◆入選◆
>>56 <評>
山頭火の名句から「青き山」を「ヲタの群」に置き換えただけではあるが、この余韻は
一体なんであろうか…。ヲタ人生という、何処かに落ち込んでいく旅路の果てしなさを
圧倒的に表現した作品。思わず言葉を失い、私もアキバに行乞に出たくなった。
>>72(2句目)
<評>
じゃれる少女の可愛らしさをふんわりと柔らかく、とても情景豊かに表現している。
「こっちだよー」という始まりからしてもう脳味噌が溶けそうで、終わりまでがすべてよい。
詠む者にぽかぽかと暖かい白日夢を見せてれそうな作品。
>>100 <評>
……私は、防人の詩が、こんなに、こんなに、胸に迫ったことはない。
全歌詞を知りたい方はこちらへ
ttp://www.sada.co.jp/songwww/menu.htm この作品には、つまらない評は要らないであろう。ただ、詠うがよい。
>>103 <評>
葉鍵への切ない思いをしっとりとした哀感を込めてまとめられた力作。
韻が踏めていないところがあるのが残念だが、こういう素敵なネタ詩をいきなり
披露するあたり、さすが葉鍵さんというべきか。詩の新たな可能性を示している。
>>123 <評>
少々くど過ぎるきらいがあるが、これまた力作。どこかコミカルな雰囲気なのが
面白おかしくもあり寂しくもあり。「青紫逝ってよし!」などという言葉を隠して
みるのも、或いは面白い試みかもしれない。
>>134(3句目)
<評>
この状況を「メビウスの輪」にかけるところがとても良く、不条理に当惑する
ユーザの気持ちを無駄な力みなく上手く表現している。
>>142 <評>
飲んでいたコーヒーを噴き出してしまったほどの、圧倒的に面白い漢詩。
特に最後はワラタ。
力強い語調とヴァカヴァカしさが見事に噛み合っていて、文句のつける所が無い。