あぼーん
あぼーん
712 :
名無しさん@ピンキー:03/08/05 20:50 ID:KV8saHVO
あひゃひゃあげ
pawタソ・・素晴らしいです
714 :
名無しさん@ピンキー:03/08/05 22:26 ID:5y/9QU15
あぼーん
>pawさん
甘いのもオイシイですな〜。両方からの視点が、ウマい。
続きも楽しみにお待ちしてます。
719 :
paw:03/08/07 06:58 ID:k4Ys0izN
>708,713,718
ありがとうございます!
ぜんぜんさくさくっといかなくてすみませんでした(滝汗
やっと続きうpします。
>>703-706 声を抑えると快感の逃げ場がなくなる。
意識がそこに集中していっそう感じてしまう。高められてゆく。
一樹はたくさんの跡を残しながら、下へ下へと口唇を這わせ、腰骨に歯をたてた。
「ひゃん!」
びくんっと大きく背が反り、一樹がびっくりして見上げる。
「なに?」
「あ、なんかね、だめみたい…そこ」
「それはぜひ攻めよう」
目を輝かせてそこを攻め立ててくる。いじわる、いじわる、いじわる!!
暴れる腰を押さえつけ、口唇はさらに降下していく。
やっと柔らかい茂みに辿りつき、脚を左右に割った。
「いや、見ないで…」
そう言って藍は脚を閉じようとするけど、俺が許すはずがない。
「どうして?」
「どうしてって…恥ずかしいの……」
ふりではない。本当に顔を赤くして訴えてくる。
…余計、いじめたくなるじゃないか。
べちゃべちゃと、わざと大きな音をたてて舐めまわして聞いてやる。
「毎晩こんなふうに舐められてるくせに、まだ恥ずかしいの?」
「それともさわられる前なのに、こんなに濡らしてるのが恥ずかしいの?」
一樹が言葉で辱めれば辱めるほど、わたしのそこは熱くなり、蜜を溢れさす。
とめどなく溢れ出るそれを、一樹が噛むほどに舐め上げ、吸い尽くす。
「…やっ…ぁぁんん!…はぁっ…」
だめ。無理。気持ちよすぎるの!声が出ちゃうの!
「お…ねがい…窓、閉めてぇ……」
「んー…?」
どうしようか考えてる?だけど愛撫は止まらない。わたしの声も止まらない。
「いやだ。」
きっぱりと拒絶したかと思うと、突然いちばん敏感な芽が口唇に捕らえられた。
「ぁぁああっ!」
声を堪えさせようと、断ったのに…意味ないじゃん。叫んでるよ。
でも堪えきれないほどの快感を俺が与えてるんだと思うと、もっともっと叫ばせたくなる。
蕩けきった芽を舌で転がしたり、潰したりして反応をみる。
「ん…んっ……ぁあ…」
藍は口唇を噛んで、首を振って必死に戦っている。でも勝てずに漏れる声。
芽をさらに弄びながら、指を熱いぬめりの中へ押し込んだ。
じゅぷっという音に続き、一際高い嬌声があがった。
もう窓が開いてることなんてどうでもよかった。
いまここにある快感に身を任せ、上りつめたかった。
感じるままに声をあげ、一樹に快感を伝えたかった。
そんなわたしに興奮したのか、ますます一樹の指の動きが激しさを増す。
「や…そ…んなに…したら、こわれ…ちゃう!」
「ここ…が?…藍…が?」
一樹の声もうわずっているように聞こえる。
あぁ、おねがい、もうイキたいの。
一樹が欲しいの!!
「……お…ねが…ぃ、きて…えぇっ!」
本当はもっともっと焦らしてよがらせたいんだけど…
「しょうがないな…」
そんなことを言いつつ、実は俺自身がもうがまんできない。
早くこの熱いぬめりの中に己を埋めたい、埋め尽くしたい。
指で花弁を開き、その中心へ今にも張切れんばかりの己を据えた。
「…はぁっ!…あ!…あぁっ!」
白いのどを反らせ、全身が強張らせる。いまにもイッてしまいそうだ。
「藍、まだだめだ。力を抜いて…」
一樹はイクことを許さない。だが休む間も与えずに攻め続ける。
じゅるっじゅるっと肉襞を摺り上げ、どんっどんっと子宮口を突き上げる。
意識が白く遠のきそうになると、一樹はわたしを呼びとめる。
「藍、藍…」
イクな。――意地悪で言ってるんじゃない。一緒にいこうと言ってる。
ふたりで与え合い、分かち合って、一緒に眠りたいって。
だから毎日こうして愛の営みを繰り返す。
なんて…しあわせなんだろう。
熱い…。藍の纏わりつく柔襞に焼き尽くされそうだ。
蠢くそれに締めつけられすべてを奪われてしまう、そんな錯覚に陥る。
「か…ずき、かずき……」
うわごとのように俺の名を呼びながら、待っている妻。
もう意識をつなぎ留めておくのは辛いはずなのに、それでも待っている。
俺と一緒になるために。
ふたりで…。
「…かず…き……」
――もう、だめなの。おねがい、いっしょに……。
「あ…い…」
――うん。いっしょにいこう。
ふと、夜中に目が覚めると俺は愛しい妻の上に覆いかぶさったままだったことに気付く。
これじゃ苦しくて眠れなかったんじゃ、と心配するも、
すやすやと眠る奥さんの顔をみて、安心する。
なんとも満ち足りた、幸せそうな寝顔…。
思わず照れてしまった。
額に張りついた髪をそっとはらってやり、くちづけて呟く。
「フランス人やブラジル人なら毎晩1回じゃすまさないぞ。」
日本人の俺は休みの前夜にがんばる事にして、眠る。
――今度の金曜日は覚悟しとけよ。
Fin
725 :
paw:03/08/07 07:10 ID:k4Ys0izN
作者を無視してふたりが盛り上がっていくので、
なかなかうまくまとまらなかった…。すみません。
近いうちに『dawn』のほうも投下したいなぁ…と思います。
盛り上がってラスト、『いっしょにいこう。』な所が良かったっす(w
読み終わってニコニコしてしまいます。
『dawn』もお待ちしてます。
倫タンや他の方も待ってますよ〜。
727 :
664:03/08/07 17:09 ID:qa7mS6k7
>717タソ
あの〜、続きってなんですか?
百合さんじゃないですよ???(汗
>pawタソ
ごちです。ほのぼのですね〜。
今度Dr×Nsか、Pt×Nsものリクしたいんですけど、だめですか?
728 :
717:03/08/07 22:39 ID:GsCMr4q7
>>655さんの書かれた
>>666、エプロン話の続きでした…
ハズカシイって言うか恥ずかしいっていうか穴があったら入りたいって言うか…
>>664さんスミマセン・・・
おふたりとも、お仕事お疲れさまです。
お疲れのところを混乱させてスミマセンでしたー…
>664タソ
ありがとーございます(ハァト
Dr×Ns 書いてるんですけどねー、重くって進まないんですよ。
それで息抜きにあまあま書いちゃいました。
倫ターーーソ、お元気?首長くして待ってまつ(ハァト
他の作家さんもかむばーっく!!(←必死
>729
カムバックして欲しいならその痛々しいテンションの書き込みやめれ
新しい作家さんが増えていろんなSSが読めるのはありがたいこってす。
>>729 D×N!? 禿しくお待ちしておりまつ!
保守
あぼーん
良スレ保守
735 :
倫:03/08/14 17:27 ID:iB7M6IuF
ただいま帰省中につき、あんまりエロいこと考えられなくって(w
ずいぶん前なんですが、一回寝言でなんか言ってしまったらしく
次の朝、弟と母にオカシな目で見られました。
何を言われたのかはもう記憶から抹消されたんですが、
「言われたこと」はきっと永遠に忘れられませんねェ…フフ…
736 :
paw:03/08/15 14:07 ID:gFYaiUDE
daily work-dusk-(>703-706,>720-724)の続き?です。
2部作というより、おまけですね。
朝、なぜか目覚ましが鳴るはずの時間よりも早く目が覚める。
もう少し眠ろうと寝返りをうつと、肩にふれるぬくもり。――藍が眠ってる。
細い肩、華奢な鎖骨、豊満な胸、それらを目の前に晒されて、
俺だけでなく、分身までもが本格的にお目覚めに…。
だが奥さんは、眠れる森の美女さながら深い眠りの中にいる。
昨日の夜の事を思うと、このまま寝かせてあげなきゃなぁ…と思うのだが、
そのあまりにも魅力的な姿に、またも惹きつけられてしまうのだ。
静かな寝息を繰り返す口唇に軽く口づけし、自分が付けた跡を辿る。
朝陽を浴びて、白い肌が眩しいほど輝いていて、
そのなかでひっそりと淡い桃色の蕾が、呼吸とともに上下している。
こちらが緊張してしまうほど、それは犯しがたい雰囲気をまとっていた。
そっと口に含み、舌で輪郭をなぞる。しだいにはっきりとした姿へと変わる。
口唇をはなしてみるとそれは紅く色付き、俺の中の獣を刺激した。
こうなるともはや朝の生理現象だけですませられない。
未だ眠る妻にいますぐ挿し貫きたいという凶暴な衝動に駆られる。
だがそれでは彼女に痛みだけを与えてしまう。そんなことはしたくない。
かろうじて俺は暴挙を踏み止まったが、獣は一向におさまらず、
妻を求めて手が彷徨いつづける。
内腿に手を滑らせると、ざらっとした感触に気付く。
見ると白く乾いた残渣。
脊髄反射とも思えるほどの反応で、指を彼女のなかへ押し込む。
とろっとした液体が指に纏わりつき、零れ出てくる。
脳内で何かがスパークした。今度こそ止められない。
「……っ!?」
無理やりからだをこじ開けられる感覚で目が覚める。
眠りから覚めた、ということすらわからないほど混乱した。
一樹が、わたしを抱いている。
やっと理解できた矢先、また思考不能な状況に追いやられてゆく。
息も出来ないほど激しく突かれ、もうイッてしまいそう…。
だけど、だけど、こんなの…
「……だめぇ…」
獣に化した俺はいつもよりも嗜虐的になっている。
「じゃあ、やめる?」
動きを緩やかにして問う。もちろんやめてやるつもりなんか、さらさらない。
藍もやめて欲しくないであろうことは、わかってる。
あえて藍に求めさせたいのだ。
「………」
恥ずかしいのか悔しいのか、藍は無言で見つめ返す。
絶対、意地でも言わせてやる…。
「やめていいんだ?」
そう言って一樹はわたしのなかから分身を抜き、ごろんと横になる。
いいわけがない。もうわたしのからだは火を付けられているのだから。
「……いや」
聞こえるか聞こえないかの声で呟く。
言って自分のいやらしさに恥ずかしくなり、一樹の腕に顔を埋めた。
だけどこのままなんて、耐えられない!
お願い、これ以上意地悪しないで!
一樹はわたしの顎をつまみ、自分の方を向かせて言う。
「……自分で乗って」
真っ赤になりながら泣きそうな顔で、おずおずと跨ってくる。
ふるえる手で俺の分身を自分の入口へと導き、そこで動きが止まった。
ふるふると首を振り、これ以上はできないと目が助けを求めている。
「…そのまま腰をおろすだけでいい」
目をおよがせ迷っていたが、口唇をきゅっと噛み目を閉じて下ろし始めた。
「……んんっ」
半分ぐらい埋めたところでやっぱり止まってしまう。
仕方なく腰をつかみ、下から一気に貫く。
「……ああぁぁ!」
白い喉を反らせ、悲鳴をあげた。
再びからだの中を一樹に埋め尽くされる。
ベッドのスプリングを使って猛然と突き上げる。
腰を掴んで上体を激しく揺らされる。
白い胸が大きく揺れ、誘われるように鷲?みにする。
荒々しく胸を揉みしだかれ、息が弾む。
熱く蠢く柔襞が己に絡み、吸い付いてくる。
ものすごい音をたてて掻き混ぜられる。
頭の芯が痺れだす。
意識が白く反転する。
藍が締め上げる。
一樹が精を放つ……。
ぐったりと気を失い俺の上に倒れこんだ奥さんを横に寝かし、自分も隣に横になる。
やっと正気を取り戻した俺は、ふぅっと溜息をついて、反省。
どうして毎朝、毎朝、獣になってしまうのだろう…?
ジリリリリンッ! ジリリリリンッ!
藍の目覚ましが鳴る。俺のより30分早い設定になっている。
朝食を用意する為だったのだろう。
だけど奥さんが起きれるハズもなく、俺が止める。
そして今日もお詫びに朝食を用意する。
Fin
742 :
paw:03/08/15 14:18 ID:gFYaiUDE
相変わらずのへたれですが、読んでくださった方、
ありがとうございまつ
743 :
山崎 渉:03/08/15 16:48 ID:7WSqfyM8
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
744 :
名無しさん@ピンキー:03/08/16 08:26 ID:l7UsurZ4
>741
4行目の『鷲?み』←は鷲掴みです。旧漢字変換されないんですね(汗
ちなみに2行目も4文字分スペース挿れてたつもりなんですけど…。すみませんーーー。
裏方さま、もし収容して頂けるのでしたら、上の2点だけ修正お願いできますか?
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pawタソ、ありがd
ラブラブ、甘甘、大好きです〜。
748 :
655:03/08/20 23:29 ID:FfwR5S4F
666の続きです
「ねー本当にこれで一日過ごすの?」
友美はエプロンの紐を後ろで蝶結びにすると往生際悪く慎一にきく。
「もちろんだよ。ああ…やっぱりいいなあ…」
慎一は友美の恨めしそうな視線などものともせずに目を細めて友美のエプロン姿を
みつめている。見つめているというよりは舐めまわすように視線をはわせていると
言った方がいいのだが…。
「あんまり見ないでよ。恥ずかしいじゃない」
「何をいう!裸エプロンは男のロマンなんだ!これを見つめずにいられる男はいないね」
きっぱりはっきりと言い切る慎一に本日何度目かわからない溜め息をつく友美。
慎一が出したエプロンをつける恰好とは−お約束というかなんというか、全裸に
エプロンだけの、裸エプロンというやつだった。
(すうすうして落ち着かないし…恥ずかしい…)
「もう充分みたでしょ〜。服着てもいい?」
「ダメ。お楽しみはこれからじゃん」
慎一はそう言うと友美を背後から抱きしめた。
「や、やだっ。昼間からそんなことしないでよぉ」
首筋を這う舌の感触にぞくぞくしながら友美はそれを必死でさえぎろうとする。
「やだね。そんな裸エプロンだけして終わりだじゃあお仕置きにならないじゃん」
慎一の手がエプロンの胸当ての脇からするりと入りこんで友美の胸をすっぽり
と包み込む。
「いつからお仕置きになったのよ〜」
「さっき。ていうかたった今」
しれっと乳首を指でつままれてこりこりと刺激されて、友美は思わず甘い溜め息を
もらしてしまった。
「や、ダメ…」
「友美は胸弱いもんな」
慎一の手が脇腹をすべりおりる。
(続く)
749 :
655:03/08/20 23:35 ID:FfwR5S4F
長らくご無沙汰しておりました。すみません
どうにも書くのに波があるっぽい…とほほ(人はそれを気まぐれという)
なんだかえっちものってノリノリな時とそうでない時と差が激しいんですよ
750 :
655:03/08/21 22:59 ID:Zsz3D2JW
(748続き)
慎一の、男性にしてはほっそりとした指のはらが友美の肌をなぞってゆく。
ウエストのリボンをひとなでして丸みを帯びた曲線をなぞり、エプロンで前面だけは
おおわれた太股の付け根をなぞる。
「慎…や、やめ…」
友美は身を震わせると指の進入を阻止しようとして太股をこすりあわせた。
「もう濡れてる」
慎一はそう友美の耳元で囁くとわざとくちゅり、という音を立てて花びらを愛撫する。
「嘘…」
「嘘じゃないよ。ほら、もうクリちゃんだってこんなになってる」
敏感な突起を軽く爪先ではじかれて友美はのけぞった。
「さんざん文句つけたわりにはこの恰好で興奮してるんじゃん?」
そう意地悪く言うと慎一は突起を軽くつまんだ後、友美の身体から離れた。
「…慎一?」
友美が怪訝そうな顔で名前を呼ぶと、慎一はにっこりと微笑む。
「ところで俺はこれから買い物に行ってくるからいい子で留守番しているんだよ。もちろん
今日一日はその恰好のままだからね」
「えーーーっ」
あんまりにあんまりな条件が立て続けに掲示されて思わず非難の声をあげると
慎一はお仕置きだから、とよくわからないことを言ってエプロンを入れてきた紙袋を
手にとった。
「ちゃんと留守番の間、友美の身の安全を守るものは持ってきたからさ」
友美は紙袋をうけとり、中身を取りだしてみる。
(続く)
もしや○○帯がでますか……だとしたら、このスレ初。
かちゃり。
頭上で金属音がする。
両手首に手錠をかけられ、頭上のベッドのパイプにつながれている。
冷たい音が恐怖を感じさせる。
「いや…お願い、外して…お願いだから…」
もう何度懇願したか分からない。
顔は涙でぐしょぐしょになってしまっている。
それでも彼は、何時もと変わらぬ笑顔でいる。
「君が望んでいる事を、叶えてあげただけだよ」
ゆっくりと紫煙を吐き出して、穏やかな口調で彼が口を開いた。
「こんな事、お願いしてない…早く放して…」
「ダメだよ」
煙草を揉み消して、彼がゆっくりベッドに上がった。
身をよじらせて逃げようとしても、無駄なあがきでしかない。
「いや…」
顔を背けてつぶやく。
「君の口癖だよね、『いや』と『お願い』。でも、君自身その言葉の本当の意味を分かってない」
ツン、といきなり乳首を摘まれる。
「はぁんっ!」
予期せぬ刺激に体が跳ねる。
「もうこんなに立ってるくせに…」
煽られて、かぁっと顔が火照るのが分かった。
「それに…」
顔を背けていた私には、彼の手が何処に伸びたか見えてなかった。
くちゅっ
「っ、はァァァァ!!」
「手首を拘束されただけで、何時もより濡れてるくせに…」
リズミカルに入り口を嬲る。
「あっ、あっ、あんん」
「こんなにしてて、『いや』はないよね?」
畳み込まれるように囁く声。
こんなに言葉で、指で嬲られているのに、
彼は卑下するような素振りは一切見せない。
むしろ、大人が子供を諭すような、あやすような口調…
それが却って私には怖かった。
彼の中の静かな狂気に触れたようで。
「こんなに濡れてるなら、いいよね」
彼がベッドから離れた。
すっかり指で可愛がられた私は、彼の動きを追う事も出来なかった。
「最初はきついかもしれないけど、すぐよくなるよ」
そう言うと、彼は私のそこへ何かを突き付けた。
「ひっ…」
体験した事のない恐怖に、体中が泡立つ。
冷たく、太く、巨大な存在が、私の体の中を犯す。
「あっ…あぁ…何?許して、お願い…」
懇願も虚しく、「それ」は体を串刺しにする。しかも、スムーズに。
せめて自分の体が少しでも拒みさえすれば、まだ救われるのに。
頭の奥で、警鐘が鳴る。
何かに気付かされつつある…
「結構すんなり受け入れたね」
すっぽりと埋め込まれ、彼は「それ」から手を放した。
放置された「それ」は何の動きも見せず、ただ私を貫いている。
「うっ…お願い、抜いてぇ…」
あきらめていた涙がまた溢れ出す。
締め付けてしまいそうなそこに…
擦り寄せて感覚を貪り始めそうな両足に…
私は言い様もない絶望感を覚える。
「ねぇ…君は、自分では気付いていない『フリ』をしていたかったんだろうけど…」
優しく髪を撫でながら、彼が呟く。
「何時も君は、『いや』とか『お願い』と口にする度、どんどん濡れていってた。
そして、僕が『おもちゃを試してみたくない?』と言った時も、
口では『いや』と言ってみたものの、逸らした視線は物欲しげだった」
いや、いや、いや!
聞きたくない、お願い何も言わないで!
言葉を発する事すら出来ず、顔をぶんぶん振って否定しようとする。
「恐れないで、ただ受け入れたらいい。
それだけで、もっと気持ち良くなれる。開放される。
今だって、欲しいんだろう?もっと味わったらいい」
彼の手が、私から離れた。
どのくらい放置されたか分からない。
本当はほんの一分くらいだったのかもしれない。
それでも私には永遠に思われた重い時間。
そして、ふいに私の体は、反応した。
きゅっ…
「はっ、あぁぁん!!」
「それ」を締め付けてしまった、私のそこ。
それを皮切りに、止まらなくなった。
「あっ、あぁん!ふぅぅぅ…あっ、あっ!!」
ぎゅうぎゅうに締め付けて、その感覚を味わう。
何時の間にか両足を擦り付け、腰を淫らにくねらせていた。
快感をもっと貪ろうとして。
そんな私に指一本触れず、彼が静かに見つめている。
快感に集中し始めると、
「いいよ、何度でもイッて?全部僕が見ていてあげるからね」
そう囁いて、わずかに残った理性を刺激して羞恥心を煽る。
「いや…」
「『いや』って言う度、蜜が溢れて来る。嘘つきなのは、どっちの口なの?」
警鐘が最高潮に達する。
ヒキカエセ、コノママ ススメバ…
そんな警鐘を、彼の囁きがかき消す。
「ね、足を伝う蜜さえ気持ちいいんでしょう?もっと濡れていいよ…」
彼の言う通りだった。
むず痒いようなかすかな愛撫に感じられて、蜜をもっと零したくなる。
淫らなダンスを止められなくなった私に、彼が手を伸ばす。
「だいぶいい子になってきたから、御褒美あげないとね」
かちっ
『ブゥゥゥゥゥンンンン!!!!』
「アァァアァァァーーーーーーーーー!!!」
埋め込まれた「それ」は、人を超えた激しい動きで私の中をかき乱した。
何もかも、吹き飛んだ。
警鐘なんて、もう聞こえない。
ただ、よがるだけ。貪るだけ。
手首の手錠をガチャガチャ鳴らし、体を激しく揺らす。
「ほら、イッちゃえ」
彼の手が、「それ」を更にぐっと押し込んだ。
「あああああ!!!!」
体がバネのようにしなり、ベッドの上にバウンドした。
そして、彼から白いものを全身にあびせかけられて、
私の全身とそこは、さざなみのような痙攣を起こして、
私の意識を沈めさせた。
壊れてしまったのか。
壊されてしまったのか。
望んでいたのか。
望まれていたのか。
これで終わりなのか。
これが始まりなのか。
何も分からない。
分かりたくない。
このまま彼と、一緒にいられるなら、それでいい。
−fin−
えろい・・・