811 :
外伝:03/10/13 02:10 ID:U4bcbRCR
(イヤ・・・)
思わず声を漏らしそうになった。肛門のすぼまりをもみしだかれ、なんだかくすぐったかった。
女陰部への責めなら、感じ方も予想できるし、耐えてもみせると思った。しかし、お尻の穴は、あまりにも経験不足で、自分でもどうなるかわからない。
中指の先が、すぼまりの中心の凹みに、ぴたりと重ねられた。次の瞬間、ぐぐっと力が込められ、尻の穴が開かれていった。
(ぁぁっ・・・)
フランソワーズは、ほとんど聞き取れないくらいの小声を洩らした。
腰に力が入らずに、下半身が崩れそうになる。それでいながら上半身は、その場で飛び上がりたいような妙な焦燥感に包まれる。
ジュンは、ぐにぐにと指を回しながら、第一関節のあたりまで指を沈めた。小さな肛門が、きつく指を締めつけた。
直腸の筋肉をほぐすように、ゆっくりと指を出し入れする。
(ふむむ・・・)
フランソワーズは知らずのうちに膝を曲げ、尻をやや後ろに突きだしていた。周りに人がいなければ、おおおお! と叫びだしたかった。
これが性感かどうかはわからない。しかし、懐かしいような、切ないような、不思議な感覚があった。
「アナルも好きなんだね。・・・スケベ・サイボーグ!」
ジュンが、耳元でののしった。
812 :
外伝:03/10/14 00:58 ID:uUcAnwC5
電車が駅に着き、乗客が入れ替わる。
ターミナル駅に近づく途中なので、混む一方だった。
ジュンの指がすっと抜かれ、背後の気配が消え去った。
肛門は、すぐには閉じられず、名残惜しそうにまだヒクヒクしている。
これで電車の中での刑罰は終わったのだろうか。
フランソワーズは、シートに座る人と膝をつき合わせる場所まで押し出された。ややほっとして、スカートの皺を直した時だった。
後ろからぴったりと体を密着させてくる男がいた。
フランソワーズよりは背の低い男らしい。ツンツンとしたペニス特有の弾力が、ズボン越しにむき出しの太ももを押していた。
怒りにかられて背後を振り返る。
薄汚いジャンバーを着た労務者風の男が、尻にまとわりついていた。頭ははげあがり、背中が不自然に曲がっている醜い男だった。
眉をつり上げて、怒鳴りつけようとする。が、その機先を制すように、小男が手の中の小さな道具を見せつけた。出っ歯をむき出しにして笑った。
マッド・マシンのリモコンだった・・・。フランソワーズは、がっくりと肩を落とした。この男も、ジュンの手先だったのか。
電車が走り始めたのを合図に、小男は無遠慮に尻を撫で回し始めた。
ミニの裾を大胆にまくり上げ、乳白色の尻肌に両手でじかに触れる。クリンとした丸みを揉みあげた。
醜い小男の玩弄物になるのは、ジュンに責められるよりも、ずっと屈辱的だった。
いくら混んでいるとはいえ、人と人の間にわずかな隙間がある。生の尻を誰かに見られているかと思うと、もちろん恥ずかしい。
しかし、死んでも感じるものか、と、きりっと口を結んで窓の外の暗い景色を見た。
813 :
外伝:03/10/14 00:59 ID:uUcAnwC5
フランソワーズは、小男の姿に見覚えがあった。不意に記憶がよみがえった。
やはり0013仲間だ。昔、秋のコズミ博士をさらったセムシ男だ。
あの日、落ち葉が舞い散る林でフランソワーズとジョーは愛し合っていた。
初めてフェラチオを覚えたのも、あのときだった。
0011との戦いで痛めつけられた体がようやく回復したばかりだった。健康を取り戻せたことがうれしくて、自分から積極的にジョーを求めたのだった。
ズボンの上からジョーの下腹部をさすると、手の中でみるみるペニスが固くなるのがわかった。たまらずにジッパーを下ろし、たくましい男性自身を取りだした。
あまりにも愛くるしくて口に含みたいと思った。その気配を察したジョーが、頭に手をあてて、押し下げた。
どうしたらいいかわからないまま、唇で挟んだ。愛しい人のペニスをほおばるだけで、こんなにも感動するものかと驚いた。
はぐはぐと甘がみすると、「あ、歯を立てないで」とジョーに注意された。
「どうすればいいの?」
「舌と唇だけで・・・、舐めおろして」
経験したことのない動きに、顎がはずれるかと思った。初めてのことだから、歯があたらないようにするだけで緊張した。
ジョーが「むむむ」と呻くのを聞いた時は、ほんとうに嬉しかった。
男は女の口でいくのを喜ぶという。まだリセにいる時に、聞きかじった知識だ。それを実践したくて、舌でペニスの裏側を思いっきりしゃぶりあげた。
「いい・・・、いいよ。フランソワーズ・・・」
ふたりの距離が、ますます近づいたのを実感した。
そんな至福の時を破ったのが、この不細工な男だ。
セムシは、フランソワーズが動けないのをいいことに、背中に顔をうずめて、ハアハアと荒い息を吐きつけている。
そのおぞましさに耐えていた彼女を、さらに狼狽させる事態が起こった。
前の席に座っている男が、スカートの裾に手を伸ばしたのだ。
814 :
外伝:03/10/14 00:59 ID:uUcAnwC5
お尻の側がめくられているため、白いミニスカートはすでに股の付け根近くまでずれあがっていた。
裾を男が両手でつまみ、そろそろと持ち上げる。
フランソワーズは、あわててスカートの裾の真ん中を押さえた。それでも男の動きがとまらないので、外側は足の付け根までまくられてしまった。
その男も、年をとった労務者風だった。後ろのセムシと風情がよく似ている。
安っぽい雰囲気が、かすかに記憶を刺激した。松葉杖に銃器を仕込んだ男で、たしかカカシと呼ばれていたはずだ。
カカシの手と争っているすきに、背後からセムシの手が伸びてきた。大きく開いた襟元にずけずけと入りこむ。
「あ・・・」
小さな声をあげたときにはもう遅く、節くれだった指が乳房を裾野から撫で上げていた。人差し指で乳首をいじり回し、残りの4本の指をじわじわと豊かな膨らみに食い込ませる。
フランソワーズは、吊り革から手を放し、セムシの手首をつかんだ。
電車が揺れた。両手で襟元とスカートを押さえている彼女は、バランスをとるために股をやや広げた。
ミュールのかかとが高いので、その動作でさえ、ぎこちなくなる。
前の席のカカシは、もうスカートには固執しなかった。男を迎え入れるかのように、いい感じで開かれた股間に直接手を伸ばす。
「だめ・・・、ア」
抵抗する声もむなしかった。オープンパンティの穴は、さっきのジュンの責めで十分に開かれている。
カカシは縦長の穴からせり出している媚肉を自在にさすることができた。やわらかな陰毛が、指先をくすぐった。
カカシの薄汚い指が、割れ目にニュッと入りこみ、敏感な真珠をいじくりはじめた。
「う・・・」
フランソワーズは、驚きの声を喉の奥で呑みこんだ。
カカシの指先にもバイブレーターが仕込まれていた。クリトリスが絶え間なく振るわせられた。
815 :
外伝:03/10/14 10:37 ID:yZIdJt4c
むんむんとした色気は発散させながら、フランソワーズは身をくねらせる。乳房とクリトリスを同時に責められては、どうしようもない。
その上、セムシはもう一方の手を、尻にくいこんだパンティにくぐらせ、肛門のあたりをくすぐり始めている。
異様にエロチックな気配に、周りの男たちが共犯になった。直接触れてくる者はいないものの、みな食い入るようにフランソワーズの肢体に見入った。
たまたまそばにいた女は、無関心を装うか、好奇心いっぱいに眺めるかで、いずれにせよ車内に味方はひとりもいなかった。
美しすぎる女がいじめられているのを見て、喜んでいる地味な女もいた。
フランソワーズは、奥歯を噛みしめ、男たちの責めと闘った。
人前で慰み物になっている屈辱には耐えよう。しかし、これ以上乱れるような無様な真似だけはすまいと思った。
だが、その意志もどこまでもつか、わからない。
男たちの指が同時に、胎内へ侵入してきた。カカシの指は膣に、セムシの指は肛門に突き刺さる。
前と後ろの穴で細かいグラインドが始まる。
「ンンンっ・・・」
妖しげな感覚が脳天まで突き上げてきた。緊張感も手伝って、フランソワーズは、一瞬、気を失いそうになる。
その隙を、貪婪な男たちは見逃さない。セムシは、スカートを押さえている左手をとり、自分の股間に導いた。
816 :
外伝:03/10/14 10:38 ID:yZIdJt4c
フランソワーズの胸が、ドキンと高鳴った。
手に触れたのは、生のペニスだった。恥知らずにも男は電車のなかで、ファスナーを開けて中身を取りだしたのだ。
無理矢理、男のものを握らされた。はちきれるように固く熱かった。
美しい指に包まれて、雄のシンボルがビクビクと動く。電車の揺れに体を合わせているだけで、自然と幹をさすりあげることになった。
スカートの前面は、すっかり無防備になっている。
カカシの手によって、ミニの裾があっさりとめくりあげられた。
周りの男たちが、「おおお」と、小さな歓声をあげる。
オープンパンティの穴から、亜麻色のヘアーに彩られた薄桃色の媚肉が、むくりと盛り上がっていた。割れ目はわずかに開き、つややかな花弁が顔をのぞかせている。
気がつけば、腰から下をすっかりさらけ出してしまっていた。
ワインレッドのオープンパンティは、もちろん何の役にもたたない。尻の谷間と、媚肉の両側に食い込んで、下半身の完璧な造形を強調するばかりだった。
カカシの中指が、ぬっぷりと膣の中へ入りこみ、奥にたまっていた蜜液を掻き出す。
続いて、濡れた指であでやかな女陰を左右に大きく開いた。花弁の内側やクリトリスを、縦横無尽に撫で回した。
(ああっ・・・うっ・・・)
フランソワーズは声をあげそうになるのを、必死にこらえる。
自分でも驚くほど、性感が鋭敏になっていた。
人前だというのに、敏感すぎる・・・。困惑したフランソワーズは、ふと首輪に手をやった。ほんのわずかだけど、ピリピリとした振動が伝わってきた。
(あ・・・)
実は、マッド・マシンが、発動しているのだ。気が狂わならないほどの弱い出力だけど、確実に体の感覚はむしばまれている。
フランソワーズは、ぞっとした。
あたしは狂っていく・・・。
817 :
外伝:03/10/15 02:52 ID:sLwMBUJr
電車は再び駅に着く。
フランソワーズの周りで降りようとする者はひとりもいなかった。事の成り行きを最後まで見守ろうと、誰もが固唾を呑んでいた。
新たな乗客で車内の混雑は限界に達し、尋常でない熱気に包まれた。
発車のベルが鳴る。
フランソワーズは、体をさいなむ官能と闘いながら、ぼんやりとプラットホームの光景を見ていた。
カカシは、揃えた指を股間の亀裂に細かく往復させている。指先には、とろりとした愛液が糸を引いている。
後ろのセムシは、しつこいくらいに乳房と肛門をもみしだく。乳首が痛いほどに疼いた。
もう立っているのが限界だった。
その時、かすんだような視界に、信じがたいものが映った。
(ジョー!!)
幻かと思った。彼のことを思いだしたばかりだから、幻影を見たのかと疑った。
しかし、ホームの人混みの間に見えるのは、紛れもなく片目を髪で隠したジョーの顔。
どうして、こんなところに。
助けに来てくれたとは思えない。今日は、ジュンと夕食をとって帰るから、遅くなると言い残して研究所を出てきた。
マイクロ発信器を使えないことが、これほどもどかしいとは・・・。
身もだえするフランソワーズの目に、さらに驚くべき光景が映った。
ジョーの隣に、若い女性が寄り添っているのだ。
ショートカットが似合う、清楚な美人だった。背の高さはジョーとほとんど変わらず、大人の魅力を発散している。
ふたりは親しげに顔を寄せて話しあっている。
(まだあの人と会ってたのね)
フランソワーズは、黒髪の女性をにらみつけた。
818 :
外伝:03/10/15 02:53 ID:sLwMBUJr
小松玲子。それが女の名だ。
変死した考古学者、小松博士のひとり娘で、年は20代後半。すらりとした体つきなのに、日本人では珍しいくらいに豊かな胸をつきだしていた。
あの頃はまだ「新・黒い幽霊団」との戦いが始まってなかった。サイボーグ戦士たちは決して姿を見せぬ巨大な敵の影を感じ、不安な日々を送っていた。
ジョーは、小松博士の死の謎を解くために、日本全国を走り回り、しばしば玲子から話を聞きだした。
旅先で偶然出会い、ふたりきりで奈良の古跡を回ったこともある。
フランソワーズがやきもちを焼くと、調査のために会っているだけだと説明した。
ジョーは異常なくらいに小松博士の事件にのめりこんでいた。張々湖は、博士の魂が乗り移ったと言ってたけど、ほんとうは・・・?
ジョーは、年上の女性に弱いから。
事件は未解決で終わったはずなのに、まだ会っていたなんて。
ねえ、ジョー。どうして、あたしに内緒にしてたの?
たまたま用事があっただけなのかもしれない。でも秘密にされていたことが辛かった。
直接問いかけることができないので、いやな想像ばかりが働く。
ジョーの器用な指先が、玲子のシャツのボタンをはずしていく。しっとりとした肌に、彼の唇が吸いつく。
恥じらいを見せながらも、燃え上がる玲子の体。声にならない悲鳴。
そんな光景ばかりが目に浮かぶ。
バカなことばかり考えてしまうのも、マッド・マシンのせいなのか?
電車が動き始めた。ふたりの姿はあっという間に視界から消えた。
フランソワーズは、もはや動揺を隠せなくなっていた。
観念したように目を閉じて、わき上がる官能に身を任せた。
819 :
外伝:03/10/15 22:36 ID:wKJbjQ8Y
セムシもカカシも、フランソワーズの態度の変化に驚きつつも、にやりと笑った。
女の体が、突然くにゃっと柔らかくなり、腰をくねらせ始めた。コクンと白い喉を鳴らし、舌で唇を舐めた。
(来るなら来て・・・)
恋人に裏切られたショックから、フランソワーズは完全に開き直った。
カカシが、中指と薬指を揃えて、蜜壺に指を埋めた。同時に親指では、ピンと尖ったクリトリスを押し回した。
「ああっ・・・はン」
フランソワーズは、吊り革にぶら下がって体を支えた。甘い声が洩れるのを止められなかった。
カカシの責めを受けて、蜜壺はとろりと愛液を吐き出す。電車の走行音があるのに、股間から、にちゃにちゃと湿った音が聞こえてきた。
車内は殺気だっていた。異常な光景を見られるのは、フランソワーズ周辺の限られた者に限る。
誰もが官能に喘ぐ顔を、みだらに身もだえる体を、この目で見たかった。できるだけそばに近づこうとする。
まさに立錐の余地もなくなった。フランソワーズたちもまともに身動きがとれない。
セムシが、Gジャンの襟を両手でもち、勢いよく左右に広げた。ボタンが弾ける。
車内がどよめきたった。
形のいいふたつの乳房が、プルンとこぼれでた。薄桃色の乳首は、見事にそりかえっている。
腋から乳房にかけての曲線、まろやかな下端、鎖骨から乳首にかけてのスロープ、そのすべてが美しく、男たちを悩殺した。
乳頭の微妙な凹み具合まで、理想的な形をしている。
セムシは、美しい隆起を背後からむぎゅっと鷲づかみにする。人差し指と中指の間で乳首をはさみ、力いっぱいにもみしだいた。
「うぅっ・・・ふっ」
フランソワーズは、自分の腕に唇を押し当てて、あえぎ声を押し殺した。
820 :
外伝:03/10/15 22:37 ID:wKJbjQ8Y
股間をせめるカカシは両手を使いだす。
左手の指で女陰を十二分にくつろげると、右手の指をほぼ垂直に立てて、蜜壺を激しく責めたてた。
「・・・っは・・・っう・・・」
腕にあてた唇から、悩ましげな声がもれる。眉をよせて、苦痛に耐えるような表情。ほっそりとした腕には、透明なよだれがこぼれてる。
蜜壺の奥の粘膜はもちろん、全身の筋肉がわなないた。人前で性器を押し広げられ、妖しいほどの高ぶりが巻きおこっていた。
乳房をもむ手の動きも執拗だった。その弾力、その柔らかさに、けっして飽きるということがないようだ。
指を深く食い込ませ、手のひら全体でふくらみを胸板に押しつける。ひねりを加えながら、揉み上げる。
両方の乳首をつまみ、くに、くに、と振り回す。
うっすらと汗をかいた肌は、車内灯を浴びて、輝きを増していた。揉めば揉むほど、女としての価値が高まっていくようだった。
「あああっ・・・ン!」
背筋を突き抜けるような新たな衝撃に打たれて、フランソワーズは腰をガクガクと前後にふるわせた。思わず腕から唇がはずれ、甘い嗚咽を放つ。
股間を貫く指が鉤型に曲げられ、恥骨の裏側の粘膜を激しくさすり始めたのだ。
いわゆるGスポットと呼ばれる部分。フランソワーズのそこは、おそろしいほどに感度がよかった。
鋭敏な襞をかきむしられるたびに、真っ白い光が全身を包みこんだ。どうすることもできない。太ももを引きつらせて、尻をぷるぷると振るわせるしかなかった。
今や細紐も同然になったパンティは、尻や媚肉や食い込みきって、柔肌を刺激した。
821 :
外伝:03/10/16 13:48 ID:naPhTl1E
フランソワーズはみずからを解き放って、感じまくっていた。
そうすれば、先ほど目撃した、いやな光景が頭から消え去ると信じているかのように。
しかし実際には、体が燃え上がるほどにジョーの姿が思い出された。そしていまいましい小松玲子の風貌も。
フランソワーズの頭のなかでは、ふたりはすでに合体していた。
瀟洒な洋館。ランプの間接照明。ジョーの腕の中で、ふるえる玲子。
雄々しいペニスが、陰裂に突き刺さる。濡れたような黒いヘアーがまとわりつく。
サイボーグらしい、すさまじいグラインドに、いつもは清楚な玲子も乱れまくる。太ももを男の腰に回し、首筋にかじりついている。
みずから腰を振り、ジョーのペニスを貪欲に呑み込もうとしていた。
「いや・・・いやいや・・・いやぁ・・・ん」
フランソワーズは、泣きじゃくったような声を放った。髪の毛を乱しながら、首をうち振った。
男たちの責めに感きわまったのか、頭に浮かぶ光景を否定したいのか。自分でもわからなかった。
ただ、彼女がすっかり取り乱していることは、誰の目にも明らかだった。
股間から発せられる濃厚な香りが、車内にあふれかえった。蜜壺も車内も興奮の坩堝と化していた。
822 :
外伝:03/10/16 13:48 ID:naPhTl1E
セムシが乳房を放すのと、カカシが膣から指を引き抜いたのは同時だった。
下半身の力が抜けきっていたフランソワーズは、支えを失って、その場に崩れ落ちる。
激しい衝撃に完全に打ちのめされ、肩をガクガクとふるわせていた。
セムシが、フランソワーズの髪をつかんで顔を上げる。首が人形のようにカクンと折れ曲がった。
目の前には、カカシのペニスが突き出されていた。ファスナーの間から、浅黒い肉棒がそそり立っている。
何も考えることはできなかった。
フランソワーズは、男の膝に両手をついて身を乗り出す。
車内が静まりかえる。まさかこの美貌の持ち主がそこまでしないだろうと、誰もが思っていた。
しかしフランソワーズは、可憐な唇を大きく開けた。上下の白い歯の間に、露のように透明な唾液が糸を引いた。
ペニスに魅入られたように、顔を近づける。
「はむ」
音を立てながら、唇全体を男根に押し被せていった。
滅多に洗わないのか、異常な臭気を放っている。
しかし、フランソワーズはまるで気にならない。自分の唾液で清めるように、男のモノをしゃぶりたてた。
唇から喉の奥まで焼けつくように燃えあがった。ペニスを舐めおろすたびに、鼻から脳にかけて、苛烈な感動が走り抜けた。
脳がとろけてしまいそうだった。
いや、もうとろけていたのかもしれない。
823 :
外伝:03/10/16 16:01 ID:naPhTl1E
「電車の中で感じまくるなんて、犬以下だね」
ジュンにののしられても、目を伏せるしかなかった。
場所は高層ビルに囲まれた公園。ターミナル駅に電車が着くと、フランソワーズはジュンに抱えられるようにして、ここまで連れてこられた。
Gジャンの胸元は閉じられたし、ミニスカもとりあえずは尻をおおっている。
しかし公園の中では、再び犬のポーズをとらされた。二本足で歩くことは許されない。首輪は再びリードで引っ張られている。
「あの・・・」
フランソワーズが、もじもじしてジュンを見上げた。
「なんだい?」
「トイレに行かせてもらえますか」
「犬にトイレはもったいないよ。そのへんの茂みでやっちゃいな」
それは出来なかった。先ほどから、家路につくサラリーマンたちが、何人も通りすぎ、犬の格好をしている美女を見て、驚いたり、呆れたりしていた。
これ以上はしたない姿を見せることはできない。
ただ、サラリーマンの中には、一種のパフォーマンスと思ったものもいるようだ。
一方、パフォーマンスでもなんでもいいから、女が乱れる姿が見られれば満足という男たちも、公園にいた。
彼らは草むらに身を隠し、目だけをらんらんと輝かせている。覗きの常習犯たちだ。
今夜は、月光と照明灯の光を受けて青白く輝く白人女性の肢体に、目を凝らしている。足の長い女が四つん這いで歩くと、尻が見事につきだされて、見応えがあった。
そんな卑劣な男たちを、むざむざ喜ばせたくはない。
フランソワーズは、尿意を我慢する。
そのあたりは、やはり彼女も戦士だ。戦闘が長期化することもから、多少の生理的なコントロールはできる体になっていた。
ジュンは、フランソワーズを大きなケヤキの木の下まで連れて行った。
「はい、ここでシーシーしな」
「け・・・、けっこうです」
フランソワーズは、腰をふるわせた。
824 :
外伝:03/10/16 17:52 ID:nR+a4xGB
「あたしの好意を無視するのかい?」ジュンが睨みつけた。「またお仕置きしなくっちゃだわ」
「ああ」フランソワーズは長いまつ毛を伏せた。「どうか、もう・・・、許して」
「ふん」
鼻で笑うと、ジュンは携帯をとりだした。メモリからある番号を呼び出して、発信ボタンを押す。
「あ、もしもし。○号室にお泊まりの島村さんをお願いします」
はっとして、フランソワーズは顔を上げた。この女の口から、ジョーの名前が出てくるなんて。
ジュンは、送話口を押さえながら、ウインクした。
「あんたの恋人に、ここまで来てもらうよ」
「やめて!」叫ばずにいられなかった。「お願い、それだけは・・・。何でもしますから! 許してください」
ジュンの足にかじりついた。
冷静に考えれば、強敵のジョーを呼び寄せるはずがなかったかもしれない。しかし、フランソワーズには余裕がなかった。
テニス・プレイヤーは、さげすんだ目つきで見下ろしながら、携帯を切った。
「恋する女はあわれねえ」亜麻色の髪に手を置き、子犬をあやすようにかき回す。「あんたのいい人は、今ごろ、別の女とやりまくってるかもしれないのにさ」
「ウソよ!」
フランソワーズの声は、裏返っていた。
825 :
外伝:03/10/16 17:53 ID:nR+a4xGB
「信じたくないのは、フランちゃんの勝手だけど・・・。でも、あんたも見たでしょ、駅のホームで一緒にいるところを」
「・・・」
ただ黙って首を振るしかなかった。
そこまで計算して、あたしを陥れたのか。
それとも全部、ジュンたちの仕込みで、実はジョーは今ごろ海を望む研究所であたしの帰りを待っている?
ジュンが座り込む。四つん這いになっているフランソワーズと対等の位置まで、顔を下げた。
「でもさ、フランちゃんも、彼を責められないわよね。知ってるよ、記憶障害の男と浮気したことは・・・。ユウジって言ったっけ?」
「あの人とは・・・」声が、知らずのうちにかん高くなる。「なんにもないわ」
「『新・黒い幽霊団』の部会で、そんな報告があったんだよ。ユウジ自身の口からね」
返す言葉がなかった。
たしかに、”眼と耳”事件のとき、ユウジは海に落ちただけで、死亡は確認されてない。生き延びて、なんらかの証言をしたとしても不思議ではない。
フランソワーズの表情は凍りついていた。顔色が青ざめて見えたのは、月や照明のせいばかりではなかった。
826 :
外伝:03/10/16 18:01 ID:nR+a4xGB
えっと、素の喋りを入れるのもなんですが、
このあと、しばらく、ハァハァスレのほうで考えていた「眼と耳編」の話を挿入します。
(もともと、ひと続きの話にならないかな、と考えていたもんで)
奴隷フランたんのラストは決めているので、このまま脱線しまくったりはしないつもりです。
それと、今イチ糞尿ものに踏み切れなかった甘さを、どうぞひらにお許しを。
外伝さんの文章はめちゃくちゃ興奮しますね。ぞくぞくします。
続き楽しみにしてます!
「フランちゃん」、意外と新鮮な響きでいい感じですね。
829 :
外伝:03/10/18 10:33 ID:Ibi702wq
あの日、ジョーはギルモア研究所を留守にしていた。そもそも、それがいけなかったのだ。
ジョーは、張々湖と西伊豆に出かけると言っていた。嘘ではなかった。父を宇宙人にさらわれた少年を救っていたらしい。
ただ、張々湖のほうが、ひと足先に帰っていた・・・。
彼の経営する中華飯店は営業を再開したのに、ジョーは戻ってこなかった。
「別に学者の娘さんと旅行しているわけではないアルよ」
聞いてもないのに、張々湖は勝手に口を滑らせた。それでフランソワーズは確信したのだ。ジョーは、あたしに秘密で小松玲子と会っていると。
彼が、ミステリアスな日本人女性に特別な感情を抱いているとまでは思わなかった。それでも、内緒にされたのは面白くない。
元来やきもち焼きのフランソワーズは、口には出さないけど、ジョーに腹をたてた。
そんな時、研究所に残っていたフランソワーズとジェロニモは、近くの海に身投げした青年を救った。
名前はユウジ。画家志望でパリに留学した経験もある。しかし、恋人をなくし、将来にも悲観して、自らの命を絶とうとした。
彼には、人の心を読み解く力があった。
特殊な能力の持ち主ゆえに疎外感を強いようだ。
ユウジを絶望の淵から救おうと、フランソワーズは献身的に介抱した。やさしく慰めた。弱い者には、無上の慈しみを与える性格なのだ。
830 :
外伝:03/10/18 10:34 ID:Ibi702wq
「キミの心の中は、ただやさしさだけでいっぱいだ!」
散歩に出た近くの松林で、ユウジは熱っぽく語った。フランソワーズの肩を抱き寄せて、そっと口づけした。
ユウジの唇を受け止めながら、これは感謝の印なのだろう、と思った。パリで暮らしていた彼が、親しみの情をキスで表すのは不思議ではない。
しかし唇の動きは、徐々に激しさを増した。フランソワーズの上下の唇をなぞり、吸い上げようとする。
「んん!」
フランソワーズは思わず目を見開いた。
ユウジの手が、いつの間にか胸にかかっていた。ブラウス越しに、乳房の大きさを確かめている。
指先が、セミレースのブラジャーの繊細な模様をなぞる。胸のふくらみを男の手に押し上げられて、乳首がすれた。
「・・・いけない、ユウジ。だめよ!!」
フランソワーズは、あわてて体を引き離した。
ユウジが熱い瞳で、見つめる。ふたりの間に、思春期の少年少女のような、甘酸っぱい空気が流れた。
「キ・・・キミには、ジョーという恋人が・・・いるんだね!!」
ユウジが悲しい目つきで言った。
831 :
外伝:03/10/18 10:38 ID:Ibi702wq
その夜、ユウジがうなされた。
なにかあった時のためにと、聴覚の感度をあげていたフランソワーズは、おかしな気配に気づき、ネグリジェ姿のまま、ゲストルームへ駆けつけた。
ユウジは錯乱していた。死んだ恋人が自分を呼んでいるという。
「いっちゃいけないわ!!」フランソワーズは、ユウジの両腕をつかんで説得した。「幽霊なんて・・・いないのよ」
ユウジはフランソワーズの腰に抱きついた。
「ボクは、気がへんになってしまったんだ。助けてくれ!・・・助けて」
「ユウジ・・・」
フランソワーズは、彼の肩をさすってなだめすかした。
やがて、ユウジの体のふるえが収まる。精神的にも安定したようだ。
危機が去ると、薄いナイトウエアのまま抱き合っていることが、いやでも意識された。
メインの照明が点いてないからいいようなものの、明るいライトに照らされれば、彼女のボディラインは完全に透けて見える。
ユウジのパジャマからも、男くささが、ぷんぷんと立ち上ってくる。
そろそろ体を離そうかと考えたとき、フランソワーズは、ハッとした。
ユウジの右手が、ヒップをさすっている。最初は無意識の行動かと思った。しかし、手のひら全体で、くりんとした曲線を確かめるように、執拗に撫でていた。
832 :
外伝:03/10/18 20:01 ID:LdmmAE6I
手の上下動に、尻肉をこね上げるような回転運動が加わったときに、彼女は確信した。
「ダメよ・・・」
腰に手を回して、ユウジの手首を押さえた。
彼は潤んだ瞳で見上げる。
「お願いだ。亡霊に打ちかつために、ほんものの女性の素晴らしさを、ぼくに教えてくれ」
無茶苦茶な理屈だと思う。だけど、今、彼を冷たく突き放すことは、フランソワーズの優しさが許さない。
「あたしは・・・あなたの恋人にはなれないの」
「つきあってくれとは言わないよ・・・。もうしばらくだけ、こうしてキミの体に触っていたい」
返事を待たずに、ユウジはフランソワーズの腰を抱きついた。
ひざまづいたまま、みぞおちのあたりに額をなすりつける。
彼女の甘い体臭を味わうように深呼吸している。
ユウジの頭が乳房の下端を押した。ブラジャーをつけていないから、そのたびにふくらみ全体が、揺れ動いた。
「ぁ・・・ん、ユウジ・・・、いけないわ・・・」
思がけず官能的な声だった。
これ以上、許してはいけない。ここで拒絶しなければ、彼を勢いづけてしまう。
そう思った矢先、ユウジが体を抱き寄せたまま、彼女を押し倒した。
「あっ・・・ダメ!!」
833 :
外伝:03/10/18 20:02 ID:LdmmAE6I
ユウジがフランソワーズの上にのしかかる。
股間では、硬直した男性がパジャマの薄い生地を押し上げていた。
無視することはできない。フランソワーズの呼吸は早まり、胸が大きく波立った。
「ボクがキミの恋人だったら・・・、キミひとりを家に残して、旅に出たりしないよ」
「あたしは・・・」
返事をしてはいけないと思った。
しかし、ユウジの情熱が、彼女の心に小さな火種をともしていた。
他の女性と会っているジョーへの苛立ち、ユウジを慈しむ気持ち、落ち葉の匂いのするパリへのノスタルジー、失われた青春への惜別・・・。
さまざまな感情が混じり合い、奔流となって、フランソワーズを押し流す。
「あたしがあなたの恋人だったら・・・」コクリと喉を鳴らした。「あなたをおいて、自殺したりしないわ」
「ありがとう・・・」
唇が押し重ねられた。
「ン・・・」
フランソワーズは、青い眼を見開く。あっさりとユウジの情愛を受け止める自分に驚いた。
834 :
外伝:03/10/18 20:31 ID:LdmmAE6I
ユウジが、いったん唇を放し、微笑みながら言った。
「パリ以来だね・・・」
何のことだろう、と思う。
だが、次の瞬間、フランソワーズの脳裏に、ひとつの風景が浮かんできた。
パリのアパルトマンの小さなアトリエ。油絵の具の匂いに満ちているなか、肩を寄せ合う恋人たち。
そのロマンチックな風景にフランソワーズは酔う。
そういえば、かつてあたしたちは、恋人どうしだったような気がする・・・。
ユウジが、もう一度唇を求めてきた。
今度は彼女の唇も積極的にこたえた。なぜかわからないけど、せつないほどに情欲が高まっていた。
互いの唇が、相手の動きに感応しあう。舌の先でつつきあい、やがて舌全体をねじ曲げて絡みあわせる。
彼の唾液が流れこんでくると、自分の舌を相手の口中に送り込んで返す。男の口の中に
入った舌が思いっきり吸われる。
「んふ・・・むうっん」
唇をふさがれたまま、フランソワーズの鼻奥から甘えたような息がもれた。裸足の指が、ひくひくと動いた。
ネグリジェ越しに乳房が柔らかく揉みたてられる。恥丘には男性がこすりつけられた。
体をふるわせながら、彼の背中に腕を回した。
外伝タン、あいかわらず描写がていねいですね。
恥ずかしながら悶えまくるフランたんに期待しまふ。
836 :
名無しさん@ピンキー:03/10/19 09:31 ID:Na+SXdHr
ほしゅ・・・
837 :
外伝:03/10/20 13:05 ID:vbKKPamG
バレリーナでもある彼女は、もともと芸術家肌の男に弱いところがあった。
町中でファッション・カメラマンに声をかけらると、ついスタジオまで遊びに行ってしまったりする。
その癖が抜け切れていないのか、すっかり相手のペースにはまってしまった。
ユウジの手が、ネグリジェの胸の紐をほどきはじめる。
「ぃ、ゃ・・・」
そう言いつつも、フランソワーズは、身を任せたように目を閉じた。
胸元が大きく開かれた。感情の奔流に巻き込まれたまま、もう戻れないところまで来てしまっている。
こぼれ出たふたつのふくらみは、なんのてらいもなく、ブルンと揺れた。
ピンク色の乳首が、ぷくりと突き出ている。ベッドのフットライトの弱々しい光にも、滑らかな乳暈が照り輝いた。
「素敵だ」
ユウジは、乳頭を指先でやさしく撫でる。鳥の羽根でくすぐられるような微妙な感覚に、乳首がビクンと反りあがる。
フランソワーズは、心地よさげに瞳を閉じている。小さく開いた唇の間で、舌先が何度も往復する。
男の手が乳房全体が押し上げ、その先端を口に含んだ。
「ぁぁっ・・・ぁ・・・」
フランソワーズは、喉を喘がせて、男の背中をさする。舌で転がされるたびに、乳首が固くなった。
左右の乳房を交互に何度も吸われた。
フランソワーズは、顔をのけぞらせて、甘いため息を吐き続ける。美しい鎖骨が苦悶するように上下に動いた。
838 :
外伝:03/10/20 13:06 ID:vbKKPamG
ユウジの手は、腰のラインをなで、太ももから膝のあたりまで降りていった。
ネグリジェの下に指をすべりこますと、今度は、裾をまくりあげながら脚の付け根までのぼっていく。
淡い水色のパンティが姿をあらわす。三角形の頂点では、秘やかな丘がふっくりと盛り上がっている。
指がその頂に重ねられた。媚肉の弾力を確かめるように、ぷにぷにと押しなでる。
「んうッン」
蜜壺の奥の方が、ジュクンと反応した。パンティの裏生地が、熱く湿ってくる。
男の手は、中指と人差し指を重ねて、クレバスを二度、三度となぞり返す。それから、手全体をするりと下着のなかに滑りこませた。
「はうッ!」
思っていたよりも早かった。フランソワーズは、甘美なさざ波におののきながら、股をゆるく開いた。
柔らかな茂みを、指がかき分ける。
ユウジは感動せずにはいられない。こんなに美しい女性のヘアーをじかにさわり、撫で回すことができるのだから。
そのさらさとした感触まで、高貴なものに思えた。
指をさらに下ろし、みっしりと閉じているクレバスに埋め込む。熟れはじめの果実のような、瑞々しい感触に迎えられた。
「ううッ・・・、はむむ」
フランソワーズは、手の甲を口に押し当てた。
思えば、この家にはジェロニモやギルモア博士も寝ているのだ。大きな声をあげるわけにはいかない。
ユウジの指は、しっとりと濡れた熱い肉襞を、何度もさすりあげる。その動きは、やはり芸術家らしく繊細だった。
アスリート系しか知らないフランソワーズには、新鮮な体験だった。
839 :
外伝:03/10/21 01:08 ID:cil0xZbd
やがて、指が上端の真珠をさぐりあてる。
クリクリっと押し回しただけで、フランソワーズはあられもなく太ももをふるわせ、腰を浮かした。
熱い狭間は、すっかり濡れきっていた。
ユウジも気が狂いそうになった。
矢もたてもたまらずに、パンティを両側の足首から抜きさった。
くしゃっと小さくなった布を一瞬、鼻にあてる。
クロッチ部分に染みついた生暖かい香りに、鼻の奥がくらくらした。一瞬、死ねると思った。
もちろん死にはしないで、ネグリジェの裾を乱暴にまくりあげ、太ももを開く。自分のパジャマも下着ごと膝まで下ろす。
火のようになった男性をフランソワーズの股間に押し当てた。
もう我慢が出来なかった。このまま女体を責めていると、それだけでイってしまいそうだ。
激情に揺さぶられるまま、亀頭を蜜壺に沈めた。
「あっ、おっ・・・っンン」
フランソワーズは、ユウジの顔を見つめ直した。ここまで来てもなお、取り返しのつかないことをしてしまっているという思いがよぎる。
その迷いを、ユウジの満足そうな顔が、吹っ切った。
前戯の足りない膣内は、まだきつく狭い。ユウジは、亀頭でこじ開けながら、ペニスを打ち沈めていく。
少し引いては、また入れる。しばらくペニスにまとわりつく肉襞を味わってから、腰を突き出す。
やがて、フランソワーズの股間は、ユウジのものを根元まで呑み込んだ。
840 :
外伝:03/10/21 12:20 ID:ATzQQInJ
フランソワーズは、体を貫く男性を深く味わうように、目を閉じた。
不思議なことに、ある光景が、はっきりと見えてきた。
パリの寒いアトリエ。簡素なベッドの上で、たしかにフランソワーズとユウジは交わっていた。
若いふたりは、時には1日6度も交わり、ユウジは「生卵がなくなっちゃうよ」と冗談を言った。
貧しいなか、互いの体だけが、信頼できるぬくもりだった。
「ああん、ユウジ」フランソワーズは、ユウジの頭をかき抱き、耳元に囁きかけた。「好きよ、好き好き・・・」
そのまま舌を耳たぶに這わせ、ちろちろと舐めあげる。
乳房を男の胸に押しあてた。腰を前後にふって、ユウジを求めた。
ユウジも、女の要求に応え、くびれた腰を抱いて、ペニスを何度も突き刺した。
ぬぷん、ぬぷん、と、ふたりの器官が馴染み始めた音がする。
ユウジの額から汗が飛び散る。もともと強い方ではないようだ。
「だめだ・・・、いっちゃうよ」
フランソワーズは、こくりと頷いた。
「いいわ・・・、来て」
ユウジが最後の連打を、しゅぼしゅぼっと音をたてながら打ち込む。
フランソワーズの膣が、きゅっとすぼまり、亀頭をはさみこむ。蜜壺の奥の方では、ふわりと暖かな空間が広がる。
「ううっ」
と声を放ったのはユウジだ。全身を硬直させ、フランソワーズの中に、ドビュッ、ドビュッと生命の液を放出した。
その瞬間、彼女も小さな絶頂に達した。
841 :
外伝:03/10/21 12:21 ID:ATzQQInJ
(なんてことをしてしまったんだろう・・・)
ユウジの部屋を出てから、フランソワーズは頭をかかえて立ちつくした。
彼の超能力は、人の心を読むばかりではない。「書きこみ」もできるようだ。
今夜あたしは、ユウジと恋人どうしだという偽の記憶を植えつけられ、すっかりその気になってしまった。
でも体も与えたのは、あたしにもスキがあったからだ。心の奥底で、ちらっと、芸術家との恋もステキかもしれない、と考えた。
そこを狙われた・・・。
ギルモア博士とジェロニモが心配そうにやってきた。
「・・・なんじゃ、どうした!?」
フランソワーズは、はっと顔をあげる。
「・・・ユウジがヘンなの、ギルモア博士!」
なんとかごまかした・・・つもりだった。しかしジェロニモの瞳は、すべてを見すかすように、キラリと光っていた。
* * *
ギルモア博士が再び寝ついた頃を見計らって、フランソワーズはジェロニモの部屋のドアをノックする。
「・・・?」
ジェロニモもまだ眠ってなかったようだ。
はだけた上半身からは、野生の雄の香りが漂っている。ユウジに心を乱された彼女にとって、これほど頼もしいものはなかった。
「あたし・・・、どうしたらいいのかわからなくって・・・」
「優しすぎるからだ。・・・深入りしていけない。優しい人間ばかりが傷つく」
「ジェロニモ・・・」フランソワーズは、大男の胸に顔をうずめた。目からは涙がこぼれていた。「あたしを・・・慰めて・・・」
かつて怪物を呼ばれた男は、しばらく黙っていた。やがて、彼女の肩に太い腕を回し、部屋の中へと導いた。
842 :
外伝:03/10/23 01:14 ID:uD+Hm3kJ
ふたりは立った姿勢のまま、抱き合った。
ジェロニモの肌に耳をつけて鼓動を聞いていると、心が安らいだ。大自然のなかの精霊とひとつになって、山や谷のうえを飛び回っている心地がした。
ただ穏やかな気持ちになるだけではない。自分が生まれ変わっていくような新鮮が高ぶりが、体の奥からこんこんとわきあがってきた。
「ジェロニモ・・・今夜、なにがあったかお見通しよね」
うなづく気配が伝わってきた。
「あなたに、浄めてほしいの・・・」
そう言って、褐色の肌に唇をつけた。
フランソワーズには、確信があった。
大地の生命と交わることのできるジェロニモなら、汚れた体を救ってくれる。彼と関係をもつのは、ちょうど深い森の奥のきれいな泉で体を浄めるようなものだ。
ジェロニモは、少し首をかしげた。
「フランソワーズ、愛情いっぱい。それがチームワークを乱すこともある・・・」
「わかるわ。・・・でも、今夜だけ」
大男の腰にきつく手を回して、かじりついた。
すでにジェロニモの心臓の音が、胎内の深いとこまで響いていた。
全身の血が熱く騒ぎ、指の先からつま先まで、じんじんと痺れている。体が真の解放を求めていた。
ジェロニモも彼女の肩に手を置く。
「おれの体でよければ、使ってくれ」
「・・・うん」
フランソワーズは、左手を男の股間においた。
華奢な手に余るほど、ずっしりと重い。心をふるわせながら、綿のパンツの上から、ふくらみを軽くまさぐった。
フランソワーズとジェロニモ。とても楽しみ!!
続きが読みたいなぁ
845 :
外伝:03/10/27 04:14 ID:uUIGC6Gu
フランソワーズの手の中で、ジェロニモの男性が育つ。
はじめは渾然一体とした塊だったものが、今では幹状の部分がはっきるとわかるようになった。股間に張った尾根を上下にさすった。
潤んだ瞳で男の顔を見上げ、笑った。
「あたし・・・、いつもはこんなふうじゃないのよ。・・・自分から求めることは、あまりないんだから」
言いながら、恥ずかしさに体中が熱くなった。まるでジョーとのセックスライフを告白してるような気がした。
「これは、普通の行為ではない。一種のセラピーだ。本能のままに動けばいい」
一種のセラピー・・・。大義名分を与えられたことで、フランソワーズの心を縛っていたたががはずされた。
いくらでも大胆になれそうだった。
唇をこまかく動しながら、たくましい肌に這わせる。
股間をさする動きをはやめると、柔らかな布地を通して、男性の太さと固さが十分に伝わってきた。
ネグリジェの下では乳房が張りつめたように重くなり、乳首がうずいて反りかえる。
ユウジとの中途半端な交わりでは燃え切れなかった欲情に、再び火がついたようだ。
膝のあたりががくがくとわななき、立っていられなくなった。
「ん・・・、だめ」
しゃがみこんだフランソワーズの目の前に、ジェロニモの股間があった。
846 :
外伝:03/10/27 10:32 ID:07cW1BUm
迷うことなく、パンツの腰を結んでいる紐をゆるめ、膝まで引き下ろした。下着はつけてなかった。
なかばまで育ったシンボルが、顔めがけて突き出てきた。
握りしめる。手のひらがすぐに熱くなった。ドク、ドク、と鼓動と同じリズムを感じると、切ないまでに気持ちが高まってくる。
同じ黄色人種系でも、ジョーのものとはかなり色が違うようだ。
ジョーの男性は、先端がピンク色がかっていて、大きくなるとつやつやと光り、いかにも若々しかった。
それに比べると、ジェロニモのものは、歴戦の勇者という感じがする。
全体が赤銅色で、太い幹には刺青をほったように血管が浮き出ていた。エラが見事に張っている先端は、ごろんと転がっている岩のようだった。
「・・・すごい」
思わずそう口走ってから、亀頭に唇を押しあてた。
長いまつ毛を伏せると、舌を裏筋に這わせながら、一気に喉もとまで含む。
「ふむん」
甘い吐息が鼻奥から洩れる。
上顎の裏にあたる亀頭の生々しい感触が、フランソワーズをおかしいほどに興奮させた。
裏側の結び目を、チュ、チュと音をたてて吸いたてから、幹を舐め下ろし、根元の袋に唇をつける。
親指を亀頭の裏にあてて、男の一番感じやすい部分をこすりながら、袋を口の中にほおばった。
手のなかでふくれあがる幹が、口の中で転がる睾丸が、得も言われぬ快感をもたらした。
おびただしい唾液を流しながら、男性の根元から先端まで、舌と唇でねぶり回した。
847 :
外伝:03/10/27 10:33 ID:07cW1BUm
ペニスの向こうに、目を閉じているジェロニモの顔が見えた。
修行僧のような険しい表情を見て、フランソワーズは不安になった。
「ごめんなさい・・・、なんだか、あたしばかり楽しんでるみたい・・・」
「それは、ちがう・・・」
ジェロニモは、女を安心させるように大きな手で頭を撫でた。
実際、彼は楽しんでいた。いや、それどころじゃない。
薄桃色の唇が、なんのためらないもなく自分のものを含んだときから、至福の境地に達していた。
フランソワーズの口の中は、暖かく、やわらかく、ペニスが溶けてしまいそうだった。
技巧だけとれば、若い頃知った商売女に、もっとうまい者がいたかもしれない。
しかし、フランソワーズの唇と舌の動きは、技巧より大切な、優美さと上品さに満ちていた。
そのうえ、下を向けば、大きくくつろいだネグリジェの襟元から、乳房の深い谷間を見ることができた。
彼女が顔を動かすたびに、乳白色のふくらみが、ふるふると揺れる。ときには、サーモンピンクに染まった乳暈まで顔をのぞかせた。
見ているだけで、イってしまいそうだった。
だから、思わず目を閉じて、厳しい表情をしてしまったのだ。
「心配させて、すまない・・・」
ジェロニモは、フランソワーズを軽々と横抱きにして、ベッドまで運んだ。
このスレ、1000に行く前に満タンになりそうだよね。
もうそろそろ、次スレの用意したほうがいい?
>>848 950が立てるでいいんじゃない?
ひょっとして512KB制限があるの?
512KBの制限、あると思ったけど、ないの?
>>848 今486KBだから、あと14KBで書き込めなくなる。
>>850 512でなく500KB制限です(500を越えると書けない)。
dat落ちしたvol.1の状況からは考えられない 感涙モノだ
神々よ、深く感謝致します
フランソワーズをベッドの上に置くと、ナイトウェアをすっぽりと脱がせた。
「むう・・・」
パンティをつけただけでの姿で横たわる彼女を見て、ジェロニモは感嘆した。
乳房の張りのよさは、仰向けになっても変わらない。鎖骨のすぐ下から、マルッと真球に近い形でせり出している。
胸のふくらみの下から下腹部にかけては、ほんのりと脂ののったなだらかな稜線が続く。
腰骨の両脇から太ももの付け根に向かっては、三角形を描くような線があり、胴全体がやわらかな矢印をつくっているようにも見える。
股間を覆うパンティは、飾り気のないシンプルな白。太ももの合わせ目の頂点では、媚肉が布地をU字形に盛り上げていた。
そしてきれいな曲線を描きながら、美脚が伸びている。
フランソワーズの脚は長いけれど、ただほっそりしているだけではない。バレリーナとして鍛えられた太ももは、引き締まりつつも、十二分な量感をたたえていた。
ジェロニモは、彼女の足下にまたがる。綿のパンツは器用に床に脱ぎ捨ててあるから、大男はすでに完全な裸体だ。
太ももの両サイドを撫で上げた。
「はっ・・・ンン」
それだけで、下半身からざわざわと心地よい波が走り、フランソワーズの口から媚声がもれる。
ジェロニモの手のひらは、小器用ではないが、優しげに動く。パンティをさすりまわり、股間のふくらみを、一瞬、むにっと押し上げる。
フランソワーズが吐息をついた時には、手は腰のくびれをのぼり、胸の頂に達していた。
ジェロニモは、ボーリングの球でさえ握りつぶすことのできる握力の持ち主だ。まさに腫れ物に触るように、そっと両手でふたつの乳房を包み込む。
巨大な手のひらのなかに、双丘はすっぽりとおさまる。ジェロニモが、ほんの少し手を動かすだけで、乳房全体にずーん、ずーん、と甘美な感覚が響きわたった。
大排気量の高級車に乗ると、さほど加速感を覚えることなく、時速100kmを超えることがある。
ジェロニモの愛撫はそれに似ていた。肌の表面を滑るように動くだけで、体の奥深いところまで快感がしみいった。
854 :
外伝:03/10/30 11:17 ID:qL4k4O/L
名前、入れわすれてました。
どなたか、早めに次スレ立ててください。
お願いします。
(わたしは、いつもスレ立てに失敗しているので)
ハァハァスレを、満杯にしてしまった、痛い記憶が・・・。
855 :
名無しさん@ピンキー:03/10/30 19:06 ID:QJ+hkIxm
__,,.、-‐‐‐‐‐--、
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/ ヽ \__ ア
/ \ `ーァ
新スレ、死亡した?
>>857 死んだね。今立ててもいいんだけど、人の多そうな夕方に立て直す方がいいだろうね。
860 :
誘導: