恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 5

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1名無しさん@初回限定
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  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
諸葛亮 曰く
「は、はわわ、ご主人様、次スレは>>960か480KB越えから順次*0の人が挑戦してください」

外史より生まれ落つる外史。
その無限に広がる可能性を書き綴る場です。

幾たび終端を迎えようとも、
それは千代に八千代に続く恋の物語。

■公式サイト
BaseSon
ttp://www.tactics.ne.jp/~baseson/
真・ぷち姫†無双(携帯向けサイト)
ttp://www.tactics.ne.jp/sinputihime/

■外史まとめサイト&専用UP板
ttp://koihimemusou.x0.com/

■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 4
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1194414802/

■関連スレ
恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 124
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1231431199/
2名無しさん@初回限定:2009/01/09(金) 01:58:34 ID:E/HLMmvb0
>>1
3名無しさん@初回限定:2009/01/09(金) 02:21:15 ID:gR/roYlx0
>>1
4名無しさん@初回限定:2009/01/09(金) 22:39:24 ID:/QfMkgRM0
>>1
5名無しさん@初回限定:2009/01/09(金) 23:37:15 ID:nqZVboVTO
>>1
6名無しさん@初回限定:2009/01/09(金) 23:58:59 ID:hQ+8kqUA0
乙が愛紗の髪に見える俺は病気だ
7名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 00:23:31 ID:uJE7T4quO
>>1

前スレのハム√予告の人GJ
個人的には続いて欲しいです。
8名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 00:58:41 ID:OU8PinraO
普通の美少女。

…つーのも、
ものすごい言葉だなぁ、
と思いつつ、
愛紗が華琳に降ったら、きっと一刀が手を出…
ゲフンゲフン。

多分、華琳さまと3
9名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 01:57:54 ID:CNWQ5+d20
とりあえずハム√の人にはちんきゅーを忘れないでいて欲しいんだぜ
10名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 02:23:16 ID:CWjzU7XI0
朱里が愛紗と翠の真名を呼ぶ場面って真であったっけ?
11名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 10:04:29 ID:ifF1Z2Ec0
恋+ねねと月+詠が出会ったころの
話を考えてるんだが、本篇でこういう
話ってあったっけ?
12名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 10:14:12 ID:6r+zB9U80
無印で恋の過去回想がちょっとあったくらいじゃねっけか
13名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 11:19:12 ID:Lm3YmGIN0
前スレハムルート氏期待している。マジ期待している。
14名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 16:11:51 ID:Lm3YmGIN0
ちょいと質問。
フランチェスカって寮制だっけ?
15名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 16:32:40 ID:dHk0++vC0
魏の種馬、呉の種馬、ちんこ太守がルートヒロイン達といっしょに揃ったら修羅場勃発だな。
呉では子持ちだし、華琳や愛紗なんかは自分とこの一刀にキレそうだ。
16名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 16:46:30 ID:3IzWOvS50
>>14
春恋の設定では女子が高級マンション並、男子は寮という名のプレハブらしい
全寮制かどうかは実際プレイしてないからわからんがね
17名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 17:03:39 ID:KQBSxSxV0
ハム好きとしてはハム√まぢで頑張ってもらいたいわ
ハムかわいいよハム
18名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 17:17:06 ID:4xkCaxo+0
ハムと水があれば生きていける
それくらい好きだ
19名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 22:18:18 ID:D+h3Ytwn0
「は〜い、美羽さま。じっとしててくださいね〜 ちゃんと乾かさないとお風邪をひいてコンコンですよ〜」

「うむ。やっぱりお風呂は気持ちよいのう、七乃よ」

「毎日お風呂に入れるなんて、皇帝陛下を除いたら美羽さまぐらいのものですよ〜 はい、乾きました♪」

「うむうむ、そうであろそうであろ。ならばご機嫌な妾にお風呂上りに蜂蜜水もってまいるのじゃ!」

「はいはーい。でも一杯だけですよ?オヤスミ前に沢山飲むとまたおねしょしちゃいますからね〜」

「むむ・・・じゃあ一杯で我慢するからはようもってきてたも!」

「じゃあ、私は蜂蜜水のご用意しますね♪」

「うむうむ、よきに計らうのじゃ」

(ふふっ・・・・・・。やっぱりお嬢さまはかわいいなぁ・・・・・・)

「たららった〜♪あれ? お嬢さま、窓をご覧になってください。珍しいものが見えますよ〜」
20名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 22:42:48 ID:HswbP1CS0
wktk
21名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 22:56:13 ID:D+h3Ytwn0
「むぅ、何じゃいったい。それよりもはよう蜂蜜水・・・おお!?」

「ほら流れ星ですよ〜珍しいですね〜」

「おお・・・っ あれが流れ星かや・・・」

「そうですよ〜。流れ星が消えちゃう前に三回お願いするとですね、どんな願いもかなっちゃうんだそうですよ♪」

「なんと・・・!? そんな大事を何で早よう言わぬ・・・!」

「ど、どうしたんです?美羽さま」

「こ、こうしてはおれぬ!・・・麗羽の奴めが没落しますように・・・麗羽が没落しま・・・」

「さっすが美羽さまっ! 星にお願いなんてロマンチックなのに
 お願いのひねくれ具合と来たら年に似合わぬ腹黒さ!美羽さま最高ーっ!姑息な麒麟児!」
(ふふっ 美羽さまったらよっぽど麗羽さまが苦手なんだろうなぁ。美羽さまがあんまりかわいらしいからいつも助けないんだけど)

「ぬふふっ。そうであろうそうであろ 麗羽め、妾の天誅思い知るがよいわ!」

「はい♪ 美羽さま蜂蜜水も出来ましたよ〜」

「うむうむ、待っておったぞ♪ んくんくんくっ・・・・・・・・・・・・プハァ!・・・ときに七乃」
「はい?」

「流れ星がこっちに向かってきてるのじゃが、あれはいつ消えるのじゃ?」

「・・・えっ?」

こんな流れでチンコが南陽に落ちてきて袁術軍でがんばる話を妄想した
22名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 23:02:00 ID:KQBSxSxV0
とんでもねぇ展開に俺の期待度がMAXになりました。
続きが来ることを願い全裸待機させていただきます。
23名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 23:25:26 ID:jLRjOok90
これね、これ


426 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/01/10(土) 17:36:59 ID:Wfv+qAHH0
てっきり美羽には尻叩きがあると思ったんだけどなぁ
427 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/01/10(土) 17:37:50 ID:XkFSx9LX0
>>426
一刀の一刀にはちみつ塗って舐めさせるプレイもあると思ったんだけどなぁ

429 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/01/10(土) 17:39:17 ID:Wfv+qAHH0
>>427
そのうち一刀の一刀を見せるだけで咥えて来る様に
24名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 23:37:15 ID:D+h3Ytwn0
エロは書けないんだ・・・スマン

猛将(五虎将軍級)がいない袁術軍で生き抜く話を書きたいと思ったんすよね。
台詞なしキャラで紀霊とかは出るかもだがオリキャラも基本出さない方向で。
25名無しさん@初回限定:2009/01/10(土) 23:42:17 ID:7gcsbN6g0
>>24
エロは無くとも構わん頑張ってくれ

このスレ的に正しい発言かどうかは知らんがな
にしてもifルートの話が出てき始めて俺嬉しい
前スレのハムルートの人にも期待してる
26名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 00:25:58 ID:Agha81/zO
ついに袁術軍のIFルート!
27名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 01:01:10 ID:Pla3svNO0
28名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 01:58:22 ID:EmlmbpG10
息抜きがてらに、魏ルートの現実へ帰還後の一刀さんの様子
(日記風?)を考えてみた。
設定としては、
・戻った日は、魏の外史へ行った日の翌日である。(日付は適当)
・魏の外史に行ってる間の記憶は吹っ飛んでる。

やっつけな上に10レス程度なんだけど、投下してみてもいい?いい?

…エロは無いケド。
29名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:01:51 ID:jRspUrkM0
>>27


>>28
俺が風邪を引かないうちに、さあはやく!
30一刀日記1/10:2009/01/11(日) 02:05:06 ID:EmlmbpG10
○月20日(火)

 朝起きると、制服のまま床に寝ていた。
 何故だ。
 しかも身体が妙にホコリっぽいというかザラついてる気がした。
 何故だ。
 仕方ないのでシャワーを浴びてから行くことにしたが、
 何故か物凄く久しぶり……という感覚がこびり着いて離れない。

 もう何が何だか分らないが、とりあえず文明の利器に感謝しておこう。

 ----------------

 今日は会う人会う人から「昨日となんか雰囲気違うね。何かあったの?」と言われた。
 何なんだ一体。



○月21日(水)

 部活で一度も勝てた事のない先輩に、いきなり勝負を挑まれた。
 「今までのお前とは気配が違う」と言われたが分けがわからん。
 結果は、何故か圧勝出来た。
 手でも抜かれていたのだろうか?
31一刀日記2/10:2009/01/11(日) 02:07:34 ID:EmlmbpG10
○月22日(木)

 今日も部活で先輩に挑まれた。
 「今日は負けねぇ」って言っていたので、
 昨日は別に手を抜いていたわけでは無いようだ。

 結果は今日も圧勝。
 春蘭の足元にも及ばない。

 ----------------

 部活の後輩に気合いが足りない気がする。
 凪の爪の垢でも飲ませてやりたい。

 ………あれ?……春蘭と凪って誰だったか。



○月31日(土)

 及川に、今話題になっている三国志の映画に誘われる。
 ヤローと映画かよって思いもしたが、
 興味を引かれたので行く事にした。
 明日が楽しみだ。

 ………及川がじゃないぞ?映画の内容がだぞ?
32一刀日記3/10:2009/01/11(日) 02:09:24 ID:EmlmbpG10
△月1日(日)

 あの野郎、彼女つれてきやがった。
 自慢したかっただけらしい。死ねばいいのに。

 映画の内容も、曹操がまるで小悪党な感じ作られていたのが、
 何故か気に入らなかった。



△月2日(月)

 昨日の映画の内容が頭から離れない。イライラする。
 曹猛徳が目指した天下統一は、民達の事を思っての事だった。
 彼女は真に大陸の安寧を求めていたのに。
 ……まぁ、歴史物なんて、作り手によって解釈は色々かわるのだから、
 気にしても仕方ないのだけど。

 ……ってあれ?…………彼女?



△月5日(木)

 ……最近、凄く凄く大切な事を忘れている気がしてならない。

 決して忘れてはいけない、大切なもの……。
33名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:10:59 ID:gRYFuU/d0
支援
34一刀日記4/10:2009/01/11(日) 02:12:32 ID:EmlmbpG10
△月7日(土)

 今日は野良らしい猫を見た。最近はあまり見なくなったなー。
 なかなかに人懐っこい猫で可愛らしい。
 とりあえず、風と名づけておいた。



△月10日(火)

 昨日の深夜映画で、某海兵映画をやっていた。
 あの罵詈雑言の数々……
 デジャヴュというか、実際に言われたかのような感覚が…
 大丈夫か、俺?



△月14日(土)

 以前観に行った三国志の映画が今日最終日らしく、
 なぜ前に観終わった時、あんなにイラついたのか。
 それを確かめようと思い立って、もう一度観に行った。

 観終わった時、気づいたら泣いていた。
 そして、ようやく解った。
 彼女の覇道が穢されたように思えたのが、許せなかったんだと。
 彼女の側で、彼女の覇道を見届けた者として。

 全部、思い出した。
35一刀日記5/10:2009/01/11(日) 02:14:27 ID:EmlmbpG10
○月20日(水)

 『あれ』から一年が過ぎた。
 もう一度行きたいと願っても、いけるはずも無く。
 たまに、あれは全部夢だったんじゃないかと、思ってしまうことがある。
 ──まるで、それこそ胡蝶の夢のように。
 けれど、その度に思い出すのは彼女の言葉──。


 『ただ、どうなったとしても……この光景だけは覚えておきなさい』

 ──覚えているよ。

 『あなたじゃなくても、この世界が夢か現か幻かなんて、この世の誰にも分からないわ』

 『けれど、あなたがした事は……この街にあなたがもたらしたあなたの働きは、あなたの中に必ず残る』

 『例えあなたが私たちの前から消えたとしても、あなたの真実として。そして、私たちの現実としてね』

 ──ちゃんと、残っているよ。

 ──俺の真実は、今でも『ココ』にある。

 『あなたは役目を果たしたの。それは……人として誇るべき事よ』

 ──分かっているんだ。……だけど……


 ……俺はもう一度、キミに逢いたい──。
36一刀日記6/10:2009/01/11(日) 02:16:19 ID:EmlmbpG10
○月24日(日)

 ハゲ頭に横髪だけを三つ編みにした、巨漢の筋肉ダルマに抱き着かれた。
 思い出しただけでも鳥肌が立つ。
 「お久しぶりねん!ご主人さまぁ〜!」
 などと言われたが、今も昔もあんな知り合いは居た覚えは無い。

 ……なのに、少し懐かしいと思ってしまった。


 ………俺はもうダメかもしれない。



○月28日(木)

 筋肉ダルマ──貂蝉って名乗っていた──にまた会った。
 「もしももう一度『外史』に行きたいのなら…今夜零時、校庭までいらっしゃいな。
 ただし……次はもう戻れないと思ってねん」
 それだけ言って、筋肉ダ……じゃない、貂蝉は去っていった。

 『外史』……多分…いや、間違いなくあの世界だろう。
 何となく、それだけは確信できた。

 ……行くべきか、行かざるべきか。



 ……なんて、考えるまでもないよな。
37一刀日記7/10:2009/01/11(日) 02:18:15 ID:EmlmbpG10
 深夜0時より少し前、当然のごとく閉まっている校門を乗り越える。
 見つかったら怒られるどころじゃないよなー。
 何て事を考えながら校庭へ向かうと、そこには既に筋……貂蝉がいた。

「いらっしゃい。ご主人様なら来ると思っていたわ。
 ……この世界とお別れする覚悟はいい?」
「……ああ。
 それよりも……どうしてキミがあの世界のことを知ってる?
 そしてどうして、俺をあっちに送ることができる?
 そして何より、そのご主人様ってのはなんだ!?」
 俺の当然の疑問に、貂蝉は手を口元に当て、
「うふふっ♪ご主人様…漢女にはヒ・ミ・ツがいっぱいなのよん♪」
 気持ち悪く笑いやがった。
「…まあいいや。ホントに出来るんなら……貂蝉、よろしく頼む」
「お・ま・か・せ♪
 ……じゃあご主人様、ちょーっと目を瞑っていてねん」
 貂蝉の言葉に頷き、目を閉じる。
 ──華淋…皆……今行くよ。
「ではご主人様。……幸せになって頂戴ね」
 そんな貂蝉の……少し涙ぐんだような感じの言葉と同時に、俺の意識は途切れた。
38名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:19:15 ID:Ph4V/sXi0
支援なのー
39一刀日記9/10:2009/01/11(日) 02:21:04 ID:EmlmbpG10
***********************

「──あれは!」
 執政室の窓から見えた『それ』に、思わず声を上げてしまった。
 『それ』をよく見ようと、窓から身を乗り出し『それ』の行く先を確かめる。
「近い……!」
 行かなければ……そう思って振り返ると、周りに居た文官たちが、
 驚いた顔をして私を見ていた。
「なんでもない。
 お前達は仕事を続けなさい。私は少し出てくる」
「…………!」
 部屋から飛び出した私に、文官の誰かが何か言っていたようだけど、
 もう私の耳には入っていなかった。

 廊下を通り、中庭を抜け、城門へ向かう。
 城の大きさが、これほど煩わしく感じたのは初めてかもしれない。
「誰かいるか!……私の馬を持て!」
 城門付近に居た兵士にそう命じて、愛馬が来るのを待っていると、春蘭と秋蘭が駆けて来るのが見えた。
「華淋様!……いかがなさいましたか?」
「華淋様が突如出て行かれたと、文官たちが慌てておりましたよ」
 ……そういえば、初めてあいつと会った時も、この三人だったわね。
「東の空から飛来した流星が落ちるのを見たわ。
 ……二人とも、付いてきなさい」
『……はっ!』
 私の言いたい事を悟ったようで、そう勢い良く返事をした二人は、馬を連れに走っていった。

 ……とりあえず……思いっきりひっぱたいてやるんだから。

*************************************
40名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:22:24 ID:rko2of7/0
支援!
41一刀日記10/10:2009/01/11(日) 02:24:50 ID:EmlmbpG10
 背中……っていうか身体が痛い。
 貂蝉の野郎、何しやがった。
 とりあえず目を開けると、抜けるような青空が目に入った。
「あー……朝まで気失ってたのか?」
 思わずそんな呟きが漏れてしまった。
 ひとまず身体を起こし、寝てるところ誰かに見られてないよな?なんて思いながら回りを見渡す。
 そこには、校庭──ではない。けれども見知った光景が広がっていた。
 遥かな地平と、およそ日本とは思えない山並み。
「………………………………」
 念のためもう一度目を閉じて、開く。
 頬をつねってみる。……痛い。
「………………………………はぁ」
 どれだけ念を入れて確かめても、変わらず底にある風景に、思わずため息が漏れた。
「……本当に帰ってこれたのか…」
 もう一度、改めて周囲を見渡すと、遠くに街が見えた。
 どおりで見たことのある風景だと思ったら……あれは許昌か。
 新兵の訓練や模擬戦で、この辺はさんざん走り回ったもんなぁ……。
「とりあえず行ってみるか……」
 そうひとりごちて、街へ向かうことにする。

 ──そして、しばらく歩いていると、街の方から騎馬が駆けて来るのが見えた。
 数は……三騎。
 そしてそれが誰か分かった瞬間、俺は走り出していた。
 騎馬は俺の少し前で止まると、中央の一騎から飛び降りた少女が、駆け寄って来る。
 ……そして、彼女は俺の胸に勢い良く飛び込んできて──
42一刀日記11/10:2009/01/11(日) 02:25:45 ID:EmlmbpG10
「ただいま……華淋」
「おかえりなさい……一刀……」

 強く強く、彼女を抱き締める。

 もう二度と、離さないように。

 もう二度と……この温もりを無くさないように──。


END
43名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:26:13 ID:QdF+mFhl0
ええはなしや・・・
44名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:27:33 ID:EmlmbpG10
お兄さん、終わりですよー。10かと思ったら11でしたねー。

ってことで、お目汚し失礼しました。
あと支援してくれた>>33>>38>>40さんありがとうでしたー。
45名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:32:18 ID:gRYFuU/d0
色んな魏√アフターが見られて華琳様の奴隷としては嬉しい限りだ
特に再会ものは読んでいて楽しいわー
46名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:33:53 ID:rko2of7/0
うむ、理想的な帰還話GJです
あとはバッジョが、その後のイベントを絵付きで作ってくれれば完成やねw
47名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:36:57 ID:jRspUrkM0
オレ…なんで貂蝉に泣かされてんだろw
48名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:41:43 ID:EmlmbpG10
街や城の衛兵振り切った一刀が、群議中の華淋の所に乱入
→人目もはばからずに泣きつく華淋

なんて終わり方もいいかなーって思ったんですけどね。
でもまあ自分から動いてこその華淋様ですしねw

>>47
自分の中の貂蝉曰く
「私の幸せは、ご主人様が幸せであることなのよん☆」
とのことですww
49名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:50:49 ID:ck6Ho/iJ0
目を瞑ってと言われて一刀さんの貞操の危機と思ってしまった自分がいやだw
50名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:53:38 ID:Jzgp3j410
>>48
GJだ
GJなんだが…
華琳様の名前が間違っているのはどういうことだ
51名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:55:45 ID:QdF+mFhl0
確かに淋病の淋になってるな
52名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 02:56:49 ID:Agha81/zO
春蘭や桂花がいたら命はないな
53名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:02:06 ID:yX3ww5qoO
むう〜画龍点睛を欠いたか……
54名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:05:09 ID:Agha81/zO
きっとチンコや華琳さまの淋しさがうつったのさ

いい作品だったぜ!
55名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:12:28 ID:lSTzEOhD0
三国志の外史とフランチェスカの外史を自由に行き来できたらなぁ・・・
56名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:26:13 ID:EmlmbpG10
>>50
おおぅ…華琳様マジすんません。
そして>>54ありがとうw

次は気をつけるのですよー。
57名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:37:22 ID:zHzwO6sq0
>>48
なんかFF9のラストがフェードバックした俺
あの再会シーンはカッコよかった
5821:2009/01/11(日) 03:39:26 ID:wnc2UBmM0
美羽の言うように流れ星はまさしく光速の矢のように一直線に二人に向かってくる。

「みみみ美羽さま! まずいですよぅ 逃げないとあれに思いっきりぶつかっちゃいます!」

「ななななんじゃと! 馬鹿者! なんで早よういわんのじゃ!」

「うわーん そんな事言ってないで早く逃げましょうよぅ!」

「しっ・・・しかし蜂蜜水がまだちょっと残って・・・」

「そんな場合じゃないですってばぁ!」


豪傑とは言わないまでも、七乃も袁術軍大将軍。
美羽を抱えるぐらいは造作もない。

美羽を小脇に抱えて七乃は走り出す。
当人は意識していないが、美羽の危機回避に直面し、七乃の逃げ足は神速の用兵を謳われる張遼将軍のそれに匹敵している。

「ああっ・・・妾の蜂蜜水・・・!」

「お嬢さま!舌かまないでくださいね!」

「むぐぐ!?」

轟音とともに屋根を突き破り、大浴場に流星が落ちるその刹那、
七乃はアクションスター顔負けの横っ飛びで脱衣所の扉を突き破り、美羽を抱き抱えて外に転がり出る
5921:2009/01/11(日) 03:40:05 ID:wnc2UBmM0
浴場からは水煙が立ちこめ、轟音を聞きつけた衛兵が駆けつけてくる。

「七乃? 七乃!」

「いたたた・・・お嬢さま おケガはしてないですか?」

「うむ・・・妾は大丈夫じゃが七乃と蜂蜜水が・・・」

「私はちょっとすりむいたぐらいですよ♪ それよりビックリしましたね〜 」

「そうじゃのう。麗羽の没落を願ったに、この妾に突っ込んでお風呂を破壊し、あまつさえ蜂蜜水の残りもダメにするとは!」

「まあ〜 でもとりあえず無事でよかったじゃないですか〜 ホントに死んじゃうかと思いましたよぅ」

「うむ・・・流星にもビックリしたけど妾は七乃にもビックリであった」

「そりゃあそうですよぅ 美羽さまが死んじゃったらつまんないじゃないですか」

「ぬははは そうであろそうであろ 七乃は天晴れ忠義の臣じゃの!」

「は〜い♪ ってお嬢さま、お風呂に何か浮いてますよ! もしかしたらなんか珍しい宝物かも!」

「おお! あんな輝いておったし、そうに違いないぞよ!」
言うや否や美羽は大浴場へ駆け出してゆく。

「あっ お嬢さまずるいですよ! 待ってくださ〜い!」
七乃も美羽の後を追い大浴場へ駆け込んでいった。
6021:2009/01/11(日) 03:42:00 ID:wnc2UBmM0
「む〜ぅ 流星が落ちてきてなんで人が浮いてるのじゃ? 七乃説明いたせ!」
浴槽に浮かぶ物体を見た美羽はあからさまに不機嫌な顔で七乃に詰めよる。

「そんなの私だって聞いたことありませんよぅ でもこの人どうします? なんか変な格好してますけど・・・」

「気を失っているようだし牢に放り込んで、明日にでも妾が直々に尋問するかのう」

「そうですね〜 それじゃあ衛兵の皆さ〜ん そこの水死体(仮)さんをふん縛って牢屋に放り込んで置いてくださ〜い」
騒ぎを聞いて駆けつけてきた衛兵は七乃の指示に従い、手早く水死体(仮)さんを縛り上げて去っていった。

6121:2009/01/11(日) 03:45:09 ID:wnc2UBmM0
夜が明けて。


−−−−−玉座の間

「お嬢さま、そろそろ昨日の人を尋問します?」

「昨日の人って誰じゃ?」
頭上にクエスチョンマークを浮かべた顔で美羽が聞き返す。
完全に忘れているようだ。

「も〜 忘れちゃったんですか? 昨日空から落ちてきた人を牢屋に放り込んであるじゃないですか〜」

数秒後、美羽は思い出してプンスカむくれて言い放つ。
「おおっ 思い出した! 妾のお風呂を壊した下手人であったな! 連れてまいるのじゃ!」



それほど待たず左右を衛兵に固められた少年が連行されてきた。
年の頃は16から18といったところか。
怯える様子はないが、威風堂々と言うわけでもない。
どちらかというと困惑が勝っているのだろう。

(私が言うのもなんだけど、あんまり強そうには見えないなぁ)

「美羽さま、彼が昨日空から降ってきた水死体(仮)さんですよ」

「死刑じゃな」

「いきなりかよ!」
左右を衛兵に固められてるので暴れる事はできないが、少年は首だけのばして全力で突っ込んでいる。
(う〜ん 流石お嬢さまなんだけど、あの噂もあるしすぐに死刑はもったいないかも?)
6221:2009/01/11(日) 03:48:42 ID:wnc2UBmM0
「まあまあ 美羽さまぁ とりあえず彼の言い分もきいてあげましょうよ。空から落ちてくる人なんて中々いないことですし〜」

「む〜ぅ メンドいのう 七乃に任すぞよ」

「任されました♪ それじゃあ 伺いますよ〜? 正直に答えないとコレですからね♪」
首に手刀を乗せるゼスチャー・・・コレってやっぱあれだよな。
死刑って事だよな?
ていうかそんな事笑顔で言われても・・・なあ?

「私は姓は張、名は勲。張勲と呼んでくださいね。こちらは袁術さま。ここ南陽の太守さまですよ〜 粗相のないようにしてくださいね」

「太守・・・それに袁術って・・・」

「むう 七乃〜 こやつ妾を呼び捨てにしおったのじゃ!」
なんか派手な中華風?の衣装をまとったちびっこがプリプリ怒ってる。

「も〜 粗相しちゃだめですってばぁ」

「ああ・・・ごめん・・・袁術・・・さま? 俺は北郷一刀。ええと姓が北郷、名が一刀ね。」

「わかればよいのじゃ!」
エッヘンと擬音が聞こえそうなほど踏ん反りちびっ子が満足そうにうなずく。

「じゃあ北郷さん、どちらからいらしたんですか?」

「どちらからって・・・日本だよ」

「七乃、ニホンてどこじゃ?」
任せるといいながらも、俺の答えに興味を引かれたのか、さっきのちびっ子が口を挟む。

「さあ ちょっと聞いた事がないですね〜 それじゃ職業はなにを?」
63名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 03:50:56 ID:zHzwO6sq0
だめだ美羽がいちいち可愛い過ぎるw
6421:2009/01/11(日) 03:52:49 ID:wnc2UBmM0
「聖フランチェスカ2年で剣道部だけど」

「せいふらんちぇ・・・なんです?」

「聖フランチェスカの学生だよ」

「学生というのは?」

「まあ みんなで集まって学校で色々な事を勉強するのが仕事といえば仕事かなあ」

「学校・・・私塾みたいなものですかね?」

「ん・・・そんなとこじゃないかと」

「ふむ〜 あまりそうは見えぬがそなた学があるのじゃな」
あらビックリと言わんばかりの顔でまじまじと覗き込んでくるちびっ子、いや袁術。
あれ・・・袁術ってどっかで聞いたことあるような。

6521:2009/01/11(日) 03:55:57 ID:wnc2UBmM0
「卒業したわけじゃないし、成績だって一番ってわけじゃないからそれほどでもないよ」

「ほんとに大した事ないのう。妾なぞ考廉では最年少にして常に一番であったわ、のう七乃?」
フフンと言わんばかりに胸を張る袁術(ちびっ子)

「はい 考廉に裏口から入るところから始まり、五経博士を買収して点数水増しに、代筆代返とがんばりました♪」

「うむうむ 七乃はほんによい仕事をしおる。 我が袁家の財力と七乃の力があれば敵なしじゃな!」
ガッツポーズしながら気勢をあげる袁術(ちびっ子)

「いや・・・なんかおかしいよねそれ?」

「なんかいったかえ?」

「いや 何も」

「まあ、北郷さんが平々凡々な成績の人だというのはわかりましたけど、昨日の事は覚えてます?」

「昨日・・・寮に帰って寝た後に、気がついたら牢屋だったよ。記憶と言ってもなあ」

「む〜 空から降ってきて妾のお風呂を壊して知らぬ存ぜぬとな?」

「大体理解できたけど・・・ほんとに覚えてないんだよ。でももし俺が原因なら謝る。ごめん。」

「う・・・むぅ わかればよいのじゃ!」
語調は強いが困ったように目をそらしてる様を見ると、割と素直な子なのかなと思う。
いきなり死刑とか言うけど。
6621:2009/01/11(日) 04:01:14 ID:wnc2UBmM0
「嘘をついてるようには見えないですが、わからない事だらけですね〜 お嬢さま」

「うむうむ 害はなさそうであるのう。これはあれじゃな。安全牌という奴じゃな」

「・・・なんか男として不本意な言われ方したみたいだが、とりあえず俺のほうからも質問いいかな?」

「はい?」
「ふむ?」

「そっちが日本をわからないように、俺も南陽といわれても今一わからないんだ。ただ『袁術』という名前には聞き覚えがある」

「ふふん そうであろそうであろ。ニホンというのがどこの片田舎かは知らぬが、
 そのようなところにも妾の名声は届いておるということじゃな!」
上機嫌で今日二度目のガッツポーズ。
いや、なんか元気いっぱいでかわいいな。

「ただその『袁術』って人は1800年も前の中国の漢帝国の南陽のあたりを治めてた人だけど、男なんだ。」

「なんじゃとー! 妾を謀ったのか!」

「いや、そうじゃないよ! ・・・ただ俺の聞いたことある話とは違うなと。」
6721:2009/01/11(日) 04:02:53 ID:wnc2UBmM0
「どこの片田舎か知らぬがほんに無礼な話じゃ! この漢帝国には妾しか袁術はおらぬというに。」
またプリプリ怒ってる。
なんかこの子のパターンがわかって気た気がする。

「でも北郷さんのいたところの1800年前の話しなんですよね? なのに漢と南陽と袁術というのは一致してるんですよね」

「そうなんだ。だから突拍子もない事を言うと、俺は未来から過去のこの世界にきちゃったんじゃないか、とか。
 いや自分でも突拍子もない事言ってると思うけど。」

「それだけじゃちょっと信じられない話ですよね〜 他に何か北郷さんの知ってるその1800年前のお話ってありませんか? 地名でも人の名前でも」

「地名とか人の名前か・・・有名なところで言うと曹操、孫権、劉備とか」

「曹操さん、彼女は今陳留を治めてますね。孫権・・・孫堅さんの次女にいたようないないような? 劉備さんて方は聞いた事がないですね〜」

「あ、やっぱみんな女なんだ。俺の聞いた話だとみんな男のはずなんだけど。」

「む〜 他にはなにかないのかえ?」

「俺の時代のものなんだけど、衛兵さんにつかまれてると出せないんだ。」

「ふむ、離してやるがよい。」
袁術の命令で両脇を固めていた衛兵が離れた。
両手が自由になった俺はポケットから携帯を取り出して二人に見せる。
6821:2009/01/11(日) 04:03:59 ID:wnc2UBmM0
「なんじゃこれ」
「なんですかね つやつやしてますけど」

「ちょっと待ってね」
どうしよう、通話は出来ないし・・・そうだ!

機能設定で着信音を呼び出して・・・ピロリロリ〜ン♪ピロリロリ〜ン♪

「ヒイィィィ なんじゃ!?」
「ひえ〜」
急に音がなって二人が驚い抱き合ってる。

「七乃〜 こ、これは楽器か何かなのかえ?」
「私に聞かないでくださいよ〜 私も聞いた事のない音ですよぅ」

「まあ、楽器じゃないんだけど・・・これで少しは信じられた?」

抱き合ったまま二人はコクコクとうなずく


「う〜ん 市井の噂で聞いた話があるから北郷さんがそうなのかと思ったんだけど。う〜ん」

「七乃 市井の噂とは何じゃ?」

「管輅さんていう最近有名な占い師さんの話なんですけどね。
 黒天を切り裂いて、天より飛来する一筋の流星。
 その流星は天の御使いを乗せ、乱世を鎮静す、と。」

「・・・・・・難しくてようわからんのじゃ・・・」
6921:2009/01/11(日) 04:05:52 ID:wnc2UBmM0
「ええと 黒天が昨日の夜で、流星は昨日見た流れ星、これが天の御使いを乗せてきて乱世を鎮める。
 だから北郷さんが天の御使いなのかなぁと」

「おお そうなのかや!」
七乃の説明に袁術が驚く。

「いや、俺はそんな大それたもんじゃ・・・」

「でもあれですよお嬢さま、北郷さんが流星と一緒に現れたのは事実ですし、
 これってお嬢さまの下に天の御使いが降臨したって事になるんじゃないですか?」

「それじゃ七乃!」
「お、お嬢さま?」

「妾は今ビビッと来たぞよ。天の御使いが妾の下に降臨したのはまさに吉兆! 
 天に愛された袁家の当主たる妾の天下が約束されているという事じゃ!」

「おお〜 それでお嬢さまどうやって天下を取るんですか?」

「ふふん そんなのはその北郷とやらが妾のために
 犬馬の労を惜しまず頑張る事じゃろうて。」

「さっすがお嬢さま! 大事をなすのも全て他力本願でいいとこどり〜!
 生まれながらに王者過ぎますよぅ!」

「うむうむ もっと妾を褒めてたも!」

もう天下取ったつもりの二人を見ててちょっとクラッときた。
まあでも二人とも悪い人ではなさそうだ。

7021:2009/01/11(日) 04:12:10 ID:wnc2UBmM0
「いや、盛り上がってるところ悪いんだけど俺の意思は・・・?」

「なんじゃ 妾の家臣に取り立ててあげるのに不満なのかや?」

上機嫌から一転むぅ〜とにらむ袁術。
いやほんとわかりやすい子だよね。

「いや、不満はないんだけどさ、他にいくとこもないし。でも何したらいいんだ俺?」

「う〜ん 何したらいいんじゃ?七乃」

「え〜と、とりあえずこの国の事を知ってもらうのが先決ですね〜 しばらくは私がお教えしますね」

「うむ、よきに計らうのじゃ。頼んだぞ北郷よ。特別に妾の真名、美羽を呼ぶ事を許すのじゃ」

「真名って?」

「自分が認めた相手や、親しい相手にだけ許す大切な名前、真の名と書いて真名ですよ。
 つまり北郷さんは美羽さまに信頼されたって事です♪」

「そんな大切な事をいいのか?」
7121:2009/01/11(日) 04:12:54 ID:wnc2UBmM0
「大事無いぞよ。 そなたは妾の信頼に応えるがよいのじゃ!
 妾の真名は軽くはないぞよ」

「あ、私の真名は七乃です、北郷さんよろしくお願いしますね♪」

「わかった。ありがとう美羽、七乃さん。
 俺は真名ってのはないけどよかったら一刀って呼んでくれ」

「はぁい 改めて一刀さんよろしくお願いしますね♪」

「むう なんで七乃がさん付けで妾が呼び捨てなのじゃ」
口を3の字にして不満さを隠ささない美羽

「あ、ごめん。やっぱり様を付けた方がいいのかな? なんか美羽が可愛いからつい妹とかそんな気分で呼んじゃって」

「・・・ふん! 別にそのままでもよいのじゃ!そのかわり妾も一刀と呼び捨てにしてやるのじゃ!」

「ああ、構わないよ。よろしくな」


───こうして俺は袁術軍に仕官する事になった。
   袁術軍で天下とるって・・・ゲームなら上級者プレイだよね?
7221:2009/01/11(日) 04:13:54 ID:wnc2UBmM0
仕官までこんな話なんすけど、ここで書くのはやっぱ長文すぎますかね?
73名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:15:38 ID:zHzwO6sq0
よいぞよいぞ
ただ美羽にはケータイじゃなくて飴玉あげてほしかった…

長さは別にいいんじゃないでしょうか
74名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:19:11 ID:rko2of7/0
このスレ的には公式の恋姫祭りはどうなの?
参加してる人もいるのかな?

とある絵を見て無性にかっこいい董卓軍を妄想したくなったから、
董卓ルートのSSを書き始めた

A45ページ突入してまだ一刀登場しねぇ、どうなってんだこれ…
75名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:19:53 ID:Agha81/zO
裏口入学ワロタ

会話が美羽と七乃っぽくて微笑ましい(笑)

ここで書いてていいと思うが、もし他で書くなら書くサイト決まったらここで告知してね!
76名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:22:39 ID:ck6Ho/iJ0
長編の連載になるけどって事?大丈夫じゃね?
一回の投稿が何レス位になるか先に言っといてもらえればなおいいと思うが。
7721:2009/01/11(日) 04:27:13 ID:wnc2UBmM0
「さてお嬢さま、それじゃあ湯冷めしちゃいますしもうお眠りですよ〜」

「むぅ・・・七乃〜 寝る前にお布団でこの間のお話の続きを聞かせて欲しいぞよ。」

「え〜と 秦王が山界の王様の楊端和と盟を結ぶところでしたっけ?」

「それじゃそれじゃ 妾は始皇帝大好きじゃからの♪」

「じゃあ 私も湯冷めしちゃうから、今日は美羽さまと同じお布団でそのまま寝てもいいですか〜♪」

「おお! よいぞよいぞ♪」
さっきの不機嫌さもどこへやら、美羽は機嫌の変わりやすいが、裏を返せば過ぎた嫌な事はすぐ忘れる特性がある

(フフッ お嬢さま、さっきまであんな不機嫌だったのにもうあんな笑って。 ホント面白いなぁ)
(でもさっきの人はホントに何なんだろ。多分あの流れ星があの人なんだよね?)

「まあいっか♪」

「何じゃ七乃?」

「なんでもないですよ〜 それじゃいきましょうか♪」

「うむ!」




60と61の間にこれ書いてたのに投稿ミスった・・・吊ってきます。

次回からはレス数告知してからにしますね
78名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:28:02 ID:8YcYsKIT0
一刀が勝てない剣道部の先輩って春恋の如耶かと思ってた
79名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:29:27 ID:ck6Ho/iJ0
え?違うの?
80名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:31:09 ID:Agha81/zO
>>74
トウタク軍ルート期待してるよ!




いやあ今日は豊作だったな
81名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:32:00 ID:YVAMw0770
>>78
普通に不動でしょ
うろ覚えだが恋姫武将とも遜色ない強さだった記憶が
82名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 04:40:22 ID:8YcYsKIT0
>>81
いや、>>31で侍言葉でもない、明らかに男言葉で書かれてたんで、ちょっと気になったのさ。
そんだけ。
83名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 09:48:01 ID:ib1z/M/k0
>>74
恋姫まつりなんてのやってんだな。
参加してみようかな……
84名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 11:03:27 ID:bTsrhKHG0
朝起きてみたらスレが賑わっていた。素晴らしいな
日記の人と袁術の人GJ!
85名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 11:33:14 ID:UnKkJ4hU0
>>77
レス数告知より7/10とかの方がわかりやすいぞ
86名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:44:19 ID:7EYS2W6/0
「ふんっ、ふんっ……」
 びゅっ、びゅっ、……
 声交じりの吐息と、木刀が風を切る音が同調して、一定のリズムで繰り返される。
 北郷一刀が外に出ると、そこには夜空の下、素振りを続ける文醜こと猪々子の背中が見
えた。
「おい」
 少しギョッとして、一刀は猪々子に声をかけた。
 すると猪々子は素振りを止め、一刀の方を振り返る。
「なに?」
「なに、じゃないって。っていうか、それは俺の台詞だし。何やってんだよ、こんなとこ
で」
 きょとん、として、素で聞き返す猪々子に、一刀は言いながらやれやれとため息をつい
た。
「見りゃわかるっしょ、素振りだよ、素振り」
 ニシシ、と意味もなく得意そうに笑いながら、猪々子はそう言った。
 すると、一刀はもう一度、ふぅ、と、ため息をついた。
「素振りって……この国に戦はないんだぞ?」
 しかし、一刀の答えに、猪々子は逆に、彼女にしてはかなり真剣な表情になると、目を
剥くようにして、言い返してきた。
「そりゃそーかもしれないけど、でも、物騒な事がないわけじゃないっしょ? てれぴと
かいうのでも毎日の様にやってるじゃん、人が殺されたり、強盗が出たり」
「う、ま、そりゃそうかもしれないけどな……」
 関羽、張飛といった有名どころからすれば端くれに近いとは言え、曲がりなりにも三国
志の英傑の1人が、現代日本の犯罪者程度に必死になるほどではないだろう。少なくとも
一刀はそう思った。
「あたいは……もうあんなことになるのは嫌だし……」
 猪々子はらしくなく、だからこそ余計に沈痛に見える面持ちで、俯いた。
87名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:45:33 ID:7EYS2W6/0

 頭が痛い、割れるように痛い。
 貂蝉と、干吉とか言うメガネの男が何か言っている。よく聞き取れない。
 視界がまぶしい光でぼやける、意識が白濁する。
 貂蝉が何か言っている。だが、聞き取れない。頭痛はまるで全身に広がったかのように、
全身に引きつるような、激しい痛みが意識を支配する。何も考えられない────
 ドガァッ
「てめぇらー!! アニキに何をしたぁっ!?」
 一際通る声。
 視界の隅に、天井を突き崩さんばかりの斬山刀の切っ先が見える。
 少しだけ、意識が引き戻された。
「もう遅い、この物語の幕は今、下ろされる。止めようはありません!」
 干吉が言う。だが、そんなことはかまわないかとでも言うように、怒鳴り声の主は、う
ずくまった俺めがけて駆け寄ってくる。
「しっかりしろ、アニキ!」
 ────なんだよ、こんなときにマジになんなよ、いつもヘラヘラしてるくせに。麗羽
に無茶言われても、愛紗に怒鳴られても、俺と抱き合ってるときだって笑ってるのがお前
のいいところだろ、なあ、猪々子?
 ヒュンッ、ドガッ
 打撃音が聞こえる。だが猪々子はかまわず、俺めがけて駆けてくる。斬山刀を利き手片
手で持ち、もう一方の手を俺に向かって伸ばしてくる。俺はその手に向かって────
「猪々子、いいしぇぇ!!」
88名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:47:22 ID:7EYS2W6/0

「やっぱ……まだ辛いよな、特にあの2人の事は……」
 一刀は言い、3度目になるため息を重々しくついた。
「あ、えっと……」
 猪々子は顔を上げると、決まり悪そうに苦笑した。それから、少し目を伏せがちにも微
笑んで、
「辛くない……ワケじゃないけど、まぁ、あの2人なら多分消えたりなんかしてないっしょ」
 と、そう言ってから、後頭部に手を回したポーズでおどけたようににまっと笑った。
「おいおい」
 一刀は呆れ気味に苦笑する。
「一刀だって、特に麗羽様なんか殺したって死ぬような人間じゃないって良く知ってるっ
しょ?」
「いや、まぁそんな気はするけどな」
 一刀は麗羽の縦ロールと高飛車笑いを思い浮かべ、苦笑しながらそう言った。
「で、麗羽様は1人じゃなーんにもできないから、自動的に斗詩も無事、ってね」
「そんなんありか……ってか、仮にも主君にそんなこと言っていいのか?」
 ケタケタと笑う猪々子に、一刀は呆れ口調でそう言った。
「そう言われても、あたいたち、これでやってきたからねぇ」
 猪々子はあっけらかんとしてそう言った。
「まぁ、猪々子がそう思ってるならいいさ。……でも、それならなんで、こんな事を?」
 笑顔につられて、さらりと流しかけた一刀だったが、話の本題を思い出す。
「ん……その……」
 猪々子は急に気まずそうな顔になり、一刀から視線を逸らした。
「あたいが気にしてるってのは、むしろどっちかって言うと一刀のことなんだけど……」
「俺の?」
 猪々子の言葉に、一刀はきょとん、とする。
「あのときあたいがもっと強ければ……もっとうまく立ち回れれば、もっといい結末があ
ったんじゃないかと思って……」
「おいおい」
 猪々子は苦々しく苦笑しながら言う。
89名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:49:32 ID:NBE1R0KV0
「良いも悪いも、あの状況から結末を選ぶなんて状況じゃなかったぞ?」
 一刀はきょとんとした表情のまま、問い返すように言う。
「それはそうかもしれないけど……ただ……そう」
 ためらいがちに、猪々子は言葉をにごらせる。
「なんだよ、らしくないな。いつもみたいにズバッと言ってくれよ」
 一刀は痺れを切らしたように、言った。
「いや、一刀は別の娘を好いている、って聞いてたからさ」
 気まずそうに、手を紛らわせるために利き手で頬を描きながら、言った。
「えっ?」
 一刀は軽く驚いたように、短く声を出す。
「関羽とか、他にもっと関係の深い相手っていたんだろ? それなのに、一刀にはあたい
1人……」
 猪々子は言い、困り気に語尾を濁して、ため息をついた。
「…………」
 一刀はしかし、呆然としてしまった。
「な、何ぼけっとしてるの、一刀、ってか、その珍獣を見るような目はなんなのさ!」
 一刀の沈黙に、先に猪々子の方が耐えられなくなったように声を出した。
「いや……猪々子も女の子なんだなーと思ってな」
 一刀は、ようやく絞り出したかのように言う。
「うわ、ひっど。確かにあたいはガサツで色気もないけどさー」
「そうじゃなくて、な」
 猪々子は腕を組んで、少しむくれた様に言う。すると、一刀はそっと猪々子に近寄り、
頭を撫でた。
「な、何?」
 一瞬、身構える猪々子。
 だが、一刀はあくまで柔らかい口調で、言う。
「俺が求めたから猪々子はここにいるんだろ」
「えっ?」
 一刀の言葉が、一瞬理解できなかったかのように、猪々子は声を上げた。
90名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:50:01 ID:NBE1R0KV0
「そりゃ、付き合いだけなら、愛紗や鈴々の方が長かったさ。でも、俺の心の中では猪々
子の方が大きかったんだよ。だから、俺は猪々子のこの世界に引っ張ってきちまった」
「でも、でもあの時、手を伸ばしたのがあたいじゃなくて、他の誰かだったら……」
 しんみりという一刀に対し、猪々子はしかし、戸惑いがちに言い返す。
「俺は、それも含めて、あるべき結末になったんじゃないかと思うけどな」
「…………」
 一刀が言うと、猪々子は言葉に迷う。
「それは……後悔してないってこと?」
 わずかにおいてから、猪々子は一刀にそう訊ねた。
「少なくとも猪々子がここにいることに、不満はないってこと」
 一刀はそう言うと、不意を突くように、正面から軽く、唇を重ねた。
「!?!?」
 突然のことに、猪々子は目を真ん円くして、一瞬置いてから、顔を真っ赤にした。
「い、いきなり恥ずかしいこと、するなよぉ」
 面食らったような表情で、猪々子はそう言った。
「ははっ、でも、納得はしてくれたか?」
 悪戯っぽく笑いつつ、一刀は訊ねる。
「いちおーは。つまり、一刀はあたいがそばにいなきゃ駄目だってことっしょ?」
「そういこと」
 悪戯っぽく言った言葉に、一刀が即答すると、猪々子はいつもの様にニカッと笑い始め
た。
「それじゃ麗羽様といっしょだね」
「おいおい……」
 一刀は、そりゃないよ、とまで言いかけて、飲み込む。
「さ、もう遅いから、とりあえず中に入ろうぜ」
「んっ」
 一刀が微笑みながら言うと、猪々子はうなずいた。
 踵を返す一刀の懐に、猪々子はすっ、と、潜り込むように寄り添った。
「お、おい……」
「いいっしょ? 一刀だって、こー言うの望んでたんじゃないの?」
91名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:52:06 ID:NBE1R0KV0
 一瞬、狼狽した一刀だったが、猪々子が振り返りつつ自分の顔を見上げながら言うと、
そのまま毒気を抜かれてしまう。
「ま、いっか」
 そのまま、一刀が猪々子をエスコートするように、2人はその場を去っていった。
92名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 12:53:29 ID:rM2EbryB0
>>86-91
以上、捏造文醜エンドアフターでした。
途中でID変わってるけど、これも含めて間違いなく本人です。鳥つければよかったorz

無印だと3人組で鉄板なので、ピンでこういう話書くのはちょっと気がひけてたんだけど、
真ではあたいのとかいってるし、まぁいいかなと。

しかしピンでHシーン欲しかったなぁ。斗詩もだけど。
93名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 13:20:38 ID:UnKkJ4hU0
乙だけどちょうど上でレス数表記の話題出てるんだからレス数付けようよw
94名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 14:13:29 ID:fwrpRnmx0
いっちー乙。
確かにピンのシーン欲しいよね、色々と。
95名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 14:57:20 ID:Sx0+WMPxO
レス数予告はいいんだが、この板の1レスの最大文字数と最大改行数ってどんくらい?
この前即興で小ネタ書いたら改行多すぎで投下できなかったんよね。
96名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 15:28:20 ID:Jfz+0oZ00
>>95
SS投稿スレをみると
>なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイトです
らしいぞ。
だいたい、30行にしとけばいいんじゃないの。
97名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 15:54:51 ID:3Omzzst60
気の向くまま性欲のままに書くが良い、と美羽様が仰せです。
98名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 17:29:01 ID:etQTIZbT0
>>81
中の人は表名義で一騎当千(第二期以降)で関羽・鋼鉄三国志で孫権の声をしていたな。
99名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 18:24:06 ID:KsBksLgy0
恋姫†無双シリーズキャラ人気投票
http://www.vote-web.jp/cgi-bin/read.cgi?guid=ON&dir=adult2d&num=4
100名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 18:28:44 ID:9cArt0RV0
>>99
これが妥当なとこだな

1.蓮華
2.華琳
3.雪蓮


個人的には明命とアーシェつぼ
101名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 18:39:31 ID:AAYo2vKPP
>>100
相手をしないでくれ
必死にマルチして登録者を稼ごうとしてるただのバカだから
102名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 18:55:11 ID:UnKkJ4hU0
本スレにも長い事貼りまくってるし荒し報告したらそろそろ規制されるレベルじゃね
しつこいにも程があるし
103名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 19:31:17 ID:9cArt0RV0
1.蓮華
2.華琳
3.雪蓮


個人的には明命とアーシェつぼ
104名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 20:08:14 ID:I0pyLPTa0
>>103
おまが貼りまくってる本人か、自演乙
105名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 21:34:27 ID:rko2of7/0
ttp://www.tinami.com/view/51631
TINAMIの恋姫祭りに董卓ルート妄想SSうpしました〜
本当に序盤の序盤で終わってるので読んでもあまりおもしろくないかな?
とりあえず自分の妄想の突端が完成したので良しとしよう…
構想から完成まで1日未満なので細かいとこはご容赦を
106名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:03:39 ID:fwrpRnmx0
>>105
詠ちゃんのツンが足りない。
もっと月ちゃん命でいいと思う。
107名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:07:10 ID:Jfz+0oZ00
>>106
たしかにそれは感じたけど、当初は利用する気まんまんだから厚遇もするだろう、という
推測をしたなあ、おれは。
月が一刀を意識しだしたら、詠が急にツンツンしはじめるのがいいと思うんだw
108名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:17:20 ID:UHVDjY6s0
>>107
詠のツンツンスイッチは、やっぱり月がトリガーだよなw
メイドに転職する事もないだろうし、ここでは友好的な詠が見られる悪寒。
109名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:29:26 ID:RvcMTSsi0
董卓ルートだと
恋やら霞やらもいるわけなんだよね

頭脳労働担当が詠だけになるけど
110名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:38:55 ID:jRspUrkM0
ちんこがちんこだと認識されてからが本番だな
111名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:41:46 ID:6iv4UXbd0
>>109
ねねを忘れないで上げて下さい。
112名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:50:09 ID:UHVDjY6s0
>>111
恋の「厄介な連れ」の中に含まれているので問題ありません。
113名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:56:07 ID:Jfz+0oZ00
時期的には曹操陣営に……
ってことはないのかw
114名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 22:57:05 ID:rko2of7/0
感想ありがとうございます
やっぱり詠はツンツンした方がいいのかな?
既存の恋姫と違って最初から友好的な関係であれば素直な子なんじゃないかと妄想して書いてみた
あと、今回の一刀は月を救うキーマンなので詠もやさしい、と
まぁ、エロ関連じゃツンツンするかもしれんが、
エロを書く予定はあまりないw(それを匂わすのはありだが)
月の公的な扱いはいまだに悩み中

あと、関係ないけど実は董卓軍の中に自分が好きなキャラベスト3は入ってなかったりする
115名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 23:17:55 ID:jRspUrkM0
月がコマされる

あなただけは信じてたのに!

3P

これがちんこ太守の底力
116名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 23:40:40 ID:xDRay3lD0
恋姫祭りは登録&ログインしなきゃならんからいちいち見る気しないんだよなぁ
117名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 23:41:38 ID:cG4xU98t0
ヤフIDでもいいしょ
118名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 23:53:01 ID:jsFlkK/90
おれはヤフーID使って登録した
119名無しさん@初回限定:2009/01/11(日) 23:53:54 ID:UHVDjY6s0
俺は支援するために本登録した。
120名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:10:19 ID:cMI9Iop30
>>117
そんな誰もがヤフID持ってるだろ的な言い方はどうかと思うぞw
121エロ本:2009/01/12(月) 00:15:38 ID:eh+QsPbQ0
流れ豚切るけどさ、問題のあったサイド呉なんだが
……オリキャラ全廃して、代わりに真キャラを入れた第2話。投下してもいい?
122名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:17:19 ID:qIoVDJt60
構わん、続けろ。
むしろオリキャラ込みでも構わん。
123名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:20:39 ID:7mmzsKiz0
まだ二話目でオリキャラ全廃して、代わりに真キャラ
これのどこに憚る部分があると無問題でし
124名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:24:00 ID:/2vlBNgWO
>>121
黙って俺の穏クラスの胸に飛び込んでこい

こんな時のために毎日ピザ食い続けてきた
125名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:24:39 ID:uVoSvcpO0
道路が空いているではないか
問題ない
行け
126エロ本:2009/01/12(月) 00:27:34 ID:eh+QsPbQ0
オマイラの優しさに感動。
オリキャラ分のプロットの修正も済んだし。投下してみる。
終わりには=つづくかも=をつける。
127エロ本:2009/01/12(月) 00:29:53 ID:eh+QsPbQ0
 第2話「孫呉」


 世の中、流される人は流されるものである。
 そして、青空のもと、パンダに乗って数千の兵士を連れて建業への道を行く彼‐北郷 一刀もその例に洩れなかった。
「何で、こんな事に……」
「もぉ〜、さっきから何溜息なんてついてるのよぉ」
 隣でそのように言うのは白虎に跨っている孫呉のお姫様こと小蓮である。
 まぁ、彼がため息をつくのも無理はないのだろう。
 いきなり、訳のわからない世界に来たと思ったら、いきなりのお婿さん宣言。
そして、今は山賊と軍隊を引き連れて建業への道をまっしぐら。
「これでため息つかないほうがおかしいっての」
「まぁ、そうでしょうね〜」
 隣で馬に乗っているおっぱい軍師(by一刀)こと穏がそれに同意する。
 一応であるが、建業への道のりは長いため、双方の事情を話していた。
一刀のほうは、この世界とは別の世界から来た事、自分の世界とこの世界は違うこと、などを話した。
その際、穏が微妙に顔を赤らめていたのだが、何故かは不明である。
「でも、占いが当たるなんて思いませんでした〜」
「だから言ったでしょ?シャオの勘はよく当たるんだって」
 一方で、小蓮の方は一刀に出会ったのは一つの占いがきっかけであったという。
『楊州会稽に天の御遣いが降り立つ。其の者この国に平穏をもたらすものなり』
 そんな胡散臭い占い師の言うことにより、たまたま家出した小蓮は気分転換兼気まぐれに竹林を散策していたのだという。
 ただ、彼女の家出の理由は語ってはいないが。
128エロ本:2009/01/12(月) 00:40:11 ID:eh+QsPbQ0
「いや、でも俺は天の御遣いなんかじゃ……」
「確かに、兄さんは威厳とか零ですからねぇ」
 後ろの山賊の兄ちゃんが笑いながら否定できないことをいう。
「とはいっても、その名に似合うような光る服を着てますよね〜」
 隣の穏は、今まで見たことがないような材質に興味津々のようである。
「いや……これはポリエステルだから」
「ぽりえすてる?」
 聞きなれない単語なのか、小蓮、穏共々、頭の上にクエスチョンマークを浮かべる。
まぁ、この時代には合成繊維は誕生してないようなので仕方ないのだが。
「でも、いくらそんな事があったなんて、お婿さんにするって」
「何言ってるの?一刀。シャオは天の御遣いとか関係なく、一刀を気に入ったから選んだんだよ?」
 こんな男のどこがいいのか?と一刀自身で自分のことを突っ込むのは御愛嬌だろう。
「で、これから何処に?」
 おそらく、建業へと向かうのであろうが、一応穏に再確認する。
「え〜っとですね、穏達はこのまま建業から南に20里ほど行ったところにある平地に向かいます。
そこでおそらく孫権様達が訓練をしていると思いますので〜。おそらくあと3日もあればつくと思いますよ〜?」
 そう言いながら、馬を進めていく穏。
「まぁ……いいけどさ。ところで、穏」
「はい?」
「後ろの兵隊なんだけどさ」
「何でしょうか?」
「数が、増えてない?」
129エロ本:2009/01/12(月) 00:47:14 ID:eh+QsPbQ0
 そういうと、一刀はゆっくり後ろをもう一度見る。
 そこには、丁奉が率いる呉軍、小蓮が仲間にした山賊以外にも兵隊がいた。
「ああ、それでしたら、小蓮様にあらたに付いてきた皆さんも加わっていますので〜」
「ああ、そう」
 そうすると、額から汗が出るしかない。
 おそらく、先ほどの戦いでの黄巾党の負傷兵、戦いを見ていた義勇兵なども加わっているのか、後ろには5,000余りの兵隊が列を作っている。
(これも、呉の御姫様の人徳なんだろうか?)
 そんな事も思いながら、彼らは進んでいく。建業まではもうすぐであった。



 そして、何のトラブルもなく3日が過ぎようとしていた。
 もう、パンダの乗り心地にも慣れた一刀はゆったりとしていた。
「いや〜、結構乗れるもんだな。パンダって」
 動物園でしか見たことのない動物に3日続けて跨るなんて普段なら絶対にしない経験だろう。
 まぁ、したくもないというのが本音であるが。
 すると、いきなり穏が口を開いた。
「小蓮様! 前を見てください!」
 すると、小蓮とそれにつられた一刀が前を見る。
 そこにあった光景は信じがたいものであった。
130エロ本:2009/01/12(月) 00:52:02 ID:eh+QsPbQ0
 無数に上がる黄の布、そしてそれに対峙するかのようにと『甘』の旗、そして隣には牙門旗が立っている。
「お姉ちゃん!」
「ま、まさか……」
 よく見れば、砂ぼこりが立っており、銅鑼や雄叫びが離れたこの場所にも聞こえてくる。見れば、孫の旗を掲げている者たちは、今にも黄巾に押しつぶされんとしていた。
「まさか、訓練中を狙われたのか?」
「いえ、それにしては兵が少なすぎます。おそらく、終わった後、帰るときの後詰めを狙われたんでしょう」
 穏が冷静な分析をする。見た限りでは、黄巾は20000の兵を抱えている。一方、呉軍は5000余りの部隊。とてもではないが、太刀打ちできないようだ。
「皆!お姉ちゃん達を助けに行くよ!」
 小蓮はそう決断をした。
 だが、現実はうまくいかない。
「け、けど……あの数じゃ」
「てめぇ! 孫尚香様の為なら命は惜しくないって言ったろ」
「け、けど、あれじゃ負けちまいますよ!」
 後ろの兵隊が騒ぎ出す。新兵として入ってきた連中が騒ぎ出しているのだ。
 しかし、それだけでも統率を揺らがせる原因となる。騒ぎが一滴の水滴だとすれば、不安は滴下した後には波紋のように広がっていった。
「ちょっと! みんな!」
「だって、孫尚香様、あの数じゃあ俺たちだけじゃどうにもできませんぜ?」
「だったら、呉の増援隊を待ってから……そうじゃねぇと全滅しちまう」
 兵隊が次々と声を上げた。
「そ、それは……」
 その声の多さに小蓮も少しだけ引き下がってしまう。確かに彼らの言っている事は正論だ。穏も決してそれに反論はできなかった。
「でも……」
 だが、今はそんな事は問題ではない。
 今行かなければ駄目な気がしたのだ。だから、一刀は、口を開いていた。
131名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 00:56:51 ID:8oO5zibF0
支援

>>122
勝手にオリキャラありで構わんとか決めるなよw
只でさえ嫌われてるんだから慎重になった方がいいだろうて
132エロ本:2009/01/12(月) 00:57:33 ID:eh+QsPbQ0
「みんな!」
 驚いた全員が一刀の方を振り返る。しかし、その不安げな表情を向けられると、思わず引き下がってしまいたくなった。
 だが、彼はここで引くわけにはいかない。
「確かに、ここで戦ったら皆傷つくかもしれないし死ぬかもしれない。そんなに怖いのは分かってる。
でも、もしあの軍が負けたら次に向かうのは、街だ。
 あそこには小蓮のお姉さんがいる。もし、あの軍が負けたらお姉さんもきっと殺されるんだぞ! そして、街も蹂躙される」
 その言葉はスラスラと出てきた。自分の思っていること、この世界を、何を守りたいのか。
「そうしたら、小蓮は大事な国とお姉さんを失うんだ。それだけじゃない。呉のみんなも、何万といるみんなが居なくなる。
でも、俺はそんなのはいやだ。だから、我が儘かもしれないけど、俺はみんなに戦ってほしい。小蓮と呉の笑顔を守るためにも」
 一瞬の沈黙が走る。
 正直にいえば、自分の我儘を言っただけだ。
 しかし、少しの沈黙の後に後ろにいた山賊の兄ちゃんが声を上げた。
「その通りだ!俺たちゃ、孫尚香様のためにここまで来たんだ! その子を泣かせてどうすんだ!」
 すると、それは再び波紋のように広がっていく。
「そうだ! その通りだ」
「俺たちゃ、命なんて惜しくねえんだ! ビビってどうすんだよ!」
「おっしゃー!やったるでー!」
 次々と上がる歓声。それは一つに纏まっていく。
「一刀……」
 隣から声が聞こえた。それが小蓮のものだということがわかる。
 どんな顔をしているかは分からない。振り向けばいいだけの話なのに、一刀には振り向く気はなかった。
「行こう」
 今やるべきことは別にあるから。
 そう思うと小蓮も号令を発した。
「先頭はシャオでいくよ! 穏は指揮をとって! 皆! いっくよー!」
 そういうと、彼女はチャクラムを握りなおし、白虎が走り出す。その後ろに一騎当千の意志をもった兵士が続いた。
 それは、再びの戦いの合図で会った。
133エロ本:2009/01/12(月) 01:03:18 ID:eh+QsPbQ0

 結果から見れば、不利であった。いくら相手の虚を突いたとはいえ兵力差は圧倒的。
 それを覆そうにも、呉の部隊と連携が取れていない以上、小蓮達の兵が苦戦するのは必至であった。
「ああーもう!」
 小蓮がイラつきの一撃をふるうと、また一つ屍が出来上がる。だが、いくら屍を作ったところでその後には数倍の兵士が殺到する。
「あう〜、このままだと危ないです〜」
 一刀の隣にいる穏が慌てたように言う。
 ここまでの混戦になってしまえば兵法など関係ない。ただの数の勝負となってしまう。無論、相手もそれを分かっているのだろう。
「このままだと、押しつぶされちゃいます」
 多少混乱気味の穏が警告を発する。もう、駄目かもしれない。そう思ったときであった。

ジャーン‼ジャーン‼
戦場に銅鑼の音が響いた。
 戦の兵士が皆そっちに振り替える。その先にいたのは……。
「さ、祭様?」
 穏がそう呟いた。
 先にいたのは『黄』の旗を筆頭に突撃してくる呉の兵士たち。さらに後ろには『呂』『周』などの旗も続いている。すなわち、それは増援であった。
「ひよっこども! 儂に続け!」
 先頭を進む弓を持った女性が一気に黄の布の海へ飛び込んでいく。それに続くさまざまな旗が、黄色の海の中に潜り、屍の山を作っていく。
「これは……」
「祭様たちが増援に来てくれたんですぅ」
 唖然とする一刀に穏がすかさず解説を入れる。彼女の言う『祭様』が誰だかはわからないが、おそらく彼女も武将なのであろう。
「なぁ、今が……」
「好機ですよねぇ」
 一刀が言う前に、穏が動いていた。
「小蓮さま〜、祭様達が増援に来てくれましたよぉ。今が好機ですぅ」
「祭が……よっし!」
 そういうと、小蓮は大声を上げる。
「みんな! 反撃開始―!」
 たったそれだけの号令。だが、今の状態ではそれ以上の号令は必要ないのだろう。
 戦場の女神は、彼女たちに味方したのだから。
134名無し@初回限定:2009/01/12(月) 01:05:13 ID:id5Vuj9ZO
支援
135名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 01:07:56 ID:7mmzsKiz0
孫呉の支援
136エロ本:2009/01/12(月) 01:07:57 ID:eh+QsPbQ0


 増援の効果は圧倒的であった。
 一気に崩れた黄巾党に士気を取り戻した兵たちが再び覆い尽くす。
 その結果、烏合の衆であった黄巾は壊滅し、武器を捨てて逃げて散り散りになる兵が一目散に逃げて行った。
 もはや、それは戦の時間はとうに終わっていたのだ。
「一刀!」
「のわっ!」
 戦が終わるとすぐに抱きついてくる小蓮。そして、一刀はそれを必死に受け止める。
「しゃ……小蓮」
「さっきはとってもかっこよかったよ♪ さすがシャオのお婿さん」
 そういうと、頭を一刀の胸にすりすりと押しつける。当の一刀は困ったように頭を掻いているが。
「あ〜、えっと……なんだ?こんなところで」
「お暑いですねぇ〜」
 それを傍目からニコニコと見ているのは当然ながら穏だ。
「いや、止めてくれよ」
 困り顔の一刀が助けを求めるが無駄なことだろう。それに、今の小蓮を見れば他の誰でも止めることは無理だろう。
「それに、シャオ、少しだけ嬉しかったよ」
 甘えたような声で小蓮はゆっくりと目を閉じる。
「一刀はやさしいんだね」
「小蓮……」
 その格好は甘えるように。儚いように。彼女の見たことのない姿が、先程の孫呉の御姫様とはかけ離れた小蓮がそこにいた。
「小蓮……そのさ……」
「ほほぉ。ずいぶんと仲の良い姿ではないか」
「おやや、祭様。仲睦まじいとはこのことでしょうかぁ?」
「まさに眼福よのぉ」
 唐突に聞こえた声は穏だけのものではなかった。気になり少し首を回すと、穏とは別の胸の大きい女性がこっちを興味心身に見つめている。
その女性は、先ほど増援の先頭に立ち、敵に突っ込んでいった『祭様』であることを一刀は憶えている。
137エロ本:2009/01/12(月) 01:08:58 ID:eh+QsPbQ0
「あの〜、どちらさまでしょうか?」
 思わず小蓮を抱きしめたままの体勢で固まる一刀。すると、その女性は豪快に笑いながら答えた
「ほぉ、儂の名か? 儂は、姓は黄、名は蓋、字は公覆じゃ」
 彼にとっても爆弾発言を含めながら。
 まぁ、彼が再び冷や汗をかくのも無理はない。黄蓋 公覆。三国史において呉の旗本4人に数えられるほどの老将である。そして、おそらくは呉の武将でもメジャーな部類に入るだろう。
「で、この得体の知れぬ小僧は誰じゃ?穏よ。」
「この人はですねえ、小蓮様のお婿さんなんですよぉ」
「って、穏! いきなりそれはないだろ」
「でもぉ、穏はそういう風に紹介を受けましたしぃ」
 頭の上に音符を浮かべながら面白おかしく話している穏。それは絶対にわざとだ。
「ふむ……なるほどのぉ。まぁ、こいつ等に聞いた限りでは、只者ではないと感じたが」
 そういうと、そこには先程の山賊の兄ちゃんが笑いながらいたりする。先程の演説の事でも聞いたのだろう。
少し痣があることから少々荒っぽい聞き方をしたようだが。
「聞いたんですか?」
「まぁ、我が孫呉の主たる蓮華様を助け、小蓮殿の選んだ者なら試す価値はあるだろう」
「そういうものなんでしょうか」
「そういうものじゃ。あの堅物御姫様にも見せる価値はあるじゃろう」
「って、こっちはこっちで聞いてないし、ってか、意外と豪快ですね」
 華麗に一刀の事を無視して、穏と祭は話を続けていく。その間、
「むぎゅぅ……一刀。苦しい」
「って、うわぁ! ごめん」
一刀が小蓮の事を窒息寸前まで抱きしめていたのは御愛嬌であった。


138エロ本:2009/01/12(月) 01:11:38 ID:eh+QsPbQ0
 それから一刀たちは後の本陣へと通される。
 そこを見ると、意外なことに負傷兵の数が少ないものの不穏な空気が陣内を包んでいる。
その空気の大本は彼らの中心である牙門旗の下である。そして、一刀が連れて行かれたのは、まさにそこであった。
「……」
(うわっ、すごい目で見られてる)
 彼を見る視線は4つ。
 一つは目の前にいる、派手な頭飾りをつけた浅黒の肌の少女。
 そして、その傍に仕えている地味な印象を持つ少女。
 この2人は一刀の正体を探るような目つきで見据えている。
 一方で、一刀達の隣にいる2人の少女、腕が隠れるほど長い袖の服を着た片眼鏡の少女と忍者を思わせる格好の少女だ。
「……」
 空気が重い。そう感じた矢先に口を開いたのは頭飾りをつけた少女であった。
「お前の名は何という?」
「え?俺は……」
「北郷 一刀だよ、お姉ちゃん」
 すかさず、隣にいた小蓮が答えた。
(お姉ちゃん?じゃあ、この女の子が……)
 呉の王である少女。孫仲謀なのだろう。どうやら祭が言っていた蓮華とは真名の事なのだろう。
「小蓮様。蓮華様はその北郷とやらに聞いているのです!」
「良い、興覇」
 小蓮を嗜めようとする地味な少女を蓮華は『興覇』と呼んだ。つまり、彼女は甘興覇なのだろうと予想はつく。
「それで、北郷とやら……」
「お姉ちゃん!」
「何だ?」
 蓮華が何かを話そうとした瞬間に、小蓮が割り込む。
「一刀はお姉ちゃんにとって恩人なんだよ?いくら、お姉ちゃんが王様だからって、恩義を受けた相手にそんな態度をとるのが孫家の道理に反するよ?」
「むっ……」
 確かに、『北郷とやら』という言葉遣いは失礼だろう。
「済まない、北郷殿。非礼を詫びよう」
「いや、別に俺は……」
 とはいっても、正直にいえば、一刀がこの空気の中で発言すること自体が難しい。
139エロ本:2009/01/12(月) 01:17:37 ID:eh+QsPbQ0
「それで、北郷殿。我が孫呉の姫たる孫尚香を連れ、どのような用件かをお聞かせ願いたい」
 隣の甘寧もその言葉が蓮華から発せられると目つきが一段と鋭くなる。
 しかし、その沈黙を破ったのは小蓮、ではなく穏であった。
「え〜っとですねぇ、一刀さんは小蓮様のお眼鏡にかなってお婿さんになったんですよぉ〜」
 その瞬間、空気が凍った。おもに甘寧と蓮華の周りの空気が。
 穏や小蓮は笑顔で一刀の顔を見ている。
「……小蓮」
「何?お姉ちゃん」
「お前は孫家の血を継ぐものだ。其の者が、まだ、素性も知らない男と婚約をするなど……」
「なに?もしかして、お姉ちゃんはシャオの決めた人が訳の分からない男だから結婚しちゃだめっていうの?」
 すぐさま不機嫌な色を見せる小蓮。その態度を見れば、今の発言がどれだけ彼女にとって不愉快であったかが良く分かる。
「い、いや、そういうわけではなく……」
「小蓮様!」
 口籠る蓮華の代わりに口を開いたのは、隣にいた甘寧であった。
「小蓮様は孫家の血を受け継ぐお方です!
 それなのに、此度の家出騒動を起こし、挙句の果てに誰だか知らないような男と結婚なさるなど、孫家としての自覚が足りません!」
「シャオが誰と結婚しようが思春には関係ないでしょ!」
 だが、一方の小蓮も決して引くことはない。ちなみに、『思春』とは甘寧の真名であるらしい。
「小蓮様!」
「それとも、思春はシャオの人を見る目が信用できないの?シャオだって、孫家の一員。だから、人を見る目はあるんだけれどな〜?」
「むっ……」
140エロ本:2009/01/12(月) 01:22:57 ID:eh+QsPbQ0
 孫家の名を出され、思わず引いてしまう思春。
いや、具体的には回答が出来ない状況を小蓮が作り出したのだ。そうなれば、思春も引かざるを得ないのだろう。
 そして、少しの沈黙の後、
「はっはっはっは、小蓮殿の勝ちじゃのう」
新たな大声が彼女たちの間を通り抜けた。
「こ、公覆殿?」
 豪快な笑い声が響く。その声の元は先ほどの祭であった。
「確かに、小蓮殿に人を見る目がないと言ったら、それは文台様のせいじゃのう」
「公覆!母上の侮辱はいくらお前とて許さぬぞ」
 今、蓮華は文台を母と言った。
 江東の虎の孫文台の事であろう。
(でも、その様子だと、女性ってことだよな?)
 一刀は、自分の世界にある三国志とは違う世界であることを思い知らされるように思えた。
もしかしたら、名前だけが同じであり、実際の三国志とは関係がないのかと思う。だが、それは……
「はっはっは、気にするな。そんなに肩肘を張っておると老けるのが速くなるぞ?」
「祭様に言われると説得力がありますねぇ。歳の功ってやつですかぁ?」
「なんじゃと?」
「ふにゃー!ひゃへへくらはいー! ほんほうにいらいでふー!」
(となると……)
 穏の頬っぺたを祭が引っ張っているのをわき目に、一刀は喋っていない二人の少女に目を向ける。
(おそらく、あの子達も……)
 黄蓋と並べるような将の名をもつ少女なのだろう。
(陸遜、孫権、甘寧、そして黄蓋……全員女の子になってる。もしかして、他の武将も?)
 この世界にいるであろう劉備や曹操も女性なのだろうか?そして、ここはどこなのだろうか?
そのような疑問が浮かぶ一刀。だが、その答えをこの場で出せるような雰囲気は存在していなかった。
141エロ本:2009/01/12(月) 01:27:49 ID:eh+QsPbQ0

「それでだ、一体、この小僧をどうするつもりかのぉ?」
 穏の頬を一通り捻った祭が自分の主に向け口を開く。
「む……」
 ふざけた空気から一転し、再び重苦しい空気が流れ込んでくる。だが、それも多少は和らいだようだ。
 そうしたのも、祭のおかげなのだろう。
「確かに、北郷殿は恩人だ。それなりの褒美を取らせるのが普通だろう。だが……小蓮との婚約は認められん」
「おねーちゃんのけちんぼー」
 小蓮からのブーイングが飛ぶが、蓮華は一切無視する。
「それで、北郷殿。何が望みか?」
 そのまま、全員の視線は一刀に移った。だが、今は彼の望みは一つだけだ。
「この世界の事を教えてほしい」
「……はっ?」
「はっ、なるほど〜」
 隣にいた穏が何かを理解したように頷いた。当の蓮華は分からないようだが。
「伯言。どういう事だ?」
「実はですねぇ〜。一刀さんは天の世界の人間なんですよぉ〜」
「……はっ?」
 再びのクエスチョンマーク。いや、普通の人間であれば、いきなりそんな事を言われて信じる者はいないだろう。
「ほぉ、それは面白いのぉ」
 祭だけは何故か面白そうな顔をしているが。
「実際に、『ぽりえす照』という変わった服も着ていますからねぇ〜」
 微妙に発音が違った気がするが、一刀はあえて無視する。
「伯言! そのような絵空事を信じるというのか!」
 当然ながら、反対する思春。今にも斬りかからんとする勢いは、穏のほんわかとした空気とは全く正反対だ。
142エロ本:2009/01/12(月) 01:32:30 ID:eh+QsPbQ0
「でもぉ〜、実際にそうなんですから〜」
 一方の穏は自分の姿勢を崩してないようだ。
 意見がすれ違う。
 だが、それを収めたのは、
「伯言、興覇。二人ともいい加減にしろ」
「はっ!」
「はぃい!」
 目の前にいた孫呉の王、蓮華であった。
「北郷殿。もし、この世界の事を知りたいというのなら、一つだけ提案がある」
「……提案?」
「もし、このまま見聞の旅を続けるというのであれば、止めはしない。だが、見るに北郷殿はこの世界に疎いと見える」
「あ、ああ……」
 実際にこの世界の事を一刀は何も知らない。
「それで、一つ提案だが、我が孫呉の客将として北郷殿を迎えたい」
「れ、蓮華様!」
「この世界の事を知りたいというのならば、伯言に付くが良い」
「穏に?」
「ああ、伯言は我が国の書物を読破している才女だ。お前が求める情報の助けになるだろう」
 明かされる驚きの事実。
「ほぇ?」
 とてもそうには見えないが。
「ああ、分かった」
 これで、話は終わった、かのように見えた。
143エロ本:2009/01/12(月) 01:37:41 ID:eh+QsPbQ0
「あと、一刀はシャオの親衛隊長だよね」
 この一言がなければ。
「しゃ、小蓮?」
 いきなり割り込んだ声に思わず、間抜けな声を出す蓮華。
「だって、一刀はシャオのお婿さん候補だよ?それに、今、客将を置くような場所はないんでしょ?」
「な、何?」
「確かに、それがいいかもしれませんねぇ〜」
「の、穏?」
「まぁ、あの分からず屋を説得できるとも思えんしのぉ」
「祭まで……」
黄蓋、穏の賛成、この場に反対するのは、隣にいる思春ぐらいであろう。
 そう考えると、蓮華の決断は早かった。
「……好きにしろ」
 こうして、北郷 一刀は孫呉に入ることになる。
 これが、すべての始まり。一人の少年が紡ぐ孫呉の、いや、世界の始まりであった。

                         =続くかも=
144エロ本:2009/01/12(月) 01:44:20 ID:eh+QsPbQ0
えー、とりあえず、旧作と事情をよく知らない人の為に。
・雪蓮は死亡後。つまり、旧恋姫設定時よりスタート。
・美羽様 七乃の出番は……作者が血涙を流しながら断念。
・他勢力の真メンバーについても、名前くらいしか無理。(作ったのは真発表前だし)
・華雄は…………

支援してくれた人に感謝。読んでくれた人にも感謝。
14521:2009/01/12(月) 02:20:52 ID:QEaM3aeP0
袁術軍ルート続き出来ましたが投稿して大丈夫ですか?
多分5レスぐらいに収まるかと
146名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 02:22:59 ID:Fw11c1730
頼む寝る前にもう一本俺にSSを拝ませてくれ
147名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 02:23:02 ID:sv07j7mf0
>>145
別にいいんじゃね? 俺は見てるぜ。
148名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 02:25:35 ID:XaRxJ3ZqO
>>145
大丈夫
心置きなく投下してくれ
14921:2009/01/12(月) 02:26:01 ID:QEaM3aeP0
───美羽はお昼寝の時間とかで、七乃さんが寝かしつけたあとさっきの話のように
   七乃さんについて袁術勢力の置かれた状況を教えてもらうことになった。

「しかし天下をとると言ってもなにから手を付ければいいやら」

「そうですね〜 高祖や光武帝の時代とは違いますから、今だと中央の高位に昇り詰めて
 天下に号令をかけるのが目標になると思いますよぅ」

「あ、そういう事なの?」

「いやですよぅ 一刀さん。今はそんな戦国乱世の世の中じゃないんですから♪」

「へぇ・・・いや天下を取るというからてっきりね」

「権勢を誇示するのに私兵を持ったりはしますけど、
 この南陽だって朝廷から任命されて美羽さまが治めているんですよ?
 洛陽で学び、地方の刺史をこなして箔を付けて中央に戻ってより高位に昇る。
 例外はありますけど基本はこういう流れになりますね〜」

「じゃあ、今の天下人って誰になるの?」

「朝廷にも色々と派閥がありますけど、官軍の実権を握る何進大将軍と、
 政治の実権や財力を握る張譲さん達十常侍っていう皇帝陛下の近侍たちが争ってます。
 美羽さまは何進大将軍の派閥になりますね。」

「何進て・・・元肉屋で十常侍は宦官のか」

「よく知ってますね〜 でもだめですよぅ 肉屋は禁句なんですから♪
 あれでご本人結構出自を気にしてらっしゃるそうですよ?
 それに元お肉屋さんでも今は美羽さまの上司なんですから」
15021:2009/01/12(月) 02:26:26 ID:QEaM3aeP0
「ああ、ごめん そうだよね。 
 ってかあれでって七乃さんもさりげなく酷いよね?」

「だって嫌いですもん♪」

「はぁ・・・まあいいや 当面は南陽を無難に治めて美羽を出世させるのが目標になるのかな」

「そうなりますね〜 美羽様の袁家は名門で人脈も財力も桁違いですから
 何進大将軍も下に置かない扱いですし。中央にツテのない地方豪族なんかは
 美羽さまを頼ってきたりするんですよ。そこで恩を売って貸しを作って
 自派に取り込んだりするんです。今は揚州の有力豪族孫家を後押しして
 荊州の対立派閥の劉表さんを牽制してるとこです。」

「へぇ、美羽もがんばってるんだな」

「そうですよー 『田舎豪族どもは名門の妾に従っておれば安泰なのじゃ!』とか
 近隣の豪族を懐柔してるつもりなんですもん♪面白いですよねー」

「いや、いいのそれ? なんか反感買わない?」

「いいんじゃないですか〜? あちらも美羽さまの後押しを必要としてるから
 接近して来るんだし♪ 反感持っても地方豪族じゃ美羽さまには逆らえませんよぅ」

「孫堅さんが首尾よく劉表さんを倒してくれれば荊州は美羽さま派の太守ばかりだし
 美羽さまの出世にもつながるんですよ〜」

「もし孫堅が負けちゃったらどうなるの?」

「そりゃあ、有力豪族の孫家が倒れれば揚州は混乱するでしょうけど・・・
 美羽さまが直接戦ったわけじゃないので私たちには関係ないですよ♪」
15121:2009/01/12(月) 02:27:19 ID:QEaM3aeP0
「外の状況はなんとなくわかったよ。美羽の勢力の状況はどうな感じなの?」

「そうですね〜 南陽は人口も収穫も多いし治安も安定してますね。
 袁家の人脈で財政は強いですし、かなり豊かですよ♪
 内政は閻象さんや楊弘さん達が無難にこなしてて、将軍は紀霊さんが要ですけど
 さすがに名のある豪傑相手だと厳しいですね〜」

「国力が高いけど人材に飛びぬけた人がいないって事だね。兵力は?」

「そうですね〜 手懐けてる楊奉さんや韓暹さんたち地方豪族も入れれば10万は動員できますよ」

「一刀さんは天の御使いだし、実はすごい強かったりしないんですか?」
七乃さんが目を輝かせながらきいてくる。

「・・・ごめん。 剣道をそれなりにやってきたけど、人を斬った事もないし実戦じゃ役に立たないと思う・・・」

「えぇ〜 ちょっとは期待したのにぃ」
あからさまにがっかりした七乃さんの様子にちょっと申し訳なくなってくる。

「うぅ・・・ホント申し訳ない。 そういう七乃さんこそ大将軍なんだろ? 実は結構強いとか?」

「えぇ〜 そりゃあ一般の兵隊さんよりかはマシですけど、
 本職の脳筋さんたちの相手なんて絶対無理ですよぅ」

「・・・前途多難だね。 なるべく戦闘避けていかないと。」

「まぁ 今は乱世じゃないですし、何とかなるんじゃないですか?」

「だといいけどね・・・」
15221:2009/01/12(月) 02:28:36 ID:QEaM3aeP0
───美羽の私室
   一通りの説明や城内設備を見て回り、袁術軍の文官や武官に挨拶を済ませた後
   そろそろ昼寝の終わっているであろう美羽の元へ七乃さんと二人で報告に訪れた。

「美羽さまぁ〜 入りますよぉ」

「あわわわ、七乃かや!? は・・・入るがよい」
美羽の返事を確かめると二人で美羽の私室にはいる

「美羽さま〜 ちゃんとお勉強してらっしゃいますか〜?」

「う・・・うむ、丁度今はじめようとしておったところじゃ!」
動揺しまくりながら言い訳してるってとこか。

「もう 美羽さまってばぁ ちゃんと終わらせないと蜂蜜水抜きなんですからね〜?」
七乃さんは頬を膨らませながら厳しい事をいうが、まあ怒ってないのはまるわかりだよな

「うぅ〜 それは困るぞよ・・・ちゃんとやるから・・・の? 七乃」
大好物の蜂蜜水が貰えないのは死活問題なのか、美羽は涙目で七乃さんを見上げてる。
正直、かわいい。いやペド的な意味でなく妹的な意味でね?

「はぁい♪ いい子な美羽さまならあとでちゃ〜んと蜂蜜水ご用意しますからね♪」

「うむ!」
満面の笑みでガッツポーズする美羽。
やっぱり素直な子だよな、七乃さんもいいお姉さんて感じだし。
俺はそんな二人を見ていると、さっきの話のようにドロドロの政略の中に
身を置いてるというのが現実感がわかない。
15321:2009/01/12(月) 02:29:05 ID:QEaM3aeP0
「して、そちらも大体終わったみたいじゃの。
 どうじゃ七乃、一刀は使えそうかの?」

「う〜ん すごく言い辛いんですけど、このままだとダメダメですね。
 武においてはそこらの兵士さんに後れを取り、文においてはそもそも
 読み書きが出来ないんですよぅ」

「なんじゃとー! それじゃホントにダメダメのごく潰しではないか!」
美羽がプンスカ怒りのガッツポーズ

「うう・・・ホント面目ない・・・」
穴があったら入りたい。

「まぁ〜 でも理解力は悪くないですから、まずは美羽さまと一緒に読み書きからはじめましょう♪」

「ふふん ほんに仕方のない奴よのう。されどダメなごく潰しの家臣を一人前に育てるのも君主たる妾の務め。
 お勉強は妾に一日の長があるゆえ、わからぬことはなんでも聞くがよいぞ!」

「・・・七乃先生、美羽先輩よろしくお願いします・・・」

「うむうむ!」

「あ、でも美羽さまそこ間違ってますよ」

「なんじゃとー!」

「・・・プッ」

「笑うでない!」
154名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 02:31:35 ID:eh+QsPbQ0
念のため支援
15521:2009/01/12(月) 02:33:29 ID:QEaM3aeP0
以上です。

・孫家との関係について本体であんまり描写がなかったので勝手に捏造しました。
・時代は孫堅が死ぬ少し前です。
・文字だけキャラで出てきた武将の評価は三国志Xの能力を参考にしてます。

ではありがとでした!
156名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 02:43:58 ID:/2vlBNgWO
投稿した人たち乙

今日も豊作でありがたいぜ
157名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 12:36:07 ID:u0Px/iUs0
北郷一刀のかわりにルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを放り込んでみました。
158名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 13:20:00 ID:v1zDTNZU0
オリーシュ・ヴィ・ブリタニアがなんだって?
159名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 13:23:28 ID:qIoVDJt60
Cの世界かと思ったらご覧の有様だよ!
160名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 15:21:02 ID:2UhuXpg0O
エロ本の人も袁術ルートの人も乙すぎる
スレが盛り上がってきてホント嬉しいわー
応援してるから是非是非頑張ってくだしあ







ただクロス物なんぞはイラネ
161名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 16:27:44 ID:v1zDTNZU0
ちんこじゃないちんこもイラネ
162名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 17:30:32 ID:XO7TbIVG0
>>160
全面的に同意


クロス物はここ以外に落す場所は幾らでもあるしな
163名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 17:36:18 ID:RD9QSrr90
面白ければ良いって人がいるけどオリキャラ・クロスが面白い確率なんて極めて低いからなあ
164名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 17:43:10 ID:DgZDIcB10
おまえらのちんこに対する愛情がよくわかった。
165名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 17:53:51 ID:Fw11c1730
>>163
一個だけ面白いの知ってるんだがな
ここはちんこのほうが雰囲気的にいいよね
166名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:00:02 ID:VDJHcqJs0
クロス小説で、神だ神だと思いながら読んでたらさ……
クロス先の主人公に、星とハムが寝取られちまったことがあったなあorz
167名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:01:34 ID:FJo1mkLs0
>>166
しかしもう1年は更新が止まっているな
やはり別の主人公とくっつくと寝取られたと言う感じが強いな
168名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:10:26 ID:XO7TbIVG0
>>163
某所に一つ好きなのあったけど
最後の最後一刀さんの扱いがめちゃ悪くて一気に冷めたのは良い思い出
169名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:21:32 ID:EqC1kzsq0
クロス、純正問わずに架空戦記っぽいSSってないかい?
170名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:22:44 ID:00RAEFvmO
クロス物なら良さげなの幾つかあるけど、オリキャラ物でいいのはまだ見た事ないなぁ……
171名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:25:03 ID:DD2ukt850
この先続くか……それは神のみぞ知る
「北郷新勢力ルート
  〜北郷一刀 配下を得る〜」

なんてものが一応出来たんですが…
13/13になると思いますがいかがですかね。
172名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:27:04 ID:cGQagOfV0
>>171
とりあえず見せてみろ、話はそれからだ。
173名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:27:45 ID:caJEYPLz0
>>171
それが魏ルートの最初のトコを用いた奴だったら丸かぶりで俺ショック
174名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:29:06 ID:DD2ukt850
>>172
了解〜

>>173
よう、俺
175名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:29:43 ID:caJEYPLz0
>>174
まぁ、新勢力ならそこしかないもんなw
176真√1/13:2009/01/12(月) 18:31:04 ID:DD2ukt850
「……おや?」
 荒野を旅しているらしい、三人の少女達のうち、
 ゆったりとした服装の少女が、そんないぶかしげな声を上げて足を止めた。
 視界の端に写った『それ』を見定めようと、空を見上げると、
 抜けるような青空の中、自分達が向かう方へと落ちて行く流星が視界に入った。
「風、どうしました?」
 急に足を止め、空を見上げた少女──風に、眼鏡を掛けた、
 少し気の強そうな雰囲気の少女が声をかける。
「…稟ちゃんは見ませんでしたか?今、流れ星が落ちて行ったのですよー」
「流れ星……?こんな昼間に?」
 そう言って、稟と呼ばれた少女は空を見上げ、少し渋い顔をした。
 こんな日の高いうちからはっきりと見える流れ星に、あまり良い兆候は感じられなかったからだ。
 けれども風は違うように感じたらしく、
「ええ。……ふふっ、『何か』が起こりそうな気がしますねー」
 なんとも楽しそうに笑いながら、そう言った。
177真√2/13:2009/01/12(月) 18:32:51 ID:DD2ukt850
 いかにも盗賊風と言った三人の男達に、誰かが絡まれている。
 遠めにその光景を見た少女は、共に居た二人へ二、三声を掛けると、猛烈な勢いで地を蹴った。
「……もう……せえっ! おい、さっさとやっちまうぞ!」
 近づくにつれ、はっきりと声が聞こえてくる。
「だ、誰か……っ!」
 絡まれていた方──どうやら少年のようだ──が転倒し、
「こんな所に誰も来ないっつの! おい、コイツの口、とっとと塞いじまいな!」
 リーダー格らしい盗賊のヒゲ面が声を張り上げ、
「んだ」
 太った盗賊がその得物を振り上げた時──
「待てぃ!」
 少女が吼えた。
「だ、誰だ!」
「たった一人の庶人相手に、三人掛かりで襲いかかるなどと……その所行、言語道断!」
 言いながら、手にした槍を構え、さらに加速する。
「そんな外道の貴様らに名乗る名前など、ない!」
 一閃。
「ぐふっ!」
「な……っ! 何だコイツ! ぐはぁっ!」
 もう一閃。
 一合も打ち合うことなく、太った男と背の小さな男がその場に崩れ落ちる。
「なんだなんだ。所詮は弱者をいたぶることしか出来ん三下か?」
 そう言って不適に笑う少女。
「くっ……おい、お前ら!逃げるぞ!」
 ヒゲ面の言葉で、少女にぶっ飛ばされた二人も何とか起き上がり、
「へ、へえ……」
「だ、だな……」
 そのあまりの実力の違いを感じ取ったか、山賊たちは泡を食って逃げ出した。
178真√3/13:2009/01/12(月) 18:33:54 ID:DD2ukt850
「逃がすものか!」
 かといって、簡単に見逃がす程甘い性格はしていないらしく、
 少女も山賊たちを追って駆け出していく。
「………」
「大丈夫ですかー?」
 取り残され、呆然とする少年に、先ほどの少女の仲間──風が声を掛ける。
「……え?」
「傷は……たいしたことは無いな。立てるか?」
 とは言っても、どやら転倒した時に頭を軽く切っていたらしく、血を流している少年を助け起こす稟。
「あ、ああ……大丈夫……」
「風、包帯は?」
「もうないですよー。こないだ、稟ちゃんが全部使っちゃったじゃないですかー」
「……そうだったっけ?」
「いや、そんな……包帯で手当てするほどの傷じゃないから……」
「そうですか?ならいいですけどー」
 そんなやりとりをしていると、そこに、先ほどの槍の少女が戻ってきた。
 どうやら盗賊達は取り逃がしてしまったらしい。
「やれやれ、すまん、逃げられた」
「お帰りなさい。……盗賊さんたち、馬でも使ってたんですか〜?」
「うむ。同じ二本足なら負ける気はせんが、倍の数で挑まれてはな」
 そう言って、軽く肩をすくめる。
「まあ、追い払えただけでも十分ですよー」
「それにしても災難でしたね。この辺りは盗賊は比較的少ない地域なんですが……」
「比較的……?」
 稟のそんな言葉に、少年は何か違和感を覚えたのか、
179真√4/13:2009/01/12(月) 18:34:45 ID:DD2ukt850
「あの……風、さん?」
「……ひへっ!?」
「貴様……っ!」
 何気なく、風の『名』を呼んだ瞬間、
 驚きと怒りと槍の穂先を突きつけられた。
「な……何……っ!?」
「おぬし、どこの世間知らずの貴族かは知らんが……
 いきなり人の真名を呼ぶなど、どういう了見だ!」
「て……っ、訂正してください……っ!」
 いきなり向けられた怒りの矛先に戸惑う少年。
「え……?だ、だって……え?」
「…………?」
 何故自分に槍が向けられているのか、その「原因」自体がよく分かっていない様子に、
 風は一瞬いぶかしげな顔をした。
「訂正なさい!」
「……わ、わかった。ごめん。訂正する、訂正するから!
 お願いだから、その槍、引いて……!」
「…………結構」
 稟の一喝であわてて訂正するのを聞き、少女は槍を収めた。
「はふぅ……。いきなり真名で呼ぶなんて、びっくりしちゃいましたよー」
 風にそう言われた少年は、もう一度「ごめん」と謝りつつも、
「……ところで……まなって、何?」
 そう聞いた。
180真√5/13:2009/01/12(月) 18:36:37 ID:DD2ukt850
「……は?」
「……何?」
 今度は稟と槍の少女が、予想外の事を聞かれた…といった声を上げる。
 それは当然と言えば当然なのだが。
 真名は、この世界に住む者にとって、最も大切な物の一つだ。
「………えっと、真名というのはですねー…」
 対して、あまり驚いていない様子の風が、少年に説明しようとした時、
「風、待て……どうやら陳留の刺史殿が来たようだ」
 どうやら遠くに砂塵を確認したらしく、槍の少女が言葉を遮った。
「……今関わり合いになるのは避けたいところですね。……行きますか」
 稟のその言葉に、三人は顔を見合わせて小さく頷く。
「そうですねー。……そだ、よかったらお兄さんも一緒にきませんかー?」
「は?」
「なっ!?」
「ええ!?」
 風のその提案には、それを言われた少年よりも、むしろ他の二人の方が驚いた声をだしていた。
「風、本気ですか!?彼は許可もなく真名を呼ぶような人なんですよ!?」
「まぁそうなんですけどねー……少々思う所がありまして。
 稟ちゃん、星ちゃん、巷で噂の管輅ちゃんの占い……ご存じですか〜?」
「管輅の占いと言うと……まさか、アレか?
 ……風は、彼が『そう』だと?」
「ええ。だと思いますよー。先ほど風の真名を呼んだのも、
 真名のことを知らなかったと思えばまあ、納得もできますしー。
 ……稟ちゃん、この人と出会う前、風が何を見たって言ったか、覚えてますかー?」
 風の言葉に、稟は少し考え込むと、
「なるほど……そうですね。
 私も少々、彼が本当に噂の『天の御遣い』なのか、確かめたくなってきました」
181真√6/13:2009/01/12(月) 18:38:42 ID:DD2ukt850
「趙雲って………まさかあの趙子龍!?」
 『真名』というのは、親兄弟や仕える主君等、余程親しいか、自らが認めた相手にしか
 呼ぶのを許さないものである。
 また真名を呼んでしまってはかなわない……ということで、とりあえず歩きながら自己紹介をし、
 槍を持った少女の名前を聴いた瞬間、そんなことはありえないと思いつつも思わずそう声を上げていた。
 ちなみに、ゆったりとした服装の少女は「程立」、眼鏡をかけた少女は「今は戯志才と名乗っています」と名乗った。
 戯志才の方は明らかに偽名であるのだが、とりあえずは気にしない事にしておく。
「あの、と言われる程有名になった覚えも無いのだがな。
 ……まあ、貴公の言う趙雲と私が同一人物かはわからないが、確かに、私の字は子龍ではあるな」
 それにしても……といぶかし気な視線を送る趙雲──星。
「ふむ。何故名のっても居ない私の字を知っているのか、非常に気になる所ではあるが……
 まあ、詳しい話は追々……町についてからするとしよう」
 そう言って先へ行く星に習い、彼もまた、黙々と歩みを進めて行く。
 ……およそ日本とは思えない山並みの見える荒野。
 先程の盗賊達に突き付けられた刃物の感触。
 「三国志」の登場人物として有名な「趙雲」の名を名乗り、またその名に恥じない槍捌きを見せた前を歩く少女。
 ……そんな、「あまり現実と認めたくない様な現実」の起きた原因を考え、
 タイムスリップなどと言う、「あまり原因と考えたくない様な原因」に思い至り、
 実はこれから向う町が至って普通の町で、「全部ドッキリでしたー!」
 なんてことにならんかな。などと、無理のある希望を抱いて混乱する気持ちを無理矢理奮い起しながら。
 やがて時刻も夕刻にさしかかる頃だろうか、町へついた一行は入り口をくぐり、
 とりあえず落ち着ける場所を探して大通りへ向った。
 そして、その町並みを見た瞬間、
「…………………………………………………………………………………はぁ」
 北郷一刀は、深い深いため息を吐いた。

182真√7/13:2009/01/12(月) 18:45:15 ID:DD2ukt850
「──つまり、要約すると、貴殿はこの世界の人間では無い。と言う事でよろしいですか?」
 とりあえず、大通りで見つけた大衆食堂の、四人掛けのテーブルに腰を落ち着け、
 軽い食事を終えた後、一刀は自分の現状の予想を説明した。
 タイムスリップ──しかも、「他の世界の過去」への移動ではないかと言う事。
 もののついでに、制服のポケットに入っていた数点の道具を見せてもやった。
 ちなみに位置関係としては、一刀の向かいに稟、横に風、稟の横に星が座っている。
「ああ。多分間違い無いと思うよ」
 結局──散々考えた末、達した結論はそれだった。
 最初は、単にタイムスリップしただけ……だと思ったのだが、
 少なくとも彼の知っている「趙雲」は女では無いし、何よりも、タイムスリップしただけだとしたら、
 こうやってまともな会話をする事自体が不可能である事に気付いてしまったからだ。
 何故なら──北郷一刀は、中国語が話せない。
 漫画等で知ったいくつかの単語ぐらいなら分かるが、間違っても会話などできるはずもないのだ。
「……って言うか、随分とあっさり信じるんだな。
 自分で言ってても、かなり荒唐無稽な話だと思うんだけど…」
「まぁ……それに関しては、ある程度予想はしていた……と言いますか、一応理由がありまして」
 そう言って、稟はその「理由」を語りだした。
 それは簡単に言えばこうだ。
 今から数ヶ月前、管輅という占い師が、ある予言を行った。
 その予言は噂となり、多少の形を変えながらも、大陸全土へと一気に広まっていった。
 無論、稟や風たちの耳にも、だ。

『白き流星と共に天よりの御遣いが大地へ降り立ち、動乱の世を太平へと導くであろう』
183名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:46:07 ID:id5Vuj9ZO
支援なり
184名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 18:51:05 ID:Fw11c1730
支援
>>170
実は今史実キャラと絡ませたやつを考えてるんだが、まだ構成の段階ですね
185真√8/13:2009/01/12(月) 18:52:29 ID:DD2ukt850
「………えーっと……つまり、その『天よりの遣い』とやらが俺だと?」
「ええ。多分間違い無いかと。
 ……あなた自身、他の世界から来たとおっしゃっている事。
 実際に、私たちに分からない言葉を話すこと。
 そして見たことも無い道具を扱い、良く見れば絹とも違う、陽の光を映し光る服などを着ている。
 それになにより、貴殿と出会う前に、風があるものを見ているのです。
 ……風」
 一刀が天の御遣いである理由をつらつらと列挙した稟は、風に話題を振る。
 実際に見た風が説明した方がいいだろう。との事だろうが……。
「……風?」
「………………………ぐぅ。」
『寝るな!』
 見事に、稟と一刀人のツッコミが重なった。
 ちなみに星は、そんな三人の様子を眺めつつ、先ほど一刀が見せた「ボールペン」を楽しそうにいじっている。
「おぉ!?…風としたことが、空腹を満たされた心地よさについうっかり」
 どうやらちょっと本気寝だったのか、少し慌てて居住まいを正すと、一刀の方へ向き直る風。
「えっとですねー、お兄さんと会う前に、こう空を見てたらですね、流れ星が流れたのですよ」
「流れ星?」
「ええ。それはもう、昼の空でもくっきり見える鮮やかさ。
 ……先ほど稟ちゃんが話した予言にもあったと思いますがー」
 その言葉に、一刀は先ほどの稟の言葉を思い返し、
「あー、あの『白き流星と共に〜』ってやつか」
「はい正解ですー。
 流れ星とお兄さんの言動、風体を見て、ピンと来てしまったと言うわけですねー」
「……なるほど」
 一刀は風の言葉を噛み締める様にしばし考え込むと、
「じゃあ今度は、俺の方からいいかな?」
 改めて三人の方へと向き直ると、そう切り出した。
186真√9/13:2009/01/12(月) 19:01:20 ID:DD2ukt850
 「伺おう」と、それまで黙って様子を見ていた星が促す。
「じゃあ、まず……三人は何故旅をしているんだ?」
「見聞を広げる……と言うののもあるが、一番は将来仕えるべき主君を見極めることだな。
 私が同行したのは少し前からだが、風と稟はもう結構長く一緒だと聞いている」
「そですねー。まぁいわゆる同郷の士と申しましょうか」
「それじゃあ、これはお願いになるんだけど……俺をその旅に連れて行ってもらえないだろうか?」
 そう言って、深々と頭を下げる一刀。
「はっきり言って、今の自分が、この世界で一人で生き残る事ができるとは思えない。
 ……言ってて、自分でもまぁ情けないとは思うけどね。
 それに、君達が誰かに仕官する時に、俺の『天の御遣い』って虚名が役に立つかもしれないし……
 どうだろう?」
 一刀の言葉に、それぞれ考え込む三人。
 最初に口を開いたのは星だった。
「私は構わぬよ。こんな時勢だ、助け合うのもまた一興という物。
 まぁ、悪い人間でもなさそうだしな」
「風もいいのですよー。まだ色々と天の国の話も聞きたいですし」
「まぁ……二人が良いのならば、私も反対する理由も無いですね」
「本当に!?ありがとう!!」
 三者三様の肯定に、安堵したように、そして嬉しそうにもう一度頭を下げる一刀。
「けれども盛ってオイタしちゃあいけねえぜ?兄ちゃん」
「しないから!?」
 反射的にツッこんでから、今の台詞が風の頭の上のアレのだと言うのに気づき、
 ツッコミ所を間違ったかなー……なんて思ってしまった一刀であった。

 結局、思っていたよりも時間が経っていたようで、この日はこれで話を切り上げ、宿を取る事にした。
 なお、一刀の食事代と宿代は星が出した。「面白い物を見せてもらった礼だ。気にするな」との事である。
 ちなみに、宿までの道すがら──先ほどの風の頭の上のアレ……宝ャの台詞の後ぐらいから──
 稟が何かを我慢するかの様に、鼻を押さえていたことに気づいたのは、風だけであった。
187真√10/13:2009/01/12(月) 19:03:20 ID:DD2ukt850
「おはよーっす」
 翌日宿を出た一刀は、集合場所にしておいた、昨夜の大衆食堂へと向かうと、
 眠そうな目をこすりながら、既に集まっていた三人へと声をかけた。
 そんな一刀へ、風がおもむろに衝撃的な一言を発した。
「おはようございますー。
 ……ところでお兄さん、残念なことに、風達…いえ、風のですね。
 風の旅に、お兄さんがついてくることは出来なくなってしまったのですよー」
「……は?……えぇ!?どういうこと!?」
 さすがに一発で目が覚めたようで、慌てて空いた席──昨日と同じだが──へ掛け、詰め寄ると、
「貴殿が来てから話すとのことでしたので、私たちもまだ聞いていないんですよ」
 と稟が答えた。
「それで、風?どういう事なの?」
 稟に促された風は、こくり、と頷くと、
「えっとですねー、昨夜、夢を見まして」
「夢?」
「はい、風が日輪を捧げ持つ夢でしたねー。
 ……日輪とは、すなわち天の象徴。そしてそれを捧げ持つということは……」
 そこまで言って、改めて一刀の方へ向き直り、
「お兄さん。
 天の御遣いであるあなたへ仕え、支えよというお告げだと思うのですよー」
 そう言って、ふふりと笑う。
「ちなみに、お兄さんが風の旅にに付いて来る事が出来ないのは……
 今日からは、風がお兄さんの旅に付いて行く事になるからですねー。
 そうそう、風は今日から、程立ではなく程cと名を改めますので」
 対して他の三人は、あまりに唐突な風の言葉に、驚きで固まっていた。
188真√11/13:2009/01/12(月) 19:04:33 ID:DD2ukt850
「…………はぁ」
 最初に沈黙から脱したのは、稟だった。
「風……本気なのね?」
「当然ですよー。冗談でこのようなことは言いません。
 まあもっとも、お兄さんがよければ……なのですが」
「そうですね……北郷殿!」
「はいぃ!?」
 突如名を呼ばれ、ビクゥッと思わず立ち上がってしまい、
 ゴホンっと小さく咳払いをしてから座りなおす。
「えーと……何?」
「……もしも貴殿が風を家臣になさるのでしたら、どうぞ、この私も共にお加え下さい」
「え?……ええ!?」
 先ほどから驚いてばかりである。
「稟ちゃん、良いのですかー?そんな簡単に決めてしまって」
「……あのねぇ、風に言われたくないわよ。
 あの予言が本当なのだとしたら、北郷殿は天下を太平へと導く方。
 ならば、主とするのに不足はないでしょう?
 それに……風の王佐の才の直感を信じてみるのも、良いものです」
「家臣…って言われてもなぁ。
 ……昨日も言った様に、現状の俺では、この世界で一人で行きぬける自身がない……
 ってぐらい情けない状態なわけなんだが。
 そんな状態で、君達の主君として務まるとは到底思えんぞ?」
 と、自信無さげに言う一刀に、稟は「そんな事か」と言わんばかりに、軽く笑って言った。
「北郷殿は、今まで主君となったことは無いのでしょう?
 ならば、務まるか務まらないかは、やってみなければ解らないではありませんか。
 ……臣になる以上は、我々も全力を持って支えさせていただきますよ」
「稟ちゃんの言う通りですよー。
 それに、お兄さんは天の御遣いなのですから、大丈夫ですよー」
「………………はははっ」
 頼もしい稟の言葉と、朗らかな風の言葉に思わず笑いが漏れた。
 そして、一度笑ったら、どうやら色々と吹っ切れたようだ。
189名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:05:45 ID:FJo1mkLs0
支援
190真√12/13:2009/01/12(月) 19:07:10 ID:DD2ukt850
「……わかった、いいよ。やってみる。
 俺に何が出来るのか……この世界でどんなことを成し遂げられるのか、
 解らないし想像できないことばかりだけど。
 踏み出さなければ、何も始まらないのは事実だし、何より…他に道も無いしな」
 一刀がそう言うと、稟と風は頷き合ってから立ち上がると、一刀の足元へ跪き、
 臣下の礼を取ろうとしたが、
「ちょ……ちょっと待って」
 と、一刀はそれを押し止め、立ち上がらせる。
「主君と家臣って言っても、そういう堅苦しいの無しにしたい。
 ……っていうか、正直俺自信、そういうものの礼とか作法とか良く知らないしさ。
 俺としては、何て言うか……仲間?みたいな感じの方が強いぐらいだし」
 そんな一刀の言葉に、稟と風はもう一度顔を見合わせると、軽く吹き出した。
「ふふっ……風、どうやら私たちは、大変な人を主に選んでしまったかもしれないわよ?」
「……ですね。
 では改めまして。名は程c、字は仲徳、真名は風と申しますー。
 これからは風と呼んで下さって結構なのですよ〜」
 そう言って、軽く一礼する風に稟も続く。
「私の名は郭嘉。字は奉孝、真名は稟と申します。
 今まで偽名を名乗っていた非礼、お許し下さい。
 私の事も、今後は稟とお呼び下さい」
「ああ、じゃあ俺も改めて。
 北郷一刀。俺の事は好きに呼んでくれていいよ。
 色々解らないことばかりだけど、助けてくれると嬉しい。
 ……これからよろしく。風、稟」
と、改めて自己紹介を終えた時、それまで黙って成り行きを見ていた星が口を開いた。
「おめでとう。風、稟。
二人が仕えるべき主君を見つけられたのは、喜ばしい事だ」
「では、星ちゃんはー」
「ああ、北郷殿に仕えてみるのも、なかなかに面白そうではあるが……
私はもう少し、色々と見てみる事にするさ」
191真√13/13:2009/01/12(月) 19:08:26 ID:DD2ukt850
「では……まずはこれからの方針についてですが……」
 何か凄いことになってきたな……と、稟の言葉に耳を傾けながら、北郷一刀は思う。
 それでも──この世界に来て、彼女達に出逢ったのが、自分に課せられた天命だというのなら。
 この世界に、自分の成すべき事があると言うのなら……
 ただひたすらに、進んでいけばいい。
 頼もしい仲間が居るのだから──。
192名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:10:12 ID:DD2ukt850
以上ですー。

お目汚し失礼しましたー。

あと支援ありがとでした。
193名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:10:30 ID:UTsYHWCI0

この後第一章の拠点イベントに入っていくわけだな
風稟セットなのか単枠なのか気になるが、単枠の場合は風がメイン枠かな?
194名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:14:14 ID:DD2ukt850
>>193
メインパートナーは風ですね。
拠点イベントは無論単枠でw
考えてる途中、もっとイメージ固めようとして風の猫イベント垂れ流してたら
可愛すぎて逆に手に付かなかったという。

風可愛いよ
195名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:28:16 ID:cGQagOfV0
乙。
中々興味が持てました。期待です。
196名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:31:30 ID:1QFTHElNO
風可愛いよ風
これまじ続き楽しみに全裸で待機してます!!
197名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:32:19 ID:DgZDIcB10
これはやべぇな、おもしろそうな話ばっかでこのスレから離れられなくなった・・・
真√の人も頑張れ超楽しみにしてる
198名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:43:59 ID:m5C4HRLJ0
>>165
>>166
kwsk
199名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:53:28 ID:gMjNcMil0
>>198
>>166は暇人は海に吼えるのひみこい無双だな
間違いなく良作なんだが星とハムはクロス先の主役の物になる
200名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 19:53:37 ID:M1SDqkoq0
クロスといえば、某下がる男とのクロスがあったなー…随分前半で止まってしまっていたが
ところで、このタイミングで投下して支援してくれる者はいるかー!
201名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:04:20 ID:VDJHcqJs0
ここに(ry

ひみこいは最後まで書けってんだ、ED手前でNTR感だけ残しやがって
202名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:05:32 ID:WbWhgG+00
ここにいるぞは一人みかけたら二十人はいると考えましょう
203名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:06:07 ID:7QQVfJHV0
>>200
ここにいるぞー!
204ハム√予告編を書いた人:2009/01/12(月) 20:10:27 ID:M1SDqkoq0
援護が期待できそうなので投下します。前回の続きということで
12-15レスくらい、地の文に一人称を使ってるので、そういう文章が嫌いな人はスルーしてください
205名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:11:36 ID:M1SDqkoq0
[一]

「えーっと…次は、貴方ですか?」

 やたらと強面の人たちに囲まれて早数時間。

「やはりこの男、本物の天の御遣いではないかと、私は愚考する次第なのですが」
「少しお前は黙っていろ。
 …すまんな、どうやら混乱させてしまったようだ」

 爺ちゃんと同じぐらいの年齢の人に、頭を下げられたら流石に恐縮する。
 慌てて頭を下げてしまった。

「いえ、こちらこそ」
「とりあえず、ここは幽州一帯を治める公孫賛様の居城だ。
 まさか、太守様の名前を知らないというわけではあるまい」

 とまあ、そんな感じで説明を繰り返されても、わからないものはわからない。
 わからないことを具体的に説明してはいるんだけど…。

「いや、公孫賛…様の名前は知ってるんだけど。
 なんというか、俺はこの世界そのものがわからないというか」
「ではどこからきたのだ。
 まずは、お前の素性を説明してもらおう」

 もう一度、確認するように言って筆をとるのは、今しがた部屋に入ってきたばかりの老境に入った男の人だ。
 中国史の漫画にでてくるような、「いかにも」な文官の格好をした人に、何度となく説明した言葉を告げる。
206名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:12:26 ID:M1SDqkoq0
「はい、説明させてもらいます。
 俺は多分ここら一帯に住んでいた人間じゃありません。
 かといって、海の向こうとか山の向こうからきた異民族というわけでもありません。
 そもそもこの世界の人間じゃないと思います。
 皆さんが言う天界とか仙郷とかいう場所…ともまた違うとは思います」
「…ならどこから来たのだ」
「一番近いのは『未来』、だと思います」

 まあ実際は違うかもしれない、と思ってはいるけれど、俺の相手をしているこの人たちを、これ以上混乱させたくはない。
 というか、余計なことを言えば、自分が困るだけだというのはここまでで十分理解した。
 多元宇宙論だのパラレルワールドだの、そんな言葉を説明してもわかるはずがないだろう…この人たちが、本当に三国志の時代の人たちなら。

「未来…ふむ。
 証左は何かあるのか?」
「これを見てください」

 そう言って、俺はこれまた何度目か思い出すのが億劫になってきた説明を始める。
 取り出したるは、携帯電話。
 別に、ボールペンでも服でもいいけど、結局皆が一番納得してくれたのが『これ』だった。

 かくして、俺の携帯電話の機能のほんの一部を見た文官の爺さんは。

「…これは、私の手に余る…」

 そう言って、頭を抱え、出て行ったのだった。
 …うん、そう言うと思った。だって五人目だし。
207名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:15:50 ID:M1SDqkoq0
 最初は門番の男の人に話を聞かせた。
 で、その人が匙を投げた後は、彼の部隊の隊長が俺から話を聞いた。
 次は少し身奇麗な服を着た人が俺の相手をして。
 そのまた次は学問をかなり嗜んでそうな壮齢の男性が一部始終を聞いて、頭を抱え。
 で、今の爺さんが本人曰く、この郡の主簿…なんだそうな。

 そろそろ、一番偉い人が出てくるんだろうか。

 公孫賛。この城の主。
 三国志の中でも、割と有名な武将だ…飛射とか連鎖とか白馬的な意味で。
 あとは、確かあの劉備と同じ先生の下で学んだとか何とか。

 目が覚めて。数時間同じようなことを話続けてきて。
 この世界のことを、おぼろげながら理解していたつもりになっていた俺は。
 実のところ、この世界のことを全く理解していなかったことを、この後思い知らされるのである。
208名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:16:35 ID:M1SDqkoq0
[二]

「私が公孫賛だ。字は伯珪。一応この城の主…というか、ここら一帯の太守をやってる。
 よろしくな」
「…」

 一瞬、ぽかーん、と。口を開けたまま呆けてしまった。
 そりゃあそうだ。
 むさいオッサンが来ると思ってたら、俺とほとんど同い年にしか見えない、可愛い女の子が来た。
 さらにダメ押しで、彼女が自分で公孫賛と名乗った。

 …どうやら、ここは。
 俺が考えていた「ただの」三国志の世界じゃないようだ。

 そんなことを考えつつ前を見ると、部屋に入ってきた女の子がじーっとこっちを見ていた。

「…えっと」
「ふーん…」
「…どうかした?」
「いや、それっぽくないなぁと思ってさ。
 天の御遣いってぐらいだから、後光の一つや二つ、あると思ったんだが」
「いやいや、俺普通の人間だから」

 反射的にそんな言葉が口をついた。
 それは、先ほどから何度も同じようなことを言われていたせいでもあるけど。
 反射的にそう言ってしまったのは、どこか恥ずかしかったからだったり。

「…っと。忘れてた。
 俺は北郷一刀。姓は北郷、名は一刀、字はなし。
 なんか、天の御遣いとか言われてるけど、聖フランチェスカ二年のただの学生。
 正直、自分がどういう状況下に置かれてるかわからないで困ってる」
209名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:17:31 ID:M1SDqkoq0
 慌てて言った言葉にも、公孫賛は特に気を悪くした様子はない。
 そんな些細なことで、いい人だなぁ…なんて思ってしまった。

「お、そういえば名前聞いてなかったな。
 …で、結局お前は天の御遣いじゃないのか?」
「俺自身はそうじゃない、と思ってる…んだけど」
「けど?」
「状況証拠からしたら、どうも俺みたいな気がしないではない…というか」
「いや、わけわかんないし」

 割と鋭いツッコミ。かといって感心してても話は始まらない。
 このままここに閉じ込められてるわけにもいかないのである。

「うーん…つまりさ。
 俺自身は天の御遣いだの何だのと呼ばれる人間じゃないけど、流星と一緒に墜ちてきたのは俺じゃないかな、と。
 結果として、占いの話に出てくるのは俺なのかもしれない、というわけで」

 先ほど、兵士の人から聞いた、管輅の占い。
 そして本当に五台山の麓に落ちた流星。
 さらには、ほとんど汚れらしい汚れがなかった俺の服。
 それらの情報を組み合わせれば、俺でも一応こういう結論にはたどりつける。

「ああ、そういうことか…って、墜ちてきた?
 どこからだよ」
「いや、それがわかれば苦労はないんだけどさ」
「おいおい」
210名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:18:28 ID:M1SDqkoq0
 公孫賛は目を閉じて、溜息。
 そんな顔も可愛いなあ…じゃなくて。
 このまま、何も説明しないと何か疑われそうな気がしたので。
 先ほどまでいろんな人に繰り返してきた話をまた話し、ひと段落ついたところで、公孫賛はやっと納得してくれた。

「…まあいいか。とにかく、噂になってる天の御遣いはほぼお前で間違いない、と」
「多分、ね。俺自身はそんな大層な人間じゃないとは思うけど」
「確かに天の御遣いにしちゃ、貧相だよな」

 さくっと言われたその言葉に、傷つかなくもない。
 とはいえ、それを否定することもできないわけで。
 間を探って目を泳がせた後、俺はずっと言いたかったことを口にした。

「あー…とにかく、拾ってくれてありがとう」
「な、なんだよ急に」

 礼の言葉に、何故か動揺する公孫賛。

「いや、公孫賛…さんが拾ってくれなかったら、俺はあそこで野垂れ死んでたかもしれないわけで」
「ま、まあそりゃあそうだな」
「となれば、公孫賛さんは命の恩人だろ?
 命の恩人に礼を尽くすのは当然、というわけ」
「うー…そうかもしれないけど、正面から言われるとこっ恥ずかしいなぁ…」

 俺の言葉に対するその反応で、やっぱりこの人はいい人なんだなー、なんて再確認してると。

「と、とにかく、公孫賛さんはやめてくれ。
 伯珪でいいよ」
「字で呼んでいいの?太守様なんだろ?」
「いや、そんな溜め口で言われても説得力ないだろオイ」
211名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:19:45 ID:7QQVfJHV0
支援
212名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:23:54 ID:cGQagOfV0
支援
中々惹かれる。
213名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:39:06 ID:qIoVDJt60
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> さるってやがる!(支援が)ゆっくりしすぎたんだ!<
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^^Y^^Y^^Y ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7         r' ̄i __   _____   ______
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7    , - 、 ゙‐- ',´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ   {   }   'r ´          ヽ、ン、  r'⌒',
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ   `‐-‐'   ,'==─-      -─==', i  !、_丿
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ    ◯     i イ iゝ、イ人レソ     i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'          ,レリイi (ヒ_]     / _ルヽイ、i .|| ○
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!           ,,/!Y!"" ,___,  ヒ_ン ) 「 !ノ i  |-‐、,,
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    ,,r-─(_)      ヽ _ン   "".ノ !.; ヽ ヽ `,
                    (                        ,r‐″
                      ̄つ                 ,r─‐‐''
                      (´              ,r──'
                       ̄ ゙̄'───--------‐'
214名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 20:46:52 ID:2UhuXpg0O
なんてこった
215名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:02:32 ID:VDJHcqJs0
大きな投下があったりなかったりしている
支援不足かな?いや ちがう 違うなぁ
支援はもっと ばぁー!って動くもんな

暑っ苦しいなぁ ココ。投下ないのかな?
おーい 投下してくださいよ! ねえ

マジごめんorz
216名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:02:39 ID:cGQagOfV0
もう一度支援
217名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:04:54 ID:M1SDqkoq0
 目を閉じて、そんなことを言う公孫賛に、思わず笑みがこぼれてしまう。

「じゃ、伯珪。本当にありがとう」
「ああ、どういたしまして。
 で…お前、これからどうするんだ?」
「うーん…」

 腕を組んで、首を捻る。

 どうやって元の世界に戻る?そんな方法なんてさっぱりわからない。
 どうやって雨露をしのぐ?家なんてない。
 そもそも…どうやって飯を食う金を稼ぐ?

「…どうしよう」
218名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:06:11 ID:M1SDqkoq0
[三]

 かくして、見たまんま人のいい公孫賛さん…伯珪は、俺を城に置いてくれることとなったのだった。
 流石にただ飯を食らうわけにはいかないので、いくつか仕事はもらったけど。

 とはいえ、いくら人のいい(ように見える)彼女でも何も考えていないわけではないんだろう。

 聞いた話では…世は乱れている。
 おそらく今は、名高い黄巾の乱が起こる、少し前の時代。

 宦官達による皇帝の傀儡化、地方の腐敗。
 増加する盗賊、荒れる田畑。
 彼女がこの先の、英傑達が鎬を削る乱世を予想してはいないまでも、乱れた世を治めたいとは思っているはずだ。

 そんな最中、噂どおりに天の御遣い…かもしれない、俺が現れた。
 果たして彼女が、本当に俺を天の御遣いと思っているのかはわからないが。
 それでも、俺を担ぎあげる奴らが現れるかもしれない以上、手元に置いておいたほうがいいと考えるのが普通だろう。

(…本物のお人よしにも見えるけどなあ)

 心の中の思いと重なるように、彼女の困ったような笑みが頭を過ぎる。
 男だったら、あんなに可愛い女の子は助けたい、と思うものだし、一宿一飯の恩義もある。
 何より、やっぱり公孫賛は普通の「いい人」にしか見えないのだ。
 だからこそ。

(とりあえず、何か、俺に出来ることがあったら…)

 助けてあげたい、などと分不相応なことを考えて。
 目を、閉じた。 
219名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:08:54 ID:VDJHcqJs0
sien
220名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:12:31 ID:M1SDqkoq0
以上で投下終了です。
残り2レスでさるさん喰らうとは思いませんでした。本当にごめんなさいorz
投下を先走りすぎました…支援してくれた方々、すみませんでした
次回は飲兵衛で筍好きなあの人が登場する予定です
一人称は苦手なので、どこか違和感があったら是非教えてください。
ではまたッ!
221名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:14:28 ID:DgZDIcB10
>>220 
GJ!次回の星に期待ですな
222名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:19:14 ID:VDJHcqJs0
乙です
そしてまとめサイト……もう更新している
223名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:21:53 ID:id5Vuj9ZO
投下乙〜
>>222
なん…だと?
速いぜw
224名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 21:25:35 ID:2UhuXpg0O
ここのところ投下が多くて幸せ死しそう
ハム可愛い…ていうかいい人だ普通にwww
22521:2009/01/12(月) 22:16:56 ID:QEaM3aeP0
袁術軍ルート続き2レス投下させてもらいますね
22621:2009/01/12(月) 22:19:27 ID:QEaM3aeP0
この世界にきてから俺の生活は一変した。

いつも朝起きると、七乃さんは先に起きてて俺や美羽の朝食を作ってくれている。
聖フランチェスカの寮でも朝食はあったが、食堂での食事と七乃さんの手料理では比べるまでもない。

そんな七乃さんに頼まれて美羽を起こしにいくのがその日の俺の最初の仕事だ。
美羽は朝が弱いらしく、一度としてすんなり起きてくれた事がない。
あんまり起きないんで毛布を引っ剥がしたら、美羽が布団におらず
引っ剥がした毛布にしがみついて寝ていてビックリした事もあった。

美羽がおねしょしてるのを知ってしまい、無礼討ちされそうになった事だってある。
美羽も女の子だし、おねしょを俺に見られるのもと思ったので
七乃さんに代わってくれるように頼んだんだが、
満面の笑顔で『えー だからいいんじゃないですかー♪』
と決して代わってくれなかった。


七乃さんの作った朝食を三人で済ますと、美羽と一緒に七乃さんから読み書きの手ほどきを受ける。
書くのはまだ難しいんだが、おかげで簡単な書類ぐらいは読めるようになってきた。

読み書きの授業が終わると、ごく潰しといわれないよう二人に見送られて城内の手伝いに出かける。
新参者で天の御使いなんて呼ばれてる俺は、古参の将軍や文官たちに疎んじられそうだが、
袁家では美羽の決定が絶対で、疎んじられる事もなく親切丁寧に仕事を教えてくれた。
おかげで城のみんなとも気軽に話せるぐらいにはなった。

勉強や昼寝を終えて退屈になった美羽が、『視察にきたのじゃ!』と俺の仕事の邪魔をしにくるのも
もはや城の風物詩として受け入れられている。
22721:2009/01/12(月) 22:22:24 ID:QEaM3aeP0
七乃さんはというと、各地からの報告や各部署への指示を
美羽が昼寝している2時間ぐらいで全て終わらせているらしい。
最初はのんびりした人だなーとか、なんでこの時代にスチュワーデスのコスプレ?と思いはしたが
七乃さんてかなりデキる人だと思う。

日が暮れて仕事を終えて戻ると、七乃さんの作ってくれた夕食を美羽と三人で食べ、
二人が風呂に入ったあとに風呂を使わせてもらい一日の疲れを癒す。
この時代、風呂はかなりの贅沢で、毎日入れるのなんて相当の上流階級でないと無い事なんだそうだ。

俺のいた世界では、毎日風呂に入れると教えたときに、ついでに銭湯の話をしたんだが、
衛生状態が上がれば、病気も防げるし入浴料収入が見込めるという事で
七乃さん肝いりで大衆浴場の建設が進められている。
前評判も上々みたいで、少しは役に立てたのかなと思うと俺自身もうれしくなる。



そんな暮らしに慣れた頃、七乃さんの放っていた細作から急報がもたらされた。

曰く
「揚州の孫堅、劉表軍との戦闘で敗死!」

22821:2009/01/12(月) 22:27:02 ID:QEaM3aeP0
以上です。

堅ママがどういう口調かも不明なので、ひっぱらずにさくっとお亡くなりになりました。

強力な武将がいない袁術軍なので、他勢力をうまく利用する形で進んでいけたらと考えてます。
国としては一刀知識を七乃が実用化する事で、経済力などを強化してがんばる予定です。
軍としては
・兵数が多めなこと
・漫画センゴクにあるような三間槍を一刀が思いついたらちょっとだけ強くなります。それまでは数だけ軍隊です。
229名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 22:45:22 ID:FJo1mkLs0
乙!この世界の一刀もきちんと受け入れられているようですな
そして、一刀がいればそこまで孫策に敵視されなく・・・・・・なるといいですね。
武将の質・量は圧倒的に劣っていますから・・・・・
230名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 23:08:09 ID:00RAEFvmO
GJ!
ハムも美羽もかあいいよ。
231名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 23:29:54 ID:vkEECUY90
武でなく政重視の天下統一
一刀の持つ知識が有効に生かされそうで先が楽しみです

ところで、まとめサイトの妄想伝で袁術軍ルート3とサイド呉2話が逆になってるんだけど
そういう報告ってここでいいんですかね
232名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 23:54:23 ID:haubomBi0
>>231
あそこは元々このスレのまとめとして出来たものだし昔から報告には大抵すぐに対応してくれるから問題ない
233名無しさん@初回限定:2009/01/12(月) 23:59:39 ID:7QQVfJHV0
SSというか、予告編風ですが
魏ルートED後でちょっぴりこっそり2レスほど置かせてもらいまふ
234名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:01:09 ID:7QQVfJHV0
…気が付いたら学校の保健室で寝ていた。

あの世界の出来事は夢だったのだろうか?
胡蝶の夢…華琳の言ったように、俺の見た夢に過ぎなかったのだろうか。
そうかもしれない。そうじゃないかもしれない。

…でも、例え夢でも。
「…この光景だけは覚えておきなさい。」
そう、決して忘れはしない。あの日々を。あの世界を。そして出会えた皆を。
「でも、私は後悔していないわ。」
そして誰よりも。あの誇り高き王を。寂しがりやの女の子を。絶対に忘れはしない。

…だから。俺は俺の世界で先に進まなきゃ。
立ち止まる事は、あの世界の皆を。あの世界での全ての出来事を。そして何より、それを教えてくれた華琳を。
穢してしまう事になる、そう思うから。

だけど、今だけ。格好悪いけど、少しだけ。歩き始める前にほんの少し泣く事を許して欲しい。


 真・恋姫☆無双 〜アナザーエピソード〜
    『 久遠の想い 』
235名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:01:44 ID:4pPIL4PM0
学園に戻り、いつもの平穏だけどちょっぴり騒がしい日常に戻った一刀。
胸の奥の、心の底の大きな想いに時々引きずられながらも過ごす毎日は、しかし唐突に終わりを迎える。

── 失われたと思っていた絆は、しかし途切れていなかった ──

「えー今日は皆さんに転校生を紹介します。」
「…西園寺華琳です。よろしくお願いしますね。」

── 人の想いは世界を超え、運命の輪を回す ──

「…1800年ぶり、とでも言ったら良いのかしらね? 一刀。」
「か…り、ん…?」

── 異なる世界の2人が再び出会う時、新たな物語の幕が開く ──

「…お、おい、華琳。家、帰らないとマズいんじゃ…。」
「や。」
「いや、『や。』 じゃなくてだな…」
「……ずっといるって、いったじゃない……。」
「……。」
「恨んでやるから、そうも言ったはずよ。」
「……ああ。そうだった。」
「だから…。」

「…私の1800年の寂しさを、少しは埋めていきなさい。満足するまで、絶対に帰らないから。」

236名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:03:49 ID:4pPIL4PM0
あ。一回sage忘れてるorz

以上です。 一刀帰還ではなく、現代でめぐりあう無印ED方向にしてみました。
237名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:05:29 ID:rlvZX7ea0
>>236
おぉこれは期待

しかし西園寺と聞くと某学園日々が頭に
238名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:05:30 ID:bfcBA2YV0
一千年と八百年経っても愛してる
239名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:17:55 ID:JAPAZ6ub0
この世界の華琳の家は
父ちゃんが春蘭で母ちゃんが秋蘭だな。
240名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:28:38 ID:/no5IwZH0
>>237
オレ的には、女で西園寺ときくと、マリィがおもいうかんでしまう。
241名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:34:27 ID:TM601TVlO
投稿乙
袁術ルートの七乃がいいな
二時間しか働かずに統治できてるのがそれっぽくて(笑)

欲を言えば美羽が一刀にくっついてまわってる描写をもっと書いて欲しいぜ




萌的な意味で。
242名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:45:37 ID:YM17YM3c0
>>240
よお同年代
243名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:48:52 ID:D8GQd3fL0
>>240>>242
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)


ところで空気読まずに投下しておk?
萌え要素皆無なんだが
244名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:50:59 ID:1LRqSLpY0
投下不可なのは投下中と投下待機中と次スレ待ちのみだ
えぐるように行くべし
245名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:52:14 ID:D8GQd3fL0
んじゃお言葉に甘えて

及川の口調はあんまし覚えてないんで違和感あってもスルーでヨロ
246夢の跡:2009/01/13(火) 00:53:34 ID:D8GQd3fL0
『行かないで、一刀!』
 自分を必死に引き止める、悲痛な叫びを耳に残しながら一刀は目覚めた。
 ぼんやりとした視界が最初に捕らえたのは真っ白い天井だった。
 ゆっくり見回すと、テレビやガラス窓など以前は見慣れた物が目に入る。
 自分が寝ているのが病院のベッドらしいと言うのも認識できた。
 しかし一刀が今の状況について感じたことは1つだけだった。
「帰って来ちまったんだな、俺」
 ポツリと呟く。
 それは長くも儚い、夢の終わりだった。

 目覚めた後、一刀は自分の身に起こった出来事を聞いた。
 授業中に突然何かに驚いたように窓の外へ顔を出すと、それっきり意識を失い、丸二日眠っていたと
言う事だった。
 あちらで過ごした日々が、この世界で僅か二日間の出来事でしかなかった事に一刀は驚いた。
(あれが本当に夢だったと言うのか?)
 だが直ぐにその考えを払拭する。
 夢と片付けるには、彼の頭はあまりに現実味を持って彼の世界の事を憶えていた。
 血と鋼に彩られた戦場の臭いも、愛しい少女の甘い香りと肌の感触も。
(彼女たちと──華琳や春蘭・秋蘭達との想い出が只の夢なんかである筈がないじゃないか)
 なら、胸を張ろう、そう思った。
 自分は為すべき事をやり遂げたのだから、と。
247夢の跡:2009/01/13(火) 00:54:36 ID:D8GQd3fL0
「おーい、かずピー」
「ん?ああ、及川か。何か用か?」
「いや、別に大した用やないんけどな。かずピー、最近妙に景気悪そうな顔してるやんか?」
「そうか?そんな事も無いと思うけど」
「いやいや、なんや遠い目してシリアス決めてる時あるで?」
「き、気のせいだろ?」
 内心ドキリとしたのを何とか覆い隠す。
 何時の間にか華琳たちの事を思い浮かべてる事が多いのは自覚していた。
「気のせいなんかやないて!おかげでクラスの女子も『最近の北郷君って陰があってちょっと格好良
い』なんて噂しとって羨まし……いや、俺も心配しとんねんて」
「……今、本音が駄々漏れしてなかったか?」
 思わず半眼を返す。
「ま、まあ、そんな事よりやな、かずピー三国志とか好きやったろ?」
「何だよ、藪からスティックに?」
「……。昨日ネットで三国志関係のおもろい話見つけてん」
「スルーするなよ。──で、面白い話って?」
 一刀が食いついてきたのを見て、及川がニヤリと笑った。
「かずピー、前に歴史の課題で一緒に資料室行った時、俺が鎧を見て可愛い女の子が着てたかもって
話したら、くだらない妄想だとか何とかバカにしたやろ?」
「え!?あ、ああ……そんな事も……あったな」
 先ほどよりも大きく鼓動が跳ね上がった。
 美しくも勇壮な少女達の顔が脳裏に浮かぶ。
「んー?どうかしたんか、かずピー?」
「いや、何でもない。──それで?」
248名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:55:34 ID:D8GQd3fL0
「おお!それがな、最近あの魏の曹操が女やった、っちゅう説が出てきたそうやねん」
「!?」
「それどころか夏侯淵や夏侯惇、荀ケみたいな武将や軍師達も女の子やったらしいんや」
「そ、そんな話何処で……?」
「何でも曹操の城の1つやと思われてる城跡から、当時の竹簡が見つかったらしゅうてな。それがどうや
ら曹操の自伝っちゅうか回想録みたいな物らしいんやて」
「……」
「お、流石のかずピーもちょっと気になるか?」
「いいから続きを話せ!」
「な、なんや、バカにしてた割には随分と食いつくやないか」
 一刀の剣幕にやや鼻白む及川だったが、促されるままに言葉を繋いだ。
「俺もネットでちょっと見ただけやから詳しい内容はよう知らんねん。けどそれによると夏侯淵は定軍山
で討ち取られなかったり、赤壁では魏が勝ってたり、最終的に曹操が天下統一して劉備や孫策に国を
任せてたりと、所謂トンデモ本の類やな。ほんでうちの学校の図書室にはその竹簡の内容を翻訳した
本があるて図書委員の子が言うてたから、かずピーも一緒に見に行かへんかと誘いに──ってかず
ピー!?ちょ、一人で行くなや!」
 いきなり駆け出した一刀の背中を及川の声が追うが、既に一刀の耳には届いていなかった。
249名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:56:16 ID:CENjIrtv0
魏ルートから派生の風や星たち(名前が)雅組とそのまま一緒のが俺の妄想(と書いてニーズと読む)と合致しすぎててやばい

>>241
俺がいる
一刀に懐いてる美羽が見てみたい、小動物的な意味で

>>まとめの人へ
袁術4が121の続きになってますけど、たぶん145の続きの間違いだとおもうんで一応ご報告を
250名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:56:49 ID:D8GQd3fL0
「……ハァハァ。これか」
 図書室に駆け込むなり書架の整理をしていた1年生を問い詰め、目的の本を手にすると、すぐに一刀
は内容へ目を通し始めた。
 そこに記されていたのは、一刀が彼の世界で体験した歴史そのものだった。
 様々な想いが溢れ出しそうになるのを必死で堪えながら読み進める。
 そこには彼がこの世界へ帰ってきた後の出来事も幾つか書かれていた。
 曰く、幾度か異民族の侵攻があったものの、その都度三国が協力して敵に当たり撃退したこと。
 曰く、曹操は生涯夫を取らず、養子を迎えて丕と名付け跡継ぎとしたこと。
 曰く、家臣も独身を貫き、養子を持っていたこと等々──。
「華琳、春蘭、秋蘭、季衣、流琉、凪、沙和、真桜、霞、稟、風、天和、地和、人和、ついでに桂花……」
 胸が詰まる程の想いと共に、一人一人の名を呼ぶ。
 そして最後の文章を目にした時、ついに一刀の中で堪えていたものが決壊した。
 それは曹操が天寿を全うする直前に書かれた言葉であると説明されていた。
『我魂永遠有一刀共也(我が魂、永遠に一刀と共に有り)』
251名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 00:57:23 ID:CENjIrtv0
割り込みサーセン
次から投降前はリロードします
252夢の跡:2009/01/13(火) 01:01:20 ID:D8GQd3fL0
「お、いたいた。──おーい、かずピーっとと……」
 大声で一刀に声を掛けた及川だったが、周りの生徒達に睨まれて慌てて声を落とした。
 バツが悪そうな表情で一刀の席まで来ると、一刀の肩に手を置いて背中越しに本を覗き込んだ。
「ったく、さっさと行きよってからに。まさかそないにかずピーが興味持つとは思わんかったで。んで、ど
うやった、曹操ちゃんは──って、あれ?」
 そこまで喋って及川は手を置いてる一刀の肩が震えているのに気づいた。
「な、なんや、かずピー、泣いとるんか?」
 一文章を両手で包み込むようにして涙を流す一刀の姿に及川がうろたえた様な声を出すが、今の一
刀には気にもならない。
 それよりも愛した少女が、終生自分を想い続けてくれていた事実がただひたすらに嬉しかった。
 やがて、涙の止まった一刀が立ち上がると、居心地悪そうに立ち尽くしていた及川がホッとした顔を向
けて話しかけてきた。
「な、なんや、曹操ちゃんが女の子らしいって分かって泣くほど感動したんかい。かずピーも意外とすけ
べーやないか」
 しかし及川の軽口には答えずに、
「なあ、及川。俺ってこの世界で何が出来るんだろうな?」
「な、なんや急に?」
「俺、思うんだ。きっと俺にはこの世界でやるべき事があるんだって」
(そして、その為に帰ってきたんだろうって)
「ま、まあ、人間ちゅうんは何かしら意味を持って生まれて来とるもんやろうからなぁ。きっとかずピーに
もかずピーにしか出来ん事があるんとちゃう?」
「ああ!俺はそれを見つける。そして必ずやり遂げて見せる!」
「なんやよう分からんけど、かずピーが元気出たんならそれでええわ。ま、頑張りぃや」
 苦笑する及川を尻目に、一刀は一人決意を固めていた。
(この世界での俺の使命をやり遂げたら、きっとまた逢いに行けるよな、華琳)
 その時に胸を張って彼女に逢えるように。
 彼女の想いに恥じる事の無いように。
 一刀はこの世界での一歩を踏み出したのだった。

 END
253名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:02:03 ID:UDPmZpYv0
>>250
それ帰った一刀が歴史資料でその一行見たら面白いかななんて
254名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:02:24 ID:D8GQd3fL0
以上ですた
途中の漢文は適当なんであまり気にしない方向で
あと1レスタイトル付け忘れたorz
255名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:07:11 ID:YM17YM3c0
乙ー
元の世界に帰還した一刀がアレは夢だったのかと悩んだ場合自分のち○この色を確かめたら一発なんじゃないかと思った俺は詠とちんきゅーにダブルキックかまされて来ますね
256名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:14:30 ID:/no5IwZH0
>>250
後の歴史家が、曹操は刀剣マニアだったとか
武人だったとか残しそうな言葉ですなぁ
257名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:26:23 ID:chZqg9Bn0
桂花はついでですか、そうですか・・・orz
258257:2009/01/13(火) 01:27:08 ID:chZqg9Bn0
下げ忘れた・・・orz
259名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:28:13 ID:2Jq9VyxJ0
>ついでに桂花
こいつだけは実子がいた
誰の子かは推して知るべし! ということだろう。そうだろう!?
260名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:28:47 ID:2Jq9VyxJ0
下げ忘れた・・・orz
261名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 01:29:13 ID:WxrWSDI30
お前らは本当に桂花だけを妊娠させるのが好きですね
262名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 02:12:16 ID:TM601TVlO
9日にたったこのスレがもうこのレス数か
263名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 02:21:16 ID:/no5IwZH0
まとめサイトの人
見てたら
>>187
が抜けてるみたいなので、直してほしいです。
264名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 10:37:12 ID:/no5IwZH0
今朝、かくにんしたら、直ってた
ありがとう、まとめサイトの中の人
265名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 11:21:16 ID:ug7zXNnu0
>>261
一番おいしい展開になりそうなんだからしかたない
266名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 12:11:10 ID:JAPAZ6ub0
桂花以外全員妊娠のほうが嫉妬心を煽れそうだが。
267名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 12:23:15 ID:UDPmZpYv0
全員が子供の名前やら育児の話してる所一人ぽつんと…
268名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 12:56:55 ID:B58itbOg0
それはかわいそう過ぎる

269名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 13:27:15 ID:TM601TVlO
やはり昼間は投下ないんだよな
270名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 13:31:43 ID:Uso3zQHO0
平日の昼間に投下する人は無職やニート、フリーターか、たまたま休みな人くらいだろう
271名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 13:45:21 ID:bfcBA2YV0
たまたま休みだがまだ書けん。
272名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 14:32:53 ID:KM9E7kN3O
同じく休みだが真桜の口調で詰まって進まなくなった…
もう沙和ネタは諦めるか
273名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 14:34:26 ID:7eDm4Odr0
あきらめたらそこで試合なんとやらだ
274名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 14:50:30 ID:PrRLSvT40
真桜は知り合いの大阪人作家に校正頼んだよ……難しすぎだろ、大阪弁。
275名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 14:51:10 ID:3rq1NIIh0
俺は、進まないときは原作にあたる(恋姫の場合はゲームをやりなおす)なあ。
ということで魏ルートをやりなおしてるw
帰還するのは当然として、一刀帰還後の話がやりたいw
276名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:26:40 ID:JWpka/7T0
ゲームに出てない武将とかをオリキャラとして出すSSとかってダメかな
アニメで水鏡先生が、朱里には姉と妹が居るって言ってたから
姉妹再会ネタとか考えてたんだけど…つか、はわわの妹が想像できない
277名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:28:01 ID:+U94FpbW0
はわわの姉妹は姉じゃないかな
たしか呉にいるんだっけ
278名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:29:59 ID:xoczIZ1l0
投下前に注意書きでオリキャラありとか書いておけば問題ないけど
ただ念のために批判を受ける覚悟だけはしておいた方がいい
上でも言われてるがオリキャラやクロスに面白いSSは滅多にないし
ここの住人は内容に厳しいからね
279名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:31:30 ID:Gg9vQy400
>>277
妹は魏
280名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:33:50 ID:TM601TVlO
何度もSS書こうと思ったさ。
あふれんばかりの妄想をキーボードに叩きつけてやろうとかじりついてたさ。

だが書き出しが決まらずいつも断念なんだぜ
281名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:43:16 ID:rlvZX7ea0
>>279
長、諸葛瑾→呉
次、諸葛亮→蜀
末、諸葛均→蜀

魏に仕えてるのは従兄弟の諸葛誕
282名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 15:58:18 ID:KM9E7kN3O
>>274
やっぱり大阪弁難しいよな
どうしても真桜っぽくない不自然な感じになっちゃうんだよ

>>280
そういうときは書くのが決まってる場面から書いて後から足していけばいいんだ
原稿用紙に書くわけじゃなし、いくらでも順番を入れ替えられるんだからな
283名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:03:41 ID:3rq1NIIh0
諸葛誕ってみる度に、諸葛タンか、ロリキャラかな、とか思ってしまう。
284名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:03:58 ID:xoczIZ1l0
大阪生まれ大阪育ちの俺が言うのも何だが
アニメやゲームで使われてる大阪弁は程度に差はあれ誇張されてるからなぁ
285名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:20:16 ID:atZBsjJg0
コナンに出てくるベジータの声の探偵は漫画の関西人ってかんじで
リアルなかんじだと電王のキンタロスとか
286名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:33:09 ID:edtiXyeeP
ちなみに大阪弁っていうのは関西弁の中でも一部地域で使われてるものだよ
真桜とかが使ってるのは関西弁であって大阪弁ではないので注意
287名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:38:07 ID:7eDm4Odr0
奈良とか京都だとまた違うもんね
そんな俺は関西人じゃないけれど

参考までによかったら大阪の人大阪弁でレスしてくれない?
288名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:42:38 ID:xoczIZ1l0
大阪弁って言われても実際に使ってるのは年配の人とか極一部の地域の人だよ
大阪に住んでると言っても今書き込んでるように普通に話す人がほとんど
289名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 16:49:18 ID:3rq1NIIh0
方言ってどれも話し言葉だからなー。
文字にするのは難しいのはあるよなー。
290名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:03:17 ID:rwt7u6SQ0
若い世代だと子供の頃からネットやテレビに触れる時間が多いから、
完全に方言を使いこなせているかってのも怪しい所があるな。
291名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:06:57 ID:0Sgg2ktuO
大阪弁でも河内弁(南部)か摂津弁(北部)かで結構違うしな
292名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:10:28 ID:Q+N3rDJ/0
大阪市在住20代後半だけど友人関係でも会社でも取引先でも関西弁なんて時たましか出てこないよ。
293名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:12:10 ID:NfOLtNZ8O
お笑い芸人にも関西出身なのに関西弁ちゃんと使いこなせてない人もいるしね。
294名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:17:56 ID:Q+N3rDJ/0
ていうか使いこなすも何も敢えて使いと思う人の方が少ないと思うぞw
295名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 17:18:35 ID:Q+N3rDJ/0
おっと失礼 ×使いと ○使いたいと
296名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 18:23:18 ID:9gNHiBxr0
失礼します
董卓軍ルート妄想SS No.2
ttp://www.tinami.com/view/51989

TINAMIの恋姫祭の方にupさせていただきました
よろしくお願いします。
297名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 18:31:44 ID:4yXeXF3tO
>>279
ちなみに諸葛瑾は孫権に絶大な信頼を受けるほどの人物
能力はオールマイティな上性格もよく呉の相談役
出てほしいけど微妙にちんこのポジションと被ってるからな・・
298名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 18:46:12 ID:bfcBA2YV0
BaseSon賞とかあるから投稿してみたくもあるが、期間が短すぎだな。
もっと早く知っていれば…
299名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 19:09:42 ID:kwY3RSsHO
べつに金田一先生じゃないんだから方言とか適当でいーしょ
まおーや霞のもかなり適当だよ
大体 標準語すらめちゃめちゃなんだから
300名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 20:25:21 ID:c6vgogGZ0
拘りすぎても逆にこんなのうちの方言じゃねぇって言われるのがオチだからな
関西弁とかは特に
301名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 20:38:04 ID:Fo6IUP+R0
関西人の奴が関西弁の文章書いても変だって言われるんだからこだわる必要なくねー?ってか俺かー
302名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 20:50:27 ID:7eDm4Odr0
>>300
道民だけど俺も北の国から見てて思った
実際今の人ほとんどなまってない「〜だべ?」くらい

まあ本州の人から聞けばなまってるのかも知んねーけど
303名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 20:52:25 ID:3rq1NIIh0
まあ、だいたいは無意識に使ってるもので、自分たちはなまってないと思ってる。
創作物のは、はっきりわからせるためあえて誇張してある。
なので、真桜とかの関西弁キャラのときは、「創作物のテンプレ」的関西弁を使えばいいのだ。
304名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 21:04:50 ID:bfcBA2YV0
じゃりんこチエとかいいんじゃない?資料的に。
305名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 21:04:57 ID:IFVv0bxj0
「怪しげな河内弁」と言っておけばおk
306名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 22:01:34 ID:8WGaVZqz0
なんか某ラジオを聞いてたら
姫将軍孫策〜一刀って本当に最低の屑だわ!〜 とか
武将乙女思春〜蓮華様、淫らな私をお許しください〜 とかいう題名がフラッシュバックした
…どーしろというんだ
俺は明らかに需要が少ない益州√のSSを書かなければいけないというのに…
307名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 22:06:56 ID:3rq1NIIh0
>>306
その、見事にマッチしたタイトルをやめろw
せっかくサトウユキが鼻声出さずに聞きやすい演技してるというのにw
308名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 22:30:14 ID:NfOLtNZ8O
しおふき孫策「だめ、一刀!何か出ちゃうぅ!!」
309名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 22:31:28 ID:hppIYCh8O
>>306
全て書くんだ
310名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 22:42:10 ID:ingyRIkk0
>>306
益州SSいらないからこれ書いてくれ
>>姫将軍孫策〜一刀って本当に最低の屑だわ!〜

自前で声当ててくれたら最高
311メーテル:2009/01/13(火) 23:35:54 ID:Eg+ZT37s0
わたしの名はメーテル……
人に紹介されて前スレ>>783と桂花の乱を読んで、インスピレーションを得た女。
10分ほどしたら、投下したいのだけれども、良いかしら鉄朗……
312名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:37:54 ID:bfcBA2YV0
よろしくないわけがあるか?必要とあらば支援させていただこう。
313名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:39:07 ID:lz3Fggk90
>>311
まぁ見せてもらいましょうか
314名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:39:47 ID:V8sD48jc0
座して待つ

今更だがこの板、文字数&行数制限も連投制限も
SS投下に向いてないな…
315名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:45:10 ID:IFVv0bxj0
>>314
32行はまだしも、2048バイトは結構厳しいよなw
316メーテル:2009/01/13(火) 23:45:19 ID:Eg+ZT37s0
 それはごく普通の日々の一場面、なんの変哲もない朝議の終わり。
 そこで華琳が発した一言から始まった。

「ところで桂花、あなた……最近太ったのではなくて?」

 ――体重。
 それは常に女性の背後にあって機を伺い、隙あらば襲いかかってくる、恐るべき敵である。
 その戦闘力はと言えば、武官の筆頭魏武の大剣♂ト侯元譲と、軍師の筆頭王佐の才∽、文若の両名が硬直し、勇猛を馳せる李典、于禁らもガタガタと震えだしたことからも明白であろう。

「そ、そそそそそそ、そんなことは、決して……決してございませんっ!」
 敬愛する華琳の言葉であるということも忘れ、桂花はぷるぷると震えながら後ずさって抗弁した。
 顔色は血の気の失せた白、額からは滝のように汗が流れている。
「あら、そう……貴女がそう言うのなら信じましょう。でもね、桂花……」
「は、はい……っ」
 笑顔の華琳。桂花は引きつって応えることしかできない。

「わたし、ブクブクに太った桂花は見たくないわ」

 容赦ないその言葉から、一連の騒動は始まった。


真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」


317真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:48:03 ID:Eg+ZT37s0
「あああああああああああああああ!!!」
 自室にて、蒼天に届けとばかりに雄叫びを上げた猫耳頭巾な彼女は、姓を荀、名をケ、字を文若、真名を桂花という。
 大陸で現在最も天下に近いと噂される、魏の覇王、曹操の側近である。
「このままでは……か、かか、華琳様の……華琳様のお側にいられなくなってしまうわ!」
 桂花は青ざめた顔で、これでもかと慌てふためいている。
 原因は先の朝議の終わりに、主君曹操からかけられた言葉が原因である。

『わたし、ブクブクに太った桂花は見たくないわ。男とデブは死ねばいいのに』

 いつも通りの、気高く美しい笑顔で桂花に向けられた言葉は、余りに残酷だった。
「確かに、最近、着ていた服が合わなくなったりしたけれど……でも、でも……っ!」
(そんなにっ!? そんなにわたし、太ったの!?)
 そう思い、自分の小柄な体を見下ろした。
 ……最近苦しくなった気がする、お腹が見えた。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!?」
 あの時食べた点心か、それともあの時食べた拉麺か、はたまた、あの時食べた回鍋肉か。
 悲しいことに、原因は無数に思いつく。
「馬鹿馬鹿! わたしの馬鹿! だから節制を持って、間食は辞めておきなさいとあれほど……っ!」
 後悔先に立たず。だが、今はそんなことに裂いている暇はなかった。
 そう、一刻も早く――
「華琳様のためにも……自分のためにも、痩せるしかっ!!」
 目尻に光るものを称えた桂花は、拳を天高く掲げてそう吠えたのだった。

「ということで! あなたたち、力を貸しなさいっ!」
 そう言って、どんと机を叩く桂花。
「「えー」」
 という声が上がる。
 丸机の前には、二人の女性が座っていた。午前の仕事を終えて、昼食後の一時を楽しんでいた、真桜と沙和である。
「せやかて、そない言われてもなぁ……」
「困るのー。別に沙和が言われたことじゃ……」
「太ってないっ!」
318名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:48:03 ID:4pPIL4PM0
やべ、いきなり期待大だw
319真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:50:21 ID:Eg+ZT37s0
 再びどんと叩いて荀文若。心なしか、頭の猫耳が、横にずれていた。
「わ、わたしは別に太ったりなんてしてないんだからっ! でも華琳さまがああ仰った以上、わたしは最善を尽くす義務があるのよ!」
「せやけどなぁ、桂花。さっき沙和も言うとったけど、それ言われたのウチらちゃうし。それやのになしてウチらが付き合わなアカンのや。ああそれと、ウチも最近あんた太ったと思うで」
「確かに、桂花ちゃん、最近太ったかなーって沙和も思ってたの」
「キーーーーーーー!!」
 ダイエットとは、一人でやると、長く苦しく果てしない。
 だからこそ彼女は、道連れ……もとい、協力者を求めてこの場に赴いたのである。
 いつも一緒にいるはずの凪は、今日の午後から外征で暫く出払っている、そのことも既に調査済みであった。
「あ、あんた達だって、あの時反応してたじゃない! ガタガタブルブル震えてたの、知っているんだからねっ!」
 桂花がそう言うと、
「いや、アレは条件反射ちゅうか……」
「思わず反応しちゃっただけなの……」
 二人は頬を掻いてそっぽを向いた。
 言われた直後は己がことのようで思わず凍り付いてしまったが、冷静になって考えてみると、関わり合いになる義理はないと気づいた、ということらしい。
「それにな、残念やけど、ウチらこれから警邏の仕事があるねん」
「そうなのー。沙和たちがいないと何もできないぼけなす隊長が待ってるのなのー」
 気のない返事しか返さない二人。だが、桂花は自信に溢れた声で言った。
「ふん、そんなこと。当然分かっているわよっ! だからもう取りはからって昼から非番になるように根回しもしたし、書類も作ってあるわ!」
 そう言って机に二枚の書類を叩き付ける。それは『荀ケ・李典・于禁の三名で、軍事調練の研究を云々』『荀ケ・李典・于禁の三名で新兵器 研究を云々』ということが書かれた書類だった。
 既に後は提出するだけという形になっている書類を見て、二人は呆れたような、げんなりした声を上げた。
「仕事が速いのー」
「でも、そないなこと、ウチら抜きで決められてもなぁ」
 言って机に突っ伏す二人。午後から非番になるのは喜ばしいが、その時間で桂花に付き合わされるというのは堪ったものではない。
 二人は口を尖らせて抗議した。
320名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:52:14 ID:lz3Fggk90
女性にとって体重って過酷だよねぇ。
まぁ支援。
321名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:52:39 ID:hppIYCh8O
支援
322真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:53:23 ID:Eg+ZT37s0
 そのときであった、桂花の目がきらりと光ったのは。
「あんた達がそう言うであろうことも調査済みよ。そして……あんた達を納得させるのに必要なものも、調査済みなのよっ!」
 桂花はそう言うと、足下に置いてあった大きな包みを机の上に重そうに置き、その包みをほどいた。

『『こ、これは!?』』
 たちまち上がる、驚愕の声。

「こ、これは夏侯惇将軍! 凪に壊された、うちの夏侯惇将軍やないか! い、いやちゃう、これはちゃうでぇ! こいつは……夏侯惇将軍の前に三体だけ作られたけど、ふりふりが夏侯惇っぽく無いいうて闇に葬られた伝説のからくり人形、からくり夏侯惇・李里衣やないか!?」
「これ! 阿蘇阿蘇で特集されてた最新の子一揃えなのっ! まだお店で売ってないはずなのに……っ! この間からずーっと沙和、欲しいと思ってたけど、高くて手が出せそうにないから、諦めてた子達なの!」

 からくり人形と服、それらを掲げてふおおおっと気勢を上げる二人組。
 彼女たちを前に、桂花は勝ち誇った声を上げた。
「ふふん、この荀文若の知謀、脳髄に刻み込んだかしら 」
「思い知った知った! ええでぇ! 桂花、あんたの余分な贅肉、こそぎ落としたるでぇ!」
「沙和も沙和も! 桂花ちゃんのお腹の脂肪、しっかりと溶かして尽くしてあげるからなの!」
「元から太ってなんて無いけど、よろしく頼むわよっ!」

「「おー!」」
(ふふふ。単純馬鹿は乗せやすくて助かるわ)
 盛り上がる二人とは対照的に、桂花だけは策士の顔で笑っていた。

 その後、三人はすぐに修練場に出かけて、その場を貸し切った。
 修練場は屋内で、中庭と違って人目が無い。
 ここでなら思う存分―――『だから太ってなんて無いって言ってるでしょ!』―――が出来るというものである。

「それじゃまず、最初は沙和からなの!」
 そう言って沙和が取り出したのは、一冊の本だった。
323名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:55:07 ID:hppIYCh8O
wktk
324名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:55:18 ID:1LRqSLpY0
支援
325真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:56:19 ID:Eg+ZT37s0
「眉裏……、誰?」
「はいはーい。ウチが説明したるでぇ」
 と言って、真桜が説明を買って出た。
 沙和と真桜、何かを説明させるなら断然に真桜であろうと桂花は判断し、そのまま黙って話を聞くことにする。
「これはなぁ、眉裏っちゅう光武帝に仕とった将が、作った言われてる舞踏を組み合わせた仙術の鍛錬法らしいねんけど、それが載ってる本なんやわ……」
「へぇ……」
「その中に痩せる方法、っちゅうのが載ってんのや」
「……へぇ」
 最初のへぇは上あがり、次のへぇは下さがり。
 明らかに信じていないふうの桂花であった。
「あ、信じてへん顔しとる。おっしゃ沙和、軍師さんにしっかり調練つけたるでぇ!」
「……はいはい、なんでもいいからさっさと始めて頂戴」
「了解なのー! それじゃ桂花ちゃんは沙和の動きの真似をしてなのー」
 目的を達せられるならなんでもいいかと投げやりに思い、桂花はそれに倣うことにした。
「ほな、沙和が眉裏な。うちは雪里やるわ」
「はーい、わかったなのー。それじゃ、眉裏の舞踏教練、はじめなの!」




 そんな間の抜けた沙和のかけ声から始まった調練は、桂花の予想を超えて、激しいものとなった。

 あるときは激しく太ももを上げ。
「一二、一二! その調子なのー。ハイ、膝を上げて、上げてなのー!」
「ちょ、ちょっと待って……」
「もう一度!」

 あるときは寝そべりながら体を捻り。
「捻って、捻って、腹筋を使うのー」
「待って、これ、本当にきつ……」
「もう一度!」
326真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:57:32 ID:Eg+ZT37s0
>>325の前に


「……本?」
「そうなの! これが、沙和の痩せるための秘密兵器、『眉裏の舞踏調練』なの!」

を脳内挿入希望
327名無しさん@初回限定:2009/01/13(火) 23:57:57 ID:xqLH3/+CO
支援
328真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/13(火) 23:59:40 ID:Eg+ZT37s0
 あるときは腕を振り回し。
「腰を落として腕を水平に振るのー、一、二、三、四、五……」
「やす、やすませ……」
「もう一度!」

 あるときは左右に拳打を繰り出す動きを繰り返した。
「素早く腕を前に突き出すのー! 一二! 一二!」
「………」
「もう一度!」



 日が西の空へと沈んだ頃。
 まるで新兵訓練の如き激しい調練を終えた三人は、街へと出ていた。
 場所は本郷隊も良くたむろしている酒家である。
「つ……疲れた……体中が、ばらばらになりそうよ……」
「沙和も体中が痛いのー。でもこれは痩せられたって感じがするの」
「せやなー。これは効いたって実感するわ」
 三人はそれぞれ調練の感想を述べた。
 沙和と真桜は体のあちこちを触りながらも、まだ余裕があるのかお互いにこやかに笑っている。
 一方で当の桂花はというと、沙和のシゴキを受けた新兵のように、力尽きて机に倒れ伏したままぴくりとも動かない。
 最初の頃はまだ泣き言を言う気力もあった桂花だったが、半ばを過ぎた当たりから口数も減り、最後の方はまるで喋らなくなり、終わると同時に力尽きて倒れてしまったのだ。
 ちなみに、汚い話、途中で何度か冗談抜きに吐いている。
 その後、残った二人が桂花を介抱し、何とか口かきける程度に回復した頃、この店に連れてきたのだ。

「なんや、そんなにへばってもうて。うちの隊長かてもうちょっと元気にしとったで」
「そうなのー。桂花ちゃんってば、ちょっと軟弱すぎなのー」
「せやな。 そんなんやったら、もし何かあったとき、自分の身も守られへんで」
 そう言ってきゃいきゃいと騒ぐ沙和と真桜。桂花はそれを聞いてがばりと体を起こすと、力の限り大声で叫んだ。
「い、いいのよ、わたしは軍師なんだからっ! 軍師たるもの、武ではなく、知略で戦うものなのよ!」
 桂花の声に、店の中から喧噪が退いた。
 一瞬の静寂。
329真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/14(水) 00:02:12 ID:yllEgY410
 しかし、それを破ったのも、やはり沙和と真桜だった。
「でもー」
「せやけど、運動もせんと、体ぶよぶよにしてもうたら世話ないやろ」
 その言葉に、桂花は肩をがくりと落とした。
「が、我慢よ桂花……。華琳様のお側に仕え続ける為じゃない。大丈夫、やれる、わたしはやれるわよ……っ!」
 俯いて暗くぶつぶつと呟く桂花。その口から漏れた言葉を聞いて、真桜が三回、桂花の肩を叩いた。
「おおっ、言うたねー。よっしゃ、今日は鋭気養って、明日に備えるでぇっ!」
「なのなのー! あっ、桂花ちゃん、ここのお勘定って……」
「……好きにしなさいよ……」
「わーい、やったーなのー!」
「おっしゃー、呑むでぇ。今日は呑むでぇ。おっちゃーん!菜譜持ってきてー!」
「………」
 夜は更けていった。


 翌日、筋肉痛に苦しむ桂花が修練場を訪れると、沙和と真桜は既に準備万全整った様子で準備運動をしていた。
「それで……このがらくたの山は、何?」
 二人一組で体を反ったり伸ばしたりしていた沙和と真桜、その二人の側には、無数のがらくたにしか見えないものが転がっていた。
「気になるかぁ〜? 気になるやろ〜」
 そう言ってしゅたっと立ち上がったのは案の定、真桜である。
「ここにあるんはな、全部、痩せるためのからくりや」
「痩せるためのからくりぃ?」
 ここでまたまた口調は下げ調子。
 まるっきり、疑ってかかる声色だった。
「ちっちっちぃ。きちんと効果あるもんばっかりやでぇ」
「そうなのー。真桜ちゃんのからくり、楽して痩せられるものが一杯なのー」
 真桜の言葉に沙和の追従。それを聞いた桂花の眉が刎ねた。
「……楽して?」
330名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:05:18 ID:+2ljvlVG0
支援だっぜ
331真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」:2009/01/14(水) 00:05:36 ID:yllEgY410
「そうやでぇ。これなんて、腹に巻いて寝そべっとる間にみるみる痩せてくっちゅう代物や! その名も『亜武炉呂丹居久』や!」
「寝ているだけで? へえ、凄いじゃない」
「そや。まだまだあるでぇ。『亜武素雷洞』、『母泥武礼奴』……」
 そう言って嬉しそうに真桜はそれぞれの解説を始めた。
 その様子を見て、桂花はほっと薄い胸をなで下ろした。正直なところ、昨日のようなことをまた今日もやるとなったらどうしようと思っていたところだったのだ。
 筋肉痛で痛い体には『楽して痩せられる』という真桜のからくりは、相当に有り難いものであった。
(いけるわ。これなら余裕で痩せられるわっ! 体を動かさずに痩せるっ、実に軍師のわたしらしい方法じゃないっ!)
「分かったわ。それじゃ、そろそろ始めましょうかしら」
 内面では気合い十分に、表面上は素っ気なく宣言する桂花であった。



 さて、そうこうして二日目の夜。
 筋肉痛はまだ痛むが、昨日の沙和の調練に比べて格段に楽な沙和のからくりを終えた桂花は、自室の箪笥の前に立っていた。
「………これで」
 ゴクリと唾を呑む。
 今、桂花は下を隠す、薄布の下着一枚の格好である。
 そんな姿の彼女が手にしているのは、最近着られなくなったお気に入りの一着であった。
(大丈夫。痩せてる、わたしはこの二日で絶対に痩せてる。元から太ったりなんてしてなかったけど、絶対に痩せてるんだからっ!)
 らんらんと目を輝かせて、強敵を相手にした春蘭もかくやという表情で、目の前の服を睨む。
 そして桂花は、白魚のような足を上げて、
「いざ……っ、尋常に、勝負っ!」
 その服に足を通した。



『い、いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

 一刀の部屋にまで聞こえる桂花の断末魔の悲鳴が届いたのは、その直後であった。
332名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:08:09 ID:ahpdOK/k0
王佐の支援
333メーテル:2009/01/14(水) 00:08:56 ID:yllEgY410
わたしの名はメーテル……文字制限に苦汁を飲まされた女……
前中後編で投下を考えているので、次は失敗しないようにしようと決意を新たにすることにするわ。
それでは、次は明後日に投下予定よ鉄朗……
334名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:10:03 ID:hs7qtAcb0
なんか支援のし過ぎで見辛くなってるな
>>333も投下予想レス数くらいはちゃんと書いてとけ、多少なりとも支援に影響するんだし

>>314
だがエロパロ板にはローカルルール違反だから立てられないんだよな
335名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:10:50 ID:+2ljvlVG0
>>333
乙と言わざるを得ない

もうなんか、発覚したあとのわたわたする桂花が目に浮かぶようで楽しみで仕方ないが
…あ、明後日か…全裸で待つにはちょっと長いな
336名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:19:33 ID:+wICrioA0
オチが分かってる分どうなるのか楽しみで楽しみで

いいぞもっとやれ
337名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 00:29:10 ID:rnFY6yl+0
桂花は完全にいじられキャラになったなw
338名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 01:05:35 ID:ZoB8P1l60
実際やってみてわかったが、SS書くのってもどかしいな
妄想を自由に具現化できるっていうのは良いんだが、
絶対他人の完成品読むよりも先に進むスピードが遅い
意味わからんかもしれんけど、
偶に自分の書いた続きを誰かに書いて欲しくなったりする
しかし、そうしたところで自分の妄想は完成しないという矛盾w
339名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 01:15:55 ID:MEpD9WeL0
>>338
妄想の書きたいところだけ書くわけにいかないからな
かといって駆け足だとよくわからん文章になるし。
340名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 01:43:36 ID:r3/p+DRB0
>>333
GJ。やっぱり桂花は泣いてる姿が一番ですね。
341名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 02:06:43 ID:8M41HPvR0
>>338
妄想のほとばしるところを先にメモみたいにバーっと書いて、その後に帳尻を合わせていけばいいのだ
342名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 02:16:43 ID:hsCJqqAs0
>>341
それをすると、そこだけで満足することもよくあるから気をつけた方がいいw
あと、自分の中ではその妄想が最後まで完成してるのに、まだ最後まで書けてはいないもどかしさ
ってのはかなり厄介だよな
343名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 02:36:09 ID:8M41HPvR0
>>342
大体ラストって結構途中で出来ちゃうもんなw
344名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 09:32:55 ID:EXvoMHubO
>>314 315
32行2048バイトってことは1024文字か
連投規制加えると一度に投下できるのは3072文字
厳しいな〜
345名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 11:40:39 ID:GkjirboL0
次スレになる頃にはだいぶ投稿も減ってるだろうからあまり意味はないだろうけど
エロネギ板に習ってテンプレに投稿ガイドラインでも加えておいたらどうだ?
目安があるだけでも投稿のし易さは違ってくると思うぞ、ちなみにエロネギ板のは

  【投稿ガイドライン】
1.テキストエディタ等でSSを書く。
2.書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
 名前の欄にタイトルを入れておくとスマート。
 なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイトです
3.SSの書き込みが終わったら、名前の欄に作者名を書きタイトルを記入して、
 自分がアップしたところをリダイレクトする。>>1-3みたいな感じ。
4.基本的にsage進行でお願いします。また、長文uzeeeeeeと言われる
 恐れがあるため、ageる場合はなるべく長文を回した後お願いします。

これに前々から言われてる投稿数の告知や、ジャンルに関する事前の注意書き
連投規制の回避方法(あるのか知らんが)などを加えてこのスレ用にアレンジするとか
346名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 11:48:47 ID:LNGRy9GO0
テキストファイルをどっかのロダに上げてリンクでも良し
というか読みにくいし感想レスもつけにくいからそうして欲しい…
347名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 12:05:54 ID:zyOlLVna0
>>346
オレも長文はそうしてくれると嬉しいわ
短いのならここでも良いんだけどな
348名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 12:41:08 ID:BGENJJbB0
制限があると
分割ぶつ切り投下も仕方ない(OK)って雰囲気になるしね
なるべく最後までか区切りの良い所まで書いてから投下して欲しいし
349名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 13:27:05 ID:rGEqzsDzO
オリキャラメインやクロスみたいな原作レイプでなければ何投稿してもいいよ
350名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 14:52:08 ID:8M41HPvR0
>>349
原作レイプかどうかはキャラが生きてるか死んでるかによるよ
351名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 15:33:31 ID:weEIjrkQ0
>>350
オリキャラやクロス系は基本的に主人公以外死んでるしな
352名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 15:41:27 ID:LIIMAfyE0
テキストファイル貼り付けはあんまり好きじゃないなぁ。
スレで読んでるって気がしない。
整形されたのが読みたいのなら、まとめで見ればいいしな。
353名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:14:41 ID:/WX7f9D5O
最近投下多いけどちょっと読みにくすぎる
60行投下できて連投規制も緩いスレならともかく
この板ならテキストファイルでやって欲しいわ
354名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:25:36 ID:ahpdOK/k0
TXTファイルをロダってのは大嫌いだが
まとめに乗る限りは投下だろうがロダだろうが祭りでも
書き手の好きな形式でいいんじゃない?

正直2ch系のSS読み続けたから見にくいのにはなれた
昔は抽出機能でIDや名前を抜き出しながら読んでたけど
今はそれすら必要に感じないw
355名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:27:08 ID:E8AAhLYz0
>>345
こんな感じ?

【投稿ガイドライン】
1.テキストエディタ等でSSを書く。
2.完成したSSをスレに書き込む前に、投下予定レス数や陵辱あり・オリキャラありなどのジャンルを告知する。
3.書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
 その際に名前欄にタイトルや、1/10、2/15のような具合に投下レス数を入れておくとスマート。
 なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイト、最大文字数1024文字です。
356名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:29:06 ID:E8AAhLYz0
>>354
祭りのはまとめには載らないみたいだけどね
357名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:40:17 ID:lWw4v0bL0
>>354
あんまり注文つけるとせっかくの書き手が逃げるしな。
スレで論議を重ねれば重ねるほど投下がなくなる。
358名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 16:54:15 ID:UzOzcUe2O
書き手の好きにすればおk
359名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 17:27:08 ID:wuLHeLeV0
投稿場所はスキにすればいいと思うが、投稿方法については自由にやり過ぎる人の影響もあって
何度も荒れてしまっているし、ガイドライン的なものはあった方がいいんじゃないか?
360名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 17:58:36 ID:bmVkmTZS0
>>354
テキストファイルで投下しようと思ってるんだけど
よかったら大嫌いになるほど駄目な理由を教えて
純粋な参考で
361名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 18:00:28 ID:EXvoMHubO
ガイドラインやテンプレ賛〜成

ちなみにあまりにも長編作品はどうする?
いないと思うが***/100とかいたら……過去最大のSS作品ってどれだっけ?
362名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 18:05:41 ID:ahpdOK/k0
>>360
単純にログ流れで気づくと見れなくなるのと
ファイルの置き場が分散するのが嫌い

個人的好き嫌いな部分なので気にすることはないと思うよ
363名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 18:15:31 ID:rGEqzsDzO
書き手の投下の仕方が気に食わないなら黙ってブラウザ閉じればいいじゃない
364名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 18:19:40 ID:weEIjrkQ0
>>363
言いたい事は分かるがお前のメ欄が気に入らない
365名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 20:03:00 ID:krUR+fBD0
なんか需要がありそうな雰囲気だったのでロダ借りてきた
http://www.uploader.jp/home/koihime/
使う方はご自由にどうぞ、使わない方はスルーを
基本的にはtxtファイル以外は削除します
まとめサイトの方とは関係ありません
366名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 20:23:04 ID:wuLHeLeV0
あまりにも早計だと思うが
それにわざわざ新しく作らなくても専用うp板でtxtも許可してもらえばいいだけだったのに
367名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 20:37:30 ID:krUR+fBD0
消えにくいロダを置いとこうかな思っただけなので、
使わない方はスルーして下さいな
368名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:13:48 ID:YwoQIaXk0
Oの日記

某月某日

気がついたら見覚えの無い荒野にいた、しかも着の身着のまま
状況が把握のため周囲を観察していたところ黄色い布を巻いた
男たちが3人こちらへ向かって走ってきた。
男たちを観察したところどうやら怪我をしているらしい。
声をかけ、応急手当をしてやる。
礼を言う男たちに事情を聞いたところ黄巾党・・・といっていたが
要するに盗賊らしい、光る服を着た男を見つけたので身包みはがそうと
脅していたら恐ろしい筋肉女に襲われたらしい。
ところで黄巾党って信長の野望か何かで見た気がするのだg・・・

盗賊3人組(チビ・デブ・ノッポ)の話を聞いていたところ
唐突にチビがこちらの話をするよう振ってきた。嘘をつく理由も無いため
気がついたらここにいたこと、行き場が無くて困っていることを話したところ
手当ての礼にしばらく泊めてくれるらしい、盗賊の癖に律儀な奴らだ。
ありがたく世話になることにする。
369名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:24:59 ID:m2vg9z3sO
>>368
新たな展開w
期待w
370名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:42:40 ID:1ezf8Im40
結局、投下するときはどうすればいいの?
普通に投下したら、ロダにあげろって怒ったりしない?
371名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:49:29 ID:lH4lbydg0
しねーよw 何のためのスレだw
でもヤベーこれ長すぎるよと思ったなら、事前にスレで聞いとくのがベター
372名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:50:38 ID:rGEqzsDzO
書かない奴に文句言う資格ないし気にせず投下すべし
373名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:50:44 ID:arGYXFpF0
ぶっちゃけ、「おかえり、一刀」なんて言わないだろうといろんなSS読んで思った
374名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:54:05 ID:YwoQIaXk0
Oの日記2

某月某日2

3人組の世話になって数日、大分状況が把握できてきた。
ノッポは比較的世情に通じていて、最近の世相を聞かせてくれたのだが
単語的にどう考えても昔の中国、三国志のあたりの時代のようだ。
リアルバックトゥザフューチャー、デロリアンに乗った覚えは無いのだが・・・

ところで黄巾党について思い出した・・・自分は今思いきり負け組ということだ。
今日は黄巾党のリーダーが来るとのことでノッポの好意により同行することとなった。

同日夜
黄巾党リーダーを迎えての集会・・・とのことだがどう見ても
目の前で繰り広げられているこれはただのアイドルライブだ。
それにしても黄巾党のリーダーが女というのはありえない。
三国志ベースなのは間違いないがパラレルワールドなのだろう。
とりあえず今後このことについては忘れることにする。人間順応が大切だ。

ライブ後、黄巾党のリーダーの3人組と話をする機会があった、ノッポは意外と大物だったらしい。
感想を求められたため1800年分の蓄積を生かし演出等について語ったところ。メガネの子から
非常に感謝された、ちょっとした世間話のつもりだったがとても役に立ったとのこと。
マネージャーに誘われたが負け組につくのはごめんなので断る。
残念がりつつもお礼とのことで多額のお金をもらった。
いい頃合だろう。思わずして路銀が出来たので盗賊3人組と別れ旅に出ることにする。
話を切り出したところみんな残念がってくれたがあまり長くいると情が移りそうなので明日でていく

ことにした。
375名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 21:57:24 ID:7aBaJky60
黄巾ルート……だと……?
376名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:00:18 ID:9xl5X4RZ0
目指すは役満姉妹のマネージャーになるということだな。
377名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:02:52 ID:mIabbKfB0
なかなか愉快なんだけど、これの主人公はあのメガネですか?
378名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:03:07 ID:I1NQFEy/0
主人公が一刀じゃないってだけで読む気がなくなる
今まで多数の最低SSを読んだことによる弊害か。
379名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:05:53 ID:wuLHeLeV0
主人公が一刀でないなら注意書きくらい添えておけば波風たたないのになんでいきなり投下しちゃうんだろうか
380名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:08:42 ID:H1uI0QfwO
やけに間隔開いてるけど……
書きながら投下とか止めて欲しいわ。
381名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:09:10 ID:rGEqzsDzO
まあ気持ちよくスルーしようや
382名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:14:07 ID:YwoQIaXk0
Oの日記3

某月某日3
あれからとりあえず北へ向かっている、ところで自分のいた辺りで天の遣いというやつが
黄巾党との戦いで名を売り始めたらしい、少し盗賊3人組のことが心配になった。

某月某日4
旅の美少女3人組に会う、郭嘉、程立、趙雲と名乗っていた。
もしかしなくても有名人だ、纏っているオーラが違う。そしてやはり女だった。
とりあえず旅は道連れということで同行する。
同行している間は夜に字を教えてくれるそうだ、ありがたい。

某月某日5
今更だが真名というやつは不便だ。
3人の間の呼び方と自分との呼び方が違うため会話に違和感に満ちている。
もっとも3人からしてみればそういうものらしい。
郷に入っては郷に従えということで納得はしているが。
ところで程立が夢を見たので名前を変えるらしい、意味がわからない。

>>379
確かに配慮に欠けていたと思う。すまん、あまり不評ならこれでやめるよ
383名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:16:55 ID:ZoB8P1l60
日記なのに某月某日2って書き方はこれ如何に
あと、投稿して人に見てもらう以上は、改稿とか推敲とかはしっかりした方が良いよ
と、SS投稿仲間からの小言
384名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:17:39 ID:rGEqzsDzO
まあ、オリ主やりたければ理想郷いけよ
あそこなら別に叩かれまいよ
385名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:19:48 ID:mIabbKfB0
>>382
いや、面白いしいいんじゃない。まあもっとまとめて投下してほしいとは思うが
386名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:21:06 ID:aiRjkaXZ0
>>382
個人的には全然オッケーなのでどんどん続けてくれ
食わず嫌いの声は大きいもんだ
387名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:22:36 ID:UAfldmrq0
>>386
食わず嫌いと言うよりはアレルギー反応と言った方が適切のような気がしないではない。
388名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:24:05 ID:rGEqzsDzO
まあ、ここでクロスやオリは荒れるとわかっててやるなら、止めても無駄だろうからもう言わんよ
389名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:32:49 ID:CcHhapX90
空気読まずに失礼。
私もロダにうpする必要はないのではと思うのですが、念のため専用UP板をtxt可にしておきました。
390名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 22:50:28 ID:Zf+jGCa90
1レスで済ます小ネタならいざ知らず、30分おきに一個づつとかはちょっとなぁ。
テキストエディタで先に書いておいて適当な間隔でまとめて投下とかできないの?
391名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:01:39 ID:oAF3L2mv0
>>382
Oの日記を、Hの日記にしていればなんの問題もなかったものを。
392名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:08:43 ID:50f5Wa8B0
>>377
そうか!OIKAWAの日記か!
393名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:24:41 ID:uf1P3l0l0
>>392
となればある意味オリではなくなるな
394名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:29:21 ID:dKuk/3HN0
そうか、及川かwwwww
役満姉妹のマネージャー断ってみたりとか、黄巾の人たち心配してみたりとかNTRの雰囲気がないから今のところ全然おk
つーか及川は彼女いるしな。すぐフラれるけど
ただ、投下は宣言してから一気にしようぜ。他の人が投下しずらくなる。
395名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:29:24 ID:ZoB8P1l60
>>393
オリではないが、余計に拒絶反応を見せる人間がでる可能性もw
まぁ、ネチョな絡みや真名預けがなけりゃ大丈夫だろうけど
そこら辺は作者の手腕に期待だ
396名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:29:28 ID:EXvoMHubO
ごゆだんめさるな〜これは孔明ちゃんの罠なのです〜…………………ぐぅ〜
397名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:33:05 ID:YwoQIaXk0
取りあえず書いた、そして(打ち切り的に)終わらせた。
4レスくらいつかうので嫌な人は申し訳ないが見ないでください。
なぜこんなもの書いたかというと名ありの癖にあまりにも不遇なあの男が
一緒に巻き込まれていたらどうなっていただろう、と思ったからです。
微妙に時系列がおかしいきもするけど基本的に蜀√に準拠したifネタです。

Oの日記4
某月某日6
程立転じて程c及び郭嘉と分かれる、夢を見たので就職活動にいそしむとのこと。
相変わらず意味がわからない。
就職戦線に興味は無いので旅を続ける趙雲についていくことにする。
もっとも目的地があるというわけではないのだが。

某月某日7
公孫賛に会った。また有名人、そして女だ。どうやら武将関係はみんな女になるらしい。
趙雲はとりあえずここで客将として働くとのこと、自分も路銀が心もとないため
ついでに働かせてもらうことにする。この旅の間に読み書きについても何とかなってきたため
文官の手伝いくらいならできそうだ。

某月某日8
そういえば黄巾党が壊滅したそうな・・・あいつらは無事だろうか?
398名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:33:35 ID:YwoQIaXk0
Oの日記5
某月某日9
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは城で仕事をしていた思ったらいつのまにか戦争に来ていた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うがおr(ry
突然だが戦争らしい。ただの文官もどきをそんなことに動員するなといいたい。
公孫賛に抗議をしたところ趙雲とセットだからとのこと、アレと一緒にするなといいたい。

某月某日10
反董卓同盟軍とやらの陣地につく、どう見ても美少女博覧会。
天の遣いとやらも来ているとのことで見物に行く、遠目に見ただけだが
女を侍らせて喜んでいるようだった。まぁろくな奴では無いだろう。
背格好は知り合いに似ていたような気がするがまさかこの時代に来ているわけも無い。
興味が失せたので書類仕事に精を出す。
他軍の資料もいくつか見れたのだが劉備軍のエンゲル係数がヤバイことになっている。
貧乏では説明できないだろうこの数字は。

某月某日11
現在公孫賛城に帰る途中、伝令とのこと。いくら人手が足りないからといっても
文官もどきの自分を戦地から一人で放りだすなといいたい。
そもそも重要度が低いといっても一人旅はこの時期自殺行為では無いだろうか?
(追記:同じ任務の人間を複数送っていたらしい。別に他勢力にばれても
構わないが届かないと拙いものだったそうな。)

実を言えば今日も敗残兵に襲われたところだったりする。カユウとか言う旅の武芸者に
助けてもらわなかったら死んでいただろう。お礼に食料を分けてやった。
感激して真名を教えてくれたが・・・日記に書いていいものかわからないので心のうちに
留めておくことにする。
399名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:34:02 ID:YwoQIaXk0
Oの日記6
某月某日12
公孫賛城に戻った後、書類仕事に忙殺されていたらいつの間にやら戦争が終わっていた。
・・・と思ったら次の戦争が始まった。袁紹が襲ってきたらしい。

・・・と思ったら公孫賛が負けていた。

勝敗は兵家の常ともいう、負けたのは仕方ない、
だが何故文官もどきの自分が手伝いとはいえ敗戦処理をやっているのだろう?

・・・公孫賛め、逃げやがったな、そして気づいたら趙雲もいなくなっていた。

某月某日13
袁紹に開放された。いや、アレは追い出されたというべきだろうが。
無駄飯喰らいを置いておく余裕は無いらしい。

だがいいのだろうか、まがりなりにも書類仕事をしていたわけで
それなりに公孫賛領の情報に通じているのだが。
情報統制という言葉を教えてやりたい。
400名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:36:50 ID:YwoQIaXk0
Oの日記7
某月某日14
働かざるもの食うべからず
というわけで公孫賛領を追い出された後、行く当てもないので
兵士募集中の魏へ向かったところ意外なやつらに会った。
あの盗賊3人組だ。
黄巾党壊滅後、魏に再就職したらしい。
負けたとたん敵側というのもなんともノンポリだと思ったらノッポ曰く
黄巾党リーダーの3人娘が魏の兵士募集コンサートをやっていたからとのこと。
ノンポリなのはこいつらではなくリーダーだったようだ。

これも縁と思い魏への就職について聞いてみたところ
「美少女なら天国、ブ男には地獄」とのこと
顔の良し悪しはともかくとしても性別的にこの国はアウトのようだ。


某月某日15
唐突だが帰れることになった。
街を歩いていたら不意に筋肉質なオカマ、貂蝉とやらに呼び止められたのだ。
どうも自分は貂蝉のご主人様とやらのタイムスリップに巻き込まれたらしい。
こんなののご主人様というのも想像がつかない、想像もしたくないが・・・
なんとも迷惑な話だがまあ帰れるので良しとしよう。

この日記は貂蝉に渡しておく、ご主人様とやら、君がこれを見るかわからないが
一応書いておこう、色々と苦労はあったが中々愉快な経験だった。
もう会うことは無いだろうがこの世界でがんばってくれ。

                                       ■■ ■■
401名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:37:46 ID:YwoQIaXk0
色々とすまなかった。By ID:YwoQIaXk0
402名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:41:27 ID:HjdQWpD00
最初に注意書きと書き溜めて投下をしておけば諸手を挙げて迎えられただろうに惜しいな
403名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:44:25 ID:U8MnkqXh0
やっぱり投稿ガイドラインは必要みたいだね。
404名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:47:01 ID:oYil9Y0T0
わかったぞ!
これは投稿ガイドラインの必要性を身を持って知らせるためのYwoQIaXk0 の策略だったんだよ!
405名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:52:25 ID:4Z3GKkJg0


YwoQIaXk0 GJ おもろかったよ。
406名無しさん@初回限定:2009/01/14(水) 23:59:08 ID:UX2SkMFr0
YwoQIaXk0へこむなよ?俺は好きだったぜ。これをバネに飛躍すればいいんだ
こういった外史スレには暗黙のルールというか空気が別個にあるから、今度からは見極めていけばいい
407名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:01:37 ID:rHh3+PPz0
なんて、無駄に自演臭い流れ。
408名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:02:57 ID:pRxh/L2Q0
目欄に「オリキャラ」とか「クロス」とか入れておけばいいかもな。
そういうのが嫌いな人は、NGに入れておく。
これで問題は解決されるはずだ。

IE派はこれを機に専ブラを導入すればいい。
携帯派は……涙を飲んでくれ。
409名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:03:16 ID:qfmusrTP0
むしろこれからが面白くなりそうな中途半端なところで止めることに謝罪して欲しい。
410名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:08:14 ID:0PU/Zj4+0
アンチが多そうなもの書くならトリ付けてくれればいいよ
そうすればNGしやすいし
まあオリやらクロスやらは理想郷辺りでやるのが無難だとは思うけど
41121:2009/01/15(木) 00:12:59 ID:FybokDRc0
あ、流れぶった切ってあれですが、他に投稿なければ袁術軍ルートの続き投下してもいいですか?
3レスぐらいだと思います。

でも長くなってきたし理想郷とかの方がいいですかね?
412名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:13:41 ID:rl6Klw5W0
スレの加速力が半端ないな。
ぼんやりしてたら投稿する前にこのスレが消費し尽くされそうな勢いだ。
413名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:14:14 ID:G56nC3TG0
>>411
俺は見たい気もするが。まぁ自由にやっちゃってほしいものです。

一番ダメなのはあーだこーだ言って投下する人が全然いなくなることだからね。
414 ◆QzrfBA68MU :2009/01/15(木) 00:14:16 ID:pRxh/L2Q0
そうか、トリでもいいな。
試しに#オリクロスで付けてみた。
これをオリクロス物の共有トリにして、嫌いな人はNG登録しておけば目に入らないわけだ。
415名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:15:00 ID:pRxh/L2Q0
>>411
議論などどうでもよくなった。
ぜひ桃香してくれ。
416名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:16:11 ID:TGGoeeEK0
>>411
さあ、悩む前に早く投下するんだ!
そしてひょっとしたらと理想郷除いたら袁術ルートが投稿されていて吹いた
417名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:16:25 ID:EO35gFGd0
>>411
理想郷行けと言われてるのはオリとかクロスだよ
あと長いのは1回の投下が極端に長い場合は事前に聞いた方がいいって言われてるだけ
41821:2009/01/15(木) 00:24:08 ID:FybokDRc0
俺と美羽と七乃さんの三人で昼食をとっているとき、孫堅戦死の報がもたらされた。
多少なり三国志を知ってる俺なんかからすると、孫堅なんてビックネームの戦死と聞かされたら
驚きを禁じえないわけだが、二人の反応は俺の予想とは違っていた。

「あらあら 孫堅さん死んじゃいましたかぁ・・・
 倒せなくても、もう少し劉表さんの勢力を削ってくれると思ったんですけどねー」

「む〜 どうするのじゃ七乃ぉ? これでは荊州で妾が一番偉くなる作戦が台無しではないか」

「うーん また誰か別の人をけしかけないといけませんねー」

「そうじゃの 良きに計らうのじゃ」

「なあ 総大将の孫堅さんが戦死したら、孫堅軍てどうなっちゃうんだ?」

「七乃〜 そう言えば孫堅の軍はどうなったのじゃ?」

「孫堅さんの軍は、最近切り従えた揚州豪族が内乱起こしてもうバラバラですねー
 譜代の家臣も散り散りで、孫堅さんのあとを継いだ孫策さんも領地を失って
 困ってるでしょうね〜」

「ふむー そんな没落したらもう後押しする意味がないのう」

「ねえ、七乃さん 跡継ぎの孫策さんて評判はどうなの?」

「そうですねぇ 血の気盛んで武勇に優れ、譜代の家臣からも慕われてるそうですよー
 あとすごい美人だとか。」
41921:2009/01/15(木) 00:25:44 ID:FybokDRc0
孫策さんもここでは女なんだな。
評価も俺が知ってる三国志の通りだ。
何とかして孫策さんたちを美羽の陣営に取り込めないだろうか?
もし取り込めたら人材の層が飛躍的に・・・あと美人。

「(七乃ぉ、一刀がいきなり黙り込んでしまったぞよ)」

「(一刀さんもお年頃だから美人と聞いて色々想像しちゃってるのかも♪)」

「(むぅ・・・なんかむかつくのじゃ)」

「なあ 二人とも」

「はい?」

「なんとか孫策さんたちを迎え入れる事はできないかな?
 そんな有能な人がこっちについてくれたら、すごく心強いとおもうんだ」

「むー 没落した田舎豪族なんか役に立つのかのう」

「そうですねー 素直に従うかどうかもわからないですよ?」

「ともかく招いて会ってみてからでも・・・」

「うぅ〜 七乃ぉ どうするのじゃ?」

口元に指を添え、うーんと唸る七乃さん。

「もし孫策さんをうまく取り込めれば、揚州にお嬢さまの影響力を拡大できるかもしれないですね
 試しにお会いしてみます? お嬢さまぁ」
420名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:25:58 ID:pRxh/L2Q0
>  あとすごい美人だとか。

ちん皇太子さまがこのスレに興味を持ったようです支援。
42121:2009/01/15(木) 00:26:20 ID:FybokDRc0
「二人がそういうなら任せるぞよ 良きに計らうのじゃ」

「はい♪ それじゃ一刀さん、さっそく孫策さんの陣にお使いにいってもらいましょうかー」

「え、俺がいくの? 美羽たちがいった方がいいんじゃないか?」

「なんで妾が没落豪族のもとに何ぞに自らいかねばならんのじゃっ」
あからさまに不満顔の美羽。

「ですからぁ 一刀さん言いだしっぺだし、チャっチャといってくださいよー」

「ああ、うん・・・俺でいいなら行ってくるけど、俺みたいな無名な奴がいったら
 孫策さんいい気分しないんじゃないか?」
あった事がない無名の奴にこいと言われたってなあ・・・

「むっ、七乃ぉ こやつ今更なにを言うておるのじゃ?」
あらビックリって顔でこっちを見る美羽。

「一刀さーん 気がついてなかったんですかぁ? 一刀さんは天の御使いってことで結構有名人なんですよー」

「ええ!?」
こっちがビックリだよ!

「はっはっはっ。 妾のもとに天の御使いが舞い降りたと、方々に自慢しまくったからのう!
 そなたも妾のために天の御使いという威厳を持って臨むのじゃぞ!」
得意満面にガッツポーズを決められてしまった。

「・・・ああ、何とかがんばってみるよ」
孫策かあ・・・いきなり斬られたりしないだろうな・・・
422名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:28:29 ID:TGGoeeEK0
孫策に取り込まれたり利用されたりするような気がするw支援
423名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:32:09 ID:2VtAlP0tO
別にあなたの為に支援するわけじゃないんだから!
美羽様の為なんだからね!
42421:2009/01/15(木) 00:33:06 ID:FybokDRc0
さて孫家と袁家の関係はWikiで孫堅は袁術の下としてかかれてたのでその流れです。
美羽たちからすると、いくつかいる配下の豪族の一家ぐらいの扱いなので横柄な態度です。

黄巾の乱より前なので、本来孫策はもっと若く、ひょっとしたら一刀と同じぐらいの年齢かもしれないんですが
描写が大変なので、そこはさりげなくするーして上げてください。

基本ライトなノリで書いてくつもりなのでお付き合いくだされ!
425名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:39:26 ID:pRxh/L2Q0
まさかの正史ルート。
事によっては袁紹配下の曹操、なんて画が見られるのではないかと、俺のwktkが有頂天になった。
この期待感はしばらく収まることを知らない。
426名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:40:17 ID:LYciZKgh0
>>401
作品自体はオリキャラ物でもなんでもないし非常につぼでよかった
投下方法を間違わなければ絶賛してたよ

そして華なんとか哀れw

>>424
GJ!!
なんとかちんこの使いが緩衝材になって孫袁両家が生き残ることを祈るよ
427名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:47:55 ID:kssErtdl0
真√in黄巾の乱編の息抜きにと、ふと思いついた物を書いて居たら
なぜか3レス分ぐらいになってしまった。
何やってんだ俺。

……だが後悔はしていない。

てわけで、自己満足気に投下してもよろしいだろうか?
428名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:49:15 ID:TGGoeeEK0
>>427
だから悩む前に投下するんだ!期待している!
429名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:49:31 ID:pRxh/L2Q0
う↓む↑
430埋伏の毒1/3:2009/01/15(木) 00:50:25 ID:kssErtdl0
************************************************************************************

埋伏の毒………
それは、自軍の武将を敵国へと送り込み、士官させることにより、情報収集や様々な工作、
そして戦争時に内部から攻撃を加えることができるという恐ろしい計略だ!

************************************************************************************

稟や風の加入により、曹軍正軍師としての地位の危機に(勝手に)焦る桂花!
彼女は思った!

桂花「そうよ!あの二人など私の足元にも及ばないと言うところを華琳様にお見せすればいいのよ!」

そして桂花は早速作戦を実行に移す!

桂花「華琳様……『埋伏の毒』を行いましょう!」
華琳「……私の可愛い部下を、わざわざ敵国へ献上しろと言うの?」
桂花「(こ…ここで怯んではだめよ!桂花!)」
桂花「この計略を用いて、奴らの内部から華琳様の素晴らしさを広めていくのです!」
桂花「必ずや、華琳様の覇道の手助けになると自負しております!何卒!!」
華琳「ま……まぁ、そこまで言うのならやってみなさい(今日の桂花は迫力が違うわね…)」
桂花「ありがとうございます、華琳様!」
華琳「それで……誰を送り込むつもり?」
華琳「あの計略は、敵国に知られて居ず、かつ無能過ぎない者を使うのが鉄則なわけだけど」
桂花「はい!それは……」


……
………
431埋伏の毒2/3:2009/01/15(木) 00:51:16 ID:kssErtdl0
桂花「と、言うわけで凪。あなたにお願いするわ」
凪「わ、私ですか?!」
桂花「勿論華琳様のご許可は頂いているから安心して行って来なさい」
凪「は……はぁ」
桂花「いいこと?いくら計略とは言え、相手に信用されなければ何もならないわ」
桂花「ばれない様に、本気で仕えるぐらいの気持ちで慎重にいきなさい」
凪「はっ!」
桂花「華琳様(と、私)の為に、しっかりやってくるのよ!」


……
………

凪「こ…困ったことになった……でも命令とあらばやるしかないし……とりあえず頑張ろう!」
凪「……えっと…桂花様は、本気で仕えるつもりで…とおっしゃっていたか…」


……
………
432埋伏の毒3/3:2009/01/15(木) 00:51:52 ID:kssErtdl0

一ヶ月後〜〜〜


……
………

桂花「華琳様!埋伏させている凪から密書が届きました!」
華琳「そう。読み上げなさい」
桂花「はい!……………………………………………え」
華琳「……どうしたの、桂花?早く読みなさい」
桂花「は………はぃ……………」


凪『桂花様のご助言の通り、本気で仕えるつもりでやってみたのですが』

凪『もうちんこから離れられません。ごめんなさい』


華琳「……………………………………………」
桂花「……………………………………………」
華琳「………………………………………桂花」
桂花「はいぃ!?」
華琳「判っているわね?(にっこり)」
桂花「ひぃぃっ!!」


それから数日の間、桂花の姿を見た者は誰もいなかったという。
433名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:53:06 ID:kssErtdl0
以上です。
お目汚し失礼w

でもきっとお仕置きされる桂花は幸せそうなんだろうな……
434名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:55:58 ID:pRxh/L2Q0
わざわざ寝返ります済みません手紙を送るあたり、凪の律儀さが滲み出る一品である。
それにしても、どうして魏の埋伏の毒はどこの世界でも失敗してしまうのかw
435名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 00:56:14 ID:aqOc4XOl0
最近の桂花人気に、俺は発狂しそうです。
いいぞ、みんなもっとやれ!
436名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:02:50 ID:TGGoeeEK0
で、凪取り戻すために沙和や真桜が潜入して(ry
437名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:04:16 ID:GFI56wOn0
ヤバイ。ちんこヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
438名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:04:23 ID:Mp8587Xl0
敵の内部に取り込まれていってるじゃねーかw
439名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:04:45 ID:DBcmHyKE0
さすが一刀さんはパネェなw
そして最後まで律儀な凪可愛い。

あとOの日記の人。
スレの空気が微妙な時期に微妙な投下の仕方をした事以外はGJなんだぜ!
てか及川も何気に順応性高いなw
440名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:06:34 ID:LQ+ZU5mg0
>>436
「この北郷一刀様なら四人まで同時にオッケー!」
441名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:17:22 ID:kQu9pgD90
>>440
七人までいけると自称してる華琳に負けてるぞちんこ、もっと頑張れ
442名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:24:09 ID:r3DgLb7A0
桂花のイジラレキャラが定着してもうたぁ・・・

最高だぜ
443名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:24:59 ID:9k2efk8N0
わかりやすく少し修正してみた
あとはメモ張とかで頑張ってる人用にオススメのテキストエディタなんかを書いておくといいのかもしれない

【投稿ガイドライン】
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
3.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
4.陵辱・オリキャラ・クロスオーバーなどの特殊なジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
5.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のような具合に投下状況を記載する。
6.分割したSSをひとつずつsageで書き込んでいく。
444名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 01:37:49 ID:W5tT1HNz0
>>433
お仕置きされて桂花は幸せ。
凪は一刀と一緒にいられて幸せ。
うん、見事なハッピーエンド。
445名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:03:54 ID:1Ko/egfMO
理想郷の袁術みてきたが、あっちは一刀の雰囲気がないほぼオリ主みたいなもんだし
こっちのスレの方が袁術軍のお気楽な雰囲気あって好みだな
446名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:11:37 ID:AtKG2v2d0
理想郷ってどこにあるの?探したけど分からなかった・・・
447名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:17:22 ID:2VtAlP0tO
まず理想郷を和英辞書でも使って英語にするんだ
そしてググる
448名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:18:15 ID:1Ko/egfMO
そして地雷源を駆け抜けるんだ
449名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:19:19 ID:GFI56wOn0
また理想郷の話題か
と思ったらあれは前スレだったか工作板だったか
Arcadia SS
でググるんだ

>>447
それはUtopiaで探したけど見つかんねってオチになるから
450名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:22:51 ID:AtKG2v2d0
感謝!今からググってくる!
451名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:24:00 ID:+hSrUvbKO
理想郷の袁術見てきたけど、>>455に概ね同意だな。
あと誤字脱字がちょい気になる。
452名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:24:31 ID:DBcmHyKE0
>>450
地雷原で立ち往生しないように気をつけろ〜
あと次からはメル欄にsage入力推奨。
453名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:28:55 ID:aqOc4XOl0
>>455にプレッシャーがかかります。
454名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:33:18 ID:2VtAlP0tO
華麗に美しく>>455を追い詰める
455名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:39:07 ID:GFI56wOn0
美羽の腋に蜂蜜を塗りたくって舐めまわしたい
お返しにちんぽに蜂蜜塗って舐めさせようとして踏みにじられたい
麗羽に足コキがあるんだから美羽にもあっていいはずだ

「こ、こうでよいのかのう……七乃?」
「いいですよー美羽さまその調子!もっと抉るように!それでいて撫で回すようにっ!あぁっ!時々つま先で弄繰り回したりなんかしちゃったりしてっ!!」
456名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:41:40 ID:aqOc4XOl0
>>451は真性の変態だな。

だがその心意気や良し。
457名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:41:44 ID:vr4VQaRL0
>>455
期待通りの働きだ
458名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:54:33 ID:Gy4HSERE0
>>455
誤字脱字がないので90点
459名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 02:57:26 ID:r3DgLb7A0
蜂蜜フェラがなかったのは、バグとしか言いようが無いよな
460名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 03:02:15 ID:DBcmHyKE0
>>455
空気が読める人間は好意に値するよ。
そして>>451はドンマイ。
461名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 11:19:33 ID:+tbjrtYi0
盛り上がってきたなこのスレも
462名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 11:42:08 ID:1Ko/egfMO
年明けからいい感じにSS投下されてるからな
463名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 15:15:53 ID:5xIYQyCe0
だな。

このスレ、まだ立ってから一週間経ってないんだぜ……
464名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 15:47:48 ID:qfmusrTP0
そんな事言ったら本スレ?なんか1.5スレ/日以上の勢いで消費してるし……
465名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 15:50:42 ID:1Ko/egfMO
本スレとこのスレの趣旨が違うだろ
466名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 15:59:27 ID:NfSdJV7P0
ガイドラインがまとめに載ったな
あとはどうテンプレに組み込むかか
467名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 16:15:14 ID:5xIYQyCe0
SSスレとしては、結構な早さだよね。
投稿制限で水増しされてるとはいえ。
468名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 16:39:55 ID:fc/fY8U6O
あまりにも職人のSSが良すぎて
天の御遣いチ●コ〜華琳も雪蓮も桃香も全て俺の物〜
などという意味不明な妄想してしまった
469名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 17:33:46 ID:qCGXkTkqO
今だれ待ちだっけ?
投下ぜんぶ終わった?
470名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 17:47:28 ID:H9ETNaDS0
今は
・ダイエット桂花
・みうシナリオ
・及川日記
待ちじゃなかったっけ
471名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 17:55:23 ID:lcldJBAAO
及川日記は終わりって言ってなかったか?
472名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:14:02 ID:9ITDYEDP0
>>470
ハムルートをスルーとはいい度胸してるじゃないか。
ちょっと表に出てもらおうか。
473名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:15:56 ID:Z8H9+FmH0
>>472
俺も手を貸すぜ駄目とは言わせない
474名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:21:14 ID:fc/fY8U6O
華蝶仮面参上!!
その後>>472>>473を見た者は居なかった…
475名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:24:58 ID:qCGXkTkqO
いい流れじゃないか〜のう七乃
476名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:26:53 ID:2VtAlP0tO
新勢力ルートもあったような
477名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:59:36 ID:BS1Dxfb+0
>>466
2レスに分けるには中途半端な量だし1レスに収めようと思ったらこんな感じかな
ギリギリだけど今のテンプレも32行目一杯使ってるしな
478名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 18:59:49 ID:BS1Dxfb+0
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
 ゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
  :V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
  i!f !:::::      ゙、i
  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
諸葛亮 曰く
「は、はわわ、ご主人様、次スレは>>960か480KB越えから順次*0の人が挑戦してください」

外史より生まれ落つる外史。
その無限に広がる可能性を書き綴る場です。
幾たび終端を迎えようとも、
それは千代に八千代に続く恋の物語。

■関連サイト
BaseSon               ttp://www.tactics.ne.jp/~baseson/
真・ぷち姫†無双(携帯向け)   ttp://www.tactics.ne.jp/sinputihime/
まとめサイト&専用UP板     ttp://koihimemusou.x0.com/
■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 4
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1194414802/
■関連スレ
恋姫†無双 シリーズ 総合スレ 133
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1231995354/

■投稿ガイドライン
1.テキストエディタ等でSSを書く。リアルタイム投下をしないためにある程度は書き溜めておく。
2.書いたSSを1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように幾つかに分割する。
3.陵辱・オリキャラ・クロスオーバーなどの特殊なジャンルの場合はSSを書き込む前に告知する。
4.投下予定レス数は事前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に1/10、2/15のような具合に投下状況を記載する。
5.分割したSSをひとつずつsageで書き込んでいく。
479名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 19:45:06 ID:32jqO5TH0
公式HPの人気投票1位孫権の壁紙が出来てたな
480名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 20:04:31 ID:BS1Dxfb+0
それ先週の更新だよ
481名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 21:25:42 ID:qCGXkTkqO
いいですね〜情事後の幸せそうな蓮華さま〜
これだけでごはん三杯いけますの〜…………………………ぐぅ
482名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 21:48:54 ID:OeVycWNp0
今人気投票したら

1位曹操で2位孫権なんだろうなあ
483名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 21:52:22 ID:qfmusrTP0
>>482
驚天動地のハム……はないだろうな。

とりあえずキンチョール片手に>>470に特攻。
484名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:04:31 ID:fc/fY8U6O
>>483
だが>>470にたどり着く直前に筋肉ダルマに「ふんぬぅー」と防止されるのであった。
485430:2009/01/15(木) 22:12:04 ID:kssErtdl0
>>436を見てふと思いついた事を投下してみる。

それぞれの口調がおかしいと感じても
脳内補完することを強くお願いする。

ちなみに2レス程なのですよー
486埋伏の毒、その後1/2:2009/01/15(木) 22:13:04 ID:kssErtdl0
真桜「なあ、沙和……凪のことなんやけどな?」
沙和「凪ちゃん、今桂花様の策略で敵国に潜入してるのー」
真桜「……まあそうなんけどな……凪、ホンマに寝返ったみたいやでー」
沙和「ええ!?あの凪ちゃんが!?」
真桜「ホンマホンマ。ウチ、凪が送ってきた密書、こっそり見てんねん」
真桜「なんでも……ちんこの虜になってしもーたそうやでー……」
沙和「えー!?沙和も見たいのー!」
真桜「あー……それもう無理やわ〜……怒った華琳様がすぐ燃やしてしもうたん」
沙和「……すぐ燃やした密書を、どうやって真桜ちゃんが見たのかすごく気になるのー…」
真桜「それはほら……乙女のヒミツってやつやー」
沙和「……沙和…時々真桜ちゃんが怖いの……」
真桜「ゴホンッ……まぁ、それはともかくや……あの凪が虜になる程のちんこ……興味無いか?」
沙和「そんなこと……………あるに決まってるのー!!」
真桜「よう言うた!いや〜…沙和ならそう言ってくれると思っとったわ〜」
沙和「それじゃあ〜……真桜ちゃん?」
真桜「膳は急げっちゅーやつや、早速行こか?……それに、やっぱりウチらは三人揃っとらんとな」
沙和「おー、なのー!」

………………………

487メーテル:2009/01/15(木) 22:13:12 ID:45fLsprm0
私の名はメーテル……SSを書く女。
10分後に「桂花繚乱」の中編を投下するわ、鉄朗……
488埋伏の毒、その後2/2:2009/01/15(木) 22:13:47 ID:kssErtdl0
兵士「荀ケ様!よろしいでしょうか!」
桂花「どうしたの?」
兵士「はっ!李典将軍と于禁将軍より、手紙を預かって参りました!」
桂花「手紙〜?…直接言いに来ればいいのに、何なのかしら?……まあいいわ、よこしなさい」
兵士「はっ!こちらです!…………では、失礼致します!」
桂花「どれどれ…?(ガサガサ)」


******************************************************************

沙和『凪ちゃんの所に行ってきますのー。お世話になりました、なのー」
真桜『短い間やけど、お世話んなりましたー」

******************************************************************


桂花「……………………………………なんですってええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」



……その後、桂花と華琳の
「…元はと!…言えば!…桂花の立てた!…策の!…せいじゃ!…ないのよーー!!!!!」
「……かり……さま!………申し……訳っ!ありまっ………せん!……お許しを〜〜〜!!」

………と言う叫びを聞いたとか聞かないとか。
489メーテル:2009/01/15(木) 22:14:53 ID:45fLsprm0
私の名はメーテル……書き込む前に更新しなかったうかつな女。
支援よ鉄朗。
490430:2009/01/15(木) 22:14:59 ID:kssErtdl0
以上、お目汚し失礼。


……きっと真桜と沙和ならアッサリとこういう行動に出そうな気がしてならないw
491真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 1/7):2009/01/15(木) 22:23:42 ID:45fLsprm0
 結果は、惨敗だった。

 知略を尽くし、人員を揃え、備えも万全。そんな状態で挑んだ戦いは、桂花の決定的な敗北という形で幕を下ろした。
 即ち――
「どうして駄目なのよっ!!」
 ――服を着ることは、叶わなかったのだ。
 二日間の痩身努力を終えての翌朝、桂花はまだ未練がましくも、昨日着られなかった長穿と対決していた。
「もうちょっ、と。ふっ、ふっ、よっ! とおっ! はぁっ!」
 足を通して長穿を持ち上げる、そこまでは良い。
 だが、ひもで縛ろうとするとする段になると、途端に苦しくなるのである。
 そう、心持ち、お腹が……
「いやっ! いやいやいやっ! 太ってなんかないっ! 太ってなんかいないんだからっ!」
 桂花は大急ぎで長穿を脱ぐと、すぐさまそれを拾い上げて、自室の壁に向けて叩き付けた。
「そうよっ! わたしが太ったんじゃないっ! きっと縮んだのよ、服の方が縮んだんだわっ! 流石わたし、貴い華琳様にお仕えする最高の軍師だわ! そうと分かれば次の服よっ!」



 それでも結果はやはり、完敗だった。
 昼、桂花は肩を落としてとぼとぼと廊下を歩いていた。
 朝からの書類仕事を片付けて、昼食をとるために外に出たところなのである。
 昨日までは無理を通して止めていた仕事を、今日から再開したのだ。
 何せ強大な曹魏の軍師ともなれば、仕事は次から次へと果てなく舞い込んでくる。二日間無理を通しただけでも、各所に滞りが発生してしまっている、それを早急に解決しなければならなかった。
 しかし、
「はぁぁぁ〜……」
 零れる溜息ばかりは抑えようがない。
「どうして……どうしてかしら、なぜ、わたしともあろう者がこんなことに……馬鹿食い春蘭なら兎も角、このわたしが……」
 普段から間食は控え、節制に勤めてきたはずだった。
 それもこれも、華琳に可愛がって貰う為。
 だというのに……
492真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 2/7):2009/01/15(木) 22:26:26 ID:45fLsprm0

『わたし、ブクブクに太った桂花は見たくないわ。男とデブと全身白濁人間は死ぬべきね』

 心中に華琳の声が蘇ると、桂花は体をぶるりと震わせた。
(なんとか、早くなんとかしなくちゃ……っ!)
 心ばかりは急いていく、だが妙案は浮かばない。そんな繰り返しで午前中は過ぎ去ってしまったのだ。
 そんなことを考えながらも、手だけではしっかりとこなしていたあたりは、流石の王佐の才≠ニ言ったところだろうか。
「……沙和と真桜にもう一度……は、無意味ね。一度やって効果が無かったことをもう一度繰り返すは愚策ね。となると……」
 あの場にいて、自分と同様に過剰な反応を示した者と言えば……
 そこまで考えたところで、桂花は正面からぼすんと何かにぶつかった。
「ちょっと何よっ! 危ないじゃない! ちゃんと前見て歩きなさいよねっ!」
 いくらイライラしていたからと言って、相手も見ずにそう言ってしまったあたり、桂花も追い詰められていたということなのかもしれない。

「なんだと!? 勝手にぶつかってきたのはそちらではないかっ!?」
「おい、姉者。今のは姉者も前を見ていなかったのではないか……?」
 そうかけられる言葉は、夏侯惇、夏侯淵両姉妹のものであった。
 どうやら先ほどぶつかってしまった相手は、春蘭のようだ。
「そんなことはどうでもいいっ! こやつは今、わたしのことを前しか見えない猪だと言ったのだぞっ!」
「いや、そんなことは言っていないだろう……」
 いきり立つ春蘭に、それを静かに窘める秋蘭。その二人を前に、桂花はずざざとその場から跳ねるようにして後ずさった。
「しゅ、しゅしゅしゅ、しゅ、春蘭っ!?」
 思い浮かべた通りの相手が突然現れ、桂花は動揺を隠せない。
「その通り! 見てわからんかっ! 我こそが華琳様の第一のしもべ、夏侯元譲だ!」
 そう言って、春蘭がいかにも自然な流れですらりと剣を抜くと、白刃の煌めきに、桂花自身の顔が映し出された。
 流石にこの段になると、涼しい顔をしていた秋蘭も、春蘭の肩を掴んで止めに入る。
「姉者、流石に剣を抜くのはやり過ぎだろう」
 妹の静止に、じたばたと藻掻く春蘭。
「ええいっ! 放せ秋蘭っ! 放せば分かるっ! 問答無用!」
 暴走する姉に、止める妹。本当に仲の良い二人である。

493名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:27:57 ID:q2OdEPun0
支援
494真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 3/7):2009/01/15(木) 22:30:08 ID:45fLsprm0
「〜〜〜〜〜〜〜っ!」

 だが、そんな微笑ましい光景を目にして、桂花の心を覆ったのは、なんとも屈辱的な気持ちであった。
「おっ、覚えてなさいっ! 次会ったときは、絶対ぎゃふんって言わせてあげるんだからっ!」
 別に何かに負けたわけでもないのに、そう捨て台詞を残して脱兎の如く逃げ出す桂花。
「おお、やったぞ! なんだかよく分からんが勝ったぞ秋蘭!」
 別に何かに勝ったわけでもないのに、そう喜ぶ春蘭の声が、背後から聞こえた。


「ん?そう言えば、桂花に会ったら言おうと思っていたことがあるはずだったんだが……」
「……姉者」


 二人の前から逃げ出して、桂花は再び一人でとぼとぼと廊下を歩いていた。無論、先ほどとは違う道である。
「……駄目、ぜぇぇぇぇぇぇぇったいに駄目。本郷隊の二人なら兎も角、春蘭の手を借りるなんて、言語道断!」
 既に独り言とは言えないくらい声高になってしまっていることにも気付かず、桂花は次の策を考えていた。
(こうなったら一人で体を動か……してるところを、他の人間に見られたりしたら大変じゃない!
 そんなことになったら、わたしが痩せるための努力しているのを、皆に悟られてしまうわ! もっと効率よく、最小限の労力で、周囲に悟られずことを進める方法を模索しなきゃ……っ!)
 そう決意を新たにしていたところで、桂花は前方に見知った人影を見つけた。
「あれは……」
 十字になっている廊下を、交錯するように横から歩いてくるその眠そうな娘は、間違い無く風だった。
 そのことに気がついた瞬間、桂花の脳髄に天啓とも言うべきひらめきが充ち満ちた。
(そうよっ! 軍師のことは軍師が一番分かるに決まっているじゃないっ! 脳筋達に頼る前に、最初からそうすれば良かったのよっ!
 稟は兎も角、風は余り華琳様に愛して頂くことにどん欲ではないでしょうし、こと今回に至っては最適の人物じゃないっ!)
 思い至るが吉日。桂花は己の名案を実現すべく、小走りに風へと駆けよって声をかけた
「ちょっと風、話があるのだけど、付き合って貰えないかしら」

495名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:30:47 ID:N8zZ+sAK0
支援します
496真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 4/7):2009/01/15(木) 22:33:32 ID:45fLsprm0
「……ぐー」

 歩きながら寝ている風に、桂花のこめかみが軽くひくついた。
「ちょっと風、起きなさいよ」
 そう言って人指し指で、風のおでこをつつんと突いてみる。

「おおっ。これはこれは……最近おでぶさんになったと評判の、桂花ちゃんじゃありませんか」
 目を覚ました風の一言で、こめかみが更に青筋立ったが、それでも抑えて、穏やかに桂花は言った。
「わ・た・し・は、別に太ってなんて……」
「まあ、そうゆうことにしておきましょう。さて、その桂花ちゃんが、風に一体なんのご用なのですか?」
「………」
 どうにも主導権を握られてしまう。やりにくい相手だった。

「えー、あのね。あなたに頼みたいことがあるの。士官の健康や文官の運動不足を……」
「要するに、桂花ちゃんが痩せるための良い方法が無いか、風に聞きにきたのですね。勿論最初からそんなことはお見通しなのですよ」
「………」
 本当に、やりにくい相手だった。

「そこまで分かっているなら話が早いわ。協力して貰えないかしら、そうね、その代わりに……」
「ああ、そのくらいのことでお代は結構。風たちは仲間じゃないですかー」
「……風」
 言った風はあどけない日向の笑顔。その言葉に、桂花は不覚にも胸が熱くなるのを感じた。

「それに、こんな面白そうなこと、逃す手はないのですよー」

 やはり、やりにくい相手だった。



497真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 5/7):2009/01/15(木) 22:36:16 ID:45fLsprm0
 そして、二人は場所を変え、今は風の私室で机を挟んで座っていた。
『どうせなら、人目に付かない場所の方が、桂花ちゃんも気持ちが楽なんじゃないですかねー』
 という、風の言によるものである。

「それじゃ、最初にいくつか質問させてもらいたいのですよー」
 自分の前に紙と筆を用意した風が言った。
「質問? 時間が惜しいわ、そんなことよりも早く方法を話し合いましょう」
「いえいえー。桂花ちゃん、焦っているのは分かりますが、『己を知って敵を知れば百戦危うからず』、ですよー。何事も情報収集が肝要なのです」
「……うっ」
 その言葉は確かに桂花も同意するところであった。
 自分が拙速過ぎたと自覚した桂花は、咳払い一つあげると、今度は大人しく風の言葉に従うことにした。
「分かったわ。質問でもなんでも答えてあげるわよ」
「はーい」

「それじゃ最初に、桂花ちゃんはお兄さんのことどう思ってますか?」
「ぶぅっ!?」
 思わぬ奇襲に、下品にも関わらず、吹き出しまう桂花。
「ちょっ、それのどこが今回のことに関係あるっていうのよっ!?」
「……ぐー」
「寝るなっ!」
 正面から風の両肩を掴んでがくがくと揺さぶり覚醒させる。

「おおっ。失敬失敬なのです、これはついつい関係ない質問をしてしまいました」
「真面目にやりなさいよね」
「はーい」
 目を覚ました風は、改めて佇まいを直し、再び質問を始めた。

498真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 6/7):2009/01/15(木) 22:39:08 ID:45fLsprm0
「では次、桂花ちゃん、最近体が重いなーって思ったりはしていませんでしたか?」
「……確かに、ちょっと重いような感じがしていたわ」
 風はさらさらと綺麗な字で解答を紙に書き取りながら、続けざまに質問をする。
「はいはーい。では、最近食べる量が増えたなーと思うようなことは?」
「………」
「ことは?」
「……あるわよ。なんだか最近、無性にお腹が減るのよ、それでつい油断して、多めに食べたり、間食したり……」
「なるほどなるほど。それは何かの病かもしれませんねー」
「や、病!?」
 風の口から出た単語に、思わず桂花は反芻を返してしまう。
 魏にとって今が一番大事な時期である、そんなときに軍師筆頭である自分が病気などにかかっている暇はない。
「では次に、触診と体温をはかりますよー。 ちょっと服を脱いで上半身裸になって下さいー」
 衝撃を受けている桂花などお構いなしに、風は万歳のポーズをして、早く脱げと急かした。
「え、ちょ、……脱ぐの?」
「そう、脱ぐのですー。その慎ましいおっぱいを風に見せるのですよー」
 言って、風は手をわきわきさせる。
 一方で、桂花は風が女同士で肌を重ねるのが特別好きではないと知っていたので、溜息一つ吐いて言葉に従った。
「……分かったわよ。すぐに脱ぐから待ってなさい」
「わーい」
 いそいそと桂花が服を脱ぐと、風はすぐに診察に取りかかった。
 間の抜けた解答をしたり、人のテンポを掻き乱す娘だが、基本的には真面目なのである。
「うーん、ちなみに桂花ちゃん、この頃血が足りないなーって思ったことは?」
「……あるわよ」
「なるほどなるほどー」


499名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:39:41 ID:q2OdEPun0
亞莎「がんばります!がんばって支援します!」
500名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:41:28 ID:N8zZ+sAK0
支援ですー
501真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(中編 7/7):2009/01/15(木) 22:42:04 ID:45fLsprm0
 おでこや脇の下で体温を測り、お腹と胸を触ったところで所見を紙に書き留め、風はそれまでと変わらぬ口調で次の質問をした。

「最近、お兄さんとえっちぃことはしましたか?」

「……え?」
 散々ペースを乱されてきた桂花だったが、流石にこれには面食らった。
 しかも、先ほどまでのどこか茶化した言い方ではなく、それが真面目なものであるからして、尚更に。
「あー、その顔は図星ですかー」
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
「近頃、妙におっぱいが大きくなったり、張ったりしてる感じはありませんか?」
「そんな……」
 ――心当たりは、あった。
 ここ一月の間、妙に乳房が張っているような気は、していたのだ。
「先月、よく桂花ちゃんが体調崩してたのもそのせいですかねー。あのとき、よくげーげーしてましたもんねー。華琳さまも心配して、桂花ちゃんの為に空の器用意していましたですよ」
「ちょ、ちょっと待って、まさか、それって……」
 それらの言葉に、桂花の中で何かがガラガラと音を立てて崩れていく。
「桂花ちゃん桂花ちゃん。最近きちんと生理来てましたー?」
「え、ちょっと、いや、生理不順で……」
「はいー。来てなかったとー」
「まさか、その……これって……」
「いやー。風は桂花ちゃんのこと、ヤればデキる子だと思ってましたよー」
「まさか……まさか……っ!」
「はいー。賢い桂花ちゃんにはこれを進呈なのですよー」

 そう言って渡されたのは、一冊の本。そこに躍る表題は……

  『はじめての妊娠 〜二人で出来るもん!〜』


『い、いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!』
 この日も、場内に特大の悲鳴が轟いたのだった。
502名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:42:27 ID:g0xBXrQu0
まさかのにn(ry
503名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:43:01 ID:VidjSYAA0
な、なんだってー
504メーテル:2009/01/15(木) 22:44:37 ID:45fLsprm0
わたしの名はメーテル……桂花は一刀の子を妊娠すべきと思っている女。
次回後編は、日曜日に投下予定よ、鉄朗……
505名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:49:24 ID:0+hf6XOx0
日曜まで全裸待機が決定した
506名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:49:33 ID:fc/fY8U6O
>>490
>>504
投下乙〜
一刀の種馬力強すぎますw
507名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:50:03 ID:3Pl6WwlV0
>>504
そう何度も使われると指摘せざるを得ないじゃないかw

鉄"朗"じゃなくて鉄"郎"な
508名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:50:05 ID:YcJZnPu80
おつつ!

「ヤればデキる子」がすごいツボにはまったw
509名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:51:08 ID:W5tT1HNz0
>>504
アンタ・・・最高に輝いてるぜ!
ただ>>501最後の行、「場内」ではなく「城内」ではないでしょうか。
さて、日曜日まで全裸で待機するとするか
510名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:51:51 ID:LYciZKgh0
ぐっじょぶ!ぐっじょぶ!お〜〜ぐっじょぶ〜〜〜!!
511名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:53:48 ID:j2VKgcYAO
桂花って外史の中で一番妊娠率高くないか?w
512メーテル:2009/01/15(木) 22:53:52 ID:45fLsprm0
わたしの名はメーテル……誤字り過ぎの女。
場内は城内と脳内変換して頂戴……所詮ワードの文章校正能力なんてアテにならないものね……
次こそは誤字0を目指すわよ鉄郎……
513名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:55:37 ID:6LLI9qtU0
さるかな、さるかな?
514名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 22:57:59 ID:6LLI9qtU0
間違えた…orz
515名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:08:35 ID:+8zqQJ8/0
このヒキで日曜までお預けとは、なんて非情なメーテルなんだっ……!!
516名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:09:49 ID:qfmusrTP0
さるかな合戦
517名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:11:21 ID:pRxh/L2Q0
ついでに言うなら、>>494の「本郷隊の二人なら兎も角」は、「北郷隊」の誤りだなw
518名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:13:25 ID:1i7+PTre0
なんという弄り甲斐のあるキャラなんだ桂花
GJすぎるぜ
519名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:16:32 ID:fL3gLEDJ0
桂花、愛されてるなあ。
魏の中じゃ一番個性的でいじりやすいし、
何より愛らしいからだろうか。
520名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:18:20 ID:jiI11QYp0
この時期だ、ネクタイくらいは着用しようぜ

>>490>>504
両氏GJ。
521名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:19:38 ID:+tbjrtYi0

ム 孫 賛 ね。今ハムの意味がわかった。遅くなってごめん。
522名無しさん@初回限定:2009/01/15(木) 23:21:07 ID:pRxh/L2Q0
>>521
北海道日本ハムファイターズの野球板での略称が「公」である事と同じ理由だな。
523名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 00:40:59 ID:uS4XEfWf0
2
524名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 00:43:16 ID:uS4XEfWf0
送信失敗
オレの名は前スレ>>783……
最近のケフィアにんっ! しんっ! ネタのあまりのクオリティに歓喜しすぎて、
妹に殴られた男……メーテルGJ
525名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 00:50:58 ID:4MsNFEzf0
つか、妊娠関係の話って桂花位しかないようなw
本当に桂花大人気だな、おいw
526名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:09:31 ID:s14JwViO0
あれだけ孕む孕む叫んでたら、そら妊娠させたくもなるよな。
なあ兄弟。
527名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:11:03 ID:v/fC+g8E0
だがそろそろ華琳様が妊娠する話も見たくもある
528名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:13:01 ID:0WWcFXlR0
桂花妊娠させて一刀消失とかシャレにならないっすよ
かわいそうです……
529名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:13:50 ID:uS4XEfWf0
>>526
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´
530名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:17:11 ID:Szxf3lHW0
さて…毎度のことですが。
投下を支援してくれる者はおるかー!
531名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:17:40 ID:VRZSYH2WO
ハムか霞が妊娠する話を見たいです。
532名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:21:09 ID:0WWcFXlR0
>>530
ここにいるぞー
533名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:21:25 ID:s14JwViO0
ここにいるぞー!
534ハム√の人:2009/01/16(金) 01:22:37 ID:Szxf3lHW0
一人いれば大丈夫だよな…ということで投下開始します。
大体5-6レス程度で終わると思います。
さるさん喰らったらジャンピング土下座で勘弁してください。
535名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:23:21 ID:Szxf3lHW0
[四]

 ようこそ、この一風変わった三国志の世界へ…なんて言われた覚えも言った覚えもないけれど。
 俺がこの世界に来てから、すでに数日が経過していた。

 伯珪とは、最初に会った後は、あまり話す機会がない。
 彼女は、多忙の身なのである。
 んでもって、俺は天の御遣い、なんて肩書きはあるけれど、その実ただの居候。

 ここ数日、俺の話相手になっていたのは、伯珪ではなく、客将である一人の女の子だ。
 その名前を聞いたときはびっくりしたのも、今では…いや、今でもやっぱり、彼女が「あの」武将とは、信じられない部分はあるか。

 ともかくも、伯珪はやたらと忙しい。
 内政内政盗賊退治また内政。
 普通に見えてもそこはそれ。
 白馬に乗って剣を取り、あるいは周囲に適格な指示を飛ばす様を見れば、伯珪だってわりと凛々しい女武将に見えたりする。

 が、その一方で。
 連日机の前で溜息ついたり頭を抱えたりしている様を見てると…なんというか。
 ああ、やっぱり普通の女の子なんだなぁ、などと妙に納得してしまったり。

「まあ、あれだけやることがあればしょうがないか」

 苦笑する自分は、というと、桶を片手に水汲みに来てたりする。
 どこからどう見てもただの雑用係です、本当にありがとうございました。

 漫画とか小説の見すぎと言うことなかれ。『異世界』に来てやっていることが、ただの雑用というのはどうしても悲しいものがある。
 まあ、普通に考えてみれば…由縁もわからぬ人間が、いくら天の御遣い、なんて肩書きを持っていたとしても、いきなり重用されるわけがない。

「どっちかっていうと、重用したり、主として祭り上げたりする方が、問題あるよなあ…」
536名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:24:40 ID:Szxf3lHW0
「どっちかっていうと、重用したり、主として祭り上げたりする方が、問題あるよなあ…」
「そうとも言えませぬぞ。
 北郷殿に相当する能力が備わっており、尚且つ、貴方を拾った者が相応の眼力を備えているのだとしたら、むしろそれは正しい」

 ここ数日で、聞きなれた声が、どこからともなく聞こえてきた。
 独り言に返事が返ってきたことには驚くけれど、声を聞けば納得する。
 彼女がしたなら、大概のことは驚くほどのことじゃない。

「子龍…?」

 この世界に来て、二人目に知り会った女性。
 姓は趙、名は雲、字は子龍。
 三国志でも一際光る英雄と全く同じ名をもつ、彼女の字を呼び、同時に頭上を仰ぎ見る。
 目に入ってきたのは、木の上で昼間っから酒を飲み、意地悪そうに笑っている…やっぱり美少女だった。

「おや、今日も雑用か?忙しいことだ」

 …本当に彼女があの趙子龍なんだろうか。
 趙雲と言ったら、質実剛健忠義一徹、全身これ胆の勇将のはず。
 けど、目の前にいるのは少々?奇抜な美少女。
 まあ、公孫賛が普通の美少女だったんだから、別に不思議じゃないって言えば不思議じゃないのかもしれない。

「しかし…すでに乱世の兆しは見えている。
 だというのに、せっかく迎え入れた天の遣いを雑用に使うなど…。
 義には厚いが、伯珪殿は所詮は凡人の器、ということか」
「そうかなぁ?わりと伯珪はやり手だと思うぞ。
 そもそも、俺が天の遣いなんて決まったわけじゃないし」
「何をおっしゃいますやら。
 その名前。その服装。さらには人の字を言い当てる離れ業。
 どこからどう見ても、貴公は本物の天の御遣いにしか見えませぬが」
537名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:25:46 ID:Szxf3lHW0
「…どうやったって胡散臭く聞こえるなぁ」
「失敬な。私は本心から言っているのですが」
「ってことは、伯珪の評価についても本心?」
「おっと」

 言葉面だけ聞くと、口が滑った…なんて思ってるように聞こえるものの、相変わらず彼女の口には薄い笑みが浮かんでいる。
 何のつもりなんだろうか。まあ、彼女の行動が破天荒なのは今更か。
 実際会ってから十日とたってはいないのだけど。

「…こんな荒んだ世の中で、あれだけの人格者が統治者として存在することはむしろ奇跡じゃないかなー、と俺なんかは思う」
「ふむ、その評価も捨てがたいですな」

 冗談で返したつもりが、妙に納得されてしまった。

「とはいえ、英雄と呼ぶには少々魅力が足りぬ…貴公はどうお考えか?」

 それにしても本当にいいのか、ここまでぶっちゃけちゃって。
 趙雲さん、仮にも伯珪のこと、恩がある相手って言ってませんでしたっけ?

「居候の身にそんなこと聞かれてもなぁ」

 投げやりな台詞にも、子龍は取り合わない。
 そのまま、自分の言いたいことをしゃべり続ける。

「乱世は最早目前。しかし、伯珪殿は盗賊退治と内政ばかりに気をとられている。
 それ以外にやるべきことがあるのではないか?」
「うーん…」
538名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:26:01 ID:4MsNFEzf0
支援さー
539名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:27:45 ID:Szxf3lHW0
 確かにそうだ。
 こっちの世界の流れが、俺の知っている世界の時代の流れと同じなら。
 この後、黄巾党の乱、董卓の暴政などが続き、最終的に世は戦国乱世になる。

 しかも、幾ばくかの人々には―――少なくとも子龍には―――その流れが半ば見えているのだろう。
 …が。それに比べると伯珪は、目の前の些事に捉われているような気がするのは確かだ。
 で、その原因はというと。

「やっぱ、人手…っていうか、人材が足りないよな」
「…ふむ」
「そもそも、白馬義従だっけ?
 あの騎馬隊にしても、個々人の騎射の腕はともかく、戦術的な支えが伯珪の軍学だけじゃなあ…。
 内政に関しては、ほとんどが伯珪の承認がないと動かない状態だし。
 軍師というか名士というか、そういう人がいればいいんだろうけど…」
「…ほう」

 首を捻ってると、いつの間にか、子龍が酒を飲むのをやめ、こちらをじっと見ていた。

「…どうかした?」
「いやはや。少々驚いておりました。
 何ともはや…なかなかどうして」

 何とも言えない彼女の顔に、首を傾げてみる。
540名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:30:20 ID:s14JwViO0
支援
541名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:33:24 ID:VRZSYH2WO
さる?
542名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:35:31 ID:B13hsxGr0
なんでこう毎回不自由なのにテキストファイルで投下しないの?
543名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:43:06 ID:uS4XEfWf0
その方がスレとしては楽しいからじゃね?
544名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:45:21 ID:HKHXF0qV0
文化の違いじゃね?TXTで投下するなら初めから投稿サイトなりにいったほうが早いし
545名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:47:20 ID:94NJ6Sdp0
txtもしくは誘導でやれってSSスレもあるが、外史スレは普通に投稿するのが流儀なんだからそれでいい
546名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:47:30 ID:s14JwViO0
なんというか、テキストファイルは趣がなぁ。
情緒が足りない。

しかし、株主優待もBBSピンクは適用範囲外だしなぁ。
あちらを立てればこちらが立たず。

何はともあれ
>>534
早く帰って来いよー。
547名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:48:36 ID:3/cbg+Op0
連投規制は
人が多い時間帯なら支援なしでも規制されにくいが、人が少ない平日昼間や夜中は支援があっても規制されやすい
548名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:48:37 ID:Szxf3lHW0
「何で驚くのさ」
「…いえ、桶を手に持って、いつまで考え事をしているのかと」

 ………しまった!?
 俺水汲みの途中だった!?

「わ、悪い子龍!
 話はまた後で!」
「うむ、急がれよ」

 少々重い桶を持ち直し、走り出す。
 その後ろで。

「…」

 視線が俺のことを追っかけてきている気がした。
549名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:49:19 ID:SZgcfEOl0
ハムに航空支援を開始する
550名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:50:50 ID:SViCRMly0
支援
551名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:51:31 ID:Szxf3lHW0
というわけで今回は終了。とりあえずごめんなさいorz
エロパロ板出身としては、スレに投下する方が慣れてるはずなのですが…むむむ
一応、いくつか回避方法を考えてみます…
次回は桃園三人組に寄生される話になるかと。ではまた
552名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:53:48 ID:3/cbg+Op0
一応貼っておく、貼る時間帯を考慮すればある程度は規制防げるよ
1時間ごとの規制解除を利用するとか、人の多い時間帯に投下するとかね

ttp://ansitu.xrea.jp/guidance/?Samba24
553名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:54:28 ID:s14JwViO0
ハム投下乙!
次も期待してるぜ。

メーテルの人は3分間隔の投下前10分宣言か。
創作発表板の作法っぽいな。
554名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 01:59:29 ID:SzBDiYe60
亀だけど、メーテルのセリフが一番笑うし楽しみだ
後の後書き作家である
555名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:05:51 ID:e3AgCJ6C0
あ、他に投稿なければ袁術ルート続き投下してもよかですか?
10レスぐらいです。
556名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:08:33 ID:s14JwViO0
ばっちこーい
557名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:08:47 ID:K7sSLdsr0
カマン
558名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:09:41 ID:o+HD2aTQO
ハム√の人乙です!

最近ハムが可愛すぎて困るw
55921:2009/01/16(金) 02:11:18 ID:e3AgCJ6C0
───荊州某所

「あの、すいません・・・」

「なんだお前は?」

「ここ、孫策さんの陣ですか?」
野営地入り口前にいる、いかつい兵士に話しかけてみる。
味方の兵士で見慣れてても、やはり他勢力の兵士は怖い。

「そうだが、なんだお前は?」

「えっと、俺は南陽の袁術からの使いのものなんですけど
 孫策さんに面会させてもらえないですか?」

「はぁ? 何言ってんだお前? 使者がそんなおかしな格好で供もつれずに
 一人でくるはずがないだろう。 ほら 帰った帰った!」
シッシと手を払いのけられる。

「いや、見かけで判断しないでよ! ほんとに袁術の使者なんだって!」
やばい、面会できずにおめおめ戻ったら二人に何言われるか・・・

「あれれ〜 どうしたんですかぁ〜?」
陣の中から妙に間延びした女性の声が。

「ハッ! 陸遜さま! 実は怪しい風体の者が袁術軍の使者と名乗っており
 孫策さまに面会させろと申しております。」

「袁術さんの使者ですか〜〜?」
陸遜と呼ばれた女性が陣の中からひょっこりと顔を出す。
56021:2009/01/16(金) 02:11:57 ID:e3AgCJ6C0
「あらららら〜 ホントに変な格好してらっしゃいますね。
 でも大丈夫ですよ、この御方は多分ホントに袁術さんの使者ですよ〜」

「え?」

「はじめまして〜 そのテカテカの不思議な光沢の服、聞いた事がありますよ〜
 袁術さんのところに舞い降りたという天の御使い様ですね?
 私は姓は陸、名は遜、字は伯言・・・ 孫策様の元で軍師をしています〜」

「あ、どうも。 そっか、知られてたんだ。 改めて俺は北郷一刀・・・」
いや、しかしこれは・・・

「姓が北郷、名が一刀ね・・・」
なんと言うか・・・デカイ・・・

「袁術の使者として、孫策さんに面会を申し込みたいんだけど・・・」
七乃さんも服の上からしか見た事がないけど、
大きさも形も申し分ない美乳と思ってたが・・・

「あの〜 北郷さん?」
これは・・・美羽はもう何というか単位が違う。
爺ちゃんがいってたっけなあ。
男は広く物事を見ろって。南陽しかしらなかった俺は
なんて視野の小さい奴だったんだろう。

「北郷さ〜ん!」

うおっ ビックリした!?
「はははい! なんですか!?」
初対面の女性相手になんて失礼な事しちゃったんだ俺。
56121:2009/01/16(金) 02:12:29 ID:e3AgCJ6C0
「もう〜 どこ見てしゃべってんですかぁ〜」
やばいバレてる!?
別のところに目がいって気がつかなかったが、その、なんだ。
子犬のように愛嬌のある可愛らしい顔立ちに
その肢体とのアンバラスが実に・・・は!?

「いやいや!?、何の事やらさっぱり! 
 って・・・それで陸遜さん、孫策さんに取り次いでもらえないですか?」
・・・なんとか場をごまかして本題に・・・

「孫策様にですか〜・・・うーん 少しお待ちいただけますかぁ?」

「あ、うん。 突然訪れたのはこっちだし、勿論待つよ」

「はい それではぁ〜♪」
562名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:12:45 ID:Szxf3lHW0
C
56321:2009/01/16(金) 02:14:07 ID:e3AgCJ6C0
───孫策陣内

「天の御遣い〜? 袁術もずいぶんと胡散臭いのを送ってよこしたわね。
 それで、穏。 その御遣い君はどんな子なの?」

「はい〜 お名前は北郷一刀さんと言いまして〜。
 ちょっとお話した限りじゃ面白そうな人だし、悪い人にも見えませんでした〜♪」

「しかし。 堅殿を失い、勢力も衰退した我らに、今更袁術が何の用だ?」

「・・・・・・恐らく、我らの窮状に付け入って恩を売り、
 あわよくば孫呉の残兵を取り込もうというのでしょう。」


「まぁ そんなところでしょうね〜」

「・・・孫呉も侮られたものね」
雪蓮は悔しげに唇をかむ

「でも雪蓮。今の我らは拠る地も持たぬ放浪軍よ。
 何れは軍資金も兵糧も尽きるし、孫家の再興を目指すなら、
 袁術を利用する事も選択肢に入れなければならないわ」

「わかってるわよー 冥琳」

「じゃあ 北郷さんとお会いしてみますかぁ?」

「ええ、会いましょう。生の天の御遣い君てのもちょっと興味わいてきたし」

「は〜い♪ それじゃ北郷さんをお通ししますね〜」
穏はトテトテと場を離れ、北郷を呼びにいった。
56421:2009/01/16(金) 02:15:36 ID:e3AgCJ6C0
───再び孫策陣内
「北郷さんをお連れしました〜」

陣内に通され、中央の天幕の中に陸遜さんが声をかける。

「いいわ、お通しして。」

「は〜い でわ北郷さんどうぞ〜」

う〜緊張する。
でもここにとどまってるわけにも行かない。
意を決して天幕の中へはいる。

「いらっしゃい 天の御遣い君」
俺より2、3年上かな?
少しキツメの顔立ちに褐色の肌、煌く髪。
・・・確かに美人だ。
でも気さくな挨拶とは裏腹に、射抜くような視線。
直感的にこの人に嘘は通じない、そう思った。

「はじめまして、北郷一刀です。袁術の遣いで参りました。」

「私は孫策、字は伯符よ、左が軍師の周瑜。
 右にいるのが将軍の黄蓋よ。」

「儂は黄蓋じゃ。北郷殿、以後見知りおいてもらおう」
妙齢の女性はぶっきらぼうに黄蓋と名乗る。
なんという威圧感。
そして別の部分もひときわ存在感・・・!
56521:2009/01/16(金) 02:16:39 ID:e3AgCJ6C0
「周瑜という。軍師としてこの会談に同席させてもらう。」
長身の女性が静かに答える。
長い黒髪に、褐色の肌、この人もすごい。
孫策さんが小さいわけじゃない。
だが、左右を周瑜さんと黄蓋さん、俺の後に天幕にはいった陸遜さん。
この位置取りはまさにバミューダトライアングル、目が吸い寄せられる・・・!

「御遣い君、今すっごく失礼なこと考えてなかった?」
やばい、孫策さん目が笑ってない。

「すいません! 何でもありません!」

「まあいいわ。それで、用件はなに?」

さあ、気を取り直して本題に入ろう。
「はい、袁術は孫家の皆さんを南陽にお迎えしたいと申しています。」

「慣れない言葉遣いはしなくていいわ。楽に話しましょう?
 袁術ちゃんが私たちを招いてるのはわかったわ。
 でもまさか宴のご招待でもないでしょう?」
まどろっこしいのは抜きに本音でこいって事か。

「ありがとう。まあ、そうだね。」

「ならどういう意図かしら?」

「美羽・・・袁術は孫策さんたちを配下にしたいと考えていると思う。」

「なんだと?」
黄蓋さんが色めきたつ。

「北郷殿、それを我らが飲むとでも?」
566名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:18:19 ID:VRZSYH2WO
支援
56721:2009/01/16(金) 02:18:35 ID:e3AgCJ6C0
周瑜さんも鋭いまなざしをこちらに向ける。
だが、ひるむわけには行かない。

「・・・正直、思わない。」

「そうね。孫家が袁術ちゃんの家臣になれというなら答えはいいえよ。
 それで、君は無駄だとわかってる事を言うためにわざわざ来たのかしら?」

「そうじゃない。俺は孫策さんに提案があるんだ。」

「・・・へえ 是非聞きたいわ。有益な提案であるならね」
孫策さんの視線は俺の目を射抜くようにあわされてる。
気圧されるが、ここで逸らす訳には行かない。

「袁術軍は孫家再興の後押しをする。その代わり、
 それまでは家臣でなくてもいい。客将として袁術軍に孫呉の力を貸して欲しい。」

「・・・そんな約束、袁術が承諾するとでも?
 失礼だが北郷殿、そんな保証があるのか?」

「それは・・・信じてもらうしかない、かな」
周瑜さんの疑問は当然だろう。
散り散りになった孫呉の兵を集め、再度楊州を纏めるだけの軍備を整える。
楽な話じゃないし、いくら袁家の経済力でもそんなに簡単なわけがない。

「そうね・・・信じるためには条件があるわ
 御遣い君、あなたその条件を、私の前で袁術ちゃんに飲ませる事が出来たら
 信じてみてもいいわ。 できる?」

「雪蓮・・・!」
「策殿!」
56821:2009/01/16(金) 02:19:47 ID:e3AgCJ6C0
美羽は代々の名門の家柄、孫家は孫堅さんが一代で築き上げた、いわば成り上がり。
何の得もない話に見えるだろう。でも俺は知ってる。
この人たちと良好な関係を築くことは、美羽にとって大きな力になる。
どんな手をつかっても、やるしかない!

「・・・それで孫策さんが信じてくれるなら、やるよ」

「決まりね。冥琳、祭、南陽へ行くわよ。支度なさい。
 穏、あなたはここでお留守番、誰か残って兵を纏めていないとね」

「ちょっと雪蓮・・・」

「・・・勘よ。御遣い君、ここに入って来た時はどこの腑抜けかと思ったけど
 最後にまっすぐないい目をしたわ。これが根拠。」

「え〜 私も北郷さんが袁術さんを説得するところみたいですぅ〜」

「まあよいではないか。策殿が決めたなら儂に異存はない。
 策殿の言うように、こやつ最後に男の目をしおったわ。」
豪快に笑う黄蓋さん

「はぁ・・・雪蓮・・・言い出したら聞かないんだから。
 わかったわ。私も北郷殿の覚悟を見届けよう。」
不承不承頷く周瑜さん。

こうして俺たちは陸遜さんを残して、4人で南陽へ向かった。
56921:2009/01/16(金) 02:20:29 ID:e3AgCJ6C0
今日は以上です
支援ありがとう!

中々話が進まなくてすんません。
570名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:28:58 ID:s14JwViO0
みうの人乙!
そういやこの頃って劉備なにしてんだ?
571名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:30:21 ID:e2nd/N/pO
草履つくってます
572名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:39:50 ID:8hKNh1Qr0
孫堅死んだ192年だと、正史では公孫サンの下で袁紹・曹操あたりと対立してるみたいだが・・・
573名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:49:12 ID:e2nd/N/pO
正史じゃ黄巾や反トウタクも堅だからな
574名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 02:49:29 ID:SzBDiYe60
正史では皆男みたいだが・・・
575名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 03:05:10 ID:SViCRMly0
精子だから仕方ない
576名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 04:39:31 ID:FjaJDcFk0
>>571
そんなモンより手編みのマフラーやセーターの方が売れると思う。
ほら、外史だし。
577名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 06:40:19 ID:VoG0P7QP0
桃香さんはあまりに可哀想なんで汚名挽回できるようなSSでも書いて
なんとかしてあげたいんだがな……
578名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 07:12:32 ID:0BrNiSME0
挽回してどうするよw
汚名は返上させてやれよ
579名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 10:44:11 ID:KNTKInJV0
福耳をつければいけるよ、きっと。
580名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 10:58:10 ID:e2nd/N/pO
袁術ルートSSのチンコが孫呉メンツのオッパイに目をギラギラさせてるのはエロへのフラグと思いたい。
581名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 11:26:44 ID:KtAnOT6X0
美羽と同い年くらいのって誰だろうな〜
明命と小蓮ぐらいか?朱里と雛里ぐらいか?月と詠ぐらい?まさか璃々くらいじゃ・・・。
まぁどちらにしろ18歳以上ってのは確実か
582名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 11:30:46 ID:ynSy1KuQ0
祭姐さんの歳は…?
紫苑や桔梗はババァといってもギャグの範疇だが祭は下手するとギャグじゃすまんぞw



583名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 11:32:59 ID:flWk7YyW0
白蓮可愛いよ白蓮。
584名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 11:44:35 ID:amX9vh0Q0
また、ジェリドかよ
585名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 11:51:52 ID:r1mcXBbf0
>>582
とりあえずこの作品の登場人物は〜は無視るとして、
堅殿が雪蓮を産んだ頃に祭さんが明命くらいだったと考えても30半ばは行ってるんだよな。
紫苑は璃々が明らかに幼稚園児くらいだから20台でも通るし、その紫苑と同年代らしい桔梗も同じくらいと言えるけど祭さんは苦しいな。
586名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 12:35:23 ID:KNTKInJV0
史実でも黄蓋の生年はわかってないし、大丈夫大丈夫。
587名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 13:04:13 ID:1Gk/WM/3O
永遠の十七歳です♪てへっ
588名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 13:44:26 ID:Wy9awgZ90
遅レスだが>>501
華琳様ケフィアを自害させるつもりですかw
589名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 13:51:56 ID:e2nd/N/pO
連載の人たちが飽きずに最後まで書ききってくれる事を祈るばかりだぜ
590名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 13:53:03 ID:KNTKInJV0
エンドのあと、一刀が三国まわって他の陣営の武将を落としていくってのを考えたけど
たいへんすぎて書き終えるまでに飽きるだろうなあ、という自信があってかいてないw
591名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 13:56:58 ID:qaOLSf7I0
メーテルの人のケフィア妊娠話は日曜日で完結か。
楽しみなような勿体ないような。
592名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 14:21:22 ID:SZgcfEOl0
袁紹の所に一刀が現れて時に突っ込んで、時に一緒にぼけて、時に激しく怒鳴りつけたりして
袁紹に少しずつ権力者としての自覚を持たせて天下統一させていくなんて妄想を思いついた
593名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 14:38:55 ID:iFvwtdo/0
>>592
鬼才現る

さあ、あとは文章にするだけだ!!
594名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 15:54:11 ID:mceuROoS0
>>592
いきなり突っ込むとはさすがちんこ
595名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 15:59:35 ID:SZgcfEOl0
>>594
ボケと突っ込みのつもりで書いたんだが・・・・・・
一刀だとやっぱりそっちに行くか・・・・・・
596名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 15:59:52 ID:LiBQKzSt0
ダブルミーニングですね
597名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 16:23:03 ID:rvw9qfLjO
>>590
大変だろうが面白そうだぜ
598名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 16:29:08 ID:vfTs97kI0
曹操だろうと劉備だろうと孫策なり孫権だろうと公孫賛だろうと、マトモになった袁紹や袁術だろうと
マトモでさえあれば、誰が統一なり三分なり二分でTOPにたっても民にとっては大した問題じゃないからな

袁紹の所だと、袁紹と顔良と文醜しか武将出てきてないから、水鏡の塾の諸葛亮、鳳統に限らずを青田買いしたり
ハム吸収したり、趙雲が来るかわからんが、恋姫で名前が出てきてない在野の将とか取り込んで行けば良いんじゃね
オリキャラを扱いきれるか知らんが
青田買い等は一刀の知識とちんこを使ってなんとか・・・理想郷の袁術ルートの一刀みたいにある程度チートも考慮して
599名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 16:47:32 ID:e2nd/N/pO
>>598
理想郷の袁術ルートの作者乙
600名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 16:50:20 ID:SZgcfEOl0
>>598
しかし一刀を強化しすぎたりちょっ性格変えるとオリキャラになるし、青田買いしすぎるとオリキャラだらけになるし、
知識は短期間で効果が出るのがなかなかないし、いろいろと難しい。
妄想だけならいくらでも湧き出て来るんだが肉付けがなあ・・・・・・・
601名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:02:19 ID:e2nd/N/pO
>>600
このスレで求められてるのは原作の雰囲気を残したIFじゃないか?

別ゲームやなんかのキャラに一刀を全置換しても成り立つようなSSは求められてると思えなんが。

俺だけかもしれんがね
602名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:09:25 ID:SZgcfEOl0
>>601
まあ、確かにどこぞのスパシンみたいにしたって萎えるだけだしなあ。かといって弱いままだといろいろと大変だし。
何せ他の勢力と違って人材が殆どいないからなあ・・・・・
やっぱりこの妄想もお蔵入りか・・・・・・
603名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:10:08 ID:QzFvG7CY0
>>601
いやその通りだよ
604名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:20:34 ID:KNTKInJV0
別にキャラ変える必用はないでしょ。
単純に幸運や天の御遣いの噂やちんこ力で人材を引き入れればいいだけで、本人が強くなったりする必要も
ないし。呉ルートレベルの軍師っぷりなら文句もいわれまい。

どの陣営ルートでも、古参の将をひきぬくのは難しいから、反董卓連合時に、月、詠、恋、霞を捕まえられ
るかどうかだよね
袁紹ルートなら、ハム捕虜にしてなんとか懐柔。袁術ルートなら、孫策軍の手綱とり。
あとは、いち早く西涼をおさえて馬超、馬岱。
605名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:25:51 ID:vfTs97kI0
原作重視しなければ
河内の司馬懿とか司馬氏の八達とか、青州の孫策に仕える前の太史慈とか河東の徐晃とか
水鏡門下生の徐庶とか、KOEIの三国無双から引っ張ってきて河南の甄姫とか黄月英とか幾らでもいるが

原作重視なら袁紹の領土付近で取れるのは諸葛亮、鳳統、趙雲の3人くらいかね
武官で顔良、文醜、趙雲  文官で諸葛亮、鳳統  成長を見込んで袁紹と一刀も入れれば将が7人、公孫賛取れれば8人
あとは董卓討伐時に張遼、華雄、呂布、陳宮、賈駆を頑張って手に入れれば・・・
606名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 17:55:49 ID:VRZSYH2WO
袁紹軍はまだ田豊、沮授、張コウ、高覧とかそこそこいるけど……
袁術軍だと紀霊ぐらいしか分かんないなぁ。
607名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 18:04:33 ID:KtAnOT6X0
オリジナルになると真名がどなるか気になるな
608名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 18:27:14 ID:r+bR+HPr0
>>607
劉禅の真名は「阿呆」
609名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 18:58:09 ID:QhITARZW0
実は真名が阿斗でよくね?
610名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 19:36:04 ID:KBPtcxJR0
>>604
逆にいうとその辺りを上限にしないと何このチートって言われるだろうな>呉ルート一刀
冥琳の片腕っぽいポジションだったから既にチートって言えなくもないんだけどさ
両袁家の人材に関しては敗軍吸収と華琳に仕える前の風・稟辺りを上手い事回収で乗り切れんもんかな?
美羽なら蜀方面に手を伸ばして紫苑達ゲットとか
611名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:34:58 ID:SZgcfEOl0
>>604-605>>610
しかしここまで来ると袁紹が一番の障害になるような・・・・・・・w
トップが馬鹿だと来ないようなやつもいろいろといそうだし。
いっそ一刀に実権を握らせてお飾りにでもするか?しかしそこまで有能だとオリキャラ化&理想郷袁術と似たり寄ったりになりそうだし
袁紹成長させようにもすぐには変わらないだろうしなあ・・・・・・
612名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:39:07 ID:TRpxtXf+O
やっぱしここは一刀さんのちんこ力に期待するしか…
613名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:42:04 ID:z9615nW60
>>612
ちんこロ〜ドがひらか〜れた〜♪
614名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:44:01 ID:Z6zm5m/N0
いっそ憑依ものにでもすりゃ全部解決するんだろうけどね…
チート無しで考えるなら、すでに散々言われてるが、歴史オタクと言う設定を
生かして今現在フリーで、しかも強い武将と軍師をかき集めるしか無いだろうよ

まあ、袁紹&袁術は王宮内に大量のコネを持ってるという公式設定があるから、
こいつを利用して董卓に接触、董卓含めた将軍を根こそぎ引き抜くってのもありだが
615名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:48:37 ID:HBUyByyy0
あんまり言ってみうルートの人のネタをツブしてしまわないか心配だ……
616名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:49:54 ID:lEljTIk80
袁紹はオツム以外はいい主君だと思うのは俺だけかなー。一般人とか凡才にも寛容そうな。
根本的に自分以外の人間を下に見ているから、多少の能力良し悪しを気にしない感じで。
無印かなんかで下々の者には優しいみたいな話も出てた気がする。俺の思い込みかもだけど。

方向性としては袁紹をないがしろにするんじゃなくて、
「あの憎めない、愛すべきバカ殿を俺たちで天下一にしてやろうぜ」
みたいなのがいいなぁ。

だから人材乱獲も悪くないけど、兵数とか軍資金とか大義名分の面では申し分ないんだから、
斗詩と一緒にがんばって兵理を勉強したり、猪々子と死に物狂いで調練したりして強くなればなぁ。
617名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 20:54:50 ID:Z6zm5m/N0
いや、どんなに一刀がチート化しても将軍や軍師が足りないという袁家の現状は致命的だろ…
そもそも一刀さん一人で政務こなさなきゃならんのがほぼ確定なのに
自分を鍛えるだの兵法を学ぶだのなんて無理ですぜ
618名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:00:49 ID:KNTKInJV0
袁家は名家で、人もいっぱいいるはずなんだけど、恋姫キャラとしては少ない。これが困る。
619名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:01:13 ID:+9aIUsWI0
いやいやいや
文官居なけりゃ国が機能してないからw
有名どころは居ないにしても名無しの文官は居るだろう
620名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:03:35 ID:HBUyByyy0
それにしても最近は活気が凄いな。
クオリティ高いSSも多いし、最近じゃ毎晩夜はここに入り浸りだよ。
621名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:04:28 ID:z9615nW60
>>618
田豊、出負け、審配、逢紀、沮授、一応許攸
有名所を挙げるとこんな感じか
一人も恋姫キャラが居ない
622名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:06:59 ID:SZgcfEOl0
>>616
まあ、比較的善政はしていたようだし曹操に占領された後袁紹の領民が昔の当地を懐かしがっていたなんて話もあるし
ただ、恋姫のキャラだとどうも・・・・・・無印だと戦場で常に無陣だったし、その肝心のオツムが致命的かと・・・・・
623名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:10:22 ID:Z6zm5m/N0
>>619
名無しの文官に何を期待しろと?
624名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:14:52 ID:+9aIUsWI0
そもそも一刀さん一人で政務こなさなきゃならんのがほぼ確定なのに
ってのに突っ込んだだけで
俺に何に期待しろって言われても困る
625名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:22:25 ID:Z6zm5m/N0
突っ込まれた理由がわからんな
新しい人材を確保出来ないなら、理想郷の袁術ルートの様に一刀さんが
チート染みた内政力を発揮しない限りは、まず間違いなく
袁家は敗北するってだけの話なのに
626名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:30:07 ID:lEljTIk80
一刀が人を集めて、はわわとあわわが内政・軍略をやって、恋と星が暴れまくりか。それはたしかに強いだろうな。
で、そこに麗羽と斗詩と猪々子の出番はあるのか?
627名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:33:13 ID:vfTs97kI0
恋姫で考えると袁紹は政はある程度名無しの文官が頑張ってたのかもしれないが
戦争に関しては軍師が居ないのが致命的過ぎる、公孫賛なら兵士だけの物量でどうにかできるけど、その後が続かない
劉備の元に行く前に諸葛亮と鳳統引っ張るか、程cが日輪の夢見て日輪→天→天の御使い→噂の元の袁紹の下へ
みたいに都合よく考えてくれれば郭嘉と一緒に軍師がゲット出来るかも知れない

諸葛亮、鳳統、賈駆、陳宮、荀ケ、程c、郭嘉、周瑜、陸遜、呂蒙が軍師の役してて
物語開始時点で在野なのは諸葛亮、鳳統、荀ケ、程c、郭嘉
賈駆と陳宮は董卓討伐時か、討伐開始以前に政略で引き抜かないとダメだし
討伐前に引き抜けば物語が大きく変わってくるし、荀ケは性格的にも曹操の所行くだろうから無理だろう

物語開始時点の一刀は未来の世界の知識を持ってるに過ぎない字も碌に読めない一般人
「単独」では武官としても軍師としても政のみの文官としても使い物にならない
陸遜伝の006や諸葛亮、鳳統伝の006みたいにアイデアを伝えるって形なら使えるかもしれんが
628名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:39:48 ID:+9aIUsWI0
>>625
>>617の書き方に違和感があったってだけなのに変な所に噛み付くなぁw

↓以下何事も無かったかのようにどうぞ
629名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:48:54 ID:e2nd/N/pO
理想郷の連中がここのSS書きの邪魔しにきたか(笑)
630名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:50:17 ID:ROil0vAF0
桂花かわいいよ桂花
631名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 21:53:34 ID:vfTs97kI0
>>617
字を覚えるまでは隣で誰かが訳さないと一人で政務こなせない
632名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:03:07 ID:T/BbkyMI0
ん?U-1スレと間違えたかな?
633名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:04:09 ID:/no3WDVV0
桂花妊娠の次は桂花ボテ腹エッチだな。
もしかしたらFDでやるのかもしれないが。
634名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:05:39 ID:bBHmJkXXO
とりあえず皆、俺と桂花の子供の名前一緒に考えてくれよ。
男の子と女の子両方な。
635名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:05:43 ID:z9615nW60
>>633
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
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  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
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636名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:08:54 ID:KNTKInJV0
上のほうのレスで書いた、魏ルートの後、帰還した一刀が他の陣営の武将とも接触してちんこの力を
存分に発揮する、というのをついに書き始めてしまったので、予告を投下。

さすがに全員と関係もつのを書くのはきびしいだろうけどw

本編は来週あたりに投下したいと思ってます。


いけいけぼくらの北郷一刀(仮)予告編


          蒼天已死
          黄天当立


「漢室の命數はすでに尽きた!」
 曹孟徳の言は、簒奪への序曲なのか。

──それは、戦国のならいか。あるいは、俺の力の無さか。
「蜂蜜水がほしいのじゃ、蜂蜜水が……」
「美羽様、もう……ないんです。どこにも……ああ、この七乃が喉を刺しますから、そこから血をす
すってくだされば、すこしは渇きも癒えましょう」
「嗚呼、この袁術ともあろうものがこのざまよ」


「なんとかならねえのかよ、なあ、アニキ」
「猪々子さん、見苦しいですわよ」
「でも、麗羽さまぁ」
「ごめん、でも……」
──俺の泣き言を、彼女はただ、笑って聞いていた。たのしげに、そう、本当にたのしげに。
637名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:09:25 ID:KNTKInJV0
「へぅ……」
「もうこのフリフリともお別れってことね」
──全てをあきらめたような笑顔を、この子にさせたいわけではないのに。
「もう、そんな顔するな、このバカちんこ」


「なあ、一刀、あたしと羅馬にいくって約束……おぼえてる?」
──その問いかけは、たどたどしく普段の彼女とはとてもかけ離れていて。
「ああ、いこう、あの彼方に……ただ、ごめん。二人きりじゃないかもしれないけど」
「しゃあないなあ。孟ちゃんも惇ちゃんもみーんな連れて、羅馬まで進撃したろやないか」


「ま、そんなわけで行ってきて」
──でも、と彼女はつぶやく。消え入りそうに。
「……帰ってこなきゃ、だめよ」


「新しき時代には、新たな天の祝福を!」
 あるいは新たなる戦乱の幕開けを意味するのか。
 新たな出会いと戦いが、いま、はじまる。


注:予告と本編は異なる場合があります。

638名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:09:37 ID:e2nd/N/pO
>>Z6zm5m/N0
なんでここのみうルートの内容全否定したいんだ?
639名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:11:40 ID:vfTs97kI0
予告と本編が異なりすぎるような気がするw
640名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:14:00 ID:LiBQKzSt0
存在しないSSについて有りか無しか議論してどうするんだ
書き上げて投下されてから内容について語ればいいじゃん
641名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:14:38 ID:Wy9awgZ90
>>616
ちゃんさまですね、分かります
642名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:18:06 ID:T/BbkyMI0
>>640
そうだな
やるなら本スレでやって欲しいところだぜ
643名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:28:00 ID:1Gk/WM/3O
さあ週末だ〜楽しみ〜
現在4SSが連載中だっけ?
644名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:34:07 ID:ROil0vAF0
桂花妊娠
ハム√
みう√
真√

かな?
645名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:34:50 ID:Z6zm5m/N0
>>638
何も否定しちゃいないさ、あれは俺も楽しみにしてるしね
ご都合主義無しで軽く議論はして見たが、それだけだろ?
646名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:40:07 ID:5UI0d3VdO
>>634
げろしゃぶか…フーミンだな!
647名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:41:02 ID:IkUd8z/Q0
>>646
何と懐かしいネタを出すのか貴様は
648名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:43:05 ID:ROil0vAF0
愛に気づいて下さい
649名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:57:51 ID:murpvGMz0
>>646
げろしゃぶだけは・・・絶対にダメだ!!!!

一刀との子供なのになぜか華琳様から一字を貰いそうw
650名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 22:59:58 ID:il5jqn4w0
まとめのSSちょっとだけ使いやすくなってるね
続き物のSSに前項、次項のリンクが追加されてる
中の人乙
651名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:09:24 ID:QhITARZW0
桂華とかになるのか?>こども
652名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:16:25 ID:+6oJ0ZGN0
荀ツ
荀?
荀?


荀粲
ってWikipediaにあった

上3人若いうちに死んでしまうらしいな
ケフィアまじ不憫
653名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:17:51 ID:0aEVgUcC0
>>641
一刀はアガレスさんで他の連中は落とし子かよ
654名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:51:35 ID:ZEn07U7oO
ここ見てるとみんな美羽様とかハムとか好きだよね
風と明冥が好きな俺は異端なのかな……
655名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:52:44 ID:il5jqn4w0
真名間違えるようでは異端だな
656名無しさん@初回限定:2009/01/16(金) 23:53:07 ID:HKHXF0qV0
>654
俺もその二人好きだよ
ハムも美羽も好きだけどな。
657名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:06:34 ID:XIBNY8aJ0
話の流れを切るようで申し訳ありませんが、失礼します
董卓軍ルート妄想SS No.3
ttp://www.tinami.com/view/52544

続きが完成しましたのでご報告いたします。
それではよろしくお願いします。
658名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:08:29 ID:ROil0vAF0
ケフィアと風は妊娠するべき
659名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:09:46 ID:9n7r+a1I0
別サイトのSS宣伝はうざい
興味ある人は公式から飛んで普通に見るんだからこんなところに来てまで必死になるな
660名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:11:30 ID:3AmAfV+b0


>>659

「うざい」の意見に俺も同意
661名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:11:33 ID:xFrlQvwaO
だよなあ
ここで祭のSS宣伝はうざいよ
てか一人だけだが(笑)
662名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:18:08 ID:1G5Uyki+0
>>654
風も明命も大好きだ
個人的には亞莎萌えの同士をあまり見かけないのが心配・・・
663名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:20:02 ID:RwXGwWEF0
ここでは誰が好きだっていう意思はSSで証明すべき
664名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:20:33 ID:tMevWe+40
本スレと同じ話題やっても意味ないしな
665名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:21:16 ID:0C9cskaF0
>>662
萌えるんだが、公式以上の萌えガ描けそうにないのが困りどころw
666名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:21:41 ID:xFrlQvwaO
今日は紳士スタイルが堪える寒さだが
投下を待つぜ
667名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:22:21 ID:f1AnEQ6I0
恋が好きなんだけど、彼女ってなんでねねの事を真名で呼んでないんだ?
668名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:22:47 ID:l3kIgU9A0
ついでに登録しないと読めない所なんかリンクされても困る

二次創作で登録した人しか読めないってどんなだよ。
投稿サイトなんぞいくらでもあるのに
批評されるのが恐い馴れ合いしかいない気がする。
669名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:23:22 ID:hNl1jGqs0
>>662
アーしぇは今人気投票やってもTOP10に入るだろ
670名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:25:06 ID:xFrlQvwaO
>>668
ボタン押してもらうと賞貰えるんじゃね?
671名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:29:05 ID:5LUbcLO80
亞莎の出てくる呉アフター書いてるが…なかなか書きたいシーンまでいけないぜ。
672名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:31:31 ID:ZJKmNss30
そこまでいったらスーバー白馬タイムだろ
673名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:34:22 ID:tMevWe+40
>>667
もう一度プレイしなおしてこいw
呼称表にも真名で呼んでる事が書いてるだろ
674名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:37:13 ID:59cAjeOQ0
ねねとは呼んでるが音々音とは呼んでないな
ねねね、とか呼びにくいけどね
675名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:38:34 ID:5LUbcLO80
ほとんどのキャラに言えるけど、戦闘時は真名で呼ぶことはあまりないな。
まぁ「恋隊は右翼で云々」とか言うと違和感あるし、一般兵の皆さんが困るからだろうけど。
676名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:39:06 ID:tMevWe+40
そもそも音々音とは誰1人呼んでないしな
677名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 00:59:57 ID:sNoXROea0
>>657
俺の嫁たる華雄がついにヒロインに。
期待感が有頂天に達した。
678名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 01:00:13 ID:650khSzc0
今日は投下が無いのか……
679名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 01:39:20 ID:cocffdlXO
かなり亀だが
>>621
出負けって言うなww名前呼んでやれwww
680名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 01:54:10 ID:hGLNy3cK0
董卓軍ルートSSに関してですが、
私がTINAMIに投稿している理由は、
・投稿しようと思った頃は公式の祭なのに作品数が少なくてすごく寂しかった事
(期限も残り3週間程度でした)
・長文だとスレで見難いという気がした事
です。
そして、ここにわざわざ書き込むのは完成したらぜひここで報告して欲しい
と言ってくださる方がいらっしゃったため
また、最初にSSを書いてみようと思ったきっかけがこのスレだったためです
不快に思う方もいらっしゃるようですので、今後このスレでの投稿報告はやめておきます
失礼しました
681名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:04:24 ID:ss1HcfDK0
>>680
確かに最近はともかく、最初は作品数の伸びが悪かった感じだったし気持ちはわからんでもないな
個人的には期待してるんで、あまり気にせず完結まで頑張ってくれ
682名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:07:00 ID:650khSzc0
ちなみに、ここで以前投下したものをTINAMIに投稿するとか、ここの住民的にありなの?
683名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:08:56 ID:wy+p9ROf0
だが2回目の投稿報告くらいからすでに批判があったんだしその時点で対応しておくべきだったな
684名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:13:20 ID:wy+p9ROf0
>>682
有り無し以前に本人がどうかわからないんだし辞めておいた方がいいんじゃないか?
そこまでして投下する必要もあるのか疑問だし
妄想伝の時にみたいに祭りが終了してから落選作品などをここに投下ってのはありだと思うが
685名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:16:42 ID:650khSzc0
>>684
なるほど、それもそうか。
ご意見痛み入るー。
686名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 02:31:55 ID:ZJKmNss30
読んだ事あると思ったら自分のブログにのっけてたやつですてあったな
687名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 03:10:59 ID:HLhh6n7U0
春蘭好きなんだけど、単品ヒロインのSSってないんだよね。妄想だけならいくらでもあるが、文章に起こせないorz
無印での『ご主人様』って愛紗たちが呼んでるのが羨ましかったというのがね。
「北郷!貴様、真名で呼ぶなと言ったろう!」とか言ってたが内心どうだったんだか。
688名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 07:22:24 ID:xFrlQvwaO
更新なしがこんな寂しいとはな

最近毎日だっただけに
689名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 09:19:53 ID:5ugT5PsU0
まあまて。週末は始まったばかりだ
690名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 09:25:32 ID:qALFB4J20
>>430氏いらっしゃいますか?
>>486の「埋伏の毒、その後」の後日談ネタ思いついたんですけど、書いてもいいですか?
長くて2レスくらいの小ネタなんで、あまり期待されてもあれなんですが
これからちょっと出かけるので、許可をいただけてもすぐには投下できないと思いますが、よろしくお願いします
691名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 09:45:44 ID:s5/AvhnLO
俺たちの戦いはこれからだ!
692名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 10:18:46 ID:4UbRmA6o0
未完!
693名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 11:29:26 ID:XCekMpbnO
紳士スタイルで投下を待つのみ…寒いぜ
694名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 12:38:11 ID:PYZ9VTRb0
祭は、そろそろ終わるけど
そうなると、こっちに流入してくるんだろうか
695名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 13:03:53 ID:JcdSn4NQ0
ほとんどの人は賞取るために応募してるだろうから流入はないだろう
妄想伝の時も結局は落選作品投下されてなかったじゃないか
696名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 13:15:58 ID:OIXNnmg90
桂花は袁紹んとこから愛想つかして魏に来てるけど

史実ではたしか郭嘉も一応袁紹んとこに仕官にいったんだけど
口が悪いせいで殺されそうになって、うまいこと言い逃れて
それから魏にいって軍師になってるんだよな

まあもし袁紹のとこに一刀がいてもこの二人を引き止めるのは
かなり難しいと思うがw
69721:2009/01/17(土) 14:25:32 ID:en7NqD630
こんちわーっす
袁術ルートですが問うか大丈夫ですか?
698名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:26:24 ID:sNoXROea0
支援ならここにいるぞ。
69921(袁術ルート 1/7):2009/01/17(土) 14:30:00 ID:en7NqD630
───南陽・玉座の間

「お嬢さま〜 美羽お嬢さま〜 」
パタパタと足音を響かせながら七乃が玉座の間に現れた。

「どうしたのじゃ 七乃」
玉座に腰掛けた美羽が七乃に声をかける。

「いま一刀さんが孫策さんたちを連れて戻ってきました〜♪」

「うむうむ、でかしたのう一刀。さすが妾の見出した家来じゃ」

「ですです♪ 勇猛をもってなる孫家が美羽様の軍団に入れば
 美羽さまの敵はないですよ♪」

「文字通り妾の軍団は無敵ということじゃな!」

「常勝不敗の絶対無敵ですよ! せいぜい孫策さんたちをこき使ってあげましょうっ♪
 よっ 最年少の荊州王! 劉表さんなんか目じゃないぞ!」

「うはは− これで妾は荊州王間違い無しじゃー♪」

「それじゃ早速一刀さんと孫策さんたちをお呼びしますね♪」

「うむうむ。 一刀にも皆の前でご褒美をあげねばの!」
70021(袁術ルート 2/7) :2009/01/17(土) 14:30:44 ID:en7NqD630
───玉座の間、外

「・・・・・・なんか馬鹿笑いが聞こえるわね。」
孫策さんが不機嫌そうにつぶやく。

「・・・内容までは聞き取れないが、何を話しているかは大体予想が付く。」
周瑜さんが半ばあきれながら、こちらを伺う。

「・・・まあ、何とかしてみせるよ」
美羽さえ説得できれば、七乃さんは強く反対する事はないはずだ。
・・・・・・だと思いたい。

「・・・・・・期待してるわよ。天の御遣い君?」

プレッシャーかけないでよ

「それでは一刀さん、孫策さんご一行さま、美羽様の御前へ〜♪」
七乃さんのお声がかかる、いよいよだ。


左右に袁術軍の主だった将たちが居並ぶ中、孫策さんたち三人は
ひるむ様子もなく堂々と歩を進める。

「ただいま戻りました。」
他の家臣たちの手前もあるし、主君袁術への礼をとる。

「うむ、ご苦労。堅苦しいのは抜きでよい。」

「一刀さん大手柄ですね♪」
二人はご機嫌の様子、まあ無理もないよな。
70121(袁術ルート 3/7) :2009/01/17(土) 14:31:13 ID:en7NqD630
「では一刀、早速仔細を報告するのじゃ♪」
満面の笑みで言われ、少し怯むが、もうあとには退けない。
やるしかないんだ。

「そのことなんだが美羽、落ち着いて聞いて欲しい。」

「うむうむ。妾はいついかなるときも冷静沈着であるぞよ♪」

「俺は孫策さんたちを、美羽の家来としてではなく
 袁術軍に賓客としてお迎えしたんだ。」

「な、なんじゃとー!?」
「えぇぇ〜!?」
美羽も七乃さんも驚きの声をあげる。
そりゃそうだろう、配下に誘えと命令したはずだし。

「勝手に決めたのは謝る!でも最後まで話しを聞いてくれ!」

「ばかものぉっ! そ、そなた何をやっておるのじゃ!
 せっかく妾が手柄を立てる機会を与えてご褒美まで用意してやったにっ!」
「そうだそうだー」
美羽が怒ってる。うわ、目に涙まで浮かべてるよ。
それに七乃さんが合いの手を入れる。
 
「わかってる。孫策さんたちの力は確かに欲しいよ。でもいま孫策さんたちが困ってるのを利用して取り込んでも
 信頼は得られないだろ? 美羽だって孫策さんたちがいつ裏切るかと疑い続けないといけない。
 それじゃ意味がないじゃないか」

「ふんっ! 逆らったら妾の軍団で踏み潰しちゃえばよいではないか」
「そうだそうだー」
埒もないとばかりに言い切る美羽。確かに今の袁家と孫家の勢力差を考えれば
そうなるだろう。で、七乃さんが合いの手を入れる。
702名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:31:39 ID:sNoXROea0
この時間帯、間隔が1分以下ではいくら支援があってもさるルートに乗ってしまうぞw
70321(袁術ルート 4/7) :2009/01/17(土) 14:34:58 ID:en7NqD630
「だからまず、こっちの方が信頼を得るために美羽に度量を示してほしい。
 美羽ほどの強者が示す度量は恥にはならないはずだよ」

「・・・・・・なんじゃ? 度量って」

「美羽にとっても邪魔な劉表は、孫策さんたちにとっても仇だ。
 だからそれを倒すために袁家の力を孫家に貸して欲しい。
 そしてもう一つ、孫家再興にも美羽の力を貸してあげてほしいんだ」

「一刀さーん、一つ目は確かに共通の敵だからわかりますけどー
 二つ目って美羽さまに利がないじゃないですよぅ
 大体一つ目だって、動かす兵の規模を考えたら
 ほとんど美羽様の持ち出しじゃないですか〜」

「なんと。そうなのか? 七乃ぉ」
驚いた顔で七乃さんに聞き返す美羽。

「そうですよぅ」
困った顔で応じる七乃さん

「一刀〜! そなた妾の家臣であるに、なんで孫策に肩入れするじゃ!」
「そうだそうだー」

「御家再興にかける孫家の人たちの気持ちは本物だよ。
 美羽が力を貸してあげれば、孫家は決して美羽を裏切らない味方になる!
 世間もきっと美羽の懐の広さに感動する。それは孫家のために使う力の
 何倍にもなって美羽に帰ってくると思う」

「他人の仇討ちや御家再興で、心動かされるほど世の中甘くないですよぉ〜」

(・・・・・・御遣い君がんばってるけどこれはダメそうね)
(彼個人が信用できるとしても、これではな)
70421(袁術ルート 5/7) :2009/01/17(土) 14:37:54 ID:en7NqD630
「そんな事ないよ。俺のいた国・・・みんなの言う天の国の話だけど、
 時代を超えて多くの人を感動させた話だってある。」

「ふんっ ならば言うてみるがよい!
 そんな話で妾の心を動かせると思ったら大間違いなのじゃ!」

「・・・わかった。少し長くなるけど・・・」

俺たち日本人の心を捉え、何度も爺ちゃんと見ていたあの話。
忠孝を重んじる儒教社会の後漢なら通じるかもしれないと、一縷の望みを賭け
俺なりに要約した形で語り聞かせる。

玉座の間は水を打ったように静まり返り、長い時間俺の声だけが響き続ける。

「・・・・・・・・・こうして赤穂浪士四十七士は見事仇討ち本懐を遂げ、吉良上野介の首を
 主君浅野内匠頭の墓前に捧げ、全員自害して果てたそうだ。」

要約したとはいえずいぶん長くなってしまった。

ふと、みんなの反応を伺うと、静まり返った玉座の間に美羽の啜り泣きが聞こえる。

「うう・・・七乃ぉ 大石が・・・大石が・・・グスッ」

「大丈夫ですよ美羽さま、内蔵助さんは
 美羽さまの心の中にずっと生きてらっしゃいますよぉ ううっ」

「・・・・・・うっ・・・グスッ・・・もし妾が倒れたら、七乃は妾の仇討ちしてくれるかの?」
「そんなの当たり前ですよー!」

「七乃ぉ〜!」
「美羽お嬢さま〜!」
美羽と七乃さんは堅く抱き合いながらおいおい泣いている・・・
705名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:39:21 ID:sNoXROea0
何故か「大石が・・・大石が・・・」で笑ってしまった支援。
70621(袁術ルート 6/7) :2009/01/17(土) 14:39:29 ID:en7NqD630
袁術軍の諸将も目頭を抑え肩を震わせている。
感動は時代を超えて人の胸を打つんだなと実感する。

「・・・・・・天の国の忠魂の士の義挙、見事じゃ」
黄蓋さんは居住まいを正すと黙祷を捧げている。

周瑜さんは瞑目して天を仰ぎ、つぶやく。
「・・・大石内蔵助、貴殿はその義挙を持って主君の名を、己の名を
 人々の心に刻んだのだな・・・」

そして孫策さんは・・・あっけにとられた顔で俺のほうを見ている。

「・・・美羽、もう一度頼む。このとおりだ」

美羽は目を閉じてエッヘンポーズで思案する。
「・・・・・・孫策よ!」

「・・・何かしら?」

「妾はそなたを賓客としてこの南陽に迎え入れようぞ。
 時が来たれば、必ずや仇討ちの義挙と孫家再興の助力をして進ぜよう
 ・・・受けて・・・くれるかの・・・?」

美羽の言葉に全員が孫策さんへ注目する。
静寂の中、すこし間を置いて孫策さんが口を開く。

「孫家当主、孫伯符。そのお申し出ありがたくお受けします、袁術殿。」
707名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:39:31 ID:1RlHQBPh0
三国支援義
70821(袁術ルート 7/7) :2009/01/17(土) 14:41:01 ID:en7NqD630
「きゃー 美羽お嬢さま 太っ腹ー! この小さな巨人め かっこいーぞっ!」
感極まったように七乃さんが美羽を称えると袁家の諸将もそれに倣う。

「うむうむ。皆も遠慮せずもっと妾を褒めてたも♪
 孫策よ、そなたは賓客ゆえ堅苦しいのは無しでも苦しゅうないぞよ♪」

満面の笑顔でガッツポーズを決める美羽。
よかった、きっとこれで孫呉との確執は怒らなくて済む。

「ありがとう袁術ちゃん。私も堅苦しいのが苦手で助かるわ〜
 これからよろしく頼むわね♪」

「むぅ 何じゃこやつ・・・なんかがらりと変わってからに・・・」

「気にしない、気にしない♪ ・・・冥琳、祭、二人も自己紹介なさい」
二人は一歩前に踏み出すと、作法にのっとった礼を行い各々名乗りをあげる。

「黄蓋、字は公覆。主ともども良しなに。」

「姓は周、名は瑜、字は公勤。孫伯符の元で軍師を勤めております。」

孫策さんは俺のほうに顔を向けて微笑んでくれた。
彼女もきっと約束を果たしてくれるだろう。
あとは美羽たちと孫策さんたちが仲良くやってくれれば言うこと無しだ!
709名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:43:15 ID:sNoXROea0
忠臣蔵の話一つで方針を変える美羽に対する雪蓮の本音はコレだ!
「だめだこいつ、はやく何とかしないと」
71021:2009/01/17(土) 14:45:55 ID:en7NqD630
以上です。
一刀が爺ちゃんにスパルタ教育受けてた事から、
爺ちゃんとテレビを見るときは時代劇だったんじゃないかと忠臣蔵を持ち出してみました。

拠点イベントのミカンの子供とかを見るに美羽は根っこは善人だろうということで。

強引な展開ですが、一刀の「知識」をこういう形で利用ならチートにならないかなあと。
あとノリもライトになるので書きやすい。

筆者としての感想は
「美羽、馬鹿でホントにありがとう!」です。
711名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:49:10 ID:yyKJyQfW0
昼間からいいもの読まして貰ったぜっ!
俺もこういう感じのが好きだから、続きも楽しみにしてる!

兎に角GJ
712名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:50:24 ID:sNoXROea0
孫家の御家再興を全面バックアップ

劉表を倒して荊州王になる大義名分もゲット

劉表涙目wwwwwwwwwwwwww

こうですね、わかります。
713名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:54:16 ID:xFrlQvwaO
抱き合って泣く二人が原作ぽくて笑えた(笑)


今回の話にサブタイトルを横山風につけると


「チンコの大論陣」
714名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 14:57:59 ID:GWfTGykk0
紳士スタイルで起きたら続ききてた。キモイいいいいい!
昼かGJ!
715430:2009/01/17(土) 15:05:34 ID:/W4aMiS30
>>690
もちろんOKですよー
wktkしながら待っておきますw
…とまあただ待ってるのもあれなので、

北郷新勢力ルート:Interlude
            ─決意─

3レス程度ですが投下しときますー
716真√:Interlude 1/3:2009/01/17(土) 15:07:26 ID:/W4aMiS30
「さて……私はこの辺りでお別れですかな」
 突如、星はそう切り出した。
 いきなりなことに呆然とする三人に、星はその反応はさも意外と言う様に首をかしげる。
「おや?どうなされた、お三方?」
「いや……いきなりお別れなんていうから、驚いて。……んで、どう言うこと?」
 とりあえずそう説明を求める一刀に、星は「ああ」と手を打つと、
「そう言えば話しておりませんでしたか。
 いや何、少々路銀が心もとなくなってな。一寸仕官でもしようかと」
「はは…路銀って辺りが趙雲さんらしいって言えばらしいな」
 そう言う一刀に、しかし風と稟は苦笑してみせ、
「お兄さんお兄さん、そうは言いますが、今のご時勢お金は大事なのですよー」
「そうですよ、一刀殿。我々とて蓄えが豊富にあるわけではないのですから。
 近いうちに一稼ぎしないといけないと思いますよ」
「……はい、ごめんなさい」
 残念ながら、事お金に関しては今の一刀に発言権は無い。何と言っても彼は無一文だ。
「この辺りですと…冀州の袁紹さんか、幽州の公孫賛さんですかー?」
「ああ。距離的には冀州の方が近いのが……聞いた噂を信じるならば、袁紹殿は余り好き
になれそうもないのでな。幽州へ行こうかと思っている。
 ……時に北郷殿。貴公に聞いておきたい事があるのだが……よろしいか?」
 そう聞いてきた星の雰囲気が、先ほどまでと違い真剣なものになっているのに気づいた。
「いいよ。俺に答えられる事ならだけど」
「かたじけない。何、聴きたいのは一つだけだ。
 ……貴公は風と稟を幕下に加えて、人の下に着くのではなく、人の上に立つ事を選んだ
わけだが……貴公はどのような世を目指すのか?」
「何を目指すか……か」
 一刀はそう星の言葉を反芻すると、しばしの間静かに眼を閉じる。まるで、己の心の内
を確かめるかのように。
 その間、質問した星のみならず、風も稟も一言も発する事無く、一刀の言葉を待った。
「……正直に言うとさ、二人の主になるのを承諾したのって、あの時は深く考えていなか
ったんだと思う。……雰囲気に流されたって部分は確かにあったかな。けど……」
「……けど?」
717真√:Interlude 2/3:2009/01/17(土) 15:09:52 ID:/W4aMiS30
「まだあれからそんなに日は経ってないけど、四人で旅してる間もずっと考えてた。
 もしこの世界の流れが、俺の知っている通りに進んでしまうのだとしたら……これから、
今まで以上の混乱が大陸全土を包むことになる。それこそ、現状が幸せだと思えるぐら
いのね」
 もし、と言いつつも、一刀はその混乱が確実に起きるであろうと予感していた。明確な
根拠などはないけれど。……いわゆる、黄布の乱、だ。
「……はっきり言って、今の俺には何の力も無い。この世界のまともな知識も、多少の剣
は習っていたけど、実際の殺し合いなんてした事もないどころか、真剣を握ったことすら
も無い。……だからと言ってさ、力の無い人、弱い人が苦しむ時代が来ることがわかって
居るのに、それをただ傍観している事なんて、俺には出来そうも無い。
 …俺は自分自身が『天の御遣い』なんて大層なもんだとは思えないけど……例え虚名で
も、『天の御遣い』ってやつをうまく使えば、苦しむ人を少しでも助けることはできるか
もしれないなら、俺はそれを成したいと思う」
「……成程。だが、『天の御遣い』の名を使い、力に対して力で対抗する。…それは只の
偽善ではないのか?」
「……かもしれないね。もっといい方法があるのかもしれない。けど、今の俺には今言っ
た方法ぐらいしか思いつかないし、出来ないから。……それにさ、俺の世界には『やらぬ
善よりやる偽善』って言葉があってさ。確かに偽善で自己満足なんだろうけど……それで
も救われる人が居るなら、やって損はないだろう?」
「ふむ……だが、貴公が助けたいと言っている者達と貴公は、もともと関わりなどないだ
ろう?これから起こるであろう混乱も、貴公のせいで起こるわけではあるまい。
 …貴公が身体を張る必要などないのではないか?」
「……そうだね。けどさ、それならどうして、俺がこの世界に来たとき……三人と初めて
会ったあの日、趙雲さんは、俺を助けてくれたの?君と俺とはなんの関わりなどなかった
のに」
「……むっ」
 そう切り返されるとは思って居なかったのだろう。一刀の言葉に、星は一瞬言葉を詰ま
らせる。
「あの時……助けられる直前までさ、俺これはマジで死んだなーって思ってた。なんでこ
んなことになったんだろうって、絶望感でいっぱいだったよ。
718真√:Interlude 3/3:2009/01/17(土) 15:10:53 ID:/W4aMiS30
 だから、趙雲さんが助けてくれた時、安堵したっていうか…すごく嬉しかったよ」
 改めて面と向かってそう言われ、照れているのだろう、星は少し紅潮した頬を掻いた。
「だからさ、今度は俺がそれを成したいと思う。
 あのときの俺の様に、自分ではどうすることもできない暴力に晒されて居る人を助けた
いと思う。……こんなのは綺麗事で理想論なんだろうけどさ、もし、そうして俺に助けら
れた人が、更に立場や力の弱い人を助けて…ってずっと続いていけば、多少の動乱や混乱
なんて、何とかなりそうな気がするんだよね。……俺はその一助ができればいいと思うよ」
 そう己の内を語り終えた一刀は、これで全て言い終えたと言う様に、大きく息を吐いた。
「何か最初の質問の答えにはなってない様な気がするけど……俺には大望なんてないしな」
「いや……結構、満足だ。
 それと、私のことは星と呼んでほしい。…貴公には、我が真名を預ける価値がある」
「……うん、ありがとう、星」
 そんな星の言葉に、今度は一刀が照れて頬を掻いた。
「さて……私はそろそろ行くとしよう。……三人とも、達者でな」
「はいー。星ちゃんこそ、お達者でー」
「まぁ、貴女なら大事無いとは思いますが……お元気で」
「またな……また会えることを願っているよ」
 三者三様の別れの言葉を告げ、去っていく星の背中が見えなくなるまで見送った後、余
韻を断ち切るように凛が口を開いた。
「では……我々も参りましょうか、一刀様」
「そですねー。大きな動乱があるというのなら、それに備えないといけないですし。頑張
るのですよー、ご主人様」
 そう言って先に歩き出す風と稟。
「ああ。……って様って何!?って言うか、風のご主人様ってのはもっと何!?」
 そんな慌てる一刀に振り返り、風は言う。
「ふふっ……やはり風の見る眼は間違っていなかったのですよー」
 その顔には、稟もほとんど見たことが無い様な、太陽ような笑顔が浮あった。
 それを見た稟も、自然と顔をほころばせ、笑顔を浮かべていた。
 そんな二人を見て、北郷一刀は思う。大丈夫だ、と。
 この二人と一緒なら、暗雲に満ちた未来も、突き進んで行けるだろう、と──。
719真√:Interlude:2009/01/17(土) 15:14:26 ID:/W4aMiS30
以上、お目汚し失礼しましたー

なおこれは
出会い(第一章)と黄巾の乱(第二章)の幕間にあたります。

この後、舞台は黄布の乱へと移っていくわけですが
それはまたいつの日か。

ではでは。
720名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 15:14:45 ID:lzRdbH4z0
支援
721名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 15:17:44 ID:lzRdbH4z0
激しくGJ!
兵をどうやって集めるか楽しみです

しかし支援と思ったら既に終っていたOTZ
722名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 15:46:42 ID:EVVE24XfO
チンコがこんなにカッコいいSSを2本も拝めるとはな…幸せすぐる
>>袁術ルート
忠臣蔵の話って結構長いよな?それを飽きさせることなくしかも感動を誘うとは…
ちんこ話術巧みすぎwww

>>真ルート
一刀乱世立志伝って感じですごくイイヨー
立つまでの過程が丁寧だから感情移入もしやすいし
723名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 16:06:50 ID:OIXNnmg90
魏ルートの最初にあの三人に会った瞬間期待せざるを得ないルートだよなw
さらに魏ルートやって風や稟が好きになると
なおさらもしあのとき〜……と考えてしまう

さてこの先どんな展開になるのやら……期待しつつ待ってみようか
724690:2009/01/17(土) 16:20:34 ID:qALFB4J20
許可が頂けたので投下します

この作品は>>430「埋伏の毒」と>>486「埋伏の毒、その後」を元に書かれています
元ネタは三国志好きならわかるであろうアレです
>>430さま、許可していただきありがとうございます
725埋伏の毒、その後の後 1/2:2009/01/17(土) 16:22:24 ID:qALFB4J20
埋伏の毒、その後の後

沙和「うう……>>486で蜀に行ったのはいいけど、戦で魏の捕虜になっちゃったの」
沙和「華琳さま絶対怒ってるの……打ち首は嫌なのー」
華琳「沙和」
沙和「ひぃっ!?」
華琳「ふふ、そんなに怯えることはないわ。縄を解きなさい」
兵士「はっ」
沙和「へ?」
華琳「あなたは私があなたたちの裏切りに怒り狂っていると思ってるでしょうけど……別にそんなことはないわ」
華琳「いいえ、むしろ後悔している。あなたたちに見合った待遇を用意していれば、こんなことにはならなかったのだから」
沙和「そ、そんなことは……(やば、後ろめたいことこの上ないの)」
華琳「だから、沙和、改めてあなたをとり立てたいの。もちろん、以前より良い待遇を用意するわ」
沙和「あ、ありがたき幸せなの!(断れる雰囲気じゃないの)」
華琳「まずは屋敷ね。大通りに大きな屋敷を用意したわ。さっそく行きなさい」
沙和「はいなの!」

華琳「ニヤリ」
726埋伏の毒、その後の後 2/2:2009/01/17(土) 16:23:14 ID:qALFB4J20
 
沙和「助かったの……絶対殺されると思ったの」
沙和「でも、華琳さまが優しい方でよかったの!」
沙和「お給料も上がるみたいだし、とりあえずasoasoの新作買いまくるの!」
沙和「それにしても……」

……ヒソヒソ……ヒソヒソ……

沙和「なんか、街の人がジロジロ見てるの」
沙和「あ、着いたの。ここが沙和の新しいお、う……ち?」

なんということでしょう! 街の中でもひときわ目立つ大きなお屋敷、その壁一面にチ○コにメロメロな沙和の姿が!

沙和「い、い、嫌ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

誰が見ても一目で沙和とわかるその顔に匠の技が見て取れます
さらにその傍らでは凪と真桜が奉仕をしており、三羽烏はいつでも一緒という、華琳の細やかな心遣いが表れています

沙和「いらないの! そんな心遣いいらないのぉ〜! あ〜ん、もうお嫁にいけないのー!」
沙和「こ、こうなったら……蜀に戻って、ご主人様に慰めてもらうの(性的な意味で)!」

こうして沙和は再び蜀へ逃亡した。チャンチャン
727690:2009/01/17(土) 16:25:16 ID:qALFB4J20
以上です
書いてるときに気づいたんですが、
蜀ルートの一刀のもとへ行くってことは、凪や真桜や沙和に「ご主人さま」って呼ばれるってことだと

凪「ご、ご主人様……恥ずかしい、です」
真桜「なあご主人様、今度はこれ、使ってみぃひん?」
沙和「ご主人様、だ〜い好きなの」

やっべえ、なにこの破壊力w
>>490さま、許可してくれてありがとうございました
では失礼します
728名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 16:26:46 ID:84U4gDQIO
おかしいな。ニヤニヤが止まらない
729名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 16:44:39 ID:/W4aMiS30
>>725
「楽進、李典、于禁の三人はな・ん・と・し・て・も!生かして連れて来なさい!!」
って命を下す華琳様が眼に浮かぶw
730名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 16:53:37 ID:xFrlQvwaO
祭SSよりこっちが面白い件
731名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 16:54:49 ID:HmBJSHUp0
兀突骨が本編に出たとしたらこんな感じなんだろうか?
朱「はわわこれでも食らうのでしゅ」
兀「熱いにゃ〜止めるにゃ〜」
朱「大人しくして下さいええい!」
兀「も、もう駄目にゃ〜、ふにゃ〜」
朱「は〜いそれじゃお湯に使ってキレイキレイしましょうね〜」

……ふぅ
732名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 17:24:30 ID:3AmAfV+b0
>>731


兀突骨の√も読んでみたいね。



一刀が兀突骨の住んでいるジャングル?に落ちてきて




魏呉蜀の落ち武者を集めて、ジャングルの中で洛陽より立派な国作るとか、


兀突骨の忠実な配下になって・・・
ミケ、シャムのような格好で中華にのりこむとか・・・
733名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 17:34:03 ID:sNoXROea0
>>731
紀霊がこの√に興味を持ったようです。
734名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:05:51 ID:xFrlQvwaO
この時間まででこの勢いなら夜中も期待できるかな

735名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:06:34 ID:HLhh6n7U0
昔原作スレに貼られた無印プレ本の兀突骨のラフ絵置いとくよ

ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date102231.jpg
736名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:07:48 ID:HLhh6n7U0
お、ID被るなんて数年ぶりだw
737名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:13:33 ID:yyKJyQfW0
>>736
お前のとーちゃん、二階でこのスレに書き込みしてたぞ。
738名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:21:24 ID:GWfTGykk0
今日のこのSSの多さ・・・・死ぬには良い日だ。
739名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:31:25 ID:HmBJSHUp0
>>738
イ`……何て言うとでも思ったの?馬鹿なの?

お前の嫁は俺がちゃんと面倒見てやるから安心して逝け
740名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:32:03 ID:HLhh6n7U0
>>737
13年前に離婚してとーちゃん行方不明なんだよw
741名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 18:32:49 ID:yyKJyQfW0
以上、桂花のお言葉でした。
742名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 19:11:20 ID:Goz8IiyK0
>>709
その後一刀を性的な意味で美味しく戴き、懐柔する呉の女性陣(美羽達は曹操に負けて呉に逃延びて来た麗羽を含めてコロンブスのアメリカ発見&ゴールドラッシュの話を聞かせて船をプレゼントして厄介払いでOK)
743名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 19:53:54 ID:CvdHINEfO
話は変わるが
いま浪花の華に愛紗似の女優が出てたりして……あのつり眼がたまらんw
744名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 19:58:30 ID:5ugT5PsU0
ん?まてよ?
>>725-726の展開で行くとホウ徳さんがちんこの魔力を振り切って斬られる流れに……
ホウ徳さん最強じゃね?
745名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 20:06:05 ID:HmBJSHUp0
>>744
いいえ、ちんこの魔力を振り切った後もう一度貫かれるんです
746名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 20:16:53 ID:cocffdlXO
一刀の宝刀でバッサリ斬られるんですね、わかります
747名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 20:57:22 ID:rXwVaWgS0
そういやらくほーは(だっけ?)ネタって本作中で出てきた?
記憶に無いんだが・・・
748名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:02:24 ID:HmBJSHUp0
>>747
俺の記憶にも無いな
749名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:03:20 ID:l3kIgU9A0
>>747
出てない
750名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:06:51 ID:84U4gDQIO
>>747
落鳳破はないはず。
そもそも張任出てこないし。
751名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:16:37 ID:hqOUI1mD0
張「仁」なら出たんだけどな、交戦はしなかったけど。
仮に落鳳破ネタやってたとしても蜀シナリオのノリなら「雛里は行っちゃらめぇぇ」ってくらいじゃないか?
752名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:18:39 ID:rXwVaWgS0
そうか・・・・・・
キャラ紹介か何か?で落鳳破フラグがどうたらー、
とかあった気がしたので結構楽しみにしてたんだけどな。残念。
753名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:20:22 ID:l3kIgU9A0
>>750
良く見ればいるぞ。
五胡が攻めてきた後の守りに呉蘭張任法正を置いたはず
754名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:23:01 ID:84U4gDQIO
>>753
Oh……完全に記憶にないorz
ゲームやり直そ……
755名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:25:05 ID:yyKJyQfW0
ほんとだ、いるいる
756名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:28:33 ID:sNoXROea0
呉蘭か。
雷同と並んで影の薄い武将だな。
757名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:32:00 ID:xFrlQvwaO
なんか理想郷の方の猿術ルートって原作の片鱗が感じられんな
758名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:33:38 ID:HmBJSHUp0
>>757
何袁術ルートってだけで原作の片鱗が(このレスは関羽によって粛清されました
759名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 21:36:30 ID:l3kIgU9A0
>>754
>>751の言うとおり張仁だった
760名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:01:43 ID:5ugT5PsU0
>>757
正直美羽と七乃をないがしろにしすぎてて袁術ルートを選んだ理由が資金目的としか思えん。
このスレのはああ美羽様愛されてるなーと思えるのにな。
761名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:03:45 ID:yyKJyQfW0
愛って重要です。

だからみうと桂花を早くにんし(このレスは関羽によって粛清されました
762名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:07:23 ID:lcyCH9vv0
理想郷なら三国志外史の方がオススメ
恋姫に出てない武将(男含む)も出てるから人は選ぶだろうけど
763名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:07:49 ID:4wrkc4il0
このスレのも結構ご都合主義だけどな
古代中国と中世日本じゃメンタリティが全然違うから
忠臣蔵に心を打たれるかどうかなんて現実的には未知数なわけだし

結局はどれだけ説得力があるか、に集約される
764名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:09:28 ID:0C9cskaF0
物語でご都合主義なのは当然だろ。
765名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:10:33 ID:FNro4Q5a0
どちらにしろ他所のSSの話はどうでもいい
766名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:15:49 ID:sNoXROea0
理想郷の三国志外史は、三国時代の人間が平然と横文字を口走っている点に違和感がw
一刀が真名を呼ばないとか、本編とはやや趣を異にする点もあるが、あれは作品の味だな。
簡雍にしても、若干美味しいところを攫うところがあるにせよ、主役を食わない範囲に収まる。
767名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:17:31 ID:yyKJyQfW0
んだんだ。
余所の話なんてどうでもいい。
768名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 22:46:10 ID:sNoXROea0
>>760
第4話で「さりげなく袁術と張勲の二人を家族当然に思い」(原文ママ)ってあるのにな。
どうもこの一節が薄っぺらい。
本当にこの一刀がそう思っているのかな、と疑問を持ってしまう。
おなか真っ黒影の支配者√にするのか、美羽七乃大好き愛してる路線で行くのか。
はっきりして欲しいところではある。
769名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 23:07:09 ID:xFrlQvwaO
あっちは過程がなくて、設定上経済学を学んでいた高校生が恋姫世界でやった実績の羅列という感じかな
770名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 23:08:54 ID:gUY6de0W0
関係ないサイトの感想を書いて何がしたいんだ
771名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 23:10:14 ID:lzRdbH4z0
むしろ向こうで感想書いてやれよ
772名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 23:15:22 ID:FNro4Q5a0
仮に別の所のSSを貶してここのSSを持ち上げるような事したって
空気悪くなるだけだってわかるだろ…
内容に関係なく他所の話自体をするなよ
773名無しさん@初回限定:2009/01/17(土) 23:36:26 ID:sNoXROea0
>>769
そこなんだよね。原因から結果への繋ぎが直接的過ぎるところがあると思う。
もう少し繋ぎの部分に膨らみを持たせれば……とは思うが、そういう作風なんだろうね。
その点に関しては、別段不満というわけでもない。
それよりも、一刀が軍規模の戦いをどう指揮するのか、という話の方が楽しみの方が大きい。
経済を知悉しているだけでは手に負えない事態だし。
このあたりで一度大いにコケて、挫折を味わって欲しいと、個人的には思うw
774名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:00:01 ID:Aso8gOzS0
そんな議論より人和のSSまだー?
775名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:01:19 ID:oLY7MIT20
>>774
なんというID……阿蘇阿蘇4冊分とは、沙和が泣いて喜びそうな。
776名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:12:18 ID:QmTIPunK0
さっき人生で初めてべろちゅーのある程度詳細な描写してたんだけど、これ自分で書いててドキがムネムネしてくるなww
何かテンション上がったからシャオ見てくる!
777名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:15:52 ID:2KtRLaPh0
つーか俺。書いては消し、書いては消ししてるなぁ…没ネタ墓場がえらい事になってきたぜ。
ここはいっちょ先人にならい、アナザー√とかやってみるべきか。貂蝉が天の御使いに勘違いされる√とかで。
別の世界では友人同士だったものたちが争うのに耐えられない切ない漢女心が嵐を呼ぶ感動巨編。
すまん、俺には無理だ。


おとなしく桃香が一刀にちょっかい出して蓮華がプリプリ怒る話とかでも書いておこう。
しかし呉の桃の字はキャラが掴みにくいなー。『天然腹黒』とか『無意識計算女』とかそんな感じでいいのか。
これも没ネタ墓場行きになってしまうのかのぉ。
778名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:36:22 ID:LOpzDhMs0
>>777
魏ルートでは理想をお花畑と切り捨てられても最後には答えを見つけ出し
呉ルートでは理想と現実にそれなり折り合いを付けた政治家といった印象だな
ゆえに交渉とかでは強かな手を打てる
もしくは主人公がいないから真っ黒大暴走(?)の軍師ズが入れ知恵かな?
779名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 00:45:50 ID:b8ES5jz90
>>777
えー。ぜひ書いてほしい。小ネタでいいからさ
780名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:10:37 ID:D+kV9YeB0
誰もいないようだからこっそり投下するよ
大体5レスくらい使いそう、あと10分くらいしたら投下するよ

魏√、ネタの女装も許せないなら見ないことを薦めるよ?
781名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:21:24 ID:D+kV9YeB0
「さぁて、そろそろ覚悟を決めてもらいましょか?隊長ぉ〜」
「いい加減かんねんするの〜」
「・・・申し訳ありません隊長、ですが約束は約束です。」

昼下がりの洛陽、中央通りに店を構える沙和お勧めの服店、
麻の如く乱れる戦乱の世の中、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続ける
一大勢力、曹孟徳率いる魏の警邏隊長にして天の遣いと謳われる、また
一部においては魏の種馬との異名を取る青年、北郷一刀は

店内試着室の前でフリフリフリル満載のゴスロリドレスを手に固まっていた。

「うぅ、どうしてこんなことに・・・」


話は昨晩にさかのぼる
その日、珍しく夕食前に業務を終えた一刀と副隊長の3人娘、凪、沙和、真桜
は食後、中国の伝統遊戯、麻雀に興じていた。
「いや、意外に隊長強いなぁ」
「ホント、びっくりなのー」
「あのなぁ?お前らほめてくれてるつもりか知らんが意外は無いだろ意外は」
「すいません、隊長。ですが正直ここまで出来るとは思いませんでした」
微妙な表現ではあるものの一刀の腕前に感嘆の声を挙げる3人、
実際状況は一刀の圧勝ペース。東場終了時点で既に2位の真桜相手に
ダブルスコア、少なくともこの半荘、残りの南場からの逆転など倍満直撃でも
なければありえない。

「とはいえまだ南場がある!ここから逆転や!」
「隊長ハコ割れにしてやるのー!」
「・・・勝負は下駄を履くまでわからないものです。」
「おまえらな・・・」
782名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:22:09 ID:D+kV9YeB0
普段の一刀なら3人の軽口など軽く流していただろう。しかしこの勝負一刀にはまず負けがない。
そんな状況が一刀に普段ならば絶対に言わないであろう一言を漏らさせた。

「よーし、だったら賭けよう、もし俺がここから最下位になったら・・・そうだな、
明日一日、お前らの好きな格好ですごしてやるよ」

瞬間、場の空気が変わった。それも激変といっていいくらいに急激に。

「えー、ほんと〜?隊長?」
「なんやええんか〜、そんな約束してもうて」
「・・・・・・・(ポッ)」
三者三様に、しかしながら一様に目を輝かせて一刀の言葉に反応する3人娘
「あ、あぁ、もちろんだ。法に触れない範囲、と限定はするがな」
本能的に危険を察知し思わず言い澱む、言い澱むものの言い出した手前、
また彼女らの期待に満ちた視線の前に一刀は引くことが出来なかった。

「よーし、それじゃーがんばるの〜♪」
「(凪、沙和、通しはあれでいくで)」
「・・・勝ちに・・・行きます!」
「ちょwwwお前らwwww」

後は語るまでも無いだろう、脱衣マージャンのチートモードの如き3人娘の前に
南3局目にして沙和の国士無双地獄待ちの直撃を受け一刀はその躯をさらしたのだった。
783名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:23:11 ID:D+kV9YeB0
そうして今に至る。
「ほらほら隊長さっさとかんねんするのー」

・・・もはや引くことは出来ない。ひとつ大きなため息をつき顔を上げる。
店員のお姉さんの冷たい・・・というよりあれは奇妙なものを見る視線だろう
それに耐えながら試着室へ入った。
改めてゴスロリドレスを眺める。確かに好きな格好と言った。言ったのだ。
しかしながらあまりにあまりな格好だろうともう一度深くため息をつき、
ようやく覚悟を決めると制服のボタンに手をかけた。

「隊長少し遅いんじゃないか?」
「せやなぁ、流石に魏の種馬こと我らが隊長にもアレはキツイんかねぇ」
一刀が試着室に入って数分、3人はなかなか出てこない一刀に痺れを切らした様子を見せていた。
「あ、でてきたよー?」

沙和が挙げた声に凪、真桜も振り返り・・・そのまま固まった。

「・・・・・・・・・・」
「あ、あの・・・、やはり変かな?」
「・・・・あの・・・・・・隊・・・長?」恐る恐る凪が尋ねる
「・・・あぁ」半ば照れて、半ば緊張した面持ちで一刀は返した。

「たいちょーかわいー♪」
「隊長・・・自分、ほんまは女ちゃうんか?」
784名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:24:00 ID:PdrdC1fO0
支援しとくんだぜ
785名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:24:08 ID:D+kV9YeB0
沙和と真桜が黄色い歓声を上げる。
実際、目の前に立っているのが北郷一刀だと、いや、男だと初見で見破れる
人間はいないだろう。
理想的な運動量が作り出す均整の取れたボディバランス、男性としてはやや
狭めの肩幅、鍛えられた筋肉質のしかしながら無駄な肉のついていないしなやかさを
感じさせる両腕にすらりと伸びた足。
そんなある種理想的なプロポーションに加え短い髪を補う付け髪が作り出す輪郭は
遠目には女性としては高めなその身長も手伝って何かのモデルにしか見えない。
加えてその表情はもともとの中性的な顔立ちから本来ならば女性としては凛々しさが勝るが
女装を部下に見られている、という状況がある種の気弱な少女のような雰囲気を醸し出し
フリフリのゴスロリドレスが与えるコケティッシュな魅力とあいまって身長故の男性的な
雰囲気を見事に中和し、どこかおっとりした、箱入りのお嬢様のような印象を与えていた。

「こ、これは・・・犯罪です」
思わずして一刀と目が合った凪は何かをこらえるように鼻を押さえしゃがみこんだ。
「ちょ、凪、堪えぃ!それは某軍師様の専売特許や」
真桜が凪の肩をつかみぶんぶんとその身体を揺らす。
「もしかして、似合ってる?」
「そりゃもう・・・犯罪的にな」
必死に鼻血を堪える凪を診ながら一刀の言葉を真桜が返す。
「いや、ホンマに笑いを取るつもりが・・・」
786名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:25:36 ID:D+kV9YeB0
「隊長!!!」
洒落にならんことになってもうた。という真桜の言葉をさえぎり沙和がその目をキラキラと
輝かせて一刀に声をかけた。
「な、何だ?沙和」
「こんなにかわいいんだものー、お化粧もしないとー!!!」
「いぃっ!?」
「どうして驚ろくのー?女の子がお化粧するのは当たり前なのー」
「女の子って沙和、俺は男・・・」
「こんなにかわいい子が男の子なわけないのー!!!
それに隊長、女の子が俺なんていっちゃいけないのー!!!」
一刀の言葉を頭ごなしに否定し、その手を掴むと一刀を店の奥へと引きずって行く。
「おいっ!真桜!凪!」
「沙和がそうなったらもう無理や、観念し」
沙和の瞳はキラキラを通り越して眼鏡の奥でリュンリュンとなるとが回っている。
そんな雰囲気を鋭く察知し、一刀の救いを求める声に真桜は死刑宣告をくだした。

どなどなど〜な〜

そんな歌が聞こえてくるような光景を見送り真桜はこの一日が予想外に長いものになりそうだと、
確信に近い予感を感じていた。
787名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:27:19 ID:D+kV9YeB0
投下完了

こんな小ネタにずいぶん時間を・・・

別にトランプでも花札でも何でもよかったんだが中国なので麻雀
wikipedia曰く、麻雀は19世紀ごろ発祥のゲームらしいからこんなことありえないんだけどね
でも数え役満3姉妹とかいるんだしいいじゃん?
別に麻雀打てるわけじゃないので怪しげな部分があるかもしれぬ。

女装後の騒動ネタも考えてたけど力尽きた。
788名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:29:38 ID:Aso8gOzS0
>>787
乙〜ですよ
これこの後の騒動で華琳が閨に誘ったりとか有りそうだな
789名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:35:09 ID:PdrdC1fO0
>>788
華琳「沙和、今日街で見かけたのだけど、一緒に歩いていたのは誰?
   気に入ったから是非連れて来なさい」
沙和「あうあうあ……」


こうですねw
790名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:37:21 ID:DdQM69kM0
>>787
乙ですー
華琳様に見つかってそのままドナドナされてお菊ちゃんで掘られる一刀
・・・とか妄想した俺は間違いなく変態
791名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 02:46:10 ID:bNs704x/0
>>787
乙です。実際一刀はイケメソだが化粧したら可愛いとおも(ry
792名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 03:01:35 ID:uz9XxDch0
>>787
乙ー。
さあ、この後巻き起こる騒動の執筆に戻るんだ
793名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 04:04:37 ID:zd/BEBZx0
乙!! 魏ルートのEDの一刀を元に姿を考えてみた。
華琳様にドナドナされる姿が速攻浮かんだw
794名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 10:43:00 ID:zrNbyhy/0
>>790
掘られかけたとこでちんこ発動→攻守逆転、お菊ちゃん装備のまま華琳様寝台に突っ伏すって流れになるんだろうな
795名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 11:11:51 ID:oEk2NpgC0
埋伏の毒、その後の後を見てふと魏ルートで蜀に捕まって蜀の皆をチンコでこますという妄想が思い浮かんだ
796名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 11:26:46 ID:JX7z/DLL0
>>795

???
埋伏の毒では、一刀は蜀にもともといたんじゃなかったか?
797名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 11:27:25 ID:fQR9XhPBO
報告きいて怒りをあらわにしつつも
計略の成功を褒める華琳が想像できた
798名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 13:03:54 ID:01k/HDrO0
>>796
>>430の埋伏の毒の設定とはまた別だろ
蜀ルートの一刀に計略を仕掛けてきたのが>>430の埋伏の毒
魏ルートの一刀が蜀に捕まって天然計略を仕掛けるのが>>795の埋伏の毒
799名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 13:34:29 ID:oEk2NpgC0
>>798 正解
でもどう考えても一刀が蜀に捕まったら桃香か軍師二人が一番に堕とされるような気がするのは俺の気のせいか?
というか蜀の皆様が敵という立場の一刀に対しての反応が見てみたいんだぜ
800名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 14:02:12 ID:cn32QaMPO
あいつらに捕まったら丸坊主・丸裸にされて解放だろ(笑)
801名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 14:26:29 ID:79y9TIIz0
丸裸にしたところで

「……(ごくり」
802名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:22:12 ID:01k/HDrO0
黄忠と厳顔に食べられるわけか
803名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:25:28 ID:PkAG04/m0
一刀はあのツープラトンに勝つ恐ろしいちんぽ
804名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:38:30 ID:JcrzwmQhO
一刀って別にものすごい巨根でもないし超絶テクの持ち主でもないだろw
なんでみんなして特命係長みたいな扱いになってんだw
805名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:39:14 ID:2AsZypgq0
ちんこだから
806名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:41:59 ID:ojtk6QXn0
腰の動きだけで建物を揺らす一刀とな
807名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:43:21 ID:wMfpFq/50
その身一つで国を揺るがせる事は出来るな
808名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:43:28 ID:y4ZD0R0o0
巨根でも超絶テクでも、金玉がヘタレじゃあ皆応援できないだろ?
一刀はその逆だ
809名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 15:48:17 ID:r7kDzxSs0
だってちんこ1つで戦乱の中国を統一してしまう人間なんてそうはいないだろう
810名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:05:08 ID:JK6ALRBx0
久しぶりにバックトゥザフューチャーを観たせいか、天和たちに天の国の音楽を聴かせて頼まれ
ライブ会場でジョニービーグッドを熱唱している(動きの再現しながら)一刀が浮かんだ。
「ちょっと早すぎたかな?…1800年ぐらい。」
811名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:07:13 ID:qtClJTDZ0
SS書こうと思うけど、ルール的なものあるの?
初めてだしどうやったらいいのかわからん
812名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:12:40 ID:UrDtGeGx0
>>811
書くに当たってはルールはないが、スレに投稿するに当たっては投稿ガイドラインがある>>478
あとはリキャラが登場する物、他作品とのクロスオーバー物、陵辱物、801物なんかはこのスレでは
あまり好まれていないので、敢えてここに投下するのなら、事前に告知したとしても評価が厳しく
なる可能性もあるので心に留めておくといい
813名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:13:24 ID:UrDtGeGx0
×あとはリキャラ
○あとはオリジナルキャラ
814名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:16:24 ID:01k/HDrO0
後は投稿の前に推敲と誤字脱字チェックをしっかり
815名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:25:07 ID:D+kV9YeB0
ていうか801って成立し難いよね?この作品では
816名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:26:22 ID:gKflVb700
いるじゃん、凄いのが……
817名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:31:32 ID:D+kV9YeB0
あれはガチムチに分類すべきでは?
818名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:33:07 ID:9mHQghw+0
つーかあれはネタって感じしかしないからなあ
819名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:35:20 ID:qtClJTDZ0
>>812
ありがとです、478にあテンプレあったのか、気付かなかったw
まだ下手なりに考えてる所なんで、短いのちょっとやってみようと
820名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:38:56 ID:9vWLf+km0
一刀-下半身で歴史を作った男-
821名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:41:44 ID:Y0tLxC4RO
その時、ちんこが動いた
822名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:43:16 ID:LY2jeIea0
その時、歴史が動いた3月で終わるんだよな。好きだったのに残念だ。
823名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:44:57 ID:gKflVb700
マヂカ。

NHK解約してー。
プロジェクトXも終わったし、その時歴史が動いた意外に他に見るものねぇ。
というか、テレビ自体世界の車窓からを見るためにしかつけてねー。
824名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:47:04 ID:7w483bTE0
>>815
仙人コンビがいるじゃないか
825名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 16:57:57 ID:QmTIPunK0
>>810
お前は俺かw
つい1週間前にパート3までDVD買って久々に観たわ

俺もネタはそこそこあるけど書く時間がない……
826名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 17:39:48 ID:D+kV9YeB0
呉ルートで

敵に包囲されピンチに陥ったちんこと亞莎
吊り橋効果で愛が芽生えかけた気配を察知して
救援にやってくる蓮華

蓮華「ヤらせはせん!ヤらせはせんぞぉー!」

という話を思いついた。
でもよくよく考えてみたら本編でもX股公認なんだよね。
8274スレ825:2009/01/18(日) 18:09:43 ID:sCdyBLy00
ぼんやりしてたら5スレ目も終幕に向かってるじゃないですか。
何て消費力っ……

というわけで、お茶濁しに華琳のお話を投下。

ちょい鬱展開、華琳が乙女すぎる、あたりがNGな人は回避推奨。
828あなたを探して(1/6):2009/01/18(日) 18:13:29 ID:sCdyBLy00
 一刀がいなくなった。いなくならないでって、頼んだのに、
願ったのに、祈ったのに。
 あのふたりきりの夜。何年ぶりに流しただろう涙、それすらも届かなかった。
 一刀の馬鹿は、ぜんぜん聞いてくれなかったわ。

 だから、みんなで馬鹿騒ぎをした。酒蔵からありったけの酒を出して。
火酒、老酒、白酒。種類問わず、もう全部。
 誰も何も言わなかった。そうね、いつもなら風がにまにましながら
つっこんできたり、秋蘭が少しお控えくださいと小言を云ってきたりとか
ありそうなものだけど、今回はなかったわね。

 それだけ皆寂しかったのかもしれない。示しあわせたように誰も
何も言わず、馬鹿などんちゃん騒ぎに興じた。
 三日三晩続いたわ。誰も終わりにしようって言わないものだから、
つい、ね。きっと、夢から覚めてしまうのが、本当に一刀がいなくなったことを
認めるのが怖かったのよ。だから皆、一刀のことはこれっぽちも話題に出さなかった。
出してしまったら意識していると認めるようで、それが嫌だった。
私自身、そうだもの。……一刀のことは何も触れなかったわ。
829あなたを探して(2/6):2009/01/18(日) 18:14:58 ID:sCdyBLy00
 散会になったのはお酒が尽きたから。そんな在り来たりの理由。
ふらふらになりながら自室に戻って、寝台に倒れこんで、そのまま意識を失って。

 そして目が覚めて――

 ほほが濡れていた。

 原因に気付いて、涙が止まらなくなった。

 胸が痛くて、苦しくて。

 そこにあるはずの温もりがもう無くて。

 寂しさが躰全体を通り抜けて。

 私は、一刀を失ったことを、このうえなく、思い知らされた。

 力が入らなかった。

 寝台から降りることすらできない。窓の外を見ても、天井を見上げても、
目をつむっても。浮かぶのは一刀の姿だけ。

 一刀、一刀……、一刀っ、かずとぉっ……

 声すら出ない。涙だけが、後から後から湧いてくる。

 大陸の覇権をつかまんと道を突き進んできた自分がこんなにも脆弱だったなんて。

 こんな、たったひとりのひとを失っただけで、ここまで。

 なんてちっぽけな、ただの女の子。
830名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:15:09 ID:dm9tzpG40
支援
831あなたを探して(3/6):2009/01/18(日) 18:15:57 ID:sCdyBLy00
 そう思って、やっと気づいた。私は、一刀に女の子にされて
しまったんだということに。

 大陸も覇権も、曹魏すらもなく、ただ好きな人のことだけを想う女の子。

 一刀の変調が始まったとき、気付けていれば。次々と襲いかかる困難も、
私とあなたが力を合わせれば解決できると告げていれば、何か変わっただろうか。

 変わらない、きっと変わらない。

 一刀は、少し困ったような顔をして、それでも曹魏の覇道のため、その身を
擲っただろう。

 それが"私"の望みと反していても、一刀は曹孟徳が往く道のため、
決して譲らなかっただろう。

 そのことが痛いほど判って、どうしようもなくて、また涙があふれた。

 どれくらいそうしていただろう。動くほどの力もなくて、
世界の終りをただ感じて、涙に暮れて。

 日が昇り、落ちて、また昇って。見える風景がどんどん混濁して、
大陸も覇権も見えなくなってきて、ああ、私はもう終わろうとして
いるんだって思った。

 それでもいいのかもしれない。以前ならぜったいに思わなかったこと。
だけど何故か今はそれでもいいと思える。

 私の望み。曹孟徳の望み。一致しないそれ。何のために生きるの?
判らなくなってしまった。

 まぶたを閉じる。世界が終る。
832名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:17:50 ID:Jh4fNdr60
支援
833あなたを探して(4/6):2009/01/18(日) 18:19:04 ID:sCdyBLy00
「華琳」
 声が、聞こえた。
「かず、と……」
 目をひらく。世界に光が燈る。
「何て顔してるんだよ。可愛い顔が台無しじゃないか」
 そこには消えてしまった筈の一刀が確かに存在した。
「かず……とっ」
 ふらふらと立ち上がり、倒れるようにして、一刀の腕の中に飛び込む。
「な、なんだよ、いきなり……」
 少し困ったふうの一刀。顔を胸にこすりつけるふうにする。
 何も答えられない。ただ泣きじゃくって、その優しい腕にしがみつくこと
しかできなかった。
「……ったく、しょうがないな」
 一刀が私を優しく抱きとめてくれる。
 言いたいことがいっぱいあった。文句を言って、徹底的に罵って、
もう二度と私の傍から離れないよう命令するつもりだった。
 だけど、もうそんなことはどうでも良くなっていた。躰を
包んでいた寂しさが去り、手から温もりが伝わり、胸にあるのは
一刀がくれる甘い痛みだけ。
 ただ、それだけで良かった。
「…………」
 無言でふたり抱き合える時間。
 私が、本当に求めてやまなかったもの。それを手に入れられたから。
834名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:19:22 ID:PdrdC1fO0
しえんとしぇれんって似てるよね
835あなたを探して(5/6):2009/01/18(日) 18:20:55 ID:sCdyBLy00
 目が覚める。一刀の姿はなかった。部屋を見渡して、やはり見つけられなくて、
まぶたを閉じる前と同じ世界なんだと理解して、夢だったんだって気づいた。
 少し涙が出た。
 胸が、痛かった。
 でも――
「もう一度立ち上がれる」
 その力を夢の一刀にもらうことが出来た、そんな気がした。
 自分の望み、曹孟徳の望み。それをもう一度見つけることが今なら。
「ありがとう、一刀」
836あなたを探して(6/6):2009/01/18(日) 18:21:31 ID:sCdyBLy00
 支度をして、部屋を飛び出した。
「桂花」
「御傍に」
「全将官を招集なさい。私はこれから大陸を手に入れる」
 大陸を手に入れたら――一刀を探し出そう。
「どんな僻地に雲隠れしてたって必ず捕まえてみせる。私の名前は曹孟徳。すべての望みを叶える者」
「御意」
「あなたはどうするの?」
 桂花は、虚を突かれたはずなのに、すぐに、なんとも言えない顔をした。
「……私は、華琳に従うまでです」
「そんな曖昧な返事だと洛陽の居留守をさせるわよ」
「か、華琳っ」

 朝議の間へ向かう。その道程にある扉を、私は自分の手で押し開いた。
 
<了>
837名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:24:01 ID:01k/HDrO0
桂花が華琳を呼び捨てはダメじゃね
838名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:24:55 ID:Aso8gOzS0
>>837
様を聞く前に華琳が去ったと考えるんだ
839名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:26:45 ID:JX7z/DLL0
しぇん
惜しいっ!!
最後桂花の華琳呼び捨てが無ければ。。。
でもgjb!!
8404スレ825:2009/01/18(日) 18:27:49 ID:sCdyBLy00
>>828-836
『あなたを探して』
というわけでお目見汚し失礼。

華琳の魅力は強さと弱さが同居するところだよなあと思いつつ、
弱くてだだ甘な華琳が満載のはずのファンディスクマダー? な
兄弟多数、だよね?
841名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:28:00 ID:JX7z/DLL0
>>838

その前のせりふでも呼び捨ててるし
8424スレ825:2009/01/18(日) 18:28:47 ID:sCdyBLy00
ああ、うっかり……やってもたー
843名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:30:58 ID:01k/HDrO0
呉ルートは
 雪蓮生存、冥琳病死
 雪蓮も冥琳も生存
 雪蓮死亡、冥琳生存
の3つ以外は大きく話を変える必要無さそうだしなー
天下二分後の子供ができるまでとか子育て奮闘記とかこまごましたのしか無いんじゃね

可能性の一つとして、国のTOPの連中の子供で回りは女ばっかりでってなると、
娘達が父親を男として愛しちゃうかもしれないけどね
立場的なモノで出会いが少ない、イイ男が一刀位しかいない、母様たち複数の嫁がいるんだし自分達も良いんじゃね?
みたいな偶然が重なれば、だが

母親陣VS娘陣で一刀の取り合い(ピチピチの方が父様も・・・!)→内戦に発展→呉存続の危機
年齢(見た目)的なアレで娘陣のTOPに小蓮で、小蓮の娘(母公認の親子丼的な)含めた娘達とかってのも
844名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:43:55 ID:VeGjVzvg0
>>843
うたわれるもののアフターSSで似たようなのあったな>娘がガチで父親ラブ
845名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 18:55:23 ID:01k/HDrO0
>>844
ハクオロなら仕方ないな
846名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:06:15 ID:VeGjVzvg0
>>845
つーか>>843の場合だと蜀で璃々に手出した後の一刀の方が当てはめやすい気もする
847名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:32:52 ID:D+kV9YeB0
むしろベッドの上で勝負だってことになる
848名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:33:58 ID:w7B6IQMW0
10P越えるじゃねーか

ベッドの大きさが問題だと思うんだが
849名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:40:11 ID:PkAG04/m0
一刀ハーレムサイズのベッドが送られるんでおk
850名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:40:33 ID:JX7z/DLL0
桂花繚乱はいつ投下されるんじゃろ?
851名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:41:13 ID:oLY7MIT20
太陽の下で育成された天然のグリーンカーペットが彼らのベッドです。
852名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:41:51 ID:01k/HDrO0
10Pは全員が満足出来ないだろうから、母VS娘の3Pを人数分繰り返せば良いんじゃね
テクニックの母、若さの娘、甲乙付け難し!
853名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:42:06 ID:QFyIBYXnO
10P以上とかどんだけ絶倫なんだって話にw
だからこそのチンコかw
854名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 19:50:15 ID:y4ZD0R0o0
近親相姦とか、お前らマジ変態だな
璃々はまあバッチコイだが
855名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:17:59 ID:IDneiscv0
お父さんプレイを知らぬとはまだまだ童だな
856名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:22:50 ID:2KtRLaPh0
将来的に璃々と、くらいはいいが、さすがに実の娘相手というのは…。
いやま、「お父さんだーいすきー」「ははは、こやつめ」という和やかなのは大歓迎だが。
むしろマイホームパパ一刀さんで頼む。
857名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:23:49 ID:2AsZypgq0
SSにしたもん勝ちです
858名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:28:33 ID:UrDtGeGx0
呉ルートに飛ばされた一刀が元居た外史とは異なる外史から、フランチェスカに通ってた頃の若い一刀がまた飛ばされてくるとかw
859名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:30:26 ID:QFyIBYXnO
誰か大乱交SSを書いてくれる人は居るか〜?
自分で?文才無いんだぜorz

とりあえず桂花繚乱待ちだな〜
860名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:47:30 ID:BjmtF98Z0
空気も読まずに「いけいけぼくらの北郷一刀(仮)」第一回目を投下します。
今回は本文5レス予定。

・魏ルート後に帰還したことを前提に描いてます。
・作中での加齢に関してはいい加減です。
・オリキャラに関しては、出す予定はありません。
・ただし、呉陣営以外で誰か子供を産むかも。その場合は史実の子供の名前ひっぱってくる予定です。
・ゲーム中と同じく地の文やセリフで史実・演義武将が出る程度のことはありますが、活躍したりはありません。

予告は>>636-637に。
861いけいけぼくらの(ry 1/5:2009/01/18(日) 20:48:16 ID:BjmtF98Z0
「漢室の命數はすでに尽きた」
 その日の評議は華琳のそんな宣言からはじまった。
 たしかに、魏・呉・蜀の間で起きた戦乱がおさまってすでに四年。俺がこの世界に戻ってきてから
でも三年になる。俺が最初にこの世界に迷い込んでからは……何年になるんだっけな。この世界から
消えていたのは一年ほどだったが、体感時間では五年もかかったから、どうもうまく計算できない。
まあ、あまりあの頃のことは思い出したくも……っと。考えがそれたな。
 ともかく、その間、いやそれ以前から、皇帝及びその周辺はこの大陸の安定を支えるどころか、逆
に騒乱の種になることのほうが多かったようだ。反董卓連合の一件がいい例だ。すでに支配者として
の実力も権威もないと言っていいだろう。
「我等に歯向かうものもなくなり、大陸が完全に平定されてしばらくたつこの折り、そろそろ旧き時
代の天子にはご退場願おうと思う」
 さすがに軽くざわめきが起きる。いかに権威が失墜した帝室とはいえ、いざ排除するとなると、そ
れなりにためらいがある者も多いんだろう。いま集まってるのは、俺が最初にこの世界ににいた頃、
つまり、魏が覇者たらんと動いていた古参の将たちだから、抵抗が薄い部類に入るはずだが、それでも……。
「オマエたちうるさいぞ。私語せず、ちゃんと発言しろ」
 あ、さすがに春秋姉妹はなにも動揺してないな。
「では、禅譲を受けて、華琳様が帝位に就かれるとー?」
 風があいかわらずのんびりした声で問いかける。桂花がなぜか苦虫をかみつぶしたかのような顔を
してるけど、まさか、あいつ空箱を送られるようなこと言い出すのか? いや、この世界の桂花が俺の
知ってる荀文若と同じ行動をとるとは……。
「いいえ、わたしじゃないわ。簒奪も寝覚めが悪いしね」
 軽く、けれどいたって真剣な声で華琳は応える。その後に続いた沈黙の意味は、だれしもがわかっ
ていただろうが、あえて尋ねるものはいなかった。春蘭でさえ、秋蘭に目配せはしてるものの、疑問
を声にはしないでいる。
 華琳は面白そうに部下たちを睥睨するばかり。ああいう意地悪な顔させるとほんと似合うよなあ……。
かわいいからいいけど。
「それじゃ、だれにするんだ?」
862いけいけぼくらの(ry 2/5:2009/01/18(日) 20:49:43 ID:BjmtF98Z0
 いい加減焦れたんだろう華琳と桂花が俺に視線をむけてくるのを、「オマエガタズネロ」という暗
黙の指示とくみ取って、口を開く。
「天子なんだから、天の御遣いのあなたにきまってるでしょ、一刀」
「ああ、俺か。……って、ええええええええええぇぇ」
 俺を含めた何人もの驚愕の声が広間にこだました。

         いけいけぼくらの北郷帝〜開幕〜

 皆に驚天動地の衝撃をあたえておきながら、華琳はあの後一方的に評議を打ち切った。この件につ
いて上申すべきことがあれば──賛成にしろ反対にしろ代替にしろ──次の評議までにまとめておく
ように、と申しつけて、三軍師を連れて、さっさと出て行ってしまった。
 俺はというと、皆があっけにとられている間に、猛ダッシュでその場を離れて、自室にかけこみ、
扉に内側から鍵をかける作業に従事中というわけだ。これでも、本気になった春蘭や季衣相手には意
味がないのだけど……。あいつら、扉ごと蹴破るからなあ。
「なにやってんの、あんた」
 不意にかけられた声にふりむくと、可愛らしいメイド服──この衣装を考えたやつは天才だと思う
ね──に身を包んだ少女が二人、書斎のほうから出てくるところだった。
「あ、詠に月」
「あ、じゃないわよ。何やってんのって聞いてるの」
 勝気そうにふんぞりかえった少女がきつい口調で聞いてくる。その態度も、ミニスカートのメイド
服に身を包んでいたら、可愛らしいものにしか見えない。これが稀代の名軍師だと誰が想像できるだ
ろう。
「ちょ、ちょっと、一人になりたくて、部屋に鍵をかけてたんだ」
「あっそ、またなんかやらかしたんでしょ」
「へぅ……お邪魔でしたら、すぐ出て行きますけど……」
 申し訳なさそうに言うのは触れれば崩れ落ちそうなたおやかな少女。こちらはロングスカートのメ
イド服に身を包み、さっきまで掃除でもしていたのか濡れた布をもっておろおろしていた。これが董
卓っていうんだから、世の中ってわからない。
「あ、いいんだ、月は。でも、よかったらお茶を淹れてくれるかな。落ち着きたいからさ。それから、
詠、またってやめなさい、またって。今回は俺はなにも悪くない」
 ……たぶん。
863メーテル:2009/01/18(日) 20:50:09 ID:nG9skLJZ0
わたしの名はメーテル……一〇分後に『桂花繚乱』の後編を投下する女。
何か気づいたら25分割にもなっていたわ。
明らかに文量配分間違っているのだけど、頑張って投下するわ、鉄郎……
864いけいけぼくらの(ry 3/5:2009/01/18(日) 20:50:58 ID:BjmtF98Z0
「ちょっと! 月は、ってなによ。まあ、それはいいわ、で、なにがあったの」
 掃除道具を片づけて卓に座り込む詠。月のほうはお茶を用意してくれている。「いやー、それが口外していいものかどうか……。だいたい、詠、なんで今日はいなかったんだよ。
普段の評議は出てるくせに」
 月と詠──董卓と賈駆の来歴は少々複雑だが、いまはここ洛陽にて、俺といっしょに働いている。
さすがに賈文和はともかく董卓の名前は出せないので、月はもっぱらメイド──俺つきの侍女の仕事
をしているのだけれど。
「あんた、ばっかじゃないの。今日の評議は魏の臣だけの内々の評議じゃない。あたしみたいな陪臣
扱いの人間が出られるわけないでしょ」
「え? それ、どういうこと?」
「……あんた、もしかしてわかってないの?」
 はあぁ、と大きく溜息をつかれる。いつもみたいに怒鳴りつけられるより応えるぞ、これは。
「詠ちゃん、お茶はいったよ。ご主人様もどうぞ……」
 いい香りが鼻をくすぐる。月の淹れるお茶はおいしいからたのしみだ。
「ありがとうね、月。ほら、せっかく月が淹れてくれたんだから、さっさと呑みなさいよ、このばか
ちんこ」
「詠ちゃん……」
「うっ、でも、こいつったら、ボクたちの立場とかまるっきりわかってないんだよ。自分の立場とか
さー」
「……詠ちゃん」
 ほんの少し強く言う月に、詠が見るからに動揺する。そのいつも通りのやりとりを、なんとなく微
笑ましく思う、うん、こういう空気は実にほっとするなあ。
「しょうがないわね、月に免じてこの賈文和さまがあんたにもわかるように説明してあげるから、聞
き逃さないようしっかり聞きなさいよね」
「うん、ありがとう、詠」
「な、なによ、急に素直に礼なんて言ってるんじゃないのよ。このばか。……ええと、まず、あんた
自身があんたの地位を認識してないと思うんだけど、あんたは、形式上でいうと、曹操の客将なの」
 ああ、なんだか、ずいぶん昔にそんなふうなことを言われた気もする。客というにはぞんざいな扱
いな気もするが、いまさらそんな対応されても困ってしまうのも本音だ。
865メーテル:2009/01/18(日) 20:51:43 ID:nG9skLJZ0
わたしの名はメーテル……またまた書き込み前に更新確認を忘れた女。
とりあえず、支援するわよ、鉄郎……
866いけいけぼくらの(ry 4/5:2009/01/18(日) 20:51:59 ID:BjmtF98Z0
「それで、ボクや月は、あんたの預かり、つまりは臣下なのよ。だから、曹操からしてみたら、ボク
は客将の軍師だから、意見を聞くことはあってもそれ以上のことはさせられないわけ」
「え、部下だったのか? 詠って、俺の軍師?」
「殴る前に、なんだと思ってたのか教えてくれる?」
 殴るの前提かよ!
「……メイドさん?」
「月、こいつ蹴ってもいいよね、蹴るべきだよね。この、ばかっ、ちんこっ」
「いてっ、蹴りながら言うなって。いて、いて、痛いってば」
「詠ちゃん……ご主人様にそんなことしちゃだめだよ……」
 卓の下で俺の足を蹴ってくる詠の裾をひっぱる月。
「ああ、月は優しいなあ。お茶もおいしくて最高だなあ」
 つい、かわいすぎて月の頭に手をやってしまう。なでりなでり。
「へぅ〜」
「あーもうっ、月に気安く触るな、このちんこ太守。ともかく、ボクは曹操の部下じゃないから今日
の評議には参加できなかったの。わかった?」
「あ、うん、わかったけど……でも、なんで華琳は俺を適当な地位につけて部下にしちゃわないんだ
ろう。そうしたら、詠だって部下の部下だから命令することはできるだろ? 形式はさっき聞いた通
りだろうけど、実質的には部下と変わりないわけだし……」
 俺がもっともな疑問を口にすると、月と詠は顔を見合わせて、どちらもなにかあきらめたような苦
笑を浮かべた。なんだろう。変なこと言ったろうか。
「ま、それはいいわ。今日、なにがあったのよ」
「いや、俺の軍師なら、主の疑問をだな……」
「な・に・が・あ・っ・た・の」
 部下を扱うのってたいへんですよね。
 しかたなく口止めをしてから全てを明かした。月たちが言いふらすようなことはないと思うけど、
念のためだ。暗殺とかされたらたまらないし。
867いけいけぼくらの(ry 5/5:2009/01/18(日) 20:53:31 ID:BjmtF98Z0
「ふーん」
「へぅ、ご主人様が天子さまですか……」
 なんだろう、この落ち着きぶり。二人とも評議の場にいた面々のように叫んだりもせず淡々と華琳
のトンデモ発言を受け入れてるような……。
「あ、あんまり驚かないね」
「ボクは予測してたもの」
「わたしたちの時みたいに、華琳さんが責められたりしないでしょうか……?」
 予測していたって? いったいどうやって……賈駆恐るべしというべきか、それとも俺があまりに
考えなしなんだろうか。
「言ったでしょ、予測していたって。ほとんどこの城に隔離されてるボクでさえ予測できるってこと
は、曹操はそれだけの準備をしてきたってことよ。たぶん、ボクが知ることができないような部分で
も色々しているはず」
 こう自信たっぷりに言い切られると、なんだか俺が間違っているような気がしてくる。
「えっと、詠さん? その予測ってのの根拠を教えてくれないかな」
「全く、あんたは自分のことに関しては全然注意を払ってないんだから。そうねえ、まず……」
 ぶつぶつと文句を言いつつも丁寧に展開されていく詠の説明を聞きながら、俺は、この世界に戻っ
てきてからのこと、会いたくてたまらなかった人たちと再会したこと、そして、新たに出会った大切
な人々のこと、そんな様々なことを思い出していた。


ということで、今回はおわりであります。(仮)がとれて「いけいけぼくらの北郷帝」ってことで。
桂花繚乱たのしみにしてます〜。
868名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 20:55:56 ID:E7gNKS370
メーカー的にはアレだな
呉√の子供がヒロインの「パパだーいすき」を出しても問題ないな
869名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:00:11 ID:Mxriu1PKO
遂にちんこ帝の誕生か…
その時歴史が動いたってレベルじゃねーぞwww
870真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 1/25):2009/01/18(日) 21:00:42 ID:nG9skLJZ0
 北郷一刀の眼前では、ひどく美しい肢体が、惜しげもなく晒し出されていた。
 その女性の両手は縄で後ろ手に縛られ、犬のように四つん這いの体勢をさせられている。
 彼女の体は肉感的ではない、むしろ小柄だった。だが、肌は上質の絹のようななめらかさと、触れば吸い付いてくるような柔らかさをそなえ、何よりもその雪のような白さと、未成熟な体つきの背徳的な組み合わせは、いっそ芸術的とさえ言えた。
 そして、そんな彼女の一刀に向かって突き出された尻は、えもいわれず扇情的で、見ているだけでむしゃぶりつきたくなってくる。
「や、やめなさいよっ。そんなに見られたら私……」
「見られたら……どうなっちゃうんだ? 桂花」
 そう、一刀の前で痴態を見せているのは、荀文若その人であった。
 首を曲げて、背後からのし掛かってくる一刀を潤んだ瞳で見つめながら、彼女は言った。
「そんなこと……言わせないでよ。馬鹿、馬鹿、死んじゃえ」
 頬を染めての、少し拗ねたような、それでいて甘えているような声色。
 そんなものを聞かされたら、一刀も我慢ができなくなってくる。
「桂花……俺、もう我慢できない……激しくして、いいか?」
「そんなこと言って……どうせするんでしょ。だったら好きにすればいいじゃない……」
 そこまで言われては、一刀の理性でもいよいよ歯止めがきかなくなってしまう
 一刀は火照る体に逆らわず、一息に桂花の肉に飛び込んだ。
「ああ、桂花、すごい……もうこんなに」
「いやっ、言わないでよっ! あんたがそんなふうにさせたんじゃない!」
 一刀は楽しむ。咲き誇る花とも、青い果実とも違う、瑞々しくも熟れた果実の感触を。
「桂花……っ、桂花……っ!」
「や、駄目っ、一刀、そんなにされたら、私、……おかしくなっちゃう!」
 重ねた体が、どんどんと熱を帯びていく。
 脳内は沸騰寸前。本能が、二人を支配していく。
 そうして桂花と一刀は獣となり、お互いを貪り合った。

「桂花、桂花、桂花!」
 ただ一度の絶頂では止まらず。
「一刀、一刀……っ!」
 何度も何度も愛し合う。
 二人は解け合うようにして愛欲に溺れ――
871名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:01:28 ID:JX7z/DLL0
あー、そ言えば、まだ漢滅びてなかったんだ
空気過ぎて忘れてた(マジで
北郷亭(チガいいですね
おおっぴらに後宮つくりほーだいじゃないですか
まさにチンコのためにある位ですの
これからは、チンコ太守ならぬチンコ帝と詠にののしられるわけですね。

桂花繚乱、待ってました、支援、支援
872名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:02:09 ID:SsBUAMgH0
思ったことは、

・やっぱり天の御遣い=天子って考えちゃうよなあ
・詠と月が当たり前のようにメイドしてるけど魏√の最後で桃香から逃げてった二人を回収したのかな?

ってあたりか。特に二つめは説明がなかったんでちと面食らった
873名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:03:27 ID:7rFnSLiB0
桂花繚乱ktkr……て25!?
874名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:04:09 ID:JPVxY+/70
繚乱支援

ちんコ帝は背景とかが結構意味不
流れが唐突過ぎてちと解りにくいなって印象受けた。
偉そうに言うけど期待してるんで頑張ってくれい
875名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:04:24 ID:y4ZD0R0o0
シエシエ
876真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 2/25):2009/01/18(日) 21:04:32 ID:nG9skLJZ0
『一刀殿! 起きて下さい!』

 という、夢だったのサ。



「んあっ!?」
 鈴の音のような涼やかな声で目を覚ました一刀の前には、一人の女性が立っていた。
 なだらかだが美しい起伏を持った体に、すらりと伸びた手足、そしてきりりとした引き締まった顔つき。
 無論、彼女は一刀を起こしてから抹殺しようとしている、まぬけな暗殺者などではない。
 れっきとした一刀の知り合いである。
「やっと起きて下さいましたか、一刀殿。居眠りとは感心しませんね」
「ああ、ごめんごめん」
 胸の前で腕を組んで、そう言った彼女の名前は郭奉孝、真名は稟という。
 一刀がいる場所は別に床の上などではない、執務机の椅子である。。
「随分とお疲れの様子ですが、何ごとかあったのですか?」
「いや、別段変わったことはないよ。ただ、昨日一昨日と凪も真桜も沙和もいなくてさ。四人分の仕事を一人でこなさなくちゃいけなかったんだよ」
 そう言って一刀はたははと笑った。
 確かに、稟の目から見ても、そう笑った一刀の顔は普段よりも疲れているように見えた。
「なるほど、そういうことですか。しかし、気をつけてどうなるものではありませんが、あのような寝言、外に漏らさないで頂きたい。聞いていてこちらが恥ずかしくなってしまいました」
 頬を朱色を差して言った稟の言葉に、一刀がぎくりと緊張し、続いて嫌な汗が噴き出てくる。
 寝言。それは先ほど見ていたあの夢に関連する寝言だろうか。
 一刀は羞恥に、自分の体温が二度ほど上がったような気がした。
「う……夢の中って、もしかして、寝言言ってた?」
「ええ、桂花、桂花と、うわごとのように」
「うわちゃー……」
 人に恥ずかしい寝言を聞かれたという羞恥に、一刀は頭を抱えた。


877名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:06:08 ID:BjmtF98Z0
25は、きびしそうだ、さるさんくらわないか……。

月と詠に関しては説明不足ですが、次回から回想で現在にもってきますので……。
次回は美羽&七乃の予定ですが。
878真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 3/25):2009/01/18(日) 21:06:19 ID:nG9skLJZ0
「それにしても、毎日あれだけ罵倒されているというのに、夢の中のお相手に桂花ですか」
 そう言って呆れたとばかりに溜息をつく稟に、一刀はばつが悪そうに笑った。
「うーん、だからこそ、かな。普段あるものがないと、不安になるっていうか、心配っていうか……」
「ああ、今日の朝議のことですか。確かに、桂花が姿を見せないというのは珍しい」
「うん、そうなんだよな。春蘭と桂花は、よほどのことがない限りああいう集まりに出てこないなんてこと、無いはずなのにさ。で、侍女の人に聞いてみたら、どうやら昨日の夕方からずっと部屋から出てないらしいんだよ」
「昨日から? それは確かに普通ではありませんね」
「そうだろ? 食欲が無いとか言って、ご飯も食べてないらしいんだよ。それで俺、心配になってさ。この仕事が一段落したら桂花のところに様子を見に行こうと思ってたんだ」
「ははぁ……そんなことを考えて仕事をしていたら、桂花の夢を見たということですね」
「う……」
 全く持ってその通りなのだが、正面向かってそう言われると恥ずかしい。
 おまけに、先ほどの夢の桂花の姿が先ほどから頭にちらついてしまって、意識せざるを得ない。
 一刀が桂花と、そういうことをしたのは、かれこれ二回だけだ。だと言うのに、一刀は桂花の体の隅々までを覚えていた。
 それは強烈に焼き付けられていると言ってしまって良いかもしれない。それだけ、桂花の体は美しかったのだ。
 だが、これまで一刀は桂花のことをそんなふうに意識したことはなかった。
 それは、桂花に罵倒されるという日常が、あまりに当たり前だったからかもしれない。
 そのことが、一刀の気持ちに無自覚なままブレーキをかけ、『桂花とはそういう関係』と思い込ませていたのかもしれない。
(俺の、気持ち? 桂花に対する気持ち……、やっぱりよく分からないな。桂花とは会ったときから今みたいな感じだし。それが当たり前だし……でも、あの時の桂花は、凄かった……)
 また思い出してしまい、一刀は顔を赤くした。
「全く、一体どのような夢を見ていたのやら……どのような、……どのような? 夢とは己の願望を映し出す鏡、男性が夢見る世界、それは……一刀殿が嫌がる桂花殿を強引に組み伏せ、野獣の力で……はっ、まさか一刀殿の夢の中では私も……」
879名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:08:22 ID:01k/HDrO0
支援
880真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 4/25):2009/01/18(日) 21:09:20 ID:nG9skLJZ0
 はっと気づいた一刀が顔を上げると、稟の鼻から伸びる赤一筋が目に入った。
「ちょっ! やめっ! やめっ! 妄想ストップ! 俺の部屋を惨劇の現場にするの禁止っ!」
 一刀は慌てて引き出しを開けて中から目的のものを取り出すと、立ち上がってそれを稟の鼻に突っ込んだ。
 こんなこともあろうかと、前もって用意してあった鼻栓である。
「むぐ、むぐぐ……。あ、ありがとうございます一刀殿。またやってしまうところでした」
「いや……おさまってくれたならそれでいいけど……」
 おかげでこっちの妄想もふっ飛んだし、とは続けない。
 強烈な妄想癖。加えてこれまた強烈な鼻血体質。
 目にする度に『この二つが無ければ魏で一番まともな人なのになぁ』と思う、一刀であった。


「それで、稟が俺のところにくるなんて珍しいけど、そっちこそ何かあったの?」
「ああ、いえ、それほど大したことでもないのですが、先頃提出された書類に関して、よく分からない部分がありまして、直接話を聞こうと伺ったのです」
「へぇ、どこ?」
「はい、これなのですが……」
 二人は書類をのぞき込むために顔を近づけた。吐息が触れ合うほどに顔が近づく。
 途端に早鐘を打つ心臓。
(うーん……稟も美人だよなぁ。桂花も黙っていれば美人だし、やっぱりこうなるのは正常な反応だよな……)
「どうかしたのですか一刀殿」
「いや、なんでもない。で、ここはね、こっちの書類と合わせてみて……」
「なるほど。こちらだけではなくこちらも参照せよということですね。ということはこちらも同じでしょうか」
「うん、そういうこと」
「ははぁ、なるほどなるほど……」

 稟が納得したとばかりに頷いていたそのとき、一刀はキィという小さなもの音を耳にした。
 気になった一刀がそちらを見てみると、いつ入って来たのか、部屋の中に一人の人間が、立っていた。

 力なく脱力した体躯は小柄。
 頭に猫耳頭巾、顔は……俯いているために影でよく見えない。
 体からは陰の気というか、息苦しくなるような何かを発している。
 そして何より、手には輝く抜き身の剣。
881名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:10:17 ID:SsBUAMgH0
>>877
その辺の説明をあとでしてくれるのなら問題ないや
ただ「ちんこ太守」はないだろ…

ついでに支援しとく
882真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 5/24):2009/01/18(日) 21:12:21 ID:nG9skLJZ0
「では一刀殿、こちらの書類に関してなのですが……」
 稟はまだその存在に気づいていないのか、先ほどと変わらぬ様子で一刀に話しかけてくる。
 だが、一刀は何か恐ろしいものに飲み込まれて、引きつったような返事しか返せない。

 近づいてくるその姿は明らかに桂花なのだが、あまりに普段と違い過ぎる。
 一刀が固まっていると、それがゆっくりと、ゆらりゆらりと物音一つ立てずにこちらに近づいてきた。
 一歩、また一歩。
 その光景を見て、一刀は昔見た井戸の中から出てくる女のホラー映画の一場面を思い出した。

 蛇に睨まれた蛙のように動けない一刀の前に、静かに桂花が立った。
 そして、見せつけるようにゆっくりとその手の中の剣を振り上げる。
「……北郷一刀……」

 初めて口に出された声に気がついて、稟もその場を振り返る。
 だが遅い。気づいてからずっと見ていた一刀が動けないものを、今突然という形で認識した稟が動けるはずがない。
 
「し……」
「……し?」
 それはどちらが発した声だったろうか。
 後で一刀が思い出してみても、稟が発したものだったように思えた。

「死ねええええええ!」

 静から動。恐るべき切り替え。
 問答無用の白刃一閃。振り下ろしの斬撃が一刀を襲った。
「うわあっ!?」
 自分の悲鳴と同時、ビュッという恐ろしい音が目の前を走り、剣が机に刺さる瞬間を一刀は見た。
 明らかに殺す気の一撃を、一刀は何とか避けた。
 それは北郷一刀個人の以前の、男の本能が事前に一刀に急を告げていたからに他ならない。
883名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:14:08 ID:E7gNKS370
この板は支援いるのかな?
まあとりあえず
884真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 6/24):2009/01/18(日) 21:15:47 ID:nG9skLJZ0
「避けるなっ! 死ねぇぇぇ!」
「い、いきなりなんなんだあああああ!?」
「まずあんたの首を跳ねる! その後切り落としたあんたの汚いものを口に咥えさせる! そしてそれを城門の上にさらし首にするっ!」
「だから一体なんなんだああああ!?」
 やたらめったら剣を振り回す桂花。
 必死に逃げ回る一刀。
 勿論部屋の中は滅茶苦茶になっていくのだが、そんなことより今は自分の命が惜しい一刀であった。

「追い詰めたわよ……このちんの御使いめ……」
 逃げ回ること数分。その言葉の通り、一刀は部屋の隅に追い込まれてしまっていた。
「あんたの首をじぃぃっくり切り落としてから、地獄でも悪さが出来ないように、あんたの汚らしいものもちゃんと切り落としてあげるわ」
 じりじりとすり足で距離を詰めてくる桂花に対して、一刀に逃げ道はない。
 正に危機一髪、今にも桂花が斬りかかってくるというタイミングで、一刀にとっての救世主が現れた
「落ち着いて下さい桂花! 一体何があったというのですか!?」
 そう言って二人の間に割り込んできたのは、稟だった。
「……あなたには関係のないことよ。 良いからそこをどいて頂戴……」
「そうはいきません。我が曹魏の筆頭軍師殿が乱心し、天の御使いとされている一刀殿を手打ちにしたとあっては、華琳さまは部下の統率のままならないと庶人に笑われることとなりましょう。
 それでも、どうしても一刀殿の首を落としたいというなら、私にもことの次第を説明してください」
 その言葉に、説明して納得できる内容ならば止めはしないんだ、などと思ったことを口にすることはせず、一刀はただかくかくと頷いていた。
 一刀の様子を確認した稟も返して頷き、再び桂花に向き直った。
「ご覧なさい桂花。一刀殿も事態を呑み込めていない様子。例え何か思うところがあり、それを晴らそうというのだとしても、このように何も分かっていない者を手にかけても、あなたの心は収まらないのではないですか?」
 理路整然と説明する稟の言葉を聞いて、桂花から放たれていた殺気が緩む。
 一刀にとって幸いなのか不幸なのか、桂花は理性を失っているというわけではなさそうだった。
 そして桂花は稟の言葉をしばし吟味し、吐き捨てるように言った。
885名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:16:35 ID:2NDlfX+30
支援支援
886真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 7/24):2009/01/18(日) 21:18:26 ID:nG9skLJZ0
「……そうね、あなたの言うことももっともだわ。何も知らないままで、のほほんとそいつが死ぬなんて、許せない」
「ええ、そうでしょう。それで、一体何がどうして一刀殿を殺そうと思い至ったのですか?」
「それは、ね……」
 桂花は間を持たせるようにして言葉を句切り、じっとりとした暗い視線で一刀の動きを縫い止めた。
 一刀はこれまで華琳と一緒に何度も戦場に出ている。その中には前線に出た経験も含まれる。
 そこではいつも、本気の殺意というものも肌で感じとっていた。
 だが、今感じているそれは、未体験の領域だ。
 一刀はこれまで、北郷一刀個人に向けての本気の殺意など、ただの一度も感じたことが無い。

「私はこいつのせいで、……もう華琳さまのお側にいられなくなってしまったのよっ!」
 次の瞬間耳に聞こえたのは、ガッという音。
 桂花の手にした剣が、一刀の顔のすぐ左を通り過ぎて壁に突き刺さった音だった。
 それを認識した途端、冷たい汗がどっと出てくる。
「ま、まてまてまて! 話が全然分からないぞっ!? どうして桂花が華琳と一緒にいられなくなることに、俺が関わってくるんだよ!?」
「はっ、この期に及んで白々しいっ! 恥を知りなさいよねっ! これだから男なんてみんな最低の屑なのよ!」
「だから分からないっつーの!」
「いいわっ! じゃあ、脳味噌に精液しか詰まってないあんたにでも分かるように、かみ砕いて教えてあげるっ!」
 桂花の叫び、そして一瞬の沈黙。
 ごくりと唾を飲む音が鮮明に聞こえた気がした。

「私はね……あんたのね、あんたのせいで……孕んじゃったのよっ!」

「は、孕……」
「孕んだって……妊娠、したって、ことか……?」
「それ以外何があるって言うのよっ! 全自動孕ませ男!」

 そういうことも、あるかな?、とは思っていた。
 自慢ではないが、この世界にきてから一刀は結構な回数、女の子と肌を重ねていた。
 それでも「かな?」程度としか思っていなかったのは、ここまで誰も妊娠したという子がいなかったからだ。
 むしろ最近では、こちらの世界の子相手では子供は出来ないのではないかとすら思いつつあった。
 そこにきてこの桂花の発言である。
 一刀が激しく動揺したのも、無理ないことであった。
887名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:19:15 ID:2KtRLaPh0
支援ぐ
888名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:19:44 ID:y4ZD0R0o0
さるっと
889真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 8/24):2009/01/18(日) 21:21:17 ID:nG9skLJZ0
「孕ませ男って……でも、桂花とシたのって、あの一回、だけだよな……?」
「そうよっ! あんたが私を無理矢理犯した、あの一回よっ!」
「ぶっ」

 最後の『ぶっ』は仲裁を買って出ていた稟のものである。
 一刀が見てみれば、稟の鼻に詰まっていた鼻栓が、赤く染まっている。どうやらスイッチが入ってしまったようだ。

「で、でも桂花。全然妊娠しているようになんて見えないけど……」
「うるさいわねっ! 私だって、私だってそうだったら良いと思うわよっ、でも……でも! 心当たりがありすぎるのよっ!」

 風に指摘されるまで、桂花は自身の妊娠に気がつかなかった。
 いや、無意識のところで、あえて気付かぬふりをしていたのかもしれない。
 だが、一度意識してしまえば後は一直線。
 バラバラになっていたものが組み上がるようにして、桂花の明晰な頭脳は真実を導き出してしまった。
 それはつまり、
 『私、荀文若は、お腹に北郷一刀の子を身ごもっている』
 ということである。

「あんたの、あんたのせいで孕んだんだからねっ! 責任とって死になさいよっ!」
 一方、一刀はそう言われても茫然自失といったていである。
「桂花が……桂花が、俺の子を……」
 自分が父親になったという、実感が全くわかない。
 認めなくてはと思うのだが、突然すぎて心が追いついてこない。
 北郷一刀は、父親になるにはまだ若かった。
 そして、若いが故に、いろいろと旺盛であった。

(……うっ)
 思わず前屈みになってしまう一刀。
 先ほどの夢の中の桂花と、想像の中のお腹を大きくした桂花の映像が組み合わさって、思わずリアリティ溢れる妊婦姿の桂花とのまぐあいを妄想してしまったのだ。
 そうとなれば起き上がるは元気の子。股間の天幕を悟られぬように前屈姿勢になるのは、男としての習性に違いない。

 そして、そういった変化に人一番敏感なのが、現実の桂花だった。
890名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:23:01 ID:NXBHonUNO
25www
支援します
891名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:23:34 ID:SsBUAMgH0
もいっちょ支援

って分母減ってる・・・?
892名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:24:12 ID:PdrdC1fO0
支援支援
893真・恋姫無双 外史 「桂花繚乱」(後編 9/24):2009/01/18(日) 21:24:22 ID:nG9skLJZ0
「!? いやぁぁぁぁっ! こいつ今、私の腹ボテ姿を妄想して勃起したぁぁっ! 止めて近寄らないで変態っ、私を孕ませる程度では飽き足らないっていうのねっ、いやぁ! 肉奴隷にされるぅぅっ!」
 剣を掴んで一歩二歩と桂花は後ずさった。
 一刀としては多少なりとも状況が改善されたので良しとすべきなのだが、心中複雑であった。

 一方、そんなやりとりを聞いて感極まってきたのか、稟は鼻血を垂らしながら妄想を開始していた。
「泣き叫ぶ桂花の体を、無理矢理押さえつけ、その股間の凶器で桂花殿のまだぴっちりと閉じられた肉の扉を無理矢理押し開き、有無を言わさず一息で奥まで犯した一刀殿は、
 桂花の悲鳴すらも高ぶりに変えて陵辱の限りを尽くし、そして最後には桂花のまだ何も知らない無垢なる子宮に雄液を流し込んで、淫靡なる肉宮に改造して――」
「妊娠させたのよっ!」
「ぷぅっ!」
 勢いよく合いの手を入れた桂花の言葉に、稟の鼻から一際勢いよく血があふれ出した。
 稟の体が傾ぐ、だが何とかすんでの所で堪えたようだ。以前の稟なら撃沈していただろう、だが今ここに立っているのは一刀と出会った頃とはひと味違う、ニュー稟なのだ。
 しかし限界、もう限界。それ以上すればどうなるか、一刀にはありありと分かるというのに、稟の妄想は続く。
「しかし一刀殿は、そうやって桂花の若いつぼみを淫らな肉壺に変えただけでは飽きたらず、さらなる快楽を求めて何度も何度も彼女を犯し、身も心も淫らなに堕としめて……
 そうやって心と体、全ての清と純と犯し尽くされて何一つ汚されていない場所が無くなったとき、少女だった桂花は淫と媚を刻み込まれた後戻りできない背徳の――」
「肉奴隷にっ!?」

 ついに、稟は己の限界を突破した。
「ぷはぁっ!」

 桂花の言葉で完全に鼻栓という防波堤が決壊し、一刀がこれまで見た中でも新記録になるであろう勢いで鼻血がアーチを描いた。気のせいか、虹まで見える気がする。
「ちょっ! 何っ! いやぁっ!? 衛生兵ーっ!」
 鼻血を浴びせられた桂花が悲鳴を上げる。

894名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:24:25 ID:2NDlfX+30
いつのまにか24に減ってないかと思いつつ支援
895名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:26:01 ID:Y0tLxC4RO
稟かあいいよwwwww支援
896名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:26:10 ID:Mxriu1PKO
喜んで支援
 その時、一刀の目には待ちに待った、活路が見えた。

「そこだあああああ!!」
 稟の鼻血噴射何するものぞと二人の間に飛び込むと、自分の服が血で汚れるのも気にとめず、北郷一刀は走った。
「あっ! ちょっと!」
 桂花から制止の声が飛ぶが、一刀は止まらない。
 否、止まれない。止まったら、心臓を背後から、ずぶりとやられてしまうかもしれないから。
 一刀は走った。

 部屋から飛び出して、廊下を走る
 生き延びるために、全ては生き残るために!
「あ、兄ちゃん! って、何で血まみれなの!?」
「あ、兄様! って、うわぁ、血みどろです……」
 前方に季衣と流琉の姿が見えた。
 だが立ち止まるわけにはいかない。
「悪いっ! 二人とも! 何かあったまた後で! あと、俺の部屋で稟が倒れてるから、誰か呼んで助けてあげて!」
 そう言って二人の横をすり抜ける。
 立ち止まる訳にはいかない、なぜなら立ち止まれば……
「うわぁっ、今度は桂花が血まみれで!?」
「なんだか知りませんが、兄さま早く逃げてくださーい!」

(ありがとう流琉、今はその優しさが心にしみるよ。次の機会があったらどんなわがままでも聞いてあげるからな)

 そんなふうに心で泣いて、一刀は走り続けた。


898名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:28:05 ID:E7gNKS370
最低の屑wwwサトウユキも出てるしなwww
支援仕る
899名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:30:23 ID:BjmtF98Z0
つめたら、24になったのかな?w
しかし、桂花はやっぱりいいなあw
 走る、走る、北郷は走る。
「どうしたのだ北郷、そんなに急いで」
「む、北郷。……血まみれではないか」
「ごめん! それどころじゃない!」
 春蘭と秋蘭の横と走り抜け、脱兎の如く駆け抜ける。
 背後で、
「今度は桂花ではないか……おおっ! 思い出したぞ! 桂花、懐妊おめでとう。やはり北郷の子か?」
「……姉者、それはどういうことだ?」
「ん? なんだ秋蘭、気づいていなかったのか。桂花の奴、ここ最近お腹を庇って動いていただろう。あれは子供を身ごもった者の動きだぞ」
 そんな声が聞こえても、振り返らない。若さ、若さってなんだ。

(ちくしょう、春蘭、火に油を注ぐようなことを……)
 
 そんなふうに心で泣いて、一刀は走り続けた。


 廊下を抜け、厩舎を抜け、また廊下を走る。
「隊長!? そのような血まみれの格好で、一体何が……はっ!? まさか賊の侵入ですか!?」
「賊ぅ? ええ根性しとるやないか。よーし、まだまだうちも暴れたりんとこやったし、ここはそいつをがつーんと」
「やらなくていいからっ! 急いでるからとりあえず、そんだけ!」
 予定より早いが、外征からもう返ってきたらしい凪と霞にも構わず、言葉を一言交わしただけで一刀は走る。
「け、桂花さまも!? 一体、この城内で何が起こっているというのですか!?」
「あー、これはアレやな。恋の鞘当て、っちゅーやつやな」
 ぴったりと後ろに突いてきているらしい桂花との距離を探りながら、一刀は思う。

(よく見てくれ、桂花が手に持ってるのは鞘じゃない!)

 そんなふうに心で泣いて、一刀は走り続けた。



 それからも一刀は逃げ続けた。
 しかし、その行く先々、
「見つけたわよ! 神妙に首かっきられなさい!」

「大人しくくびり殺されなさいっ! この全身白濁孕ませ男!」

「逃げるな強姦魔! 絶対生かしておかないんだからぁっ!」

 桂花にことごとく先回りされたが、それでも足の速さでは一刀の方が上。何とか逃げることができていた。
 だが、それもここまで。

「しまった! 罠か!?」
 逃げ込んだ先は古い蔵の奥。
 裏口から脱出しようとした一刀を襲った現実は、普段は施錠されていない筈の扉が、こんな時に限って鍵がかけられているというものだった。
「ま、まさか桂花の奴……俺がここに逃げ込むのがはじめから分かっていて事前に鍵を……」
 そうとしか考えられなかった。
 改めて一刀は、桂花の神算鬼謀に戦慄する。
 そして聞こえる、冥府へと誘う死神の声。

うふふふふっ……遂に追い詰めたわ、北郷一刀。私の躰を穢した罪、購って貰うわよ……

 残響して聞こえる桂花の声に、一刀の背筋が凍り付く。
 きっとまだ桂花は蔵の前に来ただけなのだろう、猶予はまだもう暫くある。
 だが、この状況は桂花によって用意周到に仕組まれた罠だ。少々足掻いてみたところで、逃げ出すことは容易くないだろう。
 そう、逃げ出すのならば、桂花の予想を超えて行動しなければならない。

 そんなことを考えたときだった。突然暗がりの倉庫に、闇を裂いて光が舞い込んだ。
「はーい。お困りのようですねお兄さん」
 そう言って先ほどまで施錠されていた扉から、後光を背負って現れたのは風だった。

902名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:34:35 ID:01k/HDrO0
先は長いぞ 支援だ
903名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:34:55 ID:BjmtF98Z0
>(よく見てくれ、桂花が手に持ってるのは鞘じゃない!
微妙に余裕ないか、一刀さんw
904名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:34:59 ID:PdrdC1fO0
やっと半分w頑張れw
「良い感じに追い詰められてるねぇ兄さん。おなご一人孕ませた程度でそんなに慌てるたぁ、兄さんらしくもない」
「いや、例えどんな理由でも、問答無用で殺そうとしてくる奴からは逃げようとすると思うぞ、多分」
 今のは宝ャだろうか、そんなことを考えている一刀に、風は手をさしのべた。
「ささ、お兄さん、お手をどうぞ。風が逃がしてさしあげましょう」
「え? ホント?」
「ほんともほんと。本当なのですよー。お代はお兄さんのちんちん一本ってところでどうでしょうかー」
 何その単位、と思いつつも、一刀は風の申し出を一も二もなく受け入れた。
「わかった。一本でも二本でも。ここから逃がしてくれるって言うなら、好きなだけあげちゃうよ」
 一刀は風の差し出した手を握って、そう言った。
「おおう。お兄さんったら目の色を変えて……そんなに風の青い肉体を貪りたいのですかー」
「いや、そういうことじゃなくて……」
「ささっ、こちらなのですよ。ついてきてくださいなのですー」
 一刀の手を取って、外へと駆け出す風。
 そんな光の中で輝く彼女を見ながら、一刀はやっぱり猫だよなぁと思うのであった。



 さて、そうして窮地を脱した一刀が連れてこられたのは、風の部屋だった。
 女の子の部屋らしく小綺麗に片付いており、男の部屋とは大違いである。
「ささ、ごゆっくりおくつろぎください」
 そう言って案内された部屋の机の上、既にお茶とお菓子が用意されているのに一刀は気づいた。
「あれ? もしかして俺が来ることが分かってたの?」
「はいー。桂花ちゃんのことですから、何となくこうなるんじゃないかなーっと思っていたのです」
 何が何となくなのか分からなかったが、先に風が席に座ったので、続いて一刀も席に座った。
「それにしても、今の口ぶりだと風は、最初から知ってたように聞こえたんだけど」
「ぐー」
「寝るなっ!」
 席に付くと同時に眠りに入った風の額に軽くチョップ。
「おおっ。ついつい陽気に当てられてしまいました。それで、なんのお話でしょうかー」
「風が桂花の妊娠のことを知ってたんじゃないか、って話」
906名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:36:19 ID:SsBUAMgH0
支援支援
907名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:37:15 ID:NRvqetqb0
1000いったら笑う
「おー、今日のお兄さんは鋭いのです」
「今日のって……」
「お兄さんは素直な良い子なのですよー」
 肩を落とす一刀の頭を、手を伸ばした風がぽんぽんと叩いた。
 そして、さて、と言って仕切り直す風。それを見て一刀も背筋を伸ばした。
「お兄さんの言ったとおり、桂花ちゃんの妊娠を、風は知っていたのですよー。なぜなら、桂花ちゃんのおめでたを告知したのは風なのですからー」
「ぶっ!」
 思わず口元に持っていっていたお茶を吹き出してしまう。
「ちなみに、自分の妊娠に気づいた桂花ちゃんが、ふらふらした足取りで風の部屋を出て行ったのはつい先日。即断即決、凄い行動力ですよねー」
 それこそ茶飲み話のように軽い口調で風が喋るが、当の本人からしてみれば堪ったものではない。
 だが、桂花が自分を本気で殺そうとしているという事実は、重く一刀にのしかかる
「でもさ、それってそれだけ俺の子供を妊娠したってことが嫌だったってことだよな……」
 そのことが、一刀には少なからずショックだった。
「んー。……まあ、そうとも受け取れますし、そうでないとも受け取れますし」
「そうでない? 桂花の本当の気持ちは別にあるってことか?」
「さー、それは桂花ちゃんにしかわかりません。なんにしろ、桂花ちゃんは今、感情に支配されて動いているのですよー。落ち着けば、また違った反応を示すかもしれません」
「そうなのか?」
「そうなのですよー。乙女心は複雑なのです」
 女心を持ち出されては一刀としても頷くことしかできない。
 それは男には永久に理解不能な、深淵なるものなのだから。
「なんにしろ。ここまで来ればもう安全なのですよー。お兄さんは宝船に乗った気持ちで、時間が解決してくれるのを待てばいいのです」
 俺は七福神かよ。

 と、思ったそのときであった。


909名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:40:42 ID:JX7z/DLL0
ここで中断されたら、泣くよ?
支援
910名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:41:03 ID:oLY7MIT20
宝船に乗った気持ちってどんなだw
「何が……時間が解決する、よーっ!」
 
 バンと大きな音。
 二人が音のした方を見れば、そこには扉を蹴り開けた姿勢のままの、桂花が立っていた。
「時間が経っても、私のお腹が大きくなるだけじゃないっ! 殺すぅ、絶対殺すぅっ!」
 そう叫びながらの桂花の顔は、半泣きとまでいかなくても三分泣きといった様子である。
「あんたを殺して、その後で私も……」
「まっ、待て待てっ!」
 抜き身の剣を正眼に構えた桂花の言葉に、思わず一刀は立ち上がる。
 それだけ、今の言葉は許容できないものだった。
 確かに、華琳の命令で桂花を犯したとき、本気で桂花は嫌がっていた。それを無理矢理犯し、中出しまでして妊娠させたのは自分だ。
 桂花の怒りはもっともだし、自分が復讐されるというのも分かる。
 だが、だからといって自分のしたことで、桂花までもが命を絶つというのは、間違っていると思ったのだ。
 しかし、そんな一刀の考えもお構いなしに、一刀と桂花との間に割り込んだものがいた。

「はいー。良い感じに修羅場ってるところ悪いのですがー。桂花ちゃん、お兄さんは風が殺させないのですよー」
 風である。

 一刀の前に立って、庇うように手を広げた風を見て、桂花の目が鋭く細まった。
「へぇ、風……あんたが相手になるって言うの?」
「そうなのですよー。お兄さんは風が守るのですよー」
「ふぅん……風、あなたもそこの厚顔破廉恥孕ませ男に惚れてるとか、そういうクチ?」
「いえいえー。風はお兄さんの肉奴隷二号なのですよー。ちなみに一号は桂花ちゃんです」
「なっ、なんで私がそいつの肉奴隷一号なのよ!?」
 風の言葉に、桂花が顔を茹で蛸のようにして怒り始めた。
「ちなみに、肉奴隷三号は華琳さま、四号五号は季衣ちゃん流琉ちゃんなのですよ」
「ひぃぃぃぃ!? 何その偏った人選は!? あんた本当に変態過ぎよっ!」
「なお、お兄さん的には蜀の孔明ちゃん鳳雛ちゃん、馬岱ちゃん。呉の孫尚香ちゃんあたりも、触手が動くところと思われます」
「いやぁぁぁっ! 変態ぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「まま、そう言わず。おおっ、肉奴隷一号よ、裏切ってしまうとは情けない」
「だから違うって言ってるでしょ!」
912名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:44:25 ID:JX7z/DLL0
風のDQの王様や神父の口調に吹いたwwwww
支援
913名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:44:49 ID:HBl67HiN0
桂花かわええw支援支援
914名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:44:59 ID:oLY7MIT20
会話のイニシアチブがwww
915名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:45:22 ID:Mxriu1PKO
食指じゃなくて触手かよwww
 風の巧みな言葉で、何となく桂花の雰囲気が普段のそれに……というか、空気がいつものしまりのないものに戻ろうとしている。
 そのことに気づいた一刀だったが、当然一刀が気づいたことに、桂花が気づかぬ訳がない。
「っと、危ない危ない……また調子を崩されるところだったわ」
「うーん、流石は桂花ちゃん。簡単には引っかかってくれないのですね」
「ええそうよ。これが華琳さま第一の軍師というものよ。さあ、北郷一刀、覚悟なさい。風も、そこを大人しく退かなければ、痛い目を見ることになるわよ」
 暗に風も斬ると言っているその言葉に、一刀は風を押しのけて前に出た。
「お兄さん?」
 最後くらいは男らしく、そう思ったからだ。

「もう良いんだ風。俺には桂花の気持ちを受け止める責任がある。いくら逃げたってそれは変わらないんだ。だから……」
 その言葉に、桂花がさも面白そうにくつくつ笑う。
「大人しく私に殺されてくれるってこと? へぇ、最後の最後で潔くなったじゃない。最低最悪精液男のくせに」
「……でも一つだけ言わせてくれ。俺が桂花に殺されるのは良い。でも、その後は桂花とお腹の子供、二人は必ず幸せになってくれ」
「………。それが末期の言葉ってことでいいのね」
 桂花の手の中の剣がチャキリと音を立てて、構え直される。
 正眼から刃を寝かせ、横に。刃の冷たい感触が、首筋から伝わるのを感じた。
 これで本当に最後。そう思うと、自然と口についで出てくるものがあった。
「じゃあもう一つだけ。桂花、大事にしてやれなくて、ごめんな」
「……? あんた、突然何を……」
「俺、桂花に凄い嫌われてたけど、俺は結構桂花のこと、好きだったよ。だから、あの時華琳の命令とはいえ、そういう関係になれたこと、嬉しいと思ってた。でも、それは自分だけの独りよがりだったんだな。そのことに、気づいてやれなくてごめん」
「………」
 どこから聞いても愛の告白にしか聞こえない台詞を聞いて、桂花の顔が徐々に怒りではない感情で紅潮していく。しかし、一刀はそれに気付きもせずに言葉を重ねる。
「もしも、もしもだけど、桂花の中に俺に対しての好意、みたいのが欠片でもあったら、それはお腹の子供に向けてあげてほしい。それが父親として、今の俺に言ってやれる精一杯だから。
 だから……俺の首を落としたその後で、自分の命を粗末にするような馬鹿な真似は……」

 顔を真っ赤にして口をわなわなと震わせている桂花、そんな彼女に必死に桂花に語りかける一刀。
 明らかに事態が収束の兆しを見せているところで、一刀の後ろにいる風が、小さな声で言った。
「あー、お兄さん。一世一代の大告白で話を丸く収めようとしているところ、大変申し訳無いのですが、もう風の策は完成してしまったようですー」
 一刀が、え?という疑問を挟むまもなく、

「一体これは何の騒ぎなの! 説明なさいっ!」

 そんな王者の声が響いたのは、その直後だった。



「か、かか、華琳さまっ!?」
 顔を真っ赤にさせたまま、自分の背後に立っていた華琳の姿に気がついて、慌てて振り向く桂花。
「華琳……」
 突如現れたこのジョーカーの存在に、半ば驚き、半ば納得する一刀。
「うーん、間に合ったというかなんというか……」
 ただ一人、のんびりとそんなことを口にする風。

 風の意図に気がついた桂花が、憎々しげに目の前の策士を睨む。
「風、あなた……さっきのアレは、時間稼ぎだったのねっ!?」
「ふっふっふっー華琳さまのことですから、桂花ちゃんとお兄さんが血まみれで追いかけっこをしていると聞いたら、必ず飛び出してくると思ったのですよー。あとは探しやすいように、一カ所に止まっていれば、すぐに見つけてくれる。風はそう思ったのですよー」
 そう、風が言っていた『時間が解決する』というのは、こういうことだったのだ。
「まあ、何もしなくてもお兄さんが自分で解決する。っていうのは、ちょっと風の予想も超えていたのですけどねー」

「くうっ、この私が、こんな見え透いた手に引っかかるなんて……」
「お黙りなさい、桂花。一体何がどうなっているのか、今すぐ説明なさい」

 烈火の如く激しい視線で、華琳がそれぞれ三人を見た。
 それを目にして、最初に行動を起こしたのは桂花だった。
918名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:48:48 ID:kCOv8fJT0
末期の言葉が誑し文句、これぞ正にチンコ。
919名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:50:01 ID:1V/p7p540
支援
920名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:50:47 ID:HBl67HiN0
さすがちんこと言わざるを得ないw
「申し訳ありませんっ! 華琳さまっ!」
 剣を放り出して、華琳に向かって五体投地にその場で土下座する桂花。
 それを見た華琳が眉をひそめた。
「桂花、一体どうしたというの?」
「申し訳ありませんっ……わたくしは、荀文若めは、もう華琳さまのお側に仕えることがかなわぬ身となってしまいました……」
 その言葉を聞いても、華琳は顔色一つ変えない。ただ、眼光の鋭さだけが一段と増した。
「……どういうことかしら、桂花。その理由を述べなさい」
「はい……私は……私は、不覚にもそこにいる、北郷一刀の子を、妊娠してしまったのです」

「………」

 ビシリッ、という音がどこかから聞こえたような錯覚を覚えた一刀が華琳を見ると、そこには先ほどと同じ姿のまま硬直する覇王がいた。
「華琳さまー。どうかお気を確かにー、桂花ちゃんの言っていることは現実ですよー」
 その風の言葉で脳が再起動したのか、華琳の硬直が解ける。
「ど、動揺などっ、この曹孟徳の辞書には、そんな字は無いわっ!」
 『無いのはどうなのだろう、辞書的に考えて』とはその時の一刀の思いである。

「桂花。それはこの私が一刀に言ってさせた、あの一回で、かしら?」
「はい……あの時に……」
「――桂花相手には、随分と名手ぶりを見せつけてくれるじゃない」
 一刀にも、何となく華琳が苛立って来ているのが分かった。そして微妙にその苛立ちが自分に向けられたことも。
「そのことについては分かったわ。では、次にどうしてあなたが私に仕えることが出来なくなったに繋がるのかしら」
「それは……お腹を大きくした軍師が、華琳さまの戦列にいていいはずがありません。それに何より、あんな男の胤で孕んだ卑しい女が、華琳さまの側でお仕えするなど、許されるはずがありませんっ!」
 しかしそこで。涙声が混じった桂花の言葉に、一刀がおもわず口を挟んだ。

「待てよっ! だからって自分から命を絶つなんて絶対駄目だ! 俺が桂花に殺されるのは俺が悪いから良い! でも何も悪くない桂花とお腹の中の子供まで死ぬのは、絶対におかしい! 桂花は生きるんだ、そして二人とも幸せになるべきだ!」
 心の中で渦巻くものの正体が分からなくて、いきり立って、勢い立って、一刀は思わずそんなことを怒鳴っていた。
922名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:53:25 ID:7rHkOtaK0
支援
923名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:53:47 ID:yDyNtc7L0
支援
 一方、顔を上げ、口をぽかんと開けてそれを聞いていたのは桂花だ。
「……ハァ? あんた何言ってんの? 死ぬ? 私が? あんたのせいで? 馬っ鹿じゃないの?」
「え……? だって、ほら、さっきも『あんたを殺して、その後で私も……』とか言ってただろ」
「何勘違いしてるのよ。あれはあんたを殺したら、その後にこの城を去るつもりってこと。なんで私があんたのせいでそこまでしなくちゃいけないのよ。精々華琳さまの目の届かぬ田舎に移り住んで、そこで子供と二人でひっそりと暮らすわよ」
「なんだ……そういうことか、良かったぁ」
 憤然とした顔の桂花に、安心した弾みに体がふらついて、机に手を突く一刀。
 それまで張り詰めていた場の空気が和む。

 そんな中、沈黙していた華琳が口を開いた。
「桂花……そんな理由で、私の元を離れるだなんて、私は認めないわよ」
 そう言って、華琳はその場に膝を突いて、床に伏していた桂花に、穏やかな声で語りかけた。
「華琳、さま……」
 華琳は、そう言って自分を見つめていた桂花を、その胸に抱き寄せた。
「馬鹿な子ね……、この私がそんなことで、あなたを手放したりすると思ったの?」
「でも、華琳さま……私は、私はあんな奴の子を孕んで……」
「間違えないで、桂花。あの時一刀をけしかけたのは私よ。だから、あの時のことが原因であなたに子供が出来たのだとしたら、その責任は私にもあるの」
「そんなっ! 華琳さまは何も悪くありませんっ!」
「私がそうだと言っているのだから、そういうことにしておきなさい。それとも、あなたは私を、責任も取れないような、そんな無能者にしたいのかしら」
 その言葉に、桂花は華琳に抱かれたままで、ぶるんぶるんと首を振って答えを返した。
「よろしい。それに、あなたが必要かどうかを決めるのは私よ。そして、私はあなたを必要だと思っている。それだけじゃあなたが私の元に止まる根拠にならないのかしら?」
「華琳さま……勿体ないお言葉、有り難うございます……」
「いいのよ、桂花。あなたの子供、一緒に育てましょう……」

925名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 21:56:49 ID:Y0tLxC4RO
支援
 桂花と華琳の間に、穏やかな……いや、むしろ百合な空気が流れる。
 ただ一人、当事者でありながら、空気に入れないでいる一刀を置き去りにして。
「やー、お兄さん良かったですねー。雨降って地固まるとはこのことです」
「いや、俺に関してはなんにも固まってないけどな……」
「むー? お兄さん、仲間に入れて貰えなくて寂しいのですか? だったらこの肉奴隷二号の風で、刹那的な快楽に身を委ねてみるのは如何でしょうかー」
「それはもういいから……」


 一刀は意を決してその場から一歩踏み出し、華琳達に声をかけた。
「か、華琳、桂花、ちょっといいか」
 その言葉に二人が振り向く。
「あら一刀。あなたも私に抱きしめて欲しいということかしら?」
 余裕の覇王は、穏やかな笑みを浮かべて。
「何よ、まだいたの変態ちんこ男。暫くしたら首を刎ねてあげるから、大人しく待ってなさいよ」
 猫耳な軍師は、まだ赤い目を擦って。
 二人とも、しっかりと一刀を見てくれていた。

 一刀も二人をまっすぐに見据えて、心に芽生えたもの丁寧に解きほぐすようにして、言葉に乗せた。
「俺、まだ自分が父親になったってこと、よく分かってないけど……でも、それでも俺、しっかりと責任を果たしたいと思う。
 あの時、桂花としてる最中に言った『ちゃんと育てる』っていうのは、嘘じゃないから……だから、俺も一緒に、桂花の子供を育てさせてほしい」
 言葉は未熟だったかもしれない。
 だが、二人を見ていて湧き上がってきた熱い思いの丈を、全て今の言葉に込めることが出来たと思った。
 その言葉に、嘘偽りは、一つもないのだから。

「な、何言ってるのよっ!? この子は私とあんたの子なんかじゃないわっ、私と華琳さまの子よっ!? 分かったら大人しくそこで待ってなさいよっ!?」
 顔を火のように真っ赤に染めた桂花が叫ぶ。が、一方の華琳の反応はそれとは対照的なもの。
「あら桂花。一刀を拾ってきたのは私よ、だから一刀は私のもの。あなたは私の所有物を勝手に処分してしまうような子なのかしら」
「か、華琳さまぁ……」
「それに、ね。今の一刀、凄く良い目をしているわ」
 そうして、眩しいものでも見るように目をすがめていた華琳だったが、突然何かに気づいたように虚空を見つめた。
「……ああ、いいわね。うん、そうしましょう。そうと決まれば早いほうがいいわ。まずは日取りの決定からね。さあ、忙しくなるわよ、二人とも」
 そう言って、華琳はすっと立ち上がる。 
 突然一人で納得してしまった華琳に、ついて行けない二人は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。
「あの……華琳さま、一体、なんのことを……」
 桂花がおずおずと華琳に聞くと、さも面白いことを思いついたという顔つきで華琳は答えた。
「決まっているじゃない。あなたと一刀、二人の祝言のことよ。一刀もこう言っているんだし、問題は何も無いでしょう? 良かったわね、夫のいない母親にならずに済んだわよ」

 華琳の言葉に、桂花がよろりとふらつく。
「おっと、大丈夫か?」
 そこを、誰かが肩を掴んで支えた。
 その肩を掴んだ人間を、おそるおそる桂花は見上げる。
「ってことらしいから、今後もよろしくな」

『い、いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

 三度城内に響いた桂花の悲鳴。
 曹魏は今日も、平和だった。


928名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:02:34 ID:nyv1f2gc0
支援
929名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:02:52 ID:RMQfDnqL0
>>868
天才現る
930名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:03:05 ID:JX7z/DLL0
あれ?終わり?
いや、祝言シーンあり?
その後も?
 終幕


「華琳さま! 華琳さまーっ!」
 河原で華琳が物思いに耽っていると、遠くから桂花の呼ぶ声が聞こえた。
 そちらを見れば、確かに手を振りながら走ってくる桂花の姿。
「あら、桂花。……どうかしたの?」
 そう声をかける華琳に、桂花は息を切らせながら言葉を返した。
「どうしたのではありません。探しましたよ」
 桂花の言ったとおり、今、城では今日の賓客である華琳の姿が見えずに騒ぎになっているのだ
 やっとのことで検討を付けた桂花がここまで迎えに来たのだが、華琳の優れない顔色を見て声をかけた。
「どうかなさいましたか?」
「……少し、昔のことを思い出していたのよ」
 そう言われて、思い浮かぶことは……いや、思い浮かぶ者は一つしかない。
 今日の迎賓の形式である立食ぱーてぃーとやらも、その男が言っていたものなのだから。
「あの大馬鹿者のことですか……。まったく、私を孕ませるだけ孕ませて消えてしまうなんて、最悪な奴でした!」

 呉に勝ち、蜀に勝ち。
 蜀呉が手を結んだ最後の大決戦を勝利で飾った華琳は、華琳を長とする王の連合で、それぞれが三国を治めるという形でその覇道を完成させた。
 戦って、戦って、戦い抜いて掴み取った栄光。
 しかし、全てを手に入れたはずの王の隣には、ある男の姿が欠けていた。
 そんな結末から、既に一年以上が経過していた。

「ふふっ、そうね……それより、私を呼びに来てくれたのでしょう? すぐに行くわ」
「はっ!」
 寂しげに笑う華琳。そんな姿に桂花が胸を締め付けられるような思いを味わった、そのとき……


932名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:05:17 ID:oLY7MIT20
あ、あれ……?
MP3フォルダから結婚行進曲を引っ張り出して来たのに……。
933名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:05:34 ID:RMQfDnqL0
更新忘れすまん支援
934名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:06:25 ID:RV+RHnl30
支援
935名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:06:39 ID:D3K8rK9I0
おーもろーいw
支援ですー
「おーいっ!」
 と、そう叫んで、駆け寄ってくる者の姿があった。

「厨房で秋蘭達が大変なんだよ! それで桃香さんがもう手に負えないって大騒ぎになっちゃって……」
 駆け寄ってきた青年はぐっすりと眠っている小さな子供を背負っていた。ちなみにその子の名は荀ツという。
「って、なんだ。桂花もいたのか。いいのか? お腹に二人目がいるっていうのに……」
「ちょっとっ、近寄らないでよっ! この全身亀頭男! 華琳さまがお前のせいで穢れたらどうするつもり!?」
 そう言って駆け寄る一刀から距離を離して桂花。あれから桂花とは幾度となく体を重ねているのだが、こういった反応はいつまでたっても変わらない。
「ほんと、なんで戻ってきたのかしら……あんたさえ居なければ、華琳さまと二人で荀ツを育てられたのに。大体何よ、三ヶ月って。姿を消すなら百年くらい消えてなさいっていうのよ。堪え性のない男ね」
「んー、自分では堪え性ある方だと思うんだけどなぁ」
 そんなふうに言いながらぽりぽりと頬を掻く一刀に、華琳が微笑みながら言った。
「あら、一刀。第二夫人にだけ挨拶して、第一夫人にはなんの挨拶も無しなのかしら。それと、遅いだけの男は嫌われるって言うわよ。男なんだから数で勝負とか言ってみたらどうかしら」
「数で勝負って……二人同時に相手にしてるのに、これ以上やったら赤玉がでるよ」

 そう、北郷一刀は戻ってきた。
 あの勝利の日に消滅した北郷一刀は、再びこの世界に戻ってきていた。
 なぜ戻れたのかは、一刀自身にもよく分かっていない。
 大局から外れた物語に、なぜ未だ止まって居られているのかはわからない。
 ただ、そのことについて時折思うのは、この世界における自分の役割が、まだ終わっていないからではないかと。

 即ち、あの日の言葉。
 『一緒に、桂花の子供を育てさせてほしい』というあの言葉。

 華琳の夢をかなえる為に遣わされた天の御遣いである北郷一刀の物語は、あの時に確かに終局を迎えたのだ。
 そうして気づけば三ヶ月後に眠る桂花の横で目を覚ました自分は、全く違う役割を与えられた、別の物語の自分なのではないかと、そう思うのだ。
 今の自分は、ただ一人の女の子を幸せにするために、遣わされた御遣いなのではないかと、思うのだ。

「ほんと。なんで同じことをしているのに桂花は二人目で、私はまだ子供ができないのかしら……」
 
 ――あるいは、二人の女の子を幸せにするためかもしれないが、とにかく北郷一刀はそう思うのだ。

「さ、華琳さま。こんな奴のことは放っておいて先に参りましょう」
「そうね。あまり劉備たちを待たせても悪いわね。いきましょうか」
「おーい! 待ってくれよー、俺も一緒に……」
「うるさいわねっ! あんたはいつでも私と華琳さまの十歩後ろを歩いてくればいいのよっ! この三国一の無責任孕ませ男!」

 そう……思うのだ。


 終
938名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:11:15 ID:7rHkOtaK0
939名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:11:16 ID:D3K8rK9I0
おつでしたー、おもしろいかったです。
940名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:11:27 ID:oLY7MIT20
おおっ……デレた! 桂花がデレた!
941名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:12:22 ID:1V/p7p540
乙。
やはりツンはいい。心が(ry
942名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:14:01 ID:01k/HDrO0
教育ママ的で子供の前では一刀にツンツンしてるけど、ベッドの上じゃ・・・
そしてそれを見て父と母は仲が良いのだとホッとする子供

乙!
943名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:14:34 ID:BjmtF98Z0
しかし、たいへんな量ですなw おつかれさまです。
華琳にもはやく子供ができればいいのにw
944名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:15:49 ID:JX7z/DLL0
乙でしたー
やはり桂花はこうでなくっちゃ
945メーテル ◆999HUU8SEE :2009/01/18(日) 22:16:10 ID:nG9skLJZ0
わたしの名はメーテル……tinamiの投稿規約を読んだら、えろす禁止と書いてあったので、そのままIEを閉じた女。
とりあえず、これでこのお話は完結。支援して下さった人達、ありがとう……
ちなみにツンデレの豆知識なのだけれど、ウィキペディアのマティーニの項目の備考欄に、チャーチルのツンデレのたしなみ方が書いてあって為になるわ。

そろそろ999が出るわ……さようなら鉄郎……
946名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:16:13 ID:JPVxY+/70


もう少し子供が大きくなったら一刀に懐いて桂花が悔しがるんですね、わかります
947名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:16:21 ID:oLY7MIT20
華琳の初子は曹昂になるのか、或いは長男次男を飛ばしていきなり曹丕が生まれるのか……。
いやはや興味深い話ですなあ。
948名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:17:07 ID:Mxriu1PKO
乙、長編ごくろーさん
堪能したぜ…
949名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:17:37 ID:RV+RHnl30
GJ!
しっかりと自分が第一夫人になってる華琳流石ww
つーか、常に3Pなのかwww
950名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:18:57 ID:hby9+FaN0
やはり桂花のツンデレ比は99.99999999999999999999999999999999999:0.00000000000000000000000000000000001位が好ましい。
951名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:23:07 ID:QCVqhguo0
面白かった
やっぱ、風のキャラは良いなぁ
952名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:23:51 ID:E7gNKS370
う↓む↑

イィ

スゴクイィ
953名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:25:07 ID:/ofHgeRg0
乙でした、
しかしさり気なく春蘭の観察眼が凄いw
954名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:26:02 ID:RgBnAqFv0
いい作品だった。すばらしい

そして、密かに稟と風が可愛いすぎたw
955エロ本:2009/01/18(日) 22:28:29 ID:QwCGdc1L0
もはや、gjとしか言いようがない。
桂花と風が可愛いwww

さて、私もさくっと読める小ネタのはずが、なぜか短編になってしまった小ネタ投下用意……
終わりには=終わるかも知れない=をつける。
956エロ本:2009/01/18(日) 22:34:12 ID:QwCGdc1L0
それは、益州への進行途中だった。
ちょうど、伯珪が一刀の言う『死亡フラグ』を立てた戦の後のことだろうか?
「うわぁぁぁぁん!」
 その事件‐雛里が天幕から、彼女とは思えないほどの大声を出して泣きながら飛びだしたのは。


 『史実的外、あれ?史?〜とにかく鳳統落鳳破編〜』


 事の発端を放すと実に唐突だった。
「良くやったな。朱里」
「えへへ……だってこの策……」
 朱里の献策が上手くいき、また無血入城が成功したその日、一刀は朱里の頭を撫でていたりする。
 朱里も、頭を撫でられるのは好きで、得意満面で甘えていたりする。
「朱里は偉いな〜……ん?」
 そうしていると、唐突に腕に違和感を覚えた。どうやら、誰かが袖を引っ張っているらしい。
 見てみると、おどおどしながら雛里が一刀の袖を引っ張っている。
「どうしたんだ、雛里?」
「……(じわっ)」
 だが、そういった瞬間に雛里の目尻に涙が溢れてくる。
「へっ?」
「うわぁぁぁぁぁん!」
 そして、一刀が頭に?マークを浮かべた瞬間に彼女は天幕から泣きながら走りだしてしまった。
「な、何だ?」
「あっ! ご主人さま!」
 すると、朱里は何かに気づいたように口を開いた。
「どうしたんだ?朱里」
「実は……」
957エロ本:2009/01/18(日) 22:39:09 ID:QwCGdc1L0


 しばらく行った森の中。
 そこで雛里は肩から息をしている。
「ううっ……あの策。私も一緒に考えたのに……」
 なのに、一刀は朱里だけを褒めていた。
 そして、ご褒美と言わんばかりに、彼は朱里の頭を撫でていた。
 それを考えると、寂しかった。嫉妬してしまった。色々な感情が彼女の中に渦巻いていた。
「でも……」
 もしかしたら、話せば分かってくれたのかもしれない。だが、遅かった。もう天幕から飛び出し、今ではこんな所にいる。
「うう……どうしよう。空鍋を焚いていたのを忘れてたとか言えば誤魔化せるかな?」
 ご主人さまに嫌われてしまうかもしれない。飛び出した理由を考えなければならない。
「あっ……確か、この先は確か敵さんがいないはずだから、本当かどうか偵察してきたって事にしよう」
 そうすれば、理由も付く。朱里に嫉妬したこともばれないかもしれない。そして、頭を撫でてくれるかも。
 そうすると、彼女はその先へと歩き出した。


958名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:43:28 ID:RMQfDnqL0
支援する
959エロ本:2009/01/18(日) 22:44:02 ID:QwCGdc1L0
 雛里がそのような事を考えた一方で、天幕の一刀は朱里から話の続きを聞いていた。
「そっか、雛里も一緒に考えたんだ」
「はい、その事を言う前に雛里ちゃんがきちゃいまして、多分勘違いしたんだと。」
 さすがの朱里もしょぼんとしている。
「まぁ、雛里だって話せばちゃんと分かってくれるって」
「うう〜」
 後で帰ってきたところで、ちゃんと謝ればきっと分かってくれる。そう思った時だった。
「お〜い、北郷」
「お、白蓮じゃないか?」
 姿を現したのは、他でもない『白馬長史』で『普通の元太守』こと公孫賛 伯珪だ。
「さっき、雛里の奴が陣の外に出てったみたいなんだけど」
「あぅ……たぶん、雛里ちゃん。誤魔化すために一人で偵察に行ったのかも。
この辺りはみんな桃香様を歓迎している人達ですし、雛里ちゃんが一人で歩く分には誰も軍師だとは思わないと考えたんだと思います」
 さすが、雛里の事を朱里も分かっている。
「おいおい、熊とかに襲われたりしないのか?」
「たぶん、道を堂々と歩くと思いますから大丈夫だと」
 一刀はそれを聞くと、安心した。いくら人見知りとはいえ、危ない事はしないだろう。
「ところで、出てった所って何処に繋がってるんだ?」
 興味本位の質問。だが、それがあんな事になるとは誰も知らなかった。
「ええ、たしか『落鳳破』って……」
960エロ本:2009/01/18(日) 22:45:50 ID:QwCGdc1L0
「……!!」
 その瞬間に一刀の脳裏にいやな予感がよぎった。『落鳳破』『鳳統』。その言葉が示すものは。
「雛里が危ない!」
「はわっ!ご主人様!」「お、おい、北郷!」
 二人の静止も聞かず、一刀は陣から飛び出してしまう。
「ご主人さまじゃ危ないですよー!」
「大丈夫だ。私が連れ戻してくるから」
「白蓮さん!でも鎧なんてつけてたら」
 もし軍師だとばれたら、それこそ危ない。その意味では彼女一人の方が安全なのだが。しかし、伯珪は笑顔を浮かべる。
「私を誰だと思ってるんだ? 白馬長史の公孫賛だぞ。二人を守るくらい造作もないって」
「でも……」

「安心しろって。
 そーいえば、朱里と雛里って、お菓子が上手だったよな。ちゃんと私が帰ってきたら作ってくれよ」

 そう言って、伯珪は剣を携えると、天幕から出て行った。



961名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:46:20 ID:RgBnAqFv0
ならば支援だ
962名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:46:27 ID:YH//Y+E20
10日で、埋まるとは…
963エロ本:2009/01/18(日) 22:47:34 ID:QwCGdc1L0
「そういう訳で〜、全大陸10億3000万の美羽様の下僕の皆さま、お待たせしました〜。みんなのアイドルの美羽様のお守の張勲で〜す」
「誰に何を言ってるのじゃ?七乃」
「いえ、これは天の世界のお約束らしいですよ。そういう噂が、庶民の中で流行っているみたいです」
「そうなのかの?」
 所変わって、落鳳破では二人組が騒いでいた。
「で、七乃。一体こんな所で何をしているのじゃ?」
「実はですね〜。この近くに劉備さん達が来ているんですよ〜」
「なぬ! 劉備じゃと!」
 その人物の名を忘れたことなど、少ししかない。 彼女が憎む?べき名前で孫策と共に上がっている人物だ。
「それでは……」
 美羽がにやりと笑う。その笑みを
「は〜い。憂さ晴らしがてら、少し嫌がらせをしようと思いまして、もう準備はできてまう」
「さすが七乃! 妾のしたい事を先読みできるとは!」
「は〜い、もっと七乃を褒めてください」
 何やら、相変わらず二人の世界に入っている美羽と七乃。
 だが、彼女の手には一本の連弩が握られている。
「で、こんな物を用意しました」
「うむ。これであの劉備めの泣き顔が見られるのじゃな!」
「はい! 弓な苦手な私でも簡単に当てられる大発明です♪しかも、矢も特製ですよ、ほら先端を見てください」
「おおっ! これは悪質なのじゃ」
 すると、草むらのが動く。そっちに七乃が目を向けると、こちらに向かってくる影があった。
「おやおや、あれは劉備さんの軍師の鳳雛ちゃんですね」
「では、七乃! 一撃必中なのじゃ!」
964名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:48:43 ID:C1HclLlE0
>ちゃんと私が帰ってきたら作ってくれよ

ノーマル太守にフラグが・・・
965ガルルガ:2009/01/18(日) 22:49:28 ID:dQGZdzMK0
えっと、今から三分後ぐらいに亞莎SSを投下します。
亞莎関連のSSが少ない、と言うか、全く無いので。
拙い物ですが、宜しくお願いします
966エロ本:2009/01/18(日) 22:49:40 ID:QwCGdc1L0

「あぅ……この辺なら大丈夫だよね」
 そう言いながら、道を歩いて行く。熊の様子はない。虎もいない。不安要素はないはずなのだが。
「ご主人様……」
 だが、いやな予感がする。 そして、その予感は……
「えっと、そろそろ……っ!」
 弩を構えた七乃の姿であった。

「雛里!」

 後ろから声がする。だが、矢はすでに放たれ待ってはくれない。
 何かが、雛里に覆いかぶさる。温かい。
「うぐっ!」
 誰の声だろうか?だが、そんな事はどうでもいい。あの弓が当たれば彼女は……。
「あれ?」
 痛みはなかった。背中には痛みと濡れた地面の感触。そして、顔には温かい胸が。
「ご主人様?」
「雛里、大丈夫か?」
 その正体は一刀であった。
「ご主人様!」
 自分を庇ったのはすぐに想像できた。庇って地面に倒れ込んだのが。
「どうして……っ!」
 恥ずかしいが、それ以上に心配だった。
「いやさ、ここが落鳳破だって聞いたから。ついさ」
「でも、ご主人様……」
「良かった……」
967エロ本:2009/01/18(日) 22:51:10 ID:QwCGdc1L0
「あわわ」
 無事を確認すると一刀はぎゅっと雛里を抱きしめる。一瞬、自分の状況を忘れるくらい恥ずかしくなった。
「ごめんな。雛里も撫でてほしかったんだろ?」
 そして、彼は雛里の頭を撫でた。優しく丁寧に。
「でも、私なんかがいなくても」
「俺は、雛里が居なくなるのは嫌だぞ。たとえ、どんな時でも」
 その言葉はこの場所の名前を聞いた時に飛び出してきた事が証明している。
「ご主人様」
 そして、事実彼女をこうやって庇っている。それが何よりの実感できる証拠だ。

「あぅ……でも、ご主人様……矢が」
 心地よい時間をもう少し堪能したかったが、そんな暇はない。
「ん?」
「矢が刺さって……」
 確かに、自分を庇ったのだ。もしかしたら、矢が刺さっているかもしれない。しかし一刀は……。
「いや、大丈夫だって。地面に転がったから頭の上を飛んでったよ」
「でも、さっき「うぐっ」って」
「へっ?俺じゃないぞ?」
「え?ええ?」
 どうやら、一刀には矢が当たってないらしい。
 じゃあ、誰だろうか? そう思って彼女は声をした方を見る。そして、それに釣られて一刀もそっちの方を見ると

「うぐっ……何で私が」

「白れーーーーーーん!」「白蓮さん!」
額に矢が命中し地面に倒れ伏している伯珪の姿があった。
968名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:51:54 ID:2KtRLaPh0
>>965
あいや待たれい。今はエロ本氏の投下が先。しばしお待ちあれ!
969エロ本:2009/01/18(日) 22:51:58 ID:QwCGdc1L0


「はっはっはっは、それはまさに傑作ですな」
「笑うな! 星」
 天幕の中で星と一刀、そして朱里、雛里が伯珪の額を見て笑っている。
 そこには墨のようなもので『只今、戦死中』と書かれていた。
「うう、何だよ。これ。洗っても取れないし」
「おそらく、矢にカラクリが仕掛けられていたのだと」
「ずいぶん、こった仕掛けだな」
「うう……もう戦場に出れない。麗羽達にも馬鹿にされるし」
 どうやら、効果は抜群のようで、そのまま机にうつ伏せになってしまう。
「しかし、良かったよ。白蓮……はともかく雛里が無事で」
 さらりと酷い事を言うが、それでも雛里は笑っていた。
「雛里ちゃん」
 そして一通り笑い終わると、朱里が雛里に話しかけてくる。
「なに?」
「ごめんね。私、雛里ちゃんの事言い忘れちゃって」
「ううん、大丈夫。朱里ちゃんの事はよく分かってるから」
 結局、自分は勘違いしていたのかもしれない。
 一刀は常にみんなの事を見ているのに。
「ご主人様の事も」
 だから、焦る必要はない。自分に出来る事は、自分の居場所はここにちゃんとあるのだから。

                       =終わるかも知れない=
970名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:52:13 ID:RgBnAqFv0
は…ハムぅぅぅぅぅ!?wwwwwww
971名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:53:26 ID:oLY7MIT20
只今戦死中wwwwwwwwww
972ガルルガ:2009/01/18(日) 22:53:40 ID:dQGZdzMK0
息を深く吸い込み、調理台に立つ私は気を落ち着かせた。
そして私は、今の自分の服装をジッと見つめる。

うん、あの方から頂いた服に変な所はない。
作業用の服はちゃんと着こなせている。

そして私の眼の前には、これから作る“ある物”の材料が置いてある。

団子粉――うん、ばっちり。
あんこ――たっぷりとある。
ごまとごま油――ちゃんと揃ってる。

私が作ろうとしている、ある物……それはごま団子。
ある出来事がキッカケで大好物になってしまったお菓子。

そう、毎夜、私の部屋で一緒に勉強をしている――天の御遣い様。
名前は“北郷一刀”様。私は敬意を込めて一刀様と呼んでいる。
……本当は一刀様が「一刀で良いよ」と言ってくれたからなのですが。

その一刀様が勉強している私に差し入れと称して持ってきてくれたのが、ごま団子だ。
初めて口にした時は、こんな美味しい物がこの世の中にあるなんて知らなかった。
何より一刀様が私の為に持ってきてくれたのが嬉しくて……今でも忘れられない。

あれから一刀様は、度々私に差し入れとして、ごま団子を持ってきてくれる。
でも貰ってばかりの私にとって、それが図々しい気がして心苦しかった。
私も一刀様に何か差し上げたい――そう思い立ち、今に至ります。
973名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:55:20 ID:9WE0m8QB0

一刀ロリコン杉ワロタ
974ガルルガ:2009/01/18(日) 22:56:23 ID:dQGZdzMK0
「作り方はちゃんと頭に入ってるから大丈夫……失敗は出来ない」

手作りのごま団子――以前一刀様と一緒に作り、一緒に食べた事がある。
その時の一刀様の笑顔はとても眩しくて…………少し話が外れました。

売られているごま団子も美味しいが、手作りのごま団子はもっと美味しい。
普段からお世話になっている一刀様に差し上げるなら、それくらいでないといけません。
2人で作った時は失敗ばかりしていた私ですが、一刀様の為、失敗は絶対に許されません! 

「よし……待ってて下さい! 一刀様!」

こうして、私のごま団子作りは始まった。



―――――――――――――




「で、出来た……!」

悪戦苦闘の末、私の眼の前には光り輝く数個のごま団子。
失敗はしないと誓ったのに散々失敗した結果、出来たのはこれだけ。
でもこうして無事に出来上がっただけでも、私は自分を褒めたい。
ちゃんと味見もしたし、味は特に問題は無いでしょう。
975名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 22:57:41 ID:9WE0m8QB0
リロードしてなかったorz

改めて紫炎する
976ガルルガ:2009/01/18(日) 22:58:36 ID:dQGZdzMK0
誰かに食べられないよう――ごま団子を乗せた――お皿の横に“一刀様”と、紙に書いておく。
こうしておけば、私が一刀様を呼びに行っている間は安心です。うん、我ながら良い考えです。

「早速一刀様を呼びに行きましょう。出来立ては、とても美味しい筈です」

……でもその前に、身体中に付いている団子粉を落とさなくて駄目ですね。
こんな姿を見られてしまったら、一刀様に笑われてしまいますから。



―――――――――――――




う〜ん……今日は一刀様に会い難い日なのでしょうか?
普段はバッタリと会ったりするのに、今日に限ってなかなか会えません。
明名や祭様、思春様にも居場所を訊いたりましたが、一刀様の姿は無い。
こうしている間にも、せっかく作ったごま団子が冷めていってしまいます。

「はうう……1度調理台に戻りましょう」

ガックリと肩を落とし、私は一先ず調理台へ戻る事に決めました。
まさか一刀様になかなか会えないのが、こんなに心苦しいだなんて……。



そうして私が調理台へ戻った時、信じられない光景が広がっていました。
ちゃんと置いていた筈のお皿が、ごま団子が…………無い!?
977ガルルガ:2009/01/18(日) 23:00:11 ID:dQGZdzMK0
「そ、そんな……なんで!? どうして!?」

私は慌てて辺りを探しますが、ごま団子の姿はありません。
それどころか、お皿の影も形も無い……どうしてこんな事に。
せっかく一刀様の為に……喜んでもらいたくて……一生懸命に作ったのに……。
酷い……一体誰がこんな酷い事を……!?

私の眼から涙が零れ落ちていくのが分かる。
もう1度作ろうにも、材料が全く無い。
ごめんなさい……一刀様。ごめんなさい……!

「あれ……? 亞莎?」
「へっ……?」

泣いていた私の耳に、探していた人の声が響く。
私が後ろを振り向くと、そこには思った通り、一刀様の姿があった。
慌てて私は流れていた涙を拭う。とんでもない姿を見せてしまった。

「どうしたんだ亞莎。何で泣いているんだ……?」
「い、いえ……一刀様が気になさる事では――」

そう言った私の眼が、徐に一刀様の手の方に向く。

「あ、あ、あーーーーーーーッ!!」

そして一刀様の両手に握られている物を見て、私は仰天して声を上げた。
そんな私の頓狂な声に驚いたらしく、一刀様が冷や汗を流している。
978名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:00:58 ID:HBl67HiN0
亞莎かわいいw支援
979名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:01:19 ID:JX7z/DLL0
乙〜〜〜
雛里のフラグかと思いきや、白蓮のとはwww
イモ版かよっ、無駄に嫌がらせのうまい七乃にワロタ

あーしぇ支援
980ガルルガ:2009/01/18(日) 23:03:01 ID:dQGZdzMK0
「あ、亞莎? さっきから本当にどうしたんだ?」
「か、か、一刀様ッ!? その手のお皿……!? ごま団子が乗っていた筈ですが……!?」
「ん……ああ、これ? もしかして亞莎も食べたかったのか?」
「あ、い、いえ……そう言う事ではなくてですね、どうして一刀様がそのお皿を……?」

「ああ。腹が減ったから、調理台に何かないかと思って、少し前にここに来たんだよ」
「そしたら俺宛てにごま団子が乗った皿が置かれていたからさ、食べて良いのかと思ってつい……」

そう言う事だったんですね。ああ、他の人に食べられていなくて良かった。
でも一刀様、次からは誰が作ったのか確認してから食べて下さいね。
私、本当に不安だったんですからね。大声を上げて泣き出すくらいに。

「それにしてこのごま団子、かなり美味かったよ。亞莎も居たら、分けてあげてたけど……」
「あ、いいえ、私の事は御気になさらず! ……その…………本当に美味しかったですか?」

私はもう1度、恐る恐る訪ねた。顔が何故だか熱い。
恐らく私の顔は真っ赤に染まっているのだろう。

「ああ、本当に美味しかったよ。誰が作ってくれたのかは知らないけど、また食べてみたいな」
「あ……は、はい! 一刀様がそう御望みならば、何時でも!」
「ん……? どうして亞莎がそんなに張り切ってるんだ?」
「あ……え、えっと……秘密です!」

今はまだ、私が作った事は秘密にしておきたいと思います。
また次に作る時までに、一刀様の驚いた御顔はとっておきますね。
貴方が美味しいと言ってくれた――ごま団子を持っていく時まで。
981名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:04:15 ID:PkAG04/m0
>>960
ハム最後の一言余計w
982名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:09:25 ID:Y0tLxC4RO
ん?終わり?
983名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:10:38 ID:2AsZypgq0
>>960のエロ本さんスレ立てできますか
できなければ次のレス番指定を
984エロ本:2009/01/18(日) 23:14:07 ID:QwCGdc1L0
チョイ待つアル
985エロ本:2009/01/18(日) 23:19:22 ID:QwCGdc1L0
>>次スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜 6
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1232288132/


>>後書き
なんか、本スレでもここでも落鳳破が出てたんで一晩で書いてみた。
張仁がいないんで七乃で代用したよ。その方が楽しいし。
ハムは……言わなくても分かるだろ?後悔はしているが反省はしていない。

最後に……読んでくれてありがとうorz

>>972
あーしぇかわいいよ。あーしぇ
986名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:20:22 ID:be5yQU800
亞莎かわいいよ亞莎
987ガルルガ:2009/01/18(日) 23:25:59 ID:dQGZdzMK0
失礼、繋がり難くて書き込めなかった。
SSは以上です。支援、ありがとうございました。

機会がありましたら、また亞莎SS投下させてもらいます。
988名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:32:17 ID:JX7z/DLL0
>>987
乙でした
あーしぇ分を補給させていただきました
989名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:39:46 ID:Jy0wslZg0
>>985
あ〜あ折角職人さん用の新テンプレ出来てたのに……
勢い落ちる可能性が高いから次スレで使わないといけなかったのに
990エロ本:2009/01/18(日) 23:42:18 ID:QwCGdc1L0
>>989
本当にスマン……orz
次スレ>>6にはマジ感謝
991名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:42:19 ID:mSK5WqdV0
>>987
あーしぇ大好きですから次も期待してます
992名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:46:01 ID:D+kV9YeB0
そろそろ次スレなんですねぇ
993名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:48:34 ID:LTM1CQOp0
今日スーパーで突然思い立って胡麻団子探したけど見つかんなかった
しょうがないからまた桃屋に貢いできた
994名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:50:12 ID:SUkfI3F50
約10日で1スレ消化か
活気があっていい事だよなあ
995名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:50:18 ID:ezy1FhkI0
>>990
工作板でも言われてたけどスレ立てする時は前スレからコピペせずに
使う使わないは置いておいてまとめの雛型確認した方がいい。
折角まとめサイトというものがあるんだし。
996名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:55:19 ID:JX7z/DLL0
996なら風をもらっていきますね
997名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:56:37 ID:JX7z/DLL0
997なら桂花を(ry
998名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:57:33 ID:JX7z/DLL0
998なら詠(ry
999名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:58:20 ID:JX7z/DLL0
999なら(ry
1000名無しさん@初回限定:2009/01/18(日) 23:58:38 ID:Y0tLxC4RO
1000なら霞とハムをもらっていきますね
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