恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 6

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1エロ本
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諸葛亮 曰く
「は、はわわ、ご主人様、次スレは>>960か480KB越えから順次*0の人が挑戦してください」

外史より生まれ落つる外史。
その無限に広がる可能性を書き綴る場です。

幾たび終端を迎えようとも、
それは千代に八千代に続く恋の物語。

■公式サイト
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真・ぷち姫†無双(携帯向けサイト)
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■外史まとめサイト&専用UP板
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■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 5
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1231433029/

■関連スレ
恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 136
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1232212594/
2名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:23:42 ID:JK6ALRBx0
1>乙
3名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:24:40 ID:BjmtF98Z0
おつー。
しかし、前スレははやかったなー。さすが新作でるとちがうね。
4名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:25:58 ID:ojtk6QXn0
乙です
5名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:26:28 ID:T9D0imHX0
1乙です。
盛況なのは嬉しいですねw
6名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:34:06 ID:gGjQJidj0
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■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 4
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1194414802/
■関連スレ
恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 136
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1232212594/

■投稿ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
3.陵辱・オリキャラ・クロスオーバーなどの特殊なジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
4.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のような具合に投下状況を記載する。
5.分割したSSをひとつずつsageで書き込んでいく。
7名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:34:41 ID:gGjQJidj0
>>1
テンプレをちゃんと変更しようよ
8エロ本:2009/01/18(日) 23:36:29 ID:QwCGdc1L0
>>7
すまん……orz
ガイドライン忘れてた。
9名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:48:56 ID:2AsZypgq0
>>1

前スレ終盤のゴチャゴチャを見ると、やっぱ長編はtxtで投下した方がいいと思うけどな…
桂花繚乱投下し終わるまでに1時間以上かかってる
10名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:49:19 ID:JX7z/DLL0
>>1

どんまい
11名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:55:53 ID:ezy1FhkI0
>>9
確かに25レス分ともなると事前に聞いて欲しかったな。
一応告知はあったけどいけいけぼくらのSSに埋もれてしまってるし。
12名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:21:54 ID:+hpM2dtc0
>>8
よし、じゃあ責任を持ってSS投下しまくって早いとここのスレ埋めてしまって次スレこそちゃんとしたテンプレで立てるんだw
13名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:21:56 ID:u4xz/Rsx0
おれはあれはあれで良かったと思うけどな。
次がくるのを待ちながら更新したり支援するのも、2chのSSスレの楽しみ方だと思ってる。
まとめて読みたいならまとめスレ読めばいいしな。
14名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:25:27 ID:Xgl/5HTd0
>>1

あと亀だけど、
前スレ>>987
亞莎かわいいよ亞莎(*´д`*)ハァハァ
次も期待しておりまする
15名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:28:10 ID:3H2FlzOF0
選択肢の一つとしてtxt投下も入れておくべきではあるだろう
もちろんスレ直接投下も選択肢の一つ

一人の投下に時間がかかるとその間他のSS投下したい人は待たされるわけだし
SS投下+支援が重なって、ちょっと前に投下されたSSでも数十レス前になってしまうと感想がつけにくい
特に前スレのラストなんて、一気に1000近くまでいって切迫したから尚更
16名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:32:52 ID:fuV8oDYc0
20レス以上の文章量になる場合、もっと早めに告知してくれると助かるかもね。
例えば、今「月曜の午後10時頃から30レス分投下するけどいい? 答えは聞いてない」とか。
17名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:35:00 ID:c8i9c/yq0
聞けやコラw
18名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:38:30 ID:+hpM2dtc0
>>13
普段なら良いんだが、投下が重なりまくってる上に次スレ移行時期なのもあってさすがにドタバタし過ぎだったよ
txt投下しろとは言わないが次スレまで待つとか日を置くとかしても良かったと思うんだ
19名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:40:02 ID:u4xz/Rsx0
それいいかも。
お店だって5人くらいなら予約しないでいいけど、30人だと予約取らないと無理だし。
20名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 00:57:06 ID:eqkRiKAT0
恋姫まつりのレビューってのは、何処でやればいいんだ?
21名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:06:14 ID:c8i9c/yq0

ここじゃないことは確かだ

まあ作者が「見て! 恥ずかしい私を見て!」ってんなら考えんでもない
22名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:08:02 ID:bbtScvZF0
>>20
さあ
もし面白いのあれば教えてほしいけど

1つだけ試しに流し読みしたけど一通りが一とうりになってて萎えた
23名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:21:16 ID:+hpM2dtc0
祭りや他所のSSの話題は前スレで荒れたから控えた方がいいよ
24名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:26:51 ID:QH+bLA4C0
>>22
>>20じゃないけど空の器は結構好き
台本形式なのがやや惜しまれるとこだけど

にしても祭りに限らず蜀物って少ないな
25名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:28:55 ID:joF4OUgW0
魏が考えやすいからみんなそっちいってんじゃね?
26名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:37:37 ID:YWsaw4JzO
魏アフター短編はもうテンプレ化してて流石になあ
27名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:40:13 ID:DQXo7Wu40
ここでも、完結してるボリュームある力作系は「桂花の乱」と「桂花繚乱」どっちも魏だしな。(ていうか桂花だが)
蜀は前作でみんな書いたから、もういいやってのもあるんじゃね?
28名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:47:56 ID:x6psTJtkO
ホントすごいボリュームだよな〜
前後編あわせたら50レスくらいか?
ちょいとした小説だよ〜作者って同人誌作家?
まさかプロが拠点没シナリオ投下じゃないよな〜すげー完成度w
29名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:50:17 ID:08Q76YZG0
しかし、蜀ルートがいちばん自由に後日談を書けそうだとも思う。ハーレムも子供の話も。魏はテンプレ化してるし、呉は2人死んでるし・・・
30名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:51:07 ID:DQXo7Wu40
ちなみにおいらはここらで風妊娠が怖い。
31名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 01:59:20 ID:YxpcSi8E0
じゃぁ俺は冥琳妊娠が怖い
32名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:01:22 ID:Xgl/5HTd0
然らば俺は亞莎妊娠が怖い
33名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:03:49 ID:OFbig6+lO
すいません、一つに何文字までOKでしょうか?
後、無印・春秋姉妹・ハーレム後・株がキーワドの話って有りました?
34名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:05:03 ID:tp81tPum0
そろそろ一刀が妊娠してもいい頃
35名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:10:08 ID:2KnLmdWX0
>>33
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。

ってわけで、32行の中に全角で1024文字までです。
36名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:10:26 ID:onF5h61c0
>>29
自由に書ける≒後日談を書きたくなる じゃないしな…
やっぱ、続きorIFを書きたくなるよーなシナリオか否か、が大きいと思う。

漢ルートでわざわざ華佗ってゆうチート医師も出してくれたし、
呉ルートで雪蓮が都合よく生き残るルートがそろそろ怖くなってきたな俺!
37名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:17:11 ID:Ck3bpZL70
>>16>>19
投稿ガイドラインの3辺りに

分割した結果?レス以上の長編となった場合「何曜の何時頃から何レス分投下するけどOK?」と告知してくれるとスマート

とでも書き足しておくか?
ただその場合何レス以上の場合に告知してもらうかが難しいところだが
38名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:19:47 ID:OFbig6+lO
>35

ありがとうございます。
まずはメールで書き貯めてコピーで一気に書き写すせばいいか
39名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:21:06 ID:DQXo7Wu40
20でいいんじゃね?
理由は特にない。
40名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:25:51 ID:OFbig6+lO
初めて何ですが、テスト兼ねて投下よろしいですか?
41名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:29:31 ID:YY11OFKE0
>>40
拒む理由は俺には無いな
存分にやりたまえ
42名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:30:38 ID:DQXo7Wu40
お前、ここは初めてか、力抜けよ
43名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:36:21 ID:WJr4Z6B0P
>>39
自己判断にしておいた方がいいんじゃないか?

>>40
投稿ガイドラインちゃんと読んどけよ
44名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:39:20 ID:imiOqIX2O
>>37
別に自己判断でいいと思うよ。

ただ
>>960以降や他の書き手と投下が被りそうな時は、間を置くか次スレで投下するように」
ぐらいはあった方がいいかもね。
45一刀十三号:2009/01/19(月) 02:39:56 ID:OFbig6+lO
秋蘭編?
私の名前は夏候淵、華琳様達と北郷の言う天の国に来て。
早数ヶ月、北郷の進めで株取引とやらで生計を立てていたのだが。
その日は朝から華琳様を始め、皆が忙しかった。
そして、どうしても市場の動向を見たいから株を10程売りたいのだが生憎、手の空いてるのが姉者しか居なかったので携帯からでの指示だす。
「なので姉者、目の前のパソコンでマウスを動かすと……華琳様がいつも右手に触っている物が有るだろう。」
「それを動かすと目の前の物が何か見えるように成ったな」
「で、矢印を動かして値段を40万、数を10にして右下のOKボタンを右手人差し指の方で押せばいい」
「大丈夫だ、何時も華琳様の傍らで見ているからできると信じている姉者」
が、残念ながらそれが過ちの第一歩だった。
秋蘭編?完
46名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:50:03 ID:uKyqRMQx0
秋蘭と株のエピソードって、拠点イベントにあったっけ?
なんかあったような気がするけどw
47名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 02:57:01 ID:08Q76YZG0
>>36
言われてみれば確かに・・・・。魏なんかテンプレ化してでも救済したくなる内容だしな。



48名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:02:19 ID:DQXo7Wu40
まあ、テンプレ化が進む中でどう差別化しつつ面白く仕上げるかも作者の腕だしな。
桂花妊娠三部作なんて、全部桂花妊娠ってところは同じなのに、それぞれ全く違う話になってるし。

同じような話でも、違う作者が書けばその人の個性で全く違う彩りになる筈なんだよな。
49名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:05:23 ID:Ck3bpZL70
>>44 こんな感じか?正直頻繁に起こる事でもないんだし[7]は要らない気がするんだけどな。そうなりそうな場面があれば告知された時に誰かが進言すればいいだけで
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■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 4
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1194414802/
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恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 136
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1232212594/

■投稿ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
3.長編(自己判断)になった場合「何曜の何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれるとスマート。
4.陵辱・オリキャラ・クロスオーバーなどの特殊なジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
5.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のような具合に投下状況を記載する。
6.分割したSSをひとつずつsageで書き込んでいく。
7.但し>>960以降で他の書き手と投下が被りそうな時は、出来るだけ間を置くか次スレで投下した方がスマート。
50名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:18:18 ID:OFbig6+lO
>46

無印で華琳が座っててもお金ぐらい稼げると言ったのに、一刀が株でもやってるのか?みたいな事を思ったこと有り。
無印ハーレム後の生活費は株取引が手っ取り早いと思う自分の設定です。
すいません
51名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:31:21 ID:imiOqIX2O
>>49
まぁそんな感じで……
要らないと思うなら、無理に入れなくていいけど。
52名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:40:58 ID:1CoTM7z30
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恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 6
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1232288132/
■関連スレ
恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 137
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1232292736/

■投稿ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
3.長編(自己判断)になった場合「何曜の何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれるとスマート。
4.陵辱・オリキャラ・クロスオーバーなどの特殊なジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
5.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のような具合に投下状況を記載する。
6.分割したSSをひとつずつsageで書き込んでいく。
53名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 03:42:04 ID:1CoTM7z30
これで良いんじゃない?
あまりガイドライン増やしすぎて職人さんの負担増やしても本末転倒だし
54春蘭編?1/2:2009/01/19(月) 04:30:55 ID:OFbig6+lO
自分の名前は夏候惇、華琳様達と北郷の言う天の国に来て、早数ヶ月。
こっち来てから華琳様達は北郷の進めで何やら始めたのだがさっぱり解らん?
ただこの物が映る箱、派祖混?とやらに華琳様・秋蘭・桂花がちょくちょく覗きこんでいたので華琳様の時だけ傍らで見ていたが、やはりいまいち解らん。
こちらの世界には少なくとも身近には戦が無く暇でしょうがない。
季衣と云えば町の食べ物に興味がいってしまい、どうやら連日袁紹の所の文醜と食べ歩いてるらしい。
とにかくこっちに来てからやることがなく暇だ!
と、突然に携帯が鳴った!
これもこっちに来てから知った物の一つだが些か不満が有る。
華琳様達は色々な事が出来るらしいのだが、私のはボタンが三つしかないのだ!
ボタンを押せば押した相手に繋がるらしいのだ。
一つ目は華琳様、二つ目は秋蘭、三つ目は北郷らしい。
「何故私にも皆と同じ物ではないのか!」と訪ねたが、桂花いわく「宝の持ち腐れそれどころか、混乱の元になるかに決まってるじゃない!」と言われてしまった。
しかも、華琳様も秋蘭も庇ってくれなかったので現状に甘んじてる。
55春蘭編?2/2:2009/01/19(月) 04:37:04 ID:OFbig6+lO
おっと話がそれてしまった。
で、携帯に出る、秋蘭だ。
言われるがまま、ぱそ混の前に行く。
「ん?マスがどうした?」
「ああこれか」
ボタンがいっぱいある板の右手によく華琳様が握ってる物が有る。
言われたとおりに触ると、目の前の箱が映る。
「映いたぞ、秋蘭」
「中央の四角に40と10だな」
「しかし私に出来るのか?」
「解った、やってみる」
とここで携帯を切った。
今、思い返せばここで携帯を切ったのが過ちだったと後に秋蘭が語った。
「どれ」
マウスを動かす。
「えっと、数が40、値段が10………そう言えばどっちかに万がついたな………」
暫し考える春蘭
「万なら多い方に決まってる」
数を40万にする春蘭。
「で、右下を栗っくだったな」
ブー!ブー!ブー!
パソコンから警報が鳴る、常識からあり得ない取り引きには警告が鳴る。
突然の警告に慌てる春蘭。
「何だ何だ!秋蘭に言われたとおりやったのに、箱の分際で夏候元譲に逆らうか!」
怒鳴った所で警報は止まらない。
「ええい、喧しい。はいだ、はいだ、はいだ!」
何回かはいを押してると、パソコンが静かになった。
「どうだ、恐れ入ったか」
日本株式史上間抜け事件の幕開けだった。
56名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 04:43:20 ID:OFbig6+lO
実際の事件ですが。
何故か当時、春蘭ならやりかねんと思って
57名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 06:11:24 ID:bbtScvZF0
久々に外史まとめをちと漁ったたけど4スレの三国志Zネタみたいなの好きだw

今日も一日

たね
うま
58名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 08:09:11 ID:K9ytjvBl0
>>56
ってこれ、どっかの会社の株価が突然全面ストップ安になってやばいことになった事件じゃなかったっけか?
59名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 10:10:44 ID:YWsaw4JzO
ジェイコムだなJCOMとは違うぜ


んでみずほ証券が発注だしたけど東証のシステムがキャンセルでバグって受け付けなかったみたい

今も訴訟中だな(笑)
60名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 11:26:05 ID:qVZbnoaf0
桂花繚乱読んだ。
なにげに普通に魏ENDIFのいい話になってて良かった。
そう、俺はこういうエンディングを期待してたんだよ。
61名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 13:45:44 ID:JJMAaJBT0
>>60
SSとしては良いけど、エンディングとしてはケフィアが優遇されすぎな分ほかのキャラが空気で物足りないだろ。
SSとしては良いけど。
62名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 13:55:41 ID:BGimo3KZ0
>>61
何、桂花個別EDと考えれば問題は無い
63名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 13:56:48 ID:qVZbnoaf0
言い換えよう、ケフィア個別ENDって感じで良いと思う。
64名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 14:07:27 ID:OOkVuzE2O
霞ENDとか霞ENDとか霞ENDとか霞ENDとかまだー?


…カッとなって言った。反省はしているが後悔はry
65名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 14:14:10 ID:qVZbnoaf0
>>62
結婚しよう!
66名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 14:26:23 ID:PfVFXt2r0
>>56
秋蘭編の時もそうだけど短すぎて流されてる感じだからもうちょっとまとまってから投下してみたら?
1編ずつでなくて2編ずつとか
67名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 14:30:13 ID:BGimo3KZ0
>>65
だが断る
何故なら俺は人和に心を捧げた身だからな
68名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 14:38:21 ID:Ejb170ii0
>>64
どうやって、華琳様その他の包囲・追撃を振り切ってローマにいくかが悩みどころだw
69名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 15:09:32 ID:NiiGW5nG0
>>68
四苦八苦の末に旅に出たら、何故か麗羽様達が同行しちゃってる絵が浮かんだw
70名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 15:18:57 ID:qVZbnoaf0
後の西遊記である。
71名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 16:13:35 ID:bwiId/Aj0
とりあえず全員との間に一女二男を設けてだな、その後視察と言う名目でどうだろう
72名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 16:26:30 ID:k+EUbSee0
そういえば孫悟空が封印されたのってこの頃だっけ
73名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 16:34:18 ID:WJr4Z6B0P
>>52
3は
『分割してみて長編だと判断した場合は「何曜の何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれるとスマート。』
とかの方がわかりやすいんじゃない?
1回の投下での長編ではなく全て通しての長編と勘違いする人もいるかもしれないし
74名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:30:24 ID:V26+0jEX0
ややこしいと思ったらテキストにリンクでいいだろ
75名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:33:20 ID:GG+q8jC10
職人でもないおまえが適当にこと言うなよw
76名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:38:09 ID:V26+0jEX0
いや、何度か投下した事あるけど
途中で連投規制になって、読んで欲しい所まで投下できなくなるかもって不安
結構大きいよ。

スレに直接投下するのが大前提、みたいなガイドラインはあまり良くないと思う。
テキスト投下も同列の選択肢として入れておくべきかと
77名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:42:05 ID:qVZbnoaf0
そう言うのは作家各位に任せればいいんじゃね?
今の良い流れをあんまり阻害するのは良くないと思うな。
78名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:48:14 ID:Ejb170ii0
そりゃ、テキストで投下したいひとは勝手にやるから大丈夫だよ。やりたければ自由にやればいいよ。
ガイドラインはあくまで投下のガイドラインだろ。
79名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 17:54:38 ID:zrA9+YHC0
結局のところ作者個々人の自己判断におまかせって事になるんじゃないか?
どうするか迷ったら投下前に意見を聞くってのもアリだと思うし
80名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:02:51 ID:3BHiKDNrO
>>4のガイドラインは「スレに直接本文を投下する人の投稿ガイドライン」だから
その下に
「規制や投稿ミス、他投稿者との重複等が不安な場合は
 外部のアップローダーに上げたテキストファイルにリンクを貼って投稿する事を薦めます」
とでも足しておけば問題無しかと
81名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:05:48 ID:yG0vSD9S0
>>70
>>72

そういえば、三蔵法師も女だったけ(チガ
82名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:20:39 ID:0AMwXi2l0
>>80
行数に余裕ないからそんな簡単には書き足せないんだよ
追加意見出すなら上手くまとめて簡潔な文章にしてくれないと
83名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:24:13 ID:QdaZ1QNg0
恋姫無双の登場キャラが♂♀反対になった恋皇無双(主人公が♀)、
とかゆ電波がいきなり飛んで来た俺の頭の中はもう駄目だと思う。
84名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:26:01 ID:z4BJ0vzo0
>>83
たぶんそれっぽいのたくさんネットに転がってると思う
85名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:29:47 ID:3BHiKDNrO
>>82
ガイドラインは>>1のテンプレとは別に書き込めば解決じゃん
86名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:32:07 ID:0AMwXi2l0
>>85
テンプレっていうのは只でさえ見ない人が多くて>>1にいないと余計に見ない人が多い
だからテンプレ案考えてる人達も何とか>>1に収めようとしてるんだろ
それに長ったらしいガイドラインなんて誰も読みたくないじゃないか
87名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:35:18 ID:3BHiKDNrO
>>2まで読むのも面倒臭くて嫌な人なら
読み手はともかくSS投稿者として最初から論外だろ
88名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:39:47 ID:0AMwXi2l0
職人だって最初から完璧にテンプレ読む人ばかりではないだろw
投稿初心者は来るなと言ってるようなものだぞ
89名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:40:59 ID:zxCFkko30
読み手としては、外部ロダだと流れるのが怖いなぁ

流れたらまとめサイト読めばいいだけだが
90名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:45:54 ID:WJr4Z6B0P
>>88
考えが足りてないような人はスルーでいいと思うぞ、所詮携帯厨だし

>>89
過去スレにhtmlファイルで画像アイコンとか利用してSS書いてた人いたな
ああいうのがロダにうpるしかないけどな
91名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:54:44 ID:V26+0jEX0
実際にどうするのが得策かじゃなくて
自分の意見を通したいってだけの言い争いになってないか…?

利点不利点を考えたらテキストファイルで投下するのも選択肢の一つだけど
今の所それで投下してる人は居ないから、実際に出てきたら
次スレでテンプレに入れる事を考えればいいかと
92名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 18:58:00 ID:70FbHUdYO
経験上、投下の形式を厳密に縛ろうとする自治厨が沸いたSSスレは終焉へと近づいている
いいじゃん…今まで特に問題なく楽しくやってきたんだからさぁ…
職人の裁量に任せれば元々人もそんないないんだから
93名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:06:36 ID:0AMwXi2l0
>>91
「何曜の何時頃から何レス分投下するけどOK?」ってのが出来たから投下レス数多くても対処出来そうだしね
94名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:07:42 ID:Ejb170ii0
>>92
職人を追い出すのはいつも同じような流れなんだよなぁ。
95名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:19:22 ID:RWwQHJEH0
自治厨はホントいらんな。疫病神以外の何者でもない
96名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:20:43 ID:OOkVuzE2O
流れ変えるために誰か投稿してくれんかの
97名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:23:23 ID:YWsaw4JzO
面白い作品を投下してくれたらそれに倣って投稿するよ



作品投下もせずに投下形式をあーだこーだ言ってる奴なんてシカトでいいだろ(笑)
98名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:45:01 ID:WmxaKy7wO
あまりにルールルールで縛ろうとすると
「そんなのシラケるじゃねーかwww」と言い出してわざと無視する厨も出てきそうな
書き手それぞれの良識に委ねるってのでいいと思う

>>83
「三国恋戦記」でググってみるんだ
99名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:47:24 ID:4JN0Dp/S0
>>83
恋姫じゃなくて三国無双に♀ぶちこめば良いんじゃね
100名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:52:05 ID:QdaZ1QNg0
やっべちょっとやってみたいわこれ。<三国恋戦記
まだ発売されてないんかな。

>>99
無双は♀武将作れるしな。
ってか、飛んで来たピピピ電波が某魔法使い風に

天の遣いの名前は北郷。
そして、降り立った外史は真恋姫魏√。
ごく普通に外史に降臨した天の遣いは、ごく普通に曹操と出会い、ごく普通に大陸を統一しました。

でも、ただひとつ、他の外史と違っていたのは、天の遣いは………女の子だったのです!

こんなのだったんだ。
101名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:57:39 ID:eqkRiKAT0
>>36
よく探せ。
雪蓮生存√はまつりの方でよければもう2つばかupされてるぞ。
102名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 19:58:14 ID:WmxaKy7wO
>>100
待てw落ち着けw俺は別に勧めたつもりはww



うん、孫尚香は可愛いと思った
103名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:01:14 ID:7j38Mp2b0
「txt貼り付けでも可」と
「長文は何時何分から投下するか予告すること」だったら
後者の方が明らかにルールで縛ってる事にならないか?
104名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:08:52 ID:8QPR8t9u0
「予告すること」なんて強要するルールはない
そうするとスマート=良いかもって書いてあるだけ
そもそも長文かどうかも自己判断だし
前スレの25レス投下なんてものもそうそう無いだろ
105名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:10:41 ID:bwiId/Aj0
ガチガチにルール固めて職人が離れたら本末転倒なんだぜ
つまり楽しい種馬やちんこ太守SSが読めればそれでいいw
106名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:11:40 ID:Ejb170ii0
もういいってばよ。

>>102
男の中で惇ちゃんだけ扱い悪いぞw
107名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:13:20 ID:+e1DiVgW0
三国恋戦記
男でも関羽にヒゲは無いんだな・・・
やはりヒゲキャラは使いにくいのかw


>>100
リリアンな空気漂う恋姫だなw
もっとも魏ルートに限って言えばそれでも幸せなのかもしれない
108名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:13:23 ID:OOkVuzE2O
>>105
確かに…な
俺は大乱闘スマ…ではなく大乱交スマッシュカズトーズSSが見たいんだぜ
109名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:17:17 ID:fuV8oDYc0
三国恋戦記、購入リストに入りました^^^^^^^;;;;

経験上、乙女ゲーの主人公はたまにカチンと来る言動があるんだよなあ……。
その点だけが不安だ。
110>>100 続き:2009/01/19(月) 20:17:45 ID:QdaZ1QNg0
「全然普通じゃないぃぃぃぃぃぃッ!!!」
「北郷一子ォ!! 覚悟ッ!!!」
 逃亡。
 全力疾走。
 今を時めく天の遣い、北郷一子(17)こと私――は必死に魏宮を疾走していた.
 後ろからは抜き身の剣を携えた曹魏の筆頭軍師、桂花がこれまた凄い形相で追ってくる.
「この天然淫乱女ッ!!!! 二度と華琳様を誑かせないよう、此処で始末してくれるわッ!!」
(逃げろ!逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ私――!!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「全く。どうしてそうお姉さんは風の前で無防備になるんですかねー……。
 ……風は放置だとかおあずけだとかは嫌いなのですよー。」
顎に指が添えられ、くい、と上に向かされる。
「え――?」
”弟”、だと思っていた。
こちらを覗き込む風の顔に初めて”男”を感じ、慌てて身を離そうとするが
「ふ、風? ッ、肩、痛い――」
逃れられない。
年下の少年の顔が近づいてくるのに大した抵抗もできず、
半ば痺れた頭で考えるのは
(ああ、そう言えば猫って、確か、肉食――)


恋戦記のサイト見てたら追加で電波がピピピ飛んで来た結果がこれだよ!!
111名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:20:00 ID:z4BJ0vzo0
>>98
惇さんだけゲーム違うw
112名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:21:05 ID:8QPR8t9u0
つーかアンタらもルールで縛るとか固めるとか本末転倒とか他人事のように言ってないで
最低限の投稿ガイドラインは必要なんだから、その最低限はどの程度なのかとか意見出せよw
書き手が投稿の仕方で叩かれることのないようにと案が出たのがそもそもの始まりなんだし
ルール無用ならまた前々スレの時のようなことになっても知らないぞ
113名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:22:43 ID:zfeUWLQL0
>>100
>天の遣いは………女の子だったのです!
今日の昼ごろ会社で飯喰ってる頃に受信した電波が何故こんな所に……
書き込んだ覚えはないんだがなぁw

北郷の名前を一子にしようか刀子にするか、髪はショートかロングか、無か貧か普か美か巨かとかで脳内会議やってたら昼休み終わった。
SSのプロットを妄想してたら、拠点一回目から風呂とかで百合百合しい雰囲気になってしまって、むむむと唸っていたら三時の休憩になった。
しかし、ちんこの無いちんこはちんこではないと気付き、なら通称はおっぱいにすべきかと考えてたら定時になった。
……今日の俺は給料泥棒すぐる。
114名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:22:51 ID:bbtScvZF0
>>110
普通に面白そうだから困る
115名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:23:49 ID:bwiId/Aj0
>>110
またどこぞの軍師コンビが喜びそうな電波をw
116名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:26:15 ID:fuV8oDYc0
>>113
三時の休憩だと!
なんと優雅な職場!
三時にシャッター降りる俺の職場が言えた事ではないが……。
うちはシャッター降りてからがクソ忙しいんだよなあ……。
117名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:26:38 ID:ZIR83Asn0
>>100
つまり俺は普通に、魔女もとい魔法少女な華琳様を奥様にもらってもいいわけか

■投稿ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。ある程度書き溜めた後で告知、メ欄sageで投下開始。
2.書いたSSは1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。
3.分割すると21レス以上になった場合「何曜何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれると支援が増える。
4.またあまりに長すぎると自分で判断した場合はうpろだにtxtをうpしてもおk。
5.陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合は、SSを書き込む前に警告する。
6.投下予定レス数は、SSを書き込む際に名前欄に「『タイトル』 2/15」のように投下状況を記載すると解り易い。
7.但し>>960以降で他の書き手と投下が被りそうな時は、出来るだけ間を置くか次スレで投下した方がスマート。

とかでいいんじゃね
そんなにtxtとかにこだわりたい人がいるんなら
118名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:29:23 ID:YWsaw4JzO
>>112
このスレでは作品投下しない奴になんか決める権利はないよ
119名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:29:44 ID:8QPR8t9u0
>>117
テキストとかどうでもいいんだよ
この部分のガイドラインは必要不要とかいう意見がほとんど出てない事が問題なんだよ
要らないなら要らないって言えばいいのに見当違いの話ばかりするからどんどん無駄なガイドラインが増えてくんだよ
120名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:32:18 ID:yCnwkSIB0
「そうかぁ〜。無印でチンコの去った外史に残された人のことが
気にかかってたけど、その世界でちゃんと生きていくんだねぇ」
と魏√誰も選ばずEDに納得していた俺に、天から怪電波が届いた。

びびび『残留エンドへの分岐を忘れちゃった テヘッ』

・2レスのショートストーリー
・一部発言に乱れアリ
・5分後投下 5分間隔
121名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:32:34 ID:fuV8oDYc0
>>117
■桃香ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。ある程度書き溜めた後で告知、メ欄sageで投下開始。
2.書いたSSは1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。
3.分割すると21レス以上になった場合「何曜何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれると支援が増える。
4.陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合は、SSを書き込む前に警告する。
6.投下予定レス数は、SSを書き込む際に名前欄に「『タイトル』 2/15」のように投下状況を記載すると解り易い。
7.但し>>960以降で他の書き手と投下が被りそうな時は、出来るだけ間を置くか次スレで投下した方がスマート。

ほとんどの部分が、投稿の中でも投下による投稿に関する内容。
ゆえに4を削除し、表題を投稿ガイドラインから投下ガイドラインに変更してみた。
122名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:32:41 ID:8QPR8t9u0
>>118
じゃあアンタはどんなガイドラインも一切不要だと言うのか?
ガイドラインが出来た時になにも言わずに今さらそんな見当違いな事言うなよ
123名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:33:05 ID:A4TeL9Au0
正直エロパロ板で一月ほどROMってこいで済ませたくなる時がある
124魏√ 残留ED (1/2):2009/01/19(月) 20:35:58 ID:yCnwkSIB0
誰の意志なのかは分からないけど、与えられた使命があったのなら
それは果たせた。華琳達のいる世界から消えることに悔いは無く、
もう思い残すことはない。そう思っていた。

視界が暗転して消え去ろうとした時に感じたのは達成感ではなく・・・痛み
胸の奥の痛みが慟哭となり喉から突き上げてくるがそれは声にならない。
失おうとしている意識 不確かになっていく記憶 俺はそれに恐怖した。
この身が消えようとも華琳達と過ごした日々が無くなる事は嫌だと

ひたすらに恐怖しそして
震える両手を伸ばした先は
僅かに残っていた光だった
 _________________
 
再び開かれた視界の先には駄々泣きしている少女がいた。

別離にも毅然とした姿を崩さなかった覇王と別れたのはついさっきの出来事。
その華琳が、まるで親を見失った迷子のように泣き声を上げていた。

「・・・。あ、あの、華琳さん?」

それはあまりに無様で不用意な言葉だろう。
俺が再び現れたことにも気づかず泣きじゃくっていた華琳は、顔をあげ
「えっ・・・」俺を見て呆然とし「・・・かず」そして再起動した「と!!」

ゆっくりと立ち上がり両手を広げ胸に飛び込んできた華琳を、俺は抱きしめ
幸せを胸いっぱいに吸い込・・・めないんですけど!
125魏√ 残留ED (2/2):2009/01/19(月) 20:40:59 ID:yCnwkSIB0
「痛っ。絞めすぎだって ギブギブ」
「ギブギブ? 天界の言葉ムズカシイネ」

謎の中国人と化した華琳は俺を絞め抱え上げたまま突進して川へ叩き込んだ。
そのままマウントポジションを極めたのちに身動きの取れない俺と見詰め合い、
微笑みかけ、そして全身から憤怒か羞恥なのか区別のつかない炎を吹き上げる。

「ちょ、か、かり ぐぇ」

カンドーの再会に降るのは涙では無く拳の嵐。

「忘れなさい。いい? 今日見たことは忘れるのよ」

血を撒き散らして頬が瞼が額が切れても、燃える拳を突き落とし吼える。

「そうね、このまま殴り続けていたら全部忘れるかもね?」

ナゼに疑問系なその言葉が、すでに途切れかけていた俺の意識を一瞬蘇らせた。

「ガァッ か、華琳。 おまえが!」
「なによ!」

力の入らない両手伸ばしニヤリと寂しがり屋の女の子に笑いかけ、告げる。

「全てだ。忘れてやるもんか」

どう応えるかなんて知ったことじゃない。これからは思うが侭生きてやる。
手のひらに頬の温もりを感じつつ、俺は今度こそ安心して意識を手放した。

126名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:42:34 ID:WJr4Z6B0P
>>121
1で投下開始してるのに2以降で注意書き書いてもわかりづらいだけだろう
投下開始なんてことを記載するなら最後の項目でないと
127名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:44:10 ID:bwiId/Aj0
何度見ても魏√IFはイイモノだGJ

しかしなんだ、魏√自体FDの伏線だよね?
128名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:46:23 ID:WmxaKy7wO
>>124-125
GJ! ちんこが男前だw
129名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:47:53 ID:fuV8oDYc0
> 天界の言葉ムズカシイネ

クソ吹いたwww動揺するにも程が有るwwwwwwwww
130名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:48:46 ID:OOkVuzE2O
>>127
真・恋姫自体が伏せry
131名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:51:56 ID:mk+o644W0
>>121
7は不要。
何度か言われてるが滅多に起こる状況ではないし敢えてガイドラインにする必要があるとは思えない。
投下告知の段階でそうした方が良いよと言えるレベルの話。

6も改変されすぎで今多くの職人がやっている投下予定レス数事前告知をやめさせて2/15形式に無理に変えさせようとしているかのようにもとれる。
6は元のままでいい。
132名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:58:26 ID:Bv0NHq4t0
うpろだに上げるなら自サイトでやるんですよね
スレでやりたいから投稿してるんだし、自由でいいと思うんだけど。
133名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 20:59:08 ID:WmxaKy7wO
投下前に全部で何レスか告知すると支援し易いのでお勧め

くらいの書き方でよくね?
134名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:03:10 ID:yzmFevu40
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
3.分割すると21レス以上になった場合「何曜何時頃から何レス分投下するけどOK?」と早めに告知してくれると支援が増えたり他の書き手と被らない。
4.陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
5.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のように投下状況を記載すると解り易い。
6.分割したSSをひとつずつメ欄sageで投下していく。

今出ている意見をまとめるとこんなところか
タイトルのないSSも多いのだし『タイトル』に関することも不要だろう

>>132
うpろだ関連の話題はもうスルーでいいんじゃないか。投稿する人の自由なんだし
135名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:03:20 ID:imiOqIX2O

■投下ガイドライン
1.書いたSSは1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。

2.投下前に全部で何レスか告知すると支援し易いのでお勧め。

3.分割すると20レス以上になる長編は最低でも投下20分前に告知してくれると支援し易い。

4.書きながらの投下はNGです。ある程度書き溜めた後で、メ欄sageで投下するように。

※陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合は、SSを書き込む前に必ず警告する事。

結構削ったけどこんな感じ?
あと、やっぱり7は要らない。
136名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:12:20 ID:9U6O2KF/0
>>124-125
シンプルな短編GJ!
恥ずかしがってる華琳も強がってるちんこもいいわー
137名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:13:32 ID:yzmFevu40
>>135
削りすぎというか改変しすぎではないか
短くまとめてくれるのは良いが選択肢が狭まってしまっているぞ
138名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:15:48 ID:YWsaw4JzO
sageで投稿しましょうぐらいでよくね?
139名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:21:14 ID:fuV8oDYc0
■投下Q&A
Q.投下してもいい?
A.他作品が投下中でないのなら、遠慮せずに投下していい。

Q.他の話題で盛り上がっているみたいですが……。
A.「投下するわよ支援しなさいこのちんこども」と宣言し、正々堂々と投下するべし。

Q.支援してくれる者はいるかー!
A.ここにいるぞー!

Q.書き溜めた方がいいよね?
A.貴様、”ながら”投下をやるつもりか? よし、そこに直れ。叩き斬ってくれる!

Q.書き込もうとするとエラーが出る件について。
A.最大行数32行、最大バイト数2048byteである点に留意して下さい。

Q.物凄い勢いで投下してやるぜ!
A.支援密度や時間帯にもよりますが、1分以下の間隔はまずバイバイさるさんルートなのでご注意を。

Q.それじゃあ投下宣言逝ってみよう。
A.宣言と一緒に、今回投下分の総レス数も併記しましょう。
 投下中は名前欄に作品タイトルとレス数を入力しておくと判りやすい(例:『ちんこの無謀』 5/8)
 また、特殊ジャンル(陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等々)の場合、宣言段階で明記する事。

Q.調子に乗って書いたら長文化してしまった。
A.うははー、そういう時は事前に「何日(曜日)の何時から投下するぞよ」と告知するのじゃ。
 長文の目安としては20レス以上かの? 3分間隔の投下でも1時間を要するレス量じゃぞ。



開き直ってガイドラインを>>1から分離して>>2を丸ごと使うくらいに拡大させてみた。
140名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:32:38 ID:yzmFevu40
原型を出来るだけ崩さずに軽量化

1.SSを書く→ある程度書き溜める→1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。
2.分割して20レス以上になった場合は早めに告知してくれると支援され易いし他の書き手と被らない。
3.陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
4.投下予定レス数は投下前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のように投下状況を記載してくれると解り易い。
5.分割したSSをひとつずつメ欄sageで投下していく。

>>139
面白いとは思うがちょっと無理がある項目もあるぞw
分離するならむしろ関連スレとかだろう
141名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 21:34:16 ID:WmxaKy7wO
エロパロ板の戦国BASARAスレ思い出した
お館様によるガイドライン、みたいなノリのテンプレ
142名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:18:28 ID:WJr4Z6B0P
>>140
ちょっち修正してみた
1.SSはある程度書き溜めて1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。
2.分割して20レス以上になった場合は投下直前ではなく早めに告知してくれると支援され易いし他の書き手と被らない。
3.陵辱・オリキャラ・クロスオーバー等特殊ジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
4.投下予定レス数は投下前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に 「1/10」「2/10」…「10/10」のように投下状況を記載してくれると解り易い。
5.分割したSSをひとつずつメ欄sageで投下していく。支援や時間帯にもよるが、1分以下間隔では規制されやすいのでご注意を。3分間隔くらいがオススメ。
143名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:23:35 ID:2KnLmdWX0
すまない、流れぶった切ってあれなんだが、
3レスほど使って読みやすさテストなんてしてみてもいいだろうか。

一応小ネタ?になっていますが。
144名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:24:38 ID:J38kOSkI0
どんとこい
145名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:24:58 ID:fuV8oDYc0
議論よりも投下が優先されるのは確定的に明らか。
住人は全力で支援する事になる。
146桂花の受難1/3:2009/01/19(月) 22:25:38 ID:2KnLmdWX0
 ある朝、華琳が唐突に臨時の会議を呼びかけた。普段とは決定的に違うのは、
集まっているのが一部の重臣達……華琳が特に信を置く者達のみである。
と言うことだろうか。
「皆に集まってもらったのは他でもない……」
 広間に集まった者達を前に、華琳が口を開く。その重々しい雰囲気に、
ゴクリという誰かの喉がなる音が聞こえた。
「私は、魏王の位を退こうと思っている」
 その言葉を聞いた誰もが、その言葉の意味合いを捉えることが出来なかった。
「……か、華琳様……?……い、一体何をおっしゃっているのです!?」
 その沈黙を破ったのは桂花だ。流石に慌てふためいた声を上げている。
「何をって……聞こえなかったの?」
「聞こえたからこそ、お聞きしているのです!!魏王の位を退くなどと……
一体何があったというのですか!?」
 その当然すぎる質問に、ほかの皆もうんうんと頷いている。
「な……何って…………たのよ……」
 一方、言われた華琳はさっきまでの威厳はどこへやら。急にモジモジしだすと、
顔を赤くして聞こえるか聞こえないかと言うぐらいの音量で理由を話した。
 だが残念ながら誰にも聞こえなかったのだろう、誰しもが「もう一回聞け」と
言わんばかりの顔で桂花を見やると、桂花は華琳の様子に何とも嫌な予感を覚えつつも、
もう一度、口を開いた。
「あの……華琳様。申し訳ありませんが、もう少し大きなお声でお話下さいませんか?」
 一方の華琳は、なぜもう一度言わないといけないのよと言わんばかりの顔をしたが、
はぁっとため息をつくと、
「だから……!……一刀の子を……身篭ったのよ…」
 もう一度、その理由を話した。その顔は真っ赤だ。
 そして、一刀の顔をチラチラと見ては背けるという行為を繰り返す。
「ええええええええええええええええええええ!!!!???」
 そんな強烈な驚きを上げたのは無論桂花だ。
 一方、もう一人の一刀は、確かに驚いてはいるが……華琳の様子を見て、
「あ、今の華琳なんか可愛い」
 とかつぶやいていた。さすがちんこ。
147名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:26:09 ID:RZX7Rhfq0
支援なのですよ〜
148桂花の受難2/3:2009/01/19(月) 22:26:34 ID:2KnLmdWX0
「つまり……華琳様は、この全身精液男の子を身篭ってしまったために、この全身性液変
体男に魏王の位をお譲りになろうと……そうおっしゃるのですか!?」
 華琳の言いたいことを察した桂花は、その説明の手間を省くかのように華琳に質問した。
さすが王佐の才。
 一方の華琳はさも落ち着き払い、
「そうよ。何か問題でも?」
 と、いとも簡単に言い放つ。……無論、桂花に納得などできるはずも無い。
「大有りです!!この全身精液変体腐れ男に魏王の政治などできるはずがございません!」
 だがその程度では華琳は譲らない。いや、譲れない。
「そんなの私がしっかり教育するから大丈夫よ。それとも桂花は私が信じられなくて?」
「当然華琳様ならば信じられます!けれど!この全身精液変体腐れ孕ませ男の事は!!!
断じて信じられません!!!!!」
 一方の桂花も今日は譲らないようだ。そしてもう一人の当事者である一刀は、
(なんか俺の呼称がどんどんグレードアップしていくなぁ……)
 などと、緊張感のないことを考えていた。無論、声には出さないが。
 と、そこでおもむろに秋蘭が口を開いた。
「まぁ落ち着け桂花。……華琳様、そういうことでしたら私からも言いたいことが有るの
ですが…」
 これには桂花が大喜びだ。「そうよ!秋蘭からも言って差し上げて!」とはやし立てる。
「ふむ……いいわ、秋蘭。言って見なさい」
 一方の華琳は受けて立とう!と言わんばかりの圧力をかもし出している。
 だが、秋蘭の口から放たれた言葉は、その場にいた誰にも予想していないものであった。
「は……実は、私も北郷……いえ、一刀の子を授かりまして、そのご報告を」
 一瞬の沈黙。そして…
「なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
 そう叫び声を上げたのは、春蘭だった。だが先ほどの桂花と違い、どことなく嬉しそう
な声に聞こえる。……と言うか、ニッコニッコしている。
「お前もか!秋蘭!……いやぁ…姉妹一緒とは…さすが我々だな!」
 そして、続けて発した言葉には、さしもの華琳も秋蘭も驚きを隠せなかった。
 一方一刀は、「おぉ、俺すげー……」と、妙な感慨にふけっていた。…まぁ、現実逃避
と言われれば否定はできないのだが。
149名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:27:02 ID:fuV8oDYc0
人気者にもほどがあるぞ桂花wwwwwwww
150桂花の受難3/3:2009/01/19(月) 22:27:13 ID:2KnLmdWX0
「何よそれええええええええええええええええええ!!!!」


 ……はっ!と、自分の声で眼が覚める。
 ……今のは…夢?
「なんて恐ろしい……そうよね、あの腐れ外道の孕ませ男の被害者が、あんなに一杯同時にでるなんてさすがに無いわよね」
 思わずそう声に出ていた。
 夢の内容を思い出すだけで、動機が激しくなって苦しくなる。下手な怪談より余程恐ろしいわ。
 ……はっ!私としたことが……たかが夢よ。そうよ。落ち着くのよ。
 
 なんとか気を落ち着かせると、起きて着替えることにした。
 まだいつもよりも少し早いけど、さすがに寝なおす気にもならない。

 と、その時、扉の前から侍女の声が聞こえてきた。

「……荀ケ様、起きていらっしゃいますか?」
「起きてるわ。どうしたの?」
 こんな時間になんだろう…そう思いつつも返事を返す。火急の用件かしら?
「はい。曹操様よりの伝言がございまして…」
 華琳様から?……なぜかものすごく嫌な予感がして、冷や汗が流れるのを感じてしまった。

「『本日は大切な話が有るので、重臣のみの臨時の会議を行います。必ず出席するように』とのことでございます」

「いやああああああああああああああ!!!…………はぅ」

 その伝言を聞いた瞬間、なぜか私の口から大きな叫び声が上がって……私の意識はそこで途絶えた。

 きっと、今日はロクな日にならないに違いない。
151名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:30:20 ID:2KnLmdWX0
お目汚し失礼。

ちなみに、
一番目:大まかな改行位置統一しているが、句読点で改行。
二番目:一行の文字数を決めて、文の途中でも改行
三番目:途中で改行しないで続けてみる。

……どれも大して変わらん気がしてならないw
152名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:32:57 ID:fuV8oDYc0
正夢かどうかわからないところで終わる夢オチって一番怖いんだよなw
153名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:33:30 ID:+e1DiVgW0
とにかく桂花は孕みネタにされるんだなw

いや、確かに嵌り役だが
154名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:33:41 ID:4JN0Dp/S0
文の長さ等も含めて純粋に↑の3つだけで比較すると、行間空いてるから3が読み易い
1も行間空ければ読み易くなると思う
155名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:34:52 ID:Ejb170ii0
改行しないで続けると、ブラウザによっては読みにくいこともあるけどね。
1、2番目はたいしてちがわないんじゃないかね。文字数一定でも行頭禁則追い出してぶら下げるだろうし。

それにしても桂花愛されてるよね!w
でも、たぶん、王位(魏公にすらなってない気もするが)は身ごもった女児が継ぐと思うんだw
156名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:37:55 ID:WmxaKy7wO
GJなんだぜ

2番目はちと読みにくい気がした
3番目は一文一文が今回位の長さなら改行なしでもあまり気にならなかった
ただ携帯厨の意見なんでPCから見たらまた少し違うかもしれん
口ごもる華琳と嬉しそうな春蘭がかなりツボったw
157名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:40:18 ID:K9ytjvBl0
>>150
GJ。だがEDが「がんばれば愛」になってしまった。orz
158名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:41:00 ID:2KnLmdWX0
ご意見色々参考にさせていただきますー。多謝多謝。

>>155
即興で作ったんで王位の辺りは深く考えてないっすwwさーせんw
159名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 22:46:41 ID:A4TeL9Au0
そういえば恋姫世界では魏の首都は洛陽って事でいいのかな?
正史では洛陽に移ったのは丕の時代だけど
160名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:08:04 ID:yG0vSD9S0
桂花GJ!!!!b!!!!

>>156 とほぼ一緒だが、
一番目が一番読みやすかった。
二番目、セリフの長さがちょうど良かったためか、
それほど読みにくいとは感じなかったが、言われてみれば、
地の文が不自然に改行されてて、少し読みづらいかも
三番目、PCなので、さほど長くなかったので、読みづらくはなかったけれど、
一文が長ければ、読みづらかったかも。
161名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:09:12 ID:fuV8oDYc0
実は本拠地陳留説。
162名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:12:10 ID:+e1DiVgW0
ここってネタ(パロ)もあり?
まぁ1レス(or2レス)で終わるから無視してもらえばいい気もするんだが
163名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:24:53 ID:yzmFevu40
OKだよ、まとめ見ればわかるが小ネタなんかも幾つか投下されてる
164名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:25:18 ID:fuV8oDYc0
よくは判らんが、とにかく投下してみる事だ。
165名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:27:23 ID:+e1DiVgW0
雪蓮生存ルート・・・という話題で俺が最初に思いついたもの

一刀「雪蓮・・・雪蓮!」

毒に侵され力なく横たわる雪蓮、今まさに死に瀕している少女に一刀は必死で呼びかけた。
少女も最後の力を振り絞り、一刀、そして愛する妹に想いを残す・・・しかしそれも僅かな時間、やがて力尽きるように少女は瞳を閉じた。

一刀「雪蓮・・・俺は君のことが好きだったんだ」遅すぎる告白、一刀の瞳から涙が零れ落ち、雪蓮の顔を、唇を濡らしてゆく。

そしてその涙が雪蓮に奇跡を起こす。
(以下台詞のみ)
桃香「雪蓮・・・・あんのヤロウ。い〜い男モノにしやがったぜ」
冥琳「毒が・・・・・・裏返るッッ!」
冥琳「裏返ったァッ!一刀!雪蓮は蘇るぞッッ!!よくやった!よくやったぞ一刀さんッッ!!」
華琳「ウラ・・・ガエ・・・る・・・?」
雪蓮「なんだか・・・・体が軽いや」
華琳「毒が裏返った。それだけは確かなようだ。毒素に君の体内の何か闘志によって脳から分泌された脳内麻薬か・・・・・あるいは
   そこの立つ恋人がの告白と流した涙によってもたらされた多幸感、そしてその昂ぶりから形造られてしまった化学物質か・・・
   あるいはそれら全てが君の内部で出会ってしまい化学反応を起こしスパーク・・・・」
(なんだかんだで戦闘終了)
冥琳「食うんだ」(大量の食事を出して)
雪蓮「いや冥琳、ほんっ・・・・と優しいのな」(冥琳真っ赤)
(食事終了)
冥琳「片付いたようだな。ではデザートだ」
冥琳「水だ、10リットルある、飲め!ま、そのままでは無理だろう。コイツを混ぜる、果糖。果実を精製した純粋な甘味料で、
量は多いが吸収率は無類だ。約4キロある今のキミはまだまだ完全じゃない。本来ならタンパク質やデンプンが望ましいのだが・・・今はそうしている時間もない」

んで雪蓮ごくごく呑んで復活、「孫策伯符復活!孫策伯符復活!孫策伯符復活!」

すまん、だが毒、復活と聞いてマジでこれしか思いつかなかったw
166名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:28:13 ID:fuV8oDYc0
元ネタがわかんねぇwww
167名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:30:01 ID:QjhgIa3x0
同  上
168名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:30:02 ID:imiOqIX2O
>>166
バキだな
169名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:33:51 ID:R3REyJPY0
>>161
反董卓までは陳留なはずなんだよな
三羽烏加入直後に最初の拠点イベ選ぶと洛陽の町を破壊する事になるけど
170名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:36:15 ID:+e1DiVgW0
説明責任を果たしておくと
元ネタ:バキ(週刊少年チャンピオン)
このあたりの話↓

ttp://yabou.web.infoseek.co.jp/diary/hanpera/logu-uragaeri.htm
ttp://yabou.web.infoseek.co.jp/diary/hanpera/logutanaka.htm

毒を喰らって死に掛けた主人公バキが恋人の涙で復活する話
言うまでもなく世界観的にエロゲとコラボさせるのは酷過ぎるw

スマンネ
171名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:37:58 ID:vTA7IzCS0
GJ!
昨日に続いて今日もケフィアものが……満足だ、俺は猛烈に満足だ……

昨日まで規制食らってたので、まとめて感想。

>前々スレ783の人
どこまでもデレ無い桂花に俺の理性が持ってかれそうになったぜ。
生まれたら子煩悩っていうのが、実にらしくて良かった。

ケフィア爆発の起爆剤となった作品に敬礼!

>桂花の乱の人
調子の良い絶妙なやりとりが良かった。
あと、妊娠と見せかけて実は妊娠してなかった→妊娠させる っていう流れが面白かった。
ボリュームもあったし、えろも良かったし、大満足だ!

>桂花繚乱の人
なんというか、怒濤のフルコースみたいだったw
息尽かせぬ展開に、小気味よく進む掛け合い、あと桂花と風かわええええええええええええw
あとエンディングでは、一瞬一刀消滅エンドかと思ってひっくり返りそうになったw

>>146
夢 オ チ か よ w
どうせだから桂花を筆頭に、全員妊娠EDを書くべき。
いや、俺は桂花のボテ腹だけでも満足だけどな。
諸兄の願望もコミで、どうせなら全員でw
172名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:40:52 ID:K/KTNoMeO
裏返るなんて言うからてっきり
「私の名前はですねぇ、七回乃ちって書くんですよ!」
とか言い出すのかと思った
173名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:42:41 ID:Bua+3X630
>>166
元ネタがわかんなかったせいで
毒が裏返る?死反玉か
とか思っちゃったじゃねえかw
174名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:47:04 ID:InEREg4t0
魏の種馬なんて呼ばれてるんだから妊娠させないと異名にふさわしくないよなw
175名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:48:42 ID:qq91zuys0
つかここって理想郷の話とかタブーか?
176名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:50:30 ID:fuV8oDYc0
>>175
取り立てて禁止事項というわけでもない。
177名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:51:28 ID:RzqzV99y0
でもなんでここで話す必要あるの?
178名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:51:37 ID:yzmFevu40
179名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:53:41 ID:fuV8oDYc0
>>177
別に必要はないが、外部SSに対して排他的な姿勢を取る必要性も感じられない。

>>178
あれは「荒れるからやめろ」という反応があっただけ。
実際は何も荒れる事はなかった。
「荒れるからやめろ」という書き込み自体が荒らし要素を含むのであればその通りだが。
180名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:55:39 ID:yzmFevu40
前々スレか前前々スレ辺りでは実際に荒れてたはずだが
181名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:58:38 ID:WJr4Z6B0P
外部SSの批判って流れになって荒れてたな
182名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:58:38 ID:fuV8oDYc0
>>180
前スレの場合、「荒れるからやめろ」という書き込みに対して無反応だったのが功を奏したのかもな。
「外部SSの話はするな」「いいじゃねぇか別に」みたいに遣り合うから荒れる。
気に入らないものはスルーするのが18歳以上の嗜みというものだ。
183名無しさん@初回限定:2009/01/19(月) 23:59:49 ID:fuV8oDYc0
>>181
あー、そうか。外部SSの叩きになるとよくないかもな。
前スレのは批難ありきの話じゃなかったからよかったのか?
184名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:00:16 ID:Yz3INAWv0
だが18歳以下も紛れ込んでるしスルーしろと言われてみんなそれが出来たら苦労はしないよ
185ガルルガ:2009/01/20(火) 00:01:43 ID:bG34nRa60
三分後、亞莎SS第二弾を投下します。
時間軸は滅茶苦茶ですが、大目に見てやって下さい。
186名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:03:45 ID:/en0LCjXO
>>185
( ゚∀゚)o彡゚亞莎、亞莎、亞ry

支援準備完了なり
187名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:05:00 ID:B9X9cARE0
テンプレに「煽り叩きはスルーするのが上策かと」なんて入れにゃならんのかね……。
それは兎も角として支援だ。
188ガルルガ【勉学の時間1/4】:2009/01/20(火) 00:05:25 ID:bG34nRa60
月の光が薄らと窓から差し込み、暗い私の部屋を照らした。
それは蝋燭の炎と相まって、一層私の部屋を明るくしてくれる。
眼が悪い私にとって、部屋が明るいのはとてもありがたい。

机の上に広げた書物が見えるし、何より――あの人の顔もよく見える。

「一刀様……」

向かい合うように置いた椅子を見つめ、そこに座る人の名前を私は呟く。
天の国からやって来た“北郷一刀”様。私が心から御慕いしている御方。

毎夜、私は軍師としての知識や軍学を学ぶ為、寝る時間もかなり削って勉学に励んでいました。
只の一兵卒から軍師へと抜擢された私にとって、勉学の時間は何時間あっても足りないくらいなのです。
ある時――徹夜して勉強を続ける私を見兼ねた一刀様が、共に勉学に付き合ってくれる事になりました。

一刀様曰く「亞莎は無茶をし過ぎるから、俺がしっかり監視してないと駄目だよ」らしいです。
監視と言っても、一刀様にとっても学ぶべき事が多いらしく、楽しく時間を過ごされています。

最初は恐れ多かった事もありました。
でも今は一刀様が来てくれるのがとても楽しみで仕方がありません。
そして今夜もまた、一刀様が来るのを今か今かと、私は待っていた。

あ〜……駄目です。せっかく広げた書物に手が付きません!
一刀様が来る前に、これだけは終わらせておきたいのに……
189名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:06:02 ID:/en0LCjXO
支援ー
190名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:06:07 ID:B9X9cARE0
これはのっけからニヤニヤが止まらない展開w
191ガルルガ【勉学の時間2/4】:2009/01/20(火) 00:09:47 ID:bG34nRa60
そう私が溜め息を吐いていると、背後から扉を軽く叩く音が聞こえた。
一刀様だ……! 私は瞬時にそう思い、背後へ振り返る。

「一刀様!」

私自身、驚くくらい弾んだ声で一刀様の名前を呼んだ。
でもそこに居たのは――

「ふむ……残念じゃが、ワシは北郷ではないぞ? 亞莎」

ニヤニヤした顔を浮かべている、祭様でした……。
間違えた……!? よりもよって一刀様と祭様を……!?
自分の顔が熱くなっていくのが分かる。恥ずかしい……!

「あ、あ、あの……す、す、すいません……! さ、さ、さ、祭様とは思わず、てっきり一刀様かと……」
「はっはっはっ! 謝らんでも良い。こんな夜中に頑張っているようじゃから、一声掛けようかと思って寄ってみたが」

祭様の視線が、顔を隠していても向いているのが分かる。
うう……こんな真っ赤でみっともない顔は見られたくありません。

「面白い物が見られて満足じゃ。ふふふ、亞莎もやるのぉ」
「あ、あううう……」
「一刀様♪(←声マネ)か。北郷も好かれておるなぁ」
「い、い、いえ……好いているだなんて……そんな、私は……一刀様の事は……」
「隠すな隠すな! あんな声で北郷の名を呼んでおいて、好いていないなどとは通じんぞ?」

必死に恥ずかしさを隠そうと、私は口を開くが、祭様は笑いながら私の肩を叩くだけだ。
駄目です……今の祭様には、何を言っても私自身が墓穴を掘るだけのようです……。
192名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:10:42 ID:/en0LCjXO
可愛いぜ…
193名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:12:14 ID:sIQVx5Ay0
鼻血吹きそうだ・・・可愛すぎる
194名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:12:33 ID:B9X9cARE0
祭の声真似を想像したら黒酢吹いた。
195ガルルガ【勉学の時間3/4】:2009/01/20(火) 00:13:29 ID:bG34nRa60
「少し前に明命にも言ったが、自分の気持ちを偽ってはならん。正直になれ」
「しょ、正直に……ですか……?」
「そうじゃ。男を好く事は、悪い事でも何でもない。寧ろその気持ちを押し殺して、一生後悔する選択をする者は愚か者じゃ」
「…………は、はい」
「真面目に生きるのも良いが、生き過ぎるのも考え物じゃぞ? ここの若い連中は頭が堅くていかんからなぁ」

そう言い終わると祭様は扉を開け、出て行く素振りを見せた。
私の頭に祭様の言葉が駆け巡る。自分の気持ちに正直になれ……。
私の……一刀様への気持ちは……。

「勉学、ほどほどに頑張るのじゃぞ? 亞莎」
「あ……は、はい! ありがとうございます!」
「うむ、良い返事じゃ。時期に御待ちかねの北郷も来るだろう」

再び私は、自分の顔が熱くなるのを感じた。
祭様……もう本当に勘弁して下さい。

「北郷と共に学ぶのも良いが、間違って男女の“勉学”に行かんようにな♪」
「えっ……? それってどう言う……?」

男女の勉学……? 一刀様と男女の勉学……………って、え、えええ!?

「さ、さ、さ、祭様ッ!? そ、それってまさか……!?」
「はっはっはっ! 冗談じゃ、冗談」

最後に豪快に笑いながら、祭様は部屋を出て行った。
まるで大きな暴風が過ぎ去ったかのような感覚だ。
祭様に散々からかわれ、顔の温度も何回変わった事か……。
196名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:14:59 ID:B9X9cARE0
> 間違って男女の“勉学”に行かんようにな♪
どう見ても仕向けています本当にありがとうございました。
197名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:17:16 ID:/en0LCjXO
亞莎と一刀の絡み(性的な意味で)が見たry・・・ゲフンゲフン
198ガルルガ【勉学の時間4/4】:2009/01/20(火) 00:17:43 ID:bG34nRa60
「はうう……」

書物を退け、机の上に身を投げ出し、ドッと疲れた身体を癒す。
もう祭様にからかわれるのは、勘弁願いたいです……。

そう思っている時、再び私の背後から扉を叩く音が聞こえた。
また別の誰か……少し警戒していると、待っていた人の声が聞こえてきた。

「ごめん亞莎。ちょっと遅くなった」
「は、はい。どうぞ」

今度こそ一刀様だ。退けていた書物を戻し、身体を整える。
顔は……多分大丈夫。熱く感じないし、普通を保てている……筈。
ガチャッと、扉を開ける音が聞こえる。2人だけの時間が始まる合図だ。

「一刀様!」

私は一刀様の名を呼び、笑顔で出迎えた。
それに一刀様も笑顔で応えてくれる。
今日で何回目になるだろう――私は顔がまた熱くなるのを感じた。
199ガルルガ:2009/01/20(火) 00:20:02 ID:bG34nRa60
以上です。御後が宜しいようで……
支援、ありがとうございました!
200名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:20:09 ID:B9X9cARE0
桂花孕ませ系とはまったく別のベクトルでニヤニヤせざるを得ないwww
201名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:20:53 ID:8XZCkq3O0
おまえら投下途中に感想書きすぎだ・・・・・・
少しは節度を持てよww

>>187
他所のSSの話は極力しない方がいいという意見に賛成だ
ここでする意味あるのかと思ってる人達もいるしそれにどうやったって良い意見ばかりが出るわけないのだから批評を叩き扱いされかねん
オススメ聞いてタイトル答えるくらいは問題ないと思うけどな

>>199
乙っす
202名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:22:59 ID:B9X9cARE0
>>201
ただ単に「支援」とだけ書いて支援するのと、短くコメント残して支援するのって、どっちがいいんだろうな。
俺はずっと後者スタイルでやってたわw
203名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:23:55 ID:/en0LCjXO
>>199
投下乙〜
亞莎スキー(呉スキー)な俺にはたまらん作品でした。
>>200
全くだw
ニヤケが止まらないぜ
>>201
すまんかった(´・ω・`)
204名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:25:25 ID:83Ad1EWIO
>>199
GJ

ところでガイドラインに携帯からの
投下も注意書きしなくてよいの?
最近の子はパソコンより携帯のが
楽らしいからな
205名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:26:03 ID:V4dN8jh40
この流れは……次は亞莎妊娠か!
206名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:28:36 ID:B9X9cARE0
流れに乗じて嘘予告編(レス数2)を投下致すの事。
207華雄ルート嘘予告編 1/2:2009/01/20(火) 00:29:07 ID:B9X9cARE0
――流星は、長安近郊に落着した。

 永遠の平和は難しくても、次の世代が安心して暮らせるようにはしてやりたいじゃないか。
 そのためには、一度、俺たちの世代が流血と落涙の歴史に終止符を打たなきゃならない。
                                              ―――― 一刀

――それは少女達の運命に巨大な変化をもたらす運命石であったのか。

 全部の人を笑顔に出来るなんて思ってないよ?
 でもね、せめて私の手が届く場所にいる人には、笑顔でいて欲しいの
                                              ―――― 月

――時は後漢末、最悪の群雄割拠時代。

 曹孟徳という天才に加え、荀ケを筆頭とする秀才幕僚陣。
 ボクとねねの二人でそんな奴らを相手にしなきゃいけないなんて。
 まったく嫌になる。ホント、嫌すぎて楽しい。
                                              ―――― 詠

――であれば、であるからこそ。

 ……教えてあげる、戦争を。
                                              ―――― 恋

――英雄達は誕生した。

 ねねは欲張りさんになってしまったようなのです。
 今までは、恋殿と一緒に居る事が出来ればいい、と思っていました。
 でも今は、みんなと一緒に居たいのです
                                              ―――― 音々音
208華雄ルート嘘予告編 1/2:2009/01/20(火) 00:29:47 ID:B9X9cARE0
――返り血に生き。

 騎兵運用の神髄っちゅうもんを見せたるわ。
 落伍者は捨て置く。退却する敵に追いつけん騎兵なんか要らへん。
 総員、突撃に移れぇっ!
                                              ―――― 霞

――血だまりに斃れ。

 このようなところで斃れるわけにはいかない。私が死ねば、あいつが寂しがるからな。
 何より、私自身が、生きて帰ってあいつの顔を見たいのだ。
 ……うん、こういうのも悪くないな。
                                              ―――― 華雄

――寂寥の荒野が、彼と彼女たちを待ち受ける。

 さあ行こう、向こう何十年かの平和のために。
 これより<三皇>作戦を開始する。
                                              ―――― 一刀


真・恋姫†無双外史 華雄ルート 『その刃は誰が為に』

建安二〇〇九年春 公開予定




209名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:31:15 ID:B9X9cARE0
おおっと、二つ目の名前欄の書き換えを忘れたぞーっ!

お粗末。実にお粗末。
210名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:33:05 ID:8XZCkq3O0
>>202
どっちが良いかってよりも皆に後者でやられると作品の雰囲気台無しにならないか
最近そういう人が増えてるからちょっと注意してみたんだが、やるなと言ってるわけではないぞよ

>>204
携帯からの投下で注意することあったっけ?
211名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:34:17 ID:B9X9cARE0
>>210
そういうものか。
どうもVIP式支援が身に染み付いてしまったようだ。
顧みよう。
212名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:34:58 ID:V4dN8jh40
俺、別のスレで作者やってるけど、実はただ支援と書かれるより、何か一言書いてくれた方が嬉しいんだよな。
読んでるときも、そういう書き込みがある方が、何か他の人と感想を共有できてるみたいで楽しい。

ニコニコ動画のレスがついてる方が楽しいみたいなもんかな。
213名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:35:04 ID:PxQO8FfpO
華雄ルート面白そうだな。
これは期待せざるを得ない。

亞莎の人もGJ!
214名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:46:10 ID:B9X9cARE0
……携帯からの投下に関する注意点が思い浮かばん。
寝る。

>>213
建安二〇〇九年、つまり西暦2205年春の公開でよければ……。
215名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:50:41 ID:/en0LCjXO
>>208
華雄だけなんか吹いたw
216名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:53:55 ID:Qs9nWjRl0
>あるいはそれら全てが君の内部で出会ってしまい化学反応を起こしスパーク・・・・」

これ思い出した

一刀の涙を受けた孫策伯符の肉体は、戦士として生まれ変わった。
そして梅干しを食べることにより、その戦士としてのパワーが発現するのだ。
一刀の涙に含有されていたチンコ・グレタミン酸は、梅干しに含まれる塩分と結合して孫策伯符の血液の中を駆けめぐる。
そして血液の中で練られていたチヌ第一物質が速水克彦の脂肪分によって分解され、タイロミンとデジタミンに分かれるのだ。
一方デターミントはリンパ液に結合して、カチルダ酸とノバ粘液とサルマドンとマグールトドータミンを作り出す。
この際ノバ粘液は体温によって分解され、消滅するが、その残滓がカチルダ酸に結びついて核カチルダ酸に変化するのだ。
そして、核カチルダ酸とサルマドンによって生成されたカッサノ蛋白質により、
孫策伯符はザ・ブレイダーであった記憶をなくすのであった。
217名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 00:58:36 ID:iB3ZzKNH0
>>212
他所での話だけどドタバタ劇のような作品の時にコメント書いてもらえるのはいいが、
シリアスだったり雰囲気が大事な作品の時や支援のあまり必要のない時にまで
コメント書かれるのは何だかなぁとは内心思うことがある。
書き手や読み手にもよるだろうけど度が過ぎるのは良くないかもね、ニコ嫌いな人も多いし。
218名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:00:14 ID:/en0LCjXO
>>216
チンコ・グレタミン酸…だと?w
チンコがぐれた=EDですねわかりまry
219名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:12:36 ID:aD+AMPM00
>>218
グレる→つっぱる→勃ちっぱなし→海綿体壊死→チンコ死亡
だろう
220名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:14:40 ID:Ya3GtZDR0
みんなちんこ大好きだなw
221名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:22:43 ID:V4dN8jh40
そりゃお前、俺の桂花と風を孕ませてくれるのは奴だけだしな。
222名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:23:21 ID:QzqoCT6Y0
亀だが亞莎SS乙
俺も今祭で書いてるけど呉SS増えると良いな
223名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:42:51 ID:2SkIamEm0
真が出てSSが大量に投下されるようになったのは良い事なんだが、絵とか壁紙が全く無しっていうのは寂しいな
無印の頃にいた壁紙職人さんに淡い期待を抱いていたんだが
224名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 01:46:08 ID:ziXgoSvRO
>>222
何本か並行してないと書き進められないんで
雪蓮・蓮華・明命+αを同時に書いてる呉好きもいるぞ
規制くらってるから書きあがっても投下できないんだがな…
225名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 02:00:55 ID:g5emkYPf0
呉は何故かまだ全キャラ把握しきれてない、魏呉好きもいるぞ
何でだろう、頭が切り替わらない
226名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 02:04:59 ID:V4dN8jh40
みう√の人はまだかなまだかな……
227名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 02:10:30 ID:Ya3GtZDR0
まとめサイトの管理人さん
6>>185 ガルルガ のリンク先が 6>>162になってますよー

お知らせまで
228名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 05:20:36 ID:wfLw87r10
すみません、新参者なのですが、SSを分割投稿しても大丈夫でしょうか?
229名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 05:39:32 ID:03KS3iqPO
なにか問題があろうか、いやない
230名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 05:46:38 ID:wfLw87r10
新参なのですが、書いていたら分けないと収まらない感じになりました。

皆さんが魏や呉のSSを書いている中、自分は蜀の桃香他多数を中心に書きました。
最後の最後にオリキャラが出ます。

6時になったら投稿します。

タイトルは「一刀の爆弾発言」です。
231名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 06:08:46 ID:wfLw87r10
6時を過ぎたので投稿します。

タイトル「一刀の爆弾発言」8分割
・真・蜀ルート後
・桃香&多数
・最後にオリキャラがでます。

それでは、よろしくお願いします。
232一刀の爆弾発言1/8:2009/01/20(火) 06:14:56 ID:wfLw87r10
「…覚悟決めるかな」

夜、城壁の上から満月を見て俺は、今度の蜀で行なわれる三国大宴会で「ある催し」を考えた。
多分「ソレ」をやったら全員驚くだろうなぁ〜…って想像もできる。
だから「ソレ」を実行するために、俺は城壁を後にして自室へと戻った。

=次の日=
「あれ?朱里ちゃん、ご主人様は今日お休み?」
「はい。なんでも「今度の大宴会でやる事があるから」といって出かけましたよ」
「そうなんだ…って、大宴会はまだ先なのに、ご主人様ったら気合入ってるね〜」
「そうですね〜♪」
執務室でのんびりと仕事をする桃香と朱里は、一刀が大宴会で何をするのか内心楽しみでいた。

 ところ変わって、街のある服屋では、

「…どうですか?この衣装…」
「うむむ…」
服屋の店主は、一刀が持ってきた「ある衣装のデザイン」を見て唸っていた。

「御使い様、御使い様からは数々の意匠を教わり、それを忠実に再現しました。そして今回のはそれらを上回るほどの作品だとわかります」
「それじゃあ…」
「おまかせください。メイド服からゴスロリ!セーラー服!ブレザーにブルマー!スクール水着!!これらを作った私にできない服などありません!!」
「さすがは店主!そう言ってくれると信じてたぜ!」
「それでは早急に創らせていただきます」
「頼みましたよ、店主!」
これで服の準備はOKだな。後は…

 こうして一刀の「催し」の準備は着々と進んでいった。
233一刀の爆弾発言2/8:2009/01/20(火) 06:27:19 ID:wfLw87r10
 そして三国大宴会当日、

「今回の天下一品武道会優勝者はぁーーー!趙雲子龍に決定だあぁぁぁ!!」
 ―おおおおおおおお!!!
闘技場では決勝の勝者である星が自身の槍を天に掲げて勝どき揚げていたり、

「こちら飲兵衛大会ではやはり強豪である3人が残っております!!」
紫苑、桔梗、祭の3人が今だに酒を飲んでいたり、

「前回は負けたけどなぁ、今回はぜ〜ったい落したるで、翠!」
「へっ!今回もあたしの勝ちだぜ、霞!」
「私を忘れるな〜!」
騎馬合戦で燃え上がる翠と霞と白蓮
…とまぁ、今回の大宴会もかなり盛り上がっていた。

そんな俺はというと、

「ところで一刀?」
「なんだ?」
「さっきから桃香の姿が見えないんだけど、どうかしたのかしら?」
俺と華琳と雪蓮の3人は会場から少し離れた場所で酒を飲んでいた。
「ああ、桃香ならもう少ししたらくるんじゃないかな?」
「な〜ににやけた顔してるのよ」
「顔に出てたか?」
「そりゃあもうハッキリと」
「そっか〜」
どうやら顔に出ていたらしい。

そりゃあそうだろう…「アレ」を着た桃香がここに来るんだからな…
234名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 06:48:25 ID:e9KIl9CG0
この時間って支援いる?
235名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 07:01:26 ID:4uUJo8ou0
連投対策だから支援に時間は関係ないんじゃないか?
236名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 07:48:02 ID:83Ad1EWIO
桃香だけに投下おわり?
237名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 09:12:24 ID:ZWXmyoNx0
まさか書きながら投下してるのか?
238名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 11:25:49 ID:WqNGJveX0
孫呉endのみ孕ませなのは裏が在るのではと思い妄想したネタだけど
投下していい?
文才無いけど
思い付きで書いたけど
239名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 11:39:44 ID:WqNGJveX0
孫呉の下準備?

雪蓮は厨房で
「料理長は居る〜?」
「はい、孫策様何用ですか?あ、お酒ダメですよ周瑜様に怒られますから」

手を振り否定しながらもお酒のほうに移動する
「あ〜ちがうちがう、一刀のことでお願いがあってきたの、お酒もほしいけど」
お酒を守るように移動しながら、噂で聞いた天の遣いだと思い当たる
「天の御遣い様に...ですか?あとお酒ダメです」

あと少しの所でお酒に手が届くのを阻止され悔しそうに
「そ、その”遣い様”の料理なんだけど精がつきそうなのにしてくれない?毎日」
「毎日て、精がつきそうな料理を..ですか?」
「そ、精がつく料理を毎日ね、立派な種馬に為るように」

蓮華に小蓮、冥琳 祭 穏 思春 明命 亞莎 あ、あと私もか
念の為できることはしておかないと、まあ〜一刀しだいだけど

孫呉未来の為にもね
240名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 11:53:58 ID:cb+KEJYVO
規制かよ
こんな支援者の居ない時間に長文を投下してはいけんよ
241名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 12:01:13 ID:rdKk+58l0
あまり作品が投下されないうちに
200過ぎたな
242一刀の爆弾発言※補足:2009/01/20(火) 12:35:28 ID:wfLw87r10
少し休もうと思って寝ていたら12時過ぎてました。すみません。

ここで追加なのですが、
>>231
8分割と書きましたが、9分割にしました。
後、連続投稿したら規制が掛かってしい、大変失礼しました。

そのようなわけで、続き投稿します。
243一刀の爆弾発言3/8:2009/01/20(火) 12:37:02 ID:wfLw87r10
少し遡って、

「桃香、ちょっといいか?」
「なになに?急ぎの用事か何か?」
「まあ急ぎと言えば急ぎだな」
早く皆に会いたがっている桃香をよそに、一刀は「ある物」を渡した。
「これって…衣装箱?」
「コレに着替えて皆のところに来てくれないか。着方は中に入ってるに紙見ればわかるから」
「コレを着て行けばいいんだよね。わかったよご主人様♪」
「じゃあ先に行ってるからな〜」

手を振って見送る桃香。
一刀が見えなくなると、桃香はその場ですぐに衣装箱の中身を確認した。
「何かな何かな〜っと♪」
箱を開けると、そこには…
「うわぁ〜…綺麗」

 そして…

「ご主人様〜!」
後ろから桃香の大声が聞こえた。

「桃香遅いわよ。もうみんな飲んじゃって、るん…だから…」
雪蓮が後ろを振り向くと、まるで何かを見つけて驚いたかのような顔をしていた。

「雪蓮どうしたのよいった…い…」
華琳も釣られて振り向くと、これまた同じように驚いていた。
俺も後ろを振り向くと、そこには…

「えへへ///ご主人様、どう…かな?」

純白の「ウェディングドレス」に身を包んだ、天女がそこにはいた。
244一刀の爆弾発言4/8:2009/01/20(火) 12:40:35 ID:wfLw87r10
桃香の到着に気づいた何人かがそちらを見ると、雪蓮たち同様の顔をした人達がちらほらいた。

「あらあら〜♪桃香様、お似合いですよ〜♪」
「お姉ちゃん綺麗なのだ〜!」
酔っ払っている紫苑やご飯を食べていた鈴々のように褒める人がいれば、

「と、桃香さま…///」
「焔耶?お〜いえんや〜!…駄目だ、目の焦点が合ってないや」
あまりの綺麗さに昇天している人も中にはいた。

「あ、愛紗ちゃん見てみて〜!綺麗でしょ〜♪」
「は、はい!お綺麗です、桃香さま」
「アリガト、愛紗ちゃん♪」
愛紗の感想を聞いてさらに上機嫌になった桃香はすぐに俺たちのところへやってきた。

「桃香、似合ってるじゃない。一瞬誰だったかわからなかったわ」
「私も驚いたわ。一刀、あなた桃香にあの服を着てくるのを待ってたのね」
「そういうこと。似合ってるよ。桃香」
「うん!ありがとう皆!」
華琳や雪蓮、周りからも褒められた桃香は、まさに天にも昇るかのような笑顔であった。

「ところでご主人様、これって何て名前の服なの?」
「それか、それは…「ウェディングドレス」っていう神聖な服なんだ」
「へっ!?し、神聖な服って…!私が着ていいの!?」
「大丈夫。俺のいた世界だと「女性が一番着てみたい服」なんだぞ」
「そうなの?」
「ああ…」

ここで俺は、今まで計画していた「催し」を実行に移した。
245一刀の爆弾発言4/8:2009/01/20(火) 12:46:04 ID:wfLw87r10
「「ウェディングドレス」はな・・・「結婚式」をするときに女性が着る服なんだ」

「・・・・・・え?」

「今なんて言ったの?」という顔をした桃香をよそに、俺はさらに言葉を続けた。

「結婚式、つまり婚儀の際に奥さんとなる人が着る服なんだ」

「婚儀」という言葉に、桃香は意識を取り戻し、

「・・・え、そ、それって・・・つまり・・・」

震えていた。
そんな桃香の手を俺は握って、こう言った。



「桃香、俺の妻になってくれないか?」



俺は大勢の人間がいる前で、桃香に「プロポーズ」をした。


「「「「「「…………」」」」」」
その場にいた全員は、俺の言葉を聞いて固まっていた。
皆が皆、同じような顔をして驚いてたのだから…
246名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 12:46:52 ID:/en0LCjXO
支援
247名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 12:48:27 ID:9xM7i3Hg0
私怨
248一刀の爆弾発言5/8:2009/01/20(火) 12:51:19 ID:wfLw87r10
「と、桃香!はやく返事しなさいよ!」
「そ、そうよ!相手を待たせるのは失礼よ!」
「ふえっ!え、ええええええっと……///」
目の前にいる王3人は事の次第に気づき、とくにプロポーズをされた桃香は慌てふためいていた。

「ええええええっと…!その…ご、ご主人様!」
「なに?」
「その…わ、私なんかで…いい、のかな?」
怯えた目で俺を見る桃香。
それでも俺は桃香の目を見てちゃんと話した。

「「いいのかな?」じゃなくて、いいんだよ。いつかは話さないといけないと思って覚悟決めてたんだからな」
「で、でも!急すぎじゃないかな!?」
「確かに驚かせたのは悪かった。でもな、俺の気持ちに変わりはない。俺は桃香が好きで告白したんだ」
「…で、でも」
桃香は俺から目を背けて横を見た。そこには今だに固まっている人達がいた。
そして桃香は、そこにいる愛紗と目が合ってしまった。
愛紗も驚いた顔をしていたが、そこには物凄く複雑そうな面影を見せていた。
それに気づいた俺は、それを含めて答えることにした。

「…みんな俺のことを好きだっていうのはわかってる。それに対して俺もその気持ちに答えていた。気が多いって言われても仕方がない。でも・・・」
「…でも?」
「…気が多い俺だからこそ「しっかりしないといけないんだ」って思った。だから周りからどんな罵声や非難の声が来たって全部受け止めてやる。「皆が大好きなんだ!」って大声で言ってやる」
「…ご主人様、それだと「みんな俺の奥さんになってもいいぞ〜」って聞こえるんだけど…」
「別にいいさ。これは俺の「ケジメ」だからな。」
たぶん苦笑いしてるんだろうな〜…と内心穏やかじゃない心境ではあった。
しかし後には引けなかった。
桃香が好きだという気持ちに変わりはなかったから…

「もう一度聞いていいかな?」
「あ、はい」
俺はもう一度、桃香の目を見て言った。
249一刀の爆弾発言6/8:2009/01/20(火) 12:52:31 ID:wfLw87r10
「改めて…こんな俺だけど、俺の奥さんになってくれるかい、桃香?」
俺の2度目のプロポーズを聞いた桃香は、何かを決意し、

「私も含めて、みんなの事、幸せにしてよね、ご主人様♪」
涙を浮かべながら笑顔で答えた。

「当たり前だ。覚悟しとけよ桃香」
「うん!!」
互いの了承を得た俺と桃香は、互いに顔を寄せ合い、キスをした。
次の瞬間、

 ―おおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーー!!!!!―

溢れんばかりの歓声が城内に響いた。

「はわわわわわわ!み、「みんなも含めて」って事は、わわわわ私も含まれるんですよね!?」(朱里)
「あわわわわわわ!わわわ私も入ってるんだよね!?月ちゃん!!」(雛里)
「へぅ…///」(月)
「ゆ、月!し、しっかりして!!」(詠)
「鈴々もお兄ちゃんと幸せになるのだーーー!!」(鈴々)
「さすがはお館様と桃香様だ。懐の深さが違うな〜」(桔梗)
「そうね〜、璃々〜今度からご主人様のことは「お父さん」って呼んでもいいのよ〜」(紫苑)
「ホントなの!?ヤッター!」(璃々)
「ずるいぞー!私もご主人様と幸せになるー!」(蒲公英)
「蒲公英!抜け駆けは許さねーぞ!」(翠)
「ほうほう、では私も主の側室に入れるということですか」(星)
「お館と桃香様が夫婦になる・・・ううう!私はどうすればいいんだ〜〜〜!!」(焔耶)
「…私もねねも、幸せになりたい」(恋)
「恋殿〜!そんなこと言わないでください〜///!」(音々音)
俺たちの話を聞いててんてこ舞になっている蜀陣営。

ちょっとやりすぎたかな〜なんて思っていると、俺たちの前に愛紗がやってきた。
250一刀の爆弾発言7/8:2009/01/20(火) 13:00:23 ID:wfLw87r10
「愛紗ちゃん…」
愛紗がやってきた事で桃香の表情が暗くなった。が、

「…桃香さま、いいのですよ」
愛紗は笑って桃香のもう片方の手を握った。

「ご主人様と桃香さまが決めた事なのですから、家臣である私はとやかく言えません」
「でも…」
「いいのです。それに…」
俺を方を見て、今度は俺の手を握ってた。

「ご主人様は「全てを受け止める」と仰いましたので、私にもまだ希望があるということです」
ニヤリ、と、「私はまだ諦めてませんから」という顔をする愛紗。

「…そっか〜。なら負けないぞ〜愛紗ちゃん!」
さすが義姉妹というか、考えている事がわかった桃香は笑顔で俺と愛紗を抱きしめた。

一方で、一刀たちの様子を見ている王2人はというと
「なんというか、今回の大宴会はとんでもないことになったわね〜」
「全く…でも、一刀もなかなかやるわね」
「そうね〜。しかも桃香ったら、自分の口から「側室作ってもいいよ」みたいな事言っちゃうしね〜」
「あの2人は本当に変ね」
「変でいいじゃないの。あの2人なんだから」
「そうね」
2人は一刀たちを快く祝福してくれていた。
251名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:00:54 ID:+fJ+Yx/o0
ガイドラインにもあるけど投下は3分とか5分間隔がお奨めだよ
平日昼間なんて人少ないから1分間隔だとすぐに規制される
252一刀の爆弾発言8/8:2009/01/20(火) 13:03:30 ID:wfLw87r10
こうして、今回の蜀による三国大宴会は、俺と桃香の婚儀へと早変わりし、婚儀の大宴会となって幕を閉じた。
次の日、その情報を聞いた民や邑・諸侯はこぞってお祝いの品を蜀へ送られてきた。
さらに華琳や雪蓮が自国へ帰る際に、「うちからも誰か側室に入れるから」と、冗談なのか、それとも本気なのか…(多分本気だろうな〜)などと言って帰っていった。
その次の日、魏と呉からお祝いの品が大量にやってきた。

そんなわけで、俺と桃香は晴れて「夫婦」となり、蜀の王2人は国中から祝福される事となった。





そして1年後…



「――――」

城の一室から、新たな生命の誕生を知らせる泣き声が城中に響いた。
253一刀の爆弾発言ED:2009/01/20(火) 13:07:07 ID:wfLw87r10
「おめでとう、桃香」
「おめでとうございます、桃香さま」
「ありがとう、ご主人様、愛紗ちゃん」
桃香は自身のベットで横になって寝ていた。
その隣には、産まれたばかりの女の子の赤ちゃんがぐっすりと眠っていた。

「それで桃香、俺たち子供の名前なんだけど…」
「えっとね〜…「阿斗(あと)」って名前にしたんだ」
「阿斗さま、ですか…良い名前ですね」
「阿斗、か…」

阿斗
三国志ではでは劉備の子として登場し、後に蜀の2代目の王「劉禅(りゅうぜん)」として登場する人物。
本来は甘氏という女性との間に産まれるのだが、ここでは俺と桃香の子供となって誕生した。

「ご主人様?どうかしたの?」
「え?あ、いや…いい名前だなって思っただけ」
「えへへ。良かった〜」
我が子の眠っている姿を見る桃香。
その顔は「母」の顔をしていた。

「ところでご主人様、阿斗ちゃんの真名は考えてきてくれたの?」
「ああ。ちゃんと考えてきたよ」
「どういった名前なのですか?教えてください」
「愛紗も慌てないの。阿斗、この子の真名は……」

真名を聞いた俺たち娘の阿斗は、何処か嬉しそうな顔をしてすやすやと眠っていた。
254名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:10:29 ID:wfLw87r10
以上、新参者な上にKYな連続投稿大変失礼しました。

支援してくれた皆様、どうもありがとうございます。

>>251
アドバイスありがとうございます。
255名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:17:47 ID:/en0LCjXO
>>254
投下乙〜
こういうSSはほのぼのしてて好きだ
256名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:21:47 ID:0CuS+iXyO
大作乙!幸せな雰囲気がいいね
阿斗の真名と将来が気になるがまあこの一刀なら大丈夫か


しかしだ
この桃香ラブラブハッピーエンドSSを読んで焔耶に萌えてしまった俺はどうすれば
257名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:26:29 ID:pf04lBYp0
お阿斗がよろしいようで。
258名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 13:39:27 ID:sX8r6Jzw0
>>257
誰がうまいこと言えとwwwwww
259名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 14:04:16 ID:/en0LCjXO
>>257
おいw吹いたじゃないかw
260名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 17:10:39 ID:xhSRzs+D0
占い師の台詞って魏の何章にあったっけ?あれ使って呉のSS書こうと思ってるんだけど全然見つからないんだ。
261名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 17:23:06 ID:4sJHoGH30
三章
262名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 18:04:49 ID:uBHPTfK00
超GJww

しかし、阿斗って演義だと敵に囲まれて趙雲に助けられたり、無能だったり。etcetc...
263名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 18:25:40 ID:6yNT0t1l0
まあ正直無能なのは桃花もあんまり変わr(ry
264名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 18:35:52 ID:zkFQuX9y0
ちんこと無能の子供なんだ、あんまり期待しちゃいかん
265名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:01:44 ID:MwydTfug0
突然変異でとてつもない子ができるかもしれん

カカロットみたいに
266名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:04:01 ID:ctKEGr7o0
ちんこはともかく無能って呼び方はどうなんだ
蜀好きなやつもいるだろうに
267名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:05:34 ID:O3WPykfM0
投下好きかわいそなのです
268名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:11:26 ID:IuaJwn/40
武力はイマイチ期待できないが、魏、呉ルートの一刀の成長ぶりを見るに、子供もまるきり無能では無いんじゃないか?
しかし桃香に似たら・・・・・・・・ああ、確率的には無能になる可能性の方が高い・・・・
269名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:12:10 ID:QdtGUlDY0
カリスマも才能の一部だと思う。
270名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:12:47 ID:rhLRsz5R0
桃香はカリスマが高いだけで他は平均値なんじゃね、無能では無いと思う
271名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:13:44 ID:cb+KEJYVO
誰か関羽に関平を孕ませる猛者は居らぬのか
272名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:20:29 ID:xhSRzs+D0
関平は養子じゃないっけ?

>>261
ありがとう。これで暗い呉ルートが書けそうです。
273名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:24:10 ID:6yNT0t1l0
>>271
孕ませたら関興や関策が産まれてくると思うぞ
274名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:24:49 ID:0CuS+iXyO
養子は演義設定だったかと
正史だと「関羽の子」とだけ書いてあった筈
275名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:25:41 ID:/en0LCjXO
>>272
養子だろうがなんだろうが関羽孕ませSSは見たいんだぜ
276名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:26:09 ID:Wlok3TLi0
人を使う才(+カリスマ)は立派な王才ですよ。
というかこれがあれば他の能力がどれ程低くてもさして問題はない。
逆に言えばこれがないと他がどれほど優秀でも王という「職業」には不適格。
277名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:27:44 ID:JjnJBFW60
魏ルート中、風と桂花中心のSS投下します。
20レス以上になる文量で規制とかアク禁が怖いので、
以前のスレで作っていただいたアップローダーに上げます。

時期的には、桂花と風&稟の拠点イベントを完まで進めた後です。
桂花が酷い目に遭うので注意。あと半分以上エロです。続きものです。

『月に叢雲、花に風』
http://www.uploader.jp/dl/koihime/koihime_uljp00001.txt.html

こんなラクガキしつつ書いてました。中身と関係あるかは不明。
ttp://upsurusuru.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/up3642.png
278名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:28:25 ID:Hgl2NCqF0
鈴々を孕ませられるものはいるか!!
279名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:41:36 ID:ij5Wckfb0
どうせなら専用うp板使えばいいのに
280名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:43:51 ID:sIQVx5Ay0
>>277
風かわいいよ風
お疲れ様でした〜次も期待してます
281名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:51:17 ID:O3IsGQ3+O
連載物の更新まだぁ?
282名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 19:56:54 ID:Jqnvc6Ca0
>>277
乙です
二人ともかわええの〜。続きが楽しみだ。
283名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:09:22 ID:XLl76q4E0
風かわいいよ風
284名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:15:16 ID:/en0LCjXO
>>277
投下乙〜
これ見て風スキーになってしまったぜ
285名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:17:30 ID:PxQO8FfpO
>>277
風かわいいよ。
GJです
286名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:21:19 ID:B9X9cARE0
これは……桂花の後は風の波が来る悪寒……!
287名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:23:17 ID:7zWWdMxJ0
魏の軍師はほんといじりがいがあっていいなあw
288名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:24:52 ID:cb+KEJYVO
このスレ桂花分高過ぎクソワロタ
289名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:35:23 ID:OqSwRKg00
一刀をみると妊娠したくて子宮が疼くようですから
290名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:35:34 ID:XLl76q4E0
俺はこのスレに感化されて桂花可愛いよ桂花になったクチw
風は初めて出会った時から好きでしたとも
291名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:41:01 ID:DGTEx/6D0
桂花や亞莎はSS来てるけど本スレでも人気上昇した春蘭とか冥琳、明命のSS来ないな
292名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 20:51:51 ID:/en0LCjXO
>>291
このスレには桂花スキーが多いからかな?

そんな俺は全員スキーだが
293名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:05:37 ID:XLl76q4E0
春蘭の愛すべきバカっぷりを表現するのはなかなか難しいと思うw
294名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:07:56 ID:bpU+ahxH0
それでも俺は雪蓮と冥琳の話を口を開けて待ち続ける
295名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:10:32 ID:kuwAxk0y0
明命のマンハントSSとか読みたいな
独自設定でいいから穏・祭以外にどんなこと書くのか気になるw
296名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:17:27 ID:XLl76q4E0
小蓮は「そのままの貴女でいてください」とかじゃね?
297名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:20:13 ID:lTcJWqQR0
しかしなんだかんだ言って、一番皆に愛されているのは
ちんこのよーな気がするのは俺だけか?
298sage:2009/01/20(火) 21:24:56 ID:MYmFlM7I0
ちんこは各ヒロインの魅力を引き立たせる触媒だからな。
クセのないいい奴だから厭味もないし。

逆に主人公としては空気としか言いようが無いんだが。
299名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:30:49 ID:XLl76q4E0
存在が抹消された大小に比べれば…
300名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:39:30 ID:Z30b+hg30
ちんこは何だかんだ言って存在感はでかい
301名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:47:32 ID:kuwAxk0y0
>>296
いくら貧乳同志でもあのマンハントでそんな当たり障りのないこと書かないだろw
302名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:57:20 ID:jU0sIku90
ケフィアの次は風・・・!
メーテルの人とか、次は風で書いてくれないかな
いや、単に繚乱の風で萌えたってだけだが
303名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 21:59:39 ID:4uUJo8ou0
そもそもシャオは「これから育つ」宣言をしている上に将来性抜群な獅子身中の虫
304名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 22:06:01 ID:6KVbMv3m0
>>296
万年発情期とかだな
305名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 22:56:17 ID:QdtGUlDY0
>>303
呉エンドを見る限り望み薄じゃね?
306名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 22:58:39 ID:L73HFTlQ0
時々一刀の言動を可愛く感じる俺はおかしいだろうか・・・?
特に呉ルート
構ってもらえなくて拗ねたり、褒められるとすごく喜んだり
アッーな気は無いんだがなぁ
そういう時はとりあえず一刀はショタに脳内変換して誤魔化してる
307名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:01:47 ID:Hgl2NCqF0
ちんこ一本で大陸統一する一刀にあこがれるのは男の本能
恥じることは無い
308名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:05:05 ID:kuwAxk0y0
ちんこ一本でとか書かれると、ちんこ二本とかに増えちゃう一刀も見たくなってるw
309名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:05:44 ID:rrejVL8y0
それはもう世界征服レベルだな
310名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:05:55 ID:vbCH471RO
>>302
俺も風希望だ同士よ
311名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:07:58 ID:XcVMwolgO
>>306
一刀が蒼星石の姿に変身してみんなに可愛がられる妄想が浮かんだ

なぜ蒼星石かはスルーしてくれ
312名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:14:08 ID:jU0sIku90
>>310
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´

あんな感じで、今度は風個別EDっぽいのが読みたいよな
313袁術ルート:2009/01/20(火) 23:15:55 ID:PmxyLSMG0
あんまし時間なくて続きかけてないので、即興で書いた拠点イベント5レスぐらい投下してもいいですか?
314名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:16:12 ID:rrejVL8y0
>>313
おk
315名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:17:21 ID:/en0LCjXO
>>313
断る理由は無い!
さあ投下するのだ
316名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:17:49 ID:B9X9cARE0
きた! メインヒロインきた! これで勝つる!
317名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:18:11 ID:jU0sIku90
まってたぞー!
318袁術ルート(1/5):2009/01/20(火) 23:20:55 ID:PmxyLSMG0
袁術軍ルート 拠点イベント

「のー 七乃ぉ」

「どうしました お嬢さま?」

「一刀も読み書きが慣れてきたようじゃし、そろそろ何か役職を与えてはどうかの?」

「役職ですかぁ そうですねー そろそろいいかもしれないですね♪」

「ならば早速一刀を呼んでまいるのじゃ♪」

「はぁ〜い♪」

───しばらくして

「美羽、急ぎの用って何かあった?」

「うむうむ、そろそろ一刀にも何か役職を授けてあげようと思っての。
 喜ぶがよいぞ♪」
エッヘンと胸を張って美羽が言った。

「役職?」

「ちなみに私は大将軍でーす♪」

「七乃は妾の右腕であるからの♪」

「はぁい♪」

役職か・・・急に何かと思ったけど、俺も少しは評価されたって事なのかな?
「それで、俺はどんな役職につくんだ?」
319袁術ルート(2/5):2009/01/20(火) 23:21:29 ID:PmxyLSMG0
「・・・・・・・・・」
美羽はさっきのポーズのまま目を閉じて何も言わない

「・・・・・・お嬢さま?」

「・・・・・・・・・」
やっぱり何も言わない。てか固まってる?

「おーい 美羽ー?」

「・・・・・・」

「・・・お嬢さま、もしかして役職考えてなかったんじゃぁ?」

「・・・むぅー 七乃、何かよい役職はないのかのぅ」
美羽が困った顔で七乃さんを頼る。

「・・・考えてなかったのか」

口元に指を当てて七乃さんが考え込む

「うーん そうですねぇ 一刀さんは武術の心得はあるようですけど
 まだ武官が務まるほどではないですし、やぱり文官ですねー」

「ふむむ、どんなのがあるのじゃ?」

「あ、でも正式に文官職に就いたら、今までのように
 お嬢さまとお勉強したり遊んだりできなくなっちゃうんですねー」

「まあ、そうなるのかな?」
すこし寂しいけど俺だってみんなの役に立ちたいし、どんな仕事であれがんばらないとな。
320名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:22:03 ID:/en0LCjXO
支援
321袁術ルート(3/5):2009/01/20(火) 23:22:43 ID:PmxyLSMG0
「なんと! それじゃ妾がつまんないのじゃ!
 七乃ぉ 何とかならぬのかー?」
不満そうに言う美羽。いや、仕事させようと役職につけるんじゃ?

「そうですねー じゃあ、お嬢さま付きの近侍職なんかどうですか?
 お嬢さまのお世話をしたりお供をしたりが主なお仕事ですよ♪」

「おおっ それはよい職じゃ。さすが七乃じゃ妾の悩みもすぐ解決じゃの♪」

「いやいや、それ今と変わらなくない?」

「正式な役職だからよいのじゃ!」
満足そうに頷く美羽。

「まあ、美羽がいいなら俺も異存はないよ。」

「えっ 一刀さんいいんですか?」

「美羽のお世話すればいいんだろ? 料理はおいおい覚えないとだけどそれ以外なら
 何とかなりそうな気がするし。」

「はぁ、まあ一刀さんがいいならいいのかなぁ
 今まではなんとなくお手伝いしてもらいましたけど、
 正式に近侍になるなら一刀さんも準備してもらわないと。」

「準備って?」

「大丈夫、こんな事もあろうかと用意しておきましたよ〜♪
 じゃ〜〜〜ん!!」
ごそごそと背中から七乃さんが取り出したそれは・・・高枝バサミ?
322名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:24:36 ID:/en0LCjXO
支援なり
323袁術ルート(4/5):2009/01/20(火) 23:25:40 ID:PmxyLSMG0
「この間行商の人から買ったんですよー 一本一万銭のところを、なんともう一本ついて一万銭♪」

「なんと! それはお得じゃのう」

「はい♪」

「しかしそれで何するの?」

「うむ・・・七乃ぉ それ何に使うのじゃ?」
当然の疑問である。

「ですからぁ 名門袁家の高貴な美羽さまのお側近くにお使えするんですから、
 ・・・やっぱり宦官になってもらわないと♪」

ちょ・・・・・・!? にっこりとんでもないこと言い出したよこの人!

「おおっ そうだったのかやー さっすが七乃、よく気がついてくれるの♪」

「はい♪ あ、お嬢さまも一本いかがですか?」

「わははー カッチンカッチン面白そうじゃー!」

「いやいやいや! ちょっとまって!」

「も〜 一刀さんそんなのなくても大丈夫ですから心配しないでください♪」

「なんだかわからんけど心配するでないぞよ♪」
高枝バサミを掲げて楽しそうにカッチンカッチンする二人。
怖い・・・恐ろしすぎる・・・いま俺の存在そのものが文字通り根元から断たれようとしている、そんな気がする・・・!

「うわあああああああああああ! やめてくれ〜!」
涙目になって逃げる!
324名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:27:42 ID:/en0LCjXO
支援
325袁術ルート(5/5):2009/01/20(火) 23:28:32 ID:PmxyLSMG0
「あ、逃げましたね」

「むむっ 不忠者め! 追うのじゃ七乃!」


涙目で逃げる俺を、高枝バサミをもって追いかける二人。
美羽が飽きるまで宮城内を追い掛け回され、必死に逃げ切った俺。

今日この日、無事でいられた事を神にでも悪魔にでも感謝したい。



結局後日俺の役職は七乃さんの副官ということで落ち着いた。
最初からそうしてくれれば良いのに・・・七乃さん、絶対わざとだよな



即興でしたのでお粗末さまでした。
また本編書いたら投下しますね
326名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:30:54 ID:Z30b+hg30

本編にあっても違和感ないクオリティに驚くんだぜ・・・次にも期待
327名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:31:37 ID:/en0LCjXO
>>325
投下乙
確かに切られたら一刀の存在価値がw
328名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:38:58 ID:9Kwiqt310
ちんこからちんこ取ったら一体何が残るって言うんだ!!

>>325乙ですぞ〜
329名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:43:02 ID:/en0LCjXO
>>328
「俺の名は北郷一子!」
「美羽と七乃によってむりやりあれを切られた哀れな天の御遣いさ!よろしく!」
なんてナレーションが聞こえて来たぜ。
330名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:53:26 ID:B9X9cARE0
>>329
性転換恋姫無双とな……って、どこぞの乙女ゲー三国志と何も変わらなくなるなw
331名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:57:42 ID:kuwAxk0y0
一刀はちんこあってこその一刀だろw
332名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:58:10 ID:7zWWdMxJ0
こわーw
でも、面白いw

まあ、袁術は宦官嫌いだろうけどw
333名無しさん@初回限定:2009/01/20(火) 23:59:00 ID:9Kwiqt310
一刀がちんこと言う訳ではない
ちんこが一刀なんだ
334名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:00:03 ID:HaI0j/7IO
よく意味もわからず高枝バサミ持って追いかける美羽。

七乃はそれが見たくてハメたんだろな(笑)
335ガルルガ:2009/01/21(水) 00:00:47 ID:P+533dVh0
場が袁術や風などに染まっている中、三分後に亞莎SS第三段を投下。
空気が読めなくてホントにすいません……。

甘めに書いたつもりですが、表現出来ているか不安です……。
336ガルルガ【逢いたい気持ち1/4】:2009/01/21(水) 00:04:13 ID:P+533dVh0
瞼を閉じては開け、閉じては開け――そんな動作を繰り返した後、私は布団を退け、身体を起こした。
空に浮かぶ月の光で多少は明るいが、外はもう真っ暗。いい加減寝なければ明日に差し支えてしまう。
だけど眠れない。その理由はとても単純な事でした。

一刀様に逢いたい――只それだけの事。

一刀様とはつい先程、勉学の時間を終えて別れたところです。
私は彼と約束した通り、明日の為に寝ようと、素直に寝台に身を預けました。
疲れていたし、眠りにつくのも時間は掛からない――そう思っていました。

「どうしよう……」

でも別れ際、一刀様が言った「お休み」の一言が、眠ろうとする私の頭を巡ります。
ゆっくりと休み、明日になれば、また普通に一刀様と御逢い出来ると言うのに……。
別れ際の一言が急に寂しく感じてしまって……逢いたくなってしまったのです。

――あの人に逢いたい

――あのひとにあいたい

――アノヒトニアイタイ

首を振り、忘れようとしても、もうこの想いは抑えられない。
自分がとても卑しく思えてきて……涙が出そうになりました。

少し前までの私なら、こんな事態は考えた事がありませんでした。
まさかこんな自分に……逢いたくてたまらない人が出来るなんて。
337名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:05:22 ID:9lPhufGR0
支援
338ガルルガ【逢いたい気持ち2/4】:2009/01/21(水) 00:07:57 ID:P+533dVh0
呆れられても構わない。あの人の御顔が一目見られるなら……
そう決意した私は燭台を持ち、刺さる蝋燭に火を灯しました。
外していた片眼鏡を掛け、帽子は……必要はないですね。

部屋を出る準備を整えた私は、ゆっくりと扉の取っ手を握る。
自分の胸が、異様に高鳴っているのが嫌でも分かる。
これは焦る気持ちなのか、それとも大きな恐れなのか……

そしてゆっくりと扉を開けた私は――石のように固まってしまった。

「「あ…………」」

思わず手に持っていた燭台を落としそうになる私。
何故なら眼の前には、今から私が逢おうとしていた御人が。
逢いたくてたまらなかった御人が、眼の前に居たのだから。

「や、やあ……亞莎」
「か、か、か、一刀様……」

ぎこちない挨拶に、同じような態度で返す私。
駄目です……まだ眼の前の光景が理解出来ていない。
どうして一刀様がこんなところに居るのか……。

「ど、どっか出掛けるの? こんな夜遅くに……」
「あ、あの……私は、その……一刀様こそ、どうして……?」

私が訊くと、一刀様は頬を掻きながら言いました。

「……何だか無性に逢いたくなったんだ、亞莎に」
339名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:10:27 ID:KDORntSO0
はい支援なのですよー。支援。
340ガルルガ【逢いたい気持ち3/4】:2009/01/21(水) 00:11:05 ID:P+533dVh0
信じられなかった。一刀様が私と同じように……
私と同じような気持ちになっていたなんて……
偶然か、奇跡か、でもそんな事はどうでも良い。

「あ、あははは……俺、何言ってんだろうな。今のは忘れて――」
「お、同じです……」

胸の高鳴りが抑えられないくらいに――嬉しかった。

「亞莎…………?」
「わ、わ、私も……同じです……」
「えっ……? 同じって……」
「私も……か、一刀様と御逢いしたくて……今から……その……」

顔がとても熱い。恐らく真っ赤に染まっているだろう。
けど私と同じように、一刀様の御顔も赤くなっていた。
その後、一刀様と私は御互いに喋らず、淡々と時が過ぎていきました。
話す切っ掛けを見つけられない自分が、とても情けなく思えました。

そんな気まずい空気が流れる中、一刀様が私の頭に手を優しく置いた。

「じゃあ、今日はもう遅いから……」
「は、はい……そうですね。もう遅いですし……」
「うん。また明日、な? 亞莎」

そう言って笑顔を浮かべる一刀様に、再び寂しさを感じる私。
少しだけでも話せていたら――今更遅い後悔が私を襲いました。

「そうだ……亞莎」
341名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:12:32 ID:WH01AuGZ0
支援すいま支援
342ガルルガ【逢いたい気持ち4/4】:2009/01/21(水) 00:14:23 ID:P+533dVh0
自室に帰ろうと背を向けた一刀様が、また私の方に向かってきます。
何か言い忘れてしまった事でも――そう私が何となく思った時……

「あ…………」

一刀様の御顔が迫り、温かい感触が私の額に伝わった。
何が起こったのか、一瞬私には分かりませんでした。
でも一刀様が離れた後、額に残る温かさと感触の正体に気付いて……

「か、か、か、一刀様……!?」
「ごめん……一応、お休みって言う言葉の代わり」

一刀様に口付けをされた……それも不意打ち気味に。
嬉しさと恥ずかしさが入り混じって、訳が分からなくなる。

「じゃ、じゃあ俺はこれで……!」

慌てたように背を向け、自室に戻っていく一刀様。
あの人に眼に、今の私はどう映ったのだろう。
口付けをされた額を、ゆっくりと指でなぞる。

まだ……微かに温かい。

顔はまだ熱い。けれど自然と笑みが浮かんでしまう。
先程感じた寂しさは、とっくに無くなっていた。
何故かは分からないけど、この後はよく眠れそうな気がした。
343名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:15:02 ID:9lPhufGR0
ニヤニヤさせてもらいました!
ヒロイン視点も面白いなあ。
344ガルルガ:2009/01/21(水) 00:17:22 ID:P+533dVh0
以上です。御後が宜しい……ようで?
毎度、支援ありがとうございました。
345名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:22:02 ID:WH01AuGZ0
>>344
お疲れ様〜
346名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:24:09 ID:j5RcJd/mO
投下乙
しかし発売前から風一筋な俺としては風ヒロインの話がとても読みたいなぁ
誰か書いてくれないものか
347名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:37:17 ID:Fx8j3h9o0
>>277
乙です。風かわいいよ風
続きが気になるw
絵もGJです

>>344
乙です。亞莎この後眠れないだろw
と考えるのは邪なんでしょうかw


348名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:41:47 ID:VgNDfDmJO
>>344
投下乙〜
>>347
この後亞莎は一刀を思うあまり自慰をすry
349名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:46:22 ID:zZtiX4Fk0
呉は亞莎といい明命といい一刀を立てつつ一途なのがいいね。

ここで書くつもりだったSSを一本他に回してしまった。さるさん怖いです。
350名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:46:56 ID:McYKBKvG0
桂花妊娠がこんなに盛況なのだから、風妊娠があったって……
351名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 00:51:37 ID:DvxrRTG+0
>>344
乙なのです
やべぇニヤニヤが止まらないw
亞莎かわいいよ亞莎
352名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:09:30 ID:Rhf9ioC40
風、亞莎、桂花と真で気に入ったキャラの
SSが多いのが嬉しいです。

ここらで蓮華あたりも欲しいところ…
などと贅沢を言ってみる。
353名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:44:20 ID:KDORntSO0
北郷新勢力ルート
   ──黄巾の乱──

筆が遅いにも程があるが、前編ができました。
後編が出来てから一挙投下でもいいですが、いかが致しましょうか?

ちなみに9レス+後編のプロローグ1レスほどですー


そして黄巾の乱と言いつつも、内容はほぼ状況説明と会話のみという体たらく('д`)
354名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:44:40 ID:sE5L1gae0
なんとなく、冥琳の話ができてしまったんだがどうしたらいいと思う?
だいぶ駄文だけど。
355名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:45:51 ID:KDORntSO0
    _  ∩
( ゚∀゚)彡 めーりん!めーりん!
 ⊂彡
356名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:49:19 ID:7fZoJNem0
>>353
現時点で10レス分なら先に投下しておいた方がいいと思うよ

>>354
投下するしかないだろw
だが被らないように気を付けてね
357名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:50:13 ID:QOnaiHhA0
>>354
冥琳と聞いては期待せざるを得ない
358名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:50:13 ID:2XEadDEL0
>>354
気にするな。投下してしまえ。
359353:2009/01/21(水) 01:52:53 ID:KDORntSO0
>>354さんお先にどぞー
360名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 01:53:28 ID:VgNDfDmJO
>>353
>>354
いけ!いけ!僕らのSS職人達よ!
投下するのだ。
361353:2009/01/21(水) 02:03:29 ID:KDORntSO0
……ではお先に投下させていただきますか
しばしの間お付き合いくださいませー
362お阿斗:2009/01/21(水) 02:03:33 ID:isf/IJHN0
夜分遅くこんばんは。
「一刀の爆弾発言」を投稿した物です。

>>257
これを見て、吹いてしまったので今度から「お阿斗」と名乗ります。

ついさっきまで、「関羽をはらませろ」という神の声>>271を聞いたので続編書きました。

投下してもよろしいでしょうか?
363真√:黄巾の乱-前編 1/10:2009/01/21(水) 02:05:46 ID:KDORntSO0

 ──北荊州、襄陽近郊──

「……今です!左翼、右翼共に横撃を!」
 怒号と剣戟の音の中、稟の凛とした声が響き渡る。その合図に呼応し、
縦長に伸びる様に突撃してきていた黄色い一団へ、左右から挟みこむ様に兵達が襲い掛かる。
「おやおや、敵さん大混乱ですねー。流石稟ちゃん、攻め時は見逃さないのです」
 そんな、戦場には似つかわしくない様なのんびりとした口調で言ったのは風だ。


 約四ヶ月前のあの日──風と稟が一刀に仕えたあの日を境にする様に、
大陸の情勢は日増しに悪化の一途を辿った。
 これまで以上の匪賊の横行、それに伴う各地での飢饉、追い討ちを掛けるかの様な疫病の発生、
そして、漢王朝……中央政府の腐敗。

 その後、幽州付近で「路銀が無くなったので、ちょっと仕官してくる」という、
なんとも『らしい』理由で仕官しにいった星と別れ、南へと旅を続けた三人にとっては、
ただの噂などではなく、まざまざとその悪化振りを見せ付けられることになったのだが。
 そして三人が荊州北郡へ入った頃である……
 農民達を主とする庶人の怒りは、丁度起こり始めて居た新興宗教と結びつき、大規模な爆発を起こした。

『蒼天已死 黄天當立 歳在甲子 天下大吉』

 後に言う、黄巾の乱の勃発である。
364お阿斗:2009/01/21(水) 02:06:02 ID:isf/IJHN0
>>353

お先にどうぞ。
365名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:06:24 ID:uRRlTg/90
>>362
投下する人が居るみたいなのでしばらく待った方がいいよ
366真√:黄巾の乱-前編 2/10:2009/01/21(水) 02:08:06 ID:KDORntSO0
 一刀の持つ『未来の知識』でこの事態を予期していた三人は、それまで義勇兵を募りながら、
増え続けて行く匪賊退治をしつつ旅を続けていたのだが、そのまま北荊州中〜西部を拠点に、
黄巾党に当たることになった。

 これが約二ヶ月前の事だ。


 この二ヶ月、こちらから攻めることは出来なかったとはいえ、敵は人公将軍張梁を信奉する一軍団。

 中原の本軍程では無いとはいえ、自軍の数倍はある敵軍団の、荊州北部への撤退・侵攻を防いでいた点を見れば、
むしろ良く守ったとほめるべきであろうか。

 兵数で言えば、多くても一万程度の北郷軍がここまで戦えている要因を上げるとするならば、
風と稟の軍略・献策あればこそと言うのは言わずもがなであるが、『天の御遣い』を主に戴く天兵である。
……と言う士気の高さを外す事は出来ないだろう。

 まして敵の主だった兵は、食い詰めて略奪・暴動に走った農民が殆どだ。
 欲望に惑いただ暴走する者と、大儀に燃え、勇を振り絞って立ち上がった者……軍対軍の戦において、
士気の高低と言うのは時に勝敗を決する程の影響力を持つものだ。


「ご主人様ー、そろそろ本陣も行くべきかと」
 戦況を眺めつつそう進言して来た風に、「ああ」と返事をした一刀は、後ろに控えている兵たちへと向き直る。
「皆!もう一押し、よろしく頼む!………全軍、突撃!」
『おおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!』
 自身の発した号令に応じ、本陣の兵達が雄叫びを上げながら突撃して行く。
 その様をまばたききもせず見つめながら、おそらくは無意識にだろう、強く強く拳を握りこんでいるのに気づくと、
風はそっと一刀の手を取りその拳を開かせてやる。
 ……まるで、言外に『無理しなくいい』と言っているかの様に。
「号令は大分様になってきましたねー。ですが、やはりまだ慣れませんかー?」
「こればっかりはなー……自分の号令一つで、大勢の人が死地に向かって行く。大勢の人が殺し合いを始める……。
 多分、これからもこれに慣れることは無いだろうし……慣れたいとも思わないかな」
367真√:黄巾の乱-前編 3/10:2009/01/21(水) 02:09:30 ID:KDORntSO0
 戦いの無い、平和な国から来たただの学生である一刀にとって、個人・部隊・軍……規模を問わず、
戦争……いや、殺し合いと言うもの自体、慣れる事は出来そうも無かった。
 これまでも、兵を率い、君主として戦うなど出来るはずもないと、何度もくじけそうになったりもしたが……
 風と稟……程cと郭嘉という、三国志の中でも名を残す程の知将に主として認められたのだから、
その期待に応えたい……という思い、そして何よりも……力ない人々が苦しむのを判って居ながら、
何もせず傍観することなど出来るはずも無いという思いで、ここまでやってきたのだ。

「そんな顔するなよ」
 そう言って、ひどく心配そうな顔をしていた風の頭を軽く撫でる。
「……慣れる事は出来ないけど、自分の下した決断や発した言葉の結果は、受け入れる覚悟はしているつもりだよ」
 そう言ってもう一度、今度は少し強めに……くしゃくしゃっと頭を撫でると、戦場へ向き直った。
 そこに、前線で指揮していた稟が戻ってきた。本陣の投入によって、大方の決着が付いたようだ。
「お帰り、稟。……無事で良かった」
 そう安堵の声を漏らす一刀に、苦笑を漏らす稟。
「ありがとうございます。それにしても……一刀様の心配性は、いつまでたっても治らないのですね」
「はは……今、風にも同じようなこと言われてたよ。『まだ慣れないのかー』って。
 ……まぁ、こればっかりは勘弁して、心配ぐらいさせてくれよ?」
 そんな一刀の言葉に、「しかたないですね」といいつつも、どことなく嬉しそうな顔をする。
「……さて…一刀様、どうやら敵軍が退却を始めたようですので、追撃をかけたいのですが」
「ああ、任せるよ。……ただし、深追いはしないようにね」
「はっ!…では追撃に…」

「も、申し上げます!」

 移りますと言いかけた時、稟の言葉を遮る様に伝令が駆け込んできた。
 その慌てた様子から、話を聞くまでも無く悪い内容だと言うのは感じ取れるのだが。
「どうした?」
「は、はっ!東方に砂塵と共に部隊を確認!旗は黄巾!兵数は目算にて約一万程かと」
 その報告を聞いた瞬間、その場に居た者達の表情が凍りついた。
 一刀は、想像した通り嫌な内容だったなと思いつつ、とりあえず深呼吸して気持ちを無理やり落ち着かせる。
368真√:黄巾の乱-前編 4/10:2009/01/21(水) 02:10:44 ID:KDORntSO0
「さて……風、今まで戦ってた敵の様子は?」
「…不幸中の幸いとでもいいましょうか、逃げ足だけは速いのですねー。もうある程度離れてはいるのですよー。
 こちらに向かって来ている部隊に気づいているわけでは無いようですので、もしかしたら、
敵の援軍として来た訳ではないのかもしれないです」
「じゃあ、逃げてる部隊には斥候を放って、逐次動向を監視しておいて。挟撃だけは避けたいからね。
 稟、追撃は中止。部隊を纏めて向かってきている方に当たって。動ける兵士さんはどれくらい残ってる?」
「戦えるのは……七千程でしょうか。……厳しいですが、まあやるしかないですね」
「うん、すまないけど頼んだよ」
 そういくつか指示を出し終わった時、再び伝令が駆け込んで来た。
「申し上げます!」
「ん。何?」
「はっ!こちらに進軍中の黄巾軍の後方に、更に部隊を確認!旗は孫の牙門旗、及び周、黄!」
 その報告を聞いた後、風は少し考え込むと、
「孫……と言うことは、袁術さんの所の孫策さんでしょうねー。となると……やはり黄巾は、
先ほど戦っていた部隊への援軍と言う訳では無く、単に孫策さんから逃げているだけかとー」
「ふむ……では一当てして敵部隊の足を止めて、孫策軍の追いつく時間を稼ぎましょう」
「そですねー。無理にこちらでまともに相手することはありません。孫策さん達に任せちゃいましょー」
 刻々と変化する状況を迅速に把握し、それに応じて的確な戦略を立ててくれる……そんな二人の様子に、
一刀は改めて頼もしさを感じていた。
「では、行ってまいります」
「ああ、気をつけて……稟」

 現在北郷軍において、前線の指揮は主に稟が取っている。
本来であれば武の象徴となるべき将が前線に立つのが一番なのだが、居ないものは居ないのだから仕方が無い。
 一刀が本陣の指揮を取れれば良いのだが、残念ながら所詮一学生だった彼には酷な話。
無理をさせられない…と言うよりも、素人に部隊指揮などさせて全滅したらたまったものではない。
……と言った方が正しいかもしれないが。そのため、風がその補助として本陣の指揮を取っているので、
稟自身が前にでなければいけない状況が続いている。
369名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:10:48 ID:uRRlTg/90
支援
370真√:黄巾の乱-前編 5/10:2009/01/21(水) 02:11:51 ID:KDORntSO0
 ……まあ、『我々の用兵を見て勉強して下さい。人手不足なのですから』と、
耳にたこができるぐらい言われているため、最近では先程の様な指示程度ならできる様になってはいるが。
「全軍、遊撃陣を取って、前方の黄巾軍の動きを止めます!」
 戦場に再び稟の声が響き、それに合わせて兵達が陣形を組み上げていく。
「合図と共に弓の斉射後、突撃します!弓隊構え!…………三・二・一…今です!!」
 凛の合図で、幾百、幾千の矢が敵軍へと降り注ぐ。
「全軍、突撃!!!」
 そして、矢の雨に一瞬怯んだ敵軍へと、突撃した。


「策殿!前方に展開した部隊と黄巾共がぶつかったぞ!」
「分かってる!冥琳、あれはどこの部隊?」
「旗は十文字に郭、程……恐らく、ここ二ヶ月程この辺りの黄巾賊を抑えくれているって言う義勇軍ね」
「それって、天の御遣いって噂の?」
 冥琳……周瑜の言葉に、孫策は記憶の中から最近聴いた噂を手繰り寄せる。
「ええ。だと思うわ」
「ふぅん……どうやら足止めしてくれているみたいだし、突っ込むわよ!」
 前方の様子にそう判断した孫策は、迷う事無く突撃の命を下すと、
「おう!……黄蓋隊、儂に続けえぃ!!」
 黄蓋の号令一下、黄巾党へと襲い掛かった。


 孫策軍の突撃から一刻程。
 すでに勝敗は付いた後、一刀達の元を三人の武将──皆女性だ──が訪れた。
「アナタが今噂の『天の御遣い』君?」
 そう聞いてきたのは、真ん中に居た女性。赤みがかった長髪、無邪気さと鋭さの同居するような眼差……
独特な雰囲気を持つ女性だ。と、一刀は思った。
「……噂かどうかは知りませんが、一応そう呼ばれては居ますよ。……あなたは?」
「人に名を尋ねるときは、自分から名乗るのが礼儀であろう!」
 真ん中の女性にそう言った一刀だが、彼に答えたのは右斜め後ろに居た、銀髪の女性だった。
彼女の言うことは分かるのだが、納得はできずムッとする一刀。
371名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:14:07 ID:e7kRiZzq0
C?
372真√:黄巾の乱-前編 6/10:2009/01/21(水) 02:15:22 ID:KDORntSO0
「……兵に取り次ぐこともなく他所の陣に堂々と入ってきた上に、挨拶も無くいきなり『お前が天の御遣いか?』
なんて聞いてくる人達に、礼儀を問われたくないですが」

 言ってから、ちょっと言い過ぎたかなーと言うか、やっちまったかなー……と言う考えが頭をよぎったが、
言ってしまったものは仕方が無いので、相手の出方を見ることにする。
 一方、言われた三人は一瞬きょとんとした表情で顔を見合わせると、一斉に笑いだした。
「……くくっ…あはは!いやー、どう言う反応が返ってくるかと思えば……まったくその通りだわ。悪かったわね」
 そう言ったのは、真ん中の女性。
「私の名は孫策、字は伯符よ。で、後ろの二人は……」
「私は周瑜、字は公瑾だ」
 孫策に継いで名乗ったのは、左後ろに居た眼鏡を掛けた黒髪の女性だった。
 続いて右斜め後ろの、先ほどの銀髪の女性が、
「儂は、性は黄、名は蓋、字は公覆じゃ。先ほどはすまなかったな」
 と名乗った。
 さすがに、こうまであっさり折れられては毒気も抜かれると言うものである。
「いえ、こちらこそ言い過ぎました。
 俺は北郷一刀。さっきも言った様に、一応世間からは『天の御遣い』なんて呼ばれてます」
 孫策に周瑜、それに黄蓋。三国志をかじったことの有る人間なら、間違いなく名前ぐらいは聞いたことがある…
と言う程有名な武将達。
 旗の報告を受けたときに、有る程度の予想はしていたとはいえ、実際にこうして眼の前にすると感慨深いものだ……
そんなちょっとした感動に浸っている間に、稟と風も自己紹介を終える。

「ところで、皆様は本日はなぜここに?」
 そう切り出したのは稟だ。
 大方、先ほどの戦闘に関してなのだろう……とは予想は付いていても、聞かないわけにもいかない。
「ああ、そんな大した事じゃないのよ。
 噂の『天の御遣い』君がどんな人か知っておきたかったって言うのと……さっきの戦闘、
敵の足止めしてくれてありがとうってだけ。
 ……まぁ、後者の方は本当に感謝してるのよ?
 万が一逃がしてたら、袁術にどんな嫌味言われるか分かったものじゃないからさー」
 そう言ってあははーと笑う孫策。
373名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:17:51 ID:isf/IJHN0
支援
374真√:黄巾の乱-前編 7/10:2009/01/21(水) 02:19:49 ID:KDORntSO0
 そんな孫策の様子に、なんとも、所々子供っぽい感じの人だなー……などと思いつつ、
一刀はふと気になった部分を聞いてみることにした。
「ねえ孫策さん、さっきもちらっと言ってたけど……『天の御遣い』ってそんな噂になってるの?」
「そりゃぁ……って知らないの?結構いい噂になってるわよ?」
 孫策にそう言われるが、どうも実感の沸いていなさそうな一刀に、
「……まぁ、袁術が適当すぎるのが原因なのだが、守りの手薄な荊北西部を、わずか一万程の手勢で、
その数倍の敵を押さえ込んで居るのだ。……噂にならない方がおかしいだろう?」
 と、周瑜が説明してやる。
 ……まぁどちらにしろ、噂になっている状況を見ているわけではないので、
説明されても実感として沸かないのは変わらないのだが。


 それからしばらく、当たり障りの無い……大陸の情勢や黄巾党の様子等を話していた所へ、
早馬が駆け込んできた。
 先ほど退却する黄巾軍へ付けた斥候のようだ。
「申し上げます!……あっと…」

 孫策達の姿を認め言い淀んだ兵に、稟が近づいて報告を受ける。
と、その表情が少し苦い物に変わって行った。

 報告を聞き終えた稟は、兵に二、三指示を出し下がらせると、一刀達の所へ戻り、口を開く。

 ここで話すと言う事は、孫策達に聞かれても問題のない事なのだろう。

「ご報告申し上げます。
 北方に撤退した黄巾軍ですが……寿春方面から来たと思われる袁術軍と遭遇。
転進して袁術軍の追撃を受けながら、西方へ撤退した様です」

「ふむ…西方に逃げられるとまずいのか?」

 そう聞いたのは黄蓋だ。……まぁ、稟の方向を聞いた一刀と風も一様に嫌な顔をしたので、
聞きたくなるのも無理は無いが。
375真√:黄巾の乱-前編 8/10:2009/01/21(水) 02:21:05 ID:KDORntSO0
「……見ての通り我々は寡兵です。そのため、敵に広範囲に展開されると対処しきれなくなるので、
なるべく荊州入り口で追い返すようやってきたのですが……
その為にはこの辺りに戦力を集中させなくてはなりません」
「つまり、西方には兵が居ない……と」
 その言葉に、凛は首を横に振る。
「一応四千程の守備兵が居ることは居るのですよ。……官軍ですが」
「官軍か……」
「官軍ね……」
 稟の一言で大方予想は付いたのだろう、黄蓋と孫策が何ともいえない表情をする。
「……以前上庸に駐屯している官軍の様子を見る機会があったのですが……
はっきり言えば、あれなら我々義勇軍の方が、練度も士気の高さも上です。
 ……それに、ここより西方……上庸の更に先には、漢中があります」
「なるほど……漢中か」
 稟の言いたいことが分かったのだろう、周瑜の表情が険しいものに変わる。
 一方、いまいちよく分からない黄蓋の顔も、違う意味で険しいものになっているのだが。
「あ〜……よければ説明してくれると助かるのじゃが……」
 そんな黄蓋の様子に苦笑をしながら、周瑜が説明をする。
「漢中は、ここより西にある上庸を越えた先にあるのはご存知ですよね?」
「ああ、それぐらいは知っておる」
「問題はその漢中が、荊州、涼州、益州、そして長安を結ぶ交易の要衝であることなのですよ。
黄巾本隊との決戦が近いことは、あの袁術が、今まで放っていたこの地方へ大軍を動かしたということでも明白です。
北へ逃げたという黄巾軍が、すぐ近くに居る味方の元へ行くのも断念する程のね」
「なるほどのう……ようするに、そんな時期にその要衝たる漢中を奪われるのはまずいというわけか」
 得心が行ったと言うように、うんうんと頷く黄蓋。
 そんな黄蓋へ、風がさらに説明を続ける。
「それにですねー……現在涼州、益州方面では、あまり黄巾党が出ていないのですよー。
 下手をすれば、西方に逃げた黄巾の一軍が漢中を獲った瞬間……眠っていた火種に火がつく恐れがあるのですー」
 そうなれば、折角諸侯の活躍で収束に向かいつつある乱が、再燃…いや、さらにひどくなる恐れもある。

 と、そこに兵が一人進み出てきて、稟に何事か耳打ちした。
「ご報告いたします。撤収準備、整いました。いつでも出陣できます」
376名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:22:54 ID:Xz3pm+dI0
支援
377名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:30:20 ID:LbuZOdQh0
規制引っ掛かった…?
やっぱ無理無いか、この渋滞状態
378名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:40:03 ID:7fZoJNem0
この板って同一IP確認数が3件と少ないんだよなぁ

timecount=10(書き込みIP記録数)
timeclose=3(↑中の同一IP確認数)
を、チェックし板全体での最新投稿のうち(timecount)件の中で
(timeclose)件を超えて同じホストから投稿があると書き込めせん。
ほかのホストからある程度書き込まれるまで待ってください。
379名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:41:39 ID:G6/Ow48T0
支援
380名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:41:51 ID:McYKBKvG0
まあ、この時間だとなぁ……と思わんでも無い。
時間だろうな。
三分間隔で空けて問題無く24レス投下した人もいたんだし。

渋滞は……人気SSスレの弊害、か?w
381真√:黄巾の乱-前編 9/10:2009/01/21(水) 02:42:24 ID:KDORntSO0
「……ほぅ、すでに出陣の指示は下しておったか」
 先程下がらせる兵に指示していたのはこれだったのだろう。その報告を受けた一刀は、
「それじゃあ俺達は西方に逃げた敵を追うよ」
 そう孫策に言って、連れられて来た馬に跨がる。
「あら、天の御遣いも馬に乗るのね」
「おう。……神通力で空でも飛ぶと思った?…まぁ、こっちに来た時には馬にも乗れなかったんだけど」
「へぇ……って、そういえばあなた達の軍、義勇軍の割に騎兵の数が多いのね?」
 隊を整えて行く軍の様子を見た孫策がそう指摘する。孫策の言う通り、北郷軍は約半数が騎馬兵だ。
 義勇兵の大半が、元は訓練も受けていないような農民や町民であることを考えると、
よくぞそれだけの騎兵を揃えたと言えるのではないだろうか。
 ちなみに馬の乗り方は、義勇兵の中にいた乗馬の得意な者に、この四ヶ月みっちりと仕込んでもらった。
「恐らく私達にも、袁術から出陣指示が来るだろうからあなた達を手伝うことは出来ないけど、
この辺りの守りはしっかり固める様に袁術に言っておくわ」
「うん、ありがとう。宜しく頼むよ」
「ええ。……って、あら?」
 軍の方から一刀へと視線を戻した孫策は、いつの間にか一刀の前にチョコンと風が乗っているのに気づいた。
「そちらの軍師さんは、馬に乗れないの?」
 孫策のその問いに、風はフルフルと首を横に振り、
「いいえー。むしろ風の方がご主人様よりうまく乗れるのですよー。…ここは風の特等席なのです」
 ふふふーと笑いながらそう言った。


「雪蓮……天の御遣いと話してみた感想は?」
 一刀たちの軍が進軍していく様を見つめる孫策へ周瑜が問う。
 孫策は、先ほどまで一緒に居た者達を思い出し……
「そうね……面白い子だと思うわよ?軍師の二人もなかなか食えない相手の様だしね〜。
 この乱世が続くのならば、必ずまた会うときが来るでしょう。その時──我らの敵となるか味方となるか……」
「まぁその時までには……儂等は儂等の悲願を果たしておきたいものよの」
 そんな黄蓋の言葉に、孫策と周瑜は苦笑を交わす。
「ではその時まで……ご武運を、御遣いクン」

 彼女等の悲願……袁術よりの独立と、孫呉の復権への道は、まだ長く遠い──。
382名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:42:32 ID:Fx8j3h9o0
なんかよう分からんが支援
383名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:43:04 ID:e7kRiZzq0
>>378
それなら支援代わりに書き込んでみる
384名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:44:01 ID:5h3O6CUh0
俺も支援するぜ
385真√:黄巾の乱-前編 10/10:2009/01/21(水) 02:44:41 ID:KDORntSO0

…………

 少女は、森の中をがむしゃらに走って行く。
 身に着けている、豪奢だが少女によく似合う質素な色合いの服は、葉や枝にこすれ、
あちこちが破れてしまっているが、気にしてなどいられなかった。
 少女はもともと運動は得意な方ではない。
今立ち止まれば、間違い無くへたり込んで立ち上がれなくなるのは目に見えている。
そうなれば、待っているのは『終わり』だ。
 自分一人が『終わる』のならまだ良い。だが間違い無く、周囲の多くの人に悪影響を与える。
……それも多大な、だ。彼女はそう言った立場の人間だった。

 だからこそ少女は立ち止まれない。そして走りながら天に祈る。どうか助けて下さい。と。
そして祈りながら、自分を待って居るだろう親友のことを思い浮かべる。

 『居るかどうかも分からない神様に祈るぐらいなら、自分に出来る事を精いっぱいやるべきよ』

 聞く人が聞けば卒倒しそうな台詞だが、彼女ならきっとそんなことを言うに違いない。
 だからこそ少女は祈る。今自分に出来るのは、ひたすらに逃げる事と、祈る事ぐらいしかないのだから。

 「……頑張るよ、詠ちゃん」

 ……だからお願いします。蒼天におわす神様、どうか助けて下さい。


 ……けれども、背後から聞こえる足音は、徐々に近づいてきていた──。
386真√:黄巾の乱-前編:2009/01/21(水) 02:45:44 ID:KDORntSO0
以上、お目汚し失礼しました。

そして途中さるさんくらっちゃいました。申し訳ない。
387名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:45:53 ID:G6/Ow48T0
支援
388名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:47:11 ID:2XEadDEL0
支援

オバマの中継も終わったし、これでネットに集中出来る。
389名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:48:59 ID:7fZoJNem0
>>386
乙。後編プロローグは次回か
390お阿斗:2009/01/21(水) 02:50:00 ID:isf/IJHN0
お疲れ様でした。

次投稿する人いたらお先にどうぞ。

自分は後方に下がります
391名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:51:55 ID:McYKBKvG0
乙!
いよいよ面白くなってきたな。
続きがどうなるのか楽しみだ。
392名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 02:56:35 ID:mVQWdztH0
乙〜、最近の外史はやたら面白そうで困る
俺も予告編投下するね
393353:2009/01/21(水) 02:58:00 ID:KDORntSO0
>>389
タイトルと書き方悪かったです
10/10の部分が後編へ続くーみたいな感じに捕らえてもらえれば助かりますー
394本郷伝〜万物斉同〜 予告編:2009/01/21(水) 03:00:41 ID:mVQWdztH0
新たな外史が幕を開ける――

「やれやれ。北に南に東に西に、旦那のモテっぷりも困りもんやな」

此度、流星のもとに馳せ参じしは流浪の将星――

「趙雲隊、聞け!我らはこれより敵の背後を衝く!余所眼をくれるな!狙うは将の頸一つ!我に、続けぇ!」

旗に集うは義勇の将――

「凪ちゃんは優しすぎるの〜。一週間ぐらい肥溜めに首まで浸からせてあげれば、処女だって阿婆擦れみたいに股を開くと思うの〜」

北に曹魏――

「後方に出現した軍勢の旗印を確認!旗印は十文字!本郷軍にございます!」

西に孫呉――

「申し上げます!呉軍の攻撃激しく!戦線はお味方に不利!」

遠方にて勢力を延ばす劉備の陰――

「りょ、りょ、呂布だぁああああああああああああああああ!!!!」

手に掲げしは十字の牙門旗、さぁ英雄諸侯よ、この乱世に再び舞おうではないか――

「――それこそまさに、王者の器量にあらせられます。これより、この郭奉孝――」
「この程仲徳――」
「「うち揃いて、ご主人様の大望にこの身命を賭してお仕えいたします」」


本郷伝〜万物斉同〜 公開できるといいな
395名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:11:56 ID:2XEadDEL0
>>394
おーい、名前が違うぞぉ。
それじゃあオリキャラになるぞー。
396名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:12:12 ID:UsSo2/Ci0
『本郷』じゃなくて『北郷』では?
397名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:13:30 ID:mVQWdztH0
やっちまったorz
398名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:14:36 ID:Fx8j3h9o0
誰もは一度通る道・・・のはず

まぁ迷ったらコピペだなw
あーしぇの「しぇ」の字がでない・・・orz
399名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:16:54 ID:xsUL3V/VO
次は誰?冥琳の人?お阿斗の人?
400お阿斗:2009/01/21(水) 03:17:12 ID:isf/IJHN0
>>362

投稿してもよろしいでしょうか?
401名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:18:38 ID:uRRlTg/90
どうぞどうぞ、お願いします
402名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:18:58 ID:7fZoJNem0
>>397
こういう時ふと思うんだが、修正してから転載してと一言書いておけばまとめに載る分は修正されるんじゃない?

>>400
GO!
403名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:19:09 ID:avoObhk4O
>>398
そんなあなたに外史まとめの恋姫辞書
稟とか琳が名前で判別されるから便利だ
404お阿斗:2009/01/21(水) 03:23:15 ID:isf/IJHN0
では投稿します。

今回は>>232「一刀の爆弾発言」の半年後となります。
>>271:誰か関羽に関平を孕ませる猛者は居らぬのか

ここにいるぞー!!

ってなわけで愛紗編多分6分割です。

それでは逝きます。

405今、私は幸せなんだ 1/6:2009/01/21(水) 03:25:40 ID:isf/IJHN0
 ―――その変調に気づいたのは、恋と昼食を食べていたときであった。

その日、私は恋の食べている姿を見ていた時である。
「…ッ!!」
突然、吐き気がしてきた。
私は口を抑え、急いで人気の無い場所へと向かった。
「…ッ!ハッ…!ハァハァ…!」
やっとの事で吐き気が止まったが、まだ息が荒かった。

実は最近、体調が悪かったのだ。いきなり体重が増えたり、急にすっぱい食べ物がほしくなったり、先ほどの吐き気など・・・
なぜこのような状態になったのだろうか…?

と、私は「ある事」を思い出した。

「…今までの状態の異常は…阿斗さまを身篭った桃香さまに似ている…いや、同じだ…」
まさか…と疑いはしたが、一連の異常は身篭った桃香とあまりにも酷似していた。

ここから考え出される答えは一つ…

 ―――私はおなかには、ご主人様の子がいるのだ、と…―――
406名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:27:11 ID:xsUL3V/VO
支援
407今、私は幸せなんだ 2/6:2009/01/21(水) 03:28:14 ID:isf/IJHN0
念のために医者に見てもらったり、紫苑にも相談した。
案の定、というか…医者からも紫苑からも「おめでとう」と言われた。
これはもう決定だ、確実だ。
私は「妊娠」したのだ。

私はこの事を一早く桃香さまに報告するために桃香さまの部屋へと向かった。
部屋に入ると、そこには、ご主人様と桃香さまの娘だる阿斗さまに授乳をされていた。
それを見た私はすぐに部屋を出ようとしたが、桃香さまが「大丈夫だよ」といつもの笑顔で呼び止めた。
私は桃香さまが授乳を終えるまで部屋で待った。
その時の桃香さまは、まさに「母の顔」であった。
いつになく、女性らしくなった。と、思ったが決して口には出さなかった。

お腹が一杯になった阿斗さまは、桃香さまが背中をさすってゲップを出し、ご自身の揺り篭へと移された。
阿斗さまは揺り篭に入るとすぐに眠ってしまった。

「それで、何かあったのかな?すごく真剣な顔してたけど…」
「………」
桃香さまには隠し事をしても見抜かれてしまう。
私はこの事の次第を包み隠さずに話した。
408名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:30:34 ID:uRRlTg/90
支援
409今、私は幸せなんだ 3/6:2009/01/21(水) 03:33:17 ID:isf/IJHN0
「……そっかぁ」
「………」
私がご主人様の子を身篭った事を話した後、桃香さまは一言、そう言った。
そして、
「おめでとう、愛紗ちゃん♪」
いつもの桃香さまの笑顔で喜んでくれたのだ。

「ど、どうして喜ぶのですか!?」
私には理解できなかった。
お腹の子がご主人様の子という事は、阿斗さまの異母兄弟という事になる。
家臣との間に出来た子が産まれたとなれば、世間からの風評は冷たくなるだろう。
しかし、当の本人は、

「え?だって愛紗ちゃんとご主人様の子供なんでしょ。だったら喜ばないわけないじゃない♪」
私の考えている事や世間など関係なく、今目の前にある幸せを喜んでいたのだ。

「それにね、前の年にも言ったけど、私こう言ったよね…」

 ―――私も含めて、みんなの事、幸せにしてよね♪―――

「はい…今でも覚えています」
「みんなが幸せになれば、私も幸せになれるだよ」
「でも………ご主人様は…」
ご主人様は喜んでくれるのだろうか?
もし、ご主人様が喜んでくれなかったらと思うと………とてつもなく、怖くなった。
そんな時、桃香さまは私を抱きしめてきた。
そして私の顔は、桃香さまの大きな胸に埋まってしまった。
410名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:34:29 ID:7fZoJNem0
支援
411今、私は幸せなんだ 4/6:2009/01/21(水) 03:38:15 ID:isf/IJHN0
「ご主人様だったら、喜んでくれるよ」
「ですが…」
「だいじょうぶ!私が言うんだから間違いないよ!」
などと真顔で言われてしまった。
多分ではあるが、ご主人様なら喜んでくれるだろう…と思った。

「それにね、あの時も愛紗ちゃん言ったよね、「私にも希望はあるんだ」って…」
「…あの時は、ただ桃香さまには負けられないという気持ちがあっただけで……///」
あの時の私は、酒も入って酔っていたが、今思うとかなり恥ずかしい事を言ったのだなぁ…と思う。
ただ、桃香さまの幸せが自分の幸せに感じ、また羨ましくもあり、心の何処かで焦っていた。
阿斗さまを身篭った時もそうだった。
私も「ご主人様との子が出来たら…」と心のどこかで思っていた。
それが今突然やってきて、私は混乱していたのだろう。
心のどこかで「嬉しい」と思っており、別のところでは「なんとおろかな事を…」と自虐していた。
多分桃香さまは、今の私の心境を理解した上で話していらっしゃるのだろう。
抱きしめていた私の顔を自身の目線まで持ってくると、再び話し始めた。

「正直、あの時はそう言ってくれて嬉しかったって思ってるから」
「……どうしてですか?」
「私はご主人様と同じくらい、愛紗ちゃんがだ〜い好きだから♪」
「…わ、私は…ご主人様一筋ですよ///」
「知ってる。私もご主人様一筋だから♪」
「…」
「…」

お互い無言になった後、

「「…アハッ♪」」

お互いの顔を見て笑ってしまった。
412名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:40:14 ID:avoObhk4O
支援
413今、私は幸せなんだ 5/6:2009/01/21(水) 03:42:25 ID:isf/IJHN0
やはり桃香さまは凄い人なのだと改めて実感した。

次の日、私はご主人様に事の次第を包み隠さず話した。
やはりというか、私との子が出来た事に物凄く驚いてた。
しかし、桃香さまがご主人様に「だいじょうぶだよ♪」と言って宥めると、ご主人様はすぐに落ち着いた。
見ていてつくづく思う。
お2人は本当に良い夫婦になられた、と…
そんな事を思っていると、ご主人様はいきなり私を抱きしめて、耳元で

「愛紗、おめでとう。凄く嬉しいよ」
と言ってくれた。

その瞬間、私の心の重りが何処か遠くへ行ってしまったかのように踊りだした気がした。
私は知らない内に泣いていた。
(ああ…私は今、嬉しくて泣いているんだな。なんて軟弱なんだろう…)
そんなふうに考えてしまうのは、私の性分なんだろう。
でも今は、この軟弱な私のままでいいのだろう……と思い、おもいっきり泣いた。
横で桃香さまが「私の旦那様とそんなにイチャつかないでよ〜」と自身のヤキモチを素直に言うくらい、私はご主人様の胸の中で泣いた。

 ―――私は今、凄く幸せなんだと実感できた―――
414名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:47:38 ID:SgQkTm9o0
支援
415名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 03:58:34 ID:xsUL3V/VO
サルか
416今、私は幸せなんだ 6/6:2009/01/21(水) 04:01:48 ID:isf/IJHN0
その後が大変であった。
私の妊娠が城中に知れ渡り、凛々・朱里・雛理・月・翠・白蓮が物凄く羨ましそうに見ていたり、紫苑・桔梗が祝福してくれたり、星・蒲公英がご主人様を弄って楽しんでいたり、詠・焔耶・ねねがご主人様に対して怒っていたりと、とにかく色々あった。

「………愛紗のお腹に、子供がいるの?」
「ああ」
恋は私のお腹を触って確認していた。
昨年も桃香さまのお腹を触って確認していたのが良い思い出である。

「ところで、お腹の子供の名前はもう考えたのかな?」
ふいに、桃香さまが名前について話しかけてきた。

「候補なら考えてあります。興、もしくは平にしようかと…」
「関興か関平か……もしかしたら双子かもな」
「そんな、よしてくださいご主人様。まだ産まれてもいないのですから///」
まだ産まれてもいないのだが、なぜか双子であってほしい…などと思ってしまう自分はちょっと恥ずかしかった。
それくらい、今の私は浮かれていた。

「………愛紗、今幸せそうな顔した」
「そう見えるか、恋?」
「………(コクッ)♪」
多分ご主人様と桃香さまの病気が移ったのだろう。どうやら幸せが顔から出ているようだ。
でも、今はそれでいいような気がする。

 ―――なぜなら、みんなが幸せそうな笑顔で私たちを祝福してくれているから―――
417お阿斗:2009/01/21(水) 04:08:30 ID:isf/IJHN0
以上です。

サルというわけのわからない者が出現して焦った新参者です。

また孕ませました。ごめんなさい。
誤字脱字ありすぎました。ごめんなさい。
神の声>>271 ありがとう。

支援してくれた皆様、ありがとうございました。

次回作はどうするか模索中です。
418名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 04:10:53 ID:rn/NTot60
乙ですわ
419名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 04:14:16 ID:xsUL3V/VO
GJだぜ!
420名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 04:20:00 ID:u5BmlbNO0
GJとしか言いようがないですな
421名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 10:11:38 ID:uRzAFXxv0
>真ルート
軍師2人はいいけど、将がいないのは大変だよねぇ

>お阿斗
次は…誰なんだろ?
422名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 10:50:55 ID:VgNDfDmJO
>>417
GJ!
次は鈴々を孕ませてくry
423名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 11:07:02 ID:QOnaiHhA0
>>422
俺はババァ二人を孕ませてほしい
424名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 11:14:33 ID:1LDttLEw0
はわわ孕ませ希望だが、まだ来てなさそうだから無理かな。
425名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 11:36:38 ID:d9dG7hFF0
孕ませ職人に祈るんだ
426名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 12:04:00 ID:j5RcJd/mO
風が好きすぎて風ルート(ちんこのちんこによるちんこのための国作り)書いたが真√のクオリティがやばすぎる
一年ほどROMるお\(^0^)/
427名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 12:23:04 ID:VgNDfDmJO
>>426
風√・・・だと?
みせてくれ!
428名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 14:14:21 ID:sE5L1gae0
だれもいないみたいだから一刀×冥琳を投下しようと思う。
ところで、ここはエロおkなんだっけか?おkならまた別の話で書いてみようとも思うけど。
こんなの冥琳じゃねえ、っていうのはゆるく受け流しいてくれるとうれしい。
429それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:15:53 ID:sE5L1gae0
孫策が孫呉から。現世から去ってから幾許かの時が流れた。
新たな孫呉の王として知識と力をつけ、雪蓮に劣らぬ働きを続ける蓮華も、着実に王としての道を歩いている。
今日も空は高く、淡いブルーの雲間に消えていく千鳥の姿を眺めることができるのは、平和の証だろう。

「……」

そんな中、呉の…いや、大陸全土の中でも屈指の軍師である周瑜にも認められ、“種馬”という役割も持ちながら北郷一刀……俺はそこにいた。
ただ、その日の悩みの種はそんな自分の存在理由だった。

「…はぁ」

こんな日は、街をぶらつくか明命や亞莎と一緒に穏やかな時間を過ごしてたはずなんだけどな、と溜息。
もしくは、祭さんに稽古をつけてもらっているか、穏に勉強の手伝いをしてもらっているかだ、が。
今日に限ってはそのどれでもなく。朝から祭さんの姿はなく、穏も仕事、亞莎も勉強として穏のそばに付き、明命も相変わらずの気概で見張りの任を果たしている。

雪華の言葉だけでなく、自分の意思として蓮華を支えようとしてきた。
天人としての血を入れる、という役割も……まぁ成行きだったり理由はいろいろだが、自分なりに頑張ってるつもりだ。
たまに零れる溜息は、雪蓮の死を悼んでのものではなく、自分がどうしたいかという壁にぶつかったせいで。
いつまでも彼女の死を引きずるのは失礼だとも考えたし、何より一番傷つき、悔しいはずの蓮華や冥琳が頑張っているのだから。

「あなたたちの夫になる相手、か……」

だいたい全員に、自分はそう紹介された。で、どうするんだ俺。と再度胸に問いかけてみる。
孫権…蓮華のことはもちろん好きだし、俺自身、これからも支えていければと思っている。普段は俺に厳しい思春だって、本当は優しいのだ。
明命や亞莎だってその通りだし、祭さんに認めてもらえる男になることも、目標の一つで。
みんな好きなんだからしかたない、で片づけていいものなのかどうなのか…。

430名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 14:17:55 ID:ohbNMrfj0
期待支援
431それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:18:41 ID:sE5L1gae0
ちら、と横目に机の上を見てみると、そこには山積みの本。
冥琳と一緒に買ったもので、彼女はもう読み終わったらしい。真似できない速度は流石というべきか。
ほとんどが子育ての本。冥琳に、自分の知らないだれかとの子供がいるんじゃないかと勘ぐり、変にヤキモキしたことははっきりと覚えてる。もちろん、その後の情事も含めて。
いつも、俺に背中を向けて先を歩く冥琳。けど、声をかければ俺を気にかけてくれて、追いつくまで待ってくれて。いつも涼しげで、たまに微笑んでくれる。
風になびく薄布のストールと一緒に舞う、文字通り漆を塗ったように美しい漆黒の髪と、彼女の笑顔は、何度も俺を見惚れさせた。
素直に見惚れた、と伝えても、天然なのか疎いのか、おかしなやつだな、なんて一言で受け流されるけどね。

「けど、みんなが好きな俺って、優柔不断?」

誰もいない空に呟いてみる。
呉のみんなのことが、俺は好きだ。もちろん、冥琳のことだって、俺は好きだし、きっとみんなを愛してしまってる。
頭をかいて、もう一度溜息と一緒に本に視線を送った。正直、これを全部読むのは遠慮したいんだけど、冥琳の、子供を待つ嬉しそうな笑顔と一緒に差し出されると、断れなかった。
と、そんな中でノックの音が響く。入室前にノックをして、ということは全員に一度話したのだが、律儀に守ってくれるのは冥琳と明命、亞莎くらいなのは悲しいね。

「どうぞ〜……」
「……もう少し覇気のある返事はできないのか、北郷」
「ごめん、冥琳。それより、どうしたの? 仕事?」

もうひとつ、ため息の理由があるとすれば、それは彼女の多忙さか。
彼女の多忙さは、きっと蓮華と同じくらいか、それ以上だってことは素人の俺にもわかる。それで時間が取れないことや顔が見れないことが、寂しかったんだ。…言わないけど。
なら、手伝えることは手伝いたいし。けど、冥琳は首を横に振って後ろ手に持っていた何かを投げてよこした。
慌ててそれを受け止めると、桃によく似た、それ。
432名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 14:20:28 ID:LZYPhOe30
支援〜
433それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:22:10 ID:sE5L1gae0
「李?」
「ああ。私も、今日街に出ていたら貰ってしまってな。仕事は、他の二人のおかげで落ち着いてきている」
「そっか。じゃ、いただきます。冥琳も、時間あるなら座って食べていけよ。お茶もあるぞ?」
「そうだな…。貰おうか」

なぜか、ちょっと嬉しそうな気配が滲んでる冥琳に首をかしげながらも、俺は先にお茶を淹れることにした。
齧り付けば、相変わらず強い甘みと心地よい酸味が弾ける。ちょっと時期は外れてるけど、十分に美味しい李。
冥琳と反対側に腰かけて、さりげなく本を隠すように位置取る。冥琳も、俺と同じように李を齧った。

「………」
「ん?」

やってることは俺と変わらないのに。
チョコレート色の肌の中でうっすらと赤い唇に触れる李が。果汁を舐める舌が。ほんの少しだけ覗く白い歯が。堪らなく俺の奥底を加熱する。
じっと見つめる俺に首をかしげる冥琳。けど、なんの反応も示さないで見つめ続ける俺に、形のいい眉をゆがめた。

「私の顔に何か付いているのか? それとも、二つ食べたかったのか?」
「いや、見惚れてただけ…だけど?」
「…ふむ。珍奇な奴だな、お前は」
「ひどいなあ」
「ふふっ、そうか?」

冥琳がまた一口李を齧る。
赤い赤い、小さな舌。感触も熱も。はっきりと思い出せる。
窓から入ってくる風がなびかせる髪も、それだけで俺の目をくぎ付けにする。
たまらなく。触れたかった。

「冥琳…」
「ん? やはり何か付いているか?」
「…キス、してもいいかな?」
434それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:24:51 ID:sE5L1gae0
キスの意味が、すぐに伝わらなかったのか首を傾げる冥琳。
口付けのことだって説明したら、面白そうに笑った。

「まだ、空は明るいぞ?」
「キスだけでいいんだけど?」
「…それは駄目だな」

ちょっと…いや、かなりがっかりする。
触れ合える時間は減ってしまったし、結局あの絵本の最終巻も、忙しさにかまけて半分くらいしか進んでいない。
そんな俺の顔が情けなかったのか可笑しかったのか、冥琳が柔らかくも細い微笑みを浮かべる。そして、机を挟んでいた俺のほうへ。

「……ふぅ。それだけでは、私が満足できない…」
「……冥琳…んっ」
「ん…ちゅ…」

水面を映したような瞳に吸い込まれる。
啄ばむように、俺のほうからキスをする。
離れた冥琳の頬は、うっすらと赤くなっていて、俺なんかにそんな顔を見せてくれることが少し嬉しかった。
それ以上に。触れ合えることが。冥琳の体が温かいことが、嬉しかった。

「っちゅ…んはっ…。冥琳も、俺と会えなくて、寂しかったりした?」
「…少しだけ、な? だが…ちゅ、ん…北郷。お前は…ふふ。私以上に切なかったようだな…」
435それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:27:13 ID:sE5L1gae0
見抜かれてる…。
一瞬で爆発するみたいに熱くなる顔を見られたくなくて、俺は冥琳の体を強く抱きしめた。
俺と変わらないくらい長身で、スタイルも抜群なのに。折れそうなくらい細い。なのに武官としての才もある。
あまりに深くキスしたせいか、彼女の眼鏡のフレームがカツカツと俺にもあたってズレを直すために冥琳の顔が離れていく。
かなり、名残惜しい。

「照れを隠すな。私も、それで嬉しいぞ……?」
「……いつも、俺の先を歩いてるな…」

彼女は何時だってそうだ。俺が彼女の後を追いかけるのが、いつものこと。
けど、声をかければ立ち止まり、待っていてくれる。微笑んでくれる。時たま見せる茶目っ気も、彼女らしい。
きっと、俺はずっと彼女を追い越せなくて。追いかけるように恋をするんだななんて。

もう一度。どちらからともなく唇を寄せ合う。

俺は…変に納得してしまった……。
436名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 14:30:21 ID:lFyZcDaI0
子遠
437それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 14:30:59 ID:sE5L1gae0
俺は顔をあげた。
そこには、三つの石碑。誰のかなんて、今さらだろう。
彼女と一緒に買って。一緒に読んだあの大量の本は。ほかのみんなとの子供の世話で役に立ったけど。そこに、彼女はいない。彼女との子はいない。
もう、俺が追いかける先に彼女はいない。立ち止まって振り向いても、彼女はいない。そもそも、彼女が俺の後ろにいたことなんてなかった。
だったら。俺は歩き続けるよ。いつかその先で、彼女が立ち止まり。俺を見惚れさせる姿で、待っていてくれるかもしれないから。

会いたくないと言えば嘘になる。叫べば、祈れば会えるなら。喉が潰れるまで叫ぶだろう。
もちろん雪蓮のことも。あんまり冥琳、冥琳言ってると、雪蓮が拗ねるかもしれないし、なんて。

「一刀。そろそろ戻らないと、日が暮れるわよ」
「わかった。でも、迎えに来てくれたのか? 蓮華」

雪蓮に似てきたな、ってしみじみ思う、蓮華。
一度切り落とした髪も伸び始めて、表情にも余裕が出てきてる。

「子供たちがあなたがいないとご飯食べないって、駄々をこねるんだもの」
「それは…悪いことをしたなぁ」
438名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 14:44:48 ID:xsUL3V/VO
支援
439名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:10:52 ID:lFyZcDaI0
紫煙
440名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:11:12 ID:aU0dNJzD0
ちょっと投下準備をしようと思ったんだが、>>428が終わったのかどうかわからんので待機する。
441名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:15:52 ID:NLQPRD950
>>428
投稿ガイドラインをちゃんと読んだ?
名前欄に 「1/10」「2/10」…「10/10」みたいに書いてくれないと、投下が終了したのか分からず困る。
442名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:18:30 ID:Q775gl610
>>429
あ〜ガイドライン完全無視の投下だったのか
ID:sE5L1gae0よ、>>440みたいに困る人も出てくるんだから最低限、投下予定レス数くらいは事前に書こうよ
443名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:21:09 ID:xsUL3V/VO
つかサルってんじゃない?
444名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:24:50 ID:ojdvPPdA0
まあ、おわったと宣言してくれれば問題ないんだけどね。
445それは一つの初恋の形:2009/01/21(水) 15:31:37 ID:sE5L1gae0

俺はみんなのことが好きで。愛してるけど。
隣にいて、二人三脚のようにあり続けてくれるみんなが大切だって思えるけど。
きっと。あれが初めての。追いかける初恋だったんじゃないかな。できればあのまま。いつか追いつける日まで、追いかけ続けるのも、悪くなかった。

「なに笑ってるの?」
「んー? 料理、楽しみだなって」
「ふふ。まるで大きな子供ね。一刀ったら」

二人とも。いや、三人とも、かな。見ててくれてるか。
呉は、雪蓮の目指した形はちょっと違うかもしれないけど、立派にやってる。心配ない。
三人は安心して。酒でも飲みながら、待っててくれ。そう……待っててくれると、俺はうれしい。

今日も、雲間には千鳥が消えていく。きっと明日も、明後日も。

「今度は、茘枝酒でも持ってくるかな?」
「えっ。なに?」
「いや…。なんでもないよ。蓮華」

446名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:35:11 ID:sE5L1gae0
申し訳ないです。
今後、投下することがあればしっかりと気を付けます。
とりあえずこれで終わりですので、ちょっとROMります。
447名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:43:42 ID:aU0dNJzD0
では、投下します。
話の時間軸的にオリキャラを出さざるを得ないっていうか、オリキャラしか出ないので注意。
具体的には関平と劉邦とその他(自分で言うのもなんだが面子カオス)。
448関平と劉邦(1/6):2009/01/21(水) 15:45:55 ID:aU0dNJzD0
諸侯が互いに争い、鎬を削った戦乱の世は終結した。
 
 天下は三つに分けられ、魏・呉・蜀の三国は互いに互いを監視しつつも、良好な関係を築き上げていき、大陸の民は三国の世に平穏を憶えた。
 
それから、約20年の時が流れた。
449関平と劉邦(2/7)←分母ミス。:2009/01/21(水) 15:48:55 ID:aU0dNJzD0

「ああ・・・・いい空だ」
 蜀の都、成都の郊外。森の中を静かに流れる小川のほとりで、青年・劉邦は呟いた。  適当な場所に寝そべると、まず聞こえるのは川のせせらぎ、次いで風が草木を撫でる音。
 木立の間に覗く空は何処までも蒼く、ふと気付くと、意識がどこか遠くへ呑み込まれそうになる。
 (・・・・いや、このまま呑み込まれるのも悪くないな)
 そう思い至ると、彼は心を空に、身体を大地に委ねて、ゆっくりと目を閉じていく。

「見つけましたよ」
 底冷えするようなその声が聞こえたのは、それとほぼ同時に劉邦の顔の真横に煌めく白刃が突き立てられたのとほぼ同時だった。
「お・・・・・おおおおおおお!?」
 眠気も余裕もなにもかもが、きれいさっぱり吹き飛んだ。劉邦はほぼ反射的に跳ね起きて、腰に携えた『靖王伝家』を引き抜いて構える。
 目の前に立っていたのは、長い黒髪を後頭で一つに束ねた少女だった。木漏れ日に照らされるその姿は、彼女の怒りの籠った表情と、片手に持った青龍刀さえなければ、息を呑むほど美しかった。
「げぇっ!関平!!」
「なにがげぇっ、ですか劉邦様!また政務を放って、あまつさえ護衛も付けずにこんなところに・・・!自分の立場をお考え下さい!」
 黒髪の少女・関平は、主君であり、また兄でもある青年を凄まじい勢いで怒鳴りつける。
今の二人を見るものが見れば、かつて北郷一刀が関羽に叱られる姿を思い出しただろう。それほど劉邦は父に、関平は母に良く似ていた。
「いや、ごめん愛香さん、でもちょっと、今の起こし方は体に良くないと思」
「15回です」
 劉邦のセリフを遮って、再び関平が話し始める。
「今年だけで!まだ初夏なのに!!一真兄様が政務を放り出して勝手に城を出て行ったのは、これで15回目です!!今までは見逃していましたが、もう限界です!次抜け出せば、警告無しにこの青龍偃月刀で斬りかからせて頂きます!」
「もう斬りかかられたじゃん俺!」
「問答無用!さあ帰りますよ!私が得物を振り下ろさぬうちに!」
「・・・・はい」
 いざここに至っては、もう取りつく島もなかった。劉邦は剣を手に持ったままだった剣を収めると、まだ憤懣やるかない、といった関平の後をすごすごと付いて行った。
450名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:49:25 ID:xsUL3V/VO
支援
451名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:53:21 ID:WNR42gfS0
>>449
できればsageよう
わかんないのなら、イーメールの部分に「sage」といれればいいから
452名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:55:26 ID:dBNE1fNW0
劉封じゃないのか? この場合
453関平と劉邦(3/7):2009/01/21(水) 15:57:20 ID:aU0dNJzD0
関平と劉邦。
 この二人は一応主従関係にあるが、同時に実の兄妹でもある。
関平は、蜀の武将にして三国屈指の武人、関羽の娘。真名を愛香。
 劉邦は、蜀の王にして泰山靖王の末裔、劉備の息子。真名を一真。
 どちらも、天の遣いにして乱世を治めた三国同盟の盟主、北郷一刀を父に持つ。
 劉邦は、北郷兄弟の長兄であり、また蜀の後継者でもあった。そのため、幼少より文武と王の心得を叩きこまれて育った彼は、正に生粋の王族である。
 筈なのだが。
 
(今だって面倒臭いのに、王様になったらもう、やってられないよなぁ・・・)
「何か言いましたか?」
「い、いいえなんでもありませんよ?」
 監視と手伝いを兼ねて、劉邦の隣で作業をする関平は、先ほどから刺々しい態度を一向に納めない。よりにもよって自分は、彼女の機嫌が悪い時に遊びに出て行ってしまったらしい。
それにしても、この山と積まれた書類の量はどうだ。まるでこの城にある全ての書類が自分に回って来ているのではないかと錯覚してしまうほどだ。
 実際に、やる気はともかく次期国王でもあり、机仕事においても有能な劉邦には、下手な文官や部署に比べて、遙かに多い書類が回って来ていたりする。
 先ほどの昼寝は、そんな肉体的精神的に疲労している自分への、ほんの数時間のささやかな安息のつもりだったのだが、今更何を言おうが関平は耳を傾けてくれまい。
「手を休めないで下さい」
 ため息をついたのを見咎められて、劉邦は泣く泣く作業を再開した。
   
454名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 15:59:09 ID:d65aI5Ww0
なんで漢の祖と漢が滅んだ後の人間が・・・
455関平と劉邦(4/7):2009/01/21(水) 16:01:19 ID:aU0dNJzD0
結局、仕事が全て終了したのは夜も更けてからだった。関平が「他に仕事がありますので」と言い残して、日が傾く前に出て行ってしまった後は、鬼のような量の書類を一人で処理する羽目になってしまった。
ふと劉邦は、自分が実は昼飯すら食べていないことに気付いたが、同時に、この時間では厨房には誰もいないだろう、ということにも気づいてしまった。
「・・・・寝るか」
 明日の朝飯をたらふく食べることにして、彼は寝台に身体を投げ出した。
「・・・・・・・・・・・」
 今の自分の境遇に不満があるわけでは無い。むしろ、大陸の大多数の人間よりもずっと恵まれていることも理解している。政務は面倒だが、辛いわけではない。戦は嫌いだが、無辜の民を、大切な人を守るためなら血に塗れるのも構わない。
 しかし、城の豪華な宴会より、城下の友人や兵卒たちと飲んで騒ぐ方が好きだった。
書類仕事より、森の中で寝そべって、空を見上げている方が好きだった。
戦場を駆け回るより、まだ見ぬ場所を旅して廻る方が好きだった。
仰向けになって上を見上げると、そこにあるのは暗い天井。これを見つめていると、時折、ここは牢獄なのではないか・・・・・そんな気持ちに囚われることがある。
王ではない別の何かになって、自由に旅をしてみたい。
 それは、子どものころから心の片隅に、しかし確固として在り続けた、劉邦の願いだった。
456関平と劉邦(5/7):2009/01/21(水) 16:02:41 ID:aU0dNJzD0
劉邦の意識が睡魔に乗っ取られようとしていた時。
 不意に、こんこん、と戸を叩く音がした。
「劉邦様・・・・一真兄様・・・起きてらっしゃいますか?」
幼い頃から慣れ親しんだ声。その声色は、昼間と違って穏やかだった。
「・・・・ん、愛香か・・・いいよ、入って」
「・・・・・失礼します」
 す・・・と、ほとんど音も立てずに関平・・・愛香が部屋に入ってくる。
 昼間もそうだが、彼女の気配の断ち方は神懸かりだった。存在感がまるで無いのに、月明かりに照らされるその姿は、この世のものでは無いかのように美しかった。
「一真兄様、その、お食事を抜いておられたようなので・・・・兄様?」
「え?あ、うん。それでどうしたのかな?」
 思わず見惚れていたことを取り繕うかのように尋ねた一真は、そこ初めて彼女が握り飯と茶を乗せた盆を持っているのに気がついた。 
「それ・・・俺に持って来てくれたの?」
「あ、はい。どうぞ・・・・」
差し出された塩握り飯にかぶりつきながら、劉邦は、どうも愛香が昼間とは打って変わってしおらしい、というより妙に遠慮している雰囲気を纏っていることに気が付いた。目をそらしたり体を揺らしたり、居心地が悪そうなのだ。
昔からそうだが、彼女は芯の強い娘であるが故、言い辛いことは胸の内に秘める癖があった。更に、正直者で嘘がつけない性格なので、隠し事がたちまち顔や行動に出てしまう。
「どうしたの?愛香。なにかあるなら相談に乗るけど?」
「!い、いえ、その・・・・昼間のことなのですが・・・・申し訳ありませんでした!」
 そして、追及されるとそれを隠しきることも出来ないのだった。
「まあ、それは別にいいよ。というか俺が悪いのは事実だし。まあ青龍刀にはさすがに驚いたけど、それもこのおにぎりで帳消しだよ」
「兄様・・・・・」
 申し訳なさそうに項垂れる愛香の髪を優しく撫でる。彼女の黒髪は、絹よりも滑らかで、まるで水のように手の隙間を零れて行った。
457名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:04:42 ID:XHmhaynH0
インモラル支援
458関平と劉邦(6/7):2009/01/21(水) 16:11:30 ID:aU0dNJzD0
「兄様は、政務がお嫌いなのですか?」
 食事を終え、寝台に腰かけていた一真に、隣に座っていた愛香が不意に口を開いた。
「ああ、うん。まあ、好きじゃないな。たまに、羅馬にでも逃げ出したい気分になるよ」
 一真の冗談めいた答えに、しかし愛香は顔を俯かせた。
「?どうしたの、愛香」
「・・・・・兄様は、いつも空ばかり見ています」
 俯いたまま、愛香は話し始める。
「兄様は蜀の王となるべきお方・・・蜀の地を、蜀の民を、蜀の空を見渡し、慈しむことのできるお方・・・・でも」
愛香が顔を上げて、一真の瞳を真っ直ぐに覗き込んだ。普段は強い意志の光を宿した切れ長の瞳が揺らいでいる。
「兄様は、蜀の玉座に興味が無い」
「そうだな。うん、愛華の言う通りだ」
 疑問をあっさりと肯定された愛華の瞳に、激情の炎が灯った。
「兄様!兄様が玉座を継がねば、一体誰がこの国の王になるというのです!?」
「袁麗か関興に任せればいいんじゃない?政務を放り出す放蕩王子よりは真面目だよ」
「姉様にも弟にも、兄様ほどの器はありません!馬騰にも趙統にも、私にだって!」
 堰を切ったように、愛音の言葉が、涙が溢れてくる。どうやら今日の愛香は、本人が知ってか知らずか昂っているようだった。
「兄様は蜀の王となり、ゆくゆくは三国同盟の盟主となるお方です!それなのに、張本人がそんなお気持でどうするのですか?」
「家臣たちの中には、姉妹たちを祭り上げ、兄様を貶めようとする輩も大勢います!もし兄様が王位継承権を放棄しても、連中は将来の禍根を断つために、兄様の命を奪いろうとするでしょう!」
 
459関平と劉邦(6.5/7):2009/01/21(水) 16:14:20 ID:aU0dNJzD0
つ・・・・と、愛香の瞳から零れた涙を指で拭うと、一真は彼女をそっと抱き締めた。
「俺の事を心配してくれてありがとう、愛香。本当は、王座から逃げたいって言うのは、きっと俺の我儘なんだってわかってる。だから、愛香。こんな俺に付いてきてくれるかな?王の責務から逃げ出さないように、どこかに一人で行かないように」
「・・・はい・・・!」 
 涙を流しながら、一真の胸板に顔を押し付ける愛香。
「なんだか・・・・今日の愛香は昔に戻ったみたいだな。泣き虫で、愛紗母様の稽古から必死に逃げて俺にしがみ付いてた頃みたいだ」
「・・・・・女には、月に一度はそんな日があるのです」
 憮然とした表情でそっぽを向いた愛香の頭を、一真は優しく撫でた。



 
460名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:16:07 ID:S/V7fnGq0
袁wwれーふぁ様やっちまったな支援
桃香2世キャラがいなくて不憫だな
461関平と劉邦(7/7):2009/01/21(水) 16:16:55 ID:aU0dNJzD0


 朝。窓から差し込む眩しい日差しと、鳥たちの忙しない鳴き声が、部屋を包むまどろみを、ゆっくりと溶かしていく。
 それが全てが、劉邦の部屋の扉とともに吹っ飛んだ。

 「な・・・なんだ!?」
 余りの轟音に、眠気を一気に吹き飛ばされた一真が、寝台から飛び起きる。 
「兄〜ちゃん、おっはよー!!なのだ!」
犯人はすぐにわかった。燃えるような赤毛の小柄な少女が、目を輝かせながら手を振っている。
「ら・・・・・蘭々!?扉に入る時はノックをしろって言ってるだろ!?」
 10才を少し過ぎたばかりの妹・・・猛将、張飛の娘である張苞(真名・蘭々)は、不思議そうに小首を傾げた。
「?ちゃんと叩いたのだ」
「吹っ飛ばしちゃダメなの!!」
「そっかー・・・そんなことより、今日こそ蘭々と遊んでもらうのだ!お兄ちゃん、いっつもお仕事と昼寝で蘭々の相手をしてくれないのだ!」
「いや、それは・・・」
「兄様は子どものお前と違ってお忙しいのだ、蘭々」
 むくりと布団を押し上げて、愛香が起き上がる。昨夜、なし崩し的に一夜を共にした(正しい表現です)のを、一真はすっかり忘れていた。
「ああああーっ!!愛香、ずるいのだ!蘭々だって、兄ちゃんと一緒に寝てないのに!」「兄様がお前と同じように早寝してしまったら、兄様の仕事が滞ってしまうだろう」
 何気にひどい事を言われたような気がする。
「むむむ・・・・・蘭々もお兄ちゃんと一緒に寝るのだ!」
「おごっ!?ちょ、蘭々?遊びに行くんじゃなかったのか!?」
「兄ちゃんと一緒なら、どこでも構わないのだ!」
「兄様・・・・今の言は、遠まわしに『遊びに行きたい』と言っているのだと捉えてもよろしいのですね?」
「何故バレたんだ!?」
「兄様っ!」
「ごめんなさい!!」
 こうやって風に過ごせる時が、日常の中にほんの少しでもあるのなら、きっと王でも何でも苦もなくやっていけるだろう。
そんなことを頭の隅で考えながら、一真は今この瞬間の幸せを噛み締めていた。
462名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:17:38 ID:2XEadDEL0
支援

種が同じでも、畑が違えば他人も同然って、ウチの婆ちゃんが
言ってた。
463名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:20:36 ID:KnxGZynm0
一刀が息子を生ませた・・・だと?
464名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:28:12 ID:aU0dNJzD0
作者です。初投下ですが、6.5とかあり得ないだろ・・・常識的に考えて。
とりあえず、桃香の息子は、史実の息子にするとなんか格が落ちそうなので、思い切って太祖様にしてみた。今は反省している。
最近妊娠、出産が相次いだので、そろそろ考えてた次世代ネタを使わないと先に投下されそうだったのでプロトタイプSSを急遽投入。結果はこの駄文・・・・・ちょっと、修行しなおしてくる。
続きが出るかは反響次第で。ではこのへんで失礼して 

>>428  心配せずとも、設定上ではほぼ9割娘なのでご安心を。しかしそう言われると、奴に息子が生まれるのか疑問だw     
465名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:30:08 ID:aU0dNJzD0
>>464 >>463だった。ホントもう、最後までこの有様だよ!!
466名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:33:35 ID:HaI0j/7IO
うーん
オリ主体すぎていまいち見ても乗れないというか。
劉邦じゃちょっとってのが素直な感想
467名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:39:12 ID:QJy942vj0
オリキャラつってもほとんど一刀、愛紗、鈴々と同じ性格だったから楽しめたぜw
乙でした
468名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:39:45 ID:xsUL3V/VO
劉邦もだけど、馬騰も気になった。
翠と蒲公英どっちの娘?か知らんけど、自分の子供に親の名前付けるだろうか……
469名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:46:13 ID:y7Ft2C970
徳川家が竹千代大好きなのと同じさ
470名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:47:16 ID:9ejmNEyEO
>>446
GJ!
冥淋キタ!これで勝つる!
471名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:51:58 ID:2XEadDEL0
>>464
いやいや、面白かったですよ。
でも実際何人かは息子も必要ではないかと思うし。

この調子で、武術の鍛錬より、本ばかり読んでる我が子に悩む翠とか、
夜の城下で遊んでいる現場を愛紗と愛香に押さえられる一刀と一真。
てな感じのをお願いできませんか?
472名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:53:27 ID:aU0dNJzD0
>>467 大体そんなイメージで書いたつもり。しかし鈴々はあれから背とか胸とか成ty(ry
473名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 16:56:57 ID:XHmhaynH0
華蝶の証が引き継がれたのかも気になる所だなw
474名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 17:20:53 ID:zRXSsR+kO
>464

恋姫きゃらはもう居ないの?
個人的に一刀達が居るのに後継者争いは?だし、また一刀達が育てた蜀は後継者争いが有るのか?
更にしっかり信念の有る華琳か華琳の後継者達、雪蓮・冥琳・蓮華か彼女らの後継者が同盟国の後継者争いをほっとくだろうか?
勝手な事ばっか言ってすいません、ですがちょっと心に引っ掛かって。
475名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 17:49:08 ID:VgNDfDmJO
>>472
鈴々はあの容姿でこその鈴々だ。
ボインな鈴々は鈴々じゃないんだぜ
476名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 17:52:13 ID:6GYX1pORO
>>446
投下ルールは次回から守って貰うとして
GJ
待ち望んだ冥琳モノSS大変美味しゅうございました
また書いてね
477名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:12:51 ID:O5A238bx0
>>474
内政干渉は(ry
しかし天下の太平を守るために介入する、っつーのは十分考えられるシナリオ。
478名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:13:29 ID:iOSxxQBo0
さすがにオリキャラオンリーのSSはきついな
反響が良いから読んでみたが失敗だった

冥琳SSは良かったGJ
479名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:23:48 ID:HaI0j/7IO
オリキャラ主人公、オリキャラ乱発、オリ設定の大三元だし
次回からは理想郷に投稿が無難じゃない?
480名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:34:58 ID:SciEHCbw0
>>464
次世代ネタは読んだことなかったから楽しめたんだけど
格がおちそうだから劉禅やめたってのだけはちょっと

劉邦って名前が出てくるたびに違和感が生じる
481名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:38:07 ID:ohbNMrfj0
オリキャラはちょっと・・・。
482名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:39:46 ID:TkZPMdhc0
これはアレか。鈴々の娘が蘭々である事にツッコむとオッサン認定される流れか。
483名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:44:51 ID:y7Ft2C970
俺はそんな事言わんぜ
484名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 18:48:12 ID:XHmhaynH0
>>480
音だけだと絶影なのが思い浮かぶからですね、わかります
485名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:17:27 ID:06JIRlCzO
>めーりんの人
切なさと希望がいい感じに両立してたと思う。GJ!

>子世代の人
文章はなかなかだったと思うけどネーミングセンスはどうにかならなかったのかな
養子設定(関平は演義だけらしいけど)同士「劉封」で良かったと思うし
劉禅だと格が下がるって言い種がやっぱ引っ掛かる
486名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:26:51 ID:bm4Lh+zI0
子世代物は呉EDみたいな舞台装置としてならともかく
一刀も出てこない、オリキャラもって来られても拒否反応しか出ないのは
わしが狭量からかのう

正直ダメだった
487名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:29:18 ID:XHmhaynH0
まあ何ですか
最初にオリキャラ注意と告知している訳ですし
ダメだった人は次回からはスルーすればよろしいかと
488名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:30:32 ID:onOOqicP0
>>486
アレルギーなら狭量だな
雰囲気に合わないというなら別にそうではないけど
489名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:34:34 ID:ohbNMrfj0
>>487
だな。
投下が無くなるよりは賑やかでいいしね。
490名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:34:36 ID:HaI0j/7IO
だって劉邦って三国志ですらないじゃんよ
491名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:35:45 ID:O5A238bx0
492名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:38:54 ID:HaI0j/7IO
見なきゃいいってなあ
ここでオリワールド展開すれば叩かれんのは当たり前じゃね?
批判がいやなら批判レスみなきゃいいって話しだろ
493名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:42:20 ID:YHYVaJl8O
しかしこのSSに限らず、設定とか含まれる要素とかばっかり突っ込んでないか?
もっと本質を見ようぜ
494名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:47:50 ID:QgsSjgkM0
次世代ネタは決して嫌いじゃないけど、次世代ネタの持ち味を生かしきれてないのが残念だった。
495名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:49:50 ID:XHmhaynH0
うん、もっと純粋にSSを楽しもうぜ

>>492
肌に合わない同士が互いにスルーすれば平和だと思うんだ?
496名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:51:45 ID:O5A238bx0
>>492
そういう系は荒れる元なんだって。
Arcadiaのが良いとは俺も思うが、ネタが四六時中転がってる訳でもなし、触発される人とかもいるかも知れないから一概に出てけととも思わない。

情報の取捨選択をする、見たくない物には蓋をする、別に良いじゃない。ネットの強みで、荒れないコツだと俺は思うよ。
497名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:52:38 ID:j5RcJd/mO
オリキャラよりも何故関羽の子はきちんと関平なのに劉備の子は劉邦なのか気になる
中途半端に史実に沿われてもなぁ
498オリキャラの人(仮):2009/01/21(水) 19:54:34 ID:aU0dNJzD0
やはりオリキャラはいろんな意味で難しい・・・・・私の文章と構成自体もアレですが。
しかし場違い感があるのも事実。ここで路線変更するか、それとも我が道を行くか、はたまたROMるかは熟慮します。
なにはともあれ、精進しよう。

名前は・・・・今更直せないしなぁ・・・・・正直ノリで決めたのはちょっと後悔。
499名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 19:56:58 ID:EEfffudz0
つうか改行しようぜ改行
500名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:01:39 ID:6GYX1pORO
まあ今度からオリキャラ主体モノ投下する人はスレが自然とこういう流れになることを承知の上で頼む

しかし原作アリのSSスレって必ずこういう問題出てくるなwww
501名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:07:22 ID:QaIo9J9H0
そりゃまあ原作の話やキャラが好きでここ見てる奴が多いわけだからなあ
オリキャラオンリーじゃなくてある程度原作キャラと絡めてくれればそれなりに受け入れられると思うんだが
502名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:15:48 ID:ojdvPPdA0
蜀は結局漢を引き継いだことになるのかね。
となると献帝はどっかで暗殺かw
503名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:21:13 ID:iOSxxQBo0
まとめにIME用の真恋姫辞書はないんだな
誰か作ってくれないかなあ
504名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:26:01 ID:y7Ft2C970
前の奴読み込んで真キャラ入れるだけじゃね
普通に変換で出ないのだけ入れた
505名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:28:02 ID:P+btE7HM0
そりゃスレにいる人は大体原作が好きだからいるのであって
主人公やヒロインが酷い目にあってたり空気だったらカチンと来るのは当たり前

原作が酷すぎる場合や某最低屑野郎の場合は例外だが
506名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:34:23 ID:TkZPMdhc0
雪蓮「最低の屑と聞いて黄泉帰って来ました」
507名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:36:10 ID:dPIi63ce0
>>506
多分その人じゃないと思うよ?w
508名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:51:43 ID:buGjxntn0
まあそんなことより、おまえら誰の腹ボテSSが読みたいか話しようぜ。
509名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:53:47 ID:dPIi63ce0
あえて言おう璃々であると。
510名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:54:29 ID:4IjzIaSo0
風√をかいてくれる猛者はおらぬかー
511名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:54:49 ID:XHmhaynH0
それじゃあ俺はド本命の風で
512名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:55:41 ID:KnxGZynm0
紫苑と璃々揃ってボテ腹とな?
513名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:56:58 ID:xsUL3V/VO
>>508
白蓮と霞と稟と七乃と美羽
514名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:57:09 ID:aU0dNJzD0
>>508  春蘭がいいな しかし、桂花の腹ボテ中のも読みたい 一刀が居ないところでおなかの赤ちゃんにデレたりとかw
515名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:58:27 ID:dPIi63ce0
基本的に本編がハーレム√(に近い)から
一人に入れ込む√ってつくりにくそうだな。

特に魏の場合、トップの想い人を略奪する
形になるしなw
516名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 20:59:33 ID:buGjxntn0
ちなみに俺は麗羽さまに妊娠させられて泣いてるボテ腹の美羽とそれを慰める七乃の話が読みたいな。
517名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:02:46 ID:HaI0j/7IO
猿術ルートの人はエロかかないんだっけ?
518名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:14:50 ID:UsSo2/Ci0
翠が妊娠したら良い具合に(SS的な意味で)テンパりそうだな。
はわわあわわの同時妊娠も捨て難いが……

白蓮妊娠は普通に騒いで普通にドタバタし、普通に産んで普通に幸せになりそうだw
519名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:16:13 ID:A8PNVgEp0
なんで妊娠ネタばっかなんだよw
520名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:17:12 ID:VgNDfDmJO
>>498
とりあえず次回作に期待してるんだぜ
内容は一刀さえ居れば俺としては受け入れられるいいSSだったし
>>508
全員の腹ボテが見たいと思う俺は欲張りですか?
521名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:18:22 ID:VgNDfDmJO
>>519
最初の桂花妊娠SSあたりから既に妊娠ネタばかりなんだぜ
522名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:20:29 ID:buGjxntn0
>>521
だな。あの最初の桂花妊娠以来、スレの妊娠率はうなぎ登り。
特に当の桂花の妊娠率の高さと言ったら……
523名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:22:34 ID:YHYVaJl8O
桂花妊娠ネタは本スレで流行ったのを輸入だな時期的に
本編でさんざ孕む孕む言ってるから出鱈目というわけでもないし
524名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:22:59 ID:aU0dNJzD0
>>520 感謝する   
確かに見てみたいw全員同時妊娠なんて、一刀になら朝飯前だしな 



 
525名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:23:29 ID:ojdvPPdA0
呉ルートで子供生まれちゃってるから、他のルートのメンバーが妊娠したらどうなるんだろう、という
発想を持つのはまあ、自然なことだろうし。
526名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:24:34 ID:Ri+YVlPC0
妊娠があるなら当然ボテ腹プレイも欠かせないと思うんだな。
星とメンマの関係の如く。
527名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:37:09 ID:XHmhaynH0
全身精液変体腐れ孕ませ男でも妊娠中には発情しないだろう
何か妊娠中のにゃんにゃんは良くないって聞いた気がするし、ヤるならお口でですね
528名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:39:57 ID:xsUL3V/VO
>>527
素股&ぶっかけでいいじゃないと思った俺は変態ですね。
529名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:40:02 ID:YHYVaJl8O
バッジョがアップを始めたようです

妊婦フェラオンリーゲー(純愛)とかニッチすぐるw
530名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:40:05 ID:I9Rq2DI20
>>527
後ろにも・・・・・・おや?こんな時間に誰だ?
531名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:44:37 ID:aU0dNJzD0
>>527 おっぱいで・・・・いや、半分近くは無理か。
・・・おや?こんな時間に(ry
532名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:46:57 ID:XHmhaynH0
もっと現実的に考えようぜ
時間差で妊娠させてけば夜の不満も出ないし身体の負担も軽減できるだろ?
ただ順番を巡って荒れそうとか種が尽きないかとか不安はあるがw
533名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:51:08 ID:6GYX1pORO
ちんこの種が尽きるとかまたまたご冗談を
534名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:51:40 ID:8Olew56I0
>>532
種の量を心配するのは海から水が尽きたらどうしようって心配するようなもんだろw
535名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:55:13 ID:buGjxntn0
>>527
妊娠中のせくろすが良くないというのは都市伝説なんだぜ。
そういう時期も確かにあるけど、ある程度安定すればOK。
そしてついでに、妊娠中の女性はふぇろもんが強烈に……おっとこれ以上は誰かが投下してくれるのを待つんだな。
536名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:55:43 ID:XHmhaynH0
うん、自分で言っといて種が尽きるとかありえんw
でも腰を痛めるくらいはあると思うんだが、どうだろう?
537名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 21:59:34 ID:TkZPMdhc0
恋姫まつりが延長か
SSはともかく4コマはけっこう良作が増えてるな
538名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:01:34 ID:aU0dNJzD0
>>536 大丈夫じゃないか?奴は閨では種も体力も多分無尽蔵だろうw
それより、政務で椅子に座りっぱなしで腰痛になる可能性の方が遥かに高い
539名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:02:15 ID:06JIRlCzO
>>527
初期と後期を避けてあまりお腹を圧迫しない体位なら大丈夫みたい
むしろ妊娠中だからってヤるの控え過ぎると産まれた後セックスレスになる恐れが高まるとか
妊婦さん向けの雑誌だと「夫婦のコミュニケーションとしても大事」とか書かれてるらしいw
540名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:06:22 ID:XHmhaynH0
ふむぅ、妊娠中も気をつければ大丈夫なのか
また一つ賢くなった、ありがとう
後はそれ系SSが投下されるのを待つだけだねっ

ピロートークで真名を考えるとか妄想するだけで悶えます
541名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:07:15 ID:buGjxntn0
エロゲだと臨月でも見境無くやっちゃうけどな!

ところで、たんぽぽ妊娠がいいなと思った次第だ。
あのろりぼでぃに合わぬ乳が俺を妊娠妄想へと誘う…
542名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:15:29 ID:dPIi63ce0
しかし一刀の相手はみんな一国のトップ集団だからな。
ちゃんと気をつけないと↓みたいなことになりかねん。

名無しの文官風

くそぅ、あの種馬め・・・ヤり放題は構わん、後宮だろうがハーレムだろうが好きに作ってくれ。
一文官に過ぎない俺が口を挟むようなことではない。もしかしたらそれが天界の雄の平均的な性活なんだろうよ?
だが、だがしかしせめて孕ませる時期は選んでくれ、つーか頼むから順番に孕ませてくれ。

国wwのww仕ww事wwがww止wwまwwるwwww

特に軍部www将軍が全員出産休暇とかwwwギャグだしwww
後この書類wwwどう見ても軍師様方の決済いるんだけどwwww
てゆーか一緒にラマーズ法やってないで仕事しろちんこwww
543名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:18:13 ID:XHmhaynH0
ラマーズ法吹いたw
名も無き文官頑張れ、超頑張れ
544名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:19:09 ID:I9Rq2DI20
>>542
呉ルートだと一刀自身が過労で死にそうだがなw
545名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:20:50 ID:zE5Ml3Zf0
一刀「それでは、警備隊の今月の予定を発表する」

楽進:産休
李典:産休
于禁:産休

一刀「以上だ。尚、翌年は俺が育児休暇を取らせてもらう予定だ。
    厳しい状況だが、みんな力を合わせてこの局面を乗り切ろう。
    あ、やめて。物を投げないで!」
546名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:21:06 ID:GhoURMAc0
たぶん仕事内容と量が最もハードだと思われる魏でのみ一刀が消えたのって
LPが切れたんじゃいか…
547名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:26:18 ID:T+YjxJ8Y0
>>546
呉はもっとハードじゃないか?
>>542じゃないけど国政がヤバイ
蓮華と穏が同時にって事にでもなったら仕事量が恐ろしい事にw
548名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:30:58 ID:ciTTR4Wy0
生まれてくる子供の性格が気になるな
母親に似るのか一刀みたいな感じになるのか
549名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:33:14 ID:A8PNVgEp0
今更だけどハオプロドM組のメンツやべえな…。
550名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:35:37 ID:vFAAcV3h0
なあなあ、一番最初の桂花妊娠SSって、まとめサイトのどれ?
ブームに出遅れたんで、ぜひ読んでみたいんだが。
551名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:36:56 ID:zE5Ml3Zf0
蜀政府「劉備さまご懐妊」
文官「実によろこばしい。国政に運営に影響もない」

蜀政府「諸葛亮さまご懐妊」
文官「実によろこばしい。我々には鳳統さまがいる」

蜀政府「鳳統さまご懐妊」
文官「実によろこばしい。決裁は関羽さまに仰ぐとしよう」

蜀政府「関羽さまご懐妊」
文官「実によろこばしい。臨時に執政権を黄忠さまに委ねよう」

蜀政府「黄忠さまご懐妊」
文官「実によろこばしい。いささか異例ではあるが、賈駆さまに政をお願いしよう」

蜀政府「賈駆さまご懐妊」
文官「メンマ持って来い。ついでに酒もだ!」
552名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:37:03 ID:A8PNVgEp0
と、本スレと間違えてしまったんだぜ。
そんな自分に罰としてドM組新規メンバーを考える作業を課すことにした。
魏呉蜀からそれぞれ真キャラで三名を新たに選出…。
魏は稟で鉄板だし、呉は亞莎くらいか? 蜀は……雛里と焔耶はどっちがM具合高いものか。

あとはこれにエロ澄さんモードの一刀を加味すれば……しまった、これ罰じゃねえ!
553名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:42:08 ID:buGjxntn0
>>550
4スレ目の>>783
これに影響受けたて書いたって宣言されてるのが
「桂花の乱」と「桂花繚乱」。

今まとめ落ちてるっぽいけど。
554名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:43:08 ID:y7Ft2C970
>>551
璃々で止まるさ心配ない
555名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:44:30 ID:XHmhaynH0
魏以外は何だかんだでパパが頑張ると思うぜ
しかし魏は基本的に警邏隊長だしマジで国が傾くw
556名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:49:26 ID:a38/LutQ0
>>551
「それでも陳宮なら…陳宮ならきっとなんとかしてくれる…!」
557名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:51:36 ID:8Olew56I0
>>556
文官「陳宮殿はどうした!?」
文官2「ご懐妊された呂布将軍につきっきりです」
558名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:52:37 ID:vFAAcV3h0
>>553
thx
回復したら見てくるわ
559名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:54:21 ID:I9Rq2DI20
きっとどいつもこいつもすごい親ばかになるんだろうなあw
560名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:54:43 ID:buGjxntn0
蜀政府「陳宮さま、張飛さま、馬岱さまご懐妊」
文官「……(ゴクリ」
561名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:56:11 ID:k1usK7py0
文官の存在感がありすぎだな
名も無き文官の苦労日記とか誰か書いてくれんかなあw
562名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 22:59:22 ID:u3p4sr5T0
麗羽「オーッホッホッホッ こうなったら名門袁家の出であるこの私、
   この わ・た・く・しが丞相の地位について差し上げましょう♪」
563名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:01:58 ID:buGjxntn0
だれかとめろー!
564名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:02:59 ID:Jgp6Tt+j0
法正「(中央に呼び戻されませんように・・・なんかこえぇ)」
565名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:03:29 ID:A8PNVgEp0
文官「だ、誰か止めるやつはいないかー!」

   「…………」

文官「ここにいないー!?」
566名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:05:05 ID:xsUL3V/VO
>>560
蜀政府「陳宮さま、張飛さま、馬岱さま只今妊娠7ヵ月」

文官A「……(ゴクリ」
文官B「フヒヒ……ちんまい娘のボテ腹(ハァハァ」
文官C「幼女(ハァハァ」
567名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:06:23 ID:FT34aMEm0
駄目だこの国(褒め言葉)
568名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:07:46 ID:XHmhaynH0
なるほど、文官も開き直って変態になれば士気が上がって仕事も効率的に……いやいやいやw
569名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:10:46 ID:Xz3pm+dI0
蜀政府「袁紹さま、ご解任」
570名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:10:47 ID:TkZPMdhc0
そのうち文官(♀)の中にも犠牲者が出始めて……
571名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:12:03 ID:yl+tD6e80
>>503
外史まとめにあるのをIME用に出力したのがあるんでそれでもよければ
孫権と卑弥呼だけシステム辞書登録済みなんで入ってない

ttp://www.uploader.jp/dl/koihime/koihime_uljp00002.zip.html
一応ユーザー辞書とシステム辞書両方入れといた
前スレのSS用ロダ借りたけどSS以外だめなら言ってくれ
572名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:12:37 ID:Fx8j3h9o0
>>571
乙です!
573名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:13:20 ID:ojdvPPdA0
そして、存在を忘れられているハムw
公孫氏は大事な勢力なんだけどなあ、本来はw
574名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:17:32 ID:T+YjxJ8Y0
>>551
>蜀政府「劉備さまご懐妊」
>文官「実によろこばしい。国政に運営に影響もない」

何気に酷い事言ってるなw
575名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:18:07 ID:tRu1f7qz0
>>571
そこにうpするとまとめに載らないみたいだからあまり使わない方がいいかもしれない
576名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:21:36 ID:GhoURMAc0
載らないの?
まったく関係ない所でうpられた素材(セーブデータとか)も
まとめに入ってるけど
577名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:29:10 ID:yl+tD6e80
>>575
外史まとめの専用ロダ落ちてたんでこっちにしたんだ
SS用ロダの管理人さんがだめって言わなければ当分あるだろうし
まとめに載らなくてもそんなに困らんと思うぞ
578名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:30:09 ID:buGjxntn0
あ、まとめスレ復活した。
579名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:33:18 ID:3bFmcGBI0
復活したと思ったら404になって更新押したらsakuraのトップになったな
580名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:36:04 ID:xsUL3V/VO
まとめサイト何処に移転したんだ?
581名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:37:19 ID:eSBbcf+J0
SS用ロダの管理人ですが、
容量の小さい(1M程度の)ファイルは
スレに報告があればそのまま置いておきます。
582名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:37:52 ID:buGjxntn0
こっちでは見れてるけど?
583名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:40:41 ID:WlKr2ZZe0
文官「最近、猛獲様たち南蛮が大人しいな。」
文官B「…………知らなかったんですか?」

…………。
584名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:40:43 ID:TkZPMdhc0
>>582
一回リロードしてからそのURLをここに貼るとみんなで幸せになれるかもしれない
585名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:41:39 ID:buGjxntn0
586名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:42:31 ID:2XEadDEL0
「恋姫†無双 シリーズ 外史まとめサイト」 の移転先ご存知の方、
おられましたらご教授願います。
587名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:43:02 ID:tRu1f7qz0
>>577
このスレの住人、特に今いる人達的にはIME用の辞書がそこにあるとわかるから困らないだろうけど
原作スレでも昔から欲しいという声があったしこの先も欲しい人が出てきた時困りそうな気が
まあ俺はATOK使いなんだが
588名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:43:19 ID:VgNDfDmJO
>>585
ナイスだ
589名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:44:07 ID:dPIi63ce0
>>573
ハム「ご懐妊おめでとうはいいんだがこうもみんな産休では」

文官「いやまったく、公孫賛さまがいなかったらどうなっていたことか・・・
    しかし私ごときがいうことではないんですけどその、公孫賛さまだけ
    全然そういう話無いですね?みんな2週目突入してるのに」

ハム「ほっとけ!(涙)」


こういうことですか?
590名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:45:28 ID:snMiJtaB0
ほんとだ>>277が載ってない
保管しておいて欲しいのに
591名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:45:38 ID:y7Ft2C970
桂花は独りぼっちでいいけどハムは可哀想だろ
592名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:45:47 ID:VgNDfDmJO
>>589
華雄「私よりましじゃないか!」
593名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:45:51 ID:XHmhaynH0
報告忘れではない辺りハムらしいよ、うんw
594名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:47:43 ID:UdLNKeGWP
>>580>>586
何日も404が続くようならともかく少しは待とうや
595名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:47:44 ID:WlKr2ZZe0
魏の春蘭・秋蘭の拠点で、春蘭がダイエットする話があるんだが
太ったのではなく孕んじゃったから秋蘭の服がきつかったのかも?なんて妄想してみた。
596名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:48:42 ID:VgNDfDmJO
>>595
さあ、それを文にするのだ
597名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:51:19 ID:buGjxntn0
>>595
それをやったのが「桂花繚乱」じゃね?w
598名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:52:03 ID:TkZPMdhc0
だが桂花繚乱がまんまその内容な罠
いや春Ver.も読みたいんだがね
599名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:54:54 ID:WlKr2ZZe0
>>597
うん、「桂花繚乱」に触発されて思いついたんだ。

文に起こしてみようかとも思うが、とりあえず発覚するまでのドタバタを書くか、発覚した後のドタバタを書くかで迷う。
600名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:56:21 ID:yl+tD6e80
>>581
一応需要があるみたいなんで残しといてください

>>587
システム辞書に入ってるのを消す方法がわからんので入ってないのあるし
きちんとした作り方を知ってる人が用意してくれるのを待った方がいいと思うんだ
俺がSS書くのにとりあえずで用意したものだし
601名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:56:29 ID:xsUL3V/VO
迷うくらいなら両方書いちゃえばいいんだよ!
602名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:57:07 ID:UdLNKeGWP
しかし盛り上がるのは良いがちょっと雑談のしすぎじゃないかw
俺的には面白いから良いけど
603名無しさん@初回限定:2009/01/21(水) 23:57:20 ID:k1usK7py0
>>599
迷うぐらいなら両方書いちゃえ
春蘭好きとしてはwktkしつつ待つわ
604名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:05:25 ID:9DFvMj/R0
おお、IME便利そうですね!
袁術ルート書いてるとき周瑜とかを変換するのにいちいち本スレのCV紹介まで逝ってとってきてましたぜ!

↑雑魚杉
605名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:12:34 ID:Bq7iH55q0
ほんの2.3時間目を離したらなんだこの流れww
606名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:14:20 ID:2J5rTqTB0
2.3時間とは、妙に具体的だな。と言ってみる
607名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:16:58 ID:wxLt/yld0
しかも16時以降SS投下は一切無しw
608名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:19:27 ID:Bq7iH55q0
こういう雑談からヒントを得て、SSが生まれるんだよ!と言ってみる。
609名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:20:02 ID:1IqzxOeQ0
つぶされるネタもあれば生まれるネタもあるわな
610名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:24:25 ID:2k63DUj10
しばらくSS投下無い時の雑談は構わないけど
投下があってからろくに時間も経ってないのに雑談始めがちなのは良くないな
感想書く雰囲気の方を優先しないと
611名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:25:21 ID:9DFvMj/R0
あ、すいません。
なんかネタバレ臭くなっちゃうんですが、袁術軍ルートで使う技術や
設定で自信なくて迷ってんですけどご意見きいてもよかですか?
612名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:31:55 ID:zPJJA7n90
うむ、よいぞ。
早く聞かせてたも。
613名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:34:11 ID:ImRnCofG0
拒む理由はないな
614名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:34:25 ID:9DFvMj/R0
『列車』
大商家は護衛を雇って隊商を組めるが、零細の行商人、旅人などは街道を行き来するのに割りと命がけで、数名の盗賊に身包みはがされる事もある
これを改善するために、南陽の出口横で定期的に行商人や旅人を集め、多少の運賃を取って小規模な軍部隊と国境まで移動させ、安全に行き来させる制度。
帰りは国境で南陽にいく人を拾ってくる。途中の駅亭などでも近隣の村々から青空市場を開き物流を加速させる

たたら場
物の怪姫のあれ。剣術道場をやってる爺ちゃんにつれられて見学に行ったのをうろ覚えそのあたりを工人たちに話して再現実験中。
自分は小学校のとき理科で五寸釘でペーパーナイフ作ったりしたのでありかなあとか。
恋姫の工人の技術力はすさまじいのできっかけさえ与えればどうだろう
鍛鉄での武具や農具で国力うp(この頃は多分方に溶かした金属を型に流す鋳造がメインと思われる)


活版印刷
木に掘った漢字のますに墨つけて紙ぺったんこで写本。報告書などを処理しやすく。

紙増産
中国にいっぱいある竹を材料に紙を増産

三間槍と斜線陣
兵力を生かして無双武将突撃を少しでも対抗するために導入。でもやっぱり武将は倒せず進撃を遅らせる程度で。
三間槍は時代劇。斜線陣は誰かに意見をもらう予定。

疑問?
反董卓連合軍のとき、董卓軍は洛陽とおそらく長安を勢力下に置いていたと思われるがどうやって馬超は中原に出てきたのか?
筆者としては漢中から上雇方面で川下って荊州に抜けたと考えてるけど、どうなんだろう?

こんなですー
615名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:42:57 ID:kCOvIfgM0
よくわかんないけどオーバーテクノロジー感溢れた原作なんだし
気にしなくていいんじゃない?
616名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:45:25 ID:dGAORN1r0
>>614
まあ、あんまり細かいところまでつめなくても「眼鏡もあるし、パンツもあればブラもあるよ」でいけるとは
思うのだがw

馬超に関しては使者と思えばいいんじゃないの。
主力の馬騰兵力はあの裏で西から攻めてる、その呼応状況の確認や伝達作業に馬超と少数の精鋭だけがきてると。
617名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:46:12 ID:E08uywh9O
言われてみれば馬超の軍て漢中通過したとしても物凄い迂回ルートだな
618名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:48:07 ID:TYmxLbP00
最初から挟撃した方が良いと思ったのは俺だけ?
619名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:51:20 ID:CeytfRYe0
つうか、ヴぁ族って西涼軍だよ?反董卓連合軍に居る事が不思議だわ。
正史じゃ援軍として遷都後の長安入りとかしてんじゃなかったっけ?
620名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:51:48 ID:zPJJA7n90
>列車
要は護送船団の陸上版、というわけだな。
街道封鎖を仕掛けて通商破壊作戦を実施する敵への対抗策、として見ると面白いかもしれない。

>たたら場
この辺の話は門外漢なので何とも。
ただ、職人すべてが真桜レベルとは限らんぞw

>活版印刷
節子、それ活版印刷ちゃう。木版印刷や。
それにしたって500年か600年くらい時代を先取りする技術だが。

>紙増産
産業関係はよくわかんねぇなあw
増産するにしても、それを実現するだけの工業力が要る。
その世界の職人の技量による。

>斜線陣
三間槍はわからんw
斜線陣自体は、三国時代のはるか昔、古代ギリシャで生まれた戦術思想。
大秦国(羅馬?)から流れ着いた情報を切欠に、という事にしてもいいのではないか。

>疑問?
ゲームでも洛陽〜長安の北には都市が置かれていない事が多いと思う。
実はあれ、当時漢に服属していた南匈奴の支配領域。
別に人が住めないような土地というわけではない。
南匈奴が馬騰軍に通行許可を出した、と思えば不思議ではない。
史実では、南匈奴の於夫羅という人物が長安から脱走する献帝を助けている。
621名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:52:00 ID:0r1CmP/Z0
南蛮とか魏延馬岱、厳顔黄忠とかの蜀の新面子はあんまSS書かれてないなぁ
あんまネタにならんのかな
622名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:53:18 ID:dGAORN1r0
>>621
たんぽぽはすでに本編がエロすぎて……w

それから、紫苑を真面子にいれるのをやめろw
623名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:56:48 ID:9Ni3erb50
流れをちんこでぶった切り
ケフィア投下しても良いですかね?
624名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:57:35 ID:9DFvMj/R0
みなさんありがとう
迷いが晴れました!
あんま固くならずにもっと気楽にかいてみます!
625名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:58:00 ID:TuqYP04x0
正にフィーバーwwwwwww

いいぞどんどんやってしまえwwwwwwwwwww
626名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:58:29 ID:Bq7iH55q0
>>623
投下なら大歓迎です
つーかケフィア人気すぎwww
627名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 00:59:44 ID:9Ni3erb50
>>514に触発されて頑張って書いてみた
隠れてなかったり生まれてたりするけど
反省なんぞ我らがちんこには必要ない

ちんこ達へ 読む前に注意すること
7レスぐらい
途中10分以上書き込んでなかったら昇天
陵辱的(キャラ性格崩壊的な意味で)
ケフィアの子供という関係上名前は適当
途中で力尽きた

628子煩悩桂花!(1/7):2009/01/22(木) 01:02:31 ID:9Ni3erb50

わたしです、桂花です。
この度、ついに全身精液チンコ野郎に孕ませられました。
愛しの華琳様に捧げた身はずなのにどうしてこうなってしまったのか。
やはり、近づくと孕んでしまうようです。
あぁ、思い出したくもない。イツカコロス。

あんなチンコの子供が私の胎から出てくると思うとゾッとしません。
とはいえ、子供に罪はありません。
いくら鬼畜精液の種と云えど。
自動孕ませ精液変態野郎の種と云えど!
無いのです。
無いったら無いの!
というわけで、私の娘が誕生したのですが―――――

629名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:02:33 ID:wxLt/yld0
>>623>>627
おまえら、特に627落ち着けw
どっちが先に投下するのかさっさと折り合いをつけよう
630名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:03:24 ID:zPJJA7n90
>>629
お前がもっと落ち着けw
IDをよく見るんだ。
631名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:03:28 ID:9Ni3erb50
うあーすまん、流れ読めてなかったぁぁ
632名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:04:01 ID:TuqYP04x0
>>631
気にせず続けるんだ
633名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:04:37 ID:zPJJA7n90
>>631
気にしなくていい。
投下は全てに優先される。
634名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:05:19 ID:2k63DUj10
なんだこの流れ 桂花続き頼む支援
635子煩悩桂花!(2/7):2009/01/22(木) 01:06:32 ID:9Ni3erb50

「はーい、琳花ちゃ〜ん、ご飯ですよぉ〜」
何とも言えない雰囲気が座を支配する。
桂花が腕に抱いているの赤子は琳花という桂花と俺の子供。
現在生後8ヶ月。
凄い溺愛っぷりを披露してくれている。
「…………」
「…………」
春欄も秋欄も声を出さない。
いや出せない。この場にいる誰もが沈黙し、その様子を見ている。
桂花って、こんなんだっけ?と思うほど子供が生まれてから、もうそれは凄かった。

636名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:07:30 ID:nHZm0ikO0
ま た 桂 花 か

と華琳さまがおっしゃっております支援
637名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:08:38 ID:16reoKAZ0
紫苑…じゃない、支援
638子煩悩桂花!(3/7):2009/01/22(木) 01:09:20 ID:9Ni3erb50

時は戻り出産前

既に臨月だった桂花だったが、いつも通り政務をこなしていた。
出産が近いこともあり休ませようとしたのだが、
「誰があんたの言うことなんか聞くのよ」
当然の如く、俺の言うことは聞かない。
華琳も桂花の体調を心配し、命令で強制的にも休ませようとしたのだが頑なに断る桂花の姿勢に根負けしたらしい。
何が桂花をそこまで駆り立てているかわからない。
政務に対する桂花の姿は、それはもう鬼気迫っていた。

そんなとき、突然、桂花が苦しみだす。

「うぅ……」
「お、おいっ!桂花!」
苦痛に顔を歪める桂花。
俺は慌てて近寄る。
「もしかして来ちゃったのか!?」
陣痛の痛みで声が出ないのか、桂花はコクコクと小さく首を振りうなずく。

「あ…慌ててない、で、誰か…早く呼んで…来なさい、よ」
「あ、あぁ」
俺は慌てて部屋を飛び出した。
639名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:11:41 ID:JqGr4cuF0
桂花と聞いて支援しに来ました
640子煩悩桂花!(4/7):2009/01/22(木) 01:12:12 ID:9Ni3erb50

見つけたのは稟と風。風に来てもらって稟には応援を頼んだ。
「ありゃー、もう破水して頭まで見えてますね〜」
「ど、どうする」
柄にもなく慌ててしまっている俺を余所に、風はいつもの調子で言った。
「このまま産んじゃいましょう」



そんな訳で、桂花の公開出産が行われてしまったわけだが。



稟に呼ばれ続々と集まってくる面々。
とにかく、桂花は喚いた。
相当痛いらしい。死ぬとか、いっそコロセとも言ってた。
それに出産現場を見られているというか、羞恥心もあるのかないのか。
痛くてそれどころではないと思うけれども。

後に産婆が来てくれた。
そして、赤子の産声。
「元気な女の子ですよ」
と産婆が赤子を抱いて桂花に近づく。
赤ちゃんと対面した桂花はボロボロと泣いて、その赤子の手を取ったのだった。
641名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:14:26 ID:E08uywh9O
支援
642名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:14:47 ID:P3ky6lwgO
支援
643子煩悩桂花!(5/7):2009/01/22(木) 01:15:06 ID:9Ni3erb50
それからというもの、桂花は子供にべったりだった。
朝昼晩ほとんど付きっきりと言っても良いだろう。
またことあるごとに頬に口づけしたり、顔を擦りつけたり。
今も――――
「はぁ〜……琳花ちゃん」
あ〜とか、う〜とか琳花が反応する。
「可愛いわぁ」
琳花と向かい合っては、ニコニコとしている。
その笑顔を俺に向けてくれないのが悲しい所ではある。
まぁ、そんな状態だというのに、それでいながらきちんと政務をこなす。
流石というか何というか。
もちろん、華琳への忠誠も変わっていない。
「華琳様、桂花は親子共々華琳様に忠義を尽くしますぅ」
「ふふ、可愛いわね」
「かりんさまぁ」
644子煩悩桂花!(6/7):2009/01/22(木) 01:16:57 ID:9Ni3erb50

「おーい、桂花、たまには俺にも琳花を抱かせてくれ」
と俺の言葉に桂花は振り返る。
「はぁ?私の子を何であんたなんかに―――――」
言いかけて桂花は止まった。
「はっ!まさか、この子まで手をつける気じゃないでしょうね!?実の娘まで孕まそうとするなんて!いやぁぁぁあああ変態ぃぃぃぃぃいいい」
そう言って桂花が走り去っていく。
俺はその後ろ姿をただ呆然と見ているしかなかった。

「いや、流石にねーよ……」

その呟きが誰に聞こえることなく風の中に消えた。
645名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:17:12 ID:ZqVhbUsH0
支援
646子煩悩桂花!(7/7):2009/01/22(木) 01:18:50 ID:9Ni3erb50





あぁ、愛しい我が子。誰があんな奴に触れさせる物ですか。





唐突に終れ
647名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:20:12 ID:E08uywh9O
え、終わり?
648名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:20:34 ID:XGzyQQww0
>>479
理想郷だってこんなのお断りだわ
649名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:22:36 ID:16reoKAZ0
乙w
なんというぶった切りENDw
650子煩悩桂花!(7/7):2009/01/22(木) 01:24:44 ID:9Ni3erb50
終わりですまん…
妄想が限界だったんだ

というよりも公開出産がやりたかっただけな気がする
タイトルがダメだっt(ry
651名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:24:45 ID:P3ky6lwgO


けど、子育て中のドタバタ劇も期待していた俺にはちょっと物足りなかった。
652名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:26:32 ID:njU+bOCu0
GJ!!
荀ツが母子揃って一刀を毛嫌いするのか娘だけは懐くのか妄想するだけで鼻血がw

親子揃ってデレ?
ケイファに『デレ』なんてありませんよ…
ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
653名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:27:45 ID:94POGAJy0
俺もちょっとボリューム不足かなと思った。
でも桂花妊娠好きな俺としては満足。
654名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:29:44 ID:fmUAm1HI0
やっぱり琳花の”琳”は華琳かな
春蘭とかが子供抱かせろとせまるとか、子供がちん●の使いになつくとか
膨らませてほしかった
655名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:30:59 ID:9Ni3erb50
名前が残っちまった
どっかでまた続きでもやりたい、ひらめけば…

>>652
璃々くらいの年頃だろうか…
俺の妄想が加速するっ!
656名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:32:28 ID:KU4LBGvk0
桂花の前では毛嫌いを演じ
一刀しかいないときはデレデレというのはどうだろう
657名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:34:57 ID:1BPVybNx0
なんという親思いの子供w
ID:9Ni3erb50 >>乙です
658名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:39:53 ID:CYkB52c/0
親を見て育つというのなら、罵倒するのが愛情表現だと勘違いする娘になるのではないか。
満面の笑顔で「もう、おとうさんのぜんしんせいえきはらませおとこ!」とか言うんだよ。
659名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:40:38 ID:9Ni3erb50
>>658
それだ!
660名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:42:05 ID:/c1O2VaD0
>>652
おい…それは後のデレ登場フラグじゃ…
661名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:42:22 ID:vjoaRgB4O
>498

個人的には嫌いじゃない、上手く言えないが。
20年では恋姫きゃらが居なくなるのは早すぎだろうし。
解りやすく言えてると信じて、恋姫関連である意味が伝わらない?
場合よっては一本完全なオリジナルが書けるだろうし、かけるならオリジナルを書いて世に出すべきかと。
また、逆もしかり作品のSSを書くのも才能の一つ
662名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:44:00 ID:2k63DUj10
本スレのこれ良かったな

610 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/05(月) 01:13:02 ID:UwPgFt+o0
桂花は一刀の子を産んでも一刀相手にはいつも罵詈雑言
子供は可愛がるけど、子供相手にもその父親の悪口を言う始末
でも「母さま、いつも父さまのお話ばっかりするのよ」
663名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:45:15 ID:MGMgJC5e0
>>658
そこはかとなく七乃っぽいなw
664名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:51:08 ID:94POGAJy0
俺も桂花妊娠で書こうかと思ったけど、他の人の話がレベル高すぎて心が折れそうだぜ。
上にも出てたけど、特に最初の三作、ハイレベルすぎてぎゃーってなる。
665名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 01:59:33 ID:CTSsCVFH0
>>644
>その呟きが誰に聞こえることなく風の中に消えた
これがなんか意味深に見えた俺は確実に終わってる……
666名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:10:32 ID:xzGSBKjv0
いや、しかし>>658は良いことを言ったと思う
667名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:30:02 ID:BoDleuve0
>>665
"かぜ"じゃなくて"ふう"かよwwwwwwwwww
668お阿斗:2009/01/22(木) 02:32:06 ID:tAR3jbtP0
>>628
お疲れ様でした。

自分も桂花妊娠がきっかけで孕ませネタ書いたなんて言えるわけがない

そんな自分が孕ませじゃない1発ネタ投下したいのですが、よろしいでしょうか?
669名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:32:21 ID:16reoKAZ0
さて、後編が書けるまでまだまだかかりそうなので、

北郷新勢力ルート:Interlude2
               ─星─

2レス程度ですが自己満足気に投下してもよいだろうか。
2レスなのできっと今日はさるさんは食らわない!
670名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:32:50 ID:P3ky6lwgO
どぞー
671名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:33:24 ID:1BPVybNx0
この時間帯なんで毎日盛況になるんだwwwww
もしや一人で複数書いてる訳じゃないよなwwwww

支援ならここにいるぞー、と
672669:2009/01/22(木) 02:34:13 ID:16reoKAZ0
昨日から他の人と妙にかぶるwww
タイミング悪くて超スマヌorz
673お阿斗:2009/01/22(木) 02:35:02 ID:tAR3jbtP0
>>669

お先にどうぞ。自分は後方に下がります。
674名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:36:21 ID:16reoKAZ0
>>673
では失礼して。

ほんの少し、お付き合いくださいませ。
675真√:Interlude2 1/2:2009/01/22(木) 02:37:02 ID:16reoKAZ0
幽州──北平近郊。

 後ろで束ねた長い髪を風になびかせ、踊るように白い衣が舞う。
「ぎゃああああぁぁぁ!!」
 一度、二度と槍が閃き、その度に断末魔を上げ、黄色の頭巾が血に染まり崩れ落ちる。
「さぁ!次ぃ!!…………おや?」
 気合一閃、次の獲物を求めたところでようやく手が止まった。
 気が付けば、動く黄巾は既になし。どうやら今のが最後の一人だったようだ。
「この辺りの敵は片付け終わったか。……さてはて、伯珪殿の方は…っと」
 布で槍の穂先をぬぐい、まるで今しがた戦っていたとも思えない様子で、
飄々とその場を後にしようと、きびすを返した所で、

「……星!」
 と、声を掛けられた。
「おや、伯珪殿。今しがたこちらは片付きましてな。
そちらの様子を見に行こうと思っていたのですが……うむ残念。伯珪殿の方が早かったようで」
「……私の隊のゆうに倍近くの敵を倒しておいてよく言うよ」
 半ばあきれたように言う公孫賛に、はははっと軽く笑って返す星。
「それにしても……これでこのあたりも少しは静かになるかな?」

 幽州黄巾党殲滅作戦……
 冀州〜中原地方で決戦が迫っているのを、諸侯も黄巾党も何となく悟っているのか……
最近、幽州地方からは黄巾党の数が減っているのを見て、決戦に先駆けて行われた、
なんとも普通なネーミングの大規模殲滅戦だ。

「うむ。……まぁ、黄巾党も勢力を本隊に集めている様ですしな。……と言う訳で伯珪殿。一つ相談が」
「ん、何だ?改まって」
「うむ。掃討作戦も一段落しましたのでな、私はそろそろまた旅に出ようかと」
「……そうか」
 『客将』と言う立場で有る以上、そろそろではないか……と予想はしていた。
少しは、もしかしたらこのまま居てくれるのではないか……なんて期待も持ってみたりはしていたが。
 何だかんだ言って、公孫賛は趙雲のことが好きだった。
676名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:37:23 ID:1BPVybNx0
支援
677名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:39:44 ID:OCTja+2Z0
支援
678真√:Interlude2 2/2:2009/01/22(木) 02:40:19 ID:16reoKAZ0
「それで、旅にとは言うが……実際はもう大まかなアタリはつけてるんだろ?誰のところへ行くつもりなんだ?」
「さて……伯珪殿はどこだと思われますかな?参考までにお聞かせ願いたい」
 星にそう言われ、公孫賛は「う〜ん」と唸り…
「そうだなぁ……有力と言われる諸侯で言えば、この辺りだと冀州の袁紹、陳留の曹操、
桃香達も最近頑張ってるみたいだな。後は……涼州の馬騰に袁術の所の孫策か?」
 スラスラと出てくる英傑達の名前に、うんうんと相槌を打つ星。
 劉備の名前の辺りでピクッと来たようだが、どうもいまいち星の反応にピンとこない。
そこでふと、最近聞いた噂を思い出したので上げてみる。
「そういえば、荊州北部で『天の御遣い』とかって言うのが活躍してるらしいな。何て名前だったか……」

「北郷一刀。
 ……そうか、あの少年がもうここまで噂されるようになりましたか」
 と、意外にも今までと違う反応が返ってきた。
「知ってるのか?」
「ええ、少し。伯珪殿の所へ来る前に知り合いましてな」
「ふむ……こんな反応が返って来るとは……脈有りかな?」
 ニヤリと笑って言う公孫賛に、星もまたニヤリと笑って返し、
「さてはて……あとは心の行方次第。……と答えておきましょう。
 もしかしたら、やはり伯珪殿の下へ戻ってくるやもしれませんぞ?」
「ははは、よく言うよ。……それで、出立はいつにするんだ?」
「そうですな。事後処理もありますので、まぁ三日後と言ったところですかな」
「三日後か……」
 そうつぶやく公孫賛は、やはりどこか寂しそうだ。
「じゃあ、少し早いが……色々助かった。ありがとう、星」
 そう言って、右手を差し出す公孫賛に、
「なに、それはお互い様というもの」
 と、しっかりと握り返した。

 公孫賛の少し後ろを歩きながら、星はふと空を見上げる。
「さて、我が主よ。共にこの乱世を平定へと導きましょうぞ──」

 天は今日も蒼く、高い。
679真√:Interlude2:2009/01/22(木) 02:42:59 ID:16reoKAZ0
以上、お目汚し失礼しました。

さてさて、星ちゃんはどこへ流れゆくやら。


支援ありがとうなのでしたー
680お阿斗:2009/01/22(木) 02:45:46 ID:tAR3jbtP0
>>679
お疲れ様でした。
真√は気になって仕方ない作品なので今後も楽しみにしています。

・・・・・・・・・・


今宵、まさか音々音で一発ネタ作るとは思わなかった自分が投稿2レス投稿します。
681名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 02:49:55 ID:P3ky6lwgO
支援
682お阿斗:2009/01/22(木) 02:52:17 ID:tAR3jbtP0
「ねねは、恋殿を護り通すために、この仮面を被るです!!」
そう宣言した音々音は、パンダの顔が書かれたお面付き兜を装着した。


かめんパンダー陳宮


せまる〜悪漢〜♪ 地獄の亡者〜♪
呂布殿ね〜らう黒い影〜♪ 愛するひ〜とをま〜もるため〜♪

ゴー!ゴー!レッツゴー!(なんですとーーー!!)
輝くみ〜ぎあし〜♪

ちんきゅ〜きぃーっく!
ちんきゅ〜きぃーっく!

かめ〜んパンダー♪かめ〜んパンダー♪
ちんきゅ〜 ちんきゅ〜♪

 ―かめんパンダー陳宮は呂布配下の軍師である―
 ―彼女は愛する呂布を護るために日夜ちんきゅーキックで呂布を付けねらう悪漢を退治するのであった―
 ―闘え陳宮!愛する呂布を護るために!―
683かめんパンダー陳宮↑タイトル書き忘れ:2009/01/22(木) 02:54:30 ID:tAR3jbtP0
「………なんだこれは?」
「なんだ?とはなんですか!これはお前が教えてくれた「正義の味方」の歌ではないですか!」
「いや、確かにキック1つで多くの敵を倒してきた正義の味方だけどさ…この前教えたのとかなり違うんだが………」
「当たり前なのです!これはねねが新しく作り直したのですから!」
「いやいや。それは作り直したんじゃくて、「替え歌」になるから」
「そんなのどーでもいーのです!今度からコレがねねの主題歌になるのです♪」
などと言いながら上機嫌でさっきの歌を歌いながら俺の元を去るねね。
そして、この歌を教えた一刀は今更ながら、と呟いた。

「う〜む……やっぱバイクヒーローより、某光の国の獅子の戦士を教えればよかったかな?」


後日、その事を教えると、物凄い勢いで「早く教えるです!」と言ってせがんで来たのは言うまでもなかった。

「やっぱ正義の味方って誰でも憧れるもんだよな〜」などとしみじみ思う俺であった。


 嘘予告終わり
684お阿斗:2009/01/22(木) 02:58:16 ID:tAR3jbtP0
以上、一発ネタ「かめんパンダー陳宮」でした。


手抜きごめんなさい。
今から春蘭にしごかれてきます。

685名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 03:04:23 ID:fcR1zbu60
>>614
未来技術村から、突っ込めそうなところだけ突っ込んでみます。
リアル志向からの突っ込みなので、恋姫準拠で考えると無視してもよいですよ。

『列車』 
方法としては悪くないかも。鉄道は轢けないだろうから、馬車又は牛車になるのかな?
車両もこの時代に大きな荷物を載せられ、長距離を走るための車両が難しいのと道の舗装が出来ていないので、車輪のついたものより滑動者(そりのようなもの)が似合っているかも。

たたら場
もののけのアレ、反射炉っぽいのだけど、やるとしたらコークスから作らないとちょっと厳しい。
石炭をもろに使うと硫化鉄が大量に混じり、質の悪い鉄が出来る。
日本古来のたたら製鉄の話だと、質の良い鉄は作れるけど、すごく手間がかかる手法なので違いに注意。
まぁ、青銅器の武器メインの時代に、鉄の武器と防具はかなりチートになるかもしれません。
反射炉を実現できたら、一気に1200年ぐらい先の技術を獲たことになる(笑

活版印刷
>>620で突っ込みが入ってますのでそれ参照。

紙増産
この時代の紙だと、木材由来の紙ではなくて、草由来の紙だと思います。
木材由来を実現するためには、木材に含まれる繊維をやわらかくするための、アルカリ薬品が必要なのですが、これを作るのがちょいと手間ですね。
やるとしたら・・・
・灰汁等からアルカリの液体を生産する
・アルカリの液体に原料を浸して煮詰める
・紙をすく
・脱水・乾燥させる
という方法になると思いますが、全ての工程が人力によるもので、原料面で多少有利になるだけで、生産効率としては、当時のそれとあまり変わらないでしょうね。

紙とたたら場については、政府主導で大規模な施設を作れば、そこそこ効率は改善されると思いますが、家内制手工業を、工場制手工業にするための、改革を行う必要が出てきますね。
しかし、大規模になればなるほど、インフラの作成に時間がかかり雇う人間が多くなるので他国への情報の流出も増えるという状態になります。
686名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 03:09:49 ID:16reoKAZ0
>>684

それにしてもウマく替えたもんですねw
687名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 07:02:03 ID:FM+j38v40
>>683
光の国の獅子の戦士ってライオン丸?ウルトラマンレオ?
後者なら主題歌二つあるがどっち?
688名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 07:11:30 ID:P3ky6lwgO
>>687
ライオン丸の「風よ光よ」じゃね?
替え歌作りやすさからして。
689名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 10:13:04 ID:nIuX3gcX0
いいかげんしつこいが>>614

魏ルートを思い出してみるといいが、3姉妹が大量にビラの印刷を頼んでたり
本屋は基本紙媒体だし、当然阿蘇阿蘇も紙雑誌。
むしろ竹簡使ってるのは政務だけという矛盾した状態なのでいまさらです。

個人的なおすすめだと……鉛筆とか?
690名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 10:18:50 ID:xFyG9WTnO
まとめサイト鯖移設中だとさ

最近SS立て続けにきたからな〜
がんばって!中の人
691名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 12:30:12 ID:l894VWuO0
恋姫まつりのお勧めのSSってない?
このスレの名作ほどの出来のはないんかね。
692名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 12:30:53 ID:3tj44+9M0
他所のSSの話はNG
693名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 12:33:35 ID:E08uywh9O
ケフィアはわしが育てた
694名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 12:48:34 ID:JNYGLZPi0
さあHなしりとりをしようぜ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/senmon/1232355987/12-  
695名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 13:05:27 ID:x0Ui4dr20
       イ´| ̄`ヽr<´ ̄  ̄`ヾ´ ̄ `ヽx''´ ̄「`丶、
     / _|ノ   ├〈,.-―     ;. _  ,ゞ--'、:\___lヽ
     ,':∨::\  /´ ̄  ̄`ヽ ヽ/´  `ヽ、-.、 \::::::::::',
      |、_;/ /  /´   ,.     、  、  \. \ \―|
      ’、  /  /  ,.  / / ,ハ ',.  ヽヽヽヽ  \ヾ/
      \_/:/:/:./ , / .,' / // | l | , l: | ', ',. ! l  :',!|
          |/:/::/:/:/:! l | { /|:!  l l } !ノ|::,!l | :| |::|:::::::|ノ
         |:/l/:/:::,|::|:{イ⌒lヾゝ ノノイ⌒lヽ|:::!::}:;!::l::::::/
        |::/|/l::/l';:{ヾlー''!     lー''!/リノノ/::/:l::/
          || |:/リ、|::l;ゞ ̄´´  ,.  ` ̄" ハ:lリノノノ'
          リ |' __,⊥!、 " " r===、 " " /ノノ  ||
        '/´\:: : \   ヽーノ  /`ーァ-、 ヾ、
       _ /     li : . ',.`ヽ、 _ ,.イ´ /.ノ::l|  ヽ \____
.    /'/       |l   ヽ `Y´ / './ . :l|   |、 /  /
      \l      |l,   \\_!_/ ‐ ´   、!|   | |\ ̄
        |      /; ´     ` ‐  ,     ヽヾ   ! \|
       |    /       ヽ::/      `ヽ |
      |     ,'        `         ', ! 同じ板にコピペするとそのままだけど、
.       |   |::: ヾ             ヾ  .:| .| 違う板にコピペするとおっぱいがポロリと
        |   '、:::.:.. .     ―       . .:.:::,' ! 見える不思議なギガバイ子コピペ。
       ',.     \_:::.: : :_二二二:_: : : : .:.:.:.:::/ ,'
       ':、   ト、 ̄ ´.:.:.::::::::::.:.:.:.` ―┬ '′ /
        \  |l ヽ            l|  /
.           `/,'  ヽ \         ',/
          ∧ヽ   \ \:.:.:..    ∧
696名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 16:54:16 ID:l894VWuO0
>>692
そーなのかー
697名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 17:09:41 ID:bYegJjMz0
多分、まつりは描写の年齢制限でエロ投稿禁止だから、その分こっちに良作が集まってる  ような気がする。
698名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 17:10:29 ID:P3ky6lwgO
>>696
どうしても他所の作品貶す人が出てくるからね。
699名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 18:00:08 ID:2lPiOlIX0
もしや孕ませもエロに分類されるのか。生命を産み落とす前段階の崇高な状態だというのに。
そもそもエロゲなのにSSではエロ排除というのはこれいかに。
700名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 18:54:59 ID:aOkcmD060
>>551>>>>589>>あたり
遅ればせながら「ご懐妊」ネタ、思わず吹き出しました。
ツボ!でした。
でも、今更ながら、こういうゲームなんですよね。元々。
「呉」なんか、最初からこうだし。
やっぱり「はわわ」兄さんとか「文官A」みたいにうなっていたりして。
701名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 18:57:14 ID:C5uvbyvnO
>>699
ここはエロ描写有りSSがあるから好きなんだぜ

べ、べつに読みたいわけじゃないんだからね!
702名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 19:24:56 ID:bYegJjMz0
お、まとめサイトが復活したな
703名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 19:52:25 ID:EXcZDW6C0
工作板の方に復活報告あったけどアクセスが凄かったらしいね
704名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 20:21:40 ID:92HrQFfY0
魏アフターの立食パーティー時でありそうな会話

雪蓮「へぇ、これが華琳の作ったお酒ねぇ。ホントおいしいわぁ。」
冥琳「……ああ、祭殿にも飲ませたかったな。」
雪蓮「……………ねぇ、冥琳」
冥琳「どうした?雪蓮」
雪蓮「このお酒のこと知ってたら、祭って演技じゃなくて本当に裏切ったりしてたかもね」
冥琳「っ!雪蓮!!言っていい事と悪いことがあるぞ!いくら祭殿とはいえお酒如きで………如きで…」
穏 「ありえないって断言できない辺り、祭さんらしいですねぇ」
705名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 20:47:56 ID:aMxZlHfy0
>>704
後の酒幽霊騒ぎになる
706エセ漢文です:2009/01/22(木) 20:58:20 ID:rpT7Bauu0
「あれ?沙和、何を読んでるんだ?」
「あー、隊長。これは今、都の女の子の間ではやってる『携帯漢詩』なのー」
「へえ…。詩なんて上流階級のたしなみかと思ってたけど、一般市民にまで浸透してるのか。どれどれ…」

我的名字愛 今時被愛女
学舎是退屈 我友人口論
繁華街散策 我会美男子
我被強姦也 我吸引麻薬
我是死亡也 甘味(笑)

「……」
「隊長もよんだ?もうチョー泣けるのー!」
(中華文学終わったな…)
707名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 21:01:49 ID:LJGgpnDp0
>>706
スイーツ(笑)www
708名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 21:14:06 ID:g7oJROWyO
これはひどいwww
709名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 21:26:20 ID:aM/XLvvP0
その文化は五胡から守る必要ねぇww
710名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 21:42:53 ID:bYegJjMz0
甘味(笑)

wwwwwwwwwwwwwwwwww
711名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 22:19:25 ID:BNXmVEv2O
携帯漢詩って…
712名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 22:21:55 ID:b7LQI/GpO
甘味(笑)www
その発想はなかったわ
713名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 22:42:52 ID:C5uvbyvnO
甘味・・・だと?w
714名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:39:05 ID:RtxUh/tq0
昨日の勢いが嘘のような静けさだw
715名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:41:01 ID:xzGSBKjv0
>>714
確かに
昨日の桂花孕ませから始まった妊娠騒ぎが跡形もないな
716名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:44:55 ID:CYkB52c/0
真キャラで、作中あんま絡んでないキャラ同士を絡ませるとしたらどんなんがいいよ?
蒲公英・シャオ・風のエロリ天下三分の計とかそんなんしか浮かばないんだが。
なんかいいネタはないか? 勢力は関係無しにして考えて。
717名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:45:46 ID:z/bv0hPS0
それじゃ話題振ってみるか。

なんかリクエストがあったら受け付けてみるテスト。
ただし、妊娠ネタと魏ルートのぞく。

あとはフリーダム。
718名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:47:38 ID:nv5AL+oVO
1レス縛りでオチもつけた小話をリクエスト
719名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:53:32 ID:92HrQFfY0
魏延の感度のよさは過去に調教で…おや誰か来たようだ
720名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:56:09 ID:5abOdglL0
>>716
昨日くらいにふっと思いついたのはいいが、ネタが固まらないのでよければあるぞー

蜀√のED後に交換留学生を出し合うってネタが思い浮かんだんだが、
それを上手く転がせられなくてなあ……

お前様が上手いこと転がしてくれるならそれに乗っかりたいんで、一つ頼む
721名無しさん@初回限定:2009/01/22(木) 23:57:08 ID:RtxUh/tq0
勢力関係無しであんま絡んでない同士はかなり苦労しそうな気がするけどなぁ、例えば呼称とか態度とか
722名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:17:19 ID:+h8R9/s50
恋の美以懐柔、そしてねねVS美以の恋争奪戦勃発とか拠点イベントで見たかったな
723名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:17:56 ID:pt6f9ezZ0
>>718
美羽が一刀の意見を取り入れ、郵便事業を始めた。
人気取りの一環として、美羽の顔を印刷した切手を販売する。
するとこの切手が、特に孫呉領域を中心とした地域で販売数を大きく伸ばした。
ところが、肝心の評判が芳しくない。

美羽「一刀よ、愚民どもはあの切手の何が不満なのじゃ?」
一刀「どうやら切手が上手く貼れないらしい」
七乃「うーん。裏に塗る糊の量が少ないとかじゃないんですか?」
一刀「いや、糊の量は充分だ」
美羽「うむむ。それでは一体何が問題なのかのう」

一刀「……問題なのは、切手の裏ではなく表に唾を付ける点なんだ」
724名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:29:33 ID:ug3lRBsB0
>>723
なんという愚民www
725名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:34:06 ID:pt6f9ezZ0
華琳が病に倒れた。
症状は重く、万一に備えて後継者を指名しなくてはならない。
魏の重臣たちが華琳の寝台を囲む。

華琳「春蘭はいるかしら」
春蘭「華琳様、お気を確かに!」
華琳「秋蘭は?」
秋蘭「は、ここに」
華琳「桂花は」
桂花「うっうっ、華琳さまぁ……」
華琳「稟と風」
風「……ぐー」
稟「起きろ!」

この調子で重臣たちの名を呼ぶ華琳。
すると、彼女が名前を呼んだ人物は、すべてこの場に集まっている事が判明した。
その途端、華琳は目を見開いて寝台を飛び出した。

華琳「それじゃあ誰が政務を取り仕切っているのよ! こうしてはいられないわ!」
726名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:34:09 ID:UdigCVR3O
>>719
よしそれでひとつ頼む
調教内容は任せた…ん?こんな時間に誰だ?
727名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:43:01 ID:pt6f9ezZ0
雪蓮、華琳、桃香の三名が神に質問をぶつけた。

雪蓮「神よ、孫呉の民がかつての国土を取り戻すのはいつになりますか」
神「貴女の代では困難かもしれませんが、次の代でその宿願は果たされるでしょう」

これを聞くと、雪蓮は安心して建業へ帰った。

華琳「神よ、天下が一つにまとまるのはいつになりますか」
神「貴女の治世で実現されるでしょう」

これを聞くと、華琳は当然だと言わんばかりの様子で陳留へ帰った。

桃香「神よ、いつになったらみんなが笑って過ごせる世の中になりますか」
神「おお、それは私の治世では実現不可能です」

こう言うと、神は泣いて天へ帰った。
728名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:45:30 ID:t1tPb+5k0
>>717
じゃあ美羽×麗羽さまで一つよろしく
729名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 00:55:52 ID:chOLpOTx0
>>717
雪蓮と関係後の呉の面子と一刀の話とか
730名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 01:08:39 ID:xsbFtK2sO
>>717
んじゃ魏・呉・蜀・その他の軍の武将相手に一刀が大ハッスルする話
731名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 01:18:54 ID:EtxuZLZC0
一刀の助言により蜀・呉の策を見破り、赤壁の戦いに勝利した魏の面々。
しかし敵将黄蓋の見事な散り様は、彼女達に勝利の喜び以上の言い知れぬ感動を与えていた。
華琳「流石は呉の宿将と謳われた黄蓋だったわ。今更言っても仕方ないことだけれど、本当の部下になって欲しかったわね」
秋蘭「……申し訳ありません」
華琳「誤解しないで。貴女を責めている訳じゃないのよ、秋蘭」
春蘭「そうだぞ、春蘭。お前は武人の死に誇りを与えたのだ。胸を張っていい」
霞「惇ちゃんの言うとおりや。大体あれほどの将や。どう口説いたかて、魏に降るとは思えんて」
桂花「まったく、華琳さま直々のお誘いを断るなんて……。けど、気持ちは分かるわね」
春蘭「うむ。我等とて千金を積まれようとも、華琳さま以外の主に仕えるなど考えられんからな」
桂花「アンタと同意権なんて気に入らないけど同感ね」
霞「せやけど決着はうちが着けたかったなぁ。うちが一度は不覚を取ったほどの強者なんてそうそう出会えひんし」
稟「武勇も勿論ですが、あれほどの策を仕掛けてきた智力・胆力も並みの英傑に出来ることではありません」
風「ぐー」
稟「寝るな!」
風「……おおっ!名将の死を悼んで黙祷を捧げている内についうとうとと」
凪「私もあれほどの武将となれるでしょうか?」
真桜「凪は凪や。そのままでええと、うちは思うけどなぁ。でも、ま、目標は高い方がええやろ」
季衣「強かったですよねー、あのおばさん」
流琉「強くて、綺麗でした」
沙和「綺麗だったのー。沙和、炎の中に立つあの人に目を惹きつけられちゃったのー。ねー、隊長もそう思ったでしょー?」
 沙和に言葉を振られた一刀に、視線が集中した。
一刀「あ、ああ。うん、俺もそう思ってたよ」
沙和「やっぱり隊長も沙和と同じ気持ちだったのー!」
 何故か嬉しそうな沙和を尻目に、一刀は内心でこう思っていた。

一刀(……ずっとパンツ見てたなんて言えねぇ……)
732名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 01:24:30 ID:D83A+mk/0
最低の屑だわwwww
733星とたんぽぽ 1:2009/01/23(金) 01:28:17 ID:mvKGsjwn0
「んもう、星お姉さまったら、ホント可愛いんだからぁ・・・。たんぽぽ、興奮しちゃうよぉ」

「こ、こらっ、やめっ、たんぽぽ!わ、私は、そ、そんなこと教えていないだろう!」

「やぁだぁ、んもぅ!ご主人様を喜ばせる方法を教えてくれるって言ったのは星お姉さまじゃないですかぁ。
それなのに全部たんぽぽが悪いのっ?んふふ、そんなことないよねぇー。だってお姉さまのココ、こんなにトロトロだもん・・・」

「だ、駄目だっ、たんぽぽ!こんなところを触るなっ!こんなところをクチュクチュしたら、私が、私が駄目になるぅ!」

「んふふ、全然いいですよぉー。たんぽぽが側に付いてますからねー。安心してダメになってくださいねぇ♪
ほらほら、だからチューしましょ、チュー」

「だからって、なんだっ・・・」と言い掛けて、私はたんぽぽに唇をふさがれた。
進入してきたたんぽぽの舌は、私の口内を蹂躙して、私の舌を絡め取る。
そして唾液が交換された、たんぽぽの唾液は不思議と甘く感じた。

うう、どうしてこんなことになったのか。
先ほど、私の部屋にふらっと遊びに来たたんぽぽに、
私が冗談半分に男女のむつみあいのイロハを教えていたと思うのだが・・・。
むむ、たんぽぽの方が、一枚も二枚も上手だったというのか・・・。
いかん、頭がクラクラしてきた・・・。

私の熱くなった身体を隅々までもてあそびながら、
たんぽぽは、フィーと満足そうにため息をついた。

「もうっ!星お姉さまが可愛いすぎるから、たんぽぽ、つい本気になっちゃったぁ♪」

ペロリと舌を見せるたんぽぽ。
そして、再度、私に軽く口付けをしてから楽しそうにつぶやいた。

「お、そろそろ時間かなぁー。うふふ・・・、ここまでが練習でぇ、これからがいよいよ本番だねっ、星お姉さまっ♪」
734星とたんぽぽ 2:2009/01/23(金) 01:29:12 ID:mvKGsjwn0
「ほ、本番とは何のことだ・・・?」

先ほどからの愛撫で力が抜けてしまった私はグッタリとベッドに横たわり、恨めしそうにたんぽぽを見つめた。
うう、奴め。憎らしいほどに、楽しそうな顔をしているが。

「いやー、せっかくの非番で星お姉さまと二人っきりで過ごせる夜だしぃ。ご主人様にも声をかけて、星お姉様のお部屋で飲み会しようって話になってたのぉ♪」

「な、なにっ!主殿がここに・・・」

私が驚くのと同時に、トントンと扉をたたく音が。
「おーい、星、たんぽぽ、つまみと酒、もってきたぞー。両手ふさがっててさ、開けてくんない?」

ドキン!
心臓が跳ね上がる。あ、主殿の声だ。
たんぽぽは「はぁーい」と返事をして、ベッドで寝崩れる私の横から立ち上がりかける。
そして私の耳元で、こんなことを言うのだ。

「今夜は星お姉様もご主人様も、たんぽぽが寝かせないんだから!覚悟しちゃってくださいねぇ・・・♪」

再び、私に優しく口付けをしたたんぽぽは、主殿を迎えに扉に向かう。
それを見送る私は、もう、まな板の上の鯉。
今夜は、二人の思うままに、私は蹂躙され、愛されるのだろう。
少しばかりの不安と、大きな期待をして。
私はそっと目を閉じ、主殿が私を抱きしめる瞬間を待つのだった。

おしまい
735名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 01:52:59 ID:22o16AJH0
たんぽぽ無双
736名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 01:55:23 ID:29odpOKr0
たんぽぽつよすぎるw
737名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 02:49:08 ID:EtxuZLZC0
無双愛撫
738名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 02:55:22 ID:q0jRqrVH0
ていうか誰も「主殿」「星お姉さま」につっこまないんだな
二人とも呼称が違うだろw
739名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 03:59:16 ID:pf7mbR3I0
>>727
最初っから桃香に政治を任せる気の無い神に吹いたwww
740名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 04:16:53 ID:YE2yUNgEO
仮に真でハレームエンド作るのって。
ヒロイン全員が魏呉蜀のそれぞれ三本の記憶を持ってて、領土は三分の計状態?
からスタートって言うぐらいの無茶振りが必要かな?
蜀メインでも雪蓮が一時的でも捕虜に……頭痛くなってきた
741名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 06:29:05 ID:QJssykwP0
最近真のちんこさんは各ルート毎で別キャラと認識し始めた所為で
例えば蜀ちんこさんが三羽烏とかと良い雰囲気になったり魏ちんこさんが呉将にコナかけたりすると不快になり始めた

そしてそんな自分が非常にキモい
742名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 06:31:00 ID:Lk1fv9300
袁紹を探索に出して鏡を割ってもらうしかないな>ハーレムエンド
743名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 08:43:59 ID:oQ92IBVr0
亀だけど>>277はまとめのほうには上げなくていいの?
744名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 08:46:39 ID:zM2lL4blO
ハーレムエンドなつかしいな無印恋姫
最近は真恋姫SSばっかだが無印SSないかな?
745名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 08:57:32 ID:Yl945Gt1O
>>743
俺も携帯からだと読めないからまとめにあげて欲しい
>>740
三国にそれぞれちんこが居る話を妄想した
そのちんこ達がであうとグレートちんこになってちんこ力は三倍じゃなく三乗になる
つまりちんこ力100のちんこなら合体すると300になるんじゃなくて1000000になる
そしてハーレムエンド
……朝から何言ってんだ俺
746名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 08:58:22 ID:7X/rETH+0
アルカディア、恋姫で検索すると出ないんだけど、俺だけ?
昨日までは普通に一覧出てたんだけどなぁ
747名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 09:13:31 ID:i6ZUEU2N0
>>746
スレチ。向こうの運営板へ行こう。
なんか検索が死んでる。あそこの管理人さんも大変だから様子見よ。
748名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 09:18:37 ID:UCQSWygwO
>>745
モバジラとか使えば見れるよ。
TINAMIのは知らないけど。
749名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 09:28:30 ID:QYkPXPXB0
>>739
桃香がどうこうじゃなくて「みんな」が笑って過ごせる世の中は神でも無理っていう事だろ
750名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 09:35:01 ID:S+ZrPRvaO
むしろ携帯からだとテキストの方が読みやすい
751名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 10:07:50 ID:zM2lL4blO
>>745
だね〜長編はまとめにTextとかで投下できればと思う
まとめの人たいへんだろうけど

あと鯖移行お疲れ様でした〜
752名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 11:33:50 ID:A74krf/v0
>>749
某隊長「みんなで幸せになろうよ」
753名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 12:53:00 ID:R4Naq+NM0
>>739
神様はまともなので
みんなが笑って過ごせるように蜀が屠ってる他兵もみんなだって言ってるんだろ
754名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 13:23:34 ID:D83A+mk/0
>>753
あれはそもそも神話だったか昔話だったかが元ネタ
755名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 13:44:30 ID:pf7mbR3I0
>>749
いや、他の二人は
「貴方の代では〜」「貴方の治世で〜」と答えてるのに、
桃香の場合は「私の治世では〜」と、
桃香が治世することを前提として話してないからさw
756名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 13:50:23 ID:UdigCVR3O
>>755
「自分が神様やってるうちは無理」ってことかw
神様が世代交代制じゃなかったら永久に無理じゃねーか
757名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 13:53:42 ID:S+ZrPRvaO
1レスネタなのに解釈が分かれる…
ナポリタンコピペのようだ
758名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 13:56:58 ID:mJ2Uq1ea0
>>751
まとめの専用うp板がテキスト投下可能になってたはず
759名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 15:16:51 ID:D83A+mk/0
>>756
ちがう、それは単に「永久に無理」ってこと。
国が栄枯盛衰するのは世の常だが、世界平和が絶対にやってこないこともまた真理、っていう話
元ネタがあるんだって
760名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 15:29:24 ID:UdigCVR3O
>>759
あ、元々そういう意味なんだ
失敬
761名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 16:59:25 ID:IJv5VKFXO
>>760
これだからゆとりは
762名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 17:06:04 ID:z2E0RsrN0
>>761
これだから携帯は
763名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 17:13:03 ID:FGQY63iJ0
松竹ラインナップでダイゴ達がカレー頼むシーンあったけど
本編ではカットされてたんだな。
764名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 17:13:59 ID:FGQY63iJ0
誤爆だ
765名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 19:12:51 ID:s/G1kOW00
>>761
はいはい博識乙
766名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 19:29:24 ID:xsbFtK2sO
投下無いのが寂しいぜ
767名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 19:34:09 ID:cfkb2bcu0
>>752 
こうだな。

朱里「でしたら鈴々ちゃんの言う通り、本隊の袁紹さんを支援に行くのが正解だったのでは?」
桃香「本隊にはせいぜい苦労してもらいます」
愛紗「見殺しですか!?」
桃香「袁紹さんには気の毒だけど…今回だけはハズレを引いてもらわなくっちゃ。
   彼女たちには私たちの花道を作ってもらいます」
愛紗「そんな…」

桃香「名家袁紹軍ですら手こずった呂布を…。半パ者の寄せ集めである劉備軍が退治する。痛快な筋書きでしょ?」
愛紗「それはまぁ、退治できれば…」
桃香「退治するんだよ。後が無いと思って」

桃香「私たちにまず必要なのは華々しいお手柄だよ。劉備軍の存在価値を反董卓軍に認めさせることさえできれば…
    私たちのような半端者や落ちこぼれ武将にも、この先生きる希望がわいてくるってものでしょ」
朱里「半パ者…」 愛紗「落ちこぼれ…」
桃香「幸い袁紹軍は大苦戦に陥っているらしい。ここまでは筋書きどおりよ」
朱里「幸いって……」
愛紗「なにかこう、やり方が悪どくありませんか?」

桃香「………………みんなで幸せになろうよ」
愛紗(どこまで本気なんだこのお方は…?)
768名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 20:30:00 ID:mrOC1vxJ0
>>767
なぜか最後の2行が脳内でうすた絵に変換された…

真桜「ふっふっふっ…秘密兵器デグチ・ホソナールや!」
春蘭「しまったっ、罠だったのかー!!」
一刀「引っかかってるー!?」
769名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 20:48:45 ID:pt6f9ezZ0
各国首脳を乗せた遊覧船が沈没しかけている。
積荷を長江へ投げ捨てたが、船の沈む勢いは止まらない。
すると華琳が立ち上がり、

「王たる者、後に続く者たちに示しをつけなくてはならないわ」

と言って川へ飛び込んだ。
それを見ていた麗羽は、

「袁家の誇りのために!」

と叫び、華琳への対抗意識を剥き出しにして川へ飛び込んだ。
それでも船は沈み続け、今度は桃香が、

「みんなが助かるためだもん」

と呟いて川へ飛び込むが、船はまだまだ沈み行く。
ついに雪蓮が立ち上がると、

「孫呉の栄光のために!」

こう叫んで美羽を突き落とした。
770名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 20:56:31 ID:mfyi+DUv0
>>769
ちょwwあんまりだww
まぁ一番現実主義っちゃそうだけど
771名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:02:29 ID:HMaPna3e0
袁術は帝を僣称しちゃったから、必要以上にイメージが落とされてるよね。
孫策なんて、袁術の後方支援あってこその活躍なのにね。

まあ、美羽かわいいからいいけどw
772名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:09:46 ID:mYq3ohxF0
七乃が甘やかすのも解らなくはない
馬鹿な子ほど可愛いというか……ねぇ?w
773名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:16:57 ID:G7PDL5Yy0
甘やかす気持ちもわかるけど・・・
個人的には涙目でガタブルな美羽の方が好きだw
774名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:29:55 ID:MyN9JxJ00
いま、真 恋姫無双 魏ルートを再プレイしたんだけど
彼方の面影を聞いてたら、涙出そうになってきた
俺、疲れてるのかな
775名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:36:15 ID:pt6f9ezZ0
一刀が美羽の手料理を口にする機会を得た。
あまり期待はしていなかったのだが、予想をはるかに超えて美味い。
美味しそうに食べる一刀を眺める美羽も嬉しそうだ。

一週間後、美羽は同じ料理を一刀に振る舞った。
しかし、今度はそれを口にした一刀が首を傾げる。

「美羽、作り方を変えたりしたか?」
「変えてなどおらぬ」
「しかし味が全然違うぞ」
「おかしいのう。七乃、原因を教えてたも」
「うーん……何ででしょう? 同じ日に仕入れた食材なんですけどねぇ」
776名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:43:23 ID:ch43NzYY0
同じ日に仕入れた食材そのままだからじゃねえかwww
777名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:49:30 ID:mYq3ohxF0
調理する時に一週間前の食材と気付かないのが美羽クオリティww

>>774
お前は今、泣いていい……泣いていいんだ
778名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:52:03 ID:3mPnp4QoO
この本スレだと普通だがこのスレだと美羽人気あるよな
779名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:57:30 ID:IJv5VKFXO
>>769
元ネタを知らないやつがいて笑った
780名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 21:59:28 ID:7X/rETH+0
えっと初投稿ですが大丈夫でしょうか
2スレほどの短い小噺みたいのですが
781名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:01:12 ID:qDyYzVxG0
カマン
782秋蘭の日記 1/2:2009/01/23(金) 22:03:37 ID:7X/rETH+0
SSってのとはちょと違うかもですが、夏候姉妹が好きなもので

秋蘭の日記

○月×日 

 今日は華琳様から早朝の会議の為、魏の主だった武将は集まるよう命令があった
しかし姉者はぐっすり熟睡中、ふふっ、姉者の寝顔は可愛いなぁ。
起こそうかとも思ったが遅れて華琳様に怒られる姉者が見たいのでそのままにしておく

会議後半、遅れてきた姉者は当然華琳様に怒られる、ふふっ怒られる姉者、可愛いなぁ    


 姉者が「昨日季衣からとっておきのお店を教えてもらったのでそこで昼食を食べよう!」
と言い出す、凄い穴場でとっても美味しいらしい、
だが私は知っていた、そこは人気店で早くに並ばないと入れない事を、
でも姉者が店に入れないであわてる姿が見たいので黙っておく

案の定、店は行列で入るのにかなり時間がかかる模様、がっかりする姉者
ふふっ、がっかりする姉者は可愛いなぁ
783名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:03:43 ID:UCQSWygwO
バッチコーイ
784秋蘭の日記 2/2:2009/01/23(金) 22:04:44 ID:7X/rETH+0

 夕飯は華琳様達と有名店で豪華な夕食をとる事になった
しかし姉者はなんだか気乗りしない模様、理由は最近太ったらしくお気に入りの服が
着れなくなったらしい、ふふっ体重を気にする姉者は可愛いなぁ

食べるのを我慢している姉者にそっとささやく
「姉者、少しやせたのじゃないか?」
「え、ほ、本当か!」顔を輝かせる姉者
「ああ」
その言葉と共に食べ始める姉者、ああ、もりもり食べる姉者は可愛いなぁ

その後、服がきつくなった事に気付いた姉者の苦悩の顔
ああ、たまらないよ、姉者

深夜
 寝る前に本郷から聞いた「怖い話」というものを姉者にしてみた、
「な、何だ、ぜ、全然こわくないど・・」
震えながら怖さを必死で隠す姉者は可愛いなぁ

 部屋に帰ってしばらくすると姉者が入ってきた
「へ、部屋が壊れてしまった、ね、寝る所がないのだ」
バレバレの嘘をつく姉者、可愛いなぁ

「じゃあ、今日は一緒に寝るか、姉者」
「お、おう!」

 今日も姉者は可愛かった  
785名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:05:51 ID:7X/rETH+0
おしまいっす、変なもんですみません
786名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:09:49 ID:KHp4tZpY0
∩ ( ゚∀゚)彡 風!風!
787名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:10:14 ID:xsbFtK2sO
>>785
GJ!
春蘭をいじくる秋蘭ひどすww
788名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:10:30 ID:4PEBYidR0
秋蘭ひでえwwwwwwwww
789名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:11:08 ID:UCQSWygwO
GJ!春蘭かあいいよwww
そして割り込みスマンorz
790名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:11:47 ID:RH9PQuK60
なんだかよく偽者が出現するな
791名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:17:13 ID:xsbFtK2sO
>>790
792名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:17:29 ID:mYq3ohxF0
妹者が酷過ぎる件
しかしその気持ちはよーく解るのでGJww
793名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:17:57 ID:HMaPna3e0
我等が北郷一刀じゃなくて本郷さんが出てるってことだろう。
まあ、間違えやすいよね。
794名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:29:29 ID:xsbFtK2sO
>>793
なるほど。
確かにたまに本郷になってるSSは見かける
795名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:35:46 ID:iR9R5dVZ0
ゆとりでなくともほんごうと打って北郷と出てくると知ってる奴は少なかろう
796名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:41:18 ID:7X/rETH+0
あ、北郷だったorz
やっぱ難しいなぁ、がんばろう
797名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:48:46 ID:R+VPToSN0
>>795
無印の時ならまだしも真では特に序盤に北郷と呼ばれること多いのに間違えるってのは
ちゃんとプレイしてないと言ってるようなものかとw
798名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:54:20 ID:vI6Wp2Ni0
>>785
流石秋蘭、魏で有数のドS女郎よ
乙ー。
799名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 22:56:15 ID:H11qXH5V0
本郷と聞くとどうしても元祖漢(おとこ)英雄(ヒーロー)のあの人がでてきてしまうんだけどなぁ
800名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:00:18 ID:EtxuZLZC0
>>799
ホワイトストーンズの本郷隆ですね
801名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:01:41 ID:Hksmeo0PO
>>797
素で本郷と認識してるのと、誤変換を見落としてるのとは問題点がズレてないか?
802名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:02:31 ID:pt6f9ezZ0
ようやくの事で天下に平和が訪れた。
その祝賀会が開かれ、武将たちが催し物を披露する事になった。

まず恋と春蘭による剣舞。
観衆は緊迫感溢れる舞いに惜しみない賛辞を送った。

次に冥琳が『持続可能な三国共存と平和』と題した弁論を披露した。
観衆はその理想と現実性の高さに、これまた惜しみない賛辞を送る。

そして翠、蒲公英、白蓮による馬術。
観衆は卓越した手綱捌きに、やはりこれも惜しみない賛辞を。

最後に愛紗と麗羽が腕によりをかけた料理を披露。
会場を襲ったのは、紛れもない惨事である。
803名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:04:47 ID:c8CfMdyu0
>>802
馬術組に霞も入れてやってください
804名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:06:42 ID:22o16AJH0
> そして翠、蒲公英、白蓮による馬術。
他の国カワイソス
せめて霞姉さん入れてあげようよ
805名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:07:31 ID:4PEBYidR0
そういう流れになると蜀のオチ担当具合が酷いなwwwwwwwwww
806名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:07:38 ID:QhtldPju0
>>801
単純に疑問に思うだけなのだが、そんなに誤変換って気付けないものなのか?
北郷と本郷とか一目でわかりそうなものなんだが
807名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:09:30 ID:HMaPna3e0
>>806
誤字脱字は、かなり気をつけないと気づかない。
自分の書いた文章って読み直しても気づけないものです。
808名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:09:58 ID:pt6f9ezZ0
なんといううっかり。
俺が三国志大戦ユーザーであればこのような平凡なミスなどしなかっただろうに。
張遼にあまり騎兵のイメージが定着していない……。




設問:恋姫世界の中国にキリストは誕生し得るか。
回答:無理。処女がいない。
809名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:11:23 ID:UdigCVR3O
>>800
なんという雅楽戦隊

>>802
見栄えのしない出し物で賛辞を得る冥琳スゴス
810名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:12:19 ID:vI6Wp2Ni0
>>808
璃々が非処女と申したか。
811名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:12:59 ID:22o16AJH0
>>806
脳内で正しい文章があるからPC上で間違ってても気付かない
812名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:13:29 ID:HMaPna3e0
>>808
あれは未婚ながら妊娠した、という意味なので、「天の御遣い」に孕まされた子供は
全てキリストとみることも可能です。
813名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:14:12 ID:UCQSWygwO
>>806
他人が書いたのはすぐ気付くけど、いざ自分が書くと気付かないなんて事はよくある事だよ。
814名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:18:20 ID:Hksmeo0PO
>>806
自分でやった誤字脱字って意外と気付きにくい。
一応はちゃんと出来てるつもりなもんだから、目に入っても間違いと認識しにくいんだよ。
SSとか文章量が多くなったり、書いた後に直ぐ見たりすると余計に見落としがちになるんだ。
815名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:20:05 ID:pt6f9ezZ0
三国の軍師が集まり、それぞれの策略を披露している。
世に言う腹黒自慢大会である。

まず、桂花が軍師に採用される切欠となった食料調達の一件を挙げた。
冥琳と朱里は、彼女の勇気ある行動に舌を巻いた。

次に、冥琳が赤壁で用いた苦肉の計を振り返る。
朱里は加担者として、桂花は苦虫を噛み潰したような顔をしながらも、それぞれ彼女の策を賞賛する。

最後に朱里の番になった。

「あんた、特にこれといった策もないわよね?」
「はわわ。そ、そんな事はありません」
「ほう。では貴女の策を聞かせてもらおうか」
「はい。対五胡の最前線に法正を放り込みました!」
816名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:21:56 ID:CSEgeP7tO
卒論だって印刷した後に気付くしな

という俺は今日卒論提出だったわけで

印刷とか投稿してから気づく間違いはかなりある
817名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:27:05 ID:8yB3wMMP0
季衣「やーい、このチビ!」
鈴々「何だとこの春巻き頭!お前だってつるぺたのチビじゃないかー!」
流流「もう、やめなよ二人とも。」
季衣「お前なんかまだ子供のくせにー!」
鈴々「鈴々はもう大人だもん。」
季衣「嘘だねー。じゃあ、だれに大人にしてもらったか言える?」
鈴々「え、だれって?……大人っておっきくなる事じゃないの?」
季衣「やっぱり子供じゃないかー。」
流流「ちょ、ちょっと季衣。だめだよ、そんな事言ったら。」
鈴々「え、え、なんなのだ?鈴々は大人じゃないの?」
季衣「あはは、子供だ子供ー。」


鈴々「…ねぇ愛紗。鈴々、聞きたいことがあるのだ。」
愛紗「なんだ、鈴々?」
鈴々「大人にしてもらうって、どうゆうことなのだ?」
愛紗「………………。」

蜀だろうと魏だろうと北郷に苦労させられる愛紗でした。
818名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:27:27 ID:c8CfMdyu0
>>815
諸葛先生w
けどこの場合得したのは軍師三番手争いの詠とねねな予感
819名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:27:47 ID:pt6f9ezZ0
桃香が競馬に参戦する事になった。
一刀は観戦したかったが、残念な事に政務に追われ、競馬場に足を運ぶ事は叶わなかった。

職務の最中、一頭の馬がトラックを逆走するという事件が発生した、との報告があった。
桃香の身を案じた一刀は、彼女が競馬場から帰って来ると、まずその事を尋ねる。

「大変だったみたいだな」
「ううん、大丈夫だった」
「一頭だけ逆走する馬がいたって聞いたぞ」
「そんな事なかったよ」
「そうなのか?」
「うん。一頭だけじゃなく、みんな逆走してたもん」
820名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:32:52 ID:vI6Wp2Ni0
>>817
『流流』じゃなくて『流琉』ですよ
821名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:50:29 ID:z2E0RsrN0
>>817
これは良いw
822名無しさん@初回限定:2009/01/23(金) 23:58:25 ID:pt6f9ezZ0
Q.劉備軍の中から桃香が袁紹軍に移籍するとどうなるか。

A.両軍のIQが上昇する。
823名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 00:29:06 ID:t3iYbezQ0
そろそろ桃香好きの俺が
824名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 00:46:16 ID:OiSrXZRF0
今年はバレンタインSS来るかな
去年は何個か来て賑わったけど
825名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 00:47:04 ID:OiSrXZRF0
去年じゃなかった、一昨年か
826そのまさかよ、一刀:2009/01/24(土) 01:07:34 ID:WwwGZqE60
へえー、これが「阿蘇阿蘇」か。沙和が夢中で読んでるんだよなぁ。
俺は本屋で何気なく、阿蘇阿蘇を手にとってパラパラと読んでみる。
ふーん、時代や場所は変わっても、女の子向けのファッション雑誌ってのはどれも同じようなもんなんだな。
そう感心していて、ふと疑問に思った。

あれ?紙がかなり貴重な世界なのに、沙和のお小遣いで毎号買える雑誌ってどうやって大量に販売されてんだ?
貴重な兵法書の類でもないのに、不思議だ。
俺は出版元が書いてあるかページをめくって探してみたが、見つからない。

これだけメジャーな雑誌なのに、出版元や発行者が分からないなんて・・・。
謎のファッション雑誌だな、阿蘇阿蘇・・・。
ふと、阿蘇阿蘇を口ずさんでみた。
阿蘇阿蘇・・・
あそあそ、あそあそ・・・
あ、そあそ
そあそあ、そぅわそぅわ
そ、うそう
そ、曹操?!
バンザーイ!バンザーイ!

こりゃ、かなり苦しいか。我ながら悪い冗談だなぁ。
でも・・・。ま、まさか・・・ね。
827名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 01:39:43 ID:kTvOIh8m0
既出かもしれんけど……
疑問に答えてくれると嬉しかったりする。

まあ距離をあらわす里の単位なんですが、
現在日本では1里=約4キロ
現在中国では1里=約500m
三国時代末期、魏では1里=435m

サラッと検索してみたら↑らしいんだけど、
恋姫世界ではどれに当てはめればいいんだろうw

自分としては、日本から生まれた外史だから4キロかなぁ……とは思うんですがね。
828名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 01:43:07 ID:9ztW3p0x0
原作スレでも言われているが恋姫世界で距離を考えるのは辞めた方が良いかとw
829名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 01:46:24 ID:+VJw/bgR0
距離を考えると、イベントの整合性がひどいことになるからねw>恋姫世界
距離をだしたいときは、旅程や行軍の日数なんかで書いとくのが無難かと。
830名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 01:55:25 ID:kTvOIh8m0
>>828>>829
いやー分かってるんですがねー…SS書く上での自己満足といいますかw

んで↑書いたあと呉√でなんか出てたっけと思ったら、
南征後に対呂布戦援軍時の食料輸送の荷卸地点として
「建業から東に十里に手ごろな湾がある」って蓮華が行ってた。

4キロで十里だったら40キロだから現実的じゃないから
500mか435mなーと自己解決…
建業の位置的に、湾といっても海じゃなくて長江でしょうしねー
831名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 02:11:45 ID:l1jbR1DR0
>>830
だが同じ呉シナリオで「曹軍が北方五十里に」→「およそ一週間ほどか」ってのもあるからなあ
その場合一里=500mじゃ流石に近すぎてありえんw
作者がどっちかに決めてそれで通すか、>>829のいうように時間的距離で表現するのが無難じゃないかな
832名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 02:21:42 ID:kTvOIh8m0
>>831
そういえばそんな会話もありましたね…


とりあえず色々参考になりましたですよー
お三方thx
833名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 02:33:13 ID:ry500HDD0
>>817
GJ お増せな流琉好きにはたまらないです

流琉成分足りないよこのスレ!
834名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 04:07:24 ID:K2U7R6630
前々から気になっていたものがある。何時如何なる時も己が存在を示すそれ。
たまにへたってたりもしたけど。
「……」
「な、なんだ北郷。人の顔をじろじろ見て。失礼なやつだな」
「あのさ、春蘭。春蘭のその跳ねた髪の毛って寝ぐせか何か?」
「ん? ああ、これのことか。そうだな……教えてやるか」
そう言うと春蘭はピコピコと揺れていた自らの跳ね毛に手を伸ばし、摘まんで上へ向けた後に手を離した。
支えを失ったそれは、当たり前にへたりこむ。初めの位置とは違う場所、すこし右へずれた位置へ。
「ふむ、こっちか」
一言呟いて歩き出してしまう春蘭を俺は慌てて追いかける。

「急にどこ行くんだよ、春蘭。何か用事でもあったのか?」
「何を言うか。貴様が私の髪の毛が気になるというから教えてやろうとしてるのではないか」
「え? だって急に春蘭が歩きだしたからさ」
「口で説明するより見せた方が早いからな……っと、ほら北郷」
「どういうことだ? って、華琳じゃないか。こんな所にいるなんて珍しいな……。で、春蘭は何を見せたかったんだ?」
「何を言っておるのだ貴様は。私の髪の毛が何なのか知りたかったのではないのか」
「いや、そうだけどさ。 春蘭の髪の毛とここに連れてこられたことの関係がわからない」
「あら、春蘭じゃない、それに一刀も。二人してどうしたのかしら?」
「はっ。こやつが私の跳ねた前髪が気になるとのことで」
「なるほどね。確かに疑問に思わなくもないわね、春蘭の髪の毛は」
「えっ? 華琳は何か知ってるのか?」
「当たり前でしょう。春蘭は私に身も心も捧げているのだから。自分の物なんだもの、把握していて当然じゃない」
「なるほど。で、結局春蘭の髪の毛って何なんだ? さっぱりわからないんだが」
「仕方ないわね。春蘭、もう一度やってくれるかしら」
「はいっ! 華琳様」
そして春蘭はまた髪の毛を摘まんで上へ向けた後に手を離した。
そして髪の毛は今度は左側へ、華琳がいる方へと倒れて――
「あ、もしかして……」
「気付いたようね。その通りよ。理屈は解らないのだけれど、春蘭の髪の毛は何故か私がいる方向を指し示すの」
「華琳様ぁ、理屈が解らないなどと仰らないでください。私の華琳様への愛を持ってすれば、この程度の事の一つや二つ造作無いことです」
835名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 04:08:00 ID:K2U7R6630
眠いのに眠れずハイになった頭が暴走して初めて書いてみたけど……
中途半端に終わった。締め方が思い浮かばなくてすみません。
1周しかしてないとキャラが掴めないから動かしにくい。
途中で地の文書くのが面倒になったりと駄目駄目。機会があれば真面目にやってみたい。
キャラ違くね?とかあったら指摘して頂けると嬉しいです。お目汚し失礼しました。
836名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 04:24:55 ID:3BRJxjhk0
春蘭「華琳様!妖気です!!」
837名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 04:56:56 ID:ry500HDD0
春蘭かわいいよ春蘭w
838名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 09:06:41 ID:8QDFXGDYO
距離の話ですが、呉の√の祭さん拠点イベント一つ目で『一里って四キロくらいだよな?』って表示有ります。
839名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 09:13:56 ID:/nFgNRVz0
いやそれは多分みんなわかってると思うぞ
それなのに>>831が書いてるような事などがあるから距離は考えない方が良いと言われてるんだと思う
840名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 09:53:43 ID:1GweQcYb0
現代人の徒歩の速度は4km/hだけど昔の人はもっと速い、5〜6kmの間程度じゃないかね
10里(40km)は現代人だと10時間かかるけど、昔の人なら6.7〜8時間程度となる

行軍だと人数や輜重隊や陣設営の関係で50里(200km)を7日程度(1日28.6km)なんだろう
数千程度までの比較的少人数の部隊や騎馬隊だけとか、目的地間の安全が確保されてるとか、強行軍とか、
そう言うのならもっと早いだろう

その辺を考慮した上で、やはり整合性がおかしいのだろうか?
こんなのでどうこうなるなんてもんじゃない程アレなのか?
841名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 10:43:21 ID:ADN6Tqkg0
>>838
それは一刀が思っただけであって、本当は違うかも知れんぞ。
本来の中国里は500m程度だから、4kmとじゃずいぶん差があるんだよな
842名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 12:45:06 ID:Jy1O2fST0
>>840
ローマ軍とかは通常行軍速度は20〜25km、強行軍で30〜35kmくらいらしいから
それとほぼ同等と考えると五十里=200kmを約7日ってのは納得出来る数字なんだよな
>>830で出てる東に十里ってのも一里=500mだと5kmだから騎兵に速攻で襲われる距離になっちゃうから
やっぱり40kmと考えていいと思う

時々ノリというかイベント的に距離とか所要時間とかを無視する事があるから整合性が取れないんだよな
まあ本編内ではそういうとこに拘るようなゲームでもないし、SSの場合も作者が拘りたいんじゃなきゃスルーでもいいと思う
843名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 13:13:22 ID:PuXr2LWhO
となると秀吉の大返しは無理だな
やっぱ最初から強行軍前提で根回ししてなきゃ無理か
ってことは……知ってたってことだよな
844名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 14:24:13 ID:R5HhEElA0
>>842
しかしローマは街道が整備されていたからなあ・・・・・・
中世じゃ悪魔が作ったものと言われていたほどだし、それと比べるとそのころの中国じゃもう少し行軍速度落ちるような
845名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 14:26:52 ID:ADN6Tqkg0
まあどう考えてもそんなことまで綿密に練って作られたゲームではないよな。
じゃなきゃ蜀まで移動とか意味不明な話は出てこない。
846ところで:2009/01/24(土) 14:55:06 ID:PuXr2LWhO
そろそろスレ埋めもかねて、ちょい長編を土曜15時頃から51レス分順次投下するけどOK?
〈投下概要〉
・投稿数:全51投下予定
・陵辱:なし
・オリキャラ:あり
・クロスオーバー:なし
・ジャンル:無印 恋姫†無双
・タイトル:孫呉の乱0/51
・その他:連投規制回避のため3本ずつ逐次投下
847孫呉の乱1/51:2009/01/24(土) 15:00:03 ID:PuXr2LWhO
「クソ!忌ま忌ましい!」
顔を歪め荒れる左慈を于吉が宥める。
「おやおや、荒れてますね。まだこの間のことを気にしてるのですか?」
「当たり前だ!もう一歩で北郷を殺せたものを!くそっ、あの山の妙な結界さえなければ、、、」
「そのことなんですがね。いろいろ調べて、少しわかったことがあります。」
「なんだ?」
「やはり、あの山には宝具が封印されていたらしいのですが…」
「それがなんだ今更…大体なんで北郷は平気なんだ?それに英傑もいただろう。」
「ああ、それはですね。どうもあの結界は本物のバカには効かないらしいです。」
「………」
 ドッと疲れを感じたかのように落ち込む左慈に于吉は目を細めて微笑む。
「まあ、元気を出してください。宝貝を調べたお陰で良い手を思いつきましたから。」
「お前の作戦がうまくいった試しがあるか。いつもあと一歩のとこで逃げられるじゃないか!」
「そうですね、あと一歩で北郷は我らの牙から逃れる。何故だと思います?」
「何故だと!バカにしてるのか?!それは奴が危機に必ず英傑どもがおっとり刀で……」
「そう、北郷一刀の危機には必ず彼女たち英傑が駆けつける。
先のときも曹操、孫権たちが駆けつけたために敗れました。」
ニヤリッと笑う于吉に左慈がなにかに気づく。
「お前、何を?」
「ふふ、毒には毒を、英傑には英傑をですよ。」
于吉の背後の闇から現れる人影に左慈は目を見張った。
「こ、こいつらは……」
・・・
・・

「いい加減なんとかしてください!」
バンッと机を叩かれ一刀は首を竦める。彼の前で倒産会社に債権回収に来た取立屋のように、愛紗
が怒りに震えていた。
「いつまであの女に好き放題させるのですか?!」
「あ、あの女って?」
薄々わかっていながら一刀がとぼけて聞いてみると案の定、愛紗の柳眉がぐんっと逆立った。
「袁紹に決まってるでしょう!ご主人様が拾って来たあの女ですっ!」
848孫呉の乱2/51:2009/01/24(土) 15:01:57 ID:PuXr2LWhO
「拾って来たって、、、勝手について来たんじゃないか……」
情けない一刀の言い分を無視して愛紗のクレームは続く。
「いいですか!ご主人様はお優しい方です。そこが美徳と言ってよいでしょう。しかし!その優しさ
に付け込んで好き勝手に贅沢三昧!知ってますか!あの女は勝手に自分の親衛隊を募集しただけでは
なく、部隊の鎧一式、全部黄金で造ろうとしたのですよっ!」
「そ、そうなんだ。」
すでに朱里から聞いていたがすっとぼける一刀に愛紗のボリュームが上がる。
「黄金の鎧など戦場では何の役にも立ちません。その予算があれば良質な軍馬が何頭揃うか、優秀な
兵を何人養えるか!それをあの女はちゃらちゃらと着飾ることばかりしおって!あまつさえ、、、」
そこまで言って愛紗の頬が染まる。
「ご、ご主人様の正妻などと勝手に自称するなどっ!認めませぬ!私は断固認めませぬぞっ!愛紗は
絶対反対ですっ!」
涙目になって抗議する愛紗に一刀は苦笑せざる得ない。
「(また始まった、困ったな〜)」
麗羽が勝手に言い出した本妻宣言を一刀は軽く聞き流してたが、まわりは結構刺激を受けたらしく
洛陽に戻ってからもなにかと揉めていた。それに輪をかけて洛陽での麗羽の贅沢三昧が彼女たちの神
経を逆なでしているのだ。
いわく専用の豪華絢爛な黄金馬車を仕立てたとか、南皮から専属料理人を呼び寄せ無駄に広い厨房
を建てようとしたり、勝手に温泉を掘って黄金風呂を設置したり等々……
とにかく傍若無人な振る舞いにすでに洛陽で知らない者のない麗羽であった。
「ははっ、、、まあ落ち着けよ、愛紗。俺も袁紹が正妻なんて考えてないからさ。勝手に金使うなっ
て俺からも注意しとくからさ。な、機嫌直せよ?」
宥める一刀に愛紗の表情が少し和らぐ。
「ホ、ホントですか?本当に袁紹を正妻になどと、お考えじゃないですね。」
「もちろんだよ。俺を信じて、愛紗……」
近づき目に力を込めて見つめると愛紗の顔がますます上気していく。
「ご、ご主人さ、ま……」
潤んだ瞳を震わせて愛紗の唇が近づいてくる。
「愛紗……」
二人の唇があと数ミリで触れそうな所まで来たその時……
「うぉっほん!」
わざとらしい咳ばらいがびくんっと二人を引き剥がした。
849孫呉の乱3/51:2009/01/24(土) 15:03:32 ID:PuXr2LWhO
「なっ、、、か、夏候惇!」
「しゅ、春蘭、秋蘭。」
そこには赤面した春蘭とその後ろに影のように静かに秋蘭が佇んでいた。
「ま、真昼間から何をしているっ、惰弱だな、関羽!」
「う、うるさい!何の用だ!」
共に赤面しながら言い合う二人を横目に秋蘭が一刀に近づく。
「北郷殿、少し良いか?」
「ああ、何?また華琳が市に行きたいとか?」
「いやちょっと違うのだが、同行願えまいか?」
「? いいけど?」
「な、ご主人様!今度は曹操の所に……」
 一刀の了承に愛紗が小さく抗議の声をあげると春蘭が勝ち誇ったかのように笑った。
「フフンッ残念だったな、関羽。一人で慰めてるんだな。」
「ぬうっ、か、かか夏候惇っ!」
「(あ、やばい、キレる!)」
慌てて真っ赤になって身を怒りに震わせる愛紗を後ろからぎゅうと抱きしめる。
「あっ!ご、ご主人様?!」
 驚く愛紗の耳たぶを甘噛みして囁いた。
「(ごめん、ちょっと行ってくる。続きは戻ったら、、、な?)」
「(あぅ、あぁ……)」
怒り心頭の愛紗が嘘のようにおとなしくなるのを見て、夏候姉妹が沈黙する。
「はぁ、、、し、仕方ないですね。」
愛紗の躯から力が抜け落ちるのを確認して一刀は内心ほっとして離れた。
「で、では私は警邏に行ってまいります。」
 こほんっと体裁を整え恥ずかしげにさっさと立ち去る彼女を見送ると、一刀は夏候姉妹に向き直っ
た。
「じゃあ、行こうか、、、どした、二人とも?」
頬を上気させてじっーと睨む春蘭とニヤニヤ笑う秋蘭。先に口を開いたのは秋蘭だった。
「いや、ご主人様も随分立派な猛獣使いになったものだと感心していたところだ。」
「も、猛獣使いって……」
「ふふっ、逆鱗に触れ逆上する青龍をあのような手段で鎮めるなど、、、たいしたスケコマシぶりだな♪」
 面白がっている秋蘭とは対称的に春蘭はぷりぷり怒っている。
850名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:05:07 ID:gHE92GZ60
>>844
だがしかし仲達さんの一日50km強行軍ってのもあるからなあ
まあ何にしろ細かい事言い出したら切りがないから、よっぽど軍事面をピックアップしたSSを書くんでもなきゃ
洛陽とか拠点の都市から何日くらいの〜とかにしといた方が無難なんだろね

>>846
無印は久々だなあ
支援
851名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:13:19 ID:t3iYbezQ0
いいぞもっと愛紗弄りしろ
852孫呉の乱4/51:2009/01/24(土) 15:14:06 ID:PuXr2LWhO
「ふんっ!いやらしい!なんだ関羽の奴、ほうけた顔しおって!ふんっ……」
「ふふふ、姉者。素直に言ったらどうだ?『関羽がうらやましい。ご主人様、私もぎゅって抱きしめ
て耳元で囁いてください』って♪」
「バ、バカなことを、、、なんで私が……」
「ふふふっ、顔に書いてあるぞ、姉者♪」
「う、うるさぃ、う、うらやましくなんかない……あっ!」
 真っ赤になる春蘭が妹に気をとられてる隙に後ろから抱きしめた。

  ぎゅううう〜……

「は、離せっ、このぉ、、あ、はぁ〜」
 振り向いて一刀を振り放そうとしたところへ耳たぶを甘噛みされ春蘭の抵抗値が激減する。
「…だ、だめぇ、耳は弱ぃ、、、」
 くたっとなった姉を見て秋蘭が目を細め囁きかけた。
「姉者、いい顔をしているぞ、、、そんなに気持ち良いのか、ふふふっ。」
「はっ! くっ、離せ、バカ!」
「痛!」
 慌てて肘を喰らわせ一刀を吹っ飛ばす。
「ふ、ふん!さっさと華琳様の部屋にいくぞ。」
・・・
・・

「穏から?」
「はい、毎回きっちり届いていた報告が遅延しています。」
 思春からの報告に蓮華は止めていた筆を走らせる。
「穏も忙しいのでしょうね、近々届くわよ、思春。」
「いえ、あやつのことです。怠業している恐れもあります。大方珍しい書籍を見つけて現を抜かして
いるのでしょう。」
 思春が不満をあらわにすると蓮華がくすくす笑う。
「ふふふっ、穏ならありそうね、本の虫だから。」
「笑い事ではありません。厳重に注意すべきです。さっそく詰問使の派遣を。」
「そこまですることはないわ。穏はよくやってくれてるもの、少しくらいの遅れは多めに見ましょう。」
853名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:18:34 ID:1vxJuUoc0
ぬるぽ
854孫呉の乱5/51:2009/01/24(土) 15:19:39 ID:PuXr2LWhO
 取り合わない蓮華に思春は肩を落とす。
「甘くなられましたな、これも北郷殿の影響ですか。」
「!」
 ぴたりと筆が止まる。美しい碧眼が思春を見上げた。
「思春、何が言いたいの。」
「申し上げました通りです。最近の蓮華様は何かと甘い。そう申しただけです。」
 臆する事なく思春が蓮華の視線を真っ直ぐ受け止める。
「穏は私に代わって呉の民を指導してくれているのよ。その苦労を考えたら、報告書が遅れたことに
一々目くじらを立てなくてもいいでしょう。」
「別に穏の事だけを指しているのではありません。最近の蓮華様は、少し気を緩めすぎではないかと
申し上げているのです。例えばその恋文がそうです。」
「な、、これは、その、そう、これは呉の状況報告よ。こ、恋文なんかじゃないわ。」
「ほう。それにしては随分書き直しが多いようですな。」
 と思春が机の端の書き損じの一つを拾い広げる。
「なっ!し、思春!いくら貴女でも主の文を盗み見るのは……」
「ご本人の目の前ですから盗み見ではありませんな。え〜『一刀、この文を読んでいる刻、貴方は何
をしているのかしら…』」
「わーっわーっわーっ!!」
 慌てふためき思春から書き損じを引ったくる蓮華。真っ赤な顔を膨らませ碧眼に涙の玉を溜めて、
思春を睨みつける。
「…珍しい書き出しの報告書ですな。」
「ししゅん〜っ(怒)」
「そのように膨れっ面になられると小蓮様そっくりですな。」
「もーっ!嫌いっ!」
 ぷいっと拗ねてしまう蓮華を気にすることなく思春は続ける。
「そういえば小蓮様で思い出しました。ご存知ですか?」
「なによ、シャオがどうしたのよ。」
「昨夜また北郷殿の部屋に泊まられたようです。」
「っ!、、、しゃ、シャ、シャオたらしょうがないわね。一刀に甘えてばかりで、、、一刀は忙しく
て疲れてるのに……」
 無理に平静を装う蓮華に思春の非情な追撃が続く。
855孫呉の乱6/51:2009/01/24(土) 15:21:51 ID:PuXr2LWhO
「小蓮様だけではありません。曹操は部下を使い己の部屋に呼び付けているそうです。それに袁紹、
あの女は好き放題やりたい放題…」
 一拍の間を置いて思春は断言した。

「…このままでは確実に寝取られますな。」

「うっ!」グサッ

「先に周喩に王権を纂奪され、今また男を寝取られる、、、孫仲謀の矜持はどこに在るのでしょうな。」

「くっ…」グサッグサッ

「黄泉の孫策様も余りの情けなさに嘆かれる事でしょう。」

「っ……」

 黙り込んでしまった蓮華に思春は声色を和らげる。
「私はそのような悲しい孫仲謀は見たくありません。あえて厳しい苦言を申し上げたのも蓮華様に勝
ち取って欲しいのです、北郷一刀を!興覇は蓮華様に微笑んでいて欲しいのです。」
「思春……」
 蓮華の前にひざまづきその手を握る。
「蓮華様、もっと自信をお持ちください。受け身なだけでは遅れをとります。今は恋文よりも行動の
時です!攻めて攻めて攻め抜くのです!!」
「し、思春、落ち着いて……」
 ぎゅぅと手を握る思春の語気に驚く蓮華。瞳の奥に熱血の炎がめらめら燃やし自らの語気に酔った
思春の声が高くなる。
「一言お命じください!不肖 甘興覇、蓮華様のためならば北郷殿への道の露払いとなりましょう!」
「えっと、あの〜ししゅん?(汗)」
・・・
・・
856名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:25:52 ID:1vxJuUoc0
>>853
ガッ
857名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:35:01 ID:kTvOIh8m0
しえん
858孫呉の乱7/51:2009/01/24(土) 15:36:14 ID:PuXr2LWhO
「〜♪」
 機嫌良く警邏中の愛紗を鈴々と翠が眺めてひそひそ話す。
「(気味悪いくらい上機嫌なのだ。)」
「(ああ、多分エロエロ魔神と今夜の約束したんじゃねえの?見ろ、あの尻、嬉しそうにぷりぷり振
っちゃって。)」
「(う〜む、確かに嬉しそうなのだ。むぅ〜愛紗だけずるいのだ。)えいっ!」
 突然、鈴々が目の前を行く愛紗のお尻をわしづかみにする。
「ひゃ! な、何をするっ鈴々!」
「ずるいお尻を成敗してるのだ。うひゃひゃ♪」
「な、何を言ってる?わ、バカ、止めろっ!」
 尻にくっついた鈴々を引きはがそうと慌てる愛紗に翠がツッコミを入れる。
「抜け駆けするからだぞ、愛紗。」
「ぬ、抜け駆けなどしておらん。」
「ほー、じゃあ今夜はあたしたちに朝まで付き合って貰おうか。」
「うっ、そ、それは……」
 口ごもる愛紗に鈴々がすかさず追撃。
「やっぱりそうだ!今夜はお兄ちゃんとこでえっちするんだっ!ずるい、愛紗ばっかりっ!」
「う、ううううるさいっ!」
 顔を朱に染めて愛紗は鈴々を振り離し睨んだ。
「い、今は警邏中だ。そのような戯言は聞かん。フンッ!」
「あ、逃げた。」
「うん、逃げたな。」
「逃げてなどいないっ。私は……」
「いーよ、いーよ。今は警邏中だもんな。その話は今夜じっくり聞かせて貰おう♪」
「そーなのだ。愛紗、逃がさないのだ♪」
「え?いや、それはちょっと……」
 慌てる愛紗に二人の目が見透かすように細められる。
「こ、今夜はダメだ。用事がある。」
「ふーん、どんな用事かなぁ〜翠、気になるよね〜♪」
「そうだな〜あたしと鈴々の誘いより大事な用事、一体どんな用事かな〜♪」
「う〜〜あーもぅ!ああそうだ、今夜はご主人様の所に行かねばならんのだ!これでいいだろうっ!」
 追い詰められて逆ギレ気味の愛紗に二人はケタケタ笑いこける。
859名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:36:26 ID:U2wExWu10
しっかし、流石に51もあるならtxtの方が良いのではないかと思ってしまう支援
860孫呉の乱8/51:2009/01/24(土) 15:38:27 ID:PuXr2LWhO
「アハハ、愛紗、真っ赤なのだ。」
「最初っから素直にそういやいいのに♪」
「お前たちが抜け駆けだのなんのと言うからじゃないか、ふんっ。」
「拗ねない拗ねない。そりゃうらやましいからな〜意地悪もしたくなるぜ。な〜鈴々、、、あれ?鈴々?」
 振り向くとさっきまで隣で笑いこけていた鈴々がいない。
「どこに、、、あ、いた!」
「またか、警邏中だと言うのに、、、おや?あれは恋ではないか。」
 二人が鈴々の姿を捜すと少し離れた酒家の店先に恋と話してる鈴々を見つけた。恋の前には例によ
って山盛りの点心が並んでいる。
「またあんなにたくさん、旨そ〜♪」
「翠、よだれ。」
 翠の緩んだ口元を注意しながら恋たちに近づく。
「恋、凄い量だが金払いはちゃんとしたろうな?ツケとかはいかんぞ。ちゃんと給金の範囲で買い物
しないと……」
「払ってない。」
「なっ!マジ?これだけの点心がタダ食い出来るって、、、あ!大食い勝負か?制限時間内に食えた
らタダになるだろ?」
「翠、それはないのだ。恋や翠に早食い大食い勝負の参加許可する店もうこの辺にはないのだ〜にゃ
はは♪」
「な〜に自分外してんだよ。鈴々だってそうじゃんか。」
「恋、どういう事だ、まさか賄賂とかではあるまいな……」
 顔色を変えた愛紗に恋が小首を傾げる。
「わいろ?旨いの?」
「う……(か、可愛い)」
「愛紗、恋にそんな難しい事わかる訳ないじゃん。店の人に聞いてみようぜ。おーい、誰か!」
 翠が酒家の奥に確認すると店の給仕が小走りに出て来た。
「はいは〜い、ただいま〜ご注文伺いまーす、、、あっ!」
「あれ?」
「お前って確か……」
「袁紹とこの顔良、、、」
 エプロン姿にお盆を抱いた斗詩と三人の視線が交差する中、恋だけはもくもくと点心をやっつけて
いく。
861名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:44:18 ID:1mi6bt2h0
私怨
862名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:44:42 ID:Lfz/lB6dO
51すげー(笑)
863孫呉の乱9/51:2009/01/24(土) 15:45:03 ID:PuXr2LWhO
「あ、あははっ、ど、どうも、関羽将軍、馬超将軍、張飛将軍。3将軍揃ってどうされたんですか?
あはは……」
 ぽりぽりバツの悪そうな斗詩に愛紗たちが不思議そうに聞く。
「が、顔良将軍こそ、な、なにしているんだ?まるでここで働いているように見えるけど……」
「いえ、まるでじゃなくてここで働いてるんです。えへへ……」
 少し照れて答える斗詩に翠たちは目を丸くする。
「い、いや、しかし、お前たちにもちゃんと給金が出てるはずだろう。名に聞こえた顔良将軍が、な
ぜそんな町娘のような……」
「あはは、袁紹様、金使い荒いですからいろいろ物入りで、、、洛陽広いからバレないかな〜って思
ってたんですけど、やっぱそういう訳にいかないですね。」
「あにゃ〜袁紹のために働いてるのか〜苦労してるのだ。」
「ああ〜噂は聞いてるぜ〜袁紹なんかいろいろ勝手にやっちゃってるらしいよな。朱里が歎いてたぜ。」
「はぁ〜孔明ちゃんには申し訳ないです。あと関羽将軍もごめんなさい。なんか勝手にいろいろと……」
「うむ、そのことならもうよい。そうか、袁紹もお前のような忠義の臣に支えられているんだな、、
、ところでちょっと聞きたいのだが、この点心の支払いの事なのだが……」
「ああ、それならお連れの方が全部お支払いして行かれましたけど?」
「連れが払った?おい恋、連れって誰だ?」
「知らない人……」
「なっ!ダ、ダメじゃないか、知らない人から食べ物こんなに奢ってもらうなんて、、、名前も知ら
ないのか?」
「ん〜?聞いたけど忘れた。」
「おいおい(汗) しょーがねーなぁ〜大方、点心に気を取られてたんだろうけど、、、どうする?
愛紗。」
「……恋、その人に何か聞かれなかったか?誰かの知り合いとか…ん?どうした恋、私の顔を見て。」
「愛紗と鈴々の知り合いだって言ってた。ご主人様に会いに来たって……」
「私と鈴々の?」
「誰だろ?幽州の人かな?」
顔を見合わす愛紗と鈴々を横目に、翠が恋の隣に座り点心に手を伸ばす。
「愛紗たちの知り合いってもな〜ご主人様に訳わかんない奴会わせる訳にいかんだろ。そいつどこ行
ったんだ?恋、一個貰うぜ、はぐっ……」
「ご主人様居場所わかんないって言ったら、愛紗たちに聞きに行くって言って城に行った、もぐっ……」
864名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:47:24 ID:Lfz/lB6dO
支援込みでこのスレもつのだろうか(笑)
865孫呉の乱10/51:2009/01/24(土) 15:50:41 ID:PuXr2LWhO
「あ、鈴々も〜もぐもぐ♪」
「おい!今は警邏中だぞ。こら、二人とも!」
 一度食べ出すと止まらない三傑相手に悪戦する愛紗を眺めて、斗詩はくすくす笑う。
「(ふふっ秋蘭さんもいるし案外居心地いいかな、ここ。)」
・・・
・・

「やっと来たわね、相変わらずグズね。」
 部屋に入るや第一声は桂花の罵声だった。
「いきなりご挨拶だなぁ〜桂花ちゃん。」
「ふんっ!華琳様から声がかかったら速攻で来るのが当然でしょっ!グズッ!」
「はいはい、すみませんね〜」
「『はい』は一回!」
 一刀と桂花の毎度のやり取りを眺めて茶を取っていた華琳が、くすくす笑いながら口を開いた。
「相変わらず桂花は一刀と仲良いわね。ちょっと妬けるわ♪」
「か、華琳様!わ、私は華琳様一筋ですっ!こ、こんないやらしい男になんか……」
「わかってるわ、1番は私、一刀は2番よね。」
「あ、う、、そ、それはぁ、、、」
「そーかー桂花にとって俺は1番じゃないのか〜残念だな〜♪」
「な、なにバカな事言ってんのよっ!バカじゃないっ!」
 華琳に調子を合わせた一刀にからかわれて桂花が赤面反論する。
「まあ、その辺にしときなさい。今日はちょっとマジな話なのよ、桂花。」
 華琳にふられて桂花がこほんと小さく咳ばらいをする。
「最近なんだけど呉からの情報が全く入らなくなったの。それで孫権たちに変な動きがないかと思っ
て……」
「変な動きって、どういう意味だよ。」
 一刀の表情が曇る。しかし桂花は構わず核心を突いた。
866名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:53:33 ID:KDf6vG1W0
支援

>>864
念のため次スレ立てとくか?
支援や規制含めたら900中盤まで行きそうだし、50レス分貼り終わるまでかなりの時間掛かるだろうし
貼ってる間は他の書き手が投下出来ないし、早いならまだ良いが立てた方が良いなら立てるよ
867孫呉の乱11/51:2009/01/24(土) 15:53:39 ID:PuXr2LWhO
「あのおっぱい軍師が呉に行ってる間に情報封鎖。普通、謀叛反乱独立を企んでると考えるのが当然
でしょ。」
「・・・」
 無言で一刀が席を立つ。桂花が睨みつけた。
「ちょっとまだ話は終わってないわ。どこに行くつも……」
「そんな話なら聞く気はない。部屋に戻る。」
 出口に向かおうとする一刀を夏侯姉妹が塞ぐ。
「北郷、華琳様がこのような事でただ陰口を聞かせるためだけにお前を呼ぶと思うか。」
「姉者の言う通りだ。華琳様はそのような方でないことは北郷殿もとっくに理解されていると思って
いたがな……」
「む、、、」
 二人の指摘に華琳を見ると彼女は黙ってお茶を飲んでいる。逡巡の後、一刀は華琳に頭を下げた。
「わりい、確かに春蘭たちの言う通りだ。華琳なりに心配してくれたんだな。すまない。」
「…別にいいわ、そんなこと。それよりこの件どう処理するつもりか聞きたいわね。」
「それは、、、まず蓮華に聞いてみるよ。後は朱理に聞いて、全てはそれから決めるってのはダメか
な?」
「・・・ま、貴方の事だからそんなとこだと思ったわ。相変わらず甘いわね。」
「華琳様の言う通りよ。孫権に叛意があったらどうするつもり。」
「んーそんなことないと思うけどね。華琳もそう思わないか?」
「そうね、確かに彼女は覇者たるには少々優し過ぎる性格だわ。呉王となったのも姉から引き継がさ
れたようなものだし。本人も今のところ貴方の愛妾で満足してる……」
 そこで華琳の眼がちらっと一刀を見る。
「な、なんだよ(汗)」
「別に……でもたとえ孫権がそうだとしても側近もそうとは限らないわよ。」
「側近って穏の事、疑ってるのか?」
「陸遜だけじゃないわ。甘寧も同じよ。」
 桂花が華琳のお茶を替えながら言う。
「場合によっては、あのこうるさい孫家の末娘が首謀者かも知れないわ。姉と違って覇気だけは一人
前だから……」
 と、そこまで言ったとき、扉を蹴破り小蓮本人が怒鳴り込んできた。
「ちょっとっ!黙って聞いていれば好き勝手言わないでよねっ!」
「シャオ!お前なんで?」
868名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:56:04 ID:Lfz/lB6dO
黙々と支援
869孫呉の乱12/51:2009/01/24(土) 15:57:15 ID:PuXr2LWhO
「もーっ!一刀が野蛮女に拉致られるの見たから、心配して後つければ、なにぃ?シャオ達が謀叛企
んでるぅ?よくもまあそんな陰険な中傷出来たもんね!魏の軍師は恥を知らないのかしらぁ?ふざけ
んじゃなーーーいっ!」
 噛み付かんばかりの勢いでがなる小蓮を一刀が羽交い締めにして抑える。
「シャオ落ち着け!華琳は心配してるだけだから。」
「なによ〜っ!一刀はシャオの味方してくれないのぉ!シャオは一刀の奥さんなんだよっ(涙)」
 涙目になって振り向く小蓮、華奢な躯が怒りにぷるぷると震えている。
「(あーあ、下唇噛み締めちゃって、よほど悔しいんだな。)いいか、シャオ。よく聞いてくれ。」
 正面から小蓮の頬を包むと真っ直ぐ瞳を見つめる。
「華琳は、曹孟徳は、陰で人を中傷したりする奴じゃない。気に入らない奴がいたら我慢せずに正面
から正々堂々とぶっ飛ばす。春蘭達も同じさ。シャオだってそうだろ?」
「うっく、、でもぉ……」
「華琳は純粋に心配してるだけなんだ、だからそんなに怒るな、な?」
「うぅ、そんなのわかんないもん……じゃあ、か〜ずとぉぅ〜」
 少し機嫌が直りかけた小蓮の甘えた声に、一刀はほっと油断し微笑む。
「ん?なんだ?シャオ。」
「シャオに今チュ〜してくれたら許したげる〜くすっ♪」

 「…………………はぃ?」

 一瞬にして一刀の背後の音が静止した。
「(ちょ、おま、なんて危険球を!)」
 見ると小蓮の瞳が可笑しそうに揺らめいている。
「(コイツ〜わざとか、小悪魔め…とにかくこの場はごまかそう。)え〜と…」
 振り向かなくても後ろの華琳達が全身を耳にしているのがありありと解る。
 そんな背中を気にしながら小蓮をごまかそうと迷う一瞬の隙を江東の小悪魔は見逃さなかった!
「むぐっ!」
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
 頭をぎゅうっと抱きしめられしっかり舌を吸われること数秒、ポンッと音の出そうな勢いで小蓮は
離れるととっとと出口に向かった。
「ウフッ、一刀ごちそうさまぁ、またねぇ♪」
 呆気に取られる一刀を残し小蓮は来たとき同様に風のように去って行った。
870名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 15:59:46 ID:U2wExWu10
しえん
871名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:00:51 ID:1vxJuUoc0
ぬるぽ
872名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:04:40 ID:KDf6vG1W0
>>871
スルーされて寂しいのでガッ
873孫呉の乱13/51:2009/01/24(土) 16:06:42 ID:PuXr2LWhO
「(さっきまで泣きっ面はなんだったんだ?……ハッ!)」
 唇に残る小蓮の柔らかな香りに指先を伸ばしていた一刀は己が死地にいる事に気づいた。
「(い、いかん。振り向いてはいかん!そこには鬼がいる、間違いなくいる!)」
 背中にガンガン突き刺さる視線に無視して出口へ向かい一歩踏み出した途端……
「まあちょっと待たれよ、北郷殿。」
 ガシッと右肩が掴まれる。
「華琳様の部屋で呉の女と接吻とはいい度胸だな、北郷。」
 グワシッと左肩をわしづかみにされる。
「・・・」
 そんな一刀の脇をすっと抜け扉を閉めた桂花の背中越しにガチャンと錠が落ちる音が響いた。
「(な、なぜ鍵をぉぉぉ!)」
 青くなる一刀の後ろから華琳の冷えた笑いが重低音サラウンドのように響く……
・・・
・・

「?」
 月がふと首を傾げてキョトンとする。対面で洗濯物を片付けていた詠が?顔で手を止めた。
「どした?月。」
「詠ちゃん、今なにか悲鳴のようなものが聞こえなかった?」
「え?いや別に何も聞こえないわよ?」
「そう…気のせいだね。」
 再び片付けを再開する二人のメイド、そこへすたすた思春がやってきた。
「(む、二人だけか。)北郷殿はご不在か?」
「はい、夏候惇さん達と出かけられたので曹操さんとこだと思います。」
「(何っ!しまった先を取られたか!)そうか邪魔したな……」
 挨拶もそこそこに立ち去ろうとする思春に蓮華が慌てて追いついた。
「思春!ホントに一刀の部屋まで行くなんて……」
「蓮華様、ちょうど良かった。今ご出馬を願いにお迎えに行くところでした。」
「え?」
「曹操がまた北郷殿を拉致したようです。急ぎましょう。」
「い、急ぎましょうって、まさか曹操の部屋に?」
 キョドる蓮華に思春が力強くうなづく。
874名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:06:58 ID:U2wExWu10
>>872
俺、次が投下されたら支援がてら↓を書き込もうとしてたんだw
>>866
その方が良いかもね。
2回に1回支援しても、これから60レス以上あるってことだし。
投下ペースも早いみたいだし、900あたりで立てとくのが丁度いいかも?
875名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:10:13 ID:1vxJuUoc0
しえん
     ∨
      / ̄\
     | ^o^ |
      \_/
      _| |_
     |     |
     U | | |U
       □□
876孫呉の乱14/51:2009/01/24(土) 16:10:49 ID:PuXr2LWhO
「ちょ、ちょっと落ち着いて、思春。それはいくらなんでも……」
「ご安心下さい。私がついております。邪魔は……」
 そこまで言いかけたとき思春の眼が廊下の向こうから走ってくる小蓮の姿を見つけた。
「小蓮様……」
「どうしたのかしら、なんだかぷりぷりしてるわ?」
 向こうも蓮華達に気づいたらしくぷりぷり肩を怒らせながら近づいてくる。
「も〜お姉ちゃん!部屋にいないから探しちゃったじゃない!一刀ならいないよ〜曹操とこにいるか
ら。」
「そ、そう、、、それよりどうしたの。孫家の姫がはしたない。」
「そんなことどうでもいいのっ!あのね〜……」
 憤慨する小蓮の説明を聞く蓮華と思春の表情がみるみる強張っていく。
「…なんという屈辱か!言うに事欠き我らが謀叛などと!おのれ荀或!小賢しい真似を!」
 激昂する思春に小蓮がシンクロする。
「だよねーっ!なのに一刀たら曹操達を庇うんだよっ!しっつれいしちゃうーっ!」
「! 小蓮、それは本当なの?」
 真顔で小蓮を問いただす蓮華の迫力に小蓮は息を呑む。
「う、うん、、、たぶん。」
「・・・そう(一刀に疑われた……)」
 足元が崩れ落ちるようなめまいを感じ蓮華は立ち尽くす。しばらく二人が心配気に見つめていると
突然踵を返し歩き出した。
「ね、姉さま?」
「れ、蓮華様、どちらへ?」
「知れたこと。一刀の疑心を解かなければ!穏に大至急確認するっ!」
 思春は蓮華の口調がすっかり王の口調になっている事に気づいた。
「はっ、では直ちに早船を……」
「手ぬるいぞ、思春。私が行って直接穏に聞く。疾く行くぞっ!」
「! 蓮華様自ら、し、しかし……」
「思春、お前の言う通りだ。私は甘かった。腑抜けていた。お前に穏からの報せが遅れていると言わ
れたときに気づくべきだったのだ!なのに私は一刀への文に気を囚われ……」
 外に通じる中庭に急ぎながら蓮華は唇を噛み締め眉を歪める。
「……呉の民を任せてくれた一刀の信頼を忘れたのだっ!」
「お姉ちゃん……」
877名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:12:17 ID:KDf6vG1W0
支援

>>874
じゃあ900辺りに俺が居たら立てるし、居なかったら誰か他の人頼むよ
878孫呉の乱15/51:2009/01/24(土) 16:15:20 ID:PuXr2LWhO
「蓮華様……」
 涙を流し己のふがいなさを歎く蓮華に二人はかける言葉を失う。
・・・
・・

「おぉ、軍師はん、ここにおったんかいな。」
「はい?」
 声をかけられ朱里がひょいと頭を上げると霞が立っていた。
「なんでしょう、張遼さん。」
「いや城の前にな、ご主人はんを訪ねてきた客がおって。まあ、愛紗らの知り合い言うけど最近剣呑
やから、まず軍師はんに思うてな。」
「あ、張遼さん、お気遣いありがとうございます。」
 先の白装束の件を気遣かっての霞の対応に、朱里は素直に感謝の礼を言う。
「ええんよ、気にせんで。こっちは居候やからね。少しは役に立たんとただの穀潰しやねん。」
「そんなことありません。聞きましたよ。先の時も華琳さん蓮華さん達と出陣しようとした翠さん達
を紫苑さんと諭してくれたそうじゃないですか。皆が帰ってくる場所を護るのも大切だって。ホント
に助かりました。ありがとうございます。」
「あ、ははは〜な、なんや〜照れ臭いな〜あはは〜熱ぅ///」
 染まった頬をパタパタ手で扇いで照れる霞に朱里がくすりと微笑む。
「ま、まあ、とにかく向こうに待たしてるから。」
「はい。」
 霞についていくと客間から紫苑の笑い声が聞こえてきた。
「お待たせしました。」
「あら、朱里ちゃん聞いて〜この方、占い師なんですって。さっき相性占いしていただいたの〜///」
 うっとり頬を染める紫苑に朱里が小首を傾げる。
「相性占い、、、」
「でね、子供がたくさん出来るそうよ〜あーん困っちゃうわ♪」
「はぁ〜相変わらずやな〜」
「ははは……」
 頭からハートマークを振り乱してる紫苑をほっといて占い師に相対する。
「お待たせしてすみません。私、軍師の諸葛亮です。ご主人様への御用件、よろしければ私が伺いま
すが如何でしょうか。」
879名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:17:30 ID:Lfz/lB6dO
まだまだ!
880孫呉の乱16/51:2009/01/24(土) 16:19:40 ID:PuXr2LWhO
 キリリと背筋を伸ばし真っ直ぐ見つめる朱里に返って来た答は意外なものだった。
「ほ、ほ、ほ、そう緊張せんでもわしは左慈・于吉の仲間ではない。安心しなされ。」
「え!」

 シャリンッ

 朱里が驚くのと霞の偃月刀が占い師の首筋に当てられるのはほぼ同時だった。
「おい、オッサン!仲間じゃない奴がなんで名前知ってんだ、ゴラァ!」
「ほ、ほ、ほ、さすがは張文遠。神速の槍使いだのう。」
 余裕の占い師に霞が吠えた。
「ほ〜余裕こくんかいな、うちも舐められたもんやね。軍師はん、斬っちゃってええ?」
「はわわ〜ちょ、ちょっと、ま、待ってくださ〜い。」
「そうよ、霞ちゃんまずいわ。」
 皆が騒いでる所に愛紗達が戻って来た。
「なんの騒ぎだ、、、あ!貴方は……」
「あ〜!お久しぶりなのだ♪」
 占い師を見て驚く愛紗達に朱里が助けを求める。
「あ、愛紗さん、鈴々ちゃん、お二人の知り合いさんですか?」
「うむ、紹介しよう。前にも話したかと思うが、、、この方が希代の占い師、管公明殿だ。」
「そーだよ、鈴々たちがご主人様に会えたのはこの管輅おじちゃんのおかげなのだ。」
 二人の紹介に朱里達が改めて管輅を見る。
「ほ、ほ、ほ、ひさしいのぉ、関羽殿、張飛殿。二人の活躍は旅の噂でよお聞いたわい。無事善き主
君を得て信念を貫かれておるようじゃな。善き哉善き哉。」
「は、ありがとうございます。それも全ては、あの時の貴方様の予言があればこそです。あの時貴方
が、真に万民を救う道を示してくれなければ、私はただやみくもに暴れるだけの無頼漢として、今も
名も実も無い虚しい人生を送っていたでしょう。」
「うん、そーなのだ。あの頃の愛紗はただ強いぐうたらなゴロツキと変わんなかったのだ♪」
「鈴々!調子に乗るな!」
 柳眉を上げる愛紗のゲンコツから逃げる鈴々を尻目に、朱里が丁寧に管輅に頭を下げた。
「知らずとはいえ、失礼しました。どうかお許し下さい、管輅様。」
「善き哉善き哉。天下の逸才、諸葛孔明。徳操自慢の天才ならばいろいろ心配するのは当然だて。気
にしとらんよ。」
881名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:20:38 ID:1mi6bt2h0
支援
882孫呉の乱17/51:2009/01/24(土) 16:31:03 ID:PuXr2LWhO
「はわわっ!す、水鏡先生のお知り合いなのですか!?」
「うむ、徳操とはまあ同門のようなものじゃ。修学途中で飛び出した弟子を心配しておったが、息災
であったと伝えておこう。」
「はわわ〜すみません〜先生にはいつかちゃんとご説明しようとは思ってるんですが……」
「ほ、ほ、ほ、だがお主の活躍をまんざらでない様子で喜んでおったぞ。」
「お恥ずかしいですぅ〜///」
 小さくなる朱里の横で愛紗が話を進める。
「しかし今日は一体どうされたのですか?なんでもご主人様にご用件との事ですが……」
「うむ、実はのぅ……」
・・・
・・

「ううーん」
 自室のベットでは、華琳達にボコられた一刀を月と詠が手当していた。
「ご主人様、まだ痛みますかぁ?」
「あ〜ありがと月。だいぶ楽になったよ(こんなんばっかだな俺)」
「ふん、情けないわね!それでも男なの。」
 薬箱を片付けながら詠が悪態をつくが、今の一刀にはさすがにいつもの口喧嘩をする元気はない。
「詠もあんがとな〜」
「ふん……///」
 ぷいとそっぽを向く詠に微笑みながら月は思い出して言った。
「でも、シャオちゃん達大丈夫かな。さっきのなんかあれだったよね、詠ちゃん。」
「ん、あーあれ。そーね、ちょっと剣呑な雰囲気だったわね。」
「? なんのこと?シャオとなんかあったの?」
 二人の様子にただならぬものを感じ一刀は問いただした。
「うん、実は……」
 月と詠がさきほどの小蓮と蓮華達のやり取りを一刀に語っているところに朱里が来た。
「あの、ちょっとよろしいですか、ご主人様。」
「お、ちょうど朱里に相談に行こうと思ってたんだ。」
「え?なんでしょう。」
「いや、まず朱里のほうから聞くよ。何?」
883名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:33:10 ID:U2wExWu10
主円
884孫呉の乱18/51:2009/01/24(土) 16:33:29 ID:PuXr2LWhO
「すみません。実はご主人様にお客様が来てまして。」
「客?長老会の人かな?」
「いえ、管輅さんって方です。なんでも愛紗さん達がご主人様の事を占ってもらったそうで……」
「おーそういや聞いたな、その名前。でもなんの用だろ?」
「はい、なんでもあの山の結界の件だそうです。」
「結界?そんなんあったっけ?」
「あ、やっぱり気がつかれてませんよね。(つまり袁紹さんと同じくらいってことじゃ……汗)」
「うーん、とにかく会うよ。」
「はい。こちらです。」
 客間に移動する途中で一刀に後ろから声がかかる。
「あ〜ら、一刀さんじゃありませんの♪」
「(げっ、この声は袁紹。またやっかい事を……)」
 無理矢理笑顔を作り振り向くと麗羽と後ろに山盛りの荷物を持つ猪々子がいた。
「よ、よお、なんだ市に買い物か?」
「ええ。私の帰りを待ち遠しくて出迎えなんて、可愛いい人♪」
「い、いや、そういう訳ぢゃ……」
「そうです、ご主人様はお仕事中なんです。袁紹さん、遠慮していただけますか。」
 朱里が警戒心あらわに麗羽と一刀の間に割って入る。
「あら、おチビちゃん。そういう態度は良くなくてよ。北郷一刀は貴女のご主人様でしょう。という
事は私も貴女の主筋になるのよ……」
「なんでそうなるんですかぁ!私達は誰も貴女がご主人様の右に座る事なんて認めてませんっ!」
 おとなしい朱里が珍しくがるると牙を剥くが、麗羽は馬耳東風にするりと一刀の腕に絡み付く。
「ねえ〜かずとさん〜市で美味しい茶を買ってきましたの。一緒にお茶をいたしましょう♪」
「な!また無駄遣いしたのですか!袁紹さん、貴女もう今月の給金は使い果たして来月分も前借りし
たばかりじゃ……」
 朱里の目が三角になるが、本人はまるで聞こえないかのように一刀に巨乳を押し付ける。
「ねぇ〜いいでしょう。とても珍しい茶なのですわよ。」
「い、いや、これからちょっと客に会うから……」
「そ、そうですよっ!ご主人様っ、行きましょう、さ!」
 朱里がぐいぐい一刀の腕を引っ張り麗羽から引きはがす。
「む、、、私の誘いを無下にするほどの客ですの?なら私も同席いたしますわ、よろしくて。」
「え?そ、それは……」
885孫呉の乱19/51:2009/01/24(土) 16:36:24 ID:PuXr2LWhO
 驚く朱里を無視して麗羽は再び一刀の腕を捕り客間へと向かった。
「ちょ、ちょっと……」
 二人に両腕を捕まれ護送されるかのように客間に消える一刀を見送り猪々子はため息をついた。
「あ〜あ、姫ももーちょい考えればいいのに〜めんどくさい事にならなきゃいいけど……」
・・・
・・

「奴らは縛ってない?」
 左慈が少し驚いた表情で于吉を見ると于吉は嬉しそうに頷いた。
「ええ、自由意思を尊重してます。」
「しかし、それではいつ裏切るか知れんぞ。」
「大丈夫ですよ。利害が一致してるうちは我らの駒として動いてくれます。」
「利害か、、、確かに北郷達へ恨みを抱いている奴はそうだろうが、皆がそうとは言い切れまい。」
「ふ、その辺は呉の地から一歩も出られないようにはしてますから安心ですよ。おや?」
 見下ろす窓の外に何かを見つけ、于吉の口許が緩んだ。
「おやおや、どうやら面白くなってきましたね。」
「なんだ?何が……」
 左慈が覗き込み眼を見張る。
「あれは、、、孫権。」
 長江の桟橋に着いた早船から降りる蓮華達を見つけ、左慈が眉をひそめる。
「甘寧に孫尚香もいる。奴ら気づいたのか?」
「いや、近くに他の英傑の気配がありません。彼らだけで来たと見るべきでしょうね、ふふふ。」
「そうか、陸遜からの連絡が途絶えたので様子見に来たのか。しかし自らとは迂闊な。ちょうど良い
、奴らがどうするか見せて貰おう。」
「そうですね。」
 左慈達の冷酷な視線に気づかず蓮華達は桟橋を抜け県令府である元呉の王宮へ急ぐ。
「姉様、そんなに急がなくても大丈夫だよ。ここに来るまでいつも通りだったじゃない。」
 競歩で急く姉に結構遅れて小蓮が声をかけるが歩みが緩むことはない。
 遅れず付き従いながら思春は蓮華の横顔をちらっと見る。
「(船中からずっとだ。まずいな、いつもの余裕がない。焦りすぎて禍を招かねばよいが……)」
 懐かしいはずの呉に近づくにつれて何故かチリチリと広がる不安感を抑え見慣れた呉の町並みを見
回す。
886名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:40:43 ID:KDf6vG1W0
支援
887孫呉の乱20/51:2009/01/24(土) 16:40:54 ID:PuXr2LWhO
「(特に変わったところはないな。むしろ皆明るく賑わっている。)」
 かつての戦災の傷も癒えた市には活気がある。焼け落ちた呉王宮も新たに建て直されていた。
「ん?」
 その時になって思春は違和感を感じた。視界に見慣れぬ物が写ったのだ。
「(あれは、まさか……)」
 己の見た物が信じられず思春の瞳が見開かれる。
「馬鹿な……」
 思春の瞳が捉えた物、それは見慣れぬ物ではなく、かつて余りにも見慣れた物ゆえ最初は視界に入
っても違和感を感じなかったのだ。
「ね、姉様、あれ!」
 小蓮も気づき蓮華に促す。
「え?・・・え!」
 小蓮の指差す場所にはためくその存在に気づき、蓮華の脚がぴたりと止まった。
「そんな、どうして……」
 三人が茫然と見上げる視線の先には、青空にはためく孫呉の牙門旗が悠然とその紅い風薫を漂わせ
ていた。
「蜀の軍門に下った呉が勝手に、それも平時に牙門旗を起てるなど、、、穏の奴、本気で謀叛を企ん
でいると言われても言い訳出来んぞ。」
 唸るように言う思春の言葉に蓮華が気を取り戻す。
「(本気で謀叛を……)」
 ギリッと歯の軋る音が思春と小蓮の耳朶を打つ。ぞっとして眼を向けると憤怒の瞳を牙門旗に向け
る蓮華が歯軋りを鳴らしていた。
「(やば〜い!姉様マジギレ!)」
「うっ……」
 孫呉でも本当に蓮華に近い者しか知らないが、蓮華はただおとなしいだけの少女ではない。
 いや、むしろ日頃おとなしいその表情の下には孫呉王家に脈々と流れる熱い血が眠っている。
 そしてその血は時々熱い灼熱の溶岩となって吹き出すのだ。
 蓮華の歯軋りはその前触れ、噴火前の地鳴りだった。
「(まずいな、この状況でキレるのは上手くない。とはいえキレた蓮華様を止められるのは亡き雪蓮
様か冥琳だけだ。私でお止め出来るだろうか。)」
 今にも暴れ出しそうな蓮華にじりじり近づき、いつでも押さえ込めるように構える思春の耳朶に意
外な声が飛び込んで来た。
888孫呉の乱21/51:2009/01/24(土) 16:43:50 ID:PuXr2LWhO
「蓮華様、そのような歯軋り、孫呉の王には似合いませんな。」
「な!お、お前は……」
「嘘、なんで生きてんの?!」
 驚き眼を見張る三人の目の前に、彼女はその黒髪を風に漂わせ佇んでいた。
「貴女が生きていたなんて、、、冥琳……」
「お久しぶりです。蓮華様。」
と彼女は婉然と笑った。
・・・
・・

「神殿の宝具?」
「さよう、あの山の神殿には禁忌とされる宝具が封印されていたはずじゃが、先日それが破られての
う。じゃがどうやら誰の仕業かわかったわい。」
 そう言うと管輅は首を麗羽に向けた。
「な、なんですの、わ、私は何も関係ありませんわっ!」
 あからさまに挙動不審な麗羽に皆の視線が集中する。
「と言うてもおぬしからわずかに宝具の残り香がするのう。アレをどうしたんじゃ?」
「どうもこうも知りませんわ。」
 ぷいとそっぽを向く麗羽をフォローして猪々子が尋ねる。
「あの〜その宝具ってどういった物なんすか?」
「ふむ、アレは古の宝具でな。余りにも質が悪い故、長く封印されておったのだ。並の者では近づく
ことも敵わんはずなのだが……」
 そこでふと麗羽の顔を見る。
「まったくそれがこのような形で破られるとはのう。げに無知に優る力無しと言うが、面白いものよ
のう、ほ、ほ、ほ。」
「なんだか馬鹿にされた気がしますけど、そんな妖しげな物にこの私が手を出す訳がないでしょう。
すごいお宝があると聞いて、艱難辛苦数々の罠を突破して手に入れた妖しい一物を、猪々子や斗詩に
使ったあげく谷底に落として壊したりなんてしてませんわ。」
 ぶるんっと胸を張る麗羽に猪々子がこめかみを押さえる。
「姫ぇ〜〜」
「なるほど、あんなとこにいたのは宝探しだったのか。壊したのはまずかったな。」
 そう一刀が呟くと管輅が手を振り訂正した。
889名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:45:36 ID:U2wExWu10
支援
890孫呉の乱22/51:2009/01/24(土) 16:46:46 ID:PuXr2LWhO
「いやいや壊してくれてかまわんよ。あんな物、世間を騒がすだけじゃて、無くなったほうがわしも管理が楽で良いての。ところで北
郷殿……」
 管輅が話題を変えたところに翠が駆け込んで来た。
「なんだよ、皆ここにいたのか。まったく探し回ったぜ。」
「翠か、何があったのか?」
「いや、ちょっと気になる事があってさ、星が朱里に報告したほうがいいって言うから……」
「なんですか?翠さん。」
 愛紗の後ろからひょいと朱里が顔を出す。
「実はさっき城門の衛兵から報告があって、なんか孫権達が急に早船仕立てて出てったらしいんだ。
朱里かご主人様、なんか聞いてるか?」
「え!そ、それって、まさか呉の方向にじゃないですよね?」
「そうだけどまずいの?」
「はわわ、ま、まずいですぅ、最近呉から情報が絶えてるんで……」
 あたふたする朱里を見ながら一刀は先程、月と詠から聞いた蓮華達の話が蘇る。
「(まさか蓮華の奴、本気で俺に疑われていると思い込んだんじゃ……)」
 生真面目な蓮華の紺碧の瞳が脳裏に浮かんだ。
・・・
・・

「なぜ貴女が生きているの?あのとき確かに……」
 まじまじと見つめる蓮華に冥琳は唇を緩め答えた。
「ええ…私は確かにあのとき紅蓮の炎に包まれて死に愛しい雪蓮の元に旅だったはずでした。」
「さては影を身代わりにしたな。そして呉に潜み反乱の機会を……」
 思春が蓮華を庇うように前に進み半月刀を逆手に構える。しかし冥琳は淡々と続ける。
「反乱?それは違う。本来の主の元に呉が戻って来ただけだ。」
「本来の主?バカを言え、呉の主君は蓮華様唯一人だ!貴様ではないっ!野心に分を忘れたかっ、周
公謹っ!」
 射殺さんばかりに睨む思春の眼力をさらっと受け流がす冥琳。両者が睨み合っていると、冥琳の背
後の陰から明るい声が飛んで来た。
「ダメよ〜冥琳。そんな言い方じゃ蓮華達が混乱しちゃうだけよ♪」
「な、、、」
891名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:48:19 ID:qDg5dmQr0
支援
892名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 16:49:58 ID:o8U3TgAV0
支援です
893名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 17:16:22 ID:GZwPvJb50
さるかな? 支援
894名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 17:46:08 ID:KDf6vG1W0
じゃあ今の内に、
計算してみたら全ての投下が終わってもサイズも残りレス数も割りと余裕あるみたいなんだが
やっぱり早めのスレ立てやめとく?
895名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 17:53:00 ID:Z70/MqBVP
そうだな余裕あるなら急いで立てなくてもいいじゃないか
896名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:08:34 ID:K2U7R6630
無印やってたら華琳達が菓子食べてるCGで春蘭のアホ毛が無い!
なんということだ……
897名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:13:04 ID:Z70/MqBVP
>>893
1時間程度で解除されるからそろそろ投下出来るはずなんだけどな
898孫呉の乱23/51:2009/01/24(土) 18:25:31 ID:PuXr2LWhO
 聞き覚えのあるその陽気な懐かしい声に蓮華は絶句する。
「(そ、そんなはずない、、、姉様が……)」
 瞬きも忘れて目を凝らす陰の中から散歩でもしてるかのようにのんびり現れたのは、死に別れたは
ずの姉、孫策こと雪蓮その人であった。
「ね、姉様……」
「嘘、お化け……」
「バカな……」
 三者三様の驚き様に雪蓮はきゃきゃ笑いながら冥琳に抱きつく。
「ふふ、見て冥琳。あんなに驚いてるわ!思春たら口まで開いてびっくりしてる♪」
「お、おい、雪蓮、真昼間から人前で抱き着くな……///」
「何よ〜夜な夜な激しく求めて来る冥琳は何処に行ったのかしら〜♪」
「バ、バカ。蓮華様が呆れているでしょ。あ、こら、変なとこに手を入れるんじゃない!」
 バカップル状態の雪蓮を見て茫然自失の三人は、ほとんど同じ感想を抱いた。
「(こ、この場の空気を読まないお気楽極楽ぶり、、、間違いない、本物だ……)」
 数歩よろよろ蓮華が前に出る。
「しぇ、雪蓮姉様……」
「蓮華、小蓮、久しぶりね。二人とも少し大きくなったかしら、ふふ。」
 冥琳から離れて近づく雪蓮、蓮華も思春達もその優雅で自然な歩みに警戒することすら忘れていた。
「会いたかった。」
 ぎゅうと蓮華を抱きしめる雪蓮の体温と香りが蓮華の記憶を呼び起こす。
「(あぁ、間違いない。雪蓮姉様だ。この柔らかく温かい感じは姉様だ……)」
 つぅーと紺碧の瞳から一筋涙が走る。気づいた雪蓮がぺろりと涙を舐めて微笑む。
「ふふふ、蓮華は相変わらず泣き虫ね。」
「姉様、どうして……」
「んーあたしも詳しく知らないんだけど、冥琳もあたしも蘇ったみたいなの。は、反?なんだっけ?
冥琳。」
「反魂の術だ。死者を呼び戻す道家の秘術らしい。」
「道家だと?と言うことは周喩、貴様あの左慈達の傀儡と言う事か。」
 思春が再び警戒心を高めるが雪蓮があっさり明るく否定した。
「思春も相変わらず心配性ね〜大丈夫よ、あたし達誰にも操られてないわ。自分の意志で貴女達の前
にいるのよ。」
 そういって今度は思春をぎゅうぎゅう抱きしめる。
899孫呉の乱24/51:2009/01/24(土) 18:28:37 ID:PuXr2LWhO
「しぇ、雪蓮様、お止め下さい。」
「し、しぇねえ……」
 思春の横で小蓮がうるうるした眼で見上げているのに気がつき、雪蓮のハグが思春から移る。
「シャオはちょっと見ない間に、すっかり女の子らしくなって嬉しいわ♪」
「しぇねえ♪ホントにしぇねえだ〜♪」
 目の縁に涙を溜めて抱きつく小蓮の頭を雪蓮は優しく撫でる。
「ふふ、甘えん坊なとこは変わってないわね、可愛いシャオ♪」
 再会を喜ぶ姉妹の横で思春が複雑な表情で冥琳に尋ねる。
「周喩、操られていないと言うならあの牙門旗はどういうことだ?お前も呉の軍師ならあの旗を再び
立てる事が何を意味するかわからん訳があるまい。」
「……」
「まさか雪蓮様が戻ったのをいいことに、また覇道を歩むつもりではあるまいな!」
「思春、それは違うわ、冥琳を責めちゃダメよ。」
「雪蓮様、しかし呉はすでに北郷の軍門に降ったのです。これでは蓮華様の立つ瀬がありません。」
「うーん、その話は聞いてるわ。あたしも平和になるならそのほうが良いわ。元々冥琳や二喬達みん
なで楽しく暮らせればまぁ文句ないしね。だけどどうしてもダメだって人がいてね……」
「? 誰なの、しぇ姉。」
「んっとね〜蓮華達がよく知ってる人、シャオはまあ初めてかな?多分もうすぐ来るわ、蓮華達が来
たの知らせといたから、うふっ♪」
 楽しそうに悪戯ぽい笑みを浮かべる雪蓮を訝っていると、冥琳が何かを見つけ声をかけた。
「噂をすればだな。来られたぞ……」
「え?!」
 冥琳の示す大通りの彼方からぱっかぱっか蹄を鳴らし馬が近づいてくる。
「誰?……」
「……」
「む?……」
 三人に向かい、馬は減速する様子もなくぐんぐん近づいてくる。
「れんふぁ〜!しゃ〜おれ〜んっ!」
「え?あれって!」
 馬上の主を確認した蓮華が雪蓮を見ると、彼女は冥琳と避難中だった。
「蓮華、小蓮。ちゃんと受け止めたげてね♪」
「ええ?!」
900名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:33:13 ID:KDf6vG1W0
支援
901孫呉の乱25/51:2009/01/24(土) 18:34:31 ID:PuXr2LWhO
 驚く三人に向けて馬上の主がダイブする。

 ばふる〜んっ……ばふっ!
「二人共大きくなったな!あたしが死んだ時は、まだまだガキんちょだったのに!母さんは嬉しいぞ
ぉぉぉーっ!」
「だ、大蓮かあさま、むぐっ……」
「えぇ?!おかあさ、むぎゅ……」
 蓮華と小蓮を天空より強襲した超爆巨乳がエアバックの如く包み込む。ほとんど顔が埋まった状態
の二人を豪快に母、孫堅こと大蓮はぎゅうぎゅう抱きしめた。
「ほーら、お前達の大好きなおっぱいだぞ!懐かしいだろーっ!雪蓮も蓮華も小蓮もみーんなこのお
っぱいが大好きだったもんな!ほっとくといつまでも吸ってたもんな〜アハハ♪」
 ハイテンションで二人を振り回すうちに、ぐったりと蓮華と小蓮の力が抜けた。
「母様、その辺でやめないと二人共、帰って来れなくなりますよ。」
「ん?そうか?」
・・・
・・

 長江を早船が降っていく。その船上には一刀と愛紗達の姿があった。
「結局みんなきちまって、大丈夫だって言ってんのに。」
「そういう訳には参りません。ご主人様は軽く考えすぎです。」
 そういって睨む愛紗の背後、河向こうから聞き知った声が飛んできた。
「そうだな、少し軽率だぞ。ご主人様♪」
「か、夏候惇っ?!なぜ貴様がいる!そ、それにご主人様をご主人様と呼ぶなと何度言えば……」
「善いではないか。愛紗、水臭いな、真名を許しあった仲だろう。」
「そ、それは貴様を武人として認めたからであって、ご主人様のことを認めた訳ではないっ!」
「偏狭な事を、、、あまり嫉妬深いとご主人様に嫌われるぞ、ふふっ」
「む、夏候淵!し、失礼な、私は嫉妬深くなどない!」
 真っ赤になって反論する愛紗を併走する早船越しに夏候姉妹がからかう。
「まあそう怒るな。我らは槍姉妹ではないか。」
「槍姉妹?」
 秋蘭の言った意味がわからず小首を傾げる愛紗だが、すぐ意味に気づき真っ赤な顔からボンッと爆
発したように湯気を出した。
902孫呉の乱26/51:2009/01/24(土) 18:37:46 ID:PuXr2LWhO
「な、な、な、なんて破廉恥な例えをするっ!や、や、やりなどとっ!秋蘭貴様、羞恥心はないのか
っ!」
「もちろんあるが、それは華琳様とご主人様のための取っておきだ。喜ぶからな、くくくっ」
「う、う、う、、、」
 すっかりやり込められた愛紗を見かねて一刀が話題を変える。
「どうしたんだ、確か洛陽に残るんじゃ?」
「私達はそのつもりだったが、アレがな。」
 秋蘭が顎で示す後方にもう一槽の早船が見える。
「なんだかキラキラしたのが騒いでるけど、アレってもしかして袁紹?」
「うむ、奴が後を追うと知ってな。急遽、華琳様も出ることになったのだ。ふぅ……」
 こめかみを擦り秋蘭はため息をつく。
「そ、そうか大変だったな。ははは……(なんだか疲れてる?)」
 一刀の脳裏に麗羽に対抗して華琳がわがままを言い出し、その段取りに奔走する秋蘭達の姿が浮か
んだ。
「まあな、慣れたよ。では呉でな。」
 そう手を軽く振り船室に戻ろうとする秋蘭に春蘭がくいくいと手を引く。
「? どうした、姉者。」
「うむ、そのなんだ。さっきのだな……」
「さっき?」
 怪訝な顔になる秋蘭の耳元に春蘭が恥ずかしげに囁く。
「その…槍姉妹ってなんだ?なんで愛紗があんなに恥ずかしがってんだ?大体 奴はともかく私の獲
物は大剣だし秋蘭のは弓だろ?」
「姉者……」
 くらっとめまいを感じ苦労性の妹はまたこめかみを抑えた。
「ふぅ(愛紗より鈍いとは……)ん、あれは?」
 行く手の河線上に船影を見つけ秋蘭が眼を細める。
「あれは、呉の旗!」
 隣の春蘭が呉の軍旗を見つけ闘気を上げた。
「一槽だけか。さすが呉の水軍、速いな。」
 あっという間に近づくと器用に反転して一刀達に併走する。
「あれは、穏じゃないか。」
 甲板に立つ穏の姿を認め一刀が声をかける。
903名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:42:02 ID:7l3yWpKyO
支援
904名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:47:02 ID:UVER7bem0
支援
905孫呉の乱27/51:2009/01/24(土) 18:48:43 ID:PuXr2LWhO
「おーい、穏!」
「あらら〜まさかと思ったんですけどやっぱり一刀さんですか〜愛紗さんに朱里さんもいますね〜ち
ょうどいいですぅ♪」
 すーっと船舷が触れんばかりに接近しひょいと飛び乗ってきた。
「よいしょ、お久しぶりですぅ〜一刀さ〜ん。」
 ぶるんっと揺れる爆乳に眼を奪われる一刀ににっこり笑い、視線を朱里に移す。
「穏さん、貴女が来られたってことはやはり……」
「はいです〜孔明ちゃんの読み通り、皆さんをお迎えに参りました。呉の大王の使者として……」
「大王?」
 怪訝な表情の朱里に穏がこくりと頷く。
「はい、着くまでに詳しくお話ししましょう。実は……」
・・・
・・

 呉に着いた一刀達の目の前にど派手な彩色の闘技場が広がっている。腹に響く銅鑼や太鼓、弦楽器
に合わせて華やかな舞が踊る闘技場にはひな壇があつらえてあり、孫家の三代王が座していた。
「左にいるのが孫仲謀だから、右が先代の孫伯符、中央にいるのが先々代の孫文台ね。ふん、孫呉の
三代揃い踏みか……」
 華琳が一刀の隣で笑う。隣の朱里が驚きを隠せない表情で呟いた。
「はわわ〜穏さんに聞いてはいましたがホントに生き返ったんですねぇ……」
「ああ、奴らもなりふり構わず無茶苦茶しやがる。」
 穏から聞いた話では反魂の秘術で蘇った孫堅達により呉は掌握されており、于吉らが孫堅達を使い
北郷を倒す企みを画策していることは明らかだった。
 彼女達は于吉の手で復活したものの意思まで支配された傀儡ではないが呉の地に縛られているため
逆らえずにいるのだと言う。
『すみません、本来ならすぐ洛陽に報告するべきだったのですが、冥琳様に止められちゃって、、、
ごめんなさいね〜えへっ』
 そう言って自分でおでこを叩いていた穏も今は冥琳の隣に立っていた。
「穏さんにとって周瑜さんは師匠だから、きっと逆らえないんでしょうね。」
 朱里が同情するのを聞きながら蓮華を見ると、彼女もじっとこちらを見つめていた。
 その表情には悲しげな憂いの色が浮かんでいる。
「蓮華……」
906名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:51:23 ID:cuE8+g1b0
sien
907名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:53:58 ID:0xLb7Upm0
紫苑
908孫呉の乱28/51:2009/01/24(土) 18:59:04 ID:PuXr2LWhO
 今、彼女が悩み苦しんでいるのがその碧い瞳から伝わってくる。母と姉のためには呉の孫権として
あの場に立たざる得ない彼女の苦悩が一刀にひしひしと伝わってくる。
 彼女の隣にいる小蓮と思春も複雑な表情だ。
「(つらいだろうな、待ってろよ。)」
 一刀がぐっと奥歯を噛み締めたとき、会場に豪声が響いた。
「よく来たな!北郷一刀!私は孫文台っ!蓮華、小蓮の母にして呉の大王であるっっ!!」
 大音量とともに裂帛の気合いがびりびりと大気を震わせる。
「むぅ!何という気迫!」
「さすが江東の虎なのだっ!」
「くぅ〜血が騒ぐわ!」
 愛紗たち武闘派が闘気に充てられ紅潮した顔で色めき立つ。
「話しは穏から伝えた通りだ。勝負は五番勝負っ!大いに競おうではないかっ!はーははははーっ!」
 顔の半分が口で占めるかの大笑いで武闘大会の幕は切って落とされた。
「なーんかテンション高け〜母ちゃんだな〜」
「そーね(てんしよん?)場の空気を豪快に吹っ飛ばす種類の人間だわ、あまり関わりたくないわ。」
 華琳が耳を塞ぎながら嫌そうに顔をしかめていると闘技場に最初の戦士が現れた。
「お、最初は、、、あ、あれ?あいつは……」
 その戦士を見た一刀達の目が丸くなる。
「ま、まさか、あやつも復活していたのか。」
 そういう愛紗に向かい、その戦士は真っ直ぐ手にした鉞を突き出した。
「久しぶりだな、関羽。さあ上がってこい!今度はお前をこの華雄がたたっ斬ってやるっ!」
 そう愛紗を睨みつけるその戦士、あの氾水関で散った華雄その人であった。
「うぬっ!よかろう!再び黄泉路に送ってくれるっ!」
 青龍偃月刀をがっしり握り愛紗が闘技場に上がる。
「気をつけろよ、愛紗!」
「愛紗!がんばるのだっ!」
「気張りやっ愛紗!」
 霞達の応援を背に愛紗は華雄と対峙する。
「ふん、また斬られに生き返ったか、華雄。」
「ふっ…この日を待っていたぞ、関羽。蘇った日から何度貴様を斬る夢を見たことかっ!くくっ!」
909名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 18:59:35 ID:1vxJuUoc0
ぬるぽ
910名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 19:00:14 ID:KDf6vG1W0
支援

>>895
了解、スレ立ては通常通りということで
911名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 19:19:02 ID:1vxJuUoc0
>>909
ガッ
912名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 19:26:33 ID:7l3yWpKyO
また猿?
913名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 19:30:56 ID:Djo21dF00
1000までに間に合うのか?
914名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 19:42:19 ID:1vxJuUoc0
夕飯タイム?
915孫呉の乱29/51:2009/01/24(土) 19:55:50 ID:PuXr2LWhO
ガキンッ!
唐突に繰り出される鉞を偃月刀で受け止める愛紗の顔が歪む。尋常でない戟圧にずしんっと手が痺
れたのだ。
「むっ!これはっ?!」
「ふっどうした顔色が変わったぞ、関羽。」
にやりと笑う華雄を愛紗が睨み据える。
「貴様、この力は一体……」
「ふふふ、これか、この力か、くくくっ……」
笑い出した華雄から尋常ならざる闘気が沸き上がる。
「き、貴様!?」
「くはははははっーーー!」
獰猛な肉食獣のごとき勢いで華雄の豪撃が愛紗を襲う。
「う〜やばいのだ。」
「やばいな〜押されっぱなしちゃうん?うちの愛紗が負けるなんて……」
鈴々と霞が手に汗握り応援する中、黙って見ていた恋がぽつりと言った。
「ダメ、このままじゃ愛紗負ける。」
「え?」
「あの鉞おかしい……」
「あ、そいや確かあいつの得物は槌斧のはずや。なんやあのまがまがしい鉞は?あ、あかん!」
連撃をかろうじて受け止めていた愛紗が弾き飛ばされ、闘技場の端まで転がるとようやく華雄の手
が止まった。
「ふはははっ、どうした!もう終わりか?関雲長!自慢の青龍偃月刀は飾りかっ!くははは〜っ!」
「ぐっ……調子に乗るなっ、華雄!」

「お!」
 愛紗のその言葉に、ニヤリと華雄の唇が歪んだ。

「……ふっ、調子にも乗るさ!我が相手に不足があるのだからな!」

「……っ!」
青龍偃月刀を杖に必死の形相で立ち上がる愛紗の表情がみるみる憤怒に染まる。
916孫呉の乱30/51:2009/01/24(土) 20:02:55 ID:PuXr2LWhO

 ギリッ

「取り消せ…許さん、、許さんぞ!華雄!」
「ふふふ、そうだ、その顔だ。その屈辱に歪む貴様の顔。己の武を、矜持を汚されて、その美しい顔
が歪むのをどれほど観たかったことかっ!あぁ〜いいぞ関羽、いい顔だ、ふふふ……」
 ぺろりと舌なめずりをして愛紗を見下ろす華雄の瞳に妖しい情欲の炎が光る。
「ありゃ、あいつもかい。あかん、愛紗はうちのや。」
 同族の匂いを感じ取り霞が殺気立つなか愛紗が気を吐く。
「気色の悪い目で見るなっ!気づかないと思っているのかっ、なんだその妖しい鉞は!」
「ほう、やはり気づいたか。どうだ好い得物だろう。」
「奴らから与えられた妖しげな武具に頼るとは、、、見損なったぞっ華雄っ!」
「なんだと……」
「氾水関でお前とまみえたとき、己の武を、士としての矜持を貫かんとするその心根に私は敬意と共
感を感じ全身全霊を持って答えた。」
「・・・」
「なのに今のお前はなんだっ?ただの傀儡ではないかっ!あの誇り高い武人華雄はどこにいるっ!?」
「……ふん、ならば聞こう。関羽、お前は戦に行くのに駄馬と名馬、どちらかを選ぶとしたらどっち
に乗る?」
「なに?そんなことは決まっている。名馬を駆るは武人の誉れだ。」
「ふっ、その通りだ。ならばなまくらな槍と名槍、どっちを選ぶ?!」
「むっ……」
 ギリッと愛紗が唇を噛み締めるのを見て華雄は勝ち誇る。
「わかったようだな、より良い武具を得物とするは武人の誉れよ!さあ休憩は終わりだっ!」
 ガキンッ
 再び華雄の猛攻が始まる。防戦一方の愛紗が追い詰められる。
「くっ(なんて重く速いっ、こうなれば……)」
 轟っ!と愛紗の全身から上がる闘気が増すと華雄は距離を取った。
「ん?」
「ゆくぞ、華雄っ!我が魂魄を込めた一撃受けてみよっ!」
「面白い!はああああああーっ!」
 必殺技を繰り出さんとする愛紗に華雄もまた闘気を練り上げる。
917名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:05:38 ID:+dRKhAIy0
C
918名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:09:11 ID:TroDZOx80
>>913
それは大丈夫じゃないか?人が多い時間帯は連投規制も緩くなるし
夕方に20レスを1時間で投下してるのだから残り20レスもそれほど時間は掛からなさそう
919孫呉の乱31/51:2009/01/24(土) 20:15:32 ID:PuXr2LWhO

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーッ

 二人の臨界に達した闘気が大気を大地を震わせ、そして……

「青龍逆鱗陣っ!」

「武神豪撃っ!」

 互いの必殺技が同時に放たれる。

 ズゴゴゴゴゴゴゴゴーーーッ

「うおっ!あ、愛紗っ!」
 猛烈な衝撃波が闘技場を吹き荒れる。小さな朱里がころころ転がってしまう中、鈴々がしっかり踏
ん張って闘技場を見つめていた。
「愛紗……」
 呟いた鈴々の声に一刀が闘技場に愛紗の姿を探す。
「あ、愛紗!」
 もうもうと上がる砂煙が収まるとそこには勝敗が決していた。
「勝った、、、私は関羽に勝った……」
 そこには互いにぼろぼろの状態になりながら立ち尽くす華雄と力尽きた愛紗がいた。
「あ、愛紗が、し、死んだのか……」
 混乱する一刀に恋が落ち着いた声をかける。
「気絶してるだけ。闘気を使い果たした。」
「そ、そうか……」
 ほっとする一刀の前では華雄が勝利を繰り返していた。
「勝った、私は勝ったぞ、勝ったんだ、、、」
 目の前に伏す愛紗を見下ろしながら何度も己の勝利を繰り返す。
「(勝ったのに……なんだこの虚しさは?なぜ勝利の喜びが湧いてこない?)」
 ふと愛紗の手元に転がる青龍偃月刀が目に入る。刃毀れし主同様ぼろぼろになったその様に反して
、于吉から渡された宝具の鉞は傷一つなく輝きを放っていた。
920孫呉の乱32/51:2009/01/24(土) 20:24:29 ID:PuXr2LWhO

『なのに今のお前はなんだっ?ただの傀儡ではないかっ!あの誇り高い武人華雄はどこにいるっ!?』

 じっと手にした獲物を見、ほとんど裸同然の傷だらけの己を見る。
「くっ……」
 彼女は憎々しげに顔を歪めると愛紗に背を向け闘技場から降りた。
「どうした華雄、関羽にトドメは刺さんのか?」
「ふん、こんな勝利では終わらせん。次は実力で倒す。」
 そういうとガランッと鉞を投げ棄て横になる。
「疲れた、寝る。」
 そう言ってふて寝する華雄をほほえましく眺めてから、大蓮は気絶した愛紗を心配そうに抱き上げ
る一刀を見つめた。
「(試合に負けて勝負に勝ったか、、、良い武人がいるのだな、北郷の元には……)」
 闘技場には二人目の戦士が立っていた。が今度は華雄と違い白頭巾で目元以外を隠しているため正
体がわからない。しかも白馬に騎乗したまま闘技場に上がってきたから一刀達はどよめいた。
「な、なんやありゃ?白づくめやんけ。」
「あの白装束の隊長なのかな?」
「お、誰か指名するぞ。あたしにしろ!愛紗の敵討ちだ。」
 鈴々や翠が色めき立つ中、白頭巾が剣で指す先には……麗羽達がいた。
「へ?」
「あり?あたしらご指名?」
「え〜そんな〜どーしよ文ちゃん。」
 驚く麗羽達三人に白頭巾が声をかける。
「袁紹!上がってこい!」
「ええ!わ、私ですの?」
「よかったじゃないすか〜袁紹様〜ご指名ですよ〜♪」
「ち、ちょっと文ちゃん……」
「な、何をしてますの、文醜さん!背中を押すんじゃありませんっ!」
「なに遠慮してんすか。こんな大舞台、なかなかないっすよ!さ!麗羽様〜気合いれてこ〜♪」
「ふ、ふざけるんじゃありませんわ!な〜んで私が!猪々子さん!こ〜ゆ〜ときこそ役立つときです
わ!日頃大喰らいさせてる恩に答える時でなくて!」
921名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:26:59 ID:GZwPvJb50
普通の剣の人かw支援
922名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:28:41 ID:FhezJF8k0
支援
923名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:32:51 ID:HBQdT6yw0
白馬仮面支援
924孫呉の乱33/51:2009/01/24(土) 20:33:21 ID:PuXr2LWhO
「あにいってんすか!アタイ斗詩に食わしてもらったことはあっても麗羽様におごってもらったのな
んて南皮以来記憶にないっすよ!」
「きぃー!なんて忘れっぽい胃袋を……」
 いつまでもどたばた騒ぐ麗羽達を白頭巾が呆れて声をかける。
「お、おい、お前ら……」
 白頭巾の声も麗羽に届いていないようだ。いらつく白頭巾が馬蹄を進めたとき、闘技場に笑い声が
響いた。
「あーははははっ!天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと蝶を呼ぶっ!」
「な、だ、誰だっ!」
 突然の声の主を探す白頭巾。一刀がぽりぽり頬を掻く。
「いないと思ったら星の奴……」
「誰かと問われれば応えよう!とうっ!」
 闘技場にすっくと見慣れた姿が現れる、顔に蝶のマスクをつけて。
「華蝶仮面推参っ!」
「え、、、ち、趙雲、何してるんだ?」
「む、私は華蝶仮面、趙雲などという素敵な英雄とは関係ないぞ。」
「いや、どーみても趙雲だろ。恥ずかしくないのかそんな蝶の仮面して……」
「ぬう!違うと申しておろう!大体貴様こそ、なんだその仮面は!目だけ隠さないなど邪道なり!
貴様に仮面をつける資格はないっ!」
「そこかよ!」
 星もとい華蝶仮面に一刀のツッコミが入るが白頭巾はあっさり普通に流した。
「いや、仮面でなくて頭巾だから……」
「うぬ、言い訳無用っ!」
 華蝶仮面の神速の槍が白頭巾に襲い掛かるが、ひらりと白馬がステップを踏み交わす。
「ちょっと待て、私はお前とやる気は……」
「黙れ、邪道仮面。正義の槍を喰らうが良いっ!」
 闘技場でなし崩しに始まった仮面対決を麗羽達が呆れ返って眺めている。
「なんか始まっちゃったけど、いいのかな、斗詩?」
「うん、そだね〜いいんじゃない。」
「あんな訳のわからない白頭巾の相手などしてられませんわ。」
 麗羽がほっとした顔で髪をかきあげる。そんな麗羽達から目を移し一刀は朱里に声をかける。
「なあ、白頭巾って、星のこと知ってて、袁紹に恨みがあるってことは……」
925名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:36:24 ID:UVER7bem0
支援
926孫呉の乱34/51:2009/01/24(土) 20:50:55 ID:PuXr2LWhO
「はい、それに白馬の扱い上手いですから、多分ご主人様の予想通りだと思います。」
「やっぱり。でもなんで正体隠してんだろ?」
「うーん、恥ずかしいからですかね?」
「まさか?んーよし、本人に聞いてみよう。」
 たたっと闘技場に近づくと一刀は白頭巾に問いかけた。
「なあ、伯珪。なんで顔隠してんだ?久しぶりなんだからさ。顔見せてくれよ。」
「っ! な、何を言う。わ、私は公孫賛ではない……」
 明らかに動揺し自爆する白頭巾に華蝶仮面が槍を繰り出さんとするのを一刀が止める。
「む、なぜ止めるのだ、あるじ…もとい北郷殿。」
「まあちょっと待ってて、なあ伯珪、公孫賛伯珪だろ。顔隠してもその目を見ればわかるさ。」
「う、ほ、北郷……」
 頭巾越しに目元が朱く染まるのが見える。一刀は確信して声を強くした。
「なあ、伯珪、覚えてるか?啄県に二万五千の黄巾党が迫ったとき、お前が防いでくれた。」
「う、あれは……」
「反董卓連合で弱小な俺達が虎牢関の先鋒をやるはめになったときもお前は助けてくれた。」
「……」
「今度は俺がお前を助けたいんだ、伯珪。」
 一刀の問い掛けにびくっと白頭巾が揺れる。
「む、闘気が消えていく。」
 油断なく構えていた華蝶仮面が槍先を落とすと白頭巾が白馬から降りてきた。
「まったく…恥ずかしいこと大声で言ってんじゃないよ……」
 しゅるしゅる頭巾を解くと下から見事な赤毛が零れ舞う。
「久しぶり、北郷。」
「伯珪……」
 視線を絡め見つめ合う二人を華蝶仮面がこほんと注意する。
「あ〜公孫賛殿であったか。なにゆえ仮面など……」
「北郷……」
「伯珪……」
「おーい、聞いておるか〜?」
 完全に蚊帳の外に置かれむくれる華蝶仮面をよそに一刀が尋ねる。
「なんで顔隠してたんだ?」
927名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:55:30 ID:UVER7bem0
支援
928孫呉の乱35/51:2009/01/24(土) 20:55:38 ID:PuXr2LWhO
「いや〜なんか恥ずかしくてさ。負けたこと根に持つ暗い奴って思われたくなかったんだ。へへっ…
…///」
「そっか、なあ、その袁紹のこと、そんなに恨んでるのか?」
躊躇い気味に聞く一刀に伯珪はからっと笑った。
「いや〜それが、、、あいつら見てたらなんか阿呆らしくなってきた、ははは……」
 そういって麗羽達のほうを見ると麗羽がつんと口を尖らせた。
「ふ、ふん、べ、別にあの時のこと、悪い事したなんてマツゲ1本分も思ってませんわよ。乱世の習
いですもの、私だって一刀さんに敗れたこといつまでも恨んでませんしお互い様でしょ。」
「姫〜こじつけだよぅ。」
「おだまりなさい。」
 斗詩を叱る麗羽から目を移し一刀は伯珪の手を握る。
「まあ、あれでも謝ってるつもりらしいから許してやってくれ。」
「そうみたいだな、ふぅ……」
そういうと彼女の顔から硬さが抜けた。そこに大蓮の声が響く。
「勝負ありっ!この試合、北郷軍の勝ちとする。」
「えー母様なんで?公孫賛、まともに試合になってないよ?」
「んふふ、いいんだよシャオ、それもまた一つの勝ち方だからね。」
 母の笑顔に小蓮が首を傾げる。
「武技を持って敵を降すを勇、知恵を持って敵を陥れるを智、赤心を持って帰順させるを徳と言う。」
 小蓮のおでこを撫でながら母の言葉は続く。
「復讐の念に悩むが故に公孫賛は頭巾を付けた。あれは奴の敵意と迷いそのものだ。それを北郷は自
らの想いを吐露することで自解させた。」
 小蓮の顔に明るさが戻る。
「そっかぁ、だから一刀の勝ちなんだぁ♪」
「そういうこと。北郷一刀、噂通り中々の徳の持ち主らしいな。」
「うん、一刀凄いんだよ!」
 本当に理解してるのかいないのか喜び踊る小蓮から目を移す。
「次はお前だな、冥琳。」
「はい、お任せください。大蓮様。」
 軽く頭を下げ闘技場に向かう冥琳に雪蓮が抱きつく。
「がんばってね、冥琳。」
929名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:56:10 ID:FhezJF8k0
支援ですー
930名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 20:59:24 ID:Fxh8VYFfO
後16・・・
ぬるぽ
931名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:01:29 ID:7l3yWpKyO
>>930
がっ

つーか、この勢いだと1000までに投下終わらない気がするんだが……
932名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:06:26 ID:UVER7bem0
次スレ用意しといたほうが無難かなぁ・・・
933名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:09:14 ID:9VUO2YmY0
>>932
必要なら立てるけど
934孫呉の乱36/51:2009/01/24(土) 21:12:19 ID:PuXr2LWhO
「ああ、行ってくるよ、雪蓮。」
「ん、ちゅ、、」
「ん、、、」
 接吻を交わした冥琳が闘技場に上がってくる。その目は真っ直ぐ朱里を睨んでいた。
「はわわ〜や、やっぱり私ですかぁ〜」
 蛇に睨まれた蛙のように震え上がる朱里に桂花が近づき笑う。
「がんばってね〜諸葛亮、応援だけしたげるわ、くくくっ♪」
「はうぁ〜荀或さん、ひとごとだと思ってぇ……」
「そんなことないわ、興味はあるわよ。三国を代表する軍師の対決。ぞくぞくするわ。」
「う〜やっぱひとごとですぅ。」
 あきらめて闘技場に怖ず怖ず上がる朱里に仁王立ちの冥琳が迎える。
「来たな、諸葛亮。貴様とは一度どちらが上かはっきりさせたかったぞ。さあ、なにで勝負するか選
ぶがいい、私はなんでもよいぞ!」
 自信満々の冥琳に朱里が選んだのは、やはりあの軍人将棋ような遊戯盤だった。
「ふっ、いいだろう。」
 サイコロを振り、朱里が先攻で勝負は始まる。一手二手と進むうちに双方長考に入るときが多くな
った。
「う〜なんだよ、地味だな〜もっと派手になんかないのかよ。」
「鈴々、なんだか眠くなってきたのだ、ふぁ〜……」
「お、おい、翠、鈴々。朱里ががんばってるんだから寝ちゃダメだろ。」
「えーだって、向こうも寝てるぜ。」
「え?あ、、、」
 見ると大蓮はもちろん冥琳を応援してた雪蓮まで船を漕いでいる。
「(あちゃ〜まともに観戦してるのは穏と蓮華くらいか……)」
 とはいえ蓮華も場が読めているようには見えない。穏だけがなにやら真剣にメモを録っていた。
「むぅ……」
「あぅぅ……」
 唸り悩む二人を除き、場の空気がなんとも白けた雰囲気になってきたとき、突然冥琳が頭を抱えて
絶叫した。

「ぬぅぅ〜天はこの世に周瑜を生みながら、なぜ諸葛亮をも生んだのだぁぁーっ!」
935名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:14:00 ID:Fxh8VYFfO
冥琳w支援
936孫呉の乱37/51:2009/01/24(土) 21:17:41 ID:PuXr2LWhO

 血を吐かん勢いで叫ぶとそのまま髪を振り乱し、ばったり卒倒してしまった。
 突然の卒倒劇に皆がア然となっていると桂花がふうっと息を抜いた。
「美周郎も可哀相に……可愛い顔してえげつない手を打つわ、恐るべし諸葛孔明!」
「? な、何が起きたのかわかるのか、桂花?」
「まあね。ここであれを理解してるのは、私と陸遜くらいでしょうね。」
「えっと?つまり?朱里が勝ったんだよな。」
「ええ、えぐい嵌め手でね。」
「なんですか〜荀或さ〜ん。」
 闘技場から降りて来た朱里が間に割って入ってきた。
「ご主人様が素人だからって変なこと言わないでくださいね〜荀或さん。うふふ……」
「何を言ってんのよ、貴女さっきのは禁じ手の……」
「うふふ〜じ・ゅ・ん・い・くさん〜」
「うっ、わ、わかったわよ。」
 桂花と朱里のなんとなく理解したくない会話を聞いていると闘技場から声がかかった。
「次、よいか?」
 見上げると思春が複雑な表情でこちらを見ている。
「思春、お前まで……」
「いうな。私は蓮華様の臣。蓮華様が呉のために立つなら私は、、、迷わない。」
 すらりと抜刀する思春の目に決意の色を見て一刀はごくりと息を呑んだ。
「そういうこと……では手加減いらないわね。春蘭行きなさい。」
「御意っ!」
「え?」
 隣に立つ華琳の名を受け春蘭が颯爽と闘技場に上がる。
「華琳?」
「一刀、見物も飽きたわ。孫呉に好き勝手させるのもね。」
「だけどな……」
「いや、私はかまわん。ただし夏候惇も北郷殿の負け星になるがいいな?」
「なにっ!ほざいたなっ!」
 思春の一言に春蘭の眦が上がると同時に大剣が一閃した。
937名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:22:48 ID:GZwPvJb50
策士・諸葛孔明か!?支援
938孫呉の乱38/51:2009/01/24(土) 21:23:56 ID:PuXr2LWhO

ガキンッ!

 春蘭の剛剣を受け流す思春。一刀が止める間もなく四戦目は始まる。
「ふん、噂通りの猪ぶりだな。盲夏候。」
「きさまーっ!その名で呼ぶなっ!」
 ブォンと唸りをあげて襲い掛かる剛剣をひらりとかわし思春は春蘭を挑発する。
「あかん、元ちゃん悪い癖や。甘寧の挑発に振り回されとる。」
 霞が眉をひそめるが華琳は平然としている。
「おい、いいのか?華琳。」
「ふん、まあ見てなさい。春蘭はここからが面白いのよ。」
「?」
 一刀が首を捻ったと同時に闘技場から春蘭の怒声が響いた。
「許さんっ!甘寧っ!」
 ぶんぶん振り回す剛剣が思春を両断せんと迫るが余裕の表情で彼女は交わし続ける。

ドゴッ!

「ふん、剣圧で地にめり込むとはたいした馬鹿力だ…なっ!」
 嘲笑う思春の頬が強張る。大地にめり込んだ大剣がそのまま地を持ち上げ、斬り上げてきたのだ。
「くっ!」
 跳ね上がる土砂に視界を遮られながらも剛剣を受け止める。いや受け止めたつもりだった。
「ぬぅんっ!」
 春蘭の剛剣は衰えることなく思春を鞠のように高々と弾き飛ばした。
「思春っ!」
 蓮華の口から悲鳴にも似た叫びが上がり、その声が飛びかけた思春の意識を引き戻した。
「(う、れんふぁさ、ま……お、墜ちる!?)」
 己が大地にたたき落ちる途中で気づくと猫のように身を捻り着地した。
「ぐっ……」
 ずきんっと鈍い痛みが鳩尾辺りに走る。見ると刃は歪み、鎧はひび割れていた。
「(刀で防いでも衝撃でこれか……馬鹿力め。)」
 くの字に歪んだ剣を捨て思春は春蘭に向き直った。
939孫呉の乱39/51:2009/01/24(土) 21:28:11 ID:PuXr2LWhO
「どうした、顔色が悪いぞ。甘寧。」
「ふん、非常識な奴だ、床に大穴が開いたではないか。」
「ふふん、得物もないのに余裕だな。」
「得物か……あるさ。」
 そういうと思春の指先からすーと何かが蜘蛛のように降りた。

チリン……

「鈴?」
 闘技場に鈴の音が静かに響く。思春の指先から極細の釣り糸のような糸に繋がった鈴が揺れていた。
「あぅ、姉様、思春が鈴鳴らしてる……」
「ええ、久しぶりに本気になったみたいね。」
 蒼白になった蓮華達の目の前で思春がすっと春蘭に鈴を向ける。
「こいつを使うのも久しぶりだ。夏候惇将軍、覚悟して来るがいい。」
「……」
 思春の変化を百戦練磨の春蘭はひしひしと感じていた。
「(なるほど、これが甘興覇の本気か……)」
 お互いの顔から余裕が消える。じりじりと間合いが詰められ、緊張感と闘気が高まっていく。
「互いに仕掛ける気や。」
「うむ、勝負は一瞬で決まるのだ。」
 霞と鈴々が固唾を呑んで見守る中、二人の闘気が弾ける。

「魏武の大剣っその身に受けてみよっ――――――っ!」

「鈴の音は夜道に誘う道標と心得よ、頸断の一撃っ!」

 二人の影が交差した瞬間、その衝撃が大気を震わせる。
「うっ……」
「くうっ、すげぇ衝撃波なのだ。」
「春蘭、思春?!」
 一刀達が注目する闘技場の中央に二人の姿があった。
940名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:29:37 ID:9VUO2YmY0
支援
941孫呉の乱40/51:2009/01/24(土) 21:35:18 ID:PuXr2LWhO
「し、春蘭、思春……」
「元ちゃん……」
「姉様、思春が……」
「……思春。」
 蓮華達が息を呑むその先には絡み合う思春と春蘭の姿があった。
「ぐ、ぐっ……」
「ぬぅ……」
 春蘭の躯を思春の鈴糸が複雑に絡み束縛している。手首を肩を太腿を乳房を締め上げる細糸が春蘭
の大剣を思春の眼前で食い止めていた。
「(くっ、面妖な糸を、、、くそ、切れん……)」
「(馬鹿力女め、、、これ以上力を入れたら切れてしまう。)」
 お互いに微妙な力の均衡を維持したまま時だけが流れていく。
「ふむ、これは勝負がつかんな。」
 しばらく眺めていた大蓮がぽつりと言うと小蓮がニコッと応じた。
「じゃあこの仕合は引き分けね。でもそれじゃ五番勝負の二つ負けてるから次に勝っても勝負がつか
ないよ、母様。」
「ふっ、心配いらん。そんなこともあろうかと最終戦に大将戦を取っておいたのだ。全ては次で決す
る。」
 ぶるんっと爆乳を震わせて立ち上がると大蓮は一刀に向かい一声を放つ。
「北郷一刀!こうなったからにはお互い次の一戦、大将同士で雌雄を決しようではないか!いざっ!
尋常に勝負!」
「えっ?!」
 大蓮の提案に一刀より朱里達があわてふためく。
「はわわ〜だ、だめですよぅ、それじゃ今までのが意味無いじゃないですかぁ〜」
「そーだよ、お兄ちゃん。次は僕が行くね!」
「いや、あたいだよな!」
 鈴々、翠が騒ぐ中で一刀は向かいに立つ蓮華を見つめていた。
「(蓮華……)」
「(一刀……)」
 互いの視線が絡み合う。
「お母様、最後の勝負、、、私に行かせてください。」
942名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:40:23 ID:RI0NaVXi0
支援
943孫呉の乱41/51:2009/01/24(土) 21:41:07 ID:PuXr2LWhO
「蓮華様!いけませんっ!」
 まだ春蘭と絡み合ったままの思春が叫ぶが、蓮華の決意は揺るがない。
「ふむ、、、」
 なにやら面白そうに見つめている大蓮の意を取り、雪蓮が蓮華の瞳を見つめて聞いた。
「いいの?蓮華。大将として出るということは、貴女は孫呉そのものとして彼と闘うということよ。
それは……」
「はい。決して負けてはならないということです。姉様。」
「蓮華……」
 妹の強く輝く碧い瞳に姉は息を呑んだ。そこに不退転の強い意思を見たからだ。
「……いいでしょう、孫家の宝剣南海覇王を預けるわ。行きなさい蓮華。」
「はい!」
 舞台に上がると蓮華は南海覇王を抜き、まっすぐ一刀に向ける。
「北郷一刀!いざ尋常に勝負っ!」
「蓮華、、、」
 惹かれるように舞台に進む一刀を鈴々たちが慌てて止める。
「ダメなのだ、お兄ちゃん!孫権は愛紗や鈴々より弱いけど、お兄ちゃんよりはずっとつおいのだ!」
「鈴々の言う通りだぜ。ここはアタイらに任しとけば…」
「わかってる。俺じゃ敵わないことくらい、、、でもここは退いちゃいけないんだ。怖いけどな、ハ
ハッ」
 青ざめた顔で無理矢理笑顔を作ると一刀は舞台の中央へ向かった。
「……一刀」
「蓮華……」
「なにも言わないで……一刀、私は孫仲謀。江東の虎・孫文台の娘。江東の小覇王・孫伯符を姉に持
つ孫呉の王族。それがすべて・・・」
 すぅ〜と手にした南海覇王を一刀に向け彼女は言い切る。
「そして今は……貴方の敵。」
・・・
・・

「ようやく奴が出てきたぞ。」
 闘技場を見渡す窓越しに左慈が眼を細める。
「そうですか、いよいよ佳境ですね。」
944名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:42:48 ID:d5YVi73v0
支援
945孫呉の乱42/51:2009/01/24(土) 21:46:12 ID:PuXr2LWhO
 左慈の肩越しに一刀を見る于吉。その時、彼らの背後の扉が開いた。
「やっと見つけた!こんなとこに隠れてたのか。」
「おや……誰かと思えば確か許緒とかいう名前でしたね。迷子ですか?」
「いや迷子ではない。我らの目的地はここだ。」
 睨みつける季依の後ろからゆっくりとスレンダーな肢体が入って来たのを見て、于吉と左慈の眉が
ひそむ。
「夏侯淵……」
「死者の安寧すら利用する外道道師、于吉に左慈!天道を恐れるがいい。」
 シャン!と空気を裂いて秋蘭の弓が鳴る。
 一度に放たれた二本の矢が狙い違わず、于吉と左慈の眉間に吸い込まれるように迫った。
「停!」
 于吉が素早く印を組むと矢は二人の眉間直前でビタリと空中に静止した。その矢を払い落とし左慈
が不敵に笑う。
「ふん、傀儡風情が…縛っ!」
 双矢に続いて放たれた季依の鉄球がピタリと止まり左慈の手の中に落ちる。
「あぅ、う、動けない…」
「ぐっ、、、」
 道術による束縛で二人とも蝋人形のように動かない。
「ふふ、残念でしたね。声などかけずに不意打ちをしたらよいものを…英傑の矜持が騙し討ちを許し
ませんでしたか?」
「くっ、、、殺せ……」
「まあ、そう慌てることはありません。貴女たちは北郷一刀を葬ってしまえば消える存在なのですか
ら。そこでゆっくり眺めてなさい。くくっ」
「な…んだと…貴様ら一体何をした?!奴らをどうやって操っている!」
「操る?くくっ、いえいえ、彼らは操ってなどいませんよ。それでは英傑といえどただの傀儡です。
傀儡で用足りるなら白装束どもで十分。わざわざ禁を犯して彼らを復活させた甲斐がないというもの
ですよ。」
 口許を隠し笑いながら于吉の解説は続く。
「彼らの意思を縛ることは簡単です。しかしそれではせっかくの英傑としての持ち味が色あせてしま
う。北郷一刀を洛陽から引き出したにしても必ずついてくる関羽ら英傑に対抗する駒としてそれでは
困るのですよ。」
「馬鹿な、そんな不確実な方法で……」
946名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:47:16 ID:d5YVi73v0
支援
947孫呉の乱43/51:2009/01/24(土) 21:52:40 ID:PuXr2LWhO
「不確実ですか…そうですね、確かに彼らを自由に解き放したならばせいぜい各地で小競り合い程度。
しかしこの呉の地から離れられないように制約を与えればどうでしょう。」
 ニヤリと于吉の眼が細くなるのを見て秋蘭が愕然となる。
「そう…か、呉の地から出られないように制約をかければ、奴らは北郷殿から呉に出向くように策を
……呉の情報封鎖も全てそのためか!」
「ええ、彼らは良くやってくれましたよ。さすがは美周郎・周瑜公謹。三国を代表する軍師ですね、
こうもうまくいくとは思いませんでした。ふふっ♪」
「まんまと…嵌められた訳か、くそっ!」
 悔しがる秋蘭を窓際の左慈の声が遮る。
「ふん、北郷め、必死に逃げ回ってるな。いつまで持つか見物だ。」
「ほう、孫権も手加減するかと思ったのですが情け容赦なく攻めてますね。これだから女は……」
 二人の道師が見下ろす闘技場では一刀が蓮華の剣を必死に交わしていた。
 キンッと受けるたびに火花が散る南海覇王の剣撃をぎりぎりで受け流す。
「くっ、蓮華っ!」
「・・・」
 一刀の呼びかけにも碧眼を据えたまま答えない。ただ不乱に剣を繰り出す蓮華の背中を見つめる小
蓮が雪蘭の袖をぎゅと握る。
「やだ、、、姉様ホントに一刀を斬る気だ。しぇ姉、止めようよぅ、こんなのシャオやだ……」
「そうね、蓮華の剣には手抜きは見えないわ。でも大丈夫じゃないかな。」
「え?」
「少なくとも受ける分には北郷殿も様になってるわ。よほど身を護る鍛練を受けているのかしら?う
まく逃げるものね。」
「あぁ〜いつも関羽や趙雲にボコボコにやられてるから、身体が逃げ方覚えてるんだと思う。一刀弱
いもん。」
「臣下にボコボコに?ふ〜ん、随分面白い君主さまね♪」
 面白そうに眼を輝かす雪蓮が闘技場に眼を戻す。

 ガキィィィン

 何合めか、強烈な斬圧に一刀の剣ごと弾かれる。よろよろ後退する一刀にようやく蓮華が口を開い
た。
948名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:57:30 ID:+VJw/bgR0
しかし、なんで武闘大会やってるのかいまいちわからん。
949孫呉の乱44/51:2009/01/24(土) 21:57:56 ID:PuXr2LWhO
「なぜ攻めてこない!北郷一刀っ!」
「ぜ〜ぜ〜、、、む、無茶言うな。れ、蓮華だって俺が弱いの知ってるだろ。受けが精一杯だって。」
「そうか、なら斬られるがいい!ぬんっ!」
 キンッ
「とと、危ね〜やめろって蓮華!
「聞く耳持たぬ!せいっ!」
 ガキンッ
「うおっ?!」
 キィィン
「れ、蓮華、、、」
 ガキンッ
「……き、聞いてくれっ!」
 キンッ
「…俺が下手に斬り込んだら、、、お前そのまま斬られる気だろ。」
 ピタリと蓮華の剣が止まる。
「・・・」
「これでも毎日、愛紗たちに扱かれてるんだ。お前の剣に必死さはあっても殺気がないくらいわかる
さ。俺を追い詰めて反撃がきたら斬られる。それで今回の責任を取るつもりか?」
「私は……」
 睨む一刀の眼から視線をそらし蓮華は苦悩を吐露する。
「私は孫呉の王族として、母や姉とこの呉を……」
「孫呉の地や血に逃げるなよ。お前はなぜ俺に真名を許した?蓮華という真名をなぜ北郷一刀は呼ん
でいるんだ?」
「っ……」
「真名が孫権仲謀の生き様そのものを意味する大切な呼び名なら、、、俺はもう呼べないのか?呼ん
じゃいけないのか?教えてくれ、俺はお前をなんて呼べばいい?」
950名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:58:02 ID:+foGTy/L0
支援
951名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 21:59:40 ID:a3YLcDsv0
支援

やっぱり黄泉がえった連中は消えちゃうのかねぇ?
952名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:05:22 ID:FhezJF8k0
支援です
953孫呉の乱45/51:2009/01/24(土) 22:07:14 ID:PuXr2LWhO

 カラン……

 剣を棄て両手を広げ蓮華に一歩近づく。

「く、来るな、、剣を拾え、、、」

「教えてくれ、なんて呼べばいいんだ。」

「来るな、、、来ないで……」
 後ずさりながら構える南海覇王の切っ先は震えていた。

「もうお前を呼べないのか?」

「………ぃや」

「もうお前の真名を呼べないのか?」

「………いや」

「真名を呼び抱きしめることも出来ないのか?」

「……………いやよ………………そんなのいやよ、かずと!」

 ガランッ

 蓮華の指をこぼれ落ちた南海覇王が闘技場の床を鳴らす。
「私は……私は……」
「……なんて呼んだらいい?」
 ぎゅぅと一刀の胸に抱きつき泣き叫ぶ。
954孫呉の乱46/51:2009/01/24(土) 22:13:07 ID:PuXr2LWhO

「れいふぁと………蓮華と呼んで!かずとぉ!!」

 胸元に顔を埋めてむせび泣く蓮華の銀髪を撫でながら一刀は囁いた。

「蓮華……」

 抱き合う二人を眺め大蓮がふっと息を吐く。
「我が娘ながら…甘いな。雪蓮、けじめを!」
「はい、お母様。」
「え?お母様?しぇ姉?」
 驚く小蓮を尻目に雪蓮が闘技場に上がると転がる南海覇王を拾う。
「蓮華、貴女にこの南海覇王はまだ早過ぎたみたいね。」
「え?姉様…」
 背後の姉に気づき振り向いた蓮華の脇を一閃の煌めきが走る。

 ブシュー……

 己の腹にかかる真っ赤な液体に気づくのに蓮華の碧眼は時間がかかった。南海覇王に貫かれた一刀
の脇腹あたりから噴き出していることにも……

「南海覇王はこうやって使うのよ、蓮華。」
 近くにいるはずの姉の声が妙に遠くに聞こえる。

「れ、ん、ふぁ、、、」
 強く抱きしめていた一刀から力が抜けゆっくり崩れ落ちていく。

「かずと……?」
 倒れた一刀の脇腹辺りから真っ赤な水溜まりがどんどん拡がっていくのを見て、蓮華の思考が時間
を取り戻した。

「いやぁぁぁーかずとぉ!」
955孫呉の乱47/51:2009/01/24(土) 22:19:11 ID:PuXr2LWhO

 倒れた一刀にしゃがみ込もうとする蓮華を姉の豪腕が引き上げる。
「離してぇ!一刀が死んじゃう!」
「無駄よ、もう死ぬわ。」
「姉様!なぜ!なぜ一刀を?!」
「なぜ?蓮華、私は言ったはずよ、孫呉を背負う戦いに大将として出るということは、貴女は孫呉そ
のものとして彼と闘うということ。」
「っ……」
 唇を噛む蓮華の後ろから大蓮の声が上がる。
「よくやった雪蓮!さあ道師ども、約は果たしたぞ!北郷一刀を討ち取った!呉の地から我らを解き
放ってもらおうか!出てこい!」
 悄然と静まり返る闘技場にすぅ〜と霧から現れるように于吉の姿が立った。
「来たか、、、お前一人か。相棒はどうした?」
「ふふふ、貴女方孫家のお相手は私のほうがよいでしょう。正史からの因縁がありますから……と言
っても貴女方にはなんのことかわからないでしょうが。」
「ああ、わからんな。それよりさっさとそちらの約を果たしてもらおうか!」
「いいでしょう。ですが今更呉の地を出て天下に覇権を求めるのですか?前に話した通り北郷一刀が
死んだ今、左慈が用意してる銅鏡の儀が完了してしまえば徒労に終わるのですよ。」
「ふん、道師風情に覇者たる者の気概がわかるものぞ。最後の一瞬まで志を千里に走らせる。それが
英雄の心意気というものよ。」
 ぶるんっと超爆乳を揺らし気炎を吐く大蓮に于吉は肩をすくめて印を組む。
「解! さあこれで呉から出ても土に戻ることはありません。残り少ない魂魄をお好きなように……!」
 そこまで口を開いて于吉の表情が固まる。いや固まったのは表情だけではなかった。
「(か、身体が……これは一体?!)」
 驚愕する于吉の前に一人の道師が現れる。
「(管輅! そうですか、貴方が術を……この者達にかけた縛りを解くのを待っていたのですね。)」
「そうじゃ、于吉よ。おぬしともあろうものが焦りに場を見失うとは……禁呪の反魂に手を出した時
点で管理者が調整に来ることは予測できたであろう。左慈に入れ込み過ぎたのう、惜し哉惜し哉。」
「(ふっ、、、相変わらずえげつない。英傑を利用して隙を狙うとは。夏侯淵たちも貴方の差し金で
すね。左慈はどうしたのです、殺させたのですか。)」
「安心するがよい、おお、ちょうど来たのう。」
956名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:19:36 ID:IWV7Fdbu0
あえて、このSSを支援するぜ
957孫呉の乱48/51:2009/01/24(土) 22:24:52 ID:PuXr2LWhO
 と管輅が見る方向から左慈を抱えた秋蘭、季依がやってきた。
 どんっと放り出された左慈も蝋人形のように動かない。
「管輅殿、ご指示通り無傷で連れてきました。お渡しします。」
「うむ、すまぬな。しかしこやつらの裁きは、我らの大師がなすでの。」
 二人に封呪符を貼ると管輅は倒れた一刀に声をかけた。
「もうよいぞ、囮役ご苦労。死んだふりもキツかろう、北郷殿。」
「……ふぅ〜ホント、キツいな死んだふりって。」
 むっくりと一刀が起き上がる。その半身は真っ赤に染まっていた。
「かずとっ!」
「蓮華、塗料で汚しちまったな、ごめん、びっくりさせちまって。」
 そういうと服の脇を開いて見せる。そこには鎖帷子とざっくり裂けた革袋が結び付けてあった。
「それじゃ、姉様も……」
「ええ、もちろん。でも穏から策を聞いたときには驚いたわ。ホントに君主自ら囮になるなんてね。」
「穏?…じゃあ、あの時!」
「えへへ〜そーです〜北郷さんたちを迎えに行ったとき、冥琳さまの案を孔明ちゃんたちと打ち合わ
せたんです。管輅さんが同乗されてたのが幸いでした〜」
「じゃあ、みんな知っていたのね。酷いわ姉様、お母様、私本当に……」
 じわっと涙目になる蓮華の頭を雪蓮が撫でる。
「ごめんね、蓮華。でもあいつら油断ならないからさ。ご先祖様も敵を騙すには味方からって言って
るでしょ。」
「うう……姉様のいじわる、知らない。」
 そんな姉妹に皆が眼を細めるなか、管輅が一刀に声をかける。
「では北郷殿、世話になったの。急ぎこやつらを大師に渡すゆえ失礼する。」
「あ〜、でも孫堅らは?まさかいきなり死んだりしないよな?」
 ピンッと場の空気が張る。皆が管輅の言葉に注目した。
「ふむ、それはこやつらの処分が決まってからじゃの。まあ、扱いが決まるまでは北郷殿にお任せし
よう。」
 そう言い残すと于吉、左慈とともにすぅ〜と消えてしまった。
「任せるって(さては押し付けて逃げたな)、、、」
 呆然と呟く一刀がふと気づくと雪蓮たちに囲まれていた。
958名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:27:31 ID:1vxJuUoc0
あとすこしだヌルポ
959孫呉の乱49/51:2009/01/24(土) 22:31:09 ID:PuXr2LWhO
「ふ〜ん、これが噂の天の御遣い?な〜んか蓮華やシャオに聞いたのと随分違うわね。蓮華、こんな
のにヤラレちゃったの?」
「ね、姉様!や、やられたとか……」
「そ〜だよ、しぇ姉様、のほほんとしてるけど、かずと手が早いんだよ♪アタシのときも凄かったん
だから♪♪」
「な!(シャオさんここでカミングアウトすか?!)」
「なんだと……」
「ひぃ!」
 大蓮が穴を空けん勢いで一刀を睨む。江東の虎としていくつものレジェンドを残す英傑の眼力に全
身の毛穴が開く。
「(ぶっ飛ばされるかな〜そりゃ親としては当然か、うぅ……)」
 半ばあきらめ覚悟をする一刀に大蓮が近づく。
「待って!お母様っ!」
 慌てて蓮華が間に入ろうとするが江東の虎は遥かに速かった。

 むぎゅ

「あひいっ!?」
 電光石火の早業で一刀のズボンの中に滑り込んだ大蓮の指にふぐりをわしづかみにされ一刀は変な
悲鳴をあげてしまった。
「ほ〜う、この孫文台の眼力を受けて縮み上がらんとはなかなかたいした一物だのう〜ふふっ♪」
「な、な、何を……孫堅さん。」
「ふふふ、昔から良い男はふぐりで確かめるものよ。これならたくさん子種が出そうじゃのう〜なぁ
小蓮、蓮華?」
「え?子種・・・///」
「うん♪一刀いっぱい出るよ!何回も!ぜつりんっていうんだって♪」
 赤面して黙り込む蓮華とあっけらかんと笑う小蓮に大蓮はニヤリと一刀を睨む。
「ほ〜絶倫か、結構結構♪そうでなくてはの、ふふふ。」
 急所を握られ直立不動の一刀に吐息がかかるほど顔が近づく。
「ふむ、やはり似とるな。」
「母様、似てるって誰に?」
 雪蓮の問いに大蓮が意外そうに視線を送る。
960名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:31:31 ID:9VUO2YmY0
せっかくだから俺はこのSSを支援するぜ
961名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:34:09 ID:xJ54UErtO
誰か、このSSを支援出来るものはおらぬかー!
962名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:34:26 ID:SZ1SuLoH0
もう少しかw支援
963名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:34:56 ID:UVER7bem0
ここにいるぞー!
964名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:35:05 ID:FhezJF8k0
支援
965名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:35:07 ID:Fxh8VYFfO
>>958
ガッ
>>961
ここに居るぞー!
966名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:35:26 ID:UDpCPC7Y0
なんとか今スレでおさまりそうなので、支援
967名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:35:31 ID:ZgSms/hO0
新スレは何時立てるんだ
968名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:35:39 ID:9VUO2YmY0
>>961
ここでスレ立てしてくるぞー!
969孫呉の乱50/51:2009/01/24(土) 22:36:40 ID:PuXr2LWhO
「ん?お前覚えておらんのか?蓮華は小さかったし、シャオはまだ孕んだばかりじゃったから無理な
いが、お前は面影くらい覚えておろう。」
「え?え〜と、それってつまりお父様のこと?」
「他に誰がおる。シャオから話を聞いて世の中には似たような男がいるもんじゃと思ったが…中身だ
けでなく見た目もよ〜似とる。最初見たとき、あの人も蘇ったかと驚いたわ。」
 そういいながら一刀の顎を摘んで右左と角度を変える。
「ちょ、ちょっと、孫堅さん首痛い……」
「母様〜お父様はこんな弱っちぃ感じじゃなかったわ。もっと身体も大きくって良く肩に載せて……」
「そりゃお前が小さかったからじゃ。あん人はそりゃも〜弱くてな。そのくせバカが付くくらいお人
よしで優しいから面倒ばっかしょい込んで…結局、私が面倒見てるうちに呉を従える羽目になったん
じゃ。取り柄と言えば……」
 ぎゅうとまたふぐりを握り眼を細める。
「枕事だけは得意じゃったの〜おかげでポンポン三人産めたわ。ふふふ♪」
 艶っぽい眼で見つめる大蓮に蓮華の女の勘がアラームを鳴らす。
「お、お母様っ!いつまで一刀のふ……を握るおつもりですか、一刀が嫌がってます。離されては……」
「ん〜?なんじゃその蚊の鳴くような声は。孫家の女なら腹から声を出さんか!」
「うぅ…ふ、ふぐりです。一刀のふぐりから手を離してください。嫌がってるじゃないですか、お母
様っ!」
 頬を染めながらも必死に食い下がる次女に大蓮はカラカラ笑う。
「そ〜かの〜そのわりには竿のほうも隆々と勃起しとるがなあ〜♪」
「(うぅ、黙ってればズボンでばれないと思ったのに…このセクハラ母ちゃんは、、、おぉ!)」
 ふぐりをまさぐっていた指が男根に移り扱きはじめる。熟練された絶妙な指使いに思わず表情が蕩
けるのを蓮華は見逃さなかった。
「かずと……?」
「おうおう、カリ高の良い一物じゃ、これでぐりぐりされたらたまらんの♪」
「お、お母様……」
「あ〜母様ずるい!シャオも〜」
 母のパワセクぶりに絶句する次姉を尻目に小蓮が嬉々と参戦する。
「シャオ…ちょ、やめ、ズボンが破れるっ」
「応。なかなか筋が良いぞ、シャオ。さすが我が娘じゃ♪」
「まかせて〜♪かずとのことならシャオにおまかせ〜♪」
970名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:38:57 ID:9VUO2YmY0
支援

恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 7
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1232804256/
971名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:39:24 ID:UDpCPC7Y0
蜀・魏側、空気wwwwww
972孫呉の乱51/51:2009/01/24(土) 22:42:04 ID:PuXr2LWhO
「こ、こら…」
「シャオ、はしたないわよ、止めなさい。母様もはしゃぎすぎ、蓮華が涙目になってるじゃない。」
 さすがに洒落にならないと思ったのか長女としての責任感からか雪蓮が止めに入る。
「む、なんじゃ蓮華情けない。遠慮してどうする。全くあの人に似て優し過ぎじゃのう。ちなみに我
の悪いとこはぜーんぶ雪蓮、善いとこは全部シャオが継いだのぉ♪」
 頭を撫でながらシャオに微笑む母に雪蓮が口を尖らす。
「なにその露骨なえこひいき、鬼母が〜、ぐれちゃうわよ♪」
「何を今更、不良娘が。おぉ、そうじゃ。良い機会じゃから雪蓮お前も一人くらい仕込んで貰え。」
 まるでそこらへんで点心でも買うかのような気軽さでとんでもないことを言う。そんなパワセク母
に食い下がったのは冥琳だった。
「お待ち下さい大蓮様、雪蓮は、その、私が……」
「ちちくりあっとるんじゃろ。」
「ち、ちちくりって……」
「まあ、それはかまわん。かまわんが女同士でいくらちちくりあっても子は生まれん。國はまず人ぞ。
うむ、そうじゃ冥琳お前も一人産め。孫呉の柱石として次代の後継者作りは責務じゃ。雪蓮と仲良う
子作りに励め。」
「はぁ?何言ってんの。冥琳は私のなんだから。ダメよ〜」
 そんな親子喧嘩を眺める華琳に秋蘭たちが近づく。
「よろしいのですか?」
「ほっときなさい。バカバカしい。」
「まったくです。北郷も鼻の下を伸ばしてみっともない!」
 頬を染め憤慨する春蘭だったがふと隣の気配に気づいた。
「お、愛紗、復活したか。」
「ど、ど、どういうことだ、春蘭。人が気がついてみれば、なんだあの桃色事態は?!」
「私に聞くな。私だってゴニョゴニョ……」
「落ち着きなさい関雲長。一刀が女に弱いのは今に始まったことじゃないでしょう。一番付き合い長
いんだから度量を見せなさい。」
 そう諭す華琳も柳眉がぴくぴく震えているのを見て愛紗が春蘭たちに耳打ちする。
「(……なあ、ひょっとして怒ってるのか?)」
「(ああ、かなりな……)」
「(北郷殿も可哀相に……洛陽に戻ってからが見物だな。)」
「(ふむ、主には良い薬だな。)」
973孫呉の乱52/51:2009/01/24(土) 22:46:06 ID:PuXr2LWhO
「(はわわ〜星さんダメですよ、面白がっちゃ〜)」
 仁王立ちで一刀を睨む華琳の背中でひそひそと騒ぐ愛紗たち。その向かいでも大蓮たちの喧騒にふ
て寝してた華雄が起き上がる。
「うるさいな〜寝れね〜だろうが……」
「起きたか、華雄。」
「公孫賛、まだやってるのか?」
「いや、終わったんだが孫堅がな……」
「?」
 あきれ顔の伯珪の視線の先を追い華雄が首を捻る。
「何をやってるんだ?……おい孫堅!」
「おう、起きたか華雄。そうだお前も参戦しろ!」
「参戦?戦さか!」
「うむ、乙女の矜持をかけた戦さだ!」
「矜持!うむ!よし!任せろ!」
「あ!お、おい華雄……」
 伯珪の静止などすでに聞こえていない華雄は、大蓮の煽りに喜色を浮かべ飛び出した。
「(うわ〜こいつホントに猪だな……)」
見ると一刀も華雄に気づいたらしく涙目で伯珪にアイコンタクトを必死に送っていた。


「・・・ごめん北郷、私じゃ無理!」


手を合わす伯珪の背中には蒼く澄んだ晴天がどこまでも広がっていた・・・


……………………終 劇……………………?
974名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:47:55 ID:8kgOoksv0
まあ、おつかれ。
975名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:48:47 ID:7l3yWpKyO
お疲れさま。
GJだよ!
976名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:52:16 ID:cuE8+g1b0
激しく乙しかし投下に7時間か
やはり外部さる用代理投下スレとかあるといいのだが
977名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:52:25 ID:ow8BLLCq0
GJ!
ほんとにお疲れさまです
978名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 22:54:38 ID:UDpCPC7Y0
乙〜〜〜
長編というので、最初はどうかと思ったが、
結構一気に読めてしまった。
最後が尻すぼみだったのが残念。
もう少しドタバタがあれば、俺的にサイコーでした。

乙女の矜持が漢女の矜持にみえてしまった。。。
もうだめだorz
979名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 23:01:04 ID:ADN6Tqkg0
まあ長い場合は自分で10ずつに区切って投下とかすれば問題ないんじゃね?
980名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 23:03:39 ID:eWpBKh1h0
まずは乙!
スレ内で収まるか冷や冷やしたが無事収まったようで

終ってみればハーレムEND?流石はちん○だ
981名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 23:06:16 ID:9VUO2YmY0
>>973
なぜか52になってるけど乙w
982名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 23:26:27 ID:QekbQLBv0
所々で残念な部分があったけど乙
983名無しさん@初回限定:2009/01/24(土) 23:51:29 ID:ysvAOZOz0
そろそろ埋めSSが来てもいい頃
984名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:01:51 ID:x6jlTwGg0
誰かこのスレを埋める者はいるか〜?
985名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:03:23 ID:iv+WY11j0
ここにいるぞ〜!
986名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:05:48 ID:HEsJ+4uy0
1000なら桂花が妊娠する。
987名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:07:46 ID:UUtgfkG8O
埋め紫煙
988名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:10:00 ID:n9mfCCVN0
産め紫苑
989名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:13:00 ID:Ya/zQd9s0
梅春蘭
990名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:13:13 ID:LwA+29oW0
生め出産
991名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:13:23 ID:cOBqqy5e0
>>986
気ぃ早えぇw
それほど妊娠させたいんですね、よくわかります
992名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:14:16 ID:bXfoQ8Uw0
1000なら桂花が妊娠する。
993名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:14:37 ID:bEl7f+JmO
産め霞
994名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:15:41 ID:b8EbN9Sg0
1000なら相手は死ぬ。
995名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:16:52 ID:mMGnOnJb0
1000じゃなければ俺が妊娠させられる
996埋め:2009/01/25(日) 00:18:20 ID:0m0DKsKY0
それは、決して訪れる事のない会合のはずだった。

「はぅわ! 一刀様! 向こうから土煙が!」
「何!」

 南群平定のち、天下二分がなった日。
 南から手を伸ばしてきた者たちがいた。

「進むのににゃー!」
「いっぱい美味しいものを食べるののにゃー!」
「にゃー」「にゃー」「にゃー」「にゃー!」

 その悪夢は地平を覆い

「はぅ!お猫様〜可愛いです〜」
「むぅ、よきにはからうにゃ」

裏切りを余儀なくされる仲間

「ご、ごまだんごが〜」
「あふあふ……これもおいしいにゃ。だいおー」

略奪される食糧
997名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:18:56 ID:SwVTQuCQ0
1000なら美羽は俺の嫁
998名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:18:58 ID:hmwIqZ4C0
>>1000なら一刀と秋蘭の間に4人の娘誕生
999名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:19:18 ID:12mfqY5d0
>>1000ならちんこが1回の射精で華琳と桂花と風の3人を孕ませる伝説SSを、俺に代わって誰か優しい人が書いてくれる
1000名無しさん@初回限定:2009/01/25(日) 00:19:27 ID:n9mfCCVN0
>>998を採用
10011001
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