【ゲゲゲ】〜猫娘萌え〜【猫タン2】

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1名無しさん@ピンキー
マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ

前スレ:http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029935643/l50
関連スレ:http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/l50(げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→ )

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!!
     大人板で楽しみましょう〜*
2名無しさん@ピンキー:03/07/09 18:46 ID:9S2GPHZS
素敵職人さんキボンヌ。
3あぼーん:あぼーん
あぼーん
4名無しさん@ピンキー:03/07/09 19:18 ID:eLJ/nACv
1タソ乙ー!!

(;´Д`)ハァハァしながら、猫タンを語らいませう
SS職人も光倫キボン
5あぼーん:あぼーん
あぼーん
6名無しさん@ピンキー:03/07/09 22:45 ID:burXEFiy
>1さん、乙です。

以前267だった者です。
ほんと前スレは、非常に神の多いスレでしたな。

毛目玉氏やねらりひょん氏も、またアマンアマンなSSや、
391氏、アササ凡氏の絵師様も頑張って欲しいものです、えぇ。
ここでも前と同じく、マタ-リ出来ると良いね>all

それではまた、名無しに戻ります。
んじゃ。
7あぼーん:あぼーん
あぼーん
8名無しさん@ピンキー:03/07/10 17:39 ID:CzSORgUc
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<あたしの全てを見せてア・ゲ・ル!
                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /    <だから、やさしくしてね、みんな
                 ___   7¬─‐'|│  / /       <お願い!
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !      <ちょっとぐらい、さわってもいいから・・・・
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |      <鬼太郎には内緒よ
              /   |  |    ヽL_! ∨  /



9名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:32 ID:eKa/5uLA
10名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:34 ID:eKa/5uLA
スマン直リン貼っちゃったYO…
逝ってくる
11吉野家コピペ:03/07/10 22:08 ID:Dis7lKfH
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。目玉オヤジが目を閉じて寝ることとあんま関係ないんだけどさ。
このあいだ、近所の蔦屋行ったんです。蔦屋。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで鬼太郎見れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、アニメ旧作オール100円、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、100円如きで普段見てないアニメ借りてんじゃねーよ、ボケが。
100円だよ、100円。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で蔦屋か。おめでてーな。
よーしパパ特撮借りちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、100円やるからその位置空けろと。
蔦屋ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
エロビ借りる時、男の店員しかいないと思ったのにカウンターの向かいにしゃがんでたカワイイ女店員に
いつ「お待ちのお客様こちらへどうぞ」と笑顔で言われてもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと手にとれたかと思ったら、隣の奴が、ユメコタン萌え〜、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、ユメコなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、ユメコタン萌え〜、だ。
お前は本当にユメコ萌えなのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、萌えって言いたいだけちゃうんかと。
鬼太郎通の俺から言わせてもらえば今、鬼太郎通の間での最新流行はやっぱり、 4部ねこタン、これだね。
4部ねこタンパンチラ。これが通の萌え方。
4部ねこタンってのは可愛さが多めに入ってる。そん代わり3部に比べて乳が少なめ。これ。
で、それに鬼太郎×ねこタン。これ最強。
しかしこれにハマると次から炉扱いされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、素人は、祐子にでも萌えてなさいってこった。
12名無しさん@ピンキー:03/07/10 22:08 ID:CzSORgUc
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<あたし、こんど脱ぐから・・・・

                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /    
                 ___   7¬─‐'|│  / /       
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !      
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |      
              /   |  |    ヽL_! ∨ 

13名無しさん@ピンキー:03/07/10 22:23 ID:CzSORgUc
>>11
>4部ねこタンパンチラ。これが通の萌え方。
>4部ねこタンってのは可愛さが多めに入ってる。そん代わり3部に比べて乳が少なめ。これ。
>で、それに鬼太郎×ねこタン。これ最強。
>しかしこれにハマると次から炉扱いされるという危険も伴う、諸刃の剣。

そう、まさにその通り!
ねこ娘は、
可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて、
たまらないのだよ!!
14あぼーん:あぼーん
あぼーん
15名無しさん@ピンキー:03/07/11 13:59 ID:I47BqW4a
>9帰ってこぉ〜い
直リンはイクナイが、SSはエロくはないがヨカタよー
漏れのストライクゾーンにキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!! YO(藁

イラストはガイシュツかな…どこかで見た覚えがある

>11
気持ちはわかるが、それぞれ好みもがあるんだ、萌えさせてやれよ(藁
漏れは、チチは小さくとも4部の鬼太郎×ねこタンの関係は(・∀・)イイ!! と思うぞ

今まで、なんとなーくネコ娘のほうが年上のオネータソ風ダタからね。
同い年風で、鬼太郎のほうが精神年齢が上っぽいところが堪らん!

幼い猫タンマンセー
16名無しさん@ピンキー:03/07/11 18:15 ID:HxrOht5Q
広告はウザイが、
例えば>14みたいに
>美女のもろ見え画像どこよりも早くお届けします
っての見たら、
ねこ娘のもろ見え画像どこよりも早くお届けします
ってのはないんかゴルァ!!って思うね(藁





17あぼーん:あぼーん
あぼーん
18名無しさん@ピンキー:03/07/12 14:24 ID:RFLNxbI2
誰か鬼太郎とねこ娘の小説書いて〜な

 ウフフ・・・・>              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ

                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /    
                ___   7¬─‐'|│  / /       
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !      
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |      
              /   |  |    ヽL_! ∨ 

19あぼーん:あぼーん
あぼーん
20前スレの…7XX(忘れた:03/07/12 22:10 ID:k8AVxysE
今日のねこ日記
『今日、鬼太郎と海に行ってきたよ』

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20030712220856.jpg

新スレ移行、お疲れ様です。
そしてありがとうございました!
また皆さんのねこタンにハァハァできます。
21名無しさん@ピンキー:03/07/12 22:38 ID:NrCExkAg
ねこ娘日記 キターY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

続いて他の神降臨祈願(−人−)
22名無しさん@ピンキー:03/07/13 22:59 ID:38i6GMvb
20=7xx殿、いつも感謝です。

このほのぼのした感じが、よいやね〜

23毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/14 09:01 ID:i7ZxdP+k
新スレ乙捏ー!

ヤパーリ、新スレダターラ初物が(・∀・)イイ!! YOね!
と、チョピーシ書いてみますた。

当然、アマンアマンなのでそこんとこよろしこ
逝く末が判らなくなってるかも…・゚・(つД`)・゚・


真昼のゲゲゲの森に、少女が一人かけて行く。
何時も決まった行き先は、慣れ親しんだこの道の先にあるゲゲゲハウス。

そこには自分の一番好きな人が居る。

一歩一歩近づくだけで足取りは軽く、顔が自然と綻ぶ

「鬼太郎ー!薬草とって来たよ。」

少年は先の戦いで負傷しており、少女はその薬草を届に来たのだ。
いや、ココに来るのに理由はただ一つ。



―――あいたい



部屋の中に居た少年は下着姿で、薬草を止めた包帯を外している最中だった。

「あ、ねこ娘。いいところに来た、ちょっと手伝ってよ。」
「うん」

少女は直ぐ、少年の傍に寄り包帯を外す手伝いをする。

線は細いながらも、引き締まった少年の身体に…少女は少し頬を赤らめた。

それを誤魔化すように、キョロキョロと普段は居る存在を探す。

「あれ?オヤジさんは…」
「おばば達と出かけたよ。月に一度の話し合いみたいな事言ってたかな…」

少年は視線を動かすことなく、淡々と答えた。

「どう?」
「うん…もう薬草要らないみたい。治ってるよ。」

外した包帯を手早くまとめ、片付ける。
座したまま、腕を回したりしている少年の向かいに、膝をかかえて座る。

「鬼太郎は回復力が早いよね。」

そう言われて、少女の方を見た少年の目が、開かれて瞳孔が縮む。

「…え、何?」

「ねこ娘…その…下着が見えてる…」

「きゃっ!」

座り直して、スカートを押さえて、少年の方に視線を向ける。

「…鬼太郎のエッチ!」


睨みつけられて、少年は参ったなァ…という風に頭を撫でるが、ふと表情を変えた。

「じゃぁさ…僕のこの格好は?」

「え…?」

少年は両手を前につくと、少女の方へ身を乗り出した。

「僕なんか下着姿…だよ?」

「そ…それは…鬼太郎しょっちゅうそのままだし…見慣れてるって言うか…鬼太郎、恥かしがらないし」

「それじゃ、何でねこ娘の下着は、僕に見られて…エッチだと思うの?」

「…えっと…それは…」

「なんでさ…?」

少々小意地の悪い笑みを浮かべ、四つ這いの姿勢で下から顔を覗き込む。

「〜〜〜〜〜〜〜鬼太郎の意地悪ぅ!」

「ふふ…意地悪で言ってるんじゃないよ。知らないんでしょ?」

「…鬼太郎は知ってるの?」

「知りたい?」


容姿は子供ながらも、人間の大人並の歳月を生きている少年が浮かべる大人の顔に、
少女は全てを見透かされたようで、少し怯える。

「…ね」

鬼太郎がにじり寄ってくる。
それは触れてしまうほどに近くて、ねこ娘は座ったままの姿勢であとずさった。

「やっ…ちょ、ちょっと鬼太郎ってば…近すぎ!」

幾らねこ娘が逃げても、じわりじわりとその差は詰められる。
手を伸ばせば捕まえられるのに、まるでそれを楽しんでいるようにも思えて
気がつけば、一番端に有る鬼太郎の万年床にまで追い詰められていて…逃げ場がなくなっていた。

背中に木の葉の布団が当って、カサカサと音がした。

「あ…」

背中に当ったものを確認するように視線が布団に落ち、再び正面を向き直すと、間近に鬼太郎の顔。
驚いて瞳を閉じれば、額にコツンと当る。

そっと瞳を開いた時に、鬼太郎と自分の額が合わさったのだと解って、直ぐに―――唇を塞がれた。
一瞬、何がおきたのかわからず。

離れた鬼太郎のにこりと微笑んでいる表情を上に、口元を押さえ真っ赤に頬を染めている自分が居た。
28名無しさん@ピンキー:03/07/15 03:18 ID:U1T/wsWa
毛目玉師キターーーーーーー(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)

あまんあまんはやっぱ最高っすね〜w
つ、続きを是非に…是非によろすくです。
29毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/15 09:23 ID:eJQ1GeDH
>28
アリガ噸汁!
漏れの書き込みでスレがストプしてたらドゥー使用かと
諤々(((( ;゚Д゚)))ブルブルしてますた。

今回はねっっちり!と逝きたいと思って松
>>27の続き

膝を身体の方に、身を縮ませるようにして

口元を押さえた手に、鬼太郎の手が重ねられ、隠されていた小さな唇に再び口付けを交わす。
背中は布団に押し付けられて、頬に添えられた少年の手には自分の熱が伝わるんじゃないのかと思うほどに熱くなる。

閉ざされた唇は、少年の舌によって開かれ、徐々に口内を侵蝕していく。
舌先で口内を弄られて、身体に熱がともり、底知れぬ感覚に意識も飲み込まれそうだ。
互いの舌先がネチと触れて、上顎をなぞり、徐々に息が上がる。

少年の舌に誘い出され、少女がおずおずと伸ばした舌先を逃さず、ちぅ…と吸い上げて
何時しか手は重ねられ、指を絡めあい、少女の空いた手は少年の背中に回された。

たまに唇を離せば、互いで紡いだ銀糸が二人を繋ぎ、うっとりと見詰め合う
糸が切れる頃には、また引き寄せられるようにして、互いに唇を深く重ねる。

思考は真白で、ただただ貪欲に相手を求め、何時しか頬に添えられていた手は、肩に…
そして小さな胸のふくらみへと移動する。

そっと押し当てられた感触に、少女は身体を強張らせた。
…が、その緊張も少年の舌の動きと共に絡め取られ、緩む。

少年は掌で、指先で、強く触れれば変わってしまう柔らかな肌の形を探る。
しかし、少女の纏った服の生地がいささか厚くて、感触を得られない。

もっと、もっと触れたいのに、纏った服の妨害がもどかしくて
惜しげに、少女の唇を解放した。
31―――契[6]鬼太郎×ねこ娘@毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/15 09:24 ID:eJQ1GeDH


解放された少女は頬を上気させ、荒い息を胸でついている。
少年は少女の尻に敷かれたスカートを外し、足を割った。

膝を付き、再び少女を抱きかかえると、手を中に差し入れ直に肌に触れた。
ビクリ…少女の身体は大きく痙攣する。
少年はかまわず、体のラインをなぞるようにして手を進めていく。

唇は解放せず、少女の口内を貪る。

ようやく探り当てた胸の蕾は、先ほどからの少年の愛撫でつんと固くなっており
こりこりとした感触が指先に伝わる。

「ん…」

「気持ちいい?ココ…固くなってる…」
「あっ…」

軽く摘まれて、解放された少女の唇からは声が漏れた。
掌でふくらみを揉まれ、先端を弄られて、胸の奥に押し寄せてくる波が何なのか解らず
少女は戸惑う。

少年は苦しそうにする少女のブラウスのボタンを、1〜2つ外し
スカートをたくし上げる。

唇の愛撫を首筋に、少女の身体にのしかかるように密着させ、指先で蕾を転がす。


「ん…ゃあ…あっ…あぁ…」

身体の中心に湧き上る、今まで知りえなかった感覚―――快楽に
どうしたらよいのか解らない。
全身が強張り、背筋が撓った。

布越しに密着した身体…押し付けられている互いの下半身に、何故かもどかしさが募る。

「…こ…こわいよ…」

この言葉に、少年は手の動きを止め、腕の下の少女の顔を覗き込む。
目尻にはうっすらと、涙が浮かんでいる。
少年は少女の頬に手を添えた。

「…いや?」

不安の色を浮かべる少年に、少女はフルフルと首を振る。

「あたし…あたしね、ヘン…なの…なんか胸が…鬼太郎に触られると…ヘンになっちゃうの…」

おそらく少女が訴えは、少年によって齎される快楽に、身を任せる術に戸惑っているのだろう。

「でもね、凄く…嬉しいの…幸せなの…。ずっと、ずっと…ね、ぎゅって抱っこしてて欲しい…」

潤んだ大きな瞳に見つめられて、瞬きして毀れそうになった涙をぬぐうように目尻にキスをした。
可愛くていとおしくて…頬に、額に幾度となくキスを注ぐ。

「にゃん…くつぐったいよ…鬼太郎…」

自分の肌に降り注ぐキスの雨に、少女は僅かに身を捩った。
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34あぼーん:あぼーん
あぼーん
35山崎 渉:03/07/15 11:01 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
36名無しさん@ピンキー:03/07/15 21:02 ID:eJQ1GeDH
あわわわ!
最下層に!!age
37あぼーん:あぼーん
あぼーん
38名無しさん@ピンキー:03/07/15 22:17 ID:dDdUbLC/
にゃんて鳴くねこ娘…モエ(*´д`)モエ
毛目玉氏のSSに出てくる鬼太郎ってカコイイね。大好き。
39名無しさん@ピンキー:03/07/16 02:56 ID:Rm72hZWF
毛目玉神君臨!キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
なんか住人だけで楽しむのは悪いようなレベルの高さで綱。
世界中の鬼太郎×ねこ娘(;´Д`)ハァハァな香具師らにも見せてやりたいYO!!

>>38
禿同!!毛目玉氏の鬼太郎カコイイよね。
しかしここの住人は鬼太郎×ねこ娘萌えが多いな…(漏れもだけど)
「漏れが猫娘を犯る!!」って香具師はいないね。ねこ娘の幸せを考えたら毛目玉氏のカコイイ鬼太郎に
任せるのが一番だと考える漢が多いのか?
もしそうなら、漏れはそんなおまいらが大好きだYO!>>all
40あぼーん:あぼーん
あぼーん
41名無しさん@ピンキー:03/07/16 05:18 ID:qgrTohg5
ラクシャサをDVDにしてホスィと言う意見に賛同してくれるみんな〜!!
東映に直談判しようYO!!一人でも多く賛同してくれればDVD化も夢じゃないYO!!

ttp://www.toei-video.co.jp/DVD/support/req.html
42毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/16 09:46 ID:11/yNIVR
スンマソー漏れがうかつにageてしまったバカーリに・゚・(つД`)・゚・

>>38>>39
鬼太郎カコイイって誉められたYOー
うれすぃー(*´Д`)

ただのエロ小僧とか言われなくてヨカタよ

>>41
作品単体も(・∀・)イイ!! が漏ればBOX出せ(゚Д゚)ゴルァ!!と出しますた
ついでに悪魔くんもキボンで!
>>32の続きを投下汁!

自分の肌に降り注ぐキスの雨に、少女は僅かに身を捩った。

「ねこ娘の嬉しい…が、僕にとってもそうだよ?」
「ん…」

少年は少女の身体を両腕で抱きしめ、スカートの裾を掴んで少女に見せる。
そして遠慮がちに言う

「これ…取ってもいい…かな?」

「えっ…」

服を脱がしてもいいか?という少年の申し出に、少女は驚嘆した。

「…なんで?」
「ねこ娘の…全部…見たい。」

「恥かしい…よぉ…」
「恥かしくなんか…ないさ。ね…」

少年は、まるで甘えるように少女に頬を摺り寄せる。

「ゃあ…えっち…」
「…その理由…知りたかったんじゃないの?」


クスクスと耳元で囁かれて、次の言葉が見つからず

「…ん」

とうとう少女は承諾してしまう。
その言葉を耳に、少年は再び身体を抱き寄せ、背中のファスナーを下ろし
ジャンバースカートを肩から外した。
先ほど襟元を少し緩めたブラウスが、まだ少女の身体を包み隠している。

少年は、ちぅ…と少女の首筋に吸い付くと、そのまま手を使わずに口でボタンを外し始めた。
布越しにあたる息、僅かに除いた肌にあたる少年の髪…少年の唇の感触に
少女の身体はジンジンとした。

「ねぇ…あたし…どぉしたらいいの?わかんないよ…」

泣きそうに弱々しい声…
身体を支配しつつあるこの感覚に、少年に、自分の身をどうしたら良いのか解らずに
少女は少年の頭を抱きしめる。

「そう…それでいいよ。ねこ娘がしたい様にすればいい…それが自然なんだから。ね?」

胸に顔を埋める少年にそう言われて、少女はコクンと頷いた。
やがてボタンを外し終えると、薄でのスリップが姿を表す。

しっとりと汗ばんだ少女の身体に張り付くように、ほぼ裸体と変わらぬラインを象る。
少年は胸の蕾を、下から上に指先でそっと触れた。


「ぁあっ…」

薄い布越しに触れた指が、直に触れられた時とはまた違った感覚を呼び覚ます。
少年は身体の位置をずらし、目線を少女の腹部に移動させ、腰に
肌に、直に触れた。

ビクビク…とした少女の反応が指先に伝わり、ふと面を上げてみれば、固く瞳を閉ざす少女の顔。
少年は、フ…と微笑むと、少女を覆い隠すスリップをたくし上げ、白い肌を露にする。
思っていたよりもずっと少女の肌はきめ細やかで、白い。

臍の際にチロ…と下を這わせ、肌に吸い付いた。

「ひぁ…ん」

そんなところを舐められた事の無い少女は、思わず嬌声を上げる。

「や…だぁ…あたし…ヘン…な、声がでちゃう…」

真っ赤な顔の、口元を押さえ、震える様子が可愛い。
少年は自分が着ていた下着を脱ぎ、上半身を晒す。

お互いに合わさった肌は、吸い付くように馴染み、少年は少女のスリップを上に脱がせながら
ちぅ…と吸い付き、唇から離すと、少女の白い肌に紅の花びらの痕

胸元にたどり着く頃には、幾つもの痕が残されて…
白いふくらみの上に飾られた紅がかった桃色の蕾を、舌で飴玉を転がすようにして口に含んだ。
46名無しさん@ピンキー:03/07/16 15:33 ID:9nolyGaE
>>42
賛同してくれてありがd!そして素晴らしいssも…!(゚д゚)ウマー
漏れも毛目玉氏の鬼太郎すげーカコイイと思いまつ! 
新レスになっても毛目玉氏の神っぷりは健在でつね〜。続き楽しみにしてます。
がんがって下さい!
47あぼーん:あぼーん
あぼーん
48名無しさん@ピンキー:03/07/17 00:34 ID:kckX6Ssj
広告uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
49毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/17 08:42 ID:tfaKM//c
>>42
ありゐがd!

他の職人さん方も同じだと思うんでつが
コソーリ感想を頂けるとガンガレまつんで…

よかったらマンセー頂ければ(*´д`)=3

むしろ、漏れのSSにエロ要素があるのかどうかが気になるところ
(;´Д`)ハァハァしてまつか?

何気に、前スレのアダルティーなSSとかまた書いてホスィ…とか言ってみるテスト

ねこ娘日記の「おばばと温泉…」が気になるこの頃
>9のところの鬼太郎だったら木綿消滅してるよ…(((( ;゚Д゚)))ブルブル
>>45の続きを投下痴れ!!

びくっ…と、少女の全身が強張るが、少年はかまわず、気にとめる様子も無く
何も無かったかのように、唇を離すことは無い

むしろ、ますます強く吸い付き、乳輪を舌で舐め上げ先端を転がした。

「んぅ…ふぅ…」

先ほどあげてしまった声がよほど恥かしかったのか、声を押し殺して耐えている。
両手は、敷布を掴み力いっぱいに握り締めていた。

敏感すぎる少女の反応に、少年の思考は蕩け、声を紡ぎださせたくて
もう片方の胸に、空いた手を伸ばす。

親指と人差し指で摘み上げ、掌で柔らな膨らみに触れ、少し上に引っ張る。

「…ッ、イ…ゃあ…っ」

腫れんばかりに固くした蕾を摘み上げられて、痛みで眉が歪ませた。
初めて知る感覚を、まだ快楽に変換する事の出来ない身体を、少年は慈しむ

指で積み上げた方の胸に唇を移動させ、含み
唾液で濡れそぼった蕾を、優しく人差し指の腹で捏ねる。

「ん…あっ…あぁっ…だめぇ…」

小さな胸の痺れるような感覚に、少女は思わず少年の頭を掴んだ。
頭を左右に振り、息が乱れ、小さな胸が激しく上下する。


少年は決して動作を速めることなく、少女が激しく反応すればするほど
焦らすように、ゆるりゆるりと舌を這わせた。

やがて、少女は蕾を弄られるほどにより強い反応を示す事を悟った少年は
その弱い部分を丹念に、舐り舌先を押し付けるようにして転がし
不規則に歯で甘噛んでは、ちくりとした刺激を与えた。

与えられた甘い刺激は、水面に走る波紋のように全身に足先や指先まで伝わり
その度に吐息が漏れる。

胸元から上がって着た少年の唇の愛撫が、首筋に上がり互いの胸が密着する。
初めて触れる互いの肌に、体温を感じつつ、同じ背格好でありながら
全く違った肌の質感に…不思議なほどになじむ様子に
もっと、もっと…といわんばかりに互いを引き寄せ、身体を抱く

手が背筋を伝わり臀部に流れ、最後の一枚に指がかけられた時
少女の身体が震えた。

この時初めて、少女は自分の身体の異変に気がついたのだ。
少年の手にかけられた下着の自分の両足の中心部が…熱い

それで居て濡れたようにじくじくとした感触があり、心なしか生地が張り付いているようでさえある。

「んんっ…だめぇ…」

それまで朦朧とし甘い感覚に浸っていた意識が戻り、必死で少年の手を押さえたが
既に下着は腰の半分ほど脱がされて、かろうじて幼線を隠している程度だった。


少年はそれ以上無理やりにはせず、上半身を起こし、腕の下の少女を愛しげに見下ろす。
少女は僅かに身を捩り、少年が散々愛撫した胸元をそっと手で包み隠した。

「…どうしたの?」

「あのね…あのね…鬼太郎…あたし…こわいよぉ…お願い…きっ…嫌わないで…?」

節目がちにしていた瞳を少年に向けると、はたはたと涙が頬を伝う。
先ほど密着していた肌…は、あんなに暖かかったのに、離れた今はとても…寒い

自分の体に起きた異変を知られて拒否されたら…と思うと、恐かった。
一人ぼっちの少女にとって、少年はこの温もりは生きる支えでも有ったから

少年は少女の心を察したのか、頭を抱き上げると伝った涙を唇でぬぐい、抱き寄せた。

「嫌いになんか…ならないよ。ねこ娘、よく聞いて?ヘンなんかじゃないよ…僕がそうさせてるんだ。」

「…鬼太郎…が?」

少年の言葉の意味がわからず、キョンとして見ている。

「そうだよ」
そういって、手の動きを再開させ様とした。

「…恥かしいもん…」
再び少女の手が添えられる。
少年はその手を握り返し、耳も元で囁く。

「そうだね、まだねこ娘は誰のねこ娘でもないから…でもね、今から、ねこ娘は僕のねこ娘になるんだよ?」


「…鬼太郎の?」

「そう…僕はねこ娘の僕になるんだ。だから、僕達二人の間では、もう恥かしくも、エッチでもないよ?」

「ぅ…ん…」

そういって首筋に落されたキスに心酔し、瞳を閉じ、身を任せる。

「スキ…だよ、ねこ娘」
「あたしも…スキ…鬼太郎の事…大好き…」

好き…すき…スキ…

お互いに名を呼び、呪文のように何度も唱えながら、相手に触れ抱き合うと
胸の奥がじわじわと、幸せになる。

「あっ…」

下腹部にキスを落されて、小さな声をあげた。
少年は半分ほどまで脱がした下着の際を、唇で愛撫しながら脱がせている。

外側の腿の付け根から内側に、ツゥーと舌をなぞり、露になった少女の、大事な部分の中心に這わせた。


「きゃぁああっ…だめぇ…そんなトコ…汚いから舐めちゃだめェ…」

ぬるりとした舌の感触に、悲鳴をあげた。
…が、少年は指して慌てた様子も無く、下着を少女の足から抜き…開く。

「いいんだよ…ねこ娘のココにはね…もうひとつ唇があるんだ。だから僕がキスしたって、いいんだよ。」

「…ぅそぉ…」

開かれた両足の中心には、まだぴたりと閉じた少女のそこ

赤ん坊のオシメを変えるような格好に開かれ、その中心に少年が身を割り込ませているので
足を閉じる事すら叶わない。
閉じたところで少年の頭を挟むのが関の山だが…

今まで入浴する時か、着替える時ぐらいにしか全裸になんかなったことが無いし
ましてや、顔と同じように上を向いて外気に晒される事なんて無かったから、とてつもなく恥かしい。

だって、ソコを少年が見ているのだから…



少女が先ほど感じていた異変とは、幼線から溢れている蜜の事だった。
その事は未だ本人が知るはずも無いが、目の前にした少年だけが知っている。
55名無しさん@ピンキー:03/07/17 19:20 ID:Ch0VXstt
>>49
毛目玉氏の猫タン(;´Д`)ハァハァ
毛目玉氏の猫タン(;´Д`)ハァハァハァハァ
毛目玉氏の猫タン(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ

漏れの子種は無限大数匹程、毛目玉氏の猫タンに捧げたYO

さっき>>9のサイトに行ってみたら、管理人さんがbbsで数日前からやたらと
カウンターが回ると不思議がっててワラタ
カウンター回してるのはこの板の香具師らだ!!そして漏れ。
56あぼーん:あぼーん
あぼーん
57毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/18 08:45 ID:SzdB0fhi
>>49
貴重な子種をありがd(藁

その(;´Д`)ハァハァを糧にガンガルYO

漏れも見てきたYO>>9のサイト
リンクがTOPじゃ無いからね…(;´Д`)へ
それはそれで謎だろう(禿藁
58毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/18 08:54 ID:SzdB0fhi
うpロダ

このスレは既にお馴染み
この板の多くの絵師さんが光倫されますた

ttp://akm.cx/2d/

ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/


キャプチャ画像がウpできるので、一時期ゲゲゲスレがアッタ-のだが…
なんかトラぶった模様…現在全てのキャプ板が消えてます。

ttp://moe.homelinux.net/
>54の続き

「…濡れてる…」

ボソ…と一声

「やぁ…恥かしいから、ヘンな事言わないでよぅ…」

「自然な事だからいいんだよ…それに…僕、嬉しいんだ。」

「…?」

「だって…ねこ娘が僕の事感じてくれてたって証拠だから…」

「…やだぁ…」

思わず頬が熱くなる。
少年は両手を添え、少女の幼線を開いた。

「ぁ…っ…」

内側にたまっていた熱気が、外に放出されたようで、ひんやりとした空気の温度が感じられた。

まだ、他の誰にも触れられた事の無い少女の聖域は、綺麗なサーモンピンクで
ヒクつく様子が、少年の目に晒されている事を耐えているようで…

「ひぃ…ぁん…」


クチ…秘唇に少年はキスをする。
舌先を尖らせ、入り口からそっと挿し入れると、奥へ、奥へと伸ばす。

少しづつ溢れてくる蜜は、ほんのりとした苦味を舌に残し、甘い体臭が少年を狂わせる。
濡れた指先で、肉芽を擦り上げると、嬌声と共に少女の背中が子を描く。

その声は今までに聞いたどの声よりも脳を刺激した。
少年は容赦なく、肉芽を擦りつづけ、今まで知りえなかった痺れの麻痺したような快感に
少女はただただ声をあげるしか出来ない。

秘唇からは大量に蜜が溢れ始め、少年はそっと指を挿し入れた。

「あっ!!痛…」

濡れているとは言え、今まで異物が入る事が無かったソコ…には、辛かったようだ。
このままでは、とてもじゃないが自身を入れることなど出来ない。

まだ第一関節位しか挿れてなかった指を抜き、また少女と向き合う。

「ゴメン…大丈夫?」

「…ん…ちょっと…一寸ビックリしただけ…」

「ほんと?」

少年は安心したように聞き返し、自身の下着の紐を緩め、己を解放した。
もういつでも、少女と一つになれるように・・・


今まで腕の下に居た少女の身体を抱いたまま反転させて、壁にもたれかかり
胸のうえに抱いた少女の、まだ身についている衣服を取り払った。

完全に生まれたままの姿になった二人は、そのまま抱き合い
少年の胸に頬をつけ、跨るように抱かさっている少女の薄紫色の髪を優しく撫でる。

少女は、まだ恥じらいがあるようで、頬を染めたままされるがままだったが、
体勢を変えてから下腹部に違和感を覚えていた。

「…?」
「どうかした?」

「…ん…なんか当るん…だけど…」
「あ、多分…僕だと思うけど…見てみる?」

少年の胸に手を付き、上半身を起こす。
チロ…と違和感を感じた部分を見ると…

「きゃっ!」

悲鳴をあげて、見たものを隠すように少年に抱きつく

「…い、いまの…き・鬼太郎って…?」

はっきり言ってしまえば、鬼太郎の全裸を見たのは今が初めてではないし
オトコノコのその部分を知らない程ネンネでもない。

ただ、この形状を見たのは初めてだったのだ。


「んー僕の事…こんな身体にさせたの…ねこ娘なんだけどね。」

「ん…ふっ…」

少年は、そういって少女の顎を、クイ…と持ち上げると、深く口付ける。
背中に手を回し、積極的に
自分とは違うザラリとした舌の感触が、堪らない。

やがてその手は腰に…そして丸く柔らかな双丘に伸び、両手で桃尻を揉みしだく。
みずみずしく若い少女の桃尻は、柔らかでありながらも弾力があった。

少年は興奮し、少女の下腹部には圧迫感が増す。
指先は、スゥーと双丘の中心に、更には、溝を滑り落ち菊座に触れる。

「ひぁうっ!」

自分でもそんなことして触れた事がないような場所を触れられて
驚きのあまり、少女の腰が浮き上がった。
しかし、少年の手の動きは休むことなく、少女を放すこともない。
差し出された胸に、唇の愛撫も忘れない。

双丘を割り、曝け出すようにして、指先で円を描くように弄る。

おそらく後から見れば丸見えの少女の秘所に、指を滑らせた。
だが、挿れるのではなく、筋に沿って上下させ、ゆるゆると秘唇に挟み込ませ
指に愛液を絡める。


「はぁ…あ…ぁん…ふぅ…はぁ」

少女の指に、力が無くなって来たのを感じ取った少年は、再びその身を
布団の海に沈めさせ、覆い被さった。
秘唇を上下させていた指の腹で、肉芽を擦り上げ、指先で徹底的に責める。

「ふぁっ…はっはぁっ…ひ…ん…」

濡れた指から電気のような刺激が全身に迸り、その快感に身を振るわせた。
少年はたまに爪で掻き変則的に強い刺激を与えると、少女は生まれたての子猫のように鳴き
つま先を突っ張らせる。

今まで愛撫された何処の場所よりも強い刺激に、少女は歓喜交じりの悲鳴を上げ涙したが
少年は決してその手を緩めない。

少女の表情に陶酔し、反った首筋にキス―――

やがて蜜壺は大量な愛液を溢れ出させ、入り口をグショグショに濡らした。
愛液によって少年の指の動きは円滑になり、ぷっくりと膨れた肉芽の感度は格段に善くなる。
齎される快楽の渦に、少女はなす術も無く、ただただ首を振った。

まだ僅かに残る理性がそうさせているのだろうか、無意識で少年の胸を押してはいたが
快楽で力が入らず、ましてや女の子
少年に力で敵うわけが無かった。


「ぁあっ…はぁんっ…」

十分に潤った蜜壺に、少女の愛液で濡れそぼった指が再び進入する。
今度は入り口からほぐすように、ゆるり…ゆるりと―――

クチクチと、卑猥な水音が、少年の指の動きに合わせて聞こえ始めた。
聴覚が犯される感じに、少女の心に羞恥という名の雫が落ちる。
その水音は自分のものだと、判ってしまったから

「いいよ…凄く濡れてきた…ねこ娘は…舌より、指…のほうが好きみたい…だね?」

胸に顔を埋めていた少年の、ホウ…と言う吐息と共に漏れた言葉

感じ始めていた羞恥の、波紋が一気に全身に広がった。頬が―――上気するのが判る。
身体が…震える。

「鬼太郎の…ばかぁ…」

やっとの想いで、搾り出した声。

「…どうして、えっちなコト…言うの…よぉ…」

小さな手を握り拳に、ドン…と叩いた。

「ゴメン…」


自分を叩いていた手首を抑え、握り拳に口付け

「やぁん…」

自分の身体の芯と同じぐらい熱いものを押し付けられて、思わず声をあげた。

「ねこ娘のこと…辱めたくて言ってるんじゃないんだ。信じて?」

視線を合わせるように、少年がぐっと身を乗り出すと、先ほど差し入れられていた場所に
指よりもずっと太くて熱い…何かが当る。

「ねこ娘が…身体が悦んでくれるのが嬉しくて…つい…ね、解って?僕はもう…欲しくてたまらないんだ。」

瞳を瞑り、頬擦り

「ねこ娘が…欲しい―――」

「あん…」

縋るように少女の首筋に落されたキス。
胸をなぞる手…身体が、ジン…となる。


「ねぇ…僕のものにしていい?」

懇願するような少年の声

「…ん」

「僕のだけのものになってくれる?」

甘える様に施される口付けに、瞳を細める。

「うん」

「僕の事…欲しいって…言って?」


「―――スキ…だよ?だから…あたしも…鬼太郎が欲しい―――。」


本能で悟った少女の覚悟
言葉と共に背に回された白い手、少年はそれを待っていたように少女を抱き返した。

「ねこ娘―――」

重ねられた唇は、純粋にお互いを求める。
何度も顔の角度を変えては、深く、深く―――

軽く腰を浮かせられた少女の秘唇を、少年自身が開かせる。
まだ軽く咥えただけの状態なのに、互いの熱が触れ合った性器を通じ伝わってきた。

「んふぅ…」

そのまま強引に押入ってしまいたい衝動を押さえ、先端で優しく愛撫する。
愛液を絡めるように、緊張を解すように

くちゅ…と押し付けては、肌が触れている程度に離し、また押し付ける。
繋ぎとなった愛液が互いを吸い付けるようで…
焦らしているわけではないが、お互いの身体にもどかしさが募り…疼く

「んぅ…き…たろ…」

スイッチが入ったように、少年は少女の中へ押し入り始める。

どうせなら気持ちよくしてあげたい…いっぱい感じさせてあげたい。

傷つけないように、負担のかからないよう、己の体重を一点にかける。


幾ら緩ませたところで、まだ其処は未開の聖域
破瓜を避ける事は―――不可

襲い掛かる激痛に、胸が押しつぶされたようで呼吸が出来ない。

―――イタイ…そんな言葉が出そうになって、少年の顔を見上げた。

苦痛に歪んだ表情に、痛いのは…苦しいのは自分だけではない―――
お互いに痛みを分かち合ってるのだと、少女はその言葉を飲み込んだ。

まだ先端の、一番太い部分が通っていないというのに
食い千切らんばかりの締め付けられて、腕の下の少女を見た。

悲鳴をあげることをせずに、固く口を閉ざし
苦痛に歪んだ眉が、少女の破瓜の激痛を物語る。

愛しい少女の痛々しい表情に、そっと頬に手を添えると互いの視線が合う。
瞳はしっとりと潤い、瞬きをすれば涙が溢れそうで

なのに少女は、自分に引き寄せるように、力強く少年の身体を抱き寄せた。

「ぁあっ!」

少年も答えるように、腰を進める。
突き進むほどに少女の爪が食い込み、均整の取れた身体に、細い指の刻んだ
紅い痕が幾重にも描かれた。

プチプチと、何かが裂けるような感触に、気がつけば奥深くまで貫いていて
少年自身には少女の純潔を手に入れた証…紅い鮮血がたっぷりと絡まる。

膣は熱く、そして少年をなおも締め付けた。
純潔を失った痛みに、声無く震え、耐える少女を両腕で包み。
深く貫いたまま、ゆっくりと上下に揺さぶる。

小さな身体ごと上下し、下腹部に鈍い衝撃が響く―――

やがて蜜が溢れ出し、膣が潤い始めるとそれは痛みではなく
徐々に快楽へと変換される。

動くと負担だった二人が唯一繋がった場所も、愛液という潤滑油により
少しずつ少年は動き始めた。


内壁に絡め取られた自身の、全てで少女をじっくりと味わうように
じわじわと込上げる快楽の頂点を、抑えて…

奥深くまで収めたそれを、グッっと引き抜くと、襞の一つ一つが絡みつき
ぬめりと吸い付かれるような感触に、達してしまいそうになる。

堪えて、ギリギリまで引き抜き、また天を突く

痛みの中に少しずつ芽生え始めた快楽は、少女を女にしつつあった。
強張っていた身体は、ほんのり紅を帯び始め、ぎこちなかった動きはしなやかに

「ァッ…あ…ん…」

行為をはじめてからはじめて耳にした悦びの声に
少女が女に変貌を遂げた瞬間を少年は―――見逃さなかった。

憂いを含んだ表情の、初めて見る少女の…
否、女の顔に少年は魅せられた。

背中から白い喉にかけて軽くそり、僅かに開いた唇から覗く紅い舌
汗ばんだ額に絡む薄紫の髪

ズクン…何かが弾け、少年はそれまでギリギリ保っていた理性を失った。
躊躇していた速度を速める。
腕の下の少女が上げる鳴声が、少年をただの獣に変えた。


抽送を繰り返すたびに溢れ出るのは、少女の鮮血の混じった愛液
聞こえるのは荒々しい息と水音だけ



「…きた…ろ」



名を呼ばれ、我を取り戻したと同時に競りあがる欲望に
深く挿し入れたまま、己のものとなった少女を、力いっぱい抱き


そして―――


「―――!」

膣に大量に注がれる、少年の欲望の熱液が弾け
身体の中から火傷するような熱さに、声にならぬ声をあげて
少女の意識は…途切れた。


ぐったりと横たわった少女の頬を軽くなで、じっと見つめる。

たった今、まだ繋がっているというのに、先ほどの行為がすべて夢のようで
でも、手に入れた実感に心は満たされていた。

少女から離れ、横に寝転び
その寝顔を眺める。

手を取り、自分の頬に押し当てて、手の甲にキスをする。
自然と顔が綻び、少年の
二人の幸せな時間は過ぎていく…











その日…


妖怪の最寄から戻った目玉の親父は、鬼太郎がねこ娘を送り帰ってしばらく経つまで家に入れず
カー公になだめられ?膝をかかえた姿が、ゲゲゲハウスの上で目撃されたという。



また、ネズミ男がゲゲゲハウスに近づいたら
カラスの襲撃に遭ったとか遭わないとか…




人の恋路を邪魔する輩は、カラスに突付かれてなんとやら。

まったく…
この男のタイミングの悪さといったら
野暮はナシですよ、野暮は



>>了
73名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:51 ID:Y0QFj6wq
毛目玉師、乙ですた。

やっぱりハァハァできますなぁw
74名無しさん@ピンキー:03/07/20 22:15 ID:fJgcli2j
2期猫娘のSSも書けたらなァ
歴代ねこ娘の中で一番精神的に自立した大人の娘っぽく描かれてた回が何話かあった。
いろんな経験してそう。時代的なものもあるんだろうけど。
ただ、鬼太郎とはからませるのにテクがいるから、誰も知らない彼女の過去って話になりそう。
75名無しさん@ピンキー:03/07/21 11:13 ID:jylMR3VO
毛目玉氏、乙カレー!

猫タンの覚悟が泣かせますな…漏れの彼女が昔、「男が女を抱くんじゃない、女が男を抱いてるんだYO」
って云ったことがあります。
男の欲望も、身体の痛みも、恐怖も全て愛しさに変えて受け止めることが出来る女。
確かにこれは鬼太郎が猫タンに抱かれてるような気がする。
マジレススマソ
76あぼーん:あぼーん
あぼーん
77毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/21 15:04 ID:0HyF6Ggt
>>73>>75ありがd

>女が男を抱いてるんだ

むぅー女性に逆レイープされてまう事もあるらすぃからね
78毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/21 15:07 ID:0HyF6Ggt
>>74
そう言わずに是非チャレンヂしてホスィものだ。

こんな展開だったらできんKANE?…と

2部のキャラは良く掴めてないって事で、
鬼太郎&猫娘のイメージがチガー!!ってな時はスルーよろしこ

以下漏れ的見解投下
↓ ↓

彼女には悩みが有った。
もともとは「人」であった彼女は、猫化してしまう奇病に侵され
ネズミや魚を見たり、匂いを嗅ぐとその性質が出てしまい
逃げるようにして人間社会を離れ、いまは調布の神社の下に住んでいる。

鬼太郎と出合った事により、彼女は妖怪の仲間と認められ
その性質も、以上とみなされる事は無かった―――だが

厄介なのは、猫のもっとも…否
動物としての根本


―――発情期


春を迎えた今、猫たちが発情し盛りに満ちている中
彼女も例外ではなかった。

盛った猫達は本能の求めるまま、雄雌求め合えるから良い。
しかし、嘗て人間であった彼女は、理性がそれを拒絶する。

でも、身体がこうなるのは初めてじゃない
いままでも時期がくるとこうなり、思い出したくも無い―――
葬り去りたい過去もある。



そして

彼女は「オス」を求め塒を後にした…

向かった先は、ゲゲゲの森
猫族の彼女にとって、闇にまぎれての移動は造作もない事

半ば欲望の赴くままに、半ば助けを求めてきたのは、鬼太郎の家。

彼女は耳を澄まし、空気の匂いを嗅いだかと思うと、ソロリソロリと上がっていった。


「―――鬼太郎さん…居る?」

「猫娘かい?入っておいで」

鬼太郎の返答を貰い、遠慮がちに邪魔をする。

「こんな時間に珍しいね。父さんに用事でも有ったのかい?あいにく―――今日は居ないんだ。」

「知っているわ…だから…だから来たの。」

先ほど鬼太郎の家の外で取った行動は、鬼太郎が一人かどうか確かめるものだった。
もし、親父が居たのならば、彼女は帰るつもりだったのだ。


「…僕に何か用なのかい?」

足音を立てず、しなやかな動きで鬼太郎の向かいに座った。
しかし、顔はうつむいていて、中々話を切り出そうとはしない。

実のところ、猫娘については鬼太郎も、他の妖怪仲間も、誰一人として過去を知るものが居ない。
知っているのは、彼女が「猫娘」として仲間になった時からの事だけ。

また、彼らは話もしない事情をあえて聞く事もしない。それが妖怪仲間の暗黙のルールでもある。
だから、親父の居ない今夜
猫娘が自分にどんな用事で着たのか、鬼太郎は想像が出来なかった。

それに彼女もまだ花も恥じらいもある乙女―――
性交の相手を求めて来たなどとは、はしたなくて口に出せ様も無かった。

「…夜は永い、猫娘が気が済むまで今夜は付き合うよ。」

彼のその一言に、彼女の緊張の意図がほぐれたのか、胸に枝垂れかかった。

「―――鬼太郎さん…」

「…何か有ったのかい?」

胸に顔を埋める。
自分よりも小さな男に子に、こんな事を頼むのはどうかと思った…
でも、この身体の火照りを、密かに思いを寄せた少年に冷まして欲しかった。




「―――お願い…抱いて…下さい…」



彼女の口から毀れた衝撃の一言。
慌てるわけでもなく、突き放すのでもなく、諭すように言った。

「猫娘、何が有ったのかは知らないけど、自棄を起こすもんじゃない…」

鬼太郎の言葉に、目から思わず熱いものが込上げて、頬を伝う

「…だったら、だったらお願いよ―――もうしばらくだけ、胸を貸して」

涙する彼女の、震える肩を抱き、身体を抱き寄せた。
普段は妖怪仲間として、彼女をたしなめる為に毛ばりを撃ったりするような厳しい面もあったが
根本的には、女性には弱い―――

ましてや、今の腕の中の彼女は、「人」として泣いているのだ。
捨てる事の出来ない「猫」の本能に悩まされて…

だが、それが良くなかった。
発情時の雌猫から発せられるフェロモンは、彼女にも備わっており
無意識でオスを寄せる力がある。
そのフェロモンの威力は通常の猫よりも強力で、鬼太郎といえども耐える事は出来なかった。

彼女の身体から発せられる甘い香りに、鬼太郎の思考はだんだんと蕩けはじめる。
83毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/21 15:12 ID:0HyF6Ggt
…とこんなシチュでは?

「抱いてください」

なんてどっかのエロ小説みたいな台詞言わんかな…(´・ω・`)
84名無しさん@ピンキー:03/07/21 16:39 ID:S7/dFLa9
ももももももも…萌えーーーー!(*´д`)ハァハァ
ありがとうございます。
4期ねこちゃんもいいけど2期ねこちゃんも大好きになりそうです。
大人なねこちゃん…イイ!すごく、イイ!
毛目玉さん、神という言葉はあなたの為にあるようなもんです。最高。
85名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:41 ID:xMEnsiFs
>>39
>「漏れが猫娘を犯る!!」って香具師はいないね

全スレの人魚兄弟に猫娘が犯られたSSのことをいってんのかな?
ムゥーッ! あのSSも最初の職人さんが尻切れにしたのと、別の人がレイプにして途中から降臨されたのと、
毛目玉さんがフォローされてたのがあったナ。

おなじみ4期のパラレル初物に初登場の2期を書かれた毛目玉さん、3期の水着犯られパラレルは書けませんか?
86毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/24 13:56 ID:RDHt0Uvo
>85

>39の漏れが犯す!
ってのは、

俺は嫌がるネコ娘を無理やり押さえ込み
…と自分自身を参加させることでは?


サザエ鬼のその後というわけで、サザエ鬼の様子と例の工場が約束を守っているか鬼太郎が出かけようしたところに、ネコ娘が来て、いっしょに行くことに。
彼女は買ったばかりのショッキングピンクのビキニを着たくて服の下に着込んで出かける。

ウレシさのあまり、スカートを捲って鬼太郎に水着を見せたり―の

洞窟で閉じ込められた時に鬼太郎とゴニョゴニョ汁!

・・・と、考えてみますたが、文章にしようとするとゼソゼソまとまらないでつ・゚・(つД`)・゚・


ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani/img-box/img20030724133945.jpg

何気にネコ娘だけがアニメヴァージョンなのが気になったので貼りながら逝っときます
87名無しさん@ピンキー:03/07/24 17:59 ID:R1FhxphY
>>86
スンゲー違和感あるバスだけどおもろいですな。w
俺もバスほすぃー。
88名無しさん@ピンキー:03/07/26 23:39 ID:rPlm1tnM
ゲゲゲの鬼太郎のゲームが3種類年末にでることがケテーイ。
ねこタンに萌えれるか楽しみでつ。

声は西村ちなみさんが当てると思いまつが、どうでしょう?
89あぼーん:あぼーん
あぼーん
90名無しさん@ピンキー:03/07/28 10:21 ID:th7tg02n
ttp://gameonline.jp/news/2003/07/23011.html

コレだね?
出元はttp://game2.2ch.net/ghard/らしいけど
人大杉で見られないよ・゚・(つД`)・゚・

コナミのCGってどうなの?期待していいのかな
真夏の昼下がり、ゲゲゲの森に五月蝿いほど響くセミの声。
今日も暑い

毎日毎日、うんざりするほど暑くて、鬼太郎は日陰で寝転がっていた。

「鬼太郎ー!」

息を切らしながら、彼女がやってくる。
別に珍しくない語句当り前の日常だが、今日はずいぶんと急いできたようだ。

ゆっくりと上半身を起こし、彼女を向かい入れる。

「やぁ、ねこ娘。」

「ねっ…ねぇ、見て!」

部屋に入ってきた彼女は、息が整える間もなく途切れ途切れの言葉で、
いきなりスカートを捲って見せた。

「うわぁっ、こんなところでいきなり…!」

「ね?可愛い…でしょ。」

目を手で覆っていた少年は、そっと指の間から少女の方を見ると
捲ったスカートの下にはピンクの…?

「…どうしたの?ソレ」

「あのね、おばばがね、買ってくれたの。それでね鬼太郎と水遊びしようと思って着て来ちゃった。」

そう、彼女が捲くったスカートの下は、下着ではなく
ピンクの水着が姿を覗かせていた。(>>20参照)

「…そうだね、一反木綿に頼んで海でもいく?」
「ううん、ココでいいよ。」

そう言うと、ねこ娘は家の前の池を指差した。

「えっ、ココでいいの?」

「…だって、鬼太郎に見せたかったんだもん…」

せっかく飼ったばかりの水着を下ろしたのに…と聞き返す少年に少女は、
頬をほんのり染めて、もじもじしながら答えた。

その返答に、少年もポ…と顔を赤らめる。

「…だから…ね?」
「うん」

二人は着替えて池に
(鬼太郎が海パン持ってるかどうかは謎だが)


水をかけっこしたり、遊んでる時は夢中で
あっという間に時間は過ぎて、ふと気づけば水が冷たく感じ
水遊びを止める事に

「あー楽しかったね?」

びしょびしょに濡れたまま、ゲゲゲハウスに戻る二人。
持参したタオルで、頭をゴシゴシするねこ娘の後姿をじっと見ていた少年は
不意に後から抱きしめた。

「きゃ?!どうしたの…?」

「僕が拭いてあげるよ。」

「…うん」

少年に背を向けたまま、顔を赤らめうつむく少女の髪を少年がタオルで拭く。

「…ありがとう」

肩にかけられたタオルを取ろうとした手を止められた。
ほんのり日焼けしたせいか、気だるい







「僕…脱がせたいな?」






水跡の上に、二人の脱ぎ捨てた水着
ほんのりと焼けた肌は、水着の痕を白く残して

涼を取った二人の身体の芯が火照る。

何時しか―――気だるさに身を任せて眠る二人の姿が有った。


そんなゲゲゲの森の夏の昼下がり




>>完
95名無しさん@ピンキー:03/07/30 00:56 ID:HhtH9uXw
前スレ7XXの20です。
自分の絵が動いている所を想像しました(w
毛目玉さんの素敵鬼太郎とハァハァ!
ねこたん可愛すぎ。俺もねこたんと水遊びしたい…!

喜びのあまり思わず中途半端に名無しになってみました。
また完全名無しに戻ります。
96毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/30 08:50 ID:pMPr8Sj8
>>95
猫タンイメェヂを勝手に拝借して申し訳ないでつ
振り向き加減がプリチーだったので、つい拝借を

これからも、余裕ある範囲内で素的絵の提供をコソーリお待ちして待つ

>>85氏には是非、3期に脳内変換していただければと思い松

夏休みのせいか、人影が薄いでツネー
誰か投稿作品キボング
9785:03/07/30 21:42 ID:Tfl4XBSU
>>毛目玉氏
3期は鬼太郎未登場の完全レイプ、
4期は鬼太郎とイチャイチャ
ですか?
98名無しさん@ピンキー:03/07/31 00:32 ID:aZP60luu
>>85
3期でイチャイチャは駄目?
毛目玉氏の水着SS、3期猫だと思って読めば
すんなりと3期のイメージで読めるんだが。
9985:03/07/31 00:50 ID:TYqsXMcg
>>98
モチのVでイチャイチャもイメージできますが、
正直前スレのレイプSSが、3期ネコはそういう過去を持ってそうだと違和感なかったもので。
100毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/07/31 08:35 ID:3jm2A96H
>>98(85氏)
>3期は鬼太郎未登場の完全レイプ

スマソ…意味が解りませんですた・゚・(つД`)・゚・

4期は、鬼太郎がねこ娘に対して何気ナーイ態度とか話が多かったのでラヴラヴアマンアマンが想像しやすいのでつが
サターン除く(w
以前、どこかのスレで神がストーリーを細かく書き出してくださったが、どうも3期臭かったんでつよねー
鬼太郎もやきもち焼く猫タンも

3期は、鬼太郎が餓鬼というのも有って動かすのがチョトむずかすぃんですな。漏れは
ダイターン発言がある割と、夢子にデレデレしたり、猫タンに対してそっけない話がアタリ
これは脚本家のシトによって大分差がアタのだろうが…
おばばにすら、冷たい目で見られてた話がアタよね?脱衣婆の話で地獄に逝ったやつ
ゲゲゲの森のアイドルだろうがよぉ?猫タンは

ソレデ!(゚∀゚)
あれから、3期猫タンのサザエ鬼編の構想を練り直してみますた。
鬼太郎に化けたサザエ鬼と知らず抱かれてしまう猫タンを、鬼太郎がハケーン!
さぁどうなる!!

…誰かヘルプ!

漏れ読み手だったらレイープはオケなんでつが、自分で書くとなると凹んぢゃうので・゚・(つД`)・゚・
10185:03/07/31 17:01 ID:TYqsXMcg
毛目玉氏
>>3期は鬼太郎未登場の完全レイプ

>スマソ…意味が解りませんですた・゚・(つД`)・゚・



人魚兄弟のSSのことダターンですよ

102あぼーん:あぼーん
あぼーん
103あぼーん:あぼーん
あぼーん
104名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:26 ID:s2O2jx81
毛目玉タン神!!!!
スマソ、非エロしか書けませんが…こんなんでよかったら続き書きまつ…


眩しい太陽が照らす夏のゲゲゲの森…蝉の鳴き声が響き、光を散らした水面が美しい。
何も無いはずのはぐれに、あたりまえのようにひっそりとそれはあった。

「鬼太郎ー!…あれ?」
もうすぐ人間界で、祭りがあった。鬼太郎と見物に行こうと思い誘いに来たが、横になって寝ているのは彼では無かった。
「ねずみ男。あんた人の家で何のんびりしてんのよ。…鬼太郎は?」
ねこ娘の前に我が物顔で寝そべる、黄色いマントを羽織った汚い男は、大きくあくびをするとめんどくさそうに答えた。
「あ?鬼太郎なら、おやじさんと一緒に、夏祭りの手伝いに行ったぜ。俺っちは留守番。」
「夏祭りの手伝い?」
鬼太郎が留守番の礼に、と置いて行ったまたたび餠を頬張ると、ねずみ男は身体を起こした。
「ああ。なんでも佑子ちゃんに頼まれたらしいぜ。最近のガキは祭りなんて興味無いらしいからな。手伝いなんかしねえんだろうよ」
「…ふーん」
折角誘いにきたのにな、とねこ娘は少し残念そうに返事を返したが、すぐに思い直した。
鬼太郎は優しい。そんなところも全部好きだったのだ。それがたとえ、自分にだけではないとしても。

「ったく、この俺様を差し置いて女の子とデートなんて、鬼太郎も生意気になったもんだぜ」
「え…?佑子ちゃんと、鬼太郎が…」
「まあ、鬼太郎もオトコノコだってこった。おまえみたいな足手まといの凶暴ネコと違って、佑子ちゃんは素直でいい子だからなあ」
しかし夏祭りの手伝いなんてガキらしいや、と笑うネズミ男の声は、届かなかった。
105あぼーん:あぼーん
あぼーん
106名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:31 ID:rqPLWPQs
104タソキタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!

是非何続きをおながいします。
この後の猫タンの行動が気に成松(;´Д‘)=3
108毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/08/01 09:53 ID:bJ1nYaYe
>>101(85氏)
あのSSは…かえって鬼太郎を登場させるのがむずかすぃので
あえてネコ娘には自分自身で乗り越えてもらいますたが
(磯女の支えあり)

漏れ的精神年齢見解としては

3期鬼太郎<4期鬼太郎=1・2期鬼太郎(のが一寸上?)
4期猫タン<3期猫タン<2期猫タン

となっておりまつ。

4期猫タン<4期鬼太郎
3期猫タン>3期鬼太郎
2期猫タン=2期鬼太郎

…カナー?と、どうでしょ?
そんなんで、漏れ的3期猫タンと鬼太郎の関係イメージ投下!


―――ふ…と

目を覚まして起き上がる。

「ん…」

隣に寝ている少年の…声
起こしてしまったのかと、慌てて顔を覗いたが、そうではなかったようでホッと安心をする。

横で眠る少年の寝顔は、普段の戦いの時とはまるで違う
幼い寝顔で

それでも手は、しっかと握られて…

この柔らかくて小さな手に、子の小さな少年に人も妖怪も縋ってくるのだと
小さな身体に圧し掛かる使命

戦いの時はそれを忘れさせられてしまうけど―――


「…かぁさん…」


少年の寝言に
まだ母を慕う幼さを感じながらも、何時か―――

何時か自分の名を呼んで欲しいと

「きたろ…」

横になり少年の身体を抱いてやると、モゾモゾと無意識的に寄って来て
胸に顔を埋めるその表情はとても満足げだ。

今はこれで満足しよう

少年は誰でもない
例え母親代わりだとしても”あたし”を求めてくれる。

だから
少年が”母親代わりのあたし”ではなく
”女としてのあたし”を求めてくれるその日が



その日がくるまで―――



少女は少年の額に口付けると、再び深い眠りについた…


>>了
111名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:41 ID:pg7wVxf3
半角二次元版に猫タンのスレ登場

http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1059755210/l50
112あぼーん:あぼーん
あぼーん
113あぼーん:あぼーん
あぼーん
114ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:43 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
115名無しさん@ピンキー:03/08/02 21:36 ID:pg7wVxf3
age
116名無しさん@ピンキー:03/08/03 23:57 ID:Lh/9edLC
やっぱ3期のネコ娘、好きだなぁ。
ほんと、想像力がかきたてられますわ

毛目玉氏、いつもグッジョブっす。
11774:03/08/04 22:49 ID:Vs+DyBoC
2期猫娘の知られざる過去って話の構想は
最近ひとつ思いついたが、
鬼太郎も他の妖怪も登場しない、人間との話しになったから、
書くの正直抵抗ありますわ

住人の皆さん許してくれるかな?
118あぼーん:あぼーん
あぼーん
119名無しさん@ピンキー:03/08/05 00:13 ID:4D1FARWQ
74氏、是非ともお願い致したい。
120名無しさん@ピンキー:03/08/05 04:51 ID:LKMx0s3z
????
121名無しさん@ピンキー:03/08/05 08:37 ID:wtzdRN6H
>>117
ぜひとも宜しくおながいしまつ(;´Д`)ハァハァ

ところで>>104の続きは?
コソーリ待て松
122ヤッテモウター毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/08/06 09:22 ID:pHabQbBt
…良い子にして座してお待ちしておりますたのに、神が来ない・゚・(つД`)・゚・
さみすぃーので、思わず描いてみますた。
http://akm.cx/2d/img-box/img20030806091957.jpg
鬼太郎と書いて!「ご主人様」と読んでne
ヘタレでスマソ…逝って来る
123ヤッテモウター毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/08/06 09:24 ID:pHabQbBt
…ヂ…ヂカリンしてもうた…(´・ω・`)
もうだめポ
124名無しさん@ピンキー:03/08/06 23:45 ID:oEnuHa4M
文も絵も旨いですね。<毛目玉氏
うらやましい限りです。
お人形にして飾りたくなりますw
きっと鬼太郎が助けにくるんだろうけど(;´д`)
12574:03/08/07 00:12 ID:wcWQQZ2l
<毛目玉氏の文と絵を見たら、2期猫娘SSを書くのプレッシャー感じます。
う〜む、どうしましょう(;)
126毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/08/07 09:40 ID:0weUlG2v
>124氏
サンクスコなんか、字は入れなかったほうがヨカタでつねー
イマイチ、他の絵師さんのような萌えポイントがわかりません

>125(74氏)
そんなイヂワルンな事を言わずに、是が非に投下キボンヌ!
良い子にして待って末

もしかして、神が降臨しないのは漏れが病巣だから?・゚・(つД`)・゚・
127昔は267、今は名無しw:03/08/08 01:27 ID:2LyncLln
>125=74氏

是非に^2、頑張ってくださいませ。
僕も2期猫娘は、読んでみたいです。
正座して待ってまつw

んじゃ、以降名無しに戻ります。


12874:03/08/09 00:17 ID:Vfr96xfk
>>毛目玉氏、267氏

決して批判してるワケじゃないんで、もう2期猫娘SSちっと待っててくだされ
129名無しさん@ピンキー:03/08/10 23:07 ID:4W+rsPgj
>128マターリと待ってまつ
130あぼーん:あぼーん
あぼーん
131名無しさん@ピンキー:03/08/11 00:47 ID:aP2xoNgS
猫娘〜ハァハァ
132あぼーん:あぼーん
あぼーん
133毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/08/11 08:59 ID:AIUiopSn
>128SS投稿、お待ちしてます。

その間の穴埋め投稿
1部でも原作でもいいや!「ネズミ男と猫娘」の裏話…


「ほんと、鬼太郎ちゃんて、友情に厚い妖怪ね。」

蕎麦屋でゾロゾロと、2杯目のラーメンをすすりながら猫娘が言った。

「もし、あたしが困ってたら、助けてくださるのかしら?」
「猫ちゃん、何か困っている事でもあるのかい?」

猫娘の問いかけに、鬼太郎が反す。

「うふふ…鬼太郎ちゃんて優しいのね。」

2杯目のラーメンの汁も残さず胃袋におさめた猫娘は、どんぶりの上に箸を置くと、にこりと笑う。

「ネズミ男さんの件が済んだら…でいいわ。」

そして二人は、蕎麦屋を後にした。
















「いや〜猫ちゃん。ホント、助かったよ。これに懲りてネズミ男もしばらくは大人しくしているだろうさ。」
「うふふ、鬼太郎ちゃんの力になれて嬉しいわ。それで…」
「そう、今度は猫ちゃんの番だったね。困っている事って?」

「今晩鬼太郎ちゃん家に行ってもいいかしら?恥かしい事だから、他の誰にも聞かれたく無いの。」

何時も強気な猫娘からは想像が出来ないような、弱気な態度。

「…?いいけど。」
「できれば、親父さんにも遠慮して欲しいわ。2人きりでは駄目かしら?」

うつむいた猫娘は、ちらりと鬼太郎のほうを見やる。

「しかたないなぁ…今日は手伝ってもらったし、父さんには砂賭けか子泣きの所へ一晩と待ってもらうことにするよ。」

その言葉に、猫娘の表情が明るくなる。

「それホント?じゃあ、今晩お邪魔するわ!」

そう言うと、猫娘は褥に帰っていった。









「…と言うわけなんです。すいませんが、今日は砂賭けか子泣きの所へ泊めてもらってください。」
「そうか…しかたないのう。年頃の娘はなかなか難しいからのう。」

鬼太郎の頼まれて、目玉のオヤジは化けガラスに乗り、飛び立っていった。
午前0時を回った頃だろうか?
鬼太郎はまだ来ぬ猫娘を、寝転がりながら待っていた。

「猫ちゃん遅いなァ」

「鬼太郎ちゃん、こんばんわ」

名前を呼ばれて振り返ると、立っていたのは猫娘
…が、その黒髪はしっとりと濡れて―――露が滴っているかのようだ。
白いブラウスに水滴が落ち、小雨にでも遭ったかのよう

「あれ、雨でも降ってたのかい?」

濡れた姿を見て鬼太郎が聞いた。
すると猫娘は軽く首を振る。

「違うの―――少しは洗って清めておかないと、悪いから…」


「清めるって…?」

「鬼太郎ちゃん…あたしの事―――抱いてくださらない?」

「…なっ」

想像すらしてなかったとっ拍子も無い申し出に、鬼太郎は言葉を失った。

「ふふ…あたしの事、ふしだらな女って思ってくださってもいいの。鬼太郎ちゃんだって知らないわけじゃないでしょう?」

猫娘は鬼太郎の側によると、つぅーと股間をなで上げた。

「な、猫ちゃん!!」
「ヨタカのように思ってくださってもかまわないの。だって…身体の火照りを抑えられないんですもの。」

そう言って、失われた左眼を、ざらざらとした紅い舌でチロリと舐め上げる。
舐められて、ゾクゾクとしたものが身体を駈抜けた。

「だって…発情期に入ったら、あたし抑えられないの…狂ってしまう。」

猫娘は鬼太郎にしな垂れかかり、そして―――押し倒した。
言葉もなく、倒れたままの姿勢で、動く事もせずただ黙って2人はそうしていた。

濡れた黒髪が、チャンチャンコに染みを作る。
その沈黙を破ったのは、鬼太郎で…


「猫ちゃん…困っている事って…」
「お願い、鬼太郎ちゃん。何も聞かないで―――」

少年の胸に、少女は顔を埋める。
鬼太郎と知り合うまでは、たった一人で、守ってくれる親も兄弟も居ない。
そんな少女は連れ込まれ、見知らぬ男に犯された事も有った。

やがて、毎年正確に発情期が訪れるようになってからも、彼女を通り過ぎた牡は数知れない。
だが、一方的な性的行為で、彼女は愛された事が無かった。

牡はやりたいだけやりたい様に彼女を躊躇し、欲望を果たすと、彼女を襤褸雑巾のように捨て去った。
狂うような発情の、身体の火照りは治まっても、彼女の中には何時も虚しさしか残らなかった。

だからこそ、僅かに思いを寄せた―――自分に初めて優しくしてくれた少年に、抱いて欲しかった。
もう、一人泣いて起きる朝は迎えたくなかったから

少女は、少年の手を取るとそっと秘所に導く
軽く触れると、下着の上からだというのにしっとりと塗れている様子が感じた。

触れた指先を掻くようにすると、ビク…と反応した少女のからっだが浮き上がる。
少年は、少女の頬に手を添えると口付けた―――

初めての口付け

以外かもしれないが、猫娘は口付けをした事が無い、否、知らなかった。
性行為で口を使わされたときに、含まされるのは牡の象徴
それはむせ返るように苦く、嫌な好意でしかなかったが、非力な彼女が大人の男たちの力に抗う術は無かった。


初めて知った口付けは、とても心地よかった。
ゆっくりと口内に侵入する少年の舌に、浸されて先ほどまで大胆だった少女は、まるで生娘。

「んっんんっ…あふ…」

力で抑えられるときとは違う、甘美なる心地にされるがままで、唇の端から漏れる声。
気づけばいつのまにか腕の下に組みしかれ、さらに深く口膣を貪られていた。

胸の奥がじんわりと暖かくなるような感覚に、何故だか涙が溢れて仕方が無い。
解らない、自分でもどうしてか解らないのに、涙が溢れて止まらない。

それに気がついた鬼太郎が、身体を起こした。

「どうしたの、猫ちゃん。口付けは…嫌だった?」

困ったように顔を覗き込んでいる。
誘ったのは自分なのに…気遣ってくれる少年の優しさが痛かった。

言葉には出さずに、瞳と閉じ首を振って否定する。
言葉に出していたら、大声を上げて泣き出してしまいそうだったから。

シュル…

胸のリボンを自らはずし、ブラウスのボタンを1〜2つ外した所で、少年にその手を止められた。
少女の手首を掴むと、それをするのは自分だと言うように、肌蹴た首筋に口付けを
残りのボタンも器用に外し、露になった乙女の肌…胸


まだ女性として完成されていないのに、艶やかで妖しげな魅力があり
少年は、生唾を飲み込んだ。

少女の細い腕が首に絡むと、少年は空いた手でやわらかみを揉み、固くなった蕾を口に含んだ。
愛撫は、激しいものではなく、少女を慈しむようにやさしい。

「あっ…」

今まで知り得なかった、初めての感覚に漏れた声は、自分でも恥かしくなるほど甘くて―――頬が熱い
いつだって、上げたのは悲鳴に近いような声。
性行為が好いと感じた事は無かった。そんなものだと思っていた。

「鬼太郎ちゃん…」

細い声で

「何?」

「あたしの事…もっと乱暴にしていいよ?だって―――」

汚い女だから…と言おうとした…のに
その先の言葉は、少年に封じられた。

「これが僕なりの方法…猫ちゃんの悩みを解決してあげるんだから…ね?」




鬼太郎ちゃん…本気で惚れてしまうよ?それでもいいの―――





何時しか二人は生まれたままの姿で抱き合っていた。
絡み合う幼い肢体は、じわりと汗ばんで、ほんのりと赤みがさしている。

合わさる肌はまるで自分のようで、溶けて交じり合ってしまったかのよう。
そして、本当に交じり合う為に、少年は自身に手をあてがい、少女の愛液あふるる蜜壺に添えた。

触れた所から熱が伝わる。

幾度も牡を受け入れた事が有るのに、ビクン…と少女は身体を強張らせた。

恐い―――

初めて知る快楽の渦に、飲み込まれそうになって恐怖した。
頭が真っ白になって、飛んだ事は何度もある。

そのときは何時も痛みが…自分を呼び覚ましてくれた。

でも、今夜は違う。
自分を戻す痛みも無い、このままおかしくなってしまったら、あたしは―――

猫娘は、ぎゅうと鬼太郎の身体にしがみ付いた。

震える彼女の、心のうちを察したのか、優しく囁く。

「大丈夫。僕が傍に居るから…」

見上げた少年の顔は、いつもに増して穏やかで
優しくて―――

コクン…少女は頷く

すると熱い塊が、膣内を一気に競りあがる。
少年が、鬼太郎が挿ってきたのだ。

「ぁあっ…!」

子宮の奥にまで少年は入り込み、本当の意味で二人は一つになった。
暖かい…いや、むしろ熱いくらいで、中から…外から身体も心も蕩けそうだ。

「き…鬼太郎ちゃん…」

名前を呼ばれたとほぼ同時に、少年はゆっくりと動き始めた。
内壁が幾重にも纏わり付き絡む様子は、自身を伝わり快楽として全身系が麻痺する。
少女もまた、今まで経験しなかった初めての、快楽に背筋を反らす。
指が…背中に食い込む。

互いの身体に夢中になって、本能のまま、己が欲望のままに性交を続ける。
その先には、少女が望んでいたものがある。

幾度となく天を突かれて、その度に少女の口からは悩ましげな鳴声が漏れた。

ジンジンと脳が痺れるようなその声に、少年は夢中で
少女を躊躇しながらも、やがて迎えるその果てに向かい加速する。

淫猥な水音が増し、そのあふるる蜜はしっとりと床を濡らしていた。
そして―――

大きく開かれた少女の中心に、少年が深く入り込むと、しばらくの間の後に一気に流れ込む大量の熱液。
少年がそれらをこぼさず膣に注ごうと、グイ…と突き上げると

「―――っひあん…」

一際大きな嬌声を上げて、少女は意識を失った。










何かが触れているような感じがして、意識が気がついた。
ぼんやりと目を開けると、飛び込んできたのは鬼太郎の笑顔。

鬼太郎は、猫娘の黒髪を撫でていたのだ。

「…鬼太郎ちゃん?」
「おはよう、猫ちゃん。熟睡してたね。」

そう言って彼はクスクスと笑った。
そういえば、寝起きがいやに清清しい。
晴れ晴れとして、いつもの悲しい朝じゃない。

猫娘は自分の髪を撫でていた鬼太郎の手を取り、じっと見つめ返した。

「有難う…鬼太郎ちゃん。」
「悩みは…解決した?」

少女は上半身を起こすと、少年の胸に顔を埋め、頷いた。

「また…また、面倒見てくれる?」
「いいよ、苦しくなったらいつでもおいで、僕が傍についていてあげるから。」

「うふふ…惚れられた責任…取って…ね。」

聞こえるか聞こえないかの声で、独り言のように呟いた。

「…もうすこし、このままで―――」

人肌を感じていたいの…という猫娘を、鬼太郎を互いに抱いたまま。
いつものゲゲゲの森の一日が始る。


乙女の願は、今

―――叶えられたし


>終
145名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:19 ID:XYEST9mL
ね…ねこーーーーー!!!(*´д`)
鬼太郎ちゃんたら!鬼太郎ちゃんたら!
14674:03/08/12 00:13 ID:471xCHCR
>毛目玉氏、
素晴らしいSSありがとうございました。
原作よりも1期と見ました。(一貫して「鬼太郎ちゃん」って呼んでるから)
この関係で2期は「鬼太郎さん」って呼ぶようになったのかも(w
ぼちぼち拙SSを・・・・
14774:03/08/12 00:27 ID:471xCHCR
これは、猫娘が鬼太郎たちと出会う前の妖怪達の知らない話。

家族がおらず、お腹をすかせてた猫娘を助けてくれた老人がいた。
だが、その人は持病の心臓発作で倒れ、大きな病院に入らなければならなくなった。
しかし老人の暮らしも通常の生活を最低限送るだけの蓄えで、大病院に入るには、今少しお金が足りなかった。
金の工面をするべく家族が奔走してることを聞いて、猫娘も協力できたらと、適当な質屋へ入ったが・・・・。
14874:03/08/12 00:46 ID:471xCHCR

「お願いします。これでお金を貸してください。」


猫娘の大きなリボンを手にしながら質屋の主人は言った。
「これ一つじゃあ、言われる額のお金を貸すには全然たりませんなあ。」


「そこを曲げて何とかなりませんか?恩人にお返しがしたいんです!」


必死に頼む猫娘をじーっと見る主人は、ニヤーと笑う。
「娘さん。もう一度このリボンをつけてみせてくれませんかねェ?」

14974:03/08/12 00:56 ID:471xCHCR
言われて怪訝に猫娘はリボンを頭につけてみせる。
「娘さん、よく見ると、多少目はつり上がっているけど、なかなかの美人ね。」


「・・・・?」


「ウフフフフ、お金を貸してあげましょう。」
猫娘の顔が輝く。


「本当ですか?」


「ただし、今から味見・・・・いや、吟味して、あなたのかわいいボディが金に値するものであれば…の話ですが。」
15074:03/08/12 01:04 ID:471xCHCR
質屋の衝撃的な言葉に愕然となる猫娘。


「い、嫌よ! カラダを売るなんてっ!」


「そうですか? 別にかまいませんよ。他所へ行ってもリボンの値はうちと同じくらいの額しかださないでしょうよ。
 それに、恩返しの為にお金が是が非でも必要なんでしょう? 何もどこかの風俗店へ売り飛ばすわけじゃない。
 あくまで、あんたのカラダの価値を見るだけなんですから」
足元を見る信じられない質屋の言動・・・・。
しかし、老人のためにお金が必要な猫娘は質屋の出した書状に結局サインしてしまう。
15174:03/08/12 01:17 ID:471xCHCR

質屋のかんばんが下りたその日、
猫娘は奥の質札が貼られた数多くの物のそばに布団をしいた主人に寝かされる。
震える猫娘。
上半身裸の主人は「へっ、へへへへ、さぁ見せてもらいましょうかぁ。」
と、嬉しそうに猫娘のワンピースの襟元の3つのボタンを外す。

主人はボタンを外し終え、前を開くと猫娘の肌着が表れる。
ワンピースと肌着を同時に猫娘の両肩から外して胸下まで一気に降ろすと、
猫娘のふっくらとした胸を包む白いブラジャーが露になった。
15274:03/08/12 01:32 ID:471xCHCR

「もみもみ」
モミ
ブラジャーの上から猫娘の胸をつかんだ主人は、ブラのホックを外す。

ぷるん

猫娘のピンク色の乳頭のオッパイが晒された!
息が乱れる主人。
「はぁっはぁっ、イイ胸してますねぇ」
猫娘のナマの両胸を鷲掴みにして揉み始める主人。
モミモミ、モミモミ、モミモミ・・・・・・・


「いやあああん・・・・」


猫娘の悲鳴を無視して揉み続ける主人ー
モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ・・・・・・・
「ひっひーひっひっひっ・・・・」
15374:03/08/12 01:39 ID:471xCHCR
主人は猫娘のスカートをめくり純白のパンティを拝むと、
右手を猫娘の腰から後ろにやって柔らかな桃尻を触る。


「キャッ」


そのまま猫娘の上に乗っかり、右手をパンティから出し両腕でギュウッと彼女を抱きしめる主人。
15474:03/08/12 01:53 ID:471xCHCR
「予想してたよりもイイですなぁ、お嬢さんのカラダは…」

チュゥッ!
猫娘の左の首筋にキスする主人。
そのままチュッチュッと肩から下がり、主人は猫娘の両胸に顔を埋める。
ハムハムと猫娘のオッパイの柔らかさを貪り続ける主人。

やがて彼は猫娘のピンクの乳頭に吸い付いた!!
チュッ―!



「アッ!」


敏感な所を吸われビクっと反応する猫娘。
猫娘の反応を楽しみながら、乳首に吸い付き果敢に攻める主人。
唾液の音が猫娘の羞恥を揚げる―

チュウ、チュパッ・・・・チュク、チュ、チュ、チュ・・・・・・・



155名無しさん@ピンキー:03/08/12 09:22 ID:QAD95NN7
毛が抜けてただの名無しに戻りますた。
>>145氏さんくすこ

そろそろワンパタな、漏れのSSに飽き飽きしていた所なので
期待大ですな>>146(74)氏

ものすごく水木チックな話の流れ…(*´Д`)=3フハッ
リボンを質にとは、いと可愛らし
15674:03/08/12 21:03 ID:471xCHCR
>>154の続き


質屋の主人は猫娘のカラダをガバッと仰向けに寝かすと襟足から背中にかけてキスとしゃぶりをし始めた…。
「ん…」
猫娘の背中のしっとりと汗でにじんだ香りを嗅ぐ主人。


「あっ、いや、…あっ、あん…」


猫娘のブラジャー、ワンピーススカート、肌着を剥ぎ取り、背中を舐めながら下へさがる主人・・・・。
15774:03/08/12 21:12 ID:471xCHCR
仰向けの下で堪能してた主人は、
今度は猫娘のカラダをうつ伏せにして、自分は上半身を起こした。
そして、ついに・・・・猫娘のパンティに手が掛かった!

ぺろーん!

「ようし邪魔なこれも脱がしちまえーっ。」
猫娘の最後に残された純白のパンティも、彼女の大きな桃尻を見詰めながら、
主人は一気にずり降ろした。
15874:03/08/12 21:33 ID:471xCHCR
猫娘のパンティを両足から外し、脱がし終え、彼女を全裸にすると、
クンクンと猫娘の脱がしたてのパンティの匂いを貪るように嗅ぐ。

猫娘のパンティはオシッコの匂いと彼女のカラダの匂いがミックスして、
何とも言えぬ快感を質屋の主人の脳天にもたらした!

再び猫娘のカラダを仰向けにして、彼女の性器に目をやる主人!
「うひょーっ!!」
両の手の平をを顔の横で開き、より嬉しそうに猫娘の秘所を見つめる質屋の主人。

猫娘の膣は、まだうぶげが少し伸びた感じだが、若干の茂みが覆っており、
開き切ってはいないものの、蜜がタテスジから滴りかけていた・・・・。


猫娘の・・・・いや、乙女にとって1番大切な聖域が今、一人の汚れた心を持つ男の前に晒されているのだ!
しかも、男にとってある種、最も魅力的な状態で…。


まじまじと見つめた主人は、猫娘の秘所を完全に割る為に、そこに顔を近づけ、舌を入れた―
159あぼーん:あぼーん
あぼーん
16074:03/08/13 11:46 ID:p98EGztV


「ミューッ!!」


質屋の主人の舌が大切な所に入ったことを感じた猫娘は、たまらず悲鳴を上げた!!!
猫娘の薄い陰毛をつまみ、「ハフハフ・…」と主人が舌の力で猫娘のマンコを開くと、
そこから甘いフェロモンの香りと、蜜が溢れ出て来た!


「あっ、いやーっ、やめてーっ・・・・」


おぞましい感触に襲われた猫娘は泣きながら悲鳴を上げつづける・・・・
「ここでやめたら契約違反! お金は犯し…いや、お貸しできませんよ!うひひひひ」


「ひ、ひどいっ。」


猫娘の言葉など全く意に介さず、さらに攻めに入る主人。
彼は猫娘の秘所に口を付け、彼女の淫水をすすり始めた…


16174:03/08/13 21:45 ID:p98EGztV


「あ、あおぉぉぉぉぉぉん、はぁっ、はぁっ・・・・アハン・・・・」


両目から涙を溢れさせ、頭を左右に振り、悶え、喘ぐ猫娘。
彼女の膣に吸い付いてる主人の舌の動きが、彼の唾液と猫娘の蜜の音が混じり何ともイヤラシイ音色を立てている…。
ジュル、ジュクジュク、ニチャニチャ・・・・
羞恥心で頭がいっぱいの猫娘に浴びせ掛ける主人の言葉。
「いや〜っ、イイですよ。実にイイ! あなたの全ての味を知りたくなりましたよ。」
猫娘に抵抗の色がほとんど失せてるのをいいことに、主人は彼女のカラダをいたるところ舐め始める…。
162名無しさん@ピンキー:03/08/14 09:36 ID:plFf/GGM
163名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:10 ID:plFf/GGM
164名無しさん@ピンキー:03/08/15 03:25 ID:8Ih1Ha4n
http://www.shylolita.com/cgi-bin/potop.cgi?action=in&ACC=5113
62.94.14.248 , ip247-1-24.dialup.edisontel.com ?
165名無しさん@ピンキー:03/08/15 08:40 ID:+OSMOstk
166名無しさん@ピンキー:03/08/15 09:31 ID:+OSMOstk
167名無しさん@ピンキー:03/08/15 10:05 ID:+OSMOstk
168名無しさん@ピンキー:03/08/15 13:34 ID:+OSMOstk
169山崎 渉:03/08/15 16:11 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
170名無しさん@ピンキー:03/08/15 18:30 ID:+OSMOstk
171名無しさん@ピンキー:03/08/15 22:20 ID:y+Yvb7GL

|∧∧
|・ω・`)
|o神o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
|
| ミ
|    神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
172名無しさん@ピンキー:03/08/16 00:43 ID:ydoyvh5A
173104:03/08/16 06:46 ID:wnoI0RVa
74タン、キター!!

漏れはエチーは書けないんでうらやましいでつ。
随分ブランクがありましたが、74タンSSの後に>>104の続きを投下しまつ。
しかしもはや覚えてくれている人は皆無と思われ…
17474:03/08/16 11:00 ID:SP1iPNkb
>>161の続き


猫娘のカラダ全体を舐めつくし、彼女を己の唾液でベトベトにした主人は、
ズボンとパンツを下ろし、自分の隆起したイチモツを猫娘の顔の前に突き出す!



「キ、キャアァァァァァァァァ!!」


目の前にあるモノを見て、悲鳴を上げる猫娘。
そんな彼女の顔を両手で持ち、
「さあ、これを咥えてもらいましょうか。」
と、無理やり自分のチンポを猫娘の口に押し込む…。
175あぼーん:あぼーん
あぼーん
176名無しさん@ピンキー:03/08/16 11:52 ID:yr7Yk9ix
>>173(104氏)
そんな事無いでつよ。
>>174(74氏)の続き共々
気長にお待ちしておりまつ
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185名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:22 ID:Q4XXklDy
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187名無しさん@ピンキー:03/08/19 07:01 ID:6asfb9A3
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188名無しさん@ピンキー:03/08/19 08:04 ID:m9PBSQzr
削除人さん降臨しないかなぁ
>162辺りから広告が酷すぎる
189名無しさん@ピンキー:03/08/19 09:15 ID:O+VzNhFN
>>188
削除されるとログ詰まるから嫌だなあ
ログ詰まりかと思って再読み込みしたら実はdat落ちで、ログ消えちゃった経験あるし。
ブラウザで適当にNGワード設定してあぼーんしとけば快適よん
190名無しさん@ピンキー:03/08/19 09:34 ID:6asfb9A3
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191名無しさん@ピンキー:03/08/19 12:45 ID:6asfb9A3
中学生ヌード画像です!!
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19274:03/08/19 18:47 ID:naRvIDGp
>>174の続き

「さあ、しゃぶって下さい。お金が欲しいんでしょう?」

ジュル、チューッ、クチュクチュ、チュポチュポ、レロレロ・・・・

猫娘は口の中に入れられたモノをしゃぶる。
ざらざらした彼女の舌の感触を堪能する主人。

しばらくして―

「くーっ!」
ドピュッ

質屋の主人の精液が飛び出した!
ピュッ、ピュッ
猫娘の顔にそれを全部ぶっかける主人。
193名無しさん@ピンキー:03/08/19 18:50 ID:G5V/vunx
くーっ!
19474:03/08/19 19:14 ID:naRvIDGp


「あ、うん・・・・ハァハァッ・・・・」


ゴロンと横に寝転がり、顔に付いた粘っこい液体を舌で舐めながら、猫娘は思わず悩ましげなポーズをとってしまった!

息を乱れさす猫娘のその仕草に主人のイチモツは再び隆起し、脈打ち始めた。
主人は猫娘をうつ伏せのまま膝を立たせると、

ズズッ…

本来先ほどの液体を注ぐ場所・・・・猫娘の膣に後ろからイチモツを挿入した。


「ああああああっ!!! あにゃん、あふん、痛い! イヤッ、ダメェンン」


猫娘の悲鳴など意にかえさずに、ズヌルルルッ・・・・と奥まで入れる主人。
19574:03/08/19 21:52 ID:naRvIDGp
「私のカラダをゴチソウしてあげましょう…ヒヒヒ・・・・」


「―ひっ」


主人は態とカラダを突っ張らせると、腰を激しく動かしだした!
ぐちゃっ、ぐちゅっ、つぷっ・・・・
卑猥な音が突かれる感触とシンクロして猫娘の耳に届く。


「―あっあ・・・・、にゃぁ・・・・ん! はあはあ」


カラダの振動と比例して激しくゆれる猫娘のチチ・・・・
196名無しさん@ピンキー:03/08/21 19:47 ID:yJNbSjwR
74氏、イイ!!
続きの投下を…よろしく…おねが……ぁっ!、ぁぅっ!

つい、先走ってしまいますたw
19774:03/08/26 18:46 ID:erq54wIr

グググッと腰をすえつける主人。
「お嬢さん・・・・あんたの中、暖かいですな・・・・。」


「やぁ・・・・ン・・・・アッ。ンんっ、イ…嫌だ・・・・」


「よろしい、もっと強く攻めてあげましょう・・・・くすくす」
ペロリと猫娘の背中に舌を這わせると、ムギュウッと彼女の両乳房を鷲掴みにする主人。
ビクッとなる猫娘。


「ああぁっ・・・・!」


つつつ〜っと猫娘の桃尻から脚にかけて伝い落ちる彼女の淫水・・・・
19874:03/08/26 19:01 ID:erq54wIr
ズコッズコッズコッ、ズシュッズシュッ、パンパンパン・・・・


「あっ、あっ、あっ、・・・・アタシ…もう・・・・はあ、はあ・・・・はあっはぁっ・・・・」


「うっ」
熱い精液が猫娘の膣の中に発射された!!!!


「―!! にゃあぁっっ」


瞬間顔が猫化する猫娘!
後ろからで顔が見えず、彼女の正体を知らない主人は、そのまま精液を一滴残らず猫娘の膣の中に注ぎ込んだ。

全ては終わった。
猫娘は力尽きたが、意識は失わなかった。
「ふーっ! 満足満足」
と、己のイチモツを猫娘の中から引き抜くスッキリ顔の主人。
19974:03/08/26 19:16 ID:erq54wIr
約束の金を受け取り、質屋を出た猫娘の顔は暗く沈んでいた。
服を着ているので遠目にはわかりにくいが、
髪は乱れ、スカートの下に穿いているパンティも唾でベトベトのため、
猫娘は犯された嫌悪感でいっぱいだった。

それでも恩人一家が彼女のお金で喜んでくれたのを見て、それも少しは和らいだ。

質屋の主人は、閻魔大王の放った三虫の調査で間も無く不慮の死を遂げた。


そして、猫娘が鬼太郎に完全に心を開いてから、閻魔大王は鬼太郎にそれらの事を話した。

猫娘が鬼太郎にその過去を打ち明け、心安らかな気持ちになるのは、これから数日後の事である!


       ―終わり―
20074:03/08/26 19:20 ID:erq54wIr
何とか書き終えました。
2期猫娘の過去SS

最後、猫娘が救われるようにしましたが、まとまりがイマイチでお目汚しでした。

どなたか、このSSのイメェジ画を描いて下さるお絵かき職人さんの降臨キボンです。
201名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:50 ID:JSjZpppK
この2、3日書き込みが無いのでageます。
202名無しさん@ピンキー:03/08/29 16:16 ID:zfKLdkIh
203104:03/08/31 16:27 ID:iMY2ZIcz
74タン乙ですた。二期の猫娘のイイ!ハアハアしますた。
なんかここ数日板が死んでますね。
書き込みが無いのも寂しいので、>>104の続きSSを投下させてもらいまつ。
お目汚しですが…
204104:03/08/31 16:28 ID:iMY2ZIcz
「はーあ。」
鬼太郎の家からの帰り。猫娘は大きくため息をついた。
「足手まとい、か」
いろんな事が、猫娘の小さな頭の中を巡った。
鬼太郎を夏祭りに誘えなかった事。佑子ちゃんの手伝いをしている事。…そして以前から、気にしていた事。
こなきじじいや砂掛けばばあのような特殊能力も無い。
一反もめんのように空を飛べるわけではないし、ぬりかべのように身を盾にして守る事も出来ない。目玉のオヤジのように、
妖怪についての知識が深いわけではなかった。
猫族の中には強い妖力を持つ者もいた。しかし自分は、鬼太郎と比べたら妖力は格段に低い。
鋭い牙と爪、俊敏な身のこなし…自分が持っているのは、これだけだった。
自分は鬼太郎の役に立てたことはあるのだろうか。いつも鬼太郎に助けてもらってばかりだった。
いままでは、それが純粋にそれが嬉しかったのだ。自分を庇いながら戦ってくれる鬼太郎を見て、自分は大切な仲間なのだと実感できた。
しかし、これでは人間の女の子と何ら変わりない。いや、鬼太郎が「人間と妖怪の共存」を望んでいる事を考えると、鬼太郎が大切にしている
人間であり、妖力を持たない彼女たちには、傍にいて、守られる理由があった。
それでは自分は?仲間、というのは…何か違う気がした。

いつもの猫娘ならば、ねずみ男の言う事など一蹴して終わっていたのだ。気にもとめなかった。
本当は小さな、本人も気付かないほどの、小さな小さなやきもちだった。
しかし、その感情をを嫉妬と名付けて片付けるには猫娘は幼すぎたのだ。

「私って、鬼太郎にとって何なんだろう…」
205104:03/08/31 16:30 ID:iMY2ZIcz
「鬼太郎さん、おつかれさま!」
境内の飾り付けも終わり、ようやく一息ついて鬼太郎が汗を拭うと、佑子が冷えたジュースを差し出した。
「ありがとう、佑子ちゃんもおつかれ様。何とか形になったね。」
「ごめんね、鬼太郎さん。淳君と翔太君、二人とも田舎のおばあちゃんちに帰っちゃってて。鬼太郎さんに二人の仕事、全部押し付けちゃって」
鬼太郎は佑子の差し出したジュースを受け取ると、境内の石段に腰を下ろした。
「いいんだよ、気にしなくて。それより…お祭りには二人とも戻ってこれるのかい?」
「うん。淳君も翔太君も、お祭りまでには帰って来れるって云ってた」
「そうか。みんなで参加したいよね。」
鬼太郎に倣って腰を下ろした佑子は、缶ジュースのプルトップを引くと一気に飲み干した。
「…おいしい!喉渇いてたんだあ。ねえ、鬼太郎さんも、来てくれるよね?」
「もちろん、参加させてもらうつもりさ。」
「よかった!猫娘さんも来てくれるよね。浴衣着るのかな…きっと、かわいいだろうね〜。」
「…そうだね」
私も負けないようにおしゃれしなきゃ、そんな佑子の仕草に小さく笑うと、鬼太郎は頷いた。
206名無しさん@ピンキー:03/08/31 19:02 ID:pwVTj8wg
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
続きをお願いシマツ
207名無しさん@ピンキー:03/09/01 05:02 ID:60uwAa4h
ヤターヽ(´∇`)ノ
続き、期待してます。
猫娘たんの浴衣(*´Д`*)ハァハァ
葛藤する猫娘たん、ガンガレ!
208104:03/09/01 20:19 ID:IbOodBv6
206タソ、207タソ、ありがとうございまつ。しかしこの板でエロ無しは許されるのでしょうか・・・
その上やたら長くなってしまうので、Uzeeeeeeと感じたら忠告キボンヌ・・・
209104:03/09/01 20:21 ID:IbOodBv6
祭りの手伝いを終えた鬼太郎と目玉のオヤジは、ゲゲゲの森にある自宅への帰路を、夏の青草を踏み鳴らしつつのんびりと歩んでいた。
日中のうだるような暑さは顔を隠し、ヒグラシの鳴き声と頬をゆるく撫でる風が、短い夏の終わりを告げていた。
「ふーう。やれやれ、意外と大掛かりな祭りになりそうじゃのう。」
「ええ。期待できそうですね。」
家に帰って茶碗風呂にでも入るとするかのう、と呟く父親の言葉に返事を返そうと上げた視線の先で、ピンクのリボンが揺れた。
「あれ?猫娘だ。」
足音も立てずしなやかに歩く姿。しかし相手は何か考え事をしているらしく、俯いたままこちらに向かってくる。鬼太郎には気付いて無いようだ。
いつ気がつくだろう、と声をかけずに立ち止まってみたが、一向に気付く気配が無い。
とうとう鬼太郎の脇を通り過ぎてしまいそうになったので、あわてて引き止めた。
「猫娘」
「にゃあッ!?」
誰もいないと思っていた自分の真横から急に声を掛けられて、猫娘は少々毛を逆立てて後ずさった。
「き、鬼太郎…」
210104:03/09/01 20:22 ID:IbOodBv6
声の主が鬼太郎だと分かり、猫娘は肩の力を抜いたが、すぐに表情を強張らせた。今まさに考えていた相手が目の前にいるのだ。
いつもと様子の違う猫娘に鬼太郎は少し怪訝な顔をしたが、もしかして驚かせてしまったのかも知れないと思い直し、努めて穏やかに話し掛けた。
「ゲゲゲの森から来たようだけど、もしかして僕になにか用事でもあったのか?」
「え?…あ、えっと…」
「もしそうだったなら、ごめんよ。せっかく来てくれたのに。じつは佑子ちゃんに頼まれてお祭りの準備を手伝っていたんだ」
お祭り、と鬼太郎の唇が単語を紡ぐと、猫娘は弾かれたように顔を上げた。
…聞きたく無い。
「それでぜひ夏祭りにも来て欲しいって佑子ちゃんが…猫娘?」
続きを聞きたく無い。その理由が猫娘には分からなかった。なぜ聞きたく無いのか。聞いてしまったらどうなるのか。
そして、自分はどんな言葉を返してしまうのか。
猫娘は、自分でも制御のできない感情を必死で否定していた。理解したくない。なぜかとても怖かった。
本当に様子のおかしい猫娘にとうとう鬼太郎が眉を顰めて言葉を止めたのにも気がつかない程。
「ごめんね、鬼太郎…!」
猫娘は鬼太郎を置いて駆け出した。何に謝っているのか、何故逃げるのか、なにもかも分からないまま。
「おい猫娘、どうしたんだ?…猫娘ー!!」
完全に不意をつかれた鬼太郎は、追いかける前に姿を消した猫娘を、呆然と見送っていた。
しばらくその姿勢のまま固まっていたが、やがてため息をついて頭上に乗った父親を見やった。
「いったい猫娘のやつ、どうしたんでしょう?」
ふーん、と目玉のオヤジは顎に手を当てて考えていたが、やがて苦笑するように鬼太郎を諭した。
「鬼太郎、女の子はいろいろと悩みがあるもんじゃ。今度ゆっくりと聞いてやるといい。今はそっとしておいてやれ」
211名無しさん@ピンキー:03/09/01 21:13 ID:wwG1GdQe
気にスンナ!104タソ
エロばかりが大人版じゃないだろう
Uzeeeeee…と感じる香具師はスルーするのが基本

漏れは座して続きを待ってマツ(*´Д`)ホクホク
212名無しさん@ピンキー:03/09/01 21:56 ID:z0ZnUQQd

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213104:03/09/03 03:34 ID:ywvqzhtP
>211タソ、サンクスコ。ここの住人になって初めて、漏れは感動してるよ。
マンセーくれた211タソのためにもがんばりまつ。

あんまりカキコが無い日が続いたのでチョトageてみたら早速広告が。
スンマソ、今後はsageでいきまつ。
214104:03/09/03 03:37 ID:ywvqzhtP
鬼太郎から逃げ出した猫娘は、都会の喧騒の中に紛れていた。
考え事をしたい時や、もやもやした気分を抱えてしまった時、猫娘はいつもこうして人ごみの中を流されるように歩くのを好んだ。
静かな森の中では、いろんな感情を抱え込んでしまうから。こうして人ごみに紛れて歩いていればいつかこの感情も押し流されて消えるはず。
「私、どうしちゃったんだろう。あんな態度…」
酷いよね、と小さく呟き、俯いた。鬼太郎を不快にさせてしまったかも知れない。
鬼太郎がたくさんの人たちに慕われること。それは、自分にとっても誇りだったはずなのに。
どうしてあんなに、苦しくなったのだろう。
まるで、自分の影を追うように、猫娘は不可解な感情の答えを探していた。けれど、影は追えば追うほど逃げて行く。
「…はぁ」
なんとかさんざめく己の心を押さえようと、猫娘は深いため息を吐いた。
「どうしたの?」
「…!?」
急に声を掛けられて顔を上げると、そこには自分を同じ年齢程の少年が、こちらをまっすぐ見つめていた。
声をかけられたのにも驚いたが、声をかけてきた少年の容貌にも驚いた。
白に近い明るい金髪と、サファイアのような深い青の瞳。肌は抜けるように白く、愛らしい天使のようだった。
猫娘が驚いて立ち止まると、その冷たいほど澄んだ瞳を、優しく眇めた。
「驚かせたかな?…なんか元気無いみたいだから、つい」
ごめんね、と少年が微笑むと、猫娘は目を奪われていた自分を恥じるように、小さく首を振った。
「ううん、大丈夫。あなたは、誰?」
「僕の名前はヴィス。…きみは?」
私は、と言いかけて、猫娘は口を噤んだ。妖怪、と言っても信じてもらえるだろうか。
「名前を教えてくれないの?」
少年はそう云うと、少し寂しげに首をかしげた。うそを吐いてしまおうか、とも思ったが、なんとなくそうはしたくなかった。
「私は…わたしは、猫娘、って言うの」
猫娘、と少年は小さく呟き、やがて顔を上げてにっこりと微笑んだ。
「うん、とても可愛い名前だね。猫娘か」
215104:03/09/03 03:39 ID:ywvqzhtP
「えっ!?…猫娘って妖怪だったの?」
自分の名前を言っても、妖怪だと気がつかない少年を不信に思い、猫娘は自分から妖怪であることを告げた。
ここは都会のオアシス。小さな公園には人影も無く、夜の静寂が支配していた。
青い街灯に照らされたブランコに乗って猫娘の話を聞いていた少年は、驚きを隠せない表情で目を見開いた。
「うん。でも、名前云ったから分かるかな、って思ったんだけど」
猫娘が少年を見つめると、彼は膝の上に視線を落とし、静かにブランコをこぎ始めた。
「ごめんね。実は僕…フランスから来たばかりで、日本の女の子の名前が、どう云うものなのか分からないんだ」
でも意味はわかるから、さっきのはお世辞なんかじゃないよ、とあわてて弁護した少年の様子が可笑しくて、猫娘は小さく笑った。
その猫娘の表情をみて、少年は満足そうに笑う。
「うん、思ったとおり、猫娘は笑っているほうがtre`s mignonだよ」
「とれみにょん?」
「とても可愛い、って意味だよ」
少年の恥ずかしがる様子も無いまっすぐな誉め言葉に、大きな目を瞬かせると思わず猫娘は少年から視線を外し、赤面して俯いた。
首筋まで朱に染まっているのが、ほの暗い街灯と微かな月の光の下にいても分かった。
「…ありがと。あんまりそんなこと云われた事ないから」
「どうして?こんなに可愛いのに。」
自分の発言を、臆することなくさらりと唇に上らせるその様子が、なんとなく鬼太郎に似ている、と思った。
鬼太郎も、時折こちらがびっくりするような事を平気で云うのだ。自信に裏付けされた純粋な鬼太郎の言葉は、嘘が無く心地よいものだった。
しかし、このままにしておくと際限なく羞恥心を煽るような言葉を続けそうな少年に、猫娘は慌てて立ち上がろうとした。
216名無しさん@ピンキー:03/09/03 17:45 ID:henSA+dO
ソレカラソレカラ?(*・∀・)=3・・・ドキドキ
217104:03/09/03 22:09 ID:3tDkahzq
>216
マダマダ長いでつYO・・・良かったら最後までお付き合いキボン
218104:03/09/03 22:10 ID:3tDkahzq
「…ねえ、猫娘?」
「何?」
「さっきは、どうしてあんなに寂しそうに歩いていたの?」
よかったら、聞かせて欲しいと、さっきの少年からは想像もつかない程真摯な声で問い掛けた。
立ち上がりかけた猫娘の行動を、まるで見透かし、引き止めるかのような少年の言葉に、かすかに猫娘の表情が翳る。
その空気を感じ取ったらしい少年は遠慮がちに、それでもよく通る声で言葉を紡いだ。
「もしかして、友達と喧嘩でもした?」
「…喧嘩じゃ、ないわ」
そう。喧嘩ではない。第一、鬼太郎とじゃ喧嘩にならない。
鬼太郎はいつも自分より大人びていて。…誰にでも優しかった。
「私が、変なの。…その人に迷惑かけてるんじゃないか、とか。私のことどう思ってるのかな、とか。変なことばかり考えちゃって」
だれにも話さないつもりだったのに、まるで待ちわびていたかのように言葉が溢れてくる。
こちらの話を真剣に聞いてくれる少年に縋るように、猫娘は言葉を続けた。
「その人が他の女の子と仲良くしてると、何となく悲しくなって…大切な友達なのに、変だよね?私、こんな気持ちイヤ…」
暫く、俯いたままの猫娘の横顔を見つめていた少年だったが、やがて小さく笑った。
219104:03/09/03 22:10 ID:3tDkahzq
「…変じゃないよ」
猫娘は弾かれたように顔を上げた。少年の目は、月の色を映して、淡く輝いていた。
「君は、その人が好きなんだ。好きだから、全部欲しくなっちゃうんだよ。ちっとも変じゃない、普通のことだよ」
変じゃない、普通のこと…その言葉を、猫娘はかみ締めるように呟いた。自分は、鬼太郎を独り占めしたいのだろうか。
「猫娘にとってその人だけは特別なんだ。…だから、大丈夫だよ。そんなに悩まなくても。僕だって、特別な人ができたら、きっとそうなるよ」
猫娘は、少年の言葉を聞いて少し気持ちが落ち着くのを感じた。急に自分が嫌な女の子になってしまったかのように感じていたが、そうではない、と少年は言った。鬼太郎は自分にとって特別。だからそんな気持ちになったのだと。
「…だけど、いいな…」
少年の言葉に、真剣に耳を傾けていた猫娘は、少年の表情が急に曇ったのを見て、訝しげに首をかしげた。
「どうしたの、ヴィス?」
「僕には友達がいないんだ。日本に来て、この外見のせいでみんなにいじめられるし。髪や、目の色が違うだけなのにね。」
少年は寂しそうな笑顔を浮かべ、言葉を続けた。
「だからね、羨ましいんだ。猫娘みたいな女の子に、そこまで好かれているその人がね」
「そうなんだ…。でも大丈夫、ヴィスにはもう、たくさんの友達がいるわ!」
猫娘は立ち上がると、ブランコの鎖を握った少年の手に手のひらを重ねた。
突然の猫娘の行動に、少年の濃い青の瞳が見開かれる。
「鬼太郎に、目玉のオヤジさんに、おばば、こなき爺に、ねずみ男…はやめといたほうがいいわね。ぬりかべ、いったんもめんでしょ、それに、私も友達!」
みんな妖怪だけど、と苦笑いを受かべる猫娘を、暫く呆然と見つめていた少年は、みるみるうちに笑顔になった。
「本当?うれしいよ。…でも、僕急にたくさんの友達と話すのは自信がないな…」
「大丈夫よ。みんな優しい妖怪だから。でも、そうね。私もヴィスの事よく知らないし、まずは私から友達になりましょう」
「うん。ありがとう、猫娘」
22074:03/09/03 22:25 ID:O8UgwBy6
>>104

がんばってくださいね。
私のがお粗末なもので板が死んでしまいそうになったみたいですから。

22174:03/09/03 22:33 ID:O8UgwBy6
>>219
>ねずみ男…はやめといたほうがいいわね

これイイですね。
222名無しさん@ピンキー:03/09/04 08:02 ID:TTBbkk46
74タソ>
>私のがお粗末なもので板が死んでしまいそうになったみたいですから。

そんな事無いでしょ。夏休みシーズンで、どこの板も静かダターよ

74タソのSS、漏れは萌えたYO

104タソの続き投下も待ってまつ
ガンガレ
223104:03/09/04 20:17 ID:mHhYuH4t
>74タソ
222タソの云うとおりだYO!漏れも(;´Д`)ハァハァしますたYO!
漏れには夏休みなど無かったけど、結局8月中はずっとこれなかったし。
住人が少なかっただけだと思われ。
漏れも74タソを見習って、せめてチューぐらいは書きたいと云って見るテスト
224104:03/09/04 20:19 ID:mHhYuH4t
数日後。妖怪ポストにも手紙は無く、特に事件は起きてない。今日は曇り空で、日差しこそそれ程強くなかったが、じわりとした生ぬるい空気が漂っている。
明日を夏祭りに控え、夕方、鬼太郎は家で過ごしていた。しかし、毎日一度は顔を覗かせる猫娘が、あの日以来、鬼太郎の家には来ない。
この前様子がおかしかったのもずっと気にかかっていた。父親はあのとき何か気が付いていたようだったが、特に何も言わなかった。
足を組んだまま寝転がり、窓辺で眠るでもなくぼんやりしていた鬼太郎は、父親に風呂の用意を頼まれて起き上がり、枕もとに置いてあった服を羽織った。
「父さん」
「ん?なんじゃ、鬼太郎」
「猫娘、最近顔をみせませんね」
「そうじゃのう、明日は祭りだと云うのに。鬼太郎、誘いに行ってやったらどうじゃ」
父親の言葉に、鬼太郎はめずらしく迷いの色を浮かべ、答えないまま立ち上がってやかんを持ってきた。
卓上に伏せてある椀をかえし、父親が入るのを手伝ってやりながら、昼間沸かして温くなった湯を注ぐ。
「…もしかしたら、誰か他の友達と行くのかもしれませんね」
ぽつりと鬼太郎が呟いたのを、目玉のオヤジは、表情に出さないまでも大変微笑ましい気持ちで見やった。
子供だと思っていた息子が、日々成長している。男手一つで必死に育てたため、その感動はひとしおだ。
人間と仲良く暮らしたい、そんな鬼太郎と目玉のオヤジを心から理解してくれる妖怪は決して多くなく、その道は楽ではなかった。
故に、何度も危機を迎えたが、鬼太郎の傍にはいつも、あの明るい娘がいてくれたのだ。とても感謝していた。
「もしそうだとしても、一緒に行けばいい。今からでも遅くはないじゃろう。わしも付き合うぞ」
「はい。そうですね、父さん」
父親の言葉に鬼太郎はようやく笑みを浮かべた。先ほどの迷いはもう、消えていた。
225104:03/09/04 20:20 ID:mHhYuH4t
鬼太郎は父親と共に夜の街に入ってゆく。歩く人々は皆、こんな時間に子供が歩いていることにも気付かない。
仕事帰りのサラリーマンやOL、学生達の間を縫うように、人ごみに紛れて猫娘の妖気を辿った。
妖気に導かれ、たどり着いた場所は、都会の一角にある小さな公園だった。
ブランコの上に、猫娘はいた。誰かと一緒にいるようだ。しかし、夜がふけたこの時間帯には他に人もおらず、ひっそりとしている。
「誰と喋っているんでしょう?…人間の、男の子ですね」
「…あの影は…!!いかん!鬼太郎!あやつはヨーロッパの悪魔、インキュバスじゃ!」
「インキュバス…?」
雲間から覗く月が、とても楽しそうに談笑しているふたりを照らしていた。しかし、その少年らしきものの影をみやり、鬼太郎は息を飲んだ。
長く伸びたその影は、あきらかに”人外の者”の形をしている。猫娘に向かって笑いかける優しげな少年とは、似ても似つかなかった。
「美しい少年や青年の姿で夢の中に現れて女性を惑わし、惑わした女性の生気を吸い取り続け、最後には魂を食ってしまう恐ろしい悪魔じゃ。」
「くそっ!猫娘、そいつから離れるんだ!!」
父親の言葉を聞き終わる前に、鬼太郎は猫娘に向かって駆け出していた。
急に鬼太郎に名前を呼ばれ、猫娘は驚いて顔を上げた。
「き、鬼太郎?目玉のオヤジさんまで…どうしてここに?」
「…猫娘、そいつはインキュバスという悪魔だ」
「影を見れば分かるはずじゃ!…しまった、月の光が…!」
猫娘は足元を見やったが、月は雲間に隠れてしまっており、薄暗い明かりの下では影が判別できなくなっていた。
22674:03/09/04 20:48 ID:1TQwo1sM
>>104氏と>>222氏のおかげで少し気が楽になりました。

後、絵師さんが降臨してくだされば嬉しいのですが
拙2期猫娘SSをどういうイメェジで読まれたか興味あるので

>>104氏続き楽しみです。
227名無しさん@ピンキー:03/09/05 08:47 ID:3Sb7nIng
>104
ネズミ男でサキュバスだったら、もう喰われてますね(w

鬼太郎の微妙な心境に萌え
パパタソでなくても、感動しまつ

絵師さんは、忙しいと降臨難しいかもしれないですよ。
読み手はともかく、SSは少しずつでも描きためてからの投稿も出来ますが、御絵となるとそうもイカンデショウナ。
228104:03/09/05 20:50 ID:QaggHuHh
>74
スンマソ、SSで萌えさせていただいたお礼に、何か描ければいいんでつが、
うちにはスキャナが無いのでいかんともしがたいでつ…
こんなとき神毛目玉タソがいてくれたら…再降臨激しくキボンヌ

>227
ねずみ男ならまさに 
瞬   殺 でつ。会ったその日に吸われていまつ。骨まで。
猫娘には煩悩が無いので、惑わされていないんでつよ。
229104:03/09/05 20:52 ID:QaggHuHh
「影って…なに云ってるの、鬼太郎?急にそんな事…」
鬼太郎の言葉に、猫娘は戸惑っていた。鬼太郎の事は信じたい。でも、この少年が悪魔だとも思えない。
落ち込んでる自分を励まし、優しく勇気づけてくれた。友達ができて嬉しいと微笑んだ少年。
「あの人が、鬼太郎さん?でも、…嫌われちゃったみたいだね。僕にはやっぱり、友達なんてできないんだ…」
少年の言葉に猫娘は小さく息を飲んだ。やがて意を決したように顔を上げ、鬼太郎に訴えた。
「鬼太郎、違うの!この子は悪魔なんかじゃないわ!外国から引越してきて友達がいないことずっと悩んでて…それに私のこと励ましてくれたのよ!!」
猫娘の言葉に、鬼太郎も戸惑いを見せた。確かに、少年からは妖気を全く感じないのだ。大人しそうな外見も手伝い、少年が悪魔だとはにわかには信じがたい。
こうして影が見えない状態では、何かの見間違いだったような気さえしてくる。思わず戦闘姿勢を解いた鬼太郎に、目玉オヤジの叱責が飛んだ。
「ばかもん!惑わされるんじゃない!!インキュバスは月の光に照らされた影でしか判別できん、変化自在な悪魔じゃ!人間に化けて妖気を隠す事など、造作も無い事なんじゃぞ!」
「…!!猫娘、こっちに来るんだ!」
「嘘よ!だって…」
「お願いだ!父さんを…僕を信じてくれ。君に何かあったら、僕は…!」
「鬼太郎…」
苦しげに言葉を紡ぐ鬼太郎に、猫娘が思わず足を進めそうになった刹那、背後から奇形の腕が伸びてきて猫娘の身体を抱え込んだ。
「猫娘!!」
230104:03/09/05 20:54 ID:QaggHuHh
鬼太郎の叫びも、驚愕と恐怖にかき消される。
「…っ!?」
自分の掠れた声と鼓動が耳元に響く。おそるおそる振り返るとそこには異形の悪魔がおぞましく醜悪な笑みを浮かべていた。
蝙蝠のような羽と長い耳、鼻は大きく鷲鼻で、皮膚は土気色をしている。先端がスペードのような形をした長い尻尾を、いやらしく揺らしていた。
そこにはあの少年の面影などどこにも無い。
禿げ上がった頭の後頭部から流れる髪と、裂けたように細い目の中にらんらんと輝く瞳が、唯一少年のヴィスと同じ色をしていた。
「もうちょっとで夢の中に入り込めたのに。よくも邪魔してくれたな…」
「だました、のね…!」
恐怖に歯の根が合わなくなりそうになるのを必死で押さえて、猫娘は悪魔を睨み付けた。
そんな猫娘に悪魔は、大げさな表情で心外だ、と呟いた。
「僕は嘘なんかついてないよ。友達がいないのも本当さ。…ただし、せっかく友達ができても、」
悪魔は猫娘の耳元に顔をよせ、つり上がった薄い唇で囁くように行った。
「俺が全員食っちまったからなんだけどなぁあ…!!」
「猫娘を放すんだ!!…髪の毛針!!」
鬼太郎が髪の毛針を放つと、悪魔は羽を広げ、攻撃を全て受け流した。
「おいおい、あぶねえな…。猫娘に当たったらどうすんだよ、なあ?」
「…っ、鬼太郎…!」
蛇の様に先端の割れた舌で、猫娘の耳元をぞろり、となめ上げる。猫娘の悲痛な声に鬼太郎は逆上し、後方に下がって下駄を仕掛けかけた。
「待て、鬼太郎!攻撃してはならん!きゃつは猫娘を盾に、攻撃をかわすつもりじゃ!」
「くそっ、一体どうすれば…!」
「五芒星じゃ!五芒星を切って、きゃつの力を封じるんじゃ!」
鬼太郎が父親の言葉に攻撃を躊躇っていた隙を突いて、悪魔は凄まじいスピードで間合いを詰めた。
突然の事態に避ける暇も無く強烈な妖力の攻撃をまともに食らう。
「ぐあっ!!」
「ひゃあ!き、鬼太郎!」
衝撃を受け止めきれずに、鬼太郎の身体は後方に吹っ飛び、アスファルトに嫌というほど叩き付けられた。
脳震盪を起こしかけた鬼太郎は、それでも頭を軽くふり立ち上がった。
「…っ、父さん、危険です。下がっていて下さい」
23174:03/09/06 00:08 ID:6YiWiKiM
>五芒星
>>104
これって、一刻堂(京極堂=中禅寺秋彦の遠縁)直伝の陰陽道の術のことですか?
232104:03/09/06 01:35 ID:/CgtJO4U
>74
そういえば一刻堂もアニメで使ってましたね。
でも、五芒星は一刻堂だけが持ってるで術はないんでつよ。
あとで鬼太郎が使うので、あんまり説明はいらないかと思ったんでつが、ご質問いただいたので簡単に説明しまつ。
------------------------------------------------------------------------------------------
五芒星とは

ペンタグラム、ペンタクル ( pentagram、pentacle、pentangle )、ソロモンの星。
要するに五角形の星のこと。芒とは稲の先端の事。転じて針先、光の先端という意味を持つ。

日本においては五芒星は古くから知られ、阿部清明の清明桔梗文などが存在する。
中国では木、火、土、金、水という、いわゆる五行説など、五という数字を特別視しており、この考え方が陰陽道に影響している。
陰陽道では五芒星をセーマン、九字をドーマンといい、前者は安倍晴明、後者は芦屋道満に由来するともいわれている。

この五芒星は、地に存在せし元素の諸力を制御する鍵として用いる事が多い。上部の頂点が霊と対応し、
以下、時計回りに各頂点が水、火、地、風の四大(下段※)と対応する。
五芒星を切る事によって、下等の生物を統治できるとともに、より優れた力が授けられる。
五芒星は精霊の頂点を上方向に正しく描いた場合は、物質的力に対する霊(精神)的力の優位性を、
下向きに逆向きに描いた場合は霊(精神)的力に対する物質的力の優位性を指し示す。
五芒星を霊的力の召喚に用いる場合は、各対応する頂点の逆方向から描き始める。
力の退去に用いる場合は各対応する頂点から描き始める。
六芒星が天空=「大宇宙」を意味するのにたいして、五芒星は「人間」という小宇宙を意味する。

参考:skepdic
------------------------------------------------------------------------------------------
ちなみに悪魔君が召喚の儀式に使ってるのが六芒星(ヘキサグラム)でつ。
今回、鬼太郎は五芒星を使いまつが、べつに一刻堂が教えたわけじゃなくて、もともと知識として知っていたんでつ。
で、実際にインキュバスやサキュバスは、ペンタグラムを用いて祓うそうです。
ながながと失礼しますた。
233名無しさん@ピンキー:03/09/06 13:03 ID:zkUgP99d
104タソ
ためになりますた(・∀・)/
234104:03/09/07 19:40 ID:4ZhXM5+/
>233タソ
いえいえ、漏れもこのSS書くのに調べたんで付け焼刃でつ。
鬼太郎はわりと、なんでもアリなので、せっかくだからいつものパターンとは違う戦い方をしてもらいまつ。
235104:03/09/07 19:41 ID:4ZhXM5+/
「くくく…頑張るねえ、prince?」
悪魔は心底愉快そうに嫌な笑みを浮かべると、戯れのように鬼太郎の周りに妖力の攻撃を放つ。
どうやら遊んでいるようだ。威力はそれほどでもないが、まともに食らえば大ダメージは避けられない。
鬼太郎はその執拗さに辟易しつつ、それでもギリギリのタイミングで攻撃をかわし続けた。
「…飽きたな。そろそろ死ねよ」
はじめはじわじわと嬲り殺すつもりだった悪魔も、逃げ回る鬼太郎の素早さに苛立ちを隠せなくなってきた。
悪魔は指先に神経を集中し、妖力を全開にした。鬼太郎に逃げ場を与えないつもりで攻撃態勢に入ったのだ。
しかし、悪魔が指先に妖力を充填しかけた一瞬の隙を付き、猫娘は鋭い爪で悪魔の顔面を思い切り引っかいた。
「…!なに…っ!?」
悪魔が思わず腕の力を緩めると猫娘は見事な脚力で悪魔の腹を蹴り、鬼太郎の元へと走った。
「鬼太郎!」
鬼太郎は、駆け寄る猫娘を背後に庇うと、前を向いたまま猫娘に声を掛けた。
「猫娘…よかった。けがは?」
「大丈夫。鬼太郎、ごめんね…」
「心配ないよ、猫娘。父さんを頼む」
鬼太郎の言葉に従い、目玉のオヤジを肩に乗せて猫娘は後方に下がった。
思いも寄らない反撃を受けた悪魔は、怒りに燃えた瞳で鬼太郎たちを見据え、ゆっくりと体制を整えた。
「下等妖怪が…やってくれるじゃねえか。楽には殺らねえぜ?」
「そう上手く行くかな。…生憎、僕は怒ってるんだ」
悪魔とは反対に、鬼太郎は冷静に両足のスタンスを広げた。その顔は涼しく、怒りの表情などは伺えないが、父親や猫娘は知っていた。
鬼太郎の表情が無くなった時は、烈火のごとく怒っている時だと。
そのような事実に気付くはずも無い悪魔は、突然揺れだした視界に戸惑っていた。
目の前が霞み、必死に目を凝らそうとする悪魔をあざ笑うかのように、遠くから鬼太郎の声が響いた。
「…さて、行こうか」
236104:03/09/07 19:41 ID:4ZhXM5+/
そう呟いた鬼太郎の目に映っていたのは、暗い焔と、僅かな憐憫と、悪魔。
その瞳に僅かな焦りを感じた悪魔は必死でもがこうとするが、鬼太郎の言葉に答えるかのように、その身体は微動だにしなかった。
「五芒星…ペンタグラムか!?ふざけやがって…!このクソガキがああ!!」
ようやく鬼太郎の真意に気付いた悪魔は、目前の恐怖から必死に目を逸らし、搾り出すように吼えた。
ざわざわと、かつて人として生きていた者達の、声なき声。
その声は、空を這いずるかのように重々しく、ゆったりと、確実に迫っていた。
徐々に、その数を増やしながら。
やがて、永遠の重苦にもがき蠢く死霊達の声が、餌の匂いを嗅ぎ付けて歓喜の雄叫びに変わる頃、悪魔は恐慌状態に陥っていた。
闇の向こうからその姿を表した、死霊たちの無数の腕。

「悪いけど、お前には”消滅”してもらう。…僕を怒らせたのが、運の尽きだったな」

それらは、目の前の餌を何とか我が物にしようと、先を争い凄まじい速さで悪魔に襲かかった。
声をあげる暇さえ与えられなかった悪魔は、死霊達に飲まれながらも、唯一動く眼球で鬼太郎を見やった。
見たもの全てを呪い殺すかのような、凄まじい怨念の篭った視線。
それを平然と受け止め、生きたまま食われて行く悪魔を、鬼太郎は眉一つ動かさず見つめていたが、やがて静かにきびすを返した。

カラン、と小さく、下駄が鳴る。
少年特有のしなやかな足先を、すでに光を失った悪魔の瞳が映していた。
237104:03/09/07 19:48 ID:4ZhXM5+/
す、スンマソ!!コピペミスでつ!
これじゃ何のことかわからん…!もっかい投稿しなおしまつので、上記二つの
SSは無視してください。マジスマソ
238104:03/09/07 19:49 ID:4ZhXM5+/
「くくく…頑張るねえ、prince?」
悪魔は心底愉快そうに嫌な笑みを浮かべると、戯れのように鬼太郎の周りに妖力の攻撃を放つ。
どうやら遊んでいるようだ。威力はそれほどでもないが、まともに食らえば大ダメージは避けられない。
鬼太郎はその執拗さに辟易しつつ、それでもギリギリのタイミングで攻撃をかわし続けた。
「…飽きたな。そろそろ死ねよ」
はじめはじわじわと嬲り殺すつもりだった悪魔も、逃げ回る鬼太郎の素早さに苛立ちを隠せなくなってきた。
悪魔は指先に神経を集中し、妖力を全開にした。鬼太郎に逃げ場を与えないつもりで攻撃態勢に入ったのだ。
しかし、悪魔が指先に妖力を充填しかけた一瞬の隙を付き、猫娘は鋭い爪で悪魔の顔面を思い切り引っかいた。
「…!なに…っ!?」
悪魔が思わず腕の力を緩めると猫娘は見事な脚力で悪魔の腹を蹴り、鬼太郎の元へと走った。
「鬼太郎!」
鬼太郎は、駆け寄る猫娘を背後に庇うと、前を向いたまま猫娘に声を掛けた。
「猫娘…よかった。けがは?」
「大丈夫。鬼太郎、ごめんね…」
「心配ないよ、猫娘。父さんを頼む」
鬼太郎の言葉に従い、目玉のオヤジを肩に乗せて猫娘は後方に下がった。
思いも寄らない反撃を受けた悪魔は、怒りに燃えた瞳で鬼太郎たちを見据え、ゆっくりと体制を整えた。
「下等妖怪が…やってくれるじゃねえか。楽には殺らねえぜ?」
「そう上手く行くかな。…生憎、僕は怒ってるんだ」
悪魔とは反対に、鬼太郎は冷静に両足のスタンスを広げた。その顔は涼しく、怒りの表情などは伺えないが、父親や猫娘は知っていた。
鬼太郎の表情が無くなった時は、烈火のごとく怒っている時だと。
そのような事実に気付くはずも無い悪魔は、突然揺れだした視界に戸惑っていた。
目の前が霞み、必死に目を凝らそうとする悪魔をあざ笑うかのように、遠くから鬼太郎の声が響いた。
「…さて、行こうか」
239104:03/09/07 19:50 ID:4ZhXM5+/
急に視界が開けたと思われたが、今度は視力を失ったかのような、深い、深い、闇。
いくら足掻いても何も見えない。闇を払おうと薙いだ自分の指先すら、沈黙を返した。
「深淵に臨んで薄氷を踏むが如しってとこかな。…何も見えないだろう?」

カラン、コロン…

闇にそぐわない、高く響く下駄の音。
その音とともに、ほんの少し闇が和らぎ、鬼太郎が姿を現した。
長い前髪から覗く隻眼からは、楽しそうな口調のわりに表情の一片も伺えない。
「一体何の真似だ!?」
「ふふ…」
子供とは思えない深く暗い笑みを、闇の深淵がゆるりと飲み込む。
「僕は、お前が猫娘を離すのを、ずっと待ってたんだ」
「何だと?」
「気が付かなかったのか?攻撃を避けながら、お前の周りに僕の妖気で、五芒星の結界を張ったのさ」
「…何のことか知らねえが小賢しいガキだ。くく、あの娘に無残な死に様を見せたく無かったのか」
悪魔の揶揄するような下卑た笑いにも、鬼太郎は何の反応も返さない。ただ、淡々と言葉を続けた。
「結界の力を借りて、死霊たちを誘導した。もうすぐ餌の匂いを嗅ぎ付けて、お前を跡形も無く食い尽くすよ」
「なめられたもんだな。この俺が死霊ども如きに食われるはずが無い」
「…動ければ、ね」
240104:03/09/07 19:50 ID:4ZhXM5+/
そう呟いた鬼太郎の目に映っていたのは、暗い焔と、僅かな憐憫と、悪魔。
その瞳に僅かな焦りを感じた悪魔は必死でもがこうとするが、鬼太郎の言葉に答えるかのように、その身体は微動だにしなかった。
「五芒星…ペンタグラムか!?ふざけやがって…!このクソガキがああ!!」
ようやく鬼太郎の真意に気付いた悪魔は、目前の恐怖から必死に目を逸らし、搾り出すように吼えた。
ざわざわと、かつて人として生きていた者達の、声なき声。
その声は、空を這いずるかのように重々しく、ゆったりと、確実に迫っていた。
徐々に、その数を増やしながら。
やがて、永遠の重苦にもがき蠢く死霊達の声が、餌の匂いを嗅ぎ付けて歓喜の雄叫びに変わる頃、悪魔は恐慌状態に陥っていた。
闇の向こうからその姿を表した、死霊たちの無数の腕。

「悪いけど、お前には”消滅”してもらう。…僕を怒らせたのが、運の尽きだったな」

それらは、目の前の餌を何とか我が物にしようと、先を争い凄まじい速さで悪魔に襲かかった。
声をあげる暇さえ与えられなかった悪魔は、死霊達に飲まれながらも、唯一動く眼球で鬼太郎を見やった。
見たもの全てを呪い殺すかのような、凄まじい怨念の篭った視線。
それを平然と受け止め、生きたまま食われて行く悪魔を、鬼太郎は眉一つ動かさず見つめていたが、やがて静かにきびすを返した。

カラン、と小さく、下駄が鳴る。
少年特有のしなやかな足先を、すでに光を失った悪魔の瞳が映していた。
241名無しさん@ピンキー:03/09/07 20:50 ID:T/TZUIGR
>238-240の鬼太郎タソ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
怒らせると一番イヤーなタイプなのne…
242逝く毛中毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/09/08 10:08 ID:K1CeKaRo
>74氏>104氏SS投下乙です。
名無しで拝見しておりますた。

まだ、フサフサではないんでつが呼ばれたようなので?コソーリと
漏れの絵は…萌えて頂けるような物ではないでつよ(;´Д`)ヘ

しかし、他の絵師さんたち何処へ往かれてしまったんでしょうなぁ
お忙しいと中々投下も困難でしょうが

SSの鬼太郎タソと猫タソがどうなるのか楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ
243104:03/09/09 01:11 ID:h3H6Cctj
>241タソ
鬼太郎タソを怖いと感じてくれたら成功でつ…アリガトゴザイマツ
この怖さは4部の鬼太郎のみに許された怖さだと思いまつ。3部では恐怖感は無理かと。

>242、こと、毛目玉タソー!!
お久しぶりでつGod!早くお毛が生えるように、ワカメ一年分ぐらいプレゼントしたい気分でつ。
漏れも、へたれなSSがんがってまつので、一の日かフカーツされることを切に、切に願っておりまつ!!
244104:03/09/09 01:11 ID:h3H6Cctj
「あっ、鬼太郎だわ!」
それまで動けずにいた猫娘は、突然目の前に姿を現した鬼太郎にピンクのリボンを揺らして駆け寄った。
「…鬼太郎、無事じゃったか」
「急に消えるんだもん…怪我は無い?」
「ごめん、心配かけたね。」
いつもと変わらない鬼太郎の温かい笑顔。
猫娘は軽く首を横にふり、先刻から気にしていた事を鬼太郎に確かめた。
「鬼太郎、あの…インキュバスは?」
「大丈夫だよ、ちゃんと退治したから」
そう告げた鬼太郎に、猫娘は微かに寂しそうな笑みを返した。
きっと、猫娘はあの少年を本当に信じていたのだろう。猫娘の優しさにつけこんだ悪魔。
鬼太郎の瞳に、一度はその姿を隠した暗い炎がうっすらと宿る。しかし、それは一瞬で消えた。
もう悪魔は、いないのだ。魂も肉体も、存在する事を許さなかった。もう、終わったのだ。
「…猫娘、よかったら明日の夏祭り、一緒に行かないか」
暗い思考を祓うかのように、鬼太郎は勤めて優しい声で問い掛けた。
思いも寄らない誘いに、猫娘は目を2,3度瞬かせ、しおらしく小さな声で呟いた。
「え?…でも、私も行っていいの?」
いつもの猫娘ならば、僕を無理やりにでも連れて行くじゃないか、と諭すように云う声には、自然と笑みが混じる。
それは、先ほどの闇は微塵も感じさせない程穏やかだった。
「佑子ちゃんも、君が来るのを楽しみにしてるよ」
「ほ、ほんと?」
「本当さ。浴衣を着て行くんだ、って、張り切ってたよ」
猫娘は、嬉しそうに頷いた。鬼太郎の心に渦巻いていた霧はするりと何処かに消えてしまっていた。
245104:03/09/09 01:12 ID:h3H6Cctj
明日、また会う約束を交わして、それぞれの帰路につく。
いままで、鬼太郎と猫娘のやりとりを穏やかな顔で聞いていた父親が、急に口を開いた。
「鬼太郎」
「…?なんですか、父さん」
「おまえは五芒星を逆に切っておったのう」
「…はい」
「インキュバスを退治するには、五芒星を正しく切って、動きを止めるだけで倒せたはずじゃ。なぜ…」
夏草を踏む音が途切れる。鬼太郎は俯いており、その表情は伺えなかったが、父親は分かっていた。
鬼太郎がどんな顔をしているかも、どのような返事をするかも。
「…すみません、父さん。僕はどうしても…」
ただ、自分の力の巨大さを、常に自覚させたかった。
鬼太郎は普段、絶対にその力を誇示する事はない。その力を使い誤る事もない。
しかし、自分の大切なものを傷つけられると、その怒りは父親の自分でさえ押さえることは適わない。
酷く純粋で、酷く残酷な息子。ふつうの子供であれば、泣き喚いて終わるような事でも、それを許さない我が子の力。
「ふう、やれやれ。インキュバスも怒らせた相手が悪かったのう…」
それでも父親は、鬼太郎を赦す。これから先も、ずっと。願わくば、その力を盾として使いこなす事ができるように。
246逝く毛中毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/09/09 09:00 ID:H5lABSrB
>104氏、いよいよお祭り突入でつか?
お手て繋いで?繋いでー?!(;´Д`)ハァハァ

ねこ娘のませているのに、純真な雰囲気と
4部の鬼太郎に許された”闇”が(・∀・)イイ!! でつねー

マタクネー髪様の人使いが荒いんでつよ・゚・(つД`)・゚・
247名無しさん@ピンキー:03/09/09 14:31 ID:1rXYYgcl

ttp://moe2.homelinux.net/src/200309/20030909580346.jpg

神降臨!
このポーズは、前スレの3期ネコ娘×人魚兄弟(陵辱)SSを思い出させてくれました。

海の中でネコ娘が水着を脱がされる件と、
妖術で下半身が人間体となった人魚兄弟の性器で前と後ろから貫かれ、
鬼太郎たちの助けが入る事なく、レイープされてしまうネコ娘の件です。
248名無しさん@ピンキー:03/09/09 14:40 ID:1rXYYgcl
249名無しさん@ピンキー:03/09/10 00:41 ID:9OLBAXdE
                       /
                 ヽ、.   ,〃
                   ヾ、 // , -‐'
               -───∨∠ _
          , '´            ヽ、
         /           , ニvニニヽ
       /     ヽ      〃( (`⌒)⊥ヽ
      /  / l ||  l      ゞ'(て@ ) )ソ ヽ
      / i |  ,. ∧  ヽ    弋 八_ フノ ノノ  !
     ! | | / / |  | !  | i   ⌒‐'^ー''′ .|
      | | | / /r`ー!  | !  |│    ||!    |  |
     | | |// |   il ト、ヾ、 ヽ l   || | | | | |!
      ! .∨〈  !   | ヽヾ、 ヽ l |   川 | | | リ
      ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ  \\ヽ l |   || | | | | /
       ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! |  |リ l  / /
        ヽ ヘ u        ヽ!|  //!/_〃'"
         \ヽ、    r_つ  u リ //∠_
             >- ┬  -‐ 7'"´  / ヽ
              | ヽ  |ー-─/  / ⌒ヽ!
               ト、!ト、 ト===7  /|       !
               ト、l| \ヽ  // // _ -‐ (
            |   |ヽニ」∠ニ‐''" |   ̄ ノ
            |  |   |  |    !    |
             |  |  /ーヘ    |    |
               |  !.  \/   /    /
          _∠,=彳       /    ∧
        /-!__fニ __        ,     /__〉_
       /  /∠_ヽ、二ー─ ┼─-、 ト、/-ヘ
      /=‐''"    , '" //_,/ ̄`  \′ |
250名無しさん@ピンキー:03/09/10 00:43 ID:9OLBAXdE
     / /  _, / ./ /_ -‐' ̄ ¬、 /  ヽ\
     /⌒!-‐ ' /  / / |       |'´ \__ ヽく
      !   ヽ/  /   /.〈L_ |  |___レ' r─'´   `ヽ!
      ヽ   `ー/    / `ー' ̄! く ̄       |
      `ー─‐' `ー‐ーく_, -¬-‐ 'ヽ       ノ
                       `ー-----‐'
251逝く毛中毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/09/15 08:41 ID:8VhRDD6k
おろ?
104氏のSSに終わりの文字が無いので、続きを座して御待ちしておりますたのに…
忙しくなってしまわれたのでしょうか…(´・ω・`)ショボーン

漏れの妄想は、あんな事やそんな事やくぉんな事まで!!逝ってしまいますた(w

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20030915083303.jpg
252名無しさん@ピンキー:03/09/16 23:17 ID:kF6py8W5
「鬼太郎・・・・」

フワフワっとしたミニスカをめくり、パンツを見せるねこ娘




・・・・なんて(w
253名無しさん@ピンキー:03/09/20 17:35 ID:/OgB2y0z
河出文庫の水木先生のエッセイ「妖怪になりたい」の表紙は猫タンです。
254SS一覧表:03/09/22 13:38 ID:pUI6hqWt

鬼太郎×ねこ娘(4期)―――契>>24-27>>30-32>>43-45>>50-54>>59-72
鬼太郎×猫娘(2期)チャレンヂ編>>79-82
鬼太郎×ミヅキ猫タン(3期でも4期でも)>>91-94

255SS一覧表2:03/09/22 13:38 ID:pUI6hqWt
鬼太郎×ねこ娘(4期)やきもち編?>>104>>204-205>>209-210>>214-215>>218-219>>224-225>>229-230>>238-240>>244-245
※ 予備知識 >>232
256SS一覧表3:03/09/22 13:39 ID:pUI6hqWt

鬼太郎×ネコ娘(3期イメェヂ)>>109-110
鬼太郎×猫娘(1部でも原作でもいいや!)「ネズミ男と猫娘」の裏話編>>134-144

鬼太郎×猫娘(2期)過去編>>147-154>>156-158>>159-161>>174>>192>>194-195>>197-199
257名無しさん@ピンキー:03/09/22 13:40 ID:pUI6hqWt

鬼太郎×猫タンの同盟ハケーン!!
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/1525/KNdoumei.html
258名無しさん@ピンキー:03/09/22 13:42 ID:pUI6hqWt
前スレ
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」猫娘萌え〜
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html

関連スレ
4期・「鬼太郎」のねこ娘
http://comic.2ch.net/ranime/kako/1032/10326/1032671348.html
【エロロの】猫娘【鬼太郎】
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10597/1059755210.html
ゲゲゲのねこ娘
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1061/10618/1061890166.html
げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/

【エロイム】悪魔くんの鳥乙女【エッサイム】
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1049/10490/1049051566.html
259名無しさん@ピンキー:03/09/22 13:43 ID:pUI6hqWt

|∧∧
|・ω・`)
|o神o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
|
| ミ
|    神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ネ申 降 臨 キボング
260名無しさん@ピンキー:03/09/22 21:51 ID:FGxOTiVU
原作初登場時
アニメ2期
1980年代新編ゲゲゲの鬼太郎
アニメ3期
アニメ4期
どの猫タンのパンチラがイイですか?
261名無しさん@ピンキー:03/09/24 14:18 ID:OFPf3qSG
262名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:38 ID:z7d+XOZb
猫娘は80年代の原作だとガマ妖怪と吸血鬼ラ・セーヌのパンチラがイイかな?
263名無しさん@ピンキー:03/09/26 16:58 ID:jTp3/vDv
拾い物の挙句3部の猫タンでスマソだが
74氏の強制フェラさせられた2部の猫タンとイメージがかぶったので

ttp://img127.ac.yahoo.co.jp/users/7/0/7/3/a_satou2001-img600x495-1062579214ki02.jpg
264名無しさん@ピンキー:03/09/27 15:40 ID:Sc7JOHig
2期の猫娘さんパンモロ…
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani/img-box/img20030925004138.jpg
「鬼太郎さん」って声がイイ

もっと2期でのパンツ拝みたい…ハァハァ
もってる神の降臨キボンです。
265名無しさん@ピンキー:03/09/28 15:15 ID:N46e0RaK
26674243:03/09/28 16:13 ID:mb6Tz1Um
援交は禁止・・・2003/9/28更新済み
http://sagisou.sakura.ne.jp/~deai2/cgi/out.cgi?diclub
267名無しさん@ピンキー:03/09/28 22:23 ID:dt4mbDZx
>>264
>>もっと2期でのパンツ拝みたい…ハァハァ
>>もってる神の降臨キボンです。

「マンモスフラワー」と「地相眼」参照
「逆モチ殺し」でも肌着が見える
268名無しさん@ピンキー:03/09/29 22:02 ID:Ghh+JUOg
「ニャッハッハ」

猫娘の笑い声
269たんころ:03/10/03 01:50 ID:PdbyHno/
今夜は誰もいない様なので・・・
お目汚しSSってもいいでつか?
270たんころ:03/10/03 01:50 ID:PdbyHno/
ある日の午後
鬼太郎はいつものように妖怪を倒し、その身を案じる猫娘がすぐさまかけよって行った。
「大丈夫?」と声をかけようをして、猫娘は口ごもった。
----また、鬼太郎さんが、空っぽな顔してる

鬼太郎が妖怪を倒した後、時折 底が知れないほどに空っぽな表情をしているのを
猫娘は見逃せなかった。
誰よりも強いけれど、誰よりも優しい鬼太郎さん・・・。
妖怪と戦うことを望んでいるわけがないのに、そんな宿命を負ってしまっている。

振り返った鬼太郎は、いつものとおりの静かな笑顔だった。
猫娘も、何もなかったように微笑み、お互いの無事を喜んだ。

「ね。鬼太郎さん。よかったら家によって行かない?この間拾った栗がすごくおいしく炊けたの。」
「ありがとう。じゃぁ、お邪魔しようかな。父さんはどうしますか?」
「わしはちょっと用事があるからのう。先に帰っておるわい。鬼太郎、土産に栗をもらって帰っておくれ」
そういうと親父さんは、カラスの背に乗り、さっさと家に帰って行ってしまった。
271たんころ:03/10/03 01:52 ID:PdbyHno/

猫娘の家。
狭くて簡素な家だが、野の花がさりげなく飾ってあったりと、さすがに女の子らしい。

鬼太郎と猫娘は並んで座り、他愛もない話をしながら栗を食べ、茶を飲んでいた。
不意に黙り込んだ猫娘に、鬼太郎がその顔を覗き込むと、猫娘がポツリとつぶやいた。
「鬼太郎さん・・・。私じゃ頼りないかもしれないけど・・・つらいことがあったら、何でも話してね。」

少し頬を赤らめて顔を上げた猫娘の 優しくてまっすぐな瞳を見つめられて
とっくに捨ててしまったつもりだった泣きたいような感情が溢れ出し、
思わず鬼太郎は、すがるように、猫娘の華奢な身体を抱きしめた。

「き・・・きたろうさん・・・ ん・・・・・・・・・」
急なことに驚く猫娘の唇を、鬼太郎の唇がふさいだ。

長い口づけの後、続けてその唇を猫娘の首筋に這わせた。
「あん・・・・・」
猫族の弱い処をつかれ、猫娘は身体をのけぞらせた。
猫娘の甘い香りを胸いっぱいに吸い込みながら、甘く歯を立て、優しく舐め上げ、
なまめかしい首筋を執拗に愛撫するのをやめない。

大好きな鬼太郎さんに 求められている。
そう思うと、怖いよりもうれしい気持ちで、猫娘は鬼太郎の背中に腕を回し、優しく抱きしめた。
272たんころ:03/10/03 01:53 ID:PdbyHno/
二人はお互いの顔や身体に口づけながら お互いに着ているものを脱がしあい、
夕焼けの差し込む部屋の中、いつしか素裸で抱き合っていた。

肌と肌を合わせる心地よさに酔いながら、
「ずっと僕の傍にいてくれるかい?」と鬼太郎が尋ねた。
「鬼太郎さんが追っ払ったって、私は傍にいるよ」と猫娘が答えた。

鬼太郎の指がそっと、猫娘の胸に触れる。やがて、首を這っていた唇が、胸にあてられた。
先端を唇でついばまれ、いつくしむように愛撫され、猫娘の荒い息遣いに甘い声が混じってゆく。
その声に導かれるように、太ももを中心部に向かってなであげてゆく。
太ももがかすかに震えているのに気づき、鬼太郎は
「怖い?」と尋ねた。
尋ねたものの、今、猫娘が拒んだとしても、欲望を抑える自信が鬼太郎にはなかった。
力づくでもそのからだが欲しいと思わせるほど、快楽におののく猫娘は扇情的だった。
猫娘は首をふるふると横に振った「怖くないよ。」
「鬼太郎さんとひとつになりたい。」
273たんころ:03/10/03 01:53 ID:PdbyHno/
「や・・・っ そんなのはずかしいよぉ」
足を閉じようとする猫娘にかまわず 鬼太郎は太ももを開き、猫娘の秘所をあらわにした。
「いまさらとめられないよ」低い声でつぶやくと
親指で肉の蕾をこすり上げ、可愛らしい割れ目を舌でこじあけていった。
「はぁっ はぁっ んあぁ。はぁっはぁあ。」
いやらしい音と抑えられない声が部屋に響く。

初めて味わう快感にほとんど朦朧としていた猫娘だが、鬼太郎の予想を裏切って不意に身を起こした。
「ど・どうしたんだい?」
「あたしも鬼太郎さんを気持ちよくしたい・・・ どうしたらいいか教えて」

「じゃぁ、ここにくちづけ、できるかい?」
鬼太郎に逞しくそそり立つものを示され、最初目のやり場にも困った様子の猫娘だったが
そっと口をよせ、何度もくちづけた。口に含み、ゆるゆると舌を這わせる。
慣れてくるとさすがに猫族、柔らかく繊細な舌使いに鬼太郎は陶然とした。
「すごく気持ちいいよ・・・・・猫ちゃん」
自分の股間に顔をうずめた猫娘を眺めながら、突き出している真っ白な尻に手を伸ばした。
274たんころ:03/10/03 01:54 ID:PdbyHno/
「にゃぁあああん!」
まだ何者も受け入れたことのない膣内に、何の前触れもなく指を突き入れられ
猫娘は思わず顔を上げた。
鬼太郎は2,3度探るように膣内を指でなぞっていたが、ある一点を気を込めて突いて指を抜いた。
「ごめんね。痛かったかい?」「びっくりしたけど大丈夫。」
「猫ちゃん・・・・・・・・僕もう、我慢できないんだ。」
鬼太郎は猫娘に深く口づけながらそのからだを横たえた。

猫娘の足を大きく広げ、自分のものをあてがい、ゆっくりゆっくりと膣内に埋めてゆく。
猫娘は体の中に侵入してくる激しい異物感を浅い息で耐え、なんとか根元まで飲み込んだ。
自分の中で鬼太郎がドクドクと脈打つのを感じ、うっすら涙を浮かべていた。
鬼太郎はそんな猫娘の手をとって、二人の結合部に導いた。
「ほら・・・僕らつながってるんだよ。」
「うん・・・・・・・うれしいよぉ」
鬼太郎はそのままゆっくり腰を動かす。
異物感が見る見るうちに 粘膜を擦られるたまらない快感に変わってゆく。
「・・・・・・?きたろぉ、あたし・・・・初めてなのに、痛くないし・・・・きもちいぃのぉ」
275たんころ:03/10/03 01:55 ID:PdbyHno/
先刻 鬼太郎が膣内を突いたのは、破瓜の痛みを抑え、何度も交わらなければ得られない女の快楽を
味わえるよう、処女の膣内の感覚を研ぎ澄ませる幽霊族に伝わる秘孔だったのだ。
深く考えるまもなく猫娘は快楽の渦に飲み込まれていく。
鬼太郎も猫娘の愛液にまみれた花びらが自分のものに押し開かれ ひくりひくりと動く様や、
それに連動して発せられるかわいい声 快楽に翻弄されるいやらしい表情・・・
そして何より彼女は意識していないに違いないが
鬼太郎をさらに深い快楽へ引きずり込もうと蠢き、吸い付く猫娘のすばらしい膣内に
我を忘れた。
「ん・・・・・・・・っ!」「にゃぁぁあああんんん」
鬼太郎は猫娘の膣内に、思いの丈をそのまま注ぎ込み、二人はそのまま床に崩れ落ちた。
276たんころ:03/10/03 01:58 ID:PdbyHno/
その夜はそのあと、2度交じり合い、二人は裸のまま抱き合って眠った。

翌朝目覚めた鬼太郎は、
横で眠る猫娘の齧りつきたくなるような頬に優しく口づけながら
今まで味わったことのない満ち足りた気持ちが胸にあふれているのを感じた。

ずっと守り続けよう。と もう一度誓いの口づけをした。

鬼太郎のえっちないたづらで、猫娘が目を覚ますのは、約5分後のことだった。

おわり
277名無しさん@ピンキー:03/10/03 08:18 ID:EU5Pi9d5
>>269-276


   ┏┓                                           ┏┓ 
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たんころタソもつカレー
とてもいい(*´Д`)ハァハァをさせていただきますた。

>鬼太郎のえっちないたづら
気になりますなぁ(・∀・)
278名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:24 ID:sdl1tj9E
>>269-276


新編ゲゲゲの鬼太郎
「吸血鬼ラ・セーヌ」
「妖怪王将戦」
「ガマ妖怪」
の猫娘のイメージで読むとイイかな?
279名無しさん@ピンキー:03/10/05 21:09 ID:fG283f2Y
>「ガマ妖怪」

化けガマに鬼太郎が飲まれて「許せないっ」と飛び掛った瞬間のパンチラ猫娘に萌え
280名無しさん@ピンキー:03/10/05 21:35 ID:WA2Dnhko


無事もとの姿に戻った鬼太郎は、アカマタに勝利―――そして和解し
依頼主の少女の下へ、無事父親を送り届けた。

手を引かれ、夕闇に消え逝く親子を見送った後
笑顔であった鬼太郎の表情が曇り、黙ってしまった。

「…さ、わしらもゲゲゲの森に帰ろう。」

目玉の親父が場の暗い雰囲気を払うように言った。

「お、おおそうじゃのう。わしらも帰るとするか。」

気まずいのは其処の場にいた、皆そうであった。
なんとか、気まずい雰囲気を盛り上げようとは思うものの、皆黙り込んでいる。
そして、通夜でもあったかのようなくらい雰囲気のまま一向はゲゲゲの森に帰っていく。

誰もが肩を落とし、俯き言葉を紡ごうとはしない。
そんな重苦しい雰囲気のまま、何時しか鬼太郎宅にたどり着いていた。

砂賭けやこなき、ねこ娘を下ろすとカラス達は森に飛び去っていった。
その羽ばたく音がいっせいに森に消えると、再び静寂が訪れる。

気まずい雰囲気に誰一人として動けず…








「…父さん?」


ようやく鬼太郎が沈黙を破った。

「なんじゃ?」

ホッとしたように答える目玉のオヤジに、鬼太郎は言った。


「すいません。今日は一人にしてもらえませんか?」


「そ…そうか…」

鬼太郎の肩でうなだれる目玉のオヤジを察してか、砂賭けがすっと手を差し出す。
目玉のオヤジは黙ったまま、砂賭けの手に移り

「鬼太郎…スマン。今日はゆっくり休んでおくれ。」

一言言い残すと、目で合図しあったこなきと砂賭けは、親父を連れて闇に消えていった。

いつのまにか一反木綿と塗り壁の姿も無く、残されたのは鬼太郎と―――ねこ娘だけだった。


先ほどの目玉のオヤジの謝罪の言葉
大海獣に変身した息子に気が付いてやれなかった親としての不甲斐なさの表れ

また、残ったねこ娘も同じく。
鬼太郎を気がつけなかった自分を責めていた。

いつもはあんなに頼りがいのある鬼太郎の背中が、今日はやけに頼りなく寂しげに見える。
苦しくて、胸のブラウスを掴んだ。

皆が消え去るのを待っていたかのように佇んでいた鬼太郎が、ようやく足を踏み出す。

「…待って、鬼太郎―――」

やっとの思いで名を呼ぶ。

「…なんだ、ねこ娘まだ居たんだ。」

決してこちらを振り向く事の無い背中。
何時しか止みに包まれたゲゲゲの森に吹く風が、髪をさらさらと撫でる様子は
まるで泣いているように見えた。

声を―――名を呼ぶのがやっとで、次にどんな言葉をかけたら良いのか解らなず、戸惑っていると

「今日は…家に帰ってゆっくり休みなよ。」

一言残して、鬼太郎はゲゲゲハウスに上がってしまった。


繊細な心を持っていて、全てを背負ってしまっている優しい鬼太郎。
その痛々しい後姿に、考えるよりも先に体が動いた。

気が付けばゲゲゲハウスに上がりこんでいて、鬼太郎の背中を抱きしめて―――泣いていた。


「嫌だよ―――そんな鬼太郎一人になんか出来ない…」


「…ねこ娘」


「どぉして?どぉして鬼太郎は…全部自分の心にしまおうとするの?オヤジさんや他の皆に言い難いことは有るかもしれないけど…」

鬼太郎は答えようとしない。抱きついた手を振り払う事もしない。

「やっぱり、あたしじゃ何の助けにもならないのかな?他の皆みたいに特別な能力も無い。あたし…幼馴染としても仲間としても、鬼太郎の力になれないの?」

ねこ娘は、今まで自分の心の中で押し殺していた気持ちを一気に爆発させた。

何時だって他の皆に劣る自分の存在を、鬼太郎の足手まといになっては居ないかと思ってた。
仲間だと―――言ってくれるのは嬉しかったが、実際の所、何の役にも立てない非力な自分

声を押し殺して溢れ出した涙は、鬼太郎のチャンチャンコに吸い取られている。


「ねこ娘…帰るんだ。…僕は………何が起きても知らないよ?」


「駄目ッ!お願いだから一人の殻に閉じこもらないで……き…」



言葉を紡ぐ前に、その唇は封じられた。
一瞬、自分の身に起きた事が理解できず、ただただ物凄い力で押さえ込まれたのだけを体が感じ取っていた。


痛い―――


気が付けば、鬼太郎に体の自由を奪われたのだと悟った。
両手は捕まれ、割られた両足の中心部にスカートごと鬼太郎の膝が壁に打ち付けられて、身じろぐ事も出来ない。

でも、唇は温かかった。

頬に添えられた手が、唇を閉ざす事を許さない。
ねこ娘は妖怪としても、女の子としても、男の子である鬼太郎に絶対的に敵わない力の差を知らされた。

徐々に口膣に侵入してくる鬼太郎の舌に、抗う術は無く、また応え方も解らないねこ娘は
ただ、されるがままにするしかなかった。

唇の端から交じり合った透明な唾液が伝い、息が上がる。
つま先には力が入らず、がくがくとする。
壁と鬼太郎に身体を抑えられていなければ、自分で立っていることも出来なくなっていた。

何時しか封じられていた唇が解放され、首筋に口付け―――
頬に添えられた手が、胸元に触れてねこ娘はビクリと身体を振るわせた。

それまで夢中で彼女に口付けを施していた鬼太郎は、はっと我に返り
解放した。

解放されたねこ娘の身体は、壁を伝いズルズルとそのままへたり込んだ。

互いに胸で荒い呼吸を整えつつもしばしの沈黙




「…だから言ったろう?”何が起きても知らないよ”って、これ以上恐い目にあいたくなかったら、帰るんだ。」



このやり切れない思いから性的衝動を起こした自分を悔いた。
抱きつかれた背中が心地よくて、この柔らかで愛しい少女を滅茶苦茶にしてやりたくなった自分を


俯いたまま、強く握り拳…少女が自分に愛想を尽かして去るのを待った。


「…ヤだよ。」

ねこ娘は震える身体を抑え、鬼太郎を見上げた。


「仲間はいっぱい居るのに、鬼太郎はいつも一人ぼっちなんだもん。全部一人で背負おうとしなくて良いよ。
 あたしの持っているもので鬼太郎にあげられるなら、全部あげるもん。
 鬼太郎が一人ぼっちでなくなるのなら、あたし何が起きても恐くないもん。
 鬼太郎と一緒だから…」

少女の瞳からは、再び涙が溢れ出し、その瞳でまっすぐ鬼太郎を捕らえる。
誰のためでもなく、自分を想って流すねこ娘の涙に、先ほどまでのどす黒い感情が洗い流されたように思えた。

肩に手を置き、同じ目線に跪く。
涙をぬぐうように、チュ…チュ…と頬に口付けを


「ごめんよ…でも、仕方ないんだ。あの姿じゃ…言葉も通じなくて
 でも、流石に父さんにも気が付いてもらえなかった時にはショックだったけどね。」

悲しい笑顔
鬼太郎のこの言葉に、真丸だった瞳が点のように細くなり、唇がわなわなと振るえ
少女はフルフルと首を振った。

「ゴメンね…ゴメンね…鬼太郎はあたしの事傷つけようとはしなかったのに、あんなに恐がって…
 触れたのに…鬼太郎って気がつけてあげられなくって…ゴメン…ね…。」

ポス…と、胸に顔を埋め、声を押し殺して泣く少女をそっと抱きしめた。
例え声を殺していても、震える肩が今までに一番激しい涙だということを物語っていた。

背中を優しく、ぽんぽんと叩き、胸の上に少女を抱くと頬を寄せた。





「ねぇ…ねこ娘。今晩は泊まっていきなよ。そして―――一晩中僕の布団で話をしよう。」






僕に足りなかった分
ねこ娘を不安にさせていた分


眠くなるまで、今まで足りなかったもの全て満たせるまで―――




>>完
289名無しさん@ピンキー:03/10/07 14:16 ID:f3PxzSpS
@毛氏、乙です。
「大海獣」の映画では、ねこタンがワンシーンだけ、パンティーラしてるのご存知ですか?
290名無しさん@ピンキー:03/10/08 09:49 ID:W4uS0hQr
>289
ゲースレでも出てたかなその話。

漏れも一つあげてみよう。幻の汽車
キャプチャも流れてたが、パンティラとぴうよりはパンモロか(藁

パンティラシーンのアタ回全部言える神いるかね

ゲゲゲの森にも、たまには平和な午後もある。
風が木の葉をなで、さわさわという心地よい音だけが聞こえる。
ゲゲゲハウスで寝転がり、転寝をする鬼太郎を見て
ねこ娘はなんとなく人肌寂しくなった。

鬼太郎の万年床に腰掛けて、寝転がっては見たものの、どうも物足りない…
いや、つまらない

「う…ン」

寝返りを打つ鬼太郎に、一寸面白くない彼女は、彼を振り向かせるのになにやら思いついた様子。


「ね…鬼太郎。鬼太郎ってば!」

「…なんだい?ねこ娘」

眠気眼を擦りつつ、声のするほうを向いて―――飛び起きた。

自分の万年床の上にいたねこ娘の姿は、着衣が乱れ
普段はきっちりと締められて、人目には晒される事の無い胸肌が、外されたブラウスの間から覗いていた。

想像すらしていなかった彼女の姿に、眠気も一気に覚めてしまった。

「あのね、ここにね…ちゅ……して欲しいの。」


肌蹴た肌の、心臓部あたりにしなやかに手を当て
顔を赤らめたねこ娘は、鬼太郎のほうを見た。

まどろんでいた鬼太郎は、目前にした彼女の姿にまだ思考がついていってないという様子。

「もう!恥かしいんだから…鬼太郎早くこっち来て?」
「う・うん…」

のそ…と起き上がり、ねこ娘の横にかける。
正直目のやり場に困りながらも、ついつい視線は胸元に…

「鬼太郎、ここ…ちゅってして?」

言われるままに胸元に、頭を…
チラッと一瞬ねこ娘を見上げるが彼女は無邪気な笑顔のまま。


―――僕にこのまま襲われる…とかって思わないのかな?


ふとそんな事を思ったが、当のねこ娘はそんな事は微塵も考えていない。
彼女はただ、鬼太郎の温もりが…イチャイチャしたかっただけなのだ。

「にゃん…♥」

鬼太郎以外には触れられた事の無い胸肌に、彼の口付け…がしかし


「ブー!」
「ニャハハハ…鬼太郎…それくつぐったいよぉ」

口から吐いた息が、唇から胸肌に…ブルブルとした振動を伝える。
よく親が赤ん坊のお腹にやって笑わしたりするアレだ。

思った以上のねこ娘の反応に、鬼太郎はそれを止めようとせずに何度も繰り返す。
そのうちねこ娘は笑い転げて、布団の上に鬼太郎に押し倒された形になった。

はっと我に返れば、ブラウスのボタンは全て外されて、露になった白い胸。

「きゃ…」

慌てて包み隠すが、既に着るよりは脱いだほうが早いような状態で

「…エッチ!」
「僕は最初から、ねこ娘はこうするつもりだと思ったんだけど?」

ちょっと意地悪い笑みを浮かべて

「あ…あたしは、鬼太郎とくっついて居たかっただけだもん。」

顔を真っ赤にして、ムキになるよう彼女をからかってみたり。

「だめだよ…ねこ娘にこんな風にされて、僕が我慢できると思った?」

懇願するように迫ってみて、優しく唇を合わせる。
軽く、それでいてゆっくりとキスを交わし、顔を放すと
先ほどとは違った意味で、頬を紅く染めたねこ娘が居た。


「ゃ…やだ、あたし…本当にそんなつもりじゃ…」

「今は、どんなつもり?」

困った顔のねこ娘もまた可愛い。
鬼太郎は、真剣な眼差しで腕の下のねこ娘を見つめる。

「ん…」

指を絡め、再び口付け。
今度は深く、舌を絡めて…
ねこ娘をその気にさせるように、全身を愛撫しよう。

急がずとも時間は沢山ある。
慌てていただいてしまってはもったいない。


結局、今日も鬼太郎にペースを奪われてしまったねこ娘でした…



糸冬!!
295名無しさん@ピンキー:03/10/08 21:13 ID:FPUxnNb/
@毛氏最高!

>>290
>パンティラシーンのアタ回
2部 妖怪反物、マンモスフラワー、目目連、隠れ里、地相眼、原始さん
4部 妖怪屋敷、陰摩羅鬼、化け猫、悪魔ブエル、磯女、人食い肖像画、妖怪王最終決戦、ED
3部はビデオが無いため判別できず

296名無しさん@ピンキー:03/10/09 10:18 ID:A4cIrv25
>>295氏すげぇ!

4期ばかりか2期までも
3期は結構サービス満点でしたからね。

入浴シーン拝めたのも3期だけ?
297毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/10/09 10:23 ID:A4cIrv25
えー以下投下するのは、猫タン虐め
ラストはバットエンドの運びになっております。

苦手な方、ウワァァァァン!ヽ(`Д´)ノそんなの嫌だ!な方はスルーよろしこ

一応、元の作品の場面も多々混じってますが、うろ覚えなので厳しい突っ込みはイヤン

一応完結してるので、全部投稿しようとは思いますが
長文なので規制がかかったら明日に。

レッツ投稿!




永遠に子供―――



ネズミ男の発した何気ない言葉。
その何気ない言葉に深く傷つき、町の雑踏を彷徨ったねこ娘は、素的な大人の女性に遭い
誘われるようにしてたどり着いた純喫茶

いつのまにか女性の姿を見失い、店員に案内されるままに注文したコーヒーはほろ苦く
大人の味が…した。

「…?ヤダ…なにこれ?」

口の中に違和感を感じて、それが髪の毛だと知った。
長い…髪あの女性のように長い…

ふと、背筋にぞくりとしたものを感じ取ったと同じ時に、足元に群がる髪…
それは幾重にも床を埋め尽くすように、生き物のように蠢いていた。

その異様な事態に恐怖し、慌てて店を飛び出して、駅前の女子トイレに逃げ込んだ。

「はぁ…はぁっ…っ…一体…あれは何だったの?」


悪夢から目を覚ますようにして、顔を洗った。
足首に触れた髪の毛の感触が、まだ残っていて―――ふと面を上げれば

「きゃあぁぁっ!!」

そこに映っていたのは確かに自分なのに…見ている前で髪の毛は伸び始め、勢いを増したそれに視界を奪われた。
自分の身に起きた信じがたい現象に恐怖のあまり声すらも出せず、絶望の中ねこ娘は意識を失った。
















「…」

どこをどうして再びココにたどり着いたのか?
意識を取り戻した場所は、先ほど髪の毛に襲われた喫茶店の中

アレは喫茶店でいつのまにか眠りこけた自分が見ていた夢だったのか?でも、何故か先ほどの恐怖は無く、心は落ち着いている。


「目覚められましたね?」

声のした方を振り向くと、先ほどの給仕だった。

「…何故あたしはココに?それに貴方は…」

「私は、ラクサシャというものです。そう、貴女と同じ妖怪です。」

「妖怪…ラクサシャ…?」

「ええ、わざわざ海外から”ゲゲゲの鬼太郎”なる妖怪の噂を聞きつけて来日したのですよ。
 たかだか少年妖怪一匹倒せぬ同胞達が情けなく感じましてね…。」

ラクサシャの口から鬼太郎の名前が出ると、ねこ娘の表情が一変する。

「あたしを人質にして鬼太郎を倒すつもり?」

「そんな下賎な事はしません…貴女には、鬼太郎を誘い出して欲しいのです。」

「…無理よ。あたしには…出来ない。」

永遠に子供のまま、大人になんて―――綺麗な女性になる事も無い、自分では。

「さぁ?それはどうでしょう。」

ラクサシャは、店のガラス窓の前にねこ娘を立たせた。
ガラスに映る、その姿はいつも見る子供のままの自分…


「なによ。これが何だって言うの?」

「そういわずに…その姿を見ていなさい。」

ガラスを通して自分と視線を合わせるラクサシャがニタリと笑う。
肩に手を置かれ、やがて異変に気がつく

「やだ…コレって…」

やがて髪の毛が伸び始めるガラス窓の中の自分
それに併せるかのように、服が徐々にきつくなり始める。

ようやく自分の身体が髪の毛と共に成長しているのだと思い知らされる頃には、胸元のボタンは弾け
スカートの両脇も破れてスリットのようになっていた。

「ほぉ…ら…どうだね?この姿が貴女の大人になった姿…だ。」

「これが…あたし?」

ガラスに映ったのは長い髪にウェーブがかかった16〜7歳ぐらいの女の人。
背も伸びて、何の変哲も無かった幼児体形の身体は、女性らしさが溢れた凹凸のはっきりした体つきに。
憧れて病まなかった、成長した大人の自分

「なかなかどうして、とても綺麗ですよ?この姿ならば、貴女の意中の人も射止められるやも知れません。」

「大人になった…アタシ…」

「どうですか?この姿を…自分自身の意思で、”大人の女性”の姿になりたい…そう思いませんか?」

ラクサシャは、そう言うと後から乳房を鷲掴みにした。


「きゃ…なにすんのよ!!」

驚いたねこ娘はラクサシャの手を振り払った。

「私を受け入れなさい。」

その言葉の真意は解らなかったが、”駄目だ”と身体の中で何かが叫んでいる。

「い…嫌よ。」

するとラクサシャはやれやれといった様子で、首を横に振った。

「いいんですか?ここで私を拒めば、貴女は元の姿に…その姿を永遠に失う事になるだけですよ?」

能面のような顔の口の両端が横に広がり、ニタリと笑う


”永遠に子供の姿のまま―――”


身体を突き抜けたあの衝撃が再び走る。
普段なら、決して乗る事が無かった悪魔の誘い

しかし、心を深く傷つけられていた今、ねこ娘はやっと手に入れた念願のこの姿を失いたくは無かった。
そして、自分の意思で何時でもこの姿になれるのなら…



―――鬼太郎、あなたは振り向いてくれるの?


攻撃態勢をとっていたねこ娘の手が重力に従い、だらりと下がった。

「フフフ…物分りのいいお嬢さんだ。私と契りを結び、その能力を己のものにするがいい…」

店内のガラス窓に映る、虚ろな瞳の乙女に忍び寄る手

破れかけた服が引き裂かれ、露になったしなやかな乙女の姿態。
一点の曇りも無く、初めて外気に晒された肌に、ラクサシャの―――男の手が這い回る。

今までもこうして何人もの乙女が犠牲になってきたのであろう
男の手つきは慣れたもので、直ぐに敏感な弱い部分を見つけ出し巧みに攻める。

乳房を揉みしだいていた手が、体のラインを伝い、肌に食い込んだパンティに辿り着く
布地に沿うように指が進入し、茂みの中を進む。

「―――っ…」

目指した先の泉にはまだ潤いが無く、何の前触れも無く差し入れられた指に、嫌悪し
痛みに眉をゆがめた。

通常なら、女性は抵抗し、泣き叫ぶであろうこの行為の先に見える…恐怖
しかし、この時既にねこ娘はラクサシャの言葉の催眠にかかっており
頭はぼんやり霞がかかっていた。


「…んぅ」
「キツイ…ですね。指一本がやっとだ―――」

ラクサシャは自分の髪を刃物に変化させ、最後に身に付けていた一枚を切り落とした。
立ったまま、上半身だけをテーブルに前かがみさせ、腰を突き出す姿勢をとらせる。

曝け出された秘唇を指で押し開き、肉芽を擦りながら膣に入れた指を抽送し、泉を潤す。
徐々に潤いを増してきた所で、再び胸の愛撫をはじめた。
先端を指で円を描くようにし、背筋をあま噛み。容赦なく肉芽を攻めつづける。

泉から溢れ出した透明の愛液が内股を伝い流れる頃には、膣は熱くほぐれ
トロトロになっていた。

「素晴らしい…私は幼女趣味は無いので、元の貴女の姿に何ら興味は無いが、今の貴女の姿はとても良いですよ。男なら、誰しもが犯したい衝動に駆られる…」

後でジー…とジッパーの下がる音がする。
目の前の無抵抗で猥らな姿の獲物に、男の欲情は煽られ。興奮が高まる。
ジッパーの中から取り出され、握られたソレは目の前の乙女を犯す為の凶器。

興奮し、息がハァハァと乱れ、きっちりと止められていたネクタイを緩めた。
突き出された双丘を割る。

「フゥ…せっかくのご馳走を頂く前に目覚められては厄介だ。優しく…優しくしてあげますよ。」

グ…と先端を秘唇にあてがわせ、くちゅくちゅと何度か円を描くように愛撫し
我慢の限界に達した男は、乱暴に膣内に押し入ってきた。

初めて挿入される異物の、違和感と激痛にねこ娘は正常な意識を取り戻した。


「いやあぁぁっ!」

生まれてはじめて犯されるそこは異物を押し出すようにキツク締まる。
然しソレは男を悦ばせるだけであった。

「か…はっ…」

ミチミチと内壁を押し広げ、男の凶器は乙女の純潔を奪う。
本来なら乙女の想い人に捧げるはずだった

いや、結ばれるべき行為

愛液に混じり、紅い血が内股を伝い。阿呆のように開けられた口からは涎が垂れ
顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。

「フッ…フフ…ッ…そう嫌がらずに、一緒に楽しみましょう。」

フゥーと大きく息をついたラクサシャの、その凶悪な笑みは、ねこ娘には見える事は無い。
根本まで深く突き入れられた男根を、腰をゆっくり動かし始めた。

「ぅ…あぁ…あっ…」
「貴女がね…自ら望んだんですよ?その姿で居る事…私を受け入れる事を…」

言い表す事の出来ない負の感情に、身体がガタガタと震える。

「やぁ…ヤダ……やだぁ…」

後から何度も何度も突き上げられて、下半身から聞こえる猥らな水音


身体の中を異物が出入りしている。知らなかった感触、初めて知る感覚
やがてラクサシャも絶頂が近いのだろう、言葉を紡ぐ事は無くなり
息が乱れ、異物の抽送がいっそう増す。

「…うっ…」
「いやぁー!」

男が低く唸り、膣内に注がれた熱い液体に、ねこ娘は挿入された時以上の絶望に落ちた。
抵抗する気力も、泣き叫ぶ気力も失い

喪失感と虚無が心と身体を支配した。
女の子として、何か大事なものを失った事を知り、一筋の涙が頬を伝う。

ラクサシャは悲観するねこ娘の心境など知るはずも無く
膣内に欲望の全てを出し切ったのに、まだ深く肉壁に包まれた自身の、快楽を達成した余韻に浸っていた。

「契の儀式だというのに…貴女の膣はとても好かったですよ。まだ時間もある…今度は純粋に快楽を味わう意味でお手合わせ願いたい。」

ククク…と低く笑い、ズル…と己を引き抜く
異物が抜け出たねこ娘の秘唇からは、白濁としたものの中にピンク色が混じった液体がドロリと流れ出す。

既に、魂の抜け殻のようになったねこ娘をラクサシャは抱き起こし、テーブルの上に仰向きに寝かせしばしその裸体に魅入った。
ウェーブがかった淡い紫色の長い髪がテーブルクロスのように広がり、白くたわわな胸先についたピンク色の果実
むしゃぶりつきたくなるような腰のラインから更に下には、髪と同じ色の茂み

可憐な身体の美しさとは対照的に、そこは男に犯され、汚されて愛液と精液でドロドロに汚れている。
悪魔―――が、天使か女神を犯したような光景に、再び興奮したラクサシャは、ねこ娘の足を肩にかけ、再び犯す。
一度男に汚され躊躇されたその場所は、異物を初めほど強くは拒まずに、置く深くまで受け入れさせられた。

人形のように、身動きも声すらも発する事も無く、ただ男の腰に突かれる動きに合わせて身体が上下し、乳房が激しく揺れる。

涙は枯果てて、頬にはその白い痕だけが幾重にも白い筋を残していた。

ラクサシャは揺れる乳房にむしゃぶりつき、その全身を唾液と精液で汚した。
三度犯され、一晩で開花した乙女はそのまま奈落の底に―――堕ちた。
























悪夢の儀式からどの位経ったのか、真っ白な霧のかかる意識に飛び込み覚醒されたのは「鬼太郎」の名前。


「―――楽しみも程々に…当初の目的を果たさねば…鬼太郎を倒せば、私の名も上がる…フフフ。」

性欲を満たし、満悦な笑みで衣服を整えている給仕姿のラクサシャ―――


「…なに…を」


ねこ娘がようやく口を開くが、あまりうまく言葉に出来ない。

「おや、お気づきですか…」
「鬼太郎に何を―――」

テーブルの上で、犯されたそのままの姿のねこ娘の傍に、ラクサシャが歩み寄る。

「貴女の名前を使って、鬼太郎をここに呼び出したのさ。そのうち、同封した地図を見ながらのこのこ殺されに来るだろうよ。」

ラクサシャの言葉に、ねこ娘の身体の中で血が燃え滾る。
身体を支配していた虚無を飲み込み、殺意が芽生えた。

鬼太郎がその辺の妖怪に負けるわけが無い…のだが、ねこ娘は勝敗よりも、自分の大事なものを奪ったこの男が、何よりも大事な鬼太郎にその牙を向けようとしているのが許す事ができなかった。

ラクサシャはねこ娘の顎をクイ…と持ち上げて
「しかし、残念ですね…貴女の口からは鬼太郎の名ではなく、その声を私との行為で聞きたかった。まぁいいでしょう…鬼太郎を殺ったあとに、声が枯れるほど可愛がってあげますよ?」

人の姿を象った妖怪は、卑猥な笑みを浮かべ、上唇を舌でなぞった。
その言葉が、その行動がねこ娘の中に宿った羅刹に炎を灯させる。

痛みで動くことが、困難な身体を上半身を起こし、蒼白な面でラクサシャを睨み付ける。

行かせない―――鬼太郎の所へは、あたしが
あたしが鬼太郎を守らなくちゃ…でなければ、永遠に振り向いて―――もらえない。

「おお、恐い顔だ…しかし、美しい…犯し甲斐いのありそうな表情だ。」

「ゆる…許さない…」

ラクサシャには届かぬほどの細い声
立ち上がろうとして、身体は床に崩れた。
這いずってでも、あの男の足に喰らいついても行かせはしない。

男が汚した美しい姿態に長い髪が絡まるその姿は、欲情を再び煽るのには充分過ぎた。
その様子に、ラクサシャの喉が鳴る。

「―――腰が立たなくなるほど犯したのに、私を煽るとは…」

足元に転がるねこ娘の身体に馬乗りになり、上を向いた乳房に手を伸ばした。
ねこ娘は視線をまっすぐに、逸らさない。

「フフフ…いいでしょう。鬼太郎に貴女を犯す姿を見せつけるのも一興だ…。」

掴んだ乳房を揉み、顔を埋めようとして―――

「ガハッ…?!」

身体の中心に激痛が走り、口を抑えた。

「娘…何を…」


掌を見て、ラクサシャは言葉を失った。
契りを交わし、羅刹の力を得たねこ娘の―――その髪が
毛先を刃物に変えて、貫いていたのだ。

背中から貫かれた髪に、口から溢れた血がボタボタとねこ娘の白い肌を紅く
深紅に染め上げる。
心の臓を貫かれて、絶命したラクサシャの抜け殻が、ねこ娘の上に覆い被さり
傷口からじわじわと溢れた血が大量に、肌に注がれた。

やがて、ラクサシャの身体は溶けていくように変化し、一粒の誇りすら残さずに消え去った。

真の羅刹と成る為には、忌まわしい儀式により己に能力をわけ与えし主格を殺し、その血を全身に浴びる事。
ソレは継承した主格しか知ることの無い儀式。
通常は主格がすいなわれれば、己の能力も失われるのでは…という恐怖に刈られ、殆どが主格を守り死滅していくのだ。

今手に入れた力よりも、鬼太郎を守る事を選んだねこ娘は、知らずして、ラクサシャの継承の儀を終らせていた。

全身に浴びた血は一滴の痕も残さずに消え、身体の痛みも無く
むしろ力が漲るようだ。

あれほど困難だったのに、今は容易に身体が動く
しげしげと不思議そうに自分の手を眺めていたねこ娘は、はっと我に返った。

「急がなくちゃ…鬼太郎が着ちゃう…」




















カラン…コロン…人気の無い路地裏に響く下駄の音

”鬼太郎…逢いたい―――”の手紙に添えられた地図を頼りに、純喫茶にたどり着いた鬼太郎。

「わざわざこんな所に…しかも一人でこいだなんて、ねこ娘のヤツどうしたんだろ?」

カラン…

店の扉を開けると、空気で解る相応でない雰囲気に戸惑う鬼太郎に、給仕が声をかける。


「いらっしゃいませ…コチラへどうぞ―――」

先に名乗ったわけでもなく、給仕に案内されるままに付いた席にはねこ娘がいて―――

「…鬼太郎」
「やぁ、ねこ娘。こんな所に呼び出して…」

「ご注文は?」

給仕に言葉を遮られ、そのまま席に着く。

「鬼太郎、何を注文する?ジュースなんて子供っぽいのは、ダメ…だよ?」
「じゃ、コーヒーを」

「かしこまりました」

「本当はケーキも食べたかったりして?」

悪戯っぽく笑うねこ娘。

「いや、今日はいいよ。」

カチャ…鬼太郎の前に差し出されたコーヒー
ねこ娘は自分のコーヒーをすすりながら言う

「ねぇ…男の子と女の子が、純喫茶でお茶をするのって、なんていうか知ってる?」

「え?」
「鬼太郎は子供だよね…」

「…自分だって、子供じゃないか…!」

意味ありげなねこ娘の言葉に、少々むっとした鬼太郎は、口調を強めて答えた。

「アタシが子供?」
「そうだよ。」

「あたしがずっと子供のままだと思った?」

「…ねこ娘?」

普段とは違う雰囲気に、何時しか店の空気も変わっていた事に気がつく。

「あたしだって…なれる。綺麗な女の人に……大人に…なれる―――」

うわ言のように唱える呪文。
それにあわせて、変化するねこ娘の身体に―――

「おまえ…ねこ娘じゃないな?!」
「あたしよ?…鬼太郎―――今日だって、鬼太郎の家に遊びに行ったのに、鬼太郎居ないんだもん…つまらない―――。」

先ほどまでは確かにねこ娘だったのに、目の前に居るのは―――明らかに大人の女性。
本当にこの人がねこ娘だなんて有り得るのか?とっさのことに鬼太郎は身構えた。





「ねぇ…鬼太郎…あたしのコト…もっと好きになってよ―――」



ザワザワ…とした辺りの雰囲気。
やがて、店内全体が歪み始める。

「うわ―――!!!」

やがて歪んだ壁が、擬態殻もとの姿に戻り始める。
薄紫色の細い糸が幾重にも幾重にも…

しかし、糸だと思っていたソレは





髪の毛―――?!





「髪の毛綱!!」


襲いくる髪には髪で!!対抗し様とした鬼太郎だが、何せ量が違う。
この店全てが、髪の毛の創ったまやかしだったのだから…

天井から床から壁から、いっせいに鬼太郎に髪の渦が押し寄せる。
目の前のねこ娘は、微動だ似せず目を細めてその光景を眺めているだけ。

「ねこ娘―――目を覚ますんだ!!」

鬼太郎の叫びも虚しく、視界は髪の毛に覆われ真の暗闇に…
ほんの一瞬、視界を奪われる最後



ねこ娘が微笑んだ気がした―――







「…うっ」

全ては悪夢だったのか?
意識が戻り、ぼんやりと瞳に映るのは、いつものねこ娘の姿―――

が、手足にまとわる奇妙な感覚に、目を見開くとそこには全裸の、大人になったままのねこ娘が居た。

豊満な身体…一糸纏わぬその姿に、鬼太郎は顔を赤らめたが、内股を伝う紅い
紅い血の痕に、顔色を変えた。

「―――これね?止まらないの…」

鬼太郎の様子から悟ったのか、薄紫の茂みに手を当て答えた。

「ラクサシャが…あたしのココを…身体を…何度も犯したの。」

鬼太郎の傍に寄り、胸に手を置いて跪き…顔を見上げた。

「あたしは…鬼太郎に好きになって欲しかっただけなのに―――」

整った顔を崩す事も無く、淡々と身の上に起きた最悪の出来事を放すねこ娘に、鬼太郎は言った。

「もういい、もう止すんだ。ねこ娘。」

きょとん…とした表情で鬼太郎を見つめ、目を細めると
胸元に置いた手を滑らせ、学童服のボタンを外し始めた。

「な…なにを…止めるんだ!ねこ娘。」

チャンチャンコの紐を外しボタン全てを外し
白い肌着が姿を表わすと、ソレをゆっくり引き裂く。


やがて露になった鬼太郎のみずみずしい肌の、腹部に頬を寄せて
上に向かって這うように、胸元に口付け

胸先を舌でチロチロと舐めながら、もう片方を指で転がした。

「…うっ…ねこ娘…元の姿に戻るんだ。僕と…ゲゲゲの森に帰ろう…」

「…いやよ。」

睨み付けるようにして鬼太郎を見上げた。

「せっかく大人の女の人になれたのに…元の姿に戻ったりしたら、ラクサシャに汚されたあたしなんて…
 鬼太郎はあたしの事なんて永遠に見てくれない―――
 だからあたし…決めたの。あたしの世界に鬼太郎を、永遠に閉じ込めておくって―――」

「ねこ娘の…世界?」

「そうよ、ココに居れば時間の流れも関係ない。鬼太郎があたしの事を愛してくれるまで
 永遠に愛し合う為に、ずっと二人でココに居るの。」

よくよく見れば、その空間は全てねこ娘の髪の毛で覆われており

まるで髪の毛の檻―――

振り解こうと腕に力を入れるがびくともしない。
乙女の意志の強さこそがこの檻の強度そのもの。


そして、ネズミ男に傷つけられ、ラクサシャに砕かれた心は

少年が少女を、仲間として大事な異性として見守り思いつづけていたことに気がつかない。
少年の言葉―――想いは、嘗て少女であったねこ娘には届かぬものとなってしまっていた。

鬼太郎を想う狂愛…が今のねこ娘を支配する総て

その思い込みが彼女にとっての現実であり真実なのだ。
それが崩れる事の無い限り永遠の監獄

ねこ娘は露になった鬼太郎の肌に身体を密着させた。
たわわな両胸が顔にあたり

全身から香る…甘い香りに

逃れられない―――と鬼太郎は思った。

ねこ娘の甘美な誘惑から、それは外界の戦いも、仲間も父も総て捨てて
この愛欲に身を投じるのもよいかと思わせるほどに

鬼太郎を抱いていたねこ娘は、そのまま濃厚な口付けをし、ズボンに手をかけると、ジッパーを下ろし、下半身を露にした。
少年の身体に相応の、まだ陰毛すら生えていない性器に

しばし魅入って、舌で舐め上げるように口に含んだ。

「ん…ふっ…」

「うあ…ぁあっ!!」

全身をビクンビクンと痙攣させても、ねこ娘の呪縛から逃れる術は無い。

すっぽりとねこ娘の口に収められた性器は、舌に絡め取られ
徐々に快楽と官能を呼び覚ます。




愛欲と肉欲の入り乱れる、ここは―――髪の毛地獄




実に恐ろしきは、妖怪ラクサシャ
乙女の髪に織り込まれた強き想い



―――終劇
320名無しさん@ピンキー:03/10/09 18:50 ID:zfUK9YIq
ダークな展開ですなァ〜
前スレで貼られてたラクシャサねこ娘に・・・・ハァハァ

ttp://akm.cx/2d/dat/img20030301033209.jpg
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030303002453.jpg
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030305032641.jpg

>>295
誰かキャプって神になられませんか?



321名無しさん@ピンキー:03/10/10 10:55 ID:uJfWP/N7
322名無しさん@ピンキー:03/10/11 23:44 ID:oBjrTp1W
ここは凄いな....パラダイスだ....
ネコたんは漏れの青春そのものだったよ

発情期のネコ娘がネズミ男と....ハァハァ
な話が見たい...

「おい、ネコ娘どうした?腹でも痛てェのか?」
「いや!ネズミ男...こっちこないで...ハァハァ(荒い息)」

みたいな

323名無しさん@ピンキー:03/10/12 10:00 ID:1AmVU/3T
ニャハッ
324名無しさん@ピンキー:03/10/12 21:14 ID:1AmVU/3T
好みは個人差ですな。

4期のゲゲゲハウスかねこ娘の家で、
寝床の中で裸で抱き合う鬼太×ねこが一番しっくりきます。
325名無しさん@ピンキー:03/10/13 01:14 ID:f22Bv2DK
>>290
まぼろしの汽車はEDの2回も合わせると、
6回パンツを見せてるんですが、本編の4回は判りますかね。
フランケン戦で1回。狼男戦で2回。後1回コマ送りじゃないと判らないチラがあるんですが、
見た人いるかな?
326毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/10/13 09:05 ID:yQZzBTCh
全開投下したSSがダークだったのでお口直しに劇アマンアマンラヴラヴを
蜂蜜注意報が出ています。

お好みで回避してください。


鬼太郎の万年床に
生まれたままの姿のねこ娘が横たわっている。

幼い風貌には相応でない、行為を
初めて契りを交わしたときから、度々重ねられてきた逢瀬

しかし、それは
お互いの存在を再確認し、心を身体を労わり―――慈しみ、愛し愛され
2人で無ければ生み出せない安らぎを得る為の大切な行為でもあった。

幾度となく身体を重ねても、やはり互いのそのままの姿は気恥ずかしく
愛しい

カサ…

こちらに背を向け、布団の端に腰掛けた鬼太郎の気配に
ねこ娘は、小さな胸を包み隠して瞳を閉じた。

微かに軋む音がして、鬼太郎の手が頬に触れ、口付け
コレがいつのまにか、お決まりの合図になっていた。

胸を包み隠していた手首を捕まれて、口付けがだんだんと濃厚になるに連れ
互いの身体に手を回し、肌と肌を密着させ抱き寄せる。

身体を抱いていた手が膨らみかけの胸に触れ、やんわりと触れられると身体の奥がジンと熱くなる。

唇の愛撫が下がるに連れ、身体を抱いていた手は首筋に頭にと移動して

小さな胸の蕾を詰まれ、口から漏れる甘い声にたまらない愛しさを感じて
悦んで欲しくて、身体の隅々にまで口付けを施す。

普段の、日常生活からでは決して聞く事の無いねこ娘の
鬼太郎だけが紡ぎだせる声に、興奮が高まる。

やがて鬼太郎を受け入れる体制の整ったねこ娘の、幼く綺麗な縦筋のそこからは透明の愛液が滴り
ヒクヒクとする様子はとても淫らで、普段の概観からはとても想像できないほど

鬼太郎もまた互いを高める行為で、重力に相反し固くした自身をねこ娘の肉壁に包まれるのを待ち望んでいたのだ。
自身に手を添えて、今も尚、透明の泉あふるる源泉に導く。

ネチ…と触れて、一瞬ねこ娘が身体を強張らせるが、挿入はいたって容易で、むしろ奥深く
根本まで吸い込まれるようにして受け入れられた。

「熱い…」

どちらとも無く漏れた言葉。
互いの凹凸がぴたりと合わさり、ねっとりとしたそこから全身に伝わる互いの熱

いつもなら、ゆるりと鬼太郎が動き始め
肉壁を肉棒を伝う快感に、あられもない声をあげ乱れるはずであったが―――しかし

今日の鬼太郎は挿入したまま直ぐには動かなかった。
互いに一つになったところで、もう少しこうして

これ以上一つになりえない状態で、ねこ娘を感じて居たかった。


行為に及べば、絶頂を迎えるのは目に見えて、とてももったいない気がした。

「…鬼太郎」
「何?」

「あの…あのね…その…何時までこうしてるの?」

挿入したまま動こうとせずに、ただ…ねこ娘を抱きしめている鬼太郎に
感じ始めたもどかしさを悟られまいとして聞いたのだが。

「…もう少し良いかな?まだねこ娘の温もりに包まれて居たい…」
「…うん」

それを聞いて安心したのか、鬼太郎は胸に顔を埋めた。
欲しいものは既に与えられているのに、身体は更なる快感を欲していて
身体に施される鬼太郎の愛撫に、膣はジンジンと疼き

気が狂いそうなほど切なくて、このままでは自ら快感を得る為に猥らに動いてしまいそうだ。

鬼太郎がほんの少し動いて擦れるだけで、我慢できない
だんだんと吐息交じりの呼吸に、瞳は涙でうっすらと潤う。

「…きたろぉ…」

我慢の限界が近くなったねこ娘は、助けを乞うように名前を呼んだ。
自分でも判るほどぐしょぐしょになっている、そこは
何もせずとも、鬼太郎を求めて、伸縮をはじめている。


「どうしたの?」

上半身を上げて、腕の下のねこ娘を見る。
真っ赤に上気した頬の、潤んだ瞳の艶かしさに、ドキッとする。

「もう…ダメなのぉ…あたし、おかしくなっちゃう…お願い…鬼太郎の…で、あたしの事メチャメチャにして…?」

ねこ娘の可愛いおねだり…を、どうして受け入れずにいられよう?

「―――ねこ娘」
「いじわるしないで…あたし……鬼太郎が好きよ…だから―――メチャクチャにしてよぅ。」

「僕だって…もう我慢できないよ―――。」
「鬼太郎が欲しいの…早く…いつもみたいに…して―――?」

小さな肩はカタカタと震え懇願するような瞳に、鬼太郎の理性は吹っ飛んだ。

「…僕も好き…だよ。ねこ娘が―――欲しい」
「…あっ…にゃん…」

腰を抑えて、ねこ娘に包まれていた自身を深く、高く突く。
欲しくて欲しくて仕方なかった刺激を与えられ、身体がビクンとした。

「―――僕の事も、もっと気持ちよくして?」

今のままでも十分気持ち良いけど…の、この言葉に、かあ…っとねこ娘の頬が染まり、無意識的に膣が鬼太郎を締めた。
又、鬼太郎も、膣内で更に固く…太くした自身を、ゆるりと抽送し始める。


やがて聞こえ始める水音に、興奮と羞恥を煽らる。

回を重ねるごとに、ますます愛称が好くなる互いの
ソレは嘗て、じぶんったいが一つの存在であったのではないかと思わせるほどに

意識も―――身体も、融けて交じり合ってしまう。

はぁ…と吐いた息が、だんだんと短くなり、ハッハッという短く荒い息遣いに変わる。
息遣いが短くなるのにあわせて、抽送も早くなり
身体の真が熱で痺れるような感覚に、二人は本能に身を任せ感じるままに
与えられる快楽に逆らうことなく身を任せた。

無我夢中で、ねこ娘は鬼太郎の身体を抱きしめ、鬼太郎の動きが止まると
互いに低く唸り―――同時に2人は達した。

何度目か、ねこ娘の膣に注がれる熱い鬼太郎の精液に、ねこ娘は鬼太郎をきつく抱きしめたまま
総て受け止めた。







行為が終った後のこの幸せな余韻も、回を重ねるごとに好くなる。
初めは意識すら飛ばしてしまっていたねこ娘だが、今は朦朧とすれど
肩に手を回すと答えるように、胸に擦り寄ってくる。

いとおしくて、愛しくて―――そっと抱きしめ、頬に口付け
幸せな余韻の中、二人は眠りにつく


目覚めれば、昨日より更に深く結びついた二人の
眩いばかりに新しい朝が始まる



ー完ー
333名無しさん@ピンキー:03/10/13 15:15 ID:f22Bv2DK
鬼太郎とねこ娘の貝殻合わせ萌えです。毛目玉氏
萌えが第3段に
ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html

334逝く毛中毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/10/15 08:55 ID:KTitxv3L
>>333乙でつー

前スレでねらリひょん氏が投下していった猫タンとねづみ男の話は大人のムード満点で(;´Д`)ハァハァするYO
…と>>322に言ってみるテスト

読んでいたのならスルーしてくれ

いいかげんオイラも一人で投下して板も面白くないので、新しいSS職人様か、既に降臨されたの神々の新作をマジでキヴォングしてみる!
この頃何だか身体が熱っぽい。
体を流れる血が勢いを増しているみたいで―――

漏れたのは熱い吐息

やたらと猫達の鳴き声が耳に響いて
頭がぼうっとしてしまう。

猫達の叫びは互いを呼び合う愛の囁き。
そして、ねこ娘もまた―――

自身の身体が発情期に入ったなどと微塵も気づかぬのは本人ばかり
少々体調を崩したのだろうと、安易な気持ちで向かったのは
既に通いなれた鬼太郎の家だった。

少々気だるさを感じつつ、家に上がる。

「こんにちは、鬼太郎―――居る?」

カサ…入り口の簾を手でよけて、中を除き見た。

「やぁ、ねこ娘。」

振り向いて、自分の名を読んだ鬼太郎の笑顔に、思わずドキッとする。
何故だか解らない。

まるで火をつけられたように身体の熱が上がり、気づかぬ間に頬が赤く染まっていた。
ただ声をかけられただけなのに、ドキドキと心臓は脈打つ。

今日は目玉の親父もいて、いつものように茶碗風呂で入浴中。

「おや、ねこ娘顔が赤いぞ…どうかしたのか?」

家にあがってきたねこ娘のほうを見て、親父が言った。

「…えっ、ヤダ…」

頬を両手で抑えて、クスクス笑う鬼太郎の隣に何時ものようにおひざ(正座)した。
その姿勢から何時も足を崩すのだが、正座して初めて
自分の下着がしっとりと濡れていた事に気がついた。

布地が肌に、ぺたりと張り付く

(なんで?あたし…なんかおかしい…)

ねこ娘は、下着を湿らせている原因を即座に理解した。
普段はさらりとしている彼女の幼線。下着が濡れているのは漏らした訳ではない。

そう、唇が涎を…淫らに愛液を滴らせている。
その事実に、ねこ娘は硬直していた。


「ねこ娘…?」

心配そうに鬼太郎は顔を覗き込み、額に手を当てた。
鬼太郎に触れられて、飛び上がりそうなほどに驚き、身体が跳ねる。

鬼太郎は自分の額に手を当て、熱が有るかどうか診ているようだ。
ねこ娘は、自分の身体にますます熱がともり、心臓が早鐘を打つのを抑えられない。

「…少し―――熱っぽいんじゃないか?」
「ゃ…やぁ―――っ触っちゃダメェ!!」

慌てて鬼太郎の手を払いのけ、表情を見えぬように覆った。
触れられた額が熱くて…

僅かに震える肩

「…ねこ娘?」

少々おかしい様子に、鬼太郎は気がついた。
ああそうか、彼女は―――

すると後ろを振り向き、目玉のオヤジに軽く合図する。

―――すいません。今晩は二人きりにさせてもらえませんか?―――

目玉のオヤジは察しが早い。
大体の事が想像と理解が出来て、ちゃぽんと茶碗風呂から上がると化けガラスを呼んだ。

「おお、すまんが子泣きと手合わせする約束をして居ったのでな。これからわしは出かけるよ。鬼太郎、後は頼んだぞ。」

ひらりと化けガラスの背中に乗ると、羽ばたく音と共に外に消えてしまった。
後に残された2人。

沈黙が辛い―――あたしがヘンな態度…を、鬼太郎にしたから。
オヤジさんも、こんな時に消えちゃうなんて、なんてバツが悪いんだろう。

「ねこ娘?」

まだ表情を手で包み隠すねこ娘の正面に鬼太郎は座り直した。
両手を前に付き、上半身を乗り出すと顔を覆っている手の甲に、ちゅっちゅ…と軽く唇を当てる。
たまに肌をついばんでみたり、数秒押し付けてみたり

鬼太郎の髪が、さらりと肌を撫でる。

「…やだ」

自分の掌の直ぐ向こうに、鬼太郎の顔が有るかと思うと、とても恥かしくて手をどけられない。
片手を、鬼太郎の口付けを抑えるように、口元へ

しかし、手首は奪われ、掌に施されるやさしいキス


「…あっ」
「顔…みせて?」

「………」

一瞬の隙を疲れて、滑りこんだ手は頬に添えられ
寝転がった自分を鬼太郎が上から見ていることに気がつくのに、暫くかかった。

スカートが少し乱れて…腿の辺に生地が触れている気がする。
胸のドキドキは治まらず、潤んだ瞳で鬼太郎を見つめた。

瞳がとても綺麗で、赤味のかかった柔らかそうな唇
乱れた髪と服―――

色気のある艶やかな表情に心奪われて、魅入ってしまった。

「…きたろ?」

色付いた唇から紡がれる自分の名前
唇から覗く紅い舌
トロンと潤んだ瞳―――上気した頬

どれ一つをとっても、鬼太郎の芯に火をつけるには十分だった。
熱を冷ますはずの自分が、ミイラ取りがミイラになったように、ねこ娘に囚われ
少年の概観からは程遠い、男の部分が呼び覚ます。
少女の、女を求めて止まない。

鬼太郎はその薄紅居るの唇に、口付けを落とした―――

合わせられた唇、絡まる舌を互いに夢中になって吸い付いた。
チュ…ちゅという音が漏れ、顔に手を添えて、角度を変え浅い呼吸を繰り返しては引き合うようにして

それでも胸のボタンを緩める事は忘れない、次に口付けをする為に印を刻む為に
唇を解放し、耳朶を軽く噛む

「ふにゃあ…」

声と共に白くそらせた白い首筋に、甘噛み
舌をなぞらせて、吸い付き、紅い花びらの後をつけた。

身体からほのかに甘い香りが漂い、脳神経を麻痺させるような感覚に、鬼太郎は自分の予想が的中した事を確信した。

先ほど緩めたブラウスの隙間に手を滑らせ、肌に触れ、そのまま後頭部に手を回し覗いた胸肌にも又一つ…

ジャンパースカートに邪魔されながらも、唇で触れられる肌に満遍なく注ぐ口付けに
ねこ娘は淫らに濡らした秘所の事など、忘れていた。

何時しか割られた身体には、鬼太郎が収まっており、スカートは腰の辺りまで捲られて純白の下着が晒されている。
腰に、太股に鬼太郎の手が触れたのを感じて、ねこ娘は身体を強張らせた。

―――ヤダ…あたしがエッチになってたの知られちゃう…

しかし、行為をはじめる前にねこ娘の身体の異変をそれとなく察知していた鬼太郎は、あたかも自分が欲情していたかのように振舞う。
お互いに、脱ぐ事も脱がせる事もせずに、ただ黙って鬼太郎は自分の股間をねこ娘のそこに、押し当てた。

「―――!!」

布越しで互いの熱は伝わらずとも、鬼太郎の自身が欲情しているのが伝わってくる。


「ね…解る?僕―――もうこんなにしてる。ねこ娘が欲しくって、我慢できないんだよ。」
「ゃあっ…ん」

そういって、ぐいぐいと腰を押され触れるたびに恥かしくて仕方が無い。
あたしだって、初めから鬼太郎が欲しかったんだ―――

その事実に気づかされて、身体は熱く火照っていたのも、全て初めからこうしたくて
鬼太郎が欲しくて欲しくて

ねこ娘を見つめたまま、はにかんだような笑みを浮かべ

「僕って―――助平…だろう?」

泣きそうになりながらも、目をそらさずに鬼太郎を見つめたまま、プルプルと首を振る。

「あたしなんか……ここに来る前から、鬼太郎が欲しかったみたい―――」

両手を差し伸べて、首に絡め身体を抱き寄せた。

「…だって、鬼太郎に触れられる前からエッチになってたの。」と

そっと耳に囁くようにして

「ねこ娘も、少し大人になったんだよ。」

この鬼太郎の言葉は、直ぐには理解できなかったけど

後日、おばばに初めての発情期を迎えたんだと教えられて、
あの時、鬼太郎の言った言葉の意味をはじめて理解し、身体を震わせて赤面した。


鬼太郎は初めから全部知っていて―――


おばばの家から帰る途中、偶然鬼太郎に遭い
先ほどの恥かしさやら怒りやら、色々渦巻いて複雑な感情をぶつけた。

「鬼太郎のえっちぃ!もう知らないんだから〜!!」

でも、鬼太郎は変わりない態度で、スカートを握り締め怒りと恥かしさに震えるねこ娘にそっとキスをした。
甘い口付けに、先ほどの複雑な感情が溶けて、結局答えてしまう。
少女は少年を許してしまった。

ただただ、悔しかっただけなのだ。
自分の事なのに、判らなかった自分自身に
そして、全てを見透かしているようで、包んでくれた鬼太郎に

寄り添う小さな二人の姿は、木立がそっと包んで



ちいさな恋人の―――午後の甘い一時は、ゲゲゲの森の秘密



おわれ!
343名無しさん@ピンキー:03/10/21 21:30 ID:qEqbkEM3
あげてにゃ〜
344名無しさん@ピンキー:03/10/22 18:10 ID:WupSgKEJ
昨日スレハケーンして前スレ現行スレ漸く読み終えますた。

 最 高 で す ! ! 

神だらけだわ、ほのぼのエチーだわ、マターリしてるのも(・∀・)イイ!
ねこ娘萌え〜〜〜。原作と3部しかみたことなかったけど(三田ヴォイス萌え〜)
ここではおすすめの4部ねこにゃんを今度借りに行きます!

ここはログ倉庫とかないのですか?職人さんたちの許可があればぜひ残したいのですが…
自分、18禁サイトや2ちゃん派生サイトの管理はしたことないので、
もし経験ある方いたらキボーン…(と、勝手なことを言ってみるテスト)
345名無しさん@ピンキー:03/10/23 14:36 ID:GXUSjIIU
346名無しさん@ピンキー:03/10/23 21:43 ID:qFFrwRri
>>344さん
3部の三田ネコボイスに萌えたと言われると、
前スレの3期SSはどれが良かったですか?
鬼太郎
人魚兄弟陵辱
ネズミ男
ユメコリベンジ
悪鬼陵辱
347名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:31 ID:uJTs14EU
344氏ではないが、又たくさんの神が降臨しないかな?
原作とか1部2部猫タンのSSとか
3部、4部の猫タンでも

お絵かき職人の神々にも光倫願いたいなー
暇ができたときに描いていただければ!!!

>322のようにリクエスト汁のもイイカモネー
348名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:32 ID:uJTs14EU
漏れは、ネズミ男の大人っぽいSSが良かったな>3期SS
349名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:46 ID:MG+uIphB
>346
全部マンセーでしたがw
敢えていうならば、その中ならばネズミ男が秀逸でした。
アマンアマン鬼太郎×ねこ娘マンセー者なのでつが、あれは切なかった。。

346さんは職人さんでつか?もしそうなら、ログ倉庫にSS載せるのとかどう思います?
こういうのは人によるから、一人一人聞いてかないと進まないような気が…。
(画像関係はキャプも入ってたらまずいですしね。萌え絵神もいるとこ勿体ないのでつが)
350名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:56 ID:MG+uIphB
名前入れ忘れますた。↑も合わせて344です。

>345
かすみさんのサイトのことですか? まだスレにいらっしゃるのかな…
もしかすみさんいらしたら、前スレ&現行スレのSSはhtml整形しますので、
サイトに載せてくれないかなー…(などとまた勝手なことを伺ってみるテスト)

いや、職人さんのご判断待ちですが。
351346:03/10/24 21:14 ID:YF5gd0uB
>ログ倉庫にSS載せるのとかどう思います?

いいと思います。
344さんは3期ネコ娘と4期ねこ娘にどういうイメージがあります?
自分は3期レイ-プされた経験あり、
4期鬼太郎とのアマアマンな関係
ですが。
352名無しさん@ピンキー:03/10/28 01:21 ID:bBbPzrX/
353名無しさん@ピンキー:03/10/29 18:23 ID:J9itq13a
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji/img-box/img20031029181604.jpg

…猫タンに見えなくも無い?
髪紫で目が緑で…
354名無しさん@ピンキー:03/11/04 21:59 ID:wkIdPSOW
「にゃァあん…鬼太郎…!」

4部のねこタンがこんな声を出しながら近寄ってきたら、鬼太郎は喜ぶだろうな

355名無しさん@ピンキー:03/11/06 09:40 ID:8zDKyryk
>354

そのシチュは、どういった感じで?
356354:03/11/06 21:22 ID:Hj79I2SP
>355
流し目で甘えながら抱きつく感じで(カラダを求めるつもりで)
357名無しさん@ピンキー:03/11/11 21:43 ID:8msWFXa9
2期猫娘のパンツ丸見えの、「目目連」・・・・ハァハァ
「さあ、おいで。鬼太郎さんの仇を討ってやるぅ!」
「そら来た」
コマ送りで見まつた。
358主婦yumi:03/11/11 21:49 ID:mumT5DUG
無料画像から動画に移行
きわめつけの無料動画を掲載しました。
場所は無料画像(メインページ)の最後から6番目以降です。
ご賞味ください。
http://makiyumi.nonejunk.com/
359名無しさん@ピンキー:03/11/12 21:35 ID:xpKAdcna
この画像のネコ娘、もう少しスカートがめくれたらなぁ

ttp://moe2.homelinux.net/src/200311/20031112108369.jpg
360名無しさん@ピンキー:03/11/13 16:55 ID:eAW//nGP
絵師さんキボン
361344@倉庫番:03/11/14 19:00 ID:98FK2T61
絵師でなくてスマソ。。
4部ねこ娘みて激萌えしてますた!
亀レスですが>351(346)
3期ネコは元気が良くてはねっ返りっぷりがいいですな。
4期はアマンアマンでたまらんかった!ラクシャサ話に悶えましたw

ttp://gegege.s6.x-beat.com/

こんなん作ってみましたが。修正部分やツッコミキボン。
広告うるさくてスマソ…
したらば借りようかと思ったのですが、今のところ雑談板・避難所は必要ないかなと。

神ご光臨切に願います!
362名無しさん@ピンキー:03/11/14 20:49 ID:mTxaETiD
104氏の再君臨キヴォンヌー!!
尻切れじゃひどい、俺すげーわくわくして見てたのに
363名無しさん@ピンキー:03/11/15 14:38 ID:frr4hqtr
>361モツカレー!

あとは絵師さんの了承がもらえたら、ウpろだにageられた絵も収録キヴォング
・・・ダメでつか?

>362禿同
漏れも禿しく読みたい
364名無しさん@ピンキー:03/11/16 00:30 ID:rwXwruwh
「目目連」2期
「穴蔵入道」3期
「まぼろしの汽車」4期

猫タンのファンなら絶対わくわくする回だそうでつな。

365名無しさん@ピンキー:03/11/19 21:03 ID:CXK31+Gr
366名無しさん@ピンキー:03/11/21 11:30 ID:LBUg2a/b
…寂れてきたな
神々はどこ逝っちゃったんでつかね?
367名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:19 ID:ws5mKYME
ttp://www.free-adult-hosting.net/ganba93/gege/
なにげに猫娘が出てる
368名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:27 ID:/bzWm4Cu
あかねかあ!!w >>367
なにげに適役だな。清楚で健気だ〜
369名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:27 ID:ws5mKYME
370名無しさん@ピンキー:03/11/27 20:28 ID:C6PUVnsq
猫タン
371名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:31 ID:hZgCmzip
保守age

>>367
なにげに漏れ、それの前編知ってたりする
ttp://www.hentaisite.mentesvirtuales.com/doujins/galeria.php
ハァハァ…あかね猫娘タン萌え。

…『なにげに』ってフレーズ気に入ったなぁ。
372名無しさん@ピンキー:03/11/28 11:17 ID:nBXXN8HO
なにげに(w 神光臨キボンしてお目汚しSS投下。
焦らし系の鬼太郎×ねこタンです。
373372(1):03/11/28 11:18 ID:nBXXN8HO



ゲゲゲの森の穏やかな夕暮れ。温泉旅行に出かけた目玉親父の姿はなく、
木の葉の万年床では鬼太郎はだらだらと眠りについていた。

「う・・・ん?」

ねぼけ眼を開くと腕の中にはねこ娘が丸くなっていた。
いつの間に訪れたのだろう。ひょいと顔を上げると丸太机にはお土産らしい袋がおかれていた。
悪いことしたな・・・。
おそらくは幾度声をかけてもゆすっても起きなかったのだろう。
もう随分と寒くなってきたから、温かい布団に誘われて入ってきたのだろう。
そのうちにねこ娘も眠り込んでしまったのだろう。
悪いことしようかな・・・。
いくら何でも無防備すぎるねこ娘もいけない。
鬼太郎はくすりと笑い、背中からねこ娘を抱き寄せた。

「ん・・・。」

脇から手を入れてブラウス越しに手をまわす。
ふくらみは薄いけれど、それでも自分とは違う柔らかな胸に鬼太郎は夢中で手を蠢かせた。
段々とねこ娘の息が乱れ、指先が固いつぼみに当たる。
首筋にちゅと唇を寄せると、ねこ娘はもぞもぞと身をよじりながら目を覚ました。

「鬼太郎ぉ・・・。なにしてんのよぅ。」

寝起きの掠れた声で問いかける。振り返ったねこ娘の口を塞ぐように口づけると、
上がった息が鼻からもれた。
柔らかい唇を味わい尽くしているうちに、その頬が熱をもっていることに気付く。
いたずらにペロリと上唇を舐め上げて唇を離すと、ねこ娘は恨みがましそうに目を上げた。
374372(2):03/11/28 11:22 ID:nBXXN8HO
「いつ来たの?」
「・・・お昼。もう・・・鬼太郎いっくら起こしても起きないんだもん・・・。」
背中のファスナーを開き、嫌がってうつぶせになるねこ娘を追ううちに
覆いかぶさるような格好になった。

「つまんない・・・。」
「ゴメン。」
「オヤジさんがいないとすーぐぐうたらしちゃうんだから。」

背後からのしかかる鬼太郎を払い落とすように腰をあげる。
そのせいでかえって腰を突き上げるような格好になっているのをねこ娘は分かっていない。
「ダメ。」
「いじわるだなあ。」
「だってつまんなかったんだもん。」
すっかりへそを曲げてしまったようだ。けれどまだ寝ぼけているせいか派手な抵抗はしない。
もうすでに固くなった鬼太郎のソレを押し当てるとひょいとよけたり、
首筋に口づけると肩をすくめたり。そんな愛らしい抵抗を見せた。

「どうしたら許してくれる?」
「うーんとね・・・。」
スカートを捲り上げて下着のふちにかけられた指を手で押さえる。

「手使っちゃダメ。」
「え?」
「手を使わないで・・・脱がしてみて?」
ねこ娘はいじわるそうにニャアと笑って目を細めた。
ほんのささいなゲームのつもりなのだろう。
「・・・・・・いいよ?」
鬼太郎は学童服のズボンごとパンツをひき下ろして、もう一度ねこ娘の腰に手を当てた。
375372(3):03/11/28 11:24 ID:nBXXN8HO
「ニャッ?」
自在に操れる髪の毛や足でも使うと思っていたのだろう。
下着のふちに掛けられた生温かいものの感触に驚いて、ねこ娘は背を反らして顔をあげる。
「動いちゃダメだよ。」
「ちょ、ちょっと待ってよ。それは無理でしょ?」
「無理だと思う?」
腰に当たった亀頭の先端がお尻の筋をなぞるように下りていく。
丁度カリ部分に下着のふちを引っ掛けてじわじわと下着を下ろしていった。
「ふ・・・ぁん。」
少しずつ下ろされる感触がまるで焦らされているようにもどかしい。
先端が菊のつぼみにさしかかると、思わずびくり体が震えた。
「あっ・・・。」
そのせいで途中まで下りた下着はゴムの反動で戻ってしまった。

「あーあ。ねこ娘が動くから・・・。」

また尾?骨から先端を当てながら、鬼太郎の手はブラウスのボタンを外し始めていた。
肩をすくめて隠れてしまった首筋のかわりに、あらわになった肩口に唇を沿わせる。
器用に下半身を動かしながらねこ娘の体を愛撫していった。
いつの間にか立場が変わってきている。
焦らされたように甘く緩やかな熱に身を任せるのはねこ娘の方だった。
鬼太郎といえども余裕があるような状態ではなかったが・・・
最終手段があったからただただねこ娘の肢体を撫ぜることに集中していた。

「うん・・・あっ・・・ヤぁ。」

のしかかった重みと、動かないよう言われたことが、
まるで押さえつけられているような抑制を感じさせる。
ひじとひざを立てて身を震わせながら、耐えるように組んだ両手を口もとに当てている。
376372(4):03/11/28 11:26 ID:nBXXN8HO
鬼太郎のてのひらに包まれた胸のつぼみはきゅんと立ち上がり、
時々摘み取られると肩が揺れる。
間接的に花芯にまで響く感覚にねこ娘は悩ましく息を落とした。
そして・・・

「あっ・・・。」

鬼太郎の先端がくちゅりと音を立てる。
花芯に亀頭が滑り込み、ねこ娘の意志とは無関係にその奥までもが
キュッと絞り込まれて切ないような疼きが走った。

「・・・あれ?まだ触ってないのに・・・ぬるぬるしてる。」

わざと耳元で囁く言葉の虐めにねこ娘の頬は更に紅潮する。

「・・・もう気持ちいいの?」
「やぁっ!ち・違うもん・・・!」

いくら否定していても、まだ発達していない幼線からはぬるりとした液体が溢れ出て、
鬼太郎の自身が挟まれたせいで浮いた下着に吸い取られることなく太ももに伝っている。
377372(5):03/11/28 11:28 ID:nBXXN8HO
「ふうん・・・。こういうの好きなんだ。」
「ちが・・・。」
耳元を甘噛みされて、ねこ娘の言葉は喉もとに詰まった。
「ウソツキだなあ・・・ねこ娘は。」
くすくすと笑いながら、鬼太郎もそろそろ余裕がなくなってきていた。

腰を滑らせるたびにくちゅりと鳴っているのはねこ娘だけではない。
自身もまた収まるべき処を前にしてじわりと涎を垂らしていた。
けれど下着はこれ以上は下ろせない。後ろから引き下げるだけでは
どうしても前面が足の付け根に引っかかって滑り落ちなかった。
「んっ・・・んん・・・っ。」
キュッと固さを増した胸のつぼみを親指と人差し指で摘み上げながら、
鬼太郎はそろそろ最終手段を使うことに決めた。

「ねえ・・・ねこ娘?僕は両手が使えないんだけど・・・。」
「ふ・・・ふぇ・・・?」
目頭に涙を溜めてねこ娘が振り返る。

「ねこ娘は、手が使えるよ・・・ねえ?」
「・・・・・・。」
熱に侵されているせいか、頭が回らない。鬼太郎の言っていることがよく分からなかった。
鬼太郎の手がねこ娘の手を取り、支えをなくしてかくんと態勢を崩す。

「あっ。」

横倒しに崩れ、顔を上げると鬼太郎がじっと見下ろしている。
鬼太郎の目に曝された自分の姿はもうすでに脱いだ方が早いようなくらい乱れていて、
白と赤の布にくるまれたような肢体はピンクに染まっていた。
「だから・・・。ね?」
掴んだ手をねこ娘の下着に当てる。
378名無しさん@ピンキー:03/11/28 16:50 ID:hhxftCzt
ネ申キタ━━━━ (*゚∀゚) (∀゚*)━━━━━━!!!!!!!!!!!!

3 7 2 今 は あ な た が ネ申 ! !

萌えたよ…是が非に続きを…キ…キボボボボン!!
379名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:07 ID:XwKOfI6B
さんざんガイシュツだろうけど
ttp://www.na.rim.or.jp/~autumn/konyan/kn_nek19.jpg
萌へ
380KURUKURU:03/11/29 02:35 ID:yl42VKOr
だうぞ、おいでませ
http://web.ffn.ne.jp/~Niku/index.html
381名無しさん@ピンキー:03/11/29 08:54 ID:8m+nUWOg
ttp://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d41492191
ttp://img141.ac.yahoo.co.jp/users/7/5/4/0/kumanyo-img200x283-1069944727nekomusumie.jpg

鬼田太郎とにゃんこ娘。。。。中身がちょっと見たい(*´Д`)ハァハァ
382372:03/11/29 19:40 ID:dwPto5ym
>378
萌えないエロにネシン認定ありがd!!w むしろ氏ンでねー言われるかとオモタよ。
初投下で改行規制に途惑っとりますが、がんがりまつ。
383372(6):03/11/29 19:41 ID:dwPto5ym
>377の続き


自分で脱げというのだろうか・・・。ねこ娘は恥らって思わず両手であらわになった胸を隠した。
両足を交差するように組むと、お尻の方はすっかり下ろされていて、
足のつけ根までとどまった下着の胴回りの感触に気付く。

「それも“ダメ”かな?」
「・・・・・・い・・・?」

あまりに小さな声で聞き取れなかった。
「うん?」
目を上げると、鬼太郎の隆起したモノまでも視界に入るから目をそらしたままだ。
「もぉ・・・いじわるしな・・・い?」
「いじわる?」
鬼太郎はきょとんとして何かいじわるしただろうかと思い返す。
いくら全身が熱に侵されていても、ねこ娘にははっきりとは言えなかった。
もう焦らさないでとも、もう我慢できないとも。口には出せなかった。

「・・・・・・っ。」
唇をへの字に曲げて恥ずかしさに耐える。それがねこ娘の限界だ。
大きな猫目を覆った涙が目尻から零れ落ちた。

「ああ・・・。」
そこで鬼太郎も漸く悟る。そして唇に笑みを浮かべながら、
正面からねこ娘に覆いかぶさって、頬にちゅと唇を寄せた。
「いじわるなんてしないよ?」
「ほんとに?」
頬を伝う涙を舐め取りながら、くすりと笑う。

「できない・・・よ。僕ももう、限界だもの。」
384372(7):03/11/29 19:43 ID:dwPto5ym
熱を帯びてしっとりとした唇を重ねると、ねこ娘はもぞもぞと動いて下着をずり下ろした。
まるで“見ていないから知らない”とでもいうようにぎゅっとまぶたを閉じている。
けれどひざより下には手が届かない。ひざ頭を通ったところでねこ娘は途惑っていた。
「・・・んっ・・・う・・・。」
それに気付いた鬼太郎はねこ娘の左足に手を入れて足を上げさせる。

「ん・・・あ、ずるいよ・・・手ぇ使っちゃ・・・。」
「パンツには触ってないよ?」

ひざを折って抱え上げられたことで下着は片方だけ滑り落ちる。
冷ややかな空気に曝された秘所がひどく熱を持っていることを再確認させられて、
ねこ娘はぎゅっと鬼太郎の背を抱き寄せた。
まるで誘っているような格好だけれど・・・。ねこ娘はただ何かに縋りつきたいだけなのだろう。
分かっていてもつい、そんなに欲しいの?と言いたくなってしまうが、
もういじわるはしないと約束したから、鬼太郎は黙ったままで先端を当てて照準を定める。

「───っ。」
「く・・・っ。」

いくら濡れているとはいえ、まだ経験も少なく未発達の膣はひどく狭い。
熱い肉壁を進む鬼太郎の自身は揉みこまれるように締めつけられて、思わず声がもれた。
それでも引くことをせずズッズッと奥まで突き上げたところで、漸くはあと息をつく。
腕の中のねこ娘はぎゅっとまぶたを閉じたまま。
頭を枕にすりつけるように硬直した体はかすかに震えていた。
385372(8):03/11/29 19:44 ID:dwPto5ym
このままではさすがにお互いに辛い。
鬼太郎はねこ娘の体にまとわりついたままのジャンバースカートとブラウスをぐいと引き上げた。

「ねこ娘。」
「・・・ん?」
「ばんざーいして?」

鬼太郎の背中にまわした腕を解いて、枕の上に伸ばすと、
そのままするすると服を引き上げて脱がした。
自分だけ全裸になったことを恥らう前に、鬼太郎も学童服の上着を脱ぎ捨てる。
「ねこ娘・・・。」
肌と肌が重なるとその温もりに少し安心したのだろう。
ねこ娘はもう一度鬼太郎の背中にまわしながら、全身の力を抜いた。
386372(9):03/11/29 19:45 ID:dwPto5ym
互いの繋がった部分はまるで電気が走ったようにびくびくと痺れが走っていた。
ぴったりとおさまった部分を引き剥がすように腰を引いて抜き取ると、
ねこ娘の高い声が上がる。
それは戦いの最中、自分を心配して呼びかける時ぐらい高い声だ。
けれどそれとは違うのは、言葉も不明瞭なほど意味もない母音を綴ること。

「あっあっ・・・あぁ・・・んんっ、きた・・・きたろぉ・・・おっ」

もう返事をする余裕もない。鬼太郎は突っ走るしかなかった。
苦しげな息を落としながら、ねこ娘の肉壁を掻きまわしては突き上げる。
耳に届く淫猥な水音までもが誘淫剤となって、
突き上げる時にはねこ娘の腰が浮くほど叩きつけていた。
それでもねこ娘は痛がる様子もなく、ただ必死に鬼太郎の肩口に縋りつく。
わずかに上下するねこ娘の胸先が鬼太郎の胸板をかすめ、
指先でそれを摘むとまたひとつ大きな嬌声がもれ・・・。

「あっ・・・あーん!」

縋りついた腕も力をなくす。
床に押さえつけるような格好でひたすら奥へ奥へと突き立てると、
鬼太郎は己の限界に歯を食い縛った。

「ねこ・・・むすめ・・・・・・もう・・・ッ」

少年らしからぬ低い唸り声にねこ娘も鬼太郎の限界を知る。
この先に訪れる瞬間に耐えるため、力ない腕を絡めると、
鬼太郎はねこ娘を体ごと引き起こした。
「ンンッ・・・にゃあぁあんっっっ!」

抱きかかえるようにして自らの重みで奥まで突き立てられ、ねこ娘は必死にしがみつく。
「───っっ!!」
収縮した密壷に包まれながら、鬼太郎はその最奥に突き上がる濁流を注ぎ込んだ。
387372(10):03/11/29 19:45 ID:dwPto5ym
ドクドクと残りが吐き出される間も、ねこ娘はぎゅっと鬼太郎にしがみついたままでいる。
少しでも離れてしまえばその肢体を曝すことになるから・・・離れることができなかった。

「・・・・・・はぁあ・・・。」

脱力した鬼太郎が両手を背後に置いても、やはりねこ娘はじっとしている。
荒い呼吸に上下する腹の上にいたままだった。
「ねこ・・・娘?」
肩をすくめて俯いたままのねこ娘の顔を上げて、頬にちゅと口づける。

「・・・もいっかいする?」
「ニャッ!」

驚いて鬼太郎の胸をどんっと突き押すと、流石の鬼太郎も脱力している上に
片腕では二人分の体を支えきれずに、そのままごろりと後方に倒れ込んでしまった。
「いてて・・・。だっていつまでも離れないから・・・さあ。」
「だからっ・・・それは・・・。」
両腕を交差させて胸を隠し、所在なさそうに黙り込む。

「あ・・・れ?」
いつの間にか万年床からはすっかり離れて、
体を包む布団も手を伸ばせるところからは遠く離れていた。
夢中になり過ぎて気付いてなかった。鬼太郎がねこ娘を突き上げるままに、
二人の体は壁際までずり上がっていってしまっていた。
「いやあ・・・ゴメンよ。」
我ながら己の余裕のなさに笑い出すと、そっぽを向いたままのねこ娘も口もとを緩めた。
今回の鬼太郎は悪いことしてばかりだけど・・・
頭を掻きながら照れ笑いを浮かべる鬼太郎がやっぱりスキだから
許してあげるねこ娘だった。


おしまい。
388名無しさん@ピンキー:03/11/30 20:56 ID:PXgyBzeG


                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、  ∧__∧  >372氏
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `'(`・ω・´)ぐっじょー!!
     `~''''===''"゙´        ~`''ー(  ))
                        u~u

乙ですた!
可愛いネコ譚と禿しい鬼太郎にハアハア
389名無しさん@ピンキー:03/11/30 23:35 ID:zxZJGOD8
このスレは猫娘以外はアウトっすか?
ヒ一族の娘タンとか書いてみたい。
390名無しさん@ピンキー:03/12/01 08:35 ID:Qajk8UjO
>389

漏れは、拝見したいと思いますが?

書き込みが少ないので、少し幅を広げたら神が増えやしないでつかね・・・(;´Д`)ハァハァ
391名無しさん@ピンキー:03/12/01 16:00 ID:kuqkLO2a
>>389
4期だと、巫女と猫娘が鬼太郎を奪い合う?
392名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:05 ID:Y5bwqGy5
偽母を装った巫女に薬を盛られて襲われるんじゃないのか?
393名無しさん@ピンキー:03/12/01 23:01 ID:kuqkLO2a
そこを猫娘が「あたしの鬼太郎にニャにすんのよ!」ってキバを剥き出しにして襲い掛かる!?
394389:03/12/01 23:30 ID:00l4vdhI
ちなみヒ一族の娘は
ttp://plaza.rakuten.co.jp/img/user/20/50/3482050/113.png
こんな感じっす。
じゃあちょっと書いてみますんで…

395名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:43 ID:Ef8NWmUa
新たな神光臨のヨカン。
396372:03/12/02 01:18 ID:LVS6Ec8z
ヤキモチねこタンも(;´Д`)ハァハァ
>389 楽しみに座して待ちます!
397名無しさん@ピンキー:03/12/02 09:55 ID:9+Ezxir1
次スレ建設するとなれば、スレタイ変えたほうが(・∀・)イイ!! でつかね?
ゲゲゲの鬼太郎で(;´Д`)ハァハァとか?

>389氏のような神が増えるかも
398名無しさん@ピンキー:03/12/02 23:38 ID:s/I9LwTS
>>394
カワユイ3頭身イラストだがどことなく目つきがエロいな。
エチィヒ一族の娘タンキボン!
399名無しさん@ピンキー:03/12/02 23:47 ID:jqiy8Ue3
397≫どうい
400389:03/12/03 00:24 ID:nAwOO+VL
ヒ一族の娘(ヒコ)×鬼太郎


-----油断した。
鬼太郎は静かに舌打ちした。

文字どおりヒ一族に料理されてしまった仲間を助けんと敵の拠点に
潜り込み、倉庫で敵が来るのを待とうと倉庫に入ったはいいがそこには
ヒ一族の娘がいたではないか。
子供---しかも自分より2、3幼いと思って油断したのが間違いだった。
敵は口から怪しげな液体を吹き付けると鬼太郎は不動となってしまい、
地に倒れた。

「馬鹿ね」

少女が笑う。物騒な物が多い倉庫の中で裸電球に照らされている
橙の髪とワンピースは切って貼ったみたいに目立っている。
ワンピースには白い糸で「ヒ娘」---ヒコと読むのだろうか。
そう刺繍されていた。
401389:03/12/03 00:25 ID:nAwOO+VL
「くっ…」
「あがいたって無駄だもんね。ヒ一族のしびれ水がかかったらどんな
大妖怪だって固まっちゃうんだから」

得意げにヒ娘は言う。鬼太郎は目に怒りの焔を灯し、歯をぎりぎりと
唸らせた。
それまで鬼太郎の顔面を見ていたヒ娘の視点が変わった。下半身。
ヒ娘はしばらくそこを凝視すると鬼太郎の横へ座り手を伸ばした。

「何をする…気だッ」

返事はない。何やら怪しい攻撃をするに違いないと鬼太郎は確信した。
それ、は確かに怪しかった。
ヒ娘は鬼太郎の半ズボンのチャックを開け、下着ごと剥いだ。
上着だけは着ていて下半身のみを露出した姿は全裸よりよほどエロチックだ。
思わぬ行動と露出されたそれの恥ずかしさに鬼太郎はもう一度
先程の発言をくり返した。ただ今度のは少々小声である。

「へぇ…」

ヒ娘は感心したみたいにそう漏らすと

「男のコのってこんなんなんだ…」

と続けた。

「やめろ、何を。何…を…する、気だッ」
「別に」
402389:03/12/03 00:27 ID:nAwOO+VL
ヒ娘の目は異様にぎらついていた。たまに猫娘は僕ににこんな
視線を流していた、そんなことを心のどこか果てで鬼太郎は考えた。
悲しそうな感じもすれば好奇心も感じさせる、そんな感じの目だ。

「…触るよ」
「何」

ヒ娘の白い手が鬼太郎の性を撫で上げる。びくり、と鬼太郎は
躯を震わせ息を荒くする。ヒ娘はそれに留まらず、こんどは
撫でるどころかダイレクトに掴み、揉みしだき始めたではないか。
抵抗することのできない鬼太郎は精神は抗いつつも、身体を押さえる
ことはできず喘ぐように呼吸する。
手を離すと、すっ、とヒ娘の前髪が四ほど立った。
すると鬼太郎の手が勝手に動き始めた。
それは鬼太郎自身の性に伸びている。
ヒ娘は息を殺して見ている。鬼太郎は不安と先程の快感を隠せずに
ヒ娘に目をやった。
手は鬼太郎の性をつかみ、激しく上下運動し始めた。この場合自慰と
言うのかどうか。他慰とでも呼ぼうか。

「あッ…う…や…ろ」

鬼太郎は呻く。その顔は苦痛にも見えて快楽に酔いしれているようにも
見える。ヒ娘は童顔に淫猥な笑みを浮かべ呟いた。
403389:03/12/03 00:28 ID:nAwOO+VL
「や、ろ?」
「や…めろ…やめ…ろッ」
「やめていいの。ふぅん、気持ちよさそうなのに」

鬼太郎は顔を怒りに引きつらせるも、目からは涙が出る。
怒りと屈辱の涙。

「じゃ、やめる」

すると立っていて髪はすとんと降り、鬼太郎の手もぱたりと落ちる。
ただ一物だけは落ちていなかった。むしろ途中で終えられ怒りさらに
硬く起立しているように見える。

「あれ?なんでまだ立ってるの?ねぇ」

ヒ娘はつんと指で硬いそれをつつく。なおもそれは天を刺しつづける。

「やっぱり…」

ヒ娘はいそいそと鬼太郎の足の方へまわり、それと対峙する形になった。

「出さないと沈まないんじゃない?」

すぅと両の手を鬼太郎の性に絡める。
ヒ娘は再びあの淫猥な笑みを浮かべ怒る鬼太郎に言う。
404389:03/12/03 00:29 ID:nAwOO+VL
「大丈夫。お父さんのビデオで勉強してるから」

何のビデオで何を勉強しているのか小一時間問い詰めたい所だが、
ヒ娘はそれをおもむろに口に含み上下させた。そして小さな舌で
亀頭の先端をチロチロとな舐め責める。

「んっ…ん……」

ヌル…チュパ…チュルリ……チュウと卑猥な音が倉庫の
中をこだまする。それは棒付き飴をなめるような音だった。
鬼太郎はもう抗うことすらしない。するだけ無駄だし、した所で
快感を感じる自分にむなしさを感ずるのみだからだ。せめて自分より
幼い少女に舐められている己のそれを見たくないので首を横にするが
念力で無理矢理見せられる。時たま、ヒ娘はそんな鬼太郎に目をやる。
絶頂が近い。

「う、んっ…ああ、ああッ!」

白濁した液体がヒ娘の口内にぶちまかれた。
ヒ娘はそれを一滴も残さず吸い取る。

「イッたじゃん」
405389:03/12/03 00:31 ID:nAwOO+VL
ヒ娘は顔を鬼太郎に近付けて言った。鬼太郎は一層頬を赤らめる。
その時ヒ娘は何か身体に当たるものを感じた。
未だ天を刺している鬼太郎のそれだった。

「やだ、まだ立ってる。おとなしそうな顔してけっこうやらしいのね」

それは、それはお前の方だ。
鬼太郎はそう言いたかった。ただ反り立っている自分のものを見て
言う気が失せてしまった。

「ま、いっか。次は…私が」

すると再び鬼太郎の手は念力で無理矢理いじらされはじめた。
それを見、ヒ娘は鬼太郎の真正面に体育座りし足を開き、ワンピースの
スカートをめくり上げる。
白いパンティは愛液でうっすらと透けていて、その向こう側には
無毛の割れ目が見えていた。
ヒ娘は少々頬を赤めながらパンティの中に手を入れ、鬼太郎の自慰を
見ながら指をいれ始めた。

406389:03/12/03 00:31 ID:nAwOO+VL
「…んッ」

中指を入れ、ヒ娘は目を閉じながらぶるぶると震えた。はぁ、とひとつ
溜息を吐くといよいよ中指を激しく運動させはじめた。

「ん…あッ、う…あン…」

短い喘ぎ声を出しながら目は鬼太郎のそれにやる。
ビクリ、と快感の波が押し寄せる。空いている片手をワンピースの中に
入れ、乳首をカリカリと引っ掻き、つまみ上げる。

「はぁ…ん…」

ヌルリ…チャプ、クチュ、チュ…。

「…あっ、あ…あああっ、ああっ

イくぅッ!

ヒ娘は一段と大きく喘ぐと潮と尿を吹いた。
たぽたぽたぽ、と倉庫の床をヒ娘の尿が這う。

「やァん…おしっこがぁ…」
407389:03/12/03 00:32 ID:nAwOO+VL
やや恥ずかし気にヒ娘は呟く。視点が定まっていない。
広がっていく液体を見ているようでもあり、またそんなものは
はなから見ていない、どこか遠くを見ているような…
何とも形容しがたいものだった。

鬼太郎も達していたようだ。二度の、しかも自らの望んでいない
絶頂に陰々滅々としていた。

「………」

鬼太郎は天井の裸電球を見た。
丸いなぁ。
父さんのように丸いなぁ。
そんなとりとめもないことをぼんやり思っていた。

ヒ娘は気を取り直し鬼太郎へ近付いた。
今度は何を---どうでもよい。
鬼太郎の顔面にずい、とヒ娘の割目が近付いて来た。ヒ娘は濡れた
下着を慣れたようにするりと脱ぎ口で食わえた。ヒ娘はワンピースの
スカートに鬼太郎の頭部を潜らせる。いよいよ露になったヒ娘の割目が
鬼太郎の顔面に押し付けられた。
---舐めろと言うことだろうか。
---舐めないとどうなるのだろう。
---舐めるとどうなるのだろう。

---何だっていい。さっさとこの恥辱から抜け出たい。
408389:03/12/03 00:33 ID:nAwOO+VL
鬼太郎は恥も意地もどこか遠くへ放ってヒ娘のそれを弄り始めた。
ヒ娘の息が乱れているのが分る。鬼太郎は舌をねじ込み中で走らせた。
舌に硬いものがぶつかる。鬼太郎はそれを執拗に舌で突き絡ませた。

「あっ、ん…そこ、そこが…んっ…」

喘ぎ声をあげたが故今まで口で噛んで押さえていた濡れた下着が鬼太郎の
頭部へパサ、と落ちる。ヒ娘は鬼太郎の後頭部を手で押し、顔面を更にめり込ませる。
ジュルジュルとヒ娘の下の口は涎をだらしなく垂れ始めた。
ヒ娘は今まで自分の太股を掴んでいた鬼太郎の手をはらい、鬼太郎を
寝かせた。
ヒ娘は再び鬼太郎のそれを口に含み舌で弄び始めた。しかも今度は陰袋までを
舌で責めはじめたのである。鬼太郎のそれは間もなくいきり立った。
するとヒ娘は自分の陰口を鬼太郎のそれに刺す形に馬乗った。
409389:03/12/03 00:34 ID:nAwOO+VL
「あぁッ!」

ヒ娘が大きく喘ぐ。鬼太郎もまた挿入感と締め付けられるそれに快感を
感じた。快感にしばし酔いしれるとヒ娘は腰を上下に動かし始めた。

「んッ…あ…いい…気持ち…んッ」

鬼太郎が手をヒ娘のワンピースの中へ入れ、乳首をまさぐる。
ぴんと尖った乳首を爪で弾き、同時にまだ幼い乳房を優しく揉み始めた。

「あッ…ん…いいよぉ…気持ち…いい、ん…」

ずっ、ずっ、クチュクチュ。ズリュッ。クチャァ

「駄目ぇ…変に…変になっちゃ…あぁンッ!あっ、ああっ!
イ…くぅぅ!イッちゃぅよぉ!あッ」
「僕も………ぁッ」


二人は同時にイッた。
暗い倉庫に二人の薫りが広がる。
410389:03/12/03 00:35 ID:nAwOO+VL
終。感想頂ければ嬉しいです。
411名無しさん@ピンキー:03/12/03 00:44 ID:/GF2aCkf
おおリアルタイム?389GJ!!
襲われ鬼太郎いいね!ちょっと書きたくなってきた…(鬼ねこでだけどw)

このSSで絵師神光臨キボーン!!
412名無しさん@ピンキー:03/12/03 08:41 ID:5LEeQsdj
>389氏
乙カレー!!
何気に4期テイストかと思いきや、親子のヒ一族の娘タンだったのネー(゚∀゚)
年上のオネ-タンに襲われるのもイイ!!けど年下のょぅι゛ょにもハアハア

>389氏に今後期待と>411の降臨キボン しつつ、久々のSS投下でつ
暦ではもう秋だというのに、まだまだ夏のような日が続く。
人間界での夕方の刻、オレンジ色の日に照らされて、仲良く並ぶ影法師の主は、鬼太郎とねこ娘。

「ね、手を繋いで歩こうか?」
「うん!」

川沿いの土手に差し掛かかった所で鬼太郎が差し出した手をきゅっと握り、二人は帰り道を辿る。
度々、すれ違う制服を着た人間達の・・・おそらくは学生達も下校途中なのだろうか?
女子学生の夏服姿の、半袖やすそから除く肌
うっすらと透けるブラジャーの線、凹凸ある女性らしい体つき

大人の女性に近い少女達に、ねこ娘の視線はついつい奪われてしまい
憧れを隠せない。

何時もは気にならない、雑踏と共に流れていく他人のおしゃべりや笑い声
なのに今日は、やけにはっきりと聞き取れて

「ねぇ、今すれ違った子・・・みた?」
「手ェ繋いじゃって・・・可愛いの〜」
「子供だからいーじゃん。」
「最近の小学生ってさぁ・・・ませてるよねぇ・・・」
「あーあたしも、男ほしー!!」

キャハハハハ・・・

彼女達の他愛も無い会話が、笑い声と共に遠ざかる。


学生と逆方向に進んでいる人は他に居なくて
「子供」という言葉は明らかに鬼太郎とねこ娘を差していた。


”ちくり”


小さな刺が心に刺さる。
女の子達の言葉は、鬼太郎には届いていなくて
ねこ娘は少し泣きそうになった。


―――――生きている年数だけだったら、あたしのほうがずっと、ずっと上なのに・・・



先ほどまで明るい笑顔は無く、急に黙り込んでしまった。

「・・・どうしたの?」
「ウウン・・・なんでもないの・・・」

表情を曇らせて俯く姿は、否定した言葉とはまるで逆で・・・
とても”なんでもない”ようには思えなかった。

「すこし、休もうか?」

鬼太郎の声に、面を上げて視界に映った・・・ソコ

「ウン、あそこがいいな。夕日が眩しくて・・・目がね、ちょっとチカチカするの。」
「大丈夫?」
心配そうに顔を覗き込み、ねこ娘が示した場所へ誘導する。
バブルがはじけ、いまだ買い手のつかない廃墟。

学生の登下校以外に、この土手裏を使う人は居なくて、何時の間にか人通りはすっかり絶えていた。

「じゃぁ、ちょっと目を瞑ってごらんよ。」
「・・・うん」

言われたとおりに瞳を閉じると、ねこ娘の肩を支え、鬼太郎が建物の中へ誘導した。

カラカラカラ・・・

熱のこもったよどんだ空気層を肌に感じ、
瞑った瞳の奥に赤く映っていたものが消えて、真っ暗になり何かに座らされた。

「チカチカが落ち着いたら、ゆっくり目を開けてごらんよ。」

本当は、目がおかしかったんじゃないのに、本気で心配してくれる鬼太郎に何か悪い気がして
でも・・・

ふ・・・と、瞳を開けて

「きたろ・・・」

チュ・・・目の前に居た少年に口づけた。

「!」

まさか、唇が重なるなどとは思っても見なかったのだろう。
死ぬほど驚いたと見えて、少年は身体を引いた。

「・・・め・・・目、大丈夫みたいだね。か、帰ろうか?」

鬼太郎がドアに回るよりも先に、ねこ娘は僅かに開いたドアを背に、閉ざした。

「・・・ねこ娘?」

僅かな赤い日が差し込む廃墟の薄暗い部屋の中
名前を呼ばれた少女は、瞳を閉じイヤイヤをするように首を振った。

カラン・・・コロン・・・

近づく下駄の音に、少女が目を開けると、赤い自分の靴の先に少年の足が映る。

「・・・あたしって・・・そんなに幼い・・・のかな?」
「・・・えっ?」

瞬時、少女の言った言葉の意味が理解できなかった。
今、ねこ娘の頭の中には、先ほどの少女達の話し声がコダマしている。
女性らしい体つきを兼ね備えた彼女達の発した言葉。

ふと、自分の未発達な胸に手を落とす。

「・・・子供・・・」

先ほどから様子のおかしいねこ娘の言動を、全く理解できない鬼太郎は、かける言葉に詰ってしまい、鼻をさすりながらねこ娘に背を向けた。
鬼太郎に、先ほどの女子学生の言葉が聞こえていれば、少しは理解できたかもしれなかったのだが


「ね・・・こ・・・」


しばらくして、背を向けたままの自分に気まずくなり
再び彼女のほうをむきなおして言葉を失う。

いつの間にか下着姿だけになったねこ娘が、立っていて
彼女の白い肌も下着も、差し込んだ夕日のオレンジ色に染められて
下着が日に透かされて、身体のラインをくっきりと映し出している。

「・・・きたろ・・・」

足を歩み寄せるねこ娘に、思わず鬼太郎は後ず去り
先ほどねこ娘が腰掛けていた黒い大きなソファーに足を取られ、そのまま座り込む体制になった。

それでも、目は見開かれたまま
下着姿のねこ娘から、視線をそらすことが出来ない。

一歩一歩、しなやかに歩み寄る姿はとてもセクシーで、背もたれに伸ばされた細腕とソファーの間に追い詰められ
何時しか、逃げる場所を失っていた。

鬼太郎の太ももの横に、触れるねこ娘のひざ
自分の目の前に胸を差し出すような前かがみの姿勢に、僅かに胸元が覗き、思わず喉が鳴る。

自分で下着姿になったのに、胸に注がれる鬼太郎の熱い視線に、思わず胸を手で覆った。
肌を夕日に染められていても、頬が赤く染まっているのが解る。

恥じらいながらも、鬼太郎の手を取り、そっと自分の胸に押し当てた。
肌着の上からでもわかる、柔らか味に鬼太郎の手は一瞬こわばったが、すぐにその旨のラインに反り
僅かな膨らみを象る。

「・・・・・・ちいさい?」

もともと大きなどんぐり眼は、更に大きく見開かれ
はにかむ少女の瞳から目をそらさずに、瞬きする事さえも忘れて
フルフルと首を振った。

「大人の女の人みたいな・・・カラダ・・・じゃないと、魅力無い・・・かな?」

申し訳なさそうに、少女が視線を落とした同時に、身体を引き寄せて
薄いスリップの上から淡い膨らみを口に含んでいた。

「にゃん・・・鬼太郎っ・・・」

生ぬるい部屋の空気に、魅惑的な少女の姿
指先から伝わる胸の柔らかさは、少年をその気にさせるのに時間はかからなかった。

布越しに乳首を舐め上げられ、唾液で濡れた生地がぴとりと張り付く
ツンと立ち上がった小さな果実を象ると、形を舌で探るようにしてなぞる。


胸に触れていた手は、指先で愛撫をはじめ、指先に触れる蕾を摘みあげては掌で柔らか味を弄った。

自分の頭を抱え、熱いと息を漏らす少女の小さな身体を夢中で抱き寄せ、
背中に回した手を、下着の中に滑り込ませようとして指の動きを止めた。

無心に貪っていた胸を唇から離し、顔に押し当てられた胸から少女の顔へと視線を移す。
急に愛撫が止まり、見つめられている事に少女が気がつくと

「・・・ねこ娘・・・し・・・」

少年が言おうとした言葉を察知した少女は、その先は言わないで・・・と言うように、人差し指でその唇を抑えた。
少年が少女の後ろの、先ほど脱いだ服の小さな山を見ると、濃い目のピンクのワンピースと白いブラウスの隙間から、彼女の小さなショーツが見える。

唯一身に付けているスリップが、ねこ娘にとって羞恥を我慢できる限度。
鬼太郎と幾重に肌を合わせても、何度深く交わろうとも、ありのままの姿を晒すのは恥かしかった。

その小さな指先を鬼太郎が口に含み、ちゅ・・・と吸い上げ、少女を見上げる。
視線が交わると、少年の頬に手を寄せ少女からの口付け。

更には、おずおずと怯えるようではあったが、少女の舌が少年の舌に触れた。
初めてのことに驚き、一時目を見開いたが、愛おしさが溢れて、次には少年の舌が少女の舌を絡めとり、口膣を激しく貪った。

「・・・んっ・・・ふぅん・・・っ」

鼻から抜けるような甘い声
だんだんと身体の心から熱くなり、口付けは激しくなり、唾液の絡む音が漏れる。


少女の指が、少年の学童服のボタンを緩め、広げられた襟から覗く胸肌に手を滑らせて、上着を脱がす。
動きを止め低た少年の手も、下着を着けていない少女の肌の上で動き始め
スリップを腰の上まであげ、臀部を曝け出すと、腰から桃尻に手を滑らせ
双丘を両手で掴み、撫で回すようにして揉んだ。

その谷間に指を滑らせ、菊座に触れると少女の身体がビクリとする。
それでも構うことなく指を進め、幼い秘所に指を辿らせた。
縦筋にぴたりと閉じられているのに、そこからは既に泉が溢れ出していて
指がぬるりと、誘導されたように滑り込み、固い肉芽に当る。

「んぅっ・・・」

痺れるような感覚に、声も身体も反応してしまう。
体制は少年の上に跨るようになっているのに、逃げられない。
どうにかなってしまいそうで、怯える理性とは逆に
唇も身体も、少年から与えられるジンジンと疼くような刺激をもっと欲していた。
もっと少年に触れて欲しいと

肌・・・指・・・
唇も首筋も、胸もそして、愛液を滴らせている秘唇も全部

でも、秘所を肉芽を弄られて、だんだん力が入らなくなり、少年に首に腕を絡ませしがみつくように上半身を密着させて
息を荒げ声を漏らすのがやっとで、首筋に口付けが落とされるたびに、頬に熱が灯るような感じだった。

少年もまた、少女が耳元で囁くようにして漏らす声と、僅かに肌蹴た胸に感じる柔らかな重みに、
自身の中心に熱が集まりのを感じ
鬼太郎の指よって、大量に愛液を滴らせているネコ娘の秘所の下では、涎を滴らせながら今か今かと出番を待ち構えている。
理性が保てなくなり、僅かに残る恥じらいからか口元を手で抑え、声を漏らすまいと必死に耐えていのだが、それが帰って鬼太郎を熱くさせる。

おおよそ表情は見当がつくが、それでも顔が見たい。声を聞きたい。

敏感な肉芽をする事は止めずに、もう片手でズボンのボタンを外し、ジッパーを下ろし
合せから自身を取り出す。

既にはちきれそうなソレ、は
添えた自分の指が裏の筋をなぞっただけでも反応するほど敏感になっていて、先端からはじわじわと我慢汁が溢れている。

ねこ娘の腰は、ピクピクとしながらも背筋を逸らせて必死でその体制を維持していた。
腰をおろしたくとも容赦なく肉芽を擦られて、刺激が強すぎて逃げたいのに逃げられない
そんな状況で、ふと指の動きを止められて、力が抜けて腰を下ろせば
指よりも熱くて太いソレが、クチュ・・・と音を立て、ヒクヒクとしていた秘所に触れた。

「ふ・・・にゃぁ!」

疼いてて疼いてて、もどかしかったのに突然先端が触れ、思わず腰を浮き上がらせた。
ぼう・・・っとしかかってた辺りの背景が少し色を取り戻す。

「ねこ娘・・・」

名前を呼ばれて、少年の顔を見た。
頬を上気させて、うっすらと汗ばんだ額に、髪が張り付いている少年の顔。
普段には無い、鬼太郎の二人きりだけの時にしか見たことの無い表情。

「ね、いい・・・?」

「にゃっ・・・ぁンッ」


再び入り口をくちゅり・・・と触れられて、

「僕・・・ねこ娘のココ・・・に、キス・・・したい。」

今すぐにでも押入りたい衝動を堪えて、はぁ・・・と息を漏らす。
”挿れたい”と言うよりも初めて契った時に使った”キスをしたい”と言う言葉の方が使いやすくて
また、ねこ娘も恥かしがらずに素直に反応してくれるから。

「ね・・・キスして・・・いい?」

こんなにしておきながら、今更な問いかけ
綺麗なアーモンド形の瞳が、きゅっと潤んで

「ん・・・」

頷いた少女の胸に顔を埋めて、ソファーに押し倒した。
両足の間に身をおいたまま、上に覆い被さり
お互いの身体を抱擁する。

いまだ身に付けたままのスリップの中に手を差し入れ、身体のラインに沿わせながら、上に少しずつ脱がしていきながら
少年は腰を浮かせ、自分のズボンと下着を一緒に脱ぎ捨てた。
少女の鳩尾から、桜色の果実をつけた胸に唇を這わせ、歯で軽く噛む。

「・・・!」

ピク・・・と僅かに背が反って、優しく膨らみを口に含むと、吐息が漏れた。
小さな胸に顔を埋めて、鼻から息を吸い込むと、ほのかに香る石鹸の甘い香りにも似た、ねこ娘のいい臭いがする。
頬に胸の果実が当るのを感じながら、視界に映るもう片方の果実を手と指で、直に触れる肌の感触を確かめるように転がす。
423名無しさん@ピンキー:03/12/03 14:39 ID:9Bhw18Gu
毛目玉神キタ━━━━ (*゚∀゚) (∀゚*)━━━━━━!!!!!!!!!!!!

相変わらず最高です。続き期待!
424名無しさん@ピンキー:03/12/03 21:03 ID:/GF2aCkf
゚・*:.。. .。.:*・゜゚*・゜゚・*:.。..。・゜・(ノД`)・゜・。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.
ほのぼのエチー毛目玉氏SS好きだー!続き禿しくキボンヌ

そんな自分は411なわけだが。
書き始めたはいいが長くなってきたのでどうしたものか(´・ω・`)
425名無しさん@ピンキー:03/12/04 01:36 ID:YM5QbL6o
>バブルがはじけ、いまだ買い手のつかない廃墟。

4部の地獄流し思い出した〜。メイドねこタン可愛かったなあ
426名無しさん@ピンキー:03/12/04 08:38 ID:Rsl3AvoD
>423-424スマソー!
できてたんでつが、規制喰らって投稿できなくなったので・゚・(つД`)・゚・

気をつけたつもりでも誤字脱字が・・・精進しまつ

>書き始めたはいいが長くなってきたのでどうしたものか(´・ω・`)

キニシナイ!!( AA略・・・と言い隊トコロだが解らなかった)
とりあえず書き上げて投稿汁!!

では、続き投下!
427545:03/12/04 08:39 ID:Rsl3AvoD
>422の続き


ふと、上半身を起こして、少女の裸体をまじまじと見る。

日が傾き始めてうっすらと暗がりになった部屋の中で、白く光って見えた。
少年の視線に、慌てて胸を包み隠そうとするが、覆い隠す事は許されなかった。

「・・・やん・・・」

瞳を潤ませて懇願するが、意地悪でしているんじゃない。

「綺麗だから・・・よく見たいんだ。」

茶化すのではなく、真剣に、瞳を逸らさずに言い切ってしまう鬼太郎に、ねこ娘は顔を赤らめ、耐えられず視線をそらした。
まじまじと見られるのも恥かしいが、”綺麗だ”と言う言葉はもっと恥かしかった。

そんな言葉を恥かしげもなく、さらりと言ってしまう鬼太郎だから、拒めなくなる。
ねこ娘は、横を向いたまま目蓋を落す。

「あんっ」

足を持ち上げられて、疼きっぱなしだった秘所に熱いものを挟み込まれて声が出た。
クチクチと言う水音が、やけに耳に纏わりついて
入り口に押し付けられた熱い塊が徐々に押入り始めると、身体の熱に比例して、疼きが満たされていく。


未発達な産道は狭く、ぬめりと適度な抵抗感が陰茎に纏わりつくき、そこから伝わる熱が切なげな声を鬼太郎の口から漏れさせる。
互いの凹凸がぴたりと合さるほどに、なんとも表現の出来ぬ快楽が身体を突き抜け
その摩擦でどうにかなってしまいそうなのに、交わる相手を見つめると
身体の心がジンジンと一層熱を増し、もっと欲しくて

互いの手を合わせ、強く指を絡めあい
ゆっくりと、力強く根本まで腰を進める。

お互いの結合部分から、腹部、胸、そして少女の顔に視線を移して、その表情に心奪われながらも
滅茶苦茶にしてしまいたい、自分の事しか考えられないように、五感を支配して自分の事以外は感じられないようにしたくなる。

もう何度もそうしたのに、少女の”なか”に自分の熱を刻み付けられずには居られなくて
理性が独占欲に消されると、身体を抱き、少年しか知らず受け入れた事の無いソコ・・・に、激しく腰を打ち付け
既に心まで彼のものである少女を、再び奪う。

幼さ故か、何度奪っても余裕など微塵もなく、嬌声を上げているのに耳には届かず、頭は真っ白で
感じるままに求めるままに、夢中で腰を打ちつける。

何度も奥に突き上げられる鬼太郎の、それから与えられる快楽に
ねこ娘の白い指先の鋭い爪が、背中に赤い線を描いても気がつかぬほどに陶酔し
ほんの短い時間がとても長く感じられて

ようやく熱いものが込上げてくれば、限界を悟った。

「・・・ぅ・・・っく・・・」

低い唸り声と共に、ガクガクと震えた体の動きが止まり、望みどおりに少女の膣に大量に熱い熱が注ぎ込まれる。


「ア―――ッ、アッ・・・」


その想いを全て受け止めようとするかのように、叫びながらも強く、強く少年の身体にしがみつく。
ビュルビュルと、全ての熱を刻み付け、痙攣し伸縮を繰り返す膣の余韻に浸りつつ、力尽きて少女に覆い被さったままに

荒い呼吸を整えて、腕の中の少女を見つめる。

「やっぱり、顔をよく見たいから・・・僕は上がいいな・・・」

つい言ってしまって、先ほどまで声もなく荒い呼吸していたねこ娘の頬が真っ赤に染まった。
深く考えるまでも無かったが、恥かしさとも怒りとも区別のつかぬ感情が湧きあがり
気がつけば熱くなった目頭からは、涙が溢れており
大きな瞳を瞬けば、ボロボロと雫が流れ落ちる。

急に凄く恥かしくり、全身を包み隠したくともココには何も無くて

「泣かないで・・・」

優しく抱き寄せて、涙の痕を舌で拭う。

「僕は、そのままのねこ娘が・・・好きだから・・・」

もう涙は乾いてしまったのに、目尻に何回も淡いキスを注ぐ鬼太郎に

「もお、泣いてないってばぁ・・・」

触れられるたびにくつぐったくって、笑みが毀れた。




ああ、そうなんだ
鬼太郎にそう言って欲しくって、あたし・・・こんな事したんだ・・・



あれから幾日か過ぎ、学生も冬服になって
鬼太郎とねこ娘はゲゲゲハウスにいた。

窓からたまに吹き込む風が少し冷たくて

「冷えてきたかな。」
「ん、窓・・・閉めるね?」

立ち上がって、木戸を閉じるねこ娘の後姿をじっと見ていた鬼太郎は、むくりと起き上がり
背後から腰に腕を絡めてきた。

「にゃっ?!」

不意に抱きつかれて、素っ頓狂な声をあげてしまった。
しかし、鬼太郎はそんな事は構いもせずに、首筋に唇を寄せてくる。

「んっ・・・」

背中には鬼太郎の身体が密着して、ブラウス越しに熱い息が肌に伝わって
モゾモゾと動く手が、やがて服の上から胸に触れた。


「にゃぁ・・・」

拒みはしないが、どうしても頬が染まるのだけは止められない。

「ね、鬼太郎・・・ちいさい?」

あの日と同じ質問に、背中に額を押し付けた鬼太郎の、首を左右に振る気配がして
胸に触れている手の上からそっと掌を重ねた。

「指が冷たいよ?」
「ん・・・だからねこ娘に暖めて欲しいんだけど・・・僕の事。」

「どぉやって?」

なんとなく解っては居たが、あえて聞く。
すると、服の中に指が滑り込んで

「みゃっ?!ひゃっこっ〜」

冷たい手の感触に、ブルブルと身を縮ませると

「じゃぁ、僕も・・・ねこ娘のコト・・・暖めてあげようか?」

悪戯っぽく笑って、万年床に身を沈めた。

今のねこ娘は、今日しか味わえないから
明日になったら、今日のねこ娘には戻れないから
だから―――この一時一時が大切で愛しいんだよ。



そう鬼太郎に囁かれて、キュンとなる。


僕らは変わらないけれど
それでも昨日より、今日の僕らの方が成長しているはずだから


今年の冬も、ゲゲゲハウスの万年床だけは暖かそうだ。





―――投了!!


433毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/04 08:53 ID:Rsl3AvoD
投了完了しますた。
相変わらずの誤字脱字
427のタイトル失敗・・・なんでか消えなかったんでつよね・・・アレ

読みにくかった部分もアタかと思い末が、細かい部分はスルーよろしこ
途中でエチシーンが妙に説明臭くなってしまったので、萌えてもらえたか著と気になるこの頃

新たな神の降臨をキボンしつつ、名無しに戻り末
434名無しさん@ピンキー:03/12/04 18:28 ID:3xzGFCkH
>>毛目玉氏
朝からいいもん見せて頂きますたっ!
相変わらずひたすら甘々でイイ!ですな。
萌えさせていただきますった、これからも頑張って下さい。

>>389
エロいことに興味津々なヒ娘タン萌え。
ホウニョーしちゃうヒ娘タン萌え。
ひたすら萌えますた。ヒ娘×猫娘なんてもんも見てみたいっす。

絵師さん光臨キボン。
435名無しさん@ピンキー:03/12/04 21:42 ID:LgqLpC3i
               ∧∧
   ┃   ┏━┃     (,,゚∀゚)     ┃┃
 ━┏┛ ┏━┃ ━━/ つ━━┛ .┃┃
 ━┏┛ ┛  ┃   〜( ,ノつ      ┛┛
   ┛       ┛     (/        .┛┛

SSの神々、乙です!
鬼太郎×猫タンにハアハア
ヒ娘×鬼太郎にハァハァ

久々に板が盛り上がってきてうれすぃ
436名無しさん@ピンキー:03/12/04 21:48 ID:7W/Zoe/L
猫娘が吸血鬼に1000人目の美女として
血を吸われる話があったと朧げに覚えてますが、最近妙に気になります。
どんな展開だったか、ここで再現おながいします。
437名無しさん@ピンキー:03/12/05 00:37 ID:Xg4T99mr
毛目玉氏乙ですー!
猫娘タンのいじらしさが(・∀・)イイ!!萌 え ま す た !
是非いつか三部三田猫タンも毛目玉氏のアマンアマン力で幸せにしてホスィ…

>436
4部の吸血鬼エリートでは美女役は人間だったんでつが
原作〜3部に猫タンが攫われるエピがあったのかな?
自分も気になりまつ。情報キボン

無駄に長くてスマンのですが>424で書いてたSS投稿しまつ(`・ω・´)
438『目覚め』−1:03/12/05 00:38 ID:Xg4T99mr


万年床の上で遅く目覚めた鬼太郎は淫夢から目を覚ました。
 「参ったなあ・・・」
はらりと木の葉布団をめくり上げてズボンの上からもわかるぐらいに勃起した
自身を見遣り、はあと溜め息をつく。
辺りに父の姿はない。子泣きにでも呼ばれて出かけたのだろうか。
父もこういうことについては理解があるけれど、さすがに目の前で処理するのは気がひける。
 「・・・・・・」
耳を澄まして周囲数里に誰もいないことを確認すると、身を起こして正座した。
チャックに手をかけ、下着をずり下ろすとまだ毛も生えていないツルリとした自身が顔を出す。
先端はさっき見た夢のせいですでに湿っていた。
幾ばくかの罪悪感。逆にそのせいでわき立つ興奮が不思議だ。
まぶたの奥に消えかけた夢を手繰り寄せながら、鬼太郎は呟いた。

 「ねこ・・・娘」
439『目覚め』−2:03/12/05 00:39 ID:Xg4T99mr
夢の中のねこ娘は恥ずかしがりながらも淫猥な表情を惜しむことなく曝してくれた。
欲情したメスの匂い。頭に響く甘ったるい声。
白いくるぶしを掴んで両足を広げると、その花芯は幾度とない性交に蕩けていた。
そう、一度や二度ではなかった。
ねこ娘の目尻に涙が溢れても、鬼太郎は許すことなく突き上げ、
叩きつけ、矮小な花壷に幾度となく吐き出した。
抑えた声が悲鳴に変わり、やがて恍惚の色に変わるのを見つめ続けていた。
だから、鬼太郎はそれが夢だと知っている。
 「・・・・・・んっ」
繰り返される己の手での上下運動に達しかけたが、一瞬我に返ってしまった。
あれは夢。現実のねこ娘は性交など知りもしない、幼馴染で兄妹のような大切なコだ。
何も知らずに抱きついてきたり、水浴びをする幼いねこ娘だ。
冷静になると急に周囲がしんと冷えた気がする。
それでも手の内でそそり立ったモノはビクリビクリと脈動を伝えてくる。
複雑な葛藤に溜め息がもれた。
残酷なことに、それでもねこ娘は自分をスキだというのだから・・・。
440『目覚め』−3:03/12/05 00:40 ID:Xg4T99mr
ねこ娘の言うスキと自分のスキとはいささか意味が違う。
彼女は嬉しいことがあれば鬼太郎に抱きついてきたり、
寒いといってはすり寄ってきたりはするが、それ以上を望むことはない。
いくら知恵者の砂かけおばばとはいえ、ねこ娘にはまだ早過ぎると
何も教えてはいないのだろう。
前にふざけて唇を合わせてみたものの、ねこ娘は恥ずかしがるでもなく
嬉しそうに頬に口づけ返してきた。
その時鬼太郎の体の奥で疼いたものも知らずに。
嬉しそうに笑うねこ娘の笑顔がスキだから、鬼太郎もそれ以上を望まずに我慢し続けていた。
下手に警戒されるのも怖ろしいが、女として開花した表情を他の誰かに見られるのも心配だ。
友達で妹で姉で・・・かけがえのないコ。幼馴染というのは不思議な存在だ。
 「・・・寝よう」
発散されることない熱がまだ残っていたが、すっかりその気がうせてしまった。
せめて夢の中、もう一度ねこ娘と交わることができたらいいと思っていた。
すると・・・
 「鬼太郎ー!」 「!!」
ねこ娘の声だ。同時にはしごを駆け上がる音も聞こえてきた。
441『目覚め』−4:03/12/05 00:40 ID:Xg4T99mr
まだズボンもあげていない。鬼太郎は慌てて万年床に戻って肩まで潜り込んだ。
 「鬼太郎。こんにちは」
簾をあげてお邪魔しますと軽快に挨拶するねこ娘に背を向けたまま、
鼓動はドッドッドッと高鳴っていた。
もぞもぞと蠢くのも怪しいだろうか。焦っていてうまくズボンが穿けない。
 「まだ寝てるの?もうお昼だよ。起きなさーい!」
布団をめくり上げられては大変だ。鬼太郎は慌てて顔を向けた。
 「お・おはよう・・・。どうかしたの」
平静を装ってはみても布団の下は中途半端に下ろされたズボンの下、
鼓動と同じ速さで高まっていくソレがそそり立ってくる。
焦れば焦るほどにいうことをきかない。半分隠したままの顔も赤く上気していた。
 「おはよう。あのね、おばばのところでおやじさんたちお昼を済ませるから、
 鬼太郎にお弁当持ってきたのよ」
あやうく布団を剥がされるのは免れた。しかし・・・
 「冷めないうちに召し上がれ♪」
卓袱台に広げられた二人分の弁当を前にねこ娘が微笑む。
今の鬼太郎にとっては小悪魔の微笑に見えた。
 「いや・・・えーと・・・・・・」
 「ほとんどおばばが作ったんだけどね。あたしも手伝ったんだよ。
 鬼太郎の好きなものいっぱい作ったんだあ」
しかもねこ娘の手作り弁当。ねこ娘は早く食べてもらいたいとばかりに
ニコニコ笑っている。
さまざまな意味合いで鬼太郎の額に汗が滲んでいた。
442『目覚め』−5:03/12/05 00:42 ID:Xg4T99mr
 「あの・・・」
いつまでも寝床から出てこない鬼太郎に首を傾げ、もう一度近づいてくる。
 「どうしたの?あ!」 「ええっ?」
 「お茶入れてなかったね。用意するから早く起きてよね、お寝坊さん」
すっかりお姉さん気取りで言うと水を汲みに行く。
鬼太郎は安堵の溜め息をもらした。
 「参ったな・・・」
今のうちにと慌ててズボンを上げたものの、再熱したモノがパンパンに
腫れあがっている。
いくら無知なねこ娘でも・・・これには気付くだろう。
考えている時間もなく、やかんを火にかけたねこ娘が戻ってきた。
 「すぐお湯沸くからね。顔洗ってきたら?」 「う・・・うん」
それでも寝床から出てこない鬼太郎に、ねこ娘はまた首を傾げた。
 「どうしたの?」 「え・・・あの、実はちょっと具合が悪くてね」
まるっきりウソではない。具合が非常に悪いのだ。
 「ウソ!大丈夫なの?」
心配そうに近づくと、思わず引け腰に退く。
間近に顔を寄せられて、鬼太郎は絶体絶命のピンチに陥った。
 「そぉいえば・・・顔赤い。熱あるんじゃないの?」
熱・・・はあるが、局部的にだ。心配そうなねこ娘にそんなことは言えない。
 「汗かいてるし・・・。食欲もないの?」
いつもの世話好きな甲斐甲斐しさが今は恨めしい。
 「大丈夫だよ。だから・・・ねこ娘、ご飯食べたらもう帰・・・」
 「もっと消化がいいもの作るね。何がいい?」
ねこ娘はすでに看病する体制に入っていた。その気持ちは嬉しい。
嬉しいけれど、今は非常に具合が悪い。
 「鬼太郎?」
額に当てられた手が離れる瞬間、ねこ娘の甘い香りが鼻をかすめた。
 「うわ・・・っ」
すでに敏感になっているモノが更に膨張し、思わず両手を当てて体を丸める。
443『目覚め』−6:03/12/05 00:43 ID:Xg4T99mr
 「お腹痛いのっ?」 「ちが・・・」
 「あたし・・・おばば呼んでくる!」
それだけは勘弁して欲しい。
立ち上がったねこ娘を止めるため起き上がって腕を伸ばす。
 「鬼太郎!」
振り返ったねこ娘はズボンごとせり上がった部分に気付き、目を白黒させていた。
 「大変っ!」
ねこ娘にしてみれば、それはただ腫れ上がっているようにしか見えなかった。
おとこのこにはそこにおちんちんがついていることは知っていたけれど、
そんなふうに腫れているのは見たことがないから、大変な病気だと思ったのだ。
 「どうしよう・・・」
しまったとばかりに顔をしかめている鬼太郎をよそに、ねこ娘は最善の方法を考えていた。
様々な病名を浮かべてみたが、もともとが病気にならない妖怪だ。思いつかない。
 「お薬とか・・・なにかないかしら」 「薬?」
ねこ娘が青ざめていることに気付き、鬼太郎は思わず笑いがこみ上げてきた。
こんなことで軽蔑されたらどうしようとばかり考えていたが、
やっぱりねこ娘は何も知らないだけだった。
自分の焦燥感を思い出して鬼太郎の笑いは止まらない。
 「な、なにがおかしいのよ〜。大変じゃないのっ」
 「あはは・・・ゴメン、あのね。これは病気とかそういうのじゃないんだよ」
 「でも・・・痛くないの?」
さっきから顔をしかめたり汗をかいたり・・・。痛がっているようにしか見えなかった。
 「痛いっていうか・・・辛いことは辛いんだけど」
 「じゃあやっぱりお薬塗らないと!」 「薬・・・ねえ」
ぼんやりと中空を見上げる。ねこ娘は何も知らないようだし・・・。
その手で薬を塗ってもらうのは悪くない。
まるで騙しているようで気がひけるけれど、何もせずに帰れといって
引き下がるねこ娘でもない。
それに、ねこ娘に見せると考えただけで奇妙な快感もわいてきていた。
 「・・・じゃあ治してくれる?」
真剣な顔つきでねこ娘がうなずくと、やはり少々の罪悪感が胸をかすめた。
444『目覚め』−7:03/12/05 00:45 ID:Xg4T99mr
棚の中から椿油を取り出し、ねこ娘に渡す。
 「これで治るの?」
不思議そうに言いながら、その小さな手に目いっぱいの油を掬い取る。
 「うん・・・ねこ娘がココに塗ってくれたら・・・」
チャックを開けてズボンごと下着を引き下げる。
これは治療だからと思いながらも、やはりねこ娘は頬を赤くした。
 「痛そう・・・」 「大丈夫だよ」
あぐらをかいた中央に反りあがったモノに手を当てると、鬼太郎は思わず
ウッと顔をしかめた。
 「やっぱり痛いんじゃないの〜」
 「違うよ・・・大丈夫だから、よーく・・・すり込んで?」 「う・うん」
不慣れな手つきで上下すると静かな室内にくちゅぐちゅと淫猥な音が響いた。
思わず鬼太郎は荒い息を落とし、今まで聞いたこともない熱っぽい吐息に
ねこ娘も妙な気分になってきていた。
けれどそれがどういう気分なのか分からず、この沈黙が重苦しく感じられた。
 「・・・これでいいの?」 「うん・・・スゴクいいよ」
それでも腫れ物を触るような柔らかな手つきでは達せそうにない。
もどかしさに眉をしかめると、ねこ娘は心配そうに手を止めた。
 「もういっぱい塗ったよ?このまま置いておいたほうがいいんじゃないかな」
 「やめないで・・・ねこ娘」
445『目覚め』−8:03/12/05 00:45 ID:Xg4T99mr
吐息交じりに唸るような声で囁くと、ねこ娘の耳がピクリと反応する。
本能で感じるのだろうか。ねこ娘は頬を赤らめて素直に手を動かし始めた。
 「ああ・・・ねこ娘、も少し早く・・・」 「ええ?」
上下する手に手を添えて、ねこ娘の手ごと包みこみ、圧迫しながら速度を早める。
 「う・・・く・・・っ」 「だだだ大丈夫なの?き・鬼太郎〜」
強く掴んだことで鬼太郎の脈動がはっきりと分かり、尋常ではない熱さに驚いて
ねこ娘は目をぱちくりとさせた。
ただでさえ奇妙な形をしているのに、まるで茹で上げられたように
真っ赤な亀頭がてらてらと光り、側面にはぼこぼこと脈が浮いているのだ。
ねこ娘が驚かないはずはない。
 「ねえ鬼太郎・・・」
いくら呼びかけても返事はない。ただ鬼太郎は顔をしかめて駆け抜けていくだけだった。
そしてその自分の名を呼ぶ甘い声までも耳をくすぐって響いてくる。
 「鬼太・・・」 「っあ!・・・もう、イ・・・っ」
 「ええっ?」 「───イクッ!」
446『目覚め』−9:03/12/05 00:46 ID:Xg4T99mr
駆けずりあがった快楽のままに射精し、鬼太郎は息を止めて全身を硬直させていた。
 「っ・・・・・・ハァ・・・ッ」
漸く息をついてそうっと目を開くと、ねこ娘は瞬きもせず目をシロクロさせて硬直している。
何が起きたのかまったく理解していなかった。
ねこ娘の服に、頬に、前髪にまで飛び散った白濁の液体が何であるのかも分からない。
体内に澱んでいた熱を放出して、はっと我に返った鬼太郎は慌てて、
まだ掴んだままでいるねこ娘の手を離させた。
 「ご・ゴメン!ねこ娘っ!」 「う・・・うん」
謝られることなのかどうかも分かっていない。
ただ目の前の鬼太郎が急に元気そうになったから、よかったなと思っていた。
 「ゴメン・・・あの・・・その」
布でねこ娘の頬を拭い取ると、そこで初めてねこ娘も我に返る。
 「あーっ!お洋服汚しちゃったっ」
赤いスカートに転々と飛び散った残液は布で拭き取っても広がるばかりだ。
乾いた部分からぼろぼろと剥がれ落ち、ねこ娘は情けない顔になる。
 「お気に入りの一張羅なのに・・・」 「ゴメン・・・!」
ねこ娘の目頭にはじんわりと涙が浮かんでいる。
泣き出したら止まらないことを知っているから、鬼太郎は慌てて何か
方法を考えなければならなかった。
447『目覚め』−10:03/12/05 00:48 ID:Xg4T99mr
 「そうだ!ねえねこ娘、これから水浴びしに行こうよ」
 「水浴び?」
きれい好きなねこ娘は水浴びがとっても好きだった。
もう陽が暮れかけているけれど、裏の池ならばすぐそこだ。
 「そこできれいにするから、許して?」 「うん!わかった」
すぐに上機嫌になって早く早くと立ち上がる。
 「あ、でも・・・」
簾の前でねこ娘は足を止めた。
 「鬼太郎・・・もう大丈夫なの?」 「え?」
 「お腹冷やしちゃいけないよ?また痛くなっちゃう・・・」
心配してくれる気持ちが胸に響き、鬼太郎は更に罪悪感を感じた。
 「いや、大丈夫だよ・・・。ほら、ねこ娘が治してくれたから・・・さ」
気まずくて目をそらしたが、ねこ娘は安心したように微笑んだ。
 「よかったぁ。あ、でも・・・」 「何?」
 「このお洋服洗ったら・・・代わりに着る服がないよ」
 「ああそれなら僕の浴衣を着るといい」
あれはどこにしまっただろうか。鬼太郎は茶箪笥の中をごそごそと漁り始めた。
 「探して持っていくから、先に行ってて」 「うん、わかった」
本当は、服が乾くまで着なくてもいいんじゃないかなと言いたかったけれど。
それではまた、鬼太郎の具合が悪くなってしまうから、言わずにおいた。
448名無しさん@ピンキー:03/12/05 01:44 ID:Xg4T99mr
連投規制くらっちゃったyo。。。(´・ω・`)

ここまで書いておいてなんですが、この後の水浴びエピでも挿入はないでつ。
449名無しさん@ピンキー:03/12/05 08:59 ID:9Zshqrfw
イイ━━━━━━((((・∀・))))━━━━━━!!!!!!!!!!!! (漏れの中ではフォントサイズ最大)

411氏、朝っぱらから萌え悶えさせて頂きますた。
無知な猫タンに・・・なんて悪い鬼太郎NANDA(w

最後まで投下キボボボボボボボボボン!!挿入の有無などキニシナイ!

>>436
ンレはレトゲースレで出ていた話題でつね?
1部では、4話のラセーヌとエリートの話がアタけど、15・16話のエリートはたぶん原作に沿ってると思うから
ラセーヌのほうかな・・・?

見てないので存じませんが,原作の方であるのかな??
激しく詳細キボンする漏れは毛な分けだが

>是非いつか三部三田猫タンも毛目玉氏のアマンアマン力で幸せにしてホスィ…

前スレ辺りで、初エチーの3部を投下した事がアタのでつが、3部って 何 故 か !絡ませにくカタり…(´・ω・`)

前スレより抜粋

妖怪城…星朗に鬼太郎さんの…コレ(小指を立てる)発言にテレまくるネコ娘
髪様…嫁に貰ってやるヨ発言
妖怪大裁判…鬼太郎の裸体を見てアタフタ

3部は猫タンは「ヒロイン」というよりも「共に戦う戦友」に近い感じがあったような気がしてならないでつネ・・・
そんなわけで3部猫タンの萌え悶えSSもキボンしてみるテスト
450名無しさん@ピンキー:03/12/05 18:59 ID:/jqD+4Kl
何だか神ばっか。
毛目玉氏のアマアマssとか
411氏のえろんえろんssとか
389氏のホウニョーヒ娘タンssとか。

451名無しさん@ピンキー:03/12/05 20:54 ID:Ss7VmEZq
452名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:29 ID:yBkGmlYb
ラセーヌの話は2つあったよな。
1つは手だけになった鬼太郎がラセーヌとその子分を
策略で焼死させるやつ。

もう1つは千人の美女の血を吸い千年の命を得ようとした
ラセーヌが千人目に猫娘を選ぶけど猫娘が人間でないことを知り挫折。
鬼太郎にギタギタにされる…ってなやつ。


絵師様、どうかヒ娘タンを描いて下さい。
453411:03/12/06 01:36 ID:wKGuahj6
>449-450
ありがdd!続き投下しまつ(`・ω・´)
>3部は猫タンは「ヒロイン」というよりも「共に戦う戦友」に近い感じがあったような気がして
禿ドウ!そんな戦う三田ねこタンの平和な時のワンシーンが読みたいのでつ(´Д`*)ハアハアハアハア
3部は鬼太郎も戦闘シーンばっかでつしね・・・
つか毛目玉氏・・・。あなたの3部ねこタンの初夜SSやオトロゴコロで(´Д`*)ハアハアして
三田ねこ再熱した漏れはどうしたらw
>451ハアハアハアハア(*´Д`*)ハアハアハアハア

けど4部ねこタンのSS続き投下しまつ。
454『目覚め』−11:03/12/06 01:40 ID:wKGuahj6
>438-447の続き


浴衣を用意して鬼太郎がはしごを降りてくる頃には、
もう裏の池からはぱしゃぱしゃと水音がしていた。
自然に浄化された池は昼を過ぎた柔らかい日差しに照らされてきらきらと輝いている。
手際よく洗い終えたのだろう、ねこ娘の服は木の枝に干されて雫をたらしていた。
赤いジャンパースカート、白いブラウス、真っ白なスリップとパンツ・・・
それらを全部脱いだねこ娘が水中でぱしゃぱしゃと泳いでいた。
 「あ、鬼太郎ぉ!遅いよ」 「うん。ごめん・・・」
今日は謝ってばかりだなと、鬼太郎は苦笑いした。
替えの浴衣を岩の上に置き、鬼太郎も服を脱ぎ始める。
また全身が熱を持ち始めたけれど、池の冷水を浴びれば少しはおさまるだろう。
おさまってくれなければ困る。
 「鬼太郎の服も洗ってあげようか?」 「えっ?僕のはいいよ」
そう言って学童服を草の上に放り投げると、ねこ娘は鬼太郎の無精者と舌を出して、
またすいすいと池の中へと進んで行った。
 「あ。待ってよねこ娘」
あまり奥に入るとよくない。池の中ほどは深く、ねこ娘も鬼太郎も足が届かないのだ。
いつもならば池端で浴びる程度なのに、ねこ娘はどんどん進んで行ってしまう。
 「そんなに先に行ったら危ないよ」
 「大丈夫だよ」 「ダメだよ。ほらもっとこっちに来て?」
背のびしてぎりぎり足のつく辺りでねこ娘が立ち止まる。
しかし鬼太郎には背を向けたままだ。
水に濡れて少し伸びたように見える後ろ髪から水滴が滴り落ちる。
 「ねこ・・・娘?」
何の気なしに肩を引くと、ねこ娘はぴくりと震え上がって両腕で自分の胸を覆った。
 「どうかした・・・の?」
気分が優れないのだろうか。鬼太郎は心配になってひょいと顔を覗き込んだ。
455『目覚め』−12:03/12/06 01:40 ID:wKGuahj6
ねこ娘の頬は冷水を浴びているというのに赤く染まっていた。
 「鬼太郎ぉ・・・あの・・・ね?」 「うん?」
こんなふうに恥ずかしがられたことはなかったから、鬼太郎は不思議そうに問い返した。
ねこ娘は黙り込んだまま。口もとまで水中に浸かってしまう。
 「どうしたの?」
揺れる水紋の中、ねこ娘の白い肌が揺れる。
両腕で隠された胸は気のせいかいつもよりも膨らんで見え、
小指の爪ほどもない先端は桃色に染まっているように見えた。
思わず再熱してしまいそうな感覚を頭を振って払拭し、ねこ娘の手首を掴む。
 「さあ。もっとこっちで水かけっこしよう?」 「う・・・うん」
陸が近づくと水位もどんどん下がっていく。
水面が肩口を越えた辺りでまたねこ娘は足を止めてしまった。
 「鬼太郎・・・あたし」 「何だい?」
 「・・・・・・もう帰る」 「えっ?ど、どうしたの?」
やはり機嫌を損ねてしまったのだろうか。
それはそうだ、お気に入りの服を汚されてしまっては気も滅入るというもの。
それにあんな姿まで見せてしまったのだ。それがどんな姿か分からずとも、
ねこ娘は嫌な気分になってしまったのだろうか。
 「・・・ごめんね。僕と水浴びしても・・・つまらないかい?」
 「ううんっ。そうじゃなくってぇ・・・」
鬼太郎が池に入ってきた途端、ねこ娘は妙な気恥ずかしさを知った。
それはまるでイヴが林檎を口にしてしまったような瞬間。
今まではともに大人になっていくのを見せ合いっこしていた体なのに、
急に鬼太郎との体の違いを感じた。
そうしたら突然、恥ずかしくなってしまったのだ。
どうしたんだろう・・・あたし。
ただそれだけが頭の中にぐるぐるとまわり、鬼太郎が呼びかけるたびに顔が熱くなる。
顔だけではない。体の芯から疼くような熱さが響いてきた。
456『目覚め』−13:03/12/06 01:43 ID:wKGuahj6
 「・・・・・・僕の病気が・・・移っちゃったのかな?」
 「病・・・気?」
何か原因があるのなら知りたい。
何も分からないままだったら、このまま顔をあげることもできない。
大好きな鬼太郎なのに、顔も合わせられないなんてとっても辛い。
それは鬼太郎にとっても同じだった。
 「さっきはねこ娘が治してくれたから・・・今度は僕が治してあげるよ」
 「どうやって?」
上目遣いに見上げた瞳は、鬼太郎の瞳とかち合うと、またすぐに恥じて下ろされた。
鬼太郎は迷っていた。
まだつぼみにもなっていないこの花を色づかせてよいものかどうか。
そしてその花は自分だけではなく、どんな男の目を惹くか分かったものじゃないから、
心配ごとは増えるばかりだ。
 「僕のことが・・・スキ?」 「───!」
ねこ娘は唇をひきつらせて、また後ろを向いてしまった。
どうして分かってしまったのか。鬼太郎には透視能力でもあるのか。
両手を当てたままの胸が熱く、鼓動は高鳴っていた。
 「それとも、キライ?」 「・・・何でそんなこと・・・」
今はこの病気の治療法を話していたのに。
突然の問いかけにねこ娘は動揺していた。
 「キライだったら、僕には治せないんだ」
 「ええ・・・?でもさっきはあたしが鬼太郎を・・・」
治せたのに。
妖力では敵わない自分でさえできたことが、どうして鬼太郎にはできないのか。
ねこ娘は不思議で仕方がなかった。
 「そうだよ。僕はねこ娘がスキだから」
背中から手をまわして、交差した腕ごとねこ娘を抱き締める。
ねこ娘の鼓動が伝わる。けれど・・・
それが幼馴染としての信頼や友情の線上にあるものだとしたら、
この先を望むことは、鬼太郎にはできない。
大切だからこそできないこともある。
ましてまだ幼いねこ娘にとって、それは拭い去れないほど嫌な記憶として残る危険もあるのだ。
457『目覚め』−14:03/12/06 01:45 ID:wKGuahj6
 「鬼太郎は・・・あたしがスキ・なの?」
消えそうな声でねこ娘が尋ねた。
いつものお転婆で元気なねこ娘からは考えられないような弱い声だった。
 「・・・うん」 「本当に?」 「うん。本当に」 「ほんとに本当?」
何度も問い返され、何度答えても、ねこ娘は顔を俯かせたままだ。
やはりまだ、早いのか。鬼太郎は抱きしめていた腕の力を緩めた。
 「僕が信じられないみたいだね」
 「・・・え?」 「いいんだよ、ねこ娘。君はきっと・・・」
まだ出会っていないのだ。
花や魚や仲間たちに対するようなスキとは違う色のスキに、
ねこ娘はまだ出会っていない。
それが自分ならばいいと思っていたけれど・・・。それは鬼太郎の驕りだ。
そしてこれが現実のねこ娘。淫夢のあれは鬼太郎の願望にすぎない。
 「本当にスキな人ができたら・・・治してもらうといいよ」
解かれた腕は水面に沈む。それでも鬼太郎は微笑んでいた。
大切なコを見守る気持ちに変わりはない。
 「ちが・・・うの。あのね、鬼太郎・・・」
岸に向かい、背を向けた鬼太郎の手を取る。
 「あたし・・・鬼太郎がスキ・・・だよ?でも・・・。鬼太郎もそうだって・・・知らなかったから、
びっくりしちゃって・・・。それに・・・」
恥ずかしくて。嫌われるのが怖くて、自分の全てを曝すことが恥ずかしくなってしまった。
 「こんなのへんだよねえ・・・。だからあたし・・・恥ずかしくて」
 「別にへんじゃないよ?」 「だって・・・」
覆っていた手を下ろし、えいっと気合いを入れて鬼太郎の手を自分の胸に当てた。
458『目覚め』−15:03/12/06 01:46 ID:wKGuahj6
鬼太郎は思わず目を見開く。ねこ娘のやることはいつも急だ。
 「ココ・・・こんなにどきどきしてるの。それに・・・鬼太郎と形が違くなってきたの・・・」
 「そ・・・そうだね」
ほんのわずか、手を閉じてもみ上げただけでねこ娘は眉をしかめた。
まだ発育途中の胸は少し押しただけでもひどく痛むようだった。
 「でもそれは、ねこ娘がおんなのこだから・・・。別に自然なことだよ?」
 「・・・どきどきするのも?」 「それは、僕が治してあげる」
頬に張りついた髪を流し、顔を上げさせる。
 「ねこ娘が僕に・・・全部任せられるのなら」 「う・・・ん」
真剣な顔でじっと鬼太郎を見つめた。
 「キスしていい?」 「えっ?」 「いいなら、目を閉じて?」
しばし途惑ったねこ娘の瞳が、まぶたに消えるまでの間、
鬼太郎は静かに見つめ返していた。
唇が重なると、その柔らかい感触にねこ娘はびくりと肩をすくめる。
抱きしめた体が固く緊張していることに気付いて、
鬼太郎は唇や頬や額を繋ぐような軽いバードキスを落としていく。
首筋にさしかかると、ねこ娘は鬼太郎の胸を突き押していやいやと首を振った。
 「ひゃ・・・くすぐったいよ・・・・・・鬼太郎ぉ」
 「くすぐったがりだよね・・・ねこ娘は」
耳元で囁く声までもくすぐったくて、ねこ娘は思わず笑い出した。
 「ねえ、岸の方に行こうか」 「え?うん」
全部任せると約束したから。ねこ娘はこくりと頷いて、
繋がった手に引かれるままに鬼太郎の後を追った。
459『目覚め』−16:03/12/06 01:46 ID:wKGuahj6

抱き上げて岸辺に座らせると、ねこ娘は真っ先に両手で胸を隠してしまう。
 「鬼太郎もあがってよ・・・」
こうして下から見上げられるのもなんとはなしに恥ずかしい。
けれど鬼太郎にも事情がある。さっき一度出したばかりだというのに、
ねこ娘の白い肌に触れていたら、また熱が込み上げてきていた。
 「うーん・・・。僕はここでいいから、ねえその手をどけてよ」
 「え・・・?うん」
腰まで池に浸かったままで、鬼太郎は顔をあげる。
ねこ娘の手が離されると、かげり始めた陽の光がねこ娘の
わずかにふくらんだ胸をあらわにした。
 「本当だ・・・。少し大きくなったね?」 「ニャぁッ!」
ねこ娘が怒って、またその腕に隠してしまう前に胸元に顔を寄せる。
右手で左の胸を覆いながら、右の胸には唇を寄せた。
 「ヤ・・・だっ」
嫌がるねこ娘はくすくすと笑っていた。まだくすぐったいのだろう。
ふざけてはむはむと唇で甘噛みしながらも、右手では円を描くように撫でさする。
笑いをこらえるために閉じたねこ娘の唇から、鼻にかかる声がもれた。
 「・・・んっ」
唇で先端をはみながら、チロリと舌を滑らせたのだ。
最初は、それでもくすぐったさが先に立っていたねこ娘も、
段々と未知の感覚に気付く。
背中を渡る痺れに、ねこ娘は笑いではない、溢れそうな声を噛み締めた。
 「・・・・・・ねえ・・・ねこ娘?」 「な・・・なぁに」
 「体の力を抜いていて?」 「う・・・ん」
力を抜くと同時に荒い息が落ちた。
460『目覚め』−17:03/12/06 01:47 ID:wKGuahj6
鬼太郎がちゅると胸のつぼみを吸い込むと、つい高い声がもれる。
 「あ・・・んっ」
自分の出した甘い声に驚いて、ねこ娘はまた全身を緊張させた。
鬼太郎は少しだけ水から這い上がり、口を塞いだ白い手に唇を寄せる。
 「大丈夫だよ・・・。僕に任せて?」 「でも・・・」
へんな声が出ちゃう。それは自分の意志とは関係なく溢れてくるから、
ねこ娘は思わず塞いでしまった。
 「僕はね?ねこ娘のことが全部スキだから・・・全部知りたいな」
 「全部・・・?」 「うん。だから・・・聞かせて?」
両手首を掴んで広げさせる。
 「ねこ娘も僕の全部がスキ?」 「うん・・・。スキ・・・だよ?」
 「髪の毛も?」 「うん」 「じゃあ・・・ここに手を置いていて」
自分の頭にねこ娘の手を当てて、再び胸元にずり下りた。
今度は左の胸に唇を当てる。
さっきまで浴びていた冷たい水のせいか。それとも少しは感じてくれているのか。
胸のつぼみはつんと固く尖っていた。
小さなつぼみを口をすぼめて吸い取ると、頭に当てたねこ娘の手が
ぎゅっとその髪を掴む。
 「ね・・・ねえぇ・・・鬼太郎。あたし・・・おかしいよ?」
 「何が?」 「何だか・・・こんなのへんだよ・・・」
 「どう、へんなの?」
鬼太郎の胸の辺りに当たったねこ娘の膝頭がもじもじとこすり合わされる。
 「ああ」
前触れもなくひざを割り、足のつけ根に手を伸ばす。
 「ンにゃあッ!!」
下から上へと一瞬滑らせた鬼太郎の指に反応し、ねこ娘は肢体を振るわせた。
 「ココがへんになってきた?」
461『目覚め』−18:03/12/06 01:47 ID:wKGuahj6
ただひと撫でされただけなのに、その余韻がまだねこ娘の息を荒くさせていた。
不思議でならない。どうして鬼太郎には全部分かっているのだろう。
自分が鬼太郎をスキだということも、どこが恥ずかしいのかということも。
どこがどう感じているのかということも・・・。
本当に自分は全部鬼太郎のものだったんだろうか。だから分かるのだろうか。
浅い息を繰り返しながら、ねこ娘はじっと鬼太郎を凝視していた。
 「さっきね、僕もそういう感じだったんだよ?」 「え・・・?」
 「・・・とてもむずがゆくて・・・辛くて・・・我慢できなかったんだ」
鬼太郎が体を進めると、おのずとひざが開かれていく。
 「だけど、ねこ娘が治してくれただろう?だから今度は僕の番だよね」
そうだったんだ。鬼太郎も同じようにへんだったんだ。
ねこ娘は少し安心してにこりと微笑みかけた。
 「あ、でもあたしは・・・、あんなふうに腫れてないよ?」
 「それはおんなのこだからだよ。それに・・・」
尖った胸のつぼみに軽く口づける。
 「ここはちょっと腫れてるよ?」 「あ・・・本当だ」
言われるまで気付かなかった。確かに膨張するような痺れはあったけれど、
こんなふうに形を変えているとは思わなかった。
 「それに・・・ここも」
ねこ娘が珍しそうに胸の先をみているすきに、鬼太郎の舌が直接花芯に伸びた。
 「え?」
一本の筋をつくるぽってりとした縦の唇を左右に開くと、
鬼太郎はちろりと舌で舐めあげる。
 「───!!───」
そんなところを舐められたことにも、その時受けた衝撃にも驚いて、
ねこ娘は声も出せずに身を縮めた。
しかしもう鬼太郎の体がひざを割って入り込んでいる。閉じることはできず、
その足は鬼太郎の脇腹を締めつけて快感を知らせるだけだった。
462『目覚め』−19:03/12/06 01:48 ID:wKGuahj6
 「───ハァっ」
息を取り戻したねこ娘は、必死で鬼太郎の頭を抱き寄せた。
何かに縋ってなければいられない、またへんな気持ちに落ちていた。
 「や・・・ダメだよ・・・・・・そんなところ・・・っ」
 「どうして?気持ちよくなかった?」 「・・・・・・」
どうして鬼太郎には分かっちゃうんだろう。
とってもびっくりしたけど、言われてみれば確かに気持ちよかった。
でもすごく気持ちがよすぎて、またもっとしたくなってしまうような感じが、
ねこ娘の純真な心に響いて恥らわせる。
 「今度はちゃんとするから・・・力を抜いて?」
優しく問いかけながら、否定は許さない。
穏やかながらも強引な鬼太郎の責め苦にねこ娘は従った。
鬼太郎は知っているんだ。どうしたら、このへんな気分が治るのか。
鬼太郎を信じているから、ねこ娘はこくりと頷いて鬼太郎が広げるままに足の力を抜いた。
 「ん・・・にゃっ・・・・・・あぁ・・・」
さっき痺れるような感覚がしたところよりももっと下の方から鬼太郎の舌が這う。
もどかしいような、気持ちいいような・・・。
やっぱり恥ずかしい気持ちでねこ娘は目をつむった。
鬼太郎の指が花びらを左右に開くと、未開の地に冷ややかな外気が当たって
ふるりと腰が揺れる。
胸に施したと同様に、まだつるりとして摘みどころもないような秘所を
鬼太郎は唇ではむ。
時々鼻先が痺れるような花芯に当たって、鬼太郎の顔がどこにどのように
あるのかが分かって、ねこ娘はたまらず鬼太郎の髪を掴む。
 「・・・痛い?」 「え・・・っ」 「痛かったら言って・・・ね?」
髪を引くと鬼太郎の方が痛いのではないかと気付き、かきむしる指先を離す。
 「んっ・・・ン・・・あん」
いじられているのはそこだけなのに、全身を渡る熱はねこ娘の頬までも
昇って上気させた。
まさか───。鬼太郎がその様子を楽しみ、また鼻先で匂いをも
楽しみながら続けていることなど、ねこ娘は気付かない。
463『目覚め』−20:03/12/06 01:50 ID:wKGuahj6
まだ開花していない花弁は桃色に色づき、甘い蜜を滴り落としている。
鬼太郎の舌が混ぜるように立てた水音が、自分から滴り落ちたものだと
気付いていないようだ。
まだ下半身を池に沈めたままの鬼太郎が動くたびに立てる
水音だと思っているのだろう。
けれど鬼太郎は、粘着質の蜜を絡め取る淫猥な響きに興奮していた。
目で耳で鼻で、そして舌で十二分にねこ娘を味わっていた。
自分しか知らない場所。ねこ娘自身ですら知らない処をこうして
蕩かせていること自体に、鬼太郎は興奮していた。
米粒ほどの花芯は舌先でつつくだけで敏感に跳ね上がるから、
まだ薄い皮ごと口に含んだ。
 「あぁんっ!!」
濡れた声が上がり、ねこ娘の体が大きく波打つ。
唇で吸い上げては舌先でつつくと、上下だけでは足らず左右に身を捩った。
464『目覚め』−21:03/12/06 01:51 ID:wKGuahj6
上下する体に合わせてはいたものの、あまりに動きが激しくて、
鬼太郎の歯が花芯を掠めると、ねこ娘の悲痛な叫びが上がる。
やはりまだ未発達の体。強い刺激には耐えられないのだろう。
両足の太ももを抱えるように固定させ、花芯を集中して甘噛みする。
 「あっ・・・あっあっ・・・も・だめぇ・・・っ!やめ・・・やぁッ、きたろ・・・ぉっ!」
髪を引っ張るのを躊躇しているのだろう。ねこ娘の手は土をかくように草を掴んでいた。
その手を取り、少しでも安心感を与えるように繋ぐ。
耐えられないというのなら、髪を引きむしってもいい、肩に爪を立ててもいいのに
ねこ娘はそんなところは謙虚にへんな遠慮をする。
 「んんっ・・・あっあっ・・・ヤっ・・・・・にゃアァアンっっっ!!」
最後にあげたのは猫としての叫び。
思い切り尖った花芯を吸い込むと、ねこ娘の腰が浮き上がる。
初めての快楽に落ちたねこ娘の秘所から、溢れ出る蜜を留めるように
固く尖らせた舌を突き入れた。
 「───っ!!」
神経を伝って駆け上がる痺れと、異質なものを突き入れられた感触に
ねこ娘の意識がまばらになる。
その快楽を愉しめるほどねこ娘は慣れていなくて、ただ全身を硬直させて
息を殺していた。
 「・・・・・・ねこ娘?」
舌を抜き取ると、濃い秘液がねこ娘の膣と鬼太郎の舌の間を伝う。
脱力したねこ娘は、もうこのまま体がばらばらに蕩けて地に染みこんでしまいそうだった。
465『目覚め』−22:03/12/06 01:53 ID:wKGuahj6
鬼太郎は漸く水辺から上がり、蕩けそうな瞳に半分かかったまぶたに
口づけてその身を抱きしめる。
鬼太郎の腕に模られるように、ねこ娘は自分の体の存在を思い出した。
その体温の温かさに呼び戻されて、はっと息をつく。
 「大丈夫?」 「・・・うん・・・」
でも、へんだった。とってもへんな気持ちがいっぱいした。
だけど・・・さっきまではすごく恥ずかしいだけだった鬼太郎の体に抱きしめられていると、
とっても気持ちがいいから。恥ずかしいのは治ったのかもしれない。
 「辛かったかい?」 「え・・・うん。ちょっと」
鬼太郎が優しくすれば優しくするほど、かえって辛かった。
いっそ、もっと───
 「気持ちよかった?」 「・・・分かんな・・・い」
こんな気持ちは初めてだったから、それが気持ちのいいものかどうかなんて分からない。
 「でも・・・。治ったみたい」 「え・・・何が?」 「病気よ」
そんなウソは忘れていた。鬼太郎は慌てて頷く。
 「ああ、そう。治ったんだ・・・。それはよかったよね」
 「ありがとう鬼太郎」
嬉しそうに笑うねこ娘の笑顔は最中とは違い、いつもの晴れやかなものだったから、
鬼太郎は、まだこの先があることを言い出せずにいた。
舌だけでもあんなに狭いところに突き立てたら・・・ねこ娘はどうなってしまうのだろうか。
もっと、鬼太郎が知らない顔を見せてくれるのだろうか。
いやそれはまだ早すぎる。
安心して抱きついてきたねこ娘の背中を撫でながら、今度はまた自分が治して
欲しくなってしまったことも隠して、腰を引き気味に頷いた。

<了>

長々と続けて正直スマンかったでつ、、、
466名無しさん@ピンキー :03/12/06 02:28 ID:325lBFqZ
か、神・・・!!
素晴らしいです!
467名無しさん@ピンキー:03/12/06 18:16 ID:pfgXr3F7
ネ申━━━━ (*´Д`)ハァハァ━━━━━━!!!!!!!!!!!!
411氏禿しくモツカレー

漏れとしては、この2人の今後を見たいのでつが
宜しければ、再降臨を禿しくキボン

いいなぁ〜この猫タンと鬼太郎のやり取りがもう

 た ま り ま せ ん ! !
468名無しさん@ピンキー :03/12/06 23:47 ID:QGC7BcFb
     ____
  ._|  |__|_        ____
  |_  _|__|_    __/  /__/__
   |_  _|__|    |_   __|__|     __(__∧∧
    .|_|(,,゚∀゚)      /  / |__(,,゚∀゚)  ⊂|      つ( ゚∀゚)つ
  | ̄ヽ__⊂__つ     / ./  /_⊂__⊃   └───┴―-┘
  \____)__)   ./_/_|__|__|
        し`J             し`J
469441:03/12/07 02:16 ID:iRRvqpZ/
ありがd〜!チトねこタンねんね杉かとオモタけど楽しんでもらえてよかったでつ。
また時間ができたら続きっぽいものまとめて投下しまつ(`・ω・´)

2部3部ねこタンで育った(w漏れですが、4部猫娘はちなみ効果でかわええですなあ。
4部猫娘は妹っぽいと思うのは、漏れが歳をとったせいだけではないよね(汗

更なるSS神絵師神アマンアマン神を期待しつつ、小ネタですが投下しまつ。
470『指の戯れ』−1:03/12/07 02:19 ID:iRRvqpZ/

しゅんしゅんとやかんから湯気が吹き、仄白く天井に昇っていく。
遊びにきたゲゲゲハウスには目玉親父の姿はなく、鬼太郎も万年床に横たわって昼寝をしていた。
 「せっかく遊びにきたのにぃ・・・つまんないの」
森を越えて鳥がはばたく羽音が聞こえる。
静かな部屋の中で、ねこ娘はふわぁあと大あくびをした。
 「そうだ」
この前鬼太郎としたお遊びを思い出して、ねこ娘は背中のファスナーを開く。
喉元まできっちりと止めたブラウスのぼたんをひとつひとつはずすと、
肌に触れた寒気にふるりと身をすくめた。
 「・・・う・・・ん?」
寝返りを打った鬼太郎は、まだぼやけた視界にねこ娘の姿を確認する。
遊びにきてたんだ・・・。しかしまだ眠気がひかない。
幾度か瞬きをすると、漸く事の自体に気付く。
 「!!ね、ねこ娘っ・・・な・何してるの!?」
 「にゃ?ああ鬼太郎、おはよう」
跳ね起きた鬼太郎とは対照的にねこ娘は平然と振り返った。
肌けた服は肩まで下り、ふたつの膨らみの上にはねこ娘の手が這っている。
そんな淫らな格好をしているのに、ねこ娘は意識することなくいつものように微笑んでいた。
471『指の戯れ』−2:03/12/07 02:20 ID:iRRvqpZ/
 「そ・・・それ、何・・・?」
 「うん?ああ・・・あのね?この前、鬼太郎がこうしてくれたでしょ。
 あの時は先っぽが尖ったのに、あれからずっと尖らないのよ」
胸先を自分の指で弄びながら答える。
力任せにぐいっと摘んで引っぱってみたが、痛そうに眉を顰めるだけだった。
 「ねえ、どうして?」
ねこ娘は不思議そうに首を傾げた。
これは・・・誘っているのだろうか。ただ疑問なだけなのだろうか。
もちろん後者に決まっている、分かってはいるが・・・。
鬼太郎は頬が紅潮していくのを感じていた。ごくりと喉が鳴る。しかし・・・。
 「ねこ娘。そんなこと・・・しちゃいけないよ?」
口をついて出るのは優等生的発言。ねこ娘を諌める言葉だった。
 「そんな格好・・・誰にも見せちゃいけないんだ」
 「や・・・やぁねえ。鬼太郎にしか見せないよ」
ねこ娘の返事に鬼太郎ははあと安堵の溜め息をつく。
 「鬼太郎なら分かると思ったから聞いたのに・・・。知らないの?」
尋ねながらもねこ娘の指は胸をつまんでいたずらにいじっている。
その抑揚的な姿に鬼太郎はとくんと胸が躍るのを感じていた。
胸だけではない、己自身の脈動も感じ取った。
 「・・・内緒だよ?」 「うん」
472『指の戯れ』−3:03/12/07 02:21 ID:iRRvqpZ/
胸をいじるねこ娘の手を取り、指先にちゅと口づける。
 「あ・・・」
それだけで、ねこ娘はこの前と同じへんな気持ちを思い出す。
舌を絡めてねっとりと唾液をぬりつけると、その手をまたねこ娘の胸先に戻す。
 「目を閉じて・・・」 「う・うん・・・」
目を伏せると、座ったままで身を寄せた鬼太郎の唇が耳元に近付く。
 「この指はもうねこ娘の指じゃぁないよ?」 「えっ?何言ってるの・・・鬼太郎?」
 「これは、僕の指。僕の唇だと思ってみて・・・」
鬼太郎の唇が頬を這う。
触れるか触れないかのくすぐったさにも敏感になってしまうのは、目を伏せているせいだろうか。
手首を掴んだ鬼太郎が促すままに指先で胸のつぼみを弄ぶと、びくりと痺れが走った。
 「ん・・・っ」 「・・・続けてごらん?」
何も見えない世界。鬼太郎の声だけが言霊の術のように響いてくる。
いつしかその指は自分の意志とは別に動いているような気がしてきた。
これは鬼太郎の指。こっちは鬼太郎の唇・・・。
湿った指先が滑り、ねこ娘は浅い息を上げ始めた。
 「・・・ぁ・・・ん・・・」
自らの指で自らを高めていくねこ娘の姿を眺めながら、鬼太郎はくすりと微笑んだ。
たどたどしい指の動きは愛らしく、それでも反応している体は時々ぴくりと微動する。
473『指の戯れ』−4:03/12/07 02:22 ID:iRRvqpZ/
 「ねこ娘はこれがスキ・・・?」
耳元で囁いた鬼太郎のかすかな吐息にも反応して、ねこ娘は唇をはむ。
段々と体が熱くなってきて、頬まで熱を持って赤くなってくるのを感じる。
 「ねえ・・・スキ?」 「ん・・・鬼太郎が・・・」 「ええ?」 
 「鬼太郎が・・・スキ」
言った途端、全身に痺れが走る。
指先の感触が変わったのに気付いて、ねこ娘は目を開いた。
 「あ、尖った♪ねえ、できたよ?鬼太郎の言うとおりだね、鬼太・・・郎?」
鬼太郎は表情を凍らせて硬直していた。
 「どうした・・・の?」
ねこ娘の不意打ちの告白に、鬼太郎はやられていた。
正座した足の間にぐんと力を増した自身を挟み、頬をひきつらせる。
 「ねこ娘・・・」
とても我慢などききそうにない。
昼寝中にどこかへ出かけた目玉親父がいつ帰ってくるのかも知れないが、
構わない。止められない。
474『指の戯れ』−5:03/12/07 02:22 ID:iRRvqpZ/
薄紅に上気したねこ娘の頬に手を当て、さくらんぼのような唇に口づける。
 「・・・ン・・・んぅ・・・」
舌を割り入れると、ねこ娘はびっくりして舌を引っ込めたが逃がさない。
咥内を荒らしまわる深い口づけに、ねこ娘はぎゅっと目をつむった。
 「・・・ねこ娘」
唇が離れると、互いに荒い息がもれる。顔を上げたねこ娘は、半開きに口元を歪めて、
泣き出す一歩前のような潤んだ瞳で見上げた。
ねこ娘も欲情しているのだろうか・・・。
とくりと胸に響く悦びのまま、鬼太郎はその身を寄せる。しかし・・・。
 「くしゅん」 「え・・・?」 「寒・・・い。風邪ひいちゃう」
寄せ合った体を押し戻して、乱れた衣服を整えてひとつひとつぼたんをつけ・・・
 「あっ・・・あの、ねこ娘?」
ジーッとファスナーを上げた。
 「・・・・・・」
体の芯から暖めてあげる・・・と言いたかった。
熱く蕩かせてみせる・・・と思っていた。
しかし上気したその頬が風邪の前触れかもしれないと思ったら、そんな欲望は失せてしまった。
 「布団入る・・・?」 「うん」
喜んで木の葉の万年床に入るのは、そこがまだ眠るための場所だと思っているからなのだろう。
 「早く、鬼太郎も」 「う・・・うん」
遅れて床につくと、伸ばした腕を枕に鬼太郎のふところでまるくなる。
暖かい鬼太郎の腕の中がねこ娘のお気に入りの場所だ。
475『指の戯れ』−6:03/12/07 02:23 ID:iRRvqpZ/
 「・・・はぁ」
溜め息がもれ、ねこ娘の額にこつんとあごを当てる。
期待した己が悪かったのだ。たとえ一度体を寄せたところで、ねこ娘は変わらない。
今まで通りの幼く純真なねこ娘だ。目の前で自慰行為をして誘うようなまねをするはずもない。
 「・・・ねえ鬼太郎?」 「うん・・・?」
頭までかぶった木の葉布団の中、ねこ娘は声をひそめて尋ねてきた。
 「どうしてさっき・・・あたしの指が鬼太郎の指みたいに感じたのかな」
 「それは・・・目を閉じて、僕のことを考えてたからじゃない?」
 「・・・ふうん?」
それでも釈然としない。まるで呪文をかけられたあとのような気分だった。
 「でもね、本当に自分の指みたいじゃなかったのよ?
 鬼太郎・・・何か術でも使ったんじゃないの?」
 「使ってないよ。でも・・・」
あんな姿は───誰にも見られたくない、見せたくない。
釘を刺すために、鬼太郎はひとつまじないの言葉を呟いた。
 「・・・僕の指だと思ったから、だからね?」 「え・・・?」
 「僕のことを考えて・・・僕の指を感じてたから、尖ったんだよ」
 「そうなの?」 「・・・そうだよ。だから・・・」
他の人のことを考えてしちゃいけない。
他の人の前ではしちゃいけない。
くどくどと鬼太郎の説教が続く中、ねこ娘はいつの間にか眠りについていた。
 「・・・好きな人としかしちゃいけない・・・って、聞いてる?ねこ娘」
無邪気な寝顔ですうすうと眠りつくねこ娘を胸に、鬼太郎はまた溜め息をもらした。

<了>
476名無しさん@ピンキー:03/12/07 02:51 ID:iRRvqpZ/
読み返したら>469は441でなく411ですた・・・(´・ω・`)
と思ったら>441も自分ですた・・・(´・ω・`)
477名無しさん@ピンキー:03/12/07 18:40 ID:Ci8KbkPj
モツ鍋ー!!(*´Д`)ハァハァ
ご馳走サマリン!といわんばかりの勢いでつ

素で小悪魔的猫タンに
淫夢が、悪化しそうな・・・鬼太郎の理性がいつまで持つことやら(藁

また、ご馳走してくださいな>>411=441氏
478名無しさん@ピンキー:03/12/08 00:25 ID:zfBojwS0
>「ねえ・・・スキ?」 「ん・・・鬼太郎が・・・」 「ええ?」 
>「鬼太郎が・・・スキ」

モモモモモエーーーー!!!
411さんグッジョブ!
鬼太郎が大願成就する日を楽しみにしてまつ。
479毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/08 09:19 ID:BVkFOnHC
411氏
素敵ンSSの投下乙でした!
もどかしい位に少しづつですが、開拓猫タンマンセー!!

>478氏同様
 劇 萌 え し ま す た ! !

オトメゴコロ・・・あの顔面パンチ・・・ででつか?(w
又何か思いつきそうゲな予感でつので、3部SSできたら投下してみまつ。

その前に、372氏のシチュ(・∀・)イイ!! とか
389氏の鬼太郎襲われ(・∀・)イイ!! とか思って

な ぜ か !
猫タンは2部にて、鬼太郎は特にイメージは無いでつが「猫ちゃん」と言う呼び方が好きなのでツカテます。
少々411氏の目覚めに若干かぶってる所とか、漏れの場合ワンパタなので新鮮味にかけますが
お目汚しを投下汁!


ゲゲゲの森の中、ピンクのリボンを揺らし
ご機嫌な猫娘が茶色の紙袋を抱えて向かう先は、勿論鬼太郎の家。

猫族の彼女の足取りは軽やかで、決して大きな足音を立てることは無く
それ故、訪れてもその気配に気がついてもらえないので
家の前で声をかけるのが常である。

「鬼太郎さん?」

暫く待ってみても返事は無い。
鼻をヒクヒクさせれば、その気配はすぐに感じ取れて

「・・・?寝ているのかしら。」

そっと、入り口から覗けば
万年床の上に転がる鬼太郎が見える。

ソロリソロリと部屋に入り、丸太のテーブルに先ほどの紙袋を置いて
寝ている鬼太郎の傍らに座った。

「タイヤキ貰ったから、鬼太郎さんと一緒に食べようと思ったんだけれど・・・」

焼きたてのアツアツを一緒に味わいたかったのだが、無邪気な寝顔での鬼太郎を
起こしてしまうは忍びなくて、猫娘は起きるのを待つ事にした。


「鬼太郎さんたら・・・これでは風邪を引いてしまうわね。」

足で蹴り落としてあった上掛けを、かけ直してあげようとして不自然にテントを張っている中心部に気がつく。

「あらっ」

その部分を見て、ポッ・・・と赤らめた頬に手を当てる猫娘。

「鬼太郎さんたら・・・元気なのね。」

布団を取った手を止め、鬼太郎の顔を見た。
下半身とは違い、無垢な寝顔ですやすやと柔らかい寝息を立てている。

「・・・鬼太郎・・・さん?」

チュ・・・っと頬に唇を落とし、耳元で名を呼んだが起きる気配は全く感じられない。
何だかもやもやと、いけない感情が湧きあがってきたところで
先ほどからかすかに自分の名呼ばれているのが聞こえていたのだろうか?
その声の主が夢に出てきたようで

「・・・ん・・・ね・こ・・・むす・・・め・・・・・・ムにゃ・・・」

自分の名を呼ばれて、ドキン!とした猫娘だったが、ソレが寝言だった事に気が付き
そして、その寝言が彼女の悪戯心に火をつけた。


「ヤダ・・・鬼太郎さんたら・・・悪戯しちゃおうかしら?」

少々恥らいながらも、すーっと伸びた指が学童服の裾から忍び込み、ズボンのボタンを外し、ジッパーを下ろすと
立ち上がるそれに弾かれて、自然と白い下着が盛り上がる。
その、最後の一枚をずらすと、ピョコンと元気な本体が表れた。

「あらっ・・・可愛い・・・♥」

うっとりして、鬼太郎の顔をチラッと見て、それに目を戻すと外気に触れて少々寒いのかヒクヒクしている。

「寒いのかしら?今、気持ちよくしてあげる。」

猫娘は、ちゅ・・・っと、亀頭にキスをすると、陰茎の根本から舌を這わせ
先へ行くほどに、舌の中心部で押し付けるようにしてから舌先まで全部と使い、ゼロリゼロリと舐めあげる。
眠っているので、すぐには反応しないが裏の筋を舐め上げられたところで、ピクリと身体が反応した。

細くした舌先で鈴口をツンツンと、軽く刺激し、陰茎に手を添え
つるりとそうめんでも飲み込むようにして、根本まで口内にくわえ込む。

口の中でピクピクするソレが愛しくて、また身体が熱くなって
発情期も過ぎたと言うのに、猫娘も少し濡れ始めていた。

チュル・・・チュパ・・・

舌の愛撫に強弱をつけながら、唇で軽く吸い上げて
唾液まみれになったソレを夢中になってしゃぶった。


だんだんと頬が上気してきて、心も身体も変な感じになってきた頃には
流石の鬼太郎も、尿道を上がってくる排泄感に目を覚ました。

目蓋を開け、最初に飛び込んできたのは自分の股間に顔を埋める猫娘。
夢も現、寝ぼけていて何が起こっているのかは解らなかったが、飛び起きた。

「ね・・・猫ちゃん!!」

「・・・あん・・・」
「・・・ぅ・・・くぁ・・・」

・・・と同時に、飛び起きた反動でちゅるんと、猫娘の口から外れたソレからは
ビュルビュルと勢いよく白濁が飛び散る。

ソレは全部猫娘にかかってしまい、彼女の顔は鬼太郎の子種ですっかり汚れてしまった。
絶頂とともに向かえた寝覚めは、なんともいい表わしようが無程気持ちが良かったが
猫娘にぶっかけてしまった事が気まずいのは確かだった。

「ね・・・猫ちゃん・・・ごめん・・・」

申し訳無さそうに誤る鬼太郎の目の前では、上気させた頬の瞳をトロンとさせた猫娘が
何事も無かったように、口の周りに垂れてきたソレをぺろり・・・と舐めた。

その仕草が官能的で、たった今、射したばかりだと言うのに、また固くなってしまい
指に絡みついた白濁を、丁寧に舐め取っていた猫娘もソレに気がついて、ちろん・・・と鬼太郎を見ると

猫娘の仕草に目を奪われていた鬼太郎は、視線に気がつくと恥かしそうに頭を掻いた。


「いやぁ・・・なんだか、治まらなくなっちゃったみたいだ・・・」

すると、にっこり微笑んだ猫娘が

「それじゃ、あたし・・・お手伝いしてあげる・・・♥」

クルリと、鬼太郎に背を向けると、ワンピースのファスナーをジーっと下ろしだす。
腰元まで下ろすと、白い背中にブラジャーが見えて
馴れた手つきでホックを外すと、ワンピースと一緒に袖から外した。

そのしなやかな手の動きに惑わされたかのように、鬼太郎は動けぬままそこに座っている。
立ち上がると、ワンピースとブラジャーの抜け殻はそのまま床に
残った白いショーツを、するりと脱ぎ捨てた彼女は、着やせするのか、裸体は豊満であった。

頭につけたりボン以外、一糸纏わぬ猫娘が目の前にストン・・・と座ったと思うと
ズイ、と顔を寄せて唇を奪った。

「この前は、鬼太郎山河あたしの事・・・助けてくれたから、今日はあたしが、鬼太郎さんを助けてあげる。」

そう言うと、猫娘は鬼太郎の胸元に頬を寄せ、唇と歯を使い学童服のボタンを外し始めた。
余りの事に鬼太郎が呆然としたまま居ると、既に上着も剥がされて
差し入れられた手が、鬼太郎の乳首を弄っていた。

「ぅあっ・・・ねこ・・・ちゃん・・・」

妙な感触に、声をあげれば上ずってしまい

「・・・鬼太郎さんも、ココ感じるのね?」

ちぅ・・・と猫娘が吸い付いた。

舌先で突付くようにしては転がし、乳輪を舐め上げ、固くなった乳首を噛んだ。
滑らかな手の感触に、指先に
鬼太郎の息遣いも徐々に乱れ始める。

四つん這いになった猫娘の、乳房が重力に引かれて、腕の下に組み敷いた時に見た時と違う形の谷間に、咽喉が鳴り
再び布団に横たわれば、猫娘の愛撫も胸元から腹部・・・腰へと移動し
腰から肌伝いに下着に手を差し入れられて、膝上ぐらいまで脱がされると
下着とズボンを口に咥えて、片足ずつ脱がせた。
そして咥えた鬼太郎のズボンを、態と見えるようにして口から床に落すと
向き合うように膝の上に跨ると、ふくよかな胸がやたら目に付いて、手を伸ばし触れようとする前に、
身体をあわせるようにして、猫娘は寝そべってしまった。
合さる人肌は温かく、柔らかな胸の感触が肌に感じて取れる。

幾千もの戦いで自然と身についた筋肉の、子供ながら逞しい胸に頬を寄せる。
ちゅ・・・ちゅっ・・・とキスを施し、上半身を起こして身体を足の間に移動すれば
先ほどから天を仰ぎっぱなしのソレが、胸の谷間に挟まれて、初めて知る感触に思わず声をあげてしまった。

「・・・鬼太郎さん、コレ・・・気持ちがいいの?」

猫娘が鬼太郎の顔を覗き見る。
鬼太郎が気持ちよさそうに反応してくれたのが嬉しくって、身体を少々斜めにして片手で支え
もう片方の胸を自分の手で寄せ上げて、きゅ・・・と挟んでみた。

「フハッ!」

豊満・・・とはいっても、少女にしては・・・のレベルなので、少年自身を完全に包み込むには少々足りなくて
それ以上どうしていいのかもわからなかったので、唇の愛撫を再びはじめた。

ズボンを剥ぎ取り、ようやく露になった腰から、腿の付け根に舌を這わせ、根本を舌先で丹念になぞる。
まだ幼さを残した少年の、陰袋を唇でついばんでみたり、睾丸を舌先で転がしてみたりすると、時々、くぐもった声が聞こえて、それだけで満足で。


(鬼太郎さんが気持ちよく感じてくれている・・・)

とてつもなく恥かしいくて、大胆な事をしているのは解っているが、もっと悦んでもらいたくって、手で陰茎を軽く上下しながら、陰袋を手で優しく触れた。

「うぁっ・・・猫ちゃん・・・そ・そんな事まで・・・」

縫い目から陰のう、戸渡りに舌を這わせていく猫娘に、鬼太郎は声を上げたが
一度射精している身体の性感帯は敏感になっており、猫娘の一途な愛撫が齎す快楽からは逃れられない。

「んふぅ・・・きたろう・・・さん・・・」

彼女独特のザラリとした舌の感触が堪らない。
女の子にこんな事をさせて、させられて・・・そんな妙な興奮が湧き上る。

再び陰茎の裏をなぞられ、ぬるりとした口内に含まれれば、頬の内側で玩ばれ
二陣目の波が押し寄せる予感がして、カリから鈴口に強弱のある刺激を与えられて
舌先で擽られるれればいよいよ我慢できなくなり

「ね・・・ねこちゃ・・・猫ちゃん!!」
「に・・・ぁん・・・」

口に含んでいたものを無理やり引き抜くようにして、押し倒す。
突然転地がひっくり返った猫娘は、目を白黒させ、鬼太郎の腕に組み敷かれ、彼の限界が近い事を理解した。

「・・・いいよ、鬼太郎さん・・・きて?」

恥じらいながらも、自ら大きく足を開き、淡い茂みの陰部がはっきりと少年の目の下に晒される。
中心は閉じてはいたが、愛液が滴っているのは一目瞭然で、その秘唇を自ら割って見せた。
とろりと溢れる愛液と、割られた内側のピンク色の襞がヒクヒクと蠢き、少年を誘う。


少女だって少年を愛撫しながら、ずっと・・・ずっと欲しかったのに・・・疼きを我慢していた

すぐにでも覆い被さりたかったのに大胆で艶の有る少女のポーズに、時が止る。

「・・・ゃあ・・・鬼太郎さん・・・恥かしいのに、そんなに見ないで・・・?」

少年の胸中など解るはずも無く、恥辱に絶えられなくなった少女の涙声・・・に

時を取り戻した少年が唇を、肌を重ね、先ほど触れたかった胸に、手を伸ばし乳房の形を歪める。
その柔らかさに夢中に揉みしだき、唇を貪った。

熱いものが触れるたび、待ち焦がれているソコの疼きは増すばかりで
我慢できなくなった猫娘は、鬼太郎のソレに手を伸ばした。

自身を捕まれ、無心に貪っていた鬼太郎も流石に驚いて、顔を覗き込む。

「・・・ねっ・・・ねこ・・・ちゃん?」
「も・・・もぉ、だめぇ・・・我慢できない・・・のぉ・・・きたろうさん・・・お願い・・・。」

それは鬼太郎も同じで、こくりと頷くと自身を握った猫娘の手に自分の手を添え、蜜壺へ導く。
1〜2度確かめるようにして、入り口を探ると、猫娘が少し腰を浮かせて誘った。

「ぅふぁ・・・」

クチュリ・・・と水音がして、ズニュルと押入る。
触れた時は少々冷たい感じがしたが、奥は蕩けるように熱くて、どちらともなく声を漏らした。


満たされていく猫娘と、既に絶頂が近い鬼太郎の抽送運動が徐々に早まり
肉壁の擦れる心地よさにだんだんと、理性が崩れれば
聞こえるのは短い息遣いと、互いの結合部分から聞こえてくる音だけで
突如身体の膣に熱いものが放たれれば、真っ白な光に包まれ2人は達していた。

諤々と全てが注がれて脱力し、力なくお互いの身体を抱き合い、それでもまだ2人は繋がれたままに
ようやく鬼太郎が、少し上半身をあげて、うつろな目の少女の唇をチロリとなぞる。
今回は自分ばかりがされるがままで、先ほどふれた少女の胸の感触に物足りなさを感じ
再び乳房に手を伸ばしては、掌で包み込んだ。

「はぁ―――・・・」

しっとりと汗ばんだ肌は手に良く馴染み、吸い付くようでも有り
赤く色付いた先端の果実を摘めば、先程よりも敏感に反応する猫娘がいと可愛らしくて

僅かばかり開いた唇から除く、紅い舌の誘いに答えた。
猫娘の味、肌の柔らかさ、甘い声、ほのかに香る甘い匂い、ほんのりと桜色に染まった身体
そして―――今しか見せない女の顔を、五感のもてる全てで猫娘を感じ取る。

興奮はいまだ冷めず、先ほど達した時の余韻で、蠢動する膣に刺激されて、再びソレは硬くなり

「ァッ・・・」

再び戻った圧迫感と、少しばかりの振動が、敏感なままの猫娘の反った白い咽喉から声を漏らせた。
既に蕩けているソコは、先ほどの刺激を又求めるかのように収縮し、鬼太郎を締め上げる。

達した時の脱力感は何処へやら、お互いの齎す甘い誘いに、足を持ち上げて腰をぐぐっと据えつけて


「にぁっ・・・きたろう・・・にゃん・・・」

呂律が回らぬ猫娘の身体が、ビクリとして目尻に浮かぶ雫を見れば
快楽に溺れる程に善がらせて、泣かせてしまいたい。

「―――!!」

既に互いの交じり合った淫水でグチョグチョに濡れている結合部の抽送からは、脳天まで突き抜けるような快楽が齎されて
猫娘は滅茶苦茶に首を振った。

ソレは攻めている鬼太郎も同じで、この快楽に溺れながらも身体がが四散してしまうようなこの先の、恐怖にも似た感覚の中
鬼太郎自身を深く咥え込んだ猫娘のソコに、きゅぅときつく締め上げられ
猫娘は2度目の、鬼太郎は3度目の頂点に達し、至上の快楽の渦の中、そのまま意識を遠のかせた。














二人が目覚めた頃には、外は夕日も落ちてどっぷりと闇に包まれていた。
猫娘の持ってきたタイヤキも、すっかり冷えてしまてはいたが
朝食も昼食も取っていなかった二人は、空腹でお互いに食べさせッこをしてみたり
唇についたアンコを、舌で舐めとり甘い時間の余韻に浸る。

空腹も満たし、すっかり落ち着いた頃には猫娘が服を着替え始めて
その仕草を、後姿を見て、鬼太郎はなんとなく「いいな・・・」と思っていた。

「ねぇ、猫ちゃん」
「なぁに?鬼太郎さん」

いつもの二人のやり取りで

「その―――、服を汚しちゃったお詫びなんだけど。」
「夜だから、大丈夫よ。誰にも見えやしないわ。」

元はといえば、無防備な寝顔の鬼太郎さんが可愛くって
ついちょっかい出しちゃった、あたしが悪いのよ―――と、言おうとして

「次は僕が・・・」
「なあに?」

「僕が舌でイかせてあげる。」
「!!」

突如、耳まで真っ赤に染め上げた猫娘は、自分が鬼太郎にしてあげた事が走馬灯の如く蘇り
恥かしさのあまり「おやすみ」すら居えずに飛び出してしまった。


「あ、猫ちゃん!」

伸ばした手は虚しく空を切り、
一寸率直過ぎたかな・・・と反省しながら行き場を無くした手を頭に、ぽりぽりと掻いた。

一方飛び出してしまった猫娘も、交わった後で体力が残っているわけも無く。
一人ゲゲゲの森を歩いていた。

時より差し込む月明かりに、空を見上げれば真丸の、お月様の中に先ほどの鬼太郎の笑顔が浮かんで
まだ身体の芯に残る鬼太郎の、熱にジンとすれば

自分の身を両手で抱き「うん・・・」と、頷いた。



終る。
492名無しさん@ピンキー:03/12/08 10:14 ID:g0wVESbo
ネ申キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

しかも2部猫!!小串猫娘キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━!!

>「あらっ」
>その部分を見て、ポッ・・・と赤らめた頬に手を当てる猫娘。
>「鬼太郎さんたら・・・元気なのね。」
小串ヴォイースが聞こえてくるようです!!ハァハァ
>「いやぁ・・・なんだか、治まらなくなっちゃったみたいだ・・・」
2部鬼太はこんな感じでした!!こんな感じでしたよーーー!!
いつもは姐さん女房に母性本能で尽くすのに、鬼太郎に翻弄されてしまう猫ちゃんハァハァハァハァ
(2部鬼太は少年ぽいせいか、、、早漏っぽいでつよね・藁)

萌えキターーーーー!!

このスレの早さなら落とせる!!               カキニゲルナライマノウチ
以下、2部鬼太郎×猫ちゃんですがお目汚しヌルーして下されー
4932部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:15 ID:g0wVESbo
目玉親父が閻魔大王に呼ばれて数日がたつ。
込み入った用件なのだろうか、迎えにきた赤鬼たちの話では大したことはなさそうだけれど。
目玉親父のいないゲゲゲハウスにひとり。鬼太郎はぐうたらと万年床に横たわっていた。

「もう鬼太郎さんったら・・・。いつまで眠っているの?もう起きなさい。」
くすくすと笑いながら鬼太郎を揺り起こすねこ娘は、知ることのなかった母の姿を思わせる。
う・うーんとだるい体を起こすと、卓袱台には温かい食事が用意されていた。
「さ、召し上がれ。」
「うん・・・。ありがとう猫ちゃん。」
ねこ娘の手料理はどれも美味しく、鬼太郎はぱくぱくと食を進めていく。
そういえば面倒でここ数日は何も食べていなかった。

「あら。そんなに急に食べたら・・・。」
「うん?・・・・・・ウッ。」
かっこんだ飯が喉に詰まり、鬼太郎はどんどんっと胸を叩いた。
「ほらほら・・・お水。もう、鬼太郎さんったら。」
湯のみに水を差し入れ、鬼太郎に手渡す。

「困った子ね。」
いつまでも笑い続けるねこ娘にむっとしながら、水を飲み干すと胸の支えが取れた。
ねこ娘と自分とはそんなに歳も変わらないのに、お姉さんぶられることが多い。
児泣き爺などは姉さん女房だとからかったりする。
それを受けてねこ娘もあらあら可愛い旦那さまだわと笑うだけだった。
 −僕だって・・・いつまでも子供じゃあないんだけどな・・・−
上目づかいにねこ娘の顔を見ながら、鬼太郎はひとつの決心をしていた。
4942部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:17 ID:g0wVESbo

「ねえ・・・猫ちゃん。」
「何かしら?」
「・・・そんなふうに子ども扱いしないでよ。」
「え?」
そんなことを言うことこそまさに子どもの証。ねこ娘はまた笑い出した。

「僕だって、いつまでも子どもじゃないんだよ?」
「うふふ。じゃあどこがどう大人になったのかしら?」

猫目をぱちぱちと瞬きして、鬼太郎を見つめる。
猫族妖怪特有のものなのだろうか、ねこ娘の些細な仕草はひどくたおやかでしおらしい。
すらりと伸びた白魚のような指を鬼太郎の顔に伸ばし、ゆっくりと顔を寄せた。

「・・・・・・。」
鬼太郎の頬をざらりとした舌が這う。思わずびくりと跳び上がったのは鬼太郎の方だった。
「ふふっ・・・こーんなところにご飯粒つけて、何を言うの?」
ねこ娘にしてみれば、鬼太郎は可愛い我が子のような存在だった。
元より母性本能の強いねこ娘だが、放っておいたらいつまでも怠惰に過ごす鬼太郎の為に
何かをしてあげたいのは、たぶん愛情。
けれど鬼太郎はいつまでも父や母を一番に想う子どものままだから、
せめて今は亡き母に成り代わってあげたいと思っていた。

「早く食べて?鬼太郎さん。」
「う・・・うん。」
4952部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:17 ID:g0wVESbo
ねこ娘の見守る中、食事を済ますと鬼太郎は奇妙な感覚に捕らわれていた。
食欲がくちたら、今度は・・・。
さっきぺろりと舐められた頬の感触のせいか、鬼太郎の下半身は熱をもっていた。
鼻唄を歌いながら洗い物を済ませるねこ娘の丈の短いスカートの裾が揺れる。
あの下には・・・どんなものが隠されているのだろう。
鬼太郎は自然とねこ娘の背後に近付き、床を這うように首を傾けていた。

「ねえ鬼太郎さん。キャッ!」
「イテッ!」
不意に振り返ったねこ娘の足に踏みつけられる。

「ご・ごめんなさいっ。大丈夫?」
「う・・・うーん。平気だよ・・・。」
「でもどうなさったの・・・何か探し物?」
まさかスカートの中を覗きたかったとは言えない。
けど、慌ててしゃがみこんだねこ娘は片ひざを立てており、白いパンティが覗けた。

「鬼太郎・・・さん?・・・ニャァッ!?」
思わず荒い鼻息がもれ、勢いのままに鬼太郎はねこ娘を押し倒した。
起き上がろうとしたねこ娘のひざが鬼太郎の股間に触れ、兆した熱に気付いたねこ娘は
あっと声を上げて目を見開いた。

「鬼太郎さん・・・。」
「いつまでも・・・子どもだと思ったの?」
4962部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:18 ID:g0wVESbo
両肩で押さえつけられたねこ娘は抵抗するでもなく、ただ鬼太郎を見上げている。
「ねえ・・・。こんなお遊びは知っている?」
───お遊び。その言葉にねこ娘は溜息をついた。
そして鬼太郎から目をそらし、ぽつりと呟く。

「・・・お遊び・・・なのね。」
「え?」
「遊びであたしを押さえつけて・・・鬼太郎さんは楽しいの?」
「ち・・・違うよ!そうじゃなくって・・・っ。」
ただ僕は、ねこ娘に子ども扱いをされたくなくて・・・。
大人のお遊びをすれば、ねこ娘に認められるような気がして・・・。
しかしそれはねこ娘の心の傷に触れ、目頭にはじんわりと涙が浮かんでいた。

「───構わないわ。したければすればいいのよ。」
「猫ちゃん・・・。」
「どうせあたしの体は・・・。」
ひと筋の涙が頬を伝うと、鬼太郎の胸は張り裂けそうに痛んだ。
それよりもずっと傷ついたねこ娘の心が心配だった。

「何が・・・あったの?」
鬼太郎の問いかけにも口をつぐんで首を横に振る。
「・・・いいのよ。鬼太郎さんには関係のない話だわ。」
「そんなこと言わないでよ・・・。僕は猫ちゃんのことならば何でも知りたいんだ。」
顔を寄せて頬を伝う涙を舐め取る。
「関係ないなんて・・・言わないでよ。」
「でも・・・。」
決して明るい話ではない。それに、鬼太郎だからこそ、話したくないことでもある。

「ねえ・・・猫ちゃん・・・?」
温かい腕に包まれながら、ねこ娘は言葉少なに語り始めた。

4972部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:19 ID:g0wVESbo


ねこ娘は猫族妖怪の半妖怪だ。
すでに人ではなく、猫でもない。けれど完全な妖怪でもない。
その不安定な立場にあって、恋をすることもままならなかった。
人間と結ばれることもできず、猫と結ばれることもできず。プライドの高い妖怪は相手にしてくれず。
それでも木の芽時に訪れる発情期にはねこ娘の意志とは関係なく、様々な輩の目を惹いた。
目を惹く・・・などという生やさしいものではない。数人がかりで襲いかかられたことだってある。
そんな時にねこ娘ができることといえば、ただ自分の身を守り耐えることだけだった。
襲いかかる男たちをなだめすかして、自らの体を傷つけぬよう自分を高めて準備を整える時間を稼ぐことだけ。
男たちの目の前で・・・自らの体を弄び、その先に訪れる激しい行為に耐えられるよう花壷から蜜を溢れさせた。
悲しい自慰行為の後には男たちが獣のように群がってきたけれど、後は耐えるしかない。
乱暴に突き立てられるのに比べれば、いくらかはましだった。
目を閉じて、ただ男たちの肉欲が納まるのを待つだけの性交・・・。
まだ助けてくれる鬼太郎と出会っていなかった時のことだ。

4982部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:20 ID:g0wVESbo


黙って話を聞いていた鬼太郎は、絶句していた。
黙り込んではいたけれど、頭の中にはその無数の男たちへの憎悪や、ねこ娘に対する労わりの気持ち、
そして、そんなことも知らずねこ娘を組み敷いた自分に腹を立て、嵐のように忙しかった。

「だから・・・鬼太郎さんにはそんな人たちみたいになって欲しくはないの。」
「なるもんかっ!」
わなわなと怒りに身を震わせて、鬼太郎が強く答える。

「そうよ。こういうことは・・・好きな人にしてあげなくっちゃね?」
鬼太郎ちゃんはいい子なんだから・・・と、ねこ娘は諭すように呟いた。
「好きな・・・人?」

悲しく微笑んだねこ娘を見つめがら、鬼太郎は首を傾げる。
「えぇ。これはね、好きな人同士ですることなのよ。」
本当ならば・・・。
ねこ娘はそんなふうに抱かれたことがないから───この先もないだろうから、分からないけれど。

「猫ちゃんは・・・僕が好きじゃない・・・の?」
「え?」
鬼太郎は今にも泣き出しそうな表情で尋ねた。
簡単には泣いたりしない強い鬼太郎がそんな顔をするなんて。ねこ娘は胸が痛んだ。
「僕は・・・君だからこんなふうになっちゃったのに。」
「違うわ。それは、男の子としては当然の・・・。」

「違うよ。僕は猫ちゃんが好きなんだ。」
好きだ嫌いだなんて言うのは子どもっぽいことだろうか・・・。
鬼太郎はまた子ども扱いされないかと心配になってちらりとねこ娘の顔を見る。
ねこ娘は目を見開いたまま、驚いて黙り込んでいた。

「猫ちゃんは・・・違うの?」
4992部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:21 ID:g0wVESbo
黙ったままのねこ娘は口もとに手を当てる。半分隠れた頬が赤く染まっていくのを鬼太郎は見つめていた。
「猫・・・ちゃん・・・?」
不思議そうに身を乗り出すと、ねこ娘は引け腰に退いた。
さまざまな経験をしてきたねこ娘だが───そんな言葉を言われたことはなかった。
だからただ驚いて、返事もできない有り様は姿形通りの幼い少女だった。
赤く染まった頬に手を伸ばすと、ねこ娘はあっと声をもらして目を伏せる。
まるで純真な乙女のように恥じらい、体はかすかに震えている。

「好きだよ・・・猫ちゃん。もうずっと前から・・・。」
鬼太郎の甘い言葉はねこ娘の弱い部分を解きほぐす。
どんな痛みをともなう激しい行為にも慣れていたけれど、優しくされるのは耐えられない。
ましてねこ娘もまた、鬼太郎のことを・・・。

「ふふっ・・・へんな猫ちゃん。いつもは僕を子ども扱いするくせに。」
「それは・・・。」
鬼太郎はまだ何も知らない子どもだ。男と女の間にある複雑な感情と欲情も知らない。
母の愛を求め、父の導くままに闘う正義の味方。

「・・・いけないわ、鬼太郎さん。」
寸前まで近付いた身を押し戻して、首を横に振る。
「どうして?そんなに真っ赤になってるってことは・・・君もそんなに嫌じゃないんじゃないのかな。」
「それは・・・。」
首筋に唇を沿わせた鬼太郎の髪がねこ娘の耳元をかすめ、びくりと身を震わせる。
慣らされた体が反応する。この先に訪れるだろう激しい性交に耐え切るよう、
体がもう準備しはじめている。
5002部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:21 ID:g0wVESbo

「だってこれは、好きな人にすることなんだろう?だから・・・もし猫ちゃんが本当に嫌だったら、
はっきりと言ってよ。僕が嫌いだって。」
じっと見つめる瞳はねこ娘の心を探る。逃れられはしない。
猫特有の鋭い嗅覚はすでに兆している鬼太郎の牡の匂いを嗅ぎ取っている。
それはねこ娘の欲情を体の芯から湧き上がらせる。
 −淫らな体・・・−
両足をすり合わして顔を背けるが、鬼太郎はもう一度問いかける。

「ねえ。嫌いなの?」
それは意地悪で言っているわけではない。鬼太郎は本当に不安なのだ。
だから答えが欲しい。
「・・・好きよ・・・鬼太郎さん・・・。」

口にした途端、胸に痞えていたものがすうっと楽になる。
目の前の鬼太郎はへへへっと目を細めて嬉しそうに微笑んでいた。
「よかったぁ・・・。それじゃあちゃんとこっちを向いて?」
想いさえ確かめられれば、もう鬼太郎に怖いものはない。
顔を隠したねこ娘の手を解いて、震える唇に口づけた。

「ん・・・ぅ。」
初めての口づけは勝手が分からなくて、ただその柔らかい唇に夢中で吸いついていた。
離れる瞬間にちゅと音を立てながら、頭がぼんやりと熱くなっていく。
−そうだ・・・。−
食事の時、頬を舐めたざらりとした舌の感触を思い出して鬼太郎は舌を伸ばす。
「・・・んんっ。」
奥にひっこんでしまったねこ娘を追って舌を伸ばすと、互いのあごにどちらのものとも分からない唾液が伝う。
薄くざらりとした舌を捕らえると、ねこ娘の手がぎゅっと鬼太郎の背中に縋りついた。
目の前のねこ娘は悩ましく眉を歪めている。慌てて鬼太郎は唇を離した。
5012部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:23 ID:g0wVESbo

「ご・・・ごめん。苦しかったかい?」
唇を開放されたねこ娘は、鬼太郎の胸の中で漸く湿った息をついた。
「・・・どこでそんなことを覚えてきたの・・・?」
「えっ?」
どこで習ったというでもない。ただ目の前のねこ娘を見ていたら堪らない気持ちになって、それで・・・。
顔を上げたねこ娘の瞳はとろりと蕩けていて、経験のない鬼太郎でさえその艶やかさに気付く。

「いけない鬼太郎さん・・・。あたしをこんな気持ちにさせて。」
「ごめん。でもそれは、猫ちゃんが・・・。」
あんまり奇麗だから。求めずにはいられない、堪らない気持ちが止められなかった。
「あら、あたしのせいにするの?」
「・・・そうだよ。猫ちゃんのせいだよ・・・。」
スカートから出たねこ娘の白いひざにそっと自分の熱を押しつける。
「僕がこんなふうになっちゃったのは。」
元気に熱をもった自身は学童着のズボンを押し上げている。
ねこ娘がそっと手を当てると、鬼太郎はチカチカと頭の中で火花が散るような快楽を感じて、
息を止める。

「そうね・・・。あたしのせいだわ。」
魂の清い鬼太郎にまで、淫らな思いに落してしまった・・・。
ジジーッとファスナーを開きくつろげると、まだつるりとした鬼太郎の肉棒を下着の間から突き出させる。

「わっ・・・待った、待ってよ猫ちゃん・・・っ。」
「いいのよ、鬼太郎さんはそのままじっとしていて。」
ねこ娘の頭が股間に沈み、その頭上の赤いりぼんを見つめていると、熱を持った亀頭に舌を這う感触が・・・。
5022部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:24 ID:g0wVESbo

「うっ・・・うあっ!」
あぐらをかいたひざもびくびくと震える。ねこ娘の舌が先端から根元を伝い、裏筋を通ってまた先端をチロチロとくすぐる。
じっとしてなどいられない感覚に、鬼太郎はぎゅっとねこ娘の髪を掴んだ。
「・・・猫ちゃん・・・だめだよ、そ・そんな・・・。」

「これは嫌い・・・?」
はあはあと荒い息を落して全身を強張らせた鬼太郎は、ひどく喉が渇いていた。
ごくりと生唾を飲んで喉を潤した。
「じゃあこれは?」
小さな口を大きく開き、かぷりと鬼太郎の先端を咥えこむ。

「うっ・・・アッ!!」

きゅっと吸い込まれるままに、鬼太郎は腰を突き上げて達した。
濃い白濁の液は何度も何度も残りを突き上げる。
そのたびにねこ娘の白い喉が上下し、全て飲み干されていく姿に鬼太郎はまた恍惚感を感じていた。
ちゅるりと最後の液を飲み干すと、ねこ娘は顔をあげる。

「鬼太郎さんったら、元気ね。」
くすくすと笑われて恥ずかしくおもったが、その頬を撫でて心配そうに尋ねる。
「ごめん・・・。大丈夫かい?」
「え?」
「その・・・僕、我慢できなかったから・・・苦しくなかった?」
そんな労わりの言葉も初めてのことだった。ねこ娘の胸はきゅんと痛む。
「もう鬼太郎さんったら・・・。」
思わず鬼太郎の顔を胸に寄せ、ぎゅっと抱きしめる。可愛くて愛おしくて堪らない気持ちだった。
けれど鬼太郎は、頬に当たったねこ娘の膨らみに、また下半身から熱が湧き上がるのを感じる。
「あたしなら大丈夫だから。心配しないで・・・ね?」

「大丈夫・・・なんだ。」
5032部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:25 ID:g0wVESbo

「そうよ。だからまた、いつでも言っていいのよ。そしたらあたしが・・・。」
また口でしてあげる。
「いつでも?」
目の前のふくらみに手を当てると、今度はねこ娘がびくりと跳ね上がった。

「・・・じゃあ今度は猫ちゃんの番だね。」
「鬼太郎さん・・・。」
背中にまわされた手がファスナーを下ろし、唇と歯を使って器用に白いブラウスのボタンを開く。
「あ・・・いやっ。」
空気に曝されたねこ娘の白い乳房は、その先端をつんと固くさせていた。
ピンク色のつぼみに吸いつくと、ねこ娘は逃れるように身を捩る。
「・・・すごく柔らかいんだね・・・。」
鬼太郎には母のお乳の記憶さえない。
初めて触れた女の乳はあまりに柔らかくて、それでいて張りのある感触に夢中になってしゃぶりついた。

「あ・・・。」
身を突き放すように退いたのでぐいっと抱き寄せると、互いの股間が擦れて
ねこ娘は電気に打たれたように震え上がった。
「ん・・・ごめん。汚してしまったね・・・。」
擦れ合ったねこ娘の白いパンティが湿っているのは、自分の先端が当たって汚してしまったのかと思った。
拭い取るように指を伸ばすと、ねこ娘は肩をすくめて甘い声をもらした。

「・・・え?」
一枚の布を通してぬるりと指が滑ったような気がした。
確かめるために下着のふちに手を掛けると、それを制してねこ娘の手が重なる。
「いやっ。そこは・・・。」
「ねこ娘・・・濡れてる?」
それはただありのままを尋ねただけだった。女性器が熱を持って熱く濡れることなど鬼太郎は知らないのだ。
5042部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:26 ID:g0wVESbo

「どう・・・なってるの?見せてよ。」
「そんな・・・。」
「ひょっとして・・・猫ちゃんもここが気持ちいいの?」

自分が感じたように、同じようにねこ娘も気持ちよくしたい。好奇心もあった。
いつもならば隠された乳房は堪らなく柔らかくて美しかったけれど、ここもいつも隠されているところだ。
男性器との違いをじっくりと確かめたかった。

「いや・・・。」
目尻を伝う涙に気付いて、ハッと手を止める。
ねこ娘は、かつての嫌な記憶を思い出してしまったのだろうか。
それとも、これは本当に絶対にしてはならないことだったのだろうか。
「猫ちゃん・・・。辛いの?これ・・・そんなに嫌だった?」
「・・・・・・。」
不安げに顔を見合わせた鬼太郎は情けなく眉を下げていて、ねこ娘はぷっと吹き出した。
「猫ちゃん・・・?」
お腹を抱えて笑い出したねこ娘はそれでも止まらないようにバンバンと鬼太郎の肩を叩いた。
鬼太郎の少年の部分と大人の部分があいまって、つぼをつかれたようにおかしかったのだ。

「あのね、鬼太郎さん。女の“いや”は半分嘘なのよ?」

「嘘?猫ちゃん・・・僕に嘘をついたの・・・?」
厳しく詰め寄ると、ねこ娘はまだ口もとを歪めたままで肩をすくめた。
「気持ちよすぎて・・・“いや”だったのよ?そういうこともあるの。」
今までは───本当の“いや”ばかりだった。けれどそれを口にしたところで強引な性交は終わらなかったから、ねこ娘はただ言葉をつぐんで耐えていたけれど。
今は違う。甘えるように鬼太郎の優しさに身を任せて“いや”と言える。
「・・・ふうん。難しいんだね。」
ひとしきり笑い終えると、ねこ娘の潤んだ瞳をじっと見つめる。
5052部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:27 ID:g0wVESbo

「脱がしても・・いい?」
「・・・あたしだけ・・・?」
鬼太郎は慌てて学童着と下着をパッパと脱ぎ捨てる。
「やだ・・・鬼太郎さんったら。」
「これなら、いい?これで一緒だよ。」
ちらりと視線を走らせた鬼太郎の股間はまた熱をもって立ち上がっている。
「・・・・・・いいわ。」
壁に寄りかかり、両足を投げ出す。
それでも背けたままでいる顔に口づけて、ひざの裏と背中を支えて抱き上げる。

「あっ・・・何?鬼太郎さん・・・。」
「うん?布団の上の方がいいんじゃないかと思って。」
数歩進んで木の葉の寝床に横たえると、まずは体に巻き付いた赤いジャンバースカートとブラウスを脱がせる。

「・・・奇麗だ・・・。」
「や・・・。嫌だ、何を言うの?」
恥じて体を覆い隠す腕を開かせ、頬に口づける。
「それも半分嘘の“いや”?」
色づいたつぼみはきゅんと立ち上がり、唇を寄せて舌を絡ませるとねこ娘ははふはふと息を荒げた。
意識が胸に集中している隙にパンティに手をかけると、意識的にか無意識か、ねこ娘は一瞬腰を上げてくれたので、するすると脱がすのは簡単だった。
爪先を抜け落ちた下着はくしゃくしゃに丸まり、原寸を留めてはいない。
しっとりとした陶器のようなねこ娘の足に触れ、ゆっくりとひざを割った。

「ぁ・・・あっ。」
初めて見る女性器の複雑な形状に目を見張る。
まだ未発達でつるりとした一本筋をかき分けると、てらりとした粘液に覆われたピンクの花に釘付けになった。、
今まで嗅いだことのない匂いにくんくんと鼻を鳴らすと、ねこ娘のひざがひくりと反応する。
「いや・・・。」
5062部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:27 ID:g0wVESbo

「猫ちゃん、もうその言葉は信じないよ?」
誘われるように唇を当てると、花びらがひくつきながら蜜を垂らす。
とめどなく溢れる蜜をすくい上げて、唇と舌でしゃぶりついた。
「っ・・・あっあん・・・あぁあっ・・・だめ、きた・・・ろぉ・・・。」
びくびくとねこ娘の腰が反応するのが嬉しい。止め処なく溢れるねこ娘の甘い声が耳をくすぐる。
ねこ娘が───自分がそうされたように、悦楽の際に落ちていくのが嬉しくてしかたがない。
どうにかもっといい態勢が取れないものか・・・。
思うより先に行動が先に出る。鬼太郎はその足を抱え上げるようにして、
蕩けた花壷に吸いついていた。

「アッ・・・や・・・いやよ、だめ・・・・・鬼太郎さん、んっ・・・あぁあああんっっ!」
浮かされた腰をびくびくと震わせて、ねこ娘は絶頂の声をあげた。
しならせていた肢体は棒状に硬直し、口もとに当てた秘所はひくひくと痙攣する。
あふれ出した蜜の香りに鬼太郎はうっとりと目を細め、ひくついた膣に舌を忍ばせた。

「───アッ!」

膣内もまたひくひくと痙攣していた。差し込んだ舌はざらりとした肉壁を味わいながら、
締めつける脈動に絞られる。
−ここに挿れたら・・・どうなるんだろうか?−
鬼太郎は先ほどからそそり立っていた己の熱を思い出し、鼻息を荒くした。

「ねえ・・・猫ちゃん。僕、挿れたい・・・な。」
「ふっ・・・にゃァア・・・?」
鼓動はドクドクと高鳴り、今にも破裂しそうだった。
「猫ちゃんと・・・ひとつになりたい・・・な。」
恍惚の熱っぽい瞳で見上げ、鬼太郎の肩にそっと手を伸ばす。
まだ波打つように痙攣している足を鬼太郎の腰に絡めると、静かに引き寄せた。
5072部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:30 ID:g0wVESbo

「・・・あたしも・・・ぃ。」
鬼太郎の身を引き寄せる。けれどそれは消えそうな小さな囁きだった。
聞き返すともう一度、今度は耳元で呟く。
「あたしも・・・鬼太郎さんとひとつになり・・・たい。」
頬を寄せたねこ娘の顔は真っ赤に熱で火照っている。
鬼太郎は慈しむように頬に、額に、瞼に唇を伝わせて、腰を擦り合わせた。

「・・・ウッ・・・・・・くっ。」
ぬるついた下の唇に擦り合わせただけで、耐え切れぬ苦悶の息がもれた。
けれどどこがあの場所なのか・・・鬼太郎には分からない。
ゆらゆらと腰を振りながら、さっき舌を忍ばせた部分を探った。
「鬼太郎さん・・・。」
もどかしさに涙を浮かべたねこ娘は、ひとつ決心をして鬼太郎の自身を掴み取る。
先端を滴らせてそそり立つ肉棒は、ねこ娘の手の感触だけでまた大きく膨張した。
「う・・・ぁあっ!」
「・・・ここ、よ?そのまま押して・・・。」
「う、うん。」
ねちょりと湿った音を立てる花壷に向かい、鬼太郎は腰を押し出した。

「んっ・・・ニャあぁあーっ!」
「アアーッ!!」

ぐちゅりと濡れそぼった肉壁がまとわりつき、湧き上がった快感が痺れるように駆け巡る。
もっと、もっとこの心地良さを知りたくて、鬼太郎はずんっと根元まで突き入れた。
「クゥ・・・ッ!?」
頭から火花が散ったように、鬼太郎は息を詰めて達してしまった。
あまりの気持ちよさに我慢などきかなかった。雷を受けたような痺れに硬直する。
残液を数度突き上げながら萎えていく鬼太郎自身をねこ娘の膣は無意識に締めつける。
5082部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:31 ID:g0wVESbo

「ご・・・ごめん。僕・・・。」
情けない気持ちで胸を上下する。呼吸はまだ荒い。
ねこ娘の手が伸び、汗を滲ませた鬼太郎の額に触れて湿った前髪をかき分ける。
「謝ることないわ・・・鬼太郎さん。」
ほんの一瞬で終わってしまったけれど、それは今までの性交とは違い、温かいものだった。
鬼太郎と繋がっているだけで、ねこ娘はとっても気持ちがよかったのだ。
「ごめん・・・あの・・・。」
「もう、謝らないでったら。」
背中に手をまわして抱き寄せる。重なるこの身の温かさだけでねこ娘は満足だった。
本当に欲しかったのは、こんな温かな抱擁───

「そうじゃなくって・・・。」
しかし、まだ繋がっている部分に違和感を感じて、びくりと反応する。
二度目の射精を終えても、鬼太郎のそれはまた強く脈打ち始めていた。
ねこ娘の艶姿を目の前に、鬼太郎の欲情はおさまることを知らない。

「鬼太郎さんったら。」
元気なんだから・・・と目を細めてくすくすと笑い出す。
その微動までも伝わり、鬼太郎の熱はまた一段ぐーんと力を増す。
「ねえ、今度はちゃんと我慢するから・・・。もう一度してもいい?」
ねこ娘の髪の匂いを嗅ぐように首筋に擦り寄ると、鬼太郎を咥えこんだねこ娘の花壷もきゅっと収縮した。
互いの熱さにはあと息をもらして、ねこ娘が答える。

「・・・いいわ。来て・・・。」

それは夢のような感触だった。ねこ娘の体の上を泳ぐように鬼太郎は波打ち、
熱をもったそれは魚のように跳ねる。
そのたび、また堪らない気持ちが湧き起こったが、鬼太郎はどうにか我慢してねこ娘にもっと気持ちよくなって欲しいと、手探りで全身を撫でる。
柔らかい胸に顔を埋め、思わずもれたねこ娘の嬌声に合わせてその身を煽る。
一度吐き出したものだけではない、いつしかねこ娘の奥からあふれ出した蜜までもかき出すような腰つきで何度も行き来すると、猥褻極まりない音がぐちゅりと室内に響き・・・。
ねこ娘の肉壁が収縮するのに合わせて、鬼太郎もまた同時に達した───
5092部鬼太郎さん×猫ちゃん:03/12/08 10:32 ID:g0wVESbo





身を清めたねこ娘は、鬼太郎に背を向けてするすると服を整えていた。
脱がす時はとても興奮していて気付かなかったけれど、身なりを整えていくねこ娘もやはり美しかった。
目を細めてじっと見つめていると、振り返ったねこ娘もそれに気付く。
「どうしたの?そんなに珍しそうに見て・・・。」
「・・・うん。猫ちゃんは本当に奇麗だなあと思って。」
照れもなく言う鬼太郎の甘い言葉に、ねこ娘の頬が朱に染まる。
「嫌だわ・・・鬼太郎さん。そんなことを言わないで。」
「だって本当のことだから。」
「それより鬼太郎さんも早く服を着て。そんなだらしのない格好をしていないで・・・。」
やはりいつも通りの姉さん女房なねこ娘だ。
「うん・・・。服を着たらもう少し抱きしめていてもいいかい?」
手渡された服ごとねこ娘を引っ張り込んで抱き寄せる。
「それとも、またしたくなっちゃうから・・・ダメ?」
「いけない鬼太郎さん。いつからそんなに悪いひとになったの・・・?」
言いながら、ねこ娘の口もとは微笑んでいた。
「猫ちゃんがそうしたんだよ。」
事後の甘い空気に包まれながら、赤く染まったねこ娘の頬にちゅっと口づけた。


おしまい。
51074:03/12/08 19:26 ID:Rq4sYx5m
毛目玉氏と479氏のおかげで2部猫娘熱復活〜

>ねこ娘の丈の短いスカートの裾が揺れる。あの下には・・・どんなものが隠されているのだろう。

これが隠されているのだよ鬼太郎くん(藁
http://moe2.homelinux.net/src/200312/20031208354770.jpg

>まだ未発達でつるりとした一本筋をかき分けると、てらりとした粘液に覆われたピンクの花に釘付けになった。
自分の質屋レイプSSは中学生並みのカラダで薄い繁みで覆われてる設定でしたから、漏れの設定はこのSSの世界観とは別バージョンですね(w

「逆モチ殺し」と「地相眼」を観た人なら、彼女の肌着も見てますね。
例の「目目連」のパンモロはコマ送りで見ると2期猫派にはコーフンものです!!!!・・・・ハァハァ
キャプ機が現在無いので、誰かこちらにコマ送りキャプを貼ってくださることをキボンです。
http://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html
(ねずみ男と食堂で鉢合わせた時もパンチラしてるし。鬼太郎を支える仕草や、目玉おやじを「お父さん」って呼んだり、たまりませんね。)
後は「妖怪反物」「隠れ里の死神」「マンモスフラワー」「原始さん」で下着を拝めます。
「かまぼこ」の恐山へむかう目玉おやじを見送る時のカラダつきや、女中姿もなかなかそそる。
「縁切り虫」の「女の意地」発言、
「隠れ里の死神」での「どうする気?鬼太郎さん」の中腰状態の胸のふくらみ。
「地相眼」での目玉おやじを手に乗せてる時の胸のふくらみなどがイイかな?
2期猫娘のハダカを描いて下さる絵師キボンです。





511名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:16 ID:RdEp0zBi
な・・・なんなんですかー!!このスレはー!
神有月の出雲の如く、神が降臨を!!!(*´Д`)ハァハァ

あとは、絵師様が降臨してくだされば言うこと無しですね。
スレもいつの間にか半分に達したので、ここいらで一度SS等整理しようと重いマツ
512名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:17 ID:RdEp0zBi
スレ専用保管庫
ねこ娘萌えろパロ倉庫
ttp://gegege.s6.x-beat.com/

萌えjp
ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html

前スレで立ったエロパロサイト
ttp://eggtown.gaiax.com/home/sweetkitty

関連dat落ちスレ

前スレ:アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」猫娘萌え〜
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html

4期・「鬼太郎」のねこ娘
ttp://comic.2ch.net/ranime/kako/1032/10326/1032671348.html

【エロロの】猫娘【鬼太郎】
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10597/1059755210.html

ゲゲゲのねこ娘
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1061/10618/1061890166.html

【エロイム】悪魔くんの鳥乙女【エッサイム】
ttp://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1049/10490/1049051566.html
513名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:20 ID:RdEp0zBi
降臨してくださった絵師様

ttp://akm.cx/2d/dat/img20030712220856.jpg
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030804224743.jpg
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030808003024.jpg

又降臨願いたい・・・(´・ω・`)
514名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:22 ID:RdEp0zBi
SS一覧
殆どが倉庫番様のご好意により、>>512の倉庫に保管されてます。

鬼太郎×ねこ娘(4期)―――契>>24-27>>30-32>>43-45>>50-54>>59-72

鬼太郎×猫娘(2期)チャレンヂ編>>79-82

鬼太郎×ミヅキ猫タン(3期でも4期でも)>>91-94
515名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:23 ID:RdEp0zBi
鬼太郎×ねこ娘(4期)やきもち編?>>104>>204-205>>209-210>>214-215>>218-219>>224-225>>229-230>>238-240>>244-245
※ 予備知識 >>232
516名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:24 ID:RdEp0zBi
鬼太郎×ネコ娘(3期イメェヂ)>>109-110

鬼太郎×猫娘(1部でも原作でもいいや!)「ネズミ男と猫娘」の裏話編>>134-144

鬼太郎×猫娘(2期)過去編>>147-154>>156-158>>159-161>>174>>192>>194-195>>197-199

鬼太郎×猫娘(たんころ氏)>>269-276
517名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:25 ID:RdEp0zBi

鬼太郎×ねこ娘(4期)非エロ大海獣―――その後>>281-288

鬼太郎×ねこ娘(4期)猫タンのお誘い>>291-294

ラクサシャ×ねこ娘・鬼太郎×ねこ娘(4期)狂愛―――ラクサシャ>>298-319

鬼太郎×ねこ娘(4期)貝殻合わせ>>327-332

鬼太郎×ねこ娘(4期)初めての発情期>>335-342

鬼太郎×ねこ娘(?期)焦らし系>>373-377>>383-387
518名無しさん@ピンキー:03/12/08 21:25 ID:RdEp0zBi
ヒ一族の娘(ヒコ)×鬼太郎>>400-409

鬼太郎×ねこ娘(4期)ナツノヒノ―――>>413-422>>427-432

鬼太郎×ねこ娘(4期)『目覚め』>>438-447>>454-465

鬼太郎×ねこ娘(4期)『指の戯れ』>>470-475

鬼太郎×ねこ娘(2期?)寝込みを襲え!>>480-491

鬼太郎さん×猫ちゃん (2期)>>493-509

以上です!
519名無しさん@ピンキー:03/12/09 00:48 ID:mpFWYVk/
492氏・・・・
萌え死ぬかと思いますた。
第3部・悪魔ベリアルより・・・

ひっそりとした妖怪図書館の中、重厚な希少本がずらりと並ぶ本棚の間に、よさり掛かる影が一つ。
よくよく見れば、それは少年と少女が抱き合い一対をなしているもので
ひっそりとした部屋には不相応な淫らな息遣いが聞こえてくる。

既に少年の手は少女の衣服の中に滑り込んでいて、乱れた衣服の露になった肌には
少年がつけたものと思われる紅い花びらの跡が見て取れた。

「きたろ・・・鬼太郎・・・」

うわ言のように何度も、少年の名を唱え
自分の乳房に貪りつく少年の頭に手を絡め、縋りつく

本当はこんな事をしている場合ではないと言う緊急事態なのに
否、種の存亡に関わるほどの事態だからこそ、こうも相手を求めてしまうのかもしれない。




そう、彼ら・・・妖怪は、今存亡の危機に瀕していた。
ネズミ男の不注意により復活してしまった悪魔ベリアルが、カラス天狗の長を封印し
行く先邪魔する妖怪の妖気を得て、その強大な力を高めつつ
唯一の弱点を記した図書の有る・・・この場所

妖怪図書館へ向かってくる最中なのだ。

かの昔にベリアルを封印した長老は、そのベリアルの手により封印され
唯一の希望がこの妖怪図書館に有る、ベリアルの弱点を記した古代書なのだ。

しかし、ソレは古代文字でかかれているために、読解は難しく
その本自体が強力な魔力を秘めている為に、普通のものでは扱いようが無く
解読に当った館長をはじめ、目玉のオヤジ、鬼太郎も苦戦を強いられていた。

運命とは悪戯にも残酷なもので、ベリアルとて己の弱点をそのままにしておくはずも無く
襲撃する為に向かっているとの報告が入った。

足止めするために、向かってくれた仲間はやられ、妖力すらも奪われたと言う最悪な事態。
ソレはベリアルにより強大な力を与えた事を物語っていた。

まだ解読も終っておらず、先の見えぬ作業の中
鬼太郎は意を決して、自ら出陣に向かう所だった―――のだ。

このとき、何か役立ちたいと願うネコ娘も傍に居たが、実際には何の力にもなれないという厳しい現実の元
恋焦がれて止まぬ、自分にとって無二の存在である少年の出陣を聞かされ、居ても経っても居られなくなった。

父と館長に読解を託し、図書館の特別図書の間を一人で後にした。
そのすぐ後を、少女が追ってきたとも知らずに

「待って、鬼太郎・・・」
「ネコ娘・・・君にしか出来ない事も有る。ここに残って・・・父さんを、ベリアルの弱点を解読してくれるね?」

何時もには無い重々しい空気。
少女は溜まらず少年に抱きついた。


「鬼太郎・・・」

自分より、やや背丈の低い少年の句碑に両腕を回し、頬に口付け
一瞬、少年の身体が強張った。

「・・・勝てる・・・ベリアルに勝てるおまじない・・・」

幼馴染としてではなく、共に戦った戦友でもなく
特別な異性として、無事に帰ってきて欲しいと願ってのキス。

「あっ・・・ああ、絶対に勝つさ・・・!」

顔を真っ赤に染めて強く言い切る少年の、それでも抱きしめた腕を放すことが出来なくて
暫く抱き合い、互いの体温を感じるうち、どちらとも無く唇を寄せては口膣を貪っていた。

「・・・んっ・・・んふぅ・・・」

極限ともいえる緊張感の中にその身をおきながらも、柔らかな唇の感触に高まる欲望の渦。
存亡の危機に晒されていればこそ、生存本能の一つとして種の反映・・・

お互いを想う気持ちのほかに、種の存続から来る性的欲望が高まりを増徴させているのを彼らは理解していない。

信じられないほど淫らな口付けと、今の状況を考える理性
なのに身体の芯は熱く疼いて、欲望が止められない。
もしかしたら、二度と合えなくなってしまうかもしれない目の前のヒト

こんな状況で、抱き合って口付けを交わしている場合ではないのに、そう考えたら抱き合わずにはいられなかった。
背中のファスナーを開け、胸元のボタンを緩め、除いた肌から手を差し入れ、胸元を弄り・・・
何度も何度も角度を変えては、引き寄せられるようにして、再び口付け―――


お互いの舌を、唾液を絡めあい、口膣を弄るような淫らな接吻に、夢中になりすぎていて―――大きく一息つけば
乱れた衣服の少女の前に跪き、とった手に口付けをする様は、戦地に赴く騎士の儀式のように
そのまま腰元に抱きつけば、手をスカートの中に忍ばせて、白のショ−ツに手をかけた。

普段なら、恥かしがって少年を焦らすような事をする少女も、この日ばかりは自らスカートを捲くり、少年の手の動きを止めるような事はしない。
しかしながら、やはりショーツが少しずつ脱がされて、淡く茂みはじめた恥線が露にされると、ほんの少し身を捩る。
自分のために、恥じらう少女が愛しくて、恥線と両腿の間の空間に舌を差し入れて、恥丘を舌で割るようになぞらせた。

「・・・ぁっ・・・」

恥かしいのか、感じているのか、少女の口から声が僅かに漏れる。
少年は、少女の両足を繋ぎとめるショーツを足から抜きさり、開かせると下から覗き込むようにして割り込む。
下からのぞかれるような姿勢に、少女は瞳を閉じ顔をそむけた。

鬼太郎はネコ娘の片足を自分の肩にかけさせて、秘部を良く見えるようにすると、
己しか開いた事の無い聖域を再び指で割り、己だけが知るネコ娘の女の色を、目で味わう。

綺麗なピンク色をしたソコ・・・は、図書館のひんやりとした空気に触れたからか、恥かしさからか
ヒクヒクと震えていて、ソレが少年にはとても愛しく感じられた。

細く尖らせた舌を挿し入れると、少女の身体が大きく震える。
舌から舐めあげるようにして、肉芽を辿れば、ソレは既に固くなっていて、舌先で弾けば少女の嬌声と共に、透明の蜜が滴り始めて
発情し始めたメスの匂いが鼻に染み付いて、少年を興奮させた。

「あ―――っ!!」

夢中になって吸い付けば、そのあまりの強い刺激に少女は逃れようと、少年の頭を抑えて腰を引くが立ったままでは如何する事もできずに
やがて手には力が入らなくなり、己の身を支えるのが限界となる。
蜜壺を解すように指を差し入れれば、一際大きく身体が跳ねて、愛液が少年の指を伝い溢れ出す。


少女の痴態に、甘い鳴き声に己の中心も固く熱く昂ぶりはじめ、舌で攻めつづけながら、ズボンの中の自身を解放する。
天高く仰ぐソレは既に先端から涎を滴らせて、我慢も限界と見える。

それでも少年は少女の内腿に、下腹部に吸い付いては紅い花びらの跡を刻む。
紅いワンピースを手繰り寄せて脱がし、半裸の少女を見上げては吐息が漏れた。

「ゃあ・・・っ、きたろ・・・あたし、あたし・・・も、だめぇ・・・」

疼きを我慢できなくなり、これ以上立っていられなくて涙ながらに訴えた。

「・・・僕だって・・・」

見上げて、支えていた腕の力を緩めるばズルズルと、支えを失った身体がずり落ちて、目線が平行になる。
再び首に腕が絡まり、唇を合わせたまま床に、寝そべらせた。
ほんのり染まった肌に手を滑らせて白いブラウスの舌に隠された肌を露にし
胸に顔を埋めながら秘唇に指を這わせ、膣を探る。
熱く蕩けた触感に、自身に手を添えソコへ導く。

クチュ・・・と互いの敏感な部分が触れると、身体を震わせ少女の手を取り自分の首に絡ませて
僅かに浮かせた腰の中心部に己の体重をかけて押入った。

なんともいえぬ声が漏れる。自分の声なのか相手の声なのかも区別がつかぬほど
夏の熱さとも湯の熱さとも違う、熱が互いの結合部分から伝わって、トロトロに蕩けた部分から身体まで熱で蕩けてしまいそうで。
内部を擦るような固いものの動きと、纏わり突く肉壁の動きにズチュズチュと淫猥な水音が鳴り響き
本能が赴くままに突き上げる少年を、少女はただただ受け止めるしか出来ない。

「ひぁ・・・ぅ・・・ゃあ・・・っ・・・たろ・・・いっ・・・ちゃ・・・いゃあ・・・。」

少年の身体に縋りつき、漏れた本音。
行かせたく無いのに、彼以外に現状を覆せるものは無くて、いっそこのまま時が止まってしまえば良いと願った事か


縋る手の不安を取り除くかのように、その細い腰を強く腕に抱き
激しく打ち付けていた腰の動きが止まった次の瞬間には、少女の膣に少年の熱が大量に注がれる。
膣内を満たすソレは火傷しそうなほど熱く、その熱を少女の中に刻んだ。

「僕は・・・必ず帰るから、ネコ娘のところへ・・・」

達して気を遠のかせた少女の額に誓いの口付け
一目のつかない場所まで少女を抱え、寝かせるとワンピースを羽織った。

「・・・鬼太郎・・・」

気がついたのかと顔を覗けば、ソレはうわ言で、頬を伝う一筋の涙に
守るべき存在の愛しさがあふれ出て、決戦に向かう彼を奮い立たせた。

自分の身を案じてくれた少女のために、この少女の笑顔を守る為に
決して自分は負けない―――と

「僕が再び・・・ネコ娘のところに帰ってくる為の・・・おまじない。」

そう言って、軽く唇を合わせ彼は妖怪図書館を後にした。




鬼太郎は、ベリアルに勝って―――ネコ娘のところへ戻ってきたけれど




終り
526名無しさん@ピンキー:03/12/09 22:32 ID:lHXt/qBr
                         ,. -―‐ `'' 、
  ┏┓  ┏━━┓        /.,;彡;, ..,;,.   ゙ミヽ、     ┏━━┓  ┏┓  ┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃       /ソノ;彡;彡;彡;彡'゙ヽ;゙i;,ヽ   ┃┏┓┃┏┛┗┓┃  ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━{i;゙|il|l!ノ彡';彡;'','⌒ ゙!l!l}i゙!━┓┃┃┃┃┃┏┓┃┃  ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃      {ノl!|!;ソ;ノリノ'″l ・ ノ;li|l!1  ┃┃┃┃┃┗┛┃┃┃  ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'{i|{il{li゙!ソ;'  ` ' `"″!l}!i|!━┛┃┃┃┃    ┃┃┗━┛
  ┃┃      ┃┃         '{;l!|{i!リ''  _ノ    ;i|!レ'     ┃┗┛┃  ┏┛┃┏━┓
  ┗┛      ┗┛        '゙i!|!;'、,_´__,ノ '″    ┗━━┛  ┗━┛┗━┛

毛目玉神GJ!!(・∀・)b!!毛目玉氏のキタローカコイイ!!

二部も三部も四部も!猫娘萌え〜
527名無しさん@ピンキー:03/12/09 22:34 ID:lHXt/qBr
ぎゃー興奮しすぎてsageミスススススマン!!
528名無しさん@ピンキー:03/12/09 23:40 ID:ofAzMrvp
毛目玉氏乙!
鬼太郎てめーいい御身分だなぁヲイ!w

389氏
次は猫娘タンのホウニョーキボン
529名無しさん@ピンキー:03/12/10 03:22 ID:vFeSSTmk
>520-525
毛目玉氏の三田ねこタン 烈 し く  イ イ ? !
悪魔ベリアルでのおまじないちゅっが鬼太郎からも返されていたとはっ(ノ∀`)゜
ええ三田ねこタンSSをありがdです〜 こんな三田ねこタンがみたかった・・・
三田ねこマンセー@411

|  |
|  |    。o (それに比べて漏れは…3部といえば鬼畜太郎×ねこタンなど書いてしまい…)
|_|´・ω・`) そ〜〜
|鬼|o畜 o
| ̄|―u'
"""""""""""""""

|  | 。o (和姦とはいえキチークキタローだから投下躊躇ッ)
|_|  ピャッ!
|鬼| ミ
| ̄|     
""""""""""""""""
530名無しさん@ピンキー:03/12/10 09:46 ID:N/Pv4YjD
529=411タソ・・・悪い事は言わないから
素直に投下なさいな。(;´Д`)ハァハァしてあげるから。

てか、鬼畜加減が気になるんじゃ(゚Д゚)ゴルァ!!(w
531名無しさん@ピンキー:03/12/10 22:20 ID:Og3jGuYC
毛目玉氏に質問でつ
>淡く茂みはじめた恥線が露にされると、ほんの少し身を捩る。

この茂みは前スレの>617のくだりでも
>無理やりネコ娘の両足を開かせる兄。
>「あっ! イヤッ!! そこはダメーッ!!!」
>両足を開いた瞬間、兄の視界に飛び込んでくるネコ娘の性器!
>「あああああん!」
>「どわーっ!!!! 見えた見えた・・・・・・・ふ〜ん、ほう、こいつのはこうなってんのか〜。では早速楽しませてもらうか」

という件があって、これのフォローSSを書かれましたが、
イメェジの中では生えてたんでしょうか?
3部三田猫タンの聖域・・・・ハァハァ
532名無しさん@ピンキー:03/12/10 23:25 ID:9T2XzErW
和姦で鬼畜・・・ハァハァハァハァハァッハァハァハアハア/ \ア/ \ア/ \ア/ \ア(*´Д`*)

533名無しさん@ピンキー:03/12/10 23:47 ID:GKx5RydK
389タン再光臨しねぇかなぁ…

534名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:07 ID:a6nkLKev
三田猫のパンチラかヌード画像ないかなぁ?
535名無しさん@ピンキー:03/12/11 04:28 ID:Kbt5rUr6
漏れは本当に三田ねこタンが好きなんでつ。
ある世代の者にとってはうる星のラムやめぞんの響子やヤマトの森雪が
それだったように、漏れにとっては三田猫なんだよね。
過去ログで三部猫娘のSS読んで、鬼太郎からの不器用な告白に目頭熱くなったくらい(マジで
ご周知の通り三部ではユメーコがいて(好きなひとにはスマソだが)鬼太郎もどっかねこタンに冷たくて
後々に四部みた時はたまげたよ。あんなにアマンアマンだなんて…
それもそれでイイ(・∀・)!のでつが、やはり漏れは三田ねこが気になってしゃーないのです。
三田ねこ幸せにしたい。それでいて過去ログのリンカーンSSでハァハァしてた自分もいる(w

不要な一人語りスマソ。ヨパライ文だとおもて流してプリーズ

以下、三部鬼太郎×ネコ娘でつが鬼太郎が不器用なキチーク入ってまつ。
分けて投下しまつが、ねこタン虐めダメな人には脳内あぼーん推奨です。
三田ねこマンセー@411
536『夢の狂宴-1』:03/12/11 04:29 ID:Kbt5rUr6



 「鬼太郎ーっ!」
粋のいい声をあげてネコ娘が梯子を駆け上がる。
真っ赤なスカートの裾を震わせて昇りきると、簾を上げパッパッと靴を脱いで部屋に入った。
 「おじゃましまーす。ねえ鬼太郎、きた・・・」
木の葉ぶとんに包まって眠気眼で起き上がった鬼太郎は不機嫌そうに頭をかく。
 「・・・うるさいなぁ・・・。何かあったのかい?」 「おやじさんは?」
 「父さんは井戸仙人のところへ出かけてる。たまの休みなんだ・・・静かに眠らせてくれよ」
天童家とかかわってからというもの、妖怪ポストに送られてくる手紙の倍は事件を解決しに
出かけているのだ。連日の戦いに疲れ果て、鬼太郎の機嫌は酷く急下降している。
ちらりと片目を開けるとネコ娘は冷たい態度を気にするふうでもなく
いつもの元気な笑顔を浮かべていた。
その明るさに救われる自分がいる。昔なじみのネコ娘の前で、甘えている部分もあった。
 「おやじさん留守なんだぁ・・・丁度よかった・・・」 「何が?」
 「うん。えっと・・・あのね?鬼太郎、あたし・・・」
胸元のリボンを指に絡ませながらネコ娘はもじもじと座り込んだ。
 「鬼太郎に・・・見せたいものがあるの」 「見せたいもの?何だよ」
起き上がった鬼太郎が座りなおすと、今度は逆にネコ娘は立ち上がった。
 「え?あ・・・あぁおい、ネコ娘っ」
呼びかける間にもネコ娘は目の前でパッパッと服を脱ぎ、
足元にすとんとジャンパースカートを下ろし、白いブラウスを脱ぎ捨てた。
 「な・・・何だよ、突然!」
目を閉じて真っ赤な顔を背ける。見たい、見てはいけない・・・。
二つの異なった意志が鬼太郎の中で鬩ぎ合う。
 「ねえ、これどぅお?」 「これ・・・って」
そっと目を向けると、衝撃的な下着姿に鬼太郎は目をちかちかさせた。
 「何・・・それ」
537『夢の狂宴-2』:03/12/11 04:30 ID:Kbt5rUr6
白い肌、まだ幼さの残る体には不似合いな黒いランジェリーだった。
レースで縁取られた細工がきいており、よくよくみると薄く透けている。
際どい切れ込みが走っていて、布部分はほんの少ししかない。
 「ネコ・・・娘」 「えへへ、大人っぽい?」
嬉しそうに言う笑顔はあどけなくて、そんな品のない下着とはやはり不似合いだった。
 「そんな格好して・・・。何を考えているんだっ」 「えっ?そ・・・そんなに変かな・・・」
目玉親父に厳しく育てられた鬼太郎には、そんなふしだらな格好がいいものだとは思えない。
それにネコ娘には大切な子だからこそ、そんな格好はして欲しくなかった。
一方ネコ娘はせっかく鬼太郎に見せたくて、恥ずかしいのも我慢して服を脱いでみせたのにこの仕打ち。
大人っぽい自分を見て欲しかったのに・・・。怒った鬼太郎の顔を見ていたら悲しくなってくる。
 「・・・似合わない?」 「似合わないよ」 「これ・・・奇麗じゃない?」
胸の膨らみを持ち上げるようにして両手を添える。
鬼太郎は眉を顰めて、その下着に手を伸ばした。
 「・・・そんなもの・・・してないほうがずっと奇麗だよ」 「え?・・・あっ!」
ひざの上に抱き寄せられ、手探りで背中に手をまわす。
けれどこれはフロントホックのブラジャーだった。
鬼太郎の指先は苛ついたように背中のラインを行き来する。
 「何だよこれは〜っ」 「ふふっ・・・ウフフ」
焦る鬼太郎を面白がって笑うネコ娘にかちんときて、アンダーラインから強引にぐいっと引き上げた。
 「ヤぁっ!」
こぼれ出た胸がふるりと揺れる。
さらりとした白い肌の中央、ピンク色の乳首がきゅっと上がっていて・・・。
 「ほら。このほうがずっと・・・奇麗だよ」
窮屈に引き上げられたブラジャーを引くうちに、前から外れることに気付く。
締め付けを失った解放感にネコ娘は頬を赤く染めた。
538『夢の狂宴-3』:03/12/11 04:31 ID:Kbt5rUr6
暫し確かめるような目つきで見ていた鬼太郎も、誘われるように唇を寄せる。
 「んっ・・・ぁん・・・」
温かい舌が胸元を這う。ちゅ・・・ちゅぱ・・・とわざと音を立てながら、鬼太郎は夢中でむしゃぶりついた。
こんなに柔らかいのに、いくら吸い込んでも形はすぐ戻ってしまう。
己にはない感触を楽しみながら、双丘に手を忍ばせた。
 「・・・こっちも脱いでよ。こんなの・・・ネコ娘には似合わない」
 「え・・・?うん・・・、じゃあこれを引いて?」
腰骨の辺りにリボン結びされたひもに手を導く。
複雑なレースが折り重なっていて気付かなかったが、これはただの飾りではないようだ。
言われるままにひもを引くと、パンティの片側がめくれた。
 「なっ!!」
これはただ両腰のリボンで止めてあるだけの下着だと気付き、鬼太郎はますます怒りに戦慄いた。
胸を弄れてとろりと表情を溶かしたネコ娘は、一寸遅れて硬直した鬼太郎に気付く。
 「どしたの?鬼太郎・・・」
 「こ、こんなすぐ脱げてしまうような下着をつけて・・・。一体どういうつもりなんだっ!」
もう片側のひもも引き、寝床の外に投げ捨てる。
頭にくる。こんな無防備な下着姿を誰か他の者に見られたら・・・。
ネコ娘は自分がどれほど魅力的な姿であるか、分かっていない。
猫妖怪の特殊な雰囲気、その美貌は見る者を堪らない気持ちにさせるというのに
それを知らせないために、いつも子供扱いして、鬼太郎も興味がなさそうに振る舞っているのに。
 「どうしてそんなに怒っているの?こんなに・・・興奮してるくせに」
からかうように鬼太郎のズボンの下、張り詰めたこわばりに手を当てる。
 「うふふ。やっぱりランジェリーショップのお姉さんが言った通りだ。
男のコってこういうの、好きなんでしょう?」
539『夢の狂宴-4』:03/12/11 04:32 ID:Kbt5rUr6
 「!!分かってて、こんなものを買ったのか!?」 「うん。そうよ。だって」
鬼太郎を喜ばせたくて。ここのところの連日の戦いで鬼太郎は疲れている。
少しでも元気になってくれたらと思って・・・セールストークにも引っかかって奮発したのだ。
そんなネコ娘のいじらしい気持ちにも気付かず、鬼太郎は厳しい目つきでネコ娘を睨みつける。
 「こんなのを他の誰かに見せたら───許さないぞ」
 「見せるわけないじゃない。だってこれは・・・」
鬼太郎に見せるための特別な下着。
 「もし万が一こんな格好を見られたら、どうなるか分かっているのか?」 「どうって・・・」
見せないから大丈夫なのに・・・と、ネコ娘には危機意識が足りない。
心配は怒りに変わって、激しくネコ娘の体に襲いかかった。
 「痛いっ!チョッ・・・ちょっと待ってよ、鬼太郎〜ぉ」
床に押さえつけられ、したたか背を打ったネコ娘に構うことなく、鬼太郎は服を脱ぎ捨てる。
横たわったネコ娘の体を両足で挟み、いくら足をばたつかせても逃がすことはしない。
 「鬼太郎・・・」
ズボンごと下着をずり下ろすと、既に力を持って天を仰いだ鬼太郎自身が露わになり、
ネコ娘は居た堪れない気分になって両手で胸を覆った。
 「ヤだ・・・ぁ」
 「ヤダ?そんな格好して誘っておいて・・・何を言ってるんだよ。ほら腕を開いて」
 「いやぁ・・・恥ずかしいよ・・・」 「解くんだ」
ぐいっと強引に手首を引き、柔らかい胸に顔を埋める。
先の尖ったつぼみを口に含むと、ネコ娘の甘い香りが鼻先をくすぐった。
堪らない。鬼太郎は両手と唇で胸を蹂躙しながら、足をばたつかせて
ひざ下まで下りた服を蹴り落とした。
 「ン・・・ぁ・・・あふ・・・ヤ・・・やめ・・・っ」
鬼太郎の舌が這うたびにぴくぴくと反応するネコ娘の体にぴったりと身を寄せ、
舌で転がせるほど突起した乳首に歯を立ててみた。
540『夢の狂宴-5』:03/12/11 04:33 ID:Kbt5rUr6
 「イッ!い・・・痛いよ・・・きたろぉ・・・」
赤く咲いたつぼみからちゅるりと唇を離し、ネコ娘の両肩を床に押さえつけて身を起こす。
荒い息が降り落ち、鬼太郎の興奮が尋常ではないことに気付いた。
まだ慣らしてもいない処を先端で突かれ、ネコ娘はヒィッと悲鳴を飲み込む。
見開いた瞳からは堰を切ったように涙が零れ出た。
 「や・・・───ヤダァ!!」
いくら大好きな鬼太郎でも、こんなやり方は嫌だった。
背中を走った痺れは普段のような甘いものではなく、ただの恐怖心だ。
壊されてしまう───そんな恐れにネコ娘はがたがたと震え出している。
 「・・・あのね、ネコ娘。こんなふうになるのは、僕だけじゃないんだよ?」 「え・・・?」
はぁはぁと浅い息に胸を弾ませ、鬼太郎を見上げる。まだ恐い顔をしてネコ娘を見下ろしている。
 「嫌だと言われてやめるのは・・・僕だけだ。こんなことされたくなかったら、
 もうそんな格好はするんじゃない。いいね?」
身を強張らせたまま、こくりと頷く。反省したのを確かめると、頬に伝った涙を唇で拭い取った。
 「鬼太郎・・・?」
優しく唇を沿わせる鬼太郎を不思議がって呼びかける。
 「・・・何だよ」 「怒ってるんじゃ・・・なかったの?あたしのこと・・・」
嫌いになったんじゃなかったの?
よく分からないけれど、鬼太郎に嫌われるようなことをしてしまったのだと思ったのに。
頬を滑る鬼太郎の唇は優しく暖かいから、ネコ娘はますます分からなくなってしまった。
 「・・・怒ってるよ」 「ごめんなさい・・・。あたし・・・」
怒られることも嫌われることも悲しくて、訳が分からぬままネコ娘の涙は止まらない。
悲しい気持ちが胸いっぱいになって、それでも鬼太郎の唇は優しくて・・・。
 「・・・変な格好して・・・ごめん。夢子ちゃんだったら・・・よかったんだね」
541『夢の狂宴-6』:03/12/11 04:34 ID:Kbt5rUr6
 「何・・・?」 「あたしじゃ・・・ダメだったんだね」
 「ネコ娘。何言ってるんだよ・・・、どうして夢子ちゃんが」
急に出た名前を不思議がって、鬼太郎は眉を顰める。
 「鬼太郎・・・ここのところ疲れてるみたいだから、元気になって欲しかったの。
 でもあたしじゃダメなんだよね・・・。ごめんね」
漸くネコ娘がこんな真似をした理由を知り、鬼太郎は己の仕打ちを省みた。
いくら当て所ないやきもちを妬いたからといって、こんな乱暴な真似をしてしまった。
そのせいで、ネコ娘はますます悲しい気持ちに沈んでいくのに・・・。
 「違うよ、ネコ娘。変なこと言わないでよ」
 「うん・・・。夢子ちゃんにはこんな変なことできないん・・・でしょ?
 だから、あたしなら別に・・・いいって、そう思ってるんでしょ?」
 「なっ・・・何を言うんだよ!」
 「知ってるよ。男の人ってそうなんでしょ?さっき鬼太郎がそうだったみたいに
 ・・・好きじゃなくてもできるんだよね」
すっと鼻をすすってネコ娘が目を上げる。
 「大切な人にはこんなふうにできないんだよね?」
余程恐かったのだろう。押さえつけた行為がネコ娘の胸を酷く傷つけていた。
心の端にあった恐怖心を呼び起こされて、ネコ娘の頭には悲しい事実だけが連結していく。
 「・・・でもあたし、それでもいいから。鬼太郎があたしのこと好きじゃなくても・・・ねえ?」
 「やめてよ。僕がいつそんなことを───」
 「言えないよね、鬼太郎は。だけど、あたしちゃぁんと分かってるから・・・大丈夫だよ?」
ネコ娘は優しい鬼太郎が大好きだ。その優しさが時々辛くなることもあるけど・・・。
それでも鬼太郎の気持ちは分かっていたい。
一番そばにいる者として、いつも理解してあげたい。
 「違うんだ・・・っ」
ネコ娘の首筋に顔を埋め、深く抱きしめる。
ぎりぎりと締めつける腕力にネコ娘は眉を顰めたが、鬼太郎の体が幽かに震えていることに気付いて目を開く。
 「・・・そんな事いつから考えてたんだよ」 「いつ・・・って・・・」
542『夢の狂宴-7』:03/12/11 04:35 ID:Kbt5rUr6
 「ずっと・・・?僕がどんなに好きだって言っても、こうして・・・抱き合ってからも、ずっと?」
 「何言ってるのよ、鬼太郎・・・」
耳元にはネコ娘の笑い声。沈んだ心の反動で急に笑いがもれてしまった。
 「あたしのこと好きだなんて、言ったことないじゃないよ」
 「・・・え?」 「鬼太郎は嘘なんてつけないもんね」 「言って・・・なかったっけ」
愕然とした鬼太郎を前に、ネコ娘はまた笑い出した。
 「あはは、あたしが鬼太郎が言うことを忘れるわけないじゃない。
 大丈夫だよ、鬼太郎。鬼太郎の気持ちはちゃんと・・・」

 「好きだよ」

鬼太郎の一言で笑いが止まる。
気まずい空気が流れ、鬼太郎は頬が紅潮していくのを感じた。
 「・・・黙らないでよ。恥ずかしいんだから・・・」 「エ・・・えっと・・・」
何か言葉を綴ろうとしたが、うまく言えない。
ネコ娘も顔を真っ赤にしてしまった。
 「そのくらい・・・言わなくても分かってると思ってたのかな。ごめん」
 「やめてよ鬼太郎・・・そんな嘘・・・」
鬼太郎には似合わないのに。
ネコ娘が言葉を綴る前に、耳元でまた囁く。
 「好きだ。好きだよ・・・僕はネコ娘がとっても・・・好き」
 「やだ・・・」 「え・・・嫌なの?」
きょとんとどんぐりまなこを向けると、ネコ娘は目を合わせるのも耐えられないと顔を背けた。
 「・・・変なネコ娘。でも好きだよ」 「ふ・・・ふざけて言わないでよ〜〜〜。鬼太郎ぉ〜ッ」
きっと睨み上げたもののその顔は真っ赤で、鬼太郎は首を傾げる。
 「酷いな。僕がふざけてこんなこと言うと思うのかい?」 「・・・・・・」
唇を噛み締めるネコ娘は今にも爆発しそうなほど顔を朱に染めて黙り込んでしまう。
今までは自分だけの想いだからと積極的なこともしてきたが、
鬼太郎の言葉を聞いた途端、急に恥ずかしくなってしまった。
543『夢の狂宴-8』:03/12/11 04:36 ID:Kbt5rUr6
いつもそっぽを向いている鬼太郎を振り向かせたくて頑張ってきたけれど、
そんなことする必要もなく、鬼太郎の気持ちはいつもネコ娘に向けられていた。
 「ねえ、ネコ娘は?」 「え・・・」 「ああ。別に言わなくても分かってるんだけどね」
そう言って意地悪そうにくすくすと笑う。
 「・・・帰るッ」 「え?」 「もう知らない!」
無造作に手をのばして服を手繰り寄せるが、すぐに鬼太郎に取られてしまい、
またポイッと遠くへ投げられてしまった。
 「何するのよ!」

 「帰さないよ・・・」

怒りに半分猫化した顔を寄せ、唇を重ねる。
身を捩ってみても鬼太郎の体が伸し掛かり、擦れ合う肌から互いの熱を与え合うだけだった。
 「・・・口で分かってくれないなら、ちゃんと体で教えてあげなきゃね」
 「や・・・、も・もう分かったから、いいよ・・・」 「分かってない。分かってないよ、ネコ娘は」
胸を押し退ける手を取って、指先にキスを落とす。
 「これは変なこと、なんかじゃないんだよ?体でも好きだって確かめ合うことなんだ」
鬼太郎の視線が下り、ネコ娘の胸元に散った赤い痕に目を顰める。
白い肌に散った花は鬼太郎が乱暴に吸いつけた証。独占の証。
 「ネコ娘には・・・まだ足りなかったみたいだね」
立てひざを着いた体を引き寄せて、首筋から胸元に唇を沿わせる。
不意に生温かい舌を這わせれば、ネコ娘はひくりと反応した。
背中に回した手は背筋を撫で、滑るような感触を楽しみながら双丘を割る。
 「アッ・・・ゃ・・・いや、きたろ・・・っ」
張りのある尻たぶを掴み左右に開くと、すでに濡れそぼった秘液が冷えた空気に触れて、
ネコ娘の羞恥心がかき立てられるのを、鬼太郎は知っている。
 「や・・・いやぁ・・・ねえ、やめ・・・」 「いやだね」
普段はお転婆で活発なネコ娘が、こうして頬をピンクに染めて、
恥ずかしさに耐える表情が好きだった。嫌だと言われてするのがいい。
544『夢の狂宴-9』:03/12/11 04:37 ID:Kbt5rUr6
本気で嫌ならば、鬼太郎の髪をくしゃくしゃにするその爪先で引き裂けばいいんだ。
それをしないネコ娘が・・・、それができないネコ娘が好きだ。
 「アァッ・・・!?イヤァ・・・ね、ねえ・・・きたろ・・・それはイヤッ!!」
割れた尻のラインを容赦なく進んだ鬼太郎の指に反応して、ネコ娘は背をのけぞらせる。
 「ソレって・・・何?」
目を伏せてネコ娘の乳首を舌で弾きながら、鬼太郎がとぼけてみせる。
這い回る指はネコ娘の溶液を塗りたくるように凋んだ菊座を行き来していた。
 「やめ・・・」 「だから。どこのこと?僕、分からないなあ・・・」
身を捩っても絡みついた鬼太郎の腕は逃がすことを許さない。
後ろからの指攻めに耐え切れず前に身を寄せれば、あぐらをかいた鬼太郎の中央に
そびえたものの先端が触れる。
 「ねえ教えてよ?君は・・・男のコのこと詳しいんだろうけど、僕は女のコのことは何にも知らないんだよ?」
 「・・・ウソ・・・ツキ・・・ぃ」
下唇を噛み締めて恨みがましく睨みつけるネコ娘を見上げながら、鬼太郎は微笑んで続けた。
そんな顔をされたら、なおさら止まらない。
 「本当さ。あれ?二つあるけど・・・どっちに入れたらいいんだっけ?」
 「え・・・?アアんッ!!」
ぬるついた指先を菊の門に忍ばせて
 「こっち?それとも・・・」
もう一本は蜜を垂らしてひくつき始めた粘膜を滑り、引っ掛けるように花壷を襲う。
 「こっち、だっけ?」 「ふ・・・ふぇ・・・ヤ・・・ヤダぁ・・・ッ」
鬼太郎の指が内壁を両側から擦り合わせると、立てたひざががくがくと震える。
腰をつくこともできない。今、腰を下ろしたら鬼太郎の指を最深部へ送ることになる。
 「こっちだったかなあ・・・いや、こっちかな?」
言いながら、二本の指を蠢かせネコ娘の性感を刺激する。
指でも唇でも言葉でも・・・全てを駆使してネコ娘を煽る。
 「ニャ・・・あ・・・ぁあんっっっ」
もどかしそうにひくついた肉襞が鬼太郎の指に収縮を知らせる。
しかし子供の指ではネコ娘も物足りない。
此処に収まるべきものを今まで鬼太郎が散々体で教えてきたのだ。
545『夢の狂宴-10』:03/12/11 04:37 ID:Kbt5rUr6
 「き・・・きたろっ・・・ねえ、ねぇえ・・・っ」
必死に鬼太郎の頭を抱き寄せるネコ娘の胸に埋まりながら、
鬼太郎はずるりと両方の指を抜き取った。
 「は・・・はぁあ・・・」
不規則な荒い息を落とすネコ娘が、鬼太郎を見下ろす。
”やめないで”と言いたいのか”もうやめて”と言いたいのか・・・。
ネコ娘自身もよく分からないまま、放り出された体だけが熱く疼くのが分かった。
 「ねえどっちだい?手伝ってあげるから、教えてよ」
腰骨の辺りを掴んだ鬼太郎の手に誘われて、天を向いた鬼太郎のソレに近付く。
充分にほぐれた花壷は、鬼太郎の先端が当っただけでひくひくと反応した。
 「この・・・まま?」
不安そうにネコ娘が尋ねる。本気なのだろうか・・・。
上になるのは初めてではないけれど、最初からこんな格好で始めたことはなかったから、
ネコ娘は不安で仕方がない。
 「支えてるから、腰を下ろして・・・」 「本当・・・に?」
如何に鬼太郎といえども、乱れたネコ娘を目の前にそうそう我慢がきくわけではない。
鬼太郎は舌打ちするように口元を歪めて、ぐいっと腰を引いて菊座に先端を当てた。
 「あ・・・ヤァっ!」 「嫌なら早くするんだ」
余裕を失い尖った鬼太郎の声に、ネコ娘は恐る恐る腰を戻す。
 「う・・・ふぅ・・・っ」
腰を落とすと鬼太郎の亀頭がじわりと入り込み、先端から満たされていく感触にネコ娘は喘いだ。
奥はもどかしいまでに焦れていたが、勢いよく突き入れるのも怖い。
自分がどうにかなってしまいそうで、怖かった。
 「ん・・・んぅ・・・・・・ぁあ」
恥ずかしそうにゆっくりと埋め込みながら、却ってそのせいで焦れてしまうネコ娘の姿を鬼太郎は
じっと眺めている。とても目を合わせてはいられず、ネコ娘は腰を落としながら顔を背けたが・・・
 「こっちを見るんだ」
546『夢の狂宴-11』:03/12/11 04:38 ID:Kbt5rUr6
直ぐにあごを掴んで戻される。少女が女に変わる瞬間を鬼太郎は見逃したくはない。
 「目をそらさないで」 「・・・は・・・恥ずかし・・・」 「ちゃんと僕を見て」
羞恥に唇を噛みながら、鬼太郎の目を見つめる。
瞳の中には自分しかいない、鬼太郎から見てもそうなのだろう。
ここには二人しかいない。二人だけの時間だ。
 「・・・くっ・・・」
ずるりと中央部を越えた感触に鬼太郎が堪らず息を呑む。
切羽詰まった鬼太郎の表情に、ネコ娘は少し安心した。
鬼太郎も同じ。自分と同じに耐えている。
ネコ娘の表情が和らぐと、鬼太郎はぐいっと腰を突き上げた。
 「───あんんっ!!」
最深部に達した楔に身を震わせ、縋りつくものを求めて鬼太郎を抱きしめる。
互いに歯を食い縛って、臓物を喰らうような感触が全身を痺れさせる感覚に耐えた。
ひと心地ついたネコ娘の湿った吐息が漏れ、鬼太郎を閉じた目を開く。

ここで終わりではない。始まりだ。

 「・・・どうしたの?腰を上げてよ」
言うほど余裕もなく、鬼太郎の言葉は端々が途切れていた。
 「えっ・・・も・・・あたし、もう・・・・・・。あぁんッ!!」
円を描くように揺らめかせた鬼太郎の腰つきに内側を掛かれて、ネコ娘の背がぴんと伸びる。
 「あっあっ・・・あぁ・・・きたろお・・・も・・・ゃ」
前後左右の肉壁に揉み込まれるような感触は身震いするほど心地いいが、
抉られたネコ娘ほどの快感はなく、これだけでは達することができない。
 「これじゃあいつまでも終わらないよ?ずっと、ずーっと・・・このままでいいの?」
腰をしっかりと捕えてゆるゆると揺さぶりながら、鬼太郎が急く。
蕩けるように意味もない喘ぎ声を漏らすネコ娘は、ますます力が入らない。
 「あぁ・・・ぁん・・・もぅ・・・・・・だめぇ・・・たすけ・・・て」
熱っぽい涙がネコ娘の目尻を濡らし、鬼太郎は奇妙な満足感に胸が奮えるのを感じた。
こんな顔は自分しか知らない。自分でなければ引き出せない。
547『夢の狂宴-12』:03/12/11 04:39 ID:Kbt5rUr6
少女が見せる悩ましげな表情をうっとりと眺めていた。
 「・・・助けて、か。ふふふ・・・分かったよ。ネコ娘がそういうんなら・・・」
ももから足を抱え上げて、ネコ娘を宙に浮かせる。
 「アっ・・・あぁんんんっ!!」
器用に腰をつかい、繋がった部分を支軸にネコ娘を抱え上げるようにして抽迭を繰り返す。
ぺたりぺたりと餅を搗くように鬼太郎の元に落ちた衝撃がネコ娘の体に走り、
抱え上げられれば肉壁を抉り取られるように抜き取られる。
次第に鬼太郎の股に叩きつけられた部分は零れ出た粘液が広がり、
泣き声のような鳴き声・・・ネコ娘の啼き声も潤んでいた。
 「い・・・いいよッ・・・ネコ娘・・・ッ」
苛立たしいまでの排泄感がじわりと湧き上がってくる。
目の前で上下に揺れる赤い乳首を口に含み、遠慮ない吸引力で吸い尽くす。
これも、それも全部自分のもの。誰に遠慮をする必要があるのかと言わんばかりだ。
 「ヒッ・・・い・・・ぃあっ・・・あっあっ・・・アァアンッ!」
息を詰まらせたネコ娘の悲鳴が響いたが、ピストン運動は止まらない。
腕の中で上下に踊らせながら、自分だけのネコ娘をいっそ壊してしまいたい───
 「クッ・・・」
己の限界を察し、鬼太郎の額に汗が滲む。
膨張した肉棒とのきつさにネコ娘もそれに気付き、必死で鬼太郎にしがみつく。
子宮が下りてきているのか、下まで貫けばネコ娘の狭小な膣内を越えて最奥を突き上げられ、もう声も出ない。
 「───ッッ!!」
やわやわと締め上げていた膣内が絞れて、鬼太郎の射精を促す。
噴き上げられた熱に反らした背を、爆ぜながらもまだ逃さないとばかりに引き寄せると、
繋がった部分から透明な液が溢れ出た。
 「・・・あ・・・ぁああ・・・」
鬼太郎の股ぐらから滑り落ちた溶液は床に染み、たらたらと流れていく。
数度残液を突き上げながら、ネコ娘もまた果てたことを鬼太郎はまだ気付いていなかった。


548『夢の狂宴-13』:03/12/11 04:40 ID:Kbt5rUr6




目を覚ますといつものゲゲゲハウス。天井を見上げて、鬼太郎は寝惚け眼を数度瞬きする。
 「・・・あ・・・れ?」
感触までも残っているのに、それが夢だと気付かず呆っと葺き屋根の組み柱を眺めていた。
ぺらりと木の葉布団をめくりあげると・・・
 「あーーー・・・」
夢の残骸が股ぐらをひんやりと湿らせていた。
現実的な光景を目の当たりにして、鬼太郎は頭を抱える。
しかしそうも言ってはいられない。まだ眠っている目玉親父を起こさぬよう小さく溜め息をもらした。
 「洗濯しなきゃ・・・な」


天気は曇り空、これでは夕方までには乾かないかもしれない。
下着とズボンだけというわけにもいかず学童服の上着も洗い干し、
浴衣にちゃんちゃんこを纏った姿で岩に座り込む。
どうしてまた、あんな夢を・・・。
原因は分かっている。
 「鬼太郎ーっ!」
また何か薬草の話だろうか。草花を手に遠く林道からねこ娘が駆けてくる。
急がなくても大丈夫なのに、鬼太郎の姿を見た途端に嬉しくて駆けってしまったのだろう。
転ばなければいいけれど・・・。
近付いてくるねこ娘を眺めながら、鬼太郎は切れ切れになった夢の記憶を手繰り寄せた。
549『夢の狂宴-14』:03/12/11 04:42 ID:Kbt5rUr6
あれは確かに自分だった。けれど自分ではなかった。ねこ娘もまた、そうだった。
あんなに乱暴で、残酷で・・・不器用な自分は知らない。おかしな奴だった。
 「どうしたの?そんな格好して」
ちゃんちゃんこのせいか、まるで年老いた老人のような姿にねこ娘はくすくすと笑った。
 「うん?うーん・・・」
まだ夢を追っている鬼太郎の判然としない返事。干した洗濯物を見上げて、ねこ娘も漸く理由に気付く。
 「お洗濯してたんだ。いつもは無精者なのに、えらいね」 「うん・・・ありがと」
いい子いい子するように頭を撫でる。決して悪い気はしない。
けれど夢の中の自分だったら、きっと・・・。
 「・・・子どもあつかいするなよ・・・」 「えっ?」
そういうだろう。そして、どう子どもではないかをねこ娘に分からせるために・・・?
 「何か言った?」 「・・・いいや。何でもない」
あれは確かに自分だった。けれど自分とは違うのは・・・。
 「ねえ、ねこ娘」 「なぁに?」
隣に腰掛けて足をぶらぶらとさせたねこ娘が顔を向ける。
 「僕、ねこ娘がスキだよ?」
こんなこと言うのは簡単なことだ。本心を告げることに何の躊躇がいるのだろうか。
550『夢の狂宴-15』:03/12/11 04:44 ID:Kbt5rUr6
 「うん。知ってるよ♪」
この前聞いたもんと肩を竦める、嬉しそうなねこ娘の笑顔がとても好きだ。
夢の中のネコ娘は少し大人でとても魅力的な少女だったけれど、どこか悲しい感じがした。
───大切な人にはこんなふうにできないんだよね?───
あんな誤解をさせるほど追い詰めてしまうなんて。
それが夢の中の自分のせいだと、今の自分ならば分かる。
 「簡単なことなのにな・・・」 「何が?」 「うーん・・・」
ただの夢だと割り切って、うんと一人頷く。あれは決して己の願望などではないと思いたかった。
願望などではない。決してない。
 「ねえ。でもどうしてこんな陽気なのにお洗濯したの?」 「・・・え?」
 「明日は晴れるよ?明日まで待てばよかったのに」 「うーん・・・」
それにはいろいろと事情があるのだが、まさかねこ娘のせいだとも言えない。
気まずく口を縫い縛り、曇り空を見上げてあっと思い出す。
 「あ、そうだ。ねえねこ娘」 「なぁに?」
ぺらりとスカートの裾を捲くり、その中に白いパンティを確認する。
 「・・・だよね」 「やぁっ。何するのよ、鬼太郎のえっちぃ」
エッチになれないから困っているのに。できないから・・・こんなことになったのだが。
鬼太郎は溜め息がもれるけれど、それは
その下着が派手なランジェリーなどでなくてよかったという、安堵の溜め息でもあった。


<了>

長々とスマソ、、、結局一気に投下しまいました。
スレストになってしまわないことを祈る。。何ごともナカータように萌え話続けて下さい。
551毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/11 09:05 ID:ioMHxikf
>531
2部・3部だと、猫タンはウブーゲのように少し生えている予感でつ
オールシリーズ通して、鬼太郎はもちのロンロン「 無 毛 (藁 」で!

>411氏
モツカレー(*´Д`)ハァハァハアハア
テキーリ、我慢のGENKAIに達した4部鬼太ロンが、猫タンを!猫タンヲーとうとうITADAKIマンモス!!等、想像していましたら

3部ですたか・・・萌
キチック鬼太ロンが、3部らしくって・・・って夢かYO!・・・ということはまだまだ清らかな中なので津根ー

漏れも('A`)ノ ユメコイラネ
本来ならゲゲゲの森のアイドルで鬼太郎のガールフレンドでヒロイン扱いされるはずの 存 在 な の に ! !
地獄編まで憑いて来るは、恋人扱いだしよぉ(萎

その点4部のラブラブっぷりには、やれレターあれが3部の時からそうだったらなぁ・・・と思タヨ
3部世代でありながら、そんな訳で漏れは、4部のほうがアマンアマンしやすカターリ
ラクサシャは素で萌えたな・・・
552名無しさん@ピンキー:03/12/11 21:37 ID:rdD63ZS+
>536-550

 萌 え ま す た !
553名無しさん@ピンキー:03/12/12 01:08 ID:TVWk4TwQ
自分も('A`)ノ ユメコイラネ

そして411氏藻津カレー。
3部鬼太は4部に比べて邪悪な感じがするので
キチクが似合いまつ・・・萌を・・・萌をありがとう・・・!
股間ギリギリ限界な4部鬼太の続きも激しくキボン
554名無しさん@ピンキー:03/12/12 07:27 ID:LBVbHoE2
朱の盆の純愛を踏みにじったユメコ氏ね
555お番です。:03/12/12 22:29 ID:Px+iSRkh

一 体 ナ ニ が 起 こ っ て る ん で つ か ! ?

倉庫番です。
正月がきたのかと思いましたよ・・・ハァハァ

372神、389神、毛目玉神、411神、492神、
ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpするとか)掲載拒否される場合や
また改稿・改名などご希望ありましたら掲示板やメール
でご一報いただければと。


>511-518氏
前スレでもまとめて下さった人でせうか?
ありがたく参考にさせていただきました!
おかげで収録作業早く済みそうでつ


亀ですが >363氏

>あとは絵師さんの了承がもらえたら、ウpろだにageられた絵も収録キヴォング
>・・・ダメでつか?

こちらからお願いしたいくらいです!絵師神了承求む!感じでつ


こんな萌えな収録作業はなかったですw ハァハァ
これからもハァハァさして下さい!
556名無しさん@ピンキー:03/12/12 22:43 ID:Px+iSRkh
あえて名無しでwつっこみたいでつ

>554
朱の盆の純愛ワロタ
557389→水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 00:08 ID:apsi0JY/
久しぶりですが、こんばんわ。
生意気にもコテを名乗らせていただきます。389です。

さて猫娘、夢子(どうも嫌われていますが)、それとヒ娘以外に
鬼太郎で萌えキャラおらんかなぁなぞと思い(一瞬砂かけばばあを
若返らせてセクシー系の和服美女なんてゲテモンも考えましたが)
原作の方をひっぱりだして読んでみました。

…で、いました。うまく擬人化すりゃ萌えれる…かも知れん女の子が。

1人はメリーちゃん。南方で鬼太郎と相思相愛になりナント
その後鬼太郎と結婚してしまいます。ふはっ。
ttp://cgi28.plala.or.jp/ll/lll/img20031213000630.jpg
原作よりパク…いや抜粋

これを上手く擬人化できる絵師さまはおりますでしょうか?
SS書こうにもどうもイメージがしっくりせず…。どなたかどうかお願いします。


558水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 00:10 ID:apsi0JY/
ちなみに鬼太郎には雪姫なる妹がいます。妹キャラ…なんですが…。
バッグベアードでも萌えれる変態の自分ですら萌えんキャラなんで…。
いや…見たい方がいらっしゃったら明日にでもうPしますが…。
559毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/13 08:52 ID:tfiaX1S3
>>554氏せめて、ユメコアボーンぐらいで(w

>>555氏倉庫番殿乙でつー
 マ ジ で !盆と正月が一度に来たような盛り上がりようで(;´Д`)ハァハァ
前スレの絵師の方々は、今はおいそがシーンでつかね・・・
せめてオケだけでも・・・

折角のウpロダBBSが有るんで、新たな絵師にも降臨キボン慕いでツネ

>>389氏=水木ズム氏
メリーちゃん!!それは漏れも突っ込もうかと!
雪姫ちゃんは・・・結局なんだったんでしょうね・・・本当に目玉の親父の子供だったんだろうか?
あと、カロリーヌちゃんとかは?原作はキビシーでつが3部劇場版はネズミ男サイドですたが、可愛かったのでは
おてんば魔女ジニアー、白粉婆のシフンセンコ?

以前、ゲースレの方でサターンのストーリー解説を投下してくださった神が居ましたが
その雪ちゃんと鬼太郎の関係もなかなか
ただ、漏れ的にはどうも3部セテーイに感じられるものが有りマスたが。


ここで、3部思いつきSS投下
エロ無でつ。スマソ


「僕がお嫁に貰ってやるよ!」

その言葉・・・は、嬉しかったけれど
「何処にも行く当てがなければ・・・」って、どぉ言う事?
いまだピンクの布を深くほっかむりしたままのネコ娘は、唸っていた。

身代わりになりに来たというのに、自分の不注意で髪を失ったあまりのショックから押入れに閉じこもり
泣き喚いて醜態を晒した自分を、押入れから出させようと鬼太郎が言った言葉。

あの時は、何もかもが最悪でよく考えられなかったけれど
今よくよく考えてみれば、あの言葉はおかしい。

だって、あたしが鬼太郎以外の誰に嫁ぐと言うのだろうか?
ずっとずっと、鬼太郎の傍らに有りつづける事をこの先も願って
既に身も心も、とうの昔から鬼太郎のものだというのに・・・

確かに今の自分は、髪の毛を失ってしまって、とても「お嫁さん」になりたい所では無いけれど


「・・・で、僕が合図するから・・・って、ネコ娘聞いてる?」
「えぇ?あ・・・ゴメンなさい。」

「どうしたんだよ。さっきからおかしいぞ。」

俯いた顔を下からのぞかれて、思わず顔を強く横向かせた。
プイっとやってしまって、しまった!と思ったが時は後戻りできない。


強く目蓋を閉じるネコ娘を上目に、ポツリと呟く。

「・・・怒ってるの?」
「べ、別に怒ってないわよ。」

「じゃ、どうしてそっぽ向いたりするのさ。」
「そ・それは・・・」

鬼太郎の大きな瞳で見つめられると、自分の考え事が全部見透かされてしまいそうで
やはり気持ちが一方的だった悲しみに、涙が出そうで

「だって、鬼太郎があんなコト・・・言うから。」
「あんなコトって?」

「”行く当てがなければ・・・”って、言ったじゃない。」

あんまりだ――――鬼太郎の元に嫁ぐものだとずっと夢見てきた・・・のに
今の自分の姿も、鬼太郎も・・・

震わせた声で紡いだコトバにどんぐり眼がますます大きくなって、鬼太郎の表情が和らいだ。
やっとネコ娘の不機嫌な訳が一寸解って

「それは・・・ネコ娘が”お嫁にいけない”なんて言うからじゃないか。」
「・・・だって、髪の毛がなくなっちゃったのよ?」

こんなみっともない姿のあたしなんか、誰だって嫌がられるわ。
―――鬼太郎だって、そうなんでしょう?

「それに・・・」
「それに?」

「父さん達の手前も有ったけど、髪が無くなった位で、僕がネコ娘のことお嫁に貰わないみたいな言いかたするんだもの。」

僕って、そんな風に見られてたのかなぁ?
そりゃ外見だってスキ・・・だけど、ネコ娘に変わりは無いのに―――

「髪が無くなった位じゃないわよぅ・・・女の命・・・なのよ?」
「・・・それが、僕以外の所へお嫁に行くつもりだったように聞こえて・・・」

「・・・えっ?」

ほんの少し鬼太郎の顔が染まり、目線を下げた。

「だって、ネコ娘は大きくなったら僕のものになると思ってたから・・・」

今度はネコ娘が鬼太郎のほうに視線を向けた。
照れた鬼太郎の顔が、真剣さを物語っている。

「あ・・・あたしだって・・・鬼太郎のお嫁さんになるってずっと決めてたんだから・・・」

しゃがみこんで、照れている鬼太郎の紅色の頬にチュ・・・と口付け

「それに・・・」
「それに?」

「あたしはずっとずっと前から、全部鬼太郎のものなんだからね!」

全部言い切って、恥かしさのあまりピンクの布で顔までも包み隠してしまった。
隠してしまって見えないネコ娘の、顔を透視したかのように想像できる。


「・・・ありがとう。」

そういって、布の上から額に口付ける。
僅かに震えていた身体がビクっと反応して、その手を取り立ち上がらせた。

「さぁ、ネコ娘の髪とみんなの髪を取り戻しに行こう。髪の毛は・・・ネコ娘の命なんだろう?」
「・・・」
「僕も、何時までもほっかむりされたままじゃ、大好きなネコ娘の笑顔が見れなくなっちゃうから・・・さ。」


「だから、今度はちゃーんと作戦を聞いてよ。ね?」


黙ったまま頷くネコ娘にそっと耳打ちして
無論この後、阿吽息で見事作戦勝ちし髪の毛を取り戻した鬼太郎は、喜びのあまりニャンニャンとはしゃぐネコ娘の笑顔にやられたとかやられないとか。
互いの気持ちを再確認したこの日の夜は、萌えたとか萌えなかったとか・・・

終る。
564水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 09:13 ID:apsi0JY/
朝から乙です!
喜びのあまりニャンニャン…萌え。グジョーブです。

ジニヤー…いましたなぁ。
ちょっと今思い付く限り女性キャラをば挙げてみる

565水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 09:21 ID:apsi0JY/
猫娘
ご存じ鬼太郎大好きっ娘。たいてい受け。
鬼畜鬼太郎に襲われたり人魚の兄弟に襲われたりしている。

夢子
嫌われがち。故あまり彼女のSSは見かけない。
猫と同じく鬼太郎大好きっ娘。猫とはライバル。こちらは攻め。

ヒ娘
とりあえず今のところ自分しかSSは書いていない。ゲテモノキャラ。
幼女でありながら鬼太郎より強く、鬼太郎を弄ぶ。ひたすらエロい。
   
砂かけばばあ
異端のゲテモノキャラ。これでどうやって萌えろと言うんだ、と叫びたくなる。
妖力で若返らせて和服美女って設定は萌えません?…駄目か。
566水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 09:33 ID:apsi0JY/
メリー
原作のみ登場。南国の娘で鬼太郎とは相思相愛でなんとケコーンしてしまう。
「この島の娘はみな情熱的なのよ」と言って鬼太郎の唇を奪う。萌え。

雪姫
鬼太郎唯一の妹キャラ。…なのだがさすがに萌えることができない(僕は)。
年は4か5。画像うpしろってんならうpしますが…萌えれん。

ジニヤー
魔女ッ子。アラビヤからの可愛い転校生はナント魔女!なんてアリガチ設定。
原作では(アニメは見ておりませんので)後半下半身下着一丁で戦う。ハァハァ。

カロリーヌ
妖怪大統領ぐわごぜの娘。お嬢様である。垂れ目で猫口。鬼太郎と恋に落ちるも
(のちのち嘘だとわかるが)ねずみ男に横恋慕される。

567水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 09:37 ID:apsi0JY/
鬼太郎
茶髪(アニメのみ)のプレイボーイ。いやにモテる。(死語)
ふと女体化なんて考えてしまった…。


今考えた馬鹿SS
ぬらりひょんの魔力で女体化されてしまった鬼太郎(なぜ女体化)
すっかりなよなよしくなった鬼太郎の前に猫娘タンが現れて…
568名無しさん@ピンキー:03/12/13 11:37 ID:sih8PBcW
3部猫萌えキター!!アマンアマンSS 最 高 で す ! !
3部でアマンアマンがみれると涙目になりまつ・・・三田ねこマンセー@411
投下したSSの蛇足しにきたら、ええもん読ませてもらいました
3部はやはり鬼太郎のせいなんでつかね?たとえばこれが4部鬼太郎なら・・・


『もしも4部鬼太郎×ねこ娘だったら・・・の大髪様より』

作戦会議中もピンクのほっかむりをしたまま、ねこ娘は顔を上げない。
時々確認に尋ねると小さくこくりと頷くだけで、いくら視線を向けてもその顔を見せてはくれなかった。
 「ねこ娘、あの・・・」
鬼太郎が覗き込むとあごを引いて益々顔を布で覆ってしまう。
僕がへんなことを言ってしまったからだろうか・・・。
───行く当てがなければ、僕がお嫁に貰ってやるよ!
お嫁に行けないなんて言うものだから慌てて慰めのつもりで叫んだのだが、
やはりヨコシマな本心が垣間見えてしまったのだろうか。
いつまでも顔を見せてくれないねこ娘を見ていたら段々と不安になってきた。
 「ごめん。僕・・・へんなこと言ったよね」
見当違いなところで反省する鬼太郎の悲しげな表情に、ねこ娘も慌てて腕を引く。
 「ちが・・・違うよ、鬼太郎。あの・・・あのね」
振り返った鬼太郎と一瞬目が合い、すぐに視線は下げられた。
 「鬼太郎に・・・こんな姿見られたくなかったの」 「こんな姿・・・って?」
少年は酷く愚鈍であった。ねこ娘が何故布を被っているのかも分かっていない。
 「だって・・・。つんつるてんなんだもん・・・」 「え?」
 「・・・鬼太郎に・・・嫌われちゃうもん」
569名無しさん@ピンキー:03/12/13 11:41 ID:sih8PBcW
身を竦めたねこ娘との間に沈黙がおりる。暫し無言の時が流れ・・・
 「・・・プッ」
鬼太郎は思わず吹き出し、止まらないとばかりに笑い声が続く。
 「・・・おかしいよ・・・ね。こんな頭じゃ・・・」 「違うよ、ねこ娘がへんなこと言うからさあ。あはは、だってそんなことぐらいで僕がねこ娘を嫌ったりするわけないだろう?」
ねこ娘は返事をしない。笑われたことがショックで涙をこらえていた。
 「ねえねこ娘。僕が釜なりに髪の毛を奪われた時のこと、覚えてる?」
 「・・・うん」  「あの時僕のことキライになった?」
ほっかむりの中でふるふると首を左右に振る。
 「じゃあ分かってよ。僕だってそのくらいでねこ娘のこと嫌ったりするわけないじゃないか」
 「え・・・」
あの時。霊力の源である髪の毛を失い衰弱する鬼太郎のもと、
助けを求めてやって来た仲間たちの中でねこ娘は言った。
───今の鬼太郎にムリはさせられないわ・・・。
眠ったふりをしていたけれど、ねこ娘の労わりの言葉はちゃんと聞こえていた。
そしてそれが起き上がる力と勇気に変わった。
 「僕の言葉じゃ足りないかな・・・」
同じように元気づけたかったけれど、ねこ娘は顔を伏せたままだ。
 「・・・だって鬼太郎は・・・。髪の毛なんかなくったってかっこいいもん・・・」 「えっ」
鬼太郎の頬が赤くなる。ねこ娘の躊躇のない言葉に鬼太郎は照れるばかりだ。
 「そ・・・そんなのねこ娘だってそうだよ。髪の毛がなくったってすごく」
見上げられた視線に鬼太郎は更に顔を赤くしながら続ける。
 「すごく可愛いし・・・すごく、スキだよ。だからお嫁にいけないなんて言わないでよ。ね?」
鬼太郎が尋ねると、ねこ娘は漸く納得したようにうんと頷いて笑顔を見せてくれた。


こんな感じでアマンアマンになるのに…(´・ω・`)
570名無しさん@ピンキー:03/12/13 11:49 ID:sih8PBcW
萌えSS読んでついSS書いてしまって失礼すますた

夢の狂宴の蛇足を…書くつもりできたんですた。
ヨパライSS読んでくださってありがdですた。
4部鬼太郎の淫夢が3部鬼太郎×ネコタンの行為だったってことで…
3部と4部の夢の競演!→きょうえん→狂宴
おあとがよろしいようで…て、全然よくネェヨ ウワァアアアン(AA略

>水木ズム氏
>たいてい受け、こちらは攻め、ひたすらエロい
>妖力で若返らせて和服美女って設定は萌えません?
萌えまつ
571名無しさん@ピンキー:03/12/13 23:28 ID:I0xElN66
>水木ズム氏
>猫娘
>ご存じ鬼太郎大好きっ娘。たいてい受け。
>鬼畜鬼太郎に襲われたり人魚の兄弟に襲われたりしている。

この絵、猫娘の水着を脱がそうとしてるのは、人魚の兄弟ですか?
手が緑で人間ではなさそうですが?
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030224011611.jpg
572名無しさん@ピンキー:03/12/13 23:50 ID:I0xElN66
その続きと思われるのがこの絵
ttp://akm.cx/2d/dat/img20030227030507.jpg

>三田ねこマンセー@411氏
三田ねこ派にとって、彼女の裸体は収穫モノでは?

この絵の続きはあるんでしょうかね?
この後猫娘がどうなるのか見てみたいでつ!・・・・ハァハァ



573水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/13 23:53 ID:apsi0JY/
>>571さん
猫娘陵辱モノのssで人魚兄弟が猫を襲ってたんですよ。
その絵がそのssに合せて描かれたかどうかはよく知らんのですがね
574571:03/12/14 00:11 ID:Ote34ef2
>水木ズム氏

陵辱ということは、兄弟が猫を交代でレイプした?
それとも襲われる途中で鬼太郎に助けられた?
どっちですか?
575571:03/12/14 00:13 ID:Ote34ef2
連カキ、スマソです。
人魚だったら下半身魚だから、単なるチカンかな?
それとも半漁人タイプですかね?
576水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/14 00:21 ID:MQkgTiRk
>>571さん
倉庫に収録されてますよ。
リレー小説形式で書かれたものです。
詳細はそちらを
577411:03/12/14 11:31 ID:l0uw8z0Y
>572がそげなこというから陵辱モノ書いてしまったよ _| ̄|○
人魚ものではなくてスマンが。うp絵みてハァハァしてまつた。
アマンアマン好きで三田ねこ派の癖に3部で書くとついこうなってしまいまつ(´・ω・`)

三田ねこ幸せにしたいのにうまくいかないなあ… つω;`)

以下、陵辱モノ・拘束ネタ・バッドエンド風味でつ。だめぽな人は脳内あぽーん推奨


こうしてもう・・・何日がたったんだろう・・・

目を覆われた真っ暗な世界、その身を覆うものなど何もないままに
ネコ娘は拘束されていた。
両手首は緩い縄で巻かれ締め付けられる痛みはないが、
巧妙な縛り結び目は細い腕に絡みついて解くことができない。
妖怪犯罪者を縛る白蛇縄のようだった。
肌に触れる空気は蒸し風呂のようにビリビリと熱く、ネコ娘の裸体は汗に覆われていた


時々ごぽごぽとくぐもった沸騰音がする。先に叫び声をあげた時には音が反響したから


ここは溶岩が流れる地底の洞窟内なのだろう。
酷く咽喉が乾いてハッハッと浅い息をもらすと、口の中に氷のかけらが押し込まれた。
咽喉の渇きも食事も、何不自由はない。ネコ娘が求めるままに運ばれる。
食欲のみならず、如何なる欲求をも満たしてくれるのだ。満たしすぎるほどに・・・。
 「・・・っ」
ネコ娘の胸先に触れ、その反応を確かめると身を寄せられる。
見えぬ空間に足を広げられて、これからまた始まる行為の予兆を悟った。


最後の記憶は林道を歩いていた時。嗅いだことのない甘い香りが鼻をくすぐった。
直後、天地がゆらぐような目眩が襲い、倒れ込む寸前に何者かの腕に落ちた。
奇妙な香り・・・きっと香薬だったのだろう。薬の香りで判然とはしなかったが、
倒れこんだ胸には危険な予感はしなかった。むしろ安心して身を預けたぐらいだ。
よく知っている匂い。最愛の男の匂いだとネコ娘は思った。

次に目を覚ました時には目隠しをされ、手首は拘束されていた。
辺りを見渡せぬ恐怖と肌にまとわりつくような暑さにネコ娘は何度も助けを呼んで
叫んだけれど応答はない。
代わりに現れたのは一人の男だった。もちろん姿は見えない。
その時もよく知っている匂いがしたから、ネコ娘は安堵の吐息を漏らした。
しかし・・・近付いてきた男は汗で湿ったネコ娘の服を剥ぎ取り、
時間をかけてネコ娘を抱いた。
抱きしめたわけではない。幾度も幾度もネコ娘を犯したのだ。
最初は羞恥から嫌がっていたネコ娘も、いくら呼びかけても応答のない男の様子に
段々と恐怖心に駆られていった。
声をかけても名を呼んでも応答はない。
もしかするとこれは、あの男ではないのではないかと己の鋭い嗅覚を疑い始めた。
それからは何をされても地獄だった。
頬を滑る唇の感触も、胸を揉みしだく手も、両足を広げて攻め立てる舌も、
貫かれた雄芯も・・・彼のものではないとしたらと思うと、腹の底から嘔吐感が込み上げ

た。
激しい情交にネコ娘の意識は朦朧とするばかりで、益々確信が揺らぐ。

あなたは・・・誰なの、・・・鬼太郎・・・なの?

男は答えない。達する時にさえ吐息ひとつ漏らさなかった。
繰り返される行為。幾度気を失ったのか分からない。
この洞窟で一体どれほどの時間を過ごしているのだろう。
食事の回数を数えようにも考えているうちに男の手が伸び、全身を触発され、
堕ちても堕ちても底のない欲望の淵に突き落とされてしまう。
気を失ったふりをして横たわっても、男の目はごまかせない。
仮に本当に気を失っていたとしても、男の手は止まりはしなかった。

鬼太郎・・・なんでしょう・・・?

繰り返される行為に、その問いかけはネコ娘の祈りに変わっていった。
もしも男が鬼太郎でなかったのなら・・・考えただけで身が竦む。
生まれたままの姿を曝し、全身を煽るこの手が鬼太郎のものでなかったら・・・
食事はもちろんのこと、排泄行為までも促すこの手が誰か知らぬ者であったなら・・・
舌を噛み切りたくなる衝動に駆られる前に、また男の手が伸びる。
全ては快楽の淵へと誘われ、ネコ娘はもう正常な思考すらできずにいた。



両足を広げられたまま暫しの時が流れていた。
もしかすると男は去って行ったのかもしれない。淡い期待を込めてそろりと
ひざを閉じるが、またすぐに男の腕が伸び、今度は抱え上げられるようにして
腰まで上に向けられてしまった。
 「ゃあ・・・っ!」
男は視姦していただけだった。幾度も吐き出した己の精液が飲み込まれず
伝い落ちるのを眺め、内ももに斑点状に広がった己の唇の跡を鑑賞していたに過ぎない。
見られていると意識すると、ネコ娘の花弁は緊張してきゅっと収縮した。
男にはそれが自分を誘っているようにしか見えず、ゆうるりと顔を近づけて行った。
 「ひゃ・・・あっあっ・・・にゃアァんッ!」
目蓋を覆う布きれのせいで予測できぬ男の行動に、ネコ娘は声を抑えることもできない。
必死に口を閉じたところで、それを許さぬ男の指が唇を抉じ開けるだけだということも
すでに知っていた。幾度の果てをみても反応する体に男は夢中で舌を蠢かせる。
 「あっあっ、あぁ、ん、んんんっ、やっ、やめ、もう、ぃやっ」
断続的に充血した花芯を襲う舌裁きに、力をなくした体も無意識に跳ね上がる。
じっと耐えることもできず、男の成すがままに反応することから逃げられない。
 「あっ・・・アッ───!!」
絶頂の硬直と共に吐き出し尽くしたはずの蜜が男の口元を伝う。
こんこんと湧き出す泉のようなネコ娘のそこを、予断なく男は愛し続けた。
 「ヤ・・・やめっ、ッ・・・ッ」
潤んだ嬌声が途絶え、咽喉の渇きに噎せて咳き込むと、
男は漸く抱え上げていたネコ娘の腰を下ろす。
熱い。体も辺りの空気も熱く焼けるようで、ネコ娘は乾いた咽喉で酷く噎せ込んで
肺からはひゅうひゅうと苦しげな雑音が上がる。
 「・・・・・・」
暫し様子を見ていた男に腕を引かれ、身を起こす。
座り込んだ格好のままで、唇に熱い楔が突きつけられた。
すでに猛っているソレは先端から特有の匂いを発し、見えなくてもソレが何であるか
分かる。何をさせられるのかも、分かっている。
 「んっ・・・んぅ・・・う・・・」
押し付けられるままに口内に挿し入れると、男はネコ娘の後頭部に手を添えた。
前後に動く男の腰に合わせ、咽喉の奥まで突き当てられるのを避けるように舌で防ぐ。
前後だけでなく左右にも蠢くそれに合わせて舌を動かすと、期せずして男の肉棒を
舐めずるような仕草になってしまう。
唇に零れ出た唾液すら今は惜しい。ネコ娘は咥内を犯されながらも唇から漏れそうになる
唾液をかき集めるように吸いついて少しでも咽喉を潤した。
 「・・・・・・ッッ」
吸いつかれるままに柔らかい口内の感触に、男は堪らず腰の動きを早める。
頭を掴んだ手に力を込めたのを合図に、ネコ娘の咽喉元へ己の熱を爆ぜた。
 「ンンッ!!ん・・・んぐ・・・っぐっ」
どろりとした体液はのど越しが良いものではけしてなかったが、
男は吐き出すことを許さない。男を怒らせればどんな目に遭うかは、
最初の抵抗でネコ娘は身をもって知っていた。
苦しげに眉根を寄せながらこくりこくりと飲み干すと、男のソレが先端をひくつかせながら
萎えていく感触までも舌に残った。
頭の上から男の熱い吐息が降り落ちる。
十二分にネコ娘の舌を味わった自身を抜き取ると、ネコ娘の額から頬に男の唇が寄せられた。
ご褒美のつもりなのだろうか・・・。ネコ娘の唇に器が突き当たる。
ゆっくりと傾けながら器の中の水を流し込むと、ネコ娘は夢中になって伸ばした咽喉を上下した。
 「んふ・・・ハァ・・・」
ひと息に飲み干した水は火照った体に冷たく、心地良くぶるりと肩を震わせる。
男は空の器を置くと座り込んだネコ娘の背後にまわった。
カクリと下ろされたネコ娘の首筋に唇を沿わせ、首を伸ばして鎖骨に吸いつく。
痛いぐらいに吸いつかれたが、感覚も朦朧としてきたネコ娘は痛みを感じない。
神経が無意識にネコ娘の感覚を守っているのだろう。少々の痛みは無痛に変換され

ていた。
 「・・・ぁ・・・んんっ・・・ぁあん・・・」
脇腹から伸ばされた指がネコ娘の花芯に触れ、意識がそこに集中する。
 「くっ・・・ふ・・・ん、んん、ぁ・・・あんっ・・・ん」
びくびくと体を伝う痺れに反応するネコ娘を弄び、もう片方の指は左胸を鷲掴みにした。
指の間でつんと尖った乳首を挟み、大きく円を描くように動かされると、
次第にネコ娘の息が荒くなっていく。
 「ふっ、んん・・・あん・・・あぁ・・・ア・・・ッ」
ぶるりと全身を震わせて身を縮めると、不思議に思った男の手が止まった。
繋がれたままの束ねた両手を自らのそこに当て、ネコ娘は硬直している。
男は言葉を発しはしないけれど、止まったままで様子を伺い無言で尋ねていた。
一体どうしたのかと。
 「あの、や・・・やめて・・・?」
甘えた制止の言葉など聞き届けられるはずもなく、再び男の手が動き始めると、
ネコ娘はどこにそんな力が残っていたのかと思うような力で必死に身を捩った。
 「やっ、や、イャアァッ!!」
再び男の手が止まる。ネコ娘は身を硬直したままでぶるぶると震え上がった。
男はまた暫し間を置いてネコ娘の様子を探る。
 「あの・・・あたし・・・、ぉ・・・」
真っ赤な頬で言いかけた言葉は吐き出されることなく消える。
もしやと思ってピンッと花芯を弾くと、堪えきれずぴゅっと液体が飛び、
すぐに身を強張らせて小さな穴は収縮した。
首筋に沿わされた男の唇端が上がるのが分かった。
両手で大きくひざを抱え上げると、赤児におしっこをさせる格好でネコ娘の腰を宙に浮かす。
 「ヤ、ヤダぁッ!やめ、やめて・・・ッ、こんな・・・」
こんなところでできないというネコ娘の声は、羞恥に凋んだ小声で聞き取れない。
ひくついた部分を過ぎる空気にさえ反応するような状態でも、ネコ娘は必死に耐えた。
 「・・・・・・」
それで男の気が済むはずもない
両足を広げたままでひざで固定し、片方は花芯を弄び、もう片方の手はぐいっと
引き寄せるようにネコ娘の下っ腹を押した。
 「あっ!!」
寸前で留めていた排泄感を刺激され、勢いよく放出された尿が弧を描く。
一度出てしまえば止められない。じょぼじょぼと地に零れ出す音に顔を赤く、
身を震わせながら、ネコ娘左右にいやいやと首を振った。
我慢していたせいかいつまでも終わらない排泄行為に、ネコ娘の瞳からは涙が溢れ出す。
しかしその目は覆われたままで、目隠し布にじわりと染みが広がるだけだった。
 「・・・ぁ・・・あぁ・・・」
残液がたらりとももを伝い、男の足を通って地に流れていく。
解放感と共に訪れたのは、最後の砦までも崩されたような脱力感だった。
周囲の熱気も手伝って、今放出し切ったものが澱んだ空気とともに匂い立つ。
ネコ娘はこのまま消えてしまいたいとさえ思っていたが、男はその光景と匂いにまでも
妙な興奮をおぼえた。自然と鼻息が荒くなる。
脱力したままのネコ娘を抱え上げて、もう幾度目かも分からない挿入が開始された。
 「ふ・・・ふぁああ・・・あっ!あっアっ、や、や、ぃやァアんっ!」
途切れかけた意識が呼び戻されるような激しい抽迭に、ネコ娘の嬌声があがる。
ぬるついた粘液が流されてしまったせいか、ざらりとした肉襞が前にも増して自身に伝わり、
男は堪らず漏れる唸り声を必死で押し殺した。
いくら貫いてもかきまわしても足りない。
更なる高みを目指す男の忙しない腰つきにネコ娘はただ耐えるしかなかった。
 「あ、あ、あっ、アァ、あん、もぉ、ウッ・・・や・・・ヤァアッ!」
それでも感じてしまう体に開発されてしまったのだろう。
弾かれたように背筋を伸ばし、絶え間なく啼き声をあげる。
体を反転させられ、地に背をつけたネコ娘に覆いかぶさって壊れたように前後する
男の腰にネコ娘の足が絡まる。
ぐぢゅりと濁った水音を立てながら行き来する肉棒が容赦なく突き立てられて、
何かにしがみついていなければ己をも失いそうだった。
すでに失われているのかもしれない。
突き放すべき男の背を捕え、引き寄せるネコ娘は官能の波に呑まれていた。
早く終わらせたいという気持ちが段々と変化し、男の導く高みへと昇り詰めたい気持ち

にすり変わる。
じっとなどしていられずばたつかせていた足が突っ張り、背筋に痺れが走った。
 「アッ、ああ、あんっ、あっあっ、あぁあっ!キ───・・・」
咽喉を反らしてかき消されたのは、最愛の男の名前。
拘束された両手を上部に押さえつけられ、食い縛った唇からは漏れることがなかった。
 「ンンっ!!」
叩きつけていた男の腰が止まり、きつくネコ娘の体を抱きしめたままでがくがくと震える。
慣らされた内壁は男の濁流が放たれたことを察した。
男のモノがずるりと抜き出された直後、蜜壷から零れ出た粘液が伝う。
足を閉じる力さえも失い、男の腕から滑り落ちるように横たわった。
荒い息に胸が上下するが、いくら呼吸をしても熱砂の砂漠のような熱気が運ばれるばかりで
息をついた心地がしない。
男は二三ネコ娘の頬をぺちぺちと叩き、意識の有無を確かめる。
途切れかけた意識でネコ娘は反応することができなかった。
すると、再び男の体が伸し掛かってきた。

また・・・っ!?

抵抗する力などとっくに失われている。
覆われたままの目隠し布の中でぎゅっと目蓋を閉じるのが関の山だ。
しかし男はただ抱きしめたままで続きをする様子はない。
 「・・・・・・」
縛りつけて頭上に上げられたままの腕を下ろされ、男の首に回される。
流れ出た汗は溶岩の熱さ、互いの身の熱さで冷えることはなく、
ぬるついた身を寄せて抱きしめ合う。
 「ん・・・んぅ・・・っ」
曖昧な意識の中で唇が重なったことは分かった。
そしてそれが、その男との最初の口づけだと思いながら、ネコ娘は意識を絶った。
姿も見えず声も立てないその男との、最初で最後の口づけだった。



再び気を取り戻した時には手首の拘束が解かれていた。
 「あたし・・・」
重い体を起こし目隠しを外す。やはり溶岩近くの地底洞窟のようだった。
辺りにものの気配はなく、男の姿はなかった。
男の存在を思い出すと同じくして、繰り返された情交が蘇えり、
ネコ娘は無意識にきゅっと唇を噛んだ。
 「・・・逃げ・・・なきゃ・・・」
ふと見れば岩棚には剥ぎ取られた服が丁寧に折りたたまれている。
ひょこひょことバランスの悪い足取りで近付き、急いで服を引っ被ると、
洞窟の出口を求めて歩き出した。


どこをどう歩いてきたのか・・・。
途中の水辺でひと休みして、あとは帰巣本能だけを頼りに意識も絶え絶え進むと、
漸く見慣れたゲゲゲの森に入ったことに気付く。
無心に進んできたから、そこがどこであるのかネコ娘には分からなかった。
その後ろ姿を見つけるまでは・・・。
 「鬼太・・・」
呼びかけて声を押し込める。
もしもあの男が鬼太郎でなかったのなら・・・こんなことは隠し通さなければならない。
手首に残った拘束の跡はブラウスの袖に隠れている、水辺で体を清めた時も
水面に映る自分の顔や首など見えるところに跡はなかった。
残されたのは胸元と内ももに散った無数の情交の跡。胸の内に深く刻まれた恐怖心。
 「・・・・・・っ」
もしもあの男が鬼太郎であったのなら・・・こんなことがまた繰り返されるのだろうか。
理由を知りたい。けれどまたあの男のように応答がなかったらどうしたらいいのか。
ネコ娘が立ちすくんでいると、カランコロンと下駄の音が響く。
 「ネコ娘」 振り返った鬼太郎はいつもの鬼太郎だった。
ネコ娘の姿を見つけ、下駄を鳴らして駆け寄ってくる。
鬼太郎は知らない。だとしたら、やはりあれは・・・あの男は・・・。
凍りついた表情で立ちすくむネコ娘に、鬼太郎は微笑みかけた。
 「何処へ行ってたんだよ?心配していたんだよ」
鬼太郎では・・・なかった?
息を殺してぶるぶると震えるネコ娘の手を取る。
 「さあ帰ろうか」
繋いだ手は今まで通りに暖かいけれど、自分はもう今までの自分ではない。この手を取って、
今までのように帰り道を辿ることはできない。引かれた手はそのまま離され、力なく下りた。
 「どうしたの?ネコ娘」
もうここにはいられないと思った。鬼太郎の前にいたくはない。
こんな自分を見せたくはない。見られたくはない。何も知られたくなかった。
 「・・・帰れない・・・の」 「ええ?どうしてだよ。みんな心配しているんだよ?」
頬を引き攣らせ、震えたままのネコ娘を見つめながら鬼太郎は耳元に顔を寄せた。
 「・・・じゃぁもう一度、あの洞窟に行こうか・・・?」 「!!」
目を見開いたネコ娘に向けて、鬼太郎は優しく微笑みかける。
いつもの笑顔が、前髪の影に隠れて酷く恐ろしく見えた。

鬼太郎・・・だった・・・の?

再び繋がれた手は解くこともできぬほど強く掴まれ、引かれるままにネコ娘も
ひょこひょこと歩き出す。
 「もう勝手に出て行ったりしちゃいけないよ?」 「・・・・・・」
それはゲゲゲの森から出て行くなということだろうか。
それともあの洞窟から出て行くなということなのだろうか。
恐怖心を埋め込まれたネコ娘は尋ねることもできず、ただ従順に頷くしかできなかった。

本当の拘束はまだ続いている───

<了>
588名無しさん@ピンキー:03/12/14 21:08 ID:9O86b9P5
411氏
グッジョォーブ!!漏れは非常にハアハアさせていただきますた!
キチック鬼太ロンイイ!!
589571:03/12/14 22:49 ID:Ote34ef2
水木ズム氏、倉庫読みまつた。

>前をしゃぶり、後ろから激しく突かれるネコ娘・・・
>「うへへへへへへへ」
>「へへへ、おらおらっ」
>くちゅっくちゅ・・・ジュブッジュブッズコンズコン・・・
>ぷるっぷるんと揺れる、ネコ娘のオッパイ・・・

この人魚兄弟のダブル攻めに興奮したら変でつかね?

411氏、乙です。

590毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/15 09:55 ID:hqDWAI67
>>567水木ズム氏
>茶髪(アニメのみ)のプレイボーイ。いやにモテる。(死語)

これって3部だけですたなー
4部は祐子ちゃんという女の子が出てましたが、そのケまるで無ですたね。
鬼太郎側にも

>>411氏
キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!! 4部アマンアマン!
4部はやりやすいでつよねー

夢の狂宴・・・気が付くべきだった..._| ̄|○
13-15からは4部鬼太郎だったと!猫タンの薬草できがつきべきですたな・・・
脳みそ固くて申し訳ない。

漏れも、『目隠し』非常に(;´Д`)ハァハァさせていただきますた。
この狂った愛情表現というか独占欲というか

 た ま り ま せ ん


さて、以下投下はまたもやエロ無でつ。
はじめは猫タン視点で進みまつので、かなりアンダーグラウンドな思想でチョピーリかわいそうな感じでつ
お好み加減にあわせて適当にスルーよろしこ


鬼太郎―――己の内なる想いを知る。


花嫁衣裳・・・は、女の子を一番綺麗に輝かせてくれるものじゃなかったんだろうか?
白い絹の着物に身をつつんだネコ娘の、艶やかな晴れ姿とは打って変わって
彼女の心の中は真冬のように寒かった。

目の前で、はるこさんとユメコちゃんとデレデレと楽しげに(ネコ娘ヴィジョン)話す鬼太郎を見ていたらもう動でもよくなった。
全て、身代わりじゃなくても良い、いっそこのまま白山坊に嫁いでしまおうか―――

今のあたし、なんだかすっごく惨めだ。
ネコ娘は黙ったまま、部屋を出て行ったことに鬼太郎は気がつかなかった。


話を少し前に戻そう。
ユメコちゃんの親戚筋に当るこの家は、白山坊のおかげで裕福な暮らしをしていた。
元は事業に失敗し、一家心中を図った所へ白山坊が甘い誘いをかけてきたのだ。

「娘が―――16になったら、私の嫁に貰い受けるが・・・それが条件だ。いいな?」

それを了承した。そして得た富。
幸せを手にした今、身勝手な人間はその約束を破ろうとしている。
おじさん一家の事情を知ったユメコが、鬼太郎を頼ってきたのだ。
夢子ちゃんに直接頼まれればイヤとはいえない。

こうして、今この家に来たのだが、花嫁になる娘の身代わりとして連れてこられたのがネコ娘だった。
身代わりになるのだから、当然花嫁として身支度をしなければならない。

仮初の姿だとしてもはじめて纏った白無垢。
お嫁さんになるときだけに着られる衣装。
嬉しくって、鬼太郎に見せたくって、別にネズミ男には何を言われても全然気になんかしないけど。

「まぁまぁ、見られるじゃないか!」

鬼太郎のこのコトバには流石にショックだった。でも、駄目押しで言って見たの

「ねぇ、鬼太郎・・・このまま結婚しちゃおうか?」

「え゛っ?!」

そのときの鬼太郎の嫌な顔ったらありゃしないわ、あたし、一生忘れられない気がする。
ユメコちゃんが邪魔するのは解るわ、彼女も鬼太郎に行為をもってるのをあたしは知っている。

その後、あたしの言った言葉はかわされて、ぽつんとその場所に取り残された感じで
居るのが辛かったから、着替えた部屋に戻った。

鬼太郎はそれに気がついてさえくれない。
あたしだって、鬼太郎に頼まれなきゃこんな所まで来なかったわよ。

当の本人―――はるこさんだって、そりゃ、イヤ・・・で当り前。親が勝手にした約束・・・だもの・・・ね。

だから、あたしは―――こうして身代わりに連れてこられたんだけど。
身代わりか・・・何時もあたしの役目ってそんなのばかりだな。

鬼太郎にとって、あたしってそれぐらいの存在でしかなかったのよ・・・ね。

親戚だからといって、何でこんな危険な所へわざわざユメコちゃんまで憑いて来たんだろう?
嫌だな・・・鬼太郎とユメコちゃんが仲良くしてるの。
あたしの思いは一方的でも仕方ないけど、まざまざと思い知らされるようで・・・神様って意地悪だ。

ネコ娘はなんだか無性に泣きたくなって来たが、ぐっと堪えた。
泣いても現状は変わらない。自分は役目を果たさなければならないのだから。

例え振り向いてくれなくとも、こうして仲間として必要としてくれるだけでよしとしようと
大好きな鬼太郎の「妖怪と人間との共存」と言う夢を叶える為に自分も頑張ると決めた事だから
せめて、愛想つかされたり嫌われたりだけはしないようにと今日まで頑張ってきたのに。

幼すぎる鬼太郎には、ネコ娘の乙女心なんかちっとも解っては無かった。
実際の所、精神面で女の子の方が成長が早いので致し方ない部分もあるのだが、それでも鬼太郎はネコ娘に対する「女の子」としての扱いがなっていない。

それに、何かと妖怪に絡まれがちな天童家に振り回され、今まではあまり人すら来なかったゲゲゲハウスに用も無くユメコちゃんが入り浸っているのも嫌だった。
ユメコちゃんが嫌いなわけじゃない。ユメコちゃんが居る時は何故か自分の存在が無くても良いような感じがして、でも、気がつかないフリをしていた・・・のに
流石に、今日の鬼太郎の態度には、ネコ娘も自暴自棄にならざるを得なかった。

もう如何でもいいや。こんなに辛いんなら、いっそ離れてしまえばいいんだ。

鬼太郎は、気がついていない。自分の苦しい思いも、今一人でこうしている事も
ユメコちゃん達と、楽しそうに話しているんだろうな・・・

―――コンコン

そう思ったら、余計虚しくなり、涙が出そうなところで部屋を誰かがノックした。

「は、はいっ。どうぞ?」

慌てて目尻を拭い、ドアの方を向いた。

「―――鬼太郎・・・。」
「やぁ、ネコ娘が急に居なくなっちゃったから、どうしたのかと思ったよ。」
「あっちで、ユメコちゃんとはるこさんのガードをしていなくって良いの?」

意味ありげに言って、プイっと横を向く。
今のあたし醜い―――鬼太郎に見られたくなかったな・・・
複雑な表情は、角隠しに覆われて鬼太郎には見えなかったけれど

「何言ってるんだよ。今日はネコ娘の役割が一番重要なんだから、もう一度確認しに来たんじゃないか!」

ああ、そうか”役目”の話か、あたしの事が心配で見にきてくれたわけじゃなかったんだ・・・やっぱり。
そう思うと、悲しさの反動からか、笑いがこみ上げて止まらなくなってしまった。

「?なんだよ急に・・・」怪訝そうな鬼太郎を横目に
「あはははは、いいよ。鬼太郎は、はるこさんだけを守っていれば。はるこさんさえ守りきれば・・・」
「ネコ娘・・・何言って・・・」
「だから、身代わりじゃなくって本当に白山坊に嫁がされても構わないって言ったのよ。」
「・・・ネコ娘、それ・・・本気で言っているのか?」
「冗談なんかで言ったりしないわ。鬼太郎には、あたしの気持ちなんて分かりっこないじゃない。」
「”花嫁になる”って意味が解ってるのか?」少し鬼太郎の口調が荒くなる。
「それっくらい・・・知ってるわよ。用は生贄じゃない・・・捧げモノ・・・でしょ?」
「だったら!」
「”だったら”何?鬼太郎だって承知していて、あたしに身代わりを頼んだんでしょう?鬼太郎にとってあたしは・・・それだけの存在なんだから・・・もうあっちに行ってよ!」

心の底に渦巻いたどす黒い感情を鬼太郎にぶつけた。
こんなみっともない嫉妬をしたって仕方ないのに。
鬼太郎の心は―――あたし以外に向いているのだから

「もう・・・いいの、あたし疲れたんだぁ・・・だんだんね、汚くなって来るのが解るの。もう醜い自分でいるのは嫌なの。終わりにしたいの・・・」

これ以上言葉を続ければ、涙が出てきてしまいそうで、ネコ娘は鬼太郎に背を向けた。

「・・・だから・・・ね。鬼太郎は、”自分の役割を”果たさなくっちゃ。鬼太郎の役目は、はるこさんを守る事。あたしははるこさんの代わりを務めることだから・・・別に誰も恨んだりしない・・・よ?」

天涯孤独の身。あたしが居なくなったって、空の青さは変わらない。世界の終わりが来るのはあたしだけ、誰も困らない。
白山坊に娶られれば、人違いであったとしても約束は果たされるのだから。
あの一家は救われるはずだから

「何言って・・・!」

目の前が真っ暗になったような気がした。ネコ娘は何を言っているんだろう
それは自分が身代わりに喰われるからと言う事なのか
自分の前から消えたいと言う事なのだろうか?

鬼太郎は強引にネコ娘の肩を掴み、こちらを向かせた。
向かせた表情は今まで診た事の無いほどに深い悲しみの色に覆われていて―――

「いいの、だから・・・もう、行って?」

最後に、ニコっと微笑んで見せた。もう如何でもいい―――
生まれてきたからには、一度ぐらい誰かに愛されたかった。
愛してくれる相手が鬼太郎だったら良いな、と言う願望だけでやはり叶わなかっただけなのだから。

「痛い・・・」

肩を掴んだままの鬼太郎の手に、力がギリギリと篭る。

「・・・んなのっ・・・さ・・・ない・・・」

鬼太郎は怒りに震えた。何故ネコ娘がこんな事を言うのか?
自分の前から消えるなんて、ましてや死を選ぶなんて―――そんな事を

「そんな事・・・許せるわけ無いだろ!!あんまりおかしな事ばかり言っていると、僕だって怒るぞ?!」

あまりの剣幕に、ネコ娘は全身を振るわせた。

「何よりも信頼できる君だから、一番大事なことを任せるんじゃないか!よりによって何でそんな馬鹿げたことを・・・!」
「・・・馬鹿げてなんか無いよ?鬼太郎には・・・一生解らないだろうけれど。」

鬼太郎の顔を見る。ああ・・・怒ってる、正義の味方で熱血漢の鬼太郎の顔。
鬼太郎のこの顔―――好きだなぁ。

自分を診たネコ娘の顔は、泣いているようで、我に返り手の力を緩めた。
少女を失うと思ったときに、自分の気持ちに気が付いたのだ。

誰よりも信頼してるから、頼りにできるから、でもその気持ちは只の仲間としてではなくて
いつも何時も見守っていてくれるネコ娘に甘えていた自分に気が付いた。
何時も傍に居て当り前で、目の前から消えてなくなると言われて、身体の芯から揺さぶられる恐怖を知った。

身代わりを務めてくれるのがネコ娘だったから、心置きなく戦えたのに
ネコ娘を守らなくちゃならないから、勝つ事に必死だったのに

「ほら、鬼太郎行きなよ。ユメコちゃんの点数稼がなきゃ。こんな危険な時に、女の子をほおっておくなんて・・・らしくないよ。」

ネコ娘を掴んできる手が、カタカタと震える。

「・・・だっ・・・じゃ・・・ないか。」
「・・・鬼太郎?」
「ネコ娘だって、女の子じゃないか!」

ネコ娘は自分に何が言いたいのか理解できないもどかしさと、次から次へと紡がれるネコ娘の言葉に苛立ち
破戒的衝動にも似た感情が湧きあがり、無意識的に唇を押し当てて、封じていた。

「・・・!」

驚いたネコ娘は、身を捩って逃れた。
顔に血が集中するように、頬が熱くなるのがわかる。

「ダメ・・・だよ。」

声が上ずってしまう。顔は、合わせられない。
こんな事をされたら、また淡い希望を抱いてしまう。それに縋って生きたくなってしまう。
もうどん底に突き落とされるのは真っ平だった。2度とこんな思いはしたく無い。
だから・・・ようやく決心がついたのに

「駄目だよ。鬼太郎・・・こんな事・・・どんなつもりか知らない・・・けど。一時の感情やおふざけでしちゃ・・・駄目だよ。」
「何がダメなもんか!」
「鬼太郎には・・・大事な人が居るじゃない・・・」

それが誰とは言わない。名前を口に出すのみも惨めだった。
だってそれは自分ではないのだから・・・

「・・・僕は・・・ネコ娘が・・・大事だ・・・」

一言一言かみ締めていった言葉。
失う恐怖を感じて、目の前の乗除の存在がどれほど自分にとって重要であるかを悟った言葉の重み。
言い訳のような長い言葉は要らない、その言葉にこそ本当の言霊が宿る。

「誰よりも、ネコ娘が好きだ。仲間としてじゃない。一人の女の子として―――」
「・・・ゃだぁ・・・やだ・・・ヤダヤダヤダヤダ!!」

何が本当か、何を信じてよいのか解らず
只、今はこの場所から逃げたかった。
自分が見ている悲しい幻覚なら、目を覚ましたかった。

でも、コレは幻覚ではない、逃れられない。
鬼太郎に捕まれた腕が痛い・・・

「・・・は・・・放して・・・よぉ・・・」

折角化粧してもらったのに、涙で崩れてしまう。

「駄目だ。放したら、ネコ娘は僕の話を聞かずにどこかへ行ってしまうだろう?」
「戻ってくるわよ・・・自分の役目ぐらい・・・ちゃんと果たして見せるんだから。見限らないでよ・・・」
「そうして僕の目の前から、永遠に消えてしまうつもりかい?」
「何よ・・・今更。鬼太郎には、関係ないじゃない。」

いつもの上向き思考の彼女らしくない、下へ下へと落ちていく思考
それがあの時の自分の態度がそうさせてしまったのだと、薄々感づいてはいた。

「・・・他の・・・例え仮初だとしても、他のヤツの為に花嫁衣裳を着たネコ娘を”綺麗だ”なんて誉めたくなかったんだ。」
「・・・」
「だってそうだろう?綺麗に着飾ったのは僕の為じゃぁ無い。それに・・・あんな軽々しく”結婚”なんて言いたくなかったんだ。ちゃんとネコ娘を向かい入れる準備をして・・・僕の為に綺麗になったネコ娘を―――。」

ああ、そうだ。あの時の気分がなんとなくもやもやとしていた理由。
綺麗なネコ娘を前にして、あんな態度しか取れなかった自分の気持ちが・・・
鬼太郎は自分の口を抑えた。僕は何と自分の気持ちに鈍感だった事か―――大事な女の子を、己の鈍さゆえに傷つけてしまった事か

「ゴメン―――僕は本当に・・・子供・・・だったよね。」

精一杯の懺悔の言葉。
そうだ、妬いていたんだ。身代わりとは言え、白山坊の為に花嫁衣裳を着たネコ娘に
そのまま白山坊に娶られると言ったネコ娘に・・・

涙で化粧が崩れ、鬼太郎の顔をみることも出来ないネコ娘は、声も無く只黙って肩を震わせている。
只静に泣いているのが解って、泣かせたのが自分だと思うとなおさら辛い。
両頬に手を沿えて、強引に自分の方を向かせた。
赤い目尻の清らかな雫を滴らせる少女が愛しくて、淡い口付けを施していた。
頬に目尻に目蓋に、そして唇に―――

互いの唇が合さると、それは徐々に濃厚なものとなり、鬼太郎はネコ娘を腕の下に組み敷いた。
先ほどの言葉もあり、ネコ娘も素直に口付けを受け入れている。
着物が着崩れたって構わない、胸元に手が差し入れられようとしたときだった

「鬼太郎さーん?」

長い間部屋を開けた鬼太郎をユメコが探しにきたのだろう。
声に驚き、二人は飛び起きた。

「じゃ、じゃぁ僕は・・・戻るよ。」

ドアのノブに手をかけて、鬼太郎は手を止めて振り返った。

「・・・如何でもいいから、身代わりを頼んでるんじゃないよ。信じてるから、信頼してるからネコ娘にやってもらうんだから・・・さ。ネコ娘も僕の事・・・信じて・・・ね?」

何時ものはにかんだ笑顔で、頬を紅く染めた鬼太郎はそう言うと、恥かしかったのか逃げるようにして部屋を後にした。
その後姿を見送ると、乱れた着物を調え、自分に活を入れるネコ娘の姿がそこに有った。

時間はある。これからゆっくりとお互いの勘違いや行き違いで空いた溝を埋めていけば良い。
彼らの淡い恋は始まったばかりなのだから。

おわり
601名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:30 ID:0nmnYLO9
毛目玉神藻津!
3部の鬼太郎は猫の扱いがひどすぎますな。ユメコなんて寸胴の小娘にうつつをぬかし杉。
漏れのジレンマを解消してくれてありがとうございます!
富士急ハイランドの鬼太郎屋敷前にこんなアマンアマンなふたりがいたそうでつ。
リアルで見たかった…。

ttp://www.pink.ne.jp/~miuko/image/kitaro.jpg
602名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:37 ID:xKDibOlH
事故レス>554
今更だが純愛じゃなくて「純情」だなw
アニメの(一応)ヒロインに殺意が沸いたのはアレが初めてだ
603名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:14 ID:ucFxPJSm
毛目玉氏モツカレ!
これですよ・・・3部のキタにはこうして、こう言って欲しかったんですよ・・・
いいSSを有難う!
604名無しさん@ピンキー:03/12/16 11:37 ID:VMX9Yqwq
キタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ !!!!!
        (゚∀゚ )(゚∀゚ )(゚∀゚ )( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
       ( ゚∀゚ )(゚∀゚ ) (゚∀゚ ) ( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚)
      ( ゚∀゚ )(゚∀゚ ) (゚∀゚ ) ( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚)
     ( ゚∀゚ ) (゚∀゚ ) (゚∀゚ )  ( ゚∀゚ )  ( ゚∀゚) ( ゚∀゚)  ( ゚∀゚ )
    ( ゚∀゚ ) (゚∀゚ ) (゚∀゚ )  ( ゚∀゚ )  ( ゚∀゚)  ( ゚∀゚)  ( ゚∀゚ )
   ( ゚∀ ゚ ) (゚∀゚ )  (゚∀゚ ) ( ゚ ∀ ゚ )  ( ゚∀゚)  ( ゚∀゚)  ( ゚∀゚ )
   ( ゚∀ ゚ )( ゚∀゚ )  ( ゚∀゚ ) ( ゚ ∀ ゚ )  ( ゚∀゚ )  ( ゚∀゚ )  ( ゚ ∀゚ )
   (つ」7= (つ」7=∩ (つ」7=∩(つ」7=∩-(つ」7=∩-(つ」7=∩-(つ」7=∩-
   |   j |   j   |   j   |   j    |   j    |   j   |   j
   し'⌒U し'⌒U  し'⌒U  し'⌒U    し'⌒U   し'⌒U.  し'⌒U
   ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ゙ッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ

3部キタはガキだったのかー!そうだったんかー!
やっと始まったばかりの淡い恋萌えー!!
605毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/16 13:51 ID:GyF1123S
イイノンカ━━━━━━━━━━━Σ(゚Д゚|||)━━━━━━━━━━━ ?!
エロ無しを続けて投下したから怒られるかとオモタのに
610-604以外に好評頂けたようでウレスィでつ・゚・(つД`)・゚・

>601リアルで見たかった…。
禿同。写真の人形カワエエ〜*ホンワカ

>604ビクーリしますたキターの大行進でつか?
606名無しさん@ピンキー:03/12/16 22:10 ID:gW1qzAOs
607名無しさん@ピンキー:03/12/16 22:19 ID:gW1qzAOs
608名無しさん@ピンキー:03/12/16 22:36 ID:fjubyizY
>606キダタローニワロタ
609名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:02 ID:KUUoDFqE
なにげにこの猫タンが好きだたーよ。
ttp://www.sammy.co.jp/product/pachislot/kitaro/attack.html
パチスロ。
610名無しさん@ピンキー:03/12/16 23:58 ID:f6ppELPV
誰でもいいからヒ娘たんを書いてくれっ
611名無しさん@ピンキー:03/12/17 00:19 ID:eb9w4Wfa
>>607
うわぁ『その後』だ!『その後のゲゲゲの鬼太郎』だ!
あれに出ていた女子大生版猫娘はキョ−レツだった…。

原作を読み返しててこんな話を見つけました。
セクハラ妖怪『いやみ』との戦いでいやみが『男鉄砲』と称し
ナニをしゅぱーっと飛ばす(さすが水木先生だ)と猫娘がそれを
かじりつくんです。…なんて言うか。

(ナニにかじりつく猫娘)
砂「だめ。それ食物じゃない」
猫「バナナかと思ったわ」
砂「手が汚れるから捨てなさい」
猫「?(よくわかっていない)」

…ハァハァ。
612411:03/12/17 12:10 ID:C+hb+ANq
       Σ(ノД )゚・

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(ノ∀`)*・゜゚・*:.。..。.:*・゜三部鬼太猫deラヴラヴキター!!

>601-604重ね重ね同意!三田ねこタン救う毛目玉神に敬礼!

>606-609うp乙!>381の中身でつかね?別かな…
目玉オヤジが「その後の…」ぽいw


三田猫マンセーのくせに漏れはまた...,_| ̄|● ||| 三田ネコ幸せにできないのは何故だ…
以下、三部鬼チ太郎につきご注意下さい…(´・ω・`)
613『闇夜』-1:03/12/17 12:12 ID:C+hb+ANq


本当に判っているのかな?

妖怪たちの宴会場。好物のマタタビ酒に頬を上気させ、
熱い熱いとブラウスのぼたんを外したネコ娘を見つめながら鬼太郎は盃を傾ける。
肌けた胸元からはなだらかな鎖骨には、酔っ払った妖怪たちの視線が
ちらりちらりと向けられる。ネコ娘は妖怪たちのアイドルだ。それはただ単に
娘や孫として可愛がる子泣き爺のような者ばかりではない。
活発な行動の端々に見せる魅惑的な姿を、どんな目で見ているのか・・・。
妖怪たちの頭の中でどんな淫らに犯されているのか・・・。
ネコ娘は微塵も判っていない。
 「鬼太郎〜ぉ。そんな顔してどうしたの?」
妖怪たちの輪から一歩離れて黙ったままで飲み続ける鬼太郎に気付き、近付いてくる。
足元が不安定に揺れ、もうだいぶ酔っていることが予想された。
今抑え込まれればいくら抵抗しても逃れられないだろう。
そんな危機感も感じていない。
 「・・・判ってないね・・・ネコ娘」 「ええっ、何の事?」
鬼太郎の目の前に座り込み、きょとんと見上げた瞳は酔いに蕩けて潤んでいる。
熱く高まった時と同じ艶やかな表情をしていることに、ネコ娘は気付く様子もない。
 「・・・・・・」
この場で押し倒してしまいたい───
妖怪たちの目の前で、ネコ娘が誰のものであるのか見せつけてやりたい。
ネコ娘はどんな表情をするだろうか?
 「なぁに?にやにやしちゃって・・・へんなの」
恥辱にまみれたネコ娘の表情を思い、鬼太郎の口元は自然と上がっていた。
今までの行為を思い出して、ネコ娘の喘ぎ声が脳裏をかすめる。
しかしこの場で犯したら、もっと耳を突く悲鳴のような声をあげるだろう。
強がりなネコ娘が助けを求めて喚き続ける様を思って鬼太郎は目を細めた。
助けを求めるべき鬼太郎に襲われて、一体誰に助けてもらうつもりなのだろうか。
614『闇夜』-2:03/12/17 12:13 ID:C+hb+ANq
 「ねえ鬼太郎・・・?」
小首を傾げて鬼太郎の頬に手を伸ばす。
しなやかな指先、柔らかな感触が火照った頬に触れて心地良い。
その手を掴んで、もっと柔らかい部分に顔を埋めてしまいたくなる。
また少し大きくなった胸にむしゃぶりつき、赤い果実に齧りつく自分を思い、
鬼太郎は舌なめずりした。
 「どぉしたのよ。酔っ払っちゃった?」
酔いだけではない熱が込み上げてきて、鬼太郎はネコ娘の手を掴み取った。
 「あ・・・」
頭の中はネコ娘に対する欲望に満たされていた。
しかしそれを行動に移すことはなく、掴んだ手を離させて立ち上がる。
 「・・・ちょっと頭を冷やしてくるよ」


冷えた夜の空気が火照った体に沁み、吐く息からは酒気が抜けていった。
宴会騒ぎの声は遠退き、鬼太郎は一人溜め息を漏らす。
馬鹿なことを考えていたものだ。
妖怪仲間たちの中で安心して楽しんでいるネコ娘に対して、何を妬いていたのだろう。
鬼太郎がいるからこそ、無防備な姿を見せられるのだろうに、
それを見て怒りに燃えるなんて・・・。
 「最低だ・・・」
己の器量の浅さに嘲笑を漏らし、夜露に湿った大木に寄りかかる。
どれほどネコ娘に執着しているのかを思い知る。
妖怪仲間の視線さえも疑ってかかってしまうほど、自分の視線は
ネコ娘に向けられているのだ。
根拠もない妄想にとりつかれてしまうのは、己の内にある欲望が見せる幻のせい。
 「・・・これじゃぁ悪い人間や悪鬼のことはいえないな・・・」
酔いも醒めてひと心地ついた頃、ネコ娘の声が耳をかすめた。
615『闇夜』-3:03/12/17 12:14 ID:C+hb+ANq
 「きたろー、何処ー?」
草木を分ける足音で近付いてくる距離を測る。
夜の闇の中、いくら宴会場からそう離れていないとはいえ、一人歩きは感心しない。
鬼太郎は息を潜めて大木に溶け込むように擬態して身を隠した。
 「・・・何処行っちゃったんだろ・・・?もぉ・・・」
大木に近付くと、ネコ娘は妖気と匂いを感じて足を止める。
注意深く目を向けても鬼太郎の姿はなかった。
 「あれ・・・?違ったの・・・かな」
夜目の利く瞳を向けて辺りを窺うが、やはり誰もいない。
酔いの残る体が重く、ふうと吐息を漏らして大木に寄りかかった。
 「鬼太郎は・・・あたしたちとじゃぁもう・・・楽しくないのかな」
ぽつりとつぶやいた言葉は闇に溶けてかき消される。
 「・・・人間たちと一緒のほうが・・・いいのかな」
ネコ娘の脳裏には天童家の食卓に呼ばれて楽しそうに歓談する
鬼太郎の顔が浮かんでいた。
温かい食卓、暖かい家庭の中は鬼太郎の理想の家族なのだろう。
そしてにやけた鬼太郎の傍らには・・・夢子がいた。
 「あ・・・そっか」
さっき覗き込んだ鬼太郎の表情もあの時と同じくにやついていた。
ネコ娘は鬼太郎が考えていたことが理解った喜びと同時に、
胸がきゅっと痛むのを感じる。
 「・・・好きな娘のことを考えてたんだ・・・ね」
どんなに楽しい宴会でも、その存在には敵わない。
ネコ娘だってそうだった。鬼太郎が抜けてから急につまらなくなってしまい、
こうして宴会場を抜けて探しにきたのだ。
 「そっかぁ・・・」
気持ちは理解るのに、向けられた想いは別の方向を差している。
ネコ娘は困ったように笑うしかなかった。
背後から腕が伸びてきたことにも気付かずに───
 「ヒッ!!」
616『闇夜』-4:03/12/17 12:15 ID:C+hb+ANq
背後から抱きしめられ驚きに声も出ない。
恐る恐る振り返ると首筋に見慣れた茶色い髪がしなだれかかった。
 「き・鬼太郎!?い・いつから此処に・・・ッ」 「ずーっと・・・いたよ?」
 「ずっと・・・って・・・」 「だってネコ娘、なかなか見つけてくれないんだもの」
抱きしめた腕に力がこもる。
 「・・・鬼太郎が身を隠してたからでしょう?」
 「うん。だってネコ娘が近付いてきたのが分かったから」
鬼太郎の言葉を受け、ネコ娘はしゅんと顔を俯かせる。
 「・・・ごめん。一人になりたかったのに、邪魔しちゃったんだね」
自分はいつも邪魔ばかりしている。今だけではなく・・・
 「馬に蹴られて死んじゃうかもね・・・あたし」
 「何言ってるの?そんな悪い馬は僕が退治してやるよ」
伝わらない切なさがおかしくて、ネコ娘は首を横に振りながら微笑んだ。
 「ううん、悪いのはあたしなの」
 「・・・そうなの?ああ、確かによくないよね・・・。一人で出歩くなんて」
鬼太郎の手が意図的に胸元にあがってきていることに気付いて、
びくりと身を震わせる。
 「こんなところで二人っきりになったら・・・どうなるか、判ってる?」
 「どうって・・・」 「・・・判ってないよね・・・ネコ娘は」
着衣ごと胸を揉み上げながら、もう片方の手はひざからスカートの中へと這う。
肌けた首筋に唇を沿わせればネコ娘も鬼太郎の兆したものに気付いてびくりと反応する。
月も出ない闇夜。こんなに近くにいても夜目の利く猫目でなければ顔もはっきりと見えないのだろう。
 「・・・そっか。暗闇だもの・・・ね」 「そうだよ」
同意しているようでいて、互いの言葉裏は噛み合っていなかった。
するりと身を返して向かい合わせになったネコ娘は、鬼太郎の目に
手を当てて耳元で囁く。
 「目を閉じて・・・抱いて」 「え・・・?」 「・・・鬼太郎・・・さん」
ネコ娘なりに夢子の声真似をして優しく囁いたが、鬼太郎はすぐに
その手を払いのけた。
 「やだよ。目を閉じたらネコ娘が見れないじゃないか」
617『闇夜』-5:03/12/17 12:16 ID:C+hb+ANq
 「そうよ」 「僕は見たいんだ」
ネコ娘がどんな顔をしてどんな姿でどんなふうに変化していくのか、
じっくりと見ていたい。
 「見えたらダメじゃないの」 「どうして?恥ずかしいから?」
くすくすと笑うネコ娘にすり寄り、背中のファスナーを下ろす。
 「だって姿まで真似できないもの」 「真似・・・?」
難解なネコ娘の言葉に首を傾げながらも、一枚一枚ネコ娘の服を脱がしていく。
 「そうよ・・・鬼太郎さん。あた・・・、私はあなたの大好きな娘よ」
珍しく素直なネコ娘の言葉に鬼太郎は顔を上げる。
しかしすぐにその目を覆われた。
 「・・・暗闇の中だもの」 「隠さないでよ、ネコ・・・」
今度は唇を覆われる。
 「違うわ鬼太郎さん。ちゃんと、私の名前を呼んで?」
 「だから、ネ・・・」 「違うでしょ。大好きな娘の名前で呼んで・・・?」
ネコ娘の指間からちらりと表情が覗けた。
目頭に涙を溜めて、それでも無理に微笑もうとして口元を上げている。
 「・・・もしかして・・・」
両手を離させると、今度はぎゅっと抱き寄せて顔を隠した。
 「鬼太郎さん・・・」 「・・・それ、夢子ちゃんの真似?」
ネコ娘はこくりと頷いた。
───馬に蹴られて死んじゃうかもね・・・
 ───目を閉じて・・・抱いて
  ───大好きな娘の名前で呼んで・・・?
漸く難解な言葉の意味を悟り、鬼太郎の手が止まる。
 「・・・ふふっ・・・あはははは、ぜんぜん似てないよ?」
ネコ娘の誤解も含めて笑い出した鬼太郎を前に、ネコ娘は途惑っていた。
 「ご・・・ごめん。だってあたし、擬態の術とかできないし・・・。
 じゃ、じゃぁ黙ってるから、目を閉じて?そうしたら少しは・・・」
 「だからやだって。僕は”ネコ娘が”見たいんだ」
618『闇夜』-6:03/12/17 12:17 ID:C+hb+ANq
足元にすとんとジャンパースカートが落ち、腰からブラウスの下に手を伸ばす。
 「ふ・・・」 「そう、そのネコ娘のえっちな顔が見たいんだよ?」 「・・・・・・」
ネコ娘はまだ複雑な表情で口元を歪ませていた。
 「・・・優しいね・・・鬼太郎は」 「それは・・・どうかな?」
下着ごと首元までブラウスを引き上げ、柔らかい胸にちゅと口づける。
抱きしめた手は背中を下りてお尻から下着の中に忍び込んでいった。

本当に判っているのかな?

この後どれほど優しくないことをされるのかも判っていないネコ娘は、
まったく危機意識が足りない。
 「ネコ娘・・・ねえネコ娘・・・?」
耳元で囁きながら鬼太郎の指がネコ娘の体を撫ぜる。
引き出される快楽に抵抗しているのか、その名を否定しているのか・・・。
ネコ娘は唇を縫い縛り、首を左右に振って答えない。
 「・・・ココはネコ娘の頬、ココはネコ娘の首筋・・・」
一つ一つ確認して言い並べながら、鬼太郎の唇が下へおりていく。
 「ココはネコ娘の胸・・・ココはネコ娘のお臍・・・ココは・・・」
がくがくとひざを震わせていることに気付き、大木に寄りかからせる。
湿った吐息を漏らしても、まだ頑なに唇を噛み締めていた。
構わない───どんな誤解をしたところで、ネコ娘の気持ちは変わらない。
自分に向けられた気持ちも、自分が向けた気持ちも・・・。
ちゃんと繋がっていることを体で教えてやる。
 「・・・ネコ娘?僕の名前を呼んでよ」 「・・・・・・ッ」
くちゅくちゅと舌を蠢かせながら鬼太郎が言った。
下半身から湧き上がる痺れにぴくりと反応しながらもネコ娘は口を閉じたままだ。
 「呼んで?ねえ・・・ネコ娘」 「き・・・」
滲み出た花蜜を吸い取りながら、まだ厚さのないつぼみごと吸い込むと、
ネコ娘はひくりと腰を引いて唇を噛んだ。抑える程に内なる炎は熱さを増す。
619『闇夜』-7:03/12/17 12:17 ID:C+hb+ANq
 「呼ぶんだ、ネコ娘・・・」 「き・・・鬼太・・・・ろぉ・・・・・・さん・・・」
まだ下手な真似を続けているネコ娘にカッとなって、鬼太郎は強引に己の猛りを
押しつける。
 「───ッ!!」
突き上げれば不安定な爪先が震え、耐えるために縋る何かを求めて
鬼太郎の背中に腕をまわす。
身を反らし大木に頭を擦りつけたネコ娘の伸びた首筋に吸いつき、
鬼太郎は苛立ったように上へ上へと突き上げた。
ぴったりと納まった肉襞が鬼太郎自身の律動に合わせて上下する。
求めるように絡みつく。
 「ネコ娘・・・ネコ娘・・・ッ」
興奮のままに叩きつけながら幾度名を呼んでも、ネコ娘は答えない。
鬼太郎の憤りを受けとめるために、じっと身を強張らせて耐えるしかなかった。

程近くからは妖怪たちの宴の声・・・。
夜が白々と明けるまで、鬼太郎はネコ娘の体を貪り続けていた。


<了>
620名無しさん@ピンキー:03/12/17 18:09 ID:6dle+vDs
>>621(411氏)
漏れ、411氏のSSとてもスキーでつが
これからも(;´Д`)ハァハァさせてくださいよ
621名無しさん@ピンキー:03/12/17 18:11 ID:/3HAjqam
猫タンけなげ杉…・゚・(ノД`)・゚・
622名無しさん@ピンキー:03/12/17 22:26 ID:hX2lBEIr
411氏GJ!キチクな鬼太郎がカコイイ!

漏れは猫タンマンセーですが、
妙に鬼太郎が色っぽく感じるときがあると云ってみるテスト(特に3部)
623名無しさん@ピンキー:03/12/19 00:15 ID:I8wb53G8
411タンの鬼太郎、ちゃんと戸田さんの声で読めるよー。
624411:03/12/19 02:20 ID:AA/I1ccY
>620-623ありがdでつ
漏れにとって三田ねこタンはこのくらい健気なんでつよね…(´・ω・`)
粋のいい娘ほどその内心は…とか思うと萌えのでつw
書いててチョト鬱だったのでもそっとアマンアマンになるようガンガッテみました(`・ω・´)

>妙に鬼太郎が色っぽく感じるときがあると云ってみるテスト(特に3部)
面白いですね。3部鬼太郎は好戦的なところがミョーに色っぽいということなんでしょうかね
某電気あんまスレで萌えたのでつがねこタンにはそげなことできないので
天狐×鬼太郎かヒ娘×鬼太郎とかで電気あんまネタ…誰か書(描)いて下さる人はいませんか?w

漏れはショタ属性はないけど4部OPの最後のほうで
鬼太郎が背伸びして振り返る瞬間には萌え?を感じてシマッタ_| ̄|○
625『宿酔』-1(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:21 ID:AA/I1ccY


ある夜、夜更かしして本を読んでいたネコ娘の耳に妖怪アパートの玄関口から
騒がしい声が聞こえてきた。
相当に機嫌のいい大声で歌にもなっていない歌を歌う二つの声。
 「・・・何?もう・・・うるさいわね・・・」
最初は別室の妖怪住人だと思っていたが、その声は段々と近付いて、
ネコ娘の部屋のドアをドンドンと叩いた。
 「おーいネコ娘!開けてくれ〜い」
 「ネズミ男・・・?何よこんな遅くにレディの部屋に来るなんて・・・」
渋々ドアを開くと、物凄い酒気とともに重く人影が伸し掛かった。
 「や、誰・・・?き・鬼太郎!?」 「うぃ〜・・・ネコ娘・・・」 「んじゃそういうわけだからよ」
 「ちょっと待ちなさいよ!あんた鬼太郎をこんなに酔っ払わせて・・・、
 それにどうしてあたしのところにッ」
 「いてて、てて、髭引っ張んなって!」
帰ろうと振り返ったネズミ男の髭を引くと、ネコ娘に寄りかかったままの鬼太郎が顔を上げる。
 「ん・・・うるさいなあ・・・。あれ?ネコ娘が・・・二人?」
ネズミ男とネコ娘の顔を交互に見比べ、据わった目つきで不思議そうに言う。
 「な・何でこいつがあたしに見えるのよッ!」
 「ハーッハハハ、だめだめ。こいつ酒場からずっとこの調子だ。どいつもこいつも
 お前の顔に見えるんだとよ」 「え・・・?」
 「こいつはお前のせいでもあるんじゃねえのか?まあオンナコドモには分かんねえ
 男の事情ってやつだ」 「何の話よ?」
きょとん・・・として鬼太郎の顔を見つめると、鬼太郎は真っ赤な顔をして微笑んだまま眠りについた。
626『宿酔』-2(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:22 ID:AA/I1ccY

ネズミ男が言うことには、ここのところかりかりとした鬼太郎のため、
男同士でしかるべきところへ欲求不満を解消に出かけたのだという。
もちろんそこがどのようなところであるか、鬼太郎は知りはしなかった。
風俗店の店先に立ったところで鬼太郎は入店を拒否し、潔癖な男だぜとはネズミ男の意見。
繁華街の数件をはしご酒にまわり、段々と目の据わってきた鬼太郎は妙なことを言い始めた。
店内の客も街中の人間も全てネコ娘に見えるのだという。
素知らぬ酔っ払いおやじに抱きついてはネコ娘ネコ娘と抱きつき、
電柱や郵便ポストにいたるまでネコ娘ネコ娘と抱きついては唇を寄せる。
 「それでだ。こりゃあさすがに妖怪の面汚し。まずいと思って送るってったんだけどよォ、
 今度はお前の家に連れて行けって聞かねえんだ」
目を白黒して話を聞いていたネコ娘の前、ネズミ男ははあと溜め息を漏らした。
 「俺だってこんなとこ恐くて来たかねえんだけどよ」 「何ですって!?」
 「おーおー、だから来たくなかったんだよ!そんじゃよろしく頼むぜ〜」
すたこらさっさと玄関口へ逃げ去ったネズミ男にネコ娘が怒鳴りつける。
 「ちょっと!あんたあんまり鬼太郎に悪い遊び教えないでよ!」
 「バーカ!俺は俺なりに鬼太郎のストレス解消してやろうと思ったんだよ!
 てめえがいつまでもまごまごやってるからだろうが!」
 「まごまごって・・・」 「ちゃーんと鬼太郎の面倒見てやれよ!」
言い残してネズミ男の影は夜の闇に消えていった。
 「面倒・・・って言ったって・・・」
鬼太郎が苛ついていることはネコ娘も気付いていた。
しかしその原因が分からず、また尋ねたところで鬼太郎は益々苛々とした態度を向けるから、
できるだけゲゲゲハウスには近付かずにいたのだ。
 「う・・・ん」
布団の上に寝かせた鬼太郎はまだ夢心地、深酒のほろ酔い加減で呆っとネコ娘の姿を探した。
 「ネコ娘・・・」 「あ、鬼太郎。お水飲む?」
上気した赤ら顔でにへらと笑い、ネコ娘を手招いた。
 「何?」
近付くと乱暴に手首を引かれ、布団の上に抱き倒された。
627『宿酔』-3(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:23 ID:AA/I1ccY
 「キャッ!な・何するのよ、痛いよ〜鬼太郎・・・っ」 「ネコ娘・・・だ」
まるで子どものように無邪気な笑顔でそういうと、ネコ娘の胸元に顔を埋める。
 「や・・・だ」 「・・・ネコ娘・・・好きだよ?僕・・・」 「な・何・・・言ってんのよ・・・」
 「愛してるんだ・・・」
少女の柔らかい胸の感触に頬ずりしたまま、鬼太郎はまた眠りについた。
 「・・・・・・鬼太郎?もう・・・何なのよ」
暫し時が流れ、鬼太郎が眠りについたことを確かめると、少しばかり期待していた自分に
頬を赤らめながらネコ娘は鬼太郎の下から這い出て上掛けをかけた。
すっかり眠気が覚めてしまった上に寝床を占領され、ネコ娘はふうと吐息をもらしてまた
壁に寄りかかって本の続き頁を開いた。



 「う・・・うーん・・・」
夜明け前、鬼太郎が寝返りを打つ。半開きの目はまだ酔いに充血していて、
数度瞬きして漸くネコ娘の姿に辿り着く。
 「あれ・・・ここ」 「起きた?」
ネコ娘の部屋だと気付き、記憶を辿るがゴーンゴーンと鈍い頭痛が走って顔を顰める。
 「いてて・・・」 「あ、お水飲む?」 「ああ・・・」
読んでいた本を閉じ、台所から水を入れて戻ってくる間、鬼太郎はもう一度記憶を探っていた。
ネズミ男に誘われて繁華街に出たこと、遊郭の女を抱く気になれず店先を離れたこと、
そして数件の酒場をまわり・・・・・・そこで鬼太郎の記憶は途切れていた。
 「はい。大丈夫?」 「う・・・うーん。まだくらくらするんだ・・・」
咽喉を通る冷水が心地良い。ひと息に飲み干して深く息をついた。
 「ネズミ男とつき合ってると悪い子になっちゃうわよ?」 「・・・うん」
まだ酔いをひいているのか、珍しく鬼太郎は素直だった。
 「けど、あいつもあいつなりに僕のことを心配してくれてたみたいだし・・・」
 「心配?ああ、男の事情ってやつ?」
はっきりとした意味は分かっていなかったが、ネズミ男が言っていた言葉を告げると、
鬼太郎は酔った顔を更に紅潮させて顔を背けた。
628『宿酔』-4(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:24 ID:AA/I1ccY
 「どんな事情か知らないけど、そんなに前後不覚になるほど酔って楽しいものなのかしら」
 「・・・楽しかったよ。だって・・・」
酔った鬼太郎の目に映るもの全てがネコ娘だった。まさに酒池肉林の光景。
しかし本物のネコ娘はそこには居なくて・・・会いたくて、会いたくて・・・ここへ辿り着いたのだろう。
 「ま、あたしには分からないけど。鬼太郎の気が済んだのなら良かったわ」
どうして会いに来なかったの?その一言が言えない。
会えば会ったでつい照れて、冷たい言葉を投げかけてしまう自分にも原因はある。
会いたいよと言って子ども扱いされるのも悔しくて、鬼太郎は言い出せずにいた。
 「・・・もうすぐ夜が明けるけど、帰る?」 「う・・・ん。もう少し・・・居てもいいかな」
 「え・・・?そりゃあいいけど。おやじさんが心配してるんじゃない?」
 「頭が割れそうなんだ・・・」 「深酒するからよ」
声をひそめてくすくすと笑うネコ娘にきっと鋭い目を向ける。
 「あ、ごめーん。ねえ、ひざまくらしてあげようか?」 「え・・・」
ぽんぽんとひざを叩いてにこりと目を細める。
 「・・・いいよ」 「そう?」
淋しげにネコ娘の視線が下りると、鬼太郎は背を向けてぽつりと呟く。
 「だって・・・ひざ痺れちゃうだろ」
 「え・・・。だ、大丈夫だよ。ほら、鬼太郎の頭軽いし」
まるで脳みそが軽いように言われ、鬼太郎はむっとした。
 「・・・酷いな」 「ええ?あ、ごめんごめん」
気まずい沈黙が流れる。鬼太郎も無神経だが、ネコ娘も相当なものだった。
不器用な二人はぎこちなく時を進めていくことしかできない。
 「・・・本当に大丈夫かい?」 「え?」 「ひざまくら・・・」 「うん、平気だよ?」
頭痛に響かないようゆっくりと起き上がった鬼太郎はずるずると寝床を壁に引きずり、
布団の上に正座したネコ娘のひざに頭をのせた。
629『宿酔』-5(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:25 ID:AA/I1ccY
 「・・・ちょっと高いな。足を伸ばしてよ」 「うん」
言われるままに足を伸ばすと、鬼太郎はぐりぐりと後頭部を擦りつけて枕具合を確かめた。
スタイルがいいとはいえ少女の下っ腹は少年とは違い柔らかくて心地いい。
 「やだ、くすぐったいよ」
無邪気に笑うネコ娘の顔を見上げて振り返る。
 「・・・いい眺めだな」 「え?あ・・・っ」
頭にはネコ娘の柔らかい感触、見上げた視界には二つの膨らみを通してネコ娘の顔。
最高の枕だと鬼太郎は満足そうに微笑んだ。
その膨らみに手を伸ばして押し倒したいところだが、少しでも動けば頭が割れるように
痛みを運ぶ。まるで罰を与えるような痛みだ。
 「いてて・・・」 「鬼太郎、大丈夫?おばばに薬貰ってこようか・・・」
 「いいよ、それより・・・おまじないして」 「おまじない?」
ネコ娘は暫し考えこんで、鬼太郎の額に手を当てた。
 「痛いの痛いの飛んでいけ〜、痛いの痛いの飛んでいけ〜・・・これでいい?」
 「違うよ。ネコ娘のよく効くおまじない、してよ」 「あたしの・・・おまじない?」
鬼太郎の腕が伸び、ネコ娘の頭ごと額に引き寄せる。
そこで漸くネコ娘も気付いて、頬を赤らめながら鬼太郎の額に口づけた。
 「・・・ネコ娘のおまじないはよく効くからなあ」
 「覚えてたの・・・?」 「当たり前じゃないか」
妖怪の明日を占う大事な決戦の前、勝利を願ってネコ娘が施したおまじないは
今も鬼太郎の中に残っている。
 「よく眠れるおまじないもしてよ」 「ええ・・・?」
ネコ娘はまた暫し考えこんで、閉じた目蓋にちゅっと口づける。
 「違うよ」 「え・・・じゃあ・・・」
今度は頬に口づける。
 「違う」
俯いたネコ娘の顔を引き寄せて唇を重ねると、ネコ娘はびっくりして目を見開いた。
鬼太郎にとってはよく眠れるおまじないだろうが、ネコ娘にしてみればどきどきして
眠れなくなってしまうまじないであった。
630『宿酔』-6(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/19 02:26 ID:AA/I1ccY
 「ん・・・お酒くさい」
照れ隠しにそう言って顔を離すと、鬼太郎は反省気味に目を伏せた。
 「悪かったよ」 「もう・・・こんなふうに酔っ払うまで飲んじゃだめだよ?」
 「ああ。もう深酒はしない。酔うと・・・本心が・・・出ちゃうから・・・ね・・・」
鬼太郎の言葉が段々と解け、静かな寝息を立て始めた。
 「本心・・・?」
ここまで酔っ払わなければ吐き出せないほど、鬼太郎はいつも自分を抑制しているのだろうか。
正義の味方として気を張っているのだろうか・・・。考えると胸が痛む。
 「無理してたんだね・・・」
そう思えば、ネズミ男もたまにはいい事をすると認めざるを得ない。
───・・・ネコ娘・・・好きだよ?僕・・・愛してるんだ・・・───
普段ならうまく言い出せない鬼太郎が吐き出した本心がその言葉であることを、
ネコ娘は気付いていなかった。


<了>
631名無しさん@ピンキー:03/12/19 09:14 ID:bBn72Kzw
411タソモツカレー(*´Д`*)ハァハァ

アマンアマンサイコーd( ,_ノ` )y-~~グッジョブ
いつか相思相愛にしてくだされ
632名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:44 ID:PM8ePMxt
倉庫番様よりご指摘がありましたので、一案を投稿
※ 緊急検討!!

スレが盛り上がってきた所で、すっかり忘れていますたが、現在このスレの消費が448KBに達し
後50KBで、消費されてしまいます。(1000使い切らなくても、500KBを超えるとdat落ちします。)
参照>>ttp://hhh111.s4.x-beat.com/

ソロソロ自スレのタイトルの検討に入りたいと思うのでつが、>389-399の意見も考慮し、幅広い投稿が可能になるように初代スレのタイトルとかはどうでつかね?
それとも思い切って水木作品をカヴァーできるようにしまつか?

【猫タンハアハア】ゲゲゲの鬼太郎【第三部】 等【鬼太郎】水木作品でハアハア・3冊目【悪魔くん】 等他意見求む!

>1
マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
元は猫娘萌えで始まったこのスレ猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えてナンボ
原作からアニメまで、ゲゲゲキャラもしくは水木キャラで灰になるまで萌えろ

保管庫:ttp://gegege.s6.x-beat.com/

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!!大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか450kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】

関連スレは>>2辺りに

前スレ【ゲゲゲ】〜猫娘萌え〜【猫タン2】
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1057743802/
633名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:48 ID:PM8ePMxt
>2関連スレ

※ とりあえず鬼太郎関連

懐かし漫画:鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/
漫画:アニメの鬼太郎しか知らない人へ
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1045827860/
レトロゲーム:げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
  http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/
占い性格診断:ゲゲゲの鬼太郎は何型!?
  http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/fortune/1044695251/

※ 水木しげる関連

懐かし漫画:水木しげる
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1063260712/
民俗・神話学:  先生!水木しげる先生!スレ  
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/979546784/
民俗・神話学:水木しげる・佐藤有文・中岡俊哉…捏造妖怪暴露
  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1013407590/
軍事:水木しげる先生を讃えるスレ
  http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1060246002/

とりあえず、ズザザーとまとめてみますた。
関連スレは、新規に立ったものは調べていませんのでサポートよろしこ
水木関連もオケにするのであれば、悪魔くんもageたほうがいいでつかね?
634名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:51 ID:PM8ePMxt
>512-518以降に投稿されたSSをまとめたいと思い末

鬼太郎×ネコ娘(3期)誓―――>>520-525
鬼太郎×ネコ娘(3期)『夢の狂宴』>>536-550
鬼太郎×ネコ娘(3期)「大髪様」ヨリ>>560-563
鬼太郎×ねこ娘(4期)「大髪様」ヨリ>>568-569
鬼太郎?×ネコ娘(3期)『目隠し』>>578-587
鬼太郎×ネコ娘(3期)「白山坊」ヨリ>>591-600
鬼太郎×ネコ娘(3期)『闇夜』>>613-619
鬼太郎×ネコ娘(3期)『宿酔』>>625-630
635名無しさん@ピンキー:03/12/20 15:14 ID:PM8ePMxt
約50KB余裕がありまつので、他の住人様のご意見等も宜しくお願いし隊トコロ
神々に沢山降臨してホスィので、マターリと意見交換しませんか?
636名無しさん@ピンキー:03/12/20 15:51 ID:tc50YxMo
関連スレは鬼太郎に限ったものだけでオケじゃないすかね。
水木センセとか悪魔くんとか
あげてったら多くなって見づらいかと。

あと、めちゃくちゃ個人的な意見なんだけど
俺、次スレも猫娘スレにしたいなぁ…。
ヒちゃんもユメちゃんも好きだけんどよう。
俺のアイドルはねこちゃんなんだよー…。
637名無しさん@ピンキー:03/12/20 16:16 ID:i2KUAkSW
>632-635乙カレー
結構知らないスレ多くてビクーリだYO

ヌッチャケ俺もそう>636の個人的意見にドウイ
だからこのスレ常勤してんだし(藁

けど他に鬼太郎(猫娘以外ね)・悪魔くん・水木作品のSSスレってないからね。
別立てしたところで両方過疎化するくらいなら共存した方がいいよな。
大人板だから興味ないもんはヌルーするだろうしね。

個人的には水木作品や悪魔くんハァハァ者の猫たんものがみれるかもと希望的観測(w
今までどうり(←何故か変換されない)のマターリスレでイキたいもんでつな。
638名無しさん@ピンキー:03/12/20 16:20 ID:i2KUAkSW
読み返したら結論分かりヅラー(w

【鬼太郎】水木作品でハアハア・3冊目【悪魔くん】に一票ってことでよろしこ。
639名無しさん@ピンキー:03/12/20 18:23 ID:g97PixEm
もともと、猫娘スレなのだから基本は>636に禿同
でもタイトルをジャンル幅広めにしておけば、ヒコタソを投稿してくれた389氏のように他ジャンルで書いてくれる神が降臨するかもしれないシナ
ネタ思いついて投下くれる神が表れたりするかもしんねぇ!って事ですな。

もしくは>1にサブタイトルで「猫タンハアハア」といれるとか(w
640名無しさん@ピンキー:03/12/20 18:26 ID:g97PixEm
結構、50KBって余裕があるっぽいよね。
次スレ検討は、470KBぐらいでも良かったかも?
641名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:00 ID:Yshm2qc8
雑談しながらってことでいいんでない?>次スレ検討
揉めるスレもあるからね〜。スレ内容変わるか変わらないかってとこなのにマターリしてるなんて
 こ こ は の ん び り し た イ ン タ ー ネ ッ ト で す ね 。居心地いいゾw

そんな自分はどっちもイイ(・∀・)!!という優柔不断者。
>>636-639に概ね同意。猫娘にハァハァできればいうことナシ(・∀・)!!
642名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:23 ID:EZ+UPkBN
>>641 禿同。
ここの住人はみなさんマターリしてるよね。ほんと大人板。
荒らしが無い板ってめずらしいんでない?
漏れも猫娘にハァハァできれば良い。
でも幅広げすぎると猫タソの投稿が減る危険もある罠…
643名無しさん@ピンキー:03/12/21 16:00 ID:7XC5/qvS
>>510
>例の「目目連」のパンモロはコマ送りで見ると2期猫派にはコーフンものです!!!!・・・・ハァハァ
>キャプ機が現在無いので、誰かこちらにコマ送りキャプを貼ってくださることをキボンです。
>http://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html

同意!!
2期猫タンのパンモロに
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・

>パンティに手をかけると、意識的にか無意識か、ねこ娘は一瞬腰を上げてくれたので、するすると脱がすのは簡単だった。
>爪先を抜け落ちた下着はくしゃくしゃに丸まり、原寸を留めてはいない。

・・・・イイ、イイ、イイ!

>しっとりとした陶器のようなねこ娘の足に触れ、ゆっくりとひざを割った。
>「ぁ・・・あっ。」
>初めて見る女性器の複雑な形状に目を見張る。
>まだ未発達でつるりとした一本筋をかき分けると、てらりとした粘液に覆われたピンクの花に釘付けになった。、

2期猫タンの聖域・・・・ゴクリ!


644名無しさん@ピンキー:03/12/21 20:29 ID:xm2tcnSx
【猫タンハアハア】水木作品でハアハア・3冊目【鳥タンハアハア】とか?
645名無しさん@ピンキー:03/12/21 20:49 ID:xRavMldL
関連スレに萌えjpは?
キャプ画像はコチラへ誘導という事で

ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html
646411:03/12/22 01:01 ID:YlfVZGiz

>でも幅広げすぎると猫タソの投稿が減る危険もある罠…

|  |  
|  |    。o (ねこタン馬鹿がいるから心配ないよー…モレカミジャナイケドナー) >642氏
|_|ω・`) じ〜〜
|猫| 〆)
| ̄|u'
"""""""""""""""
|  |
|  |    。o (50KBってどの位なんだろう…)
|_|´・ω・`) そ〜〜
|猫|o3部・4部・連 o
| ̄|―u'
"""""""""""""""

|  | 。o (また今度…)
|_|  ピャッ!
|猫| ミ
| ̄|     
""""""""""""""""

|  | 。o (埋め立てなら任して下さい〜)
|_|  
|猫|ノシ
| ̄|     
""""""""""""""""
647毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/22 09:05 ID:pAhCiJl3
>411氏穴埋めと言わずにSSを与えてくだされ
632の時点で448kbで632-646で456kbに増えたのでカナーリ余裕があると思われ

是が非に投下キボング
648毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/22 09:16 ID:pAhCiJl3
なかなか次スレタイトル難しいでつねー
初期スレか現行スレのタイトルをそのまま維持で
>1に追記で水木作品関連ならSSやイラスト投稿可能!と言うのはいかがでつかね?

マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ
他水木作品のSSやお絵かき投稿も大歓迎!

前スレ:http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029935643/l50
関連スレ:http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/l50(げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→ )

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!! 大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか470kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】


【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:第三部〜【鬼太郎】
【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:3冊目〜【鬼太郎】

…む…むずかスィ…(´・ω・`)シャボーン
649名無しさん@ピンキー:03/12/22 22:03 ID:v0ec74HA
毛目玉氏

>「ニャハハハ…鬼太郎ぉ〜くつぐったいよぉ。」

前スレ初体験SSのねこ娘のこの台詞に萌えでつ

650名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:56 ID:Mu0b9MnG
>649
同意!いつも思うのでつが毛目玉氏のSSにはアニメシーン思い起こさせられるのでつが
ちなみ猫タンはチョト訛るところとか思い出してモエモエハアハア(*´Д`*)ムラムラハアハアハアハア

2部猫SSの「フハッ」には笑わせてもらいましたw

>スレタイ
どれもハアハアなのでつがナンバリングに”第三部”・・・”第三部”・・・
コ レ ハ ! これだけはよろしくおながいします!三田ねこマンセー@411
651『痕』-1(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/23 02:00 ID:Mu0b9MnG


いつも通りの戦い。鬼太郎たちと一緒に戦って夢子とその友達を助けた。
強敵な妖怪の攻撃が肩に残り少し痛んだが、大したことはない。
───鬼太郎さーん、ありがとう♪
鬼太郎に抱きついて頬にキスをした夢子を恨んでなどいない、
ともだちが助かって良かったと心底思っていたけれど・・・。
───いやぁ・・・いつでも言ってよ
でれでれとした鬼太郎の真っ赤な顔を見た時、受けた傷よりもずっと胸が痛んだ。
 「・・・・・・はぁ」
いつもの事だった。人間にとって鬼太郎は強くて頼れる正義の味方。
悪玉妖怪が現れれば戦い、悪玉人間が妖怪たちの領域を侵せば説得する。
妖怪と人間との共存を目指す鬼太郎にとっては当然の戦い。
せめてその力になれればと頑張ってきたけれど、こんな時にはつい溜め息がもれる。
 「・・・あたし・・・何やってるんだろ」
人間たちがお礼に持て成してくれた食事の席から一人帰宅し、ぱたんとドアを閉め、
部屋の電気も点けずに内側からドアに寄りかかっていた。
沈む気持ちを浮上させようとして顔を上げる。こんなのは自分らしくないと自己暗示をかけて、
靴を脱いで部屋に上がり照明スイッチに手を当てると・・・。
 「痛・・・ッ」
左肩がうまく上がらず、受けた攻撃の重さに気付く。
 「ドジっちゃったかな・・・」
鈍痛に耐えながら洗面所に向かうと、鏡の中には泥まみれのネコ娘の顔。
 「・・・酷い顔・・・ウフフ・・・ふふっ」
パシャパシャと洗顔しながらネコ娘は思う。
こんなお転婆じゃぁ誰だっておんなのこ扱いしてくれないよね・・・。
いくら優しい鬼太郎だってそう思うよね・・・。
ネズミ男が言う罵倒の言葉は意地悪ではなく真実の言葉なのだろう。
こんなに泥んこで恐い顔をしていたら、誰だって・・・。
 「・・・・・・」
キュッと蛇口を閉じてずぶ濡れの顔を見上げる。
 「・・・もう寝ちゃお」
652『痕』-2:03/12/23 02:01 ID:Mu0b9MnG


虫の声さえも消えいった深夜───。
ネコ娘は真っ暗な部屋に気配を感じて意識を取り戻す。
疲労困憊で寝入ってしまったのだろう、まだ体が重かった。
 「・・・誰?誰か・・・いるの?」
返事はなく、耳を澄ましても物音一つしない。
気のせいかと、もう一度目蓋を閉じると・・・。
 「───ッ!!」
伸し掛かってきた重みにネコ娘は布団に縫いつけられ、起き上がろうとした手首も
捕えられてしまった。
暗闇で抑えつけられる恐怖心にネコ娘は急激に目を覚まし、瞳孔が縦に伸びる。
 「だ・・・誰なのよーッ!離・離してよッ!!」
ネコ娘が叫ぶと、伸し掛かった重みは名残惜しげに離れて部屋の明かりがともった。
眩しさに数度瞬きして見上げると、そこには見慣れた少年の姿。
 「き・鬼太郎・・・」 「・・・・・・」
 「び・・・びっくりさせないでよ〜〜〜、何かと思っちゃったじゃないの」
安心して座り直しながらネコ娘は笑う。また鬼太郎の悪ふざけだと思ったのだ。
しかし鬼太郎は黙ったままにこりともせず、じっとネコ娘を見下ろしていた。
 「どうしたの・・・?こんな遅くに」 「・・・”どうしたの”・・・?それはこっちの科白だよ」
深夜の静けさに潜めた鬼太郎の声はいつもよりずっと低く落ち着いていた。
それが怒っているせいだと、ネコ娘は気付かない。
 「どうして勝手に帰ったりしたんだよ」 「え・・・?」
 「みんな心配してたんだよ。せっかくみんなが僕たちのために食事を用意していて
 くれてたのに・・・。何処に行ったのかと思えば一人で帰ってたなんて・・・、勝手過ぎるよ」
 「・・・ゴメン。けどあたし・・・」
あの場に居たくはなかった。戦いを終えたぼろぼろの格好で可愛い人間の
おんなのこたちと一緒に並ぶのは辛かったのだ。
そんなおとめごころなど鬼太郎に分かるはずはないけど。
653『痕』-3:03/12/23 02:02 ID:Mu0b9MnG
 「ネコ娘は我儘だよ。みんな君にも感謝してたっていうのに・・・人の好意を無に
 するなんてネコ娘らしくもないよ」
 「ゴメンってばぁ・・・」
 「許さないよ。いや・・・そうじゃなくて、僕だって・・・ネコ娘に・・・ありがとうって
 言いたかったのに・・・」
 「え・・・」
ネコ娘の前にひざをつき、その手を取る。
爪攻撃の連続でネコ娘の爪先は酷く痛んでいた。
 「・・・ネコ娘の支援があったから勝てたんだ。ありがとう」 「鬼太郎・・・」
照れくさそうに目を伏せて、ちゅっとネコ娘の指先に口づける。
顔から火が出るほど真っ赤になったネコ娘は弾かれたように手を引っ込めた。
 「ううん、やっぱり鬼太郎が頑張ったから勝てたんだし、それにみんなが手助けして、
 だからあの、あたしの力なんてたいしたことないよ・・・ッ」
 「ネコ娘・・・?」
 「ほら、やっぱり愛の力っていうの?鬼太郎、すっごく強かったもんッ。
 だから勝てたんだよ、自信持っていいよ」 「アイノチカラ・・・?」
 「うん、夢・・・ううん、人間のおともだちを守れて・・・みんな無事で良かったよねッ」
 「・・・うん。そうだね」
こんなふうにじっと見つめられると、自分の心のうちが見透かされてしまうようで
ネコ娘は落ち着かない。叩きつけるように早口で言い続けると、漸く気持ちが治まった。
 「・・・へんなネコ娘」
ふふふっと笑う鬼太郎にはきっと分からないだろう。
好きなひとに見つめられると胸がどきどきして鼓動が高鳴ってしまうネコ娘の
心内など分からない。しんと静まり返った空気が気まずくて、ネコ娘は顔を俯かせた。
 「・・・だからあたしに御礼なんてしなくていいよ・・・」
654『痕』-4:03/12/23 02:03 ID:Mu0b9MnG
もう帰ってよ・・・と言いかけた途端、鬼太郎はゆっくりと身を寄せてきた。
 「御礼はちゃんとしなくっちゃ・・・」
 「いいよ・・・だってそんな仲じゃないじゃない。鬼太郎が困った時はあたし、
 いつだって力に・・・」
 「ネコ娘・・・」
鬼太郎の手が伸び、ネコ娘を抱き寄せる。背中のファスナーを下ろしてブラウスの
ぼたんを一つ一つ外していった。
 「チョ・ちょっと待っ・・・鬼太郎、何・・・ッ」
ネコ娘の制止の声も聞かず、鬼太郎は無言でネコ娘の肩口を露わにする。
 「き・・・」
左肩に唇を沿わせるとぺろりと舌を出して舐め始めた。
生温かく柔らかい鬼太郎の舌の感触にネコ娘は身を震わせる。
しばらくすると、あれほど重かった左肩の鈍痛が軽くなっていくのに気付いて
ネコ娘は目を開いた。
 「・・・ネコ娘の傷を治してあげるよ?」 「そう・・・だったんだ・・・」
そうならばそうと先に言って欲しかった。ネコ娘ははあと安堵の吐息を漏らす。
 「どうしたの?何か・・・他の事を期待してた?」
口元を上げて顔を覗き込む鬼太郎の言葉にネコ娘はまた顔を赤くする。
 「ち・違うわよぅ!そ・・・そんな事しなくったって、このくらいの怪我なら薬草でも
 巻いてればすぐ治・・・」
 「僕の術なら傷跡も残さず治せるよ?ネコ娘だって・・・おんなのこなんだから」
少しずつ肩口を開いて首筋に唇を沿わせる。
鬼太郎が自分を”おんなのこ”と認めてくれていたことが嬉しくて、ネコ娘は緩む唇を噛んだ。
 「・・・だからちょっと我慢して?」 「う・・・うん」
すでに鬼太郎の術中にはまっていることにも気付かずに───。
ネコ娘の肩を上げさせて脇から二の腕、肘を通って指先にまで唇が這う。
特別な薬草でも含んでいたのだろうか・・・鬼太郎が舌を沿わせると腕の傷は
みるみるうちに癒えて傷跡もなくなっていった。
 「今度はこっち側だね・・・?」
655『痕』-5:03/12/23 02:04 ID:Mu0b9MnG
右肩を出させながらブラウスを脱がすと、ネコ娘のひざの上にはジャンバースカートが
すとんと下りた。
恥ずかしいな・・・と思ったが、真剣に治療を続ける鬼太郎にそんな事は言えず、
ネコ娘はぞわぞわと痺れる感覚を遠ざけるように顔を背けて唇をはむ。
 「・・・背中も打ったみたいだね」 「えっ?でも・・・痛くないから・・・大丈夫だよ」
 「ダメだよ。こんなに痣になってる・・・」
背中に目はついていないのをいいことに、鬼太郎は嘯いてスリップを引き上げた。
 「キャッ!」 「どうしたの?」
とぼけて言うと、ネコ娘はふるふると首を横に振って両腕で前半身を覆った。
 「ああ・・・これちょっと邪魔だなあ。外すよ?」 「え・・・あ、ヤダっ」
ブラジャーのホックを外され、慌てて前で押さえる。
その隙に背筋に鬼太郎の舌がべろりと当った。
 「ひゃ・・・」 「・・・くすぐったくても我慢して?」 「・・・・・・うん」
くすぐったいだけではないのだが・・・。
これは鬼太郎の治療・・・、野生動物が傷を舐め合うような行為だと自分に
言い聞かせてネコ娘はぎゅっと目を閉じた。
肩甲骨のくぼみを渡り、念入りに鬼太郎の舌が這い回る。
鬼太郎の舌を追うように鼻の頭や前髪が撫ぜ、いくら押さえていてもぴくりと
肩が跳ね上がる。真剣に続ける鬼太郎の頭がずり下がって腰骨を通り、
そんなところまで打ったかしらとネコ娘は首を傾げた。
早く終わって・・・。そう思った時、鬼太郎の舌が離れた。
 「あれぇ?そのひざ・・・擦り傷じゃないかな?」 「え・・・」
スカートから出たひざ頭に視線を走らせ、今度は足に手を伸ばした。
 「やっ・・・いいよ、もう大丈・・・」 「ネコ娘」
じっと見つめるその目に弱い。ネコ娘は黙って足を投げ出した。
 「うーん・・・これじゃぁやりにくいな・・・。ねえネコ娘、ちょっと横になってよ」
 「う・・・うん」
656『痕』-6:03/12/23 02:06 ID:Mu0b9MnG
くしゃくしゃのスカートとブラジャーをかき抱くようにして仰向けに横たわると、
鬼太郎はひざを立てさせる。
 「あっ」
スカートがももまですり落ち、ネコ娘は慌てて手を伸ばす。
 「どうしたの?」 「あ・・・の・・・」 「邪魔しないでよ」
ネコ娘の手を離させると、自然とスカートのすそがまた足のつけ根まですり落ちた。
いつの間にか着衣は乱れに乱れ、胴回りにもたついた状態だった。
しかし鬼太郎はそんな姿を見ていないふりをして集中してネコ娘の足に唇を沿わせていく。
細くしなやかな足はやはりおんなのこ。鬼太郎の唇と同じくらい柔らかい感触を返してきた。
 「・・・力を抜いて?どうしてそんなに突っ張らせているの?」
 「う・・・ん」 「こむら返り起こしちゃうよ?」
力を抜けばひょいと足首を取られ、ふくらはぎからくるぶしへとねっとり舐められる。
 「ぁ・・・」 「うん?」 「・・・何でもない・・・ッ」
力を抜きながら声を抑えるのは難しい。ネコ娘は顔をそらして口を手で覆った。
それでも鼻から抜ける甘い吐息は抑え切れない。
鬼太郎の頭が内ももに差し掛かった時、ネコ娘は我に返って起き上がった。
 「ヤッ!そそそんなところ怪我してないってばぁ!」
 「見えないから分からないよ。ねえ・・・その服も邪魔だからどけてよ」
 「・・・だめ・・・」
必死でスカートとブラジャーを抱き寄せると、鬼太郎は遠慮なくぺらりとめくった。
 「いやっ!」
 「恥ずかしがってる場合じゃないだろう?ネコ娘はお医者さんの前でもそんなふうに
 するのかい?」
 「・・・しない・・・けど」 「じゃぁ手をどけてよ、ほら」
鬼太郎は医者じゃないじゃないの・・・と口の中でぶつぶつ言いながらそっと手の力を抜くと、
赤い服はするりと腰から足へと抜けて脱がされてしまった。
 「きゃっ」 「うーん・・・。見たところ怪我はしてないみたいだけど」
ほっと吐息を漏らしたのも束の間、ひざを割られて両足を抱え上げられる。
 「ヤぁっ!」 「念のため治しておこうか・・・」 「い・・・いいよぉ、もう・・・やめてっ」
657『痕』-7:03/12/23 02:07 ID:Mu0b9MnG
 「遠慮するなよ」 「遠慮じゃなくって・・・ひぁっ・・・」
内ももに這った舌がぴちゃぴちゃと音を立てて近付いてくる。
白いパンティの淵まであと数センチのところを舐められて、敏感になった肌を
鬼太郎の髪が掃くと、ネコ娘は恥ずかしいのかもどかしいのか分からなくなってきた。
 「・・・ん・・・」
宙に浮いたままの双丘に鬼太郎の手が添えられ、淵に指が入る。
 「あっ!」
 「・・・うん?ああ・・・そういえば尻もちをついてたね?お尻も打ったのかもしれないな・・・」
ぺろりと下着をめくり下げると、それはさすがに耐えられないとネコ娘は両足を
突っ張って鬼太郎の手から逃れた。
 「ネコ娘・・・?」
はぁはぁと息を漏らし、両腕で胸を覆ったネコ娘は鬼太郎と距離を置いて座り込んだ。
頬は紅潮して瞳はしっとりと潤んでいる。
 「ご・・・ゴメンッ。あのあたし・・・」
せっかく鬼太郎が善意で治療をしてくれているのに、こんなふうに感じてしまう己の身を
責めて泣き出しそうだった。
また人の好意を無にしようとしている・・・。また鬼太郎に嫌われてしまう・・・。
一方鬼太郎は笑いを噛み殺してずいっと身を近付ける。
 「どうしたんだい?もう少しで全部おしまいなのに・・・」
這うように鬼太郎が近付けばその分ネコ娘も退く。
 「あ・・・あの・・・あのね?」 「うん・・・?」
一進一退を繰り返しながらネコ娘の背が冷たい壁に当たり、もう逃げ場はなくなってしまった。
それでも鬼太郎は止まらない。そのまま近付いてきて顔を寄せ・・・。
 「鬼太・・・ン・・・」
ちゅっと唇を寄せた。
浅い口づけを浴びせながら鬼太郎の口元は堪えきれず歪んで、唇が離れると
肩を上下して笑いを堪えている。
 「鬼太郎・・・?」
ネコ娘はまだ何が何だか分からず、唇も怪我してたかなと思っていた。
658『痕』-8:03/12/23 02:08 ID:Mu0b9MnG
問いかけると鬼太郎は腰を落としてあぐらをかく。
 「じゃぁ今度はネコ娘が治してくれる?」 「あたし・・・が?」
ネコ娘にはそんな特別な術は使えない。首を傾げていると、あぐらをかいた中心に
テントを張った鬼太郎自身を指差した。
 「!!」 「ネコ娘があんまりえっちな顔をするから・・・こんなになっちゃったよ?」
そこで漸くネコ娘も気付く。
 「鬼太郎〜・・・騙したのねッ」
怒りに身を震わせるネコ娘を見ながら、鬼太郎は堪らず笑い出した。
 「あはは、騙してなんかいないよ。だって肩の怪我は治っただろう?」
 「治ったけど・・・、でも他は別に痛くなかったもん!傷なんかなかったんじゃないの!?」
 「あははははっ」
お腹を抱えて笑い出した鬼太郎に腹を立てて、ネコ娘は益々真っ赤になってしまった。
 「は・恥ずかしかったんだからね〜っ!もう知らないッ」
 「ごめんごめん、だってネコ娘がさあ・・・」
あまりに可愛い反応するから、つい意地悪してしまいたくなってしまったのだ。
 「知らない!」 「ははっ、それより早くこっちを治してよ」
 「治せないわよ!あたしにはそんな能力ないんだからッ」
 「治せるよ。僕と同じように・・・口で治して?」 「え・・・っ」
伸ばした手でネコ娘の唇を撫で、指先を口に突き入れる。
暗喩するように親指で唇をこじあけてネコ娘の舌に絡めた。
歯茎の裏をくすぐり歯列をなぞりながら猫舌の感触を楽しみ、
口端から溢れかれた唾液をちゅと指ごと吸い込まれると、
鬼太郎は胸がとくりと高まるのを感じて指を離した。
 「・・・ふぉ・・・本気で言ってるの?」
 「ああ。こっちの口が嫌なら・・・もう一つの口で治してもらおうかな?」
 「何言ってるのよ、二口女じゃあるまいし・・・。口は一つしかないわよッ」
 「あるじゃない。ほら、もう準備できてるみたいだけど?」
伸ばされた指が今度は下におり、唯一着衣したパンティに触れる。
そこはもう布越しでも分かるくらいにぬるついていた。
659『痕』-9:03/12/23 02:08 ID:Mu0b9MnG
 「!!」 「・・・僕はどっちでもいいんだけど?」 「・・・・・・」
いつの間にか選択肢は二本に絞られていた。
 「どっちがいい?」
ネコ娘は唇を噛み締めたまま考え込んでいた。
どっちも恥ずかしい・・・けど、鬼太郎は自分の肩を治してくれた。
ちゃんとお返しはしなくてはならないと思い、ネコ娘は眉をしかめて決断する。
 「・・・分かったよ」
片手で胸を覆ったまま、鬼太郎の股ぐらに手を伸ばす。
ジジーッとチャックを下ろし、下着の前ひもを寛げれば猛った肉棒が顔を出した。
 「ふふっ・・・服を着たままだけど、いいの?」
 「いいわよ。すぐ・・・終わるから」 「すぐ・・・?」
その言葉には少々かちんときた。いくら子どもとはいえおとこのこ。
早いと言われていい気はせず、むっと口を結ぶ。
ゆっくりと顔を下ろしたネコ娘の後頭部に手を当てて、先端で躊躇している唇を引き寄せた。
 「・・・ン・・・」
唇が当り、おずおずとピンク色の舌を出してぺろりと舐める。
どうしたら良いのか分からずちらりと目を上げると、鬼太郎は目を細めて見守っていた。
もう少し下のほうから・・・と舌を伸ばして裏筋を舐め上げると、ざりざりとしたネコ娘の
舌の感触に鬼太郎の眉間が寄る。
しかし鬼太郎はさっき言われた言葉が耳に残っていて、強気に笑ってみせた。
 「ふふふ・・・ネコ娘?アイスクリームやキャンディじゃないんだよ?」
 「・・・えっ?」 「そんなふうに舐めてるだけじゃぁだめさ」
それならばどうしたらいいのか・・・。
考える間に鬼太郎の手がネコ娘の頭を引き寄せる。
 「口に含んで咥えるんだよ?そうして吸ってみせてよ」
 「う・・・ウソぉ」 「下の口ならそうしてくれるよ?」
うまく口で出来ないのなら、今度は下の口に・・・まだ疼いて熱をもっているところに
目の前のそそりたったものを突きつけられることを思ってネコ娘はびくんと震えた。
普段どおりに叩きつけてかき回されてメチャクチャにされてしまう・・・。
660『痕』-10:03/12/23 02:09 ID:Mu0b9MnG
 「どうする?できないんなら・・・、ン」
頭を沈ませたネコ娘の口が自身を咥え込み、鬼太郎の言葉が止んだ。
クチュクチュと音を立てるネコ娘の口の中、天を仰いだ熱が脈動を伝える。
頭の上から下りてくる鬼太郎の荒い吐息。ネコ娘は羞恥に顔を赤くして
ぎゅっと目を伏せたまま口の中で舌を絡めた。
 「・・・上下してみて・・・?」
言う前にネコ娘の頭を掴んで上下させると、窄めた唇とざりざりとした舌の感触に
鬼太郎は全身を硬直させた。
少年とはいえ連日の戦いについた筋肉が筋張り、歯を食い縛りながらネコ娘の
咥内を愉しむために堪える。
敏感な先端で内側からネコ娘の頬をなぞると、きゅっと頬をへこませて吸い込まれた。
 「く・・ハァ・・・ハァ・・・」
零れた唾液が陰嚢を滑り落ち、ぬぽぬぽと濡れた音を立てるまで続けられた。
 「ネコ娘・・・ッ。だ・・・射すよ・・・」
額に汗して我慢した鬼太郎ももう限界だった。肩を揺さぶって引き離そうとしたが
ネコ娘はそのまま口淫を止めない。
 「・・・出・・・出る・・・よッ」
根元を支えて指先で陰嚢をいじりこりこりと玉を転がしながら、ネコ娘の頭は
続けて上下する。
 「・・・・・・うぅ・・・ッ!」
鬼太郎の全身が筋張り、引き剥がすはずのネコ娘の頭を引き寄せて
ネコ娘の咽喉元まで目一杯の猛りを突き上げた。
爆ぜた解放感に鬼太郎の息が止まる。がくがくと振るえた腰を抱きとめるようにして
ネコ娘は唇を離さず咽喉を上下する。
 「───ハァ・・・ッ」
漸く息をついた鬼太郎ははふっと湯気でも出しそうな蕩けた表情で目を開く。
数度後を追う残液までも飲み干して、ネコ娘は顔をあげた。
 「これでお返しはしたからね・・・っ」
唇をきゅっと拭い取ってネコ娘は照れ隠しの強硬な表情で鬼太郎を見た。
661『痕』-11:03/12/23 02:10 ID:Mu0b9MnG
まるで挑発するようなその瞳に鬼太郎の背にぞくりと痺れが走る。
脱ぎ散らかされた服をかき集めるネコ娘の姿を眺めながら昂った息を漏らし、
鬼太郎は学童服のぼたんを外し始めた。
 「き・鬼太郎?何してるのよ」 「・・・熱いよ。とっても・・・熱いんだ」
 「だ・・・だったら外に出たらいいじゃない。夜風が気持ちいいよ、きっと・・・」
話をそらす為にネコ娘は鬼太郎から離れ、窓を開けようとサッシに手を伸ばす。
しかし窓を開く前に、背後から羽交い絞めにされた。
背中に鬼太郎の肌の熱さを感じて、ネコ娘はびくりと硬直する。
 「ゃ・・・は・離して・・・ッ」
脇から伸びた手はネコ娘の胸を捕える。大きく開いた指間に揉み上げられて
ネコ娘も上がってくる息を押し込めた。
下着越しに鬼太郎の雄芯が突き当たるのを感じて肩を竦める。
 「ど・・・うして」 「・・・ネコ娘が火をつけたんじゃないかあ・・・」
 「違・・・知らない、知らないもん・・・ッ」 「それに。ココも・・・して欲しそうだよ?」
布を隔てて突き上げられたそこは奥からの疼きに蜜を溢れさせ、
数度なすればくちゅりと濡れた音を立てる。
 「ふ・・・ぁ・・・・・っ」
 「知ってたよ。僕が”治療”してた時から濡れてたよね?」 「・・・・・・ッ」
 「こんなに溢れてはなかったはずだけど・・・おかしいなあ。僕のを咥えてて感じた?」
羞恥心にふるふる震えながら硬直していたネコ娘が身を捩り、正面を向いて鬼太郎の
胸を押す。しかし押しのけられるほど鬼太郎は脆弱ではない。
 「イヤぁっ!そんなこと・・・ない、そんなこと・・・言わないでよッ」
体を返されたせいで行き場をなくした手を双丘に伸ばし、一気に足のつけ根まで下着を下ろす。
 「!!」 「イヤ?じゃぁ・・・これをどうやって治めるつもりなんだい?」
露わになった恥丘が空気に触れ、ネコ娘は心もとない気分でしゃがみこむ。
すると目の前には鬼太郎の兆したものが迫り、退くこともできぬ窓枠へ背を当てる。
 「・・・僕じゃイヤだっていうの?」
662『痕』-12:03/12/23 02:13 ID:Mu0b9MnG
鬼太郎もそれを追ってしゃがみこみ、身を縮めたネコ娘の姿をじっと見つめる。
 「素直じゃないよね・・・ネコ娘は。それとも、僕に対してだけなのかい?」
耳と頬を掴んで真っ赤な顔を上げさせる。
明かりの下、ネコ娘は震えながら瞳を潤ませていた。
恍惚と羞恥と怯えにまみれた表情に堪らず鬼太郎の鼓動は強く昂った。
 「・・・・・・そうよ」 「え?」 「鬼太郎だから・・・イヤなの・・・」
好きなひとだからこそ恥ずかしい・・・嫌われてしまうことが恐くて、不安で・・・。
そんなおとめごころなど解さない鬼太郎の表情は凍りついていた。
 ───僕だから・・・イヤ?他のやつにならいいっていうのか?
欲望のない鬼太郎が触れた唯一の固執に、鬼太郎自身も動揺する。
目の前で己の身を覆い隠しているネコ娘が、自分以外の誰かにはその腕を開くのかと
思うと、とても心穏やかでは居られなかった。
 「・・・ふうん・・・僕じゃぁイヤなんだ。そう・・・」
鬼太郎の声色が変わり、ネコ娘ははっと顔をあげる。
すると乱暴に掴まれた手首を開かされ、すでに固く尖った胸のつぼみに鬼太郎が噛みついた。
 「イッ!痛・・・いよ・・・ヤダぁッ」 「───うるさいよ」
充血した乳首から胸元に強く吸いついて赤い花を咲かせながら、鬼太郎の顔が上がる。
 「こんな深夜にそんな悲鳴あげたら、誰が来るか分からないよ・・・見られたいの?」
 「・・・っ」
唇を噛み締めて息を呑む。
 「そうだよ・・・大人しくしてなきゃね?僕と・・・」
首筋にも強く吸いつきながら、鬼太郎は苦しげな息を漏らす。
 「・・・僕とこんなことしてるの・・・知られるのもイヤなんだろう?」
 「ぇえ・・・?あ、違・・・」
ネコ娘の言葉は寄せられた唇にかき消え、もう何も聞きたくないと口を塞ぐ。
舌と舌を絡み合わせて濃厚な口づけが続く中、鬼太郎はずるりとネコ娘の下着を
ひざ上まで引き上げて、たっぷりと蜜を漏らした秘唇に己の先端を当て挿入の格好をとった。
663『痕』-13:03/12/23 02:14 ID:Mu0b9MnG
 「ン───!!」
突き立てられた衝撃にネコ娘の大きな瞳は見開き、目頭に溜まった涙が頬を伝う。
一息に奥まで挿し込んだ快感に鬼太郎も全身を奮わせ、重ねた唇が離れた。
ネコ娘の締めつけに耐え、鬼太郎の額にも再び汗が滲む。
はあと荒く息をつくと、鬼太郎は恐い顔をしたままで束ねたネコ娘の両足を抱え、
腰を引き、また突き立てる。
 「あぁ・・・ッ!んっ、んっ・・・んくっ・・・ゃ、ぁアァッ!!」
ネコ娘の秘裂へ叩きつけるような腰つきにネコ娘は口を縫い縛ることもままならない。
激しい動きに背中は窓枠の角にごりごりと擦りつけられていたが、
痛みさえも気付かないほどの衝撃が全身に走っていた。
快感であるとは呼べぬ激しい衝撃にしなやかな肢体が反る。
優しさの欠けらもない行為にネコ娘は耐えることしかできない。
玩具のように揺さぶられ、膣内をかき立てられ、不安定な態勢で鬼太郎の律動を受け、
赤く突起した胸のつぼみは柔らかい胸の上で上下して踊る。
 「あ、あっ、ぁッ・・・んんっ・・・ン、んぅ、クッ・・・き・・・きた・・・ろぉ・・・ッ!」
繰り返される抽迭、ネコ娘の尻たぶに鬼太郎の陰嚢がぶち当たる。
足を閉じているせいか慣らしもせず突き入れたせいか、いつもよりずっと狭くきつい膣内に
鬼太郎はもう長くは持たないことを悟る。
玉の汗がネコ娘の胸元にぼたぼたと落ち、獣のような唸り声をあげながら
それでもより奥を目指して鬼太郎の律動は止まらない。
 「んんっ、んっんっ・・・んぁああンッ!」
 「クゥ・・・ネコ娘───」
窓の外からはネコ娘の頭の上、リボンの影が怪しげに上下していた。
重なり合い鬩ぎ合う二つの影が硬直し───ネコ娘の肉襞に締め上げられるままに
鬼太郎の先端から白濁した精液が爆ぜる。
 「ッッ!!・・・は・・・ハァ・・・ハァッ・・・・・・ハァ・・・」
射精後の快感にぶるぶると全身が震え、反り返った上半身を戻してネコ娘を引き寄せる。
664『痕』-14:03/12/23 02:15 ID:Mu0b9MnG
 「ん・・・、ネコ・・・娘?」
しなだれかかった体には力がなく、ネコ娘が気を遣ってしまったことに気付く。
夢中で突き上げていたから、一体いつ気を失ってしまったのかも分からない。
 「・・・・・・」
縋りついた腕はだらりと床に落ち、目を伏せたネコ娘の顔は涙に濡れていた。
酷いことをした・・・。鬼太郎はきゅっと唇を噛んで己を責めた。
 ───鬼太郎だから・・・イヤなの・・・───
ネコ娘の言葉を思い出して、きつく目を伏せる。
 「・・・こんなことしてたら・・・当たり前・・・だよな・・・」
ネコ娘のことを思うと鬼太郎の胸は複雑に騒ぎ出す。
たとえば誰かを助けた時、その感謝や好意を受け取るのは簡単なことだ。
人々を助けて喜ぶ顔を見れば鬼太郎だって嬉しい。
しかし・・・ネコ娘に対しては違う。その笑顔は愛しくて大切なものだったけど、
それが自分以外に向けられた時、胸が騒ぎ出す。
ただでさえこの森で誰からも愛されるネコ娘に対して、自分は一部の妖怪たちからすれば
裏切り者、鼻つまみ者だ。
ネコ娘の母性本能を傘に、鬼太郎はネコ娘に甘えまくっていることも事実だ。
 「・・・・・・」
とても一言では言い表せない気持ちに鬼太郎はぎゅっとネコ娘を抱きしめる。
ひくついた膣壁からずるりと己の強張りを抜き取ると、一瞬ネコ娘の目蓋が震えたが
意識は遠く落ちて、取り戻されることはなかった。
 「・・・ゴメン・・・ネコ娘」
唇を寄せ、頬を伝う涙の痕を拭い取る。
昔はこんなことはなかった。幼い子ども同士、お互いが好きだと言い合えた。
しかしある時から、ネコ娘はそれを言わなくなった。
それがおませな少女が少し先に迎えた思春期ゆえの恥じらいであることなど
鬼太郎は知らない。
いつしか鬼太郎もまたネコ娘に好きだと軽々しく言えなくなっていた。
もし言ったところでネコ娘は顔を背けて逃げていってしまうことが分かっていたからだ。
 「・・・でもね?ネコ娘・・・僕は・・・」
665『痕』-15:03/12/23 02:16 ID:Mu0b9MnG
白い肌の上、己のつけた赤い情交の跡を指で辿りながら鬼太郎が呟く。
少女の胸には似合わず痛々しい。しかし己の占有物である刻印にも見える。
 「君のことが・・・好きなんだよ?」
ずっと変わらない愛情、制止の効かない欲情、複雑な感情に揺さぶられても、
それだけは真実だった。
ネコ娘にはまだ伝わることのない真実だった。

<了>




次スレ案中ぶった切り失礼すますた(´・ω・`)
666毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:13 ID:ArKqa5Yh
>649氏
ソ…ソリハ、漏れがはじめて書いてしまった鬼チック太ロンのΣ( ゚Д゚)!!
最終的に合意とは言え猫タンにはチョピーリ怖い思いをさせてしまいますた・・・

>411氏…のSS何時も何時も(・∀・)イイ!! でつなぁ〜*
あとチョトで通じ合わない、すれ違ってしまう想いが切ないでつが
後一歩お互いが言葉にして素直になればラヴンラブンなのに・゚・(つД`)・゚・

あと、17KBになりましたがイイ(;´Д`)ハァハァさせてもらいますた
そんな漏れですが
>───鬼太郎だから・・・イヤなの・・・───

と言われて、息子まで…(´・ω・`)としてしまった鬼太ロンを想像した漏れは逝って良し!でつか?

関連スレで一つ忘れてますたが
ttp://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50
で、5部の話が出てるんでつが本当だとしたらウレスィ…
667毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:21 ID:ArKqa5Yh
初代スレタイ:アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」猫娘萌え〜
現行スレタイ:【ゲゲゲ】〜猫娘萌え〜【猫タン2】

で、時期候補

【猫タンハアハア】ゲゲゲの鬼太郎【第三部】
【鬼太郎】水木作品でハアハア・3冊目【悪魔くん】
【猫タンハアハア】水木作品でハアハア・3冊目【鳥タンハアハア】
【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:第三部〜【鬼太郎】

スレの数は「第三部!」と禿しい要望があるので三部でイイでつかね?
関連スレは鬼太郎関係と言う事で、訂正

※ 関連スレ

ゲゲゲの鬼太郎スレ其の3
  http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50
懐かし漫画:鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/
漫画:アニメの鬼太郎しか知らない人へ
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1045827860/
レトロゲーム:げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
  http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/
占い性格診断:ゲゲゲの鬼太郎は何型!?
  http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/fortune/1044695251/
668毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:24 ID:ArKqa5Yh
あとはマターリ語らいながら490kbを越したら何方か神スレを立ててホスィ
SS職人様は是非にSSを書き溜めてくだされ
お絵かき職人様も是非に降臨キボング

同じ事を何度もスレ消費スマソ…
669●引越注意●:03/12/23 18:55 ID:VNYTuSLq
このスレの現在のログ容量は485KBです。
7日間書き込みがないとDAT落ちします。
500KBになると書き込みできなくなります。
新スレを立てて移行願います。
670建てますた:03/12/23 22:28 ID:LCtyA0Is
悪魔くんgt;ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部lt;水木

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/

スマン・・・初スレ立てで、変な風になってしまいますた
671名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:33 ID:LCtyA0Is
       /ゝiコべ>
   /´ ̄ ⌒⌒ヽミゝ
  ,/      ヾ V
  |_、_ハ_i___  _>  
   !(・>v<・ノ〃 リフyヽ、
 .__i´  ゙`   へノi  <、 新スレに移行よ!
彡ノヽ、_^ ___幺山 )\, /|
   \_/\\∞ \__/´|
       >  ̄ ̄   |
      /  /ノ   |
      /_____」
        ヽ |  ノ
         ヽL ゙Y⌒`
          `>>ツY⌒`
         (⌒(⌒ ノ
          ̄  ̄
672名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:34 ID:LCtyA0Is
                 ,..、                 
              / -、ヽ、_ ,. --―‐- 、       
           ,. -‐' ̄ ⌒ヽー` -、-―-.:゙!
          /:::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヽ . .:::ノ
           ,!::/!:i!::::ノi!::::i!:::::i! !::::ヾ::::::::Y´
        'ー',.‐、‐'`ー、_j、_;ノ::|::i!::::!::::::::゙!
          ,|(  ・ヾliレ'・  `フ゛`‐'、;r‐、,! 
         ,'´! `ー‐' `ー--‐',r'⌒ヽ. 6ノヽ  <引越しニャさいな!
       ,ノ⌒ l     `´   / , ,ノ ,ゝ! 〈ヽ
     m'r'ノ) 〉、  ^  (//〈 くトー'  \, ト.:!
     ``´ 'ー'ヽ `ー-,-― ``ー゙ー'\ ノ  |':::} 
            \_,ノ   \ヽ、___ヽ  /::::::゙!
                 /::::::::::::::::::::`ー':::::::::::゙!
                   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙! 
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙!
              `ー-、_:::::::::::::::::::::::_;;;:: --‐'
                   | ̄`T" ̄´ノ
                   ヽ.  |  く 
                   ゙ーヽ、_ `ヽ、    
                           ,ゝ `ゝ‐'^;
                   ,r'⌒ヽr'⌒ヽ' /
                   `==`===='
673名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:36 ID:LCtyA0Is
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<新スレで萌えてね!
                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /
                 ___   7¬─‐'|│  / /
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |
              /   |  |    ヽL_! ∨  /
674名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:38 ID:LCtyA0Is
新スレ建てますた
あと、10KBほど残っておりますので、マターリ消費してくだちい

【悪魔くん】ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部【水木】

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/

SS職人様おまたせしますた
思う存分、SSの投下をよろしこ
675毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/25 09:27 ID:O931be9Q
あと、10kbありまつので穴埋め投下
しかも非エロでつ


ネコ娘―――改めて鬼太郎を意識する

「ありがとう。ネコ娘」

全裸の鬼太郎に、服を渡した時の・・・
地面に擬態していた姿からもとの姿に戻った時に見てしまった鬼太郎の全て

妖怪代裁判の間違った裁決も見直され、真犯人の百ん爺が捕まってから大分経ったの・・・だが
当の鬼太郎親子は元より、砂賭け、こなきも変わりなくしていた。
只一人、様子が変わってしまっていたのがネコ娘だった。

もともと異性としてスキだったはずなのに
鬼太郎を改めて男の子と認識したせいか、させられたせいか
あの日以来、どうにも恥かしくて鬼太郎の顔をまともに見られないで居た。

名前を呼ばれただけで、飛び上がるほど驚き
心配されて顔を覗き込まれると、心臓が早鐘を打つ
頬は耳まで赤く染まってしまい、どうにも困る。

治せるものなら治したいのだが、こんな事誰に相談して良いのか
砂かけ?いいや・・・駄目だ。
ユメコちゃんは・・・もっと駄目だ

兎に角、鬼太郎の気配がするだけでこうなってしまうので、ネコ娘はゲゲゲハウスに、事件や何かで呼び出されない限り、いつか無くなってしまった。
そうなると、ゲゲゲハウスにもっぱら入り浸るのは、ネズミ男なわけで

「ふぁ〜平和でいいねぇ。ネコの居ぬ間に昼寝・・・なんちって。グフフフフ」

前々からでは有るが、まるで自宅で寛ぐかのような振る舞いのネズミ男。
いままでなら、何時も隣に有った花の存在は無く、色気も無い無粋な男の存在に鬼太郎は句作さしていた。

「おい、ネズミ男。おまえ、ネコ娘に何かしたんじゃないだろうな?」
「あらっ、鬼太郎ちゃんたら怖い顔して・・・俺様が、んな事するわけねぇだろう?」

半分チャラけて、半分真面目に、うかつな事したら返り討ちにされるよ・・・と、ひらりと手を仰ぎ、寝返りを打つ。
確かに・・・ネズミ男の言う事はもっともなのだが、なら、何故ネコ娘は訪れてくれないのだろう?

ふむ・・・暫し考えてみても、全く見当がつかない。
ならば、ここのところたいした騒ぎも無いし、自らで向いてみるか・・・ということで、ネコ娘のところへ遊びに行く事にした。
はっきり言って珍しい事なのだが、今まではネコ娘が常に居た為に出かける必要性が無かった・・・というだけのことなのだが。

「父さん・・・僕、ちょっと散歩をしてきます。」

茶碗風呂でまどろむ父に行って来ますと言い残し、カラコロとゲゲゲの森に下駄の音が鳴る。
何時も通り慣れた道からちょっと外れて、わき道を辿ればそこにネコ娘の家がある。

久々に訪れる懐かしさと、顔を見られるという安心感からか、どうも顔の表情が綻んでいけない。
さぁ、この林を抜ければすぐそこがネコ娘の家だ―――

ショッキングピンクのリボンが、林を抜けてすぐ目にとまった。
鬼太郎の風下に居るせいか、気が付いておらず、背を向けているような感じで

(・・・何をしているんだろう?)


ネコ娘は、草原に座り唯ぼんやりと空を眺めているだけだった。

「ネコ娘」
「にゃがぁっ!」飛び上がって驚いて
本当に虚ろだったのだろう。
鬼太郎が肩を叩くまで、ネコ娘は気がついていなかった。

「最近家に来なくなっちゃったからさ・・・どうしてるのかと思って様子見に来たんだ。」
「・・・ぇっと・・・あの・・・ゴメンなさい・・・」

鬼太郎に背を向けてしまった。

「何してたの?」
「あ、うん・・・空・・・見てた・・・」
「だったら家に遊びにくればいいのに・・・」

そう言うと、鬼太郎名ネコ娘の隣に腰掛けた。
ボ・・・っと全身に熱が回ったように感じたネコ娘は、逃げようとして
それを察知した鬼太郎に腕を捕まれてしまった。

「・・・何処へ行くのさ?」
「あの・・・その・・・」

まさか鬼太郎の隣に座っているのが恥かしいだなんて
顔を見ることが出来ないだなんて、言える訳が無い。

「ネコ娘に、そんな風にされると・・・僕が傷つくって・・・知ってた?」
「・・・」
「それとも・・・僕の事が、嫌い・・・だから?」


ネコ娘の力が緩んだ所で、掴んだ腕をぐいと引き寄せると、鬼太郎の腕の中にその細い身体はすっぽりと収まった。
わきの下から両腕で身体をしかと抱き、背中に頬を押し付ける。

「ねぇ、知ってた?ネコ娘に触れると、僕の心臓はこんなにドキドキするんだよ?」
心臓が早鐘を打っているのはネコ娘も同じ。
鬼太郎に顔は見えないものの、瞳は潤み今にも泣き出しそうで、頬は耳まで紅く、紅く染まっていた。

「でもね、凄く切ないんだ。苦しくって・・・何故だか解る?」

今度はフルフルと、小ぶりに首を振る。

「それは、僕がネコ娘のことを、凄くスキ・・・だからなんだけど。」
ハァ・・・と一つ小さな息をつく。

「だから、さっきみたいに背を向けられると、苦しくて仕方が無いんだ。」

――― 鬼太郎も?鬼太郎もあたしと同じ・・・なの?
ドキドキしたり、苦しかったりしたの?

胸がキュンとなる。

「あの・・・あたし・・・あたしもね、スキ・・・鬼太郎のことが・・・大好き・・・」

恥かしくても逃げられなくて、ただ顔を俯かせる事しか出来なくて

「嬉しいな。でも、どうしてさっきは逃げようとしたの?」

あの時改めて、鬼太郎を異性と感じた時からただ恥かしくて
捕まれた腕の力強さ
今抱かれた腕の逞しさが恐かったのだ。


「ご・・・ゴメン・・・ね。あたし・・・見ちゃったの。それで・・・恥かしくて・・・」

ポツリポツリと話しはじめたネコ娘の想いに、等の鬼太郎も頬を紅く染め上げて
でも、とても穏やかな安心感に心が満たされる。


――― いつか
僕の夢が叶ったら、もうお転婆しなくていいから・・・
ずっと僕の傍に居てくれるかい?


鬼太郎の腕の中で、ネコ娘が小さく頷く。


さっきまで一人で見ていた空は、ただ遠かったのに
二人で見上げた空は、とても綺麗で青空が夕日に染め染められるまでずっと
ずっとそうしていた。

今日は、二人の想いが初めて通じた最初の日


おわり
3部イメージでつが、4部でもいけるかも(゚∀゚)!


ゲゲゲハウスに姿を表わしたのは紅いリボンに赤い服のネコ娘。
鬼太郎の家には、ゲゲゲの森に住む妖怪たちがよく訪れること
何ら珍しい光景でもない。

「鬼太郎。またたび餅作ったんだけど・・・」

手土産・・・と言うよりも、ここへくる為の口実で作ってきたまたたび餅の袋をガサリと言わせるが、部屋の中はシ・・・ンとしていて何の反応も無い。
目玉のオヤジの姿は無く、鬼太郎といえばまだ万年床で眠ったままであった。

「あ、まだ寝てたんだ・・・」

切り株の机にまたたび餅を置き、鬼太郎の枕もとでお膝する。
あどけない寝顔はまだまだ鬼太郎が子供である事を物語っているようで
柔らかそうな頬を、ムニムニと指でつついてみた。

「う・・・ん」

眉間にしわを寄せ寝返りを打ったものの、熟睡しているのか起きる気配がまるで無い。
ネコ娘は、しなやかな指を鬼太郎の唇に這わせ、その指を自分の唇にそっと触れる。

「鬼太郎と間接キス・・・なんちゃって・・・」

ニャハ・・・と笑ってみるが、何だか凄く自己嫌悪に陥り、がっくりと肩を落す。


「・・・帰ろうっと」

ハァ・・・とため息を漏らし立ち上がろうとして、腕を捕まれた。

「ギャッ!」

「・・・ネコ娘・・・今の」
「や・・・やだっ・・・鬼太郎起きてたの?ひ・・・ヒトが悪いなぁ・・・」
(ヒトではなく妖怪だと言う突っ込みはご勘弁を)

自分がした事が恥かしくて、何より鬼太郎が寝ていた振りをしていただなんて・・・

「・・・どおゆうつもり?」
「ゴ・・・ゴメンね。寝てると思ってて・・・つい・・・」
「”つい”?」
「き・・・気分悪くしたよね。あたしなんかが・・・」
「―――そうじゃなくって。僕は・・・」
「えっ?」
「僕はこの腕を引き寄せてもいいのかな?」

ヘンな事をして、鬼太郎に嫌がられたんだと
嫌われたんだと思ってしまったネコ娘は、目尻に涙を浮かべながら鬼太郎を見た。

「ネコ娘に”ウン”って言って欲しいのだけれど?」にっこりと微笑んで
ネコ娘は黙ったまま頷いた。


「”間接”じゃなくって、今度からはちゃんと唇で・・・ね?」

鬼太郎はそのまま腕を引くと、寝たままの自分の上に抱きかかえるようにして、ネコ娘の後頭部に手を添えた。
一瞬驚いて、目を見開いていたネコ娘も、やんわりと唇を重ねられると、瞳を閉じた。

胸の上に程よくかかる重みが心地よい。
少女の香りが、柔らかな唇の感触が、少年に一時の安らぎと休息を与えてくれる。

おわり。
684毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/25 09:42 ID:O931be9Q
SS後半追加分っでツ

鬼太郎×ネコ娘(3期)『痕』>>651-665
鬼太郎×ネコ娘(3期)3部「妖怪代裁判」ヨリ>>676-680
鬼太郎×ネコ娘(3期):非エロ:間接キス>>681-683
685毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<新スレに移動してね♥
                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /
                 ___   7¬─‐'|│  / /
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |
              /   |  |    ヽL_! ∨  /