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205流聖天使プリマヴェール
「スライム男の襲撃(前編)」part3 ようやく終了です
がんばったスライム男くんの似顔絵もぼしゅうするぞ!
206流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:00 ID:???

気が付くと、くりくりと股間で触手が愛撫を始めていた。
乳首、肛門、そして全身の触手が蠢き始め、
股間に突き刺さった最大の触手も、ゆっくりと動き始める。
「ちょ、ちょっと……うはっ! ヤっ!」
「サテ……2回戦目といこうカ」
「ま、待って、離して! もう、……もう、妊娠したわよ。私たち……」
「確実を期さねバな。それに、オレは実験室を出たばかリダ。
オマエ達で思う存分試シ、また遊ばせてモラウぞ」
「やめてぇぇ────っ! もう、もうイヤぁぁ……!!」
沙耶香は絶叫した。ちなつの泣き声も聞こえた。
スライム男の手によって、路上で同時に女になり、そして母になった姉妹。
そのふたりを、再度の凌辱が襲った……。

ぐすっ……ぐしっ……
「う、うぅ……」
ようやく地面の上に降りることを許された、姉妹。
あれから凌辱は五度に及んだ。その度に、膣内は溢れるほどの精を受けた。
体力の限界が来るはずが、口から飲まされた媚液は強力な強壮剤をも
含むらしく、姉妹は気絶も許されずに犯され続けた。
息が止まりそうになれば休み、回復したら容赦なく再開する。
犯された何十分かの間をふたりは永遠にも感じ、
こうして姉妹して地上に降ろされたのも何時間ぶりかのように思えた。
しかし、夜は終わったわけではない。
スライム男は、まだまだ凌辱をまったくやめる気配がない。
姉妹を地上に降ろしたのは、犬のように這いつくばって
スライム男の男根に奉仕しろ、と命じてのことなのだ。
拒否しようが従おうが、凌辱は続くだけだ。
もう、処女は奪われ、妊娠もしてしまった。失うものはなかった。
それなら、拒否してまたひどい目に合わされるより、
スライム男が飽きるまでこの下等動物に快楽を与えられ続けた方が、
まだしも、ましだ。
ふたりは悲しい目配せを交わした後、スライム男の股間に顔を寄せ合った。
覚悟を決める。
自分を妊娠させた下等動物のちんぽに、口を使って奉仕する覚悟を。
……ぴちゃっ
「うむ……うん……うん……」
どちらからともなく、姉妹はそれぞれ男根の片側に自分の舌を這わせた。
自分たちの愛撫で、むくむくと男根触手が大きくなってゆく。
そうして十分大きくなったら、また、コレに犯されるのだ。
自分の処女を奪い、妊娠させた忌まわしい男根。
自分の姉妹の処女を奪い、妊娠させた呪わしい男根。
しかし、今それに対してできるのは、フェラチオ奉仕だけなのだ……。

時折、舌と舌とが触れ合った。
「!」
その度、ふたりの背がびくっと震える。実の姉妹と、舌を……。
特に、キスもまだしたことがなかった妹、ちなつの反応は激しい。
それをスライム男に見咎められ、姉妹は、男根を挟んで
姉妹でディープキスをすることを命じられた。
極限の色責めで逆らう気力すら奪われた姉妹は、無言でみつめ合った後、従った。
「む……んん……」
大きく口を開けて男根の側面を咥え、唇を重ね合う。
その唇の中で互いの舌を触れさせ合い、なめ合う。
ちなつの、これが、ファーストキスだった。
妊娠した後、ファーストキスを体験する少女……。実の姉と強制されて……。
207流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:01 ID:???

初めてのフェラチオはやがて加熱し、次第に上手くなる姉妹の唇の間で、
スライム男の男根は膨れ上がってゆく。
「コレは具合がイイ……。ヤムをえん。いったん出すカ……」
姉妹に交互に飲ませることを宣告して、
まずは姉、沙耶香の頭を押さえて口に男根を突きこむ。
ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ!
どぷ……!!
「あふぅ……」
ごく、ごくと沙耶香が飲むのを確認して引き抜くと、
そのままちなつの唇に突き込んで排泄を続ける。
どぷ、どぷ、どぷ……。
「むー………!」
ちなつも、眉根を寄せて苦しみながら、ごくごくと飲んだ。
まだまだあふれ出る精液を、スライム男は、
肩寄せ合う裸身の姉妹の体中に振り掛ける。
白濁液は、顔を汚した。髪を汚した。
乳房を汚した。ふとももを汚した。恥毛を汚した。
姉妹は、精液を、手のひらを合わせて受け止め、開けた口で受けとめた──。

「ソレデハ6回目ダ」
下等動物に汁まみれにされた顔でせつなく見上げるふたりに、
当然のような顔で交尾の続行を宣告する。
全裸で地べたに座り込んでいるところ、大股を開き、両腕も手のひらを地面に
つけるよう命じる。どうにでもしてください、というポーズだ。
従順に従った姉妹を、またもや触手が包み込む。
全身を汁まみれにしてなお白く輝く美しい裸身に、
ふたたび怪しい官能が呼び起こされる。
「ぅふ──んん…」
抜け目なく乳首とクリトリスにも極細触手がくるりと巻き付きつつ、
姉妹を宙に持ち上げる。またあの姿勢、赤ん坊のおしっこポーズだ。
とてもさっきまでの処女穴に入るとは思えない極太の触手が、
今度はスムーズに入りこんでゆく。
すぷぷ……。
「ふぁあー!」「うン、うン…」
この短時間にそこまで触手に拡張されてしまったのだ。もう二度と元には戻れない。
抽送が始まった。またもや倒錯と堕落の快美感に堕ちてゆく姉妹……。
「あン、あン、あン、あン、あン…」「うっ、うっ、うっ……」
「どうダ? オレの触手に犯されるのが好きか?」
「好きぃぃ────ッッ!!」
「どうしよう、好きになっちゃったよ、気持ちいいよ、どうしよう…あァ」
もう、明日など、未来など、見えない。
頬を紅潮させて、今のこの刹那の快楽に没頭するだけになってしまった、
哀しいふたりだった。
208流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:02 ID:???

「やめなさいっ!!」
突然──
夜の虚空に張りのある声が響いた。
ジェット機のような轟音が響き渡る。
嵐のように、路上に空気の乱流が吹き荒れる。
「キャッ!」
ばちん、と地面に裸の尻を打ち付けて、沙耶香は地面に落下した。
涙で曇る目を向ける。
スライム男が、ぶすぶすと煙をあげて半身を押さえている。
相当の苦痛をこらえているようだ。
「キサマ……」
きらきらと、闇の中に煌くものがある。
それは、人だ。
少女だ。
白とピンクの光の飛沫を美しい衣装から迸(ほとばし)らせつつ、
すっくとスライム男の前に立っている。
年の頃は、ちなつと同じぐらいだろうか。
「ねーさま!」
もう一人、白と青を基調とした、同じ衣装の少女がその側に立つ。
「なんてひどい……。罪も無い女の子をこんな目に合わせるなんて、
絶対に許せない!」
「そうよ! わたしとねーさま、二人が力を合わせれば、
アンタなんて、イチコロなんだからっ!」
「宇宙(そら)に頂く“月(ツクヨ)”の乙女!」
「地上を照らす“太陽(コロナ)”の天使!」
「勅命降臨、只今参上!」
「流聖天使、プリマヴェール!!」
グギ……と、スライム男が半身を押さえたまま立ちあがる。
「フ……不意打ちとはヒキョウだぞ……。ク、クク…、
しかしようやく会えたな、プリマヴェール!」
「その子も離しなさい!」
最初に現れたプリマヴェール──月(ツクヨ)が、スライム男の分身を指差した。
まだ、ちなつは分身に抱えられたままだ。先端も、膣に潜り込んでいる。
「ギ、ヒ、ヒ、渡さんぞ、大事な大事な種付け相手ダ。オレの仔を孕ませた女だ」
しゅうん、と、風を切る音がまた虚空に響いた。
「たあぁっ! プリマヴェール、サン・フレア・ソ──ド!」
黄色い光が眩しく輝き、年下のプリマヴェール、太陽(コロナ)の手刀が
スライム男の分身を撃った。
「ギアァッッ!!!」
じゅぼん、とすごい量の煙が巻き起こり、分身も、大きく傷ついた。
痛みで宙に放り出されたちなつの裸身を、月(ツクヨ)が優しく受け止める。
「もう大丈夫」
「オノレ、おのれ、プリマヴェール……ッ」

スライム男と分身が、それぞれプリマヴェールふたりの周囲を
渦巻いて周回し始める。
「気を付けて、つばさちゃん!」
「ハイです!」
しゃぁっ、と呼気を吐いて、周り中から何本もの触手が襲い掛かった。
「ムーン・シャイン・ソ────ド!!」
月(ツクヨ)の手刀の蒼い光が二条、三条と、闇夜に閃いた。
触手を二本三本とまとめて巻き込んでは、引き裂いてゆく。
寄せては引き、引いては寄せ、何度か触手の波状攻撃が襲ったが、
ついに月(ツクヨ)の身体に触れることはできなかった。
「グギ……触手が足りヌ……触手ガ……」
不意打ちを受けてしまったダメージが、スライム男の攻撃力を弱めているようだ。
「つばさちゃん、大丈夫!?」
「ハイです、ねーさま!」
つばさも無事攻撃を切り抜けていた。
209流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:02 ID:???

続いて、しゃッ、と本体がまるごと、跳んで来た。
二人の流聖天使は、すばやい身のこなしでそれをかわす。
しかし本体の目的は体当たりではなかった。
分身の横に着地、合体して大きさを取り戻す。さらに……
「しまった!」
月(ツクヨ)に抱き止められた後、気を失っていたちなつに、
スライム男は這い寄って行ったのだ。
阻止せんと駆け寄ろうとしたプリマヴェールに、びゃっ!びゃっ!と
さんざん姉妹に飲ませた汚液を吐き出して、牽制するスライム男。
ちなつは、間一髪の所でスライム男に飲み込まれてしまった。
「ああ……」
首だけ出して、スライム男に体中を包まれるちなつ。
「近寄るナ! このまマ、溶解して食料としテしまうことも、細胞融合して
オレの一部にしてシマうこともできルのだゾ」
「なんてこと……」

その時、するするとプリマヴェールに近づくものがあった。
「!」
「えっ!?」
一直線に背後から飛んできたものは──一本の触手だ。
びしゅっ!「あぁんっ!!」
慌ててよけようとした太陽(コロナ)の顔めがけ、触手は汚液を吐き出し、
避けきれず太陽(コロナ)は口の中にそれを入れてしまった。
驚いて少し飲み込んでしまう。
「に、苦ーいっ!!」
がくっと膝を落とす太陽(コロナ)。
「つばさちゃん!」
驚きだけではない。かぁっと身体が熱を持ち、ふるふる震えて力が抜けてしまった。
「あ……熱いです……。あう……」
「大丈夫!? つばさちゃん!」
スライム男は、路地脇の闇を利用して、一本だけ触手を忍ばせていたのだ。
「グハハハ! プリマヴェールといえども、
オレの精液を浴び、飲んでしまえば、タダの女体だ!」
「精液……いやぁん」
ケホ、ケホと咳き込んでうずくまってしまう太陽(コロナ)。
ここぞとばかりに触手が飛んだ。
今度は、数ではなく、太い触手で打撃ダメージを狙った攻撃だ。
「危ない!」
太陽(コロナ)を抱きかかえて跳躍する月(ツクヨ)。
しかし、二撃、三撃と続く連続攻撃をすべてかわすことはできず、
地上にはたき落とされてしまう。
「あうっ!」
「オマエもオレの汁マミレにしてやる、プリマヴェール……!
オマエも捕まえて、子宮にオレの仔を孕ませてやル……!」

月(ツクヨ)はキッとスライム男を睨み付けた。
「できるものなら、やってごらんなさい! マルク・ジュネの獣人っ!」
月(ツクヨ)が両手を頭上に振りかざした。
掌にひときわ蒼い輝きが集まる。
「グヌ……、ヒ、人質がどうなってもいいのカ……!」
「正義の光臨は、悪の心を持たない人には危害を与えないのよ!
あなたが、その子に何かする前に、倒します!」
「グオオッ!!」
スライム男は、慌ててちなつの身体を離して逃れようとする。
しかし、月(ツクヨ)は容赦しなかった。「くらええっ!」
“ムーンライト! フラッ──シュ!!!”
蒼い閃光がスライム男ごと夜の大気を突き通した。
「グオオ────────ッ!」
消滅していく。スライム男のボディが。存在、そのものが──。
210流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:03 ID:???

ふたたび静まり返った裏路地。
プリマヴェール、月(ツクヨ)はちなつに駆け寄った。
「しっかりして」
優しく、コスチュームの上着を掛け与える。
「……! ちなつちゃん?! ちなつちゃん!!」
戦いの最中、プリマヴェール・月(ツクヨ)──若草純菜は、
少女がちなつであることに気付いていなかったのだ。
「なんてこと……」
ちなつの股間から、いまだこぽこぽ溢れ出るスライム男の精液。
自分が、もっと早くマルク・ジュネのバイオケミカル獣人の気配を
探知していれば……。純菜は悔恨に唇を噛んだ。
愛する人たちの幸せを守ることに繋がると思って、
この力、流聖天使として選ばれた力を使って戦っているのに……。
こんな身近な友達を守れなかった──。純菜の目に、涙が滲んだ。

「う、う……」
「つばさちゃんも大丈夫?」
「ま、まだ、カラダがヘンですぅ……」
そちらにゆく。かたわらの、沙耶香にも上着を脱いで掛けてやった。
「ありがとう──。ち…なつ、は?」
「ケガは…していません」
「……あなたが、プリマヴェー……ル?」
「はい。おふたりを守れなくて……ごめんなさい……」
そして、沙耶香も、意識を失った。
「ねーさま、ゴメンなさい。ドジしちゃいました……」
「ううん、つばさちゃんが無事で良かった」
その時、ぴちゃり、という音がして、ふたりはハッと暗がりに視線を向けた。
「ぷ……りマ……ベール……」
小さなスライムの固まりが、口を作って喋っていた。
「!? そんなになって、まだ生きているなんて!!」
必殺技を受ける直前、スライム男は、脳など重要器官だけをちぎり飛ばして、
しぶとく一部分だけ難を逃れていたのだ。
「この……礼ハ……かならズする……。オマエを……ハラませル……」
ズル、ズルと道路端の側溝に消えた。
純菜が急いで走り寄って覗き込んだが、すでにスライム男の姿は見えなかった。

 * * * *

悪の秘密結社マルク・ジュネ総本部。
実験室の培養カプセルの前で、プリンス・ガーランドは呟いた。
「あのダメージでよく帰ってこれたものだ…。生命力はたいしたものだな」
「は……一ヶ月あれば、元通り回復させてご覧にいれます」
「それでは駄目だ。回復だけではなく、さらにパワーアップをはかれ」
「ハッ!」
「一撃でプリマヴェールを戦闘不能にした攻撃といい……、面白いな、スライム男」
プリンスはマントをひるがえし、実験室を去った。
「次は、私みずからこいつを率いて出撃しよう」
211流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:03 ID:???


「「「 次回予告 」」」

 ふたりの辛い犠牲を産んでしまった、スライム男との戦い……。
   < 絵:ベッドに横たわるぼて腹の姉妹。産気づく >
 しかも、今度は私の大親友、茜が、獣人の魔の手に……!
   < 裸に剥かれながら触手に吊り上げられ、泣き叫ぶ茜 >
 絶対に、絶対に許さないわ、マルク・ジュネ!
 でも、私たちもかつてない大ピンチ…!
   < スライム獣人の体液を浴びてコスチュームを溶かされるプリマヴェール。
    衆人環視の中、純菜の片乳がヽ(´ー`*)ノつばさのおしーりが(*´ー`)7 >
 そして……マルク・ジュネのプリンスがまた私たちの目の前に!
   < 戦闘員を従え、歩み出でるプリンス・ガーランド >

 次回、流聖天使プリマヴェール第□回、「無惨!スライム男の襲撃!(後編)」。

 勅命降臨、只今参上!!
212流聖天使プリマヴェール:2001/06/03(日) 02:07 ID:???
以上!「スライム男の襲撃(前編)」

part1 >>180-183
part2 >>196-201
part3 >>205-212

でっす。全部読んだ方、本当にお疲れ様……。
それでは、(純菜&つばさ)「来週をおたのしみに!」   …ホントカ?