12/31 23:20 ID:ET6o/wd9
「あぁぁぁっ!!」
 ミントの目の前で、マリブは絶頂を迎えた。
 甲高い叫びを上げ、背中を反らす。その痴態からは、普段の理知的で、おとなしい表情は完全に消えていた。
「あはぁ、あぁっ、あはぁぁぁ!!」
 びゅく、びゅるるっ、びくっ、びくっ。激しく蠕動するペニスが子種を吹き上げ、ミントの全身を汚した。
「あっ、あ、あっ」
 熱い精液がふりかかるたびに、ミントの身体が小さく震えた。 
「は…ふぅ」長い射精を終えると、マリブはその場にへたり込んだ。
 蘭花が、ミントの顔に付いた精液を指で拭い取った。にちにちと目の前でこねくり回し、白い糸を
引かせる。
「これが精液、男の子が出す赤ちゃんのもとよ」
 ミントが何も言わず、ぼーっとした表情でそれを見つめる。
「これがミントのお●んこに入ると、マリブの赤ちゃんができるのよ」
「マリブの…あかちゃん。…まだ…早い…ですわ」
 ミントがうわごとのようにつぶやいた。
「でも薬のんだから大丈夫。ミントの中にいっぱい出していいわよ」

「ミント…いいよね?」
 蘭花がミントの耳元で囁いた。
 ぼーっとしたミントが小さく頷く。
「じゃあミント、マリブにおちんちんをおねだりしてみて」
「え…?」
 ミントが、蘭花の言葉にふっと我に返る。目をまん丸にして、上気して桜色に染まった顔を更に赤くして、蘭花を見上げた。
「そ、そんなこと…この私にできるわけが…」
「嫌なら、ここでやめる?」
「…」
 ミントは何も言わず、マリブの方をみた。マリブの目は、何かを訴えかける子犬のように潤み、その頬はピンク色に染まっている。
 汗ばんだ全身と、子犬というよりは牡犬のような、はぁはぁと荒い息づかい。
 …そして、下腹部には、愛らしいその容姿に逆らうかのように、大きく天を向き、脈打つたびにびくびくと震えるペニスがそそり立っていた。
 マリブの姿と、湧き上がる精液の匂いが、ミントの最後の理性を狂わせた。
「分かりましたわ…。あなたのお…、おちんちん。ここで鎮めて下さい…な。」
 今度は、自分の指で股間を広げた。
3065/6:03/12/31 23:21 ID:ET6o/wd9
「ミントさんっ!!」
 マリブが弾かれたようにミントに飛び掛り、ペニスを割れ目に押し付ける。
「そんなに慌てない…ここに挿れるのよ」
 蘭花がマリブの亀頭を指先でつまみ、まだ破られていない膣口にあてがう。
「あ、やっぱり、ちょっと…待っ」
 ミントが一瞬躊躇したが、待ちきれないマリブが腰を押し込んだ。
 みちっ、と音がして、マリブのペニスがミントの肉体を貫いた。
「…っ!!」2人の身体に電撃が走る。
「痛っ!!」
 ミントが、破瓜の傷みに表情を歪めた。股間から1筋の血が伝う。
 思わず腰を引くが、マリブが更に腰を押し付けてくる。
「ふ…うぅ」一番奥までペニスを押し込んだマリブが、快楽に満ちた吐息を漏らした。
「い…痛いです…わ」 ミントが顔を引きつらせる。
「ごめんなさい…でも、気持ちよすぎて…」
 マリブが、顔は戸惑いの表情も見せながらも、腰は言葉に関係なく、勝手に前後し始めていた。
「と、止まらないんですぅっ!!」 マリブががくがくと動き出した。
「やっ、痛い、痛いですわあっ!!」
 ミントの下半身を痛みと衝撃が襲い、思わず目に涙が浮かぶ。
ぐちゅぐちゅずちゅずちゅ。ミントの苦痛にお構いなく、マリブが腰を動かす。
「止まらない!、止まらないんです!! ミントさんの中、きつくて、ぬるぬるで、温かくて…ッ!!」
 ぐちゅぐちゅずちゅずちゅ、ぐちゅぐちゅずちゅずちゅ。
「やっ、痛っ、痛い」 激しく腰を動かす中、ミントの狭い膣口から、ぷるんとペニスが飛び出した。
「あっ!?」 その瞬間、マリブが叫んだ。
「ああっ、あっ、ああああっ!!」 マリブの体が硬直し、がくがくと震える。
 ペニスが抜けた瞬間、マリブは絶頂を迎えてしまった。マリブとミントのお腹の間に、びゅっびゅっと精液が放たれる。
どくっ、どくっ、どくっ。
 精液の温かさが、ミントの下腹部に広がった。
「あ…あ…」 マリブが脱力し、ミントの上にしなだれかかった。
3076/6:03/12/31 23:23 ID:ET6o/wd9
「ごめんなさい…」
 その姿勢のまま、マリブが謝った。
「謝る必要は無いですわ、初めてなんですもの」
 背中に手を回し、きゅっと抱きしめた。
「…ただ、痛いといってるのに続けるのは良くないですわ」
 ミントがぷっとふくれる。
「そうね、自分勝手な男は嫌われるわよ」
 蘭花もミントに同意した。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
 謝るマリブの頭を、ミントがやさしく撫でた。
「もう謝らなくていいから、今度はゆっくり、痛くしないようにお願いしますわ」
マリブがこくんと頷いた。

「ところでマリブ、あんたが出した精液、綺麗にしてあげたら?」
 蘭花が、精液で汚れたミントのお腹を指さした。 
 マリブが起き上がり、傍らにあったティッシュを取ろうとする。
「違う違う、自分で、綺麗にするのよ」
 蘭花が舌なめずりをした。
 しばらく意味が分からなかったマリブだが、やがて意味を理解し、ミントの白く、すべすべした
お腹に顔を近づける。
「あっ…」
 マリブの熱い舌先を感じたミントが、小さく叫び声を上げた。
「綺麗にしたら、続きを始めていいわよ」
マリブぺちゃぺちゃと、子犬がミルクをのむように全身を舐めまわした。


2人の様子を見ながら、蘭花が微笑んだ。
「じゃぁ、二人とも頑張ってね…。さぁ、続き続き」
 蘭花が、3人の痴態を見ながら自分を慰めていた、ココモの前に腰を下ろした。
「今度は、ココモが動いて」
 そう言うなり、足を広げてココモを誘う。
蘭花の誘いに応じ、ココモが、その上に覆い被さった。
308でんのう:03/12/31 23:26 ID:ET6o/wd9
続きは年明けに…。
改行数の制限のため、一部改行を減らしてます…次はもう少し細かく分割します。
309:03/12/31 23:56 ID:/wb8jZ3L
 大晦日。
 本来、一年の締めくくりとして静かに新年を迎える日なのだか、それとは無関係に過ご
す二人がいた。
「くぅーーー、なんとか年内には終わったぁ……」
 タクトは整理の終わった書類の山を前に、机に倒れこむ。
「まったく、仕事くらい終わらせといてくれよ」
 フォルテの言葉に、タクトは頭を掻く。
「いや、いつの間にか溜まっててね」
「気が付いたら、年内に終わらないほど溜まっていたって言うんだろ」
「あははは、面目ない」
「まあ、来年はなしにしとくれよ」
「分かったよ。ところで、みんなはもう出かけたかな」
「少し前に出発するって連絡が来てたよ」
 フォルテを除いたエンジェル隊の面々は、ちとせの誘いで近くの星にある神社とやらに
出かけたらしい。
「ちとせの故郷の習慣もおもしろいね」
「そうだねぇ。聞いたところだとミルフィーの故郷に近い感じがするけど、それ以上に昔
の習慣が色濃く残ってるみたいだね」
 実際、物珍しさもあって、エルシオールの艦内でもちょっとしたブームになっている。
 二人が片付けを終え、いつもの通りソファーに腰掛けてコーヒーで一息入れていると、
艦内放送が流れる。
「みなさん、新年明けましておめでとうございます。トランスバーユ皇国は平穏な新年を
迎えています……」
「おめでとう、フォルテ」
「おめでとう、タクト」
310てすら:03/12/31 23:59 ID:/wb8jZ3L
私もでんのうさんに負けじと……
がんばって新年の書き初めだ(笑
311名無しさん@ピンキー:04/01/01 04:41 ID:tfHjlZcb
淫蘭花さん(・∀・)イイ!
(;´Д`)ハァハァ
312でんのう:04/01/01 05:48 ID:MaWRx3Xn
てすらさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
久々の姐さんもの、期待してますです。
313でんのう(訂正):04/01/01 05:51 ID:MaWRx3Xn
>>307

> 「ところでマリブ、あんたが出した精液、綺麗にしてあげたら?」
>  蘭花が、精液で汚れたミントのお腹を指さした。 
>  マリブが起き上がり、傍らにあったティッシュを取ろうとする。
> 「違う違う、自分で、綺麗にするのよ」
>  蘭花が舌なめずりをした。
>  しばらく意味が分からなかったマリブだが、やがて意味を理解し、ミントの白く、すべすべした
> お腹に顔を近づける。
> 「あっ…」
>  マリブの熱い舌先を感じたミントが、小さく叫び声を上げた。
> 「綺麗にしたら、続きを始めていいわよ」
> マリブぺちゃぺちゃと、子犬がミルクをのむように全身を舐めまわした。

の部分は、今後の展開上矛盾するので削除します。
新年早々訂正スマソ、∧||∧
314名無しさん@ピンキー:04/01/01 14:19 ID:mG6tWqcz
神キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(   )━━(゚   )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!!

新年からいいもん見れました
ミントさんにフォルテさんに(;´Д`)ハァハァハァハァ
どちらの続き楽しみにしてます。是非ともがんがってください
3151/7:04/01/01 23:51 ID:v3v+j82x
 二人は互いに肩を抱き寄せ、軽くキスを交わす。
 最初は気恥ずかしさもあったが、いまでは挨拶のように自然と交わせる。もちろん二人
っきりのときだけだが。
「ってタクト、なにをしてるんだい」
 フォルテの指が、胸元に滑り込んだタクトの手の甲をつねる。
「てててて」
 慌ててタクトは手を引き抜く。
「まったく、新年くらい静かに迎えようって気にならないのかい」
「いやぁ、せっかく久しぶりに二人きりになったんだし」
「まったく、少しはムードってものを」
 タクトはいきなり、ソファーの上にフォルテを押し倒す。
「きゃっ」
 可愛らしい悲鳴に、思わずタクトはドキリとする。もっとも、一番驚いたのはフォルテ
本人らしく、驚いた表情のまま、両手を口に当てている。
 いつもとは違うシュチエーションに、タクトは意識せずに大胆になる。
 フォルテの脚を強引に広げると、右脚をソファーの背もたれに乗せて固定し、左足を床
に着かせる。いつもならじっくりと時間を掛ける行為だが、タクトはフォルテの股間に手
を刺し入れると、秘所を覆う布地の横から強引に指をねじ込む。
「っタクト、まだ、くあっ」
3162/7:04/01/01 23:52 ID:v3v+j82x
 まだ準備の出来ていない秘所のなかにタクトの指がねじ込まれ、フォルテは苦痛に顔を
歪める。タクトはフォルテの乾いたままの膣壁を、揃えた二本の指で円を描くように動か
して嬲る。
「可愛いよフォルテ」
 タクトはそう言ってキスをしようとするが、フォルテはぷいっと顔を背ける。タクトは
やれやれといった表情でフォルテの顎を掴んで強引に振り向かせると、その唇を強引に奪
う。フォルテの唇は微かに震え、硬く閉じている。
 タクトは入り口を責めていた指を一本増やして三本にすると、一気に奥まで挿入する。
突然の進入に抗うように、柔肉がきゅっと締まってその進路を塞ぐが、タクトは構わず二
度三度と絡みつく内壁を掻き分けて挿入を繰り返す。
「か、はっ」
 フォルテの口が大きく開く。タクトは口を広げてフォルテの唇に重ねる。どろりととし
た唾液が、フォルテの口腔に流れ込む。
「っ!?」
 いきなり流れ込む液体がフォルテの気管に流れ込む。
「うっ、げほっ、げほっ、げほっ、げほっ」
 むせるフォルテの身体がくの字に曲がろうとするが、タクトは顎をつかんだままその身
体をソファーに押し付ける。
「けほ、けほ、けほ、けほ……う、ぅぅう」
 口から泡混じりの唾液をこぼしながら、フォルテはソファーの上でぐったりと身体を横
たえる。
3173/7:04/01/01 23:53 ID:v3v+j82x
 タクトは殆ど濡れていないフォルテの秘所から指を抜くと、すばやく服を脱ぐ。
「タク……ト?」
 のそりと首を起こしたフォルテが見たのは、準備の出来ていない自分へ挿入をしようと
するタクトの姿だった。
「や、やめてっ」
 必死で身体を動かして逃げようとするが、すぐに頭にソファーの背もたれがぶつかって
行く手を阻む。タクトはフォルテの腰を掴んで引き寄せると、その割れ目に自身の亀頭を
合わせる。
「まだ濡れてないけど、大丈夫だね」
 タクトは言うが早いか、腰を前に進める。
「大丈夫なわけな……くぅっ」
 大陰唇を巻き込みながら、ズルズルとタクトが押し込まれる。
「う……ぐ……」
 ファルテのくぐもったうめき声を聞きながら、タクトは小陰唇の入り口で挿入を止める
と、腰を動かしてフォルテの中をじっくりと味わう。
「まだ濡れてないからかな、フォルテのごつごつした入り口がいつもよりはっきりと分か
るよ」
 小陰唇を亀頭の先で小突きながら、フォルテの耳元でタクトはささやく。
「い、いやぁ、やめとくれ」
「だめだよ、まだまだこれからなんだから」
3184/7:04/01/01 23:53 ID:v3v+j82x
 弱々しいフォルテの反応に、タクトの中に「フォルテをもっといじめたい」という感覚
がふつふつと湧き起こる。
「そろそろ奥まで入れようか」
「だめ、だめだよタクトっ」
「だーめ」
 タクトは子供をあやすように様に言うと。びくびくと脈打つ肉棒を一気に押し込む。
「ひぎぃっ」
 まだ準備の出来ていないフォルテの中は、いつもの熱く熟した蜜壷ではなく、まるで処
女のような堅く狭い肉壁に包まれていた。
「フォルテそんなに締め付けたらすぐに出ちゃうよ」
 そう言いながら、タクトは腰の動きを速める。
「ひはっ、う、んん、く、はぁ、はぁ、はぁ、はぁっん」
 タクトの突き上げに、フォルテはただ悲鳴をあげ、頬を涙で濡らすだけだった。
 やがてタクトの動きが不意に止まると同時に、フォルテの乾いた膣内に濃い白濁液が注
ぎ込まれる。
 射精の間隔に合わせるように、フォルテの腰が無意識のうちにビクビクと動き、精液を
子宮の奥へと飲み込んでいく。
「あぁ。良かったよ」
「タクト……もう、いいだろ」
 天井を虚ろに仰いだまま、フォルテはヨロヨロと身体を起こそうとする。
「こんな機会はめったにないからね、もう少し楽しませてもらうよ」
3195/7:04/01/01 23:54 ID:v3v+j82x
 フォルテの身体が一瞬震えるが、すぐに身体をソファーに預けると、嘆息して呟く。
「分かったよ、もう好きにしな」
 タクトはその言葉を聞くやいなや、フォルテの服のスリットに手を掛けて、一気に引き
千切る。
「た、タクト」
「心配要らないって、フォルテの服はここのクローゼットにも入ってるだろ」
 タクトはフォルテの中からペニスを引き抜いてその身体に跨ると、豊かな二つのふくら
みの間に精液と少量の膣内分泌液に濡れた自身を挟み込む。
「いやぁ、フォルテのおっぱいは大きくて便利だなぁ」
「別にあんたの為に大きくなったんじゃないよ」
「ふーん」
 タクトは面白くなさげに呟くと、フォルテの双丘を思いっきり握って引き寄せる。
「くっ」
 苦痛にゆがむフォルテの顔を見下ろしながら、タクトはひたすら腰を動かす。タクトの
ペニスがその狭間を嬲るたびに、重量感のある乳房が揺れる。
 胸にはタクトの指が食い込み、いびつな形で犯される乳房の上、ピンク色の乳輪の中央
では、乳首が痛々しいほどに勃起している。
 タクトは乳首を指先で弾きながら、乳房の感触を存分に味わう。
「くぅ、そろそろ出るよ」
3206/7:04/01/01 23:55 ID:v3v+j82x
 タクトはおもっいっきり腰を突き出すと、フォルテの顔に向けて射精する。
 胸の谷間を割って、フォルテの眼前に突き出されたペニスは、その顔に向けてスペルマ
をぶちまける。
 フォルテはその髪に、額に、口に、頬に。およそ考えられる顔の全ての部分に濃い液体
が絡みつく。その光景に満足したように、タクトは射精を終えるとフォルテから離れ、身
体をソファーに静めて目を閉じる。
「……ぷっ」
 そんなタクトの顔を見て、フォルテが吹き出す。
「なんだよ」
「いや、散々こんなことしたあんたが、いきなりそんな子供の寝顔みたいな顔を見せると
はね」
「この顔は生まれつきだよ」
「ははは、やっぱりタクトはタクトだ」
「そんな顔で言われてもね」
「こんな顔にしたのはあんただろ。あーあ、こんなにかけて」
 フォルテはタクトが破った服の切れ端を手に取ると顔を拭く。
「タクト、風呂で身体を洗ってもらえるかな」
 フォルテは身体を擦りながら立ち上がる。
「分かったよ」
 散々無茶をして、この程度のわがままを聞くだけで許してもらえるのならと、タクトは
苦笑しながら立ち上がった。
3217/7:04/01/01 23:55 ID:v3v+j82x
「まったく、アタシの司令官殿は無茶をしてくれるよ」
「ごめん、ちょっと調子に乗り過ぎたかな」
 風呂上りで濡れた身体を、互いに舌で舐め取り、絡めあいながら、二人はソファーの上で睦みあう。
「まあ、こういうのも新鮮でよかったけどね。ただし、いつもは御免だよ」
「分かったよ」
 タクトはそう言いながら、フォルテの乳房にはっきりと残る手形の痣をいたわるように舐め、キスをする。
「これじゃあ、いつもの服は着れないねぇ」
「痣が消えるまで、ここに一緒に居るかい」
 そう言いながら、タクトはつんと硬くなっている乳首を舐め上げる。
「んっ、なにを言ってるんだい」
 フォルテはタクトの陰嚢を手のひらで優しく包んで揉みしだく。 
 二人はそのまま何も言わずに身体を寄せ合い、共に眠りに沈むまで、幾度となく交わりを繰り返した。
322終1/3:04/01/01 23:57 ID:v3v+j82x
 早朝、けたたましく来客を告げるブザーが鳴る。
「ん……誰だぁ」
 寝ぼけた頭のまま、タクトはもそもそとベッドを出る。
「ふぁぁぁぁい、いまでまふよぉぉぉぉ」
 タクトがドアの横のモニタを見ると、エンジェル隊のみんなが立っていた。
「こんなに早くどうしたんだい」
 そう言いながら、タクトはドアを開ける。
「タクトさん、おけましておめでとうございます」
 頭を下げながらミントが入ってくる。
「おめでとう、タクト」
 ランファは相変わらずだ。
「あけましておめでとうございます、タクトさん」
 お正月で着飾っているのは分かるが、フリルの多い服を着ているせいでいつもに増して幼く見える。
「よけいなお世話ですわ」
(ごめん)
 タクトは心の中で謝る。
「……あけましておめでとうございます」
 逆にヴァニラは、いつもと全く変わらない格好だ。
「タクト司令官、あけましておめでとうございます」
 ちとせはさすが礼儀正しいと言うべきか、振袖を自然に着こなしている。
323終2/3:04/01/01 23:57 ID:v3v+j82x
「あ、ああ、おめでとう。みんな揃ってどうしたんだい」
 タクトの疑問に、ミルフィーユが答える。
「実はお年玉をもらいに来たんです」
「お年玉?」
 聞きなれない言葉にタクトが首を傾げていると、ランファが口を出す。
「要するに、年上の人が、年下の人にお金を上げる事を言うの。だから頂戴」
「はぁ?そんな都合のいいものが――」
「あら、ありますわよ」
「いいっ!?」
「ちゃーんと、古い文献にも載っていますわ」
「……」
 ヴァニラが無言でタクトの寝巻きを引っ張り手を差し出す。
「すみません。私の故郷の習慣を話したら、先輩方がすぐに行こうとおっしゃって。最初はお姉さ……いえ、フォルテ先輩の部屋を尋ねたのですが、いらっしゃらないようでしたのでこちらに……」
 ちとせが、ばつが悪そうに頭を下げる。
「い、いや……とほほほほ」
 タクトが溜息をついていると、奥の部屋からフォルテが出てくる。
「なんだいタクト。こんなに早くか……ら……」
「ああ、フォルテ。実はみんなが……って!」
324終3/3:04/01/01 23:58 ID:v3v+j82x
 タクトのシャツを羽織っただけの姿で現われたフォルテに、全員の視線が集まる。
「あれ、フォルテさんこんなところに居たんですか、探しましたよ」
「二人でってことは……ああ、熱い熱い」
「まぁ、お二人とも。昨日の夜はさぞ激しかったのでしょうね」
「……(赤)」
「司令と先輩が……一緒の部屋で……きゅぅっ」
「わあっ、ちとせが倒れたッ」
「ええっ、ど、どうしましょう」
「み、み、水は何処なのっ」
「ああ、水なら冷蔵庫のドアのとこに冷えたのがあるよ」
「あら、フォルテさんよく知っておいでですのね」
「そんなことより、フォルテは服、服」
「水……ありました」
「ちとせさん、しっかりして下さい」
 ドタバタの中、タクトはお年玉のことをすっかり忘れたであろうエンジェル隊の面々を見て安堵の溜息をつく。もっとも、このあとフォルテとのことを散々聞かれることを考えると、お年玉の方が安かったのかもしれないが。
 まあなんにせよ、今年もエンジェル隊の面々は相も変わらずのようだ。
325てすら:04/01/01 23:59 ID:v3v+j82x
以上、2004年書き始めでした。
326名無しさん@ピンキー:04/01/02 00:01 ID:w/pOmZ/j
一生ついていきます
てすら様…
327名無しさん@ピンキー:04/01/02 12:16 ID:gCL1rFnn
gannbatte
328でんのう:04/01/02 21:52 ID:0BTNQW6W
ああ、テスラさん、すばらしい…。年明けから良いものを読ませていただきました。

こちらも残りの分、投下させていただきます。
3291/10:04/01/02 21:55 ID:0BTNQW6W
 マリブの舌が、ミントの股間に近づく。
「ひぁっ? マ、マリブさん!?」
 ミントが腰をくねらせた。
「痛くしないように…もうちょっと濡らしておきますね」
 マリブは構わずにぺちゃぺちゃと音をたて、スリットに舌を這わせる。
 舌先が、クリトリスを見つけた。
「あ、やあぁっ!!」
 ミントが耳をばたつかせる。
 破瓜の血を洗い流すように、新たな愛液がとろとろと流れ出た。
「(これが、ミントさんの味なんだ…)」
 それを、じゅるっ、と音を立てて啜る。
「あ…ああ、あぁん」
 ミントが、ココモの舌の動きに合わせて、甘い声を上げ始めた。
 ココモは暫くの間、ぺちゃぺちゃと音を立てて、子犬のようにミントの股間を舐め回した。
「…も、もういいですか?」
 スリットから舌先を離したマリブが、荒い息遣いでたずねる。立て続けの射精で多少元気を無くし
ていたペニスが、再びその硬さを取り戻していた。
 同じく、荒い息遣いのミントがこくこくと頷いた。。
 再び、マリブがミントの上に乗る。
 今度はゆっくりと、ミントの膣口にペニスを進み入れた。
「痛…!!」
 再び、ミントの下半身を痛みが襲う。が、さっきよりは強くない。
「ゆっくり、動きますよ」
 マリブが、腰をそっと動かす。
 ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ。ゆっくり腰を前後させるたびに、愛液がマリブの陰茎に絡みつく。
「はっ、はっ、ぁはっ」
 ミントが痛みに耐え、マリブの腰の動きに呼吸を合わせた。
「ミ、ミントさんのここ…絡み付いて…きます」
 マリブが腰を動かしながら、目を細めてミントの体内の感触を貪る。
 腰を動かしたまま、マリブがミントに唇を重ねてくる。
 ミントはさっきの蘭花のように舌先で唇をこじ開け、マリブの舌先に絡めてみた。
3302/10:04/01/02 22:04 ID:0BTNQW6W
「んんっ…んっ!!」
 マリブがびくんと震え、腰の動きが大きくなった。
「ん、やぁ…あっ」
 ミントが唇を離し、声を上げた。
「痛かったですか?」
 マリブがピストン運動を止める。
「いや…いいですわ、続けて下さい…な」
 ミントの痛みは、だんだんと痺れのようなものに変わってきた。
 マリブが頷き、再び往復を開始した。
 くちゅ、くちゅ、くちゅ。
「いッ、いふっ、あ、あっ」
 ミントの声に、あえぎが混じり始めた。

 ミントの胸元で揺れる小さな乳首が、マリブの目に止まった。
 腰を動かしながら、そのピンク色の乳首を咥える。
「あ…や、や、やぁぁん」
 ミントが甘い声を上げた。
「やめて、やっ、やだぁぁ」
 口から涎を流しながら、ミントがふるふると首を振った。
「ミントさんの乳首…、可愛らしいですよ」
 マリブが舌先を転がしながら囁いた。
「な…なんでそんな事っ…?」
「ミントさんが、あまりにも可愛いから…」
 赤ん坊のようにちゅうちゅうと音を立て、乳首を吸いたてた。
「あああっ、あああん、やはぁぁぁっ!!」
 ミントが腰をくねらせる。
 ココモのペニスをきゅうきゅうに咥えていたミントの膣壁が、更に強い刺激を与える。
 ココモの全感覚が、ペニスの先端に集まり始めた。
3313/10:04/01/02 22:09 ID:0BTNQW6W
「あ、すごい締め付けてっ…、あ、も、もう…!!」
 マリブの腰の動きが大きくなった。
「あ、い…イきますの?」
 ミントが息を荒くしながら尋ねた。
「はい…もうすぐ」
 ぐちゃぐちゃぺちぺち。マリブが腰をミントの身体に打ち付ける。
「い、いいですわ、イって、下さいな…」
  体の奥から激しく湧き上がる快感がペニスまで駆け上がり、頭が真っ白になる。
「も、もう、出、出るっ、あ、あ、ああ、ああああっ!!」
 マリブが叫びを上げ、身体をのけぞらせた。

 どくどくどくっ、と、ミントの胎内に精液の感触がひろがった。
「な、中で…でてますわ…マリブさんの…せいえき、いっぱい…」
 ミントがひくひくと震えた。
「あ、あ、あっ」
 声を上げるたび、マリブの腰がびくっ、びくっ、と上下する。
 2人は繋がったまま、胎内への射精の感覚を貪り合った。
3324/10:04/01/02 22:11 ID:0BTNQW6W
 初めての交合を終えたミントとマリブの隣で、蘭花とココモが何度目かの絶頂を迎えていた。
「イ、イくっ …あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「ああっ、あぅ、あっ…あっ…」
 ココモがランファにしがみつき、胸に顔を埋める。ペニスを2度、3度、ランファに押し込んだ後、
そのまま動かなくなった。
「はっ…、は… は、…」
「さすがに、もう、終わった…かな?」
 しばらく繋がったままで絶頂の余韻を楽しんでいた蘭花が、身体を起こす。

 ココモはそのままの姿勢で、すやすやと安らかな寝息をたてていた。
「凄かったよ」
 頭をそっと撫で、体を支えながら、ゆっくりと蘭花が立ち上がった
 何回も何回も、幼い体の限界まで絞り出されたココモの精液が、だらだらと太腿を伝って流れ落ちた。
「あららっ?」
 流石の蘭花も、腰が立たなくなったのか、がくんと膝をついて倒れこんだ。
「あは…あたしも…やりすぎちゃった…かな?」
 倒れたまま、ココモの隣まで這いずり、手を握り頬に軽くキスをする。
 疲労感が全身を襲い、意識が落ちていった。
 ココモの手を握り締めたまま、蘭花も寝息を立て始めた。
3335/10:04/01/02 22:12 ID:0BTNQW6W
マリブがミントの膣口からペニスをゆっくり引き抜く。
「あ…ん」
とろとろっ、と、生白い精液がこぼれ落ちた。
「痛かった、ですか?」
 マリブが仰向けのままのミントに顔を近づけ、言った。
「いいですのよ、初めてだから痛いのはしかたありませんわ」
 マリブの唇に軽くキスをした。
「でも、蘭花さんじゃないんだし、もうこっちは無理ですわね」
 腰が痺れて立ち上がることが出来ないミントが、半身だけ起こしてもらう。
 マリブのペニスが、目の前で精液を垂らしながら揺れていた。
「これで…最後ですわね。」
 マリブのペニスと睾丸に両手を添え、唇を近づける。
「あ…っ!?」
 射精直後のペニスを刺激されたマリブが声を上げた。
「最後は、お口で…」
 蘭花がしていたのを思い出しながら、ミントが裏筋に舌を這わせた。
 しばらくの間、ミントの立てるいやらしい音が、ぺちゃぺちゃと続いた。
「う、ううっ!!」
 マリブがびくびくっ、と体を震わせ、最後の精液を搾り出した。
「あ、ふぅ…」
 折り重なるように崩れ落ち、2人もそのまま深い眠りに落ちた。
3346/10:04/01/02 22:14 ID:0BTNQW6W
 翌朝。
「まったく、昨晩は酷い目に遭いましたわ」
 ミントがエンジェルルームで紅茶を飲んでいる…普段お気に入りのロイヤルミルクティーは、今日は要らないらしい。
 フォルテが現れ、ミントに話し掛けた。
「よぉミント、お子様二人の悩みは解決できたのかい?」
「…多分…」
 赤くなった顔を悟られないよう、ティーカップで隠しながら、短く返答し、その後、聞こえないように小さく呟いた。
「…(ココモさんは2-3日は使えないでしょうけど)…」
「そういえば蘭花はどうした?」
「風邪ひいたから今日は休みたいって、連絡がありました」
「お子様たちも、今日は見かけないなぁ」
「昨日遅くまで話し込んでいたので、風邪をひいたみたいですの」
「ふぅーん。ところでミント、お前さっきからずーっとそこに座ってるが、動けないのか?」
 ミントがびくっ!!と震える。
「あ、いや、今日はあまり動き回りたくない気分ですのよ、あは、あはははは」
 ちょっと不思議そうな顔をして、フォルテが立ち去った。
「…(まさか足腰立たなくなってて、ここまで来て座ってるのがやっとだったなんていえませんわ)…」
ミントの股間から、膣内に残っていた精液の残りがとろりと流れ出る。
「…!!」
ミントが思わず内股になった。
3357/10:04/01/02 22:16 ID:0BTNQW6W
 夜、ココモとマリブの部屋。
 コンコンと、部屋のドアをノックする音がする。
「ココモさん、マリブさーん、今日も晩ごはんを持ってきましたよ〜」
 ドアが開き、鍋やタッパーを大事そうに抱えたミルフィーユが現れた。
「こんばんわー、おじゃましまーす」
 部屋のテーブルを囲んで、ココモとマリブのほか、蘭花とミントが座っていた。
「?」
「ミルフィーユさん、ちょっとお話がありますの」
ミントがいままでの経緯を、かいつまんで説明した。

「…つまり、料理に使われた調味料に含まれているロストテクノロジーが原因で、ココモさんとマリブさんは、…その、
病気のような状態になっていたのですわ」
「え〜、じゃぁこのシチュー、ココモさんもマリブさんも食べちゃ駄目なんですか〜?」
 ミルフィーユが、美味しそうなシチューを前に、残念そうな声を上げた。
「あんたが毎日作ってる料理が原因で、こういう状況になっちゃったのよ?」
 蘭花が、ココモとマリブに目を向けた。
 2人が耳まで顔を真っ赤にしてうつむく。
「でもでもぉ、私も味見とかで結構食べてますけど、ぜんぜん平気でしたよ?」
「だから、あんたには平気でも、この子たちには毒薬になっちゃうんだってば」
「そうなんですか…」
 ミルフィーユがしゅんとした。
3368/10:04/01/02 22:18 ID:0BTNQW6W
「まぁまぁ、ミルフィーユさんの作ってくれたお料理、おいしかったですから」
 マリブが落ち込んだミルフィーユを慰めた。
「そうですね、もうお二人の悩みの原因も分かったことですし、これからはミルフィーユさんが怪し
い調味料を使わずに料理作ればすむだけの話ですから…」
「でも、あれ使うとすっごくおいしくなるのにぃ」
「だから、いくらおいしくてもこの子たちが壊れちゃったら困るでしょ!?」
「でもでもぉ、ココモさんもマリブさんも、なんか平気みたいですよ?」
「2人とも昨日の晩からさっきまでずーーーっと寝込んでたのよ、平気ってわけじゃないの!!」
「(こっちだって身体がもちませんわ)」
 ミントがぼそっとつぶやいた。
「私も…平気なんですけどぉ」
「いやだから! さっきも言いましたけど…!?」
 何度も平気平気と繰り返すミルフィーユに苛立ちを覚えたミントが、語気を強くして反論しかけて、
ミルフィーユの様子がおかしいことに気づいた。
 足をもぞもぞさせ、腰をくねらせている。
 目はうるうると潤み、顔は桜色に染まっている。
 まるで昨日のココモとマリブみたいだ。
「病気どころか、…これを食べると、2人とも元気になって…その、私も、なんかむずむずしちゃって
…その、手とか、お口とか、アソコ…とかで…、白くて、どろっとしたのを、…いっぱい」
 ミルフィーユの息遣いが荒くなってきた。
3379/10:04/01/02 22:20 ID:0BTNQW6W
「ちょ、ちょっとあんたたち、自分たちだけで…シてたんじゃなかったの!?」
 ココモもマリブも、顔を真っ赤にしたまま何も言わない。
「ちょっと、何か言いなさいよ!!」
「あっ、あーん、もぉ我慢できないんですぅぅ〜」
 ミルフィーユがタイトスカートをずり下ろす。
 可愛らしいピンクの下着が、愛液でべとべとになっていた。
 そして、自分の指で、下着の上からぐちぐちとスリットを掻き回す。
 つつつっ、と、溢れた愛液が太ももの内側を滴り落ちた。
 ミルフィーユの突然の行動に、呆気に取られる蘭花とミント。
「あ、あんたが一番ロストテクノロジーの影響受けてるんじゃない!!」
 蘭花が止めに入った。
「ところでさ…、もし本当に、俺らが…出しつくすことでロストテクノロジーが体外に放出されたんだったら、ロストテクノロジー入りの…アレをいっぱい取り込んだ、お前らもやばいんじゃないのか?」
 ココモがぼそっ、と言った。
「え”…?」
「僕たち、もうロストテクノロジーは残ってないんで、皆さんのお相手は遠慮しておきますから」
 あははと笑って、2人が部屋から出て行こうとする。
「ちょ、ちょっとまってよ!?」
「俺ら、今日はお前らの部屋にでも泊まるからさ。最後に掃除だけしてくれれば好きに使っていいから」
ちょっとおぼつかない足取りで、部屋を出て行った。
33810/10:04/01/02 22:21 ID:0BTNQW6W
「ああん、蘭花さんミントさぁぁん、もぉ我慢できないんですぅ♪」
「どうしてこうなるのよー!!!?」
 ミルフィーユに迫られ、壁まで追い詰められた蘭花が悲痛な叫びを上げた。
「ミント、あんたもちょっと何か言ってやってよ…ミントっ!?」
 身体の小さなミントに、先に効果が現れ始めたのか、その小さなスリットに指を突っ込み、一人遊びを始めていた。
「ら、蘭花さん…。私も、もう…だめみたいですわっ!」
「蘭花さぁぁーん、わたしを慰めてくださーい」
 2人が下半身裸になって蘭花に飛び掛った。
「ちょっと、やだ、あたしにそんな趣味、無い、な、ないって、や、嫌。 …んんっ!!」
 ミルフィーユが蘭花の唇を奪い、左右の乳房を揉みしだく。
 ミントはランファのスリットを指と舌で責めはじめた。
 全身を責められた蘭花の頭がぼーっとしてくる。
「ぷあっ!!、…こうなりゃヤケよ。ミルフィーユ!、ミント!、かかってらっしゃい!!」
『はーい♪♪』
 終わりの見えない、3人のキャットファイトが始まった。

339でんのう:04/01/02 22:27 ID:0BTNQW6W
以上です。
340名無しさん@ピンキー:04/01/02 22:52 ID:ju+axJc+
両氏ともサイコーでつ
>てすら氏
の姐さん待ってました(゚∀゚)イイ!!前半タクトに攻められるフォルテさんが可愛いハァハァ
挿入部分がエロエロなのに、
後日談になるとマターリ締められててお見事。スンバラスィ

>でんのう氏
乙です!擬音語のエロさと話構成が(゚Д゚)ウマー
もうこれに尽きるんだが、俺もランファさんにされてみたい・・・・・(;´Д`)ハァハァ
341名無しさん@ピンキー:04/01/03 09:06 ID:wKBogokz
もう理解不能です。

http://www.okumura-tanaka-law.com/www/okumura/child/031211tokyo.htm
「同児童に口淫させるとともに,同児童の陰部にバイブレーターを挿入するなど」(判示第5)、
「同児童に口淫させるとともに,同児童の陰部をなめ,その陰部にバイブレーターを挿入するなど」(判示第6)
という事実の適示は、「性交類似行為」による買春(かいしゅん)罪の構成要件を満たさないから、
「罪となるべき事実」の適示としては違法である。理由不備により原判決は破棄を免れない。

342ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :04/01/03 19:04 ID:K25WqBqH
皆さん、あけましておめでとうございます。

>>297-299
ありがとうございます。漏れ如きヘタレSS書きを、そこまで言っていただいきまして・・・。
実は、色々と忙しくなってきたのもあって、次で引退するつもりだったのですが、
そこまで言っていただいたら、もう一ふんばりしないといけませんね。
でも、一つゴメンナサイ。蘭花物、悪い具合に煮詰まってしまったので、今の所、再開のメドが
立たねぇっす・・・。

そんなワケで、明日お年玉投下します。
と言っても、例によって「女体盛りロストテクノロジー和え」の加筆修正版なのですが・・・。
スイマセン、今日はもう時間無いんですよ。
かなり書き足したので長いんですが、アタマから全部書き込んで良いのだろうか?
343名無しさん@ピンキー:04/01/03 21:35 ID:Hqdz1+u7
おいおい、何を言ってるんだい。貴方は史上最高の神なんだぞ。
遠慮することなんか何一つない。
それにしてもぷんすか氏の引退は痛い。このところ大御所たちの引退が目立つだけに、スレ衰退は否めない。
あとはてすら氏とでんのう氏の新星に託すしかないだろう。
嗚呼、このスレに神の御加護を。
344てすら:04/01/03 21:44 ID:UqYjw66y
どうしても新年ネタがやりたくて速攻書き上げてみました。
他の終わってないのもさっさと書き上げたいなぁ……
タオルの獣装束ネタもやりたいなぁ。
ああ、溜まっていく(苦笑

>でんのうさん
うーん、エロいですね。
私も勉強させてもらいます。
345ピョコラ・アナローグ3世:04/01/04 01:06 ID:ktq3UDLv
ぴょ!?なんだかよくわからないけど、
エンジェル隊のおねえちゃんたちがいろいろされちゃってるぴょ!?

よーし、ここはぴよこも一肌脱ぐっぴょ!
エンジェル隊のおねえちゃんたちをいろいろするのも、悪の道ですぴょ♪
来週には悪にまみれた小説を落としてやるっぴょー!

ぴょっぴょっぴょ…… ごめんぴょ、荒らしとかそういうのじゃなくて、本当に書いてみるぴょー…。
346名無しさん@ピンキー:04/01/04 01:37 ID:mrTk6+Z4
このスレにも活気が戻りつつあるね・・・
347ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :04/01/04 15:07 ID:zkGfoHfB
では、お年玉投下。ちょっと長いうえに、後半以外はそんなに変化ないんだけど、
まあ、気にしないでくれ。

「女体盛りロストテクノロジー和え」アルティメット・エディション(笑)

今までとはココが違う!

1.ディレクターズカット版の後、かなり書き足しました。でも、エロ自体は薄いかも。スマソ。
2.その他、ちょっとだけセリフを変えたりしているぞ。ディレクターズカット版を保存している方は、
比べてみると面白いかもしれないぞ!(注:面白くありません)
 ロストテクノロジーの回収を終え、エンジェル隊の面々は、宇宙屋台でラーメンを食べて行く事にした。
 さっそく屋台の暖簾をくぐると、端からミルフィーユ、蘭花、フォルテ、ミント、
ヴァニラ(そしてノーマッド)の順番に腰を降ろす。
「オヤジ〜、宇宙ラーメン5つ頼むよ」
 慣れた様子でフォルテが注文をする。
「あいよ、宇宙ラーメン五丁。まいどあり〜」
 親父の威勢の良い声が屋台の中に響き、手際良く調理が開始される。
「へい、お待ち〜」
 ほどなくして、ラーメンが彼女たちの前に差し出された。
「わ〜、おいしそう。いっただっきま〜す」
 律儀に両手を合わせていただきますを言うと、ミルフィーユは麺を口に運んだ。
「うわぁ、おいしいですぅ」
「あ、ミルフィーユ、ちょっとコショウ取ってくれる?」
 おいしそうにラーメンをすするミルフィーユに、蘭花が声をかける。
「コショウですか〜? え〜と、どこに……。あ、あったぁ! ハイ、蘭花さん」
 ミルフィーユはコショウらしき物が詰まった瓶を蘭花に手渡した。
「サ〜ンキュ〜。そ〜れっと」
 瓶を受け取った蘭花は、その中身をドバドバとラーメンにふりかけた。
 さすがに激辛好きの蘭花と言えようが、その量の多さに、隣に座っているフォルテは顔をしかめる。
「アンタかけ過ぎだよ。ホラ、アタシにもコショウ回しとくれ」
「は〜い」
 瓶の中身をタップリとふりかけ、蘭花はフォルテに瓶を手渡した。
「半分近く無くなってるじゃないか、ったく……」
 フォルテは瓶の中身をふりかけようとして、ふとその手を止めた。
「どうかいたしまして、フォルテさん? 使わないのなら、コショウを貸していただけませんか?」
 コショウの瓶を持ったまま考え込み始めたフォルテを、ミントが不思議そうに見つめる。
「何か、このシチュエーションに強烈なデジャヴを感じるんだが……。ミント、回収したロストテクノロジー、
オマエが持ってるんだよな?」
「へ? わたくしは持ってませんわ。アレは直接回収したヴァニラさんが持っているのでは……」
 ミントは不安げに隣のヴァニラを見た。当のヴァニラは無表情でラーメンをすすっている。
「ヴァニラ、オマエがロストテクノロジーを持っているのか?」
《何言ってるんですか。確かに回収したのはヴァニラさんですが、その後、現場責任者であるフォルテさんに、
ちゃんと渡してたじゃないですか!》
 ヴァニラが答える代わりに、その隣に置かれていたノーマッドが口を挟む。
「あれ? そうだったっけか?」
《まったく、アナタ方はどうしてそういい加減なんですか! ちょっとはヴァニラさんを見習って……》
「ああ、そうだ! 確かにアタシが預かったけど、任務完了の報告をする時、蘭花に預けたよな?」
「え、そうだったけ〜?」
《……無視かよ》
 ボヤくノーマッドを尻目に、蘭花は己の記憶を辿った。
「あ! 確かアタシが預かった後、ミルフィーユが見たいっていうから渡したわよね?アンタ、アレどうしたの?」
「え? ちゃんと持ってますよ〜って、あれ〜? どこに入れたんだっけ……」
 ミルフィーユは軍服のポケットをゴソゴソとまさぐった。
「あ、ここに置いたんだった〜。ハイ、どうぞ」
 満面の笑みを浮かべながら、ミルフィーユはテーブルに置いてあった瓶を差し出した。
 その瓶には『コショウ』と書いたラベルが貼ってあった。
「ミルフィーユ、それ『コショウ』って書いてあるけど……」
 何となく、イヤな予感を感じた蘭花は、冷たい目でミルフィーユを見つめる。
「ほえ? あ、そっちの瓶でした〜」
 状況が飲みこめていないミルフィーユは、のん気にフォルテが手にした瓶を指差した。
「ちょ、ちょっとミルフィーユ! アンタさっきコショウ取ってって頼んだ時、この瓶を渡したわよねぇ!」
「あ、間違えちゃいました〜」
「アンタねぇ! 前にもこんな事あったじゃないの!! どうしてくれんのよ! アタシ食べちゃったじゃない!!」
 蘭花は握り拳でミルフィーユの頭を挟みこむと、グリグリと折檻した。
「ふえ〜ん、わざとじゃないですぅ〜」
「わざとだったら、この程度で済むかーーーーーっ!!!!」
 さらに折檻を続ける蘭花に、ミントは冷ややかに声をかけた。
「でも、前回と違って、被害者は蘭花さんだけなのが不幸中の幸いですわね」
「ミント! アンタねぇ……」
「まあ、落ち着け蘭花。とりあえず、急いで帰って検査だ。
どんな影響が出るか判ったモンじゃないからな。ホラ、行くよ、みんな!」
 フォルテは自分のラーメンを一気にかきこむと、代金を支払って紋章機に乗り込んだ。
「ふえ? わたし、まだ食べ終わってません〜〜〜!」
「ミルフィーユさん、状況が判ってます?」
 ハンカチで口元をぬぐいながら、ミントも軽やかに紋章機へ戻る。
「ごちそうさまでした……」
《ああ、本当ならヴァニラさんは、感謝を込めてもっと味わって食べるというのに、
人騒がせな人たちのために、こんなに急いで食事をするなんて。ヴァニラさんが消化不良でも
起こしたらどうするつもりなんですか! まったく……》
「カキ込みご飯……」
 ぼやくノーマッドを抱え、ヴァニラもまた機内へ戻った。
「あぁん、待ってくださいよ〜」
 名残惜しげにラーメンを残し、ミルフィーユも慌てて追いかけてゆく。
『蘭花、早くしな!』
 クロノクリスタルを通して聞こえるフォルテの声に、蘭花はガックリと肩を落とした。
「なんでアタシだけ〜〜〜〜っ!! アタシって宇宙一不幸な美少女よ〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
 蘭花の魂の叫びをこだまさせ、エンジェル隊一同は基地への帰路を急いだ。
 数日後。
「調査の結果が出ましたわ」
 資料のファイルを抱えて、ミントがエンジェルルームに入ってきた。
 あれから急いで帰還したエンジェル隊は、大慌てでロストテクノロジーの調査を依頼し、
それと同時に蘭花に各種検査を受けさせた。
 検査の結果、身体的な変化は何一つ見られず、ひとまずはホッと胸を撫で下ろした蘭花で
あったが、ロストテクノロジーの正体が判らないうちは、安心出来ない。
「あ、アレって一体何だったの? アタシどうなっちゃうの!?」
 蘭花はあたふたとミントに駆け寄った。
「え〜っとですね。結論から申し上げれば、アレを使用した事により、肉体的な変化は
起こりませんわ。前のように透明になったりはしない、という事ですわね。ただ……」
「ただ、何よ? 勿体ぶらずに早く教えてよ!」
「ええ、アレは肉体ではなく、精神に作用するようですの。アレを摂取した人間は、
『ジェンダーリバース現象』を起こすらしいですわ」
「じぇ、じぇんだー……何だって?」
「『ジェンダーリバース現象』まあ、カンタンに言ってしまえば、アレを摂取した人間は、
物の見方や考え方が、男性化ないしは女性化してしまうという事ですわ」
「え〜と、つまり……?」
《つまりはですね、ロストテクノロジーの影響で、蘭花さんの精神が男性化するって事ですよ》
 察しの悪い蘭花に、ノーマッドが結論を述べる。
「それはアレかい。前にアタシがヒドイ目にあったロストテクノロジー箱みたいなモンかい?」
 フォルテは過去の嫌な記憶を甦らせながら言う。
「そうですわね。アレに近い物ですわ。あの時、フォルテさんは肉体が男性化しても、心は女性の
ままでしたが、今回はアレの逆バージョンだと思っていただければ」
「え〜、じゃあ、アタシ男になっちゃうワケ〜!? そんなのイヤ〜っ!!」
 蘭花は頭を抱えてさめざめと泣くと、キッとミルフィーユを睨み付ける。
「ミルフィーユ〜、アンタのせいでこんな事になったのよ〜っ!!」
「ふえ〜ん、ごめんなさ〜い。ケーキのイチゴあげますから、許してくださ〜い」
「アタシは子供か!?」
 蘭花は素早くミルフィーユが食べていたケーキからイチゴを奪って口に放り込むと、
再び握り拳でミルフィーユの頭を挟み、グリグリと折檻した。
 その様子を見ていたミントは、ふと何かに気付いた。
「でも、あんまり変わってるようには見えませんわね?」
「言われてみりゃあそうだなぁ」
 フォルテもミントの言葉に頷く。
「二人とも、それどういう意味!?」
 ミントたちの会話を耳ざとく聞きつけた蘭花はミルフィーユにヘッドロックをかけたまま、二人に詰め寄った。
「いや、だからさ。精神がオトコになってる割に、普段のアンタとあんまり変わらないと思ってさ」
「正直な所、違和感ゼロですわ」
「変わらぬ事は良き事かな……」
《アレですね。元々蘭花さんの精神は男っぽいというか、男そのものという事ですね。
これでアナタの言動がやたらに乱暴なのも説明がつきます。ヴァニラさんの爪の垢でも飲めば、
ちょっとは女らしくなれたというのに、つくづく愚かな人ですね、アナタは。あ、何をするんです!? 
うわぁぁぁぁぁぁっ!!》
 銀河の果てまで飛んで行け、といわんばかりの勢いでノーマッドを蹴飛ばし、
蘭花は力尽きたようにその場へ座り込んだ。
「やっぱりアタシってチョー不幸〜!」
 ミルフィーユへの折檻の手を止め、蘭花は再び泣き始めた。
 その蘭花の前へ、ヴァニラが歩を進める。
「何? ヴァニラ……」
「神のお告げがありました。すべてはあるがままに……。受け入れれば吉です。
それでは、お祈りの時間ですので……」
 そう言って壁際に転がったままのノーマッドを拾い上げると、ヴァニラは自室に向かった。

「受け入れられるかっての! ああ、わたしも神頼みでもしたい気分だわ……」
「まあ、前の透明化の時だって、時間が経てば元に戻ったんだし、大丈夫だって」
 さすがに憐れに思えてきたフォルテは、蘭花を元気づけようと、ことさら明るい口調で言う。
「だから心配すんなって。効果を消す方法だって研究してるんだからな」
「フォルテさぁん……」
「とりあえず、アタシらは定期パトロールに行ってくるから、アンタは休んどきな。
ミルフィーユ、オマエも残って書類の整理しときな。まだ終わってないんだろ?」
「え〜書類整理ですかぁ。……わかりました〜」
「よっし、行くよ、ミント」
「了解ですわ」
 フォルテはミントを伴い、紋章機の格納庫へと向かった。
 
 30分ほど経ち、少し落ち着きを取り戻した蘭花は、手持ち無沙汰なのもあり、ミルフィーユの書類整理の手伝いをしていた。
 そこへ、ウォルコットが姿を現した。
「おや? 蘭花さんとミルフィーユさんだけですか?」
「え、何〜ウォルコット中佐〜」
 蘭花は気だるげにウォルコットを見る。
「いえ、ちょっと急ぎの仕事が入りまして、今すぐ惑星スミッコまで行ってもらいたいのですが」
「え〜、惑星スミッコっていったら、銀河辺境のさらにヘンピな所じゃないですかぁ。
アタシ、ロストテクノロジーの影響で、大変な事になってるんですよ〜」
 膨れ顔で不平を述べる蘭花だが、ウォルコットもその辺りは飲みこめていた。
 蘭花に近付くと、そっと耳打ちする。
「事情は聞いています。ところで蘭花さん。惑星スミッコは、去年大型リゾート惑星になったのはご存知ですか?」
「へ? う、うん、話は聞いてるけど……」
「確かに遠い星なので、そうそう行く機会も無いでしょうが、紋章機ならひとっ飛びですよね?」
「それはそうだけど……中佐、何言って……」
「まあまあ、話は最後まで聞いてください。ロストテクノロジーで精神が男性化しているという事ですが、
もしかしたら女性的な心を持ち続ける事で、影響を打ち消す、あるいは対処法が見つかるまで、
効果を遅延させる事が出来るかもしれませんよ?」
「そうかなぁ……? そうだとしても、それと今度の仕事とどう関係あるのよ?」
「判りませんか? 場所はリゾート惑星です。お金持ちのイイ男がたくさんいるかも……」
「蘭花・フランボワーズ、ただちに惑星スミッコへ向かいまぁす」
 金と男に目が眩んだ時独特の甘ったるい声を発し、蘭花はエンジェルルームを飛び出した。
「あぁん、待ってくださいよ〜。わたしも行きます〜」
 その蘭花を慌てて追いかけるミルフィーユ。
 
 かくして蘭花とミルフィーユは惑星スミッコへ向かった。
 しかし、蘭花をはじめ、エンジェル隊の全員は気付いていなかった。
 蘭花にロストテクノロジーが作用するのは、これからだという事に……。

「え〜、もう終わり〜」
 蘭花は力いっぱい文句を言った。惑星スミッコに到着して早々、ミルフィーユの強運で、あっという間に仕事が片付いてしまったのだ。
「これじゃあ、イイ男と出会うヒマなんて無いじゃない……」
 ガックリと肩を落とし俯いた蘭花の視界に、一枚の紙片が飛びこんできた。
「何、これ? 福引券……? ああ、アレね」
 蘭花はすぐ近くにリゾート惑星には不釣合いな福引所があるのに気付いた。
「1等は……この星の高級ホテルに無料招待〜!? しかも、1週間!! ちょっと、ミルフィーユ!!」
 蘭花はすでに紋章機に乗り込もうとしていたミルフィーユを呼び寄せる。
「ほえ? 何ですか、蘭花さん?」
「アンタの強運の見せ所よ! この券で見事に1等をゲットしてきなさい!!」
「1等ですか? う〜ん、よく判りませんけど、判りました〜」
 ミルフィーユは福引券を受け取ると、お気楽に福引所へ向かった。すぐに当選を示す鐘の音が聞こえてくる。
「当たったの!?」
 蘭花は目を輝かせて、戻ってきたミルフィーユに詰め寄った。しかし、ミルフィーユは浮かない表情を浮かべていた。
「ふえ〜ん、ごめんなさ〜い。1等は当たらなかったですぅ」
「えーっ!? 肝心な時に役に立たないんだから! で、何が当たったの?」
 憮然として蘭花はミルフィーユに問う。
「1等じゃなくて、特等が当たったんですぅ」
「特等? まったく、それじゃ意味無いじゃない……って、特等!?」

蘭花は大慌てで賞品の一覧を見た。1等は高級ホテル1週間無料招待であったが、
なんと特等は『超』高級ホテル1週間無料招待であった!
「ミルフィーユぅ、アンタ偉い!!」
 感極まり、蘭花は思わずミルフィーユに抱きついた。
「え? 1等じゃないですよ?」
「そんなのイイの〜。さあ、行くわよ、ミルフィーユ!!」
 蘭花はミルフィーユの手から特等の目録を受け取り、踊るような軽やかな足取りでそのホテルへ向かった。

 さっそくチェックインを済ませた蘭花とミルフィーユは、ホテル最上階の高級スウィートルームへ通された。
 今まで見た事も無いような豪奢な部屋の造りに、蘭花は胸をときめかせた。
「もうサイッコー! こんなゴージャスなホテルで1週間も過ごせるなんて、蘭花幸せ〜」
 蘭花は思い切りよく、ベッドに飛び付いた。羽のようにフカフカなマットに身を沈め、ゴロゴロとベッドの上を転がった。
「ん〜キモチイイ〜。って、ミルフィーユ、何をそんな所で突っ立ってんのよ?」
 蘭花は居心地悪そうに立ったままのミルフィーユに声をかけた。
「あの〜ホントに連絡入れなくて良いんですかぁ?」
「あん? いいのいいの。元々、今回の仕事の期限も1週間なのよ。それが1日で終わって、その後すぐにホテルの無料招待が当たったんだから、
これはもう、神様がアタシたちにゆっくり羽を伸ばしなさいって言ってるも同然よ!」
 ベッドから身を起こした蘭花はそう言いきって、ルームサービスのメニューを手に取った。
「でも〜。やっぱりみんなに悪いですよ〜。帰りましょうよ〜」
「まったく、ヘンな所で真面目なんだから。ミルフィーユ、これを見なさい!」
 蘭花はメニューをミルフィーユの前に差し出す。そこには、色とりどりのお菓子の写真が掲載されていた。
「わぁ、おいしそう〜」
 ミルフィーユは目を輝かせて、その写真に見入った。
「このホテルのオリジナル日替わりデザート7種よ。これ、食べたくない?」
「食べたいです〜。全部おいしそう〜」
「これを全部食べようと思ったら、1週間このホテルに泊まらないとダメなのよ?で、ミルフィーユ。どぉぉぉぉぉしても帰りたい?」
「1週間、ゆっくりしていきましょう! 蘭花さん」
 満面の笑みでミルフィーユはホテル滞在に同意した。

「そうこなくっちゃ! ホラ、そんな所にいつまでも立ってないで、いい加減座ったら?」
「は〜い。うわぁ、ベッドもフカフカですぅ」
 先程までの居心地の悪さはどこへやら、ミルフィーユはベッドの上に座り込むと、メニューとにらめっこし始めた。
(まったく、扱いやすいんだから……)
 蘭花は再び寝転がり、見るともなしにミルフィーユの様子を窺った。
(…………あれ? ミルフィーユって……)
 蘭花は上半身を起こし、ミルフィーユの方へ向き直った。
「ミルフィーユ、ちょっとアタシの正面に立ってくれる?」
「へ? 何ですか?」
 ミルフィーユは不思議そうな表情を浮かべつつ、言われるままに蘭花の正面に立った。
「ミルフィーユ、アンタさぁ……何げにスタイル良いよねぇ……」
 蘭花はしげしげとミルフィーユを見つめた。
「アタシやフォルテさんほどじゃないけどさぁ、胸だって結構大きいし、腰なんかキュッてしまってるし、オシリの形もキレイだよねぇ……」
「え? え? な、何ですか? そんなにジロジロ見ないでくださいよぉ。恥ずかしいですぅ……」
 恥ずかしげに頬を赤らめ、ミルフィーユは少し後ずさった。
「何て言うかさぁ。アンタの制服って、身体のラインが出て、ミョーな色気があるのよねぇ」
 ミルフィーユの言葉など耳に入ってないように、なおも蘭花は舐めるように全身を眺め回した。
「アンタさぁ、何かダイエットとかしてる?」
「いえ、何もしてないですよ」
「あれだけ甘いモノ食べてる割に、アンタ太らないわよねぇ……」
 ネットリとした視線をミルフィーユの身体に這わせ、蘭花はゆっくりと立ち上がった。
「ほんと、イイ身体してるわぁ……」
 どこかうつろな目付きで蘭花はミルフィーユを見つめた。その手がミルフィーユの肩まで伸び、撫でるように腰の方へ動いてゆく。
「ら、蘭花さん!?」
「え? あ、ああ……」
 蘭花はハッと目を見開き、慌ててミルフィーユから離れた。
「あ、アタシお風呂入ってくるわ!」
 蘭花は取り繕うように言うと、急いでバスルームに駆け込んだ。
熱いシャワーを浴びながら、蘭花は今しがたの自分の行動を思い返していた。
(何、さっきの気持ちは……? ミルフィーユの事見てたら、アタマがボウっとしてきて、ヘンな気分になってきて……。
ヤダ、何でこんなにムラムラした気持ちになるの!?)
 蘭花は身体の奥から湧き上がってくる、熱い情欲のような気持ちを抑えようと、シャワーを湯から水へ切り替えた。
 冷たい水が火照った身体を冷ましてゆくが、心の中に生まれた熱い何かは冷える様子が無かった。
(落ち着くのよ、蘭花。リゾート惑星でゆっくり出来る事になって、気分がハイになってるだけ。
そうよ、別にアタシはミルフィーユに欲情してるワケじゃ……)
「あのぅ、蘭花さぁん……」
 懸命に頭を冷やそうとする蘭花に、ミルフィーユがバスルームの外から声をかけてきた。
「な、何、ミルフィーユ!?」
「あのぅ……大丈夫ですかぁ……?」
 扉越しに聞こえてくるミルフィーユの声は、どことなく心配そうな響きがあった。
「何だか様子がおかしかったし、わたし心配になって……」
「だ、大丈夫よ! こんなゴージャスなホテルで過ごせる事になって、テンションが上がっただけ! そ、そんな声出さないの!」
(そんな声出されたら……余計にムラムラしてくるじゃないの!!)
 扉に背を向けた状態でその声を聞いていた蘭花は、高鳴る胸の鼓動を抑え、あえていつもの調子で答えた。
「じゃあ、何ともないんですね? 良かったです〜」
 そのミルフィーユの声と共に、バスルームの扉が勢いよく開かれた。
 慌てて振り向いた蘭花が見た物、それはタオル1枚を身体に巻いただけで、あとは一糸纏わぬミルフィーユだった。
「な、なななななな、何やってんの!?」
 そのミルフィーユの姿に軽いパニックを起こした蘭花であったが、目を逸らす事が出来なかった。
「色々とお詫びも兼ねて、蘭花さんのお背中をお流ししようと思って」
 そう言いながら、ミルフィーユはにこやかに近付いてきた。
「い、い、いいわよ、別に!」
「遠慮しないでくださぁい。わたし、背中流すの上手なんですよぉ」
 なおも近付いてくるミルフィーユに、蘭花は何も考える事が出来なかった。
 ただ、心臓が早鐘のようにドキドキと鳴り続けていた。興奮により、吐息が荒くなってゆく。


「さあ、座ってください!」
 ミルフィーユの手が蘭花の肩に触れた。
 その瞬間、蘭花は「ひぃっ!?」と悲鳴を上げてしまった。
 ただ肩に触れられただけなのに、今まで感じた事もないような快感が全身を駆け巡った。
「ど、どうしたんですか!?」
 再びミルフィーユが心配気な声を出す。
「な、何でも! 何でも……ないの……」
 蘭花は必死に呼吸を整え、どこか虚ろな口調で答えた。
「ホントに大丈夫ですかぁ?」
「え、ええ! 大丈夫よ……。それじゃあ……アンタの好意に甘えるとするわ……」
 蘭花はそう言って風呂用の椅子に腰掛けた。
 その瞳には、暗い欲情の炎が燃え盛っているのに、ミルフィーユが気付くハズも無かった。


 その頃、エンジェル基地では、フォルテとミントがパトロールから戻ってきた所だった。
「うぉ〜い、帰ったぞ〜って、誰もいないのかい?」
 フォルテは誰もいないエンジェルルームを見回した。
 そこに再びウォルコットが入って来た。
「ああ、フォルテさん、ミントさん、おかえりなさい」
「中佐、蘭花とミルフィーユはどうしたんだい?」
「ああ、お二人なら……」
 ウォルコットは急ぎの仕事が入った事を、手短かに説明した。無論、リゾート惑星云々の話は伏せてあった。
うかつに話せば、彼女らも後を追いかけかねないからである。
「ふ〜ん。しかし中佐、蘭花のヤツ、よく承知したね。アイツの性格から、今の状態じゃまともに仕事しないと思ってたんだが」
「え、ま、まぁ……身体を動かしている方が気が紛れると思ったのでしょう。ア、アハハハ!
そ、そうそう、ミントさん! ロストテクノロジーに関する調査報告の追加データが来てますよ」
 ウォルコットは取り繕うように言いながら、上着のポケットからディスクを1枚取り出し、ミントに手渡した。
「それでは私、これから幹部会議がありますので」
 そう言い残して、ウォルコットは逃げるようにエンジェルルームを出て行った。
「な〜んかアヤシイねぇ……。あのジジィ、何か隠してやがるな」
 フォルテは疑わしげにウォルコットが出て行ったドアの方へ視線を向けた。
「まったくですわねぇ……アヤシイですわ」
 ミントは相槌をうちながら、渡されたデータに目を通した。
「あのロストテクノロジーの解析がさらに進んだようですわね。これで蘭花さんを元に戻す手立てが見つかると良いんですけど……あら?」
 データを検索していたミントは、不意に妙な声を挙げた。
「ん、どうしたい、ミント? 素っ頓狂な声出して」
「あら……あらあら〜これはビックリですわ」
 ミントは少し困ったような表情を浮かべ、データを眺める。
「何だい、何がどうしたって?」
「いえ、あのロストテクノロジーなんですけど……。蘭花さんに影響が出てるようには見えませんでしたわよね?」
「そうだなぁ。いつも通りっつうか、なんつうか……。それがどうした?」
「影響が出てる様子が見られなかった理由が判ったんですの。あのロストテクノロジー、まだ完全に作用してなかったんですわ」
「あん? どういう意味だい?」
 フォルテは怪訝そうな顔付きで、ミントの見ていたデータに目を通した。
「ん〜、このデータによると、アレが作用するには何らかのキッカケが必要って事みたいだな」
「そうですわ。具体的に言えば、性的興奮が引き金になるようです。それを誘発する為に、特殊なアドレナリンを分泌させ、
少しずつ興奮状態に持って行き、その……所謂『発情』させる事により、一気に精神を変調させるワケですわ」
「てコトはアレかい? あの時の蘭花は、まだ発情する前段階で、これからガツンと来るって事か」
「そうなりますわね。今頃は、一緒にいるミルフィーユさんに欲情しているかもしれませんわ」
 そのミントの言葉は、的確に蘭花たちの現状を捉えていたのであった。


「ありがとう、ミルフィーユ。とってもキモチ良かったわ……」
「えへへ〜、どういたしまして」
 蘭花の背中を流した事が喜ばれたようで、ミルフィーユは満面の笑みを浮かべていた。
「お礼に、今度はアタシがアンタの背中を流してあげるわ」
 蘭花は椅子から立ち上がり、ミルフィーユに座るよう促した。

「え? そんな〜、悪いですよぉ。元々お詫びのつもりだったんだし……」
「いいからいいから。ホラ、早く座って、タオル取りなさい」
 蘭花は半ば強引にミルフィーユを座らせ、その体を覆っていたタオルを取り去った。
 剥き出しになったミルフィーユの背中に、蘭花はゴクリと唾を飲み込む。
「じゃ、じゃあ、お願いします〜」
 これ以上固辞するのも失礼だと思ったか、ミルフィーユは胸元を隠しながら、蘭花の方を見た。
「ウフフ、と〜ってもキモチ良くしてあげるからね〜」
 蘭花は何やら怪しげな眼差しでミルフィーユの肌を見つめつつ、手に持ったタオルにボディソープを塗りつけ、ミルフィーユの背中を擦り始めた。
「あ、あ〜、そこキモチ良いです〜」
 背中を流されているミルフィーユは、のんきな声を上げる。背後では、その声に反応して、蘭花が舌舐めずりした事など、もちろん気付いていない。
「そんなにキモチ良い〜?」
「はい〜。蘭花さん、上手です〜」
「じゃあ、ついでに髪も洗ってあげるわ」
 蘭花はシャワーでミルフィーユの髪を濡らすと、シャンプーで優しく髪を洗い始めた。
「ふに〜、キモチ良いですぅ〜」
 ミルフィーユはうっとりとした声を上げた。
「そんなにキモチ良いの? だったら、こんなのはどう……?」
 蘭花は再びボディソープを泡立たせ、それを自分の体に塗りたくった。
 そして、ミルフィーユに抱きつくと、泡にまみれた豊かな乳房を、その背中に押し付けた。
「ひゃっ!? ら、蘭花さん!?何してるんですかぁ!?」
 シャンプーで視界を塞がれている時に、突然、背中に柔らかい物を押し付けられ、状況が判らないミルフィーユは軽いパニックを起こした。
「だぁ〜いじょうぶ、と〜ってもキモチ良い事してあげるだけだからね〜」
 言いながら、蘭花は密着させた体をクネクネと上下に動かし始めた。
「ひゃっ…ひゃあっ!? な、な、何か……ヘンな感じですぅ……」
 背中のラインに合わせて変型する乳房が背中を這い回る感触に、ミルフィーユは体の内からゾクゾクとした快感が湧き上がってくるのを感じていた。
「ひゃ、ひぃ……あ、あぁん……」
 固く突起した蘭花の乳首が背筋を撫でる度に、ミルフィーユの口から甘い呻き声が漏れ始めた。
「フフ〜ン、キモチ良いのぉ、ミルフィーユぅ〜」
 蘭花はミルフィーユの耳元に顔を寄せてそう囁き、耳朶にフ〜っと息を吹きかける。
「ひゃあんっ! ら、蘭花さぁん、やめてください!」
 ミルフィーユは身を捩って逃れようとするが、元より腕力で蘭花に勝てるはずもなく、体を動かす度に密着した乳房が背筋を刺激し、全身から力が抜けてゆく。
「アンタ、なかなか感度良いじゃない。こんなのはどう?」
 蘭花はミルフィーユの耳朶を甘噛みしつつ、ベロリと伸ばした舌先で、耳腔をコチョコチョとくすぐった。
「あ、ダメぇ……」
 ミルフィーユは蘭花の手を掴み、何とか振り解こうとするものの、簡単に手を払われた。
「ホラ、暴れないの! も〜っとキモチ良い事してあげるから……」
 蘭花は全身にまみれた泡を両手にたっぷりと付け、ミルフィーユの腹部にあてがった。そして、ゆっくりと撫で回しつつ、上の方へ手を移動させる。
「さあ、オッパイを洗ってあげるわね〜」
 蘭花はミルフィーユの乳房を撫で回し、やがて揉みしだき始めた。
「あ、やぁん……あふぅ……も、もう……やめて……くださぁい……」
 ミルフィーユは荒い吐息で哀願した。しかし、当然の事ながら、蘭花は許してくれはしない。
「"やめてください"なんて嘘つかないの。キモチ良いんでしょ〜。もっとしてほしいんでしょ〜」
「そ、そんな事……ないですぅ……こんなの……ヤですぅ……あ、あぁん……!」
 ミルフィーユは懸命に声を振り絞って蘭花の言葉を否定した。しかし、その愛撫により、快楽の喘ぎが出るのを止める事が出来ない。
「……ふぅん。だったら、なんでココがこんなにコリッコリなのかなぁ〜?」
 蘭花はわざとイジ悪い声を出し、ミルフィーユの乳首を摘みあげた。
「ひゃあっ!?」
「ホラホラ、乳首こんなにカタくして、キモチ良くないなんて言われてもね〜」
 蘭花は言いながらミルフィーユの乳首をコリコリと指で転がす。
「あ、あ、だ、だめぇ、そこ……ダメですぅ……」
 ミルフィーユはハァハァと息を弾ませ、蘭花の手を払おうとするが、まるで力が入らなかった。
 口では否定しつつも、ミルフィーユの身体はすでに蘭花の与える快楽を受け入れつつあった。


「コッチはどうかしら〜」
 蘭花は右手でミルフィーユの乳首を刺激しつつ、左手を下半身に伸ばし、その秘所に触れた。
「あ、だめぇ!!」
「や〜っぱり。もうグッチョグチョ〜。これ、お湯だけじゃないよねぇ。だ〜って、こんなにヌルヌルでネバネバ〜」
 蘭花はミルフィーユの髪にシャワーの湯を浴びせてシャンプーを落とすと、顔を拭いてやりながらも、その眼前に自らの左手を突き付けた。
「ホラ、見てみなさいよ。こんなにネバネバなんだから」
 蘭花は指と指の間で糸を引く愛液をミルフィーユに見せ付ける。
 ミルフィーユは真っ赤になって顔を背け、これ以上の愛撫から逃れようとするように、身体を丸めた。
「も〜、まだ認めないワケ〜。アンタ、感じてるんでしょ〜? ホォラ!」
 蘭花は自分も椅子に腰を下ろすと、強引にミルフィーユの上半身を上げさせ、右手で乳首を転がした。
「乳首もコリッコリでぇ……」
 蘭花はスラリとした両足をミルフィーユの足に絡め、無理やり大股開きの格好をさせた。
「うわぁ、クリトリスもカッチカチじゃない。これで感じてないなんて、絶対にウ・ソ!」
 蘭花は固く勃起したクリトリスを指の腹でこねくり回した。
 そして再び身体を密着させ、乳房で背中を刺激しつつ、歯と舌で耳を責める。
「あ……や、やぁ……あ、あふぅん……あ、あはぁっ!」
 背筋と耳と乳首とクリトリスを同時に刺激され、ミルフィーユは甘ったるい喘ぎ声を上げ始めた。
「ら、蘭花さぁん、わたし、わたし……あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 ミルフィーユは押し寄せるアクメの波に一際大きな喘ぎを上げ、そのまま絶頂を迎えた。
「あ……あぁ…………」
 ミルフィーユはグッタリとバスルームの床に横たわった。
「アハァ、イっちゃったんだ〜。カワイイわぁ〜」
 蘭花は横たわったミルフィーユに手を伸ばした。しかし、弱々しいながら、ミルフィーユはその手を払った。
「ミルフィーユ……?」







「やぁ! もうヤですぅ! わたし、もう帰りますぅ!!」
 ミルフィーユはキッと蘭花を睨み付けた。良く見ると、羞恥に染まったその顔は、うっすらと涙ぐんでいた。
「こんな、こんな事する人だなんて思わなかったです!」
 ミルフィーユは叫びながら、シクシクと泣き始めた。
「ミルフィーユ……」
 さすがに可哀想な気持ちになった蘭花はミルフィーユに触れようとするが、イヤイヤをするようにミルフィーユは身体を捩った。
「触らないでください! イジワルする蘭花さんなんかキライですぅ!!」
「そう……。でも、アタシは好きよ。ミルフィーユの事」
「え……?」
 蘭花の言葉に、ミルフィーユは一瞬、虚を突かれた。
「好きだからイジワルもしちゃうの」
 蘭花はミルフィーユの髪を愛おしそうに撫でた。
「好きよ、ミルフィーユ……」
「!?」
 蘭花はそっとミルフィーユと唇を重ねた。驚いたミルフィーユは逃れようとするが、ガッチリと抱きしめられて、放れる事が出来なかった。
「んん……ん……」
 蘭花は舌を伸ばし、ミルフィーユのそれを絡めとった。
「んん!?」
 口内で蠢く蘭花の舌に、ミルフィーユの思考は次第に麻痺していった。歯の裏をなぞられたかと思うと、激しく舌をスロートされ、また舌と舌を絡めあう。
 蘭花の舌の動きに合わせ、ミルフィーユの身体はビクビクと震えた。
「んふぅ……」
 徐々にミルフィーユの身体から力が抜けていくのを感じ、蘭花は唇を貪りながら、その瞳に満足そうな光を湛えた。
「ふぉら、飲みなはぁい」
 唇を重ねあったまま蘭花はそう言うと、ミルフィーユの口内にタップリと溜めた唾液を流し込んだ。
「ん!? んん……んぐ……んん……」
 ミルフィーユは一瞬口中に流れこんできた唾液に戸惑ったが、咽喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
 この瞬間、蘭花はミルフィーユが『堕ちた』事を確信した。そっと唇を放した。舌と舌の間に唾液のブリッジが出来る。
 ミルフィーユは半ば呆然とした、どこか陶酔したような眼差しで蘭花を見つめた。

「……ミルフィーユ、まだアタシの事嫌い?」
 蘭花の問いに、ミルフィーユはゆっくりと首を横に振った。
「うれしいわぁ。ミルフィーユ、好きよ」
「わたしも……ですぅ……」
「じゃあ、もっとキモチ良い事したい?」
「はい……もっと……キモチ良くしてくださぁい……」
 そのミルフィーユの言葉に満足した蘭花は、再び舌を絡めあう、愛欲の口付けを交し合った。

 蘭花とミルフィーユは一糸纏わぬ姿のままバスルームを出て、そのままもつれるようにベッドに倒れこんだ。
「ウフフ、ミルフィーユ好きよ、大好き……」
 蘭花は唇を重ね、ミルフィーユの口内に舌を差し込んだ。ミルフィーユも舌を伸ばし、貪るように絡めあう。
「ん……んふぅ……んあ……」
 二人はお互いの口内を舐め回し、舌を吸い、唾液をすすり合った。その間にも、蘭花の両手はミルフィーユの全身を愛撫する。
「ああ……」
 甘い声を上げ、ミルフィーユが喘いだ。蘭花のしなやかな指が、ミルフィーユの性感帯を刺激し続ける。
「あぁん、蘭花さぁん……」
 ミルフィーユは潤んだ瞳で蘭花を見つめ、その形もボリュームも申し分無いバストに手を伸ばした。
「あら、ミルフィーユ。アタシをキモチ良くしてくれるの?」
「はい……蘭花さんも……キモチ良くなってください……」
 ミルフィーユは固く勃起した蘭花の乳首を指で挟み、コリコリと転がした。
「あはぁ……イイわぁ、ミルフィーユ……。もっとコリコリしてぇ」
 蘭花は押し付けるように乳房を密着させつつ、ミルフィーユの下半身に手を伸ばした。
「さぁて、ココの具合はどうかしら? やっぱり指1本でもキツキツなのかなぁ〜?」
 蘭花はゆっくりとクレバスに沿って指を動かした。
「あ、ら、蘭花さぁん……」
「大丈夫よ。優し〜くしてあげるから」
 愛おしげな眼差しで笑みを浮かべ、蘭花は中指をクレバスの中央に押し当てると、ゆっくりと挿入し始めた。

「初めてだとちょっと痛いかもしれないけど、心配しなくていいわよ……」
 蘭花は少しづつ指をミルフィーユの膣内に挿入してゆく。しかし、ここで蘭花は予想外の事態に直面した。指が何の抵抗も無く飲み込まれてゆくのだ。
「え? ウソ……」
 あっという間に指は根元まで入ってしまった。
「え? え? 何で……」
 蘭花は一度指を抜き、今度は人差し指と中指を並べ、再びミルフィーユの膣内に挿入した。今度も苦も無く飲み込まれてゆく。
「な、な、何で……まさか!?」
 蘭花は驚愕の表情を浮かべ、ミルフィーユの顔を見る。
 当のミルフィーユは快感に頬を上気させて、指を噛んで声を押し殺していた。
「ミルフィーユ……アンタ、まさか…………経験済み?」
 蘭花は恐る恐る訊ねる。
「ほえ? ハイ、経験ありますよ」
 ミルフィーユは事も無げにサラリと言い放った。蘭花は驚愕と絶望に思わず脱力した。
「あん、蘭花さぁん、途中でやめちゃヤですぅ〜」
 ミルフィーユはトロンとした目付きで蘭花におねだりをする。しかし、蘭花は呆然とミルフィーユを見つめ返し、何やらブツブツと呟くだけだった。
「蘭花、さん……?」
 さすがに蘭花の様子がおかしいのに気付いたミルフィーユは、体を起こし、おっかなびっくり蘭花の口元に耳を近付けた。
「経験済みだなんて……経験済みだなんて……許せない、許せない、許せない……」
 蘭花は呪文を唱えるようにそう繰り返していた。
「えと、蘭花さん……」
 ミルフィーユはそっと蘭花の肩に手を置いた。瞬間、弾かれたように蘭花はミルフィーユを睨みつけた。
「許せない!」
 蘭花はミルフィーユを突き飛ばし、ベッドの上で押さえつけた。
「や! 痛いですぅ!」
「うるさい! この淫乱女!!」
 蘭花はそう叫び、ミルフィーユの頬を張った。
突然の張り手にミルフィーユは一瞬恐怖の表情を浮かべたが、それはすぐに驚愕に変わった。
相変わらず蘭花はミルフィーユを押さえつけたまま睨みつけているが、その眼には大粒の涙が浮かんでいた。
「アンタの処女は、アタシがもらうつもりだったのに……こんなのあんまりよぉ。ミルフィーユの事好きだから、アンタの初めての人になりたかったのに……」
 ミルフィーユの腕を掴んでいる蘭花の手がガクガクと震えていた。
「蘭花さん……」
 ミルフィーユはそんな蘭花を見つめる事しか出来なかった。
「アタシのバージンもミルフィーユにあげても良いって思ってた。
なのに……アンタはどこの馬の骨とも知れない男と、とっくの昔に経験済みだなんて……」
 蘭花は再び強い調子でミルフィーユを睨みつけ、髪飾りのロープで素早くその両手を縛りつけた。
「や、やだ! 蘭花さんほどいてくださ〜い!」
「ダメよ! こうなったら、アンタなんかメチャクチャに犯してやる!」
 蘭花はミルフィーユの両足を抱え上げ、無理やりまんぐり返しのポーズを取らせた。
「あぁん、こんなカッコ恥ずかしいですぅ〜!」
 ミルフィーユはバタバタともがいて元の姿勢に戻ろうとするが、ガッチリと押さえつけられ、それもままならなかった。
「暴れるな! ……ったく、アンタみたいな尻軽女、どうせコッチの穴でもハメまくってるんでしょうね!」
 蘭花はペロリと中指を舐めると、ミルフィーユの呼吸に合わせてヒクヒクとうごめく菊門に根元まで一気に挿入した。
「痛いっ!」
 ミルフィーユは突然の裂けるような痛みに、思わず悲鳴を上げた。
「あら?」
 蘭花は一度指を引き抜き、再び挿入し、かき回すように指を動かす。
「痛いっ! 痛ぁい! やだ、そこは……やですぅ! 痛っ、指、抜いてくださ〜い!」
「ミルフィーユ……コッチは処女なの?」
「当たり前じゃないですかぁ!」
 その言葉を聞いた瞬間、蘭花の表情から険が取れ、代わりに何とも形容し難い笑みが浮かんだ。
「そ〜なんだぁ〜。コッチは処女なんだぁ〜」
 蘭花は指を引き抜くと、ミルフィーユの背中の方に回り、その菊門にそっと口付けした。
「ら、蘭花さん!?」
「だったら、コッチの処女はアタシがもらっちゃお〜っと!」
 蘭花は淫蕩な笑みを浮かべながら舌を伸ばし、ミルフィーユのアヌスを舐め始めた。


「ひゃあっ!? いやぁ! そ、そんな汚い所舐めちゃダメですぅ!!」
「汚くなんかないわよ。ミルフィーユのオシリの穴、と〜ってもオイシイわぁ」
 蘭花は舌先でくすぐるように、菊門の皺を1本1本伸ばすように、ミルフィーユのアヌスを弄んだ。
 チラリとミルフィーユの表情を窺うと、うっすらと涙を浮かべ、真っ赤になって耐えている。
 そんな様子がますます蘭花の心を燃え上がらせ、夢中になってアヌスを貪り続けた。
 そして舌に加えて、右手でアヌスを、左手でヴァギナを同時に責め始めた。
「やぁ……あはぁ、ダメ、ですぅ……オシリは……ヤですぅ……あはぁん!」
 最初はただただ苦痛に耐えるようなミルフィーユの表情に、少しづつ悦楽の相が浮かびだした。
 次第に肌が上気し、呼吸が荒くなってくる。
「あらぁ? ミルフィーユ、もしかしてオシリがキモチ良くなってきたんじゃないのぉ?」
「そ、そんな事……ないですぅ……あぁん!」
 ミルフィーユは言いながら背筋を反らせた。
「ふぅん。その割には、イイ反応じゃない。ホラ、指が2本になってるの気付いてる?」
 蘭花は菊門に挿入している人差し指と中指をグリグリと動かした。
「あぁ! やぁん、あはぁ……あぁぁん!!」
 ミルフィーユはアヌスを裂く痛みに変わり、全身を巡るゾクゾクとした快感に声を上げた。
「そろそろイイわね〜。それじゃあ、いっただっきまぁ〜す」
 蘭花はミルフィーユを四つんばいの姿勢にさせ、もう一つの髪飾りを外した。
 筒状の部分を伸ばして『錘』にすると、持ち手の方を丹念に舐め回した。
 タップリと唾液にまみれさせると、蘭花はそれをミルフィーユの菊門に押し当てた。
「ホラ、力抜きなさい。あんまり力むと裂けるわよ」
 蘭花はゆっくりと錘をミルフィーユのアヌスに挿入し始めた。
「や! 痛い! ダメ! やめ、やめてください!」
 ミルフィーユは明らかに指2本よりも太い棒の侵入に、再び悲鳴を上げた。
「そんな事言っても、ドンドン入っていくわよ? ほぉら、もう半分入っちゃった」
 蘭花は半分方飲み込まれた錘を満足気に眺め、残りの部分を股に挟み込んだ。
「うふふ、ここからが本番よ」
 蘭花は不敵な笑みを浮かべ、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ひっ!?」
 蘭花の腰の動きに合わせ、静かに出入りする錘の感触に、ミルフィーユはパニックに陥った。
「どんどん激しくするからね!」
 蘭花はそう宣言し、徐々に腰の動きを早くしだした。
「あ、や、やぁ! 痛っ! う、動かない、で……痛っ、痛いっ! あぁん!!」
 ミルフィーユは段々と速度を増すピストンに悲鳴を上げ続けた。しかし、その声に興奮した蘭花は、スピードを緩めるどころか、益々腰を振る速度を上げる。
「やぁ、あぁん、あふぅ……あ、あ、あぁ……」
「んふふ〜甘ぁ〜い声が出始めたわよぉ。キモチ良くなってきたのね?」
「そ、そんな事……んむぅ……」
 ミルフィーユはベッドのシーツを噛み、喘ぎ声が出そうになるのを懸命に堪えた。確かに痛みが和らぎ、再び快感の波が体を包みだしていた。
「正直に言わないと……こうよ!」
 蘭花は一層腰を激しく動かし、前後のピストンにくねりを交え、ミルフィーユの菊門をゴリゴリとかき回した。
「ひっ!やぁ、あふぅ、あぁん、あ、く……イ…い……」
 ミルフィーユの口から喘ぎが漏れ始める。蘭花はその瞬間を待っていたように腰を止め、股に挟んだまま錘を引き抜いた。
「ひゃ!? え、な、なんで……?」
 ミルフィーユは赤く頬を染めた顔で蘭花を見上げた。
「ん? 何でやめるかって? だって、キモチ良くないんでしょう? だったら、もうイイかなぁ〜って」
「そ、そんな!」
 ミルフィーユは縋るような眼差しで蘭花を見つめる。
「あらぁ〜もしかして、もっとオシリの穴に突っ込んでほしいのぉ〜?」
 蘭花は意地悪く言い放った。
「そ、それは……」
 ミルフィーユは羞恥の表情を浮かべて口篭る。
「ホラ、やっぱりオシリはイヤなんでしょう? だから、もう終わり!」
 蘭花はそう言って足を開き錘を挟むのを止め、ミルフィーユの腕を縛っていたロープを解いた。
「おフロ入り直そぉ〜っと」
 わざとらしく大声で言い、蘭花はミルフィーユに背を向けた。
「ま、待ってください!」
 ミルフィーユが慌ててその背に声をかけた。
「何〜、どうしたのよ?」
 気の無い風を装い、蘭花はもったいつけて振り返る。
「……して、ください」
 真っ赤になって俯くミルフィーユの口から、弱々しい呟きが漏れた。
「え、何?聞こえな〜い」
 蘭花は勝ち誇ったような笑みで耳に手を当てる。
「もっと……してください……」
「え〜、何を〜? もっと大きな声で言ってみなさいよ」
 なおもとぼける蘭花に、ミルフィーユは切なげな視線を送り、小さく囁いた。
「もっと、その……オシリを……」
「だ・か・ら! どうして欲しいか、もっと大きな声でおねだりしなさいって言ってるの!」
 蘭花の言葉に、ミルフィーユは全身を震わせてベッドにうつ伏せ、腰だけを上げて尻を突き出すポーズを取った。
 そして、両手で尻朶を掴み、力いっぱい左右に押し開いた。
「わ、わた…しのオシリ……蘭花さんの、その太いので……もっと、かき回して……キモチ良く、して……ください!!」
「はぁい、良く言えましたぁ〜」
 蘭花は足元に転がる錘を拾い上げ、ミルフィーユのアヌスにもう一度押し当てた。
「それじゃあ、望み通りにもっとしてアゲル。ミルフィーユのオシリの穴、ガバガバになるまでしちゃうんだから!」
 蘭花は一気に錘をアヌスにねじ込んだ。
「ひゃあっ!」
 ミルフィーユはビクリと体を震わせ、悲鳴に似た声を上げた。しかし、その声は先刻までの苦痛に満ちた物ではなく、明らかに快感を伴った声であった。
「一度ほぐれただけあって、今度はアッサリ飲み込んだじゃない。それじゃあ、イっクわよ〜」
 蘭花は錘を股に挟み、ゆっくりと腰をスライドさせ始めた。
「あ……あぁん……あン、んん……」
 ミルフィーユはその動きに合わせて小さな喘ぎをあげる。
「キモチ良い、ミルフィーユ?」
「イイ、ですぅ……あふぅん!」
「もっと激しいのがイイ?」
「もっと……激しく……」
「こんなのかしら?」
 蘭花はミルフィーユの腰をガッチリ掴むと、ピストン速度を一気にアップした。



「あ! あぁ! あ、やぁ、あぁん!」
 菊門を突く動きが激しさを増し、ミルフィーユの喘ぎ声も自然と大きくなってゆく。
「あ、あぁん、オ、オシリ……スゴイ……」
 ミルフィーユは全身を巡る快感の波に、自然と腰をクネらせ始めた。
「あぁん、蘭花さぁん、もっとぉ……」
 切なげな声を出しながら、白いヒップをクネクネと動かすミルフィーユに、蘭花は更なる欲情を覚えた。
「オシリでこんなに感じちゃうなんて、ホントいやらしいんだから!」
 蘭花もまた、ピストンしながらも、8の字を描くように腰をクネらせる。
「あぁ! 蘭花さん、それイイですぅ! オシリが……開いちゃうぅ〜」
 ミルフィーユは押し寄せるアクメの波に抗う事なく、感じるがままに身を任せた。
「ああ、イク! イキます! わたし、わたし……オシリで……」
「あ、アタシも……錘がアソコに食い込んで……クリが擦れて……」
 ミルフィーユと蘭花は、お互いに頬を上気させ、体中を駆ける快楽にハァハァと呼吸を荒くする。
「イクぅぅぅぅぅぅっ!!」
「イッちゃうぅぅぅっ!!」
 二人は全身を震わせ、同時にアクメに達した。頭の中が真っ白になり、一瞬、息が止まったかと思うと、すさまじい快感の奔流に悦びの声を上げた。
「あ……あぁ……」
「あはぁ……はぁ……」
 錘がミルフィーユから抜け、蘭花の股間から転がり落ちる。そのまま二人はもつれるようにベッドに倒れ込んだ。しばらくは肩で息をして、
グッタリと横たわっていたが、やがてミルフィーユが体を起こし、荒い呼吸を整えている蘭花に口付けし、舌を絡めあった。
「蘭花さぁん、もっとぉ……」
「ウフフ、ホントにスケベなんだから……。ま、アタシもこの程度で終わらせるつもりはないけどね〜。身の心もアタシの奴隷になるまで、犯してア・ゲ・ル」
 蘭花はもう一度ミルフィーユを四つんばいの姿勢にさせると、錘を拾い上げ、再びアヌスに押し当てた。ただし、今度は持ち手の方ではなく、先の太い方を挿入しようとする。

「今度はコッチの方よ。ちょっとキツイけど、ガマンしなさいよ」
「え? ちょ、ちょっと、蘭花さん!? そ、そんな太いのは無理ですぅ〜!」
「だ〜いじょうぶ、ミルフィーユのエッチなオシリの穴なら、これぐらいカンタンに飲み込むって」
「あ、ダメ! 裂けちゃう! あ、あ、あはぁぁぁん……」
「ホ〜ラ、入ったじゃない……。このまま、明日の朝まで続けるからね……」
 蘭花は錘を股に挟み、腰を振り始めた…………。

 翌日。
「ん、んん……」
 蘭花は窓から差し込む朝の光で目を覚ました。
「アレ?アタシ何でハダカなの……? 確かお風呂入ってて……って、ええ!?」
 蘭花はすぐ隣に同じく全裸で眠っているミルフィーユの姿に、驚愕の声を上げた。
「え? あ、アタシゆうべ何したの? あ……ああっ!!」
 途端に昨夜の記憶が蘇る。蘭花は真っ赤になって、ミルフィーユの寝顔を見つめた。
(あ、アタシ、ゆうべミルフィーユと……)
 蘭花の動揺する気配を感じたのか、ミルフィーユが目を覚ます。
「あ、蘭花さん、おはようございますぅ」
 少し寝ぼけまなこで挨拶するミルフィーユ。
「お、おはよう。さ、さ〜て、シャワーでも浴びよう〜っと」
 急いでベッドから離れようとする蘭花の手をミルフィーユが掴む。そして、そのまま背後から抱きついた。
「おフロ入るのなら、一緒に入りましょうよ〜。また昨日みたいにカワイがってくださぁい」
 ミルフィーユは蘭花の耳朶を甘噛みし、耳腔を舌でくすぐりながら、甘ったるい声で囁いた。
「ひゃあっ!? み、ミルフィーユ、ちょっと待って! ゆうべの事は、何かの間違いなのよ!
そ、そう! あのロストテクノロジーのせいで……」
「そんなの関係ないですぅ。わたし、昨日、蘭花さんの恋人になるって誓ったじゃないですかぁ。
わたしの体、隅から隅まで貪っておいて、間違いなんてダメです! わたし、もう蘭花さん無しでは生きられません!」
 強い調子で言い放ち、ミルフィーユは蘭花の体を強引にベッドに引き寄せた。

 
 
「そうだ! 今日はわたしが蘭花さんにいっぱいキモチイイ事してあげますね! ゆうべ蘭花さんがしてくれたみたいに、
胸もアソコもオシリも、い〜〜〜っぱいキモチよくなってくださいね!」
「ま、待ってミルフィーユ! あ、やめ…あ、あ、あぁぁぁぁん!」
 
 その日は一日中、蘭花の甘い喘ぎ声が部屋を満たし続けたのであった……。

 それから一週間が過ぎ、蘭花とミルフィーユは何事も無いかのように戻って来た。その後の調査により、
例のロストテクノロジーは発動に時間がかかる上、人によっては効果を発揮しない事が確認された。
 また、発動しても12時間ほどで効果が消失する事も判明した。
 フォルテやミントの追求に、蘭花とミルフィーユは口を揃えて「何も無かった」と言い続けた。本人達がそう言っている以上、
エンジェル隊の面々も、それ以上ツッコむ事はしなかった。
 かくして、問題のロストテクノロジーは、実用性・危険レベルの低さから、エンジェル基地の倉庫に入れられ管理される事になったのであった。

 それから数日が経った。
「しっかし、あのロストテクノロジーは一体何だったんだ……」
 エンジェル基地の廊下をミントと並んで歩いていたフォルテは、不意にそうつぶやいた。
「は? 何の事ですの……?」
「いや、な。昨日、例のロストテクノロジーがコッチに戻って来ただろ?」
「ああ、アレですか。アレは……とどのつまりは『惚れ薬』ですわ」
「惚れ薬〜?」
 ミントの言に、フォルテは頓狂な声を上げた。
「ええ、少し気になったので、調査データは引き続き送ってもらっていたのですが、
調べてみた結果、アレは同性に作用する惚れ薬の一種だと判ったんですの」
「同性に作用? どういう事だ?」
 フォルテの疑問に、ミントは少し思案顔になった。
「つまり……。例えばですが、フォルテさんは恋人として付き合うとしたら、ウォルコット中佐とメアリー中佐、どちらが良ろしいですか?」
「あん? そんなのどっちもゴメンに決まってるだろ」
 いきなりのミントの言葉にフォルテは怪訝な表情を浮かべた。
「例えば、の話ですわ」
「ん〜、それなら、ウォルコット中佐かねぇ……。アタシはそっちの趣味は無いからね」
「普通そうですわね。女性なら男性を、男性なら女性を恋人にしたいと考える物ですわ」
「当たり前だろ。そういう趣味のやつもいるんだろうけど……。ん? 待てよ……。なるほど、そういう事か……」
 フォルテは得心がいったという表情で、一人頷いた。
「そういう事ですわ。アレは同性愛者がノーマルな性嗜好を持った人を、その……
手篭めにするための薬だったようですの」
「男なら男に、女なら女に、欲情するよう精神を変調させれば、どんなにカタいヤツでも、落とすのはカンタンってワケか」
「あとは、既成事実を作ってしまうなり、快楽に溺れさせるなりすれば、容易く自分の物に出来る、というワケですわね」
「ゾッとする話だねぇ……」
 フォルテは両肩を抱えるようにして、体を震わせた。
「個人的には、処分してしまうべきだとは思いますが……アレもロストテクノロジーには変わりないわけですし、そうもいかないのでしょうねぇ」
 ミントは小さくため息をつく。
「まあ、ココで保存してる限りは大丈夫だろう。何ってたって、アタシらがいるんだ。エンジェル隊を敵にしてまで、惚れ薬なんぞを盗みに来るヤツもいねぇさ」
「そう……ですわね」
「ん? 何だか歯切れが悪いねぇ」
「いえ、別に……。あ、それではワタクシはコチラに用がありますので」
 ミントはいつもと変わらぬ柔らかい笑顔でフォルテと別れた。
(アナタ方がいらっしゃるから、不安なのですが……)
 心の中でもう一度ため息を付き、ミントは資料室の扉をくぐった。

 1時間後。
「ミントさ〜ん!」
「ミルフィーユさん、どうかなさいまして?」
 仕事の資料を提出し、自室に戻る途中であったミントは、ミルフィーユに声をかけられた。
「今、蘭花さんとわたしの部屋でお茶してたんですけど、ミントさんも一緒にお茶飲みませんか?」

「お茶ですか? ……そうですわね、お仕事も一段落した事ですし、お呼ばれいたしますわ」
 ミントはニッコリ微笑んで、ミルフィーユと連れ立って足を進めた。
「ミントさん、これ食べてみてください」
 歩きながらミルフィーユはミントに紙包みを手渡した。中にはハート型のクッキーが入っていた。
 焼きたてなのか、食欲を誘う香ばしい香りが漂ってくる。
「あら、おいしそう。それではいただきますわ」
 ミントは包みから一つクッキーを取り出し、口に運んだ。
「ん〜、おいしいですわ。変わったお味ですけど、何か入ってますの?」
「ハイ、隠し味に『コショウ』を使ってみたんです」
「コショウ、ですの……」
 その単語に何か引っ掛かりを感じたミントは、思わずミルフィーユの顔を見上げた。
 ミルフィーユは、いつものお気楽な笑顔を浮かべているだけであった。
「そういえば、この間のロストテクノロジーの資料、わたしも見たんです。アレって、人為的に興奮状態にすれば、
効果発動の時間を短縮出来るらしいですね」
「そんなデータが出てましたわね。それが……どうかしましたの?」
「いえ、別に。ハイ、着きました〜」
 話している間にミルフィーユの部屋の前まで到着したが、ミントは何となく身の危険を感じていた。
「あ、あの。ワタクシ用事を思い出しましたわ!お茶はまたの機会に……」
「どうぞ、入ってくださぁ〜い」
 辞去の言葉が耳に入ってないように、ミルフィーユは強引にミントを部屋の中に押し込んだ。
「ちょ、ちょっと、ミルフィーユさん!? ……え!?」
 部屋の中に入ったミントは、そこに思いがけない物を見た。
「ら、蘭花、さん……?」
 ミントの眼前に、蘭花の姿があった。しかし、その姿は普通ではない。
 縛られた腕を天井から吊られ、足は大股開きの姿勢で棒に固定され、その状態で椅子に座らされていた。
 はだけられた乳首とクリトリスに蠕動するローターが貼り付けられ、アヌスには太いバイブが挿入されている。
 目隠しとボールギャグを付けられ、体をビクビクと震わせている蘭花に、ミントは言葉を失った。
「今日はわたしが責める番なんです……」
 ミルフィーユがつぶやきながらドアをロックした。
「昨日は蘭花さん、もっとスゴイ事をわたしにしてくれたんです。ミントさんも仲間に入りませんか?」
 完全にイッてしまった、ドロリと濁った目でミルフィーユはミントを見つめた。
「ちょ、ちょっと待ってくださいまし! わ、わたくし、そっちの趣味は……」
 あとずさるミントに、ミルフィーユはジワジワと近付く。
「大丈夫ですよ、さっき食べたクッキー、コレがた〜くさん入ってますから……」
 ミルフィーユの手に、胡椒のような物が入った小瓶が握られていた。
「そ、それは……」
「ハイ、倉庫から借りてきちゃいましたぁ。コレってスゴイんです。瓶に増殖装置が付いていて、少しでも中身が残っていたら、
元の量に戻るんですよ? わたしと蘭花さんで試したんです」
 ミルフィーユは蘭花の目隠しを外し、ボールギャグから滴る唾液を舐め取った。
「それじゃあ、蘭花さんはそこでわたしがミントさんと愛し合う所を見ていてくださいね。今日の責めは、放置プレイで〜す」
 そう言ってミルフィーユは目の前の事態に対応出来ず、棒立ちになっているミントをベッドに押し倒した。
「あ、嫌! は、放してください!」
 我に返ったミントは体を捩って抵抗した。しかし、ガッチリとミルフィーユに押さえつけられ、逃れる事は出来ない。
「ミントさんも、きっとこのロストテクノロジーが気に入りますよ……」
 ミルフィーユはロストテクノロジーの粉末を舌に乗せ、口移しで強引にそれをミントに飲ませた。
「あ、あぁ……」
 口内で蠢くミルフィーユの舌に、ミントは徐々に体の力を抜いていった。
「アハ、おとなしくなりましたね? ミントさん、いっぱいキモチイイ事してあげますね。あ、蘭花さん、そんな目で見てもダメです。
今日は見てるだけですよ。でも、今日ジラした分、明日はいっぱいイジめてくださいネ……」
 とびっきりの淫靡な笑みを蘭花に向けると、ミルフィーユはベッドの上でグッタリしているミントに覆いかぶさった。
「あ、いや……ミルフィーユさん…やめてくださ……んむぅ!?」
 懇願するミントの唇を、ミルフィーユのそれが塞ぐ。



「ん! んんっ!? んむ、んんーっ!!」
 ミントは必死に悲鳴を上げるが、唇を強く吸われて、かすかな呻きが漏れるばかりであった。
 口内で蠢くミルフィーユの舌がミントの舌を絡め取り、その呻きすらも次第に消えていく。
 たっぷりと唾液をミントの口内に流し込んでから、ミルフィーユはようやく唇を放した。
「どうですか〜ミントさん。そろそろ効いてきました?」
 ミルフィーユがいつもと変わらぬ笑顔で問いかける。
 だが、ミントは思考に霞がかかったようになり、言葉を発する事が出来なかった。
(何か……おかしいですわ……身体が……熱い…………)
 ミントは段々と上がっていく体温に、ハァハァと荒い息をついた。
 全身に力が入らず、ただ潤んだ瞳でミルフィーユを見上げる。
「ミントさん……そんな目で見ちゃダメですぅ。そんな顔されたら、わたし……すっごく興奮して、ミントさんの事、
メチャクチャにしちゃいそう……。ああ、もうガマン出来ません!」
 ミルフィーユは再び唇を塞ぎ、その手をミントの乳房に這わせた。
 ほとんど膨らみの無い、かすかな双丘を揉みしだき、その舌が唇から耳の方へ移動する。
「あ! い、いや! やめてくださいまし……あっ!」
 耳腔をくすぐるミルフィーユの舌に、ミントはビクビクと体を震わせた。
「キモチイイですか、ミントさん?」
 ミルフィーユは耳から首筋に舌を這わせ、チロチロと舐め回し始める。
「あ、ああっ! あ、いやっ、あはぁ、あん、あぁん……」
 ミントの口から、小さい喘ぎが漏れ出した。ゾクゾクとする快感に合わせるように、
彼女のトレードマークとも言えるウサギ耳がピコピコと上下する。
「あは! ミントさんの耳って、キモチ良くても動くんですね。じゃあ、こういうのはどうですか?」
 ミルフィーユは少々乱暴にミントの制服の胸元をはだけさせ、露になった乳房に視線を送る。
「ミントさん、ピンク色したカワイイ乳首が固くなってますよ? えへへ〜」
 ミルフィーユは固く尖った桃色の突起をつまみ、コリコリと転がし始めた。
「ひゃあ! あん、ダメ! や、やめて! あぁん!!」
 ミントはウサギ耳を激しく動かしながら、くねるように身悶えた。
「ミントさん、結構感度良いですね〜。それとも、ロストテクノロジーが効いてきたのかな?」
ミルフィーユはミントの胸をまさぐっていた手を、今度は下半身に伸ばす。
「すご〜いミントさん、もうビショビショですよ?」
「さ、触らないでくださいまし。いやぁん!」
 ミルフィーユの指が、下着の布地越しに、ミントの秘部に触れる。
 ミントは顔を真っ赤にし、火照る身体からほとばしる快楽に耐えた。
「どんどん溢れてきますよ〜ミントさん。ホラ、こんなに」
 ミルフィーユはミントの愛液でぬめり、ネットリと糸を引く右手をミントの眼前に突きつけた。
「!!!!」
 ミントは硬く目をつぶり、それを見ないように顔をそむけた。
「それじゃあ、舐めちゃおっかなぁ〜」
 そのミントの様子を意にも介さず、ミルフィーユはミントの下着に手をかけた。
 瞬間、ミントは驚愕で目を見開き、何とか腕を動かしてミルフィーユの手を掴む。
「い、いやです! ミルフィーユさん、やめてください!」
「もう〜、ジャマしちゃダメですよ〜。仕方ありませんねぇ」
 ミルフィーユは一旦ミントの下着から手を放し、軍服のポケットをゴソゴソとまさぐった。
「ジャジャ〜ン、手錠でぇ〜す」
 ミルフィーユは取り出した手錠を、ミントの両手首に嵌め、真ん中の鎖部分にもう一つ手錠を嵌めた。そしてミントの腕を強引に上げさせ、
残りの輪をベッドの桟に嵌めた。
「これでミントさんは腕を下ろす事が出来ませぇ〜ん」
 ミルフィーユは心底うれしそうに言うと、再びミントの下着に手をかけた。
「あ、やめて! いや……」
 ミントは何とか抵抗しようと足をバタつかせるが、ミルフィーユは苦も無くミントの穿いていたショーツを取り払った。
「いやぁっ!」
 ミントは下半身を剥き出しにされた事への羞恥に、うっすらと涙を浮かべた。しかし、ミルフィーユの行動はどんどんエスカレートしてゆく。

「それじゃあ、ご開帳でぇ〜す」
 ミルフィーユはミントの両膝を掴み、強引に股を開かせた。
「うわぁ、ミントさん、まだ毛が生えてないんですね。ツルツルでカワイ〜〜〜」
「いやぁ! 見ないでぇ!」
 ミントは頭を激しく振り、身をよじらせ、何とか現状から逃れようとする。
「じゃじゃ〜ん、ここでまた手錠の登場でぇ〜す」
 まったくミントの様子を気にしてないミルフィーユは、さらに2つの手錠を取り出した。
「これをぉ、今度は足に嵌めちゃいま〜す」
 ミルフィーユは手早くミントの両足首に一つずつ手錠を嵌めると、もう一方の輪にロープを通し、
大股開きの格好でベッドの足に固定した。
「これでミントさんは動けませぇん。それじゃあ、舐めまぁす」
 ミルフィーユはミントの股間に顔を埋め、目の前にあるクレバスに舌を伸ばした。
「だ、ダメ! 舐めないでくださいまし! あ、や、やぁっ!」
 ミントの静止の声が耳に入ってないように、ミルフィーユはゆっくりと舌を動かし始めた。
「いやぁ、いやぁん、ああっ!」
 ミントは拘束された体をビクビクと震わせ続けた。秘部からどんどんと愛液が滲み出してくるのが判る。
「あ、や……あぁん……」
 ミントは頬を上気させ、ハァハァと荒い呼吸をつく。
(き……気持ちイイ……おかしくなってしまいますわ……)
 ミントは湧き上がる快感に身を委ね始めた。
「あ、ミントさんのお豆、固くなってますよ〜。えい!」
 ミルフィーユは眼前で固く突起したクリトリス軽く噛んだ。
「ひぃぃぃっ!?」
 快感を伴う痛みに、ミントは悦楽混じりの悲鳴を上げた。
「それそれ〜」
 ミルフィーユは舌でクリトリスを転がす。
「あ、あぁ、あぁん、あはぁ……」
 女性器の中でも、特に敏感な箇所を責められ、ミントの腰が自然と動きだした。
「あ、ミ、ミルフィーユさん……イイっ……もっと……」
 ミントの口から、とうとう更なる責めを懇願する言葉が漏れた。
その瞬間、ミルフィーユはミントの傍から離れ、少し離れた場所で拘束されている蘭花の元へ移動した。
「え、何で……?」
 ミントは唯一自由な首を動かし、ミルフィーユを見た。
「えへへ〜ミントさんも気持ちよくなってきたみたいですけどぉ……大きな声で『もっと気持ちよくしてください』って言ってくれないと、続きをしてあげませ〜ん」
 ミルフィーユはにこやかに言い放ち、蘭花の乳房を揉みしだきながら、ミントの方を見た。
「そ、そんな! そんな事……言えません!」
「じゃあ、別にいいです。わたし、蘭花さんと遊びますから」
 ミルフィーユは背を向け、今度はミントに見せ付けるように蘭花のアヌスにねじ込まれたバイブに手をかけた。
「ねぇ、蘭花さぁん。オシリ気持ちイイですか〜」
 ミルフィーユは言いながら片手でバイブをピストンさせ、もう片方の手でボールギャグを外した。
「あぁ、ミルフィーユ、イジワルしないで……アタシ……変になっちゃう!」
 ようやく口を解放された蘭花は、切なげに訴えた。
「ダメですぅ。今日は蘭花さんにはいっぱいイジワルするって決めてたんです。だって、そうしたら……蘭花さん、明日は今日のわたし以上のスゴイ事してイジめてくれるから……」
 ミルフィーユは完全に色欲に狂った目で蘭花を見つめた。
「まずはローターを外して……オシリのバイブ、いっぱい動かしますね。それで、イク寸前で止めます」
 ミルフィーユはそう宣言し、いきなりバイブを出し入れするスピードを上げた。
「あ、だ、ダメ! そんな急に! あ、あぁん!! あ、あ、イイっ! ひぃっ、もっと、もっとぉ〜!」
 蘭花は体をガクガクと震わせ、悦びの声を漏らした。
「あひっ! もっと、もっと、ケツ! ケツイイッ! もっとズボズボしてぇ〜」
 蘭花は淫らを通り越して、下品なまでの喘ぎを上げ続ける。
「あ、イク! イク! イクっ!」
 蘭花がアクメを迎えようとした瞬間、ミルフィーユはアヌスを責めているバイブを引き抜いた。
「あ、ダメ! 止めないで! もうちょっとでイケたのに! お願い、イカせて! アタシ、おかしくなっちゃう!」
「ダメで〜す。おかしくなってくださ〜い」
「そんな! お願い、生殺しはカンベンして! ミルフィーユ! ミルフィーユ様! お願いします! 
お慈悲をください! イカせてください!! ミルフィ……むぐぅ!?」
 哀願する言葉を無視するように、ミルフィーユは再びボールギャグを蘭花に口に嵌めた。
「んん! んーっ!! んん、んーっ!!!!」
 涙を浮かべ訴える蘭花に満足気な笑みを浮かべ、ミルフィーユはミントの方を見た。
「どうですか、ミントさん。気持ち良くなりたいですか?」
「わ、わたくし……」
 口篭るミントの傍に、ミルフィーユが近付く。
「ねぇ、ミントさん。わたしの事……キライですか?」
「え……?」
「わたし、ミントさんの事好きです。大好きです。蘭花さんも、フォルテさんも、ヴァニラさんも、みんな大好きです。
だから、もっと愛しあいたいんです。……ダメ、ですか……?」
 ミルフィーユは少し潤んだ瞳でミントを見つめた。その様子に、ミントは胸が熱く高鳴るのを感じていた。
(ああ、なんて愛らしいんでしょう、ミルフィーユさん……。わたくし……わたくし……)
 ミントはウットリとした目でミルフィーユを見つめた。
「ミルフィーユさん……。わたくしも…ミルフィーユさんの事、好きですわ。他の皆さんも……大好きです。ですから……もっと愛してくださいまし……」
 ミントは全身の緊張を解き、ミルフィーユに訴えた。
「もっと……気持ち良くしてくださいまし……」
「ミントさん……うれしいです!」
 ミルフィーユはミントの体に飛びつき、その唇を塞いだ。
「んん……ん…………」
 ミントの口内に舌を滑り込ませ、激しくかき回す。ミントもまた、それに応えるように舌を絡ませ、ミルフィーユの唇を貪った。
「んん……ねぇ、ミルフィーユさん。わたくしと蘭花さんの縛めを解いてくださいまし。それで、二人でわたくしを愛してください……」
「ミントさん……判りました」
 ミルフィーユはミントの腕と足に嵌めた手錠を外し、それに続いて蘭花の縛めを解いた。
「良かったですね、蘭花さん。ミントさんが仲間に入れてくれて……」
 ミルフィーユはボールギャグを外しながら、蘭花のアヌスをバイブで抉った。
「ひぃぃぃぃぃぃっ!!」
 アクメ寸前で止められていた蘭花の体は、バイブの挿入だけで絶頂に達した。

「アハ、蘭花さん、イれただけでイッちゃいましたね。さあ、3人で愛し合いましょう」
 イルフィーユはグッタリと床に跪いた蘭花を起こすと、ミントの横に寝かせつけた。
「蘭花さん……」
「ミントぉ……」
 蘭花とミントは自然と体を絡ませ、唇を重ねた。
「あん、わたしも仲間に入れてください〜」
 軍服を脱いで、ミルフィーユはミントの顔を強引に自分の方に向け、その唇を奪った。
「んん、んむ……」
 舌を絡ませるディープキスをしているミルフィーユの頭を、今度は蘭花が強引に自分の方に向け、
したたる唾液をミルフィーユの口内に流し込んだ。
 そこにミントが近付き、唇の端から漏れる蘭花の唾液を舐め取る。
 いつしか3人は互いに舌を伸ばし、ペチャペチャと音を立てて絡めあった。

それから、さらに数日後。
「フォ・ル・テ・さぁ〜ん!」
「おや、どうしたんだい蘭花? ずいぶんとゴキゲンじゃないか」
 今日の仕事も終わり、自室に戻ろうとしていたフォルテを、蘭花は呼び止めた。
「えへへ〜。実家からイイお酒が送られて来たんですよ! フォルテさん、一つどうですか?」
「へぇ〜、蘭花の故郷の酒かぁ。美味そうだねぇ」
 酒好きのフォルテは内心舌なめずりした。蘭花も別の思惑で舌なめずりしている事には気付いていない。
「美味しいですよ〜。たくさんありますから、今から呑みましょうよ!」
 蘭花はフォルテの腕を取り、強引に自室に引っ張り込もうとする。
「お、おい! そんなに引っ張るなって。判った、判った。ご相伴に預からせてもらうよ」
 ファルテは苦笑を浮かべつつ、蘭花の部屋に入って行った。
 その様子を、こっそりと隠れて窺っている陰が二つ。ミルフィーユとミントである。
「第一段階は成功ですわね。蘭花さんの要望ですし、フォルテさんはお任せしましょう。ミルフィーユさん、わたくし達はヴァニラさんを誘いますわよ」
「了解で〜す。でも、ノーマッドさんはどうするんですか?」
「心配はご無用ですわ。ノーマッドさんも仲間に入れてしまえば良いんですの」


「どうやって、仲間に入れるんです? ノーマッドさんには、アレは効かないと思いますけど……」
「フフ、わたくしに妙案がございますの。それではミルフィーユさん、ヴァニラさんをわたくしの部屋まで連れて来てくださいまし。
もちろん、ノーマッドさんもご一緒に。ウフフ……」
 ミントは妖しい笑みを浮かべ、ヴァニラの部屋に向かうミルフィーユを見送った。

「かぁ〜〜〜美味い! 本当にイイ酒じゃないか!」
 フォルテは蘭花の部屋で、振舞われた酒を一気に飲み干すと、ご機嫌な様子でそう言った。
「まだまだありますから、ジャンジャン飲んでくだいねぇ〜」
 蘭花はフォルテのグラスに酒を注ぎ、自身も手酌で酒をあおる。
「おっと、悪いねぇ蘭花。ホラ、貸しな。アタシが注いでやるからさ」
 フォルテは酒瓶を受け取ろうと手を差し出す。
「あ、それじゃあお願いしま〜す」
 蘭花は酒瓶をフォルテに渡そうとする。
 フォルテはそれを受け取ろうとして、不意に目眩を起こした。
「あ、あれ……?」
 フォルテはパチパチと瞬きし蘭花を見た。視界がグニャリと歪み、焦点が定まらない。
(どうなってんだ? 結構強い酒だったけど、ほんの2,3杯でこんなに酔うワケは……)
 フォルテはグニャグニャと波打つ蘭花の口元が、うっすら微笑んでいるのを見た瞬間、何かを悟る。
「ら、蘭花! 酒に何か入れたね……?」
「はぁい。合法ドラッグ少しとぉ、このロストテクノロジーをた〜くさん入れた、蘭花特製カクテルで〜す」
 蘭花はニッコリ笑って、例のロストテクノロジー瓶を取り出した。
「そ、それは……」
 フォルテは懸命に目を凝らし、その瓶を見つめる。間違い無く例のロストテクノロジーである。
「は〜い、じゃあコッチに移動でぇ〜す」
 蘭花は妙に甘えた声を出し、フォルテの腕を取って強引にベッドに寝かせつけた。
「フォルテさぁん。アタシ、こんな日が来るのをずっと待ってたんです」
 蘭花はフォルテの上に覆いかぶさり、熱の篭った視線を投げかける。
「フォルテさん、好き……大好き」
「よ、よせ! アタシはそんな趣味は……」
 拒もうとするフォルテの口を、蘭花の唇が塞いだ。
「んん!?」
 驚愕にフォルテの目が見開く。蘭花の舌が口腔に滑り込み、ヌメヌメと蠢くと、フォルテの舌を絡め捕る。
「ん! んん〜〜〜〜っ!! んむっ!?」
 フォルテは口内で動く蘭花の舌に、ビクリと体を震わせた。
(な、何だ……? コイツ、めちゃくちゃキス上手じゃないか……ち、力が、抜ける……)
 フォルテの体から、徐々に力が抜けていく。ロストテクノロジーとドラッグの作用もあるのだろうが、何よりも蘭花のキステクニックに溺れそうになっていた。
 懸命に蘭花の体を押し戻そうとしていた腕の力が少しずつ弱まってゆき、やがて完全に抵抗力が無くなった。
 そのタイミングに合わせるように、蘭花の手がフォルテの胸に触れる。キスで舌を絡めながら、蘭花はその豊満な乳房を揉み始めた。
「ん……!」
 フォルテの体がまた震える。蘭花は唇を放し、滴る唾液を舐め取りながら、ニッコリと微笑んだ。
「アタシもスタイルには自信ありますけど、やっぱりフォルテさんの爆乳には敵いませんね〜。だって、こんなに指がめり込んじゃう!」
 蘭花は巧みにフォルテの胸を揉みしだいた。その柔らかく大きな双丘は、蘭花の指に合わせてグニャグニャとエロティックな変形を続ける。
「アハ、フォルテさん感じてきたんですね? ホラ、乳首がこんなにカタくなってる……」
「そ、そんなイヤらしい言い方するな……」
 フォルテは火照った顔を背け、抗弁する。
「だってぇ〜。服の上から判るぐらいにコリコリじゃないですかぁ〜」
 蘭花はイタズラな笑みを浮かべ、固く尖った乳首をコリコリと指で転がした。
「ひゃっ! や、やめ……あぁ!!」
「インナーの上から吸っちゃおうっと」
 蘭花はフォルテの胸に顔を埋め、服の上から生地を持ち上げている乳首に吸い付いた。
「あ! や、やめて……胸は……弱いんだ、あぁん!!」
 フォルテのハスキーな喘ぎ声に、蘭花はますます興奮の度合いを増す。
「そんな事言われたら、余計に止められなくなるじゃないですか。もっと責めちゃおう〜と」
 チュパチュパと肉欲をそそられる音を立てながら、蘭花はさらにフォルテの胸を責めたてた。
 レロレロと舌で乳首を転がし、軽く甘噛みする。
「あ、ああ、あはぁ!」
 フォルテは胸先から駆け巡る快感に身悶えし、艶かしい喘ぎを上げる。
「フフ、服の上からでもこんなになっちゃうのに、直接吸ったりしたら、どうなっちゃうんだろう?」
 蘭花は淫蕩な笑みを浮かべ、フォルテのインナーに手をかけると、力いっぱい引き裂いた。
 服に押さえられていた豊乳が、ボロリとこぼれ出す。
「あ、よせ! やめて! い、今直接されたりしたら……」
 フォルテは弱々しい表情で、イヤイヤするように首を振る。しかし、そんな様子はますます蘭花の嗜虐心を刺激するだけであった。
「フォルテさんったら、普段とは別人みたいにカワイイ……。そんな顔されたら、もっとイジめたくなっちゃう!」
 蘭花は充血し、ガチガチに固くなっている乳首にフっと息を吹きかける。
「あぁ!!」
 吐息の刺激だけで、フォルテの背が反り返る。
「フフ、それじゃあ……いっただっきまぁ〜す」
 蘭花はわざとジラすようにゆっくりと顔をフォルテの乳房に寄せた。
 口を大きく開けてベロリと舌を伸ばし、少しづつ乳首に近付ける。
「あ……や、やめて……頼むから……」
 ビクビクと体を震わせながら、フォルテは蘭花を見つめる。蘭花はそんなフォルテの様子にニンマリと笑うと、不意をつくようにいきなり乳房にしゃぶり付いた。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 その瞬間、フォルテは達してしまった。息が止まりそうになるぐらいに体を震わせ、ふと糸が切れた人形のようにグッタリとベッドに沈み込んだ。
「アハ、フォルテさん、胸だけでイッちゃったんだぁ〜」
 蘭花はハァハァと荒い息をつくフォルテの傍らに横たわると、その髪を優しく撫でた。
「フォルテさん……ステキです。どんな姿でも、やっぱりフォルテさんはステキです……」
「蘭花……」
 ウットリとした目つきの蘭花に、フォルテはうっすらと霞がかかったような視線を投げかける。
「本当は、アタシとミルフィーユとミントの3人でフォルテさんを責める予定だったんです。でも、
アタシ、どうしても一人でフォルテさんと愛し合いたかったんです。だから、無理を言って、アタシ一人でフォルテさんを……」
 ポツポツと語る蘭花の口を、今度はフォルテの唇が塞いだ。タップリと舌を絡め、唇を放す。

「フォルテさん……」
「何も言わなくていいさ。さあ、アタシはまだ満足してないよ? もっとアタシを愛しておくれ、アタシの……大切な蘭花……」
「フォルテさん……ウレシイ!!」
 蘭花はフォルテに抱きつき、再び唇を重ねた。無理やりではない、愛の篭った甘いキスを二人は交し合った。

その頃、ミントの部屋でノーマッドは意識を取り戻した。
「あ、あれ……私は何を……」
「お目覚めになりましたか、ノーマッドさん?」
 ミントが突然視界に入って来た。若干見上げるような視線のミントに軽い違和感を覚えるノーマッドだが、不意に何かに思い当たる。
「ミントさん! そ、そうだ! アナタ一体何のつもりですか! いきなり私を体から抜くなんて!」
 ノーマッドは猛然と抗議する。空白のメモリーを思い起こしながら。

 ミルフィーユがヴァニラの部屋にやって来て、今からミントが紅茶を淹れてくれると告げた。
 今日のお祈りが済んだヴァニラは、ミルフィーユに誘われるまま、ノーマッドを抱えてミントの部屋に足を運んだ。
 ミントの部屋では、紅茶とミルフィーユが焼いたクッキーが置かれてあり、それをいただきながら、穏やかなお茶会が行われた。
 30分ほどして、ヴァニラが席を辞そうとした時に異変が起こった。
 突然ヴァニラが目眩を起こし、抱えていたノーマッドを落としてしまった。
《ヴァ、ヴァニラさん!? どうしたのですか? まさか、さっきの紅茶かクッキーが口に合わなかったのですか!?》
「あらあら、大変。ヴァニラさん、少しお休みになってはいかが?」
 ミントがふらつくヴァニラの体を支え、自室のベッドに寝かせつけた。
《ミントさん、早くお医者さんを呼んでください!》
 そこで床に転がったままのノーマッドをミントが拾い上げた。
「そこまでしなくとも大丈夫ですわ。少し横になっていれば、すぐ元気になりますわ。それよりも……」
ミントはノーマッドの中に手を突っ込み、その本体を掴む。
《あ、な、何をするんですか!》
「少しの間だけ、眠っていてくださいまし。大丈夫、目を覚ませば、きっと良い事がありますわ」
 そのミントの言葉が終わると共に、ノーマッドはボディから本体を抜き取られ、その意識を失ったのであった。

「まあ、その事は後にするとして、ヴァニラさんはどうしたんです!?」
「ヴァニラさんでしたら、アチラですわ」
 ミントは部屋の奥の方を指差した。
 その指先を追い視線を動かすノーマッドが、そこで信じられない光景を見た。
「どうですか、ヴァニラさん。気持ちイイですか?」
「あ……き、気持ち、いいです……」
 ベッドの上で、全裸になったミルフィーユをヴァニラがもつれ合うように横たわっていた。
 ミルフィーユのしなやかな指先がヴァニラの秘部に伸び、うっすらと毛の生えたスリットを撫ででいる。その指を動かすのと同時に、
まだまだ発展途上のヴァニラの胸に顔を寄せ、小さな桃色の突起に口づけし、チロチロと舐め回す。
「あ……」
「えへへ〜、ヴァニラさんカワイイ〜。もっと気持ち良くしちゃお〜っと」
 ミルフィーユは指でヴァニラの乳首を転がしながら、その首筋に舌を這わせる。
「あぁ……」
 ヴァニラはされるがままに全身を愛撫され、鼻にかかった甘い喘ぎを漏らした。
「ヴァ、ヴァニラさん! ミルフィーユさん! アナタ、ヴァニラさんに何をしているんですか!?」
 ノーマッドは激情に駆られて立ち上がり、そこで初めて自分の身に起こった異変に気付いた。
「あ、あれ? 急に視点が高くなったような……? そういえば、さっきもいつもより視点が高かった気が……」
 いつもは基本的に見上げるような視点の筈が、先刻のミントは明らかに自分が見下ろしている感じであった。
どこか小高い場所に置かれていたのかと思っていたのだが、今現在、自分の意思で体が動き、視点が高くなった事にノーマッドは軽いパニックを起こす。
「フフフ、あちらに鏡があるので、ご自分の姿をよ〜くご覧あれ」
 イタズラっぽい笑みを浮かべ、ミントは壁際に置かれた姿見の鏡を指差す。ノーマッドはそちらに視線をやり、そこでCPUが焼き切れんばかりの衝撃を受けた。

「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」
 ノーマッドは自分が生産されてから、最大級の驚愕の叫びを上げた。
 その鏡に写っていた物。それはいつものピンク色のぬいぐるみの姿ではなく、一人の人間の姿であった。
 長い黒髪をなびかせ、そこにアクセントとして赤の細いリボンをあしらっている、なかなかの『美少女』がそこにはいた。
「ノーマッドさんに、新しいボディをプレゼントしたんですわ」
 ミントはニッコリと微笑みながら言う。
「以前から、ヴァニラさんを愛せる体が欲しいとおっしゃってましたでしょう? 僭越ながら、このミント・ブラマンシュ、一肌脱がせていただきましたの」
 言いながら、ミントは本当に服を脱ぎはじめる。
「そ、それはそうですが、だったら何故女性体なんですか! 確かに私には性別というものはありませんが、それでもどうせなら男性体の方が……」
「あら、それはアナタの為を思っての事ですよ、ノーマッドさん。それと、ヴァニラさんの為ですわ」
 しれっとした表情で答えるミントに、ノーマッドは戸惑いを覚える。
「私と、ヴァニラさんの為……?」
「そうですわ。よぉ〜く考えてくださいまし。ヴァニラさんは神に仕える身、そうですわね?」
「そうですが……」
「ノーマッドさんならご存知でしょうが、神に仕える女性というのは、常に純潔でなければいけません。つまり……少し下世話な言い方をすれば、
生涯処女でいなければいけないのです」
「ああ!」
 そこでノーマッドはミントが言いたい事を察した。
「そう、もしアナタが男性の体を手に入れたら、ヴァニラさんの純潔を一生守り通す自身がおありですか? きっとガマン出来なくなるに違いありませんわ」
「私は蘭花さんのようなケダモノじゃありませんよ!」
「それでも、ガマン出来ると言い切れないでしょう?」
「そ、それは……」
 ノーマッドは押し黙ってしまう。確かに自分が男性としての体を手に入れたら、思い余ってヴァニラを抱いてしまうかもしれない、そう思い至ったからである。
「でも、女性の体なら、心配はご無用ですわ。純潔を守り続け、なおかつ肉体的にも精神的にも愛し合う事が出来るのです。
わたくし達としましても、働き手が一人増えて、一石三鳥ですわ」
「……ミントさん、そこまで考えて……」
 ノーマッドは目からウロコが落ちる気分であった。明らかに詭弁なのだが、上手く丸め込まれた感がある。
「ホラ、ヴァニラさんが呼んでますわよ」
 ミントはノーマッドの背を軽く押して、一歩前に踏み出させた。
「あ……」
 ノーマッドは改めてヴァニラの姿を見た。一糸纏わぬ姿でベッドに横たわり、体中が汗と唾液でテカテカと輝いている。
その頬を赤く上気させ、潤んだ瞳で変わり果てたノーマッドの姿を見つめていた。
「ヴァニラさん……何て美しいんだ。まるで女神か天使が顕現したようだ……」
 ノーマッドはそのヴァニラの姿に見とれる。
「ノーマッド……おいで……」
 ヴァニラは両手を広げ、うっすらと笑みを浮かべてノーマッドをいざなった。
「ヴァニラさん…………」
「ノーマッド……おいで……」
 もう一度ノーマッドを呼ぶヴァニラ。ノーマッドの瞳から、人造の涙が溢れる。
「ホラ、行っておあげなさいな。アナタのその体は、本来は男性用のセクサロイドです。超高級品ですから、普通の人間と同じように愛し合えますわよ」
 ミントはもう一度ノーマッドの背を押した。今度は少し強めに。
「うわっ!?」
 バランスを崩し、つんのめるようにノーマッドはヴァニラに覆い被さった。
 鼻の頭が付き合うぐらいに二人の顔が接近する。
「ノーマッド……おいで……」
 ヴァニラが三度呼びかけ、その体をそっと抱いた。
「ヴァニラさん!」
 その刹那、ノーマッドはヴァニラと口付けを交わした。お互いの舌を絡め、貪るように激しいキスを続ける。
 ミントはその様子を満足そうに眺め、ニッコリと微笑む。

「これでノーマッドさんもお仲間ですわ……。ああ、でも『ノーマッドさん』というのも、イマイチ気分が乗りませんわね……」
 ミントは部屋を横ぎり、現在のノーマッドのボディが入っていたケースを眺めた。ケースに書かれた文字を目で追い、やがて目的の文字を見つけ出す。
「ああ、ありましたわ。これがそのボディの名前ですわね」
 ミントは激しい口付けを交わすヴァニラとノーマッドの元へ近付き、その耳元で囁いた。
「お二人とも、よろしいですか? 今日からノーマッドさんのお名前は…………ですわ」
「…………それが私の新しい名前なのですね?」
「新しい名前……」
「フフ、そうですわ……」
 なおも舌を絡めあう二人に混ざるように、ミントも舌を伸ばす。
「あん、わたしも入れてくれなきゃダメですぅ」
 ミルフィーユも続けて舌を伸ばす。
 4人の少女は代わるがわる舌を絡めあい、お互いの体を貪りあった。
 
 これからが、彼女たちにとって全ての始まりなのであった。

それから一ヶ月。
任務の終わったエンジェル隊は、基地の廊下でマイロー兄弟とすれ違った。
「よぉ、何か最近調子良いみたいじゃん。これからも頑張ってくれよ。そうすればオマエらの尻ぬぐいしなくていい分、オレたちも楽になるしな」
「ハン、言ってなさい。元々アタシたちはチームワーク抜群なんだから」
 ココモの憎まれ口に蘭花が応じる。
「しかし、ノーマッドさんが6人目のエンジェル隊メンバーになるとは思わなかったですよ」
「マリブさん、私はもうノーマッドじゃありませんよ。私の名前は『烏丸ちとせ』です」
「ああ、そうでしたね。スイマセン、ちとせさん」
 マリブは軽く頭を下げ、ニッコリと笑う。
「さあ、早いトコ報告を済ませちまうよ! それから、今日はミルフィーユの部屋で『お茶会』だ!」
「は〜い!」
 フォルテの一声に、エンジェル隊全員が返事をし、そのまま和気あいあいと廊下を進んで行った。
「…………何かアイツら、キモチ悪いぐらい仲良いなぁ」
「そうだね…………」
 そんな彼女達を、マイロー兄弟はただ見送るだけであった。

そしてミルフィーユの部屋。すでに全裸になっている彼女たちは、ベッドの上でその裸身を絡めあい、淫欲の波に身を晒していた。
「ウフフ、ミルフィーユさんは、コッチの方が好きなんですわよね?」
「ひゃあ! ミントさん、オシリ……ダメぇ……指抜いてくださぁい」
「何を言ってるんですの? わたくしの指を嬉しそうに咥え込んで放さないのは、ミルフィーユさんのオシリの穴ですわよ?」
 指でミルフィーユのアヌスを弄ぶミント。
「ミルフィーユのオシリは、アタシが徹底的に開発したモンね〜」
「じゃあ、次はアタシが蘭花の体を開発してやろうかい?」
「アン、フォルテさんったらぁ〜。あぁん!」
 フォルテが双頭ディルドゥを蘭花の秘部に挿入し、反対側を自分に挿入する。
「気持ちイイ? ちとせ……」
「あ、イイですヴァニラさん……。もっと、舐めて……」
 ちとせのスリットを指で広げ、その奥を舌でかき回すヴァニラ。
「あ、み、ミントさん。ミントさんのアソコは私が舐めてあげます。あなたは私の大恩人ですから」
 自分も舐められながら、ちとせはミントの毛の無いスリットを押し広げ、愛液で溢れかえった秘部を舐め、クリトリスを甘噛みする。
「あ! ち、ちとせさん! イイですわ!」
 ミントの指が一際激しくミルフィーユのアヌスを抉る。
「ひゃあっ! ら、蘭花さぁん!!」
 菊腔をまさぐる感触に、ミルフィーユは快楽に震えながら最初に愛し合った女性、蘭花の胸にむしゃぶり付く。


「あ、ミルフィーユ!」
 ミルフィーユは蘭花の乳房に吸い付き、突起した乳首を舐め回し、軽く噛む。
「あ、ミルフィーユ……もっと、もっと強く噛んで!」
「おや? 蘭花はマゾだったのかい? だったら、もう片方はアタシが噛んでアゲルよ」
 フォルテが体を起こし、空いている方の蘭花の乳首を歯を立てて噛んだ。
「ああ、イイっ! 痛いのに……ゾクゾクしちゃう〜〜〜っ!」
 蘭花はミルフィーユの顔を上げさせ、唾液と愛液でドロドロになった唇を重ねる。
 タップリと唾液を交換し、ミルフィーユは嬉しそうに口を開いた。
「蘭花さん、ミントさん、フォルテさん、ヴァニラさん、ちとせさん…………みんな、大好きです!」
 うっすらと涙ぐみながら、幸せそうに微笑むミルフィーユ。その笑顔に釣られて、全員が優しい笑みを浮べた。
 そして、大きなオルガの波が押し寄せる。
「わ、わたし、もう……もう……」
「あ、アタシも……」
「わたくしも……」
「ああ、アタシ……」
「全ては……あるがままに……」
「ヴァ、ヴァニラさん……」

『イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!!』

 全員が一斉に絶頂を迎え、アクメの叫びが部屋中に響き渡った。
 そのまま、グッタリとベッドに沈み込んだ彼女たちは、荒い息を整えながら、近くにいる誰かを求め、その唇を重ねあった。

 天使たちの淫らな宴は終わる事なく、いつまでも続いた。いつまでも、いつまでも…………。
392ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :04/01/04 16:37 ID:zkGfoHfB
終った〜。長くてスマ〜ン。途中でやっぱりzipでまとめてうpれば良かったと、
マジに後悔しましたよ・・・。
そして、姐さん萌えの人とヴァニラ萌えの人、どっちもエロが薄くてスマ〜ン。
(特にヴァニラさん・・・)

とりあえず、この作品を持って少し暇をいただきます。
まあ、元々筆が遅い人なので、最初から半引退みたいなモンですけど(w
淋しがり屋なので、レスをつけには来ると思います。
あとは、アニメの4期シリーズと来月発売のPS2版ムーンリットラヴァーズ如何ですね。
393名無しさん@ピンキー:04/01/04 22:15 ID:JAUUGoYf
>ぷんすか氏

グッジョブ!!
あんた、やっぱり神だよ…

引退なんて寂しい事言わないでくれよ。
待ってるからさ…
394でんのう:04/01/06 00:52 ID:FR5+o35J
>>ぷんすか様
凄いです、ただただ感心&ハァハァするばかりです…。
MLと4期で作品へのモチベーションが復活しますよう祈ってます。
395名無しさん@ピンキー:04/01/06 20:34 ID:WnaLq2E4
>ぷんすか様
あなたこそ、まさしく現人神と呼ぶにふさわしい方です・・・。

ぷんすか様の帰還を心からお待ちしております。
396名無しさん@ピンキー:04/01/06 21:45 ID:Iq33ij2P
┐(´〜`)┌
397名無しさん@ピンキー:04/01/07 14:31 ID:DODGtfZE


なんだ、そのリアクションは?
398名無しさん@ピンキー:04/01/08 00:17 ID:7xudGP7x
このスレに戻るタイミングを失ったかも……
ホントに上手すぎ。
399名無しさん@ピンキー:04/01/08 14:30 ID:3kPrKIsH
以前いた、セックスマシンガンズもどきはどうした。
あいつがいればスレが活性化するのだが。
良くも悪くも、だけど。
400名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:03 ID:wWBAPlnr
あぺっくすしーる氏やマウンテン@山氏や玉露入り茶氏等の
ミント系作者は戻ってこないのかなぁ……
401ぴよこ:04/01/08 17:27 ID:Sjv4UG7A
ぴょっぴょっぴょ…予告どおりに参上ぴょ!
場の雰囲気も読まずに来るのも、悪の道ですぴょ!

とりあえず、話の序盤だけでも書いてみたぴょよ。ちょっと落としてみるぴょー。
402名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:29 ID:Sjv4UG7A
 始めはただの仲間程度としか思ってはいなかった。
 だが、次第に「あの人」の存在が大きくなっていたのに気づいた。
 もしかすると…永遠に気付かなかったほうが幸せだったのかもしれない。
 でも…こんな自分を受け入れてくれるのは、「あの人」だけなのかも…
 そんな思いがいつの間にか心を支配していた。
 そう。こんな体を持つことになってしまった、私を…

「ランファさん」
 通路で出会ったランファに声をかける。すると長く美しい金髪をたなびかせ、ランファ
がすっとこちらを振り向いた。
「あら、ミントじゃない。どうかしたの?」
 いつもどおりの表情、声で自分に声をかけた少女―ミント・ブラマンシュに答える。
嗅ぎなれた香水の微かな香りがミントの鼻をくすぐる。以前までは何とも思わなかったこの香りにも、
ミントはいつの間に心から落ち着きを覚えるようになっていた。
「急に声をかけてしまって、申し訳ございません。あの…いまは少々よろしいですの?」
 本当は緊張と嬉しさで爆発しそうな感情を抑え、いつも通りのポーカーフェイスを心がけて
ランファに言葉をかける。
(顔に出てしまっているでしょうか…)
 自分でも思わず要らない心配をしてしまう。以前は考えもしなかったが、
今の自分では心配せずにはいられない。しかも、今日は心に決めたことを
ついに実行に移す日なのだから。
「アタシ?えっと……」
 少し考え込むような表情になるランファ。ミントにはそれが気が気でない。
 決して顔には出さないが、ランファが自分を拒むようなことを言ってしまったら…
「うん、今日はもう任務から外れたし、付き合ってあげるわよ」
 軽くウインクして答えるランファに、ミントは心から安堵したように息を吐いた。
「ああ…ありがとうございます、ランファさん。では、私の部屋にまで来てくださいますか?」
「わかったわ。それで、アタシに何の用なの?ミントがアタシにって、珍しいなって思ったのよ。だから…」
「いえ、大した用事ではありませんの。ただ…少し込み入ったお話がありますから」
 言葉を続けるランファを制し、にっこりと微笑んで見せると、ミントは改めて
ランファの顔をじっと見つめる。
403名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:29 ID:Sjv4UG7A
「あ、あのさ…ミント、アタシの顔に何かついてるの?」
 そのランファの言葉に我を取り戻す。気がつくと、ランファの顔が面前に迫っていた。
「い、いえ!なんでもありませんわ。なんでもありませんの…」
 慌てて笑ってごまかしてみるが、そんなミントにランファは不振な目を送る。
「ふーん…ま、どうでもいいんだけどね」
 興味なさそうに顔を離すランファの目を目線で追いながら、ミントは心を落ち着かせる。
(本当に気づかれてしまったでしょうか…これからというのですのに…)
 あくまで表情には出さないものの、ミントの内心を象徴するかのように
大きな耳が少し垂れてしまう。
それに気づいたミントが、それを慌てて元に戻そうとした時。
「ねぇ、ミント。アタシの部屋に来てみない?どうせ話すならアタシもやっておきたいことがあるの」
 徐にランファが口を開く。対するミントは目を数回瞬きさせる。
「……はい?」
「だから、アタシの部屋でいいって聞いたのよ。アタシがミントにお願いしたいこともあるしね。
それともアタシの部屋だと、都合が悪い?」
「い、いえ!そんなことはありませんわ!私のほうがお願いしたいぐらい……
な、なんでもありませんわ!」
 ちょっと気まずそうな顔になるランファに、ミントは思わず取り乱したように取り繕う。
 そんなミントにランファは少し驚きつつ、照れをごまかすように髪に指を通して
さらりと払ってみる。
「じゃ、じゃあ、アタシの部屋でいいのね?そうと決まればさっそく行くわよ!」
「あ、あの、ランファさん…」
「細かい話は後!こんなところで立ち話してても仕方ないでしょ?」
 そう言ってランファはミントの背中を軽く押し、先へ進むように促す。
(あ…ラ、ランファさん…)
 ランファの温もりを背中越しに感じ、ミントは思わず顔を少し紅潮させる。
幸いなことに背後のランファにはそれを見られてはいないが、自分の想い人に
こうして触れられ、いつも以上にミントの意識は高揚していた。
(いい感じですわね…私のシュミレーションとは結果が違いますが…願ってもないトラブルですわ)
 内心で笑顔を浮かべつつ、ランファに促されながらミントはランファの部屋に向かった。
404名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:29 ID:Sjv4UG7A
「じゃ、ちょっと座って待っててくれる?いまお茶を出すからね」
 ランファに部屋に着くと、彼女はミントに席を勧める。そして部屋の奥へ行くと、
彼女の故郷から贈られたジャスミンティーを淹れる準備を始める。
「…はい。では楽しみに待たせていただきますわね」
 鼓動が高まる胸を落ち着かせながら、すました様子を心がけてランファに返事を返す。
 長い金髪をなびかせて部屋の奥へ向かうランファの後ろ姿を見送ると、ミントは改めて
ランファの部屋を見回す。
(ランファさんの匂い…)
 中華風にアレンジされ、各所に少女趣味を思わせるアクセサリーや
小物が置かれた部屋に漂う香り。その香りにミントはかつてない心地よさを覚えていた。
 (そういえばランファさんのお部屋に来るのは、本当に久しぶりですわね…)
 そう思うと、ミントの心も自然に高揚していく。そんな自分を落ち着かせようとするが、
ランファの部屋にいるという事実は、ミントから「いつもらしさ」を失わせていた。
 少し熱っぽさを帯び始めた瞳をランファに向ける。そのランファは何も知らずに
ミントと自分の分のお茶を淹れる準備を進めていた。思えば、そういったランファの姿を
見るのは、ミントにもあまり覚えがなかった。
 鼻歌を歌いながら嬉々として手を進めるランファ。
 そして、ミントはそっと席を立つとランファの背後に迫った。
「あ、ミント。もう少し待っててくれる?いまお湯を沸かしてるところだから…」
 ランファは顔をミントに見せ、にっこりと微笑むとそのまま作業を続ける。ミントの真意も
知らず、いつもどおり無防備な姿をミントに晒している。
405名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:30 ID:Sjv4UG7A
「はい。わかっていますから、ゆっくりと進めてください。
ランファさんも火傷には注意してくださいまし」
「わかってるわ。ミルフィーじゃないんだから、そんなミスなんてしないわよ」
 少しふてくされたような口調でランファが答えたその時。
 ミントは懐から小型の携帯注射器を取り出し、無防備なままのランファの肩にそっと押し当てる。
そして、軽く引き金を引くと注射器に装着されたアンプルを一気に注射した。
「え…?ミ、ミント、アタシになにしたの!?」
 ランファは肩に感じた違和感にすぐに反応し、悲鳴にも近い声をあげてミントの方を振り向く。
そのランファの目に入ったのは、にっこりと意味深な笑みを浮かべて立っているミントだった。
「あら、痛かったでしょうか?最新型ですからそんなことはなかったと思うのですが…」
「そ、そういう意味で言ってるんじゃないの!アタシに注射……なの?
いきなりそんなこと、するなんて…」
 未だ違和感の残る肩に触れ、当惑した表情を浮かべたまま、ランファはミントを見つめる。
今までもミントに軽いいたずらをされたことはあったが、ここまでされたのは初めてだったからだ。
「そんなに怖い顔をしないでくださいまし、ランファさん。大丈夫ですわ、
すぐに効果が現れてきますから」
「すぐに効果が出てくるって、アタシになにをしたのよ!アタシだって、話によっては怒る…」
 そこでランファの言葉が中断される。ドクン、と体の奥からなにかがこみ上げるような感覚に、
ランファは自分の体を支えようと思わずキッチンのシンクに手をつく。
「な、なんなの、これ……」
 体中が熱くなり、じっとりと汗をかき始めた体を支えようとするが、次第にランファの体全体を
脱力感が襲い、さらに例えようのない感覚が体中を支配する。
 ランファは顔をしかめながら、改めてミントへと視線を巡らす。相変わらずミントは笑みを浮かべたままで、
その表情からは何も窺うことはできない。
406名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:31 ID:Sjv4UG7A
そんな状況に腹立たしさすら覚えながら、ランファは足元をふらつかせながらベットに体を沈み込ませる。
ミントはそんなランファの姿を、ただにこりと笑顔を浮かべて見ているだけだった。
 全身が言い様のない熱さに支配され、体中にうっすらと汗をかきながら、ランファは虚ろな表情で
ベットに近寄ってきたミントに声をかける。
「ミント…アンタ…、正直に言いなさいよ…アタシに…」
「媚薬を注射させていただきましたわ」
 ランファの言葉を見透かしたように、即時に答えるミント。
 そして笑顔を浮かべたまま、ベットの上にいるランファの側に腰を下ろす。
「わざと効果が遅く表れるようにしましたのよ。即効性では、ランファさんにも心の準備ができないでしょうから」
 汗でしっとりと濡れたランファの額にそっと手を触れ、愛しそうな瞳で呆気に取られている様子の彼女を
見つめるミント。
 そしてランファの頬に両手を添えると、荒い呼吸をしたままの口を唇でそっと塞ぐ。 
「ミ、ミン……!」
 急な展開に全く事情がつかめず、さらに媚薬の効果で脱力した体ではどうする事もできずに
ランファはミントの口付けをなすがままに受け入れる。
407名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:31 ID:Sjv4UG7A
「ん、ふっ…ランファさん…」
「ミ…!やっ…やめ、て…」 
 口の周りを丁寧に舐め、唾液でしっとりと濡らすと、ミントはランファの口に自分の舌を
ゆっくりと差し入れていく。そしてランファの舌に触れると、そのまま絡め取るように舌を絡ませ、
ねっとりと舌を貪ると自分の口の中に溜まった唾液を、ランファの口の中に注ぎこむ。
「ランファさん…私を味わってくださいな…」
 そう言いながら、ミントはなおも唾液を注ぎ続ける。ランファがそれに抵抗するように動かす舌を
動きを封じるように絡め取り、さらに濃厚なキスを続けていく。
「んふっ…っ!…ぁ…くちゅぅ…」
「んっ……ちゅむっ…ん、む…っ」
 静寂が支配したランファの部屋に、二人の服が擦れ合う音と唾液が絡み合ったキスの音が響く。
 一方のランファは媚薬で高まってきた自分を制御できず、ミントによって口の中を蹂躙されることにも
次第にエクスタシーを感じ始めていた。
 目を閉じ、ただひたすらミントとの口付けを続けるランファ。その顔は真っ赤に紅潮し切っていたが、
それはただ息苦しさから来るものだけではない様子だった。
408名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:33 ID:Sjv4UG7A
 そんなランファの様子を、口の中を貪りながら薄目を開けて観察するミント。
(ここまでは、私の計画どおりですわ…ふふっ)
 内心で笑顔を浮かべつつ、ミントは絡め取っていたランファの舌を解き放ち、そっと唇を離す。
「あ……は、ぁ…」
 長いキスですっかり切なそうな表情を浮かべ、ランファは肩で大きく息をしながら涙目でミントを
じっと見つめる。
「ミントぉ……アタシ…」
「ふふっ、素直になってくださいましたか?ランファさんのそんな顔も、すごく素敵ですわね…」
「急に、こんなことする、なんて…ずるい…」
 ランファはなおも苦しそうに胸を上下させ、必死に呼吸を整えようとする。だが、体中に効果が
行き渡った媚薬の効果がそれを妨げていた。
(アタシ…こんなにいやらしくなっちゃってる…ミントのキスも、すごく、気持ちよかったし…)
「あら、ランファさん。私のキスを好きになってくださったんですの?」
 ミントのその言葉に、驚いたように虚ろな目を見開かせるランファ。
(忘れてたわ…ミント、テレパスが…)
「はい、しっかり使わせていただいていますわ。こうした方がよりランファさんを
身近に感じることができますから」 
 ランファの全てを見透かすかのように、ミントは再び笑みを浮かべてみせる。

「では…本当の目的、始めさせていただきますわね」  
 誰に言うというわけでもなく、ミントはぽつりと呟くと、再びランファの唇を貪った。
409ぴよこ:04/01/08 17:34 ID:Sjv4UG7A
今日はここまでにさせてもらうぴょー。本番前に切るのも、これまた悪の道ですぴょ!
たぶん、遅くても今月中には…電気が止まらなかったら何とかなるぴょ!
じゃあ、バイバイぴょー!
410名無しさん@ピンキー:04/01/08 19:06 ID:uEwqkH0/
ぴ、ぴよこがこんなに妄想豊だったとは?!
おみそれいったぜ・・・

兎に角にも、がんばってくんしゃいw
411名無しさん@ピンキー:04/01/09 13:56 ID:oN6w7kOH
この手のキャラは、案外やる。
412名無しさん@ピンキー:04/01/10 20:55 ID:rIJllrfe
あの口調からいきなり変わるのがおもしろいな。

とにかく作品そのものの完成度は高いし、ランファがかわいい。
後半期待してるぴょ。(あっ)
413名無しさん@ピンキー:04/01/10 22:05 ID:T25091fU
確かにココで話題にするにはスレ違いかもしれんが、
誰も触れないなぁ。マンガ版GAにちとせが登場した事。

>ぴよこ
グッジョブ
414あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:35 ID:M6cIoYms

完・全・復・活!! by池田秀一
↑これはチト大げさですが……
 また書きたくなって書いちゃいました(去年の夏書いたやつを直しただけだけど)。
 待っていた人もしょーも無いヤツが戻ってきたなと感じた人も
 どうぞごらんくださいな。

 ……サンバ規制ツライなぁ……作品投下するとき。
415あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:36 ID:M6cIoYms
「あ……れぇ……?」
「タクト……さん? どうされましたの?」
ここはエルシオールの司令官室。時計は9時を回ったところであろうか。
司令官室の中は暗く、シェードの付いたスタンドの淡い光のみが
ベッドの上でいつものように愛し合っている二人……タクトとミントを照らしていた。
「ウソ……だろ……? なんで……?」
タクトが上位で、ミントが下位になって、これから挿入しようというところなのだが、
なにか様子がおかしい。
「だ……めだぁ……ミント……ごめん……」
「そんな……!」
タクトはガバッ、と起き上がり、ガックリとうなだれた。
「わたくしの躰って……そんなに魅力……ありませんの……?
 そうですわよね……フォルテさんや蘭花さんみたいに……胸もないですし……」
ミントは耳をぺたんと寝かしながら言った。目じりには、うっすらと涙が浮かんでいた。
「ち……違うよミント! ただ今日は調子が悪いってだけで…」
「わたくしに飽きてしまわれたのですわね!?」
「そ……そんな……違……」
ぱしんっ!!
「タクトさんの……バカぁ!!」
いつの間にか服を着込んでいたミントは、泣きながら司令官室を飛び出していった。
「ミント……違う! 誤解だっ、話を聞いてくれぇー!! こんちきしょー!!!」
素っ裸のタクトの声は、ミントに聞こえるはずもなく、空しく司令官室に響いていった。
司令官の威厳なんてあったもんじゃない。
416あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:37 ID:M6cIoYms
「入るか……入らないか……入るか……入らないか……」
ある扉の前で怪しくうろつく司令官。はっきり言って、すごくあやしい。
「やっぱり……行くっきゃない。失礼します」
思いっきりタクトが扉を開けると、ナノペットとじゃれているヴァニラ、そして
白衣の女性がコーヒーを啜りながらくつろいでいた。
ここは儀礼艦エルシオール内部の医務室。
彼女はケーラといい、エルシオールの乗組員の心身のケアを行っている人物だ。
ちなみに、ヴァニラはエンジェル隊の仕事が無い時は
常にケーラのそばにおり、その助手を務めている。
「すみません、ケーラ先生……こんなに遅くに……
 非常識とは思ったのですが」
「いいのよ、マイヤーズ指令。指令なんてそんなにヒマじゃないんでしょう?」
「ええ、まあ……」
(いつも遊んでばかりですが……)
ヴァニラは、ナノペットにしか聞こえないように呟いた。
417あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:38 ID:M6cIoYms
「……はぁ……」
「……どうしたの? そんなに青ざめて。何か心配事?」
ケーラが心配そうに言う。
「はあ、ちょっと相談したい事があるんですけど……
 ヴァニラ、ちょっと席を外してくれないかな?」
「……わかりました……」
ヴァニラはそう言うと、ナノペットをちょこんと肩に乗せ、
おもむろに医務室を後にした。
「……ヴァニラに知られたらまずい事なの?」
「……はぁ……じゃあ……お話します……誰にも言わないでくださいね?」
「言うわけないでしょうが。そんなに私、口軽く見える?」
「……見えます」
「…………殴るわよ?」
「冗談ですよ、冗談……」
とても冗談の言えそうな顔色ではないのだが。
「実は……」
タクトは、淡々と語りだした。
418あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:38 ID:M6cIoYms
「……というわけです」
「毎晩御盛んだこと……聞いてるこっちが恥ずかしいわ……」
ケーラは顔を真っ赤にして頬杖をついた。
そして視線をタクトから逸らし、しばらく考え込む。そして、口を開いた。
「多分、ストレスによる勃起障害ね……」
「勃起障害……!? それって……インポ!!?」
タクトはマジかよ!? な気分で思い切り叫んだ。
「そーね。でも慢性的なものではないと思うわ。だから安心して」
「……マジで…? ……この歳で!?」
「普通はこんな若くからなんて、まずならないんだけどね……
 ホント中間管理職って大変ねぇ……ご愁傷様」
タクトはぐいっとケーラに顔を近づける。
「治らないんですか?」
ケーラはタクトの迫力に少したじろぎながら、答える。
「そのうち治るわよ。まあ、できるだけストレス溜めないようにして……ね
 あとは栄養とって、早く寝る事」
「今すぐ……今すぐ治らないんですか!?」
今度はおでこを押し付けるタクト。流石のケーラもタクトの頭をドついた。
「無理! 暑苦しいわよ指令!」
「痛ってぇ……すいません……」
それでもめげずに続けるタクト。しつこい。
「ほら……薬とか……バイア○ラとか無いんですか!?」
ケーラはそんなタクトに向かって、まるで崖から突き落とすような冷淡な口調で答えた。
「ただでさえ戦時中の艦なんて性欲の吹き溜まりみたいな所に
 そんな薬があると思う?
 あなたがしてる事、普通軍ではご法度なのよ?」
「……ですよね……」
「まあ、がんばりなさい、マイヤーズ指令! 明日があるさ!!」
ケーラは女なのに男らしく、タクトの背中をばんばん叩いた。
419あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:39 ID:M6cIoYms
司令官室への帰り道の事。
「タクトー! こんな遅くにどうしたの?」
その瞬間、タクトはびくんと心臓が縮み上がるような感覚に襲われる。
「んん!? ……蘭花か。どうしてこんなトコに?」
タクトの問いに、蘭花は不機嫌そうに返す。
「だって、アタシの部屋の前だもん。いちゃ悪い?」
「いやぁ……そういう意味で言ってるわけじゃ……」
あきらかにおどおどした態度のタクト。
「ふうん……まあいいわ。ところでアンタ、何か調子悪そうだけど……どうかした?」
「い……いや? 別に?」
「あやしいわね…」
よりにもよって一番知られたくない人物に感づかれてしまった……
タクトは、そんな自分の運命を呪った。普通感づくけど。
「白状しなさいよ!」
「ええっ!? 勘弁してくれよ〜」
ただでさえ青白い顔が、みるみるとより青く染まっていく。
「白状しなさいって言ってるで・しょ・う・がぁ〜!!」
蘭花は数メートル飛び上がる。そして空中殺法からの蘭花の関節技が、
容赦なくタクトに襲い掛かる。もちろん加減はしているが。
「うわぁ! ギブギブギブ!! 話すからやめてくれ〜!!」
「素直に最初からそうしなさいよ……まったくもう。まあとりあえず、上がりなさい」
サブミッションから開放されたタクトは、もはや蘭花に従うしかなかった。
420あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:40 ID:M6cIoYms
「ええっ!? アンタインポなの!?」
驚く蘭花に、タクトは恥ずかしそうに答えた。
「……ああ…そうだよ……」
蘭花はもう大笑い。まるでお腹がでんぐり返るくらい笑いのツボにヒットした。
「きゃははは! その歳でぇ〜!? こりゃミント大変だわ〜!!」
さすがのタクトも、不機嫌そうな顔で返す。
「……そんなに笑わんでも。人の不幸がそんなに楽しいか」
「ははは……ごめんごめん」
タクトは、一呼吸置いて真面目な口調で言い出した。
「ケーラ先生はそのうち直るって言うんだけど……もし直んなかったらと思うと……」
「……」
二人ともしばらく黙っていたが、突然蘭花が立ち上がりざまにこう言った。
「……いい薬があるわ。アンタだけよ、これあげるの」
蘭花はそのまま部屋の奥の方に進んでいく。
そして左手にデンと控える大きい棚の一番下の段を開き、ごそごそと漁った。
「蘭花……?」
「タクト! ちょっと待って……あったあった」
そう言うと蘭花は棚の中から瓶を一つ取り出し、真上に掲げた。
「……これよこれ! 持ち込むの大変だったわ〜♪」
タクトはその瓶を見て拍子抜けした。そしてがっかりした。
「これ……ただのリポ○タ○Dじゃないか……
 気休めにしかならないよ……」
「ところがどっこい。中身は正真正銘の超強力精力剤よ」
目を点にして動きを止めるタクト。
「……聞いてる?」
「あ、ああ……じゃあ何でこんな瓶に?」
タクトの問いに、蘭花はタクトの方に歩み寄りながら答える。
「普通に瓶に入れて持ってたら、バレバレじゃない。大変な事になるわよ」
421あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:41 ID:M6cIoYms
「っていうか……何で蘭花がそんなもん持ってんの!?」
それに対し蘭花は腰に手を当て、答えた。
「いざというときのために決まってんでしょうが!」
(ズレてる……)
そこで蘭花は瓶をタクトの目の前に突き出し、
「今なら大負けに負けて1万GCで……どう?」
「うわっ! 勘弁してくれよ〜。んな金ないって。ただでさえ給料日前なのに……」
力なく視線を逸らすタクト。しかし。
「……ミントに見捨てられても……いいのかしらねぇ……?」
冷たい流し目で見る蘭花に、逆らえやしないタクトだった。
「……人の足元見やがってぇ……負けたよ。買う。買いますよ!」
「まいどありぃ〜♪ このお金で何買おっかな〜♪」

んぐっ、んぐっ、んぐっ……ぷっはーッ!!
「マズい! もう一杯!!」
返事が無い。屍はいないけど。
「誰もいない部屋でやるってのも…空しいな……」
タクトは空しく呟いた。
「しっかしホントにマズい……何か口直しでもしようかな……?」
そう言いながら冷蔵庫にあるペットボトル入りのよく冷えた水を取り出す。
「これしかないけど……お茶淹れるのもめんどくさいしな」
そんな事呟きながらそれをぐいっぐいっと飲み干してみせた。
「ふぅ……生き返った」
タクトはどかっとソファに腰掛けた。
「ホントに効くのかな……まさか蘭花に一杯食わされた……?」
いやな予感が頭によぎる。
「ま、いっか」
しかし彼はバカがつくほど楽天家だった。
422あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:42 ID:M6cIoYms
なにやら、外から声がする。
細く、か弱く、可愛らしい。タクトにとって、よく聞きなれた声。
「タクトさん、起きてらっしゃいますか?」
タクトは、少し驚きながら入り口を見た。
「ミント? ……ああ、起きてるけど?」
「……その……入っても……宜しいでしょうか……?」
「うん。ロックされてないから、入ってきなよ」
タクトが笑顔でそう答えると、すぐにミントが部屋に入ってきた。
そのミントの顔は、雨模様。既にすかっ晴れのタクトとは対照的だった。
「あの……タクトさん……」
「なんだい?」
「さっきはその……申し訳ございません……」
ミントはもじもじしながら、顔を真っ赤にして謝った。
「大丈夫だよ、気にしてないから。そうだ、紅茶入れてくるから
 掛けて待ってて」
そう言って、タクトは備え付けのキッチンへと足を進めた。
「タクト……さん……」
ミントの耳がぴくりと動いた。

「いけね……紅茶切らしてたんだっけ? ……そうだ!」
タクトは先ほど精力剤を貰った時、ついでに
『余ってるからこれあげちゃう♪』と蘭花から紅茶を貰っていたのだ。
最初「何の魂胆があるんだ?」なんて思ったりもしたが、
どうやら本当に好意でくれた物らしい。
「貰った物は……ありがたく活用させてもらわないとね♪」
タクトは鼻歌を鳴らしながら紅茶を淹れていった。
423あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:43 ID:M6cIoYms
「……さあ、入ったよ。さっき蘭花からもらった紅茶なんだ。」
「まあ、蘭花さんから? 有難うございます、タクトさん。
 あとで蘭花さんにもお礼を言わなければなりませんわね」
ミントはカップに口をつけた。そして静かに紅茶を啜る。
「!?」
突如、がっしゃーん、とミントのカップは床に叩きつけられた。
「ミ、ミント!? 大丈夫か? 火傷してない?」
「タクト……さん……?」
タクトは、ミントの様子がおかしい事を直感で感じる。
目が虚ろで、心此処に在らず、といった所か。とにかくおかしい。
「ミント……おいミント! しっかりしろ!」
タクトがそう言い終わらない内にミントはタクトに勢いよく抱きついた。
その反動でタクトがソファに押し倒される形になる。
「タクトさぁん……」
ミントはタクトにキスをした。まるで水面に滴り落ちる雫のように。
424あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:44 ID:M6cIoYms
「ちゅ……タクトさん……わたくしだけのタクトさん……」
ミントは、タクトの唇から自分の唇を離した。その間には
いやらしくも美しい虹色のブリッジが架かっていた。
「ミント……どうしちゃったんだよ……?」
何がなんだか分からないタクトに、さらにミントは襲い掛かった。
「ふふ……こんなに大きくしちゃって……可愛い♪」
ミントはタクトの股間をズボンの上からまさぐりながら言う。
その表情は、いつもの子供っぽく可憐なものではなく、いやらしく妖艶なものであった。
(……治った……インポが治った! ……ってそれどころじゃない!
 変だ! ミントの様子が、何かおかしい!)
何がなんだか分からず、混乱するタクト。
そんな彼にミントは、甘えるように頬を撫でた。
「何かわたくし……変な気分なんですの……タ・ク・ト・さ・ん♪」
ミントは耳をぴくぴくん、と動かした。
「へ……変な気分って……?」
「愛していますわぁ……タクトさぁん……」
そう言いながらミントはタクトの軍服のファスナーを下ろしていく。
(蘭花め……あのおバカ!! あれ媚薬だったな!? こんなにおいし……じゃなくて
 ヤバげな展開にしてくれやがってぇ!!)

その頃の蘭花の部屋。
「あ゛〜!! 間違えて媚薬入りの紅茶渡しちゃった〜!!
 どうしよ……まあ今日は遅いし、明日返してもらえばいいわね。
 最悪、アイツが飲んでも……男には効果ないし」
トラブルメーカーの異名は伊達ではない。……それはミルフィーユか。
425あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:45 ID:M6cIoYms
「ああん……大きくて……可愛い……お・ち・ん・ち・ん……」
ミントはタクトの物を露出させると、それを指でつんつんと小突きながら言った。
「ミ……ミント……」
タクトはあまりの事態に仰向けのまま身動きが取れない。……と言うよりは
精力剤の副作用により激しい眠気に襲われていた。
「熱くて……可愛くて……いい子いい子してあげたくなりますわぁ……」
ミントはそう言いながらタクトの竿を握りしめ、おもむろに上下させた。
「はぅッ……み……んと……!」
「今までの中で……一番固いかも……しれませんわぁ……ふふ……」
しごく様な手の動きに、たまに揉むような手の動きを織り交ぜる。
そして、精力剤のおかげで性欲があふれ出てくるかのようなタクトは、
いきなり射精感に襲われていく。
「ホントに……可愛い……ふふっ」
ミントは、笑みを浮かべながらタクトの物に向かって頬擦りを始めた。
「う……ああ……ッ!」
「熱い……ですわぁ……」
未知の感覚。未知の快感。自分の汚い物に愛する者の可愛らしい顔が
擦り付けられているというアブノーマルな状況による興奮。
それによって早くもミントの顔に射精してしまった。
「きゃ……ッ!」
「ご……めん……ミント……」
「もうイかれてしまわれたんですの……? いけないおちんちんですこと……」
ミントは妖艶な笑みを浮かべ、顔についた精液を舌で舐め取りながら言った。
426あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:46 ID:M6cIoYms
「まったく……今しがた出されたばかりだというのに……
 いやらしいおちんちんですわねぇ……」
ミントはもう既に直立状態となったタクトの物を指で弾きながら言った。
「うう……」
そんなタクトはすでに意識が遠のき始めているようではある。
「そんないやらしいおちんちんには……おしおきが必要ですわね……ふふっ」
ミントはそう言いながら、制服を脱ぎ始めた。
衣擦れの音が、快感へのカウントダウンになるかと思うと、
タクトは半分眠っているにもかかわらず心臓の鼓動が速くなる。
「……そんなに見つめないで……くださいまし……」
そして裸になったミントは、虚ろな目で自分を見るタクトに向かって言い放った。
「タクトさん……わたくし……こう見えても……
 こんな事も……できますのよ……ふふ……」
427あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:46 ID:M6cIoYms
ミントは、ほとんど膨らみのない乳房を両手で挟んだ。
すると僅かながら胸の間に谷間が出来る。
その谷間を、おもむろにタクトの物に押し当てた。そして、ゆっくりと上下させていく。
「ああぁ……」
「うふふ……気持ちいいでしょう……」
タクトの物は、ミントの乳房に中途半端に……と言うよりはほとんど包まれていない
状態だった。しかし、いくら見た目に胸が無いとはいえそこは女の子。
実際にはとても柔らかい。そのためタクトは、気持ちよさが半分と、
物全体が包まれていないための生殺しに似た苦しさが半分という感じだった。
「ミント……我慢できない……」
「どう我慢できないのか……仰ってくれないと分かりませんわよ……」
ミントは、今度は自分の乳首でタクトのカリをちょんと刺激しながら言った。
そこに、タクトの悲鳴にも似た、弱々しい叫び。
「イかせて……くれ……たのむ……」
「やっぱりわたくしの胸じゃご満足いただけませんの?
……ホントに……いやらしい方ですわぁ……」
そんな言葉とは裏腹に、今度は自分のウサギ耳の先端で
タクトの亀頭をこちょりこちょりと刺激し始めた。
その表情、そして仕草は、まるで親猫にじゃれつく子猫といった感じだった。
「う……あ……ぁ……!!!」
これがホントの生殺しである。
428あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:47 ID:M6cIoYms
こちょ……こちょこちょ……
「ミン……と……! ゆるして……くれぇ……!!」
「何を、どう許すんですのぉ……?」
タクトの物に容赦なく襲い掛かるミントの耳。
産毛の生えたそれは、タクトにこの世のものとは思えない快感と
生殺しによる苦しみをもたらし続ける。
「わたくしも……感じちゃいますわぁ……」
「ゆる……して……!」
しかしその言葉を耳に入れようとしないミント。
「ぴくぴく動いちゃって……可愛くて……もうだめ……」
そう言うとミントはタクトの物を口いっぱいに頬張った。
「ちゅぷぅ……」
「うぁぁぁ!!!」
ミントはタクトの物を夢中になってしゃぶる。それはいつもとは違い、
とてもとても激しく、テクニックなんて皆無に等しい。
しかしタクトにとってそれは快感の雨霰であった。
「ちゅぱ……ちゃぷぅ……」
まるで子犬が水を夢中になって飲むように……
ミントはタクト自身をしゃぶり尽くした。
「ちゅぁぅ……ちゃぷんっ!」
「も、もう……だめ……!!!」
その言葉と共に、タクトはミントの口内に
ありったけの精液を放出した。
脳天から足の裏……躰の全てがその快感の余韻に浸り続ける……
「んく……んくぅ……濃い……ですわ……ふふ……♪」
ミントは舌で唇に染み出した精液を舐め取りながら言った。
429あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:48 ID:M6cIoYms
精力剤というものは恐ろしい。
「あら……まだ元気ですわね……」
タクトの物は、未だに衰えを知らず、立派に反り返っているのだから。
「それじゃあ今度は……わたくしが気持ちよくなる番……ですわね……」
そう言ったミントの、産毛の生えた秘所からはすでに、
まるで小川のように愛液が滴り落ちていた。
その愛液が、ミントの足を伝ってソファをぐっしょりと湿らしていく。
「ミン……ト……?」
愛液の甘い匂いによって、より興奮するタクト。そうは見えないけど。
「いきますわよ……タクトさん……」
ミントはタクトにまたがると、おもむろに腰を沈めていった。
「うぁ……!」
「はぁん!」
双方に電撃のようにはしる快感。ミントの耳がピクリと動く。
「熱い……熱いのぉ……タクトさんの……おちんちん……」
そしてミントは、ゆっくりと、それでいて力強く動き始めた。
「あんっ……あん……あんっ……」
辺りにいやらしくも甘美な音が響き渡った。
「あふぅ……どうかしてしまいそう……ですわぁ……」
ミントは、タクトのカリに擦り付けるような動きを織り交ぜていく。
「タクト……さぁんっ……あん……ああん……はぅん!」
「ミント……」
動けないのに、気持ちいい。何か罪悪感を感じる場面ではないのに
罪悪感を感じるタクト。……いや、やはりそんなヒマは無い。
430あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:48 ID:M6cIoYms
「ひぁっ! ひゃぁっ!……ああぅ……ぅ……ぃぃ……好き……ですわぁ……」
ミントはひたすら、貪欲に快感を貪り続ける。
その表情は、いつもの十倍……いや、百倍はいやらしく、妖艶だった。
「いやぁ……ひゃうぅ……ふわぁっ……!!」
より速く、よりアグレッシヴに腰を振るミントに、
タクトは圧倒される。
「ああん……はぁん! ああん! ああんっ……タクト……さぁん……!」
そんなタクトに、限界が来た。決して早いわけではない。
ミントが異常なのだ。
「出る……出るよミント……ッ!」
そう言いながら射精するタクト。しかし、ミントはピストン運動を
止めようとしない。それどころか、より激しく腰を振っていく。
「ミント……やめて……」
「ああん! ああんっ! はぁんっ!」
「だめ……だ……よ……助けて……」
すでに連結部分からは、精液と愛液が混ざり合った液体が
止め処なく流れ出していた。それでもミントは動きを止めない。
「あん……はぁん……タクトさん……わたくしをイかせてくれるまで……許しませんわ♪」
部屋中に、タクトの悲鳴がこだました。



イき続ける恐怖……それに耐えたタクト。しかし、やはりというか何というか……
次の日、彼がブリッジに顔を出すことは無かった。
「あのヤロ……またサボりかぁ!?」
レスターの弁である。ご愁傷様。

 終わり。
431あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/01/11 05:52 ID:M6cIoYms
という話です。
まあ自分も、これからはあまりSS投下出来ないと思います。
でも時々覘きに来たりSS書いたりしたいんで
生暖かい目で見守ってやってください。
432名無しさん@ピンキー:04/01/11 20:43 ID:r9bfovGC
グッジョブ!
エロミントに(;´Д`)ハァハァしました。
是非また降臨してください。
433名無しさん@ピンキー:04/01/12 00:16 ID:jJe7z7HZ
グッジョブ!
おかえりなさいませ、あぺっくすしーる様
このスレ一同心よりあなた様のおかえりおまちしてました。
激しくエロミント(;´Д`)ハァハァ
434名無しさん@ピンキー:04/01/12 05:36 ID:M8wt+maz
疾風怒濤の勢いでエロキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
435名無しさん@ピンキー:04/01/12 16:57 ID:9LV7vBxK
アナタハミントヲエロク
サセタラニホンイチデス
436名無しさん@ピンキー:04/01/12 19:42 ID:9LV7vBxK
あぺっくしーる氏、見事です。

質の高いSSの後で恐縮だけど、完成次第ミントの話をのせてみよう。

今日中にできる、かも。
437名無しさん@ピンキー:04/01/12 19:59 ID:knUzNimZ
もう理解不能です。

http://www.okumura-tanaka-law.com/www/okumura/child/031211tokyo.htm
「同児童に口淫させるとともに,同児童の陰部にバイブレーターを挿入するなど」(判示第5)、
「同児童に口淫させるとともに,同児童の陰部をなめ,その陰部にバイブレーターを挿入するなど」(判示第6)
という事実の適示は、「性交類似行為」による買春(かいしゅん)罪の構成要件を満たさないから、
「罪となるべき事実」の適示としては違法である。理由不備により原判決は破棄を免れない。

438名無しさん@ピンキー:04/01/13 03:44 ID:o10wVWrf
こうなったら自分も何か書いてみようかな

タクト×ランファって外道ですかね?
439名無しさん@ピンキー:04/01/13 07:42 ID:bh8F7Yie
いやまったく
期待してますよ
440名無しさん@ピンキー:04/01/13 15:22 ID:iyey6aVT
シンプル・イズ・ベスト
441>>438:04/01/14 01:23 ID:SAOSlYvd
どうも、正直このスレを汚すだけかもしれないですが
一応途中まで投下してみます。
タクト×ランファとか言いながら逆になっちゃいました
申し訳ないです・・・ホントに・・・・
442>>438:04/01/14 01:24 ID:SAOSlYvd
「タクトー、居るー?」
 司令官室の扉の向こうから聞きなれた声が聞こえた
「居るよ」
シューン
「ねぇタクト、おもしろいゲームしない?」
 扉が開き入ってくると同時に蘭花が言う
「おもしろいゲーム?」
 なにそれ?とタクトが続ける
「うん、ちとせから教えてもらったんだけど「花札」って言うやつなの
 おもしろいのよー」
「ふーん」
「あっ、興味無いみたいな顔してる、よーしじゃあこうしましょう?
 私に勝ったら何でも聞いたげる! この蘭花様がここまで言ってんだからやるのよ!」
「なんでもねぇ?」
「ルールは簡単、この山札の中にあるカードと場にあるカードが一緒になればいいの
 あっ、もちろん一緒になったカードは引いた人のになるからね」

「んーだいたいわかったぞ」
「そう?それじゃ、始めるわよ、先手はタクトからでいいわよ」
 笑顔で蘭花は言った、しかしどこかその笑みはどこか違っていた。
(ふふ、アタシが負けるわけないじゃない)
 なんと彼女はイカサマをしていた。タクトに先手をあげたのはそのためだった。
 幸いにもタクトには知られてはいない…………いや、実際知られてはまずいのだが。

                       〜30分後〜
443>>438 :04/01/14 01:52 ID:SAOSlYvd

「あちゃー、負けちゃった、強いね蘭花は」
 ふにゃ〜とした顔でタクトはいった。
「それよりタクト。あんた約束覚えてんでしょうね?」
「約束?あぁ、負けた方はなんでも言う事を聞かなきゃならないんだっけ?」
なんだ、覚えているじゃない? と言うと、
「じゃあ、話は簡単ね、タクト、あんたアタシの奴隷になりなさい!」
「えっ?」
タクトはてっきり、今度寄る衛星でブランド物の服や靴、鞄や化粧品といったものだと思っていた
ので驚いた顔をしている。
「そんなに驚くことじゃないと思うわよ?フォルテさんにはちとせ、ミントにはヴァニラがいるもん。
 ミルフィーもいたんだけどさー、ミントに取られちゃってね、アタシの欲求を満たしてくれるのが
 近場じゃああんたくらいしか居ないんだもん、そういうことだから」
と言うと蘭花はタクトに近づいてきた。
「ちょっ!!! ちょっと蘭花、それとこれとは違うだろ!?」
「違わないは! ちっ、仕方ないわね」
蘭花は言葉を発すると同時に姿勢を低くし、タクトの懐に飛び込んだ。
バチバチッ!!!
「ぐぁっ!!」
タクトのわき腹にスタンガンが決まる。
「悪く思わないでねタクト、あんたが素直にならないからこうなるのよ」
タクトの意識が飛ぶ中、蘭花は呟いた。
444>>438:04/01/14 01:57 ID:SAOSlYvd
すんません、マジで
なんかエロまでこじつけられなくなくて(汗)
この後どうなるかは、皆さんに意見を聞いてみようかなと・・・・
一応>>445>>450
方たちのを参考にしますんで・・・はい
445名無しさん@ピンキー:04/01/14 04:11 ID:OY5QQ9Jp
ランファがタクトを責めて、できれば愛がある終わり方で
446名無しさん@ピンキー:04/01/14 14:17 ID:IbOVGa+N
ランファなら純愛ものがいい。
それもバカップル風じゃなくて、少し背伸びした恋愛。
かと言ってあまり複雑だと読む方も萎える。
「エロ」が目的なので、恋愛観を語ったり、二人の間が少しずつこじれて……、みたいな展開は勘弁。
ランファを使うと淫乱や鬼畜など、「欲望の垂れ流し」的内容に陥りがちなので、そのジンクスを乗りきって欲しい。
「純粋、故に残酷で淫らな愛」をキボン
447名無しさん@ピンキー:04/01/14 16:37 ID:TH66n1gg
蘭花さんにタクトがヒィヒィ言わされるのキボンヌ
448名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:17 ID:IbOVGa+N
蘭花さんをイジメて。
449付け忘れ:04/01/14 21:19 ID:IbOVGa+N
蘭花さんを「優しく」イジメて。
450>>438:04/01/14 22:12 ID:SAOSlYvd
>>446さん、自分には難しい要望ですな。
自分の蘭花のイメージは女王様(S)なんで
>>447さんので逝かせてもらいます。
正直文才無いんで(あったら困るが)満足のいくものができないかもしれませんが
451デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:53 ID:NSgCv6Au
はじめましての方、はじめまして。
久しぶりの方、お久しぶりです。

フォルテに恋心を寄せるクロミエの話です。
ミントも出てきます。
長くなりそうなので、随時投下します。
452デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:54 ID:NSgCv6Au
彼女は一度だけ、僕に微笑んでくれたことがある。
いや、もしかしたら僕に対してではなかったかもしれない。
僕の後ろにあるなにかに微笑んだのかもしれないし、
あるいはただ目の下がむず痒くて表情を歪めただけかもしれない。
とにかく彼女は「僕に対して微笑んだように見えなくもない」
表情をしたことだけはたしかだ。
僕はその幻想に仕掛けられた甘い罠に、どっぷりはまってしまっている。
特にやることがないときは彼女の笑顔をひたすら思い出す。
そして映像が薄れないように何度も何度も再生し、記憶に焼き付ける。
イメージを固めていく。
そこから照れたように微笑ませたり、
あきれたように苦笑させたり、とてもうれしそうに笑ってみせたり、
表情を少しずつ変化させていく。
だけど本当の彼女は僕のためにここまで笑ってはくれない。
453デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:55 ID:NSgCv6Au
僕はマスターベーションをするとき(あまりしないけれど)、
彼女を想い浮かべる。
いきなり裸ではなく、服を着た段階から徐々に脱がしていく。
かける言葉も、互いを高揚させる台詞も思いつかないので、
黙々と服を脱がしていく。
でもいつも最後までイメージできない。彼女の裸が想像できないのだ。
下着姿にしたところで彼女は僕に変わる。
ブラジャーを着けた僕は、なにか期待するような目で僕を覗いてくる。
僕はかまわず彼の背中に手をまわしホックをはずそうとすると、
彼がこう問いただしてくる。
「君はブラの下を見る勇気があるの?」
僕は少し考え、首を振る。彼はがっかりした顔をする。
僕はあきらめ下着姿の僕に上着を着せると、彼は彼女に変わる。
そしてあの曖昧な微笑みを浮かべる。
貫くような、透き通るような、ひんやりとした微笑み。
僕は微笑みが通り抜ける瞬間、射精する。
454デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:56 ID:NSgCv6Au
たぶんそのせいだと思う。
僕は彼女を見るたびに勃起してしまう。
抑えようと思っても僕のペニスは膨張をやめない。
自分自身で制御できないパーツが、自分の身体に付いていることが驚きだった。
ある日の食事中、風船のように膨らんだペニスに誤ってフォークを落として
しまったことがあった。
破裂してしまうんじゃないかと思ったけれどそんなことはなく、
むしろ落ちたフォークの先が曲がってしまうほどに硬くなっていた。
いつもそうなってしまうから、彼女とまともに向きあえない。
勃起しているのを悟られぬよう腰を曲げて歩いたり、
ズボンにたるみをつけたりするため気が散ってしまい、
うまく話しができなかったりする。
ただでさえ上手に話せないのに。
455デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:56 ID:NSgCv6Au
こんな時、彼女がテレパシーを使えなくてよかったと思う。
でも中にはテレパシーを使える女の子もいる。
「クロミエさん、『恋』をしていらっしゃるようですわね」
「あっ、ミントさん。もしかしてテレパシーを…」
「ふふ、覗かせてもらいましたわ。
思春期の男の子って、なかなか複雑な精神構造ですのね」
僕は少し大げさにため息をつく。
「そうなんです。だから苦労するんです」
「身体も敏感に反応していますわ」
ミントさんは僕の股間を見た。僕は一応ズボンにしわを作った。
「ところでミントさん。あまり人の心を読まないで下さい。
知られたくないんです」
クスクス、とミントさんは笑った。
まるで僕の言葉が彼女の身体をくすぐっているみたいだった。
「ご安心くださいな。私の力では恋をしていることはわかっても、
それが『誰に』向けられているかまではわかりませんの」
ウサギ耳がヒクヒクと二回動いた。
僕はできるだけなにも考えないようにしていた。
「…もしかしてその恋心、私に向けられているのではなくって?」
456デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:57 ID:NSgCv6Au
相変わらず、彼女は得体の知れない笑顔をしていた。
それが「冗談ですわ」の意味なのか、照れ隠しの表情なのか、
僕には判断ができなかった。
あまり動揺してミントさんに嘲笑されるのもしゃくなので、
僕は別のことを考えることにした。
(昨日食べた宇宙チゲ鍋、おいしかったなぁ)
ミントさんはなにかを思い出したようにポケットに手を入れた。
その手はなかなか抜き出さなかった。
まるで僕の反応を確かめているみたいに、
ゆっくりとポケットをもぞもぞさせている。
僕は興味をそそられているかためされているのだと思った。
(チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋……)
「あっ、ありましたわ、これです」
ミントさんが差し出した掌に乗っていたのは、
ハート型のチョコレートだった。
「私の故郷では好きな殿方にチョコをあげる風習がありますの。
 どうぞ受け取ってくださいな」
ミントさんは僕の目を覗いてきた。
いや、目じゃない。おそらくもっと奥のほうを覗いているんだ。
僕は心の動揺を悟られないよう努力した。
(チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、
 チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋、チゲ鍋……)
457デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:58 ID:NSgCv6Au
結局、僕はチョコレートを受け取った。
ミントさんはどういうつもりなのだろう。
本当は僕がフォルテさんを好きなこと知っていて
わざと知らないふりをし、しかも自分が恋心を抱かれていると
勘違いしているようにみせ奇妙な三角関係を作り出し、
僕を混乱させようとしているだけなのだろうか。
腹黒いミントさんならやりかねないことだ。
だけど本当にミントさんのテレパスがもっと浅い所までしかわからず、
恋をしていることはわかっても「誰が好きか」まではわからないとしたら、
ミントさんは本気で勘違いをしているのかもしれない。
僕はテレパシーが使えないから、
ミントさんがどこまで人の心を読めているのかはわからない。
と言うよりも僕自身、自分で考えていることがわからないことがある。
もしかして僕も気づかない心のずっとずっと奥深くでは、
ミントさんを求めているのかもしれない。
潜在された意識をミントさんが敏感に感知しているとしたら……。
僕は考えるのをやめ、受け取ったチョコレートに目をやった。
チョコレートは僕の体温でだいぶ溶け、いびつな形になっていた。
でもこっちの方が僕のハートの形に近いなと思った。
458デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:58 ID:NSgCv6Au
大人ならこういうときはお酒を飲むのだろう。
でも僕は未成年なので、マスターベーションをする。
まずフォルテさんの身体をすみずみまで触る。
鎖骨に優しく触れ、乳首をつまみ、太腿を撫でる。
覚束無い手つきでヴァギナに指を入れ小刻みに震わす。
そして厚い唇に口づけをしようとする。
唇が触れ合う直前、彼女はミントさんに変わる。
僕はミントさんで射精をしてしまった。
459デ・ジャ・ヴュ:04/01/15 01:59 ID:NSgCv6Au
おそらく僕が好きなのはフォルテさんだ。
だけどその恋には年齢や価値観の相違など
条件的に複雑な問題がある。
だから妥協としてミントさんを好きになろうとしているのかもしれない。
それは代償を考えたとき、あくまで相対的にだけど、
安易に手にし得る幸福になると判断したからだ。
それをミントさんが感じ取って、「好き」という明晰な概念にすり替えたのだろう。
きっとそうだ。
こんなことは宇宙クジラに聞けば解決することだった。
でも人の心から恋愛感情を盗み聞きするのはとても卑劣で卑怯な気がした。
だから僕は宇宙クジラにはなにも尋ねなかった。

キュオーン、キュオーン。

「『人の気持ちは誰でも覗ける。そのためには人を愛さなくてはならない。
君には、それができる』か。
 そうかもしれないな。ありがとう、宇宙クジラ」
僕は宇宙クジラの体の一部を撫でてやった。
「おそらく僕の気持ちは絡まりすぎているんだ。少しずつほどいていこう。
 そうすれば、本当に大切なものが見えてくるかもしれない」
460あぶらむし:04/01/15 02:06 ID:NSgCv6Au
ごめんなさい。また来ちゃいました。
僕はここが好きみたいです。
引退撤回後第一作目は、苦手なフォルテとミントにあえて挑戦しました。
これは姐さんファンの逆鱗に触れてしまったことの償いでもあります。
続きは週一ペースで落としていきます。
相変わらず、面倒くさい話で申し訳ないです。
461名無しさん@ピンキー:04/01/15 02:30 ID:QvTedAcp
姐さんネタキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
期待してますよ!

>>460
姐さんファンだけど俺は怒ってないよ がんがれー
462フューラー:04/01/15 04:48 ID:BVhjbIf2
>>438です
このさいHNつけさせてもらいます。
あぁ!あぶらむし氏おかえりなさいませ。
なんか自分の書いたものがクソに見えてきた
エロ薄いしまだ途中だし・・・・
まぁちょっと投下しますんで・・・はい
463フューラー:04/01/15 04:49 ID:BVhjbIf2
「……う‥ん………!くっ痛ぇ!!…」
 気絶していたタクトが目を覚ます。直後、右わき腹にやや痛みを感じた。蘭花の放ったスタンガンの傷だ
 一般市民ならもがき苦しむものだろう、だがタクトは良くも悪くも軍人だ。
 こんな傷は士官学校時代の訓練で何度か受けたことがあるものだったので平気だった。
 ここは何所だろうと思いベッドから起き上がろうとしてみるが……
「手錠?」
 手足に手錠が嵌められていて首より下が動かないのだ、何かが変だと思い急いで首を動かし辺りを見る、
 なんどきも変わらない自分の部屋=司令官室の天井や壁が見えた、しかし自分の机の椅子には蘭花が
 座っていた。
「あら、起きたじゃない。どう? お目覚めは?」
 と蘭花が言う。
「くっ……蘭花…どうしてこんなことを…」
「あたりまえじゃない、聞いてなかったの?あんたはアタシの奴隷だって、そんであんたが拒否したから
 実力行使したわけ」
 蘭花の手にはスタンガンが握られていた。
「どうだったスタンガンの味は? 気持ちよかったでしょ?」
 そういい終えると艶かな笑みを浮かべながらタクトの方に近づいてきた。
「なに言ってるんだ、そんなことより早く手錠を取ってくれ」
 タクトは手錠をガチャガチャと動かす、しかし蘭花はそんなことも気にせずタクトの上にまたがった。
464フューラー:04/01/15 04:50 ID:BVhjbIf2
「そんなことできるわけないでしょ……それより…こうすると気持ちいいでしょ?」
 蘭花はいやらしい手つきでズボンの上からタクトの肉棒をしごく。
「…やめ…ろ…蘭花……やめるんだ」
「あらぁ? そんなことを言う割りにはここはこんなになってるわよ?」
 ズボンの外からでもはっきりとわかるぐらい勃起したタクトの肉棒を見下ろしながら蘭花はそう言い終えると
 ズボンのファスナーを下ろした。
「へぇ〜、タクトのちんぽ結構大きいじゃない」
 外気に触れると同時にそそり立つ肉棒をしごきあげる。
「蘭花ぁ…やめ…ぅぁ…」
 もはや拒否の言葉も出ないくらいの快楽にタクトは侵されていた。
「……く…イク…!!」
 もはや我慢の限界になっていた肉棒から大量の精液が出た。
「きゃっ……ちょっとぉーイクの早すぎなーい? もしかしてタクト早漏? まぁいいや、それよりあんただけ気 
持ちよくなるなんて不公平よ、一応言っとくけどあんた立場わかってる? 奴隷なのよ?わかったんなら、さっさとアタシのあそこ舐めて頂戴」
 そう言うと蘭花はチャイナ服を脱ぎ、体を半回転させ自分の股間をタクトの顔に近づけてきた。俗に言う69の 
 状態だ逆らえないと思ったタクトは命令されるがまま、というかタクトも男なので我慢ができず蘭花のあそこ
 を舐めた。
「はぁん…そう…もっと舐めなさい…おいしいでしょ? アタシのあそこ」
 そうこうしているうちに先ほど射精したばかりのタクトの肉棒が復活していた。
「あら、結構元気じゃない…そうだ、ねぇタクトパイズリしてあげようか?」
 男なら願ってもいないことだ。
「…おねがい…」
「おねがいします、蘭花様どうかこの薄汚いちんぽをきれいなおっぱいで挟んでください。でしょ?」
 先ほどの手コキや蘭花からの淫らな言葉の数々で理性のたがは外れ、性の虜とかしていたタクトには簡単なこ 
 とだった。
465名無しさん@ピンキー:04/01/15 12:07 ID:LDDMhKFb
466名無しさん@ピンキー:04/01/16 18:18 ID:J1fmMiIA
俺は神を見た!

復活のあぶらむし氏と
フューラー氏の降臨を見たハァハァ(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ...........ウッ!!
467名無しさん@ピンキー:04/01/18 23:46 ID:moi0bEgk
>>460
おかえりなさい。あぶらむし氏の独特な世界にいつも感服しております。
続き楽しみっす。姐さんはどうなるんだろう(;´Д`)ハァハァ

>>463-464
ランファさんがまくしたてる言葉責めモエ!
でも生殺し。いや、焦らしもランファさんのテクの内ですか?ハァハァ


後、せっかく職人さんが降臨されてるのにひっそりしてるので、
今書いてるのが仕上がり次第、投下してみます
こんな感じ↓
「ただいまおいしいケーキができました〜〜」
「と、とっても…いいですっわ……!」
「…お願いがあります………彼女達を…解放してあげてください」
では数日後ノシ
468あぶらむし:04/01/19 00:44 ID:6UuLHkkZ
「のこのこ現れやがって」みたいに言われるかと思ってたけれど、
あっさりと受け入れてもらえてよかったです。
週一ペースっていうのはアテにしないで下さい。調子次第なので。あくまで目安です。
フォルテはむずかしいです。というよりもまだ本人出てきてないし。妄想の中だけだし。
どうなることやら。

フューラー氏はよかったです。僕としては乙女な蘭花が好きだけど、女王様タイプもいい。
タクトに感情移入しました。次はもっともっと苛めてください。

>>467
すごい断片的だけど、期待できそう。
最後の台詞はヴァニラかな。
「彼女達を解放」ってなんだろう? 監禁状態なのだろうか。そしてヴァニラはなにを…。

骨休めに無駄話を一席。
遅ればせながら、ムーンリッド買いました。ヴァニラ以外クリアです。
やっぱりヴァニラは僕にとってショートケーキの苺なんで。
だけど実際には僕は苺から食べてしまいます。あれって苺が載っているとケーキが食べづらいんですよね。

ちとせは総合的に見て三番目くらいに好きだけど、滑舌が悪すぎるのが気になります。
「むーンえンジェる隊ショジョク、からすまチィトォセです」って、
自分の名前くらいちゃんと言ってほしいです。

長々とどうでもいい話ごめんなさい。
基本的には暇なあぶらむしでした。
469フューラー:04/01/19 01:39 ID:WWFcvTaG
蘭花を女王様にしてしまって叩かれるだろうと思いましたが
受け入れてもらってよかった。
続きは1月イパーイにはできると思うんで・・・・すんません

>あぶらむし氏
私もちとせは三番目です。滑舌悪いのにも同意ですがこれが終わったら
ちとせ物作ろうと思ったんですが・・・・ここの皆様はちとせ嫌いなの
いそうで怖くて作れなそうです
470名無しさん@ピンキー:04/01/19 19:20 ID:nzzCl7eg
>ここの皆様はちとせ嫌いなのいそうで
ちとせに限った話しじゃなくて誰かが嫌いってのはあるでしょ。
ただそれを馬鹿みたいに主張してくる厨はこのスレにはいないと思うよ。
471名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:36 ID:0Xoqh4NG
ふたなりのヴァニラがシヴァ皇子のおもちゃにされるという
ネタを思いついた・・・・SS書く力があれば投下できるのに・・・・
神々の皆さんがうらやましいです。
472てすら:04/01/20 19:56 ID:zEZr68hv
ヴァニラとクロミエのラブラブとかも書いて見たいなぁ。
473フューラー:04/01/21 06:18 ID:yx6rgLnO
朝から暇なフューラーです。おはようございます。
突然ですが蘭花物を1時期凍結します
そのかわりちとせ物で簡便を…

>てすら氏がんばってください。先方の小説が読める私は幸せ者です
>>471氏、いえいえあなたもがんばって書いてみてください。少なくとも
私はあなたのを期待させてもらいますよ

では、落としますね。ちとせ物は難しいですね、「こんなのちとせじゃねー」
と思いましたら、スルーしてください。
474フューラー:04/01/21 06:19 ID:yx6rgLnO

      何故ですか? なぜあなたは私の思いに気が着いてくれないのですか?
                私はこんなにもあなたを想ってるのに……



        ○月△日 烏丸ちとせ
   お母さま、私は生まれて初めて恋と言うものををしました。とても不思議な感じです
   その人は私が所属しているムーンエンジェル隊の司令官でもあり、
   儀礼艦エルシオールの艦長のタクト・マイヤーズ大佐です。
   マイヤーズ司令は司令官としても男性としても大変すばらしくお優しい方です。それに…かっこいいですし。
   今日まで私が紋章機で戦ってこれたのもマイヤーズ司令がいたからです。
   それでなのでしょうか?最初は興味深い人物と言うことだけだったのに……今では一人の殿方として
   見てしまってます。どうしたらよいのでしょう?やはり恋文をだしたらよいのでしょうか?それとも
   告白? でも……私には恋文をだす告白する勇気すらありません。
   父様ならこんなときなんて言うでしょうね。お恥ずかしい限りです。
   そろそろ、ページの残りがないのでここまでにしておきます。
475フューラー:04/01/21 06:19 ID:yx6rgLnO
「ふぅ、今日はここまで」
   一呼吸するとちとせは愛用しているクマさん柄の日記を引き出しにしまいこんだ。
  「タクトさん」
   自分の想い人の名をつぶやく、こんなことをしても届くはず無いのにな、と苦笑いを浮かべるちとせ。
   お茶でも入れようと、立ち上がろうとしたとき下半身にけだるい感覚を覚えた。
  「まただ。」
   しかしこの感覚をちとせは覚えていた…いや、このごろ覚えた感覚だ。
   日記にタクトのことを書くとこうなるのだ。しょうがないな、と思いつつちとせは下半身に手を伸ばした。
  「ん…ふぁ…はぁはぁ…あん…」
   ちとせのそこはかなり濡れていた。下着を脱ぐと下着と秘部の間にいやらしい糸が線を引いた。
   秘部の割れ目の部分を手でなぞる。空いた手で制服の上から乳房をつかみ、揉む。
   はしたない、そんな言葉がちとせの頭をよぎる。
  「あぁ…タクト…さん…タクトさん…はぁはぁ…ああん」
   頭の中でタクトと自分が交わってる姿を想像する。それに合わせて秘部の一番上にある隆起した
   部分を指ではじく。ちとせの秘部からは愛液がとめどなくあふれていた。
  「いい…です…気持ちい…イ……あ…ダメ…イク…いっちゃ…う」
   絶頂を迎えようとしていたちとせはラストスパートと言わんばかりに突起を激しくこねまわす。
  「ダメ…イク!…タクトさん…タクトさん!!…あぁぁぁぁぁ!!」
   自慰行為を終えたちとせはドサッ、と畳みに倒れこんだ。行為の余韻に浸りたいのだが込みあがって
   来るのはタクトへの想いと悲しさだけ。ふと気づくと涙を流していた。
  
476フューラー:04/01/21 06:20 ID:yx6rgLnO
(涙?私泣いてるの?なんでだろう?あぁ、そうか、タクトさんのことか)
   空しい、そう思った。しかしこのままなのは体裁が悪い。ちとせははだけた制服を正すとお茶を
   淹れるために台所に向かった。
  「あっ、茶葉がない」 
   たしか、コンビニにあったはず、そう思い出し玄関に行き、靴を履いてちとせは部屋を出た。
  「やあ、ちとせ奇遇だね」
  「お姉さま、お姉さまも買い物ですか?」 
   コンビニに着くと、そこにはフォルテが居た。片手にはコーヒーのパックが握られている。
  「そのお姉さまってのどうにかできないのかい?」
   フォルテは困った顔をして言った。
  「すいません」
   注意しなければいけない、そう思ってもついつい口にしてしまう。
   そして、ふと思った。お姉さまにもといフォルテ先輩にタクトさんのことを相談しようかなと…
  「どうしたんだい? ちとせ、そんなにむずかしい顔をして?」
   ちとせの顔を覗き込むようにフォルテが顔を近づけてきた。
  「え? あっいや、なん、なんでもありません」
   顔を真っ赤にして大げさに手を振って否定した。しかしそこはフォルテ、何かあると読み
   カマをかけてみることにした。
  「おやぁ? ちとせ、ひょっとして好きな人でもできたのかい?」
  「どっ! どうしてそれを?!」
   即答だった。普段のちとせからは考えられないほどの大声で返答した。
   
477名無しさん@ピンキー:04/01/22 00:45 ID:nhdCJXH5
キャラの好き嫌いを殊更主張する厨はいないが、
自分の好きなキャラの扱いが悪いと、バカみたいに噛みついてくる厨は山ほどいる。
結局、神が現れては消えてゆくのは、そんな厨の相手をするのが
バカらしくなるからではないだろうか?
478名無しさん@ピンキー:04/01/22 00:59 ID:LaY0jLVq
前にいくつか投稿していた者だけど、見る人が減ったってのと
感想が以前より減ったってのがあって(これは自分の力量の
なさがいけないんだけど)最近は投稿しなくなったなぁ
あとスレの空気が変わった気がして正直書き込みにくい
俺は3スレ目までは投稿してたんだが
479フューラー:04/01/22 06:53 ID:9rf4r5B2
すんません祖父がこの世から消えたので
北海道の実家に1週間ほど滞在することになりましたのでのこりを(まだ途中ですが)
投下します。誠に申し訳ありません。(ペコリ)
480フューラー:04/01/22 06:54 ID:9rf4r5B2
「えぇー!! そりゃ本当かい! ちとせ」
 (かまを掛けたつもりがほんとうだったとわね〜。)
 儲けた、と思いつつフォルテはさらにちとせから情報を聞き出そうとしていた。
「あっ、あう…あぅ…」
 やってしまった。そんな言葉が頭の中に浮かぶ否定しようとおもったが
 口がうまく回らない。
「ちとせここじゃなんだし、私の部屋に来てくれるかい?」
「はい」
 やはり、この先輩には隠し事できない、そう悟ったちとせは素直に返事を出した。
 そして今に至る。
 洗いざらい話した。日記のこと、タクト・マイヤーズのこと、そして自分の気持ち。
 フォルテも一言も喋らずに聞いていた。
「なるほどね、お前さんタクトのことが好きなわけだ」
「はい、最初は司令官として接してきましたが、いつの間にか一人の男性として見ていました。
タクトさんのそばにいると暖かくなるんです。こう、包まれている感じがするんです。でも……
想いだけが先走っちゃって、だめ…です……ね‥私」
 喋っているうちにちとせの瞳から涙が溢れてきた。
 まただ。またあの時と同じ、タクトさんのことをになると………胸が苦しい…切なくなる。
481フューラー:04/01/22 06:54 ID:9rf4r5B2
「ほら、ちとせ泣くんじゃないよ。いいことじゃないか誰かを好きになるのは、
だめなんかじゃないよ」
  フォルテはちとせにハンカチを差し出した。
「でもね、あんたもわかってるとは思うけど、想ってるだけじゃ相手にはなんにも伝わりゃしない
酷なことを言うけど自分で解決しな、大丈夫、あんたはそれができる子だよ」
 そう言うと両肩に手を乗せフォルテは笑顔でちとせを見た。
「は…い…ひっく……ぐすっ…私…がんばり…ますね…」
 ハンカチで涙を拭い、言葉でそして心の中で誓った、後悔はしたくない、だめでもいい、
 私のありったけの気持ちをぶつけよう………彼に……タクトさんに…
「ふっ、どうやら決心がついたみたいだね。それじゃあやることはわかってるね?
前にも言ったけどちとせはできる子だよ、紋章機での初陣でもそうだったろ? 
努力すればそれだけ結果も出る。大丈夫だよ行って来な」
「はいっ、ありがとうございます。フォルテ先輩」
 その返事に迷いは無かった、いやなにかに満ち溢れていた。
 そして踵を返し、ちとせは部屋から出て行った。
「よーし、よく言った。がんばってきな――って、もういないよ、さてと」
 フォルテはクロノクリスタルを取り出しとある所に通信した。
482フューラー:04/01/22 06:55 ID:9rf4r5B2
「あー、レスターかい私だよ。そっちにタクトは居るかい? いない? いや、
 ちょっと野暮用でね、それだけだから、 えっ、あと10分程度でドライブ・アウト? 
そう、もうそんな時間か…敵襲は予想される? 敵影は今の所無しか、
 わかった念のため待機しとくよそれと…レスター、今夜空いてる?
よかったら私の部屋に来ないかい、あぁ、楽しもうじゃないかゆっくりとね」
 通信を終えフォルテは格納庫に足を運んだ。
(なんだか、悪い予感がするねー)
 待機とはいえどうもいやな感じがする。フォルテはそう思った。
 途中、ミルフィーや蘭花が合流した。レスターからの待機命令があったのだろう。
 そして、格納庫に着いた。ミントとヴァニラはもう紋章機に搭乗していた。そこでふとフォルテは
 ちとせが居ないことに気づいた。
「あれ? ちとせが居ないじゃないか、誰か知らない」
 コックピットの画面から他のエンジェル隊員に問いかけた。
「えっ、ちとせですか? さぁ、今日は見ていませんね」
「アタシもー、さっきまでミルフィーとお茶してたから見ていませんよ?」
「私は部屋にいましたので存じてはいませんわ。」
「私も……クロミエさんの所にいましたが見ては…いません」
「そう、全員みてないか……」
 まさかあの後、タクトを探しに行ったんじゃあ……でもレスターからは全員に
 通信は行き渡ってるはず…おかしい……っ!まさか、タクトに………
「どうしたんですの? フォルテさん……あぁ、なるほどそう言うことですか
 大丈夫ですよ、タクトさんに限ってそんな獣じみた行動はしませんわよ。」 
「あっ、ミントやめておくれよ、まぁそれなら…いいんだけど…」
 ミントに心の中を覗かれそう一瞬どぎまぎするもこの子に隠しても仕方ないな、
 と思い肯定しておくことにした。それはドライブ・アウトする2分前だった。
483名無しさん@ピンキー:04/01/23 19:24 ID:lk/vPYAB
>>477
山ほどいるって言うけど俺は
アフォな姐さんオタがあぶらむし氏に噛み付いたのしか見た事ないが。
484名無しさん@ピンキー:04/01/24 20:51 ID:OojdOODn
アホ言うな!!!!!!
485名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:27 ID:q4y9Q8ln
保守……
486名無しさん@ピンキー:04/01/28 15:20 ID:CkW3qLbr
ヴァニラちゃんのオマンコを指で刺激して、ヴァニラちゃんから
オシッコ漏れちゃいそうです・・・の一言を聞いてみたい。
487名無しさん@ピンキー:04/01/28 18:00 ID:YuLfnQlO
職人さんまだぁ〜???
488467:04/01/31 23:58 ID:ybMAhmlT
>>あぶらむし氏
期待しております(;´Д`)ハァハァ
>>フューラー氏
生殺し効果の凄まじい柿田しお見事です。ちとせが可愛らしいのと、
姐さんの面倒見の良さが出ていて良かったです。月並みですが、続き楽しみにしています。

そして随分予定より遅くなりましたが・・・・
賛否が激しそうな属性つけてしまった事を謝ります、では,投下
489467:04/02/01 00:01 ID:1Aq4mJD5
Recipe.1

「みっなさ〜ん! ただいまおいしいケーキが焼けました〜〜」

ミルフィーユ・桜葉は満足していた。
エオニア軍に捕縛されてから、どのくらい経ったのだろう。
そういった疑問すら忘れてしまった。楽しくてしかたがない今が大切で、過去を思い返すこともなかった。
ここにはミルフィーユが望むものならなんでもある。
調理器も超一級品。泡立て器。キッチンタイマー。ボール。計量用具。ゴムべら。お鍋。フライパン。ふた。ミキサー。フライ返し。オーブン。トング。レンジ。釜。包丁……数え切れない調理器に手が届く。憧れていた調理器はミルフィーユを裏切らず、幸福感を包ませた。
それらを使って料理する。
お菓子を作る。
お菓子を作る。
お菓子を作る……喜んでくれる人達が、こんなにもいる。

「おお!ミルフィーユちゃんのケーキ!」
「待ってました!」
「美味しそう……」
「えへへへへ。 じゃあ、切り分けちゃいますね〜〜」
490467:04/02/01 00:02 ID:1Aq4mJD5
ミルフィーユは満面の笑顔でケーキを切り分けていく。白いクリームの上からナイフですーっと線を入れる。
裂け目からスポンジが覗いた。またあそこがきゅんとする。
太ももがむず痒く、顔をしかめたが、誰も気には留めなかった。みんなケーキにがっついてく。
こうなれば後は早い。床にぼたっ、ぼたっと落ちていくケーキのかけら。こぼれるクリーム。白く汚れていく手や指。口のまわりだって大人げない程クリームだらけだ。
「ふふ」
あたしのケーキをこんなに美味しそうに食べてくれる人たちがいる。
そう考えただけでミルフィーユは幸せな気分に浸れた。ミルフィーユは淡いピンク色のエプロンを素肌につけていた。これを着ろと言われたとき、お尻が丸見えで恥ずかしかった。
でも、鏡の前で平然と着替えることにも慣れた。鏡を見ると懐かしくなる。ここにいるみんなが着ているような飾り線がついた服、みんな同じものを着ているけれど、あれは何の服だっけ。
ミルフィーユは股を開いた。クリームみたいに、べっちゃりと濡れた裂け目からびらびらが覗く。
「うふっ…そんなにあわてないでくださいね。それに、こっちもどうですか……?」
491467:04/02/01 00:04 ID:1Aq4mJD5
Recipe.2&3

男の順番がきた。
年は16と聞いた。幼女のような身体はとてもそう見えないが、特に男は気にしなかった。
男はまず指をしゃぶった。一本一本ていねいに生臭い舌を使いこなして余すことの無い様に舐め上げていく。か細い指はビクともしなかった。
「休む暇などありませんわよ。そのXXXをXXXXにXXXXXしてもらいたいのかしら」
謝る代わりに舌を働かせることに集中した。奉仕は続けられる。
「は、ぁん……XXXXXでそんなXXXにしておきながら、うふふ…XXXXXXXですわね」
「あら……XXXXは…XXXでXXXXX……? 拍子抜けですわ。エオニア軍の殿方たちはあまり大した事がありませんのね」
「…くっ、なかなかよろしいです…わ……! ふふ… わたくし……あなたのようなXXXでXXXXXのようなお人を見ているだけで、ひゃ、あ…イッてしまいそうですの」
唾液で濡れる指はふやけていった。もろとも白い液体を放った男の肉棒もふやける。

「す、すいま……」

頬を足で蹴られた。椅子に座って男を見下ろすミント・ブラマンシュの息は荒くとも、心底おっとりとした笑みを浮かべているのみ。一般人とは気質そのものが違うと言い張る様な、天性の気品があった。
492467:04/02/01 00:07 ID:1Aq4mJD5
「まあ…期待はしておりませんでしたけれども、上出来でしょう。いれてもよろしいですわよ。とくと味わいなさい。
あなたのようなXXXXXがわたくしと繋がることができるだなんて、光栄に思ってくださいましね……んふっ!」
扇情的な言葉に目を爛々とさせた男が、早速ミントの薄い唇にむしゃぶりつく。純愛にある甘い接吻ではなく、浅ましく舌や唾液をどろどろと絡ませ合って生じる快楽に、墜ちて汚れた天使のディープ・キス。

「ん…ぁふ……」
男はミントの身体を椅子から抱き上げ、その場に押し倒す。本当ならば衣類を破いて少しでも恐怖心を芽生えさせてやりたかったが、何も身につけていない少女にそういった乱暴を見せる事は無論不可能だった。
ミントの膣内求めながら硬くなった肉棒を股に擦りつけ、つき止めた割れ目にぶすりと自身を刺した。ずずっ ず…見かけに寄らず強引に肉棒を内部へと引きずり込むミントのそこは、じゅるじゅると男の精液を飲みほしたげに蠢動を過激にしていく。
「ぐううっ……!!」
「あ、ああぁん………と、とっても…いいですっわ……!!」
「そ、それはよかった……あぐううっ!!?」
ミントの幼い腰が少しだけ左右にうねり、それに合わせて窮屈すぎる膣内は、極限まで肉棒を締め付けた。
「ッなに、を」
「あなたは獣のようにわたくしをイカせることだけを考えてくださいまし」
余裕のある態度でありながらもミントの声は掠れ、その様にみるみる欲望が増えていく。
言われたとおりに男はミントを膣内を掻き乱してやる。小さい乳首をくにゅくにゅと摘み、何度も何度も激しく打ちつけてやる。無我夢中で男は肉棒の抜き出しに熱を注いだ。
「ン、あああっ――! あふうっ、その調子ですわ………ん…んふぅっ!ああああんっ――――――!!!」
493467:04/02/01 00:08 ID:1Aq4mJD5
「あーらあら」
ミントと男の情交を見物としていた蘭花・フランボワーズは意地悪そうに笑った。

「相変わらずいい顔でイクわね、ミント」
「はぁは…ぁ……お褒めにあずかり…ますわ…はぁ……あ」
ぶ厚い胸にうずまるミントは半泣き顔で太ももを痙攣させていた。
男もさすがに肉棒を萎縮させ、しぼんだ先端からは白い液が情けない微量でつたう。
「でも、まだ休むには早いんじゃない?」
「え…」
辺りに漂うかのようにフラフラと大量の男が目を虚ろにさせて物欲しそうにミントを見ていた。余りの異常な空気に、驚いたミントは性交を終えてへたばる大柄な男にしがみつく。
「ハァ…ハァ……み…ミント…ちゃん……」
「次は俺だよ………ぐへへ…待ってたんだからさあ」
精液で爛れた肉棒は腐臭を放っていた。だが、この臭いが嫌いではないミント。
「……わたくしに挑もうだなんて、たいした度胸ですわね」
横たわった男の手をどけ、けなげに身を起こす。ミントの幼く白い体に、男たちの喉が唾液を飲む音でごくりと鳴る。
「よろしくってよ。まとめてお相手してさしあげますわ。さあ、いらっしゃいな…」
494467:04/02/01 00:11 ID:1Aq4mJD5
「がんばるわねえ、ミントも」
笑いながら蘭花は自分の股間に手を伸ばした。愛液をすくいとり、別の男に見せつけてやる。
「あん……あたしはミントみたいにすぐにはイッてなんかやらないけど、覚悟してよね。挿れたかったんでしょ? あたしのココに。あんた、ジロジロ見過ぎなのよ」
無理もないけどね。そうつぶやくとランファはM字に股を広げてやる。
押されて左右に広がったあそこは、ちゅぷ…と音を立て、ねちょりと数本の糸が引いた。
まるで犬のように忠実でご主人様の言われるがまま「待て」をやり通した男は、闇雲に訳の分からない言葉を漏らしながらランファに抱きついてきた。
「そんなに欲しかったの」
蘭花はくすっと微笑んだ。その愛らしさに肉棒は欲望を反応する。
ずっと自分以外の男がこの美しい天使に玩具にされているのを近場で見つめながら、歯がゆく肉棒を慰めているだけであった男は、この淫魔のような天使に触れれる距離を我が手にし、急激な発情を示した。
細い腰を加減知らずに掴み、ぱんぱんに膨れた肉棒をいきなり穴にぶち込む。
男は待たずにランファを突き上げた。
ぎちゅっ!
「はぁんっ…!」
蘭花の乳房がぷるん、と跳ねる。蘭花は首の後ろに腕を絡め、男の行動に息を合わす。
495467:04/02/01 00:12 ID:1Aq4mJD5
「ひゃんっ、も…おっ……バカっ!最初は…ッ…もっと優しくしなさいよぉ…!! あああんっ」
ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ
ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ
ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ、ぎちゅっ
………しかし、いくら経ってもランファの膣内に肉棒を埋没させては引きずり出し、また埋没させては………マニュアルか何かのような手順の間違えられないワンパターンな膣内への愛撫。動きが固く、ぎこちない。
ここの男ってどうしてこんなにヘタレなの?
どうやってあそこを潤滑液を注ぐように濡らしてやればよいのだろうか。適度に腰を振ってやりながら蘭花は失望していた。それと同時に楽しみでもあった。
ぎちゅっ、ぎちゅっ、………ぎちゅううううぅっ
果てる男。ランファが腰を上げると、肉棒が抜かれたあそこの奥は浸された精液でじゅぷんじゅぷんと不満そうに鳴る。
しっかりアタシが調教してあげなきゃねー。
顔だけはまあまあな男を見下ろし、しぼんだ肉棒を見て失笑した。
496467:04/02/01 00:14 ID:1Aq4mJD5
Recipe.4

フォルテ・シュトーレンは悶えていた。愛液があそこから垂れ落ちていく。ぐちゅっぐちゅっ。いつもみたいに太い指で掻き回されてもいないのに、そこからはとろとろと、絶え間なく愛液が溢れ続けていた。
いつもみたいに乳首を引っ張られているようだ。歯で噛まれ、伸びきった乳首を指でもいじられる。
エロいと耳元でささやかれ、淫乱だの雌豚だのと言われ、身体中をくまなく這い回る太い指に、ねちねちと汗ばむ乳房を荒々しく揉まれているようだ。
尚もいたぶりは続く。フォルテは目隠しをされていた。
何度とほどこうとしたが、隙間のない固結びは手に負えず視界はない。音のしない部屋を手探りではいつくばりながら、欲深い肉体は必死で愛撫を求めた。

「あ…は……ぁう……っ…」
熱く火照ったあそこは愛液まみれで、見るも痛ましいほど欲情を煽り立てる。意識が朦朧とし、身勝手に指を突っ込もうと上半身を上げて膝で立つ。
だが―――フォルテは意外なほどひ弱で色めいた声で喘いだ。
「っは…こなクソ……ッ…ぅン…!!」
最後の理性とも呼べる羞恥心がフォルテを刺激してならなかったのだ。
自分であんなところをいじったら、それこそ―――まんまとあいつらの思惑にハマるだけ。
497467:04/02/01 00:16 ID:1Aq4mJD5
だから。瞬時フォルテは四つん這いになって尖ったものを探した。
なんでもいい。あそこに挿れれるようなものなら、たとえ棒きれでもかまわない。
「棒があったから挿れてしまった」
焦るフォルテは理由をこじ付けた、理由付けようとした。手でぺたぺたと床を叩くように、不安定な足下を補うために、四つん這いになって、手当たり次第に物色する。
「やっ…やあ……くうううぅ…」
淫乱な捜し物をするフォルテの恥じらいもなく突き出されたお尻の穴は、ヒクヒクと官能的な収縮を繰り返す。
あそこからは愛液がとろり と太ももにかけて粘り、淫靡に女の香りを放たせる透明な光沢は、たまらなく卑猥だった。
額から汗がこぼれる。てのひらがじわりと熱い。最も、フォルテの膣内はそれよりも熱かった。
「―――っ! く…う…っ」
あそこがきゅうきゅうと架空の肉棒を締め付ける。せつなさにフォルテは涙を浮かべた。行き場のない性欲に圧倒され、半ば訳が分からなくなってきた。いやだ………いやだ、いやだ!いやだ!いやだ!!

「は はう…… っ!ううぅぅぅーーっっ!!」
ついにフォルテは小刻みにふるえる指先でとがった乳首を引っ掻いた。
ぐちゅっ ぐちゅっ 乳首を痛めつけるようにしながら思う存分豊かな乳房を揉む。ずっしりと重みがあり、しかしふにふにと柔らかみのある質感はフォルテ自身を大いに興奮させた。
498467:04/02/01 00:19 ID:1Aq4mJD5
「ん、んっ……ふ…うぅん…ッ……!!」
自分の吐息と、やらしい水音だけが派手に聞こえる。気が狂いそうだ。欲しい―――もっと欲しい。
「っひ…う…。あっあく…っ、…やだ…ぁ……」
膣肉のひだひだが所狭しと騒動し、フォルテはひたすら甘い喘ぎ声をあげる。
フォルテは体制を崩してお尻をつき、床に打ち付けるようにして身悶える。
狂おしいほど太ももを擦りあわせて、思わず指を挿れてあそこを掻き回したい衝動があり得ないほど高まり、しかしそれは一瞬の快楽の後、更なる情感の波が襲う事になる。
意識の奥でそれらを悟りながらも、段々フォルテは自分の肉体を貪っていく他なかった。

「あたし、も……ッ、んんーーっ!」
どんなにされても頑固に弱音を吐くまいとしていたあの強気なフォルテの表情は恥辱に掻き消された。悔しげに赤くなった頬を濡らし、エロイズムを追求するように相手をこの上なくそそらせてならなかった。
相手―――相手は―――扉を開く。
足音が一斉に聞こえて、フォルテはビクリと身体を震わせた。人数は不特定だ。ただ、やけに乱れた荒い呼吸の音の数々がフォルテを恐怖に怯ませた。
499467:04/02/01 00:24 ID:1Aq4mJD5
Recipe.5

「わたしはお尻では感じません」

ひん剥かれたヴァニラ・Hはそう言った。相手をまっすぐに見つめる紅の瞳に無を湛えながら。
「わたしを冒涜できるのは神のみ。すべては神の御心のまま」

指一本挿れるのが精一杯な尻の穴を無理矢理拡張されたまま、ヴァニラはそう言った。幼い身体だが、なだらかに白い肌が眩しい。
だが愛撫を嫌というほど立て続けに加えても、念入りに陰核をつついてやっても変化などなく、あそこは一滴と濡れず、小さいピンク色の乳首もツンと立っているだけでエロティックな反応一つない。
男はさも残念がり観念した様子で指を抜く。
「マグロかよ」
指の臭いを嗅いだ。思わず自分の嗅覚を疑ってしまうほど無臭で舌打ちする。
500467:04/02/01 00:25 ID:1Aq4mJD5
「……彼女達を解放してあげてください」
「またそれか。できん相談だと言っとろうが」
「どうしてですか」
「…クーデターに巻き込まれて、それに素質があったからって紋章機のパイロットに選ばれて、あんたみたいなガキが、こんな目に遭ってるのは同情する。
しかしなあ、嬢ちゃん、ちゃんと目え開けてみろよ、そこのモニター見えてるかい。
もうあいつらは嫌がっちゃいない。喜んでるんだよ。
ほれ、メガネの巨乳ちゃんは精液便所に―」
「メガネではありません。フォルテさんがつけていらっしゃったのはモノクルです」
「…。それも今は白濁まみれってな」
「あなたたちの汚い」
「そうだ」
男はヴァニラの上に覆い被さる。今度こそ
慎重に触れ、神々しいまでに清らかな肉体に指を踊らせる。これでも女を満足させることにはすくなからず自信があったのだ。
わけのわからんやつだが、もしかすると捕縛された事実で、気が変になっちまったのかもしれん。だから何をしてやっても動じなくなった………よくある事だ。
だがまあ、この分だと男も知らないはず。どん底の苦しみを知れば、所詮は毛もはえてないガキに過ぎない。
時間さえあれば―――そのツラを屈辱で快楽でまみれさせてやる。
501467:04/02/01 00:29 ID:1Aq4mJD5
「んふ う……」
可憐な唇にイチモツをくわえさせて強制イラマチオ。前後にがっちりと押さえつけた頭を怒張した肉棒で揺する。ずくっずくっずくっ。いい具合に湿る小さい口腔は男のいいオナホールになった。
肉棒に押されてくちゅうっと吸い付いてくるような舌は決して奉仕に参加はしなかったが、男の堪った欲望を吐き出すにはとっておきの場所となった。
「…んぐ………んうふ…」
ヴァニラの息苦しそうな鼻息は射精感を促した。一見すると無呼吸のような天使だが、ちゃんと呼吸をするのだ。鼻腔からの生暖かい息が男の下腹をくすぐる。一層強くヴァニラの喉奥を突く。
「おらおら、ちゃんとくわえな」
「ふ、っん………」
「苦しいかい? 息が出来なくて辛いかい? 早くお家に返してくれってか?」
「ん、ん……ん…ぷ……」
「人形みたいなヤツだな、おもしろくねえ…そ…そこもまた……そそるんだがなぁ! ぐうッッーー…!!」
男は汚い言葉でヴァニラを罵倒しながら絶頂に達す。
何とも言えない臭いが立ちこめ、白いねちょねちょがヴァニラの口から淫猥に漏れる。
それでもヴァニラの表情は変わらなかった。まるで凍り付いてしまっているかのように。

「…?おい、生きてるか嬢ちゃん」
「……………。私は感じません。………低俗なテクニックは神すら…嘲笑するでしょう。」
502467:04/02/01 00:34 ID:1Aq4mJD5
「はあ」
ヴァニラは無表情を続けた。
男は後悔するハメになるだろう。ヴァニラをマグロだと認識した次点で、止めていれば、と。
不覚にも………この少女を美しいと感じてしまった。この小さき天使はいくら己が精液で汚されようとも、揺るぎない赤い瞳が、男に対して諦観することも非難することもなく、何の感情も露わとせず、まっすぐに逸らされることもない瞳で男を射抜く。
少女と似た静謐さを息づかせている、およそろくに他人に触れられたことがない秘所の割れ目をそっと指でなぞってみた。
―――やはり望んだ拒む態度も、媚びた甘え声も最後まで見あたらなかった。
「…嬢ちゃん名前はなんていうんだ。惚れちまったよ」
男は聞きたくなった。この気高い天使の名を。天使にふさわしい、きっと美しい名前だろう。
聖女マリアのような………きっと………きっと聞き惚れてしまいそうな………
天使はうっすらと唇を開いた。
「それが―――………」
「そ、それが……?」
「それが人に何かを尋ねる態度ですか―――下劣です。わたしのおまんこをナメなさい」
男は目を見開いた。
「………………。 感じましたか…?いいえ…先ほどから蘭花さんにこのような事を言われて男の人が何人も…気絶していますが……こう言われて…それは……気持ちいいものなのでしょうか……私には理解できません」
自称マグロ娘が無表情で聞いてくる。
誇張する肉棒が、じんじんと熱くなってくるのを感じながら、男は快楽に悶えている自分の存在を知った。こんなプレイは知らなかった。とんでもないのが、やってきたもんだ―――と。
503467:04/02/01 00:38 ID:1Aq4mJD5
これで終わりです。規制がしんどかった・・・・・
最近は以前よりもGAに似つかず静かになってしまっていますが
職人さんの作品投下、心待ちにしています。
504名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:41 ID:xmids0I9
えーーーーーーーーーーーーーーー?!
これで終わり〜〜〜!?>!!>!」
ヴァニラのその後っていうかプレイは〜〜>?!
・・・・・あぁ・・・無理いっちゃあかんですよね。
御疲れです グッジョブですぅ。
505467:04/02/01 20:26 ID:1Aq4mJD5
>>504
一応・・・・・これで終わります。すみません(;´Д`)
自分の力量では限界でして・・・・・
ゲームは分からないのでちとせは書けませんでした
アンチではありませんので悪しからず
506名無しさん@ピンキー:04/02/03 12:51 ID:tCpuVwds
>467氏
GJ!!!俺は姐さん萌えなんでRecipe.4で大いにハァハァさせていただきました(;´Д`)
五人全員のエロはすげぇ難しいと思うんですが、、、楽しめました。乙!
できればまた書いて欲しいっす
507あぶらむし:04/02/04 01:09 ID:tWKBPsNq
ミルフィーユが叩き倒された。身には何も纏っていなく、傷だらけだ。
「おい、出せよ。全部出せ!」
男はミルフィーユの腹部を革靴のつま先で蹴飛ばす。
血とゲロと透明な何らかの液体がミルフィーユの口から流れ出てくる
。男はそれを瓶につめ角度を変えながらしげしげと見ていた。
でも望んでいたものと違ったらしく瓶ごと放り投げた。
柔らかくたるみのない女の子の肌を、まるで具合の悪い部分でも探しているように男は触り続ける。
男が触った部分は赤く腫れたり黒くただれたりした。
「おい、お前。なんだこのヒモは?」
ミルフィーユの尾骨のあたりについていた短い紐を男は見つけた。
「やめて、それだけはさわらないで!」
やっと見つけた、という顔を男はした。そして間髪いれずにヒモを引っ張った。
ミルフィーユの身体中から様々な色をした液体が噴き出してくる。
カラフルな水たまりができた。
「お願い。全部戻して!」
ミルフィーユは液体を身体に戻そうとした。
時間はあまり残されていないみたいだった。男は黙って様子を見ている。
「お願い、お願い、おねが…」
左の乳首と頭の花飾りを残してミルフィーユは消えた。
水たまりも地面に染みこんでいった。
男は残った左の乳首を革靴のかかとで踏み潰した。
508名無しさん@ピンキー:04/02/07 18:59 ID:U5Ms3Hsc
>>507
乙です。
奥が深いなあ……。
神話か何かを読んでいるような気分になりました。
次回作も期待してます。
509名無しさん@ピンキー:04/02/08 01:00 ID:CGiqjf7r
         ∩___∩            ∩___∩
         |ノ ⌒  ⌒ヽ           |ノ ⌒  ⌒ヽ
        /  ●)  ●) |          /  (●  (● |
        |    ( _●_)  ミ         |    ( _●_)  ミ  
新作マダ-? 彡、    ▽  、` ̄ ̄ヽ    /彡、   ▽  ミ  新作マダ-? 
      / __  ヽノ   Y ̄)  |   (  (/     ヽノ_  |
      (___)       Y_ノ    ヽ/     (___ノ
           \      |       |      /
            |  /\ \     / /\  |
            | /    )  )    (  (    ヽ |
            ∪    (  \   /  )    ∪
                  \_)  (_/
510名無しさん@ピンキー:04/02/09 11:33 ID:anvMW7DO
月末にはPS2版MLが発売ですね。
ちーぽん萌えですが、PS2を持っていないってのは辛いです。

>>507
神林長平の小説のような雰囲気かな? と思ってしまいました。
なんか不思議な感じが・・・
511名無しさん@ピンキー:04/02/11 09:45 ID:EXAmkERE
 
512名無しさん@ピンキー:04/02/11 09:53 ID:EXAmkERE
 
513名無しさん@ピンキー:04/02/12 12:55 ID:CBRxM4zi
ML 発売まで後二週間か……
514名無しさん@ピンキー:04/02/12 19:23 ID:L+riJPXZ
ML2週間後かぁ、楽しみだなぁ(・∀・)ワクワク
515名無しさん@ピンキー:04/02/12 21:28 ID:q0pukoo0
ちとせタンと毎日性交する妄想でハァハァする日々になりそうだな、と。
516名無しさん@ピンキー:04/02/13 09:00 ID:cU1d3R5O
MLなぁ・・・ほしいけどなぁ・・・。
中途半端だろうしなぁ・・・。
517名無しさん@ピンキー:04/02/13 19:42 ID:tQhc2xF0
早くGAMLとGAELとGA5巻と小説2巻とまだまだ楽しみがありますなぁ。

そして今度このスレにSSが投下されるのはいつになるんだろうなぁ…
518名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:20 ID:l3eJJT+k
おい、独り言の方がSSの反応より多いじゃん!
519名無しさん@ピンキー:04/02/14 17:42 ID:tBfYRNRT
520名無しさん@ピンキー:04/02/16 01:04 ID:D9bYzax2
主旨が異なるので重複にはならないと思う
521名無しさん@ピンキー:04/02/18 13:11 ID:rNxMv+su
ミルフィーの中の人が一週間で300万用意出来るって本当ですか?
522名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:20 ID:tIxuoBMt
保守
523名無しさん@ピンキー:04/02/23 01:15 ID:MxRdHzwv
このスレもう種ぽ……
小説投下しようにもこの状態では……
524名無しさん@ピンキー:04/02/23 02:47 ID:Lj6De2GM
でも、投下しなければなにもはじまらない
みんなまってるんだ、漏れもその一人
525名無しさん@ピンキー:04/02/23 17:57 ID:KKU6Y10q
漏れも待ってます。
是非投下よろ。
(人大杉は確に痛いけど……)
526名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:04 ID:yRdaDrgq
三月の中頃になれば
暇になると思うんで
それまで待っていただければ……

勝手なこと言ってスマソ。
527名無しさん@ピンキー:04/02/24 08:20 ID:rnJVyZ6M
ガンガレ! 気長に待つとしますので。

第四期以降だと賑わうことになる・・・かも?
528名無しさん@ピンキー:04/02/26 19:11 ID:nD5lvlZa
ちとせで書けるかな…
どうもPS2版のシナリオがあっさりし過ぎて、いじる事が出来ないと言うか。
やっぱり他の隊員との絡みになるかな(´Д`;)
529名無しさん@ピンキー:04/02/28 22:26 ID:VPm+BzF/
保守
530名無しさん@ピンキー:04/03/02 17:44 ID:nEJWlZEv
保守
531名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:32 ID:AAc6mnys
保守
532名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:34 ID:lEFdXCEq
語れ
533てすら:04/03/03 23:56 ID:MD5KMz+W
止まってた姐さんもの再開しました。
534名無しさん@ピンキー:04/03/04 15:16 ID:/j9NY595
      _人人人人人人人人人人人人人人人_
        >   な…なんだってクマーーー!!  <
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
    ●__●               ∩____∩
   ノ,,......,, u ,,,.丶            / u     u └|   ∩____∩
  / /;;;;;;;;;;) (;;;;;;;ヽ          | ●   ●   ヽ /;;;;;u;;;;;;;;;;;;;;└|
  | (;;;;;;;/( _●_)゙:;;ミ          彡 (_●_ ) u  | |;●;;;;;;;;;;;●;;;;;;;;ヽ
 彡、___ |∪| ___,,;\         /   |∪|    彡 彡;(_●_);;;;;;;;u;;;;;;;|
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽノ;;;/´>;;;;;)       (  く ヽ ノ     /;u;;;;|∪|;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ
(;;;;;;;;;;;;;;;)    / (;;;:/        \_ )       (;;;;;く ;;;ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
535ぷんすかぷんすかぷぅ:04/03/06 00:30 ID:nPlfERbT
久しぶりに来たら、トリップの数字忘れた(w

ML買ったけど、3章のSLGパート直前でセーブしたまま、まったくやってない。
つうか、忙しくてゲームやってる余力が無いよ……_| ̄|○

そんな最中、ホムペを作った。今の所GAモノは「女体盛り」を収録しただけだが、
良かったら遊びに来て、足跡を残していってくれい。
URLは、専用ブラウザ使ってる人には一目瞭然な所に。
536名無しさん@ピンキー:04/03/06 18:27 ID:xaRgBU79
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐  " _,,. ‐´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `</ /  〉 /  ∧_,. r ''"
 -- - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐  "  _,,. ‐"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _- よし!ちょっと行ってくる!
 - ‐_+      ;'"  ,; ,   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////
537名無しさん@ピンキー:04/03/08 02:33 ID:3m+Xf/65
そろそろ誰か保管庫作ってくれませんか?
投降作品数も結構多いし…
538名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:39 ID:X6WXqQ5Q
>>537が作ったらいいじゃん
539名無しさん@ピンキー:04/03/09 04:25 ID:+U6Mi8nR
言い出しっぺの法則だな
540名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:47 ID:fa20fcNQ
うむ
541あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/12 02:17 ID:MD48Sa86
暇になったので
もうすぐ投下しますよ。
542名無しさん@ピンキー:04/03/12 08:35 ID:s5uiSfTY
>>541
期待してます。(;´Д`)ハァハァハァ・・・
543名無しさん@ピンキー:04/03/13 02:00 ID:tc3MhXjd
>>534の一番左に居る生物はいったいなんなんだ
544名無しさん@ピンキー:04/03/16 01:16 ID:dWR/IUn2
age
545名無しさん@ピンキー:04/03/18 08:10 ID:aBcYoKdM
タクト×ミルフィーユ×蘭花
嫉妬心丸出しのSSが近日公開
546名無しさん@ピンキー:04/03/18 14:03 ID:F5JfBxTb
そ、それはタクトと蘭花でミルを取り合うと言うことでつか!?
……いずれにしても期待してますよー
547名無しさん@ピンキー:04/03/18 16:29 ID:yH33o70x
で、保管庫まだ?
548名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:11 ID:MHRsUv6G
   ∩___∩   
   | ノ      ヽ/⌒) >>547、あばばばばばば
  /⌒) (゚)   (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/
.(  ヽ  |∪|  /
 \    ヽノ /  
  /      /
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)
549名無しさん@ピンキー:04/03/19 18:20 ID:xCtykPqk
>>546
どちらかというと、タクトの取り合いですね。
喧嘩まがいなことがあったりなかったり…。
550名無しさん@ピンキー:04/03/20 10:26 ID:CQPNg682
作者名より、1から順番に作品だけを抜き出すのがいいのかな。
551名無しさん@ピンキー:04/03/21 16:33 ID:oiLoce7Y
>>550
もしかしてやってくれるの?(保管庫)
552名無しさん@ピンキー:04/03/21 20:23 ID:EzZngkUY
>>550
是非お願いします!
553上島竜平:04/03/21 22:39 ID:3reX4TsV
   ○    ○ < 作るなよ!ぜぇーーったいに作るなよ!
    |こ  / |
    >ヽ |⌒ |____|      
554名無しさん@ピンキー:04/03/21 22:51 ID:+w4quNwK
>>550
俺からもお願いします。

あと職人の降臨も心待ちにしております。
555あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:27 ID:u/WuFryt

……スレの活性化のために
投下してみます……

彼と彼女の口調に間違いがあったら
ご指摘いただければ幸いです。
556あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:29 ID:u/WuFryt
やべ……ageちゃった。
557あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:29 ID:u/WuFryt
あの日。あの時。
あの人がこの艦に来た時から……
僕は……あの人の虜になってしまった。

初恋だった。
なぜだろう?
なぜなんだろう?
僕の好みはあんな感じの女性ではないはずなのに。
恋をするんなら清純な感じの女性がいいな、とばかり思っていたのに。

あの人の事を想うたび……
胸が張り裂けそうになった。
苦しかった。

僕は、今日もマスターベーションをした。
美しく、長くビロードのような金髪。
思い出したように時々みせる凛とした瞳。
露出の多い服から覗く、細く、長く、美しい脚。
そして何よりも……豊満で美しく形の整った胸。
まさに天使のような……あの人の事を想いながら。
その場しのぎの快感。
射精直後、空しさだけが頭の中を駆け巡っていった。
558あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:30 ID:u/WuFryt
「ふぅ……」
ここは、儀礼艦エルシオールの中にあるクジラルーム……
の中に位置する、観測室兼僕の部屋だ。
僕は、下着とズボンを身に付けると、部屋を出る。
辺りは、既に真っ暗だった。
といっても、ただ単に艦の天候設定が夜間モードに入っただけなのだが。
「さて……お風呂にでも入ってきましょうかね……
 宇宙クジラ! 留守番お願いしますよ」
僕は心の中で念じた。すると、
「うん、わかったよ」
宇宙クジラはテレパスで返事を返した。
宇宙クジラという生き物は、テレパス能力を持っていて、
頭の中で念じただけで大体の事は通じてしまうのだ。
連夜のマスターベーションの事も知っているのだろう。しかし、
この話題に触れてこないところは僕に気を使っているのだろうか。

「……? 人影?」
最初は見間違いかとも思った。
「こんな時間に……いったい誰でしょう……?」
ちょうど海の真ん中に、水飛沫が上がっている。
それは、宇宙クジラにしては小さすぎるし、子宇宙クジラにしては大きすぎる水飛沫。
そう、誰かが泳いでいるのだ。
「気持ちよさそうですね……」
僕は、静かに呟いた。
559あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:31 ID:u/WuFryt
やがて、水飛沫がこちらに近づいてくる。
それも、かなりのスピードで、だ。
「いったい……誰なんですかねぇ……こんな時間に」
そして、一人の人間が水辺へと立った。
「あ……ああ……?」
「あれ? クロミエじゃな〜い。どしたの?」
「あぁぁぁぁぁっ!!!」
僕は心臓が飛び出してしまうかと思った。
なんせ、僕の憧れの人……
そう、蘭花さんが一糸纏わぬ姿で立ち尽くしていたんだから。
「え? そんなに驚かんでも……あっ! やだ!! アタシ裸じゃない!?」
彼女は、腕で豊満な胸と大事な所を必死に隠した。
それによって腕からこぼれ落ちる胸が、余計にいやらしい。
「もう……クロミエのエッチ〜!!」
彼女は顔を真っ赤にして僕に詰め寄ってくる。
「最初裸だったの……蘭花さんじゃないですか!!」
必死に弁明しながらも、僕は殴られる事を覚悟した。それはもう、骨も残らないほどに。
……しかし、その予想は裏切られた。それはもう、とても意外な方向に。

「……ふ〜ん……クロミエも……男の子なのねぇ〜……」
彼女の次に取った行動に、僕は何がなんだか分からなくなった。
「もう……こんなに大きくしちゃって……いやらしい♪」
彼女は、右手で僕の髪の毛を撫でながら、
左手で僕のものをズボンの上から優しく触れてきた。
「ら……らんふぁ……さん?」
「もう……固くしちゃってぇ……」
心臓の鼓動が、より速くなる。
「ク〜ロ〜ミ〜エ〜!!」
そう言いながら彼女は、僕を抱きしめると、横へと押し倒してきた。
もう、何がなんだか分からない。
560あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:32 ID:u/WuFryt
「服……脱いじゃいなよ……」
そう言いながら彼女は有無を言わさずに僕の上着を剥ぎ取った。
上着だけじゃない。すべてだ。
「らんふぁ……さん……っ」
「ふふ……可愛いわねぇ……すごく可愛い」
そして彼女は、自分の口で僕の唇を塞いできた。
しょっぱいけれども、とろける様な甘美な味。
そして何よりも、気持ちいい。キスだけでこんなに感じるなんて……
夢にも思わなかった。蘭花さんとこうして絡み合えるなんて。
夢なら醒めないでほしかった。
「…………」
唇を離す。僕と彼女の液体が混ざり合い、彼女の唇から滴り落ちた。
561あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:33 ID:u/WuFryt
「……今、気持ちよくしてあげる……」
彼女は、そう言いながら僕のものに手を掛けた。
海から上がったばかりで、躰が冷え切っているのだろう。
彼女の手は、ひんやりとしていた。
「…………!」
言葉を発する事の出来ない僕を尻目に、
彼女は僕のものに掛かっている皮をおもむろに剥いていった。
「まったく……ここを綺麗にしてないと女の子に嫌われちゃうわよ?
 今……綺麗にしてあげる……」
次の瞬間、彼女は僕の亀頭に唇をあてがってくる。そして、舌をチロチロと這わせてきた。
「ちゅぷ……」
「ああっ……!」
それはまるで、躰中に電撃が奔ったような……
マスターベーションとは比べ物にならないほどの快感だった。
「ちゅる……ちゅ……ちゅ……」
そして彼女は、舌を傘やうらすじなど、亀頭をまんべんなく舐めつくしていった。
いきなり、マズイ。
「蘭花さん……だめです……もう……出ますっ……!」
その言葉を搾り出すのが精一杯だった。その刹那、僕は彼女の顔に射精してしまった。
「……もう出ちゃったの? まったく、エッチねぇ〜」
そう言って彼女は、悪戯っぽい顔をして見せた。
562あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:33 ID:u/WuFryt
二度も射精したばかりなのに……僕のものは、相変わらず硬度を保ったまま直立していた。
「まったく……出したばかりだってのに……いやらしいのねぇ〜」
彼女は、悪戯な笑みを浮かべながら僕の額を小突いた。
僕は、意識はしていなかった。
それでも、無意識のうちに視線が豊満な胸の方へと行ってしまっていたのかも知れない。
「物欲しそうに見ちゃって……いいのよ? 顔を埋めても……」
「あ……でも……んんっ!!」
彼女は、言い終わらないうちに僕を抱きしめ、そして僕の顔を自らの胸へと埋めさせた。
「どう……クロミエ……気持ちいい……?」
「んむうんん……っ!」
温かい。そして、柔らかい。
何処までも沈んでいきそうなほどに。
そして、今まで嗅いだ事の無い……甘い香りがした。
これが女性の匂いなのだろうか。
僕は、豊満な胸に溺れそうになった。
「いつまでも……こうしていていいのよ……」
僕は、無意識のうちに彼女を抱きしめた。
というよりは、抱きついた、の方が正解なのかもしれない。
僕の顔が、より深く彼女の胸へと沈んでいく。
胸の辺りがムラムラする。
僕のものが、はちきれそうになる。
我慢できない。
563あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:34 ID:u/WuFryt
「蘭花さんっ!!」
僕は、彼女を地面に押し付けると、体を起こした。
いつもの彼女ならこう簡単には倒れてはくれないだろう。だが、今は違った。
「な……何?」
呆気にとられる彼女。
「もう……我慢できないです! いきますよ!!」
僕は、無理やり彼女の脚をこじ開けた。
「ク……クロミエ! やめて……それはやめて!!」
その途端、彼女は叫んだ。しかも、なにやら泣きそうな顔だ。
「ここまでしておいて……それはないんじゃ……?」
いつもは冷静で奥手な僕でも、さすがに止まらなかった。
「……はじめて、なのよ……」
「…………へ?」
僕は一瞬、呆気に取られてしまった。
「い……今……なんて?」
「ヴァージンなのよ、ヴァージン!!」
彼女は、真っ赤な顔で思い切り叫んだ。
「えええええええええ!!」
僕も叫んだ。
「はじめて……? ウソでしょ!?」
「ホントなの……」
彼女は、湯気が出そうなほどに顔を真っ赤っ赤にした。
「じゃあ、なんでこんな事!」
「………………」
彼女は、黙りこくってしまった。
いつもは誰にも見せないような、恥ずかしそうな顔。
……可愛い。
僕は素直にこう思った。
564あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:35 ID:u/WuFryt
「……いいわよ」
「へ?」
「しても……いいわよ」
彼女は、覚悟を決めたかのように僕を見据えて言った。
そこには、いつもの強気な彼女は無く、
普通の18歳の女の子が、そこにいた。
……18歳の女の子と実際に話したことなんてあんまり無いけど。
「で……でも……初めてなんですよね?
 女の人の初めてって……大事なんですよね!?
 僕なんかが……僕なんかが奪っていいようなものじゃ……!!」
本心ではなかった。
今すぐに、彼女とまぐわりたかった。
それでも、たった一本だけ繋がっている理性と言う名の糸が
僕の暴走を抑えていた。
でも、直後の彼女の言葉は、僕の予想を大きく裏切った。それも、いい方に。
「アタシ……いいよ……クロミエなら。イヤじゃないよ」
僕の理性の糸は、静かにほどけていった。
565あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:35 ID:u/WuFryt
再び、彼女の両脚を開いていく。
「蘭花さん……なんだか、潰れた宇宙ウシガエルみたいですね……」
「もう、クロミエったら……デリカシー無いわねぇ……」
彼女は、ぷっくりと頬を膨らませた。
まるで、昔から恋人だったかのような錯覚。
「じゃあ……いきます!」
僕は覚悟を決めて、ゆっくりと彼女の中へと押し入っていった。
「きつい……!」
想像以上にきつかった。そこで僕は、思いっきり腰を埋める。
「…………んッ!!」
……蘭花さんの中が、僕のものへと絡み付いていく。
すぐに射精してしまいそうなほどの快感。しかし。
「いたたたたたたた!!!」
彼女は、悲鳴を上げた。そこで僕は、あわてて彼女の膣内からものを引き抜いた。
彼女の血液と愛液が、僕のものに絡み付いている。それに星々の光が反射し、きらめいていた。
「蘭花さん! ご、ごめんなさい……僕、調子に乗っちゃって……」
彼女を見る。そこには、
「う、うん……大丈夫……」
目を潤ませて今にも泣き出しそうな彼女がいた。
きっと、世の男性というのは、女性のこういうギャップに弱いのだろう。
僕も例外ではないが。
「クロミエ……ごめんね……」
彼女の頬から涙が伝っていくのが分かった。
それでも、僕は理性を抑える術を知らない。
「蘭花さんっ!」
僕は仰向けになったままの彼女の両胸に手を掛けた。
握り締めたらパンクしてしまいそうなほどの柔らかさ、そして弾力。
それを僕は、無我夢中で揉んでいった。
566あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:36 ID:u/WuFryt
「ん……んぅ……」
蘭花さんの息遣いが、段々と荒くなってくる。
僕は、より手のひらに力を込め、一回一回噛み締めるように揉んでいった。
すると、彼女の胸はそれに応えるかのように、弾力を増していくように思えた。
「はぁ……ん……クロ……ミ…エ……ん…」
彼女の吐息が悩ましかった。
「らんふぁ……さん……可愛いです……」
桜色に染まった二つの可愛らしい乳首。
僕は、その可愛らしい左側の乳首に吸い付いた。
「ちゅぷ……」
「……あぅ……っ」
コリコリとした舌触り。そして、甘い香り。
このまま一生彼女を愛でていたいな……なんて想いが僕の中に込み上げる。
「はぅ……んん…気持ち……いいよぉ……」
彼女は、悩ましくくねりながらか細い声で喘いだ。
僕の舌の上を彼女の乳首が転がるたび、彼女の喘ぎ声が大きくなっていく。
「んあ……っ……はぁん……っ!」
快感だった。
自分が大好きな女性を悦ばせているという事が。
567あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:37 ID:u/WuFryt
「クロミエ……きて……アタシ……我慢できないよ……」
彼女は親指を咥えながら、僕に問いかけてきた。
「……大丈夫……なんですか?」
「うん……そんな事より……早く……んっ!」
僕は、問いかけを聞き流しながら、彼女の右胸を左手で愛撫していた。
人差し指で撫でるごとに、彼女は甘えるような声で喘いでいく。
「はぅ……クロミエ……お願い……はぁんっ!」
別に意地悪してるわけじゃない。
単純に、気持ちいいのだ。彼女を愛撫するという行為が。
「い……じ…わ………る…」
「すいません……じゃあ……いきます……」
僕は覚悟を決め、三度彼女の脚を開いた。

「ううぅ…………」
彼女は、さっきよりも簡単に僕を受け入れてくれた。
「痛い……ですか?」
「ううん。気持ち……いいよ……」
彼女は、はにかんだ笑みを浮かべてみせた。
そして、おもむろに僕を抱きしめていった。
背丈の違いから、僕の顔がちょうど彼女の胸に当たってしまう。
柔らかい。暖かい。そして何よりも、
彼女の温もりを躰全体で感じる事が出来た。
「ねぇ……どうしたの?」
「あ……なんでもないです……
 そろそろ……腰動かしてもいいですか?」
「うん……いいよぉ……」
僕は、OKサインをもらった事により、今まで溜めに溜めた欲望を
吐き出すように腰を振っていった。
568あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:37 ID:u/WuFryt
「んっ……んっ……どうですか……蘭花さん……」
「はぁん…はぁん…き、気持ち……いいよぉ……はぁう……」
普段絶対に見せない様な、甘えるような顔。
上手く言葉に言い表せないけど……可愛かった。
「……クロミエぇん……あんっ…はぁん…やんっ……!!」
彼女の目じりから、涙がこぼれ落ちる。
しかし、それを気にするほど僕に精神的余裕は無かった。
「気持ちいいよぉ……クロミエ……はぁん……はぁん!」
彼女の喘ぎ声が、よりいっそう辺りに響き渡っていった。
それはもう、誰かいたら大問題なくらい。
「らんふぁ……さぁん……!」
僕は思わず左手で彼女の右胸をわしづかみにした。
そして、さっきよりも激しく揉んでいく。
「あぅ……はぁん! クロミエぇ……だめだよぉ……はぁん!」
彼女は、乱れた髪を必死に直そうとしながら、快感に耐えていた。
「はぁん……いやぁ……ぁんっ……」
僕の方の限界が近い。彼女はどうなのだろうか。正直、怖い。
「らん……ふぁ……さん……僕もう……だめです……」
「はぁん……アタシ……も……んぅっ!」
彼女は、真摯な瞳で僕を見つめていた。様に見えた。
「はぁん…クロミエ……好きだよ……はぁんっ!」
甘えるような蘭花さんの言葉に、僕は―――
「はぁん! ああっ! はぁん!! はぁんっ!! あああ―――
「らんふぁさん……大好きです……この宇宙で……一番……!!」
569あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:38 ID:u/WuFryt
「じゃね、クロミエ。おやすみ〜」
蘭花さんは、そう言いながらクジラルームを後にした。
「……夢、だったのかな?」
ちょっと僕は、今までの出来事が信じられなかった。
「……風呂入って寝よう……」
僕も、クジラルームを後にした。

「……ハァハァ。あの二人……あんな関係だったのか……」
二人が去った後のクジラルームに、一つの影。
「今晩のオカズに使わせてもらお……」
情けない覗き見司令官だった。

終わり。
570あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/22 03:42 ID:u/WuFryt

停滞していた作品を急に仕上げたから
けっこう雑な所も多いなぁ……すいません。

そういえばあと姐さんでコンプリートか。ちとせ除けば……

それでは、近いうちに投下できたらまた投下しますかも。

>>550さん
保管庫の方、
やっていただけるのであれば僕からもお願いします。
571名無しさん@ピンキー:04/03/22 08:34 ID:EQDlNX2F
>>555
GJ!

ネ申 降 臨
572名無しさん@ピンキー:04/03/22 13:14 ID:41wp0k5A
クロミエ×蘭花さんかぁ・・・これは予想外でした。
蘭花さんも可愛く描けていましたよ。

俺も書いてみようかな。タクト×ミルフィーユの王道(?)で・・
573名無しさん@ピンキー:04/03/22 14:19 ID:hyJvfcoO
>572
期待してまつ。
574名無しさん@ピンキー:04/03/22 14:20 ID:QEoHcCJ3
>555-570
グッジョブ!
>572
(・∀・)イケー!
575名無しさん@ピンキー:04/03/24 16:47 ID:VdZpMnN1
キタ---−−−!!!ランファマンセ-ウリナラマンセェ
576名無しさん@ピンキー:04/03/24 17:12 ID:Hp+vqQXu
577名無しさん@ピンキー:04/03/24 22:39 ID:D8gYkL+a
レスター×フォルテなるものを書いてみました。

エロは初めてなので読みづらいかもしれませんけど
それでもイイ! という方がいれば、投下してみようと思います。
578名無しさん@ピンキー:04/03/24 22:46 ID:HnutojJC
>>577
意外なカップリングですね、
ぜひお願いします!
579名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:45 ID:0NC+Or4r
タノシミタノシミ
580名無しさん@ピンキー:04/03/25 16:41 ID:t0Y5g6a1
>>578
意外ですか?このカップリングって。
>>577
楽しみです!是非よろしく。
581577:04/03/25 17:24 ID:yrUNcPVs
読みたいという方がいるようなので、投下します。

補足
この話はMoonlit Loversの後の話ですが、
ゲームをやってなくても問題ありません。
ゲーム中では、ヴァル・ファスクという敵と戦ったということだけ知っていればよいかと。
582レスター×フォルテその1:04/03/25 17:26 ID:yrUNcPVs
 薄暗いバーのカウンターで一人、酒を飲む影があった。
「暇だな・・・」
誰ともなくそう呟く。ヴァル・ファスクとの死闘の後、エルシオールの乗組員には約一ヶ月もの有給が与えられた。
それはそれでうれしいことなのだが・・・。
「ここまで見事にやることがないとはな」
休暇のはじめこそテレビだなんだで忙しかったが、結局主役でなかった自分は三日もすればやることがなくなってしまった。
結局、昼間は街を適当に散策し、夜は酒場で誰かのことを考えながら過ごす日々が続いていた。
「あと二週間・・・長いな」
誰かと遊ぼうにも、この忙しい時期に休暇をもらってる知り合いなど一人もいない。
いや、いるにはいるが、彼等は恋人や友人たちと既にどこかへ旅行に出かけてしまっている。
自分も一応誘われはしたのだが、あまり付き合う気にもなれず、断っていたのだ。
もっとも、彼等といたところで意味もなく遊ぶ、などということは決してないけれど。
「かなり早いが、仕事に戻るというのもありか。代金は置いていく」
そう言って、立ち上がった時。
 ちりりぃん
店のドアが開く音がした。そして、意外なことに自分に声をかけてくる。
「クールダラス副司令ではありませんか。こんなところで何をしてらっしゃるのです?」
俺の知ってる限りでは、こんなところにいるはずのない、そして、ふとしたときに思い出してしまう人物の声だった。
「フォルテ・・・俺はもう副司令じゃない」
はやる気持ちを押さえつけ、何とか平静を保って答える。
「そういえばそうでしたね、クールダラス中佐」
俺の座っていた椅子の隣に腰掛けると、フォルテはウイスキーのロックを注文した。
「レスターでいい」
暗に敬語は必要ないと伝えると、それに気づいたフォルテはいたずらっぽく微笑んで俺を見上げる。
「帰るのかい?」
「・・・気が変わった。もう少し飲んでいこう」
俺はさっきまで座っていた席に再び座る。
583その2:04/03/25 17:28 ID:yrUNcPVs
「あんたの気が変わるなんて、珍しいこともあるんだね」
店内は薄暗かったが、それでもフォルテは俺の顔が薄くだが赤くなっているのに気づいて苦笑をもらす。
「ソフトドリンクにしておいたほうがいいんじゃないか? それとも・・・」
「それはない」
俺は、これ以上フォルテに追及されたらかわしきれないと判断し、さっさとこの会話を打ち切ろうとした。
フォルテの質問を聞かないままとりあえず否定の意を示し、続けられないうちにさっさと注文する。
「ブラッディマリーを頼む」
あの強烈な味で一時的にでも酔いを吹き飛ばしておきたかった。
「私は苦手だね、あれは」
俺だってそうだ、と言いかけたのをあわてて止める。
何かしゃべったら、そこからフォルテに切り込まれそうで、俺は何もしゃべれない。
何も言わずに俺は出されたコップを一気にあおった。
「・・・すごいね」
「好きなんだ」
俺はとっさに言い返したが、すぐにこの選択が誤りだったことに気づく。やはりジンジャーエールあたりにしておけばよかったのだ。
もともとあまり酒に強くない俺は、一気に飲み干したことでふらふらしだしていた。
何とかフォルテに気づかれないように、それだけで精一杯だった。
そんな俺を見てフォルテは再び苦笑した。
「それで、レスターはこの二週間、何をしていたんだい?」
酒のせいか、フォルテの声を聞くたびにどきりとする。
「特に何も」
「デートとかは?」
街でカップルを見かけるたび、フォルテと話せたエルシオールのほうがよかった、と考えていた自分を思い出す。
「相手がいない」
「いくらでもナンパできそうじゃないか」
「・・・あまり、興味がないのでな」
なんとか搾り出した言葉にはまったく力がなかった。
「ふふ、その様子だと、気になる相手がいるみたいだね」
すべてを見透かしたように、フォルテは笑う。
584その3:04/03/25 17:29 ID:yrUNcPVs
これ以上聞かれる側に回っていたら、いずれすべて話してしまう。俺はそう考えて、逆にフォルテに聞くことで何とかごまかそうとした。
「それよりも、お前はどうだったんだ? 他の連中と旅行に行ったと聞いたが」
「さすがに二週間も旅行しっぱなし、ってことはないよ。三日くらい前に帰ってきて、後はみんな好きなことやってるさ」
そこでフォルテは一杯目を空け、すぐに二杯目を頼んだ。
「・・・デートとかはしないのか」
俺は、何を聞いているのだろう。あまり、聞きたくはないが、聞かずにはいられなかった。
「ふふ、あんたと同じで、相手がいないよ」
フォルテの横顔はなんともいえない微妙な表情をしていた。その横顔に見とれていた俺は、しばらくたってようよう声を絞り出した。
「・・・そうか」
その声に隠し切れなかった歓喜の色が混じっているのに気づいたのか、フォルテは艶っぽく俺に微笑んだ。
フォルテのこんな表情は初めて見た。不覚にも、吸い込まれるようにして彼女の瞳を見つめていた。
俺は、いつから彼女に惹かれていたのだろう。
ちとせが来る前まで、あの滅茶苦茶なエンジェル隊の中で唯一まともに話しが通じる相手だった。
他の四人とは自分から話す気力もなかったが、彼女だけは別だった。
気がつくと、わずかな空き時間に射撃訓練場に向かっていた自分がいた。
どうせたいしたことも話さないのに、フォルテがいないと妙に残念だったのを覚えている。
そのうちに、夜遅くまで仕事をしているときには差し入れをしてくれるようになった。
少し話すためだけに、すぐに終わるような仕事でもちんたらやって彼女を待っていた。
「・・・大丈夫かい? あまり無理しないほうがいいよ」
フォルテは部屋に入るたびに、同じ台詞を口にしていたな。
「・・・ちょっと、ホントに大丈夫かい!?」
「・・・ん?」
フォルテに揺さぶられて、意識がはっきりしてきた。どうやら俺は、座ったまま眠りだしたらしい。
さっきまでのは、夢だったのか。
「しっかりしておくれよ、ほら、水飲んで」
フォルテの顔が近づく。ただそれだけで、心臓の鼓動が早まった。
「・・・いや、大丈夫だ」
少しあきれたようなフォルテの声が、頭の中に響く。
585その4:04/03/25 17:32 ID:yrUNcPVs
「頑固なのは、酔っても変わらないね」
「・・・・・・」
はぁ、とフォルテがため息をついたのが聞こえた。
「その様子じゃ帰る前に倒れるよ。送ってく」
どうやら俺は、自分で思っているよりも相当ヤバイらしい。俺は素直にフォルテに従うことにした。
「すまない、立場が逆だな・・・」
フォルテが来る前にかなり飲んでいたとはいえ、好意を抱いている女性に介抱されなければならない自分が情けなかった。
「気にしなくていい。ほら、行くよ」
フォルテは俺に肩を貸すと、俺の財布から二人分の代金を抜き取ってテーブルに置いた。
「酒の代金でチャラにしておいてあげるよ。ほら、しっかりしなって」
586その5:04/03/25 17:33 ID:yrUNcPVs
 よたよたと歩いて店の近くの公園に来ると、フォルテは俺をベンチに座らせた。
途中、何かを話しかけられていたみたいだが、はっきり言ってまったく覚えてない。
服越しに触れる彼女の体と、時折風になびく彼女の髪、
そして何度か手のひらがかすかに触れた彼女の胸、俺はそれだけで頭が一杯だった。
「しかしまあ、あんたにも弱点みたいなものはあったんだね」
「・・・・・・」
会話にまったく頭がまわらない。自分で何をしゃべっているのかさえわからない。
ただひたすら、今すぐにでも押し倒したい衝動を抑えていた。
「ちょっと、聞いてる?」
うつむいている俺の顔を覗き込むようにフォルテの顔があった。
「ぁ・・・」
「何? 何だって?」
フォルテの顔がさらに近づく。俺はもう、我慢できなかった。
「レス・・・ん、んんっ!!?」
彼女の顔を引き寄せ、強引に唇を奪い、間髪いれずに舌を侵入させた。自分だけが快楽をむさぼる、一方的な口付け。
「んーっ! んむうーー!!」
フォルテは必死に抗ったが、腕力では俺にかなわない。俺は気の済むまでフォルテの唇を蹂躙し、ようやく離した。
糸を引く唾液がひどく淫らに感じた。
「はぁっ、はぁっ、レスター、どうしたって・・・」
「く・・・フォルテッ!」
キスだけでは満足できるはずもなく、俺はフォルテを座っていたベンチに押し倒す。
「ちょ、ちょっと!」
あわてて抵抗しようとするフォルテを押さえつけ、のしかかっていく。
「フォルテ・・・ずっと、好きだった。そして、今も・・・だからもう、俺は自分が抑えられない」
「レスター・・・」
理性がまだ残っているうちに、思いだけでも伝えておきたかった。俺が、獣になる前に。
587その6:04/03/25 17:35 ID:yrUNcPVs
「フォル・・・んんっ?」
さっきとは違う、やさしい口付け。ただ触れるだけのキスに、俺の心は少しづつ落ち着いていった。
「馬鹿だね、あんた。好きでもない相手に、何度も何度も差し入れなんかしないよ」
しばらくたって離れた後、フォルテは優しい声でそう語る。だが俺は、一時の劣情に流された自分が許せなかった。
「だが・・・俺は・・・」
激しい後悔にさいなまれる俺のすべてを見透かしたような優しい声。
「さすがにさっきはびっくりしたけどね、あんたがあたしに『好きだ』って言ってくれたことが何より嬉しかったよ」
そう言って、俺の背中に手を回す。
「フォルテ・・・」
そして俺たちは、再び口付けを交わす。はじめはやさしく、そしてだんだんと激しく。
その間にも、俺はフォルテの胸を揉み始めていた。きめが細かく、吸い付くような感触を楽しんでいく。
「ふぁっ・・・ああっ」
時折あがる殺しきれない喘ぎ。
二度の激しい口付けでフォルテにも火がついてしまったようで、俺のいい加減な愛撫にも敏感に反応してくれる。
それが、嬉しくて。もっと、フォルテの声を聞きたくて。俺は執拗に愛撫を繰り返した。
「ねぇ、胸だけじゃなくて・・・」
フォルテの声に導かれるように、ゆっくりと俺は彼女の下腹、そして股間へと手を下ろしていく。
その手つきを不安と期待の入り混じった目で見つめるフォルテ。彼女のそんな視線に後押しされて、俺はとうとう彼女の秘裂へと到達した。
「ああっ!!」
そこはすでに、あふれ出した愛液で洪水のようになっていた。
下着を横にずらし、少し指を入れただけで蛇口をひねったかのように次々と染み出してくる。
「すごいな・・・こんなになるものなのか」
つぶやくと、俺はフォルテの秘裂へと口付ける。むわっと漂ってくる女の香りに、俺は限界近くまで勃起していた。
「あ・・・それ、は、ふああっ! あ、あんた、だから・・・さ」
フォルテの声にこたえるかの様に、俺はさらに激しく舌を蠢かし始めた。
「ああっ! レス・・・タ、そんな、激しくっ! したら、あたし、もうっ!」
懇願するかのようなフォルテの声に、俺はいったん口を離した・・・と見せかけて、不意打ちで彼女のもっとも敏感な部分を強く刺激した。
588その7:04/03/25 17:41 ID:yrUNcPVs
「ひっ・・・あああっっ!!!」
体をのけぞらせて叫ぶフォルテ、どうやら軽く達してしまったようだ。
力が抜けてぐったりしているフォルテを見て、俺のものはさらに固く膨れ上がる。
「フォルテ、俺は・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ。・・・つらそうだね・・・いいよ、来て・・・」
ぱんぱんに膨れ上がった俺の股間を見つめて、フォルテは誘うように足を広げた。
俺は服を脱ぐことすらせず、チャックを開けて完全に勃起した自分のものを取り出すと、フォルテの秘裂にあてがった。
「せっかちだね・・・あたしは逃げないよ」
「もう、我慢できないんだ・・・フォルテ、行くぞ」
「うん、来て・・・」
 ズブブッ!!
フォルテの声が引き金となり、俺は一気に腰をたたきつけた。根元まで一気に押し込むと、脳が溶けるような激しい快感が俺を襲う。
「ぐっ!」
やはり鍛えているだけあってフォルテの中は外見からは想像もできないほどきつく、そして強力だった。
すぐにでも射精してしまいそうな強烈な締め付けに必死で抵抗し、俺は腰を動かし続ける。
「あうっ、レスターのが・・・奥に、あたってっ!!」
ずっと恋焦がれていたフォルテとつながっている、そう考えるだけで、俺の限界は一気に迫ってきた。
「フォ、フォルテッ!!」
 びくびくっ!
突然強くなった圧迫感に俺は我慢できず、フォルテの中に精をぶちまけてしまう。
一方的に達したことに対する情けなさと、反対に心地よい射精感が俺の中で渦巻いていた。
「はぁ、はぁ・・・うっ!?」
激しい射精の後、視界がうつろになっていた俺は、突然の刺激に対して思わずうめき声をもらしてしまった。
いつの間にかフォルテの中から出ていた俺のものを、フォルテが口で愛撫していた。ぴちゃぴちゃといういやらしい水音が響く。
「く・・・あぁ」
巧みなフォルテの舌技に出したばかりのはずなのに、俺のものは再びがちがちに勃起する。
「さあ、次はあたしの番だよ・・・」
フォルテは自分勝手に達した俺をなじらなかった。それはつまり、早い分は回数でカバーしろということなのだろう。
唇についた俺の精液をなめとると、フォルテは俺の上にまたがってきた。
そして、秘裂からあふれ出た雫を俺のペニスにたらすと、そのまま一気に腰を落とした。
589その8:04/03/25 17:45 ID:yrUNcPVs
 ズニュッ!!
「うあぁっ!」
「んあっ、すごいっ・・・!!」
フォルテが腰を振るたびに、びちゃびちゃといやらしい音が俺の脳に直接響いてくる。
「さあっ、レスターも、動いてっ!」
わけもわからぬまま、フォルテの腰をつかんで激しく下から突き上げる。
響く音も、漂う匂いも、すべてが俺を欲情させる類のものだった。
「ふあっ、あああっ、あたし、もう、すぐっ!!」
フォルテが限界に近づくにつれ、ますます強烈になっていく締め上げに俺の限界もまた近づいていく。
「ぐっ・・・あっ!」
「あたし、もう、いっちゃ・・・!!」
 ビクビクッ!!
フォルテが俺の上で体を反らし、俺はフォルテの中へ二度目とは信じられないほどの精を吐き出していた。
「ああっ・・・」
ぐったりとなったフォルテが俺に倒れ掛かってくる。
射精し、少し萎え始めた俺のものがフォルテの中から抜け落ちるのを感じた。
「はあっ、はあっ・・・」
抱きとめたフォルテの吐息が耳にかかる。あれだけ出したにもかかわらず、
フォルテの甘い吐息に俺はまたしても興奮しだしていた。フォルテもそれを感じ取ったのか、
俺に軽いキスをすると、俺の耳元で、脳をとろけさせるような声でささやいた。
「はあ、はあ、はあ・・・ふふ、レスター、夜はまだ長いよ・・・あたしの部屋に帰って、もう一ラウンドだ」
「・・・当たり前だ」
俺とフォルテは服をただすことすらろくにせず、当然のように彼女の部屋へと向かった。
590その9 (終):04/03/25 17:50 ID:yrUNcPVs
「・・・・・・」
目を開けたら、窓の外が明るかった。
「ようやく起きたみたいだね」
すぐ目の前にいたずらっぽく笑うフォルテの顔がある。
俺は寝ぼけた頭を起こそうと、目をこすりながらフォルテにむかって口を開く。
「起こしてもよかったんだぞ」
「あんた、起きてるときからは想像もできないくらい寝顔が可愛くてね。つい見入っちまったよ」
「・・・次からは、起こせ」
声色を低くしたところで、フォルテにはまったく通じないだろうと思ったし、実際通じなかった。
「見られたくなきゃ、あたしより早く起きるんだね。そうすればあたしの寝顔を見放題だよ」
「・・・もういい。見られてしまったものはしょうがないからな」
ふふ、とフォルテの笑い声が聞こえる。フォルテにはかなわない、と思った。
「まあ、あれだけがんばればしょうがないさ。結局公園も含めて七回ぐらい出しただろ?」
・・・俺はそんなに飢えていたのか。どうりで、すでに昼を過ぎているというのに体がだるい。
外が明るくなりはじめたころに眠りについたのだから、当然といえば当然なのだが。
「そういえば、どうしてあの時顔が赤かったのかな?」
自己嫌悪に陥っていた俺に追い討ちをかけるかのように、フォルテはわざわざ下からニヤついた笑顔で覗き込んでくる。
あの時とは、おそらくバーで再会したときのことだろう。
「酒のせいだ」
間髪いれずに言い返したが、フォルテにはまったくの無駄だったようだ。
「はいはい、そういうことにしとこうかね。あんまりからかうのも悪いし」
「・・・・・・」
憮然とした表情で何もいえない俺を見ると、フォルテはまたふふっと笑ってベッドを降りた。
「シャワー、浴びてくるよ」
その辺に放り出してあった服を拾ってバスルームのほうへ歩いていく。そんな何気ない後姿がまた美しかった。
これからずっと一緒にいられるのかと思うと、からかわれたことなどどうでもよかった。
「そうだ」
何かを思い出したように、フォルテはくるっと振り返って俺を見る。
「今晩は、とっておきのおでんをごちそうするよ」

                                             
591577:04/03/25 17:53 ID:yrUNcPVs
とりあえずこれでおしまいです。スレ汚しすいませんでした。

感想やら批判やら、ありましたら遠慮なく言ってください。
次書くときの肥やしにします。

読んでくれた方、どうもありがとうございました。
592名無しさん@ピンキー:04/03/25 19:16 ID:iNqEYzu/
GJ!
雰囲気がスゴク(・∀・)イイ!
593名無しさん@ピンキー:04/03/25 20:56 ID:BwvP4hVw
フォルテにハアハアしました
すげぇいいです!
594名無しさん@ピンキー:04/03/26 01:16 ID:vGk9P2mR
カコイイ二人(・∀・)イイ!
グッジョブ!!
595名無しさん@ピンキー:04/03/26 02:10 ID:KiGYxZRD
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━!!! アネサンサイコゥ
596名無しさん@ピンキー:04/03/26 11:48 ID:eJ03LXoh
えー、話しぶった切ってすいませんが。
>>550さん、保管庫のほうはまだなのでしょうか?
597名無しさん@ピンキー:04/03/26 12:59 ID:BfLkxYZt
姐さんファソには、たまらん
イイ!!(*´д`)
598名無しさん@ピンキー:04/03/26 20:08 ID:8ZIkodkn
萌え萌え。
599名無しさん@ピンキー:04/03/27 14:09 ID:fRNTaJmF
>>577
フォルテの台詞に萌え〜
欲を言えばレスターに好き勝手される姐さんも見たかった鴨
600名無しさん@ピンキー:04/03/27 19:20 ID:2Gs2H0wa
カッコ(・∀・)イイ!
で、600。
601577:04/03/27 22:00 ID:7/Ch8isg
皆さんありがとうございます。
何か書いたらまた来ますんで、読んでやってください。

しかし・・・自分の書いた小説って恥ずかしくて読めねぇ_| ̄|○
602名無しさん@ピンキー:04/03/28 00:16 ID:QLyZ4AZU
>601
がんがって下され。これからも期待してまつ。
603577=頭ぐらぐら:04/03/30 01:02 ID:zVyY2w40
コテハンつけてみました。

先日リアルで小説のレスターなみ(一人で歩けないくらい)に酔っ払ったんですが、
こんな状態じゃセックスできませんね……。
次書くときはもうちょい現実味のあるSS書きますので勘弁してください。

といいつつ、あまり人がいないっぽいので、
活性化のために思いつきのくだらない話を書いてみたんですが、
ただの馬鹿話のうえエロがないのでどうしようかと迷ってます。
前回同様読みたいというありがたい方がいてくれたら投下しようと思ってます。
604名無しさん@ピンキー:04/03/30 07:27 ID:xBgewiQD
是非、お願いします!
605名無しさん@ピンキー:04/03/30 08:57 ID:s+q+71G7
神降臨中(・∀・)
>>603
投下お願いしまつ
606頭ぐらぐら:04/03/30 17:38 ID:zVyY2w40
皆さんありがとうございます。
さっそく投下したいと思います。
607馬鹿その1:04/03/30 17:39 ID:zVyY2w40
「……おいタクト」
 すー……すー……
ブリッジに安らかな寝息が響く。
お気楽司令官、タクト・マイヤーズは大胆にもブリッジで昼寝をしていた。
「ん……ランファ、扉は壊しちゃだめだって何度言えば……むにゃむにゃ」

 ぴくっ

「フォルテ〜だめだってば、艦内で銃を乱射しちゃ……すぴー」
 
 ぴくぴくっ

タクトがたわけた寝言を言うたびにレスターの怒りマークは増えていく。その数、すでに十を越えていた。
「や、やばいよ。副司令、頭の血管切れちゃうんじゃないの?」
「副司令が脳溢血で逝くか、切れた副司令に司令が殺されるか……」
ココとアルモの二人がひそひそ話している声が聞こえるのか聞こえないのか、タクトは幸せそうだった。
「あはは、ミルフィーの作る料理は最高だよ……くかー」
タクトはいったいどんな夢を見ているのやら。しかし、そんなことはレスターには関係なかった。
そう、彼の手にはいつの間にか鉄パイプなるものが握られていたのだ。
「……コロス」
どんな殺人鬼でもはだしで逃げ出しそうな殺気にもきづかず、にやけた顔で眠るタクト。
それに反してレスターの目からはすでに感情までもが消え失せていた。
「……やばいよ、司令死んじゃうよ?」
とめなきゃ、といった目つきでココはアルモを見る。
「切れた副司令もかっこいいかも……」
「……だめだこりゃ」
ココは改めてタクトを見ると、胸の前で十字を切った。
608その2:04/03/30 17:40 ID:zVyY2w40
「マイヤーズ司令、私ではクールダラス副司令は止められません。せめて安らかに眠ってください」
オペレーターにまで見捨てられた司令官、タクト。まあこんな勤務態度じゃしょうがないといえばしょうがないのだけど。
「死ね! 俺の未来のために!!」
 
 ぶちっ! ……ぶしゅー……ばたっ!

誰もがタクトの死を予想した次の瞬間、鉄パイプを振りかぶったレスターが血を吹いて倒れてしまった。
「キャー!! 副司令の血管が切れた!!」
噴水のように血を吐き出して痙攣するレスター。それに引き換えどうやらタクトはレスターの倒れる音で目を覚ましたようだ。
「ふあー、よく寝た。あれ、どうしたの二人とも?」
あわてる二人を見てもあくまでのんきなタクト。足元に倒れているレスターには気づかないらしい。ひどいやつである。
「し、司令! 副司令が!!」
「司令のせいですよ! はやくケーラ先生のところに!!」
二人に言われてようやく死にかけのレスターに気づいたタクト。すでにあたりは血の海である。
とりあえずココが止血をしたおかげでこれ以上の出血はなさそうだが、すでにレスターは干物になりかかっていた。
「お、おい! どうしたんだよレスター、頑丈なだけがとりえのお前がこんなになるなんて!!」
さりげなくひどいことを言うタクト。
「レスターしっかりするんだ!、お前が死んだら誰がブリッジを守るんだよ!!」
普通ブリッジを守るのは司令官なのだが……。
「今ケーラ先生のところに連れてくからな!!」
タクトは真っ青になったレスターをおぶると、わき目も振らず医務室へと駆け出した。
タクトが走る衝撃でレスターは意識を取り戻したのか、腕がかすかに動いた。
「レスター、大丈夫か?」
それに気づいたタクトがレスターに問いかけるが、答えは返ってこない。
「……お前のせいだ」
その代わりに地獄の底から響いてきそうな声がレスターの口から絞り出された。
それと同時に、力なく下げられていたレスターの両腕がタクトの首に絡みつく。
609その3:04/03/30 17:42 ID:zVyY2w40
「ちょ、ちょっとレスター……それは冗談になってないんじゃ……」
「……死より、深い闇を」
「それはキャラが違う! つーかマジで洒落になんないって!」
タクトの必死の哀願が聞こえているのかいないのか、つーか聞こえてても離さないだろうな……。
そんなわけで、タクトはぎりぎりと首を絞められてそろそろ限界なのであった。
「誰か……助け……」
 
 ばたっ

タクトの意識はそこで途切れた。
「ふ……ざまーみろ……」
レスターの意識もそこでぷっつりと途切れた。傍から見ると誤解を招きそうな格好と言うか、姿勢でと言うかで倒れている二人。
なおかつタイミングのいいことにそこにもっとも誤解しやすそうな人が現れた。
「あれ、タクトじゃない。ってうそ、クールダラス副司令まで、まさか二人ってそういう関係だったの!?」
しっかりしているがどこか抜けているエンジェル隊の一人、ランファ・フランボワーズである。
もちろん意識がぶっ飛んでる二人に返事ができるわけもない。
無言の肯定と受け取ったランファは、キャー、と黄色い声を上げると。
「これはぜひともみんなに知らせないと!!」
と言って、死にかけの二人を放置してどっかへと走り去っていってしまった。
 
 どたどたどたどた!

しばらくすると、複数の足音が彼等の元へ駆け寄ってきた。
暇をもてあましていたエンジェル隊、とりあえず非番だった者、さらにはシヴァ女皇と侍女さんまでいた。

610その4:04/03/30 17:44 ID:zVyY2w40
「いやー、お前さんたちはそういう仲だったのかい」
心底驚いた、と言う表情のフォルテ。
「こんな時間からこんな場所で、お熱いですわね、お二人とも」
妙にうれしそうなミント。
「……神も、お二人を祝福しています」
なぜか十字架を持っているヴァニラ。
「私、特大のケーキを作ってお祝いしちゃいます!」
どっか間違ってるミルフィーユ。
「なるほど、道理で息がぴったりだったわけですね」
真逆に勘違いしているちとせ。
「……ちょっと待て皆の者。様子がおかしいぞ」
倒れてから今まで、誰一人として気づかなかった彼等の異変にようやく気づいたシヴァ女皇は、
とりあえず二人を引っぺがして様子を見ようとした。
ごろん、とひっくり返される二人。そのあまりの様子に、集まった全員がそれはもう飛び上がらんばかりに驚いた。
「ちょっと、どっちも白目向いてるよ!」
「レスターさんは干からびてますわね」
「タクトさん息してませーん!」
今までのお馬鹿ムードから一転、あわて始めるエンジェル隊と他大勢。
そこに、ブリッジからの連絡を受けたが一向に二人が来ないので様子を見に来たケーラ先生が現れた。
「ケーラ先生! タクトさんとレスターさんが……」
「はいはい、わかってるわよ。まさか二人とも瀕死になってるとは思わなかったけどね」
どこからか医療キットを取り出すと、てきぱきと二人を診ていくケーラ先生。
彼女の登場により、ようやく安堵の雰囲気が場を包んだ。

611その5(終):04/03/30 17:45 ID:zVyY2w40
「なんとか大丈夫そうだねぇ」
「そういえば、ヴァニラさんがナノマシンで治療して差し上げればよかったのでは……」
「……忘れてました……」
「お二人が助かってよかったですー」
「始めからそう言ってくれればケーラ先生呼んできたのに……」
「ランファ先輩、過ぎたことを言ってもしょうがありませんよ」
ようやくみんなが普段に戻り始めたとき、タクトとレスターが意識を取り戻した。
「っつ……あれ、俺は? 確かレスターに首を絞められて殺されたような……」
「何がどうなって……タクトの馬鹿を鉄パイプで殺そうと思ったとこまでは覚えているんだが……」
なんだかんだでこの二人、やっぱり息が合っているのだろう(?)
中で起こったくだらない事件とはまったく関係なく、エルシオールはいつもどおり航行していた。
ある、平和な一日の出来事であった。
612頭ぐらぐら:04/03/30 17:48 ID:zVyY2w40
これでおしまいです。読んでくれた方々ありがとうございます。

ほんとくだらない話ですみません。
次はエロ書くんで許してください_| ̄|○
こんな小説でもスレ活性化に役立つなら幸いです。
613名無しさん@ピンキー:04/03/30 18:38 ID:qUKOAcIH
なかなかグッジョブ!(^ー゚)bでしたよ。
途中で801チックな流れなのか!?と思ってしまいましたが。
614名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:33 ID:o+YVVaMX
グッジョヴ!
壊れたレスターにワラタ。レスター+鉄パイプ、似合いそうだw
615あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/03/31 00:25 ID:ZnT4AnlO
GJ!!
こーゆー話マジで好きでつ。
616夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 08:38 ID:jHZo4Jxc
初めて投稿します。
見苦しい文章ですがよろしくお願いしまーす


いつからだろう…、気になり始めたのは。
ただの友人だった、いつしか大切な仲間になって…。
一緒に笑って、苦しんで、平和を願い戦って…。
あの子の笑顔を見るたびに、アタシ…、心が苦しかった…。
ただの友人…だったはずなのに…、いつから、こんなに。
でも、こんな事打ち明けられる筈ない、今は自分の心に嘘をつかせて…。
今のままでもいい、一緒にいられるだけで、アタシは…。

「ランファ〜?どうしたの?なんかいつもの元気がないみたいだけど?」
「えぇ!?…ぁ、ミ、ミルフィー…」
驚いた…、声を掛けられたことに対してもだが、それ以上にミルフィーユだったから
「なにか、考え事?あたしでよかったら相談にのるよ〜」
そうやって、笑顔をアタシに向けるミルフィーユ
ズキ…心が苦しい…。
「べ、別にいいわよ、それに考え事なんてしてないしアタシ」
「あ〜ぁ、ミルフィーに心配されるようじゃアタシも終わりね〜」
精一杯自分の心に嘘をつく、本当は嬉しい。心で少し笑った。
「あ〜、蘭花ひどいよ〜、もぅ…、でも安心した〜、蘭花が元気でっ」
また、笑った。今度は嬉しかった。心が、素直に喜んだ。
「ふっふ〜ん、あったりまえじゃな〜い、アタシはいつだって元気よ」
楽しかった、ただの会話、それだけでアタシの心は満たされてた。
617夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 08:39 ID:jHZo4Jxc
「あ、お二人共ここにいらっしゃったのですね」
声がする方を見ると、ちとせがいた。
「あっ、ちとせ〜、あたし達になにか用なの〜?」
「なに?任務とかだったらアタシパスよパスッ」
「違いますよ、実はですね…じゃ〜ん、芋ヨウカン作ってみたんです」
背中にまわしていた手を前に差し出す。差し出された手にはお皿があり、その上に芋ヨウカンが乗っている
「うわ〜、美味しそう〜!ちとせすっご〜い!」
「そ、そんな事ないですよ…、お料理の本を見ながらやれば誰だって出来る事ですし…」
「そうかな〜?ちとせの実力があってこそだと思うけど…」
「そ、そんな…、ミルフィー先輩にそう言っていただけると…光栄です」
「もぅ、大袈裟だな〜ちとせ。…それじゃ一つ貰うね!」
パクッ
「ど、どうですか、ミルフィー先輩…」
「お、美味しい〜、すごく美味しいよちとせっ!絶妙な甘さ、あたしこういう味だ〜いすき」
ドクン…、鼓動が響く。
「ほ、ほんとですか〜?よかったです。…蘭花先輩も…、せ、先輩?どうしたんですか?」
ちとせの言葉はさっきから聞こえてる。でも返事が返せない。
「蘭花?どうしたの?…う〜ん、今日の蘭花やっぱり変〜、芋ヨウカン食べれば良くなるかな?」
「はい、あ〜んw」
ミルフィーがアタシの口元に芋ヨウカンを差し出してくる。好きといったちとせの芋ヨウカンを。
「い、いらないわよっ!」
ミルフィーの手をはじく。…床に落ちる芋ヨウカン。
「ぁ…、ご、ごめん蘭花…、こういうの子供っぽくて嫌だよね。ごめんなさい」
顔を俯かせアタシに謝るミルフィー、心が苦しい。
618夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 08:40 ID:jHZo4Jxc
「蘭花先輩、すみませんでした…、芋ヨウカンはお好きじゃなかったみたいで…」
床に落ちた芋ヨウカンを手で拾い、お皿に乗せるちとせ。
「………」
返事は返さない、いや、返せなかった。
「蘭花?……どうしたの?具合…悪いの?」
顔を覗き込んでくる、ミルフィー。
「!!ちょっとやめてよっ!」
ミルフィーを突き飛ばす。床に倒れるミルフィー。心が…痛い。
「ミ、ミルフィー先輩?!…大丈夫ですか?!」
倒れたミルフィーに手を差し伸べるちとせ。
「う、うんあたしは大丈夫だよ」
笑った…、でもその笑顔はアタシにむけられたものじゃない。
「蘭花先輩…、ミルフィー先輩に謝ってください」
ちとせがアタシにキツイ視線を送ってくる。
「私の作った芋ヨウカンが嫌いなら嫌いでいいです。でも、だからってミルフィー先輩を…」
後の言葉は聞こえない、聞こえないようにした。正直むかついた。
「うるさいわねー、…ミルフィーがトロイからいけないのよ。アタシだったら受身の一つできたわ」
最低だ、アタシ。最低な事言ってる。
「!蘭花先輩っ、ミルフィー先輩を突き飛ばしておいて…そんな!」
「いいの!…あたしが悪かったんだから、いいのちとせ」
また笑った。痛い…今この子の笑顔見るのがとても苦痛だ。
「ほら、ミルフィーだって自分が悪いっていってるじゃない。アタシは悪くないわ」
…心が真っ黒に染まっていく。苦しい、痛い…心が泣いてる。
「…もう、行くわ、なんか気分悪いし」
逃げたかった。ここにいたくない。どこか、一人になる場所へ逃げ込みたかった。
「蘭花先輩っ!まだ話おわって…!」
ちとせの言葉を無視して歩き出す。その後、どうなったかアタシは知らない
619夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 08:42 ID:jHZo4Jxc
一旦ここまで。
残りは夜に投下しますね。汚い文章でごめんっ!
620名無しさん@ピンキー:04/03/31 22:13 ID:V+dcTPWE
>>619
GJ!
続きを楽しみにしてまつ。
621夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 23:15 ID:VdVqio2H
>>619
ありがとうです。続き投下していきまっすー。
エロまで長いかも(汗ダラダラ)


―展望公園―
「はぁ…、アタシって、ほんと馬鹿…、最低な女…」
あの後、アタシはミルフィーとちとせを無視し続けた。向こうから話しかけることもしない
「嫌われたかな…、ふふ、それも、いいかもね」
これでいい。アタシは嫌われ者、そのほうがアタシらしい。
「…いい天気ね…、映像だけど」
一人で突っ込んでみる。
「前に、ここで皆でピクニックしにきたっけ」
あの時の事を思い出す。ミルフィーが笑ってた時の事を。
「アタシが、騒ぎ疲れて、こうやって木影の傍で休んでて…」
「そしたら、あの子が来て…アタシに」
…言葉が止まった、思い出に浸っててもしょうがない。もう、あの子の笑顔がみれないんだから
622夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 23:15 ID:VdVqio2H
「隣、いいかな?」
声が聞こえた。久しぶりに聞く声。
「あ、あれ?聞こえなかったかな?…え〜っと蘭花、隣座っていい?」
とぼけた声が聞こえる。ミルフィーユの声だった。
「別に…座りたきゃすわればいいじゃない」
久しぶりの会話、嬉しいはずなのに…、アタシの口からはぶっきらぼうな答えが出てくる
「…うん、座るね」
アタシの横に座るミルフィー、…暫く沈黙が続いた
「蘭花…、元気、だった?…ほ、ほら最近お話とかしてないし、気になっちゃって」
「別に、アンタには関係ないでしょ」
まただ…、またアタシ嘘ついてる
「そ、そうだよね…、ごめん」
重苦しい空気がアタシ達を取り囲む
「…蘭花……、あたしの事、嫌い?」
アタシの顔を見ながら真剣に聞いてくるミルフィー、心が騒ぎ出す
「…………………別に、好きでもなきゃ、嫌いでもない。どうも思ってないわ」
嫌い。なにより自分自身の心が…醜い、汚い心。大嫌いだアタシ。
「そ、そっか…、そうだよね…。ごめんね蘭花、変な事聞いちゃって」
申し訳無さそうに目を伏せるミルフィー。胸が張り裂けそうだった。
「……用がすんだら、さっさとどっかいってくれる…。邪魔よ」
…………邪魔なのはアタシの心、素直になれない醜い心。
「…うん、分かった。ほんとごめんね蘭花」
にっこりと笑いながらアタシに謝るミルフィー、その笑顔が今のアタシには耐えられなかった。
「いちいち謝んないでよ、むかつくわね、二度とアタシに話し掛けないで!」
…アタシ、なに言ってるんだろう?…アタシ、最低だ。消えたい。全部忘れて消えてしまいたい
「……ご、ごめん…なさい…」
また謝った。でもそれだけ、その言葉を残してその場を去るミルフィー
623名無しさん@ピンキー:04/03/31 23:16 ID:+8qh1Zlw
うわぁ、続きがスゲェ気になるょぅ…
624夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 23:17 ID:VdVqio2H
「…ふん…」
痛い、痛いよ…、心が痛い…。もうやだ。助けて欲しい。この闇から助けて欲しい。
どんどん深い闇に墜ちていく心。
アタシの翼、二度と空に飛べない折れた翼。自分で折った醜い翼…。
墜天使…闇が心を覆った。…その時だった。
「じゃ〜ん!ミルフィー特製カラシ入りジャンボシュークリーム〜♪」
呆気にとられた。さっき、あんなに酷い事いったのに、この子は天使の笑顔でアタシを見つめてくる
「…へへ、蘭花辛い物好きでしょ?腕によりかけて作ったんだ〜♪」
どうして…?どうして笑うの?アタシは嫌われて当然な事をしたのに…!
「は、話かけないでって…いったじゃない…」
そうよ、アタシに話し掛けないで!もっとミルフィーに酷い事言っちゃうから!
「………無理だよ、だって…あたしと蘭花は親友だもんっ」
その言葉を聞いた時、なにかが…、なにかがアタシの心で動き出した。
「あ、アンタが勝手にそう思ってるだけでしょ?…アタシは…」
素直になって、お願いだから、アタシ…。
「…親友だよ、あたしと蘭花は、ずっと…ずっと親友…。へへ」
心の中で涙が溢れた。想いを伝っていく雫。雫が落ちる。深い闇の底、折れた醜い翼にその雫が落ちた。
漆黒の翼が白く生まれ変わる。再び空に舞い上がるアタシの翼。
「い、いい迷惑よね…。アンタとずっと親友だなんて…ほんと…迷惑…よ」
それでも素直に言葉が出ないアタシ…、でも顔だけは笑ってた。久しぶりに笑った気がする
「あは、蘭花笑った〜!へへ、嬉しいな〜!」
無邪気に笑う。その笑顔を見ているうちにもう一つの感情が生まれる
いや、最初からあった感情、今まで嘘で隠していた感情。
625夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 23:19 ID:VdVqio2H
と、ここまでで一旦切ります。
次でやっとエロに突入〜。すいません長々としてしまい(汗ダク)
626623:04/03/31 23:24 ID:+8qh1Zlw
投下中に割り込んでしまってスマソ…
今後も期待してまつ。
627夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/03/31 23:27 ID:VdVqio2H
>>626
いえいえ、全然大丈夫ですよー。
今後ともよろです。
628名無しさん@ピンキー:04/03/31 23:37 ID:gwLH3cjb
>>625
GJ!!
エロキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
629頭ぐらぐら:04/03/31 23:43 ID:TSZuEgdf
キタ━━━(゜∀゜)━━━━━!!!
素直になれないランファに(;´Д`)ハァハァ
続き期待してます、がんばってください!
630夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 13:59 ID:dN7gwhjk
>>624からの続きでし。

「ミルフィー…、アタシ…ずっと…」
ミルフィーを真っ直ぐに見つめ、涙で潤んだ瞳にミルフィーを映し。
「ほえ?ずっと、なに蘭花?」
にっこりと笑い聞いてくるミルフィー。
「ずっと、こうしたかった…」
ミルフィーを押し倒し、強引にキスをする
「?!ん…んんっ!?…ん…!!」
芝生に落ちるシュークリーム、今のアタシにはミルフィーユしか見えない
じたばたと体を動かすミルフィー、ちょっとかわいかった。
「ん…、ふぅ…、はぁ……」
唇を離し、息を落ち着かせる。次第に冷静さを取り戻し。
「ご、ごめん…っ」
謝罪する、アタシ。なんからしくない。心でちょっと笑った。
「は、ん…はぁ……、い、いきなりだったからびっくりしちゃった…」
「え?謝る事なんてないよ、蘭花っ。嬉しかったよ、蘭花とのキス」
嬉しいと言ってくれる、その言葉が嬉しい。
「ミルフィー、アタシの事…好き?」
怖かった、正直聞きたくない。もし嫌いといわれたら、今度こそ空に飛べなくなる。
「…好き〜、じゃないかな?」
心が崩れそうに…
「へへ、だ〜い好き♪」
なりかけた…。
631夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:00 ID:dN7gwhjk
「お、驚かすんじゃないわよー!もぅ、一瞬気が遠くなったわ…っ!」
怒った、ちょっと本気で怒った。でも、心は嬉しかった。
「あぁ〜、蘭花の怒った顔久しぶり〜。えへへ〜」
この子は…、どうしてこんなに…。
「…アタシも好きよ、ミルフィーの事…大好き…ずっと好きだった…」
素直になれた。やっと、想いが言えた。
「ぇっと…ちょ、ちょっと照れちゃうね!あはは〜」
「ねぇ、もう一回キスしていい?」
「ぇ…っと…、えぇ?!で、でも…」
頬を染め、困った顔をするミルフィー、ちょっと虐めたくなってきた。
「問答無用ね…ん…ぅ」
もう一度キスをする。今度は長いキス。苦しそうにするミルフィーだったが、すぐに落ち着き
キスの感触に浸る
「ん…んふ……はぁ…ら、蘭花…」
アタシの名前を呼ぶ。それだけで嬉しかった。
「ミルフィー、ふふ、かわいい声だすじゃない」
そっと胸に触れ
「ここを弄ったら、もっと聞けるかしら?」
制服の上から揉みしだいていく。
柔らかいミルフィーの胸、揉むたびに甘い声がアタシを刺激していく
「ゃ……ん、蘭花…、は、恥かしいよぉ…っ、はぅっ!おかしくなっちゃうぅ…」
涙目でアタシに訴えかけるミルフィーユ、もっと、聞きたい。甘い声を。
「おかしくなっていいのよ、ちゃんと見ててあげるから」
木々が揺れ、花びらがミルフィーユの首筋に落ちる。
「ん…、ぺろ…、ちゅ、んんっ…ぺろっ」
落ちた花びらを舌で取り、そのままミルフィーユの首を舌で這わす。
「ひぅっ!…くす、ぐったい…っ、きゃ、はぁ…、や、やめてぇ…蘭花…っ」
やめない。いや、やめたくない。もっと聞きたいから、ミルフィーユの声を。
632夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:01 ID:dN7gwhjk
「ふふ、嫌よ嫌よも、好きのうちってね」
首筋を這わし、ツーッと耳元へ舌をもっていく。かわいいミルフィーユも耳。
その耳に舌を這わせる。耳朶を口へ含み、ちゅぱちゅぱと音を立てながら耳朶を口中で舐めまくる
「…ぁ、ぁぁっ!…やだぁ…っ、ち、力が、ぬけ、ちゃうよぉ…っ、んっ、はぁ、はぁ…ぁ…」
紅潮した頬。ミルフィーユの目がトロンとしてる。息遣いも苦しそうだ。
「ん…はぁ…、ミルフィー、なんか気持よさそうね?」
「耳…弱いの?…やめよっか?」
舌を離し、ミルフィーユを見つめる。
「…弱い、のかな…、わからない…、…ぇ、…ぁ、…あたしは…」
困った顔でもじもじするミルフィーユ、かわいかった。
「はっきりしなさいよね〜?…おしおきっ」
耳朶を歯で甘噛みする。何度も。
「きゃぅ!…ら、蘭花…、だ、だめぇ!!ひぅ…っ、や、あぁ…おかしいぃ…あたし変だよぉ…っ」
泣き顔で切なさを訴えるミルフィーユ。その表情がたまらなく嬉しい。
アタシ…結構サドっ気あるのかな…?心で呟く。
「そう、変なんだ…」
おもむろに手をミルフィーユの太股に置き、軽く擦ってみる。
「もっと変になっちゃうかもね…」
太股から秘所へと手を這わす、下着越しに触れるミルフィーユの花弁。
「濡れてる…」
触れた瞬間、クチュという音がアタシの耳をかする。
「感じてたんだ、ミルフィー、いけない子ね」
嬉しかった。アタシの愛撫で感じてくれた事が。たまらなく嬉しかった。
「…だ、だってぇ…、気持よかったから…、ごめ、んなさい…あたし変だよね…」
顔を赤くして俯くミルフィーユ、……心が優しくなっていく。
633夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:02 ID:dN7gwhjk
「ううん…、変なんかじゃない、だから気にしちゃだめよ、ミルフィー」
片手で花弁を下着越しに擦る。擦るたびにアタシの指がミルフィーユの愛液で濡れていく
「あぁんっ!…や、やだよぉ…、あたし、…はずかしぃ…っ、きゃぅ、ぁんっ!」
責められ喘ぎ声を漏らすミルフィーユ、愛したい、もっと。もっと愛していたい。
「ミルフィー…、どうして、あんたは、そんなに…」
…そんなに、アタシの心を揺れ動かすの?
「ぇ…?、な…んぁ…なに蘭花ぁ…っ、ひぅ!」
アタシの言葉の先が気になるのか、感じながらアタシに聞いてくるミルフィーユ。
「なんでもないわよ、ちょっと、ね…、…もう、下着意味ないね、ビショビショだし脱がしちゃおっと」
下着に手をかけ、スルスルと脱がしていく。
「ぁ…、……」
小さい声を出しながらも、抵抗をしないミルフィーユ。それどころか、脱がしやすいように足を少し浮かしてくれる。
どんどんアタシの心を優しさで包み込んでくれる。
「…イかせてあげる。いっぱい気持ちよくなってね?」
イかせたい、いっぱい感じて欲しい。アタシは素直にそう思った。
「イ、イくって…、もぅ、蘭花…ったら…、う、うん…あたしも蘭花にイかせてほしぃ…」
恥かしそうに俯くミルフィーユ。もうなにも考えられない。
愛したい気持ちで心が満たされていく。
「いくわよ…、イきたくなったら、いつでもイっていいからね?」
中指をスジにそって数回なぞると、指をそのままゆっくりと挿入していく。
挿れた瞬間、ミルフィーユのヒダがアタシの指に絡み付いてくる。
そのヒダをかいくぐりながら、奥へと指を滑らせ、中指が全部入ったところで一旦止める
「動かすね?」
そういって、挿れた指を入り口付近まで滑らせ、また奥へと滑らせていく。
634夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:03 ID:dN7gwhjk
「あんっ!…や、ぁ…っ!!あんあんっ…、ひぅっ、きゃ、ふぅ…っ!」
甘い喘ぎ声が聞こえる。もっと聞きたい。その衝動に耐え切れず、指が激しく動いていく。
「や、あぁぁぁっ、だめだめぇ!蘭花、少しま、ってぇぇっ!は、はげしすぎるよぅ…っ!」
イかせたい、アタシの指で、アタシの愛撫で、ミルフィーユをイかせてあげたい。
「…イきそう?イきそうなの?ミルフィー…、いいんだよ、イって…」
人差し指を挿入し、二本の指で膣内を掻き乱していく。
親指でクリを弄り、もう片方の手でミルフィーユの乳首を制服の上から強く摘み捻る。
「あぅっ!?…きゃ、ぅ…っ、はぁぁっ、だめぇ…、あたし、あたしぃ…っ!」
口元からだらしなく涎をたらすミルフィーユ。嬉しい、それだけアタシの行為に浸ってくれてるのだから。
「ほら…!イっていいのよ?……イって、お願いミルフィーっ!」
親指でクリを押しこみ、最後とばかりに指を激しく動かし、絶頂を誘っていく
「ぁ、ぁぁっ…、もぅ、あんっあんっ!はぁ、くぅ、きゃ…だ、めぇ…っ」
「やぁぁぁっ!!!!」
腰を浮かし、絶頂を迎えるミルフィーユ。指が愛液でとろけそうだった。
「イったのね…、ミルフィー」
指を抜き、その指をミルフィーユの口元へと運んでいく。
「はぁ、はぁ…ん、はぁ…、う、うん…、蘭花の指、とっても気持よかったから、イっちゃった…あたし」
「ぇ、蘭…!…ん、むぐ…っ、んんっ…ちゅる、ちゅ、ちゅるん」
喋っているミルフィーユの口中に指をいれていく。驚いていたミルフィーユだったが、すぐに順応し、アタシの愛液で濡れた指を舐め取っていくミルフィーユの舌。
「いい子ね、ミルフィーは。ほんと大好きよ、ミルフィー」
指を抜き、そっとキスを重ねる
「ん、はぁ…、ぇ?い、いい子って…なんか照れちゃうな…。」
「ぁ、んん……」
キスに答えてくれるミルフィーユ。愛しい。
635夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:03 ID:dN7gwhjk

「ん、はぁ…、ふふ、本当にいい子よ、ミルフィーは、ほんと、大好き…」
目を虚ろにし、ミルフィーユを抱き締める。
「…あたしもだよ、大好き蘭花の事が…。……今日の蘭花すっごい優しいね♪」
笑顔をアタシに向け、好きだっていってくれる大切な女の子
「あら、それじゃいつものアタシは優しくないっての?」
…ほんと、アタシって素直じゃない。でも、これがアタシ。らしいっていえばらしい。
「えぇ?!ち、違うよ!いつもの蘭花も優しいけど、今日の蘭花はもっと優しいって事で…」
あたふたと焦った顔でフォローしてくるミルフィーユ。
どうして…、この子はこんなにも、人を優しい気持ちにさせるんだろう。
「あんたねー…、まぁ、いいわ。…そろそろ行かないと、結構長い時間ここにいたし」
ミルフィーユを抱き起こし、制服を調えてあげる。
「あ、ありがと、蘭花…」
「べ、別にお礼なんかいいわよ、…っと、ごめんねミルフィー、制服しわ作っちゃって」
申し訳なさそうに、顔を俯かせるアタシ。…素直じゃん。
「い、いいよっ!あたしは気にしてないし。…ほんと今日の蘭花やさしいね…」
「う、うっさい!ほら、行くわよ?」
恥かしかった。さっさと歩き出し公園の出口に向かうアタシ
「あ、ま、待ってよ蘭花!」
アタシを追いかけ小走りによってくるミルフィーユ
「アンタの歩幅にあわせてたら、1日すぎちゃうわよ」
冗談をいってみる。…アタシらしい、これがアタシなんだ。
「ひ、ひっど〜い!言っていい事と悪い事あるんだよ蘭花っ!」
ミルフィーユが怒ってる、はっきりいって全然怖くない。
「はいはい、ごめんなさいね〜」
軽くあしらうアタシ…、不思議だった、さっきまで愛していた相手なのに、もういつもどうり
…楽しいな。心が楽しい…。アタシは今日の事一生忘れないんだろうな…。
636夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:05 ID:dN7gwhjk
―後日―
「ふぁぁ〜〜、あっと」
欠伸をするアタシ、今日は非番なにもすることはない。
最近は敵に遭遇することもない。平穏な毎日がすぎていた。
「あっ、蘭花〜!」
「蘭花先輩、こんにちわ」
二人の女性がアタシに近寄ってくる、ミルフィーユとちとせだった。
「へっへ〜、見てみて蘭花!ちとせまたお菓子作ったんだって〜」
「今度は栗ヨウカンだって、すごい美味しそうでしょ〜?」
嬉しそうな顔でアタシにヨウカンを見せてくるミルフィーユ
「蘭花先輩もよろしければ、食べ…ぁ…」
ちとせの言葉がとまる
「す、すみません!蘭花先輩!…先輩はヨウカンお嫌いだったんですよね…」
目を伏せ、申し訳無さそうに俯くちとせ
「…パク」
お皿に乗った栗ヨウカンを口に入れる
「ぇ、あぁ?!ら、蘭花先輩?!」
「ん…ゴク、…うん、美味しいわね。ありがとちとせっ」
本当に美味しかった。素直にそう思った。
アタシ、ちょっと変わったかな?
「ぁ、は、はい!私のほうこそありがとうございますっ!蘭花先輩に美味しいっていってもらえて本当に光栄ですっ!」
なぜか、頬を赤らめアタシにお礼を言ってくるちとせ、なんでだろう?
「……今度、もっとお菓子作って蘭花先輩に食べてもらいたいです…」
更に頬を染めるちとせの顔
その様子を見ていたミルフィーユ。
「あ、あたしももっと、もっとお菓子作って蘭花に食べてもらおっと」
ちとせに対抗するように、言ってくるミルフィーユ
「…それでは、私はもっと、もっともっとお菓子作って蘭花先輩に食べてもらいますね」
…ちとせも対抗してくる。
637夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:05 ID:dN7gwhjk
そっと、エルシオールの窓から宇宙を眺める。
窓に映った二人、まだ言い争ってる。
「もっともっともっともっと、作って…!」
「それでは私は、もっと…」
二人の会話、それを聞いてるアタシ。
窓に映ったアタシに、呟くように。
「…太りそう…」
ちょっと溜息が混ざった声で、アタシに向かって言い放つ。

アタシはここにいる、アタシの心はずっとここにいる。
大切な仲間と共にエルシオールと共にずっと…。
「はぁ、今度胃薬買い置きしとかなきゃね」
楽しい日々、これからも続く。二人の方を向く
アタシが振り向いた事に気づかない二人、アタシはそっと微笑んだ。
638夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/01 14:08 ID:dN7gwhjk
すみませんーん、長々、長々してしまい。
余談まで投下してしまい、申し訳ありませんでしーた!

今度はラン×ミル×ちとせでしょうか?(汗)
それでは読んでいただいた皆様本当にありがとうございます。
639名無しさん@ピンキー:04/04/01 18:16 ID:v2tD/YXl
>>638

乙!グッジョブ!!3Pキボンヌ!!
640名無しさん@ピンキー:04/04/01 19:40 ID:PZa1bOS5
グッジョブ!
ええ話や…心が和む(つд`)
641名無しさん@ピンキー:04/04/01 21:03 ID:YfHEAnVj
GJ!!
エロにマッタリな感じがあってとってもいいです。
いいもん読ませてもらった。・゚・(ノД`)・゚・。
642名無しさん@ピンキー:04/04/01 22:01 ID:+yczmRvV
グッジョブ!癒されターヨ
643頭ぐらぐら:04/04/01 23:05 ID:lPnLdamU
GJ!!
素直になれないランファにハァハァ・・・。
ミルフィーユもすごく可愛かったです。
644名無しさん@ピンキー:04/04/01 23:07 ID:vrkysRYs
>>638
GJ!
気が向いたら、いつでも投下して下さい。
645名無しさん@ピンキー:04/04/03 12:43 ID:VlhR/5MM
(・Θ・)
646名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:11 ID:Mc8OLoCj
保守
647名無しさん@ピンキー:04/04/08 19:32 ID:r/+41jDr
神の降臨を祈って捕手
648名無しさん@ピンキー:04/04/09 00:43 ID:hYpe2N1+
二つほど思った事が有ります
@>550はいつになったら保管庫を作ってくれるのだろうか?
Aこのスレは7スレ目からスレタイはどうするのだろうか?
どちらも考慮したほうがいいような気がして書き込ませていただきました、それでは
649名無しさん@ピンキー:04/04/09 20:01 ID:/5zEMgrb
>>648
個人的な意見としては
@>>550は作る気が無い
A7スレ目に到達する前にこのスレは幕を閉じる

だと思う。
650名無しさん@ピンキー:04/04/10 00:20 ID:kDFyBeIC
>>649
-思考だな。
@>>700がつくり出すといって、完成させてくる。
A7スレどころか、@にの意見によってスレスト→dat落ち

こんくらいしないと、このスレは止まらないぜw
651名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:27 ID:7XzKq0Zn
いっそエロパロ板のSS保管してる所に申請してくれば?
良作もたまに投下されてたんだし、このまま消えるのは勿体無い気が。
652名無しさん@ピンキー:04/04/13 01:53 ID:hEZhmzYB
鯖移転 保守
653名無しさん@ピンキー:04/04/14 01:47 ID:WmeMPWA2
ほっしゅ
654dend ◆i83u3VVZZI :04/04/15 09:29 ID:p8z6x92B
・・・・・・最近再びここをちらちら覗いていたのですが、どうやら書き手さんたちがいっせいにお休み状態にあるようですね・・・
ちょうどいい機会なので3スレ目の謝罪をここでしたいと思います。
その節はごめんなさい、それともうここでSSを掲載をすることは金輪際ありません。
それでは・・・
655名無しさん@ピンキー:04/04/15 14:38 ID:ju2VXOdL
それを聞いて安心しました。
656名無しさん@ピンキー:04/04/16 21:19 ID:ZzdqQ7Zt
657頭ぐらぐら:04/04/16 22:46 ID:SfEYABXc
久しぶりにSSを書きました。
このスレに活気が戻ることを祈って投下します。

タクト×ミント MLの後日談です。
658タクト×ミントその1:04/04/16 22:47 ID:SfEYABXc
外の明かりも徐々に消えつつある午後十一時半、タクト・マイヤーズは自室で書類の山と格闘していた。
「あーあ、今までだったらレスターのやつに押し付けられたのに……あのワーカホリックめ」
文句をたれながら書類に目を通していくタクト。
「何で有給中にこんなことしなきゃなんないんだよ……」
ヴァル・ファスクとの戦いの後で壊滅状態だった軍を再編する作業に追われているようである。
うわさのレスターは有給も途中で切り上げて職場に復帰し、そのまま宇宙のどっかへ飛んでしまった。
ちなみに、その知らせを聞いてアルモがキレたのはまた別の話。
「ハァ……こんなんじゃいつまでたっても終わんないよ。締め切り明日の昼なのになぁ」
昼飯を食べた後、ぶっ続けでデスクワークをこなしていたが、まだまだ半日では終わらないくらいの量は残っていた。
「腹も減ったしなぁ」
集中しているときは案外気がつかないが、そのぶん緊張が切れたときにはどかっと感じるものである。
もう少しやって日付が変わったら夜食でも食べに行こう、そう考えて再び書類に目を落としたとき。

 コンコン……

「あれ、こんな時間に誰だろ」
なんというか、絶妙のタイミングで部屋の扉がノックされた。
「タクトさん、私です。ちょっとよろしいですか?」
そして扉の向こう側から控えめなミント・ブラマンシュの声が聞こえてきた。
「ああ、ミントか。いいよ、入ってきて。鍵は開いてるよ」
「失礼しますね、タクトさん」
扉の開く音とともに、ミントが部屋の中に入ってくる。
「どうしたの? こんな時間に……って、ミント! なんだよその格好!?」
書類から目を上げたタクトは、ミントの服装に飛び上がらんばかりに驚いた。
「あら、お気に召しませんか?」
メイドの格好をしたミントは、差し入れですわ、といたずらっぽく笑ってタクトに紅茶とサンドイッチの乗ったトレイを渡す。
「い、いや……すっごくうれしいんだけど……」
突然のことで、嬉しいというよりは混乱している、と言いかけてあわてて飲み込むタクト。
「似合っていませんか?」
659その2:04/04/16 22:48 ID:SfEYABXc
くるりと回って自分の姿を確かめてみるミント。
ふわりと広がったスカートにタクトはついつい目を奪われてしまう。
「……」
(激萌えだなぁ……)
「タクトさん?」
「あ、ああゴメン。ミントが可愛すぎて少しぼーっとしてたみたいだ」
そう言ってタクトはトレイに乗っていたサンドイッチを手にとってかぶりつく。
どうやらミントの手作りのようで、しゃきしゃきしたレタスの感触が心地いい。
「ふふ、相変わらずお上手ですわね」
そう言いながらもまんざらではなさそうで、嬉しそうにタクトの食べっぷりを眺めるミント。
「むぐむぐ……うん、すごく美味しいよ。ちょうど腹が減ったなーって思ってたとこだったんだ。ありがとう、ミント」
あっという間にサンドイッチを平らげたタクトは湯気の立つカップに手を伸ばす。
「ああ、タクトさん。紅茶はまだ熱いですから……」
ミントはタクトより早くカップを手に取ると、何をするつもりなのかそのまま口元へとカップを運ぶ。
そして冷ますのかと思いきや、そのまま湯気の立つ紅茶をためらいもなく口に含んでしまった。
「?」
ミントの行動がいまいち理解できていないタクト。
ミントは結構な量の紅茶を口に収めたまま、タクトに向かって笑みを浮かべると、そのまま抱きついて唇を重ねてきた。
「!? ん、んんー!!」

 ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……

ミントは口移しで全てタクトに飲ませると、顔を離して満足げに微笑む。
「いかがでしたか、タクトさん。口移しのお味は?」
「ああ……すごく美味しかったよ……」
突然抱きついてきたやわらかいミントの肢体と、紅茶を吸って熱くなったミントの唇とで惚けていたタクトは、
熱に浮かされたかのようにミントに対して答えていた。
(なんか、ミントすごく艶っぽいな……)
660その3:04/04/16 22:48 ID:SfEYABXc
少し潤んでいるように見えるミントの目に吸い込まれていきそうな錯覚を覚える。
そのせいなのか、タクトはミントが手を背中に回してごそごそやっているのに気づかなかった。
「ミント……俺」

 カチャッ

「え?」
場の雰囲気にそぐわない無機質な金属音が、タクトの背後からした。
慌てて手を動かそうとするが、がちゃがちゃと音が鳴るだけで一向に背後から腕が出てこない。
頭が手錠をかけられたと理解したときには、すでにミントの顔がタクトのすぐ目の前にあった。
「あ、あのー……ミント……さん」
「タクトさん」
タクトの発言を遮り、ぐぐっとのしかかってくるミント。
ミントがタクトを押し倒したような体勢になる。
「今日、何の日だかご存知ですか?」
「き、今日? えーっと……」
有無を言わせぬ強い口調にタクトは必死に今日が何の日だったか思い出そうとする。
(今日は……ミントの誕生日じゃないし、祝日でもないし……ルフト先生の誕生日とか? そんなわけないよな……)
「タクトさん?」
必死に頭の中をかき回してみたが、何もわからないままタイムオーバーを迎えてしまった。
「……ごめん、わからない」
若干の沈黙の後、ミントはタクトから少し離れるとさも残念そうにため息をひとつついた。
「今日は、タクトさんの誕生日ですわ。何でご自身のことなのにお忘れになってるんですの」
(誕生日……俺の? そういえば……)
「……思い出した」
責めるようなミントの目と口調でタクトはようやく一週間前のことを思い出していた。
661その4:04/04/16 22:49 ID:SfEYABXc
あれは、タクトが仕事を押し付けられる二日前の出来事。
家の近所の公園で昼寝をしていたタクトのところにミントがやってきたとこから始まった。
「タクトさん、もうすぐ誕生日ですわね」
「んーそういえばそうだね。ここんとこずーっと似たような毎日だったからすっかり忘れてたよ」
よっこいしょ、と体を起こすタクト。
「お休みの最中ですからね、取って置きのプレゼントを準備して待ってますわ」
だから必ず私の部屋に遊びに来てくださいましね、そう言ってミントは去っていった。
その二日後、たまたまルフト将軍と話をしていたときにうっかり、
「今ほんとにやることがなくて暇なんですよね、こんな時間がずーっと続いてほしいですよ」
などと口を滑らせてしまったがために、一日の八割を費やし続けてもまだ終わらない地獄のような仕事を押し付けられてしまったのだった。
「休んで英気を養っているならともかく、体を完全に鈍らせているようならば仕事のひとつでも押し付けてやろうかの」
どうやら本気で言ってるルフト将軍を見てタクトは冷や汗をかきながらも、ささやかな抵抗をしてみる。
「せ、先生、今は有給休暇中なんじゃ……」
「レスターのやつはすでに働き始めておるじゃないか」
取り付く島もない、といった感じである。
「あいつはおかしいんですよー!!」
「おぬしに言われたらレスターがかわいそうじゃ。では、頑張ってくれよタクト」
そして過労死するんじゃないか、と思われるような仕事のためミントとの約束をすっかり忘れてしまったのである。

 
「ごめん……ミント、ホントにごめん」
「はぁ、やっと思い出してくれたんですわね」
タクトは激しい後悔に襲われていた。あのときミントは、取って置きのプレゼントを用意してくれていると言っていた。
それなのに自分は仕事なんかのためにそれを無駄にしてしまったのだ、と。
「それで、何で私はここに来たんだと思いますの?」
離れていた顔がずいっと迫ってくる。思わぬ迫力にタクトはつい目をそらしてしまった。
「そ、それは……」
「わかりませんか?」
662その5:04/04/16 22:50 ID:SfEYABXc
ミントはタクトの顔を両手で正面に持ってくると、その瞳を覗き込んで尋ねる。
「……ごめん」
ミントに何を言われても耐えて謝るしかない、とタクトは覚悟を決める。
「私は別にタクトさんを責めに来たんじゃありませんわ。プレゼントを渡しに来たんですのよ」
「……え?」
ミントはいったん言葉を切ると、タクトに意味ありげに微笑みかける。
「タクトさん、体の調子が少しおかしくありませんか?」
「……」
確かにミントの言うとおり、タクトの体は風邪でも引いたかのように熱くなっている。
特に、体のある一部分―――タクトの怒張―――なんかは壊れてしまったんじゃないか、と思えるくらい異常に膨れ上がってしまっていた。
「さっきのサンドイッチと紅茶には即効性の媚薬が仕込んでありましたのよ」
ミントは本当にさもおかしそうに笑う。
タクトにはそれがとても怖く思えた。
「ど、どうしてそんなことを……」
「さっき言ったとおり、プレゼントを渡すためですわ」
そう言ってミントは両手を後ろで固められているため、椅子から動けないタクトの股間をズボンの上からやさしく撫でる。
触れるか触れないかの微妙な刺激、それだけなのにタクトの体をしびれる様な快感が突き抜ける。
「うっ……ああっ」
「ふふっ、気持ちいいですか? タクトさん」
ミントは顔を近づけると、タクトの耳にふーっと息を吹きかけ、そのまま耳内を舌で丹念に嘗め回す。
「うああっ!」
音を通じて脳を直接犯されているような錯覚に陥るタクト。
股間を刺激されるのとはまた違った快感の波におぼれていく。
耳内を愛撫している間も股間を弄る手は休めないミント、すでにタクトのズボンには染みが広がり始めている。
「ミント……」
ひとしきり耳を蹂躙し終えると、そのままミントはタクトに顔を寄せ、口付けを交わす。
「ん、んんっ……はあっ、あくっ……」
激しさはないが、その分ねっとりと舌の絡み合う濃厚なディープキス。
その間にもミントの手は休むことを知らずに、タクトの服をはだけさせていた。
ミントの舌はそのままあごを伝って、首筋から鎖骨、そしてタクトの胸板へ唾液の跡を残していく。
「あ……ああ……」
663その6:04/04/16 22:51 ID:SfEYABXc
じれったいほどゆっくりなその動きをタクトは期待と不安の混じった表情で見つめていた。
しかし、ミントは乳首の周りを舐めるだけでなかなか直接刺激しようとはしない。
(ど、どうして……)
「ふふ、どうしてほしいのかきちんと言ってくださらないとわかりませんわ」
「そ、そんな……」
タクトは忘れていた。ミントはテレパシーを使えるということを。
つまり、わかっていながらあえてタクトの口から直接言わせようとしているのだと。
普段のタクトならまだ読まれても平静を装えたのかもしれないが、今のタクトにそんな余裕があるはずもない。
そう理解したとき、タクトの中で理性が本能を押さえつけられていたのは一瞬だった。
「俺の……を……くれ」
「なんですの? 聞こえませんわよ」
「俺の、ち……を、い……くれ」
「もっと大きく言ってくださらないと……」
そう言ってミントはタクトの乳首を軽く爪で弾く。その瞬間の痺れるような快感は、最後の理性を突き崩すのには十分すぎた。
「俺の乳首を、もっといじってくれぇえっ!!」
「ふふ、よく言えました。ご褒美ですわ」
そして、ミントの舌がタクトの既に勃起していた乳首へと到達する。

 ピチャ……

「ああっ!?」
その瞬間、全身を突き抜けた衝撃に体を大きく震わせるタクト。
ミントが刺激を与えるたびに、びくんびくんと体が揺れる。
「……ここ、気持ちいいんですね。タクトさん」
その言葉とともに、今まで軽く舐めたりする程度だったミントの口がタクトの乳首を思い切り吸い上げた。
それと同時に空いている手でもう片一方の乳首を思い切りひねり上げる。
「ひっああああっ!!!」

 ビクビクッ!!

突然襲った今まで以上の強烈な刺激に、タクトは全身を強く痙攣させ、そのままぐったりしてしまった。
「くすくす……女性のような喘ぎ声でしたわね、可愛らしかったですわよ」
664その7:04/04/16 22:52 ID:SfEYABXc
ミントがふとズボンを見ると、テントを張ったところから徐々に染みが大きくなっていく。
「あら、タクトさん……イッちゃったんですの?」
(少し薬が強すぎたかしら……まあいいですわ)
タクトは自分の情けなさに声も出ない。
「ふふ、メイドさんにいじめられるのはどんな気分ですか? 
以前タクトさんが一人で慰めてらしたときの映像と同じようにしてるつもりですけど」
「な、何でそんなことまで知って……」
(だからメイド服だったのか……)
「ふふ、タクトさんのことなら何でも知っていますわ。実はマゾの気があることなんかも……」
タクトの質問に直接は答えず、ミントはそのままタクトのズボンに手を掛けるとパンツごと一気に引き摺り下ろした。
精液にまみれながらも、全く硬度を失っていない肉棒があらわになる。
「さあ、次は私も気持ちよくしてくださいね」
ミントはショーツをずらすと、すでに濡れきった秘裂をタクトの先端にあてがい、一気に腰を落とした。
「ぐああっ!」
「ああんっ、いつもより大きいですわね……私にいじめられて興奮したんですの?」
ミントはタクトの反応を確かめると、満足そうに一度うなずいてそれから突然自分勝手に腰を動かし始めた。
自分だけが気持ちよければいい、といった滅茶苦茶な動き。
「あ、ああっ、すごいですわっ!」
椅子に固定されてろくに動けないタクトは、ただただミントの動きに翻弄されるだけである。
しかし、薬のせいなのかすぐにまた射精感がこみ上げてきていた。
「ミ、ミント、ちょっとゆっくり……」
「駄目ですわ」
ミントはタクトの哀願を一蹴すると、服の中からベルトを取り出した。
「が、我慢するから。それだけは……」
タクトの必死の願いもどこ吹く風、ミントは思いっきりタクトの根元を縛り上げる。
タクトが、千切れるんじゃないか、と本気で心配になるくらいに強く。
「ぐあああっ!!」
「さあ、これで射精できませんわ。私がイクまで、がんばってくださいね」
ミントは小悪魔的な笑みを浮かべると、今まで以上に激しく腰を動かし始める。
「ひあっ、ああっ! さっきより、さらに、大きくなって……」
「お、お願いミント、イカせて、射精させてくれぇ!」
665その8:04/04/16 22:53 ID:SfEYABXc
痙攣を繰り返すだけで最後の一歩が全く訪れないタクトはひたすら耐えるしかない。
そんなタクトの様子を見ると、ミントは不意に腰の動きを止めるてタクトに冷静な声で話しかけた。
「そんなにイカせてほしいのでしたら、私のお願いを聞いてくださいますか?」
「な、何でも……聞くからっ、だから……」
縛られている激痛と、それ以上の快楽に完全に呑まれているタクトは、ただミントの言うことを聞くしかなかった。
「明日の一日、私に付き合ってほしいんですの」
「……ミント?」
今までの高圧的な口調から一転、懇願するような響きをミントの声から聞き取ったタクトは思わず上にのしかかっているミントの顔を見る。
すると、ミントの瞳から一筋の涙がこぼれているのが目に飛び込んできた。
「私……今日を、ずっと楽しみにしてましたのに……タクトさんがいらしてくれなくて……ホントに、本当に……」
そこから先は声にすらならず、ただミントはしゃくりあげるだけである。
そこまで言われてタクトはようやく今日一日ずっと一人で待っていたミントの悲しみに思い至った。
部屋に入ってきたときはそれほど落ち込んでいるようには見えなかったが、やはり必死に隠していたのである。
「わかった。明日一日なんていわずに、残りの休みは全部ミントと一緒に過ごすよ」
縛られてる痛みも、気が触れそうな快感もなんのその、タクトは必死に平静を装ってミントにやさしく語りかける。
「タクトさん……ありがとうございます」
しゃくりあげていたミントは顔を上げると、涙を拭きながらタクトに向かって微笑んだ。
「そ、そんなの当然だろ。だからさ、ミント……その……」
「ふふ、わかってますわ」
ミントはタクトの手錠をはずすと、そのまま唇を重ねてきた。
タクトも自由になった両手でミントを抱きしめると、キスをしたまま腰を動かし始める。
「ああっ、タクトさん……私、もうすぐっ!」
「お、俺も……もう、限界だ……」
縛られっぱなしだったタクトのものは既に感覚がなくなり始めていた。
気持ちいいのか、痛いのか、それすらもわからずにタクトはただひたすら腰を突き上げる。
「タクトさんっ! 一緒に……!」
666その9:04/04/16 22:54 ID:SfEYABXc
ミントは快感に飲み込まれてほとんど言うことを聞かない体に鞭打って、タクトのペニスに巻きつけてあったベルトを一気に引き抜いた。
「ううっ、あああぁぁっ!!」
「イッちゃううぅぅっ!」

 ビクンッ! ビクンッ!

二人の体が同時に大きく震えた。
タクトのものはミントの奥にありったけの精をはこうと痙攣を繰り返し、
ミントの膣は最後の一滴まで絞り取ろうと断続的に収縮を繰り返す。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
タクトは絶頂を迎えてぐったりともたれかかってきたミントをやさしく抱きとめた。
そのとき、ふと机の上におきっ放しだった紅茶のカップを発見した。中身はまだ半分近く残っている。
先ほどのミントの言葉が頭によみがえる。
―――さっきのサンドイッチと紅茶には即効性の媚薬が仕込んでありましたのよ―――
タクトはミントに気づかれないようにカップに手を伸ばし、ぬるくなった紅茶を飲む。
一口飲み干すと、もう一度口に紅茶を含ませ、タクトの胸で荒い息を吐いているミントの肩を叩く。
「タクトさん? どうしたんですの」
そう言ってミントが顔を上げた瞬間、さっきとは逆にタクトが口移しで紅茶を飲ませる。
「ん!? んんんっ……」
ごくごくと、ミントの喉が動いたのを確認したうえでタクトは口を離す。
「プハッ……な、なんてことをなさるんですか!」
タクトは無言で机においてあった時計を指差す。その表示は、零時七分となっていた。
「さっき言っただろ、明日―――つまり今日―――は一日ミントと過ごすって」
言うが早いが、タクトはミントを抱きかかえるとそのままベッドに向かって歩き出した。
「タ、タクトさん! わ、私はもう……」
拒否しようとするミントに口付けし、言葉をさえぎる。
しばらくしてミントがおとなしくなると、タクトは唇を離して告げた。
「昨日傷つけちゃった分、俺はもっともっとミントを愛したいんだ」
もう媚薬入り紅茶飲んじまったしな、と心の中で付け加えるタクト。
あまりにも歯が浮きそうな台詞を言われて、言われたミントのほうが顔を真っ赤にしてしまう。
「よ、よくそんな恥ずかしい台詞を真顔で言えますわね……」
「だめかい?」
667その10:04/04/16 22:55 ID:SfEYABXc
ミントはしばらく考えてるようであったが、やがてタクトの腕の中でゆっくりとうなずいた。
それを見届けたタクトは、ミントをやさしくベッドの上に横たえ、ゆっくりとのしかかっていく。
「さあ、今日一日はずっと一緒だよ、ミント」
二人がベッドの上で絡み合うのと、部屋の明かりがタクトによって消されたのは同時だった。


 ピピピピピピッ! ピピピピピピッ! ピピピピピピッ!

「……うるさいなぁ」
タクトはベッドで寝返りを打って耳障りな機械音から逃れようとする。

 ピピピピピピッ! ピピピピピピッ! ピピピピピピッ!

全くの無駄だったようで、タクトは寝ぼけたまま枕元においてあった通信機に手を伸ばした。
「ふぁい、こちらタクト・マイヤーズです……」
「タクト! 何をやっておるのだ、仕事はどうした仕事は!!」
半分寝ていたタクトはルフト将軍の大声で一気に現実に引き戻された。
「ル、ルフト先生!?」
そして慌ててタクトは時計を探す。
「……午後、二時?」
確か、締め切りは昼、つまり午前十二時である。
(……やっちまった、どうしよう)
「タクト!」
「す、すいません! 急ピッチで終わらせますんであと一時間待ってください!」
そう言ってルフト将軍の返事も待たずに通信を切ると、慌てて服を着て机に向かおうとした。
「あれ?」
しかし、改めて見ると机の上に昨日まではあった書類の山がなくなっている。
「…? おかしいな」
668その11(終):04/04/16 22:56 ID:SfEYABXc
しかし何度目をこすっても書類の山はやっぱりなくなっている。
どうしようかと途方にくれていると、朝起きたときにいなくなっていたミントがやってきた。
昨日のようなメイド服ではなく、普通の私服である。
「タクトさん、どうしたんですの?」
「いや、仕事の続きをしようと思ったんだけどさ、書類がどっかいっちゃってて」
と、昨日の約束を思い出したのかタクトは慌ててつけ加える。
「あ、でも一時間で終わらすから! ミントはその辺でくつろいでていいからね?」
そう入ったものの、書類がなければ仕事のしようがない。
減給だよどうしよう、とタクトが心の中で頭を抱えていると、ミントはタクトに一枚のディスクを見せてこともなげに言った。
「ああ、仕事でしたら私が終わらせておきましたわよ」
「ほ、ホントか!?」
思わぬミントの言葉に見る見る顔が明るくなっていくタクト。
「ただ、渡すには条件がありますけど……昨日の約束、きちんと守ってくださいますか?」
「もちろん! 残りの休みは全部ミントと一緒に過ごすよ!」
「ふふ、ありがとうございますタクトさん。ではこれはお渡ししておきますわね」
ミントはタクトにディスクを手渡す。
タクトにはそれが神からの慈悲のように思えた。
「それじゃ早速それを将軍に転送してから遊びに行きましょう。あ、でもその前にちゃんとシャワーを浴びてくださいね?」
タクトは、自分に語りかけるミントの笑顔が何よりも眩しく感じていた。
有給休暇はあと一週間弱残っている。
休暇が終わればまたしばらくあえない日々が続くのは、タクトもミントもわかっていた。
(……そうだな、せっかくだから一年分以上の思い出になるくらい一緒に過ごそう)
タクトはそう決めると、ルフト将軍へと通信をつないだ。
自分の愛するものと、かけがえのないひと時を過ごすために。 
二人は、同時に微笑んだ。
669頭ぐらぐら:04/04/16 22:58 ID:SfEYABXc
ようやくおしまいです、長くなってごめんなさい。
読んでくれた方、ありがとうございました。
670名無しさん@ピンキー:04/04/17 00:10 ID:m0UowuLI
うほ、いいSS。
GJですよ!
671あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/17 00:55 ID:5cs1eQjT
チソチソ立ッチャイマスタ……(AA略


こんな良作の後で難なのですが
ちとせの話投下してもいいのかな……?
672名無しさん@ピンキー:04/04/17 05:13 ID:4Y3oJcDh
バーンとやっちゃってください。
673名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:05 ID:d7zdzlWo
タクト×ミントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
俺が一番好きなカップリングです、激しくグッジョブ!
674名無しさん@ピンキー:04/04/17 16:16 ID:lgYLyS/E
グッジョブ!!俺もミント×タクトが好きです
このカップリングが一番に合うな
675頭ぐらぐら:04/04/17 23:19 ID:QqFhFM+R
皆さんありがとうございます。
次また書いたら読んでやってください。

>>あぺっくすしーる氏
ちとせの話、とても楽しみです。
是非投下してください。
6761/7:04/04/18 00:44 ID:9TqYephb
「ですから、何度も言ってますように、居住区には余分な部屋はないんですよ」
 「タクトとの相部屋を止めて欲しい」と怒鳴り込んできたフォルテに、技術士官は今日何度目かの
言葉を繰り返す。エンジェル隊とルフト元准将からの連名で出された、「2人は相部屋でも問題なし」
という文書で部屋の配置を決めたために、こんなことになるとは……彼女は己の不運を呪った。午後
から予定されている艦内通信試験の準備もままならず、技術士官はただ溜息をつく。
「司令官と副官の部屋ぐらい、普通はあるだろう」
「フォルテ副司令が防音完備の専用射撃訓練場が欲しいと言われたので、一部屋潰しました」
「他の将官が乗込んだ時に使う空き部屋は」
「フォルテ副司令が使われる、湿気に弱い火薬を使った弾丸の保管庫になってます」
「…………」
「他の部屋も、調査航海のための食糧や機材を積み込んだので、空きなんてありませんよ」
 フォルテは、それが聞こえていないかのように、艦の設計図を見つめる。
「それに……お二人なら、別に相部屋でも問題はないと思うのですが」
「な、なんで、問題ないんだ」
 技術士官の言葉に、フォルテは顔を上げる。
「あ、あのぅ。もしかして、気づかれてないと思ってたんですか」
 技術士官はキョロキョロと辺りを見渡し、周りに誰も居ないのを確認してから口を開く。
「その……タクト司令官とフォルテ副司令が……部屋で、されていたのを……」
「ッ!!」
 フォルテの顔が一気に赤くなる。
「ほ、ほほほほほ他に誰が知ってるんだ」
「エクシオールのクルー全員が知っていますよ」
 技術士官はあっさりと答える。
「そ、そんな……」
「その、失礼ですが。あれだけ大きな声を出されては、バレない方が不自然かと……」
 それを聞いたフォルテは、真っ赤な顔のままで脱兎のごとくその場から逃げ出した。
6772/7:04/04/18 00:45 ID:9TqYephb
「……で、こうなるわけか」
 新しく出来た射撃訓練場で、古式銃であるリボルバーを撃ちまくるフォルテに、タクトは額を押さ
える。
「うわぁぁぁぁぁぁああああああああッ」
 フォルテは良く分からない声を上げながら、撃鉄を叩いて銃を連射する。
「おーい、フォルテ、そろそろ止めないかー。これ以上撃つと、航海中に使う分がなくなるぞー」
 銃撃音の中、タクトは声を張り上げる。しかし、フォルテはそれには耳を貸す気配はないようだ。
 そのまま15分程待っていると、弾のケースが空になった。
「おーい、フォルテ」
「なんだい」
 フォルテは新しいケースを開け、弾を詰めながら答える。
「オレと付き合ってるのがバレるのはそんなに嫌なのかい」
 タクトの何気ない言葉に、フォルテの手元が狂い、弾が床に落ちる。
「べ、別に嫌とかそういう訳じゃ……」
「じゃあ、問題ないじゃないか」
 タクトはそう言って、フォルテの後ろに立つと、その身体を抱きしめる。
「ちょ、やめてくれよ」
 突然の事にフォルテは抵抗するが、タクトも手馴れたものだった。
 フォルテが振り向きざまに振るう肘をひょいとくぐって一歩前に出ると、ちょうどタクトの目の前
にフォルテの顔がくる。
 思わず赤面して固まるフォルテ。
 タクトはくすりと笑うと、その半ば開いた唇をすっと奪う。
「ッ!?」
 軽いキスの後、二人は離れる。
「……」
 不機嫌な顔を、軽く赤に染めた複雑な表情で、フォルテはタクトを見つめる。
6783/7:04/04/18 00:46 ID:9TqYephb
「ん?」
 タクトは、そんなフォルテの視線に、いつもどおりの表情で応じる。
「まったく」
 フォルテは銃を置くと、タクトを抱き寄せる。
「こんなデリカシーの無い男に、何で惚れたんだろうねぇ」
 タクトの耳元でそう囁くと、フォルテはタクトの耳たぶをそっと噛む。口の中で、耳たぶをちろち
ろと舐めながら、熱い吐息を耳に吐きかける。
 タクトは、そのこそばゆさに耐えながら、フォルテの身体を射撃台の上に座らせ、その股を開かせ
る。
「ん……」
 フォルテはタクトの耳たぶから口を離す。
「えらく急かすじゃないか」
「最近、ご無沙汰だったからね」
「確かに」
 司令官と副官となってから、二人が一緒に居られる時間は極端に少なくなっていた。軍規上、司令
室にどちらかが残る必要があることも原因の一つだった。
「フォルテは平気なのかい」
「永遠に会えないわけじゃないだろ」
「フォルテらしいな」
 フォルテは、苦笑するタクトの手を取ると、自分の股間へと導く。
「ただ、こっちの誤魔化しは効かなくてね」
 そう言うフォルテの股間は、ショーツの上から触っても、ハッキリと分かるほどに濡れていた。
「我慢は良くないな」
「だから、アンタにだけは甘えてるのさ」
「そりゃどうも」
 タクトは、じっとりと濡れたフォルテの恥丘を、ショーツの上から手の平でやさしく何度も撫でる。
6794/7:04/04/18 00:47 ID:9TqYephb
「ん……タクト……もっと」
「また、声が外に漏れたらどうするんだよ」
「大丈夫さ、この部屋は防音仕様だからね」
 そう言って、フォルテはタクトの顎を引き寄せる。
「んふぅ……」
 半ば強引にタクトの唇を奪ったフォルテは舌を絡める。互いの口腔を2人の舌が絡まったまま行き
来する。零れる唾液を啜りあいながら、タクトはショーツの中に手を入れる。
 指に引っかかる濡れた恥毛、その中で熱くぬかるんだ割れ目。タクトの指がその中に潜り込む。
「はぁっ」
 フォルテの顎が跳ね上がり、絡まった舌が外れる。タクトはもう片方の手でフォルテの後頭部に手
を回して支える。
「あんまり後ろに下がると危ないよ」
「なぁに、アンタがちゃんと抱いててくれれば問題ないさ」
 タクトはフォルテの額に、瞼に、頬に、唇に、何度もキスを繰り返し、舌を這わせる。
「うん……はぁ……タクト、ん……んん」
 ムズかゆい快感に半ば顔を背けながらも、それを受け入れるフォルテの顔がタクトの涎に濡れ、そ
の表情に卑猥な彩りを添える。
 唾液に愛液。二つの淫音にフォルテの喘ぎ声が混ざり、部屋の中に響く。
 堅く勃起したフォルテのクリトリスを、タクトは爪先で軽く引っかく。皮で包まれているとはいえ、
敏感な秘芯を刺激されたフォルテは、反射的に脚を閉じる。その原因であるタクトの手は、依然フォ
ルテの股間に残ったままなので意味はない。むしろ、タクトの手をその柔らかな太腿で挟みこんだこ
とで、自らの股間にタクトの手を引き寄せる形となった。
「指が、あ、くぅ……ぅ……ぅ……ぁ」
 タクトの指が、秘所をゆっくりと撫で上げながら割れ目の中に徐々に指を沈め、秘芯を弾く。
「ひぐぅ、う、あぁ……ん。そんなに、タ、クト……」
6805/7:04/04/18 00:48 ID:9TqYephb
 タクトが奥に突っ込んだ指を鍵の字にして引っ張り出すと、どろりとした淫液がフォルテの内股を
びしゃびしゃに濡らす。
 タクトは指を引き抜くと、ねっとりと淫液がまとわりついたそれをフォルテの目の前に晒す。
 胸を上下に揺らしながら、荒い呼吸を続けるフォルテ。その吐息が淫液に当たり、タクトの指先か
ら零れる。
「はぁん……む」
 フォルテはそれを舌先で受けとめると、そのままタクトの指を咥える。
 チュル、チュル、ジュルッ、チュ、ジュル
 はしたない音を立てながら、タクトの指を吸いつづけるフォルテ。タクトは指に舌を絡ませようと
するフォルテを焦らすように指を動かし、熱いヨダレが溢れる口腔を掻き回す。
「ん、あん、ん、んん」
 フォルテは、口の中で作られた淫液と口液のカクテルをゴクゴクと喉を鳴らして飲み干す。
「そろそろいいかな」
 タクトはそう言ってフォルテの口から指を引き抜くと、フォルテの服のスリットの中に手を入れる。
ショーツにタクトの手が掛けられると、フォルテは腰を浮かせてタクトが脱がせやすいようにする。
揃えた太腿を、脚を、タクトは手馴れた手つきでショーツをするすると下ろしていく。最後に踵で引
っかかったショーツを半ば強引に引っ張ると、フォルテのショーツは、タクトの手の中で布球になる。
 パサ
 タクトの手を離れたショーツが、床に落ちる。フォルテは自らの秘所に指を添えて陰唇を開いて誘
う。タクトは手早くチャックを開くと、赤黒く勃起した肉棒を取り出して秘所に添える。フォルテの
尻の柔肉にタクトは指を食いこませてしっかりと掴むと、腰を思いっきり打ちつける。
「ひっ、あ、ああっ、ん、ぃい、んぁぁ、あっ」
 テンポ良く響く肉と肉がぶつかり合う音と、フォルテの嬌声が部屋に響く。防音に安心しているの
か、フォルテの声はいつもより大きく、大胆だった。
「ふぁ、もっと、抉ってく……くぁ、そぅ……ん、んぁ、は、あああ」
6816/7:04/04/18 00:50 ID:9TqYephb
 フォルテの要求に答えるように、タクトは少し角度を付けて挿入を試みる。亀頭がフォルテの膣の
内壁をつつきながら、ぐりぐりと奥に進んでいく。
「くぅ」
 先端に、ざらざらとしたひだがまとわりつき、思わず射精しそうになるのをタクトは寸での所でこ
らえる。タクトは挿入の速度を落として、フォルテの中をじっくりと攻める。
「もっと奥まで……」
 フォルテは、タクトのぬるい攻めに物足りないのか、脚で引き寄せる。ペニスによって空間を奪わ
れて押し出された体液が、二人の結合部から溢れる。タクトは密着した状態から、フォルテの中をじ
っくりと攻めるように腰を動かす。
「フォルテ、これでいいかい」
「うぁ……んぁ、ぁっ……はぁぁ」
 フォルテは、タクトの腰の動きに合わせて脚と腰を動かす。やがて、内壁をぐりぐりと攻めるタク
ト自身をイメージするように、フォルテは目を閉じてからタクトの動きに身を任せる。
「ひぐぅ……ふ、深いよ、タクト……く……あはっ」
 腰が密着した状態から突き出されるタクトのモノが、子宮口に押し付けられる。自ら求めたものの、
苦痛を伴う快感に、フォルテの声に悲鳴に近いものが混じる。
「フォルテ、そろそろ」
「あ、ああ。いいよ、中で……ぁぐ」
 タクトの肉棒が、一瞬子宮口を潜り抜ける。亀頭を子宮口で締め付けられたタクトの先端から、溜
まっていた精液が盛大にぶち撒けられる。
「んひゃぁ、ぁ、あああああああああああッ」
 仰け反るフォルテの身体をタクトはしっかりと抱きしめる。直に放たれる精液が子宮の中を満たす
感触に、フォルテは意識を沈めた。
6827/7:04/04/18 00:50 ID:9TqYephb
「んー、匂うかな」
 ブツブツと独り言を言いながら、フォルテは部屋を出る。タクトを先に送り出し、自分は身支度を
整えてから出たのだが、やはりタオルで拭いただけでは匂いは取れそうもない。
「仕方ない、シャワーでも……」
「フォルテ副司令、ちょっと」
 技術士官がフォルテを物陰から手招きをする。
「な、なんだい?」
「副司令……射撃場は防音にはなってますが……その」
「???」
 技術士官の言葉の意味する事が分からず、フォルテは首を傾げる。
「司令室とは、緊急連絡用の回線で繋がっていまして、その……先ほどまで、艦内通信のテストで回
線を全て開いまして……」
 その言葉に、フォルテの顔が凍りつく。
「ま、まさか……」
「司令室経由で、司令と副司令の……しておられた音声が全艦に……」
「ぅぅ、うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーん」
 それ以上はもう聞きたくないと言わんばかりに、フォルテは両手で耳を押さえてその場を走り去る
のだった。
683てすら:04/04/18 00:52 ID:9TqYephb
以前書いた、フォルテさんとタクト相部屋の小ネタの続きで書いてみました。
684名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:48 ID:AZnQ836k
おお!神よ、GJとしか俺は言えません!
685あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:33 ID:eZk88ym7
ホントに姐さん可愛い……
俺も姐さん描きたいんですがなんせ難しくって……
グッジョブです。

俺も続けていかせていただきまっす。
激しくオリキャラなんで、オリキャラ嫌いの方や
原作のイメージを損ないたくない方はあんまりお勧め出来ないかも……
ありえない設定ですが、許してください……ていうか軍隊の組織が分からん……
MLもミント編以外未だにやってないし……命知らず。
設定捏造してますんで間違ってるとこあったら
バシバシつっこんでやってくださいまし。
686あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:34 ID:eZk88ym7
その日、俺はいつもよりも早くに目が醒めた。
交代までには、まだまだ時間はある。
しかし、それでもやる事が無いので機関室にでも向かうことにする。

「伍長、お早うございます!」
「ああ、おはようさん」
機関室に入ると、クルー達が敬礼をし挨拶してくる。
俺は、その挨拶を一つずつ返していった。

トランスバール皇国軍第三方面軍所属バーメル級巡洋艦。
俺はその艦所属の一応……ブリッジクルーをしている。
歳は19歳で階級は伍長。そして名前は……ご想像にお任せしよう。

「伍長、聞きましたかぁ?」
機関兵の一人が、俺にやるせなさそうな口調で言う。
「指令、今日の補給でこの艦降りるそうですよ」
「知ってるよ」
俺は、機関兵から視線を逸らしながら言った。
「それじゃ、誰が指令になるんでしょうねぇ……
 やっぱり副指令が妥当かなぁ?」
「さあな。そんな事言うヒマあったら仕事しろよ」
俺は、そう言い放つと機関室を後にした。
687あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:35 ID:eZk88ym7
「諸君。重要な話がある」
資源衛星での補給作業の後、クルー全員が艦の外へと呼び出された。
予測どおりに、指令の演説が始まる。
「知っている者も多いと思うが、今日で私はこの艦を降りる事になった」
ざわめき出すクルー達。そして。
「そこで……これから新指令官通告をしようと思う」
その空間の空気一体に、期待と不安が入り混じる。そして……
「准尉。こっちへ」
指令が手招きをする。すると、一人の女性が物陰から現れ、指令の横へと立った。
女性……というよりは、まだあどけない少女といった感じであろうか。
さらりとした美しい黒髪が、腰の位置まで綺麗に伸びていた。
「今日から貴君達の指揮を執る……」
指令の言葉に続き、彼女が言葉を発した。
「きょ……今日からこの艦のし、し、指揮を執る……
 か、か、から……」
彼女は顔を真っ赤にしながら必死にしゃべろうとする。
しかし、言葉に詰まってしまい真っ赤な顔がより紅く染まっていった。
それに見かねた指令が、
「もうちょっと落ち着きなさい。別に何されるわけでもなし」
「は、はい……」
彼女は、大きく息を吸い込み、深呼吸をした。
「改めて……
 今日からこの艦の指揮を執ります……」
あれ? この娘……どこかで。まさか……
「烏丸ちとせ准尉ですっ! 士官学校を出たばかりのヒヨっ子ですが……
 みなさん、よろしくお願いします!!」
それが、彼女との再会だった。
688あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:36 ID:eZk88ym7
その後、資源衛星を無事出航。
その時のブリッジクルーの反応。
それは、情け容赦の無いものだった。
「ったく……冗談じゃねーよな、あんなガキに」
「こんな旧型巡洋艦だって普通佐官クラスが艦長やるモンだろ?
 准尉ってなんだよ、准尉って」
「そこは烏丸提督の娘様ですから」
「な〜るほど。例のごとくコネでのし上がっていく無能士官の典型ってワケか」
「まったく……あんな16歳のガキに命預けられるか」

特に女性クルーの反応は私怨に満ちていた。
「ホントーに……何よあれ」
「可愛さアピールしちゃって……腐っても軍人の自覚あるの?」
「あの滑舌の悪さ……なんとかなんないのかしらね?」
「うんうん。ホントムカつくー」

「どいつもこいつも好き勝手言いやがって……くそっ!」
俺はクルーの冷ややかな態度に少し憤りを感じた。
689あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:37 ID:eZk88ym7
俺はその日のシフトを抜けた後、司令官室へと足を運んだ。
そして自動扉のチャイムを鳴らし、問いかける。
「准尉……烏丸准尉。おいでですか」
しばらくの沈黙。
「あ……はい、どちらさまですか?」
「えと、―――伍長です。今、お時間の方宜しいですか?」
「す、すいません! ちょ、ちょっと待ってください!」
中からガタガタと音がする。恐らく片付けでもしているのだろう。
……そしておよそ5分後。
「あ、どうぞ! お入りください」
扉のロックが外される。俺は、おもむろに中へと入っていった。
「どうぞ、お掛けください」
彼女がちゃぶ台の向こう側に腰掛け、お茶を淹れている。
その周りには、簡易的に片付けたかのごとく荷物が山積みになっていた。
「あ、じゃ……失礼します」
俺は、ちゃぶ台の前に敷いてある座布団に腰掛けた。
「あの……准尉……」
俺は彼女に向かって恐る恐る問いかける。すると、
「―――さん。昔みたいにちーちゃんで……いいですよ」
彼女は、湯飲み茶碗を差し出し、微笑みながら問いかけてきた。

烏丸ちとせ……彼女は、昔隣に住んでいた3コ下の幼馴染だ。
小さい頃は良く一緒に遊んだ。
「男のクセに女なんかと遊んでんじゃねーよ」
よくからかわれた。でも、そんなこと気にしなかった。
何故なら、彼女には俺以外の友達らしい友達がいなかったから。
突然引っ越してしまって……さよならも言えなくて……
一晩中泣いていたような気がする。
690あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:37 ID:eZk88ym7
「本当にお久しぶりですね、―――さん」
彼女が、小皿に切り分けた羊羹を差し出しながら問いかけてくる。
「うん……8、9年ぶり位……なのかな?」
俺は受け取った湯飲みを啜りながら答えた。
「懐かしいです……まさか同じ艦に配属されるなんて……
 夢にも……思いませんでした」
「ホントに……しばらく見ないうちに雲の上の人になっちまってさぁ……」
「そんな事ないですよ……」
そう言うと彼女は、おもむろに湯飲みのお茶を啜った。
「熱っ!」
お決まりの反応をしてくれた。
「相変わらず猫舌なんだなぁ……はは」
「えへへ……」
彼女は、舌を少し「べ」と出し、微笑んだ。
その表情に俺はドキリとし、こう思った。
もう子供じゃないんだよな、と。

「あのさぁ……」
俺は少し神妙な面持ちで問いかける。
「なんですか?」
「クルー達がちーちゃんの事……色々言ってるけどさ……
 あんま気にすんなよ」
「へ? 色々って?」
ちーちゃんが、少しマヌケな顔で答えた。
あんだけ言われてて気がつかないなんて……
相変わらずとんでもなく鈍感なんだな……そんな事を思いながら、
「あ、いや……なんでもないよ。
 ……そういえば早速明日から艦橋に入るんだってね」
「はい、そうですよ」
「あんま緊張しないで……肩の力抜きなよ」
「……ありがとうございます」
691あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:38 ID:eZk88ym7
「……あの」
「何?」
「ちょっとお願いがあるんですけど……」
彼女が遠慮がちに言う。
「何でも言ってみなよ。俺とちーちゃんの仲だろ?」
そう言いながら茶を啜る。彼女は咳払いをすると、おもむろに話し出した。
「明日から……私の補佐をその……やって……いただけませんか?」
俺は、お茶を勢い良く噴射した。
「は? 俺!? 俺に副官を!?」
その問いに対し彼女は、黙って頷いた。
「あのさ、俺よりもその……階級が上な人が沢山いるからさ……
 特に前の副指令とかもいい顔しないだろうさ……君よりも階級上だし……」
「アナタに……やっていただきたいんです」
「で、でも……」
「指令の命令に逆らうんですか?」
「…………」
そう言われては、俺は従うしかなかった。

次の日から、俺は今までとは比べ物にならない程の
雑務に追われる日々を送るハメになった。
彼女……ちとせの采配能力は、歴戦のクルー達が舌を巻くほどの実力で、
一月も経てば彼女の陰口を叩く者もほとんどいなくなっていた。
……故に、俺は油断していたのだ。
あんな事が起こるなんて……。
692あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:39 ID:eZk88ym7
「ったく……晩飯食った後にこんなに仕事よこすなよ……
 これから風呂入ろうと思ってたのに」
俺はトランスバール本星から送られてきた仕事を片付けるため、とりあえず
自分の部屋へと向かっていた。
……そこで、恐ろしいものを見てしまった。
緊急時用の脱出口。
超硬化ガラス製のそこは3重にもロックがなされ、
通常航行中は開けてはいけない事になっている。
……ハズだった。

「へへへ……准尉さん。ご機嫌いかが?」
「ははは、だっさーい! こんなにガクガクしちゃって」
3重ロックの二枚目と三枚目。
その間に……扉一枚を挟んで宇宙空間という空間に……誰かがいた。
「早く早く! 押しちゃって!」
「そーね……そろそろいっちゃおっか?」
それは、紛れもなく……ちとせだった。
軍服は破られ、はだけ、彼女の白い肌が所々露になっている。
「准尉さん……安心して。書類にはアンタの不注意で宇宙空間に放り出されたって
 書いといてあげるからさぁ〜!!」
693あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:39 ID:eZk88ym7
殴った。
思いっきり。
顔をグーで。
今まさにボタンを押そうとしていた女が思いっきり吹っ飛び、地面に突っ伏した。
はっきり言って、人生において唯一自我を無くすほどキレた。
「……何してる?」
もう一人の女が、必死に弁解する。
「い、いや……ジョーダンですよジョー……」
「何をしているんだと聞いてるんだ!!!」
そこに、殴られた方が、
「……女の子をなぐっていいと思ってるんですか!?
 上官でも女性を殴るって事は……」
カチャ。
「…………ヒィッ!!」
俺はそいつの額に光線銃を突きつけた。途端に女は独活の大木と化す。
「それ以上うだうだ言うと……お前らの方をMIAにしてやるぞ」
そう言って俺は、すぐに二枚扉を開ける。
「……っ……怖いよぅ……」
俺が助けに来たことも気がつかないのだろうか?
ちとせは、泣きじゃくり、震えていた。
「……ちーちゃん。もう、大丈夫だから」
辱めにあわされた彼女に自分の上着を掛けてやる。
そして俺は、彼女を抱きかかえると、足早にその場を去っていった。
694あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:50 ID:eZk88ym7
とりあえず、彼女を彼女の部屋まで運ぶ。
そして、とりあえず畳の上へ寝かしてやった。
「…………ううっ……えぐっ」
「……怖かった……よね。でも……もう泣かないで。大丈夫だから」
俺は、押入れの中から彼女の布団を取り出すと、畳の上へ敷いてやる。
そこに、彼女を改めて寝かしてやった。
「……えぐ……っ」
「…………」
こんな時、何を話していいのか分からなかった。
「ごめん……なさい……」
「……?」
彼女が、起き上がりつつ重い口を開ける。
「私が……指令官の器でもないのに……
 司令官の……真似事なんか……するから……っ」
「……そんな事……ない」
「器じゃ……ないから……」
「そんな事無い!!」
俺は、思わず彼女を抱きしめていた。
シャワーを浴びたばかりなのだろうか? 石鹸の、優しい香りがした。
「あんだけ……あんだけ頑張ってただろ!?
 お前を……皆……認めてくれただろ!!?」
「……―――さん、ありがとう……私……私……っ……!」
「……ちーちゃん」
「あなたに……抱かれたい……です……」
「…………へ?」
彼女の心臓の鼓動を感じる。熱いほどに。
「私の……処女……貰って……ください……」
「…………」
695あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:51 ID:eZk88ym7
「私なんかとは……嫌……ですか?」
俺は首を激しく横に振った。
「……俺なんかで……いいのかよ?」
彼女は、おもむろに首を縦に振りながら、
「あなたに……あなたから……
 勇気を少しだけ……貰いたいから……」
泣きながら俺に訴えかける。
はっきり言って、ここで我慢できる男なんて皆無だ。
「……ちーちゃん……っ!」
俺は、彼女を思いっきり押し倒していった。

「きゃっ! ……そんなに……勢い良く押し倒さなくても……」
「痛かった?」
「少し……」
「コレくらいで痛いなんて言ってたら……男を受け入れるなんてできないぜ」
俺はその言葉を発すると同時にうなじに手をやり、彼女の唇を自分の口で塞いだ。
「んんぅ……っ……」
ちとせの唇は……なんだか甘い、餡子の味がした。
(コイツ……また和菓子食ってやがったな)
俺は彼女の唇を舐めた後、舌を口へと滑り込ませていく。
そして俺は、自分の舌を無抵抗な彼女の舌へと絡ませていった。
「んむぅ……ん……っ…………」
彼女の唾液は、今まで食べたモノの何よりも甘美で、そして切なかった。
「…………んぅ……」
舌と舌が絡み合うごとに、ちとせの目はトロン、と虚ろになっていき、
頬は紅く染まっていく。
その表情は、今まで抱いたどんな女の顔よりも可愛く、また、愛らしかった。
696あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:52 ID:eZk88ym7
「ぷはぁ……」
俺が唇を彼女の口から離す。しかし、彼女は、
「ん……んむ……」
今度は俺を下位にしながら口づけをしてくる。
そして今度は、彼女のが俺の舌へと絡ませてきた。
当たり前だが、ぎこちない舌使い。
それでも、彼女の一生懸命さがジンジンと伝わってくる。
この表情だけでもオカズになりうるだろう。
「ん……ん……んぅっ……」
はっきり言って、こういう経験は初めてだ。
なぜに彼女は俺の唇を求めたがるのだろうか?
「ぷぅ…………」
彼女の唇が俺の口から離れていく。彼女の口からは
美しい液体が滴り落ちていった。
「……気が済んだ?」
「はい……初めてのキス……だったものですから……
 夢中になっちゃいました……ふふっ」
彼女ははにかんだ様な笑みを浮かべた。
その表情を見た俺は思わずムギュっと抱きしめたくなってしまった。
「……そっか……ははっ」
「きゃ……っ!」
例のごとく強く抱きしめた。
華奢でガラス細工のような外見とは裏腹に、
適度に引き締められた肉体。やはり軍人なのだな……なんて思った。
……いや、その前にれっきとした女の子なのだ、とも思った。
……それよりキスまで初めてだったなんて。
ちょっとだけ罪悪感に駆られてしまった。
697あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:52 ID:eZk88ym7
しかし……こういう状況に乗じてこういう事をするなんて……
俺って……最低だよな……
「……なんて思ってませんか?」
彼女の吐息が俺の耳へとかかる。
なによりちょっとビックリした。そうか、何でもお見通しなんだな……
「勘違いしないでくださいね。私、あなただから……
 ―――さんだからこそ……はじめてを捧げてもいいなって……そう思ったんです」
その言葉に、俺は顔を良く熟れた林檎のように真っ赤にした。

「……服、脱がすよ……」
俺は、彼女に掛けられた自分の軍服を退かす。そして、
彼女の軍服に手を掛ける。
最初から所々破られていたので、このままビリビリいこうかとも思ったが、
ちとせがさっきの出来事をフラッシュバックするかもしれないというのもあって
フツーに脱がしてやる事にした。
「…………」
上着を丁寧に剥がしていく。すると、ブラに包まれた乳房が露になる。
「…………恥ずかしい……です」
か細い声で訴えかける彼女。ちょっといじめてみたくなる。
698あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:53 ID:eZk88ym7
「コレくらいで恥ずかしかったら……とてもじゃないけど……」
俺はそう言いながら腕を彼女の背中へと回した。
「え……ちょっ……」
そして、素早くブラのホックを外し、取っ払った。
「こんな格好になれないよ!」
「きゃぁっ!!」
彼女は両手を使って素早く自分の胸を隠した。
両腕からこぼれる乳房がたまらないほどいやらしい。
「……はずか……しいよぉ……」
顔を真っ赤にして訴えかけてくる彼女。
「……下も……脱がしちゃうよ」
言い終わらないうちに俺は、彼女のスカートを下へ降ろしていく。
そして、下着へと手を掛けた時、
「……ずるいです」
「へ?」
ちとせは、真っ赤な頬をぷっくりと膨らませながら言い放った。
「私だけ裸なんて……ずるいです。
 ―――さんも……裸になってくださいよぉ……」
「…………俺もかい?」
「そうですよ!」
俺は呆気に取られてしまった。
こういう女の子の反応も、また初めてだったからである。
699あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:53 ID:eZk88ym7
「……これでいいかい?」
俺は、彼女の裸が見たいがために、急いで服を脱ぎ捨てた。
「はい……それじゃあ……いいですよ」
そう言うとちとせは、両手を胸の位置から外していく。
すると、ちょうど手のひらに収まるくらいの瑞々しい乳房が露になる。
見事なほど均整が取れた乳房で、そのてっぺんには、美しく桜色に染まった乳首が
自己主張するようにツンと上を向いていた。
「……綺麗だね……もしかして誰かに揉んでもらってる?」
「そ……そんなわけないですよ!!」
そう言いながら彼女はソッポを向いてしまった。
「冗談だよ……ごめん」
俺は、彼女の背中から右腕を回し、左の乳房を手のひらで捏ね始めた。
700あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:54 ID:eZk88ym7
「ん……ん…………」
(反応は……なんかいい感じだな……)
そして、同時に彼女のうなじに舌を這わせていく。
柔らかく甘い匂い。
「ひゃっ……!」
「驚いた?」
「は……はい……でも……んぅ……っ」
「……でも……なに?」
「気持ちいい……です……」
「どっちが……かな?」
そう言った途端、俺は彼女への愛撫をやめてみる。
「え……? えっと……」
確信犯的に答えを待つ快感。
「りょ……両方……」
「具体的に言わないと……」
「く……首筋と……胸を……」
「どうしてほしいんだい?」
こうやって羞恥な事を言わせてみようとした。しかし。
「もう……―――さん……意地悪しないでくださいよぅ……!」
彼女は予想に反し、泣きそうな顔で俺に抱きついてきてしまった。
またまた、初めての反応だった。
まるで、子供みたいに愛らしくってドキドキした。
701あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:55 ID:eZk88ym7
「……ごめん」
俺は、彼女を静かに抱きしめた。
彼女のやらかい胸が俺の胸へと当たる。その乳首は、既にむくりと立ち上がっていて、
その感触が心地よかった。
「……気持ちいいコト……してください……」
「……分かったよ、ちーちゃん。じゃあ……いくよ」
俺は、彼女を寝かせたまま両胸に手を当てると、おもむろに捏ね始めた。
「ん……はぁ……」
柔らかいけど、コシがあって、捏ねる度に手に馴染んでいく。
ふわふわっとした乳房。
そして、彼女の……ちーちゃんの可愛らしい吐息が俺の顔へと掛かる。
それが、何よりもたまらなかった。
「はぁ……ん……ぅ……―――さん……」
「……どした?」
「なんか……胸の奥が切なくて……気持ち……いい……ですぅ……んはぁ……」
「……可愛いよ……ちーちゃん……」
彼女は……一生懸命になって俺の愛撫を受け止めてくれてる。
……今まで、女とセックスする時、俺は……愛撫がめんどくさかった。
すぐに挿れてた。
はっきり言って、セックスなんて性欲の掃き溜めだった。
でも……ちとせは……これほどまでに俺の気持ちに応えてくれてる。
それが、俺はうれしかった。
そして、女の子を愛でる事に快感を覚えた瞬間でもあった。
702あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:55 ID:eZk88ym7
「……ちーちゃん。もっと気持ちよくしてあげるよ……」
俺は、我ながらベタなセリフを言いながら、乳房を捏ねていた
右手で乳首を刺激しながら、彼女の右の乳房に吸い付いた。
「ひゃぅっ!」
彼女の仰け反るような反応に、俺自身もまた、ゾクゾクし出す。
そして、右手の親指と中指でで彼女の左乳首を摘みながら、
人差し指を使ってクリクリと愛撫していく。
また、右の乳首はまるで飴玉を舐めるような舌使いで愛でていった。
「はぁう……ふわぁ……ぁ……っ!」
ちとせのか細い喘ぎ声に、俺は興奮せずにいられない。
「んんっ……―――さぁんっ……」
コリッとした乳首の感触を、まるで良質のキャビアを食す時のように
味わっていく。そして、次第に歯を立てる動作を組み込んでいく。
「はぁん……はぁ……うぅっ……」
俺は自分を落ち着かせるため、空いた左手で彼女の髪の毛を撫でてやる。
すると、彼女自身がフルフルと震えてるのがよく分かった。
703あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:56 ID:eZk88ym7
「……怖い……かい?」
「……ほえ?」
「震えてるよ……大丈夫?」
「……あまりにも気持ちがよかったですから……
 心配してくれて……ありがとう……ございま……ひゃぁぁっ!?」
「そっか……安心したよ……」
「はぁん……こ……声が……出ちゃ……ああんっ!!」
俺は、油断している彼女の……女の子の一番敏感な所……クリトリスへと
不意打ちを食らわせたのだ。
下着の上からとはいえ、その刺激はすさまじいらしい。
「―――さん……や……やめ……はぁうぅぅ……ん……っ……」
俺の右手は、女性器への愛撫に手を緩める事はない。
調子に乗った俺は人差し指でクレヴァスをそろそろとなぞっていく。
「……気持ちいいだろ?」
「あぁんっ……―――さぁんっ……」
そして俺は、右手でクレヴァスをなぞりながら再び、彼女の右の乳首へと吸い付いた。
「き……きもちいい……ですっ……んぁっ!」
「……まだまだ……だよ」
続けざまに俺は、彼女の下着の中へと右手を滑り込ませる。そして直に
彼女の秘所……ヴァギナへと人差し指を滑り込ませていった。
「はぁうっ! ―――さん、それは……ああんっ!!」
「こんなに濡らしちゃって……可愛いよ、ちーちゃん……」
電撃が迸るかのような刺激。それにより、目は虚ろになり、息遣いは荒かった。
ちとせも絶頂が近いのかもしれない。
「はぁっ、はぁっ、はぁう……」
彼女の目じりから涙が伝っていく。
可愛くって、可愛くって、今すぐメチャクチャにしてやりたかった。
704あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:57 ID:eZk88ym7
「……ごめん、ちーちゃん。俺、もう我慢できないよ……」
そう言いつつ、俺は彼女のびしょびしょに濡れた下着をおもむろにずり下げていった。
すると、綺麗に生え揃った黒く美しい茂みに、水滴が滴り落ちている。
くらくらっ、とするような、甘い香りがした。
「……―――さん……いいですよ。私、あなたとなら……」
その言葉に、心臓の鼓動がより速くなっていく。
「………………」
俺は、おもむろにトランクスを脱ぎ捨てる。すると、
これまでに無いほど直立した俺のモノが、姿を現した。
「コレが……私の中に……?」
ちとせは俺のモノを凝視しつつ、ふるふると怯えるように身震いした。
それがたまらないほど愛おしかった。
「……やめとく?」
意思に反して、俺の口から言葉が出る。
彼女は、首を横に振った。
「……言いましたよね? 私……あなたとなら……
 怖いものなんて……無いから……だから……」
「……分かったよ」
俺は、静かにちとせの中へと挿入していった。
705あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:57 ID:eZk88ym7
「い……たたたたたぁっ! さ……裂けちゃいますぅ……!!」
予測どおりではあったが、彼女は悲鳴を上げた。
華奢な躰に童顔も手伝ってか、まるでレイプをしているかのような錯覚。
それだけで、必要以上に興奮してしまう。
「……奥まで……いくからね……ちょっと痛いけど……我慢するんだよ」
「え……ちょ、ちょっと……ああっ!!」
俺は力を込め、自分のモノを根元まで突き立てていった。
「さ……裂け……あぁぁぁっ!! ……はぁ、はぁ、はぁ……」
そして彼女は、しっかりと俺に抱きついて来た。
ふわふわとした乳房が、俺の躰に押し付けられ、心地よい。
「ちーちゃん……痛かった?」
「はい……すっごく……」
「ごめん……」
そう言ったきり、俺とちとせはお互いの唇を重ねた。
彼女の、汗ばんだ額と、荒くなった吐息が、とても悩ましかった。
「……っ」
「ちーちゃん……そろそろ……腰動かしても……大丈夫かな?」
「……―――さん……私、もう少しだけこうしていたい、です……」
「やっぱりまだ、痛いんだ?」
「そうじゃ……ないんですけど……
 こうしてると……なんだか幸せで……えへっ」
そう言いながらちとせは笑みをこぼした。
「……そっか、分かったよ……ちーちゃんの気が済むまで……こうしていてあげるよ……」
挿入し、抱き合ったまま、しばらくの時間が流れた。
不思議なひとときだった。
706あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:58 ID:eZk88ym7
「―――さん……」
「ん? そろそろ……いいかい?」
「……ふつつか者ですが……どうぞ宜しくお願いします……」
「おいおい……今言うセリフじゃないぞ……言うんならさっき言って欲しかったな」
えへへ……と笑みを浮かべるちとせ。可愛くってもう我慢なんかできっこない。
「いくよ……ちーちゃん」
俺は、おもむろに腰を動かし始めた。
「ん……ん……ん……っ」
顔をしかめる彼女。そういう表情も、オスの本能を刺激してきてしまう。
「ん……あん……あん……っ……」
ちとせの味を噛み締めるように腰を振っていく。
「どうかな……ちーちゃん」
「き……もち……いいですよ……はぁう……」
一生懸命な事が痛いほど伝わってくる愛くるしい顔。
できる事なら一生でも眺めていたい。
「はぁんっ……ああんっ……―――さぁん……」
「……可愛いよ……ちーちゃん……って、何回目だろ? これ言うの? ごめん……」
「ううん。嬉しいですから……はぁん……アナタの一言一言が……嬉しいんです……」
なんていうか……男殺しなのか……天然なのか……分からないな……
そんな事を本気で思ってしまった。
「ああん……気持ち……いいです……はぁん!」
「それじゃ……こんなのは……どうかなぁ?」
俺は、今までの運動に加え、カリを膣に擦り付け、掻き出すような動きを織り交ぜていく。
「ひゃぁっ! ―――さん……ひきょ…う…で……ふわぁっ!!」
泣き叫ぶかのごとく、可愛らしく喘ぐちとせ。
たまらずに、彼女の左胸を右手で鷲づかみにする。
そして、クリクリと乳首を弄んでいった。
「ふわぁっ、ふわぁっ、はぁう……ふわぁぁっ!!」
ちとせの甘美な官能の歌が辺りに響き渡っていった。
707あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:58 ID:eZk88ym7
じきに俺にも限界が訪れる。
「ち……ちーちゃん……俺、もう……」
「はぁん……ふわぁっっ……! ―――さん……私も……もう……はぁんっ!」
俺は迷わず腰の振りをトップギアへと持っていった。
「はぁっ、はぁんっ、ふわぁっ!」
それに応えるように、より一層甲高く喘ぐちとせ。
その顔は、汗と涙でぐっしょりと濡れ、真っ赤に火照っていた。
切ないほどにいやらしく、そして愛らしい。
「ごめん……俺……イクっ!!」
「ひゃぁん!! もう……だめですぅっ……ふわぁっ!! あぁっ……はぁっ……」
そう、彼女もまた、絶頂を迎えていたのだ。
「ごめんちーちゃん……中に……出しちゃった……」
「ふふ……別に気にしてませんよ。だって……アナタの赤ちゃんなら……私……」
俺は、静かに彼女を包み込んだ。
708あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 07:59 ID:eZk88ym7
「……はぁぁぁぁ……」
ある所の資源惑星。
俺は、その宇宙港でため息をついていた。
「どうしたんだ、伍長?」
「知らないんか? 伍長が烏丸准尉……じゃなかった、
 少尉とデキてたって話」
「えぇ? そーなの?」
「そうそう。だからきっと、少尉がエンジェル隊に配置転換になって
 落ち込んでるんだよ」
「なるほどねぇ……」
好き勝手言いやがって。聞こえてんだよ!! という
気力もなくて、こうやってグダグダしていた。
「……おい! コラ!」
「……はぁ、軍曹殿。どうかされましたか?」
「この港に……シヴァ皇女が乗艦されている
 儀礼艦エルシオールが緊急着艦する! 邪魔になるから退いてろ!!」
「あ……スイマセン……」
エルシオール? そういや……エンジェル隊の緊急時所属艦じゃなかったっけ?
……まあ、あいつが乗ってたって……会えっこなんてないし。
709あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 08:00 ID:eZk88ym7
じきに、儀礼艦エルシオールが入港してくる。でかい。
現艦長を始めとしたクルー全員が、列を作っていく。
そして、中からシヴァ女皇らしき人影と護衛であると思われる男が姿を現した。
「敬礼ッ!!」
その合図と共に、俺やその他のクルー全員が一斉に額へと手をやった。
「……ちっさいなー」
「バッカ。声でけーよ!」
そんなヒソヒソとクルーの話し声が聞こえる中、皇女が人の列と列の間を進んでいく。
……そして。
「……マイヤーズ! こら、マイヤーズ!!」
皇女が、俺の前で足を止めた。
「皇子……じゃなくて皇女。なにか?」
「……この男ではないのか?」
「……そのようですね」
マイヤーズと呼ばれた男が、俺に向かって言う。
「……―――伍長……だね?」
「はい、大佐殿」
「あれっ!? なんで俺の階級が大佐だって分かるのかな〜?」
「……ボケるなマイヤーズ。階級章が付いておるだろうが」
「あ、そっか」
こんなヤツがシヴァ皇女の護衛で本ッ当に大丈夫なのだろうか……と
一抹の不安を覚えてしまう。
710あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 08:00 ID:eZk88ym7
「……大佐殿。一体、どのようなご用件で?」
期待と不安に駆られながら、俺は、静かに問いかけた。
「……ずいぶん探したよ」
「……どういう事ですか?」
「君の力を……貸して欲しい」
ワケも分からずその場に立ち尽くしていると、大佐は、
「烏丸ちとせを……知っているね?」
「……それが何か?」
「紋章機というものを……知っているかい?」
「……エオニア戦役で無敵を誇った五機の最強の戦闘機……でしたっけね」
「それが……五機じゃないんだ」
「?」
そして彼に、白き月の奥深くからもう一機紋章機が発見されたということ……
また、そのパイロットにちとせが抜擢されたという事……を聞かされた。
「それが……俺に何の関係が?」
「紋章機の力ってヤツは……とんでもなく厄介なシロモノでね……
 搭乗者のテンションによって機体性能が大きく変化してしまうんだ」
「…………」
「ちとせ……烏丸少尉がどうも元気が無くってさ……
 紋章機の動きがぎこちなくって……危なっかしい。そこで、だ……」
……と、その時。エルシオールから一人の人影が飛び出した。
「きゃぁぁぁぁぁっ!!!」
……というよりは、転げ落ちた。
「フォルテさんっ!! 勢い良く押しすぎですよ!!」
「いやー悪ぃ悪ぃ。勢い余っちまってさぁ」
「打ち所が悪くて死んじゃったらどうするんですか!?」
「そうですわ。ホントバカ力なんですものねぇ、フォルテさんは」
「……ナノマシンで治療を」
アホやってる五人組を尻目に、黒髪の少女がこちらへと駆けてきた。
夢じゃ、ないんだ……。
711あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 08:01 ID:eZk88ym7
「―――さぁんっ!!」
黒髪の少女……ちとせは、人目をはばからずに俺に向かって抱きついてきた。
「ち……ちーちゃん……」
「会いたかった……です……」
俺は彼女を精一杯抱きしめ、頭を撫でる。
またこうして彼女を抱きしめられるなんて……夢にも思わなかった。
「俺だって……君の事が頭から離れなくて……ダメになりそうだった……
 会いたかった……愛してるよ、ちーちゃん……」
こうなると回りはもう収拾なんかつかない。
「ヒューヒュー!!」
「おまいら最高だよ!!」
「ぴーぴーぴー!」
そして、大佐までもが、
「熱いねぇ、お二人さん!」
こういうキャラなのだろうか……この人は。
「こ、こら貴様ら! 公衆の面前で……恥を知れッ!!」
シヴァ皇女の一言で俺は彼女から飛び退くように離れる。
しかし、それでも周りのヒヤカシは収まらなかった。
712あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 08:02 ID:eZk88ym7
閑話休題。
「それで……一体?」
「単刀直入に言おう。君に……エルシオールに乗ってほしいんだ。
 悔しいけど……俺じゃちとせの心を開くのは……無理っぽいからさ」
「と、言う事だ」
「ま……待ってください。配置転換の命令も出ていないのに……」
「心配しないでくれ。皇国宰相のルフト将軍からの
 勅令が下ってるんだ。……適当に目、通しといて」
大佐が俺に、なにやら書類を預けてくる。かなり厚い。
……っていうか、将軍自ら動くなんて……なんかとんでもない事になっているのでは。
「そういう訳だからな。よろしく頼むぞ、―――!!」
なんか……すごい事に……なったなぁ……なんて思いつつ
シヴァ皇女に敬礼をしようと、背筋を伸ばした。……と、その時。
「それじゃー、今日は歓迎会ですねー!!」
「ふーん……ちとせが選んだ男にしては……まあ合格ね」
「まあ……これでわたくし達の戦闘もいささか楽になりますわ」
「ったく……世話が焼けるよこの子は……」
「……神の思し示しです……」
なんか凄いヤツらが俺の周りを取り囲んできた。そして。
「―――さん! これで……ずっと一緒にいられますね!!」
そう言いつつちとせが俺へと抱きついた。
「……まったく……今までの何倍も疲れそうだよ」

終わり。
713あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :04/04/18 08:02 ID:eZk88ym7
いかがでしたでしょうか? ていうか長っ!
ちとせ以外のエンジェル隊がお慰み程度にしか出てない……
しかももしかしたら紋章機の強さって
ヒロインとタクトとの相性で決まるんだったかも……スマソ。
特にちとせの口調!! かなり間違ってるくさい。
やっばいなぁ…………ちーぽんファンごめんなさい。
714名無しさん@ピンキー:04/04/18 08:16 ID:/JoFevQt
乙。
715夢の欠片 ◆bXiyguukYs :04/04/18 13:10 ID:fhk8tUjW
拝見させて頂きましたよー。
皆さんGJ!ですねー、さーすがです。これからもガンガッテ!
716名無しさん@ピンキー:04/04/18 20:51 ID:s8JkNN3P
>>654
気持ちはわかった

ところで。そろそろ容量がやばいのでここらで次スレの準備に入ったほうがいいと思われ
717頭ぐらぐら:04/04/18 21:18 ID:z56ZxhRc
>>てすら氏

GJです!
姐さんがあそこまで可愛くなるなんて、
自分じゃ想像もできませんでした。

>>あぺっくすしーる氏

ちーぽんにハァハァしまくりですた。
すげえよかったですよ!
718名無しさん@ピンキー:04/04/19 16:19 ID:k/iEWw3w
>>716
今のエロパロ板事情を考えると、
即死回避のために作品を投下してくれる人が出てくるまで
新スレは立てない方がいいと思うが。
他のスレでも、かなりの数が新スレを落としてるからな。
719名無しさん@ピンキー:04/04/20 01:11 ID:BN8XMv8v
でも容量的にも此処でSS投下するのもまずいのでせめてスレタイ案だけでも考えようや
(ちとせの口調知らないので他の人よろしく)
720名無しさん@ピンキー:04/04/20 23:02 ID:kb+oZ6iP
神キテタ━━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━━!!!
メイドミントたん萌え!
恥じらうフォルテたんエロール!
ちとせイイ!

ご馳走様です
721名無しさん@ピンキー:04/04/21 21:49 ID:OoQhyyU9
エ、エンジェル隊の中で性交したい方はどなたですか?【Y】

この度、エンジェル隊に配属された烏丸ちとせです!
まだまだ未熟者ですが、みなさんの望むような姿になれるように、私も頑張ります!!

・過去スレ
ギャラクシーエンジェル隊でやりたいのは、誰?
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1011/10110/1011016863.html
【小説】エンジェル隊でやりたいのは誰【U】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1040/10405/1040536120.html
小説 エンジェル隊でやりたいのは誰ですの?【V】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10544/1054459968.html
エンジェル隊の中で性交したいのは…どなたですか?
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058874419/
エンジェル隊の中で性交したいのは誰だい?【X】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065365024/


こんなものでどうか?
722名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:13 ID:FytqDWmB
>>721
それで十分だと思う。
あとは、保守用の書き手が現れるのをここでまたーりと待つのが上策だと思う
723名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:16 ID:u9rt3ZOL
6はちとせじゃなくて中佐キボン
724名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:38 ID:PPz3aVnX
うーん……
需要よりも供給が上回ってしまったのだろうか……このスレ。

人口が増える事を祈る……
725黒猫:04/04/23 00:12 ID:eXvWEB5w
「やめてください」
無表情な、べつにやめてもやめなくてもよさそうな顔で女は言った。
男はそれを無視するように(あるいは本当に聞こえなかったように)作業を続けた。直径5センチはありそうな木の棒を女のマンコに押し込む作業。
「痛い」
女の顔にはじめて感情らしきものが表れた。
といってもそれは表情と呼べるほどのものでもなかった。椅子の位置を少しずらしたような、微細な変化だった。
男はあきらめず棒を押し込んでいった。更に奥深く。
棒の中程にはアルファベットの「B」の文字があった。
すでにマンコに入り込んでしまった部分があるので正確にはわからないが、先端から10センチくらいだろう。
西洋人のペニス分くらいの木の棒が入っていることになる。13歳程度の女の子の中にだ。
「痛い…」
さすがに女の子から表情がもれた。マンコからは血が流れ出ている。
男はそれを手ですくい、女の体にまんべんなく垂らした。ごく自然的に。
女は太い木の棒をマンコに挟みながら、全身を血まみれにされた。
まるで身体中に処女膜があって、それを一気に破られたみたいだ。
黒いハンドバッグから使い捨てカメラを男は取り出した。そしてレンズを女に向けシャッターを押した。
そのあとで、男はカメラを食べた。
726名無しさん@ピンキー:04/04/23 02:01 ID:GCGJfT6a
>>725
誤爆?
それと人大杉解消記念age
727黒猫:04/04/23 16:38 ID:eXvWEB5w
ごめんなさい。書き終えたあと勝手に満足して眠っちゃったんです。
一応ウ゛ァニラのつもりで書きました。男の方はそれぞれ想像してください。
次は「神、キター!!」と言われる作品を。
728名無しさん@ピンキー:04/04/23 19:22 ID:KpPADRZy
個人的には76/100ハァハァ
729名無しさん@ピンキー:04/04/23 20:52 ID:Uv8kJrJk
ちょうどいい機会なのでここいらで誰かこれまで投下されたSSをまとめてくれないだろうか

ちなみに自分はそういうスキルが0なのでパスです
730名無しさん@ピンキー:04/04/24 13:53 ID:27qw+nIg
保管庫の話はどうなったのかな?
731名無しさん@ピンキー:04/04/24 16:13 ID:0dLM7T78
まあ、まとめてくれる神待ちということだな。
732名無しさん@ピンキー:04/04/25 15:56 ID:YkcIDs/n
何方か保管庫作成希望
733名無しさん@ピンキー:04/04/26 19:52 ID:AJ/ADMaf
めんどくさいのでエロパロ板SS保管庫に丸投げを提案してみるw
734名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:16 ID:7DQKUx7C
保管庫キボンと言うヤツは、まず自分で作る努力をしろ。
作る為のソフトも知識も無いとか言う逃げ口上を述べるなら、最初からキボンするな。
会員制の有料サイトにして良いのなら、俺が作ってやるけどな。
735名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:27 ID:po6aNP65
保管庫イラネ
職人さんカマーン
736名無しさん@ピンキー:04/04/27 20:55 ID:Ul/TpdRT
wikiで皆で保管庫作るってのはどう?
自分達が気に入った作品や、職人さんが自分の作品を
登録していくとか。
一人に任せるのはちと大変な気がする。

あと、近いうちに姐さんSSなら投下するかも。
久しぶりの投下なんで、期待しないで待ってて ノシ
737名無しさん@ピンキー:04/04/28 00:57 ID:F5ht66NZ
ちとせは騎上位が似合う
738名無しさん@ピンキー:04/04/28 14:17 ID:5jIwUiKR
ヴァニラは座位、かな。
739名無しさん@ピンキー:04/04/28 20:53 ID:alfg+PMz
ミントも座位でしょう。
740名無しさん@ピンキー:04/04/28 21:39 ID:GULUyhzY
保管庫ってそんなに欲しいものなんだろうか

>>736
待ってます
フォルテたん(;´Д`)ハァハァ
741名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:06 ID:Jh6EtAhJ
>>740
これだけ作品数があると欲しくなるのが人の性
特に今dat落ちすると過去ログ見れる人が非常に限られるし…
>>736
それ、新スレの保守用にとっておいてもらえないですか?
742名無しさん@ピンキー:04/05/02 11:02 ID:NvOeXJSR
ほしゅ
743頭ぐらぐら:04/05/02 18:02 ID:Ci9cTZ+L
ご無沙汰です。
タクト×蘭花 書きました。
次スレを立てていただけるならそっちに落とします。
744名無しさん@ピンキー:04/05/02 18:28 ID:rBVazv5q
>>721
サブジェクトが長すぎといわれました
スレタイはもう少し短くしてください
>>743
というわけで次スレが立つのはもう少し待ってください
745名無しさん@ピンキー:04/05/02 18:40 ID:8/RgMmhk
エ、エンジェル隊
ってんのが悪い。何照れてんだよ
エンジェル隊の中でやりたいのはどなたですか?Y
でいいじゃん
746名無しさん@ピンキー:04/05/02 20:17 ID:UcfWTV9d
立てました。
エンジェル隊でやりたいのはどなたですか?【Y】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083496596/l50
747名無しさん@ピンキー:04/05/02 20:52 ID:QMM5mWcq
やっぱりミントでしょう。

ttp://sakura2.room.ne.jp/~boogie/cgi-bin/img-box/img20040502011132.jpg

コス○から発売されているバスタオル2枚を縫い合わせて抱き枕を作成した。
いつも抱き枕の股間の辺りにティン×2をこすり付けてシコッている。
当然、そのままぶっかけている。
あまりに、汚れていたので、洗濯した後に写真を撮った。

以上
748名無しさん@ピンキー:04/05/03 11:58 ID:Wd4SLJXJ
このスレに投下されたSSだけでもどこかに保管しておかないとな
今現在dat落ち=削除といってもいいからね
749名無しさん@ピンキー:04/05/08 02:14 ID:WD2kS7Jw
七夕が待ち遠しい……
750名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:20 ID:vAmw7GnT
ところでこのスレどうすんだろ?
751名無しさん@ピンキー:04/05/11 20:01 ID:oJ/3yVaV
ランファに俺の後ろの処女を捧げる
752名無しさん@ピンキー:04/05/12 03:15 ID:qtKM7Vyd
じゃあ俺は前をささげる
753名無しさん@ピンキー:04/05/15 20:28 ID:bXsRaZmu
保守
754名無しさん@ピンキー:04/05/22 00:14 ID:I346ASmq
職人さん降臨を願ってほす
755名無しさん@ピンキー:04/05/22 01:15 ID:/2oa/b90
しかし、スレたてるのちと早すぎたんじゃないか?
756名無しさん@ピンキー:04/05/22 11:03 ID:CDgyoXmY
保守ですわ
757名無しさん@ピンキー:04/05/22 23:01 ID:I346ASmq
フォルテさん(;´Д`)ハァハァ
758名無しさん@ピンキー:04/05/23 16:09 ID:koskHtXF
ケーラ先生(;´Д`)ハァハァ
759名無しさん@ピンキー:04/05/24 10:07 ID:l4/Aebou
ヴァニラたん(;´Д`)ハァハァ
760名無しさん@ピンキー:04/05/25 11:23 ID:qoRi9++L
ちとせの臭いに(;´Д`)ハァハァ
761名無しさん@ピンキー:04/05/28 00:29 ID:O70sYGg3
フォルテたん(;´Д`)ハァハァ
762名無しさん@ピンキー:04/05/28 11:38 ID:ju7MvUQt
ミルフィーたんの匂いに(;´Д`)ハァハァ
763名無しさん@ピンキー:04/05/28 17:10 ID:yxwWt2Ib
中佐のダンディズムに(;´Д`)ハァハァ
764名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:10 ID:D5ROQban
ミントたんのお耳に(;´Д`)ハァハァ
765でんのう:04/05/29 13:24 ID:D5ROQban
スレ埋め。
ヴァニラ×ココモ(しつこくツインスター隊……)


「う、うーん……、ここは?」
 ココモが目を開けると、薄暗い天井がぼんやりと広がっていた。
「あれ?」
 見知らぬ部屋に自分がいることに気づき、周囲を見回す。
 薄暗い、不思議な雰囲気の部屋の……ココモはその中央に、仰向けに寝かされていた。
「な、何だ!?」
 身を起こそうとするが、手足が大の字に固定され、身動きが取れない。
「な、ななななんだこれ?」
『あなたはヴァニラさんが神に祈りを捧げる際の生贄となる、栄えある選ばれた存在なの
です。ああ何て羨ましい……』
 状況の掴めないココモが、ノーマッドの声のする方に頭を向ける。
 目の前に、ノーマッドを抱きかかえたヴァニラが立っていた。
「い、いけにえ!?」
『いや、別に生贄ったって命までささげる必要はないんですよ』
「欲しいのは、命の源……」
 ヴァニラが、小さな声で呟いた。
「え? 何が欲しいって!?」
『気が進まないですが、私ノーマッドが説明しましょう。
ある日、ヴァニラさんの夢枕に、今で人々に忘れ去られた太古の女神が現れて、ありがた
い啓示を与えて下さったそうで……。そのお礼として、太古の儀式にのっとって、女神に
少年の生贄を捧げよう、という事になりまして。
とはいうものの、ヴァニラさんに人殺しをさせるわけにはいかないので、いろいろと調べ
たんですが、昔は生贄が使えないときは、生命の源である精液を捧げていたそうでして…
…。その栄えある贄に、ココモさんが選ばれた、というわけですよ』


766でんのう:04/05/29 13:25 ID:D5ROQban
「な!?」
ココモが、精液、という言葉に反応して、真っ赤になった。
「せ、せせせせーえき、なんて出せねぇよ!!」
『あなたたちペイロー兄弟が精通済みなのは、既に調査済みです』
「香り立つ、栗の花の匂い」
「何でマリブじゃなくて俺なんだよぉ?」
『あなたの方がいっぱい出せそうだから、らしいですよ』
「俺は牛じゃねぇんだぞーーーーーー!!」
『私に出せるものなら、あなたなんかに頼む必要は無かったんですけどね。……ヴァニラ
さんが、あなたの汚らしい性器に触れることを想像するだけでもぞっとしますが、どうし
ても祈りを捧げたい、というので、仕方なく』
 ヴァニラがココモの前にしゃがみこむなり、スルスルとココモのズボンを下ろす。
「わ、ばか、止めっ……!!」
 抵抗の言葉とは裏腹に、ココモの下半身はパンツの下で忠実に反応していた。。
 ヴァニラが両手を下着に掛け、一気に下ろすと、ぷるん!!とココモのペニスが大きく跳
ね上がった。
 そのペニスをはっしと掴み、右手をゆっくりと前後させる。
「ああああっ!!」
 びくん、と身体が震え、ココモの腰が浮き上がった。
 左手は、射精を促すように睾丸をころころと刺激する。
 徐々に右手のスピードを上げると、ココモの口から喘ぎ声が漏れはじめた。
767でんのう:04/05/29 13:25 ID:D5ROQban
「うっ!、うぁ、ぅあぁああ」
『えーと、あくまでも宗教儀式なんですから、余計なことは考えちゃ駄目ですよ。……聞
いてますか?』
 しこしこしこしこ…ペニスをしごく摩擦音が、部屋に響き渡る。
 やがて分泌液がペニスを濡らし始めると、ぐちゃぐちゃという音に変わった。
「手が、べちゃべちゃ」
 鈴口からとろとろ滲み出すカウパー液に驚いたのか、、ヴァニラが少しだけ目を丸くす
る。
『しかし、ヴァニラさんは何をさせてもお上手、初めてなのに男性器をこんなに器用に弄
んで』
「あう、ああうぅ……」
ぐちゃぐちゃぐちゃぺちゃぺちゃ。いやらしい音の間に、ココモの甘いため息が漏れる。
やがて、ココモの腰が、びくびくんと跳ね上がる。
「あっ!? あああっ!?」
『……早いですねぇ……。ヴァニラさんもうそろそろですよ、さぁ準備して』
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…左手に杯を持ち、右手のスピードを上げる。
ペニスが掌の中で大きく膨らんだ瞬間、ヴァニラはココモの亀頭の先端に杯を近づけた。
「あああぁっ!、はうっ、はぁぅっ!!」
 びちゃっ、びゅるっ、どびゅっ、びゅっ!!
 ココモが全身を弓なりに反らすたびに放たれる生白い精液を、杯に収めていく。
『ああ、ヴァニラさんが毛も生えてない、まだ半剥けの男性器をしごき上げて、びくびく
と射精させている……。なんて破廉恥、なんて淫靡、でも、なんて神々しい……』
768でんのう:04/05/29 13:26 ID:D5ROQban
 びっ、びゅ……びっ。
「はっ、は、はぁ……」
 射精を終えたココモが、ぐったり脱力する。
 ヴァニラが、白濁を湛えた杯を祭壇に備える。
「いっぱい出た。けど、まだ足りない」
 ヴァニラが無表情で、2個目の杯を取り出し、半萎えのペニスを、再びしごきはじめた。
「い、痛っ!?、痛いっ!!」
「もっと欲しい」
『ヴァニラさん、射精直後の男性器は敏感になってますから、あんまり強くしごいちゃ駄
目ですよ? ……でも、さっさと絞り出すのが最優先だから、ま、いいか』
 痛みを帯びた強い刺激を受け、再びペニスが硬さを取り戻す。
「痛、あっ、あふっ……」
『そうそう、その調子その調子。やっぱり若いって良いですね、中佐だとこうは行かない
でしょう……、って、聞いてないですね?』
 暫くの間、ぐちゃぐちゃと淫靡な往復音が続いた。
 往復音が止み、再び精液が杯に注がれる。
「あぅ、ああぅ、ああぁぁ……」
 立て続けの射精に、ぜいぜいと肩で息をしながら、ぐったり脱力するココモ。
「もっと欲しい」
 ヴァニラが左手の指先を舐め回すと、その指をアヌスにねじ込んだ。
「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!?」
 そのまま、くにくにと左手を蠢かすと、ココモの意思に反してペニスに再び血液が送り
込まれる。
 その様子に、ヴァニラが少しだけ口元を緩め、微笑む。
 今度は、赤く充血した亀頭の先端を、つぷっ、と咥えた。
「ああああああああああああああああ!?」
ココモが、驚きと快感と痛みのミックスされた複雑な叫びを上げた。
769でんのう:04/05/29 13:28 ID:D5ROQban
 ──5つの杯に白濁が満たされるまで、ヴァニラの責めは続いた──

 絞り尽くされ、動けなくなったココモの横で、ヴァニラが大きな聖杯に5つの精液を集
める。
ヴァニラはその聖杯の上で膝立ちになり、自分のタイツを下ろすと、精液でべとべとの指
で割れ目を弄り始めた。
「……ッ……!!」
突き上げる快感に声を押し殺しつつ、ぐちゅぐちゅと敏感な部分を責め立てる。
ぽたぽたと、ヴァニラの愛液が聖杯にこぼれ落ちた。
『ヴァニラさん!!やめてくださいそんなはした無いことは……え?、精液と愛液を混ぜて、
初めて女神様への捧げ物になる!? ……って、どういう神様なんですか!!』
目の前の少女の痴態が、ぐにゃりと歪んでいく。
(……そういうのは元気なうちにヤってくれよ……)
『え!!、今度は男女交合の儀式!? ヴァニラさんそれは、それだけはいけません!!
やめてください、やめてーーーーーーーーーーーーー!!!!』
(…………そういうのは意識があるうちにヤってくれ……)
 わずかに残った下半身の感覚の中で、ヴァニラの重さと熱さを感じながら、ココモは闇の
中に落ちていった。
770でんのう:04/05/29 13:29 ID:D5ROQban
以上です…。
771名無しさん@ピンキー:04/05/30 03:27 ID:MllLtzOZ
GJ!!
772名無しさん@ピンキー
GJ!!!
俺もヴァニラちゃんの宗教儀式の生贄になりたい!
ヴァニラちゃんの宗教儀式読んでいてハァハァしたよ〜。
最後ヴァニラちゃんがマリブの上になり腰を嫌らしく上下運動させる所を妄想
したら鼻血が出そうなぐらい大興奮した!