朝起きたら、妹に その9

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1桐莉兄

 朝起きたら妹が新スレを立ち上げていた。

 「たてー!たつんだ、兄ちゃんっ!」
 「無茶言うな、九発目だぞ!」
 「根性でたてるのス!がんがるのス!」
 「種切れだ、勘弁してくれー!」

 次回 朝起きたら、妹に 第九話
 『再起動妄想シスパレードマーチ』にIMOUTO−ON!

 話の種が尽きたとて、妹スレは止まらない。
2名無しさん@初回限定:05/02/21 15:22:50 ID:tfwpLpnv
−兄ちゃんと妹のお約束−

 いち    荒氏や煽りは放置しるっ!
 にー    sageでコソーリないしょのむふふっ!
 ちゃんっ  次スレは480KBくらいで立てちゃうのス!

 「……ちゃん?」
 「うぃス!桐莉の頭は兄ちゃん一色に染まっているのだスーっ!」
 「……(汗)」
 「職人さんはトリップ付きを推奨するのス。それと、投稿前には良く推敲しるっ!」
 「読者さんはネタフリで応援してくれぃ。俺は…もう、駄目ぽぉーっ!」
 「ぬがぁっ、死ぬな兄ちゃんっ!アイは不滅だぁーっ!」

3桐莉兄:05/02/21 15:23:38 ID:tfwpLpnv
−兄ちゃんと妹のアイの軌跡−

 ☆朝起きたら、妹に
  一発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1076726246/
  二発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1081884827/
  三発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1086964962/
  四発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1090193711/
  五発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1093181625/
  六発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1096532415/
  七発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1099661109/
  八発目 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1103796576/l50

 ☆朝芋まとめページ跡地
   ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/8645/
   ttp://www.geocities.jp/rhys1672/
   ttp://www.geocities.jp/rhys1672/authors.xml

 ☆関連スレっぽいの
  妹的存在・年下キャラについて語ろう3
   ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1096558430/
  萌える妹の作り方 その2
   ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1072193842/
  「妹萌え」を断罪する!
   ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1064479647/
4名無しさん@初回限定:05/02/21 15:27:50 ID:eZCv+kVv
朝起きたら
義理の妹がのしかかっていた記憶あり鱒
5名無しさん@初回限定:05/02/21 16:00:08 ID:6hx/5/Kz
詳しく。
6名無しさん@初回限定:05/02/21 16:04:47 ID:9gzT6wao
桐莉兄久しぶり〜&スレ勃て乙!
(・∀・)デムパユンユン

>>4
激しく
7Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/21 16:11:02 ID:G8ebXZW/
桐莉兄氏、乙です。
それでは僕は、個人的オススメの関連スレッドと個人サイトを紹介します。
<現まとめサイト・ログ置き場>
朝妹スレッドログ置き場
www.geocities.jp/asaimo0/
<オススメ個人サイト>
パエリア
demilia.web.infoseek.co.jp/paella_top.html
おかしなふたり
www7.plala.or.jp/mashiroyou/00-03-02StrangeTwo00.htm
朝妹スレッドログ置き場
www.geocities.jp/asaimo0/
<関連スレッド>
だから姉妹ときたらレズなんだって
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1104659026/
妹属性に萌えの奴はこうしろ!
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1025189456/
偽妹・脳内妹スレPart3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1091633785/
8名無しさん@初回限定:05/02/21 16:45:18 ID:+YjpRbmX
これは関連スレではないのか?↓
半角二次元板 朝起きたら女の子になっていました Part5
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1104556012/
9名無しさん@初回限定:05/02/21 17:09:59 ID:Z/cA7a1r
キチガイの集まりのようなスレを
上げてんじゃねぇよ、糞が
10Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/21 17:56:32 ID:G8ebXZW/
Yです。前スレに、埋め立て兼ねて小ネタSS一本UPしました。前スレ812です。
>>8さん
朝起きたら女の子になっていました は、関連スレじゃないんです。
ちなみに、おかしなふたりは…妹のキャラが良いなぁと思ったので、
皆さんに紹介しようと思っただけです。紛らわしくてすみませんでした。
>>4氏
マジですか…なんとなく、羨ましくも感じるような…。
ところで、SSのネタとして使わせてもらえませんか?閃いたので…。
11名無しさん@初回限定:05/02/21 21:02:06 ID:P3PXBsAc
兄ちゃん新スレ乙乙!
12Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/21 22:17:20 ID:G8ebXZW/
朝起きたら妹が、保守していた。『その9スレは私が守ります!』…だって。
134:05/02/22 00:31:19 ID:BV55sThS
まぁ、4な訳ですが
詳しく言うと
体当たりというかダイブ見たいな感じですよ
激しく痛かったので文句言ったら
「いや、お母さんが起こして来いって言ったから」
……勘弁汁
どうでもいいが、義理の妹中学2年

小説のネタにでも種にでもしてください
なんとなく読みたいでつ
14Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/22 01:17:38 ID:mzN2LlpX
「…お兄ちゃん、朝だよ〜。」
「…ZZZ…」
「幸せそうな寝顔…可愛いなぁ…。」
「…zzz…。」
「…私にだって…独占欲はあるんだから…。」
「…zzz…。」
「…早く起きなきゃ、襲っちゃうよ〜」
「…zzz…。」
「…すぐに起きないお兄ちゃんが悪いんだからね?」
「…zzz…。」
「…ボディプレス!」
…ドーン!
「…ギャー!?」
―しばらくお待ち下さい…。
「おはよう、兄さん。目は覚めた?」
「…あぁ…でも、…ダイブは勘弁…。」
「ごめんなさい…でも、覚えといてね…これは…最終手段だよ、お兄ちゃん。」
それから先、お兄ちゃんは寝坊することはなくなりました。
154:05/02/22 02:11:21 ID:BV55sThS
感動した。
俺も書いたから
週末(?
くらいに投下予定
16名無しさん@初回限定:05/02/22 02:39:44 ID:3S3JunYd
桐莉兄氏、毎度スレ立て乙です。
っていうか桐莉兄氏がどんな書き出しで立てるのかすら
楽しみになってますよ。
久々にデムパなの読みたいなぁ。

朝起きたら妹が、花嫁修行を終えて帰ってきていた。
17一昔前の投稿人:05/02/22 21:48:30 ID:q8UliJZW
過疎化が進む山中の街。
都会へと人が流れていった結果、徐々に廃れていく、そんな街。
それでも美しい風景や静かな町並みを目当てに観光客には人気がある街。
だが、季節柄観光シーズンはとっくに終わり街はまるで眠ったように静かだった。
そこに、観光目当てでもないのに重そうな荷物を持ち、特急列車から降りた青年がいた。
その目には生気がなく、そして彼にはどこか翳りがあった。
彼の目的は観光でも引越でもなく。
一年前の丁度この日、この街を囲む山中の中で行方不明となった妹の足跡を辿るためだった。
妹が泊まったホテル、妹が泊まった部屋を借りた際、従業員から当時部屋に残されていた妹の荷物を手渡される。

部屋でそれらに目を通す青年。
そして、その中から妹の日記を見つけ、読み返す。
素直な妹の文章に昔の記憶が再燃し、目頭が熱くなる。
………だが、最後のページに書かれた日記が青年を固まらせた。


二月九日
兄さんが向かえに来てくれた。


二月九日。それは、今日の日付だった。

私はここで、待っている。
あなたをずっと、この場所で。
18一昔前の投稿人:05/02/22 21:49:57 ID:q8UliJZW
スマソ、張る文章ミスった。
19一昔前の投稿人:05/02/22 22:14:10 ID:q8UliJZW
朝起きたら、妹が花嫁修行を終えて帰ってきた。

「おはようございますお兄様。今日も良いお日頃で」
ぴろりろりんろんぴ〜ん。
「……どちら様でしょうか」
約一年間の花嫁修行(海外留学)を終え、久しぶりに妹が帰ってくるって聞いてたら凄まじい変貌ぶりに俺は引いた。
「お兄様ったらご冗談を……たった一年間という時間の空白で私(わたくし)の顔を忘れてしまわれたのですか?(うるうる)」
「………その一年の間、おまえに何があったんだ………(ガクブルガクブル)」

一年前。
ザンギリ頭にショタ萌えとかホザき、毎朝兄貴に目覚ましエルボーをかまし。
挙げ句の果てに人の部屋からコミックはともかくエロゲや同人誌を事後承認でパクリ、未プレイゲームのレビューまでしやがって俺を軽鬱に落とし込んだ妹の姿はそこには、ない。

「お兄様。私、アメリカでの生活の中………本当の私としての生きる道を見つけましたの」

あらまー立派なお言葉。
綺麗な濃紺のワンピースなんか着ちゃってー。アラやだわ奥さん、ザンギリ頭がサラッサラのロングヘアーに変わってますわよ?
背景には妙なキラキラやお花畑が見えてきましたよ。
20一昔前の投稿人:05/02/22 22:15:37 ID:q8UliJZW
「というか、本当に本人かおまえは?」
「凝り深いですわね、お兄様。なら、妹の私にしかわからない質問を」
「そうか質問か。じゃ、名前をフルネームで」
「高屋敷末莉と申します」
「……ほ、本物だ………orz」
天国のお父さんお母さん。妹は何か重大な間違いを犯しつつ我が家に帰ってきました。

で、

「お兄様、昼食はパンでもよろしいでしょうか?」
「ナンがいい」
「生地を打ち発酵させるお時間を頂けるのなら御用意致します」
「……いや、パンでいいです」
お、落ち着かねぇ………。
いや、一年前と比べればだいぶ女の子っぽくなったというかまるで別人だが、とにかく落ち着かねぇっ!!
妹よ、おまえの腐女子っぷりはどこに置いてきたんだ!?どこぞの清楚なエロゲのヒロインと化してしまったのかおまえは!?
いや、むしろ朝霧の巫女に出てきたアレだ、陛下タソにクリソツだぞコルァッ!!
「………お兄様?」
「あ、あぁ?」
「私が居ない一年間、どんなお気持ちでお過ごしになられていました?」
「別にフツーにダラケてたが」
「……お兄様は少し私への配慮というモノが足りないと思いわれます」
21一昔前の投稿人:05/02/22 22:17:17 ID:q8UliJZW
「配慮、て………何、それ?」
「私はアメリカに渡ってから不健康かつふしだらなお兄様の面倒を見ずに清々すると思ってましたわ」
そりゃこっちの台詞だあーぱー女。
「しかし、しかしです。日を追うに連れ募るのはお兄様への思い」
「ふーん、あっそう」
「………お兄様。真面目に人の話を聞く気はあるんですか?」
「全然。というか、そんな変貌っぷりを見せられて真面目に話してくれってのが無理」
「…………はぁ。そんなに変わってしまったのでしょうか、私」
「激しく別人だ」
「…仕方ありませんね」
妹は諦めたように溜め息を付き、俺を見据える。そして………。

「お兄さん、ちょっとはアタシの気持ちも考えてよ!?アタシだって頑張ってその何?清楚で可憐なヒロイニズムって奴を試行錯
誤学んで実行して失敗して更に皿にさらにハッスルしちゃったりしちゃってんのに何そのフ抜けた反応はナメてんのかアタシを
ナメてんですかえーコラ!?アンタに散々腐女子腐女史言われりゃ改善の試みもしますよボケが。それをアメリカ行って究極のお
嬢様イズム学んで帰ってきたら何だコレ嫌味かつーか別人扱いかよヲイ少しは誉めろよお帰りぐらい言ってくれよっつーか逝け
よおまえっ!!」
ついに本性出たーっ!?
「ストーップストーップっ!!」
「пщибЦЖψζ刀諱サ┿獅p〒ーっ!!」

お父さんお母さん。なんか、凄く不安な生活が始まりそうです。
22名無しさん@初回限定:05/02/22 23:35:05 ID:aZ3b7HE+
感想書きたいけど>>17の文章がどうしても気になる(w
23名無しさん@初回限定:05/02/22 23:35:59 ID:aZ3b7HE+
sage入れ忘れた…ごめんなさい
24名無しさん@初回限定:05/02/23 00:36:12 ID:Oh5kNmNk
なんか銀魂臭のするSSだな。
いや、おもしろいが。
25名無しさん@初回限定:05/02/23 01:36:21 ID:GVMpVCnU
朝起きたら妹に占ってもらった。
「兄さんは、本日生涯を伴にする運命の異性と出会えるみたいですよ」
「おおっ!こりゃ期待するしかないな!」
翌日
「おい、妹よ……昨日は男としか出会ってないぞ!」
「いえ、兄さん。既に出会いは果たされています」
「え……?ってことは……お、お前……?」
「不束者ですが……どうか末長く愛して下さいませ」
「俺で……いいのか?」
「兄さん、違います……兄さんじゃなきゃ……ヤダ……」
「……それも、違うだろ?」
「……えっ……?」
「俺はもう、兄じゃない……だろ?」
「……はい!」
26桐莉兄:05/02/23 01:56:10 ID:ZGcYl1gT
桐莉達の絵を描いてupしてみた。
興味のある人だけ落として見るよろし。(235kb)
アップローダー星人の1024の1432zip。
passは七華の好物を漢字で。
メモ帳か何かからコピペでOK。
2716:05/02/23 02:21:21 ID:8KEPT8kD
>>一昔前の投稿人氏
ファミリープロジェクトGJ!! 本性ワロタ。

>>桐莉兄氏
ついに明確なイメージができました。GJ!!
せっかくだし、なんか描いてみようかな……
28Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/23 02:42:02 ID:VsN+ASIZ
今日の、クリスの日記(定期小ネタです。byY)
 朝起きて、いつものように兄さんを起こしに行く。
欲求不満の時は…「尺八」でもしてみよう。クスクス…兄さんの反応が楽しみ。
今日はそんな気分じゃなかったからキスだけ。兄さん物足りなさそうだ…。
 昼は、ルナ姉と一緒にお買い物。女同士だからってイチイチ気にしない。
仲良し姉妹のようなものだから…実際には親戚だけど…。
たまには、カフェでパフェ食べたい。後…ポッキーゲーム…またしたいな。
 お風呂の時、ルナ姉と洗いあってて、スイッチ入りそうになりました。
やっぱり、私は「百合姫」だもんなぁ…。と昔を振り返ってみました。
…風呂上りに、とうとう我慢できなくなって抱きついて…。
ルナ姉の部屋で、コトに及んでしまいました。今日もタチです。
一人悶々としてただろう兄さん…ごめんなさい…。
29名無しさん@初回限定:05/02/23 22:09:06 ID:6U3TYf0n
>>1
兄ちゃん乙!
桐莉兄氏もY氏も昔の投稿人氏もみんながんがれと応援してるヌードラです。

>>桐莉兄氏
お体に気をつけてください。朝芋初の絵ですね、GJ!
30突発屋 ◆63./UvvAX. :05/02/24 01:25:20 ID:5CWNJHEd
新スレにご挨拶代わりの「やっつけ」投下。
朝起きたら、妹が花嫁修行を終えて帰ってきた。


「はぁ〜、我が家もかれこれ四年ぶりかぁ。なんか感傷的。
………っと、玄関の前でブツブツ言っててもしょうがないよね、入らなきゃ。
でも今日帰るよって連絡入れてなかったから、お兄ちゃん驚くだろうなぁ。
さてさて、なんて言って挨拶しようかな?

『おにーちゃーん、たっだいまぁーっ!
えへへっ、ビックリした? ビックリしたぁ?
今日からまた、一緒に暮らせて嬉しいよぉ。ごろごろごろぉ♪』

って、これじゃ全然成長してないみたいだよ!
やっぱ、年相応って言うか大人になったってトコを見せないと駄目だよね?

『ただいま戻りました。お兄様もお変わりなく過ごしてこられたご様子で安心いたしました。
ふつつか者ですが、また今日からお世話になります。』

………老けすぎ? っていうかこれ、これじゃまるでお嫁さんだよぉ!
落ち着け落ち着け、飛躍しすぎは良くないぞ、うん。
もっとこう、普通に普通に。

『ただいま、兄さん。うふふっ、驚いたでしょ?
え? 凄く綺麗になって一瞬見違えた? 本当? 嬉しいな?
兄さんも………って、きゃん! 駄目だよ兄さん、苦しいから離してよぉ〜!
あ、ダメダメ、そんなトコ触っちゃ……って、そんな所を基準にしてで大人になったって
言われても………ああん! 駄目だって、言ってるのにぃ〜!
え? 嫌かって? そんなことないけど………って、だからお尻撫でちゃ嫌だよぉ〜!
あん、あん、あ〜〜〜〜ん! そこは感じ過ぎちゃうから駄目駄目駄目、きゅぅぅぅぅぅぅぅん!!』
31突発屋 ◆63./UvvAX. :05/02/24 01:26:02 ID:5CWNJHEd
こらまて、発情期か私は?
というか、何故にスケベオヤジの脳内妄想ライクな三流エロゲな展開に発展するんだ?
いかんいかん失敗失敗、もしかしたら変に可愛い妹振ろうと考えたのが敗因かも。
いっそ根本から切り替えて、ここは一発クールな少女型は?

『………ただいま兄さん。私の部屋、まだある?
そう、わかった。じゃ………』

………いやしかしアンタ、ここまで無愛想に徹する必要も無いんじゃない別に?
これじゃ家中の空気が一気に氷点下だって!
そもそも私にゃ合わんキャラだし却下却下!
やっぱ妹は妹らしく、基本に戻ってっと。

『………ただいま、お兄ちゃん。
うん、うん、私もお兄ちゃんに会えて嬉しいよ。
え? そうかな? や、やだ、そんなに見られたら少し恥ずかしいよぉ。
い、いいよいいよ子供じゃないんだから自分の荷物くらい自分で部屋まで運ぶよぉ!
え? 子供じゃないんだから運んでやりたいって………や、やだ、そんなの妹に言う事じゃ……
………妹じゃなくって一人の女の子として?
え、でも……でもでも私とお兄ちゃんは兄妹な訳で、そんな事急に言われても困るって言うか、気持ちの
整理が出来ないって言うか、その………準備が出来てないっていうか………
だ、だだだだだ、だからお兄ちゃん、私……………ん!………んん…………んんん………
………ふぁあ……もぉ、強引なんだからぁ。
でも、その、お兄ちゃんが嫌じゃなかったら、もも、もう一回………んんんん………』
32突発屋 ◆63./UvvAX. :05/02/24 01:27:48 ID:5CWNJHEd
だからまてやコラ!
それじゃ何か? 私は近親相姦願望でコテコテに固まった変態少女か?
でも、お兄ちゃんと初キスっていうのも背徳的で燃えるような気も………
そうだよね、お兄ちゃんって割と格好良いし、優しくしてくれそうだし、
エッチ……まで行かなくても、キスしながら触りっこととかなら、良いかも。
あと一緒にお風呂入って体中を石鹸ヌルヌルしながら舐めっことか………はぁん♪」
どたどたどたどた、バタン!
「……って、やっぱりお前か裕美っ!!」
「わ、お兄ちゃん!?」
「こんな所で何やってるんだよお前は! さっさと中に入れ!」
「きゃ!? そんな乱暴に引っ張らなくっても………その………お兄ちゃんなら……」
「…………………………………………………はい?」
「ちっちゃい頃の『お医者さんごっこ』は泣いたりしたけど、今度はお兄ちゃんのことを受け入れて
あげれると思うから……優しくしてね?」
「え、え〜とぉ………?」
「だから、痛くしないって約束してくれたら……裕美のこと好きにして良いよ? もう(小さい頃み
たいに)意地悪したり虐めたりしないって約束してくれたら、全部あげても………」
「あー………その話は後でするとしてだ。裕美さん?」
「……早速キス? 良いよ、裕美は目を瞑るから………」
「…………や、その前に出来れば後ろで遠巻きにヒソヒソ話してるご近所の皆さんと、
お隣の通報で駆けつけたお巡りさんに事情と、俺の潔白について説明して欲しいんだが………」
33突発屋 ◆63./UvvAX. :05/02/24 01:30:27 ID:5CWNJHEd
本格始動まで、少し待ってくださいまし……(汗

>>桐莉兄氏
いろんな意味で乙ッス!
気力チャージが出来てからで結構ですので、またお願いします。
34突発屋 ◆63./UvvAX. :05/02/24 01:31:45 ID:5CWNJHEd
あ、ageちまった……!

次回は………誰にしようカナ? しようカナ?w
35名無しさん@初回限定:05/02/24 01:35:51 ID:L0vOoPas
リアルタイムキター!
突発氏、乙であります!

触発されて次レスに一本。
36名無しさん@初回限定:05/02/24 01:37:53 ID:L0vOoPas
○月△日
今日から春休み。
この好機を活かして兄さんと結ばれたい。
○月☆日
父と母が旅行へ行った。
今夜、告白しよう。
○月○日
昨夜の告白は順序が逆になってしまった。
しかし、兄さんに受け入れて貰えたので幸せ。
○月□日
兄さんがこんなに私を求めてくれるとは思わなかった。
腰が抜けて立てない。
○月▼日
あれから何度交わっただろうか?
多分百回は軽いだろう。
○月×日
兄さん、大好き。
世界で誰よりも愛してる。
好き、好き、大好き。
だからもっと、もっと。愛して。
☆月●日
か ゆ
う ま
3727:05/02/24 01:40:51 ID:ocTupNdM
うわ、リアルタイムだ。突発屋氏GJ!!
複数の職人にネタ採用されるとものすごくウレスィよ。

ところで、僭越だが桐莉兄氏の設定画をもとに自己流で桐莉を描いてみた。
炉利系は苦手なので等身がどうしても高くなっちまうよ……
デザインも勝手に解釈して変えてるし、桐莉兄氏、なんか申し訳ない。

ttp://u.skr.jp/1024/files/1443.jpg
38名無しさん@初回限定:05/02/24 02:38:47 ID:DfeUhMi1
>>37
あんたの絵に萌えた
39名無しさん@初回限定:05/02/24 07:51:37 ID:nyezJRHs
いいね。ちょこっと見える八重歯がミソだな。
もう少し邪悪そうならなお吉。
40名無しさん@初回限定:05/02/24 12:09:47 ID:C7fgQ2Xu
>>突発屋氏
これがやっつけですとっ!?(*´д`)ハァハァ
>>35-36
食ったのか?喰ったのか?


ついに絵師たんが登場してきましたね。

このスレの職人+絵師たん
       ‖
挿絵付ライノベ&漫画化
       ↓
そのうちプログラマたん登場
       ↓
     エロゲ化
       ↓
      (゚д゚)ウマー

オラすっごくハァハァしてきたぞ(*´д`)ハァハァ
41Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/24 21:43:38 ID:rB86dsOI
>>37
GJ!とても可愛いですね。…僕は、見た目も実年齢も18以上じゃないと無理ですけど(w
姉好きの雑食派で、妹も好きになったという感じですから…。
ちなみに、僕のSS内の妹を含む女性キャラは皆18以上です。念のため。
42桐莉兄@御礼+リハビリ:05/02/24 23:47:01 ID:UNGggSOT

朝起きたら桐莉が、布団の中に潜り込んで来ていた。

「……いもうと密着二十四時……?」

夕べはやけに疲れてて、着替えもせずに其のまま寝ちまったんだった。

桐莉はと云えば、俺のクローゼットから勝手に持ち出したYシャツをパジャマ代わりにしている。
裸猥シャツに、クマぱん一丁。
在る意味、全裸より遥かにえちぃ格好だと思う。

俺の頬に唇が触れている訳だが、息苦しくないのか?
とか思いながら首を回す。
……丁度、キスしようとしているような格好になってしまった。
桐莉の手が俺の服の裾をキュッと掴んでいるせいで、離れようにも離れられない。

すぅすぅ、気持ち良さそうな寝息を立てている桐莉。
其の甘い匂いを嗅いでいるうちに、次第に変な気分になって来る。

「…桐莉…」

声を掛けても目を覚ます様子は無い。

「……(ぺろ)」

舌を伸ばして、桐莉の唇を嘗めてみた。
……やっぱり目を覚ます様子は無い。
調子に乗って唇に吸い付き、口の中に舌を差し入れてみた。
43桐莉兄@御礼+リハビリ:05/02/24 23:47:49 ID:UNGggSOT
桐莉の口の中は熱い。
唾液の味を堪能していると、桐莉の方からも舌を絡めて来た。
ちゅうちゅう吸い付いて来る。

「ん…ふぅ……」
「……」

桐莉が俺の首に手を回して来た。

「…兄ちゃ…すきぃ……」
「……寝てる…んだよな?(汗)」

暫く様子を見る。
気持ち良さそうに寝息を立てている。
試しに頬っぺたを軽く引っ張ってみた。

「……んゆぅ……やめ…るのス、七華姉ちゃ……すぅ〜」
「……」

本当に目ぇ覚まさないんだな。

桐莉の口に人差し指を咥えさせると、ぺろぺろと舌奉仕し始める。

「……ん…む」

息が少し荒い。
どうやら、えっちぃ夢でも見ているらしい。
耳たぶをはみはみしてやると、ぴくんっ、と反応する。

「…やは…んっ…」
44名無しさん@初回限定:05/02/24 23:48:36 ID:UNGggSOT
Yシャツから覗き見える乳首は既に勃起していた。
寝ていてもちゃんと感じるんだな。面白い。
桐莉の股間に手を差し入れると、じっとりと湿り気を帯び始めている。

「……ズボン履き換えてなくてラッキーだったな……」

仰向けになり、桐莉の身体を自分の上に持って来る。
桐莉が足を開いて、俺の上に馬乗りになって抱き着いて居るような格好だ。

チャックを開けると、既に臨戦体勢に入っていたナニを取り出し、桐莉のぱんつの股布を引っ張る。

「ぬるぬるは…と、準備OKだな」

流石に挿入したら目を覚ますだろう。
桐莉の事だから怒りはしないだろうが、寝ているところに悪戯をするのが燃えるのであって。
だから、桐莉の陰部とぱんつの股布の間にペニスを滑り込ませる。
桐莉のおまんこでカリ首を、桐莉のぬるぬるぱんつで裏筋を刺激、これ最強。
軽くお尻を撫でてやると、あそこがひくひく痙攣し、桐莉も身体を捻らせる。
今ひとつ弱い刺激だが、其のもどかしさがいい、興奮する。

「ん…んんっ……ふっ…ぁん……」
「桐莉っ、桐莉のまんこっ、まんこっ、」
「に…ちゃ…ぁっ、兄ちゃ…ぁんっ…」

桐莉と唇を重ね合わせながら、下着の中に思いっきり精を放つ。
ひく、ひく、桐莉も同時にイッたらしい。
45桐莉兄@上の名前抜けてた:05/02/24 23:49:29 ID:UNGggSOT
精液の残りを桐莉のぱんつで拭い取り、欲望を達して萎えたペニスをズボンの中に仕舞い込む。
未だ息が荒い桐莉の髪を撫でながら、盛大に汚してしまった桐莉の股間をどうするかと思っていると、

「………ん、ゆ」

桐莉が漸く目を覚ました。

「………………ん……兄ちゃん、もっとぉ……」

寝ぼけ眼を擦り擦り、未だ半分夢現の桐莉。
淫夢と現実の区別が付いてないのか、嬉しそうににへらーっと笑うと、俺に抱き付いて来た。

「んふ〜…兄ちゃぁん……」
「桐莉、何で俺の部屋で寝てるんだ」
「ふへ〜……………んがっ、此処は何時スか!?桐莉は誰スか!?」

桐莉の頭のアンテナが立った。
どうやら、完全に覚醒して状況を把握したらしい。

「ち、違うのス!間違えただけなのス!別に寂しくて夜中にコソーリと忍び込んだりした訳じゃ無いのスよっ!」
「ったく、朝っぱらからエロい夢見やがって」
「ぬがぁっ!何で兄ちゃんが知ってるのスかっ!?」
「寝言で言ってた」
「―――――――ッ!」
46桐莉兄@ここまで:05/02/24 23:50:17 ID:UNGggSOT
あの桐莉が真っ赤になっている所を見ると、俺が思っていたよりも相当ハードなエロ夢を見ていたのか。
布団から飛び出ると、自分の格好に気付いて慌てて肌蹴た胸元を隠し(つーか隠す程も無いだろ)、

「今朝の事は四十秒以内に記憶から消去汁っ!」
「残念だが却下だ。俺の記憶のお気に入りフォルダに格納して、事在る毎に堪能させて貰うぞ」
「ぬがぁぁぁぁぁぁ、兄ちゃんのバカ、バカ、まんこっ!今朝の朝食はコゲたトーストとコゲたベーコンとコゲたスクランブルエッグなのス、覚悟汁ーーーーッ!!!」

脱兎の如く部屋を飛び出して行った。
……と思ったら速攻引き帰して来た。

「ってゆーかっ、兄ちゃんも十分にエロいのスっ」

ドアの隙間から顔を出して、其れだけ叫ぶと階段を下りて行く。

「………寝てた…んだよな?(汗)」

――階下から、トーストとベーコンとスクランブルエッグの焦げた臭いが漂って来た。
47桐莉兄:05/02/24 23:59:39 ID:UNGggSOT
>37 やっつけでこれかー! _| ̄|○
いや、自分の絵の下手さ加減に凹む位にgjでつよ。(誉め言葉)
つーかわざわざ桐莉描いてくれてありがとでつ、うれすぃでつ・・・。
48名無しさん@初回限定:05/02/24 23:59:43 ID:Xy1EFGxw
>>桐莉兄氏
興奮した!! GJ!!


朝起きたら妹に、監禁されていた。
4948:05/02/25 00:04:42 ID:6RacoM98
ああ、4秒差リアルタイム接近遭遇。
……っていうか37です。
七華も描いてみたんですが、どうもイメージ合わなくて……
結局桐莉タソだけになっちまいました。
機会があればまたなんか描いてみます……
5048:05/02/25 00:05:25 ID:6RacoM98
しまった、日付越えてID変わっちまった……_| ̄|○
51名無しさん@初回限定:05/02/25 00:20:10 ID:aoUp0ITK
そんな桐莉兄は現在あきばぽっぷな曲でややトランス気味なのです。
この手の曲って妙に脳に残ってハッピーになれる・・・。



「兄ちゃ〜〜ん! ち○ぽびんびーーん!?」
「イクぞー 精ー子ー あぃー ラーブ いもう とーっ!」

締まっちゃーう お○んこの中にびゅびゅ!っと(びゅびゅっと?) 新たな子種産ーみ付けましょー
耳゛!?っと猫属性感じたらー(耳゛スか!?) サイケデリックにイッてよしー
(イッてよし?)(イッてよーし!)

(桐莉のアホ毛は超性感帯) いやでも濡れる
(兄ちゃん電波のでどころキャッチ) 後をつけたなら
(公衆便所でソフ倫抵触) 性器を繋げて
何時でも何処でもヤる気だーい(Go!)

I Love(Love!) いもうと!!(Kiriri!) 近親姦の味わいね(うぉんちゅー!)
なんどもハメハメしちゃうけど Fackしすぎは毒っぽい(Fack In!)
I Need(Need!) いもうと!!(Kiritan!) エロには目がナイ僕たち(うぉんちゅー!)
イきすぎちゃって 脳がパーになりゅぅ Lovely 桐莉たん!!(いもうと! ヘイ)

I Love(Love!) いもうと!!(Kiriri!) きわどいところで寸止め(うぉんちゅー!)
お口もアナルも前の処女も 全部兄ちゃんにあげるス(For You!)
I Need(Need!) いもうと!!(Kiritan!) キリリ国際電波祭(うぉんちゅー!)
地雷ちっくな 君が大好き LOVE×2 桐莉たん!!(いもうと! うぉぅ)



……はうっ!(壊)

52Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/25 00:35:58 ID:Cjy9d0uF
エロゲ作るなら、主題歌が要りますよね…。
電波っぽいのの歌詞は桐莉兄氏や電波系の得意な皆さんにお願いするとして、
僕も別方向で考えてみようと思います。
それでは、ネタ振りです。「朝起きたら妹が、作曲していた。」
53名無しさん@初回限定:05/02/25 01:33:03 ID:VGFmw6ov
桐莉兄氏リハビリがんがれ!

朝起きたら妹が大学入試
54桐莉兄:05/02/25 16:11:27 ID:aoUp0ITK

「〜〜♪〜♪〜〜〜♪〜♪〜」

じゅ〜っ。

『お嬢様、其れは砂糖でございます』
「ぬぁっ!?」

危なかったのス、桐莉は時々、お塩とお砂糖を入れ間違えそうになっちゃうのス。
ドジっ娘属性デフォルト装備ス。

因みに、今のは怪人カメレオン男の坂崎さんスよ。
何時でも桐莉の傍にいて、色々とサポートしてくれるのス。
兄ちゃんの次の次の次くらいに便利なのス。

……実は桐莉も其の姿を見た事が無い、謎なお人なのス……。

『お嬢様、胡椒を入れ忘れておりますが』
「ぬぁっ!?」

じゅ〜っ。

今朝の朝食は焦げたトーストと、焦げたベーコンと、焦げたスクランブルエッグなのス。
兄ちゃんが桐莉に意地悪したから、ちょっとした仕返しなのス。
桐莉はいったん口に出した事は必ず実行に移す、清く正しい悪の首領なのスよ。

『お嬢様、焦げております。火を止めて!』
「これは失敗じゃないのス!」
55名無しさん@初回限定:05/02/25 16:12:14 ID:aoUp0ITK
冷蔵庫から、ウインナーとツナサラダを出すのス。
桐莉の家の冷蔵庫は無駄にでかい業務用ス。
五十人分の食材が保存出来る、逆さ縛り首団御用達なのス。

「坂崎さん、カレーに火を入れるのス」
『御意』
「二日目スからね、熟成された味わいがべりぐーなのスよ〜♪」
『炊飯器のご飯が炊けるまで、あと五分でございます』
「うしっ、卵もグツグツ、茹でたてだーっ!」
『ヤマモトが泣いておりました』

ツナサラダは夕べの作り置きス。
桐莉の自信作で、オニオンとラディッシュがスライスなのス。
それから、ウインナーも焼いちゃうのス、大サービスっス。

桐莉はいったん口に出した事は必ず実行に移す、清く正しい悪の首領なのス。
約束したからには、焦げたトーストと、焦げたベーコンと、焦げたスクランブルエッグは作るのス。
……だけど、他のおかずを用意しないとは言ってないのスよ?(ニヤソ)

「うしっ、完成だー!」
『お嬢様、隆浩様が下りて参られました』
「カレーとサラダを運ぶのス。ゆで卵とウインナーはカレーに乗っけるのス」
『……ところで、こちらの焦げたトーストと焦げたベーコンと焦げたスクランブルエッグは如何なさいましょう』
「捨てるのは地球に悪いのス。坂崎さんにくれてやるから、有り難く食うが良いのス!」
『……御意……』
56名無しさん@初回限定:05/02/25 16:13:02 ID:aoUp0ITK
坂崎さんは凄いのス。
怪人カメレオン男だから、誰の目にも見えないステルス機能搭載なのス。
おまけに、伸縮自在の長い舌で、何でも透明空間に引き擦り込んじゃうのス。
色々と丸呑みして、産業廃棄物でも生ゴミでも劣化ウランでも、あっと言う間に片付けちゃうのス。
きっと、胃袋の中はブラックホールか何かに決まってるのスよ、怪人っぷり此処に極まれりス。

「兄ちゃーんっ、桐莉と一緒に優雅な朝食たいむだぁーっ!」
「おっ、今日はカレーか」
「黄色レンジャーもシエル先輩も認めざるを得ない程に美味いのス。さあっ、冷めない内にさっさと食えーっ!」

やっぱり、熟成されたカレーは美味いのス。
桐莉のカレーは学校帰りに路地裏で出会った怪しげなインド人風のヒゲとターバン姿のおっさんに習った本場物だ

から、美味くて当然なのス。証拠にちくわが入ってるのス。

『……焦げ…は……発ガン性物質……』
「嗚呼、忙しい忙しい!ぼっちゃまが出発なさるまでに靴磨きとアイロン掛けと――」
『……………』

しゅるしゅるしゅるっ。

「ごげ―――――――――――!!?」
『食え、食え、食え』
「―――――!!―――――――!!?―――!!!!」
『美味いか、美味いだろう、嗚呼良い事をした後は気分がE〜〜〜ッ!』
「―――!?!――――!!――――――!!!?」

しゅるしゅるしゅる、どさっ。

「…………ぼ、ぼっちゃま、ボスケ……がふっ」
57名無しさん@初回限定:05/02/25 16:13:55 ID:aoUp0ITK
あ、牛乳入れ忘れたのス。
カレーには牛乳が一番合うのス。
って、別に辛いのが駄目だとか、そーゆーのじゃないのスよ?

「本物の味が解る大人のレディとして、カレーに牛乳は外せないのだス!」
「まぁ、カレーに練乳は外せないとか主張する七華に比べれば……」
「らっきょ、福神漬け、牛乳、卵の黄身、納豆、ちくわ、どれもカレーをカレーたらしめる重要な要素なのス」
「ちくわはどうかと思うがな」

桐莉は色々とこだわりを持っているのス。
コップだって、兄ちゃんに貰ったお下がりを愛用しているのス。
牛乳飲む度に間接キッスなのス。

『お嬢様、賜った朝食、有り難く頂戴致しました』
「お、全部食ったのスね。えらいえらいス♪」
『はっ。大変美味でございました』
「……ところで、何でヤマモトさんが此処に転がってるのスか?」
『全く、弛んでおりますな』
「こらーっ、ヤマモトさん!ニワトリが朝っぱらから寝てちゃ駄目なのス!兄ちゃんの靴磨きはどうしたーっ!」
「しょ、しょんな、私は――ぐべぇっ!」
「首領に意見する事は許されていないのス!今すぐ起きろっ、キリキリ働けぇーっ!」
「ご、ごげぇーーーっ!!?」
『さあ、行け!ぐずぐずするな!四の五の抜かすと、またお嬢様に羽根を毟られるぞ!』

ぬぅ、やっぱりヤマモトさんは使えないのス。
だから兄ちゃんの目覚し時計にされちゃうのスよ。
58名無しさん@初回限定:05/02/25 16:14:49 ID:aoUp0ITK
「っと、牛乳をコップに移すのス〜♪」

愛用のコップに、牛乳を移し変えて飲むのス。
兄ちゃんは、腰に手を当てて、瓶のままで一気に飲むのが本式だって言うのス。
だけど、桐莉は女の子だから、お行儀良く飲まないと駄目なのス。

……兄ちゃんのお下がりコップ、れろれろむちゅ〜ん(はぁと)したくなっても、我慢、我慢、なのス。

「スカートの裾は翻さぬよう、コップの牛乳は溢さぬよう、静かに運ぶのが乙女の嗜みなのスよ」
「いいから早く食えよ」
「兄ちゃんが食べるの早過ぎるのス」
「そろそろ家出ないと、また遅刻するぞ」
「はむ……うまー」
「ゆで卵くらい一口で食えよ」

桐莉は乙女だから、ゆっくりと静かに食べるのス。
遅刻しそうになったら、兄ちゃんが抱っこして走ってくれるのス。
卵を丸ごと一口なんて、はしたない七華姉ちゃんの役割なのス。

「はむはむ」

勿論、ウインナーだって齧り付いたりしないのス。
先っちょから少しずつ、ゆっくりと焦らすように咥えこんで行くのだス〜。
……このウインナー、兄ちゃんのと同じくらいのサイズなのス……。

59名無しさん@初回限定:05/02/25 16:15:37 ID:aoUp0ITK
あむ……れろっ、ちゅ……んむぅ、れろんっ……

「……をい」
「んがっ!?こここれは違うのス!乙女の嗜みがァーーッ!!!」

気付いたら、ウインナーにお口でご奉仕してたのス。
ぬがぁぁぁぁ、兄ちゃんにエロ顔見られたぁぁぁ……ッ!

「……あんまし食べ物で遊ぶなよ……」
「う、うぃス」

ぅ、ぅ、ぅ。
誰のせいだと思ってるのスか、兄ちゃんっ!
朝からえっちぃイタズラされて、桐莉はすっかり発情モードなのスよっ。
自分だけ気持ち良くなって、桐莉のぱんつの中に目一杯射精…―――――っ

「もういいのか?」
「う、うぃス」
「んじゃ行くぞ」
「あ、待っ――」

慌てて口の中にウインナー放り込んで、鞄持って、兄ちゃんの後を追い掛けたのス。
今度遅刻したら、二人で首塚のお掃除スよ。
真っ暗な中で兄ちゃんと二人きりス。

……ぬぅ、遅刻するのも悪くない気がするんスけど。

「ほら、走れ!」

兄ちゃんが桐莉の手を引っ張ってくれてるから、頑張って走るのス。
60名無しさん@初回限定:05/02/25 16:16:26 ID:aoUp0ITK
左手に鞄、右手に兄ちゃんの手、口には兄ちゃんサイズのウインナー。
はぅぅ……ま、また変な気分になって来ちゃうのス……。

「突風キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
「強行突破だッ!」

桐莉の学校の制服は、スカート丈が短い目なのス。
走ると、冬の冷たい風が吹き込んで来るのス。
兄ちゃんのと桐莉のとでいっぱい濡れてるから、余計に冷たく感じちゃうのス。

「烈風キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
「う…うろたえるんじゃあないッ!ドイツ軍人はうろたえないッ! 」

ぐちゅぐちゅ。
ぱんつが捩じれて、桐莉のあそこに食い込んじゃうのス。
……兄ちゃぁんっ、兄ちゃんっ、兄ちゃぁんっ……。

「竜巻と猛吹雪キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?」
「ウソダドンドゴドーン!!?」

桐莉達が住んでる伊原市紀陽台は、やたらめったら坂道が多いのス。
複雑な地形のせいで地上付近の気流が乱れて、異常気象が頻発するのス。
気象台の観測に拠れば、野良チュパカブラが多数生息しているのも、全部異常気象のせいなのだス。
だけど、O槻教授はプラズマのせいだって言ってるし、MMRはレジデント・オブ・サンの陰謀だって言ってるのス。
良く解んないけど、今確実な事は一つ。

「桐莉と兄ちゃんがピンチだスーーーッッッ!!!」
「確りと両手で掴まれっ、桐莉ぃーーーっっっ!!!」
61名無しさん@初回限定:05/02/25 16:17:13 ID:aoUp0ITK
年間五百人くらい怪我してるからには、当然、何らかの対策は必要なのス。
市議会で話し合った結果、街の至るところに電信柱を立て捲くる事になったのス。
いざとなったら根性でしがみ付けって事らしいのスけど、

「飛ーーばーーさーーれーーるーーーぅのスぅぅぅーーー!!ってゆーか、鞄とスカートが飛んだのス!(涙)」
「だぁぁ、手が悴んで力が入らねぇーッ!」
「ぬがぁぁっ!?兄ちゃんっ、根性出せーーーッ!!!」

桐莉達の横を、買い物篭をぶら下げたヤマモトさんが飛ばされてったのス。

「手を離すなっ、隣町まで吹っ飛ばされるぞっ!」
「無理ス!無茶ス!無駄無駄ス!大自然の猛威には抗えないのだスーーーっ!!」
「ぬおおおおおおおっ、桐莉は俺が守るぅぅぅぁあッ!!!」

……じゅん。

な、何か、凄く胸がどっきゅんどっきゅん言ってるのス。
兄ちゃん、カコイイのス。桐莉を守ってくれてるのス。
大好きス。其処に痺れて憧れちゃうのス。桐莉のお股はもうヌレヌレなのス。

「アイーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
「な、何だよっ!?いきなり叫ぶなよっ!?」
「も、もう駄目ス、我慢…っ、出来ないぃっ……」

弄りたい弄りたい弄りたいのス、今すぐ指入れて桐莉のぐちょぐちょおま○こ掻き回して犬みたいな格好であひあ

ひ言いたいのス感じたいのスお尻もま○こもぬちょぬちょなの電波びんびーんっ!
62名無しさん@初回限定:05/02/25 16:18:01 ID:aoUp0ITK
「我慢しろっ、あと少しで風も収まるっ!……多分」
「ぬぁぁぁ、触りたいのス、弄りたいのス、切ないのス、だけど手ぇ離したら飛ばされるのス!」
「我慢ってそっちかよっ!?」
「このアンビバレンツな命題をどう解決したらいいのスかぁっ!兄ちゃんっ、二百字以内で答えるーーーッ!」
「オーディエンスでお願いします」
「オーディエンスっスか?うしっ、会場の皆に聞いてみるのス!」

桐莉達の横に、物凄い勢いで七華姉ちゃんが飛んで来たのス。

「うぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁああぁあぁあぁあぁぁあ!!!」
「なっ、ななねぇぇぇーーーーーーっ」
「ゆっ、由紀ちゃんっ、助けっ、たぁっ、たかくんっ、たかくぅぅーーーーーんっ!!?」
「七華姉ちゃんっ、桐莉のお○んこはもうヌレヌレなのス!この状況でどうするべきか、さっさと答えるッ!」
「我慢するか飛ばされるか、二つに一つだよっ!そんな事より早く助け――」
「ファイナルアンサー?」
「だよもーんっ!」「桐莉っ、馬鹿やってないでさっさとななねぇを――」
「残念ーーーーッ!」

どげしっ☆

「ああっ!?な、ななねぇぇぇっ!?」
「うあぁぁぁああぁぁぁんっ、桐莉ちゃんのばか、ばか、マンゴぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっっっ!!!」
「お前っ、よくもななねぇをっ!」
「ああ、蹴ったさ!蹴って何が悪いのスか!」
「―――ッ、お、覚えてろぉぉぉーーーっっっ!!!」
「ふんっ、桐莉は我慢は嫌いス!飛ばされるのも嫌いなのス!言うならもっとマシな事を言えーーっ!!」
63名無しさん@初回限定:05/02/25 16:18:50 ID:aoUp0ITK
飛んでった七華姉ちゃんの後を追うように、猛スピードで歯医者の看板がぶっ飛んでったのス。

「うぁぁぁんっ、うぁぁぁぁぁぁんっ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!?」
「ななねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええっ!!?」

ごぐしゃぁっ。

「え、えいえんは、あるよ、ここに、ある……よ(ガクッ)」

「自分から敗者の看板を背負うとは、中々に見上げた脇役魂なのス」
「……え、えげつねぇ……」

他にも、色んな物が吹っ飛んでくのス。
屋根瓦、植木鉢、自転車、バイク、郵便ポスト、
竜巻は中々収まらないのス、桐莉の疼きも収まらないのス……。

「ぉ?」

いーこと思い付いたのス。
ウインナーを口から出して、下のお口に咥えるのス。
そしたら、両手とも兄ちゃんに確り掴りながら、あんあん感じまくれちゃうのス。

「ぬふふふふ、やっぱ桐莉は天才なのだス。兄ちゃんサイズのヴァーチャルおち○ぽっ、かもぉんっ!」
「って、何で手を離すーーーーーーッッッ!!?」
「ふへ?……………あ、アイーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!?(涙)」

抜かったのス!油断したのス!入れようとしただけなのス!桐莉のッ、ウインナーソーセージぃぃぃっ!!!
64名無しさん@初回限定:05/02/25 16:19:37 ID:aoUp0ITK
「うぁぁぁぁぁんっ!兄ちゃんっ、桐莉をさっさと助けるーーーッ!」
「無理だ!無茶だ!無駄無駄だ!大自然の猛威には抗えないィィーーーっ!!」
「だったら、兄ちゃんも桐莉と一緒にッ、一緒にぃぃぃーーーーッ!!!」
「やめろ馬鹿マフラー引っ張るな離せこくぁせdrftgyふじこ」

「「のああああああああああああああああああああンッッッ!!?」」

竜巻に巻き上げられながら、兄ちゃんと固く抱き合う。
兄ちゃんの胸の中は暖かい。
絶体絶命の状況なのに、とても落ち着く。

最後が兄ちゃんと一緒なら、此処で死んじゃうのも悪くはな――

「――ぁぁぁあっ、おちっ、落ちるのス!怖いのスぅぅぅーーーッッッ!!?」

突然、風が止んだのス!
桐莉は高いとこが怖いのス!
家の二階の屋根と同じくらいの高さだから、地上五十メートルくらいあるのス!

「しがみ付くなっ、着地の体勢が取れんだろうがァァーーーッッッ!!」
「やっぱり死ぬのは嫌なのだスぅぅぅゥゥーーーーッッッ!!!」

必死で兄ちゃんにしがみ付く。

「「うああああああああああああああああああああンッッッ!!?」」

―――ぼすっ。
65名無しさん@初回限定:05/02/25 16:20:24 ID:aoUp0ITK
降り積もった雪の塊に、頭から突っ込んで止まった。

「………ぬ、が、し、死ぬかと、思った、の、ス」

心臓がばっくばっく言ってるのス。
凄く、怖くて、其れなのに、

「……変、なのス。お股は凄く熱くて、気持ちいい・・…」

桐莉、Mっ気でも在るのスか?
まるで、兄ちゃんに後ろから股間を嘗められている時のような……………って!

「に、兄ちゃんっ!?」
「も……もが〜」

マジで兄ちゃんが桐莉の股間に顔面着陸してるのス!(涙)

「兄ちゃんっ、兄ちゃんっ!確りするのス!」
「……………」
「兄ちゃんが退いてくれないと、桐莉の頭が抜けないのスよぉっ!!」
「…………………」
「うぁぁぁぁぁんっ!兄ちゃぁんっ、さっさと起きるーーーーーーっっっ!!!」
66桐莉兄:05/02/25 16:21:12 ID:aoUp0ITK
……兄ちゃんは半時間ほど目ぇ覚まさなかったのス。
だから、桐莉が冷えてお漏らししちゃったのも、ぬるぬるおまん汁で兄ちゃんの顔を汚しちゃったのも、全部兄ちゃ

んが悪いのスよ。
結局、学校は臨時休校になっちゃったので、家に帰って兄ちゃんと一緒にお風呂でぬちゅぬちゅ暖まったのス。

めでたし、めでたし、まるっ。


『ちーっともめでたくないよっ!』『桐莉っ、後で百回ヌッ殺すっ!』
67名無しさん@初回限定:05/02/25 16:24:50 ID:aoUp0ITK
ぬぁ、名前入れ忘れ連発。
夕べの投稿も入れ忘れてるし…(滝汗)。
68名無しさん@初回限定:05/02/25 17:31:44 ID:f9oWZMZi
久々の電波キタ━(゚∀゚)━ッ!
やっぱり兄ちゃんが居てこその朝芋スレなのス!最高ス!
69Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/25 21:03:17 ID:Cjy9d0uF
Yです。歌詞をいろいろと考えているのですが、サビしか思いつきませんorz
今から、仮歌詞(サビ)を投下しようと思います。
>>桐莉兄氏
GJです。…ちょっと気になった所が…。
>家の二階の屋根と同じくらいの高さだから、
>地上五十メートルくらいあるのス!
↑の部分…2階の屋根ならせいぜい8〜10mだと思うのですが…(汗)
70Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/25 22:05:15 ID:Cjy9d0uF
※僕が今作っている、「渇きゆくココロ(仮)」の歌詞(サビ部分)です。
少しずつ大人になっていくそんな女の子の心情を引き出す感じで…。
…曲職人さんが現れれば、最高なのですけどね…。

満ちゆく月とは裏腹に 渇いてゆく私のココロ…
孤独に耐えられない お願い抱きしめて…
71名無しさん@初回限定:05/02/25 23:24:29 ID:aoUp0ITK
ややこしくてすまにゅ、今回は桐莉視点でつ。
桐莉は高い所を怖がって、パニクって『50mくらいある』って言ってまつ。
ぬぅ、いっそ解り易く『五百メートルくらいある』って書くべきだったか(汗)
72名無しさん@初回限定:05/02/25 23:55:41 ID:mWIm6yNK
マンセ〜♪マンセ〜♪桐莉たんマンセ〜♪(某独裁国家の歌で)

>地上五十メートルくらいあるのス!
俺は桐莉たんがお馬鹿さんなだけかとうわあ壁に食われるくぁあwせdrftgyふじこ


朝起きたら妹が独裁国家を作ってた。
73名無しさん@初回限定:05/02/26 00:46:06 ID:PJi86t2g
今日からこの部屋は妹自治区!
核武装して独立宣言をします!
74名無しさん@初回限定:05/02/26 10:56:25 ID:UfnUyw3z
妹よ、俺の部屋を占拠するのはヤメテクレ。
あと、確かにそれは(親父達には)核ミサイル並みの破壊力があるかもしれんが……

そんな兄妹姦モノばっか、どうやって集めたんだ?
15だろ?おまえ。
75名無しさん@初回限定:05/02/26 12:53:12 ID:PiMjjYgX
妹黙示録ソウジ

オレには妹が居る母も姉も居る父もいる、唯一違うのは普通の家庭(差別っぽい発言だが)
父がオレには二人居る、別に父が二人に分身したわけじゃないし、分裂したわけでもない
ただ、離婚しているのだ、父が二人いると言うのはそういう意味だ。

・・・・オレが母方に引き取られてしばらく、妹が生まれた。
そのときは、まったく気付きもしなかったが、彼女は半分オレの妹ではないのだ
しかし、そんなくだらない事はまったく意識もしたことないし
そんな哲学的かアホなことを考えることが出きる立派な頭脳は持っていない
まぁ、つまり決して萌えたり欲情したりはしない、まぁ異性であることは認めるが・・・っ
妹はまだ若いし、そんなことで悩ませるのは明らかに人間として間違ってる
うん、そうだ関西風に言ったら、うん、そうや→運送屋(スゲーどうでもいい)

そんな、ある日
※くあっほぅ!・・・・体が痛い、ついにさすらいのヒットマンがオレの命を狙ってきたか
思えば結構短い人生だった予感、ピーちゃん(鳥の名前:正式にはピーカ)家族のことは任せた・・
「・・・・お兄ちゃん、感傷に浸ってるところ、悪いんだけど」
「・・空気の読めない奴め、朝からお兄様に何の用だ、そして体がスゲー痛い、遺体になりそう」
ザワ・・・ザワ・・・
76名無しさん@初回限定:05/02/26 12:54:19 ID:PiMjjYgX
「いや、あのねお母さんが遅刻するから早く起こして来いって」
コイツ・・ッおれのギャグをスルーした!
「ああ、わかったよ、だが藍佳、もうすこしこれからはソフトに起こしてくれ、目覚めがいいと得した気分になる」
・・・・・・・・・・・・・・
「早く行け、兄はこれより、重要な任務をこなさなければならんのだ」
フッ、自分で言うのもなんだが、格好良すぎる
「あー、でも、遅刻しちゃうよ、だからお母さんにも起こして来いって言われたんだって」
「どうやら貴様は兄の朝一生着替えを見たいらしいな・・・明白なんだよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あっ、ごごごめん、出てく、出てく」
「それと妹よ」
「ななな何?」
「お前は親父や母さんの言うことを聞きすぎる、お前は自由なんだ、勉強しなくても偉くなる奴はなるし、お金が無くても幸せになる奴はなる、仕事も恋愛も全部、やろうと思えばなんでも、お前の自由なんだ」
そう言って脱ぎ出すオレ
「う、うん・・あ、ありがとぉ」
そう言い赤面して出ていった、どうやらオレの言葉と絶妙な脱ぎ脱ぎタイムのせいで出ていくタイミングを見失っていたようだ

ザワザワ・・・ジタジタ・・・バタバタ・・・パクパク(くだらない学校生活はry
77名無しさん@初回限定:05/02/26 12:55:06 ID:PiMjjYgX
こうして、また何事も無く他愛の無い一日は過ぎ去ろうとしていた
しかし、事件は衝撃は寒波は驚愕は忘れた頃に訪れるTHE驚きング
下駄箱を開くとそこには魅惑のペラ紙が入っていた、俗に言うラ、ラ、羅、ラブレターという奴にほど近い
ザワ・・・・・ザワ・・・
「おーい、三神(オレの苗字)、何してんだよ」
声をかけてきたのは石野(スゲーイイ奴)、しかし今回ばかりはお邪魔キャラだぜカエレry

ふぅ、どうにか撒いたぜ、石野とオレの攻防は原稿用紙にすれば3枚、2chのレスにすれば12レス以上に及ぶものであった

オレは家に帰りなんとかジタジタしながら帰り机にティッシュを用意(?)して封筒を破いた
ザワ・・・ザワ・・・・
好きです、真中にその一文のみが書いてあった
他には何一つ書いていない、そう白紙なのだラブレターと、いう理がある故に明白なんだ(かなり意味不明)
甘えを捨てろオレ、彼女とは命より重い!(さらに意味不明)
オレはフランダースの犬最終話以上の悲しみを知ってしまったのだ。(※オレ様ワールド炸裂中)

コンコンコン
ノックが聞こえた
「お兄ちゃん入るね」
「お前はいつも入ってから、そう言うな」
「そだね、で、お兄ちゃん手紙、読んでくれたかな・・・・・」
・・・この時、俺の頭の中でビッグバン正に、そう正に衝撃の閃き、悪魔的奇手(意味不明な文だな)
ここが妹スレならばこの流れは至極当然
78名無しさん@初回限定:05/02/26 12:56:29 ID:PiMjjYgX
「・・・・・・・オレとお前は兄弟なんだ、わかるよな、英語で言うところのドゥーユートワイライトゾーン」
「アンダースタンドだよ、わかってるよ、でもお兄ちゃん、今日の朝、言ったよね恋愛もなんでも願えば自由だって、それにお兄ちゃんと私は本当の・・・」
!!!!!!!!!!!!人が倒れそうになる感じってこんな感じなのかとオレは身をもって知った
「・・知ってたのか、わかる、わかるよ、だけど藍佳、確かにオレはお前の胸が最近出てきたなとか、すげぇ、どうでもいい事考えてたりしてた」
「すげぇ、どうでもいいことなの?」
「ああ、かなりな!だが、もしも、もしもお前が仮にオレの事が好きでもそんなのはドラマだ成立しない」
「かなりなんだ・・・・で、なんで成立しないの」
「いいか、恋愛ごとって言うのは、互いが互いを思いあって初めて成立する、オレには無理だぜ、とっつぁ〜ん、ハッキリ言うぜ俺はお前を家族として愛せても異性としては愛せない、兄弟ってのは、そんなもんなんだよ」
「うん、いいよ」
・・・・・・・・・・・・・ザワ・
「いいのか?オレは美人のクラスのアイドルを追いかけるぜ」
「いいって、それにお兄ちゃんのクラス、※男クラスじゃん」
「まぁ、そうだが・・・・まぁ、うん、それもいいか?」
「それに、お兄ちゃん、その内絶対、私の魅力に気付いてくれるしね、今はどうか知らないけど、いつか相思相愛になれるよね」
「・・・・・・・・・・・・・」
唖然、まさに唖然
「それでさぁ・・・・・・さっそくだけど今日は※寒いし、一緒に寝よ」
「寒くない!レッドカード退場です、藍佳さんはコートから出ましょう」
「ブー」
「ブーブー、言うな、せっかくカワイイ顔に生まれたのに豚になるぞ」
「あ・・・・・・・」
何故か藍佳が赤面している、さすが「女心とガニメデの空」とはよくいったんもんだぜ
「うん、じゃあ、今日は自分の部屋で寝るね、それと・・・・・かわいいって言ってくれたの嬉しかった・・おやすみ」
「・・・・ああ」
こうして、オレの人生の歯車はどこからか狂っていくんだろうな・・・フ
そんな事を考えつつオレ様は寝たフハハ
79名無しさん@初回限定:05/02/26 13:00:29 ID:INeeUmct
新感覚のデムパキテター(゚∀゚)暴走兄GJ!
80名無しさん@初回限定:05/02/26 13:01:03 ID:PiMjjYgX
※1・・・くあっほぅ・・作者が中学生の頃、給食のラーメンを吹き出して目の前の女子にかけた、その時の曰く付きの言葉
※2・・・オレワールド・・主人公、三神ソウジの脳内世界、いろいろなものが詰まっている
※4・・・寒い・・・・・・寒波は突然やってくるらしい
※3・・・男クラス・・言葉通り男しかいない、実はいるらしいが女とは思えない容姿らしい
一番の問題はこの作品夜飯も食ってないのにお休みしたことだろう
81桐莉兄:05/02/26 14:03:21 ID:T84/LUOS

       『恋の重力』
                   作詩:桐莉兄

時間空間近親間の 距離も禁忌も超えて
何時も何処でも君の 一番近くに居たい

セピア色の追憶 刻まれた心の傷跡さえも
降り積もる思い出の 数だけ重くなる想い

曇り空を映す 硝子の境界線
触れれば砕けそうで そっと見つめる事しか出来ない

世界で一番近くて遠く 踏み越えられない運命
押し潰されそうに成る 閉ざされた恋の重力

逃れられない届かない 手を握っても重なり合わない
鼓動だけが何処までも 加速し続けて行く

何時か二人の世界が 壊れてしまうとしても
硝子窓を打ち砕いて 私を助け出して

時間空間近親間の 距離も禁忌も超えて
何時も何処でも君の 一番近くに居たい

82桐莉兄:05/02/26 14:04:07 ID:T84/LUOS
    『アイの電波系質量保存第二法則』
                    作詞:桐莉兄

あいーっ!あいーっ!(あいーっ!あいーっ!)
 あいーっ!あいーっ!(あいーっ!あいーっ!)
  キリーリたァーんだよーっ!(「桐莉はサルじゃないのス、アイーーーーーーッ!!!!!」)

今日も朝から毒電波 (ゆんゆんっ!)
受信してるの桐莉たん (よんよんっ!)
頭のアホ毛も絶好調 (びんびんっ!)
兄ちゃんのち○こも (やんやぁ〜んっ!)「絶好調ーーーっ!」

桐「うはっ!兄ちゃん、今日も元気だーっ!」 隆「や・ら・な・い・か?」

レッツ合体結合マグナム 前に飽きたらケツ合マグナム
今後ともヨロシク兄ちゃん 練乳七華は逝ってよしっ!(WOW!)

セリフ
「兄ちゃんの練乳は桐莉が領有権を主張したい気分なのスしっぽりと」「だめだよ練乳は全部練乳キャラであると

ころの私のものに決まってるんだよもんっ」「ってゆーかボクの取り分とか考えた事ってあるのかと小一時間」「まぁ

まぁおまいら取り合いしないで仲良く楽しく」「兄ちゃんは」「たかくんは」「隆浩は」「「「黙ってて!」」」

83桐莉兄:05/02/26 14:04:54 ID:T84/LUOS
今日も朝から練乳三昧 (どろどろ!)
ミルクごくごく七華たん (ごっきゅん!)
お口の周りにいっぱい付いてる (ぬりゅぬりゅ!)
えっちなお顔で (いやぁ〜んっ!)「食パンだーーーっしゅっ!」

七「たかくーんっ、朝ご飯だよっ!」 隆「や・ら・な・い・か?」 由「なんでやねん!(ぺし☆)」

レッツ食パン練乳つゆだく 口に飽きたら練乳浣腸
今後ともヨロシクたかくん 貧乳桐莉は逝ってよしっ!(だよもんっ!)

セリフ
「つまり世界の練乳生産量が不足しているのが一番の問題点なのだスよ」「それなら速攻問題解決だよ練乳生産

量を増やせば万事OKだよもん」「だったら今すぐミルク絞りで決まりだなそりゃもうカウパーだっくだくって感じでさ」

「ちょいまちお前らまさか」「そのまさかだよ」「兄ちゃん」「隆浩ぉ」「「「覚悟しるっ!」」」(いぇいっ☆)
84桐莉兄:05/02/26 14:05:41 ID:T84/LUOS
    『哀の焼き鳥エレジー』
                    作詞:桐莉兄

晴れたぁ〜朝のぉ〜
 ヤマモトさんはぁ〜
  元気がぁ〜無いのスぅ〜

「ごめんで済んだら警察は要らんのだス!」
 「ごっ、ごげぇぇぇぇっ!?」

毟れ毟れ毟れ!
アイと正義の羽根リュック!
串刺しバラ肉焼き鳥パーティ!
せめて地鶏は鍋にして!

「蘇るのよっ、不死鳥の如くぅーっ!」
 「あ゛あ゛っ!?ぼっちゃまっ、た〜し〜け〜てぇ〜!?」

解体されても再生怪人!
死んでも死ねない 絶対不死身の 運命ー!(でぃすてぃにぃーっ!?)


85桐莉兄:05/02/26 14:06:42 ID:T84/LUOS
「食え食え食え」
 「―――!?――――!!!」

同族喰らいのAランチ!
復活したとて目覚し時計!
死んでも死んでも死にきれない
残酷無比の 冷酷無常の 百万ボルトー!(其処に痺れるあごがでりゅぅーっ!?)

だけぇどぉ〜嬉しいぃ〜事ぉ〜もぉ〜あるぅ〜

「羽根布団を作るのス!」
 「ごげぇーっ!?」

ごめんなさい、ごめんなさい、七面鳥よりごめんなさい
ニワトリ男でごめんなさい、母さん、吊っても い い で す か ?
 
86名無しさん@初回限定:05/02/26 17:39:11 ID:n0owNz8f
 朝起きたら妹が大学入試

「これと……筆箱あるし……えーっと、持ち物完璧?」
「自分で昨日確認したろ、パーフェクトだ」
自室と居間を慌しく行ったり来たりしながら、今日の準備を確認する妹。
今日は妹の大学入試一日目。
試験は二日間に分かれており、一日2教科をこなすらしい。
予備校だのなんだのと今日の為に必死に勉強してきた結果は
データによると五分と五分、デッドオアアライブだ。
「そっ、それじゃあ行くね? もう行くよ?」
コートにマフラー手袋と完全装備で既に仕度を済ませた妹が、まだ玄関口でばたばたしている。
「早く行け!」
「ああっ、もう、何でこんな時間になっちゃったかなー」
ドアに片手をかけながら腕時計で時間を確認する妹。
準備を忘れていたりしたわけではない。
昨日の夜は、決して抜かりのないように俺も一緒に荷物の仕度をしてやった。
それで、なんで今こんなに慌てているのかというと――

「お前が目覚ましセットしなかったからだろうが!」

「だ、だって、十分な睡眠は脳を活性化させるって言うし、
 一日の睡眠時間は8時間が最適だとされるけど実はそれは――」
「はよ行かんかい!」
――ドガッ
背中を蹴り飛ばされ、頭から外に飛び出す妹。
「せいっ! ……10点10点8点9点10点9点行ってきまーす!」
俺はドアを開けたまま、ドアの外で軽やかに着地し駅に向かって駆け出す後姿を見送る。
「見事な着地だ……流石は自称体操部のエース」
実際は吹奏楽部フルートパートの妹に感心しつつ、
「……勉強の方も、それくらい出来りゃあ良いんだがなぁ……」
俺は溜息をついて、ドアを閉めた。
合格すると、いいのだが。
87名無しさん@初回限定:05/02/26 17:39:54 ID:n0owNz8f
/夜。時刻は6時半過ぎ。
「たっだっいっまー!」
玄関から妹の明るい声が聞こえてくる。手応えは上々か?
俺は小走りで玄関まで迎えに行った。
「おかえり、難しかったか?」
「ふふっ、まー、流石に最難関校だけあって、問題は難しいのが多かったねー」
コートを脱いで俺に渡す。お前は社長か、とか思ったが、俺は黙ってハンガーにかけた。
今日一日頑張ったんだ、仕方ない。
それに、明日ももう一日試験があるのだから、機嫌を曲げられてもマズイ。
妹は、そのままリビングのソファーに身を投げ出し、
「ねー、お兄ちゃん……」
俺のほうを見つめながら、言った。

「――明日、遊園地行かない?」

……目がマジだ。
「……あー……、つまり、アレか?」
実際想像したくないが、このストレート過ぎる婉曲表現をスルーする事も出来ない。
「……明日の試験は、受ける意味がない、という……?」
妹は一瞬ピクッと動いたが、直ぐに固まり、やがて、
「YESYESYESYESYESYES……」
首を上下にカクカク振っている。
どうしたもんかな……そこまで成績悪かったとは……ここは一つ、軽くリアクション取るか?
「おいーっ、真面目に勉強したのかー?」
ん、反応がないな……。 ……あ、泣いてる? こいつなりに後悔してるっぽい。
「……そりゃ、泣きたくもなるよなー……今まで必死に勉強してきたのにさ……」
「……ひくっ……うぅ……あー……私、今すっごい後悔してる……」
分かる。その気持ち分かる。俺も試験の時、もっと勉強しとけばよかったって何度も思った。
「そうだよなー……でも、今回の失敗を教訓にして、次に生かすんだぞ?」
妹はクッションに顔を埋めて何度も頷き、
「うん……どうせ受かんないんなら勉強しないで遊べばよかった……!」
「それはマテ」
88名無しさん@初回限定:05/02/26 17:40:46 ID:n0owNz8f
「合格諦めるなよ、まだ明日があるだろ?」
「うん……」
もう泣き止んではいるが、イマイチ暗い。
「明日良い点取れれば、きっと合格できるさ。そうだろ?」
システムは良く知らないが、高得点を取れれば多分相殺できる。
「うん……でも、インド人もビックリな高得点取らなきゃ駄目だと思う……」
「ぐっ……そこまでヒドイのか……勉強すれば、何とかなるだろ?」
妹はゆっくりと立ち上がって、顔をガクンと下に垂らしたままで俺の元まで歩み寄ってきた。
セミロングの黒髪が顔を隠して、正直怖い。
「うん……勉強するから……教えて?」
断ったら、呪われそうだなぁ……。
「お願い……三角関数とか、もうイヤ……」
怨念が、sinに対する怨念が滲み出ている……!
お願いだから顔下げたまま肩を掴まないでくれ。
「そうか……そんなに合格したいのか……」
「うん……」
必死さが伝わってくる。
「だが断る!」
「え」
肩の両手に、ピクッと力が入る。
「めんどいからな」
「そっ、そんなぁ……教えてよ、ねえ!」
妹が顔を上げて、潤んだ目で見つめて訴え掛けてくる。
「やだ。昨日あんなに協力してやったろ」
「私、一生懸命頑張るから! ね、お願い、先生!」
「ええいっ、俺のことを『先生』とか呼ぶな!」
俺は妹の腕を振り払う。その衝撃で、床に倒れこむ妹。
「お願い……」
涙を浮かべた、上目遣いの眼。
「俺のことは……『せんせい』と呼べ!」
「あっ、ありがとう、せんせい!」
正直大丈夫なのかと自分で思いつつ、俺達は部屋へと向かった。
89池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/02/26 17:42:21 ID:n0owNz8f
コテ忘れてた。

最後の方、我ながら適当なつくりになってしまった。
自分でネタ振り希望しておいて、ロクに書けないという。
90Y ◆cf6.GAJsFA :05/02/26 18:17:40 ID:0fdd2YkO
朝起きたら妹が…ゲームしていた。…ってそれは僕の秘蔵の…orz
「人のゲームを…というか、やってて恥ずかしくないか?」
「恥ずかしさより、興味や好奇心の方が強いから…」
「…さいですか…orz」「…お兄ちゃん♪」「…なにかな?」
「12人の妹とは言わないけど…もし、あと3人妹ができたらどうする?」
「(12人って…シス○リじゃあるまいし…(笑))うーん…。」
「当ててあげよっか。…兄様、兄さん、兄貴、お兄ちゃんって呼び分けて欲しい…でしょ?」
「…何故分かったorz」「兄さんの秘密は皆チェキしちゃいますYO!」「…四葉かよ。しかもラッパーかよ。」
…お後がよろしいようで。orz (※駄ネタすみませんでした…。)
91皐月リターン:05/02/27 20:39:29 ID:EWvVJ10c
朝起きたら、妹が作曲していた。

「………へぇ」
関心した。まさか皐月がバイオリン弾く姿を家で見られるとは。
部活は帰宅部だが、趣味で音楽をやっているのは記憶にある。だが、こんなにも上手いもんだとは知らなかった。
庭に立った妹は朝日に照らされ暖かく、そして何処か神秘的に映っていた。
瞳を閉じて優しく弓を持ち、そこから奏でられる旋律は同じく優しく、懐かしい感じがした。
「………あ、兄さん、起きてたんすね」
「よ、おはよう」
バイオリンを下ろしていつもの笑顔を向けてくれる妹に俺もいつもの顔で手を上げる。
「バイオリン、本当に弾けたんだな」
「えへへ〜私の数少ない特技っすよ〜」
屈託の笑みを浮かべてバイオリンを掲げてみせる皐月。
いやはや、凄い特技を見せてもらったもんだ。
「んーそんだけ上手けりゃ吹奏楽部で即戦力になると思うんだがな」
「私はずっと帰宅部。家は兄さんと二人っきりだもん。料理洗濯子育て勉強で部活やる暇はないもん」
「はぁ………家事の殆どが俺担当な事実を知ってて言ってるだろ、おまえ」
と、いうか。
「子供いねぇから子育てなんてねぇだろ」
「えへへ〜、欲 し い な♪」
パコンッ!
「に゛ゃっ!!」
「……悪いが俺は真っ当な人生を往く」
「痛いよー頭がごっさ痛いっすー」
92皐月リターン:05/02/27 20:40:26 ID:EWvVJ10c
感覚を掴み直すために書いてみました。

え、エロくもないし萌えもない……orz
93名無しさん@初回限定:05/02/27 21:05:06 ID:0XzFNmnK
スマソ、水槽でバイオリンてやったっけ?
いや、ふいんき(なぜか変換できない)はよかったが。
94名無しさん@初回限定:05/02/27 21:12:20 ID:e47c0QvB
>>93
大学のオケとかだと弦楽器パートも入ってくるけど、
高校吹奏楽だと多分ない、というか俺の母校だと弦楽器は弦楽器で別の部活があった。
まあ、そんな細かい事別に気にならないし、いいか
95名無しさん@初回限定:05/02/27 21:21:16 ID:X05ebP0c
(-.-;)
このスレには職人しかいない希ガス
96名無しさん@初回限定:05/02/27 21:34:23 ID:EWvVJ10c
あ、音楽部にしておけば良かったのね………。
97名無しさん@初回限定:05/02/27 21:43:56 ID:fuqEHYaA
コントラバスならあった。
98名無しさん@初回限定:05/02/27 23:00:36 ID:C7R+8XJi
とりあえずみんなGJ!だ
スレが活性化するのはいいことだ。
99似た者同士な姉妹:05/02/27 23:49:43 ID:UkJUsrrS
朝起きたら妹が、「…えっと…その…放置プレイ?」と言ってきた。
なんでやねん!と、ツッコミ。「…乱暴なのは厭…優しくして…」「悠菜…orz」
…さすがに、朝っぱらからコトに及ぶのはどうかと思うのだが…。
「…こういう妹を持つと、兄や姉は苦労するものです。」
「「…姉さん…人の事言えないでしょう。」」「言ってみたかっただけなのに…orz」
100名無しさん@初回限定:05/02/27 23:51:31 ID:hxn2YU3v
朝起きたら、妹に偽者呼ばわりされた。
101名無しさん@初回限定:05/02/28 01:13:34 ID:cVXD9Qqe
朝起きたら、妹に偽者呼ばわりされた。

 じーーっ
視線を感じて起きてみると目の前に妹がいた
「どうした?」
「・・・兄ちゃんじゃない」
「え?」
「兄ちゃんをどこにやったの!!」
「え?え?え?」
何を言ってるんだこいつは?
「何馬鹿なこと言ってるんだお前は・・・」
「うるさい偽者!!兄ちゃんをどこにやったのか早く答えろっ!!」
「だから俺がお前の兄貴だろ?」
「違う!!兄ちゃんが・・・兄ちゃんが・・・」





「そんな大きいはず無い!!」
どこを見て言ってやがりますかこいつは・・・
102名無しさん@初回限定:05/02/28 01:41:17 ID:4cqtmGN0
そのうえ、
「しかもこんな長持ちするわけがないっ!
 本物の兄ちゃんなら3分もたないハズなのに!」
とか叫ばれて、しかも近所に筒抜けだったりするわけですな。

便乗ネタフリ。
朝起きたら、妹に兄者呼ばわりされた。
「あにじゃーあにじゃー」
103名無しさん@初回限定:05/02/28 02:27:05 ID:RdCgLxJw
よーし、スレ活性化のためにパパ頑張ってネタ投下しちゃうぞ〜。

朝起きたら妹に双子の妹がいることが判明した。
104名無しさん@初回限定:05/02/28 13:38:47 ID:32GROaso
朝起きたら妹になっていた。
105名無しさん@初回限定:05/02/28 14:05:06 ID:mz0YN+nb
103+104で

朝起きたら妹に双子の妹がいることが判明した。それは俺だった。

なんてどーでしょ。
106名無しさん@初回限定:05/02/28 18:31:47 ID:8EYJqvNo
朝起きたら妹が風邪をひいていた
107名無しさん@初回限定:05/02/28 19:42:26 ID:VZEXGt3G
>>106
看病しる
108名無しさん@初回限定:05/02/28 20:13:20 ID:bquH8vNi
●まとめ
朝起きたら妹に双子の妹がいることが判明した。
それは風邪をひいた妹を看病する俺だった。
109名無しさん@初回限定:05/02/28 20:13:39 ID:E9bDbOmn
>106
お兄ちゃんのぶっとい注射を打つって言って欲しいのか?
110名無しさん@初回限定:05/02/28 21:10:56 ID:tP/8msAs
>>109
それに加え「運動すれば汗かくから以下略」なんて口実で結局はぶっとい注射を
111名無しさん@初回限定:05/02/28 22:22:56 ID:Aal91mT5
そして「高タンパクの栄養剤」
112名無しさん@初回限定:05/02/28 22:44:55 ID:bUdTpxrB
朝起きたら妹がじたばたしてた。こんな感じで↓    
    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) 
       `ヽ_つ ⊂ノ じたばた
113名無しさん@初回限定:05/02/28 22:55:40 ID:5XYXJI4P
 朝起きたら妹が風邪をひいていた

「う゛ぅ……」
ベッドに横たわり、苦しそうに呻き声をあげる妹。
熱は37度5分。頭痛に発熱、喉に炎症。重症だ。
「大丈夫かーっ! しっかりしろーっ!」
必死に叫べど、妹は依然苦しそうな顔のままだ。
「お兄……ちゃ……」
苦痛に歪められた口から、俺を呼ぶ声が漏れる。
「 し っ か り し ろ ー ー ! 」
ああ、もう、俺にはどうすれば良いのかわからない。
この妹の苦しみを和らげる為なら、俺は何だってするというのに。
俺が頭を抱えていると、妹が辛そうに俺の方を向き、
「……ね……お兄ちゃ……」
震える小さな声で、俺に何か伝えようとしている。
「なっ、なんだッ!? 何でも言ってみろ!」
俺がそう言うと、妹は苦しそうな表情の上にかすかに微笑んで、言った。

「大声は頭に響くから勘弁ね……」

「はい」
114名無しさん@初回限定:05/03/01 02:03:07 ID:2PpOPLg8
風邪をひいたんならやっぱべろちゅーははずせないっしょ(*´д`)ハァハァ
そして兄がうつされる。
115名無しさん@初回限定:05/03/01 10:02:58 ID:izFep2Lt
┠┬┐  ┌┬┐      ┃
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┠ GANE  OVER .┤┃
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃    . . .... ..: : :: :: ::: :::::: ::::
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃         Λ_Λ .>>1. . .: : : 
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃        /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . :: 
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃       / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .::
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃       / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . 
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┤┃  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄
┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛懐かしいテトリスとともにこのスレも糸冬 了
116名無しさん@初回限定:05/03/01 10:51:12 ID:B75NPGaC
>>113
「と、とにかく熱をsageよう」
俺は救急箱から熱さましの座薬を取りだした。
「おい!薬だ!これを使うぞ」
「え?なにそれ?」
「座薬だ。うつぶせになってお尻をだせ!」
「え〜!恥ずかしいよ〜」
「バカ!こんなときになにを言ってるんだ」
恥ずかしいといいつつも言うことを聞き、ごそごそとうつぶせになる妹。
俺は布団をまくり、妹のパンツをパジャマのズボンごと脱がせた。
「ああん!恥ずかしいよ〜」
妹が泣きそうな声をあげる。
妹のあそこと*が目の前に・・・
見とれている場合じゃない。
座薬を取りだし、妹の肛門に挿入する。
しかしなかなか入らない。
「お兄ちゃん、ちょっと痛いよ〜」
「がまんしろ。あと少しだ」
俺は人差し指で座薬を押し、そのまま指を根元まで肛門に挿入した。
117名無しさん@初回限定:05/03/02 18:00:07 ID:xA8FwPIO
途中までじゃイカン
コピペだろうと完結させなきゃ


朝起きたら妹に浣(腸)尻(ケツ)した。
118名無しさん@初回限定:05/03/02 19:30:20 ID:+Z8BpCU1
朝起きたら妹のステータスが数値化されて見えるようになった。
119池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/02 19:48:34 ID:ZLS4uIeV
 朝起きたら妹がじたばたしてた。

目が覚めてみると、居間の方が妙にうるさい。
連続して何かを叩くような音が壁越しに響いてくる。
――バタバタバタバタ……
「んー……?」
気になったので俺は様子を見に行く。
「おい、何やってん――」
ドアを開けるとそこには、床にうつ伏せになり、足をばたつかせる妹が。
「だ……!?」
オーケー、状況確認だ。
ここは俺の家で、いつものリビングだ。今の時間は午前6時半。目の前にいるのは妹。よし。
で、こんな朝食前から足をばたつかせるような理由というと……
――ガチャッ
俺はそこにあった電話の受話器を上げた。
「――ん?」
俺が受話器を上げる音に反応して、こちらを向く妹。
「あっ、おはよ、お兄ちゃ――って、ま、待って! ストップ! ……ストァップッ!」
近所の精神科医の電話番号を押している最中の俺の背中に真空飛膝蹴りをかます妹。
その衝撃で俺は受話器を落とし、途中まで押した番号も妹がリセットしてしまった。
「おっ、落ち着け、妹よ! いま腕利きの先生を呼んでやるから――」
「呼ばれてたまるかぃっ! 私は正常よ!」
興奮した様子で叫ぶ妹。
このままだと、噛み付かれそうな勢いだ。
俺は手のひらを向けて妹をなだめ、
「わっ、分かった、分かったからとりあえず落ち着こう。な?」
「お兄ちゃんが変な勘違いするからよ……。私は別に狂ったりしてないのに」
呆れたように溜息をつく妹。
俺はそんな妹の両肩に手を優しく置いて、
「そうか……。
 大丈夫、自分のペースで、ゆっくり治していけばいいんだからな……」
「その慈しむような眼をやめてぇー!」
120池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/02 19:49:28 ID:ZLS4uIeV
妹の説明を聞く事小一時間。
その間、何度受話器を持ち上げかけた事か。
「……ダイエット?」
「うん」
少し顔を赤らめて、恥ずかしそうに頷く妹。
「で、ダイエットでなんであの動きなんだ?」
床に伏せて、足をバタバタ。
俺はてっきり、転んだのに気が付かずにそのまま歩き続けているのかと。
「いや……水泳って、痩せるって言うでしょ?
 でも、冬だし、室内プールに行くお金もないし、バタ足の動きだけでもって……」
「なるほど……」
俺は一度深く頷くと、席から立ち上がり、
――ガチャッ
「もしもし、こちらに救急車をいちだ――グハァッ!」
後頭部に足の裏の感触があたり、そのまま電話機に頭から突っ込んだ。

「えー……、つまり、足だけでもずっと動かしていれば痩せるのではないか、と?」
頬っぺたからプラスチックの破片を抜き取りながら、俺は妹に聞いた。
「うん」
何事も無かったかのように頷く妹。
「じゃあ、ジョギングでもすればいいんじゃないか? あっちの方が痩せそうだぞ?」
「ジョギングは疲れるからヤダ」
手のひらをパッと振って、一瞬で却下する妹。
壊れた受話器を投げつけたくなるのを押さえながら、俺は更に言う。
「じゃあ、今のバタ足は疲れないのか? 結構息あがってるようだったが」
走っているほどではなかったが、軽く汗もかいているようだった。
「そーれくらい、お兄ちゃんと違って若いんだから大丈夫よ! ヤングよ、ヤング」
「……お前一回病院行った方がいいんじゃないのか?」
「何の?」
「頭の。まあ、あとは精神の――」
あっ、なにこれ? 目の前に迫り来る謎の物た――
「ぐあぁっ!」
121池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/02 19:50:22 ID:ZLS4uIeV
「えー……、と……」
クラクラする。そろそろ俺の頭の方もダメージで壊れ始めてきたか。
「ああ、そうそう。ダイエットだったな」
「うん」
澄ました顔で頷く妹。
「じゃあ、これ以上口出ししても聴かなさそうだから、お前の好きな方法でやるといいさ」
「最初っからそうすればいいのに、まったく、世話焼きな人だなあ」
バカにするような口調で言いながら、さっきのように床にうつ伏せになる妹。
そして、直ぐにバタ足を始めた。
「……」
……恐ろしくバカっぽい……。
砂漠で熱にやられて、『やった、水だ! 水があるぞ! うわっほぉーい!』
って感じで地面に這い蹲ってるみたいな。
「ねえ、お兄ちゃんもやれば? 多分痩せるよ?」
しかも、正気な奴にまで『おいっ、お前も一緒に泳ごうぜ!』
とか、そんな感じだ。
「いや、俺は遠慮しておく。俺はここで、お前の事おうえん(←あえて変換しない)してるよ」
俺は丁重にお断りすると、妹の様子をテレビを見るついでに見守ってあげた。

「うぅ……」
5分ほどして、無様に床にへばりつく妹。もはや足は動いていない。
「もう疲れたのか?」
「うん……」
頬を床につけたままで返事をする妹。ザマアミロだ。
「ヤングだから大丈夫なんじゃなかったのか?」
「……ううん、私、もうダメ……」
妹はそう言いながらゴロッと横に転がって、仰向けになる。
「私、調子に乗っちゃってた……ヤングなんかじゃなかった……
 私、まだまだふにゃっふにゃの……そう、ペヤングだった……」
「頭おかしいんじゃねえのか? 病い――ギャアアム!」
本日四度目の飛び蹴りを食らって、俺は遂にノックダウンした。
まだまだ元気じゃねえか、あのヤロウ。
122池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/02 19:53:56 ID:ZLS4uIeV
書いたあとに後悔。ボケとツッコミの区別を書く前につけとけばよかった。
123116:05/03/02 21:27:24 ID:0FO+P9Sx
116の続き
「お、お兄ちゃん・・・」
涙声で妹がふりむく。
「ん、ちょっと待って」
俺は左手をお尻に軽く添え、ゆっくりと指を引き抜く。
「・・ああ・・ん・・」
妹が妙な声をあげる。
ぴったり閉じていた割れ目が綻び、中身が少し覗いた。
光るものが見えたのは気のせいか。
引き抜いたあと、ティッシュで指を拭う。
もう一枚ティッシュをとり、妹も拭いてやろうとすると、割れ目からひとすじの雫が・・・
ティッシュをたたみ、そっと割れ目にあてがう。
「イヤッ!恥ずかしい!」
妹が激しく恥らう。
それに構わず、割れ目から肛門まで出来るだけ優しく拭いたあと、パンツとズボンをはかせた。
気づくと妹はしくしく泣いていた。
「バカァ・・お兄ちゃんのバカァ・・恥ずかしかったんだから〜」
「よし!これでとりあえず大丈夫だぞ」
妹を寝かしつけ、布団をかけてやる。
枕に顔を埋め、泣きつづける妹。
そんな妹の乱れた髪を左手で整えてやり、そのまま頭を優しく撫でてやる。
「お兄ちゃん・・・」
しゃくりあげながら妹が言う。
「・・ん・・なんだ?」
「ありがとね」
「・・・・・・・・・」
それには答えず、俺はそのまま妹を撫で続けた。
124名無しさん@初回限定:05/03/03 00:18:51 ID:XpeLQasn
朝おきたら、妹が「116続きキターーーーーーーーーーーーーーーー」
と叫んで血涙を流していた
>>122
全然違和感ないっすyp!!
GJ!
125名無しさん@初回限定:05/03/03 00:21:35 ID:pxvV49Wg
>>池魚氏
アホ妹ワロタw
>>名無しさん
かなりエロかったです(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹の心を読めるようになった。
126名無しさん@初回限定:05/03/03 20:49:56 ID:p+oajmX4
妹が風邪をひいて家で寝ていて様子を見に行ったら、
「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。という事らしい。
妹は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!と半分ケツをペロリとだした。
ロケット型の白い座薬を妹の※にゆっくりと入れる。
が、直ぐケツの力で這い出してしまう。
奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、
引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
指に不自然にそれをハメると
妹は何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
127名無しさん@初回限定:05/03/03 22:35:03 ID:GGpw5RTZ
>>126
以前、これのフル版をもとに書いたSSがあったな
128名無しさん@初回限定:05/03/03 22:49:19 ID:ZOOtHt3f
>>127
見たことあるw凄くえっちいSSだったような。
129名無しさん@初回限定:05/03/03 23:10:25 ID:myCRQ3lW
いいところで省略ズンドコドーン!_| ̄|●
130突発屋 ◆63./UvvAX. :05/03/04 00:01:25 ID:1groa/hl
朝起きたら妹が風邪をひいていた


「こりゃまた、珍しいこともあったもんだ。」
「う、うっさ…ぃ……ごほごほ!」
パジャマの上に袢纏を羽織り、背中を丸めて食卓に着いてる未央が寒そうに
粥を啜っている。顔が見えなくても全身から滲み出ている気怠さと『しんど
さ』だけで様態がわかってしまうほどに症状が重いらしい。
「おおかたアレだろ、先輩と遊びすぎて疲れたのが原因じゃないのか? お
前は暇人だから構わないけど、先輩は生徒会の仕事とかあるんだから、あん
まり迷惑かけるんじゃないぞ?」
「わ、わかってるよぉ……!」
まぁまぁまぁと取りなすお袋の顔を立てて、それ以上の追求だけは勘弁して
やることにする。
「学校、休むんだろ? 先輩に伝言とかあるか?」
「ううん、あとでメール送るからいい。」
「メール? 先輩、携帯持ってたっけ?」
「この前買ったんだよ、知佳ちゃんとお揃いのやつ。帰って一緒に取説読む
って言ってたから、知佳ちゃんに聞いたら良いよ。」
「ほほぅ……………」
131突発屋 ◆63./UvvAX. :05/03/04 00:02:33 ID:1groa/hl
「……あ、先輩! おはようございます。」
それから30分後。すっかり朝の日課と化した『お迎え』に来てくれたマイ
彼女の知佳と寄り添って登校。いつもと同じ幸せそうな微笑みで下から見上
げてくる視線が最高の清涼剤なのだ。
「……未央さん、お風邪なんですか? 偶然ですね。」
「偶然?」
「家でも、お姉ちゃんが急に熱出して寝込んじゃってるんです。昨日までは
元気だったのに朝からフラフラで、病気って本当に怖いって思いました。」
「…………今朝から………」
「はい、すごい熱が出てて。大丈夫なのって声かけたら『知佳に移ったら
大変だから』って部屋に戻っちゃいました。」
「……………………………………………………」
「あんまり風邪とか引かないから、ちょっと心配です。インフルエンザも流
行ってるみたいですし、私、あんまり体が丈夫じゃないから……」
「……………………………………………………」
「………未央さんも心配ですけど、先輩も…………先輩?」
「あ……いや、ホント奇遇だな。」
「はい。先輩も、くれぐれも気をつけてくださいね?」
「うん、そうすることにするよ。それよりも未央に聞いたんだけどさ、楓さ
んと一緒に携帯電話買ったんだって?」
「えへへっ、お姉ちゃんとお揃いです。一緒に説明書読んだんですけど、私
要領悪いから良く解らなくて……」
「それじゃ俺が教えてやろうか? 今日、放課後空いてる?」
「あ、はい、勿論ですっ! すごく嬉しいです。」
未央と楓さんが同時に風邪………まさか、と妙な邪推をしてしまう朝だった。
132突発屋 ◆63./UvvAX. :05/03/04 00:05:17 ID:1groa/hl
ブートドライブが飛びました>挨拶

生き残ったデータのレスキューと環境の復元が大変大変。
今週末(といっても明日明後日?)あたりから本格復帰したいと
思ってますので、ヨロシクです♪
133名無しさん@初回限定:05/03/04 00:25:59 ID:ZSUJ9Dhv
>>突発氏
乙かれ様です。
救出がんがってくだちい。
それはそうと……やっぱり粘膜感染?


朝起きたら妹が「今注目をあびる優れた兄特集」なるものを見ていた。
134名無しさん@初回限定:05/03/04 03:31:59 ID:7OfSLhA2
>>突発氏
おつです。
データ大丈夫でしょうか…?


朝起きたら妹が許嫁だった。
135名無しさん@初回限定:05/03/04 16:20:33 ID:XL9sjOzb
朝起きたら妹が時間外取引で大量の株を取得していた。
136名無しさん@初回限定:05/03/04 16:37:12 ID:7ScdP/vx
乗っ取られそうになったお兄ちゃんが、交際している幼馴染に大量の新株予約権を出した
137名無しさん@初回限定:05/03/04 16:42:23 ID:fC5uTiNn
妹が幼馴染と徹底抗戦の構え
138名無しさん@初回限定:05/03/04 16:58:32 ID:Mrb2/zWu
幼なじみと妹がM&A(吸収合併)していた。
139名無しさん@初回限定:05/03/04 17:13:59 ID:XL9sjOzb
事態を重く見た父親が法改正の動き。
140 ◆660/7Q/21k :05/03/04 19:22:00 ID:rRKoR+Ly
>134
朝起きたら、妹が許嫁だった。


「というわけですので、ふつつか者ですが今後ともヨロシク」
「ディア! 愛を感じるわ!」

枕元でいきなり三つ指突いて許嫁宣言しやがった妹の秀でた額(広いデコともいう)をぺしっと叩いた。
無論回復などしないし、ましてや妹はゾンビなどではないがダメージは与えられる。

「あうち。何をなさいますか兄様」
「古人曰く『寝言は寝て言え』」
「誰の言葉ですかそれは。俄に信じ難いことでしょうが、これは現実です」

うっすら赤くなった秀でた額(デコッパチとか言うと怒る)をさすりつつも表情はマジだ。
真顔でこの手のジョークをかませる程擦れた娘ではないので、ひとつ確認してみる。

「ところで誰にそんな戯れ言を吹き込まれた?」
「父様と母様ですが。ちなみに二人とも大真面目でした」


そこでこたつでみかんを食べていた両親を襲撃した結果、
母親のカウンターの掌低で沈められた後、やっぱりジョークだったことが判明した。


「残念です。せっかく念願の兄様を手に入れられたと思っていましたのに」

……じょ、ジョークだと言ってくれ、たのむ!!
141 ◆660/7Q/21k :05/03/04 19:26:45 ID:rRKoR+Ly
多忙と意欲の欠如により離脱してはや十ヶ月。
久々に覗いてみたら、まだあったんでつかこのネタスレ。

というわけで、上のネタが本当だったバージョンを書きかけたところ、
収集が付かなくなりそうだったので路線変更しますた。
ヘタレでスマンカッタ。
142名無しさん@初回限定:05/03/04 20:00:17 ID:r0GjO2VY
>>141
GJ!!!そして・・・


幼なじみの女の子「ころしてでも うばいとる」
143名無しさん@初回限定:05/03/04 20:46:04 ID:2pMN8mD/
あ、新妹獲得権欲しい・・・
144名無しさん@初回限定:05/03/04 22:47:08 ID:I1sj8TWS
>>127-128
詳細
145Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/05 18:50:25 ID:cayhlkSA
朝起きたら妹に、「私が許婚」宣言をされた。…恥ずかしいからやめてくれ、マジでorz
…って、既出ですね。…とりあえず自己流で書いてみます。
146名無しさん@初回限定:05/03/06 09:32:03 ID:lT+03Klt
朝起きたら妹に、魔剣を渡された。
「これで世界を征服するのです、
 そうすれば誰も兄さんと私の結婚に反対できない……フフ」
147池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/06 12:00:19 ID:WcOwlFfb
 朝起きたら妹の心を読めるようになった。

朝。居間へ行くと、いつもは朝の弱い妹が何故か既に起きてきていた。
「おはよう」
「あっ、おはよ、お兄ちゃん」『げっ、起きてきちゃった!』
……あ?
何か今、声が二つ聞こえてきたような。気のせいか?
『あっ、やば、不審がってる? バレてないよね……?』
またなんか聞こえた。
確かに妹の声なのだが、目の前の妹の口は動いていないし、
聞こえてくる方向もなんだかはっきりしない。……幻聴?
「……どうした? 何かあったのか?」
これがもし幻聴だったとしても、何か別のものだったとしても当り障りのない反応をしておく。
「ん? 特になんにもないけど……なんで?」『やっばー……でも、バレてはないかな……?』
不思議そうに問い掛ける表情と、焦った声がマッチしていない。
やっぱり、これはきっと妹の心の声なんだ。多分。
……となると、妹は今、何か隠し事をしていると見て間違いないだろう。
「なあ、何か隠し事してないか?」
そのものズバリな質問をしてみる。
「えっ!? し、してないよ!?」『怪しまれてる……! どうしよう、あれバレたら人生終わる……!』
やはりな……。だが、心の声が聞こえるようになった今、俺に隠し事は出来ないッ!
「してるだろ、絶対。バレてんだよとっくに」
「なっ、なんでもないってば!」『何で気付いてるんだろう……このままだと……』
明らかに焦りが出てきている妹。こういう状態のを虐めるのは楽しい。
「ははっ、嘘つくの下手だなー、お前は」
『「もうっ、からかわないでよ!」』
お、本心が表に出た。
「あんまり分かりやすいんでなー、弄ってやらないのも可哀想だろ」
『「う゛〜……もうやだぁ!」』
半泣きになりながら自室へと逃げ帰る妹。
「クックック……百年後に出直して来なー」
何か大事な事を忘れている気がするが、とりあえずそんな事はどうでもいい。
148Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/06 20:22:44 ID:VakzSHT7
朝起きたら妹に、「私が許婚」宣言をされた。
「お兄ちゃんは、私のものなんだから。…クスクス」
あのー、悠理?…ものすごい怖いんだけど…。
「…私だって、悠君への思いなら負けないよ?」
…一番怖いのは、間に挟まれている僕だったり…。
どっちを選んだとしても、修羅場確定だ…。
「…クスクス…。どっちを選んでも大変だけど…どっちにするの?」
「…ウィ、ウィル姉…。…そりゃ、ビアンの姉さんには関係ないかもしれないけど…。」
「…ノンケな2人の奪い合いより…私が奪っちゃった後の展開の方が面白そうね…クスクス…」
「…バイですか…さいですか…orz」
彼女たちには、つくづく敵わないなと思ったのでした。
「……君の友達が知ったら…殺されそうね…悠君♪」
…なんだかんだいっても、みんな人並み以上に可愛いし、容姿も良いし…。
「…あはは…勘弁してよ…orz」
平和な日常を返してほしいと思った、悠なのであった。
(了)
149名無しさん@初回限定:05/03/07 02:08:31 ID:o8XXqQ7t
まさか昼間投下とは。
しかも両氏とも見事1レスにすませてる。すげぇ。


朝起きたら妹がドラゴ〇ボール集めてた。
まさか実際するとは…。
150名無しさん@初回限定:05/03/07 02:54:12 ID:tVJlnkxf
うぉ、某所で518氏を見つけてしまったw
151名無しさん@初回限定:05/03/08 13:20:52 ID:0kLzeu32
朝起きたら妹の合格発表があった。
152名無しさん@初回限定:05/03/08 18:05:10 ID:RshhO8Hv
朝起きたら妹と2人で見知らぬ土地にいた
153池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:26:56 ID:/a6UP9c9
さて、今だ存在を覚えている人はいるでしょうか。
前スレ>>433で予告して、そのままほっぽってた、『朝起きたら妹の尻にひかれてた。』
来週中ぐらいに投下とか言ったまま、遂に2ヶ月が経過しようとしております。
今回の教訓を活かして、次からは無茶な計画は立てないようにします。
じゃなくて、予告したらしたでちゃんと真面目に書くようにします。

・前スレ>>298-303,426-432を先に読まないと、さっぱりぱりぱりパリッパリ。
・次のエロシーンに向けての繋ぎシーンなので、
 ギャグを求めない。エロを求めない。萌えを求めない。何も求めない。
154池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:27:52 ID:/a6UP9c9
――わた――いいっ――すご――
息が詰まり、頭の中が真っ白になる感覚が続く。
「っ……ひっ……!」
目の前がちかちかするほどの快感が走り、このまま意識が飛んでしまうのではないかとさえ思える。
背筋に強制的に力が入り、首や足だけで体が持ち上がるくらいに体が反っていく。


もう、十秒以上経っただろうか、ようやく快感の波がおさまり、
何とか自分の体程度には気を配れるぐらいになった。
「はぁっ……ぁっ……くっ……はっ……!」
呼吸をするだけの余裕が戻り、徐々に筋肉から力が抜け、浮いていた身体がベッドに沈み込む。
秘所に差し込まれた指には、まだ痙攣が続いているのか、いまだ指をビクビクと締め付ける感覚がある。
私はそっと指を引き抜くと、それを顔の前に持ってきた。
「はぁっ……はぁ……」
ぼんやりとした視界の中に、窓明かりを受けててらてらと光る私の手が映る。
袖口が汚れてしまっていたのが目に入った。
なのに、それを直ぐにどうにかしようという気になれない。
ただ手を置き目を閉じて、淡く残る快感の余韻を味わった。

自分の心臓の波打つのが聞こえる。
トクントクンと、徐々に静まっていくのを感じる。
――私……あんな妄想で……オナニーして……
絶頂の余韻が引いていくのにつれて、自己嫌悪が強さを増していく。
目を開き、愛液に塗れた手を眺める。
――あんな……まるで変態みたいな……
その手を、そっと下に伸ばした。
指先に、熱い、ぐしょぐしょに濡れた私の性器が触れる。
――それでこんなに……興奮しちゃって……
くちゅくちゅと、溢れた粘液を指で弄ぶ。
私の垂れ流した愛液の、その量をしっかりと感じながら。

――私は……
155池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:29:08 ID:/a6UP9c9
――コンッコンッ
「おい、起きてるかー?」
背後から、突然かかる声。
「わっ――」
ビクッと身体を震わせ、慌てて片手でスカートを払い戻す。
――ガチャッ
「ちょっと来い、さっきの――って、なんだ、まだ着替えてなかったのか」
私が返事をするのも待たずに入ってきた兄は、もうベッドの脇まで入ってきてしまっていた。
間一髪、腰まで捲くれ上がっていたスカートはギリギリで元に戻せたようだ。
「えっ? あ、うん、なんか、久し振りの学校で疲れちゃって」
言いながら、私は一瞬で目を走らせて他に不自然な点がないか探す。
服は多少乱れているが、問題ない。今日はなにも道具は使っていないから、それも大丈夫。ただ……
――手が、濡れちゃってる……!
「……と、ところで何の用? 料理できてから呼ぶんじゃなかったの?」
身体を起こして、ベッドの脇に腰掛けるような姿勢に変わる。
足を投げ出して、手を後ろについて。兄から手が見えないような位置になるべく自然に持っていく。
「おお、それそれ料理だ。それでお前を呼んだんだ。さっさと来いよ」
「えっ……まさかもう出来たの?」
兄にしては早過ぎる。それとも、私はそんなに長い間……していたのだろうか?
「フッ……俺がお前に言いたい事は、一つだ」
「……な、何……?」
兄は突然膝を床につけると、そのまま私の足元で土下座して、
「俺には料理は無理でした、どうか変わりに作ってください!」
「ちょっ、ちょっと、やめてよ! 分かったから、作るから……その……」
兄としてはウケを狙ったのかもしれないが、私にとってこれは笑い事ではない。
――そ、そんな位置から見たら……中が……
私は足を横に捻り、スカートを手で必死に押さえる。
兄は私の返事を聞くと直ぐに立ち上がり、
「オーケー、それじゃ早速頼む。もう昼飯とは呼べない時間になっちまうし――」
兄の言葉が、突然止まる。
「……ど、どうしたの?」
「――それ……ベッド、なんか濡れてないか?」
156池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:30:11 ID:/a6UP9c9
兄の視線は、ベッドの中央、さっきまで私のお尻が乗っていた辺りに向いている。
慌てて首を向けると、確かにそこは、丸く濡れてしまっていた。
――さっきの……濡れちゃってる……!
「えっ、あ、ああ〜……これ、さっき飲み物こぼしちゃってさ」
口から出まかせに嘘をつく。頭がいつもみたいに回ってくれない。
嘘を言った後で、自分で信憑性の無さに呆れたほど。
さっきまでそこに寝ていたのに、どうやってあんな位置に飲み物をこぼすというんだろう?
「ふーん……」
疑っているのか、信じているのか、どちらとも分からないような声を出した。
そのまま、兄はベッドの上を見回す。
――な、なに、今度は……?
十秒も経っただろうか、ようやく兄は口を開いた。
「……俺になんだかんだ言っておいて、お前も案外ドジだな」
私を馬鹿にするように、軽く笑って言った。
「つ、疲れてたから……はは……」
ぎこちない笑いがこぼれる。
兄は本当に信じてしまったようだが、こっちは気が気でない。
「……さっ、早くお昼作っちゃおっか。お腹空いたでしょ?」
この部屋にいつまでも居られては、また何に気付くか分からない。
早くこの部屋から兄を追い出したい。その気持ちが、どんどん強くなっていく。
「おおっ、そうだな。早く行こうぜ」
私の肩を後ろから押して、外へと連れ出す兄。
「きゃっ、ちょ、ちょっと……」
部屋から出るのはとりあえず兄だけで良かったのに。
兄が出たあとで、部屋の中で手を拭いたり服を整えたりしたかったが、仕方ない。
首だけ振り返って部屋の中を未練がましく見つめ、溜息と共に歩き出した。

――手、どうしよう……
風を受けてひんやりと冷たい右手を、兄から見えないよう身体の後ろに回して歩く。
少しずつ自然に乾燥してきてしまっているが、
空気にあまり長く触れていると、今度は多分、雑菌で匂いがでてきてしまう。
どうにかして、早く拭き取らないと……。
157池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:31:05 ID:/a6UP9c9
階段をとんとんと下りながら、私は考えをめぐらせた。
手は……そのうち何かで拭き取れるかな……?
先を降りる兄の背中を警戒するように見る。
流石に制服で拭くわけにはいかないけど……。
紺のスカートで拭いたりしたら、白く染みが残ってしまう。
――それに、こっちも……
スカートの中、私の太腿と、その付け根も。
さっき触ったまま慌てて隠したから、まだびしょびしょに濡れてる筈――
「っ!?」
「ん?」
私が息を飲んだ音に反応して、兄が振り返る。
「どうした?」
「……なっ、なんでもない! 足滑らしただけ……」
左手のひらを振って、兄に前を向かせる。
……最近、言い訳してばかりだな……。
少し憂鬱になって、それから、左手でスカートの上からお尻を触る。
「……」
何度も探るように撫でてみても、私が期待する感触は得られなかった。
――やっぱり……履いて無い……!?
手を隠したり、ベッドが濡れてたりで、下着を履いてないことに意識が全然向いてなかった。
――どうしよう……濡れてるとか、そんな事言ってる場合じゃなくなってきた……
今私が履いているスカートは、長さが膝より少し短いくらいと、
今時の女子高生にしては結構長い方だと思う。
それでも、やっぱり見えるときには見えてしまうものだ。
こんな、下に何も履いてない状態で兄にスカートの中を見られでもしたら……。
きっと、これからずっとそういう眼で見られることになるに違いない。
今までよりも、ずっといやらしい眼で――
――いやっ、ダメだダメだ……見られたらなんてそんな……
首を軽く振って、考えを振り払う。
……今の想像の所為なのか、顔が熱い。
こんな事を考える前に、見られないように最善の注意を払わなくては。
私は息を深く吸って身体を落ち着かせ、やがて台所へと辿り着いてしまった。
158池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:33:24 ID:/a6UP9c9
台所に入ると、兄がキッチンを指差して言った。
「いや、俺も一応自分で作ろうと努力はしたんだがな」
頭を掻きながら、照れたように笑う。
兄の指差す先には、包丁だのまな板だのが置かれていたが、調理の行われた形跡は無い。
「なんにもやってないじゃない。あれだけ時間かけて、ずっと何やってたの?」
スカートの中を意識しながらも、私は普段どおりに振舞う。
手は、濡れているのが見られないように後ろ手に組みながら。
兄は今度は炊飯器を指差して、
「いや、ちゃんと見ろよ。ご飯だけは炊いたんだ」
自分の行為をアピールするように、何度も指を差している。
確かに、見たところ一応炊いてはいるようだった。『炊けて』いるかは、別にして。
やがて兄は手を下ろしこちらを振り向いて、
「それでチャーハンでも作ろうかと思ったんだが、他に何が必要なのかわからなくてな……」
「わかんないなら他の作ればいいのに……」
私は、兄に聞こえるぐらいの大きさの声で愚痴た。
こんな事で呼び出されなければ、無駄なスリルを味わう必要も無かったのに。
「ま、いいわ。チャーハンね、作ったげる」
私はわざとらしく溜息をついて流しに向かい、直ぐに蛇口を捻る。
――やった、ようやく手が洗える……
料理をするのだから、手を洗うくらい当然の行為だ。
それまで濡れていたことに気付かれないように、可能な限り早く手を流水に晒した。
――うぁ……ぬるぬるする……
指の間まで纏わりついているぬめりがなかなか落ちてくれない。
それが自分で出した液の所為だということを、否応無しに意識させられる。
「なー、なるべく早く作ってくれよ?」
少し時間をかけて念入りに手を洗っていると、背後にいる兄から催促がかかった。
その時にはもう殆ど手は綺麗になっていたので、私は直ぐに水を止め、手を拭く。
「ごっ、ごめん、お腹空いてるんだっけ」
……そうだ、兄さんが後ろにいるんだった……。
ということは、私が調理している間、ずっと後ろから見られ続けるの……?
下着履いてないのって、スカートの上から分かんないよね……?
不安が、私の胸を渦巻く。
159池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:34:12 ID:/a6UP9c9
私は横から野菜を取るふりをして、こっそり兄の様子を確認する。
「……」
……やっぱり、見られてる……
背後に腰掛ける兄の視線は、完全に私のお尻に向けられていた。
昨日、それに今朝受けた視線と、全く同じもの。

「っと」
ネギを刻む包丁が、何度も私の指を切り落としそうになる。
私はさっきは何も気付かなかったように調理に取り掛かったが、
見られていることを一度意識してしまうと、もう頭から離れなくなってしまう。
――恥ずかしい……
たぶん、今私の顔は耳まで真っ赤になっているだろう。
狭い台所で背後に座る兄の顔と、私の下着を履いていないお尻との間は、
手を伸ばせば簡単に届くくらいの距離しかない。
――あんまり見られたら……履いてないのが……
チラチラと背後を確認する度に、兄のいやらしい眼つきが目に焼きつく。
「……は……ぁ……」
小刻みに震えた息を細く吐き出す。
身体の奥が羞恥で熱くなり、心音が徐々に早足になっていく。
冷静に考えれば、スカートの上からいくら見つめたところで、
その中の下着の有無なんて分かりはしないというのに。
――恥ずかしい……恥ずかしい……!
――パンツ履いてないだけで、こんなに違うなんて……
今まで受けてきた視線と何も変わらないはずなのに、
今までで一番、……一番、身体が熱い。
――見られてる……私、こんな恥ずかしいところ見られちゃってる……!
そう、恥ずかしい。今すぐ逃げ出してしまいたいほどに。
それなのに、……それなのに私は、この状況から逃れる方法を考えようとしていなかった。
羞恥で頭が回らなかったのではない。不可能だと諦めていたのでもない。
私も、自分で気付かないわけには行かなかった。例えそれが認めたくないことでも。

……私の身体に、再び火がついてしまっている事を。
160池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/08 23:40:32 ID:/a6UP9c9
次はエロシーン。
本来なら、『直接触ったりしないで何処までエロをやれるのか』を試そうとして企画したのに、
何度書き直してもダメだったので変更。残念。

今度はさっさと続き書き終える(つもり)なので、責めんと。
161名無しさん@初回限定:05/03/09 00:03:22 ID:vloKrhCI
「お兄ちゃん!起きてよ!今日は合格発表の日だよ!」
その日俺は、いつものように大声で妹に叩き起こされた。
寝ぼけまなこで上半身を起こした俺だったが、ふとあることに気付く。
「……合格発表って、身近に誰か受験生なんていたか?」
「むっふっふ〜」
何やら含み笑いをした妹は、筒状に丸めた紙を取り出して開いてみせた。
『合格者』と銘打たれたその紙には、中央にぽつんと俺の名前が書いてある。
「じゃ〜ん!お兄ちゃんは私の恋人試験に合格しました〜!」

朝起きたら妹の合格発表があった。

「オヤスミ」
「ちょっ、ちょっとお兄ちゃ〜ん!お兄ちゃんてばぁ!」
162名無しさん@初回限定:05/03/09 02:40:04 ID:wmHysSvU
>>池魚氏
妹視点もいいですな〜(*´д`)ハァハァ
GJ!
>>161
面白そうなんだけど続きはマダー?
163名無しさん@初回限定:05/03/09 18:25:25 ID:+pN3RJDN
朝起きたら妹が小さくなっていた
164名無しさん@初回限定:05/03/09 22:39:08 ID:w/fVVNw/
>>池魚氏
ぐじょぶ!エロい!最高!(*´д`)ハァハァ

>>161
激しく続き読みたいんですが(*゚∀゚)=3ムハー


朝起きたら妹が「お兄ちゃん、お花見行こう♪」と言い出した。
165名無しさん@初回限定:05/03/09 23:39:49 ID:H7K+q8Lv
>>池魚氏
妹視点の方がエロい!!!!1
GJ!!
166Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/09 23:45:12 ID:2VQBSWns
>>150
朝起きたら妹が、某所って…どこかな?…どこかな?と言っていた。
「えっと……2回言うな…だっけ?」「…私はカナ坊じゃないもん」
「…なぜそれを知ってる!?Σ( ̄▽ ̄;)!!」
…いや、本当に気になってしまっただけですので…orz
167名無しさん@初回限定:05/03/10 01:13:36 ID:0CxKVFvt
>>166
探してまで読むほどのものではないとふ
168名無しさん@初回限定:05/03/10 02:01:04 ID:ukl1nhMu
朝起きたら妹が(゚д゚)シメジ
169名無しさん@初回限定:05/03/10 04:02:17 ID:SVrTHO2j
朝起きたら妹が、「さがさないでください」という書置きを残して失踪していた。

どうせ夕方には帰ってくるだろうに。空腹で。
170名無しさん@初回限定:05/03/10 09:14:41 ID:Fmlesq/U
>>168
プチワロタ
171名無しさん@初回限定:05/03/10 17:41:06 ID:5RxlzJzV
朝起きたら妹が決算。
「株主のお兄ちゃんのおかげで、今年も黒字だったよ!」
「おお、良かったな!」
「決算だから、株主優待を進呈しちゃうよ!」
非上場銘柄「妹」の株主優待とは!?


……○| ̄|_職人さん、おながいします
172桐莉兄:05/03/10 18:29:08 ID:WCI/vf+S
んぐー。
雛祭りに書いてたやつ、思いっきり遅れちゃったけど投下しても宜しいでせうか?
173名無しさん@初回限定:05/03/10 18:58:32 ID:ukl1nhMu
>>172ぜひお願いします。

朝起きたら妹が届いた
174名無しさん@初回限定:05/03/10 19:03:01 ID:ZyYNY6+K
朝起きたら妹が都都逸
175名無しさん@初回限定:05/03/10 19:09:00 ID:FerfxlXW
かわいそうだよ〜ズボンのおなら〜
右に左に泣き別かれ〜
176名無しさん@初回限定:05/03/10 19:12:19 ID:IFTUPSwi
>>桐莉兄氏
お正月だろうがバレンタインだろうが
ホワイトデーだろうがガンガン投下おながいしまつ。

朝起きたら妹が新鮮ぴちぴち
177桐莉兄:05/03/10 19:23:47 ID:WCI/vf+S

「うしっ!兄ちゃんっ、逝って来るーっっ!!」
「……何処へ逝くつもりだゴルァ(汗)」

朝起きたら妹が、戦闘準備バッチリだった。

「止めはしないが、俺のSIGとパイソンは置いてけ」
「ぬぅ…けち臭いこと言うななのス」
「腰に下げてる物も置いてけ」
「この鉈と手斧は桐莉の私物スよ!」
「…………………風花 武装解除(フランス・エクサルマティオー)!!」

突風を巻き起こし、桐莉の武装を無理矢理剥ぎ取る。
……俺の後ろでヤマモトさんが必死こいて羽ばたいて居るのは目の錯覚だ。

「ぬぁっ!?何をするだぁーッ!ゆるさーんっス!!」

一体何処に詰め込んでいたのか、桐莉の制服からボロボロ零れ落ちる大量の銃火器。

「P90にMG42、RPG−7やパイナップル手榴弾まで!?」
「うぃス!制服の下にはサラシ巻いて、防弾チョッキも着込んでるのス!防御もばっちしだぁーッ!!」
「義体妹でもこんなに持ち歩いて居ないぞ!このやけに使い込まれた感バッチリの凹んだ金属バットは何だよ!」
「桐莉はこれから戦いに行くのス!生き残る為には準備が必要なのスよッ!」
「だぁぁぁーッ!だから、抜き身で日本刀下げて外を出歩こうとするのはやめーぃッ!?」
「兄ちゃん退いて!そいつ、殺せないッ!」

急激に、膨れ上がる殺気。
桐莉が刀を構えてこちらに突進して来た。

「うっ、ウソダドンドコドーンッ!?」
「ぼ、ぼっちゃまァァァーーー!?」
178桐莉兄:05/03/10 19:24:30 ID:WCI/vf+S
嗚呼、まさか『BADEND・NO.4 兄退けヌッコロス!』が俺のラストビジョンだとは思っても居なかった。
何処で選択肢を間違えちまったんだろう。
夕べ、嫌がる桐莉の尻に指突っ込んで座薬プレイを強要したのがまずかったのか?
分からない、けど、今は反省している。

「全軍突撃ッ、シスパレードマァァァチッッッ!!!」
「ちぐしょうーーーっ!あの太陽が最後に見るものだなんて嫌だァァァーーーッッ!」

ズッドーーーーーーーーーーンッ!!! がらがらがら……。

崩れ落ちる壁。
俺の……『背後』から、突き出た……銃剣?パイルバンカー?
いや、寧ろ……巨大浣腸器!

「桐莉ちゃんに狙われてたのは、たかくんじゃなくて私だよ」
「七華ぁっ!?」
「ぬぅッ、ついに七華聖典まで持ち出して来やがったのスかッ!」
「隆浩、危ないから其処退いた方がいいぞ」
「え?」

由紀に言われて天を仰ぐ。

――ザクッ。

ほぼ同時に。俺の前髪を掠めて、落ちて来た刀の折れた切っ先が地面に突き刺さった。
179桐莉兄:05/03/10 19:25:17 ID:WCI/vf+S
「ギャァァァス!?(涙)」
「ちぃっ……流石は近親姦批判の害念武装ッ、厄介な相手なのス!」
「妹葬機関第七位の称号は伊達じゃないんだよっ!」
「ぬぅっ、それでもッ、桐莉は絶対に負けんのだぁーーーッ!」

桐莉の姿がぼやけ、十二体に分裂。
これは……スタンド能力かッ!?

「シスター・チャリオッツ!」
「うわぁぁぁぁっ、ななねぇっ!上から一斉に襲って来るゥゥゥーーーッ!」
「大丈夫だよ。今日はたっぷりと練乳を飲みまくって来たもんっ、ハイパーモードで元気百倍だよっ!」
「む〜んっ、死ねィ!錐串刺しの刑なのス!」
「――高速思考展開。0.2秒後に右から、更に0.1秒後に左後ろと上からの同時攻撃――」

最低限の挙動で、七華は次々と攻撃を避ける。
当たりそうで当たらない。

「桐莉ちゃんは『何で桐莉の攻撃が全然当たらないのスか』って言うよ」
「ぬぁぁぁぁっ!何なのスか!何で桐莉の攻撃が全然当たらないのスかァッ………はっ!?」
「未来予測はアトラスの練乳術師の得意技だよっ♪」
「……をい、妹葬機関はどうした……(汗)」
「ってゆーかぁ。桐莉のスタンドが弱っちぃだけじゃないのー♪」
「くぅっ…屈辱ス!レクイエムになれば最強候補の一角なのスよぉーーーッッッ!!」
「どんなに激しく攻撃しても、当たらなければ無意味だもんっ!」

怒涛の攻防は続き、部屋の中はどんどん破壊されて行く。
嗚呼……こいつら、何でこんなに仲が悪いかなぁ。
180桐莉兄.:05/03/10 19:32:30 ID:WCI/vf+S
「要するに先読みされてるから当たらんのス!先読みしても避けられない速さで動ければ桐莉の勝ちなのス!」
「ふーん、桐莉ちゃんにしては冴えてるね。だけど無理だよ。私、未だ本気出してないもん」
「………ッ、今に泣きっ面に蜂だぁーーーッ!」
「桐莉でも七華でも、どっちでも構わんからさっさと勝負を決めちまえっ!」
「最適戦略!」「蒸し暑いから脱ぐーーーッ!!!」

ズバーーーーーーッ!!!

十二人の桐莉の衣服が一斉に弾け飛び、攻撃速度が急激に上昇。
だけど、其れは防御力を犠牲にする諸刃の剣だ。
七華に捕獲されたら、恐らく練乳を塗りたくられて、陥没乳首を吸い出されるに違い無い。

………七華、がんがれ!隆浩は練乳系暴走幼馴染を応援していますッ!

「すっごいぶっ飛べっス!」  「ななねぇっ!?」

十二人が二十四人に、二十四人が四十八人に、四十八人が九十六人に、
無数の桐莉が一斉に七華に飛び掛り、刹那、其の背後で一人の桐莉に収束する。
腰溜めに構えた桐莉の錐が、勢い其のまま七華の尻穴に突き刺さる―――――かに見えた。

「計算通り、だよ」

がぃぃん、と、ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸の当たったような音。

「おぉぉっ、やったッ!この音!いつも聞く『波紋』の流れる音だッ!」
「ってゆーか、ななねぇの立ちガード成功の音だろ、バカ浩」
「まだまだだね、桐莉ちゃん。攻撃に移る瞬間の隙を突けば、どうにか防ぎ切れる位の速さだったよ」

『オラァッ!』

七華のスタンド、クレイジー・だよもんドの腕が、シスター・チャリオッツの錐を弾き飛ばす。
181桐莉兄.:05/03/10 19:33:23 ID:WCI/vf+S
「ぬが――」
「極死・七華!」

同時に、アクロバティックな動きで七華が跳躍、桐莉の頭に手を突き―――

「ひ……っ!?」

               ――ずしゅっ。

  ――飛び散る、赤。
                      ――崩れ落ちる、桐莉。


「きっ、桐莉ぃぃぃーーーっっ!?」

……濃密な紅に手を染めて、七華が静かに呟く。

「何もかも、赤い、よ」
「お、お、お、お、おまえなぁっ、極死はやり過ぎだろぉッ!?」
「あーあー。隆浩の部屋、ぼっろぼろの上に血塗れだな」
「たかくんは赤い部屋が好きかな?……かな?」
「いやぁぁぁぁぁ、ひぐらしのなくコロニー!?」

其れは、一瞬の交錯。
右手で桐莉の頭に手を突き倒立。
残された左手で、桐莉の………………………鼻の穴に指を突っ込んだのだ。
そりゃもう激しく、奥の方までずっぽしと。

「ぬがはぁぁぁぁ!はなっ、鼻ぁ゛ぁぁぁッぁ゛!!?」
「ヤマモトさんっ、ティッシュティッシュ!」
「……あああ、ぼっちゃまのお部屋がえらい事にぃぃぃ……」
「アイが止まらんのス!鼻血も止まらんのス!妹では駄目だと言うのスかぁ〜っっ!!」
182桐莉兄:05/03/10 19:34:10 ID:WCI/vf+S
「大丈夫だよ、練乳流し込んでおけば五分で止まるよ」
「おまいと一緒にするなス!」
「まー、遠慮すんなって。ほれ、コンデンスミルクだぞ〜♪」
「由紀ちゃんは右の穴に入れるんだね。じゃあ、私は左の穴だよ♪」
「うわ、すごいっ!べとべとだぁ〜♪」
「いっちごっじゃむぅ〜♪いっちごっじゃむぅ〜♪」
「ギャース!やめ、んがぁっ、クハッ!キャハ!ケハァ!カハァ!」
「お前ら、容赦無く鬼だな……(汗)」

無抵抗な相手に練乳を流し込む時の七華ほど楽しそうな奴は、そうは居ないだろうな。
俺は脱脂綿を適当な大きさに千切ると、塩水をたっぷりと染み込ませて、桐莉の鼻の穴に詰め込んでやった。

「ぐぬぅぅぅ、悔しいのス!穴が有ったら突き落としたい気分なのス!」
「どうでもいいが、ちゃんと俺の部屋は直して貰うぞ」
「後で私が、クレイジー・だよもんドで修理しとくよ」
「ぬがぁぁぁぁ!桐莉も時間止めたり壊した物を修理したいのス!」
「桐莉のスタンドってさ〜ぁ、いまいちパッとしないよね〜?」
「いや、使用する時間帯と目的によっては実に有意義な能力だと俺は思うぞ」

何せ十二人だからな、うむ、実に妹らしくて大変宜しい。
例えば、玉袋と竿と雁首と裏筋と鈴割と尻穴と六人で同時に舌で御奉仕させたりとか。
挿入しながら顔面騎乗させて自ら開かせたあそこを嘗め回したりとか。

「嗚呼、夢は広がるなぁ、くふふ」
「うわっ、キモッ!ななねぇっ、隆浩が変なこと想像してるよっ!」
「へ、変なことって、由紀ちゃん……」
183桐莉兄..:05/03/10 19:40:51 ID:WCI/vf+S
「……ま、まぁ、そう言う訳だから。桐莉も、あんまし落ち込むなよ、な?」
「と言われても凹むのス!屈辱技で負けた気分なのだスよ!」
「だったら、お前も屈辱技を編み出せばいいだろう。ぜっこーもんとか……」
「うわぁぁっ、た、たかくんっ!余計な入れ知恵しちゃ駄目だよっ!」
「長く尖った〜アホ毛の一つも〜♪喰らわせてみな〜凄く痛いぜ〜♪」
「桐莉のはツノでも浣腸器でもないのスよっ!ってゆーか、んな事したらウンコ臭くなっちゃうじゃないスか!」
「そうだよっ!桐莉ちゃんのアンテナ、たかくんのより長くて太くて固いんだよっ!私のお尻、裂けちゃうよっ!」
「…………………ぐはっ」
「あ、隆浩の心にクリティカルヒット?」
「兄ちゃん、死ぬなっ!しっかり汁〜っ!」
「は、ははははは、ははは。桐莉、俺のってさ、短くて細くて柔らかいのかな?……かな?」
「押忍!兄ちゃんのち○こはごんぶとでありまス!おまけにとっても気持ちいいのでありまス!」
「そうだよな?はは、そうだよな、うん、そうだよな」
「泣いちゃヤなのス。兄ちゃん、かわいそかわいそス……」

桐莉が背伸びをしながら、俺の頭を『なでなで』してくれる。
……七華辺りならともかく、桐莉にやられると妙に凹むのはナズェダ……。

「頭ナデナデしないで!コドモジャアリマセン!(涙)」
「気にしたら負けだよ、たかくん。桐莉ちゃんのアンテナ、20センチくらいあるんだし」
「にょきにょき伸び続けて居るのス。おまけに自由にクネクネ動かせるのだスよ♪」
「……てーかさ、桐莉のコレって、本当に髪の毛なのぉ……?」
「わ、由紀ちゃんっ!?」
「あふっ!さ、触っちゃ駄目なのス…桐莉のアンテナは凄く繊細で傷付きやすいのだスよ、乙女のハートみたくぅ」
「ぬ、抜いてみたい……」
184桐莉兄..:05/03/10 19:41:48 ID:WCI/vf+S
桐莉、お前はやっぱり、ぜっこーもんをマスターすべきだ。
七華のアナルの中でうねる桐莉の触角。そして七華の腸壁に敏感な部分を刺激されて身悶えする桐莉。
完璧だ。
二人同時に気持ち良くなれるなんて、実に凄い技じゃないか。

「引っ張っちゃ駄目だよ。抜けちゃったら桐莉ちゃんが発狂して、突然襲って来るかも知れないもん」
「安心汁、抜けてなくても突然襲い掛かるのが桐莉クオリティなのだス」
「……ああ、そうだ。お前ら、何で今朝はいきなり君死ねモードだったんだ?」

桐莉も七華も、今朝は最初から殺る気満々でブラッドヒート状態だった。
明らかに普段の二人じゃ無い。

「……な、七華姉ちゃんが……約束破るから悪いんスよっ」
「そんな事無いよっ!あれはもともと私のなんだよっ!」
「だけど桐莉にくれるって約束してたのス!だからあれは桐莉の物なのス!」
「何だよっ、今度こそ断罪しちゃうよっ?」「おー、やれるもんならやってみやがれス!」

途端に立ち上がって、再び鋭い目付きで睨み合う。
どうどう。おまいら、頼むからもちつけ。

「順を追って話を聞こう。まず、喧嘩の理由になっている『あれ』ってのは何なんだ?」
「『これ』ス」

ごそごそ、襟首から服の中に手を突っ込んで、桐莉が引っ張り出したのは……小さな銀のロザリオだった。
見覚えがある。
確か、七華が持ってた物で、桐莉がずっと欲しそうな目でチラチラ見ていた物だ。
………どうやら、光り物に目が無い桐莉が、我慢出来ずに七華からパクり取ったのが喧嘩の原因らしい。
185桐莉兄:05/03/10 19:42:50 ID:WCI/vf+S
「ち、違うのス!桐莉はちゃんと七華姉ちゃんに貰うって約束したのスよっ!」
「……ってもなぁ、お前の場合、色々と前科があるからな……」
「ホントなのス!三月三日付けでこれは桐莉の所有物なのス!この目を見るっ!そして信じるっ、兄ちゃんっ!」
「……羽根リュックの時も、嫌がるヤマモトさんから無理矢理毟り取ってたしな……」
「嫌がってないのス!ヤマモトさんは喜びに咽び泣いて居ただけなのス!」
「…………………(じとー)」
「な、何スか!?何でそんな目で桐莉を見つめるのスか!?」
「………………………………(じとー)」
「ホントなのス!本当に約束したのス!桐莉はっ、盗ってないのスよっ……えぐっ、ひっぐ、うっ、ななっ、か姉ちゃんがっ、約束っ、破ったのスよぉっ……」

正直、桐莉の発言は非常に怪しい事この上無い。
俺はえぐえぐ泣いている桐莉の頬に口を寄せると、舌先で涙をぺろりと嘗め取ってみる。
……しょっぱい。

「この味はッ、ウソを吐いている味だぜェーーーッッ!!」
「うっ、うぇっ、えっ、えぅっ、」
「練乳絡みならともかく。七華が一旦口にした約束を、何の理由も無しに反故にはしないだろ」
「ちがっ、うぅっ!」
「つー訳で、これは七華に返すからな」

銀のロザリオを七華に手渡す。

「―――っ!?」
「んな顔しても駄目なもんは駄んごぉぅっ!?」

ごすぅっ!
……どたまに強烈な踵を打ち込まれて、一瞬、俺の意識が遠退いた。
186桐莉兄.:05/03/10 19:44:07 ID:WCI/vf+S
「……兄ちゃんの…バカァぁぁぁぁッッッ!」

桐莉が泣きながら部屋を出て行った……と思ったら戻って来て、
がすっ!ごすっ!べきゃっ!
連環腿、頸絶牙、擂打頂肘まで打ち込み、

「(`Д´)ノモウコネェヨ!ウワァァァン!」

今度こそ、マジで泣きながら部屋を出て行った。

「ぐぁ痛っつ……ッ、桐莉ぃぃぃ!何をするだァーッッ!!」

ここまでされては黙っておけない。
俺だって、怒る時は怒る。
とっ捕まえて、其の躰に!全身の性感帯に!スカーレット兄ぃドルを打ち込んでやるからなッ!

「燃えろ、俺の兄氣よっ!」
「あっ、待ってよっ、たかくんっ!」
「ふはははははははは!さあ、お仕置きの時間だッ!」

桐莉を追って家を飛び出す。
……とは言え、俺には桐莉のように電波を感じて潜伏場所を特定するような能力は無い。

「どぉぉこぉぉだぁぁぁッ、桐莉ぃぃぃ!?」

ゴミバケツを開けると、中からどせいさんが出て来ますた、ぽえーん。

「・・………………………………桐莉ィィィィィ!」
「あーもうっ!一人で先に行くなよっ!」
「はぁ、はぁっ、は…っ、待ってよぅ、たかくんっ!」
187桐莉兄..:05/03/10 20:03:32 ID:WCI/vf+S
七華と由紀が走って来る。
だが、待つ訳にはいかない。
今の俺がするべき事は一つ!桐莉を捕まえて、ホーロド兄ぃスメルチを叩き込むよッ、ママンッ!!

「だから!その桐莉の居場所ッ!隆浩、判ってるのかよっ!」
「知らん!適当!総当り!」
「はぁっ、はっ、は…っ、が、学校、だよ、たかくんっ…」
「――おお!そう言えば……今日は木曜日だった」

漸く七華が追い付いて来た。

「平日だからね、普通に学校はあるんだよ」
「朝からの騒ぎで綺麗さっぱり頭から消えてたぞ」
「はい、たかくんの鞄と制服。学校に着いたらちゃんと着替えるんだよ?」
「………うぐぅ」

勝手知られたる自分の家、とでも言うか。
七華は俺の部屋の全てを把握しているに違いない。

「コンドームの残りの数とか、今夜のおかずの隠し場所とか……」
「たかくん、やっぱり妹ものが好きなんだね」
「って、マジで知ってるし!(涙)」
「でも、たまには幼馴染ものとか、練乳ものもいいと思うんだよ」
「……何だよ、その練乳ものって……(汗)」
「んー、口で説明するのはちょっと難しいよ。興味があるんだったら、今度貸してあげるから見てみなよ」
「……ぅ、ちょっと見てみたいかも……」

何時もと同じ通学路を、十五分遅れで走る。
七華は走りながら、練乳だっくだくのウェットでファンキーな食パンを食べる。
至って普段通りの朝に思えた。……校門前に辿り着くまでは。
188桐莉兄:05/03/10 20:05:06 ID:WCI/vf+S
「あ、よりちゃん」
「七華、おっはよー!」

『居たーーーっ!川崎先輩、発見ですぅーーーっっっ!!!』

三年B組、川崎こより。
俺と七華のクラスメートで、猥談好きの風紀委員。
……何で完全武装の下級生達に囲まれているのかは知らんが。

「先輩!私のお姉さまになって下さいっ!」「あーっ、ずるーい!川崎先輩は私のしもべぇーっ!」
「こよりおねぇちゃんっ、ひなかと約束したよねっ!」「いけない仔猫ちゃんだねべいべー。こよりはいつもボクだけを見ているべきだと思う訳で」
「だーっ、手塚さんは引っ込んでらしてっ!川崎先輩に相応しいのはこのわたくしでしてよーっ!!」

そして、乱闘の幕は切って落とされた……。

「……往くぞ、七華」
「わーっ、九曜君っ!七華ぁっ!私を見捨てないでぇーっ!?」
「うっわぁ、すげ……モノホンの百合(レズ)っ娘大戦だよ、ななねぇっ」
「由紀ちゃん、どうしてそんなに目を輝かせて見てるかなぁ……」

今の俺には川崎with下級生軍団の修羅場に関わっている暇なんて無い。
もう後五分程で予鈴が鳴ってしまう。
其の前に何としてでも桐莉をとっ捕まえて、兄符「アグ兄ぃシャイン・上級」を叩き込んでやらねばっ。
やっらっねっばっ!

「急ぐぞ、七華!」
「駄目だよ、たかくん。ちゃんと先に制服に着替えないと」
「時間が無いんだ。仕方ない、お前のドミかるステッキを貸してくれ」
「へ?だ、だめだよっ、これは私の声紋で登録されてるんだから」
「別に七華守護神ぶっ放す訳じゃない。とにかく、魔法のステッキが必要なんだ」
「うー。壊しちゃ嫌だよ?」
189桐莉兄:05/03/10 20:06:26 ID:WCI/vf+S
七華から借りたドミかるステッキを振りながら、シャランラ、シャランラ、ヘイヘヘイ♪

「……って、何時の間に着替えたんだよっ!?」
「其れは企業秘密って事で」
「うわ、原理とか理屈とか気になるよ、私も覚えたいよ」
「魔女っ娘だからな、きっと七華も出来るぞ」
「うー。私のは本物の魔法じゃないもん、お母さんが発明した空想科学兵器なんだよ」

桐莉は一年C組だ。
一年生の教室は一階だから、俺達の教室よりも近くていいな。

「桐莉ぃぃぃ……って、ありゃ?」

鼻息も荒く一年C組に突貫、かまそうとした俺だが、妙に廊下が閑散としている。
と言うか、男子学徒しか見掛けないってのはどーゆー事だ?

『キャーーーーッ!彩菜センパーーーーイ!!!』

どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどっ。

屋内だってのに豪快な土煙を挙げながら、女子学徒の一群が廊下を走り抜けて行った。
先頭を逃げていたのは、美人で有名な三年E組の彩菜美麗…だったかな、柔道部のマネージャーの。

「近頃は上級生を集団で追い掛け回すのがブームなのか?」
「違うよ、たかくん。今日は三月三日だよ」

七華に言われて思い出した。
今日は雛祭りの日だ。
と言っても、俺達の街の雛祭りは世間一般の其れとは随分と違っているけどな。
190桐莉兄.:05/03/10 20:10:02 ID:WCI/vf+S
通称、雛祭り。
正式名称は『雛留祭(ひなどめさい)』。
何時頃始まったのかは良く知らないが、俺が紀陽台の中等部に入学した時には、既に恒例行事になっていた。
卒業を間近に控えた先輩が、後輩に在学中の思い出を込めたロザリオを託す、継承の儀式。
ロザリオで結ばれた二人は雛留の姉妹と呼ばれ、其の友情は年月を経ても変わらず続いて行くと謂う。

……まぁ、首塚の呪いに対抗して生み出された器物を媒介とする霊力継承の呪式だとかって噂も無くは無いが。

「そうか。其れで今日は女子学徒を見掛けないんだな」

『キャーッ!三咲せんぱーい!』
『食堂の主のロザリオは私の物よっ!』
『退きなさいっ、あんたなんかにお嬢様の雛留になる資格は無いのよっ!』
『うるさーいっ!女子相撲部の威信に掛けて此処は一歩も通さないんだから!』

「みんな、お気に入りの先輩を追い掛け回しているんだよ」

『真治ィィィィ!俺のロザリオを受け取ってくれェェェェ!』
『嬉しいよっ、郁クンッ、嬉しいよほぉぉぅッッッ!』
『ホアァァァッ!雛留ホァッ!マリ見てホアァァァァッッッ!』

「……いや、まぁ、同学年の男同士でロザリオの受け渡しをしてはいけないってルールは無いが……」
「今日は一日中大騒ぎだから、多分授業は全部潰れちゃうよ」
「……誰だよ、こんな傍迷惑な企画を考え出した奴は……」

スパパパパパーンッ!
花火や爆竹、癇癪玉が弾け、改造水鉄砲が廊下を水浸しにし、至る所に黒板消しトラップが仕掛けられ、
靴の中には画鋲が仕込まれ、転んだ先には硯が仕掛けられ、無関係な男子学徒まで巻き込んで。
191桐莉兄..:05/03/10 20:11:15 ID:WCI/vf+S
『うぉぉぉぉぉぉっぉっ!L・O・V・E!お姉さまーーーっ!!!』『KISS!KISS!お姉さま!』『ロザリオくれる約束よぉっ!』
『仇敵書道部には渡さないんだからっ!刷毛攻撃ぃぃぃっ!!』『何よっ、美術部は引っ込んでなさいっ!筆攻撃ぃぃぃっ!!』
『藤崎先輩っ、好きですぅ!ちよりは先輩が大好きなんですぅ!』『暗鬼崩拳煉獄殺ゥゥゥ!』『きゃぁぁっ!』『えみるちゃん、傷は浅いわっ!』
『私もう駄目、霞先輩のロザリオを墓前に供えげふっ』『やらいでかっ!風紀委員をナメるなぁぁぁ!』『一撃滅殺・精霊手ゥゥゥ!』
『さあっ、特製のカレーが食べたければ、其のロザリオは諦めなさい!』『ひ、卑劣なっ、料理研究会めっ!』『敵の火攻じゃ!水を撒けぃ!』
『保険委員(えいせいへい)っ!保険委員ーっ!』『あはははは!貴方のロザリオは私の物っ!』『返してぇ!それは大切なロザリオなの…』
『おのれっ、図ったなッ、紫亜ーーーッッッ!!!』『ああ騙したさ。騙して何が悪い!』
『水泳部決死隊全員集合っ!これより陸上部が獲得したロザリオを纏めて奪取するよっ!』『させるかぁっ!』
『漫研さの3号より、いの7号に連絡!千里先輩のロザリオは確保したわ!』『了解!次は詩枝ちゃん先輩のロザリオをゲットするのよっ!』
『ふふふふふ、コミケで鍛えた機動力に敵は無いっ!』『我らクロニカの名の下にっ!』
192桐莉兄:05/03/10 20:13:51 ID:WCI/vf+S
校内は混乱と混沌、罵声と暴力が支配する惨殺空間へと変わる。
つーか、最早ロザリオがどうとか言うよりも、バカ騒ぎとか、日頃の鬱憤晴らしとか、部活・委員会間での勢力抗争が主目的に摩り替わってないか?

『居たーーーっ!大島先輩っ、私のお姉さまになって下さいッッ!!』
『ちょっと待ったーっ!大島先輩は私の雛留ぇぇぇッッ!』
『やーんっ、待って待ってぇっ!先輩のロザリオは私が貰うのぉッッ!!!』

「ふっ、流石はななねぇ!人気者ぉっ!」
「し、知らないっ!私、三人とも知らないよっ!?(汗)」
「………ん?」
「ひっ!?」

どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどっ!!!!!

『きゃーーーーっ!大島先輩ーーーーーっ!』『一年D組狩野翼、大島先輩の雛留に立候補しますぅ!』
『退きなさいうぉっぎゃー何す』『あんたなんか邪魔よ!邪魔邪魔よっ!』『よこしなさいっ、貴方のロザリオを継承するのはこの私こそが相応しいのよぉっ!』
『先輩っ、私と一緒に幸せになりませんかっ!?』『ってゆーか素直にロザリオ出しなさいっ!』『せ、せ、せんぱいっ、私っ、先輩の事っ、本気ですぅ!』
『殺してでも奪い取る!』『七華っ、親友の私をよくも放置プレイにしてくれたわねっ!あんたも後輩の波に飲まれちゃへーーーっ!』

「うっ、裏切ったねっ、よりちゃんっ!?」
「どぁぁぁぁっ、な、七華っ!さっさとロザリオを投げ捨てろっ!」
「駄目だよっ、これは……っ」
193桐莉兄..:05/03/10 20:24:43 ID:WCI/vf+S
『せんぱぁぁぁぁぃぃぃ!』『ロザリオくださーーーいっっ!!』『D・V・D!D・V・D!』

「うわぁぁぁっ、な、七華守護神ーーーーーーーっっっ!!?」

ばしゅぅぅぅぅんっ!

七華のドミかるステッキが激しく閃光をぶっ放す。

『せぇぇんぱぁぁぁぃぃぃい!!』『ろぉぉざぁぁりぃぃぉおぉぉお!!』『でぃーーぶぅいでぃぃぃーーー!!』

「ひっ、ひぃぃぃっ!!?(涙)」
「こいつら、不死身かぁぁっ!!?」
「ななねぇ、逃げてっ!」

此処は素直に由紀の好意に甘える事にする。
霊体だから、波に飲まれても潰されたりしないだろうしな。

「で、でもっ、後ろは壁だよっ?…だよっ?」
「任せろっ!アニッキィ・フィンガーズ!」

アニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニ
アニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニ……アニーデ・ヴェルチ!

壁にジッパーを取り付けると、七華の手を取って表へと飛び出す。

「隆浩っ、ななねぇを頼んだっ!」
「ああ、何時まで逃げ切れるかは分からんがなっ!」
「由紀ちゃんっ、由紀ちゃんの犠牲は無駄にしないもんっ!」

194桐莉兄:05/03/10 20:27:36 ID:WCI/vf+S
ジッパーを閉めると同時に、壁の向こうで由紀の叫び声が響いた。

『ぉぉぉぉぉぉぉおっ、来ぉいッ!妹符「シスター・スパーク」ッッッ!!!』

―――どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっっっ。

「……静かになったな」
「……由紀ちゃん、大丈夫かな?……かな?」
「どーでもいいが、あんまし語尾変えるなよ。だよもんじゃなくなっても知らないぞ」

どごーんっ!どごーんっ!めきめきめき……。

『せぇぇんぱぁぁぁぃぃぃい!!』『ろぉぉざぁぁりぃぃぉおぉぉお!!』『でぃーーぶぅいでぃぃぃーーー!!』

「っだらぁぁぁっ!?壁ブチ破ったァァァ!!?」
「た、たかくんっ、逃げるよっ!!!」
「ななねぇぇぇ、たぁぁすぅぅけぇぇてぇぇぇぇーーー(涙)」

哀れ、由紀は心霊研究会の永夜注連縄結界によってグルグル巻きに捕縛されていた。
当然見捨てて逃げるに決まっている。
由紀と約束したからな、七華を守り抜くって。

「悪く思うな、由紀っ!」
「ご、ごめんね、由紀ちゃんっ!」
「うああああんっ!裏切り者ぉぉぉぉっっっ!!?」
「後で学食で練乳ライス大盛り七つおごってあげるからねっ!」
「嬉しくなぁぁぁぃぃっっ!!!」

七華の手を掴んで、只管校内を逃げ回る。
行く手を遮る壁は全て、アニッキィ・フィンガーズのジッパーで通り抜ける。
普通に考えれば俺達が圧倒的に有利なゲームの筈だ。
195桐莉兄..:05/03/10 20:31:49 ID:WCI/vf+S
『あっちよ!』『ゆっこは右から回り込んで!私は左から!』

「わ、わ、たかくんっ、こっちも駄目だよっ!?」
「くそっ、どうなってる!」

其れなのに、逃げる先々に待ち伏せされている。
もしかすると、既に学校中のロザリオを狩り尽して、全下級生が七華一人を標的に定めたとか……

『居たーーっ!このみん、理緒ちゃん、捕まえるわよっ!』

「うわぁぁぁぁぁぁっ!」「だっ、だよもぉぉぉぉんっっ!!」
『させんのス!妹符「レイジィ・キリリトン上級」っっっ!!!』

ごががががががっ!

俺達と下級生の間を遮るように、突如隆起する謎の岩塊。

「桐莉っ!」「桐莉ちゃんっ!」
「ふ、ふんっ。誤解するななのス。おまいのロザリオは桐莉の物だから助けただけで、別に深い意味とかは無いのだスよっ!」

『くそっ、この岩、固いよっ!』『理緒ちゃん、TNT出して!』

「……突破されるのも時間の問題だな……」
「兄ちゃん、屋上に逃げるのス」
「馬鹿だな、んなもん追い詰められたら終わりじゃないか」
「階段をぶっ壊すのス。脚立で昇って来たら狙い撃ちにするのだスよ」
「あ、それいいかも。後で私が修理すれば怒られないよ、多分」

『持って来たよっ、このみちゃん!』『よしっ、爆雷仕掛けて!』

「うわっ、に、逃げろっ!」
196桐莉兄:05/03/10 20:34:50 ID:WCI/vf+S
ちゅどっごぉぉぉぉぉぉおんっっっ!!!

ぐらぐらっ、校舎が激しく揺れた。
背後を振り返ってる余裕も無い、桐莉と七華の手を掴んで逃げる。
屋上へと続く階段を一気に駆け上り――って、今日に限って確りと扉の鍵が閉められてるし!

「たかくんっ、ジッパーお願いっ!」「桐莉と七華姉ちゃんは階段をぶっ壊すのス!」
「お、おうっ」

崩落音を背後に、鉄扉を潜り抜ける。
間も無く、桐莉と七華も飛び込んで来た。

「はぁっ、はぁっ、は……っ、ど、どうにか逃げ切れたよっ」
「もうゴールしてもいいスか?桐莉は頑張り過ぎたのス……」
「はは、はははははっ」

其の場にへたり込む。もう足がガクガクだ。

「「「ゴールっ!!!」」」

寝転んで見上げる空は高く、青く。
まだ少し冷たい風は、其れでも僅かに春の空気を感じさせてくれる。

「(そうか…俺と七華、もうすぐ卒業なんだな…)」

沢山の思い出が詰まった校舎を、最後に此処まで盛大にぶっ壊すのは俺達くらいなもんだろうけどな。

「……兄ちゃん、どしたのスか?」
「いや。ずーっと、一緒だったなーって思ってさ」
「そうだね…小さい頃、四人で鬼ごっことかした時の事、思い出しちゃったよ」
197桐莉兄.:05/03/10 20:37:35 ID:WCI/vf+S
てんやわんやの雛留祭。
教員の誰一人として文句を言わないのは、多分。
最後に大きな思い出を残して、俺達が笑顔で旅立てるように。
そして、学校に残る学徒達にも、形の無い何かが引き継がれて行く、そんな最後の楽しい時間を、暖かく見守ってくれてるんだろうな、と思った。

「兄ちゃん……」
「……ん?」
「…………………感傷に浸ってるとこ悪いんスけど、兄ちゃん達は来年も高校三年生のままスよ?」
「ぐはっ!サ○エさん理論かよっ!」
「きっと、誰かが黄金経験鎮魂歌でも使ってるんだよ」
「永遠に真実には到達出来ないのが桐莉達の宿命なのだス♪」

そして時空は繰り返し。
俺達は今年、高校三年生になる…か。

『……真実を知る事が幸せだとは限らないから……』

「――桐莉?」
「ぬぁ?何スか?」

空耳、だったのだろう、多分。
桐莉はあんな喋り方しないもんな。

「そんな事より、お前ら、もう仲直りしたのか?」
「ぬぁっ!?そうなのス!危うく忘れるとこだったのス!七華姉ちゃん、ロザリオよこせっ!」
「い、嫌だよっ!これは……っ」
「――由紀にやりたい、か」
「………うん」
198桐莉兄:05/03/10 20:41:49 ID:WCI/vf+S
俺は、謝らないといけない。
桐莉は嘘を吐いていない。

「ごめんな、桐莉。雛留祭の事を失念していた」
「……兄ちゃんの、バカ」

桐莉が七華と約束したのは、由紀が戻って来る前の事だったんだろう。
だけど、由紀が戻って来て、七華としては当然、由紀にロザリオを渡してやりたくて。

「……だよな、七華」
「………う、うん」
「七華姉ちゃんが約束破ったのス。なのに、兄ちゃんは桐莉より七華姉ちゃんの方を信じたのス」
「悪かったよ、其れは、本当に」

本来なら、七華が約束を守って、桐莉にロザリオを継承するべきなんだろう。
でも、由紀にロザリオを渡したいって七華の気持ちも良く解る。

「なぁ、桐莉。ロザリオが欲しいなら、俺が似たようなやつを買ってやるからさ、七華のロザリ――」
「――兄ちゃんは解ってないのス!そんなのッ、貰っても意味が無いっ!」
「……桐」
「約束、したのス!七華姉ちゃんが桐莉を選んでくれて、凄く嬉しかった!なのにっ」
「泣くなって、桐莉……」
「七華姉ちゃんなんか大っ嫌いなのス!」

ズビュゥゥゥゥゥムッッッ!!!

桐莉がいきなり、いもうとビームをぶっ放す!

「うわぁ!な、なにするんだよっ!」
「アイを裏切った罪は重いのス!消し炭になれェェェっ!!」
「――っ、由紀ちゃんにロザリオを渡すまで死ねないもんっ!」
199桐莉兄..:05/03/10 20:44:53 ID:WCI/vf+S
七華も七華聖典を取り出し、桐莉のアナルに狙いを定める。

「七華っ、由紀はどうなんだ?ロザリオを欲しがってるのか?」
「桐莉ちゃん程欲しがってないよ、でも、私がどうしても渡したいんだよっ!」
「桐莉っ、七華が嫌いなら、ロザリオなんて要らないだろ?」
「大嫌いなのス!大嫌いだけど―――ッ、とにかくっ、ヌッコロスーっ!」
「喧嘩したってロザリオは一個しか無いんだから!どっちかが諦めなきゃ話にならないだろう!」
「うるさいっ!兄ちゃんは」
「たかくんは」
「「引っ込んでて!!!」」
「息ピッタリじゃねーかよっ!?」

くそっ、いっそのこと、ロザリオを二つに分けるか、焼却炉にでも放り込んでやろうか。
いや……待てよ?
ロザリオは一個しか無いんだから……。

「由紀っ、何処だ!由紀ーーーっ!!!」

コンクリ床をアニッキィ・フィンガーズで開けて、下の階へと飛び降りる。
校舎内を走る、走る、走る。
三年D組の教室で見つけた、怪しげな黒覆面の集団に囲まれて、生贄の祭壇に捧げられようとしていた由紀を注連縄ごと引っ掴み、脱兎の如く逃げる!

「隆浩ぉぉっ、助けに来てくれるって信じてた!」
「だったら次はお前が俺を助けろっ!」

壊れた階段の残骸を足場に、ネコミミモードでハイジャンプ!
再び屋上へと取って返す。

「って、わ、ちょ、隆浩っ、何」
「受け取れっ、桐莉ぃぃぃーーーーーっっっ!!!」
200桐莉兄:05/03/10 20:52:52 ID:WCI/vf+S
戦闘中の桐莉の身体目掛けて、注連縄を引き千切りながら由紀を投げた!

「七……!華ルヴァリア・デスピアーッッッ……!!!」

七華聖典の先端が桐莉のアナルに突き刺さったのが、ほぼ同時だった。
天高く持ち上げられて、自重で練乳を注腸されてゆく桐莉。

「『んっ、んぼぉぉおぅぅっっ!!?』」

シンクロする、桐莉と由紀の断末魔。
そして………ぶっ、ぶびっ、ぶびゅびゅりゅびゅびゅびゅぅぅぅ〜〜〜っっっ!!!

うぁっ、うぁぁ、うんちでりゅっ!うんちでちゃいましゅぅっ!桐莉のけちゅ穴から激しく練乳色のうんちが飛び出してましゅぅっ!
あぁっ来た来た来たキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!まだまだ出てましゅ止まりましぇんっ!
けちゅ穴から時速60kmで富士山の噴火みたいな勢いのうんちがぶりぶり出ちゃってましゅぅ〜〜〜うぁぁぁんっっっ!!

「って、勝手に人の心境をアナウンスするなぁーーーーっス!!……はぐぅっ!?」
『なっ、ななねぇの鬼ぃぃぃ!うぁぁ、お腹痛いっ、痛いよぉぅっ!?』
「ごっ、ごめんねっ、由紀ちゃんごめんねっ!?わざとじゃないんだよっ?……だよっ?」

びゅりゅりゅりゅりゅ、ぶびりゅぅぅぅーーーーーっっっ!!!

―――数分後。

五日振りのお通じだった桐莉は妙にすっきりとした表情で、俺が持って来たトイレットペーパーで尻を拭いていた。
201桐莉兄..:05/03/10 20:55:24 ID:WCI/vf+S
「ぬふぅ、七華姉ちゃんの練乳浣腸、恐るべしなのス(つやつや)」
「って、何で桐莉ちゃんが幸せになってるんだよっ!?」
『うっ、うっ、うっ、ボク幽霊なのに、無理矢理ななねぇに脱糞させられたぁぁぁっ(泣)』
「頭の中で泣くななのス!耳がうるさいじゃないスかっ!」
『ななねぇ、責任とってボクと結婚してよねっ!』
「わ、わ、困るよっ!私はたかくんと結婚するんだよっ!!」
「んなこたどーでもいい」
「……うーっ、たかくん酷いよ……」
「それよりも、七華。雛留式を始めるぞ」
「で、でも、ロザリオは一つしか………あっ!」

ロザリオは一つしかない、けど、由紀は幽霊だからな。
桐莉の身体に憑依させてしまえば、二人ともに同時にロザリオを掛けてやる事が出来るって訳だ。

「ほら、早いとこ済ませちまえ」
「う、うん。じゃあ……桐莉ちゃん、由紀ちゃん」
「う、うぃス」『へ?あ、う、うん』

七華が自分の首に下げていたロザリオを外し、そっと桐莉の首に掛けてやる。
桐莉(由紀)は目を閉じて首を上げ、キスをせがむ時のような格好で、七華のロザリオを受け取る。

「……こ、これで、桐莉ちゃんと由紀ちゃんは私の雛留だよ」
「ん、んぃス」
『もう終わり?んじゃボク、もう桐莉から出てもいいよね?』
「あ、ちょっと待ってよ、由紀ちゃん。折角だから、このまま桐莉ちゃんの身体を借りて、お姉ちゃんと一緒にお風呂であんな事とかこんな事とか――」
「ぬぁっ!?冗談じゃないのス!桐莉はその気は無いのスよっ!?」
『言われなくてもっ。ボクだって、ななねぇと桐莉を一緒のお風呂に入れるなんて、絶対にお断りだよっ!』
202桐莉兄..:05/03/10 20:58:26 ID:WCI/vf+S
ずぼっ。

突如、桐莉の背中から翼が生える。

『こうやって先に羽根を出しとかないと、引っ掛かっちゃって外に出られないんだよね〜』
「いいから、さっさと出てくのス」
『解ってるよっ!だから今こうやって出……あれ?………んーーーーっ、ふんっ!んがっ!……ふぎぃぃぃぃっ!』
「遊んでないでさっさと出てけーっ!」
『…………で、出れない(涙)』
「「「…………………………………………………………………………へ?」」」
『さっきから出ようとしてるんだけど、出られないんだよっ!桐莉の中からっ!』
「な、な、何を言ってるのスかっ?困るのス!おまいに居つかれたら桐莉は迷惑なのスよっ!」

一人でじたばたする桐莉の姿は傍から見てると面白いが、どうやら冗談では無いらしい。

「どういう事なんだ、これは?」
『知らないよっ!桐莉が意地悪してボクを閉じ込めてるんじゃないのっ!?』
「桐莉はそんな事せんのス!おまいに居つかれたら兄ちゃんとセックルする時に邪魔なのス!」
「いや、俺は別に気にしないが……」
「って駄目だよっ、たかくんっ!由紀ちゃんに手を出したら練乳浣腸百本じゃ済まないよっ!」
『考えられる事としては……認めたくないけど……ボクと桐莉の相性が異常に良過ぎて、霊体と肉体がピッタリ嵌り込んじゃったとか……』
「ぬぅんっ、馴染む!馴染むのス!流石は由紀の霊体ッ!」
『馴染みたくないっ!』
「けど……幾ら相性がいいったって、あくまで他人なんだぞ。完全に融合しちゃう事なんて……」

――ある筈が無い。桐莉と由紀が他人であるのならば。

「ぬぁぁぁぁっ、出てけ!桐莉の身体から出て行くのスっ、この寄生獣ぅぅっ!!」
『シスター・プラチナ!もっと引っ張って!』
「シスター・チャリオッツもがんがれっ!もっとがんがれっ!」
「『ぬぎぃぃぃぃぃぃぃいっ、ふがっ!?』」
203桐莉兄@キリ:05/03/10 21:00:27 ID:WCI/vf+S
ずぼぉっ!

桐莉の身体から、由紀がすっぽ抜けた。

「ぬ、抜けた、良かった……」
「おまいっ、もう二度と桐莉に憑依するななのス!マジでビビったのスよっ!」
「言われなくたって、ボクだって二度とお断りだよっ!」

……そう、ある筈が無いんだ、桐莉と由紀は他人なんだから。

『……真実を知る事が幸せだとは限らないから……』

ふと、眩暈がした。
脳裏に響く、誰かの言葉。
其れは、もしかしたら、警告だったのかも知れない。

「……どしたんスか、兄ちゃん?」
「……いや、何でも、ない……」

この時、俺はまだ何も知らなかった。

……知ろうとも思わなかったんだ。

204名無しさん@初回限定:05/03/10 23:03:27 ID:sbwzHFZe
いいぞ! 相変わらずゆんゆんだゆんゆんだ!
205名無しさん@初回限定:05/03/10 23:21:06 ID:IFTUPSwi
電波しびれるぅ!(゚∀゚)
鼻から練乳は想像するだけでも拷問だw
桐莉兄氏ぐっじょぶ。
206Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/11 01:14:10 ID:qkxBIp4a
朝起きたら妹に、「詩を書いてみたの。感想聞かせて欲しいな…。」 と、言われた。

私は兄に 恋してる 切なくて 切なくて
夜な夜な耽る 物思い 兄への激情 焦がれる心
理性の糸は 心許無い 禁忌を犯せと 止まらぬ衝動 
堕ちてしまえと 悪魔の囁き 引き止めるのは 兄との思い出
気だるい快楽 儚くて 夜な夜な耽る 堕ちてゆく
狂おしくて 堪らなくて 私は今日も 濡らしてしまう

「…うわ…(汗)」
「…えっと…どうかな?」
「………ストレートに心情がですぎてる、かな?」
「…クス…兄さんって…やっぱり天然?」
「…?(汗)」
「………兄さんへの告白なんだけどなぁ…この詩は…。」
…彼女が、僕の間に血縁がないことを知ったら、
将来僕達はどうなってしまうのだろうか…。
そんな風に思い、かなり怖くなった兄なのであった。
207名無しさん@初回限定:05/03/11 01:27:28 ID:bOoiSK0N
>>154でどんな妄想だったのかが激しく知りたいおいらは外道ですか。
208Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/11 01:46:57 ID:qkxBIp4a
Yです。個人的趣味でたいてい甘ラブなテイストの多い僕の作品ですが、
たまには、少し変わったテイストのものでも…。と思い、書いてみました。
>>桐莉兄氏
乙です。そしてGJ! 相変わらずの電波っぷりに感服です。
>>池魚氏
乙&GJです。お待ちしておりました。
正直、前回の内容を覚えていないので、サッパリでしたよ…orz
>>207さん
…僕もです。別に、外道ではないと思いますよ。
209名無しさん@初回限定:05/03/11 02:55:52 ID:4qwhXjqu
>>桐莉兄氏
…………コレだよ、このデムパが欲しかったのだよ。

>>Y氏
直情ロマンティストもまた良し。



朝起きたら妹に、ホワイトデーのお返しをねだられた。
210桐莉兄:05/03/11 11:04:25 ID:PBOzRwoq
朝起きたら妹が、暗い表情で俯いて「ウツダシノウ…」と呟いていた。

「ど、どうしたんだ桐莉!?」
「ウツダシノウ…ウツダシノウ…ウツダシノウ…」
「何か悩み事でも在るのか!?」
「ウツダシノウ…ウツダシノウ…ウツダシノウ…」
「兄ちゃんに相談してみろ、な!?」

……にまっ。

「ウソダドンドコドーン!」
「んだとゴルァ」

凄くむかっ腹が立ったので、手近に転がっていたダンボール箱に桐莉を詰め込んで、
蓋をガムテープで確りと目張りして転がしておく事にした。
ついでだから、ダンボール箱にマジックで『きりたんぽ』と書いておいた。

どんどこどこどこ♪どんどこどこどこ♪

「ウボォォォォ!出せー兄ちゃんーっ!桐莉が悪かったァァァーーー!」
「反省だけなら猿でも出来る!」

どんどこどこどこ♪どんどこどこどこ♪

「暗いの嫌ス!狭いの嫌ス!」
「きりんさんが好きです!でも、ぞうさんはもっともっと好きです!」

どんどこどこどこ♪どんどこどこどこ♪
「開けてくれェェェーー!このままだとぉぅっ、さっ、寂しくて死んでしまうゥゥゥーーー!」
「そうは問屋が下ろし金!だが貴様の兄想いに免じて、空気穴だけは空けておいてやろう!」
211桐莉兄:05/03/11 11:05:14 ID:PBOzRwoq
ぎーちこ、ぎーちこ、箱の側面に小さな穴を開けてみた。
使用したカッターナイフの刃に赤い物が着いて来たのでビビったら、桐莉が箱の中で笑った。

「鼻血とか〜生理とか〜最初になりだしたのは〜誰なのかスら〜♪」
「駆け抜けて逝く〜桐莉の〜メモリアル♪」

ぐしゃ!ごしゃ!ぶしゃ!

箱を立てたり振り回したり引っくり返したりしたら、急に静かになった。
何か今にも消え去りそうなか細い声で『妹虐待反対〜』とかボヤいてやがる。
『箱に火を着けようかな』と呟いたら、何も聞こえなくなったから、其のまま一晩放置しておく事にした。

翌日、起きたらダンボール箱に異変が!

桐莉が寂しさに耐え兼ねたのか、空気穴に性器をぴったりとくっ付けて喘いでいた。
準備は万端の濡れっぷりだったので、兄として速攻挿入して、生きのいいオタマジャクシを大量に注ぎ込んでやった。

「練乳♪練乳♪ぶぴゅ、ぶぴゅ、ぶぴゅ♪」
「うはぁ〜、兄ちゃん今日も元気だぁーーーっっっ!」

そんな健気な妹が可愛くて仕方が無かったので、ご褒美をやる事にした。
精液をティッシュでふきふきしてから、極太バイブを押し込んでやった。
ダンボール箱からバイブが突き出ている光景は、非常にシュールだと思った。

ぶいんぶいんぶいん。
バイブの振動と、快楽に身を捩る桐莉によって齎される振動で、ダンボール箱は激しく揺れる。
揺れは次第に大きくなり、やがて伊原市全域を巻き込む震度7の超局地地震となって街を襲った。

おまけに更なる快楽を求めて桐莉が固定されているバイブに何度も腰を打ち付けるものだから、
震度7の地震は震度8の地震になり、隣の大島家では積み上げられた練乳缶の山が崩れた。
流れ出る大量の練乳、白い洪水が町を襲い、紀陽台は未曾有の大惨事に見舞われたのだった。
212桐莉兄:05/03/11 11:07:00 ID:PBOzRwoq
俺は一番大切な物を持って避難する事にした。
桐莉の入ったダンボール箱を抱えて、約束の丘へと逃げた。
高台から見下ろすと、スクール水着姿の七華が嬉しそうに奇声を上げ、白い練乳の海を飲み干しながら泳ぐ姿。

でもって桐莉が降りたい気分なのスとか言うからダンボール箱を下ろしたら、途端にまた地震が起きた。
街の人たちは揃って迷惑そうだったが、母さんだけは悪の組織の大幹部らしく上機嫌だった。
仕方が無い、地震が起きないように振動を吸収し拡散する必要がある訳で、俺は物騒錬金卓袱台SEXを発動。

「行くぞ、桐莉!」「合体だ、兄ちゃん!」

繋がる性器、繋がる心、桐莉の振動が激しく俺のイチモツを絞り上げ、振動は俺の玉袋を通して拡散し霧散する。

「劃して街は救われたッ!」(ぱーぱらぱぴらぱーっ♪)

気付けば三人とも複雑な表情で俺を見ていた。

「………たかくん」「………隆浩」「………兄ちゃん」
「な、何だよ!夢の話なんだから、理不尽でも別にいいじゃねーかよ!」
「何で私じゃなくて桐莉ちゃんなんだよ!」「ってゆーかボクが出てないじゃない!」「溜まっているなら現実世界でも今すぐ合体だーーー!」
「っておまいら突っ込み所はそっちかよ!」
213名無しさん@初回限定:05/03/11 17:49:50 ID:MgunuSoG
桐莉兄…、凄いヤツだよお前は…
この俺ではとても書けるような量じゃなかった。
なんとなくわかった様な気がする。なぜ変態であるはずの俺がお前にかなわないのか…
妹がいるからだと思ってた。妹萌えという強いエロスが、得体の知れない力を生み出しているのだと…
確かにそれもあるかもしれないが、それは今の俺も同じことだ。
俺は、俺の思いどうりにするために…楽しみのために、妹で萌えるために、そして…プライドのために書いてきた…
だが、アイツは違う、ヌクために書くんじゃない、絶対にヌかないために電波を極め続け書くんだ。
だから、文章が壊れることにこだわりはしない…
アイツはついに書くことをやめはしなかった… まるで今の俺が電波系妹を容認するのがわかっていたかのように…
頭にくるぜ!! 電波系妹が大好きな俺なんてよう! ………

グッジョブ桐莉兄、お前がナンバーワンだ!
214名無しさん@初回限定:05/03/11 19:10:03 ID:YRSIB9jL
朝起きたら、妹がエロ本を借りにきた
215名無しさん@初回限定:05/03/11 20:18:10 ID:SZt5OR9Y
朝起きたら、妹がエロ本を返しにきた
216名無しさん@初回限定:05/03/12 00:54:42 ID:SlH0nMIi
朝起きたら、妹に返されたエロ本がガビガビになっていた
217名無しさん@初回限定:05/03/12 01:24:34 ID:dpaa0FtD
Y氏の大胆な詩と桐莉兄のデムパ連投乙です!

朝起きたら妹がエロ本買ってきた。全部妹ものだった。
218名無しさん@初回限定:05/03/12 09:35:12 ID:9PYK8PXn
朝起きたら>217妹に「さては俺のことが……!?」と聞いたら「違うよ。あたしは妹が
好きなの!」と答えられた。
219名無しさん@初回限定:05/03/12 10:27:43 ID:dpaa0FtD
>>218
俺には妹すらいないよ(つд`)ウウ

ではこれでどうだ↓
朝起きたら妹がエロ本買ってきた。全部妹ものだった。
翌日起きたら枕元にそのエロ本がおいてあった。
220名無しさん@初回限定:05/03/12 14:40:51 ID:72qcbACl
朝起きたら妹が逆立ちの練習してた(スカート)
221名無しさん@初回限定:05/03/12 16:06:14 ID:GQ6uVVu7
朝起きたら妹が逆立ちの練習してた(スカート)

「ひらめけー、ひらめけー……ひらめいたっ!」
222名無しさん@初回限定:05/03/12 22:06:12 ID:65dkkTiU
>>221
歳がばれるぞ
223名無しさん@初回限定:05/03/12 23:48:01 ID:UFR8cDdL
>222
うむ、ブリッジにしないとヤングには通じん
224名無しさん@初回限定:05/03/12 23:55:34 ID:dXy5YvVS
ビッグブリッヂの死闘
225名無しさん@初回限定:05/03/13 02:24:00 ID:5S39U6WG
朝起きたら妹が「…こないの」と言ってきた。
兄として責任をとらなくては。(*´д`)
226名無しさん@初回限定:05/03/13 04:39:09 ID:mkW1Dtwz
朝起きたら妹がTVに閉じ込められていた。
227名無しさん@初回限定:05/03/13 08:22:00 ID:/LrtTS7R
>>桐兄氏
何かアニメ化した夢を見たのでアニメ化、もしくはフラッシュでおながいしまつ


朝起きたら妹がアニメ化
228名無しさん@初回限定:05/03/13 10:14:41 ID:F9oJjC38
朝起きたら妹の劇場版公開
229名無しさん@初回限定:05/03/13 13:19:06 ID:x/pnPDVY
朝起きたら妹の廉価版DVD発売
230名無しさん@初回限定:05/03/13 20:41:11 ID:1QFT23h2
朝起きたら妹がテレビに出ていた
231名無しさん@初回限定:05/03/13 21:43:08 ID:4FaHO0VX
朝起きたら、妹が指名手配されていた。
232名無しさん@初回限定:05/03/13 23:05:55 ID:cQBpTyvh
朝起きたら妹に逮捕された。
「お兄ちゃんを逮捕する!」
「俺が何をした!」
「お兄ちゃんはとんでもないものを盗みました…」
「俺は何も盗んでないぞ!」
「…私の心です」
「カリオストロかよ!!」

ダレカ モエルノ タノムorz
233名無しさん@初回限定:05/03/14 00:04:16 ID:xwueADXu
朝起きたら妹が、燃えるいい女になっていた
234名無しさん@初回限定:05/03/14 02:45:03 ID:5Ys7j4Y0
朝起きたら妹が俺に(*´д`)ハァハァしてた
235名無しさん@初回限定:05/03/14 03:03:54 ID:3RU//85f
朝起きたら妹にインテルが入っていた
236名無しさん@初回限定:05/03/14 03:09:12 ID:5jCJLaRh
朝起きたら妹が、(お兄ちゃん) 独占禁止法違反の疑いで逮(ry

あれ? 別に問題ないのか?
237名無しさん@初回限定:05/03/14 10:11:29 ID:hsgDLk+i
「お兄ちゃんは競合するほどもてるわけじゃないんだから、
独禁法に違反するなんてありえないよ」
と妹に言われた。
238名無しさん@初回限定:05/03/14 18:12:38 ID:h8oNkWhw
朝起きたら妹が竜巻を起こした
239名無しさん@初回限定:05/03/14 18:31:57 ID:e0pWLauU
朝起きたら妹が「あめゆじとてちてけんじゃ…」
240桐莉兄:05/03/15 00:07:58 ID:gCws5zP8

朝起きたら妹が、小さな胸に大きな野望を抱いて突撃して来た。

「ウォォォォーーーッ!兄ちゃんっ、時代はアニメ化だぁーーーっっ!!」
「……兄メカ?」

一瞬、メカ沢チックなドラム缶姿の自分を想像してしまった。
やっぱアレか、股間には中華キャノンを標準装備が基本だろうな。
でもってエロドウガーみたくハァハァニウムで動くに違いない。

「兄メカ違う、アニメ化だーっ!」
「またおまいは実現不能な夢を見やがって」
「駄目ならせめてFrash化しるーっ!」
「理想と現実だいぶ違うから夢から覚めなさい〜♪」
「ぬがーっ!」

因みに、FrashじゃなくてFlashな。

「兄ちゃんはアニメ化したくないのスかっ!」
「面倒臭いからいい」

--------------------------------------終了-----------------------------------------

「って、勝手に終わらすなーっ!」

--------------------------------------再開-----------------------------------------
241桐莉兄:05/03/15 00:08:45 ID:gCws5zP8
「往生際の悪い妹だな」
「桐莉はアニメ化したいのス!DBとか遊戯王とかスタジオヂブリとかみたくなりたいのス!
でもって、世界中の子供達に、夢とか毒とか電波とか振り撒きたいのス!」
「撒くなっ、んなもんっ!」
「だったらFrash化したいのス!なつみSTEPとかナイトメアシティみたくなりたいのス!
でもって、2ちゃんねるの住人達を笑いと感動のズンドコに叩き落してやりたいのだスよぉっ!」
「……決意は固いのか?」
「うぃス!三日間オナ禁した後の兄ちゃんのち○こと同じ位に硬いのス!」
「そうか、だったらもう兄は止めん。桐莉よ、……アニメおじさんに会いに行くぞ!」
「アニメおじさん?」
「ああ。古今東西のアニメを見る事に人生の大半を費やして来たアニメの大家だ」
「ぬぅ、其れは凄いのス!」
「アニメおじさんは趣味でアニメやFlashも作っているんだ。
土下座して頼み込めば、きっと桐莉もアニメ化なりFlash化なりしてくれるに違いない」
「おおっ!大物の予感キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
「ただなぁ、面接審査が凄く厳しいって噂なんだよなぁ」
「心配は要らんのス!桐莉の辞書に不合格の文字は無いのだーーーっっ!!!」

手持ちの国語辞典から『不合格』の頁を破り取って、怪人山羊男の八木さんに食わせる桐莉。
それで合格出来るのなら、不合格って言葉自体がこの世界から消え去るだろうよ。

「で、兄ちゃん!アニメおじさんは何処に住んでるのスか?」

――桐莉と手を繋いで、物見ヶ丘公園を歩きながらの会話だ。

「この公園を抜けて、坂を降りた辺りだな」
「ぬぅ、何か桐莉、わくわくして来たのス!」

――この公園へ桐莉と一緒に来たのは何年ぶりだろう。
242桐莉兄:05/03/15 00:09:39 ID:gCws5zP8
小さい頃、公園の丘の周辺は、俺と桐莉、七華と由紀、四人の遊び場だった。
放課後は四人で一緒に、空が暗くなるまで遊んでいたんだ。
何時頃からだったろう、俺と桐莉が公園に足を運ばなくなったのは。

「(……ああ、そうだ……俺が桐莉を公園に置き去りにした、あの日からだ……)」

雨の中、俺が迎えに来るのを、じっと待ち続けていた。
身体が弱かった桐莉は、物凄い熱を出して寝込んだんだった。
そして――

「……………え?」
「ゃん!兄ちゃんってば!何ボーッとしてるのスか?」
「あ、いや、ごめん。……何でも、無い……」
「なら、さっさと行くのス。ぐずぐずしてたら日が暮れちゃうのスよ!」
「……なぁ、桐莉」
「んぁ?」
「久しぶりにさ。昔遊んだ秘密基地に寄ってかないか?」
「…………秘密基地…………?」
「ほら、七華と由紀と四人で作っただろ。廃材の板切れ集めてさ、結構本格的だったから、
ひょっとしたら未だ残ってるんじゃないかなーって……」
「…………ぬぅ、記憶に無いのス…………」
「え?」
「興味も無いのス。今の桐莉はアニメ化の事で胸がいっぱいなのだスよ」
「あ、ああ。そう、だな」
「……むぅ、何見てるのスか!小さいから容量も小さいとか思ってないスか!?」
「思ってない思ってない!」
「ピンクの乳首は最新型の証ーっ!」

……………記憶に無い? 毎日、其処で一緒に遊んでたのに?
243桐莉兄:05/03/15 00:12:34 ID:gCws5zP8
「ほら、兄ちゃん!さっさと歩くーっ!」

桐莉に手を引かれて公園を抜けると、長い坂道がある。
道に沿って立ち並ぶ住宅、其の下から二番目がアニメおじさんの住んでいる家だ。

「ぬぅー、何かちょっとでっかいだけの普通の家で拍子抜けしたのス……」
「まぁ、家の中も普通だぞ。大量のビデオとかDVDとかが積み上げられているだけで」
「兄ちゃんは此処に来た事があるのスか?」
「斎藤に連れて来られて、何度か古いアニメとか、エロいアニメとかを見せて貰った覚えがある」

中学生の頃の話だ。
ファーストガンダムとかヤマトとか、有名どころを何話か見せて貰った。
アニメおじさんと斎藤の話題はディープ過ぎて、とてもじゃないが理解出来ない。
ふてくされてると、アニメおじさんが秘蔵の百合系エロアニメを見せてくれて、そのヒロインが、その、何だ。
……ちょっと桐莉と七華に似てたもんだから、激しく勃起した。
その夜は何度も脳内再生しながら自慰に励んだ覚えがあるが、今は昔の良い思い出って奴だな。

「かれこれ四年か五年ぶり位か。おじさん、俺の事覚えてるかなぁ」
「アニメおじさんの本名って何なのスか?」
「苗字は阿仁目、名前は知らない」
「って、あだ名じゃ無かったんスか!?」
「アニメが好きなだけで、オタクっぽい服装とかはしてないし、日常会話にアニメの台詞を混ぜ込んだりもしないな」

アニメおじさんの家の庭には、イナバの物置が二つ並んでいた覚えがある。
……知らない間に、七つに増えていた。
言うまでも無く中身は家に入りきらないアニメのコレクションだろう。

「……んじゃ、インターフォン押すぞ」
「うぃス!桐莉は面接に受かってアニメ化するのだス!」

ピンポーン  『はーい?』
244桐莉兄:05/03/15 00:16:02 ID:gCws5zP8
……久方ぶりに顔を合わせたアニメおじさんは、俺達を快く迎え入れてくれた。
変な意味じゃ無しに、子供が好きなんだろうな。
相変わらず普通の人みたいな格好で、頭髪だけは以前より少しだけ艶を無くして禿げ上がりかけて居た。

「茶菓子は外郎(ういろう)でいいかな?」
「あ、いや、すいません。突然お邪魔したのはこっちなのに、手土産も無しに……」
「ぬぅ、気が利いているのス!桐莉は和菓子が大好きだーっ!」
「はっははは、それは良かった。さあ、遠慮しないで食べて」
「お抹茶、(゚Д゚)ウマー!」

桐莉、頼むからお行儀良くしてくれ。
どこかぎこちなく座布団に座りながら、俺は少々ハラハラした。
せめて、外郎を二つ一遍に口に放り込むのはやめろ。

「ところで隆浩クン、エスカフローネ見るかい?」
「あ、いや、今日はアニメ見せて貰いに来た訳じゃないんですよ。ほら、桐莉」
「あ、うぃス。えっと、その、桐莉をアニメ化しる!って言いに来たのスよ」
「そんな頼み方があるかー!?」
「ぬぅーっ!桐莉は首領なのス!人に頭を下げるのは苦手なのだスよっ!」
「はっははは、面白い。それじゃあ、早速面接を始めようか」
「って、マジか!?」
「この履歴書に必要事項を記入して、書けたら隣の面談ルームまで持って来てよ」
「ぬぁっ!面談ルームがあるのスか!?」
「本格的だなぁ。桐莉アニメ化企画、マジで通るか不安になって来た……」

手渡された履歴書に記入する。
っても、市販の其れと大差無い物だから、桐莉が書き込む事なんて殆ど無いけどな。

「書けたーっ!兄ちゃんっ、面接受けて来るーっ!」
「よし。落ち着いて行けよ。相手の目を見て威圧しながら話すんだ!」

そして桐莉は面接へと向かった。
245桐莉兄:05/03/15 00:19:55 ID:gCws5zP8
                        TIPSを入手しました

               ニア 『二月二日に起きた或る事件に関する記録』を見る。


 『――だから、俺のエアガンを勝手に持ち出すなっつーの!』
 『ぬぅ…ケチ臭い事言うななのス。狙撃用のを一丁借りるだけなのスよぉ』
 『……公園の鳩でも撃つつもりか?』
 『違うのス!今日は節分なのス!』
 『……七華でも撃つつもりか?』
 『ピンポーン、だいせいかいぎぃぃぃ!!?』
 『俺のM16A2(ゴノレゴカスタム)のカートリッジに節分豆詰め込んだのは貴様かァァァ!』
 『ひぎぃぃぃぃふぉっへはひっふぁぅななのふーっ!(訳:ほっぺた引っ張るななのスーっ!)』
 『……ったく。ほら、バカな事やってないで、さっさと学校行く準備しろ』
 『ぐぬぅぅぅっ、お、覚えてろなのスーっ!』

 『ったく、桐莉のせいで遅刻しそうだぞ』
 『いいじゃないスか、カートリッジの一つや二つ、別売りのを買えば』
 『ななねぇっ、桐莉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!』『標的発見、攻撃だよもんーっ!』
 『ぬがっ!?不意打ちとは卑怯なのス!』
 『鬼は外ーっ!福は内ーっ!』『桐莉ちゃんはソロで登校するんだよっ!たかくんはうちに寄ってくべきだよっ!』
 『つーか痛いっ!俺まで巻き込むな!』
 『だから言ったのス!あだ、あだだっ!』
 『シスタープラチナ・ザ・ワールド!時よ止まれッ!』
  『投げる!投げる!投げる!そして時は動き出すッ!』
 『だぁぁぁぁっ!!?』『ひぃぃぃんっス!!』
 『あっはっはっはっは!今日はボク達の勝ちみたいだなっ!』『戦いに情けは無用だよもんっ!』
 『……言ったスね?』
 『ひ…っ!』『き、桐莉ちゃん?目が笑ってないのは気のせいかな?……かな?』
 『この世は所詮焼肉定食……美味ければ食い、不味ければ残す……それだけなのだァァァ!!!』
 『や、やめろ桐莉っ、それだけはやめろォォォォ――――――!!!』
 『納豆も豆だァァァーーー!』『だぁぁっ、だーーーよーーーもーーーーーーーーんっっっ!!?』(べちゃ!)
246桐莉兄:05/03/15 00:24:46 ID:gCws5zP8
                           ニア 先に進む。

がちゃ。

「うぃス!履歴書、書けたのス!」
「ああ、それじゃあその席に座って。早速、審査を始めるよ」
「うしゃーっ!掛かって来いやぁス!」
「……特技はいもうとビームとありますが」
「うぃス!いもうとビームなのス!」
「いもうとビームって何だい?」
「必殺技ス!」
「え?必殺技?」
「そうなのス!敵全体に大ダメージを与えるのだスっ!」
「……で、そのいもうとビームはアニメ化のうえで何のメリットがあると思うんだい?」
「敵が兄ちゃんを襲って来ても守れるのだス!」
「いや、ネギまとかみたいなラブコメならそーゆー展開も無いではないけどさ。
アニメじゃ軽視されがちだけど、人に危害を加えるのは犯罪じゃないのかなぁ」
「桐莉は悪の首領だから、警察が来ても勝てばよかろうなのだァァァ!」
「なるほど、王道ヒロインじゃなくてダークヒロインを考えているんだね」
「キリんぐきりたんは無敵の魔法少女ス!敵全員に100以上与えるのだス!」
「ところで100って何が100なんだい?数値がかなりおおざっぱみたいだけど、だいたい……」
「100HPス!えっちポイントとも言うのだス!えっちポイントと言うのは……」
「っておいおい、お子様向けアニメで其れはまずいんじゃないかなぁ」
「ぬぅ、だんだんイラついて来たのス。さっさとアニメ化しないと、使っちゃうのスよ、いもうとビーム」
「あ、ちょっと興味があるな。使ってみてくれないか、そのいもうとビームとやらを」
「おまいは運が良いのス!今日の桐莉はMP(マジ切れポイント)が足りないみたいなのス」
「不合格」「ぬがっ!?」



―――突如、いもうとビームが空を貫き、アニメおじさんの家は崩れ落ちた。
247桐莉兄@キリ:05/03/15 00:27:26 ID:gCws5zP8
「残念だったな、桐莉」
「ぬぅぅっ、とんだ無駄足だったのス!略してトン足なのス!」
「まぁ、夢は諦めなければ何時か叶うさ」
「兄ちゃぁん、落ち込んでる桐莉を慰めるーーーっ!」

……てな訳で、今夜は桐莉と一緒に寝る事になった。
何か、桐莉は結構、マジで凹んでいたらしい。
アニメ化した夢を見て、ぶつぶつ寝言を呟いている。

「ぬぁ……出たな……悪の魔法少女、ドミかる七……」
「(魔法少女モノか)」
「…っ、ヤマモトさんが七華聖典で浄化され…ちまったのだス、主に腸内とか……」
「(これまた猟奇的な)」
「キス…キス……キスしるっ、兄…ちゃ……」
「(ネコミミモード???)」
「ぬがーーーっ!行けッ、兄メカっ!第三帝国の野望ォォォーーー!!!」
「って、何でラブコメにスーパーロボットが出るかっ!?」
「………んー…ぬふ、ぬふふふ。来週も絶対、ちぇきちぇき、ちぇきなのス、兄ちゃま…ぁ……くかー」
248名無しさん@初回限定:05/03/15 01:44:11 ID:kyCixWu3
>>桐莉兄氏
電波を飛ばしつつもシリアス入ってきてるのがイイ!

朝起きたら妹が海賊ごっこしてた。
「女郎どもお兄ちゃんを縛り上げろ〜♪」
「うわあナニをする!」
「ナニって私がお兄ちゃんを犯しちゃうんだよ(はぁと」
249桐莉兄@チラシの裏:05/03/15 02:49:33 ID:gCws5zP8
隆浩の幻聴や記憶の断片。
桐莉が覚えていない事柄。
経緯不明の兄への思慕。
由紀の事故。
桐莉と由紀の異常なまでの適合。
約束。
忘れてしまった本当の事。
実は壊れている母親。
逆さ縛り首団の研究内容。
七年前には未完成だった再生怪人。
だから選択せざるを得なかった手段。

……実のところ、隆浩が桐莉に対して背負っているモノ、
桐莉が知らずに由紀に対して背負っているモノは
単なるシリアスで済む程度のものじゃなかったり。

でも、思い出さない。
終わりになるから、都合よく時間はループするし、
隆浩も桐莉も思い出さない。

七華も由紀も知らないから、
時々哀しかったり寂しかったりするけれど、四人一緒に仲良しで居る。
ずっと一緒、公園の丘の上で幼い頃に約束した通り、覚めない夢の中に居るように。

例えば、何も知らない事は、客観的な『本当』が無いから不幸なのかも知れない。
例えば、何かを知ってしまう事は、主観的な『幸福』を無くしてしまう可能性を秘めている。
因果律の外の記述者はとても残酷、だけども戯れに生み出された彼ら、そして異なる物語の生命達も、愛している。
250桐莉兄@チラシの裏:05/03/15 03:19:47 ID:gCws5zP8
小さき世界 殺戮の女王 紅の王
支配する法にして、より大きな支配の法たる世界を侵食する。
己のみが因果律を積み上げる世界。
積み上げられた因果律を吹き飛ばす女王。
因果律の積み重ねそのものを狂わせる王。

金剛は世界を肯定する、黄金律なる因果律は更に神の如く生命を生み出す。
天国の門は開かれ、外なる記述者の意思を代行する。
天国への階は天国に生み出されし子供、天国より来る種子を思い出し天国へと至ろうとする。
覚悟、全てを知る事は、終わりを知る事、自己の否定、観察者を知る事、自己の肯定。
どこにでも転がっている石くれは、無価値ゆえに自由、自己と言う最小の世界の縛りすら解く。
自己を食い潰す因果の蛇、自己の否定、世界の否定、其れが生み出す自己と世界の肯定。

黄金律なる因果律は鎮魂の歌を経て過去にて未来たる黄泉の者となる。
因果律に縛られし主は知らず、外なる神の手にあって奇跡を起こす。
全ての因果は無意味と化し、全ての事象は不確定。
銀の戦車は鎮魂歌に因り不完全に因果を狂わす。
白金と白銀は人の限界を超える人の形、運命、時、因果律に抗う人間の形。

……Jojo、実は第一部と第二部しか通しで知らず、断片とかネット情報とかが主。
ガンダムもファーストどころか全部見た事無いし、ヤマトとかもガミラス星の決戦の再放送チラと見ただけ。
DQ2の時代から、攻略本で世界を知って、実際にプレイしている人と話してるような子供だった。

まぁ、それはそれ。
時間が止まっている由紀ちゃんだから、白金の妹。
不器用な兄君だから、不器用な指。
常に自分の限界を超えて兄に少しでも近づきたいきりたんぽだから、妹戦車。
ぶきっちょで色々と修理する事に憧れてて、大好きを肯定したい七華だから、キチガイだよもん。
251桐莉兄@チラシの裏:05/03/15 03:21:25 ID:gCws5zP8
……でも実は名前先行。先行者。
決定前はさ、エロ兄ぃデビルとか、キリリクイーンとか、デスノ13とかも候補だったんだってサ。わはー。
……スタンド能力とかっていいよねぇ、自分だけの特色有る能力だもん。
在ったって、其れが普通の奴には、バイオリン得意とか、数学得意くらいのものかも知れんけど。
固有結界とかいいよねぇ。欲しい。アンリミテッドデンパワークス。夢幻に電波が湧いて来るの。うけけめけ。

ああー。色々背負わせてるの俺なんだけどなぁ。全部知っててアレなんだけど。
そんでも、隆浩はいいな。桐莉とか七華とか居るし。ヤマモトさんも。
愛されては居る筈なんだけどね、家族とか友達とか、さ。虚ろなのは鬱のせい。未来視の憂鬱。
けど、果てが荒涼としていて、現実が過酷で、主観的な幸福が欲しくて、其れが外部の肯定なら。
多分、受け止めきれない、桐莉達のアイは重過ぎるから。そんでも、壊れるぐらいアイされてアイしたい。
ああ、だから壊れてるのかこいつら。うん。

欠落って、凄く痛い。
欠落してるから丸くなくて尖ってる、だから刺さるんだ、お互い。
でも、欠落してるから、うまく嵌るピース同士で結合したり、結ばれたり出来る。

究極生物はSEXも要らんとか。幸せか不幸かは知らん。完全な完成は美しいけど、因果律の中じゃ無限は零。
陰陽は両儀に、両儀は四象に。陰中の陽、陽中の陰。解答は定まらずに混合。
何れかを選べば何れかに後悔し、何れかを選ばなければ進めないし、一極に集中すれば周囲を傷付ける。
クトゥルフとか。まぁ、属性は後付けらしいけど。いあはすたぁ。風。
252桐莉兄@チラシの裏:05/03/15 03:22:54 ID:gCws5zP8
さくらの咲く季節の夜風とか、無意味に懐かしく『存在しないのすたるじぃ』が原型的思い出。
目的地が其処な気がして、『大好き』を求めて蠢いている。
人間は深海魚と似てるな、大気の海の底でぶくぶく。でも海上は過酷な真空。だから膨れてバーン。わはー。
満ちて、眠る、時間が好き。積み重ねる、情報が集積して平坦になって意味を無くすけど、
大好きなのが重なってるのがいい、或いは其れ自体より其れを生む力があるのがいい。
にゃゆき症候群。眠いし、息苦しいのは、欠落の生む疲弊。電波は未整合の魔術書のように絵図面。

ちなみに、とか、つーかさ、とか多いな、うん。
電気。空気中の電波とかは知らんけど、突然びびーっと来るね。面白い。

ああ、現実の俺は隆浩じゃないんよね、名前。
たかくんは適当だったけど、浩は浩平から貰った。えいえそ。七華がだよもんだから。えいえそ。

ん、ごめんねー。つらつらとチラシの裏、終わる。寧ろ毒電波の力が欲しいな、み゛み゛っと。尻尾も欲すぃ。
253名無しさん@初回限定:05/03/15 15:08:03 ID:xQsvvWEU
うざ
254桐莉兄:05/03/15 17:00:49 ID:gCws5zP8
朝起きたら妹が、海賊ごっこに興じていた。

「一繋がりの財宝を求め、グランドラインに向かって旅立つのだーっ!」
「よし、俺は其れを見送りながら手を振る村人Aの役だ」
「わぁっ!兄ちゃんっ、何で桐莉の襟首を掴むのスかーっ!?」
「グッドラック、船長!」
「何で桐莉を部屋から放り出すーっ!?」

ばたん。

扉を閉めると、漸く平穏な朝が戻って来た。
村人Aは港で酒場を経営している、今年で四十二歳になるオッサンなのだ。
休日の朝は九時頃まで布団の中で高鼾なのだよ。

だんだんだんっ!

「うぁぁぁんっ!兄ちゃんも桐莉と一緒にお宝探しに出航しるーっ!」
「お客さん、本日は閉店だよ」

だんだんだんっ!

「コラ!兄ちゃんっ!起きるのス!敵が攻めて来たのス!」
「あんまりしつこいと海軍を呼ぶぞ」

だんだんだんっ!

「桐莉を中に入れろぉっ!いや、寧ろ桐莉の中に入れろおぉっ!」
「………」

くいっ。
妹撃退装置の紐を引いた。
255桐莉兄:05/03/15 17:01:37 ID:gCws5zP8
ずしーん。
これで少しは静かに……

――きしっ。

「………」

……ざざーん、ざざーん、揺れる波に揺さぶられる。

――ぎしぎし。

「……俺の腹の上で何をしている?」
「外洋は波がきついのス」
「っだぁぁぁっ!俺の惰眠を邪魔する奴は死刑ーーーっ!」
「うわぁぁっ!津波で船が転覆だーーーっ!?」

ばふぅっ!

布団ごと桐莉を引っ繰り返して、其の上に身を投げ出し、思いっきり全体重を掛けてやる。
このまま三十分ほど布団蒸しになって苦しむがいいわッ!

「むがー!溺れるー!悪魔の実を食べたせいで桐莉は泳げないのだスー!」

じたばたじたばた。
布団の揺れは次第に小さくなり、やがてピクリとも動かなくなった。
OK、さよなら、桐莉船長。
そしておかえり、俺の平穏なホリデー。
人の形に膨れた布団を下敷きにして、俺は其のまま再び眠りに就く事にする。

ぐらっ。 ぐらぐらぐらっ。
「うぉぁ!?」「ふんがぁぁぁぁっ!!ゴームゴムのぉーっ、いもうとォォォーーーっっっ!!!」
256桐莉兄:05/03/15 17:02:32 ID:gCws5zP8
何てバカ力だ!
桐莉の奴、自力で布団の中から逃れやがった。

「桐莉は海賊王になるのだスーッッッ!!!」
「……言いたい事は其れだけか……」
「そして桐莉は兄ちゃんと結婚して、幸せな家庭を築ひひゃはひはうはひぇほー!?」
「はーっはっはっは、流石はゴム人間!実に良く伸びるナァ!?」
「何するんだ兄ちゃんっ!桐莉の口は伸ばす為にあるんじゃないっ!兄ちゃんとキスする為にあるのスよっ!?」
「ゴムゴムの耳ー」
「ひだだっ、ちょ、放して、マジ痛い!痛いって兄ちゃぁんっ!?」
「おー、伸びる伸びる」
「ふぁぁぁんっ!放せぇ、放せぇぇぇっ!シスター・チャリオッツぅぅーッ!!」

うぉっ!?十二人の妹が一斉に襲って来るぅぅう!?

「やれっ、切り込み隊長・桐莉ッ!」
 「覚悟するのス、兄ちゃんっ!」
「くっ、負けるか!俺はイースト・ブルー最強のぉおぁぁ!?」

両手のバイブ、股間の肉棒、合わせて三刀流の俺が圧されているッ!

「砲撃手・桐莉っ、甲板掃除夫・桐莉っ、兄ちゃんの手を押さえつけろーっ!」
 「人海戦術なのス!」「兄ちゃんの肉棒をお口でキレイキレイするのスよっ!」
「コラ!ベルトを外すな咥えるなぁぁぁ!」
「料理長・桐莉は兄ちゃんの口におにぎり押し込めっ!船医・桐莉はナース服で勝負だぁっ!」
 「アイーッアイーッサーなのス、船長っ!」「ほーら、兄ちゃん!大人しく服を脱げーっ!」
「ぐあやめろ何をあsddrtfgyふじこ」
 「「「「船長!敵船の拿捕は完了だぁーっ!」」」」

後手に縛り上げられて、下半身剥き出しの状態で床に転がされる。
屈辱だ!隆の目の二つ名で恐れられたこの俺が、手も足も出せずに犯されるだとぉっ!
ふざけやがって!頭に来るぜっ、妹にイタズラされて興奮している俺なんてよぅ!
257桐莉兄:05/03/15 17:11:49 ID:gCws5zP8
「んっふっふっふっふ、兄ちゃんは桐莉のモノなのだーっ☆」
「解った!遊んでやる!一緒に海賊ごっこでも何でもやってやるから、この縄を解けぇっ!」
「兄ちゃんは桐莉海賊団に捕まった捕虜なのス。だから、陵辱されても文句は言えない立場なのスよ♪」
「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァンピィィィスッ!?」

邪悪な笑みを浮かべた妹に、ペニスの先を足指でくりゅくりゅと甚振られる。
俺の意に反してペニスは大きく反り返り、桐莉の為すがままに弄ばれてしまう。

「ぬぅっ、兄ちゃんもニョキニョキの実の能力者だったようだスね」

桐莉が俺の股座に屈み込むと、頬を紅潮させながら、嬉しそうに勃起したペニスを咥え込んだ。

「ちゅ…ちゅぶっ、じゅむっ……ぷぁ、ぁんむ……ちゅ、ちゅぅぅ……」

くぅっ、腰が勝手にカクカク動いちまうぅぅぅ

「ひもひいいふは?」
「咥えたまま喋るなっ、唇のもごもごが良過ぎて射精しそうだぁぁぁ」
「ぷはっ!まだ出しちゃ駄目なのス。射精する時は桐莉の中にって決まってるのだスよ♪」

口から放すと、ガチガチになった俺のペニスを軽く握って、ゆっくりと扱き始めた。
スローペースだからイク事も出来ないし、萎える事も許されない。
出そうになると、ペニスのひく付きで察知して、暫くの間手の動きを止めてしまう。
時折桐莉が潤滑油代わりに垂らす唾液と、俺自身のカウパーが、玉袋から尻へと流れて来る。
射精したい、もう我慢出来ない。

「んふふふふふ、兄ちゃんのおちんぽ、早くイキたいってひくひく痙攣してるのス」
「桐莉…頼む、もう…」
「でもだーめ…兄ちゃん、桐莉と遊んでくれなかったのス、意地悪さんだったから、仕返しだーっ」
258桐莉兄:05/03/15 17:13:14 ID:gCws5zP8
ペニスの根元を抑えられて、指先で軽くクニクニされる。
さっきより刺激が弱くなってしまった。
其れなのに、血流が遮られて勃起は酷くなるばかりだ。
更に桐莉が口の中に溜めた唾液を垂らし、ペニスの先に息をふっ、と吹きかけて来る。

「は…っ…はぁ…んっ……に、兄ちゃんのおちんぽ、凄くいやらしいのス……」
「うぁぁぁ…出るぅ、出るぅぅ…っ、ああ、あ、後少しっ、後少しで出そうなのにぃぃぃ」
「…も、だめ……桐莉もっ、がまんできないのスぅっ!」

屹立した俺のペニスを跨ぐようにして、後ろに廻した両の手で、愛液に濡れたまんこを押し広げる。
と、そのまま一気に腰を沈めて来た。

「うはぁぁっ、ちんこっ、兄ちゃんのちんこすごいぃっ」
「やばっ、出る!出る出る出ちゃうぅぅぅ!」
「今日は危険日だから、安心して中で出せっ、兄ちゃんっ!」
「せっ、せめてゴムゴムのコンドームををォォォゥッ!?」

ぶびゅーっ!びゅっ、びゅびゅっびゅぅぅぅっ!

……ぁ、ぁ、ぁ、止まらない、止まらないよぅぅ!
射精が凄い!凄過ぎて止まりましぇんっ!気持ち良過ぎてぶびゅぶびゅ出てましゅ、飛び出てましゅぅぅ!
さっきから玉袋の中に溜め込まれていた分の精子が大量に桐莉のおまんこの中から溢れる位に出てりゅぅぅぅ!
盛大にっ、危険日の妹まんこに射精しちゃってましゅぅぅぅ!(泣)

「ひはぁぁぁ、しゅごいぃい!兄ちゃんのセーエキっ、セーエキ大量に生で出てるぅー!」
259桐莉兄:05/03/15 17:15:32 ID:gCws5zP8
俺の上で激しく腰を振っていた桐莉も、同時に達したのか、虚ろな目でくたんっと崩れ落ちた。

「はぁっ、はぁっ、はっ、ぁ、ふぁぁ……兄ちゃぁん……」

俺の首に手を回し、唇にむしゃぶり付いて来た。
手を縛られたままの俺は為す術も無く、桐莉の舌に口の中まで蹂躙されるのみ。

「……兄ちゃん、桐莉、宝物見つけちゃったのスよ……」

桐莉が、未だ繋がったままの局部を人差し指でクパクパ広げながら、

「……一繋がりの財宝(ワン・ピース)、見つけちゃったのス♪」
「……ついでに子宝まで手に入れちまったらどうするんだよ……」
「そん時は潔く桐莉と結婚して、二人で育てるっ!」

……………。

絶対無理なのは判り切っている事なのに。
其れでも、想像の中の子供作っちゃって結婚しちゃった俺と桐莉は、とても幸せそうに笑っていた。

260名無しさん@初回限定:05/03/15 17:25:38 ID:1BD/LB+Y
電波、エロイ、カッコイイ!桐莉兄氏乙です(*´Д`)ハァハァ
さらわれた方大丈夫でしょうか…

朝起きたら妹が最終兵器
261名無しさん@初回限定:05/03/15 17:40:11 ID:kyCixWu3
桐莉兄氏連投乙&GJ!
俺も集団でやられたい(*´д`)ハァハァ

>>260
略して「さいいも」、おっぱいミサイルはデフォですか?(*´д`)ハァハァ
262名無しさん@初回限定:05/03/15 18:06:06 ID:xi78AS5P
桐莉兄氏乙!激しく乙!


……………(*´д`)ハァハァ
263桐莉兄:05/03/15 19:12:54 ID:gCws5zP8
くあ… >254 と >255 の間に三行コピペ抜けしてた…!

「ぬぁぁぁぁっ!?天井が振って来たーーー!?」
「はっはっはっはっは!其のまま潰れてしまえぃ!」
「ぬがぁぁぁっ、兄ちゃんっ、これマジで重たいのスーーー!?」

脳内で補完よろー!(泣)
264名無しさん@初回限定:05/03/15 20:06:17 ID:khZAKYCL
乙。

・・・ちょっと鬱入ってるだろ。
今日は早く寝ろ。
265名無しさん@初回限定:05/03/15 23:57:41 ID:52HEJb4Z
新着レスイパーイ!!
ヽ(゚∀゚)ノ ウシャシャシャシャ!!!!!!!!!
266名無しさん@初回限定:05/03/17 18:51:43 ID:F5RVXS2n
朝起きたら妹が選択肢をだしてきた。
「お兄ちゃん、どれがいい?1朝御飯、2朝風呂、3それともわ・た・し(ハァト」
267名無しさん@初回限定:05/03/17 18:59:52 ID:dQVpXkE4
朝風呂で朝御飯として妹を食べる?
268名無しさん@初回限定:05/03/17 19:19:07 ID:p+7Ccid9
朝起きたら妹が「見せてあげる・・・」と言ってきた。

・・・何を?
269名無しさん@初回限定:05/03/17 19:29:22 ID:6uWkLr0k
朝起きたら妹がゴスロリ服を着ていた。
270名無しさん@初回限定:05/03/17 19:30:59 ID:p+7Ccid9
もうひとつドゾ。
朝起きたらパンツを脱がされていた。
そして妹はデジカメで俺のモノをアップでカシャカシャと撮っていた。
271名無しさん@初回限定:05/03/17 20:54:04 ID:6uWkLr0k
朝起きたら妹のパンツが顔の上にあった。
272名無しさん@初回限定:05/03/17 22:20:44 ID:CIw0FhS+
朝起きたら、妹のパンツを穿いていた…。
273名無しさん@初回限定:05/03/17 23:07:31 ID:hI3VdTu3
朝起きたら妹が、自分のおなかをさすりながら「あ〜らパパが起きまちたね〜。あっ、この子おはようって言ってるよ♪」と言ってた。
俺の子!?Σ(゚Д゚;
274名無しさん@初回限定:05/03/18 00:44:34 ID:Cu/2uiHI
朝起きたら妹が点呼とってた。
いち(・∀・)ノ
275名無しさん@初回限定:05/03/18 02:27:53 ID:1VHh2kEZ
朝起きたら妹の点呼に反応した。
ふわぁぁぁ…………

にぃ(ノД`)ノシ 
276名無しさん@初回限定:05/03/18 03:12:05 ID:Z2Wsp/1M
朝起きたら妹の点呼にてぃんこが反応した。
サン(つд`)
277名無しさん@初回限定:05/03/18 08:26:57 ID:wwYoans8
朝起きたら妹が姦国俳優に傾倒していた。

<`∀´ >ヨン
278名無しさん@初回限定:05/03/18 16:37:52 ID:eA1Fd/Eh
朝起きたら、妹に「ラブホテル行こう」と言われた

(,,゚Д゚)GO!!
279名無しさん@初回限定:05/03/18 16:56:23 ID:GCI+yAab
朝起きたら、妹に「ライブ行こう」と言われた

ヽ(゚∀゚)ノ Rock!!
280名無しさん@初回限定:05/03/18 17:29:10 ID:yzC/+3YN
朝起きたら、妹が「ウルトラアイ」を装着していた。

ヽ(゚∀゚)ノセブン!
281名無しさん@初回限定:05/03/18 18:02:30 ID:wwYoans8
朝起きたら妹がチョコ食ってた。

「ヽ(゚∀゚)ノ エイトーのミルクチョコー!」
「 そ れ は メ イ ト ー だ 」
282名無しさん@初回限定:05/03/18 18:23:13 ID:BtT6abMv
朝起きたら妹がチョコを差し出した。

(゚∀゚)つ■ 食う?
283名無しさん@初回限定:05/03/18 20:02:50 ID:Y+ODnYhr
朝起きたら妹に根性焼きされた。
( ´∀`)σ━)Д`;)ジュウゥ・・・
284名無しさん@初回限定:05/03/18 20:12:10 ID:yJtmrIPl
朝起きたら妹が侍になってた。

(・∀・)士
285Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/18 21:52:04 ID:56jE6Fhq
朝起きたら、妹が,
「お兄ちゃんの秘密をチェキしちゃうんです」と言っていた。
…四葉?

12です。
286名無しさん@初回限定:05/03/18 21:54:42 ID:rhMHScp5
朝起きたら、妹に「認知して!」と叫ばれた。

(((( ;゚Д゚)))
287Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/18 21:54:58 ID:56jE6Fhq
ちなみに>>285は、四葉→シスプリ→12人(の妹)という繋がりからです。…無理矢理ですけどねorz
288名無しさん@初回限定:05/03/18 21:57:51 ID:Pc4IFLob
朝起きたら妹がジェイソンの物真似をしていた。

13かな?
289名無しさん@初回限定:05/03/18 22:57:05 ID:2Ih8E5DF
朝起きたら妹がじゅうしまつの鳴き真似をしていた.

くるしいね (十姉妹だから姉妹レズ向けか)
290池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/18 23:02:56 ID:Hc9itDRb
15なのか、16なのか。とりあえず286をカウントして、16。
強引に語呂合わせして、↓の妹16歳ってことで。

>>153-159の続き、『朝起きたら妹の尻にひかれてた。』
相変わらず予告を裏切りまくり、今回はエロシーンではなかったり。
次回投下一回でコレ終らせたいので、今回中途半端な長さで投下。繋ぎ。
・先に前のを読む。
・中身なし。ギャグ・萌え重視の人は特にスルー推奨。
291池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/18 23:03:53 ID:Hc9itDRb
身体の火照りが、冷めそうにない。
心臓の鼓動も、速く、強く打ち続けている。
バレるかも知れない、という緊張からじゃない。
見られている、という恥ずかしさからだけでもない。
それを証明しているのは、……皮肉にも、私自身の身体だった。

「……は、ぁ……」
調理する手を、少し休める。
手に力が入らない。
制服の中で熱を帯びた私の身体は、明らかに性的な興奮を覚えていた。
ブラジャーに圧迫された乳首が、強く勃起してジンジンと響く。
そしてスカートの中、裸同然の股間も、触らなくても分かるほど完全に充血しきっている。
――なん……で……!?
さっきの自慰行為での興奮なんて、もうとっくに冷めたはずなのに。
せっかく解消させた性欲が、私の中でどんどん大きくなっていく。
その原因は……認めたくない。認めたくないけど、明らかだった。
少し顔を屈めれば簡単に性器が見えてしまうような状態に、兄がいる。
それも、充血してドロドロに蕩けた性器を。
そんなところ見られたら、一体なんて思われるだろう?
しかも、さっきからずっと、兄に私のお尻を見つめられている。
その視線に、もしかしたら、私は興奮してしまっているのかもしれない。
見られてることにこんなに発情して、これじゃまるで、変態みたい……。

私は一息つくと、再び手を動かし始めた。
これ以上じっとしていると、……我慢が、できなくなってしまいそうだから。
「……ぅんっ……」
時折服の中で微妙に乳首が擦れて、もどかしい感覚が走る。
私は直ぐに触って慰めたいのを、必死に押さえる。
――もうすぐ終わるから……それまでの……我慢だから……
――そんなに脚をもじもじさせたら、怪しまれちゃうから……
何度も何度も私自身の身体を制しても、気が付くと、動いてしまう。
――ほら、バレちゃう……見られちゃうよ……
292池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/18 23:04:36 ID:Hc9itDRb
/私が自分自身の理性と闘っている矢先、
「――なあ、お前、気分悪いのか?」
突然、背後から声がかかった。
上体だけ振り返ると、兄が心配そうに見上げていた。
私は慌てて返事をする。
「だっ、大丈夫……ちょ、ちょっと熱っぽいだけ……」
言い終えると、直ぐに私は前に向き直った。
赤く染まった顔を、あまり見られたくなかった。
――やっぱり、不審がられてる……!
気分が悪いかと聞いてきたということは、私の様子が明らかに変だったからに違いない。
――大丈夫だよね……気付いてるのかな……?
もしかして、私が今下着を履いていない事も、それで発情してしまっている事も、
全部知っているうえで話しているのかな……?
だとしたら――

「――ひぁっ……!」
突然、ゾクゾクとした快感が背筋を這い上がる。
焦らされ続けた身体に走る快感に、思わず声が出てしまった。
ごく弱い快感だったのに、一瞬で私の頭は真っ白になり、
いったいなにが起きたのか考えるのに数秒かかった。
――太腿に……垂れてきてる……!
下半身に意識をやると、私の股間から溢れ出た愛液が、太腿を伝って垂れてきていた。
それも、たぶん幾筋にもわたって、両足に。
敏感になった内股を液体が少しずつ伝い落ちる感覚に、
私の身体は悦びを抑え切れなかった。
「……っん……! っ……!」
顔を俯けて身体をこわばらせて、声が出るのを必死に抑える。
下着を履いていない分、溢れ出した液は少しも吸い取られる事なく、私の身体を責め続ける。
――ダメ……! ダメだから……!
普段だったらなんてことはない感覚なのに、今の身体は、ビクビクと震えが止まらない。
細かく痙攣するその度に、割れ目からは粘液が零れ出してきて、逃れられない悪循環に陥る。
――ダメ……触りたい――見られてる……我慢――――――出来ない……!
293池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/18 23:06:15 ID:Hc9itDRb
身体を満足させてくれない快感に、私の理性は崩壊しそうだった。
なんとかこれだけ作り終えようと頑張り続けた料理も、まだ炒める過程に入っていない。
そのうちに、内股のもどかしい感覚が遂に内膝にまで降りてきた。
――あっ……膝までいったら……見られちゃう……!
そこから先は、もうスカートは隠してくれない。
私が垂れ流した恥ずかしい汁を、兄の目の前に晒す事になってしまう。
「っ……!」
――なんで……!? なんでこんな……
こんな状況なのに、もう絶体絶命の状況だというのに、

――なんで私……興奮してるの……!?

欲しい。欲しい。身体が求めて静まらない。
見られてるのに。兄にもう少しで気付かれてしまうかもしれないのに。
右手が無意識に下の方へと伸びていく。
――バレちゃう……! 気付かれちゃう……! でも……それでも……

「――おい、さくら!」
突然、兄の声がかかった。
今、兄が私に声をかける理由なんて、一つしか思いつかなかった。
――私の足に垂れてるの……見られた――?
私の脳がそれを認識するのと同時に、それまで私の中で張り詰めていたものが、一気に弾けた。
「ひっ――ぁっ、んんっ――……っ!」
――プシュッ
身体がビクッと痙攣し、あそこからトロトロした液が一気に溢れ出す。
膝からガクガクと力が抜けて、これ以上立っていられない。
「んぅっ――っ――んんっ……!」
「お、おい!」
兄が椅子から慌てて立ち上がるが、私はそんなことに気を配れない。
――ぁ――見られ――私――!
調理台の上に両手をついて、ただ耐えることしか出来なかった。
――バレ――ちゃった……
294池魚 ◆KSWDn0UBZs :05/03/18 23:08:46 ID:Hc9itDRb
こんだけ。10日で3レス、俺にしては上出来。
コレを書いていて、フィクションという言葉の便利さを知った。

次で多分ラストまでまとめて投下。
295Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/18 23:21:57 ID:56jE6Fhq
>>池魚氏
GJ&乙です。…何ていうか…ある種の目覚めですか?
296名無しさん@初回限定:05/03/19 00:14:40 ID:j8cEJDy+
朝起きたら妹が点呼ご協力ありがとう
と言っていた。
なんのことだ(´ω`?)

297名無しさん@初回限定:05/03/19 02:12:11 ID:cK5N/++G
池魚氏GJ!、妹の心理がよく書かれてまつ(*´д`)ムハー
触らなくてもイクってあれだよね、イク寸前までシコっておくと
ちょっとした拍子にでるってやつ。あれ気持良いんだよねw


朝起きたら妹が朝食にほれ薬しこんでた。
298名無しさん@初回限定:05/03/19 08:25:29 ID:wiqCYEGD
池魚氏GJ!(*´Д`)ハァハァ
299名無しさん@初回限定:05/03/19 17:11:34 ID:sIAzQJgg
朝起きたら妹に、下着姿で起こされた

…つい、かっとなってヤった。今では反省している
300名無しさん@初回限定:05/03/19 17:12:31 ID:C1aac5La
朝起きたら妹に通報されますた。
301名無しさん@初回限定:05/03/19 18:09:00 ID:aKklKhqp
>>池魚氏
素晴らしすぎです。GJ!
なんでここまで琴線にふれるような作品を連発できるかな?

朝起きたら妹に弱点を探り当てられた
3021/3 ◆GYhzO8OFh6 :05/03/19 20:09:36 ID:bQP3Upqc
>299
「お兄ちゃん、朝だよー。起きろー」
 妹が俺を起こそうとする声が聞こえる。
 昨夜―より正確に言うのなら、早朝まで深夜放送の映画を観ていて、東の空が白み始めた頃に、
ようやくベッドに入ったばかりの俺は、とても起きる気力などなかった。掛け布団を頭まで引っ張りあ
げると、再び安眠の世界に引きこもる。
「こらぁ、早く起きろぉ! ごはんだよぉ。朝ごはんだよぉ!」
 俺が返事もしないでいると、妹の奴は勝手にドアを開けて部屋に入ってきた。
「あー! お兄ちゃん、まだ寝てるぅ。日曜日だからって、お寝坊さんなんだ。いけないんだぁ」
 舌っ足らずで、スローテンポな妹の口調では、とてもじゃないが眠気は消え去ってくれない。それど
ころか、妹の声を聞いていると催眠術でもかけられたかのように、よけいに眠気が襲ってくる。
 悪い、妹よ。お兄ちゃんは夢の世界に旅立たなくっちゃいけないんだ。だから、眠らせてくれ。
「こらぁー。起きないと、朝ごはんなくなっちゃうよぉ」
 妹は布団の上から俺の身体をゆさゆさと揺さぶるが、それがまた揺り篭のような心地よい振動となっ
て俺の眠気を増長させる。
「もう。これでも起きないんだぁ。それなら、最終兵器を使っちゃうもんねぇ」
 そういったとたん、俺の頭上で布団がめくられる気配がした。
3032/3 ◆GYhzO8OFh6 :05/03/19 20:10:09 ID:bQP3Upqc
 こいつ! 俺から布団を奪う気かぁ!!
 させてはならじと、俺は中から布団をしっかりと握り締め、妹に抵抗する。
「むうぅ! お兄ちゃん、無駄な抵抗はやめろー。素直に自首しなさぁい」
 布団をはさんで、妹が必死になって俺から布団を奪い取ろうとする息遣いが聞こえる。
 だが、しょせんは妹。兄である俺の腕力にかなうわけもない。妹の努力をあざ笑うように、俺と布団
との蜜月は決して切り離すことはできなかった。
 このまま妹が根負けするのを待つだけに思えた勝負だったが、妹の思わぬ奇襲がやってきた。
「いいのー、お兄ちゃん? 今朝はお兄ちゃんの大好きなハムステーキだよぉ。しかも、ボ●レスハム
のステーキなんだよぉ。分厚いよぉ。お母さんが、こぉ〜〜んなに厚く切ったのを焼いたんだから」
 眠気がぶっ飛んだ。
 脳裏に、フライパンで音を上げて焼かれるハムの光景が浮かび上がり、口内に大量の唾がわく。
 そのとき、眠気という強い応援を支えにそれまで必死に布団をつかんでいた手から、一瞬力が抜
けた。その隙を逃さず、妹は俺の手から布団を一気に奪い去る。
 俺を暖かく守り包んでいた布団を失ったことで、朝日と早朝の冷たい空気の洗礼がやってきた。
 そして、それとともに妹の悲鳴が。

「きゃぁぁ〜〜!!! なんで、お兄ちゃん、パンツ一枚なのよぉ!!」
3043/3 ◆GYhzO8OFh6 :05/03/19 20:10:44 ID:bQP3Upqc


 し、しまったぁー!!
 そういえば今朝寝るとき、その前に観た映画の影響でパンツ一枚でベッドに入ったんだっけ。
「きゃぁー! 変態! エッチ! ドスケベ! バカぁ!!」
 普段のマイペースぶりからは想像できない妹の大きな悲鳴。それだけに妹の受けた衝撃の大きさ
は推して知るべし。
「お兄ちゃん、なんでそんな格好で寝ているのよぉ!」
 俺は投げられた布団を叩き落とし、目覚ましをよけ、文庫本を鼻面でキャッチ、辞典を横面で受け
とめる。
「イデッ! こ、これは昨日の晩に…イタッ!…やっていた映画…ゲフッ!…で、主役の男が全裸で
ベッドから起きる…グゲッ!…シーンがあってな。それがメチャカッコよくて…ウガッ!…いや、本気
でカッコ良かったんだよ。それで…つい、かっとなってヤった。今では反省している …フギュ!」
「知らない知らない知らない! お兄ちゃんのバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ
バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカぁ〜!!」
 妹は顔を真っ赤にして叫ぶと、そのまま部屋を飛び出していった。

 朝起きたら妹に、下着姿で起こされた。
 …つい、かっとなってヤった。今では反省している
30580たん ◆GYhzO8OFh6 :05/03/19 20:18:15 ID:bQP3Upqc
試験も終えて、花粉症で空気清浄機つきの部屋に引きこもり中で時間もあったので久しぶりにSS
投下しました。
最近の人には、なんだこいつ?と思われていそうなのが、こわひ……

           ∧_∧  
          ( ´∀`)  
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | .ロートル |/
306桐莉兄:05/03/19 20:27:57 ID:hOilPon2

朝起きたら、妹のパンツが顔の上にあった。

「……すぅぅぅぅ、はぁぁぁぁ、すぅぅぅぅ、はぁぁぁぁ……」

まだ、ほんのりと温もりが残っている。
丁度鼻の上に当たる位置に股布が来ていて、湿り気を帯びた其処から桐莉のまんこ臭がする。
更に、桐莉のアナルに当たる位置には、少し茶色い物もこびり付いていて、香ばしい臭いを放っている。

「……くんかくんか、すんすんすん、すぅぅぅ、はぁぁぁぁぁ……」
「………」
「……はぅ!」

ドアの隙間から、桐莉がじっと覗き込んでいた。

「ナズェミデルンディス!?」

ぎぃー、ばたん。

嬉しそうな、困ったような、複雑な表情を浮かべて、無言で扉を閉め立ち去る桐莉。
何だよ!何なんですかもう!
兄ちゃんは起き抜けに、目覚めの深呼吸をしただけですよ、ねぇ!

……こ、このちんこも朝勃ちしてるだけですよ、生理現象なんだから仕方無ぇだろゴルァ!?

ふと気付けば、妙にちんこが気持ちいい。
微妙な締め付け感覚がグッドだ。
まるで、そう。
俺が嘗てブリーフ派だった頃、朝勃ちの度に感じていた、ちょっと切ない窮屈さを彷彿とさせてくれるこの感じは

「……にゃあ」
307桐莉兄:05/03/19 20:29:23 ID:hOilPon2
布団を捲ると、猫さんと目が合った。

見覚えがあるッ!
このパンツはッ!ぉぉぉッ、このッ、パンツはッ!
夕べ脱衣場を覗いた時に丁度風呂上りの桐莉が履こうとしていたパンツだァァーーッ!!?(ドッギャァァァァンッッッ!!!)

「くっ…何て事だ…この隆浩ッ、小さなパンツに締め付けられて快感を感じているッ、逃れられないッ!
しかも、猫さんだとッ!これは桐莉のお気に入りのパンツのうちの一つッ!
サイズが合わないのを無理矢理履かせたのかッ、微妙に猫さんの絵が伸びているじゃないかッ!
だが、それがいい!其の背徳感ッ!俺は今ッ、妹の脱いだ下着を装着していると言う事実ッ!
収まりきらない俺の肉棒が食み出て、ワンポイントのリボンで蝶ネクタイをしているッ!
そしてッ、股布に染み込んだ桐莉の澱物の湿り気!脱いだのはつい先程ってェ感じだぜェェッ!?
馴染む!馴染むぞッ!最高にハイってやつだァァァーーーーーーッッッッ!!!!」

ベッドの上でDIO様ポーズをキメながら、石仮面もとい桐莉のぱんつを変態仮面宜しく装着ッ!
当然、被り易いように尻の側を上に持って来るのが通ってもんだ。
顔の上に乗っていたのは、夕べ風呂に入る前に桐莉が履いていた薄緑色のしまぱんだった。
脱衣籠の中を調べた俺が言うんだから間違い無い!

「いや、だが、しかし、この温もりは……ッ、まさかッ!?」

一旦脱いだぱんつを再び履く事で、脱ぎ立てほやほやの温もりと、匂いの新鮮さを取り戻しただとぉッ!
然もッ、一度は丸一日履き込んだ下着だッ、復活するのに要する時間は然程の物じゃぁないッ!
更に自慰行為を行う事で濃密な妹スメルを染み込ませる事に成功したッ!
この兄に脱ぎ立てのぱんつを履かせ、且つ、脱ぎ立てのぱんつを被せる為に編み出した秘策がこれかァッ!

「名付けて……脱ぎ立てジャパンッ!」        ※脱ぎ立て邪道なエロいぱんつ
308桐莉兄:05/03/19 20:30:25 ID:hOilPon2
俺は妹の好意に甘える事にした。
折角、普段出来ないような格好をしているんだから、楽しまなければ嘘だ。
手始めに、其の侭の格好で桐莉の部屋に突撃。
桐莉は着替えをしている最中だったが、人類最強なので無視。
逆立ちをしながら激しく尻を振り、「俺に充電しろ!!俺に充電しろ!!」と絶叫。
桐莉が俺の尻に単三電池を入れようとしたので、大泣きで退散、確実に人類最強から遠ざかる。
「あ、こら!兄ちゃんっ、何処行くっ!?桐莉のオパーイにアブトニックしるーっ!」
鷲掴みにして上下運動させる程無いだろうが。

「……って、何やってんだ俺は……」

自室に戻って壁の鏡に目を遣った途端、さっきまでイケイケだったテンションが一気に下がった。
何処から見ても立派な阿呆か変態だ。
母さんが見たら……いや、あの人は普通じゃ無いからな。
寧ろ派手さが足りんとか言ってサンバの衣装とか着せられそうだ。
股間のジュニアに油性マジックで白鳥とか書かれたら、俺、もう生きて行けないっ!

「……早いとこ脱ごう……」

俺は、腰に手を遣って、桐莉のぱんつを下ろそうとした。

でんでろでんでろでんでろでんでろでんでん♪

………脱げない。
小さ過ぎて脱げないのか!?
顔に被ったぱんつを外そうとしても、これまたピッタリとくっ付いてしまって外せない。

「うぉぉっ、ナズェダ!?」
309桐莉兄.:05/03/19 20:55:13 ID:hOilPon2
まさか、桐莉の奴、接着剤でもたっぷりと塗り付けたりとかしてやがったりとか
いやいや落ち着け俺、桐莉のまんこ臭しかしなかっただろ、接着剤とか付いてたら臭いで判るだろ
だったら何故脱げない外れないっつーかちょっと待て今日は学校があっただろ俺もしかして
このまま妹のぱんつ被って登校ですか変態扱い確定ってゆーかおまわりさんに捕まるよ助けてママン!

「っだぁぁぁぁっ、外れろっ!外れろぉォォッ!!?」

気が狂ったかのように頭をぶんぶか振り回しながら飛んでも跳ねても転がっても、
押しても引いても泣いても叫んでも桐莉のぱんつは外れない。
脱衣(クロスアウッ)も試してみた。風花武装解除(フランス・エクサルマティオー)も試した。
七華に貰った練乳を垂らしてみたら、桐莉のまんこ汁が拒絶反応起こしたのか、猛烈な悪臭を放ち始めた。

「ウソダドンドコドーン!」

慌ててトイレの消臭スプレーをぶっ掛けると、悪臭は消えたが、今度は超強烈な桐莉フェロモンが臭い出した。
こいつっ、あくまでも抵抗する気かぁっ!?

「ぬがぁぁぁぁ!や、やべぇ!勃起がぁー!勃起が凄過ぎて止まりましぇんっ!」

焦るな。焦ったら奴の思うつぼだ。いや、奴って誰だよ。とにかくもちつけ。
ぺったんこー、ぺったんこー、桐莉のおむねはぺったんこー。
そうだ。
さっきぱんつを外そうとした時に、変な音楽が鳴ったよな?

「そうか!つまりこのぱんつは呪われていたんだよ!」
『『『な、なんだってー!!?』』』

……律儀に合いの手入れてくれた戦闘員A、B、Cよ、どうもありがとう。
どうでもいいから出てけ。あと俺の顔見てくすくす笑うな殺す。
310桐莉兄.:05/03/19 20:56:26 ID:hOilPon2
「桐莉っ、桐莉ぃーっ!!」

どたばたと足音も騒がしく、俺は再び桐莉の部屋へと走る。

『ポコチンポコチンダーレガツツイタポコチンポコチンダーレガツツイタポコチン………』

果たして、桐莉の奴、部屋に備え付けられた祭壇の上に色々と並べて、怪しげな呪詛を掛けていやがった。

「きぃぃぃりぃぃぃりぃぃぃぃ、巫女服(;´Д`)ハァハァ」
「ぬぁっ!?兄ちゃんっ、ノックもしないでレディのお部屋に入って来ちゃ駄目なのス!」
「妹の袴下ろすーっ!」

ずりっ。
桐莉の袴を脱がせて、問答無用で床に押し倒す。
うむ、ぱんつはいてない。

「桐莉っ、正直に言えっ!其れは一体何の術だっ!」
「……お、乙女の秘密(はぁと)……」

ぎちぎちぎちぃっ!
容赦無く全力でスコーピオンデスロックを極めてやる。

「ぎぁぁぁぁっ、い、いたっ、痛いのス!痛いのヤなのスーっ!」
「だったら吐けっ!誰に何の呪いを掛けやがったぁっ!」
「ちがっ、呪いじゃないのスっ、只の幸せのおまじないなのスよぉっ!?」
「まだ白を切るか、桐莉ィィィ」「ひぎゃぁぁぁぁぁっっっ!!?」

更にきつく蝦反りにして、ついでにクリトリスを捻り挙げてやると、桐莉が泣きながら小便を漏らした。
311桐莉兄:05/03/19 20:57:47 ID:hOilPon2
「い、言うのス!全部喋るから兄ちゃんっ、もう許してぇーっ!」
「よーし、言えっ!これは何の呪いだっ!?オヤシロ様の呪いかそうなのかァァァァ!?」
「怒んないスか?怒んないスか?桐莉の背骨が悲鳴を挙げてるのス!」
「怒らないから言ってみろ」
「兄ちゃんが…桐莉から離れられなくなる、恋のお呪いなのス…」
「何処が恋のお呪いだっ!」
「兄ちゃんの顔からぱんつが取れなくなったら、ずっと桐莉と一緒に居るしか無くなるのス♪」
「フーン」
「ひっ…ちょ、ちょっとした出来心なのス!今は反省しているのス!」
「桐莉……」
「お、怒んないスよね?ね?兄ちゃん、さっき、怒んないって言ったのス、ね?ね?」
「お前、ガムテでぐるぐる巻きにして、イワトビペンギンの刑な」
「ひ……ぁひ…ぃぃぃいぃぃぃぁぁああぁああああっ、あ、あ、あれだけはっ!
あれだけは嫌なのス!ごめっ、許して兄ちゃんっ!イワトビペンギンされるのは嫌ァァァァァ!!?」
「だったら、さっさと呪いを解けッ」
「無理なのス。桐莉は呪い専門だから、解呪は出来ないのス。てへっ☆」
「お前、駅前で裸に剥いて大福餅の刑な」
「っだああああああああっ、そぉっ、そんなッ御無体なァァァァァ!!?」
「壊れない程度に抑えといてやるから覚悟して存分に泣き叫べ」
「きょ、教会ッ!教会でお祈りすれば呪いは解けるのス!」
「ほぅ。この格好で町外れの教会まで歩いて行けと言うのか」
「大丈夫っ!『覆面レスラーとかできます』って書いた紙を首から下げてけば――ひぎぃっ!?」

吸い出したクリトリスに軽く歯を立ててやると、桐莉が鼻水垂らしながらウンコ漏らした。

「お前、全身に油揚げ巻き付けてコックリさんの刑な」
312桐莉兄.:05/03/19 20:58:46 ID:hOilPon2
「ひっ、ひぃぃぃっ!?キッ、キスキスキスッ、兄ちゃんっ!
女の子とキスすればいいのス!処女じゃなくてもOKなのス!其れでバッチリ呪いは解けるのス!」
「よし。だったらさっさとおねだりポーズを……」
「あ、桐莉は術を掛けた張本人だから駄目なのスよ――ぎゃいーんっ!?」

両足を目一杯開かせて、剥き出しのクリトリスにしっぺをかましてやると、桐莉が涎垂らしながら屁をこいた。

「……次は何が出るかな」
「も、もう何も出ないのス!だからもう許して、兄ちゃぁんっ!?」
「まぁまぁ、次で最後だから」
「アイーーーーッ!!?」

泣き喚く桐莉を荒縄で縛って、クリトリスを洗濯バサミで挟んでやると、激しくイキながら潮を吹いた。
気絶したみたいなので、胡座縛りで逆さに転がして、油性マジックで尻にでっかく『くじら』と落書きしてやった。
それから、俺は役に立たない妹を放置して、呪いを解く為に七華の家へと突撃する事にした。
あいつなら、いきなりキスを迫っても嫌がられたりはしないだろうし、
もし仮に嫌がられたとしても、唇に練乳塗れば向こうから飛び付いて来て嘗め回してくれるに違いない。
何よりお隣さんだから、誰にも目撃されずにすぐ会える。

ピンポーン。

「おーい、七華ー!」

インターホンのチャイムを鳴らすと、僅か二秒でドアが開いた。
313桐莉兄.:05/03/19 20:59:47 ID:hOilPon2
「いらっしゃーい、たかく………………」
「理由は聞かずに、今すぐ俺とキスしてくれ」
「………………たかくん、それ、桐莉ちゃんの」
「ああ、あいつのぱんつだぞ」
「しかも、其の感じは、脱ぎ立てだね」
「良く判るな。十五分くらい前に脱いだと思われる」
「いい匂いがしてるのかな。たかくんのおちんちん、ばっきばきに勃起してるよ」
「ああ、凄いぞ。この締め付けは凄く癖になりそうだ」
「ちょっと待っててね、たかくん」
「いいから早くキスを……はうぁ!?」

ごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごご………………

揺れてる!地面揺れてるよ!

「桐莉ちゃん、殺す」
314桐莉兄:05/03/19 21:06:49 ID:hOilPon2
凄まじい殺意のオーラを身に纏い、練乳缶と浣腸器を手に激しく跳躍、
鬼のような形相で、塀を飛び越え窓硝子をブチ破り、俺ん家の二階の桐莉の部屋へと飛び込んでった。

「おいこら、待て、七華!先に俺にキスして行けっ!」

俺も急いで自宅へと取って返して二階へと駆け上がり、

『………ぬぅ、酷い目に遭ったのス。兄ちゃんは鬼なのス』
 『鬼って、こーゆー顔をしてたんだよね、桐莉ちゃん?』『はうあーーーーーーーっ!?』

桐莉の悲鳴が聞こえる。
暫し躊躇った後、俺は恐る恐る、桐莉の部屋の扉を開いた。

「北キツネ物語!北キツネ物語!」

浣腸器をお尻に差込み四つん這いで絶叫している桐莉。

「(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
「さ、次はたかくんの番だよ?」

………俺は泣いた。

315名無しさん@初回限定:05/03/19 21:38:10 ID:b+TTsIQc
GJ!!
いつもながら糞ワロタw
316名無しさん@初回限定:05/03/19 23:09:42 ID:1RfDwxsR
すげえ、凄絶そのものだ
317名無しさん@初回限定:05/03/19 23:10:50 ID:AvHU0Q59
エロ(;´д`)━━━イ!
興奮しますた。
318Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/19 23:17:00 ID:FdGD1q68
Yです。
>>桐莉兄氏
GJ&乙です。…相変わらずの電波っぷりに、感服しました(w
>>80氏
お待ちしておりましたw…兄さん…気の毒だ(苦笑)
>>299さん
下着姿の妹に起こされた という解釈で書いてみます。…今日明日中にUPを目標にorz
319名無しさん@初回限定:05/03/20 00:12:55 ID:tdRMvZxJ
>>305
キタキタキター
80タン復活!80タン復ッ活!!80タン復ッッ活!!!
GJですよGJ!



ところで掘られ兄の続きはまだですか?
320名無しさん@初回限定:05/03/20 01:23:16 ID:Ty+uZHUO
>>80たん
お待ちしておりました(・∀・)
ハムステーキで起きるのも凄いw
>>桐莉兄氏
また電波キター!!!
禿ワロスw



朝起きたら妹が幼児化してた。
321271:05/03/20 11:30:50 ID:x7FK4kV/
ここまで電波になるとは……
桐莉兄氏、乙GJ

朝起きたら妹が催眠術にかかってた。
322名無しさん@初回限定:05/03/20 17:42:25 ID:x7FK4kV/
朝起きたら、妹がメイドさんをいじめていた。

ふたなりネタってあったっけ?
朝起きたら、妹に男根が生えていた。
323名無しさん@初回限定:05/03/20 19:09:51 ID:Wl5gpc0q
>>322
それじゃあ美味しくないだろ!


朝起きて妹と墓参り
324Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/20 23:10:05 ID:l7G5waD0
Yです。>>318で予告していたSSを、
兄さんのためならなんでもやっちゃう少々ダーク系の妹、悠理でお送りします。
>>322さん
…メイドさんですか…個人的には新天地ですが…orz
…頑張ってみます。
325Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/20 23:17:14 ID:l7G5waD0
朝起きたら、(下着姿の妹に)起こされた。
「兄さん、朝だよ…兄さん…」
「…zzz」「起きてくれなきゃ、悪戯しちゃうんだから…。」
「…zzz…っ!?」「…ん…んむ…兄、さんっ…」
なんだか、息苦しい。それに…妙に気持ちいい。
…夢なんだろうか…これもいつもの…。
禁忌を犯していることは承知で、悠理としてしまう夢。
……父さん…母さん…ごめんなさい…僕は…
「…まだ、起きないの?…物足りないのかな…?」
ファサッ…と、衣擦れの音。…って、ん?
「ん〜っ!?(…何…?)」
「…んぁ…っふ…あぁ…っ!」
「…って、何してるんよ?(汗)」
目は覚めた。…欲望も、目を覚ましてしまった。
「…悪戯♪…だって、兄さんが起きないから〜。」
…かんべんしてや、まったくorz
「…悠理…orz(…っとに…どっちが天然なんよ…まったく。)」
……悠理の今の格好を見て、思わず理性が飛びそうになる。
…悠理のお気に入りの赤いブラに赤いショーツに加えて、
黒のガーターとストッキングに、オーバーニーソックス、
…って、サービス精神旺盛だな…というか、どこで買ったんだ?
「大人の女を目指してみたんだぁ…どうかなぁ?…兄さん」
マイペースで聞いてくる悠理。…誘われてるよ…orz
モデル顔負けのプロポーションに、天然小悪魔系の性格。
どれをとっても、僕の好みで…ヤバイというのに。
「…悠理。」「…兄さん?…って…キャッ♪」
思わず押し倒してしまった。…っていうか、嵌められた!?
「…悠理…かんべんしてよ…orz」「…どうしたの?まだ辛いの?」
…全く、かなわないな…と思いつつ、臨戦態勢になる僕なのであった。
326名無しさん@初回限定:05/03/20 23:38:57 ID:nAg3i8o+
↑しけんはんい ここまで
327Y ◆cf6.GAJsFA :05/03/20 23:52:18 ID:l7G5waD0
とりあえず、今日の投稿はここまでです。…中途半端でごめんなさいorz
悠理ちゃんの設定を考え中です。…大枠は決まってますけど、細かいところを。
この子も、質問OKだと言っているので、もしありましたらどうぞ。Yでした。
328名無しさん@初回限定:05/03/21 00:22:38 ID:h/JPof50
Y氏乙〜。寸止めとは辛いぜ。
で、結局最後までやっちゃったんでつか?(;´д`)ハァハァ

朝起きたら妹が俺の隣でオナニーしてた。
329Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/21(月) 08:53:20 ID:QQf/rZDV
「えへへ…姉さん達にはこれで勝ったも当然♪」「悠理…」
やっぱりかと思いつつ、せっかくだから楽しむことにした。
「…んっ…んむ…兄ぃ、さぁん…」
330Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/21(月) 09:35:47 ID:QQf/rZDV
>>329はミス投稿ですorz 内容はあってますけど、途中で押してしまいました…
なかにはお気づきの方もいるかもしれませんが、彼女は、あの悠理です。
そういえば、7といえば「我らエロティカ〜セブン♪」を思い出す僕って…orz
「私が許婚」編の今のところの設定。
ウィル姉…ウィリアン。悠理達の従姉で、杏理達の母が亡くなった時、
杏里の叔母と一緒に、彼女達の家に。唯一のハーフ(悠理と杏里はクォーター)
中高と女子校育ちで、しかも大学時代はかなりモテていた(らしい)
両刀使いで、女子校時代に付き合った女の子は20人以上とか。
3人のなかで一番スレンダー(2番は悠理)だが、それでもDはあるらしい。
悠(はるか)…主人公。悠理が彼とは血が繋がっていないと気づいて以来、
アタックされ続けている。温厚でやや天然の気はあるが、他はいたって普通。
悠理…メインヒロインで、次女。主人公よりも天然の気有りでしかも小悪魔。
昔から主人公のことは好きだったらしい。血が繋がっていないと知って以来、
杏理とウィル姉が面白がる程アタックしている。プロポーションはなかなか。
杏理…悠理の姉。3人の中では一番普通の子で、3人の中では一番グラマー。
実際は気にする程でもないが、彼女自身はお尻の大きさを気にしている。
331名無しさん@初回限定:2005/03/21(月) 12:01:35 ID:zgu7DMXN
>>Y氏
GJ!って設定って細かいところまでつくるんですね(;´д`)ハァハァ


朝起きたら妹が七英雄
332Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/21(月) 12:34:38 ID:QQf/rZDV
たまには、ネタも投下しようかな…と思っているYです。
主にメモのためですが、皆さんも使ってやってください。
>>331さん
どうもです。…とはいえ設定のほとんどは識別のためです。
細かいところまで作らないと、他の子と区別つかないこともあるので…苦笑
それはそうと、325の続きは、現在製作中です。…もうしばらくお待ち下さいorz
朝起きたら妹が、作っていた。(←料理でも何でもOKです。)
333Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/21(月) 13:25:34 ID:QQf/rZDV
(※これは、>>325の続きからです。)
「えへへ…姉さん達にはこれで勝ったも当然♪」「…悠理…」
やっぱりかと思いながらも、せっかくだから楽しむことにした。
「…んっ…んむ…兄ぃ、さぁん…兄さん…
…悠理…悠理…胸が…痛いの…っ…鎮めてっ…あっ…ぁあっ…」
悠理の胸を、おずおずと揉んでみる。
…柔らかくて、弾力があって、気持ちいい。
癖になりそうだと思いながら揉んでいたら、
「焦らさないで…」って言われてしまった。
……別に、そういうつもりじゃなかったんだが…。
「…うぅ…んふ……悠理…兄さんじゃなきゃ…嫌っ…兄さんが、いいのっ…」
甘えてくるときにはいつも、私じゃなくて、悠理、〜なの と言う彼女。
甘えてくれると分かって嬉しい。背徳感も手伝って、昂りが止まらない。
それは彼女も一緒らしい。
「さっきから、悠理の蜜が溢れてきてる…気持ちいいんだね…」
なんて、似合わないことも言ってしまいたくなる。
…あぁ、堪らない。蜜の溢れ来る泉。
その中心にある突起にキスをしたら、それだけでも痺れてるようだ。
「…行くよ、悠理…」決意を固め、悠理の入り口にあてがう。
「…いいよっ…来てっ…たまらないのぉっ…兄、さぁんっ…」
どんどん激しくなる、狂おしい衝動。それを抑えて、できる限り優しく。
「…兄、さんっ…そんなに、したら…悠理…おかしく、なっちゃうのぉっ…」
それでも強かったらしく、悠理は喘いでいる…ごめん…悠理…。
「…僕も…一緒だから…怖がら…ないでっ…悠理…っ」
「…んぁ…んっ…ふぁ…っ…ぁあっ…兄、さんっ…兄さんっ…!」
―気だるげな満足感と、コトの余韻に身を委ねつつ、悠理と抱き合っている。
「兄さんは…誰にも渡さない…どこにも言っちゃ嫌だよ?…クスクス…」「…。」
334Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/21(月) 13:30:49 ID:QQf/rZDV
昨日の投下予定分がやっと終わりました。Yです。
(※ついカッとなってやってしまった。今は反省している。が、>>333です。)
悠理が怖いという方もいるかもしれませんね。…ガクブル(顔文字略)
思い立ったら一直線というか、少々ダークな一面もありますから…。
杏里とウィル姉が、「出番頂戴よぉ」というので、次回は登場予定です。では。
335名無しさん@初回限定:2005/03/21(月) 18:44:54 ID:ZaGvbiX6
>>331
ロックブーケのことかー!
336名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 01:07:38 ID:yCxAABVw
むしろクジンシーで。
あの衣服ぼろぼろ姿にハァハァしてみろ。
ソウルスティールで精も根も吸い取られるということにエロスを感じてみろ。

でも、クジンシー顔の妹は勘弁だ。
337名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 02:07:27 ID:2DaqhJjv
>>Y氏
昼間からエロいの乙(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹が皇位継承してた。
もう力を受け継ぐものはいないらしい。
338名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 08:32:25 ID:YDf3UKcu
おまいら分かってない!

ワグナス……ふたなり
ダンターグ……一つに同化
ノエル……シスコン
ロックブーケ……ブラコン
クジンシー……精を吸収
ボクオーン……お人形さん
スービエ……触手

だろうが!
全部転用できるんだよ!
339名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 09:40:31 ID:CSF+OErW
>>Y氏
エロイぜ…(;´д`)GJ!

朝起きたら妹が四魔貴族
340名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 09:57:15 ID:yCxAABVw
ノエル兄さんとロックブーケたんで萌え兄妹ってことか。
でも、ロックブーケたんはフェロモン出過ぎでノエル兄に襲われるオチ。

ボクオーンは操る側だから、兄を思い通りに操る妹という配置。
妹の前でオナヌーするように操られる兄萌え。
それによって、兄が羞恥心で恥ずかしがる様を楽しむ妹萌え。

ダンターグは膣痙攣でアレが抜けなくなるということで同化ネタクリア。

ワグナスの両性器をスービエたんの触手で狂うまで責め立てるオチ。

こんなことを考える俺は逝くべきだと思いますた。
生まれてきて御免なさ(ry
341名無しさん@初回限定:2005/03/22(火) 18:52:01 ID:YDf3UKcu
ここは電球で閃くインターネットですね。
342Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/23(水) 21:36:19 ID:gPqxG5vB
>>325のタイトルを、 朝、下着姿の妹に起こされた に修正します。
朝起きたら、下着姿の妹に起こされたってなんだよ、
既に起きてるのかorzと自己ツッコミ。…なんで今まで気づかなかったんだと…
「兄さん、まぬけだよ…。」という声が聞こえてくる気がしますorz
343299:2005/03/24(木) 11:10:32 ID:QfNgfPOt
>>342
すまん、まず俺をなじってくれ…orz
344名無しさん@初回限定:2005/03/24(木) 21:15:44 ID:zjl5VfYg
>>342
俺もなじってー
345名無しさん@初回限定:2005/03/24(木) 21:39:15 ID:KLUBmU8c
朝起きたら、妹になじられた。
「もおっ、おにいちゃんのふにゃチンっっ!!!」
346Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/24(木) 22:08:50 ID:gsW2Ojrq
私のことドジだドジだっていうけど、…兄さんだって人の事言えないよ…。この間だって…その…
…私が部屋に入ってきたのに気づかずに…してた…んでしょ?……ねぇ…私…知ってるんだよ?
…そんなにしたいんだったら……とにかく、気をつけてよね…もぅ…。(※以上、うちの妹からの叱責でした。)
347名無しさん@初回限定:2005/03/24(木) 23:33:40 ID:z3jZeYcx
Y氏GJ!(*´д`)ハァハァ

朝起きたら妹が兄萌え
348名無しさん@初回限定:2005/03/24(木) 23:41:01 ID:8Zg3Y2h4
む、ここ数日勢いが減衰してるな

朝起きたら妹が半裸で冷蔵庫に入っていた。
「……私、ペンギン。カァカァ」
(;´д`)!?
349Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/25(金) 02:54:49 ID:YpDAHdIt
朝起きたら、妹達がラブラブしていた。
「…杏里…。」「…ウィル姉…。」
見詰め合っている二人。恍惚とした視線。
キスでもしていたのだろうか。2人の唇にはてらてらと妖しく光る糸がひいていた。
………
……

「……なんですかこの展開は…。」
「…知らない、よぉっ……兄さん…」
杏里もウィル姉も両刀使いだったのか…とか思った自分がイタイ。
そんなことを考えていたら、悠理が甘えてきた。
「今日も、私を愛してよ…感じさせてよ…兄さん…」
「…危険日とか、あやしい日はちゃんと教えてくれよ…?」
「…その時はその時だよ、兄さん♪」
「…。」
「…冗談だってば。その時は…どうにかするから…。」
「…どうにかするって…そんなアバウトな…。」
「だってさぁ…寸止めとか、嫌でしょ?…兄さんだって…。」
…痛いところを突かれた。
「…そりゃ、そうだけど…。」
「…じゃぁ…そういうときは……その分……ね。」
………
……

「……あーあ、すっかり2人の世界に入っちゃってるよ…。」「…悠理…罪な子…。」
………
……

「ウィル姉…。」「……2人の世界に入ってたのは、お互い様だよ…。」
350名無しさん@初回限定:2005/03/25(金) 11:01:50 ID:fSlEsLwl
>>348
しんちゃんかよ!
351桐莉兄:2005/03/25(金) 21:10:24 ID:+BPS6N+y
次のを書いている間に、たまにはネタフリでもしてみようと思った。


・朝起きたら、妹が『アークと呼ばれた物』を握って枕元に立っていた。


……いや、分かり難いネタでスマソ……。
352名無しさん@初回限定:2005/03/25(金) 22:18:12 ID:H47LEtvy
朝起きたら、妹が(擬人化スレの)キッコロのコスプレをしていた。
353名無しさん@初回限定:2005/03/25(金) 22:54:30 ID:b9v5mEHw
朝起きたら妹万博開催!
全世界の最先端の妹があちこちに!
テーマは「妹のエイチ(H)」
もちろんHENTAIのHである。
354名無しさん@初回限定:2005/03/26(土) 15:19:59 ID:PDgJPaLa
朝起きたら妹に「やらないか?」って誘われた
とりあえず欲望のままに『ぶっかけて』やった

「いいかッ!オレが怒ってんのはな、てめーの“心の弱さ”なんだ!そりゃあ確かに“精子”をイキナリぶっ飛ばされたんだ、衝撃を受け
るのは当然だ!自分まで“臭く”なっちまうんだからな。オレだってヤバイと思う!
だが!オレならッ!あともうちょっとでヤれるってトコで躊躇したりはしねえ!たとえ妹だろうが危険日だろうがなッ!オメーは“兄ッ子
”なんだよ!ビビったんだ。甘ったれてんだ!分かるか?え?オレの言ってる事。“精子”のせいじゃねえ。心の奥のところでオメーには
ビビリがあんだよ!成長しろ!“成長”しなきゃあオレたちは“性交”を結べねえ。倫理には勝てねえ!
そしてハッキリと言っておくぜ。オレたち兄妹はな!そこら辺の公園のベンチなんかで“やらないか?”“やらないか?”って大口叩いて
同類と体を慰めあってる様な糞味噌どもとは訳が違うんだからな。“やらないか?”と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっ
ているんだッ!
「『やらないか?』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレの家族は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手をヤっち
まってもうすでに終わってるからだ!だから使った事がねェーッ!『ヤっちまった』なら使ってもいいッ!」

次の朝起きると、隣に全裸の妹がいてこう言った
「ヤっちまった… はじめてやったけど、どうってことなかったな」
昨日の夜一服盛られたか? 俺は激しく後悔した…
355名無しさん@初回限定:2005/03/26(土) 17:28:58 ID:l1i081IZ
>354
「そして私にむかって『兄ッ子』だなんて言えるヤツは
もうこれで誰ひとり、い、いないよ・・・
ぐすっ・・・
もう私、お兄ちゃんに甘えたりなんか・・・ひっく・・・」
そういうと何故か妹はぐすぐすと泣き出してしまった。
「バ、バカ、なに泣いてんだよ。だから『兄ッ子』なんて言われるんだ」
「えぐっ・・・でも、昨日お兄ちゃんが甘えるなって・・・ひっく」
「ああもう」
俺はなんだか面倒くさくなりとりあえず妹を抱きしめた。
「バカ」

>355もなんだか面倒くさくなりとりあえずカキコした。
356名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 02:22:40 ID:CVej9Uh+
アレから幾星霜……朝起きたら、いもう党が政権を奪取していた。
357名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 02:26:00 ID:BNGbm0cZ
いもう党は早速近親婚を奨励しだした。
358名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 03:18:45 ID:TOA2k5hj
なお同性婚を認めるかどうかについて
連立与党のおとう党と対立。

いもう党801派が擁護に回っているが
主流派であるお兄ちゃん独り占め派により
801派幹部の切り崩しが進んでいる模様
359名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 07:20:21 ID:NCL0i4u6
26歳にして衆議院議員、いもう党幹事長を務める妹(ハァハァ)
360名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 20:34:11 ID:IwrPUYfw
朝起きたら妹に恋しよう。
361名無しさん@初回限定:2005/03/28(月) 23:41:07 ID:uBk498Zm
朝起きたら妹について本気出して考えてみた。
362名無しさん@初回限定:2005/03/29(火) 04:11:42 ID:iZCnYYZk
朝起きたら妹と、手錠で繋がれていた。
363名無しさん@初回限定:2005/03/29(火) 20:41:21 ID:tsJ82fP4
朝起きたら妹との新生活が始まった
364名無しさん@初回限定:2005/03/29(火) 21:48:51 ID:wq1NXcZZ
朝起きたら大学生活のために妹が家に押し掛けてきた
365名無しさん@初回限定:2005/03/29(火) 23:29:57 ID:6tfhQ1ly
>>364
…某スレだと実際にあった話だよな…
366Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/29(火) 23:43:42 ID:K73cQKsE
>>365さん
>朝妹スレ住人でしがないSS書きでもあるYです。
>ここではロム専門ですが、昨日みたダークな夢をヒントにSSを書いていて
>このスレで話題になっている体験談等とも若干は類似点があるかもと思い
>「僕の文章は全てネタであり、他の方の体験談とは一切関係無しです」と、
>あらかじめお断りを入れとこうと思った次第です。
…僕がどこで↑を書いたかバレバレになる気もしますが…とりあえずコピペ。
そんなわけで、予告編。メインヒロインは悠理でお送りします。
…あわよくば今月中UPを目標に書いてます。杏里とウィル姉のは保留中です。
367Crazy for you ◆cf6.GAJsFA :2005/03/29(火) 23:49:29 ID:K73cQKsE
新月の夜、情緒不安定の夜…僕は、軟禁される夢を見た。
ベッドに、買った覚えの無い枷で繋げられている。
―クスクス…兄さん…。離したくない…離れたくないの…。
涙を流しながら、妖しく笑っている。
…どうしてそんな、悲愴な眸をしてるんだ…。
―私には…兄さんしかいない…兄さんが欲しいの…。
―私と兄さんには血縁が、ないのに…。
―どうして兄さんは…私を受け入れてくれないの??
―兄さんと一緒に暮らせないなら…私は死んだっていい…。
―兄さんと…心中する決心だってついてるわ…。
368Crazy for you(2) ◆cf6.GAJsFA :2005/03/30(水) 01:14:43 ID:t1BrW/3i
…僕は、呆然とした。…僕達に血縁が無い事は、悠理は知らないはずだった。
戸籍謄本を調べたのか、お父さんにでも聞いたのか。
あるいは…修君の後を追うかように、事故で亡くなった叔父さん達に…。
―兄さん…答えてよ…兄さん…。
涙を流しながら、手足の自由を奪われている僕にギュッと抱きつく悠理。
悠理はプロポーションが平均よりもよく、力も結構ある方なので
手足の自由が利かない僕は、なされるがままに任せざるを得なかった。
「…んふ…ん…んむ…兄さん…。」
僕の上で、恍惚とした表情を浮かべながら…悠理は、服を脱ぎだした。
ファサッと、衣擦れの音が…やたらと大きく響いた気がした。
369名無しさん@初回限定:2005/03/30(水) 04:25:22 ID:pcBflXeN
ストライクゾーンど真ん中の予感
370 ◆ZdxHytvXEs :2005/03/30(水) 06:46:56 ID:Sp9DFckc
>>365

もちろんこのスレもROMってたりするわけだが


>>366

ノシ

>>367

流れ切ってスマソ 続きヨロ。
371Y ◆cf6.GAJsFA :2005/03/30(水) 22:22:31 ID:t1BrW/3i
>>369さん
ありがとうございます。頑張ります。
>>370さん
…中途半端ですけど、昨日の投下目標はクリアしてます。
後3レス程で完結予定。ダークな部分は、ほとんど済んでますけどね。
…あちらでの報告、お待ちしております。
…あと、勝手に予想してすみませんでしたorz
372Crazy for you(3) ◆cf6.GAJsFA :2005/03/31(木) 01:44:36 ID:3s45A1OT
―ねぇ、兄さん……私じゃダメなの?
…そんなこと、ないよ。
―他に、心に決めた人とか、すでに結ばれた人とか、いるの?
…いないよ…。
直に感じる、悠理の吐息と柔らかな温もり。
そして…頬を赤らめ、困ったように笑う悠理。
情緒不安定な僕の理性は、あっさりと崩れてしまう。
もうどうにでもなれ、と思った。
でも…準備はしっかりしようと思い、
自由になった右手の中指を、悠理に導かれるまま彼女の源泉に差し入れた。

「…んっ…あふっ…んぅ、ん……兄さぁん…。」
…朝起きたら妹が、僕の上で悶えていた。
「……んもぅ…責任とってよぉ…。……悠理、したくなっちゃったよ…。」
「…ごめんな…。」
「…クスクス…兄さんのエッチ…。」
少し顔を赤らめながらそういって笑う悠理が可愛くて、ギュッと抱きしめる。
この笑顔を失いたくないな。そう思っていたら、
「…ねぇ…焦らさないでよぉ…」
なんて言われてしまった。……まったく、血は争えないな。

すっかり硬くなったモノを、悠理の源泉に挿れていく。
「…悠理、別にエッチな子じゃないよ…兄さんと、だからだよ…。」
…気にしなくても良いのに、そんな事を言う悠理。
「…わかってるよ。そんなに心配しなくても良いよ。」
可愛いなぁと思いつつ、安心させようとそんな事を言って
僕は続きに専念する事にした。

「…んっ…ぁはっ…ん…兄さぁん…んぁっ…兄さぁん…」
「あっ…あっ…んふぁ…あぁ…んぁ…ふぁ…あぁっ!!」
373名無しさん@初回限定:2005/03/31(木) 03:35:19 ID:Fs+DX9AH
Y氏、エロいのGJ(*´д`)ハァハァ

朝起きたら妹と朝風呂
374名無しさん@初回限定:2005/03/31(木) 14:32:06 ID:KdGwp0Rp
朝起きたら、妹に良く似たロボットが
375名無しさん@初回限定:2005/03/31(木) 20:21:31 ID:t7FZbNU/
暴走して、戦っていた相手を食べていた
376名無しさん@初回限定:2005/03/31(木) 21:17:50 ID:NrjpFowC
『まずい・・・、もう一体。』
377 ◆UYdM4POjBM :2005/03/31(木) 22:38:40 ID:BgzHYVxu
朝起きたら姉ちゃんが、妹になっていた。

ゆすゆす・・・ゆすゆす・・・・
「…ちゃん・・・起きてよ、お兄ちゃん・・・」
ん〜?だれだよ〜?言っとくが俺には妹はいないそ〜。
「起きてよ、お兄ちゃん!遅刻するよ!」
「ん〜」
仕方なく目を開けると、そこには見知った顔が・・・ってか、ようするに俺の姉が居た。

「朝っぱらからどういうボケですか、お・ね・い・ちゃ・ん。」
「ぼ、ボケじゃないもん!そうだね、強いて言うなら・・・・新しいプレイ?」
ごす
「へげっ!」
姉の頭頂部に綺麗にチョップが決まった。
・・・もうちょっと可愛らしい悲鳴は出せませんか、姉上。

俺は一旦起こした半身をまた布団に押し込めると、姉に背を向けた。
「ちょ、ちょっと○○ちゃん!冗談抜きで遅刻しちゃうって!」
「ん〜、誰かさんのせいで朝から頭痛がするから、今日は病欠・・・zzZZ」
「私も○○ちゃんのせいで頭が痛いんだけど・・・」
さっきのチョップのことだろう。

俺は突然がバッと身を起こすと、姉の腰を抱いてベッドに引っ張り込んだ。
「だったら・・・姉ちゃんも一緒に二度寝するべー・・・」
「・・・うん。」
お手入れだけは欠かさない姉のさらさらした髪を撫でながら、俺は再び心地よい眠りに落ちていくのだった。

大事なミーティングがあるのを忘れた上に無断欠席してしまったため、次の日こっぴどく叱られる羽目になったのだがorz
378 ◆UYdM4POjBM :2005/03/31(木) 22:39:35 ID:BgzHYVxu
ども、某スレにY氏の書き込みがあったので、見に来てみたのですが。

エロエロディスネ(;´Д`)
姉がこの場に居なくて良かったw

このスレも『ハイテンション妹』あたりん時は見てたんだけど、
ご無沙汰の間にこんなにスレ伸びてたんすねー;

Y氏楽しみにしてるんでガンガって続き書いてくだされ。

それでは存在自体がスレ違いの俺は消えまつ。
379名無しさん@初回限定:2005/03/31(木) 23:01:02 ID:m2HMPKSx
|∀・)ミタヨー

たれぱんだ姉さん萌え。
380Y ◆cf6.GAJsFA :皇紀2665/04/01(金) 00:48:18 ID:ZYCbJRf/
朝起きたら妹に、「兄さんなんか大っ嫌い!!」と言われ思いっきり落ち込んだ。
「…なんてね。…兄さん、今日は『四月バカ』だよ。」

381Crazy for you() ◆cf6.GAJsFA :皇紀2665/04/01(金) 00:48:47 ID:ZYCbJRf/
魘されている様子の兄さんをギュッと抱きしめていたら、
兄さんが、…私の…ナカに指をいれて来ました。
382Crazy for you(4) ◆cf6.GAJsFA :皇紀2665/04/01(金) 03:05:34 ID:ZYCbJRf/
(※>>381は、途中投稿してしまいましたorz)
今日、妙に早く目が覚めた私は
兄さんの部屋に行ってみることにしました。

魘されている様子の兄さんをギュッと抱きしめていたら、
兄さんが、…私の…ナカに指をいれて来ました。
…厭ではなかったけれど、…感じてしまって…。
私は、我慢できなくなってしまいました。
「…もう、兄さんのエッチ…。」
……クスクスと笑って、平静を装っていたけれど…。
私は……狂おしいほどの快感に、理性が崩れてしまいそうでした。

だから…その後にニッコリと微笑み返した兄さんが…
…意地悪に思えてしまって…。 「…ねぇ…焦らさないでよぉ…」
なんて言ってしまいました。……やっぱり、血は争えません。

特に準備も前戯もなかったけれど…すっかり、濡れてしまったうえ、
どんどん溢れてきてしまっているのが恥ずかしかったです。
「…悠理、別にエッチな子じゃないよ…兄さんと、だからだよ…。」
なんて言いましたが、きっと私はエッチな子なのかも…と思い始めていたので
「…わかってるよ。そんなに心配しなくても良いよ。」
という、兄さんの言葉がうれしかったです。
383Crazy for you(5) ◆cf6.GAJsFA :皇紀2665/04/01(金) 03:19:57 ID:ZYCbJRf/
大好きだった、修兄が事故に遭いそうになったウィル姉を死んでしまったうえ
父さん、母さんも、修兄の後を追うかのように亡くなったので、
私も、ウィル姉も、もちろん杏姉も…孤独感を一層感じるようになりました。
特にウィル姉は…夫の死の為に、24にして未亡人となってしまいました。

私にとって、兄さんは…心の支え。
愛してはくれなかったとしても
傍に居てくれれば、私は幸せになれる。
…でも、どうか…私を愛してください…。
私の心が、壊れてしまわないように…。
384Y ◆cf6.GAJsFA :皇紀2665/04/01(金) 03:24:56 ID:ZYCbJRf/
Yです。とりあえず、悠理編は完結しました。
杏里・ウィル姉編は…遅くとも来週中には完成したいです。
ダークなものに挑戦してみましたが、やっぱり、性に合わないようです。
ですが、レパートリーを増やす為にも、たまには挑戦すると思います。では。
385 ◆ZdxHytvXEs :エロゲ暦24/04/01(金) 06:40:30 ID:UzSuCQcS
>>UYdM4POjBM
オモロイっす。たまには書いてみてね。

>>Y氏
乙っす。最後はグッと来ました。
漏れはここに書いたらネタかリアルか分らなくなるので
書きませんが、常にROMってはいるのでよろしく〜。
386名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/01(金) 15:45:25 ID:bc72dIXP
>>801
ガッ!!
387Y ◆cf6.GAJsFA :エロゲ暦24/04/01(金) 19:37:14 ID:ZYCbJRf/
こんばんは。383の修正版をUPしに来ました、Yです。
1行目に、抜け落ちがありました。…詰めが甘かったですorz

388Y ◆cf6.GAJsFA :エロゲ暦24/04/01(金) 19:38:40 ID:ZYCbJRf/
大好きだった修兄が、事故に遭いそうになった
ウィル姉を庇って死んでしまったうえ
父さん、母さんも、修兄の後を追うかのように亡くなったので、
私も、ウィル姉も、もちろん杏姉も…孤独感を一層感じるようになりました。
特にウィル姉は…修兄の死の為に、24にして未亡人となってしまいました。

私にとって、兄さんは…心の支え。
愛してはくれなかったとしても
傍に居てくれれば、私は幸せになれる。
…でも、どうか…私を愛してください…。
私の心が、壊れてしまわないように…。
389エスケープ・フロム・ザ・皐月:エロゲ暦24/04/01(金) 22:38:13 ID:zAob7zDQ
朝起きたら妹に、許嫁宣言をされた。

「兄さんと私は生まれついての許嫁っすよーっ!!」
「……朝っぱらからやかましぃぞ」
心地よい微睡みを関東大震災並の揺さぶりで強引に朝の目覚めへと連れ戻される。
……突き刺さる朝の明るい日差しに耐えながら重い瞼を開ける。
すると、皐月が俺の上に騎乗位……ではなく、文字通り馬乗りになって俺の襟首を掴んで激しく揺すっていた。
「ころしてでもーうばいとるーっ!!」
「ま、待て……落ち着、けぅっ!?」
絵に書いたような最悪な目覚めですよ先生っ!!
ヤバい。何がヤバいって、妹が兄貴に馬乗りして激しく揺れてるっていう状況自体教育衛生上大変よろしくないが、一番ヤバいのは俺が再び…というか永遠の眠りに落ちそうってことだ。
「……揺らすな……息……息……できな……」
「にーぃーさーんっ!!駄目っすよーっ!!兄さんのこと一番好きなのは私なんだからーっ!!」
「…………(ガクガク)」
「うぇええぇぇーん!!なんで春ちゃんをウチに泊まらせようとするかなーっ!?」
「…………(ブクブク)」
「兄さんそんなに私じゃ不服っすか、私では不服なのくわぁーっ!?」
「…………(チ──ン)」
390エスケープ・フロム・ザ・皐月 弐:エロゲ暦24/04/01(金) 22:38:47 ID:zAob7zDQ
で、
「おっす、兄貴!」
「───おはよー春っち〜元気してたか〜?」
賽の川を渡りかけたことから、皐月から解放された俺はとりあえず問題の客人に朝の挨拶と朝食の用意をするために居間に下りた。
「あれ?兄貴顔色悪いよ?生理?」
「───悪い、突っ込みいれる気力もねぇ……朝はパンでいいか?」
「うん、ジャムある?………なんなら兄貴のしろ〜いジャムでもいいけど」
……自分で言っといてケラケラ笑ってる親戚をナチュラルにスルーしつつ、台所の下に突っ込んだままのトースターを引っ張り出す。
食パンは昨日買ってきたから大丈夫だが……あ、ジャムがカビ生えとる……。
半年以上放置してたからなぁ……。
「悪い、ジャム汚染してる。マーガリンでいいか?」
「うん、いいよーん」
とりあえず、その客人の正面に座る形で俺も席につく。
……それにしても。
「……皐月姉ェ遅いねー」
「いや、そーじゃなくてだな」
今頃部屋でバーサーカーと化してるだろう、皐月は。
止めるには12回ぐらい死ななきゃ駄目だな。
「………いきなり荷物抱えて上がり込んで泊めろとは何事だよ?」
「……ぶらり女の一人旅(フッ)」
「帰れ」
391エスケープ・フロム・ザ・皐月 参:エロゲ暦24/04/01(金) 22:39:36 ID:zAob7zDQ
柏 春菜。
俺の二個下。皐月の一個下。
我が藤沢家とは親父の弟の娘。親戚。
性格は快活、ストレート。やや下ネタ系。
座右の銘は「狂言実行」。
幼き日々はよく皐月と共に遊んだ仲であり─────俺の「初めての女」である。
そして、朝皐月がパニクってた理由。それは当時、「その現場」を皐月に見られたからである。
……つまり、その……皐月と春菜は非常に仲が……悪く、皐月は春菜には敵意丸だしなのだ。

「実はお父さんがさ、出張に行くっていうんでこの際、藤沢んとこに世話になれと……あ、兄貴んお父さんにはちゃんと了解……」
「あんのウスラハゲぇぇっ!!!!自分らが帰国できねーゆーとるくせに厄介ごとだけは器用に拾いやがってぇええっ!!
原子まで解体してやろうかぁぁぁっ!!」
俺は稲妻のごとく椅子から飛び上がり居間を飛び出す。
そして速攻で廊下に設置してある電話の子機を取りリダイアルで親父の連絡用電話番号を………
『おかけになった電話番号は現在息子に対しては使われておりません。
親父様に文句言うにはその脳味噌千年くらい熟成させるか、その場で無様に喚いて──』
ブツッ。バキャッ!!
親父コロース ケテーイ。
392エスケープ・フロム・ザ・皐月 四様:エロゲ暦24/04/01(金) 22:41:36 ID:zAob7zDQ
「ニハハハハー相変わらず兄貴のパパさん面白いねー♪」
「最高だ。面白すぎて狂っちまいそうだぜ」
あはは、なんでだろう?キレてるのに顔が笑顔なのは?
なんでだろう?受話器を手でにぎりつぶちゃったのはなんでだろう〜♪
「じゃ、そゆことで」
「兄貴〜?どこ行くの〜?」
「富士の樹海にサバイバルしにいく」
「あ、兄貴ーっ!!さ、皐月姉ェ、兄貴が輝く笑顔で死に往く旅路に…」
「えへへ〜私も逝く逝く〜♪(スキップ)樹海でくたばって素敵に腐乱死体になるんだぁ〜」
「に゛ゃあああああっ!!コッチもトランスしてるぅぅぅっ!!」
俺はお姫様の手を取るように皐月の手を握り、靴もはかずに外へ出る。
あはは、もうどーでもいーや。ポケットを空にして未知のダンジョンへー!!
兄「ラスダンどこだー!!」
皐「裏ボス出てこーい!!」
春「目を覚ませーっ!!」

ンゴンッ、

頭に衝撃。
振り向くと春菜が修羅のごとき形相で釘バットを握っていた。
あぁ………なんか、また、面倒くさいことになっちまった、なぁ……。

DEAD END

*注・終わりません。
393皐月@中の人:エロゲ暦24/04/01(金) 22:47:18 ID:zAob7zDQ
なんか、最近沈み気味だったので投下してみましたが……凄まじく滅茶苦茶な内容に。

スンマセン、次はちゃんとしたシリアス書くので許してください。いやマヂで。

………というか、ギャグがこんなにも難しいものだとは……。
携帯から書くのも大変だ……orz
394Y ◆cf6.GAJsFA :エロゲ暦24/04/02(土) 00:05:12 ID:qQdOkdi6
朝起きたら妹に、「来ないの…。」と、言われた。
まさか…生理が…!?…えっと…えっと…。と、混乱しつつ思い出してみる。
「…わかんない。……心当たり有りすぎてorz」
「…おかしいなぁ…計画は完璧だったから…って、あ」
「……悠理?」「…クスクス」「……?」「………生理は来たよ。クスクス」「…orz」
見事に騙されてしまったのだった。

「ところで…何が来ないの?」
「……ん〜。私が通販で注文したものと、その時ついでに杏里に頼まれた道具」
「……。」
「……クスクス。」
悠理の眸が、妖しく光った気がして、怖くなった。嫌な予感がする…orz
395名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 01:59:41 ID:jppQSgaK
職人のみなさまGJです。

春ですね。
朝起きたら妹に、花見の場所取りに行かされた。
396名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 09:49:52 ID:Db2S8Two
朝起きたら、妹っぽい何かがあった。
397名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 10:55:37 ID:Tg5IcrVJ
ぐっじょ!
398名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 11:41:28 ID:chCDpwAD
朝起きたら妹が隣で寝ていた。
そういえば今日は遅刻できない用事があるから起こしてくれと言われてたんだった。
「おーい、朝だよー。」
声をかけた。でも起きない。
「ゆっさゆっさ」
妹の肩を揺すってみた。でも起きない。
「起きないとイタズラしちゃうよ〜。」
耳元でささやいてみた。でも起きない。
これは無言の同意という奴ではなかろうか。
正義は我にあり。
どんなことをしても妹をたたき起こしてやるのが兄の勤めだ。
「ではパジャマ脱がすよ〜。」
これで起きるはずがない。
妹のパジャマに手をかける。
といっても上のパジャマには手をつけない。
それが俺の形式美。
「こんにちは〜。」
スルスルと妹の下のパジャマをおろす。
黄色と白のストライプのパンツが姿を見せる。
白い生地の向こうにほのかな陰毛が見える。
「まだまだいくよ〜。」
返事が無いので続行。
妹のパンツも一気におろす。
綺麗に生えそろった陰毛を見ながら、俺はとんでもないことを思いついてしまった。
これをしたらどれだけ面白いであろうか。
しばらくニヤニヤしていた。
妹は依然、起きる気配がなかった。
俺は枕もとにあったジッポライターを手にとると、
妹の陰毛にオイルをかけ、火を放っていた。


399名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 12:07:20 ID:877gpIm7
朝起きたら、妹が包丁を研いでいた。ガクブルAAry
400名無しさん@初回限定:エロゲ暦24/04/02(土) 13:14:29 ID:OseUhEfK
朝起きたら、妹達が「手打ちにするか、半殺しにするか」と相談していた。
401名無しさん@初回限定:エロゲ暦24,2005/04/02(土) 14:31:16 ID:vTZ8VOU6
朝起きたら、何故か妹の部屋で寝ていた。
402池魚 ◆KSWDn0UBZs :エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 19:23:24 ID:EaU5Wjxb
 朝起きたら、妹達が「手打ちにするか、半殺しにするか」と相談していた。

『……ころ……』
「ん……?」
布団の中で眠っていた俺は、外から聞こえる声に目を覚ました。
まだ日が昇ってねえじゃねえか。誰だ?こんな時間に。
こんな時間に会話をするなんて、普段じゃありえないことだ。
俺は耳を澄まして会話の内容を聞く。
『……おに……ちゃ……。……てう……』
あ? 最初のは、お兄ちゃんか?
どうもこの声は妹のもののようだ。電話で話しているのか、相手の声は全く聞こえない。
妹が俺の事を話しているとなると、ますます興味が湧いてきた。
俺は耳を扉にぴったりとあてて、声を聞いた。
『……手打ちに……か、半殺しにするか、どう……?』
て、手打ちに半殺し!?
まぁ待て。落ち着け。
何も俺が半殺しにされるわけじゃあないんだ。
アイツは何も身に覚えのないことで人を殺めるような女じゃない。いや、半殺めるか。
俺は更に声を聞いた。
『……お兄ちゃんには、やっぱり半殺しの方が……』
俺かッ!
い、いや、まぁまぁ待て待て。落ち着きたまえ諸君。
諸君は、こんな昔話を知っているかね?
『手打ち』というのは、手打ちうどんの事。ここで手打ちソバって答える奴は素人。
『半殺し』というのは、おはぎの事だ。
ある旅人が、これを知らずに宿の人の会話を聞いてしまったからあら大変。
まったく、無知というのは怖いもので
『……絶対ぶっ殺してやる……』
殺すのかッ!!
い、いや、待てて! まだ我らの敗北が決定したわけではない!
そう、俺に何も恨みを買うようなマネはしていないんだ。
ただ、この間寝てる顔に落書きしたぐらい――これかッ!?
403池魚 ◆KSWDn0UBZs :エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 19:25:15 ID:EaU5Wjxb
/『……じゃあ、決行は本日明朝、明け方と共に……』
今日かッ! それも直ぐかッ!
『……ん? ……ああ、大丈夫。絶対殺してみせるから……』
オ……オ……オ…………オモカジ逃げろ!
い、いや待て! 逃げるな! 勝手に逃げるな俺の足! あと運勢!
きっと話せば分かってくれる筈だ。あれはつい出来心でやったって。
今では反省しているって事を示せば、たぶん命まではとらないでくれる。
今すぐ謝りにいこう。うん、そうするしかないんだ。
俺は逃げ出そうとする足を抑えながら、妹の部屋へと向かった。
何故抜き足差し足で歩く、俺は。
勇気を出してノックをする。小さな小さな大冒険だ、畜生。
妹は絶対許してくれる。許してくれるはずだ。……お願いします許して下さい。
そうさ、相手だって鬼じゃないんだ。大丈夫。うん。
ドキドキして待っていると、扉が開いた。
――キィッ……
「何゛」
鬼だッ!
テレポ! いや、待て待て、落ち着け俺! テレポは現実では使えん! ここは落ち着いて、
エスケプ! ……これも無理かッ! ゲーム脳恐るべし。
な、何とかリアルで使える退避手段は……? ……現実逃避!
ああ、そういやこないだ録画したマクロスまだ見てねえな……
「……何の用だったの?」
逃避できてねえし! 謝れ! ひた謝れ! とりあえず謝っとけ!
「ごめんなさい殺さないで下さいどうかお願いします私のこの人生全てかけても償いますから
 どうかここは一つお許し下さいませ妹君命だけはどうか俺に免じてお見逃しいただけますよう」
「な、何の事か分からないけど、お兄ちゃんを殺したりしないよ?」
「え、でもさっき殺すとかって」
「聞いてたの!? ……あれは、アニメでうざいキャラがいるから、それを友達と話してたの」

なんだか拍子抜けしてしまい、俺はそのまま部屋に戻った。
また一眠りするか。っと、またアイツ電話で話してるし。かさめ!電話代。
『……うん、そう……聞かれちゃってたみたい……だから、計画は明日……ね?……』
404池魚 ◆KSWDn0UBZs :エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 19:27:20 ID:EaU5Wjxb
長物の息抜きに、久し振りに小ネタ書いた。
やっぱりこっちの方が書いてて楽は楽だな……
405名無しさん@初回限定:エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 21:34:05 ID:D2mpizuU
ガクガクブルブルガクガクブルブル
406名無しさん@初回限定:エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 21:41:14 ID:vTZ8VOU6
ガクガク(((゚д゚)))ブルブル


朝起きたら、妹がひたすら泣き続けていた。
407名無しさん@初回限定:エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 22:43:20 ID:PAgEi9tK
職人のみなさん乙!


朝起きたら妹がよしよししてた。
408桐莉兄:2005/04/02(土) 23:18:30 ID:blbWbx6T

「みゅい〜ん…みゅい〜ん…」
「…ぅ…」
「…みゅい〜ん…みゅい〜ん…みゅい〜ん…」

朝起きたら妹が、俺の上に跨って糸に結んだ五円玉を揺らしながら、怪しげな念を送っていた。

「な、何をしているんだ…???(汗)」
「みゅいんっ!?」

ヤバい、ヤバげですよ。
アホ毛から電波みたいなのも出てるし。

「……ちっ、後少しの所で目を覚ますとは、悪運の強い兄ちゃんなのス」
「何をしていたんだー!?」
「『これ』スよ、『これ』♪」
「はぁ……って、怪しいぞ、『これ』は!」

桐莉が差し出したのは、一冊の古本。
いつも桐莉が愛読している魔導書みたいな『古書』と呼ぶ程でも無い程の、適度にボロい古本だ。
タイトルが非常に胡散臭い。

『妹にもできる!催眠術入門(右側歳蔵・著)』

半分千切れ掛けた帯にも、
『簡単!五分で掛かる!NASAで開発された革新的な手法が貴方の宇宙時代の可能性を開く!』
とか何とか、怪しい事この上ない煽り文句が書き連ねられている。

「兄ちゃん!時代は催眠術なのス!」
「……お前、また妙なのに騙されたのか……」
「何を言ってるのスか!催眠術があれば誰でも簡単に操れちゃって凄いのス!」
409桐莉兄.:2005/04/02(土) 23:19:23 ID:blbWbx6T
ふんふんっ!
鼻息も荒く(糸に吊るした五円玉が揺れる程の鼻息だ)力説してくれる桐莉。

「だいたい、こんな本一冊読んだくらいで簡単に催眠術が使えるようになる訳無いだろ」
「ぬぁっ!?兄ちゃん、桐莉の宇宙エナジーを信じてないスねっ!?」
「何だよ、その宇宙エナジーって……(汗)」
「エーテルがプラーナでオドがルンの天行力が手力なのス!オーラがピラミッドパワーでとにかく凄いのス!」
「何処の混沌魔術だ!?」
「魔術じゃないのス。催眠術はれっきとした科学の力なのス。光子力がゆんゆんなのだス!」

ホァァァァァ!
ヨーガっぽく怪しげに体をくねらせながら、気を溜めるんだか高めるんだかする桐莉。
合掌。
兄ちゃん、もう何も言わない。

「ぬぅ、どうやら兄ちゃんには桐莉の凄さを思い知ってもらう必要があるようなのス」
「あー、凄い凄い。あんまりにも凄過ぎて兄ちゃん、欠伸が出るぜ」
「ぬがーっ!これ見て驚けっ!」

そう言うと、部屋の隅っこに向かって五円玉をゆらり、ゆらり、ゆらり……。

「ほぅ、最近の催眠術は霊視もやるのか」
「兄ちゃんは黙って見てるっ!ほぁぁぁぁ……ト〜マト〜、トカラマトカラ、ト〜マト〜、まっかっか〜♪」
「……桐莉が壊れた……」
「おまいは真っ赤なトマトなのス!チンカラホイのチンプイナッ!ケッケチョエーっ!」
『ぐ、ぐけぇ?トマト…真っ赤な…とまとまとまと…くぇっ???』

と、次第に真っ赤な人型が浮かび上がって来る。
410桐莉兄:エロゲ暦24年,2005/04/02(土) 23:20:22 ID:blbWbx6T
「トマト、真っ赤なトマト。誰か私を食べべべべ…くけぇ」
「本邦初公開、さっきまで背景に溶け込んでた怪人カメレオン男の坂崎さんなのス!」
「おおっ!?」
「ってゆーか、桐莉も坂崎さんの姿を見るのは初めてなのス」

あー、でもなぁ。
坂崎さんは桐莉のボディガード兼マネージャーみたいなもんだからなぁ。
何か点数稼ぎに躍起になってるみたいだし。
事前に打ち合わせしとけば、桐莉の合図に合わせて体色を変えてみせるくらいのパフォーマンスはやりそうだ。

「ぬぅ、だったら……」

ドンドンドンッ!
『ぼっちゃまー!朝ですぞー!起きてくだされー!』
がちゃ。

「ヤマモトさんで試すのス。ほぁぁぁぁ……まぐろ〜、まぐろぐろぐろ、ほんまぐろ〜♪」
「こ、こけっ???」
「おまいは大海を自由に泳ぐマグロなのだス!にょめらっちょのキョエーーーッ!」
「ギニャーーーッ!!?」

途端、ヤマモトさんが地面にうつ伏せになって手足をバタつかせ始めた。

「マグロ、私はマグロ…ネギトロにして私を食べてぇん…ごげぇ」

じたばた、じたばた。

「……何処がマグロなんだ?」
「マグロは常に泳ぎ続けてないと死んじゃうのスよ」
「……なるほど」
411桐莉兄.:2005/04/02(土) 23:23:25 ID:blbWbx6T
じたばたじたばた、泳ぎ続けて部屋を出てったヤマモトさんは――

ごんがらごっでんごすーんっ☆
『マグロギャース!!?』

――階段から落ちたらしい。

「ぬっふふふふ。どうスか、兄ちゃん?桐莉は凄いのス♪」
「ああ、確かに凄いな。凄いから、俺の上から退いてくれ」
「みゅい〜ん…みゅい〜ん…」
「!?」

激しく危険を感じ、咄嗟に目を閉じる。

「無駄なのだス!桐莉の催眠術は目を閉じても直接脳味噌に浸透して作用するのだス!みゅい〜ん……」
「うわぁぁぁぁあ!やっ、やめろぉぉぉぉぉ!」
「兄ちゃんは〜桐莉の事が好きになる〜…桐莉以外の女の子が見えないくらい好きになる〜…」
「ぐはぁぁぁぁ!?な、何だぁぁぁ、脳がっぁぁぁぁしびっ、痺れるゥゥゥぅ!?」
「ぬふふふふふ。兄ちゃんはもう、桐莉以外の女の子が見えない体になっちゃったのスよ〜?」
「う、ウソダドンドコドーン!」
「これが動かぬ証拠なのだス!」

ガラッ…俺の部屋のクロゼットを開ける桐莉。
『むーーーむーーーーーーーっ!』
何も無いのに声だけが聞こえて来る。
412桐莉兄:2005/04/02(土) 23:27:26 ID:blbWbx6T
「口のガムテを剥がしてやるのス」
「――ぶはっ、たかくん助けてよっ!桐莉ちゃんが」
「七華!?」
「ぬふふふふふふ、どうスか?見えないスよね?」
「ロープ解いてよっ、桐莉ちゃんっ!いい加減にしないと本気で怒るよっ!練乳浣腸十本しちゃうんだからぁっ!」
「おまいはうるさいから黙ってるっ」
『むーーーーっ!むぐーむーむーむーーーーっむぐぐーーーーーーっ!!!』

どうやらまた口にガムテープを貼り付けられたらしい。
くぐもった声だけは聞こえるが、どれだけ目を凝らしても七華の姿は視認出来ない。
いや、光学的には見えてるんだろうけど、俺の脳が其れを知覚してないんだ。

「まだまだいくよーなのス!」
「な、なんだってーーー!!?」
「次は聴覚…兄ちゃんは〜桐莉以外の女の子の声が聞こえなくなる〜聞こえなくなるみゅい〜ん……」
「うあぁぁああぁああぁぁ脳に直接染み込んで来るやめやめててて念波止めてぇぇぇえ!!」

むー!むー!
叫んでいる七華の声が急に聞こえなくなった。
413桐莉兄.:2005/04/02(土) 23:30:28 ID:blbWbx6T
「次は嗅覚なのス!みゅいーん、みゅいーん…」
「うぉぉぅっ!?急に鼻が詰まったようなこの感覚はぁぁ!?」
「ほれ、兄ちゃん。たった今、七華姉ちゃんから剥ぎ取ったばかりの生暖かいパンツなのス」
「ナズェだー!湿ってるのに何も臭わないぞーッ!?」
「でもってこっちが桐莉の脱ぎ立てパンツなのス♪」
「ウォォゥッ!勃起!激しく勃起しましゅぅぅぅ!」
「次は味覚なのス!みゅぃぃーーーん!」
「くっ、このまま五感全てを絶つつもりかッ!?」
「甘いのス!第六感も絶つのス!セブンセンシズも絶ってやるのだスーっ!」
「いやだぁぁぁぁあ!桐莉以外の女の子が存在しない世界なんて嫌だぁ;あ;ああ;あああ」
「……兄ちゃん、浮気宣言と見なし、おしおきだーーーっ!」

ずぼっ。
桐莉の脱ぎ立てパンツを顔に被せられた。

「ぬふ。兄ちゃぁん……勃起、しるっ☆」

桐莉が腰を軽く上下させながら、耳元で囁いた。
刺激を受けた息子が、りきりきと自己主張し始める。

「な、何だよっ、催眠術のせいじゃないだろっ、これは!」
「まだまだ……兄ちゃぁん、もっと、もぉっと、勃起、しるっ☆」
「う、うぉ、うぁぁああっ!?」

ずくんっ、ずくんっ、血管が波打ち、血液が性器に強制的に送り込まれて来るようだぁっ!
反対に、性器から流れ出て行く血液の量は最低限に制限されてしまっているっ!
萎えないっ!限界を超えて無理矢理勃起させられているぅぅぅ!

「んふっ。兄ちゃんのおちんぽ、苦しそうだから出してあへるのふ……」
414桐莉兄:2005/04/02(土) 23:33:10 ID:blbWbx6T
あむっ。
(パジャマのズボンにはチャックが付いていないので)桐莉が口でズボンをずり下ろし、

――ぽふっ。

「はぅ!」

トランクスごしに俺のペニスにほお擦りする。
くん、くん、臭いを嗅ぐなぁぁぁ!
舌と唇を使って器用に社会の窓を開き、ばきんばきんに勃起したイチモツを取り出そうとするが、

「……ぬぅ、でっか過ぎてこっちからは出せないのス(汗)」

諦めてトランクスもずり下ろす。
ぶるんっ。
開放された俺のペニスは、やばいくらいに嘗て無く激しく天を衝いて勃起していた。

がんっ!がんっ!

クロゼットの壁を蹴る音。
やばい、七華が見てるのを忘れてた。

「き、桐莉、頼む、やめ……」
「はむっ、れる、ちゅ…むっ、れろんっ……ぷぁ。何か言ったスか?」
「……いや、いい。続けて下さい」

許せ、七華!
体は正直に快楽を欲しがっているッ!(泣)
びっきびきに張ったペニスは、刺激を受けると痛いくらいだ。
桐莉はたっぷりと唾液を塗して、本当に軽く、指先で擽るように愛撫し始めた。
415桐莉兄.:2005/04/02(土) 23:36:18 ID:blbWbx6T
「んう。兄ちゃんのおちんぽ、しゅっ、しゅっ、なのス♪」
「うぁ、ぁぅぁぅ」
「気持ちいいスか?出したいスかぁ?」
「だ、出したいっ!はぅぁ」
「だけどおしおきだから、射させてあげないのス」

きゅっ。
ペニスを絞るように握ると、痛みと共に快感が走り抜ける。
其の侭、竿を擦る手を休めて、指で鈴割れをクリクリと弄り廻される。
舌を伸ばして、亀頭に沿って這わせる。
ひくんっ、ひくんっ、さっきから射精寸前にまで追い詰められているのに、最後の一押しが来ない。

「頼むぅぅ、桐莉ぃ、射精ぃさせてぇぇぇ」
「んふっ。兄ちゃん、カワイイのス。だけど、まだ駄目なのスよ〜?」
「ぁぅっ、射させてぇぇぇ」

くにゅっ。ずにゅにゅにゅっ。
いきなり、俺の上に跨ると、桐莉が挿入しながら耳元で囁いた。

「兄ちゃんはぁ、桐莉がいいって言うまで射精出来ないのスよぉ……みゅぃーん☆」
「しょ、しょんなぁーーーっ!?」

だんっ!だんっ!だんっ!
クロゼットを蹴る音は次第に大きくなって行くが、そんな事はもうどうでもいい。
射精っ、射精ぃっ!精液どぴゅーって桐莉のまんこにいっぱいいっぱい射したいのぉーぅーっ!
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。
416桐莉兄:2005/04/02(土) 23:39:35 ID:blbWbx6T
「射したいスか?兄ちゃんっ、射精っ、いっぱい射精したいスかっ?」

腰を激しく上下させながら、桐莉が聞いて来る。

「だ、射したいっ!精液っ、射したいよぉっ!いひっ!?」

れろんっ。
頬っぺたを嘗められただけなのに、目の前に星が散りそうな快楽が走る。

「んふふふふ、それじゃあ……射精してもいいスよ♪」
「うぁ、でるでるでりゅぅぅ!しぇいえきぃ、桐莉のまんこにでりゅぅぅぅ!」
「あ、でもでも、兄ちゃん。桐莉、今日はすっごい危険日なのス♪」
「んがぁっ!?」

慌ててケツの穴を引き締める。
ぴりゅっ。
先走り汁が桐莉の膣内に飛び出した。

「今日はピルも何も飲んでないのス。今、桐莉の中に射したら、確実に妊娠しちゃうのスよ♪」
「ま、待ってっ、今抜」
「兄ちゃぁん……おちんぽ、抜いちゃ、だ・め(はぁと)」
「えええええええええええ!!?」

桐莉の命令がァァァ!
逆らえないっ!抜こうとしても抜けないっ!
後少しで抜けるのにぃ!腰が勝手に動いて桐莉の中に戻ってくゥゥゥ!?

「ぬふふふ、気持ち良過ぎて、もう兄ちゃんの意思じゃ抜けないのスよ」
「と、とにかくっ、腰を止め」
「止めちゃだぁめ。兄ちゃぁん、もっと激しく、桐莉の中でぱこぱこしるぅ(はぁと)」
「はぅあぁぁぁあぁああぁぁ!!?」
417桐莉兄.:2005/04/02(土) 23:41:48 ID:blbWbx6T
耳元でッ、囁かれると逆らえないィィィ!
腰が動くゅぅぅう!ちんぽぉっ!擦れ過ぎて気持ちがぃひぃぃぃぃ!
ぁぁぁ出る出るでりゅぅぅでちゃうぅぅ!も、駄目、止めらんないぃぃ………

「にぃーちゃんっ」
「ひっ、ひぃぃぃ」
「桐莉のぉ、おまんこの中でぇ……」
「やっ、やめっ、それだけはぁっ!」
「おもいっきり、気持ちよぉく、びゅーって射精しるっ☆」
「いやああああああ!妊娠しちゃうぅぅぅぅーーーーッッッ!!?」

びくんっ、びく……びびゅっ!びりゅっ、びりゅりゅりゅっ、びびゅっ、びゅぅぅぅーーーーっ!

堰を切ったように溢れ出す精液。
然も我慢しまくってたから特濃。
四日間オナ禁した後に盗み撮りした桐莉のお風呂写真で抜きまくった日と同じくらいどろり濃厚。
少し黄ばんでて、液体ってよりも固体みたいな、プリンのカスタード部分みたいな感じのが大量に。

「ふぁっ、しゅごぃぃっ、兄ちゃんの精液ぃっ、桐莉の危険日まんこにドプドプって出てるぅぅう」
「うぁぁぁっ、きもっ、気持ちいひぃぃ!止まらないぃぃぃ!」
「にっ、兄ぃちゃぁんっ……そのままぁ、もっとっ、もっとぉ!桐莉のおまんこに精液いーっぱい射精しるぅっ」

うぁぁぁ、命令っ、また命令だぁぁ!
もう逆らえないぃ!桐莉の気持ちよすぎる命令には逆らえないよぉっ!
射精が止まらないっ!もう出ないくらいいっぱい出したのにっ、ちんこのビクビクが止まらないぃっ!
きんたま精液タンク空っぽなのにぃっ!止まらないぃぃっ!
びりゅっ!うぁ、精液出来た傍から射精っ!桐莉のまんこに吸い取られるぅぅぅぅーーー!!!

びくんっ、びくんっ、びぴゅ、びりゅぅっ、びゅびゅーーーっ………
418桐莉兄:2005/04/02(土) 23:43:54 ID:blbWbx6T
……………
………
・……………

「みゅいーん、みゅいーん……あ、兄ちゃん起きたー♪」
「……ぅ、ぁ、れ?」

朝起きたら妹が、俺の上に跨ってピラミッド水晶の付いた妙なペンダントを揺らしながら、怪しげな念を送っていた。

「ぬふふふふふ、どぅーだったスかぁ、兄ちゃぁん?」
「な、何が?」
「『コレ』なのス。じゃじゃーんっ♪」

桐莉が差し出したのは、一冊の古本。
いつも桐莉が愛読している魔導書みたいな『古書』と呼ぶ程でも無い程の、適度にボロい古本だ。
タイトルが非常に胡散臭い。

『貴方の願望を叶えます。夢操作術入門(有家内造・著)』

半分千切れ掛けた帯にも、
『無意識の願望を夢の中で実現する奇跡の手法が今明らかに!各界の著名人も絶賛!』
とか何とか、怪しい事この上ない煽り文句が書き連ねられている。

「兄ちゃん!時代は夢操作術なのス!」
「……俺、また桐莉に騙されたのね……」
「で、で、どうだったスか、兄ちゃん?」

ど、どう、って言われても。
419桐莉兄@キリ:2005/04/02(土) 23:47:06 ID:blbWbx6T
「桐莉の名前をいっぱい呼んでたのス」
「う…っ」
「兄ちゃぁん、桐莉に夢の中身を教えるーっ」
「あーもー起きるぞ遅刻するぞ!ああいい朝だなー空気がうまい!」

妹ごと布団を跳ね飛ばして起きる。
無意識の願望って何だよと。
俺は……げふげふん。信じません、あーゆーのは。

「着替え、着替え……」

がら。

クローゼットを開けて、制服を取り出………

だんっ!だんっ!だんっ!

――ばたん。

「…………………先に飯にしよう」

うん、俺は信じませんよ?
ポルターガイスト現象なんて、良くある事だもんね?
催眠術なんてありえませんよ?
420名無しさん@初回限定:2005/04/02(土) 23:59:53 ID:f1t0Jkii
ハゲワロスエロスw桐莉兄氏グッジョブ!

朝起きたら妹がやたら胸を押し付けてくる
421名無しさん@初回限定:2005/04/03(日) 00:46:55 ID:xw4gUzyC
ワロタワロタGJ
422名無しさん@初回限定:2005/04/03(日) 02:03:48 ID:91Y1cQNu
ハゲシクワロタ!
毎回とんでもない力作ですね。


(某板より転用)
朝起きたら妹がお気に入りの傘を盗まれてしょんぼりしていた。
423Y ◆cf6.GAJsFA :2005/04/03(日) 22:38:15 ID:mTTvhXri
Yです。
以前書置きしたネタを元に、SSを1本製作中。
…直書きなので、いつまでかかるかは僕にも分かりませんが…orz
とりあえず、5レス位を目標にしてます。
424池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:29:59 ID:G4b90Ejj
あんなスレがあったなんて、知らなかった。世の中広いね。

>>290-293『朝起きたら妹の尻にひかれてた。』の続き。
今回でこれラスト。

・最初はエロ重視のつもりだった。
・本番無いと萎える人はスルー。
・純愛じゃないと萎える人はスルー。
・筋が通ってないと萎える人は(ry
・くどい。
・期待を裏切るのは得意です。
425池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:30:40 ID:G4b90Ejj
「お前っ……!」
崩れ落ちそうになる私の肩を支える兄。
必死そうな声と、肩を強く掴む掌の感触が、
快感で薄れた私の頭の中に幽かに伝わってくる。
「は……ぁ……」
視界がはっきりしない。
思考も、はっきりしない。
――何て……言われるんだろう……?
ただその疑問だけが、頭の中で渦巻いていた。
――たぶん、思いっきり罵られるのかな……? 『変態』って。
ぼやけた視界に、私を見下すような兄の顔が浮かび、頭の中に嘲る声が響いてくる。
『実の兄の前で独りでイって……まったく、大した変態だなぁ?』
『まともな神経してたら、とてもこんな事できねえけどなぁ……』
『真面目な顔して、ホントはいつも、スカートの中こんなにしてたんだろ?』
――そんな……私はぁ……
これから何を言われるのか想像するだけで、私の身体はますます熱く燃え盛る。
こちらを見つめる兄の眼差しを、今日初めて正面に受ける。
――あぁ……何て言われるのかな……?
もはや、疑問ではない。
これは、期待。
私の身体が被虐を求めている。
高まる心音と共に、兄の口が、ゆっくりと開いた。

「――あんまり無理すんなって言ったろ!」

――え?

「お前もう、ふらふらじゃねぇか!
 料理なんて、俺が買いに行かなかったのが悪いんだから、
 体調悪いのに無理して作るな!」

――な……これって……?
426池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:31:22 ID:G4b90Ejj
「お前もう休め。あとコレ混ぜて炒めるだけだろ?」
私の肩を引っ張って椅子に座らせる兄。
「あ……え……?」
一瞬で状況を飲み込めない。
罵倒されるものと思っていたのに、私を気遣う様子の兄。
「あ……」
――さっき声をかけられたのは、私を休ませようと思ったから?
「病気なら、部屋戻ってベッドで寝てな。
 あとは俺が独りで作って、勝手に食べてるからさ」
私の方に軽く笑いかける。
「……だ、大丈夫よ、少し休めば……」
――なんだろう、これは。
兄に全てが知られたと思っていたのが、ただの勘違いだった。
視線に晒され続けなければならない状況も、もう終った。
ようやく一安心できるはずなのに。
「……わ、私が部屋戻っちゃったら、兄さん独りで作る事になるんでしょ?
 それじゃ、せっかくの食材がもったいないじゃない」
なんで私は、この空間に残ろうとしているんだろう。
「……倒れそうだってのに、口の減らない奴だな……」
調理台のほうに向き直りながら、呆れたように言う。
「だから、平気なんだって……」
勘違いですんで、良かったはずなのに、

……なんで私は、残念に思っているんだろう……。


本当は、見られたかった?
全部見て、蔑めて欲しかった?

事実、兄に見られたと思った時、私は――
427池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:32:21 ID:G4b90Ejj
薄くぼやけた視界で、兄の背中を見つめる。
「……はぁ……」
見つめる後姿は、いくら待っても振り向いてくれない。
得られないと知った瞬間は、虚脱感に襲われるだけだったのに。
いつまでたっても満たされない私の身体は、おあずけを食らった犬のように。

顔を下ろすと、膝の側面に引かれた濡れて光る線が目に入った。
その線を上にたどると、先はもちろん、私のスカートの中へと続いている。
――……私、こんなに……
兄に見られて、こんなに濡らしてしまうなんて。
こんな、恥ずかしい姿を兄の目の前に晒していたなんて。
今だって、その流れた汁を拭きもせず、下着もつけずに兄の側に座って。
いつ見られるかも分からないというのに。
……そして、こうやって自分を貶める度に、……身体を熱くしてる、私がいる。

ソックスにまで染みこんだその粘液を、指でつーっと拭う。
「……んっ……っ……」
くすぐったいような、ゾクゾクした感覚が脚を這い上がる。
徐々に徐々に脚を上っていくにつれて、指先の透明な雫が大きくなっていく。
そのまま脚を伝っていき、私の指がスカートの縁に触れたとき、
『――まったく、大した変態だな――』
一瞬、手が止まった。
目だけでふと兄の背中を見上げて、
――大丈夫、ただ、拭いてるだけだから……
そう自分に言い聞かせると、私はスカートの中へと指を進めた。
「……ぃっ……ぁ……」
敏感な内股を、新鮮な感触が刺激する。
さっきまでずっと焦らされ続けていた場所に、やっと、触れる。
私は時折身体を震わせながら、
ぬるぬるした指の感触を愛しむようにゆっくりとなぞっていった。
「ふぅぅ……」
待ち焦がれた甘い刺激に、溜息のような、細く長い吐息が漏れる。
428池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:34:55 ID:G4b90Ejj
/私が指を滑らせていくのにあわせて、当然、紺色のスカートも持ち上がっていく。
白い領域が徐々に徐々に広がっていき、冷たい空気がスカートの奥にまで流れ込んできた。
――ひんやりして……ちょっと、気持ちいい……
普通ならあってはいけない感覚さえもそんな風に感じながら、指を進めていく。
もう指先は愛液でぐちゃぐちゃだ。
時折人差し指と中指と親指の三本を擦り合わせて、指に纏わりついた粘液の量を確かめる。
やがて指先に、ぺちゃっ、と何かどろどろした感触が当たった。
その感触にはっとして顔を下に向けると、
もう足の付け根まで見えてしまうほど捲くれ上がったスカートに、
その中に深く突っ込まれた私の右手が、視界の中に描かれていた。
我ながら、淫猥な光景だった。一見しただけで、自慰行為をしているものだと認識できた。
ただ快感を求めていた私の思考回路に、一瞬、
――もし、こんな所見られちゃったら……
最初から持っていた筈の不安が蘇り、私は慌てて顔を上げた。
兄はまだ、以前変わりなく調理台に向かっていた。
少しほっとして、そのまま顔を下げようとした時、横の棚の上に置かれた一冊の本が目に入った。
以前私が買った、料理本だった。
たぶん、兄が自分で料理しようとした時、本棚から取り出してそのままそこに置いたのだろう。
――これで……
厚さは一センチ強だが、大判で表紙が固い。
私はそれを手に取ると、左手で膝の上に立てて置いた。
これなら、直接触っている所だけは前からは見えない筈だ。
……ただし、直接触っている所"だけ"は、だが。
私は一目だけ兄の後姿を確認すると、右手を再びスカートの中へと差し入れた。

『大切なのは、その意志の存在だ』
というのを、昔何かで読んだ事がある。
要するに、道にある通行禁止の看板なんかでも、横を通ろうとすればすんなりと通れる筈なのだ。
それなのに誰もそこを通らないのは、そこにその看板を置いた人間の意志が見えるからだ。
私のこの本の目隠しも、『私はこうしてちゃんと隠そうとしているんだ』
という意思表示を、自分に対してすることで、私自身安心する為に置いたのかもしれない。
……そこに、本当に隠そうという意志があるのかどうかは、知らないが。
429池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:35:48 ID:G4b90Ejj
色々あって意識の中から消えていたが、
さっきからずっと、私の身体は冷める事を知らない。
あの状況でこれだけ身体が高まっているというのに、
まだ一度もその欲求を満たしてやれていない。
――触りたい――刺激が欲しい――
兄の前だという恥ずかしさと、触りたいという欲求だと、……明らかに、欲求が勝っていた。

――ちゅぷっ
剥き出しの性器に、私は指先をうずめた。
「ん……っ!」
指先は、ぬるっ、と割れ目の表面を下から上に滑り、
私の頭の中は一瞬で真っ白になった。
「っんぅぅ……!」
――コレぇ……すごい……!
思わず声が出そうになるのを、身体をこわばらせて我慢する。
欲しかった、ずっと欲しかった刺激が、やっと手に入った。
「ん、く……!」
身体が刺激を求めて勝手に動く。
小刻みに割れ目を掻き出すようにして、私の指は激しく動き続ける。
――いいっ、いいよぉ……!
ようやく触れられた私のそこは、凄く、熱かった。
充血して、ドロドロに腫れ上がって、ヒクヒク痙攣してる。
擦れるほどに蜜を吐き出し、指に絡み付いてくる。
「ふぅ……ん……!」
中指を秘裂に少しずつ侵入させながら、親指でクリトリスを軽く転がす。
甘い感覚に心を幸福感が包み込んで、身体が浮いてしまいそう……。
「はぁぁ……」
ヌルヌルした肉壁の間を、指が擦れ、潜り込んでいく。
――あ……奥まで……入っちゃった……
指を一本全部入れられたのは、これが初めてだった。
熱い襞が、私の指を根元まで締め付けてくる。
――私……兄さんの前で……こんな……
430池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:36:30 ID:G4b90Ejj
指を出し入れする度に、肉壁がそれに引きずられるように動く。
「んっ……ふぅっ……!」
――こんな所で……私……ダメなのに……
自分の理性に反して、身体は快感を貪り続けている。
「ふぁっ……ぁっ、んんっ!」
――ダメっ、声だしちゃダメ……!
膣内で時折指を曲げたりしながら、激しく内部を擦りつける。
じゅぽじゅぽという水音が、私の耳にやけに大きく聞こえる。
――音ダメぇ、聞かれちゃう……!
もう、右手の指は痛いくらい速く動かしている。
――見られちゃう……兄さん……
膣口がビクビク痙攣を繰り返す。
兄の事を意識に入れた瞬間から、私の快感は一気に跳ね上がっていた。
背徳心や羞恥心を煽るような事を、わざと考えている自分に、
私は自分で少しずつ気付いてきていた。
「んっ、ぁ……んぁっ……!」
――こんな状況でオナニーして……
そしてそんな自分を、拒めなかった。
拒んでも、もう、自分が"そう"である事は、明らかだった。
――私……
私は、親指でクリトリスを強く押し潰した。
「ひっ……あっ、はっ……!」
左手に持った本が、いびつに歪む。

――変態だ……

「――ぁぁあぁっ!」

目の前がチカチカする。背中が勝手に仰け反っていく。頭の中が真っ白だ。
そして、脳髄が蕩けていくような――快感が。

――気持ち……いい……!
431池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:37:22 ID:G4b90Ejj
兄が何か言っている。『出来た』?
ああ、料理か……。私のことは、最後まで……気付かないの?
兄は、そのまま食卓へ行ってしまった。
「は……ぁ……」
指が断続的に強く締め付けられる。
私は、力の入らない腕を無理に動かして、
「ひぁっ……!」
膣内から指を引き抜いた。
「……はぁ……」
兄は、背を向けて料理を食べている。
「部屋……戻るから……」
私は、兄の背中に向けて吐息混じりに言った。
あ……、立てない……。仕方ないから、壁伝いに歩こう。
「おお、風邪引くなよ」
……バカ。

――バタ……ン
部屋の扉を、後ろ手で放るように閉める。
まだ、頭の中にうっすらと靄がかかっている。
ぐちょぐちょに濡れた右手を顔の前に持ってくると、さっきの行為が蘇ってきて、顔が熱くなる。
……そうだ、なんだかんだで結局着替えられてないんだった。
早く、このぐちゃぐちゃの服を着替えよう。
……それに、パンツも履かなきゃ。
私が箪笥に向かおうとすると、ベッドの足元に、何か落ちているのを見つけた。
「……え」
――わ、私のパンツ? ……あ、そういえば、脱ぎ捨てたままだったん――
あれ? そういえば、兄さんこの部屋に来た時も、このままだった……?
『……俺になんだかんだ言っておいて、お前も案外ドジだな』
そういえば、さっきの『風邪引くなよ』ってのも……

……もしかして……最初から?
だから、あれだけ声出してたのに気付かないふりして……? だとしたら――
432池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:38:17 ID:G4b90Ejj
それから、何もなかった。
夕ご飯に部屋から出たときにも、その次の日の朝も、
兄はいつも通り話し掛けてきて、私もいつも通りの会話で返した。
いつも通りの日常が続いた、ただそれだけだった。

あれから3ヶ月。兄の冬休みはいつ終ったのやら、今では既に春休みに入っている。

――ほら、今……。

私は変わらず、いつも通りの日々を過ごしている。
「兄さーん、今度どっか行かない?」
「ん? そうだな……じゃあ、ここは一つ――」
「ありがとー、ディズニーランド前から行ってみたかったんだ」
「なあ、俺まだ答えてないぞ」

――やっぱり……。

「以心伝心よね」
「いや、そうじゃなくてだな……」
「ああ、ちゃんと自分の口から伝えたいってやつ? それな――んっ……!」
いつも通り。
私は何も変わらないし、兄は何も気付かない。
兄も何も変わらないし、私も何も気付かない。
「……どうした?」
そう、私たちは今日もまた過ごす。
……私たちにとっての、変わらぬ日常を。

ああ、私、今――

「何でもないよ、大丈夫……っ……」

――見られてる……。
433池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:42:05 ID:G4b90Ejj
('A`)
もう、ね。慣れない物に手を出すべきではなかったね。
次は長いの何書こうかな……。
お前らの好きなシチュとか教えれ。特になければ322でいくから。
434名無しさん@初回限定:2005/04/04(月) 23:51:00 ID:gFdWF7Zi
322の妹ふたなりネタで寸止めなしの作品希望。
妹に突っ込みながら、妹のちん○をしごくシチュがあればなおよし。
……完全に個人的嗜好丸出しなんで無視してくれていいです
435池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/04(月) 23:52:07 ID:G4b90Ejj
>>434
決定
436名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 01:09:11 ID:+5u8zTwP
池魚氏GJ!(*´д`)ハァハァ
…実は自分が「しかれてた」と「ひかれてた」を間違えた本人だったりするorz
でもそれを長編化してくれた池魚氏の心意気にもう一度GJ!


朝起きたら妹がローマ法王
437名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 02:02:24 ID:+n/BwsrC
池魚氏GJ!

朝起きたら妹が、すべての手続きを終えていた。
438名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 11:12:36 ID:nH7GJl95
>434
兄より大きければなお良し
439名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 17:24:26 ID:ljpezy4z
朝起きたら、妹に後ろの初めてを奪われた。
440名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 20:53:53 ID:IcLHpNCK
おお、懐かしのネタが。
441名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 21:05:50 ID:kEaKPGu4
>439
それはつまり、とっとと続き出せやゴルァってことですね(w
442名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 22:32:07 ID:LzU95HKo
朝起きたら妹に童貞を奪われた
443名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 23:01:16 ID:xILu2rd2
>>438
それはちょっと微妙……
かわいい妹にはかわいいちん○がいい。
タカさんみたいな妹なら別だけど。
444名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 23:29:27 ID:3RVm8nki
朝起きたら妹がタカさんみたいになっていた。
445名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 23:41:34 ID:tB2HiAye
それにしても、このスレはふたなりに対して拒絶反応は出ないんだな……。

朝起きたら妹が、拒絶反応を示してた
446名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 23:45:19 ID:EsI/mZCl
>>444
妹で似たネタなら葱のSS保存サイトにあるよ
447名無しさん@初回限定:2005/04/05(火) 23:55:24 ID:POMAZJKc
>>445

「兄さんのじゃなきゃ嫌なの!兄さんのちょうだい。」
「…兄さんの、すごくおいしかったよ。」

「お前と同じもの食べてたのに?」

「人が食べてるのってほしくなるじゃない?」

「んー、そっか。じゃあまた食べような。」

「うんっ」
448名無しさん@初回限定:2005/04/06(水) 23:54:19 ID:H9LLUHbq
朝起きたら妹が宗教ひらくと言い出した
449名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 08:54:25 ID:fBwYTVuH
朝起きたら妹が出家していた…。
450名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 10:40:56 ID:QKKw8Hu5
朝起きたら妹と心中していた…
451名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 12:05:33 ID:h6qY3hEW
朝起きたら妹が、イラストを描いていた。
俺の車のボンネットに・・・・
452名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 12:55:31 ID:D3ZEm4v+
朝起きたら妹が飛行機に萌え塗装塗ってた
ttp://www.interq.or.jp/power/itachi/up2/src/Jfile0525.jpg
「あ、お兄ちゃんおはよ。D.C.塗ってみたんだけど…やっぱり下手…かな?」

…上手下手以前にその飛行機、J○LのDC-10だろ。
453名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 14:18:55 ID:LDevyyC2
朝起きたら妹が弟になっていた。でもおかしい。弟になったはずなのに、気持ちがおかしい。
気付いたらいつの間にかベッドに寝ていた。
454名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 20:07:11 ID:ZqkqZJZq
朝起きたら妹に「兄さん、ここは夢の世界なんだよ…」と言われた
455名無しさん@初回限定:2005/04/07(木) 23:15:34 ID:nlJKwIwf
朝起きたら妹が革命起こしてた
456名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 01:47:47 ID:GNVB7eBi
朝起きたら妹に、外部電源をカットされていた。
457名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 01:59:09 ID:13cgfBIb
朝起きたら、妹に画期的な機能がついていた。
458名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 04:12:11 ID:XgsPg73H
朝起きたら妹の中でミクロの決死圏してた
459名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 06:16:51 ID:jUcEn8jX
朝起きたら妹にアタッチメント機能が搭載されていた

え、それってほんm亜zsxでcrvbgftyんふmじk
460名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 16:56:02 ID:T2tOj64V
朝起きたら、妹にさわやかに「ボンジューる」と言ったら「兄くん、元気かい?」と返された。
う、うあぁぁ!!
461名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 17:42:19 ID:/WpTVxjZ
朝起きたら妹の夢の中にいた。
どんな夢みてるんだろ?
462名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 21:34:58 ID:1+gAZKlS
朝起きたら妹にインターセプトされた
463名無しさん@初回限定:2005/04/08(金) 23:22:11 ID:n07b/REW
俺の目にもインターセプターが!?
464名無しさん@初回限定:2005/04/09(土) 19:44:55 ID:UR+sSmeQ
朝起きたら妹が車をボコボコにしていた。
465名無しさん@初回限定:2005/04/09(土) 20:28:38 ID:gCMjncbc
スト2の車壊しかよ!(((゚Д゚;))))ガタガタ
朝起きたら妹と遭遇した。

…なんで戦闘音楽になってるんだ?
466名無しさん@初回限定:2005/04/09(土) 22:55:23 ID:FoI9DNm4
朝起きたら妹に寝かしつけられた
467名無しさん@初回限定:2005/04/10(日) 01:28:35 ID:DEQJcsmt
朝起きたら妹が、俺の手を自分の秘所へ…
468名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 00:17:51 ID:iX44Fqsa
朝起きたら妹に膝枕されてた。
469名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 00:30:44 ID:lmBqQ1R+
職人さんは充電中かな?
ネタフリしながら待つとしよう。

朝起きたら妹の抱き枕にされてた。
470名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 02:38:27 ID:gKO7mAM1
朝起きたら俺の体に妹の匂いついていた。

…マーキングか?
471名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 06:14:57 ID:5J4aKZ79
朝起きたら妹が、俺の布団で寝小便してた。
472名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 13:35:20 ID:bR8mhHiD
おまいら、真の妹萌えならドラクエは当然Yだよな?
473名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 15:40:24 ID:fxeAKxAp
四作目にも妹が主人公キャラの一人として登場する件について
474名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 15:43:43 ID:fxeAKxAp
あと二作目にも、おっちょこちょいな兄を持つしっかり者の妹が居るな。
475名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 15:56:12 ID:I1O2Lxq6
「宿屋に寄り道」か……血は争えんな
476名無しさん@初回限定:2005/04/11(月) 21:30:51 ID:pnWPPej9
 朝起きたら俺の体に妹の匂いついていた。

「……ん?」
「この匂いは……!」

「おい、葵!」
「ギャー! いきなり開けんな!」
「うぁっ、着替え中!」
「命が惜しければそのまま目を閉じて回れ右!」
「まっ、待て! 実はだな、今起きたr待っ待て落ち着け落ち着いてはなsオーケー出て行くから」

「どうぞー」
「よし。……おい、葵!」
「何?」
「実はだな、今起きたら、俺の身体にお前の匂いがついていたんだ」
「……私の匂い? なんで?」
「そりゃ、俺が寝てる間にお前が何かしたんじゃ――」
「じゃなくて、なんで私の匂いだって判るのよ!」
「嗅ぎ慣れてるからな」
「……なんで?」
「そりゃ、お前が寝てる間に俺がいつもナニをしているから――」
「出てけ。いや出るな。ここから生きては返さん」
477Y ◆cf6.GAJsFA :2005/04/11(月) 23:12:02 ID:B4nmWae4
1.朝起きたら妹に、「…んもぅ……お兄ちゃんのH♪」 と言われた。
……やたら楽しそうなのは、何故だ?
2.朝起きたら妹に、「…あの夜の事は大切な思い出なの♪」 と言われた。
3.朝起きたら妹が選択肢を出してきた。
とりあえず、ネタメモを。 現在、自サイトの朝妹サイド製作中。
478名無しさん@初回限定:2005/04/12(火) 22:06:02 ID:7JNvFn6L
朝起きたら妹が机の引き出しからからでてきた
479名無しさん@初回限定:2005/04/12(火) 22:09:47 ID:7JNvFn6L
ミスッたorz
朝起きたら妹が机の引き出しからでてきた、だった。
480名無しさん@初回限定:2005/04/12(火) 22:31:33 ID:1R5CwJsa
朝起きたら妹がハンバーグ作りに失敗していた。
481桐莉兄:2005/04/12(火) 23:19:51 ID:xdqdfLlh
朝起きたら妹が、ハンバーグ作りに失敗していた。

「…………」
「ぉ?兄ちゃん、起きたスか♪」
「……さっき…物凄い悲鳴が聞こえて来たんだが……」
「んぁ?気にする事は無いのスよ?」
「………なぁ、桐莉。そのt」
「ケチャップだス」
「いや、だからそのt」
「ケチャップでスよ、兄ちゃん?」
「………」
「………」
「…………………」

ばっ!ばばっ!
覗こうとしたが、素早い動きで背後の『それ』を隠す桐莉。

「率直に聞こう。お前は何を……」
「はんばーぐ」
「……そうか、ハンバーグか」
「兄ちゃんに食べさせてあげたかったのス、手作りはんばーぐ」
「その結果がこの台所か。盛大に引っ繰り返したもんだな」
「うぃス。途中までは巧く作れたのだスよ?」
「具体的には、挽肉にする所までだな」
「やっぱ材料が悪かったのスかね?」
「カイザーナックルがまずかったんじゃないのか?」
「一生懸命逃げようとしやがったのだスよ。全く」
482名無しさん@初回限定:2005/04/12(火) 23:33:23 ID:4kWDAFOL
目が覚めてみると、なにやら歌声が聞こえる。
「いっざすーすーめーやーキッチーーン♪」
この歌は……妹か?
なにか嬉しい事でもあったのか、それとも元からパッパラパーだったか。
「目ー指すーはージャーガーイーモーー♪」
「おい、朝っぱらから何歌って――」
「茹ーでたーーら、皮をむいーーて、グーニグーニーとー潰っせーー♪」
スルーか? あ、手ぇ振った。一応俺が起きたのに気付いてはいるみたいだ。
ただ歌うのを止めたくないだけか。
「さぁーあゆーうーきーをーだっしーー、みーじんー切ーりーだー包丁ーー♪」
近くまで寄ってみると、妹の手には包丁と皮をむいた玉ねぎが。
「もしかして、歌いながら料理してるのか?」
コクコクと頷く妹。だとすると……コレは非常にまずい事になった。
「タァーマネーーギ、目にっ染みーーてもーー、なみーだこーらーえてーー♪」
――トトトトトッ
妹は包丁を物凄いスピードで動かし、見る見るうちにタマネギのみじん切りが出来上がっていく。
うむ、いつ見ても素晴らしい包丁捌きだ。
目にも止まらぬ速さ、いや、目にも映らない速さ、というか、……涙で滲んで見えない。
「目がッ、目がァァアアァッ!」
「い、炒めー……ひくっ……つーけー、ぐすっ……ミーンーチー……塩コーシーョウでーー」
本当に涙堪えてるよ……。そこまで再現しないでも。
「……まーぜたーなーらー、ポーテートー、軽ーくーにーぎーれーー♪」
「今ので炒め終わったのか……?」
出来上がりの品がこちらにっ♪みたいな。
「小ー麦ー粉ーターマーゴーにーー、パーン粉ーをーまーぶーしーてーー♪」
お、いよいよ――というよりは、もう出来上がりか。アレでちゃんと出来てるのか……?
「あーげれぇーーば、コロッ――」
……ん?
「――ハンバーグは!?」
「知るかボケェッ!」

朝起きたら妹がハンバーグ作りに失敗していた。
483桐莉兄:2005/04/13(水) 00:08:05 ID:EP0/wIJn
「んふぅ……兄ちゃぁん………(ちゅっvちゅぅぅv)」

………ぶっちゃけ、夕べは桐莉とえっちな事をして、そのまま俺の布団で寝た訳だ。

きゅっ、と抱き付いて来る妹の体温。
ほのかな体臭。
膨らみ掛けの胸が柔らかくて気持ちいい。
唇を重ね合わせて、何度も髪を撫でてやって、気付けば微睡みの中に引き込まれていた。

夢の中でも、桐莉と抱き合っていた。
下腹部が熱い。
其れは次第に不快な冷たさへと変わり……

じょぱぁぁぁぁ。

「ま、まさか……」

唐突に、現実へと引き戻される俺の意識。
じんわりと冷たく湿った俺の布団。
仰向けに寝ている俺の上に、桐莉がうつ伏せになって重なっている。

「んっ…ん〜っ……にぃちゃぁぁん………」

ちょろ、ちょろっ。

残っていた分が漏れ出て来て、俺の腹部がまた一瞬熱くなり、そしてじんわりと冷えて行く。
484桐莉兄:2005/04/13(水) 00:08:57 ID:xdqdfLlh
「ぐぁぁっ、こいつ何歳だよっ!?」

やりやがった。
桐莉のやつ、俺の布団で、つーか俺の腹の上で寝小便垂れやがった。

「んふぅ……にぃちゃぁん…桐莉のし〜し、気持ち〜スかぁ〜……」
「どんなプレイだよ!?」
「…ふぇ?次は大きい方スかぁ……はずかしぃのス〜……」
「っだァァァァァァっっ!?起きろッ、おいっ、桐莉ッ、今すぐ起きろッ!目ぇ覚ませーーーっっっ!!?」

んにゅんにゅ寝ぼけている桐莉の乳首を捻り挙げると、

「ひぎゃーーーーーーーース!!?(涙)」

あっと言う間に飛び起きた。

「痛いのス!?酷いのス!?桐莉のはまだ搾っても出て来ないのスっ!!!」
「きぃりぃりぃぃぃぃ」
「な、何スか!?朝からめっさご機嫌斜めなのスよ、七十二度くらいスか!?」

黙って布団を捲り、でっかい地図を指で指し示す。

「ぬぅ、実に立派な世界地図なのス。これは十八世紀のファルク版地球儀スね」
「言・い・た・い・事・は・そ・れ・だ・け・か・・・・・・?」
「ひだだだだひだひだいのふほっへははほひひゃふほふぅぅぅーーー!!?」

頬っぺたではご不満の様子なので手を離し、代わりにクリトリスを捻り挙げてみた。

「ひぎぃぃぃーーーーーーーーース!!?(涙)」

じょぱぁぁぁぁ。
さらに広がる世界。
485桐莉兄.:2005/04/13(水) 00:10:07 ID:EP0/wIJn
「桐莉は悪い子!桐莉は悪い子!お兄様のお布団にお漏らしするなんて!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいなのスぅぅぅぅ!!!」
「桐莉はいけない子!桐莉はいけない子!お兄様のお腹にお漏らしするなんて!」
「悪かったのス!今では反省しているのス!だからもう痛いの許してェェェェ!!!」
「ええい、ならんならん!仕置きじゃ!成敗いたす!大人しく其処に直れェィ!」
「わざとじゃないのス!不可抗力ス!全ては愛ゆえにっ、愛ゆえにィィィーーーーーー!!!」
「何処の世界に愛する兄におしっこを引っ掛ける妹が居ますか!此処にいますよ!」
「大好きなのス!愛しているのス!嘘じゃないのス桐莉を信じあぎぃぃぃーーーーっ!!?」

青痣が残るくらいに強く、桐莉のヒップを抓り上げる。

「うぁぁっ、うぁぁぁぁぁぁんっ!兄ちゃんの鬼ぃぃぃ!」
「反省しましたか!?反省しましたか!?」
「桐莉は何も悪い事してないのス!兄ちゃんにマーキングしただけなのス!」
「開き直りやがったなコイツ」
「うぁぁぁぁぁぁっ、兄ちゃんのバカバカまんこーーーっっっ!!!」

桐莉が泣きながら自室へと退散した後、部屋には俺と、小便塗れの布団だけが残された。

「………今夜は床で寝るしか無いのか………」

―――――――――

翌日、七華と顔を合わせた途端、七華の顔色が変わった。

「たかくんっ、私のおしっこで匂いを上書きだよっ!」
「だぁぁぁぁぁっ!ぱんつを脱ぐな!跨るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
486桐莉兄:2005/04/13(水) 00:23:45 ID:EP0/wIJn
ああ、なんかコロッケ食いたくなって来た・・・。
487名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 00:29:27 ID:X1ckTMCB
桐莉兄氏GJ。

オレはメンチカツ食べたい。
488名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 00:37:09 ID:TJpMzR6k
>>485
ドビー?
489名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 00:45:28 ID:yX6osX/4
桐莉兄も乱入しちゃった人もGJ!
やっぱコロッケといえば台風だな。
490名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 00:47:19 ID:l8y1Gkri
>>482
GJ!!&ワロスw
ツボったwキャベツじゃなくてハンバーグw
491名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 01:28:47 ID:lI12QYOU
皆、何故朝からハンバーグはキツイということに突っ込まんのだ。
それとも皆朝っぱらからハンバーグを食べる猛者なのか。
492桐莉兄.:2005/04/13(水) 02:51:52 ID:EP0/wIJn
目が覚めてみると、なにやら歌声が聞こえる。
「いっざすーすーめーやーキッチーーン♪」
この歌は……桐莉かよ。
何が嬉しいのか知らんが、元からパッパラパーだから仕方が無いか。
「目ー指すーはージャーガーイーモーー♪」
「おい、朝っぱらから何パクって――」
「茹ーでたーーら、皮をむいーーて、グーニグーニーとー潰っせーー♪」
鍋の中でヤマモトさんがぐつぐつ茹だってた。
まな板の上には皮剥き器と肉叩き。
「さぁーあゆーうーきーをーだっしーー、みーじんー切ーりーだー包丁ーー♪」
近くまで寄ってみると、妹の手には出刃包丁と皮をむいた玉ねぎが。
「もしかして、ヤマモトさんを虐待しているのか?」
コクコクと頷く妹。だとすると……コレは非常にまずい事になった。
「タァーマネーーギ、目にっ染みーーてもーー、なみーだこーらーえてーー♪」
――トトトトトッ
妹は包丁を物凄いスピードで動かし、見る見るうちにタマネギのみじん切りが出来上がっていく。
出来上がったみじん切りを右手にたっぷりと握り、ヤマモトさんの目に押し付けた。
とてもじゃないが見てらんない。というか、……涙で滲んで見えない。
「ゴゲェェェッ!!目がッ、目がァァアアァッ!」
「い、痛めー……ひくっ……つーけー、ぐすっ……リーンーチー……塩コーシーョウでーー」
本当に涙堪えてるよ……。そこまでしてヤマモトさん虐めなくても。
「……まーぜたーなーらー、ポーテートー、軽ーくーにーぎーれーー♪」
「軽くない軽くない!思いっきり握ってるし!」
ヤマモトさんの首がこきぱきっ♪と妙な方向に曲がった。
「小ー麦ー粉ーターマーゴーにーー、パーン粉ーをーまーぶーしーてーー♪」
ああ、いよいよ――というよりは、もう出来上がりか。いや、やっぱりいよいよで合ってるか。ヤマモトさん、さよなら。
「あーげれぇーーば、コロッ――」
……ん?
「――何故か鳥の唐揚げがっ!?」
「何故かじゃねぇよっ!」

朝起きたら妹がハンバーグ作りに失敗していた。(>482氏ゴメンナサイ☆)
493名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 12:28:29 ID:BuO09380
おいおい、俺の今日の弁当はハンバーグでしたよおまいら!
タイムリーにも程がありますよ!
ちなみに俺はハンバーグなら朝からでもOKだっ!


朝起きたら妹が脱皮していた。
494名無しさん@初回限定:2005/04/13(水) 19:55:39 ID:CQ3JF5UV
482氏、桐莉兄、GJ

ラストで朝からハンバーグはきついと言う兄の一言に凍りつく妹
そんな情景を創造しながらネタ出ししました。

朝起きたら妹が壁に突き刺さってた。
495名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 00:27:16 ID:uRmrfpf5
朝起きたら妹がオレンジをくれた。
「今日はオレンジデーだよ、お兄ちゃん(はぁと」

※ソースは13日の読売より
496桐莉兄:2005/04/14(木) 00:30:06 ID:uCnKH+pS
朝起きたら妹が、壁に突き刺さっていた。
腰から上がズッポリと突き抜けて、壁の向こう側から声がする。

「伝説の妹なのス!引っこ抜けたら世界の王になれるのス!」
「素直に助けてくれって言えよ」
「助けて兄ちゃんっ、ぷりぃずだぁ〜ッ!」

桐莉は腰周りとピッタリ同じ大きさの穴に嵌り込んでいた。
どうやら一旦粉砕された壁に、七華のクレイジーだよもんドの『直す力』で塗り込められてしまったらしい。
押しても引いても腹を擦り剥くだけで、到底抜け出せそうに無い。

「マロールを失敗して壁の中に転移しちまった冒険者みたいだな」
「うぁぁぁぁぁんっ!兄ちゃぁんっ、早く桐莉を助ける〜〜〜っっ!!!」
「まぁ待て、落ち着いて考えてみよう」

1.壁を力づくで粉砕して桐莉を出してやる。
2.血管からドーピングコンソメスープを飲んで桐莉を引っ張る。
3.アニッキィ・フィンガーズの『ジッパー』で桐莉が抜け出せる程度の隙間を作ってやる。

「順当に考えて……」
「二番!」
「……三番だな」
「桐莉は二番が見てみたいのス!」
「……ほほぅ、随分と余裕じゃないか。このまま三日くらい放置……」
「ぬぁっ!?冗談っ、冗談なのスっ!桐莉は今すぐ『ジッパー』で助けて欲しい気分なのスっ!」
「足の裏を……擽ったらどうなるかな」
「だ、駄目なのス!桐莉は足の裏が弱いのス!そんな事されたら笑い死んじゃうのスよぉぉっ!?」

半べそ浮かべる桐莉。
今度ばかりは本気でいっぱいいっぱいみたいだな。
497桐莉兄.:2005/04/14(木) 00:31:15 ID:uCnKH+pS
「助けて欲しいか、桐莉?」
「さっさと助けるっ!七華姉ちゃんに利尿剤飲まされて、さっきから乙女の純情が危険でピンチなのだスっ!」
「む!それはいかん!今すぐ何とかしてやろう!」
「うわーい、やっぱ兄ちゃんは頼りになるのスー……って、ちょ、ちょっと!?何脱がしてんのスか兄ちゃんっ!?」
「下着を履いたまま漏らすのは辛かろうと思ってな。さ、存分におしっこするがいい、妹よ!」
「何かが違うのス!根本的に間違ってる気がするのス!」
「遠慮するなよ、俺とお前の仲じゃないか♪」

桐莉の後ろに回り、足を左右に割り広げながら、下腹部を軽く押してやる。
何とか逃れようと足をじたばたさせる桐莉。
俺の舌先が尿道口に触れた途端、決死の抵抗も空しく、勢い良く小便を迸らせた。

「ふぁぁぁぁぁっ!?」

しょぱぱぱぱぱぱ。
うむ、見事な虹の橋が見えるぞ、マイシスター。

「やぁっ、やなのスぅっ!兄ちゃんのばかばかばかぁっ、じぃっと見るなぁっ!」
「大丈夫だ!おまえの聖水は無駄にはしない!」

誕生日に桐莉に貰ったサボテンの『きりり』の鉢植えを、桐莉の小便の下に差し入れる。

「よぉ〜しよし、いい子だ。元気に育てよぉ〜」
「ひゃぁぁんっ!な、な、何してるのスか兄ちゃんっ!?」
「アスペルシオ!アスペルシオ!」
「何してるのスか?何してるのスか?微妙に変態チックな気配がするのス!」
「なぁに、気にするな。アスペルシオ!」
498桐莉兄:2005/04/14(木) 00:33:27 ID:uCnKH+pS
サボテンの『きりり』にたっぷりと聖属性を付与して、俺は非常に御満悦だ。
栄養たっぷり、肥料ばっちり、刺の調子も二割増し。

「『きりり』が桐莉によろしくって言ってた♪」
「『きりり』って何スか?桐莉には理解出来ない会話なのだス!」
「誕生日にお前に貰ったサボテンじゃないか」
「『きりり』って名前にしたのスか?嬉しいのス!嬉しいからサービスして大放出しちゃうのス!」

ふんっ、といきんだ桐莉の股間から、更に小便が迸り出る。
じょぱぱぱぱぱぱぱ、またも見事な虹の橋。

「アスペルシオ!アスペルシオ!兄ちゃんと一緒にアスペルシオッ!」
「おおっ、聖属性が付与されるぞ。アスペルシオ!」
「気持ちいいのス!何だか妙に快感なのだス!アスペルシオ!」

壁の向こうから聞こえる桐莉の声。
尻だけ壁のこちら側に突き出している妹の痴態。
だがここで素直に挿入するのは素人だ。
サボテンの『きりり』を桐莉の腰の上に鉢ごと載せてみる。

「桐莉!大事な俺の『きりり』を落とすなよ!」
「う、うぃス!『きりり』は桐莉が死んでも守り抜くのス!」

はぁーっ、と掌に息を吹き掛けて、力一杯、桐莉の尻に平手打ちを叩き込む。

ばっちぃーーーーーーーーんっっっ!!!

「ぎゃーーーーす!!?」

悲鳴は挙げるが、尻は微動だにさせない。
いい根性だ。
499桐莉兄.:2005/04/14(木) 00:36:46 ID:uCnKH+pS
「に、兄ちゃん…桐莉はがんがるのス、がんがっているのスよっ」
「偉いぞ、桐莉」

もう一発。

ばっちぃぃぃーーーーーーーーーーんっっっ!!!

「ひぎゃーーーーーーーす!!?」

叩いている俺の手の方が痛いくらいだ。
足をガクガクさせて脂汗を浮かべながらも、桐莉は俺との約束を守ろうとする。

「ひぐっ、えぐっ、い、いたい…いたいのス…」
「偉いぞ、桐莉」
「……ぇ、ぇへ…兄ちゃんに誉められたのス……」

掌の形に赤くなった尻を、優しく撫でてやる。
が、触れようとすると痛いのか、ひくんっ、と跳ねた。
指先に唾を付けて、桐莉の尻に塗り込む。

「ぁっ…ぅぁ、っふぅっ……」
「よしよし、良く我慢したな、桐莉」
「ん…っ、ふぁ……」

ばっちぃぃぃぃーーーーーーーんっっっ!!!!

「あぎぃぃぃーーーーーーーーーっ!!?」

油断大敵。
気が抜けた桐莉の尻を、全力で引っ叩いた。
500桐莉兄@キリ:2005/04/14(木) 00:39:46 ID:uCnKH+pS
ぐらり。
揺れるサボテンの『きりり』の鉢植え。
地面に落ちる前にサッと受け止め、替わりに百円均一で買って来た安物のコーヒーカップを叩き割る。

かっしゃーんっ!

「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、」
「あ〜あ、『きりり』が割れちゃった〜」
「えぐ…っ、えっく…ふぇ……うえええええええええええええんっ!!!」

桐莉の頭は壁の向こう側。
本当は『きりり』が割れてない事に気付かない。
俺の宝物なのに、本気で壊すような真似はしない。

「うぇっ、うぁぁぁぁっ、うえええええっ!!!」

――ナニガカナシイノ?
 ――オレトノヤクソクをヤブッテシマッタコト?
     ――オレのタカラモノヲコワシテシマッタカラ?
   ――ダイジニサレテイル『キリリ』がコワレテシマッタカラ?

「びええええええええええええっ!うえっ、うえええええっ、うあああああああああああああんっっ!!!」

『桐莉』は、壁の向こうで泣き続ける。
見なくても、すぐに瞼の裏に浮かぶ、可愛い妹の泣き顔。

歪んでるのかも知れない。

だけど、妹が俺を想って泣いているのが堪らなく嬉しい。

501名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 00:54:27 ID:dtNaElXt
>>桐莉兄氏
キリオメ&連日GJ。
いつもながら桐莉タソかわいそう萌え。


朝起きたら妹が、全焼していた。
502名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 12:21:02 ID:WVqBlLAZ
ちょ、ちょっと待って!寸止めですか!
素直に挿入キボンヌ!キボンヌ!!


朝起きたら妹がオレンジレンジを聞いていた。
「Dr.マリオじゃないか!」
503名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 16:51:46 ID:N8NL0kVd
朝起きたら妹が、引き出しの中から出てきた。

「お゛兄゛ち゛ゃーん……っ!!」
「ぎゃあああああああっ!!」
バタムっ!!ピシャンっ!!
き、気のせいだ。今、妹が机の引き出しの中で凄い顔してたのは気のせいだっ!!
「……チラッ(机をチラ見)」
「お゛兄゛ち゛ゃーん…あ゛け゛て゛〜っ!!」
ガタガタガタガタガタガタっ!!
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!?引き出しが嫌な感じにガタガタイッテルーっ!!あ、あれ開かないっ!!?ドアノブがビクともしないぜ軍曹っ!!」
あまりのホラーっぷりに慌ててドアに飛びつくがドアが開く開かない以前にドアノブすら動かない。
『鍵が壊れてる。この扉を開けることはできない』
「今、静岡風味抜群な無声ナレーションはが!?」
ガダンっ!
「はっ!?」
ギィィィィ……ズゾリ。
なにか、やたらリアルな軋みを挙げながら引き出しが開いて行く。
そして、そこから這い出てくる白い、手……っ!!
「…ぴ…ピる、ピル…ぴ、ル……ぴ、ぴる…ピぃ──────ザザ、ピギャーガガガ……」
「ヒィィィっ!!いい感じに色んな意味で台詞が電波ってるしなんか最後の方ノイズになってるーっ!!」
504名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 16:52:47 ID:N8NL0kVd
「おにっチャ、(ブブブッ)オハッおハ、ヨぅ、う、ウうう?(ガクガクガク)」
長い髪をだらんと垂らし、明らかに不自然に痙攣しながら妹登場。
貞子かっ!!?それともリチャードですか、フェイスレスですかっ!!?
…………待て。その、右手に持ってるモノはなんですか?
「な、なんですかそのやたら殺気満々な『バールのようなモノ』はーっ!!」
「物置お掃除してたら出てきたの♪」
あ、まともに戻った。
「クケケケケ───ッ!!オレのケツをナメろ、オレのイチモツを拝めっ!!お母さんにシゴいてモライヤガレーっ!!」
バキャーンッ!!
う、うわ!!自分で自分の頭を鏡に叩きつけたっ!!
「上道な坂道逆流する砂時計歪む垂直線対角線は等しく均しく犯し侵して喰らい宴は始まり我覗いた黒と空の境界線虹は七色ドドメ色」
「よ、寄るなーっ!!ぶつぶつと電波飛ばしながら直線的にカックンカックンしながら寄るなーっ!!」



「と、いう夢をみたんだが」
「お兄ちゃん……お兄ちゃんの頭の中で私ってどんなキャラなの?」
505名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 18:56:33 ID:uRmrfpf5
なかなかの電波っぷりの名無しさんGJ!
506名無しさん@初回限定:2005/04/14(木) 23:39:06 ID:gaLmlUTu
惜しむらくは夢オチか
507名無しさん@初回限定:2005/04/15(金) 02:03:13 ID:NsZFompi
朝起きたら、妹と同じ夢を見ていたことを知った。
その夢の中では、二人を隔てるものなど何もなかった。
508名無しさん@初回限定:2005/04/15(金) 21:19:41 ID:w1Fpeblp
朝起きたら妹達が合体しキングシスターになった
509名無しさん@初回限定:2005/04/15(金) 21:22:44 ID:w1Fpeblp
スマソ、sage忘れたorz

朝起きたら妹と決闘することになった
510名無しさん@初回限定:2005/04/15(金) 21:35:35 ID:fHYXqb+x
朝起きたら妹に誘導されていた。
「スレ違い。こっち池」
いや、スレってアンタ。
「approaching glidepath, gear should be down.」
俺は飛行機じゃねぇ
511名無しさん@初回限定:2005/04/16(土) 10:45:54 ID:1pLZ8FGy
朝起きたら妹が極めモード
512名無しさん@初回限定:2005/04/16(土) 12:33:29 ID:DJO06+rR
朝起きたら、妹が縛られてた。
513名無しさん@初回限定:2005/04/16(土) 17:09:00 ID:Sk23GDYh
最近親父の浮気が発覚して俺に義理の妹がいることが判明した



らいいなと思ってる俺は病気だな…
514名無しさん@初回限定:2005/04/16(土) 19:00:16 ID:SrLl65wC
朝起きたら妹にマッサージしてもらった
515名無しさん@初回限定:2005/04/16(土) 23:19:27 ID:fxsSoKFt
>513
義理?
腹違いじゃなくて?
516名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 02:09:28 ID:BOCFmEWO
朝起きたら妹に昨日録画してたアニメを見られてた。
517名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 12:08:29 ID:DuD1vHN9
>516
朝起きたら妹に「おにいさま。あたしのしもべになりなさい」と言われた。
とっくに放映は終わっているぞ、妹よ
518名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 12:56:58 ID:sQVwSJxK
朝起きたら妹が、目からビームを打っていた。
こっちはとっくに解散(ry
519名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 13:05:29 ID:9+MR64sP
朝起きたら妹に、録画予約を解除されていた。
お、俺のプ(ry がーっ!
520名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 22:47:53 ID:fJL6Auai
朝起きたら妹が俺の部屋のゴミ箱を漁っていた。
521名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 23:29:36 ID:9+MR64sP
朝起きたら妹にゴミ箱を漁られた。
「おはよう、お兄ちゃん……何か変な匂いがする……?」
妹の視線が向かったのは部屋のゴミ箱。やめてくれーっ!そこには昨夜の……!
「何?この匂い……このティッシュからしてる……」
妹は丸まった使用済ティッシュをつまむと、やおら鼻に近付ける。
「う、うわぁ!凄く生臭い!お兄ちゃん、これ何なの?」
匂いの正体を見極めんと、ティッシュを開いていく妹。
「な、何、コレ……白くてドロッとしてる……痰……じゃないよね?」

1:いや、痰だ
2:木工用ボンドだ
3:昨夜の精液だ
4:その他の言い訳
522名無しさん@初回限定:2005/04/17(日) 23:46:49 ID:r1lhLCJ0
>>521
3しかない。

なんで昨日姉にバレたんだろうか。
523名無しさん@初回限定:2005/04/18(月) 02:11:16 ID:LGTFNvZz
朝起きたら妹が、1年後の世界からやってきた。
524名無しさん@初回限定:2005/04/18(月) 03:10:38 ID:SXq5qYKV
>>521
3でFA

朝起きたら妹がおはようのキスをしてきた。
525名無しさん@初回限定:2005/04/18(月) 14:29:32 ID:wyrsJ2Rj
>>521
5で「なめてみればわかる」と言う
526名無しさん@初回限定:2005/04/19(火) 02:12:05 ID:Pli0Rr4T
朝起きたら妹が枯れない桜に願っていた。
527521:2005/04/19(火) 17:35:23 ID:oagrNMue
すまん、エロくしようとして上手くいかずに停滞した。
今スレ中には投下したいんで気長に待っててください。
528名無しさん@初回限定:2005/04/19(火) 18:14:17 ID:kel7j0pF
頑張って下さいな。いつでも待っておりますよ。
529名無しさん@初回限定:2005/04/19(火) 19:06:39 ID:izRvR7Cx
朝起きたら>>528と妹が言っていた。
530名無しさん@初回限定:2005/04/19(火) 22:10:32 ID:bvDbQT0h
朝起きたら、妹に監視されていることに気がついた。
531名無しさん@初回限定:2005/04/19(火) 23:45:44 ID:1y2BhnZf
>>526
D.C.のことかーーー!

朝起きたら妹に盗撮されていた
532名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 00:21:55 ID:kvd2NQ37
朝起きたら妹が寂しがってた(´・ω・`)
533名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 13:40:13 ID:EzPqYQNi
すまん、>26の絵を誰か再うpしてくれんか?(汗

…つって、どこかに補完されてたら俺、バカみたいだけど…
534名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 19:43:23 ID:Mv8UCasq
朝起きたら妹にコロッケを食べさせた。
535名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 21:13:02 ID:MpNOkvaU
朝起きたら妹に、実弾射撃を強要されていた。
536名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 21:35:47 ID:UeKIvAKA
朝起きたら妹が射撃の出来るデb(ry
銃の名前は勿論シャーリーン
537名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 21:44:38 ID:vVIYf0tZ
朝起きたら妹がドリル・サージェントになっていた。
「起きろ起きろ!マスかき止め!パンツ上げ!」
538名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 21:56:05 ID:kvd2NQ37
朝起きたら妹がゴム無しで実弾を射(ry
539名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 22:57:36 ID:/AhoySzp
hutanari!?
540名無しさん@初回限定:2005/04/21(木) 23:08:29 ID:V1zB6GW8
朝起きたら、妹が絵を描いていた
541桐莉兄:2005/04/21(木) 23:39:03 ID:uWI779wj
>533

ttp://uups.ath.cx/sn/upload.html の uups0340.zip にうp。
pass 『ヤマモトさん』 メモ帳貼り付けで。
542名無しさん@初回限定:2005/04/22(金) 09:45:21 ID:WsGouxAt
>541
ご本人自らあり!!

朝起きたら、妹が天井から吊るされていた。
543名無しさん@初回限定:2005/04/22(金) 11:01:29 ID:LbGv8jdi
朝起きたら妹が十字架にはりつけられていた。
544池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:24:30 ID:ZPD6O8ZX
久し振りにストーリー重視のものを書こうかと。
エロシーンは4・5回を予定。ノリで決める。
今回はイントロダクションでエロなし、次からは毎投下時にエロいれる感じの構成。

・エロまだなし。ギャグあんまなし。ストーリー重視。萌えはしらん。
・何でも食べられる超雑食な人のみ読むべし。
545池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:25:22 ID:ZPD6O8ZX
「――しつっこいのよお兄ちゃんは!」
――ガタンッ
勢いよく押し出された椅子が床を叩き、大きな音を立てた。
立ち上がった私は興奮して息があがり、肩が上下に揺れている。
「お前が何度言っても理解しねえからだろうが」
私の前で椅子に座っている私の兄が、苛立った様子で言った。
「理解しないのはお兄ちゃんの方でしょ!?」
朝食のトーストを口に咥える兄を睨みつけながら、私は怒鳴りつける。
兄は『またコレか』とでも言うようにわざとらしく息を吐いた。
その仕草が、なんだか凄く私の気に触った。
何か文句を言わずにいられない。
「大体お兄ちゃんは――……」
私は身体を乗り出して何か言おうとして、……そして、何も言えなかった。
何か言いたそうに口をぱく付かせるも、次の言葉が見つからない。
うまく言い表せる言葉がないのか、単に言いたい内容がないのか。
続きが聞こえないので気になったのか、朝食の方に目を向けていた兄も顔を上げた。
……急に、自分が凄くみっともなく思え、居た堪れなくなった。
「……――もういい! 行ってきます!」
私は机を一度強く叩くと、横に置いてあったバッグをひったくるように掴んで、玄関に行った。
自分の足音がかなり大きく鳴っているはずなのに、聞こえない。
代わりに心臓の早鳴りだけが、耳の奥に強く響いてくる。
「おー、行ってらっしゃ――」
――バタンッ
兄の言葉を待たずに、扉は閉まる。


――まったく、いつもいつも……
いつもいつも、兄とは意見が合わない。
その所為か、ちょっとした事ですぐ今日のような喧嘩に発展する。

――本当に、なんでこう……
546池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:26:03 ID:ZPD6O8ZX
「はぁ゛〜……」
「どーしたの、ヒナさん。元気ないよ?」
机に突っ伏して溜息をついていると、いきなり後ろから肩を叩かれた。……結構痛い。
声をかけてきたのは、長い黒髪が特徴的な少女。同級生の詩織だ。
私はダルそうに身体を捻って後ろを向き、
「姫様、痛い」
姫様というのは、彼女のあだ名。
その容姿と、優しい性格から付けられた……というのが、一般的に知られている由来だ。
毎日毎日、彼女のもとにはラブレターが絶えないが、
今まで誰一人として成功したものはいない……らしい。
「ごめんごめん、……でも、本当にどうしたの?」
笑って謝った後、私の顔を覗き込む。
「別に何も……」
「嘘。だって、溜息吐いたとき、口から鬱オーラが出てたもの」
根拠の無い根拠を持ち出して私を問い詰める。
「……私今日、アレなの、それ以上聞かないでね」
適当な嘘をついた。もう、さっさと話題を切りたい。
私は身体をゴロッと転がして、机にうつ伏せになった。
詩織は暫くの間黙っていたようだが、突然、「ああ」と何か合点がいった声を出し、
「なるほどねー……まぁたお兄さんと喧嘩したの」
「――っ! な、なんのこと?」
うつ伏せのままでとぼける。
……我ながら、声が上ずっている。
詩織は、私の肩の上に手を置いて、
「……知ってる? ヒナさん、お兄さんと喧嘩した後っていつも髪の毛はねてるの」
「ウソっ!?」
慌てて飛び起きて髪型を確認する。
……が、別にどこもはねていない。
詩織の方を振り向くと、ニヤニヤした笑みを浮かべ、こっちを見ている。
「ええ、ウソよ。……でも、マヌケは見つかったみたいね」
「う゛っ……」
――嵌められた……。
547池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:28:33 ID:ZPD6O8ZX
「早く仲直りしなよ?
 ヒナさんが落ち込んでるところ、あんまり見たくないから」
さっきまでの少しからかうような調子とは打って変わって、今度は心から心配するような声。
「なーんで私があんなのと仲直りしなきゃいけないのよ」
私は顔をそらせて反抗する。
「……」
「…………?」
てっきりお叱りの言葉でも飛んでくるかと思ったが、
詩織は何も言わずにこちらを見つめるだけだ。
……まったく、何をこんな、私の個人的な事情なんかにそんなに真剣になって、
そもそも無関係な筈なのに、私には私のやり方というものがあるのだし、
そう、元はといえば今回の喧嘩はお兄ちゃんがいけないのであって、
私の方から仲直りをする必要なんてまったくないし……――
「……」
「……」
「――っ分かった、分かったわよ! 仲直りすればいいんでしょ!?」
遂に無言のプレッシャーに耐え切れなくなった私は、弾けるように言った。
「それでよし。兄妹は仲良くなくちゃね」
詩織の表情が、パッと明るくなった。
……まるで、自分のことのように嬉しそうに。
「ったく、仕っ方ないなぁ〜……帰ったらすぐ仲直りするようにするから」
私はわざとらしく溜息をつきながら頭を垂れ、だるそうに言った。
詩織はそれを聞きながら、なおもにっこりと微笑んでいる。
私は顔をあげる前に、誰にも聞こえない声で呟く。
「……ありがと」
……これで、仲直りをする口実が出来た。
しかも、仲直りをするのは詩織に強要されたからだ――という理由付けを、
詩織は多分、意識的にしてくれている。
そのことを口には出さないけれど、私がそれに気付いている事さえも、多分相手も気付いている。
彼女の気遣いと頭の回転の速さには、毎度頭が下がる。
――……私も、これくらい魅力的だったら良かったのにな……。
ちょっとだけ嫉妬しながら、私は彼女の穏やかな笑顔を見つめた。
548池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:31:13 ID:ZPD6O8ZX
「で、どうしたらいいんだろう?」
仲直りしようと言ったものの、具体的にどうすれば良いのかわからない。
今までの喧嘩は今回ほど深刻ではなかったし、一日二日すれば自然に解消していた。
詩織は私の前の席にこちら向きに座って、
「そうね……素直に謝る、しかないんじゃないの?」
非常に現実的な意見だ。非情に。
「それが出来れば苦労はしないよ……」
口から、今度は自然の溜息が出る。
「謝れないって……何か都合が?」
「いや、なんとなく無理。
 私から謝るなんて、そんなの……」
自分が兄に謝っている姿なんて……想像も出来ない。
「……それに、謝っても多分無理」
「ん? 今度は何?」
「私とお兄ちゃんって、何やっても合わないのよ。性格の不一致、みたいな」
私は指を宙に回しながら、人ごとのように言った。
それを聞くと、詩織はニッと笑って、
「性格の不一致って……なんか、恋人みたいな言い方ね」
「な゛っ……!」
特に意識せずに言ったつもりだった台詞なのに、
こう変に取り上げられてしまうと、自分でも本当にそう思えてしまう。
「なにバカな事言って……! 別にそういう意味で言ったんじゃなくって……!」
顔が熱くなっていくのを感じる。
わたわたと弁明する私を他所に、詩織は涼しい表情で、
「でも、お兄さんのこと、好きなんでしょ?」
「ばっ……!」
またとんでもない事を言い始めた、この女は。
詩織は更に続ける。
「しょうがないよねー、お兄さん格好良いし――むぎゅ」
「んなわけぁ無いでしょ!?」
私は恥ずかしさを隠すためか、詩織の顔をギューッと押さえて怒鳴った。
いつの間にか話の内容が変わっていっている気がするが、……元に戻すのは無理か。
549池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:32:33 ID:ZPD6O8ZX
詩織は顔から私の指を一本ずつ剥がして一息つくと、
「大丈夫よ、正直に想いを伝えれば、お兄さんもきっとヒナさんの事好きになってくれるから」
励ますつもりで言ったのか、からかうつもりで言ったのか分からないが、
私にとっては、非常に、重い言葉だ。
「ったく……、……好きになってくれる、わけないじゃない」
溜息混じりに呟く。
そう、兄が私のことを好きになってくれるはずが無いのだ。
「こんな、身長は低いし、顔だって子供っぽいし、性格も怒りっぽい、成績も良くない、それに――」
自分で自分の欠点を次々に吐きだす。
探せば探すほど、いくらでも見つかる。良いところは、一つも見つからないのに。
一言一言を発するたびに、声が強くなっていく。
「私なんか――」
「ストップ」
私の口の前に指を一本立てて、詩織は真剣な顔で言った。真っ直ぐにこちらを見つめる双眸。
私はその迫力に押されて、その場で言葉を止めた。
「クラスメイトとして、言いたい事が二つあるわ。
 一つ、それ以上、自分を卑下しないこと」
いつもの、所謂お姉さんのような声と違って、少し、怒っているような声だった。
「そしてもう一つは……――」
そう言いながら、詩織は席を立ってゆっくりと私の後ろに回りこむ。
――ガバッ
「――こんなに良いスタイルしておいて、贅沢言わないこと!」
私の身体、主に胸に背後から手を回して触りまくる詩織。
「やっ、ちょっ――!」
相手が女でも、流石に恥ずかしい。
「こんなに細いのにおっぱいだけはちゃんと育ってるって、何食べてるのかしら」
「やめっ、くすぐったい、ねぇっ……やめいっ!」
説得が通じないと判断し、強引に手を振り払った。
息を切らしながら、服を整える。
「はぁっ……はっ……――胸なら自分の揉んでりゃ良いでしょうが、私よりあるんだから!」
私が怒鳴っているのに、詩織はさっきまでとは一転して、いつもの笑顔で言った。
「……元気、出たみたいね?」
550池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:34:05 ID:ZPD6O8ZX
さんざん胸を揉みしだかれて、体が少し熱を帯びている。
「まあ、羨ましいのはホント」
私の正面にまた座りなおしながら、詩織が言った。
「今揉んでみて分かったんだけど、私のってヒナさんのに比べて柔らかすぎるのよね」
この人は……どんな話題でも躊躇わずに出すんだな。まさか学校でおっぱいトークとは。
「なにをまた……」
私は半ば呆れて言う。
すると詩織は、私の腕を取って、
「嘘じゃないわ、ほら」
……自分の胸に押し付けた。
私はその突拍子もない行動に思わず吹き出しそうになる。
掌に、なるほど自分で言うだけあって柔らかい感触が広がる。
今度は、さっきとは違う理由で顔が熱くなっていく。
「ちょっ……えぇ!?」
回りを大慌てで確認する。が、運良く誰もこちらに興味を示してはいない。
――やば……
その間も詩織は私の腕をふにふにと押し当て、強引に揉ませようとする。
いつも触りなれている(といっても、自分で触っている事を公言したくはないが)自分の胸の
感触とは一味違う、大きめで、その分深く沈みこむような感触。
私は腕を力ずくで引き剥がし、
「やっ、やめなさいってば!」
「あらあら」
まだ、手に温もりと感触が残っている。
――いけない、このままじゃ……
私の中で、……スイッチが、入りかけている。
意識を『それ』に向けないよう注意すればするほど、気がいってしまう。
「まったく……この人は……」
もう、遅いかもしれない。止まりそうにない。
詩織の体から、シャンプーの匂いか、甘い匂いが香ってきて私の頭を痺れさせる。
「別にいいじゃない、女の子同士」
つややかに光る唇の動きに、つい目がいってしまう。
――これ以上行くと……
551池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:36:57 ID:ZPD6O8ZX
いつの間にか、私の全感覚は、目の前の『女の子』に向けて集中されていた。
私よりずっと大人びた彼女の姿が、とても、色っぽく見える。
「……」
――我慢しないと・……こんな場所で……
私の下着の中の『それ』が、だんだんと大きさを増していき、
スカートの真ん中に不自然なふくらみが出来上がる。
そのふくらみがこれ以上目立つ前に、私は椅子に座ったまま足を組んでそれを隠した。
「……どうしたの?」
詩織が私の顔を覗き込んできた。
前かがみになった詩織の胸元が強調される。
「い、いや、ちょっと……」
私は初心な男子中学生のように、目線を詩織の体からそらした。
額を手で擦ると、薄っすらと汗が滲み出ている。
スカートの中では、下着に押し込められたそれが、
ドクンドクンと脈打ちながら固くなっていく。
張り詰めたそれは、もう下着で押さえつけても効果がない程に。
――早く、この場を離れないと……
一旦どこかで、熱を冷ましてこよう。
「……ご、ゴメン、ちょっとトイレ行ってきていい?」
私はそう言いながら、席を立とうとして、――
――ザリッ
「ひ、ぁっ――!?」
脳髄を貫くような、電撃が走る。
一瞬、何が起こったのかわからなかったが、
突然解放感に包まれたそこと、舞い上がったスカートの動きで、理解した。
大きくなりすぎたそれが、立ち上がった影響で下着の中から擦り出たんだ。
そして、抑圧から解放され一気に弾けたそれが、スカートの前を跳ね上げた。
それの先端から根元まで一気に下着が擦っていく感覚は、
あまりの強さに腰が抜けそうなほど、気持ち良かった。
そしてもう一つ理解したのが、……今こちらを見られたら、非常にまずいということ
私の思考回路が回復するまでのほんの一秒ほどの静止の後、
私は急いで背を向け、腰を屈めるようになりながらその場から逃げ出した。
552池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:40:12 ID:ZPD6O8ZX
少しだけ開いた教室の扉をすり抜けるように通り抜ける。
廊下に出ると、都合良くそこには誰も居なかった。
ただ遠くの端の方に何人か居るが、ここから顔も分からないような距離だ。
私は後ろを一回確認すると小さな溜息をついて顔を下げ、眼を自分の体に向けた。
大きめの胸の向こう側に、いびつな三角形に張られたスカート。
抑えつける物が何もなくなり完全に膨れ切ったそれは、当分治まりそうもない。
腰の奥には、澱むような鈍い快感が続いている。
――やっぱり、駄目だ……
再び顔を上げる。相変わらず、人は居ない。
私は女子トイレの方へと歩き始めた。
「……っ……ふぅ……」
足を一歩前に出すたびに、スカートのサラサラした裏地が私のそこに擦りつけられる。
……ある種、癖になりそうな刺激。
その刺激に腰が砕けそうになるのを必死に堪えながら、私は足を進めていく。
「ふぅ……く……」
歩く度に吐息が漏れる。
時折、腰がビクッと痙攣し、スカートが一瞬だけ跳ね上がり、ゆっくりと沈む。
身体を色々曲げてみるも、大きく突き出したそこは刺激から逃れられるはずもなく、
それどころか、私が試行錯誤を繰り返すたびに、かえって新鮮な刺激が送り込まれてしまう。
――ごめん、姫様。
トイレの扉を手で軽く押し開け、音がしないように手で支えて閉める。
私のほかには、誰も居ないようだ。
――お兄ちゃんは、私のことなんて、好きになってくれる筈がないんだよ。
足をゆっくりと進めて、一番奥の個室の扉を開いた。
――私なんて、……
鍵を閉めたのを確認して、私はそこに腰掛ける。
――こんな、身長は低いし、顔だって子供っぽいし、性格も怒りっぽい、成績も良くない、それに――
中の『それ』が擦れないように気をつけながら、私はスカートを捲り上げた。

――それに私は、女の子ですらないのだから。

露わにされた私のそこには、女の子のものと、そこに有る筈のない、男の子のものが生えていた。
553池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/22(金) 21:43:41 ID:ZPD6O8ZX
ここまで。
タイトル入れるの忘れてた("確信犯"的犯行)けど、これで。
『朝起きたら、妹に男根が生えていた。』
554名無しさん@初回限定:2005/04/22(金) 22:18:32 ID:5mwpsuW8
>池魚氏
G&J!乙です。次はどーなるんだろう…ワクワク(・∀・)
555名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 00:25:15 ID:iGp0MbhE
フタナリは守備範囲じゃないのに…何故か息子がぁぁぁ_ト ̄|○

池魚氏GJ!(*´д`)ハァハァ
556名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 01:26:11 ID:8+mvcRQO
そうきたかーーーー
557名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 03:00:40 ID:RswUx9Ta
相変わらずのエロさに思わず半裸になりかけた。
558名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 10:01:12 ID:vQQhk1//
朝起きたら彼女に、メールでふられてた
「ゴメン。妹さんに勝てそうにないから」って…・゚・(ノД`;)・゚・
559名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 10:21:07 ID:q9kepoQP
おおすげえ

朝起きたら、妹が彼女に嫌がらせをしていることが判明した。
560名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 16:23:31 ID:0m34Jc+3
561名無しさん@初回限定:2005/04/23(土) 20:55:04 ID:mQh2Wsx7
朝起きたら妹が色気付いてきた。
562名無しさん@初回限定:2005/04/24(日) 01:27:50 ID:DgHJsZpp
>>553
Good Job!!
導入を読むと「リクしたフタナリは今回は出てこないのかなあ…」
というふうに、まんまとだまされてしまいました。
それにしても巨乳+フタナリにはやられました。
女らしい体に本来ないものがあるのが倒錯的でいいです。
563名無しさん@初回限定:2005/04/24(日) 19:32:17 ID:ZnIduCZV
「お兄ちゃん、わたしわたし詐欺」に注意。

妹を装って電話をかけ、金をだまし取る「お兄ちゃん、わたしわたし詐欺」 が都内で相次いでいる。
被害を受けたのはいずれも実際に妹が存在しない無職の男性が犯人達のターゲットのようだ。
事件が発覚したのは十三日昼。中野区の無職男性(32)が、東京三菱銀行中野駅前支店に
「すぐに七十万円を振り込まねば」と血相を変えて、窓口に いた銀行職員に訴えた。
同局員は挙動不審であり、他の顧客の順番を守らない為、男性に事情を 聞いた所、
男性は「さっき妹から電話があり、交通事故に遭ったから午後一時までにお金を振り込んでねお兄ちゃん。
と 妹声でお願いされた。」と説明した。
電話の内容を不審に思った同行員は、警察に通報し事件が発覚した。
「なにがなんでも妹へ送金しないと。」と話す男性を駆けつけた警察官が説得。
送金前に妹が実在するか警察官が再度確認したところ、戸籍情報から 妹が存在しない事が判明した
564名無しさん@初回限定:2005/04/24(日) 20:18:50 ID:zpbJrCuj
>>563
あなたは小粋なあいつですか?!
565名無しさん@初回限定:2005/04/24(日) 21:37:04 ID:IQpi2kKD
朝起きたら、妹が詐欺に遭っていた
566名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 00:15:07 ID:0+qumTmz
朝起きたら妹が誘惑してきた
567名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 08:13:00 ID:Mj8r6CTf
朝起きたら義理の妹が実の妹だった

…はは、冗談か。だよな〜いつもナカだったし
568名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 19:03:34 ID:UO8jT5px
朝起きたら妹の検索履歴を見てしまった。
569名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 19:59:44 ID:FdeCQZLM
>>564
その通りだw
570名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 21:03:18 ID:wYyrBU9u
朝起きたら妹に、
「今日一日だけ、部屋を取りかえっこしてくんない?」
と言われた。
571名無しさん@初回限定:2005/04/25(月) 22:47:58 ID:4pxNJA3B
>>569
うはwwおk!
572名無しさん@初回限定:2005/04/26(火) 00:30:52 ID:0rjpHBCa
書いたはいいが、妹が死んじゃってる話はヌレ違いだよな……。
573名無しさん@初回限定:2005/04/26(火) 00:48:14 ID:23byYUoD
>>572
個人的な意見だが感動、萌え、エロ、ギャグ、のうちどれかが含まれていればOK

朝起きたら妹が子供が欲しいとせがんできた。
574名無しさん@初回限定:2005/04/26(火) 08:21:09 ID:ubSqzwtL
個人的には妹出てればなんでもあり
575名無しさん@初回限定:2005/04/26(火) 21:20:17 ID:2XOqdhdI
朝起きたら妹とベタなエロゲ的展開になった
576名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 01:18:42 ID:ISG6Aim0
朝起きたら妹が、天井から吊されていた。

……なんでもない。それが15年も付き合ってきた義妹の、最後の姿だった。
最近市内を騒がせている猟奇殺人の餌食に、今回は義妹が選ばれた。
……なんでもない。それ以外はごく普通の。いつも通りの朝だった。

「…この度は御愁傷様でした…」
「まさか春ちゃんが…」
うるさい。本当にやかましい。妹の葬儀の最中ぐらい少しは黙れ。
「例の殺人事件の犯人が…」
「義理の妹だって…」
…いい加減にしろ。近所の人間がやけに集まっている。
俺や妹をしらない人間も多くいる。
挙げ句の果てには何人かマスコミまでいる始末。
「……ふざけんな」
「…兄さん?」
さっさと終われ。さっさと出てけ。
興味本意で、ネタにしたいだけで春菜の眠りを邪魔するな。
「に、兄さん…」
……おまえら、春菜をなんだと思ってる!!

………

「兄さん、片付け終わったよ…?」
「……」
ゴッ!!
「兄さん!?」
「……畜生」
壁を殴る。思いっきり。
理由はもう、何がなんだか自分でも整理がつかない。
何か、何かがゴッソリ無くなって胸くそ悪いモノが代わりに詰め込まれた気分だ。
577名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 01:19:14 ID:ISG6Aim0
「くそ、クソックソクソクソクソッ!!畜生ッ!!」
ガッゴッ、ゴカッ!!
「ちょ…に、兄さん止めて!!」
殴る、殴る、殴る。拳が痛むがそんな程度じゃ抑えられない。
「…兄さん、お願い…止めて…」
ふと、後ろから弱く、それなのに強く腕を掴まれた。
細くて、白くて暖かい。小さな妹の手。
「…手、血が……」
「……綾…?」
「いや、もう嫌…血は見たくないよ兄さん…」
「………悪い」
「兄さんは、強いね…泣いてない」
「…涙より先に苛つきがくる。おまえだって泣いてないだろ」
「…私は、いっぱいいっぱいだよ。もうどんな顔したらいいのかわからないよ」
「…最低な兄貴だ。妹が死んだのに涙より先に騒いでた連中への怒りときた」
自嘲的に笑ってみせる。逆に綾は暗すぎる顔だ。
「お父さんが死んで、お母さんも死んで。義姉さんまで死んで……とうとう2人っきりになっちゃったね…」
「…親父と母さんの分で涙を使い果たしちまったのかな」
「…なんで、義姉さんが…私が死ねばよかったのに」
「阿呆っ!!」
「…なんで?義姉さん……妊娠してたんでしょ」
「………っ!!!!」
ガッ、ズリュ。
無意識のうちにまた壁を殴った。
ヤバい。ちょっとヤケになりすぎたらしい。
感覚が無くなって、熱いとしか感じない。
「兄さん、手!!手が……!!」
「……こんなもん」
そうだ。こんなもん、なんでもない。
…失ってしまった春菜の命と、産まれてくるはずだった子供の命に比べたら。
578名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 01:23:26 ID:ISG6Aim0
わかりづらいと思うんで補足を。

春菜(義妹)
綾(血の繋がった妹)
両親(すでに他界)

春菜と主人公は結ばれており、春菜は主人公の子供を身ごもっていた……。

……書いといて自分が鬱になりそうになってきました……orz
579名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 02:04:14 ID:CKE7nr1g
・゜・(つД`)ウワーン
次はハッピーなの書いてくれえぇぇ


朝起きたら妹が「最後には幸せな記憶を…」とつぶやいていた。
何の話だ?
580名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 09:39:11 ID:o55g/aIT
>578
お題を投下した者です。
ギャグで投下したつもりだったんだけど…泣いたよウワァァァン
581名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 11:54:18 ID:k1kAuXFy
「…なんで?義姉さん……妊娠してたんでしょ」

ここまで読んでわかった
犯人は綾だ
動機は嫉妬
582名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 12:07:58 ID:bcYZ5z93
いもうとのなく頃に。
583名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 20:46:20 ID:TKen1MkY
朝起きたら妹と二人きり無人島にとり残されてた。
584名無しさん@初回限定:2005/04/27(水) 22:29:11 ID:rl+ro1UD
>>579
AIRのことかー!!

朝起きたら妹と異次元の世界にいた
585名無しさん@初回限定:2005/04/28(木) 18:52:32 ID:qzgPB2CB
朝起きたら妹が吸血鬼
586名無しさん@初回限定:2005/04/28(木) 21:56:12 ID:l/LTHbXk
朝起きたら妹が二次元
587名無しさん@初回限定:2005/04/28(木) 22:21:23 ID:nJsJT5xU
朝起きたら妹が次元大輔風味
588名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 01:10:58 ID:2VCWW9Ob
朝起きたら妹が傾いだ朝日が差し込む部屋から空を見上げてポツリと呟いた。
589名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 10:26:22 ID:6bNeLKjq
朝起きたら、妹に小包みが届いてた。
590名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 11:57:55 ID:PSnZGJNu
朝起きたら、妹が小包で届いてた。
591名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 12:36:23 ID:0wNmBOUs
朝起きたら、妹が小包だった
592名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 15:35:35 ID:MoZHSbfd
朝起きたら妹をメイドにしてみた
593池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:14:39 ID:HWegC9ra
>>545-553『朝起きたら、妹に男根が生えていた。』の続き。

・前回までのを読んでない人はそちらを読んでから。
・エロあり、ギャグなし、ストーリー重視、萌え不明。
・ふたなり以外にも何でも食べられる烏のような人のみ推奨。
・構成の都合上短め。
594池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:15:22 ID:HWegC9ra
人間の三大欲求は、食欲、睡眠欲、そして最後の一つが、性欲だとか。
この三つが満たされて初めて、人は幸せを感じるだけの余裕ができるらしい。
とはいえ小食な私は我慢すれば一日くらい飲み物だけでも多分大丈夫だし、
レポート提出日前なんかは一晩丸ごと徹夜したりも出来ている。
……でも、食欲、睡眠欲は克服できても、私の場合最後の一つが強力で、
私はどうにも、これから逃れられそうにない。


始業の鐘が鳴り響く。
私は、相変わらず固くそそり立っているそれを見つめる。
殆ど垂直に見えるほど立ち上がった男性器。
まさかこのままで授業に出るわけにも行かないし、
放っておくだけでは収まりそうもないことは、一見しただけで明らかだった。
――授業は……無理かな……。
私のそれは片手で握ると余るぐらいの、だいたい13、4cmくらいの大きさで、
まだ完全に剥けていない皮から覗くピンク色の先端に、透明な雫を溜めている。
本物の男の子の物と比べてどうなのかは分からないけど、
ネットで見たグロテスクなアレとかよりは、だいぶ、子供っぽい気がする。
――それでも、しっかり自己主張だけはするのよね……
私のこれは時所かまわず発情して、毎度私の意識を支配してくれる。
一度身体が発情してしまうと、あとはもうそれを冷ましてやるまで、
私は心まで完全に性の虜になってしまうらしい。
今日はまだ隠しようがあったものの、体育着になったときなど、もうどうしようもない。
水泳の授業は持病があるということで一度も出ないで済んでいるが、
見学中、プールサイドでクラスメイトの水着姿を見させられるというのは、拷問に近かった。
よく、体育座りをした足の間に熱くなったものを隠して、
今すぐ慰めたくなる身体を必死で抑えながら一時間耐えたものだ。
……殆どの場合は、途中でトイレに駆け込んでしまっていたが。
「はぁ……」
過去の自らの行為を回想するだけでも、私の身体はどんどん熱を増していく。
――こんな子は、……嫌い、だろうなあ……
そんな事を思いながらも、私の右手は目の前のものに向かって伸びていた。
595池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:16:03 ID:HWegC9ra
……本心を言うと、正直あまりやりたくはない。
私は兄に、これ以上嫌われたくない。
授業をサボってオナニーしているような子なんて、誰でも嫌うだろう。
でも、出さなければ溜まっていくばかりで、ともすれば皆の前で暴発、なんてことにもなりかねない。
やりたくなくても、やらないわけにはいかないのだ。
それに……
……それになにより、……心と体は、違うものだ。


右手で固くいきり立ったものの真ん中辺りをそっと握ると、
巻きついた人差し指に、ふにふにと柔らかい皮の感触が当たる。
私はそのまま、皮ごと手を上下にスライドさせていく。
「……ん……っ……」
卑猥な色の亀頭が、肌色で隠されては現れるのを繰り返す。
輪郭のはっきりしない快感が私の中に溜まっていき、
それが表れたように先端から溢れ出した透明な粘液が指で伸ばされていく。
「……ふっ……ぁ……!」
それが潤滑液のように働き、ぬめりを帯びた指が裏筋を直に擦り上げ、
自分でも驚くような、鼻に掛かった甘い息が漏れた。
一度強い刺激を味わってしまうと、それより弱い刺激では満足できなくなってしまうもので、
私はより強い快楽を味わおうと、右手の速度と握力を増していく。
強く握られた所為で、皮越しに扱かれたカリがこりこりと擦れる。
――……も、もう……私……
腰の奥に、張り詰めたような感覚が満たし、
もうすぐ絶頂が近いことを知らされる。
「……はっ、ぁっ……!」
右手が痛いくらいに速く強く動かされ、
ごりごりと握りつぶされた竿がビクビクと痙攣を始め一気に充血し、……精を放った。
「――はぁっ……! くっ……ぁ……!」
とっさに先端を覆った左手の平に、熱い塊が何度も打ち付けられる。
快感で薄く霞んだ視界の中、細い指の隙間から白い粘液が飛び出し、そして落ちていく。
一秒おきぐらいに脈動を続けるそれを私の右手は無意識に扱き続け、脳に強烈な快感を与え続けた。
596池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:18:02 ID:HWegC9ra
「……はぁぁ……っ……」
射精が終わったあとも暫くの間、
私はそれを扱いていた時と同じ姿勢で固まったままで、射精の余韻に浸っていた。
掌の中のものは、いまだに時折脈を打ち、微量の粘液を滲み出させる。
私は一息つくと丸まった背中を元に戻し、目の前のものを見つめる。
被せていた左手をどけると、そこから大量の精液が零れ落ち、
ねっとりとした糸を引いて太腿へ落ちた。
生臭く、濃厚な臭いが、狭い個室に立ち込める。
――こん……なに……
普段ならティッシュなどに出していたが、今日は少し切羽詰っていた所為で、手に出してしまった。
自らの精液を直に受けるのは久し振りで、その量と、熱と、濃さに、改めて驚かされた。
手を返し、白く染め上げられた掌を顔の前に持ってくる。
ただでさえ強い臭いが、頭の奥にまで染み込んできた。
――すご……い……
右手の中のものが、ピクン、と反応した。
――あ、……しまっ――
一度出した後だというのに、私のそれは直ぐに固さを取り戻していく。
止めなくちゃ、と思っても、その時にはもう既に右手が動き始めていた。
自分の棒に流れた精液が指に絡まり、ぬるぬると竿を扱きたてる。
イった直後で感度が増している私の陰茎は、何度もビクビクと大きな痙攣を繰り返す。
「……ひっ……ん、あっ……!」
粘着質な水音と、呼吸音に混ざった声が、授業中の静かな空間でやけに大きく聞こえる。
私はもう夢中になって右手で竿を扱き、左手は顔に近づけてそのいやらしい臭いを嗅ぎ続けていた。
口元から垂れた涎が、狙ったように眼下の私のものにかかる。
「……はっ……ぁあっ、あ……あ……!」
滑りを増した手の動きますます激しくなり、ほんの一分ほどで、私は二回目の絶頂を迎えた。
握ったままの右手の平に、尿道を熱い塊がビュルビュルと流れていく感触が伝わる。
「ぅんっ……くっ、ぁっ、……はぁっ……!」
二回目だとは思えないほど、大量の精液。
顔の高さまで噴き上がった白濁液は、そのまま目の前の扉を幾度となく叩いた。
腰の奥に溜まっていたものが全て排出されるような感覚。
やがて十数秒にわたる射精を終え、私は肩で呼吸をしながら、汚れた扉をただ見つめていた。
597池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:18:49 ID:HWegC9ra
/……また、やってしまった。
固体に近いような濃い精液が扉に張り付いて、ゆっくりと垂れ落ちていく。
一回目の射精は急いで手で防いだけれど、二回目はまた周りを汚してしまった。
それに、私の体も。
制服に跳ね飛んだ飛沫が白い染みをつくっているし、
太腿や手は一面粘液で覆われている。
――こんなんだから、私は……
私は自分を責めつつ、ペーパーを手に巻き取り始めた。

「う゛〜……」
いくら洗っても、やはり臭いが落ちそうに無い。
見た目はきれいに戻ったのだが、これはもうお風呂にでも入らないと取れないだろう。
髪の毛にまで付着していなかったのが、不幸中の幸いか。
そうして手を洗っていると、
――カラカラッ
紙を巻き取るような音が背後から聞こえた。
慌てて振り返ると、私の入っていた個室の隣の部屋の鍵が閉まっていた。
誰かが、いつの間にか入ってきていたんだ。
ばれて……無いよね?
私は手を洗うのを諦め、その場を追われるように出て行った。


帰り道。
誰かと擦れ違うたびに、自分の身体から発せられている精の臭いに気付かれはしないかと、
顔を伏せなるべく距離を開けながら歩く。
――そうだ、帰ったら仲直り……するのか……
ふと思い出して、どうしようかと思いを巡らせる。
結局あの後、詩織と会話を交わす機会が無く、何の解決策も聞けなかった。
……いや、一つだけ……
『――正直に想いを伝えれば、お兄さんもきっと――』
想いを、か……。
……仕方ないな……。
598池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:19:34 ID:HWegC9ra
「……ただいま」
ドアを開いて、少し迷ってから、挨拶をする。
「おかえり」
間髪いれずに、奥のほうから返事が返った。
……狭い家だ。顔を合わせずに生活する事はまず出来ない。
もともと兄の一人暮らしのために借りたのに私が強引についてきたのだから、仕方が無いのだが。
私は兄から少し離れたところに座る。が、私からは何も話し掛けられない。
「なあ、晩御飯シチューにしたんだが、いいか?」
突然兄が話題を振ってくる。
二人しかいない家で、晩御飯を担当しているのは兄だ。
「また? 一週間もしてないじゃない」
私はいつものように答え――て、良かったのだろうか?
「一週間も間があれば十分だろ」
……やっぱり、考え方が根本から違う。
私は少し苛立ったが、こんなくだらない事で口論になりたくないので話を進める。
「……で、ホワイト?」
「ビーフ、だ」
「何でそういう……前回にも私、ちゃんと言ったでしょ!? 私はビーフ嫌いだって」
兄は少し考えて、
「……そうだったか?」
「聞いてなかったの!? 私の話ぐらい、ちゃんと聞きなさいよ」
「それは、悪かったな」
謝られてしまった。
「……それに、聞いてなくたって、普通同じの何度も続けて食べたり……」
私がぶつぶつ言う横を、兄は席を立ちながら、
「ま、諦めろ。お前と俺じゃ、どう頑張っても考えが合わねえよ」
私の肩を軽く叩いて、そのまま兄は部屋を去ってしまった。

「……」
朝の事は、兄はもうとっくに忘れているに違いない。……でも、根本的な解決が、出来なかった。
私は独りうなだれ、手で頭を支える。
――……絶対、無理だ……。
599池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/04/29(金) 23:25:30 ID:HWegC9ra
ここまで。次は久々に絡み。
たまにはハッピーエンドでもいいじゃないか、みたいな。そんな予定。
600名無しさん@初回限定:2005/04/29(金) 23:53:22 ID:HEGDVJ3H
GJ!(*´д`)タマラン…
601Y ◆cf6.GAJsFA :2005/04/30(土) 00:01:59 ID:k+h9K9oM
電波系に挑戦中。……現在進行形なんで、いつ完成するかは分かりませんが…orz
>>池魚氏
乙&GJです。両性具有はどちらかというと苦手なのですが…感銘を受けましたw
>>578
たまにはこういうテイストのものもいいと思います。GJ!
602名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 03:36:35 ID:ljmuQpic
今日の読売新聞20面にネタがあったので貼っておきまつね

こどもの詩〜お兄ちゃん〜

わたしには お兄ちゃんが いる
お兄ちゃんは 朝 起きると
ねこに 「おはよう」と いう
でも わたしには いわない
でも そんなお兄ちゃんは
ほんとは
いいお兄ちゃんなんだ

(小4おにゃのこの詩)









ほんとは自分におはようと言って欲しい妹に萌えた。

603名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 03:47:31 ID:zcgDKs0d
朝起きたら妹に、「まだ起きないで!」と言われた。
604名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 11:04:34 ID:MbuKr3iw
>602
それに対する記者の受け答え
「おはようって、ねこに言って、きっと、きみに言ってるんだ。」

いい記者さんだ。
切り抜いてとっておこう
605桐莉兄:2005/04/30(土) 11:38:50 ID:yquQ/5ce
うちのリアル妹は中学校時代、校門の前に立っていた校長の傍を素通りして
『挨拶はちゃんとしないと駄目だよ』と言われ、激しくメンチを切ったらしい。
一応不良じゃないし、見た目はロリっちくて可愛い系なんだが、非常に愛想が悪い。
友達とは笑い合うらしいが、俺に笑顔を向けてくれた記憶が全く皆無だ。
因みに、うちの猫は家族の中で俺だけを毛嫌いしてやがる。
妹には擦り寄るし、抱っこもさせる。
俺が触れようとすると激しく威嚇しながら噛み付く。
あずまんがの噛み猫みたく噛み付きながらローリング攻撃仕掛けて来た時には悲鳴挙げながら驚いた。

……嫌いな奴なら無視するなり敵対するなり出来るんだけどねぇ。
好きなのに嫌われてるってのは辛いもんだ。
面識の無い幼女や野良猫には懐かれるんだけどなぁ。
606名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 11:41:01 ID:MbuKr3iw
で、その反動があのきりりってわけかw
607名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 17:01:10 ID:vueOC4fb
>>602
あなたは小粋な〜ですか?
608名無しさん@初回限定:2005/04/30(土) 20:02:52 ID:5PHMzYuR
>>607
602は小粋なあいつではないとおもわれ。
なぜなら、俺が602さんのをパピコしたからだ。
(・∀・)人(・∀・)よろ




       /⌒ヽ
      /  =゚ω゚)
      |  U /
      ( ヽノ
       ノ>ノ  ヒタヒタ
.  三  しU
609吊られた妹の中の人:2005/05/01(日) 00:03:48 ID:G/OMLbbe
妹…というか話は変わりますが親戚に二歳年上の女の子がいます。
そのコには何故か年上扱いされてます。

………もしかして、俺老けてる?orz
610名無しさん@初回限定:2005/05/01(日) 00:41:28 ID:682IGlJu
それはそれでまた(*´д`*)ハァハァ

朝起きたら妹にデートに誘われた


GW用事がない俺・・・orz
611名無しさん@初回限定:2005/05/01(日) 01:14:48 ID:4ev21ysR
朝起きたら妹がゴールデンウィークならぬレッドウィーク

なら俺はさしずめホワイトウィークか
612名無しさん@初回限定:2005/05/01(日) 16:28:38 ID:Ab57ipj9
朝起きたら、妹に呼び捨てにされた。
613名無しさん@初回限定:2005/05/01(日) 23:02:01 ID:5v9Qbn/l
>>608
おまえだったんかw

         人
        (__)
       (__)
       ( ・∀・)       ))
       /つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ      さてと、そろそろ寝るか
      ノ   )        \ ))
     (__丿\ヽ ::    ノ:::: )
         丿        ,:'  ))
       (( (___,,.;:-−''"´``'‐'

            おまいらも、夜更かしするなよ

            人
           (__)
          (__)
          ( ・∀・ )
         /  _ノ⌒⌒⌒`〜、_
      ( ̄⊂人 //⌒   ノ  ヽ)
     ⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
614名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 00:45:57 ID:xcKHF7Ie
朝起きたら妹と本気で鬼ごっこした。
615名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 01:12:33 ID:HFiUZoAO
朝起きたら妹と、リアル鬼ごっこ
616名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 01:26:35 ID:KnDGHm3W
朝起きたら妹と、桃太郎侍ごっこした。
617名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 01:30:57 ID:NEKudgWu
朝起きたら妹と本気で鬼ごっこした。

兄「ぐぉぉぉぉぉ!」
妹「ぐぉぉぉぉん!」
バキ!
殴られた…
618突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/02(月) 02:40:30 ID:IpyiafLq
朝起きたら妹に、「まだ起きないで!」と言われた。

「え?」
朝一番、水でも飲みに行こうと起きあがった私は、お姉さん顔の妹に叱られてしまった。
「もう、勝手に起きちゃ駄目だって言ったでしょ? 風邪は治りかけが一番大事なんだよ?」
「だ、大丈夫よ? もう熱も下がって……」
「だめだめだめだめっ、ちゃんと計るまでは駄目だよぉ。 良いから横になって?」
中身はお茶らしいペットボトルとコップの載ったお盆を布団の脇に置いて、制服の胸ポケッ
トから電子体温計を取り出しす知佳。
「あ………知佳、汗臭いの移るから………」
「そんなの平気だよ。」自分で脇に入れようと伸ばした手を遮られる「さぁ、患者さんは大
人しく寝てて下さいね?」
やんわりと押さえつけられて横になり、浴衣の懐から体温計を差し込まれる。うう、姉の威厳
が台無しだぁと凹み気味な私の心中など全く気づかず満足そうに世話を焼いてくれる知佳。
「いま、お母さんがお粥作ってくれてるから待っててね? お茶、飲む?」
甲斐甲斐しく動き回る知佳を見ていると、この子も隆司君と付き合い始めてからずいぶんと変
わったなぁと思えてくる。もともと『尽くす』タイプの知佳だが、今までは肝心の相手がいな
かった為に持ち前の積極性や行動力を開花させることも出来ないでいた。そこに、知佳にとっ
ては理想的とも言える『年上で頼れる』彼氏が登場したのだ。きっと今の知佳は女の幸せを
独り占めしているような気分なのだろう。
「だいたいお姉ちゃんは普段から無理のしすぎだと思うよ? 生徒会のお仕事があるのは分か
るけど、ちゃんと治さないと周りの人にも迷惑かけると思………ほら、まだ37℃もあるじゃ
ない。もう一日お休みしようよ、ね?」
うぅ、お姉ちゃんには喋らせてもくれないの知佳?
「……はい、これでお終い♪」
体温検診と水分補給も終了。これで知佳もお役御免だ。知佳には悪いけど、早く学校いってく
れたらシャワー浴びれるのにな、と罰当たりな想像。昨日はタップリと汗をかいたので臭いし
ベタベタして気持ち悪い。お布団も代えてシャワー浴びて、一刻も早く新しい下着で休みたい
というのが本音だったりする。
「ち、知佳? あとはご飯食べてお薬飲むだけだから、そろそろ学校……」
619突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/02(月) 02:41:03 ID:IpyiafLq
「………あの、だから、がっこういかないとちこく……」
「そうしようよ? そうしたらお姉ちゃん、ご飯食べた後にすぐお薬飲んで寝れるよ? 着替
えも出してあがるから脱いで脱いで♪」
うぅ、お姉ちゃんのお話は全部シカトなの知佳?
「お姉ちゃん、シーツと下着も替えるよね? ブラは要らないんだよね?」
熱かあるから寝てろと言った舌の根も乾かない内に起きて全部脱げとは、と頭の片隅で思った
りもしたけど、一生懸命に準備している後ろ姿を見てると些細なことを口に出すのも馬鹿馬鹿
しくなってくる。これじゃ隆司君にシスコン呼ばわりされても仕方ないか、と小さく苦笑いを
しながら帯を解く………が。
「お姉ちゃん、すぐにお湯汲んでくるから脱いだ服は一つに………………って、あれ?」
眩しい笑顔で振り返った知佳、その瞳が私の体の異変をみつけて、停止する。
「知佳? どうかした?」私もつられて自分の半裸体に目を落とす「………って、ええっ!?」
「お姉ちゃん、それって………」
そう、私の左の乳房、乳首の少し上辺りに小さな赤い痣が。
「傷………じゃないよね? 湿疹?」
それは皮下の毛細血管が外部からの急激な吸引力で破裂して出来る赤い跡、いわゆる………
「………それ、もしかしてキ………」
「あー思い出したっ! 夕べ、お手洗いに行こうとしたら時にフラついてね、柱の角かどこか
でぶつけたのよ! そうそう、それに違いないわっ!!」
「で……でもでも、おっぱいは浴衣の下だから痣が残ったりしな………」
「ちちち、知佳? お母さんが呼んでるみたいよ? もう出る時間じゃない?」
「だって、お姉ちゃん……」
「あとで説明してあげるから、ね? ね?」
慌てて浴衣を羽織り直してキスマークを隠しながら弁……というか言いくるめ。
帰る頃には消えてると思うから、あとは気の所為で押し切るしかない。何か言いたげな不安顔で
何度も何度も振り返ろうとする知佳を、半ば追い立てるようにして学校に行かせる。
まったく未央ってば、だから強く吸っちゃ駄目だって言ったのに………!
「………でも気持ちよかったなぁ……」
「お姉ちゃん? なに?」
「ななな、なんでもないなんでもない気をつけてね〜!」
「………………………」
620突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/02(月) 02:42:49 ID:IpyiafLq
ご無沙汰です。

ここ数ヶ月の胸の痛みで少しスランプです。
でも出来るだけ早く復帰したいと思っていますので、また宜しくお願いします〜♪
621突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/02(月) 02:51:23 ID:IpyiafLq
追伸、一行飛んでました(汗
>>619の冒頭に『「そうだお姉ちゃん、私が体拭いてあげようか?」』の一文を……
622名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 10:25:55 ID:TNBeGFzb
朝起きたら妹が小粋なアイツだった。

遭遇率が高いんだよなぁ。あちこち妹スレ覗いてるせいかww
623名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 12:31:44 ID:8flmq6iy
朝起きたら妹が財布の中に俺の写真を入れていた

どうもですww>>622
624名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 13:14:39 ID:TNBeGFzb
>>623 (・∀・)ノ
でもそれは普通にお題として成立するよなww


朝起きたら妹の中の人がヒタヒタビターンだったwww
625名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 20:42:23 ID:8flmq6iy
>>624
ワロスwww
なんのことやらわからんだろwww
626桐莉兄:2005/05/02(月) 21:07:25 ID:xNxDlqmM
新作少し長過ぎて普通に投下するのはアレなんで、うpロダに上げさせて貰う事にしますた。

ぼるじょあロダ
ttp://www.borujoa.org/upload.php

[upload0300.zip] 朝芋住民宛 を落として下さい。

Passは 『kiriri』 でつ。
627名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 22:26:39 ID:ff1jsezQ
>>626
桐莉兄乙!
この作品にここまで大きな伏線があったとは…。
まあ、これなら桐莉たんの思考が隆浩の都合のよいように
吹っ飛んでたりするのも説明つきますな。
なんかいつものドタバタ電波系ラブコメ展開から、かなりシリアスな展開になる
差がGOODでした。
628名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 22:53:05 ID:ByEaV6K4
>>622,623
くっ!小粋なオレが乗り遅れた・・・
629名無しさん@初回限定:2005/05/02(月) 23:36:10 ID:Cg1SS+Qx
>>桐莉兄氏
寝る前に読ませてもらいますぅヽ(´ー`)ノ

朝起きたら妹に「将来結婚なんてしないで私と一緒に暮らそう♪」と提案された
630名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 03:59:32 ID:Ta6sFHBI
桐莉兄氏GJ!!
ちびな桐莉タン(*´д`)タマラン
というか同人エロゲに出来そうな気がしてきたよママン。
631名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 04:26:38 ID:Q5cXnKk9
>>626
GJ!!
ところで某主人公が実は男装してたラノベを思い出したw
632名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 05:21:50 ID:2RZR+bB/
朝起きたら妹が私生活を同人誌にしていた。
633名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 07:28:09 ID:rX8AXjcb
>>623
それって財布スr(ry
634名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 10:58:49 ID:JUQ7uHAg
朝、妹を起こしに行ったら
こんな寝言を言っていた

「姉、幼馴染、クラスメイト
 邪魔者は全て消えた

 そして両親は私のことを信頼している
 この状態からなら兄を堕とすのも時間の問題

 私は新世界の妹となる」

(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
635名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 11:18:50 ID:mtkQ/JjY
朝起きたら、妹が足の爪を切っていた
636名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 11:45:37 ID:im5fhypk
>>630

同人エロゲになったら攻略対象は桐莉・七華・由紀と、
隠しルートで絶対にヤマモトさんシナリオは有ると見た。
637名無しさん@初回限定:2005/05/03(火) 14:53:33 ID:yAXexC/c
>>635
あ、なんかいーなーそういうの
638吊られた妹:2005/05/03(火) 19:54:42 ID:IeDWVPoN
どーも。
中の人が一段落ついたんで続き書こうと思いますが、やっぱヌレ的には寝取られルートキボンヌなわけですか?

ちなみに犯人は(ry
639突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/04(水) 00:50:11 ID:9ReUHEb6
>>638

過去にも「そーゆー」話が無かったわけではないので、私は問題ないと思いますよ。
他の方々は如何でしょーか?>all
640名無しさん@初回限定:2005/05/04(水) 02:38:41 ID:YbHfOaDm
>>桐莉兄
蝶・乙!
そして 全米が泣いた
641桐莉兄:2005/05/04(水) 15:12:00 ID:O3azOT2+
皆さんの桐莉解釈、どんな感じでせうか。ややこしくてすんまそん。

ぼるじょあ(前回うpしたとこ)の [upload0328.zip] 朝芋住民宛 にちょっとしたもの投下。
興味がある人だけ落とす。PASSは前回と同じ『kiriri』で。

きりりり。きりりり・・・。むふー。
642名無しさん@初回限定:2005/05/04(水) 22:35:36 ID:TiodSTKm
桐莉兄GJ!そして宇宙が泣いた!!

朝起きたら妹と何故か電気按摩しあうハメになった
643名無しさん@初回限定:2005/05/05(木) 00:32:08 ID:rdcYfraD
朝起きたら妹に、戸籍を偽造されていた。
644名無しさん@初回限定:2005/05/05(木) 03:31:54 ID:Mw7vTmux
>>突発屋氏
おなじく問題無いかと。そして遅ればせながらGJです!!
645名無しさん@初回限定:2005/05/05(木) 10:25:03 ID:ELlHM5z2
朝起きたら、妹が整形していたことが分かった。

整形した後に一週間くらい時間を置かないと、腫れが引かなかったりして困るらしい。
ゴールデンウィークはOLが整形するのにピッタリの期間だとか。
正しい情報かは定かではない。
646名無しさん@初回限定:2005/05/05(木) 18:47:12 ID:M4EsxvBl
朝起きたら妹が胸の大きくなる機械を買ってきてた。
647名無しさん@初回限定:2005/05/05(木) 19:00:49 ID:lJ05l22f
寝取られか・・・
自分的には勘弁だが、別に書いてくれても良いですよ。


朝起きたら、妹が全裸で正座しながらアニメを見ていた。
648Y ◆cf6.GAJsFA :2005/05/05(木) 20:59:01 ID:q+1LQdaX
SSのヒロイン設定画書いてくれる人募集しようと思い、妹や姉の設定起こしてますノシ
649名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 00:23:21 ID:xjYLBoQh
SS職人ギルドの方々は、どんな絵師が好みなのだろうか……
650名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 00:43:54 ID:UcwgmFKK
大槍とのり太ですね
651名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 02:18:20 ID:a5g+KDde
むりりん
652名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 10:33:00 ID:caM7YJqt
某スレより転用・改変

朝起きたら妹が、
ある男にヤり逃げされていた事が発覚

俺、もう、頑張れないよ……('A`)
653名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 10:44:17 ID:Q8d16oIQ
そんな妹イヤーンと言ってみるw
…どこのヌレか激しく気になるんでつがorz

朝起きたら妹にヤり逃げされた
もうお婿に行けないよママン…('A`)
654名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 12:03:44 ID:lwIy9mXB
655名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 12:09:58 ID:OQH2eHj5
>>654
いもうと倶楽部やん! Σ(´Д`lll)
656名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 18:38:53 ID:dnTq0Bax
>>653
・・・・・エロゲ生活スレだと思われ。リンクはしないので自分で探してみてくれorz
657名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 19:20:42 ID:Q8d16oIQ
>>656
サンクス、探してくるよ。
でも話の中でくらい夢見させて…orz

これだけじゃなんなんでも一個ネタを
朝起きたら妹がずぶぬれだった。
658名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 20:44:45 ID:VWfGIuYD
>>652
…いも?
659名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 20:47:52 ID:U6bIA0o8
朝起きたら、妹にローションまみれにされていた。
660名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 21:58:27 ID:w3nnVQ4t
>>652
朝起きたら妹に問い詰められた
661名無しさん@初回限定:2005/05/06(金) 22:18:20 ID:B8IjRHPy
朝起きたら妹に彼女を強奪されたやつがいた・・・・・(笑)
662名無しさん@初回限定:2005/05/07(土) 01:12:22 ID:hzsd0yFo
朝起きたら妹になっていた。元の妹はどうなったんだ。
663桐莉兄:2005/05/08(日) 02:02:59 ID:IHNk9th3

『あさー、あさなのスー』
 「うらーっ、兄ちゃん起きるーっ!」

……最近、桐莉は目覚し時計とステレオサウンドで起こしに掛かって来る。
惰眠を貪る事が何よりも好きな俺にとって、これは騒音公害以外の何物でも無い。

『朝御飯食べて学校行くのだスー』
 「さっさと起きるーっ!起きないと遅刻しちゃうのスよーっ!」

……だが、俺はついに攻略法を見出した。
左右から飛び込んで来る妹の声を防ぐ為、昨夜の内から耳栓を装備しておいたのだよ。

『とっとと起きないと、尻の穴に乾電池詰め込んじゃうぞーっ!』
 「起きないと桐莉がフェラチオしちゃうのス!こらーっ、聞いてるのかーっ!」

……はっはっは、何かを必死で叫んで居られますなぁ、桐莉たん。
だが聞こえんっ、聞こえんのだよォォォーーーっっっ!!!……ぐがー。

『ぬぅ、こうなったら最後の手段なのス!』
 「うしっ、兄ちゃんに電気按摩だぁーっ!」

……がしっ。
む?両足首を掴んで何をする気だ?

「はぁぁぁぁぁぁぁっ、貴様っ!?まさかァっ!?」
「その『まさか』なのス!喰らえ、地獄の百万ボルトぉぉおっ!!」

どががががががががががががっ!
股座深く宛がわれた右足が過激な振動を送り込んで来たァァァっ!!!
664桐莉兄.:2005/05/08(日) 02:04:00 ID:IHNk9th3
「にほ〜んブレイクこぉ〜ぎょ〜!でんげきどり〜るDA・DA・DA♪」
「ぎやあああああああ!やめっ、でんききききききやめっめめめぇぇぇぇぇ!!」
「兄ちゃんっ、諦めてさっさと起きる〜っ!」
「ぎゃひひぎひぃぃぃやっやべっ、やぁべぇぇっ、くしゅぐったひぃぃぃ!!」
「ぬふふふふ、ちんこがだんだん大きくなってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

ぐぅっ、この俺がぁっ、この隆浩がぁっっ!
何時までも永久に眠り続ける筈のこの隆浩がぁぁぅっ!
うぉっ、うぉれの未来ィィィーーー!!!

「とどめだっ、兄ちゃんっ!送り込むっ、太陽の波悶っ!」
「ぎゃひぃぃぃっ、あそこが痺れる憧れるゥゥゥ!」
「ぶっ壊れる程っ、シュートォッ!!」

ぐりぐりぐりぃっ!
いやぁぁぁ、激しく摩擦っ!回転しますよっ、この足ィィィ!

「足なんて只の飾りなのス!エロい人には其れが解らんのスよっ!」
「まだだっ、まだ落ちるなーーーっ!!」

動け、俺の手っ!動け動け動け動けっ、動いてよぉっ!
今犯らなきゃ!みんな犯られちゃうんだっ!お願いだから動いてよぉっ!

どっくんっ!
どっくんっ、どっくんっ、どっくんっ、どっくんっ、

がしぃっ!(まさに再起動!)
665桐莉兄:2005/05/08(日) 02:05:12 ID:IHNk9th3
「ぬぁっ!?何をするんだっ、兄ちゃぁんっ!?」
「イく時はお前も道連れだァァァ!!」
「台詞はすげーカッケーのに、何か非常ォォォに間違ってる気がするのス!」
「エ?ボクマチガッテナイヨ?ギュインギュイン」

必死の思いで掴んだ桐莉の足首っ、放してなるものかぁぁっ!
そしてっ、逆転のっ、

「喰らえィ!百万ボルト電撃まんこだっちゃァァァァーーーっっっ!!!」
「ぴっ、ぴっかっちゅゥゥゥゥゥゥーーーっっっ!!?」

どがががががががががががががががががががががががっ!!!

桐莉のっ、股間にっ、衝撃をっ、叩き込むっ!

「ぎやあああああああああああっっっ!!!」
「ぎひぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!や、やめっ、やめるのスぅぅぅっ!!!」
「このまま俺一人イかされてなるものかっ!」
「やめろぉぉぉっ、そんな真似をしたらッ、兄ちゃんもイッてしまうんだぞぉぉぉっっ!?」
「構わんっ!寧ろ俺はっ……お前と一緒にイきたい……」
「……兄ちゃん……」

と見せ掛けてっ、いきなり不意打ちーーーっ!!!

「ギャースッ!図ったな、兄ちゃんっ!?」
「ふはははははは!逝くのはお前だけだっ、桐莉ィィィーーー!!!」

ずががががががががががががっ!

「俺はなァっ、勝つのが好きなんだよォーーーッッ!!(まさに外道!)」

づぼぉっ!っと、桐莉のぱんつの股布をずらして、膣穴に足の親指を突っ込むっ!
666桐莉兄:2005/05/08(日) 02:06:24 ID:IHNk9th3
「はぅぁ!?」
「お前がっ!イくまでっ!嬲るのをやめないッ!」
「こっ、こんなぁぁっ、こんなぁぁぁぁ!」

ばたんっ!

「二人とも!一体何事なのん?」

突如何の脈絡も無く扉を開け部屋に飛び込んで来た母さん。

「兄妹たるもの電気あんまの一つもするわよ!
だけど隆浩ちゃん!今のは抵抗も出来なくなった桐莉ちゃんを一方的に陵辱しているように見えたわっ!
紳士のするべき事じゃないわよっ!」
「鬼畜だから無問題!鬼畜だから無問題!」
「なるほど!鬼畜なら無問題だわっ!ファイトっ、隆浩ちゃんっ!」
「って、かーちゃんっ!何で其処で納得するのスかっ!?」
「ほらほらっ、桐莉ちゃんもやり返さないと、負けちゃうわよんっ!」
「ぬがぁぁぁぁっ、この闘いっ、負けられんのスぅぅぅーーー!!」

ちぃぃぃぃぃ。

桐莉が俺のズボンのチャックを足で開け、社会の窓から足指を突っ込んで来る。
あくまでもこの俺と互角に戦うつもりだ。
667桐莉兄.:2005/05/08(日) 02:07:45 ID:IHNk9th3
「直接っ、直接しごいてやるのス!」
「甘いっ!だったら俺はクリトリスをッ!」
「がんばれっ、がんばれっ、二人ともがんばれっ!」
「かーちゃんは黙ってろス!」
「やーんっ、霧佳も一緒にやるの〜ぅ。二人のお尻にイカ足触手突っ込んでぐにぐにしたげちゃうんだからっ!」
「ぎゃーーーーーっ、何をするきさまー!」
「にっ、にげっ、逃げられんのス!兄ちゃんが足をがっしり掴んでるからー!」
「桐莉のせいで逃げられ……んんーーーーっ!!?」
「うふ、うふふふ。がんばれっ、がんばれっ♪」
「ひゃ、ひゃめっ、かーさんやめてかーさんっ(涙)」
「ひぃぃぃ!おっ、お尻の中で動いてるのスぅぅぅ(涙)」
「ほらほらっ、先にイかされちゃった方には、クリちゃんタマちゃん、クラゲ足でびりびりしちゃうぞ〜☆」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!イけっ、桐莉っ!俺の為にイッてくれぇッッッ!!?」
「嫌なのス!兄ちゃんがイきやがれス!ほらほらほら桐莉の足はちょー気持ちいいのスよっ!?」

うぁぁぁぁぁ、いっ、イかされるゥゥゥ!!?
桐莉の指が俺のシャフトを激しくシェーイクッ!

「しっ、死なば諸共ッ!Gスポット刺激ィィィィ!!!」
「ふぁっ、らっ、らめぇっ、もうっ、いっ……くぅぅぅっっ!!!」

ぷしゅっ。
足の裏に桐莉の潮吹きを感じると同時に、桐莉の足の裏に大量の精をぶちまけた。
其れは俺のトランクスにもべったり付いて不快に濡らし、

ぢゅぽぉっ!

「はぉぅっ!?」

母さんが尻の穴から触手を抜いた瞬間、最後に一つ大きく跳ねたペニスが桐莉の顔にまでスペルマを吹き上げた。
668桐莉兄@キリ:2005/05/08(日) 02:09:06 ID:IHNk9th3
「こ、腰が……抜け………(がくっ)」
「ぐ、ぐっど、もーにんぐだ…兄……ちゃん……(ぐたっ)」

し、しび、痺れて、動けんっ。

「はっ、そうだっ!母さんっ、今の勝負は」
「ええ、同時に果てちゃったから、二人とも罰ゲームよんっ☆」
「「ひっ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーー!!?」」

きしっ……きしっ……きしっ……。

一歩一歩、近づく恐怖。

「に、兄ちゃぁん……」「桐莉ぃ……」

逃げられない。足腰が痺れて立てない。

逃げられない、逃げられない、逃げ―――――








「あwdtgヴジshgv根をrmgqkj倶wdyqyenfgwskmniwrwwr,gmaoi3wer-------------------------」



ビバ☆電気アンーマ!
669名無しさん@初回限定:2005/05/08(日) 03:27:43 ID:3PAi6PaB
ハゲワロスwGJ桐莉兄!

朝起きたら妹が「落書きが見える…」と言い出した。
それは兄の能力だろうわなにをするやめr
670名無しさん@初回限定:2005/05/08(日) 05:01:09 ID:v715fzAp
朝起きたら、妹がどんな姿カタチをしていたのかまったく思い出せなくなっていた
671名無しさん@初回限定:2005/05/08(日) 08:32:54 ID:2956RcUT
朝から笑わせていただきました
GJデス
672名無しさん@初回限定:2005/05/08(日) 22:34:58 ID:+ChUC+Cq
桐莉兄おつ〜(*´д`*)ハァハァ

朝起きたら妹が俺の指をしゃぶってた
673名無しさん@初回限定:2005/05/09(月) 19:43:49 ID:AlD3TqEw
朝起きたら妹に、騙されたと思って豆類、ちりめんじゃこなどの小魚、レバー、乳製品、卵黄
カシューナッツ、ごま、そば、たけのこ、ブロッコリー、バナナなどにも多く含まれています。
674名無しさん@初回限定:2005/05/09(月) 21:26:30 ID:E/AcoS80
朝起きたら妹は、知らない人だった。
675名無しさん@初回限定:2005/05/09(月) 21:35:04 ID:s4kxhUnz
朝起きたら妹が150クオリティに感染していた
676名無しさん@初回限定:2005/05/09(月) 23:08:31 ID:+3fmX7Z/
朝起きたら妹が書き置きをしていた。
「お兄ちゃんの大切な物を預かった。返して欲しければ今晩私の部屋に来いby妹」
677名無しさん@初回限定:2005/05/10(火) 20:49:26 ID:4YUguGLz
朝起きたら妹の視線を股間に感じる…
678名無しさん@初回限定:2005/05/11(水) 20:55:57 ID:p1RzX0En
朝起きたら、妹と田植えに行かなければ。
679名無しさん@初回限定:2005/05/11(水) 20:57:59 ID:T+Dzru1N
朝起きたら、妹がらぶデスクリアできねーって笑ってた
680名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 08:54:25 ID:1LAzaK5N
朝起きたら妹がスイカを持っていた。
681名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 12:08:49 ID:NSaTmuUx
朝起きたら妹が胸元にスイカを入れて
「きょぬー!きょぬー!!」
と叫んでいた。
682名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 13:55:56 ID:H+TK4cge
なんか桐莉に影響されてかアホの妹が多いね

朝起きたら、夏なのに雪が降ってた。
妹が庭駆け回ってた。
683名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 14:20:18 ID:+SaHOJ4x
>>682
まあ、兄貴はコタツで丸くなってるわけだが…
684桐莉兄:2005/05/12(木) 14:47:14 ID:/0fvCue8

すぅ〜 すぅ〜
 すぅ〜 すぅ〜

気持ち良さげな寝息を立てて桐莉が眠っている。
夕べは激しくずんずんぱんぱんやったので疲れたんだろう。

きゅっ、と縋り付いて来る。
全裸なので直接二の腕に押し付けられる事になる、膨らみ掛けの胸の蕾がや〜らかい……。
愛妹だから、だらしなく垂らした涎もまた可愛い。

ちゅ…ちゅ…
 ちゅ…ちゅ…

俺の手を抱え込んで、人差し指を口に咥えてしゃぶっている。
時折、舌でぺろぺろと嘗めたり、頭を小さく前後に振ったりしている。
夢の中でもご奉仕とは、えろ…もとい、偉い。それでこそ妹だ。
既に涎で俺の手と枕はべたべた。
まぁ、桐莉のベッドだから汚れても構わんが。
妹臭ぷんぷんの甘い鼻息で手を擽られ続けて、俺のジュニアはオリハルコンみたくがっちがちだ。

さわわっ。

開いている方の手の指先で桐莉の乳首を擽ると、

「んっ・・…ふゃぁ・・」

悶えながら体を摺り寄せて来る。
ちろちろっ、と、口奉仕も少し過激になった。

ちゅ…ちゅ…
 ちゅ…ちゅ…
685桐莉兄.:2005/05/12(木) 14:48:16 ID:/0fvCue8
指先を桐莉に触れたまま、ゆっくり手を下へと這わせて行く。
妹は擽ったそうにしていたが、手が股間まで来ると顔を紅潮させて、ひくんっと反応した。

ん・・・ふ・・っ

鼻息も荒い。

はみはみっ。

指先に、甘噛みの刺激が加わった。

すっ、と、手首まで桐莉の股間に差し入れる。
中指を伸ばして、尻の穴を探り当て、割れ目に沿ってしゅっ、しゅっ、と前後に動かす。
くちくちっ、と水っぽい音。
膣穴から染み出して来る蜜を指に絡めて、クリトリスを指先で嬲ると、

「ひぁ・・・・んっ・・」

我慢できないのか、自分から俺の手に股間を擦りつけて来た。

ちゅ…ちゅ…
 ちゅ…れろ…ぴちゅっ……

眠りながら淫らに口奉仕を続ける桐莉。
686桐莉兄:2005/05/12(木) 14:50:31 ID:/0fvCue8
俺は桐莉の股間に差し込んだ手を抜いて、様子を見てみる事にした。
暫くの間は物足りなそうに腰をくねらせていたが、
やがて落ち着いたのか、寝息が次第に収まって元のペースに戻っていく。

手に絡み付いている妹の淫蜜をペニスに塗りたくり、寝ている桐莉の太股に擦り付ける。

すぅ〜 すぅ〜
 すぅ〜 すぅ〜

股間に肉棒を差し込んで挟ませると、桐莉の寝息がまた早くなって来た。
何もしないでも、勃起したナニは桐莉の敏感な場所を押し上げて刺激する。
挿るか入らないかギリギリのところで、ゆっくりと腰を前後させる。

ちゅ…くちゅっ……っちゅぷ……

「……ふぁ・…ぅ・…ン」

ちゅ…ぴちゅっ、
 ちゅちゅ……れろんっ……

口に咥え込まれた方の手も動かして、指先で桐莉の舌を虐めてやる。
軽く押さえ付けたり、中指と人差し指で挟み込んだり。
その度に、涎を垂らしながら桐莉がエロ声を出す。

「ぁぅ…ん…ふぇぁ……」

――つぽんっ。
687桐莉兄:2005/05/12(木) 14:56:49 ID:/0fvCue8
桐莉の口から、指を引き抜いた。
つつぅっ、と、一筋の涎の糸が、俺の指と桐莉の唇の間に掛かる。
手をべとべとにする妹の涎を嘗め取りながら、俺はごそごそと布団から這い出した。

きしっ。

寝ている妹の顔を跨ぐようにして、妹の汁に塗れた剛直を口元へと持って行く。
だらしなく半開きになった其の唇に、勃起しきったペニスを宛がい、挿し込もうとした。
がちがちになった其れは、妹の顔に擦り付けられるだけで、巧く口の中に入らない。
根元を手で押さえて、殆ど妹の顔に圧し掛かるようにして、先端部の挿入に成功。

はむ…ちゅる……

妹が吸うので、後はペニスが勝手に口の中へと呑み込まれて行った。
熱くぬめった妹の舌。

はみはみっ。

本当に軽く、ペニスの根元を甘噛みされる。

ちゅちゅ…ちゅぅぅぅ。

強烈な吸引に、限界まで来ていた俺は、腰を振るまでも無く果てる。
ペニスの先端からびゅくびゅくと放たれる精を、こくんこくんと飲み下す桐莉。
それでいて、貪欲に吸い付く力は衰えない。
尿道に残っていた分の精も、一滴残らず吸い尽くすような勢いだ。

ちゅちゅっ、ちゅる…ちゅぷ・・…っちゅぅぅぅ。
688桐莉兄.:2005/05/12(木) 14:57:51 ID:/0fvCue8
桐莉が強くしゃぶるものだから、萎えない。
依然、俺のペニスはがちがちに勃起したままだが、いかんせん金玉の中が空っぽだ。
これより数分間、次弾の製造工程に入らねばならない。

ちゅ…ちゅぅぅぅーーーーーー。

桐莉の口からペニスを抜き取ろうとしたが、口の方がペニスを離してくれない。
未だ精液を飲み足りないとでも言うのか、いやいやをするようにがっしりとペニスを咥え込んでいる。

「お、おい、こら、放せ、桐莉っ」

ちゅぅぅぅぅーーーーーーー。

吸い付く力は益々強くなり、俺のペニスが千切れそうな勢いで痛い位だ。
れろん、れろん、舌も激しく動き回り、早く次の精を出せとせっついて来る。

「ちょっと待て!そんな急には無理だっ」
689桐莉兄@キリ:2005/05/12(木) 14:59:27 ID:/0fvCue8
ちゅぶぅぅぅうぅううぅうぅうぅううううぅぅぅぅーーーーーー!

最早バキュームカー。
桐莉の口は俺の玉袋までも咥え込み、はみはみれろれろころんころんと玉を転がし、精の生産を激しく強制。
無理!無理です!ってゆーか無茶だぁったたいたいたたたおいこらちょっとまて吸い過ぎ吸い過ぎは体に毒ですって聞いてんのかお願い聞いて下さい千切れるちーぎーれーるぅぅぅーーー

ぎゅごぉぉぉおぉぉぉぉぉじゅびぃぃぃぃいぃぃいぃぃずぐぐっぐごごごごごごごごごごごごご!!!!!!

いやぁぁぁぁぁああああ最早ブラックホールぅぅぅぅ!!?たっ、たすけ



―――じゅぽんっ。                                       ……ごくんっ。









…………ちゅん、ちゅんちゅん。

「ふぁぁぁぁ……良く寝たのスーって、あれ?兄ちゃん?何処スか、兄ちゃ〜ん???」

690名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 16:00:44 ID:rkk1yQye
テラワロスwww
桐莉兄乙でした
691名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 17:40:13 ID:3G2pxgKC
朝起きたら、妹が物陰に隠れていた。
692名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 18:06:15 ID:NSaTmuUx
(゚д゚;)吸い尽くされた!?
ブラックホールに吸い込まれたから、ホワイトホールから出てくるのカナ?出てくるのカナ?


朝起きたら妹と幼馴染が険悪なふいんき(なぜか略
693名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 19:11:57 ID:OSE7cuQ6
>>692
どこぞの生活板で聞いたなおい(笑)

朝起きたら、妹に裸エプロンを強要された。
694名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 20:10:14 ID:xbkySMRn
兄は桐莉たんのこーもんから出てくるしかないのかw

朝起きたら妹が「お兄ちゃんを吸収して私は完全体になるのだー」と言って襲ってきた。
695名無しさん@初回限定:2005/05/12(木) 23:57:31 ID:u7ENupQE
セル妹(*´д`)ハァハァもちろん吸収するのはお兄ちゃん(の子種)w

朝起きたら妹が酔ってた
696名無しさん@初回限定:2005/05/13(金) 20:55:58 ID:hmQm5cq4
朝起きたら妹は、まだ起きてた。
697名無しさん@初回限定:2005/05/13(金) 22:34:51 ID:sR64FWb4
朝起きたら妹の作った世界にいた
698名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 09:21:55 ID:Tc4LxT1A
朝起きたら妹に、「カレー味の妹」と「妹味のカレー」選ぶならどっち?と聞かれた。
699名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 10:30:45 ID:Ixj2iKbP
朝起きたら、妹に「妹味って何?」と聞かれた、何だそれは。
700名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 10:34:46 ID:4KRMEBS1
朝起きたら妹に、「あなたが落としたのは金の妹ですか?それとも銀の妹ですか?」と聞かれた。
701名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 11:18:52 ID:8poPrNSg
>>699
とりあえず股を舐めてみろ
>>700
もちろん淫の妹

朝起きたら妹が、いろいろな質問にに答えてた
702名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 11:47:47 ID:bWv3BkJi
>>700
熊殺しアイアンクローの異名を持つ(ry
703名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 20:57:49 ID:Ixj2iKbP
朝起きたら、妹が股を舐めてみるか聞いてきた
704名無しさん@初回限定:2005/05/14(土) 23:29:26 ID:k5BRR0xc
朝起きたら妹が朝風呂の用意をしてくれてた
705名無しさん@初回限定:2005/05/15(日) 11:54:24 ID:ajorrKhr
朝起きたら妹が兄で兄が妹で
706名無しさん@初回限定:2005/05/15(日) 13:58:48 ID:QrMUDxx4
朝起きたら妹が兄ヲタになっていた。
707名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 01:13:29 ID:kgMunm+z
朝起きたら妹がおにぃヶ島へお兄退治に向かっていた。
やめろ危ない妹よそこにはあの危険な桐●兄もうわなにをすs3wdtぐyふじおk
708名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 01:25:28 ID:qRiiUZjU
>>707
おにぃヶ島ワロスw
709名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 02:39:15 ID:xVtc3fJW
朝起きたら妹のキャラが違う
710名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 11:51:56 ID:0Ivw7imd
朝起きたら、妹が半透明
711名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 16:01:46 ID:IDbHVbUA
むしろ朝起きたら自分が半透明
でもってフェラパイズリその他でモザイク不要に
712名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 22:29:41 ID:wjaGI3rw
朝起きたら妹がゲル状
713名無しさん@初回限定:2005/05/16(月) 23:21:16 ID:qsoihc3l
朝起きたら妹が攻略対象になってた
714名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 00:15:43 ID:c018+zGp
朝起きたら妹がエクセレントチェンジ
715名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 13:30:43 ID:CVpc8RGH
朝起きたら妹がブルー調色キッス
716名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 13:55:24 ID:a/v2z2C6
朝起きたら妹に言われた。
「お兄様。あなたは堕落しました」
717名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 14:49:28 ID:SWxbATCw
朝起きたら、妹にラリアット食らった。
718名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 17:32:39 ID:7xkJ6Gu8
朝起きたら妹の髪の毛が赤い、しかも自分の意思で動かせるらしい。
719名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 20:04:51 ID:1sYqE4sq
朝起きたら妹に買い物料を支払わされた。
720名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 22:26:17 ID:RxaS7c/7
朝起きたら妹に「最近モエバナ投下さぼってるでしょ?ヌードラさんが待ってるよ」と言われた。
721名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 22:45:02 ID:da1vLoz0
けふのうちに
とほくへ いってしまふ わたくしの いもうとよ
みぞれがふって おもては へんに あかるいのだ
(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)
うすあかく いっさう 陰惨(いんざん)な 雲から
みぞれは びちょびちょ ふってくる
(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)
青い蓴菜(じゅんさい)の もやうのついた
これら ふたつの かけた 陶椀に
おまへが たべる あめゆきを とらうとして
わたくしは まがった てっぽうだまのやうに
この くらい みぞれのなかに 飛びだした
(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)
蒼鉛(そうえん)いろの 暗い雲から
みぞれは びちょびちょ 沈んでくる
ああ とし子
死ぬといふ いまごろになって
わたくしを いっしゃう あかるく するために
こんな さっぱりした 雪のひとわんを
おまへは わたくしに たのんだのだ
ありがたう わたくしの けなげな いもうとよ
わたくしも まっすぐに すすんでいくから
722名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 22:45:34 ID:da1vLoz0
(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)
はげしい はげしい 熱や あえぎの あひだから
おまへは わたくしに たのんだのだ
銀河や 太陽、気圏(きけん)などと よばれたせかいの
そらから おちた 雪の さいごの ひとわんを……
…ふたきれの みかげせきざいに
みぞれは さびしく たまってゐる
わたくしは そのうへに あぶなくたち
雪と 水との まっしろな 二相系をたもち
すきとほる つめたい雫に みちた
このつややかな 松のえだから
わたくしの やさしい いもうとの
さいごの たべものを もらっていかう
わたしたちが いっしょに そだってきた あひだ
みなれた ちやわんの この 藍のもやうにも
もう けふ おまへは わかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうに けふ おまへは わかれてしまふ
ああ あの とざされた 病室の
くらい びゃうぶや かやの なかに
やさしく あをじろく 燃えてゐる
わたくしの けなげな いもうとよ
この雪は どこを えらばうにも
あんまり どこも まっしろなのだ
あんな おそろしい みだれた そらから
この うつくしい 雪が きたのだ
723名無しさん@初回限定:2005/05/17(火) 22:47:01 ID:da1vLoz0
(うまれで くるたて
  こんどは こたに わりやの ごとばかりで
   くるしまなあよに うまれてくる)
おまへが たべる この ふたわんの ゆきに
わたくしは いま こころから いのる
どうか これが兜率(とそつ)の 天の食(じき)に 変わって
やがては おまへとみんなとに 聖い資糧を もたらすことを
わたくしの すべての さいはひを かけて ねがふ
724桐莉兄:2005/05/18(水) 02:14:07 ID:dr4iYm/N
停滞した俗な痛みは息苦しく真っ暗な水底に沈むかのようで大嫌いです。
聖痕の流す血の熱く心地良さは永続性の涙に似て比較にもなりません。
とぅるるる。とぅるるる。幻影蜃気楼から三日月を介して電信柱に火柱が立ちます。
天蓋どぅむは硝子作りの海なので、矢張り深海魚たる私は息が苦しくてなりません。
嗚呼、お兄様。麦穂畑にらむねの瓶を落として来てしまいました。
からんからんなっていた私の虹色びぃどろ玉は今頃血に塗れて水溜りのぼやに吸われているでしょう。
首が回って落ち着きません。せめて背中の瘤はお仕舞い下さい。
られとぅるる、れするぱっく、ろんれむたるる、れむおぱる。
小人が八匹私の胸部によじ登り、包丁を突き刺して逝きました。
嗚呼、お兄様。痛い。」いたい、痛い、痛い、いたい、居たいいたいいたいたいいい。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
落ちて来ないで下さい。背骨が折れます。
明日までに必ず切手を貼って手紙は出しておきますから。
そして椅子を河に流されたので私は泥の中に沈みながら貝殻を砕け散ったのでした。
りきり、きりりき、きりる、るりる、きりり、きりりき、きりる、りるりき。
貝殻を砂に埋めなさい。しいたけは天火に干して胡麻模様。垂直に六文ギ水晶針。
暗やみ星きらきら明日は雨模様。しちりき。よぐ。・包帯にまみれてあぶ
ぼくわうまです、きりんさんはぞうさんでう、禿頭、はちまんびきの油が猫は寝てしな
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

……愛しております、殺したいほどに愛しいわたくしの御兄様。
725桐莉兄:2005/05/18(水) 02:42:05 ID:dr4iYm/N
※壱 呼吸が出来ないのです、そう、溺れた上で見捨てられたあの日の絶望感に似た苦しみなのです。
※弐 それは私には眩し過ぎて触れたいのに痛くて堪らない光なのです。
※参 幻影ですから実体を持ちませんが柱状なのでアンテナなのですが三日月では月光量が足りずに不発なのです。
※参乃弐 きりりの髪の毛ならば宵の口でも十二分に計画を実行するのに要する程度の月光発電は可能でしょう。
※漆 人類は全て悉く深海魚なので出口を求めて成層圏に出れば膨らんだ果てに窒息死するのです。
※伍 始まりの風景から持ち出せないのは宝物の入った空っぽのタカラモノでした。
※陸 ぼやは虹を吸って血を吐き戻すので非常に危険で汚いです。
※質 不安定になってしまった私は回転首なのですところで瘤は栄養が必須で欠落すれば死にますが切りますか。
※發 心臓に無事に刺さったのは正解の一本だけです残念ながら肋骨が固いので頭部付き胴体は一度しか空を飛びません。
※窮 何度も何度も圧し掛かっては結合を促した結果なのですが積載量の限界を超えているので過剰運転気味ですね。
※拾 だから今日中にだして措くようにと何度も口を酸っぱくして言って置いた筈なのですが死刑ですね。
※拾に壱 どろまてるほらあな貝またの学名をえっせるヴぃだるまいまいかぶらです。
※拾に弐 水晶針が折れてしまったので私は右の耳が音楽を聞こえる事が出来ません誰か助けてください。
※拾に参 だから包帯には其れを染ませるなと何度言えば解るこの暗やみ星め。
※拾に漆 うまなのでねこはどうだっていいです、もうそう決まりましたから。
※拾に伍 砕けられないのに折れてしまったゴミは何処に捨てられたらいいですか、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
726名無しさん@初回限定:2005/05/18(水) 08:37:16 ID:2upqWcgZ
>>桐莉兄氏
朝芋スレが続く限り私は貴方を応援します
727桐莉兄:2005/05/18(水) 13:39:28 ID:dr4iYm/N
朝起きたら、その日は朝から夜だった。
時計の針が完全に停止している。
窓辺で桐莉が月を見上げてぼんやりと何かのダンスのようなステップを踏んでいて、
頭頂部のアンテナはヤマモトさんのトサカに負けず劣らずの勢いでツンツン尖っていた。
暗やみ星の空は雨模様。

空気は粘性で身に纏わり付くようだ。
息が苦しい。
全身に奇妙な模様が浮き出て、其処から血が流れ出した。
ちりちり、ちりちり、焼け付くように痛いのに、絶頂時の快楽に似た恍惚感に包まれていて、何故だか泣けて来た。
空がぼんやりと光っている。

とぅるるる。とぅるるる。

「にぃちゃん、桐莉からお電話さんなのですよ?」

幼い頃の桐莉の喋り方なので、きっときりりから電話が来たのだろう。
僕は慌てて机の上の目覚し時計を手に取った。

「もしもし、僕はお馬さんです。ぽっくりぽっくり」
「朝だ。飯食え。学校逝け。帰ってくんなヴォケ。鼻血しなちく。」
「きりんさんはぞうさんです、だからダチョウは足が爪きり大根」

そして天井に向けて目覚し時計を投げ捨てたら、硝子が粉々に砕け散って虹色に煌きながら降って来た。
今宵は三日月。
残念ながら電波の通りが今一つ良くないらしく、周囲にバチバチとプラズマの塊が激しく放電している。

硝子は実は液体だって知ってた?粘性が凄くて流れるのがとても遅いだけなんだ。だからカタツムリに似て
息が出来ないので早く此処から出ようと大気圏に向かって果敢に突入することにしたのです。
じゅもんがちがいます。
人間は全部深海魚だって偉い人が昔言いませんでした。でも深海魚なんです大気の海に沈んでて飛べません。
728桐莉兄.:2005/05/18(水) 13:40:30 ID:dr4iYm/N
その時、桐莉のとさかに雷が落ちて激しく首を回転しながらキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
と叫びだし、僕の手を掴んで窓の外に身投げしました。兄妹揃って心中ですか、おめでてーな。
窓の外は十七階と四分の零階建てビルの屋上くらいに高くて背中の瘤が著しく疼いて困ったが、切断する訳にもいかない。
何故なら四肢と同じく切断に因って其処から生命因子が流れ出て萎びてしまうからだよマンドレイク。
そこでスパーキングするバニー姿の桐莉の尻をスパンキングしながら抱き締めたら、地上は一面の練乳だった。

「逝きますよ、にぃちゃん」
「何処に?」
「きりりとにぃちゃんの場所なのです!」

練乳に沈んだ僕が目を開けると其処は一面のライ麦畑で捕まえようと桐莉を追い掛けたら、小麦畑だと訂正された。

「で、僕は何でこんなところに居る?」
「もうちょっと寝てて欲しいのですよ、きりりが色々と探せなくなるのです」

秋祭りで俺が桐莉に買ってやったラムネの瓶を落としたので月光発電でエネルギーを溜めて探しに着たらしい。
最初に居た場所が幻影蜃気楼で、ぼやが虹色を吸ってしまったらビー玉が価値を無くしてしまうんだそうだ。

「ラムネのびんが血でいっぱいにされちゃうまえに取り戻すのです!」

桐莉が右手に金槌、左手にのこぎりを持って水溜りに飛び込んだ。
やがて水面がざわめいて、両手両足の無い桐莉の胴体と頭部が水中からロケットのような勢いで飛び出して来た。
全身に包丁を突き立てようと群がる奇怪な小人だが刺さっているのは一本だけで、僕は慌てて引き抜いた。

「痛いのです、心を傷付けられたのです、背骨が折れる折れるぅぅぅ」
729桐莉兄:2005/05/18(水) 13:41:48 ID:dr4iYm/N
それは桐莉を貫通して下の口から先端を出していたが逆に引き抜いてやると桐莉は絶頂しながら四肢を生やした。

「ぅぅ、ほうちょうでさされたのです、のこぎりとられちゃったのです」
「大丈夫か桐莉大丈夫か」
「かなづちもなくしちゃったのです、でもきりりはラムネのびんをとりもどしたのです」
「桐莉は悪い子!桐莉は悪い子!お兄様をこんなに心配させて!」
「でも困ったのです、すでに半分ちを入れられてビー玉がからすの目玉になっちゃったのです」

そう言いながら桐莉がかあさん宛の宛名シールと切手を瓶に貼り付けて、道端に根を生やしていたポストに投函。
そして俺達は無事に結合しながら椅子に縛られて泥の中に水晶針、貝殻が砕け散る。






・・・・・・・・・っつー電波を受信したのだが、さて。妹は俺にどうしろと?
取り合えず、金槌とのこぎりを買って来て、虹色ビー球と一緒にリボン付けて梱包。
桐莉は居ないのでリアル妹の部屋に置いてみた訳だが。
喜んでくれるかな。
730名無しさん@初回限定:2005/05/18(水) 16:58:29 ID:XviZtIa9
朝起きたら、妹が変なモノを見るような顔をして、昨日あげた物を返して来た。
731名無しさん@初回限定:2005/05/18(水) 17:10:49 ID:W/2WdqLC
朝起きたら妹が、とても嬉しそうな顔で
「昨日のプレゼント、ありがとう!」
って言ってきた

…ナニに使うんだろう?
732名無しさん@初回限定:2005/05/18(水) 19:30:52 ID:mwq96mDs
朝起きたら妹が昨日のプレゼントで兄のあそこを切ろうとしてた。

猟奇的妹 (((;゚Д゚))) ヒェェェェェ!!!
733名無しさん@初回限定:2005/05/18(水) 23:47:20 ID:SZtCe1TQ
朝起きたら、妹の女体盛りが朝御飯。

な、なんだってー!
734名無しさん@初回限定:2005/05/19(木) 00:23:17 ID:oFAA2Bst
朝起きるのを、妹に阻止された。
735Y ◆cf6.GAJsFA :2005/05/19(木) 15:10:07 ID:AdbynDlA
1.朝起きたら妹に、「もぅ、お兄ちゃんのH…♪」と、恍惚とした目で見られた。
……俺、ナニをしてしまったんだ?
2.朝起きたら、妹のスイッチが入ってしまっていた。
「…お兄ちゃん…もう、我慢できないよぉ…。」
とりあえず、ネタメモを2つ、置いておきますね。
736名無しさん@初回限定:2005/05/19(木) 19:50:52 ID:biGZxQCS
朝起きたら、妹がキリモミ回転しながら宙を舞っていた。
737名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 01:00:21 ID:gM5G8JBd
朝起きたら、妹がチチモミ回転しながら宙を舞っていた。
738名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 09:40:23 ID:bBmlCx4v
朝起きたら、妹がエドモンド本田メイクをしていた

ドスッコイ!
739名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 12:12:09 ID:s42yPJPj
朝起きたら妹が連打系の投げ技をしてきた。
「せやっ!せやっ!せやっ!」
……胸が当たって気持いい(*´д`)ハァハァ
740名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 20:53:23 ID:/uvTxFSp
朝起きたら妹にさばおりを喰らわせた
741名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 21:50:08 ID:YxlPD0qt
朝起きたら妹に、携帯で学校のトイレまで呼び出された。
742名無しさん@初回限定:2005/05/20(金) 22:34:40 ID:KYO7e6n6
朝起きたら妹に微妙に貶された
「喪兄ちゃん!」
743名無しさん@初回限定:2005/05/21(土) 08:00:28 ID:K5wIzytj
朝起きたら妹が少林寺拳法の真似事をしていた。
744名無しさん@初回限定:2005/05/21(土) 10:47:40 ID:wGzJ8GrU
ほにいちゃんは絶r(ry
745名無しさん@初回限定:2005/05/21(土) 11:45:47 ID:ROnD4TvR
朝起きたら妹に、彼氏が出来たらしいという話を聞いた。
それとなく妹に「会ってみたい」と言ったら
「まずは鏡を見ろ、話はそれからだ」と一蹴された
そんなにお兄ちゃんには紹介できないのかよぅ(泣)
746名無しさん@初回限定:2005/05/21(土) 12:36:12 ID:zxWxIpqL

……

はっ、それって俺が彼氏って事か?
747名無しさん@初回限定:2005/05/22(日) 12:48:16 ID:EsfzkBLZ
朝起きたら妹に、「最近、SS職人さんがいないね」と言われた
748名無しさん@初回限定:2005/05/22(日) 13:40:22 ID:zN+fxGLA
(つД`)職人サンドコー?

朝起きたら妹から子供は好きか?という質問を受けた。
「好きな方だけど…」
「じゃあ問題ないねお兄ちゃん…いえ、あ・な・た(はぁと」
妹はお腹をさすっている…
「Σ(´д`;)」
749桐莉兄:2005/05/22(日) 14:43:25 ID:GeGGQAbY
四時間目の授業中。
気分が悪いから保健室へ言って来ると先生に嘘を吐いて教室を抜け出した。

四階の階段、踊り場を抜けて更に上へ。
鋼鉄扉の鍵は閉まっているけれど、合鍵を持っているから問題無い。
妹の千穂がくれたもので、勿論手製。
見た目は捩った針金の束だけど、ちゃんと鍵として機能する。
料理なんかは全然出来ない癖して、変なところで小器用な奴だ。

「二個作ったから、兄貴にも一つあげるv」
「屋上の鍵なんて貰っても」
「トイレとかだとさ、ほら、煙が篭もったりするじゃない」
「俺は煙草なんて吸わない」
「サボりたくなった時なんかに便利だし」
「俺は千穂と違って授業中に抜け出したりしない」
「ま、そー言わないの。自分だけの場所ってのをさ、確保しとくのはいいコトなんだよ、うん」
「だったら、千穂だけの場所にしておけばいいじゃないか」
「ちょっとした保険ね。自分だけだとさ、バレたりした時に言い逃れ出来ないじゃない」

いざとなったら俺に責任全部押し付けるつもりらしい。
貰った鍵は無骨な針金の束そのもののくせして、捻り手の部分にご丁寧にも青いリボンが付けられていた。
千穂の鍵には赤いリボン。
うちは昔からそうだった。
双子の兄の色は青、双子の妹の色は赤。
親父もお袋も、もう少し捻ってくれればいいものを。

千穂は髪を短く切っている。
今でも俺と見分けがつかないとか言われる事がある。
多分、からかい半分だと思いたい。
子供の頃はもっと見分けがつかなかったから、親も着ている服と『色』で識別してたらしい。
750桐莉兄.:2005/05/22(日) 14:44:31 ID:GeGGQAbY
俺は千穂とは違う。
煙草なんて吸わないし、授業を抜け出したりもしない。
だから、屋上を使うのは主に昼休みの時間だった。
弁当を食い終わってから、図書室で借りた本を持って屋上へと上がる。
千穂の奴は必ず俺よりも先に来ていて、昼休み終了の時鈴が鳴って俺が教室に戻る時も、
フェンスに凭れかかってぼんやりと煙草を吹かし続けている事が多かった。
多分、そのまま授業をサボるつもりなんだろう。

俺は座り込んで本を読む。
千穂は何も話し掛けて来ない。
だから、俺も何も話す事も無しに、集中して本を読む事が出来る。

確かに、『自分の場所』というのは悪くない。
読書なんて他の場所でも出来るけれど、俺は結構頻繁に屋上に通うようになっていた。

鍵穴に合鍵を挿し込んでゆっくりと回す。
鈍い音を立てて重い鋼鉄扉が動いた。

四時間目の授業中。
気分が悪いから保健室へ言って来ると先生に嘘を吐いて教室を抜け出した。
授業をさぼったのはこれが初めてだ。
禁忌を犯す背徳感が癖になりそうかと言われれば、微塵の迷いも無く首を横に振る。
寧ろ、罪悪感。厄介事をさっさと済ませて開放されたい気分でいっぱいだ。

携帯電話のメール。
妹の…千穂の突然の呼び出し。
『屋上に来て。大至急。』
お互いのアドレスは知っていたけれど、俺から妹に連絡する事は無かったし、妹から俺に連絡して来る事もなかった。
だから、きっと何かあるのだろう。
751桐莉兄:2005/05/22(日) 14:46:25 ID:GeGGQAbY
扉を開けると、屋上は一面の青だった。

「千穂」

給水塔に腰掛けて、茫洋と青空を見上げながら、妹は普段と変わらない様子で煙草を吸っていた。

「兄貴……空、青いよ……」

本当に、抜けるような雲一つ無い青空だった。
こんなに深い青を見たのはどれくらいぶりだっただろう。

けれど、今の俺はそんな事よりも、腹立ちとか憤りとか、そんな感情の方を強く感じていた。
千穂が、余りにも普段と同じに見えたから。

「呼び出し、しただろ。要件は?」
「……兄貴もこっち来たら。気持ちいいよ……」
「あのな、俺はお前が呼び出し掛けて来たから、授業抜けて来てるんだぞ」

空が青いから――なんて理由でいちいち呼び出されて堪るか。

「帰るぞ」

妹に背を向けて鋼鉄扉に手を掛けたところで呼び止められた。

「待って」
「なん―――っ!?」

振り返ると、妹が制服を脱ぎ始めていた。
運動場の方から、体育の授業の号令が聞こえて来る。
遮る物の何も無い空の下で、唐突に。
752桐莉兄.:2005/05/22(日) 14:48:05 ID:GeGGQAbY
「兄貴も脱いで」
「なんっ、な、な、あ」
「制服、私と取り替えて」

衣擦れの音。
妹には似合わない、鮮やかな純白の下着を残して、制服のスカートがコンクリ床に落ちた。

「何やってんだよ、馬鹿っ!さっさと元通りに服を着ろっ」
「だから、私が兄貴の制服着るから。兄貴は私の制服を着るの」
「はぁっ!?」
「私が兄貴の教室で授業受けて来るから、兄貴はここで待ってて」

下着姿で妹が圧し掛かって来る。
身長も、殆ど俺と変わらない。

「どうして俺がそんな真似に付き合わなきゃならないんだよ!」
「いいじゃない。……大丈夫。顔同じだし、多分ばれないよ」
「そういう問題じゃない!」
「きっと、誰も気付かないよ。私だって、兄貴になれるんだから」
「無理だ。俺とお前は違う。性格だって違うし、体付きだって……」
「……じゃない」

俺の襟首を掴むようにして、ネクタイを解き、シャツのボタンを外す。

「いいじゃない!兄貴と私は同じなんだから、同じ場所に居たっていいじゃない!」

千穂は泣きながら俺の制服のボタンを外して行く。
俺はそんな妹の髪を撫でながら、只漠然と、
こんなシーンを誰かに見つかったらどう言い訳出来るんだよとか、そんな事ばかり考えていた。
753桐莉兄@キリ:2005/05/22(日) 14:49:56 ID:GeGGQAbY
「……どうして一人だけで行っちゃうの……」

ぐっ、と襟首を握られて、制服のボタンが一つ弾け飛んで落ちた。

「……置いて行かないでよ…っ……私ッ、兄貴の事っ、ずっと………っ――」

俺は俺だから、ずっと千穂の傍には居られない。
飛行機雲を一筋残して、エアプレインが空を静かに横切って行った。

三日前。
俺は、クラスの女子生徒に告白された。
ずっと、片思いだと思っていた俺は、喜んで二つ返事で了承した。

―――――
―――
―――――――

扉を開けると、屋上は一面の青だった。
昼休み。
俺は何時も、此処で本を読んでいる。
俺の隣には、彼女が居て、同じように静かに本を読んでいる。
本当に、『自分の場所』というのは悪くない。



そして、『俺の場所』は千穂の場所じゃないから。
俺は、鍵から青い色のリボンを外した。
妹が屋上で俺を待っている事は、もう、無い。
754名無しさん@初回限定:2005/05/22(日) 19:44:05 ID:gzLF25qw
好きかも。
よくわかんない
でも感触は好き
なんにしろお疲れさま。
755名無しさん@初回限定:2005/05/22(日) 23:59:24 ID:QAIsEYq/
桐莉兄氏の違う作品久しぶりに見た。乙です。
違う作品と言えば三国志のは好きだった(*´д`*)ハァハァ

朝起きたら妹に昨日俺が見た夢の内容を当てられた
756名無しさん@初回限定:2005/05/23(月) 01:41:34 ID:K6QNvWOh
なんかしっとりだ。桐莉兄氏GJ。

朝起きたら妹に、言葉が通じなくなっていた。
757桐莉兄:2005/05/23(月) 02:47:18 ID:LXOzfFrp
「あんだってェ!?俺と呉候の妹が結婚だァ!?」
「さよう。荊州と呉国の平和の為にも是非」
「ま、待ってくれよ。ちょいと皆にも相談して来らァ」

はァー、驚いたぜェ。
俺ぁ皇叔だとか自称しちゃいるが、九割方ハッタリ噛ましてるだけだからよ。
自慢じゃねぇが、氏素性は老桑村のどん百姓だ。
この広い漢帝国、劉姓なんて探しゃぁ何十人と居らぁよ。
その社会の底辺だった俺が呉国の姫さんと結婚かァ。
悪くぁねぇなぁ、うふふ。姫さんかァ、おまけに妹だぜぇ、妹ぉ。

「――ってぇー訳でだな、呉の方から縁談持ち掛けて来たんだがよ」
「だめーっ!だめだめだめだめだめ絶対にだめーっ!」
「……劉兄様、結婚しちゃうの……?」
「冗談じゃないよっ、ボクは絶対に認めないからっ!お義兄様はボクのなんだからぁーっ!」
「……翼、勝手に劉兄様の所有権を主張しないで……」
「だったら、ボクとうーちゃんのっ!それでいいでしょっ!お義兄様とはボクとうーちゃんが結婚するんだからねっ!桃園での誓いを忘れたとは言わせないんだからっ!」
「……兄妹は結婚出来ない……」
「ボク、義理の妹だもんっ!」
「……それに、重婚は犯罪だから……」
「とーにーかーくーっ!ボクは絶対反対っ!お義兄様の結婚なんて認めないよっ!孔明先生も何とか言ってやってよーっ!」
「んーとねー、恋占いだと『相性ばっちり!今すぐケコーン!ラッキーカラーはどどめ色!』って出てましよ?」
「ちょ、占いって!そんなんでお義兄様の人生決めるなよぅーっ!」
「そーでしねー。いい機会だから、騙されたふりして呉候の妹さんをゲットしちゃうのもいいかも知れませんでしよー?」
「……呉国の姫様を拉致監禁……?」
758桐莉兄@キリ:2005/05/23(月) 02:48:23 ID:LXOzfFrp
「りゅーにーたま、縛るの大好きでしよね〜?くすくすくす……」
「そういう事であれば、この話うけねばなるまい」
「って、どーゆー事であればだよっ!?お義兄様のばかぁっ!緊縛マニアーっ!」
「それじゃあ、『呉国プリンセス誘拐大作戦』の始まりでし!ゆんゆんはりゅぅにーたまに着いてって、しっかりと護衛するんでしよっ!」
「……子竜、わかったらお返事」
「Ser,Yes,Ser!ご主人様に色目使う奴を片っ端からぶちまければいいのよね?」
「あーもーっ!いっそボクが着いてきたいくらいだよっ!」
「……翼は……お行儀悪いから駄目」
「あ、それからゆんゆん。これを持って行くでしよ」
「この袋は……作戦行動を記した秘匿暗号!?」
「違いまし。中身は砂糖菓子でし!おやつは三袋までがお約束なのでしよ!」




………横山三国志29巻、政略結婚より。
759名無しさん@初回限定:2005/05/23(月) 08:29:36 ID:Ix7x7/OH
この勢いで全巻制覇したら新たな歴史観が
それはそれで見てみたいかも
760名無しさん@初回限定:2005/05/23(月) 22:33:11 ID:rGMkz8iS
うお、リクに答えてくれたんですか。乙です!

朝起きたら妹が「妹とHしないなんてこの家の長男失格です!」と怒ってた
761名無しさん@初回限定:2005/05/24(火) 08:28:48 ID:1W9sNiMm
朝起きたら妹に「さしすせ疽(字は失念)」ができていた
762名無しさん@初回限定:2005/05/24(火) 08:41:33 ID:OvUOdTqJ
少女義経伝があるなら、こんな三国志があってもいいと思った
どこでもいいから作れ!つか、桐莉氏作れ!(ぇ
763名無しさん@初回限定:2005/05/24(火) 12:45:20 ID:1W9sNiMm
朝起きたら妹の、乳がShock!! な状態に。

「な、何だその胸は!?」
「ほーらお兄ちゃんの大好きな巨乳ですぞー」
「……………」
ズンッ!
パァン!
ズンッ!
パァン!
「な、何をする、お兄ちゃんー!」
「やはり風船だったか……貴様に断じて乳は無い!」
「ムカー!大きくなっても触らせてあげないからね!」
「なればな。なァ、れェ、ばァ、なァ」
「ムガー!絶対大きくなってやるー!」

―数年後―

「ほーらお兄ちゃんの大好きな巨乳ですぞー」
「……………」
ズンッ!
パァン!
ズ(以下ループ
764名無しさん@初回限定:2005/05/25(水) 23:07:24 ID:kVamIu8j
朝起きたら妹が俺の腕で腕枕してた
765名無しさん@初回限定:2005/05/26(木) 20:52:08 ID:rtK+tt6P
朝起きたら妹が俺の局部を撮影してた
766名無しさん@初回限定:2005/05/27(金) 01:03:37 ID:Dx2btlnc
朝起きたら妹に、「何も言わずにこれを飲んで」と言われた。
767名無しさん@初回限定:2005/05/27(金) 18:42:59 ID:0Of+4dfm
>>766
飲んだら


       ||
     ∧||∧
    ( / ⌒ヽ  
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
       :
      -====-
768名無しさん@初回限定:2005/05/27(金) 19:24:42 ID:J7yZVX7h
朝起きたら、妹におかしな薬を飲まされて、小さくなってしまった。
769名無しさん@初回限定:2005/05/27(金) 20:23:27 ID:K+bznWUZ
朝起きたら妹に媚薬を盛られた
770名無しさん@初回限定:2005/05/27(金) 20:46:53 ID:J7yZVX7h
朝起きたら、妹が法律について調べていた。
771名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 00:07:51 ID:Fgwg9Ryg
朝起きたら妹がオグタン風


……やっぱこのネタ無しで
772名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 02:47:54 ID:7VXX6pRb
朝起きたら妹が、絶対に背中を見せようとしない…
773名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 17:24:39 ID:gNF1e24v
終了┃終了┃終 \      __((´∀`\ )< というお話だったのサ ! 
━━┛━━┛━━ \    /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________   
了┃終了┃終了┃終 \ | \´-`) / 丿/             o               o         
━┛━━┛━━┛    \  _ ̄ ⊂|丿/     /       /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /           
好きなキーを押してください\           /       / このスレは無事に  /
                    \          /        /  終了いたしました   /           
∧_∧  ミ  _ ドスッ    ∧∧∧∧∧          / ありがとうございました /           
( ・∀・)―─┴┴──┐  <        >        /                /
つ   つ  終 了  . |   <    終   >       /  ばかろわより       /
  /└―─┬┬――┘  < 予     > ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ∧_∧
_)      ││ _ε3   <     了 > ( ・∀・)つ                ⊂(・∀・ )
 ――――――――――― < 感     >――――――――――――――――――
 このスレは終了しますた  < ! . の >          /ヽ       /ヽ
  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧<       >          / ヽ      / ヽ
    ∧_∧     ( ´Д` ) ∨∨∨∨∨_____ _/U ヽ___/  ヽ
    ( ´Д` )   /⌒    ⌒ヽ.  |  | ____  /   U    :::::::::::U:\
.   /,  /  /_/|     へ \|  | |        /○     ○   ::::::::::::::| オワッチャッタ・・・
   (ぃ9  |  (ぃ9 ./    /   \ |  | | このスレ |  ├──┤    U :::::::::::::|
   /    /、    /    ./       |  | |  終了い.|U |    |      ::::::U::::|
774名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 17:36:55 ID:VzuUwkzM

775名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 21:19:10 ID:oUOFukQ6
朝起きたら妹が窓辺に足をかけているところでした…
776名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 22:00:56 ID:Fgwg9Ryg
このスレ初代から見てて愛着あるから消えないでホスィ
777名無しさん@初回限定:2005/05/28(土) 22:06:28 ID:Y3ppZg+p
同じく。
778桐莉兄:2005/05/28(土) 23:41:38 ID:mr0+nOyy

 妄想三国志4発目
  ≪はぢめてのおるすばん≫      (横山三国志第十巻『徐州の謀略戦より』)


『勅命・南陽のサル野郎をヌッコロセ』

「おい、おまいら!都から命令書が送られて来ますた!」
「……劉兄様、これはきっと曹操の策略……」
「でも、おいら忠義を旗印にしてる以上は出陣しねー訳にはいかんのよ」
「……どうしても、行っちゃうの……?」
「ああ、解ってくれるな、関羽」
「……兄様……」
「はいはーいはいはいはいはいストップ、そこまでっ!行くって決めたんだったら二人でキラキラしながら見詰め合ってないでさっくりきっぱりさっさと出陣の支度汁〜っ!」
「……翼徳、月の無い夜には気を付けなさい……(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
「な、なんだよぅ!ボク、何か悪いこと言った?」
「関羽、修羅背負ってねーでおめぇもとっとと準備しろぃ」
「……え、」
「いや、おめぇには何かにつけて相談してぇ事もあるしよ、俺の傍に居て貰いてぇ」
「……劉兄様……」
「わーわーわーわーわーわーもうだからそこ何で二人でいい雰囲気になってるかなってゆーかうーちゃん調子こいてると殺すよマジで」
「……分かった……私、ずっと劉兄様の傍に居るから……一生……」
「ぼ、ボクだって!ずっとお義兄様の傍に居るんだからねっ!桃園の誓いは三人一緒なんだから、そこんとこ忘れないでよっ!」
「あー、いや、おめぇは今回留守番って事で」
「えええええーーーーっ!なんでなんでぇっ!?ボクもお義兄様と一緒に居たいよぉっ!八百八屍将軍だよっ?首だっていっぱい取っちゃうよっ?だから、ねっ、ボクも連れてってよーっ!」
779桐莉兄.:2005/05/28(土) 23:42:40 ID:mr0+nOyy
「……翼徳…一人でお留守番、怖いんだ……」
「ハァ?そんな訳ないじゃん!ボク、もう  ピー 歳だよっ?一人でお留守番くらい出来るんだからっ!」
「んじゃ、留守は頼んだぜ」
「……お酒は禁止。飲んだら……馬の尻尾に括り付けて引き摺り回すよ……」
「ってちょ、……ぶーっ!なんだよっ、結局ボクはお留守番なのっ!?」

こうして曹操の企みと解りつつ、劉備は三万の軍勢を率いて南陽に出陣したので御座います。(←大河ドラマ風ナレーション)

「はぁー、今頃お義兄様、何やってるのかなぁ。うーちゃんとイチャついてなきゃいいけど……」
「将軍!城壁付近の見回り終わりました!」「異常はありません!」
「あーはいはいご苦労様。ったく、お酒でも飲まなきゃやってらんないYO……ぐびっとな」
「将軍!酒のつまみを持ってきました!」「酒蔵も開放します!」
「あーはいはい………ってゆーか、誰も止めないの?」
「将軍!拙者、無駄な事はやらない主義であります!」「酒は飲みたし命は惜ししです!」
「みんな自分に正直だね(汗)」

……三十分経過。

どんちゃんどんちゃん♪ わーっはっはっはっは!
「っかーっ、この一杯の為に生きてるって感じだよっ☆」
「流石は翼タン!いい呑みっぷりっ!」
「ボクにとっちゃこんなもん水みたいなもんだよっ!」
「それじゃあ翼タン!水のおかわりをっ!」

……一時間経過。
780桐莉兄:2005/05/28(土) 23:43:43 ID:mr0+nOyy
「きゃははははははは!」
「うぃっく、もう飲めましぇん、しょ〜ぐんっ」
「もーぅ、そんな事言ってぇ。ほぉらぁ、ボクのお酒が飲めないってのぉ?」
「うげぇーーーぇろぇろ……」
「みんな弱いなぁ。そんじゃ、翼、甕ごと行きまーっす!んぐっ、んぐっ、んぐっ……」
ピーッ! ひゅーひゅー! やんややんや!

……二時間経過。

「呑ま呑まイェイ☆呑ま呑ま呑まイェイ☆」
「………うぐ…も、だべでず、将軍……おげぇー」
「ぁぁん?何よぅ、いいからもっと呑めぇ〜☆」
「ぐぶぅっ!?おぶっごぶぶげばがべべ」
「きゃはははははははは!」
「やっやべっ、やべてっ、やべ………うげぇーっぼべごぇえ゛」
「うわぁっ!?汚っ!ボクの手に掛かったぁっ!」
「げろげろげろ…おげぇぇぇぇ……げほ」
「何するんだよっ、曹豹っ!みんなっ、こいつを柱に縛り付けちゃへ〜っ!」
「ひっ、将軍っ!何を」
「ぇぇー?決まってるじゃん……お・し・お・き・だよっ☆」
「将軍!鞭と蝋燭を持って来ました!」「三角木馬も準備完了であります!」
「しょ、しょんなっやめっ、あひ、あひぃぃぃぃぃーーーーーーー!?!!?」

ぴしぃっ☆ ぴしぃっ☆ ぴしぃっ☆

……二時間半経過。

「ぅぅっ……イタイイタイ、畜生め…皆の前でこのような恥をかかすとは…許せんっ!
とは言え文官の身では……そうだ、このまま泣き寝入りは出来ん。かくなる上は……」

……三時間経過。
781桐莉兄.:2005/05/28(土) 23:49:24 ID:mr0+nOyy
「くー……んにゅんゆ……お義兄様ぁ……すぴー」

わぁーーーー!がきぃん!どぐしゃぁ うぎゃぁぁぁ!

「……ぅぅ……?なぁにぃ、折角いい夢見てたのにぃ・…………・・・・・・って、え?ええええーーーっ!?」

ずびしぃ!どすっ!ぐぁぁーーーっ!ざしゅ ごぼぁぁぁぁぁぁ

「城内火の海じゃんっ!?」
「将軍ーーーっ!翼タン将軍ッ!」
「何事なのっ!?」
「呂布の軍勢が攻め入って来ましたッ!既に城内の要所は破られましたッ!」
「じょ、冗談じゃないよっ!あの獣っ、恩を仇で返したなぁっ!?」
「無茶ですっ、向かって行っても勝ち目はありませんっ!」「此処は一時撤退をッ!将軍ッ!」
「嫌だっ!ボクは戦うよっ!お義兄様に『翼は偉いな〜、ちゃんと一人でおるすばん出来たんだもんな〜』って誉めて貰うんだからぁっ!」
「うわぁっ、将軍ってばまだ酔ってるー!?」「馬鹿はほっとけ!俺は逃げるぜ!」「逃げるって何処へー!」
ざしゅっ!どがしゅずばっ!ぎゃぁぁぁーーー!

ずしぃん……ずしぃん……ずしぃん………
『GROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!』
782桐莉兄@キリ:2005/05/28(土) 23:51:22 ID:mr0+nOyy
「ひ、ひぃぃーーーっ!出たっ、獣っ!」「か、怪物っ!いやっ、りょ、呂布だぁーーーっ!」
「わぁっ、ちょ、みんなっ、ボクを置いて逃げないでよっ!こらっ、蛇矛を持って来てよっ!幾らなんでも素手じゃ勝てっこな――」

『ごふっ、ごふふ……GRUAAAAAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!』

「や、やぁっ……助けて、お義兄様っ………こ、腰っ、腰が抜けてっ、動けないよぅ……」

ずしぃん……ずしぃん……ずしぃん………
『女……まんこ……じゅぼじゅぼ、ぐひ、ぎひひ……GRUGAURURUOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!』

「ひ…け、けだものぉっ、ボクに触るなぁっ……や、やだやだやだやだぁっ、やめてっ、やめてぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっっっ!!?」








――――――――――



「うっく……ひっく……うっ、うっ……」

「お義兄様……ボク……陥落させられちゃったよぅ………」

783名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 00:38:03 ID:i27YphlM
GJ!桐莉兄氏(*´д`)ハァハァ
できるなら呂布も女にしてみてほしかったw
784名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 00:46:18 ID:bLAdvdZN
思い起こせば、このスレも長いな
何の偶然か、初めはただの駄スレに大量の職人が現れるなんて
785名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 01:40:45 ID:hmYIy0mq
妹パワーのおかげですなw

>>桐莉兄氏
おつです!
三国志ネタワロスw


朝起きたら妹が双子になってた
786名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 11:38:44 ID:IBBw/uGc
まとめサイトがないと新規参加者が入りづらい要因のひとつかも


と、朝起きたら妹に言われました
787名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 12:14:06 ID:9W28sjev
>>786
でも、前管理人がそうだったように『勝手に掲載して〜』
などと難癖つけられる可能性を考えると、
気軽にサイト立ち上げを煽るのはどうかと思う。
786が勇気をもって立ち上げてくれるなら応援するけど。
788名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 16:02:42 ID:IBBw/uGc
>787
すでに趣味のサイトを2つも運営しているので、これ以上サイトを立ち上げるのは無理です(w
がんばってSSの方で支援でもします
789名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 16:20:24 ID:hqrZhOSh
前のサイトがあぼんした原因は、荒らしと管理人の短気のせいじゃなかったっけ?
790名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 18:23:58 ID:ems7nCF2
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
          |:::::|::::::::/
          |;;;;;|;;;;;;;{
          |:::::::::::::::)
          {V⌒ヾ/
          |/  /
791名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 21:04:05 ID:DHHLcVCv
朝起きたら妹が、ハードゲイに並々ならぬ興味を示していた。

いや……そんな目で俺を見るな。
792名無しさん@初回限定:2005/05/29(日) 23:37:10 ID:ems7nCF2
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
          |:::::|::::::::/
          |;;;;;|;;;;;;;{
          |:::::::::::::::)
          {V⌒ヾ/
          |/  /
793名無しさん@初回限定:2005/05/30(月) 00:53:45 ID:cGUmctfQ
朝起きたら、妹に火を点けられた。
「な、なんだっ!?」
「……燃えるお兄さん」
794名無しさん@初回限定:2005/05/30(月) 02:17:58 ID:H+X3r9o+
朝起きたら妹に急かされた。
「私のシナリオでコンプだから早く攻略しなきゃ!」
Σ( ̄□ ̄;)
795名無しさん@初回限定:2005/05/30(月) 22:20:18 ID:Km2BawwO
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
          |:::::|::::::::/
          |;;;;;|;;;;;;;{
          |:::::::::::::::)
          {V⌒ヾ/
          |/  /
796突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/31(火) 02:47:07 ID:4xJY3scy
「お兄ちゃん。」
こんこん、と控えめのノックと共に妹の声。
「うん?」
「宿題、わかんない。」
長年の付き合いでこそ解読出来るが、要するに『宿題でわからない所がある』と言いたいのだ
ろう。相変わらず口下手というか他人とのコミュニケーションが不器用な奴だなぁと半分呆れ
ながらも、もう半分でそんな欠点さえ微笑ましく思っている自分がいる。野々宮から聞いた話
だとクラスの中でも徐々に友達が出来始めているとの事だが、まだまだ人付き合いというか家
族以外の人間との円滑な意思の疎通は苦手らしい。まぁアイツの今迄の人生と言えば学校と家
との往復とテキストの読解だけで占められていたわけだし、その責任の半分以上は自分の方に
あるのだから安易に責めたり無理に教え込んだりは出来ないわけで、とりあえずは野々宮に任
せて上達してゆく姿を見守るしか無いのが現状である。
「いいよ、おいで。」
「ん♪」
しょうがないなぁ、という言葉を飲み込みながら自分の参考書を閉じてドアの方へと振り返る
と、満面の笑みと共に扉を開け入ってくる舞。相変わらずブカブカのワイシャツを寝間着にト
テトテとポニーテールを揺らしながら親鴨の後をついて回る小鴨みたいに真っ直ぐ俺の元へと
やってくる。きっと、俺が無条件で好きなだけ甘えさせてくれるのだと信じ切っているのだろ
う無防備で純粋な思慕。
「で?」これで学校ではクールにしてスマートな優等生で通っているというのだから驚きであ
る「どこがわからないって?」
「ん♪」
キャスター付きの椅子を回転させながら少し下げて勉強机との間にスペースを作ってやる。そ
こへ、持ってきた教科書を広げて……
「んと……」ぎしっ「……ここ、ここがわかんない。」
「………………………」
797突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/31(火) 02:48:25 ID:4xJY3scy
ふわり、と石鹸の匂いと、妹ご愛用のトリートメントの香りが。
「ここ、ここ。」
「………………………」
更に素肌の感触の柔らかさと、温かさが。
「………………………」
「………………………」
「………………………」
「………………………お兄ちゃん?」
「あ、あのな……?」
「ん?」
互いの頬が触れあう寸前の距離で密見つめ合う二人。
「……なんで、膝の上に乗ってるんだお前?」
「んー……」と唸ること数秒「……ここが舞の特等席、だから?」
「な………!!」
「正確に言うと、『彼女』の指定席。」
ね? と自信満々の微笑み。バレンタイン以来、舞は何かというと過剰なスキンシップを求め
てきたり露骨な誘惑を仕掛けてきたりと執拗な攻撃を繰り返すようになった。どうやら一刻も
早く恋人同士としての既成事実を成立させたいらしいのだが。
「い、いまは勉強の時間だろ? そういうのは後で……」
「うーっ! そんなのつまんないつまんないつまんないー!!」
こちらが距離を取ろうとすればするほど、こうして甘えてくる。色々な言い訳を必死に掻き集
めての時間稼ぎも、舞を傷つけない程度の範囲ではそう長く続けられないし、既にキス程度は
殆ど日常的な愛情表現になりつつある。
「もうっ! お兄ちゃん、舞のこと、嫌いになったのぉ!?」
要するに、外堀は日に日に埋まってゆくばかりなのだ。
「そ、そんな事あるわけないだろ? それはあれだ、俺は舞のことが大事だから………」
「うぅーーっ!!」ぎゅぎゅ〜っ、と不満げに首に抱きつくマイシスター「舞はお人形さんじ
ゃないもん! 一人前の女の子だもん! 好きな人に奪って欲しいんだもん汚して欲しいんだ
もん壊れるくらいに愛して可愛がって貰いたいんだも〜〜んっ!!」
798突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/31(火) 02:49:07 ID:4xJY3scy
すりすり〜、すりすり〜、と今度は匂いを擦りつける猫みたいに甘えてくる。一連の騒ぎが一
通り収まり所謂『ほとぼりが冷めた』のは良かったが、それ迄の反動か舞の依存度は時速20
0キロは出そうなジェットコースター並みの角度と速度で急上昇中。そして自立心とか羞恥心
とか自尊心というものが………
「したいしたいしたいの〜っ! お兄ちゃんとエッチがしたいセックスがしたい裸でイチャイ
チャしたいよ〜っ! もっと恋人らしいこと………って、いたいいたいいたい〜っ!!」
「だーっ、年頃の女の子がンな事を大声で喚くな! 盛りのついた犬か猫かお前はっ!?」
思わず拳を作って脳天をグリグリすると、途端に涙目になって頭をふりふり。それでも俺の手
を叩いて振り払おうとか膝の上から逃げようなどとは決してしないで我慢し続けている。そん
な健気さが何というか………俺の決心を徐々に蝕んでいる。
「………あのな、舞?」
「ん?」
さすがに可哀想になってきたので、同じ手で優しく髪をなでてやる。
「その、恋……というか付き合ってるカップルがだ、みんなみんな速攻でエッチな事を始める
訳じゃないんだぞ? 世の中には『そーゆーこと』抜きで真面目に健全に交際してる奴らだっ
て大勢いる。わかるよな?」
噛んで含めるように、ゆっくりと教える。間違っても『兄妹だから』などと口走ってはいけな
い。言ったが最後、手段を問わぬ実力行使に訴える可能性が高い……どころか限りなく100
パーセントに近いのは既に立証済みだからだ。
「一緒に学校行って、舞の作ってくれた弁当食べて、帰ってからも出来るだけ一緒の時間を作
ってるし休みはデー……一緒に遊びに行ってるよな? 他の連中だって、ここまでは一緒には
過ごしてないと思うぞ?」
「う、うぅ〜……」顔を伏せ、微妙に悔しそうに下から覗き込んでくる瞳「……それは、そう
かも知れないけどぉ。他の子は他の子、舞は舞だもん……」
明らかに納得してない声。なかなかに強情なお姫様である。
799突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/05/31(火) 02:54:14 ID:4xJY3scy
だからといって、優しいだけの兄貴でいるわけにはいかない。
「そういう事じゃないだろ。だから俺が言いたいのは……」
「じゃあ、お兄ちゃんはぁ……」と遮って質問「……舞の事、ホントに好き? 本当に可愛い
って思ってる? 他の子より舞の方が良い?」
首に腕を巻き付けたまま少しだけ体を離す舞。まるでぶら下がってるみたいな格好の妹の頬は
微かに紅潮し、いつの間にか『女の子の香り』を漂わせている。
「あ、ああ……」視覚と嗅覚に不意打ちを受けて思わずクラッ、と来そうになる「……舞の事
が一番好きだよ。一番可愛いって思ってる。」
「ほんと? 舞が一番?」
わずかに小首を傾げると、前髪と一緒にポニーテールも揺れる。柔らかそうな素肌、寂しげに
潤んだ瞳、淡い色の小さな唇、そして………大きすぎるシャツの襟元から覗く膨らみが。
「舞も、舞もね、お兄ちゃんだけが…………好き……」
落ち着け落ち着け、勝手に興奮したら駄目だ。確かに昔から謀というか罠を張るのは好きな奴
だが、実は結構大雑把な性格だったりもする。きっと俺を誘惑するために大きなシャツを着て
上から二つまでボタンを外してあるとは思うが、胸が見えそうな角度とかまで計算していると
は思いがたい。これはあくまでも偶然に見えてるだけであって……
「………だから………きす、ほしい………」
囁く唇の動きさえ何故か艶めかしくって、その中に覗く白い歯までもが……
「……ね? だからぁ、まいとぉ、ちゅー………しよ?」
だから、そんな何もかも委ね切った表情で目を閉じるな! 顔を近づけてくるな!
そんなことをされたら………され、たら………
「おにいちゃん、だいす………んんっ?」
「………………………………………………」
「ん……ん……んん………」
「………………………………………………」
「んんんんんん………」
その夜の妹は、ポカリスエットの味がした。
800名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 07:08:20 ID:TYJBxeS7
久々の突発氏キター!!超GJ!!
801名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 11:05:35 ID:W3F9Urb3
舞たんキタ――(゚∀゚)――!!!
お久しぶりです突発屋氏、エロいですGJです(;´д`)ハァハァ


朝起きたら妹が俺を隠し撮りしたビデオを見てた
802名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 12:56:55 ID:DLc1BZ4B
単身赴任中のある朝、妹からのメールが来てた。
803名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 18:15:04 ID:FVINkS3Q
うちの姉にさ、お気に入りの2chフォルダ見られたんよ。
そしたらさ、すんごい悲しそうな顔でさ、
「妹のほうがよかった?」って聞いてくるわけよ。
さすがにうんとは言えなかったよ…orz
804名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 18:43:45 ID:DQ4zyWcU
舞タン久しぶりー!GJですよ!
⊂⌒〜⊃*。Д。)-зモエジヌ…

>>803
フラグキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今すぐ姉ルートに入ることを勧めるw
805名無しさん@初回限定:2005/05/31(火) 23:36:27 ID:qdcUU6iM
朝起きたら、従妹(10)と一緒に寝てた。
従妹も怖がりやな・・・。
806桐莉兄:2005/05/31(火) 23:46:55 ID:LN35JXy5
朝起きたら妹が、何やら頻りに羨ましがっていた。
「兄ちゃん、兄ちゃんっ。桐莉も、コレやりたいのス!」
言いながら指し示すのは、お馴染み妹スレの、突発屋氏の作品だ。
「お前、まだ萌え妹の地位を諦めてなかったのか……」
「桐莉は萌えられたいのス!全日本の兄ちゃん達を萌え殺してこその妹なのス!」
「でもなぁ。お前、既に電波系妹としてのポジションを確立しちまってるからなぁ」
「今からでも遅くないのス!桐莉の甘えっぷりで兄ちゃん達のハートはどろどろのメロメロぼっき〜んなのス!」
「まぁ、駄目で元々だ。好きなようにやってみるといいさ……」
俺は遠い目で妹を見送る。
妹は仕切り直しの為に部屋を立ち去った。
五分後。
「兄ちゃぁーーーんっ!!!」
どたどたと足音も騒がしく、妹が俺の部屋に特攻掛けて来た。
「うん?」
「桐莉に宿題教えれーーーっっっ!!!」
どっかーん!!!   ばきばきばきめきがらがらがらごしゃ。
長年の付き合いでこそ回避出来るが、要するに『宿題を口実に桐莉も兄ちゃんに思いっきり甘えたいのス!』と言いたいのだろう。
「ゴルァーっ!?何で避けるのスか、兄ちゃんっ!?」
「壁に人型の穴が開くような勢いで突っ込んで来られて、回避するなと言う方が無茶だろう」
「桐莉はギャグキャラじゃないのス!萌えキャラなのス!兄ちゃんは桐莉を確りと受け止めれぇーーーっ!」
……何故か俺が怒られた。
807桐莉兄:2005/05/31(火) 23:47:45 ID:LN35JXy5
「あー解った解った、真面目にやるよ」
「途中から行くのス!兄ちゃん、台詞っ!」
「『いいよ、おいで』」
「ん♪」
桐莉はご機嫌だか知らないが、俺はもう殆ど棒読みだっつーの。
「で?何処が解かんないって?全部か?」
「一言多いのス!」
俺のズボンのチャックを下げて、股間の社会の窓を広げて……
「んと……」
ずぷっ
「……ここ、ここがわかんないのス」
「………………………」
「………………………兄ちゃん?」
「あ、あのな……?」
「ん?」
互いの頬が触れあう寸前の距離で密見つめ合う二人。
「……なんで、 ピー の上に跨ってるんだお前?」
「んー……」
と唸ること数秒
「……ここが桐莉の特等席、だからスかね?」
「………」
うちの妹に萌える純愛系は無理だと再確認した午後ですた。
808名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 01:12:27 ID:OSsTkJE6
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
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809名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 01:34:27 ID:pafGDXq6
突発屋氏GJ!!
その上で桐莉兄氏GJ!!
これで池魚氏や80たん氏がかぶせてきたら面白そうだが


予言……二度あることは三度ある。
(スピードグラファー予告風に)
810名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 02:19:21 ID:OSsTkJE6
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
          |:::::|::::::::/
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          {V⌒ヾ/
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811名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 05:46:05 ID:wzidvTLx
朝起きたら妹が弟になっていた
812名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 09:02:09 ID:0HD399zg
久しぶり突発屋氏GJ!
813名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 18:08:15 ID:llZysCSv
朝起きたら妹にコントローラを接続されていた。
何故かファミコンの2P側。マイク機能も完璧らしい。
814名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 18:21:52 ID:nIKZLzLS
過疎化していたと思ったらいつのまにか投下が。
突発屋氏元気でなによりです。
それとお二人方ともGJです!


朝起きたら妹と手錠で繋がれてた。
815名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 20:48:42 ID:3whiBeFp
朝起きたら、妹が別人になっていた。
816名無しさん@初回限定:2005/06/01(水) 23:17:42 ID:OSsTkJE6
   (\              /)っ
   ⊂ ヽ            (っノ
     \\    ∧ ∧   //
       \ ヽ、(_´Д`) ,//
        \ ):::V:::::ノ~,/
フォ─────{::::::|:::::ヾノ──────ゥ!!!!!!!!!
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817名無しさん@初回限定:2005/06/02(木) 13:33:55 ID:fPSTQMi9
朝起きたら妹に、「お兄ちゃんはどの妹が一番好き?」って聞かれた。
818名無しさん@初回限定:2005/06/02(木) 20:00:48 ID:eQYMtHhD
朝起きたら、妹が階段から転がり落ちていた。
819名無しさん@初回限定:2005/06/02(木) 20:23:13 ID:rFZSEH5J
朝起きたら妹にどんな下着が好みか聞かれた。
820名無しさん@初回限定:2005/06/02(木) 23:59:24 ID:PcZZTvxN
朝起きたら妹にどんな下着が好みか言われた。
821名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 02:23:04 ID:uX2LOzE5
朝起きたら妹に、どんな下着はいてるか聞かれた。
822名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 07:05:53 ID:5pVImJwb
健康のため、赤フンです
823名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 13:05:21 ID:bi79v1Pa
朝起きたら、妹の下着になっていた。
824名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 18:20:54 ID:vXXKsgra
朝起きたら妹の下着がなくなっていた。
825名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 18:41:29 ID:06blO3vl
朝起きたら妹の下着が俺の枕の下においてあった。
826名無しさん@初回限定:2005/06/03(金) 19:18:58 ID:CDfqkBUw
ZZZ......
          +   へ    ,,,..-'"へ ⌒ヽー-、..,,,...-イ''⌒ヽ
             /   ゝ-─‐-/'  ヽi!  ヽ、     i,  ,ノ
      +   /"             i!  .... ゙'';;..   Y"
        ,/' ''''''   ''''''       〈  :::::.  '';;...  'i- 、,,
       + i'(-==),   、(==-)、    'i,  ::::::::   ::::  'i!   ゙"ヽ、
          i!   ,,ノ(、_, )ヽ、,,         'i  :::::::::  ''':;;;  ヽ、  ゙)
 ムニャムニャー 'i,::::: `-=ニ=- '       ,/ヽ ''''        'i,-‐'"
       /⌒ヽ、 `ニニ ´   :::,,-‐    ゝ   .............    ヽ、
       (    ヽ、 u ,,.-‐''"       ,)  :::::::::      '\,
        ヽ、,,  ノ,.-‐''"      ノ-‐''"´( :::::::::::          )
          "~ (       ,. -'"     ヽ、    _,,... -‐─'''"
             ヽ、,,.. -‐'''"         ``゙"´~

 ./  ̄/〃__〃     ̄フ  /  /     / o  ヽ  /
   ―/  __ _/  ./  /  / ── / ̄     /
  _/   /   /  /\  _/      ヽ_  _/
827突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:45:24 ID:Rx1he1DB
もう誰も覚えていないと思いますが。前スレ>>450の続きです。
正直、スランプ風味だったりして……w

「………………………(うつら、うつら……)」
「円華ちゃん?」
「………………………(ふら、ふら、ふら………)」
「円華ちゃん? 起きてますか?」
「………………………(ふら〜 、ふらふらぁ〜)」
「………仕方ありませんね。かくなる上は………御免!」

ど げ し っ!!

「っきゃあん!?」
黄色のパジャマ姿でベッドに腰掛け船を漕いでいた円華、頂頭部への突然の衝撃に驚いて
背中から落下しそうになるが、辛うじて持ち堪える。
「……あれ? あれあれあれ?」
「円華ちゃん、どうかしましたか?」
「なんか………いま、A4サイズの画用紙で作った即席のハリセンを両手で構えて頭上か
ら体重と一緒に叩き落とされた様な衝撃が……」
まだ開ききっていない目でキョロキョロと部屋の中を見回す円華の横、平然と言うか『の
ほほ〜ん』と思考が読みづらい悠が行儀良く……両手をベビードールの背中に回したまま
の格好で……円華と同じようにベッドに腰を下ろしている。
「気の所為……というか寝ぼけていたんでしょう。先程から『うつらうつら』されていた
ようですし。昼間はお互いに頑張って練習しましたし、慣れないことに根を詰めすぎて疲
れたのではないでしょうか?」
「うー……」それにしてはリアルだったな、と少しフラつく頭をさすりながら部屋中を探
索していた円華の瞳が一点で停止する「……うわ、真っ暗! 今何時なの悠ちゃん?」
無機質な蛍光灯が無言のままに照らす室内。いつの間にか閉まっているカーテン越しの日
差しは、既に無い。
「11時半を少し回ったところです。」と視線で壁時計の方向へと円華を誘導しながら背
中に持っていた物をベッドの下へと放り込む「普段の円華ちゃんなら、もうお休みになっ
ている時間ではないのですか?」
828突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:48:05 ID:Rx1he1DB
「そうだね、お弁当の下拵えも済んでる時間だし……明日の準備と簡単な予習だけして寝
てるかも。悠ちゃんは?」
「いつも日付が変わるくらいまでは読書の時間です。最近の日課ですね。」
「へぇ〜。どんな本、読んでるの?」
「はい。最近は裸になった際に男性が劣情をもよおし易いポーズの研究を少々。」
「………………………………え゛?」
「ですから私の質量不足気味の体型でも、お兄さんをムラムラとさせる見せ方を研究して
います。」
「む、むらむらって……」
「円華ちゃん位バストがあれば、そんな苦労は無縁でしょうが……」
「…………………え……え〜とぉ……そ、そうかな? あははははは………はぁ……」
自分から話を振った後悔が、口元の微妙な引きつりとなってあらわれている。
「?」
「そ、そうだ! お兄ちゃん、遅いね?」
そして咄嗟に出たのは、やはり家から逃げ出した兄の心配である。
「そうですね、これ程粘るとは正直計算間違いでした。」
「そ、そうだよそうだよ! 悠ちゃんの言うとおりにしたのに帰ってこないよ!?」
「お財布を持たずに出かけたのは確認済みです。しかも親しいお友達の家には全て網を張
ってあるので、お腹が空けば諦めて帰ってくると思っていたのですが………」
「あ〜………あのね悠ちゃん、お兄ちゃんは犬じゃないんから………」
「と、言いながら餌付けしてるのは円華ちゃんですが?」
「そ、そんなことしてないよぉ〜!」
「お留守の間に伺ったのですが、お料理の味付けは全てお兄さんの好みに合わせているそ
うですね。しかもレトルトやらインスタント食品を徹底的に排除して、お食事は円華ちゃん
に頼らざるを得ない状況に追い込んでいるとか。ここまでくると客観的な感想として『餌
付け』と言われても仕方ないと思いますよ?。」
「う、うぅ〜!」
が、必死に話題をすり替えても両者の優劣は変わらない。
829突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:49:25 ID:Rx1he1DB
「一般的に人間は『睡眠』『食欲』『性欲』の三大欲を基盤して思考し判断すると言われて
います。つまり衣食住が確保された上でセックスが出来る相手がいれば、とりあえずの満足
感と安心感を得られ平穏に暮らせると言うことです。もっとも、現実には『知恵』というイ
レギュラーにより発生する『好奇心』と『もっと』という人間ならではの際限のない欲望に
よって遅かれ早かれ現状の幸福感を自分で麻痺させてしまう訳ですが。」
「え? え? え?」
「つまり、餌付けというのは男性を虜にしようとする上で最も強力な要素の一つと言うこと
で。美味しいご飯を作って待ってくれる女の子というのは、それだけでかなりの高ポイン
トを稼いでると言うことです。しかもそれが血……」
「………ゆ、悠……ちゃん?」
「あ……」こほん、と小さく咳払い「……よ、要約すると、お兄さんは間違いなく帰ってく
ると言うことです。ご飯もさることながら、円華ちゃんを一人にしておけるほど妹離れが出
来ているとは到底思えませんし。」
「悠ちゃんホント? それっていつ? 何時頃だと思う?」
こちらもこちらで兄離れとは無縁の円華、心配そうな心細そうな声で悠に訴えかけてくるが。
「……そうですねぇ……」
それでも悠はマイペース。小さな拳で顎を支えるようなポーズで『う〜ん』と長考。壁越し
の何処か遠くを見つめる瞳の奥で、果たして何色をしているのだろう脳細胞が現状を解析し
未来予測のための高速演算を開始している。
「………悠ちゃん………」
830突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:55:34 ID:Rx1he1DB
完全に制止してしまった親友の姿は、なんだか頭の中から『うい〜ん』とモーターのの音が
聞こえてきそうな雰囲気。その様子を見守る円華の中では、思いを寄せる兄をプチ家出にま
で追い込んでしまった(らしい)後悔と共に、今まで感じたことのないもどかしさが小さな
火種となって体の一番奥を炙る不気味な熱さが確かに生まれつつあった。幼い頃から肉親と
して慕っていた兄を明らかな性の対象と認識している自分と、その兄との行為をシミュレー
トしながら同性であり親友であるはずの少女と互いの性感帯を指で舌で愛撫し合って愛液を
垂れ流し、あまつさえ火照った体を誤魔化す為に兄の寝所を占拠して二人で自慰に耽ってし
まったという二重三重の背徳的な性行為がもたらす異常にして尋常ならざる快感と快楽は、
彼女自身がどれだけ必死に忘れようとしても否定しようとしても消し去ることが出来る物で
はない。そして僅か一日の間に何度も味わった『絶頂感』という名のスパークは円華の意志
とは関係なく、彼女の肉体が持って生まれた機能である『受胎』の為の機関を目覚めさせ静
かに始動させ始めていた。
皮肉なことに唯一の恋敵同士である円華と悠は、ちょっと戯れ気分で始めたフェラの練習会
で互いの『女』を僅かに歪んだ方向に目覚めさせてしまったのだ。そう、こうして親友の横
顔を見つめているだけで………
「……………んんっ!」
きゅん、とお腹の奥が締め付けられるような感覚。そんな反応に誘発され、ブラをしてい
ない乳首に柔らかい舌まで感触が蘇ってくる。
「円華ちゃん?」
「……………………っはぁ、はぁ……」
こんなんじゃ駄目な子になっちゃうんだと理性で抑え付けようとするが、まだ意志だけで
制御できる程に円華は自分の肉体的な性欲を飼い慣らしていない。だから必死に念じても止
まらない。一番奥から愛液が湧き上がり始めているのがわかる。じわりじわりと膣内が満た
されてゆく感触が泣きそうなくらいに気持ち悪い。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「………円華ちゃん、大丈夫ですか?」
「っっ!?」
831突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:56:16 ID:Rx1he1DB
ふわり、と悠の手が肩に触れた途端、そこから電気ショックの様な快感が全身の神経を末端
まで痺れさせ頭の天辺まで突き抜けてゆく。円華本人には理解出来ないのだが、些細な刺激
だけで彼女は軽い絶頂に達してしまっていた。
「………円華、ちゃん?」
「ふぇ……?」
「なんだか辛そう、ですね。大丈夫ですか?」
「あ………」不完全ながらも一度達したことと、悠に気づかれたかも知れないという恐怖感
とで一気に熱が引いてゆく「……だ、大丈夫、だよ。ちょっと寝ちゃったみたいだから、変
な夢見てたかも………」
肌と頭が冷めてゆくに従って、今度は羞恥心が急激に膨れあがってくる。私、どうしちゃっ
たんだろう?
「そうでしたか……」安堵と労りの視線が、今の円華には痛い「……得てして夢という物は
目覚めと同時に消えてしまうものです。特に悪夢など、覚えていても一銭の得にもなりませ
んからね。」
きっと疲れている所為でしょう、と優しく髪を撫でてくれる親友に曖昧な笑みを返すしかで
きない円華。びっしりと全身を覆う冷たい汗で、パジャマがショーツが素肌に張り付いて気
持ち悪い。
「………それで、あの………お兄ちゃんは?」
それでも兄の事は頭から消えない。罪悪感があるから余計に。
「あ、ああ……」忘れていました、と悪戯っぽく目を細める悠「……放っておいて、今日は
もう休みましょう。」
「………………………………」
「………………………………」
「………………………………」
「………………………………」
「……………………………………えぇっ!?」
一瞬、目の前の口から紡ぎ出された言葉が理解できなかった。
「ですから、今日はもう遅いので寝ましょうと………」
832突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 02:57:21 ID:Rx1he1DB
「そ、そんなの……!」円華には正直、平然と言ってのける悠が理解できなかった「出来る
わけないでしょ! お兄ちゃんが心配じゃないの!?」
「もちろん気になりますが、今は円華ちゃんの方が心配です。」
「わ、私は平気………」
「それに………」と遮る為の強い口調「……お兄さんがお帰りになったら、今度こそ逃がさ
ないように捕まえないといけないですから、体力は温存しておくべきです。こう言ってはな
んですが、このまま我慢比べを続けた場合、真っ先にダウンしてしまうのは間違いなく円華ち
ゃんです。そうなると………わかりますよね?」
「う、うぅ………!!」
ぐうの音とも唸り声ともつかない声をあげながら、睨み合うこと数秒。
「……………………………………………」
「……………………………………………」
「……………………………………………」
「……わかったよ。でも、抜け駆けはなしだからね?」
一応、釘を刺すのは忘れない。
「もちろん、約束ですから。あ、円華ちゃん?」
「な、なに……?」
「寝汗が凄いですから、もう一度シャワーを浴びて着替えた方が良いと思います。それから
下着も替えた方が気持ちよく眠れると思いますよ。」
「……………ありがと、そうするよ。」
なにやら全て見通されてる様な気がした円華、顔を見られるのが恥ずかしいのか悠とは目を
合わせないようにしながら部屋から出て行く。とんとんとん、と階段を下りてゆく足音。
「………………………ふぅ。」
円華が階下に去ったのを確信してから内股気味に立ち上がる悠のショーツも、一生懸命に締
めていた膣口から漏れた……というより溢れ出した愛液でぴったりと張り付いてしまってい
る。それも間近に座っていた円華から発散される『女の匂い』で発情して。
「………油断していると、あっさり追い越されそうですね……」
このままでは二人の匂いが籠もってしまう、とりあえず少し開けて換気しないと。
でも、その前にもう一回だけ………しよう。
833突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/04(土) 03:08:10 ID:Rx1he1DB
>>桐莉兄氏
孤軍奮闘、乙っす&申し訳ないっす!
ネタ返しなども考えてみたのですが、私に貴兄の真似は無理みたいですw



ところで………
どなたか「我こそは!」と仰る方、一本書いてみませんか?w
834名無しさん@初回限定:2005/06/04(土) 09:48:05 ID:Gddls1CT
>>突発氏
久々の円華タン乙!

書きたいのは山々ですがネタも実力もありません。
835名無しさん@初回限定:2005/06/04(土) 19:52:52 ID:0ccC2Qod
終了┃終了┃終 \      __((´∀`\ )< というお話だったのサ ! 
━━┛━━┛━━ \    /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________   
了┃終了┃終了┃終 \ | \´-`) / 丿/             o               o         
━┛━━┛━━┛    \  _ ̄ ⊂|丿/     /       /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /           
好きなキーを押してください\           /       / このスレは無事に  /
                    \          /        /  終了いたしました   /           
∧_∧  ミ  _ ドスッ    ∧∧∧∧∧          / ありがとうございました /           
( ・∀・)―─┴┴──┐  <        >        /                /
つ   つ  終 了  . |   <    終   >       /  ばかろわより       /
  /└―─┬┬――┘  < 予     > ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ∧_∧
_)      ││ _ε3   <     了 > ( ・∀・)つ                ⊂(・∀・ )
 ――――――――――― < 感     >――――――――――――――――――
 このスレは終了しますた  < ! . の >          /ヽ       /ヽ
  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧<       >          / ヽ      / ヽ
    ∧_∧     ( ´Д` ) ∨∨∨∨∨_____ _/U ヽ___/  ヽ
    ( ´Д` )   /⌒    ⌒ヽ.  |  | ____  /   U    :::::::::::U:\
.   /,  /  /_/|     へ \|  | |        /○     ○   ::::::::::::::| オワッチャッタ・・・
   (ぃ9  |  (ぃ9 ./    /   \ |  | | このスレ |  ├──┤    U :::::::::::::|
   /    /、    /    ./       |  | |  終了い.|U |    |      ::::::U::::|
836名無しさん@初回限定:2005/06/04(土) 22:18:45 ID:7Lpt3Gu1
突発屋氏GJ!
これ待ってたw
(*´д`)ハァハァ
837名無しさん@初回限定:2005/06/04(土) 23:51:08 ID:T8EpuK7x
うおー無口っ娘悠たん(*´д`)モエ
838名無しさん@初回限定:2005/06/05(日) 22:18:59 ID:0QKT1u5F
近親生活を実況してみるスレ@過去ログ置き場
ttp://www.geocities.jp/kinsin1793/index.html
839名無しさん@初回限定:2005/06/06(月) 00:48:56 ID:4eU1vS4v
朝起きたら妹が弟になっていたorz。
840桐莉兄:2005/06/06(月) 23:07:37 ID:3hS511aW

濛々と舞い上がる砂塵を押し分けて、深紅の衝撃波が押し寄せて来る。

「兄ちゃんっ!」
「くっ!?」

辛うじて体を捻り、紙一重の処で攻撃を防ぐ。
反撃の糸口は見えない。
強い、こいつ、強過ぎる……っ。

「大人しく地球防衛軍に来ていただけますね?」

もう一度、念を押すように、赤い全身タイツが最初と同じ問いを発した。
俺の答えは変わらない。

「断る!俺は桐莉の為に戦う、逆さ縛り首団の九曜隆浩だっ!」
「そうですか。では……」

マスクに隠れて見えない口元が歪に笑みを漏らしたように思えた。
見た目は正義の何とかレンジャーだが、獲物をじわじわと甚振って追い詰める肉食獣のように厭らしい。
既に唯一の武器である爪は折られた。
どう戦えって言うんだよ、母さんっ!

「死んで下さい」

あっさりと下された最終宣告。
真紅の波動が連撃で放たれる。

「くっそぉぉぉぉぉぉーーーーーーっ!!!」
841桐莉兄.:2005/06/06(月) 23:09:08 ID:3hS511aW
その時!奇跡が起きた。

「超電磁防御・ヤマモトフェザー!!!」

俺達の周囲に舞い散る天使の……もとい、ニワトリの羽根が激しく放電し、敵の攻撃を八方へと散らす。

「ヤマモトさんっ!」
「ぼっちゃま、お待たせして申し訳御座いませんっ!強化改造手術はこの通り、無事に終了致しましたぞっ!」
「そうか!よし、ヤマモトさん!あいつらを蹴散らしてくれ!」
「……残念ながら其れは出来ません。今の私の性能では、相打ちが精一杯の処の模様で御座いますな」
「な、何を、ヤマモトさー―」
「逆さ縛り首団、万歳っ!」

どんっ!
俺を桐莉の方へと突き飛ばし、ヤマモトさんが激しく鴇の声を挙げた。

「ぼっちゃまは今のうちに、首領様とお逃げ下さい!奴等はこのヤマモトが命を掛けて足止めしてみせますぞーッ!」
「そんな!駄目だっ、ヤマモトさんっ!逝くなーーーっっっ!!!」
「……わたくしが死んでも、代わりなど幾らでも御座いますから………」

そしてヤマモトさんの全身が激しい閃光を放った。

「さらば、ぼっちゃまっ!全身全霊!直撃!ヤマモト・フェニックス!!!!!」
「ヤマモトさぁぁぁぁぁぁんんっっっ!!!」

うそだ!うそだうそだうそだうそだうそだぁぁぁぁっ!

ヤマモトさんがこんな……こんなかっこいい死に方をするなんて嘘だーーーーーー!


………夢ですた。
842桐莉兄:2005/06/06(月) 23:10:20 ID:3hS511aW
昨夜の夢は中々に壮絶だった。
逆さ縛り首団の本部が壊滅し、怒涛の進撃をして来た地球防衛軍と決死の戦闘の末、
俺と桐莉を守る為に超強化改造に成功したヤマモトさんが壮絶な自爆を遂げると言う。

……今、ヤマモトさんは再生手術の真っ最中だ。
と言っても、本当にかっこよく自爆した訳でも何でもなく、単に桐莉と母さんに甚振られた末の事だと言う。
うん、いつも通りだね。
母さん曰く、次に復活したヤマモトさんは『ヤマモトさん四号』らしい。
……今まで三度も殺されてたのかよ。

そういう訳でだな、今朝はヤマモトさんが起こしに来ない。
桐莉もまだ寝てるのか?
妹ボイスの目覚し時計を見ると、丁度時間合わせしておいた予定時刻まであと十五分も残っていた。
何となく二度寝をするような気分でも無く、すっぱりきっぱりと寝床から身を起こす。

ガァー。ガァー。

窓の外では雀ならぬカラスが鳴くようなとてつもなく嫌な雰囲気の朝だったが、俺の気分はやけにすっきりだ。
こんな日は普段よりもオシャレに気合が入る。
諸君は朝目が覚めたら真っ先に何をする?
洗顔?いいねぇ、顔を洗ってしゃっきりするもんな。
飯か?いいねぇ、朝食は一日の活力源だ。
愛する妹に挨拶?最高だ、やっぱ一日は妹の笑顔で始めたいもんな。

だが俺は違うね。
俺は違いの分かる男、そう、スーパーウルトラグレートワンダフル隆浩だからな。(君たちとはレベルが違う!)
まずやるべき事、それは、そう、パンツを選ぶ事だーーーっっっ!!! ズギュゥゥゥゥン!!!
学校の制服なんて誰が着ても大差無いよな。
男は見えないところでオシャレをする、そう、例えばパンツ!あるいはブラジャー!男が着けて何が悪い!
げふげふん、忘れてくれたまえ、口が滑った。
そして俺は!素晴らしい今日一日の始まりを飾るべく、オシャレなパンツを選ぶ事にした!まさに漢!
843桐莉兄.:2005/06/06(月) 23:11:52 ID:3hS511aW
クローゼットを開けて、箪笥の引出しを開ければ、其処はパンツ・パラダイス!
色とりどりのトランクスが俺を待っている。
俺は今年、ブリーフを卒業し、トランクス派に転向したのだ。
股間を切なく締め付けるあの感覚から、頼りなげな開放感に満ちた感覚にシフトした朝の事は、
昨日の事のように良く覚えているさ。

「ふんふんふふ〜ん♪さぁて、今日はどのぱんつにしようかな〜♪」
『オイース!』
「……へ?」

パンツの山の下の方から声がした。

『声が小さいっ!オイース!』
「お、オイース!」

な、なんだ?何が起きているんだ?
まさか、桐莉が夕べからパンツの山に埋まって俺の助けを待っている!?
待ってろ、桐莉!今助けてやるからなーーー!

パンツの山を掘る、掘る、掘る、トランクスのカラフルな山は、
やがて純白に股間の黄色い染みが素敵な年季の入ったブリーフの山へと変わる。
俺がもう、一年近く履かずに放置している連中だ。

「桐莉ーーーっ!」
「ここだここー、兄ちゃん、オイース!」
「桐莉ーーーーーーーーって、おい!?」

それは、一着のブリーフ。
何の変哲も無い、白のブリーフだ。
その内側に、何故か妹の顔がプリントされている以外は。
844桐莉兄.:2005/06/06(月) 23:14:10 ID:3hS511aW
「ウホッ、いいパンツ!」
「履かないか?」

内側に顔!内側に顔!内側に顔ですよ!
……ピョソ吉?

「兄ちゃーん、桐莉を履いてけー」

誘われるようにブリーフを手にし、そっと足を通して行く。
すっ。
フォォォォォォッ!
懐かしい、股間を締め付けるようなこのフィット感!

「ぅーし、兄ちゃんと合体だー」
「妹と合体だー」
「学校行くぞー、兄ちゃんー」
「おー」

ってちょっと待て!
何で妹がパンツ!?

「桐莉はとっても悪い子だったので、地獄の閻魔様に兄ちゃんのパンツに転生させられてしまったのだス」
「な、なんだってーーー!!?」
「今日一日は兄ちゃんのパンツとして生きるのだス。よろしく、兄ちゃん」
「お、おう。よろしく頼む……(汗)」

仕方が無いので、トランクス派の俺だが、今日一日はブリーフで過す事にした。
っつーかだな、今の俺って、妹の顔にちんこ押し付けて生活してんだよな。

「兄ちゃん、気にすんなー」
「うぉっ、口を動かすな!股間がもぞもぞするぞっ!」
845桐莉兄:2005/06/06(月) 23:16:58 ID:3hS511aW
飯食ってる間も、着替えて準備している間も、学校に向かって走っている間も、
桐莉が『ふーっ』とか『ちろっ』とかする度に、股間が激しく疼いて困る。

「兄ちゃん、気にすんなー」
「だったら頼むから大人しくしといてくれ!」

ちゅぱちゅぱとチュッパチャップスのように股間を吸われながら学校に向かう俺。ピンチ!

「あ、たかくんやっとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
「遅いぞ、隆浩ー」

とば口まで精液を滾らせながら、七華と由紀との待ち合わせ場所に到着。

「うしっ、兄ちゃん!そこでガニ股でスクワット十回汁っ!」
「へ?」
「ガニ股でスクワット十回っ!早くっ!」
「な、何で?」

こんな感じか?
カックンカックンカックン……。

「兄ちゃん、構えっ!チャック、開けーっ!」
「お、おぅ???」

ちぃぃぃぃぃ。       ずぼぉっ!

ズボンのチャックを開けた途端、桐莉が激しく雄々しくそそり立って自己主張し、

「喰らえ、七華姉ちゃん!い・も・う・と・ビィィィィムっっっ!!!」
「あ、あんですとーーーっっっ!!?」
846桐莉兄:2005/06/06(月) 23:18:53 ID:3hS511aW
ズビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥム!!!!!

股間から放たれた一条の極太の閃光が七華を吹き飛ばし、ブロック塀へと叩き付けた。

ごしゃぁっ!びきべきばき……がらがらどしゃぁっ。

「な、七華ぁっ!?」
「……た、たかくんが……中華キャノンを……がくっ」
「いきなり何すんだ、バカ浩ーーーっっっ!!?」

俺に殴り掛かろうとした由紀が、股間で激しく自己主張する桐莉を見て、慌てて赤面しながら顔を伏せた。
おい、違うぞ!?誤解すんな!?

「ぬふふふふふふ、兄ちゃんに近づく女は全部桐莉が撃退してやるのだスーっ!」
「ひっ、ひぃぃぃぃ!」

自己主張っ!

「キャァァァァーーーーー!」
「ち、違うんだっ、由美子ちゃーんっ!」

自己主張っ!!

「いやーんっ、九曜君の変態ーっ!」
「誤解だぁっ、繭ちゃーんっ!」

自己主張っ!!!

「や、やめてっ、来ないでーーーっ!!」
「俺の意思じゃなぁぁぃっ!!」
847桐莉兄.:2005/06/06(月) 23:20:52 ID:3hS511aW
次々と下がっていく、学園の女子の俺への好感度!
叫ばれること三十七回、嫌われること十七回、平手打ち喰らうこと六回、しげしげと見詰められて赤面されること四回。
いやぁぁぁ、もうお婿に行けないっ!(泣)

「大丈夫っ、兄ちゃんは桐莉と結婚するのだス!」
「そうはさせないよっ!」

その時!右手にドミかるステッキを構えて七華が襲い掛かって血gかつなすhしおj;

「やめっ、ナナカリボルグはやめていた痛いやめ」
「どうも変だと思ってたんだよ!やっぱり桐莉ちゃんが悪戯してたんだねっ!」
「ほぅ?それがどうかしたのスか?」
「たかくんを脱がすよっ!そして私がたかくんと結婚するんだもんっ!」

まじかるドミかる〜っと、七華守護神を俺に向けてぶっ放す。
やべぇ!今の俺、桐莉と一身同体じゃんっ!?
桐莉は余裕で呪文を詠唱し、

「キリ・リク・ラック・ラ・ラック・ライラック・来たれ常しえの闇、永遠の氷河……終わる世界(コズミケー・カタストロフェー)!」

ずびゅぅぅぅぅぅむ!

いやぁぁぁ、俺の股間から絶対零度の冷凍光線がーーー!

「くっ、卑怯だよっ、桐莉ちゃんっ!」
「うらうらどーしたぁ七華姉ちゃんっ!桐莉を攻撃したら、兄ちゃんも痛いのスっ!」
「だったらっ、七華聖典で練乳浣腸だよっ!桐莉ちゃんを履いたままでたかくんを下痢にしたら、桐莉ちゃんもきっと自分から離脱したくなるよっ!」
「ひっ、ひぃぃぃぃっ!いやいやいや、やめてーーー!七華タン、許してぇぇぇーーー!」
「兄ちゃんっ、大丈夫だっ!桐莉が兄ちゃんを守るっ!」

そのお前のせいで俺は今七華と戦ってんだぞゴルァ!?
848桐莉兄.:2005/06/06(月) 23:23:12 ID:3hS511aW
「はっ、そうだ!俺が自分で桐莉を脱げば――」
「ぬぁっ!?この期に及んで自分だけ逃げる気かーっ!?」
「元はと言えばお前が七華に売った喧嘩だろっ!?後は自力で何とかしてくれっ!」

ブリーフの腰のところに手を掛けて、一気に引き摺り下ろ――

「させんのス!」

ちゅぽんっ、ちゅぶぶぶぶーーーー!
うぉぁぁぁぁ、凄い吸引力だぁぁぁっ!気持ちよくて脱げましぇんっ!(涙)

「負けちゃだめだよっ、たかくんっ!脱がなかったら練乳浣腸だよっ!」
「ひっ、ひぃぃっ!それは嫌だぁぁぁぁ!」

ずりっ!

「くぅっ、こうなったらーーーーっ!死なば諸共っっ、兄ちゃんも終わりだァァァァーーーーーっっっ!!!」

がりっ。




……………「ぎゃ嗚呼嗚呼ああ嗚呼嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼
ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼あああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


噛み切られたよママン!明日から女だよママン!終わる世界(コズミケー・カタストロフェー)!
849桐莉兄@キリ:2005/06/06(月) 23:25:20 ID:3hS511aW
「――はっ!」

気付けば、背中に凄い寝汗をかきながら、布団の中で藻掻いていた。
なんて恐ろしい夢だ……。

時計を見れば起床予定時刻の十五分前。
気分を変えよう。
俺はお気に入りのトランクスでオシャレをして、鬱々とした一日の始まりに別れを告げるべく、クローゼットの引出しを開けた。


「「「「「「「「「「オイース!桐莉を履いてけーっ」」」」」」」」」」
「いやぁぁぁぁ!全部桐莉の顔付いてるーーーーーーっっっ!!?」



ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
………神様、ボクは何か悪い事をしましたか?

850名無しさん@初回限定:2005/06/07(火) 08:32:05 ID:Q8/lbl0R
久々に禿しくワロタ!
桐莉兄氏、超GJ!
851名無しさん@初回限定:2005/06/07(火) 10:51:01 ID:aNYlqUhY
朝起きたら妹が、梅雨だからって洗濯物を部屋に干していた。
兄の部屋に自分の下着類を干すのはやめ…や、い…フォォォォォッッッ!!!

クロスアウッ!!

「馴染む、実に馴染むぞ! やはり実妹はいいっ!!」
852名無しさん@初回限定:2005/06/07(火) 12:27:17 ID:PfoK5UN3
桐莉兄氏ぐっじょ!
激しくワロタw
>>851
変態仮面だなw


朝起きたら妹に首輪つけられた
853名無しさん@初回限定:2005/06/07(火) 12:46:17 ID:K9E5l3BT
朝起きたら妹が、妹と妹の親友3スレを見てて、

 「この馬鹿兄貴まだやってたのか!( ゚Д゚) ,ペッ」

といっていた

妹と妹の親友3
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1117373375/
854名無しさん@初回限定:2005/06/07(火) 23:40:24 ID:cNKzXMrn
>桐莉兄氏
電波キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
GJっす!

朝起きたら妹が俺の服の匂いを嗅いでた
855名無しさん@初回限定:2005/06/08(水) 00:20:31 ID:EObtXe5d
朝起きたら、妹が裏モードになっていた。
856名無しさん@初回限定:2005/06/09(木) 17:43:16 ID:qiBVeeej
朝起きたら妹が俺の使い古しのワイシャツをパジャマがわりに着てた


これ誰か頼む(*´д`)ハァハァ
857名無しさん@初回限定:2005/06/09(木) 19:47:28 ID:0zpoq3lY
>>856
おまえさっきD.Cやったばかりだろ
858名無しさん@初回限定:2005/06/09(木) 22:14:20 ID:2kt613cy
朝起きたら妹が不機嫌そうに
「ワイシャツをパジャマって男の人はなんだかあこがれてるみたいだけど
 生地とか硬いしザラつくしボタン多くて邪魔だし・・・こんなもの着て寝られないよね」

試したようだ
859名無しさん@初回限定:2005/06/09(木) 22:35:52 ID:/YMtpCTn
>>858
お兄ちゃんにまぢレスすると
「柔軟剤使ってフワフワにお洗濯したワイシャツをふわっと着るんだよ。
 あと、胸元のボタンは上2つくらい開けて着ると、かがんだ時に先っちょが
 見えちゃったりとかして・・・今からちょっとお兄ちゃんを悩殺してもいい?」

それって貧ぬーってこtくぁwせdrftgyふじこlp;@
860名無しさん@初回限定:2005/06/10(金) 08:50:32 ID:bmDNt+O8
朝起きたら妹が、Yシャツ(俺の)をパジャマ代わりにしていた。 …とりあえずメモしときますね。
861名無しさん@初回限定:2005/06/10(金) 10:54:23 ID:/auGe9p9
妹は常に全裸で寝てますが何か?
862名無しさん@初回限定:2005/06/10(金) 13:17:30 ID:Zv+1KHCr
>>861
うp!
863桐莉兄:2005/06/10(金) 15:52:21 ID:WlCvIplt
着替えていたら妹に、首筋に刃物を突き付けられた。

「兄ちゃん、大人しく脱ぎ立てのYシャツを寄越せ!」
「別に一着くらい構わんが、汗が染み込んでて臭いぞ」
「うしゃーっ!兄ちゃんのYシャツゲットだぁーっ!」

ばばっ!

ひったくるかのようにして俺からYシャツを剥ぎ取る桐莉。
どうするのかと見ていたら、脇の所の臭いを嗅ぎだした。

くんかくんか、くんくんくん、ずごぉぉぉぉおぉぉおおぉぉおぉぉおお!

相変わらず凄い吸引力だ。
ぴったりと張り付いて、桐莉の顔の形が浮き出ている。
俺は先日の桐莉の顔付きブリーフを思い出してゾッとした。

「ぷはぁ。……兄ちゃんの匂いだぁ……ふへ、ふへへへ」

目の焦点が合っていない。
麻薬中毒の患者なんかがこーゆー目をしていそうな気がする。

「にぃ〜いちゃんの〜あせのにお〜い〜♪」
「で、そのYシャツをどうするつもりだ?裸猥シャツ姿でも拝ませてくれるのか?」
「当然!パジャマにするのス。妹のパジャマは実兄のYシャツでなければならないとD.C法で決まって居るのス」

言って桐莉は俺のYシャツをいそいそと着込む。
俺も決して背が高い方ではないが、ちびっこい桐莉にはぶかぶかだ。
手元なんて袖が余って、指先が隠れてしまっている。
864桐莉兄@キリ:2005/06/10(金) 15:53:07 ID:WlCvIplt
「フォォォォォォッ!流石は兄ちゃんのYシャツ!馴染む…馴染むぞぉっ!」
「前のボタンは留めないんだな」
「それは兄ちゃんに桐莉の乳首をたっぷりと堪能して貰う為なのス」
「とは言え、つるぺたお胸じゃなぁ……」
「むきーっ!そのつるぺたお胸にたっぷり射したのは何処の誰スか!?」
「まぁ、なんだ。似合ってるぜ、桐莉」

わしわしと頭を撫でてやる。
妹は嬉しそうに頬を赤らめながら、頻りに『馴染む…馴染むぞぉっ!』と繰り返していた。

そのうち、本当に桐莉に馴染み始めたらしい。
背中の皮膚と布地が一体化してくっつき、引っ張っても脱げないし剥れない。

びきびきっ、びくんびくんっ、びじゅるびじゅる……。

Yシャツの肩の部分から新しい腕が生えたり、コウモリの羽みたいに変形したり、鋼鉄のように硬質化して鱗になったりしている。
ちょっと待て。
俺は一体、何を目撃しているんだ……。

「フォォォォッ、ナジム…ナジムゾォッ!ニイチャァァァァン!」

うわ…ぁぁぁぁぁっ、やめ……来るなぁっ!妹に取り込まれせrfgyふじこp
865名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 01:48:06 ID:CYOcksoo
桐莉兄氏の対応力ってすごいな。GJ。

朝起きたら妹に、トイレを占拠されていた。
866突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:21:53 ID:ztvcpvzg
「………あれ?」
妹の『隠れ家』である高級マンションに居候…というか家政夫代わりに住み始めて早半年。
近所のコイン駐車場並みの広さをもてあましながらも、その贅沢にいして優雅な居住環境を堪能
している俺。最初は場違いっつーか実験施設に放り込まれた猿か何かの様にウロウロと落ち着か
ない日々を過ごしていたわけだが、最近では少々の慣れも手伝って高層マンションならではの静
かで穏やかな生活を送ることが出来るようになり始めてたりもする。
そしてこれ、俺の年収の十倍以上の値が付く分譲物件をポンと買っちまった張本人たる我が妹殿
は、一緒に寝ていたはずのベッドの中から消えていた。
(もう起きたのか? ひょっとして?)
ことセックスに関しては少々困った性癖持ちの妹、詩織。昨日はご希望通りにタオルで両の手首
を(軽く、だが)縛り上げてからベッドに放り込んで正常位で一回に背後位で二回、壊れちゃう
〜などと泣き叫んでしまうくらいに激しく責めた挙げ句に最後は口の中に無理矢理押し込んで一
滴残らず飲み干させてやったのだ。すっかりご無沙汰と言うこともあって徹底的に楽しませてや
ったのだから、今朝は満足げな顔をしながら存分に惰眠を貪るものとばかり思っていたのだが、
いやはやアイツの体力は化け物並みなのか?
(いや、意外と風呂場とか……)
そういえば、昨日はろくに後始末もしないで寝たはずだ。もしかしたら今頃になって中から溢れ
出してきた俺の精液が気持ち悪くなって、洗い掻き出しに行ったという可能性も考えられんこと
もない。ともあれ……
(……朝飯でも作るか……)
三週間ぶりのご帰宅、しかも午前様。更に酒宴の果ての激しいプレイ。ここは多少の痴態も見て
見ぬふりで疲れを癒してやるのが兄貴の努めというものだろう。とりあえず部屋着を身につけ、
寝室のドアを開けると…………何故かキッチンの方から温かい空気と何やら旨そうな匂いが。
「………………詩織?」
ちょっとしたホームパーティ位なら楽勝で開けそうな広々として小綺麗なシステムキッチン。そ
こでは数時間前の乱れっぷりなど何処吹く風、クリーム色のブラウスにダークブラウンのジャン
バースカートと既に普段着に着替え身だしなみも整え、背中まで伸ばした自慢の髪をサラサラと
揺らしながら料理に勤しむ妹の後ろ姿。
867突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:22:31 ID:ztvcpvzg
「あの〜、詩織?」
が、なにやら嫌〜なオーラというかプレッシャー全身から立ち上ってるんですが……?
「…………おにいちゃん……?」
そして感情を押し殺したよ−な低い声。うわ怒ってる、怒ってるぞコイツ!
「おにいちゃんは、さぁ〜ぁ?」
「は、はいっ?」
振り返りもせずに黙々(?)と朝飯を作ってる姿が更に怖い。
「いま、どんな色のパンツはいてるのかなぁ!?」
とんとんとんとん、と軽快な包丁の音。
ぐつぐつぐつ、と旨そうな湯気を立ててる鍋の煮立つ音。
「は……………はい………?」
斜め上、とかいう以前に全く想定外の言葉。
「だから、おにいちゃんは今、どんな色のパンツはいてるのぉ!?」
「ど、どんな色って………」いかん、意図が全く読めん。「……普通に青だけど……?」
「そうだよね〜? おにいちゃんはぁ、青とか緑系のチェックが好きだよねぇ〜!?」
独特の少し舌足らずで甘ったるい声。この声で『ねぇ〜ぇ〜?』とか甘えてくると抵抗できなく
なってしまうことしばしばだったりするが、生憎と今は違うご様子。なんかジリジリと遠回しに
非難されてる気がする。
「じゃあぁさぁ?」じゅっ、と何かがフライパンに投入された模様「私の下着の色、知ってる?」
「……そら、まぁ、想像はつくが………」
「そうなんだ、ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ん?」
だから、何故に朝からご立腹状態なんだ? 家の家主さん兼姫君は?
「おにいちゃんはぁ、おにいちゃんなのにぃ、妹の下着の好み、知ってるんだぁ〜?」
「そ、そら、まぁ……」
洗濯してるのもベッドで脱がしてるのも俺だし。
「じゃあ、言えるよねぇ? 私がいま、着けてるブラとショーツの色ぉ?」
ちくちく、ちくちくと怒気が肌に刺さる。何が言いたいのか良くわからんが、とりあえず逆らわ
ない方が良いんだろうなぁ………………たぶん。
「まぁ、想像は………」
ふぅ〜〜〜〜〜〜ん? と意味ありがな声は多分、催促。仕方ないので真面目にシミュレートし
てみることにする。
868突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:23:38 ID:ztvcpvzg
「………そうだなぁ、昨日着けてたライトグリーンのは服の上から触ってる間に汗とナニで濡れ
てて、脱がす頃にはベトベ…うわっ!?」
風切り音と共に飛来した丼用の小鍋が耳を掠める。いまの、モロに顔狙ってた……?
「そーゆーの、口に出さなくても良いのっ! 今履いてるのの話でしょ、今の!!」
「そ、そうですね………」
マジ怖いぞ、マイシスター。
「だからぁ、わかるの? わからないのっ!?」
「ま、待て待て、今考えるから……」
こいつは基本的にピンク系統が好きだったりする。それも所謂『カワイイ』デザインの奴が。
んでもって、それをチラチラと見せてくるときは決まって抱いて欲しい時。だから俺の方がシた
くなった様な振りをして少々乱暴にベッドに投げ込んで強引に脱がして一方的に始めると、これ
がまた凄く喜んでくれて『もう、しょうがないなぁ、おにいちゃんは』と呆れ返った風を装いな
がら嬉々としてフェラをしてくれたり騎乗位でユラユラ腰を揺らしたりもしてくれる。
……もっとも、そういうときは一回や二回位イカせてやった程度では満足してくれないので、結
局は俺の方が主導権を取って指とか舌とかで責めまくらないといけない訳だが……
とまぁ、それはさておき、この不機嫌さ加減では到底エッチがしたい云々という状態では無かろ
う。しかもきちんと外出向けの服を着て、髪も梳いてあるとうことは。
「白か………クリーム色……」白のブラウスを着ても透けない配色「それも多分、スポーツブラ
と、お揃いで買ったショーツだろ?」
「ふ〜〜〜〜ん、へぇ〜〜〜〜ぇ?」
が、返ってきたのは冷たい呆れ声。
「さっすが、おにいちゃんだね。いや〜モテる人は凄いねぇ〜?」
あれ? 違った………訳ではないようだが?
「なんせおにいちゃんはぁ、血の繋がった本物の妹を口説いてエッチを教え込んで開発しまくっ
てぇ、もうおにいちゃんなしじゃ生きられない躰にしちゃう、ほんとに凄いおにいちゃんだもん
ねぇ? そりゃ、血の繋がってない妹じゃない他の子引っかけてエッチでメロメロにしちゃうな
んて、ちょちょいのちょい、だよねぇ?」
869突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:27:31 ID:ztvcpvzg
なにこれ? もしかして妬いてる訳? というか浮気疑惑ですか?
「おにいちゃん、私だけだって言ってくれたから全部許してあげたのにぃ! それで二人して家
(実家)にいたら、さっちゃんとかにばれるかも知れないって言うからこのお家貸してあげたの
に、ちょととロケに行ってる間に知らない子連れ込んでエッチしてただなんて、私、悲しくって
情けなくって………」
よよよ、と背を向けたまま泣き崩れる詩織。いかん、これは………
「待て詩織! 先に火を止めないと焦げ………」
どすっ!!
「ぐあっ!?」
「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん! 酷ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
何に使っていたのか不明だが、たまたま詩織の手元にあったらしいすりこぎ棒が顔面に直撃。め
くら投げでピンポイント命中させるとは侮り難し………というか言動と行動を一致させてくれよ
マイシスター。
「わ〜〜〜〜〜〜〜〜ん! おにいちゃんに裏切られた捨てられたぁ〜〜〜〜〜〜っ!!」
年も外聞もかなぐり捨て、フローリングの床に座り込んでわんわんと大声で泣き叫ぶ詩織。すぐ
に駆け寄ってやりたいところなのだが………次に飛んでくるのが包丁とかだったらマジやばいの
で、拾った丼鍋で顔面を守りつつ前進。
「良くわからないけど、それって詩織の勘違いじゃないのかな? ほら、落ち着いて話し合えば
誤解だってことに………」
「そんな他人事みたいに言わないでよ〜〜っ! 勘違いじゃないもん本当だもん〜〜っ!!」
更に飛来するアイスピックと伸ばし棒を打ち払いながら尚前進。
「そんなことないよ、お前の思い込みだって。そりゃ他の女見て『可愛いな』って思うことくら
いはあるけど、詩織以外じゃ何も感じないぞ? 俺が愛したいって思うのは詩織だけだって!」
「そんなの嘘だぁ〜〜! おにいちゃんは私は事、手近な性処理道具くらいにしか想ってくれ
てないんだぁ〜〜!!」
「だ、だから何の根拠があって………」
「だ、だってぇ……」と、しゃくり上げながらブラウスのボタンを外し、手を差し込んで「ここ、
こんなのがぁ、枕の下にぃ〜〜〜〜〜〜〜!!」
870突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:28:06 ID:ztvcpvzg
「何が一体………ってお前………」詩織が胸元から引っ張り出してきたのは、真っ黒な「なんで、
お前が着けてるんだ!?」
「え………あ、さ、サイズが一緒だから、もしかしたら似合うかな………って、そこは問題じゃ
ないでしょーーー! 誰の忘れ物なのよこれはーーーーっ!?」
そう、詩織の手には、まだ暖かそうな黒のブラジャーが。
「あ………あーと、それはだなぁ………」
「これはっ!?」
「ちょ、ちょっとした出来ごこ………ごぶはぁっ!?」
これは素直に罪を認めた方が………と思ったのが甘かったらしい。しかし土鍋を投げるのは反則で
はないかいマイシスター?
{わ〜〜〜〜〜ん、認めたぁ〜〜〜〜っ! おにいちゃん、私のお部屋の私のベッドで、ホント
に他の子抱いたんだ〜〜〜〜っ!!」
「だ、だから、ちょっと俺の話を………」
「聞きたくない聞きたくないっ、言い訳なんか聞かないんだからっ! おにいちゃんの裏切り者っ
、私の処女返してよぉ〜〜〜〜っ!」
「………や、返すもなにも、お前まだ処女だし………」
「だったら私の純情返してよーーーっ、恋も返してよーーーーっ!!」
「だから、そういう事じゃ………ああもうっ!」この調子で喚かせていてもは埒があかん、もう実
力行使あるのみ!「……話、聞けよっ!!」
「知らない知らな………むぎゅ!?」
伸ばした手が辛うじて届いた。そのまま小さな肩を掴んで力任せに抱き寄せ、頭を抱え込むように
して力一杯、胸の中に抱きしめる。
「………だから、寂しかったんだよ。」
「!??」
頭上に振り上げていた圧力鍋が床に落ち、がらんがらんと盛大な音をまき散らすながら転がってゆ
く。危なかった、あれが直撃した日にはマジ昇天してたかも。
「俺たちの関係って、色んな意味で大っぴらに出来ないよな? だから、ここでいつもベタベタし
ながら過ごしてたんだけど、そのギャップかな? お前が仕事に行った日の夜な、なんだか一人で
寝るのが空しくって悲しくって、部屋が急に広くなったような気がしてきて……」
「……………………」
「………それで十日目くらいだったかな。ちょっとでも寂しさを紛らわそうと思って知り合いの女
の子の所に電話して、ここで酒盛りを始めたんだ。」
871突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:29:13 ID:ztvcpvzg
「………………それで?」
ふわり、と詩織の体から力が抜けて軽く、柔らかくなる。まだ許してくれてはいないようだが、何
とか話だけでも聞いてくれる気になったらしい。
「そいつとは親友みたいな付き合いが結構長かったし、酒が結句強いから夜通しでも付き合って貰
えそうだと思ったし、次の日に二日酔いとか寝不足とかでダウンできれば、とりあえず一日にだけ
でも寂しさを忘れられるかもって思っって二人でガンガン呑んだんだ。」
「………どーして、男のお友達、呼ばなかったの?」
「そりゃ………あれだ、なんつーか、俺達の部屋に他の男を入れたくなかったっつーか……」
「………私は、女の子でも嫌。おにいちゃん、そーゆーとこ微妙に鈍い!」
「………ごめん………」
「………で、どうしてその子と、エッチしちゃったの?」
「あー、まー、詳しい経緯はアイツに悪いから少し省くけどな? どうも互いの認識に微妙なズレ
が存在していたらしくてな………端的に言うと……酒の勢いというか……何というか………」
「押し倒しちゃったんだ……」
「………いや、逆。俺が押し倒された………」
「………………(じろっ!)」
「ほ、ほんとだって! しかも次の日にちゃんと追い出したって!!」
はぁ〜、と呆れ顔で頬をすり寄せてくる詩織。まだ眉を不機嫌そうに曲げながらも、目を閉じ俺の
心音に身を委ねてくれている可愛い妹。
「ほんと根性無し! ヘタレ! そういえば私だって、最初のエッチ終わった後でやっと『愛して
る』って言って貰えたんだもんね。おにいちゃん、意気地なさ過ぎ!」
「………面目ない………」
ちくたくちくたく、ややモノクロチックな振り子仕掛けの掛け時計の音だけが静かに世界を満たし
ている。食器が散乱したキッチンの真ん中に座り込んで抱き合う兄妹の図。
「……………それで?」
872突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:34:08 ID:ztvcpvzg
「それで、って?」
「どんな子? おにいちゃんとエッチした子って?」
「そりゃ、なんというか………このブラだけで十分だろ?」
「なにそれ?」
「別に付き合ってる訳でもない男に酒飲もうぜって数年ぶりに呼び出されて、そこに黒の下着を
着けてくるような女だぞ? そんな女が気になるか?」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん………」
スケスケのレース模様で挑発的なブラを顔の高さでぶら下げ、揃って見つめる。フロントホックに
なってるそれを、何度も裏返しながら観察する詩織。
「………………おにいちゃんいは相応しくないね、明らかに。」
「だろ? 俺には詩織くらい慎ましくて恥じらいがある子じゃないと………」
「………でも夜には大変身して、恥ずかしそうにしながらでも、おにいちゃんが求めるエッチは全
部受け入れてくれないと駄目なんだよね?」
きゅ、と背中に腕を回して自分から抱きついてきてくれる。
「………贅沢かな?」
「超贅沢だね。我が儘すぎ………」すりすり、と甘えてくる感触が心地よい「……そんな奇特な性
格してる上に、可愛くて、おにいちゃんを心から慕ってくれる絶滅種級の女の子なんて、私以外存
在しないんだから、よそ見なんかしたら罰があたあっちゃうぞぉ?」
「………身に染みました………
髪をなせてやると、幸せそうにな息を吹きかけてくれるマイシスター。良かった良かった、これで
何とか煙に巻いて一件落着………
873突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:36:00 ID:ztvcpvzg
「………ほほぅ、悪うございましたね。黒い下着が似合う女の子で?」
「いっ!?」
「え………?」
「でも『ベッドの中では我が儘三昧で、自分が満足することしか考えてない』女の子よりは、少し
位積極的すぎても尽くしてくれる子の方が良いんだよね? 兄さんは?」
そう、いつの間にやらキッチンの入り口に立っていたのは。
「智巳っ!」
「さ……さっちゃん? なんで、さっちゃんがここに?」
「決まってるじゃない、しーちゃん。兄さんに合い鍵を作って貰ったからよ。それから、その下着
も兄さんに買って貰ったの。一日、下着と靴ガーターベルトと………鈴が付いた首輪だけで過ごし
たら思いっきり可愛がってくれるって約束で。」
「げっ、お前、それは秘密って………」
「さ、さっちゃん……」唖然とした表情で智巳を見つめる詩織だったが、次の瞬間には「………
…お・に・い・ちゃ・ん!?」
「ねぇ、しーちゃん?」意味ありげな微笑みでキッチンの扉を後ろ手で閉め、ゆっくりと歩み寄る
智巳は学校指定のブレザーに白いニーソ「ちょっと、情報交換が必要だと思わない?」
「そう………そうだよね。」
ぎゅぎゅ、っと背中に回した腕に尋常ならざる力が加わる。俺、もう逃げも隠れも弁明も出来ませ
んか許されませんかそうですか。
「三人で、ちょっと緊急の家族会議が必要だよねぇ? おにいちゃん?」
「それも、徹底的にね?」
が………合掌………
874突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/11(土) 04:38:46 ID:ztvcpvzg
ちょっと長くなった上にオチ弱いです(汗


>>D.C
あんだけ美味しそうなキャラと豪華声優だったのに。
なんで、あんだけ面白くない話に……(涙
875名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 04:40:38 ID:UQyzG9Vz
リアルタイム突発氏キター!GJ!
この後3P展開ですかね?

DCは……無かったことに……
876名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 04:44:43 ID:V1ttf3gs
>突発屋氏乙

はーん(泣)せっかくリアルタイムだってーのに過去話しらねー
877名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 11:19:15 ID:ve5kyqnX
ドリーム○ャスト? デス○リムゾン?
やはりD.Cという名が呪われているとしか…

雨が降るたび妹は濡れて帰ってくるんだ
目のやり場に困るわタオルで拭いてと言われるわ
878名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 20:17:09 ID:G2wsCN4Z
お前さんの妹はノラ猫か?
879名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 23:15:30 ID:kDHvlujF
ダ・カーポのことか…。>DC それはさておき、桐莉兄氏と突発屋氏、乙です。
880名無しさん@初回限定:2005/06/11(土) 23:49:25 ID:csbxuXWT
突発屋氏GJ。このあとの展開が気になる


朝起きたら妹が、カレンダーにこれでもかと花丸を書き込んでいた。
881名無しさん@初回限定:2005/06/12(日) 02:22:16 ID:ZNwHAJvt
朝起きたら妹がこっそり映画見てた。


…妹が近親相姦に目覚めますた。
あ、あれは『くりいむレモン』!Σ( ̄□ ̄;)
882名無しさん@初回限定:2005/06/12(日) 05:55:34 ID:PW6DjbDY
朝起きたら妹が開口一番「あ、兄たんインしたお!」
……イン?
そう思ってよく見ると、そこには!
883名無しさん@初回限定:2005/06/12(日) 14:05:21 ID:O+XOm+c2
いつの間にか投下が…
>桐莉兄氏
萌えネタのはずが桐莉たんにかかればギャグにw
>突発屋氏
自分もこのあとの展開が激しく気になります(*´д`)
884桐莉兄:2005/06/12(日) 15:58:09 ID:ScuUr3aV
エマージェンシー!エマージェンシー!
緊急事態発生!総員直ちに便所へ急行せよ!
識別カラー茶色!只今直腸30cmまで接近中っ!

その日は朝から腹の具合が宜しくなかった。
痛む腹を押さえながら、一階の便所へと走る。

がちゃ。

……がちゃがちゃがちゃ。

「おいっ!」
「ふんぬぅぅぅ!現在このトイレは使用中なのス!」

何てこった、中身入りだ。
我が家はトイレが一つしかない、至極一般的な住居だ。
地下秘密基地まで走れば団員用の便所も在るには在るが、其処まで到底もちそうにない。

どんどんどん!

「おい、桐莉!早く代われ!」
「無理なのス!桐莉も三日ぶりにお通じが来そうな予感がひしひしと……はぅ!」

桐莉は便秘持ちだ。
酷い時には一時間ほど便所に篭もりっきりで出て来ない。
だが、今日の俺はそんなに悠長に構えている余裕なんて皆無なのだ。
何せ既に其処まで出掛かっているんだ。

「桐莉!お前は後でも大丈夫だろっ!」
「駄目なのス!今引っ込めたら、また一からひり直しなのス!」
「だったら出せ!今すぐ出せ!出してとっとと代われ!」
「ふんぬるじゅぅーっ。無茶言うなス!」
885桐莉兄.:2005/06/12(日) 15:59:22 ID:ScuUr3aV
もう泣きそうだ。
俺の腹はさっきからぎゅるぎゅる言いっ放しで、少しづつ限界が近づき、1999年空から恐怖の大王が
エマージェンシー!エマージェンシー!
最終防衛ラインを突破されました!

だんっだんっだんっ!

「ぬがぁぁぁぁぁ!早く代われ!今すぐにっ!ハリーアップ!もうすぐ其処まで奴等がキターーーーー!!!!」
「駄目なのス!駄目なのス!ここは兄ちゃんの場所だ、だが今は桐莉の場所なのだス!」
「うぉぉぉぉーーーー!オレサマ、オマエ、ガマンゲンカイ!ウンコ、マルカジリ!」
「我慢だ兄ちゃん!尻の穴を引き締めるっ!」

どがすどがす!がんごんがんっ!

力任せにトイレの扉を蹴り倒すが、桐莉が出て来る様子は無い。

「実がー!先っちょがちょこっと顔を出してるのー!」
「ぬぎぃぃぃ!固いのス!ダイヤモンドの如し!」
「こっちは柔らかいのー!ソフランCなのー!」
「あ、引っ込んだのス」
「ぬがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっあぁぁあーーーーー」
「ぬぅ、こいつはなかなかに手強い奴なのス!ここはじっくり長期戦で行くのス」
「逝くなーーー!逝くんじゃなぁいっ!」

せめてっ、せめてタンデムで出させれーーー!
オレにも一緒に便器を!二人で便器を跨がせれー!

「うぉぁぁぁああ開けろぉぉぉ!此処を今すぐに開けるんだぁぁぁ!」
「ぁぁん?聞こえんなぁース!」
『泣く子はいねがー?たかくんを泣かせる子はいねがー?』

その時、トイレの中から七華の声が。
886桐莉兄:2005/06/12(日) 16:02:21 ID:ScuUr3aV
「ぬぁっ!背後で気配がしたのス!なのに誰も居ないのス!」
「早く出ろー!気配なんてどーでもいいからー!」
「殺気をゆんゆん感じるのス!だけど此処は狭い個室なのス!何処にも七華姉ちゃんの隠れるスペースは無いのス!」
『トイレの長い子はいねがー?たかくんに迷惑掛ける子はいねがー?』

また、トイレの中から七華の声がした。

「に、兄ちゃんっ!やっぱりこのトイレ、何か居るのス!具体的には七華姉ちゃんとか!」
「どーでもいいからさっさとしてくれー!切れ痔になってもいい、きばれ!きばるんだ、桐莉ーーーっ!」
『便秘の桐莉ちゃんはいねがー?』
「ひっ、ひぃっ!今っ、便器の中から浣腸器の先っちょがちらっと見えたのス!」
「俺の肛門様からは禁断の黄金の先っちょがちらっと見えてる!」
「兄ちゃんっ、兄ちゃんっ!桐莉は何だか怖いのス!」
『十五分以上トイレを占拠する悪い子はいねがー?』

ごぼ、ごぼごぼぼぼっ。

「ギャース!兄ちゃん、兄ちゃぁんっ!便器の中から練乳浣腸が生えて来て、桐莉のケツに刺さってるのス!」
『おーしーおーきー!』
887桐莉兄@キリ:2005/06/12(日) 16:10:23 ID:ScuUr3aV

ぶすっ。

ごじゃぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ。
トイレの水が流れる音がして、扉が開くと同時に、下半身裸で桐莉が転び出て来た。

「に、にいちゃぁぁぁぁんっ、凄く怖かったぁぁぁぁ!」
「ば、ばかっ、俺のケツ穴はもう限界ぐぁtrfyふじこ@」

どんっ。






―――――びちっ、ぶびびびっ、ばべべぶびっぶびびぶびばべぼ〜〜〜♪


黄金の二重奏を奏でながら、俺と妹は固く抱き合い涙を流す、そんな夏の日の朝。
888名無しさん@初回限定:2005/06/12(日) 16:45:42 ID:PW6DjbDY
ハラ痛ぇw
桐莉兄GJ!!
889名無しさん@初回限定:2005/06/13(月) 20:34:36 ID:bk/ZSuSN
終了┃終了┃終 \      __((´∀`\ )< というお話だったのサ ! 
━━┛━━┛━━ \    /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________   
了┃終了┃終了┃終 \ | \´-`) / 丿/             o               o         
━┛━━┛━━┛    \  _ ̄ ⊂|丿/     /       /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /           
好きなキーを押してください\           /       / このスレは無事に  /
                    \          /        /  終了いたしました   /           
∧_∧  ミ  _ ドスッ    ∧∧∧∧∧          / ありがとうございました /           
( ・∀・)―─┴┴──┐  <        >        /                /
つ   つ  終 了  . |   <    終   >       /  ばかろわより       /
  /└―─┬┬――┘  < 予     > ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ∧_∧
_)      ││ _ε3   <     了 > ( ・∀・)つ                ⊂(・∀・ )
 ――――――――――― < 感     >――――――――――――――――――
 このスレは終了しますた  < ! . の >          /ヽ       /ヽ
  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧<       >          / ヽ      / ヽ
    ∧_∧     ( ´Д` ) ∨∨∨∨∨_____ _/U ヽ___/  ヽ
    ( ´Д` )   /⌒    ⌒ヽ.  |  | ____  /   U    :::::::::::U:\
.   /,  /  /_/|     へ \|  | |        /○     ○   ::::::::::::::| オワッチャッタ・・・
   (ぃ9  |  (ぃ9 ./    /   \ |  | | このスレ |  ├──┤    U :::::::::::::|
   /    /、    /    ./       |  | |  終了い.|U |    |      ::::::U::::|
890名無しさん@初回限定:2005/06/13(月) 20:38:43 ID:5bUBQP6g
もうギャグキャラから逃れそうにないねw
桐莉兄氏乙です!

朝起きたら妹に予告された
「今夜お兄ちゃんの童貞奪いにいくから覚悟しといてね!」
891865:2005/06/14(火) 02:30:30 ID:eRQrKhPw
ネタ採用されて感激だが、桐莉兄氏にかかると自分の妄想が
ものすごく貧困に思えてくるほどGJでしたよ…

朝起きたら妹がマリッジブルーだった。
892名無しさん@初回限定:2005/06/14(火) 11:55:00 ID:entpUWmc
今週のじゃんぷるのザンゲの時間に載ってんたけど
朝起きたら妹に回し蹴りかましてたって
ココで書いてくれないかな…
893Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/14(火) 21:33:22 ID:OH2QQGzR
朝起きたら妹が、形の練習をしてた。
…チラッと見えた紅い下着についつい目がいってしまった。

「兄貴…恥ずかしい…。」
「す、すまん…悠月」
気がついたら、悠月を凝視していた。
…スカートのままで回し蹴りしたら、当然見えるだろうさ…。
そそくさと目をそらす。……これ以上見ていたら、箍が外れてしまうから…。
「…ねぇ、兄貴…(スリスリ)」
「…え?」
「…うち…もう我慢できひん…お願いや…。」
…どうやら、スイッチを入れてしまったようだった。
「……見られて感じるなんて…Hな子やな…。」
「…しゃあないやん…。」
…コトに及んでしまったが、今日は僕も悠月も休みだった事に気づいて…。
「…もう一回せーへん?」
「…せやな。」

「「んっ…。」」
血の繋がりのない妹との関係。
今はまだ、たどたどしいけれど、確実につむいで行きたい。そう思った。

>>892
かなりテーマが違っちゃいましたが…一応書いてみました。
894Y(携帯から):2005/06/15(水) 02:24:32 ID:eaofrmZl
なんか、関西弁がおもいっきり似非だ…orz
895突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/15(水) 14:19:39 ID:JU3hYD4G
関西弁ッスか………
では、大分前に書いたのを、ちょほいとw

『また、つまらぬ物を斬ってしまったか…………』
画面の中で、俺の分身たるタケル君が無意味に渋いポーズを決めてくれている。
そして、俺の横では…
「う〜っ!」セーラー服にエプロン姿で正座した奈留がコントローラーを握りしめたまま
TVいっぱいのゲーム画面を凝視して唸っていた
「け、健ちゃん、もう一回勝負!」
「だる〜」とコントローラーを投げ出してみせる「三回勝負の約束やろ?」
「そやかて健ちゃん、ハンデつけてくれる言うたやん!」
「やから超必は使わんかったやろ。おまけに最初の五秒は攻撃せんかったしな。」
「う……う〜っ、う〜っ!」
この心底悔しそうな半泣き顔から察するに相当怒って睨み付けてるつもりらしいが、残
念な事に全然怖くない。
……ってゆーか、俺の部屋で油売ってて良いのかコイツ?
「ほれほれ、敗者はとっとと労働労働。早よ行かんと店閉まるぞ?」
「う〜っ、健ちゃん! こ、こんな時間に、か弱い女の子一人で買い物行かせる気なん!?」
や、普通、剣道部で県大会レギュラーの人間を掴まえて『か弱い』とは言わんだろう。
……少なくても俺より強い事だけは身をもって教えられたし。
「だいたい、健ちゃん自転車乗れるんやから、健ちゃんが行った方が早いやん!
そやのに私が行かなあかんなんて、よう考えたら不公平や!」
だから、その不公平を是正する為に格ゲーで決着をと言い出した上で完敗したのはお前だ。
……だいたい、武道をこなす運動神経を持ちながら何故に自転車に乗れませんか奈留さん?
「それに、なんで晩ご飯作ってる私が、お醤油まで自分で買いに行かなあかんの!?」
や、そもそも部活で張り切りすぎて帰りの買い物で醤油を忘れたお前の失態が原因だ。
……っつーか、中学生じゃあるまいに子供みたいな逆切れは止めてほしいんだが。
「あ〜ん、も〜お! すっかり暗なってもうたやん!」
念のために断っておくが、お前が部屋に乗り込んできた時は、まだ明るかったぞ。
……あと、本当に三回勝負で諦めてくれてれば一五分は早く終わったのも確かだ。
896突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/15(水) 14:20:38 ID:JU3hYD4G
「う〜っ、健ちゃぁ〜ん…」
「だる〜」だから泣きそうな顔をするな、小学生かお前は?「当番は当番、それが決まりやろ?」
というか、その顔撮って剣道部の後輩連中に見せるぞ副将?
「う〜っ、う〜っ!!」
「……うだうだ言ってる間に行った方が早いんちゃうんか? その調子や一生晩飯食えんぞ?」
いい加減、低次元な愚痴にも飽きてきた俺は冷静に確信をついて見せた。すると……
「……そやかて健ちゃん……」俺の顔色を伺うようにポツリと「……私、暗い道怖いもん……」
「………………………」
「………………………」
「………………………」
「………………………」
「………………………」
たっぷり二分は時間が止まった。
「部活で遅なっても帰りは一美ちゃんとか一緒やから平気やねんけど……」
「………………………」
「遅なって一人で帰らなあかん時は、電話したら健ちゃん迎えに来てくれるし……」
「………………………」
「痴漢とか居てるかも知れへんやん、あとUFOにさらわれるとか……」
「………………………」
「け、健ちゃんは知らんかも知れへんけど、野犬とかもいてるんよ?」
「………………………」
「だ、だだ、だから健ちゃん、一緒に……」
「……幼稚園児か、お前は?」冷静にツッコんでしまう俺は、大人げないだろうか?
「う〜っ、健ちゃんひどいぃ〜!」
「はっきり言って、だる過ぎ……」マジで頭痛してきたぞ、俺は「んな筋肉質だらけで
胸も尻もあらへん色気無し女に食い付く酔狂な犬も痴漢もおらんわ。宇宙人位しか
嫁の貰い手もないんやから余計な心配せんとサッサと行ってこい。」
「う…う〜っ!!」流石に我慢の限界に達したのか、奈留もコントローラーを放り投げ
ると四つ這いで詰め寄って来た。息がかかる程に突きつけられた怒り顔は、やはり
迫力のカケラも無かった、が。
「わかったもん、もうええもん、お醤油なんか無くてもええもん!!」
「………………………はい?」
897突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/15(水) 14:22:49 ID:JU3hYD4G
瞬間、俺の顔からサーっという音が聞こえそうな勢いで血の気が抜けてゆく。コイツまさか?
「今日の晩ご飯はマヨネーズたっぷりのポテトサラダと、インスタントの中華スープと、マヨネーズワサビ
で食べるタコ刺しとマヨネーズチキンカツに決定やもん! これやったらお醤油なくてもええもん!!」
「お、おい。せめてカツはトンカツソースで……」
「あかんもん! マヨネーズベースの奈留ちゃん特製ソースをたっぷりかけてからだすもん!
 健ちゃんのいけず〜っ!!」
こ、この女、俺がマヨネーズ苦手だと知っててなんつー荒技を……いけずはお前だ!
「こら待て、よお考ろ! ま、マヨネーズに頼りすぎるとコレステロールとカロリーで太るぞ!
それでもええんか!?」
「私、いっっっっっぱい運動してカロリー消費してるから平気やもん。それに私、胸もお尻も無
い色気なしやから、ちょっとくらい体脂肪増やした方がモテるもん! 健ちゃんこそ、私が作っ
たご飯残したらお父さんに言いつけるで!」
……こうなっては悠長に構えていられない。俺の頭はフル回転で窮地から脱する方法を検
索する。
「待て、ちょぉ待てっつーに!」んなメニューで来られた日にゃ全身の血液までマヨネーズ色
に染まってしまう。プンスカと湯気をあげながら立ち去ろうとする奈留の細い足首を掴んで何
とか引き留める
「わかった、再戦や、もっかいチャンスやるから考え直せ、な?」
………余談だが、ピンクだった。
「……再戦?」顔だけ振り向いた奈留が疑わしそうな目で見下ろす「もう格ゲームは却下や
からね。健ちゃんには絶対絶対勝たれへんもん。」
や、そもそも当番制で今日の晩飯はお前の担当に決まってるのだから、その上で使いっ走り
をさせられようとしている俺の方がハンデを頂くのが筋なのだが……とは言えない。色んな意
味でこわいから。
「んなこと言ってんもチャンバラもあかんぞ。あと神経衰弱も却下、平等な勝負なら受けて立つぞ?」
運動神経と記憶力だけで学業が成り立ってしまう現行の教育制度に若干の疑問も感じるが……
898突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/15(水) 14:30:20 ID:JU3hYD4G
「そやったらね、ん〜ん、ん〜ん……」
人差し指を唇に当てて『考え中』のポーズ。だが何の準備もなく、この部屋で、しかも速攻で勝敗が決する
勝負方法なぞ、そう沢山はない筈。しかも奈留の機転の無さからすると……
「……ん〜とね、じゃ、いんじゃん!」
…と、まぁ、こうなるのは目に見えてた訳だ。
「よっしゃ。んじゃ問答無用の一本勝負やぞ。早よ行かな店が閉まってまうからな?」
「ええよ。真剣勝負やからね。」
座り直した俺と向かい合って正座する奈留。何が嬉しいのか、妙に楽しそうな顔で右手を差し出してスナップ
を効かせながら上下に揺らし始める。前から気になっていたのだが『あれ』は準備運動なのか、もしかして?
「よ〜しっ。じゃあ、いっくよ〜♪」
「応!」
……改めて見ると結構可愛い手してやがるな、コイツ。
「せ〜のっ、最初はぐ〜っ、いんじゃん!」
「ほいっ!!」



「っかーっ。ほんま、だる〜っ!」
チャリンコを引っ張り出して見上げた空はすっかり星の海。下手をすると駅前まで行かないと一件も開いてな
いかも知れない。この労働報酬は奈留の皿から存分に強奪させて頂いて帳尻合わせするか、などと考え
ながら鍵を外してスタンドを倒す。
「しかし奈留の奴……最初にグーを出す癖ぐらい、ええ加減に直せっちゅうねん!」
頭上で微笑む三日月と目を合わすのが何故か照れ臭くって、俯き加減で夜の街へと漕ぎだしていった。
899突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/15(水) 14:38:41 ID:JU3hYD4G
>>876
一応、一発物ですからご安心(?)をw


>>875
>>880
>>883
あー………
兄貴が妹二人にボコボコに蹴られる……という内容が3Pと呼べるものなら
続きも無いことは無いですが、書いてて面白くなさそうなのでw


今回の元ネタにもなってますがDCの主人公の朝倉純一、彼の『かったるい』
という口癖は好きです。この言葉を口にした後、必ず女の子の為目一杯頑張っ
ちゃうのが彼ですから。
900名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 00:56:39 ID:Ell4360a
Y氏も突発屋氏もGJ。関西弁妹もなかなかいい。

朝起きたら妹が、一心不乱に包丁を研いでいた。
901名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 00:58:28 ID:Q1mnTcat
Y氏も突発屋氏もおつっす!やっぱ方言は萌えですかね(*´д`)ハァハァ
今度広島弁もお願いします(個人的w

朝起きたら妹と風呂場でばったり
902名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 08:03:28 ID:Owf7m/FA
朝起きたら、愛・妹博が始まっていた。
903名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 12:01:06 ID:GBovvYS3
朝起きたし、妹とクエン酸でも飲むか
904名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 21:12:06 ID:74h4znhv
朝起きたら、妹が隠密行動中。
905名無しさん@初回限定:2005/06/16(木) 23:01:50 ID:/ghkcGRM
朝起きたら妹が、いきなり46サンチ砲9門一斉射。
906桐莉兄:2005/06/16(木) 23:09:21 ID:lRMK/iuz
朝起きたら妹が、りんごの樹を見ながら頻りに唸っていた。

「どうした、マイシスター?」
「リンゴは樹から落ちるのに……」

桐莉が樹を蹴り飛ばすと、
ぽとっ。
りんごが一つ、樹から落ちて来た。

「どうしてヤマモトさんは樹から落ちて来ないんスかね?」

桐莉が樹を蹴り飛ばすと、
ゴ、ゴゲーッ!
ヤマモトさんの悲鳴が、樹の上から聞こえて来た。

「や、ヤマモトさーんっ!?」
「ニワトリは樹に上りませんぞ!ニワトリは樹に上りませんぞ!」
「どうしてヤマモトさんは樹から落ちて来ないんスかね?」

げしげしと樹を蹴り飛ばす桐莉。
その度に枝が激しく揺れて、ヤマモトさんが悲鳴を上げる。

「危ないじゃないか、桐莉!」
「大丈夫スよ、兄ちゃん。ちゃんと命綱付けてる」
907桐莉兄@キリ:2005/06/16(木) 23:10:11 ID:lRMK/iuz
その時、ゴゲェェェェェっと断末魔の叫びを挙げながら、ヤマモトさんが樹から落ちて来た。
地面スレスレで止まり、ぶらーん、ぶらーん……。

「ぐげ、げぎっげ、げぐぐぐ」
「うわあぁぁぁああ!首吊ってるーーー!」
「桐莉は気付いたのス、地球には万有引力が存在するのだス!」

夜一緒にお風呂に入っていると妹が、溢れ出しそうな浴槽の水面を頻りに眺めていた。

「ぬー……」
「表面張力がそんなに珍しいか?」
「ぬー……」

難しい顔で何やら思案しながら、突然手を伸ばして俺のイチモツを掴む。
ちんこもみもみも〜みもみ〜♪

「ぁ、ぁ、ぁ…v」

むくむくと勃起する愚直。
そしてザパァンと溢れ出すお湯。

「エウレカ!エウレカ!」
「指先がー、指先がきもちーのー!」
「桐莉はアルキメデスの原理に気付いたのス!」
908名無しさん@初回限定:2005/06/17(金) 15:20:09 ID:7MWjNy9G
>>905
朝起きたら妹がシー「スパロー発射始め!!サルボー!!」と言っていた

なんだ。寝言か
909名無しさん@初回限定:2005/06/17(金) 17:25:32 ID:9VdPiygw
もうすぐ、480Kです。
スレ立ての準備をお願いします。
910名無しさん@初回限定:2005/06/17(金) 17:37:47 ID:AjME028n
今回は投下が少なかったせいか、普通に1000達成しそうだな。
911名無しさん@初回限定:2005/06/18(土) 17:13:55 ID:qc+P+T/6
突発屋氏
ちょっと遅くなりますが、
なんか超ツボった
超GJ!
912Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/18(土) 22:51:44 ID:1pNVAw+R
少し早すぎかもしれませんが建てました。
朝起きたら、妹に その10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1119102619/
913突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 00:34:27 ID:2K+HHZGY
Y氏、新スレ乙です。
では、埋め立て風味で一発………w

「………お、お兄ちゃん……?」
私のお兄ちゃんは、凄く優しい。
というか野々宮に言わせると私にだけ極端に甘い。曰く『激甘』と言うことらしい。
そんな私達であっても、いま、私はお兄ちゃんが怖い。
「……お兄ちゃん……ちょっと、お話………」
「ん〜?」
申し訳程度に開けた扉に首だけを差し込むようにして覗き込んだ室内。お兄ちゃん部屋の一番
奥、つまり反対側の壁際に据え付けてある勉強机に向かって勉強中。当然のことだが私には大
きな背中しか見えない。部活で疲れて尚、成績も決して落とさないお兄ちゃんはスポーツ特待
生。そんなに真面目に勉強しなくても……という(私を含めて)周囲の声には一切耳を貸さず
に見事文武両立。
「………お話………いい?」
きっと心身共に疲労困憊、貴重な睡眠時間を削りながらの大切な勉強時間の筈なのに、私が話
しかけると何時でも必ず笑顔で振り返ってくれる。
「ああ、いいよ。おいで。」
そう、この笑顔が、いまは凄く怖い、、辛い、押しつぶされそうな位に。
「あ、あのね………」これ以上近づける訳がない、それどころか逃げたいくらいだ「……その
ね………あの………」
「………どうしたんだ舞? 顔色が良くないぞ?」
これから降り掛かるであろう恐怖に萎縮して動かない手足、涙を浮かべたまま落ち着かな気に
さまよう視線、震える声、すっかり血の気が引いた顔、鏡なんか見なくったって自分の様子は
十分に想像できる。お兄ちゃんが心配してしまうのも無理がないほどに落ち込んでしまってい
る事くらいは、自分が一番良くわかっているのだから。
だけど、ここで逃げ出すわけにはいかない。逃げ出して先延ばしにしたって、何にも解決しな
いし状況は更に悪化するだけ。覚悟を決めた私は、それでもお兄ちゃんの視線に耐えられなく
って、固く目を閉じてから背中に隠していた『それ』を差し出す。
「お、お兄ちゃん、ごめんなさいっ!」
お兄ちゃんが一難大切にしていたマグカップ。昔、花梨ちゃんがお誕生日のプレゼントに持っ
てきた、花梨ちゃんとお揃いの陶器は………私の手の中で既に真っ二つに割れていた。
914突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 00:35:10 ID:2K+HHZGY
「わ、わざとじゃないの! 舞、お片付けしてて、えっと……」怖い怖い怖い怖い、怒られる
怒られる怒られるっ!! 舞の頭の中では同じ言葉がグルグルと渦を巻いて他の思考を全て飲
み込もうとしていた。もう理路整然とした弁解どころか、自分が喋っている内容すらわからな
くなり始めるほどの混乱と焦り「………だから……手が偶然、当たって………ほんとにわざと
じゃいの! 舞、舞は………きゃっ!?」
手首を捕まれた、と感じた次の瞬間に舞の体は宙を舞ってベッドの上に乱暴に投げ出されてい
た。ふかふかの大きなマットレスが衝撃の殆どを吸収してくれたものの、うつぶせ状態で顔面
からクッションの中に沈み込んで呼吸と視界が遮断される。
「………足、開けよ!」
「え? お……お兄ちゃん………?」
起きあがろうとした舞の頭上から、信じられないほどに冷淡な声が浴びせられる。いままで
感じたことがない強烈な怒気が見えない鎖となって四肢をベッドに縛り付ける。
「ご。ごめんなさいごめんなさい! 舞、何でも言うこと聞くから酷いこ………」
「ゴタゴタ言ってないで足を開けよッ!!」
「ひっ………!」大きな声でビクリ、と全身が引きつる「は、はい!!」
四つん這いのまま、ずりずりと膝を動かして兄が命ずるままに一番大切な部分を自ら広げ露出
させる舞。無機質な外気が敏感な箇所を撫でて体温を吸い取ってゆく。
「お前は妹だし、可愛い奴だって思ってたからいままで色々辛抱してやってたけど、いい加減
に限界だよ。もう我慢なんて止めだ!」
背後からブツブツと呟く兄の声。完全な死角ながら、最愛の兄の視線が自分の性器を舐め回し
ているを触感のようにリアルに感じる。これから我が身起こるであろう出来事の予感で舞の心
臓は爆発寸前まで高まり………そして子宮が疼き始めていた。
「………舞。」
「は、はいっ!?」
「何でも言うこと聞くって、お前言ったよな?」
「い……言った………ううん、言いました………けど……」
舞は兄の誘導尋問の行き着く先が想像できないほどに子供ではないし、その行為の内容も充分
に知っているつもりだった。それに…………
「………じゃあ、いいよな?」
915突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 00:37:00 ID:2K+HHZGY
「お、お兄ちゃ………ああん!」
ずるり、と固くて大きな物の先端が淫唇を押し広げて内側を強引に撫で上げる。皮膚同士が擦
れ合う摩擦感で全身に鳥肌が立ったが、数回、同じ事を繰り返されただけで舞の分泌した粘液
が兄の男性器に絡み付き潤滑油となり初めて味わった感触を快感へと化けさせてしまう。
「い・い・よ・な?」
「で、でも……でもでも……」
……それに兄と『兄妹』としての禁忌を犯し一線を越えたがっていたのは、もともと舞の方で
ある。しかも兄の方から求めてくれるなど願ってもない展開だ。だが舞とて近親相姦願望を除
けば年頃の女の子と何ら違う部分が………それほど大量には……ある訳でもない。憧れの相手
に初体験を捧げたいのは確かだが、その際には『それ相応の』手順というか雰囲気作りという
か美しい思い出に出来る儀式と方法を夢見ているし守っても欲しい。だから………
「ま、舞、お兄ちゃんなら、あげても良いよ? でも、こんな………っ!?」
……だから、こんな格好で結ばれるのは嬉しくないしキスだって沢山して欲しい。そんなささ
やかな要望が喉まで上がってくる前に、舞は有無を言わさず強引に串刺しにされた。
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
固くて熱くて太いモノが一気に膣内を満たし擦りあげる。その全てが性感帯となった内壁の全
てを同時に刺激され、全身の毛が逆立つような快感の嵐が一気に襲いかかってくる。
「ああん! ああん! ああん! ああああーーーーーーっ!!」
大きな両手でウエストを引っ張り上げられ、叩き付けるように一番奥までねじ込まれる。翻弄
され一方的に攻められ、不規則で不自然な角度から突き込まれるたびに入り口がランダムに擦
れ更に快感が増してゆく。繋がった隙間から自分で分泌させた愛液が動きに合わせて飛沫のよ
うに飛び散り、内太股を幾つもの筋となって濡らしている。
「お兄ちゃ………激し………舞、壊れちゃっ………!!」
「でも、気持ちいいだろ?」
「や、やぁぁぁぁぁぁん!!」
更に両の乳房を乱暴に掴まれて体が跳ね上がってしまう。小振りで膨らみに欠けていても、兄
の大きな手が揉みしごくたびに自在に形を変え、柔らかさと弾力でぷにぷにと押し返す。その
中心では小さな突起が物欲しそうに勃起し、ぴりぴりと切なさを訴えている。
916突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 00:43:56 ID:2K+HHZGY
「ね、おっぱい! 舞の、おっぱい、小さくない? 気持ち、いい?」
「うん、柔らかくてスベスベで気持ちいいよ。俺専用みたいに肌が吸い付いてくる。」
「え、えへへ! 嬉し! じゃあ、もっといじって? お兄ちゃんの、好きにして?」
「『好きにして』じゃないだろ? 舞?」円を描くみたいに揉みながら、耳元で吐息と一緒に
囁く兄「『乳首も触ってください』じゃないのかな?」
まだ一度も触って貰っていない桃色の突起。吹き出した汗が滴となって膨らみを伝い、欲しく
て欲しくてたまらない先端をコチョコチョとくすぐる。その中途半端でもどかしい快感だけで
頭が変になりそうだ。
「う、うん……」熱にうかされたように動く舞の唇「……触ってください、お兄ちゃん。」
「触ってって…………どこを?」
「あ、あぅぅ………!」
ぷるぷるぷる、と今度は左右に揺らすような愛撫。でも一番気持ちが良い部分には決して触っ
てくれない。おにいちゃんの意地悪ぅ、と小さく呟く。
「…………ち、ちくび……ちくびを……」
「それじゃ聞こえないよ。もっと大きな声で、ほら?」
「うぅぅ……………ちくびぃ、ちくびぃっ!! お兄ちゃん、舞の乳首を触ってって! 舞
の乳首コリコリし………って! きゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんっ!!」
焦らされた挙げ句での不意打ち。指先で押し込むように転がされた瞬間、高圧電流みたいな
ショックが全身を駆けめぐり痙攣させる。同時に膣壁が収縮して兄を締め上げ、急激に増し
た摩擦感が一気に舞を絶頂へと導く。
「お兄ちゃん! お兄ちゃ! もっと突いて! 一番奥を突いてぇ!」
もう形振りなど構っていられない。固定された腰を懸命に揺らして動かして更なる密着と挿
入を『おねだり』する。既に頭の中は破裂寸前のスパークとフラッシュでホワイトアウト寸
前である。
917突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 00:57:42 ID:2K+HHZGY
「舞、俺ももう………!」
「いいよっ! いいよっ! 舞の一番奥に全部出して! 舞のお腹の中、お兄ちゃんの熱い
のでいっぱいにしてっ!!」
「ば、馬鹿、そんなこと………」
「大丈夫、今日は舞、大丈夫な日だからっ!!」
腰を押しつけるようにしながら、最初で最後の、唯一の我が儘で兄を困らせる。
「お兄ちゃん、舞、初めてなの! だから最後まで『ちゃんと』して欲しいの! エッチな
ことがしたいだけじゃないって、わかって欲しいの! だから『ちゃんと』中にだして?」
「…………………………舞?」
「ん?」
「もしも、だぞ? 万が一にでも、その、出来たら、ちゃんと言えよ?」
「う、うんっ♪」
それを合図にしたように、再び激しいセックスが再開される。汗を、涙を、唾液を、愛液を
純白のシーツにまき散らしながら、舞は全身がバラバラに分解しそうな錯覚すら快感に昇華
させて乱れる。そして二人は息を合わせ、限界まで動きを加速させる。
「お兄ちゃんっ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんお兄ちゃん…………!!」
お兄ちゃんに中に出される、舞は、お兄ちゃんに犯される。これで本当に、お兄ちゃんのモ
ノになる。倒錯した悦びが体を支配し、膣壁が実兄の精液を一滴すら逃すまいと最後の収縮
運動を開始する。
「い、いくぞっ、舞ッ!!」
最後のひと突き、子宮口まで届いた兄の分身が舞を体ごと突き上げる。そして………
「んんっ! んんんんんんんんんんんっ!!」
………全てが白い世界の中に沈んでいった。
918名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 01:06:08 ID:2K+HHZGY
「……って感じなんだよ、お兄ちゃん♪」
「……わ、わかったよ……」
「でねでね? その後、お兄ちゃんは舞のこと、しーしーのポーズに抱っこしちゃうの♪」
「だ、だからわかったって!」
「それからそれから、お兄ちゃんは動けない舞のお尻の穴にも入れちゃってね?」
「だからっ! わかったってってるだろーがっ!!」
「最後はお尻の中にも……って、あ〜〜ん、いたいいたいいたいよぉ〜!!」
何故に『こうなった』甚だ不可解だが、今夜は妹のオナニーについて延々と聞かされ続けていた。
「…………ったく、もちょっと恥じらいとか持てよ?」
ベッドの上、相変わらず俺の膝の上を陣取った舞はご機嫌そのもの。ヘソの辺りに腕を回し
て抱きかかえてやると、ぴったりと体を預けて心底嬉しそうに微笑む。
「うう〜!」そして今も、目尻に涙を浮かべながら幸せそうに笑ってる「だって舞、好きな人の前では素直になるって決めたんだもん。お兄ちゃんのこと、大好きだから、全部愛して欲しいなって思うんだ。」
『好き』その言葉を臆面もなく連発できる舞の素直さと幼さと一途さ。それが自分のみに向
けられる感情だとしたら、本来は男冥利に尽きるものなのだが。
「ね、ね? お兄ちゃん? 舞は、お兄ちゃんの事だけ考えてるよ? オナニーするとき
だって、心の中ではお兄ちゃんとセックスしてるの♪ ね、ね、お兄ちゃんは?」
「……って、え? 俺?」
「そそ! お兄ちゃんだって一人エッチはするよね? 舞の中にたくさんたくさん出すこと考えながら、してる?」
「あー……」妹の真っ直ぐな視線に耐えらず、思わず目を反らし明後日の方向を向いてしまう「……まぁ、な。」
「えへへ〜♪ 舞、嬉しいよぉ〜♪」
すりすり〜、すりすり〜と胸元に頬摺り。その様子に、ちょっと罪悪感。
「んじゃ、そろそろ寝ようか。舞も朝、早いだろ?」故に、一緒にいるのも少し辛い。
「えぇーーー!」とささやかなブーイングを飛ばすが「……でも、お兄ちゃん疲れてるんだ
もんね。舞、明日も頑張って美味しいお弁当作ってあげる♪」
えへへ〜、我慢我慢、と一生懸命に笑顔を作る妹。そして目を閉じ無邪気に唇を差し出して
くる。もはや日課になってしまった『おやすみのキス』の合図……だが。
「舞、ちゃんとキスしてあげるから………舌を引っ込めなさい。」
919突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/19(日) 01:06:59 ID:2K+HHZGY
うわミスった!
sageときます(汗
920名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 09:22:16 ID:vsPKbzER
き、き、き、キターーー(゚∀゚)ーーー!!



GJ!
921名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 11:09:21 ID:iE5s48UH
Y氏スレ立て乙〜
突発屋氏エロ(・∀・)イイ!!
GJです!
922名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 11:10:08 ID:euKMGQhY
これは一発いけるかもわからんね
突発氏超GJ!!
エロくてたまらんですたい!
923名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 13:43:50 ID:IydWzqUM
突発屋氏、GJです! 朝起きたら妹が、小説を書いていた。
924名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 14:43:46 ID:dF0lhgti
朝起きたら妹が小説を書いていた。
リビングのテーブルでノートパソコンに打ち込んでいた。
途中で俺に気付かずトイレに立ったので覗き見ることにした。
なんとそれはうちの家族の事だった。名前も家族構成も。
しかしその中で行われていることだけは現実ではありえないことだった。


「お兄ちゃん・・・もうキスだけじゃ足りないよ・・・」
「や、やめろよ。だめだって」
「そんなこと言っても・・・」望は兄の股間に手を伸ばした。
ズボンの下のそれはガチガチに固まっていた。
「こんな風になってたら説得力無いよね」
「こ、これは、あのだな」
望は無視して兄のズボンをひき下ろした。
「こ、こらっ、望!」
達彦は望の肩をつかんで引き剥がそうとしたがその手が止まる
股間に走った痛みによるものだ。
「・・・握りつぶしちゃうぞ」
望は達彦の睾丸を握っていたのだ。
「手に入らないんなら・・・せめて誰にも奪われないように・・・」
「・・・」
望は自嘲的に笑って手を離した。視線を落とす。
「解ってるよ・・・ボクが変だって」
「望・・・」
「だけど・・・好きなんだもん・・・」
視線を上げて叫ぶ。
「好きなの!誰にも渡したくないの!ずっと一緒にいたいの!」
達彦に抱きつき震える声で哀願した。
「だから・・・抱いてよぅ・・・」
そのか細い声に達彦は決心した。
「望・・・わかったよ・・・」
「おにぃ・・・ちゃん・・・」
925名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 14:45:13 ID:dF0lhgti
達彦はそっと望を剥がしてから、今度は自分からキスをした。
キスをしながら望の頬をなで、首筋、背中、腰、そして股間へ手をスライドさせた。
兄の手が股間をまさぐる感触に望は体をびくんと跳ねさせて、唇が離れた。
「敏感だな、望は」
「だって・・・お兄ちゃんがボクのこと触ってくれるなんて・・・」
「そこまで好きになられたんだ、嫌なんかじゃないよ」
「うれしい・・・」
達彦は望のズボンを脱がせた。
「望のって・・・俺のより大きいな」
「やだ、そんなに見たら恥ずかしいよ」
望の剛直は盛り上がったパンツの頂を先走りで濡らして

「あああっ!何見てるのよ達兄ぃ!!」
「何書いてんだ美由紀ぃっ!!あれだけ家族はネタにするなって言っただろう!!」
俺が怒鳴ると美由紀はメガネの下の目をきょろきょろさせる。
「だだだ、だからお父さんはネタにしてないじゃない・・・」
「ノゾムもダメだ!もちろん俺もだ!このデータは消去するからな!」
「ま、待って!もうすぐ完成するの!」
「完成させてたまるか!」
「なぁに、朝からうるさいな」
「また達兄ぃを怒らせたの?美由紀ちゃん」
望と歩美が目をこすりながらおきてきた。
「あ、ノゾム、美由紀が今度は俺とお前をホモネタにしてるんだよ」
「わ、言っちゃダメだよ」
「美由紀・・・」
「美由紀ちゃん・・・」
二人がげんなりした顔をする。
望に俺が問題の文章を見せていると、歩美が美由紀に話しかけた。
「美由紀ちゃん、わたし前からふしぎに思ってたんだけど
 自分の恋人をホモ小説にするのってイヤじゃないの?」
「ホモじゃなくてヤオイだよ・・・。別に嫌じゃないって言うか楽しいし・・・」
「・・・私はノゾムお兄ちゃんがホモなんて小説イヤだけどなぁ・・・」
926名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 23:14:34 ID:YaIr5QkV
うお、名無しさん乙ッス!
927名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 17:42:42 ID:mOFgB9Jq
朝起きたら妹が、新薬の研究をしていた。
928名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 23:46:04 ID:Fqza2EWW
朝起きたら妹が、座薬の研究をしていた。
929名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 23:57:44 ID:Pbp66KlM
朝起きたら妹が、座薬を手にしていた。
「おにいちゃん、早くパンツ脱いでっ♥」
お、挿入されちゃうのは俺の方なのかーーーーーーぁぁぁぁっ!!!!
930突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/21(火) 00:34:43 ID:4/9vZvTZ
埋め立て、ということで。

根本的にスカは苦手(とゆーか嫌い?)なので、ご勘弁を。

代わりに、お口でご奉仕は大好きです。
だから頼まれなくても各キャラに一回は必ずやらせますw
百合系でも、濡れた舌でぺろぺろは必ずやります!!
………例外あったらゴメンナサイ……
931池魚@携帯:2005/06/21(火) 12:46:43 ID:kn58S8Js
埋め雑談。

スカ駄目か……。
俺は猟奇とか以外なら基本的になんでもありだなー。
やっぱ最強はふたレズよねー、みたいな。
932Y(携帯から):2005/06/21(火) 21:08:44 ID:uAV7cycc
個人的には、レズな姉妹でソフトSMが精一杯です。(汗)
933突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/22(水) 00:51:12 ID:AIKkvDtt
苦手と言っても、実は愛理を筆頭に何人か『お尻』担当もいるので偉そうなことは言えませんが(汗
あ、でも「おしっこ漏れちゃうぅ〜!」なら、結構嫌いじゃなかったりもしますw

フタナリも、何やら独特の背徳感があるから割と好き。
「ないしょのティンティンたいむ」も購入確定だし>マテ
ただ、気をつけないと男女で行う普通のセックスと全く同じになってしまうのが難点。
私的には、ちょっち難しいお題です。
934Y(携帯から):2005/06/23(木) 17:15:31 ID:+Rb6DF+f
朝起きたら妹が、魔術の権威の末裔だということが判明した。
935名無しさん@初回限定:2005/06/23(木) 18:03:20 ID:ItN4eIWd
朝起きたら妹が怪しげな絵を描いていた
936名無しさん@初回限定:2005/06/23(木) 18:52:26 ID:TnQ7oMf7
朝起きたら妹が数学をやっていた。

「うはwwwwwwwww三平方wwwwwwwwピタゴラスwwwwwwww」
937突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/24(金) 00:14:07 ID:DrGBLXxk
何故に、こっちにネタ投下が?w

そういや今日は『せんせいがおしえてあげる 桜待坂Stories vol.2 』の発売日。
余り関係ない風味ですが、前作の『楓華』は良い妹キャラだったなぁと回想。
お姉ちゃん、ああいうキャラも一度書いてみたいぞっっっっっっっっ!
938名無しさん@初回限定:2005/06/25(土) 22:53:49 ID:PZP2xkIb
あと60レスor10kbか・・・・・・埋め立てするにも話題がそんなに無いな・・・
名無したちで何か書いてみるか?
939名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 01:24:41 ID:kEiKb06l
朝起きたら妹が、日記を書いていた。
940名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 19:55:39 ID:OW8ThN2e
埋め立てお題
「好きな妹の名前」

桜がイイ
941名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 19:56:37 ID:AERAnvNo
凛子・・・
942名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 20:47:57 ID:/pfzJObx
麻衣に1票
943名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 21:27:49 ID:tFqZTv/f
うにゅ……
944名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 21:50:15 ID:hLQoAd+o

まちゅり*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n’∀’)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!!!
945名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 21:50:39 ID:kEiKb06l
明日香 かな? ココロ…の、ノベル版読んではまりました…。
946名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 00:51:01 ID:sWQzlYbB
瑠璃


…妹が産まれればそう決めていたと親がおっしゃってますた('A`)
947突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 05:49:05 ID:ImsN7gmv
やっぱ「知佳」でしょ。
あと「すず」でも可w
948名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 09:47:13 ID:5qquHT9L
なずな
949名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 12:01:31 ID:D8BnGZHw
優美清春香奈
950名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 14:00:57 ID:igVifw94
結城すずuzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
951名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 02:04:52 ID:n3yDb/Xk
優香かな(NTRの)
952名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 08:28:24 ID:i0P6KJ7t
ネタに走るなら満子
953Y(携帯から):2005/06/29(水) 00:07:06 ID:nc9gv3AW
小説書き諸氏を筆頭に、皆さんにお題です。 既存のゲーム等のキャラで、貴方の理想もしくは、 イメージする妹像に一番近い子は誰ですか? 因みに、僕の現段階の回答は、 Canvas2の鳳仙エリスだったりします。
954名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 01:54:15 ID:HW0zHey9
やっぱり唯かなぁ
あれが俺にとって最初の妹だったからなぁ
955名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 03:18:46 ID:ey1jqg1W
>>953
エロゲぢゃなくても良いですか?
シスプリの鈴凛です。
956953:2005/06/29(水) 07:50:32 ID:nc9gv3AW
>>955 勿論です。…それこそ、ラノベや漫画等でも構いませんよ。
957名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 18:05:13 ID:ChrowSCM
スレ的には桐莉タン。
958名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 19:02:50 ID:XhIpWWHH
妹という言葉から誰も連想できずにいる。

ただ漠然としか認識してないんだなとエロゲ歴五年を省みる。
959名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 19:15:38 ID:CCnfVqda
>>958 同上
 俺も何人もの妹キャラに萌えてきたが、具体名を出されろと言われると……詰まる。
 ああ、俺は今まで“妹”という概念的存在しか見ていなかったんだなぁ、などと思う今日この頃。
 
 つまるところ、「妹キャラ」と言うのは妹的であればなんでもいいのかなどと妄言垂れ流してみんとす。
953です。言葉足らずと言うか不明瞭で、すみませんでしたorz…修正してみました>959
961名無しさん@初回限定:2005/06/30(木) 20:24:35 ID:HxEgWk7A
はにはにの茉理を。
962朝起きたら妹が、歌っていた。:2005/07/04(月) 08:50:47 ID:VZim8RiO
「開けて桃缶玉手箱〜♪」…なんでRipple?…なんで知ってる?
963名無しさん@初回限定:2005/07/04(月) 21:56:46 ID:zd7ayeer
桃缶といえばオーフェンしか思い浮かびません。
964名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 00:34:01 ID:ri3imB0z
買い物も満足に出来ない無能妹ハァハァ
965Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/05(火) 17:23:21 ID:TGLAt8jL
朝起きたら妹が、お兄ちゃん、早すぎだよぉ…と言っていた。
…なんのことだ?


……スレのことです、すみませんorz
966名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 19:05:45 ID:ri3imB0z
自分も何か書いてみたいとは思うんだけど
最初の一歩を躊躇ってしまうんだよなあ。
967名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 20:24:09 ID:WgypppiL
>>966
( ;´・ω・`)人(´・ω・`; ) ナカーマ

なんつーか、書いてる途中で
「こんなんじゃだめだああああぁあ」
ってなるよ、オレは(´・ω・`)
968名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 22:55:20 ID:sCCLJ3xY
ここは後は埋め立てだけなんだから書いてみては?お二入さんw
969名無しさん@初回限定:2005/07/06(水) 12:09:21 ID:+gSGp1y2
誰もIP抜いたりしないから安心してドゾー
2chの恥はかきすて……って言うじゃな〜い
970名無しさん@初回限定:2005/07/06(水) 12:25:17 ID:+OzVXg4i
いきなりエロはムズイから、まずは四コマ的なやつでも適当に書いてみたらどうだ?
あれなら出だしとオチ考えたら間を埋めるだけだぞ
971名無しさん@初回限定:2005/07/06(水) 21:47:16 ID:o3sNm82X
>>968-970
今はちょっと忙しいから・・・・

なんて逃げてばかりいるからだめなんですよね。
少し時間がかかると思いますが、それでもよければ・・・
972名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 00:07:26 ID:h+bZZx8c
朝起きたら妹に、新聞紙を叩きつけられた。

「朝っぱらからやかぁしゃー……」
「いいからコレ見てコレッ!!」
あまりのはしゃぎっぷりに流され、低血圧でろくに働かない頭をフル稼動させて新聞に目を通す。
『恐怖!!バラバラ殺人事件発生!!』
『死体の一部が欠損……犯人は異常者?』
『犯行現場には意味不明な血文字の羅列。新興宗教関連の可能性浮上』
『被害者は○○市在住………』
「…………寝る」
「ちがーう!!その欄じゃなぁーいっ!!」
コレッ!!と妹が指指したのは……。
『今日の映画特集』
映画のタイトルは……「ウェイクアップ!!」?

『全米が泣いた!!(一部地域を除く)注目のハートフル・ラブコメディ、ついに日本上陸!!』
『年頃の少女が兄に抱いた気持ちは恋?それとも憧れ?』
『目覚まし時計が起こすのはお寝坊兄貴だけじゃないっ!!』
『青春完全無駄遣い系、馬鹿で切なくて真っ直ぐな真夏の恋の物語、本日いよいよ公開っ!!』

「………で?」
なんか頭痛がしそうな映画特集から目を逸らすと、何故か妹は満面の笑み。
……何故?
「見に行こ♪」
「(゚д゚)ナニヲ?」
「映画♪」
「(゚д゚)ダレト?」
「お兄と♪」
「(゚д゚)………」

朝起きたら妹に、映画に誘われた。
……しかも、ソッチ系の。
973名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 00:08:01 ID:h+bZZx8c
久しぶりに投下しますた
さて、どーやって繋ごうかorz
974―兄貴って、ゲイなの?:2005/07/07(木) 06:54:29 ID:bTdLGd3y
朝、妹にとんでもない質問をされた。「…なっ…!?」「だって、全くモテないってこともなさそうなのに恋人作らないし…。…それとも…兄貴…私も、期待してイイの?」……正直、頭が痛くなった。
975966:2005/07/07(木) 11:53:50 ID:Mmke42N0
朝起きたら、妹と合併していました。

「財布が同じになっただけですからね」
「よ、よろしくお願いします」



遠日公開(予定)
気長に待っていてください。
976名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 12:07:45 ID:GLf8U2Wi
次回予告

一年続いてきた朝妹スレも10スレ目! 最近はなんだか落ち着いてきた感もするけども
SS書きはまだ健在!! 「そういえばあの妹の話の続き、読んでないよー?」という貴方!!!
夜空の星に願いを込めろ!!!! 七夕の夜に何かが起きる!? 短冊に書く俺たち共通の願いは一つ、
「理想の妹が欲しい」だあぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!!

http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1119102619/
977974@PCから書き直し:2005/07/07(木) 22:12:25 ID:V/XJGeJ6
―兄貴って、ゲイなの?「…なっ…!?」
朝起きたら妹に、とんでもない質問をされた。
「だって、全くモテないってこともなさそうなのに恋人作らないし…。」
「…それとも…兄貴…私も、期待してイイの?」……正直、頭が痛くなった。
「…ところで、今日は七夕だな。」
…でも、だ。…無理に、話題を変えようと思ったのはなぜだろう。
「…そうだね。…兄貴は何を願うの?」
「…ん…そうだな…。」
(続きます。)
978名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 22:36:47 ID:nKS3RgC3
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979名無しさん@初回限定
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