エルフ系ゲーム、エロパロスレッド3

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11様代理

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エルフ系ゲーム、エロパロスレッド2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032102458/l50
エルフ系ゲーム、エロパロスレッド1
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1013859895/l50

elf(エルフ)総合スレッド@マッタリ part21
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1030972405/l50

DingDongDong
http://www.tomato.sakura.ne.jp/~ddd/
2職人志望:02/12/23 23:46 ID:Fin9m0Xk
>1
スレ立て、乙かれさまです。ありがとうございます。
とりあえず、半端なとこで終わった前スレの続きをUpさせていただきます。
3職人志望:02/12/23 23:47 ID:Fin9m0Xk
「幻想だよ」
そして、男が嗤う。
「おまえさんも、この女の本性、少しは見てるはずだろ? 四発も搾られた夜によ」
「なっ…!?」
そんなことまで、美佐子は男に話しているのかと。
またひとつ、竜之介の絶望が深まる。
「おら」
いきなり男が腕を伸ばして、美佐子のコートの襟を掴んで。
そして、強く引き寄せた。
「いやっ」
美佐子が低く叫んで、はだけられたコートの前を慌てて合わせる。
だが、その一瞬に、唯と竜之介の目には確かに焼きつけられた。
黒いコートの下からあらわれた美佐子の白い乳房。その頂きの尖りまでも。
「まあ、ほんのお遊びだけどな。こいつは、こういうことが出来る女だってこと」
「き、貴様がっ! 無理にやらせてるんだろうが!」
「指示はしたけどな。無理やりでもないさ。で、この女は素直に受け入れた。
 言ったろ? 遊びさ。こういうことも楽しめる女だって認めてやればいいだけのこと。
 ボーヤには、それが出来ないから、こいつを繋いでおけなかったの」
「そ、そんなことで」
「好きなんだよ。そんなことがよ。恥ずかしいこと、いやらしいこと、大好きなの、この女は。
 なんでも快楽にしちゃえるのよ」
「……そんな……こと…」
「別に、悪いことじゃあねえだろ? 楽しんじゃいけないのか?」
4職人志望:02/12/23 23:47 ID:Fin9m0Xk
「楽しいの?」
口をはさんだのは唯。
肩を抱くようにしてコートの襟を引き合わせ、羞恥に染まった顔を伏せている美佐子を見つめて、
「おかあさん、楽しいの? こんな時に、そんな格好でいることを、楽しんでるの?」
「……唯…」
美佐子は顔を上げられない。嗚咽にむせび、かぶりを横にふりながら、
「……赦して……ゆるして……」
弱りきった声で、そう繰り返すだけ。
「私はっ」
刹那沸騰しかけて。ゴクリと喉を鳴らした唯は、また感情を喪失したような声音に戻って。
「……私は、好きにすればいいと思う。
 おかあさんにも、楽しいことを求める権利があるっていうなら、そのとおりだと思うから。
 でも。
 こんなのは、ないと思う。こんなやり方は酷いと思う。
 隠して、騙して。挙句に、こんなかたちで事実をつきつけて。
 あんまり、私やおにいちゃんを馬鹿にしてる。
 そのことは……私は絶対に忘れない」
淡々と言葉を紡ぎながら。
しかし、唯はその瞳から大粒の涙をひとつ零した。
「唯は……おかあさんを赦さない」
「……唯…」
唯は濡れた眼を竜之介に向けて。
「おにいちゃん……帰ろう?」
5職人志望:02/12/23 23:48 ID:Fin9m0Xk
竜之介の顔に迷いの色が浮かんだが。
「……ダメだ」
それを払うように頭をふった。
「ダメだよ、唯。こんなのは、違う。こんなことは、本当じゃない」
必死に言い募る言葉には、もはや確信はない。
ただの未練が言わせているのだと、唯は気づいたから。
「……そう」
唯は静かに立ち上がった。
「じゃあ、唯は先に帰るね」
それだけ言って。テーブルの向こう側には目もくれずに、唯は背を向けて歩き出す。
「……唯……」
咽ぶ声が、その背を追っても。
唯の足取りは揺るがず、振りかえることもなく去っていった。
「ほう……」
男は感嘆した表情で唯を見送って。
「……で? おまえさんは、まだ事実を認める気になれないと?」
「あたりまえだ」
「……どうにも、困ったねえ」
少しも困ってはいない。望み通りの展開だったから。
「おい、美佐子」
ふいに男は美佐子を呼んだ。美佐子が泣き濡れた顔を上げる。
「酷い面になってるぞ。手洗いにでも行って直してこいよ」
啜り上げながら頷いて、美佐子が腰を上げる。
自分でも化粧の崩れが気になったのか。少しでも、この場から逃げ出したかったのか。
片手で口元を覆い、片手でコートの前を掴んで、足早に出口へと向かった。
6職人志望:02/12/23 23:49 ID:Fin9m0Xk
「さてと……」
ふたりきりになって。男が竜之介へと身を乗り出す。
「いくら言っても、わかってもらえないとなるとだ」
男はポケットからルーム・キーを取り出すと、竜之介の前に置いた。
「あとは、こうでもするしかないようだな」
「……なんだよ?」
竜之介は訝しげに、卓上のキーと男を見比べた。
「この上の階に部屋を取ってある。スウィートだぜ」
「それが…」
「ちなみに、俺と美佐子が初めて結ばれた思い出の部屋でもあるんだけどさ」
「だから! それがなんだってんだよ!?」
「おまえ、先に部屋に行って隠れてな」
「はっ?」
「美佐子には適当に言っとくからよ。いまのうちに潜んでろ。俺たちも後から行くから」
「な、なんで、そんなこと……それに隠れるって」
「そうすりゃ、見届けられるだろ。真実が」
「真実……」
「おまえ、まだ信じられないんだろ? 美佐子が嘘をついてると思ってんだろうが?」
「そ、そうだよ」
「だからさ。おまえが隠れて待ってるところに、俺は美佐子を連れてく。
 美佐子は、おまえが覗いてるなんて知らない。俺とふたりきりだと思ってる」
「…………」
「なら、そこでおまえが見るのが、美佐子の真実の姿ってことになる。違うか?」
男の言わんとすることを理解した竜之介は、ジッと卓上のキーを見つめた。
「どうする?」
「…………」
7職人志望:02/12/23 23:50 ID:Fin9m0Xk
男の自信に満ちた表情が、竜之介を逡巡させる。
ここまで言えるということは、やっぱり……と弱気が頭を擡げた。
それを見透かしたように、男が笑う。
「フフ……まあ、ここで帰ったほうが、おまえさんのためだとは思うがね。
 わざわざ、痛い思いをすることもないやな」
見えすいた挑発。しかし、竜之介はそれに乗ってしまう。
引っ手繰るように、テーブルの上のキーを掴み上げていた。
まともじゃない、と遠くで冷静な自分が叫ぶ。
どうにでもなれ、とか、毒食わば皿まで、とか。そんな言葉が浮かんでいた。
自棄っぱちでしかないと、自分でも悟っていたということだが。
それでも。ここで諦めることも出来なかったから。
竜之介は、選択してしまった。
8職人志望:02/12/23 23:52 ID:Fin9m0Xk
……以上です。続きも、だいぶ進めてるんで、なるべく早急に。
次で、終われる……予定っす。
なにかと、お騒がせになってしまって、申し訳ないっす。
91様代理:02/12/23 23:54 ID:kkdiGGVC
お疲れさまです。唯に惚れました(ワラ
唯とうまくいってくれ主人公。
10旧1:02/12/23 23:55 ID:QziG69F4
今だ!10ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
11名無しさん@ピンキー:02/12/24 00:04 ID:nJxfDxmf
唯ナイス。ゲーム本編の唯より惚れた!
堕ちて行く美佐子との対比が良いっす。
12あぼーん:あぼーん
あぼーん
13名無しさん@ピンキー:02/12/24 00:39 ID:1RRsydrU
職人志望様お疲れさまです

これから読ませていただきます
14名無しさん@ピンキー:02/12/24 00:39 ID:sy0ZzSaZ
1様代理様、お疲れ様です。
ちなみに前回は私が1様代理人でしたw
(今週は1様の続きが読めるみたいですね!)

職人志望様、いつも精力的な書き込みをありがとうございます!
1様のいない間すっかりスレッドを守って頂いた感じあります。
これからも頑張られて下さい。
期待しています。
15名無しさん@ピンキー:02/12/24 01:09 ID:Qnu5qMvn
たしかに唯いい・・・
俺も惚れた・・・

三角関係を冷徹に描写する視点としても見事ですが、
それプラス彼女の思いがびしびし伝わってきます。

向かい合ったテーブルとか、あのホテルのレストランだとか、
三人が押し黙ったタクシー、三者三様の方向を向いたエレベーターなど、
舞台設定でも物語が端的にあらわされてて見事です。

続きもむっちゃ楽しみっす。
温泉編もそうですが、気が向いたらぜひ友美編&唯編も読みたいっす。
エロ抜きでも、すげー読みでがありそう・・・
16名無しさん@ピンキー:02/12/24 01:29 ID:Qnu5qMvn
つーか、カエルが唯を興味を持ったっぽいのが、
ちょっと気になる。

美佐子さんだと、「うぅうぅ、可愛そう(;´Д`)ハァハァ」
で楽しめるのに、万が一唯が・・・と思うと胸が苦しい
これはもしかして・・・恋!?

ところで、蛭田と黒木、カエルの名前両方残ってますね。
17名無しさん@ピンキー:02/12/24 01:45 ID:/mNnit8y
しかし常々思うのでしが。
こういう、只セックスのみによって立つタイプの寝取りキャラですな、
主人公側の反撃として闇討ちという卑怯な手であっても「去勢」
してしまえばどうにもならなくなる思うんでしよ。

只の一撃で全アイデンティティを破壊できるわけですし……私は、それをやらかさない主人公達にいささか失望せざるを得ませぬ(笑)
18名無しさん@ピンキー:02/12/24 02:31 ID:2SankzfX
>>17
だから寝取られものでは何も出来ず見ているだけのヘタレ主人公が賛美されるんだろw
こういう2次物だと既存のゲームキャラのイメージがあるから竜之介が何にもしない
のはどうかな。
まぁ1のたくろうよりは無茶をしないキャラってイメージあるけど。
19名無しさん@ピンキー:02/12/24 04:10 ID:x3bMGNQ6
>>17
べつに龍之介のほうから見れば、チンポの大きさで寝取られたかどうかなんて
ぜんぜん分かってない訳でしょ。
仮に見当がついたとしても、性的能力が劣ってたなんてこと、高校男子がまともに
受け止められるかねぇ・・・
20名無しさん@ピンキー:02/12/24 09:59 ID:g5qx0eW0
こうゆうことは実際に己の身に降りかからないと
心情は理解できないよ・・・

21名無しさん@ピンキー:02/12/24 11:44 ID:/mNnit8y
日本じゃこうなんかもね。
アメリカだと寝取り男を銃で撃ち殺すって言うこと珍しくないらしいし。
22名無しさん@ピンキー:02/12/24 12:48 ID:Qnu5qMvn
エロがテーマの小説で、突然それ以外の方法で問題解決にはしったら、
なんか違うと思われ。

敵にヒロインをさらわれてタイマン勝負を挑まれた主人公が、
警察呼んで解決しました、タイマンからは逃げました、みたいな。

エロで戦って、いさぎよく散ってくれ>竜之介
23名無しさん@ピンキー:02/12/24 14:06 ID:79dohIoT
寝取られもの読んでて、誰もが思うツッコミをしてくれた唯が
今、俺の中で最も輝いている。よく言ってくれた。ありがとう。
24名無しさん@ピンキー:02/12/24 17:26 ID:U7SVgZjn
この際、竜之介が再起不能になる位ヤッちゃって下さい。
何、唯が介護してくれますから(w
25名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:01 ID:x3bMGNQ6
次で終わりですか・・・
ここまでキャラの立った唯を落とさず終わるのは無茶苦茶勿体無いかも。
とりあえず美佐子篇は終わるにしても、またカエル親父には活躍して欲しいですねぇ。
26名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:19 ID:6DjDySMH
このままカエルおやじみたいのがイイ目ばかり見続けるのも
なんかイヤなんで、美佐子を手にして我が世の春を謳歌してたら
嫉妬した他の女に後から刺された挙句に脊髄を損傷して下半身付随。
じゃなければアボーンしてもらって、その時になって美佐子は
唯や竜之介達の元に帰る事も出来ず大切なモノを失った事に気付く。
とか、なんにしても美佐子に肉欲に目が眩んだままじゃなく一瞬でも
良いから、ふと自分を省みるシーンが欲しい。
27名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:20 ID:nbX5lOx6
確かに。
28名無しさん@ピンキー:02/12/24 21:39 ID:5I1LvHIe
確かになぁ・・・
29名無しさん@ピンキー:02/12/24 22:12 ID:sLHfETCD
>>唯や竜之介達の元に帰る事も出来ず大切なモノを失った事に気付く。

のはイイと思うけど、今回の展開ではカエルおやぢに数年さんざ
弄ばれて、容姿の衰えた頃あっさりと捨てられるなんてのがイイッ
(ホントに何もかも失うという感じが w)
30名無しさん@ピンキー:02/12/24 23:32 ID:Qnu5qMvn
>>29
美佐子さんの容姿は、衰えたりなどしない!(by 竜之介)w
31名無しさん@ピンキー:02/12/25 00:20 ID:gWUEIVxx
確かに耐用年数は短いだろうな、美佐子さん。(ボソッ

竜之介にも言える事、プレイしている時に思ったよ。
良いのか竜之介(プレイヤー名)?、いつまでも美佐子さん
三十代後半じゃないんだぞ。二浪して大学卒業して社会に出て
一人前になって美佐子さんを支えられる様になった時、美佐子さん
五十に手が届くぞ…、熟年期には六十だ。その先は…((((;゚Д゚))))
年上キャラが好きだが攻略するたびに、そんな事を考える。
そんな俺が今気になるのは、某毒婦46歳…スレ違いスマソ。
32名無しさん@ピンキー:02/12/25 02:58 ID:dBq/sGxb
漏れは美佐子より何気に麗子の方が・・・
33名無しさん@ピンキー:02/12/25 03:55 ID:wbG8mfaP
唯の「お母さんは頭がおかしくなっちゃったんだと思う」
って台詞見て唯寝取られのフラグが立ってると思うのは
ちと考えすぎですかね?
34名無しさん@ピンキー:02/12/25 07:49 ID:L1T97XnV
え?なんでそれがフラグ?
俺は逆に、カエル男にどうこうされるくらいなら
死にそうな勢いの気がする。
35名無しさん@ピンキー:02/12/25 11:54 ID:7RU7XMio
>>33
漏れも思った(w  業が深いですなあ…
36名無しさん@ピンキー:02/12/25 12:52 ID:zzkzOiH5
兄(竜之介)が確実に苦しむと解っていて(しかもそう母に諭していて)
カエル親父に抱かれるような選択肢を選ぶようなら唯は知障。
37名無しさん@ピンキー:02/12/25 15:01 ID:B+l6EQ9m
>>36
もっともらしい理屈を付けて、唯を納得させ
言葉巧みに抱かれるように誘導するのがカエル親父の真骨頂。
38名無しさん@ピンキー:02/12/25 15:10 ID:b4M1akUL
寝取られスキーうざすぎる・・・・・。
美佐子だけでいいだろ。
39名無しさん@ピンキー:02/12/25 16:09 ID:iQSQYxST
唯寝取られはキツイなぁ…。
同級生の汚され役は友美だけで…・。
40名無しさん@ピンキー:02/12/25 16:19 ID:b59mMZNm
寝取られ属性のないヤシは黙って去るのが吉かと
かくいう折れもそっち方面は全くダメなのでレスが溜まった頃に覗くだけ
41名無しさん@ピンキー:02/12/25 16:21 ID:2Cb6zHVi
>>38
うざすぎるは言い過ぎだ
マターリで行こう
42名無しさん@ピンキー:02/12/25 19:00 ID:ofmSxcFO
おお、大人の対応だw
43名無しさん@ピンキー:02/12/25 21:22 ID:gg8MXE9J
俺はどっちかといえばカエル親父のほうに肩入れしてるので、
龍之介とのカラミの時にむしろ寝取られ感を覚えた。
このまま元の鞘に戻ってしまったらどうしようと、やきもきしたよ(w
44名無しさん@ピンキー:02/12/25 21:25 ID:TA/PRu5s
美佐子をピンで立たせている話だったらここで>>26の様な落ちに持っていくのがカタルシス
ありますな。
一方で、同級生というくくりで見たときには腹立たしくもありますが、唯も引きずり堕とされてしまう流れが王道でしょうな。

赦さないとまで言い切った状況に自分も堕とされて、唯を堕とす間の攪乱幕のようにして
竜之介の所にいた美佐子共々母娘丼と言う奴ですか。
「ごめんなさい、おかぁ……ひんっ♪あかぁさぁん」「いいのよ、唯……ちゅぷ、ちゅっ」
なんてなシーンが白眉?

でもやっぱり>>26がいいとか思ってしまう私は愛がない……(笑)
45名無しさん@ピンキー:02/12/25 21:31 ID:shh7na9u
漏れは寝取られ属性付きだが、
寝取られナシで同級生の主人公と芹沢よしこ先生の話が読みたい。
46名無しさん@ピンキー:02/12/25 21:48 ID:MGmHOJ6u
>>44
同意かな。
せっかくだから美佐子さんのピンでいって欲しいな。
まあ次が最終話だそうだけど。
47名無しさん@ピンキー:02/12/25 22:29 ID:Xi6a6QN3
>46
しかし、作者の当初の思惑を越えて動き出したストーリー・キャラが
一番面白いのも事実。
「筋肉マン」しかり「PaPa told me」しかり。

>25も書いてるけど、
ここまで魅力的にキャラのたった唯の物語はぜひぜひ読みたい
つっても、職人志望氏しだいなんだけどね。

こんだけの分量を書くのは大変なはずだし。

おまいらと職人志望氏、
そして瑞穂というキャラと格闘しながら書いてくれてる1氏に

   メ リ ー ク リ ス マ ス !
48名無しさん@ピンキー:02/12/25 22:38 ID:MGmHOJ6u
そりゃ唯の話は読みたいけどね。

寝取られ以外でな。
49名無しさん@ピンキー:02/12/25 23:37 ID:034WoT0L
じゃあ書いて
50名無しさん@ピンキー:02/12/26 00:08 ID:3ke0RGpU
美佐子onlyもしくは唯onlyの寝取られなら耐えられるんだがダブルだと多分無理。
勘弁してください…
51名無しさん@ピンキー:02/12/26 02:11 ID:lAHjT5MY
なあおいおまえらよ。
な ん で 寝 取 ら れ 話 と 決 ま っ て い る ?

ここは一発この靱く魅力的な唯と、美佐子の毒気(おい)に当てられて迷った竜之介の立ち直りラブラブ話をだな、書いてくださいとこう乞い願い奉るわけで。

神 は 何 処 だ
52職人志望:02/12/26 02:29 ID:1JJXkaBo
まずは懺悔からっす。
ご指摘もいただいたとおり、前回うp分で、カエル氏の名前を間違えてる箇所がありました。
みなさんに御意見まで聞いといて……申し訳なし。
ちなみに、フルネームは“黒木 薫”とか考えとりました。ナンジャソレワ。

最終部分を書き上げましたので、うpさせていただきます。
ええ……最後までベタなまんまです。
つーか……どんな予測よりもヌルい……だろうなあ、これは。
かなり、ビビりながらうpしますです。赦してっ。
53職人志望:02/12/26 02:30 ID:1JJXkaBo
(……俺は……なにをしてるんだ……?)
そんな自問を繰り返す。
暗い部屋にうずくまって。
(……俺は……なにをしようとしてるんだ……?)
キング・サイズのベッドが置かれた部屋。広い窓からは夜景が望める。
しかし、竜之介はドアのそばにしゃがみこんで、薄く開いた隙間から、
明るいリビング・ルームをうかがっている。
まだ、そこには誰もいない。舞台に役者は登場していない。
ひとりきりの観客席で、竜之介は待っている。

男に指定された客室は、呆れるほど豪奢な部屋だった。
だだっ広いリビング。見るからに高価な調度。
どんなやつが、こんな部屋に泊まるのだろう? と竜之介は一瞬考えてしまって。
現に、この部屋のキーを自分に渡したのは誰なのかと思い至って、苦い気持ちになった。
『俺と美佐子が初めて結ばれた思い出の部屋でもあるんだけど』
……自分には、美佐子のために、こんな部屋を用意することは出来ない。
「……ああっ! うっさいうっさい!」
こみ上がる敗北感を無理やりにふり払って。
本来の目的を果たすために、部屋の中を見まわした。
54職人志望:02/12/26 02:30 ID:1JJXkaBo
『寝室が三つある。どれでもいいから、そこに入れ。
 俺たちは、リビングで“お話し”すっからよ。
 おまえは、美佐子に気取られないようにして、覗いてな』
男の指示通りに……というのが、気にはいらなかったが。
とにかくも、手近の一室に忍びこんで。
ドアの隙間からの視界を確認して。それで準備は整った。
だが、それから三十分近くも待たされることになる。
ジリジリと待つことの苦痛に、いったい自分はなにをしているのか? という自省が生じる。
それは……真実を見極めるためだ、と自分に言い聞かせる。
美佐子は、真実を隠している。もちろん、なにか理由があるに違いない。
だから……こんなことをしてでも、俺は本当のことを掴まなくちゃならないんだ。
美佐子を、あの男から救い出すために。
(本当に、そう信じてるのか?)……問いかける声が聞こえる。
あたりまえだ。
(本当に、信じてるのか?)……声は消えない。
………………。
(本当に、おまえの思うとおりなら……何故、あの男がこんなことをする?)
……………………。
(あの男は……なんて言っていた?)
55職人志望:02/12/26 02:31 ID:1JJXkaBo
竜之介は、男の言葉を思い出す。

『もしもだ。俺と美佐子のやりとりで、すべてが嘘だと判明したら。
 美佐子が、やっぱり俺に脅されて、仕方なく従ってるってわかったら、だ。
 そん時には、好きにしろよ。正義の味方よろしく颯爽と現れて、俺を叩きのめしゃあいいさ。
 だがな。
 俺たちのアツアツぶりを見て、嫉妬に狂って乱入するなんてのは、カンベンしてくれよ』

(絶対の自信がなくて、あんなことは言えない。こんな状況は作らない)
……違う……あいつは、まだ俺を騙そうとしてるんだ……。
(おまえは、ハメられたんだ)
…………………。
(正確には、罠だと解っていて、飛びこんだんだ)
…………………。
(おまえは、大馬鹿者だ)
……それでも……それでも、俺は本当のことが知りたい。
56職人志望:02/12/26 02:32 ID:1JJXkaBo
ドアの開く音が聞こえて、竜之介は、ハッと息をつめた。
気配が近づいてきて。
竜之介の視界に、男と美佐子の姿が現れる。
沈痛な顔を俯けて、足元も覚束ない美佐子の腰を男が抱くようにして。
男が、竜之介の潜んでいるドアの方を一瞥する。一瞬、目が合う。
竜之介はギクリと緊張し、男はかすかに口元を歪めた。
男は部屋の中央で美佐子から離れると、ソファに腰を下ろした。
美佐子は、茫洋と佇んでいる。黒いコート姿。
「いつまでも、辛気臭い面してんじゃねえよ」
だらしなく、ソファにもたれながら、ぞんざいな言葉をかける。
「仕方ねえだろ? いつまでも隠しておけることじゃねえんだから」
「……でも…」
美佐子が顔を上げて、男を見る。いまだ涙を含んだ弱い声が、かろうじて竜之介にも届いた。
「……あんな……かたちで……あの子たち……どんなに……」
「そりゃあ、ショックだったろうがね。だが、ひとつも嘘はついてねえよな?
 全部本当のことだ」
「………………」
美佐子は否定しない。
竜之介の存在に気づいてはいないのに。
美佐子は、男の言葉を否定しない。
57職人志望:02/12/26 02:33 ID:1JJXkaBo
「おまえも、スッキリしたんじゃないのか? これでもうガキ共の手前を
 つくろう必要もなくなったんだからさ」
「……そんな…」
「人間、自分に正直に生きるのが一番よ」
軽く美佐子の傷心を笑い飛ばして。男は顎で、美佐子を差し招く。
美佐子は従順に、それに応じて。男の前に立った。
竜之介に背を向けるかたち。黒い裾から伸びた白い脹脛が眩しい。
美佐子の陰で男が動いて。
バサリ、とコートが床に落ちた。
(…………っ!?)
いきなり、白く豊麗な尻が、竜之介の眼に飛びこんでくる。
美佐子はコートの下には、なにも身につけていなかったのだ。
いま、唯一裸身を隠していたコートも奪われて。
全裸に黒いハイヒールだけの姿となって。
しかし、美佐子は慫慂として男の前に立っている。
わずかに横に逸らした顔に羞恥の気ぶりを表しても、男の目から肌を隠そうとはしていなかった。
「……まあ、なんだかんだ言いながら、だ」
「あっ……」
美佐子が鼻にかかった声を上げて、肩を震わせる。
「こんな格好で、ガキどもの前に出て。それで、こんなに乳首をビンビンにしてるってのは
 どういうことよ?」
「……あ……ふっ……」
58職人志望:02/12/26 02:34 ID:1JJXkaBo
「脚を開けよ」
男が命じる。美佐子が、ヒールを横に滑らせて、張りつめた太腿を広げる。
そのあわいに男の手が潜りこむ。チュプリと濡れた音がたつ。
「あぁっ」
「ビショビショじゃねえかよ」
「あっ、あ、あぁっ」
男の手が蠢くたびに、美佐子が舌ったらずな声を迸らせる。
そして、チャプチャプと隠微な音が響く。
「そんなに感じちゃってたのか? 素っ裸にコート一枚で、娘たちと向かいあってるのが、
 そんなに楽しかったのかよ」
「んあ、ち、ちがう、そんな」
美佐子が左右に首を打ちふって、男の言葉を否定する。白い背に束ねた髪が揺れる。
「恥ずかし、くて……死にたい、くらいに……」
ブルブルと内腿の肉づきが震えている。美佐子は上体を前へと倒して、
男の肩にしがみついて体を支えた。自然、臀を後ろへと突き出すかたちになる。
茫然と見つめる竜之介のほうへと。
「恥ずかしくて、でも、それが快感だったんだろ? 娘たちの前で、こんな格好でいる
 自分が、たまらなかったんだろ?」
「いやっ、そん、な、ちがう、私」
美佐子は頭を振り続ける。
しかし、男の指を受ける秘肉は濡れそぼっている。
豊満な臀が、くなくなと淫らがましく踊る。
竜之介は、それを見ていた。
59職人志望:02/12/26 02:34 ID:1JJXkaBo
男が突然嬲りを止め、手を離した。
「……あ…」
美佐子が、惜しげな声を洩らして、男を見る。
「後悔してるってんなら、別に、いいんだぜ。いまからでも、娘たちのところへ帰っても」
「……もう……遅いわ」
悲しい諦念のこもった呟き。
「唯には……見下げはてられてしまったから……」
「確かに、なかなか手厳しかったな、おまえの娘は」
「………………」
「……また、お通夜みたいな面になっちまってよ。たったいままで、フンフン鼻鳴らしてたのが。
 忙しいねえ、おまえも」
気のむくまま、といったふうに男は美佐子をいたぶっている。そしてまた、
「酒を作れや」
ソファにそっくり返って、横柄に命じた。
頷いた美佐子が、床に落ちたコートに手を伸ばしたが。
「いらねえよ」
男の言葉に、少しだけ眉を寄せて。
裸のままで、バー・カウンターへと向かって歩きはじめた。
それは、竜之介の隠れるドアの前を横切ることとなる。
竜之介は、思わず後ろへ身をそらした。
狭い視野の中を、裸の美佐子が近づいてくる。豊かな双乳が弾んで揺れている。
息をつめる竜之介の前を、通りすぎて。グラスや氷の音が死角から聞こえて。
グラスを手にした美佐子が再び、ドアの前を横切った。
高いヒールを履いた美佐子の足の運びは、自然と艶麗な臀を左右にうちふる動きになって。
クイクイと蠢く白い肉の悩ましさに、竜之介は、こんな状況でありながら、つい生唾を呑んでしまう。
60職人志望:02/12/26 02:35 ID:1JJXkaBo
酒のグラスを受け取って口をつけた男は、
手持ち無沙汰なようすで目の前に立つ美佐子を、目顔で隣りに座らせる。
柔らかなソファに白い肢体を沈めた美佐子は、やはり裸が落ち着かないのか、
腕を抱いて身を竦めるようにした。
だが、男が肩に手をまわしてくると、ごく自然な動きで身体を預ける。
男が酒を含んだ口を寄せる。
美佐子は首を傾げて、それを受け入れる。
唇が合わさり、美佐子の喉が動いて、口移しされる酒を飲みこむ。
そのまま唇は離れず、濃厚なキスになっていく。
美佐子は男の首に手をまわして、自分から積極的な口吻をしかける。
男の胸に押しつけられた乳房がたわむ。
やがて、男が口を離しても、美佐子はさらに求めるように唇を差し出す。
その横顔は上気して、薄く開いた眼はけぶっていた。
しかし、男は美佐子の求めには応じず、情感に水を差す。
「さっきの話だがよ。本当に後悔してるんだったら、戻ったほうがいい」
「……どうして? いまさら、そんなことを」
昂ぶりをはぐらかされた美佐子は、恨むように言った。
「ふん。俺としちゃあ、いまさら家にも戻れないから仕方なく俺といる、なんてのも
 面白くないんでね」
「そんなっ」
美佐子が顔を泣きそうに歪めて、男の胸にすがりつく。
「どうして、そんなこと。私の気持ち、わかってるはずよ」
「美佐子の気持ち、ねえ……」
「そうよ。私、もうあなたとは離れられないの」
美佐子の言葉には必死の気合がこもっていた。
真情からの言葉としか、聞こえなかった。
61職人志望:02/12/26 02:36 ID:1JJXkaBo
「そいつは、もう何度も聞かされたがね。でも、家族と離れるはめになって
 悲しんでる美佐子を見てると、気持ちも変わったんじゃないかってな」
「そんなこと…ないわ。……それは、あの子たちと離れることになってしまったのは、
 悲しいけれど……。でも、あの子たちも、もう大人だから。私がいなくても……」
どこか弁解がましい述懐に続けて、
「でも、私にはあなたがいないと……あなたなしでは、もう……」
切々たる口調で訴えて、媚びた眼で男を見つめる美佐子。
「嬉しい科白だがな。どうも、いまだに信じられないところもあるんだな」
「そんな…」
「だって、そうだろ? 俺が店に通いつめてた時は、いくら口説いても、
 まったく、とりつくしまもなかったじゃないか」
「それは……ごめんなさい、あの時は蛙田さんのこと、なにも解ってなかったから」
「ふうん。じゃあ、いまは俺のことを理解してるってわけだ?」
「そうよ。そのつもりです」
「その上で、俺に惚れてると」
「そうよ」
打てば響くといった調子で答えながら。美佐子の手は男の上着の内側に潜りこんで。
シャツの上から男の胸を撫でまわしていた。
「ハッキリ言ってみろや。俺のことが、すきかよ?」
「すきです」
その言葉も、少しの逡巡もなく紡がれて。
確信に満ちた声は広い部屋に響き、一隅の暗闇にも届いた。
62職人志望:02/12/26 02:37 ID:1JJXkaBo
「フフ、そう正面切られると照れるね」
まったく照れてはいない顔で、男が笑う。
その首に、白い腕がからみついて、美佐子が男へと身体をすりよせる。
「おいおい。ついさっきまで愁嘆場を演じといて、もうその気になってんのか?」
「……忘れたいの。なにもかも……」
男の顎先に唇を這わせて、美佐子は乞い願った。
「泣けるセリフにも聞こえるが…」
男の手が美佐子の乳房を掴んで、やんわりと揉みしだく。
途端に美佐子は艶めいた声を洩らして、顎をそらした。
「……これだからな。娘との涙の別れも、前戯がわりにしちゃってんじゃねえのかよ」
「ああ……ひどいわ」
甘く拗ねるような声。
「どうだかねえ。だいたい、向こうで散々ヤリ狂ってよ。昨夜だって、
 朝まで俺を寝かせなかったくせにさ。つくづく底無しだな、おまえも」
「あぁん、あなたが、蛙田さんが、美佐子をこんなにしたのに」
「こんなに? いつでもどこでも発情する、ド淫乱な女にって、ことか?」
「ああ、ひどい」
「違うのかよ?」
「……そうよ。私、淫乱なの。いやらしいことが好きなの」
でも、と美佐子は潤んだ眼を男に向けた。
「あなたは……そんな私をゆるしてくれるんでしょう?
 私が、どんなに淫らでも、受け入れてくれるんでしょう?」
63職人志望:02/12/26 02:38 ID:1JJXkaBo
「ああ。そうだな」
倣岸にうなずく男に、歓喜の声を上げて、抱きつく美佐子。
顔をぶつけるような勢いで、男の唇を求める。
美佐子の昂ぶりに、ようやく男も応えて、熱っぽく舌をからめながら、
美佐子のくびれ腰を抱き寄せる。
美佐子がうれしげに鼻を鳴らして。片手をおろして、男の股間へと差し伸べる。
高くズボンを盛り上げたものを、ギュッと握りしめた。
「……あぁっ」
口吻をほどいて、うっとりと男の顔を見つめた。
「もう、こんなになってるわ」
男の性急な漲りに特別な理由があること―男の意識の半ばは、寝室の薄く開いたドアへと
向けられていることなど、知るよしもなく。
美佐子は淫猥に手を動かして、男の欲望の象徴を確かめる。
「フフ。固くてデカいのが、すきだろ?」
「あぁ……すき……」
美佐子は男の腰へと屈みこんで。忙しない動作でベルトを外し、
ズボンと下着を剥き下ろした。
巨大な肉塊が、その禍々しい姿を現す。
「はぁ……」
何度目の当たりにしても。その凶悪なまでの威容は、美佐子の魂を痺れさせずにはおかない。
白い指が、野太い幹に巻きついて。吸い寄せられるように、顔が近づいていく。
「おい、まだシャワーも浴びてねえぞ」
即尺など、いつものことなのに。今日はことさらに釘を刺す男。
64職人志望:02/12/26 02:38 ID:1JJXkaBo
「いいの……すきなの、男の匂い、蛙田さんの」
陶然と呟いて。その言葉のとおりに、男の叢に鼻先を埋めるようにして、
強い性臭を吸いこむ美佐子。
「ああ……牡の臭い……」
たっぷりと、その臭気を堪能して。ますます淫情に頬を火照らせて。
「ああ、すき、すき」
愛しくてたまらないといったふうに、チュッチュと巨大な肉のあちこちに
キスの雨を降らせて。
唾液をのせた舌を伸ばして、ペロペロと舐めずりまくる。
張り出したカリ首をこそげるような舌の動きも、ユルユルと扱く手の力加減も、
すべて男から仕込まれた技巧だ。懸命の奉仕に掌中の男肉がますます漲りを強め、
ビクビクと脈動するのが嬉しくて、美佐子はいっそう行為に熱をこめていった。
「本当に、美佐子はコレがすきだよなあ」
「すき、すきよ、あなたの…すきぃ」
うわごとのように繰り返しては、毛まみれのふぐりにまで舌を這わせる美佐子。
「とか言ってよ、ホントはチ○ポなら誰のでもいいんじゃないのか」
「あぁん、そんなことないです、美佐子がすきなのは、蛙田さんのだけ」
「ふん。竜之介の若いチ○ポにも、そうやってカブりついたんだろうが」
「アァ……それは言わないで、もう、彼のことは……」
「若僧のチ○ポはイキがよくて美味かったろ?」
「いやぁ、嬲らないで……あなたがいけないのよ」
甘い恨みをこめて、上目に男を見る美佐子。
「美佐子をこんなにしておいて、急に放り出すから……だから、私…」
「熟れマ○コの疼きに耐えられなくて、竜之介を誘惑したってか。
 罪な女だねえ。そりゃあ、竜之介も往生ぎわが悪くなるってもんだ。
 コッテリした年増の肉を味合わされたあとじゃなあ」
「……もう、言わないで……」
65職人志望:02/12/26 02:39 ID:1JJXkaBo
泣くように美佐子が懇願しても、男はなおも竜之介に拘った。
「“今日のところは”帰るって言ってたぜ、竜之介のやつはよ。
 まだ、おまえを諦めちゃあいねえんだな」
「……どうして……」
憂鬱な色を浮かべる美佐子。
あれほどのザマを見せたのに、何故、竜之介は愛想を尽かしてくれないのかと。
「そりゃあ、それだけ深く美佐子のことを愛しちゃってるからだろうよ。
 それと、熟れたマ○コの味が忘れられないんだろうな」
「……私は、もう……戻れないのに……」
「すぐに、またやって来るだろうぜ。美佐子さんを返せ、ってな。
 こうなりゃ、俺たちがこうやって愛しあってる現場でも見せてやらにゃあ、
 ケリがつかんかもなあ」
「そんなっ、イヤよ、そんなことは」
本当にやりかねない男だから、美佐子は必死に拒絶する。
……まさか、いままさに実演中だとは思いもせずに。
「それだけは、ゆるして。私、そんなことは絶対にできません」
「そうか? おまえの色ボケぶりは、もうバラしちまってんだから、
 いまさらたいしたことでもないと思うがねえ。
 ……ハハァ、さては美佐子、おまえ、口では思い切ったって言いながら、
 まだ、あのガキに未練を残してるんじゃねえのか?」
「そんなっ、どうして、そうなるの? 美佐子には、もう蛙田さんだけなのに。
 身も心も、あなたに捧げるって誓ったのに」
どうして解ってくれないのかと、身をよじるようにして哀訴する美佐子。
剛直を握りしめた手にこもる力が、もどかしさを示していた。
66職人志望:02/12/26 02:40 ID:1JJXkaBo
しかし、男は冷淡な眼で見下ろしている。
(……ああ……この眼が……)
美佐子の背にゾクゾクとした痺れが走る。
自分の淫らな本性を見透かす冷酷な視線。そこにこもる悪辣な意志。
肉体の逞しさとともに、美佐子を支配する男の魔力の源泉だった。
その眼に見据えられると、美佐子は自分の意志など喪失してしまう。
そんなものなど、いらないという気持ちになる。
屈服すること、隷属の身に堕ちることが、こんなにも甘美な愉悦ならば、と。
「……じゃあ、実際にやれとは言わねえけどよ。ひとつ、竜之介に見せてる気になって、
 おまえの覚悟を聞かせてみろや」
「……え…?」
男の眼に魅入られていた美佐子は、我にかえって聞き返した。
「おまえが、竜之介のことは忘れて、身も心も俺のものになったってことをさ。
 そこに竜之介がいるつもりで、見せつけてやれっての」
「……そんな…」
例のごとく悪趣味な男の趣向に、言葉を詰まらせながらも。
美佐子は、男の口元に浮かぶ笑みに、ホッと深い安堵を感じる。
本気で、自分の忠誠が疑われているわけではなかったのだと。
しかし同時に、この俗悪なプレイが自分への試しでもあるのだと理解して。
ならば、男の意に沿わなければならないと思い定める。
自分には、この男しかいない。しかし、男には自分の他にも女がいる。
そのうちのひとりは、美佐子もすでに見知っている。
同性の眼から見ても極上の女だった。
負けたくなかった。同じ……性奴として。
負けるわけにはいかなかった。男に飽かれ捨てられてしまったら、
本当に生きていけない、いまの自分だから。
嫉妬と対抗心、そして、男の寵を少しでも自分に引き寄せなければという
切迫した思いに促されて、美佐子はまたひとつ堕落の階梯を下りていく。
67職人志望:02/12/26 02:41 ID:1JJXkaBo
美佐子は男の股間に埋めていた顔を上げて、なにもない空間を見やった。
「……竜之介…くん……」
慄く声を発したとき、キリキリと胸を刺す罪悪感。
そして……ジンと腰の奥に感じる痺れ。まぎれもない官能の疼き。背徳の愉楽。
「……竜之介くん……見て……」
そう言いながら、美佐子は空間に、かつて愛した若者の姿を思い描いた。
できるかぎり、明確に。そうすることで、この黒い愉悦がいやますことを
牝の本能で悟っていたから。
「竜之介くん……私を見て。いまの、美佐子の本当の姿を」
幻視の竜之介へと語りかける美佐子は、自分の頭上で、男があらぬ方向に目を向けて、
愉しげな笑いを堪えているのには気づかない。
「ごめんなさい、美佐子は、このひとのものになったの。
 もう、あなたのところへは帰れない……ううん、帰りたくないの」
裏切りに、美佐子は酔う。醜悪なひとり芝居に没入していく。
「私は、本当は淫らな女だったの。このひとに、それを気づかされたのよ。
 あなたには……ふさわしくない女なの」
「気取るな」
短く、男が横槍を入れる。
言われて、美佐子も自分の言葉の欺瞞に気づく。
「……そう……ちがうわ……」
美佐子は、男の巨大な肉塊に顔を近づけ、愛しげに頬を擦りよせた。
68職人志望:02/12/26 02:42 ID:1JJXkaBo
「……美佐子は……これが、すきなの。大きな……ペニスが、すきなの。
 これがないと、もう生きていけないの」
瞳がとろめき、息が荒ぐ。
「ねえ、スゴイでしょ、蛙田さんの……オチン…チン……とっても大きくて、
 ゴツゴツして……それにスゴク硬くて、熱いの。
 この、すごいペニスで犯されると、本当に美佐子は狂ってしまうの。
 他には、なにもいらないって、思えてしまうの」
自分の言葉に、自家中毒をおこして。美佐子は恍惚の境にさまよう。
ほとんど自動的に口から言葉は溢れ出る。
「美佐子は、いつも、このチ○ポのことばかり考えているの。
 考えるだけで、体が熱くなって、オマ○コがグショグショになっちゃうの。
 ずっとずっと、このチ○ポに貫かれていたいの」
旅先での調教で、何度も無理じいに言わされた卑語が、
いまはなんの躊躇もなく口から出た。
「このスゴいオチ○ポで、オマ○コを突かれると、死にそうに気持ちがいいの。
 美佐子の中がいっぱいになって」
淫情に霞んだ双眸で、流し目に空想の竜之介を見やりながら、
「硬い先っぽで子宮を潰れるくらいに突き上げられて」
黒光りする亀頭に、キスを注ぐ。
「……この、エラで、ゴリゴリってオマ○コを擦られて」
高く張り出した肉傘のくびれに、舌をからめる。
「いっぱいいっぱい、してもらうと、本当に……おかしくなっちゃう」
69職人志望:02/12/26 02:42 ID:1JJXkaBo
美佐子の片手は、すでに自分の股間に伸びている。
横から男の股間へと首を差し伸べて、ソファに膝這いになった姿勢で。
腰をくねらせ、高く掲げた臀をふりながら、媚肉に二本の指を挿送して、
グッチャグッチャと淫靡な音を奏でていた。
「あぁ、蛙田さんのセックスはすごいの。とても、逞しくて。
 美佐子の感じるところが、全部わかってるの。
 だから、蛙田さんにされると、美佐子、すぐにイッちゃうの。
 何回も何回も、天国に昇ってしまうの。
 でも、どれだけ美佐子がイッても、終わらないのよ。
 蛙田さんは、本当にすごいの」
口に舌に、自分を狂わす逞しい牡の肉を味わいながら、夢中で自涜に耽る美佐子。
爛熟の女体に刻みこまれた、この世ならぬ快楽の記憶に打ち震えながら。
「い、いつも……最後には、美佐子、気持ちよすぎて、気が狂いそうになって、
 もうゆるしてって、おねがいするの、でも、蛙田さんは、ゆるしてくれ、ない、
 美佐子、本当に、なにも、なにもわからなくなってっ、気絶、する、までっ」
軽い絶頂を迎えたのか、突き上げられた豊臀がビクビクと戦慄いた。
それでも、美佐子は止めない。女肉を抉りたてること、巨大な肉塊を扱きたて舌を這わせること、
あからさまな言葉で自らの淫蕩な性を暴きたてること。
それらの行為のすべてから、灼けつくような快楽を貪ることを。
70職人志望:02/12/26 02:43 ID:1JJXkaBo
「アアァ、だから、だから、もう、私、このひとじゃないとダメなの。
 竜之介くんじゃ……ダメなの、もう、ダメなのよ」
その時、不意にこみあげた涙を、美佐子は不思議なものと思った。
「ごめんなさい……ごめん、ね……」
自分でも意味のわからない涙だったから。惜別か、慙愧か。それとも至福か。
「美佐子は、こんな女だったの……」
それらが渾然となって、感極まったということだろうか。
「こんなにも、淫乱で、恥知らずな、女なのよ」
ならば、それは随喜の涙だ。ヨガリ泣きの副産物だ。
「……牝なの……美佐子は、色キチガイの雌なの」
それこそが、肉の快楽に狂った雌獣には相応しい。
「でも、蛙田さんは、そんな美佐子を受け入れてくれる。
 このひとのそばでは、私はただの牝でいられる」
そうでしょう? と、すがるように男を見上げる美佐子。
「そうとも」
鷹揚に男がうなずく。
「俺の前では、おまえは、いやらしい牝でいればいい。
 立派な母親だの貞淑な女だの、余分な皮を被ってる必要はねえんだ。
 ただの蕩けた肉でいりゃあいいんだ」
71職人志望:02/12/26 02:44 ID:1JJXkaBo
「あぁ……うれしい……」
深い感激に、また美佐子の眼が潤みを増す。
家族との訣別に流した涙は、真実のものであっても。
いま、その横顔に浮かぶ解放の悦びもまた、偽りないものと見えた。
すべての桎梏を剥ぎとられて、白い肉だけの存在と成り果てて。
その上で、美佐子は力強い牡への隷属を選んだということ。
「すき、すきよ」
せくり上がる情感に衝かれて、何度もその言葉を繰り返して。
言葉では、とうてい足りないと、恋い慕う牡の肉体へと唇を被せた。
狂おしく頭をふって、憑かれたようなフェラチオに没入する。
熱く溶け崩れた女肉を攪拌する指の動きも、どんどん狂的になっていく。
そして、それだけの戯れでは我慢できなくなる。いつものとおりに。
「……お、おねがい……」
ゼイゼイと息を荒げて、火照った面を上げて、美佐子が懇願する。
「して……犯して。また、美佐子を狂わせて」
「ふふ。竜之介にも、ちゃんと言わなきゃ」
「ああっ、竜之介くん、見ていて。私、これから、してもらうの。
 蛙田さんのスゴいチ○ポ、グショグショのオマ○コに、いれてもらうから」
72職人志望:02/12/26 02:45 ID:1JJXkaBo
叫んで、もう一刻の猶予もならぬとばかりに、急いた動きで男の腰を跨ぐ美佐子。
しかし、向き合った座位のかたちで繋がろうとする美佐子の腰を男が押し止めて、
「逆だよ。竜之介のほうを向くんだ」
そう言われれば、もはや否やもなく。クルリと向きを変える美佐子。
ヒールをソファに踏ん張って、逞しく肉を実らせた太腿を左右に大きく開ききって。
片手に掴んだ剛直の上へと、臀を落としていく。
「……あふぁ……」
溶解した雌肉に、硬い肉鉄を感じると、とろけた声を上げて桃色の息を吐いて。
ズブリと、ぬかるんだ音をたてて、先端が埋まる。
「ふ…んっ……く……」
美佐子は眉根を寄せ、口を引き結んで。いきむような声を洩らしながら、
さらに腰を下げて、長大な逸物を呑みこんでいく。
真っ赤に充血してベットリと蜜に塗れた肉ビラを巻きこみながら、凶悪な肉塊が
美佐子の体内へと埋まっていって。
「……んあっ……おふぅ……」
ついに根元までが嵌まりこむと、肉奥を打たれる衝撃に、美佐子はギュッと眉間に皺を刻み、
生臭いおめきをついたが。
「…あ、はぁ……」
すぐに、うっとりと眉を開いて、甘美な愉悦の声が半開きの口から溢れ出た。
「ああ……入って、るぅ……奥まで、いっぱいに……」
73職人志望:02/12/26 02:46 ID:1JJXkaBo
片手が下腹に伸びて、愛しげに撫でまわした。
「竜之介、くん、見える? 見て、美佐子の中に蛙田さんのものが、いっぱいに、
 入ってる、入ってるの、奥まで、ずっと深くまで……」
夢うつつに美佐子がのたまうとおり、結合は完全。そして隠すところなく、そのさまは晒されている。
M字に大きく開かれた両腿の付け根、濃い翳りに縁取られた女肉は、引き裂けそうなほどに
広がって、身に余るような巨大な肉を根元まで咥えこんでいる。
「あっ、ああ、いっぱいなの、美佐子の中が、蛙田さんで、いっぱいに、
 ふあぁ、美佐子の中、全部、オチ○ポになってる」
「ハッハ、そりゃあいいな」
美佐子の背後で男が嗤う。これまでにもないほどの錯乱と耽溺を示す美佐子に、
ついにここまでこの女を堕としめてやったのだという満足を味わう。
そして、もうひとつの目的であった復讐も、完璧な経緯を辿っているのだ。
美佐子の肩越しに、ドアの向こうの暗闇を見やった男の眼は、
この上ない愉悦に輝いていた。
男の首に美佐子の白い腕がまきつく。
「ああ、蛙田さん、キス、キスしてえ」
串刺しにされたまま、上体を必死にねじって男の口を求める美佐子。
粘い汗を光らせる脾腹を大きく喘がせながら、口吻を貪って、
「あぁ、すき、すきよ」
飽きもせず、求愛の言葉を繰り返す。
「捨てないでね、ずっと、美佐子を可愛がってね」
啜り泣くような哀切な声で、何度も訴える。
74職人志望:02/12/26 02:47 ID:1JJXkaBo
「ふん。捨てられたくなかったら、せいぜい尽くすこった」
あくまで男の答えは冷酷だ。そんな冷たさこそを、美佐子が求めていると
了解しているから。
「おら。このデカい臀をふって、少しは楽しませろや」
デンと自分の腹に落とされた美佐子の豊臀を手荒く叩いて、行為を促す。
甘ったるい悲鳴を上げた美佐子は、後ろにねじっていた身体を戻し、
わずかに前屈みとなって、男の膝に両手をついた。
「フッ……あ……」
ゆっくりと臀をもたげる。深々と美佐子の体内に突き刺さっていた肉槍が、
白く粘っこい淫汁にまみれた剛茎の部分を現す。
「ヒアァッ、いいっ」
ミッチリと隙間なく肉孔を埋めた肉根が、その硬いエラで膣襞をこそげながら、
抜け出ていく感触が、火花の散るような快感を生んで美佐子を喚かせる。
「ああ、ゴリゴリって、中を、あひっ、ああ、たまんない」
雄根の長大さを味わうように、ジワジワと臀を引き上げて。
その魂まで痺れるような刺激に耐えかねたように、ズンと臀を落とせば、
「おおうっ!」
今度は燃え盛る子宮を吐き気がするほど突き上げられて、身体がバラバラになるほどの
甘美な衝撃が脳天まで突き抜ける。
あとは、身体が勝手に動いた。踏ん張った両の脛に筋肉を浮き立たせて、
腰が快楽だけを求めて跳ね踊る。
「ひあっ、い、うむ、いい、気持ちいい、すご、んああ」
瞳は恍惚に霞み、だらしなく開いた口からは喜悦の啼きとヨダレが吹きこぼれ、
血の色を刷いた白い総身の肌は脂汗にヌルヌルと輝いて。
「あ、いい、素敵、すてきよ、蛙田さん、スゴイ、ああ、いいっ」
75職人志望:02/12/26 02:48 ID:1JJXkaBo
美佐子は狂う。際限なく狂乱を高めていく。
その豊満な裸身をダイナミックに男の上で躍らせて、快楽を貪り続ける。
臀の動きは、上下へのストロークに加えて、前後左右へとのたくり蠢いて、
快楽のスポットを硬い肉鉄へと擦りつけようとする。
揺れ弾むふたつの乳房を、自ら握りしめて、搾るように揉みしだき、固く屹立した
先端を指先が押し潰す。
「あ、もう、すご、イイッ、ち、チ○ポ、スゴイ、いいのっ」
途切れなく溢れ出る嬌声には、恥もなく脈略もない。
ただ、肉体が感じる愉悦を訴え吐き出そうとするだけ。
時折、男が腰を突き上げれば、たちまち絶息するような叫びを迸らせて、
オルガの波が総身に駆け抜ける。
「あ、また、イクッ、イクイクッ」
それでも、美佐子は余韻に浸ろうとさえしない。ガクガクと痙攣する肉の震えを
そのまま次の悦楽を求める動きに繋げて。
呆れるほどの貪婪さで、肉の愉悦だけを追い続ける。
潤み蕩けきった瞳に、理知の輝きは微塵も残っていない。
解けて乱れた髪が、汗に濡れた美しい面にベットリと貼りついている。
どこにも……かつての美佐子、良き母として、貞淑な寡婦として、
平穏な日常を過ごしていた鳴沢美佐子の面影はなかった。
ひとは、ここまで変わりえるものだろうか?
ありえないような変貌……ならば、これこそが美佐子という女の真実であったのか。
本人さえ気づかずにいた本性を、暴かれてしまったがゆえの、この姿であろうか。
76職人志望:02/12/26 02:48 ID:1JJXkaBo
……そうなのかもしれない、と彼は思った。
痴悦のなかで、美佐子が叫んでいる。
「あなただけよ、あなただけなのっ」
その男だけが、美佐子が肉体の奥深くに抱えていた真実を見抜き、
その餓えを満たしたから。
だから、美佐子はその男の膝下に跪くことを選んだのだと。
……だって、美佐子が叫んでいる。
「しあわせ、しあわせよっ」
その顔が、本当に至福に輝いている。
それは、彼も認めざるを得ない。
納得、ではない。ただ絶対的な真実に押し潰されて。
それに異を唱えることさえ出来なくなっているということだった。
いずれにしろ。
自分が愛した美佐子は、もうどこにもいない。
それだけは解った。麻痺した思考にも、その変えようのない事実だけは
しかと刻みこまれた。闇の中で。
もう……いいな。
すべては見極めたから。彼は暗がりから、光りの中へと進み出る。
77職人志望:02/12/26 02:49 ID:1JJXkaBo
明るい光りの中心では。
淫欲の饗宴が、ピークを迎えようとしていた。
「あっ、い、また、またクル、スゴイのが、ああ」
幾度もの絶頂を味わった美佐子は、最大級の波涛が迫るのを感じて、
男へと懇願する。
「ねえ、きて、一緒に、美佐子と、一緒に」
「ふふん」
男は、静かに開けられた寝室のドアを一瞥して、口元を歪めると、
断末魔の震えを刻みはじめた美佐子の臀に手を伸ばして、
「こっちは、放っといていいのかよ?」
先日、旅先で穴を開けたばかりの後花にズブリと指を挿しこんだ。
「ヒアア、そこは、い、いや、ダメ」
「んなこたあ、ねえだろ。もう、こっちもイケるようにしてやったろ?」
「あ、あ、あとで、そこは後で、いまは、このまま、いっ、おねがい」
「まずはマ○コでイカせてくれっってか」
「そう、オマ○コで、あ、いく、いっちゃう、から、きてえっ」
「勝手にイきゃあ、いいさ」
「いやぁっ、出して、中で、熱いの、かけてほしいの」
背後の男へと顔を向け、それでなくても、いまわのきわの切迫感に満たされた美佐子は、
ゆっくりと近づいてくる気配に感づく余裕などなかった。
「ああん、もう、いっちゃうから、おねがい、おねがいよ」
ひたすらに男の熱い奔騰を乞い求めて、泣き喚く。
「もうダメ、もうダメ、いっちゃ、早く、早くぅ」
78職人志望:02/12/26 02:50 ID:1JJXkaBo
「よし。じゃあ、竜之介にちゃんと断るんだ。美佐子のイクところ、見てくださいってな」
「ああっ、言います、言うから、だから」
「ほら、ちゃんと前を見て。竜之介を見て、言うんだよ」
男に肩を押されて、美佐子は狂乱の中で忘れ去っていた想像上の竜之介へと
快楽に眩んだ目を向け……
「…………っ!?」
竜之介が立っていた。虚ろな眼を美佐子へと向けて。
美佐子は眼を見開いて。信じられないものを見るように、虚像ではない竜之介を凝視した。
目前のエクスタシーを掴みとろうとする腰の蠢きが緩んだ。
……だが、それは一瞬のことだった。
フッと、美佐子の面から硬直がとける。
替わって浮かんだものは、かすかな諦念と、こよなき歓悦。
「竜之介くん、見て」
陶然と、美佐子が囁く。淫奔なのたうちが苛烈になる。
「見て、私、これから、イクの、蛙田さんの、熱いのを、子宮にかけてもらって、
 イクの、見て、見ていてね」
竜之介は見ている。感情を喪失した眼を、目の前で狂態を演じる牝へと突き刺している。
「あああっ、いく、いっちゃ、きて、きてえっ、いっくうっ!」
「おらっ!」
低く吼えた男が、腰を大きく突き上げて、美佐子の最奥で欲望を爆発させる。
「あああああーーーっ!!」
限界まで背を弓なりにそらした美佐子の喉から、絶叫がつんざいて、
総身の肉という肉が、凄まじいまでの激烈な痙攣を刻む。
脈動する牡肉を食い締める女陰が何度も収縮して、ビュッビュと女精をしぶく。
凄絶なる歓悦のダンス。
絶頂の果て、悦楽の深底へと美佐子が逃げこむのを、竜之介はただ見つめていた。
79職人志望:02/12/26 02:51 ID:1JJXkaBo
やがて、淫猥な舞踏を演じた白い肉体から、力が消える。
男の胸へと崩折れる美佐子。
抱きとめた男は、この男にしては優しい手つきで、美佐子の身体を横へとどかせる。
結合が外れて、ソファに仰向けにされた美佐子の女陰から、ドロリと男の欲望が零れた。
脱げた片足のヒールが床へと転がった。
男は、傍らのテーブルからグラスを取って、渇いた喉を潤す。
そして、佇む竜之介へと顔を向けた。
「見届けたかよ?」
「………………」
竜之介はかすかに頷いた。頷いたように見えた。
その視線は、放埓な姿で横たわる美佐子の白い裸身へとあてられていた。
男は満足げに笑うと、立ち上がって残った着衣を脱ぎ捨てた。
「おい」
美佐子に屈みこんで、背の下に腕を差し入れ抱き起こす。
「…………」
うっすらと眼を開けた美佐子は、男の体に両腕をまわして、胸に顔を擦りよせた。
男に抱かれて、フラフラと立ち上がる。片足に残ったヒールを雑な動作で脱ぎ捨てた。
歩き出そうとした男だったが、美佐子の腰が抜けているのに気づくと、
チッと軽く舌打ちして、両腕に美佐子を抱き上げた。
美佐子は男の首に両腕を巻きつけて、ギュッとしがみつき、男の肩に顔を埋めた。
男が寝室へと向かって歩き出す。竜之介が出てきた部屋へと。
やがて、ふたりが部屋の中に消えて、ドアが閉ざされる。
最後まで、美佐子は竜之介を見ようとはしなかった。
「…………………………」
すべてを見届けて。
竜之介もまた、歩き出した。この部屋を出るために。
80職人志望:02/12/26 02:51 ID:1JJXkaBo
……俺は、泣いたのかな?
エレベーターを降りて、ロビーを歩きながら、ボンヤリと竜之介は考えた。
よく覚えていない。
いまは、涙は流れていなかった。
さほど遅い時間でもないのに、ホテルの前には人気がなかった。
冷たい夜気が、火照った頬を刺した。
わけもなく足を止めて、ボーッと立ち竦む竜之介。
その視界のすみで、赤い影が動いた。
植えこみの前から、立ち上がって、こちらを見ている。
「……唯」
意外そうに呟いて、ゆっくりと歩み寄る竜之介。
両手を外套のポケットにつっこんで佇む唯は、
「………………」
少しの間、無言で竜之介の顔を見つめていたが。
「……帰ろう」
やがて、そう呟いた。
「うん」
並んで、ふたりは歩き出した。
「……おなか、すいたね」
「眠いよ」
ポツ、ポツと言葉を交わしながら。
ふたりは家路を辿った。
81職人志望:02/12/26 02:53 ID:1JJXkaBo
……八十八町の閑静な住宅街に、一軒の喫茶店がある。
『憩』という、いささか野暮ったい名前の小さな店だ。
美しい中年の女主人がひとりで切り盛りしていた……のは以前のことで。
しばらくの休業のあとに、営業を再開したいまでは、
ふたりの若い男女が店に出ている。
店は以前より繁盛をみせていた。近辺に相次いで高層マンションが出来たことが
客足に好影響を及ぼしたようである。
新規の客たちの中には、店を運営するふたりを、あれこれと詮索するものも多かった。
仲の良い兄弟のようでもあり、幼い夫婦のようでもある。
特に、いつも接客にあたる若い女性目当てに、店に通いつめる男性客にとっては、
それは切実な問題であったのだが。
聞いても、はぐらかされるだけで、明確な回答が得られたことはなかった。
また、他の興味を抱くものもいた。
店では、このふたり以外の関係者らしき人物を見かけることがないのだが。
まさか、この若すぎるふたりが、経営者ではないだろうにと。
まあ、こちらはさほど気にするべきことでもんなく、実態を知りようもないことでもあった。
その点では、以前からの常連客にしても同様だった。
多くが近所の住人でもある彼等も、どのようないきさつで、このふたりが
店を運営することになったのかは知らなかった。
82職人志望:02/12/26 02:54 ID:1JJXkaBo
プッツリと姿を見せなくなった女店主については。
古なじみの客たちは、当然その消息を知りたがった。
単に店の経営から手を引いただけでなく、家にもいなようだとなれば、
どこでなにをしているのか、と話題にされるのも無理はなかったが。
店を引き継いだふたりとも、母であり母代わりであったその女性の消息については、
一言も口にしようとはしなかった。明らかに、その話題に触れることを厭うようすが
見えたので、いつしか彼女についての話は店では禁忌と認識されていった。
……それでも。それだからこそだろうか。確証もない噂が飛び交った。
一番多かったのが、『彼女は男を作って、家族を捨てて出奔した』というものだったが。
いかにもな、この手の噂を、消えた彼女をよく知る人ほど信じようとはしなかった。

……再開後の『憩』は営業時間を午後九時までと延ばしていた。
その閉店時間を三十分ほど過ぎた頃。
店の清掃を終えた唯は、カウンターの中の竜之介へと声をかけて、住居へと戻った。
遅い夕食を準備する。手馴れた作業。短時間で支度を整える。
……ふたり分の料理を作ることにも、もう慣れた。
食事をして、風呂に入って、眠る。定まったパターン。
でも……今夜は違う。
唯はテーブルの端に置かれた郵便小包を見た。今日、届けられたものだ。
ビデオが届いた日の夜は、少しだけ違った夜になる……。
83職人志望:02/12/26 02:55 ID:1JJXkaBo
……リビングは灯りが落とされて。
テレビのモニターの輝きだけが光源となっている。
ソファに座った竜之介が食い入るような眼を向けている画面では、
今日届けられたビデオが再生されている。
月に二度ほどのサイクルで送られてくるビデオ。
収められているのは。

『うあああっ、効く、この、浣腸、効っく、あ、あうう』

(……おかあさん、どんどんマニアックになってるなあ)
胸中に呟いた唯は、画面には背を向けている。
竜之介の脚の間に座りこんで、剥き出しになった屹立へと口舌の愛撫を与えていた。
ビデオの届いた夜の習慣となった行為。
楽しいとは思わないが、イヤでもなかった。
もともと唯から進んではじめたことだった。
84職人志望:02/12/26 02:56 ID:1JJXkaBo
最初に、そのビデオが送られてきたのがいつなのか、唯は正確には知らない。
小包はいつも竜之介宛になっていた。
唯が、そのビデオ・テープの存在を―同時にその内容を―知った時には、
すでに竜之介の手元には数本のテープがあった。
深夜、ビデオを観ながら自慰にふける竜之介の姿を唯は目撃する。
怒りや嘆きより強く、その時の唯にわいた感情は、“やっぱり”という納得だった。
表面的には以前の快活さを取り戻したように見える竜之介が、しかしその内には
埋めがたい空漠を抱えていることを、そばにいて感じていたから。
唯は、竜之介がひとり寂しい行為を演じる現場に踏みこんだ。
そして、うろたえる竜之介には有無を言わせず、おっ立てたものを掴んで口に咥えたのだった。
奇異な行動だとは思わなかった。とにかく、ひとりで画面に向かって
自涜に耽る竜之介の姿の、惨めさだけは看過できなかったのだ。
「……いいよ。ビデオを見てて」
驚倒して、すぐには反応もできない竜之介にはそう言って、
唯は生まれてはじめてのフェラチオに挑んでいった。
背後から響く、母の痴れ狂った声を耳に聞きながら。
……以来、ふたりでの行為が習慣となった。
竜之介はいつも始める時には、ひどく複雑な表情で唯を見たが。
特に抗おうとはせず、唯のするがままに任せている。
85職人志望:02/12/26 02:58 ID:1JJXkaBo
拙いかぎりだった技巧も、回数を重ねれば、それなりの練達を見せている。
ふたりで過ごす夜、暗いリビングには奇妙な安寧の空気さえ漂うようになっている。
だが、余裕が生まれれば、唯の中に冷静に状況を顧る心理も生じて。
おかしなことをしているな、といまさらな感慨を抱く。

『いいの、きて、このまま、お尻、犯してぇっ』

聞いてるほうが恥ずかしくなるような言葉を、画面の中の母が喚き散らしている。
竜之介の眼は、それへと釘づけになっている。
その昂ぶりは、唯の口の中のものにハッキリとあらわれている。
不毛だな、と、唯は思う。
竜之介とは、いまだ体を重ねたことはない。どころか、キスさえしていない。
この行為が―美佐子の痴態を収めたビデオを観ることで昂ぶった竜之介の欲望を、
手と口であやし、遂情へと導くことだけが唯一の性的な接触である。
不毛だな、と唯は思って、しかし、この習慣を止める気にもなれない。
この夜を心待ちにしている部分さえある。
どこか、よそよそしい礼儀正しさを身につけてしまった竜之介が、
唯一無防備な姿を見せてくれる時間でもあるから。
86名無しさん@ピンキー:02/12/26 02:58 ID:OxOhaeF6
連続防止 sage
87職人志望:02/12/26 02:59 ID:1JJXkaBo
『ウウ……ムゥ、ぁああ、い、イイ、お尻、お尻がぁっ』

ただ、その場に、映像というかたちではあっても、母が介在することには、
無論心楽しくは思っていない。
どうやら、竜之介は母のビデオを観ることでしか、勃起できない状態にあるらしい。
心因性のものに違いなく、原因に関しては自業自得だろうとも思うが。
他には若い欲求を吐き出す機会も持てず、毎回溜めこんだ欲望を驚くほど大量に
噴き上げる姿を見ると、可哀想だとも思ってしまう。
去ってのちも、竜之介を呪縛し続ける母を恨めしく思って。
しかし、竜之介を癒すために、唯からすれば嫌悪しか感じない映像を
供用するしかないという事実には、忸怩たるものがあった。
あるいは。
画面の中で獣のような狂態を繰り広げる母、それを観てペニスを屹立させる竜之介、
その竜之介のペニスをあやす自分。
この奇怪なかたちこそが、現在の自分たちの“家族”としてのありかたであるのかと。
どれほど歪んでしまっても、完全には断ち切れない関わりこそが、“家族”としての
絆であるのだろうかと。
そんな想念も胸にわいて。馬鹿げているとは思いながら。
忌々しいことには、奇妙に腑に落ちてしまう部分もあるのだった。
88職人志望:02/12/26 03:00 ID:1JJXkaBo
母のことは、まだ赦せていない。
たまに電話がかかってくる。
電話の向こうの母は、いつもおずおずとした態度で。こちらの暮らしぶりのことを
いろいろと気遣ってくる。
唯は最低限の言葉で、それに答える。
弾まぬ会話の最後には、決まって母は“逢いたい”と申し出る。弱々しい声で。
それは、唯はキッパリと跳ねつけて電話を切る。
だから、あの訣別以来、一度も実際に顔を合わせてはいない。
その、週に一度くらいの電話でのやりとりと。
あとは、ビデオの中での姿で、唯は母の現状を知ることになっている。
とりあえずは、元気でやっているのだな、と確認して。
それには素直に安心を感じてもいる。

『あああっ、スゴい、灼ける、お尻、美佐子のお尻が、ヒイィッ』

……まあ、ほどほどにね、と思わないではないけれども。
89職人志望:02/12/26 03:01 ID:1JJXkaBo
母を赦せては、いない。
しかし、訣別の時に叩きつけたような激しい怒りを抱いてもいなかった。
唯なりに、さまざまに考えるところはあったから。
あの時……自分は、母の竜之介への裏切りを詰った。
では、母が竜之介を裏切らなかったとしたら?
ある日突然、自分に突きつけられる事実が、母と竜之介が想いを結びあったと
いうことであったなら?
自分は、それを素直に赦せたのだろうか。
そんなはずはないのだ。その時にも、裏切られたと感じて、母を呪ったはずだ。
私の想いを知っていたはずなのに、どうして? と。
だが、それは当たり前の主張になるのだろうか?
実際に、母と竜之介の仲を疑ったこともあった。
だが、その度に“そんなことはありえない”と自分の不安を笑っていた。
何故、簡単に“ありえない”ことと片づけられたのか。
それは、母を“女”として認めていなかったからだ。
母は母でしかない、自分を脅かす“女”としての部分などないものと、
決めつけていたからだ。
さらに深層を探れば。たとえ、母が竜之介になにがしかの思い入れを持ったとしても。
母親として、娘である自分に譲ることが当然ではないか、と。
そんなズルい感情さえ、なかったとは言いきれない。
ならば、自分もまた罪を犯していたのだ。母に対して。
90職人志望:02/12/26 03:02 ID:1JJXkaBo
しかし、現実の推移は、唯のそんな自省さえ、後づけのものにしてしまった。
唯が、自分の間違いを認めるより先に、母は“女”としての生身の姿を晒して。
竜之介を捨てて、別の男のもとへ走った。
それもまた、“女”としての業によるものだとしても。
母が、竜之介に対してした仕打ち、それだけは赦せない。赦せる日が来るとも思えなかった。
(……でも…)
思い出すことがある。
(……おかあさん……泣いてた…)
母が、自室で昏倒しているのを見つけた日。
濡れた髪を乾かす唯の手を握って、涙を零した美佐子。
あれは、どんな思いが流させた涙であったのか。
美佐子が竜之介と想いを交わしながら他の男へと心を移した、その経緯の詳細を
唯は知らない。この先も、多分知ることはないだろう。
また、全てを知ったとしても、母の行いを赦す気にはなれないだろうと思う。
ただ、そこに至るまでに、母なりの苦悩があったことは察することが出来た。
現実に、深い懊悩を抱えるようすを見せる母を、心配した日々があった。
しかし、その心配も、どこか気軽なものがあった気がする。
たとえ、悩みがあるとしても、母ならば大丈夫だろうと、どこかで高をくくって
いたように思える。
ならば、母が懊悩の末に辿りついた結論を、一方的に責めることも出来ないのだろう。
それが……。

『いいいく、いくっ、また、いっちゃ、あああっ、イクッ』

……肉欲に盲いて、快楽に逃げこむという選択だったとしても。
91職人志望:02/12/26 03:03 ID:1JJXkaBo
画面の中の狂宴が佳境にさしかかり、唯の口中の竜之介の肉体も一段と漲りを増す。
唯も、それに合わせて口舌の動きを激しくしていく。
(……まだヴァージンのくせに、こんなことだけ上手になっちゃって)
なんだかなあ、と自嘲する。
下着に濡れを感じる。
疼く、という言葉の意味を、最近の唯は理解してきた。
前回の行為の時には、竜之介に迫ってもみた。
ビデオを、母の姿を見ながらでいいから、抱いてくれと求めてみた。
竜之介は驚いて、そして激しく拒絶した。
そんなことはダメだ、そんなことは出来ない、と。
……“こんなこと”はさせてるくせに、勝手な言いぐさだな、と思いつつ。
それでも、唯は嬉しかった。
その時の竜之介は、間違いなく唯を見ていたから。
だから、いまは竜之介の欲望を吸い出すことに没入する。
92職人志望:02/12/26 03:04 ID:1JJXkaBo
……と。
髪に、柔らかな感触。
「……キモチいいよ、唯」
低い悦楽のうめき。
ドキンと、唯の鼓動は跳ねた。
髪を撫でられることも、名を呼ばれることも、これまでにはなかったから。
上目づかいに竜之介を見上げる。
しかし、竜之介の視線は相変わらず、画面へと向けられていた。
(……勝手だなあ)
呆れつつ、しかし落胆は感じなかった。
竜之介の手は、唯の頭にそえられたまま、優しい撫でつけを続けている。
変化は兆している。
すべてが変わり果ててしまっても。それが終着ではないのだ。
すべては、人も、その関わりも、変わり続けるのだ、と。
そんな、いささか大雑把な悟りに力を得て、唯は竜之介にとどめをさしにかかった。
……やがて、画面の中の美佐子が怪鳥のような叫びを迸らせて。
同時に竜之介も盛大な吐精を遂げた。
大量の熱い奔流を、唯はすべて呑みこんで。
満足げな顔を上げて、背後へとふりかえった。
視線の先、四角い画面の中では。
大きな白い臀を向けてしゃがみこんだ美佐子が、パックリと開いた肛門から、
精液まじりの軟便をひりだしていた。
こよない法悦にひたる、至福の笑みを、唯へと向けて。

     ………………(終)
93職人志望:02/12/26 03:05 ID:1JJXkaBo
……以上です。
いろいろ御不満はございましょうが……これはこれで、どうか勘弁してやってください。
とにもかくにも終わらせることが出来て、ホッ……ともしてないなあ、あまり。
ホントに、こんな長大作になるとも問題作(苦)になるとも思ってなかったんで。
まずは、ダラダラと続けてしまったことをお詫びします。
特に、嗜好の合わないかたには、目障りでしかなかったろうと思います。スミマセンでした。
そして、望外なほどたくさんいただいたレスには、ひたすら感謝であります。
本当にありがとうございました。

温泉篇も、なるべく早くに書きたいとは思ってますが。
それとも、ホトボリをさますが吉?

最後にもう一度、こんなものを読んでくださったすべてのかたに
マンコーからの感謝を捧げて。失礼させていただきます。
ありがとうございました。
94名無しさん@ピンキー:02/12/26 03:11 ID:DwZR48Fq
完結キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
この時間まで起きててよかった…
これからジックリ読ませて頂きます(;´Д`)ハァハァ
でも、美佐子さん…(´・ω・`)
95名無しさん@ピンキー:02/12/26 03:21 ID:jRoUtbWV
本当にお疲れさまでした。
寝取られ属性持ちとしてはたまらないものでしたが、
作品的には最初の関係が始まった理由である
脅迫の部分がうやむやなまま終わったことがやや心残りです。

しかし、それを差し引いても、名作だと思います。
温泉編も期待しておりますので。
96名無しさん@ピンキー:02/12/26 09:17 ID:d5XCAWOt
読んだー。
ヌルくねー、ヌルくねーですよ。
唯の癒しで少しづつ変化してる事であるし、想いがいつか届くと
いいですなぁ(^^)
97名無しさん@ピンキー:02/12/26 12:26 ID:fTP5G41+
乙彼サマでした。
唯が健気で泣けたです・・・・ (つД`)
98名無しさん@ピンキー:02/12/26 13:04 ID:6DRZKnxF
卑語、ビデオ、浣腸・・・

キタァ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!

>>(……おかあさん、どんどんマニアックになってるなあ)

気○い美佐子と冷静な唯、お見事ですた(w

ひとまずお疲れ様でした。
美佐子スキーな自分としては大満足させていただきますた。
が、ここは一つこの勢いで温泉篇になだれ込んで下され。
正月休みの楽しみとして(w
99名無しさん@ピンキー:02/12/26 13:31 ID:w1B6/Qg8
母も竜之介も信じられない→唯キレル→「憩」カップル喫茶としてリニューアルオープン
100名無しさん@ピンキー:02/12/26 16:50 ID:bbjn486n
>>93
連載無事終了、本当にお疲れ様でした。
物語の結末、ちょうどバランスがいいくらいの着地点でしたね。

リアル人生でも小説・ゲームその他なんでも、寝取られ属性な漏れには、やや不満点が
残らないでもなかったですが、全体としてはすごく完成度の高い構成でした。
次回作にも期待します。
101名無しさん@ピンキー:02/12/26 22:15 ID:BgbVzU8o
職人志望様お疲れ様でした。
誰もが愛着のある同級生2のエロパロSSで、それも寝取られ物で
万人を納得させる作品に仕上げるのは土台無理な話だと思います。
私自身も好みとしては、プレイヤーが惹かれた部分‘美佐子’と云う
素材の魅力で有る「貞淑さ」「母性」をもう少し最後まで活かした上で
終盤のカタルシスまで持って行って欲しかったなとか有りますが、
それでも読者を惹きつける作品に仕上げたお手並みは御見事だったと
思います。
月並ですがこれからのご活躍を期待しております。
102名無しさん@ピンキー:02/12/27 03:34 ID:1AREerzz
明日、明後日ぐらいに1さまの書き込みがあるのかと思うと
今からドキドキしてきました。
103名無しさん@ピンキー:02/12/27 11:48 ID:10KtU/+r
>>102
IDカコイイ
104名無しさん@ピンキー:02/12/27 12:22 ID:MoIQtVOz
>>103
age厨ウザイ
105名無しさん@ピンキー:02/12/27 19:42 ID:vif6/z56
おお、そういえばいよいよか…
106 :02/12/27 20:43 ID:un/tcR9U
107名無しさん@ピンキー:02/12/28 00:57 ID:3Mpu/cw4
本番あるといいなぁ。
俺本番シーンないと抜けないんだ。
108旧1:02/12/28 07:54 ID:2BDMvLkL
m(_ _)m ごめんなさい。こみけの事わすれてました。
109名無しさん@ピンキー:02/12/28 09:30 ID:CGfmv0TK
Σ(゚д゚lll)
110名無しさん@ピンキー:02/12/28 17:32 ID:MwaRk9fk
こみけに1さんを寝取られタ━━━━━━ヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙━━━━━━ !!!!!
111名無しさん@ピンキー:02/12/28 20:21 ID:7jJE1QQK
(;´Д`)ソンナ……ハァハァ……ウッ!
112名無しさん@ピンキー:02/12/28 23:05 ID:ixTqG0cy
・・・ということは、今年は無理だということですね?(涙
113名無しさん@ピンキー:02/12/29 07:19 ID:KdriU9LN
・゚・(つД`)・゚・
114名無しさん@ピンキー:02/12/29 19:29 ID:AFq9+Hfo
;y=ー( ゚д゚)・∵. 
115名無しさん@ピンキー:02/12/30 00:54 ID:Nrw/ESkf
今年は無理だと思わせておいて、実は明日か明後日に1さまの書き込みがあったりして・・・
116名無しさん@ピンキー:02/12/30 16:35 ID:l4K79cDq
1様、今日もきてないのね(TT)
職人志望様のお話も完結しちゃったし、
最近生きがいがありません...(´・ω・`)



117名無しさん@ピンキー:02/12/30 17:40 ID:SqLqjq/g
>>116
1様はコミケでハッスル中なので来れるわけがない。
118名無しさん@ピンキー:02/12/30 20:54 ID:ii4ISNzx
こみけか…、晴海と共に終わった俺には何もかもが
懐かしい。
119名無しさん@ピンキー:02/12/31 02:35 ID:7KkmsYz3
1さまはきっとコミケの待ち時間の間にSSを書いて下さっていると思います。
・・・もしかすると、元旦前後に読めるかもしれない・・・。
120名無しさん@ピンキー:02/12/31 06:03 ID:mn1lPmvB
恒例とはいえ虚しいぞ、おまえら。(TДT)
121名無しさん@ピンキー:02/12/31 10:14 ID:DF9EdDGF
1さんは今帰省中なので、週明け6日まではだめぽ
122旧1:02/12/31 11:16 ID:WEXiPeja
いや、いま流れは殆ど出来たので、あと3日ばかりチェックするぐらいです。
でも、話自体に期待しないで、面白くないので……。
123名無しさん@ピンキー:02/12/31 17:40 ID:RtQEkgcl
来年はよしこ先生で書いてホスィ
124名無しさん@ピンキー:02/12/31 21:49 ID:526vL7gW
>>123
よしこ先生は良いけど、寝取られは抜きがイイ。
もともと主人公とのエロとか無いし。
125名無しさん@ピンキー:02/12/31 22:54 ID:DF9EdDGF
痴漢に襲われるのはあったな。
126名無しさん@ピンキー:02/12/31 23:02 ID:CYKUADQZ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1013859895/948-956
前々のスレに書き込みがありました
127名無しさん@ピンキー:03/01/01 03:17 ID:4wVDRk/4
魅惑的なランジェリーに身を包む妙齢な女教師の禁断の授業に(;´Д`)ハァハァ・・・
128旧1:03/01/01 18:36 ID:Kd3ikMIN
下級生・瑞穂調教  第二話教室

私立卯月学園――――。
広い敷地をグルリと囲む鼠色のブロック塀。
それに背を預けるようにして並んで植えられた木々。
5階建て鉄筋製、ホワイトパールの校舎。
バスケットコートなどの運動施設としては勿論、入学式や卒業式などの重要な行事にも使用される体
育館。
縦25メートル、横15メートル、深さ2.2メートルのプール。
プレハブ作りのクラブハウス群に4面のテニスコート。
それらを配された敷地の大部分を占める、水はけの良いグラウンド。
複数の体育会系クラブが十分な練習場所を確保するだけの広さ。
乾いた茶土の上に石灰で描かれたトラック。
グランド先にあるブロック塀唯一の切れ目、石造りの校門。
その中間点、校門から10メートルちょっと入って左手。
そこには学園のシンボル的な桜の大木が大小無数の枝々を天に広げ立っていた。
グラウンドの片隅で大きな三角錐の翼をはためかすように……。

129旧1:03/01/01 18:36 ID:Kd3ikMIN



息を切らせた健太郎が教室に駆け込んできたのは、一時間目の授業が始まった直後だった。

「おしいッ!ギリギリアウトだぜ、健太郎」

教室後方ドアのすぐそば、廊下側、一番後ろの席に座る男子生徒がちゃかす。
制服の青いズボン・ブレザーに白い無地のTシャツ。
他の生徒とは異なりノーネクタイ。
肩に掛かる寸前まで伸ばされた茶髪は額の真ん中で左右に分けられ、体格はごく普通の高校生といっ
たところ。
両耳には金色のピアスがされており、目は一重で口は大きく、鼻は典型的な日本人鼻。
健太郎の悪友の一人である、後藤稔だ。

「うわッ!まじで!?」

扉に手を掛けたまま口を大きくあける健太郎。

「こら、立ち話はいいから早く席につかんか」

温厚で知られる定年間近の数学教師がやんわり声を出す。

「っと、その前に月曜の課題の解を見せてもらうか」

「ぐはッ!!」

健太郎が大きく両手を広げ倒れこむようにすると、クラスのあちこちから笑い声がもれだす。
ブロンドの髪を豪華にウェーブさせた少女も、輝く黒髪をツインテールにまとめた少女も、
隠れるようにしてクスクスと笑っていた。
130旧1:03/01/01 18:37 ID:Kd3ikMIN
しかし、その大学受験を控えたクラスとは思えないような明るい雰囲気に包まれた教室
の中、シャーペンを握る瑞穂の白くて細い指先が小刻みに震える。

瑞穂には振り向かなくてもわかった、健太郎が教室についた事を。
教室後方の扉が元気良く開いた音だけで、身体がビクッと震えたのだ。
頭よりも先に胸が痛いと感じた。
意識の針が心の中を駆け回ってるような気がした。

教師が再びチョークを黒板に走らせた音で、意識は授業へと舞い戻ったが、
その瞬間、手が消しゴムにあたる。

瑞穂はハッと気付いて手を伸ばすが、間に合ない。

まるで磨かれた氷の上を滑るように、消しゴムは音もなく机の上を流れ、
僅かな時間で端に到達し、重力に身を任せる。
この前駅前の文房具屋で、みこと一緒に買ったばかりの新しい消しゴムが、下へ下へと落ちていく様
を瑞穂は呼吸を止めて見入るしかなかった。

僅か、落差70センチ程の自由落下。
消しゴムは軽いワックス臭のする床に到達すると一回ポーンと毬のように跳ね、二度目の着地と同時
にパタッと倒れる。
まるで、支えを失った人形のように……。

*******************************
131旧1:03/01/01 18:38 ID:Kd3ikMIN


「瑞穂、風邪はもう大丈夫なのかよ」

一時間目の授業が終わるなり、健太郎は瑞穂の席まで駆け寄り、声をかける。
均整の取れた体格にだらしなく着こなしたブレザー、よじれたネクタイ、ワイルドに纏められた頭髪。
屈託のない笑顔に、はりのある明るい声。
いつもはクールな瞳が、今は優しく瑞穂を見つめる。

しかし、瑞穂はまるで健太郎の柔らかい眼差しから逃れるように座ったまま視線を逸らす。

「ええ、心配をかけてごめんなさい……」

本当は瑞穂の方から健太郎の席にいき、三年C組の教室横にある放送室へでも場所を移した上で、あ
の悪夢の出来事を切り出そうと心に決めていたのだが、
授業が終わると同時に健太郎に機先を制され、どうにもタイミングがつかめないのだ。
今も瑞穂は健太郎の手を引いて廊下に出たいと思うのだが、なぜかクラスメイトの視線が気になる。
まるで、全員があの出来事を知っているようでどこかしら怖い。
高田に犯された事を、自分がもはや処女でない事がバレているような気がするのだ。
132旧1:03/01/01 18:39 ID:Kd3ikMIN
「そっか、まあ、見た感じ熱もなさそうだしな。
 しかし、瑞穂が学校を二日も休むなんて珍しいよなぁ。
 入学以来初めてじゃないか?」

愛しい恋人に四日ぶり会えた反動だろうか、瑞穂の机横に立って話す健太郎の表情には抑えようの無
い感情に溢れていた。
その一方、瑞穂は椅子に座ったまま数学のノート・教科書をしまい、次の英語の準備をする。
いつもは可憐な花のような表情も、今はどことなく硬い。
白いヘアバンドの下の形のいい眉がこわばったようにたゆんでいた。
教壇では、日直が黒板に記された微分方程式をキュッキュィーーという耳障りな音を立てながら消し
ていた。
白いチョークの粉がパラパラと床に落ちる。

「え、そうかしら……」

「あれ、たぶんそうだと思ったけど」

「わたしだって、たまには風邪をひくわ……」

瑞穂は、まだ健太郎の顔をまともに見れないでいた。
心や過ちが見透かされそうで怖いのだ。

「でも、いつもテニスコートを駆け回ってる元気少女の瑞穂が、
 こんな初夏に風邪なんてやっぱり珍しいぜ」
133旧1:03/01/01 18:39 ID:Kd3ikMIN
「勉強のしすぎかしら……。
 そうよ! ほら、今度の模擬試験で志望大学のA判定は欲しいし。
 この前の実力試験では偏差値がちょっと下がっていたし……。
 それで抵抗力が落ちてて、中々熱が引かなかったの……」

言い終えて、瑞穂はあッ!と思う。
いま自分は健太郎に嘘をついたのだと気付く。
途端に胸がキュンと痛む。

「ん、そっか……。
 あれ、でも土曜日の夜にデートに誘おうと思って電話したら、
 瑞穂のお母さんから、今日は家にいないのみたいな事を言われたけど??」

「え!?」

予想外の展開に美しい瞳がオドオドと左右に動く。

「確か、金曜もどこかに泊まったとか……」

瑞穂の細い腕を流れる脈拍がドクンと一気にあがる。

(ど、どうしよう、あの夜の事が健太郎くんに……それとも、このまま本当の事を……)

瑞穂は必死に考える。
しかし、いい考えが浮かばない。
考えすぎて軽い目まいがする。
無意識のうちに右手でスカートの裾をギュッと掴む。
134旧1:03/01/01 18:41 ID:Kd3ikMIN
「あれかな、また、みこちゃんの家で一緒に勉強してたのかな?」

「え……あッ、そうなの!! そうなんだけど、みこじゃないの!
 えっと、女子テニス部の同級生の友達の家で勉強してたの!!
 その子、数学が苦手なの。
 それで、ついつい指導に熱がはいちゃって、結局泊り込みで勉強をしてたの……」

「ああ、そういえば、
 瑞穂のお母さんも女子テニス部の友達の所にお邪魔してるとかなんとか言ってたな」

白い歯をのぞかせ健太郎が笑う。
しかし、瑞穂は笑えなかった。
自分はまた大好きな健太郎に嘘をついてしまったという事実が、瑞穂の胸を締め付ける。
その上、自分の処女を奪った高田の用意したアリバイを利用したのだ……。
まるで自分が高田の思惑通りに動いているようで、瑞穂は悔しくてたまらなかった。

「でも、残念だよな、
 せっかく瑞穂の好きそうな映画のチケットが手に入ったんだけどなぁ」

「そうなの……。
 本当にごめんね……」

「そんなあやまるなよ。
 今週の日曜いけばいいじゃん!」

「うん……」
135旧1:03/01/01 18:42 ID:Kd3ikMIN
何気ない健太郎の一言、ただそれだけで瑞穂の心がパッっと明るくなる。
また健太郎にデートに誘ってもらえる事だけで、瑞穂は幸せだった。
思わず、教室の中なのに涙がこぼれそうになるぐらい……。

「あ、そうだ」

「ん、なに」

やっと、健太郎の顔がまともに見れるようになって、瑞穂の頬が自然と赤みをます。

「金曜にさ、瑞穂、テニス部の元部長で高田とかって奴と打ち合わせがあるとかっていって、
 葉月町に行かなかった? あれはどうなった?」

聞きたくない男の名を聞き、呼吸が止まる。
一瞬にして身体が凍りつく。
頭が真っ白になり、なにも考えが浮かばない。
しかし、椅子に座ったまま硬直する恋人の動揺に気付かないのか、健太郎はそのまま話を続ける。

「変な事されなかったか?
 身体に触られたりとか、抱きつかれたりとか、妖しい所に連れて行かれそうになったとかさ」

「ッ……」

「まあ、その辺はガードが固すぎる瑞穂の事だから大丈夫に決まってるけどさ」

「…………」
136旧1:03/01/01 18:43 ID:Kd3ikMIN
のんきに笑う、健太郎。
その横に座る愛しい瑞穂はすでに高田の淫らな罠にかかり、美味しく処女を食べられたしまったうえ
に、穢れない幼膣の中にたっぷりと何度何度も濃い精液を生注入されているというのに……。

「実はさ、あの後稔に聞いたんだけど、やっぱり高田って奴相当やばいらしいぜ。
 なんでも、うちの学校の可愛い女子生徒に手を出しまくってるとか……。
 ん??あれ、どうした瑞穂? なんか急に顔色が悪くなったけど?
 本当はまだ風邪が治りきってないんじゃないのか?」

「え、あ、大丈夫よ……」

「で、金曜はどうだった?」

「……も、もちろん何もなかったわ……。
 普通にテニス部OB会の打ち合わせをして、すぐにお別れしただけよ……」

「そっか。
 なんだぁ、俺はまたそいつがちょっかいだそうとして、ビンタの一発でも食らわしてやったのよ、
 みたいな瑞穂の武勇伝を期待してたのになぁ」

「やだ、そんな事あるわけないわ……」

「でも、気をつけろよ。
 瑞穂は可愛いからさ。先輩だからってあんま信用して、油断しないほうがいいぜ」

「うん、ありがとう……」

もはや遅いのだ。
すでに自分は油断し、甘いカクテルをたっぷり飲まされ、猥褻な大学生に淫らに抱かれたのだ。
瑞穂の心に後悔という感情が霧のようにたちこめる。
137旧1:03/01/01 18:44 ID:Kd3ikMIN
「で、日曜だけどさ。デートの後、今度こそ俺の部屋に来てくれるよな、瑞穂」

机の横に立つ健太郎が瑞穂の細い左手に自分の手を添え、告げる。
健太郎の碧がかった瞳が先程までとうってかわり、真剣な眼差しで瑞穂を見つめる。
しかし、瑞穂はその大好きな健太郎から逃れるように左手をノートに逸らすと、顔を深くうつむかせ
、つぶやく。

「ごめんなさい……やっぱり、無理みたい……」

「は?? なんで? なんか用事でもあるの?」

「そうじゃないけど……。
 わたしも行きたいけど……」

「だったら、あ!やべ、先生だ。
 続きはまた休憩時間なッ!!」

健太郎が自分の席に走り去ると同時に入ってきた教師が英語で挨拶をし、点呼を開始する。
瑞穂は今にも泣き出しそうな自分を慰めるように、下を向いたまま目蓋を閉じる。

(ごめんね。本当にごめんね、健太郎くん。ぜんぶ、ぜんぶ、わたしが悪いの……)

体育の授業なのだろう、窓の下、グランド方向から生徒のはしゃぐ声が聞こえる。
めがねをかけた教師が出席番号順に生徒の名前をよみあげる。
健太郎はいつものように空を眺めはじめていた。
瑞穂はまだ顔をあげていなかった。
教室の窓から初夏の太陽光が斜めに入り込み、床に、俯く少女の影絵を描きだす。
開け放たれた窓から、初夏とは思えないような冷たい風が吹き込んでいた……。

*********************************
138旧1:03/01/01 18:45 ID:Kd3ikMIN


椅子が一斉にひかれた音の後、三年C組の教室が放課後特有のざわつきに包まれる。
白衣の担任教師が挨拶を終え、みな各々、自由に行動を開始したのだ。

「わかったよ。じゃあさ、今週が駄目なら、来週は絶対だぜ」

「うん、たぶん……」

健太郎は瑞穂の返事を聞くこともなく、ふてくされるように教室をあとにする。
結局瑞穂は4回の休憩時間ごととホームルーム後の今、煮え切らない態度をとったのだ。
健太郎が、半ばはらを立てるのも無理は無いのだろう。

(ごめんね。健太郎くん……)

特にこれといって予定は無かったが、瑞穂は健太郎の誘いを受け入れる気になれなかった。
自分は高田に処女を奪われたうえに、ラブホテルで何度も抱かれ、さらには話の流れ上とは言え、
健太郎に嘘をついてしまったのだ。
これでは自分の身を案じてくれる健太郎にもうしわけが立たないと思った。
せめて、心の整理がついて悪夢の出来事を告げれる勇気がわく時までデートは出来ないし、
そうでないと、わだかまりなく健太郎の胸に飛び込めないと瑞穂は思ったのだ。

(わたし、だめね……)
139旧1:03/01/01 18:46 ID:Kd3ikMIN
健太郎が出て行ったドアを見つめ、瑞穂は深くため息をつくと、自分の席に座りなおし下校の準備を
始める。
肩に掛かった長い黒髪に後ろへと流し、
鞄の中に教科書、ノート、筆記用具をしまい、忘れ物はないかと確認する。

(そうだ、部活どうしよう……。
 休むにしても、一応顔ぐらいださないとまずいかな……)

テニス部の事を考えながら、学生鞄の口をパチッと閉じ、立ち上がる。
腰の大きく青いリボンが揺れ、天使の輝きを放つ長い黒髪からシャンプーの香りが流れだす。
細い手首に巻かれたミッキーの腕時計で時間を確認する。
まだ、部活までかなり余裕がある。
昼の時間が長い時期だけに外も十分明るい。
どうせだから図書室にいって予習でもしようかな、と瑞穂は考え、つま先を教室前方の扉へ向ける。
しかし、濃紺のハイソックスに包まれた細い足首を一歩進めた瞬間、背後から声をかけられる。

「よう、瑞穂ちゃん。どうしたんだい?
 なんか見てたら、健太郎とケンカでもしてたみたいだけど」

「えっ?」

瑞穂は声の主の方を向く。
そこには茶髪のロンゲに耳のピアスが特徴の男子生徒が立っていた。
後藤稔だ。
140旧1:03/01/01 18:47 ID:Kd3ikMIN

「べつにケンカじゃないわ」

「そうなの?
 それにしては、今日は一日中、なんだかギクシャクしてたみたいだったけど」

「ん、まあ、ちょっとね」

「困った事でもあったんじゃないの?
 悩みごととかさ」

ロンゲをかきあげながら、ニコッと笑顔をつくる稔。

「うんん、困った事なんて……」

「いやだな。俺はこれでも健太郎の親友だぜ」

稔は瑞穂の警戒心を解くように、両手を広げオーバーアクションをとってみせる。

「うん……」

「つまり、瑞穂ちゃんは大事な親友の彼女なわけだ」

「そうね、そうなるかしら……」

「彼氏である健太郎に話せないような悩みがあるんなら、
 その健太郎の親友である俺が聞いてやるよ!
 きっと力になってあげれると思うぜ!!」

稔は自分の胸をコブシでドンと叩き、胸をはる。
141旧1:03/01/01 18:49 ID:Kd3ikMIN
「ありがとう……」

稔の少しおどけたようなゼスチャーに瑞穂の薄いピンクの口元がほころぶ。
そして、予想すらしていなかった人物の優しい言葉に、思わず瞳がくもりがちになる。

「やっぱりそうか。ほら、泣かないで瑞穂ちゃん。
 俺に全部話せば絶対解決するって!!」

稔は他のクラスメイトに見られないようにさりげなく瑞穂の細い肩に手をのせ、
摩るようにして優しく慰める。

「俺はいつだって、健太郎と瑞穂ちゃんの味方だよ。ほら、何があったの?」

「うん、でも……」

瑞穂はあたりを見回す。
まだ放課後になって間もないからだろうか、まわりには勉強に集中したり、おしゃべりに夢中になっ
ているクラスメイトであふれていた。

「そっか、ここじゃあ、なんだなあ……。そうだ、相談事をするのにいい場所があるよ!!」

そういうと、稔は瑞穂を誘うように右手の親指をクイッと外に向け、廊下へと歩き出す。
瑞穂は黙って、稔の後についていく。
クラスメイトに不思議がられないよう、数メートル後を追走する。

(よかった、稔くんが友達思いのいい人で……。普段はちょっとエッチだけど、やっぱり健太郎くんの親友なんだわ)

いままで自分自身は勿論、親友のみこにまでちょっかいを出す稔に正直良いイメージを持っていなか
った瑞穂だが、今日の稔はまるで別人のように思えた。
目の前を歩く青いブレザーの背中がいつもと違い、大きく広いような気がした。

その背中の向こうで稔の口元がいやらしく歪んでいるとも知らずに……
142旧1:03/01/01 18:54 ID:Kd3ikMIN
まずは、新年あけましておめでとう??
そんで、今回はエロなしです。ごめんそw

しかし、どうしよ。このSS終わらせる自信がないっす(>_<)
だって、初投稿去年の2月になってるよ・・・
本当、おわるのかい・・・
まあ、今年は純愛のSS書いてみたいなと・・・

いつも通り、よろしければ感想よろしこですw
143名無しさん@ピンキー:03/01/01 22:48 ID:w/LEkTQi
1様お疲れさまです

瑞穂に安息の日々は来るのでしょうかw
144名無しさん@ピンキー:03/01/01 23:51 ID:iTOe1YD8
1さまきたーーーーー!!
今からゆっくり読ませて頂きます!
でもホテル編も調教編も未だにヌキどころがないのが痛いですねw
145名無しさん@ピンキー:03/01/02 02:17 ID:FDChAA3C
1さま
名作コレクター(メロディ)の北条弥榎のシーンのように
射精時にオシッコを飲ませてみては如何でしょう?
146名無しさん@ピンキー:03/01/03 23:51 ID:HggC4KiL
稔キタァ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!

いや個人的には期待感タプリの展開で一人大盛りアガリなんですが。
1さま、本年もよろしくお願いします。
147名無しさん@ピンキー:03/01/04 03:22 ID:k1wKsE3U
1様気分が盛り上がる文章でとても良かったです。
Hが期待大ですね。瑞穂はエエなぁ。
148名無しさん@ピンキー :03/01/04 14:10 ID:eoMyp35+
最後まで書ききってください。そうしないとうまくなりません。
149名無しさん@ピンキー:03/01/04 16:02 ID:cQeyHDJD
>>148
みっともないぞ、素直に
エ ロ お 願 い し ま す ! ! !
と言えよ
150名無しさん@ピンキー:03/01/04 19:21 ID:C4DSTK2w
稔はイイ奴ってイメージがあるからちょっとなあ。
高田絡みなら、晴彦の方がよかったよ。
151名無しさん@ピンキー:03/01/04 22:54 ID:v4+yN5iG
>>150
そうかな? 逆にその「イイ奴」に犯される方が俺は燃える。
152名無しさん@ピンキー:03/01/05 04:33 ID:5B9loBM6
エロパロSSは基本設定を大事にした上で、イイ奴はイイ奴に
ゲスな奴はもっとゲスに、可憐な花は踏み躙り、オリキャラは
個性的に描いた方が全てが活きると思うんだが。
153名無しさん@ピンキー:03/01/05 08:36 ID:sjcacmEl
稔はエヴァSSのケンスケって感じが・・
154旧1:03/01/05 11:39 ID:QS/2oDLo
>>150 152 153
自分自身は毎回複数キャラ同時攻略してたのでみてないけど、
稔って主人公の行動次第ではエンディングで美夏さん以外とも結ばれるらしいと。
(エルフHPのエルフ辞典より)
つまり、稔が瑞穂や、みこちゃんとカップルになっている(色々やられてる)可能性もあるわけです。
と、なると裏で稔は色々動いてるかなと想像してかいてます。
一応ゲームの設定にのっとって書いてるつもりです。
155名無しさん@ピンキー:03/01/06 00:09 ID:ifG9qPgG
1さま
そうなんです。瑞穂の好感度を最低にしていると最後瑞穂と稔がくっついて
「俺なんかじゃ不釣合いかもしれないけど・・・」
「稔くん、私そんな大した女の子じゃないわよ」
という二人の会話が聞けるんです。
それを聞いてハァハァ・・・w

1さまの続き期待しています!!
156名無しさん@ピンキー:03/01/06 00:16 ID:F+YGY5oo
遅くなりましたが、1様明けましておめでとうございます。
今年も、エロをなにとぞよろしくお願いしますで候m(_ _)m
157名無しさん@ピンキー:03/01/06 00:35 ID:nRrH3AMK
ん〜そういうことじゃなくて、抵抗ある人が言ってるのは
「稔は『友達の彼女』に手を出すような奴か」
ってことなんじゃないかなあ?
少なくとも原作ゲーの稔はそんな奴ではないような気が。
友達の彼女じゃなくて、たんに友達が好きな女の子ってだけなら、
自分も好きなら行動起こす奴だと思うけど。
主人公と稔はそういう関係っつーか。

あ、あたし自身は「この小説の稔はこういう奴」として読んでるので、
別に気になりませんけど。
158名無しさん@ピンキー:03/01/06 00:53 ID:7PXhh2Nq
稔について個人的な話はもういいよ。
雑談スレッドじゃないから無理に上げる必要ないよ。
159名無しさん@ピンキー:03/01/06 01:44 ID:22UFZcat
ここの住人の大半は「エロけりゃよし!寝取られなら更によし!!」なんでしょ
原作がどうの、キャラの設定がどうのなんて気にしてないのが多いんじゃ?
原作を気にする人たちなら美佐子とカエルおやじの話は萎え萎えになるでしょ
160名無しさん@ピンキー:03/01/06 01:50 ID:cpW4aRLa
原作との共通点を出来る限り残しつつエロエロに!
というのが理想。こんな高度な技術を要求してしまうのは
1さんなら…という評価があるからこそ、だと思う。
161名無しさん@ピンキー:03/01/06 07:26 ID:gh2Tqz1A
>159
わかってないよ、おまえ。
寝取られ‘だけ’を目当てでココに来て、そうゆう事言って
いるんなら「寝取られ廚ウザイッ」て言葉を送る。
違うなら撤回するのに吝かではないが。
162名無しさん@ピンキー:03/01/06 08:19 ID:ftL5/IOq
俺は寝取られ嫌いだなあ
163名無しさん@ピンキー:03/01/06 08:47 ID:SsLrHAOh
議論が熱くなって、1氏含めた作者方が書く気をなくすのがなにより怖い。

面白い議題とは思うが、ここでやるのはよすのが吉と思う。
164名無しさん@ピンキー:03/01/06 09:08 ID:mzhrU2I6
>>162
ゲームやればいいじゃん。
165名無しさん@ピンキー:03/01/06 09:39 ID:6WDHVf7o
>面白い議題

こうゆう話題を戦わせるスレってないかな?
一度大いにやってみたい。
166名無しさん@ピンキー:03/01/06 14:13 ID:SqZDj6Kh
2ちゃんには腐るほどスレッドがあるんだし、
このスレが気に入らないなら見なきゃいいだけじゃん。
なんだったら自分でスレ立てて小説書けば?
167名無しさん@ピンキー:03/01/06 16:30 ID:yynDEsxc
何かと言うとすぐ「自分で書けば?」だな。
168名無しさん@ピンキー:03/01/06 16:48 ID:WA4ernq0
>>167
じゃ、書かなくてもいいから、このスレ見るのやめればいいだけでは?
それで全部解決すると思うのですが?
169名無しさん@ピンキー:03/01/06 18:39 ID:EwDby1uv
小説はいいと思うが159が気に入らん
170名無しさん@ピンキー:03/01/06 19:34 ID:lP7UCx3L
‘エルフ’に着目して来た人間は設定等に拘るし、寝部屋経由で
後から来た様な‘寝取られ’だけが目的の人間は現状の寝取られ重視の
状態がかき回さるのがイヤだから、164、166、168みたいな発言に
なるんだろうね。
171名無しさん@ピンキー:03/01/06 20:55 ID:/ziRaqvX
結論

寝取られ好きはウザイ上に原作のイメージを壊している。
つーかウゼー。
172名無しさん@ピンキー:03/01/06 21:17 ID:mzhrU2I6
>>170
純愛ゲームの純愛小説なんてつまらんと思うけど。
遺作や臭作のキャラクターで純愛ものなら興味あるけど。
173名無しさん@ピンキー:03/01/06 21:26 ID:C7K206L+
>>170
は? いやなら見なければいいだけ。
今は寝取られに傾いているから俺は見に来ているけど
なくなれば見ない。それだけだよ。勝手なこと言ってウザいのはおまえらの方
174名無しさん@ピンキー:03/01/06 21:47 ID:EwDby1uv
寝部屋経由のやつはどうしてこういらんことぬかすうざいやつばかりなんだろうか
175名無しさん@ピンキー:03/01/06 21:49 ID:SK3jyVIn
俺は寝取られ展開好きだが
作者の選んだストーリー展開が寝取られと関係なくても
「なんだよ、寝取られにしろよー」と言ったことはない。
なので、アンチ寝取られ派の
「なんだよ、寝取られかよ、やめろよー」という発言は
( ´_ゝ`)やれやれ
という感じですな
176名無しさん@ピンキー:03/01/06 22:07 ID:srhAcsKL
確かに
「寝取られはウザイ、ダメだ」という押し付けはあっても
「寝取られ以外はウザイ、ダメだ」という寝取られスキーの押し付けはあまり無いような…
177名無しさん@ピンキー:03/01/07 00:15 ID:6BLiy4fz
個人的な好みや議論にこのスレッド使わなくていいよ。
雑談はエルフスレッドでも行って語ってきなよ。
178志望取り消し:03/01/07 00:27 ID:JT79Wvxv
原作を無視したつもりはないんすけどね。
あまりにもゲームと乖離してると思われたのなら、匙かげんを間違えた
っつーか……まあ、ヘタクソだったってことでしょうが。
正直、そこまで原作のイメージを守らなきゃならないものだとは
認識してなかったというのは、確かにあります。
旧1さんの稔抜擢にしても、私としては少しも違和感がないですし。
つーか、ここは稔しかいない、と思う(w

原作のイメージとか雰囲気を厳守ってことなら、主人公とヒロインの
ラブラブな話くらいしか、ありえんのでしょうなあ。
というわけで、その手のものは書けそうにない私は消えまする。
179名無しさん@ピンキー:03/01/07 00:30 ID:kGPvNLy8
>>178
消えないで〜
切実におねがいします

温泉編楽しみにしてますんで
戯言など気にしないでください
180名無しさん@ピンキー:03/01/07 00:48 ID:5UfemYIL
>178
エロパロスレなんですから全然OKだと思うんですが。

というか171とかは何しにこのスレ来てるので?
181名無しさん@ピンキー:03/01/07 01:01 ID:6BLiy4fz
ここは1さまとか職人志望とかSSを書いてくれる人がいないと成り立たないスレッドですし
他の人(お客さん)は無駄に口論などしてSSを書きにくくなるような状況を作らないように
ほどほどにしないと・・・
182名無しさん@ピンキー:03/01/07 02:02 ID:X7rExH73
偏りがあるのが難なのだろう、まんべんなくあればいいのだろうけど。
たしかにNTRよりになってる。
職人さんがたくさんいれば解消するかもしれんが。
183名無しさん@ピンキー:03/01/07 02:07 ID:UsfkM9E4
よしこ先生のエロSSきぼんぬ
184名無しさん@ピンキー:03/01/07 07:12 ID:88wjI4xA
>>183
漏れも
185名無しさん@ピンキー:03/01/07 08:23 ID:g11+X/M7
職人志望様

極一部の皮かむり君の為にやめるなんて言わないで。
応援してまする
186名無しさん@ピンキー:03/01/07 12:16 ID:Xl9/c82n
>SS職人の消滅
寝取られ嫌いの人の思惑通りの展開になってるな
みんな釣られちゃダメだよ。スルーしようぜ。
187名無しさん@ピンキー:03/01/07 15:55 ID:rJ4DDr+f
お前らレス付けすぎw
新作うpされたかと思ったじゃねーか。
188名無しさん@ピンキー:03/01/07 18:51 ID:eiHq562l
俺ゃ、このスレからエロプロ作家がでてほしいんだよっ!ぎゃ〜
189名無しさん@ピンキー:03/01/07 21:23 ID:7n4siY/9
妖艶な女教師が魅惑的なランジェリー姿でませた生徒に性のレッスン(;´Д`)ハァハァ
190名無しさん@ピンキー:03/01/07 22:27 ID:L6k0QnO5
よしこ先生は清純派だろ。
絶対処女だ!(力説)
年上なのに愛しい教え子の主人公に性の手ほどきをされるよしこタン。
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
191名無しさん@ピンキー:03/01/08 00:05 ID:YI62LPkP
お正月も過ぎたし、お客さんの個人的な雑談はもういいよ。
187じゃないけど、自分も新作がうぷされたのかと毎回落胆してるしw
頼むよほんと。冷静にね。
192名無しさん@ピンキー:03/01/08 22:14 ID:IEpjPWWg
>>191
お客さんって。
別に初代スレから居ますけどなにか?
193名無しさん@ピンキー:03/01/08 23:28 ID:cZwVD72H
お客さんってSSを書かない、読む人のことを自分を含めて
勝手にそう読んでるだけだからつっこまなくていいよ。
194名無しさん@ピンキー:03/01/09 01:44 ID:x6nhAKdh
マターリ
195名無しさん@ピンキー:03/01/10 03:10 ID:dqybTYSb
職人志望様、1様、切にカキコお願いいたします。

196職人志望:03/01/10 05:04 ID:d3cShunl
スミマセン。頭を冷やしました。
なんか、突発的に熱くなって、プチ切れてしまって、オハズカシ。
少なくとも、自分で書くといったパートだけでも終わらせないと。

ええ、温泉篇のさわりをうpさせていただきます。
これがまた……けっこう難渋しとりまして。
半端だし、まだエロまで辿りつかない部分ですが。
書く気はあります、という挨拶がわりに。それと、お詫びか。
197職人志望:03/01/10 05:05 ID:d3cShunl
車が停まったのは、温泉街の奥まった位置にある和風旅館の前だった。
男に促されて助手席から降り立った美佐子は、雪を残した周辺の景色を眺めやった。
白い世界。肌を刺す空気も下界とは別段の冷たさと清浄さを湛えている。
(……本当に、来てしまった)
日常とは隔絶した場所であることを強く感じさせられて。
本当に、これでよかったのか、と行程の車中で何度も繰り返した自問を、
今一度胸にわかせる。
宿から、男の従業員がひとり出てきて急ぎ足に近づいてきた。羽織った半被には
『永島旅館』と屋号が記されている。
丁重に頭を下げた従業員に車のキーを渡すと、男は宿へと向かって歩きはじめた。
美佐子も、その後を追う。
足取りに、どうしようもなく竦むものを感じても、そうするより他にはしようがなかった。

「いらっしゃいませ」
待ち構えていた従業員たちが声を揃え、一斉に頭を下げた。
その後ろから、和服姿の女性が進み出る。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
しっとりとした声で歓迎を表して、優雅な身ごなしで頭を下げる。
「ああ、また厄介になるぜ」
横柄に男は応じて、女将に皮のバッグを手渡す。
「ご案内いたします」
女将が先に立ち、男が後に続く。それに美佐子が従う。
俯き加減、男の影に身を隠すようにしながら。
198職人志望:03/01/10 05:06 ID:d3cShunl
けっこうな距離を歩いて。
小さな庭をつっきる渡り廊下の先の部屋へと、女将はふたりを案内した。
「この部屋に来るのも、久しぶりだな」
大きな座卓の前に胡座をかいて、男が言った。茶を用意する女将に、
「急な話だから、ふさがってるかと思ったが」
「突然いらっしゃるのは、いつものことじゃないですか。
 今回は前日に御電話をいただいただけ、マシです」
男の自侭さを責めるような眼を向け、その後に笑いを浮かべて、
「……と言っても、実のところ、この部屋は滅多に予約がありませんの。
 最近は、蛙田さん専用のようになっていますわ」
「ま、どこもかしこも不景気だからな」
美佐子は会話には加わらず、ベランダのそばに立った。
話を聞くまでもなく、高価な部屋だということはわかった。
たったふたりの客には広すぎるほどの部屋。しかも寝室は襖で区切られて別にあるようだ。
驚いたのは、専用の露天風呂が備わっていることだった。
植樹で囲まれた中に、小さな岩風呂が拵えられている。ベランダから降り立てば
そこが浴室というわけだ。横手にはカランとシャワーも設備されていた。
一泊いくらするのか、と主婦らしい感覚が働く。
宿泊の目的を考えれば……ふざけた浪費だと思えて。
しかし、他の客室からは隔離された環境には、安堵を感じてもいた。
199職人志望:03/01/10 05:07 ID:d3cShunl
「本当に頭が痛いですわ。いっそ、いつも景気のいい蛙田さんに
 年間で借り切っていただきたいくらい」
「勘弁してくれや。そりゃあ、いくら俺でもパンクしちまう」
「フフ。そうすれば、もう少し足繁く通っていただけるでしょう?」
「なるほど。で、それは女将としての考えかよ? それとも…」
「……あら?」
女将は、チラリと窓辺の美佐子の方をうかがった。
「いいってことよ」
男が笑う。
「隠すことでもねえや。それとも、今回は最後まで、客と女将の間柄で通すか?」
訊きながら、男の手が伸びて、正座した女将の和服の臀を撫でまわした。
ウン、と女将は軽く眉根を寄せて、
「……相変わらずですのね。趣味が悪いわ」
詰るように言ったが。男の手を払おうとはしなかった。
「そういうことでしたら、蛙田さん。まずは、そちらの綺麗なお連れの方を紹介してくださいな」
「ああ、そうだったな。おい、美佐子」
「…………」
美佐子は、背後の雰囲気が変化したことを感じとって、身構えて窓の外を眺めていたのだが。
「突っ立ってないで。おまえもこっちに来い」
重ねて呼ばれれば、仕方なしに振り向いて、静かに卓へと寄った。
男の対面に座る。
「どうぞ」
女将が美佐子の分の茶を淹れて差し出す。持ち上げた臀には、男の手が貼りついたままだった。
「……すみません」
美佐子は、頭を下げることで、男の行為から目を逸らすと、湯のみを口へと運んだ。
200職人志望:03/01/10 05:08 ID:d3cShunl
「美佐子、鳴沢美佐子だ」
男が紹介する。あまりにもぞんざいな態度は、完全に美佐子を自分の情婦扱いしたもので。
しかし、それが少しも間違いではないのだ、と美佐子は恥辱を噛みしめた。
いまの自分は、男に脅迫されている被害者ではない。この旅行にも自らの意思で
同行したのだから。
「美佐子、さん。本当にお綺麗なかた……」
ホウとため息ついて、女将は美佐子の暗い表情を眺めた。
その言葉には真情がこもってはいても、それは美佐子の羞恥をいっそう刺激するだけだった。
情婦として紹介された後に容貌を褒められて、素直に喜べるわけもない。
また、そんな屈託を別にしても、ひどく居心地が悪かった。
目の前にいる女将こそ、美佐子が気後れするような美貌と艶めきに満ちていたから。
女将が、スッとかたちよく頭を下げた。
「永島佐知子でございます。当旅館の女将を務めております」
あらためて名乗ったあとに、艶然たる笑みを浮かべて、
「そして……こちらの蛙田さんに、お情けを頂いている女ですわ」
衒いもなく、そう言ってのけた。
「と言っても、可愛がっていただけるのは、蛙田さんが、こちらにいらした時だけなのですけど」
「そりゃあ、しょうがない」
チラリと向けられた恨めしげな目を、男は受け流す。
「こんな山奥まで、そうしょっちゅう来れるかよ」
「それにしても、今度はずいぶんと間が空いたじゃありませんか」
「そうだったか?」
「とぼけて。憎らしい。……でも、無理はありませんわね」
佐知子は、再び美佐子を見つめて、
「こんな綺麗なかたを、手に入れられたら。山中の姥桜に目もくれなくなってしまうのも」
201職人志望:03/01/10 05:09 ID:d3cShunl
「いや、年はおまえとそう変わらんはずだぜ。
 これで18になる娘がいるんだからな」
「あら? うちの久美子と同い年?」
驚いたように、マジマジと美佐子の美貌を凝視する佐知子。
「とても、そんなふうには見えませんわ」
感嘆されて、美佐子はますます身の置き場もない気持ちになる。
なにを言っていいのか、という以前に、どんな感情をわかせればいいのかも解らない。
向き合っている美しくしとやかな女性は、男の情婦だ……自分と同じ。
どぎつい言葉ではあっても、他に言いようがないだろう。
そんな女同士が対峙する状況。どう対応すべきか途方にくれてしまう。
一番強く感じるのは、やはり羞恥であったが。
一方では、目の前の女の艶やかさに、不穏な情動も生じる。
しかし、男は、そんな美佐子の困惑など知らぬげに、
「未亡人てのも、おまえと一緒だわな。それに、小さいながら喫茶店の
 女主人ってのも、通じるところがあるか」
店のことを言われるのは、辛かった。佐知子の前では。
その大事な生業を放擲して、男とこんな場所に来ている自分であれば。
「そうですの……」
しかし、佐知子が反応したのは、美佐子もまた寡婦であるという情報だった。
切れ長の瞳に、共感と同情、そして憐憫の色が揺れる。
「……あなたも、とんだ人に見こまれてしまいましたのね」
そう言った声に滲んだ深い感情に、思わず美佐子は目を上げた。
佐知子は柔らかな笑みをたたえて、美佐子を見ていた。
美しい微笑だったが、その奥の心は掴みがたい。
……不思議なひとだな。
それが、ようやく美佐子の中にまとまった佐知子の印象だった。
202職人志望:03/01/10 05:10 ID:d3cShunl
「えらいいわれようだな。俺としちゃあ、閨寂しい女に功徳を
 施してるつもりなんだが」
「……そんなことはない、とは言えないのが、情けないところですわ」
佐知子は、自嘲に少しだけ口元を歪めて、
「女というのは悲しいものですね」
そう、美佐子に訴えかけた。
「………………」
また美佐子は、なんと言っていいのかわからずに。
そっと目を伏せることで頷きにかえた。
「……いけない、私ったら。すっかり腰をすえてしまって」
我にかえって立ち上がる佐知子。
女将の顔に戻って、男に食事の時間などを確認したあと、
ごゆっくり、と言い残して部屋を出ていった。
急に静けさに包まれる室内。
「さて、と」
煙草をもみ消した男が身じろぐ。
ビクリ、と美佐子は身構えて、鼓動を跳ねさせた。
しかし、ウンと伸びをついた男は、あてていた座ブトンをふたつに折ると、
それを枕がわりにして寝転がってしまう。
「久しぶりに、長時間運転したんで疲れたぜ」
ひとりごちて、目を閉じる。
そして、嘘のようにあっという間に眠りに入ってしまった。
卓の向こうで鼾をかき始める男を、美佐子は唖然と眺めるいしかなかった。
203職人志望:03/01/10 05:11 ID:d3cShunl
……結局、男は夕食の時間まで眠り続けた。
その間、放り置かれた美佐子は、ベランダの藤椅子に移って、
窓の外を眺めることで過ごした。
見るべきものなどない。露天風呂のために景観は犠牲にされているのだから。
ただ視線の向け先として、外を選んだだけだった。
なにをしているのだろう……? そんな疑念がわく。
家族に嘘をついて、遠い温泉宿にやってきて。
していることは、男の高鼾を聞きながら、まんじりともせず座りこんでいるだけ。
かといって、ひとり部屋を出る気にもなれなかった。
旅館の中で、顔見知りに会わないとも限らない。美佐子は滞在中は極力部屋から出ずに
過ごすつもりだった。
どのみち、そうなるのだろうと予測してもいた。
湯治や観光が目的の旅ではない。
ただ日常から遠く離れた場所で、男とふたりきりになって……たっぷりと愛欲に
まみれること。それだけが、ここへ来た理由だったから。
しかし。男は着くなり昼寝を始めてしまった。無論、美佐子には一言の断りもなく、
寝ている間、どうしろという指図すらせず。身勝手というよりは、美佐子の存在など
忘れてしまったかのような態度。
嬲っているのかもしれない。その熟睡ぶりをみれば、本当に疲れているのかもしれない。
いずれにしろ、男はほしいままに振る舞い、美佐子はそれに従うしかない。
いまは待つしかなかった。
男が目覚め、自分に気を向けてくれるのを。飼い犬のように待つしかない。
屈辱と、泣きたいほどの惨めさに胸を灼いて。
それでも……次第に強まる焦燥に、美佐子は何度となく男の寝顔をうかがわずにはいられなかった。
204職人志望:03/01/10 05:12 ID:d3cShunl
「ここの料理は悪くない」
旺盛な食欲を発揮する男が言うとおり、夕食の膳に並んだ料理は
どれも素晴らしいものであった。
美佐子も、その味わいには感嘆しながらも、食は進まなかった。
それに気づいた男が、どうした? と訊いてきた。
「全然、食ってないじゃないか」
「いえ……充分いただきました。美味しかったです」
素っ気なく美佐子は答えて、箸を置く。
「なんだよ? ずいぶんツンケンしちまってさ」
「そんなことは……ないわ」
「そうかねえ」
ジロジロと美佐子の顔を眺めまわしながら、男が空になったグラスを差し出す。
美佐子は無言で、ビールを注いだ。
「ふん。いい女の酌で飲むのは格別、と言いたいが、どうにも色気がないな」
「…………」
「フフ、やっぱり、来るなり放っておかれたのが、気にいらないらしいな、美佐子ちゃんは」
「別に……」
「こりゃあ可哀想なことをしたか。昨日のトチ狂いようからしたって、美佐子が
 どれだけ餓えてるかは解ってたのになあ。宿につきゃあ、すぐにもブチこんでもらえると
 期待してたんだな? それがすっかりアテが外れたんでオカンムリなわけだ」
「…………」
「俺としちゃあ、いくら旅先だからって、陽も高いうちからおっ始めるのもどうかと思ったんだがなあ」
205職人志望:03/01/10 05:13 ID:d3cShunl
その言葉に、美佐子が男を睨みつけた。
「いつも、昼間から私を呼び出していたくせに」
いまさらなにを、と反射的に男を責めて。
直後、口にした言葉の意味を自覚して、カッと羞恥に頬を灼いた。
「ふうん……」
皮肉な笑みを浮かべる男から、視線を逸らす。
つまるところは、それが本音であったのかと。自分自身に突きつけられた気がして。
「ま、そう焦るなって。時間はタップリあるさ」
男のいたぶりにも、項垂れることしか出来なかった。
男はコップのビールを乾すと、やおら立ち上がって、
「まずは、ゆっくり湯につかろうじゃないか」
その場で服を脱ぎ捨てると、さっさと庭へと向かった。
「先に入ってるぞ」
そう言い置いて、引き戸を開け放ったまま、降りていってしまう。
「………………」
美佐子は座ったままで、そちらを眺めた。
視線の先で、男はもう湯の中につかって、いかにも心地よさそうな顔をしている。
しばしの逡巡の末、美佐子は立ち上がった。
206職人志望:03/01/10 05:14 ID:d3cShunl
……素肌に感じる外気の冷たさは、思ったほどでもなかった。
美佐子は長い髪を上げてタオルを巻き、身体にも大判のタオルを
キッチリと巻きつけて、庭へ、贅沢な専用の浴室へと降り立った。
湯船の中から、男が見上げている。
すでに肉体の隅々まで晒した相手ではあっても、一緒に入浴するというのは、
また別の恥ずかしさがあった。
美佐子は、そそくさと湯船に寄ってしゃがみこむと、手桶に汲んだ湯を肩と腰にかけた。
濡れたタオルが身体に貼りついて、悩ましい曲線を浮かび上がらせる。
片膝を立てた姿勢で、豊かな太腿がムッチリと強調される。
含羞に頬を染めて、腰湯を使う美しく熟れた女。その構図の風情と色香に、
見つめる男の相好は自然と緩んだ。
美佐子は湯を含んでズリ下がろうとするタオルを引き上げて、男の視線から
逃れるように、湯の中へと滑りこんだ。
風呂は小型といっても、四、五人は楽につかれる広さだった。
男とは微妙な距離をあけて。しかし、当然ながら、その隙はすぐに埋められる。
男の手が腕を掴んで引き寄せるのには、美佐子は抵抗しなかった。
胡座をかいた男の膝の上に座らされる。
身体に巻いていたタオルを剥がされた。豊かな双つの肉房が湯面に揺れ弾んだ。
「……ん…」
柔らかな肉をギュッと握りしめられて、美佐子は鼻から息を洩らす。
背中は男の胸と密着している。臀は男の股座に乗っている。
触れ合った部分の肌に、灼けるような熱を感じた。
男の手が、荒っぽく、しかし巧緻をひめて乳肉を揉みしだく。
「……ふ……あぁ……」
ビリビリと響く快感に、美佐子ははや上気した顔をゆるゆると振った。
207職人志望:03/01/10 05:14 ID:d3cShunl
「相変わらず、いい感触だ」
男が耳にふきこむ。
「若い男の精を吸って、張りが増してるんじゃないか?」
「……いや……」
美佐子はまた頭をふって。そのことは言ってくれるなと訴えたが。
声には、どうしようもなく甘い媚びが滲んでいた。自分でも、そうとわかった。
朱を昇らせた首をねじって、男の口を求めた。
舌を絡め唾を交わしあうと、昂ぶりがいやましていく。
鼻を鳴らして口吻を貪りながら、徐々に硬化していく男の肉体に
美佐子は臀を擦りよせた。
「……ああっ」
はやくも、堪えがたいほどの情感がせくり上がってくる。
美佐子は片手をまわして、自分をそぞろな気分に追いたてる男の肉塊を
湯の中で握りしめた。
焦燥と執着に、思わずギュッと指に力がこもる。一刻も早く、
この逞しいもので貫いてほしい、と。
そのために、そうしてもらうことだけを求めて、ここまでやって来たのだ。
唯や竜之介に嘘をついてまで。
十日以上の空白の末に裸身を重ねあった状況に、美佐子は理性を喪失させつつあった。
この場で跨れ、と命じられれば少しの躊躇もなく、そうしていただろう。
しかし、背後の男は、乳房と秘肉への愛撫で美佐子の官能を煽りたてながら、
美佐子が本当に求めるものを与えようとはしなかった。
「……あぁ……ねぇ」
ムズがるような声を上げて、美佐子は掴みしめた肉を扱きたてた。
まだ焦らすつもりなのか、と恨みをこめた眼で男を見返る。
意地の悪い笑みを浮かべた男の顔を、至近の距離から見つめる。
208職人志望:03/01/10 05:15 ID:d3cShunl
と、男が美佐子から視線を外して、部屋の方を見やった。
「……?」
視線の先を追った美佐子が、驚愕に眼を見開く。
室内の明るさを背に立った、白い肢体。
「なっ…」
男とふたりきりのはずの空間に、いつの間にか第三者が闖入していたのだ。
この旅館の女将、永島佐知子だった。
佐知子は素足で石床を踏みしめて、近づいてくる。
しずしずとした典雅なほどの身ごなしは、昼間美佐子らをこの部屋へと
案内した時と同様ではあったが。隙なく着こなしていた着物を脱いだ
一糸纏わぬ姿では、静かな歩みにも、その豊かに張り出した乳房が
重たげに揺れている。しかし、佐知子はそれを隠そうともせず、
落ち着いた挙措で歩み寄ると、岩風呂の縁にしゃがみこんで、
手桶に汲んだ湯を肩から浴びた。
美佐子は、突然現れた自分と同年輩の女の裸身を、呆然と見つめる。
片膝をついた佐知子の、むっちりと実った両腿の付け根の翳りに目が吸い寄せられた。
身体を流した佐知子が再び腰を上げる。
薄明かりの中に立った肢体は、同性の美佐子にさえ息苦しい思いを感じさせるほどの
官能美に満ちていた。あくまでも白い肌は濡れ輝き、なめらかな身体の線の中に
胸と腰が豊かに張り出している。弱い照明の投げかける陰影がその肉感を殊更に強調して、
美佐子の目に迫った。
異常な状況も忘れて、眼前の女体に見惚れていた美佐子に、佐知子が目を合わせた。
フッと、花が綻ぶように笑う。恥じ入るでもなく、ごく柔らかな笑みだった。
「失礼しますね」
そう断って、細いつま先を湯に沈める。
ハッと呪縛から解けて、美佐子は慌てて男の体から降りて、湯船の隅へと逃れた。
209職人志望:03/01/10 05:16 ID:d3cShunl
佐知子に背を向けて、身を屈めるようにして肩までを湯の中に隠して。
「……どうして…?」
美佐子が震える声で、男に説明を求める。
「まあ、おまえだけを構うってわけにもいかねえんだなあ。
 ここに来たからには、佐知子にも餌をやらなきゃならねえからな」
「そん、な……」
「いいじゃねえか。親睦を深める意味でもさ」
そう言ってのけた男の奸悪な表情に慄然とする美佐子。
単に、一緒に入浴するだけのことではないのだと、気づかされて。
滞在中、男が佐知子をも抱くのだろうとは予測していた。
それに対して、暗い感情―もう誤魔化しようもない、女としての嫉妬が胸を灼いても。
どうすることも出来ない。
まさか、その感情を露わにして男に迫ることも出来なかった、たとえ、
そうしたところで、なんの意味もないだろうが。
それでも、せめて今夜は、ふたりで過ごせるものと思っていた。
誰はばかることなく痴情に耽溺して、溜まりに溜まった鬱屈を解放できるものだと。
しかし。男は、自分と佐知子を同時に嬲ろうというのだ。
信じられない行為だった。
男の毒に染められて、その良識を大きく変容させられた美佐子ではあっても。
それだけは受け入れられなかった。
すぐに、風呂を出て部屋に戻ろうと思ったが。
すぐ後ろにいる佐知子の存在が、美佐子の行動を逡巡させた。
男の膝に乗って快楽に身悶えていた姿を見られたという羞恥が、身をすくませる。
湯の中に沈めた身体を上げて、佐知子の目の前を通り抜けることがためらわれた。
と、かすかに湯面が揺れた。
そして、美佐子の背に押しつけられる柔らかな感触。
ビクリと戦慄いて、反射的にふりかえる美佐子。
けぶるような笑みをたたえた佐知子の美しい面が、そこにあった。
210職人志望:03/01/10 05:21 ID:d3cShunl
……スンマセン、ここまでっす。ホント、半端や…。
佐知子サンは、一応ゲームで復習などしてみたんですが。
どうも、掴みきれないキャラでした、私には。イロポイけどなあ。
エエ,続きもなるべく早く…とは思っておりますが。
ちょっと時間がかかるかも。それと、小出しになるかも。
そんなでよければ、おつきあいただきたいっす。
それでわ。
211名無しさん@ピンキー:03/01/10 07:59 ID:l5oSxDHl
職人志望様、お疲れ様です。
いつもながら確かな文章力で、今後の展開が楽しみです。
小出しでかまわないので、無理せずうpして下さいな。
212名無しさん@ピンキー:03/01/10 17:34 ID:EWuaXgHr
うぁ、熟女属性低いのに先が楽しみで仕方ないです。
前に言ってた、ドミナな友美との絡みも期待してます。
213名無しさん@ピンキー:03/01/10 19:57 ID:zIQfQvc0
職人志望様 お疲れさまです
214名無しさん@ピンキー:03/01/10 22:38 ID:SYdMkge9
真っ暗な夜の空に向かって白い湯けむりが立ちのぼり、
そこに深々と雪が降ってる、そんな情景が思い浮かびますなぁ。
215名無しさん@ピンキー:03/01/10 23:17 ID:8gVHmUZK
温泉篇 キタキタキタキタ キタ―――――――――――ッ

佐っちゃんとの絡みネチネチとじっくりやって下され。
それにしても熟女はイイッ
216名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:28 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで1

  正樹夏子はタンクトップの肩紐に細い指を掛けてほとくと、それをもっておろしてフローリングの
床にパサッと落とした。そして彼女は俯いて、艶やかで濡れるような黒髪が綺麗な美貌を遮って
パンツのボタンを外すと、ファスナーをゆっくりと下ろして拓郎に女神の美脚を剥き出しにして
片脚を曲げて脱ぎ捨てる。
 夏子は両の手を背中へ廻してブラのホックも外して細い肩を落として抜き取って同じようにして
フロアへと落とした。拓郎は初めて、スカーレットのビキニによって守られていた美神・ミューズの
豊かで柔らかそうな美乳をまのあたりにするのだった。彼女はショーツだけになって、ベッドに
あがると拓郎へとにじり寄る。
 拓郎は夏子の豊満な乳房に右手を掲げてそっと触れてみた。
「そのまま、じっとしていてね。おいたはダメよ、拓郎くん」
 拓郎がこの夏休みに度が過ぎるほどのモーションを仕掛けて、やっと?ぎ取ったチャンス。
夏子はともすれば嫌がって拒絶してもおかしくないだろうに、やんちゃな弟を見守るように
やさしく付き合ってくれた。
そして、偶然のアクシデントだったといえ、夏の女神とベッドをともにしている自分がいる。
拓郎にはなにもが夢見心地であって雲のうえを泳いでいるといってもおかしくなかった。
 拓郎は夏子の寝室でベッドに仰向けになってズボンを脱がされ、垂直に屹立する滾りに
夏子のしなやかな細い指が絡みついていた。夏子は拓郎の膨らんだペニスを見てとまどいの
溜息を洩らす。拓郎のそれはすでに猛々しい牡獣となっていたから。
「初めてだわ、こんなにすごいの」
「ああっ……夏子さん、そんなに握り締めないで……」
 拓郎の亀頭は赫く艶やかに輝いていて灼熱と化した肉棒が、夏の美神・ミューズのしなやかな
白魚のような冷たい感触の指に握り締められて、強烈な快美感に喘いで堪えきれずに総身が
仰け反ってしまう。
217名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:29 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで2

「拓郎くん、気持ちいい……?これからもっと気持ちよくしてあげるから、覚悟していてね」
 夏子はペニスをやんわりと扱きたて、拓郎の頭のなかはボウッと桃色懸かってゆく。今まさに
あの綺麗な夏子さんにペニスを扱かれているのだと思うと、烈しくペニスが硬度を増してびくん、
びくんと痙攣してしまうのだった。
 その反応に夏子の拓郎を見る瞳がやさしいお姉さんとなって、亀頭にそっと口吻をしてゆっくりと
口腔へと呑み込んでいった。夏子の口腔内の温かさに包まれるだけで、射精してしまいそうで
唇を強く噛みしめて必死に堪える。夏子のルージュに塗られた赫い唇がきゅっと締まって拓郎の
射精の時を縮めていく。
 そして、あろうことか女神のような夏子の美貌、頬が窄まって自分のグロテスクなペニスを
ゆっくりと扱き始めるばかりか、白魚の指は皺袋を揉んで玉を弄んでいた。息継ぎに鼻腔が
いっぱいに拡がって、熱い吐息が拓郎の下腹をくすぐっている。
 もう拓郎はいくらと我慢できないほど追い詰められていた。躰がガクガクと顫えると、ぐんっと
飛び撥ねて夏子の口腔を拓郎きっての本能なのか深く突いてしまう。
「むぐううっ……」
 股間に顔を埋めていた夏子の美貌の眉間に苦悶の皺が刻まれ、細く綺麗な眉が吊り上がって
眦から雫がこぼれ落ちた。鼻孔からは苦悶の呻きが洩れてくる。
 拓郎は夏子の口腔を突いた刺戟が亀頭伝いに背筋へと突き抜け、びしゅっ!びゅるっ!という
白い弾丸に射抜かれる、かつて無い衝撃が夏子の口腔奥深くへと大量にしぶいていた。
「んんッ、んぐうううッ!」
拓郎の腰は尚もびくん!びくん!と制御できないまま撥ねてしまっていた。
218名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:30 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで3

「んぐっ、んぐうっ、ぐふっ……」
 拓郎は股間の苦悶の美神の姿に呆然としている。なんて酷いことをしてしまったのだという
後悔の念がふつふつと湧いて来るのだ。拓郎は僅かに躰を起こして夏子にすまなそうに声を
掛ける。
「ご、ごめんなさい!夏子さん!ごめんなさい!」
 夏子は拓郎のペニスを咥え込んだまま、顔を小さく横に振ったことで、歯が亀頭をかるく擦った。
「あうううッ!ああ……」
 夏子は拓郎のまだしぶいている精液を一滴残さずに呑み込もうと、咽喉をこくっこくっと
鳴らしながら嚥下する。最期に拓郎のペニスを吸引してから、ゆっくりと女神は顔をあげる。
眦には痛々しい涙の痕があって、赫い唇には白の名残りが付着していることに、夏子の美を
穢している蠱惑に捉われていた。
「若さなのかしら。それとも拓郎くんが凄いのかな」
 夏子は拓郎に微笑んで悪戯っぽく答える。
「ご、ごめんなさい、夏子さん……」
「はあ、はあ、い、いいのよ……あら、また……だわ」
 拓郎のペニスが夏子の姿を見てぶるんと痙攣しては、まだ官能の残滓が溢れて来ていた。
夏子はペニスに手を添え、後始末をしようとした時だった。股間に前屈みになった彼女の肩を
掴んだ拓郎は仰向けに正樹夏子を押し倒した。
「きゃあッ!た、拓郎くん、いけないわッ!や、約束だったでしょ!」
「こんなことしておいて、約束だなんてないよ!俺、もう我慢なんかできないよ!」
 突然だった若さの性衝動にも夏子の美貌が拓郎をやさしく見つめている。
「拓郎くんはどうしたいの?」
 ほんとうに女神のやさしい声が拓郎のこころに尋ねてくる。
219名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:30 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで4

「オレ、夏子さんが好きなんだ!とっても!いや、違う!夏子さんが欲しい、抱きたいんだ!」
「抱きたいってどういうこと?」
 見下ろしている拓郎の瞳を真直ぐに女神がこころを見ている。
「夏子さんと……したい。セ、セックスがたまらなくしたいんだ……夏子さんと」
 拓郎は絞り出すような声で夏子にほんとうのこころを伝えていた。
「ありがとう、拓郎くん。辛かったでしょ」
「えっ……???」
 拓郎はてっきり夏子に断られるものばかりと思っていた。
「しましょう。わたしとセックスを」
 拓郎は組み敷いた夏子の肩が微かに喘いでいる感触が手へと伝わってくるのが
よく分かった。
「いいの?夏子さん」
「拓郎くんは、怖くなったの。嫌なら、どいてちょうだい」
 夏子のなにげない言葉に拓郎は過敏に反応する。けれど拓郎はまだ夏子のこころは
なにも知らなかった。
「ど、どうして……そんなこと、言うんだよ……」
 拓郎の涙がぽたぽたと夏子の顔に雨のように落ちて、彼女の涙と交わっている。
「私、拓郎くんのことは好きよ。嘘じゃないわ」
「じゃあ、どうして」
「弟みたいに好きってことなの」
「チッ!そういうことか」
 拓郎は舌打ちして拗ねてしまう。
220名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:31 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで5

「そうじゃないわ。私には好きな人がいるの。だから、ちょっと愛するだけ。ひとときを快楽に
溺れましょう。でもそれは永遠じゃないの。それでもよかったら、わたしを抱いてちょうだい。
わたしも拓郎くんを抱くわ」
「俺、それでもいい……な、夏子さんが欲しいから。夏子さんとセックスしたい、ごめんなさい」
 夏子はゆっくりと起き上がってベッドのうえに正座する格好になって、シャツを脱がし始め
拓郎を全裸にさせる。
「拓郎くん、私のも脱がしてちょうだい。おねがい」
 ショーツ姿の夏子はベッドのうえで膝立ちになって、拓郎の肩に両の手をそっと添えて彼を
男と女の性愛の世界へと促す。拓郎は夏子の白い布地をごくんと生唾を呑んで見つめていた。
そこの部分は熱い潤いでしっとりと湿っている。
「拓郎くん」
 夏子の呼びかけに、顫える手でショーツをおろしていく。秘められていた女神の翳りが拓郎の
瞳を射て、ペニスがびくんと顫える。
 ショーツを膝近くまでおろすと、夏子は腰をおろして美脚を横に崩して抜き取った。拓郎と
夏子は生まれたままの姿になっていた。夏子はベッドに仰向けに寝ると両手をいっぱいに
伸ばして拓郎を誘う。
 拓郎が夏子の脇に手を付くと、首筋に手が巻かれて赫い唇に口吻をする。拓郎のぎこちない
動きに、夏子のマシュマロのような唇が彼をリードして拓郎に唇を開かせることを促せた。
合わさった唇が開いて、拓郎の舌が乱暴に夏子の口腔に押し入ってくる。
 夏子の柔らかい舌が、拓郎に焦らないでとやさしく包んでいた。そして夏子が拓郎の舌を
吸うと、その動きに応えて夏子へと返す。
「んんっ……拓郎くん上手よ。そうやって……ああっ……」
 拓郎は夏子の仄かに朱に染まった頬に擦り付け、黒髪に顔を埋め耳元に熱い吐息を洩らす。
「夏子さん、とっても綺麗だよ。夏の女神だ」
 そう言って耳朶にねっとりと舌を這わして、首筋を舐めながら女神の乳房に下りていった。
221名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:31 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで6

「あはっ、はあ……た、拓郎くうん……」
 ふたりの絡み合う肉体は、白いシーツに拡がる夏子の腰までもとどく長い黒髪に踊っていた。
女神の手は乳房を吸うヘラクレスをあやすかのように、そっとやさしく髪を撫で梳いている。
「ううん、拓郎くん……乳首を舌で転がすように……舐めて……あうっ……」
 夏子の躰が少しだけバウンドした。拓郎を支配するつもりでいた夏子は徐々に征服されていく
予感にたゆたうと身を委ね始めた。拓郎は夏子の乳房から顔をあげて彼女に尋ねる。
「夏子さん、オレ、夏子さんのだいじなところが見たい」
「はあ、はあ……い、いいよ。見て、拓郎くん、おいで……」
 夏子の部屋はエアコンが効いていて涼しく、ふたりのしっとりと汗ばみ始めた素肌にやさしい。
拓郎は乳房から夏子の秘所へと降りていく際、プールから帰ってきてシャワーを夏子さんは
浴びたのだろうかと、ぼんやりと考えていた。
「夏子さん、ほんとにいいの?」
「いいよ、拓郎くん。あなたのすきにして……」
 夏子の許しを得て、拓郎は愛液に潤い始めたヴィナスの神殿へと唇を被せていく。
「あう、あああッ!」
 そこに拓郎の唇が触れた瞬間に夏子の唇は大きく拡がって烈しく躰が仰け反って夏子の乳首
が硬く凝っていた。拓郎は夏子の溢れ返させている女神のネクタルを呑み、膨らんだ花びらを
舌でそっと掃きながら、神殿奥に鎮座する赫いヴィナスの尖りを目指していった。
 そして鞘から顔を覗かせているヴィナスの尖りを見て、唇でそっと包み込むようにしてから舌で
何度かかるく押してみる。夏子のヴァギナの性臭に拓郎はかるい眩暈を感じていた。
「夏子さん。膣内(なか)に入りたい」
 拓郎の唇は夏子の女神のネクタルでべっとりと濡れて光っている。夏子は目元が羞恥にぼうっと
染まるのを実感しながらも、躰が拓郎に開いてゆくのを抑えられないでいた。
「夏子さん、あなたが欲しい!」
222名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:32 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで7

「う、うん。拓郎くん、来て……」
 拓郎は夏子に覆いかぶさると、亀頭をあてがってゆっくりと滑らせていった。
「た、拓郎くん!そ、そこよ!そのまま膣内に入ってきてぇ!拓郎くうんッ!」
 夏子の手はベッドに付いている、拓郎の逞しい腕を掴んで躰を仰け反らせる。ペニスは秘孔を
ゆっくりと押し拡げてずぷっと根元まで埋没した。
「ああ……す、すごい、奥に響くううッ!いい……とってもいいッ!」
 拓郎はゆっくりと腰を律動し始め、夏子の躰を御していった。夏子の肉襞が拓郎のペニスに
やさしく包み込むように絡んで来ていた。その熱いうねりを振り切って、確かな突きをゆっくりと夏子の
子宮口へと送りピッチをどんどんとあげていった。夏子は膝を抱えて自分へと引き寄せ、抽送をより
深く受け入れようとしていた。肉が叩き合う乾いた音と淫水を捏ね繰り回す音がふたりの耳に
届いてくる。
 夏子の陶酔しきっている顔が、またぐうんッと仰け反って、咽喉を晒していた。
「な、夏子さん……いきそうなんだ……ううっ」
「はあ、はあ、も、もう、私も……い、イキそううッ!うっ、うああッ!」
 ペニスが夏子の膣の烈しい痙攣に包まれ、それが引き金となって弾丸のような飛沫が迸って、
拓郎の大量の白濁が夏子の子宮をまぶしていった。
「いっ、いくう、イクぅ、うう……うあああああああああッ」
男性経験もある夏子でさえ、拓郎のもたらした射精感は衝撃で、まさに貫かれるような灼熱の塊を
膣内へともたらし、波紋がゆっくりと拡がって快美感に顫えて総身を突っ張らせるとベッドへとぐったり
沈み込むのだった。
拓郎は夏子に崩れることなく、女神の悦楽と苦悶に耽溺しきった裸身を愛しそうに網膜に焼き
付けようといつまでも眺めていた。
223名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:33 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで8
 
  拓郎は夏子のマンションの扉が閉まる瞬間、なにもかもが終わるような気持ちでいた。
「俺、夏子さんのことが好きで、諦めきれないよ……ごめんなさい……」
 もう、ふたりは服も着ていて、ベッドに腰掛けていた。そして、拓郎は惨めたらしく夏子の前で
涙をこぼして下を向いている。
 夏子はそんな拓郎の涙を唇で掬い、額へと口吻する。拓郎の夏はその瞬間に終わった…
…かに思えた。
 夏休み最期の日に、バイト先からどうしても出て欲しいと頼まれ、断りきれずにその一日を
仕事で潰すことになって終わったのは夜の9時だった。急いでアパートに帰ろうと自転車を
走らせる。公園を差し掛かった頃、中から女性の悲鳴が聞えてくる。
 拓郎は急ブレーキを掛け、その場に自転車を放り投げ公園へと駆けて行った。そこで、拓郎が
見たものはブランコが設置されている場所で痴漢に羽交い絞めにあい、ブラウスを引き千切られて
胸を揉まれている担任の芹沢よしこ先生がいた。
「いやあああッ!やめてえええッ!」
「うるせえ、女だッ!これでも、咥えて……」
 男が泣き叫んでいるよしこ先生の口に何かを咥え込ませようとした時、飛び込んできた拓郎の
存在に気が付く。
「だれだぁ!おめぇ!」
「た、拓郎くん!」
 よしこ先生も拓郎の存在に気が付いた。
「おい!ゲス、てめえ、なにやってんのか判ってんのか!」
 拓郎が凄みを利かせる。
「レイプに決まってるだろうがぁ!」
「ひぃーッ!」
 ブラウスに突っ込んでいる男の毛むくじゃらの腕が動いている。
224名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:34 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで9

「よせ、ばかやろー!」
 拓郎は頭を回転させる。
(よしこ先生は眼鏡を掛けている、今ここでブランコ置き場の砂を握ってぶっ掛けてやれば、
きっと隙が出来る筈だ。やるしかない!)
「た、拓郎くん!たすけてぇ!」
 男に乳房をイヤイヤ乳房を揉まれて、顔を烈しくよしこ先生は振っている。
「よしこ先生ッ!」
 拓郎は大声で叫んだ。よしこ先生は拓郎の顔の方を向いた。その一瞬を狙い、砂を握って
男の顔へと投げつけた。
「ぎゃあッ!」
「よしこ先生、逃げて!」
 拓郎は男から先生を引き剥がして、顔に手をやり蹲る痴漢の股間を思いっきり蹴り上げる。
「ぐううっ!」
 更に馬乗りになって、男の顔をたこ殴りにしていた。
「た、拓郎くん!もう、やめて!そんなことしたら、死んじゃうわ!」
 拓郎の痴漢を殴る拳をよしこ先生の手が掴んでいる。
「よ、よしこ先生……」
「もう、いいの……もう、済んだのよ……」
 男はやっと助かったと思い、地べたに額を擦り付けて謝り出していた。酒臭いただの酔払いだ。
「警察に突き出してやる!来い!」
「い、いいの…拓郎くん。この人も謝っているし、許してあげて」
「ゆ、ゆるしてって……よしこ先生……わかったよ。どこへでもいきやがれッ!」
 男は公園から駆け足で出て行った。
225名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:35 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで10

「ごめんね。拓郎くん……公にしたくなかったの」
「で、ても、レイプなんだよ」
「わるい先生ね」
「ごめん。よしこ先生、病院行かなくてもいい?」
「うん。拓郎くん」
「なに、よしこ先生」
「シャワー貸してくれない」
「いいよ、俺のとこにおいでって、俺に用事があって待ってたんだ!ごめんなさい、よしこ先生!」
「た、拓郎くん。あやまらないで……ねっ」
 よしこ先生の声がどこか淋しそうだった。

 自転車の後ろによしこ先生を乗せて、拓郎は走らせていた。最初、ふたりのりすることに
渋っていた先生もブラウスが裂けていることに気が付いて承諾したのだった。
 よしこ先生は拓郎の腰に手を廻してしっかりと抱き付いて、躰をぴったりと密着させて頬を
拓郎の背中に擦り付けている。よしこ先生の眼鏡は壊れてしまい、拓郎の背中は先生の涙で
濡れていた。

レイプの痕を、シャワーの水流で消し去り、よしこ先生は拓郎のシャツを羽織って彼の部屋に
入ってきた。スーツ姿のよしこ先生も魅力的だったが、アップの髪を下ろして、白いシャツだけを
羽織っただけのしどけない姿にも惚れていた。
「わたし、拓郎くんのことが好き」
 よしこ先生の突然の告白に心臓が止まりそうだ。
226名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:35 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで11

「そんなことを言いに俺んとこに来たんじゃないんでしょ」
「大人に恥をかかせないで……」
「……」
「なんとかいってよ……拓郎くん」
「俺、先生のこと抱きたい、セックスしたいと思っていたから、美夏さんと付き合ったんだよ。
そんな、やくざな奴なんだよ。いいの、それでも?」
 拓郎は初めて人の心を欺くひどい嘘を付いていた。言って分からないなら、恥を掻かせて
やるまでだと。けれど、よしこせんせいの淋しい顔に堪らなくなっていた。
「先生、ここへおいでよ」
 拓郎はベッドに腰掛けているすぐ隣をぽんぽんと叩いた。よしこは哀しい顔でそれに素直に従う。
「よしこ先生、レイプされて……せんせい?」
 つい今しがたの忌まわしい記憶が呼び起こされて、涙をぽろぽろと流し始める。
「よしこ先生は、レイプされて気が昂ぶっているんだよ。暫らく俺がこうしていてやるからさ、
落ち着いたら帰ろう……な。送っていくからさ」
 拓郎は隣に座ったよしこ先生の方を向いて、首に手を廻して額をこつんとあてて喋りかけた。
「た、拓郎くん……わたし、と、とっても怖かったの!殺されるかと思ったの!どうしょうもなく
こわかったのよおおぉぉぉぉぉッ!」
(拓郎くんを愛していたんだ。一年生の頃からずっと職員室に遊びに来ていた、悪ガキ
なんかに……私は男を感じてる。ううん、拓郎くんは、もう大人だわ)
227名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:36 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで12

「ねえ、よしこ先生は好きな人いないの?」
「いません」
「付き合っている人とかは?」
「いません!」
「そんなに強く否定しなくともいいじゃない。俺、エントリーしようかなあ」
「た、拓郎くん!先生をからかいに職員室に来ているんですか!」
「ちがうよ。よしこせんせいが好きだからじゃない」
「やっぱり、からかっているのね」
「からかってたりしないってば!ねえ、よしこ先生、ほんとに好きな人いないの?」
「好きだった人ならいたわよ」
「……」
「どうしたの、拓郎君」
「ううん、なんでもないよ。なんでも」
 よしこ先生は赤ペンを置いてテストの採点をやめると遠くを見つめる瞳になっていた。
「結婚してもいいかなあ、って想っている人がいたわ。私、その頃担任に成り立てで信じられないに
わくわくしていて、彼が改まって訪問してくれたというのに、自分の夢のことばかり喋っていたの。
かわいらしい子供たちにちっぽけでもいいから、なにか思い出をつくってあげたいとか、子憎たらしい
ガキをどうやって導いてあげようとか。これ、拓郎君ね」
「わ、わかってるよう。それでどうなったの」
「その人何も言わないで帰っちゃったの。なんにもいわないで」
「どうして?ひどいじゃない」
「その人、私にプロポーズしに来たのね。けれど私が夢ばかり話しちゃってたから弾かれて
しまったのよ……酷いのは私の方。だから、拓郎くんには後悔してほしくないなあって」
 そう言ってよしこ先生は、指を組んで手を返して伸びをした。
228名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:38 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで13


「その人どうしちゃったの」
「一年後、結婚したって葉書が着たわ。お父様が病気で倒れて家業を継ぐために国へ帰ったって
お友達からあとで聞かされたの。男と女って、いろいろあるのよ」
「じゃあ、俺にも責任あるんだ」
「もう、ばかいってないの。ほら、授業にいくわよ」
「よしこ先生、後悔してない?」
「さあ、どうかな。後悔してないって言っといた方がカッコイイかしら」
 その時、先生はただ微笑していた。


 よしこ先生は拓郎に抱きついて号泣していた。そんな彼女を拓郎はきつく抱きしめて、背中を
やさしく擦ってやっている。ただひたすらお互いを求め愛し合うことも出来たけれども、言葉では
なにも語らなかったふたりだったけれども、生徒と教師はただの男と女として慰めあって、
やさしい夜に気持ちが蕩けあっていた。
 男と女は何も無かった夜を抱きしめあって過し、夜がしらじらと明ける頃には生徒と教師に戻って
日々の日常へと自分の気持ちを確固たるものとして融けていった。

 そして時が流れて、桜の咲く季節を迎えたある日のこと。
「あら、拓郎君。いらっしゃい。さあ、はいってちょうだい」
「俺、先生にずっと前にあんなこといっちゃったけれど、本当に好きなんだ。ここから初めて欲しいんだ。
俺と付き合ってください!お願いします!今日、そのことで挨拶に来ました!」
 拓郎は玄関先で、よしこ先生に深々と頭を下げていた。彼女の瞳からぽろぽろ涙がこぼれ落ちて、
突然裸足のままで玄関の拓郎の首にしがみついていった。
「まってたの!私この日をずっと待っていたの!嬉しいわ、拓郎さん!ありがとう!」
 よしこせんせいの唇が烈しく拓郎を掠め取ってゆく。
229名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:39 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで14

「よ、よしこ先生……んんっ」
 堰をきって激情が溢れていた。それは拓郎もおなじだった。ふたりの顔は烈しい口吻でくなくなと
揺れ、あの夜結ばれなかった想いを、今此処で果たそうとしている。拓郎の手がよしこ先生の豊かな
乳房を揉みしだいている。
 よしこ先生の両の手は、拓郎の顔を挟んで唇を熱情に任せて貪っていた。そして、もう一つの拓郎
の手がスカートの中へと潜り込んで、ショーツ越しにヒップを撫で回す。
「んんっ、んううッ……んはっ……」
 ブラウスのボタンを外そうとよしこ先生は指を掛けるが、もつれてうまくいかずにボタンを弾いて
しまう。ボタンの幾つかが玄関に落ちて転がっていった。拓郎はそれを見てよしこ先生のブラウスを
後ろへとやり、肩を肌蹴させる。そのままブラをずらして、よしこ先生の乳白色の豊かな乳房と桃色の
乳首が晒される。拓郎はその右側の乳房へとむしゃぶりついていった。
「ああ……こ、こわい。ゆ、ゆめなんかじゃないのよね!ああッた、拓郎さん!」
 乳房をむしゃぶっている拓郎の頭を抱いて、髪を細い指に絡め取っている。拓郎はブラウスを
完全に後ろに追いやって、ブラを落とす。
 そしてよしこ先生の手は拓郎のズボンへと伸びてベルトを外してファスナーをおろし彼の熱情の
滾りを外気に晒す。手のひらを返して天上を向く肉棒を皺袋から亀頭へと滑らせて、赫く毒々しい
までの輝きを見せている先端を包んでは弄っていた。
 拓郎がよしこ先生のスカートに手を掛けて落とした頃には、ふたりの気持ちは頂点に達していて
いますぐに結びつきたいと心から願っている。
 よしこ先生はショーツを自ら引き摺りおろして左脚を抜き取った。拓郎は壁によしこ先生を追い
やって、左手で腿を持ち上げて濡れそぼる秘孔へと一気に怒張を突き立てる。
230名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:40 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで15

「ひっ、ひぃーっ」
 よしこ先生の歓喜の悲鳴が玄関にあがる。鍵を掛けるのも忘れてふたりは性愛へと溺れていく。
夏からの時を必死になって取り戻そうとして、拓郎はよしこ先生の秘孔へ力強く突きあげている。
突かれるたびによしこ先生の顔が仰け反って、拓郎の目の前に白い喉が伸びきっていた。
床にふたりは崩れ落ちても、またお互いを求め交じり合う。烈しく何度も何度も。

 そして、ふたりは玄関に躰を落としてへたり込んでいた。
「あん時の夏子さんのこと、嘘なんだ。俺、そんなに計算高くないしさ」
「知ってたわ。あなたの目を見れば分かるもの」
「だから、今日まで先生のことが好きなままでいられたら告白しようと思っていたんだ」
「おれ、ずっと好きだったんだ。よしこせんせいのことが」
「美夏さんのことは?」
「さっきも言ったろ。もちろん、ほんきだったよ。よしこ先生が教えたんじゃない」
 よしこせんせいの瞳が心なし曇っていた。しかし、拓郎の包み隠さない物言いに嬉しそうに、
胸板に頬をよせ手を添えながら愛しいひとの鼓動を聞いている。
「でも……わかったんだ、俺」
「なにが?」
 よしこは腕枕をして天井を見ている拓郎を見上げた。
「憧れだったんだ。若々しくて、格好よくて、溌剌としていて眩しかった。女として見ていたんだ。
ともだちから紹介されてから、ほんきでセックスしたいってずっと思ってた」
「わたし、若くないから……」
231名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:41 ID:0RU/69Ya
なつのおもいで16

「また拗ねる」
「あら、拗ねるようなことを言ったのはそっちでしょ!」
 よしこ先生は本気では怒ってなどいない、レクリエーションなようなものだ。拓郎は彼女の髪を
やさしく撫でた。
「俺、先生の机にしょっちゅう遊びにいってたろ。なんでか分かる、よしこせんせい?」
「なんとなく……ね。もう、仕事できなくて迷惑していたのよ」
「なんとなく……か。もう遊びに行けないなあ」
「困るわ……」
「どうして?」
「ばか……でも、これからは誰彼に気兼ねなく会えるのね」
 拗ねた声から甘えるような声に変わる。
「俺、先生に憧れてたんだよ。一年の時からずうっとね」
「で、いまはどうなのかしら」
「わすれてた。あの時までは」
「もう、失礼しちゃうわ」
 よしこせんせいが拓郎の頬を抓った。
「だから、すごく自然な気持ちになれたんだ、あの事件から。あっ、ごめん、嫌なことを思い
出させちゃったりして」
「ううん、もう遠いむかし話よ」
「俺、よしこと永遠を夢見たい。愛してる、よしこ……せ・ん・せ・い」
 拓郎を覗き込んでいたよしこ先生の瞳から、また涙がぶわっと溢れ出る。
「拓郎さんを愛してます!た・く・ろ・う、わたし嬉しい」
 

その日のしょっぱい口吻は歓びの涙で永遠に刻まれていた。ふたりのスタートラインとして。
「拓郎さん、二階のベッドへ行ってもういちど愛し合いましょう」
「うん、よしこ。行こう」
232名無しさん@ピンキー:03/01/11 22:11 ID:s5yAFuAE
新たな職人キタ-
233名無しさん@ピンキー:03/01/11 23:57 ID:NAfl6qSP
よしこせんせいマンセー!
234名無しさん@ピンキー:03/01/12 04:13 ID:HCRFCP71
神降臨(;´Д`)ハァハァ
235山崎渉:03/01/12 07:42 ID:f3+zgMgJ
(^^)
236名無しさん@ピンキー:03/01/12 12:25 ID:eMRfOA9F
本当によしこ先生物が読めるとは…
職人さんに感謝。
237名無しさん@ピンキー:03/01/13 00:29 ID:Soz4qW3m
216
感想ありがとうございます。
ストーリーなぞった程度のもので申し訳ないです。
238一発いく?:03/01/16 09:24 ID:SBp6H2qO
age
239あぼーん:あぼーん
あぼーん
240山崎渉:03/01/17 07:21 ID:XaPRb46c
(^^;
241名無しさん@ピンキー:03/01/19 00:52 ID:+5YgmMwZ
・・・もしかすると、来週ぐらい1さまの書き込みがあるかも・・・
(ホテル編の続きとか、あの後どうなったのか読みたいですねぇ〜)
242名無しさん@ピンキー:03/01/22 00:48 ID:lqkDrNfz
ho
243名無しさん@ピンキー:03/01/22 01:15 ID:QbgTAiAf
1様〜〜〜〜〜(TT)
244名無しさん@ピンキー:03/01/23 04:48 ID:Q9PxzNm4
旧1様はもう来ないかもな。
。。。荒らしの思うツボになったか。。。。
245名無しさん@ピンキー:03/01/23 06:32 ID:w+WkfgpA
 ( ̄ ̄ ̄)   __________________
  [∈(★)]  /
 <丶`∀´><  ウリの思惑通りになったニダね
 (” ∨ ”)  \寝取られは逝って良しニダ
 │ | |    \_________________
 〈_フ__フ
246一発いく?:03/01/23 09:07 ID:gV5unOs7
え?旧1はこないの・・・・まぢですか???


旧1さん、せめてあそこのサイトにはアップしてください・・・
お願い・・・・
247名無しさん@ピンキー:03/01/23 13:40 ID:Udqkvcw5
>>246
あそこに投稿しても更新は絶望的ぽ
248名無しさん@ピンキー:03/01/23 13:44 ID:DkRFNUfP
いっそ寝部屋に。
249名無しさん@ピンキー:03/01/23 22:28 ID:gmj7PAeA
よしこ先生キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
250名無しさん@ピンキー:03/01/23 23:37 ID:owYeZC0k
いや、1さまがもう来ないなんてことはないと思います。
他の方のSSにも期待。
251名無しさん@ピンキー:03/01/24 10:21 ID:Ssa1RrKf
お前等八頭身モナーみたい
252名無しさん@ピンキー:03/01/26 02:53 ID:M+JSwc4R
一体どうされたのでしょうか?
253旧1:03/01/26 05:37 ID:bCbkwTHk
   |Д`) コッソリガンバルヨ・・・・・・・
   |⊂
254名無しさん@ピンキー:03/01/26 06:28 ID:QufTF9Mf
1さまキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
255名無しさん@ピンキー:03/01/26 13:52 ID:Qkn3PrVN
>251
1追っかけのピンキーはキモイ(5)
1 :( ´∀`)さん :01/09/25 02:48 ID:aSWG05gI
キモすぎます。超嫌いです。

2 :( ´∀`)さん :01/09/25 02:51 ID:0DmcM5CU
では削除依頼出してきます
3 :大耳 :01/09/25 09:50 ID:AG8McWVk
    では、削除されるまでの間、大耳モナーが
    ここを管理しておきます。
                            +
.   +  (\_/)(\_/)(\_/)  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
256名無しさん@ピンキー:03/01/27 12:26 ID:JD54nK4m
長耳モナー、みんなSSを読みたいだけなんだ。許してくれm(_ _)m
257名無しさん@ピンキー:03/01/27 23:24 ID:HpRkMElZ
・・・今週ぐらい1さまの書き込みがあるような気がします・・・
(今度はとうとう稔に瑞穂が・・・・)
258職人志望:03/01/29 02:21 ID:moVXgHfn
だいぶ、間が空いてしまいました。
ちょこっとだけですが、続きをUpさせていただくっす。
うーん……いまいちっぽい。
259職人志望:03/01/29 02:21 ID:moVXgHfn
「な、なにをっ……」
美佐子の狼狽には構わずに、佐知子は両腕を美佐子の胴にまわして抱き寄せた。
さらにふたりの身体は密着して、美佐子は背に豊満な肉房をハッキリと感覚する。
「は、放して」
震える声で美佐子は訴えた。
腹にまわされた腕の力は強いものではないのに。何故か抗いの動きを封じられてしまう。
「キレイな身体……しなやかで滑らかで」
陶然たる囁きを耳に吹きこまれて、美佐子はビクリと反応してしまう。
湯の中で触れ合う佐知子の肉体は、あくまでも柔らかで。
それを意識すれば、羞恥に頬が火照った。
「は、放してください」
「どうして? 仲良くしましょうよ」
故意にか偶然か、佐知子の吐息は美佐子のうなじを嬲って、危うい痺れを投げかけてくる。
「そんな、こと……女同士で、こんな」
「蛙田さんは、こういうのがお好みなの」
「そんな……」
佐知子の言葉は、このような戯れは初めてではないと仄めかしていた。
背後から美佐子を抱きすくめるかたちにも、どこか慣れたものがある。
「私、もう恥とかいうものは忘れてしまいましたのよ。あなたは、どうなの?」
返答に詰まる問いかけ。
そして、美佐子の腰を抱いた佐知子の腕が滑る。
「あっ、いや」
掌で、重い肉の実りを持ち上げるようにして。やんわりと、細い指を食いこませた。
260職人志望:03/01/29 02:22 ID:moVXgHfn
「逆らえないわ」
佐知子は、美佐子の耳朶を軽く噛んで、また敏感な反応を引き出しながら、そう囁く。
「あのひとが望むなら、私もあなたも、その通りにしなくてはならない。
 そうでしょう?」
「そんな……アッ」
指先が美佐子の胸の頂きをくじる。巧妙な弄りに、乳頭はみるみる充血を増した。
「敏感なのね」
反応を愉しむように佐知子が言う。
「可愛いひと」
「あ、やっ」
不意に首筋に唇を寄せられて、悲鳴を上げる美佐子。
佐知子に触れられる部位から、妖しい感覚が総身に走って、抵抗の気力を奪おうとする。
しかし、
「だ、ダメ」
腹を撫でていた佐知子の手が下方に滑って、叢に達したときには、
我に返ったような激しい抗いを示して、柔らかな腕の拘束から身体を逃がした。
「逃げないで」
「いやよ、こんな…」
追いすがる佐知子の腕を払って、立ち上がろうとするが、
「そうイヤがるなよ」
いつの間にか近づいていた男が、美佐子の二の腕を掴んで逃走を封じた。
「せっかくの女将のもてなしじゃねえか」
「いやっ」
男は美佐子を羽交い締めにして、その肢体を佐知子の前に晒させた。
261職人志望:03/01/29 02:23 ID:moVXgHfn
「そうですよ。蛙田さんのお連れの方には、いつもサービスさせていただいてるんですから」
すかさず、佐知子が身体を重ねていく。
今度は前から美佐子の腰を抱いて、揺れる乳房を美佐子の胸に押しつける。
ともに見事な量感をほこる二対の肉果が押しくらして、その美しいシェイプを歪ませた。
その感触に、美佐子はヒッと喉を鳴らしたが。
「……柔らかい」
行為をしかけた佐知子の方は、うっとりと呟いて、さらにその肉の心地を味わおうとするかの
ように、微妙に上体をくねらせ、乳を擦りつける。
「……やめて、やめてください」
必死の拒絶。だが、美佐子の声は弱い。落ち着き払った佐知子に気圧されている。
「やめないわよ。もっと、美佐子さんの可愛い姿を見せてもらうわ」
悪戯っぽく、佐知子が笑う。
スッと顔が近づく。わずかに突き出した唇で美佐子の口を狙って。
「いやっ」
美佐子が懸命に顔を逸らして逃れれば、深追いはせずに鎖骨のあたりに唇を這わせた。
「ああぁ……」
チュッチュと音をたてて、血の色を昇らせた美佐子の首や胸肌を啄ばむ佐知子。
「……綺麗な肌…」
また、賛美の言葉を洩らす。そして、小さく覗かせた舌先で、チロチロと舐めずった。
「アァッ」
繊細な刺激に、大袈裟なほどの感応を示して、美佐子は喉を反らした。
262職人志望:03/01/29 02:24 ID:moVXgHfn
「お、おねがい。やめさせて」
このまま深みに誘われることを恐れて、美佐子は背後の男へと懇願する。
「そう、嫌がるなって。“仲間同士”の親睦を深める機会なんだからよ」
「そうよ。そんなに嫌われては、私も立場がないじゃありませんか」
そう言って、佐知子は美佐子の横顔に頬を擦り寄せる。
「私たちは、お仲間でしょう? ともに蛙田さんの女。奴隷と言ったほうが、いいかしら」
「そんな……」
「そうでしょう? 私もあなたも、同じ肉マラで、さんざん泣かされて、
 骨抜きにされた女じゃあありませんか」
「……っ」
思わず美佐子は抵抗も止めて、間近にある佐知子の面をまじまじと見つめた。
あっけらかんと卑猥な言葉を吐いた口に、笑みを浮かべて。佐知子は潤んだ眼で見つめかえしている。
「ふふ、呆れたかしら? 言いましたでしょ、私、恥や謹みなど捨てているんです。
 蛙田さんに可愛がってもらうためなら、どんな破廉恥な真似でも出来ますわ」
「そん…な…」
「そういう女にされてしまったんです」
微かに自嘲を含んだ佐知子の言葉が、美佐子の胸を刺す。
自分もまた、その男によって変貌を強いられてしまっていたから。
永く眠らせていた“女”を目覚めさせられ、未知なる快楽を植えつけられて。
貪婪な本性を暴かれた肉体は、意思や理性では御することが出来ずに。
悪辣な男の思うがままに操られた結果として、いまここにいるのだから。
263職人志望:03/01/29 02:24 ID:moVXgHfn
「仕方のないことよ」
美佐子の心情を読んだように、佐知子は言った。
「美佐子さんも、旦那さまを亡くされている。私と同じ未亡人の身上で」
重なりあった互いの乳房の間に手を滑りこませた。
「……侘しい独り居の中で、あんな快楽を味合わされてしまっては……。
 狂ってしまうのも、無理はないこと。そうでしょう?」
「……フ……あっ…」
美佐子に反駁の余地はなく、余裕もなかった。
ただ歯を食いしばって、佐知子の手の蠢きが与える刺激に耐えようとする。
「感じやすいのね」
クスリ、と笑って。佐知子は、色を濃くして硬く屹立した美佐子の乳首を捏ねまわして
肉の反応とこらえきれぬ嬌声を引き出す。
「……こんな身体を持っていて、女であることを忘れて生きるなんて、どだい出来っこないのよ。
 美佐子さんも、それはもう解っているのでしょう?」
「…………」
佐知子は、美佐子の肩越しに男を見やった。
「ひどい男よ。下劣で、悪趣味で、いやらしくて。目的のためには手段を選ばない」
「えらい言われようだな」
「……どうせ、このひとも、卑怯な手でものにしたのでしょう? 私の時のように」
「さあて、どうだったかねえ」
空とぼける男を軽く睨んでから、佐知子は美佐子へ視線を戻して。
「……お互い、悪魔にとりつかれたようなものですね」
深い同情を、その顔に浮かべながら。
しかし、美佐子の胸乳にあてた手指はやわやわと蠢き続けていた。
264職人志望:03/01/29 02:25 ID:moVXgHfn
「今度は、悪魔よばわりかよ」
男が、せせら笑う。
「最初の時から、死ぬほどヨガリ狂って、そのデカい臀をふりたくってたくせによ。
 しまいにゃあ、両手両足で俺にしがみついて、もっともっととせがんだのは、
 誰だったのかねえ」
「……だから、悪魔なのよ」
男の侮辱も、佐知子は軽い嘆息で受け流した。諦めがうかがえる冷静さ。
「一度でも、あんな思いを味あわされて……もう、離れられるはずがないじゃない」
そうよね? と美佐子の顔を覗きこんで、同意を求める。
美佐子には、また答えようがない。
ああ、このひとも自分と同じなのだ、と佐知子に対する痛ましさを感じはしたが。
それは、いまさらな感慨であったろう。無意味なことだった。
佐知子にしても、同情を求めたわけではなかった。
「……本当に、このひとはヒドい男。でも……」
そう言いながら、また美佐子へと顔を寄せる。
慌てて横を向いた美佐子の形のいい耳朶を甘噛みしながら、
「牡としては、最高。こんなに逞しい獣は、そうはいないわ」
その牡獣に貪られてしまった自分たちは、けっして逃れることは出来ないのだと。
「それは……わかるでしょう? 美佐子さん」
「あ…や……あぁっ」
乳房を弄う手に、力がこもる。
掴みしめた肉果に、佐知子は口を近づけた。
「や、やめ……ヒアァッ」
無力な拒絶は、悲鳴にまぎれてしまう。
佐知子の舌の舐めずりが、鋭すぎる刺激を走らせる。
混濁へと引きこまれる中、肉の感覚だけが研ぎ澄まされていく。
すでに馴染みとなってしまった、失墜の徴候。
265職人志望:03/01/29 02:26 ID:moVXgHfn
美佐子の敏感すぎる反応を喜ぶかのように、乳房への愛撫に熱を入れる佐知子。
縦横に、淫猥に、桃色の舌がそよぎ、豊かな性感を宿した熟肉を攻めたてた。
「ヒァ……や、あ、ああ」
同性からの執拗な責めに、なすすべもなく爛熟の肉体を晒す美佐子の口から
洩れる声はひっきりなしになって。
ああ、また負けてしまうのだと。恥知らずなこの身体は、
こんな異常な行為さえ諾々と受け入れて、快楽を享受してしまうのだと。
そんな形ばかりの嘆きを免罪符に、美佐子は崩れていく。
その脆すぎるほどの屈服を見てとって、佐知子はさらに核心へと迫った。
巧緻な手管で熟乳を揉みしだいていた手の片方を下ろして。
荒いあえぎをつく美佐子の鳩尾から、滑らかな腹部へと撫でおろして。
湯の中で、海藻のようにそよいでいる黒い叢の下へと指先を潜りこませた。
「ああぁっ、いやぁ」
「フフ、ここも、こんなにして」
コリコリ、と繊細な肉の突起を弄くられて、美佐子が甲高い叫びを上げ、
濡れ光る肢体をビクビクと戦慄かせる。
「いや、やめ、て、そこはっ」
「いやよ。もっと、その可愛い声を聞かせてほしいわ」
昂ぶりに上気した美貌に微笑を湛えながら。
佐知子は、その細い指に技巧の限りを尽くして、美佐子の女を攻撃した。
膨張した肉芽を爪弾き擦りたてながら、わななく女肉を抉る。
「アアアアァッ」
同性の指の凌辱を受けて、恥辱と歓悦の声を張り上げる美佐子。
「熱いわ……美佐子さんの中」
「い、あ、だめ、だめっ」
「それに、こんなにからみついて、締めつけて」
266職人志望:03/01/29 02:26 ID:moVXgHfn
あさましいほどの肉の反応ぶりを、いちいち美佐子の耳に囁きながら。
佐知子は美佐子を貫いた二本の指に淫靡な動きを演じさせる。
根元まで挿しこんで、蕩けた肉襞を擽りたてれば、
美佐子はただヒィヒィと啼いて、喉を反らした。
そうしながら、嬲られる女肉はいっそうの収縮を示す。
「すごい……指が食いちぎられそう」
感嘆する佐知子。
「こんなに綺麗で。身体はこんなにいやらしくて。これでは、
 蛙田さんが、ご執心になるのも無理はないわね」
「おまえだって、いつになく張りきっているじゃないかよ?」
美しい熟女同士のレスボスの絡みを、愉しげに眺めていた男が口を挟んだ。
「ええ。だって、こんなに素敵なひと、これまでにいなかったわ」
うっとりと、自分の愛戯に悶え狂う美佐子の面を見つめながら、佐知子が答える。
同じ男の寵を争う相手。しかし、不思議なほど嫉視や敵意といった感情はわかない。
それよりも、自分と同年輩で境遇もよく似た美佐子への共感が強かった。
そして、そんな美佐子を自分の手で快楽に啼かせることに、
痺れるような喜悦を感じていた。
「うれしいわ」
胸にどよもす歓喜を、短い言葉にして。佐知子は、美佐子の口唇を求めた。
「い、いやっ……む、うぅ」
快楽に蕩けさせられた美佐子の、か弱い拒絶を無視して唇を合わせる。
柔らかな感触に、また佐知子の昂揚は増した。
しかし、美佐子は唇を引き結んで、舌の侵入だけは許すまいとする。
267職人志望:03/01/29 02:28 ID:moVXgHfn
「……ねえ、舌を吸わせて」
佐知子は甘くねだって。舌先で、閉ざされた唇をなぞるように擽る。
しかし、美佐子は細かく首を横にふって、拒んだ。
「どうして? おかしいわ、私の指はこんなに喜んで受け入れてくれてるのに」
悪戯っぽく笑った佐知子には、余裕がある。
すでに、美佐子の肉体の脆さを知ってしまっていたから。
はかない抵抗を喜びながら、ひときわ攻め手を強める。
「ムーーッ! フ、ウ……ア、アアッ」
果たして美佐子は、呆気なく佐知子の指に屈して、肢体をのたくらせ、
切羽つまった声を迸らせた。ほどけた口に、すかさず佐知子がふるいつく。
「フウ、ムム……」
舌を絡めとられた刹那、美佐子の視野は白く発光した。
初めて知る同性の口舌は、熱く柔らかだった。
美佐子の舌に巻きつき口腔を擽る蠢きも繊細で。
流しこまれる唾液さえ、甘く感じられて。
わずかな間に、美佐子は抵抗の意思を溶かされて、舌を委ねてしまう。
執拗に、佐知子は美佐子の口唇を貪った。
ともに類まれなる美貌の熟れた女どうしが、艶麗な裸身を擦りよせ、
ピッタリと唇を重ね合わせて、濃厚な口舌の戯れに耽る。
ふたりとも、昂奮に面を上気させ、うっとりと眼を閉じて。
かすかに隠微な音を響かせて、舌を吸い合う。
甘い唾のやりとりにつれて、なめらかな喉が波打つ。
その痴態を仕組んだ男は、妖しくも艶めかしい絵図を、
至近の距離から目を細めて眺めていた。
268職人志望:03/01/29 02:29 ID:moVXgHfn
「……ああ、いやぁっ」
従順に佐知子の口舌を受け入れていた美佐子が、やおら口の繋がりをほどいて、
激しく身もがいた。
濃厚なキスの間にも、性感の源泉を攻め続けられて、
快感が限界に近づいたのだった。
「ふふ、イクのね、美佐子さん」
「い、いやっ、やめ、もう」
最後に残った自意識のかけらが、同性の手で極限の恥辱を晒すことを
拒絶しようとするが。それは遅すぎる抵抗だった。
なにより、美佐子の肉体こそが、目前の悦楽を欲して走り出してしまっている。
湯の中で、腰がのたうちくねって、咥えこんだ佐知子の指を離すまいと食いしめる。
「いいのよ、イって。私の指で、天国に昇るところを見せて」
濡れた瞳を輝かせて、佐知子が促す。
とどめとばかりに、美佐子の秘肉を責める手の動きが激しさを増す。
「ああ、いやよ、いや、そんな、いやぁ」
狂おしく頭をふりたくって、泣き喚く美佐子。
しかし、意思の制御を離れた身体は、一心に絶頂へと突き進んでいく。
グッともたがった腰が、苛烈な挿送を与える佐知子の手へと叩きつけられる。
「ああ、いやっ、イッ…ちゃ、あああ」
ブルル、と総身に断末魔の震えが走った。
跳ね踊る乳房を、佐知子がギュッと掴みしめて。
ビンビンに勃起した乳首をギリッと噛んだ瞬間に、
「アアアッ、イッく、アアアアーーーッ!」
女叫びがつんざき、美佐子の裸身は、大きく湯を跳ね散らしながら、
弓なりに反りかえった。
269職人志望:03/01/29 02:32 ID:6S62d+y7
……スンマセン、こんだけです。エロ足らず……。
自分的に、夢の競演のはずで。構想段階では、ハァハァしとったのに……。
やっぱ、チ○コが出てこなきゃ、イカンですな。
というわけで、この続きは、もうちょいテンション上げて、
いけると……いいなあ。

ちなみに、友美の登場は、温泉滞在の二日目ということになるので。
次の次くらいの予定です。
270名無しさん@ピンキー:03/01/29 09:37 ID:5t/gtWpW
うっ、仕事中に読むんじゃなかった(藁&鬱

続きたのしみにしてまーす。
271なりたて職人:03/01/29 18:17 ID:lUXqxdCD
すいません。
もはや何人が覚えているかわからないくらい古いSSですが、
とりあえず未完のままなのも気持ち悪いので完結させます。

前スレ152からのつづきとなります。(去年の10月以来ですね。ふう)
272なりたて職人:03/01/29 18:18 ID:lUXqxdCD
「後始末だ、奥さま」
 亜希子は霞んだような目で頷き、野田の濡れたペニスへふたたび
舌を差し出した。
 野田が、うっ、と背中を痙攣させる。
 射精した直後の過敏な陰茎を、舌でぺろぺろと清められる感覚が
たまらないらしい。

 それを後ろから眺めながら、佐原は自身の勃起を手であやしてい
る。亜希子の唾液でぬらついているそれは、きゅっ、きゅっ、と卑
猥な音を立てた。
 亜希子の美貌が精液で汚れている、その凄まじい眺めが佐原の脳
神経を昂ぶらせている。
「さあ、今度はおれの番だ。ただし、口じゃねえ。意味がわかるな?」
 亜希子の耳元でねっとりと囁く。耳孔に舌を差し入れると、ぶる
っ、と裸の肩がわなないた。
「ええ……いいわ。前から? それとも後ろから?」
 顔を振り向かせ、突き出したままの佐原の舌に自分の舌をそっと
絡ませる。相棒の精液がまだ残っているが、佐原は気にしなかった。
むしろ積極的に舌を絡め、ちゅっ、ちゅっと亜希子の甘い唾液を啜
り取る。

「亜希子さまの艶っぽい顔を見ながらイキたいんでな。そこに横に
なりな」
 命じて、執務室にある大型デスクの上に未亡人を横たわらせた。
 むちっとした豊満な肉体が捧げ出される姿に、改めて佐原の喉が
鳴った。中途半端に服をつけたままの姿態が、普段の凛然とした姿
を想起させるのでより興奮を掻き立てられる。
 すぐにでもしゃぶりつきたい欲望をかろうじて抑え込んで、佐原
は低い声で命じた。
「足を広げな。自分でおれを受け入れるんだ」
273なりたて職人:03/01/29 18:19 ID:lUXqxdCD
「…………」
 亜希子は面白そうに微笑んでから、宙に二本の足をすっくと差し
伸べて、それから無言でゆっくりと広げにかかった。
 タイトスカートはすでにまくり上げてある。白い、程よく脂肪が
乗って柔らかそうな太腿が左右に割れた。
 黒いパンティに男の目が釘付けとなる。レースで縁取られたパン
ティの中央部に、色の濃くなった部分があった。佐原はにやりと頬
を歪めて笑う。――濡らしてやがる。
 顔を埋めてみたい衝動と、しかしひとまずは噴火しそうな勢いの
欲望を解消したい誘惑とが彼の中で相打った。

 逡巡すること数瞬、
「おうっ」
 佐原が呻きを放った。
 未亡人の足がそっと先端を撫で上げたのだ。
 ストッキングに包まれた、冷やりとした感触が熱い筒先を上下す
る。
「ふふ……こういうのはお嫌い?」
 亜希子は机の上に横たわったまま、片足を伸ばして、ズボンから
せり出したペニスを指でからかっていた。男の反応を窺う上目遣い
がこの上もなく妖しい。

「く、くそぉっ!」
 佐原は跳びかかった。あン、と嬌声をあげる未亡人を机の上に組
み伏して、熱い脈動を放つ身体の中心部を亜希子のそこへとあてが
う。
 指でぐいとパンティをずらし、上品な縮れ毛に覆われた肉色の裂
け目を露わにする。秘密の入り口へと佐原は腰を進めた。
 未亡人とは信じられないくらいにきつい。
274なりたて職人:03/01/29 18:19 ID:lUXqxdCD
亀頭部分が苦労してようやく中へと潜り込んだ。ひと息つこうと
する佐原だったが、その瞬間、一気に中ほどまで進んだ。しっとり
とした吸着の感覚に吸い立てられるかのように腰が勝手に動く。
「あおぅ」
 佐原は女みたいな声で喘いだ。歯を食いしばる。気を抜くと、冗
談抜きでずるずると中へと引きずり込まれかねない。

「……凄えな、おい」
 ようやく、ぴったりと中に収まった。佐原は本来の余裕を取り戻
して、未亡人にそう囁きかける。
「……何が?」
 薄い汗と精液で濡れ光る美貌が、妖しげな上目遣いで訊く。野生
の眼差しをくるんでいるのは典雅この上もない高貴なオーラ。ふた
たび胸にどよもしてくる衝動をぐっと飲み干して、佐原は野卑な声
で笑った。
「いい感触だ。処女みてえにきつきつなくせに、中は百戦錬磨に練
られまくっている。こうやってじっとしているだけでうねうね蛇み
てえに絡みついてくるぜ。おまけに何だ、このおつゆの量は。おう
おう、こりゃとんだ淫売だ。あんた、旦那が生きてた頃も男をとっ
かえひっかえしていたろ?」
「やめて」
 亜希子は顔を背けた。その横顔に侮蔑の色があった。野卑この上
もない佐原を心底蔑んでいる。

 面白え。――佐原は邪悪な笑みを浮かべた。この女、言われたが
ってやがる。
「おれのチ×ポぶちこまれておきながら、なーに、気取ってやがる
んだよ。見ろ見ろ、おれとつながってるところを。おれのデカブツ
を美味そうに咥え込んでいるじゃねえか。ダラダラ涎流してよお」
「やめて――やめなさい。下劣な男ね」
275なりたて職人:03/01/29 18:20 ID:lUXqxdCD
 横目で睨み上げる、あの凍てついた視線。
 佐原はぞくぞくした。まるでおれを人間だとも思っていないあの
目。猿以下の畜生だと思っているあの目。しかしおれには見える。
 冷たい氷の向こうでちろちろと燃えている炎の色が。
 被虐の色が。
「離れなさい。あなたみたいな男に――あっ」
 佐原の腰が蠢いた。膣内をたくましい男根が前後する。とろ火で
煮えかかった官能が、ふたたびかっと燃えた。

「おれみたいな男に――何だ?」
 じわじわと腰を動かしながら佐原が残忍そうに問う。
「あなたみたいな男に――」
「おれみたいな下劣な男に?」
「下劣な男に」
 浅く突いてはじんわりと引き戻す。互いの息遣いが荒くなってき
た。
「犯されるのは?」
「犯されるのは――嫌」
 首を左右に振る亜希子。汗が散った。
「どうやって犯されるのは嫌なんだ?」
 徐々に体重をかけていく。ぎっ、ぎっ、と重みのある音を立てる
デスク。佐原は上から顔を突きつけた。欲情そのものの目を迎え撃
つ亜希子の視線は女豹のそれだ。興奮が火となって互いの顔を赤く
火照らせている。
「そう――ね。あなたみたいな筋肉しか取り得のないような男に舐
められるのはごめんよ。汚い舌と唾でこの身体をべろべろ舐めまわ
されるかと思うと鳥肌が立つわ。あたしのおっぱいに歯を立てられ
るのも嫌よ。これはもっと教養があって、気品のある男にしか与え
ないの。握られるのはもっと嫌。そんな野獣みたいな大きな手でこ
ねくり回されるのは死んでもイヤ」
276なりたて職人:03/01/29 18:21 ID:lUXqxdCD
「そうかい。全部してやるよ」
 佐原は宣言した。
 改めて亜希子の裸身に伸しかかる。
「よしなさい!――ンうむ」
 猛然と唇を塞がれ、亜希子は言葉を封じられた。未亡人の唇をね
ぶりつつ、佐原は亜希子の脚を荒々しく左右に割り、長刀を一気に
根元までねじり込ませる。

「んんーっ」
 亜希子の気品ある鼻筋から、猥雑な息が洩れ出た。
 完全に収めてから、佐原は少し待った。
 触れ合わせた唇から亜希子の力が抜ける。すでに何度目かのキス
だ。あたたかみのある口を割って、こちらの舌をねじ込むと、亜希
子は自分から絡めてきた。
「ん、む、……あっ」
 不意に佐原が顔を突き離した。半ば無意識にか、追いかけようと
した亜希子の唇から舌先がちょこんとのぞいている。
 佐原の口は次に亜希子の喉もとに吸いついた。強く吸引する。
 つづいて肩にかぶりついた。
 鎖骨の線をなぞった舌は、目の前でわななく生々しい肉塊を正面
に捉えた。

 九八センチある乳房にはことさらに時間をかけた。
 それほどの巨乳をグロテスクに見せないのは、一〇代の娘にも劣
らぬ肉の張りによるものだ。そのくせ未亡人としての女の艶をも帯
びているから男にはたまらない。
 佐原の舌は生白い隆起に沿ってのたくりまわり、その頂点でピン
と硬く突起した乳首を突つく。
「ああ、あふぁ」
「でけえおっぱいだ。あとで挟んでやる」
277なりたて職人:03/01/29 18:22 ID:lUXqxdCD
 じゅるっ、と卑猥な音を立てて乳首を吸い込むと、「あーッ」とひ
ときわ高い声が発せられた。
 佐原は宣言どおりに亜希子の肌をたっぷり時間をかけて舐めまわ
した。
 爛熟した女体に男の唾液が染み込むたび、熱い呻きが淫らに這う。
 一度射精して、ほとんど茫然自失としていた野田でさえ、ごくり
と息を呑むほどその声は悩ましい。

「もう……もう」
 亜希子が嘆願の声を出した。
 乳房を揉みまくられている。佐原のでかい手でも肉が余る。いい
おっぱいだ、と何度も繰り返しながら佐原は飽きもせずにモミモミ
とその感触を楽しみ、時に身体を屈めて乳首を吸う。
 もちろん、その間にも収めたペニスはじわじわと摩擦をつづけて
いる。
 あくまでもゆっくりと、浅い幅で。
「ああ、ああ、ああーん」
 亜希子の長い脚が宙を掻いた。
 男の腰へと巻きつこうとする。
 ぐっ! といきなり佐原のペニスが激しい勢いで根元から遠ざか
った。

 半身まで引き抜かれたそれを、佐原は根元を手で押さえて固定し
つつ、亜希子に淫らがましい目線を向けた。
 促している。
 亜希子にもわかった。
 恍惚に煙る女豹の顔に、新たな朱の色が射した。
「お願い……」
 未亡人は熱く囁いた。
278名無しさん@ピンキー:03/01/29 18:22 ID:cSlCJuG1
なりたて様、激キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
279なりたて職人:03/01/29 18:22 ID:lUXqxdCD
「あたしを、あなたのものにして。お願い! あたしを――やっ
て!」
 恥辱と愉悦の叫びが、男のすでに崩壊しつつあった理性に止めを
くれた。
 獣の雄叫びをあげて佐原がスパートをかける。
 灼熱した貫きは亜希子にも最上の悦びをもたらした。

 激しいピストン運動を、爛熟した女体全てでもって受け入れる。
 乳房がちぎれ飛びそうなくらいの勢いで揺れ動き、長い髪がデス
クの上で汗のしぶきを散らしながら波打った。
「ああ……ン、ああ、んあああーっ!」
 もはやそれを見つめる栄作の目も獣のそれでしかない。悔しさや
嫉妬といった文化人じみたレベルはとうに超え、メスに欲情するオ
スそのものである。
 佐原は亜希子の喉首にかじりついたまま獰猛に腰を蠢かせつづけ
ていた。
 凄え、凄え、とうわ言のように繰り返す。
 とろけた膣肉が時にはねっとりと、時には激しく絡みついてきて、
男の精液を吸い取ろうと淫靡にうねうねと蠢いている。

「うあッ……極上だぜ、おまえのマ×コ。ひひ。いくぞ。おまえも
いけ、いっちまえ!」
 もはやテクも駆け引きもない。ただただ猛烈な射精感に導かれる
ままに、佐原はがむしゃらに腰を振り立てた。
「いく……いく……いっちゃう……」
 下劣な言葉がさらに亜希子の性感を燃え立たせたようだ。
 荒く息を弾ませ、大ぶりな乳房をブルンブルン揺すりながら恍惚
の顔を覗かせた。
「いっしょに……ねえ、来て……好きなところに射精して。膣内(な
か)でもいいの。あなたの印を注ぎ込んで!」
280なりたて職人:03/01/29 18:24 ID:lUXqxdCD
理性をかなぐり捨てた亜希子の叫びが、傍で立ち尽くしていた栄
作の体を震わせた。びくりびくりと痙攣しながら、ズボンの中で射
精している。
 と同時、佐原も感極まったような唸りを上げた。
「おお、出る、出してやる!」
 亜希子の背筋が弓なりに反った。イソギンチャクのように吸いつ
き、絡みつこうとする女陰から佐原は半ば強引に肉棒を引き抜く。

 急いでデスクの上に駆け上がると、亜希子の女体をまたいで、そ
のまま腰を落とした。
 何をされるか悟って、亜希子が自分から豊乳を寄せる。
 その合間へと男根が潜り込んだ。
 柔らかで温かい肉に包まれる。佐原の腰に電流が走った。
「うッ……いく、いく……!」
 すでに亜希子の膣内で絶頂寸前まで追いやられていたのだ。長つ
づきしないのは最初からわかっている。その代わりとばかりに、佐
原は妄執さえ込めた激しいストロークで巨乳を突きまくった。
 亜希子も達しつつある。
 下劣な男の勃起を挟んだまま、真っ白い隆起を手ずから揺さぶっ
た。

「亜希子のおっぱいを犯してえ……亜希子のおっぱいでいって!」
 甘く、セクシーな囁き声で訴えかける。
 柔らかな巨乳の間にほとんど埋もれるようにして隠れていた男根
が、そのとき、びしりと音さえ立てて跳ね上がった。
 白いシャワーが先端から激しい勢いで降り注ぐ。
「あうっ……」
「ああン!」
 腰を震わせる佐原と、熱い濁液を美貌で受け止める亜希子。
 同僚の野田同様、佐原の放出も熱く、長くつづいた。
281なりたて職人:03/01/29 18:25 ID:lUXqxdCD
 ああ、ああ……と亜希子は呻いて、なおも降り注ぐ精液を自分の
喉と乳房になすりつけた。
 どすっ、と佐原の腰が落ちた。
 心底満足しきったようなため息を吐く。
 亜希子の唇からも吐息が洩れた。と、そこへにじり寄ってくる影
があった。

 栄作だ。
 小男の目は血走っていた。鼻の穴は醜く開ききって、だらしくな
く開いた口から舌が多量の唾液とともに出ている。こんもりとテン
トを張ったズボンには染みが広がっていた。
 何を求めているかは明らかだ。
 いまなら他の人間を殺してでも亜希子を求めかねない。
 亜希子自身にもそれはわかっているはずだった。欲情の名残を留
めた目線で忠実な小男を眺めている。艶っぽい唇が開いた。が――、
「シャワーを浴びるわ。着替えの準備をなさい。栄作、聞こえて?」
 彼女は言った。つい先ほどまで、下劣な男に媚びていた女と同一
人物とは思えないほど、切れ味のよさそうな美貌と声で。
 首から乳房にかけて、迸った汚液が油のようにぎらついている。たとえそのような姿であっても、亜希子は絶対の女主人なのだった。
 瞬間、栄作はもう一度ズボンの中で射精していた。
 ……おれはこれをこそ求めていたのか?
 どんなときであれ、どんな姿であれ、おれを拒絶し、おれを絶対
的に支配する亜希子さまを?
 栄作は全身を突っ走る快楽に身を震わせながら、慇懃に頭を下げ
た。
「――かしこまりました、奥さま」

282なりたて職人:03/01/29 18:26 ID:lUXqxdCD
 長い夜がはじまる。
 野々村病院に闇が訪れる。
 悦楽と暴虐を秘めたその建物を舞台に、ひとりの探偵と女の駆け
引きがはじまる。
 栄作はあくまでもその影に過ぎない。
 そしてその影にふさわしい、主人に寄りそうような最期の姿を、
あるいは栄作は予感していたのかもしれなかった。

END
283なりたて職人:03/01/29 18:27 ID:lUXqxdCD
……
以上です。
ご迷惑をおかけしました。それでは。
284名無しさん@ピンキー:03/01/29 18:35 ID:cSlCJuG1
乙彼、( ・∀・)つ旦~
285名無しさん@ピンキー:03/01/29 18:51 ID:pAp6vDxi
>283
乙です!
ハァハァしまくりました(;´д`)
286名無しさん@ピンキー:03/01/29 22:59 ID:xdR7vN1n
亜希子タン(;´Д`)ハァハァ・・・
287名無しさん@ピンキー:03/01/29 23:31 ID:ZqRHbJma
今日久しぶりに1さまのSSを読み返していたんですが
稔がニヤリと笑うこれからというところで終わっているので
だんだん我慢できなくなってきましたw・・・ハァハァ・・・
288名無しさん@ピンキー:03/01/30 00:08 ID:RGJQU6NP
美佐子の屈服していく様子が、すばらしいです。
友美が来るのですか? 芳樹も一緒なら、芳樹の醜い身体つきの
描写があるといいなぁ。美少女が醜男に姦られると萌えるんです。
289名無しさん@ピンキー:03/01/30 04:32 ID:6P86Z703
やっぱ、友美だよね。うしし。
290名無しさん@ピンキー:03/01/30 14:00 ID:PP43UbVj
盛り上がってきました
291名無しさん@ピンキー:03/01/30 14:20 ID:KXSpUKL/
なんか嫌な盛り上がり方だな
あたかも麻薬患者が売人の登場を今か今かと待ってるような・・・
292北見:03/01/30 14:59 ID:guCI84LQ
誰も麻薬中毒になることなんか望んじゃいない。
だが麻薬中毒になってみないとわからない、そんな世界もある…
293名無しさん@ピンキー:03/01/30 23:27 ID:eskzbEvx
エルフの原作で満たされていたら、ここまでの需要はなかったと言ってみるテスト
294名無しさん@ピンキー:03/01/30 23:39 ID:XnAWRYV/
1さま〜〜!!!!

私は昨日知ったんですけど、

寝部屋 〜寝取られ部屋〜(まだ行ったことのない人は是非)
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~kten/

この大型寝取られ系サイトで1さまのSSは2002年のベストワンに選ばれるなど
寝取られファンの英雄として祭り上げられていました。

・・・恥ずかしかったけど、今まで以上に1さまのことが好きになりそうですw
295名無しさん@ピンキー:03/01/31 03:04 ID:tdhsu4wB
は?
296名無しさん@ピンキー:03/01/31 03:05 ID:feQfXpMC
>>294
某スレに他ゲーだけど新作が載ってたよ。
297名無しさん@ピンキー:03/01/31 05:25 ID:tS3pKUp7
某レスだけじゃわからないよぉ
298名無しさん@ピンキー:03/01/31 11:57 ID:kAQKjXRZ
>>297
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
299名無しさん@ピンキー:03/01/31 14:10 ID:IxjHtu1H
いつのまにか美佐子たんの続きがキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
300名無しさん@ピンキー:03/01/31 15:45 ID:8i+Gh6s1
>>298
そこ!
ヒソヒソやってないで、はっきり明記しる!
301名無しさん@ピンキー:03/02/01 05:13 ID:2FMQSxVp
( ´д)砒素(´д`)砒素(д` )
302名無しさん@ピンキー:03/02/01 06:41 ID:udp3Htc/
前々スレ読めば分かるんじゃないの。
303名無しさん@ピンキー:03/02/01 06:56 ID:mb/tsWWC
>>302
まだ生きてたのかΣ(゚д゚lll)
304名無しさん@ピンキー:03/02/01 09:04 ID:aWWkf+2d
どこっすか?(;´Д`)
305名無しさん@ピンキー:03/02/01 11:28 ID:uDVw+zzq
>304
ここで旧1氏がアナウンスしてないんだから、自分で探しましょう。
寝部屋の過去ログ漁れば見つかると思いますが。
306名無しさん@ピンキー:03/02/02 15:11 ID:MT43qXFi
ほしゅ
307名無しさん@ピンキー:03/02/02 19:25 ID:CxOfM6dv
>>305
ヽ(`Д´)ノ ミツカンネェヨォ〜ッ!!


・゚・(ノД`)・゚・。
308名無しさん@ピンキー:03/02/02 20:56 ID:6NxuNXBP
>>307
TLSじゃないかな
309名無しさん@ピンキー:03/02/02 22:57 ID:CxOfM6dv
>>308
ありがd。
310一発いく?:03/02/03 10:50 ID:qDaHaZRZ
ぢぐじょーそれでもわからない(泣)
早く帰ってきてよー
旧1!!!!!!
311名無しさん@ピンキー:03/02/03 23:37 ID:RLQIKYA7
>>310
このパロディ板でTLSを検索すればわかると思いますよ。
・・・でも、1さまのことを呼び捨てにするのは駄目ですよ、めっ!w
312名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:32 ID:Ne001pBR
わかるよなあ。。。DDDと同じHNだし。
それはともかく、やっぱ瑞穂の続き読みたいでつ。
313名無しさん@ピンキー:03/02/05 17:20 ID:xBrC060T
ぷぷ、1は欲求不満が不満してるのを知っている。
314名無しさん@ピンキー:03/02/06 13:15 ID:CiG1lL9w
わしとてSSを書き込みたいがナオンをナンパせねばならん他
ままならない事情がままならないので
ままならないのであった。
315名無しさん@ピンキー:03/02/07 22:35 ID:mstwRRxK
316名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:06 ID:Lk8CgwXW
・・・明日ぐらいに1さまの書き込みがあるようが気がするのですが・・・
・・・とうとう瑞穂が稔に・・・
317名無しさん@ピンキー:03/02/09 01:49 ID:kaeqzWPd
(;゚∀゚)=3ハァハァ
318職人志望:03/02/09 05:59 ID:x6PCZaA8
ドモです。また、間が空いちゃいました。
ようやくテンションが戻ってきたら、今度は時間がなくなるという……。
とにかく、続き書いたんで、よかったら読んでやってください。
319職人志望:03/02/09 06:01 ID:x6PCZaA8
寝室。二組の夜具が並べて敷かれている。
片側の布団の上に男が仁王立ちになり、その前に佐知子が跪いている。
無論、ふたりとも全裸の姿。肌には、まだ湯の湿りを残して。
共に、中年配のふたりだが、その肉体は対照的だった。
くすんだ色の、ダブついた見苦しい男の体。
ヌメ白く輝く、豊満に熟れきって、しかし美しい曲線を留めた佐知子の肢体。
だが、拝跪するのは艶麗なる肉体を持った女の方だった。
男の毛深い股間から屹立した魁偉なまでの肉塊。
餓えた女の肉体に、この世ならぬ悦楽を与えてくれる牡の器官。
その魔力に屈服した身なるがゆえに、佐知子は男の前に膝を折って、
熱烈な奉仕の行為を捧げる。
両手に握りしめた剛直に、その艶めかしい唇を被せて、唾音を響かせながら、
激しく首をふりたてる。
極限まで口を大開きにして、広がった鼻孔からフンフンと荒い息を吹きながら。
薄く閉じた目許にも、膨らんだ頬にも赤く血の色をのぼらせて、
憑かれたような激しさで口舌の愛撫に耽り、そうすることでいっそう
昂ぶりを強くしていく。
時折、チラリチラリと男を見上げる眼は、淫情に潤みきっていた。
320職人志望:03/02/09 06:03 ID:x6PCZaA8
もう片方の布団の上にも、白い裸体がある。
うつ伏せの姿勢で横たわる美佐子の両腕は後ろ手に縛られて、
こんもりと盛り上がった臀丘の上に乗っている。
その不自由な体勢から、美佐子は首をもたげて、真横で淫戯を演じるふたりを
食い入るように見つめていた。
露天風呂で、佐知子の指に絶頂へと追い上げられて。
朦朧たる状態のまま、寝室へと運びこまれた。
我にかえった時には、浴衣の腰紐で腕を縛られて、転がされていた。
隣りでは、美佐子の存在など忘れたかのように、男の肉体にむしゃぶりつく佐知子。
美佐子は、ただ呆然と眺めた。
物狂ったかのように、激しいフェラチオの行為に没頭する佐知子には、
最前まで美佐子を嬲っていたときの余裕は見うけられない。
口に余るような逸物を咥えたことで、その臈たけた美貌は無様に変容している。
吹き広げられた鼻の下は間延びして、顎へダラダラと大量の唾を零して。
うっとりと、半ば開いた瞳には肉欲の火だけが揺らめいている。
「……フ……ムウゥ……」
長大な肉筒を根元近くまで含めば、佐知子の喉は膨れて、えずくような声が洩れた。
鋼のような肉矛で、喉を突かれる感覚を美佐子は思い出す。
窒息するほどの苦しさ、しかし逞しすぎる牡肉の蹂躙は、いつも否応なく従属の感情を喚起して。
その甘い痺れを覚えているから、美佐子の眼にもギラついた輝きが宿る。
視線を佐知子の口元に、佐知子がしっかと咥えた怒張に、唾液にまみれヌラヌラと輝く
野太い肉茎に釘づけにしたまま、美佐子は身をよじった。
うつ伏せから、横臥のかたちに姿勢を移しながら、くびれ腰がくねり、
重なった両の太腿が擦りあわされた。
321職人志望:03/02/09 06:05 ID:x6PCZaA8
肩が胸が、乱れる呼気に波打つ。
くなくなと腰がくねり続ける。両腕を扼された肢体の蠢き、
わななく唇から覗かせた赤い舌先が物欲しげに震えるさまは、のたうつ白い蛇のようだった。
暖房を強くきかせた部屋の空気は、ふたりの女の吐き出す生臭い肉欲の息で
染められていく。ふたつの熟れきった裸身から滲む粘い汗の臭気に満たされていく。
そして、その濃厚な気は、それを撒き散らした女たち自身を追いつめていく。
「……アアァ……ねえ……ねえ……」
貪っていた肉塊を吐き出した佐知子が、男を振り仰いで、咽ぶような声で求めた。
口は離しても、その手はしっかと太い根元を握りしめて、執着と欲求を示すように、
扱きたてている。
「ねえ、おねがい、ハメて、これ、欲しいの」
テラテラとヨダレを光らせた口で、あられもない言葉をほざく。
男は、冷笑を浮かべ見下ろすだけ。
美佐子より、男との関係が長い佐知子は、ここで踏むべき手続きを熟知している。
より卑猥で下劣な言葉でねだること。
「おねがいします、オチ○ポ、入れて、佐知子の寂しいオマ○コに、このブッとい
 チ○ポ、刺してぇ」
ほとんど自動的に言葉は流れ出る。
「ああ、まだ焦らすのぉ? ヒドイわ、ずっと待ってましたのに、佐知子の熟れマ○コ
 グチョグチョになって、ハメていただくのを、待ち侘びてるのにぃ」
淫らきわまる言上は、それがすべて事実であるだけに、なおさら焦燥と昂ぶりを煽って。
佐知子はムズがるように、「おねがい」「ハメて」と繰り返しながら、
待ち焦がれる肉根を扱く手の動きを激しくして、その先端に舌を這わせる。
322職人志望:03/02/09 06:06 ID:x6PCZaA8
赤い舌先は、充血しきった赤黒い亀頭を這いまわり、鈴口を舐めずる。
絶倫の男の溢出する先走りは多量で、濃密だ。
ピチャピチャと殊更な音をたてて、美味そうに佐知子は舐めずり、
それでも足らじと、唇を吸いつかせて、チューチューと吸いたてた。
ゴクッ、と。
瞬きも忘れて、見入っている美佐子の喉が、あさましく鳴る。
その音が聞こえたとでもいうのか。男が、ようやく美佐子へと視線を向ける。
酷薄な眼が見下ろす。
「……あ…」
美佐子は口を開きかけて、しかし、言葉を紡ぐことは出来ない。
その膜のかかった双眸は、佐知子にも劣らぬ欲情と渇望を訴えてはいたが。
嘲笑った男は、股間に吸いつく佐知子の顎を掴んで、傍らの美佐子の方を目顔で示す。
それだけで、男の意を察した佐知子は、
「…またですの? 本当に趣味が悪いんだから…」
詰るように、そう言いはしたが。その後の動きには一瞬の逡巡もなく。
どころか、いそいそとした身ごなしで腰をもたげ、美佐子の横たわる夜具の上へと移った。
美佐子の腰に手をかけて、ゴロリと転がす。
「……え…?」
仰向けにされた美佐子は、鈍い反応しか返せない。
「ごめんなさいね」
佐知子は、おざなりな詫びをいれて、逆向きに美佐子の上に覆い被さった。
てらいもなく大股開きになって、美佐子の顔を跨いだのだった。
323職人志望:03/02/09 06:07 ID:x6PCZaA8
「……っ!?」
美佐子は、突如目の前に広がった景色に絶句する。
四つん這いになった佐知子は、両膝を美佐子の顔の横についている。
すなわち美佐子は、佐知子の股座を至近の距離から眺めることとなった。
濃く繁った黒い叢、その中心にパックリと口を開いた鮮紅色の女肉。
思わず美佐子は、マジマジと凝視してしまう。
「……恥ずかしいわ」
佐知子の声が、腹の方から聞こえた。
眼を向ければ、重たく垂れ下がったふたつの乳房の向こうから、
逆しまの佐知子の顔がこちらを見ている。
「見苦しいでしょう? 私のオマ○コ」
恥ずかしげに佐知子は言って。しかし、美佐子の顔の上で、ゆるゆると
臀を打ち振る動きは、むしろ見せつけるかのようだ。
「い、いやっ」
ようやく我にかえって、美佐子はこのあまりにも恥辱的な構図から逃れようとする。
しかし、両腕は縛られたまま背中の下になっている。広がった髪を佐知子の膝に
踏まれて、顔を逸らすことさえ出来ない。
さらには、佐知子の手が太腿を押さえつけて、下肢の抵抗さえ奪ってしまう。
「こ、こんな、離してっ」
「ごめんなさいね。でも、こうしないと、蛙田さんに、オチ○ポを頂けないの」
「なっ、そん、な?」
愉しげに告げた佐知子の言葉に、美佐子の貌は恐怖に強張る。
(……まさか!? このまま…?)
324職人志望:03/02/09 06:08 ID:x6PCZaA8
愕然とする美佐子の視界に、無骨な手が現れる。
いつの間にか、佐知子の臀の後ろ、美佐子の頭の上に膝立ちになっていた男が、
佐知子の秘肉へと伸ばした手だった。
「アッ、アアァン」
男の指を感じた佐知子が、嬉しげに鼻を鳴らして、掲げた臀を悶えさせた。
玄妙な弄いを受ける女肉は、たちまちに発情の気配を強めていく。
プックラとした花弁は充血して膨れあがり、剥かれた肉芽がピンピンに屹立する。
美佐子は、眼を逸らすことが出来なかった。
巧緻な指の動きを見せつけられて、身体の奥の熱が高まり、腰が震える。
「アッ、ア、ア、イイッ、きもちイイッ」
「……あ……アァ……」
コリコリと女芯を擦られた佐知子が舌足らずな嬌声を上げれば、
美佐子も啼くような声を洩らして、ビクビクと下肢をおののかせた。
やがて、指は溶け崩れた女肉の中心、物欲しげに口を開いたヴァギナへと滑りこんだ。
「アヒッ、アッ、アア」
ブルッと、美佐子の顔を跨いだ、佐知子の逞しい太腿が震える。
挿しこまれた二本の指に、熟れた女肉がまとわりつき締めつけるさまを、美佐子は目にした。
「アア、い、いいっ、そこ、そこお」
潜りこんだ指先が快楽のスポットを攻め立てたのか、佐知子は淫声を迸らせて、
ブルブルと臀を揺すった。
ジュプジュプと淫猥な水音。濃厚な臭気とともに噴出されたヨガリ汁が、
男の指を汚し、美佐子の顔にも降りかかる。
325職人志望:03/02/09 06:09 ID:x6PCZaA8
ポタポタと零れ落ちる佐知子の女蜜を避けようともせず。
美佐子は、男の手に嬲られる佐知子の女陰を見つめ続けた。
(……なんて……いやらしい……)
淫靡な匂いのコッテリとした液をダラダラと吹きこぼして、糜爛した肉襞まで覗かせながら。
嬉しげに男の指を食いしめて、快楽を貪る牝の器官。
それは、あの臈たけた美しさを誇る佐知子の肉体とは信じられないような、
あさましさといやらしさ。グロテスクですらあった。
しかし、その妖しい花の戦慄きを見つめる美佐子の表情に浮かぶのは、
忌避や嫌悪の色ではなかった。
あくまでも生々しく、生臭く。グロテスクであるからこそ魅入られてしまう。
なにより、美佐子は知っている。
自分もまた、同様に醜く淫蕩なものを肉体に備えていること。
女の虚飾を嘲笑うかのような毒々しさで咲き誇る肉の花。
佐知子も、自分も、それを持っているからこそ、あの肉を焼き尽くすような
性の悦楽を味わうことが出来る。
「……あぁ……あああ……」
咽ぶような声を洩らして、美佐子は堪えきれぬ肉体の疼きに身悶えた。
と、坩堝を掻き回していた男の指が抜きとられた。掻き出された女蜜の大きな滴が
美佐子の鼻先にしたたり、流れる。
ひときわ強く嗅覚を刺激する佐知子の牝臭。思わず鼻を吸い上げた美佐子は、
クラリと酩酊にも似た感覚を生じさせる。
その頭上で、男が膝を進めた。
佐知子の唾にまみれた凶悪な肉筒が、熟れ臀の中心を指して突き出される。
326職人志望:03/02/09 06:10 ID:x6PCZaA8
「……アアァ…」
美佐子は熱い息を吐いて。その眼は、顔の上で揺れる男の肉塊だけを捉える。
「……アア……」
発情しきった牝肉に、熱く硬い矛先を感知した佐知子も、燃えるような息をついて、
美佐子を跨いだ肉置を、期待にブルルとおののかせた。
「き、来てぇっ」
切迫した呼び声に応じて、巨大な肉頭が突きこまれた。
「ヒッ……アア……アアッ」
短い悲鳴。一瞬、佐知子の腰が硬直する。
どれほど待ち望んではいても、男の肉体の魁偉さは、挿入の瞬間に身を裂くような
苦痛を与えずにはおかなかった。
美佐子もまた、息をつめて、佐知子と男が繋がり合っていくさまを見つめていた。
「ヒ……グ……ア、アアッ」
美佐子の両腿に置かれた佐知子の両手に力がこもって、腿肉に指を食いこませる。
しかし、しとどな濡れと男の技巧によって、侵入は停まることなく進む。
ついには、その長大な肉の全てが佐知子の中に収まって、
「ウウム……アハァッ……」
重い息のあとに、佐知子が柳眉を開いて、蕩けた声を上げる。
美佐子は、奇術を見せられような心地で、裂けるほどに広がって
男の太い根元を食いしめる女陰を呆然と見やっていた。
327職人志望:03/02/09 06:10 ID:x6PCZaA8
「ウン……ウアアアッ」
俄然、佐知子が激しく臀をふりたくり始めた。
男の攻勢を待ちきれず、自ら、その豊臀を揺すって、咥えこんだものを貪ろうとする。
「アア、これ、これよ、これがっ、アッ、イイッ」
折れかかる両腕を必死に踏ん張り、頭を激しく打ちふって、
男の腹に尻たぶを叩きつけるようにして。
その狂いようは、性交が始まったばかりとも思えぬ激烈さだった。
「アア、いいわ、イイッ、スゴイ、来ちゃう、もう、アアアッ」
熟れた牝の狂乱は、組み敷かれた美佐子にも伝播する。
いま佐知子の味わっている快楽の強さ深さを、刻みこまれた肉体であるから。
「アア、アアアッ」
うなされるような声を洩らして。美佐子は佐知子の腰の動きにシンクロして、
押さえこまれた下半身をガクガクと跳ね上げた。
ますます滴る佐知子の脂汗と淫汁に、美佐子の顔はベタベタになっている。
無意識のうちに首をもたげ、他人の淫慾の証に汚れた面を、
ふたりが繋がった部分へと少しでも近づけて。
美佐子は渇望にギラつく視線を、そこへと突き刺す。
欲しい。
意識を満たすのは、その思いだけだった。
欲しい。欲しい。欲しい。
「……ああ、アアアア」
あれが、欲しい。欲しくてたまらない。
328職人志望:03/02/09 06:11 ID:x6PCZaA8
どんどんと甲高くなっていく佐知子のヨガリ泣きの声が恨めしい。
テラテラと汗を輝かせた肉置の快楽の震えが、とめどもなくヨガリ汁を噴き出す女陰の、
これみよがしな喜悦の表情が、羨ましくてたまらない。
「アア、ねえ、ねえっ」
佐知子の女叫びの間隙をぬって、美佐子は哀願した。
「ねえっ、ねえ」
喉を反らして、後頭を布団に擦りつけるようにして、男を呼ぶ。
しかし、この体勢では、どうやっても男の顔は見えない。
毛むくじゃらの下半身だけが目に映る。
と、男の腰がはじめて自発的な動きを見せ、佐知子を突き上げた。
歓悦の叫びを張り上げた佐知子は、すかさず男に動きを合わせながら、
「突いてぇーーっ!」
男の攻撃を希った。
男が荒腰を使いはじめれば、佐知子の狂いぶりはいやまして。
美佐子は、生殺しの地獄にのたうつ。
「あああ、ねえ、おねがい、おねがいっ」
もはや号泣するように、そんな言葉を繰り返す。
あさましく男の肉体を求めることへの躊躇はない。
ただ、あまりの昂ぶりと焦燥に言葉が出て来ないだけだった。
泣き喚く美佐子を爪弾きにしたまま、頭上の肉交は苛烈さを増して。
「アアアッ! いくッ、イックーーッ!」
早々とピークに達した佐知子が、断末魔の絶叫を迸らせる。
泣き濡れた美佐子の眼前で、熟れた女肉は貪婪な収縮を繰り返し、
吐き出した女精で、男の体と美佐子の顔を汚した。
329職人志望:03/02/09 06:12 ID:x6PCZaA8
硬直と痙攣のあと、虚脱した佐知子の肢体が美佐子の上に崩れおちた。
快楽を極めたばかりの、湯気をたてる女陰が、美佐子の顔に押しつけられた。
「いやあっ」
叫んだ美佐子が激しく首を振ったのは、嫌悪や汚辱ではなく、
ひたすら妬ましさからだった。
いっぱいに顎を反らして、美佐子は仰ぎ見た。
佐知子の中から抜け出た肉根が、そそり立っている。
白いコッテリとしたヨガリ汁をまといつかせて。
「ああ、アアアッ」
美佐子は重たくのしかかる佐知子の身体を跳ねのけようと身もがく。
縛られたまま背中に敷かれたままの両腕には、すでに感覚がなくなっている。
美佐子の意思は、いますぐ恋しい牡肉にむしゃぶりつくことを求めても、
動きは制約され、ぐったりと崩れた豊満な女の身体はどいてくれない。
ただ、汗にまみれた互いの肌が、ヌルヌルと擦れあうだけだった。
と、男が腰を沈めて、握りしめた剛直の先端を美佐子の口元へと指し向けた。
一瞬の躊躇もなく。美佐子は大きく口を開いて、男の肉体を含んだ。
「……フゥ……ムウゥ……」
舌と口腔に広がるのは、佐知子の味。
それが疎ましくて、美佐子は懸命に舌を這わせ、唾を紡いで、
愛しい牡肉から他の牝の痕跡を消し去ろうとした。
口舌に感じる熱と硬度。その量感。美佐子の淫情は臨界まで昂ぶる。
ジッと冷酷な目で見下ろしていた男が、腰を引いた。
反射的に追いすがろうとする美佐子の唇から、肉根が抜かれる。
「……ハァ……アウァ……」
うっとりと見上げて。
今度こそ自分の番だと、期待に打ち震える美佐子。
330職人志望:03/02/09 06:15 ID:UX8HRKVS
だが。
デンと美佐子の首にのしかかった佐知子の巨臀を両手で掴んだ男は、
佐知子の身体をどけようとはせずに。
引き上げた臀のあわいに、再び肉根の先を押しつけていった。
「そ、そんなっ!?」
悲鳴のような声で、理不尽な扱いに抗議しようとした美佐子だったが。
怒張の先端が、ヴァギナではなく、その上のセピア色の蕾にあてられるのを見て、
驚愕に息を呑んだ。
無造作なほどの動きで、男が腰を送る。
皺を刻んだ佐知子の後門は、さしたる抵抗も示さずに、巨大な肉傘を呑みこんだ。
一気に男は抉りこんだ。
「……ウウ……クアッ…ウウム」
肛門を犯された衝撃で、朦朧たる境から心神を取り戻した佐知子が、
重い苦鳴を発して、総身を震わせた。
アヌスは痛々しいほどに広げられて。ギチギチと、括約筋が軋む音が
美佐子には聞こえた気がした。
しかし、とにかくも佐知子の後花は、巨大なペニスを完全に呑みこんでいるのだ。
呆然と見る美佐子の上で、男が荒々しく腰を使い始めた。
「ヒギッ、ガ、ウッアアッ」
途端に、食いしばるようなうめきを連発する佐知子。
見守る美佐子も、面を引き攣らせた。
本来、性交のための場所ではない器官に、この苛酷な攻撃は、
どれほどの苦痛を与えるものかと。
331職人志望:03/02/09 06:16 ID:UX8HRKVS
しかし、それは美佐子の無知ゆえの杞憂だった。
佐知子の声が苦悶を伝えたのは、ほんの一瞬のことで。
「ヒッ、ヒイイッ、アイッ、アフッ」
男の突きこみの度に洩れ出る叫びは、たちまち甘く蕩けていって。
臀が踊り始める。明らかな喜悦の気色を見せて、男に動きを合わせていった。
「アアッ、いい、おしり、イイッ」
泣きじゃくるような嬌声が噴き出す。
「アヒイッ、しり、おしり、いいの、突いてぇっ!」
その狂いようは、前門を犯された時よりも激しく。
「アアッ、もう、ダメ、もう、イク、イク、イグッ!」
あっという間に、絶頂へと駆け上がって、生臭いおめきとともに、
総身をおののかせた。
しかし、男の攻撃は止まず。いっそう激しく佐知子のアナルを責めたてる。
「フアアッ、イク、また…いっちゃ、ギ……オオオオッ!」
高みから降りることが出来ずに、連続するアクメに咆哮する佐知子。
唖然として、それを見るしかない美佐子。
現実のこととも思えぬような光景だった。
不浄の場所を蹂躙されて、それほどの悦楽を感じられるものかと。
どこまで……女の肉体とは、貪婪な欲深なものなのかと。
(……わたし……も……?)
やがて、同様に背徳の悦楽を教えこまれてしまうのだろうか?
考えるまでもないだろう。
そして。やはり自分も、いま佐知子のように狂うのだろう。
佐知子が、また絶頂の叫びを上げる。
ヌルヌルとした液を吹きこぼすアナルが、男の肉体を食いしめている。
それを凝視して。美佐子は、自身のその場所に生じる熱をなだめるように、
臀を布団へと擦りつけた。
332職人志望:03/02/09 06:19 ID:UX8HRKVS
……数え切れぬほどの絶頂の果て。
ついに完全に失神した佐知子が、また美佐子の上に崩おれた。
赤く充血した肛門は、男の肉を吐き出したあとも閉じきらずに、ヒクヒクと蠕動している。
しばし、それを眺めやってから。美佐子は視線を上に向けた。
今度も精を吐かなかった男の肉根は、依然として猛々しい屹立を保っていた。
その筒先が、再び美佐子の口元へと向けられる。
他の女の肛門を犯したばかりの、ヌメヌメと腸液にまみれたペニスが。
一瞬、ほんの一瞬だけ、美佐子は躊躇した。
佐知子は、事前にそこを清めていたのだろうか、汚物の付着はない。
しかし、やはり独特の異臭は、はっきりと嗅ぎとれた。
それでも。
美佐子は口を開いて。押しこまれる怒張を受け入れ、舌をまとわりつかせた。
鼻を鳴らして、口舌の動きに熱をこめた。
すでに、美佐子は理解していた。この旅行の意味。ここへ滞在する間に、なすべきこと。
男の意は全て受け入れ、その快楽に奉仕する。
従順な牝、性の奴隷になる。肉欲だけの獣になる。
いま、自分の身体の上で、悦楽の夢にたゆたっている、美しく淫蕩な女のように。
そうしなければ、そうなれなければ……捨てられる。
それでは、もう生きていけない自分だと、思い知らされているから。
美佐子は、佐知子の腸の臭いと味をこびり着かせた男の肉体を
しゃぶり、吸いたてて、屈従の意志を表した。
333職人志望:03/02/09 06:19 ID:UX8HRKVS
……ようやく、その覚悟が報われて。
男が、美佐子の上から佐知子の身体を押しやる。
美佐子の上体を引き起こして。そのままうつ伏せに転がした。
後ろ手の縛めは解かれず、豊乳を圧しつぶすかたちで這った美佐子は、
それでも、両の太腿を踏ん張って、健気に臀を掲げた。
男の手が臀肉を掴む。
「……ああぁ」
それだけで、ビクビクと腰を震わせて。美佐子は必死に首をねじ向けて、
乱れきった髪の中から、男を見つめた。
失禁したように濡れそぼっている秘裂に、熱い肉鉄が押しつけられる。
「……アア、あああぁ」
美佐子の瞳から、涙が零れる。遂に、餓えを満たされることへの歓喜に。
男が、猛る牡の象徴が、抉りこんだ。
「アアッ」
待ち焦がれた苦痛。引き裂かれるような強烈な拡張と圧迫の感覚。
まさに―夢にまで見た蹂躙。
男は容赦なく腰を送って、そのまま一息に最奥まで貫通する。
「アオオオオオオーーーーッ!!」
凄まじいほどの快楽が弾けた。
一撃で極みに吹き飛ばされて、美佐子は獣のような咆哮を轟かせた……。
334職人志望:03/02/09 06:20 ID:UX8HRKVS
……悠然と横たわった男の両脇に、ともに艶美な、ふたつの裸身が侍っている。
美佐子は男の股間に顔を埋めて、最前まで、自分に凄絶な快楽を与えてくれていた
牡肉を口と舌で愛撫している。
佐知子は、横から男に抱きついて、毛深い胸にチロチロと舌を這わせている。
ふたりとも、その美貌を、情交のあとの気だるい法悦に火照らせ。
同時に、さらなる悦楽を求める貪欲な色を滲ませて。
絶対の主たる男に、熱っぽい奉仕と求愛を繰り広げていた。
佐知子は、男の首筋や顎先にも、チュッチュと啄ばむようなキスを浴びせて、
掌で胸や腹を撫でまわしては、男の感覚を擽りたてる。
美佐子の顔は、男の股間から動こうとしない。
握りしめた手に執着をうかがわせて、飽くことなく屹立した肉根をしゃぶり続けている。
佐知子は、そんな美佐子を一瞥して、フッと笑って。
ゆっくりと身を起こすと、自分も男の股座へと屈みこんだ。
「美佐子さん、私にも」
柔らかな声で、交代を要求する。
しかし、美佐子は咥えたものを放さず、佐知子に一顧だにしなかった。
赤く血の色を上らせた目蓋を閉じて、頬に乱れ髪を貼りつけたまま、
一心不乱に男を貪っている。
「ずるいわ、美佐子さん」
拗ねたような口調を作った佐知子は、手の甲で、美佐子の頬を撫でた。
ようやく、美佐子が薄く眼を開いて、佐知子を見る。
「ひとり占めは、ダメよ」
「…………」
ボンヤリと佐知子を見つめて。その言葉をようよう理解したのか。
美佐子は、渋々といったていで、肉根から口を離した。
335職人志望:03/02/09 06:21 ID:UX8HRKVS
すかさず、佐知子がとって代わる。やんわりと、細い指で茎を握りしめて。
いきなり含みはせずに、赤い舌をそよがせて、舐めずりはじめる。
鈴口や、カリのくびれ、裏スジへと。敏感な男の部位へと、巧妙な刺激を与える。
佐知子の手の中で、肉根がビクリビクリと脈動した。
長大な砲身に、たっぷりと唾を塗すと、佐知子は漲った肉冠に唇を被せた。
ズルズルと、根元近くまで呑みこむ。美佐子の精一杯より、明らかに深くまで。
ジュルジュルと、大仰な唾音を響かせながら、ゆっくりと頭を上下させる。
頬をくぼませて吸い上げ、唇で胴を締めつける。
細緻な技巧をこらした佐知子のフェラチオは、無心に男根を味わい、
口腔の快楽を貪ろうとする美佐子のそれとは次元を異にしていた。
それを見せつけられて、美佐子は唇を噛む。
横目にそれを眺めた佐知子は、ズルリと口中のものを吐き出して。
「どう? ご奉仕とは、こういうことをいうのよ」
そんな言葉で、美佐子を挑発してみせた。
美佐子の瞳に瞋恚の火が燃えたって、佐知子を押しのけるようにして、再び顔を沈めた。
大きく舌を出して、佐知子が攻めていた快楽のポイントをなぞっていく。
佐知子は愉しげにそれを眺めて。自分は、男の両脚のつけねに首をさしこんで、
ふぐりへの愛撫を開始する。
ふたりがかりの濃密な愛撫を受けて、さしもの男も、快美のうめきをついた。
その声は、女たちをいっそう猛らせて、行為の熱を高めさせた。
特に、佐知子への―自分より長く男との関係を持ち、肌を馴染ませているライバルへの
対抗心に燃えた美佐子の没入ぶりは激しかった。
佐知子を真似て、男の毛まみれの睾丸も含んだし、尻穴へも舌を使ってみせた。
……執拗な戯れの果て、男に逐情の気配が生じると、
「ああ、飲ませて」
「ずるいわ、今度は、私にください」
女たちは、口々に熱精を求めた。
「不公平のないようにしてやるぜ」
倣岸に言い放った男は、立ち上がると、目の前に並べて座らせたふたりの面へと狙いをつけた。
大量に噴出した精液が、淫情に照り輝くふたつの美貌へと降り注いだ。
熱い波涛を顔面に浴びた美佐子と佐知子は、ともに歓悦の叫びを上げて。
うっとりと、穢されることの悦びにひたった。
336職人志望:03/02/09 06:23 ID:UX8HRKVS
……仕上げは、並んで這わされた。
四つに這って、男の前に熟れた豊臀を並べて。
谷渡りに、交互に背後から犯されたのだった。
「アッ、イィッ、いい、アアァ」
「あああ、いやあ、私にも、私にも」
苛烈な挿送を受ける美佐子が狂奔し、待たされる佐知子が
死ぬような悶えに臀をふって、男を誘う。
ふたりとも、顔には白濁の精をこびりつかせたまま、汗を散らし、
淫水を垂れ流して、背徳の痴戯に耽溺する。
「ああ、イヤッ! ヌカないでぇえ」
「早く、はや……ンアアアッ、いいーーっ」
唐突に剛直を引き抜かれた美佐子が泣き喚き、
恵みを施された佐知子が歓喜に絶叫する。
男は、あくまでも気まぐれに馬を乗りかえることを繰り返す。
短いサイクルで、決してピークまで牝どもを導くことはせずに、
ふたつの臀を行き来する。
「いやあっ、帰ってきてぇ」
「アヒッ、いいの、このまま、このまま、アアアッ」
捨て置かれる女は、シーツを噛みしめ、布団を叩きつけて、肉の虚ろに哀泣し。
与えられた女は、必死に悦楽を貪りながら、どうかこのまま続けてくれと請願する。
だが、すぐに男はまた体を移して、感泣と悲痛の声は入れ替わる。
だから、女たちは、思いつく限りの淫らな言葉を叫んで、男を求めなければならなかった。
一刻も早く、自分に戻ってきてもらうために。
少しでも長く、自分の中に留まってもらうために。
337職人志望:03/02/09 06:24 ID:UX8HRKVS
「おねがい、チ○ポ、チ○ポくださいぃ、佐知子のオマ○コにぃ」
「うああ、いいっ、好き、チ○ポ、スキ」
「アヒイッ、いいの、オマ○コ、いいっ、突いて、もっと突いてッ」
「いや、いやいやいや、してぇ、チ○ポして、美佐子に、オマ○コ、寂しくて、死んじゃう」
「ああ、ヌカないで、一度、一度だけでも、気をヤらせてっ、おねがい」
「アイイッ、スゴい、スゴイのお、チ○ポ、いっぱい、ヒアアアッ」
汗みどろの裸身をぶつけあうようにして、天国と地獄の連環の中で二匹の牝は狂い続けた。
「アッ、来て、このまま、最後まで、してぇっ、私の中に、出してっ、イカせて」
「いやあっ、佐知子に出して、佐知子のオマ○コに、精液かけてくださいっ」
佐知子が巨臀をふって、美佐子の豊臀を跳ねのけ、男を奪おうとする。
「おねがい、蛙田さん、お尻でもいいから、して、佐知子のケツマ○コにブチこんでぇ」
「いやっ、私に、美佐子にいぃっ」
美佐子も負けじと、淫らがましく臀をまわして、今一歩のところで抜け出てしまった
男の肉体を請い求めた。
競いあって、あさましい醜態を演じ続ける美しい肉奴どもを見下ろして、男がせせら笑う。
「……さあて、最後はどっちの臀に、御馳走をくれてやったもんか……」
わざとらしく思案顔を浮かべ、凌辱を待ち侘びるふたつの熟れ臀をピシャピシャと叩いた。
「私に、私にっ」
「ください、私に、くださいっ」
同時に切迫した声が上がる。
三つ巴の肉欲の饗宴は、まだしばらくは続くようだった……。
338職人志望:03/02/09 06:25 ID:UX8HRKVS
……以上です。ようやく温泉初日終了っす。
なんか……変わりばえのしないエロ描写です。スマンです。
次も、多分ちょっと時間がかかると思います。
おまけパートなんだから、とっとと終わらせたいんすが……。
それでわ、また。
339名無しさん@ピンキー:03/02/09 08:54 ID:4C440bDZ
乙。
340名無しさん@ピンキー:03/02/09 13:43 ID:XapYSKRF
乙彼〜。
この展開を待ってますた。
おまけなんて言わずに日数分たっぷりとやって下され。
341名無しさん@ピンキー:03/02/09 22:22 ID:IuBBw+FR
    _、_  >>職人志望氏グッジョブ!!
   ( ,_ノ` )     ノ)_
  ̄     \    ( E)
 フ     /ヽ ヽ_//
342名無しさん@ピンキー:03/02/10 10:27 ID:oJH6WYKr
久しぶりに覗いてみたら
キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

次回はいよいよ友美登場かな?
芳樹にどう調教されたのか考えるだけで(*´Д`*)ハァハァ
343名無しさん@ピンキー:03/02/12 03:04 ID:icpMFTVC
>おまけパートなんだから、とっとと終わらせたいんすが……。

それは勘弁して欲スィ(;´Д⊂
344職人志望様、最高!:03/02/12 03:20 ID:HpLQ9kUJ
久々に覗いたら職人志望様の話が進んでるではないですかぁ〜。
相変わらず、最高のできばえでした。これからも、なにとぞ
私達の生きがいとなってくださいまし〜m(_ _)m
345名無しさん@ピンキー:03/02/12 05:30 ID:zTF5zGpd
・・・生きがいか。そうだよな。
今週はバレンタインのチョコの代わりに1さまのSSが読めたら・・・
346名無しさん@ピンキー:03/02/12 06:01 ID:MhplN8/t
347名無しさん@ピンキー:03/02/14 15:52 ID:g3sPwLmt
バレンタイン保守
348名無しさん@ピンキー:03/02/14 17:56 ID:SmAF4I27
            ______
            \        \  チョコないなぁ・・・
             |,.\        \
           /   \        \
          /     ,. i \________\
          |    /.| |\||_______||~
          | .|   | | |  ||          ||
    , -───' |  | | |  ||          ||
   '-‐/  ̄ ̄ ̄  ノ  U  ||          ||
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

↑なんか最高に哀愁漂ってたので張り付けつつhoshu
349名無しさん@ピンキー:03/02/16 01:31 ID:uje+SCzs
1様は、今日も現れませんか

・゚・(ノД`)・゚・
350名無しさん@ピンキー:03/02/16 03:20 ID:Yd4f+XdL
最近1さま来られないね・・・
351名無しさん@ピンキー:03/02/17 09:31 ID:1pMeEcY7
       /                    .\
     /                       .\
 \ /                          \ /
   \      ___________     . /
    \   ./                \   /
     | \/                   \/...|
     |  |                       |  |
     |  |                       |  |
  .._ |_|                       |_|_..
     |  |     さあ‥ 逝こうか‥‥     |  |
     |  |                       |  |
     |  |                       |  |
     |  |                       |  |
     |  |/                   ..\|  |
     |  |                       |  |
   .._|/|      _ _ _ _ _ _ _ _     ...|\|_
  / ..|  |   _−_−_−_−_− _   |  |  \
     |  |/_/━ ━ ━ ━ ━ ━\_\|  |
   .._| /_/━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ \_\.|_
     /_/━  ━  ━  ━  ━  ━  ━ \_\
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352名無しさん@ピンキー:03/02/17 14:48 ID:kpak/JQ9
   /⌒~~~⌒\
 / ( ゚>t≡ )y─┛~~
(_ ノγ U  ∩_∩)   THANK YOU >>1      ┌───────┐
  α___J _J         and          (|●        ● |
  / ̄ ̄ ̄ ̄\  GOOD-BYE エルフエロスレ /.| ┌▽▽▽▽┐ |
 /     ●  ●                   ( ┤ |      |  |
 |Y  Y       \ またどこかで会おうね  \.  └△△△△┘   \
 | |   |       ▼ |                  | \あ\      |\ \
 | \/        _人| ∧∧∩゛    ∧_∧     |     \り\     | (_)
 |       _/)/)/( ゚Д゚)/     (´∀` )   __ n    \が\.  |
 \    / 〔/\〕 U  / ∩∩ (    )o/  \ ヽ    \と\ |
  | | | c(*・_・)  |  |ヽ(´ー`)ノ_|  |  | (__丿    |.  /\ \う | (-_-)
  (__)_) UUUU /∪∪ (___)(_(__) ⊆_    ヽ_┘  └──┘(∩∩)
353名無しさん@ピンキー:03/02/17 17:20 ID:8eRkmhPz
 | \ダダダダダダ誰モイイネエエエアアアエエエエエエ!!!??
 |∀゚) オオオオドドドルナナァァラルラルラァァァ!!!!
 |⊂  イイイイイ今アアアアアアノオオオ内ィィィィィアアアアアア!!!!
 |

     ♪  Å
   ♪   / \   ラアアアアアンタアアアアア タアアアアンンンンンンン!!!
      ヽ(゚∀゚ )ノ   ラアアアアアアンンンンンタアアアアアアアアアア!!! タンンンンンン!!!
         (  へ)    ラアアアアアアンンンタ ラアアアアアアンタアアアアアアアアア!!
          く       タアアアアアアアアアンンンンン!!!



   ♪    Å
     ♪ / \   ラアアアアアンタアアアアア タアアアアンンンンンンン!!!
      ヽ( ゚∀゚)ノ  ラアアアアアアンンンンンタアアアアアアアアアア!!! タンンンンンン!!!
         (へ  )    ラアアアアアアンンンタ ラアアアアアアンタアアアアアアアアア!!
             >    タアアアアアアアアアンンンンン!!!
                アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャハyハヤヒャヒャヒャヒャhwyフヂャウハ

   ♪    Å
     ♪ / \   アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャハyハヤヒャヒャヒャヒャhwyフヂャウハ
      ヽ(゚∀゚ )ノ   アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャハyハヤヒャヒャヒャヒャhwyフヂャウハ
         (   )      アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャハyハヤヒャヒャヒャヒャhwyフヂャウハ
          く ノ       アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャハyハヤヒャヒャヒャヒャhwyフヂャウハ
354名無しさん@ピンキー:03/02/17 19:59 ID:x5Fm3Xj3
次スレは「エルフ版同級生・同級生2のエロ小説」がいい
355名無しさん@ピンキー:03/02/17 23:34 ID:DbmQDnHC
まあ1さまが忙しい時はSSの続きが読めなくて仕方がないよ。
なんとっても1さまはこのスレッドの神様なので
期待して再降臨を待ちましょう。
356名無しさん@ピンキー:03/02/19 10:33 ID:EewiaxtY
357名無しさん@ピンキー:03/02/19 15:42 ID:DMfhCo+/
358名無しさん@ピンキー:03/02/19 16:20 ID:I+eoRnRR
359名無しさん@ピンキー:03/02/19 16:55 ID:w8Fov5xs
360名無しさん@ピンキー:03/02/19 18:27 ID:bJygi657
361名無しさん@ピンキー:03/02/19 19:08 ID:Mv0BbqMT
>>355
1はえちねた板で寝取られ小説連載中
362名無しさん@ピンキー:03/02/19 23:09 ID:KdBEezLG
えちねた板ってどこのなんというスレッドなんですか?
363名無しさん@ピンキー:03/02/20 03:49 ID:YA7nuzHZ
近況報告くらいはして欲しいよなぁ。
あんまりクレクレ言われるからウザくなったのかなぁ。
ネット小説ってやっぱり作者の生みの苦しみが創作の熱意を超えちゃうと
サイト消滅とかしやすいよな。
364名無しさん@ピンキー:03/02/20 04:02 ID:yYzJXnZV
いや〜、一ヶ月や二ヶ月休まれるぐらいあまり深刻に考えない方が良いと思いますよ。
きっと1さまもそのぐらいに考えてらっしゃると思いますし。
まあ我々ファンも気長に待っていましょう。
365名無しさん@ピンキー:03/02/20 04:14 ID:ylEyHqDW
んだんだ。
俺らが煮詰まってあーだこーだ言って、
さらに創作者の熱意が冷めてもまずいしな。

まったりまとうぜ。
366名無しさん@ピンキー:03/02/20 22:38 ID:exto2Y4e
>>362
最狂の寝取られとは? 第2夜
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1036595603/
367名無しさん@ピンキー:03/02/22 00:17 ID:t6HthKYH
>>366
なんという名前で投稿されてるんですか??
368あぼーん:あぼーん
あぼーん
369旧1:03/02/22 01:01 ID:TirtVq6J
最近はSS書いてないから、どこにも投稿してないです。
近況報告としては白60に黒が44・・・・・・(>_<)
冗談抜きで、下級生2が出るまでに終わらせたいなぁ・・・。

PS:らいむ色の特典映像見たけど・・・あれはいろんな意味でエロかったw
370名無しさん@ピンキー:03/02/22 02:55 ID:P8WanOHA
>>1どの
白60に黒44・・・まだ寝取られたままだったのでつか・・・(つД`)
期待値MAXでお待ちしておりますので、お早いお帰りを(;´Д`)
371名無しさん@ピンキー:03/02/22 03:35 ID:ehVPG1wV
>370
まあそんなに急かさないでマターリいこうや。
旧1さんのペースでいいじゃん。
372あぼーん:あぼーん
あぼーん
373名無しさん@ピンキー:03/02/22 23:41 ID:xiToELg9
寝取られスキーは優しい人が多いねえ
ま、その優しさが女を寝取られる原因かもな
374名無しさん@ピンキー:03/02/22 23:50 ID:Y47pgzR3
まったりいこうや。

陵辱スキーが本当に強姦魔だと思ってるヴァカはほっといて。
375名無しさん@ピンキー:03/02/23 01:25 ID:PodBTllW
>>369
ジラート出てもLVキャップは外れないらしいよwww
それ以上上げても無駄だねwwwwww
376名無しさん@ピンキー:03/02/23 02:36 ID:HYmBb8Hz
1様
>冗談抜きで、下級生2が出るまでに終わらせたいなぁ・・・。
一瞬瑞穂のSSのことなのか、FF11のことなのか、どっちかわかりませんでした(TT
確かジラートは4月らしいですね・・・。
(それまでにSSの投稿はあるんでしょうか・・・。)
377名無しさん@ピンキー:03/02/23 04:05 ID:pOAlOr9I
>376
>FF11のことなのか、どっちかわかりませんでした(TT

ワロタ
378名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:13 ID:8dkxsUnV
天秤宮1

「だあ〜れだ?」
「真由美だろ、声聞けば分かるよ」
「つまんない。そんじゃ、えい!」
 橘真由美、髪をスカーレットに染めてクラスのなかでも幾分浮いている。性格は極めて
明るく人懐っこくていい娘だと思うけれど、躰を誰にでも許すというダーティな噂に尾ひれ
まで付いている。あくまで噂の域を出ないのだが、瑞穂は分け隔てなく接していた。
「うわぁ!」
 いきなり襟を引っ掴んで、背中に手を入れてきた。
「あんた、麗子と仲良くしてたでしょ。あんなのと付き合わないで、わたしとあそぼ」
「こんなことして、あそぶのかよ!」
「ちがう、ちがう。もっと、いいことだよ」
「……」
「ねえ、いまエッチなこと考えてたでしょう」
「バカ言え!」
「なら確かめたげる」
「こ、こら!いいかげんにしろよ!」
 ズボン越しにペニスを擦ってくる。慣れている。
「おい、怒るぞ!」
 廊下で、生徒たちが騒いでいる俺たちに注目し始めていた。
「じゃあさ、こっちおいでよ」
「こら、引っ張るなって。みんな、見てるじゃないか」
「わたしは気にしてないから」
379名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:14 ID:8dkxsUnV
天秤宮2

「俺が気にするんだよ」
「肝っ玉の小さい奴」
 真由美は俺の手を引っ張って階段を駆け下りて行って、学長室へと連れ込んだ。
「ねっ、ここなら誰も来ないよ」
 真由美は扉を閉めると、手を離して学長の机へと歩いていった。そして、そのまま上体を
載せて肘を付いた。
「お前、何してんだよ!」
 マカボニーの鏡のように顔が映る机に躰を載せて、ラズベリーカラーのスカートを捲くって
ショーツを覗かせた。マカボニーに真由美の太腿がやけに白く感じられる。いや、多分白い
のだろう。いやいや、そんなこたあ、どうでもいい。
「早くおいでよ」
「いったい、なにやってるんだよ!」
 尻を捲くっている真由美へ近づいていくと、くるっと振り向いて、立ち上がった。
「あんた、合格」
「おちょくるのもいいかげんにしろ!」
 真由美が手を上げて俺の頬を挟もうとしたその手首を握り締めた。
「いっ、痛いよう」
「俺、本気で怒っているんだぞ」
「ごめん、謝るからさ。もう、離してよ。ねっ」
「わかった」
 力を緩めたとき、真由美の両の手が俺の頬を挟んで唇を寄せてきた。真由美は唇をそっと
擦り付けるようにして左右に顔を動かしている。とても柔らかい。
380名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:14 ID:8dkxsUnV
天秤宮3

「ほら、唇開いてよ」
「え?」
「え、じゃあないでしょ。唇ひらくの」
 もう、なにがなんだか判らなくなっていた。実際、あのままリビドーに従っていたら
どうなっていたか。ちっぽけな、理性が勝っちまったようなもんだけれど。
真由美は舌を出して上唇から下唇を舐め廻す。頬を真由美の両手が挟んで好きなように
されている感じがなんとも妖しい。唇をひらくとすかさず舌が差し入れられてきた。
どうしていいのか、まったくわからない。ただ、息だけが荒くなっていった。
真由美が口を離して、ねっとりとした視線を絡めながら喋った。
「わたしのようにして。ねっ、いいでしょ」
 そして、また口吻を再開した。真由美の動きをトレスして、彼女の頬を手で掴んで、
差し出される舌を押してみたり、そっと触れて絡めて唇を被せる。離して被せてと
顔をくなくなと揺さぶりながら唇と舌、真由美の口腔の温かさを愉しんでいた。
真由美がやっと唇を離すと、唾液が煌いた銀の糸を長く引いた。
「はじめてだったんでしょ。上手だったよ」
「……」
 真由美の手の上で踊らされていた。けれど、真由美の目元も仄かに桜色になっていた。
誰とでもこんなことやっているのかと聞いてみたい衝動に駆られていた。授業のベルが
鳴っていた。
「ねえ、こんどデートしょうよ。いいでしょう」
381名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:15 ID:8dkxsUnV
天秤宮4

「あっ、はい。うん、わかったわ」
 真由美はベッドにうつ伏せになって躰をくつろげ脚を上げながらリラックスして、男友達と
携帯で話しをしていた。噂は本当だったのだ。
「ごめんね、綺麗にしてあげるから」
 携帯を置くと、後ろ向きになっている俺の背に覆いかぶさってきて首に手を廻す。
「もういいよ」
「拗ねちゃうんだ。男の子らしくない」
日曜日、真由美とデートして俺は寮で彼女とセックスをした。
「だって、やっている最中に他の男のことを考えてるなんて」
「なんて?」
「堪えられない」
「だから、サービスしてあげるから。ごめんね」
「もう、勃たないよ」
「そんなことないって」
 真由美は背中から前に回って、胡坐をかいる俺の股間に貌を近づけると、赤毛を耳後ろに
掻きあげて、赫い舌で小さくなったペニスを掬い取った。無防備になった獣が女によって
癒されていくイメージが拡がって、むくむくとペニスが膨らみ始める。真由美のシャギーの
赤毛の頭が厭らしく、くなくなと蠢いて、このまま真由美の頭を掴んで咽喉を突きたいという
衝動が込み上げてきていた。
俺の後ろに付いていた手は、ぎゅっとシーツを握り締めている。膨らんだペニスをゆっくり
吐き出すと肉茎に舌をねっとりと這わせてから亀頭の溝を舌先でくすぐる。
「いいよ」
「え?」
「頭を掴んでぐいぐいしてもいいよ。そういうの、慣れてるから」
 最後の言葉の後、真由美は淋しそうに笑ったような気がした。
382名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:16 ID:8dkxsUnV
天秤宮5

「カップめんでいい?」
「わたしがとってくるから、ここにいて」
 後始末をした真由美は脱いだスリーブシャツをもういちど着ると、キッチンへ
歩いていった。しゃがんでカップめんを探しているその姿にまたドキッとしていた。
裾からにょきっと白い太腿が出ていて、勃起しそうだ。真由美は見つけたらしく
両手にもって立ち上がる。見えそうで見えない。チラッとだけ叢が見えたような。
真由美はポットのお湯を注いでこっちへとやって来る。
「ねえ、勃ってるけど、どうして?」
 真由美がにやにやしていた。
「へ?あ……」
 素っ裸じゃ間抜けだからトランクスとシャツを着た。
「裸でいいのに」
「バ、バカ」
「はい、これ」
「あ、ありがとう」
「食べたら、またしょう」
「え?」
「せっくすよ」
「ああ……」
「ほんとうに、どうしたの?」
「てっきり裸のままで行くのかと思ってたから、びっくりした」
「ふふっ。失礼なんだね」
383名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:17 ID:8dkxsUnV
天秤宮6

「ご、ごめん」
「べつにいいよ。気にしてないから。さっ、食べよう」
「ああ」
「そのかわり、たっぷりと貰うからね。覚悟しといてよ」
 真由美が愉しそうに笑った。食べた後、ベッドで真由美の躰をもういちど抱きしめた。
何度でも抱けるような気がしていた。なんで、こんなに愛しくかんじるんだろう。
ペニスに貫かれてかわいらしく歔く真由美。躰がぐぐっと弓状に反りあがって喚いている。
ティナとティムに聞えちゃうよ。両腕が背中に廻されて真由美の躰がしっかりと密着する。
「はっ、はっ、はっ、な、膣内を掻き回して……おねがいいいッ!」
 腰を廻し始めると、真由美は貪婪にペニスを求めて腰を廻し始める。
「いいっ、いいよ、もっと、もっと、もっと突いてえぇええッ!」


 或る日の放課後、静香先生と真由美が話をしていた。いっしょに下校しようと誘ったら
今日はちょっと用事があるからと断られていた。一人で帰ろうと思っていたら、一階の
保健室から真由美の怒鳴り声が聞えてきた。
「先生には関係ないでしょう!わたしのプライベートなことに口を挟んでは欲しく
ないです!」
「不特定多数の男たちとセックスして本当に愉しいの!」
「ええ、愉しんでます!愉しんで、愉しんでます!」
「いいかげんにしなさい!あなたは愛されることに陶酔しているだけよ!」
「真由美が可哀相過ぎます!」
 俺は堪らずドアを開けて中に入ってしまっていた。静香先生は、突然乱入してきた俺に
驚いていたが、別のことでショックを受けているみたいだった。真由美は泣き出していて
保健室を飛び出していってしまった。
384名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:18 ID:8dkxsUnV
天秤宮7

「早く、追いかけて!」
「ごめん、静香先生」
 俺はそれだけ言うと保健室を飛び出して真由美の後を追った。グランドのところで真由美の
手を掴まえる。
「なにすんのよ!離してよ!離しなさいよ!」
 真由美の平手が飛んできてまともに入って大きな音がした。それでも、俺は真由美を
握った手を離さないでじっとしていた。
「気が済んだか」
 練習していた美雪がなにごとかと俺たちを見ていた。
「わたし、サセコって言われたのよ」
「静香先生がそんなことを言ったのか……」
「ヒロシ」
 俺は苦虫を潰したような貌をしていたのかもしれない。そいつへの怒りと嫉妬が
渦巻いていた。
「どう思う……?わたし、サセコなのかな……」
 俺は応えられなかった。見えないよと言いたかったけれど、正直なにがなんだか判らなく
なっていた。
「俺だけじゃダメなのか……?」
「あんただって、瑞穂とか麗子とか他の女に目がいくんでしょ。どこが違うのよ」
「おれは、お前みたいに寝てなんかいないよ」
 終わった。
「目で犯しているようなもんじゃないの!」
385名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:19 ID:8dkxsUnV
天秤宮8

「わるかった……」
 でも、真由美には俺だけを見ていて欲しかった。
「イヤ。わたし帰る」
 繋いだ手と手が滑って指が離れていった。俺はまるでスローモーションを見ているような
感覚に捉われていた。真由美は泣きながら、さよならと言って校門を出て行った。
「先輩はさ、いつも詰めが甘いんだよ」
 美雪が近づいてきて判ったようなことを言ってきた。
「み、美雪ちゃん……」
 傍にいた愛が咎めるふう。俺は心配してくれているだろう下級生に怒りをぶちまけていた。
「わかったようなこと言うなッ!」
 ふたりはびくんとして棒立ちになっていた。
「ごめん。悪かった。ごめんな愛」
 俺はまた、校舎にもどって静香先生のところへ行った。
「こら!なんで愛にだけ謝って、わたしには謝んないのよ!」
「美雪ちゃんがあんなことを言うからだよ」
「愛……」
「なに?」

 俺は保健室のドアをノックした。
「どうぞ」
「真由美さん、捕まえられなかったのね」
「先生、いったい真由美にいったいなにをいったんですか」
「注意したかったんだけれど、感情的になってつい怒ってしまったの」
「いや、そういうことじゃなくて……」
386名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:19 ID:8dkxsUnV
天秤宮9

「セックスのことよ。彼女の親御さんたち共働きでしょ。ずっとおばあちゃん子で育ったのよ」
「うん」
 そういうことだったのか。見覚えのある真由美のやさしい風景。
「淋しかったのよ。だから人のぬくもりが恋しいの。絶えず無いと不安なのよ」
「それ、真由美にはっきりと言っちゃったの!」
「ほんとにごめんなさい!」
 静香先生は俺に手を合わせて拝むように謝っていた。
「俺に謝ってもね……」
「でも、うらやましいな。真由美さんのこと好きなんでしょ」
「静香先生……」
「なに?」
「真由美にさよならって言われた」
「ええぇッ!」


それから、一週間経った日。路地裏のいかがわしい店に、真由美がいた。ゲーセンで憂さ
晴らしした帰り、近道としてたまたまそこを通ったところで真由美に出くわした。
「おまえ、こんなところでなにやってんだ!」
「……」
「黙ってないで、喋れよ」
「あんたには、関係ないだろ!」
「よせよ。こんなこと!」
「わかりもしないで、決めつけんなよ!」
「なんで、関係ないんだよ!」
「わたしたち別れたんだよ。それに、これは、私の問題だからね」
387名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:20 ID:8dkxsUnV
天秤宮10

「俺の問題でもある」
「な、なによ!」
「今でも好きなんだよ。文句あるか!」
「あんたもいっしょよ。他の男みたく、私を縛りたいんでしょ!」
「ああ、縛っておきたいよ。好きなんだから、他の男になんか抱かせたくなんかないよ」
「わたし、サセコだよ。それでもいいの。街を歩いていたら、知っている顔に逢って
迷惑かけるよ」
 真由美の口調が突然しおらしくなっていた。
「好きなんだから、いっぱい迷惑かけろよ。それで、いいじゃんか。俺じゃあ頼りないか」
「ばか……。ばか、ばか、ばか、ばか!」
 真由美は泣いていた。
「俺はバカだけど、お前を好きになったことはまちがいなんかじゃないぜ。自信をもって
言い切れる」
「あんたは、大バカヤローよ!」
 真由美はそう言い放って、手を振り解いてネオン街に消えていった。俺は追いかけて
いって手を掴みかけたのに、手が滑って真由美は人ごみのなかに紛れていった。
その後どこをどう歩いて帰ったのか覚えていない。自販機で缶ビールを三本くらい飲んで
いたから。寮に付いたのは一時頃だった。頭がガンガンしていた。静香先生見逃してくれた
のかな。階段を昇ったら、俺の扉の前でぽつんと座っている女の子がいた。
「ま、真由美!」
「だ、だめだよ。大きな声出したりしちゃ」
「大きな声もなにも、心配してたんだぞ」
388名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:21 ID:8dkxsUnV
天秤宮11

「ねえ、ほんとうにこんなわたしでもいいの」
「もう、言うなって。お前が他の男が好きでも、俺はおまえだけが好きだから」
「あんたは、ほんとに大バカよ……。あっ、お酒飲んだんだね」
 真由美の腕が俺の首に巻きついて、耳元でやさしく囁く。
「わたしをだいてください」
(わたしもあなただけだから)

部屋に入るなり、俺は真由美の躰を力いっぱいに抱きしめる。俺だけが真由美を
愛していればそれでいい、そう思うことで不安は消えていた。真由美と俺はお互いの
着ているものを躰を弄りながら脱がしていた。真由美はインナーだけの姿になっていた。
シルクのキャミソールとタップパンツのゆったりとした肢体に真由美の躰のラインが
悩ましかった。
「すごいよ。もうコチコチになってる」
「真由美のことが好きなんだよ」
「嬉しい」
 真由美の肩に唇を付けてストラップを滑り落とす。
「わたし、静香先生に見透かされたようでパニクってたんだ」
「先生謝ってたよ」
 真由美の鎖骨に俺は唇を這わす。
「ああ……。き、気持ちいいよ。もっと、もっと、気持ちよくして……」
 キャミソールは落ちて、真由美のカタチのよい乳房が現れる。それを下から包み込む
ようにしてやさしく揉む。
389名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:23 ID:8dkxsUnV
天秤宮12(最終話)

「わ、わたしね、人に弱みを見せるのはイヤだった。でも、あなたなら、あなたらそれが
できるかもしれない。あなたにいっぱい、迷惑かけられるかもしれない。自分を曝け出せる」
「甘えてよ。もっと甘えて」
「うん、うん、わたしはじめてだから。こんなに好きになったの、あっ、あん、
はあん、はあ……」
真由美の裸身を抱きかかえて、ベッドに運んでいく。ベッドに真由美を横たえると両手を
拡げて俺を迎えてくれた。
「今日は、たっぷりと愉しむからね」
 真由美が涙声で俺の耳元に熱く囁いた。
「だから、なんどでもなんどでもわたしの膣内(なか)で往ってね。おねがい」
「いいけど、あんまり大きな声出すなよ」
 真由美の裸身に唇を這わす。
「少しくらいなら許してくれるかもよ」
「どういうこと?」
「帰ってくるまで静香先生のところにいたんだ」
「じゃあ、知ってるの!明日、どういう顔して静香先生を見ればいいのさ」
「さっき、いっぱい迷惑かけるっていったでしょ」
「た、確かに」
「なら、いいじゃないの、ねっ。あっ、ああ……。いっぱいに、拡がってるのわかるよ、
わかるようッ!」
 真由美の膣内にゆっくりとペニスを挿入する。俺のペニスは真由美の温かさにやさしく
包まれていった。
「ねえ、動いてよ!もっと動いてよ!」
 真由美が腰を動かして俺の躰を揺さぶる。
「うぷっ、き、気持ち悪りいんだ」
「もう、このバカァアアッ!」
390名無しさん@ピンキー:03/02/25 00:35 ID:8dkxsUnV
388 肢体・・・姿態の間違いでした。すみません。
391名無しさん@ピンキー:03/02/26 00:59 ID:sOm2UOH9
>390
真由美キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
後味爽やかテイストで良かったです。
次は静香センセイものをリクしてみたり・・・ハァハァ(;´д`)
ともかく乙でした。
392名無しさん@ピンキー:03/02/26 02:04 ID:LuRXZD44
いや、真歩子タンを希望しますw
393名無しさん@ピンキー:03/02/26 06:45 ID:WNlC2gYN
ま〇こはいい・・・可愛いよ。
394名無しさん@ピンキー:03/02/28 00:00 ID:/kCdAaru
ほしぃ
395名無しさん@ピンキー:03/02/28 00:27 ID:Kp7NHQwZ
>390
なんかいい話で、ほのぼのしますた。
真由美ちゃんは攻略してないんだけど、ひさしぶりにやってみっかなぁ。
396名無しさん@ピンキー:03/02/28 05:28 ID:p94mw/Pc
真由美は汚れ役的印象があるのでちょっと・・
397名無しさん@ピンキー:03/02/28 05:46 ID:TgLWI8YH
>396
だからさあ「誰か○○書いて」とかって要望ならいいけど、そういう不満を何故わざわざ書くかなあ。。。
自分がハァハァできないならスルーすればいいじゃん。
398名無しさん@ピンキー:03/02/28 20:40 ID:l6ax+hdJ
真由美はすごく可愛いですよ。
ただ、俺的にはもっと濃厚ぇちしーんが欲しかったというか・・・。
あ、ゲーム中の話ね。
399名無しさん@ピンキー:03/02/28 23:28 ID:+203bKwx
>>397
ごめんよ。本当にそう。ただ描ける人だったので、瑞穂とか真歩子とか、
読んでみたかったんだ・・・
400名無しさん@ピンキー:03/03/01 00:32 ID:GiUb7rLc
>399
まあ反省してるみたいだからきつくは言わんが。
それだったら「今度は真歩子か瑞穂書いて〜」って言えばよかったんだよ。
401名無しさん@ピンキー:03/03/01 01:10 ID:GFnI7YIr
─┼─┐─┼─  /  ,.          `゙''‐、_\ | / /
  │  │─┼─ /| _,.イ,,.ィ'    ─────‐‐‐  * ←>>400
  │  |  │     |  |  | イン ,'´ ̄`※   // | \
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               __/}   `く((/  ./   |
      ,. ,. -‐===‐-`つ/ ,.イ    // ))  /   ∵|:・.
    〃〃〃〃     / /ミノ__  /´('´   /   .∴・|∵’
ヽ_I__I__I__I__I_I     __∠_/ ,∠∠_/゙〈ミ、、
ー{____,,.二二二二) ノ く{ヽ、/ ゙Y} ゙
 /I I I I I I    `^^'    \ !  }'
                   ,'  /
402名無しさん@ピンキー:03/03/03 02:56 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人1

  トオルくんが部屋に入ってきた時、わたしは声を出して机に顔を伏せて泣いていて、
声を掛けられるまでまったく気が付かないでいた。
「三月先生……」
 わたしはびくっとして泣き腫らした顔を上げていた。窓ガラスを烈しく雨が叩き、まだ
昼過ぎだというのに夜のような日に。
「どうされたんですか?三月先生……」
 顔が火照ってくるのがありありと分かった。心配してくれるのはありがたいが、わたしは
トオルくんには微かに怒りを込めて言い放ってしまう。
「な、何の用なの!」
「いや、三月先生、何しているかなあって、来てみたら……」
 トオルくんのやさしい声が躰に響いて来る。
「言わないで!」
 つい、わたしは語気を荒げてしまっていた。
「ごめん」
 彼がしゅんとなるのを見て、慌ててフォローをする。
「かっこ悪いところ見せちゃったわね」
「先生、ほんとうに、だいじょうぶなの?」
「ええ、泣いてすっきりしたから」
「ほんとに?」
「だいじょうぶなんかじゃないわ……」
 わたしは、トオルくんの躰にしがみ付くと、そのままふたりして床に転がった。
感情のバランスが壊れてしまい、来てくれたいつものトオルくんという温かな日常にすがって
小娘のように泣きじゃくる。
403名無しさん@ピンキー:03/03/03 02:58 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人2

押し倒された彼は、肩に手をあててわたしを引き剥がしに掛かるが、思い直してわたしの
背中に手を廻すと黙って撫で擦ってくれていた。暫らくして落ち着きを取り戻した頃、
わたしはトオルくんの胸板から上体を起こして、泣き腫らした赫い瞳を隠しもしないで
彼を真直ぐに見ていた。
「三月せんせい……」
「抱いて」
「三月先生……!」
 わたしは、なにもかも壊したい衝動に駆られて、トオルくんにすがり付いてゆく。
トオルくんの瞳はもちろん、とまどいでいっぱいになって、驚きの瞳でわたしを見つめる。
「抱いて、わたしを抱いてちょうだい!」
 わたしはもういちど、トオルくんにハッキリと願い出た。
「先生……」
「せんせいって言わないで!」
「俺、そんなこと出来ません。弱みに付け込むようなことなんか」
 わたしは彼の瞳をじっと見ていたら、涙がまた止めどなく溢れてトオルくんの顔に雨を
降らせてしまう。惨めな気持ちでいっぱいになっていた。これでいいと思った。もう、
なにもかもぶち壊したかった。わたしの長い髪がトオルくんに向って垂れている。彼が紡いで
くれたやさしいなにげない日常までもわたしは切り離そうとしている。
けれど、長い髪がトオルくんに向かって垂れて絡みついているのを見ていると青年は
蜘蛛の巣に掛かったわたしの獲物のよう。一瞬そう映っていた。
404名無しさん@ピンキー:03/03/03 02:58 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人3

「先生、彼とセックスしてないの?」
 突然の予想していなかったトオルくんの質問がわたしを現実に引き戻していた。
「えっ?」
 恋人の残像が頭を過ぎる。仕事のすれ違いという、ありきたりのことが哀しかった。だから、
だから気持ちを求めて重い女と思われるのもイヤだったし、それを理由に嫌われるのはもっと
困る。そんなことを考え始めた頃からどことなくおかしく、ぎこちなくなって袋小路に迷い
込んでしまっていた。だから、セックスも……。
「三月先生、ほんとに……」
「トオルくん、わたしを抱いて。外の非常階段のところでわたしを抱いてくれないかしら」
「抱いてくれないんですか?」
 また聞いてくる。
「そのことは、聞かないで」
「雨に濡れちゃいますよ」
「構わないわ。わたしをこわして」
「こわす?」
「そう、トオルくんにこわしてほしい……なにもかも」
 彼は、わたしの言わんとしていることが理解できたのだろうか。長い髪を耳後ろに掻きあげる
仕草をして彼の唇にそっと口吻をする。わたしは唇を離して、上体を起こしてとまどっている
彼の手を引っ張って引き起こした。
「いまのこと、忘れて……」
「ほんきなんですか」
 わたしは立ち上がると、保健室の照明のスイッチをカチッと落すと、薄暗い闇がやさしく
拡がっていった。教え子の生徒を誘惑しているというのに、どうしてこうも安らいでいられるのか、
不思議なくらい。
405名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:01 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人4


「三月先生はどちらが望みなんですか」
「もういちど、言うわね。抱いて、わたしをめちゃくちゃにこわして、トオルくん」
 大きな雷鳴がして、保健室が閃光で一瞬明るくなった。
「……」
こわしてと言っておきながら勝手な女だ。トオルくんは私の手を強く握って保健室を出ると、
1年A組側の方に黙って引っ張っていって外の非常階段の扉のノブのロックを上げる。
コンクリートの階段は雨で濡れていた。
「ねえ、トオルくん。すこし痛いわ」
わたしを握り締めている手が痛い。そして、もういちど確認するかのようにトオルくんは私の
顔を見つめてくる。
「いいんですか、ほんとうに」
 本来なら年上のわたしが言うべきことなのかもしれない。まちがいなく。しかし、いまは
無性に人肌恋しくてどうしようもなく、誰かに慰めてもらいたかった。このやるせない気持ちを
トオルくんにこわしてもらいたかった。
恋人との関係がどことなく噛み合っていないことはわかっていたのに、その小さな摩擦が
次第にとんでもなく大きくなっていたと気づいた頃には修復は無理だった。わたしはなんとか
なると気楽に構えていたところがあったのかもしれない。だって熱く愛し合った仲なの
だから……。
わたしは気づこうとしなかっただけなのかもしれない。真実を見たくなかっただけ。
きっとそうに違いない。恋人と別れた訳は、学生時代からビジョンが変って
いたことにあった。彼はわたしを家庭に閉じ込めておきたかったみたいだ。そして、
もうひとつ、彼はわたしを所有した気でいた。最初のうちはそれでもよいとさえ思っていた。
ゆくゆくは、彼の妻になってという夢を思い描いていたのだから。
406名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:03 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人5


雨に濡れる仔猫みたく淋しさにわたしは顫えていた。メチャクチャにして欲しかったのは、
トオルくんにだけ。

「おい、どうしたんだ?」
「えっ」
「えっ、じゃないだろう。なんか、デートしていても上の空みたいな感じだぞ」
「ごめんなさい」
わたしはその時、トオルくんが可愛らしい彼女とデートしているのをじっと見ていた。
街で見かけた偶然の風景だったけれど、なぜこれほど気に掛かるのかはっきりとした理由は
分からない。その訳も確かめてみたかった。

抱かれるなら、べつにトイレでもどこでも構いやしない。教室でさえも。烈しく抱かれて、
衝きあげられて、昔の恋人の貌を忘れさせてほしかった。たとえ一瞬だけだったとしても。
ドアが開くと外は滝のように雨が降っている。横殴りの雨で階段に出てしまえば、衣服の
ずぶ濡れは免れない。わたしはそれでいい。でも、彼はそれでも構わないのだろうか。彼を
利用するこんなわたしを本当に抱きたいのだろうか。
踊り場から階段を伝って雨水が烈しく流れてきていた。トオルくんはわたしの手を強く
握って踊り場へと行くと真直ぐな眼差しでわたしを見つめる。わたしはドキッとした。
恋人がかつてもっていた熱いその眼差しそのものだったから。わたしのなかでバランスが
どんどん音を立てて崩れていく。青年の貌が閃光に照らされ、微かにふるえるトオルくんの
手が私の頬にふれ、熱情がとくんとくんとやさしく流れ降りてくる。
技巧なんかじゃない、しゃにむにわたしへと感情をぶつけて唇を擦り付けてきた。わたしも
トオルくんの貌を見つめて頬を包み込むように挟み込む。秋の嵐にふたりの洩らす熱い吐息が
白かった。
407名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:04 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人6


「はあ、はあ、はあ……。そう、もっとよ!もっと!」
わたしが離した唇にトオルくんは貪りつくように唇を擦り付け唾液を啜る。それは、わたし
自身の内なる声。獣、牝豚、淫乱と、ありとあらゆる罵声が心のなかで鳴り響く。
「はあ、はあ、あぁああ……」
トオルくんの唇が今度はわたしの耳を捉えて舌でやさしく舐め回してから、甘咬みを
仕掛けてくる。
「ねえ、どこで、そんなこと覚えたの……ねえ……トオルくんたら……」
  叩くような雨がコンクリートにあたってしぶいて、ふたりを濡らした。トオルくんの
髪は濡れて額に頬にへばりついて、もちろん、わたしの髪もずぶ濡れになっている。
「わたしをめちゃくちゃにして!あなたのペニスでわたしを衝きあげて、今この場所でわたしを
殺して頂戴!」
 刹那的にわたしは、物騒なことを口にした。外の土砂降りの雨と余りもの寒さがそうさせたの
かもしれない。わたしは火照る頬をトオルくんの頬に擦り付けて叫んでいた。そのわたしの
声は雨音が掻き消していた。
 トオルくんの手が黒いスカートを捲くって、ベージュのストッキングに覆われた太腿を撫で
擦っていた。ふたりの白い吐く息が混じっては消え、なんどもそれを繰り返す。躰は寒さで
凍えているのにトオルくんの抱擁がわたしを暖めてくれる。彼の鼓動の速まりがとくんとくんと
聞えてきた。わたしのも聞えるかしら、トオルくん?
「む、胸も、おねがい……」
 トオルくんの手がレースのストッパーの上の腿の内側をやさしく撫で擦る。
408名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:05 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人7

「どうしたらいい?」
(内腿の付け根を弄ってちょうだい!トオルくん!)
「乳房を揉んで、ああ……」
「乳房じゃなくて、なんて言うの?」
「オ、オッパイを鷲掴みにしてえぇええッ!」
 言葉に反して、彼の手がやさしく乳房を弄り始める。
「三月先生、ちゃんと言えたね」
「言わないで、いわないで……トオルくん……堪忍」
「じゃあ、なんて呼べばいいの?」
「しずか、静香でいいから。そう呼びつけてぇッ!んあっ」
 そう、名前でトオルくんに呼びつけて欲しい、わたしはそう願っていた。
「静香、静香、静香……せんせい」
 わたしは、コンクリートの壁に背を委ねて彼の愛撫を受け、両手は背中から尻へと滑って
彼の屹立に掛かったときに青ざめてしまった。
「ごめんなさい、トオルくん」
「静香、どうして謝るの?」
「だ、だって……」
 彼のペニスは勃起していなかった。わたしは陶酔から一転して、全身にこの土砂降りの
秋の雨に打たれている気分に陥っていた。トオルくんを置き去りにして自分だけが熱くなって
先走っていた。
「俺が勃ってないから。勃ってなくてもセックスは出来るよ。それに、大切なのは俺が
三月先生のことが好きなことだから。だめ?」
409名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:06 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人8

「ダメなんかじゃない、ダメなんかじゃあ……」
 わたしが無茶なことを願い出たことがプレッシャーになっていたんだ。それでも、
トオルくんは保健室から泣いていたわたしの手を引っ張って連れ出してくれた。それだけで、
わたしの躰は濡れている。すぐにわたしは彼に跪いてベルトに手を掛けた。
「三月先生、白衣が汚れちゃうよ」
「静香……!」
「膝だってコンクリートで冷たいでしょ……。いいよ、しなくとも。俺がしてあげるからさ」
 わたしは貌を振ってズボンを引き下ろしながら、彼を仰ぎ見る。トオルくんの手が白衣に
掛かってそれを脱がしに掛かる。
「待って、いまトランクスを下げるから」
 彼のペニスはまだ膨らんではいなかった。わたしは垂れ下がっているペニスに顔を近づけて
亀頭を舌で受けると掬うようにして、ゆっくりと厭らしく口へと含む。
「ああっ」
 トオルくんの悦ぶ声が聞える。わたしは彼の腰に手を添えないで白衣を脱ぎ捨てた。彼は
それを受け取るとコンクリートの柵にそれを掛け、その白衣は雨水を吸って、ピュアホワイト
がみるみるうちに鼠色へと変る。それは、わたしの女の闇なのだろうか。
トオルくんのペニスの逞しくなった姿を想像していたら、白衣の袖から抜けないままに腕を
拘束されて、雨に濡れるコンクリートの踊り場で彼に汚れているショーツを脱がされないで
滾るペニスを横から突き立て、熱情のまま無理やり犯される白昼夢を雷鳴のなかでわたしは
垣間見た。閃光のように。はやく蘇って、あなたの逞しいペニスでわたしを突き刺してと
叫びたかった。
410名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:07 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人9

刹那的にわたしのなかで欲望が膨れ上がってゆく。傷を獣がいたわるように舐めて欲しい。
隅々までもやさしくして欲しい。そして今度は性欲の塊と化して、お互いの熱情をぶつけ
あって跡形もなく燃え尽きたいとも願っている。自分の始末は考えていたけれど、
彼の想いにまでは気が廻っていなかった。口のなかのペニスは穢れなき小さい獣といった
風情に陥っている。
(どうして!どうして!どうしてなのッ!)
ペニスを包み込むように舌で愛撫しながら、唇では挟みこむようにして扱きながら貌を
懸命に揺らす。それでもトオルくんは勃起を見せずわたしは焦っていった。時がわたしを
嗤って、やがて焦りが恋人を失ったときの感情を揺り戻し、瞑っていた眦から涙が溢れて
こぼれ落ちる。
「ごめん、静香……せんせい」
 彼のペニスを咥え込んだまま貌を横に振る。トオルくんの声にまた、わたしは頬を濡らして
しまう。
「もう、いいから!俺のを吐き出してよ!」
 わたしは、親に叱られた少女のように躰をびくんと顫わせていた。わたしの貌は涙と雨で
ぐちゃぐちゃになっていただろう。
 トオルくんは、わたしの顫える両肩を掴んで引き上げる。そんな容貌を年下の男の子に
見られたくはなかった。
「真直ぐに俺を見てよ!静香先生!」
「は、はい」
わたしはトオルくんに叱られてどぎまぎしてしまっていた。
「静香先生は俺に抱かれたら、学長に辞表を出すつもりなんだろ!そうなんだろ!
ちゃんと答えろよ!」
 トオルくんの両手が醜くなっているだろうわたしの貌を挟んで詰問する。
411名無しさん@ピンキー:03/03/03 03:08 ID:raknRqjB
雨に濡れた恋人10

「え、ええ……」
「ええじゃないだろ!俺が静香先生が好きなこと知ってるだろ!そんなのあんまりだよ!」
 わたしは涙で彼の顔が霞んで来ていた。
「目を逸らすな、静香!先生の傷ぐらい、いつでも舐めてやるよ!でも、壊れたいなんて
言うなよ!頼むから言わないでよ……」
 嗚咽していたトオルくんは、ペニスをしゃぶってだらしなく唾液を垂らしていた唇に
涙で辛くなったキッスをしてくれた。
「辞めるなんて言うなよ。俺、玩具でもいいからさ」
 哀しいことをサラッと青年は言う。わたしがここまで彼を追い込んでいたのだ。
「ええ」
「どっちなんだよ!はっきり言わないと判んなくなっちゃうだろ!」
「わたしは辞めません」
 そう言ってわたしは彼の首筋に抱きついてしな垂れかかって、トオルくんはよろめいて
コンクリートに尻餅をついてしまう。ふたりして泣きながら笑っていた。トオルくんは
わたしの濡れた髪をやさしくなでながら耳元で囁いてくれた。
「好きだ、静香」
「わたしも好きです」
 そのときの言葉は浮ついた気持ちでは決してなかった。ただ、ほんとうにこの人ならと
思うようになったのは慎二君が倒れて入院したときに、見舞いで鉢合わせした頃から
なのかもしれない。いまとなっては、とるにたらないことだけれど。
 そのあとは、結局のところ階段では出来ずじまいで、わたしの部屋で帰るなり玄関で
湯舟で、そしてベッドで心から愛し合うことができたわ。そのことは、ひ・み・つ、
だって言うでしょう。秘め事って。
412名無しさん@ピンキー:03/03/04 22:05 ID:uLDKN999
静香先生もなかなか(・∀・)イイ!
413名無しさん@ピンキー:03/03/06 10:46 ID:wjt7Dgcc
久しぶりに来たら、先生来てたーーー!
414名無しさん@ピンキー:03/03/06 23:14 ID:mxYc0BIv
センセェ・・・・・・ハァハァ(;´д`)
415名無しさん@ピンキー:03/03/06 23:52 ID:d1JVQKVC
・・・そろそろ1さまの書き込みがありそうな気配ですね・・・
416名無しさん@ピンキー:03/03/07 07:56 ID:fssoARM1
職人志望氏の友美編もそろそろありそう・・・
417名無しさん@ピンキー:03/03/08 20:41 ID:2d7LfFBg
けっ
418名無しさん@ピンキー:03/03/08 23:10 ID:uTRch+dn
419名無しさん@ピンキー:03/03/09 00:37 ID:uizWcOvM
今週はホワイトデーだし、何かいいこともあるさ。
みんな元気だそうぜ。
420名無しさん@ピンキー:03/03/09 22:32 ID:e0dsJiQw
おまいら期待ばっかしてないで
クソみたいのでもイイから自分で書こうとは思わんのか?

俺は思わんがw
421にせ1さま:03/03/10 00:18 ID:B4znwad4

「え?視聴覚室?」
「周りに人がいたら瑞穂ちゃんも話にくいだろう。」
「でも・・・」

もちろん稔にはどうやって瑞穂をものにしようかということしか頭になかった。
悩みを聞いてあげるという大義名分の影に、稔の飢えたオオカミの本性が隠れて
いることを瑞穂はまだ知らない。
少し戸惑いながらも稔の言われるままに、誰もいない放課後の視聴覚室の中に
瑞穂は入ってしまうのあった。

(カチャリ。)

瑞穂に気づかれないように稔はそっと視聴覚室のドアを閉めた。
422名無しさん@ピンキー:03/03/10 00:57 ID:NwcPq+6b
悪気はないのかもしれんが、人が考えてた展開をかっさらうのはどうかと思うぞ。
その後じゃ1氏も書きにくいだろう。
423名無しさん@ピンキー:03/03/10 01:37 ID:Mi4gn2Z9
同級生1の舞と健一のSSがいいなあ
以前、どこかで連載してたんだが、途中でおわってしまった。
424名無しさん@ピンキー:03/03/10 01:37 ID:Mi4gn2Z9
健一じゃねえ健二だ
425名無しさん@ピンキー:03/03/10 12:36 ID:T6BosPQV
健児という説もあるな。
誰かマタローで書かないかなw
426名無しさん@ピンキー:03/03/10 23:04 ID:A+o/QdVS
ティム×瑞穂も面白いんじゃないか?
あいつどんなやつなんだ
427名無しさん@ピンキー:03/03/10 23:38 ID:A+o/QdVS
そろそろ上げ
428名無しさん@ピンキー:03/03/12 19:57 ID:ed/uhYpp
寂れたね…
429山崎渉:03/03/13 17:39 ID:OxWLo+tw
(^^)
430名無しさん@ピンキー:03/03/13 23:15 ID:0sfRrj8K
またお前か?まあこんなやつでもスレッド保守に役立っていると思えばいいのかな。
431名無しさん@ピンキー:03/03/15 16:28 ID:HUaxkqIF
しゅ
432名無しさん@ピンキー:03/03/15 19:24 ID:OKU0tX4M
433名無しさん@ピンキー:03/03/17 10:13 ID:zmdu2Pm1
はあはあ
434一発いく?:03/03/18 17:08 ID:Mi65Em3C
age
435職人志望:03/03/18 23:22 ID:Xwb3XnVV
(337からの続きです。ほんのチョコっとだけ。スンマセン)

……賑やかな団体客に続いてバスを降り、その温泉旅館の前に立った時。
(……とうとう、来てしまった)
と、内心に呟いたのは、友美ではなく芳樹の方だった。
細い目には、臆病な色が揺れる。
しかし、立ち竦む芳樹を尻目に、小さな荷物を提げた友美は躊躇いなく足を踏み出して。
「……どうしたの?」
動こうとしない芳樹に、怪訝そうに声をかけた。
「行きましょう」
「う、うん」
促されれば、芳樹も重い足を運ばざるをえない。
この、ひどく不釣合いに見えるカップルの、主導権を握っているのは、
美しい少女の方だった。いまでは。

残雪を踏みしめてエントランスへと向かう友美の足取りには迷いがなく。
その横顔は、冷たく引き締まって。
芳樹には、その瞳にこもる感情の性質が掴めない。だから、不安になる。
やはり、同行を許したのは間違いであったかと、改めて後悔の念がわいた。
すっかり自分を子分扱いしている蛙田からの呼び出し。
そもそも、芳樹としては気乗りがしなかった。
436職人志望:03/03/18 23:23 ID:Xwb3XnVV
山中の温泉地で繰り広げられるだろう痴情の光景を見ることにも、
さほど気を引かれなかった。
それより、一泊二日を拘束されて、友美と逢えないことのほうが辛かった。
しかし、蛙田には共犯者としての負い目があり、念を押されて持参した新型のカメラも、
その悪事に手を貸した謝礼で購入したという義理があって、断れなかった。
そんな忸怩たる思いのせいもあったろう。遠出の理由を友美から訊かれたときに、
つい口を滑らせてしまった。
その途端、友美の眼の色が変わった。
自分も同行すると、強硬に主張してきかなかった。
意外だった。むしろ、そんな場所には絶対に行きたくないと考えるだろうと思ったから。
芳樹にしても、友美を連れていくなど、考えもしないことだった。
しかし、友美は頑として譲らず。
現在の芳樹は、友美の意志には逆らうことは出来ない。そういう関係になってしまっている。
最後の望みをかけて、スポンサーである蛙田に連絡してみた。
しかし、返答は半ば予期した通りで。
『面白いじゃねえか』
その一言で決まってしまった。
そうして、ふたりはこの朝、バスで八十八町を出発したのだった。
437職人志望:03/03/18 23:24 ID:Xwb3XnVV
仲居に案内された部屋は、ごく普通の格式の和室だった。
ふたりで泊まるには充分な部屋だったが。蛙田の贅沢趣味を知っている芳樹には、
少しアテが外れた気がした。
仲居が去り、ふたりきりになると、しばし沈黙がとざした。
大きな卓を挟んで友美と対峙した芳樹は、なんとも落ち着かない気分で、
つい正座してしまった尻をモゾつかせた。
友美は、室内や窓からの景色を見まわしていたが。
やがて、視線を芳樹に合わせて、
「……私、男のひととふたりきりで旅行するのは初めて」
今ごろ、思い至ったかのようにそう言った。
「ぼ、僕も初めてだよ。女の子と、ふたりきりで旅行するのは」
慌てて、芳樹が追従する。こちらは、まったく言うまでもないようなことだったが。
とにかくも、芳樹はホッと安堵の息をついた。
出発以来、ほとんど口を開かず、自分の世界に入りこんでいた友美が、
ようやく自分に意識を向けてくれたからだ。
張り詰めていた空気も、いくぶん和らいだ気がする。
「お茶、入れるわね」
しとやかな所作で、茶をいれる友美の手の動きに芳樹は見惚れて。
どうぞ、と差し出された熱い湯呑を、照れくさい思いで受け取って。
「美味しいよ」
一口ふくんで、やけに熱心に言った。実際、さほど高級ではないはずの
煎茶が、極上の甘露と感じられたから。
そんな芳樹に、フッと柔らかな笑みをかけて。
自分も上品に湯呑を口に運んだ友美は、またすぐに沈思の中へ入ってしまったけれども。
それでも芳樹は、この穏やかなひとときに幸福を感じて。
(悪くないなあ……)
げんきんに、この旅への心象を変えてしまったのは、彼らしい単純さのあらわれではあったろう。

              (つづく)
438職人志望:03/03/18 23:25 ID:Xwb3XnVV
すんません。こんなに間隔が空いたくせに、こんだけです。
生活が変わって、ホントに時間がなくなってしまって……。
とにかく、一応の終わりまで書く気だけはあるという。
チョコチョコとなら、書いていけそうなんで……。
ホント、勝手ばかりで、申し訳ないんすが。
439名無しさん@ピンキー:03/03/19 01:12 ID:Y+sOFPTp
久しぶりに
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
440名無しさん@ピンキー:03/03/19 02:35 ID:YZfqZadx
>438
久しぶりの続編ですが、友美が積極的に自分から来るとは!
意外性があって、続きの展開が楽しみっす。

描写が細かくキャラが経ってる分、
その人物からすこしはずれた意外性のある行動が
より引き立ってますねぇ。
441名無さん@ピンキー:03/03/19 09:21 ID:Fm19uJr6
職人志望様、お忙しい所ご苦労様ですw

もう来て頂けないのかと心配してました。
少しずつでいいので頑張ってくだされ。
442名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:49 ID:gkChKTM9
ご苦労様です。

ところで友美の本編の性格ってエロエロと潔癖と思い込みの激しさがまじりあっていたのかなーと今になって思う。
蛭田がセーヴしたためよくわからん感じになったが。
中身は美穂や愛の系統の女の子女の子した型だった気がしてならん。
443名無しさん@ピンキー :03/03/19 20:12 ID:PvTAebAF
法華法華法華ー。
444名無しさん@ピンキー:03/03/20 23:28 ID:SGXGZYdM
久々に同級生2をしました。友美と温泉に行き、その後街を徘徊しまくり
ました。友美が芳樹にのめり込んでいくというか、もう…。最後は憩に来
て「カレなの」って来ました。
ある意味、友美が肉人形になるより痛かったなぁ(泣)
445名無しさん@ピンキー :03/03/21 02:36 ID:R/okXWv6
ああいう女は肉人形でいいのだ。
446名無しさん@ピンキー:03/03/21 03:20 ID:oKIw0+7b
瑞穂も好感度を下げていると稔とくっつく。
「稔君。私はそんなに大した女の子じゃないわよ。」
ハァハァ・・・・・・
447名無しさん@ピンキー:03/03/23 14:51 ID:hSzsJxvP
ヒカ碁スレに1さん降臨の模様。
448名無しさん@ピンキー:03/03/24 00:54 ID:2OyaMZ7O
今保存したので後で読ませて頂きますけど
やっぱり1さまはどこに行っても特別人気がありますね。
(あれだけ文章が書けるのだから当然でしょうけど。)
449名無しさん@ピンキー:03/03/24 01:55 ID:cyo3Es4l
初めの頃は誤字脱字だらけで添削されまくられてたとは到底思えないレベルの上がりっぷり・・・。
結局本人のやる気次第なんだなあと痛感。
450名無しさん@ピンキー:03/03/24 17:00 ID:iko5WDp/
でも同じような描写の使いまわしは気になるよな。
451あぼーん:あぼーん
あぼーん
452名無しさん@ピンキー:03/03/24 18:51 ID:OMZcKn5F
1さんは団御大の「不貞の季節」はお好き?

ちょっと聞いてみたかっただけスマソ。
453名無しさん@ピンキー:03/03/24 21:11 ID:KZedfQYA
>449
エロ度と誤字脱字度は無関係だと思うぞ
454ちんぴく:03/03/24 23:50 ID:QV1wmZTI
いや、誤字脱字は萎えるな。おれは。
455名無しさん@ピンキー:03/03/25 06:20 ID:vnBEflgr
いや、誤字脱字というか日本語の文法的に変と言うか。
理系の人らしいんで仕方がないが。


いいんだよ、昔がどうでも今いい物を作ってくれるんだから。
今の文に誤字も脱字も変な文法もあまり見られないならそれでいいよ。
456名無しさん@ピンキー:03/03/25 06:45 ID:bog8Imga
>450
同意。
つーか、あまりに瑞穂っぽいのでスタイルを真似た別人かと思た。
457職人志望:03/03/26 22:37 ID:7F6mYr4O
(437からの続きです)

そもそも。
このように穏やかな時間を共有できるような関係ではなかったはずなのだ。
このふたり、友美と芳樹は。
始まりは、芳樹の脅迫だった。友美の盗撮写真をネタにしての。
生来の潔癖さとプライドの高さゆえに、友美は芳樹の非道な要求を受け入れてしまった。
純潔を奪われ、その後もズルズルと関係を続けさせられて。
無論、最初のうちは友美の表情には絶望と苦痛だけがあった。
芳樹への嫌悪を隠そうともせず、ただ固く強張らせて、凌辱が終わるのを待つだけ。
貪る側の芳樹には、贄の反応を顧る余裕はなかった。
彼にとっても、それは初めて触れる性の世界であって。
その対象として、友美の瑞々しい肢体は眩すぎた。
芳樹は友美に溺れた。
連日のように友美を呼び出しては、青臭い劣情をぶつけた。
それは常に、芳樹の側の一方的な昂ぶりを鎮めるためだけの行為。
不毛な関係、であるはずだった。
だが。
すべてを諦めてしまったかのような従順さを示して。
芳樹の性急で稚拙な行為を受け入れ続けるなかで、友美の中にどのような
変化がおこったものだろうか。
……あるいは、情事の合間に芳樹が話して聞かせた、竜之介と美佐子のことが
友美の心理に影響を及ぼしたのかもしれないが。
458職人志望:03/03/26 22:37 ID:7F6mYr4O
芳樹が、そのことを友美に教えたことには、深い理由はなかった。
なにも考えていなかったということだろう。
友美は特に反応を示すこともなく黙って話を聞いていた、と芳樹の目には映ったが。
本当は、そうでもなかったのだ。
竜之介と美佐子が、その立場や年齢差を越えて、男女としての想いを結びあったこと。
その秘密が、美佐子に恋慕する男の知るところとなり、脅迫を受けた美佐子が
男の愛玩物となっていること。
それらの事実を知らされた時、友美の虚ろだった瞳には強い感情が燃えたっていたのだった。
そして。友美に変化があらわれた。
美佐子と竜之介のことを聞かされた、翌日のこと。
その日も、芳樹の自室に連れこまれて。友美は全裸の姿で、ベッドの上に
膝を抱えるようにして座っていた。
そのさまを、芳樹がファインダー越しに見つめていた。
芳樹は特別歪んだ性的嗜好を持ってはいない。
実際の行為自体はいたって、ノーマルで単調だった。
欲望自体も、特に強いわけでもなかった。
ただ、唯一の特殊性といえるのが、撮影への執着だった。
友美との行為も、いつもカメラを構えることから始まった。
着衣の友美から映し始めて。一枚ずつ脱いでいくさまを記録して。
そうすることが、芳樹にとっては最高の前戯であったのだ。
毎回数本のフィルムを消費して。しかし、芳樹は決して飽きることはなかった。
だが。そんな、お定まりとなった作業の中、この日の芳樹は困惑していた。
覗きこんだファインダーの中、見飽きることのない美しい裸体を晒して。
友美が、こちらを見つめている。
459職人志望:03/03/26 22:38 ID:7F6mYr4O
いつもは、決してカメラの方を見ようとはしなかった友美が、
この日は逆に、撮影開始からずっと目線を外そうとはしない。
静かな表情で。レンズ越しに芳樹と視線を合わせている。
そして、友美の変化は、それだけではなかった。
「……ねえ、芳樹くん」
「な、なに?」
不意に話しかけられて。芳樹はギクリとカメラを下ろして、上擦った声で聞き返した。
友美の方から話しかけるなど、ほとんどなかったから。
「そんなに……何枚も撮って、飽きない?」
「え?」
「もう、たくさん撮ったじゃない? 私の写真」
責めるふうではなかった。ただ単純に不思議そうに、友美は訊いた。
「あ、飽きないよ。まだまだ撮りたりないくらいだよ」
早口に、芳樹は言った。それはまったく真情からの言葉だった。
「そうなの?」
「と、友美の身体、綺麗だから。だから、飽きるなんてこと、絶対ないよ」
それもまた、芳樹の偽らざる気持ちだった。
「……そう」
友美は、特に喜びもしない。それは、ある意味当然のことだろうが、
逆に嫌悪や忌避の色もなかった。
友美は、眼を伏せて。しばし、沈黙の中に考えこんで。
そして、緊張している芳樹へと、再び視線を合わせた。
「……芳樹くん」
「な、なに?」
460職人志望:03/03/26 22:39 ID:7F6mYr4O
「私のこと、好き?」
「えっ!?」
唐突な問いかけに、一瞬芳樹は呆けて。
「す、好きだよ、もちろん」
すぐに、熱をこめて言いきった。
「私だけが、好き?」
「う、うん。友美だけが好きだよ」
力をこめて、頷く芳樹。
それもまた、いまでは真実だった。
芳樹が友美に狙いをつけたのは、つけこむ隙を見つけたからだった。
友美は芳樹が屈折した欲望を向ける美少女のうちのひとりに過ぎなかったのだ。
しかし、無理やり奪った少女の肉体は、芳樹を魅了しつくして、
いまでは、友美以外の女のことなど考えられなくなっていた。
だから。
「じゃあ……もう、他の女の子の写真は撮らないで」
「うん、もう友美以外の子は撮らないよ」
友美の要求にも、あっさりと頷いてみせた。
実際、友美との関係が出来てからは、盗撮行為はしていなかった。
そんな暇もないし、気も起こらなかったのだ。
だが、言質を取った友美は、芳樹の更正を願ったわけではないようだった。
芳樹を見据えた眼に、その表情に浮かんでいたもの。
友美は、忠誠を求めたのだ。芳樹に対して。
461職人志望:03/03/26 22:40 ID:7F6mYr4O
芳樹の宣誓に、一応の満足を得たのか。
友美は、表情をやわらげて。ほのかに笑ってみせた。
そして、その薄い笑みに見惚れる芳樹の前で、
揃えていた両脚をゆっくりと開いていった。
引き締まった両腿の間に、女の部分が現れ出る。
白い肌の上に、黒い翳りの彩りはない。
かすかな羞恥の色が、友美の頬を染める。
それでも友美は、息を呑む芳樹の眼前に、秘めやかな場所を開陳して。
そっと、片手を無毛の丘のあたりにあてがって。
「……私の秘密を知っているのは、芳樹くんだけ」
囁くように、そう告げた。
「友美の、秘密……」
芳樹は、ただただ友美の言葉を復唱するだけになっていた。完全に友美に呑まれて。
「そう。ふたりだけの秘密よ」
「ふたりだけ……僕と友美だけの……」
芳樹は背筋に甘い痺れを感じて。
「と、友美……友美」
フラフラと友美に近づくと、倒れるように抱きかかった。
「キャッ……」
重い体に圧し掛かられた友美見が、小さく声を上げた。
「あ、ご、ごめんよ」
芳樹はうろたえて、両手で上体を支え起こした。無理じいに純潔を奪った時にも
吐かなかった、友美への気遣いを口にしながら。
462職人志望:03/03/26 22:41 ID:7F6mYr4O
その太い首に、白くしなやかな腕がからみついた。
「いいのよ」
友美が微笑む。
「友美ぃ」
間近に、その笑顔を見た芳樹の意識は霞みがかって。
震える唇で、友美の口を求めた。
従順に……いや、寛容に友美はそれを受け入れて。
まだ互いにたどたどしいながら、熱情のこもった長いキスが交わされて。
口をほどいた時には、芳樹の昂ぶりは切羽つまって。
慌てた動きで、野暮ったいトレーナーを脱ぎ捨て、ジーンスを引き下ろした。
友美の手が、それを手伝った。
芳樹が、その肥満した裸身を晒して、大きなブリーフを脱ぎ捨てると、
体型同様にズングリとした肉根は、極限まで張りきって。その幼い色の先端には、
先走りを吹きこぼしていた。
しかし、そこで芳樹は、彼にしては精一杯の自制を働かせて。
友美の秘裂に、太い指先を差しこんで、状態を確認する。
しっとりと、潤んでいた。
「……フッ……あ……」
おずおずと指を動かせば、友美の口から、小さく甘い声が洩れた。
初めて引き出した女体の反応に、芳樹の胸には友美への愛しさが溢れて。
もっと、その可愛い声が聞きたくて、懸命に技巧をこらす。
「あ、アッ……よ、芳樹、くん……アァッ」
友美は、これまでが嘘のように、その若い肉体の鋭敏さを露わにして。
朱をのぼらせた細い首をクナクナとふって、蕩けるような声を断続させる。
463職人志望:03/03/26 22:42 ID:7F6mYr4O
(ぼ、僕の指で、友美が……こんなに)
サラサラとした熱い滴りを指に感じて。芳樹は震えるような感動を味わっていた。
これこそが、本当に情を交わすという行為なのだと、いまさらながらに気づいて。
「と、友美。キモチいい?」
そう訊いた声も、ひどく真剣な響き。
コクリと頷いた友美が、潤んだ眼を薄く開いて。
「もう、いいの……来て」
「う、うん」
ゴクリと固い唾を飲みこんだ芳樹が、腰を進め、握りしめたペニスを友美の中心へとあてがう。
「い、いくよ、友美」
「……優しく、してね」
「う、うん」
いまだ、わずかな怯えを含んだ友美の乞いは、この時の芳樹に対しては
言うまでもないことだった……。

           (つづく)
464職人志望:03/03/26 22:44 ID:7F6mYr4O
チョロチョロで、スミマセンです。
今回は回想だから、話自体は進んでないし……。
内容も、ナンジャコリャかと思いますが。
若い娘の濡れ場を私が書くと、こんなもんなのです。ゴメンナサイね。
……つーか、友美も芳樹も、自分の中で発酵させすぎですね。
それでわ、また。
465名無しさん@ピンキー:03/03/26 23:01 ID:5T4NUGpt
ともみーっ!
466名無しさん@ピンキー:03/03/26 23:26 ID:XGNw5Zei
>464
発酵させすぎって書かれてますけど、
元のゲームキャラが、どうして変質するに至ったのかしっかり書かれてるから、
俺的には無問題っす。
正直、元ネタはほとんど覚えてないけど、
これ読むだけで十分キャラたってると思うし。
原作重視派にはきついのかなぁ・・・

ともすれば「挿入したから感じた」
せいぜいが時間をかけて『調教したから感じるようになった』話が多いなか、
女性が当初男ををどう思っていて、
その気持ちが関係をもつことで、どう変化していったのか書かれてると
めっちゃ萌えるっす。

とくに、その変化がセックスによって生じた場合は、
最高っす。(だから美佐子編は面白かった&最高に使えた)

脅迫から始まったありがちな主従関係が変質していくところは、
エロぬきでも面白いっす。
つづきたのしみにしてま〜す。
467名無しさん@ピンキー:03/03/27 01:53 ID:TnxGfnjh
とっ友美が・・・・・・
468名無しさん@ピンキー:03/03/27 03:58 ID:nk2vsI4o
漏れ、キャラと話の概要は知ってるけど、実はゲームやってないんだよね。
そんな漏れでも読んじゃうよ、これ。
段取りがしっかりしてるというか、キャラを丁寧にたたせてるっていうか。
あんた謙遜しすぎよ。あと、自分のペースでいいからね。気長に待ってるよん>職人志望さん
469名無しさん@ピンキー:03/03/27 13:18 ID:KaPD3z/l
日本のアニメ・ゲーム系の二次創作ってパロディっていうより
人の作ったキャラ使ったオリジナルって感じのが多い
知名度だけ間借りして面倒なキャラの背景描写を省略する理由にして・・・
実際別キャラやオリジナルに置き換えても変わらんかったりする
中には原作すらイメージできない全くの別物もあったり・・・

敢えてどれがとは言わんけどね
470名無しさん@ピンキー:03/03/27 18:10 ID:Up+SyQvR
>469
スタトレとかのファンサイトとか回ってると、
キャラ描写すっとばし&キャラ造形ぺったんこなのが多いのは
あっちも日本も、同じだと思うぞ。

アマチュアの観察力・描写力のレベルはどの言語でも一緒でしょ。
エロパロは特にそう。

だからこそ、職人志望氏の出来が出色なわけだが
471友美ファン倶楽部:03/03/27 18:18 ID:ScW5uIb9
…き、きっついなー
472名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:28 ID:sB4Wegdw
> 日本のアニメ・ゲーム系の二次創作ってパロディっていうより
> 人の作ったキャラ使ったオリジナルって感じのが多い

そりゃまあ 二 次 創 作 だからな。
473名無しさん@ピンキー:03/03/29 17:16 ID:iZOGJs0w
              /   |ヽ、/ハヽ
            /     |ー┴ヘ! \
             /   /〃 | |  | ||   \
          /   || ハ__ |、|ハ |ヽ!| | |  ヽ
          | |l l |T´_レ!l !ヽ! ┼リ |  | ヽ
           ∧||ヽヽ|,ィ':::::'!     ニ、`!ト、| | |
          |  トト!| ┴‐'′ ,  L::!} lリノハ|、!
          | (」 |      _      |イ         ほしゅ・・・・
          |  | |ヽ、        / |
          |  | `ヽヽ、    , '´|  |
          レ'⌒l  〈 `゙''='┴‐ 、 |  ヽ
           /   ト、__Z          `Y  {
         _.ノ|   |           ヽト、!
      /  ,|   /            | |
     (  / |  /   __, ---ゝ--L..ィ  ヽト---、
     ヽ_/ |  | /          ̄ヽノ   ヽ
   / ̄   |  ∨  __,-イ⌒ー-----、 |`ヽ、  ヽ
  /      |  ,┴'´/   |  |     `ヽ-、ヽ   厂 ̄ ̄\
  |    {  L/      |         ヽ \  `ー    ヽ
  `ヽ   \ /                  ヽ  \       |
   「    /             ヽ      ',  ヽ     _ノ
   |   /     /        ヽ      l   ヽ  |  |
    ヽ、/      |          ヽ     ヽ   \|  |
     /       |       ___|      ヽ    \ハ!
    /         |     r'´  /レ'         !    ヽ|
   /      , --l___/  ノ `ー-、      |,.---─‐|
  くr─┬---'´       |__/      ` ̄ ̄| ̄       /
   \ |          | |             |      /
      ヽ|          | |             |  __/
      |          | |             |/
474名無しさん@ピンキー :03/03/29 19:50 ID:TP7liyNL
股からのぞいてるのはチムポでせうか。
475名無しさん@ピンキー:03/04/01 02:33 ID:mbNUzF/w
今週ぐらい1さまの書き込みがありそうな気がするんですけど・・・
476名無しさん@ピンキー:03/04/02 21:34 ID:+YfkU7uv
めっきり?
477名無しさん@ピンキー:03/04/03 03:09 ID:2ijbyftr
気長に保守
478名無しさん@ピンキー:03/04/05 12:43 ID:etO3HtFL
479名無しさん@ピンキー:03/04/05 17:57 ID:06Yn/K5P
480名無しさん@ピンキー:03/04/05 23:49 ID:aB/8M7AS
1さま以外の方にも一度瑞穂SSを書いて欲しいですね。どうなんでしょう?
481名無しさん@ピンキー:03/04/06 00:00 ID:wGWkD/XB
いや同級生1のたくろう、舞×健二のSSが先でしょう。
482名無しさん@ピンキー:03/04/06 03:11 ID:DwQ6RmIY
ああ、それも良いですなぁ。
どなたか是非!
483名無しさん@ピンキー:03/04/09 15:04 ID:2vrglMWh
    チン      ☆  チン       ☆
       チン    マチクタビレタ〜   チン     ♪
           ♪
    ♪          ☆チン    .☆   ジャーン!   マチクタビレタ〜!
        ☆ チン   〃  ∧_∧  ヽ         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ  ___\(・∀・ #) /\_/ <・・・・・・・・・・・・・
        チン    \_/⊂    つ    ‖     \__________
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|     ‖        マチクタビレタ〜!
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|   /|\
        |             |/
484名無しさん@ピンキー:03/04/09 18:23 ID:Sbz9n3kK
もうダメポ
485名無しさん@ピンキー:03/04/09 20:39 ID:2aL0u7XW
リクは出すくせに自分では決して書こうとしないヤツが
住人の9割を占めるスレはここですか?
486名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/09 20:41 ID:D4g2GqvB
ここです
487名無しさん@ピンキー:03/04/09 21:44 ID:BTFo5Lwv
気長に待ちましょう。
488あぼーん:あぼーん
あぼーん
489名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:00 ID:A0kFrHQS
何か最近だんだんやばくなってきた感じですけど(汗)
こんな広告でも保守の役に立つんですね・・・
490名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:48 ID:oErRMMIn
つーか旧1さんのはDDDで読めるかもしれないから
わざわざここを保守ろうとはあまり思わんのよね・・・
491名無しさん@ピンキー:03/04/11 02:27 ID:ExxMWSLW
DDDって去年の11月から更新してないよね・・・
492名無しさん@ピンキー:03/04/11 06:05 ID:LQYjyoHj
DDDはもう閉鎖してると思うんだが。
493492:03/04/11 06:26 ID:n66WEI01
すまん、まだあった。
こないだ行ったときに「ページが見つかりません」エラーが
出たので閉鎖したと思ってた。。。
まあ閉鎖も時間の問題のような気もするが。
とりあえず、吊ってくる。
494名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 09:34 ID:ERXs2qyM
そのDDDが危険な状態だけどな。
495名無しさん@ピンキー:03/04/12 23:08 ID:ujhXqPhF
半分閉鎖状態だと思ってたけど
危険な状態ってどういう意味なの?
496名無しさん@ピンキー:03/04/13 01:26 ID:YoXhMDMr
管理人不在っつか、放置。
497名無しさん@ピンキー:03/04/13 13:01 ID:VN3af+pR
つまりこのスレのような状態ということか
498名無しさん@ピンキー:03/04/13 18:11 ID:m2iodS7E
誰かDDDを継いでくれる者はおらんかなあ。
いくら何でももう半年過ぎてるから復活も考えにくい…
499名無しさん@ピンキー:03/04/13 23:03 ID:xAvFFM5S
DDDの後継は色々議論されてはいるけど、傍から見ると議論で終わりそうな予感。
500名無しさん@ピンキー:03/04/14 13:59 ID:4n8l1coy
500ゲッツ(σ・∀・)σ!
501名無しさん@ピンキー:03/04/15 02:47 ID:UaMFXOJc
たまにはあげ
502名無しさん@ピンキー:03/04/16 16:35 ID:OSv/3Dh/
なんてこった・・・
旧1様御降臨待ち期待sage
503山崎渉:03/04/17 12:21 ID:TKWjnpQP
(^^)
504一発いく?:03/04/17 19:39 ID:2oqfl1wc
旧1はかなり難しいシチュエーションを選んだからなぁ・・・
505名無しさん@ピンキー:03/04/18 13:28 ID:K65b2+xY
旧1氏が瑞穂凌辱を書き上げるまでついていきますよ!
つーかDDDなにやってんの!!
506職人志望:03/04/18 20:26 ID:2UL+LzUG
また間が空いてしまいました……って、毎回同じことを言ってるですな。
続きですが、短いし、エロまで辿りついてません。
今回は、友美に心情を吐露してもらいました。
ちょと、コワイかも。怒りの友美たん。
507職人志望:03/04/18 20:27 ID:2UL+LzUG
それ以来、芳樹の友美への対し方は一変した。
ひとことでいえば、下にも置かぬという恭しいものになったのだった。
暗い自室で身体を求めるだけだった逢瀬は、明るい陽の下での活動に変わった。
友美が観たい映画、友美のショッピング、友美が行きたい美術展……。
友美の意志を、すべての中心として。
当然のことだ。主は友美であり、友美こそが女王であり、
芳樹は彼女に忠誠を誓った下僕にすぎないのだから。
なにより、芳樹自身が、そのように心を尽くし振舞うことに、この上ない満足と
幸福を感じていた。
友美は、静かに芳樹の忠勤を受け入れた。
ことさらな尊大さを示す必要もなく。ごく自然に玉座へと座ったのだった。
芳樹への態度は、穏やかで落ち着いたもので、芳樹の入れこみようとは温度差があったが。
しかし、その瞳から翳りは消え、柔らかな笑みを浮かべることが多くなったから。
傍目には、ふたりは睦まじい若いカップルとしか見えなかった―あまりにも不釣合いな容姿を除けば。
夢中な芳樹にとって、周囲の反応など、どうでもよいことだった。
自分と、この理知的な美しさを持った少女が、相思相愛の恋人同士となったこと。
その幸福だけを噛み締めて過ごす毎日だった。
508職人志望:03/04/18 20:28 ID:2UL+LzUG
……いまもまた、会話もなく、ただ差し向かいで茶をすするだけの時間に、
まったりとした幸せを感じて。
そして、ようやく旅館の一室にふたりきりという状況に思い至って、
淫靡な期待が芳樹の中で蠢き出す。
ふたりの関係の変化を、もっとも端的にあらわしているのが、情事のありようだった。
以前のような一方的な蹂躙ではなく。
いまだ性に未熟な男女が、協力しあって快楽の秘密を紐解いていく―そんなかたちへと。
優しく慈しみあうような戯れの中、少しづつ少女から女へと変貌していく友美の肉体は、
芳樹にとって汲めど尽きぬ魅惑の泉であった。
その時の友美の上気した貌、可愛い声を思い出しただけで、股間が強張ってくる。
「……ゴホン」
意味もなく咳ばらいをして、芳樹は友美の表情をうかがった。
友美は気づかず、伏せた視線をとらえることが出来ない。
仕方なく芳樹は、湯呑を持ったまま卓上に置かれた友美の繊手へと目を転じた。
そろそろと手を伸ばして、握るタイミングを見計らう。
しかし、この場面では、芳樹に時間は与えられていなかった。
509職人志望:03/04/18 20:29 ID:2UL+LzUG
「本日は、ようこそいらっしゃいました。当旅館の女将、永島佐知子でございます」
三つ指ついての丁寧な挨拶も、顔を上げた佐知子の臈たけた美貌、艶やかな笑みにも
芳樹の心は動かされなかった。
友美との、ふたりきりの時間を邪魔された、という思いしかない。
だいたい、アゴアシつきの宿泊だから、あまり丁重にされても困ってしまう。
「ああ、どうも……」
とか、なんとかモゴモゴと呟いて、救いを求めるように友美を見た。
「………………」
友美は、ジっと佐知子を見つめていた。観察するような目で。
奇妙な間合い。
芳樹は、ますます居心地の悪さを強めたが、
「蛙田さまが、お待ちです。ご案内いたしますわ」
佐知子は柔和な表情を崩さず、友美の不躾ともいえる視線も軽く受け流して、
スッと腰を上げた。
芳樹は、ためらった。
ここまで来て、行かない、とも言えない状況だが。
でも、友美を伴うのは、と……。
しかし、ここでも、
「行きましょう」
さっさと立ち上がったのは、友美であった。視線は佐知子に向けたまま。
その横顔には、先ほどまでと同じ、固い決意の色があった。
「あ……」
結局、芳樹は慌てて後に続くしかなかった。
510職人志望:03/04/18 20:30 ID:2UL+LzUG
先導する佐知子の足取りには、無論迷いもない。
他の宿泊客とすれ違えば軽く小腰を屈めて頭を下げ、忙しげにいきかう
従業員には目顔で答える。
そんな挙動のひとつひとつに身についた優雅さがある。
しかし、それを眺める芳樹には、感心するような余裕はなかった。
歩みは重く、遅れがちになってしまう。
友美は、佐知子のすぐ後について歩いている。
その背から伝わる雰囲気には、声をかけるのを躊躇わせるものがあった。
「…………フウ」
芳樹は不安を重苦しい溜息にして、トボトボとふたりの後を歩んだ。

友美は前方だけを見据えていたから、芳樹の暗い表情には気づかない。
一歩先を歩む佐知子の、細い首に視線は向けられている。
豊かな髪を結って、白いうなじを露わにしているのだが。
数鬢のほつれ毛が垂れて、いっそうの艶めかしさをかもし出している。
まさか故意の演出ではあるまい。急いで髪をまとめたということだろう。
そんな綻びは髪型だけではなく、身に馴染んでいるはずの和服の着こなしも、
わずかな崩れが見てとれる。
どこか、しどけないのだ。それを友美は部屋で会った時から感じとっていた。
511職人志望:03/04/18 20:30 ID:2UL+LzUG
しかし、友美の佐知子への関心は、そこで途切れる
この女将がどんな女性だろうが、どうでもいい。
たとえ彼女も、この先で待っているものとなにがしかの関係があろうと。
それは友美の興味の埒外であった。
友美が用があるのは、ゆくての部屋にいるはずの女性だけだった。
鳴沢美佐子。
彼女に会うためだけに、友美はしぶる芳樹を押しきって、この旅行に同道したのだった。
(……美佐子…さん)
その名を胸に呟く友美の表情は険しさを増して。
何度となく繰り返した思索を、また一度たどり返していった。
512職人志望:03/04/18 20:31 ID:2UL+LzUG
……はじめて、その事実を知らされたのは。
友美が、突如ふりかかった悪夢のような災厄に、ただ悲嘆と絶望にくれていた頃だった。
息を殺して耐えた蹂躙が終わった後に。
気まずい空白を埋めようとしてか、芳樹が口にした話。
美佐子と……竜之介のこと。
にわかには、信じられなかった。
何故、そこで美佐子の名前が出るのか理解できなかった。
しかし、友美の受けた衝撃に気づかない芳樹は、ペラペラとその後の
異常な展開まで喋った。その秘密をタネに美佐子が脅迫されて、
身体を奪われたということ。竜之介にも隠したまま、ズルズルと男の
言いなりになっているということを。
それは、ますます現実味のない絵空事にしか聞こえなかった。
だが、芳樹がそんな作り話をする理由もなく。
逆にその異常さのゆえに、友美はそれを事実なのだと納得した。
自分自身、いまだに信じられないような酷い現実の中に投げこまれている
友美でもあったから。
平穏な日常、などというものが、壊れる時にはどれほど呆気ないものか
思い知らされてしまっていたから。
513職人志望:03/04/18 20:32 ID:2UL+LzUG
そして、それを事実としてのみこめば。
友美の中で、爆発的に燃え上がる感情があった。
紅蓮。
だが、胸を焦がす情動の向かう先は、芳樹や、美佐子を凌辱したという
見知らぬ悪漢ではなかった。
友美の、かつて経験したことのない烈しい怒りは、
美佐子と竜之介に対するものだったのだ。


竜之介が好きだった。
いつから、などと明確には覚えていないほど遠い頃から、
幼なじみの少年に想いを寄せてきた。
他の男の子に心を惹かれることなど一度もなかった。
本当に、ほんとうに竜之介のことが好きだった。
その気持ちを、無理に隠してきたつもりはない。
けれど、最後の一歩を踏み出す勇気は持てずにきた。
それが、あまりに大事な想いだったから。
いつか……伝わることを祈りながら、長い長い時間を過ごしてきた。
514職人志望:03/04/18 20:33 ID:2UL+LzUG
高校生活が終わりに近づいて。
このまま、彼と道が離れていくことだけは耐えられないと感じて。
少しだけ勇気をふりしぼろうと決意をした矢先に。
突然、足元に開いた黒い陥穽に落ちこんでしまった。
……すべては終わったと思った。
これでもう彼に想いを告げることさえ出来なくなったと。
辛さより悲しさよりも虚しさがあった。
なにもかもが、どうでもよかった。
空っぽの心で、人形のように芳樹の求めに応じていた。
そんな中で、美佐子と竜之介のことを教えられた。
悲しく諦めざるを得なかった想いびとが、他の女を選んだ。
本来なら、いっそう心の虚無を強めたはずの知らせ。
しかし、それは逆に瀕死の友美を蘇生させたのだ。
烈しい感情の波立ちが、友美に生気をふきこんだのだった。
515職人志望:03/04/18 20:34 ID:2UL+LzUG
“それは、ないでしょう!?”
荒らぶる心情を言葉にすれば、そうなった。
何故、美佐子なのか?
自分の他にも、少なくともふたりの少女が竜之介に想いを寄せていたことを
友美は知っている。
唯と、いずみ。
どちらも、自分と同様に、本当に竜之介のことを想っていた。
そして、唯やいずみも、友美の気持ちを知っていた。
一度も言葉にしたことはないけれど、自分たちがひとりの少年に
恋していることを、暗黙のうちに理解しあっていた。間違いなく。
だから、互いがライバルであり、同時に仲間でもあった。
無論、友美は―行動には移せなくても、真っ直ぐに彼を見つめることだけは
許されていた頃の友美は、唯にもいずみにも譲る気などなかったし、
唯たちにしても、それは同様だったろう。
それでも、深い部分で通じ合うものがあった、と思う。
……高校最後の冬休みが始まる時のことを、友美は泣きたいような
懐かしさと共に思い出した。
終業式のあと、教室で別れる時。
誰とも休みの間の約束をすることはなかった。
日頃から、そう親密だとは言えなかった唯だけではなく、親友であるいずみとも。
それぞれが、残された短い時間に期するものがあったに違いないのだ。
(負けられない)
友美も静かに自分を鼓舞していたのだった。ほんの二ヶ月前のこと。
516職人志望:03/04/18 20:35 ID:2UL+LzUG
だが、思いもかけぬかたちで、友美は脱落を余儀なくされた。
冬休みは、暗黒の時間と化して、終わってしまった。
諦めるしかない、と。
しょせん竜之介とは結ばれない運命だったのだ、と。
空しく呟いて。涙と感傷で虚無を埋めようという試みには失敗して。
呆然と辛い時を過ごして。
それでも時折、唯やいずみはどうしたのだろうか? と考えた。
彼に、想いを伝えることは出来たのだろうか?
上手くいけばいい……と願う気持ちが、ごく自然に生じたことは、
友美自身意外だった。
ついに、告げることなく葬ることを、悲しく思い定めても、
彼への想いが消え去ったわけではなかったから。
もし、唯かいずみが竜之介への恋を成就させたなら、
自分は、また泣かずにはいられないだろう。
でも、その時にこそ本当に、長い初めての恋を終わらせることが出来る。
ならば、やはり唯かいずみであればいい。彼の心を捕まえるのは。
自分の想いは自分だけのものだけれど―その無惨な結末まで含めて。
共に、竜之介を見つめ続けてきた彼女たちが想いを実らせるならば、
それは、ささやかな慰めになる、そんな気がした。
517職人志望:03/04/18 20:36 ID:2UL+LzUG
……なのに。
竜之介が選んだのは、美佐子だった。
どうして……そんな選択がありうるのだろうか?
美佐子は唯の実の母親で。竜之介にとっても、母代わりであったはずだ。
擬似的とはいえ母と子として十年も過ごしてきた相手を、
異性として求める……愛を囁いて、抱きしめて、キスをする。
……身体を重ねる。
理解できない。許容することが出来なかった。
竜之介へ向けてきた想いを愚弄され踏みにじられた気がした。
とうとう、彼は顧ようとはしなかったのだ。自分の想いも、唯やいずみの気持ちも。
自分は、ただの幼なじみで。いずみはただの級友で。唯は、ただの家族で。
ついに誰のことも、女としては見てくれなかったのだ。
それほど……残酷なことがあるだろうか?

美佐子については、竜之介以上に、その心理を理解できなかった。
なにより、彼女は唯の母親なのだ。
娘が竜之介に向ける想いを、美佐子が知らないはずがない。
なのに、彼女は竜之介を受け入れたのだという。
どうして、そんなことが出来るのか?
恥知らずな、と思ってしまう。汚らわしい、とさえ。
幼い頃から接してきて、それなりに敬慕を寄せてきた友美だったからこそ、
美佐子への感情は冷え切ってしまった。
518職人志望:03/04/18 20:37 ID:2UL+LzUG
だから、美佐子が脅迫され、身体を汚されたということにも、
あまり同情は感じなかった。
聞けば、竜之介との密室での行為が脅迫の材料だったという。
それに屈したということは、後ろ暗い行為だと美佐子自身が
認めたということではないか。
ならば自業自得だろう、と思った。
自分など、なにも悪いことはしていないのに、半裸の姿を撮られて、
純潔を奪われてしまったのだ。それに比べれば……。
……いやな考え方をしてしまっているな、と友美は自嘲した。
それでも、どこか暗い快味を感じてしまう自分を否定できなかった。
(……私って、こんな人間だったんだ)
そんな悟りも、さほどの抵抗なく腑に落ちてしまう。
図太くなった自分に気づく。
胸の中、竜之介の影が薄くなったのを感じる。
芳樹に操を奪われ、諦めるしかないと泣いた時よりも。
諦めるしかない、という呟きは、諦めきれない心が言わせていたのだと知る。
心の底では、彼が助けに来てくれることを期待していたのだ。
だが、無駄だったのだ。彼は私のことなど眼もくれていなかったのだから。
私が泣いている時、彼は母親ほども年上の女に愛を告げていたのだから。
笑うしかない。笑うべきだ。
もう、泣き続けることはいやだ。
519職人志望:03/04/18 20:38 ID:2UL+LzUG
変化。みずからに友美はそれを求めた。
『私のこと、好き?』
そう尋ねた時、はじめて真っ向から芳樹を見つめていた。
容姿は悪い。頭も良くはない。
だが、そんなことはどうでもよかった。
下劣な手段で自分を凌辱したことも、今さら責める気はない。
あんな写真ひとつに縛られたことは、自分の幼さ愚かさのゆえだったから。
『私だけが好き?』
求めることは、それだけだった。
芳樹は忠誠を誓い、それに嘘はないと思えた。
だから、友美は受け入れた。
以来、芳樹の涙ぐましいほどの献身は、相応の満足を友美に与えてきた。
いまの自分たちが“恋人同士”だとすることには、友美の側からも異存はない。
悲惨な記憶からはじまった関係を、そのように作りかえることこそを
友美は強く意志したわけだから。
520職人志望:03/04/18 20:38 ID:2UL+LzUG
ただ、その後も、美佐子と竜之介のことは気にかかって。
友美は、折りにふれて芳樹に情報を求めてみた。
蛙田との接触を嫌う芳樹が知ることは、あまり詳細ではなかったが。
それでも、引き続き、その男―蛙田と美佐子の関係が続いていること、
竜之介も唯も、そのことを知らずにいることはわかった。
自分とは関係のないことだとは思いながら、奇妙に友美の胸は騒いだ。
そんなある日、久しぶりに会ったいずみに連れられて、『憩』を訪れる機会を持った。
竜之介や唯と会うのも久しぶりだったが。
竜之介は変わっていなかった。相変わらず、真っ直ぐで、活力に満ちて。
そして、なにも見えていなかった。
『へえぇ、あのカタブツの友美がねえ』
友美に恋人が出来たと、いずみから教えられた時の反応。
友美の胸を刺した痛みは、ごく小さなものだった。
いかにも彼らしい、と納得する余裕さえあった。
責める気もおこらず、友美の胸に生じたのは憐憫の感情だった。
可哀想だと思ったのだ、竜之介を。はじめて。
それは、美佐子の様子を見たからだった。
美佐子は、明らかにおかしかった。
だが、それは脅迫者との意にそまぬ関係に悩んでいるようには見えなかった。
その焦燥の気配は、女になった友美に、直感的に真実を悟らせるものがあった。
『美佐子さん……好きなひとでも出来たのかしら?』
そんな言葉に、事実と推測を匂わせた自分は、底意地が悪いと思った。
521職人志望:03/04/18 20:39 ID:2UL+LzUG
竜之介はうろたえ、やっきになって否定していた。
友美は、あえて追及せずに矛先をおさめた。
また……彼は気づかないのだな、と思った。
気づかないまま、やがてどんな結末を迎えるのか。
なんにしろ、事実を告げる役まわりは自分にはない。
『唯ちゃんだったら、ゆるせたんだけど』
最後の言葉は、余計であったと後になって思った。
やはり、竜之介を憐れみながら、怒りも消せてはいなかったのだろう。
さよなら、と言うべきだったのだ。その事実だけを。

……しかし、その夜、いずみの部屋で共に過ごした唯に対しては、
純粋な同情だけを感じた。
やがてすべてが露見した時、誰より傷つくのは唯だろうから。
そんな咎は、彼女にはないはずなのに。
522職人志望:03/04/18 20:40 ID:2UL+LzUG
……そしていま、友美は、辿り着いた。
女将に案内されて、離れになった客室の前へと。
美佐子が、男と宿泊している部屋。
どんなつもりで、美佐子がこんなところまで男に同行したのかは知らない。
そこに堕落と裏切りの腐臭を嗅いでしまうのは、友美の決めつけかもしれないが。
真実は、すぐにわかるだろう。
見極める。そこまでする権利があるかどうかなど、どうでもいい。
こうまで自分を駆り立てる感情がなんなのか、それも後で考えればいい。
自分が、その機会を持ち得たこと。いまはそれだけでいいのだ。
佐知子が扉を開けた。
迷うことなく、友美は足を踏み入れた。


          (つづく)
523職人志望:03/04/18 20:43 ID:2UL+LzUG
……以上っす。例によって、クドイかな。
それでも、少しづつ終わりに近づいてるし……。
次こそは、エロになるんで。

あと、ここんとこ書きこみ自体が慌しくなってますけども。
いただいてるレスには、本当にありがたいと思っておりますです。
それでわ。
524名無しさん@ピンキー:03/04/18 22:38 ID:Y/qt5P3i
怒れる美少女って怖くていいね。
エロはないけど、怒り少女フェチにはたまりませんな。

心理的にどうしても許せないのが、よくつたわって来たよ
525名無しさん@ピンキー:03/04/18 23:09 ID:gv9RK9CA
職人さん書き込み記念アゲ
526あぼーん:あぼーん
あぼーん
527名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:49 ID:6N63hQRO
職人志望さん乙
バックボーンがないとエロシーンの時(゚д゚)ハァ?って思うことが多いので
エロはなくとも、こうゆうのを書いてくれるのはありがたいです。
528名無しさん@ピンキー:03/04/19 20:22 ID:MWcMt5Ub
職人志望さんの女性キャラって
三浦綾子世界めいた「女の性」がにじんでてナイス
電波っつーよりは「嫉妬に狂う女」という、いってしまえば古典的な造形なんで
読む側にも説得力が感じられて イイ!! ですな
529名無しさん@ピンキー:03/04/19 20:28 ID:4uQCyi7+
>528
なにィ?

三浦綾子で『使える』お勧め作品が合ったら教えろ!
おながいしますw

キャラに厚みがあると、エロが胸に染みるんだよね・・・
ただ、いまだに友美のまともなエロシーンがないけどw
530山崎 渉:03/04/20 04:15 ID:IxIHzNin
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
531名無しさん@ピンキー:03/04/21 22:50 ID:IB24RSQy
同級生3のシナリオは職人志望さんに書いて欲しいわ。
いやマジで。
532名無しさん@ピンキー:03/04/23 14:55 ID:dizmTapV
下級生2のシナリオを旧1さんに
533一発いく?:03/04/24 00:57 ID:byyzeJ9d
下級生インモラルサイド
534あぼーん:あぼーん
あぼーん
535名無しさん@ピンキー:03/04/24 21:31 ID:7cexmrl4
そろそろ「今週ぐらい1さまの〜」とかいうのが見れそうな予感が・・・
536名無しさん@ピンキー:03/04/24 23:45 ID:mjUMzQzH
>>533
もしかしてコレクターファン?w
エルフと関係ないですけど、メロディのコレクターは隠れた大名作ですよね。
何でも和姦ファンのバイブル的存在らしいですけど。
(1さまとかご存知かな?)
537名無しさん@ピンキー:03/04/26 23:13 ID:4YBe9rOg
ああ、1さまのSSの続きが読みたいよ〜〜
(最近シザートされてるのかな。。)
538名無しさん@ピンキー:03/04/28 01:41 ID:efKHxqhT
臭作シリーズお願いします。特に朝美が好きです
1年ぐらい待っても読みたいよぉ〜(笑)
539あぼーん:あぼーん
あぼーん
540名無しさん@ピンキー:03/05/01 15:25 ID:P13HhrRi
ほしゅ
541名無しさん@ピンキー:03/05/04 15:21 ID:unNaX4QO
542名無しさん@ピンキー:03/05/07 01:28 ID:LoTCzzXG
1さまぁ〜〜(TT)
543名無しさん@ピンキー:03/05/09 01:51 ID:GtsEvHhk
うひっ
544名無しさん@ピンキー:03/05/09 02:22 ID:Q6+fROrA
>>543
M?
545名無しさん@ピンキー:03/05/09 02:59 ID:ZgHk+nfc
今月こそ1さまの書き込みがあるような気がする・・・
・・・ジザートに寝取られていなければw
546名無しさん@ピンキー:03/05/09 04:49 ID:vYuDeouc
おまえら諦め悪いなあ
547名無しさん@ピンキー:03/05/10 21:53 ID:RnVd6xHU
うほっ
548名無しさん@ピンキー:03/05/10 23:46 ID:DIX1LWRD
いい男
549名無しさん@ピンキー:03/05/11 12:25 ID:21av6Ppq
<ヽ`∀´> ウェーハッハッハッハ!!
550名無しさん@ピンキー:03/05/14 01:26 ID:pvb2uUVE
保守
551名無しさん@ピンキー:03/05/16 01:43 ID:TB+9ntrs
保守
552名無しさん@ピンキー:03/05/18 00:13 ID:Ta0h8PAU
保も
553名無しさん@ピンキー :03/05/18 03:24 ID:pUqMbUbJ
干しゅ
554名無しさん@ピンキー:03/05/18 17:11 ID:ZpLvjfLy
おまえら諦め悪いなあ
555名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:26 ID:K/dfRH2d
テスト
556名無しさん@ピンキー:03/05/20 00:55 ID:qek+URzj
大丈夫。下級生2が出るまでには復帰されるはずだから。
みんな希望を持って安心しよう。
557名無しさん@ピンキー:03/05/21 20:00 ID:KhrTYEj8
このママじゃ終れないっ!保守。
558名無しさん@ピンキー:03/05/22 01:05 ID:VAjN2vId
1どんは?
1どんは?
1どんは?
559山崎 渉:03/05/22 02:39 ID:kEHAV9zG
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
560名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:31 ID:igRc4h7w
諦めわるく保守
561名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:26 ID:0aNM1dyB
まあ年末に下級生2が出るまでには1さまが光臨して下さるよ。
・・瑞穂がとうとう稔に・・ハァハァ・・・
562名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:49 ID:/9UFG+TA
望みは捨てん
563名無しさん@ピンキー:03/05/24 01:09 ID:AdFQ5iCN
諦めないなら自分たちでSS書きゃいいのに・・・
こういうのは諦めが悪いって言うより(ry
564名無しさん@ピンキー:03/05/24 03:58 ID:AJHbo4lZ
定期的に煽りが来ますね
565名無しさん@ピンキー:03/05/24 05:46 ID:VPESQ89v
まあ煽りが来るだけこのスレッドが生きている証拠でしょうw
566名無しさん@ピンキー:03/05/24 10:35 ID:juCg1VuQ
自分達でSSを・・・と言われるのも分かるけど、やっぱ美佐子の温泉の
続きも気になるのよ〜。
美佐子SSは自分的には凄くキッツイ話だったんだけど
もうこの特急列車からは降りられない・・・・。

ふすまの向こうではきっと、縄で縛られて尻をコッテリと責めぬかれている
美佐子さんの痴態が・・・・ そして友美の言葉責めとかも始まって
更に濡らしちゃうんじゃないか・・・とか想像すると・・・ハァハァ....

つ〜ワケで、職人様諸氏の帰る場所だけでも守らんと。
567職人志望:03/05/25 21:32 ID:G+Q92RyM
ご無沙汰いたしておりました。ハズかしながら…
このまま消える気はなかったんですが。どうにも煮詰まって、止まっておりました
間隔が開いてしまったんで、なんとか最後まで書いてうpを、と思ったんすが。
それでは、まだ当分かかってしまいそうなんで。
半端ですが、上げさせてください。

>>566
ありがとうございます。
展開は、ほぼご想像の通りですね。ベタがウリっすから。
ただ、テンションは…足りないっすよねえ、こんなんじゃ。
残りちょっと、ガンガリますです。

でわ、短いし、半端っすが続きです。
この後は…いずれ、また(弱
568職人志望:03/05/25 21:32 ID:G+Q92RyM
……いきなり、どんな痴情の図が展開されていることかと、
戦々恐々として、友美の後に続いた芳樹であったが。
そこには、静かな和室の風景があるだけだった。
広い窓からは、明るい陽射しが差しこんでもいる。
大きな座卓の上には食事のあとがそのままになっているが、
蛙田も美佐子も姿が見えない。
佐知子が広い部屋を横切って、閉ざされた襖の前へと立った。
襖に手をかけて、目顔で友美と芳樹を招いた。
(……ああ、そうか)
これほどの高級な客室だ。寝部屋は別にあるということかと、芳樹は気づかされた。
(そういえば、あの時も)
ここでも躊躇なく動いた友美に、おずおずと従いながら、以前にも似たような
場面があったと、芳樹は思い出す。
蛙田が初めて美佐子を凌辱した時だ。
あの時も、呼び出された自分は豪奢な部屋の寝室へと通されて。
そこで無惨な姿を晒す美佐子を目の当たりにしたのだった。
569職人志望:03/05/25 21:33 ID:G+Q92RyM
ずいぶん……遠い昔のことのように芳樹が感じるのは、
その後、思いもかけぬ幸福な日々を手に入れて、
都合よく、蛙田の片棒を担いだことなど忘れかけていたからだ。
美佐子に会うのも、あの日以来―というのは芳樹の主観であって。
あの時の美佐子は苛酷な凌辱の果て、完全に意識を喪失していたから、
あの場に芳樹が闖入したことは知らないはずだった。
記憶とともに、罪悪感が蘇る。
成熟した肢体を男の精に汚して、人事不省で横たわる美佐子の姿。
それにカメラを向けて震える指でシャッターを押した自分。
その写真が、美佐子を、その後も男の意に従わざるをえない状況に落としこんだのだ。
一月あまり、男からの蹂躙を受け続けて。
あの清冽な美しさを誇っていた女性が、どれほどの変貌を強いられたものか。
芳樹の胸には、淫らな期待よりも、怖気が強い。
と、それを煽るように、
『……あぁ……』
閉じられたままの襖の向こうから、かすかな声が届いた。
ギクリと反応して、芳樹は隣りに立つ友美の表情をうかがった。
結局、芳樹の美佐子への罪の意識など、おざなりなもので、
恐れの対象はあくまでも友美なのだった。
蛙田に協力した経緯は、自分と友美の関係の発端部分につながってしまう。
芳樹の中では、それも“友美への強い執着のゆえ”と虫のいい書き換えが
なされているのだが。いずれにしろ、ほじくりかえされたくはない。
570職人志望:03/05/25 21:33 ID:G+Q92RyM
友美は前方を睨みすえている。キツイ眼差しで。
『……アア……いやぁ……』
また声が聞こえた。
泣くような、弱々しい。しかし、まぎれもない淫情を滲ませた女の声。
さらに、友美の眼光が鋭さを増して、それを横目に見る芳樹をブルわせた。
どうして、友美はこんなに怒っているんだろう?
芳樹には理解できず。ただ、その怒りが、どのように発現されるのかと、
怯えるばかりだった。
……冷たい怒りを浮かべて前を睨む友美と、おどおどとその横顔をうかがう芳樹。
佐知子は、少しの間、面白げにふたりを見ていたが、
「……開けるわよ」
潜めた声で、そう宣告して。襖にかけた手を……
「っと、いけない」
滑らせようとして、不意に思い出したふうに、手を離した。
グッと息を詰めていた芳樹は、思わずコケそうになり、
友美もかすかに憮然たる色を浮かべて、座卓へと歩みよる佐知子を見た。
佐知子が卓上から持ち上げたのは、小型のビデオ・カメラだった。
「よろしくお願いね」
この部屋に入るまでとは違った馴れ馴れしい口調で、芳樹へと差し出した。
取りあえず頷いて、芳樹は肩に提げていたカメラ・ケースを下ろし、
ビデオ・カメラを手にした。
改めて、撮影手の役わりをふられることで、ヤケクソ気味にハラをくくった。
電源を入れ、ファインダーを覗いてみる。
四角く切りとられた視界の中で、佐知子が再び襖に手をかけた。
そして、今度こそ、淫靡な声の洩れ出る部屋との境を静かに開け放った。
571職人志望:03/05/25 21:34 ID:G+Q92RyM
寝部屋は、少し暗かった。
二組のふとんが敷かれている。乱れたまま。
奥に床の間があって。
その細い柱に背をあずけるようにして、裸の女が立っていた。
カメラ越しの芳樹の視線は、白い豊かな胸に吸い寄せられ、
その後に、女の顔を確認しようとした。
やはり、美佐子……のようだった。
というのは、目許を覆った黒い布によって、女の顔は半ば隠されていたからだ。
「……あぁん、やあ、いやぁ……」
目隠しをされた全裸の女は、乱れきった髪を打ちふって、
ムズがるような声を上げた。鼻にかかった、ゾッとするほどいやらしい
声音ではあったが、美佐子のものに違いなかった。
美佐子は背後にまわした両腕を、柱に縛りつけられているらしかった。
あられもなく開いた両肢の間に、こちらは浴衣姿の男が座りこんでいる。
襖の開けられた気配に、男が振り向く。蛙田だった。
蛙田は、芳樹と友美の姿を見とめると、ニヤリと笑った。
572職人志望:03/05/25 21:34 ID:G+Q92RyM
衣擦れの音は、佐知子が解いた帯を畳に落としたものだった。
芳樹や友美の眼など気にもとめず、さっさと着物を脱ぎ捨てて。
襦袢一枚という艶めかしい姿になって、開けた襖の間をすりぬけた。
「お楽しみね」
愉しげな声を蛙田と美佐子にかけて、歩み寄る。
途中で振り返って、目顔で芳樹らを促した。
「…………」
無言のまま、友美が敷居をまたいだ。
芳樹は、カメラを構えたまま、それに続いた。レンズ越しに見ることで
少しでも状況と距離をおけるような気がしたからだ。はかない気休めであっても。
部屋の中には、ムッとするような臭気がこもっていた。
汗と男女の性臭が蒸れあった濃厚な匂いに、友美が眉根を寄せる。
「ヒッ、あ、い、そこっ」
縛られた女が、小刻みな嬌声を迸らせて、裸身を悶えさせた。
視界を塞がれているから、芳樹と友美の闖入には気づいていない。
どころか、声をかけた佐知子のことすら気にとめる余裕がないようだった。
友美と芳樹は、すぐ傍まで近づいて、改めて目の前の女を眺めた。
やはり、美佐子に間違いない。隠された目許以外のすべての特徴が、そう告げている。
しかし、それはあまりに変わりはてた姿といえた。
いつもキッチリとした三つ編みにされていた豊かな長い髪は乱れきり、
汗をふくんで頬や額にはりついていた。
白皙の頬には血の色を昇らせて。かたちのいい鼻からは、火のような息をついて。
いつも柔らかな笑みを浮かべていた唇はダラしなく半開きになって、
「アア、いい、そこ、もっとぉ」
荒い呼気と、あられもない痴悦の言葉を吹きこぼしている。
573職人志望:03/05/25 21:35 ID:G+Q92RyM
無論、美佐子をそんな状態に追いやっているのは、足元に胡座をかいた男の手管だった。
大きく開いた美佐子の両の太腿のつけねに伸びた男の手が
なにやら微妙
な動き見せていたのだが。
芳樹らが近づくと、男は動きを止めて、手を引いた。
「ああん!? いや、いや、ねえ」
途端に美佐子が切羽つまった声を上げる。首をふり、裸の腰を揺すって抗議する。
その、物欲しげにうねる腰、おっぴろげた股間の中心、
白い腹に際立つ漆黒の茂みの中に、禍々しい淫具が突き立っているのを、
芳樹と友美は目にした。
「いや、おねがい、突いて」
あさましく、挿送の再開を乞いねがって、美佐子がわめく。
ムッチリと肉を実らせた両腿をガニ股開きに踏ん張って、腰を突き上げた。
その訴えを無視して、男は背後に立った友美へと顔を向けた。
美佐子の痴態を凝視する友美の、思いつめた表情を眺め、愉快そうに口の端を歪めた。
座った尻を横にズラして、開いたスペースを指さす。
特等席で見物しろ、ということらしい。
「…………」
友美は無言で、膝を折り、それに応じた。
574職人志望:03/05/25 21:35 ID:G+Q92RyM
友美が座ると、男は再び美佐子の股間へと手を伸ばした。
バイブの柄を掴んで、ユルユルと挿送をくれてやる。
「あ、あっ、いい、いいっ!」
たちまち、ヨガリ泣きを噴き上げる美佐子。男の手の動きに迎合して、
豊かな腰の肉置が踊り弾む。
(……うわ…)
自分も膝をついて、友美の肩越しに美佐子を映す芳樹は、その光景に度肝をぬかれる。
ただでさえ、低い視点から見上げる熟女の肢体は、肉感を増している。
乳も腰も豊満な肉づきが強調されて、圧し掛かってくるような迫力があった。
しかも、その熟れ肉は、どこもかしこも粘っこい汗にまみれてヌメ光っているのだ。
正直、芳樹には、ちょっとヒくものがあった。嗜好からハミ出している。
特にヒドいのは、バイブ責めを受ける女肉だった。
まずは黒々と繁茂した叢。友美の無毛の清らかな秘所を見慣れた芳樹には、
凄まじい剛毛と見えた。しかも汗に濡れて色濃くなり、ところどころは付着した
体液でもつれ絡まったりもしているから、いっそうムサ苦しい。
頒布も広くて、パックリと開いた厚い肉唇の下の方まで。
バイブの抜き差しにつれて、捲くれあがり巻きこまれる肉弁も、糜爛し色素が沈着して
これまた友美のピンク色の女肉とは比べるべくもない。
ブジュブジュと濁った音。しとどに溢れた汁は内股をベッタリと濡らし、太腿にまで筋を引いている。
芳樹は、女蜜がこんなにも多量に溢れ出すものだとは知らなかった。
バイブの茎にまとわりついたコッテリとした白濁も、見たこともないものだ。
575職人志望:03/05/25 21:36 ID:G+Q92RyM
「アアアッ、いい、いいーっ!」
男の手の動きが、やや激しさを増すと、美佐子が喉を反らして喚いた。
グリグリと攪拌するような動きに、貪婪な女陰が歪に形を変え、
白濁の汁が泡だって弾ける。
鼻に届く生臭いような牝の性臭がひときわ強まって、芳樹はウッと息をつめた。
確かに、凄まじいような淫猥さだ。芳樹も否応なしに官能を刺激されて、
股間に血が集まり出してもいる。
しかし、目の前でのたうつ白い肉体に触れたいとは思わなかった。
芳樹には、あまりにドギツすぎた。
(……あの、美佐子さんが……)
なんという転落ぶりか、と奇妙な感慨が胸に迫った。衝撃と畏怖。
それは男の手管に対するものでもあり、女の業に対するものでもあった。
いずれにしろ……いま、自分は知らなくてもいい世界に触れてしまっているのだと、
ドス黒い不安に包まれて。芳樹は撮影に集中することへ逃避した。

            …………(つづく)
576566:03/05/26 00:37 ID:aNL0uEg1
おおうっ・・・・!
職人志望様おかえりなさいませ〜(感涙

あんな風にイイつつも、ちと「このままになっちゃったらどうしよう・・・」風味
だったので、とても嬉しいです。
でも、いつも職人志望様の美佐子さんのSS読むと
エロゲやっててもエロシ−ンでキャラを美佐子さんに置き換えて
妄想しちゃったり(おかげでエロゲが上の空に)、エロエロによる興奮と
寝取られ感のストレスで2〜3日眠れなくなっちゃったりも
するんですが(w;

でも、芳樹が常識人に見えるのが(苦笑
テンションが足りないっすよねェ・・ってのは、やはりその
常識人っぽく見える芳樹視点のせいですかね・・?
オヤジ視点で美佐子を責めつつ、芳樹の感情は控えめに
オヤジが佐知子と共に、「第三者が見てる」のを美佐子に匂わせて
責めれば、迫力は出ると思いますが・・・って、そんなのは
百もご承知なんでしょうけど。

まだ続きそうなので、不眠になるのを恐れつつも
続きがうpされる日を楽しみにお待ちしています。
577名無しさん@ピンキー:03/05/26 02:33 ID:mRrONTSk
             _,. -'' " ̄~゙三=-_、_   ,.-'"
          ,,.-''" r _、      三三ヽ."
        /    i {ぃ}}       _ニニ三゙、
       /,.、     `--"      二三三;     _,,. -'''"
       l {ゞ}    i        _ニ三三|  _,..-'''"
      .l `" i_,,...-''|           ニ三三!''"
     _,.-!    !  i         -ニ三三/
      l´,.- l    \/        -ニ三三/
  _.  ! ri l\       __--三三三='"
  j'‘´j `´ | !  ` ミ三三三三三=''"
 i',.. '´}  | |


待ってたかいがありました(;´Д⊂
578名無しさん@ピンキー:03/05/26 07:18 ID:d8CXlMpQ
ききききキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
579名無しさん@ピンキー:03/05/27 15:07 ID:nQdFEk/2
芳樹様は神です
580名無しさん@ピンキー:03/05/28 12:26 ID:aJ4uJ0Vb
職人志望さんも神様です。
581山崎 渉:03/05/28 13:43 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
582名無しさん@ピンキー:03/05/29 20:16 ID:RsTH9Ait
保守ついでに・・・・。

もしや温泉に芳樹と友美がやってきたのは、美佐子の調教を
盛り上げるため・・・・と思わせて、実は友美の尻に敷かれてる
芳樹(実はオヤジ並の巨根)に女の責め方、堕とし方を教えるためで
生意気な口を利く友美を縛り上げて、オヤジの教えを受けた芳樹が
美佐子と並べて犯しまくりのイかせまくり、帰る頃には
芳樹の肉棒の虜になってメロメロになった友美が・・・・

・・・・・・なんて妄想してみますた(w
583名無しさん@ピンキー:03/05/31 12:28 ID:fnhAf47t
hosyu
584名無しさん@ピンキー:03/06/01 20:41 ID:HprHMwvA
芳樹が主人公のえろゲやりてぇ〜なぁ
585名無しさん@ピンキー:03/06/02 21:46 ID:U5rlBUqA
ほっしゅっしゅ
586あぼーん:あぼーん
あぼーん
587名無しさん@ピンキー:03/06/03 02:13 ID:ZrTareDu
>584
感情移入できる人間にはなりたくないなぁw
588名無しさん@ピンキー:03/06/03 08:50 ID:znfaSoh2
美佐子をくれたらカエルオヤジでも芳樹でも「シンクロ」して
ヤルさ〜!(w;
589名無しさん@ピンキー:03/06/03 20:50 ID:aCJwBTqS
唯のぱんてぃらを撮りたひ
590名無しさん@ピンキー:03/06/05 09:24 ID:nXmCpXsh
ほしゅ〜
591名無しさん@ピンキー:03/06/05 23:03 ID:AOVA0MwP
このスレが埋まるまでに完結するかな〜?
592名無しさん@ピンキー:03/06/06 23:16 ID:9J7NdTFZ
長くなったらなったで、それはまた嬉しいんだけどね〜。
593名無しさん@ピンキー:03/06/07 04:06 ID:otaJFwAU
・・・そろそろ1さまが光臨されそうな気がします・・・
594名無しさん@ピンキー:03/06/07 17:12 ID:WFOO+JIQ
>>593
誤字がある時点でありえんね
× 光臨
○ 降臨
595名無しさん@ピンキー:03/06/08 18:43 ID:9Asz2H0r
DDDもついに復活した事ですし、ここも復活を望みます。
596名無しさん@ピンキー:03/06/08 23:03 ID:bEf32iog
おお、ホントだ。
暫定版は早くも消滅か。
まぁいいんだがまったく機能せんかったな。
597あぼーん:あぼーん
あぼーん
598名無しさん@ピンキー:03/06/11 03:44 ID:hhJChm4U
ほしゅ
599名無しさん@ピンキー:03/06/11 13:15 ID:jKR0F32d
(*´∀`*)ハァハァ
600名無しさん@ピンキー:03/06/12 00:03 ID:KwuoRayX
        __ __      ハ`ェ-ェヘ、
   __  __,,..!#丼#|     |#ヽキキキキヽ⌒' ヽ
   '⌒>.>'⌒`‐、#丼.!' ⌒`` '´ ⌒ ミ`ヽ#|_⌒__ヽ__
   ⌒/⌒(⌒ノエエキヽ, '' ⌒``ヽ "⌒ `ミヽ~~|#丼#|
   〃{ (( ( |#丼#| ,. -‐ ´` ´ミ ミ ヽ ヽ |丼丼丼|
  (  ヽ、__(.|丼丼丼|/ / / /./ ハヽ ヽ. \ \丼#|
     (. ( |#丼#| / .//{/{/ || l|ヽ .}ヽ .}ヽヽ+#|
      ` ‐-甲.丼#| |ハ/-|‐リ- | | -ソ‐-};/ヽ ヽ.}--!
        /7,7,(´`} ,/、;;ii!!='  ! ! ,;;ii'‐|キキキソソ
       ./テテテハ }./ `:i|l::}’   、{i|l;/.lキキキキ|
       '´ ⌒ `’`'!   ´’’`    ' ```.! !'´⌒`'! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ,.'⌒冫\    ー ‐'  /)    < 600げと〜☆だよん♪♪
         /   (-ノ ` 、   ´ /(      \___________
           '_,,-‐´ )\   ` ‐-; 'ヽ  )
     _,, -‐ ''   ヽ    \    i/ |`` 、
   /ヽ       ヽ     \.  /  |     ` - 、 _
  /ヽ  ヽ       ヽ-‐i‐‐i‐v-‐-v i‐‐i--;    |ヽ、
  / ヽ  ヽ       .|二|ニレ{ ><.}<.|ニ|ニ|.    | |.ヽ
  |  ヽ  ヽ      .|二|ニiフ`‐‐'ミ.iニlニ|.      |.| ヽ
  .〉、 ヽ.  l       !二!フ./   ヽ`ヽ:!ニ}      || /.ヽ
  {ヽヽ  ヽ .|      <.X.X./ \/' ヽ.X.X.>     | |. ヽ
  |  ヽ  ヽ }      ヽX/'   \ ヽX/     _.||  ヽ
  |  ヽ  ヽ| |_ ,,  ‐-  `′__    \_`’-‐ _ -  /   ヽ
  |    ヽ  | |  |\       ̄ ○ |       /|    ヽ
  |    ヽ  |.|   |            |       .|'     ヽ
  .|     .ヽ .|               |       .|      ヽ
  |    ヽ |               ○.|       |      |ヽ
   |     |    i          ノ |   _,.-‐ - -|   i   |.| ヽ
601名無しさん@ピンキー:03/06/12 00:14 ID:QvsqYw/u
そういやAT-Xで同級2のTV版が流れるみたいだな。
唯のシャワーシーンすらないだろうが一応とっとくか…
602名無しさん@ピンキー:03/06/12 02:37 ID:W1Gbc/rU
自分は見ちゃうとどうしてもまた美佐子さんを思い出して
やっと自分視点をカエルオヤジにシフトしたのが元にもどっちゃいそうで
こわい・・・・。
寝取られ属性ないんだよなぁ。
603名無しさん@ピンキー:03/06/12 16:03 ID:INt67yNm
神が戻ってくるまで保守
604名無しさん@ピンキー:03/06/13 09:17 ID:BYpBsvYY
DDDで1タンの瑞穂陵辱の続きとかいうのが載ってたけど、
作者の許可無しに勝手に続編書くのはどうかと思うぞ。
偽外伝とか付けてもなぁ。

『是の続編を誰か買いて下さい。』とか言うのも、あまりに酷過ぎ。
605名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:29 ID:Sw7oTv7R
住人は待った・・・
 (♪風のぉなぁかのす〜ばぁるぅ♪)
  続きを待ち続けた・・・
  (♪砂のなぁかのぉぎ〜んが〜♪)
    職人が帰る場所を守り続けた・・・
    (♪みんなぁ何処へぇ行ぃった〜(涙♪)
       
      プ  ロ  ジ  ェ  ク  ト  X 
606名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:56 ID:pIAfbA+8
>>604
まぁ勇み足だよな。
続き書く気もねーなら作者に許可とってからでいいだろうに…
しかし今DDD掲載してんのって半年くらい前の奴を順に載せてってるんだろ?
読みたてで興奮していたのかもしれん。
607名無しさん@ピンキー:03/06/14 00:29 ID:rS9HUVAi
上のリンクからDDD見れないですけど(涙)。

>作者の許可無しに勝手に続編書くのはどうかと思うぞ。
でも普段なかなか会話したり、許可など取れないでしょうから、
悪気があって勝手に書いた訳ではないかもしれませんよね。

何か1さまの降臨が徐々に近づいてきたような気がして嬉しいです。
(もしジラートに寝取られていなかったら今頃きっと・・・w)
608旧1:03/06/14 00:51 ID:V/k1ygi0
>>604
そのSSだけど、作者の方からかなり前にメール貰いました〜。
もちろんDDDが長期休養に入る前だったので、かなり前です。
その後、OKですよ〜って返事のメール送ったので、個人的には問題ないと思います。
まあ、エロパロ自体・・・・・・なので許可とか堅苦しいのはあまり必要ないと思うけどw

とにかくDDDが復活してよかったです^^
そんで、これから自分も頑張るつもりなので、気長にまっててくださいです;;
609名無しさん@ピンキー:03/06/14 01:06 ID:rS9HUVAi
ほんとに1さまきたーーーーー!!
もう続きを書かれる気持ちがあるとわかっただけで十分です(涙)。
気長に楽しみに待っています。
610名無しさん@ピンキー:03/06/14 08:24 ID:na1yvR9T
今年中くらいに1さまの続きが読める予感…
611名無しさん@ピンキー:03/06/14 09:59 ID:nAHS6tyq
長かった・・・

待っててよかった・・・・゚・(ノД`)・゚・
612名無しさん@ピンキー:03/06/14 13:13 ID:7GU/AfxS
嬉しいなぁ。ほんとに感激!
613名無しさん@ピンキー:03/06/14 13:14 ID:H56s9VCJ
>>611
ここからが長いというのに・・・
一度JellyFishのソフトを予約してみろ
「待つ」いや「待たされる」ということがどういうことかわかる
614名無しさん@ピンキー:03/06/14 15:00 ID:VgWiA1T9
>613
スレ違いだが、あそこってどうして潰れないんだろう。
一年半も延期したら、18*開発スタッフ人数分の人件費がかかって、
売り上げで賄えないほどの赤字が出ると思うんだが・・・。

まぁ、どこぞのアーゲちゃんのように、自社を守る為に分割販売するよりはマシか
615名無しさん@ピンキー:03/06/14 17:07 ID:B8zYUw8j
>>614

同じくスレ違いですが、まじめにレス。

あそこは発売延期分は、グッズの売上で賄うと。
GW中のとあるイベントに行ってきましたが、一杯テレカ売ってましたよ、しかも2k/枚で・・・。
その上、新作テレカ一定額以上買えば、おまけに限定テレカ進呈、だから、テレカ何枚も買う人が一杯いましたよ・・・。
私は下敷で済ませましたけどね。テレカの絵柄、下敷買えば1/5の値段で済むんですよ。ホント○○○・・・。

限定テレカは今回だけでしょうけど、そういうイベントが年2回、おまけに年2回のコミケにも同じようにして参加して売上上げてれば、赤字にはならないんでしょ?恐らく・・・。
616名無しさん@ピンキー:03/06/14 23:14 ID:4IkMbEXa
JellyFishって何出したところ?
617名無しさん@ピンキー:03/06/15 00:48 ID:opM4fcTB
いつのまにかキテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
618名無しさん@ピンキー:03/06/15 10:59 ID:o56axnOh
>>616

「Green」を出してます。んで、今月末「Lovers」出す予定でしたが、
また来月の中頃に延びました。

# ある情報Webで、発売日延期キタ━━━と書かれてた・・・
# 色んな販売店で、何回も予約取り直してたし・・・

またスレ違いですが、まじめにレス。
619604:03/06/15 12:29 ID:fLXFss/h
>608
そうだったのですか。
先走って堅苦しく考えてスンマセン。

DDDもついに復活したし
1タンの続きも楽しみに待ってますね。
620旧1:03/06/15 20:58 ID:jhHik+SB
下級生・瑞穂調教 第三話 放課後 1




校舎の玄関口から出てグラウンドを横切った左側、正方形に近い学園敷地の一角。
一際豊かな緑に囲まれるようにして建てられたプレハブ小屋群。
それらのプレハブは内部で幾つかの部屋に区切られ、主に運動部の部室として使用され
ていた。
瑞穂の所属する女子テニス部の部室もその一角だ。

一言にプレハブ小屋とはいっても建設現場などにみられる安物ではなく、壁にはウレタ
ン性の断熱・防音素材を挟み込み、冷暖房完備の優れもので、その上職員室から離れた
位取りと、まさに生徒達にとって最高の場所なのだ。

そのクラブハウス区画の裏手。
普段人が訪れることなどない、樹木と外壁に囲まれた薄暗い場所。
その一番端、唯一運動器具などの物置小屋として使用されているプレハブの裏側。
そこが瑞穂が稔に連れてこられた所だった。
621旧1:03/06/15 20:59 ID:jhHik+SB

「ここなら人目も気にならないよ」

「う、うん……そうね……」

瑞穂は長い黒髪を揺らし不安げに辺りを見回す。
うっそうと生い茂った樹木は、放課後とは言えまだ夕方前の日差しを殆ど遮り、
光のみならず運動場を走る生徒達の掛け声さえも、その浅緑の葉で吸収しているよう
だった。
初夏前だというのに、瑞穂がどこかしら寒気を感じるのも無理はない妖しげな場所だ。

耳に伝わる音が、カサカサと木の葉が風で揺れるぐらいなのも、普段は明るく元気な瑞
穂を心細くさせていく。
ふいに瑞穂が向けた視線の先には、生徒が悪さに使用して捨てたのか、塀の脇に所々錆
びた消火器転がり、横の草叢にはやや古びた印象を覗わせる石灰のラインを引く道具が
無造作に置かれていた。
こんな裏手だと、教師はおろか生徒でさえ滅多に訪れないであろう事は瑞穂にもすぐに
見て取れた。
確かに稔の言うとおり、ここならば他の誰にも相談事を聞かれる心配などないと。
唯一それだけが瑞穂の心を安心させた……。

「俺なら力になれると思うぜ、瑞穂ちゃん!」

不安げな瑞穂を落ち着かせるように稔が真面目な顔で話しかける。

「ありがとう……稔くん……」

薄暗い場所に二人きりというシュチュエーションのせいだろうか、いつもとは違う稔の
真摯な瞳に見つめられ、瑞穂は一瞬ドキッとする。
どこか違う今日の稔ならば信じられるような……なぜか、そんな気がするのだ。
622旧1:03/06/15 21:00 ID:jhHik+SB

瑞穂は、立ったまま美しい脚線美の脚をまっすぐに伸ばし、背中だけをクラブハウスの
外壁に預けるようにすると、豊かな黒髪、白いヘアバンドの頭を下に向かせ、地面に視
線を落とす。

「俺は何があっても瑞穂ちゃんの見方だぜ……」

「うん……」

稔が労わる様に話しかけるが瑞穂の耳には届いていなかった。
まだ瑞穂の中では、あの出来事を本当に稔に相談してもいいのか?相談するにしても、
どうやって話を切り出せばいいのか?考えがまとまらないでいたのだ。

そうして考えてる間に、時折遠く校舎側から風が吹き込み、軽く地面の草を揺らすと、
壁にもたれかかる瑞穂の赤紫のプリッツスカートをユラユラとなびかせる。
そのせいで若い張りに満ちた白い太腿がチラリ、チラリと露になり、その度に瑞穂の気
づかない所で稔の視線が動き回る。

(さすが学園一の美少女だけはあるよ、瑞穂ちゃん……テニスウェアの生脚とスコート
に包まれた美味しそうなお尻もいいけど、制服姿も最高にそそられる物があるぜ)

今までこれほど至近距離で眺める事など決して有り得なかった、学園のアイドルと呼ば
れる瑞穂の制服姿に稔の妄想が加速する。
稔の目の前に立つ瑞穂の身体は、制服の上からでも男としての妄想を激しく掻き立てる
のだ。
623旧1:03/06/15 21:01 ID:jhHik+SB

(それにしても……今日の瑞穂ちゃん、妙に色っぽいな……。
先週まではみこちゃんと一緒で何も知らない女の子、女の子って雰囲気だったのに……。
なんだか……こう滲み出るようなオーラみたいなフェロモンみたいな……これは、やっ
ぱり瑞穂ちゃん……)

稔が瑞穂の肉体の変化を牡の嗅覚で嗅ぎつけはじめる。
大学生である高田によって、週末、集中的に施された行為によって一気に大人の階段を
登らされた瑞穂の身体は、本人の望む望まないに関係なく牡を惹きつける魅力的な牝の
身体へと変貌しはじめていた。
しかも、まだ未成熟な肉体の内部から……。
稔は瑞穂の細いウェスト付近からヒップへと流れる曲線が、男に抱かれた事のない少女
のそれではなく、牡の味を何度も教え込まれた腰つきなのでは?、と思う。
何より教室での健太郎に対する瑞穂の対応を離れた席から盗み見ていた稔には、ある憶
測があった。
そして、それは恐らく間違いではないと……。

(へへ、健太郎には悪いが、ついに俺にもチャンスが回って来たようだな)

元々しまりの掛けた稔の顔がだらしなく緩む。
しかし、すぐに稔は気を引き締める。
一度左手で邪魔な自分の茶髪をかき上げると、瑞穂を優しく慰めにかかる。
教室で閃いた思惑通り、最後まで上手く事を運ばねばと思うのだ。
624旧1:03/06/15 21:02 ID:jhHik+SB

「もしかして健太郎となにかあったの? 
まさか、あいつ瑞穂ちゃんを悲しませるような事をしたんじゃ……」

最初は要らぬ警戒心を抱かせぬようにと離れて話していた稔が僅かに瑞穂に近づき、丁
度正面に立つと、慰めるようにそのなでやかな肩にそっと手をかける。

「ううん……健太郎くんは悪くないの……」

稔の口から健太郎の名前を聞き一瞬心が凍る思いのした瑞穂だが、すぐに小さく首を振る。

「じゃあ、なに?」

男子生徒の中でも背の高い方の稔が少し屈むようにして下から覗きあげ、瑞穂と視線を
あわせようとする。
稔の肩近くまで伸ばした茶髪の隙間で金色のピアスが怪しげな光を放つ。

「…………」

「おいおい、いつも明るい瑞穂ちゃんらしくないぜ!
 話してくれなくないと、俺、瑞穂ちゃんの力に成りたくてもなれないじゃん!」

「うん……そう……だよね……」

「俺って、そんな頼りないかな?これでも健太郎の親友だぜ!」

「うん、わかってる……」

「だからさ、ドーンと任せて全部話してみてくれって!
たまには健太郎じゃなくて俺を頼ってくれよ、瑞穂ちゃん! 
100%悪いようにはならないって!」
625旧1:03/06/15 21:03 ID:jhHik+SB
今まで心の中で描いていた軟弱でどこか軽薄な稔のイメージと違い、妙に頼もしい言葉
を連発する姿に瑞穂は勇気づけられる。
少なくとも稔が健太郎の親友である事は事実だし、いまの瑞穂にとってあの悪夢の様な
出来事を相談できる人間は、この後藤稔を置いて他には居ないように思えるのだ。

(健太郎くんの親友なら……きっと……)

俯いたままの瑞穂は深く息を吸い込むとゆっくり口を開く……。

「じつはわたし……金曜日の放課後……部活の先輩に呼ばれて葉月町へいったの……」

「へぇ〜…………」

瑞穂の見えない所で稔の口元が勝利を確信したように歪む。
瑞穂の肩に置かれた稔の手が次第に背後へとまわり込み、いかにも安心させるように優
しく背中を擦りだす。
稔の指に校内一美しいと評判の瑞穂の黒髪が触れ、絡まることなく流れていく。
先週までの瑞穂ならば自分の髪に健太郎以外の男性が触れたこの時点で、可愛らしい顔
をキツク強張らせすぐに距離を離すのだが、いまはそんな余裕はなかった。
稔に説明する事で甦る悪夢が、出来る事ならば過去に戻って全て消し去りたい記憶が、
瑞穂の神経を奪い去っていた。

「部活の先輩っていって今は大学生で……わたしが一年の時に男子テニス部の部長され
ていた方なの……。わたし、OB会の打ち合わせだって晴彦くんから聞かされてて……
そこで……そこで……」

瑞穂のか細い声が低く消える。
桜色の唇が震えるように動いてはいるが、声にはならない。
黒くて大きな瞳がオドオドと不安げに辺りを彷徨い、目鼻立ちの整った顔からはすでに
血の気が引いていた。
626旧1:03/06/15 21:05 ID:jhHik+SB

震える瑞穂の背中を制服の上から擦る、さも心配げな顔の稔が足を一歩前に出し、さり
げなく距離を縮める。
すでに稔の体の10センチ程先に、魅力的な母性の膨らみを大きく描く瑞穂の胸が存在
する状況だ。

「そこで……そこで……。だめッ!わたし……やっぱり言えないわ」

瑞穂が何かを振り払うように色っぽいうなじの首筋を左右に揺らし、弱々しい声を出す。
「逃げるのかい瑞穂ちゃん!!」

「え……」

「そうやって、さっき教室で健太郎の前から逃げたようにまた逃げるのかい?
そんなの解決ならないよ!一人で悩んで抱え込んじまわずに話しちゃえよ!
瑞穂ちゃんだって、これからずっと健太郎と今日みたいなぎこちない関係を続けるの嫌
だろ?俺なら健太郎との仲直りのお膳立てだって出来るし、それに話せばそれだけで少
しは気が楽になるって!」

瑞穂を信頼させるように熱弁を奮った稔の手がいつのまにか瑞穂の長い黒髪から細い腰
周りへと移動し、優しく撫で始める。
あくまでも友達想いの仮面に隠された下心を読み取られないように、稔の手が瑞穂の制
服の腰に巻かれた大きなリボンの上を這いずり回りだす。
背中に咲く大きなリボンの華が稔の手によって好き放題形を歪めてゆく。

「ほら、勇気を出して……俺に話してごらん……」

「うん……」
627旧1:03/06/15 21:06 ID:jhHik+SB

澄んだ瞳に今にも溢れそうな涙を湛え、瑞穂が小さくうなずく。
感情の篭った言葉に感動したのか、稔の手が瑞穂の身体を軽く抱き寄せても嫌がるそぶ
りをみせない。
すでに瑞穂は稔に下心があるようには思えなかった。
これ程までに自分と健太郎との事を心配してくれる稔が悪い事をするはずがない。
何より稔は健太郎の親友なのだから……。

しかし、その信頼に染まる少女の心の隙を突くように、稔の視線が大人の性を教え込ま
れたばかりの瑞穂の身体を駆け下りる。
シャツに包まれた柔らかそうな大きな二つの膨らみ、理想的なビーナスラインを描く括
れた腰、短いスカートから伸び出る二本のムチリとした白い太腿へと蛇のように絡みつく。
赤紫の布地に青い線の入ったスカートの裾が風でヒラヒラと揺れ、透き通るような白い
瑞穂の生肌が稔の鼻息を次第に荒くさせる。

「さあ、隠さず全部話してね。
じゃないと俺、瑞穂ちゃんと健太郎の仲直りに協力できないよ。
だって、親友に嘘はつけないだろ?」

「そ、そうよね……」

稔は天使の輪を描く瑞穂の頭を自分の胸に引き寄せそのままヨシヨシと擦る。
恋愛ドラマのワンカットで良く見られるような、恋人を抱きすくめる体勢だ。

(そうよ……稔くんの言うとおりだわ……このままじゃ、わたし、健太郎くんと……。
それだけは……それだけは絶対いやだもの……)

瑞穂は右手で自分の頬を一度拭うと、
稔の胸板に豊かな黒髪ごと額を預けたまま、静かに口を開きだす……。
628旧1:03/06/15 21:09 ID:jhHik+SB
以上です。
DDDが復活したんで、急遽書いてみました。
って、これ、本当は3月の時点で書けてたんだけど……。
たぶん、ダメなところはわかってます;;

昔のように勢いも重要だと思うけど、やっぱりダメだね。
次は純愛に挑戦しないと、、、
って、これもテーマは純愛のつもりなんだけどねw

ちなみに続きは阪神が優勝する頃までには……
下級生2が出る頃までに終わるのは無理っす;;
でも、出来るだけ頑張ってみるよ。
途中で力尽きたらごめんね;;
629名無しさん@ピンキー:03/06/15 21:16 ID:yZnMUpDh
1さまキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
630あぼーん:あぼーん
あぼーん
631名無しさん@ピンキー:03/06/15 22:31 ID:r88nELrU
1様、長い間、待っていて良かったです。
632名無しさん@ピンキー:03/06/15 23:00 ID:LZdq+q0J
阪神ファンなんでつが・・・・。
今年の勢いだと9月には阪神優勝が決まっちゃうんじゃないかと
思ってるんですが・・・・


期待しちゃいますよ?(w
633名無しさん@ピンキー:03/06/15 23:47 ID:0/NWxg3O
''''''─- .....,,,_        __人_人,_从人_.人_从._,人_人_
 ̄"゙'"''''''─‐- ゙"ニ ─__ )
 r──---   ...___    )  オレずっと待ってるからー
 三 /レi ニ |   ニ ≡ )   旧1さんが続き書いてくれるのずっと待ってるからー!
 .ニ ( ゚´Д)|  ニ  |!U_ ろ
 | /  つ つ Lニ-‐′´   )/⌒Y⌒Y⌒l/⌒Y⌒Y⌒Y⌒
 '''''゙゙゙゙゙ ̄  _,,-‐''' ∧_∧ っ ゚
--─="゙ ̄    ⊂(Д´;) ゜
ニ─        _,.. ゝ、 O ←>>スレ住人一同
      _,.. -‐'"   しへ ヽ
__,, -‐''"         ,  ゙ー'
            , '    /
634名無しさん@ピンキー:03/06/16 03:28 ID:4tGmT8ut
1さまーーーー!!(歓喜)
あの最初の高田先輩の話以降、まだヌキどころがないというのが
ちょっと生殺し状態ですけどw
でもまた1さまの瑞穂SSの続きが見れてほんとにうれしかったですーー!
635名無しさん@ピンキー:03/06/16 06:16 ID:8L0KhTCf
阪神が優勝する頃までには

夏以降の恒例により阪神絶不調 優勝を逃す

1さん絶望 作品未完で終る
636名無しさん@ピンキー:03/06/16 14:36 ID:ECcmEhTZ
1様降臨で盛り上がってるところ、大変申し訳ないが、>633の元ネタってなんだっけ?
なんか思い出せそうで思い出せなくて。
637名無しさん@ピンキー:03/06/16 20:32 ID:Oo0YQVFD
with youじゃねぇ?
638名無しさん@ピンキー:03/06/16 22:12 ID:J575bPDc
メーテル〜っ
639名無しさん@ピンキー:03/06/16 23:14 ID:nv1gHAOu
>>636
自分はしお韓でしか記憶がないw
640名無しさん@ピンキー:03/06/17 11:26 ID:6dOPo1eN

長い間、保守し続けたかいがあった(;´Д⊂
641名無しさん@ピンキー:03/06/18 00:02 ID:ZteG9Jr7
1さんフカーツしてたんだ。
嬉しいやね(・∀・)
642名無しさん@ピンキー:03/06/18 16:14 ID:SlpeB3Xd
できれば1人先輩にネチネチヤラレテほしい
643名無しさん@ピンキー:03/06/20 02:41 ID:Y9EEaGym
そしてまた保守の季節。
でも希望があるって素晴らしい(笑)
644名無しさん@ピンキー:03/06/20 08:32 ID:J1cGnM9A
DDDの続編は状況が特殊過ぎて先が全く想像つかん。
あんなネタふってから人に投げるなよ。
645名無しさん@ピンキー :03/06/21 02:12 ID:OF4wlIIk
よく書いて下さった。
こんな一文にもならんことを。
これは、愛ですな
頑張って、つづきお願い致します。
たのしみです。
646名無しさん@ピンキー:03/06/24 02:39 ID:Rz6l1TLQ
よろこびに満ちつつ保守。
647名無しさん@ピンキー:03/06/26 03:00 ID:A9BzoWw3
ハイ保〜
648名無しさん@ピンキー:03/06/28 00:03 ID:sEIVOkx3
今日も保守。
職人さん達の留守を守るよ〜。
649名無しさん@ピンキー:03/06/30 05:13 ID:Qk53liw4
保守します〜
650名無しさん@ピンキー:03/06/30 08:51 ID:RD+dxTQ9
凄いなぁ半月ぶりに覗いても、何時覗いても保守してる人がいる
根強い人気なんだなぁ
651名無しさん@ピンキー:03/06/30 10:08 ID:/Wjijg1H
保守し続ければ、いつか職人さん達が帰ってくることが
証明されたからね。
652名無しさん@ピンキー:03/07/01 02:32 ID:qJZ3Jwj0
いえいえ、自分なんかはこんな事くらいしか出来ないんで・・・。
お恥ずかしい限りっす(^^;

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1040226442/
まぁ、ココを毎日読みながら、燃料補給しつつ
お留守番です。
653名無しさん@ピンキー:03/07/01 09:48 ID:WNHKRp/a
ここでこっそりと報告…
エルフの下級生2,開発中止らしい(藁
654名無しさん@ピンキー:03/07/01 15:17 ID:PqHIyPxa
またかよ!
655名無しさん@ピンキー:03/07/02 23:40 ID:n8RQD4q8
下がりすぎでしょう
656名無しさん@ピンキー:03/07/03 00:00 ID:yZXvZZ2u
ちょっと質問スマソ
こういうのってエロゲネタ板でやる方が人と職人が集まるんじゃないんですか?
657名無しさん@ピンキー:03/07/03 01:11 ID:0QDilK5x
まあ、旧1氏の再光臨以降のこのスレの趣旨は
彼の作品を待つことだからな。
正直どうでもいい。
658名無しさん@ピンキー:03/07/04 02:17 ID:Ae1bNUW4
漏れはひっそり職人志望氏を待ってる…
659名無しさん@ピンキー:03/07/04 08:29 ID:g+7G9wkQ
同じく、職人志望さんのお帰りも待ってます。
まぁ、毎日読ませてもらってはいるけど、佐知子もいいけど
漏れの心の恋人はやはり美佐子なんで・・・(w
660旧1:03/07/05 02:23 ID:wmue9Smn
>>653
(; ̄◇ ̄)まじでつかー・・・
661名無しさん@ピンキー:03/07/05 12:14 ID:VCwfKP7E
あうう・・・・。

これで旧1さまのモチベーションが下がってしまうのであろうか・・・
662名無しさん@ピンキー:03/07/05 18:18 ID:5tGyO0bG
阪神が優勝するからプラマイゼロと思われw

漏れは下級生2より同級生3が(ry
663名無しさん@ピンキー:03/07/05 19:07 ID:B4xuX88D
>662

数年前に竹井氏に直接聞いた時は原画は全て完了したとの
事だったけど。

まあ、メーカー通販で金取ってないだけましか。
664あぼーん:あぼーん
あぼーん
665名無しさん@ピンキー:03/07/07 17:17 ID:bbveiAti
>>663
同級生3は、もう発売される事は無いだろ。
竹井の馬鹿のせいだけどな。
666名無しさん@ピンキー:03/07/08 00:27 ID:bqtBnysE
同級生3が出来ないのであれば同級生4を作ればいいではありませんか。
667名無しさん@ピンキー:03/07/08 02:16 ID:vd86D+0c
3.1
668職人志望:03/07/10 00:25 ID:QEH2uFC0
(575からの続きです)

「ンアアッ、イ、イキそ、イク、イッちゃ……」
どんどんと甲高くなっていった美佐子の嬌声が切羽つまって、
いまにも絶頂の叫びに変わるかと思えた刹那。
「アアーッ!?」
蛙田は、また手を止めてしまった。
「アアアア、もう、いやああっ」
狂おしく腰をくねらせ、乳を揺さぶって、やり切れない感覚を訴える
美佐子の上げる声は、もはや号泣に近くなっていた。
「イカせてっ、イカせてよう」
「……酷いわねえ」
ひたすら快楽を極めることを求めて哀願する美佐子の、汗と涙に濡れた頬を
優しく撫でながら、佐知子が労わった。
「もう、何時間“おあずけ”をくらってるのかしら。私や美佐子さんみたいに
 淫乱な女には、焦らされるのが一番辛いのに」
(……何時間も、おあずけって……)
美佐子の狂乱の理由を、芳樹は知る。つまりは、今しがた見たような
絶頂寸前での中断を、何度も何度も繰り返されているということだろう。
「イカせて……イカせてぇ……」
「よしよし、可哀想に。……このままじゃ、美佐子さん、本当に
 おかしくなってしまうわよ」
言葉の後半は、男に向けたものだった。
669職人志望:03/07/10 00:25 ID:QEH2uFC0
「…ったく。昨夜、あんなにイキまくっておいて、まだ足りねえってんだからな」
手酌でビールを呷りながら、男が毒づく。
「どこまで、欲の深い女だろうねえ」
大股開きに踏ん張った美佐子の太腿をピシャピシャと叩いた。
「勝手な言いぐさね。そんな女にしてしまったのは、誰なんですか」
佐知子は、すすり泣くだけの美佐子に代わって抗議する…かと思わせて、
「……でも、実際ひどいありさまねえ、美佐子さん。いま、自分がどんな
 ザマを晒しているか、わかってる?」
美佐子に身体を摺り寄せ、耳朶を噛むようにしながら、残酷な問いを吹きかけた。
「股ぐらをおっぴろげて、グショ濡れのオマ○コに太いバイブを咥えこんで。
 大きなお乳を揺さぶって、イカセテイカセテって泣き喚いて」
「……ああ、いやぁっ」
美佐子が目隠しされた顔を弱くふって、嗚咽を高めた。
求める責めを与えられずに、絶息の際からゆっくりと引き戻される意識に、
佐知子の言葉が突き刺さる。
しかし、辛辣な言葉の鞭は、燃え盛る肉への刺激ともなって、美佐子は
あさましく突き出した腰をビクビクと慄かせるのだった。
「フフ…可愛いわ、本当に」
感に堪えた声を、佐知子は洩らして。片手で美佐子の豊乳を掴みしめた。
もう一方の手を首にまわして、美佐子を仰のかせると、震える唇に吸いついた。
「……フ…ン……」
美佐子の抵抗の気配は、ほんの一瞬だけ。
すぐに、佐知子の口舌に蕩けさせられて、甘く鼻を鳴らしはじめる。
670職人志望:03/07/10 00:26 ID:QEH2uFC0
蛙田の情婦―性奴として先輩格になる佐知子に、すっかり気に入られてしまったのが、
美佐子には災難なことだった。
昨夜……この未明まで続いた痴宴は、終盤には三つ巴から、男と佐知子が交代で
美佐子を嬲る展開へと変わってしまった。
ふたりは、一方が美佐子を責める間に休息し、仮眠までとっていたが。
いたぶりを一身に受けるはめになった美佐子は、それこそ息つく間もなく
狂わされ続けたのだった。
蛙田との関係が長く、他の情婦との淫戯にも慣れた佐知子の性愛の技巧は、
熟練の域にある。同じ女として、肉の泣き所を知りつくしてもいた。
そのことを、いやというほど美佐子は思い知らされたのだった。
女ならではの際限の無い責めに死ぬほどヨガり狂わされて、
最期には泣きながら赦しを乞い、それでもなお強制される快楽に
なにもわからなくなって……。
いつ、自分が眠りの中へと逃げこんだのか、美佐子は覚えていない。
だが、無理やり揺り起こされるまで、与えられた睡眠は、ほんの短いもので
あることはわかった。瞼が鉛のように重くて。肉体の疲れは、ほとんど回復していなかった。
すでに陽が明るく差しこんでいて。男と佐知子は、着衣の姿で。
美佐子だけが裸のままで。その姿のまま、三人分の朝食が用意された卓につかされた。
朦朧たる美佐子は、そんな扱いにも反抗する力はなく。
言われるまま、席について、食事をとった。
奇妙な光景だった。しかし、男と佐知子は平然としていて。
朝から旺盛な食欲を発揮しながら、呑気な会話を交わしていた。
ふたりは朝風呂を使ったらしく、サッパリとしていた。
美佐子だけが、汚れた姿のままだった。
ボサボサに髪を乱して、白い裸身のいたるところに三人分の男女の体液をこびりつかせて。
乾いた穢れは、冷えた汗と混じって、すえたような臭気を放っていた。
まさに、犬猫か家畜のような扱いだと、美佐子は思って。
しかし、それに惨めさを感じる自意識も、擦り減ってしまっていた。
671職人志望:03/07/10 00:27 ID:QEH2uFC0
食欲を感じられる自分を不思議に思いながら、美佐子は黙然と食事をすませた。
空腹を満たして、わずかに体に活力が戻れば、ひとらしい感情も蘇って。
美佐子は裸の肩を抱きすくめて、剥き出しの肌を隠すようにしながら、
男に、着衣の許しを求めた。……何故、そんなことに許可を求めなければならないのか、
という疑問はわかなかった。
しかし、男はそれに応じようとはせずに、美佐子を引きたてて、
また寝部屋へと、淫猥な夜の臭気のこもった部屋へと連れ戻した。
もう少しだけ休ませてくれ、と美佐子は哀願した。許されなかった。
ならば、せめて、体を洗わせてくれと、美佐子は頼んだ。それも聞き届けられなかった。
どうせまた、すぐに助平な汗と汁を噴き出すことになるんだから、と鼻で笑われて。
それ以上、抗う力は、美佐子の体にも心にも残っていなかった。
重い疲弊の中で、どうにでもしてくれという捨て鉢な気持ちになっていた。
床柱に縛りつけられるときにも、はじめて受ける緊縛への恐怖や忌避より、
立ったまま嬲られることへの体力的な辛さを思ってしまった。
これから、苦痛だけの時間を過ごすことになるのだろうと、重苦しく美佐子は覚悟していた。
どんな責めを受けるにしろ、こんなにも疲れ果てた肉体では、
快楽を感じることなど出来ない、と。
しかし。すぐに、それは間違いだと気づかされた。
立位で、あられもなく両肢を広げて、男の眼前に晒した女肉に、昨夜の狂乱の痕跡を
もっとも端的に残した部位に、玩弄の手が伸びると。
たちまちのうちに、美佐子の肉は熱を帯びて、痺れるような快楽の波を走らせていった。
疲れきった我が身の中で、淫らな感覚だけが鋭敏になっていることを美佐子は知って。
どこまでも貪婪な、己が肉に愕然とさせられて。
しかし、そんな思いも、すぐに熱い昂ぶりに呑みこまれてしまった。
男が笑って予見した通りに、冷えて乾いていた身体は、すぐに淫らな汗と汁にまみれていった。
美佐子は甘い啼泣を洩らし、乱れきった髪をふりたくって、縛めの身体をのたうたせた。
快楽が瀕死の肉体を蘇生させた……そんなふうにも見える激しさで、
男の巧みな嬲りに感応していった。
672職人志望:03/07/10 00:28 ID:QEH2uFC0
タップリと蕩けさせられら女肉に、男がバイブを差し向けた時にも、
はじめて経験する淫具への恐怖も嫌悪も感じることはなく。
異質な感触が、トロけた肉を押し広げて侵入を果たせば、甲高い悦びの声を
張り上げて、迎えるように腰を押し出した。
気持ちいいのか? と。ユルユルと抜き差しを送られながら、男に訊かれれば、
即座にうなずいて、気持ちいいと答えた。
こんな玩具でも気持ちよくなれるのか、と嘲笑われても、少しの逡巡もなく
肯定をかえした。
生身のチ○ポとどっちが好きだ? と訊かれて。
あなたのほうがいい、と本音を叫んだが。
でも、このニセチ○ポでも、気持ちいいんだよな、と。
挿送を激しくされて、樹脂の亀頭に子宮をこずかれ、エラに肉襞を擦りたてられれば、
凄まじく快美の叫びを迸らせて、腰を狂い踊らせた。
イイ、ニセチ○ポ、キモチイイ、と喚きたてた。
チ○ポのかたちをしてりゃなんでもいいんだな、と侮蔑されても、
わけもわからず、ガクガクとうなずいていた。
なんでもいいから、と急速に迫りくる絶頂を掴みとることだけを望んでいた。
しかし、それを目前にして、突如、苛烈な挿送は途切れて。
奥深くハマりこんでいた淫具は、半ばまで抜きとられてしまった。
イヤイヤッ、と半狂乱に泣き喚いて、イカせてくれと乞い願っても、
男は応じようとはせず、身悶える美佐子を尻目に悠然と煙草など点けて、
『美佐子のマ○コは、イジ汚な過ぎるからな。少し、我慢ってものを教えてやるよ』
せせら笑って、そう告げた。
それが、生殺しの地獄の開始を意味していたのだと、美佐子が正しく理解したのは、
この後、再開した責めも寸止めにされて、悲嘆と絶望の叫びを上げた時だった……。
673職人志望:03/07/10 00:29 ID:QEH2uFC0
……それから、ここまで。
美佐子は数時間にも渡って、この残酷な肉刑を受け続けてきたのだった。
佐知子が言う通り、それは、淫蕩な性を暴かれた女にとっては、
なによりも辛い責めだった。
終わりのない快感に炙られ続けた肉はドロドロに溶け崩れて、
宿った淫熱は発散されることのないまま、高まり続けて。
美佐子の意識は、ただ与えられぬ極みへの狂おしい欲求だけに満たされていた。
佐知子の舌が、生臭い息をつく美佐子の口腔を擽る。
流しこまれる唾が、歓悦と悲嘆と哀願の叫びにからした喉を潤す。
「……アア……佐知子…さん…」
甘い口吻が解かれると、美佐子はすすり泣くような声で、
顔は見えぬ佐知子へと訴えた。
「……おねがい……おねがいよぅ……私、もう……」
無慈悲な男が応えてくれないなら、と。
甘えるように、この同年輩の女性へと、すがりつく。
その底には、昨夜徹底的にヨガリ狂わされた佐知子への、甘い屈従の意識も
あったろうか。
「……フフ。どうしてほしいの? 美佐子さん」
佐知子は美佐子の可愛い態度に合わせて、優しく宥めるように訊いた。
「イキたいっ、イキたいの、私、もう、おかしく…おかしくなる」
「そう……こんなになるまでいたぶって。ホントにヒドイひとねえ、私たちのご主人さまは」
「おねがい、佐知子さん、おねがいぃ」
「私にイカせてほしい?」
うんうん、と何度もうなずく美佐子。
「イカせてくれるなら、誰でもいい?」
……その問いかけの真意に。いまの美佐子が気づけるわけもなく。
目隠しに覆われたノボセ顔を、また何度もふって、肯定をかえした。
674職人志望:03/07/10 00:30 ID:QEH2uFC0
「……しょうがねえなあ」
不意に、美佐子の足元から、男の声が。そして。
「……あぁっ」
濡れそぼる女肉が咥えこんだ淫具に、わずかに力がかかったのを
美佐子は敏感に察知して。期待と不安に半ばする声を洩らした。
「まあ、これ以上の色ボケになられても、始末にこまるからな。
 いっぺん、イカせてやるぜ」
「あら、よかったわねえ」
「……アアァッ…」
恩着せがましい男の科白と、佐知子のからかうような祝福。
美佐子は昂ぶりに身を震わせる。
「……ああ、おねがい……」
また、その言葉を吐いて。あさましく腰が突き出される。
「そのかわり。また、“懺悔”をしてもらうぜ。ニセチ○ポで突かれながら、
 色狂いの未亡人の罪を告白するんだ」
「ああ、するわ、するから」
それは、ここまでの生殺しの地獄の中で、何度か強要された行為。
しかし、心を苛む、その辛さなど、いまの美佐子にはいかほどでもなく。
「するから、だから、イカせてね? 今度は、ちゅんとイカせてね?」
見えない男のほうへと顔を向けて、必死に念押しした。
「わかった、わかった。オラ、しっかり味わいな」
やけに愉しげに、男が言って。
そして、数瞬の間をおいて、ゆっくりと美佐子の体内におさまった淫具が動きはじめる。
「アッアッ、イッ、いいっ」
待ち望んだ肉体には、わずかな蠢きも鮮烈な快感を生んで。
「アアアッ、もっと、もっと! つ、突いてぇっ」
狂おしい肉の疼きを、あからさまにして、貪婪に腰をうねらせながら、
そう叫んだ美佐子には。
バイブを操る手の動きが、それまでの悪辣なほどの熟達ぶりとは違った、
ぎこちないものであることに、気づくことなど出来なかった。

              ………………(つづく)
675職人志望:03/07/10 00:31 ID:QEH2uFC0
……本当に、申し訳ないっす。
最後まで書くつもりはあります、ということで。
676名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:01 ID:X/HP58X6
おつー
(阪神にマジック付いたから来てくれたんだw)
677名無しさん@ピンキー:03/07/10 02:01 ID:wi8e8Y92
キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
678名無しさん@ピンキー:03/07/10 02:17 ID:F5NKdVwF
保守し続けると報われることが証明されました(;´Д⊂
679名無しさん@ピンキー:03/07/10 02:43 ID:AQ9iwd2o
ううううう・・・・・・・(T T)号泣
職人志望さん、ありがとうございます。

今は仕事の休み時間なので、仕事が終ったら読ませて頂きます。
保守してて良かった・・・・・。
680名無しさん@ピンキー:03/07/10 05:03 ID:FSJyQGkH
otukaresama!!!
681名無しさん@ピンキー:03/07/10 09:04 ID:xZhOYwUi
仕事は終わったんだけど、ちょっとイロイロあって鬱になっちゃって・・・。
(少年事件板の実名を・・スレ覗いたら女子高生コンクリ殺人の
話読んじゃって・・・・気分真っ暗)

ちょっと仕事が休みの週末に、体調整えてから拝読させていただきます。

美佐子の話は、やはり自分的に大好きなキャラなせいもあって
いまだに読むときに体力が要ります・・・(w;
682名無しさん@ピンキー:03/07/10 12:59 ID:gTXVpxQe
コンクリ見た後は、しばらく鬼畜系は読めなくなる
コンクリ見てない人は見ない方がいいよ
683名無しさん@ピンキー:03/07/11 09:37 ID:U6qdywKX
コンクリ事件は前に葵龍夫HPでいろいろ見ちゃったのを
やっと忘れかけてたんですが・・・また思い出しちゃいまして。
最近ヒドい事件が多いですけど・・・・。


とりあえず、なんとかちょっと回復したので美佐子さんの痴態を
拝読させて頂きました。
やっぱり温泉に芳樹と友美を出してきたのはちゃんとワケが
あるんですね。こりゃ〜また楽しみになって来ました。
美佐子が事態に気付いた時、どうなるのか?
友美は美佐子と尻を並べてヨガり泣くことになるのか?
尻穴調教と馴致で尻だけでイケるほどにコッテリ仕込むくだりは?

いや〜、想像しちゃいます。
しかし、それを書き出すと長くなっちゃいそうですが・・・・

まぁ、旧1さんと職人志望さんのおかげで、10年は無理としても
あと10ヶ月は戦い(保守)続けられそうです。
どうもありがとうございました。

続きがうpされる日を楽しみにしています。


P.S やっぱり竜之介に送られてきた美佐子のビデオを撮ったのは
  芳樹だったんですかね〜。 それなら、芳樹はこの先いろいろと
  ワルく逞しく(?)性超していくんですかね〜? 友美、どうする?(笑)
684名無しさん@ピンキー:03/07/11 13:11 ID:bItAmnMK
待っててよかった(T^T

友美たちにすべてを見られた美佐子タンはそろそろ
尻からも何かを大量に曝け出してしまうんでしょうかw

勝手な期待ですみませんが続きを楽しみにしてまつ。
685名無しさん@ピンキー:03/07/13 00:53 ID:oKu+TyzW
阪神ファンだけど巨人が心配・・・・保守。
686名無しさん@ピンキー:03/07/14 00:44 ID:c2VymYcW
これからも保守してくぞ〜
687あぼーん:あぼーん
あぼーん
688あぼーん:あぼーん
あぼーん
689あぼーん:あぼーん
あぼーん
690あぼーん:あぼーん
あぼーん
691あぼーん:あぼーん
あぼーん
692あぼーん:あぼーん
あぼーん
693山崎 渉:03/07/15 11:03 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
694名無しさん@ピンキー:03/07/15 21:47 ID:ABuL0/SV
ほ?
695名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:35 ID:5SpEtpsy
下がりすぎ・・・今週末1さまの書き込みがあったりして・・・
696名無しさん@ピンキー:03/07/16 02:59 ID:/BmMVe4g
今週はパッチがあたるからないだろ。
697名無しさん@ピンキー:03/07/16 10:18 ID:hP50Cy20
(´―`)。oO(暇だから妄想!)

臭作2(仮)

価格8800

発売日未定

ジャンル、本格ストーカー凌辱調教SLG

ストーリー、臭作がとある町で暮らしている時の物語、町で出会った女達をターゲットにする。

基本的な流れ

まず町でターゲットをハケーンしたらターゲットを追跡開始

電車の中では痴漢やスカートの中を盗撮をしてネタ収集

そしてターゲットを家まで追跡して居場所を突き止める

ターゲットが家を留守にしてる隙に盗聴機や超高性能カメラ更に小型ビデオカメラを設置、そして暫くしたら回収してネタの確認。

ネタが出揃ったら早速脅迫、成功したらターゲットの家で凌辱開始、ある程度凌辱すると肉奴隷にして調教可能になる

凌辱される女達

普通のOL、有名私立高校の教師、義理の母娘看護婦、人気アイドル、大富豪の娘、巫女、女優、後は未定。


(て、感じのが出たらいいなぁ)Oo。(´―`)
698名無しさん@ピンキー:03/07/16 14:49 ID:TVnwGVrL
まぁ別に臭作である必要はねーよな。
○作シリーズで出そうな感じ。
699名無しさん@ピンキー:03/07/16 19:20 ID:GcNY7NKi
兄弟もういないし
700名無しさん@ピンキー:03/07/16 19:28 ID:CVd5APWg
じゃあ息子で。
ママンは琴美ちゃんで。
701名無しさん@ピンキー:03/07/16 21:32 ID:zubfYEHH
琴未タンは遺作さんの子を孕んだの?
702名無しさん@ピンキー:03/07/17 05:14 ID:54fZx1du
オヤヂじゃなく変態学生で出ないかね
会長を謀殺して社長の座に着いた鬼作の息子という形で
母親はまどかでも綾乃でも桃子でも誰でもイイや
鬼作から鬼畜道の英才教育を受けた息子が
ハイテク機器や財力に物を言わせて鬼畜行為しまくり
703名無しさん@ピンキー:03/07/17 09:31 ID:1qKpMss2
でも、それだと下克上の楽しさがないんじゃ?

財力ある時点で、いくらでも横車が押せそう。
704名無しさん@ピンキー:03/07/17 15:03 ID:xKaDh1X6
>703
「蘇る金狼」のエロエロ版みたいなストーリーなら、ウケるかもw
705名無しさん@ピンキー:03/07/17 15:36 ID:GAs99UR7
ハングリーさがないと嫌だな。
706名無しさん@ピンキー:03/07/19 03:33 ID:aoEfy6eC
補修
707名無しさん@ピンキー:03/07/21 00:15 ID:RTiLJZBE
保藻
708名無しさん@ピンキー:03/07/22 13:06 ID:TjTshLv6
ageる
709名無しさん@ピンキー:03/07/22 13:31 ID:TjTshLv6
どなたか旧1様の瑞穂作品1をコピペして頂けないでしょうか。PC無いので携帯では見れません…お願いします。
710名無しさん@ピンキー:03/07/22 15:03 ID:+GChKFMN
>709
うpしなくても、DDDに行けば見られなかったっけ?
711名無しさん@ピンキー:03/07/22 15:30 ID:OAozR+c3
見れるよ。ってかうpしたらスレ終わっちゃうんじゃない?
712名無しさん@ピンキー:03/07/22 19:55 ID:o/JLxy/w
ddd版はエロ描写がかなり違うけどな。
俺としてはDDD版は瑞穂が淫語叫びすぎてていや。
1スレのバージョンのほうがほどほどで好きだな。
713旧1:03/07/22 21:09 ID:3jEg/mz7
>>712
あう、、、最初のやつはDDDの影響がないころだから。
自分としても一般的には最初の方がいいかな〜っと思ってます。

以下たまには個人的願望
下級生2:
前作のような正統派純愛SLGで、主人公名がデフォルトの時は名前を読んでくれるのがいいな。
男キャラもそれなりにいると思うけど、濃いキャラいんね。
ヒロインは12人ぐらいで前作のように悪魔の同時攻略を可能に・・・。
前作キャラの続きはいらないし、主人公が宇宙人だったとかいう破天荒なのはやめてくらはい。
前回はティナの最後で笑っちゃったので。
ああ、ヒロインは処女率90%以上でエッチがドンドン発展していくやつがいいっす!
最初は何も知らないヒロインが主人公の手解きで少しずつ・・・。
あと校内でのエッチや体操服姿のままでとかのイベントエッチもあると嬉しいな・・・。
期間は前回と同様一年間でもいいけど、それだと校内の季節イベントとかあると嬉しいな。
とにかく下級生2は超王道純愛SLGで。
あとは噂が噂のままであるよう年内の発売を切に望みます;;

同級生3
竹井絵をやめてくらはい、もはや彼の絵ではぬけませぬ。
個人的には横田守で・・・。
714名無しさん@ピンキー:03/07/22 21:18 ID:sFpGxXVr
竹井は漏れも要らないと思うけど・・・
門井絵はもっと嫌だぁ>下級生
715名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:11 ID:CtGoui83
私は旧1様に文十郎さんのように下級生の小説を書いて発売して欲しいです。
あの実際に発売された下級生の小説には泣きましたから(TT w

下級生2は今までのように自由に動けるタイプが自由度があって良いですけど、
蛭田さんじゃないのでノベルシリーズ第二弾にされてるかもしれませんね・・・(-人-;)
716名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:14 ID:CtGoui83
それと大先生のこと言いたいのは・・・
よくも愛姉妹の愛しの奥さんをあんな趣味丸出しの絵に変えてくれた恨みを忘れませんw
他にも描いてますけどあの奥さんキャラは大先生の趣味を出しすぎですね・・・。
あんな絵じゃヌけないよ・・・。
717名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:27 ID:rqidfcmc
文十郎は表現が厨っぽくて寒い。
まあ、エロゲノベルのライターなんて寒いのがほとんどだが。

>>709
寝部屋逝け。
718旧1:03/07/22 23:34 ID:3jEg/mz7
>>714
う〜ん、門井絵だめですか・・・。
じゃあ、みつみ美里とか意表ついて桂正和あたりで。
ダークホースで小畑健かな・・・。
下級生の原画に必要とされるのは正統派美少女絵だと思うので。
719名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:50 ID:sbZsgT+u
桂正和イイ!!
エロ漫画でもエロ原画でもいいから描いてほしいなぁ・・・。
720709 ◆dhV/R0ObHA :03/07/23 01:36 ID:IEC2F2SX
DDD版って何ですか…?
721709 ◆dhV/R0ObHA :03/07/23 01:47 ID:iV7o5VPf
あぁ〜!DingDongDongってやつの事ですか?スイマセン。逝ってきます…
722名無しさん@ピンキー:03/07/23 08:47 ID:1NBoX74I
漏れは門井絵は好きだからいいが…


じゃあ意表をついて宇宙帝王。
723名無しさん@ピンキー:03/07/23 08:52 ID:t7In2qH8
門井よりは下北沢のがいいな。


でも、更に意表をついて士郎正宗を要望してみる(w
724名無しさん@ピンキー:03/07/24 04:29 ID:eKZ1PAMm
同級生3は意表をついて一般作
キャラデザはなんと江口寿史

だったら買います?
725名無しさん@ピンキー:03/07/24 08:21 ID:glzE9i2t
とことん意表をついて、藤島康介だったとしたら?
726名無しさん@ピンキー:03/07/24 18:19 ID:poG4Gd+Y
俺も門井絵好きなんだがなあ。
今のニーズに合うかどうかといわれればよくわからん。
727名無しさん@ピンキー:03/07/24 20:52 ID:5b/mZluD
門井絵イイと思うけどなあ。
下級生2はエロゲーで期待してる最後の一本。
下らん感動ゲーの氾濫で、もうここんとこゲームも買わなくなったし
殆ど足洗いかけてるけど、これはぜひ発売してほしい。

竹井はもう引退していい、というかもうどうでもいい存在。
同級生3はまあ・・・、忘れた頃にひっそり店頭に置かれてたら
懐古趣味で手にとってしまうかもw
728名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:12 ID:Sf+AFLxK
というか今更あの面倒くさいフラグシステム出されても困る気がする・・・。
漏れは門井絵駄目ですなぁ。もろ女の人が描いてる絵ってなんかグッときませんw
729名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:14 ID:BnW1T0RK
俺は竹井はロリキャラならまだまだ抜ける。
年増系は初代同級の頃から勘弁だったが。
竹井絵で年上に萌えたのは亜子のみだな。
730名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:09 ID:fIS3J74r
亜子、通常の絵は好きなんだが、エロシーンのはどうもな…
731名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:49 ID:r/iTLqjS
真子先生や麗子さんもよかったぞ、あとちはるも
2だと全体的にエロ絵はよくなかった
作品そのものがエロを1より抑えたものだったからなー

>>729
単におまえがロリコンなだけじゃないの?
亜子も絵は設定年齢よりロリ傾向だし
732名無しさん@ピンキー:03/07/25 02:20 ID:UnCP9AJa
おいおい、個人的な絵の好みの話などはエルフスレッドでしてこいよw
733名無しさん@ピンキー:03/07/25 10:28 ID:XT4XFgYO
>728
たしかに昨今のユーザーはめんどくさいのを嫌う傾向にあるが、
漏れに言わせればくだらんシナリオをだらだらクリックさせられる
だけのノベル系の方がよっぽどめんどい。
あれじゃあ結局昔よく言われた電脳紙芝居に過ぎない。
そういった意味でも最近自分の中で級生シリーズは再評価されてきてる。
それに何だかんだいってもあの宝探しの様なワクワク感は貴重だし、
他社にはどうあがいても作れないのだから、何とか出して欲しいぞ。

734名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:23 ID:vm8AZxkU
同級生、下級生は、街を徘徊できるシステムが売りのひとつだったと思う。
竜之介の夢(友美攻略)の中で、街を徘徊しまくったが、面白かった。
エリュシオン(テリオス)も徘徊できるが、アンケートによると、DOS時代
からのユーザーには好評で、新しいユーザーには不評だったらしい。
735名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:27 ID:t/7fALwx
ここにらいむ隊とエンジOル隊の共演SS建てるのって堂?
736あぼーん:あぼーん
あぼーん
737名無しさん@ピンキー:03/07/26 00:26 ID:oyUmuBtG
>>733
同様のシステムのゲームは他社にも作れると思うが…

そういえば最近同級タイプのゲームねぇよな。
むかしはパクリばっかだったんだが。
738名無しさん@ピンキー:03/07/26 07:51 ID:Prdtd2Zq
ただの徘徊ゲーは作れても、他のエロゲーメーカーでは
あそこまで細かく仕上げられない(特に下級生)という
意味なんだが。
あれだけのものをあの頃すでに作っていた、そして
未だにあのレベルの仕事が他のメーカーでは
出来ないという事実が何とも情けなく感じる。
(アリスあたりは別の意味で頑張っているが・・・
739名無しさん@ピンキー:03/07/26 08:17 ID:bj/n2Oou
むしろ予算や制作期間などの理由で昔より作りにくくなっているのが現状では。
740名無しさん@ピンキー:03/07/26 09:46 ID:t8WRAvXo
今は開発期間も短くなってきてるしね
昔は1年ぐらいかけてエロゲ作ってたりしたけど
今は月に30タイトルぐらい出てる状況だから
コストパフォーマンス重視になるよね。
741名無しさん@ピンキー:03/07/27 08:26 ID:P+sRZAPJ
まともにデバッグしてるヒマがない、できる人間がいないのも問題かも。
742名無しさん@ピンキー:03/07/30 19:09 ID:76FVnbal
hosyu
743名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:44 ID:SJgYs7SQ
らいむ隊とエンジェル隊の共演SSマダー?
744名無しさん@ピンキー:03/07/31 06:19 ID:EW9ccQ3D
ageさせて
745名無しさん@ピンキー:03/08/01 21:21 ID:6YoQBkCh
746名無しさん@ピンキー:03/08/02 00:41 ID:kemhIEbQ
来週の週末頃1さまが来られそうな予感がするのだけど・・・
747ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:57 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
748名無しさん@ピンキー:03/08/02 09:05 ID:rWPupVsH
でも、阪神ちょっとピンチの気配だからなぁ・・・
大丈夫か?
749名無しさん@ピンキー:03/08/02 09:52 ID:YdwvQGxh
どこがだよ…>ピンチ
750名無しさん@ピンキー:03/08/02 10:21 ID:OOwSMK7U
ピンチという言葉は2位とのゲーム差が10ゲーム以下になったら言ってもいいと思うけどw
751ネタ投稿します:03/08/02 20:04 ID:z/fIfgxe
あの、「母親が他人犯される小説」スレで、こちらの職人志望さんの作品を
紹介されて読んでみたら、思いっきりハマりました。
「同級生」というゲームはやったことがないのですが、独立した作品としても
十分におもしろいです。
ただ、やっていないせいか美佐子と竜之介の関係で
「なぜ、この二人は一緒に暮らしているのか?」
「竜之介の母親がわりな存在なのか?」
という疑問があるのですが、よろしければどなたか教えてください。

職人志望さん続きを待っています。

752名無しさん@ピンキー:03/08/02 21:10 ID:xCRiEwya
753名無しさん@ピンキー:03/08/02 21:10 ID:xCRiEwya
しまったネタだったのか・・・マジレスしちまった・・・鬱だ氏のう・・・
754名無しさん@ピンキー:03/08/03 21:06 ID:js0V0bKs
hosyu
755名無しさん@ピンキー:03/08/04 21:37 ID:yUdsIrBs
まんこあげ。
756あぼーん:あぼーん
あぼーん
757あぼーん:あぼーん
あぼーん
758名無しさん@ピンキー:03/08/05 05:24 ID:PryE65qA

759名無しさん@ピンキー:03/08/05 19:14 ID:QxYEfr51
>>753
751だけどネタじゃないぞ。
スマン、別のスレでつかった751の名前を直さず使っちまったので。
760名無しさん@ピンキー:03/08/05 20:44 ID:x7ex5JCJ
美佐子さんは母親キャラっぽくないや
761名無しさん@ピンキー:03/08/06 09:32 ID:S+Wv5Uzi
ゲームやると、母っぽいんだけどな。
実際、唯の母だし。

ホントは義母と義妹のはずだったんだけど、法律上、一旦
義母になったら自分とは結婚できなくなるんで、こういうややこしい
設定になったらしいんで、脳内変換してやってたなぁ。
762職人志望:03/08/06 18:03 ID:PjoLRPJL
(674からの、続きです)

歓悦して。燃え盛る肉体は、ようやく動きはじめた淫具を食いしめる。
「あっ、やあっ、もっと、もっと強く、してっ」
ゆるい、遠慮がちな動作に焦れて、美佐子が鼻を鳴らせば、
それに合わせて女肉が淫猥な蠕動を示す。
その、あさましいばかりの反応が、バイブの柄を握った繊手に伝わる。
男に目顔で促されるままに、淫具を掴んだ友美の手へと。
「……………」
友美はマジマジと目を見開いて、眼前の淫らきわまる光景を眺めた。
無論、こんな器具を手にしたことはなく、見ることすら初めてだ。
その太さは、女の体に苦痛しか与えないように思えるのに。
しかし、友美の視線の先、美佐子の肉体は、嬉々として、その太さを受け容れて、
ダラダラと不潔な液を噴きこぼしながら、淫靡な収縮を繰り返している。
茫然と。この時には、美佐子への敵意も怒りも表情から消して、友美は凝視した。
おずおずとした手の動きは、責めるといったものではなくて。むしろ
妖しい肉花の蠢きに誘導されるかのようだった。
それが不満だと、また美佐子が抗議の声を上げる。
「“懺悔”が先だろが。この発情マ○コを、思い切りコネくりまわしてもらえるのは、
 それからだ」
言葉を返したのは、蛙田だった。
「オレと会えない間、どんなふうに過ごしてたって?」
「あぁ、夢を、夢を見てっ」
すでに何度も強いられている行為だったから、美佐子の返答は淀みなく。
「どんな夢だ?」
「あなたに、抱かれてる夢をっ」
それ以上、促されるまでもなく、叫ぶように仔細を語っていく。
「あなたに抱かれてて、そばで、ゆ、唯と竜之介くんが、見ていて」
「ガキどもに見られながら、ねえ。それでも構わずに、夢ん中のおまえは、
 ヨガリ狂ってたんだろう」
男が訊き、美佐子がガクガクと頷く。それもまた何度も繰り返したやりとりだった。
763職人志望:03/08/06 18:05 ID:PjoLRPJL
美佐子の告白は続く。
啼泣と、喘ぎと、ムズがるような声をまじえながら。
依然として緩やかな挿送しかしてくれない淫具から、少しでも多くの快楽を
得ようと、身悶え、腰をふりたくりながら。
淫夢から覚めたあとに、自らの手で疼く肉体を慰めたこと。
ひとりの部屋で、男との情痴の記憶を辿って、男から与えられた快楽を追い求めて演じた
最低の痴態の詳細まで。
なんの躊躇もなく、美佐子は捲くし立てた。
男や佐知子に対して、いまさら取り繕うべきものなど、なにもなかったから。
この告解のあとに約束された、悦楽の極みだけをひたすらに求めて。
「そんだけのザマをさらして。それでも満足できなくて。どうしたんだっけ?」
そう訊きながら。蛙田は、ここでもう一度、チラリと友美を見た。
「りゅ、竜之介くんに…」
それでも、美佐子は僅かに口ごもった。その名を口にする時には。
「竜之介くんに…抱かれたわ」
慄く声が、そう告げると。
女肉を責めたてる淫具に、急に力がこもって、
「ヒイッ、アッ、いいいっ」
深い激しい突きこみで、美佐子を喚かせた。
「んあっ、ゆ、ゆるしてぇ」
即座に、苛烈な責めに迎合して、腰をふりたくりながら、美佐子が叫んだ。
しかし、赦しを乞う声は、どこか甘く、
「我慢が、もう我慢できなかったの、ゆるしてっ」
男に酌量を求めるということに、いまの美佐子の心のありようがあらわれていた。
つまりは、肉の疼きに負けて、竜之介と体を重ねたことは、不貞の行為であったと。
完全に、男の情婦であるという立場を受け入れてしまった美佐子には
そんな思考が、自然なこととなってしまっていた。
764職人志望:03/08/06 18:07 ID:PjoLRPJL
慙愧して、赦しを乞いながら。
しかし、激しくなった責めに、美佐子の肉と魂は歓喜する。
淫具を抉りこむ手管から、いつにない強い怒りの波動が伝わることが
身震いするほどに嬉しかった。
これまで、竜之介との顛末を聞いても、冷笑するだけだった男が、
はじめて嫉妬めいた感情を(美佐子は、そう受け止めた)見せてくれたことに
この上ない幸福を感じた。
「フン。そりゃあ、めでたいじゃないか。もともと相思相愛の若い男と
 ようやく結ばれたんだからよ」
男の皮肉な科白も、その感情からのものだと、都合よく解釈する。
「いやっ、ちがう、ちがうのっ」
目隠しされた顔を打ちふって、ゾッとするほど甘えた声で訴えた。
「なにが違うもんかよ。タップリ楽しんだんだろ、竜之介と。
 四発も搾りとったって、言ってたじゃねえか」
実際には、男の口調は、いつも通りの冷酷なもので。いまは、そこに
黒い愉悦の色が滲んでいたのだったが。美佐子は気づかない。
「淫乱年増と、ヤリたい盛りのガキってのは、案外いい組み合わせってこったな。
 メデタシメデタシ、てとこじゃないかよ」
「ちがう、ダメなのっ」
また忙しなく頭をふって。美佐子は叫ぶ。
「彼じゃ、ダメなの、ダメだったのよっ」
どれほど、酷い言葉を吐いているかなど、少しも顧ることなく。
「あなたじゃないと、ダメなの。あなたじゃないと、私っ、もう」
屈服し、隷従した己を認めることが、たまらない愉悦を生んで。
ズブズブと、今度は焦らしもはぐらかしもせずに、激しい勢いのまま
秘肉を抉る淫具の動きを噛み締めて、
「あっ、イイッ、もう、私…」
待ち望んだ至極の瞬間へと、美佐子の燃え狂う肉が、最後の疾走に入りかける。
しかし。美佐子が快楽を爆ぜさせるよりも先に。遂に激発した感情が。
「……ケダモノッ」
鋭い叫びとなって、淫猥な熱に蒸せ返る部屋の中に響き渡った。
               …………………………(つづく)
765職人志望:03/08/06 18:08 ID:PjoLRPJL
……またもや、間が空いてしまいました。そらもう、
美佐子さんの股座も乾くんじゃないかってくらいに(乾きませんけど)
そのわりには、チョッピリで、あまり話も進まなくて、スンマセン。
766名無しさん@ピンキー:03/08/06 21:32 ID:2Aka8uUy
キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
767名無しさん@ピンキー:03/08/06 23:29 ID:cOSlde01
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 ..,ll゙゜  .,l゙  .,,l!゙  ` .l| .'~.liil!′.'゙`.llll゙゜         
      `  : :     .゙   ″               
   .li、  .,, ._   .li. lii、          llト     .'li,:   
 llllliillllli、'li ゙l ,il' .lllil!llii ll  、._,._,,,,,,,、'll.   ,,,,,,l,、 ``   
  ,,ll゚l、    ,il゙  ,,i!゜,il" ll: ,,,l" ゙゙゙゙゙゙゙゙゙`  .,,lト .i,lllll:   ,,,lト 
 l゙"i,l|   ,,ll゙゜ .'゙゙'liil!′llil!゙゜      'iii!゙` ,,,,,,l| .liil!゙’  
   .゙° :      .”  `        ”   :    `  
768名無しさん@ピンキー:03/08/07 02:35 ID:/xP26go7
>美佐子さんの股座も乾くんじゃないかってくらいに
769名無しさん@ピンキー:03/08/07 08:57 ID:eoFrFu3r
職人志望さん、お帰りなさい。
美佐子、イイですな〜。やっぱ美佐子はイイ。
職人志望さんの書くエロSS、やっぱイイです。
しかし、ココからの展開・・・想像すると楽しみすぎる。

いろいろあるみたいですが、ココにも職人志望さんの書きこみを
ただ楽しみにしてる人間がいる事をたまにでいいので
思い出してくださいな(^^
770名無しさん@ピンキー:03/08/07 10:39 ID:GxfYy4Y0
職人志望様、まってました、おかえりなさい。

他のホームページにあるどの美佐子さんSSよりもエロく登場人物たちの
性格や行動の描写がすばらしいです。

ところで、温泉編の連載途中なのですが。
これが終わった後に書いていただきたいものがあるのですが。
それは本編の続編です。本編終了後、気になることがありまして。
1.美佐子さんはどこで普段はどんな生活をしているのでしょう?
2.これが大きいのですが、ホテルでの母娘の訣別の場面で
>唯の足取りは揺るがず、振りかえることもなく去っていった。
>「ほう……」
>男は感嘆した表情で唯を見送って。
とあるのですが、蛙田は唯に並々ならぬ関心を持ったように思えるのです。

よって、美佐子と唯、そして唯と蛙田の物語(続編)を見たいと思います。
(そうなると現在温泉編で活躍中の友美とのかかわりもあるかな)
実は温泉編の最中に新作のリクエストをするのはどうかと自分でも迷ったの
ですが、このストーリーの構想を練る時間を考えると今のうちにお願いして
おいた方が良いかと判断しました。
どうかこういうリクエストがあったことを頭の隅にとどめておいてくだされば
幸いです。
温泉編がんばってください。
771名無しさん@ピンキー:03/08/07 12:41 ID:Dpa1Wb9Z
「ケダモノッ」

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!

>770
自分も読みたいけどそれは蛇足では・・・
それよりもこの温泉編をとことんエロ特化して日数分
書ききって貰いたいです。
その上で職人志望様には新たな獲物を追い求めて頂くのも宜しいかと。

個人的には粛正音楽学院のお嬢様方を(ボソ
772名無しさん@ピンキー:03/08/07 20:31 ID:hmtnfgv/
俺の美佐子たんはこんなエロいオンナじゃないやい!
(;´д`)ハァハァ ハァハァ(*´Д`)
773名無しさん@ピンキー:03/08/07 21:40 ID:61apD4xo
>>職人志望様と旧1様のHPとかあるの?
知ってる方情報キボンヌ (;´д`)
774あぼーん:あぼーん
あぼーん
775名無しさん@ピンキー:03/08/08 17:20 ID:MZqvIHR2
 
776770:03/08/09 11:26 ID:fyBHPjaA
770ですが、追伸というか後日にチビチビと書くより、
この際いいたいことを言ってしまったほうが良いかと思ったので
書かしていただきます。
職人志望様の作品はキャラクターの感情が実にうまく書けていると思います。
今回の温泉編でも「ケダモノッ」と叫ぶまでの友美の心が伝わってくるよう
でした。
そういう職人志望様だからこそ、本編の続編であり唯と蛙田の物語をぜひ読んで
見たいと思うのです。
(770でも書いたように)蛙田は唯の行動に対し感嘆の声をあげたわけですが、
これは唯の言動が蛙田の予想していたものではなかったということであり、
同時に蛙田を感嘆させるというめったにないことをさせたのではないでしょうか。
(めったにないと私は思いますが)
ただ蛙田は唯を「自分を感嘆させた女」として心に留めておくだけにするので
しょうか?
そういう女をモノにしたいとは思うのではないか?
そう思ってしまえば美佐子の娘であることもよけい拍車をかけるのではないで
しょうか?(母娘セットで肉奴隷にしてやるぞ、みたいな)
つまり私は唯と蛙田の「対決」を見たいのだということです。
771さんのおしゃったように「蛇足になるのでは」という懸念や新作を見たい
という希望もわかります。
しかし一方では職人志望様の手による美佐子や唯、蛙田たちの新しい世界が
開かれるのではないでしょうか。
職人志望様、温泉編頑張ってください。そしてあらためて続編(唯編?)を
どうかよろしくお願いいたします。

長文失礼をいたしました。


777名無しさん@ピンキー:03/08/09 22:33 ID:K3cpEEw1
唯の純愛モノが読める日は来るのカナー
778名無しさん@ピンキー:03/08/09 23:16 ID:5UCxGIiu
葉鍵板の「葉鍵的SSコンペスレ」を見て思いついて、この板でも
「コンペ」を企画してます。
第1回目のお題は「初体験」。締め切りは8/20のAM8:00までです。
詳しいルールは、下記のスレにありますので、ご一読の上、
是非とも投稿してください。お願いします。
葉鍵板の「葉鍵的SSコンペスレ」を見て思いついて、この板でも
「期間内に投稿された小説をみんなで選んで最優秀賞を決める」
コンペを企画しています。
第1回目のお題は「初体験」。といっても、何の初体験でもいいです。
締め切りは(時間的に短くてもうしわけありませんが8/20のAM8:00までです。
URLはこちら
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1060124470
779名無しさん@ピンキー:03/08/10 19:24 ID:pRYShHtX
マルチうざいよ
780名無しさん@ピンキー:03/08/11 12:52 ID:rOitukZi
阪神負けっぱなし!
ヤバイヨ ヤバイヨー
781名無しさん@ピンキー:03/08/11 13:38 ID:RT6Jxh2c
こんなもんだろ。いつも。
782名無しさん@ピンキー:03/08/11 13:47 ID:+/+uHY2M
まぁでも10連敗したとしても優勝できるから大丈夫じゃね?
783名無しさん@ピンキー:03/08/11 20:51 ID:guNXd5AA
だから阪神ピンチって言ったじゃんよ・・・・。
あの書き込みした時点で、これまで支えてた伊良部と下柳が
立て続けに崩れて(内容が悪かった)、打線も繋がりが悪く
なってた。
スカイAとかJ-SKYで見てた人はみんな感じてただろうけど。

さらに桧山故障、矢野休養で打線もあんなに大幅に組替えて
それぞれの役割まで変えてしまう追い討ちが来て・・・・不安だ・・・。

旧1さまの為にも、がんがってほしぃ・・・。
阪神は崩れ始めるとあっという間にガタガタいっちゃう伝統が
あるから不安だけど・・・
784名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:56 ID:4w5dvGN1
優勝は変わらんさ。阪神ファンの不安な気持ちも分からんじゃないけど、ちょいと嫌味だぜ、くそぅ。
785名無しさん@ピンキー:03/08/12 00:10 ID:DqLyIFDr
ていうか、これで優勝できなかったら笑う、というより引く。
786名無しさん@ピンキー:03/08/12 00:18 ID:SWeYMuLS
お盆前には1さまの書き込みがあるような気がするのだけど・・・
787名無しさん@ピンキー:03/08/12 21:43 ID:Tj9l1OPO
>>784

ここで「まあ大丈夫だろ」と心の底から言い切れるほど信用できない
ことを阪神ファンは痛いほどわかっているから...
788名無しさん@ピンキー:03/08/13 00:40 ID:6/JO2If/
まぁいつもはもうちょっと早く崩れてたのがここまで持ったんだからいいんじゃね?
789名無しさん@ピンキー:03/08/13 02:41 ID:MqOcpVc+
>787
そんな感じっす。
「そんなバカな!」がホントになるのが阪神なんで・・・。
野村監督の時も13連勝くらいして、過去に10連勝以上したチームが
最下位になった事はない!とかバーンと記事になって喜んだのに
後半バリバリ大型連敗して最下位になったりしたし。
前回、優勝争いした92年もマジックが点灯して優勝も見えてきた所で
4勝13敗だったか、とにかくあっという間に負けまくってマジック消滅で
ヤクルトに逆転優勝されたりと・・・。
他のチームだったら、ここまで来て優勝を逃すなんてありえないと
自分も思うんですけど、阪神だけは油断ならんので・・・(^^;
ファン歴が長くなるほど臆病になるのよ(w;
790名無しさん@ピンキー:03/08/13 08:42 ID:7GfFn0um
阪神厨うざすぎ
791名無しさん@ピンキー:03/08/13 13:00 ID:gnfgIzvj
そろそろ降臨の予感..................
792名無しさん@ピンキー :03/08/14 09:44 ID:CkIH3JEw
まだ手もつけてないに50リラ
793名無しさん@ピンキー:03/08/15 00:40 ID:eF9plOAK
まだ毛も生えてないに500ペソ
794名無しさん@ピンキー:03/08/15 07:13 ID:fbimZfHJ
お盆だし、1さまが降臨されると私も思います・・・。
795山崎 渉:03/08/15 17:19 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
796名無しさん@ピンキー:03/08/16 02:21 ID:mjSAyDRk
お前じゃねー!!!

(#゚Д゚)フォルァ!!!
797名無しさん@ピンキー:03/08/16 21:52 ID:h+eArD/v
| \
      |Д`) コソーリ・・・
      |⊂    ウpデモ シテミヨウカナ
      |
798題名なんて無いですよ@1:03/08/16 21:57 ID:h+eArD/v
「んぅ……んむ…………」
初めて他人の舌と自分の舌が触れ合う感触に私は何も考えられなくなっていた。
乾いていた喉は彼の唾液を躊躇いも無く、むしろ喜んで受け入れていたの。
「ぅん……む……んむ…………!」
早鐘の様に鼓動を打つ胸を突然揉まれても唇を塞がれていては抗議の声を上げる事も出
来なかった。
「!……」
服の中に入ってきた彼の手が私のブラを外し直接胸に触れる。
「……んむぅ……ぅん…………んー……んむ……ん……ん」
激しくなる舌と手の動きに私の意思とは関係無く、体が勝手に感じてしまう。
「ん……んっ……んーーーーーーー!」
イっちゃった……キスと胸だけで…………
799題名なんて無いですよ@2:03/08/16 21:58 ID:h+eArD/v
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
漸く唇を開放され、息を付く事が出来たと同時に少し考える余裕が出来た。
けど、体の疼きは全然治まらない。

私、何やってるんだろう……ううん、これは私が望んだこと…………

息を整えている私の服が少しずつ剥がされていく。
上着を脱がされ、外れたブラが僅かに素肌を隠している上半身をそのままに
私の頭に彼の手が伸びて来て、髪を纏めているリボンに触れた。
「あ!」
思わず声を上げてしまった。
このリボンには…………
でも……

「リボン、解いても良いかい?」
「……………………」
声を上げた私に、彼が優しく囁く。
その言葉にピクッと体が強張る、しかし言葉は出てこなかった。
コクリ
無言で頷く私に軽く口付けをして
彼は私のリボンに手を掛けた。

これで……良いんだ…………
800題名なんて無いですよ@3:03/08/16 21:59 ID:h+eArD/v
始めは他愛も無い喧嘩だった。

『ふーんだ、だったら唯も西御寺君といっぱいお話するもん』
私の気持ちも知らずに沢山の女の人に声を掛けるおにいちゃんへの反抗心。
そんな不純な動機で話し掛けているのに、優しく相手をしてくれる西御寺君に少しだけ
罪悪感を覚えつつ
おにいちゃんに私を見て欲しくて西御寺君と話をする。

『西御寺君はおにいちゃんと違ってとっても優しいんだから』
何度目の衝突だろう。
ほんの些細な事で憎まれ口の言い合いになってしまう。

『おまえ、西御寺とデートしたのか?』
唐突におにいちゃんが口にした言葉、しかし私には覚えが無かった。
暫し思い返し、もしかしたらと考えに至る。
駅前で偶然会った時、白蛇ヶ池公園までいっしょに歩いた事。
その旨を告げると、おにいちゃんは何処かへ行ってしまった。
西御寺君、デートだと思ってくれてたんだ。
私は只の散歩だと思っていたけど、彼はデートだと思っていたと知った。
それは少なからず好意を持ってくれているという事だと思う。
普段の優しい対応と相俟って彼の事を意識し始めるきっかけになった。

意地悪なおにいちゃんと、優しい西御寺君。

おにいちゃんを好きだった分と同じだけ、西御寺君の事を好きになっていく。

そして決定的な喧嘩
家を飛び出して八十八公園で頭を冷やしながら考える。

どうしてこうなっちゃったんだろう。
801題名なんて無いですよ@4:03/08/16 22:00 ID:h+eArD/v
突然知らない人に押さえ付けられた。

おにいちゃん!

助けを望んでもおにいちゃんが来てくれる訳が無い。
だって、さっき喧嘩したばかりなんだから。
頭でそう思っても心はおにいちゃんを求める。

おにいちゃん!おにいちゃん!おにいちゃん!おにいちゃん!おにいちゃん!

幾ら望んでもおにいちゃんは来なかった。

諦めかけたその時、助けてくれたのは西御寺君だった。
802題名なんて無いですよ@5:03/08/16 22:01 ID:h+eArD/v
私は彼の胸に顔を埋めて泣いた
力一杯、心の底から
色々な思いを全て流し尽くすかのように


彼は私が泣き止むまでずっと抱きしめてくれていた。
私が家を飛び出して来ていて、帰り辛い旨を告げると彼の家に連れていってくれた。
こういった優しさがこの上なく嬉しかった。

お母さんには連絡をしてくれていたらしい。
泊まって帰っても何も言われなかった。

西御寺君にお礼、しなくちゃ
『如月町にあるホテルのレストランのディナーにご招待させて下さい』
お礼なのに招待されるだなんて、と思ったけど
『それがお礼になる』と言われたから少し考えた後、
『喜んでお受けします』と答えた。
803題名なんて無いですよ@6:03/08/16 22:02 ID:h+eArD/v
『ご予約の西御寺様ですね』
『ああ、最高の席を用意してくれてるね?』
『もちろんで御座います。こちらへ』
『さ、唯さん。行きましょう』
西御寺君のエスコートで案内された席は、今までに見たことも無い程綺麗な夜景が見え
る席だった。
おにいちゃんにも……ううん、おにいちゃんの事は考えないようにしなくちゃ。

『ご注文は例のコースでよろしいでしょうか?』
『ああ、それで頼む』
『かしこまりました。料理が到着するまでごゆっくりと夜景をお楽しみ下さい』
ヒッヒッヒと嫌な笑いを残して去っていくウエイターさんの声に意識を戻される。

食事をしながら色々な話をした。
西御寺君の今のお母様は本当の母親では無い事や妹さんがいる事など、始めて知ること
が多かった。
804題名なんて無いですよ@7:03/08/16 22:03 ID:h+eArD/v
私も知らない内に亡くなったお父さんの事なんか話していた。
今までおにいちゃんにしか、おにいちゃんにも話さなかった事なんかも自然と話題に出
していて、話をしながら自分でも驚いていたのを覚えている。
料理といっしょに出されたお酒の所為もあるのかもしれない。

お酒は甘くて飲みやすい物を選んでくれたみたいで、少しだけ多く飲んでしまった。
体がポカポカしてとっても気持ち良い。
少し、飲みすぎたかな?
でも……良いや。

飲みすぎて少しふらついていた私を見兼ねたのか、ウエイターさんがホテルの部屋を予
約してくれていたらしい。
西御寺君が鍵を受け取り、その部屋まで連れていってくれた。

コートを脱いで、少しだけと思いながらベッドに横たわる。
シーツのひんやりした感触が気持ち良い。


体が……熱い…………
805題名なんて無いですよ@8:03/08/16 22:04 ID:h+eArD/v
トスン
横になっている私の隣に西御寺君が座ったみたいだ。
『……………………』
『……………………』
無言の時間が過ぎて行く。
『唯さん、僕はあなたの事が好きだ』
突然言われた言葉に、少し朦朧としていた私の頭は理解が遅れる。
『……………………』
『……………………』
再び無言の時間が過ぎる。
ゆっくりとその言葉を理解していく。

西御寺君は、私の事が、好き……
じゃあ、私は?

優しい西御寺君は好き。
でも、私はおにいちゃんの事が……
だったら、おにいちゃんは?

嫌ってはないと思う。
けどLike、Loveじゃない。
学校の近くで、私の知らない長い髪の女の子と歩いてた時のおにいちゃん……
今までに見たことの無いくらい良い笑顔だった。
おにいちゃんはあの娘が好きだ。
ずっと見てきた私だから分かる。


失恋


告白されて気付くなんて……
なんて私は……
806題名なんて無いですよ@9:03/08/16 22:05 ID:h+eArD/v
ゴクッ
唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえる。
『私……私は…………』
答えなきゃ……
告白の返事、しなきゃ……
ゴクッ
喉が、やけに乾く……
『西御寺君の……事は、好き』
『……だけど、まだ一番じゃないの』
『それでも、私で良いのなら……』
ずるい事言ってるよね。

私が言葉を終えると、彼は優しく抱きしめてくれた。
泣いていた自分に気付く。

『まだ、一番じゃないのなら……』
私を抱きしめたまま彼が囁く。
『今から唯さんの一番になります!』
その言葉と同時に私の唇は奪われた。

私の涙を指で拭いながらの優しい口吻。
いつだって彼は優しい。
彼の優しさに私なんかじゃ釣り合わないかもしれないけど、今はその優しさが心地良い。

初めての柔らかい感触に、戸惑いながらも彼を受け入れる。
ドクン
心臓が一際大きく鼓動を打つと同時に、体が一層熱くなる。

元々朦朧としていた意識の中、僅かに残っていた理性は体の要求に反抗出来なかった。

自然と私の唇は開き、相手の舌を求めた。
807題名なんて無いですよ@10:03/08/16 22:06 ID:h+eArD/v

もうおにいちゃんの事は忘れるんだ。
覚悟、決めなきゃ。
リボンが解かれると同時に強張っていた体からも力が抜けていく。

彼の手はそのままスカートを脱がしに掛かる。
あ!
さっきイっちゃったからショーツが……
僅かに冷静さを取り戻した頭でそう思ったけど、もう手遅れだった。
「唯さん、随分と濡らしてたんですね」
反論しようにもショーツどころかスカートにまで染み出ていた物はどうしようも無く、
そのまま彼に脱がされるしかなかった。

ペチャっと言う音と供にショーツが剥ぎ取られていく。
「綺麗ですよ、唯さん」
「ぃやぁ……」
露わになった秘部に彼が手を這わせる。
今まで誰にも見せた事も無い場所を触られる感触に、言い表し様も無い快感が体の奥か
ら涌き出てきた。
「ぁあ……あん……」
右手を私の秘部に残したまま、左手で私の左胸を、唇で右胸を愛撫する。
既に敏感になっていた場所への更なる快感に思わず声を上げてしまった。
808題名なんて無いですよ@11:03/08/16 22:07 ID:h+eArD/v
すごく感じてる……どうして?
私ってこんなにエッチだったの?

違うと思いたくても体は貪欲に快感を貪ろうとする。
体が反応する毎に愛撫も激しくなっていき、益々体が反応してしまう。
「あぁー、や、やだ、やだ、んー、ぁん」
一層激しさを増す愛撫に声も段々大きくなっていく。

「ひっ!ぁあーーーーーーーーーーー!」
今まで一度も触れなかった秘部の奥の突起、それ始めてを摘むと同時に左右の胸の頂点
も指と歯で潰す。

二度目の絶頂は一度目とは比べ物にならないくらいに大きかった。
809題名なんて無いですよ@12:03/08/16 22:08 ID:h+eArD/v
「はぁ、はぁ、はぁ…………」
脱力していて上手く喋るる事もできない。
「美しい。とても綺麗ですよ、唯さん」
そんな私の体中にキスをしながら私の事を誉めてくれる。
「ここも……ここも……全てが芸術品の様だ」
敏感になっている体の反応を楽しむかのように私の体を撫で回しながら、おにいちゃん
なら絶対に言ってくれないような言葉を掛けてくれる。

その言葉はまるで綺麗な音楽の様に頭に響いて、とても気持ちが良かった。
「ありがとう、西御寺君」
祝辞に対してお礼を言ったつもりだった。けど、西尾寺君は眉を顰めて動きを止める。
「有友です。」
一瞬何の事か分からなかったが、直ぐに彼の名前だと気付く。
「?……有友……君?」
「そう呼んでください」
「う、うん。有友君ね」
そう呼ぶと、微笑んでキスをしてくれた。
「ん、じゃあ唯の事も唯って呼び捨てにして」
私だけじゃ不公平だから
「唯……さん?」
「唯、だよ」
「唯」
「うん」
この呼び方が、おにいちゃんだけの特別じゃ無くなった。
今日、私の中のおにいちゃんがどんどん消えていってる。

これで良いんだよね?

「唯……唯!」
「有友君!」
お互いに何度も名前を呼び合いながらキスとを繰り返した。
810題名なんて無いですよ@13:03/08/16 22:09 ID:h+eArD/v
「ぁ……」
「唯、良いかい?」
とうとう、この時がきたんだ。
「入れるよ?」
「……うん」

さようなら、おにいちゃん……

私の返事を待って、ゆっくりと彼のモノが私の中に入って来る。
「ひあっ」
ツプッと音を立てて彼の先端が入って来た。
「………………」
これから来る筈の痛みに歯を食いしばって耐えようとしていた。
だけどなかなか痛みは来なかった。
目を開けて見ると、半分くらい入った所で止まっていた。
「どう……したの?」
「このくらいで、少し慣らしてからの方が良いと思って」
「一気に来るのかと思ってた」
「膜を破る時は一気に行きますよ」
私の事を心配してくれているのだと思う。だから、その好意に甘える事にする。

「ぁあっ……あん……あん……あん……あっ……」
膜を破らない程の浅い所で彼のモノが何度も往復しているのが分かる。
「唯、そろそろ、いくよ!」
「うん!来て!唯の中に来てぇー!」
「歯を食いしばって!」
「っ……ぁあぁぁぁあーーーーーーーー!」
痛みに耐える為に、彼の背中に回していた腕は何かを掴もうとしたが掴める物は無く、
結果、彼の背中に深い爪痕を残してしまった。
開いていた足は無意識のうちに彼の腰を挟み込む形となり、その為必然的に膣内で射精
する事になってしまった。
811題名なんて無いですよ@14:03/08/16 22:10 ID:h+eArD/v
「有友君、背中ごめんね」
「はは、この程度の代償で唯の処女が貰えたんだから安い物ですよ」
彼は笑って見せているけど実際にはそれなりに痛いと思う。だから
「ちょっと背中見せてね」
「っ!ちょっと待っ……」
彼の返事を待たずに背中側に回り込む。
「うわ、血が出てるよ。かなり深くまで刺しちゃったんだ、ごめんなさい」
「さっきも言ったでしょう?『これくらい安い物だ』って」
「でも……」
「じゃあ、その傷を舐めて貰えますか?それで終わり」
「それでいいの? 分かった」
私が付けてしまった爪痕を一つ一つ丁寧に舐めていく。
彼の血液と汗で口の中が一杯になる。
コクン、コクン
一旦それを飲み込んで、次の爪痕を舐める。

「ありがとう、もう良いよ」
その言葉で舐めていたの止め、口の中に溜まっていた彼の血を飲み込む。
「痛み、引いた?」
「唯の方こそまだ痛い筈なのに」

相変わらずの優しい言葉に、始めてがこの人で本当によかったと心から思えた。


そして、今日はこのままホテルに泊る事にした。
812題名なんて無いですよ@15:03/08/16 22:12 ID:h+eArD/v
新学期、おにいちゃんを置いて一人で学校に行く。
「あれ? 唯ちゃん、今日はリボンしてないの?」
「うん。もう着けるのやめようと思うの」
友達が不思議そうに尋ねて来る。
それは今までに一度だって外した事が無かったから。
だけど、私にはもう必要の無い物だから。

暫くして、おにいちゃんが学校に来た。
有友君と話をしてる。
あ、有友君が蹴られた。
以前だったらおにいちゃんの事を見てたんだろうけど、今の私が見るのは有友君だけ。

有友君に呼ばれておにいちゃん達の近くに行く。
「じゃあ、行こうか友美」
友美ちゃんを馴れ馴れしく従えて、芳樹君が去っていく所だった。
気のせいかな? 友美ちゃん、ちょっと顔色が悪いような気がする。

「唯、西御寺なんかの近くに寄るな」
おにいちゃんがよく私に言っていた言葉。
以前の私なら何とも思わなかったんだろうけど……
「おにいちゃん、有友君の事、悪く言わないで!」
「あ、有友君、だとう?」
「ふふん、さぁ唯、こっちへおいで」
有友君が勝ち誇ったような笑みで私を抱き寄せる。
おにいちゃんは訳が分からないと言った顔をしている
「唯ね、有友君とお付き合いする事になったんだ」
頬を少し赤らめながら報告する。
すると、おにいちゃんはふらふらと教室を出ていってしまった。

高校生活最後の学期が始まった。

813名無しさん@ピンキー:03/08/16 22:13 ID:58AG0NqK
職人さんありがとう
814題名なんて無いですよ:03/08/16 22:14 ID:h+eArD/v
え〜、ちょっとした実験作っす
職人さん待ってた方、期待はずれでスマソ

>>777唯の純愛モノ〜
>>778お題「初体験」
を使って書いてみたは良いが、なんか何処にでもありそうなssになってしまた
純愛って難しいねぇ
全然エロくならないし
なんで西御寺? それは純愛モノだから
「おにいちゃん」とだなんて不純だ〜(by 天道新幹線
西御寺視点で見ると「純愛」じゃなくなるんだけど……

分かると思うけど3から7はほとんどゲーム本編の巻き直し
台詞とか記憶を頼りに……なんで微妙に違うと思うけど
古いゲームだし、ネタバレ気にする必要って無いよね?
さり気なくPS版設定

1だけ固有名詞を使わない様に書いたからちょと違和感が

結局、これって「純愛」ssに見えますか?って事で
長文スマソ
815題名なんて無いですよ:03/08/16 22:18 ID:h+eArD/v
1だけじゃなくて2も固有名詞外してたヨ
816名無しさん@ピンキー:03/08/16 22:28 ID:o11T2pr0
昔のことだからよく覚えてないけど西園寺の名前は有朋じゃなかったっけ。
817題名なんて無いですよ:03/08/16 23:56 ID:h+eArD/v
同級生2の攻略サイトをテキトーに回って見つけた名前を使ったんだが
今、名前を意識して回ってみたら「西御寺」「西園寺」「有友」「有朋」
で色々使っててどれが正解か判別できなかった

詳しい設定とか書いてるサイト求む……か?
818題名なんて無いですよ:03/08/17 00:19 ID:Kngu+2T7
エルフ辞典ってのが見れなかったからアーカイブ使って見てみたら
「西御寺 有友」で入ってた
たぶんこれで良いんじゃないかな?
819名無しさん@ピンキー:03/08/17 06:09 ID:83CmG8zH
初めて唯バッドエンド展開になった時、すげー欝になりながらも興奮したのを
思い出しちゃったよ(;´д`)ハァハァ。

って西御寺相手だとどうしても寝取られ的な見方しちゃうな。。。
820名無しさん@ピンキー:03/08/17 10:53 ID:jblSebBk
>今日、私の中のおにいちゃんがどんどん消えていってる。

いいね。切なくも興奮したよ。
821SS保管庫の素人”管理”人:03/08/17 21:45 ID:wqXnl6Ti
>>817
辰巳出版刊行「同級生2 公式ビジュアルゲームガイド(PS版)」
これによれば”西御寺有友”ですね。
822名無しさん@ピンキー:03/08/18 03:42 ID:TvC9oBcN
屈辱的な西御寺視点でもよみたひ
823名無しさん@ピンキー:03/08/18 04:12 ID:rGf7+hS8
>814
リョジョークもののエロパロが多い中で、意外性があって面白かったです。


同級生2は、主人公が圧倒的に主導権を持って女の子の取捨選択ができるので、
主人公が選ばなかった女の子については、>814氏の書いたような感じでフォローが
あっても良かった気がする。
バイク屋の女の子以外、処女を奪おうが何をしようが、やり捨てにできちゃうからな。
824名無しさん@ピンキー:03/08/18 06:12 ID:e6d+FEnz
新たな風が吹き出した!!
825名無しさん@ピンキー:03/08/19 01:45 ID:SsU2SZPf
これまでけっこうな作品が出てきたけど、
誰か書庫を作ろうって人はいないのかな?
826名無しさん@ピンキー:03/08/19 15:15 ID:3TLnVixY
いいね。
実は西園寺の心の中はドス黒い思惑で…とか想像の余地があっていい。
827名無しさん@ピンキー:03/08/20 00:27 ID:UhIcQo4I
アフォな阪神ヲタがうざいんでしばらく見てなかったけど、なかなかいいじゃん。
828名無しさん@ピンキー:03/08/20 01:12 ID:pzFhV5SI
早くマジック一桁にぃ〜
829結構よかった:03/08/20 17:13 ID:VfetARSD
同級生のSS見つけた。
830名無しさん@ピンキー:03/08/20 18:18 ID:ZRzgbXWR
どこにあったの?
831名無しさん@ピンキー:03/08/20 21:31 ID:rr2A0/NG
えろいの?
832名無しさん@ピンキー:03/08/20 21:44 ID:ZRzgbXWR
ももんが!
833名無しさん@ピンキー:03/08/20 21:44 ID:ZRzgbXWR
誤爆・・・スマソ
834 :03/08/21 17:55 ID:BncF83+l
「同級生 螺鈿細工」でググれ
835名無しさん@ピンキー:03/08/22 08:30 ID:RlUwv0rh
>>834
氏ぬほど既出
836名無しさん@ピンキー:03/08/22 18:35 ID:iFGWcEU4
職人志望さん、美佐子さん、唯ちゃん、蛙田、カムバ〜ック!!
837名無しさん@ピンキー:03/08/22 23:47 ID:tJSvKREq
竜之介がフラれる話というのも、ナカナカですな。
これは、純愛寝取られSS?
838名無しさん@ピンキー:03/08/23 12:02 ID:yDv8DuM8
>>837
「ふられ竜之介」

いや、すまん。何でもない。
839名無しさん@ピンキー:03/08/24 00:37 ID:008vys9x
8月が終わる前に1さまが降臨しそうな予感・・・。
840名無しさん@ピンキー:03/08/26 08:43 ID:XiOMb/m2
ほしゅ。
841名無しさん@ピンキー:03/08/29 22:29 ID:XU6SlGmZ
ビバ、あれは良い壺だラーイフ
842職人志望:03/08/30 19:30 ID:wdv6WI04
(764からの続きです)

「……え?」
その声は、こめられた憤怒の感情のゆえに、色情に惚けた美佐子の意識にも届いた。
場を支配する爛れた雰囲気には、そぐわない激情であったがゆえに。
「だ、誰っ!?」
粘い汗にまみれた白裸を硬直させて、美佐子は悲鳴のような声を上げた。
「誰が、ほかに、そんなっ」
明らかに、佐知子ではない女の声。若い女の声。
ありうべからざる、第三者の存在が美佐子をパニックに陥らせた。
「どうして、いやよ、蛙田さん」
塞がれた眼で、必死に男を探しながら、訴える。
……また、蛙田の別の情婦が加わったのだろうか?
そうであってほしいと願った。それならば、まだ耐えられる。
しかし……そうではない、と。直感的に悟るものがあった。
叩きつけられた叫びには、単なる嘲笑や侮蔑ではない、もっと激しい感情がこめられていたから。
「……誰? 誰、なの……?」
繰り返す美佐子の言葉は恐怖に震える。
と、巻かれた目隠しの後ろの結び目が引き解かれた。
汗で顔に貼りついていた黒い布は、ゆっくりと滑り落ちる。
数時間ぶりに光を感じる眩しさに、一瞬ギュッと瞼を閉じ合わせて。
そして美佐子は、おずおずと眼を開いていった。
「…………っ!?」
まだボヤけた視界に、その姿を捉える。声から察した以上に近い位置、
あられもない立ち姿をさらした自分の直前に座りこまれていたことに、ヒッと息をのんで。
「……なっ」
その後に、美佐子の眼は驚愕に見開かれる。視線は足元の女に釘づけになって、
その後ろでカメラを構えたもうひとりのことは、気にも留まらなかった。
やはり、若い娘だった。長い髪の。端正な顔だち。眼鏡ごしに氷結したような視線を
こちらへと向けている。
……知っている娘だ。よく知っている。
隣家の娘。竜之介の幼なじみ。唯の友人。
843職人志望:03/08/30 19:31 ID:wdv6WI04
呼吸さえ忘れて。茫然と、美佐子は友美と視線を合わせていた。
美佐子にとっては、友美の登場は、あまりにも唐突で脈略がなくて。
白日夢を見ているのだろうか? という疑いさえわいてくる。
凍りついたような空気の中で、ふたりは見つめあった。
他のものたちも、無言で二人の対峙を眺めている。冷笑を浮かべて。興味深そうに。息をのんで。
……と。見下ろされていることに我慢がならなかったのだろう、
友美は、スッと立ち上がった。
蒼ざめた美佐子の顔と、冷たく強張った友美の顔が、より間近になる。
「……友美…ちゃん……?」
うつろな声で、美佐子が呼んだ。いまだ信じられないといったふうに。
「……どう、して…?」
美佐子にすれば、当然な問いかけだったが。
その言葉は、激昂しすぎた自身の感情に呪縛されていた友美を爆発させたのだった。
「どうして、ですって?」
ゾッとするほど、冷たい声で訊きかえして。
友美の手が、再び美佐子の股座に突き刺さったままの淫具を乱暴に掴みしめた。
「なっ? や、やめ……んぐうっ」
驚愕して、いまさらに身をよじろうとするのに、重く深い突きこみを受けて。
美佐子は生臭いうめきをしぼって、総身を引き攣らせた。
「あなたは答えられるの? どうして、こんなところで、こんなことをしているのか」
憤怒を叩きつけて。さらに友美は呵責ない激しさで、美佐子を穿ち続ける。
「アヒッ、いやっ、ダメ、や、やめて、友美ちゃん、ダメよっ……ヒアアア」
狂ったように首をふりたくって、拒絶と制止を叫びながら。
嬲られ続けた美佐子の秘肉は、たちまち苛烈な攻めに順応して、
凄まじく収縮し、新たな熱蜜を噴きこぼす。
「いやあっ、ダメよ、こんな、いけないっ」
「いまさらっ」
友美が吐き捨てる。
「さんざん、いやらしいところを見せておいて」
844職人志望:03/08/30 19:32 ID:wdv6WI04
「ああぁ、そんな、そんなっ」
友美の言葉が美佐子を絶望に叩きこむ。
やはり、すべてを見られていた。聞かれていた。
それどころか。
なんの技巧もない、女肉を破壊しようとするかのような闇雲な激しさで
淫具を操る動きが教えた。先ほどまで自分を責め立てていたのも友美であったと。
そうとも知らずに自分は、顔なじみの少女の責めに狂乱し、身悶えて、
もっとと強請り、イカせてくれと叫んでいたのだと。
「あぁ……ぁあああああ」
絶望と諦念が、膨れあがる肉悦を抑えようとする気力を砕いた。
「ああっ、イヤッ、ダメ、だめぇ」
子宮を叩く淫具に押し出されるように、大きく開けた口から噴き上がる声は、
手放しのヨガリの啼きになって。
「いやぁ、ダメ、と、友美ちゃ…んあああ」
ただ、友美の手で恥を極めることへの恐れだけが、意味のない言葉を吐かせたが。
しょせんは無駄であることを、美佐子自身が気づいてしまっていた。
失墜は、すでに目前。叫喚は短く息せき切ったものになって。
「あっ、だめっ、ダメダメ……」
「狂いなさいよっ、ケモノらしく」
友美が怒号して。突き破るような勢いで抉りこんだ。
「おっ……あああああああああああああっ」
咆哮がつんざく。まさにケモノのように美佐子は吼えて、背を折らんばかりに反り返った。
長い生殺しの地獄の果てに、ようやく得た快楽の極み。
この上なく悲痛で惨めで。そして凄まじいまでに強く深いオルガズムスに
縛めの裸身はガックガックと激震を刻んで。
そして、糸が切れたような唐突さで崩れおちた。
完全に脱力して、床柱に縛られた腕だけに支えられて揺れる身体を
佐知子が慌てて抱きとめる。
グラリと、後ろに頭を落とした美佐子は白目をむいていた。
肉と魂の負荷に耐えかねたのだろう、完全に喪神している。
845職人志望:03/08/30 19:33 ID:wdv6WI04
「………………」
美佐子のデス・マスクを、友美は無言で眺めた。
依然として強張った表情だが、その頬には赤みが差して、僅かに肩があえいでいる。
つと、自分の手へと視線を移した。
美佐子を忘我の境へと追いやった手は、痺れ引き攣ったようになっていたが。
そこには、いまわの際に美佐子が吐き掛けた女精がベットリとこびりついていた。
友美は不快そうに眉を寄せると、その手を伸ばして。
グッタリと佐知子の腕に抱き支えられている美佐子の頬に、汚れた指をなすりつけた。
紅潮し、脂汗にまみれ、涎や鼻水まで流した惨憺たる有様の美佐子の顔が
その上、自分の淫汁に穢されていく。
佐知子が、さすがに驚いた顔で、友美を見やった。
それには構わずに、友美は丁寧に指の汚れを拭っていく。意識を喪失した美佐子の顔で。
クク、と。愉しげに蛙田が笑った。

                       (つづく)
846職人志望:03/08/30 19:34 ID:wdv6WI04
……毎度毎度、スマセンです。
毎回、次こそはもう少し早く続きを、と思ってるんすが……。
847名無しさん@ピンキー:03/08/30 23:14 ID:BBRgzuLS
おお!職人志望様、ありがとうございます!
今から保存して読ませて頂きますね。
848名無しさん@ピンキー:03/08/30 23:50 ID:1FJK+tKM
ひゃっほ
849名無しさん@ピンキー:03/08/31 02:38 ID:BLduJf6E
こうして続きを書いて頂けるだけでシアワセっす!(つД`)
職人志望さん、ありがとう!!
850美佐子GOOD!:03/09/01 07:18 ID:2+mtiib2
やっぱ職人志望さんって、すげえよ・・・。
どうやったら、こんなの書けるのかな?
851名無しさん@ピンキー:03/09/03 20:31 ID:DmBXTuVz
期待sage
852名無しさん@ピンキー:03/09/04 21:12 ID:QH92W5Cp
今スレ中の降臨はムリな悪寒・・・
853名無しさん@ピンキー:03/09/05 19:39 ID:sZTb3Q9M
ほぜそ
854名無しさん@ピンキー:03/09/05 20:41 ID:KuqQhxdL
下級生のSMもの、ゲームで出ないかなー?
855名無しさん@ピンキー:03/09/05 21:43 ID:aELBmOov
エルフで?
856名無しさん@ピンキー:03/09/06 03:46 ID:ce+86p5y
どなたか杏奈でエッチ小説書いてくださーい
こんな良い子はめったにいないと思うよ
857名無しさん@ピンキー:03/09/06 20:00 ID:NVKhXfei
>>856
誰?
858名無しさん@ピンキー:03/09/07 04:29 ID:DWAhnSY8
河原崎2ざんしょ
859 ◆JQBze0m2p2 :03/09/08 17:14 ID:A0ItX7Bf
860名無しさん@ピンキー:03/09/08 23:50 ID:GTsR6a9x
近日1さまが降臨されそうな予感が・・・。
861名無しさん@ピンキー:03/09/09 10:44 ID:o4LyHApv
そろそろ次スレじゃないか?
862名無しさん@ピンキー:03/09/09 19:17 ID:vIRvxZ2d
はえーよ
863:03/09/09 22:59 ID:OmXhe0dK
寝取られを検索し続けてやっとここにつきましたが、職人志望様の小説いいですね。
無理を言っては何ですが、早く続きが読みたいです。
やはり今後の展開は、唯もじわじわと蛙田の手の中に入ったりするのでしょうか。
しかも首謀者は友美とか。
待ってますので、これからもがんばってくださいね。
864名無しさん@ピンキー:03/09/09 23:34 ID:mNuR2K0p
過去ログ読めばわかるけど、唯は寝取られないよ。職人志望氏が断言したから。
別の話としてキボンヌすればありかもしれないけどな。
865名無しさん@ピンキー:03/09/10 09:27 ID:CyZTWZr9
>>864
え〜そうなの、それは残念。
う〜ん、寝取られまでいかなくても(最終的に竜之介の所の戻るとして)
なにか唯を気に入ったらしい蛙田と唯の話や唯と友美の話がスッゲ〜見たいのだが。

職人志望様、なんとかなりませんか(懇願、いやマジで)。

なお、私は863氏ではないですよ、念のため。
866名無しさん@ピンキー:03/09/10 10:08 ID:i1NlBmFT
職人志望さんの話はスゴイです。
私は「同級生」は全くやっていないけれど、オリジナル官能小説としても
十分堪能できました。(読んでる最中何度も勃っちまったし)
温泉編が終わったら本編の続編(唯編?)は見たいっスけど・・・・・
何人かの人が言っている蛙田の唯に対する「ほう」という感嘆のつぶやき
が続きを見たいという引き金ですね。
まあ私達読者としては気長にこうしてお願いするしかないわけですが・・・う〜ん
867名無しさん@ピンキー:03/09/10 20:25 ID:Bnlqwwsg
公園で痴漢・唯・西御寺3Pきぼんぬ
868名無しさん@ピンキー:03/09/12 01:41 ID:rZxXGuyp
hosyu
869名無しさん@ピンキー:03/09/14 03:51 ID:Yxn05kT1
・・・今月は1さまの書き込みがあるような気がするな・・・
(下級生2の情報もそろそろ出てくるらしい・・・。)
870名無しさん@ピンキー:03/09/14 15:47 ID:fi+zkPOB
この間パワプロやりながら、「真由美に馬鹿にされた童貞ヲトコが切れて真由美を陵辱する」っての考えたんだが、
需要ある??

漏れ的には美夏さん萌えだけど、美夏さんは汚したくないので。
871名無しさん@ピンキー:03/09/14 17:24 ID:ppwIdmx/
なんでパワプロやりながらそんなことを考えたのかに興味ある。
872名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:28 ID:cnMfQmoM
いや、実際パワプロでペナントやってるとだんだんだるくなってくる。
873 ◆GreenHZWTs :03/09/14 22:35 ID:uTuN2Rb9
 
874名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:25 ID:wF/gh69t
>>870
ぜひおながいしまつ
875名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:49 ID:2YqAfN+J
>>870
美夏さん萌えだから美夏さんを滅茶苦茶に汚したい、
そんな立派な非とに御成りなさい。
876名無しさん@ピンキー:03/09/15 21:35 ID:/lf42dCP
阪神優勝したよぅ
877名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:40 ID:+EwXDxcD
ひょっとして日本シリーズまで待たねば・・・?
878旧1:03/09/17 03:58 ID:37ezSIG6
阪神優勝おめ!
そして、パソコン復活おめめ・・・(;´д⊂)
879名無しさん@ピンキー:03/09/17 05:45 ID:X8XXo9vP
ヽ(´∀`)ノ
880名無しさん@ピンキー:03/09/17 18:12 ID:i8etaDmM
おお、いよいよか!!
881名無しさん@ピンキー:03/09/17 18:32 ID:lndMpvuy
ワーイ
882名無しさん@ピンキー:03/09/18 01:24 ID:BDM8wnGS
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
883名無しさん@ピンキー:03/09/18 02:12 ID:s1LNrHlA
1さまキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
もう阪神は1さまの為に優勝したようなものですw
よろしこおねがいします。
884名無しさん@ピンキー:03/09/18 22:37 ID:7x61AQfQ
>>883
赤星が「優勝すれば1さんの小説読めるぞ!」と念じながら
バッターボックスに入った絵を想像してワラタ。
885名無しさん@ピンキー:03/09/19 16:56 ID:aIwZZJVI
そういえば、非人気キャラ救済人サソは引退されたのか?
886名無しさん@ピンキー:03/09/20 14:48 ID:9jjnTMZG
ほしゅぅ
887名無しさん@ピンキー:03/09/21 20:08 ID:DJ2tVNGt
wakuwaku...............
888888:03/09/22 20:31 ID:h1uKNQy9
888
889名無しさん@ピンキー:03/09/22 21:29 ID:NjOO24J1
>885
あの人はここでは珍しくNTRでないものを書いてくれていたから
好きだったんだけどね……漏れも密かにフカーツを待っている一人だったりする。
890ピンキー@名無しさん:03/09/23 00:37 ID:qIgxdJYF
1様まだかな
891ピンキー@名無しさん:03/09/23 12:10 ID:vLHMvz2z
そういえば、DingDongDongっていまどうなってますか?
892名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:09 ID:HHU3YVi+
死んでます。いえ、止まってます。
893名無しさん@ピンキー:03/09/24 16:42 ID:h0XVSjIZ
アダルト情報
http://www.h3.dion.ne.jp/~smz/good.html

219.184.156.44 , YahooBB219184156044.bbtec.net ?
894名無しさん@ピンキー:03/09/26 23:42 ID:1bNN+zST
ホシュ
895ピンキー@名無しさん:03/09/28 23:42 ID:25vGm7bF
1様、もうこないんじゃ・・・・・・
896名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:56 ID:ECN6+PgV
真子さんと亜子タンと3Pできたら(゚Д゚)ウマーと思うのは漏れだけか?
897名無しさん@ピンキー:03/09/30 05:23 ID:w2ho/tK+
捕手
898名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:13 ID:vmBi6EfK
ダイエーも優勝したし、そろそろ1さまの書き込みがありそう・・・
とうとう瑞穂が穣の手に・・・ハァハァ・・・
899名無しさん@ピンキー:03/10/02 21:36 ID:045UejsQ
ところで1時期1さんがヒカ碁スレやTLSスレにカキコしてたけど最近はもう
書いてないのかな?
情報キボンヌ。
900名無しさん@ピンキー:03/10/02 23:17 ID:a3F9cegX
TLSスレには来てない。
901名無しさん@ピンキー:03/10/02 23:53 ID:Aq6NcEGd
ヒカ碁スレも来てないな。なんか女体化で盛り上がっててしょんぼり。
902名無しさん@ピンキー:03/10/03 10:08 ID:P7hyv8jW
そろそろ次スレかな
903名無しさん@ピンキー:03/10/04 16:04 ID:XtnTXqcU
ふたりエッチスレは盛り上がってるな
904おがたプロ:03/10/04 18:32 ID:6e02TH20
おもてに出てこない者に興味は無い
905名無しさん@ピンキー:03/10/06 13:04 ID:l7idcyum
支援age
906名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:08 ID:Qmx6kk9g
1様。
「阪神が優勝するころ」って日本シリーズのこと
だったんですか?ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
907 :03/10/07 09:53 ID:O9ml6nCt
優勝するなんて思ってなかった罠?
908旧1:03/10/07 20:39 ID:t17SVEw1
>>906
ここにはアドレスを書けないけれど、阪神優勝後にひっそりとホームページを作りました。
現在、そちらに昔のを随時修正してアップしてるので、その分こちらへの投下がおくれてます。
(そのうち、ググールとかにかかるようになると思うけど、晒さないでくださいね;;)
続きはたぶんいつか……
909名無しさん@ピンキー:03/10/07 22:25 ID:gwyNqbc7
サイト名くらい教えてくださいよ、1様。
910名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:19 ID:tn+yKAif
>旧1様
「名前」部分にでもこそっと「行き方」などを教えて頂けるとありがたいのですけど・・・
(ちょっと漠然とし過ぎていて見ることできないです(^^;)
続きも期待してます。
1様ファンも、瑞穂ファンも、高田先輩ファンも(笑)多いですよ!
911名無しさん@ピンキー:03/10/08 16:24 ID:G8lOC62H
>>908
って言うか、いくらぐぐっても見つからない罠
912名無しさん@ピンキー:03/10/08 17:42 ID:gOR0qXKs
1さん難民がイパーイ・・・
オレモナー(´Д⊂
913名無しさん@ピンキー:03/10/10 01:18 ID:zxHofy2V
1さん難民がオパーイ
914名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:01 ID:3euhmPPG
>>908
ググり疲れたので貢ぎ物持ってきたりして↓
ttp://43.234.149.142/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/5931.jpg
915名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:26 ID:vP8m4QWa
>>914
上手いですねえ。目が色っぽい。瑞穂でもっと描いてけろ
916名無しさん@ピンキー:03/10/11 17:07 ID:KPMbAh4M
>>914
おお、違う意味で神!!
もっと書いてくださいな。
917旧1:03/10/11 22:05 ID:akUmVqT8
>>914
うほ、それ914さんが書いたの??
正直、エロうまっすw
918名無しさん@ピンキー:03/10/11 22:30 ID:KPMbAh4M
>>917
で、914氏の熱意すら無視してサイトは秘匿するのですか?
919名無しさん@ピンキー:03/10/11 22:44 ID:jnYetlj3
>918
焦らないで。
旧1さんを見損なわないように。
917のメール欄、メール欄。
920名無しさん@ピンキー:03/10/12 01:05 ID:YIThJShq
旧1様、アリガト━━━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* ━━!!!!!

>914
(*´Д`)ハァハァ・・・色んな意味でネ申だよ、アンタ。
921名無しさん@ピンキー:03/10/12 09:42 ID:eg6mDi9I
で、次スレは?
922名無しさん@ピンキー:03/10/12 11:24 ID:dEUPPrXu
次スレがないと職人志望さんが続きを書けなくなるよ。
923名無しさん@ピンキー:03/10/12 13:30 ID:Pf0UskNc
>>918
というわけで、おまいは氏ね。
924名無しさん@ピンキー:03/10/12 14:52 ID:yZRhD0R1
テンプレどうすっか?
925次スレ煽り文:03/10/12 20:37 ID:uFz8NHWC
エロゲ業界に燦然と輝く名作を立て続けに出したエルフの、実質的
リーダー蛭田昌人。同級生3製作が頓挫し、エルフは「東の雄」の
地位から引き摺り下ろされた。

しかし、誰しもがエルフを忘れたわけではない。
メーカースレから隔絶されたここエロパロ板に生息する若い生命。
旧1、職人志望、その他数多くのSS作家達。彼らはここにいる。
諸君……私は声高らかに叫びたい。

        「 も っ と エ ロ を ! ! 」



 煽り文書いてみました。うまく煽れているような気もするし、駄目なような気も。
訂正よろしくお願いします。
926名無しさん@ピンキー:03/10/13 02:33 ID:30ie9qQ+
高部絵里の鬼畜輪姦奴隷小説が読みたいのら。
誰か書いておくれ
927名無しさん@ピンキー:03/10/13 05:24 ID:OTpkgHsD
絵里はもういいから
928名無しさん@ピンキー:03/10/13 12:31 ID:Ew73P5bi
せりなが例の不良'sに輪姦されるつーのを書いてみたが長すぎだし稚拙だな…神光臨きぼんぬ
929名無しさん@ピンキー:03/10/13 14:49 ID:z12yXl3O
>>928
読みたいです
930名無しさん@ピンキー:03/10/13 17:37 ID:jsp5GQgw
>>928
全然ok
さわりの部分だけでも良いので、うpしてくらさい
931名無しさん@ピンキー:03/10/16 21:13 ID:uj73WyU6
人稲杉
932名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:32 ID:Z+CeXBwZ
>>931
待ってろ。わいが燃料投下してやる。
ネ、ネタが……ない。
933職人志望:03/10/17 20:31 ID:oq64KNq/
(845からの続きです)

……殺気立った空気が、場を支配する。
肉を打つ響きと弱々しい苦鳴、そして、糾弾の叫び。
「あなたはっ」
憤怒に美しい面を歪めた友美が怒号を発して、手にした鞭を叩きつける。
足下にうずくまった、白い裸身へと。
パシーン、と小気味よいような音が響き、苦痛のうめきが洩れる。
美佐子は、後ろ手に縛られ、双肢を座禅に組んだかたちで
うつ伏せに転がされていた。高く掲げられた豊臀の白い肌は、
すでに数度の鞭打ちを受けて、赤く染まっている。
清楚な上品な服装のまま鞭をふるう美少女と、無様な姿に拘束された
豊艶な裸身を鞭打たれる年増美女。
「……なかなかどうして、サマになってるじゃないか」
数奇にして淫靡なその光景を、少し離れた場所から見物しながら、
愉快そうに蛙田が言った。
「……ええ…」
その傍らに侍った佐知子が、上の空に答える。鞭打ちの光景に釘づけたままの眼は
熱っぽい潤みをたたえていた。
それを皮肉に見やってから、男は斜め前方、邪魔にならぬ位置で
ビデオ・カメラを構える芳樹に目を移した。黙々と撮影を続ける芳樹の
肥えた頬は蒼ざめているように見えた。
フフン、と。蛙田は冷笑を浮かべて。また友美と美佐子へと視線を戻す。
934職人志望:03/10/17 20:34 ID:oq64KNq/
鞭をふるうという行為も、慣れない者には、それなりの難業で。
しかも、一撃ごとに渾身の力をこめるとなれば、かなりハードな運動だ。
だが、荒く息を弾ませた友美は、額に滲んだ汗を、白いセーターの袖で拭うと、
すぐにまた、手にした鞭をふりかぶった。
手加減なしの打撃が、円い大きな臀を見舞って、美佐子が悲鳴を迸らせる。
「あなたはっ」
それでも吐き出しきれぬ憤怒を、友美は言葉の鞭にして叩きつける。
「私の、私たちの、大切なものを、大事に抱いてた想いを、盗んだ。盗んで、
 そして、それをゴミのように捨てたのよっ!?」
激情からか、それとも矜持のゆえか。友美の言葉は、抽象的になったが。
その言わんとすることは、無論、正確に美佐子に伝わった。
「ゆ、ゆるして…」
隠すように布団に顔を伏せたまま、美佐子は涙声で言った。
しかし、それは友美の怒りを、いっそう掻き立てるだけだった。
「うるさいっ」
いまさらな謝罪の言葉など聞きたくはないと決めつけて、
続けざまに鞭を振り下ろした。
「ヒイイーーッ」
肉が弾ける音が連続して、美佐子が長く尾を引く叫びを振り絞る。
「………………」
芳樹がカメラを外して、暗く翳った表情を見せた。
それを蛙田は視界のすみに捉えていたが。特になにも言わなかった。
美佐子に対して、こんなザマを撮影されているというかたちを作ることが
肝要なのであって、ビデオの内容については、さほど拘るものではないから。
935職人志望:03/10/17 20:35 ID:oq64KNq/
「怖いねえ。女の恨みってやつは」
「そうよ」
まるで他人事に、呑気な言葉を吐いた男を、佐知子は横目に睨んで、
「貴方も、少しは心にとめておいたほうがいいわ」
「ケッ」
「……美佐子さん、辛いでしょうね」
しみじみと呟いて、佐知子は、のたうつ白い裸身を見つめた。
「派手な音ほどは効かないムチだ。美佐子の分厚い尻なら、さほどでもないさ」
友美に渡したのは、『ナイン・テール』とか呼ばれる、鞭先が数条に
分かれたもので、男が言うように、肉に与える苦痛は少なく、肌を
裂くようなこともない。友美の激情を利用しながらも、
自分の所有物たる女の肉体に傷をつけることを、男は嫌ったのだった。
「それにムチだけじゃなくて、アメもしゃぶらせてるしな」
そう嘯いたのは、美佐子の秘芯に咥えさせた淫具のことだった。
横から眺める男と佐知子の眼には、掲げられた臀から短い尻尾のように
突き出している太い柄の部分がハッキリと見えている。先刻まで
呑みこまされていたモノより一回りも巨大なバイブは、激しく震動しながら、
卑猥にくねっているのだった。
「……本当に、趣味が悪いんだから」
「とか、言いながら。美佐子が羨ましいんじゃないのかよ」
見透かしたように、男は笑った。
「自分も、あの隣りにケツを並べて、あんなふうに打たれたいんだろう?」
「駄目よ。知らない娘だもの」
と、答えた佐知子の声には、残念そうな響きがあった。
936職人志望:03/10/17 20:36 ID:oq64KNq/
「私じゃあ、駄目なのよ。あのお嬢さんとは、今日初めて会ったばかりですもの。
 お互いのことはなにも知らない」
そう言って、男の揶揄したとおりの羨望の視線を、友美と美佐子に向ける。
「昔から、近所の子として親しく接していて。娘の同級生で。
 その上、ひとりの男の子を挟んでの因縁まであって」
男から教えられた、わずかな友美の情報を数え上げて、
「そんな子に、無様な姿を晒して、厳しく鞭で打たれて、言葉で詰られるから
 死にたいような惨めさや羞ずかしさを味わうんですもの」
だから、自分では駄目なのだと説明しながら、佐知子がウットリと瞳を蕩けさせ、
昂ぶりを堪えるように羽織った襦袢の胸元を抑えたのは、そんな
いまの美佐子の感情を想像し同調してのことか。
「なるほど。それが羨ましいってか」
男が呆れたように、
「まったく、貪欲ってえのか。業の深い話だな」
「おかげさまで。こんな女に成り果てましたわ」
慇懃な口調で皮肉な言葉を返しながら、男へと流した眼には、淫情と恨みと媚びを
滲ませて。すぐにまた、佐知子は視線を戻して、
「私も……そして、あのひともね」
その言葉が予告であったかのようなタイミングで、視線の先、
美佐子に変化が生じた。
937職人志望:03/10/17 20:37 ID:oq64KNq/
「アアアアアァァッ」
シーツを噛み締めて苦痛に耐えていた顔を反らして、甲高い叫びを走らせる。
高く臀だけをもたげた姿勢に、グッと気合が漲って、
「う、打って、もっと、もっと、打ってぇッ」
おどろな髪をふりたくって、物狂ったような喚きを噴きこぼした。
「もっと、打って、淫らな美佐子を罰してっ」
それはさらなる苦痛による贖罪を求める言葉とも聞こえたが。
汗にまみれた裸身のうねり、ふりたくられる臀の動きには、
肉と心の痛みさえ快楽にすりかえて、それを食らいつくそうとする
貪婪な牝の色情が、ありありと滲んでいて。
「クク…どうやら、おまえと同じとこまで、辿りついちまったようだな」
「……ええ…」
こうなることは解っていたというふうに頷いた佐知子の眼は、
美佐子の狂い踊る臀に突き立った淫具を濡れ輝かせる、新たな溢出を見止めていた。
昂奮に火照った頬に、一瞬、沈痛な翳りを刷いて、
「……哀しいわ…」
悼むように、佐知子は呟いた。

          ………………………………(つづく)
938職人志望:03/10/17 20:38 ID:oq64KNq/
スンマセン。ガンバリます。
939名無しさん@ピンキー:03/10/17 22:10 ID:bb9e/c85
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
職人志望さん乙です!
940名無しさん@ピンキー:03/10/17 22:17 ID:X3x5gSg6
職人志望さん
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ァ!!!!
乙ッス!!!
941名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:08 ID:xzaejCHd
ずっとこのスレ動きがなかったから久しぶりに覗いた。
職人希望さん、乙っす。
あいかわらず読ませますねえ。字書きの人は尊敬しまつ。

旧1さんが帰ってきたら挿し絵進呈しようかと思ってたら、
適任な人が見つかったみたいで。よかったよかった。
942名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:09 ID:xzaejCHd
あ、「職人志望」さん、でした。。。
吊ってきまつ。。。
943名無しさん@ピンキー:03/10/19 22:11 ID:De4gAj3/
まだ戦いは終わってなかった(;つД`)
944名無しさん@ピンキー:03/10/20 00:29 ID:3albf3A0
次書き込む人は新スレッドを立てる人に決定w
945名無しさん@ピンキー:03/10/23 11:55 ID:hIMTAXXb
age
946名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:13 ID:rtJUsItb
↑立てそうに無いな……
947名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:28 ID:DbyWe6vq
まあ保守できて良かった
>>944が勝手なこと書いたおかげでスレ立てが早いか
DAT落ちが早いかのチキンレースになってたからな
948名無しさん@ピンキー:03/10/24 00:34 ID:EhHGPAMt
スレ立ては>950とった香具師でいいんじゃ?
949名無しさん@ピンキー:03/10/24 05:54 ID:vNZMq4N7
エルフ系ゲーム、エロパロスレッド4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1066942311/

949だけど次スレ立てました。どぞ。
950名無しさん@ピンキー:03/10/24 08:35 ID:hDSxP8Vq
新スレの即死防止に御協力お願いします。
951名無しさん@ピンキー:03/10/24 08:44 ID:eZJNFGM5
DAT落ちってどれくらいほっといたらなるんだっけ?
952名無しさん@ピンキー:03/10/26 14:27 ID:S1HWYhbz
こちらの埋め作業はマターリで良いのかな?
953名無しさん@ピンキー:03/10/27 09:02 ID:lIfeaRUE
んじゃ新スレに移行もしたしこっちで聞いてみるかな。
旧1氏の作品って、「下級生・瑞穂陵辱」「TLSクラブ〜森下茜〜」「〜冬〜(ヒカルの碁)」
以外でまだあるらしいけど、知ってる人います?
954名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:55 ID:PXTiwwl0
955名無しさん@ピンキー:03/11/14 02:14 ID:ZyoDdrYn
またーり
956誘導:03/11/16 11:26 ID:33oIV3GO
新スレはこちらです。
エルフ系ゲーム、エロパロスレッド4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1066942311/
このスレは倉庫格納依頼を出してきます。
957名無しさん@ピンキー:03/11/16 13:12 ID:OA/GumXy
消化
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ