1 :
1:
2 :
Y:02/09/09 09:11 ID:I0xcVeEV
いつもありがとうございます。(ペコリ
復帰するとイイですが……とりあえず足跡ペタリ。
乙〜
火曜日の恋人・・・ログとっときゃよかった・・・( p_q) シクシク
新スレでがんがりましょう。
…って、自分の以前の番号忘れとるやん(笑)
えっと、『受話器ごしの戯れ』を書いていたものです。
今回の記事番号で新たに名乗ります〜。
6 :
1:02/09/09 15:04 ID:ShNvqwba
7 :
名無しさん@ピンキー:02/09/09 16:04 ID:kduRx7l6
保守sageカキコ。
9 :
名無しさん@ピンキー:02/09/17 12:23 ID:C3SaCbpf
nohu
11 :
名無しさん@ピンキー:02/10/26 02:55 ID:9qrFamif
ageytuyt
12 :
名無しさん@ピンキー:02/10/26 13:58 ID:4Ajd/8SV
13 :
名無しさん@ピンキー:02/11/29 18:03 ID:6+JIKr/j
14 :
名無しさん@ピンキー:02/11/29 20:15 ID:X1rg9YbB
あげげ
15 :
3-4:02/12/01 14:03 ID:gid9kugb
「3」が dat 落ちしてしまったので、今からでもこっちのスレを活用しましょうか?>おな感関係者
16 :
3-1:02/12/01 15:09 ID:mEMD6l9m
>>15 ナイスな提案ですね。いい感じ。
しばらくこちらでまた〜りしましょう。
17 :
3-4:02/12/01 15:10 ID:gid9kugb
>>16 人によっては「王と虜」の新作を読めなかったんだろうかと思うと
業者逝ってよしですよね……。
18 :
名無しさん@ピンキー:02/12/01 15:10 ID:KD2X9qWY
19 :
3-4:02/12/01 15:13 ID:gid9kugb
20 :
3-4:02/12/01 17:58 ID:gid9kugb
あ、「王と虜」の新作パート、既に縮小版に入っているんですね。
さすが(笑)
21 :
Y:02/12/01 18:07 ID:rG//WCAF
あ〜〜、圧縮があったのですか、あげときゃよかった、ちょっと後悔…(@@;
>>15-16 了解しますた マターリw
22 :
h:02/12/01 22:04 ID:UNEJ8m5f
あらあら大変。どうなる、おな感。
いちいち板ごとの番号で名乗るのもアレなので、よそのスレで使ってるコテハンにしちゃいます(^_^;
>>21(Y さん
なまじ前日とかも読んでいただけに、保守あげでもしとけばよかったと後悔しとります(汗)
>>22(h さん
こうして皆が再結集できればよしじゃないでしょうかねぇ?
まだここを見つけていない常連さん&ROMさんがいるかもしれないので、念のためアゲます。
24 :
1:02/12/02 09:57 ID:ovUzeCW6
12月2日 午前9時53分 調査報告
おな感3 △(読めますが書き込めません)
25 :
Y:02/12/02 17:38 ID:SUJQKct9
前回は復帰しましたけど、こんどはムリでしょうなー、たぶん。
>>23(SOZさん
いえ、自分も同じくなのです。朝チェックして読んでたので…(´・ω・`)
コテハン、了解しますた。w
スレ取得が済んでることを1さんに感謝しつつ、またちょっとだけうp。
このスレから読み始めて話が見えない方へ…
お手数ですが
>>1 の縮刷版リンクより辿ってください。
もっと感じて。秘裂を前後に擦るようにヘッドを動かす。くたっと裕未の体が崩折れて
床に膝をついた。手がすがるものを求めて浴槽のふちを掴んで、びくびくと背中が震えて
いる。興奮して熱くなっていく気持ちを流れに変えて、僕は間断なく裕未を責め続ける。
もっと、もっとだ。
「やぁああぁぁッ!」
唇を震わせて裕未がその時の声を放つ。瞬間 シャワーを握る僕の手首を、裕未の片手
が強く掴んでいた。払いのけるのかと思っていたが、しなやかな指は意外な強さで握り
しめてきた。そうまるで裕未自身が意志をもって、感じる部分に水飛沫を欲している
ように。
「あッ、あ……いま、あたし……」
達してしまった事が信じられないという風に座り込んで、僕を掴んでいた手も離して、
ほつれたおくれ毛を頬にはりつけたまま、放心している。
「すごく可愛かった」
耳朶に唇を寄せて囁いた。裕未はまだ体の中に快感の余韻を漂わせているのだろう。
暖めるように胸元に湯をかけると、くすぐったそうにする。鋭敏になってしまった感覚は
いまだ醒めずに、次なる興奮を求めているように見える。
シャワーを扱いながら、裕未が反応する新しいポイントに、僕は気づき始めていた。
さっき達してしまった膨れたクリトリスの下側あたり、そしてその他にもう1箇所。裕未
自身も気づいていないかもしれないそこを、再び嬲りはじめる。さきほど僕が始めて
口づけた窄まりへと水流で刺激を与える。
近づけたり離したりして飛沫に強弱をつけ、時に前後に擦る。胸に吸いついて乳首を
口に含んで転がすと、裕未の頭は大きく揺れた。
「やっぱり……裕未はここも好きなんだ、ね?」
「違う、ちがう……ちがッ……!」
指摘すると否定する言葉とは裏腹に、眉間に皺を寄せ大きく喘いでいる。からりと音を
立てて床に落ちたバレッタを裕未も僕も拾わずに、感じる事と弄る事に没頭していた。
27 :
Y:02/12/02 17:42 ID:SUJQKct9
「いやッ、やめて、だめなの……あぁあ……」
裕未の新たな感覚を引き出したことで、僕は興奮していた。抗えない快感に身を任せて
変わっていく姿に、隠されていた裕未の心を手に入れたような錯覚を覚えるのだ。
柔らかな指が僕の屹立していたモノに巻きついた。2、3度しごくような動きをする。
指先がカリ首を愛撫し、鈴口をそっと触れて刺激する。キュッキュと棹が包まれる優しい
感触、裕未の顔は横をむいて喘いだままだけれど、手の平で表された欲望だけが裕未の
切迫した想いを伝える。
――欲しい、ほしいの、待ちきれない。来て!!
だめだ、まだだよ。あげられない。裕未の感じる部分がもっと素直になって、もっと
露わになってから、それから。僕の昂ぶって固くなった先端が濡れて光っているのは、
水飛沫を浴びたためか、それとも……。
「感じているね、裕未。ここでも」
ダメ押しのように耳元で訊ねる。
「ちがッ、やぁ……恥ずかしいの、やめて……」
かぶりを振ると肩先に広がった髪が濡れて首筋にはりつく。それさえも今はひどく淫ら
に見えて。
「裕未は何も言わなくていい。頷くだけで。恥ずかしくないよ、さあ答えて。
ココが気持ちいい、そうだね?」
水飛沫のあたっている密やかな窄まりを、指先で円を描くように触れながら囁く。
裕未は潤んだ瞳をしてコクンと頷いた。
ゆっくりとシャワーのコックを閉め、バスルームに満ちていた水音がやむ。両腕が
首に巻きついて、裕未の舌が僕の口唇を犯した。
※ ※ ※
今回ここまで…短くてスマソ。
hoshu!
あああ、そんなところでそんなところを…(意味不明)
くちゅ・・・ぴちゃ、ぴちゃ
いつもセックスの時の音を聞く度、恥ずかしくなる。
あたしの蜜の音も、ヤツのキスの音も。
「ちゃんと感じてる声、聞きたいから」と言って、
絶対TVもBGMもつけないから、余計にいやらしく響く。
おいしそうにあたしの乳首をほおばってたヤツは、
甘噛みされて思わず「あんっ」と甘い声をあげてしまったあたしを、
顔を上げて優しく微笑む。
恥ずかしい・・・いつまで経っても慣れない行為。
顔を背けてしまったあたし。
ヤツの顔があたしの胸を離れて、あたしの顔を真上から見下ろす。
あ、ヤバい。またいつものパターンだ。
耳もとに顔を近付けて、囁かれる・・・
「可愛いよ・・・もっと聞かせて・・・?」
ヤツの、とっておきの甘い声。
低くて、体中に振動が響き渡る、それでいて溜息のような。
きっとこいつは、知らない。
あたしがどんな愛撫よりも、囁きで感じてしまっている事に。
だから、絶対に言ってやらない。
31 :
Y:02/12/05 16:57 ID:+p7Ots/q
>>29 そーです、あんなところであんなところを、です。(同じく意味不明w
>>30(murmurさん
おおッ、新しい方?!ではないですか!(喜
是非とも続きキボンヌ。w
顔を背けたまま、何も言わなくなったあたしを、
優しく見下ろしたまま・・・ヤツはふぅっと溜息をつく。
「まったく、意地っ張りなんだから」
声色は優しいけど、目に悪戯っぽい色が宿る。
「いいよ・・・俺がちゃんと、声、出させてあげる」
そう言って、ヤツの右手が身体のラインをなぞってあたしの濡れた部分にたどり着く。
ぴちゃっ
「んっ・・・!」思わず声が洩れて、身体がはねる。
「ほら、もっと・・・」
ぴちゃぴちゃぴちゃ
「んっ、はぁぁ・・・やだよぅ・・・あぁぁ!」
入り口を弄んでいた指先が、蜜のをからめながら滑るように入って来る。
あたしの感じる所を知り尽くしてると言わんばかりに蠢く。
クヤシイ。翻弄されていくのが、なんだかクヤシイ。
だけどそんな理性を食い尽くすように、
快感が確実にあたしの身体を侵していく。
くちゅっ ぐちゅ・・ぐちゅ、くちゅくちゅ
「はぁん、んんんっ、ふぅぅっぅん・・・あっ、あっ!」
奥まで差し込まれた指をかき混ぜられて、声がとまんない。
腰が求めるように、自然に浮き上がる。
「ほら・・・可愛いよ。すっごくいやらしい」
また耳もとで、囁かれた。
その途端、今まで以上に感じてしまって、
思わずきゅんっと締め付けてしまった。
33 :
スレ3の7:02/12/05 20:45 ID:p0+Csw6a
スレ3の厨房、7です。その節はご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m
なんとか自力でここを見つけだしました。私もあの時保守しておけばよかったと後悔しています。
SOZさん>
危なく某スレでここの場所聞きかけました(汗)。コテハン公開おめでとうございます(笑)
スレ3の職人方や、住人達がここを発見できるようage
34 :
SOZ:02/12/05 20:58 ID:MfyT/ExQ
>>25(Yさん
>コテハン、了解しますた。w
よそのスレ2つくらいでこのコテハン使ってます(^_^;
>>26-27(Yさん
裕未タンの窄まりマンセー(ぉ
未知の快楽に戸惑う裕未タンがよいです。
ここでいきなり最後までキメますか?(笑)
>>30(murmur さん
はじめまして(^_^)/(……ですよね?(笑))
「あたし」と「ヤツ」、どんな人物なんでしょうね。
色々妄想しつつ。
>>33(3-7さん
>危なく某スレで
はてどこのことやら(笑)
ヤツのはっとした空気を感じて、少しだけ我に返る。
ヤバい。
今まで、ほとんど弱味なんて見せた事ないのに。
ひょっとして、ひょっとして・・・
・・・気付かれた?
「お前・・・囁かれると感じる方?」
身体がビクっとする。
そうだとは言えず、黙りこくってしまう。
だけど、無言なんて認めたも同然だ。
耳朶を甘噛みされる。
「あんっ」
恥じ入って油断しきってるトコを狙われて、これ以上はないくらいに甘い声。
「そっか。耳にされるの、好きなんだね」
ヤツが満足気に、意地悪くうなずく。
「いつもさ、『俺の事ホントに好きなのかな〜』って思うくらい、
お前そっけないじゃん。
強がってるだけだって知ってるけどさ。お前意地っ張りだから」
頬や耳にキスを降らせながら、ヤツが言う。
わかってるよ。知ってるよ、それくらい。
いっつもあたし、素直になれないんだ。
みんなから「強いね」って言われて、「女王様」なんて呼ばれてて。
こいつの事も、ワガママ言って振り回しっぱなし。
だけど、いつも笑ってあたしの事、受け止めてくれる。
それでも、セックスの時でも、あたしはまだ自分を見せられない。
いつも心の中で叫んでる。
『ねぇ、ホントのあたしを見せても、幻滅しない?
あたしってホントは、すっごく弱くて不安なの』
「だから今日は、俺がお前を変えてやるよ」
いきなりあたしを抱き起こすと、
あたしは後ろからヤツに抱き締められる形にされた。
そう、ヤツの唇があたしの耳に密着するような体勢に。
37 :
Y:02/12/06 18:40 ID:BJFpFAsw
>>33(3-7さん
あれ、彷徨っておられたんですね…合流できてヨカタ。
>>34(SOZさん
>ここでいきなり最後までキメますか?(笑)
ふたりとも若葉マーク?!ですから、いきなり最後までキメるのは…(以下略w
>>35-36(murmurさん
なんかイイなぁ(ポ
「ホントのあたし」が見えたらどうなっちゃうんでしょう?
ここから先の「ヤツ」の攻撃に期待。w
保守!
>>36 murmurさん
>俺がお前を変えてやるよ
うああ〜。こんなセリフ言われたら恥ずかしい。
相手の顔面にエルボー叩っ込みたいほど悔しくて恥ずかしい(やめれ)。
「あたし」がどんなんなっちゃうのか、楽しみに待ってます。
40 :
SOZ:02/12/08 12:30 ID:X2yodXYD
>>35-36(murmur さん
おぉ、アイツ氏攻めモード(藁
あたし嬢は強がりの仮面を剥がされてしまうのか?(どきどき
>>37(Y さん
>ふたりとも若葉マーク?!ですから、いきなり最後までキメるのは…(以下略w
おけ(藁
そっちは時間をかけて開発しないとねぇ(^_^;
(エロマンガとかだと容赦なく犯っちゃうけど、泌尿器科のお世話になるにきまってる……)
>>39 さん
そういうセリフを口にする男の方も内心恥ずかしさで転がっている罠(藁
雪が降っているので保守します。
42 :
Y:02/12/09 21:07 ID:csFu88Ja
>>39 顔面エルボーはまずかろう…私なら股間ニーキック(もっとダメ
>>40 >エロマンガとかだと容赦なく犯っちゃうけど
で「もっと○○のアナルにイッパイ出してくださぁいぃぃ」とか
初めての女の子に叫ばせるのですね?(藁
>>41 同じく雪が降ったのでうp。w
もう言葉は何もいらないような気がした。離れていることで時おり感じる焦れたような
不安が、止まらない昂ぶりとなって抱き合った裕未の下腹部を刺激する。濡れて湿った
体を互いの手がまさぐりあう。何度も、何度でも確かめて繋がりたい。覚えておきたい
のだ、今を。
裕未の体を抱えて小さな椅子に腰掛ける。目だけで、いいね? と訊ねる。顔を赤らめ
俯きながら裕未が膝の上にそっと腰をおろす。足を広げて僕に向かって肉の秘裂を押し
つけてくる。棹が柔らかい襞に挟まれる暖かい感触がある。覆い被さるように唇をいま
一度求められて、裕未の臀部が持ち上がり、そしてゆっくりと沈んだ。
「くッ……!」
したたる液をシャワーで洗い流されて、滑らかさを欠いているのか。裕未の入り口は
ほんの少し襞を内側に巻き込むようになって、小さく苦痛のうめきを上げる。
「ごめん、少しキツイ?」
「だいじょうぶ、だから。気に、しないで……んッ」
体が何度も小刻みに上下する。先端が咥えられて、また離れ、ちょっとずつ先へと浸入
していく。せわしい腰の動きが裕未の疼きを教えてくれる。
「そんなふうに動いたら、ヤラシイ。裕未」
そう指摘すると、半ばまで入りこんで中の溢れる部分に触れて動きが止まった。目の前
にある乳首に吸いつきねぶる。
「だって……もう、悪戯しちゃダメッたら……ひゃんッ!!」
裕未の双尻を両手で引き寄せて深く貫く。熱い雫が繋がった部分からこぼれ落ちる。
「熱い、裕未のなか。すごく、あつい……」
溜息のような声だけが浴室の中を満たしていた。
44 :
Y:02/12/09 21:11 ID:csFu88Ja
ゆっくりと裕未が腰を上下させる。くぐもった水音がした。その動きを背中を抱きしめ
て止める。
「動かないで、このままでいよう」
「どうして?」
動いたほうが秀行は気持ちいいでしょう? 裕未の顔はそう言っていた。
それでも抱き合ったままじっとしていた。繋がった部分に意識が集中して、感覚が鋭敏
になる。柔襞が蠢いて包みこまれる感じ、別の生き物のように蠕動しぬめる感触、沁み
こむ様な熱さ。それに応えて僕の怒張が時に脈打つのも、きっと裕未に伝わっている。
「……あ……動いて、る……」
「裕未の中だって相当いやらしく動いてるけどな。自分では気づかないの?」
「え? そんな……あ、あッ……! やぁ……」
慌てているのは、僕がとっさに膝を閉じてしまったから。向かい合っている繋がりが
少し浅くなる。それに裕未は焦れている。
「ぁん……もっと……」
もっと奥までちょうだい。そう言う代わりに両足が交差して僕の腰を締めつけた。
わかった。欲しいのは僕も同じだから。膝を開いて、弾力のある臀部を足の間に挟み
こみ、裕未の熱く潤む最奥を突き上げた。
「ふわぁッ!!! ん、んんッ……いい、すごく……いいのぉ!」
また軽く膝を閉じて開く、そんな動きを何度も繰り返す。その度に喘ぎが叫びに変わる。
蜜がとめどなく溢れて、陰毛もふぐりもしとどに濡らしている。裕未は手足を僕に絡めて
体を揺すり、もっと奥へいざなおうとする。額にも胸元にも汗が浮き、クライマックスが
近づいていた。
「こんなにえっちだったんだ、知らなかったよ……」
堰を切ったように乱れる姿態、その背を抱きしめ尻肉を掴んで、のけぞる喉に口づける。
深く抉るように突き上げると、喘ぎはすすり泣きに変わった。
45 :
Y:02/12/09 21:13 ID:csFu88Ja
「いやぁ……いじわるぅ……あぁ、あぁッ……もう、もう……」
身を震わせてすすり泣く姿は、痴態、嬌態というに相応しい。もっと哭いて僕に曝け
だしてくれ。抱えている上体をぐらぐらと揺らす。
「ひぃん……はッ、はッ、んぁッ……」
かわいい、いやらしい、いとしい。……オレノモノダ、オレノ……。
汗のしぶく胸板をこすりつけ、ひくつく襞を切っ先で擦り上げる。裕未の汗と淫らな
蜜の中で僕は溺れていく。
ああそうだ、大事な呪文を忘れていたね。こんな言葉で良ければ何度でも言おう。
「いいよ、見ててあげるから。逝っちゃいなよ、ほら」
「くぅう……すきぃ……ひでゆきぃ……ぁあぁああ!!」
裕未の両足が痛いほど僕を締め上げる。そして中も。灼けるような熱さに総身が侵され
る。悲鳴をあげる口を唇で塞いで、がくがく震えるその体に、叩きつける様に精を放った。
互いを貪って食べ尽くして、すっかりへとへとになって空腹だった。
切り方がどうだの味付けがヘンだの、あれこれ言いながら一緒に作った遅い夕食を
つついてビールを飲んだ。少し疲れて眠そうな裕未を、指先で玩んで嬌声をあげさせたり
睨みつけられたりして、ビデオを見ながらベッドの上で暫くじゃれあっていた。
裕未の瞼が落ちて寝息を立てるのを確認して、そっと灯りを消した。
明け方、誰かが呼んだような気がして目が覚めた。タンクトップにショーツだけの姿で
裕未は膝を丸めて胎児のように眠っている。
忘れ物をもうひとつ思い出して、ベッドから静かに抜け出す。
46 :
Y:02/12/09 21:15 ID:csFu88Ja
『こんなのって可愛いよね』 前に雑誌を見ながら裕未が呟いていた、煌めく珠と
チェーンのブレスレッド。同じものではないだろうが、赴任先でふと目が止まって買い
求めた。荷物から取り出して、悪戯心で眠っている裕未につけてあげようと思いつく。
穏やかな寝姿、足首に手を伸ばす。そうだ、手首じゃなくて飾るのは此処がいい。
外で気の早い烏が一声鳴いた。寝返りを打った裕未の足元に、朝の陽射しが宿る。
薄掛けをひっぱって隣りにもぐりこんだ。裕未の匂いを胸に吸いこんで、もうひと眠り
しよう。
『秀行、元気にしてますか?
そちらは相変わらずの曇り空でしょうか。
今日こちらでは少しだけ雪が降りました。
この冬の初雪です。鳥たち用に残しておいた柿の実にも、雪が積もりました。
クリスマスの予定、上司にさんざん嫌味を言われましたが、
無理やりお休みを取りました。
こんどは私がそちらに行きます。待っててくださいね。
裕未』
―― fin.
47 :
Y:02/12/09 21:20 ID:csFu88Ja
残暑に書き始めた『夏』のハナシを冬まで引っ張ってしまいました。
季節なので「クリスマス」とか書きましたが、
この後の話は全く考えていませんので、脳内補完プリーズ。
>「おな感2」の734&736&742さん
続編を書くキッカケをくださってアリガトウゴザイマス。
読み返したら題名の「事情」は742サンのレスから{無意識に}頂いていました(汗
>1さん
きれぎれうpでお手数かけました。
さっき気づいたら(遅)リンクが増えてる、VFも…楽しい。
>z571さん
dat騒ぎで亀レスすまそです。
SOZさんと同じく、鍵はソコにあったのかぁ。
下履き…ぬ、脱がしちゃうのですね(ワクワク
続きもマターリと待っております。
一度完結してしまった話を書き綴ってくださって本当に嬉しかったです。
それこそ、作家さんの事情を考えない無知で我儘な願いで・・・すみませんでした。
ものすごく場違いな例えで申し訳ないのですが、アリーの1st、2nd
のストーリーテーリングに憧れました。いつまでも面白く続けられる
は幻想かもしれませんが・・・また気が向いたら二人の四季の移ろいを
覗かせていただけませんでしょうか、またいつかということにして。
次回の新作も楽しみにしています。
49 :
h:02/12/09 23:02 ID:sTQ/mJsd
Yさん。シャッターシリーズ完結オメデトウゴザイマスー!
余韻の残るすてきなラストでした…。
らぶー。らぶらぶー。
>>47 Yさん
祝 完結! 楽しく読ませていただきました。
萌えつつ読み進んで、「空腹だった」の一言に
すげぇリアリティを感じましたです。そりゃ、お腹へるよね…。
51 :
Y:02/12/11 12:10 ID:S6i4MFj3
感想ありがとうございますー。
途中 集中力を欠いて難産したので「完結」の二文字が沁みまする。
>>48 いえいえ。
小ネタのつもりだった「シャッター」の世界が
レスによって広がりました。
>気が向いたら二人の四季の移ろいを
なんか嬉し泣き。・゚・ノД`)・゚・。
でもこの二人 幸せそうなので、しばらく放っておきます。w
>>49(hさん
甘いモノ書き終わると私の場合 反動が。
らぶらぶの次は当然…ズタボロですね(ぉぃ
>>50 >そりゃ、お腹へるよね…。
わはは、禿同ッス。
萌えていただけてヨカッタ。
52 :
Y:02/12/11 12:11 ID:S6i4MFj3
ここでCM。
>おな感2&3でSOZさんのファンになった方へ
ま×ちゃんスレで凄いのキテます。
汚され穢され系 好きなヒト(それは私だw)ツボに嵌ると思われ。
健気なお姉ちゃん×ショタな?!子達の組み合わせ。
まだ未チェックならどぞー。
53 :
SOZ:02/12/11 13:00 ID:4uw6IDsc
>>41 >雪が降っているので保守
雪かきですか?(笑)
>>42(Yさん
>で「もっと○○のアナルにイッパイ出してくださぁいぃぃ」とか
>初めての女の子に叫ばせるのですね?(藁
無茶ですよねぇ(笑)
拙作のSSでもアナル攻めは出てきますけど、初体験の前に時間をかけて拡張していく描写を入れたりします。
(というか、その拡張の過程を主題にして、喪失の場面を描いていないSSすらあるけど(笑))
>>43-46(Yさん
完結乙。
ブレスレットは足首に、そしてイヤリングを……(殴)
とにかく裕未タン萌えですた。ハァハァ。
>>52(Yさん
せ、宣伝さんくす(^_^;
あとSM板でも新しいスレに首つっこんでます。
ふたなり系(しかも男性側がM)なので読む人を著しく限定しますが(笑)
54 :
33:02/12/11 21:33 ID:tJ0XTa4g
Yさん>
ま×ちゃんスレ? 素でわからないです(汗)しかも私、実は携帯からなので探すことすら難しい罠(ToT)
55 :
SOZ:02/12/11 21:43 ID:4uw6IDsc
>>36 (murmurさん) (・∀・)イイ!
ヒロインの一人称が「あたし」とか、普段の関係は
「女王様と、そのワガママに振り回される下僕(お目付け役?)」
といったあたりが、某ライトノベル作品の
主役コンビを彷彿とさせて個人的に非常にツボに入り、
あてはめて勝手に萌えてますた(w
・・・妄想スマソ
57 :
SOZ:02/12/12 18:54 ID:WfxqvONn
「ちょっ・・・やだっ、放しなさいよ!」
後ろから抱きすくめられて、思わず身体を振払おうともがく。
「ダメだよ」
ヤツの、キッパリと、容赦ない拒絶の声。
声がダイレクトに耳に入って来て、身体がビクリとはねる。
「ほら、感じちゃうんでしょ?素直に感じていいんだよ・・・?」
どうして・・?
いっつもあたしが言えば、苦笑してやめてくれるのに。
何でも、どんな事でも。
拒絶される事に慣れてないから、悔しさと戸惑いが心の中を交錯する。
その力の抜けた一瞬をついて、ヤツの手があたしの身体に回されてた。
あたしの胸をマッサージするようにまさぐる。
「あっ・・・!ふっ、うん!!」
既にツンとたってしまった乳首を摘まれ、軽い痛みと甘さが身体を貫く。
「やっ・・ホントにヤなんだったら!放して!」
身体中の力が抜けていって、叫ぶ事だけがかろうじて許された反抗。
なのに・・・
「イヤなの?本当に?じゃあここも?」
ヤツが意地悪に囁いて、右手を伸ばして来た。
ピチャッ
「はぁあぁぁんんん!」
厭らしい水音と、あたしの声が部屋中に響く。
ヤツの満足そうな笑みが耳許をくすぐる。
「あっ・・・ぅん、ふぅ・・・あっ、あっ・・」
首筋をヤツの唇でまさぐられ、左手で乳首を摘まれ、右手で秘所をを弄ばれている。
声はもはや甘さだけを含んだ喘ぎに変わっていた。
何から逃れようとしているのか自分でも分からないけれど、
両手が空を描いてももがく。
あたしに許されているのは、感じる事だけだった。
ヤツの手が、唇が、蜘蛛の糸のようにあたしの身体を捕らえて放さない。
もう、罠に捕らえられて為されるがまま。
自分自身を支えられる力もなくなり、
ぐったりとヤツに身体全体をあずける形になる。
耳許で「可愛いよ」とか「こっちは感じる?」とか溜息のように囁かれ、
その合間に首筋にキスの雨を降らす。
左手は胸や脇腹、お臍の辺りを執拗に撫で回す。
すっと内腿を撫で上げられ、ゾクリとしたものが背筋を走る。
なのにその間、わざとなのか、
右手は入り口を軽く弄って、激しい水音を立てさせているだけだった。
「ふぅぅぅぅんん・・はぁぁ・・・んんん、うぅぅぅ・・・」
何時の間にか声は啜り泣きになり、
潤んでいた目からは涙が零れ始めていた。
ドウシテ オクマデ キテクレナイノ・・・?
「気持ちイイの?どうして欲しいの?」
子供をあやすようなヤツの声。
だけど、どうしてもあたしは言葉に出来ない。
「ねぇ、何で言ってくれないの?」
いつもなら繰り返される問いに苛つき、
「うるさいっ!」ってグーで殴ってるハズなのに。
「恥ずかしい・・・」
やっと絞り出したあたしの答えに、ヤツは畳み込むように囁く。
「どうして恥ずかしいの?もうこんな所まで見ちゃってるのに、俺。
もう、全部見せてくれてもいいだろ?身体も、心も、裸の所・・・」
胸がドキドキしてる。
何だろう、この感じ。
片想いの相手に想いを打ち明ける前のときめき?
ううん、ちょっと違う・・・
あぁ・・・子供の頃、クラスの男の子に、
「お前にだけ教えてやる」って
彼の『秘密基地』と呼んでいる所に連れて行ってもらった時のドキドキに似てる。
知らない所に・・・冒険に出る気持ち・・・
コイツが最初のオトコな訳じゃない。
最後のオトコにすると決めた訳でもない。
それでも。
あたしのワガママに呆れないでいてくれる。
いつも笑ってくれる。
コイツになら、いいかもしれない。
あたしを、ホントのあたしを、見せてしまっても・・・
「ほら。どうして欲しいの・・?」
答えを求めるヤツの声。
今までどうしていいかわからず、空を彷徨っていたあたしの視線が、
ふっと振り返ってヤツのそれとかちりと合った。
「あ・・・」
あたしの口が開いた瞬間、腰が持ち上げられて、
ヤツの熱い部分へと振り下ろされた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
いいところで切るのは、おな感の定番??w
63 :
名無しさん@ピンキー:02/12/13 08:14 ID:YzXwnlLN
あげとこう・・・
64 :
SOZ:02/12/13 09:20 ID:uLa4eJ9Y
>>58-61(murmurさん
「あたし」の最後の行動がすっごくソソル(笑)
『ホントのあたし』に大期待。
>>62 さん
な、何のことかな?(汗)
>murmurさん
お待ちしてました! うわあドキドキする。
拒絶に戸惑う「あたし」が可愛いなあ。転がりながら続き待ってます。
>>62さん
>いいところで切るのは、おな感の定番??w
いや、続きを待ちかねて「自分でも書くーっ!」となる人間を作り出す
職人諸氏の深謀遠慮と見ました(笑)
>>64 SOZさん
>な、何のことかな?(汗)
おや、まるで身に覚えが無いかのような事をおっしゃる(微笑)
66 :
SOZ:02/12/13 17:07 ID:uLa4eJ9Y
>>65さん
>>いいところで切るのは、おな感の定番??w
>いや、続きを待ちかねて「自分でも書くーっ!」となる人間を作り出す
>職人諸氏の深謀遠慮と見ました(笑)
まぁマジレスすると、続きものの話を分断するとき、ある程度キリのいい場所、
そして先を期待させるような場所で切るんじゃないかなぁ、と思ったり。
さすがにTVシリーズのエヴァのように
「うわああああああ!!」
- つづく -
なんて鬼引きはないけど(笑)
>おや、まるで身に覚えが無いかのような事をおっしゃる(微笑)
元ローディストとしては、
「んん〜〜〜、何のことかなぁ〜〜?」とか
「はぁぁ〜〜〜っ? 聞こえんなぁぁ〜〜〜っ?」とか
「母さん全然わかんないわよ!」とか書くべきだったでしょうか(笑)
Mediaに月天心を落として、ここ眺めます。
もっと書いてね。
68 :
Y:02/12/15 09:40 ID:lA/ndfPR
>>53(SOZさん
>ブレスレットは足首に、そしてイヤリングを……(殴)
イヤリングを××に…は1さんに「ラビリンス」で使われちゃったし
ネックレスや口紅は「虜囚」でK澤、もとい453さんに
首輪は「繋ぐもの」で46さんに……そんなわけで。
(素直にアンクレットを買わせれば良かった鴨
>SM板でも新しいスレ
>ふたなり系(しかも男性側がM)なので読む人を著しく限定
そんなヒントだけじゃ見つからないよ、でも探しにいったら一発でハケーン!(爆
ぶっちゃけ「おな感」で書かれた作品より私は好きです、ぼそ。
携帯からの33さんのためにURLペタリ。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1038452749/ >murmurさん
>『秘密基地』、最後のオトコ、ホントのあたし …
キーワードがそそります、続きキボンヌ。
>>65 >続きを待ちかねて「自分でも書くーっ!」となる人間を作り出す
>職人諸氏の深謀遠慮
62=Yですた。深謀遠慮、そうだったのか! これからはそうしよう。
(「わーい、書けたー!」で単純にうpしてる自分w
>>67 楽しみ、月天心。でも最近のBGMはクリスマス気分でゴスペルだったり。
保守がてら雑談カキコ。。
69 :
SOZ:02/12/15 10:02 ID:a4ZFm5u/
>>68(Yさん
>そんなヒントだけじゃ見つからないよ、
いや……その、特殊すぎるネタですし(笑)
>でも探しにいったら一発でハケーン!(爆
ぐはっ(笑)
>ぶっちゃけ「おな感」で書かれた作品より私は好きです、ぼそ。
ぉぃぉぃ(笑)
まこちゃんスレと同じく、汚され穢され系ってつながり?
70 :
33:02/12/15 10:23 ID:wIw2hTKG
>>55&68(SOZさん&Yさん)
うぅぅ…URL張り付けありがとうございますm(_ _)m が、忙しくて読めてない罠(爆)吊ってきます…(´・ω・`)
71 :
SOZ:02/12/15 10:54 ID:a4ZFm5u/
SOZさんを某スレでお見かけしました。
薀蓄だけでなく、書いて欲しいな〜。寒い名前の二人とか。
73 :
SOZ:02/12/15 13:29 ID:a4ZFm5u/
>>72さん
げふ(笑)
単発ネタはちょろちょろと書いたりしてましたけどねぇ(^_^;
EDがどうのこうのとか(笑)
保守
75 :
SOZ:02/12/17 10:41 ID:NdklALke
あはははーーっ(笑)
エロパロ板の川原泉スレで、3回目の女性疑惑が(笑)
>>68 Yさん
>深謀遠慮、そうだったのか! これからはそうしよう。
>(「わーい、書けたー!」で単純にうpしてる自分w
いえ、是非これまでの習慣を貫いて下さいませ。
自分で書いてみたあげく、文才の無さに打ちひしがれて泣いてる人間も
いるのですから…(泣)
77 :
SOZ:02/12/17 23:34 ID:Iw+Rj3f4
保守
79 :
Y:02/12/20 02:54 ID:Iu4sDWpy
>>70(33さん
師走ゆえ時間のあるときに。
>SOZさん
間違えられて、なにやら嬉しそう。
>汚され穢され系ってつながり?
ぬるぬる属性はたしかに高いんですが。
マジレスすると、M男性の屈折した思考回路が面白くて好きなので。
あのスレは妄想の楽園という雰囲気がすごくウマー!です。w
SM板移動、www2鯖の負荷がこれで軽くなるでしょうか。
>>76 泣いたらだめぽ。
自分の書いた文章、私の場合あまり読み返すとイヤになるので。
マジで気分が…人様に気持ちの悪いモノを読ませているのだろうか?(汗
では76タンのお言葉に甘えて、ちょっと書けたので即うp。
「私的〜〜」の続編って感じで。(←また続きかよッ
80 :
Y:02/12/20 02:57 ID:Iu4sDWpy
逆転の構図
今日はどこかが違う。いつもと違うキス、いつもと違う愛撫の手順。これは何のサイン
なんだろう? 男に抱かれながら私は少し気になっていた。
そして友達との会話を思い出したのだ。
「大抵の場合さぁ、馴染んでくるとセックスってワンパターンって言うか
マニュアル化してくるよね。今日はパターン@、昨日はパターンBの変形って感じに。
ねぇ、そう思わない?」
そう苦笑しながら話してくれた友達、慧眼だね、あなたは。
「だから、あー、いま胸を触られてて次はこっちに行くなって、当然わかっちゃうのよね。
これって好きなツボを押さえられてるって事だから、嬉しいっていえばそうなんだけど、
繰り返されるとツマンナクなるのよ、分かる?」
うん、そうだね。身に覚えがあってこっちも苦笑する。でもお互いそう簡単に相手が
代えられない。どっちもどっちだね。
「でもどこか感じが変わったなぁって思ったら、新しい彼女ができてたって話もあるから
ワンパターンはかえって安心かもね」
ちょっと意味深なセリフで、彼女は会話をしめくくった。背筋がひやりとした。男の
心変わりを心配したのではない。「縛って」等という私の要求を、あのとき男はどう受け
止めたのだろう。心の揺れを気づいたか否か。それとも男の掌の上で私は踊らされている
だけか。
おんなじ唇、同じ舌で、いつもの指だ。力加減に差はあってもそう大きく変わる筈も
なく。貪るようでも焦らすようでもない、何かの意図を感じるような触れ方に、モヤモヤ
した問いを抱きつつ、身を委ねている。
あぁ、でもこのキスは違う、確かにどこかが。
81 :
Y:02/12/20 02:58 ID:Iu4sDWpy
「いつもと違う、ね。なんだか」
「ふふッ、どこが?」
小さく笑いながら、下着姿でうつ伏せになった足の付け根や尻の割れ目を、布地越しに
口付けや指で弄ってくる。私の問いをなしくずしにするように。その手には乗らないよ。
秘部を覆った薄く淡いピンクの布切れは、男の唾とも自身の汁とも判別つかぬもので、
既にしっとりと湿っていた。
「だって、さ……う、むぐぅ……」
体をかえされてまたキスだ。男の口から少しアルコールの香りがする。今日はちょっと
飲んでいる。でも違いはそこじゃない。
不思議な感触のキスを味わって『いつものキス』を頭の中でトレースする。普段ならば
男の舌は鋭利な刃物のように、しなる鞭のように私の口腔内を蹂躙する。唇や舌を痛い
ほど吸い、唾液を飲み尽くす。
なのに今は唾液にまみれた唇で、私の乾いた唇を思う存分濡らしていく。押しつけられ
た薄い唇は、生き物のように柔らかくごく控えめに動く。迎え入れようと半開きになった
唇の内側をそっとなぞるように。蝸牛の這うような軽微な刺戟に、体中が痺れていく。
ぽってりと丸めた舌が粘液を撒き散らして歯茎をなぶる。
連想ゲームが繋がった。これは、これはまるで……。
「あ……ダメ、だよ。このキス、いやらしすぎる」
訴えても応えはない。ゆっくりと舌が侵入し、開いた口を犯す。丸まり膨らみをもって
侵入する男の舌は、ペニスそのものだ。ぬめる感触といつもと違う量感から得られる連想
が、比喩ではなくそのように錯覚させる。
まるでフェラチオをしているよう。目を瞑った感覚からの連想だけで、そう感じ取って
しまう自分自身が、ひどく淫らな存在に思えてくる。
82 :
Y:02/12/20 03:00 ID:Iu4sDWpy
「わざとしているんでしょ?」
男は答える代わりに、脛を下腹部の土手に押し付けた。繁みの奥で押し潰されたクリト
リスが悲鳴をあげる。足で股間を擦られて疼きが広がった。快感を逃さないように男の
下肢に両足を絡める。
舌でいっぱいになった口、熱く潤みはじめた秘部。二通りの感触から、連想がもう一段
飛躍する。ぽっかりと開かれ唾液に塗られた私の唇はヴァギナのようで、口中深くまで
ペニスのような舌で貫かれている。ほら、その証拠に口の端から涎を垂らしているでは
ないか。
キスを受けながら淫猥な空想にしばし耽る。そして気づくのだ。『いやらしい』のは
そんな空想を呼び覚ます男の行為ではなく、感じ取ってしまう私の意識そのものだと。
唇が離れた。思わず吐息をつく。
「脱いで」
ベッドに膝をついたまま男が命じる。すでにスカートは脱ぎ落としているので、起き
上がってシャツを滑らせブラをはずす。ショーツに手がかかったところで、
「そうじゃなくて」
制止する声がした。男の意図を理解する。立ち上がって下着をとりはらう景色をよく
見せて、ということらしい。抱かれ慣れた関係でも羞恥はつきまとう。視線をはずし
あらぬ方を見ながら、立って足首から下着を抜く。恥ずかしさの源は、見つめられる視線
を意識してしまうから。忘れてしまえばいい。でもそれができない。
裸になってしまった事でかえってホッとする。おかしな開き直りだ。
「どちらかと言うと、脱がされるほうが好きだなぁ」
感想を述べて傍らに横たわる。ささやかなストリップを鑑賞しつつ、男は自分で衣服を
脱ぎ捨てていた。
「だからだよ。見られることで濡れるんだろ?」
当然のように指先で秘裂をまさぐる。指摘されなくても、とうに溢れていたけれど。
83 :
Y:02/12/20 03:02 ID:Iu4sDWpy
見られていることで濡れたんじゃない、あのいやらしいキスの時から濡れていたの。
そう説明しようと思って止めた。自分でも区別がつかないのだから。
「ちがうよ」
短く言い捨てる。
「ふぅん、お前、嘘つきだな」
男は喉の奥でクッと笑った。胸に吸いつき潤んだ箇所に指を遣う。唇の先で乳首が荒く
擦られ、指先でクリトリスが捏ねられる。
「後ろまで垂れてきてる。ほら、すごい」
指が出入りし、くぐもった水音をわざと聞かせるように立てている。押し寄せる波に
喘いでしまって、会話が続けられない。ひどく悔しい。
入り口を玩んでいた指が、滑りながら後ろに移動する。あぁ、来る、と思った。
湿った指の腹が、窄まりの中心でピタリと停まる。心の中でそこへの愛撫を期待するもの
があった。押し付けられ渦を巻く刺戟、常とちがう声が漏れていた。
両足が掲げられ、体をふたつ折りにされる。晒された部分に男の吐息を感じた。
恥ずかしい。でも嬉しい。両極端の気持ちを天秤にかければ、そんなところまで愛して
もらえる、という歓びが勝る。が、羞恥は去らずに体を慄かせ、頑なな窄まりをほぐす
ような、柔らかい舌の動きを後押しするのだ。
恥ずかしい場所であると同時に、そこは感じる場所でもあるということ。私はそれを
知っている。体で覚えている。
「ひぃ……ぃぃん!」
舌が突き入れられた。急ピッチで駆け上がる官能の炎に耐えようとして、指先が無意識
に何かを引きつかむ。肉に喰い込む感触に驚いて、瞼をあけた。それは男の足首だった。
「ごめん、つい……」
「いや、だいじょうぶ」
あらためて男を見つめる。また違和感があった。
84 :
SOZ:02/12/20 03:09 ID:+rTlMUJ0
79(Y さん
なんかこー何回も間違えられると笑うしかなくて(^_^;
別にネカマ気取ったことはないんですけどねぇ……。
> マジレスすると、M男性の屈折した思考回路が面白くて好きなので。
なるほど。
別にSになってM男性を責めたいわけでもない、と(笑)
85 :
Y:02/12/20 03:09 ID:Iu4sDWpy
男は膝を折り腰を浮かした態勢で、私を弄っていた。屹立したペニスが宙空で揺れて
いる。キスからの連想がまだ頭の中に残っていた。目が離せなくなる。
これはきっと口に含んだら美味しいもの。だからしゃぶりたい、舐めたい、咥えたい。
窄まりから唇が離れて、蜜の溢れる部分に指がおさまる。何度か掻きまわし感じる部分
を擦り上げ、淫猥な音とともに抜く。うごめく襞が去っていく指を惜しむ。
「あ、やっぱりこっち」
着ていく服でも選ぶように、ごく自然に男の指が窄まりをさした。指先が埋まる。
「ん、んッ! んぁッ……」
浅く入り口を弄する刺戟に、抑えていた声を放ってしまう。続けて奥深くまでを抉る
指、背が仰け反った。体の芯が熱くなる。また何かが溢れて。
畳み掛けるように、熱く熟れた部分にもうひとつ指が挿れられる。二穴をなぶる指技に
溺れていく。
「あぁ……いま両方に指が入って、いるんだよ、ね……」
至極当たり前のことを口に出して問いにする。
「そうだよ。両側からあいだの壁を刺戟しているんだ」
男の言葉は体ではなく頭の中を震わせた。時々こういう遊びをする。体に与えられた
行為を、耳から聞いて楽しむ。甘美な疼きが全身に広がった。
依然として私の視線は男のペニスから離れない。いま得ている快感の何分の一かでも、
其処に与えたかった。頬張ることができれば。だが半身が蕩けてままならない。
ならばせめて、と手を伸ばし扱きたてる。陰嚢を手のひらで包み軽く揉む。そのまま
男のアヌスのほうへと指がたどる。そっと指が窄まりに触れた。
拒否されるのではないか、と思っていた。男は私のアヌスを弄ることはあっても、
自身のを弄られる事を極端に嫌っていたから。指先で撫でると男は軽くうめいた。
「いいの?」
「あぁ、いい……続けて……」
先端から光るものが滲み出す。面白くなってきた。最初から感じていた違和感の正体は
これだったのだ。指を口に含み、唾液で濡らす。そしてまた刺戟する。
「ぉう……あの、な……」
珍しく口ごもった。相手を嬲ることに長けていても、逆の立場には慣れていないらしい。
「その……舐められるか?」
男は私から指を引き抜くと、そう訊ねた。
86 :
Y:02/12/20 03:17 ID:Iu4sDWpy
今日はここまで。珍しく副題つけてみました。
無事 逆転できるでしょうか??(自分でも謎w
そう長い話でもないので、近日中に続きを書きます。
>>84 >SになってM男性を責めたい
それも面白いかもしれない(爆
早速むこうも拝読してきますた。
お互いこんな時間に起きてるのがなんだかなー。w
>>86 Yさん
おお、夜更かしはするもんだなー。習慣遵守に感謝します♪
逆転…するのかな? するのかなっ!?(落ち着け自分)
88 :
SOZ:02/12/20 08:58 ID:+rTlMUJ0
>>86(Y さん
うぉう、間に割り込んでしまいますた。
すんまそん(^_^;
やぁ、いつもと違うプレイに挑みつつあるヒロイン、さぁどこまで
頑張れるかな。わくわく(^_^)
>それも面白いかもしれない(爆
行為としての責めでなくても、言葉だけでも結構クるものがありますしね(笑)
> 早速むこうも拝読してきますた。
むこうというのがSM板のあそこのことでしたら、昨夜は新作を書いていら
れなかったです(^_^;
いろいろあって時間がおしていたのと、アニパロ板の某スレで某キャラの
誕生日祭りになってましたし。
(連続投稿規制にひっかかってキーッ、となっていたり(^_^;)
> お互いこんな時間に起きてるのがなんだかなー。w
ですな(汗)
雨が止まないので保守します。
90 :
Y:02/12/22 16:10 ID:oVLHliy4
>>87 ここにも夜更かしさんハケーン!w
>>88(SOZさん
連続投稿規制、普通のブラウザのほうが書き込みしやすいよう。
鯖負荷にはイケナイかもしれないけど。
誕生日祭り、読み終わってから投下してたのです。
沢山の職人さん…賑わっててイイなぁ(羨
設定かぶらないようにするとか、イロイロ大変そうですが。
>>89 雨保守どうも、"雨音はショパンの調べ"…なんて(古ッw
>1さん
即収納ありがとうです。
どんな風に載せて頂けるのかな〜? と、ついつい楽しみに。
……が、Part1って……?!(汗
すぐに終わってしまいますのに。w
今回 書くにあたって、始めの頃のを読み返して激鬱。
読みにくい! 改行しろ、自分!(今年の恥は今年のうちに反省しるw
ではちょびっと続きを。
>>85 指技で充分に昂ぶってはいても、達するまでには間があった。そして何よりも、今は
この新しい遊びが楽しい。
「もちろんよ」
言いつつ窄まりへの責めをやめない。男からの攻めが止んだことで、私の体は自由を
取り戻していた。顔を上げてペニスの先端に口づけた。舌先でちろちろと滲み出たもの
を舐め取る。
男が舐めて欲しいと言っている箇所は、もちろんそこではない。挿入をせずにゆっくり
と愛撫したのも、私の窄まりへの執拗な刺戟も、腰を浮かせた不自然な姿勢も。最初から
男は望んでいても口には出せなかったのだ。そう思うと自然に笑みが零れてくる。どんな
難問も解けてしまえば仕掛けは簡単だ。
でもまだ早い。もっと自分から 『おねだり』 してくれなければ。
「いや、その……こ、こっちのほうが良いかな……」
呟きながら緩慢な動作で体勢を変える。その仕草がひどく可愛いと思った。犬のように
四つん這いになって尻を突き出す。贅肉のない引き締まった臀部からのぞくセピア色の
窄まり、前を向いて昂ぶっている怒張、この上なく良い眺めだ。黙って微笑みながら、
後ろからその姿を見つめている。そんな格好で何がして欲しいの?
「……舐めて、くれないか……」
やっとの思いで絞りだすような声、その言葉を待っていた。男の腰に抱きついて、
文字通りむしゃぶりつくように顔を寄せる。
「う……イヤじゃないのか? ほんとに……」
「ぜんぜん。それになんだか良い匂いがする……」
「……莫迦。お前、ヘンな奴だな」
不思議なことに男の窄まりからは、本当に甘い香りがした。シャワーを使ったときの
石鹸の残り香だろうか。ひとりで念入りに洗って準備している姿を想像して、愛しく
なった。
92 :
Y:02/12/22 16:16 ID:oVLHliy4
甘い香り、良い匂い、とても美味しそう。唇を寄せる。舌先で触れる。
変なの、甘い味がする。ここは私にとっても性感のあるところ、気持ちいいと感じる
場所。だから感じて、いい声を聞かせて。
男の尻をさすり、手でペニスをしごき、たっぷりの唾液でアヌスを弄る。舐めまわし
舌をこじ入れる。静かな部屋の中で、男の低くうめく声と、私が舌を遣う音だけが響く。
「指、挿れるよ。いい?」
「あぁ、頼む……うぅッ!」
口に含んで濡らした小指を忍ばせる。握っていたペニスがひくりと動いた。
「痛かったら言って。すぐやめるから。ねぇ、どう?」
痛いはずなど無いことは知っていた。男の口から気持ちいいと言わせたいのだ。浅い
抜き差しを繰り返すと、窄まりは緊張したように私の指を咥え、また緩んでひくつく。
「……大丈夫だ、ぅお……いい……」
男のあげる声に背筋がぞくぞくした。入り口が柔らかくほぐれてくる。
「今度はもっと深く挿れるよ。奥まで」
そう宣言して一度指を抜くと、間髪入れず濡らした中指を捻じこむ。浅く深く掻き
まわして、指先で感じるポイントを手探りする。男が唸った。見つけた、ここだ。
「感じたら声出していいよ。ここが、いいのね?」
私の声は興奮のあまり掠れていた。目の前で四つん這いになった男が、指を根元近く
までアヌスに受け入れ、ペニスを扱かれ喘いでいるのだ。深く潜った指先で、カリカリと
引っ掻くように刺戟する。戸渡りに舌を這わすと、掌の中の怒張がいっそう猛々しさを
増したような気がした。切っ先から零れ出した汁で、手が少しぬめる。
「いいよ、このままイッちゃっても。ねぇ……」
震える声で囁きながら、私は責め続けた。指をストロークさせる。自分の手で男を
犯している、という実感が強まる。もっと感じてイッちゃいなさい、ほら。
男のよがる声を聞きながら、眩暈のするようないつもと違う興奮で、私は激しく濡れて
いた。
93 :
Y:02/12/22 16:24 ID:oVLHliy4
とりあえず逆転?!
「女にお尻を犯される男の子」みたいになってきた。w
続きます。
94 :
SOZ:02/12/22 16:39 ID:C9ZVY7kJ
>>90(Y さん
>連続投稿規制
Macからの投稿は「マカー用。」を使っていたのですが、Macの時刻設定が若干狂っていたのも悪さに繋がっていたようです。
NET上のサーバから時刻を取得してセットするようにしたらだいぶ改善されました。
>某所の誕生日祭り
他のキャラの時はあそこまで派手じゃないのに、やはりエロ向け(ぉ)の子の誕生日だったからでしょうかねぇ(^_^; いつも以上の盛り上がりでした。
>文の途中での改行
私は入れないことにしてます。
読む側がどんなウインドウサイズ・フォントサイズ設定にしているかわからないので、どう対処しても全員を満足させることはできないと判っていますし。
(例えば私は Palm で読んだりもしますので(^_^;)
テキストデータを変換して持ち歩き用データを作るときも、改行を入れるのは簡単ですが改行を適切に抜くのは結構難儀ですし。
まぁそういう主義ってことで。
>>91-92(Y さん
>逆転の構図 続き
リミングキターーーーッ(笑)
まぁ確かに、事前にそこを洗っている様を想像すると笑えますわな(^_^;
相手に不快感を与えないようにという健気な姿勢ともいえますが。
95 :
野外宿泊学習:02/12/23 14:17 ID:Oq9+K4Z8
私たちの学校は明日から1泊2日の野外宿泊学習!
いつもとは違うところで勉強するのってちょっとドキドキ
「夜・待ってるからちゃんと来いよ!」
「・・・・・うん」
行く日の前夜のゆうき(彼氏)との電話での会話
(そんなこと言われても・・・・どーしよ。。。みんないるじゃん。)
そんなことを考えていたらあっという間についてしまった。
「わぁ〜すごぉい!」
晴天の空の下野外学習が始まった
今日の日程はまずお弁当!それから森の中を歩くちょっとしたオリエンテーリング
その後はグループごとに自炊!今夜のメニューはカレー
「ぁ、鳥だぁ!あれ?今なんかいなかった?あはは☆」
(結構楽しいかも☆野外学習)ってちょっと浮かれながらオリエンテーリングを終え、グループ事の自炊。
「私野菜切るよぉ」
「お前に任せると心配なんだよなぁ。。」
「はぃぃ?私そんなに料理ヘタクソじゃないよぉぉぉもぉ」
自炊のグループはゆうきも一緒♪
「 ィタッ!」
「ぁぁぁ〜だからいっただろぉ。・・・・ちゅっ」
「!?」
ぇぇ!?そんなぁ傷口にちゅって。。どーしよ。なんか顔暑いよぉ・・
「ほら、もぉ大丈夫!」
「ぅ、、うん。ありがと」
なんか焦ってる私
96 :
名無しさん@ピンキー:02/12/23 14:29 ID:fCVMZK/P
97 :
名無しさん@ピンキー:02/12/23 14:38 ID:bWNvF03/
98 :
野外宿泊学習:02/12/23 14:42 ID:Oq9+K4Z8
「いっただきまぁ〜す☆」
なんとか作り終えてやっとご飯!
(おなかへったぁ。いっぱいたべなきゃ!)
「ぷはぁ〜〜〜。いっぱいたべちゃったぁ☆」
「ゆかぁ。お前あんまり食いすぎんなよ!」
「ぇ〜だってお腹へってたんだもぉん」
「まぁぃぃ。・・・・」
「ん?」
「ぅうんん。気にするな。」
「ぅん。。。。?」
「ぁ〜みっこ胸でかぁぁい!!」
「はぁぁ?ゆかのほうでかいじゃん」
「あはははは☆」
ぅわっ。あいつら大きい声で何はなしてんだよ//−//(←男子風呂
「はぁ〜い。お前らぁ消灯11時だぞぉ〜早く布団はいれぇ〜」
あんなに晴天だった空が今はどしゃぶり。。おかげでテントで寝れないじゃぁぁぁん
そのかわり宿舎でクラス男女ごとの部屋って。。。
24:00 うちらのクラスの女子はまだ結構起きてる
男子の部屋からもまだまだ声が聞こえてくる
(ぁ〜。。っもぉどーしよ)
25:00 今日の疲れか、やっとほとんどの人が眠りについた。
男子の部屋も物静か。。。。
26:00 女子はみんな寝てるみたい
男子。どーなんだろぉ?
行っていいのかなぁ・・・・ぅぅぅ
27:00 ゆうきからメール「早く来いよ!」
99 :
野外宿泊学習:02/12/23 15:06 ID:Oq9+K4Z8
(ぅぅ〜早く来いって)
ちょっとためらいながらも行ってしまう。。
「こっちこっち!静かにナ」
ゆうきがカーテンのかかった自分のベットから顔を出していた
「ゆうきぃ。きたよぉ」小声でそー言いながら入っていく
「(ぎゅっ(抱)」
「!!そんな急に、、、」
「だってもぉがまんできねぇよ」
「みんな起きちゃうょ・んっ」
そこまでいってゆうきがキスで私の言葉を止めた
「んっ。。。ゆぅ。きぃ。」
いつもより深い深いキス。。
「ひゃっっっ」
手が私の胸を覆う
「おまぇが風呂であんなことしゃべってるからだろぉ。他の男まで目輝かせてやがった。。ゆかは俺のもんだ」
そーいって夜で何もつけていない私の胸をTシャツの上からやさしくもみほぐす
「っやっ」
「ぁれ?お前胸でかくなった?」
「わっかんない・」
「ふ〜ん♪」
ゆうきの手がもぉTシャツを胸までたくしあげていた
「お前の胸って柔らかいよなぁ
ちゅっ。。ちゅっ・・」
「ひゃっ・・」
口の感触が直に伝わってくる
100 :
野外宿泊学習:02/12/23 15:32 ID:Oq9+K4Z8
もぉ起ってしまっている私の乳首をゆうきの指が発見する。。
「ぁっ。。んっ・・」
ぁ、もぉ濡れてきてる・・・
「可愛いょ・ゆか・・」
ゆうきの愛撫がだんだんと下に下がっていく
手がスエットのなかの入って行き、もぉしっとりと濡れている私のあそこをパンツの上からなぞる
「んっ。。はぁっ。んっ・」
「もぉぐしょぐしょじゃん・・・」
「ぃやぁっ・・」
指が私の一番敏感な部分に触れる
「ぁっ、はぅぅ。。」
「こらぁ、あんまり大きな声出すなよぉ。みんなにきづかれすだろぉ」
「だってぇ。。。ひゃっ」
親指を私の敏感な部分に置きながらも一指し指と中指が私の入り口の
入るかはいらないか位のところでうずいている
「ぃやぁ。。はっんんん」
「しょうがねぇなぁ(笑」
くちゅくちゅ・・・
やらしい音がみんなの寝ているこの部屋に響き渡っている。
そんなことを考えるとまた溢れてくる
「はぅぅ。くぅ、、、」
「きもちよさそうだなぁ」
そーいってゆうきは私の股に顔をうずめた
「ひやっんっっっ」
ピチャピチャクちゅ。。。。
「おいしぃ☆」
101 :
名無しさん@ピンキー:02/12/23 15:46 ID:tELOoxvI
http://www.media-0.com/user/gotosex/ HEY! YO! モロモロ モロロ♪ モロ見え cheak it out!
______________ ___________
V
♪
∧_∧ ♪
♪ (´・ω・` )キュッキュ♪
____○___\ξつヾ____
/δ⊆・⊇ 。/†::† /δ ⊆・⊇。 /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | .|
| | ::: | |
102 :
野外宿泊学習:02/12/23 15:56 ID:Oq9+K4Z8
ゆうきの舌づかいがいつもよりうまく感じた
「ぁはっっっ、、、、お願い。ゆぅきの欲しぃのっ、、、」
「入れるぞ・・っ、、、」
「・・・っんくぅ。。。・・・あ・・・・っあ
はぁっ、、はぁっ、、、もぉおかしくなっちゃうよぉっ」
「っっ、、おかしくなっちゃえよ。」
「ゆうきぃ、熱いよぉ。。あつぃのぉっ、、」
「ゆかの中っ、、きもちいい、、」
「ゆぅっ、きぃっ、はぅん、んくぅっ、はぁっはぁっんっっ
きもちぃぃよぉぉぉ」
「オレもっ、、」
「ひやぁんっっ、、くぅぅ、、もぉもぉだめぇ。。はぅぅぅ。」
「ゆかぁいくぞっっ」
「あんっっっぅっっぅ、、、、、」
ドクドクドク・・・・・ゆうきのが私の中に出てるのが分かった。。
「ぅぅっ。。。ゴメン中に出しちゃった・・・」
「ぅぅん。。いいよっ・・・ゆうきぃだいすきぃ」
「ゆかぁ」
抱き合ったまま、そのままちょっと寝て、私はでて来た。。。
−−次の日−−−−−−−−
やっぱり昨日の夜のことは男子にばれてたみたいです(汗
抜いてる人もいたとか。。。。
END
103 :
名無しさん@ピンキー:02/12/23 16:01 ID:V6FZUt6Q
もうちょっとでクリスマス。。★彡
パートナーは見つかりました?(o^.^o)
http://petitmomo.com/mm/ ここがちょっぴりエッチ系のめぐが運営している出会いサイトです。
もしよかったら使ってみて、、、
ヨロシクです。
めぐ(^o^)-☆
次々と書き手さん登場ですね。
それにしても女性の反応がないなぁ‥‥
そっかそっか。
それぞれのパートナーの腕の中でお休み中か‥‥
105 :
名無しさん@ピンキー:02/12/24 02:32 ID:NU608n88
murmurさんの続きキボン!!!!!
106 :
Y:02/12/24 05:29 ID:HuEbjvDW
>>94 >リミングキターーーーッ(笑)
『クンニ上等! リミングばりばり!』って感じで。
これをやらせるために、このカプールを出してきたようなもんです。
シャッターカプールでは荷が重すぎ。
>野外宿泊学習
か、かわいいッ。
野外宿泊学習 ≒ 林間学校? ≒ 同室の男の子たちにバレて
ゆかタンそのままリンカーン?!
とか連想してた自分はイってよし。
>>104 それは正しいイブイブの過ごし方と申せましょう、うん。
>>105 同意。w
107 :
Y:02/12/24 05:30 ID:HuEbjvDW
>>92 耳元までが火照る熱さに、室温が少し上がったように感じる。
「……あぁ、だめだ、そんなに、したら……しゃぶって、くれ……」
懇願されることが心地よい。男は愛撫を受けやすいように、体を横倒しにして私の眼前
にペニスを晒す。
「出しても、いいよ」
呟いて頬張り、舌を絡めた。青臭い味が微かに口中に広がる。指先は窄まりを抉り、
弄り続ける。男の射精をコントロールしている優越感ゆえか、最初のキスで口淫を
イメージしてしまったせいか、頬張ったものが美味しい食べ物のよう。口の中で怒張が
震えるたび、愛しさが増す。
男のアヌスを弄るたび、体の奥底に消えない火を感じて甘く疼く。濡れそぼった部分も、
さっき男の指で弄られた窄まりも。暑いのは部屋の温度ではない。私の体の中だ。
突っ伏すように口戯を続ける私の膝裏に、男の手が伸びた。指でくすぐり太腿を撫で、
自分の方にずるずると引き寄せる。
「……あッ!」
片足を掲げられて、足の隙間に男の顔が潜りこむ。昂ぶり膨らんだクリトリスが強く
吸われて、全身が痺れるほどの衝撃が走る。その一瞬で攻守が逆転した。溢れて零れん
ばかりの蜜が啜られ、窄まりが指で犯される。
「はぅん……いい、あぁ……い、やぁ……」
顎だけで花芽を擦るような動きに、達してしまいそうになる。続けられる刺戟に、
咥えていたものを唇から離し、掌で竿を握りしめているだけ。それでも男からの愛撫の
合い間に、時おりぺろぺろと先端に舌を這わす。横臥した状態で互いの性器を唇で慰め
あって、窄まりを犯しあう。まるで獣のような……いや、獣でもこんな事はしないだろう。
意識がだんだんと霞んでいく。何処か頭のタガがはずれてしまったように思う。
108 :
Y:02/12/24 05:31 ID:HuEbjvDW
「欲しいか?」
訊ねられて、
「……うん、これ、ほしい……ほしい、の……」
言葉がするすると口をついて出た。自分ではない他の誰かが話しているようだ。眼は
そそり立つ男のものを憑かれたように見つめている。蕩けた体を抱き起こされ、髪の毛を
撫ぜられる感触までが甘い。
「後ろから……して……」
諾々と、呆けたように自分の望みを口にする。軽く背を押され手をついて、さっきの男
と同じような待ち受けるカタチをとる。突き入れられる事を期待して、秘芯がまた溢れた。
が、男の次の言葉に私は色を失った。
「挿れて欲しければ、開いてみせろ。両手でな」
「い、や……そんな……どうして?」
「イヤなら別にかまわない。俺は犬のような格好を見ながら、ひとりでイクから」
言いながら、背後で手で扱き立てている気配がする。焦れる気持ちと疑問符とが、
頭の中で交錯した。
責めたり責められたり、そんなのはゲームだ。今だけの役割にすぎない。プライドや
羞じらいなど、捨ててしまえばいい。至極簡単だ。深呼吸をひとつした。目を瞑り、
片手をゆっくりと潤む場所に伸ばし、指先でそっと開く。
「片手じゃダメだ。両手と言ったはずだぞ。両手で広げてお願いするんだ。
ここに挿れて下さいって」
嫌、嫌、いや……そんなのはイヤ。そんな事までして、それを欲しくはない。頭の中
がぐるぐるする。いらない、そんな意地悪するなら、もう要らないんだから。
109 :
Y:02/12/24 05:32 ID:HuEbjvDW
拒否する意識の奥に、囁きかける声も潜んでいる。欲しいなら受け容れてしまえばいい。
魂を売り渡すわけじゃない。もう片方の手を伸ばして、たった一言。
ベッドに頭を垂れて、額を擦りつけた。視点が変わって、また違う視界が開ける。
胸の双丘から下腹部の繁みに向かう一直線の空間、その先には秘裂に添えられた自身の
片手が見えて……。唇を噛みしめる。ごくりと喉が鳴った。そろそろと手を伸ばす。
思わず瞼を閉じた。
「きて……ほしいの……挿れて、くださ、い……ぁああッ!!!」
奥まで貫かれて一気に駆け上がる。広げた指が、蜜にまみれて抜き差しする怒張を
挟んで捉えている。その感触が生々しい。
「よく言えたね。この手はここだよ、ほら」
うって変わって優しい声音で、私の手に重ねられる手。そのまま花芽を押し潰すように
刺戟する。
「やぁ、イッっちゃうぅッ……やあぁッ!!」
「気持ちいいように自分で触るんだよ。休んだら抜いちゃうからね」
「いや、いやいやいや……自分でするから、やめない、で……」
「ここは、どうしようかな?」
突き入れ擦り上げながら、指先で窄まりを撫でる。
「あ……ぁん……やッ……」
「いらない? 欲しいってひくひくしてるのに」
何もかも考えられなかった。昇りつめて行く気持ちの良さだけを欲していた。
「……お尻にも、ほしいのぉ……くださぁいぃッ!!」
指が捩じ込まれる。頭頂まで走る強烈な快感の波に揉まれていく。身悶えして腰を振り、
体をくねらせる。
「はぁうぅッ!! だめぇ……もう……」
男の手が乳首をぎりりと摘まみ上げた。
「や、やぁッ、いやぁぁッ!!!」
白い光に呑まれる。そこで意識は途切れた。
110 :
Y:02/12/24 05:33 ID:HuEbjvDW
目を開けたとき、そばに男の姿はなかった。煙草の香りがする。起き上がる気配に
気づいて、ドアの陰から男の顔が覗く。
「気がついた? お茶、飲む? ウーロン茶だけど」
「うん、貰おうかな」
当たり前のように普通の会話ができることに、少しホッとする。憑き物が落ちたような
夢から醒めたような、不思議な気分だ。
「どのぐらい気を失ってたんだろ?」
「ちょっとだよ、5分くらい。久しぶりで興奮した?」
コップを受け取りながら軽く睨む。
「その言い方はないんじゃない? それを言うならそっちだって」
ニヤニヤしながら男がタオルを放り投げた。
「とりあえずシャワー浴びてこいよ」
「うん、そうする」
帰るべき日常があるから仮面を着けられる。マスカレードに興じることができる。
男も、私も。冷たい雫を喉に流し込むと、いつもの日常に帰るべく、タオルを手に取り
立ち上がった。
――― 逆転の構図 fin.
111 :
SOZ:02/12/24 07:51 ID:+HG6TWyN
>>野外宿泊合宿
実はまわりのみんな聞き耳立ててたのね(笑)
かといって制止も乱入もできず、オカズにしてた、と(爆)
優しい友人達(ぉ)に乾杯(笑)
>>逆転の構図
69からバック攻めへ、さらに自分からのおねだり、と。
手で拡げてねだるのが後ろの窄まりってことはさすがになかったスね(笑)
>>110 Y様
「逆転の構図」をおかずにして、イってしまいました。
気持ちよかった…。 また、お願いします。
>>111(SOZさん
>手で拡げてねだるのが後ろの窄まりってことはさすがになかったスね(笑)
お、それはイメージなかったっス(チャンスガアッタラ コンド…メモメモw
某板の続き、激萌え!
ふと思ったのだが、早苗タンはアナール処女なのだろうか?
もしそうなら誰がもらうのか…(板違いすまそ
>>112 (;´Д`)ハァハァ 112タンのカキコになんか萌え、エロオヤジ化してます。
おかずにして頂けたと……嬉し泣きだよ ウワアアン ・゚・(ノД`)・゚・
エロ書きとしてこれ以上の褒め言葉はございません。
何回でもイって下さい。w
窄まり系&おねだりは引かれてスルーかな? と思ってたのでちょっとホ。
つい前作(初々しいカプール+書き慣れてない男性視点)の反動が出てしまいました。
苦手だった方、本当にスマソ。
114 :
Y:02/12/25 13:07 ID:qUjjU967
あ、113は私です。失礼。
>>113 Yさん
>引かれてスルーかな?
そんな罰当たりなことは致しませんとも。勿体ない(w
いや実は窄まり系は読み慣れてない分野で、苦手かな?と思ったんですが、
読まず嫌いは良くないということを知りました。おいしかったっす〜。
116 :
112:02/12/26 09:34 ID:+dJ3M6sM
>>113 Y様
私がこのスレッドを見つけたのは、暇つぶしに来たネットカフェでした。
合板で囲われた小さなブースにPCが一台……これなら2chのピンク板を
見てても恥ずかしくない―――
私はドキドキしながらエロパロ板を開きます。
…思えばこの時から、もう少しエッチな気分だったのかも知れません。
スレタイの並ぶ一覧から、私はこのスレを選ぶと最新の50レスを読み始めました。
そして、レスbW0「逆転の構図」―――
私は次第にその文章に引き込まれていきました。
フェラかと思うようなキス、そして嬲られる2つの気持ちいいところ……
SSの中の「私」がいつの間にか本当の「私」と重なって、私の下半身が
じんわりと温まってきます。
そして、恥ずかしいところを舐めて欲しいと、おねだりする男……
いけない…いくら囲われててもここはネカフェ……足元は丸見えになってるのよ…
わかってはいましたが、我慢できません。
私は上着とさりげなく腰にかけると、その下でパンツのチャックを引き下ろしました。
男をよがらせ啼かせる「私」、互いの性器と窄まりを犯しあうふたり……
そして本当の私は足を開いて、指先ですでにびしょびしょに濡れたところを
ゆっくりとかき混ぜます。
……あぁ、ここはネカフェなのに…両隣には男の人がいるのに…
下着の中でクリトリスを擦る指がもう止まりません。
やがて足に力が入り、腰が少し浮き上がって……
「……お尻にも、ほしいのぉ……くださぁいぃッ!!」
SSの中の「私」が叫ぶのと同時に、私は声を押し殺して、イってしまいました。
これ、ネタのような本当の話です。
また次のSSを心待ちにしています。
す、すごい実話ですね。その話にまた興奮…興奮の連鎖(w
118 :
SOZ:02/12/26 12:56 ID:WDbCoMzM
>>113(Y さん
ヒロインが手で拡げておねだりして、
「こっちに挿れるつもりは、まだなかったんだけどな」
と囁きながら切っ先を当ててくる男に、自分が何を口走ったか悟って言い訳しようとしても、今更逃れることはできず奪われてしまうヒロイン、ですとか(笑)
>早苗タンのうしろ
う〜ん、考えていなかったなぁ(笑)
兄の後ろの開発をしくじりたくないから、とか理由をつけてセフレの娘と互いに後ろの開発は終了済みで開通済みってとこじゃないでしょうかねぇ?(笑)
>>116(112 さん
読んでいてハァハァでし(笑)
なんか、ご主人様がM奴隷の娘と他人の振りして同じネットカフェに入って、チャットか何かで淫らな命令をしてその娘を責めるなんて情景を想像してしまったり(^_^;
119 :
Y:02/12/26 15:13 ID:Lt3lFCLK
>>116 ネカフェで2chのエロパロを開く…それはとても恥ずかしいですね。
両隣には男の人? なのに? まぁ、なんてはしたな……
(このままいくと羞恥言葉責めになるので以下略w
激エロの1レスで。あなた、凄いですよ(マジ
ハァハァしてるヤシがどれほどいることか。
実は
>>112を読んで正直 羨ましいなぁ、と思ってました。
駄文を書き始めて一年足らずですが、自分で書いたのはモチロンのこと
他人様の作品も「おかず」にはならないのです。
エロに対する抵抗力がついてしまったんですね、悲しい副作用。
でね、提案なんですが、
116のような萌える文章を膨らませて、ひとつ書いてみて頂けないかと。
クリスマスイブの日、ネカフェで暇つぶしをしてたのは何故?
エッチな気分だったのはどうして?
その後あなたはどう行動したんでしょう?
いや、ヒロインは本当のあなたでなく、別のヒトで構いません。
なんかできそうな気が……
と思ったら気配りの塊のような裏方さまが、もう116を縮刷版に収納してますよ。
あ、挿絵まで(早ッw
如何でしょう?
鶴の恩返し、ならぬエロの恩返し(なんだそりゃ
考えてみてください、おながいします。
もしくは既に書かれているのなら、コソーリ教えて。
120 :
Y:02/12/26 15:15 ID:Lt3lFCLK
>>115 毎度どうも。
食わず嫌いがひとつ減ってよかったっス。
また美味しく召し上がって頂けるように頑張りますー。
>>118(SOZさん
>「こっちに挿れるつもりは、まだなかったんだけどな」
おぉ、ステキだ(藁
早苗タン話、お兄ちゃんへのひそかな想いをうしろで成就、とか妄想してたのです。
開通済かぁ、残念。w
121 :
裏方:02/12/26 16:06 ID:N0tdc56V
はは。やっぱりYさんもそう思った?
ですよね〜
ま、そ〜ゆ〜ことです、112さん。
見た人、男女問わず同じ感想だと思われます。
Yさんと同じように、全部あったことでもいいんで ←ぉぃぉぃ
>>Yさん
なんかこのスレの私とYさんって、新大久保のポン引きみたいだ‥‥
122 :
112:02/12/26 18:24 ID:Ztud0Zsi
Y様、裏方様
SSを書くなんて…今の私にはとてもとても。
私はただ皆さんの作品で、気持ちよくなってしまってるだけで…。
なのに、あのような感想レスを縮刷版に載せていただいて、正直驚いています。
あの日、ネカフェに行ったのは2時過ぎに彼と待ち合わせをしてたので、
それまでの間の暇をつぶすためでした。
今思えばYさんのおっしゃる通り、あれは本当にはしたないことですね。
でも……恥ずかしくて…すごく気持ちよかった。
あの後すぐトイレに行って用を足して紙で拭うと、私のソコは信じられない位、
濡れていて、いくらふき取ってもまた出てきちゃうんです。
下着にもまあるいシミが広がって…これからデートなのにどうしようって
思ったんですけど…。
彼に逢って、彼の部屋でいざって時に、やっぱり見つかってしまいました。
「お前…このシミ…なんだろうね」
彼に聞かれても、本当のことは答えることができません。
「Kのキスが…気持ちよくて」
「はい、嘘ね…だって今は乾いてるよ?」
彼とのキスで新たに出た分は、私の…あの…ワレメからは
まだ流れてなかったんです。
結局本当のことを打ち明けてしまい、そのことで彼に散々……。
でも、それはそれで…よかったんですけど。
それで今度このスレを彼に見せる約束をしたんですが、
こんなHなSSを読んでるのを知られると思うと……。
あぁ、また変な気持ちになってきちゃいました。
私って実はすごくいやらしい女なんですね、きっと…。
>>122 えっと、
>>119の最初の三行は忘れてください。
しがないポン引きの戯言ですから。
おいしいお話、ご馳走さまですた。
>今度このスレを彼に見せる約束をしたんですが
ますますおいしいシチュだ… (←独り言w
124 :
112:02/12/27 14:09 ID:e01nE33L
>>123様(Y様?)
>>122は調子に乗って書いてしまいましたが、
私にはとても皆さんを萌えさせるような文章は書けそうにもありません。
また、どなたかの新作がUPされたら、感想レスをつけさせて頂きますので
それで、ご容赦ください。
かまって頂いて、ありがとうございました。
125 :
裏方:02/12/28 14:15 ID:pDKy9ony
このスレの1です。
お客様にはあれほどちょっかい出すなと言っておいたのに、
今回は手前どものYが失礼なことをしでかしまして。
まことに申し訳ありません。
あとで、時間をかけてシバき倒して置きますのでご容赦のほどを。
これにこりずに、感想いっぱい下さいね。
すみません、Yが横でロープ持ってうれしそうに待ち構えてますので、
これで失礼します。
126 :
裏方:02/12/28 22:18 ID:pDKy9ony
127 :
SOZ:02/12/29 04:36 ID:gTv9Tvj8
>>120(Y さん
自分の手で広げておねだり、ってのはお兄ちゃんにやらせてしまいますた(笑)
早苗タンはさらにゴーゴーになっています(笑)
しかし予想外に長い話になってしまった(汗)
おかげで他所のスレが手薄になっている昨今(^_^;
>早苗タン話、お兄ちゃんへのひそかな想いをうしろで成就、とか妄想してたのです。
>開通済かぁ、残念。w
そのぶんお兄ちゃんの初めては唇から前から後ろからなにもかも強奪してしまいましたし(笑)
強いて言えば早苗にとって、初めてHした男性ってことなんでしょうけどねぇ。
128 :
Y:02/12/29 09:03 ID:5MrCZrvB
>>124 123は私でした。寝惚けてたようで。
また何かできましたら即お持ちしますので
そのときは宜しくおながいします。
>>125-126(裏方さん
パソの前で笑死しました。
この間からツッコミドコロ満載のレスをどうもです(藁
他スレで裏方さんのグッジョブも拝見できたので、今回は不問に。
ねずみさん…(・∀・)イイ!!
そのスレ、私も更新を心待ちにしてるクチです。
陵辱ありーの、ハラハラ&ラブラブありーの、「おな感」読者向きと思われ。
女性向きとかって括りは、この際どっかに置いといて。
>>127(SOZさん
オネダリ キターー!!って思いますた。
お忙しそうなので、こっちにもSS書いて下さい
って思ってても中々言い出せません…(←言ってるしw
冬コミ出撃中の方、寒さに負けずがんがってくださーい!
129 :
SOZ:02/12/29 11:33 ID:gTv9Tvj8
128(Y さん
ほとんどスレも板も超えてのチャット状態(笑)
あちらの書き込みを見て「これは Y さんかな?」と想像していたり。
>オネダリ キターー!!って思いますた。
こっちのネタをあっちで(笑)
でも言っているのが男性だという罠(爆)
>お忙しそうなので、こっちにもSS書いて下さい
>って思ってても中々言い出せません…(←言ってるしw
でも今現在の手持ちのネタの中にここ向けのが無かったり(汗)
130 :
猫兎:02/12/29 19:28 ID:pXwMhqCZ
此処も裏方さんお勧めスレもかなり(゚Д゚)ウマーですね。
131 :
名無しさん@ピンキー:02/12/30 00:15 ID:XobXhAei
初めて此処きたんだけど、無いモンが勃つ(藁素晴らしい小説の数々でした。
Yさん、murmurさん、「野外学習」の方…ご馳走様でつ(-人-)
こういうの見てると自分も書きたくなる罠
132 :
131:02/12/30 00:16 ID:XobXhAei
ageちゃいました…スマソ
133 :
名無しさん@ピンキー:02/12/30 00:31 ID:25HujRv9
2003年になったので保守します(w
あけおめ!
136 :
h:03/01/02 18:44 ID:YbKfrwyh
>135さん
あら私のお株を奪われてしまったわ!(雪・雨保守は私でした)
あけおめです〜☆
今年は自分の本ばかりでなくスレ用に1作書こうとおもいます…。
スレ住人の皆様にとってよい年になりますように。
賀正!
>>136 hさん
そんな、1作なんて言わずに2作3作とどんどん書いて欲しいです〜。
138 :
131:03/01/03 01:24 ID:QHuu6WOW
あけおめ!ことよろ!
ってな訳で(?)今年は一作投じてみようかと…
よかったら暇つぶしにどうぞ。
−−−−−−−−−−
12月中旬、高校生だった私と彼は映画を見に行ったんです。
授業が午前中で終わって、そのまま電車に乗って一番近くの映画館へ行きました。
話題の映画だったんですが、平日の昼頃という事もあってかガラガラで、椅子の80%以上は空いていたと思います。
たいして人の入らないまま映画が始まりました。
私達は手を繋ぎながら映画を観ていました。
最初は映画に集中していたんですが、彼が指を動かしているのに気がつきました。
繋いだ手の指で、私の指の爪の上をなぞるんです。
爪が性感帯というわけじゃないけれど、いつもエッチする前後に同じ動作をするからでしょうか、私は何だか気持ちいいようなムズムズした気持ちになってきました。
彼の爪も同じように指の腹で形を確認するみたいになぞります。
二人の椅子の中央にあった手は、次第に彼の膝の上に移動しました。
わたしは手を放すと、彼の膝から内腿の途中あたりまでゆっくりと手を前後させました。
すると、撫でていた手を彼が掴んだかと思うと、反対の手で私の内腿を触り始め、スカートの中に手を入れたんです。
私は、膝に、着ていたPコートを掛けていたし、端っこの席で隣のおばさんとも離れていたので、多分気付かれていないとは思いますが内心ドキドキしまくりでした。
彼の手は内腿を通り過ぎ、下着の中央のラインをスーッと上下に触ります。
触られた直接の快感よりも、『こんな場所でパンツを触られてる』っていう緊張と興奮で、映画の内容が吹き飛んでしまいそうでした。
半分ボーっとした頭で、私は何故か『負けてたまるか』という気持ちになって、彼のモノをズボンの上から触って、軽く扱いてみました。
すでに堅くなっていて、4〜5回扱くたびにドクン、と波打って、それがなんだか玩具で遊んでるようで楽しくなってきたんですが、彼にまたしても手を掴まれ、阻まれます。
その後も、彼に触られて小さく「んっ…」って言う度に彼がニヤニヤ笑って手を放しての繰り返しでした。
映画が終わった後、更に大変な事しちゃったんですけど、それはまた次回に…。
139 :
131:03/01/03 01:27 ID:QHuu6WOW
↑お粗末さまでした。
読みづらくてすいません(´д`;)
何気に実体験でつ(爆
140 :
Y:03/01/03 12:57 ID:DAGE9mYZ
外は雪、初詣もおあずけ…寒ッ!
あけおめ、今年もよろしこ。
>>129(SOZさん
M男サンに偽装するのはムツカシイので(爆)レスしないようにしてまふ。
新年早々スゴイ事になってるし…ハアハア。
>>136(hさん
楽しみにお待ちしてますー。w
>>138-139(131さん
気持ちイイかな?って、つい自分の爪を触ってみたりして。
正月からアフォ…。
読みやすかったです、お年玉ありがd。
新年だからと、新しい話を書き始めてみたけれど
どうなるのか五里霧中の罠。
またーりロムも楽し♪
141 :
SOZ:03/01/04 02:15 ID:SO+yKfuF
>>140(Y さん
S女を装って(笑)、もし自分が早苗のような身体だったら皆を……とか
発言してみるとか(爆)
とりあえず、あっちの完結が近いので(^_^;
しかし、私一人が目立ちすぎという状況は少し抑えるべきかも、と思っ
ていたりして。
142 :
SOZ:03/01/05 14:50 ID:64YL+bku
ちなみに、新年早々私が2ちゃんに投下した最初のSSは、SM板の早苗タンSSですた(笑)
次は川原泉エロパロスレ(爆)
相変わらず変なところばかり狙ってます(笑)
143 :
h:03/01/05 22:03 ID:iPHDxXx4
>142(SOZさん
他のかたもですが、守備範囲が広くてすごいですね(感嘆)。
そういえばSM版って行ったことないや…(´∀`)
自分の甘さと狭さ(いろんな意味でな)を思い知らされる早春でありました。
>137さん
あなたのためにとにかく1作書きます、と決意しました。
ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
>140(Yさん
こちらこそ新作、楽しみにしてます〜。
一作毎にどんどん文章が上手くなるのがすごいなぁ。
って思って期待しているのです〜(プレッシャア
>>138 131さん
おお、職人さんが増えるのでせうか? こいつは春から縁起がイイ!
映画館の二人は制服姿なのかなと思ったら、何かどきどきしました。
>>140 Yさん
わぁい、新作宣言。よーしパパ喜びの踊り踊っちゃうぞー。
床が抜けない程度に…。
>>143 hさん
>あなたのためにとにかく1作書きます、と決意しました。
137を書いた者です。素晴らしい殺し文句を頂き、感涙と鼻血噴きました。
首の後ろトントンしながらお待ちしております。
145 :
SOZ:03/01/06 15:09 ID:J0cRpRUj
>>138(131 さん
レス漏れスマソ(汗
映画館でのお触り、ヨイですな(*^^*)
Bどまりの焦らすようなHというのも好きな身にはたまりませぬ。
>>143(hさん
SM板に、hさん好みのスレがありますやら?
あったらあったで天国やもしれず(藁
SM板での拙作は、ひとまずの完結とあいなりました。
146 :
131:03/01/07 01:16 ID:fEBWQQEa
>>140(Yさん
わわわ、Yさんにコメント頂いてる!!感動です(涙
>気持ちイイかな?って、つい自分の爪を触ってみたりして。
どうでしたか〜?って、気持ち良くはないですよね…(苦笑
>>144さん
>おお、職人さんが増えるのでせうか?
自分なんかが「職人さん」て呼ばれたらほかの職人様にご迷惑ですよ〜
でも嬉しいです。どうもありがとうございます!
ほかの皆さんみたいにいい小説書けるようになりたいです(ノ>д<)゜。・
>>145(SOZさん
縮小版で「戯れ」2つとも読みました!すっごい好きな話でドキドキしながら読んだんですよ(^^*)
プラネタリウムと映画館…微妙にネタかぶっちゃって…スマソm(_ _)m先に読んでおけばよかったと後悔です。
読んでくださってありがとうございました!SM板にも読みに行きますね〜
147 :
SOZ:03/01/07 01:23 ID:gOIrdr1O
>>146(131 さん
拙作をお読みいただきまして、どうもありがとうございます(^_^)
微妙にネタかぶり云々は、まぁ実際にありそうなコトですし、微妙に実話だったりするとよけいにできることの幅も限られてくるので「あり」だと思います。
前後のシチュエーションの違いとか、女の子男の子の気質の違いで変化も出ますし。
でも映画だと、イきそうになった瞬間にとんでもない映像を見てしまって萎えてしまったりして、とか余計な心配(^_^;
見る作品を選べばいいんでしょうけど。
SM板のアレはちょいと特殊(両性具有の女の子が出てきます)なので、お気に召しますかどうか。
新しい世界が広がったら幸いですが(笑)
148 :
猫兎:03/01/07 06:06 ID:iIkE8Zja
>146さん
爪触るの気持ち(・∀・)ヨカッタ!!
私も書いてみたいんですけど、実際した経験を文章にしようと思っても
出来事の羅列になっちゃうんですよね。。。。
皆様萌える文章を書かれるので凄いです!
>149
それで大丈夫、ていうかノンフィクションってものすごいエロい!
151 :
SOZ:03/01/08 12:55 ID:BG68ja8g
>>149 自分視点の一人称にして、それぞれの行為にたいして
こうしてほしい
こうしてあげたい
こうされて驚いた
こうしてあげたらよろこばれたのがうれしかった
とか、自分の心情を描くようにすると、単なる出来事の羅列にならずに済むのでは。
相手が自分を求めてくるのが嬉しかったり、そのお返しに、自分の方からシグナルを送ったり。
愛撫やその他の行為の根底にはそんな思いが込められているはずなので、それを書くのがドキドキにつながるのでは、なんて。
……エロ文書くより照れるよ、こういうの(自爆)
152 :
裏方:03/01/09 12:42 ID:ZvdL/NBi
時たま発作のように「書いてみたい!」と思うのだけど。
で、書いてみたりするのだけど。
何故こんなに 殺 伐 と しますか自分。どこもエロくない。後味悪いし。
明るいエロ短編が書いてみたいんだけどなあ…。あ〜あ。
154 :
Y:03/01/10 00:24 ID:aWiKIQTB
自爆する気持ちがちょっとわかる〜。
言葉遊びみたいだけど、SOZさんのを脳内変換
こうされるとちょっとイヤ(ほんとはうれしいけど
こうしてあげたい(けど恥ずかしい
こうされて驚いた
こうしてあげたらよろこばれたのがうれしかった
そのうちのどれかにテーマが加わると、もっと面白いな〜とか。
46さんの『繋ぐもの』みたいに。
>>153 発作は必要です(ただいま発作マチのY
ドライだったり、ちょっとウェットなアンハッピーエンディング
殺 伐 けっこう好きなんで、読みたいですけど?w
155 :
PDX.:03/01/10 21:13 ID:O3QDwkWt
>>152(裏方さん
三人称は、主人公(自分)の見ていないはずの情景を描けるので込み入った物語を描くのには向きますが、読んでいてドキドキするような文を書くのは難しいですしね(^_^;
心情の吐露とかも表現し易いので、一人称ってエロ文には向いていると言いますか(笑)
>>153 さん
がんがれ☆
殺伐と、淡々とした文が逆効果でエロくみえることもままありますぜ(笑)
>>154(Yさん
>脳内変換
イヤよイヤよも好きのうち、でつか?(笑)
156 :
SOZ:03/01/10 21:14 ID:O3QDwkWt
すっぱいすますた(汗)
155 = SOZ でつ(汗)
今日ここ見つけて一気に読んだのですが、murmurさんのに激しく萌えました。
続きキボンヌ!!素直じゃない所がたまりません。
色んな二次元キャラでも、こんなノリの2人組は大好きです。楽しみにしてます。
158 :
山崎渉:03/01/12 07:46 ID:03JDXYHX
(^^)
159 :
Y:03/01/12 15:00 ID:yB5DXtej
>>155-156(SOZさん
ス、ステキな誤爆だなー。でも知ってるから驚かない(素
>イヤよイヤよも好きのうち、でつか?(笑)
そうとも言えますが(苦藁
いちおう 葛 藤 し て る の ! と言っておきまつ。
murmurさんのとかね、
素直になれない、今さら恥ずかしい、でも分かって欲しい…etc.
そういうリアルさが胸を打ちまする。
気がついたら、下がっているのであげ。
誰かSSを良サイトを、エネルギーを補給してくれ(他力本願w
160 :
SOZ:03/01/12 21:25 ID:/g4OlEYr
>>159(Y さん
>誤爆
まぁすでにあちこちで何度もやっていますからねぇ(^_^;
>素直になれない、今さら恥ずかしい、でも分かって欲しい…etc.
>そういうリアルさが胸を打ちまする。
これはありますよね。うんうん。
161 :
h:03/01/13 03:08 ID:bVjhcKp2
>159(Yさん
>誰かSSを
今、書いてますからっ。
162 :
SOZ:03/01/13 04:15 ID:fD0U1+t4
>>159(Yさん
>誰かSSを良サイトを、エネルギーを補給してくれ(他力本願w
SSとまでいくとなかなか気力も体力も必要ですし、「こんなシチュエーションってどうよ?」なんて雑談めいたネタふりなんてどうです?
「戯れ」も、もともと遠距離恋愛のSSキボンヌ、ってネタ振りに対して「こういうシチュでしょうかねぇ?」とレスを返したのが発端でしたし(遠い目)
「ふぁああああんんんん!!」
ずっとこの瞬間を待っていたはずなのに、
突然の衝撃に叫び声をあげる。
「すごい・・・お前の中、めちゃくちゃ熱い・・・これだけでイキそう・・・」
満足げな溜息まじりの熱い囁きに、あたしの体はビクビクする。
ヤツは、その感覚さえも愉しんでいるようで。
「あ・・・あ・・・う、ん・・・」
激しく突く事が難しい体勢なので、
あたしは腰をヤツに掴まれて前後左右、そして円を描くように動かされる。
激しく突かれるより、もっと感じてしまう。
自分の体の奥深くを、ぐちゃぐちゃにされるこの感覚。
「気持ちいいんだね・・愛液が、俺の太腿まで溢れてくる・・・」
羞恥心を煽られて、あたしの体は更に火がつく。
ヤツに支配されている。
もはや体を動かす事も、声を出す事も自分の意思ではもう出来ない。
体が反応して動くのはヤツの愛撫のせい、
声をあげるのもヤツの行為を受けての事。
あたしの体なのに、ヤツがすべて動かしている。
「気持ち、いいの・・・?」
ヤツが甘く尋ねる。
耳から直接入ってくる言葉は、直に脳へ伝わってゆく。
「ん・・・きもちいい・・・ぁあ、ん・・・」
普段は絶対答えないのに、素直に言葉が出てしまう。
支配されている・・・侵されてゆく・・・
あたしの理性も、本能も、体も、すべて。
ヤツに愛されなければ、あたしは指一本動かせないくらいに。
なのに、どうしてだろう。
何故これが、こんなに甘く感じられるのだろう・・・
支配される悦び・・・それが、こんなに甘美だなんて・・・
白い光が近付いて来る。
絶頂の悦びの世界。
早くあの波に飲み込まれて、溶けて溺れてしまいたい。
口の端からは飲み込めない唾液が流れ、
両目からは感じ過ぎたあまりの涙がとめどなく溢れてくる。
それでもなお、ヤツの唇はあたしの首筋を執拗に這い、
その手で乳首をころがされ、クリトリスを摘まれる。
そして、あたしの中は、熱いものでかきまぜられて。
これだけの快感を与えられながら、
まだ欲するようにぎゅんぎゅん締め付けて。
もう、何も・・・考えられない・・・
快楽の感覚だけ研ぎすまされ、
理性も思考も低下して、意識が遠くなって来る。
早く。早く。
あの世界へたどり着きたい。
あの波に飲み込まれたい。
首筋や耳朶に熱い吐息がかかる。
「お前は、俺のものだ・・・俺だけのものだからな・・」
こんなそばで囁かれているのに、遠くに聞こえるヤツの囁き。
『−−−−−−−ハ・・・・イ・・・・−−−−−−』
意識が途切れ、あたしは、白い快楽の世界に飲み込まれた。
真夜中に目が覚めた。
けだるさを感じても、どうしてもあのセックスが夢のように思えてならない。
思い出せないいらつきと、のんきに寝てるヤツが気に入らなくて、鼻をつまんで叩き起こす。
「・・ひっでぇなぁ、起こし方ってのもあるだろ?」
ぶつぶつ言いながら、本当に怒っている様子は微塵もないんだけど。
「あの、さ・・・」
「ん?」
「夕べ・・・何かした?」
我ながら間抜けな質問。ヤツも目が点になる。
「何か・・・夢、見ちゃったみたいで、さ・・・」
言葉をごにょごにょ濁し、かなり格好わるいあたし。
だけどヤツはそれで、あたしの言いたい事を察してくれたらしい。
「夢じゃないよ・・鏡、見てみ?」
訝しく思いながら鏡に向い、後ろを向いて首筋を見ると・・・すっごいキスマーク。
唖然とするあたしに、ニヤニヤしてヤツが言う。
「俺のもの、って印」
途端にあたしの脳裏に浮かぶ台詞。
『オマエハ、オレノモノダ・・・オレダケノ モノダカラナ・・』
『−−−−−−−ハ・・・・イ・・・・−−−−−−』
最後のあたしの台詞は、頭の中だけの呟きだったのだろうか。・・・・それとも?
もし後者だったら、と、顔が真っ赤になる。それこそヤツに確認なんて出来っこない。
そんなあたしを見て、ヤツのにやけ顔が最高潮に達した。
「すげー、キスマークと同じくらい、顔真っ赤」
げらげら笑うヤツの頭を、あたしは今度こそ、思いっきりグ−で殴りつけた。
いつもと同じように朝が来て、いつもと同じように振る舞うあたし達。
だけど、夕べから、確実に違う、あたし達。
てな訳で(どんな訳だ)、年をまたいでの拙作、これにて了です。
楽しみにして下さってたみなさま、ありがとうございます。
・・・&、なんだか期待に添えて無さそうな作に終わり、申し訳ないっす。
まぁ、処女による文字どおりの処女作なんで、その辺りは御勘弁を。
経験のない濡れ場なんて、本当に想像力の限界を感じました。
ハハハ・・・(乾いた笑い)
普段Sっぽい女性は、セックスにおいてMっぽくなるという俗説(?)から書いてみました。
多分自分もそうだろうという想像も含めて。
Sの殻を脱ぎ捨てて素直になった時に得られる快感をテーマにしたかったのですが、
力不足で描写がイマイチ。
新しい自分を発見する『あたし』のドキドキをもっと描ければ良かったなぁ・・
168 :
Y:03/01/15 09:32 ID:Ju36Ypds
>>161(hさん
わーい、尻尾ふりながら待っております。
マターリ書き上げてくださいませ。
>>162(SOZさん
そういえば、この話題が中断したママですた。 ↓ (おな感3
202 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 02/11/13 01:53 ID:z6UtA3Fq
「理科室」ってこういう小説の舞台にしやすいですよねー。
誰かいいページ知らないかなぁ? もしくは誰か書いてクレー。
多少陵辱入っててもオッケーなんだけど∬・∀・∬
これはきっと ヤラれるのは「おんなのこ」のほうで
陵辱ぎみだけど、ワカーンってことなのでは?
ってまだ見てるかな、前スレ202さん。
>>167(murmurさん
完結乙カレーです!! ぐっっじょぶーー!
>文字どおりの処女作
はるか遠い昔で忘れかけてますが、
その頃のほうが、どんなにかイヤラシイ事を考えていたかと……(以下略&遠い目
「俗説」は私も支持いたします。つか、そのほうが絵になりますよね。
ご馳走さまでした。またおながいします。w
あ、このお話の「題名」教えて。
169 :
猫兎:03/01/15 09:52 ID:jMTeizii
murmurさん(・∀・)イイ!!
170 :
SOZ:03/01/15 14:22 ID:s6+Z+18L
>>murmur さん
完結乙〜☆
後半の支配されまくりな「あたし」が可愛かったです。
快楽の虜ってかんじがヨイでつ。
ラストのグーがSっぽいかな(笑)
>>168(Yさん
理科室ネタは、とあるゲームのエロパロで書こうかなとも思っていたのですが、件のスレが落ちてしまったのではてどうしようかと(笑)
(内気で恥ずかしがり屋で、どういうわけかホラー物愛好家の少女がヒロインの一人にいるので、人体標本模型との絡み責めができそうかなぁとか思っていたのですが(笑))
>これはきっと ヤラれるのは「おんなのこ」のほうで
>陵辱ぎみだけど、ワカーンってことなのでは?
逆に女の子攻めってのも面白いかもしれませんね。
理系の白衣の似合う(ややキツめの)女の子が、人体解剖みたいなシチュエーションで男子を剥くとか(ぉ
生物部の部長(女子)と女子部員5人くらいで男子を解剖……(ぉ
(エロ漫画だとがぁさん氏あたりの作風かなぁ……)
お風呂上がり、ベッドに入りながら、携帯をチェックする私。
彼は、ノートパソコンに向かって、会社から持ち帰った書類を作成してる。
結婚して2年。避妊してるわけでもないけど、子供もいないし、
お互い仕事を持っているから、夫婦と言うよりは、未だ恋人同士気分だ。
周りからは羨ましいわ、と言われるが、自分ではよく分からない。
メールを送信して、静かにふとんをかぶる。
「おっと」
彼のメール着信音が鳴る。
メールの送信先は、すぐ隣にいる彼。
『おやすみ』
いつからか、私たちの秘密の暗号になっている言葉。
セックスしたいとき、私は彼にそうメールする。
何年経っても、女の私からえっちしたいとは言いづらい。
だから・・・。
ベッドの中で、ぎゅっと携帯を握りしめる。
彼から求められて、断る事もあるのに、私から求めて断られると、凄く傷付く。
あ・・・彼も、傷付いてるのかな。
ブルブル、と携帯が震えて、私は思わずビクッとする。
そーっとメールを見る。
『今日はダメ。週末にね』
ふう、とため息をついて、布団から顔を出す。
「じゃあ、先に寝てるね。おやすみなさい」
何でもないふうを装って、彼に声をかけてまた布団をかぶった。
「ん、おやすみ。俺ももう少ししたら寝るよ」
「ん・・・」
「あ、ゴメン、寝てた?」
自分では本当に寝るつもりじゃなかったのに、いつのまにか眠ってしまったらしい。
彼の顔が目の前にあってびっくりする。
「ん、ちょっとね」
部屋の明かりがまぶしくて、思わずぎゅっと目を閉じた。
「じゃ、俺、シャワー浴びてくるから。起こしてごめんな、おやすみ」
そういって、私の頬から首に唇を這わせ、最後に口にキスをした。
「おやすみ」
彼とこうやって、キスするの、好きだなあ。
何となく、目が冴えてしまった。彼が戻ってくるのを待ってよう。
彼にキスをされた余韻が何となく残っている。
いや、それ以上に、身体が火照っている事に気付いてしまった。
・・・バカな私。そんなにしたかったの?
あきれながらも、右手をそっと下腹部に忍ばせていった。
「ん・・・」
パンティーの上から、そっとクリトリスをなぞる。
それだけで、しびれるような快感が襲ってくる。
ーー彼に悪いと思わないの?
冷静な自分が、淫乱な私に語りかける。
それでも、指の動きはとまらない。そこは、もう蜜が溢れていた。
「ん・・・んふ・・・」
声を押し殺して、さらに指を動かし、快楽をむさぼる。
「ああ・・・」
ため息がもれる。イキそう・・・。
「ん・・・くぅ・・・」
目の前が真っ白になって、私はイッた。
脱衣所から物音が聞こえ、彼がもうすぐ戻ってくる事に気付く。
私は息を整え、寝てるふりをした。
彼はいつも通り、ベッドの端に腰掛け、スポーツドリンクを飲んでいる。
暫くして、部屋の明かりを消して、彼もベッドに入った。
私もいつも通り、彼にもたれ掛かるようにくっつく。
キスをして、そのまま眠りにつくはずだった。
「んっ」
彼がいきなり胸を触ってきた。
私はさっきイッたばかりで、まだ身体が敏感になっている。
しないって言ったから・・・!!
彼の手が優しく私の胸を包み、首筋にキスをしてくる。
私が首筋に弱い事を知っているから。
「んん・・・」
「してもいい?」
耳もとで彼が囁く。返事のかわりに甘い声が出た。
抵抗も出来ないまま、パジャマを脱がされ、下着だけの姿にされる。
身体が、溶けそうだ。
彼の手はやがて、いちばん敏感な部分へとのびてゆく。
「やぁ・・・だめぇ・・・」
その否定の声さえ、甘ったるい糸を引いているのが自分でも分かった。
「気持ちいいんでしょ?」
意地悪く聞いてくる彼。私は力なく首を横に振る事しか出来ない。
彼の指先がクリトリスに触れ、そっとなぞる。
爪でそこを弾くように触られ、私は悲鳴に近い声を上げる。
さっき自分でしたばかりなのに、全身を貫くような快感が走る。
私は、こんな淫乱な女だったんだ・・・。
「あっあっ・・・い・・・イクゥ・・・」
目の前がチカチカして、私は息をのんだ。
174 :
Y:03/01/16 18:09 ID:JOuzdfSs
>>170 SOZ神なら、じょうずに料理してくれそう。 > 女の子攻め
5人で解剖だと人数多すぎな印象。
あまりイジメっぽくならずに、クールに責めって場面が読みたいですねー。
>>171-173 パートナーがいるのに、自慰しちゃう「私」萌え!!
読んでてドキドキします。
この後に、彼にそれがバレちゃったら面白い、などと…いえ、世迷言です。
続きをおながいします。
175 :
名無しさん@ピンキー:03/01/16 21:12 ID:iW+3UCdz
探しちゃったのであげとこ。
176 :
名無しさん@ピンキー:03/01/16 23:01 ID:6Xxm2ljj
なぜ009ばかり…誤爆?
178 :
SOZ:03/01/16 23:44 ID:Tajr48Ka
>>174 >女の子攻め
最近某スレで書いたばかりなのでネタかぶりがあるかもね(^_^;
私としては「おねーさま×ショタ」とかも好きなネタだったりしますが(笑)
>5人で解剖だと人数多すぎな印象。
まぁ解剖担当の1人(クールな人)以外はガヤというか、あまり個々の個性は書かずに「多数の視線」「多数の口」「多数の指」役ってとこでしょうね。
被験者(笑)が目隠しされてたりするとさらにいいカモ。
「どうしたの?そんなにしたかったの?」
さっき、自分でしながら、自分に聞いた言葉を彼が囁く。
頭に血が上って、うまく呼吸出来ない。
全身が性感帯になったみたいだ・・・。
抵抗も出来ないまま、パンティーも脱がされ、
蜜の溢れるそこに、彼の指が触れ、私の身体はびくりと震えた。
「凄い・・・もう溢れてきてるよ」
「や・・・言わないで・・・」
我はわざとぴちゃぴちゃと音を立てて、私に聞かせる。
「んん・・・」
私はもう波のように迫ってくる快楽に、抵抗する力もない。
「さわって」
彼が私の手を引っ張って、自分のものを握らせる。
私は何かに憑かれるように、彼のものを触った。
やがて、私の上にいた彼が、身体をずらし、それを私の顔の前に差し出した。
私は吸い込まれるように、何の抵抗も、ためらいもなくそれを口に含んだ。
いつもなら、こんな事はしないのに・・・。
竿の付け根から、先端に向かって、ゆっくりと舌を這わせ、また戻っていく。
何度か繰り返すと、彼の先端から、体液がにじみ出てきた。
それを舌ですくい、先をくわえ、絞り出すように吸い上げた。
「ああ・・・いいよ・・・」
普段、声を出さない彼から、ため息が漏れる。
私が感じさせたんだ、そう思うと、身体の芯がまた熱くなった。
「あん・・・」
口で続けていた私から、それを不意に離され、思わず声を上げた。
きっと今私は、ひどく淫らな顔をしているに違いない。
彼が、私の足を広げ、間に入ってくる。
私のひざに手をおいて、もうぐっしょりと濡れたそこに、彼の先端が触れる。
そして、入り口から、クリトリスに向かって擦り上げる。
「いやぁ・・・」
それだけでイッてしまいそう・・・。
いつもと違う快感に、戸惑いながらももう既に溺れかかっていた。
快楽を求めて、彼の足に自分の足をからめた。
彼が、それに気付いたのか、ゆっくりと挿入してくる。
「ああ・・・」
痺れるような快感に、深くため息をつく。
もっと・・・もっと深く・・・
でも・・・入れられたのは、ほんの先だけだった。
抜けるか抜けないか、そんな微妙な深さのところで、弄んでいる。
くちゅ、くちゅ、といやらしい水音が部屋に響いた。
まるでそこに心臓があるかのように、血液が集中するように、
熱くなっていくのが分かった。
「や・・・ぁ・・・」
もっと深く入れてほしくて、自分から腰を動かしてしまった。
それを、彼が見のがすはずもない。
「どうしてほしいの?」
分かりきっているのに、彼は本当にいじわるだ。
でも、それに感じてしまう自分がいる事も知っている。
「・・・ぃ・・・いれ・・・て・・・」
こんな状態でも、羞恥心は捨てきれず、消え入りそうな声で訴えた。
「入ってるよ」
そう言って、またわざと音を立てて動かす。
「いやぁ・・・」
私は激しく首を横に振った。
身体が溶けそう。どうかしちゃいそう。
入れて!入れて!もっと、もっと深く・・・!!
「どうして欲しいの?」
もう一度彼が聞く。
「言わなかったらこのままイッちゃうよ?」
その声さえ、甘く響いて、身体の芯を熱くする。
彼はにわかに動きを早めた。この状態で、彼がイかないことは分かっている。
でも、本当にこのまま終わってしまったら・・・?
息が乱れて、呼吸が出来ない。
「お願い・・・入れて・・・」
うまく声も出せなかった。泣きたいわけじゃないのに、目から涙がこぼれた。
「ダメ。ちゃんと言って」
彼が動きを止めて、それを抜こうとした。
「いやぁぁぁ・・・入れてぇ・・・もっと・・・もっと奥まで欲しいのぉ・・・!!」
無我夢中だった。快楽に支配され、がんじがらめにされ、
自分がどんな淫乱な台詞を吐いたのか、そんな事を考える余裕もなかった。
「あぁ・・・!!」
彼のものが一気に奥まで挿入された。
強い感覚に息が止まる。彼が私の上に覆いかぶさる。
さらに求めるように、私は彼の背中にまわした手に力を入れた。
「凄い・・・熱いよ・・・イッちゃいそうだ・・・」
いつも自分の快楽を表に出さない、彼の声が上ずっている。
私の身体で感じてくれている・・・。
そんな幸福感も、私の感覚を高めていた。
「あ・・・ん・・・気持・・・ちいいよ・・・」
彼に合わせて、腰を動かしている自分がいた。
彼が動きを止めて、ゆっくりと抜き取る。
「後ろ向いて」
優しい口調だけど、有無を言わせない、そんな口調。
私は機械のように彼に従って、うつ伏せになった。
熱く濡れそぼったそこに、彼のものが当てられる。
でも彼は、それ以上侵入してこない。
私は彼を求め、腰を浮かせ、彼のものを深く埋めようとした。
どんどん淫らな格好になっていくとも気付かずに・・・。
「は・・・ぁ・・・」
彼のものを全部くわえこんだときには、うつ伏せだったはずが、
四つん這いになって、獣のように腰を動かしていた。
「ああ!いい・・・!もっと・・・もっとぉ・・・!!」
頭の中が真っ白で、何も考えられなかった。
口の中に溜まっただ液が、飲み込む事も出来ず、口の端から流れ落ちる。
彼の手が腰から、太ももを撫で、ある部分へ、ゆっくりと近付いてくる。
その行き場を知って、私は声を上げた。
「いやぁ!!ダメぇ・・・!触らないで・・・」
「もう太ももまで流れてるよ、いやらしいなぁ・・・」
彼の一言一言が、快楽となって脳に響いていく。
さわさわと陰毛を撫でた後、ぎゅっとクリトリスに指を押し当てられ、私は悲鳴を上げた。
彼はかまわず、コリコリとそれを弄ぶ。
クリトリスへの刺激と膣への圧迫感で、いいようのない快楽の波に押し流され、
身体に力が入らず、私は肘をついて、シーツに頭をもたれかけた。
「は・・・ぁ・・・もぉダメ・・・イッちゃう・・!!」
熱い、熱い、熱い・・・。
登り詰めていくこの感覚。
「俺も駄目だ・・・いくよ・・・」
彼の声も上ずり、腰の動きが早まる。叩き付けるように押し当てた後、
彼の精液が、体内に注ぎこまれるのを感じてから、私も果てた。
「大丈夫?」
「ん・・・」
気を失っていたのか、眠ってしまったのか・・・。
多分、ほんの数分の事だったのだろう。
彼は、ベッドの端に腰掛け、ミネラルウォーターを飲んでいる。
「私にもちょうだい」
全身がだるい。重い身体をなんとか起こして、彼の隣に座る。
「はい」
彼からペットボトルを受け取り、一口飲む。
全身に染み渡るよう、とはこの事を言うんだろうなあ。
「今度見せてね」
「何を?」
急に言われて、何の事だか分からず、彼の方を見る。
「一人でヤッてる所」
184 :
名無しさん@ピンキー:03/01/17 00:08 ID:wKZQTmcC
思わずペットボトルを落としそうになる。
ばれてる?そんな馬鹿な・・・。
「やったことないから無理」
極めて冷静を装って切り返す。
「ふーん・・・脱衣所まで聞こえてたよ?」
「嘘・・・!!」
しまった!!慌てて手で口を押さえたけれど、もう遅い。
こんな簡単な誘導尋問に引っ掛かるなんて・・・。
私は耳まで赤くなってうつむいた。
「ホントにしてたんだ」
からかうような口調が腹ただしいような悔しいような、泣き出したい気分だった。
「してないって、バカッ!」
ぷいっと横を向いた。彼はにやにやしてるに違いない。
「こっち向いてよ〜」
楽しそうな彼の声を無視して、ベッドに横になり、乱暴に布団をかぶった。
彼が布団の中に入ってこないように、ぎゅっと布団を握る。
「怒るなよ〜」
彼が無理矢理布団を剥ぎ取って、私が怯んだ隙にキスをしてきた。
恥ずかしさと、自分の馬鹿さ加減に腹を立てて、彼を拒絶したい気分なのに、
優しいキスに、あっさりと彼に応えていた。
「・・・愛してるよ」
こんなときに、そんな台詞ってなんだか卑怯だ。
それなのに、私はフワフワと夢見心地で幸せだった。
彼の背中に手を回して、耳もとで囁いた。
「私も、愛してる」
「だから今度見せてね」
一瞬で現実に引き戻され、私は彼を突き飛ばした。
終わりです。
甘甘でスミマセン。
書くの初めてだったのですが、読むと書くでは大違いですね・・・。
しばらくはまたROMに徹します。
187 :
猫兎:03/01/17 06:34 ID:BnYhOOW6
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
乙でつ(゚∀゚ ∬すっごく(・∀・)ヨカッタ!!
次回作期待してまつ。がんがってくらはい。
188 :
山崎渉:03/01/17 07:18 ID:MZEjapKK
(^^;
189 :
SOZ:03/01/17 09:35 ID:qBelEmXW
>>179-183,185
甘々マンセーでつ(笑)
らぶらぶでいいですねぇ。
最後のヒロインの行動もまぁわかる気がするし(笑)
あそこで「だったらあなたも見せてね」と返してもこの彼だったら動じないと思うし(爆)
よかったですよ〜〜〜。
190 :
Y:03/01/17 10:53 ID:pjiVU4UP
(・∀・)イイ!!
終わった後の会話なんざ、めちゃツボであります。w
>しばらくはまたROMに徹します。
んなこと言わず、また書いてください〜。
皆様、感想ありがとうございます。
正直、ベッタベタのラヴラヴアマアマなお話ってどうなのかなぁと疑問だったので
(あまり変化がない気がして・・・ありきたりかな、と)
良かったと言っていただけて、光栄です。
今読み直すと、全然胸触ってないですねぇ(笑)
自分が胸に執着しないタイプだからかも(爆)
調子に乗って、また書くかもしれません。
そのときはどうぞよろしくお願いします。
コンビニでお昼ご飯を買うついでに、フリスクを手に取った私に、
同僚のユキが変な声を出す。
「やぁだもぉ〜、ミカったら何買ってるの?」
「はぁ?あんた熱でもあるんじゃないの?」
思いっきり不快な顔をしてユキを睨み付ける。
「もぉ〜、そんな恐い顔しないでよ。知らないの?フリスクの食べ方」
「食べ方も何も、お菓子じゃん」
嬉々として話すユキに、冷たく言い放つ。
「えー、そっかぁ、知らないのかぁ。んじゃ、後でメールするねっ」
一方的に喋って、嬉しそうに手を振って去っていく。
何のメールよ、全く。あきれながら彼女の背中を見送った。
仕事を終えて、携帯のメールをチェックする。
ユキからメールがきている。本当に送ってきたんだ。
メールを開いて、その内容に、私は体温が一気に上がっていくのを感じた。
『件名:フリスクの食べ方
フリスクを1個か2個、口に入れて、彼にふぇらしてあげたら、
すっごく喜ぶらしいよ〜(^o^)/ 試してみてね(^^)』
な・・・
今まではただの口直しだったはずのお菓子が、媚薬に変わっていく。
今日これからユージと会うのに、そんな事教えないでよ・・・。
「飲む?」
事が終わって、彼が水を差し出す。
「ありがと」
ユージと食事しても、話をしても、セックスの最中ですら、
ユキのメールが頭をちらついて離れなかった。
・・・試したいの?でもどうやって?
その事ばかりがぐるぐると頭の中を回っていた。
バッグに手を延ばし、フリスクを取り出す。
それだけで、身体が火照ってくるのが分かった。
「あー、いいなー、俺にもちょうだい」
何も知らない彼が手を差し出してきた。
「はい」
カラカラと小さな容器を振って、彼の手のひらに落とす。
二つ落ちて、そこから一つを自分の口に運んだ。
「今日ミカ具合でも悪いの?」
「え?そんな事ないよ」
「じゃあいいけど・・・」
心臓がバクバクと音を立てた。それを鎮めるように、
もう一度容器を振って、二つ出すと、いっぺんに口に放り込んだ。
あぐらをかいているユージの胸に手を当てて、そのまま下へと指を滑らせてゆく。
「ミカ?」
彼が不審な声を上げる。
聞こえない振りをして、もう小さくなっている彼のものに手を延ばした。
身を屈めて、力なく萎んでいるそれを口に含む。
さっき終えたばかりで、ゴムの匂いと、精液の匂いが残っていたけれど、
それが気にならないくらい、興奮している自分がいた。
「ぅ・・・わ・・・ミカ、それはまずい・・・」
彼のものが大きくなるのを、口の中で感じていた。
やがてそれは、固さを取り戻す。
「・・・っく、やめろバカ・・・」
そんな暴言とは裏腹に、彼のものはビクビクと脈打った。
想像以上の効果があるらしかった。
その、小さな媚薬の粒を、彼の先端に舌で押し込む。
反応はすぐにあった。カウパー液がその粒を私の口へと押し戻す。
溶けるまでに時間のかかるはずのそれが、あっという間に小さくなっていった。
「ミカ・・・ヤバい・・・出すぞ」
ユージの声が苦しそうだ。そして私の頭を押さえ込む。
いいよ、出して。そう言う代わりに、私は一生懸命舌を動かした。
「っん・・・く」
口いっぱいに放出されたものを、やっとの思いで飲み干す。
そして、ゆっくりと顔を上げた。
「おまえな〜〜〜、どこでこんな事覚えてくるんだよっ」
ティッシュでそこをふきながら、情けない声を出す。
「ダメだった?」
「いや、良かったけど」
そういう事だけは、しっかりと答える彼がなんだかかわいい。
「あー、楽しかった」
いつもやられっぱなしの私が、彼を屈服させたような気になって、
素直に感想を口にした。
「今度は俺の番だからなっ」
「え?」
考える間もなく、押し倒された。
ユージの手にはフリスクが握られている。
期待と不安が入り交じって、私は身体を硬くした。
・・・その後どうなったかはご想像にお任せします。
次の日、ユキの顔をまともに見られなかったのは言うまでもありません。
196 :
Y:03/01/19 00:53 ID:tbKRlzHw
新作続々あがってるのに、24時間以上放置はないだろ、おい。
「おんなのこ」たち、見てますかー?
>>191(mkタン
>今読み直すと、全然胸触ってないですねぇ(笑)
言われるまで気づかなかったよ(爆
テーマ重視でイイんじゃないかと。
>『お菓子の食べ方』タン
今朝SS読んでから出かけた駅のホーム、
フリスク口にぽいっと放り込んでた男性を見つけ、思わずニマッ。
いえ、深い意味はないんですが、思い出し笑いしちゃいますた。
その日のうちに試すミカタン萌え。
面白かったですー。後半戦も「ご想像」じゃなく禿しく知りたい。w
映画館のを書いたのと同じ方? 違ったらスマソ。
197 :
猫兎:03/01/19 07:52 ID:RhgNRSIm
フリスク(・∀・)イイ!! アタシもえらい試したくなりますた(泣
198 :
SOZ:03/01/19 09:27 ID:MhX2i9JP
>>192-195 >お菓子の食べ方
ふ、フリスクですか?(笑)
確かに粘膜にそれってのは効くかもねぇ。メンソレータムほど刺激強くないと思いますし(ぉ
199 :
SOZ:03/01/19 14:05 ID:G9XCp2aN
ふと思ったけどこれがフリスクではなくドンパッチだったら大変なことに……(殴)
↑コーヒー吹きますた(w
年齢がバレますよ〜〜
201 :
SOZ:03/01/20 11:08 ID:CUouqvj9
>>200 年齢バレとかについては隠す気毛頭ありませんし……(^_^;
ついでに古いネタ。
その昔参加していたうる☆サークルのエロパロ本に描いたネタですが。
ナニにハチミツを塗って、それをラムにしゃぶらせているあたる。
(ナニを咥えているラムのアップの大ゴマ)
その下の小コマで二人の会話。
「ねぇねぇダーリン、今度はタバスコぉ!」
「ダメッ! 絶対ダメッ!!」
注:ネタが古くてわからない人のために。
ラムちゃんたちの種族は「辛い」ものを「美味しい」と感じる味覚の持ち主です。
>>201 再放送のおかげでO学生でも知ってますよ(w
>>202 年齢云々言われたのでひがみっぽくなっているだけでつ(藁
>201
酸っぱい物を食べると酔っぱらうんでしたっけ?
>168
題名ですか・・・
縮刷版見た時から「つけなきゃいけないかなぁ」とは思っていて、
ずっと考えてはいたのですが。
書き終わってもなお、テーマが曖昧になってしまう出来にウツ。
・・・つらつらと考えて、思い付いたのは
『border line』
なんてので如何でしょう?
考えてる間に素敵な新作がアップされていてドキドキです。
よいですね〜
205 :
SOZ:03/01/22 10:44 ID:TfZlvoKC
>>204(murmur さん
酸っぱいもの全般ではなくて梅ボシだけのようです。
間が空きすぎて、年が明けてからでさえ久しくなってしまいました。
「王と虜」、前レス244からの続きです。
彼には選択肢が二つある。下履きを破るか、外すかだ。そして前者は考えられない。
布を被っていると、自分の息が荒くなるのがすぐに分かり、どうにかおさめては
また荒くなるのを繰り返す。目を開けては閉じ、息を飲み込んでは吐き出す。
手の中の足は、彼が手の平で撫でると細かく動き、手の平を撫で返してくる。固い金属から少しずつ移動させていくと、また、足が動いた。
目を開けては閉じ、息を飲み込んでは吐き出す。指が足を押しすぎないよう
念じながら、ふくらはぎの上へと滑らせる。
盛り上がった箇所に辿り着き、そこで指を止めた。腕には既に服を
まくり上げている感覚があり、指は布がまだ終わっていないことを告げている。
手の平に、膝の皿をあててみる。手の平と指で確かめた形は思いの外小さい。
指を進めると、それまでとはまた違った感触を指が受けた。ふくらはぎよりも
柔らかく、豊かになっている。それに指が回せそうだった足首と違い、手の平を
這い回らせそうな広さがある。そして指を動かすと、逃げるようになった。
服越しに頭に載っている手に力が入ってくる。それで彼はこれまで以上の遅さで
手の平を動かした。足の上に何があるのか、考えるだけで手を引いて帰してくれと
ひれ伏す方が良いように思っていた。しかし王は許さないだろうことと、
本当のところは彼も手を引かないことは分かっていた。
手を上げていくと、上から何かがあてられた。服越しに、王が手を置いたようだった。
彼の手を、そのまま上げていく。服は更にまくられて、脚が露わになっている筈だ。
指が布とはあきらかに違うものに触れた。指を往復させてみると、滑るような感覚と
吸いつくような感覚との、明確な違いがある。少しずらすと、どうにか布が
めくれたようだった。何とかつまみ、引こうとすると更に手が押さえつけられる。
無言の問答の後、
「陛下、あの」
と呼びかけると、頭上かしら「何かしら」と返ってくる。
「手が、手を、上げていただかないと」
「そうね。お前がもっと他のことを口にしたら上げましょう」
手を動かそうとすると、握りしめられて、もはや指一本動かせなくなっていた。
「私が今、望んでいることをお前に命じられたら手を上げます。一旦、手は
離しますけれど、鍵を取ろうとはしないように」
言葉が終わると、本当に、手を握られていたものが消え失せた。額に汗が
浮き出るのが分かったが、決して布を被っている為だけではない。王の存在が
絶対であることを己の身に叩き込んできた彼にとって、王に何かを命じるということは
あり得ないことである。
「それだけはお許し下さい」
口にした時、王が身をずらしたのを感じたのは束の間のことだった。
「なら、命じやすくします」
何かが押しつけられてくる。体の中へ、正確には腹へめり込んできたものは、
身をよじるとよりめり込ませる結果となり、声をあげようにも声を発するところが
押さえつけられたかのようで、布をかけられて息苦しかった彼の胸は、息を詰まらせていく。
鎖が鳴っている。己でも知らぬ間に体がもがいているらしい。しかし全てが
遠くのこととなっている。どうにか頭が、腹の急所に王の拳が入っていることを
推測する。手を払えば、当然のことながらこの苦痛から解放されるだろう。
しかし声が出ない。
「・・・、・・・っ」
喉の奥から声を絞り出そうとしても、息を吐くのと何ら変わりなく、しかも
吐いた息の分までをも奪うように、拳は入ってくる。
布を被せられているので元から目の前は闇しかないが、恐らく布がなくても
同じだろう。押さえられているところは最悪でも気を失うだけだということは
分かっている。しかしそれは王が望んでいることでもないのもまた、分かる。
その気なら彼はとうに気を失っている。
もがく内に、痛みが、内部へ、より内部へと、拳のあるところから彼の体の
すべてに行き渡っていく。何度か経験がある。この痛みが、あるところより
上になった時、意識が途切れるのだ。そうなることを選ぶのは楽だろう。
選んでも良い道ならば。
思考を巡らそうにももはや意識を奪おうとする力は強く、彼は後少しで
その瞬間がくるのを感じた。
意識が閉ざされかけた、時だった。
呼吸が再開できたことに気付いた。腹の痛みもなく、彼は自分が布を
被っていることも忘れて大口を開けて息を吸い、布ごと吸い込んでむせた。
すぐに王の笑い声が降ってくると思われたが、それもない。思い返せば、彼の
意識は途切れていない。かといって、王の意図を理解して何かをした覚えもない。
そして右手に、宙をさまよっているのとは異なる感覚が伝わってくるのは
何故かと訝る。
頭を大きく降って衣を払いのけた先で、彼は、王が彼の右手を
見下ろしているのを見た。自身の右手を、熱くなっている頬に触れてくると、
微かに冷たい。
「上手よ、とても。きっと素養があるのね」
微笑みながら、右手を彼の右手に持ってきて、指を一本ずつ開かせてくれるまで、
彼は右手を開くことを思いつけぬほど、動揺していた。
三本目で、ようやく残りの二本を自分から動かすべきであることに気付き、
指を開くと、手の中にあったものは彼の手にあったところだけが赤黒く変色して、
動かないでいた。他の箇所が白い分、その変色はよりむごいものとなっている。
しかし王は気にする様子もなく、それを彼の手から引き上げると、変色した箇所に
唇を落とす。
「そんなに驚くものではないでしょう。骨もひび一つはいった様子はないから、
心配することでもない。ほら、こんなに熱くなった」
そう言って、もう一度、彼の右手の上に置く。王の左手は、手首の変化を
気にせぬかのように、指で彼の手の平をくすぐってきた。
「何か言いなさい」
何も言えなかった。変色した箇所を調べて、王の言葉が本当か確かめたかったが、
とてもそんな気になれない。彼はかけがえのない存在、彼にとっての指針、
何よりもう十分に傷ついている人を更に傷つけてしまったのだ。一番辛いのは、
彼にとって己の体をかきむしるに等しい行為が、王はどのように受け止めたのか、
まるで分からないことだった。
言葉では表せそうにない代わりに、手を取って、手の甲に額を押しつけた。
何度も指に口づける。昔、王の手を想像し、触れられればどんな心地が
するのだろうと思っていた。その手に触れられたばかりか、自分から触れている。
もう一度、ため息と共に口づけ、その指を手に取って軽くつまむと、王は
何事か言って彼の髪に唇を落としたが、何と言ったのかは分からない。
210 :
z571:03/01/23 23:39 ID:Esiv2x52
今回の「王と虜」は以上です。
前回のレスは諸事情により電源を切らなければいけない為、明日以降にします。
それでは良い夜を。
211 :
SOZ:03/01/24 10:40 ID:zOOIm5NN
>>z571 さん
おひさ〜☆
じりじじと焦らされながら読んでまつ(笑)
212 :
SOZ:03/01/26 13:23 ID:XxQM8txT
エロパロ板の「TLSのエロについて・第3週」スレにSSを投下したのですが、書いた後で読み返してみると、「ひさびさの戯れ」と大して変わらんなぁ、という印象(汗)
デート中にいちゃいちゃ→ベッドでクンニ→本番→女の子の方からフェラ
という流れがまるっきり同じ(^_^;
まぁあちこちシチュエーションは違うわけですが。ちょっと女の子がS混じり気味になっちゃったし(笑)
ああでも自分のHの嗜好がまるだし(爆)
213 :
名無しさん@ピンキー:03/01/26 13:46 ID:iMVwuhc3
僕を解剖して〜、と突然いってみるテスト
214 :
Y:03/01/26 17:34 ID:YqdPKjup
>z571タン
乙〜〜。あと少しで鍵が手に入る?
まだまだ関門がありそうだなぁ…じりじりじりり。
>>212(SOZさん
自分も萌えないと書けないものだからから、その辺りは致し方ないかと。
すごくイイ感じでしたよ〜。
そういうのをココにも書いてと…(←再びポンびき化
>>213 場所は理科室、ですか?
>裏方さん
縮刷版 改装乙カレー、です。
「お菓子の食べ方」がなぜか抜けております。
素敵なサイトを物置なんてモターイナイ。
215 :
SOZ:03/01/26 18:59 ID:XxQM8txT
>>214(Yさん
>TLSスレのSS
冷静に考えてみると、あれは男性側一人称、「ひさびさの戯れ」は女性側一人称という大きな違いがありましたな(^_^;
>そういうのをココにも書いてと…(←再びポンびき化
『そういうの』ってのは『ちょっと女の子がS混じり気味になっちゃったし(笑) 』あたりのことでつか?(笑)
216 :
131:03/01/26 22:13 ID:MOBFRms7
192-195(お菓子の食べ方タン)
やっちまったぁ…フリスク(>_<)
やってみたら「痛い。。。無理」っていわれて、自分もやられたらスースーしすぎて痛かった(泣
皆様、試す時は1〜2個でやりましょう。3個は危険です(爆
そーいや、「真夜中は別の顔」だったっけ?氷を口に含んでやってあげると刺激倍増で
殿方大喜び、みたいなのを読んだ記憶が。
生憎と実地で試す機会に恵まれておりませんが(゚∀゚)
>>217 氷はだめでつ。
しもやけ&水ぶくれになり、収縮時でも1.5倍のザイズに膨れ上がる。
さらに、勃起すると水ぶくれの部分が引っ張られて、めちゃくちゃ痛い。
『チョコレート効果』
黒っぽくて渋めのパッケージに書かれた商品名は、
簡潔と言うか、お菓子にしては不思議な名前だった。
職場の休憩室にある自販機に突如として現れたお菓子に、
B型の奇妙な物が好きな性質をくすぐられ、
あっさり購入してしまった。
パッケージには
『健康とおいしさを考えた大人のチョコレート』
などというちょっと怪しげな文句が書かれていて、
更にあたしの好奇心を刺激した。
「ほらほら、見て〜 『大人のチョコレート』だって!」
一緒にいた仲間にきゃあきゃあ言いながら見せて、
パッケージを開けてみんなに配った。
10センチもないスティック状のチョコレートは、
ビターチョコのような色の濃さで
味も甘さ控えめの『大人の味』だった。
あたしは甘いミルクチョコが大好きなんだけど、
これは何だか苦めでも、とっても美味しくて気に入ってしまった。
その後も何度か購入して、今日もヤツと部屋でくつろぎながら、
のんびりとかじっている。
ポリポリという音に、ヤツがあたしに話しかけた。
「なに食べてるん?」
「『大人のチョコレート』。ふふふ、アヤシイでしょう〜?」
「・・・お前、ホンットに変なモン好きだな。それもネーミングだけで買ったんだろ?」
「失礼な。ま、最初はそうだけど、でもコレは本当に美味しいんだから!食べてみる?」
「いらないよ。俺が甘いモン好きじゃないの、知ってるだろ?」
「そっか。可哀想にね〜 こんなに美味しいもの好きじゃないなんて」
ポリポリかじるあたしを尻目に、「好きじゃないモン喰えんでも可哀想でも何でもない」とか
ぶつぶつ言いながらヤツがそばにやってくる。
あたしの横に座ると、
「やっぱ、それ、頂戴」
と、ヤツが急に言い出した。
「え、甘いもの好きじゃないじゃん」
「いいから」
訝しく思いながら、箱から一本取り出す。
「はい」
個別包装してあるスティックチョコを、ヤツに差し出した。
「開けて」
「それくらい自分でしなさいよ。何甘えてんの?」
「いいから」
ちょっとむっとしながら、ビニール包装を破ってやった。
「ほら」
「端っこくわえて、食べさせて」
差し出した手と、表情がかたまってしまった。
「・・・冗談・・」
「本気だよ」
お菓子を前に、妙に本気な眼差しでヤツが言う。
あ、ヤバい。この目、こないだと同じだ。
やつのペースに、引き込まれてく・・・
「・・・イヤ・・・」
蛇に睨まれたカエルのように、途端にすくんでしまう。
何時もの強気が何処かに行って、ヤツに従ってしまいそうな予感。
「嫌じゃないだろ?だって、目が期待してる・・・」
すっと顔を寄せて来て、耳許で囁かれた。
これで、スイッチが入ってしまった。
かたまってしまったあたしの手からチョコを受け取り、
「はい」
ヤツがあたしの口元にチョコをつきつける。
「手、出しちゃダメ。口だけ運んで来て、ぱくっとくわえるんだよ」
心臓が、一回飛ばして打った。
あたし達は、たかがチョコを目の前にして、一体何をしてるんだろう。
催眠術にでもかけられたみたいに、あたしは震えながら唇を寄せる。
ぱく・・
「すっごいいやらしい顔してた、今・・・」
熱っぽくヤツに言われて、羞恥心でいっぱいになる。
目が、潤んで来た。
「俺がもう一方をくわえたら、お互いにかじっていくんだよ・・・」
そう命令して、ヤツもチョコの端をくわえた。
カリ・・・ポリ、ポリ・・・
10センチもないチョコをかじるのに、随分時間が経った気がする。
もう食べ終わるという時に、ヤツがあたしの頬を両手で包み込んだ。
「んん〜〜〜!!」
逃げられないようにされて、体がビクッと跳ね上がる。
チョコレートを口におさめた流れで、ヤツの舌が侵入して来る。
「んっ・・・んぅ・・・んん・・・」
チョコレートが官能に溶けて、甘味を増した。
どろどろに溶けたチョコと、舌が、口の中でからみあう。
あたしは体の力が抜けてゆくのを、何となく感じていた。
ヤツが唇を離した時、飲下せないチョコレートの雫が口の端を伝った。
舌を出して、ヤツがねっとりと舐めとる。
「うん、美味しい。確かにこれは食べられないと可哀想だ、俺」
しれっとヤツが呟いた。
「・・・・・バカッ!!信じらんないっっ!!」
顔がかぁっとなるのを感じた。何なの、コイツ!
それでも、あたしの体はもはや力なんて入らない。
こんな状態では抵抗なんて無駄みたい。
怒りを感じる一方で、あたしの思考はまったく別の事も考えていた。
甘いチョコレート。
どろどろのチョコレート。
「・・・おんなじくらい、甘くてどろどろに溶けるくらい、してあげるよ」
あたしの考えを読んだかのように、ヤツが言った。
ふたりの夜は、まだ、始まったばかり。
思いつきと勢いで書いてしまいました。
一時間で書き上げたので、かなり粗いかも。
この話、『お菓子の食べ方・2』とかにしたいんですが、ダメでしょうか?
『あたしとヤツ』、何となく再登場。
でも、この話はこれで完結です。物足りなかったらごめんなさい。
あと・・・『チョコレート効果』というお菓子、結構堅めのチョコレートなので、
実際はこんなに早くお口の中で溶けないかと思います。
飽くまでもフィクションという事で。
226 :
SOZ:03/01/27 10:44 ID:9Ulx7FFW
>>217-218 氷といえば、昔読んだ「冥王計画(プロジェクト) ゼオライマー」というエロ漫画の中にあったHシーンでこんなのがありました。
ベッドの上でくずおれている少女の下半身をちらりと見る主人公。
山荘の窓を開け、ツララを一本へし折る。ツララの先端を舐めて溶かし、先を丸める。
無力に横たわる少女の性器に、そのツララを挿入する。
「ひっ……!」
胎内に感じる冷たい感触に弱々しい悲鳴をあげる少女。氷の擬似男根が何度も前後に動き少女を犯す。
しばらくして、手にしたツララを投げ捨てた主人公が、いきり勃った自分自身で少女を貫く。
「あああっ!」
「どうだ……熱いだろう?」
当時読んでいて、しもやけにならんかと心配した一幕でした(汗)
>>murmurさん
チョコレートSS乙〜☆
バレンタインネタってわけじゃないんですね?
甘口のワインだったらやったことあるけどなぁ、口移し(笑)
227 :
猫兎:03/01/27 11:27 ID:VmfNae03
murmurタンキタ━━━(ノ゚∀゚)ノ ┫:。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆━━━!!!!
可愛い!チョコレェト(*´Д`*)ハァハァ
アタシは手作りチョコ(プラリネ)の口移しした過去が(泣
〉murmurさん
興奮しまつた(;´Д`)ハァハァ
また書いてくれるのを楽しみにしてます。
murmurさん キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
今後もよろしく
230 :
131:03/01/28 00:33 ID:DLmSIqQx
murmurさん…嫁にきませんか?(爆
読んでるだけでドキドキしました〜
口移しは…ドーナツとかハニーチュロで最近やりますた(´Д`*)
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
232 :
SOZ:03/01/28 10:53 ID:+VrVG6ZY
ドーナツと言えば、最近買ったとあるエロコミックに、男性のナニにドーナツを通して、それを少女に食べさせるなんてのがあったっけ(笑)
似たようなシチュエーションは、内田春菊の「目を閉じて抱いて」でもやってたけど。
233 :
Y:03/01/29 15:56 ID:aeHNz284
>murmurさん
「お菓子の食べ方」はあなたでしたか、間違えてゴメンナサイ。
トロトロ&甘々、ご馳走さま〜。
これで『あたしとヤツ』完結とは残念ですが、
また次なるお話をお待ちしております〜。
>『健康とおいしさを考えた大人のチョコレート』
これ読んで「夜のお菓子 うなぎパイ」を思い出したのは私だけ?
(ぜんぜん違うだろ…
>233 Y様
あ、違います、『お菓子の食べ方』は別の方です。
ただ、こういう同じタイトルで違う人間が書いてみても面白いかな〜と思っただけで。
でも、やっぱりややこしくなっちゃいますね。
タイトルはそのまま『チョコレート効果』の方がよいですね。
・・・にしても、明治の社員さんに読まれたら、どう思われるだろう、この話。
235 :
晶:03/01/30 23:46 ID:lImw6Yh5
皆さん文章の書き方が上手で感動しました!
これからも頑張って下さいです!
おお、元々サイトの方で小説全部読ませて頂いたんですが、
ほんとどの作品もいいです。女がイク時の描写がエロいわリアルだわで。
すごいです、脱帽です。正直腰がうずきます。
特に彼の事情はよかったです。んー、幸せなセックスはやっぱいいなー。
237 :
名無しさん@ピンキー:03/01/31 10:04 ID:7Mud7vBB
は
238 :
SOZ:03/02/01 19:46 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #01
篤志と久々のデート。遠距離恋愛の定番、いつものように駅で合流して、それからあちこちを巡って。
ホテルに入る前に、駅のコインロッカーに預けておいた荷物を拾ってくる。
何の変哲も無い紙バッグ。でも、実はこれが今日のデートのハイライト。まぁ、篤志の我が侭に応じてあげたんだけど、男ってやっぱり馬鹿だと思う。
「あ、それ」
「そう」
だからそんなに嬉しそうな顔しないでってば。
いつものホテルにチェックイン。部屋に入って、いつものように抱き合ってキス。
いつもなら、このまま愛撫されて押し倒されるんだけど、今日は違う。
「んっ……じゃ、着替えるからちょっと待ってて」
「ああ」
「それと、あっち向いてて。恥ずかしいから」
今更? なんて顔しているけど、全部見せ合った仲だけど、着替えている途中を見られるのはやっぱり恥ずかしい。とっとと背中を向けさせる。
「絶対見ないでよね」
「はいはい」
紙バッグから取り出した服に着替える。篤志のリクエスト。
ミニスカート、それもなるべく短いやつに、その上でオーバーニーソックスを穿いて欲しいんだって。なんかアニメかゲームにでも出てくる女の子みたい。
あたしが持ってる一番短いスカート。学生時代に一度身に着けたきりのやつ。正直短すぎてどうしようもなかった。デザインは可愛いんだけど。
そして、黒のオーバーニーソックス。黒だから少しは大人びてるよね、きっと。これが白だったら小中学生気分。
239 :
SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #02
「はい、お待たせ」
「ああ」
あーあーにやけてるにやけてる。
超ミニスカートとオーバーニーソックスの間に微妙に見える太股が見たいんだ、って、そんなリクエスト。
最初はその格好のあたしとデートしたいって最初は言っていたんだけど、さんざんゴネてそれだけは断った。でも、妥協案としてこの格好を見せてあげる約束はOKしちゃったのよね。そして、もう一つのリクエスト。
あたしはベッドの縁に腰掛けて、篤志を呼ぶ。
「はい」
「ああ」
篤志がベッドに横たわって、あたしの脚の上に頭を乗せる。いわゆる膝枕。
別にこれが初めてってわけじゃないけど、こんな格好だからものすごく恥ずかしい。
「こ、これでいいの?」
「うん、最高の気分」
「もう」
ソックスと生脚の境界線のあたりにすりすりと頬擦りしてくる。右手の指先で、ソックスの縁を確かめるかのようになぞってくるのがくすぐったい。
「や……ン」
頬であたしの脚の感触を満喫しながら、右手が少しずつ脚の付け根の方に迫ってくる。
スカートの裾をたくし上げながら内股を撫でられると、ただでさえ短いスカートは、もうあたしのあそこを隠してはくれない。
ソックスに合わせた黒いショーツを、篤志が見つめてる。視線が熱い。それだけで、薄いショーツが破られてしまいそう。
240 :
SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #03
「ああ……」
黒いショーツとソックスの間で剥き出しになった太股が白くくっきりと見える。
あたしって、そんなに色白じゃないんだけど、さすがに黒いのを身に着けると白く見える。篤志の指が、布に覆われていない部分を何度も往復してくすぐり続ける。
指先がショーツに近づいてくるたびに、今度こそタッチされると思って身構えるけど、そのたびにエッチな指は去っていく。何回も何回も繰り返されるうちに、今度こそ触って、という気分になってくる。ああ、やだ、触られてもいないのにもう濡れてる。
「あ……!」
くちゃっ、とした感触。篤志の指が、濡れている部分の真ん中に触れた。きっと、きっとバレてる。あたしが濡れてるってこと。
それを確かめるかのようにゆっくりと上下する指先。クロッチの部分をあちこち撫でて、あたしがどうなっているかをチェックしてる。クレヴァスにそって這い回る指が、黒い布の上に染み出た滴を塗り広げてる。
ああ、駄目、もう焦らさないで。そこ、あと数ミリ先のそこを触って欲しい。あとほんの少し上の、そこを……。
「ああン!」
薄い布越しの愛撫。プックラ膨らんだところに触れられて、それだけでイッちゃいそうになる。さっきまでのじれったい動きがまるで嘘みたいに、篤志の指先があたしの一番感じるところを責めつづける。
「あ、あ、ああ、そ、そこぉ、ああン!」
もっと、もっと触って欲しくて、自分から脚を開いてしまう。それを待っていたかのように篤志が姿勢を変え、剥き出しの太股に唇を寄せる。
241 :
SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #04
「あァン!」
ちゅ、ちゅ、と何度も吸われる。白い肌にキスマークが刻まれていく。でも、クリちゃんを愛撫される悦びに酔っているあたしは、そのことに抗議する余裕すらなかった。
ぐっしょりと濡れて張り付くショーツは、第二の皮膚であるかのようにダイレクトに篤志の愛撫をあたしに伝えてくる。
ああ、もう、だめ、あ、イきそう。
「あァ、ア、ああんっ!」
あんまり気持ちよくて、もう、座っていられない。そのままぱたん、とベッドに上半身を投げ出しちゃう。篤志が、さらにあたしの脚を広げて、ああ、脚の付け根を舐めてる。ショーツの縁にそって、あたしの剥き出しの内股をしゃぶってる。
指先で先端を攻められて、柔らかな肌を舐められて、あたしはどんどん追い込まれていく。
ショーツの縁から潜り込んでくる舌。蜜の味を求めるかのようにあたしの中心部に迫ってくる舌の先。
犯される。
篤志の舌が、ツンと堅くなってあたしを貫くんだ。そう思った瞬間、あたしは跳んでしまった。
「はあアアッ!」
その瞬間、クンッ、とショーツ越しに摘み上げられて、もう一度イッちゃう。
「あアアアアアアーーーーーーッ!!!」
大きく仰け反りながら、あたしは、まだ一枚も服を脱がされないうちにイかされてしまった。
242 :
SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #05
「ああ……あン……」
ショーツが引き下ろされる。ベッドに仰向けになっているあたしには見えないけど、あたしの大切な所が晒されてしまう。服を着ていて、オーバーニーソックスも穿いていて、太股とアソコとヒップだけを露出した姿を見られてしまう。
そして、篤志があたしにキスしてくる。
あたしの、一番感じやすいところに。
最初の余韻からまだ立ち直ってないあたしを、さらに煽るように。
「あああーーーっ」
激しいオーラル・セックス。服を着たまま、唯一剥き出しにされた下半身だけを徹底的に辱められる。きっと、このまま口で何度もイかされちゃう。そして、篤志に貫かれちゃう。何度も、何度も、犯されちゃうんだ……!
243 :
SOZ:03/02/01 19:48 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #06
「あァ……んン……」
篤志の腕の中で、猫みたいに咽を鳴らすあたし。
格好はさっきのまま。着ている服は皺だらけだし、ちょっと胸がはだけていて、バストが片方丸出しだけど。
「ねぇ」
「なんだ?」
「口で……してほしい?」
「いいのか?」
「まだ、勃つんでしょ?」
「まぁね」
「してあげる」
ふふ、嬉しそうな顔。でも、ちょっとだけ復讐させてね。
「そこのバッグ」
「?」
「中の、穿いて」
「何だぁ?」
ベッドから起き上がって、あたしが持ってきたバッグの中に手を入れる篤志。バッグの中身、その最後の1枚を手にする。
「……これを、穿くのかぁ?」
「うん。そして、膝枕させてね」
あたしが穿いてたのとおそろいの黒いショーツ。薄くて小さい、Tバックの男性用ショーツ。しかもシースルー。
ふふ、ショーツごしにいっぱい舐めてあげるから、覚悟してね、あ・つ・し。
終
244 :
SOZ:03/02/01 19:50 ID:G548mJ7I
ひさびさの聡美&篤志です。
今回は短めに(^_^;
セパレートのストッキングとか、オーバーニーソックスって大好きだったりします。
そんなわけで、それを穿いてる女の子に膝枕なんてされたら嬉しいよなぁ、なんて願望だけで書いた小品をば(笑)
さすがにラストで篤志にオーバーニーソックス穿かせたりはしませんでしたが(^_^;
245 :
Y:03/02/02 13:54 ID:yYosIG0n
>>234(murmurさん
宣伝ありがとうで、チョコ詰め合わせ一年分(そんなに貰っても…)とか。
じゃあ『お菓子の食べ方』、シリーズ化しちゃいましょう。
ふむ、私も考えてみよう。
>>236 どもです〜。w
>>244(SOZさん
戯れ キタ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!!
太ももスリスリ、いいですね〜。
聡美タン復讐編もキボンヌ。
246 :
SOZ:03/02/02 14:38 ID:id/qMGw7
>縮刷版
もう反映されてる!Σ( ̄□ ̄;
>>245(Yさん
>太ももスリスリ、いいですね〜。
なまじ全裸でHするよりも、こういうシチュエーションの方がHっぽく感じるんですがどうでしょうね?(笑)
>聡美タン復讐編もキボンヌ。
ぐぉ(笑) どうしようかなぁ(^_^;
247 :
SOZ:03/02/02 14:40 ID:id/qMGw7
>縮刷版
は、背景の画像にハァハァ
超ミニスカに黒いショーツ……いつもながら、見事なチョイスですねぇ(^_^;
248 :
裏方:03/02/02 17:03 ID:2ziQA0bn
>>244 思わず喉鳴っちゃいましたよ〜。
いいですねぇ、シチュエーションというかエロの盛り上げ方がうまい!!
SOZさんの作品は男女の欲望がきちんと書き分けされてていいんだよなぁ。リアルだぁ。
ごちそうさまでした!
250 :
SOZ:03/02/02 18:10 ID:id/qMGw7
>>249 さん
そう言っていただけると、こちらも書いた甲斐があります(^_^)
251 :
SOZ:03/02/02 18:11 ID:id/qMGw7
膝の上の戯れ #07
「や、やっぱなんか恥ずかしいなぁ……」
困惑顔の篤志。
あたしの時は、服を着たままだったけど、篤志はショーツ一枚だけ。小さな小さなショーツは、だけど元気なモノを優しく包み込んでる。ふふ、女性用だったらはみ出しちゃうかもしれないけど、男性用だから多少はゆとりがあるデザインなのよね。
篤志がベッドに腰掛けて、あたしはその太股の上に頭を乗せて横になる。
筋肉質の脚。堅い目の枕って感じかな。
「……気持ちいいか?」
「え?」
「女の子の脚だったら、柔らかくていいと思うけど、男の脚じゃ……」
「そうでもないよ。ふふ」
横向きになってすりすりと頬擦り。あたしの目の前に見える黒い下着。
シースルー素材の下に透けて見える聞かん坊。
「そんなに見るなってば」
「だって可愛いんだもん」
そう。照れる篤志が凄く可愛い。いつもと違ってあたしの方が視姦してる。
黒いショーツが、つっぱったもののせいでテントみたいになってる。先っぽに小さな染み。ふふ、篤志だって興奮してるじゃない。
252 :
SOZ:03/02/02 18:11 ID:id/qMGw7
膝の上の戯れ #08
篤志の先っぽに顔を寄せる。いきなり唇じゃなくて、まずは頬ですりすり。
湿った先端があたしの頬を濡らす。まるでキスされたような錯覚。
さんざん焦らしてあげたら、舌を伸ばして先っぽ同士でご挨拶。
「ぉ……」
篤志のおツユの味。薄い布の上に染みてきた滴を舐め取ってあげる。少しずつ舐める範囲を広げていって、エラのあたりまで可愛がってあげる。小さな染みが先端に拡がっていただったのに、あたしの唾液で濡れた下着がぴったりとアタマ全体に張り付いてる。
ふふ、たった一枚の布ごしなのに、ナマでするよりもエッチな気分。
さっきの篤志もこんな気分だったのかな。あたしのこと、ショーツごしにいっぱいしてくれた。だから、そのお返し。
「う……」
ぱく、と咥えちゃう。お口の中でちろちろと蠢く舌が、篤志の切れ込みに沿って上下する。ジクジクと滲んでくる滴をショーツごしに舐めとっちゃう。
「ん……む……」
「あぁ……聡美……」
ふふ、可愛い声。初めてフェラしてあげたとき以来、あたしはこの声の虜。
挿れられて攻められているときなんかは、篤志の声なんて聞いている余裕がないんだけど、フェラならあたしが主導権をとれるから、可愛いうめき声を堪能できる。
どこが弱いのか、どうしてあげたら悦ぶのかももう把握してる。
そして、あの瞬間。イく寸前、やせ我慢している時の声が最高に可愛い。それをじりじりと追い詰めて、イかせちゃうのがゲームみたいで楽しい。
253 :
SOZ:03/02/02 18:11 ID:id/qMGw7
膝の上の戯れ #09
ショーツごしだから、ナマでするのと違って刺激が弱いのか、今日の篤志はちょっと長持ちするみたい。そのぶんあたしも楽しませてもらう。
男の快楽のために奉仕させられるフェラじゃなくて、男を喘がせ弄ぶためのフェラ。
いつからか、あたしはこれが大好きになっていた。
アレは相変わらず苦いし、咽に絡みつくみたいなのは嫌なんだけど、でも、イかせる瞬間の悦びをおぼえてしまった。今じゃ、ベッドインするときに口でしないほうが珍しいくらい。
篤志は「俺の味を覚えたな?」なんて言うけど、ペニスや精液の味じゃなくて、篤志のあの時の声にハマッたなんて、思ってもいないんだろうな。ま、わざわざバラしたりはしないけどね。いい夢見させてあげたいし。
「うぉ……」
痛くない程度に前歯を立てて、逃げられないようにして先っぽを嘗め回す。気持ちいいからってピクピクさせたら、歯が食い込んで痛い思いをするのは篤志自身。
「ぁ……ぅ……」
耐えてる耐えてる。やせ我慢しているのが伝わってくる。
今すぐイかせちゃうのは簡単だけど、もっともっと焦らしてあげる。唇をすぼめて、顔をゆっくり前後させる。唇と前歯でシャフトを扱くように。
「ぁ……!」
そうそう、もっと我慢我慢。もっともっと声を聞かせて。
254 :
SOZ:03/02/02 18:11 ID:id/qMGw7
の上の戯れ #10
いつの間にか篤志は、ベッドに仰向けになって、逆にうつぶせになったあたしに一方的に攻められる姿勢になっていた。
ペニスの根元をギュッと握って、ショーツの上からしゃぶり続けるあたし。
黒い布は、もう根元までぐっしょり。まるで黒いコンドームみたいになって元気なモノに張り付いている。
でも、コンドームと違って篤志のお漏らしの味がわかる。うふふ、いつもより時間をかけてあげてるから、どんどん溢れてくる。もう、出したくて出したくて仕方ないって感じ。
「ぁぁ……さ、聡美、もう……」
「ふふ、いきたい?」
「ああ……頼む」
「それじゃ、お願いして」
「お願いって、お前、ぅ……」
ギュッ、と根元を握る指に力を込めて、同時に先っぽを強く強く吸い上げる。
ふふ、ほらほら、もう我慢なんてできないくせに。
「ああああ!」
チュ、チュ、と吸い付くたびにピクッ、ピクッって震える。ペニスだけじゃなくて太股にも力が入って、射精する瞬間みたい。でも、根元を拘束されて出したくても出せない篤志。
「ま、参った、降参、い、いかせて、いかせてくれっ!」
あたしの勝ちっ。
素直なよい子には御褒美。根元まで飲み込んで、吸いながら顔を引き上げる。すぼめた唇でシャフトを撫で上げてあげる。そして、アタマを咥えこんで、これでもかと嘗め回す。
「あ、あ、あ、ぅあッ」
そして、あたしは篤志のことを締め付ける指の力を抜いて、解放してあげた
255 :
SOZ:03/02/02 18:12 ID:id/qMGw7
膝の上の戯れ #11
「うああああッ!」
びくっ、びくっ、と痙攣しながら、篤志が爆発する。
あたしの咽の奥にめがけて飛び出したはずのものは、薄い布に阻まれてそこで弾ける。そして、一瞬遅れて、染み出てきた苦味が感じられる。
二度、三度、と放たれたせいでショーツの中はぐちゃぐちゃ。
「あ〜あ、こんなに」
あたしは嬉々としてそれを脱がす。黒い布の内側がべったり、真っ白になってる。こんなにいっぱい出すなんて、溜まってたんだぁ。
ふふ、可愛い声をいっぱい聞けたから、もっと可愛がってあげる。
あたしは、躊躇うことなく、粘液まみれの篤志を咥えてやった。
「う!」
イッた直後で敏感なところを吸われて喘ぐ篤志。ふふ、いつもあたしのことクンニだけで何回も何回も責めてるんだから、一度や二度くらい我慢しなさいっての。
うふふ、でも、ナマでしてあげるのもいいけど、ショーツごしの感触もよかったなぁ。
今度から毎回、こんなショーツとか用意してあげようかな。
ショーツごしとナマと、2回も口でしてあげるんだからきっと篤志も嬉しいよね。
そう決心したあたしは、篤志の二回目の声聞きたさに、口での愛撫を再開した。
終
256 :
SOZ:03/02/02 18:14 ID:id/qMGw7
>>251-255 以上、膝の上の戯れの続きでつ。便宜的に番号は続けてふりました。
Yさんのリクエストにお応えしたつもりですが、hたして喜んでいただけますかどうか。
フェラチオに関しての、男性側の妄想と言われてしまえばそれまでなんですけどね(^_^;
「口を犯される」じゃなくて「口で犯す」系のお話といいますか。
しかし、「ひさびさの戯れ」からかなり進展した時期のお話ってことになりますね、これは(笑)
257 :
晶:03/02/03 00:25 ID:L41RW0pG
めっちゃいいっす!最高です!
膝枕からこんな逆立場の話に進展するなんて(^^)
いや〜…いいっすねぇ〜。
(・∀・)イイ!
259 :
Y:03/02/03 02:26 ID:tR1o95nE
>>256 わーい、やったー! リクしてヨカッタ。w
攻め聡美タン、グッドです〜。
今度はそっちに頬ずりするのか…ううむ、やられますた。
>全裸でHするよりも、こういうシチュエーションの方がHっぽく感じるんですがどうでしょうね?
禿しく同意します。エロイです。
ご馳走サマでしたー!!
260 :
SOZ:03/02/03 08:35 ID:cc4J4hTo
>>257(晶 さん
膝枕→耳掃除、とこないあたりがこのスレ向けといいますか(^_^;
>>259(Y さん
喜んでいただけましたか? (^_^)
しかし、聡美たんもだいぶHに染まってきたという感じで……(笑)
261 :
SOZ:03/02/03 14:05 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #01
週末。
駅前のロータリーで人を待っている私。
時計をちらちらと気にしながら立っている私は、何のへんてつもない、『彼氏を待っている女』でしかない。
でも、周囲の男たちからの無思慮な視線が集まり、私の肢体に突き刺さる。
スカーレットのスーツ。短いスカート。
白い薄手のブラウスに包まれた大きな胸。
背が高く、凹凸の目立つボディは、派手な服と相まって否応無しに人目を引く。
いつもなら、こんな派手な服は着ないのに、彼の言いつけ……いいえ、彼の命令通りに私はこんな格好で立っている。
約束の時間まで、あと五分。もう二十五分も、こうして衆目に晒されていることになる。
これも彼の命令。約束の時間より三十分前に、待ち合わせの場所にいること。
きっと彼は、どこかで私を見張っているはずだ。私が、恥ずかしさに耐え兼ねて逃げ出したりしないように。
何気ない風を装って私をちらちらと見つめながら通り過ぎるサラリーマン。
無遠慮に「すげー」とか言いながら見ている中高生の坊やたち。
私を指差す小さな子供をおしとどめる母親。
ああ、早く、早く来て。正面のビルの壁に埋め込まれたデジタル時計を見る。
約束の時間は、もう過ぎている。でも、ここから動くことはできない。
「……来た」
見慣れた車がすべりこんでくる。助手席のドアを開け、シートに滑り込む。
人々の視線からようやく解放され安堵する私の太股を撫でる彼の手。
スカートの裾をたくし上げ、脚の付け根まで触れる指先が、約束の履行を確認している。黒いパンストの下には、何も穿いていなかった。
262 :
SOZ:03/02/03 14:05 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #02
「言いつけ通りにしてきたようだな。ふふ、こんなに濡らして……」
ブラも、ショーツも着けてこないようにとの命令。そんな姿で人々の視線を浴びつづけた私は、既にそこを湿らせてしまっていた。
私のそこを確かめると、彼はハンドルを掴み、アクセルを踏んだ。
車が走り出す。私を、次のステージに連行するために。
「今日は……どこ?」
「○○市だ。駅前に、大きなゲームセンターがある」
「……」
二つ隣の街の名前。
ゲームセンターと聞いて、今日自分が何をさせられるかを悟る。
「わかっているだろう? 靴を替えておけ」
「……はい」
足元に転がっている紙袋。中身は、かかとの低い靴。今履いているものと同じような派手な色合いのそれは、私を包むスーツによく似合っていた。
(また……踊る、のね)
ふと車窓の外をよぎった青い案内板が、○○市に入ったことを私に告げた。
263 :
SOZ:03/02/03 14:05 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #03
彼が言っていたゲームセンター。
一階フロアは、クレーンゲームの類が面積のほとんどを占め、片隅に、今では見向きも去れなくなったプリクラの筐体が数台、寂しそうに置かれている。
エスカレーターに乗り二階へ。短いスカートを手で押さえることは禁じられている。
内心、泣き出したいくらい恥ずかしいのを顔に出さぬよう、努めて平静を装う。
若い男の子達の目にとまったらしい。下着を着けていないことまで知られたりしないとは思うけど、恥ずかしくてたまらない。
目的の装置は、二階フロアに置かれていた。
少し前に流行したダンスゲーム。
音楽に合わせて、画面に表示される矢印の通りにステップを踏む、至ってオーソドックスなものだ。
ブームが去ったせいもあって、プレイしている人はいない。だが、それでもたまにプレイする人がいるのであろう、デモンストレーションの画面にはそれなりのハイスコアが表示されていた。
「あれを上回るまで、続けるんだ」
「はい」
このゲームならそれなりの自信がある。あの程度のスコアなら超えられるのはまちがい無い。
「上着は、私が預かろう」
「……はい」
スーツの上着を脱いで彼に渡す。それを受け取った彼が、百円玉を機械に入れる。
ごくり、と生唾を飲む。音楽が始まった。
264 :
SOZ:03/02/03 14:05 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #04
アップテンポな派手な音楽に合わせて踊る私。
上、上、右、右、左、下……
かかとの低い靴はこのゲームのためのものだ。リズムに乗って踊りつづけるうち、次第に私のアクションも大きなものになってくる。
まず一曲クリア。ファンファーレが鳴り、次の曲の開始が表示される。
ブームが去ったとはいえ、プレイヤーが派手に踊るこのゲームは人目を引くものだ。
増して、背の高いグラマーな女……自分で言うのは何だけど、美人が踊っているのだ。
一人、また一人とギャラリーが増えてくる。
「やるじゃん」
「背ぇ高いよな」
「胸もでけぇぞ」
男の子達の無遠慮な声が届く。ブラを着けていない胸が、ジャンプするたびに揺れるがそれを押さえることもできない。
人々が集まってくる。身体を動かすことで激しいビートを打ち続ける心臓の音がさらに跳ね上がる。体温が上がり、汗が噴出す。薄いブラウスが肌に張り付き始める。
「……おい、あの女、ノーブラじゃねぇのか?」
「……本当だぜ」
気付かれてしまった。汗で張り付いたブラウスの背中に、ブラのラインが浮き出ないことに。何人かの少年が、筐体の横に、そして前の方に移動してくる。
「本当だ、見える、乳首、見えるよ」
「すげぇ! 巨乳じゃん!」
その声は、踊っている私の耳にも聞こえるくらいだ。周囲のギャラリー達にも聞かれてしまっているだろう。
265 :
SOZ:03/02/03 14:06 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #05
今にも逃げ出してしまいたいのを必死で堪えて、私は踊りつづける。
ここで逃げても、罰としてもっと恥ずかしいことをさせられるだけだ。
一刻も早く開放されたければ、可能な限りノーミスで、高いスコアを取るために踊りつづけなければならない。
前の方から見ている男の子たちが、床にしゃがみこんで私を見上げている。
短いスカートの中を覗き込もうとしているのだ。
いや。見ないで。
そこだけは。
ああ、お願い、気付かないで。
「何色だ?」
「わかんねぇよ」
「ストッキングと同じじゃねぇのかな?」
曲にあわせ、画面の表示にしたがい踊りつづける私。
タン、と跳ねる。「←」と「→」を同時に踏むために、足を開いて着地する。
「履いてねぇ!?」
「うそっ!?」
気付かれた!!
タイトなミニスカートは、ぎりぎり今まで私のことを隠してくれたけど、足を開き気味にしての着地の一瞬、めくれあがってしまったのだろう。
低い位置から見つめている男の子たちの視線には、パンストの下に透けて見える茂みが、くっきり見えてしまったのだろう。
周囲の皆がざわめく。ノーブラ、ノーパンの女が踊っていると。
ああ、早く、早く終わらせたい。焦る気持ちがミスを呼ぶ。
彼の口元にいやらしい笑みがうかぶ。このままゲームオーバーしたら、また振り出しに戻ってしまう。
266 :
SOZ:03/02/03 14:06 ID:du+ZEOdv
Dance Dance Exhibition #06
曲のテンポが高まる。難易度の高い曲だ。ジャンプして、足を派手に動かさないとクリアできない。それは、しゃがみこんで私を見上げる少年達の視線に、局部を晒しつづけることを意味する。
「ぬ、濡れてるよな?」
「おぉ、染みてるよおい」
私のことは何もかもばれてしまっている。それでも、踊りつづけないといけない。ああ。
彼らの声を聞かないよう、聞かないようにしても無意味なことだ。そう思えば思うほど、彼らの声が耳に届いてしまう。視線を肌で感じてしまう。
パパッ。
何かが瞬いた。カメラのフラッシュ!?
「いやあっ!?」
私はとっさに、胸を押さえてしゃがみこんでしまった。無論、ステップなど踏めない。
ミス! ミス! ミス! そしてゲームオーバー……。
誰かが私の腕を掴んで引き上げる。彼だ。
「行くぞ」
無理矢理に私を立たせ、引き連れていく彼。
「何だよおっさん!」
少年達が何か騒いでいるが、強引にそれを振り切って私をゲームセンターから連れ出す彼。駐車場に停めておいた車に押し込まれる。スカートの中をまさぐられ、視姦され続けた事で濡れきったそこをチェックされる。
「くく、惜しかったな」
彼の手には、小型のデジタルカメラが握られていた。
「まぁ、合格だ。ホテルに行くぞ。可愛がってやる。そうだな……ホテルにつくまで、自分でし続けろ。1回イくごとに、回数を増やしてやる」
「……はい」
いつの間にか暗くなった街を走る車の中でオナニーを始める私。いつも利用しているホテル……二つ先の街に着くまで、私は痴態を晒し続ける……。
終
267 :
SOZ:03/02/03 14:09 ID:du+ZEOdv
以上、Dance Dance Exhibition でした。
短いお話でスマソ。
ちょっと調教とか混じっています。
もちろん、「戯れ」シリーズとは無関係ですよ(笑)
でも、普通ならゲームセンターの場面で、よってたかって襲われてしまうシチュエーションだよなぁ、と思いつつ、ま、フィクションてことで(^_^;
(露出狂だ、ってことで皆が一歩引いてしまい、却って安全かもしれませんが(笑))
268 :
晶:03/02/03 14:18 ID:L41RW0pG
いやー…久しぶりにDance Danceたるゲームの名前を耳に…目にしました(笑)
もしこういう状況で本当に踊ってたら…
ギャラリーが久しぶりにこのゲームの周りに集まるでしょうね(爆)
うんうん…今回もいい!!(^^)
269 :
名無しさん@ピンキー:03/02/03 15:53 ID:hDKIJ1nb
か
Sの人って大変ですねぇ・・・
奉仕の精神と想像力が豊かでないと。
・・・変な感想でスミマセン。
271 :
名無しさん@ピンキー:03/02/03 21:09 ID:wDlvuicp
あのー>1のスレ1キャッシュと縮刷版て有料なんですか??
272 :
裏方:03/02/03 21:51 ID:i8Mc5Yi3
>>271 んなーこたーない!
すごい質問にびっくり。いちお〜マジレスします。
そこは、個人的保管庫を公開してるだけです。無料です。
エロサイトみたいなとこに飛びますが、
中央にちゃんとリンク先があります。さらにクリック。でOK。
273 :
SOZ:03/02/04 00:00 ID:KJVKVUVE
>>268(晶さん
もうずいぶん前になりますかねぇ(^_^;>DDほげなゲーム
上手な人がやっているとかっこいいんですけどねぇ、あれも。
>>270(murmur さん
Mの人の要求がエスカレートして、Sの人の許容範囲をこえてしまうと、もうどっちが奉仕しているんだかわからなくなると聞いています(笑)
まぁでも今回のヤツはおな感向けじゃなかったかなぁ……どうでしょうね?
274 :
晶:03/02/04 00:38 ID:J+rqe6S0
>>273(SOZさん
そうですね(^^)
あ!今度時間が有りましたら、また女性攻めで書いてみてくださいな。
普段されたい放題の彼女が、急に攻めてくるのってドキドキするものがありますからね。
275 :
SOZ:03/02/04 00:57 ID:KJVKVUVE
>>274(晶さん
う〜ん、女性攻めな話は、そろそろ『早苗』の続編を始めようかと思っているところなので、あっちの方でエネルギーを使おうかと考えております。
まぁそこまで激しくはなくて、ライトに攻め気分、って感じならこちらでしょうかね。
このあたりは気分次第、電波次第(ぉ
東南アジアの某国に、比較的穏やかで柔和な人々が暮らす小さな島がある。そこは主に
観光を収入源として、リゾートに特化された美しい島であった。以前から洋を問わず、
観光客が訪れるその島では日本人も珍しくは無く、物価の安さから気軽に訪れる者も後
を絶たない。そして、その島には今日も一人の日本人女性が、訪れて来た。
「ああ、いい風が吹いてる!」
海から吹き付ける潮風を受け、腰まである黒髪を優雅になびかせた一人の美しい女性が、
海沿いのコテージから身を乗り出しながら、叫ぶ。彼女の名は、勝野朱美。そろそろ、
三十路に手が届く年齢ではあるが、まるで十代の様な瑞々しさと、モデル顔負けのルックス、
そして、見るものにため息をつかせるような、均整の取れたスタイルを誇っている。生来
の旅好きで好奇心旺盛な彼女は、裕福な家庭事情を後ろ盾に、暇さえあれば国の内外を
問わず良く旅に出た。
「海!海!海!さあ、泳ぐぞお!くくく!」
朱美はコテージの中でそう叫びながら、一人身をいい事に誰憚る事無く、着替え始める。
まだこの島に着いたばかりだと言うのに、彼女は旅の疲れもなんのその、恵まれた体躯を
フルに活用し、バカンスを満喫しようとした。
「日焼け止め・・・と、サングラス・・・タオル・・・よし!」
朱美は持ち物を確認すると、忙しげにコテージから弾け出て、海に向かう。時差ぼけで、
多少眠くはあったが、体力自慢を自負する彼女にためらいは無い。朱美は、海に向かう
坂道を一気に駆け下ると、目前に広がる海景に感嘆の声を上げた。
「わあ!きれーい!」
日本では決して見られない、南方特有の突き抜けた青い空と海。彼女は、そのあまりの
美しさに身震いが止まらない。
「わーい!」
朱美は気勢を上げ、着替えたばかりの白いビキニに包まれた胸とヒップを大きく揺ら
しつつ、浜辺をかけて行く。辺りに寝そべる観光客を掻き分け、海に飛び込んだ彼女は
押し寄せる波に揉まれながらも、美しい情景を十分に堪能していった。
「うふふ!あはは!海、最高!」
島はそろそろ夕刻に差し掛かっていたが、降り注ぐ日差しはまるで真昼のような強さ
である。それをいい事に、朱美は体がくたくたになるまで泳ぎ、ふと気が付いた時には
海岸線から人気が去り始めていた。
「そろそろ帰るか・・・」
灼熱の太陽が降り注ぐ島国に日が翳り始めた頃、朱美はようやく海から上がり帰宅の途
につく。いささか寂しくなった帰り道ではあるが、治安の良いこの島では物騒な事件など
皆無に近いため、朱美の足取りは軽やかだ。
「ふん、ふ〜ん・・・」
彼女が身につけている白いビキニが、やや薄暗くなった島の大通りでくっきりと浮かび
上がる。そんな道すがらには、大道露天の如き出店がいくつか軒を連ね、朱美の好奇心
を引きつけた。中には、スパイスの効いた南国料理を出す露天もあり、ちょうど夕食時
に差し掛かった彼女の食欲をそそっていく。そして彼女は、ある一軒の肉料理屋の前で
足を止めた。
「美味しそうだな・・・」
香ばしく漂う肉料理が朱美のお気に召したらしく、さっそく彼女はその店で夕食を摂る
ことに決めた。身振り手振りで注文を済ませると、出て来た料理にかぶりつく朱美。
「うん!美味しい!」
思わず声が上がったが、店内にいる地元の客は笑って彼女を見ている。朱美の顔を見れば、
料理を誉めている事がわかるし、元々が穏やかな島の住人たちなので、観光客に対しては
寛容なのだ。
「うん、満腹、満腹」
夕食を終えた朱美が店から出ると、辺りはすでに暗くなっていた。心なしか、少しだけ
肌寒い。いくら南国とは言え、ビキニしか身に着けていない彼女にしてみれば、夜の
気温が暖かい筈は無い。
「まあ、いいや。宿はすぐそこだ」
肩を竦め、小走りで宿へ向かい出した朱美。すると、その時
「ジュース、イラナイ?」
と、片言の日本語で、彼女に話し掛けてきた人物がいた。良く見ると、それは現地の
少年らしく、肩から掛けたクーラーバッグからジュースを取り出し、朱美に向かって
笑顔を向けている。
「あら、可愛い売り子さんね」
朱美は、目前に現れたジュース売りの少年に、おどけながらそう呟いた。日本語など
通じる訳では無いが、朱美はにこやかに少年を見据え続ける。
(可愛いな。日本でなら、中学生くらいかな・・・?)
朱美は少年の差し出すジュースを手に取った。そして、少々大きめの紙幣を手渡すと、
少年の笑顔が急に曇り始める。
「オオキイ。オカネ」
どうやら少年はおつりが用意できない、と言いたいらしく、身振り手振りでその事を
朱美に伝えようとした。しかし、朱美は
「おつりはいいのよ。取っておいて」
と、少年の手を握って、頭を軽く左右に振る。それでうまく伝わったのか、少年の顔
に微笑が戻った。そして、朱美の頬へ親愛のキスを寄せる。
「まあ!」
朱美は少年の口付けに戸惑いながらも、どこか嬉しげな表情を見せた。彼は、褐色の
肌と彫りの深い美しい顔立ちをしていて、何気にエキゾチックだ。朱美の喜んだ表情
を見た少年が、つられるかのように微笑を返す。にこり、と笑った少年の優しげな顔
に、朱美の女が少しばかりぬるんだ。
(ふふっ、可愛い坊やね。お姉さん、悪い癖が出そうよ・・・)
朱美は少年の手を軽く握り込むと、大通りから見える自分のコテージを指差し、
「ちょっと、おいで・・・ちょっとだけだから・・・ね」
と、少年にウインクをして、そそくさと歩き始めた。そして少年は、朱美のいささか
強引なお誘いに、呆気に取られながらも手を引かれ、とぼとぼとついていく。
「ボク、お名前言える?ユア、ネーム?」
まんまと少年をコテージに誘い込んだ朱美は、世にも適当な英語で少年の名前を聞き
出そうとする。
「ロイ・・・」
少年は自分の胸元を指差しながら、ロイと名乗った。彼はまだ、呆気に取られていて、
よもや自分が、姦婦の罠に誘い込まれたとは思わず、コテージの中をきょろきょろと
見回すばかり。そこに、朱美が突然白いビキニを脱ぎ捨て、自身の体を恥ずかしげも
無く曝け出した。
「ワア!」
異国女性の破廉恥な振る舞いに、褐色の肌を持つ少年の体が竦む。彼は、肩からかけた
クーラーバックを思わず床に落とし、生まれたままの姿となった朱美を見詰め、頬を
紅く染めた。しかし、朱美はそんな少年の動揺に構わず、ロイと名乗った彼に近付き、
おもむろにズボンの前を触ってみる。
「NO!」
朱美の突然な淫行に少年は思わず腰を引くが、股間へ這わされた手はしっかりと男茎を
掴み込んでおり、離れようとはしない。淫女の蛮行に怯える少年は、涙ながらに抗って
みるが、朱美の動きは止まらなかった。
「ロイ君かあ・・・。可愛い名前だね。さて、ここはどんな按配かしら・・・?」
朱美は少年のズボンを脱がし、男茎を目前に見据える。少年のペニスは、やや小ぶりでは
あったが、しっかりと反り返り包皮も完全に剥けきっていた。茎の根元にはふっさりと
若草が生い茂り、ペニスの先端からは朱美好みの青臭い先走りが垂れ始めている。
「うん、大きさは、まあまあね・・・じゃあ、頂きます・・・うふふ」
朱美はそう呟きながら、少年のペニスを唇でそっと包んだ。それと同時に、少年は小さな
ため息をついて腰を引いたが、朱美はペニスを逃がそうとはしない。
「駄目よ、ロイ君・・・」
朱美は垂れ下がった宝玉袋を掴み、少年の動きを止める。その時、少年が軽くうめいたが、
彼女はそれに構わず、ペニスへの愛撫をやめようとはしなかった。
「美味しい・・・ロイ君のおちんちん・・・」
ちゅうっと吸い上げては甘く噛み、舌先で茎をしごき上げる朱美の口唇愛撫は、年季の入
ったもので、その巧みさに少年の心は蕩かされていく。
「ウウ・・・」
少年は俯いたまま顔を紅く染め、ペニスに受けている淫行に身を任せている。朱美は、丁寧
な愛撫を続けながらも、決して彼が精をほとぼらせないように、細心の注意を払った。少年
が簡単に達してしまうと面白みが無いし、なにより朱美は男を自侭に扱うことに最高の享楽
を見出している。実の所彼女は、性に関してはかなり放埓な生活を送っていた。
(こうやって、ロイ君のおちんちんしゃぶってると、色んな事を思い出しちゃうわね)
ここで朱美は、少年のペニスを頬張りながら、自身が体験した不埒な行為を思い浮かべてみる。
彼女は、旅の恥はかき捨てとばかりに、行く先々で積極的に男性と交わった。それは
国の内外を問わずに、ある時は日本国内で見知らぬ男と同衾したり、またある時は、
外国で誘われた男性たちと、複数で交わったりもした。彼女は、望まれればどんな恥
知らずな欲求も受けたので、放蕩者たちはこぞって彼女を嬲り者にしたのである。
(そう言えば、こんな事もあったなあ・・・)
朱美は少年のペニスを舐めしゃぶりつつ、もっとも放埓な夜の事を思い出していた。
それは、ある外国での出来事。小さなパブで知り合った、若い外国人男性に誘われた
彼女は、なんの疑いも無くその男について行った。着いた先はうらぶれたアパートで、
男の部屋に入ると、中には数人のいかにもやさぐれた男たちがいて、珍しそうに朱美
を見据える。そして、ささやかなパーティが始まった途端、男たちは朱美の体にむしゃ
ぶりついて来たのである。衣服を剥かれ、全身を揉みくちゃにされながら犯される朱美。
男たちは、彼女をおもちゃの様に扱い、何度も何度も朱美の女を貫いたのだ。しかし、
朱美は泣き叫ぶ訳でもなく、男たちの欲求を全身で受け止め、辱めに遭っているとは
思えないほどの、快楽を得ていたのである。
(あの時は、本当に何回やったのか覚えてないんだよね・・・)
朱美がずずっとロイのペニスを、音を立てて吸い上げた。しかし、茎の根元を指で締め
付けている為、射精には及ばない少年のペニス。朱美は、舌先に感じている先走りの苦味
を過去の享楽の味に照らし合わせ、自らの指で自身の女園をまさぐり始める。
(ああ・・・臭いおちんちん・・・)
ロイのペニスは、包皮が剥けきってはいたが、若さのためか恥垢の匂いが朱美の鼻を
抜け、青臭い樹液が放つ淫蕩な香りを、辺りに漂わせている。しかし、朱美はそれを
嫌悪とせずに、むしろ自分の性感を昂ぶらせる媚薬代わりとしていた。朱美の指は、
彼女の秘唇を広げ、自然の造形美と言える花弁をやんわりと押し広げていく。その
向こうにある女孔は、すでに淫蜜でぎらぎらとぬめり、彼女の興奮の度合いをはっきり
と示している。人一倍、性に敏感な彼女の女芯は、今、もし男で貫かれたら、間違い
無く達してしまうほどに濡れそぼっていた。
「ふうう・・・ロイ君のおちんちん、欲しくなっちゃったよ・・・」
ようやくペニスから口を離した朱美は、少年をベッドのある寝室へといざなった。ここ
まで来れば、もう少年も抗う事は無い。彼も、大人への入り口に立った事を自覚し、異国
の女性が招くソドムへ引き込まれて行く事に、同意していたのだ。
「おいで、ロイ君・・・」
朱美は、目の前にあるベッドをあえて避け、風通しの良い藤椅子に腰掛けると、濡れた
瞳で少年を誘う。しかも、悩ましげな細い足は恥知らずにも大きく広げられ、少年に
向かって、女園の入り口をあからさまにくつろげていた。そして、少年は股間のペニスを、
重力に逆らうが如く反り返らせ、藤椅子に座って淫らに蠢く淫欲の肉塊に、ふらふらと
引き寄せられていく。
「ここよ、ここ・・・」
朱美が、近付いてきた少年のペニスを逆手に握ると、その先端を自身の女へ誘導し、藤椅子に
浅く腰掛ける。彼女の女陰は、前へ突き出された形となり、両足は椅子の肘掛に固定された。
後は、少年が腰を前に出せば、朱美の女は彼のペニスによって、貫かれてしまう。もっとも、
それを彼女自身が、一番望んでいるのではあるが・・・。
「んむッ!」
ぬるり、という生々しい感触とともに、少年のペニスが朱美の女を刺し貫く。ペニスは、
女孔の中でぴくんっと弾け反り、何の躊躇も無く朱美の最も奥深くまで到達した。
「はあんッ!」
女園を侵された朱美は、その思いのほかに逞しい少年のペニスに狂喜し、よがり声を上げる。
ずぶっずぶっと肉厚な花弁を掻き分け、孔道を遡っていく少年のペニス。それが、肉襞をぐい
ぐいと擦り上げると、途端に朱美の女が悲鳴を上げた。
「ひいいッ!いいッ!」
肉と肉が交じり合う淫靡な感覚。それは、ともすれば朱美の意識を遠くへやってしまいそうな
程に艶めいて、淫らに絡み合う。すでに女芯はぐっしょりと濡れ切って、まるで失禁したかの
ような有様だった。
「ウン・・・ウン!」
少年はぎこちない動きを繰り返しながら、懸命に朱美の女を侵していく。彼にとっては、始めて
の女犯による興奮がペニス全体に行き渡り、何とも言えない愉悦をもたらしている。その興奮が
伝わったのか、朱美は肘掛に預けていた両足を少年の腰へ絡みつかせ、ペニスの抽送を更に奥へ
と招き入れるべく、律動した。
「ああ!ロイ・・・もっと・・・もっとよ!」
朱美は、全く以って恥知らずな腰使いで、少年を女孔へ誘い込んでいる。彼女の女園は、とろける
ような甘い快楽に包まれ、後から後から溢れる淫蜜を止める事が出来なかった。当然、少年のペニス
が出入りする度に肉襞に蜜がまぶされ、ぬちゃぬちゃと肉同士が絡み合う淫靡なリズムを奏でてしま
う。まさに、朱美は稀代の淫女と言えた。
「ウッ!」
少年が低くうめいたかと思った瞬間、朱美の女孔で生温かいぬるみが弾ける。そう、少年は
射精していたのだ。彼は、まるで朱美の女を使って、己のペニスをしごき上げるようにしな
がら、精の律動を繰り返していた。朱美の膣口で、自分の樹液を搾り取ってもらおうと、
少年は懸命にペニスを擦りつける。その動きはあまりにも稚拙なものではあったが、朱美の
女は十分な満足を得ていた。彼女は、自分の女にじんわりと染み渡っていく少年の樹液を、
胎内でしっかりと受け止めて、さらには膣口をきゅうきゅうと搾り、少年の射精を手助けする。
何より彼女にとっては、男が果てる様がどうにも滑稽で、いとしげな感じがするために、いつも
フィニッシュは自身の胎内でと決めていた。そして、少年がペニスから精を搾り出し終わると、
ふうっとため息を一つこぼした朱美。彼女の肌はすっかりと上気し、褐色の肌を持つ少年と
の奇妙なハーモニーを醸し出している。それは、もし、理知と常識を兼ね備えた人物がこの有様を
見たら、間違い無く顔をしかめるであろうと思われる程に、その光景は淫蕩さを持っていた。
「はあ・・・はあ・・・」
朱美は少年のペニスを膣内から引き抜くと、優しく彼を抱きしめる。そして、耳元でこう呟くのだ。
「美味しいジュースだったわよ、うふふ・・・」
言葉の意味は分からなくても、朱美の艶やかな表情でその心底に秘めた淫らな思いが、少年へあます
所無く、伝わっていく。淫女の情欲を敏感に感じ取った少年は、萎えかけていたペニスに再び若さを
注ぎ、隆々と反り返らせた。そして、それを見た朱美は、
「うふふ・・・ロイ君・・・おかわり、よろしくね」
と、少年をうっとりと見詰めながら、唇を重ねて行く。その時、窓から生温かい南国の夜風が、朱美
が座っている藤椅子の下を、駈け抜けて行った。そして、宵闇の中で再び二つの肉塊が一つになる。
南国の夜は、まだふけ始めたばかりなのだ・・・・・。
すいません。途中で訳が分からなくなっちゃいました・・・。表現に変化をつけ
ようとして、暴投といった感じです・・・・・。あちゃー・・・。
286 :
SOZ:03/02/04 20:38 ID:Ou8hcwc4
>>生え際後退丸さん
ここではそのハンドルですか(^_^;
あちこちでお世話になっております。
ショタつまみ食いですか。
個人的に好きな系統なネタだったりします。(ここではまだ書いたことないけど)
はてさて、ロイ君は翌日解放してもらえたんでしょうかねぇ(笑)
ショタもの好きなんです〜。(w
ふふふいけない子ね、お姉さんが可愛がってあげる的なお話きぼー。
288 :
SOZ:03/02/05 11:48 ID:C7NyK5Io
今まで書いたショタものはアニパロばかりです。
裸魅亜×留魅耶(魔法少女プリティサミー)
リツコ×シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)
ですとか。
まぁ留魅耶にしろシンジにしろ、線の細い中性的な感じのキャラですので、変則的なレズなのかもしれませんが(笑)
289 :
Y:03/02/05 16:27 ID:9FXZBvaA
おお、スレが伸びている〜(喜
>裏方さま
ありがとうございました。
>SOZさん
>今回のヤツはおな感向けじゃなかったかなぁ……どうでしょうね?
いえ、おな感向けですよー。
個人的にはど真ん中ストライク入ってます。調教だ、露出だ、わーい!
エロイ話をさらっと都会的にまとめる手際のよさに
思わず唸りました。ごちそうさまです。
Dance Dance … 電波がきたら、続きとかその前とか、ハゲシク読みたいです。
>生え際後退丸さん
またステキなHNで…。
文体も濃くて淫靡なのに、ここまで痴女だとかえって清々しいというか。
ある意味 女のロマンかなと(激違w
籐椅子で古〜い映画を思い出しますた。
おな感では初のショタもの、ですかね。
290 :
SOZ:03/02/05 16:50 ID:C7NyK5Io
>>289(Yさん
>>今回のヤツはおな感向けじゃなかったかなぁ……どうでしょうね?
>いえ、おな感向けですよー。
>個人的にはど真ん中ストライク入ってます。調教だ、露出だ、わーい!
そう言っていただけると安心します(^_^;
なにせ当方♂なもので、どうしても女性の心理は想像するしかなくて。
それが妥当かどうかってのはいつも不安なんですよね。
男性向け作品であれば、同じ男同士、女性に対しての幻想(笑)を描けば感情移入してもらえるのですが、女性が読まれることを前提にするとやはり不安でして(^_^;
これまでの「戯れ」シリーズでは、時間をかけた愛撫とか、「こうされたら嬉しい」と思ってもらえるかな、と想像しながら書いていまして。
今回の「DDE」は、逆に「こうされたらたまらない」的なものを想像してみました。
まぁ、女性のオーガズムは体験できませんが羞恥心ならある程度共通だろうと思い、人前で半裸に近い格好で、しかも人目を引く行動をとらされるというシチュエーションを考えた結果がアレです。
妙齢の美人とあれば他人の視線を浴びることに慣れていると同時に敏感でもあるでしょうから、ギャラリーに視姦されていることを無視はできないだろう、と。
>エロイ話をさらっと都会的にまとめる手際のよさに
>思わず唸りました。ごちそうさまです。
>Dance Dance … 電波がきたら、続きとかその前とか、ハゲシク読みたいです。
あの後ホテルでの情事を描いてもあまり面白くなさそうですから、あの話に前後する露出調教のネタが思いついたら、また彼女にご登場いただきましょう(笑)
あ、そう言えば名前考えてないや(爆)
ちなみに、漫画ですがすえひろがり氏の一連の作品は、露出とか羞恥心とかがテーマになっていて、「DDE」を書くときの参考にさせていただきました。
そういうネタのお好きな方はぜひご一読を。
291 :
SOZ:03/02/05 16:50 ID:C7NyK5Io
>>289(Yさん
>籐椅子で古〜い映画を思い出しますた。
やっぱり「エマニエル夫人」ですか?(笑)
個人的に大好きな作品です。DVDも買っちゃいました(^_^;
1作目と2作目が好きかな。
292 :
SOZ:03/02/05 17:37 ID:C7NyK5Io
>>290 補足
> 今回の「DDE」は、逆に「こうされたらたまらない」的なものを想像してみました。
この「たまらない」は、むしろ「嫌」というニュアンスでの「たまらない」です。
「耐えられない」くらいが近いかなぁ。
ヒロインがMってことで、どんな責めが恥ずかしさを煽るか、と考えていくと、こういう考え方になると言いますか。
蛇足気味ですが、こういうことで。
293 :
mk:03/02/05 19:24 ID:9nxuOs1r
-禁断 1-
「こんなところで寝てたら風邪引くよ」
シャワーを浴びて戻ってくると、彼は椅子に座ったまま眠っていた。
「ん?あぁ」
ふぁーっと大きなあくびをして、両腕を上に上げて、伸びをする。
私はホテルに来る前に買っておいたビールを冷蔵庫から出して、喉に流し込んだ。
「あなたも入ってきたら?」
いっこうに動きそうもない彼に声をかける。
「うん。こっちおいで」
そう言って彼は両腕を前に広げて「抱っこ」のポーズをとる。
ビールをサイドテーブルに上に置いて、私は彼の腿に横向きに座った。
「んー、こうの方がいいな」
彼が私の足を持ち上げて、正面を向かせる。
私は後ろから抱きすくめられる形になった。
「くすぐったいよ」
彼の顎が、肩に乗っかっていたから。
そういうと、彼はいたずらするように耳の後ろや首筋を舐めはじめ、耳たぶを唇で弄ばれ、私は堪えきれず、甘いため息をもらした。
「おまえって敏感だよね」
耳もとで囁かれて、背中にゾクゾクと甘い感覚が広がった。
スルスルと彼の手がのびて、バスローブの中をまさぐられる。
「あ、ブラしてない」
「だって、お風呂上がりだもん」
やわやわと乳房を揉まれ、不意に人さし指と中指で乳首を摘まれ、私は小さな悲鳴を上げた。
彼はバスローブの紐を解き、前を開けさせる。片手で胸を揉んだまま、もう片方の手は下へと伸びてゆく。
太ももを撫でながら、耳もとで囁かれた言葉に、私は息をのんだ。
294 :
mk:03/02/05 19:30 ID:aZPevDAj
-禁断 2-
「縛っていい?」
ふるふると首を横に振った。頭に血が上って、めまいがした。
もう一度聞かれたら、断る自信がなかった。
「前、縛ってほしいって言ってたよね?」
畳み掛けるようにいう。
そう、縛ってほしいと言ったのは私。
でも、その時彼は、そんな事に興味はないといった感じで、笑ってはぐらかされたのだ。
彼の両手が、私の両手首をつかむ。
「いいよね?」
彼の言葉と、これから起こる事を想像して、私は濡れた。
バスローブの紐で、後ろ手に両手首をしっかりと縛られる。
「はい、じゃあ、場所交代」
そう言って、私を持ち上げるように立ち上がると、私を椅子に座らせた。
彼が屈んで、キスしてくる。唇に、首筋に、そして乳首に。
「は・・・ぁ・・・」
私の口から、甘いため息がもれた。
「バスローブ、脱げないね。この方がエッチでいいか」
縛られたため、腕のところでバスローブが引っ掛っていたのだ。
彼の手が、太ももを撫で、ひざを掴むと、大きく足を開かれた。
「っや・・・」
慌てて足を閉じようとするが、がっちりと押さえ込まれて、閉じる事が出来ない。
「ダメだよ。この足も縛っちゃおう」
嬉しそうな彼の声。
もう、頭がぼうっとして、抵抗する事も出来ない。私は彼の言いなりだ。
足の甲を、椅子の脚の外側から引っかけるようにすると、
そのまま足首と椅子の脚を一緒にくくりつける。反対の足も。
これでもう、私は足を閉じる事が出来なくなった。
295 :
mk:03/02/05 19:44 ID:aZPevDAj
-禁断 3-
縛り終えて、彼が顔を上げると、彼の目の前には、もう濡れてシミを作っているであろうショーツがある。
彼が、そこをじっと見ている。
「見ないで・・・」
顔から火が出るほど恥ずかしいのに、それと同じ位、感じている自分もいた。
「もうこんなに濡らして。いやらしいね」
そう言って、ショーツのふちを指でなぞる。
「ん・・・あ・・・」
たまらず声が出る。もっと・・・もっと触って・・・。
あと・・・もう少し・・・。
彼の指がそこに触れる、そう感じた瞬間、指を離された。
どうして?
彼に声をかけようとしたその時、彼の口から信じられないような言葉が発せられた。
「じゃあ、シャワー浴びてくるから」
そう言って立ち上がる。咄嗟の事に、私は声も出ない。
嘘でしょう?私はこのままで?
「そんな顔するなよ。ほらほら、寂しかったらテレビでも見て、さ」
彼がテレビをつける。こんなホテルで放送されているのは、もちろんアダルトチャンネル。
「やっ・・・やだ・・・解いて」
首を大きく横に振って、彼に訴えるが、彼は知らん顔だ。
「じゃあ、すぐ戻って来るから待っててね」
彼は本当に行ってしまった。
296 :
mk:03/02/05 20:08 ID:aZPevDAj
あともう1個分、と思ったら、
サーバの負荷が高いので書きこめません。
と言われてしまいました(しくしく)
というわけで、変なところで切れてますが、勘弁して下さい。
297 :
Y:03/02/05 21:04 ID:Shl8/TwK
まさしく放置プレイ!
後ほどお待ちしてます、mkさま。
298 :
mk:03/02/05 21:55 ID:aZPevDAj
-禁断 4-
目の前のテレビでは、AV女優がわざとらしい喘ぎ声を上げている。
『AVってさぁ、わざとらしいし、男の都合のいいように出来てるから
女が見てもつまんないんだよね』
いつだったか、彼にそう言った事があった。それは嘘ではなかった。
でも、今の私は・・・
そんなわざとらしい喘ぎ声にも反応していた。
腰が甘く疼く。そこが熱く、溢れてくるのが分かった。
でも、手も足も縛られ、どうする事も出来ない。
わずかに腰を動かしてみても、快楽を手に入れる事は出来なかった。
テレビの中で絶頂を迎える女が妬ましかった。
呼吸が乱れ、浅く、早くなり、目からは涙がこぼれた。
ヒクヒクと秘部が痙攣するように蠢く。熱く・・・熱く。
早く・・・早く戻って来て・・・。
彼がシャワーを浴びている10分か、15分の時間。それが永遠に感じられた。
299 :
mk:03/02/05 21:57 ID:OfhWkI9y
あ、やっとうpできた。
今日はまずここまで。
放置プレイ、続きます・・・。
300 :
SOZ:03/02/06 00:08 ID:9s3uJ5ow
>>禁断(mkさん
放置プレイですか?(笑)
しかもわざわざAVを見せつけるとは用意周到な(笑)
がんばれ彼氏(爆)
301 :
SOZ:03/02/06 01:03 ID:9s3uJ5ow
シスプリスレに、
> あと、リアル女子は『ブラジャー』『パンティー』という言葉は使わないので、
> SSでも使わないと逆にエロくなるらしいぞぉ〜(バシャバシャゴボゴボ)
こういうことが書かれていましたが、実際どういう語が使われているんでしょうね?
私の場合、SSの中で『パンティー』は使わず、『ショーツ』、場合によっては『スキャンティー』『タンガ』(笑)を使いますが、『ブラ』は他に語が思いつかない(^_^;
302 :
SOZ:03/02/06 22:43 ID:FWGTswh1
いきなり雰囲気の変わった縮刷版にビクーリ(藁
>301 SOZさん
『ブラジャー』じゃなくて『ブラ』って言うってことじゃないですかね
『スキャンティー』は…。
おやじギャグでもかましたいなら使うかなあ?
305 :
SOZ:03/02/07 21:05 ID:X/ZKHY2P
I AM A PANTY (Yes,I am)
スキャンダラスと関係あると聞いたこともあるような、ないような
scant panty
307 :
SOZ:03/02/07 22:08 ID:X/ZKHY2P
>>306 さん
ビキニってのが、原爆実験のビキニ環礁にひっかけて、「原爆が爆発したみたいにびっくりする」とかそういう意味で名付けられたのと同じようなものですかね?
308 :
名無しさん@ピンキー:03/02/08 16:42 ID:Lw9+L6vq
mk様
放置プレイの続き、良い子にして待ってます。。
309 :
名無しさん@ピンキー:03/02/08 17:37 ID:2ePTrF0I
偽善フェミファシストの妄想が法律として現実化したもの
それがフェミファシズム悪法 児童売春促進法(焚書法)
自分の自由意思で売春した少女は無罪どころか社会の被害者として保護されます。
こんな矛盾した国がモラルハザードを勧めるおかしな法律が
存在する事が正しいのでしょうか?少女売春を本当に無くしたければ両方逮捕するべです。
310 :
名無しさん@ピンキー:03/02/08 17:53 ID:/uxD67VT
このスレ何時の間にかチャットスレになってしまったのね。
常連じゃないと書き込めない雰囲気があるね。
>>312 そうか?
…はっ!もしかして釣られた?
おー、釣れた釣れた。
書き込めない雰囲気とまでは思わないけど
引用全レスが多くて、無関係な者にとって疲れるのは本当だったりする。
でもこっちが勝手にスルーすればいいだけの話なんで、
常連さんも勝手に楽しくやってください。
投稿スタイルなんて人それぞれ。
316 :
SOZ:03/02/10 05:20 ID:UqTbk+8u
エチーに辿り着くまで結構あるんですが、このスレでは有りですか?
もし良かったら書かせて欲しいな、などど思います。
318 :
SOZ:03/02/10 18:30 ID:pzxKCAax
>>317 全然OKだと思いますよ(^_^)
むしろHに至るまでの経緯でドキドキできる方がいいんじゃないかな、とか言ってみるテスト。
>>318 おおっ!そうですか?自分の体験なんで書き始めたら
長くなってきちゃってるんです。
あ、でもテストか・・・しょぼん。
近い内に頭の辺だけうpしてみます。
320 :
mk:03/02/10 19:15 ID:gdKlN/Wv
何か、自分が満たされてるので、筆が進まない、などとのろけてみるテスト。(スミマセンスミマセン)
本当は話がまとまらないの・・・。
ゴメソ
猫の女1
「翔は猫って好き?」
「なんで、そんなことを聞くの?」
「わたし猫を飼おうかと思っているの」
「猫かぁ……」
「なに、その気の抜けた返事は」
「あっ、ごめん。むかし、犬を飼っていたのを思い出してさ。猫も飼っていたというのかな……」
「意味深ね。どんなやつ」
「白くて瞳がレインブルー。野良でひょろっとしていて、いつもビクビクしいた。」
「なにそれ」
「みずいろの透明感でレインブルー、よくわかんないか。アイシーアクアだよ。なにかで気に入った
色彩の呼び名を覚えていたからそう言った」
「そんなことないよ。色の名前や種類とかさ眺めているのが好きで、画材店にときどき足を運んで
見ているよ。でもわたしが言いたかったのは、ビクビクしているネコちゃんの方よ」
僕の胸の上で亜紀が尖った顎を胸にぐりぐりする。まるでじゃれつく猫みたく。
「そいつさ、ふらっと来て居座っちゃったんだ。母さんがなにがしか餌を与えていたみたいで」
「いなかったじゃないの」
「猫に言えよ。それに弱いくせに喧嘩ばかりして疵こさえてばっかりでさ。動物、飼うのは大変だよ」
「そんなことぐらい知っています。ねえ、そいつは弱いのに喧嘩ばかりするの?」
「うん。白い毛が血だらけになっていたときにはびっくりしたよ。たいへんだろ。遠出もできないし」
「わたしの家でこうしていればいいじゃない」
亜紀の即答。
猫の女2
「……」
亜紀が顔を乗り出すようにして僕の表情を覗き込む。
「ねえ、そこで黙らないでよ。で、そいつの名前なんて付けたのよ」
「ナガレ」
「なんか犬の名前みたいだね」
「あれ、犬の名前だけど」
亜紀はさらに強く僕の胸板を細い尖った顎を突き立てぐりぐりする。ぐりぐり。
「痛いってば、亜紀!やめろよ!」
「だったら早く白状なさいよ!何処どう取ったらそういう返答になりますかね!」
ぐりぐり。
「ブルー。ただのブルーだよ!」
「なんだつまんないの」
亜紀の素っ気無い返事と共に、尖った顎に込められていた力が弛緩する。
「つまんないはないだろう。まあ、母さんはシロと呼んでいたけどさ」
「なに。ふたりしてちがう名前付けて呼んでいたわけ。そりゃたいへんだわ」
「そうだろ」
「ネコがでしょう!そういえば翔くんのお母さんのイメージも、なついろブルーだね」
「なついろブルーってなんだよ」
「まんまよ。爽やかで柔らかな感じかな」
身内を良く言われて悪い気はしないから、心なし顔が綻んでくる。
「あれ。翔くんはマザコンなのですか?」
猫の女3
「な、何をいきなり言い出すんだよ!」
「怪しい。怪しいぞ。その動揺はなんでござるか!で、まだ居るの」
(あれ、突っ込まないのかよ?)
「い、いるよ。来た時は痩せていて貧弱だったのに、安心したらしくて亜紀みたいに肉が……」
亜紀が僕の肋骨を握りこぶしで両側から挟んで責めあげる。
「ちょ、ちょっと!や、やめてくれよ!」
「あんたの、どよ〜んとしたムードを払拭してあげた恩人のわたしに言う言葉かなぁ!」
「わ、わかったから。もうやめてくれって!」
「……」
亜紀が突然手を止めて黙り込んでしまう。
「おい、どうした?わるかった。亜紀は太ってなんかいないから」
固まっていた亜紀の躰が動き出す。
「あったりまえでしょ!」
今度は鼻を摘んで捻じられる。
「あ、謝るから。もう赦してくれよ。で、さっき何を言いかけてたんだ?」
亜紀は簡単に鼻から手を解放してくれて、そのわけを話してくれた。
「翔はてっきり、可哀相だから飼うのをよせって言うと思っていたの。わたしね、そういうコリクツが
いちばんキライだから……」
「小理屈か……。でも死に目を看取るのは辛いことだよ。ましてや、そう出来ないことの方が
ほとんどだろ。帰ってきたら死んでいたとかさ……」
遠い過去の疵が微かに疼き始める。
猫の女4
「そんなこと言っていたら、出会いなんかひとつもないじゃないの。ひとつだって……よ」
わたしとあなたの出会いもそうなのよと亜紀は言いたいみたいだ。わかっている。
「わかってるよ」
亜紀の翳りを払拭させようと、僕の胸にちょこんと載せている彼女の頭をやさしく撫で擦る。
「わかっているって、どうゆうふうになのですかねぇ」
亜紀が猫のように甘えながら悪戯っぽく尋ねてくる。猫みたいなのは亜紀だけれど、きみは僕の
ひなたなんだろうな。僕はきみの何になれるんだろう。
「初めはさ……。その大切な出会いすら僕は気がつかなかった。気づこうともしなかった」
(綾という女性のこと。そして僕を慰めてくれた亜紀のことさえもね)
僕はいっしょうけんめいに慰めてくれようとしていた亜紀を疎ましくさえ思っていたことがあった。
それをありがたいともういちど思えるようになったのも、忘れられない綾との出会いがあったからだ。
「ふむふむ、よしよし。わたしのセンチがボクちゃんにうつっちゃったかなぁ」
気にしている口癖をさらっと言って、亜紀は下腹を僕のペニスにぐいぐいと押し付けてくる。
「亜紀いいッ!気にしているのに!」
「きゃあッ!」
僕は亜紀の躰を仰向けに返して覆いかぶさった。亜紀の目が真直ぐに僕を見ていた。
「ねえ、ボクくんは女の人がこわいの……かな?」
「……」
すぐには答えられない質問だった。答えようと思って探そうとしても見つからない。やっぱり亜紀の
言う通りボクちゃんなのかもしれない。
猫の女5
「まずいこと聞いちゃったかな」
「いや。やっぱり、そう見える?」
「うん。まあ、そこはかとなくなんだけれど」
「僕には女の子は謎だしね。引っ越すことになって、ある晩に女の子が僕の家に訪ねて来てくれた」
父さんが死んで引っ越さなければならなかった。
「すくなからず、好きだったとか」
「わからない。まだ小学生だぞ」
「わたしには、あったよ。いいなあってさ。ねぇ、ちょっとは嫉妬した?」
「バカ」
「なにがバカよ。その子の気持ちに気づいてやれなくて、どうせ後悔していたんでしょう」
「……」
「あれ、図星だった。ご、ごめんなさい」
「ん?素直なんだな。そうだな。たぶんビンゴだよ」
「たぶん?たぶんって」
「女の子って、みんなそうやって先を行っているだろ。ずっと先を歩いているよ」
「それって仕方ないんじゃないの。そうでなきゃ女なんてやってられませんからね」
「小学生でもかよ?」
「小学生でも男の子に対してお母さんになっているところ、見たことが無いの?」
「ままごとか……」
「別にままごとに限ったことではないのですよ。お姉さんとかになっている子とかいるでしょ。女の子はね、
大切な命を育むのだから、男なんかより強くてあたりまえなの」
僕のなかの綾との疵がドクンドクンと脈打ちだしていた。
「あたりまえか……。それじゃあ、男は一生、女の人には勝てないな」
勝ちたいなんて思ったことはないけれど、綾はずっと先を歩いていた。
「翔はわたしに追いつきたいの?勝ちたいの?」
猫の女6
「しょってるなぁ。いっしょに傍を歩ければいいよ」
そう言って亜紀の髪を撫でるのをやめて、額を人差し指で弾いてやる。ぺしっ。
「イタッ!あぁんッ!」
それこそ小学生みたいに可愛らしく、頬をぷうっと風船みたいに膨らます。
「亜紀には感謝しているよ」
「ごめん、そんなつもりで言ったんじゃあないよ……」
僕は亜紀の言葉を遮って繋ぐ。
「いまは思っていないよ。亜紀が女の人をこわいなんて聞くからだよ」
「じゃあ、わたしが翔くんに見たのは残像なの?」
「かけらということにしておいてくれよ」
適当なことでお茶を濁す。卑怯かもしれないけれど、亜紀に僕の疵の理由を話すことはまず
無いだろう。
「まだここにあるのね」
亜紀が僕の胸に手を押しあてる。
「なにがあったのか、知りたい気もするけれど、そういうことにしておいてあげる。けれどね、
どんなことがあってもわたしは翔の味方だからね。それだけは覚えておきなさいよ!」
亜紀が拳を作って、僕の胸をぐいっと押すようにして小突いた。
「そうすると亜紀は僕の大切なエネルギーなのかもしれないね」
冗談ともつかない僕の言葉に笑わないで黙ってしまう。亜紀の汗に濡れて乱れていた御髪を指で
梳いて、朱を刷いている頬をそっと撫でてみる。亜紀と僕との二度目のはじまりは、波紋を描くように
ゆるやかに温かい物が躰のなかに拡がってゆく。
「もういちど、たゆたうとしましょう」
彼女の腕がやさしく首に巻きついて唇がそっとかさね合わせると、僕と亜紀は白い小波に
揺られる小舟となる。
このスレのSSまとめたサイトってあるのかしらん?
教えてちゃんでゴメソ
>1嫁
329 :
327:03/02/11 14:37 ID:Ey/HMKqu
>328
縮刷版ってのがそうなのね(汗 ゴメンヨ
330 :
Y:03/02/11 21:48 ID:vAH0Chwa
>>316 ぱおーん!
>>319 ショボーンとせずにうpキボンヌ。
>>320 マターリお待ちしてます。
>>321-326(猫の女さま
すごーく好きな書き手さんが降臨されてるヨカーン……ドキドキ。
続きを楽しみにお待ちしてます。
『猫の女』の続きを載せてもよろしいでしょうか?但し「エロ漫画小説」の、
とあるスレに私が入れた物の焼き直しなのです。筋から言えば、このやり方は
アンフェアとわかっていたつもりですが、欲求に勝てなくて新たに導入を
書き下ろして、しまいました。
赦していただけるか、お聞きしたいのです。
誰かが赦すような場所でないので、気にせず投下するべし。
ただし、エロ付きで。
333 :
SOZ:03/02/12 02:44 ID:AAXN3su2
>>330(Yさん
>ぱおーん!
「ほらほらみてみて、ぞうさぁん」ですとか、
「あふりか象が好きっ!」(古っ)じゃなくてよかったかも(笑)
>>331 さん
>『猫の女』の続き
ぜいとも続きキボンヌ
エチーに辿り着くまで結構長いです。
クレーム覚悟でうpします。
335 :
告白・1:03/02/12 17:01 ID:52Q9WvER
「最近尚子は元気?」
香りのいいホットコ-ヒ-がテーブルに運ばれてくる。
「ああ、元気なんじゃない?」
ここは最近一花(いちか)が見つけたお気に入りの欧風料理のお店だ。コース料理の一通り
を食べ終わって、二人は食後のコーヒーを味わっている。
そういえば今日尚子の話を出すのって初めてなんじゃ・・・。
俊也はいつも一花と一緒にいると、何かしら彼女である尚子の話をする。一花は尚子のことを
直接知っているわけではないが、彼がいつも尚子の話をするせいで彼女のことはよく知ってい
た。もっとも俊也の知っている一面だけなのであるが、それは言い換えれば、彼が持っている
尚子像そのものといえた。
「クリスマスあそこ行ったんでしょう、えっとほら・・・」
「ああ、インターコンチネンタルね、行ってきたよ。」
一花も一度泊まりたいと思っていたホテルだった。クリスマス前に尚子にせがまれてディナー
と泊まりの予約をしたと自慢していたのだ。
「どうだった?」
「うん・・・。楽しかったよ。」
俊也は言葉とは裏腹にちっとも楽しそうな顔をしていない。そう言ったきり黙りこくってしまった。
こんなことは初めてである。
336 :
告白・2:03/02/12 17:01 ID:52Q9WvER
そもそも俊也とは、建設会社の先輩と後輩という関係だ。といっても一花は経理事務、俊也は
建設の現場監督でお互い顔を合わせる機会も少なく、それほど仲がいいわけでもなかった。
ある年の忘年会、たまたま近くの席に座っていて、話が合い、電話番号を交換した。しかしか
なり酔っぱらってからの出来事で、交換したことを二人とも忘れ、数週間後その場にいた同僚
から交換していたことを教えられたくらいだ。先に同僚から教えられたのは俊也で、すぐに一
花に電話してきた。二人でばかだねー!と笑いあった。
ふたりは友人として仲良くなった。俊也はかなり一花のタイプなのだが、一花にも俊也にも恋
人がいる。お互いフリーだったらな、と惜しいような気持ちもあるが、一花はこの関係がまあま
あ気に入っていた。そんな友人関係がもうすぐ一年経とうとしていた。
今日はいつものようにどちらから誘うともなく仕事を終えた後、二人で食事をしていたのだった。
「そろそろでようか。」
俊也が伝票をつかんで席を立つ準備をはじめた。
「はーい。」
一花もそれに従う。会計はいつも俊也がすべて出してくれる。払うといっても決して受け取らな
いのだ。今日もいつものようにゴチソウサマを言って車に乗り込む。10時半過ぎ・・・。まだ帰
るには少し早い時間だ。いそいそと助手席に乗り込む。
「こら、待て!玉田、蒼井、八橋!この、三馬鹿トリオ!」
夕暮れに差し掛かったある中学校の校庭で、三人の生徒が一人の女教師に追いかけられて
いる。少年たちは額に汗を光らせながら、追いすがる教師から懸命に逃げていた。
「待ったら、どうするんですか?先生」
玉田と呼ばれた少年が、そう叫びながら軽快なストライドでトラックを駆け抜ける。
「殴る!」
少年に問い掛けられた女教師は、そう答えると拳をぎゅっと握り締め、眉間に皺を寄せ
ながら、少年たちを追いかけた。教師の名は幸田まゆみ。独身。御年二十九歳の、世間的
にはいささか嫁ぎ遅れた感のある、妙齢の女性であった。そうは言っても、まゆみに
女性の魅力が欠けている訳ではない。瓜実顔で、目鼻立ちがすうっと通った美麗な顔と、
後ろできっちりと纏め上げた豊かな黒髪を持ち、更には肉感的な肢体を誇っている彼女は、
どちらかと言えば、美女の部類に入っていた。しかし、彼女は言う。
「ガキども相手で、あたら婚期を逃してしまった」
才気に恵まれ、国立大学を首席で卒業したまゆみは、教職についてからというものの、気が
休まる暇も無かった。教室は動物園の如く騒がしいし、悪戯盛りの悪ガキどもには、毎日
手を焼いている。女生徒はこしゃまっくれて可愛げが無いし、何より同性の持つ性的な変化
が、いささか疎ましくもあった。そんなサファリパークまがいの学び舎の中で、彼女の婚期を
更に遅れさせるような、極めて素行の宜しくない悪ガキ三人衆が存在した。玉田幸一、蒼井孝昌、
八橋薫の三人である。彼らは常に連れ立って、校内を騒がせてはまゆみから雷を落とされていた。
その原因は主に、女生徒のスカートを捲ったとか、授業を抜け出して買い食いにいったりなどと
言う、他愛の無いものではあったが、事勿れ主義が蔓延る教師たちに、それを諌める気概は無い。
もし、体罰を加えれば問題にもなり兼ねないし、そうかと言って野放しにすれば、生徒に示しが
つかないのである。そんな複雑な事情の中で、他の教師たちは困り果て、いつしか三人の少年の
非行を見て見ぬ振りにしていたのだった。
338 :
告白・3:03/02/12 17:02 ID:52Q9WvER
「これからどうしよっか?」
もうちょっと遊ぼうよという意味をこめて問い掛ける。いつもならもう一軒飲みに行くくらいの時間だ。
「送ってくよ。」
一花は一瞬耳を疑った。送ってくよ?。
「何、明日早いの?仕事?」
「や・・・。そういうわけじゃないんだけど、今日は。」
「あ、わかった、尚子と会うんだー気がきかずにすまんかったあ。」
「会わないよ。」
それは妙にきっぱりとした答えだった。なんだか俊也の様子がいつもと違う。
…なんか気に障るようなことしたのかな…?
気にはなったがそれ以上のことは聞けず、一花は黙ってシートにもたれた。つけっぱなしの
FMが妙に響いている。さっから会話が途切れたままになっているからだ。
気まずい空気が車の中に広がる。この狭い空間、こんなにそばにいるのに一言も口をきかな
いなんて、俊也とはなんだかしっくりこなかった。
ずっと黙りこくっていたのでそのうち眠ってしまったらしい。ふと気がつくと車は止まっていた。
信号待ちかと思ったが、どうやら公園脇の道に止まっていいるようだ。
「ごめん、寝ちゃったね。ここ、どこ?」
俊也は答えない。ハンドルの上に腕を乗せて、そこに顔をうずめている。
「どうしたの?悪酔いした?」
肩に手をかけようとした瞬間、俊也はまるで見えているかのように一花の手首を右手でぐっと
つかんだ。虚を衝かれた一花は驚いてそのまましばらく動けずにいた。俊也はつかんだ手首
を離そうとしない。
339 :
告白・4:03/02/12 17:02 ID:52Q9WvER
頭の中をいろんな考えがぐるぐる回った。
これから迫るつもりなの?。
さっきまでの不機嫌な態度は女を引っ掛けるポーズ?。
彼女はどうしたの?。
浮気はお互いやばいよ。
これで今までの友達関係が崩れちゃったら・・・。
長いような短いような張り詰めた空気を破るかのように、俊也はいきなり一花を胸の中に引き
寄せた。全てのことが突然過ぎて固まったままの一花に俊也はくちづけをしようとしてきた。
「やめ・・・っ。」
本気になった男にどんな抵抗を試みても、まったく歯が立たないのはわかっている。それでも
一花は信じられない気持ちと、俊也ならやめてくれるのではないかという思いで、精一杯あが
らってみた。しかし、俊也は片腕でしっかり一花を抱きすくめ、片手で逃げようとする頬を捉え、
熱く火照った唇を押し付けてくる。どれだけ一花が突っ張ろうとした腕に力を込めようとびくとも
しない。
俊也は助手席のシートに一花を押し付けながら、ガクン、とリクライニングさせた。
「俊也やだっ・・・。」
俊也は一花の上にかぶさって、逃げ場をなくした上で、くちづけを繰り返す。だんだん抵抗す
る気力が萎えてきたその時、俊也は一花をしっかり抱きしめ、こう言ってきた。
「彼女とは・・・尚子とは別れた。俺・・・好きになっちゃったみたいなんだ・・・もうどうしていいかわからない。」
しまった!誤爆です。すいません・・・。
341 :
告白・5:03/02/12 17:03 ID:52Q9WvER
すべての思考がキャパオーバーして、飛んでしまったかのような感覚だった。
え・・・?別れた?好きに・・・?あたしを・・・?
信じられなかった。そんな対象に思われてるなんて考えたこともなかった。
「俺のこと・・・どう思ってる?・・・いやならやめる。」
不意に至近距離でじっと目を見つめられて、頬が一気に紅潮していくのがわかった。ここが暗
くてよかった。
見つめられる瞳に吸い込まれそうになる。
なんて答えていいかわからず、しばらく黙ったまま二人はただ見つめあっていた。ただ、こんな
ことをされているのに、一花は少しもこの男を、いやだとは思えなかった。
ごく自然に、二人はまた唇を重ねた。今度はさっきまでと違い、やさしい、丁寧なキスだった。
一花の唇の間に熱い舌が差し入れられる。なぜか何の抵抗もなく、一花はそれを受け入れ、
絡めあった。
俊也は首筋から耳に唇をはわし、一花の腰のあたりからやわらかな胸のふくらみにかけて、
ゆっくりと撫ではじめた。ピクン、と一花の体が反応する。
再びくちづけを交わし、俊也は一花の目をじっと見つめた。
「いいんだよな・・?」
一花はみつめあったまま答えることができなかった。いいとは言えない。自分にだって彼氏が
いる。でもいやだとも言えない。それはナゼなのかわからない・・・。
342 :
告白・6:03/02/12 17:04 ID:52Q9WvER
俊也はシートのリクライニングを直すとエンジンをかけ、車を走らせた。一花はどうしていいか
わからなかった。自分の気持ちもよくわからない。しかし体ははっきりと俊也を求めていた。
すでに女の部分が熱くうずいているのだ。
あのキス・・・。今までしたどんなキスより感じた。なんでこんなにまで・・・。
車が止まった。毎日通っている会社のビルだ。ここの8階の寮に俊也の部屋がある。俊也は
無言で車から降りるよう促す。一花はそれに従う。
抱き合うようにしてエレベーターに乗り込み、8階のボタン押し、小さな密室はゆっくりと上昇す
る。こんな風にこのエレベーターに乗るなんて考えたこともなかった・・・。
8階に着き、エレベーターの扉が開く。誰かに見られるんじゃないかと少し警戒したが、幸い廊
下には誰もいなかった。
部屋に入ると、俊也は立ったまま一花を壁に押し付け激しいキスをしてきた。じらすように、手
は腰のあたりをさまよっている。
「シャワー先に浴びる・・・?」
「・・・後でいいよ。先に行ってきて。」
言葉通り、俊也は先にシャワーを浴びに行った。床に打ち付けられる水音だけが聞こえる。一
花はバッグから煙草を出すと火をつけた。細い煙が音ない空間を漂っている。
灰皿はすぐ手近にあった。よく見るといたるところに灰皿がある。口紅付の吸殻なんてあった
らまずいよなあ、と思い、さっきの言葉を思い出す。
別れたってホント・・?。
343 :
告白・7:03/02/12 17:04 ID:52Q9WvER
考えがまとまらないうちに俊也はバスルームから出てきた。上半身裸で、トランクスだけの姿
だ。思わず目をそらしてしまう。一花のそんな様子を見て俊也はふうっとため息をつき、隣に
腰を下ろした。
「ごめん,少し先走ってたかもしれない・・・。でも、ここんとこずっと考えてたんだ・・・。好きなの
は本当だよ、彼女と別れたのも本当。一花に彼氏がいるのもわかってる。でももう自分でも
押さえられなくって・・・。」
それだけいうと俊也は一花の目をじっと見つめてきた。一花だって俊也を嫌いなわけではない。
彼女がいるのを知っていて遠慮していた部分があるのも事実だ。
それにさっきのあのキス・・・。今でも思い出すまでもなく、感触が唇に残っている。
「シャワー・・・浴びてくるよ。」
やっとそれだけいうと一花は立ち上がってバスルームに向かった。
服を脱ぎ、下着を取って置こうとすると、真新しいタオルがおいてあった。コックをひねると熱
い湯がざあっと飛び出す。さっきまでのほろ酔いがすべて流されていくようだ。
シャワーを浴びながら、一花はまだ迷っていた。
でもこれから起こることを思うと・・・。すでに濡れてぐしょぐしょの部分を念入りに洗い、いつも
より長めのシャワーを浴び終えて一花はバスルームから出た。ショーツだけをつけ、上からタ
オルをしっかりと巻く。
脱衣所からでるとすでに電気は消えており、暗闇の中で煙草を吸っている俊也をTVのモニタ
ーの明かりだけがぼんやり照らしていた。俊也は一花が出てきたのに気づき、TVの電源を落
とし、煙草を灰皿に押しつけた。
344 :
告白・8:03/02/12 17:05 ID:52Q9WvER
突然視界が暗くなり、歩いていくのを躊躇していると、俊也は一花のところまでやってき、手を
引いてベッドに座らせた。灯りはもはや月灯りしかない。青い光に照らされて俊也が自分を見
つめているのがわかる。俊也は座ったまま一花の肩を引き寄せ、優しく唇を重ねてきた。
体中がほどけていくような、長い、長いキスだった。
俊也の手が固く巻いたはずのタオルをいとも簡単にはずす。露わになった胸を、俊也の温か
い手が優しく撫でまわす。唇を重ねたまま押し倒され、裸の胸と胸が密着しあう。
俊也の暖かい肌…気持ちいい・・。
俊也は車の中と同じように、一花の首筋に唇をはわし、手は形のよい乳房を確かめるように
揉みしだいた。首筋を這っていた舌は、鎖骨を通って乳首にたどり着く。唇にしっかり乳首をと
らえると舌で転がすようにして吸う。
「ん・・・っ」
一花の息づかいが次第に荒くなっていく。手はゆっくりと太股を押し開き、ショーツの中のすで
に濡れている部分に到達した。割れ目に指が滑るように入ってくる。
「すごい濡れてるよ・・・感じる・・・?。」
俊也の指は割れ目からクリトリスをゆっくりと何度も往復し、一花の愛液を指にからめるように
してクリトリスに塗り込む。円を描くようにしてゆっくり、優しく何度も何度もそこだけを撫でさする。
たまらない・・・。
指だけでこんなに感じてしまっている。一花の頭の中はすでに真っ白だった。
俊也はそんな一花の様子に満足したかのように耳元でささやいた。
「もっと感じさせてあげるよ・・。」
345 :
334:03/02/12 17:07 ID:52Q9WvER
とりあいずここまでです。
スレ汚しスマソ。
続きはまた。
しかし、まゆみは違っていた。彼女は、三人の担任を受け持つや否や、彼らの素行を
厳重に嗜めたのである。時には、鉄拳制裁を振るう事もあったが、悪ガキ三人衆はそれに
甘んじ、まゆみの真摯な教育者然とした理知に従っていった。彼らも、まだ年若い少年
である。本気で叱ってくれる大人がいれば、それを是として受け入れていく。しかし、
三人の悪戯は完全に収まったとは言えなかった。今も、彼らは女生徒の着替えを覗いた
罪で、まゆみに追いかけられている。
「待て!くそっ、足が速いな・・・離されてる・・・」
まゆみは三人の少年の背中を見据えながら、自分の足にまとわりつくスカートが、忌々
しく思った。女性の嗜みとは言え、まるで活発な行動を戒めるかのようなこの布切れは、
実の所、まゆみの好みではない。彼女はどちらかと言えば、パンツルックを好む快活な
性格をしているのだが、教壇に立つ身としてはそうもいかないのである。
「くそっ!ええい、こうなったら・・・」
三人衆との距離が開き始めた事に焦ったまゆみは、スカートのスリットを力任せに引き裂き、
両足をより自由にさせた。そして、歩幅を大きく取って少年たちとの距離を詰めて行く。
「ヤバイ!先生、本気モードだ!」
最後尾を走っていた八橋少年が、迫り来るまゆみの姿におののいた。百メートルを十一秒
で走るまゆみにとって、スカートの戒めを解かれた今、三人はすでに猟犬に追われる子鹿の
如し。本気になったまゆみが、その脚力にものを言わせて、八橋少年の学生服を掴むのには、
ほんの僅かな時間しか、かからなかった。
「ほうら!八橋、ゲットォ!」
がくん、とまゆみの手が八橋少年の体を引っ掴み、赤土に覆われたグラウンドへ、重なり合う
様にして倒れ込む。二、三度両者の体がバウンドしたが、まゆみは八橋の体を離さなかった。
「ああ!八橋!」
先頭を走っていた玉田、蒼井両少年も、仲間が囚われの身になった事で逃走を諦めて、赤土
まみれになったまゆみと八橋の元へ駆け寄っていく。そして、まゆみは
「どうだ、先生の勝ちよ!お前ら、全員、生徒指導室へ来ーい!」
と、勝ち鬨を上げる。スカートを捲くれさせ、下着までも赤土まみれにさせた彼女の姿は、
とても聖職者のそれには見えず、まるでガキ大将そのものであった。
「三人とも、そこに座りなさい」
まゆみは三人衆を床に座らせ、自らは教師の威厳を持って彼らに見下ろす様に、正対
する。破れたスカートもそのままに、全身を赤土で彩らせた彼女の姿を見詰める少年
たちは、そのまがまがしさに恐縮しきりだ。
「さあ、答えて貰いましょうか!なんで、女子更衣室を覗いたの?」
まゆみはいきなり話の核心をつく。こういった場合、ちょっと気の利いた教師であれば、
遠まわしに話を作っていき、生徒の心を開こうとするが、まゆみは常に直球勝負。剛毅
な性格を持つ彼女にとっては、まわりくどい申し立てなぞ、聞こうとも思わないのだ。
「先生、俺たちは山男が山に登るのと等しく、女の裸が見たいんです!」
三人衆のリーダー格である、玉田がそう言い放つ。校内で起こる三人衆の悪戯のほとんどが、
彼の提案によってなされており、知恵が回るだけに弁も立つ。しかも、意外や意外、学業の
成績などは常にトップクラスに入っていて、その素行に反して教師たちの心証はさほど悪く
は無かった。
「バカモノ!」
怒号とともに、ごつん、とまゆみの拳骨が玉田に見舞われる。それを見た蒼井が、
「先生、暴力はいけません!」
と、まゆみに縋りつく。そして、
「お前が、言うなあっ!」
ごつん、これも固く握られた拳骨で、蒼井の頭をまゆみは殴りつけた。一番早くまゆみ
に捕まった八橋は様子を伺いながら、さも反省しています、と言った表情でまゆみを
見据えたため、鉄建制裁はまぬがれるが、体は強張ったまま。
「痛いよ、先生・・・」
目に涙を一杯に浮かべた蒼井が、恨めしそうにまゆみを見る。しかし、その視線に邪気は
無い。同じく頭を殴られた玉田も、同様だ。彼らは、何と言ってもまゆみにこうやって怒
られるのが嬉しいのである。自分たちがほとぼらせる若さに、親身となって歯止めをかけて
くれる女教師の存在が、畏怖しながらも実は頼もしかった。そして、まゆみは一呼吸置くと、
「お前らは、口で言っても分からないから、体で覚えさせるんだ。文句ある?」
そう言って、切れ長のまなじりをきりりと引き締め、三人を睨み付ける。すると、
「ありません・・・」
と、悪ガキ三人衆は口を揃えてうな垂れた。
十分後、悪ガキ三人衆は校内にある屋内プールで、デッキブラシを持っていた。覗いた
のが水泳部の女子更衣室であったがために、その罰としてまゆみからプール掃除を言い
渡されていたのである。むろん、彼女の監視付きで。
「ほら、もっときりきりと擦りなさい!」
プールの床を掃除する三人へ、まゆみの良く通る声が飛ぶ。その度に、三人は身を竦め、
デッキブラシに力を込めながら、プールを清めて行く。
「まさかプール掃除をさせられるとは、思わなかったな」
懸命にブラシで床を擦る玉田が、同じくブラシの使い手となった蒼井、八橋の両者に問い
かける。
「うん。でも、これでまゆみ先生のお怒りが鎮まればいいさ。お安い御用だよ」
こう言ったのは蒼井である。すると八橋も、
「でも、まゆみ先生、パンツ丸出しで追っかけてくるとは思わなかったなあ、俺、思わず
見とれちゃったよ、先生のパンツ」
と、頬を緩めて答えた。三人は、思春期の少年にありがちな年上の女性への憧憬を、頼も
しく見目美しい、まゆみへと委ねている。彼らが行う悪戯も、実の所、まゆみに関心を持た
れたいが為の事であり、少しでも彼女と同じ時間を共有したい、というのが彼らの密やか
な願いであった。
「こらあ!無駄話するなあッ!」
三人がたむろっていると、途端にまゆみの声が飛ぶ。すると、彼らは兵隊アリよろしく、
再びはきはきとプールの床を擦って行く。そうして、まゆみから言い付けられたプール
掃除が終わったのは、午後七時を少し回った所であった。
「先生、終わったよ」
「うむ。おおむね、よろしい」
デッキブラシを持った悪ガキ三人が、まゆみに向かって掃除の終了を告げると、彼女は
大仰に頷き、罰ゲームの完了を宣言する。ここで、まゆみは三人をつい、と見据え、鼻
をくんくんと鳴らした。
「あんたたち、汗臭いわね」
まゆみに追いかけられ、プール掃除を申し渡された彼らは、その若い体から様々な体臭
を放っている。まゆみにそれを指摘された三人は、それぞれの体の匂いを嗅ぎ合い、顔
をしかめ合っては、笑い合う。それを見たまゆみは、
「あそこで汗を流してきなさい。そのまま帰ったら、家に入れて貰えないわよ、きっと」
と、プール脇にあるシャワー室を指差した。そうして三人はまゆみに促されるがままに、
シャワー室へと入って行き、汗と汚れを落とすことになった。
「おお、気持ちいいな」
「まゆみ先生も、気が利いてる」
「シャンプーとか、無い?」
三人はシャワーを浴び始めると、途端に気分が晴れやかになる。悪ガキ三人衆は、いつしか
素の子供が見せる可愛い顔となり、きゃあきゃあとふざけあった。すると、そこに
「こらッ!また悪戯をしてるな?」
と、まゆみがシャワー室の扉を、勢い良く開けて入って来たのである。
「わあ!先生、駄目だよ、入ってきちゃ!」
三人は全裸となっている為、まゆみの乱入に狼狽し、慌てて前を隠そうとしたが、そんな
彼らの動きを固まらせるような事象があった。なんと、まゆみはバスタオルに身を包んだ
だけの艶姿で、彼らの元へやって来たのである。
憧れの女教師が、薄布一枚を身にまとい、全裸となった自分たちの前に現れる。この、
意外性の極みのような事態に、少年たちの心が逸った。三人は前を隠すのも忘れ、呆然
とまゆみの肢体に魅入っている。すると、まゆみは
「おお!三人とも、中々育ってるじゃないの・・・」
と、悪ガキたちの股間を、しげしげと見詰めた。その表情にはいつもの毅然とした、彼女
の理知は無く、どこか艶の乗った妖しい微笑みが混じっている。股間を品定めされた三人は、
咄嗟に若々しいペニスを覆い隠し、まゆみに向かって背を向けた。
「先生、洒落になんないよ!」
「み、見られた・・・」
「先生!ああ、こっちに来ないで・・・」
悪ガキ三人衆は、日ごろの威勢の良さはどこへやら、タオル一枚になった美麗の女教師
が、ずかずかと近づいてくるのを見て、一斉に縮こまる。ここでまゆみは、
「気を付けッ!」
と、三人に向かって、小さくも威厳を込めた号令を飛ばす。すると三人は、まるで条件反射
の如く身を強張らせ、びしっと背筋を伸ばした。当然、股間は剥き出しとなり、まだ青臭い
少年たちのペニスが露わとなる。そして、まゆみは三人に近付いて行き、
「ふふふ、どう?見られるのって、恥ずかしいでしょう?」
そう囁いた。彼女は、女子更衣室を覗いた事を暗に責めているのか?三人の少年は、そんな
考えを頭によぎらせる。それにしては、あまりにも理不尽な指導である。するとまゆみは
「これが、あなたたちを覗きに掻き立てているのね?ふふッ、このおちんちんが・・・」
と、言いつつ、三人のペニスを一本ずつ、手のひらで握っていった。
続きます・・・。
352 :
SOZ:03/02/12 21:38 ID:AAXN3su2
>>334 さん
初SS、がんがれ☆
彼氏がいるとわかっている女の子を押し倒してしまった俊也、はてさてこの先どうなりますやら。
>>337(生え際後退丸さん
最初、いきなりどうしたかと思いますた(藁
たまにやっちゃいますよね、他の人のペースト中の投稿って(^_^;
まゆみ先生の狼藉(笑)、楽しみにしとります。
353 :
名無しさん@ピンキー:03/02/12 21:58 ID:2c+TJ2u6
>334タン (・∀・)イイ!!
早く続ききぼ〜ん
354 :
名無しさん@ピンキー:03/02/12 23:25 ID:qCbTuow6
生え際後退丸タンもいいねえ
続きお待ちしています
355 :
ぎゃっ:03/02/12 23:29 ID:qCbTuow6
あげちゃったゴメンなさい!
356 :
猫兎:03/02/13 06:41 ID:XEyqpz4S
334タソかなり(・∀・)ツボ!!がんがってくらはい!
一本握ってはまた一本と、まゆみは並んだ少年たちの前を横滑りしながら、若々しい
ペニスの感触を確かめる。憧れの女教師の手のひらで包まれた三人の茎は、ひんやり
としたまゆみの手の中で感じ入り、熱く滾り始めた。それぞれがびくんっと肉傘を跳ね
上げ、禍々しく茎の部分に青筋を走らせる。ぐぐっと持ち上がった三本のペニスは、恥
知らずなまでに反り返り、鎌首をまゆみに向かってもたげさせた。
「あらあら、三人ともえらく元気がいいわね。プール掃除だけじゃ罰が足りなかったかな?」
まゆみの目は、自分に向けられた若い茎に釘付けとなっている。張り詰めた少年のペニス
は成人男性のそれには及ばないが、まずまずの大きさであった。むしろ、成人男性に比
べると肉色が鮮やかで汚らしさが無いため、どこかユーモラスですらある。
「先生・・・恥ずかしいよ・・・」
悪がき三人衆のリーダー格、玉田がようやく口を開いた。彼は、まゆみがこれほどまでに
自分たちを辱めるとは思ってもみなかったので、すっかりと肩を落としている。多少、拗
ねた様な顔に見えるのは、まだ少年のあどけなさが残っている証拠だ。蒼井、八橋の両人
はじっと下を向き、うな垂れるばかり。
「自分たちだけ見られて、恥ずかしい?ふふふ、それじゃあ・・・」
玉田の申し立てに、まゆみは薄笑いを返したかと思ったら、待ってましたとばかりに彼女
の身を包んでいるバスタオルを、音も無く床に落とした。
「あッ・・・」
まゆみを見据えている玉田が、思わず声を上げる。その声につられてか、蒼井、八橋のふたり
もうな垂れていた顔を上げ、バスタオルを落としたまゆみに視線を奪われた。
「これで、先生もあなたたちと一緒よ。それでも、恥ずかしいかしら?」
まゆみはたっぷりと脂の乗った裸体を、少年たちの前へ惜しげもなく曝け出す。
艶やかな肌の美しさは、二十九歳の女性としては例外的にきめ細かく、滑らかである。
そして、胸を彩る豊かな乳房は重力を無視するかのように上向き、乳頭はつんと尖って
色も鮮やかな乳白色だ。くびれたウエストはいかにも悩ましげで、適度に脂が乗った
極上品。さらにそのすぐ下、腹筋から秘裂にかけて流れるビーナスラインは、神々しさ
すらある。恥丘に生い茂った若草は、ふっさりとこれも豊かな量と艶で、彼女の女を粛々
と覆い隠していた。足のラインは、まるでコンパスの如く精妙で、まゆみ自身がひそかに
自慢としている。そんな、自然の造形美とも言える最上の女体を、彼女は三人の少年の前に
投げ出したのであった。
「先生・・・」
少年たちは目を見開いて、まるで食いつかんばかりに、まゆみの艶姿を見詰めている。股間
の肉傘は先ほどよりも反り返り、腹にくっついてしまいそうだ。心なしか、茎の部分も一回り
太くなったように見える。そんな三人のペニスを、まゆみは再び目を細め、品定めをした。
「玉田。あなた皮が剥けてないのね・・・」
まゆみは、完全にいきり立っているはずなのに、包皮から本身が出ていない玉田少年のペニス
を見据え、その弱点をつく。確かに、彼のペニスは厚めの皮に覆われ、肉傘をやんわりと包んで
いた。そこを指摘された玉田は、
「む、剥けますよ・・・ちょっと、皮を引っ張れば・・・」
と、いささか照れを込めてまゆみに返す。そして、まゆみは
「本当?じゃあ、先生が確かめてやる」
などと言いながら、玉田少年の足元へ跪いた。さらに彼女は、玉田のペニスを握り込むと、
まるで赤子を見る母親のような、母性たっぷりの笑顔を浮かべて、少年の肉傘を覆う包皮
を剥きにかかった。
「ああ!せ、先生!」
玉田は、まゆみが何の躊躇も無く自分のペニスを握った事に狼狽し、腰を震わせる。蒼井、
八橋の両少年は、女教師が見せる淫らな振る舞いに、度肝を抜かれ立ち竦んだまま。
「先生・・・俺、困る・・・駄目だよ、やめて・・・」
まゆみがペニスの皮を剥き始めると、玉田は真っ赤になって涙ぐんだ。確かに包皮が余っては
いるが、それを赤の他人に指摘され、剥きつけられる事は少年にとって、最大の屈辱である。
ましてやそれが、憧れの女教師の手によってなされるとは、恥辱の極みであった。
「困るって、何が?ふふふ」
しかし、まゆみは手の動きを止めようとはしない。どころか、彼女の手は益々ペニスの皮へ
執着し、ぐいぐいと肉傘の本身を剥き上げていくのだ。しかも、
「蒼井、八橋。あなたたちは、オナニーでもしなさい。手持ち無沙汰でしょ?」
と、自分の淫姿を見つめる二人に向かって、自慰を促したのである。二人の少年は、まるで
その言葉を待っていたかのように、反り返るペニスに手を這わせ、ぐいぐいと擦り始めた。
「もうちょっとで、皮が剥けそう・・・」
まゆみは、背後でペニスをしごく少年たち他所に、自身は玉田の包皮剥きに夢中になる。彼の
ペニスはいよいよ本身が顔を覗かせて、今にも外の空気に触れそうな所まで来た。
「先生・・・俺、俺・・・ああ、どうしよう・・・」
玉田少年が、がくがくと膝を震わせる。ペニスへ受けている、女教師の恥ずかしい指導に彼は
身悶え、この淫靡な保健体育の課外授業に、心を揺さぶられてしまっていた。
「玉田、もうちょっとで剥けるわよ・・・せーの・・・」
まゆみが、玉田少年の包皮を最後のひと剥き・・・と、ばかりに指へ力を込めたその時、ずるり
と肉傘を覆う皮が完全に剥け切った。
「うわあ!先生・・・剥けたよ!」
「うふふ、やるじゃない、玉田。でも、臭いわね・・・」
本身が露呈した瞬間、玉田のペニスはシャワー室に立ち込める湯気に当てられてか、
むんと異臭を放つ。尿と恥垢が混じった、少年の青い性臭。それは、背後でペニス
を懸命にしごき上げる二人の少年が垂らす、先走りの香りと相まって、室内に異様な
空気を漂わせていた。そして、まゆみはすっくと立ち上がると、
「みんなでシャワーを浴びましょう。玉田、あなたのおちんちん、臭いわよ。先生が
洗ってあげるから、おいで。蒼井も八橋も・・・ね」
そう言ってまゆみが、合板で仕切られたシャワーの個室へ向かうと、三人の少年も彼女
の後をふらふらと追い、それぞれが思いを滾らせて美貌の女教師から、指導を受けたい
と、股間をいきり立たせていった。
「ちょっと、狭いか・・・でも、おちんちんは洗えるわ」
頭上からシャワーの飛まつを浴びながら、まゆみは三人の少年と一つの個室で戯れ合う
様に、ペニスを洗って行く。個室は、まゆみと三人の少年でいささか窮屈ではあったが、
立ってさえいればお互いの体が密着し合い、肉の感触が心地良い。少年たちは、まゆみ
を三角形に囲むと、母親に甘える子供のように、彼女の悩ましい体へすがりついていった。
「先生・・・おっぱい触っていい?」
まゆみの背後に立った蒼井少年が、問い掛けると
「ふふッ、どこを触ってもいいわよ。でも、優しくね」
彼女は慈愛に満ちた笑顔で答える。魅惑の女体に触れる事を許された三人は、それぞれの
角度から、まゆみの乳房や腰、太ももにまでも手を伸ばした。そしてまゆみも、彼らに全身
をまさぐらせながら、三本のペニスを大胆にも握りこんで行く。
「それッ!それッ!玉田、おちんちん、洗って貰えて嬉しい?」
「ああう!先生!う、嬉しいよ。俺、先生の事・・・」
好きだ、そう告げようとした瞬間、まゆみの唇が玉田少年の唇を塞いだ。ぬるり、と
まゆみの舌が彼の舌を犯し、唾液を吸い尽くさんとばかりに、熱い口唇愛撫が始まった。
すると、蒼井、八橋の二人が声を揃えて、
「ああ、いいなあ・・・玉田のやつ・・・」
と、羨む。そこでまゆみは体を入れ替えて、蒼井、八橋へと次々に唇を重ねていく。その
生温かいキスの感触は、三人の少年の心を昂ぶらせて、浅い夢を見させていった。
「さあ!三人とも、先生と追いかけっこでもしない?ふふふ」
シャワーの飛まつが全員の体を温めた頃、まゆみが不意に個室のドアを開ける。バタン、と
勢い良く開いたドアを駆け抜けたまゆみは、さも嬉しそうな顔をして
「先生を捕まえたら、何をしてもいいわよ!」
と、叫びながら、プールの方へ向かって走り出した。
「追うぞ!」
一瞬、呆気に取られた三人も、これがまゆみのお誘いだと悟って、股間を熱くしたまま
個室から弾け出る。そして、全裸の女教師と、同じく全裸の男子生徒三人による、淫らな
ゲームが始まった。
「ほらほら、こっちよ!」
プールサイドを走り抜けるまゆみは、その大きな胸をバウンドさせ、少年たちを煽る。
悪ガキ三人衆は、前方を走るまゆみの後姿に見惚れたがために、これまた大きく張り
詰めた股間が走りの邪魔をして、思うように追いつけなかった。するとまゆみは、先
ほど掃除を終え、新しい温水が張られたプールの中へざぶんと飛び込んで行く。
「ここからは、水泳よ!さあ、おいで」
まゆみが背泳ぎで優雅に泳ぎ出すと、三人も続いてプールに飛び込んだ。ここでも股間
は泳ぎの邪魔をしたが、少年たちは懸命にまゆみに追いすがって行く。
「先生、待って!」
「あはは!待ったら、何をされるやら。先生が欲しかったら、追いついてごらん」
おおよそ、生徒と教師にあるまじき会話が、プールの中で交わされる。しかし、まゆみも
興奮のためか、背泳ぎのスピードが今ひとつ乗らない。そうして、五十メートルプールの
半ばまで泳いだ所で、ついに玉田少年の手がまゆみの足に辿り着いた。
「やった!先生、捕まえた!」
手に力がこもる玉田。彼は目前に晒された足の付け根部分を凝視しながら、美貌の女教師
を抱きすくめ、ぐいと引き寄せる。そして、
「先生・・・約束だよ。何しても、いいよね・・・?」
と、囁いた。そこで、まゆみは
「しょうがないわね、約束だから・・・」
そう答えて、抱きしめられた体から、力を抜く。ふわりと水の浮力に助けられ、まゆみは
玉田のいきり立った股間の上に跨ると、
「こんな童貞喪失も、洒落てるわね」
などと言い、少年のペニスを自身の女の中へ招き入れた。
「ああ!先生の中に、俺のチンポが・・・」
水の浮力を利用した性行為は、繋がった二人の体に何の負担も与えないため、局部へ
意識を集中出来る。初めて知る女犯の快楽は、玉田少年にとっては最高の喪失劇となり、
またまゆみへも深い官能をもたらした。
「うふふ・・・嬉しいの?玉田・・・」
「うん、嬉しい!俺、先生で男になれて、嬉しいよ・・・」
「可愛い事、言っちゃって・・・全く・・・」
まゆみは浮力で体が浮かない様に、玉田の肩をきつく抱きしめ、彼のペニスを更に奥まで
いざなっていく。玉田少年は、拙い動きながらも懸命に腰を使い、己の分身を女教師の膣襞
へ擦りつけていった。
「ああ、先を越された!」
「ちくしょう、玉田の奴、いいとこばっかり持っていきやがって・・・」
玉田少年と、まゆみの結合を見据える蒼井、八橋はそんなぼやきを漏らしつつも、きらめく
プールの水にまぎれて、それぞれがペニスをしごいている。お預けを食わされた彼らは、
どこか諦め顔でまゆみの淫姿を遠巻きに見て、少し悲しげな顔をした。どうやら、あぶれ
者になったと思っているらしい。そこで、玉田に女芯を貫かれているまゆみが、言う。
「こら、蒼井、八橋。あなたたちも、ちゃんと頂いてあげるから、そんなところで出しちゃ
駄目よ。うふふ、出すなら、先生の中で出しなさい」
その言葉を聞いた途端、蒼井と八橋の表情がぱあっと明るくなる。自分たちも憧れのまゆみ
先生で男になれる、そんな嬉しさが込められた、どこか可愛げのある表情だった。
「うくッ!」
まゆみの女の中で玉田少年の律動が始まると、肉傘の先から樹液がとくとくと溢れ出す。
それは、膣内で波打つように注がれ、あっという間にまゆみの子宮口まで到達した。射精
は十秒近く続き、精を放ち終えると玉田少年は肩で息をして、まゆみの胸へしなだれかかる。
「気持ち良かった?玉田」
「はい!先生」
「そう、じゃあ、蒼井と交代してやって」
まゆみが水の浮力を利用して玉田から離れると、今度は蒼井に向かって泳ぎ出す。その時、
玉田が放った樹液が、すっかりと開いてしまった女から、こぼれ出た事を感じ取るまゆみ。
(ふふッ、たっぷり出したわね、玉田のやつ)
ニ、三度水をかくと、蒼井の元へ辿り着いたまゆみ。彼女はここでも、玉田と同じように
して、局部を合体させていく。
「あ・・・先生のアソコ・・・暖かい・・・」
途端に蒼井少年が切ない声を上げた。するとまゆみは目を細めて、そんな少年の慟哭に似た
性衝動を、優しく包んでいくのだ。
(うふふ・・・蒼井のやつもたまらないって顔してるわ・・・)
背後には八橋少年もいる。ここでまゆみはくくく、と含み笑いを見せた。
(いいおもちゃが、手に入ったわ・・・この子たちを卒業まで、たっぷりと可愛がってあげよう)
まゆみが二十九歳まで結婚をしなかった理由が、ここにある。彼女は、成人男性の醜さを嫌い、
こうやって少年たちとの性交渉を好んでいた。ここしばらくその趣向は、なりをひそめていたが、
ここにきてその悪癖が、再び花開いてしまったのである。
365 :
334:03/02/13 11:55 ID:Kz/hL4Bq
レスありがとうございます。うるうる。
続きうぷしますん。
「先生・・・俺も出ちゃう・・・」
今、まゆみと繋がっている蒼井が、早々と精の律動を開始した。すると
「いいわよ、出しなさい。先生が、全部受けてあげるわよ、アソコでね・・・」
まゆみが声に艶を乗せ、そう囁く。そして、導かれるが如く、蒼井少年も精の飛まつ
を、まゆみの女へ注いで行くのだ。
「最後は八橋ね。ふふッ、お待たせ・・・」
蒼井の射精が終わると、まゆみは待ちくたびれた、というような面持ちの八橋へ向かい、
頭の中で、あるプランを立てていく。
(この三人を、あたし好みに育てなきゃね。うふふ、楽しくなってきた・・・)
そうして、八橋とも繋がっていくまゆみには、恐ろしくも淫らで美しい女の色香が放たれ、
温水プール内をさらに暖めていった・・・・・。
おちまい。
367 :
告白・9:03/02/13 11:57 ID:Kz/hL4Bq
>>344 ショーツを抜き去り、一花の両脚を折りたたむようしてにしっかり広げ、その間に深く顔を埋める。
「あっ・・・。」
俊也の熱い舌が割れ目に差し込まれる。舌は、まるで別の生き物のように意志を持って蠢い
ている。秘所に唇を密着させながら花びらを丹念に舐め吸い上げる。静かな部屋の中で淫ら
な水音だけが響いていた。
その音を立てているのはほかならぬ自分自身なのだ・・・。たまらなく恥ずかしくなり、思わずぐ
っと足を閉じたが、舌はそんなことはお構いなしというように、密着した割れ目の間を強引に
割って入ってくる。その刺激がまたたまならく感じてしまい、足を閉じている力が抜け落ちてい
く。すかさず俊也はしっかりと一花の太股を開き、音をたてて舐めまわす。
今までこれほど感じたことがあっただろうか・・・。舌だけで一花はもういってしましそうだった。
しかしこんなに感じているのに、まだクリトリスは愛撫されていない。ずっと崇之は花びらから
一花の入り口の間をねぶり続けている。
どうしたの・・・早く・・・早く舐めてほしい・・・。
「足りない?」
俊也はまるで一花の心の中を見透かしているかのように突然そう言ってきた。
「なっ…なにが・・・?」
「わかってるんだろ?ここ、舐められたい…?」
言いながら指で一花の敏感な突起を舌先でちろりと触れる。
「はっ…」
一花の羞恥心は完全に消えつつあった。襲ってくる快感に理性を失いかけていた。
「…ほ…しい…」
一花の答えを聞いて、俊也はクリトリスを唇でしっかりととらえ、ぬめった熱い舌を押しつけた。
「ああっ・・・」
俊也の舌は、クリトリスを執拗に円を描くように舐めまわす。ゆっくりと、ゆっくりと、丁寧に。熱
く、柔らかい舌が、一花の一番敏感な部分にねっとりとまとわりつく。俊也は舌を離さない。一
花の快感のすべてを知っているようにクリトリスを舐め続ける。決して強く激しく舐めるわけで
はない。あくまでソフトで、優しい愛撫だ。だが、その方が女は激しく感じるのをきっと俊也は知ってる。
「き・・・もちいい・・・っ。」
聞かれてもいないのに一花は思わず口に出してしまっていた。それならもっと、とでも言うよう
に俊也は二本の指を入り口にゆっくりと差し入れてきた。相変わらずクリトリスにはぬめった舌
が絡みつき、二本の指は一花の中をかき回している。
「…っあぁ…・もう…だめ…っ!」
舌と指だけで一花は一度目の絶頂を迎えた。
脱力感に襲われている一花の目の前に、俊也のそそり立った男性自身が現れた。一花の顔
をまたぐようにして、体位で言うシックスナインの格好になっている。一花は何の抵抗もなくそ
れを口の中に受け入れた。すでに張りつめているそこは一花の口内にはあまりあるほど大き
い。舌を使って丁寧に舐めると、俊也の息づかいもだんだん荒くなっていった。
一花が愛撫している間も、俊也は茂みに顔を埋めたまま、指と舌を使って愛撫を続けている。
さっきとは逆の位置から舐められることで、一花はまた違った快感を得ていた。唇で秘所すべ
てを包みこみ、舌はクリトリスの回りにねっとりと絡みついている。流れ出る愛液をからめるよ
うにして指は一花の中をゆっくりとかき回す。
声を出したいが口は俊也自身にふさがれ、くぐもった喘ぎと二人の荒い息づかいが静かな部
屋の中に響いている。
ああ・・・またいってしましそう・・・っ
そう思った瞬間、俊也が愛撫をやめて一花に向き直った。そして一花の身体をいとも簡単に
ひっくり返すと、腰を持って四つばいの姿勢にさせた。俊也は一花の後ろに回ると、またしっか
りと足を開かせ、再び一花の秘所に顔を埋めた。
「んん・・・っ」
腰が不安定な状態で、女の部分だけがしっかりと俊也に捕らえられている。感じている一花が
少しくらい腰をよがらせても、俊也は埋めた顔を離そうとはしない。唇で花びらを柔らかく吸い
上げ、クリトリスを舐めあげる。そうかと思うと、クリトリスだけを唇で吸い上げ、舌先を使って
チロチロと舐める。二本の指は根本までずっぽりと一花の中に収められ、グラインドをしなが
らピストン運動を繰り返す。溶けてしまうんじゃないかというほどの快感だ。ぬめった、熱く柔ら
かい舌は飽きることなく何度も何度もクリトリスにまとわりつき、どこにも逃がさないとでもいう
かのようにしっかりと捕らえ、弄び続ける。
一花は半ば悲鳴のような声を上げていた。周りに聞こえてしまうかも、などど気にする余地は
もはやない。感じすぎて膝はガクガクしてきている。その様子を見て、俊也は一花をまた仰向
けに促し、太股の間に腰を割り込ませてきた。ベッドサイドのテーブルからゴムの箱を取り出す。
「つけずに…して…」
「え?」
「あたしピル飲んでるから…」
俊也の顔が曇る。
「それって…彼氏のために…だよな?」
まずいことを言ってしまったかもしれないと思いながら、一花は仕方なく答える。
「……うん…あ…でも」
「いいわけすんなよ!」
怒鳴りつけられてびくっと縮みあがる。
はっとした俊也は、一花の上に倒れ込み、ぎゅっと抱きしめた。
「それ…わざわざ病院で貰って来るんだろ…?」
耳元で囁くように俊也が問いかける。
「……うん」
「ごめん、俺が怒る筋合いないよな…。でも一花…が…」
抱き締められる腕が力を増す。痛いほどだ。
嫉妬、してるんだ…。私のことそんなに…。
一花も抱き締める腕に力を込める。
私、好き…。俊也が好き…。
少しだけ体を起こして、一花の額の髪を俊也が優しく梳く。
「一花…一花が欲しい…」
371 :
334:03/02/13 11:59 ID:Kz/hL4Bq
今日の夕方完結させます。
長くなっちゃってごめんなさいいい。
372 :
334:03/02/13 12:01 ID:Kz/hL4Bq
>生え際タン
ごめんなさい今度は私がやっちゃいました〜〜(滝汗
気が合うんですね・・・ケコーンしましょうか・・・?
>334さん
長くなっても構わないので続き楽しみにしてまつ。
374 :
SOZ:03/02/13 14:34 ID:+OxQtTB2
>>生え際後退丸さん
おやおや、つまみぐいしたところで完結でつか(^_^;
まぁしかし、この悪ガキ3人は、先生に頭が上がらなくなるか、それとも図に乗るかどっちでしょうねぇ……。
>>334 さん
>告白
いよいよクライマックスですな(^_^)
期待してまつ。
334さん、あなたはこの生え際後退丸を夫として‥
それではベールをあげて、誓いの‥
え? ウェディングドレスじゃなくて、それ全部ベールだったの?
で、ベール全部あげたら‥ そうなるな、当然
新郎がキスを ってどこに? え?そこなの?
で新婦は、予想にたがわず、やっぱりあれをパックリ、
音が、ジュルジュルって教会中に響き渡って‥‥
これからどうなるんだ? この結婚式は?
---------以上、仲人の裏方より実況でお送りしました
>>370 俊也はまた一花の唇をふさぎ、ゆっくりと確かめるように、一花の中に入ってきた。
「んんん・・・っ!」
張りつめた俊也自身は簡単に一花の狭い入り口には入れず、少しづつ、しかし確実にそのす
べてを埋めようとしていた。熱い固まりが一花の中に入ろうとしている。やがて一花は俊也の
根本までをしっかりと飲み込み、押し包んだ。
口づけをしたまま、俊也は腰を使い始める。ゆっくりと、力強く、一花の身体の芯を揺さぶるよ
うに突き上げる。その度に淫靡な音が繋がった腰から創られ、塞がれた唇の端から声になら
ない喘ぎが漏れる。やっと唇が離れた、途端我慢していた声が、部屋の中に響く。俊也は一
花の腰をしっかりと抱きかかえ、ますます淫らに、激しく一花を突き上げ始めた。
体中を駆けめぐるような快感に、一花はすっかり我を失っていた。いつの間にか腕を俊也の
腰にしっかりと絡め、自ら腰を動かしてより深いところに導いている。
快感を貪りたい・・もはやそれだけになっていた。
まるで体中が性感帯になってしまったかのように、俊也に反応している。
俊也は一花の背中をそのままかかえ起こして、自らの上に座らせた。仰向けに寝ている時よ
り上半身の密着度が増し、さらに俊也自身もさっきまでより深く奥まで突き上げられる格好だ。
片方の腕は一花の腰をしっかりと押さえつけ、もう一方の腕は背中から頭へ回し唇を吸い上
げる。愛液で濡れそぼった下半身が、俊也の腰に突かれる度に、淫らな音をたてる。一花は
もう自分の力では起きあがっていられないほど感じていた。俊也に腰を突き上げられる度に
体中が感電してしまったかのように感じる。
「い・・・いっちゃうっ・・・っ」
もう限界だった。快感の大きな波が訪れようとしていた。
「だめだよ・・・まだ・・・一緒にいこう・・・」
「だって・・・もおっ・・・がまんできなっ・・・」
俊也はふっと一花から離れ、横向きに寝かせた。
・・・なにをする気・・・?
そう思った瞬間、ぴったり寄り添うように後ろから抱きかかえられた。
左腕を身体の下から回し、乳房をしっかりと鷲掴みにし、右手はまた割れ目をまさぐり、舌は
一花の首筋を這いまわる。足は閉じているが、秘所はまったく無防備な状態だ。くの字になっ
ているため敏感な部分だけがどうぞいらっしゃいとでも言っているかのように突き出ている。
俊也はその露わになった柔らかい入り口に俊也自身をしっかりとあてがうと、ズブッと一気に
突き上げた。根本までしっかりと挿入すると、ゆっくりと腰を突き上げ始める。足を閉じている
ため、入り口は狭く、より締め付け感が増す。そこをしっかり突かれているばかりか、愛液です
っかりぬるぬるになったクリトリスを、俊也の指がまたまさぐっているのだ。腰を突き上げるリ
ズムに合わせて、3本の指でゆっくりとクリトリスを愛撫し続けている。さっきまでよりさらに
淫靡なクチュクチュという音が一花の聴覚までも刺激する。
指は愛液を絡め取り、クリトリスへ優しく塗り込め続ける。男の少しざらついた指の腹に、粘液
の絡みついた感触はたとえようもない。その指が、これでもかというほどクリトリスを舐め続け、
弄び続ける。それだけでも十分たまらないというのに、胎内には俊也自身が激しく突き立てら
れ、一花の一番深いところを攻め続けているのだ。
「一花…感じるか…?」
これで感じない女なんていないよっ・・・。
一花は自然と閉じた足を宙に開き、俊也の指を俊也之自身を、受け入れていた。
ひときわ激しく奥まで突き上げられ、クリトリスはあくまで優しく、舐めるように弄られ続けていく。
「い・・・いく・・・っ…いっちゃうぅっ…!」
「俺も・・・・・・っ」
二人の絶頂を迎えた声が部屋に響く。
一瞬の空白の後、一花は体の中に、俊也の鼓動を聞いた・・・。
さっきまでの高ぶりが嘘のように引いて、二人は裸のまま抱き合っていた。
俊也の手が一花の髪を優しく撫でる。
「一花…俺にしろよ」
逞しい腕に頭をあずけて、月光に照らされた俊也をみつめる。
「俺だけの一花にしたい……ってこんなくさいセリフ言わせんな」
きゅっと抱きしめられて胸の中が幸せでいっぱいになる。
「…うん…」
これから彼氏と修羅場になることを考えるとちょっと気が滅入ったが、今はこうして俊也を感じていたい。二人は優しく唇を重ねた。恋人のキスだった。
〜〜〜Fin〜〜〜
379 :
334:03/02/13 17:00 ID:730q3qsp
終わりです。長文連投すんませんでしたあ。
皆さんレスありがとうごじゃいました。
調子に乗ってもうちょっと長いのまた投下させて下さい。
よろしくです。(ぺこり
>334サン
完結ですか。お疲れさまでした
興奮させてもらいまつた(;´Д`)
またの書き込み楽しみにして待ってますよ。
381 :
猫兎:03/02/13 17:56 ID:3ng0w9yA
>>334タソ
キタ━━━(ノ゚∀゚)ノ ┫:。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆━━━!!!!
ものっこい萌えますた(*´Д`)ハァハァ
次回作心待ちにしてまつY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!ゴロゴロ
382 :
334:03/02/13 18:15 ID:kLu3aFUi
380タン猫兎タン誉めて頂けて感無量ですっああん
嬉しいので私もY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!ゴロゴロ
>375タン
もしや裏方様ですか?こないだまでの早速うぷして下さって
ありがとうございます!
そんな結婚式いやん・・・いや、素敵ですわ。
・・・で新郎はどこに?もしや逃げられた?がーん・・・
383 :
Y:03/02/13 23:28 ID:1Q/GxosB
>生え際タン
悪がきトリオが可愛いッス。
まゆみ先生、エロくて健康的。生え際サンの書く女性はエネルギッシュだー。
プールサイドの裸で追いかけっこ、誰かに見つかりそう…。
>334タン
ねっとりと丁寧で エロ(・∀・)イイ!!
体位がかわって感じ方が変化していくとこなど、ハァハァでした。
乙カレーです。
修羅場のヨカーンに背筋ゾクゾクさせて、またの投下をお待ちしてます。
384 :
SOZ:03/02/13 23:46 ID:ussmvORt
>>375(裏方さん
ワラタ
>>376-378 >告白
本番キターーーッ☆
しかし、一花さんとしては彼氏のことを嫌いになったわけでもないからつらいでしょうねぇ。
ううみゅ。
385 :
>334:03/02/14 00:20 ID:oeJiRPD2
よかった。よかったけど……振られる一花の彼氏に同情して燃えきれなかった……
こんなにいい作品に燃えきれないとは、なんて勿体無いんだ。
386 :
名無しさん@ピンキー:03/02/14 01:18 ID:XLe8owN7
レスが増えてるぅ…嬉しいよママン
この話はこれでおしまいのつもりだたーのですが、
マジ彼登場させてその後話も書けそうな気がしてきますた
がんがっちゃお!
振られる彼氏に欠けらも同情してないわたす(汗
良心のある方す…すんません…。
今書いてるヤツはこれと全く別物です。
明日くらいにうぷさせて下さい。
コテハンにします。新作うぷさせて下さい。
またエチーまでかなり長いんですいません。
いつ見ても綺麗な指だなぁ…。
仲野はきっと数百万はするだろう指輪の入った小箱をあっという間に美しく包装していく。
知らず知らず滑らかな包装紙を操る指に、里香の目は引き付けられる。
一流百貨店の宝飾品サロンとはいえ平日の昼下がりは客も少ない。
いくつかあるケースに囲まれたブース中の一つで、仲野は商品の包装を、里香は訪れる客を待っている。
「忙しそうですね」
里香が声をかけると仲野は手を止めて里香に振り返った。
「そうだね、明日やっと休みでさ。久しぶりにゆっくりできるよ」
柔らかな口調、優しい笑み、年上の男の落ち着きを里香は仲野に見いだす。
入社以来ずっと彼に憧れていた。しかし今はもう一つ…。
やだ…また…。
最近仲野を見ていると自分の中の何かが疼く。
抱かれたい…。
はっきりと頭の中で形を作り始めている欲望と呼ぶものを、もはや自分でも認めないわけには
いかなくなってきていた。
「よし、できた。じゃ、行ってきます。」
そういうと仲野はアタッシュケースを抱え売場を後にした。
30才のやり手外商マン。月に1000万程の売り上げを挙げる彼は若手のホープだ。
そして古くさい言い方だか甘いマスクのせいで女子販売員たちの噂の種でもあった。
「仲野さんほんっとカッコイイよねえ。モデルみたいな彼女いるらしいよ。でもすっごい遊ん
でるって。まだ結婚も考えてないらしいねー。」
とは同僚の麻美のことばだ。
付き合いたいわけじゃない。ただ、あの唇に触れたい。あの指に触れられたい。そして…。
会社用の携帯の番号は事務所で盗み見れる。ただ電話をすればいいだけ。
そして言うのだ。
私を抱いて下さい…と。
「お疲れさまぁ」
仕事を終え、制服を着替えていると麻美が声をかけてきた。
「ねーねー今日ごはんしてかない?」
「ゴメン!予定あり!」
内心の動揺を気どられぬよう笑顔を取り繕い、麻美と別れると、里香はカフェへ飛び込んだ。
ホットティをオーダーし、バッグから携帯を取り出す。書き写してきた仲野の番号を、緊張で
震える指で一つ一つ入力していった。たったこれだけのことで心臓が踊り狂っている。
「お待たせいたしました」
全て入力し終わったところでホットティが運ばれてきた。
汗ばむ手で携帯を握り、一つ大きく深呼吸し、一口紅茶をすするといくぶん気持ちが落ち着いた。
…えい…!
里香は決意を固めて通話ボタンを押した。
呼び出し音が鳴る間、里香の手は震えっぱなしだった。突如、耳慣れた音が途切れる。
「はい、仲野です」
…出た!体が跳ね上がるほど緊張が頂点に達する。もう後戻りは出来ない。
「あの、売場の藤田です…」
「藤田さん?なんでこの番号…何か緊急?」
「ごめんなさい!事務所で見ちゃいました。どうしても話がしたくて。」
電話越しに伝わってしまいそうなほど心臓が早鐘を打っている。
「はは、いいよ。どうした?」
「会いたいんです、ふたりで…」
「ふたりで?」
いぶかしげな仲野の声。お願いです、そんな不審そうにしないで…。
「出来たら今すぐにでも」
「え?…ん…今すぐってのは無理だけど…」
「じゃ、あの…近いうちにでも…」
「なんだかわかんないけど…明日の夜ならいいよ?」
「ほんとですか!?」
はあ…なんて余裕ないんだろ…。
明日の約束を取り付けて電話を終え、程よく冷めてきた紅茶を口にすると、いくぶん気持ちが
落ち着いてきた。たった今仲野と繋がっていた携帯を見つめて里香は思う。
彼に恋する普通の女の子だとは思われたくない…。だってこの気持ちは恋の様で恋でないから。
彼にとって今の私は、彼女に立候補したがっている女の子という認識だろう。
それは違う。違うことをわからせたい。
紅茶を全て飲み干すと里香は何事もなかったかのように店を出た。
明日は彼を驚かせてみせる…!
翌日、閉店までの長い時間を何とか持ちこたえ、店を出ると待ち合わせた場所へ急いだ。
すでに仲野は到着している。
「遅くなってごめんなさい。」
「いいよ、お疲れさま、さあ乗って。」
信じられない。あの仲野さんとプライベートな時間を過ごそうとしている。
車の助手席に乗り込むと彼がいつも付けているプールオムの香りが鼻をくすぐった。
その香りでかろうじでこの状況が現実であることを認識する。
「私服だとずいぶん印象違うね、て、俺もか。」
いつもスーツ姿の仲野は、休日ということもあってタートルのセーターにコーデュロイのパン
ツ、手触りの良さそうなコートを纏っている。茶系のコーディネイトがすごく似合う。
「ほんとですね…私、変、ですか?」
「いや…似合ってるよ。」
そういう仲野は前を見たまま微笑んでいる。
オフホワイトのショートコートに今は見えないけど黒の半袖ミニのワンピース。寒いけど我慢
してスエードの黒のミュール。黒いストッキングには踵に蝶のラメ。
このスタイルに少しでも彼が女を感じてくれるといいのだけど…。
「で、何か食べたいものある?なければ俺のお薦めでいい?」
「お任せします。」
「じゃ、イタメシにしよう。リゾットが旨い店あるんだよ。」
連れて行かれたイタリアンレストランは、都心から少し離れた場所にある一軒家のお店だった。
いかにも女の子が喜びそうな店。
席に着き、コートを脱ぐと仲野は半袖の里香を見て寒そう!と笑った。
深い襟刳りのぴったりしたワンピースはきっと自分を色っぽく見せてくれるはず…。
胸の下で結ぶリボンにもきっと視線を注ぎたくなる効果があるはず…。
軽い口当たりのワインとおいしい食事でたわいもない会話が弾み、里香は昨日の緊張などなか
ったように楽しい時を過ごした。
しかし、時が経つにつれ、自分の言うべきことを意識し始めて、ワイングラスの細い柄を持つ
仲野の長い指に目が引きつけられる。また心臓が勝手に暴れ出す。
ゆったりと配置されているテーブルのせいで隣の客の話し声はあまり聞こえない。
今なら…言えるかも…。
里香は仲野の指に落としていた視線をゆっくり上げて瞳を見つめた。
「仲野さん、会いたいって言ったのは、お願いがあったからなんです。」
「うん?」
ひとつ呼吸を置いて切り出す。
「…私を抱いて下さい。」
「え?」
驚いて里香を見つめる仲野が、里香の真意を測れなくて困惑した笑顔になる。
「ずっとそう思ってたんです。彼女になりたいわけじゃありません。ただ、仲野さんと…。」
そこまで言って恥ずかしくて顔が上げられなくなった。かあっと顔が火照ってくる。
仲野の顔からは笑顔が消えて、真剣な面もちでうつむく里香を見つめている。
どう答えようか迷っているようだった。煙草を取り出して火を付け、ふうっと細い煙を吐く。
目はまた煙草を挟む長い指にに惹きつけられる。
「いや、俺はさ、昨日藤田さんから誘われて嬉しかったから今日会ってるんだよ。でも初めて
二人で会っていきなりそれは…。そういうことはもう少しお互いを知ってからというか…。」
「必要ないです。」
仲野の返答を聞いて鼓動は一気に落ち着いていた。
自分の中で違う自分が生まれようとしているみたいだ。
「ただ、単純にあなたが欲しいんです。駆け引きも何もいらない。仲野さんは…」
里香にまっすぐ見つめられて、仲野は呆然としている。
「私を欲しいと思いませんか?」
続きますん。
今のことろかけらもエロなしですいません。
後半めっさ濃ゆーい予定です。
タイトル某漫画からパクっちゃいました。(汗
新作キター━━━(゚∀゚)━━━!!!!
エロなし長くても過程が萌えだからイイ(・∀・)!!
さなぎタンがんがって!
おっ今度は女の子から誘うお話ですか
タイトルからすると仲野さんがはまってくののかな?
続き楽しみにして待つ!ワクワクo(^-^)o
396 :
SOZ:03/02/14 21:13 ID:tU0Re3nY
>>囚‥とりこ‥
>「ただ、単純にあなたが欲しいんです。駆け引きも何もいらない。仲野さんは…」
>里香にまっすぐ見つめられて、仲野は呆然としている。
>「私を欲しいと思いませんか?」
ちょ、挑発的なセリフにハァハァ。
里香タン大胆ですねぇ……タイトルからして、仲野さんが彼女に溺れてゆくのか、というのは
>>395 さんと同じ意見です(^_^;
楽しみ楽しみ。
>>392 会計を済ませ、再び車へ乗り込むと、エンジンをかけたまま仲野は動こうとしなかった。
里香がああ言い切った後、灰皿に煙草を押しつけ、無言で伝票を掴んで席を立ってしまった。
払いますという里香を制して店を出ると何も言わずに車へ乗り込んだので慌てて里香も従ったのだ。
はあ、ダメ、か…。軽蔑されちゃったかな…。
落胆してシートベルトに手をかけようとしたその時、仲野の腕が里香の肩をつかみ、ぐっと体
を引き寄せた。少しでも動いたら触れそうなところに仲野の唇がある。
「本当に、ただ俺に抱かれたくて、今日来たの?」
至近距離で見つめられ、里香の心臓がまた踊り出す。
鼻孔を擽るセクシャルな香りに、体が絡め取られて動けないような錯覚に陥る。
「…そう…です。」
囁くように答えると、一瞬くすっと仲野は笑った。
「…んっ」
里香の唇が仲野の唇で塞がれる。片腕で体を、片腕で頭を抱きかかえ、柔らかな唇で里香の唇
を優しく吸う。まるで里香の唇が美味しい食べ物であるかのように。
……なんて…キス。
キスだけで体が痺れるような快感が駆け上がってくる。待ち望んでいたものが得られる悦びに、
里香はとろけそうになっていた。何かに流されてしまう気がして夢中で仲野にしがみつく。
ふっと唇が離れ、閉じていた目を開けると、仲野は悪戯っぽい笑みをたたえ里香を見下ろしている。
腕を解き、里香から離れて車を発進させる。
走り出す車の重力に身を任せてシートに深くもたれる。
たった今もたらされたばかりのキスと抱擁を、もう反芻している自分がいた。
これから、私この人に抱かれるんだ…。
そう思うだけで里香の体の一部ははっきりわかるくらい潤んでいた。
ホテルの部屋へ入るなり里香は抱きすくめられた。普通の恋人にするように胸に顔を埋めら
れ、彼の香りで包まれる。これだけでくらくらしてしまう。
憧れていた、抱かれたかった人にこうして抱きすくめられる幸福に里香は酔いしれていた。
「どうして?」
「え…?」
「どうして俺に抱かれたいなんて…?」
理由なんて…わからない…。
「いつの間にか…そう思ってた…」
コートを滑り落とされ、ふっと体が宙に浮く。履いていたミュールが床に散らばる。抱きかかえられて
ベッドに運ばれ、優しく仰向けに寝かされた。また吐息のかかる距離でみつめられる。
里香をじっと見つめたまま、仲野の手が胸の下のリボンを解き、背中のファスナーをゆっくりと下ろしていく。
二度目の口づけ。車内の時よりもしっかりと抱き締められ、より彼の体温を感じる。
「シャワー、してから…」
かろうじでそれだけ言うと仲野は唇を離して首筋に顔を埋めた。柔らかな唇が微かに触れる感触に、
里香の性感がぞくり、と波立つ。
「先?後?」
「あ、後で…」
感じる場所で低く囁かれて、つい声がうわずってしまう。
「じゃ、お先に」
仲野はあっさり里香から離れ、里香のミュールを揃えコートを掛けるとバスルームへ向かった。
程なく水音が聞こえてくる。
たったこれだけのことで、もう里香の女の部分は痛いくらい感じてしまっている。この後起こ
ることを考えると更に…。不思議と動悸は収まっていた。代わりに押さえられないのは快楽に
対する欲求…。シャワーの後の行為に疼く体を押さえ、里香はベッドに横たわった。
仲野はバスタオルを腰に巻いただけの格好でバスルームから出てきた。初めてみる彼の裸の胸
は思っていたより筋肉質で引き締まっている。
「お待たせ、どうぞ。」
恥ずかしくて彼を直視できない。逃げるようにバスルームへ飛び込み、潤んでしまった体を念
入りに洗った。
里香がバスルームから出ると部屋はすでに薄暗く、テレビのモニターだけが光っていた。
「あ、脱いじゃったんだ」
スリップ姿の里香に、仲野は落胆の声を出した。
「だ、ダメですか?」
「いや、あのワンピースを脱がせたかったな、と思って」
「あっ」
ぐい!と手を引いて里香をベッドへ転がす。
「でもこういう格好もそそるね」
馬乗りに抑えつけ、テレビを消すと、リモコンをソファに放った。
薄い闇の中、彼が自分を見つめているのがわかる。
「後悔しても、遅いよ?」
彼の言葉にビリッと体が反応する。里香を上から見下ろしながら、仲野はまた悪戯な笑みを
浮かべて続ける。
「抵抗しても、やめないからな…」
「んっ…」
何か言う間もなく唇を塞がれる。
400 :
さなぎ:03/02/15 00:15 ID:/nd+DdmA
やっとベッドインしました。
>395さんとSOZさんの予想とは違う展開ございます(ニコ
まだまだ続きます〜〜。
宜しくおつき合いのほどを。
>>400 女が男の囚になってしまふのかな。
続きが楽しみ(*´Д`)ハァハァ
>401
そのほうが萌えるうー
同じく(*´д`*)ハァハァ
は・・・早く続きを・・・
>「抵抗しても、やめないからな…」
禿しく萌えますた!!!!!!
仲野サンの豹変ぶりに激萌え!!ロックオン!って感じでつな!
この後どんなエチーが展開されるかと思うと・・・たまんねえっす(;´д`)ハァハァ
昼間っから何考えてるんだ >自分
405 :
SOZ:03/02/15 13:44 ID:+z0BbyaB
>>400(さなぎさん
うみゅ、見事に外されましたか(^_^;
すると、このヒロインはすでに彼の囚になっていたようなものなんですかね。
あるいは何か裏があるのか。
楽しみにしとりまつ☆
さっきまでのキスがお遊びだったかのような深い、深いキス。
仲野の柔らかな舌が里香の舌を絡め取り、吸い上げ、啜る。
里香を抱くという強固な意志を持った言葉とキスに、魔法をかけられたように痺れていく。
「…う…ふぅっ…」
キスだけで息が荒くなってしまう。
まるで媚薬でも仕込んであるかのような舌は、里香を痺れさせ、体の自由を奪っていった。
「…っあ…」
首筋に唇を這わし、スリップ越しに乳房をそっと触れられただけで大げさな声が出てしまう。
「敏感だな…」
耳元で低く仲野が囁いた。
あなたにだけなんです。こんな風に乱れてしまうのは。
そう言いたくても次々快感が襲って言葉を成せない。手慣れた手つきでスリップの肩紐を下ろ
され、ブラのホックを外されると、解放感と共に快感がやってきた。
仲野は露になった白い胸を撫でるように揉み、その先端を唇で捕らえる。
「は…っ…んっ…」
敏感な突起を含まれ、舌で転がされる度、足の先までジーンと快感が伝わる。思わず仲野の頭
を掻き撫でてしまう。
「こっち見て」
朦朧とし始めた頭で言葉に従うと、固く尖った乳首が舌で弄ばれ、暗闇にてらてらと光ってい
る。そして自分を見上げる綺麗な顔…。
「や…あ…っ」
「こうされたかったんだよな…?いや、じゃないだろ?」
いっそうねっとりと舌で愛撫され、里香の体が震える。
すごい…私…おかしくなっちゃうかも…っ。
仲野は満足気に笑い、手は乳房に這わせたまま、再び上へ戻って深く口づける。
背中に回した手で滑らかな彼の肌の感触も感じる。
気持ちいい…こうしてるだけでも…
だが、休む間もなく閉じていた太股の間に仲野の脚が割り込んできた。口づけたまま、手は乳
房から腰、内股へと滑っていく。そしてすでに意味を成していないスリップをたくし上げショ
ーツの上から秘肉の割れ目をなぞった。ギクン、と里香の体が弾む。
「メチャクチャ濡れてるよ…どうしたの?」
薄いショーツはその中から溢れる蜜でぐっしょりと濡れていた。そこにぴったりと張り付き濡
れて透けている。恥ずかしい部分を覆う役目は消え失せ、より淫らに見せる小道具となってい
た。仲野はそこに惹きつけられ、ルームライトを少し明るくすると里香の腰を自分の膝の上
に乗せ、太股を持ち上げて大きくM字に押し開けた。
「いやっこんなのはやめて…!」
予想以上に羞恥な姿にさせられ、里香は叫ぶ。しかしそれも仲野がショーツ越しに潤んだ
溝を撫で上げるまでのことだ。とたんに心も体も言うことを効かなくなってしまう。
仲野はそのまま里香の腰を持ち上げると、太股の間にゆっくりと顔を埋めた。
「ああぁぁっ…!」
薄い布越しに、暖かい唇と舌を感じる。舌がショーツの上を這う度、サテンの布がぬるぬると
秘所に刺激を与える。
ああでも…布越しじゃなくて…直に欲しいんです…お願い…!
そう思った瞬間、里香の腰は降ろされ、脚は開けられたまま濡れそぼったショーツをゆっくりと引きあげられた。透明な糸が伸びて切れる。露わになった濡れた女の部分にふっと冷たい空気が触れた。
閉じ合わさっているはずの割れ目は、しとどに濡れてぱっくりと口を開け熱く充血して震えている。
「んんっ…。」
仲野の指がすっと割れ目の中をなぞる。
「ぐしょぐしょだね…かわいいよ。」
「あっ…んっ…」
3本の指で優しく円を描くように撫でられ、体がビリビリと反応する。しかし仲野はそのもっ
とも敏感な部分と、奥に続く道には触れようとしない。
焦らされて、里香の頭は次第に快楽だけを求めていく。仲野の指がそこへ触れてくれないかと
知らぬ間に自ら腰を動かしている。
もっと強い快感が欲しい…!。
しかし指は巧みにそこへ触れないように逃れる。焦れた里香の反応を目で楽しんでいるのだ。
「触って欲しい?」
答えなど聞かずともわかりきっているのになんて意地悪なんだろう。
でもこうして言葉と愛撫で翻弄されることに、かつてない興奮と悦びを感じてしまっている。
「は…い…。」
私は今きっと、陶酔しきった目で彼を見つめている。
「じゃあ、もっと俺が触りやすいようにしてくれなくちゃ。」
「え…?どう…?」
仲野は脚からショーツを抜き去り、スリップもブラも脱がして、里香を壁に背を付けるように
座らせた。何をしたらいいかわからなくて戸惑う里香に指令を下す。
「膝を立てて」
言われるまま膝を立てる。だらしない体操座りのよう格好だ。仲野は正面から里香を見つめて、
次の指令を下す。
「腰をもっと俺の方へずらして…。」
やだ…こんな恥ずかしい格好…。
ひとかけら残っている理性が命令に背こうとするが体は言うことを聞いてくれない。
うつむいて言うとおりにしていった。頬が燃えそうなほど熱い。
「ちゃんと俺を見て。」
なんて残酷で甘美な命令。視線を絡ませることに激しく躊躇する。
彼の目を見てしまったら、自分がどうなってしまうか、もうわからない。
しかしそうすることによって、得られるはずのものへの誘惑に勝てない。
ゆっくりと伏せていた目を上げると憧れの人は、獲物をいたぶる美しい悪魔のような笑みを浮
かべて里香を見つめている。次の指令が下る。
「そのまま脚を広げて…。」
「そんな…」
里香は絶句する。明るい部屋で、自ら腰を突き出して脚を広げるなんて…!
抱き合う時に、そんなことを要求してくる男など今までひとりもいなかった。誰もがごく自然
に里香の体を求めてきた。こんな要求はいくら何でも尋常じゃない。
「…いや…出来…ない…。」
しかし触られなくともジンジンするくらい秘所は感じ、後から後から愛液が溢れ出している。
愛撫による快感だけではない。明らかに言葉によって性感を揺さぶられている。
私…壊れてゆく…。
「出来ないなら、これでおしまい。どうする?」
「いや!待って!……」
410 :
さなぎ:03/02/15 16:35 ID:byCSiGKo
続きでごじゃいます。まだまだ続くんです、すいません(^^;
レス下さってる方々ありがとうございます〜うっ嬉しい。
>>405 SOZさん
こんな展開ですた(エヘ
わたすの煩悩全開にてお送りしておりまつ。
目の肥えたベテラン様にも読んで頂けて嬉しいですう。
だんだん恥ずかしくなくなってきたぞ!
羞恥プレイに萌えるわたすでした。ああん。
411 :
さなぎ:03/02/15 16:38 ID:byCSiGKo
あっあかん!!リンク貼るの忘れた!!
>>399 から
>>406です。
初心者はこれだから・・・(泣
煩悩全開で いけ、いけ、さなぎタン(w
指フェチ属性なので、導入部にハゲシク萌え〜。
自分から「抱いてください」なんて言っちゃう女の子は
もっと苛めてあげなきゃいけません。
仲野がもっとキチーク方向にいく…に10000ショーツ!
がんがれ〜〜
>さなぎタン
こういう展開を待っていたよ!!!
余裕たっぷりの仲野に禿しく萌えーー!!
キチークだ い つ き で つ !!!
漏れも抱かれたいぞ!!
ああんそんなところで!!(爆
里香タン足広げるんですか・・・
壊れちゃうんですか・・・
ヤヴァイでつ!!!本番まで一気に読みたい〜〜〜!!!
猫の女7
「お買い物に行って来るから、翔ちゃん留守番していてね」
食事をしている僕にトートバッグを肩に掛けた母が話しかけてきた。
「……うん」そっけない返事をして食事を続けている僕に母が微かに苛ついている。
「翔ちゃん?」「わかった」
「もう……」と吐くとなにやらぼやきながらダイニングを出て、暫らくしてからエンジン音が聞えてくる。
僕は食器を片付けると自分の部屋に昇って、ベッドに躰を投げ出して寝転がった。休日の
昼下がり、そよぐ四月の風が開けた窓から流れて頬を撫でる。このまま眠っても気持ちいいけれど、
ボックスからティッシュを取り出してグラビア雑誌を見ながらページを捲った。
ファニィフェイスの水着の女の子の不釣合いなバストに目をやって、ズボンを下げた僕は膨らみ
始めたペニスを弄ぶ。母が出かける間、考えていたのは自慰のこと。鼓動が微かに速まって
射精感が昂ると、きゅっとお尻を締めて堪えてからまた扱き始める。
「コンコン」と部屋のドアをノックする、小さな音が僕を現実に引き戻す。ペニスを扱いていた手が
固まった。
「翔ちゃん、入るわね。やっぱり、いっしょに行かない?晩ごはん、外食で済ませたいから……」
「えっ!ちょ、ちょっと、待ってよ!あっ……」
慌てたが、もうどうしょうもない。ノブがカチャと回り、母が部屋に入って来ようとして、息を呑んで
時間が凍結される。戻っていたなんて気が付かなかった。
「こ、来ないで!入って来ないで!」
「しょ、翔ちゃん……!」
「ああっ……!」
僕は情けない声を出すと射精してしまって、ティッシュに白い粘り気をぶちまけていた。母は一瞬、
困惑の表情を見せはしたものの、次の瞬間には驚くべきことに微笑んでゆっくりと僕に近づいてきた。
猫の女8
「こ、来ないでって、言ったろ。聞えなかったの……」
僕は真っ赤になり泣きそうな顔になって、居たたまれなくなって母に背を向ける。後始末も
しないで引き下ろしていたズボンを急いで引き上げようとしたのに、母の手が引き止めるように、
僕の手に母の手がやさしく絡みつく。
「な、なにするんだよ……!」
僕の鼓動が早鐘のように鳴り始める。どくん……。どくん、どくん。
「お母さんがしてあげようか……?」どくん、どくん、どくん、どくんどくん!
小さな呟くような声だったが、確固たる意志を持って届くと心臓が止まるほどの衝撃を受ける。
エッチな漫画とかでは、そういうのもあるのかなと考えていたけれど、まさかイノセントな風貌の
母の唇から洩れ聞こうとは思いもしなく、ローズピンクのルージュがこの時だけは毒々しい赫として
焼きついていた。 しかし、そのインパクトは僕になんら性的興奮を呼び起こすでもなく、もはや
ペニスは興奮などするわけもなく、潮が引くように萎んでしまう。あまりもの滑稽な場面に
遭遇したことによる羞恥と、そのショックに加えて、不意ではあったけれども射精した放出の
萎縮もあってか、惨めなまでに小さなケモノとなっている。
「い、いいから……!で、出てってよ!出て行ってったら!」
僕は苛立って声を荒げてしまい、真っ赤になった顔を母に向けて叫んでいた。
「……!」
何の気持ちも考えない拒絶の言葉が母を凍えさせて哀しいまでに固まらせてしまう。どれくらいの
時間そうしていたのだろう。時間の感覚は消えて時が止まって、それを動かしたのもまた母の
啜り泣く声であったけれど、聞こえて来るに至っても僕は絞り出すようにして、無情な言葉を
投げつけていた。
「出ていってよ。聞えていたよね。出ていけってば!」
ベッドの上の僕は壁の方に転がって、母に背中を向けると躰を丸めて縮こまる。
猫の女9
「ご、ごめんなさい翔ちゃん……」母が謝ったところで、もっと惨めになって僕は堕ちていく。
「や、やめてよ!」
僕の髪をそっと撫でてから母は立ち上がろうとしたけれど、一瞬のリアクションに母の肉体の
イメージが喚起されて波紋のようにどこまでも拡がるのを感じ、そんな浅ましくて情けない感情に
激怒して顫えが治まらなくなっていた。
美沙はびくっとして、手は引かれたまま止まってしまっていた。背中の後ろにはまだグラビア
雑誌が拡げられてあって、母はそんな僕をどんな気分で見ているのだろうと、そればかりが
気がかりだった。
(早く出て行ってよ……。なんで泣くんだよ!泣きたいのはこの僕の方じゃないか……!)
僕たちは母子家庭で、どういう訳か母は再婚をしょうとはしないでいた。その容姿は、イノセント。
黒髪のショートにニュアンスカールを施してある。細面の顔に目はクリッと大きく愛嬌があって
やさしさを醸し出していて、唇は薄く爽やかな印象を与えていた。僕と並んでいてもお姉さんと
間違われることもあって、かなりの美人だと思う。それに数年前までは腰まで伸ばしていた
艶やかで素直な黒髪が、母のその美しさに花を添えていた。僕はその長い黒髪が自慢だった。
友達の誰もが母に会って驚くのは艶やかなその黒髪だったから。しかし、その自慢の黒髪も
セールスという外回りの仕事に変ってしまったことが理由なのか分からないが、バッサリといとも
簡単に切ってしまったのだ。
僕はその日のことを、昨日のことのように覚えている。『どう?綺麗になったでしょう?』とやけに
おどけてみせる母に妙な不自然さを感じていた。夜になってスポーツドリンクでも飲もうかと思って
階下に降りて来たときに、母はダイニングのテーブルに顔を伏せて咽び泣いていた。テーブルに
顔を伏せながら腕でその顔を挟んで、手は頭上で祈るような格好で組み合わさっていて、どうする
こともできなく、そこを後にした。何があったのだろうかと今でも時々思うことがある。
猫の女10
そんな母を一度だけおかずにしてしまいそうになったことがあった。洗面所で顔を洗っている
僕を余所に、帰宅した母はさっさと服を脱いでしまってバスルームに消えた時のことだ。むろん
まじまじとなんか見る訳にはいかないから、逆に脱衣するしどけない姿態のイメージはかなり鮮明に
記憶されてしまった。シャワーを浴びる摺り硝子越しの飛び散る水滴に濡れる細身な肢体を初めて
意識してしまったことでどうしょうもなく増幅されてしまった。しかし、僕はその欲望の思いに有無を
言わさず封印をした。それは罪深いことなのだ、ということぐらい分かりきっていた。
でも今また、母が泣いている。父が死んだ遠い昔の参列者に見せた涙、長い綺麗な髪を切ったその
夜にひとりダイニングテーブルで咽び泣き。今度は僕のことで泣き崩れそうになって此処にいる。
このまま時をやり過ごせたらどれほどよかったろうと、考えなかったことはない。けれど僕はもう、
母の涙には堪えられそうにもなく、諦めるかのように迷いを捨てて禁忌の封印を解き放つ。
「ま、待ってよ。ご、ごめんなさい。僕がわるかったから……。いかないで、ここにいて」
「えっ……。い、いいのよ。じゃあ」
母の翳りに心なし光が射して、涙を拭い部屋を去ろうとしている。
「ま、待ってたら。聞えなかった。いかないでって、言ったんだ」
「えっ?あっ、う、うん……」
「ほんとに、お母さんがしてくれるの……?」
「お母さんで、もしよかったらだけれど……。やめようか、それともする」
「僕、もう、勃たないかもしれないよ……」
僕は顔から火が噴くようなことを、やっとの思いで母に言った。何を言いたかったのか母は
すぐに理解したみたいだ。もう一度僕に近づいて来て、ベッドの縁に腰を下ろすと、僕の躰を
やさしく仰向けにして髪を撫でながら安心させようと微笑んで視線を下腹へと移した。
猫の女11
唐突な性愛の申し出にとまどい慄いて縮んで、可愛いだけの存在に成り下がったものに、
母の綺麗でしなやかな白魚の指が絡まって、そっと手が僕を包み包んでいく。
「あっ……!」
まだ勃起してもいないのに、僕の口から感嘆の呻きが洩れる。母・美沙の白魚のような
細い指が、小さくなっている獣を愛しんで撫でて、もう一方の手は皺袋を揉んではなかの玉を
転がしてくれている。
「どう翔ちゃん、どんな感じ……かな?」
「よ、よくわかんないけど……。お母さんの手が冷たくて……き、気持ちいいよ」
「よかった……。ありがとう、翔ちゃん」
瞳から、またポロポロと涙が落ちて、そのまま杉村美沙は唇を僕に寄せて、口にしたのは
母としての涙の味だったのか、女の歓びの涙だったのかは判らない。
「な、なんで泣くのさ……。どうして?もう泣かないでよ。泣かないでったら、ママ」
「ママって呼んでくれるのね……」
その日、僕は初めて母と口吻を交わした。そっと触れてくる母の唇の感触が伝わって来て、
僕のなかに女性の感触というものを初めて示唆し、それはマシュマロのように柔らかくて儚くも
心地いいものだとやさしく教えてくれた。涙のしょっぱい味がしたというのに、僕にとっては
甘くて切ないもののように感じられた。
母は唇を熱情に任せて擦りつけるようなキスはしなかった。ほんとうに儚くてそっと触れてくる
ような、まるでパウダースノーが降り積もるような快美と、それでいてただ柔らかいだけじゃない、
ママの唇のプリッとした感触が僕のペニスに性の衝動をとくんとくんと送り込んでいた。
ママ……。そんなふうに呼んでいた時もあった。僕はいつからお母さんと呼ぶようになって
いたのだろう。母の唇が僕の下唇をそっと挟んで開くことを促して、それに従うと熱くてやさしい
小動物を贈り込まれて、僕のペニスは驚きと興奮とでみるみる力を取り戻す。
キタ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!!
感涙にむせんでおりまつ。
猫の女タン…最高でっす。
流麗な文章が、たまらんッ。ありがとー!
猫の女12
膣内をペニスが掻き回すと猥らな音を立て彼女の躰が反応し始め、亜紀の顔が仰け反る
瞬間の顎のラインに僕は興奮を覚える。
「はあ、はあ、はあっ、ああ……。あっ、あッ」
『亜紀は僕のこと聞きたいの』
『うん。知りたい。話してくれる、翔?』
喘ぎとともにチェリーピンクの唇が熱い吐息を洩らして、透き通るような白い前歯を覗かせた。
「あっ、あんっ、あうっ、ああッ……」
『後悔するかも』
僕が、それとも亜紀がなんだろうか。
『不安?わたしも……でも知っておきたい。ううん、知りたいの。それからあなたの一部になりたいの』
彼女の唇に僕はペニスに挿入しているヴァギナを連想させる。衝きあげに顔を揺すり出し
眉間に微かに皺が寄ると、白いシーツに拡がっていた緩やかにウェーブかかったセミロングの
黒髪が頬に唇にこぼれてくる。
「あうっ、あっ、いいっ、いくう、いくうぅううッ!うあぁああッ……」
『いまの煌きが喪失してしまうかもしれない』
『ふっ、て掻き消えるの?』
『そう、ふっと消えるかもしれないよ』
猫の女13
僕と亜紀の恋愛ゲームは続いて、とても危険であやうい領域に踏み込んでしまっていた。
亜紀が荒い息を吐きながら瞼をゆっくりと開いて僕を見ている。
「わ、わたし、淋しいから翔に抱かれたんじゃないよ……。抱かれたんじゃ……」
亜紀の言葉が涙声に変っていた。
「僕は……。僕はね、亜紀……ぼくは」
「ま、まって、翔。わたし、わたしのことを話したい……の。聞いてちょうだい」
『ねえ、なんで喧嘩するの……。泣かないで。おねがい』
『うん、もう泣かないから』
樺凛は膝を抱くようにして顔を埋めて泣いていたが、縋りつく亜紀に顔をあげて抱きかかえると
少女の躰をゆりかごのように揺すっていた。
『いっしょにくる?亜紀』
『どこへいくの?ねえ、おとうさんもいっしょ?ねぇってば?ねえ、泣かないで……お母さん』
「亜紀、ねえ。亜紀、起きて」
「んん……。なにぃ。まだ眠い」
亜紀はむずかって薄い布団を被ろうとする。
「亜紀に見せたいものがあるから。だから、いっしょに行こう。ね」
むずかりながらも、母親の誘いに布団を除けて起き上がり、パステルアクアのワンピース
を着せられて、バックから出した櫛でおかっぱにして肩まで伸ばしている娘の御髪を梳く。
「眠い……」
眉毛の太いきりりっとした細面で、小さくぽてっとした唇が大きく開く。その大きな瞳は眠気で
まだ完全には開かれてはいない。
猫の女14
「まだそんなこといって。しゃきっとしなさい」
「そんなこといっても、ねむいよう」
亜紀の肌は病的なまでに白い。それは見る人に雪の白さを思わせるほどだった。それは母親
譲りのもので、まさに少女期特有の神聖な処女性を匂わせている。
「なあ。まだ5時やないの!」
枕元の目覚まし時計を見て、娘は母親の樺凛を見て頬を可愛らしくぷうっと膨らませる。樺凛は
娘の拗ねた顔を見て、手を口元にやりながらくすっと笑う。
「おこってんのにぃ!」
「ごめん。ごめん。あんたがあんまりめんごい顔するから」
「めんごい?」
「ブス、いうことなの?」
「ちがうってば」
亜紀は母親の樺凛と似ていないことを気にしていて、母親の樺凛から受け継いだのは雪
のような素肌と細面の顔だけだった。決して嘉耶実が綺麗じゃないというのではない。少女は
まだ開花しない稚い蕾といったところだろうか。少女は父親似だったのだ。
一方母親の樺凛には大人の女の上品さと清楚な色香がある。髪もきちんとセットされ、
眉毛は細く目は切れ長で唇は薄い。からだも肉欲をイメージさせるものではなく華奢であるが
脆弱さはなくスポーティな感じに近い。今日の服装も白いブラウスにインディゴのスリムジーンズを
着こなしている。
「ほら、いくよ」
「なあ、めんごいってなんなの?わらったらいや……や」
亜紀は樺凛の細い腕に仔猫のようにじゃれ付いてくる。外に出ると夏といってもひんやりと
していて気持ちがいい。
猫の女15
「さむくないか?なにしるの、亜紀?」
家を出て道路の方へ降りて行く間、亜紀は何度も後ろを振り返って眺めていた。
「お屋根……へん」
「茅葺やからね」
「かやぶき?」
「そうよ。転ぶから、気を付けて」「あっ……。はい」
「そんな、おもしろい?」
「おもしろい、言うよりなんかこわい。お家、大きくて黒いもん」
亜紀は慄くようにして樺凛の腕に絡み付いて、ふたりは葡萄畑へと足を運んでいった。
その頃になると陽も昇って来て、屋根の葉の隙間から陽がこぼれてキラキラと煌いていた。
「ほら、綺麗でしょ」「うん!」
針金で組まれた屋根に葡萄の蔦が絡み付いてディープレッドの透き通った小さな粒が集まった
房が実ってたくさん垂れ下がって、そのなかのひとつをもいで樺凛が葡萄を亜紀に持たせた。
「こうして、粒を取って、口に含んで舌で潰すようにして実を出してごらん。皮は呑まないで吐き
出してね」「わかった」
愉しそうに返事をして亜紀は母親に言われた通りにしてみると、菓子とはちがった独特の甘味が
口に拡がっていった。東北地方の葡萄には独特の甘味があるとされている。それは日中と夜との
気温差から来るものとされている。しかし、盆を過ぎると一気に肌寒くもなってしまう。そして秋の
収穫にあの蕩けるような甘さが完成される。
「おいしい?」「うん!おいしい!」
猫の女16
「少しだけならいいから、また遊びに来て食べなさい」
「ほんと?」「たくさんはお腹こわすからね」樺凛は笑って亜紀を見る。
その日の午後、もういちど亜紀は葡萄畑に出かけた。帽子をかぶって葡萄の屋根の日陰の下を
歩いている。背伸びをして房もいで、ひと粒口に含む。「甘い!」また一粒とって、今度は手で実を
押し出してみる。濡れた透き通った緑色のまあるい粒がにゅるっと出てきて、人差し指と親指で
挟んで陽にかざしてみる。「綺麗だな」食べながら歩いて屋根を抜けて農道にでると知らない男が
葡萄をもいで頬張っていた。高校生らしいが小学生の亜紀にとっては大人だ。
「あんた、誰?」
亜紀の鼓動が不安で早まっていた。
「お前こそ誰だ!」
「ここの親戚の娘。だから知らん人は勝手に食べたらダメなんだから……」
亜紀はそう言いながら後じさりながら様子を窺っていると、男が葡萄を捨てて動き出す。亜紀は
踵を返して葡萄の屋根の下へと逃げ込んで駆け出した。
「ハア、ハア、ハア……」
反対側にやっと出そうなところで、亜紀は男に肩を掴まれて腕で首を絞められていた。
「イヤ、イヤ、イヤ……!イヤアァアアッ!」
亜紀の小さな胸は恐怖で喘いでいた。亜紀はどこをどう歩いて帰ったのか覚えていなかったが
やっとのことで家に辿り着くことができた。
「おかあさん……!おかあさん……!」
亜紀がか細い声で呼んでも誰も応えてはくれなかった。跣のまま家にあがって廊下を歩いていると
台所の方から樺凛の歔く声が聞えてきた。亜紀の鼓動がどくん……どくんどくんと脈打つ。
猫の女17
「いやあぁあ、やめて。ああ、おねがいよ。あっ、あっ、あっ、ああ……」
「お・か・あ・さ・ん……」
「ひぃーっ」
亜紀がそこに見たものは薄暗い台所で、流しにしがみ付いてブラウスを肌蹴られて乳房を晒し
ながら、白い臀部を突き出して男に覆いかぶさられている女の姿態。闇の中に白くぼうっと浮ぶ
肌に衝撃を受け、その淫画がどんどん遠ざかっていくような眩暈さえ覚えていた。
「おかあさあぁああんッ!」
「あ、亜紀ッ!こごさくんなッ!あっ、亜紀いぃいいッ!」
樺凛の視界に髪が乱れて、パステルアクアのワンピースも肌蹴て泥が付着している亜紀の姿が
飛び込んできた。亜紀は樺凛の叫びに糸が切れてしまったマリオネットみたく床に崩れ落ちていた。
「もう、喋らなくてもいいよ!やめなよ、亜紀!」
「うん、でも泣いてスッキリしたかったから……。それにね、むかしの話しだから。ごめんね」
「なにが?」
「翔くんって、女の子みたいだったからこういうことが出来ちゃったのかもしれない」
「こういうことって?」
「だから、こういうのだってば!」
僕の腕枕に寝ていた亜紀の躰が滑るように移動して細い指がペニスをぎゅっと握り締めると
素早く扱き出した。僕のペニスが萎むのを心配するかのように、亜紀はじゃらける。
「わたし、翔のこれに馴染んじゃったのかもしれない」
ぎゅっと握られた衝撃に僕の腰が浮いて引いてしまうのだが、亜紀は逃すまいと紅潮した頬を
擦り付けて、横向きにして唇で咥えて嬲る。ほら、白状なさいよ!あんたの番なんだからね!と。
「ああっ。そ、そんなに強く握るなよ。頼むからさ……」
(亜紀、僕は母さんとね……。愛し合ったんだよ……)
猫の女18
母はペニスの愛撫よりも僕とのキッスに夢中になってしまったようで、ベッドにあがると覆い
かぶさって白磁のようなしなやかな両の手が僕の火照る頬を包んで舌をねっとりと絡めてくる。
好奇心からそっと舌を出そうものなら、瞬く間にそっと絡め掠め取られた。僕はただ、母に舌を
吸われているだけの存在になる。でも、ほんとうに気持ちよかった。
「んはっ、はあ……。翔ちゃんのくちびる、お母さんが貰っちゃったわね」
母の目元が朱を刷いて目を細め僕を見ているその顔は、白い肌に桜を咲かせている。僕も同じ
ようになって母の唇を味わっていた。
「はあ、はあ、お、お母さんの唇……。す、すごくやわらかい……よ」
黒のカーゴスリムパンツで僕の腰を跨いでいて、ペニスは母の股間のところで硬度をまして
時折びくんと顫えては、先走り液を布地に付着させていた。
「あっ……。翔ちゃんのオチンチン、硬くなってきたのね。今度はちゃんとしてあげるからね。
そう、ちゃんとだからね」
母の羞恥を煽る言葉に今度は萎縮せずに、僕のペニスは愛撫から挿入への欲望にいやが
上でも期待が昂まって腰がガクガクと顫えだしてしまっていた。
「ああ……。ママ、んああッ!」
火照る顔を母の両の手が捉えて頬を擦り合わせると、僕の耳朶を甘咬みしてから首筋を舌で
ゆっくりと這って胸へと降りていった。母はシャツを脱がして僕の乳首に吸い付いて乳首を舌
で弄り始める。
「うあぁああっ!ママ!ママ!」
どうしようもなく情けないくらいの嬌声があがってしまい、僕は羞恥に身を焦がす。
420さん、レスありがとうございます。
話がそこはかとなく空回りしているような気がします・・・。
429 :
SOZ:03/02/17 08:29 ID:PEMwnlJL
>>猫の女
なんと、裏の事情があれこれと出てきましたなぁ。
男女どちらとも、親との因縁持ち?
その上でどう二人の感情がからみ合いますやら。わくわく。
どこかで読んだことがあると思ったら
>>331 こういうことだったのね(w
続き楽しみにしてます〜
>>409 目の前で笑みを浮かべる男を必死でみつめた。彼の目が、さあ、と促している。
視線で射抜かれて、言葉で魂を鷲掴みにされている気がする。
私は蜘蛛の巣に囚われた無力な獲物…。
頭の中にそんな言葉が浮かんでは消える。それが真理であるかのように。
高鳴る心臓は爆発してしまいそうだ。軽い目眩が里香を襲う。
憑かれたように仲野の瞳を見つめながら少しずつ膝を開いていった。今まで感じたことのない
胸のざわめきで頭がおかしくなりそうだ…。
はしたなく濡れた女の部分を、仲野の目の前で見せつけるように開ききった。
「ひら…開いたわ…。」
呂律が上手く回らない。自分の心臓の音が激しすぎて上手くしゃべれているかもわからない。
仲野は開かれた秘所に顔を近づけ、俯せに寝ころんだ。仲野の吐息が秘所をくすぐる。
「太股を持って、もっと脚を上げて…。」
震える手で太股抱え、限界まで、広げた。こんな淫らな姿、自らさせられるなど初めての経験
だ。恥ずかしいのを我慢しているはずなのに、強要されることに痛いほど興奮している。
屈したくない…いいえ、違う。
逃げ出したい…いいえ、違う。
これで、これで触ってもらえる。
お願い…!早く触って下さい……!
「いい子だ。」
「あっ!!ううぅんっ!!」
仲野の指が割れ目を押し広げ、ぴん、と立っている突起をくるりと撫でた。
湿った水音と喘ぎ声だけが部屋に響く。溢れ出る愛液を指に絡め、塗り込めるように撫でまわ
す。柔らかな襞をゆっくりとかき混ぜられ、充血した肉の芽をぬるりと擦られる度に、里香の
体は弓なりに反り返り、口からは嬌声がほとばしる。
しかしひとつ快感を得るともっと強い快感を欲してしまう。なんて貪欲な自分。
仲野は里香の秘所一点を見つめ、唇は今にも触れそうな所にあるのに、そこで留まったままだ。
…もっと激しく愛撫されたい……!
里香の気持ちを読んでいるかのように仲野が口を開く。
「舌で…して欲しい?」
その言葉に、里香の体はビクッと反応する。
「舐めて欲しかったら、お願いするんだろ…?」
迷うことなく苦しい呼吸の間に何とか哀願の言葉を紡ぎだす。
「は…あ…舐…めて…お願い…っ」
自ら脚をいっぱいに開きながら、潤んだ瞳で愛撫を懇願する里香に、仲野は満足げな笑みを浮
かべて里香の秘所に口づける。
「ああぁっ…!!」
割れ目を暖かい舌で深く抉り、襞を唇で啜り、秘壺の入り口に舌を差し入れる。
「き…もち…いぃっ…・!」
女の感じるツボを全て心得ているかのような巧みな舌技に、里香の精神は崩壊寸前だった。
電気のような鋭い快感が続けざまに体中を駆けめぐる。
先ほどの焦らし方とはうって変わって、仲野は肉芽に執拗に舌を這わせた。
唇で秘所全てにべっとりと吸い付き、舌は肉芽を上から、下から、畳みかけるように舐めまわ
す。粘液でぬるりと逃げる肉芽を追いかけ、絡みつき、捕らえる。音を立てて啜り、ぬるりと
押しつぶし、唇の中でねっとりと転がす。最も敏感な場所で蠢き続けるぬめった舌…。
感じすぎて里香が逃げ出さぬよう、仲野は里香の腰をがっちりと押さえつけている。
もう…だめ…!
里香は快感の頂点へ向かって走り出していた。
「こっちを見て」
声に促されて見ると、自分の女陰を舌で愛撫し続けている仲野の顔…。彼を驚かせてみせるな
んて考えていたことが愚かしい。自分より一枚も二枚も上手なのだ。敵うはずがない。逃げ場
のない牢獄に囚われてしまった気分だ。そう思うことに堪らなく甘美なものを感じて恍惚とする。
仲野は里香に見せつけるように激しくしゃぶりつく。ジュルッジュルッとわざと隠微な音をた
て、触覚、視覚、聴覚三点で里香を追い詰めていく。
「は…あ…っ…!」
肉芽を唇と舌で蹂躙され続けながら、仲野の指がぬるりと蜜壺に侵入する。二本の指が柔らか
な肉壁を押しやって体の芯に到達する。
「あっ…やあっ…あぁっ!」
指は里香のGスポットを正確に探り当て、微妙なタッチで刺激し始めた。同時に肉芽を這い回る
舌も更にねっとりと絡み付いてくる。
「あ…あ…いや…っ」
太股を持ち上げる里香の手はじっとり汗ばみ、全身がぶるぶると震えだす。
仲野の指使いは次第に激しさを増していく。里香の体の芯がパチパチと小さく弾けだし、頭の
中は真っ白になっていく。
「…いっ…ちゃうっ…」
仲野は仕上げとばかりに肉芽を強く吸い上げ、蜜壺を指で激しく掻き混ぜる。
「ああぁぁっ!!」
熱い奔流が里香を襲う。頭の中で白い光がスパークし消えていった。
きつく絞まった秘壺から指がぬるりと抜き去られた。全身の力が一気に抜けていく。
肩で息をしながらぐったりと崩れて横たわる里香に、仲野が近づく。
里香が目を開けた瞬間、里香の愛液で濡れた指を唇に差し入れられた。
「うっ…」
「舐めて」
「や…ぁっ」
いやいやをする里香の顔を制し、なおも口内へ指を入れる。里香は観念して指に纏わり付いて
いる自分の粘液をおずおずと舐めとっていく。たった今いったばかりなのに、この行為にまた
疼いてくる自分がいる。
「そう、いい子だ。」
仲野が里香の乱れた髪を手で梳きながら言う。
「せっかく藤田さんが俺に欲情してくれたんだ。たっぷり感じてもらわないとね」
優しい口調の一方で、指を舐めさせるという被虐的な行為を強要するギャップに、里香の中の
何かがまた反応する。
この人にならもう何をされてもかまわない…ううん…そうじゃない、もっと…。
「まだこれからだ」
指を引き抜くと、ゆっくりと口づけた。互いを味わうように舌を絡ませあう。里香の唾液と仲
野の唾液、愛液が溶け合い、二人だけの媚薬が出来あがる。
お互いを貪りあいながら、僅かな唇の隙間から里香が呼びかける。
「なかの…さ…ん」
「…ん?」
「メチャクチャに…して…」
体を擦り寄せ絡みつきながら熱に浮かされたようにそう呟く里香に、仲野は思わず相好を崩す。
「はっ…かわいいな…」
「里香…です…」
「…里香…」
深いキスを続けながら、腕を、脚を、可能な限り絡ませる。里香の下腹に仲野の熱い肉体を感じる。
足りないの…これだけじゃ…貫いてください…熱いあなた自身で…!
里香は口づけたままぐっと体を入れ替え、仲野の上にかぶさった。
唇で仲野の体の線をなぞりながら少しずつ求めているものに近づいていく。
仲野はそんな里香の顔に手を添え、次の行動を持っている。
下腹部を伝い、そそり立つ熱く固いものに手を触れる。愛しそうに里香はそれを手で包み、先
端にくちづけた。
「ふ…」
ゆっくりと唇に納めていく。もう一つの心臓のように、仲野の鼓動を手と唇で感じる。
喉の奥まで飲み込むと、そのまま舌で舐め上げた。
「うっ…」
仲野が自分の愛撫で感じてくれている。口内にあまりあるそれを、唇を締め上げて上下する。
自分の知っている知識を総動員させて仲野を感じさせたかった。そうしないと、きっとこれは
もらえない。早く仲野の欲望に火を付けたい一心で、里香は熱い固まりをしゃぶり続ける。
先端から仲野の味がする。里香はそれを丁寧に舐め取る。もっと味わいたい。私の愛撫で彼が
感じている証拠を…。
幹を舐め上げ、カリ首に舌を這わし、根本まで飲み込み粘膜で締め付ける。
お願い、早くこれを下さい。私の中に埋めて下さい…。
目の前のものを愛撫することに熱中しているその時、里香の体を再び快感が襲った。
横倒しにされ、太股の間に頭を強引に割り入れられたのだ。
「う…っんん…っ」
里香の臀部を抱え込み、わざとジュルジュルと音を立てて里香自身を啜り上げる。新たな快感
に、里香の唇の動きが止まる。
「続けて…」
はっとして固い幹を握り直し口に納めるが、下半身から伝わる快感ですぐに動けなくなってし
まう。身を捩ろうとしても腰をしっかりと捕まえられていて動くことが出来ない。
「あ…あんっ…」
次第に自分の快感だけに意識が集中していく。男根は唇から離れ、手からもこぼれ落ちそうに
なっている。仲野はそれを強引に里香の口内に差し入れ、自ら腰を使ってしごかせる。里香の
唇から唾液がこぼれる。
もう…待ちきれない…!
「く…ください…」
「何を?」
仲野は里香への愛撫を続けたまま、意地悪く問う。
「わ…私の中に…あなたを…ください…お願い…っ」
437 :
さなぎ:03/02/17 16:49 ID:/PY/V/SG
やっと次回で本番行けそうです。
ほんと長くなっちゃってすいません。
猫の女タマの華麗なSSの後にうぷするのは
かなり勇気いります・・・。
>>412タン
わたすも指フェチです。同士!!
囚キタ----*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
禿げしく興奮しておりまつ!!!!!
439 :
SOZ:03/02/17 18:48 ID:N0E4EWab
>>囚(さなぎさん
なんていぢわるな仲野マンセー(ぉ
恥ずかしい台詞を女性の口から言わせる、というのがなんともイイ!
>さなぎタン
もう最高ーー(*´Д`)ハァハァ
続き楽しみにしてます。
をい、おまいら!!
囚の続きが気になって今晩眠れそうもありません!!
ってくらい続きが禿しく読みたいよーーー!!
エロい!
仲野氏エロい!
(;´Д`)
>441 がいいこと言った!!
里香タンどうなっちゃうんだろう…(*´Д`)
さなぎタンときエロスレでハケーン!
囚とは全く正反対の話がまた味わい深いぞ!
おまいら必見だ!!
あっちもいいけどこっちの続きも早く・・・(;´Д`)…ハァハァ
446 :
しゃな:03/02/18 21:40 ID:CbA8gcGP
はじめまして。
すごくイイスレだぁ〜
読んでたら自分も書きたくなってしまった。
上手く書けたらあげてもいいですか〜?
猫の女19
母の唇が小さな乳首に吸い付いて舌で弄られ、僕はベッドで躰をくなくなと動かして悶え
させられていた。ようやく執拗な責めが終わってゆっくりと母が顔をあげると、僕は母の髪に
指を埋めて、その美貌を股間に擦り付けたい烈しい衝動に駆られてもどうすることも出来なく、
しかたなく手を真直ぐに伸ばして躰に付けている。
「ああ……。翔ちゃんの肌、白くて女の子みたい……よ」
そう、僕は痩せぎすで肌も白っぽくて、睫毛もふつうの人よりは長く、よく女の子みたいだと
からかわれていた。学校でもそのことで苛められて大喧嘩をしたことがある。クラスでも一番
強そうな奴だから、勝ち目なんかあるわけもなく、最後はただ泣きながら脚にしがみついていた。
そいつとは後で親友になったけれど。
「そ、そんなこと言わないでよ、ママ……。羞ずかしいよ」
「髪も女の子みたいにサラサラしていて綺麗よ」
僕を苛めているのか誉めているのか……母はそう言って髪を撫でると、肌に上唇を付けて
舌先をあてて、またゆっくりと滑らせて下りていった。
下腹に近づいて僕の叢に触れるか触れないかのところまでで止まってしまい、今度は下唇を
擦り付けるように、熱い吐息とともに素通りした臍へと逆戻りする。僕のペニスは焦らされて
キャメルカラーのプルオーバーを纏った乳房を小突くようにしてびくんびくんと痙攣する。
僕の上半身は裸にされていて、膝のところにはまだズボンが中途半端に掛かっている。なのに、
母だけが着衣を纏って僕を愛撫して、とても羞ずかしい筈なのに、ペニスが痛いほどに硬くなって
堪らない。それなのに母は僕の臍に舌を潜らせる。ペニスに欲しい!でも、どこを弄られても
僕は……。
猫の女20
「んああっ、ああ……。ママ、やめて。射精ちゃうよ……」
「がまんして、翔ちゃん!」
下腹に火照る頬を擦り付けるようにして、這い上がってきた道を振り返り、僕の大きくなった
ペニスにねっとりとした熱い視線を絡めている。屹立の傘に細くしなやかな指を絡めるように
被せると裏筋のところを弄ったり、尿道口にふれてゴム毬を握るように締めてきた。そして弛緩
させてはまた握って、傘の下を親指でなぞる。僕のペニスが烈しくつっぱって腰が跳ねる。
ベッドに沈んでまた跳ね上がる。
「あうっ、そ、そんなに強くしないで……。しないで!」
歔き声がまたあがる。雫がこぼれてテラテラとする膨らみきった亀頭を弄られて、いまにも
往きそうになるが、下唇を強く噛んでなんとか射精を我慢していた。
「ご、ごめんね」 母もどうしょうもなく昂ぶっている。
それに、母の姿態を見てしまえば、それだけで射精してしまうくらいに脆くなっていたけれど、股間に
貌を埋めようとする母を、どうしても我慢できなくて肘をついて躰を起こして僕は覗いた。
「ママ、苛めないで……」 「久しぶりだから」 はにかんでいた。母の顔ではない女の貌が上目遣いに
微笑んで、僕は生唾を呑みこむ。
「なに、翔ちゃん?」 「綺麗だ、ママ」 やっとのことで、それだけを伝える。 「ありがとう」
恍惚とした穏やかな女の人が其処にいた。ローズピンクの濡れた唇が深みのある赫へと変る。
細い指が根元に添えられて、唇が亀頭へと近づいて触れると、雷に打たれたように腰が顫えた。
母は額と頬に垂れた髪を耳に掻きあげると、ゆっくりとペニスを呑み込む。口腔の温かさに囲まれ
熱い舌に包まれると、僕はベッドにがくんと沈んで腰が跳ねあがり、母の咽喉を深く衝きあげて
しまっていた。おびただしい量の精液が迸り、母の口腔を穢したと僕は思っていた。
「うあぁああっ!ああ……。ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
闇と光が交互に明滅しながら、母の口腔に黒い欲望の精液を射精していた。躰は弓反りになって
腰の両の手はシーツをしっかりと握りしめて。僕は荒い息を付きながらベッドにぐったりとなると
いつしか涙をこぼしていた。ようやくシーツを握っていた手を離して腕で顔を隠している。
猫の女21
「翔ちゃん!ねえ!翔ちゃん、だいじょうぶ!」
ペニスを綺麗にしようとしていた母が慌てて、精液を手に吐き出して僕の顔ににじり寄る。雲の上に
いるような感覚と闇の底に突き落とされた感覚が溶け合って僕を苛む。母の唇がペニスから離れた
瞬間、僕は躰を横にして背を丸くすると縮こまっていた。母の手が肩に添えられて、暫らく揺さぶり
続けられていた。
翌日の僕は一日中、学校でぼうっとしていた。ただ黒板の文字を拾っているだけで頭のなかには
何も入っては来ない。それでも、ただノートだけは淡々と書き取っていた。すると、横から白い手が
にょきっと伸びてきて書き写していた、ある一点を指し示す。
「ほら、ここ間違いよ。こうだから」
ハッとして白い手の主のいる横を見ると、隣の席の少女が自分のノートを僕の方に見せて
笑っている。
彼女は石川綾といってクラスでも人気の美少女だった。石川綾の印象は母と面影が似ていたから
僕は意識して彼女とは関らないようにしていた。知らない人が一緒に並んでいるところを見れば、
親子か姉妹と言ってもいいくらいに良く似ている。ただひとつの違いといったら、今の石川綾は、
かつての母のように素直な黒髪を腰まで垂らしていることだ。僕も初めの内はとても驚いていたが、
かといって彼女とどうこうしたいとは思ってはいなかった。けれど、母との関係を持ってしまった
いまとなっては彼女の存在を心のどこかで意識し始めていたのかもしれない。
美少女と言えばどこか近寄り難い感じがあるけれども、綾の場合は誰とでも気さくに話して
仲良くなるという、人柄か特技みたいなもので多くの者から好かれていた。しかし、そのハッとする
美しい容貌の所為で、ある意味、損をしている部分も決して少なくはなかった。
いろんな想いが駆け、それでも、これも単なる社交辞令のひとつなのだと自分の動揺を否定
して立て直しにかかろうとするのだけれど、いつしか彼女の顔を穴のあくほど見つめてしまっていた。
>>さなぎサンはまだかな〜
猫の女22
「ほらここ、こうでしょう。ねえ、わたしの顔になにか付いているの?」 「えっ、い、いや何も……」
ぎよっとして、僕は黒板へと視線を戻す。多分、耳朶は赧く染まっていたことだろう。チラッとだけ
盗み見してみると、綾も微かではあったが顔を赧くしていた。その時、僕と綾のおしゃべりを先生が
見咎める。
「おーい、そこ。私語は慎みなさいよー」
「はい、すみませんでした」
綾が明るく即答する。
「そこのボケボケにちゃんと教えてくれたかなぁ?」
「えっ。ハハハ……。そりゃもう、しっかりと」
(なんなんだよ。おまえは、保護者かよ!)
「よろしい」
僕は顔から火を噴いていた。そのやり取りにクラス中が笑い出す始末だった。綾は舌を
チロッと出して僕に微笑を向ける。
(ちゃんと謝れよ!人に恥掻かせておいて!)
母とのことでさえ頭の中がいっぱいなのに、さらに僕の前にしゃしゃり出てきた不可解な
石川綾の行動に頭を悩ますことになろうとは、その時は想像もしていなかった。
夜ドアが開かれ、母が僕の部屋に入って来て、ベッドに載って横たわって寝ている僕の背中に
母の女の匂いが迫ってくる。 「翔ちゃん……。ごめんね」 「あやまらないでよ……」
「ごめんね……」
僕は組んでいた腕を解いて、左手を肩越しに差し伸べると、母の手が僕の腕を包むように掴んで
回転しながら滑りながら上がると、手を弄り親指と人差し指の間を同じ指でやさしく撫で擦る。
そして指と指を絡めて母の指が何かを訴えるかのように力いっぱいに握り締めていた。僕の指は
痛くなって、ぴくぴくっと引き攣る。この痛みが母にも同じようにあるのだろうか。
猫の女23
「母さん、痛いよ……」
母は力を緩めることなく握ったままで、僕の項に唇を這わしてきたことで、ペニスがびくんと反応
し始める。吸い付かないで、ただ押し付けただけの恥戯に僕は顫えていた。
「あっ」
母の指が弛緩して肩越しに、僕の指を唇に咥え込み舐め始める。一本一本を丁寧に、唾液を
塗すようにして、指と指の間にまで舌を這わせる。また項に戻ると舌がゆっくりと上がっていって
頬を舐めまわしたところで、僕は仰向けになって杉村美沙の唇を受け入れた。
パジャマを脱いで母は生まれたままの姿で僕のベッドにいる、僕も裸になって。母がシーツに
後ろ手を付いてM字に開脚して僕を誘う。暗がりの中に母のスリムな肢体が白くぼうっと浮んで、
ペニスが痙攣する。僕は躰を屈めて美沙の太腿から舌を這わせながら股間に顔を埋めて息づく
女の性器を唇で確かめる。愛液が溢れて僕はそれを啜るようにして呑み込んでいた。母の太腿は
ふるえ喘ぎが増している。黒い欲望にペニスが硬くなっていた。この女(ひと)を貫きたいと。
「し、しょ、翔ちゃん。て、手で擦って。包むようにして擦ってちょうだい……。おねがい、そうして」
「う、うん」
僕は美沙の股間から愛液にべっとりと濡れた唇をあげて、右手を返して美沙の濡れそぼる性器に
そっとあてがってゆっくりと上下に撫で擦ってみる。後ろ手に付いていた母の手が僕の腕に絡み
付いて来て、性器に押し付けるようにきつく掴まれていた。上体は前屈みになり、美沙の小振りな
乳房が垂れ、肋骨が浮き出た脾腹が喘いでいる。我慢している。ペニスを母に舐められていた時、
貌を股間に押し付けたい衝動に駆られ、堪えて悶えたもどかしさが過ぎっていった。
「しょ、翔ちゃん……。淋しかった。淋しかったの」
「僕に甘えたいの?」
猫の女24
「ごめんね。ごめんね……」 美沙の上体がペニスに縋るかのように、僕の腕に絡み付いていた。
「ママ……」 僕は人差し指と中指を入れる。 「してくれるのね。そ、そこ……。そこ、コリッて
しているでしょう」
暗がりに浮ぶ美沙が、何かに取り憑かれたような貌で僕に囁きかける。
「う、うん……」
「もう少し奥にそっと入れてみて」
「こう」 声が上ずった。
「そう。ゆっくりと。あん、そ、そこをやさしく捏ねるように指で撫でてみて」
「わかった」 「そっとよ」
「これでいいの」 僕は中指の腹で天井をそっと撫でてみる。
「うん。上手よ……、んあっ、あん、ああっ」 母の手が僕の手首をまた掴んでしまう。
「だめだよ、ママ。そんなことしてたら、動かせない」
「うっ、うん……。翔ちゃん、やさしくね……」
僕は興奮していて強く擦っていたのかもしれない。母の白い乳房が妖しく揺れていた。僕は右手を
シーツに付いて、喘ぐ母の乳房に甘えるように唇をそっと近づけてみる。
母が僕の射精した精液をぜんぶ呑み干してから、ふたりが肌を重ねるまでに至るには、さして時間は
要さなかった。けれど、まだ僕から母を積極的に求めたことは無い。いつも母から僕を求めてくる。
あの瞳で迫られると、どうしょうもなくて従うしかない僕だった。その引き摺られていく感覚に
いごこちよさを感じていただけなのかもしれない。
ペニスをやさしく握られ導かれて、僕は母のなかに腰を進めた。ゆっくりとゆっくりと……
還ってゆく。
猫の女25
「そうよ。あわてないで、やさしく……ね」
「うん」
母の膣内は十分に濡れていて僕のペニスを迎え入れてくれる。ペニスが埋めきられて恥骨と
恥骨がふれあうと、僕は荒い息を付いていた。ニ、三回のストロークで往ってしまいそうなほどだ。
腰が顫えて、やみくもに衝きあげたい衝動にも取り憑かれていた。
「まっ、まだだから、うごかないで。ねっ、我慢して。翔」
母の肉襞が僕を包み込むように迫ってくる。僕は下唇を強く噛んで苦悶するような貌で時を
待つ。瞼を開いたら、母が目を細めてやさしく額に垂れてきた髪を分けてくれた。僕は母の躰に
重なって耳元で熱い息を吐いていた。母の微笑を魅せられて、僕の中の何かが変る。ちょっとだけ。
「いっしょに昂め合って緊張をほとくの、解き放つのよ。翔、できる?」
母の手が背中を撫でてから、やさしく髪の毛を弄るように撫でていた。僕はこの瞬間に果てたい
という衝動をさしおいて、美沙の乳房に顔を埋めて泣きじゃくりたい衝動が噴き上がっていた。
母の声に、そして肌ざわりに、そして禁忌という悪しき呪文に感情の入れ物が壊れて溢れ出て
しまいそう。
「翔、動いて。ゆっくりと腰をあげて落としていって。ゆっくりとね」
僕はシーツに両の手を付くと腰を浮かせて、絡みついていた美沙の肉襞を引き摺る。
「僕はママの恋人?」
母が涙を溜めて貌をゆっくりと横に振る。
「……の愛した人との……わたしの一部よ。んああっ、ああ……」
僕のペニスがゆっくりと美沙を押し拡げながら奥深くに入って恥骨がふれあうと、シーツに
付いていた僕の手首に美沙の白魚のような指が絡まっていた。
猫の女26
「ごめんね。しょ、翔、翔ちゃん……」
「僕、ママが好きだから……好き、好きなんだ」
僕のなかのたくさんの赫い華が風に揺れている。部屋には哀しい猥らな音がゆっくりと
拡がっていた。
「ありがとう、ありがとうね……」
僕の手首に絡み付いていた手が首に廻されると、律動を止めて美沙の躰へと重なる。美沙の髪に
指を埋めて、くなくなと揺すり歔いている貌を鎮め口吻をすると、美沙の舌がやさしく入ってきて強く
吸われていた。僕は律動を開始して美沙を突きあげて衝きあげて、全身の感覚が母に蕩けあう
ような瞬間を遂に向かえていた。
確かに烈しくペニスが勃起するのだから、僕のなかに母への欲望は存在する。端から見れば、
ただの獣欲に耽溺する色気違いの母子としか映らない。けれど何かが違っていた。母・杉村美沙の
僕に対する性衝動がそこはかと怖かった。けれど揺れる華を染めていたものは、天上に浮ぶ血を
刷いたような赫い月の所為だった。
「ほら、また、ぼうっとしてるよ!」
「な、なんなんだよ……」
そう僕が言うと、石川綾はぷいっと正面を向いてしまい、長い黒髪がふわっと舞った。綾の光景に
瞬間ときめいて母の記憶が鮮明に蘇っていた。
ようやく授業も終わり、綾が誘ってきたけれど、僕はともだちと用事があるからと丁寧にことわって、
とまどいから解放された気安さに、それとなくを装って尋ねてみる。下校時の友人とのだべりのなかに
答えを見つけようとしていた。
母と息子はどちらかというと男性好みのネタですね。
てゆーかこのスレ男性の方が多いんだろうな(藁
>>456 いや、そんなことはない。わたしも「おんなのこ」です。
>猫の女さま
甘美な過去と、それに交錯する現在が切ないなあ。
>mkたん
あの〜、長い放置プレイなんですが、そろそろ解いて頂けないでしょうか。
458 :
SOZ:03/02/19 10:57 ID:WUZmzUnK
>>456 ショタネタを書くときに思うのですが、男性が少女に妄想するように、女性も
少年に妄想するんじゃないかなぁと思ったりするんですけどどうなんでしょう
ね?
「そういう人もいる」が結論だとは思いますが(^_^;
801板ではなくここに来る女性読者の方は、ヘテロのショタ物もOKなんだ
ろうかとは思いますが……。
>>456 同意。母と息子を書く女性っているのか疑問。「猫の女」を書いてる人が
女性かはわからないけど。
>>458 「そういう人もいる」ってぐらいしか思わない。
私は個人的にはショタもの駄目です。人にはいろいろな趣味嗜好があるから、
としか。書き手さんには悪いけど猫…は斜め読みです。
以前のスレではもっと厳しい批判「○○萎え」とかよく出てたけど、今は書き手が
多くてお互いに書き手を誉めあってるせいか、批判的な意見が書き込みづらい
雰囲気が出てきたと思います。馴れ合いみたいになってきたのは仕方ないのかな。
460 :
名無しさん@ピンキー:03/02/19 13:31 ID:MoAT0dVX
>458 女ですがショタ萌えません。でも喜ぶ人もいるんじゃないですか?と言ってみるテスト。
>459に大方胴ー衣
わたしも母子相姦ネタは斜め読み。わたしには有り得ないので。(男の子持ち)
ただわたしが萌えないだけで萌えて続きを待ってる人もいるだろうから批判はしない。
スレはわたしの物じゃいし。感想レスしないだけ。
猫の女サンのは(*´д`)ハァハァしないけどストーリーがどう転がってくのか気になってる。
萌えて続き熱望なのは今のところmkサンとさなぎサン。
>>猫の女サマ
ただ長いだけでつまらない。続きが全く気にならない作品ですね。
萌えと言うより萎え。
462 :
裏方:03/02/19 14:02 ID:/9h8tQsI
この件は、このへんでいいですよね?
題材自体が、このスレではハードルの高いものだった。
なおかつリメイク版。
そのハンディキャップをカバーするほど、
エロ度がオリジナルよりアップしてる感じがしなかった。
そういうことですよね?
完結後は、次回作(オリジナル)に期待、でよろしいかと。
463 :
SOZ:03/02/19 14:55 ID:WUZmzUnK
>>459-460 率直なご意見ありがとうございます。
まぁ予想の範囲です。
男性でもノンケな、というかノーマルな人は少女に萌えないわけですし。
また私自身、自分の書くショタ物は「男性向け」という自覚はありますし。
(変な言い方ですが、少女の変形としての少年を書いている、という自覚があります)
だからこちらではショタものは書いていないわけで(^_^;
なんというか、女性の視点での少年愛を描ける自信がまだ無いといいますか。
話が長いのでcutoffします、お騒がせいたしました。
>>436 仲野は里香から離れ、仰向けに押し倒す。手早くゴムを付けて、力無く開いた太股の間の潤み
きった溝に、たった今口に含まれていた熱い固まりを押しつける。
「これがほしいんだ?」
濡れそぼって充血した割れ目を幹の先端がぬらぬらと往復する。
里香は潤んだ目で仲野を見つめ哀願する。
「は…い…」
「やばいな…俺スゴイ興奮してるよ…。わかる…?」
そのまま里香にくちづける。
そう言いつつまだそれを埋めてくれない仲野は、本当に興奮しているのか…。
「は…やく…」
唇の端から漏れ聞いた里香の言葉に仲野自身がぴくんと反応する。そして潤みきっている蜜壺
に先端を押しつけた。
「あああぁ…っ!!」
柔肉の中に熱い固まりが少しずつ進入する。体を開かれる快感に耐えられず、里香は仲野にし
がみついた。埋め込まれるものが深さを増すにつれ、行き場のなくなった愛液が溢れ出す。体
の中心から、ジーンと痺れるような快感が広がる。
やがて仲野自身は根本まで、深く里香の中に埋められた。仲野は腰をきつく押しつけたまま、
里香をしっかりと抱きしめ唇を吸う。里香の胎内が快感を求め、ひくついて仲野を締め付けて
いる。貫かれただけですでにいってしまいそうだった。
「すごい…いいよ…里香の中…」
吐息に混じってそう言うと、仲野はゆっくりと腰を使い始めた。
「ああっ…!い…い…っ!」
里香の肉壁の感触を味わうように仲野はゆっくりと引き抜き、深く挿入する。自分のものが仲
野を離すまいと吸い付いている。何度も何度も、熱く固いものが閉じた柔肉をこじ開けるよう
に入ってくる感触は、里香の思考を次第に奪っていく。
二人の呼吸が荒くなるにつれて、仲野の腰使いも激しくなっていった。腕できつく抱き締めな
がら、体ごと揺さぶるように、里香を突き上げる。里香の開かれた太股が縋るものを探して震える。
仲野が里香の唇を塞ぐ。舌と下半身両方で貪られながら、沸き上がる快感に身を浸す。
「だめえ…っいっちゃうっ…!」
里香に二度目の絶頂が訪れようとしていた。
里香が気をやりそうになった瞬間、仲野は里香の中から自身を抜き去った。
「や…どうして…っ」
泣きそうになりながら意地悪い行動に出る仲野をみつめる。いかせてと叫んでしまいそうだ。
何かを企んでいるような仲野の表情に、息を飲む。
この男はまた何か私を辱めることを考えているのか…?
そう考えると体中が痛いくらい興奮してくる。
「俯せになって」
荒く息をしながら、里香は言われたままの姿勢をとる。
「…あっ!!」
仲野は里香の腰を高く持ち上げ、猫が伸びをしているような姿勢をとらせた。この格好では里
香の女の部分は仲野に突き出されて丸見えになっているはずだ。
恥ずかしさで頭にかあっと血が上る。
「ひゃんっ!!…・あ…」
白い臀部を手で割られ、剥き出しになった女陰に仲野が吸い付いた。
「ああ…ふぅっ…・」
舌で溶かされて、里香の腰は力無く崩れようとするが仲野がしっかり支えている。
里香の入り口へぬめった舌を差し入れ、蜜をすくい取る。
そんな風にされたら…余計欲しくなっちゃう…!
里香の体がギクンギクンと反り返るのを見て、仲野は里香から離れた。
「本当はさっきこうしたかったんだけど…俺が我慢できなかったんだ…」
「……え…?」
「もう一度入れて欲しい…?」
あまりにもストレートに聞かれて決まっている答えを口ごもる。
「入れて欲しかったら…そのまま脚を開いて…」
「こ…このまま…?」
消え去ったはずの羞恥心がまた頭をもたげる。しかし仲野に抱かれたい以上里香の取る行動は
決まっていた。
おずおずと脚を開いていく。仲野の視線がそこに注がれていると思うと堪らなくなる。しかし
この恥ずかしささえ耐えれば、また欲しい物が得られるのだ。
「そのまま、指で開いて」
これ以上ない恥ずかしい命令に里香は躊躇する。
「そんなこと…!」
「欲しいんだろ?」
「…う…っ」
肩と胸で体を支えながら、恐る恐る自分の女陰に両手を伸ばす。
口ではいやと言えても体は言うことを聞いてくれない。仲野を求めてひくつく肉襞に指をかけ
ると、そこは熱く溶けきっていた。
震える指で、意を決して充血した桃色の肉を露出させる。愛液がつうと滴って落ちていった。
恥ずかしさに眉根を潜め、頬を紅く上気させ、震えながら自ら女の部分を見せつける里香の姿
は仲野の中の征服欲を大いに満たした。
「あ……」
「そのまま…」
開けた女陰の肉壁の入り口に、固いものがあてがわれる。
「はああぁぁ…っ!!」
強固な意志を持って、それがズブズブと体の中心に向かって進入してくる。
「ああ…本当に…すごい…な…里香の中は…」
体の奥深く貫かれ、里香の体が小刻みに震える。
全てを埋め込み、一瞬そこに留まったかと思うと、猛然と突き上げられる。
「う…あ…あぁっ…!!」
体が熱い。仲野に火を付けられ、燃えたぎっているようだ。パチパチと火の粉をまき散らしながら
自らを滅ぼしていく篝火を思っていた。全身にどっと汗が噴き出していく。
自分のものが仲野を食いちぎらんばかりに締め上げている。仲野のものが里香を壊さんばかり
に貫いている。
「…あ…っ…ああっっ…」
仲野が突き上げる度に里香の中の何かが弾けて散る。意味をなさない言葉が口を突いて出る。
濡れた肉のぶつかりあう音が高く響く。
「は…里香…わかるか…?ここ…」
女陰を開く里香の指を、仲野自身に押しつける。ぬるりとした固い幹は、里香の中に幾度も消
えては現れ、徐々に激しさを増していく。
「あ…あ…わかる…っおかしく…なりそう…っ!」
力の限り里香に腰を打ち付けながら、荒い呼吸の合間に仲野は言う。
「めちゃくちゃにして…って…言ったろ…?」
貫かれる度仲野の汗が背中に飛び散る。体の真芯が突き破られてしまいそうなほどの激しさ。
息をつくのすらままならないほどの自分の鼓動。死にそうなほど感じている。
もうだめ…!
目の前に熱い炎が見える。里香に襲いかかろうとしている。
「ああぁっ…!や…やめ…っ」
里香を突きまくりながら、仲野は剥き出しになった里香の肉芽を指で嬲り始めた。
汗を滴らせ上気する仲野の顔には、快感と愉悦が踊っている。
「やめてえっ…!!こ・・壊れちゃうっ…!!!」
叫びとも泣き声ともつかない自分の嬌声。シーツを握る手がガクガクと震える。
頂点へ向かって燃えさかる火の中で、悟る。
私は、この男に、遂に征服されてしまった…。
「…里香…っ!」
切羽詰まった仲野の声。腰を打つリズムはどんどん激しくなっていく。里香の胎内で熱い固ま
りが踊り狂う。
「いくぅ!!いっちゃううっ…!!」
「俺も…だ…!」
「あああぁぁっ!!」
狂いそうなほど熱い炎が、里香を焼き尽くしていった。
燃え尽きてしまったかのように、ぐったりと崩れる里香に寄り添うように横たわり、まだ燻る
頬に手を添えて仲野は見つめている。
その穏やかな笑顔は、やはり美しい悪魔のように、里香には見える。
「今度…いつ会おうか…?」
優しく問われて里香は思う。
魅入られて囚われてしまった獲物は、彼の言うことを素直に聞くしか、生きていく道はきっとないのだ、と。
「あなたの…好きな時に…」
獲物を完全に手中にして、悪魔は満足げに微笑む。
〜〜〜Fin〜〜〜
470 :
さなぎ:03/02/19 16:26 ID:Q/RBGzCj
長らくのお付き合い有り難うございました。
仲野さんが好評でとても嬉しいです!!
わたすの妄想が終わらないので
またこの続き書かせて下さい。
猫の女 いきなり
僕は美沙のなかの綾に射精した。精が尽きても躰が尽きるまで、何度も何度も杉村美沙を
突き続けた。そして、僕と母の獣の交合は終わりを告げた。
そして、月日は流れて……何度目かの春に。
「母さん!もう、出かけるよ!」
「だから、早く起きなさいって言ったでしょう」
「母さんも一緒に出るんでだよね。載せてってよ」
「わたしは、まだ後だから……」
「げっ」 「だからね……」 「はいはい」 僕は母さんの言葉を遮る。
「翔!ねえ今度は、ちゃんと亜紀さんを連れてきなさいよ」
「綾みたく食っちゃやだよ」
綾のことが溜め口になるまでになっていた。すこし傷には滲みるけども。
「もう、ばか……。ほら、早く行った、行った!」
「今度はちゃんと亜紀を連れてくるからね。いってきます!」 「いってらっしゃい!」
『翔くん。人は非力でも、強くなろうと思えば誰でも強くなれるよ。ねえ、そう思うよね』
桜の樹の下で僕に言った問い掛けを残したまま、そう教えて綾は逝ってしまった。桜を見る度に
また涙すると思うから避けていた、この桜の華。亜紀が話してくれた猫を飼うということから彼女と
桜を見に行こうと思い立って此処に立つ。
突然ふらっと僕の前に現れて居なくなってしまった女の子の出会いを忘れることなく、この環を
続けていこう。亜紀はまたいつか僕の過去を尋ねてくるだろうか。
猫の女 最終回
『翔、お母さんを好き?愛しているの?せっくす……したいと今も思うことあるの?』
『答えなきゃダメかな……』
少し困る。
『うん、私は翔の正義の味方だからねぇ』
『……』
『うそ、うそ。ごめんね』 僕は亜紀の鼻と鼻を擦り合わせて額をぐりぐりと押し付ける。
桜を愉しそうに眺めている彼女の横顔を僕は見続ける。その時は話せるだろうか。
「ねえ、なにかわたしについているの?」
亜紀が片手で髪を耳に掻きながら僕の方を振り向いていた。僕のなかの綾といっしょに。
「ねえ、なんなのよ」
「ごめん。まだ強くなれないよ」
僕が綾に呟いていた。
「ねえ、なんのことよ。言いなさいってば」
「スタートだなって」
「そっ、四月だもんね。翔がかわらないなら私が先にかわるから」
「聞えてるじゃないか!」
「きゃあっ!やめてよ!」
亜紀とのはじまり。僕は手をそっとだして、亜紀がそれに応えて自然に絡み合う繋いだ手と手。
「ねえ、ほんとはなにを考えていたの?」
こどもが親にものを尋ねるような聞き方で……。
「人って、なんで桜に思いを託すのかなあって、考えていたのさ」
「ふうん。じゃあ、来年もまた此処に来なくちゃね。ねっ、や・く・そ・く!」
亜紀がこどもっぽく目の前に小指を差し出す。
「うん、来たいな。また見たい!亜紀といっしょにな!」
指と指が絡まり合った僕たちはひとつの環になった。
473 :
SOZ:03/02/19 16:58 ID:WUZmzUnK
>>囚‥とりこ‥
完結乙。
堕ちた里香タンにマンセーでつ。
しかし、完全に、夏の虫が自ら飛んで火に向かっていったという感じですな(^_^;
>>猫の女
完結乙。
私個人はショタもロリもOKなので(無節操(^_^;)よかったんですけどねぇ……。
う〜ん。
>さなぎタン〜
またの続きを楽しみにしてまつ。是非とも、また書いて下さい。
昼間から興奮させてもらいまつた(*´Д`)ハァハァ
475 :
名無しさん@ピンキー:03/02/19 17:05 ID:vSj+4PWY
と…囚よかった!!!!!!
また最初から読んで何回もいかせて頂きました!!!
続きものすんごく楽しみに待ってまつ!!!
>>猫の女
女受けは悪くても、男には好かれそうな感じですね。
また書きたければ違うスレで
477 :
名無しさん@ピンキー:03/02/19 17:12 ID:FiLb8nsQ
猫の女はスレ汚し
もう来なくて良いって言うくらい、どーでも良いもんでつた。
>囚‥とりこ‥
くはぁ〜。丁寧なえろえろ、堪能しますた。仲野氏の鬼加減が丁度良い按配。
ええもん読ませてもらいました。ごちです。続きも是非是非!
>猫の女
「上手くてあたりまえ」感のあるこのスレで、これを言っても褒め言葉にはならないかもしれませんが……。
上手いと思います。個人的に好きな文体です。
できれば、違うネタを読んでみたいです。是非とも。
やっぱり母子というのがちょっと……(蒸し返しスマソ
当方、ショタ属性多少アリなのですが。
少年攻めの方が好きです。天使の外見に性格鬼畜な少年もの、とか。
真のショタじゃないんだろうなあ……。
――彼が戻ってきた。
もう私の頭の中は、膜が張られたように思考が濁り、彼を求める事しか考えられなかった。
欲しい、欲しい、欲しい・・・。
早くきて。解いて。
十分な刺激を与えられない、その敏感な部分は、もうおもらしをしてしまったのかと思うほど、ショーツをぐしょぐしょに濡らしていた。
「凄いな。想像以上だ」
彼が熱を帯びた声で呟く。ベッドに座り、テレビを消す。
「解いて・・・お願い・・・」
「だめ」
そんな・・・。気が狂いそう。がっくりと首をうなだれて、なるべく何も考えないようにする。
彼が、まさに舐めるような視線で、全身を見つめている。
早く来てほしくて、無意識に腰が動く。
彼が近付いてくる気配。
彼はボクサーパンツにバスタオルを羽織っただけの姿だ。
椅子の前に彼が立つ。ボクサーパンツの中のものが、上を向いて大きくなっているのが分かった。
それを見ただけで、私の息は熱くなり、身体の中がじんとするのを感じた。
彼が屈んで、私の顔を見上げる。
そのまっすぐな視線に、思わず目をそらしたとたん、彼の顔が近付き、キスされた。
唇をむさぼるようなキス。乱暴に舌が押し込まれる。
舌が、別の生き物みたいだ。唾液がねっとりと口の中で絡み合う。
舌を吸われ、苦しくて、思わず喉の奥から声が洩れた。
ゆっくりと、唇が離れてゆく。
不意に彼が私の髪の毛を掴み、上を向かせる。
目の前には、彼のもの。それを顔に押し付けられる。
「ぁ・・・・・ん・・・」
突然の事に驚きながらも、私は下着越しに彼のものを唇で愛撫していた。
彼がボクサーパンツを下ろして、竿を手で持ち、私の頬に押し付けた。
首を横に振って、逃れようとするが、髪の毛を掴まれていて、うまく動けない。
彼の先端からにじみ出た液で、私の頬はぬめってゆき、そのまま口へと運ばれた。
それを唇に塗り付けられ、口へ押し込まれる。
「んん・・・・」
麻痺した思考回路は、何も考えず、彼のものをしゃぶっていた。
手が使えないので、うまくくわえる事が出来ない。それでも、必死にそれを舐めまわす。
不意に腰が引かれ、口の中のものが抜かれる。
「あ・・・」
思わず、不満の声が漏れる。
彼は、膝立ちの状態になって、両手を私の腿にのせる。
「凄い・・・もうびしょびしょだね・・・」
彼の声が、どこか遠くで聞こえている気がした。
すーっと腿を撫で上げられ、びくりと身体を震わせた。
彼の手が腿を離れ、乳房を鷲掴みにする。
「ひゃぅん・・・!!」
咄嗟の事に、顔をゆがめる。それが、痛みのためなのか、快楽のためなのか、自分でも分からなかった。
彼の手の力がゆっくりと抜かれてゆく。それと同時に、今度は優しく揉まれる。
硬くなった乳首に触れられたとたん、私は軽く達してしまった。
ただ、それだけの事なのに。
躰が熱くて、自分じゃないみたいだ。頭に血が上る。頬をつたう涙に、今初めて気付いた。
「そんな顔するなよ。今解いてあげるから」
そう言って彼は屈みこみ、足に縛られたものを解きはじめた。
両足を解き終え、立ち上がって、背中に手を回して、腕の拘束も解く。
膝の裏と、首の後ろに腕を通して、いわゆるお姫さま抱っこでベッドに運ばれた。
「気持ち悪いよね」
彼が私のショーツを見ながら言う。私は小さく頷く。
彼は、搾れるのではないかと思えるほど重くなったそれに手をかけて、一気に抜き取る。
愛液が、足に絡み付く。
彼の指が、首筋を撫で、乳房に触れ、痛いくらいに硬くなった乳首を親指と人差し指でぎゅっとひねり上げる。
「・・・っ!!」
頭のてっぺんから足のつま先まで貫かれるような快楽が私を襲う。
それはもう、声にはならず、ただただ深くため息をつくしかなかった。
彼の指は、臍の周りを撫で、さらに下へと滑らかに滑ってゆく。
足の付け根を撫で、止まる事なく溢れる蜜壷に指の腹を触れられただけで、私は達した。
「は・・・ぁ・・・」
くちゅり。といやらしい音を立てて、彼の指が侵入してくる。
自分が自分でなくなるような感覚。特別はことは何もしていないのに、彼の指が動く度に、身体が反応し、私は簡単に絶頂を迎える。
指を抜き、私の頬にその液体を塗り付けられる。
私はもう抵抗する力もなく、恍惚と彼を見つめる。
「もっと焦らすつもりだったのに。もう我慢出来ない」
彼はそう言って、はち切れんばかりに硬くなったそれを私の入り口に押し当て、一気に貫いた。
十分すぎるほど濡れたそこは、何の抵抗もなく、奥までそれを受け入れる。
「はぁ・・・!!いい・・・・・」
「いいよ・・・。お前の中、凄く熱い・・・」
ぐちゅぐちゅと私の身体の中をかき回す卑猥な音が、部屋中に響くのも構わず、やっと手に入れた快楽に、自ら腰を動かして、貪った。
彼の体温と、自分の体温が解け合ってゆく。
まるで、彼の肉体が、自分の肉体になったかのような。
彼の身体も、自分の身体のような錯覚に陥る。
「手を・・・繋いで・・・」
喉の奥から絞り出すように、やっとの思いで彼に伝える。
彼が、私の手首を掴み、それから優しく、指を組むように手を繋いだ。
・・・まただ。
身体が融けていく感覚。確かに手を繋いでいるのに、繋がっているのに・・・。
私の身体が、彼の身体の一部になる。
彼の唇が、私の口を塞ぐ。私は貪るように彼の唇を、舌を、舐めまわす。
彼の唾液が流し込まれ、私はそれを飲み干す。
それは、甘い媚薬に感じられた。
アダムとイウ゛も、こんな甘い果実を食べたのだろうか・・・。
484 :
mk:03/02/19 19:53 ID:r7sQp0Ib
今日はここまで。
何か、だんだん禁断からもエロからも離れていってるし(汗
良作のあとなので、駄作が際立ちますね(涙)
もう少しで終わりなので、それまでもう少々おつきあい下さい。
485 :
あの・・・・:03/02/19 20:53 ID:a5FSTWqw
もの書きの血がうずいて
書き始めたものがあるんですけど、
ここに書いてもいいでしょうか?
>>484 乙っす!! お待ちしてますた。
エロイですよー。禁断かどうかは、まだ?だけど。
がんがってくだされ〜。
>>485 いらっしゃいませ。妖しいベッドルームにようこそ。
もう皆さんお待ちかねですので、
すぐに始めて頂いたほうがよろしいかと。
何か用がありましたら、縮刷版のほうにおりますのでなんなりと。
それでは、どうぞお入りください。
>485
スレ違いじゃなくて、面白いものなら書いていいでつ。むしろ書いて下さい。
489 :
さなぎ:03/02/20 01:55 ID:pSCh18GW
感想いきそうなほど嬉しいです。
ROMだけの方も、読んで下さって有り難うございます。
>>473 SOZサマ
全くその通りでなんの捻りもないタイトルというオチでした(^^;
おばかな里香チャンにもうちょっとお付き合いいただければ幸いです!
>mkサマ 待ってました!!!
>アダムとイウ゛も、こんな甘い果実を食べたのだろうか・・・。
この一文がすごく好きです。ずきゅーんときました。
490 :
猫兎:03/02/20 06:50 ID:jyt/0vJk
さなぎタソ最高ーッ!!(*´Д`)ハァハァ
有難うございます。では・・・・
Hまで長いかもしれないです。
もういらんって思ったら言ってください。
そこで止めます・・・。
「先輩、賭けをしませんか?」
唐突に彼―直樹―が言った。
私は藤井沙夜、今日は会社の後輩の直樹からどうしても自分の誕生日を先輩である沙夜にお祝いしてほしいと懇願され、半ば根負けした状態でちょっとこじゃれたイタリアンレストランに連れて来て、お祝いを開いてあげた。
ちょうど3ヶ月前に付き合っていた彼に振られてフリーだったこともある。
「いったい・・・・どうしたの?」
「先輩、今日は僕の誕生日ですよね、僕が勝ったらもう一軒付き合ってください。僕が負けたらここの支払いは僕がします。」
「・・・・どういう賭けをするの?」
真剣な表情に私はとりあえず聞いてみた。
「・・・・・これ・・・・」
彼は小さな瓶を取り出した。
「塩ですよ。これを水に入れてグラスを選んでもらうって言うのでどうですか?」
「・・・・・・しかた無いわね、いいわよ。」
そんな茶番に乗るのもいいだろう、少しお酒も回っていたのかも知れない。
二つのグラスを準備すると一つにサラリと粉を振り入れる。
「沙夜先輩、目をつぶってください。僕が後から選びますから・・・」
言われるままに目を閉じる。グラスを動かしている布擦れの音がしばらく続いた後、
「いいですよ。」
眼前に二つのグラスが並べられる、直樹が真剣な顔で沙夜の手元を見つめている。
「・・・・・じゃあ、こっちをもらうわ。」
「僕はこっちで。じゃいいですね、せーの。」
二人同時に水を口に含む。
「・・・しょっぱい・・・・」
そう口にしたのは直樹のほう。
「じゃぁ、私の勝ちね。あらら、せっかくの誕生日なのに・・。」
「・・・いいんです、沙夜先輩が付き合ってくれただけでも。」
「有り難う、そういっていただけるとうれしいわ。」
そういうと沙夜は最後に残っていたワインを一息であける。直樹は店員を呼ぶとチェックをしていた。
「ご馳走様、いいのかしら?」
「・・・今度リベンジさせてくださいね。」
「はいはい。」
会計も終わり帰り支度を始めようと沙夜が立ち上がった瞬間、足に力が入らなくなり立ち上がる事が出来なくなってしまった。
「どうしました?先輩?」
「・・あ、ううんなんでもないわ。」
・・・・・ちょっと調子に乗って酔いすぎたかしら・・・?・・
そう思いながら再度立ち上がろうとするがやはり力が入らない。
「あれ?大丈夫ですか?手を貸しましょうか?」
「だ・・いじょうぶ・・よ・・・」
腕でテーブルを押さえつけるようにしてかろうじて立ち上がる。
「だめですよ、先輩。飲みすぎたんでしょ?つかまって。」
「悪いわね・・・」
あきらめて沙夜は直樹の肩につかまる。
少々よろけながら二人はレストランから出ると直樹はタクシーを捕まえる。
「まだ・・電車あるし・・・・」
「なに言ってるんですか?無理に決まっているでしょう?」
そういい捨てると直樹は無理やり沙夜を乗せ自分も一緒に乗り込んだ。
「・・・・・まで。」
直樹が行き先を告げる。沙夜はそんな直樹にもたれかかりながらうとうとしていた。
・・・・でも・・・おかしい・・・な・・・・そんなに・・・飲んだっけ・・?・・・
不可思議な思いのまま、車のゆれに流されてまぶたが降りていった。
次に目を開けたとき沙夜の目に映るものは薄明かりの中の白い天井。
・・・ここ・・・は・・?・・・
「目が覚めました?」
暗がりに目を凝らすと直樹がソファにもたれてグラスをもてあそんでいた。
「わ・・・私・・・?・・・」
「僕のうちです。」
「・・ご・・ごめんなさい・・・迷惑かけて・・・」
「いいんですよ。」
「今・・・・何時かしら、帰らないと・・・。」
「11時過ぎです。」
そういいながら沙夜に冷たい水を差し出した。それを一気に飲み干す
「よかった、まだ電車動いてるわね・・・。」
身支度を整えて出ようとする沙夜であったが下半身に力が入らずへたり込む。
「・・・あ・・・あれ?・・・」
「無理ですよ。せ・ん・ぱ・い。」
直樹の声が妖しく響く。ゆっくりと沙夜のほうへ歩み寄る。
「・・・・なにか・・・したの・・?」
強い目線で直樹をにらむ。薄笑いを浮かべた直樹がすぐそばまでやってきた。
「いいえ、何も。・・・・まだしてませんよ?」
そういうとしゃがみこんで沙夜を見つめる。
「ただね、さっきの水に仕掛けをしただけです。塩入を先輩が飲んだらあきらめよう、でももうひとつを飲んだら・・・・・ってね。」
「なにを入れたの?」
「ごく軽い睡眠薬。だからほらすぐに眼が覚めたでしょう?で、さっきの冷たいお水何か感じませんでしたか?」
「なに?なに・・・入れたの?」
「無味無臭の度数の高いアルコールですよ。ほら、喉通る時熱くなかったですか?」
・・・そういえば、そんな気もした、でも酔ってるからだとばかり・・・
「なんで、私・・なの?」
「だって先輩、僕としたいと思ってるでしょう?いつも僕を見るとき舐めるように見るじゃないですか?」
・・・・そんな・・・・
高い背、厚い胸板、がっしりとした腕。全体的にたくましさを持ちそれでいながら少年っぽく感じるアンバランスな笑顔。それがかわいいとひそかに思っていたものだ。
確かにこんなに女子社員に人気のある彼に、態度で好かれているのを感じて快く思わない女なんていない。でもそれはあくまでも会社での同僚としての立場であって、それ以上は考えたこともなかった。
「だからね、“賭け”だったんですよ。僕の勝ちですね。」
そういうと直樹はネクタイをはずし、カフスを取った。そうして少しおびえた表情をした沙夜を抱き上げる。
「・・・や・・やめて・・・・・」
「・・・やめて・・いいんですか?」
あくまでも敬語を使う直樹。それでいて指先は徐々に妖しく動き始める。
「ほら・・・・」
肩を抱きかかえていた指先を伸ばして細く白い首筋を軽くなでると沙夜の背中にゾクリとした何かが流れる。
「こんな状態の先輩を帰すなんて、出来ないな僕には・・・ね。」
「・・いや・・・・だめ・・・・」
弱々しい抵抗を続けている沙夜を自身のベッドへ降ろすとブラウスのボタンに手をかけた。
「・・・あ・・・・」
ひとつひとつ、ゆっくりといたぶるようにボタンをはずす。
「・・お願い・・・やめて・・・」
「・・・先輩・・いままで何人くらいの人と経験したの?」
息がかかるほど近い距離に顔を寄せながら直樹はささやく。
「・・・・・・」
「答えて・・・?・・・まずは前の彼の岡田先輩でしょう?それとあとは?」
「・・!なんで・・知って・・・」
社内恋愛自由な会社ではあったがなるべく目立たないようにしていたはずなのに・・・。
「岡田先輩から、聞いた。ねぇ?何人くらい?それとも岡田先輩だけだって本当?」
今朝はここまでです。
497 :
SOZ:03/02/20 11:12 ID:7+HRirVR
>>485 さん
いらっしゃいませ(^_^)/
書いて書いて〜☆
>>489(さなぎさん
一目惚れの果ての告白の、激しいカタチだったんでしょうかね?(笑)
誘い受けとも微妙に違うかもしれないけど(^_^;
>>492-495(賭け
まだ序盤なので、先の展開待ちってとこですかね。
しかし、日頃から部下の男性を舐めるような目で見てましたか、沙夜タン(笑)
世の中には、人一倍好奇心が旺盛で、何事にもめげず己の道を進む者がいれば、
何をするにも臆し、あたら貧乏くじを引くような者もいる。おおよそ、前者は
大物になるか転落の一途を辿る事が多く、後者は平々凡々ではあるが、朝、目
覚めた時に思った事を、夕方には悔やむという生活を送りがちだ。そんな両者
の生き様を象ったような二人の男女が、一つ屋根の下で生活を共にしている。
「お姉ちゃん、おはよう」
そう言って眠い目を擦るのは、岩根修。根っからの甘えん坊で、未だ乳離れも
覚束ない中学一年生の少年である。
「おはよう、修。朝ご飯出来てるわよ」
こう言って、修を優しく見遣るのは彼の姉である夏希。彼女は溌剌とした若さ
に加え、卓越した判断力と冷静さを持ちながらも、生来の好奇心が抑えられず、
粗忽者と謳われていた。
「いただきまーす」
修は、姉にぺこりと頭を下げ、朝食にかぶりつく。海外出張で家を空ける両親に
変わり、家事全般をこなす姉へ、いつもこうやって感謝の意を表していた彼は、
ニコニコと夏希を見つめ、美味しそうに朝食を頬張った。
「ほら、こぼしてる。修。よそ見しないの」
姉の夏希は、少々この弟の事を溺愛している。幼い頃から体が弱く、体躯にも恵
まれない弟から目が離せないのだ。だからいつも修の側にいて、彼を見守っている
夏希。彼女は、不在がちな両親に代わり、弟を育てているという自負があった。
夏希はセーラー服姿も瑞々しい、高校一年生。体躯に恵まれ、得意の水泳で鍛
えた伸びやかな肢体が目につく、麗しき十六歳。中立的な顔立ちではあるが、
目鼻筋が通っており、素顔でも十分に美しい。そして、高校一年生にしては大
ぶりなDカップのバストが、ちょっぴり自慢だった。
「ごちそうさま。お姉ちゃん、僕の服はどこ?」
朝食を終え、自分の服を求める修。彼は万事このように、姉がかりの生活をして
いるため、甘えん坊と言われても仕方が無い。
「こっちよ、おいで」
夏希はセーラー服の上にエプロンをしたまま、修を今へいざなった。そこには、
彼女が洗濯しておいた修の服が並んでいる。
「ほら、お姉ちゃんが着替えさせてあげるから、バンザイしなさい。バンザイ」
「はーい」
おおよそ、高校生の姉と中学生の弟にしては、これほどの甘えっぷりが問題では
あるが、それも全て夏希の教育の賜物である。彼女は弟を溺愛するあまり、両親
の目が届かないふたりっきりの生活の中で、弟の心を自分に惹きつけようと画策
していた。その結果が、この有様である。
「うふふ、修のお肌はいつ見ても綺麗ね。まるで赤ちゃんみたい」
「そうかな?」
「ええ、そうよ。ほら、こんなにすべすべしてる・・・」
弟を丸裸にして、素肌へ指を這わせる夏希。彼女は修の胸から腰、そしてまだ恥毛
も生えてはいない、幼い股間へとその魔手を伸ばしていった。
「ひゃっ!お姉ちゃん、おちんちん触っちゃ駄目だよ!」
女性の手はおおよそ男の体温より低い。それ故、夏希の指でなぞられた修のペニス
は、ひんやりとした感触で縮みかける。しかし、包皮で覆われたペニスの先端は、
意外にも逞しく、中学一年生の割には中々どうして立派だった。
「じっとしてなさい!お姉ちゃんは、お母さんに代わって修のおちんちんを見る
権利があるの。ちゃんと成長しているか、お母さんも心配してるのよ」
「でも、お姉ちゃんが触ると、僕のおちんちん、すぐ大きくなるから・・・」
「それが普通なの。いいから、お姉ちゃんに触らせて・・・」
夏希は弟の無垢な心につけ込んで、毎日の様にこうやって幼いペニスを観察して
いる。それは、彼女の好奇心と弟への溺愛がもたらした、歪んだ欲望であった。
「あっ!あっ!あっ!大きくなっちゃう!僕のおちんちん!」
むくむくと鎌首をもたげ、空気を注入されたビニールマットの様に膨らんでいく
修のペニス。それは、若さにものを言わせてぐいぐいと力強く反り返り、姉の顔前
へ突き出されていった。
(す、すごい!やっぱり、すごいわ・・・修のおちんちん・・・)
ぐぐっと、天を突かんばかりに頭を反らせた修のペニスは、小さな体に反してその
凶悪なまでの大きさを持っている。長さは二十センチほどもあろうか、茎の太さは
缶コーヒーの様で、先端で毒花の如く咲く肉傘は、自生の松茸も裸足で逃げ出す程
の、極太サイズであった。
なんか・・・空気読めよって感じ(鬱
私がショタにも近親相姦にも燃えないからか?(当方女
「あーあ・・・やっぱり大きくなっちゃった・・・パンツ穿けないよ」
修が遣る瀬無い表情をしながら、姉に責めるような眼差しを向ける。すると、この
状況を引き起こした姉は、ふうん、と一息ついて
「お姉ちゃんがミルク出してあげるから、ちょっと待ってね」
そう言いながら、事もあろうか弟のペニスをぱくりと咥え込んでいった。
「ああん、お姉ちゃん!」
姉にペニスをかぶりつかれた修は、まるで女の子の様な声を上げ、ちゅうっと唇を
鳴らしながら、股間へ頬を寄せる夏希の艶顔を切なげに見下ろす。
「むぐ、むぐ・・・んん〜ん・・・」
夏希は慣れた仕草で、修のペニスをむぐむぐと唇でしごき、舌を絡ませる。唾液を
たっぷりとまぶし、尿道口へ舌を差し込んでは悪戯な顔をして、弟の反応を愉しむ。
(美味しい!修のおちんちん!)
つうん、と鼻を抜ける弟のペニス臭。若さ故にそれは香ばしいが、弟を溺愛する夏希
にとっては、まるで甘露の如き芳醇さだ。舌先に感じる苦味も、他の男ならば嫌悪し
ようものの、愛する修のものであれば、それもまた媚薬の様である。
「お姉ちゃん。僕、おしっこ出る・・・」
修には、まだ精通という概念が無い。この年頃であれば、多少は性の知識がついて
いてもいいのではあるが、彼を独占したい姉の存在がそれを阻んでいた。
「修。よその女は汚いのよ」
これが夏希の口癖である。彼女は、常日頃から性に関しては修へ厳しく接していた。
すいません、中断します。
>>生え際こっぱげ丸
あんたもスレ汚しに近い作品
全く続きを読みたいと思わないし、つまらん。だらだらと長いだけ。
よくそんなつまらない作品を人に読ませたいと思うね糞
男受けのスレに書いた方が良いと思う。
505 :
さなぎ:03/02/20 17:14 ID:XpzrEDoQ
>>490(猫兎サン
わたすも最高でしーーー!
>>491サン
わたすの萌えるシチュだーーー続き楽しみです。
>>497(SOZサン
憧れの人にノーマルエチーを求めて勇気を出して誘ったら
大人で優しい人だと思ってたのにとんでもないコトさせられた上
意外にもそれにはまっちゃってまあ大変ってのが書きたかったようです、わたす。
しかしいかんせん文章下手なんで上手く描けてないでつね。(深いため息
えと、ちょと短編出来たのでうぷさせて下さい。
506 :
さなぎ:03/02/20 17:14 ID:XpzrEDoQ
「キスしていい?」
壁にもたれて座っているヤツに馬乗りになって、みつめながら聞いた。
返事をしないから頭を抱えてキスしてやった。
乗らないような顔しておいて舌は絡ませてくるのね、ずるいヤツ。
そのうち手がセーターの上から胸をまさぐり出す。何度も繰り返し続けてきた手順。なのにあ
たしは感じてしまう。下半身がもう濡れはじめてる。悔しいけどこいつが好きだから。死ぬほ
ど好きだから。
パタンと押し倒される。この瞬間が一番好き。床に倒される時だけこいつはあたしのこと考え
てる。乱暴にセーターとブラを一緒にあげる。露になった胸にヤツは吸い付く。
おっぱいが好きなのよね、あんた。子供みたい。そう、もっとねちっこく吸って。この胸見れ
るの今日で最後なんだからね。
スカートの中に指が伸びる。触られるとつい声が出ちゃう。胸よりこっちのほうが好きなの。
もっと指、いやらしく動かして。クチュクチュいってる。もうベタベタに濡れてる。ここであ
んまり濡れてなければクンニしてくれるんだけど。
ショーツを足から抜かれる。あれ?してくれるの?めずらしい…。あ、そこそこ…もっとねっ
とり舐めて…。気持ちイイ…。自分で擦り付けたくなっちゃう。チュウって吸われて舌で押し
つぶされるのが一番好き…そう、それ。いきたくなっちゃうよ…。
あ、もう入れちゃうんだ。やっぱりゴムなしなんだね…。いいよ、忘れらんなくなるくらい締
め付けてやる。あぁ…入ってくる瞬間も好き…。ちょっと苦しそうなあんたの顔が好きなの。
この顔が一番かっこよく見える。最後ぐらいお互い服脱いで抱き合いたかったな…。裸の胸も
好きだったから。全部入れてちょっと止まるんだよね。ギューッて絞めてやる。ねぇ気持ちイ
イ?あたしの中。ああっ…突かれるともう何も考えられなくなっちゃう。我慢してても喘いじ
ゃう。だって堪らないんだもん、あんたのが奥に当たる感触。
すごい乱暴なピストン運動だよね。でも体ごと揺さ振られると、いつも馬鹿みたいに感じちゃ
うんだよ。
507 :
さなぎ:03/02/20 17:14 ID:XpzrEDoQ
あんたがあたしで感じてるのがすごい幸せだったの。でももうダメ。付き合いきれない。
ああ…だんだんわけわかんなくなってきた…。あたし今すごいヤラシイ顔してるよね、きっと。
ねぇ好きなの、大好きなの、どうして同じ気持ちを返してくれないの?背中を抱えあげられた。
この体位好きだよね。あたしも好き。あんたに思う存分抱きつけるから。下から突かれるのも
堪らない。あたしゴム鞠みたいに跳ねてる。…なんか泣けてきた。気持ち良すぎて?ううん切
なくて。繋がってるのに遠い。抱きついてるのに独りぼっち。ああぁもうわからない。また押
し倒される。いきそうなんだね、あたしも。やばい、すごい激しい…ああもういく!いっちゃう!!
お腹に出された。息があがってる。ティッシュを渡される。わかってるよ、自分で拭くよ。
暫らく床に転がってて、決心が付いた。
またこいつ壁にもたれてる。何もなかったみたいな顔して。服を直して、帰り支度を始めた。
なんか言ったら?もう。玄関を出ていこうとするあたしに目を向けた。視覚になってる靴箱の
上に合鍵をそっと置く。きっと明日まで気付かないね…。
「じゃあね。」
バタンとドアを閉めた。こら、泣くなあたし。頼むから泣かないでよ。でもよかった、ヤツの
前じゃなくて。絶対忘れてやらない。こんなに好きだったこと。
「バイバイ」
ちっちゃい声でドアに向かって言った。早足でマンションの階段をかけおりる。タクシー捕ま
るかな?あぁ早くシャワーが浴びたい…。
おしまい。
508 :
さなぎ:03/02/20 17:19 ID:XpzrEDoQ
間違いました・・・。
×視覚になってる靴箱の上に
○死角になってる靴箱の上に
です。
細かいマチガイなんか 気にしない。
勝手に脳内変換したる!
いいねえ、じんとする。
さなぎタン好きだなぁ〜。こういうのも書ける人なんだ。
切ないエロもよいね。ごちです。
511 :
SOZ:03/02/20 19:17 ID:7+HRirVR
>>505(さなぎさん
なるほど>書きたかった動機とかねらいとか
最初から奴隷になっちゃうようなつもりで誘ったわけじゃなかったんだ(笑)
>>506-507(さなぎさん
な、なんか切ない話ですね(汗)
肌を重ねているのに遠い、ってのは辛いなぁ……う〜ん。
別れ際の部分は、なんとなく昔の失恋を思い出してしまったり(遠い目)
>>501 私もほぼ同意。
此処でその近親相姦と年下食いシチュエーションを、今あえて投下すると
いうのは意味があることなのか?
書き慣れた感じはするけど、いかにもオヤジ好み、男向けって感じ。
悪いけど女性の反感を買うばかりだと思う。
猫の女…は近親ネタでもせつなさがあって読めたけど、生え際さんのは
生理的に受け付けられない。最初からもう読めない。
男性向けスレならこうも反発されなかったと思うけど。
つか、私は生え際氏が最初に書き込みしたときから、
なぜここに投下するのか疑問だったよ。
「おんなのこでも感じるえっちな小説」と言う主旨から、
明らかに外れてると思うんだけど。
こういうのでも「萌える」女性もいるのかもしれないけど。
私は無理だ。
>男性向けスレならこうも反発されなかったと思うけど。
に激しく同意。
「・・ど・・うして・・・・・」
「自慢してたよ、初めてにあたったって。先輩の名前は出してなかったけど。話の内容では多分先輩かなって思って。」
「・・・そうよ・・・だから・・ってあなたになんの関係があるの!・・・」
見透かされた焦りから少し強めの口調になる。
「へぇ・・・じゃぁ・・・きっと・・・・」
直樹は一呼吸置いて告げる。
「今までとは違ったことをしてあげるよ、先輩・・・・・・。」
直樹の唇が沙夜の唇をふさぐ、そうしながらブラウスの前をはだけ、指先を首筋から鎖骨へと滑らせる。首を捻り唇を外すと沙夜は抵抗した。
「・・・やめ・・て・・・今なら・・・・・まだ・・・・」
「・・・・そんなこと言ってるの?望んでいたのは先輩でしょう?」
・・・・・そんなことない!・・・・・・
言いたいのに言葉が出ない。何故?
直樹は逃れた沙夜の右の耳元に口を寄せ吐息と共に囁いた。
「もう、身体は動くはずなのにどうして抵抗しないの?先輩お酒強いからあれくらいの量ならそろそろ大丈夫なはずだけど?」
言い切った後舌先で耳の後ろをくすぐる。
「・・あ・・いや・・・・・・」
どくんと何かが身体の中で動く。差恥に頬を紅潮させ沙夜は身を捩った。
「・・・此処・・・感じるんだね・・・かわいいよ・・・先輩・・・」
「・・・お願い・・・・やめて・・・・・」
両手を直樹の肩にかけ引き剥がそうとする。
「・・・もっと・・・感じて・・・・よ・・・・」
緩急を付けて沙夜の耳をいたぶる直樹は、ささやかな沙夜の抵抗などものともしない。
「・・・・・やぁ・・・いや・・・・」
・・・彼は・・・こんなこと・・・・しなかったわ・・・・
たまに触れることがあってもこんなにまで執拗に攻めることなどなかった。それでも十分に感じていた沙夜にとって直樹に与えられるそれははじめての経験であった。
「・・・・比べているの?」
確信を突かれて沙夜が顔をあげる。
「いいよ、別に。」
言葉の裏に何を隠しているのかわからない直樹の声。あまり興奮していないような冷静な眼で沙夜に伝える。沙夜の華奢な両手を自身の肩から外し、傍らに投げてあったネクタイを引っ張ると沙夜の両手を縛り上げる。
「お仕置きだよ、素直にならないから。後でほどいてあげるよ。
・・・いや・・やめて・・・・こんなのはいや・・・・
思わず目じりから涙をこぼす。その涙を直樹は舌先で掬い取る。
「・・先輩は・・・涙まで甘いんだね?」
行動と言葉の矛盾が沙夜を困惑させる。
・・・会社であんな風な彼がこんなことするはずない、そうよ・・・きっとやめてくれる・・・
沙夜はそう判断すると少し強い口調で直樹に言った。
「・・・やめなさい、もうこんなこと!早くほどいて私を帰して!」
「だめ。先輩は僕の誘いに乗った、そして賭けにも。そして僕は賭けに勝ったって言ったでしょ?逃がしてあげないよ。せっかくのチャンスだし。」
「どうしてよ、どうしてこんなことするの?」
何度目かの同じ質問を繰り返す。
「僕が先輩のこと好きなの気がついていたでしょう?先輩も気になってたから僕を見るときあんな風に見てたんでしょう?」
畳み掛ける直樹の質問にイエスともノーとも言えない自分に気がつく。
「答えられない?」
首をかしげて直樹は沙夜に問いかける。
「いいんだ、こっちで答えてもらうから。」
そういうやいなや純白のブラのレースのふちをなぞる。
「・・・く・・・」
「いやらしい下着だ、ね?どうしてこんなのつけてきたの?」
「そんなの・・・・別に・・・」
強がって答えるもそれを意に介さぬように直樹は続ける。
「誘って欲しかったんでしょ?僕に。うそつきなんだね先輩って。そうやって岡田先輩にも口説かれたの?」
・・・違う、違う、そんな意味じゃない・・・・
「ブラウス越しにも見えていたラインで僕を誘惑してたの?」
目を硬く閉じ首だけを横に振る。
「ふ〜ん、・・・・・強情だね。そんなところがせ・ん・ぱ・いらしいけどね。」
レース越しにふくらみをまさぐる。全身に力がかかってない事に『気がついた』沙夜はスプリングを利用して上半身を起き上がらせると一気に直樹をはねのけた。
「・・・・逃げるの?無理だよ先輩。」
「直樹君、今これほどいてくれたら誰にも言わないから!早く!」
ベッドに腰掛けている直樹がにやりとするとゆっくりと立ち上がり沙夜の前に立つ。一歩後進する沙夜の腰を抱きかかえた。
「いや!離して、早くほどいて。」
「・・・・・・なんで立ち上がれたと思う?」
抱えた手の指先が沙夜のロングスカートのホックにかかるとまるで手品のようにあっという間に外されファスナーを下げられた。
「・・きゃっ・・・いや・・」
しゃがもうとしても腰を抱かれていてはどうにもならないままストンとスカートが落とされる。
「へぇ、こんなの履くんだ先輩って。」
羞恥心からかぁっと全身がピンク色に染まる。
沙夜は飲むときは熱くなってしまい汗もかきやすくなるのでいつも太ももでとまるストッキングを履いている。今日もそのスタイルであった。
「さ・・・てと・・・」
直樹はつぶやくと沙夜を抱き上げベッドに横たえる。
「・・あぅ・・」
小さく声を上げる沙夜を見下ろしながら直樹はことさらにゆっくりとカッターを脱いでいく。視線だけは沙夜から外さない。
・・・いや・・・・・
逃げたくてもその視線に射られて動きがままならない。
「・・・・どうする?もう一度逃げてみる?」
足元からスカートを拾い上げ片手で弄びながら直樹は問うた。
「・・返して・・・お願い・・」
不自由な両手を使い、ようやく半身を起こしながら沙夜は訴える。
「どうしようかな・・・?」
にっこりと笑うと直樹はそれを遠くへほおり、沙夜のあごを持ち上げた。瞳を見据えられ沙夜は逃げ場がなくなる。
「逃がしてあげないよ、もう。」
そういって直樹は沙夜を組み敷くとつま先から太ももへとゆっくりと指先で刺激し始めた。
「や・・・やめて・・・・」
「されたこと、ないの?」
・・・あるわけない・・・
そういったつもりが小さな喘ぎ声に取って代わっていた。
「・・・あ・・・・・・や・・・」
・・・や・・・うそ・・・・・そんな・・・・・
元彼の岡田とは4年ほど付き合い、別れた。大学の終わりごろ同じ会社に就職が決まったことから付き合いが始まり、初めてをすべて捧げた。それでもいつしか二人の間には何かしらかみ合わないものが出来てきたときに岡田に新しい恋人が出来たことから別れを切り出されたのだ。
(お前、本当に俺のことが好きなのか?)
何度かいわれたことがあった。一緒にいても羽目を外すことなく、それはまたベッドの中でも同じだったのだろう。彼女にとってみればどういう風にしたらいいのかあまり知らなかったこともあるが。沙夜は年齢の割にはその手のことにはめっきり疎かった。
「いい声だね。もっと聞かせて・・」
直樹の声が聞こえると沙夜はあわてて両手で口をふさぐ。直樹はその手をやんわりと跳ね除ける。
「だめだよ・・・もっと気持ちよくしてあげるから・・・」
目を見開き直樹を見つめると、その視線に気がついたのか直樹が沙夜の顔を見る。あくまでもやさしい瞳は沙夜の抵抗力を少しずつ奪っていく。
・・・・だめなのに・・・なんで・・・・
身体の奥底が警笛を鳴らす。これ以上はやめて・・・此処からはだめ・・・・
押し流されそうな自分を必死で取り戻す。
「まだ、理性残ってるみたいだけど?まだ、序の口だよ。岡田先輩こういうことしてくれなかったみたいだね?じゃあ、僕が初めてなんだ、先輩にこんなことまでするのは。」
そう言って直樹はするすると器用にストッキングを脱がせると素足のくるぶしに唇を押し当て軽く吸った。
「・・やぁ・・・・・いや・・・・」
ビクンと背中が反り返る。
「先輩ってやっぱり感じやすいんだね。間違って僕がぶつかったときの反応見ててそう思ってたんだ。楽しみだな。」
・・・いやよ・・・・そんなことない・・・・
沙夜の反抗の言葉より早く直樹は次の行動にでた。
「・・ひぃ・・・・や・・・だめ・・・・・・」
膝を割るとその中心に身体を差し入れた。そのまま手を沙夜の胸に伸ばすとレース越しに頂点を探った。
「固くなってるよ、こんなに。」
「・・・ああ・・やめてぇ・・・・・いや・・・・」
布を突き破らんばかりに張り詰めた乳首が直樹の指先でいたぶられる。こすれる感触が沙夜の肢体をさいなむ。
「直に触って欲しい?このままがいいのかな?」
指を止めることなく直樹は沙夜に聞く。
すいません、進みが遅いです。
ごめんなさい・・・・。
519 :
名無しさん@ピンキー:03/02/20 22:57 ID:cfoYgNoL
このスレの住人スゲーな。
気に入らなかったら作品は罵倒か。
そうやって職人さんが誰もいなくなったスレもあるのに。
別にマンセーしてろとは言わないけど
それなりの態度があると思うけどな。
職人さんもこんなスレで小説書かない方が良いのでは?
もっと良いスレはたくさんあるし。
スゲーから晒しage
生え際さんって、女性上位シチュ萌えのスレで
人妻が小中学生食いまくるSS書いてた人?
あっちでは神扱いだったのに、何で
わざわざここで書くのか分かない。
あちらと正反対の評価受けて気の毒ではあるが
元のとこで改めて発表した方がいいと思うよ・・・
生え際さんのは、このスレに合わなかったってこと。
>519
空気読め
523 :
名無しさん@ピンキー:03/02/20 23:56 ID:R+0bLFBp
>522
職人叩きの空気をですか?
創作系スレッドに趣味に合わない作品があるぐらい当たり前、それは我慢するものだろ。
はっきりとスレ違いのものなら非難もやむなし。
でも女性に好まれるなんて曖昧な条件、個人の嗜好でしか判断できん。それを遠慮なく
叩くのは間違いだろう。
ええと、ふと疑問に思った。
女性上位シチュって「おんなのこ」は萌えないのかなあ?
うーん。私もあんまり思い浮かばないんだけど。みなさんどうでしょう?
職人さんがいる状況が当たり前になってて
小説が読める有り難みを忘れてるんだと思われ。
527 :
名無しさん@ピンキー:03/02/21 00:19 ID:6qg+yQeU
書き手さんは書きたくもないのに書いてやってる訳じゃなくて、
自分が書きたくて書いてるのでは?
519さんの言うとおり、自分に合った場所で発表すれば良いのです。
あまり女性好みでなさそうなお話ははそれなりのスレに、
長すぎるお話は自分のサイトに。
ここは「おんなのこでも感じるえっちな小説」をUPするスレだから、
外してる作品が「どうなの?」と言われるのは当然でしょう。
同じ女性間でも、嗜好や許容範囲が広いところに、
「おんなのこでも感じる」という曖昧な基準だから、
住人の許容範囲外の物が出てくるのは十分予想される事態。
適したスレへの移動を勧めてみるとかならまだしも、
いきなり罵倒は大人気なさすぎ。
今回はたまたま近親相姦物が槍玉に上げられたけど、
こんな反応ばっかだと凌辱物のように、
読む人を選ぶジャンルの書き手さんが尻込みして
当たり障りのないラブラブワカーン物ばっかりになってしまっても
文句言えないと思うよ。
汚い言葉で罵倒してるのは一人だと思ってたけど。
他の人は批判の範疇じゃない?
叩かれてる職人サンは気の毒に思うけど、続き希望してる人がいれば
すぐ擁護とイイ!っていうレス付くと思うんだよね…。
つーか私が楽しみにしてる職人サンが叩かれてたらそうする。そりゃもう熱烈にする。
それがないってことはやはりこのスレに需要がないということなのでは?
気に入らない=罵倒は大人気ないとは思うけど、そういうレス見て
あーいやだったの私だけじゃないんだと思ったよ。
>>525 萌えない、に一票でつ。私M女なので。
みなさんどうでつか?
>533
私も萌えないかな。
私が萌えるのは単純に、女性が書いてると思わせてくれる文章です。
女性を装ってても、男性の願望・妄想だけで書いてるっぽいのは萎え。
ちょっとした言葉でわかりますよね。
使う単語が「スキャンティ」とか、何故かはすっぱな一人称の文体とか、
妙にノリノリなヒロインとか(w
感覚が違うとしか言えないんですが、上手い職人さんはその辺ちゃんと
書いてくれてると思います。
叩く理由がよくわからん。
叩いてる奴はスレ違いだと思ってるようだが、書き手は「おんなのこでも感じる」と思ったから投下したんだろう。
だいたい、条件が曖昧すぎるんだから、誰かが勝手にスレ違いだと判断するのはおかしい。
それなら
>>1にもっと具体的なスレの方向性を示しておくべきだ。
こうこうこういうシチュエーションで──
こうこうこういう登場人物で──
こうこうこういう文体で──
とかね。
それから、この手のスレでは「自分の趣味に合ったSSにはマンセー」「自分の趣味に合わないSSは無視」が基本だろ。
わざわざ罵倒する奴の神経がわからん。
536 :
535:03/02/21 02:27 ID:wdmrodAT
IDがかぶったようだけど、533≠535ですので。一応ね。
537 :
名無しさん@ピンキー:03/02/21 03:35 ID:Ds4w948D
528 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2003/02/21(金) 00:20 ID:k1vNaP3M
書き手さんは書きたくもないのに書いてやってる訳じゃなくて、
自分が書きたくて書いてるのでは?
519さんの言うとおり、自分に合った場所で発表すれば良いのです。
あまり女性好みでなさそうなお話ははそれなりのスレに、
長すぎるお話は自分のサイトに。
ここは「おんなのこでも感じるえっちな小説」をUPするスレだから、
外してる作品が「どうなの?」と言われるのは当然でしょう。
529 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2003/02/21(金) 00:52 ID:JD25dbF+
>>528 良いこと言った!!
晒しage
538 :
名無しさん@ピンキー:03/02/21 03:39 ID:5cQQOWKA
http://www.media-0.com/user/gotosex/ モロ見えワッショイ!!
\\ モロ見えワッショイ!! //
+ + \\ モロ見えワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
>534にどーい
基本的に女性上位は私も萌えないんだけど、書き手サンが女性なら萌えるかも。
女性ならではの感性の女性上位なら読んでみたいかな、と書いてみるテスト。
男受けするとされるレイプ凌辱ものなんかも同じく。
540 :
名無しさん@ピンキー:03/02/21 04:20 ID:TCYGnjSZ
535、537は男だろう。
と書いてみるテスト。
そして決め付けんな女だと反論してくる、に1000スキャンティー。
「おんなのこでも感じる」なんて曖昧だ、という意見は分からないでもない。
でも、多くの女性は>534,>539のように思ってるんじゃないの?
書き手もいろいろ、読み手もいろいろ。
自分のツボなら飛びつくし、そうでなければ次を待つ。
それだけのことと違うん?
543 :
裏方:03/02/21 07:11 ID:15h2VAsk
>535
1 :ナナ :01/09/29 21:25 ID:OUsScwrY
女の子でも感じるえっちな小説ってありますか?
なんか「おま○こ!」とか直接ドーンと言ってるのも
冷めるけど、「秘密の果実」とかとおまわしすぎるのも
かなりわらっちゃう(笑)
ネット上で読める小説ならなおよろしーですvv
です。この希望をかなえる。これだけです。確かに、いいかげんかも(w
当スレでは、男にはなんの権利もない。発言も含めて。
「そんなの感じない!」って男が言えるはずがない。でしょ?
唯一許された小説のUPも、女性に「つまんな〜い!」と言われたら、逃げ出すしかありません。
論理ではなく、「その小説、感じるよ」と女の子が言うかどうかが全て。
しかし女性の書き手は楽です。自分が感じる方向性なら、基準クリアですから。
こんな感じかな。あらためて言う必要が発生するとは思わなんだ。
避難スレのため、スレ1の1発言が貼ってなかったんですね、スマソ。
じゃ、そ〜ゆ〜ことで。
今回はたまたまタイミングも悪かった気がする。
他の書き手氏が母子相姦ものの作品を投下して、その作品
についての批判とか出ていた矢先に、母子相姦じみた内容
の作品が投下されたことで、今までなら黙ってスルーして
いた読み手が「空気を読め」と叫んでしまったのではない
かと想像。
すまん、男なのに何度か感想書いてた。いけなかったんだな。もう控える。
書き手が女だけど読み手の女が皆「つまんな〜い」の時はどうなのか教えてくれると
ありがたいんだが。書き手の性別をどうやって見分けるかも教えてくれ。
男が女性でも読めそうな既存作品を紹介するのも駄目なんだね?
このスレは、自分が気に入らなかったら
叩いても良いらしい。
普通は脳内あぼーんだけどな
547 :
名無しさん@ピンキー:03/02/21 09:49 ID:J6O1cb6t
>525
ここ、男の書き手もいなかったっけ?
前スレの「ひさびさの戯れ」の作者さん
男性だとカミングアウトしてたような。
>ここ、男の書き手もいなかったっけ?
裏方氏の言ってることはこうでしょう。
「男は感想も意見も書いてはいけない。作品に限っては書いても良いが、
読み手である女姓全員に気に入ってもらえなければ続ける資格はない。」
荒れそうな予感がする。裏方氏の意見が通ったら次スレではタイトル変えた方が良い。
「女同士で語ろう」とかいう具合に。
書き手の性別はこの際関係ないのでしょう。
女性読者が読んで濡れる、濡れない、それが全てだったような。
既存作品の紹介も大歓迎だったはず。前スレ、前々スレではありました。
男性書き手にとってこのスレは「女性読者のツボを探る」側面もあったように思います。
だから「濡れた、濡れない、濡れないけど面白かった」の感想は
あってもいいんじゃないでしょうか?
(初代スレではあったような気がします)
……だからと言って、言葉を選ばず叩くのはどうかと思うけど。
>女同士で語ろう
個人的には、女性の意見に対しての男性の感想も興味深かったので、
女性限定になるのはどうもなぁ……。
550 :
SOZ:03/02/21 10:54 ID:VVDUWrPD
この状態で私が発言すると、なんか場を荒らしそうだったので大人しくしてましたが、ご指名とあっては……。
>>547 はい、男です。
他所のスレで「女の方ですか?」といわれたことが何度かありますが(汗)間違いなく男ですし、そのことを隠してもいません。
自分自身が男だし、普段男性向け作品ばかり書いている自分が、女性向けを狙って書けるものだろうか、という実験という意味でこちらに参加しています。
最初はやはり、「女性向け」というのを誤解していた部分があったのですが、過去ログや「女性にお勧めできるHコミック」スレの記事などを参考にあれこれ思案しています。
ですから、どこが良かった、悪かったというフィードバックはとても参考になっています。
読み手の方にもノーマルな方、S寄りの方、M寄りの方とまちまちなので、全員にマンセーされるのは無理だと思っています。
「私はSだからMっぽいヒロインには感情移入できない」と言われてしまったら仕方ないと思いますし、そういう場合はそもそもMの女性を対象に書いているわけですしね。逆もしかり。
そういう意味では、反応が悪いときは「外したかな……」と思いますし。具体的な反応があれば、それを次には取り入れて見ます。
どうしても自分ではここ向けの作品が書けない、と思ったら、無理せずに撤退します。
知らない作品のエロパロが書けない、というのと同じことですしね。
金を貰っているわけじゃないんだから、自分の嗜好を偽ってまで作品を書く義務はありませんし。
それでも、自分から飛び込んだわけですし、可能な範囲内で努力してみたいなと思っています。
他の作者さんの作品に感想やコメントを書いているのを「書き手同士の馴れ合い」と解釈されるのであれば今後は控えますが……。
だけど、女性の書き手さんが女性読者向けに書いた作品で、男性の読み手から意外な反応があった場合、やはり書き手としては参考になるんじゃないかなぁと思いますがどうでしょうね。
実際、感想が
スレ汚し
空気読めよ
だらだら長いだけ
いかにもオヤジ好み
だからな。
552 :
裏方:03/02/21 11:23 ID:RlxgF0sI
549さんのように言いたかったんですが、書き方悪かったようです。
脳内処理で全置換(おっと痴漢にならなくてよかった)してください。
男あっての女、女あっての男だし。両方が息を潜め、ここでエロを見る。
互いの息遣いと興奮が、ネット越しに手にとるように分る。最高です。
さぁ、議論よりエロ! お客様がお待ちです。
>549サンと裏方サンに禿同!!!もうマターリ行こうよ。
ということで職人サン方、作品(*´д`)ハァハァしつつお待ちしております。
さなぎタン、お待ちしてます(;´Д`)ハァハァ
あの日から仲野とは月に3回ほど会って寝る関係になった。
彼が電話をしてきて、彼の都合のよい日に寝る。彼にとって自分は全く都合のいい女だった。
でもそれで構わなかった。
彼との倒錯したセックスで、私はすっかり狂わされてしまっているから。
職場内でこの関係に気付いている者はいない。
二人だけの秘め事という甘い響きが、里香を酔わせていた。
彼の要求は本当に多種多様。今日はガーターを付けてこいと言ってきた。
なぜか彼はしつこいくらい、朝から着ていくことを要求した。会うのは仕事の後なんだか
ら、行為の前にホテルで付けてもいいはずなのに…。
気にはなったが、前に何となく買ってしまった、繊細な黒いレースで出来ているガーター
をクロゼットから取り出した。お揃いのブラとショーツもある。
朝食を終えてそれを身に付けると、ショーツだけ脱がされ、これを付けたまま彼に貫かれ
ている自分の姿が頭をよぎり、朝から一人欲情してしまった。
今夜が楽しみで、仕事が手に着きそうにない。
3時過ぎ、休憩を終えて売場に戻ると、外出していた彼が戻ってきていて声をかけてきた。
「藤田さん、200万くらいのルビーのリング何点か応接に持ってきてくれる?」
「あ、はい」
「小塚様が応接室にみえてるんだ。奥様にプレゼントなんだけど…君、一緒に入ってモデ
ルしてくれないかな?」
「わかりました」
仲野は微笑んで頷くと、そばにいる同僚達に言う。
「大事な商談だから電話とか取り次がないようにね。」
ケースの中から数点、美しいリングを選ぶ。
小塚様は仲野さんの客のなかでもかなりのお得意様だ。目も肥えていらっしゃるからいい
ものをお見せしなければ。
しかし奥様はサロンが好きだといってよく来店されるが、ご主人様がいらっしゃったこと
は今までない。仲野さんに言えばいくらでも持ってお宅へ伺うだろうに…
不思議に思いつつ応接室に向かった。
この部屋は売場の一角にある完全な個室で、高額な商品をお求めの方の為の部屋だ。
高そうなソファがあり内装は非常に豪華で綺麗だが壁は薄い。デパートなんてこんなものだ。
「失礼いたします」
リングの乗った盆をテーブルに置き一礼して彼の隣に腰掛ける。
「ほぅ、いいじゃないか」
なぜか小塚様はリングを一瞥もせず、私を見て感嘆の声を洩らした。
…?なんだろうこの人?
年は50位?食品会社の社長だと聞いたことがある。中肉中背で、スーツの似合う普通のおじさんだ。
「お気に召して戴けましたか?」
「ああ、いいね、早速始めてくれ」
なんのことやらわからずに仲野をみつめる。仲野は小塚に満面の笑みを浮かべて答えた。
「かしこまりました」
「きゃ…っ!」
里香はいきなりソファに押し倒された。体を圧迫され、仲野の舌が首筋を這う。
「な…なにするんですか…!?」
「静かに」
「んんっ…!」
仲野にくちづけられ、ものも言えなくなる。さらに頭が混乱する。
物凄い力で押しつけられて脚をばたつかせるだけで精一杯だ。
「仲野くん、それじゃこのお嬢さんもびっくりするだけだろう、ちゃんと説明してあげないと」
小塚の言葉に仲野の手が止まる。
キスを逃れて小塚を見ると、あろうことか小塚はスラックスからペニスを出し自らの手で
しごいているではないか。
余りのことに叫びだしたいのを寸前で堪え、パニックに陥りそうになる頭で必死に考える。
何?なんなのこれは!?
「いや、いきなり襲い掛かってみるっていうのを一度やってみたかったんですよ」
仲野は小塚に笑顔で答える。
「ここでそれはまずいだろう」
「最も意外な場所でっていうのが燃えませんか?」
「はは、それはそうだ」
ソファに押し倒されたまま和やかに交わされる会話を聞いていて里香は泣きそうになっていた。
わけがわからない。私は一体何をされようとしているの!?
里香を荒々しく組み敷いたまま仲野が優しく話し掛ける。
「あのね、俺と君のセックスは200万なんだよ」
今にも泣きそうな里香に向かって仲野は続ける。
「小塚様は人のセックスを見て興奮する性癖がおありなんだ。俺たちのセックスをここで
見せたら、このリングをお買い上げ戴けるってこと」
そんなばかな!
里香が悲鳴を上げる一瞬早く仲野の手が里香の口を塞いだ。
「ここがどこかわかってるだろ?お客様に恥かかす気か?」
仲野の目は真剣だ。怖い…。堪えきれなくて目尻から涙が零れる。
「大丈夫、小塚様は君に何もしない。安心して…」
唇で涙を吸い、くちづける。いつもこのキスで何も言えなくなってしまう。
里香にのしかかったまま、仲野は制服のベストのボタンに手を掛ける。いとも簡単にそれ
を外すと続いてブラウスのボタンを外し、ブラの上から胸をまさぐる。
「なんだ…固くなってるじゃん」
「やっ…ちがっ…」
慌てて否定するも無駄なことだ。体は確実に反応している。
「しっ…聞こえたらどうするんだ。」
今までの会話が筒抜けでドアの外で皆が聞き耳を立てているかもしれない。
やっぱりいや、こんなのはいや…!
「ふ……っ」
仲野はブラを押し上げ裸の胸を露出させると、固くなった蕾を口に含んだ。
里香の鼓動と荒い息遣いで白い胸がフルフル震える。
「や…めて…」
擦れた声で請うても、効き目などあるはずもない。
仲野は双の乳房を揉みしだきつつ尖った先端に舌を這わし続ける。
こんな状況なのに仲野の愛撫で体の芯は潤んでいく。
いや、逆にいつもより感じてしまっているくらいだ。次第に腕の力が抜け落ちていく。
「そう、いつも通り、俺に任せて…」
胸に舌を這わせつつ、手は太股の内側に伸びる。
ショーツの中の潤んだ部分に到達すると、クチュ…と水音が起きた。
「う…っ」
堪えていても低く呻くことは押さえられない。
ショーツの中の指が割れ目をなぞる度、里香の体はソファの上をビクンと跳ねる。
「これがいやな人の濡れ方か…?」
指で里香を弄びながら唇で唇を塞ぐ。くぐもった喘ぎを止めることができず、里香は仲野
にしがみつく。小塚はそんな里香の様子に興奮して自分の物を激しくしごいている。
仲野は小塚によく見えるよう里香のスカートを腰までたくし上げ、里香の下半身を剥き出
しにした。スカートを戻そうとする里香の手を仲野は頭の上で束ねて押さえる。
「ちゃんと付けてきたんだね、これ…。」
仲野の指がガーターをなぞる。ゾクゾクと里香の肌が波立つ。
「いいか?今大声出せばこの格好みんなに見られるってことだよ?いやだっら大人しくす
ること。わかった?」
仲野の唇が里香の口を封じる。
「ま、あんまり無抵抗なのも面白くないけど…」
唇の中で仲野が呟く。
姿を晒すという人質をとられて大声を出せない里香を、仲野はさらに指で凌辱する。
相手は仲野であってもレイプと変わりなかった。しかも一方では目で犯されている。
しかしこんな行為にいつもより高ぶり、悦んでしまっている自分がいた。現に指で愛撫さ
れるだけで太股に伝わりそうなほど愛液は溢れかえっていた。
「ん…っ」
仲野の指がショーツの縁を引っかけ、脱がそうとする。
咄嗟に押さえられた腕を振り解こうとし、身を捩ってしまう。
「小塚様申し訳ありません、腕、このまま縛って頂けませんか?」
「んんっ…!」
里香の抗議を予測して仲野の手が再び口を塞ぐ。
「それもいいね」
小塚はバッグから用意してあった縄をいそいそと取り出すと、里香の腕を頭の上で手早く
縛り上げた。
「ついでに口も塞いじゃおうかねぇ?」
「そうですね、お願いします」
・・・続きます。
561 :
さなぎ:03/02/21 12:49 ID:7dWlsqk1
呼ばれたので出てきました。囚の続きです。
慌ててペーストしたので番号がグチャグチャだあ!!いやーん。
続きといっても前のを読まなくても大丈夫だと思います。
私個人の意見であれですが、
私は感想頂けるんでしたら男女問わず大歓迎です。
書き手にとって反応があるというのはスゴイ励みになります。
やっぱり批判されるのは怖いけど、それも覚悟でウプしてます。
この状況で投下するのは迷ったんですけど・・・
ちょうどウプしようと思ってたのもなにかの縁?かと。
宜しくお願いしまっす!
さなぎタンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
今回はそう来ましたか!意外な場所で意外な攻め、しかも
第三者、オヤジが縄を用意?
凌辱される里香タン萌え〜。
次回以降も激しく期待して待ってます。
さなぎタン待ってたよ〜!!!
すげい(;´д`)ハァハァしておりまつ!!!!
鯖が重くてずっとカキコできなかったよー
囚マンセー!!!続き待ってまつ!!
565 :
aaa:03/02/21 23:17 ID:wg5KwYE0
aaaa
やめて!やめて!!
里香の口内にハンカチが詰められ、固く縛られる。止まっていた涙がまた零れだす。
手は両手を纏めて縛られた上、ソファの背側の脚に繋げられてしまった。
「大丈夫、気持ち良くしてあげるから」
ガーターの上のショーツが引き抜かれ、濡れそぼった女陰が露になる。
「いいねえ…」
小塚が上擦った声で呟く。
黒いガーターとストッキングの間に桃色に色づいた肌。
そしてその中心には濡れてライトに光る艶々と黒い茂みが、淫靡に美しい。
仲野はソファに仰向けに倒されている里香の片足を持ち上げ、片足を床に落とすと、小塚
見せつけるようにそこを舐め上げた。
「んんんっ!」
とろけだした柔肉に仲野がしゃぶりつき、愛液を啜り上げる。
いつも通りの巧みな舌技に里香の体中が痺れだす。
腕を拘束され、猿轡を噛まされ、職場の一角で客に見られながら嬲られるという考えられ
ない状況に、里香の性感は研ぎ澄まされ、激しく反応してしまっていた。
そしてガーターとストッキングの感触が、更に里香を感じさせる。
腰には柔らかなレースがフィットし、太股のストッキングを吊り上げている。
ショーツを取り去られたことで、一番覆いたい部分だけが無防備になっていた。
なんて卑猥な姿。
そこを仲野が執拗に舐めまわしている。何も纏っていない時よりも、仲野の舌の感触を敏
感に感じていた。
里香の微妙な心の変化を読みとり、仲野は更にそこを責め立てる。
気持ち…いい…。
仲野の舌が里香を深く抉るたび、心のたがが外れていった。
小塚の方を見てみると、今にも達しそうな切羽詰まった顔で、里香の股間を凝視しながら
自分のものをしごいている。
舌で嬲られている自分を見られていることに、ビリビリと興奮してくる。
身動きできぬよう拘束されて、快感を強要され、そんな姿を目で犯される…。
かつてないほどの高ぶりだった。なんて…なんて淫らで甘い感覚だろう…。
うっとりと仲野を見た。
仲野は陶酔しきったその瞳を見て、里香が自分の手に落ちたことを確信する。
仲野はスーツの上着を脱ぎ捨て、スラックスから張り詰めた自身を出すと、里香の肉襞の
中に押しあて一気に貫いた。
「…ううぅっ!…っん…んんっ…!」
仲野が里香の体を深く抉る度、くぐもった喘ぎが喉から零れる。
「あぁ…里香…いいよ…」
快感が里香に一気に押し寄せる。
「もう…暴れたりしないな…?」
腕と口の戒めが解かれた。
自由になった腕で自ら太股を持ち上げ、より深いところへ誘導する。声を堪えながら律動
を受け止める。
秘裂を抉られるたび、恐ろしいほど快感が駆け上がってゆく。
仲野は里香を離し、スラックスも脱ぎすてるとソファに腰掛けた。
里香を同じ向きにして自分の上に座らせる。
背後から抱き抱えながら、自分の股を跨がせるように里香の脚を開く。
半ば脱力した里香は仲野のされるがままになっていた。
小塚の目に自分の秘所を晒されてる。黒い紐の間に、桃色の肉がはっきり見えているだろう。
身震いする。おぞましさではなく、嬉しさから。
仲野は背後からそこに再び熱い固まりを押し当てる。里香の秘壺がよどをたらしながら、
押し広げられ、太いものを食わえ込んでいく。
「…っふ…うっ…」
「声…堪えて…」
仲野は股の上で里香をしっかり抱え、荒腰を使う。
き…もちい…い…
目の前で繰り広げられる痴態に小塚の興奮は最高潮に達していた。
「いいよ仲野君…!そのまま…!」
小塚が掠れた声で呻く。
ねえ…見えますか…?私のものを彼のものが貫いているさまが…。
小塚にはっきりと見せたくて、里香は自分の肉襞を指で広げる。
泡立った白い粘液を纏いながら、仲野の幹が水音と共に現れては消える。
里香の完全な変化に、仲野は笑みを浮かべた。腰使いが更に荒くなっていく。
里香は荒い呼吸の間に低く喘ぎながら、小塚に囁きかける。
「見…て…」
「うぅっ!」
里香の艶めかしい声に耐えられなくなり、小塚は自ら果てた。
しかし仲野はなおも里香を背後から犯し続けている。
エスカレートしていく快感に里香の体は震えだしていく。
仲野の手が里香の手を掴み、里香と繋がっている幹の根本へ誘導した。
「…あっ…」
指からも自分が貫かれているのを感じる。
「わかるだろ…?」
耳元で囁かれ、里香は再び快感の海へ落ちていく。
小塚のペニスはそれを見て再び固さを取り戻そうとしていた。
仲野は里香の乳房を背後から揉みしだき、里香を高みへ押し上げようとさらに深く強く突
き上げ続ける。
絶頂が訪れる直前の、白い光が弾けだしていた。
…ああっもうだめ…!!
「くっ…うぅっ…!」
里香の体が仲野の上で大きく跳ねあがった。
荒く肩で息をする里香を休む間もなく立たせ、壁に押しつける。
「は…あっ…あ…」
向かい合って片脚を持ち上げながら、仲野が里香の中へ侵入する。
激しく突き上げながら里香の唇を吸う。
奥まで貫かれるたび、里香の胎内を快感が疾走していく。
互いに唇で声を押し殺し、苦しく喘ぎながら求め合う。荒い息遣いと腰が発する水音が部屋に響く。
和やかな店内放送の音楽とひどく対照的なその音に、頭がおかしくなってしまいそうだ。
「…っ…んっ…は…」
仲野に縋りついて今にも崩れそうな体を支えた。今いったばかりの体が再び頂点へ駆け上
がっていく。
「も…だめっ…!」
ガクガクと脚が震えだす。崩すまいと仲野はさらに激しく突き上げる。
つま先から頭の先へ突風が吹き抜けていった。
「…あ…」
カクンと床にへたりこむ里香の口内に、仲野は肉の先端を埋める。
脈打ちながら粘液が里香の口内に注ぎ込まれた。
「…っ…んん…!」
最後まで放出し終わるとそれを唇から引き抜く。
里香の唇の端に溢れた液体がつうと伝わった。
快感に潤んだ瞳で見上げる里香の頭を撫で、仲野は言う。
「…飲んで」
里香は白い喉を上下させてそれを飲み下した。おい…しい…。
そこで小塚も再び果てたのだった。
「ありがとう。商談は成立だ、これを頂くよ。」
小塚はテーブルに並べられたリングの内、一番高額な物を手に取り、バッグから札束を取り出した。
「こちらこそありがとうございます」
すっかり息も落ち着き、何事もなかったようにスーツを着込んで仲野が答える。
「300万ある、残りははチップだ。」
「チップが多くありませんか?」
「多くないさ、君だけじゃなく彼女の分もだからね」
「ありがとうございます。改めさせていただきます。」
仲野がつい今まで里香を嬲っていた長い指で、札束を次々数えていく。
里香は朦朧としながら、その美しい指を見ていた。
用意のいい小塚は、里香のためにペットボトルのレモンティを持ってきてくれていた。
いや、もしかしたら仲野が言って用意していたのかもしれない。今日の計画が出来上がっ
た時から、里香の口内へ放出するつもりで…。
「藤田さん、これ包装して、レジ通してきて。」
「は…はい…」
乱れた制服をなんとか直し、まだ紅潮する頬を押さえて、商品と現金を手に応接室を出る。
扉を開けるといつもと全く変わらない風景。今あったことが白昼夢だったように思う。
しかしショーツを仲野に奪われてしまったせいで、歩くたび太股に溢れ出した粘液が擦れ、
水音がしそうな気がする。それが現実にあったことだと里香に告げる。
応接から出てきた里香を見て、麻美が寄って来た。
「238万!?スゴイの売れたねーしかもキャッシュ!さすが仲野さん。」
「ああ…うん…。」
「どうしたの?なんか顔紅くない?…仲野さんと一緒で…のぼせた!?」
「…っ!…ちょっと、ね…。」
「ずいぶん籠もってたもんねーうらやましーい。」
麻美が里香をわざとらしく肘でつつく。
咄嗟に返す言葉が出なくて、かろうじで微妙に笑顔を作る。
「包んどくからさ、レジ行っておいでよ。」
なんとか包装と会計を済ませ部屋に戻ると、小塚は里香の手から紙袋を受け取り、
よかったよ、ありがとうと告げて去っていった。
応接を出て二人で深々と頭を下げ小塚を見送った後、再び部屋の中に促された。
里香を閉じこめるかのようにドアを後ろ手でパタンと閉める。
572 :
さなぎ:03/02/22 00:35 ID:UqwRmN/a
迷惑でなければもうちょっと続けさせて下さいませ。
何かわたすのせいで急に人いなくなっちゃいましたか!?
>SOZサマ
今まで通り感想下さいよおーう
・・・もしかしてわたす見捨てられました?
573 :
SOZ:03/02/22 00:43 ID:+YWKLLzi
>>572(さなぎさん
ご指名でつか! Σ( ̄□ ̄;
いえ、私とかが発言していい雰囲気かどうかな、としばしヲチしてたものですから。
「囚II ・・とりこ・・」の冒頭で、おいおい他の男にやられちゃうんか、と焦りましたが、見せつけるだけと知って安心(笑)
しかし、よく声を出さないよう我慢できたというか、実はこういう事あるを予想して仲野がそう仕込んでいたとかあったら恐いかも、と思ったり。
>>さなぎタン
遠慮しないで続き書いて下されーー
楽しみにして待ってまつ(*´Д`)
575 :
さなぎ:03/02/22 01:05 ID:UqwRmN/a
>573(SOZサマ
あ、良かった見捨てられてなかった(ワラ
もう荒れないといいですねえ・・・。
>仲野がそう仕込んでいたとかあったら恐いかも
そこまで考えてなかったですっ。すげい怖い!どんな仕込みなんでしょう!?
実はわたすデパート勤務経験有りで・・・。
意外と気付かないもんなんすよ、ざわざわしてるんで。
・・・あ、いや、こういう経験はないですけどね!!
>574サマ
では遠慮なく・・・。また書けたら投下させてくださいませ(^^)
576 :
猫兎:03/02/22 07:30 ID:41OSxghi
さなぎタソ(゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚д゚)スゲー。
ホント(・∀・)イイ!!でつ。
ハァハァしながら、読みますた。さなぎタン、乙!
勝手に考えてた「囚U」中盤の展開……
「仲野君、頼みがあるんだが」
「なんでしょう、小塚さま」
「今日はこの間 見せてくれたサファイアも一緒にもらっていこう。
その場所を交代してくれ」
……スマソ、逝ってくる(w
578 :
No.1:03/02/22 10:34 ID:ZCAlwivw
不意に、何の前触れもなく呼び覚まされる記憶。
頭の中の奥深くにしまい込んでいたそれは、時に悪戯に顔を覗かせる。
時に甘く、時に苦い、記憶の反芻。それは時と場所を選ばない。
俊之と一緒に眠るベッドの中にも、遠慮なくもぐり込んで来る。
俊之は私の幼馴染みだ。
小学校5年生の夏の終わり。私は転校生、俊之はクラスのいじめっ子。
そんな出会いから十数年。
誤解や嫉妬。それでも、気がつけば、私達はふたりで寄り添っている。
『美貴も飲むか?』
ミニバーの前で、ミネラルウォーターを手にした俊之の声に、私はふっと我にかえった。
週末を利用しての小旅行。もうだいぶ日が高くなったというのに、外に出ることも忘れて、ホテルのベッドで戯れあっていた。
『どうした?ぼんやりして。』
『・・・思い出してたの。小学生の頃の私と、俊之のこと。』
『随分昔のことだな。そう言えば、おまえ、転校生だったんだよな。』
俊之はベッドの上に座り、懐かしそうに微笑んだ。
『あの頃の俊之って、私のこと、すっごく、いじめていたよね。』
私はちょっと意地悪な口調で俊之を責めてみる。
『ガキの頃は、いじめることでしか女に愛情表現ができねえんだよ。』
俊之は苦笑いを浮かべ、ミネラルウォーターをぐっと飲み干した。
からかいの言葉。机の上の落書き。
それでも私は、ちゃんとわかっていた。
俊之は私のことが好きなんだってことを。
うんといじわるをして、私のことを可愛がろうとしているのだということも。
気がつくと何時の間にか、俊之の吐息がすぐそばまで近づいてきていた。
『私のこと、いじめようとしてる?』
『ん…?』
俊之はとぼけた表情で、私の言葉をかわした。
ちょっと武骨な指先が、私の髪をくしゃくしゃと撫でる。
その心地良さに、私は俊之を誘うような眼差しで見つめる。
ミネラルウォーターで濡れた唇を、そっとなぞりながら。
579 :
No.2:03/02/22 10:40 ID:ZCAlwivw
やがて焦れたように俊之の唇が私を奪った。
口移しに注ぎ込まれたわずかな水が、私の乾きを一瞬で満たしてゆく。
慣れ親しんだ舌が私の口の中をゆっくりとなぞってゆく。
ナイトローブの胸元が乱暴に開かれてゆくのを感じながら、私は俊之から返される視線を待っていた。
放課後の教室。日直日誌を書いていた私に、俊之がちょっかいを出してきた。
いやっ!―そう言って振り払った私の手を、俊之がつかんで握りかえした。
そして、ほんの一瞬、深く見つめあった。私達が、はじめてふたりだけに通じる言葉を持った瞬間。あの時の俊之は、もう女を求める男そのものだった。
『美貴…』
待ち望んでいた視線が、私の裸身を射るように見つめ返した。
その視線を記憶となぞらえる。
男が女を求めるときの眼差しはいつも同じだ。大人も、子供も。
俊之は私の躰をシーツの上に押しつけ、乳房を手で包み込むと、奮いつくように顔を埋めた。
『ああっっ…』
俊之だけに聞かせる、淫らな声、淫らな吐息。
『誘ったのはおまえだからな…。』
顔を上げ、私を見つめ返す俊之に、いじめっ子の表情が浮かぶ。
『意地悪しちゃ、いやだっ…』
形だけの抗いは、いつの頃からか、敵わなくなった腕の力に封じ込まれる。
俊之は、私の腕の自由を奪いながら、貪るように乳房に執拗に舌を這わせ、乳首を弄る。
乳首は否応なく硬く尖り、俊之の劣情を誘う。
『ここだけじゃ、物足りないよな、おまえは。』
俊之はそう囁くと、私の腰を抱え上げ、淫らに脚を広げた。
『だめっ、恥ずかしいっ…』
私の言葉に構わず、俊之は脚の間に唇を寄せ、吐息を埋める。
腕の力とはうらはらに、舌はやさしく花芽を探る。躰が溶けそうになる。
秘芯が熱く潤むのがわかる。蜜が湧き上る感覚さえも。
蜜を啜り上げるように舐め上げられ、秘芯に舌を深く押し込まれる。
『ああんっ…』
私はただ、なすがままになり、あられもない姿で喘ぎつづける。
580 :
No.3:03/02/22 10:46 ID:ZCAlwivw
秘芯を刺激していた俊之の舌先がさらに下がり、際どく責めたてる。
『そんな…嫌っ…』
拒絶の言葉を口にしながら、俊之の舌遣いに狂わされてゆく。
『全然嫌そうに見えないぜ…。』
俊之が、見透かしたような笑みを浮かべながら、つぶやく。
そう。俊之の腕の中で「嫌」という言葉が拒絶を意味したことは、一度だってない。
教室でいじめられていた、あの頃でさえも。
気がつくと、俊之は熱くそそり立った自身を握り締めていた。
私は魅入られたように手の中のものに視線を奪われる。
はじめて見た時に怖れさえ感じたそれに、頬擦りしたいほどの愛しさを覚えながら。
『欲しくてしょうがないって顔だな。』
俊之はわざと意地悪な笑みを浮かべる。
待ち望んでいることをわかっていながら、俊之はなおも意地悪く焦らす。
『何が欲しいのか、ちゃんと言わなきゃな。』
恥ずかしい言葉を言わせようとしてる。すがるように見上げた私に、俊之は追い打ちをかける。
『我慢できんのか?…。』
俊之が私の目を覗き込む。
切り札を私にあてがい、花芽を探りながら、得意げな顔で。
我慢なんかできない。目の前のいじめっ子に、私は甘く屈した。
目を閉じ、俊之だけにそっと囁く言葉。俊之が欲しい。ただ、ただ、それだけ。
ふと、大きな手のひらの温もりを頬に感じた。
目をうっすらと開くと、俊之は静かに微笑み、私の躰を愛しそうに抱きしめた。
『ちょっと意地悪しちまったな。』
暖かな日差しが、窓から差し込む。
わかっている。意地悪ばかりしてても、最後はいつも私にやさしくしてくれるってことも。
581 :
No.4:03/02/22 11:04 ID:ZCAlwivw
『来て…。』
俊之は願いに応えるように、私の躰を一気に貫いた。
いつもするように俊之の躰へと腕をまわし、強く抱きしめる。
いつもしていることなのに、繋がるたびに新しさを感じ、躰が馴染んでゆく。
やさしく擦り上げるような揺さぶり。
『もっと深く…』
深く繋がりたい。俊之の躰にしがみつき、淫らに腰を遣う。
やさしい揺さぶりは、少しずつ激しさを増してゆく。
俊之の顔が切なそうに歪む。悲しくないのに、涙がこぼれる。
俊之のすべてを受けとめたい。俊之の躰も、流れ落ちる汗も、注がれるものもすべて。
『美貴っ…いくっ…。』
俊之の躰が、びくんとしなった。
あたたかいものが躰の中に流れ込む。私の躰を満たしてゆくように。
俊之は息を少し乱しながら、私の胸元に顔を埋めた。
俊之の鼓動が躰に響くのを感じながら、俊之の頭を胸にかき抱いた。
『だんだん、淫らになっていくな、美貴は・・・。』
私に腕枕をしながら、俊之がちょっと意地悪な口調で囁いた。
『いやっ・・嫌い・・。』
私は俊之の腕に顔を埋めながら、あの時と同じ言葉を口にしてみた。
学校の帰り道、しつこくからかう俊之に向かって何度も叫んだ言葉。
あの時、言葉とはうらはらに、私の心は俊之の傍にいられるうれしさに満たされていた。
そして今、私の心もまた、あの時と同じ悦びに満たされている。
記憶の相似形 〜 END by HANABI
582 :
ご挨拶:03/02/22 11:06 ID:ZCAlwivw
はじめまして。。普段は漫画の二次を書いている者です。
二次創作の過程でオリジナルが出来たので、ここにUPさせていただきました。
地味な題材である上に、エロ度は意識的に抑えているのであまり萌えな文章ではないと思いますが…。
今後、書く上での参考にしたいと思いますので、感想・ご指摘などいただけましたら幸いです。
スレ、思ったよりたくさん消費してしまいました。すみませんでした。。
>HANABIさん
もっと長くても読んじゃう。
抑え気味のエロがまた……沁みます。
良かったです。ありがとう。
リアルタイム遭遇記念カキコ(w
584 :
さなぎ:03/02/22 14:28 ID:L3JqLFO9
>HANABIタマ
すごくよくできた短編ですよね!相当な手練れサンと見た!!
押さえてないエロエロのも読みたいです〜是非是非!!
>>576(猫兎タマ
いつも絶賛下さって有り難うごじゃいますっ・・・幸せ・・・。
>>577タマ
逝かないでえ〜(ワラ
里香が警察に駆け込まないようにもっと調教しとかねばなりませんね。グフフ
585 :
SOZ:03/02/22 14:59 ID:4bTDryNB
>>575(さなぎさん
>そこまで考えてなかったですっ。すげい怖い!どんな仕込みなんでしょう!?
こう、絶頂の瞬間とかに叫んだりしないよう、声を立てられないような場所で愛撫したり。
映画館やプラネタリウムって手もあるかもしれませんし(笑)
>>578-581(HANABI さん
いじめることでしか愛情表現できない年代ってありますよね。
女の子に好意を示したりすると、まわりからはやされたりからかわれたりして引っ掻き回されてしまったり。
(まぁいじめられている方はたまったもんじゃない、というケースも多いんだけど(^_^;)
この二人の初体験の時は、やはり俊之からの告白だったんでしょうかね。
どんな言葉だったのかが気になったり。
きっと、美貴にとって、彼をからかうための最高の武器になっているんじゃないかと邪推。
「あの時、こう言ってくれたわよね……」
「や、やめてくれ」
って感じで。
586 :
猫兎:03/02/22 17:16 ID:OXTuL1z9
>HANABIタソ
短いなかで激しく懐かしさを覚えさせる文章に感服でつ(*´Д`)ハァハァ
次回はもっと長めがいいなぁ(我儘
>さなぎタソ
仲野似の人に仕込まれかけた事があるもので、どーも反応してしまうんでつ^^;
基本がMなのも手伝って萌えポインツ(σ´□`)σ・・・・…━━━━☆ズキューン!!みたいな(何
587 :
秘密act1:03/02/22 17:59 ID:g3tbK2za
夏にはまだ早く、春ではきつ過ぎる日差しが包む部屋の中で、粘膜がこすれあう淫靡な水音が響く。彼の両手はしっかりと窓べりに座らせた彼女の腰を抱き下から突き上げるように腰を揺する。全身を襲う快感に身をのけぞらせた彼女の目を日差しがくらませる。
「・・ひ・・ああ・・・んん・・ふくぅ・・・ん・・・太・・・陽が・・・・見てる・・・」
うわごとのように言う彼女の唇をふさぎ舌を絡ませ言葉を奪う。
・・・・・ああ、彼に抱かれている・・・・・
「久しぶりだね。村木くん。」
都内某高級ホテルロビーにてゆっくりと歩いてくる彼―村木武史―と久しぶりの再開を果たした私―鈴村香子―。
「本当に久しぶり、鈴村さん。あれは・・・仕事でこっち来たとき以来だから2年ぶりかな?」
「もう、そんなになるっけ?・・・・とりあえずお茶でもしようか?」
二人は連れ立ってロビーの傍らにあるラウンジへと歩んだ。
「・・・空いてないね。どうしようか外出る?」
「部屋へくる?」
香子はこともなげに武史に言った。
「ああ、このホテルに泊まってるんだっけ。入れないだろ?」
「大丈夫よ。ツインルームのシングルユースで取ってるから。」
「なら、いいけどね。」
二人はエレベーターホールへ行くとちょうどやってきたエレベーターに乗り込むと香子の取ってある部屋へむかった。
「コーヒーでいい?」
「ああ、うん。」
ルームサービスを頼むと窓際の椅子に二人で腰掛けた。一通りの近況報告をしているうちにコーヒーが運ばれてくる。香子は部屋にセッティングされたカップに熱いコーヒーを注ぐと武史の前に差し出した。
「で、今日は何の用で?」
「ああ、明日の午後友人の結婚式があるのよ、こっちで。でどうせくるなら早めに来て人と会うのもいいかなって。」
「それで俺?」
「ま、そうね。」
「で、鈴村さんこそ。どうなのよ。」
「うん、半年後に結婚予定よ。招待状出すから来てね。」
「もちろん。他にも来るんだろ?」
「ええ。でもね・・・。」
「なに?」
いぶかしげに武史は香子を見る。小さく笑いながら香子が武史を見つめた。
「今でも、思うのよ。あなたと・・・・寝ておけばよかったって。」
588 :
秘密act2:03/02/22 18:00 ID:g3tbK2za
「何を・・・!」
「本気で初めて好きになったのは君だったから。ううん、彼を今愛しているのは本当なの。ただ・・・ただね・・・。」
「鈴村さん・・・・」
言葉につまり、香子はゆっくりと立ち上がると武史に背をむけて
「決めて、どうするか、シャワー浴びてくるから。関係を持ちたくないなら部屋から出て。オートロックだからただ、閉めてくれればいい。」
そういってバスルームへ消えていった。
そうして5分後。ドアが閉まる低く鈍い音が部屋に響きバスルームにも届いた。
・・・・・やっぱり、か・・・・・
予想していたこととはいえ小さくため息をつくと香子はバスルームの扉を開けた。服は着たままだった。
・・・そうよね、やっぱり。彼にはかわいい彼女がいるもの・・・・
吹っ切れたように冷蔵庫から一本缶ビールを取り出すとプルトップを開け一気にあおった。
「苦いな、やっぱり。」
「そりゃそうだよ、茶番じゃないか。」
「え?」
香子が振り返るとそこに武史が立っていた。呆然として立ちすくむ香子に歩み寄って缶ビールを取り上げると残りを飲み干し、缶をテーブルに置いた。
「しないってわかってて言ったろ!あのせりふ。俺はそんなことしないって。だから服着たままだ。そんなのは欺瞞だよ。」
そういうとベッドに香子を押し倒した。
「やめて、村木君!」
無言で香子の服を剥ぎ取っていく。あっという間に全裸にすると片手で香子を拘束しながら自身も服を脱いだ。
「最初で・・・最後・・・抱かれたいんだろう?」
興奮しているのか荒い息で香子を押さえつける。
・・・・否定など出来ない・・・・事実だから・・・・
形ばかりの抵抗をしていた香子の手から力が抜ける。武史のやわらかい唇が香子のまぶたに触れる、ほほへそして唇へ。奪うように守るように甘いキスを続ける。
「・・ん・・ふぅ・・・ん・・・・んん・・・・」
香子の唇の端から吐息が漏れる。それすら許さないように唇をふさぐ。武史の両手は適度なふくらみを下から上へ刷り上げるように揉みあげる。苦しそうに眉根を寄せる香子の唇を解放すると武史はそのまま頂点のしこった部分を口に含んだ。
589 :
秘密act3:03/02/22 18:01 ID:g3tbK2za
「んん!ああ・・・ん・・・・・」
舌先で転がし、つぶすようにひねり、甘噛みすると香子の身体は快楽で打ち震える。
「あとは残さない・・・・・よ。」
武史は言いながら緩急をつけて乳房を愛撫しつづける。その巧みさに喘ぎ、何かにすがるように指先が空を切る。
「ああ・・はぁ・・・あんん・・・くぅ・・・んん・・・・」
武史の舌先が頂点から滑り降りるように鎖骨へと流れる。そのまま首筋へとラインをたどると香子の全身に電流が走る。
「ああ!!・・・やぁ!!んんん・・・い・・・あ・・・・」
香子の弱いところを見つけるとそこを執拗に舐る。上下に刷毛で撫でるように舌先を動かすと香子の恥ずかしい部分から蜜が溢れ出し、日の光に煌く。
・・・・恥ずかしい・・
そのことを自覚しながら、武史の愛撫を甘受し快感をむさぼる自分を止められない。武史もまたこれほどまでに感度がいいとは思っていなかったためか徐々に愛撫が激しさを増していった。
「・・・・彼に抱かれても・・・こんなになるの・・?」
「・・いや・・・聞かないで・・・・」
・・・・思い出させないで、今だけは・・・・・・
彼とは違う、思い出の中の武史に抱かれているようで、現実の武史の攻めに香子は溺れている。そんなときに彼の話は聞きたくない。
二度とは無い秘密の時間を武史と共有する、共犯者のスリルが快楽に滑車をかけている。
まだ、触れられてもいない女の部分から愛液が滴り落ち、シーツにしみを作っていく。
・・・・お願い・・・触れて・・・・
言葉を捜して、武史を求める心がむせび泣く。武史の愛撫は少しずつ下半身へと近づくとまたずり上がるというまるで香子を知り尽くしているかのように焦らす。
「・・・ああ・・・んん・・・ふ・・・や・・・あ・・ん・・・・・」
・・・もっと・・・・お願い・・・・
ようやく武史の手が太ももに触れると香子の体が跳ね上がる。
「ひ・・あ・・・・」
「開いて・・・よく見せて・・・」
心持ち上ずった声で武史が言うとおずおずと香子は脚を開く。その間に身体を入れると膝立ちにさせる。
590 :
秘密act4:03/02/22 18:09 ID:g3tbK2za
「・・・?・・・・・」
しげしげとその中心部を見つめるその視線に香子は恥ずかしさを覚え、反比例するようにそこから蜜を滴らせる。
「見られるだけで・・・感じんの?じゃぁ・・・」
そういって武史は香子のそこに顔を埋めた。
「ああん!!」
円を描くように舌先でふちを舐める。両手は太ももの付け根部分にあてその部分を広げる。それでいながら中心部にはわざと触れようとしない。
「ひ・・・あ・・・ああん・・・ん・・・くぅ・・・ああ・・だめぇ・・・やぁ・・・」
あとからあとからあふれる蜜で顔をべとべとにしながら愛撫を続ける。
・・・お願い・・・・・真中に・・・・きて・・・・・
あと一歩のところで香子は焦らされ理性が持たなくなっていた。
「あ・・はぁ・・・・ん・・・ん・・・・」
腰を揺らし武史の舌の動きを一番感じる部分に持ってこようとするも巧みにそれをよけながら武史は香子を攻め立てる。
「・・ああ・・・もう・・・もう・・ああ・・・いやぁ・・・」
香子の限界を悟り、武史は唇で敏感な部分を覆い、強く芽の部分を吸い上げた。
「ひぃ・・ああああああん!!!・・・」
香子の全身が痙攣し、電流が走る。舌戯だけでイかされてしまったのだ。武史は香子の息が治まるのを待って口元に分身を差し出した。一瞬のためらいのあと口を開いた。
香子の口内に収まらないほどはちきれそうになっているそれに舌を這わせ頬をへこませる。
「・・・もっと・・・吸って・・・」
ちゅると香子の唾液と先走りの液とで水音を作り出す。香子に出来る精一杯で武史のそれに奉仕する。
・・・・欲しい・・・・胎内に・・・
強烈な飢餓感が香子の全身を支配する。ことさらにそれを舐りながら徐々に口内から出すと武史を見上げる。
「・・ん?」
「・・・・・来て・・・」
「・・・欲しいの?」
小さくうなずくと眼を伏せる。その顔を強引に上げさせると武史は視線を一度あわせたのち窓際を見た。
「あそこに、座って。」
「え・・・」
ガラス張りの窓。高層ホテルだからと言ってもどこからか見られないとも限らない。
「欲しいんでしょう?だったら・・・・」
あごを向けて香子を促す。羞恥心にへたり込みそうになりながらもガラスを背に縁に腰掛ける。
591 :
SOZ:03/02/22 19:26 ID:4bTDryNB
以前書いた「膝の上の戯れ」でニーソックスと書いたものは、正確にはオーバーニーソックスと書くべきだったと反省中(汗)
>>586(猫兎さん
>仲野似の人に仕込まれかけた事があるもので、どーも反応してしまうんでつ^^;
この一行に萌え転がってしまう人もいるのでは(藁
>>587- (秘密
婚約者のいる女と、彼女のいる男の交わりですか。
個人的に好きなシチュエーションだったり。
592 :
猫兎:03/02/23 06:10 ID:N1XMQLJW
>>591 SOZタソ
Σ(゚Д゚;エー!?そんな人居ますかねぇ^^;
>592
多分、男ぜんぶ。586の書きこに、一瞬息が止まったヨ(w
594 :
秘密act5:03/02/23 10:40 ID:0GEoU1fw
高さがあるため香子の脚が少しだけ床に届かない、頼りなげに宙に浮くその指先を武史は口に含んだ。
「んん!・・や・・・きた・・・ない・・・・」
そのままゆっくりと上へとあがってくる唇があちこちへと飛ぶとその部分から火がついたような快感が湧きあがる。香子が顕著に反応する膝から太ももへのラインは特に念入りにいたぶり反応を確かめる。
「・・・ふ・・・くぅ・・ん・・・・んん・・・はぁ・・・」
縁をつかむ手がぶるぶる震え、香子は滑り落ちそうになるも武史からの無言のプレッシャーがそれを許さない。
「ああ・・・・んはぁ・・・あ・・・・くぅ・・・んん・・」
「膝・・・曲げて・・・」
言われるがまま香子が曲げると武史の両手が膝を割り、その足先を窓の縁にかけさせた。
「・・や・・・・いや・・・・」
力任せに両足を窓のほうに押し付けるとM字の形に座らされることとなる。
「自分で支えなよ・・・」
香子にそういうと両手でおのれの膝を押さえさせる。そうして頭を下半身に再度埋めると今度は一直線に中心部へ舌先を這わせた。
「・・ひぃ・・・ん・・・あんん・・・・・」
舌先をすぼめるとドリルのように膣内に進入させ中をくまなくえぐる。指先は敏感な芽の部分を剥くと赤く張り詰めたそれを蜜を塗りたくりながらこねる。その行為にあわせたように香子の口から切れ切れの喘ぎがあがる。
「や・・はぁ・・・んん・・・・くぅ・・・ん・・」
零れ落ちる蜜を音を立てて吸いながら武史の攻めは間断なく続けられる。内部を舌先でいたぶられる感覚は今まで味わったことが無い甘美な快感を香子に与え、もっとというように香子の手が武史の頭を押さえる。脚はもはや手で支えなくても十分に開かれていた。
「・・あ・・・あん・・んんん・・・・ふ・・んん!!!・・・」
二度目の軽い絶頂感を香子が迎えると入り込んでいた武史の舌を締め付ける。それを抜き取ると間髪をいれず分身をあてがった。それでいて入口を上下に擦る。
「ああ・あああん・・んん・・・くぅ・・・んん・・・・」
「・・・・・入れて欲しい?」
ともすれば武史のそれを中に迎え入れようとする香子を上手くかわしながら武史は香子に聞く。
595 :
秘密act6・・・:03/02/23 10:41 ID:0GEoU1fw
「・・は・・い・・・・・」
そう言った香子の風情に武史は最後の罪悪感を拭い去った。
小さく開く香子の唇をふさぎながら自身の先を中に割り込ませた。
「・・うっ・・・」
香子のくぐもった喘ぎが武史の唇に飲み込まれた。舌を絡ませ、腰を抱き寄せ
壊れんとばかりにおのれ自身のピストンを激しくする。
粘膜が擦れ、その隙間から香子の蜜が作り出すいやらしい水音が
いっそう武史を駆り立てる。香子の手は武史の身体にしっかりとしがみついている。蕩けた顔をした香子の肉壁は意志を持った生き物のように武史の分身に絡みついてくる。出し入れする事に引っかかり互いの快感の度合いを高めていく。
「・・・うっ・・・」
武史は爆発の瞬間が近づいたことを悟り抜こうとするが香子はそれを制した。
「・・・いいわ・・・・・きて・・・・・」
ためらい、一時動きが止まる武史。潤む瞳を向けながら香子は武史を強く抱きしめた。
「・・・だい・・・じょぶ・・・・な・・時期・・・だから・・・・」
そう囁いた言葉に後押しされ、武史はベッドへ香子を運ぶと今度はバックから挿入した。
・・・・一度きりだから・・・どこにも証を残せないなら・・・中に・・・・証を残して・・・・・
香子の思い出への後悔が武史との熱情へと走らせている。
「・・・ああ・・・・いく・・・・あぅ・・・ふ・・・」
「まだ・・・だめだよ・・・」
簡単に体位を入れ替え自分の下に香子を組み敷き互いの顔が見えるようにする。
「・・・もっと・・よく・・・顔・・・見せて・・・・イクとこ・・・」
「はぁ・・ん・・・ん・・・・ふ・・・ん・・・・・いや・・・あ・・・」
全身を荒れ狂う快楽を二人で分かち合い、終点へとむかうように武史の攻めが強くなる。
「・・・もっ・・・う・・・だ・・・めぇ・・・・・・きてぇ・・・・」
「・・俺も・・・」
香子の膣が強く武史を締め付ける。武史の太い幹が一瞬大きく香子の中で膨れ上がると、子宮に向かって白い樹液がほとばしった。
596 :
秘密act7・・・終:03/02/23 10:42 ID:0GEoU1fw
陽が傾き、部屋に夕日が差し込む中二人は最初と同じテーブルで冷めたコーヒーを飲んでいた。まるで何事も無かったかのように。
「・・・彼女と何時に約束しているの?」
「・・・ああ、夜には帰るって・・・」
「そう、じゃあ・・・・」
言葉が続かない。それでも喉から搾り出す。
「鈴村さん、幸せになってね。俺もそうなるように努力するから。」
「あたりまえじゃない。」
微笑みあいながら互いに握手を交わす。最後のふれあいだった。そうして二人は部屋を出て行った。
部屋には子供だったあのころの思い出の残像だけがのこるばかり。
・・・・誰も触れない、二人だけの秘密、忘れて、でも覚えていて・・・・。
597 :
秘密作者:03/02/23 10:44 ID:0GEoU1fw
他のスレでSS書いているものです。
どうしてもオリジナルが書きたくて流れてきました。
シチュエーションにこだわりたいくせがあるみたいで
どうしてもこれ以上短く出来ませんでした。
批評、批判も覚悟で書いております。
お眼汚し失礼いたしました。
598 :
猫兎:03/02/23 15:40 ID:YfOIGWqT
>>593 そうなんですか(;゚ 0゚)ヘェ。
私にしたら( ゚д゚)ポカーンなんですがw
>>597 長くても(・∀・)イイ!!んでつ。面白ければ。
次回作楽しみにしてまつъ( ゚ー^)
599 :
SOZ:03/02/23 18:31 ID:GMBsnggX
>>592(猫兎さん
いやいや、なかなか妄想を刺激される一行でしたよ☆
>>594-(秘密
>・・・・一度きりだから・・・どこにも証を残せないなら・・・中に・・・・証を残して・・・・・
あ〜、なんかこの一行切なくていいかも。
600 :
猫兎:03/02/23 22:13 ID:5j6o8/hs
>>599 SOZさん
うーん何処と無く大人になった気分(ぇ
>578さん
HANABIさん、いえはなびさんとお呼びした方がよろしいのでしょうか。
思いがけないところであなたの作品が読めて光栄です。
相変わらずのお見事な心理描写、自然な流れ。おいしい思いをさせていただきました。
ありがとうございました。
またあちらにもお顔を出してくださいね。
>>571 「…よかったか…?」
仲野に真っ直ぐ見つめられて一気に恥ずかしさが蘇る。
「や…っやめてくださいっ」
「こんなになってるくせに…」
「ぅうっ…」
スカートの中をまたまさぐられる。
逃れようと思えば出来るはずなのに、指がそこへ到達するのを待ってしまう。
望んだ通り指の腹が触れ、肉の溝をなぞる。
仲野はわざと音が立つように、里香の割れ目を掻き回した。
「はぁ…っ」
肉芽をぬるっと摘まれ、また甘い声が出てしまう。
閉じられたドアにもたれ、仲野の首に腕を絡みつかせながら、再び快感の渦に巻き込まれ
そうになるのを必死で堪えた。
「は…早くここから出ないと…みんなが…。」
「大丈夫、仲野と藤田は、今大事な打ち合わせ中。」
何のことかわからなかったが、指が蜜壺の中に進入してくる心地よさに、何も考えられな
くなっていった。
「片脚、さっき俺がしたみたいに、自分であげて…。」
スカートをたくし上げ、太股を腕で吊り上げる。
ああ…また貫いてもらえる…。
里香は再び悦びを得られる幸福に陶酔する。
仲野が里香に跪いて、開かれた太股の間に顔を埋めている。
「美味しいよ…もっと…溢れさせて…」
蜜の溢れ出す泉を、唇が塞いで啜り上げている。
喉を仰け反らせ、喘ぎ声を押し殺した。
閉じた瞼の裏がチカチカと光り出す。体重を支える脚が震え出す。
「いれて…下さい…」
薄い扉一枚だけ隔てた向こうで、靴音が幾度も近づき、遠ざかっていく。
仲野は里香をその扉に向かわせ、腰を引き寄せて手を突っ張らせた。
流し見るように肩越しに視線を寄越す里香は、彼が最初に抱いた女とは明らかに違う。
「ふ…うぅっ…!」
すっかり硬さを取り戻した肉の棒で、里香を貫いていった。臀部を押さえつけ、全てを埋
め込む。
里香の鼓動を感じる。胸ではなく、ひくつく肉壁で。
バックから見ると更に淫らな姿だ。制服をかっちりと着込み、スカートを捲り上げ、白い
尻を突き出している。黒いガーターに白い肌、桃色の肉襞のコントラストが堪らぬ。そこ
に男のものを突き立てられている卑猥さ。繋がった部分には透明な蜜がたっぷりと絡みつ
いている。
目で見るだけで充分刺激的な光景なのに、熱い柔肉に締め上げられているのを感じるのが、
仲野を更に高揚させる。
仲野は性急に腰を使い出す。
「は…あ…あぁ…っ」
もっと焦らしてやりたいのに、激しく打ち付けることをやめることが出来ない。
とろけきった肉襞が、蠢きながら吸い付いてくる感触に、仲野は我を忘れてしまいそうだった。
突き上げる度、扉が衝撃に揺れている気がする。
…気付かれやしないか…。
そのスリルが二人の興奮をどんどん煽っていく。
「…っは…」
あっという間に限界が近づいてきた。
体中の血液が里香と繋がっている部分に集中する。
「……っはぁ…っ!!」
里香の中がきつく収縮し、背が弓なりにしなる。
「…くっ…!」
いきそうになった瞬間、里香が向き直り、仲野のものに吸い付いた。
「…あっ」
里香は跪きながら喉の奥までそれを銜え込み、舌に貯めることなく注がれる物を飲み込ん
でいく。
最後の一滴まで舐め取り、唇から離すと、手で包んだまま仲野を見上げた。
「…美味しい…もっと…」
「お…前…」
背筋を愛しさがゾクゾクと駆け上がる。
思わず里香を抱き寄せると、里香の荒い吐息が耳を擽る。
「私…どうしよう…こんなふうになっちゃって…」
「俺がそうした…」
自らの手で里香を変えた充実感が、体を震わす。
里香を縛り付けたい。誰にもやりたくない。
これは、俺だけの物だ…。
「とりあえず、50万弱あるし、どこか旅行でもする…?。」
「旅行なんて…彼女いるくせに…。」
「…?いないけど…?ずいぶん前に別れたきりだし」
「嘘…みんな言ってるもん。スゴイ綺麗な彼女いるって。」
「はは。」
体だけじゃない、心まで俺の物らしい…。
「噂を信じるならご自由に。」
「いじわる…。」
すねる里香が可愛くて堪らないから、もう少しこの話はお預けにしよう。
「とにかくここ出よう、これは今夜返してあげるよ。」
目の前でさっき奪ったショーツをひらひらさせる。
「返してっ。」
「こんなびしょぬれの履いたって気持ち悪いだけだろ?」
真っ赤になってうつむく里香を再び抱き寄せる。
里香…手放せそうもないな…。
「ずいぶん長いお籠もりでしたねー。何話してたんですかあ?」
おどけて聞く麻美に仲野が答える。
「小塚様を藤田さんの担当にするって話。今日の接客でずいぶん気に入ってくれたみたい
だったから。」
「へーすごーい。売り上げ増えるね、やったじゃん里香。」
「うん…嬉しい。」
曖昧に笑う里香に仲野が言う。
「当分は俺が一緒に接客するから、心配いらないよ。」
二人にしかわからない暗号が、言葉に隠れている。
「今日みたいにね…。」
あの快感をまた得られる期待に、里香の中の女が、また潤み出す。
〜〜〜〜Fin〜〜〜〜
606 :
さなぎ:03/02/24 12:41 ID:9L9Ht+Y4
終わりですん。相変わらず長くなってしまってすいません。
あのー妄想が先走っているのでまた囚書いてもいいでつか?
いいかげんうぜーと思ってらっしゃる方いらっしゃったら
ご一報を・・・。
>>586(猫兎タマ
ね・・・猫兎タァァァァン・・・うをーーーー!!!←乗り遅れて萌える人約1名
>>599タマ
誰でも一人はそういう人っていますよねー!
ということで萌え!!ごっつあんです!!
さなぎタン完結乙!!いやー萌えますた視姦プレイ!!!
仲野氏にもっともっとキチークになってほすぃので続編熱烈にきぼん!!!!
>>さなきタン〜
毎度のことながら興奮しますなぁーー
長くても構わないのでバシバシと書いて下され(゚∀゚)!楽しみにしてまつ。
609 :
SOZ:03/02/24 15:01 ID:UiSgz+eT
>>600(猫兎さん
皆に萌え転がられて大人になるのでつね(藁
_ (⌒Y´ ̄ヽ ∧_/( ̄)) ∧_∧
γ´ `ヽ_`と.__ )( ・ ∩( 《 ( ・∀・) ゴロン
)) ,、 , ) <、_,.ノ ヽ、.__,ノ l つ つ
((_/し∪V .ヽ.__ノ!__)) ゴロン
∧__∧ ∧_∧ ∧_∧
( ) ( ;´Д`) (・∀・ ) <萌え〜
( つ (U_U )つ (つ と)
.ヽ___ノj 猫兎さん (⌒Y⌒)
∧__∧ . / ̄ヽ ̄
(・ ) __ ( __ ) ( ゴロン
と ヽ ( ̄))∧_∧ /´ `Y⌒) VUVJ_)
(__ト、__丿 〉 》∩ _) ( .__つ´
ヽ、.__,ノ ヽ、__,.>
こんな状況?(ぉ
610 :
SOZ:03/02/24 15:03 ID:UiSgz+eT
>>602-605(さなぎさん
里香タンすっかり掌の上状態でつな(^_^)
婚前旅行……ってわけでもないけど、どこに行くのやら。
きっと旅先でもいろいろさせられるんでしょうねぇ。
611 :
猫兎:03/02/24 15:42 ID:oKdeffKL
>>606 さなぎタソ
うぁぁぁぁー!!!!仲野さぁぁぁぁぁんっ!!!!(発狂
…ヤヴァイ、あ ん な 彼 氏 欲 し い (本音
乙でつ。続編キボンなのは言わずもがな(・∀・)イイヨイイヨー
>>609 SOZタソ
エ━━━Σ( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━ッ!!??
ここいい刺激になります。
彼に会いたくなるー、
作者さんたちありがと。
613 :
さなぎ:03/02/24 18:17 ID:5k6mU3//
あ、もうこんなに感想がいっぱい・・・ありがとうございますぅ。
続き書け次第ウプします。さー妄想しよー!!
>>610(SOZタマ
旅行の種明かしは次回で・・・(w
>>611(猫兎タン
果たして次回読んでも同じ事を言って貰えるかどうか・・・
このままあまあまなんかにしないぞう・・・イヒヒ。
さなぎタンいつもおいらを禿しく萌えさせてくれてありがd!!
次回旅行編なのかな…ワクワク。
長くても全然気にならないYO!いっぱい妄想してくれえーー!!
615 :
ろむうさぽ。:03/02/24 20:00 ID:UTaW3AKI
はじめましてでつ。
いつもロム専でつが、さなぎタソ大ファンになってしまったので、
コテハンつけて、カキコさせていただきました。
仲野ラヴューーーーーン!!
里香タソ萌えーーーー!!
かなり(;´Д`)ハアハアもんでつ!
これからも、妄想ワールド、キボン。
私の彼氏タソも、サドっ気ありまくりなんですけど、無言なんでつよね…。
でも、最近は頭の中に声が聞こえてきてます、勝手に。
ばかちんでつね、私…。
あ、あと、猫兎タソのファンでつ。
あの感想の書き具合が(・∀・)イイ!!
616 :
名無しさん@ピンキー:03/02/24 21:03 ID:aWjX7Ubr
617 :
名無しさん@ピンキー:03/02/24 21:03 ID:bSSp8x0Q
618 :
猫兎:03/02/24 21:18 ID:XQT8vdm3
>>613 さなぎタソ
ああん楽しみぃ(誰だおまい
現在幸せ一色でない猫兎にしたらそんなんどんと(σ゚д゚)σコーイ!!(最悪
って事で(・∀・)ニヤニヤお待ちしてますWA!!(ヤメロ
>>615 ろむうさぽ。タソ
;゚Д゚)誰のファソって??
…σ(゚Д゚; オレ?
ナント!(;´_ゝ`)世の中にゃ奇特なお方も居るんですな。
向こう側が透けて見えるくらいに内容の無い感想だというに…^^;←でも愛はあるの(ハァト
サド好きですか?(いきなり何
私も好きです(そして先走り
私を仕込みかけた人(ぉ)は凄い言葉攻めしまくりでしたが無言も(・∀・)イイ!!でつね(萌
実は結構何でもオケーΣd(・∀・)!!な猫兎ですた。おそまつ。
619 :
ろむうさぽ。:03/02/24 21:47 ID:xwbmdhxa
ヤター!(・∀・)
猫兎タソから返事きてターヨ!!
サドな男の人…。
いいでつよね。
私の当たる人は、皆が皆サドなお方ばかりでつ…。
しかも、仲野なサドっぷりなんつったら、そりゃ喜んで!でつよね。
でも、無言なサドも、目で訴えてきたり、しぐさでやってきたり、萌えな吐息で
メロメロにしてくれまつよ。
慣れてくると、これもまたよし。
ちなみに、猫兎タソが仲野タソと似たような調教…という台詞に、女ながら(;´Д`)
ハアハアしてしまいまつた…。
みなさん上手・・・このスレ最高です!!
至福の一時をありがとう・・・
621 :
名無しさん@ピンキー:03/02/24 23:37 ID:9TlpIm07
>>615(ろむうさぽ。タン
私もさなぎタンファンでつ。
いつも萌え萌えワールドに連れて行って頂いて感謝してるのでつ。
あのお、カキコはsageで、しましょうな。
広告入ってうざいし他スレの迷惑にもなるので。
メール欄にsageと入れればいいのでつよ。
水さしちゃってスマソ。
これからもさなぎタンの妄想ワールドに付いていこおーー!!
622タソ
ご指摘サンクスコでつ!
ここはsage進行だったですね…。
ぼけておりました。
早いうちに教えて下さって、大変ありがたいです!
これからも、さなぎタソ萌え萌え同志としてヨロシク(=゚ω゚)ノ
624 :
晶:03/02/25 03:08 ID:wywDCrwm
いつの間にやら沢山の新作が!
いやーどれも最高ですね…いやー久しぶりに来て良かった!
「うまあ〜〜い」
「飲みすぎじゃないですかあ?」
ジョッキを取り上げようとする西の手をパチッとはたく。
「痛いですよ里香さーん」
西の大げさなリアクションに思わず吹き出す。
確かにかなり酔いはじめていた。仕事帰りによく寄る居酒屋で、後輩の西と飲んでいる。
最初5人ほどいたメンバーは一人帰り二人帰り、今は二人きりになっていた。
「西くんさー、いい加減敬語使うのやめたらあ?」
西は後輩といっても入社の時期が里香より遅かっただけで、年は里香より一つ上だ。
「俺ずっと里香さんに教えてもらってたじゃないですか、もー癖みたいなもんですよ」
里香がタメ口にしようよといくら言っても聞かない。
変なヤツ…。
でもこの後輩を里香は気に入っていた。気さくだし結構カッコイイ。それに里香さんと呼び掛
けられるのもなんだか嬉しかった。崇められているような感じが自尊心を擽るのだ。
そして何となく気付いている西の気持ちも。
でも今私には…。ちらりとバッグからのぞく携帯を見る。鳴らない…。
「ああーもう飲んじゃダメですってば!」
「うるさああい!」
職場の応接室で狂ってしまった日から一週間、仲野とはあの日の夜会ったのが最後だ。小塚様
から頂いたチップで旅行でもしようかと彼は言った。でも現実には何日間も同時に仕事を休む
事なんて出来なかった。どうするか考えておくよ、と言ったきり、あれから連絡はない。どう
いうつもりなんだろう?彼にとって私はどんな存在なの?
最初に、ただ抱いて欲しいだけと言ったのは私だ。でもこんな風に関係が続くと期待してしま
う。彼のたった一人になれるのでは…なんて…。でも…。
ああ、もう何も考えたくない。
「おかわりーぃ!」
「ダメです!送って行きますからでましょう!」
西に引きずられるようにして店から出る頃は一人では歩けないくらい酔っていた。西は里香を
抱えながらタクシーに乗り込む。
…困ったもんだなこの人は…。
自分の肩にもたれニコニコしながら眠ろうとしている里香を見つめた。可愛い…。そっと里香
の肩に手を回す。華奢な骨の感触にドキッとする。思わず胸の膨らみに目が行ってしまう。
いかんいかん。これじゃセクハラだ。
西の小さな葛藤など何も知らずに眠る里香の傍らで、バッグの中の携帯が振動し続けていた。
くにゃくにゃしてどうしようもない里香からなんとか部屋の場所を聞き出し、鍵を探り、肩を
抱えて部屋まで運び込んだ。ベッドに座らせるとパタン、と仰向けに倒れる。暑い、と呟いて
もぞもぞコートを脱ぎだした。
一息つこうと床のクッションに腰を下ろした。何かむにゃむにゃ言う里香に目をやって、固ま
る。ベッドの淵から突き出して折れた膝が崩れ、スカートの中に収まっているはずの内股が覗
いていた。ほの暗いその奥に潜んでいるものをつい連想してしまう。
やべ…。
血液が集中してきた。早くここから出ないと何をしてしまうかわからない。
何だか最近里香は変わった気がする。自分が入社したての1年前はただ可愛いなあ、ラッキーく
らいにしか思わなかった。その後年下なのに自分よりしっかりしていて客あしらいも上手い彼
女に脱帽した。まったく降参だった。それから彼女に付いて接客のいろはを教えてもらいまく
った。上手く行かず失敗するのを何度も助けてもらった。
やっと一人前に売り上げが伸びてきたものの、やはり彼女にはかなわないなあと思う。つい先
日も仲野さんの客に気に入られて、快く担当を任されていたし。きっと彼も彼女を認めている
のだろう。
その里香が、上手く言えないが、変わってきている。妙に女らしく…なった?
仕事中リングを磨いている時の、ピンと張った背筋から腰のくびれのラインに、商品を説明
しながら、客の手元に落としている柔らかな眼差しに、それは突然現われる。
なぜそんなふうに思うんだろう。それは俺が…。
ブブブ、ブブブ、ブブブ。
振動音に思考が遮断された。里香のバッグが震えている。
「里香さん、携帯鳴ってますよ」
眠りに堕ちる寸前の里香を揺り起こす。
「…うぅん…取ってぇ」
しょうがないなぁと思いながらバッグの中の振動する元を探る。あった。手渡そうとしてふと
閉じた状態の携帯のウインドウに目が行ってしまった。
着信、仲野弘樹…。
「どうぞ」
里香が受け取ったとたん携帯はおとなしくなった。ひとつボタンを押して、里香が跳ね起きた。
西の顔をマジマジと見つめる。すぐに部屋の電話が鳴りだした。とっさにベッドを降りようと
する彼女の腕を掴んだ。
「電話出たいんだけど」
彼女が戸惑っている。無言で腕を掴む手に力を込めた。電話は鳴り続いている。
「西くん離してよ、なんなの」
苛立つ彼女をよそに電話が留守電に切り替わる。振りほどこうと暴れだす彼女を押さえた。
…確かめたい。
『里香、いるなら出て』
この声、間違いない。
「ちょっと西くん!」
彼女の声が鋭く尖る。
『携帯ずっと留守電にならないぞ。これ聞いたら電話してこいよ。今週土曜日なら会えるから。
それじゃ。』
ツーツーという音と共に彼女はおとなしくなった。
「仲野さん、ですよね…」
観念したかのようにふうっと息を吐く。
「うん…みんなには黙ってて」
「付き合ってるんですか?あの人彼女いるんじゃ…」
「いいじゃない、詮索しないで」
迂闊だった…。酔いが一気に覚めた気がする。手足はまだふらついているが頭は完全に正気に戻った。
「西くんゴメン…帰ってくれないかな…タクシー代いくらだった?」
「里香さん…」
西は今まで見たこともないような険しい顔で里香をみつめている。
「セックスフレンドってやつ。ね?気が済んだ?」
「済まねえよ!」
ドスの効いた声で西は吐き捨てるように言う。
「なんであなたがそんな…」
「…やめられないの」
言ってしまってからひどく生々しい響きをもった言葉だったと気付く。西は里香を見つめ続けている。
「俺あなたが好きです」
「それが、なによ」
一瞬、何が起こったのかわからなかった。突如、ベッドに押し倒されたのだ。
「西く…いやっ!」
男のこういう時の動作はまったく容赦ない。目の前の女を抱きたいという強い欲求が、そのま
ま力の強さになり、性急さになる。西も同様だった。
腕も脚もあっと言う間に押さえ付けられ、身動きが取れなくなる。ましてまだ酔いの廻ってい
るこの状態では勝ち目などなかった。
続くんです。
630 :
さなぎ:03/02/26 15:33 ID:pIUNJbIO
改行大杉ますエラーでこんな風になっちゃいました。
すいません(汗汗
>>615(ろむうさぽ。タン
ROM専だった方が感想カキコして下さるなんてすごくありがたいですう〜〜。
今回まだ仲野君は声のみの登場ですが後半暴れる予定なので
楽しみにしていただければ幸いです(ヲイ
>>618(猫兎タン
遂に猫兎タンにファン一号が(w
あなたの愛ある感想がわたすの心をがっちりキャッチしていることもお忘れなく!
すげいなあ〜わたす現実に仕込まれたことはないので
リアリティー追求のためにも膝をつき合わせて色々聞き出したい気分だ・・・
>さなぎタン
おぉーー新キャラ登場ですか!
こっこれからどうなるんだ?!気になって仕方ない。
続きが禿しく気になる展開でつ(*´Д`)
>>630 さなぎタソ
うわぁい!仕事終わる前にちらりと覗いたら、嬉しいお返事!
そりゃもう、毎日のぞき込むほど楽しみにしてました(W
続きもワクワクです(*´Д`)
それにしても、西君・・・。
ちょっと驚きでつ。
後半の仲野タソの大暴れっぷりにも期待してます。
猫兎タソ、また楽しみが増えましたね(エヘ
633 :
SOZ:03/02/26 18:20 ID:B1ClFvGg
>>625-629(さなぎさん
>囚III‥とりこ‥
横恋慕クン登場?
すでに調教済み(笑)の里香タン、なすすべもなく犯られてしまうのか。
波乱必至ですねぇ。
楽しみにしとりまつ。
634 :
SOZ:03/02/26 18:32 ID:B1ClFvGg
>>625-629(さなぎさん
>囚III・・とりこ・・
新登場キャラは横恋慕クンですか(^_^)
一途であるがゆえの暴走なのかな(笑)
このままなすすべもなく犯されてしまうのか。
そして後半登場の仲野はどう動くか(笑)
楽しみにしております〜
635 :
SOZ:03/02/26 18:33 ID:B1ClFvGg
ありゃ?
>>633 て書けてた?(汗)
サーバー負荷が高すぎて書けなかったと思ったよ(泣)
>さなぎタン
こうくるとは思ってなかった!!
今回は西のエチーと仲野のエチーで2倍お得な予感!?
後半大暴れということは3Pも有りでつか!?(*´д`*)ハァハァ
>>さなぎ様
おおお!!!また新たな展開でつね!?
いつも楽しみに読ませてもらっていますよ。これからもがんがってください( ^ー^)
>>629 「どいてよ…」
西の顔を見たくなくて目一杯顔を背けた。首筋が痛いほど。
「やっ…!」
西がその首筋に狙いを定めて吸い付く。暴れたいが体にうまく力が入らない。背筋をビリッと
走るものを感じる。まさかそれはないでしょう!?否定したいが反応している。どうして!?
「やめて!」
「やめるのはあなただ」
西は首筋にきつく吸い付きながら呻く。
「そんな関係あなたらしくない…」
西は唇を離し里香に向き直る。
「俺、あなたに真剣です。寝ましょう。」
西の力強い口調に素直に感動してしまった。こんなストレートに誘われたのは初めてだった。
面食らった里香に、西の唇が近づいてくる。目を閉じきらずに、くちづけを受け入れた。
仲野と違う顔…仲野と違う唇を確かめたかった。
…異常だったかもしれない。
飛び込むように仲野に抱かれて、彼のもたらす刺激的なセックスに溺れた。
西のこの優しいくちづけで夢から現実に連れ戻された気がする。自然に舌を絡ませあっていた。
押さえ付ける腕が弛んできたが、もう抵抗する気は無くなっていた。
西の手が几帳面にシャツのボタンを外す。高価な宝石の入った箱の包装紙を開けていくかのよ
うな手つきに、気持ちが高揚していくのを感じる。里香も西のスーツのジャケットを脱がせ、ネク
タイを抜き取り、シャツのボタンを外していった。
ブラのホックが外され、裸の素肌を確かめるように揉みしだかれる。西の骨張った短い指が柔
らかい肉に沈む。
仲野の指は羨ましいくらい、しなやかで長かった。その違いに、感じだす。
そう、好意はあるが寝たいほどではなかった男だ。その男に熱望されたことと、仲野との違い
に興奮している。
わたしはもともとこういう女だったのか、それとも仲野の手で変えられてしまったのか…。
「んっ…」
考えを巡らせる余裕がだんだん無くなってきた。シャツもブラも取り払われ、西は里香の乳房
を揉みながら、固くなった乳首に舌を這わす。舌の感触も違う。僅かにざらついている気がす
る。これで下を舐められたらきっと…。期待に里香の蜜が滲みだす。
西は初めて見る里香の肢体に相当興奮しているようだ。スカートのホックを探して手が腰の辺
りを彷徨っている。
でもあえて教えてはやらない。もっともっと、自分を欲しがる様が見たい。
望まれれば望まれるほど、仲野から離れていける気がしていた。
ようやく捜し当てたホックを外しスカートを下げる。
ついさっき妄想してしまっていた内股の奥が現実に現われて、西は息を呑んだ。慎重に、ストッ
キングを下ろしていく。
これで里香を覆うものは薄い布切れ一枚だけとなった。西は腰から太股に手を這わす。
「陶器…みたいだ…」
話し掛けるわけでなく独り言のような称賛に里香の自尊心が擽られる。
希少な美しい宝石を見ているように自分を眺められるのは、なんて気持ちいいことなんだろう。
頭から足の先まで隅々に当てられる熱い眼差しに、里香の体が火照りだす。
西はなだらかな丘の窪んだ臍にくちづけると、そろそろとショーツを下ろしにかかる。ほどな
く白い肌の中心に、隠微なコントラストで黒い艶めいた茂みが現われる。生唾を呑む音が聞こえる。
爪先までゆっくりとショーツを抜き取ると、西は意外にも里香の足の指を口に含んだ。
「ちょっ…汚いよ!」
思わず上半身を起こして西を止めようとする。
「綺麗です」
西は里香の足を抱え、指に舌を這わす。
「んんっ…」
足の指を舐められたのは初めてだ。
なぜか乳首や指、性器を口に含まれる時より、口内の粘膜の柔らかさやぬめりを顕著に感じる。
その快感が直接刺激を与えているように、女の部分がわななきだす。
男がフェラチオされている時の感触と、もしかしたら似ているのだろうか?。
また西が奴隷のように奉仕しているような構図も里香の性感を高ぶらせる。
指の一本一本を丁寧にしゃぶられていくうち、無視されている女陰は男を求めてひくつき始め
ていった。
西は足先から徐々に上に向かって舌でなぞっていく。ゆっくりとそこに近づこうとするのは焦
らすつもりではなくて、ただただじっくりと里香を味わいたいからなのだろう。ようやく膝ま
で到達し、太股を割り広げる。
だんだん近づいてくる、その部分に。期待で胸が高鳴る。
「あぁ…っ」
片脚が持ち上げられ、舌が内股からその付け根に一気に滑り込んだ。西はむしゃぶりつく様に
その部分に舌を這わす。酔っているからか普段より敏感になっているそこに、男のざらついた
舌が這いまわる感触が堪らない。
体をしならせて喘ぐ里香に西は興奮して、更に忙しく舌を蠢かせる。
文字通り、食べられてしまいそうな勢いだ。
苦しく喘ぎながら身を捩ると、ベッドに向かい合わせに置いてあるドレッサーの鏡に、自分の
腰から太股の部分だけが写し出されているのに気付いた。片脚を立てた付け根に、西の頭がす
っぽりと埋まり、淫らに動いている。
「…あ…あぁ…っ」
目が離せない。客観的に自分を嬲られている様をリアルタイムで見て、快感が一気に加速していく。
思わず太股を抱え上げてしまった。そんな角度から里香が見ているとは気付かず、西は更に里
香を貪る。
脚に邪魔されて見えなかった西の唇の動きがはっきりわかる。
ピチャピチャと音を立て、自分の股の間が舐めまわされている姿に、里香は今までとは違った
興奮を感じてしまっていた。
少し体を鏡の方にずらし、鏡と反対側の脚だけ降ろしてみる。
そうすると割れ目まで丸見えになった。そこに西の唇と舌が張り付いて、いやらしく動いている。
「くうぅっ!!」
西が小さな帆をを吸い上げて舌で丸くねぶり始めた。ぴったりと吸い付いている唇を鏡で、粘
膜の中で舐められるのを直接の刺激で感じる。里香はもう夢中だった。
後から後から溢れてくる泉の入り口に、西の指が栓をした。
「…ああぁんっ!」
今度は指が里香の桃色の襞を割って押し入れられている。
女を感じさせようとする男の舌や指の動きは、どうしてこんなにもいやらしく見えるんだろう。
唇と舌と指を駆使して奉仕される自分の姿に、すっかり魅せられてしまった。
この部屋で恋人とセックスすることはあったが、大抵部屋を暗くしてしっかりと目を瞑ってい
たから、鏡に写っていることなど考えてみたこともなかった。さっき偶然にも目をやらなけれ
ば、これからも気付かなかっただろう。
セックスする自分を客観的に見るなど、ノーマルにするならまず無いことだ。
いや、普通の女なら気付いても見ないようにするかもしれない。
しかし里香の目は、鏡の中の自分の下半身に吸い寄せられたまま、言うことを聞かない。
仲野にクンニされる自分を直接見るように言われたことはある。だが鏡越しの自分の姿の方が
遙かに扇情的だった。
里香が派手によがる原因など知らず、西は里香への奉仕を続ける。
「に…西く…そのまま…っいきそう…なのお…っ」
無言で西は心得た動きを始める。指を突き立てながら、執拗に敏感な帆を舌で転がす。里香の
興奮が伝染しているのか、西の息も弾み出す。
「はあっ…いいっ…あぁ…いくううぅ…っ!!」
鏡を見つめたまま里香は絶頂を迎えた。自分のものがわなないているのを初めて見た…。
続きましゅ
感想いつも有り難うございます。妄想に拍車がかかります!!
仲野くんが来るまで西とのエチーでお待ち下さいませ(w
西じゃあんまり萌えないかな・・・すいません(ww
>>632(ろむうさぽタン
会社で見るとは大胆な!!!
ばれたら調教されちゃうんじゃないっすかあ!?(あひゃ
名作に割り込み失礼します。いつの書き込みの続きかといいますと
>>209まで遡ります。
王の指で、服をまくり上げる。指の下に王の爪がある。滑らかでいて、
しっかりと形作られていたそれを指先で感じながら、腿を探る。
最初の一すくいだけは自分の指ですることにした。重ねていた手の平をずらし
足の上に指を這わせ、布と肌との境を見つけ、指で布をめくった。王の指を、
めくった為に出来た隙間へ差し入れる。続いて、自分の手を布の中に入れて、
王の手に重ねる。
手の下にある王の手の感触を、その下の足の感触を思いながら、時間を
かけてめくっていった。めくりながら、露わになった王の足を想像すまいとした。
手の甲が感じている絹の感触は固まりのようになっていき、やがて彼の指先に、
尖った物体があたった。行き着くと、布を掴み、引きながらかかとを外し、
すべて外す。絨毯に鍵が落ちて、弾んだ。
それを拾ったのは王だった。いつの間にか彼の左側に立っていた王は、
鎖のところで座り込み、鍵を差し込んだ。重い音と共に、錠が落ちる。
「赤い」
言葉が彼自身の手首を差しているのに気付いたとき、唇を押しあてられ、
軽く歯を立てられた。すぐに離れると手を引かれる。
床には絨毯が敷かれ、横になっていたとはいえ、やはり上半身だけでも
起き上がり、両腕が自由になるのは喜びがあった。王は下履きを片方脱いだ姿で
鎖を部屋の隅に放る。白いそれが、絨毯の色をすかして落ちていた。
目を向けていると、まだ広げたままの足の上に何かが乗った。あまりに軽やかに
乗った人へ、彼は頭の布を剥がすと、改めて肩からかけた。そして、自分から
ためらいながらだが、腕を回して引き寄せる。両腕の中で王はおさまる。
細すぎない為、丁度良いぐらいだ。
「どうして」
顔を近づけ、目を覗き込んでくる。
「服を掛けてくれたの」
「見られたくないのではないのですか」
先刻の言葉をそのまま返すと、王は口元を上げた。
「好きなように触りなさい。触られたいから」
手を取られ、王の肩の上に置かれた。右手だけでその丸い肩に触れた時も
思ったが、鍛えられた体であるにも関わらず、その肩は柔らかく、小さい。
首筋の方へ両手を動かす。うなじに指が届くと、足の上の体が強張った。
指を動かして髪に手をあて、撫で下ろした。息を吐きながら目の前で晒されている
喉や唇を触れる程度に吸うと、身じろぎするのを押さえる。
王が彼の肩を掴む。服が揺れる度に、目の前に白い体が現れる。手を伸ばし、
両手で膨らみに手をのせる。少し、手を動かしてみると、髪にかかる息が
詰まったのが聞こえた。指先だけ力を入れてみると、入れたままに彼の指を
受け入れる。一度手を離し、その曲線を指でなぞる。そしてまた手に取る。
手の平に固い感触がしたので、そのまま軽く手の平を押しあて、転がすと、
肩にかかってくる指に力が込められていく。手の力を緩めるとすぐに元に戻る。
そして熱をもって、彼の手を受け入れた。彼の指は固かったので、指を
滑らせるだけで肌を傷つけはしないかと思ったが、それもないと気付いても、
下手に力を入れたくはなかった。僅かずつ力を入れて揉んでいく。
かかってきた息も揉むようにしていくと、指で揉んでいるというより、
胸で指をなぶられているようだった。王の体が揺れて、手の平におさまり切るには
少し小さいために自在に動く胸が指先をかすめる。やっととらえたかと思うと
又逃れ、擦られる。
離すと、震えだしたその先端が固く尖っているのを彼は見た。あまりに固く、
掠めた線がすべて、手の中に残っているかのようだった。顔をかがめる。
舌先に確かな固さを感じながら、唇に胸をふくませる。すると腕が絡まってきて、
固く抱き寄せられ、胸が口に入り込んでくる形になる。歯形がつくのではと
思うほどの強さに身を引こうとすると、今度は彼の方が動きを押さえられた。
自然としゃぶる形になる。何度も舌を這わせている内に、足りない思いで先端から、
なだらかな曲線の途中も口に含み、舌を這わせてはまた別のところに移り、
を繰り返した。
もう一度、先端を舐める。王の震えは跳ねるほどだった。
「気持ちいい・・・」
不意に耳に入った言葉に、彼の方からしがみつくようにきつく抱き寄せてしまい、
そのまま離すのも妙なので、うなじに吸いついてから離れる。顔を密かに
見ると、白い頬に赤みがさして、何かに耐えているかのようだった。それとも、
もどかしさを覚えているかのようなものかもしれない。
もっと触れたらどうなるのだろう、という欲求がわき上がるのを感じ、
それを腹の辺りを唇で覆い尽くすことで示し始める。特にくびれた脇腹の辺りを
覆うと、王はされるままになり、彼の肩に指を食い込ませる。下方へと移るにつれ、
自然と王はそれに合わせて立ち上がり、髪で体を擦ってくるのが分かる。
彼も手に服をまとわりつかせた。今更、意識して避けるのも情けないと、
腰の辺りと脚の辺りに腕を回す。
手の平でそっと服の上から撫でると、腰から脚にかけての柔らかな曲線に
手が受け止められた。顔は、布に包まれているとはいえ脚に埋めるように
もたれかかって、ただ、手の平だけを動かす。弛みのない肉付きに手を
這わせながら息を吐きかけるようにして呼吸していると、脚が微かに動いては
止まるを繰り返す。顔を布がなぶっては引く。彼自身の手に合わせているのが
分かってくると、更に回数を増やしてしまう。
ふと、その手を止められた。手を一旦どかされて、王が身をかがめるのを
目にする。難なく膝も曲げずに、衣の裾をほんの少しつまみ、顔を上げ、
髪で半分隠れた目を彼に向けて言う。
「見たいかしら」
頷けば、例え時間をかけて焦らされた末のことだったとしても、恐らく寛容に
彼の願いを聞き入れてくれるのだろうことが、彼にも段々と分かっていた。
だから頷けないのだ、と口にしても、王の側からすれば理解できない、
少なくとも理解できるとは返せないだろうことも、だ。
「陛下が見せたくないと思われていないのならば」
口からこぼれた言葉にも目をあてるように、王の目が細くなる。
「お前の方こそ、見せたくないものを見せてくれているのに」
唇を軽く舐められる。
「私は見られるのが少し恥ずかしいだけ」
裾の端を手渡された。意味は分かっている。ためらったのは、あまりに多くの
種類の感情と思考が渦巻いたからだ。もう、戻れないだろう。だが、どこからならば
戻れたというのか。
戻る気などなく、この機をつけ込んでいるのではないか。
「陛下、私がこれから何をしようとしているかはお分かりになっているかと
思いますが、正直申しまして、良い結果をもたらすとは・・・」
言葉を詰まらせた彼に、王は答えた。
「いいのよ」
あくまで鋭さは消されていたが、それは否定を許さないものだった。
「お前をここに呼んで今に至らせたのは他でもない私で、この先どうなろうと、
全て私が望んだことですから。それに私は知りたいのよ、お前が何を望んでいるのか。
男がどのようなことを望むのか、教えられたことと同じなのか」
言葉の意味を掴むまでしばらくの時を費やしたが、その時が過ぎると、
彼の身が震えだした。
「まさか、陛下」
しかし、ならば、すべての辻褄が合うではないか。
何故このような人気のない所へ男を引きずり込んでいるのか、
何故偶然彼は目覚めたとはいえ、引きずり込んだ男に薬をふくませているのか、
何故卿がそれに協力し、今もこの部屋の外で全てが終わるのを待っているのか、
何故王は男に触れるのは手慣れているのに触れられると全く逆になるところが
あるのか、他にもある細かい謎までもがだ。
「言ってみなさい」
また、否定を許さない口調で言う。そしてその通り、他に何も出来はしなかった。
「まず、申しておきます。私は女を知りません」
「ええ」
「それで、恐れ入りますが、陛下は・・・」
「知っています」
口調は全く変わりなかった。表面上は。
「眠っている男を無理に犯すことが、知っていることになるのならば」
彼は、目をそらすまいとした。それが意図せずとも、王に対する侮辱に
なることが分かったからだ。ただ、服の裾を握りしめたまま、震え続けた。
理由は分かる。王は未だ夫がいない。これまでこの国には未婚のまま
即位して、その後結婚した女王は幾人かいるが、夫となった者の背後に
控えている他国、もしくは他家の、政務への多大な介入は避けられなかった。
その時でさえ、王家には他にも即位に足る人間が育っていたりしたので、
いざとなれば女王を退位させる余裕があったので、幾たびが訪れた様々な危機は
去らせることが出来た。
しかし今、王家にいる人間は王ただ一人だけだ。例え誰もがその忠誠を
疑わない、王の母方でもある卿の家から夫を出したとしても、いつか卿の家が
王家に取って代わる。それはやっとの事で終わった血の争いが再び始まってしまい、
国の力を弱めることに繋がる。力をつけてきたこの国を乗っ取ることに、
周囲の国はためらいなどしないだろう。
ならばいっそのこと夫がないままでいると、世継ぎの父になれる者がいない
ということになる。夫を出すことを諦めた者達が、今度は養子に出そうとする
動きを始めるだけである。
そう、王が、たった一人で子供を産んだら話は別だ。
実は女王の内何人かは、夫を取らぬまま子供を産んでいる者もいる。
それを人は「天が王に子を宿らせた」とたたえてきた。心のどこかでは真相が
違うことを分かっていながらも、新しい命が生まれたことと、それにより
争いが避けられたことから、皆、その偽りを喜んで受け入れる。
今、彼はその偽りと真相の中にいる。
「見なさい」
王は言う。
「見て、笑いなさい。一つの国が、この足の間にあるちっぽけなもので
左右されるというのだから」
もし、最初に目覚めたときに真相を告げられていたら、混乱し、とても
荷担するどころではなくなっていたかもしれない。しかし今は、彼の体は
王に隅々にまで触れられ、彼もまた、王の肌の柔らかさや、体の重みを
知るに至っている。
彼は裾を持ち直すと、上げていった。下履きを履いたままの側は灯りの色で
白く光り、下履きが脱げている側は王の体温を受けて、白い中にも鮮やかな赤みを
見せている脚が対照的に露わになった。まず下履きが脱げている側の腿に
裏から手を這わせ、内側に口づけた。
更に上げると、腰の辺りを覆うように白い布が、いくつかの模様によって
包んでいる中を透かして見せていた。
布に覆われているとはいえ初めて見る光景は、彼から言葉を奪った。
何も言わずに見つめていた彼を、王も咎めなかった。目の前の布を剥がしても、
きっと咎めない。
しかし先に、脚の一方、まだ下履きを履いている方へ手を伸ばした。
裾を王に手渡すと、王は裾を受け取って顔を背ける。何事かと思ったが、
彼のすることを待っているのが分かってきた。瞼を閉じ、彼の手を待っている
その顔が、下履きに触れられると又震えていた。下履きは、両手が自由に使えるので、
ずらしていくことですぐに外せそうだった。
めくると、彼の目に晒された腿もやはり、赤みがさしていた。膝の所まで
ずらしたところで、今度はこちらの腿の内側を引き寄せて、口づける。
「・・・もっと・・・」
裾が落ちて、衣ごと頭を掴まれたが、もう、混乱はしなかった。
650 :
z571:03/02/28 16:29 ID:0Bv+tW91
本日の「王と虜」は以上です。
亀の歩みだったこの話ももうすぐゴールが見えてくるはずです。
ところで少々前の話を蒸し返してしまいますが、どのようなご批判、あるいは
ご非難もお受けしますので、忌憚ない感想をいただけたらと思います。
女性上位の話ではありますし。
さて前回の書き込みの最後で「ご感想へのお返事は明日以降」
と書いておきながら今日まで延ばしてしまって申し訳ありません。
>>4さんことSOZさん
もうすぐ焦らさせて戴くのも終わるかと思います。
恐らく、そこに隠したら主人公が上手く取り出せずに流血の惨事に陥り、
「貴様、陛下に何をしてくれたんだ!」と卿が主人公を叩きのめして
「王と虜」強制終了、ということになると思います。多分。
>前スレの246さん
>好きです、こういうの。
私も好きです。どうせなら全編、灯り無しで進めた方が良かったでしょうか。
どこに誰がいるか分かりませんが。
>Yさん
>下履き…ぬ、脱がしちゃうのですね(ワクワク
途中まで脱がせました。そういえば靴以外は全部中途半端です。
>まだまだ関門がありそうだなぁ…じりじりじりり。
もうすぐ関門の先に行くはずです。もう少しお待ち下さい。
651 :
SOZ:03/02/28 16:34 ID:mOEE18S4
>>638-641(さなぎさん
>囚III・・とりこ・・
仲野とは違う西の抱擁に里香タン陥落でつか?
しかし、この場に仲野が乱入?
もしかしてサンドイッチ?(藁
>>643-649(z571@35さん
>王と虜
ひさびさ〜(^o^)
しかし、王がこのようなことをしている裏の事情が。
「見て、笑いなさい」という自虐的な言葉が、彼女の悲哀を物語っていますね。
>さなぎタン
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 待ってました〜
とにかく続きが気になりまつ(*´Д`)
>さなぎタン
いや 西とのエチーでも萌え。
つか鏡越しでひとりで萌えちゃう里香タン えろい!
>z571タン
いよいよ〜な感じで。
SOZ氏に禿しくドウイ。今回のは沁みました〜 (・∀・)イイ!!
支配する側の生き方を強いられてきたのだから
理にかなっていると思いますよ。たぶん・・・。
もうすぐ、終わりとのことですが、ふたりが時を重ねたとして
王の感情の揺らぎみたいなのものを想像するのも、また楽し。
さ、さなぎタン・・・まだでつか・・・?
656 :
猫兎:03/03/02 05:10 ID:7+GCcovm
どうも。名作に愛を振り撒いて○8年の猫兎です(謎/しかも正しい数字を入れると出生時からのカウントになる罠
三日ばかりのパソ無し生活により廃人寸前まで追い込まれた猫兎です(しつこい
嗚呼何たる暴挙('A`)クハァ。これは猫パンチしかないですね(もういいから
>さなぎタソ
ああもうアナタ最高。ホント最高。私ったら既に寝ても覚めても(*´Д`)ハァハァ。←それってどーよ。
西もえろ可愛くて(・∀・)イイ!! 是非一戦交えたい(ぉ
てかこんなん読んだら余計人恋しくなるよウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!!!!!!!
えと、された事とか詳しく言おうにも所々意識が飛んでて実際さっぱ覚えてなかったりします(ギャフン
ただ元から全身性感帯かよお前って言われるくらい敏感だったのに拍車がかったんで、
実感としてはかなりあるというか^^; あ、あと舐めるの巧くなったらしいです(・∀・,,)エヘ
完全に仕込み切られてたら今頃どんなんなってるんだか気になる…(´_`;)
因みに鏡越しはその人と会うずっと前、ぶっちゃけ初彼氏とのエチの時点でやってたり(てか自分から見てた罠
冒頭のぶち壊れ猫兎はその辺に由来します。ハイ。
>ろむうさぽ。タソ
会社で見るなんて何かを狙ってるとしか思えない猫兎です(・∀・)ニヤニヤ←思うな。
てかアナタ、こんな莫迦のファソ一号なんて言われてますよっ!このままでいいんですかっ!!(机を叩きつつ
うひゃうひゃ。
猫兎タソにいぢめられて喜ぶ私(W
だめだめでつね。
むしろ、猫兎タソのほうが、こんなのにファソになられて可哀想・・・。
会社で見てるのはですねぇ、PCの環境が会社しか無いからなのでつよ・・・。
なので、人目をはばかりコソーリと・・・。
がしかし。会社の奴に見つかっても、襲われたくもないし、逆に襲っても
もらえない罠。
なので、狙いようがサパーリないのでつよ。
小説は、プリントアウトしてうちで萌え萌えしているバカチソでつ(ヲイ
怒られそう・・・。
あとは、i-modeでがんばってみたり。
ああ、さなぎタソの続きが気になる。
待ちこがれておりまつ。
>>641 「ゴム持ってないんで…絶対外に出しますから…」
そのまま西は片脚を持ち上げて、里香の中に進入してきた。
「すご…い…グチャグチャになってますよ…里香さんの中…」
西は目を閉じて里香の内部の感触を味わうことに集中している。一方里香の目は、また鏡に吸
い寄せられてしまっていた。
自分の入り口が西のものを飲み込んでいく。さっきは食べられていたが、今度は里香が西のも
のを食べている様に見える。
西のものは仲野より細くて長い。それにカーブもきつい気がする。全てを埋めることが出来ず、
途中で里香の奥にぶつかってしまった。
西がゆっくりと腰を使い出す。
「ああっいい!気持ちいいっ…!」
男の動きが直接もたらす快感と、ぬらぬらと里香の中を往復する肉の棒の動きが、里香を狂わ
せていく。
次第に繋がった部分が白く泡立っていった。
「仲野さんにも…こんな…姿…見せるんですか…?」
激しい呼吸の合間に、西は嫉妬に燃えた目で里香に問う。
「ああ…や…めて…そんなこと…言うの…んんっ…!」
「約束してくださ…もう…しない…って…・!」
西が抽送を荒くしていく。ドンッドンッと突かれる度に訳の分からない言葉がほとばしる。
「…だまって…っ黙ってあたしを感じてえっ…!」
倒れ込み、里香を掻き抱く西のくちびるを滅茶苦茶に吸った。
西の激しい律動に、我を忘れてよがり狂った。
上と下でお互いを貪り合いながら、酸欠になりそうなほど激しい動きに食いついていった。
二人に限界が近づいてくる。
「ああ…俺もう…っ」
「わたしも…!!ああいっちゃうう…っ!!!」
里香の体がビクンと大きく弾み、一瞬おいて意識が混濁していく。
西も里香の痙攣する腹の上に生暖かい性を大量に吐き出した。
しばらく動けずに、仰向けのまま朦朧としていた里香の腹の上に溜まったものを、西が丁寧に
ふき取る。
「すいません俺早くいっちゃって…」
里香に向かってすまなそうに言う西に、おかしさが込み上げてくる。
「シャワー浴びればいいし…こっちおいでよ」
里香はぽんぽんとシーツを叩き、西を隣に呼び寄せる。
「よかったよ…スゴイ感じちゃった」
「うん…マジで里香さんすごかった…俺も…スゴイよかった…」
急に恥ずかしくなって西の胸におでこをくっつけた。寝ころんだまましっかりと抱き締められる。
よかった…確かに良かったんだけど…。
西が枕元に転がったままの携帯を手に取り、里香に渡した。
「電話して下さい。今すぐ土曜日の予定断って下さい。俺の目の前で」
なにか…違う。
ためらいながらも仲野の携帯に電話をかける。
『もしもし?』
3コールめで彼は出た。待っていたのだろうか…。
「あ…里香ですけど…」
『ちょっと待ってて』
声の向こう側がざわついている。どこか外にいるんだろうか?
『いいよ、今帰ってきたのか?』
「ごめんなさい携帯気付かなくて…その…今週の土曜日…」
西が鋭く里香を見つめている。
「…生理きそうなんで…食事だけでもいいですか?」
西が何か言いたげに口を開いた。急いでそれを制す。
『ああ、いいよ。俺も今友達と飲んでるから、また前日にでも決めよう。』
意外な答えだった。今まで会う時は必ずセックスが付いてきた。生理が来そうなのは本当だっ
たが、食事だけ、と言えば断られるかと思っていたのに…。
「はい…それじゃ…」
『じゃあ』
「何で断らないんですか!」
携帯を畳んだ里香に西が憤った声を出す。
「土曜日に会ってちゃんと話すよ。もうやめようって。」
これは嘘になるかもしれない、と心の中で呟く。
今仲野の声を聞いただけで、足りないものをはっきりと感じてしまっていた。
私…囚われたい。
体も心も、潰れるほど鷲掴みにされたい…。
「絶対ですよ。俺たち今日から恋人同士ですからね。」
「うん…」
再び暖かい胸に抱かれながら、自分がもう引き上げて貰えないほど、深い底なし沼に捕まって
しまっていたことに気付く。
助かりたい気持ちはあるのに、どうして…。
里香は自分の中の矛盾に葛藤しながら、西の背に手をまわした。
ばれないかな…。
あの後結局朝まで西と過ごした。シャツとネクタイが昨日と同じでは、同僚達にばれてしまう
から、と彼は始発で帰っていった。里香の首筋に所有の証を残して。
コンシーラーで隠してあるが気になってしまう。せめて土曜日まで、あと3日だけ仲野に気付か
れたくなかった。考える猶予が欲しかった。
しかし間の悪いことに、今朝仲野は売場にいた。すぐに外出するようで慌ただしく準備をして
いたが、一瞬絡まり合った視線を不自然に解いてしまった。そしてそんな里香を見つめる西に
も気付いてしまった。目に見えない糸が三人をピンと繋いだ気がしたのは気のせいだろうか?
仲野は特別言葉を交すことなく売場を去っていった。
− − − − − − −
…もうすぐ6時。閉店まで後二時間だ。
客がまばらになったのを見計らい、里香はバックヤードへ向かった。閉店間際になると店員は
在庫のチェックを一斉に始める。それぞれ自分の持ち場のブースにある商品の数を合わせるの
だが、それとは別にバックヤードの商品も持ち回りでチェックしていた。
その当番が今日は里香である。事務所の金庫から鍵を取出し、そこへ向かう。バックヤードの
総在庫金額は何億にもなることから、そこ自体が巨大な金庫のようになっていた。扉は二重式
で、中の扉は内側からもロックがかかり、入る時は必ず閉めると義務付けられていた。以前強
盗でも押し入ったのだろうか?
中は八畳程の広さで、更にもう一つ高級品用の金庫がある。里香はそこから手を付けることにした。
バックヤードの商品を持ち出す時は伝票が必要となる。まずそのチェックをしようと取り出し
て、ギクッとする。仲野が何点か持ち出していた。ということは返却しにここへ来るということだ。
今ここで二人きりになったらばれてしまうかもしれない。里香は急いでチェックをはじめた。
大急ぎでやったのでいつも軽く3、40分かかる作業が20分程で片づいた。最後のチェック
を終えて扉に向かったその時、目の前の扉にノックの音が響いた。
「返却したいんだけど、仲野です。」
開けないわけには行かない…。里香はロックを外してドアを開けた。
「里香だったのか」
「ピアジェですよね、返しておきます」
とにかくふたりきりになるのは避けたくて、口早に言って手を差し出す。
仲野はその手をグイッと引いて里香を自分の胸に引き寄せ、空いた手で首筋に触れた。
「きゃっ!」
指の腹でそこを拭われ、紅色の痣が浮き出た。
「何か変だと思ったら…こういうことか」
穏やかな口調の一方で、里香の手首を握る手の力が強まり、里香は戦慄する。
「わ…私」
「もしかして西?」
「…な…んで…?」
この男には全てお見通しなのか?
「なんかあいつ、今朝やけに挑戦的に俺をみてたからさ…」
「いたっ…!」
仲野は里香の手首を捻りあげ、内側のロックを素早くかける。すぐさま肩を掴まれ壁に勢い良
く押しつけられた。
仲野の目が冷たく里香を見据える。こんな顔は今まで見たことがなかった。
「も…もう終わりにして下さい…。私西くんと…」
気丈に言いたいのに声が震えてしまう。
「だめだ」
仲野はきっぱりと言い放つ。
「…だめって…そんな…」
「西じゃおまえは満足しない。そうだろ?」
図星を差されて何も言えなくなってしまった。口をつぐんだ里香を目で射抜いたまま仲野は言う。
「でも俺以外のヤツに抱かれたお仕置きは必要だな」
続くんです
仲野くん登場とはこういう事でした(^^;)
3Pとか期待して下さった方、ごめんなさい(汗
実はこの後のお仕置きが書きたくて西登場を思いついたおいらです。
>王と虜
わあ〜〜続きだああ〜〜(・∀・)!!
私勝手に王にアントワネットの顔思い浮かべてずっと読んでました。
女性上位でもこういうのは萌えます。中世ものも好きだし。
いよいよクライマックス近しですごく楽しみです。
それはそうと名作って・・・変換間違ってますよ、迷作です(キッパリ
>>651(SOZタマ
陥落・・・精神的にはしきっていないようです。
全くどーしょーもありませんこの女は(ワラ
>>653タン
鏡越し・・・おいらはよくそれで勝手に萌えます(エヘ
やっぱりふつーの人は見ないかなー?
>>656(猫兎タン
わたしゃあなたが最高。マジ最高(ww
あ、猫兎タンはやぱーり見るのね(w ん?・・は・・・初彼氏とのエチ?????
あなた初エチからそんなエロいことしていたの!?マジ!?・・・・・・・すげえ(w
まー記憶飛ぶほど感じちゃったなんてほんとエロい!エロ過ぎさ!!!←大讃辞
>>657(ろむうさぽタン
いぢめられて喜ぶのは大変イイコトです。そのまま喜びを噛みしめてオケです。
しかし会社のPCで読んで会社のプリンタでこれ印刷してるんすか!?
ううーーーわあああーーーなんかわたすがものすげー恥ずかしいぞおおーーーー
見つかったら怒られるじゃ済まないでしょう。ええ決して!!
665 :
SOZ:03/03/03 15:39 ID:yzICYVyp
>>658-663(さなぎさん
>囚V・・とりこ・・
なんと里香タン、西を受け入れつつも、仲野を拒否できなかとですか(藁
西がもっと強引でSの気があればよかったんですかねぇ。
この先どうなるやら。
仲野が、西との交際を断るよう里香に要求するんでしょうか。
まさか、表面上西と交際しつつ、彼を裏切りつづけるよう要求したり……。
>>664(さなぎさん
>実はこの後のお仕置きが書きたくて西登場を思いついたおいらです。
なんと(^^;
そうするとあっさり捨てられちゃうのかな?(笑)>西
>鏡越し
以前読んだとあるエロパロSSで、姿見の前に立たされ、鏡に両手をつくような姿勢で
バックから犯され、悦楽によがり狂う自分自身の痴態を見せ付けられながら言葉攻めに
されるヒロインというのに萌えた記憶が(藁
残念ながらサイト閉鎖でこの作品は今では読めないのですが、自分的には結構影響
をうけた部分があったり(^^;
>さなぎタン
いよいよ次回は仲野タンの登場でつか!!
仲野タンの押し置きが楽しみでつ(*´Д`)
>665(SOZタマ
いつも速攻で感想下さってめちゃうれすいです〜〜!
>まさか、表面上西と交際しつつ、彼を裏切りつづけるよう要求したり……。
どうでしょう・・・。ヤツにそんな余裕あるんでしょうか(ワラ
SOZタマだったらどう書きますか?
男性から見た里香に対する究極のお仕置きってどんなのか気になります。
>鏡えーんど言葉攻め
わおわお!いいっすねーそれ萌えます!!!
最近こんなん書いてるせいでリアルでもパートナーに
いろんなこと要求しちまってるんで(ウハ
小説にしたいのおーんなんてやらせちゃおうかな・・・
あ、わたすがこのスレに投稿してるの知ってるんです。
めちゃめちゃ喜んでます・・・バカップル・・・。
>666タン
お仕置き飛ばしていきまーす!!がんがるじょ!!
>>665 >以前読んだとあるエロパロSSで、姿見の前に立たされ、
そんな行方不明小説の捜索が、なぜか非常に好きな裏方です。
タイトルとかサイト名とか、SOZさん、ちらっと教えてください。
669 :
SOZ:03/03/03 18:33 ID:yzICYVyp
>>667(さなぎさん
>どうでしょう・・・。ヤツにそんな余裕あるんでしょうか(ワラ
こればかりは、仲野がどの程度の人物かに依存しますからねぇ(^_^;
噂されている、本命の彼女(?)が本当にいるか次第という気もしますし。
何より、里香との関係が単なる遊びなのか、本気なのかで大きく変わりますしね。
>SOZタマだったらどう書きますか?
>男性から見た里香に対する究極のお仕置きってどんなのか気になります。
個人的に苦痛系はあまり好きじゃないので、快楽責めで理性飛ばしそうになるまで責め抜いた上で、
最後の最後になかなかイかせずに、里香の口から「イかせてください」と叫ばせ、奴隷の忠誠を誓わ
せるとか……。
う〜ん、こんだけ淫らに開花しつつある里香であれば、逆に禁欲の方がおしおきになるかも(藁
でもそれじゃ
>>663 からの繋がりが不自然かな?(^-^;
強いて禁欲責めを強いるなら、その間西に身体を見せることができないよう、剃毛するとかしちゃうんでしょうねぇ。
さすがに、乳首にピアッシングするとか、恥丘に刺青とかはやりすぎでしょうから。
いえ、里香がそれを望んでいるのなら……(ぉ
(でもOLさんじゃ難しいかな。定期健康診断とかあるし)
#「SM板に逝け!」になっちゃうな、こりゃ(汗)
670 :
猫兎:03/03/03 21:42 ID:AOBXBBQY
>>657ろむうさぽ。タソ
ああ成程。しかも会社ならタダですしね(ケッチー猫兎
てかまさか感想にファソ様がつくなんて思っても居なかったんで私は嬉しいですよ〜。
>>664さなぎタソ
はい、してますた(ニコ
何しろ猫兎は耳年増なのに加え、好奇心も旺盛なんで(ぇ
因みに初彼=初エチの相手で、ミラァプレィの日が初対面だったという罠が。
あ、猫兎は 晩 熟 で 純 粋 な 娘 ですから!(強調
細長い西も悪くないですが、私はやっぱり奴より太い仲野が好きです(モノだけか
だからもぅ尚更お仕置きが楽しみで楽しみで(*´Д`)ハァハァ
>「でも俺以外のヤツに抱かれたお仕置きは必要だな」
萌え!!仲野萌えええぇ!!!
どんなお仕置きか禿しく期待!!(*´д`)ハァハァ
女性視点のフェラチオものってないですか?
・・・つーか、フェラチオ好きな女って変ですか?(涙)
ちょと息抜きしに来ました(エヘ
>>669(SOZタマ
>SOZタマ的お仕置き
おーっ!おおーっ!!(満面の笑顔で両手を握ってブンブン振りつつ
萌えに男女の境界線は存在しないのでつね!
個人の嗜好のみということがよっくわかりますた!!!
わたすも痛いのはちょと萎えでつ・・・。ヒロインに自己投影しながら
読んだり書いたりなのでキモチイーのが(・∀・)イイ!!
ピアッシングや刺青もちょっとあれですな・・・(^^;
現実の生活に支障がありそうなことは萎えてしまうヘタレなわたすでつ。
>>670(猫兎タン
>あ、猫兎は 晩 熟 で 純 粋 な 娘 ですから!(強調
うふふふふふふ(とりあえず笑っておこう
>672タン
変じゃないでつ!(キパーリ
でもわたすの周りにはいないしわたすも好きではないでつ・・・はい。
だからあまり書く気がしないんですよねえ、自分が気持ちよくないので(汗
でも縛られて強制フェラチオとかは萌えかも。
674 :
裏方:03/03/04 16:40 ID:HVH/D1dl
>>672 過激板には、それを希望する男たちの悩みスレがあったし、
需給バランスの問題だって、よくわかります。
「フェラチオ◎」「縛り◎」「首輪○」「アナル×」「Mレベル3」
とかの性的傾向リストを交換して、ベッドインすべきかどうか協議!
だめか。誰かさんみたいに仕込まれて変わることもあるか‥‥
675 :
SOZ:03/03/04 16:50 ID:WBuUZxBe
>>673(さなぎさん
>萌えに男女の境界線は存在しないのでつね!
>個人の嗜好のみということがよっくわかりますた!!!
まぁこれは私もこことか女性向けエロコミスレとかで痛感したしだい(^_^;
痛いのは苦手云々というのは、実際自分が書く作品でも鞭打ちとかって滅多にありませんし。
(強いて言えば、先日までSM板で書いていた作品中で、Sの女の子がMの男の子の尻を
平手で叩いたってくらい)
あとスカトロも駄目かな(^-^;
AFのための洗浄としての浣腸の描写くらいはしますが、汚物の描写は極力しないことにして
います。SS投下しているスレでリクエストされてもお断りしていますし。
>ピアッシングや刺青もちょっとあれですな・・・(^^;
SM板の奴隷契約書スレとか見ていると「おいおいおい(^_^;」という感じがしちゃいますね。
確かに、誰かの所有物になった証としてのそういう肉体への加工というのは、屈辱的なもの
だとは思いますが、日常生活を考えるとどうしても、ってのがありまして。
ここのスレに投下した作品のヒロイン達には日常の顔がありますから、それを崩してしまう
ほどのことはできませんしね。
ちなみに自分の好きな方向のネタとしては、快楽責めの他に羞恥責めとかがありますが(笑)
676 :
SOZ:03/03/04 16:55 ID:WBuUZxBe
>>672 さん
私はどうしても男なので、してほしいと思うから書いてしまいますねぇ(^_^;
監禁・陵辱モノとかはあまり書かないので、無理矢理に……ってんじゃなくて、
・さんざんクンニでいい思いをさせてもらったから、お礼にしてあげるパターン
・ヒロインがややS寄りで、男を弄ぶパターン
という感じで書いています。
以前旧スレに投下した作品では、本当にベッドの中ではしたことはないけど、
テレホンセックスだからその気分でしてあげる、とか、まだ生では抵抗がある
から、ゴムごしにしてあげる、という感じで書きました。
女性の読み手さんの共感が得られたかどうかは謎ですが(^_^;;;;
>>674(裏方さん
>性的傾向リスト提示
SSサイトで、作品の属性を提示するような感じですな(^_^;
677 :
672:03/03/04 19:52 ID:MGAAgYmr
皆様、お返事ありがとうございます。
最初は嫌いというほどでもないけど、決して好きというわけではなく、
求められるからする、という感じだったのですが、
いつのまにか、生理のときは口で、というのが約束事のようになってしまって、
(もちろん、したくないときは断るし、彼も強制はしなかったです)
そのうちに、自分から進んでするようになってしまったというか・・・。
フェラチオ好きなのかも、と自覚しはじめたのが最近なので、
何かあれなんですけど・・・。
私自身は、言葉攻めとか、焦らされたりするとたまらないので、
Sの気があるとは思わないのですが・・・うーん。
口でしてあげるだけで、自分がイキそうになるくらい
気持ち良くなれるっていうのはやっぱり変ですかね?
・・・うう、書いてるうちに恥ずかしくなってきました・・・。
>677
その体験を肥しとしてぜひともSSを…ハァハァ。
最近その手のレス増えてて、気になってたのでついでに質問。
SSの体をなしてない、実体験告白ってのは板違いにはならないんでしょーか?
>>678 人に読ませる文章として書かれたものなら
妄想だろうと実体験だろうとオッケー!
と個人的に思いまつ。
680 :
猫兎:03/03/05 05:21 ID:Qgn4laVx
>>673さなぎタソ
アヒャヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ←読み返して更に仲野萌えしてる猫兎。
>>672タソ
やや!フェラ好きですか!私も凄い好きですよ〜σ(゚∀゚ ∬ムカシカラ。
大体において奉仕家のM寄り人間なんで、食事作るとかも大好きですし(゚ー゚*
要は自分に出来る事で相手に気持ちよくなって貰えるのが至福の喜びなんだろな、と自己分析(o´д`o)ハフゥ。
因みに猫兎は食とエチは近しいものだと思ってたりします(´∀` )
>>672タソ
私もなめてあげるの好きですよ。
ええ、大好きです!!
私のお相手は、Sだけどエチー中無言ですが、銜えて舐めてるときに、
気持ちいいのか、のどの奥までぐいっと頭を押さえ込まれるのが・・・。
普段から全身性感帯のエロエロ娘と思われているのに、尚更1人で(;´Д`)
ハアハアしてまつ。
>>猫兎タソ
食とエチーはつながってますよね!!
のどの動きとか、指の動きとか・・・。
1人でセクスィーとか、相手を見ながらムラムラムラムラ・・・。
あほですよ、どうしようもないくらい私あほですよ。
それに、猫兎タソとか「囚」の里香タソみたいなのとは違った意味で、
相手と秘密の関係だから(いや、ちゃんと彼氏なんですけど)、
周りにはあまり歓迎されない関係だから、よけい萌え萌えしてしまうん
でつかねぇ・・・。
いかーん。
不快にさせてしまった方々すみません・・・。
不道徳なろむうさぽ。in会社でした。
>>さなぎタソ
やはり西くんより、仲野タソラヴューンでつ!!
続きを期待しております・・・。
おしおきおしおき〜(ラリラリ
?
682 :
SOZ:03/03/05 11:15 ID:i0fVcaxq
>>677(672 さん
ふむふむ、参考になりますです。
>>678 さん
あまりそればっかりになってしまうと板違いかなぁと思いますが、ある程度であれば
SS書きの人の妄想の起爆剤になると思うし、私のような男性の書き手にしてみれば
どこまでが女性読者の許容範囲なんだろうという情報として貴重です(^_^;
>>680(猫兎さん
>要は自分に出来る事で相手に気持ちよくなって貰えるのが至福の喜びなんだろな、
>と自己分析(o´д`o)ハフゥ。
あぁこれはわかりやすいかも。
>大体において奉仕家のM寄り人間なんで、食事作るとかも大好きですし(゚ー゚*
(あまり上手じゃないしレパートリー少ないけど)自炊している私とかも該当してしま
うんだろうか、と一瞬思ってしまったり(^_^;
>>681(ろむうさぽさん
>相手と秘密の関係だから(いや、ちゃんと彼氏なんですけど)、
>周りにはあまり歓迎されない関係だから、よけい萌え萌えしてしまうん
>でつかねぇ・・・。
うぉう、もしかして危険な恋愛?(汗)
683 :
裏方:03/03/05 12:36 ID:WlzMcy/P
あらあら、昼間からこんなに大きくしちゃって‥‥
どうして欲しいの? だめよ‥ これをよそでたてちゃ‥ ね?
いや、スレッドが473KBになってるんで、
「おんなのこでも感じるえっちな小説 4」たてる話。
板もここでよさげなんで踏襲します。ただそれを言いたくて。
2.5の前に、3が247レスでDAT落ちしてますので、今度は4です。
フェラ談義で盛り上がってるとこあれですが続きウプしまつ(^ー^)
Mっ気強い方は相手に奉仕しているという精神的快感をフェラの時強く感じるってことですかねえ?
おいらもかなりM女なので相手が喜ぶからするってーのはあるけど、
単純にフェラするのが好きか?ってきかれるとうんにゃ、ってなっちゃうなあ・・・。
>>672タンのようにフェラしてるだけでイキそうになったりもできない。うらやましい・・・(泣
>>678タン
このスレの前の方でY様のSS読んでネカフェで(;´Д`)ハァハァしちゃいましたっていう
カキコがあって裏方タマが縮刷版に収録してましたよね(w
あんな感じだったら歓迎されるのではないでせうか??
>SOZタン
SM板には足を踏みいてたこと無かったのですが行ってみました!!(藁
・・・・・・・・コワヒ。ちょっとおいらにはハードすぎるみたいデツ・・・。
でもSOZタンが投下したSS読みたいので良かったら常駐スレ教えてくださーい(はあと
「奴隷契約書スレ」というのも見つけられなかったんだよな・・・もちょっと探そっ
>>663 「いやぁっ!やめて!!」
仲野は一瞬で棚にあったガムテープで里香を後ろ手に拘束し、腰の高さほどの金庫に俯せに押
しつけた。腰で折れた足が床に届かずに空を泳ぐ。
「騒ぐな。おとなしくしないと今までのこと全てバラす。おまえがどんな風に俺を誘ってきた
かも…それからどんな風に俺に答えてきたかも…」
「ひどい…っ」
涙声で里香は呟く。しかしなんてことなんだろう。心底ひどいと思っている行為に、体が疼き
だしている。
この後起こることは容易に想像できる。
いやだ、やめてくれと懇願する里香を押さえつけ、仲野はここで里香を犯すつもりなのだろう。
その想像に、堪らなく、甘いものを感じだす。
やはり私は戻れない、この男から逃れることなど出来ない。
嬲られることを間違いなく体が求めている。
西に抱かれて物足りなさを感じ、電話越しの仲野の声にそれが何か教えられ、今拘束され、押
さえつけられて、もう否定しようのないほど体で感じてしまった。
里香は目を瞑って、仲野の次の行動を大人しく待った。
きっとストッキングとショーツを降ろされ、後ろから貫かれる…。
しかし、仲野は胸元からハンカチを取り出し、里香に目隠しを施した。
「えっ!?わたしもう暴れたりは…」
「言っただろ?お仕置きが必要だって。普通にセックスしてどうするんだよ」
この状況も充分普通ではないのに、仲野はそんなことを言う。
なに?なにをする気なの…?
頭の後ろで固くハンカチが結びつけられ、里香の視界が奪われる。
「こ…怖い…仲野さん許して…」
ガムテープをビリッと破く音が聞こえる。見えないということは、こんな時なんて恐ろしいこ
となんだろう。仲野の真意が全く測れない。
「うううっ!!んんっ!!」
仲野は破いたガムテープを里香の口に貼り付けた。
口まで塞がれてしまった。
「これがこんな風に今役に立つとは思わなかったな…」
アタッシュケースを開く音がする。なにか、ガサガサいう音も。
ようやく里香の下半身が剥き出しにされる。
靴を脱がせ、ストッキングとショーツも脚から抜き去ると、足首も束ねてガムテープを巻き付
けられてしまった。
どうしてこんなに拘束するの?これが彼の言うお仕置きなの…?
突き出された尻の肌の滑らかさを確かめるように、仲野はそこを撫でまわす。
「んんんっ!!」
指が秘裂をすっとなぞっただけで、上半身が大きく跳ねた。いつもより鋭敏になってしまっている。
目と口を封じられることで、意識が全て触られる所に集中していた。
「濡れすぎだろ、触ってやる必要全然ないじゃないか」
仲野はそう言いながら指で里香を嬲る。床に垂直に伸びた脚に、愛液が伝っていくのを感じる。
里香はもう迷うことなく、自分の性に対する欲求を自覚する。
わたしはマゾなのだ。ずっと自分は普通だと思っていたが、仲野によって心の奥深くに、嬲ら
れたいという願望があることを暴かれしまった。
どうしようもないほど感じている。こんなお仕置きなら、むしろ嬉しいくらいだ。
このまま貫かれたら、どれだけいけるだろう…。
指だけで達してしまいそうになった瞬間、仲野の指は里香の体から消えた。
来る…。
期待に恍惚としたその時、何か異質なものが里香の入り口にグッとあてがわれた。
…冷たい!何!?これは…。
「んんんんん―――っ!!」
異物は里香の中に侵入を始めた。男のものとは明らかに違う硬さ、冷たさ。
まさか…これって…!
「わかるか?バイブだよ。使おうかと思って昨日買ったんだよね。うちへ置いてくるつもりが
忘れて持って来ちゃってさ。」
異物が体を犯していくおぞましい感触に、冷や汗が吹き出していく。
身動きの出来ない状況下、それはしっかり根本まで里香に突き立てられようとしていた。
「んんっ!?」
何かが割れ目の中にも進入してくる。それは正確に里香の肉芽を目指しているようだった。
「こういうのって使ったことある?」
里香は必死でかぶりを振る。
「俺もなかったんだけどさ、すごい色んなのがあって迷ったよ。これは穴に入れるのとクリバ
イブっていってクリトリスを刺激する突起が付いてるやつ。一番気持ちよさそうなの選んだ
んだけど、どうかな」
「んんんっ!!」
バイブの先端が里香の奥に突き当たったと同時に、その突起らしいものが里香の割れ目に潜り
込み、肉芽を捕らえた。なにか人外な、無数のイボの様なものに吸い付かれているような感覚
に身震いする。
手足を拘束されたまま、それから逃れようと無駄な努力をする里香をよそに、仲野は埋め込ん
だものをガムテープで固定してしまった。
仲野は根本のスイッチを手に、その姿を見つめる。
「んん――――っ!!」
振動音と共に、里香の中に埋め込まれたバイブがくねり出す。それと同時に肉芽を捕らえるク
リバイブが微妙な震動で刺激を与え始めた。
金庫の上で、里香の体が陸に揚げられた小魚のように跳ねまわる。
「まだ半分も上げてないよ?そんなにいいのか?」
言葉に言い表せない刺激だった。全てが有り得ない動き、刺激。全くの初めての体験に、自分
が壊されてしまうような怖ろしさを感じた。
怖い!怖いの!今すぐ抜いて欲しい!!
しかし里香の願いを無視して、バイブは機械的にくねり続け、震動し続ける。
あまりのことに感情が一気に押し寄せ、爆発してしまいそうだった。
「じゃ、しばらくそうしてな。後でまた来るから。」
「…っ!?んん―――!!んんんん―――――っ!!!」
待って!!このままこんなところで放っておく気なの!?やめて!!!
呼び止めたいのに、縋り付きたいのに、声を出すことも手を伸ばすこともできない。
身を捩りつつ、なんとか金庫から降りようとしてみた。しかし腹に力を入れる度にバイブをよ
り締め付けることになってしまって、腰に力が入らない。それ以上動くことが出来ない。
ほどなく、非情にドアが閉められる音が聞こえた。
続く・・・クレーム覚悟(w
>>683はSOZタン宛のカキコかとおもたーよ(ワラワラ
いつもありがとうございますう〜〜全てお任せいたします(ラヴ
690 :
SOZ:03/03/05 13:10 ID:i0fVcaxq
691 :
SOZ:03/03/05 13:14 ID:i0fVcaxq
>>685-688(さなぎさん
>囚V・・とりこ・・
そうきましたか>おしおき
そう言えば今まで淫具の手合いは出てきてなかったんですよね。ふむふむ。
>>689(さなぎさん
おぉい(汗)
692 :
裏方:03/03/05 13:19 ID:WlzMcy/P
>SOZタマ
いってきま〜〜す(ワクワク
>淫具
実はこれ書くためにパートナーに買ってこさせました(アヒャ
・・・・・・・・癖になりそうです・・・・。
>>692 裏方サマ
早速書いてきました!!
その2行、ムラムラでつ(;´Д`)
>>693 さなぎタソ
もー、会社の昼休みに読ませていただきましたよ、ええ、昼休みに。
有る意味、羞恥プレイですね・・・。
でも私は、いつもさなぎタソに「小説待ち」という放置プレイをされているから
お互い様???
しかし、バイヴとは。
ちょっとビクーリ。
それこそ、里香タソ放置プレイでもされるのかと思ってたから・・・。
なかなかキチークな仲野タソに萌え萌え(WWW
それにしても、ジェラってますね、仲野氏。
イイ!!「囚」にしておきながら「囚」になってる仲野氏、すごくイイ!!
そして、ものすごーく今更なのでつが、もしやさなぎタソって、男の手フェチで
ないでつか?
じつは、私がすごーくそうです・・・。
もう、大きくて、でもすらりとした「良い手」をみると、それだけで(*´Д`)
・・・くだけますね。
ちなみに、今の彼氏タソも、良い手してます。
ああ、バイヴでいぢめられてみたい・・・。
レスはまだこっちでいいでつよね?
>>690(SOZタマ 見落とし亀レス
>Mの人の場合は、「する」んじゃなくて「させられる」ことに陶酔するんでしょうかねぇやはり?
私の場合はまさにそれです!!!この間それで、ものっこい萌えたプレイがあるので
囚Wで書こうかと思っていたり(w 結構先の方まで筋は出来てるんですわ。
一気にバーッと書いちゃってあとで色々付け足してく派なんどす。SOZタマはどうですか?
>694(ろむうさぽ。タン
昼休みに読み休憩中にカキコ・・・元OLのおいらからすると究極の羞恥プレイだなーそれ(^0^;
>手フェチ
そうともさ!!好きな手の種類はろむうさぽ。タンと同じだと思いまつ。
男っぽいゴツゴツした手より、ちょっと女っぽい白くて長くてしなやかな指に萌え萌えしまつ。
爪がほんのりピンクで厚みが薄そうだったりすると、なおぐう。
猫兎タンも指フェチなんだぜー。漏れたち指フェチトリオ(ワラ
>ああ、バイヴでいぢめられてみたい・・・。
裏方サマ、一名サマご入場です。さ、いぢめられてらっしゃい、見ててあげるから・・・。
696 :
SOZ:
>>695(さなぎさん
こちらは残り容量も少ないですし、新スレの即死防止のためにも、
レスはあちらに返すことにいたします m(__)m