昨日の続き、「スライム男の襲撃(前編)」のpart2です。
いやあすいません。前編、後編、後日談と予定してるんですが、
肝心のヒロインたちのエロ話は後日談のみ、しかもオチ、ぐらいの
長さで終わっちゃう予定……すみません……。
「ワレワレの敵、プリマヴェールが落としたものだ。
プリマヴェールの正体、プリマヴェールについて知ってること、スベテ教えロ……」
「し……、知らない……」
スライム男は、ぐいと沙耶香の肢体を持ち上げ、大きく足を開いた。
男根触手を、秘裂の前にぴたりと位置させる。
「いやっ!」
沙耶香は慌てて、その学校名を喋った。妹のことには一切触れずに。
「他の……それ以上の、ことは……。プリマヴェールなんて知らないわ……」
「ソウカ」
ぐぽっと男根触手の先端が秘裂にめり込んだ。
「うわぁぁっ!ひあっ!なんで、なんでぇー!こ、答えたわよっ」
「答えたら孕ませずにおいてヤルなど、約束した覚えはナイが…?」
「そんなっ! ひどい……!」
くいくいと男根触手が沙耶香の秘裂をいじる。
そこから細い触手が枝別れし、クリトリスも刺激し始める。
それで素直に愛液を流し始めてしまう自分の身体が、沙耶香は、呪わしかった。
(ゴメン、たくや……)
沙耶香は、この場にいない自分の恋人に、心から謝罪した。
(もう、バージン、あげられそうもないよ……)
沙耶香は、まだ処女だった。
この夏、両親には女友達と行くと言って恋人と旅行にでかけ、
そこでバージンを捧げる……、そう、決めていたのだ。
しかし、性器の中にもう触手は先端を埋めている。
沙耶香に許されたことはもう、諦める、それだけのようだった。
「オウ、やっと来たカ」
え……?
スライム男の声に、沙耶香は路地向こうに目を向けた。
その目に飛び込んできたものは……
「ち、ちーちゃん──っ!!」
逃がしたはずの妹、ちなつが、沙耶香とまったく同じかっこうで、
もう一人のスライム男に運ばれてきたのだ──。
「おねえ…ちゃぁぁん……」
やはり後ろから赤ん坊のおしっこポーズで抱きかかえられ、
セーラー服を捲り上げられて乳房を、スカートとショーツを下ろされて性器を、
それぞれ露出させられている。
真っ赤に上気した頬と、全身を覆う粘液、そして陰部から流れ落ちる愛液が、
ちなつも、やはりスライム男に全身を汚され、イカされたことを暗示している。
スライム男は、沙耶香の気付かぬうちに分身を離脱させて
ちなつのもとにも送り込み、まったく同じように犯していたのだ……。
「あぁああああぁ……」
鳴咽…。今度こそ、沙耶香は絶望した。
あえて妹を守るために我が身を危険にさらした行動が、すべて無駄だったのだ……。
「いや……イヤあぁ……!」
幼な子がイヤイヤするように、顔を、身体を振り回す。
もちろん、そんな抵抗には、何の意味もなかった──。
沙耶香とちなつ姉妹は、おしっこポーズから、地面と平行の
見えない戸板に張り付けるように高く抱え上げられ、
両足を裂けんばかりに大きく開かされた。
男根触手が、ぴったりふたりの秘裂の位置にとどまり、その瞬間を待つ。
しかも、悪意を込めて、姉妹の位置は互いの真正面、向かい合わせだ。
それぞれの性器を相手の眼前に突き合わせるように。
「ちーちゃん……」「お姉ちゃあん……」
涙が、とめどなく流れ落ちる。
この路上で、これから二人同時に処女を奪われ、しかも妊娠させられるのだ。
しかも、同じ相手、その上、人間以下の怪物に。
どんな憐れな姉妹なのだろう、自分達は……。
「イッテおくガ、堕胎はデキんぞ。薬で処置しようとすれバ
拒絶反応デ母体を道連れにして死ヌ。外科的に取り出そうとスレば、
母体の内臓を潜って逃げまくり、食い荒らす。
ナニ、余計なことをしなければ、
たった一ヶ月ばかりでブジ母にはなれル。安心しロ」
ふたりの絶望に駄目押しをしておいて、凌辱は、本格的に開始された。
ずぷう……。すぷぷぷぷ…。
「イヤああぁッッ!!!」「ひ、イイイぃぃッッ!!」
完全にふたり同時に、男根触手は挿入された。
悲鳴まで、姉妹同時だった。
愛する人のためなら耐えられたかもしれない、破瓜の痛み。
スライムなどに捧げるのでは、こころは、耐えられるはずもなかった……。
「痛い!痛いよう!お姉ちゃああん!」
「ぎっ!ひ、ひ、ひぁうっ!」
スライムに女にされた姉妹が、叫び、泣く。
しかし、男根触手は、ふたりの膣を容赦なく往復運動でほじり返す。
ちなつのふとももを、破瓜の血の滴が、二本、伝った。
そして、沙耶香のふとももにも、まるで姉妹だからとでも言うように、
同じように破瓜の血の滴が二本、伝ったのだった──。
「あう?う、ふゥン…。あ!」
妹、ちなつの声の調子が変わった。
普通の男根とは比べ物にならない太さで、あっという間に
二人の処女の処女膜を蹂躪し尽くした男根触手。
それが、今度は逆に、細く細く変化を始めたのだ。
開かれたばかりの女性器を傷めない細さまで変化し、
続いて、動きを優しく変えて膣をほじり出す。
無数の体穴から、大量の媚液を放射しながら……。
「うーっ!うーっ!」
痛みで蒼白になっていた沙耶香の、そしてちなつの頬が、ふたたび、紅潮し始める。
体内に湯を注がれているかのように、腰から体中に凄い快感が広がり、
脊髄を経由して脳をもわんわんと響かせる。
細くするだけではなく、ところどころを軟らかいボールのように膨らませて
Gスポットをこすりたて、信じ難い短時間に
処女ふたりに女の本物の快感を目覚めさせてゆくのだ。
他の無数の触手も、ふたたび活発な動きを開始した。
触られていない場所がわからぬほど、愛撫と、汚い汁が、
くまなくふたりの全身を覆い尽くす。
この快楽を知ってしまっては……、
もう、人間の愛撫では満足できない体にされてしまうかもしれない。
一生を、触手に犯された快楽の記憶に必死に抗い生きてゆくか、
もう一度触手に犯されることを求めて夜の街をさ迷う変態に堕ちるか……。
そんな悲惨な運命を生きてゆかざるを得なくなるかもしれないのだ。
気も狂わんばかりの快楽に耐えられず、妹が獣のような咆哮をあげるのを、
沙耶香は聞いた。そして、おそらく自分もそんな声をあげているのだろうと思う。
性の嵐に、自分が今何をし、されているのかすら、
ふたりには、わからなくなりつつあった。
すでに、自分から腰を振っていた。
処女穴は犯されたばかりだよいうのに、
そこから少しでも多くの快楽を絞り取ろうとするように。
手も足もいまだ拘束され、身動き一つ許されていないままのふたりだ。
快楽に乗せられて自分から出来ることは、腰を動かすぐらいしかなかった。
気が付くと、触手は媚液とはまた別の液を全身に分泌したらしい。
ふたりは、すべての衣服を溶かされ、一糸まとわぬ姿にされていた。
さっきまでの、尻と乳房だけを露出した、排泄の時のような姿も、惨めだった。
が、一糸まとわぬこの姿で、どうやって家まで帰れと言うのだろう……。
もし、今のふたりに、そんなことが考える思考力が残されていたら、だが。
そして、ふたりに家に帰る機会があれば、の話だが……。
ふたりの白く美しい裸身は、もはや触手の汚い汁で全身くまなくずぶ濡れだ。
髪の毛まで頭から汁をかぶったかのように濡れ、
重く垂れ下がってぽたぽたと滴を地面に落としている。
細いが強靭な触手が、両の乳首をキュッと締め、締めた力はそのままで
強引に乳首から抜けてゆく。
何度も何度もその動作を繰り返し、ビーン、ビーンと音が立つほど乳首を弾く。
姉妹まったく同じタイミングだ。姉妹の嬌声が重なるのが面白いらしい。
口にも再び男根触手が侵入し、唇を性器に見立てて抽送しつつ、
時折、強い催淫効果のある媚液を吐き出し、飲ませる。
肛門も細い触手がいじりまわし、襞ひとつまで丹念に愛撫して
姉妹を震わせた挙げ句、少しずつ門内に侵入を試みる。
さらに、姉妹を近づけ、二人の陰部をぴったり密着させる。
触手がふたりの身体を動かし、強引に陰部を擦り合わさせる。
無理矢理、実の姉妹でのレズ行為強制。
しかし、興奮でふくれあがったクリトリスの相互愛撫で、
ふたりは何度も軽い絶頂に上り詰めてしまうのだった。
ふいに、それら、弄びの乱舞がやんだ。
「…………?」
「そろそろ、アソビは終わりだ。種付けをスルぞ」
やめて、と声を出すこともできず、その最終段階を受け入れる姉妹。
ふたたび、膣内の剛棒がふくらみ始めると、
今まで以上の大量の媚液で膣壁を刺激しつつ、超高速の抽送が始まった。
乳首もクリトリスも、機械のように正確で高速な触手の往復で、刺激される。
「──────!!!!」
もう悲鳴が声にならない。
今までの愛撫と抽送が、終わりの見えない性の嵐だったとすれば、
これは、灼熱の太陽めがけて落ちてゆく、絶頂へ一直線の墜落だった。
(もう──終わりなのね……)
責めが終わることへの安堵や、失望などではない。
怪物の仔を妊娠する。
自分の人生が終わるのだ、という、静かな絶望だった──。
口は怪物の男根触手で埋められていても、
快楽の絶叫はそこから溢れ出て止まらない。
自らの破滅をうながすというのに、腰の動きも止められなかった。
──ブシュウゥッッ……
「ああ……!!!」「あ……!!!!」
二人は同時に互いの声を聞いた。
震える声。絶頂の声。射精を受けた、という、絶望と、覚悟の声……。
真っ白になる、全てが真っ白になりながらどこかに堕ちてゆく……。
処女穴だった場所から、こぽこぽと白い液体が押し出されて溢れた。
妹、ちなつの絶頂にぶるぶる震える腰から、一条の黄金の液体が
宙に弧を描き、月光を反射してきらめいた。
2秒ほど遅れて、姉も妹に続いた──。
いまだ自分の胎内で射精が続いているのを、沙耶香は感じている。
やはり人間とは違う。どくん、どくんと、射精は数分も経つのに、止まらない。
それだけではない。
非常に細い触手が、男根触手の先端から更に奥に、伸び始めていた。
卵管を通り抜け、触手から直接卵子に精子を吐き掛けようというのだ。
「やぁん…………」
膣内の異常な何かを、熱と微細な痛みで感じた沙耶香は、微かな悲鳴をあげる。
これが自分の声か、と、声を出した自分が自分で驚くほど、
それは、可愛らしく頼りない悲鳴しか出なくなっていた。
数十億の精子とともに触手は卵管を昇り、ついにどの精子よりも早く
卵巣にたどり着いて、沙耶香のそこに精子を直接送り込む。
チクッ、とこれまでの痛みと熱で最大のものが沙耶香のその部分に走った。
「痛っ!」
──妊娠した? ……妊娠……、した。
怪物の下等な精子は、人間の精子とはまるで違うものだ。
その微細な痛みに、何故か、沙耶香は、受胎を確信してしまった。
「お姉ちゃん」
妹の声がする。
「あたし、妊娠しちゃった。高校生なのに、妊娠しちゃったよう……」
妹も同じことを感じたのだと思い、沙耶香はあらためて悔しさに胸を焦がした。
(あたしたちは妊娠させられたのだ)
そして、その想像は当たっていた……。
長え……
「スライム男の襲撃(前編)」
part1
>>180-183
part2
>>196-201
明日part3、前編最後です。
姉妹凌辱まだちょと続きます。(ウウ…
すいません、スライム男君、やる気まんまんで……
「エロヒロインなんだから助けられる前にこれぐらいヤラれろよ」という
思いをそのまま文章にしたら、こんなことに……