1 :
粘着厨:
2 :
【ネタその1】 :02/03/05 22:16 ID:vd4ddB8H
●アージュ「君が望む永遠」の「夜空に星が瞬くように」で始まるあの名台詞の改造ネタです。
■原文
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
例えこの手が離れても
ふたりがそれを忘れぬ限り
3 :
【ネタその2】:02/03/05 22:17 ID:vd4ddB8H
4 :
【その他のネタ】 :02/03/05 22:18 ID:vd4ddB8H
●ネタ雑談
●DJナリキリ
●余興: はくそリーナへ
などなど。ネタなら、遠慮無くドンと来いです。
5げっとずざー
6 :
粘着厨:02/03/05 22:28 ID:vd4ddB8H
今だ!6ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
とりあえず、次号予告だけは打っておくか。
7 :
【大予想パラダイス次号予告】:02/03/05 22:30 ID:vd4ddB8H
サイコ保健委員【穂村愛美】編に粘着CHU!!
(゚ω゚)ノ======[8はいただきます キャッツ]
〜ファミレス「すかいてんぷる」店内〜
【大空寺あゆ】
「そのテーブルクロス、庶民の目はごまかせても、私の目はごまかせはしないよ!!」
【鳴海孝之】
「わ、悪ぃ。すぐ揃え直すよ。…くっ、これだから大空寺は油断がならねえや。
何たって天下の大空寺グループの令嬢。開店準備のアラもまる丸見えなら
性格のアラもまる見えだもんなあ!」
【大空寺あゆ】
「あンだってぇ〜!?」
次号、大パラ♭【大空寺あゆ】編、突入!
>粘着厨氏
スレ立てお疲れ様ですm(_ _)m
>8=避処地氏
新スレでもよろしく(゚ω゚)ノ
スレ移行に伴い、HNを変更しました☆
11 :
【大予想パラダイス次号予告】:02/03/05 23:17 ID:vd4ddB8H
>避処地
頂いておいてくれ.。末広がりの縁起の良いキリ番だ。
>耳(略
うげ・・・君のHN、辞書登録し直さないとな。
君はあゆで行くか。俺も負けないようにしないと・・・
12 :
粘着厨:02/03/05 23:19 ID:vd4ddB8H
うげ・・・【大予想パラダイス次号予告】って何やねん。
>>11の名前欄は脳内あぼ〜んして下さい。
(ノ´ー`)ノ☆。.:*:・''゚☆.: ★。.:*:・''゚○.:
>粘着厨
スレ立てお疲れ&新スレおめでd。
これからもバカネタでいくZE! щ(゚Д゚щ)
>避処地
今後ともよ炉しく!
>名無しさん@耳(略
大パラ♭は無理はしない程度にがんばってNE★
>9
大空寺あゆは、あんですと〜!だとおもう。
16 :
粘着厨:02/03/06 22:10 ID:Cdh/BglM
ういっす。ageのお時間となりました。
新スレ初めての大パラ発行をしておきましょう。
17 :
大予想パラダイス第二十二号:02/03/06 22:11 ID:Cdh/BglM
18 :
【グラスノスチの極点】ネタバレ箇所:02/03/06 22:12 ID:Cdh/BglM
19 :
Introduction1: Welcome To …:02/03/06 22:13 ID:Cdh/BglM
下校途中の黄昏の中、穂村愛美に会った。
体育の時間に日射病で倒れた孝之を保健室で介抱してくれたのは、
何ヶ月前のことであっただろうか。はっきりと覚えていない。
穂村愛美は随分と長い間、学校を休んでいた。それを知る者が学校に
何人いるか。生徒間で噂になることも少ない、影の薄い存在。
…ただ、確実に孝之にとって愛美は気になる存在だった。
熱にうなされていた孝之の頭に乗せられたおしぼりの冷たさと快さは
忘れられない。そして心配そうに孝之を見詰める愛美の顔も決して忘
れ得ない記憶。
愛美は何が嬉しいのか、ニコニコと静かに笑っている。そして静かに
孝之を待ちわびていた。
「お久しぶりです」
「確かに随分と久しぶり。何か、体調が悪いって聞いたけど…」
「……」
事実、体調はまだ完全に良くなっていないのだろう。夕焼けのほの赤い
光を浴びても、愛美の顔は明らかに病人と分かる青白さだった。
「鳴海さん、今日はお願いがあって…」
「え?」
「家に遊びに来ない?…いえ、来て。お願い」
孝之はいきなりの申し出に面食らった。顔見知りにしても、それほど親し
くない孝之を家に誘うのは普通なのだろうか。
「そんな事言ったって、急に…」
「いいの。鳴海さんじゃなきゃ、駄目だから…」
愛美の言葉は静かだった。しかし、目が…違った。
堅い意思を感じる目。孝之の心を吸い込んで溶かしてしまいそうな瞳。
「分かった、行こう」
口から自然に言葉が出た。それが本当に孝之の望んだ事なのかは分から
ない。ただ、いかなる拒否の言葉も孝之は言うことが出来なかった。
そして次の瞬間、先導するように歩き出した愛美に吸い寄せられるように
歩き出す孝之がいた。
(以下次号)
Xenosage
夜空に星が瞬くように
モモタン(;´Д`)ハァハァ
例えプレイして無くても
パンチラがあるらしい?
>ALL
今晩、初sage
21 :
粘着厨:02/03/06 23:21 ID:Cdh/BglM
>20
今晩XANAGE
夜空に星が瞬くように
Xenosagaはパンチラゲームか
溶けた心でコンシューマー作りやがって
・・・でもチョットプレーイしてみたくなったYO!!
>>20 こんばんモモたん(゚ω゚)ノ
なんと、ゼノサガパンティーラアリかYo!
ケチケチしないで買っておけば良かった…。
やってきましたね兄貴
このスレでもデムパ飛ばしますぜ?
夜空に星が瞬くように
OH! MANAMANA
例え他の奴らが恐れても
漏れ的に無問題!
しょーがねーじゃん。
だって使っちゃったんだもーん。
>21 >22
実はよく知らない。(w
どこかのスレでそんな事が書いてあったよーな気がする。
ぐぐるで検索してみたら萌えたYO!
M.O.M.O.タンノデータ
性別 女
身長 141cm
体重 36kg
年齢 外見は12歳くらい
(;´Д`)ハァハァ
25 :
粘着厨:02/03/06 23:38 ID:Cdh/BglM
>22=避処地
(゚ω゚)ノ ちーっす
>23
何と、マナマナは抜けるのか。事前情報と違うじゃねーか、コノヤロウ!!
星
の無い夜空の下
闇に蠢き 闇に悶える
何も得られず 何も叶わず
何も…何も…
私はMANAMANA 醜いだけの
私はMANAMANA 卑しいだけの
私はMANAMANA 嫌われるだけの
26 :
粘着厨:02/03/06 23:41 ID:Cdh/BglM
何か、妙なところで改行が入っているな。
さすがは、YOPPARAI
>24
良いのか!?森山ターソ♪
コンシューマでこのような無法がまかり通ってますよ〜
>25
たぶん漏れは特殊部隊の一員っぽい。
なんか責められるというか、奴隷介護みたいな感じというか。
それを受け入れられるかが勝負の分かれ目。
>26
モリヤーマには分からんのですよ。
この可愛さが。
とにかくテイクアウトOK?
28 :
粘着厨:02/03/06 23:57 ID:Cdh/BglM
>27
ふむ、さすがはローエンシュタインの申し子。
オカルティズムだな。
とりあえず、テイクアウトして良し。何故、俺に訊くのかいまいち理解不能だが(W
>28
デムパに常識の流れは通用しません。
やったー、モモタンテイクアウト!
パパ、明日はホームランだね。
ってもう零時過ぎてるやん。
じゃあ漏れはあのメガネの娘を…ハァハァ。
31 :
粘着厨:02/03/07 00:09 ID:j+l9k+Ku
夜空に星が瞬く中
明日はホームラン
眼鏡っ娘ハァハァ
俺はどうしたら良いんだ、うがぁぁぁぁ!!
>30
ウヅキタンか?
うーん、漏れのストライクゾーンではちょっとな。
なんせローボールヒッターだから。
ひざ下ぐらいのやつをジャストミート!
>31
>うがぁぁぁぁ!!
無意識のうちにあゆのセリフを使うとはさすが粘着厨。
アナドレマセン(・∀・)
_ ___ ∧ ∧ _ 人人人人人人人人人人
/⌒\ \ 〔〔 |Ξ ( ,,・д・)つ/⌒^\\ < >
//⌒\ |◎| _/ ||Ξ/ つ¶¶ / /⌒\|◎| < はくちょりぃなへ!
/ )|日|\/__\|/ ̄ ̄ ̄ ̄\ _____.|日|\_ < >
/ ● ___ \|/ ● ●/\  ̄\__〉 ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
/ Y Y )ヽ Y Y \..\ _/^~ /^|/^|__
| ▼ | | /. )).| | ▼ |/\\ /^/.^/_⊃
|_人__ノ⌒| |/ノノノ\__人 、_人_| \\______ __/^/^/^/⊃
/ ̄ \__| ||  ̄/目>、 ___ノ\. /| ̄ |  ̄  ̄ ||γ〜〜〜 |
/ / ./|___||_/ ̄/{三|三|三}| \/|||‐‐‐‐‐‐\ ⊂二⌒) γ /
/__/_./ \_|ロ/ ̄{三|三|三}ロ| ^^|____\_||{ ヽーー/
/ / |/ 〉−−−−−〈_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/======/ | / ̄ ̄ ̄|^^ ● ^^ ●)\
/~/⌒|\.|| / | ̄ ̄__|_ ▼ |  ̄|
( ̄()|⌒| )|| / / / /ミ三\_人__/三{.|
( ̄()|_|/ ||/ / / / /  ̄/|:::::|::::| \
( ̄()/)/ ̄ / / / / ./ |:::::|::::|\ \
^( ̄)/ /__/_/ / / \__/ \ \
 ̄^ /^^ / / \ \ | ̄ ̄|
/ / / \ / |
__/三|/ / >三三\___/
/ \/ ̄ ̄〉 /\ / /
/\ |__/| / | / /
/ | / / / |_/ __/
/ |_/___/ / / ̄ /
/ __/ / /| /__/
/ /  ̄ ̄| / 〈 \/__〈/
/_/_/ ̄\_|/ \ \_\
^ / ̄ | __ \ \. | |
|___/___| \|_/
34 :
粘着厨:02/03/07 00:24 ID:j+l9k+Ku
>32
ひざ下くらいの身長が好みとは・・・困ったものだ(w
ロリには三角木馬が似合うと思うが、どうか?
ついでに・・・コレで良いか?
あんですと〜!
35 :
粘着厨:02/03/07 00:25 ID:j+l9k+Ku
>>33 おお、ようやく参上か。待ちわびてたぞ。
未消化ネタを消化できるのは嬉しいことだ。
36 :
粘着厨:02/03/07 00:26 ID:j+l9k+Ku
>>33 夜空に星が瞬いて
血が照らし出される
お前の血が見える
今夜のたうちまわっている内に
>34
炉利に目隠し、そして玩具を使ったプレイ。
これ最強。
そうデーす。
・あんですと〜!
・うがぁぁぁぁ!!
この二つははずせません。
他にも重要なのが一つあるけど。
38 :
粘着厨:02/03/07 00:40 ID:j+l9k+Ku
>37
くくく・・・我輩の推理能力に恐れをなせ。
もう一つの重要台詞は「あんちくしょうめ!」だな。ズバリ。
>38
へへっ、おっつぁんよう。
それじゃまた、ジョー・ヤブーキに戻っちまうぜ。
正解は
・おまえなんか、猫のうんこふめ!
捨て台詞として使用している。
40 :
粘着厨:02/03/07 00:55 ID:j+l9k+Ku
>39
へへ・・・真っ白な灰になっちまったぜ
猫のうんこ踏めとは、またミニサイズのあゆに相応しい台詞だな。
・あんですと〜!
・うがぁぁぁぁ!!
・おまえなんか、猫のうんこふめ!
以上、3台詞を満たすシナリオか・・・結構ムズいな(w
耳(略に期待しよう。
41 :
鷲ノ宮 藍:02/03/07 01:00 ID:vftChTLw
,、_
i'くi" ⌒ヽ、
l ''!ノlノハ))). / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从リ ゚ ∀ ゚ノl < 歯糞里-奈屁
と,卯つ . \____________
ルiノリl
しソ
42 :
粘着厨:02/03/07 01:11 ID:j+l9k+Ku
おお、詐欺ノ宮藍様のご降臨ですか。
しかも歯糞里-奈屁とは、さすがのネタ振りぶり。感動いたしましたぞ。
43 :
粘着厨:02/03/07 01:12 ID:j+l9k+Ku
>>41 夜空に星が瞬いて
人影が照らし出される
闇に怯えるお前が見える
今夜のたうちまわっている内に
夜空に星が瞬くように (2スレ目突入!)
『前スレ1』への書き込みやめれない (>1 見てますかも来てホスィ)
例え今日が終わるとも
『前スレ1』氏がこのスレ忘れぬ限り (>ALL お休み)
45 :
粘着厨:02/03/07 01:15 ID:j+l9k+Ku
あかん・・・酔いが回って、クソレスで他スレを侵食しまくっている。
俺もそろそろ潮時か・・・
では皆様、良い夢を。
>42=粘着厨
ワシノミヤになってるけど・・・
それじゃ、おやす眠。
>15=名無したちの午後氏
>大空寺あゆは、あんですと〜!だとおもう。
その通りですね。OHPを見ると"あんですと〜!"ですね。
…ただ、前スレでも一度言ってますけど「君望」未プレイというのは本当です。
実際
>>9でもかなりイタいミスやらかしてますし…
ミスと言えば、前スレの大パラ♭のバックナンバーにも一度目を通してみてください。
ツッコミどころ満載で、よりいっそうお楽しみいただけますかと。
と、いうわけで…
【大空寺あゆ】
キャラ紹介HP
http://www.age-soft.co.jp/Product/Kimibo/c009.htm 誕生日:12月14日 血液型:B型
主人公がバイトするファミレス「すかいてんぷる」の同僚。
邪悪な性格と殺人的な口の悪さを誇る「すかいてんぷる」の核弾頭。
その口の悪さでいつも主人公につっかかってくる。
さらには、その口の悪さはあろうことか、日々お客にも向けられる。
実は、大財閥「大空寺グループ」総帥の令嬢。
父親の命令で、グループ末端のファミレスでバイトをさせられている。
理由は、帝王学の一環として、搾取すべき民草の実態と実情を知るため。
自分の身分を明かすことは禁じられている。
50 :
〜序曲〜:02/03/07 21:51 ID:455IpNQ6
「オレたちを呼び出したのは…」
ファミレス「すかいてんぷる」のスタッフルーム。
孝之は、バイト先のこの店の店長に朝から呼ばれ、休日を返上して訪れていた。
「…どういう用件ですか?」
その隣にはもうひとり、やはり店長に名指しで呼び出され、同様に目前の人物に問いかける
小さな影。
その名を大空寺あゆ。浮世離れした響きの名前と極端にエクストリームリーな
言動を持つ娘である。
常日頃の他者への態度から、何か訳ありでこういった職業についているフシが覗えるが、
彼女もまた、この「すかいてんぷる」の従業員として、個性と存在を充分に主張していた。
この日、店長とこの二人を除いて、店内には人の姿がまったくなかった。
店の入り口には「本日休業」の立て札。いわゆる店休日というやつだ。
つまり、二人はせっかくの休みに店長直々にお呼びを受けたのだ。
そのせいか、孝之はともかく、あゆの顔には不満の色が色濃く浮かんでいる。
うっかり頬に触れれば、感電死してしまいそうな勢いだ。
下手をすれば視線のひと睨みでそのまま人を死に至らしめかねない。それほどにあゆの精神は
不満と憤りで満たされていた。
だが、店長…二人の目の前にいる肥満体の紳士…はそんな状況にも動じる風を見せない。
あゆの物腰に慣れているせいもあるが、店長の目はある種の決意と確信めいた信頼を
感じさせる何かを湛えていた。
「休みの日にぃ、突然っ、呼び出してしまってっ、すまないと思っています!…ですがっ、
今日はどうしてもっ、あなたたちにやって欲しいことがあったのです!!」
文節ごとにいちいち区切りをつけ、抑揚を効かせて放たれるバリトン。それがこの店長の
通常の話し言葉だった。
「このピザをっ、あるところにっ、届けていただきたいっ!休日出勤ですのでっ、お手当ては
弾みましょうっ。ですが、ひとつだけ。これだけは絶対、守ってくださいっ!
…今日の日没までにはっ!これを送り先に渡していただきます!!」
「必ず、ですか?」
「はいっ、必ず、です!」
「もし、日没までに届けられなかったら?」
「大変なこと、に…なりますっ!」
「大変なこと、ですか?」
「その通り!それはもう、大変なこと、です!!」
「…わかりました」
孝之とあゆは、店長から渡されたものとともに制服姿で「すかいてんぷる」を後にした。
それが二人の長い一日の幕開けだった。
(以下次号)
51 :
粘着厨:02/03/07 22:24 ID:q96rizv4
夜空に星が瞬くように
色即是空の理あり
例えこの手が離れても
ここまで来たら度一切苦厄です
親愛なるスレ住人の皆様へ
52 :
粘着厨:02/03/07 22:28 ID:q96rizv4
51の意味がよく分からないが・・・まあ良い。
>耳(略
お、♭の方も始動か。お疲れさん。
爆弾娘と明らかにキナ臭いピザ。流血の惨事は免れない・・・のか?(w
今後の展開を期待しているぞ!
53 :
大予想パラダイス第二十三号:02/03/07 22:31 ID:q96rizv4
【Introduction2: My Sweet Room.】
>>19 やがて、物語に出てきそうな古びた洋館が、孝之を迎えた。
見るからにいかめしい旧家。
壁一杯にツタが這いずり回り、庭園には伸び放題の夏草が覆っている。
本当にここに人が住んでいるのだろうか…孝之は現実と夢の境目にい
るような心地で、愛美の家を見詰めていた。
やがて軋みも無く開く大扉が、孝之を招く。
「ようこそ…どうぞお入りください」
愛美の瞳が孝之の心を溶かす。既に何も考えることの出来なくなっていた
孝之は、愛美の手招きとともに黴臭い洋館の中に吸い込まれていった。
・・・・・・
孝之が通された部屋は、薄暗い愛美の部屋だった。電灯のほやが淡い
オレンジ色の光りを放って、壁の赤茶けた染みを照らし出している。
とうに日は落ち、夜の帳が窓の外を覆っていた。
「しばらく、ここで待っててくださいね」
薄く笑いながら、愛美は部屋を出て行く。同時に、カチリと扉の鍵が
閉じられる音がする。
「…別に逃げようってわけじゃないのにな」
孝之も薄く笑う。どうも、この部屋に入ってから更に眩暈が激しくなった。
思考が全くまとまらない。
部屋の中には4体のセルロイド製人形が飾られている。ちょうど4隅に配置
されて佇んでいる。
どこまでも黒く深い瞳を見て、孝之は思った。……愛美と同じ目をしている。
孝之は、ふらふらと一つの人形に近寄り…ためらわず手に取った。
(Introduction終了: 以下次号)
54 :
大予想パラダイス付録:02/03/07 22:38 ID:q96rizv4
愛美シナリオのBGMはコレしか無いだろう。
PINK FLOYDの「Careful With That Axe, Eugene(邦題: ユージン、斧に気をつけろ)」
(アルバム”UMAGUMMA”等に収録)。
ロジャー・ウォーターズの絶叫で、ゾクゾクしたいですね。
Works Doll sage
夜空の星が妖しく瞬き
溶けて爛れるCelluloid Doll
心を宿さぬその瞳の
奥に潜む狂気を隠して
>ALL
今晩、猫番長
56 :
粘着厨:02/03/07 23:05 ID:q96rizv4
>55
ういーっす。
DEVIL DOLL age
螺旋でいまいち盛り上がりに欠けたホラーの側面を、マナマナシナリオで
補完してくると予測した。
未プレイ者の赤本、大予想パラダイスは
毎日22:00頃、発売で〜す。
大パラも、大パラ♭も
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < いったんCM入りまーす
´∀`/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У.. |
おあずけ状態。
続きが気になる。
58 :
粘着厨:02/03/07 23:22 ID:q96rizv4
>57
実は、シナリオ予測は全く進んでなかったりする。
コンセプトは予測がつくのだが・・・ディティールが(w
つーか、君望のマナマナシナリオそのままの筈ですぞ、お兄さん。
続きが気になるとは、はてはて・・・
すでに漏れのデムパが干渉しているから
粘着厨の書いている君望シナリオの未来は
漏れが知っているのとはすでに変わっているはず
粘着厨のマナマナシナリオは館モノだな。
スマン、先読みしてしまった。(w
60 :
粘着厨:02/03/07 23:45 ID:q96rizv4
む・・・館モノといえば館モノなのか。あまりにゴチャゴチャした
シナリオであるので、少々混乱気味だ。
ageめ・・・このワシの頭を混乱に陥れるとは。あなどれんな。
必殺の((省略))を多用して、なるべく労力のかからない方向で
行こう。
とにかく、シナリオ予測を纏めよう。お先に失礼するよ。
今日もお疲れ。
>粘着厨
夜空に星が瞬く夜に
溶けた心が繋がってゆく
その優しさを知った時
新たな絆を紡ぎだす
ゲイフウヲカエテミマシタ(・∀・)
>ALL
お休み
62 :
粘着厨:02/03/08 22:32 ID:s3U+bZCx
祇園精舎の鐘の声
夜空に星は瞬くが
沙羅双樹の花の色
溶けた心は諸行無常の響きあり
63 :
粘着厨:02/03/08 22:38 ID:s3U+bZCx
若干、いつもの時間に遅れたな。
>61
溶けた心は繋がり
まるでユークリッド幾何学の夜
一つの直線が二つの直線と交わり
新たな絆を紡ぎ出す
64 :
大予想パラダイス第二十四号:02/03/08 22:40 ID:s3U+bZCx
>>53続き
得体の知れない黒い光が孝之を包み込み・・・体と心と魂を溶かしていく・・・
65 :
>64続き:02/03/08 22:40 ID:s3U+bZCx
何時くらいでしょうか。多分、夜中の2時頃でしょう。
私はベッドの中で眠れない夜を過ごしていました。
・・・不意に、窓からあの音が聞こえてきたのです。
コツ………コツ……コツ…ン…コツン…
その音は次第に大きくなっていきます。私は、虫が窓に
当たっているのだと思いました。
うるさくて眠れないので、私は窓から虫を追い払おうと
カーテンを開けました。でも…そこにいたのは…
白いワンピースを真っ赤な血に染めた女の人が、窓に張り
付いていたんです。そして…長い黒髪を振り乱しながら、
窓を叩いてこう言うのです。
「顔を…返せ……ワタシの顔を…マナミ…」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私はあらん限りの声で絶叫しました。
するとその瞬間、閉じた筈のガラス窓が音も無く開き…顔が
ケロイド状に爛れた女の人が、私の首をぐいぐいと締めて来たのです。
私は息苦しさと恐ろしさで、気を失ってしまいました……
気が付いたのは、次の日の朝でした。
最初は恐ろしい悪夢だったと思いました。
ケロイド状に爛れた私の顔を見るまでは……
ねえ、私、きれい?
(愛美SUB END1: The 1st Corner Of A Spiral Corridor)
平家物語 sage
夜空に瞬く星達は
盛者必衰をどれだけ見たのか
沙羅双樹の花の色が移ろうとも
花の記憶は色褪せない
>ALL
今晩、古文のテスト始めるぞ〜
67 :
粘着厨:02/03/08 23:09 ID:s3U+bZCx
旧スレの1をもじっているだけなんだがね。
何はともあれ、今晩はげ頭
奢れる者もその手を離し
ただ春の世の夢の如し
二人の記憶も遂には滅びぬ
偏えに風の前の塵に同じ
>65
大パラ二十四号は稲川ジェーンでスカ?
夜一人でトイレ逝けなくなるだろ( ゚Д゚)ゴルァ!(w
69 :
法務大臣:02/03/08 23:20 ID:s3U+bZCx
>68
すまんが、こういうのがしばらく続く。
だって、螺旋の心を引き継いでいるんだろ?(w
70 :
粘着厨:02/03/08 23:21 ID:s3U+bZCx
うがぁぁぁ!
法務大臣って、何やねん。69の名前欄は無視してくださひ・・・
夜空に星が瞬くように
言葉はいつも嘘をつく
例えこの手が離れても
いつでも何かを守るため
こんばん端而婁笥>みなさん
>65=粘着厨氏
狂宴への誘いを感じさせる展開、見事です。
融け合う悪夢は終わらない…
72 :
粘着厨:02/03/08 23:28 ID:s3U+bZCx
夜空に星が瞬く中
幽霊列車がもうすぐ
暗黒の駅に着くから
三途の川を渡りに行こうよ
>耳(略
こんばん白骨街道。
ホラーものは苦手なんだけどね。よく、眠れなくなる(w
>70
大丈夫、大丈夫。
モナ泉や教会だって問題なし・・・(w
シンジルモナハスクワレル〜
>うがぁぁぁ!
それにしてもあゆは使いやすいね。
74 :
粘着厨:02/03/08 23:34 ID:s3U+bZCx
>73
まあ、スレが異なればキャラも一変するしな(w
まさに、夜空に瞬く星のようなもんだな、名無しのキャラ作りってのは!
>名無しさん@耳(略
今晩四谷快男児
SSじゃなくても気軽にいらして下さい。 < ジェントルモード
愛が誰かを呼んでる
輝く列車に飛び乗ろう
例えこの手が離れても
おまえの胸で眠りたい
>72=粘着厨氏
ホラーもの…気がつくとスプラッターハウス以外手をつけてなかったり。
怖いといえば…子供のころの”闇”でしたかね。
77 :
粘着厨:02/03/08 23:44 ID:s3U+bZCx
>76
夜空の星が手に届く
溶けた心だけは離したくない
例えこの列車が黄泉へと続こうとも
二人が暗黒に包まれようとも
>耳(略
怖かったと言えば、ベタだが初代バイオハザード。
ゲームであそこまで怖い思いをしたことは無い。
夜空に星が瞬く夜に
あなたカクゴはいいですか?
たとえ理性が拒んでも
夜に墜ちてゆくけもの道
初代バイオと言いますと、二日酔いの状態で人が遊ぶのを
見た覚えがありますね。
うめき声をあげるゾムビがそのときの自分とシンクロする罠。
失礼ながら、今夜はこれにて>粘着厨氏&ID:4ZFLbdR/氏
79 :
粘着厨:02/03/09 00:09 ID:Z/LNcD0q
ああ 堕ちてゆく
大地飲み込まれる夜空の星と共に
ああ 朽ちてゆく
どろどろと血糊の滑る俺の肉体
バイオは一つの理想郷だな。あの恐怖をエロゲで表現出来ないものか・・・
エロと恐怖はよく合う筈だ(w
>78
お疲れさん。あゆシナリオがんばってくれ。
80 :
粘着厨:02/03/09 00:31 ID:Z/LNcD0q
あかん・・・俺もオネムの時間になってきた。
お疲れ>ALL
夜空に星が瞬くように
誰そ彼の中に佇む
忘れじの人がもうじき
尋ねてやってくると信じながら
夜空に瞬く星に願いを
想いよとどけ彼の人に
例え幾年過ぎようとも
いつか待ち人は来ると信じて
>ALL
お休み
82 :
粘着厨:02/03/09 22:21 ID:vl4O4xt0
なぜ 夜空の星は瞬き
なぜ 月は不安に満ちてる
なぜ この手の力はこんなに弱く
なぜ 溶けた心は容易く崩れる
現在に生きることの、もっと光りを!
スレの存在を照らす事の、もっと力を!
83 :
大予想パラダイス第二十五号:02/03/09 22:23 ID:vl4O4xt0
>>65続き
(愛美SUB END終了後、リスタートすると自動的に次のSUB ENDへ)
気が付くと、手の中の人形は青白い炎を上げて燃えていた。
孝之は熱さも感じずに、ただ燃え盛る炎を見つめていた。
セルロイドが焦げる時の刺激臭が、部屋の中に充満していた。
最後に燃え残った首が古びた絨毯の上に落ち、ころころと壁沿いに
転がって行く。そして…部屋のもう一つの隅に佇んでいる人形の前
で止まった。
こちらを向いた人形の首が笑っている。孝之の顔を見て、おいでお
いでをしながら笑っている…
誘われるがままに、孝之はもう一つの人形を手に取った。
同時に闇よりも暗い光が孝之を包み込み・・・全身を這いまわり出す・・・
84 :
大予想パラダイス第二十五号 続き:02/03/09 22:23 ID:vl4O4xt0
プルルルルル……プルルルルル……プルルルル……
それは真夜中の2時過ぎ。突然、私の部屋の電話が鳴り出しました。
私は寝ぼけ眼を擦りながら、少し古びたベッドから起きました。
「こんな時間に誰だろう…ねむ……」
私と家族がこの家に引っ越してから、数日しか経っていません。ほんの
数人の親しい友人にしか自分の電話番号を教えていないので、ここに
電話するのはその親友の一人なのでしょう。
「もしもし…愛美ですが……」
しかし、受話器から聞こえてきた声は全く予想外のものだったのです。
「マナミ……マナミ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ」
それは若い女性の声で、だんだん大きくなっていくのです。まるで、
遠くからこちらに近づいて来ているように……
「ぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!」
その声は、受話器から耳を離してもハッキリと聞こえてきます。
明らかに私の親友の声ではありません。
私は背中に冷たいものが走るのを感じ、慌てて受話器を切りました。
「な…なによ…今の……」
私は震える腕で枕を抱き締めました。体中から悪寒がします。
でも…それで終わらなかったのです。
「ぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!」
窓の方から、あの声が聞こえてきたのです。勿論、電話は切れています。
そして恐る恐る窓の方を見ると…そこには、とんでもないものが映ってい
たのです。
窓の外から、女の人が走ってくるのです。髪の毛を振り乱した女の人が……
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は絶叫しました。女の人はもう、すぐそこまで来ています。
逃げたくても逃げれません。体が動かないんです。
そして、女の人が目の前にやってきて…その顔を見たんです。赤銅色に
溶けかかった顔を……
私はもう一度、あらん限りの声で絶叫しました。
「・・・ねえ、私、きれい?」
途切れがちな意識の中で、そんな声が聞こえてきたような気がします。
そしてそれが、この世での私の最後の意識だったのです。
(愛美SUB END2: The 2nd Corner Of A Spiral Corridor)
口sage女
夜空に星が瞬く夜更け
大鎌が鈍い光を放つ
ポマード×10で追い払え!
ベッコウアメが大好物
>ALL
今晩、ガセネタに恐怖したあの日 (( ;゚Д゚))ブルブル
86 :
粘着厨:02/03/09 22:55 ID:vl4O4xt0
今晩、砂ageばばあ
この手が離れないように
恐怖の深淵に彼女を誘う
例え心が溶けていても
お前は美しき死者の花嫁
( ´Д`)/ < 粘着先生! 大パラは一話あたりどれくらいの時間で上がりますか?
88 :
粘着厨:02/03/09 23:10 ID:vl4O4xt0
む・・・だいたい30分くらいだ。但し、そのままだと脳内電波に満ち満ちている
文章ので、凡人にも分かるように推敲が30分位か。
しかし・・・一本書き上げるとグッタリでもう書けない。
ストーリー展開の予測だけなら(・∀・)ラクショウナンダケドネ!
かくして、SSには向いていない体質だと自覚することしきり。
>88
すごいな、一時間で一話終わるのか。
でも無理はいかんぜ、ダディ。
>一本書き上げるとグッタリでもう書けない。
やっぱり日刊はつらいのか・・・。
90 :
粘着厨:02/03/09 23:28 ID:vl4O4xt0
つらい・・・特にマナマナはしんどい。
BGMを怪しげなものにして、脳内麻薬分泌量最大にした上で
なんとか形にしているという有様。
どうだい、君も参入するってのは?
ロリ娘、天川蛍は譲ろう(w
>90
それは不健康だ。
たまには海岸で彼女と追いかけっこして、捕まえた瞬間に転んでローマンスな
事でもして純情地獄を味わった方が(・∀・)ィィZO!
天川さんは・・・・・(。´Д⊂)゚。
いや、これ以上は言うまい。
ダメだ、漏れはデムパを飛ばすのが性に合ってる。
SSは今のところ書くつもりは無い、つーか無理。
92 :
粘着厨:02/03/09 23:52 ID:vl4O4xt0
む、俺が遙アナザーストーリーとして考えていたシチュを、
なぜ読める。貴様、俺が無意識の内に発した電波を受信したな。
プライバシー権の侵害だ。でるとこでるぞ!
夜空にパルサーが瞬くように
見える見えるぞ蛍シナリオが
18歳以上にしてロリな風貌は
ノリマキセンベイが(以下略
>92
漏れのアンテナの感度はバツグンだからな。
デムパで漏れに張り合おうなんざ三日坊主。
粘着タンのデムパをキャッチアンドリリース!
夜空に飛び交うデムパの嵐
カオスの時代を今日も行く
例え炉利魂と言われても
漏れの魂は売れないZE!
94 :
粘着厨:02/03/10 00:17 ID:ATzyPtfq
>93
俺が出張中ずっと考えに考えて、ようやく産み出したシチュだと言うのにヽ(`Д´)ノプンプン
では、リリースしてくれ。ついでに脳内あぼ〜んもヨロ。
もはや心の溶けは収まらぬ
遥か遠くから聞こえる「キーン」の音
来たぞ来たぞ
ア○レちゃん♪
>94
マジで当たってましたカ?(w
それならこんなベタなシチュはどうだ?
・遊園地のお化け屋敷
・夏祭りDE花火
・プール で doki!doki!
・初詣ベタなお願い萌え⊂⌒~⊃。Д。)⊃
・バレンタインは Sweet Day
好きなのを選んでくれ。
くっくっ、こりゃはずかしいぜ、自虐もいいところだ。(w
96 :
粘着厨:02/03/10 00:38 ID:ATzyPtfq
プール で doki!doki!が気に入った!
プールでもじもじとする遙。そんな事には気付かずに後ろから声をかける
孝之。
遙はビクっとした後に、体を震わせ・・・
「おい、遙、どうしたんだ?」
孝之の声に遙は固く目を瞑った。そして・・・孝之は気がついた。
遙の周りのプールの水が、薄黄色に染まっている事に。
アカン・・・どうしても逃げてまう・・・
>96
ダァ━━━━━━━ッシャ!!!
逃げたら阿寒ぜよ。
混み合ったプールで密着プレーイこれ基本。
周りの人に押されて遙は孝之の胸に抱きつく形になってしまう。
「あっ・・・。」
小さな悲鳴をあげた遙は孝之の胸の中で赤くなってうつむく。
心臓が早鐘を打っているのが恥かしい。
孝之は遙を落ち着かせるように優しく頭を撫でる。
遙は孝之の胸の中で心地よい安心感に包まれるのを感じた。
恥かしくて素では書けないな。
いや、いま全然シラフだけど。(w
これくらいベタなヤツで逝ってくれ。
98 :
粘着厨:02/03/10 01:10 ID:ATzyPtfq
わかった・・・頑張る。今夜寝るまで悶えてみよう(w
それ以上に、マナマナに目処をつけないとなあ。
夜空の星は黄泉へと続く道
死者の都が彼女を迎え
その喉に穢れの血を流さん
二人の饗宴は弔いの影の中に
今日はこれで去る。
お疲れ>97
>98
別にプール で doki!doki!じゃなくてもいいぞ。
シェフのお奨めは「バレンタインは Sweet Day」 これだね。
でもこれ以外でもっとすごいベタなシチュを考えて ( ゚д゚)ホスィ。
壁に頭を連打したくなるぐらいのヤツをキボンヌ。
100━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
>ALL
お休み
夜空に星が瞬く夜更け
ヨウヤクワレ呑ミカタヨリ解放サレタリ
例え日付が変わっても
OB連が居残る限り…
こんばんワセリン…って、もう誰もいないか(w
申し訳ありません。まさかこのような時間まで引きずることに
なるとは思いもせずにこの体たらく。
なんとか今日の夕方までには大パラ♭の続きを
載せたいと思っていますm(_ _)m
それでは。
…スレがあがってる?と思いきや
sageの頭を全角で入力してたのNE.
つことで今度こそsage.
(
>>50の続き)
(何なんだ、このピザ…?)
目的地の最寄りの駅へと向かう電車の中で、孝之は渡されたものを見てみた。
気になって仕方がなかった。どこか異様なのだ。
パッケージの表面に「すかいてんぷる」の表記はなく、代わりにあるのは
「PIZZA CAT」の文字。しかも、レイアウトは今時にしては洗練されておらず、明らかに
5年、10年ほどの時の隔たりを感じさせる。
「うがぁぁぁぁ!…あの太鼓腹、何考えてンのよ?このあゆ様の貴重な休日を奪うなんて…。
ったく、忌々しいったらありゃしない」
その隣で、不服の意を大いに含んだ声で唸るあゆ。
「おい、大空寺。いつまでも文句言ってたって仕方がないだろ?それに、店長だって手当ては
出すって言ってるんだし」
衆人環視の状況下で声も高く愚痴を聞かされるのに辟易したのか、さすがに止めに入る孝之。
「店長?あんなの豚でいいのよ豚で!…大体、店休日の届け物をわざわざ名指しで従業員
呼び出してやらせるようなやつなんてロクなこと考えてやしないんだから」
「…まあ、確かに名指しで届け物の依頼ってのはちょっとひっかかるよな。何か隠されてるのか
ねえ、これ」
そう言って、孝之は再び手に持っている箱に眼を向ける。
「しかし、見れば見るほど怪しいわね、そのピザ。ひょっとしてあいつ、裏で何かアブないこと
やってンじゃないのかね」
孝之の横から箱を覗き込み、胡散臭げな視線を向けるあゆ。
「まさかおまえ、このピザがヤバいものを運ぶためのカモフラージュだとでも思ってるのかよ?
…だったら考えすぎだな。届け先の住所は普通の住宅地だ。中身はたぶん普通のピザだよ」
「普通…ねえ」
いつになく渋い表情を見せているあゆの顔。
「箱のことか?何か事情があるんだろ。…とにかく、日が暮れる前にこれを届け先まで持って
いけばそれで済むんだ。いや、この距離なら午前中で足りるな」
電車の床が減速の手応えを伝えてくる。窓の外の駅名標は目的地のものだった。
駅前から住宅地に続く道を歩く二人。
「駅から届け先までは1kmもない。匍匐前進でも日没には充分間に合うけど、野暮用はさっさと
済ませるに限るよな?」
「そう?…間に合えばいいけどね?」
「…どういうことだ!?」
「なんか、雲行きが怪しいのよ。街全体に不穏な空気が漂ってる。本当にただで帰れるかどうか
さえ疑わしいくらいにね」
「不審」とゴシック体で出てきそうな視線を辺りに向けながらあゆが言った。
「おいおい、脅かす気かよ?」
「脅しで済むかどうか、賭けてみる?」
事実、二人は確実に危険に近づいてきているのだった。
(以下次号)
104 :
粘着厨:02/03/10 22:18 ID:pwULwcK5
俺は夜を愛する
夜空に瞬く星に向かって咆哮する
生ける者と死者の狭間
この道はどこへと続く道
105 :
粘着厨:02/03/10 22:19 ID:pwULwcK5
>耳(略
呪われし町に迷い込んでしまった二人。
彼らの運命を激しく翻弄する謎のピザ。
大パラ♭次号に乞うご期待。
お疲れ様でっす。
>99
よし。「バレンタインは Sweet Day」でいこう(w
しかし、
>>97を読む限り、お主も中々のモンだと思うが
・・・謙遜することは何も無いぞ。
106 :
大予想パラダイス第二十六号:02/03/10 22:21 ID:pwULwcK5
107 :
SUB END3予測中:02/03/10 22:22 ID:pwULwcK5
私は家族と共に、かなり古びたこの家に引っ越してきました。
お父さんがこの家が気に入ったと言ったからです。不動産屋さんとの交渉
でも、思ったより安値で入居する事ができたと喜んでいました。
でも…私は前のマンションが好きだった。新しい家には…嫌なものを感じる。
説明出来ないような…何か……
「マナミ、お前の部屋はここにしよう」
お父さんがニコニコ顔で、私の部屋を決めました。確かに、レースの
カーテンが付いていたり、可愛い机があったり…前に住んでいた人が
女の人だったのでしょう。
部屋の造りと言い、調度品と言い、たしかに私向けの部屋でした。一つ
気に入らなかったのは、部屋の隅に西洋人形が二つ置かれていたこと
でしょうか。
「マナミ、折角だから記念写真でも撮ろうか」
念願のマイホームを手に入れたお父さんは、上機嫌で私にそう言います。
私とお母さんはヤレヤレといった顔で苦笑しました。お父さんが写真を
撮り出すと、アングルがおかしい、露出がイマイチとか言って何枚も
写真を写し直すんです。
その日も同じでした。お父さんは、何枚も写真を撮り続け・・・気が付くと
新品のフィルムを全部使い切ってしまいました。私とお母さんが開放される
のは、しばらく時間が経ってからでした。
ただ…写真を写せば写すほど、カメラのシャッター音に妙な甲高い音が混じ
っていったような気がするのですが…
(以下次号)
108 :
大パラ編集部コラム(臨時):02/03/10 22:27 ID:pwULwcK5
SUB ENDは全て一話に完結型にまとめようと思ったが、見事に失敗。
次号でまとまるかも、非常に疑わしいので了承の程を。
ド忘れ sage
夜空に星が瞬くように
溶けた記憶は戻らない
例え D.H.A. 補給しても
DHCと間違えるなYO!!!
>ALL
今晩、何喰ったか覚えてる?
110 :
粘着厨:02/03/10 22:57 ID:pwULwcK5
>109
二人がそれを忘れぬ限り
ドコサヘキサエンサンは不飽和脂肪酸
第一、DHCとドモホルンリンクル
違いが良く分からんよ
今晩はみーた
妙に辛い麻婆豆腐を食したぞ。そしてやっと帰って来れたぞ。
112 :
粘着厨:02/03/10 23:02 ID:pwULwcK5
>避処地
ういーっす、ちと久しぶり。仕事が忙しそうで、大変だな。
私の記憶が正しい限り
夜空の星が瞬くなか
食った食事は・・・
ブリ大根だったか、よし子さん?
>103
あゆが、うがぁぁぁぁ!
あゆと孝之のやりとりでガンガン突っ走って欲しい。
>105
>「バレンタインは Sweet Day」でいこう(w
これでいいのか?
もっと悶え苦しむほどベタなヤツを考えてもいいのに。
まぁ、これもカナーリ悶えそうだからいいか。(w
いかん漏れの才能がばれてしまう。
ふっ、能ある鷹は(以下略
ヽ(`Д´)ノウワァァァン! やっぱ無理だ。
あんなもの全然ダメ。
自分の才能の無さを晒しageるだけだ。
漏れはデムパで上手くごまかしている位が丁度よい。
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
漏れもマー坊豆腐喰いてー。
115 :
粘着厨:02/03/10 23:13 ID:pwULwcK5
>113
夜空に星が瞬くように
才能があろうが無かろうが関係は無い。
当スレにおいて重要なのは、「己のやりたいことをやる」それのみ。
気が向いた時にでも、参入してくれ。
117 :
粘着厨:02/03/10 23:20 ID:pwULwcK5
>避処地
例えこの手が離れても
とか言ってると・・・
アソパソマソが寂しがるぞ
などと言ってみる夜空に星が瞬く夜
アンパンマソはマターリだから大丈夫…だといいなぁ。
つかあんパンと牛乳を食したい今日この頃。
119 :
粘着厨:02/03/10 23:32 ID:pwULwcK5
最近、体を考えて一週間に一回禁酒をしているのだが・・・
どうも口が寂しくて、飲み物を欲してイカン。
買って来たばかりの牛乳パック(1L)が
夜空のように空っぽだ。
そろそろ「新入生募集!」の時期だな。
マブラブも4/26に発売になる事だし、
このスレにもフレッシュマンを迎えたいところだが・・・。
>119
お茶を飲んだら?
つーか一週間に一日しか禁酒してないのか。
酒は程々にしてエロゲをやりなさい。(w
121 :
粘着厨:02/03/10 23:46 ID:pwULwcK5
うむ・・・突然ですが定時連絡
当スレでは連戦練磨のネタ職人
新しくネタ職人へとデビューしてみたいネタ職人の卵
他人のネタを煽ってみたくて仕方が無い煽り職人
マターリ雑談したい馴れ合い職人
その他諸々、募集中でありますです。
122 :
粘着厨:02/03/10 23:49 ID:pwULwcK5
>120
お茶か・・・うむ、それに変えてみよう。
俺が忘れぬ限り
冷蔵庫にあったはず。
ちょっと探してくる。
>122
さぁ、粘着タンがお茶を探しに逝きました。
このスレにカキコしているのは漏れだけです。
| \
|Д`) ダレモイナイ イマノウチ
|⊂
|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 粘着タン(;´Д`)ハァハァ
∠
∧_∧ \_______
-=≡/⌒ヽ´Д`)⌒ヽ n、
.-=≡/ .r 、 \ヽ/\ \ / )'
-=≡/ | | \ \ mrr'つ ヽ/ (
.-=≡/ ./| | /\ ノ __ノ \_ノ
-=≡ i ./ .| レ i l.( .(
.-=≡ー' ̄.| |=| | ー' ((( ))) キモイヨ…
-=≡ .| 三 L_ スタスタスタ .( ;´Д`)
-=≡ | -、、_jjjj / つ _つ ←粘着タン
ヽ_jjjj) 人 Y
し'(_)
物陰|゚ω゚) <…
ミラレタ━━━━━(´A`)━━━━━!!!
127 :
粘着厨:02/03/11 00:14 ID:6yd+UJfs
|
|、∧
|Д゚) ・・・・・・
⊂)
| /
|´
ホンニンニミラレタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
129 :
粘着厨:02/03/11 00:22 ID:6yd+UJfs
|
| サッ
|)彡
|
|
|
ニゲラレタ━━━━━(゚д゚)━━━━━━━!!!!!
131 :
粘着厨:02/03/11 00:31 ID:6yd+UJfs
|
|、∧
|∀゚) アヒャ!
⊂)
| /
|´
132 :
粘着厨:02/03/11 00:35 ID:6yd+UJfs
・・・なんてことヤッている場合じゃない。
今日こそエロゲをやらねば・・・と思ったら、就寝時間じゃないか。
ガ━━━━━(゚д゚;)━━━━━━━ン!!
つー訳で、お先に失礼する。
今日もお疲れ>ALL
ネタ━━━━━(´A`)━━━━━━!!!
>ALL
それじゃ、お休み
134 :
粘着厨:02/03/11 22:14 ID:oo1Vw71l
>ALL
今晩判断不明瞭・・・もしかして、誤爆やらかしたか?
夜空に星が瞬く10時過ぎ
半開きの天国の門
行くも叶わぬ 引くも叶わぬ
このスレは誰も鬼の貌
135 :
大予想パラダイス第二十七号:02/03/11 22:16 ID:oo1Vw71l
>107続き
そして数週間後、それは起こりました。
お父さんの運転していた車が事故を起こしたんです。お母さんも
お父さんの車に同乗していました。
二人とも…即死でした。そして、通行人を何人か巻き添えにして…
警察の人から遺体を見せてもらっても、それが両親だとは分かりま
せんでした。服は確かにお父さんとお母さんのものだけど、潰れて
しまった顔を見ても誰だか分かりません。
私はその場で吐きました。そして、泣きました。一晩中…
でも、本当に悲しい目に遭うのはこれからだったんです。お父さんは
保険に入っていなかった…いえ、ちょうど保険の更新が切れたその日
に事故を起こしたんです。
お葬式が終わった後に、目つきの悪い人たちが何人も私の家にやって
きました。お父さんの車で轢き殺された方の遺族だと名乗っていました。
「バイショウキン…カネ…シハラエ…ツグナイ…アクニンノムスメ…」
その人たちは口々に私をなじり、罵りました。ただ、私には「すみません」
と「お金はありません」と答える事しか出来なかったんです。言っている
内容は殆ど理解出来ないものでした。
そのうちに、その人たちの目つきが淀んできたのです。死んだの魚のような
嫌な目つき…私の頭の上から爪先まで品定めするような目つき……
「賠償金が払えないってコトは、もう何の権利も無いってことだ。お嬢さん」
一人の男がそう吐き捨てました。
そして、無数の腕が私の体に伸びてきたのです。
((激しくリンカーン。願わくば禿頭のジジイに登場頂きたい))
(以下次号)
美羽たん sage
夜空から恐怖の魔王が降って来た
まお〜っ娘クライシス
例え体験版で声が無くても
(;´Д`)ハァハァできるんだいっ!
>ALL
今晩、スクランブルハウス
壊れ気味でスマン、ヴァー
137 :
粘着厨:02/03/11 23:05 ID:oo1Vw71l
夜空から恐怖の魔王がやってきたとは
溶けた心は離れない
例え壊れた心が飛散しても
(;´Д`)ハァハァの概要について述べて頂きたい
今晩歯茎は大切にしよー
139 :
粘着厨:02/03/11 23:22 ID:oo1Vw71l
>138
うむ。お主の(;´Д`)ハァハァについて語っていただきたい。
そう言えば、ルネサンスをプレイしたいと思っているのだが・・・
なかなか見つからない。通販を利用できれば話は早いのだが。
夜空に星が瞬くように
家族の目が光っている
例えコソーリ通販しても
臨時家族会議が開かれるのが怖いのだよ
>139
なぜに漏れの(;´Д`)ハァハァを知りたい?(w
>ルネサンスをプレイしたいと思っているのだが・・・
このメーカー知ってたんだ。
夜空に星が瞬く時間
家族会議が開かれる
例えどんなに弁解しても
分かってくれるはずも無い(鬱
141 :
粘着厨:02/03/11 23:36 ID:oo1Vw71l
いつも俺がハァハァされていたんじゃ、不公平だからな。
たまには君にハァハァしたい。
そして泣き出す父よ
母よ妹よ
例え家族会議が終わっても
家族がソレを忘れぬ限り・・・地獄は続くのだ
>141
漏れはそんな愛すべき伽羅じゃないから、
美羽たんで(;´Д`)ハァハァしてくれ。
飛び交う罵声
押し殺した嗚咽
家族間の断絶
そして隔離生活
何でこんな展開になってるんだ〜! ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
143 :
粘着厨:02/03/12 00:00 ID:1I5bqkcq
ハァハァさせてくれないのか・・・そいつは残念。
では、今日こそエロゲをプレイしようと心に誓いながら
さりましょう。
そして僕は独りぼっち
溶けた心を抱いて
独りぼっちの部屋の中
この手はマウスの上に
夜空に星が瞬いて
エロゲ空間が開かれる
甘美で幻想的な世界
快楽がこの電脳箱の中に
>ALL
お休み
>1 見てますか? 来ないなぁ・・・。
145 :
粘着厨:02/03/12 22:08 ID:/jgNqDdn
夜空に星が降るから逢えないの
2chから戻って来ないあなたは野暮な人
ぬれてみたいわ 二人がそれを忘れぬ限り
電脳箱は夜ひらく
うう・・・誠に申し訳ない放置中のエロゲー達よ。
146 :
大予想パラダイス第二十八号:02/03/12 22:10 ID:/jgNqDdn
>>135続き
今夜もあの男たちに体をもてあそばれて……気が付けば、すっかり
生臭くなった部屋の中に私は一人になっていました。
体中を覆う汗と唾液と生臭い液体。ふふ…もうどうでも良い。
どうせ逃げれない。誰も助けてくれない。
私は服を着ようと立ち上がろうとしたその時、私はそれを見つけました。
緑色の写真封筒。そう、私たち家族がこの家に引っ越してきた時に写した……。
何も知らなかった時代。不幸になる前の写真。
私は涙が止まりませんでした。
そう言えば、現像されたこの写真をまだ見ていませんでした。
急に感情が体の中に戻ってきた気がしました。
「お父さん…お母さん……」
私はその封筒を震える指で空けました。懐かしい想い出に戻ろうと思いながら…
一枚…二枚…三枚……
「な…なにこれ!?」
写真は…全て真っ黒だったのです。家の全景も庭も私の部屋も、あるはず全ての
写真が真っ黒だったのです。
「カメラ…壊れてたんだ……」
私は力が抜けて椅子に座り込みました。座り込みながら…私は一枚の写真が足元に
落ちている事に気付いたのです。写真のうちの一枚が、気付かない間に床に落ちて
いたのです。
「…え?…イヤ…イヤ!…イヤァァァァァァァッ!!」
拾い上げてその写真を見た私は、絶叫しました。
147 :
続き:02/03/12 22:11 ID:/jgNqDdn
>>146 その写真は、確かに最後に撮った「私の部屋の全体写真」のはずでした。
でも、今ここにある写真は…
お母さん、お父さん、そして私が映っています。そして……半分崩れかか
った顔で笑っている女の人が映っています。おいでおいでをしながら…
私は恐怖のあまり、写真を落としました。そして部屋の中を見回しました。
「まなみ……」
その時、不意に後ろから声がかかりました。耳元で囁きかけるような声です。
「私みたいに……すっかり…きれいになったね…この家に来てから……」
私がゆっくりと振り向くと、そこには…
あの写真に写っていたのと同じ女の人が、口元を歪ませて……
首に紐の様なものが巻きつけられて、ぐいっと引っ張られるのを感じたのが
私の最後の記憶でした。
(愛美SUB END3: The 3rd Corner Of A Spiral Corridor)
148 :
大パラ編集部コラム(臨時):02/03/12 22:18 ID:/jgNqDdn
予想以上にSUB END3に紙面を使い過ぎた。労力軽減の為にも、
もう少し短くまとめよう。
これでは疲れてしまふ・・・
【編集部員大募集中】
残りキャラも少ないですが、誰かヤッてみたい人いませんか?
積みゲーといえば漏れも放置CHU!
そろそろHPの年間レビューまとめないといけないんだが…コマタ。
一週間でいいから休ませてくれんかなぁ…
150 :
粘着厨:02/03/12 22:44 ID:/jgNqDdn
>避処地
ちーっす。
レビュー系HPの管理人だったのか。
俺もHM系のネタHPをやってたことがあるのだが・・・メンドくなって閉鎖(w
夜空から星が落ちる夢
誰かに追いまわされる夢に魘される
例えHP更新を一日サボっただけで
掲示板には催促カキコの山
>>150 ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
まぁ俺の性格が性格なんで来る人少ない弱小だけどね(w
152 :
粘着厨:02/03/12 22:52 ID:/jgNqDdn
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
夜空に星が瞬くように
来る人が限られているのは良いことだ
例えマターリばかり続くHPであっても
2chみたいなコトやりたいとは絶対に思わんよ
激しく同意、つーか俺には絶対出来ねぇな(汗
154 :
粘着厨:02/03/12 23:16 ID:/jgNqDdn
>153=避処地
夜空に瞬く星の数ほどに
寄せては溢れる溶けた心の厨房の山
あげくの果てには、しつこく離れない鯖アタック
普通の神経してたら、即閉鎖だろうな(w
155 :
粘着厨:02/03/12 23:41 ID:/jgNqDdn
夜空に星が瞬いているうちに
次号の大パラを書かなければ・・・
例えこの手が積みゲ崩しから離れても
タイムリミットが刻々と迫り来る限り
つー訳で、今日は退却。
珍しく144が来ていないが・・・一日カキコがないだけで不安になるってのは、
俺の沈みスレ人生の中ではちょっと経験が無いな。
なるほど・・・確かに寂しいものだな(w
>避処地
お疲れさま。HPがんばれよ。
>>155 ばぃばぃきんなのだ(=゚ω゚)ノ
確かに144氏来ない…サミシイ…これって恋!?
ラブsage
夜空に星が瞬く露天風呂
ιょぅι゛ょと一緒に入りたい
ハンザイシャ(・∀・)タイーホ!
(゚д゚)マズー
>ALL
今晩、スタート失敗してすでに周回遅れ
>粘着厨
愛美シナリオいいねー。
マナマナ視点で展開してるからマナマナの感情が伝わってくるな。
これだったら本編のゲームでもウザがられなかったかも。
>避処地
そう、これがふぉーりんらヴ。
そんなあなたをほーみたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スマン、寒くなってきたから中断する。
夜空の星の数ほどエロゲがあっても
漏れには積みゲーは無いYO!
次のエロゲは何にしよう
FOB2がちょっと気になる
>ALL
お休み、積みゲーは罪げー?
しまた!!HTML書いてる間に!
(TωT)ノ~~~
\人人人人人人人人/
_、 ≫ ≪
(_)\ _ ∧ ∧ ≫ Fuck so Reena!
/⌒\_/⌒\)_,i⌒\\〔〔 (・д・,, )^\ ≫ ≪
(_,人_(_人_\___ト、_\\(c) ¶¶_つ、\ /∨∨∨∨∨∨∨∨\
/ ,人_ \三_ 旧 ̄ ̄ ̄\ ,旧>
し/ I \ \_((⌒) ● ●__/
\__へ_/ L ̄ Y ▼\\___
\__/\彡人 、_人_|. /| / ⌒||\
\_|目___乍\.||| ̄| へ||づ/
|___||_{三|三}|  ̄ ̄^⌒〜
/ ̄|^ ◎ ^ ◎)\
162 :
粘着厨:02/03/13 22:07 ID:4ihDagZK
>161
そして夜空に星が瞬き
静寂が訪れる
沈黙の霞み
お前が得るもの全ては自らの苦痛
ここまで来たらオリジナルはくそを作って、真のはくそ職人を
目指してみたらどうだい?
結構、やる気はありと見るが(w
163 :
粘着厨:02/03/13 22:09 ID:4ihDagZK
今晩も勝手にageスレのお時間となりました。
「1 見てますか」が最近現れないのがいい加減気になって来たが・・・
代わりにはくそ氏がフカーツ。悪いことがあったら、良い事もあるのがこの世
の必定なんだなぁ・・・
>ALL
今晩はくそリーナへ
164 :
大予想パラダイス第二十九号:02/03/13 22:10 ID:4ihDagZK
165 :
大予想パラダイス第二十九号 続き:02/03/13 22:11 ID:4ihDagZK
陰惨に古びた洋館の…私のものとして与えられた部屋の中で、私は一人で
ベッドに寝かされています。それに気付いたのは、いつの事だったでしょうか。
赤黒い染みの付いた窓と壁。
いくら拭いてもぬめりの取れない受話器。
ベッドの下に落ちていた不気味な写真。
そして部屋の隅にそれぞれ配置された3体の人形。
この家には…この部屋には…何かがある。そして、それが私…穂村愛美
を捕らえて離さないことを。
体中が痛み…悪寒と高熱が私を侵し続ける。私はこの家からもう逃げら
れない。こんなに痩せ細った手足では歩く事すら出来ない。
「鳴海さん…私……あなたに…会いたい……なるみ…さん……」
熱で乾ききった体では信じられないような量の涙が溢れ出しました。
ただ、会いたい。好きなんです、って言いたい。例え、あなたは私の
ことなんか覚えていなくても……
私はベッドの下にいつも隠していたアルバムをそっと取り出しました。
大好きな鳴海さんの写真を震える指で引き出しました。
孝之さん…ただ一度でいいからそう呼んでみたかった……
私は写真の裏に書いてある「鳴海孝之」の文字を指でなぞりました。そして、
ささくれ立った爪で「孝之」の上に愛美と書き込みました。
私は…私は…鳴海愛美になりたかった……
その時です。
「そう…その人が次のマナミなのね」
冷たく囁く声が後ろから聞こえてきたのです。私は体中にさあっと水をかけ
られたような気がしました。
違う…そうじゃない……そう言いたいのに声が出ません。
「でも…まずはあなたの方が先よ…四人目のマナミ……」
私は声にならない声で絶叫しました。でも、顔の溶けた女の人はスーっと私に
近づき…私の体と魂を冷たい塊に変えて……
私は…もう、どうでも良かったんです。ただ……
166 :
>>165:02/03/13 22:11 ID:4ihDagZK
「……孝之さん、ごめんなさい」
(愛美SUB END4: The Final Corner Of A Spiral Corridor)
(
>>103の続き)
「…そう言えば、店長、何か異様に期限にこだわっていたよな」
「そこよ、そこ。配達にしてはずいぶん前からいろいろ決まってた感じだし、わざわざ店休日に
呼び出しかけたのよ。絶対何かあるって思うよ、普通」
「まあ、あの店長のことだからな。とにかくこれを…うわ!?」
歩き続ける孝之の身体が大きく傾いだ。危うく抱えていたピザの箱を取り落としそうになる。
「ちょっと、何してンのよ。危ないったら…ひゃあ!?」
孝之をからかう傍から、同じようにして路上の何かに足をとられ、大きくバランスを崩すあゆ。
「おいおい、大丈夫かよ。…ったく、どうなって…何だこれ!?」
改めて路面に目を向け、孝之は驚いた。
住宅地を抜ける直線状の狭い道。その上に無数の空き缶が散乱している。
いや、散乱という表現がおとなしく思えるほどの間隔と量である。まるで誰かがそこの通行を
故意に阻害する目的で作り出したかのような状況が現出している。
しかも、その空き缶はすべて…
「メ…メッコー○?」
孝之の驚きは収まらない。
「何よ、そのメッ○ールって?」
「知らないのか、大空寺?メoコールってのは一応、飲み物の名前なんだよ。一応な。
けどこれ、飲み物扱いできないくらいすげぇ味してるんだ」
目の前の空き缶を指差し、あゆに説明する孝之。
「それは解ったわ。でもどうしてこれだけの数が道に落ちてるのよ?」
「さあ…な。そのおかげでオレ達はうかつに前には進めない、と」
足元をよく調べ、慎重に歩を進めなければならない。そのため、歩く速度は自然と大幅に
落ちてくる。
「…くっ、こっちは急いでるのに…。一体誰よ、こんな真似しでかす馬鹿は!?」
吼えるあゆに対する答えは、電柱の陰にあった。
大きめの箱を小脇に抱えた若い男が缶を左手に持ったまま激しくむせている。空き缶の列も
そこで途絶えていた。
どうやらこの男が発生源だったようだ。次々に中身を飲み干しては空き缶を路上にばら撒いて
いたらしい。急いでいたために気管に浸入させてしまったのだろう。ましてや、○ッコール…。
どれだけの惨状なのかを想像し、孝之は少し同情の念を覚えた。
「だ…大丈夫ですか?」
「ぐううっ…だ、大丈夫…です…げほげほっ…何でもありません!」
「でも…」
見かねて、男の背中に手を伸ばそうとした孝之の肩をあゆの右手が掴んで引き戻した。
「自業自得じゃないの。放っとけばいいのよ、こんな馬鹿なんて」
二人は男から離れ、少し早足で歩き始めた。
「着く早々、凄いもんみたな」
「奇特な人間なんて、結構いるものよ」
二人の足が大きな通りへの出口に差し掛かる。その瞬間、鼻先を黒い風が駆け抜けた。
(以下次号)
168 :
粘着厨:02/03/13 22:22 ID:4ihDagZK
>167=耳(略
ういーっす、おつかれっす。
あいや、○ッコールで来ましたか。よもやの展開、いったいどこまで
暴走したシチュが彼らを襲うのか。
メッコールは・・・当時、高校生の俺には大人の味すぎました。まだ
売られているんですかね。
(・∀・)はじまた!!
170 :
粘着厨:02/03/13 22:26 ID:4ihDagZK
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
HPの更新は進んでいるかね?
こんばんハーキュリー>みなさん
>大パラ第二十九号
♪今夜もひとり マナマナになり
墜ちてゆく 恐怖の淵に
蝋人形ならぬマナマナの…はスレ違いか(w
>169=避処地氏
(・∀・)ぼんそわ!!
家の内外でいろいろありまして、今回は発行が遅れました。
(゚д゚)ウマー sage
夜空に星が瞬く夏の日
冷たい飲み物いかがーっすか?
例え「まじーよ、これ」って言われても
フロレアール〜好き好き大好き〜
>ALL
今晩、Dr.ペッパー
173 :
粘着厨:02/03/13 22:44 ID:4ihDagZK
>171=耳(略
夜
残酷な時
悪魔は笑い
人形は泣き
元に戻せと今日も叫ぶ・・・
夜空に星が瞬くように、そいつは出来ない相談だ(w
ところで、その「いろいろ」の方はカタが付いたのかい?
>172
ちーっす。
Dr.ペッパーも大人の味だったなあ。。。
>173=粘着厨氏
ええ、おかげさまでカタがつきました。
と言っても、昨夜は生産物即売会の打ち上げでしこたま飲んで
べろべろになって帰宅。そのままダウンしてしまったのですが…
(たて続けにロックで焼酎あけましたもので)
>172=ID:Jm4PP1hZ氏
今晩モスコミュール☆
>173
Dr.ペッパー好きなんだよなぁ・・・。
漏れの周りには好きなヤツいなかったけど。(w
メッコ○ルはどんな味がするのか知らんけど、つーか見たこと無いな。
>174
今晩カシスソーダ★
酒はカクテルかサワーが好き。
モスコとかカシスオレンジとかカルアミルクのような甘めなヤツが(・∀・)ィィ!
176 :
粘着厨:02/03/13 23:03 ID:4ihDagZK
>耳(略
そいつは良かった。即売会か・・・この時期だとハウスものかい?
打ち上げで飲む焼酎
ネギで遊びながら飲む焼酎
同じ焼酎でも心を溶かすのは
一人静かに飲む焼酎なんだよなぁ・・・
177 :
粘着厨:02/03/13 23:07 ID:4ihDagZK
夜空に星が瞬くように
Dr.ペッパーにクラクラだ
例えふところ痛めて買ったとしても
あれは、風邪グスリの味だよ
178 :
炉にイタズラ:02/03/13 23:08 ID:Vu/Dxh5i
>175=ID:Jm4PP1hZ氏
カクテルの出る店では、とりあえずブルーハワイか
スクリュードライバーから始めています。
で、ジンベースとウォッカベースをいったりきたりというパターンです。
一度飲んだマティーニ系の何かがトイレの芳香剤のような後味だったのに
驚いた記憶があります。
厨な書き込みですね。すいません。
>176=粘着厨氏
その通りです。つか、うちは露地ものはここ数年やってません。
焼酎のロックは最近飲み始めたんですよね。それまではお湯割りでした。
>178
( ゚Д゚)ゴルァ!、漏れがιょぅι゛ょスキーなの知ってるな。
うわー、見てーけど負けねーZO!
>179
漏れはラムベースかウォッカベースだな。
あと、カンパリはどうも好きになれないな。
>厨な書き込みですね。すいません。
問題なし。
漏れなんかスレ違いなレスしかカキコしてない。(w
182 :
粘着厨:02/03/13 23:23 ID:4ihDagZK
>180=耳(略
なるほど、ハウス専門か。
聞いた話だと、ハウスもんは一度病気が蔓延すると全滅につながるから
常に気を配っていないと駄目だということだが・・・
管理が大変だろう。お疲れ様。
>178
俺が一生懸命、広告誘導スレをageてると言うのに・・・何故、貼り付けない。
ここに貼るより、よほど注目の的だぞ(w
夜空に星が瞬くように
二度とは帰らぬこの空を
ageネタスレは今どこへ
ageネタスレは今ここに
今夜はこれにて。お先に失礼します>みなさん
184 :
粘着厨:02/03/13 23:33 ID:4ihDagZK
>耳(略
お疲れ様。ゆっくり寝て、体を休めてくれ。
しかし・・・
常駐メンバーの中でage信者が誰も居ないというのが、
そもそもの問題だな(w
・・・よし!
再び、突然ですが不定期連絡
【当スレではコアなage信者大募集中です。ageマンセーで是非とも一曲歌ってください】
夜空に星が瞬くように
このスレはageスレですか?
例えスレ違いでも
漏れはデムパしか飛ばせない・・・
さすがにこのスレには、なりきりさんも顔出しに来ないだろうなぁ。
来ても(;´Д`)ハァハァしたら二度と来てくれないだろうし。(w
それどころかage儲もいない。
>ALL
お休み
186 :
粘着厨:02/03/14 00:04 ID:nW6epcX8
>185
心配するな。和紙ノ宮嬢が来てくれたではないか!
・・・って、age関係じゃない。あれ?
187 :
粘着厨:02/03/14 00:05 ID:nW6epcX8
星が瞬く夜はスレ違いの音色で
ageの狂詩曲を奏でる
どこへといくのか誰にも知れない
ageスレの極北よ
>ALL
では、俺も去るとしよう。お休み
新しい日が訪れるように
落葉跡に新芽がひとつ
例えうどんこ病が入っても
収穫終了まであと3ヶ月
>182=粘着厨氏
圃場全体に影響を及ぼすような病害の発生要因は
大概、低温&多湿環境下での病原菌(カビ・ウイルス)の増加とされています。
かと言って高温で管理した状態で圃場内の湿度が足りないと
冒頭のような状況になってしまう訳で…。
現在は天然系の薬剤を織り交ぜたローテーションを用いて
防除計画を組むことでどうにか対処しています。
温度や湿度、土壌水分の管理&リサーチを綿密に行うことが
結局は最大の防除手段なのですが…ええ、そううまくはいきません☆
…鼬な長文Part2(T∇T)!!
(
>>167の続き)
質量を伴った突風が孝之の上体を襲う。抱え持っていたピザを弾き飛ばされそうになるが、
済んでのところで持ち直した。
「うわあっ!?」
二人の声が重なった。しかし、驚いたのは孝之よりもむしろあゆのほうだっただろう。確かに
あゆは見た。二人の眼前を横切った物体。その前方にあしらわれた白い燕と、後部の「C62」の
刻印を。しかも、それは同じものが二つ連なっていた。
「な…なんで街中をSLが走り抜けるのよ!?」
ジェットエンジンにも似た残響音の中であゆが声をあげる。
「知るかよ!あれは敷かれたレールの上を走るものだろ!?」
同じテンションでやり返す孝之。その言葉が終わらないうちに、ついさっきSLの走っていった
方角から巨大な質感が高速で迫ってくる気配。
「!?」
慌ててきた道を数歩戻る二人の眼前で、今度は逆の方向へとC62の重連が走り抜ける。
身構えていたこともあり、ピザのほうにたいしたダメージはない。
「今のは…」
「下り…みたいだな」
気を取り直し、慎重に左右を確認して広い道を横切る二人。目的地は遠い…。
(以下次号)
190 :
粘着厨:02/03/14 22:17 ID:F2zWD2ON
夜空に星が瞬くように
葉っぱに付いたウドンコは離れない
例え水で洗い流しても
この手で農薬散布しない限り
>耳(略
職業柄、リンゴ黒星病で泣いた事があるが・・・それはそれとして(w
次は機関車。C62?
つーかピザは?
・・・先が全く読めん。流石だ(w
191 :
大予想パラダイス第三十号:02/03/14 22:20 ID:F2zWD2ON
>>166続き(リスタート後、自動開始)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・
首だけになった4体の人形が見つめている。
冷え切った愛美の部屋の中で、孝之は独り立ち尽くしていた。
この部屋で起こった数々の惨事、そして呪われた因縁を見た。
もう…逃げ出す事は許されない。
―――そして、彼女は現れた。
「ようこそ私の部屋……ローエンシュタインの回廊へ」
いつの間にか、後ろには愛美の姿をした女が立っていた。しかしそれは
愛美では無い。この部屋に潜む何かの…
「あなたが…5人目……闇に呼ばれたマナミ……」
女は孝之に向かってゆっくりと歩み出す。それと共に孝之の頭が割れる
ように痛み出す。
「違う…俺はマナミじゃない…俺は孝之…だ…」
女が一歩こちらに近づく度に、孝之の頭痛は体の自由を奪っていく。脂汗
が体中からふき出すのに、凍えるように寒い。
「本当にそうなんですか?」
孝之はそれに答える事が出来ずに、埃の積もった絨毯の上に跪いた。そして、
断続的に襲ってくる激しい頭痛と耳鳴りに、孝之は堪らず嘔吐した。
「…ウソ、ついたんですね。あなたはマナミなのに……」
「ウソをつくコにはお仕置き…しなくちゃいけませんね」
その言葉をどんな表情で彼女が言ったのか確認することも出来ずに、孝之は
意識を失った。
(以下次号)
ローエンシュタインの回廊について、説明しておいた方がいいのでしょうか?
知っている・・・よね?
おsage ← 忘れて下さい
真実はお前だ犯人はいつも1つ
溶けたじっちゃんは謎だ
キンダー1の名にかけて
今更こんなネタかよ < そうですね、すみません
>ALL
今晩、コナソ
今日は一段と壊れています(当社比水増し料金)
194 :
粘着厨:02/03/14 23:19 ID:F2zWD2ON
作者がそれを忘れぬ限り
犯人はいつも仕事を終えてから捕まる
名探偵は犯人の自殺を幇助する
ああ悲しき名探偵の掟
>193
今晩反魂の儀式
ルナティックな夜かい?
>194
ルナちっくな夜って何?
月の光が精神に影響を及ぼすとか何とかそうゆうヤツか?
おっ、もしかしてルナっていうιょぅι゛ょ伽羅のことか。
ルナたん(;´Д`)ハァハァ
fifthシリーズの新キャラですか?(゚ω゚=゚ω゚)
>196=避処地
おお、それ(・∀・)ィィ!
もちろん「お○んちん、おっとうさまのお○んちん♪」は
標準装備だな!
198 :
粘着厨:02/03/14 23:44 ID:F2zWD2ON
>195
俺としては「いけない! ルナ先生」にしたいのだが(w
月は良い。Dark Side Of The Moonですがな。
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
fifth TRIOかね
今度は三人で来るのか・・・
>>197 激しく標準装備キボンヌだねハァハァ!
あの台詞だけで三十杯はいけるYo…
>>198 ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
いいねぇ…三人…亜鉛喰わなきゃ体もたなそうだ(w
200 :
粘着厨:02/03/14 23:48 ID:F2zWD2ON
夜空に星が瞬くように
狂気が俺の頭に
俺の頭が暗い感情に砕けたら
俺は月の暗闇でお前を待つ
>198
「ルナ先生のつるつるBOX」キボンヌ!
>199
漏れのロリ伽羅スリートップ
・SF リナ
・RW エナ
・LW さおりタン
202 :
粘着厨:02/03/14 23:56 ID:F2zWD2ON
星が瞬く夜空が明けるように
溶けた心は移りゆくが
例え一時、他のロリへと離れても
エナとリナの二人だけは忘れられないもんなんだねぇ・・・
203 :
粘着厨:02/03/15 00:01 ID:r3c/xTT3
>201
パイパソのルナ先生・・・なかなか良いな(w
工房時代か・・・それにしても懐かしい。
では、そろそろ去ろう。
>ALL
今日もお疲れさん。
>202
「萌エロリ」の最高峰です。宇宙を狙える器です。
Fifth Twin は「娘萌え」という新たな道を漏れに示したからな。
いつのまにか、ロリスレにナチャテールYO!(w
>粘着タン
お休み、(;´Д`)ハァハァ
やべぇ、リトルモニカ物語まだやってない。
メイたんが気になる・・・。
>ALL
・・・お休み。
\人人人人人人人人/
_、 ≫ ≪
(_)\ _ ∧ ∧ ≫ Fuck so Reena!
/⌒\_/⌒\)_,i⌒\\〔〔 (・д・,, )〕\ ≫ ≪
(_,人_(_人_\___ト、_\\(c)¶¶_つ 、\ /∨∨∨∨∨∨∨∨\
/ ,人_ \三_ 旧 ̄ ̄ ̄\ 旧>
し/ I \ \_((⌒) ● ●ノ_/
\__へ_/ L ̄ Y ▼\\___
\__/\彡人 、_人_.ノ /| / ⌒||\
\__|目__乍 \||| ̄| へ||づ/
|__||_{三|三}|_、  ̄ ̄^⌒〜
/ ̄|^^ ● ^ ●)>、
く//三ト、 ▼_|キ」
|∠./ |\__人≠|
\_| | |::||:::| /
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_匡ノ ̄|キノ⌒)
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|| | .|、_/
|\ノ| _|/
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|ヽ|__/\|、
^\ト\_ い
^\ ⌒/
208 :
粘着厨:02/03/15 22:30 ID:lkc2uEAP
せっかく華麗なはくその舞が貼り付けられたというのに・・・
夜空に星が瞬いている時間なのに
会社のパソコンに入り込んだウイルスは離れない
ウイルス名「不明」「不明」「不明」・・・・・・
例えこの手で駆除を試みても
「処理失敗」「処理失敗」「処理失敗」・・・・・・
いい加減、面倒くさくなってきたぞ。感染ファイル&怪しいレジストリは
全部削除だ。
システムが起動しなくなっても、ボク知ーらないっと。
会社の人間で俺以外にパソをいじれる奴がいない限り、「手遅れでした」
の一言で済むもんねヽ(´ー`)ノ
つー訳で、本日の大パラは臨時休刊となります。
皆様、ウイルスにはくれぐれも気をつけてくださいまし。
「WORM_FBOUND.C」 sage
夜空に星が瞬く時間
粘着厨はまだ職場
例え定時を過ぎたって
ウイルス達は離れない
>ALL
今晩、ウイルス・バスターズ!
>粘着厨
そうかー大変だなー。
でも、駄目そうだったら早く帰宅すべし。
一人で仕事を背負い込むのは精神的にかなりつらいと思うので、
その辺は上手く処理した方がいいYO!
アンチウイルス系のソフトやファイヤーウォールはPCに入ってないの?
そういえば、最近流行りだした「WORM_FBOUND.C」っていうウイルスは、
アンチウイルスに引っかからないらしい。
とにかく、あまり無理しないようにな。
(・∀・∀・)ヌッヘッホー。休み休み休みー。
>212=避処地氏
今日は休みだったのですか?
私は昨夜消防団の出動がありまして…
地元火災だったので今日は朝から後片付けでした。
現場を完全に更地にして今帰宅したところです。
これから大パラ♭の続きにとりかかろうかと。
(
>>189の続き)
二人それぞれが、自分たちがルーティンワークとは縁のない空間に踏み込んだことに
気づくのにそう時間はかからなかった。
10歩と進まないうちに何かしらのトラブルに巻き込まれるのだ。
建設途中のビルの前を通れば、頭上から鉄骨がダース単位で落下してきた。
線路の横の道を歩けば、通過する列車が悉く脱線してきた。
バスターミナルの側では、すれ違った若者が牛解体用の刃物を振り回してきた。
“オレンジの看板”の前を歩けば、通と称する男に小一時間問い詰められた。
次々と襲ってくる非常識な事態。まるで街そのものが孝之とあゆに敵意を抱いたかのような
状況だった。しかも、その一つ一つが明確な目的意識を感じさせた。
「やっぱり…」
「そのピザ、何かとんでもない秘密が隠されてるわね。それ自体がヤバいものかどうかは
別として」
「ああ。で、これを日没までに届けられると非常に困る誰かが何処かにいる、という訳だ」
ここにきて、孝之とあゆは自分たちがなぜこんな状態になったのかを理解した。突破口は
ただひとつ。届け先を目指してひたすら前に進むこと。
「…面白い。どこの黒幕だか知らないけど、このあゆ様の行く手を阻むことができると思ったら
大間違いだよ!あとでじっくりと泣きっ面を拝ませてもらうわよ!」
「そうだな。…あとついでに、終わらせたらあのアホ店長にもガツンと喰らわせてやろうぜ!」
闘志も新たに、二人は颯爽と前に進みだした。
ピザの箱を抱え、商店街のアーケードの下を走りつづける孝之とあゆ。
その二人を追うようにして、轟音と閃光が辺りを包む。
荷物を載せたカートが二人のほうに自走してくる。
爆発。
出前持ちが突然岡持を投げつけてくる。
爆発。
赤い着物を着た落語家の付き人風の男が3枚の座布団を抱えて走ってくる。
爆発。
乾物屋の店先かららっきょうが転がり出る。
爆発。
行数稼ぎ違うかとつっこまれたくされ文章書きがうろたえる。
忍法、微塵隠れの術。
たて続けにまき起こる爆風と硝煙のさなか、それでも腕の中のピザはしっかりと守り、
目的地を目指して二人は戦場と化した街を駆け抜ける。
アーケードを抜け、赤く燃える夕日に向かって走る孝之とあゆの目前に、ゴールとなる届け先の
家の玄関が現れた。
「よし、何とか間に合いそうだ。あと少しだ!」
しかし、終局間近に最後の障害が二人の前に立ちはだかる。
「ちょっと待って。玄関先に何かいる!」
立ち止まり、指を差すあゆの向こうに、常人とは違った雰囲気を纏った男が、沈み始めた
夕日を背にして立っていた。
(以下次号)
うげ…>214名前欄ミスった。
大17号ってなんじゃい。大17号って!?
216 :
粘着厨:02/03/16 22:29 ID:OvCp78vB
夜空が白み出すまで
俺を苦しめたウイルスの名はBADTRANS.B
ウイルスチェッカーの定義ファイルくらい更新しろやオヤジども!
例え俺がシステム復帰させても
連中が知識もなくパソを使っている限り
この悲劇は再び繰り返される
つー訳でレポートを社長に提出。
ついでにパソに残っていたエロサイト閲覧ログも提出。
臨時会議が召集されたが・・・ザマミロ(・∀・)
217 :
粘着厨:02/03/16 22:31 ID:OvCp78vB
やや、昨日は大変に申し訳ありませんでした。>ALL
>214-215=耳(略
誰だ 誰だ 誰だ 夕日のかなたに躍る影
いや〜、クライマックスだね。
岡持、座布団、らっきょうが爆発。昔の日本はスリリングだった。
茶色い時代がありまして、ゆあ〜ん、ゆよ〜ん、ゆあゆよ〜ん
218 :
大予想パラダイス第三十一号:02/03/16 22:33 ID:OvCp78vB
>>191 続き
気が付くと、孝之は裸でベッドに寝がされていた。
しかし、布団に温もりは無い。冷え冷えとした氷を抱かされて
寝ているような気分だった。
「起きたんですね…ふふ、私のかわいいマナミちゃん」
愛美がベッドの横に座っている。微笑みを浮かべながら…
「ずっと、看病してあげてたんです…大事なマナミちゃんがどっかに
行っちゃないように…」
そっと孝之に掛かっていた布団が取り払われる。そして、愛美は孝之
の胸を手のひらでさする。
孝之は、そのたびに体中が震えるほどの悪寒を感じていた。まるで、
ドライアイスで体を揉まれるような…
「うふ…まるで、赤ちゃんですね。おもらし、しちゃうなんて…」
気が付くと、孝之は失禁していた。敷布団のその部分だけが、体温を
感じさせる暖かさを持っていた。
「お仕置き…しなくちゃいけませんね。マナミちゃん」
彼女の纏っている白衣の下から、ギラリと光る何かが取り出された。
そしてそれが…手術用のメスであることに気が付いて、孝之は絶叫した。
「きれいにしてあげますね…いらないものは全部取ってあげますから……」
((グロにつき省略。性感人体改造の果てしない饗宴が行われることだろう))
(以下次号)
_ _
☆ _-‐-、 l:::::l┐ l::::l ,.‐-__ ☆
/-=ニヽヽ/-──-v-─-、//ニ=‐ヽ
☆ /-ニニ、─.._二 ─ 十‐ ニ_`..-─,ヽヽ ☆
/-ニ| i::::::./ ̄`ヽ l /`ヽ:::::: /|ヽヽ
/// | ヽ./ / ! l l ! l l ! l ヽヽ/./l lヽ!
/ ll l`>/ _l l l l ! l l l l l !_l l |ヽ レ
、-‐ l ! l | l l l‐l-l_l l l _l-l‐l !l/i. |
\、ヽl | l レ ' ̄\ /`ヽl | l |
. _.>、` !l | "" ,‐v─┐"" ノ__!l |
l ̄ ‐、.'v─-、>lヽ. ( _.ノ_ ∠,‐ ‐K _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
_.└─-〈 l ニl` T l //l l lニ l \ sageるの!
l  ̄ニ,-`ー一l -!ヽヽl_//┴'‐ !- l <
. └‐ ̄ l ,‐ `ー,‐'l ̄`ロ'´ ̄l `ー‐' < >ALL
〉' / / └─´ `┬┘ < こんばんはっ★
ヽ./  ̄ー一 ̄ー''ヽ、_ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
ヽ./ / l l l !
☆ \, ヘ _, へ ,ヘ_, ヘ_/ ☆
l_,-─l l_,-─l
☆ ☆ l _l l __l_ ☆ ☆
┌ ~l><l,┌ ~l><l,
l`ー'二ヽ.l`ー'二ヽ.
ト,-‐─‐|ト,-‐─‐|
220 :
粘着厨:02/03/16 23:19 ID:OvCp78vB
___ヽヽ ヽ丶 (´ (´ {-―-/ (´⌒ } /./ l (´⌒(´
/ ┼─┼ ===== .(´ l/l ノ} ( }-‐''´レ' / (´⌒´
, く / {\, _,,..::--――――- ''´ `、l ヾ_ツ / (´
/ ヽ / } `´ o .,-‐―┐ o .丶 ヽ `、
l ./ l ヽ ヽ ヽ (´⌒(´ (´⌒(´
{ ム-―‐-┴ `、. (´⌒´ .〉―‐-〉 (´⌒(´ (´⌒(´
/ ._,,=-::.,,_ ∧ ∧ ノ ./ (´⌒(´
{,,__,,....::-‐''"´/l :::::``ヽ. (゚Д゚,,)`/ヾ/、/ ̄`ヽ/ (´⌒´
>219 i ' ....:::::/ l:::...... ,、 :::⊂ ⊂ ヽ / l l i,/``i./ ≡(´ (´⌒(´ (´⌒(´
今晩age . l..::{::::/i::::ハ::/ i::∧:::ハ:::::::/ /〜:丶_ `ム-=ッ l (´⌒(´
{/{::/l'ヾノ V リ V ヽ,:∪ ∪::::::::::::ヽ-‐ l | L_ (´⌒(´
∧∧ ) ____l/.i .;:= =ュ { .{::::::::,、::::lヾ _ ヾ.、 7 ≡(⌒⌒(⌒⌒
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ ̄ ノ l. { ,.,. ,.,. .{ / ト、::::{ \l  ̄ //〈 ≡≡(⌒⌒
`''ーヾ、,,__,,ム,,___,,{ムヽ、 ヾ、 ̄) .〉 ` ヽ| _ノ===::::;;;ム_〉≡(´⌒
` _ _,,....-ヽ、 ノ~
>220=粘着厨
ちゃあーっす。
「あぁん、こすれるぅ〜」ってセリフが無いぞ、( ゚Д゚)ゴルァ!
でも、(・∀・)ィィ! 確か、ギコ子だったっけ?
>216
よくやった、勘当した。
BADTRANS.Bとはビミョーに流行遅れなところが、
さすがエロオヤジっぽいな。(w
222 :
粘着厨:02/03/16 23:54 ID:OvCp78vB
>221
うぃーっす。
ギコ子っつーのか。最近、モナー板にも逝ってないから
情報に疎くていかん。
夜空に瞬くアルデバランの様に
会議室から出てきた社長の顔は真っ赤っ赤
例え社長が帰宅しても
オヤジどもの顔は真っ青のまま
>222
それはオモロイなー。
どんなサイト見てたのかちょっと気になる。
漏れのイメージではパツキン人外とか見てそうだな。
それか、円光腐女子校性とか。
224 :
粘着厨:02/03/17 00:16 ID:Vrz4vhrM
夜空に瞬く星の数ほど
出るわ出るわの怪しい閲覧URLログ
pussy、porn、anal、rolita・・・
さすがに怒りでドロドロに溶けた心でも
中身までは確認する気にならんかったが(w
225 :
粘着厨:02/03/17 00:22 ID:Vrz4vhrM
いつも威張っている”自称”システム管理者のオヤジは
システム異常があっても「僕、よく分からないから任せるよ」の一言で帰宅
夜空に星が瞬くように
日頃デカいこと言っている奴ほど、中身は大したコトないね(w
>224
なるほどー。
よくある人外さん関係みたいやね。
夜空に星が瞬く時間
エロサイトを駆け巡る
例え危険と判ってても
エロオヤジは止まらない
漏れもナー(w
227 :
粘着厨:02/03/17 00:26 ID:Vrz4vhrM
む・・・いかん。仕事の愚痴ばかりになってしまった。
夜空に星が瞬くように
一日熟成したチンポは溶けそうだ
例え大パラの続きを書かなくてはいけなくても
今日はエロゲー抜きに専念する
つー訳でおさらば。
お疲れ>223
夜空に星が瞬くように
エロゲから離れられない
例え「エロゲヲタ」って言われても
楽しいからやめられない
>ALL
お休みだったり、エロゲやったり人それぞれの過ごし方。
休みで徹カラ→即売会の黄金コンボですよ。満足
さぁ書類まとめねば(汗
今日中に終わらせねぇとヤヴァイのに…この量…鬱…
230 :
名無しさん@初回限定:02/03/17 21:09 ID:3WzangCc
質問ごめんなさい、遥が木○本さ○らちゃんのパクリというのは超ガイシュツですか?
それと遥ENDで遥が指輪をしていましたが、主人公と結婚したと見てよろしいのですか?
水月ENDも主人公と結婚したと考えていいんですか?
あれから違う男と結婚したというのはシナリオ的に見てナシですか?
,-――,∩ 1up もう戻れない
>>230を踏んで 1UPしていた
(__(M)⊃
( ´∀`) 1up 幼い日々
⊂‖ ‖/
ノ゚  ゚̄γヽ 1up レスの記憶かすかに残ってる
(__丿 \__ノ_
☆ / XX 丶 | ̄ ̄ ̄ ̄ 小さな駄スレ消したい
(´Д`;)XXX)| ←
>>230 U U U U | 今では
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
232 :
粘着厨:02/03/17 22:14 ID:VFJCeo8C
夜空に向かって男根が吼えるように
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
徹カラ=徹夜でカラー塗り=避処地はエロゲンガー
即刻、エロ絵をアプし玉江
俺がそれを忘れぬ限り、訴え続けるぞ!!
233 :
粘着厨:02/03/17 22:14 ID:VFJCeo8C
>230
A.
あくまで一つの定説です。それを認識した上で以下をお読みください。
>遥が木○本さ○らちゃんのパクリというのは超ガイシュツですか?
既に噂が飛び交っていますが、まず間違い無いでしょう。ゾンビ化した遙に対して
孝之が「はにゃ〜ん心経」を唱える一節が、その証拠とされています。
ちなみに超ガイシュツです。
>それと遥ENDで遥が指輪をしていましたが、主人公と結婚したと見てよろしいのですか?
あなたはきちんと伏線を読んでいなかったようですね。あの指輪は、孝之がインドの山奥
で見つけたゾンビ封じの指輪です。
該当するCGを拡大して見て下さい。怪しげな梵字が無数に書かれています。
>水月ENDも主人公と結婚したと考えていいんですか?
これは、孝之と結婚したと考えて支障がないでしょう。エピローグシーン中に「関白宣言」
が流れますよね。貴方もさだまさしナリキリになって、裏声で絶唱してください。
主人公の気持ちが分かる筈です。
>あれから違う男と結婚したというのはシナリオ的に見てナシですか?
エンディング後に「関白失脚」を歌えば、貴方にも主人公の気持ちが分かる筈です。
絶唱した後にアリかナシか判断して下さい。
以上
>231
当スレへ迷い込んだ子羊ちゃんに、何という残酷な仕打ちをするのですか。
どれ、折角だから当方も無限増殖をば…
>>232 (;´ω`)ノ=ノ ノンノン、昔から絵とゴキブリだけは苦手な漏れだYo!(汗
>233
ワラタ
236 :
大予想パラダイス第三十ニ号:02/03/17 22:18 ID:VFJCeo8C
>>218 続き
「…はぁっ…ぐ…ぐぁっ……はぁ…はぁ……」
孝之は荒い息を上げながら、痙攣を繰り返している。
ベッドの上に整然と並べられたメス、コッヘル鉗子、縫合糸、外科針…
そして辺り一面に飛び散った鮮血とピンク色の脂肪の小塊……
孝之の目には何も映っていなかった。ただ、体中を駆け回る痛みを越えた
衝撃に身悶えていた。
「うふ…きれい……お股にあった汚いものは無くなりましたよ。さあ次は、
立派なおっぱいを付けてあげましょうね」
((ちょっと書いてみたが…堪えきれず省略))
「うふ…マナミちゃん、私の手でどんどんきれいになっていきますね…」
孝之は白目を剥いたまま。ときおり体が痙攣して蠢動するだけの、肉の塊。
((唐突に女の回想が始まる。長くてメンドいので省略: 昔この部屋で
ローエンシュタインの回廊を使った降霊実験が行われて、それに参加した
彼女は実験中に蒸発。この部屋に生きたまま霊として拘束された。以後、
自分と同じ名前を持つ「マナミ」を次々に呼び込んで惨殺。自らが屠った
4人のマナミと唯一の生者である孝之を使って、「逆ローエンシュタイン
の回廊」を実施。自らが孝之の体に蘇ることを企てた・・・てなトコロで
しょう))
・・・・・・・
「鳴海さん、鳴海さん…起きてください鳴海さん!」
孝之は体を激しく揺さぶられるのを感じて意識を取り戻した。霞んだ視界が
ようやく焦点を取り戻し、目の前にいる人影を認識した。
「鳴海さん、しっかりしてください、鳴海さん!!」
それは愛美だった。そしてその体越しに孝之が見たものは……
「・・・!!」
赤いワンピースを着た女が苦悶の表情を浮かべている。その体には、首、胸、
足に3体の人形の首が噛み付いている。
「ぐわあああぁぁぁぁぁぁぁ……はなせ!はなせ!!はなせはなせはなせはなせ…」
体から流れ出る鮮血で白いワンピースが染まって、真紅の色を放っている…それに
気付くまでさほどの時間はかからなかった。
「鳴海さん、早く…時間が無いんです!!」
愛美に手をぐいと引かれ、孝之はベッドから転げ落ちた。
(以下次号)
237 :
粘着厨:02/03/17 22:23 ID:VFJCeo8C
>避処地
何だ、残念。では徹カラとは何だ?
徹夜でカラ出張か?
>235
ワラタとは失敬な。
当方、至って真面目なジャーナリストであります。
238 :
粘着厨:02/03/17 22:32 ID:VFJCeo8C
という訳で、当スレでは君望関係の攻略相談よろづ承ります。
手取り足取り、激裏情報まで公開いたします。
お答えしよう、徹夜唐揚げ大会さ。もう喰いまくり。食い過ぎて吐く事請け合い。
240 :
粘着厨:02/03/17 22:37 ID:VFJCeo8C
徹夜で唐揚げ大会
食っても食っても、まだまだ山積する唐揚げの山
夜空に瞬く銀河のように
畳の上に広がるゲロの河
そりゃ、余った唐揚げで即売会もしたくなるわな(w
ほえぇ〜 sage
夜空に星がまたた供養に
はにゃ〜ん心経 木霊する
例え魑魅魍魎となろうとも
さくらタンは「一部の大きいお兄さんに大人気!」 < TVで言ってた
>ALL
今晩、雪兎さんがくれた と・け・い♪
>233=粘着厨
ワラタ
244 :
粘着厨:02/03/17 23:02 ID:VFJCeo8C
こんばん般若波羅蜜多心経
夜空に瞬く星のように
俺の情報は業界一
例え>241が他スレ誘導していても
このスレに書き込んだからには、230君もageスレ仲間だ!
245 :
粘着厨:02/03/17 23:14 ID:VFJCeo8C
>243
だ・か・ら、大パラ編集部員たる俺様が嘘を書くわけが無いだろうがヽ(`Д´)ノ
>>233のどこに笑う要因があると言うのだ!!
>245
えっ、あそこは笑う所だろ?(w
いや〜、やっぱ粘着タン最高!
この才能を埋もれさせておくのは惜しい。
なにはともあれ粘着タン(;´Д`)ハァハァ
247 :
粘着厨:02/03/17 23:28 ID:VFJCeo8C
>246
誉めるのは止めてくれヽ(`Д´)ノ
叩き煽りには慣れているが、賞賛には慣れていない俺
夜空に瞬く星も
雲に隠れて消えてしまいたくなる気分だ(w
一生懸命予想したというのに・・・ブツブツ
まあ、笑えるのならそれで良いか。
またこのパターンか?(w
そんなに煽られたいのかい?
でもそれじゃあ面白くない、もっと効果的なモノがある。
茜の「お兄ちゃんだ〜い好き☆」シナリオを書いてくれ。
くっくっくっ・・・・羞恥のあまり部屋でモンキーダンスを踊る
粘着タンの姿が目に浮かぶぜ。
249 :
粘着厨:02/03/17 23:44 ID:VFJCeo8C
クソったれが・・・しっかり俺の弱点を把握しているな(w
放置と賞賛、これは苦手だ。常駐スレじゃなかったら速攻、逃げ出しているところだが・・・
茜の「好き好き大好き」シナリオか。
うん、コレならかけそうだ。生首フェラは忘れずに・・・っと。
>粘着厨氏&ID:e2jzQT6P氏
むむむ…私も読んでみたいです。
羽根が生えて空とか飛べて以下略
>249
こら、ふざけるな〜!
茜タンファンに拉致〜るされるZO!
罰として必ず「一緒にお風呂に は・い・ろ♪」イベントを入れる事。
さもなくば、ホメゴローシレスしか書かんぞ。
それか常に(;´Д`)ハァハァするぞ!
それじゃまず一罰目の 粘着タン(;´Д`)ハァハァ (・∀・)ィィ!
>250=耳(略
代わりに書いてみない?
252 :
粘着厨:02/03/18 00:02 ID:UeRwr07t
>251
((( )))
(´Д`; ) キモイヨ〜
/ つ _ つ
人 Y
し'(_)
>250=耳(略
・・・という訳で
溶けた心は離れなくなった
どーだい、一発「茜ベタベタシナリオ」書いてみるのは?
個人的には、251が書くSSも見てみたいが
>252=粘着厨氏
大パラ♭のほうがひと段落ついたら…考えてみます。
つか、ギャルゲの類は「海へ〜summer waltz〜」しかやってなかったりするので
ベタベタ路線のなんたるかがいまひとつ(略
ひとまず今夜はこれにて>みなさん
254 :
粘着厨:02/03/18 00:23 ID:UeRwr07t
>253=耳(略
やってくれるか、頑張ってくれ。
それにしても「海へ」というと、リアル麻雀関係か。P4しか興味がなかったからなぁ・・・
俺としては、二人目のボーイッシュな姉ちゃんが好きだった。コイツが出て来ると、
ワザと勝負を長引かせていたのは若き日の思い出なり。
今思うと、エロゲに嵌るのはコレに一因があったのか。
では、俺も去ろう。
お疲れ様>ALL
>253=耳(略
ダイジョーブ、大丈夫。
自分の恥かしーい部分をさらけ出せば書ける。(w
理性をどれだけ捨てられるかが、ベタ萌えシナリオのカギだ。
>羽根が生えて空とか飛べて
これも結構(・∀・)ィィ!
>254=粘着厨
あー、キミキミ。
「遙激萌えシナリオ」の件は忘れたわけじゃないよ。
今回の大パラマナマナ編が終わったら早急にこの課題をこなしてくれ。
これは夏のボーナスの査定に響くから特に力をいれるように。
さらに「転んでパンツが見えちゃった〜☆」イベントの追加も検討するように。
もちろんパンツは白だ! この訴えは(以下略)
>ALL
ぐっな〜い★
(
>>214の続き)
(何だ、こいつ…?)
真夏だというのに、ソフト帽をきわめて目深にかぶり、コート姿で孝之とあゆの目前に佇む
小柄な人影。得体の知れない、ただならぬ何かを感じさせる。
「ここまでたどり着けたのは意外だった。だが、それももうここまでだ」
男声と女声の混じったユニゾンが二人の聴覚を包む。この男の声だった。
「お前なのか、駅からえんえんと妨害を繰り返してきたのは?」
少しでもこれまでの現象の正体を探ろうとして男に問いかける孝之。
「私ではない、我々だ。正確には君たちの持っているもの、それが目標だったのだ」
「このピザのことか?やっぱりな…。これが一体何なのか、オレたちも詳しいことは知らされて
いなかったんだ」
「そうか、ならば都合がいい。…悪いことは言わない、手に持っているものをその場において
いますぐ立ち去るがいい」
高圧的な口調が孝之の反感を誘った。
「断ったら?」
「…いらぬ怪我が増えることになる」
「…!?」
いつの間にか、孝之とあゆの周りは大勢の人影に覆われていた。三方へと伸びる住宅街の道を
すべて塞がれた形になる。二人を囲む人の群れの中には、先刻街中で目にした姿もあった。
「彼らは現在、我々の制御下にある。我々が指示をくだせば、君たちをすぐに八つ裂きにする
こともできるのだ。どうかね、この状況でも君たちはまだ勤めを果たす気があると言うのか?」
「…そんな真似をして、目当てのものが無事で済むとでも思っているのか?いますぐこの場で
この箱を地面に叩きつけて台無しにするかもしれないぞ?」
両手で箱を頭上に掲げ、落下させる素振りを見せる孝之。
「それはそれで好都合。我々の手間が省けるというものだ」
「くっ…」
勝ち誇ったような男の言葉が続く。
「どうするつもりだ?もう時間がないのだろう」
(続く)
(
>>257の続き)
アーケードを抜けたころに沈み始めた夕日は、すでに4分の3以上が水平線の下にあった。
完全な日没までには、ほとんど残されてはいない。かと言って、組まれた包囲網は容易なこと
では抜けられそうにはないだろう。
「どうする、大空寺…?」
孝之はすぐ側のパートナーの顔を見た。意外にも表情に狼狽の色はなく、むしろ闘志すら
覗える。
「ひょっとして、何か手があるのか?」
小声であゆに話しかける孝之。あゆもやはり小声でそれに応える。
「まあね。まず、目の前のコートの男はあんたの担当。とりあえず動きを止められればいいわね。
まわりは私が相手をするわ。………、……」
「ずいぶん突拍子もない作戦だな。つーか、それ、本当にうまくいくのか!?」
「この状況でほかに選択肢があって?」
「確かにな。…よし、それでいこう」
「…どうした、降参する算段でもしていたのか?」
男の声が孝之たちに投げかけられる。
「ああ、確かにもうどうにもならねえみたいだしな。とりあえずこれは…こうする」
そう言った途端、孝之は腕に抱えていたピザの箱を空高く放り投げた。
「!!」
男の、そして孝之とあゆを除くその場にいた人間全員の視線が空中のピザに集中する。
その瞬間、地上では人型の暴風が吹き荒れた。
あゆが溜めていた力を一気に解放したのだ。打撃音が連続的に住宅街に響き、道の上に
戦闘力を失った人体が折り重なってゆく。
突然の展開に気をとられた男の前に孝之が現れた。その両の掌が、男の眼前で音高く
打ち合わされる。瞬間、男の身体が伸び上がり、そのまま動かなくなった。
その隙に、一気に届け先の玄関口まで駆け抜ける孝之。そこで広げた両腕の先に、自分で
空中に放り投げたピザの箱が収まった。
この間、3秒。包囲網を噛み破ったあゆが駆け寄ってきて玄関先のインターホンを押す。
そのとき、硬直していたコート姿の男の身体が路面に倒れた。コートの下から数体の
中型動物が飛び出し、三方の物陰へ一目散に逃げてゆく。その姿を孝之は呆然と眺めていた。
返事のあとに家人が玄関のドアを開けたとき、夕日は雲の間からわずかに顔をのぞかせて
いる状態だった。
(以下次号)
259 :
粘着厨:02/03/18 22:29 ID:Esy3jDhS
夜空に瞬く星よりは数が少ないが
溜まりに溜まった代休を
一気に消化させるべく、長期休暇&旅行を会社に申請
例え上司に反対されても
労働基準法がこの世にある限り
つー訳で、今週の水曜日から一週間ほど旅行に出かけることが
正式採用されました(・∀・)
260 :
粘着厨:02/03/18 22:30 ID:Esy3jDhS
>257-258=耳(略
あゆ強し。口が悪いだけでなく、戦闘力もグンバツなのかコイツは・・・
確かに、「口もスルドいが手もスルドい」の噂に違わぬ活躍ぶり。
しっかし、ピザの真相は更に混迷の中ですなぁ・・・
>256
ぱんちーですかですかですか。
しょうじき、こまっちゃう〜な〜♪
でも・・・
ぼーなすへっちゃうと、ぼくちんこまっちゃう。
261 :
大予想パラダイス第三十三号:02/03/18 22:32 ID:Esy3jDhS
>>236 続き
孝之は恐る恐る自分の体を見た。肉塊となったはずの自分の体を。
…何とも無い。裸にされていた筈なのに衣服も着ている。体中を暴れまわっていた
痛みの残滓が、僅かに違和感として残っているだけだ。
「───早く!!」
孝之の混乱を愛美の言葉が遮った。孝之は全身に力を込めて立ち上がる。
…軽い。あれだけ孝之を苛んでいた体の不自由さが嘘のようだ。
「まて…わたしのカラダ…ニクタイ…わたしのマナミいぃぃぃぃぃぃっっっ!!」
身の毛もよだつ様な唸り声が、女から発せられる。そして一歩、また一歩と孝之に
歩み寄る。
愛美に手を引かれるままに孝之は駆け出した。
・・・
逃げて逃げて…長い長い絨毯の廊下を走り抜けて……
その最中に、孝之はふとさっきの疑問を口にした。
「はぁ…はぁ…なぜ…俺は確か…体を…」
それに答えるように、愛美は微笑みながら孝之を見た。孝之の呼吸は乱れきっているのに
愛美は荒い息一つしていない。
「……霊魂は、人の体を直接変えたりすることは出来ません。出来るのは心を侵食する
ことだけ」
そう言えば、廊下を走り抜ける鈍い靴音は孝之のものだけで……後は物音一つしていない。
「でも…心は体を変えることが出来る。人の命さえも奪う事も……」
「穂村さん…君は……」
そう言いかけた時、愛美は孝之を突き飛ばして体の上に覆い被さった。
262 :
大予想パラダイス第三十三号 続き:02/03/18 22:33 ID:Esy3jDhS
───ズーン!!
大きな梁が孝之の真後ろに落下していた。石礫と砂煙が孝之と愛美を襲う。
「マナミ……マナミ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
遠くから叫び声が聞こえる。それに合わせて館が絶え間なく蠢動している。
「大丈夫ですか、鳴海さん!?」
「げほ…だい…じょうぶだ」
振り向くと、孝之の真後ろの壁と床に大きな亀裂が出来ていた。愛美に守られていなかっ
たら、ひとたまりも無かっただろう。
「良かった……立てますか?」
「ああ……」
孝之はゆっくりと立ち上がった。そして、土埃だらけの自分の体ときれいな体のままの
愛美を見比べた。
「出口です。鳴海さん、早く!」
愛美が扉を指差しながら、孝之の手を引く。
それに従いながら……愛美のことを孝之は考えていた。
考えながら、その考えを端から振り払うように走った。走って…重い扉から外へと飛び出した。
(以下次号)
263 :
大パラ編集部コラム:02/03/18 22:38 ID:Esy3jDhS
第三十三号で愛美シナリオを終わらせようと思ったが、タイムアップで
止む無く断念。
しばらく休刊となるので、目処をつけたかったのだが・・・
明日までには終わらすぞ!
■編集部員大募集中
どないでっかロリの皆様。天川蛍シナリオ予測など・・・
手sage鞄
夜空に星が瞬く空の下
当ての無い旅に出かけよう
風に吹かれて進んで行こう
どこまでも続くこの道を
>ALL
今晩、家に帰るまでが遠足です。
265 :
粘着厨:02/03/18 23:16 ID:Esy3jDhS
今晩、おやつは500エソまで
星明りに照らされて歩いてゆくのさ
どこまでも続くこの道
星明りに照らされて歩いてゆくのさ
例えこの手が離れても
バナナはおやつに含まれますか?
>289
ダディは旅行か・・・
3/22は遙タンの誕生日だぞ〜。
そうか、これだ!
激萌えバースディシナリオで良いじゃないか。
この案、どう?
>257-258=耳(略
孝之とあゆ カコ(・∀・)ィィ!
アクションしてますなー。
店長との最終決戦キボンヌ。(w
267 :
粘着厨:02/03/18 23:41 ID:Esy3jDhS
>266
おう、旅行だ。北海道だ。
いやー、この時期は宿も閑古鳥で予約もスンナリ。
誕生日・・・ンなものキャラに存在していたのか
びっくり仰天、溶けた心も瞬間凍結
例え俺の心が拒否反応を示していても
君のくれたプロットで、シナリオが大体固まってしまったではないか!!
>267
北海道はでっk(削除)
ぷろっと ぷろっと ぷりりんぱ。
まじかる まじかる みらくるりん
遙タン激萌えシナリオにな〜れ〜♪
何はともあれ、役に立てたようでよかったよ、うん。(w
269 :
粘着厨:02/03/19 00:04 ID:ww6+KfnH
ええ〜っと、変身を解く呪文は・・・
らみぱすらみぱす るるるるる〜
例えそんな戯言言ったところで
268がそれを忘れてくれない限り
旅行中、最大限の努力で考えよう。
では、俺はこれにて。
お疲れさんです>ALL[
つーか
>>266 まちがっとるやん。
誤)>289 → 正)
>>259 でした、テヘッ★
>ALL
(( ;゚Д゚))ブルブル・・・・・お、お休み。
271 :
粘着厨:02/03/19 22:15 ID:BTdMTCr1
夜空に瞬く星の歪みに
諸人目覚めよ
諸君が眠れる奴隷の限りは
我が闘争は続くのだ
>>262 続き
「はぁ…はぁ…はぁ…」
呼吸を整えるように、孝之は月明かりの眩しい外界を見渡した。
何事も無かったように静か。ただ、禍々しく軋みをあげる洋館を除いては…
「…もう…大丈夫なんだよね?」
孝之は、自分に背を向けている愛美に向かってそう言った。
「ごめんなさい…本当に怖い目に遭わせてしまって……」
不安だった。愛美の言葉だけじゃなく、全てが堪らなく不安だった。
「いや…でも君は…俺が知っている穂村さんで良いんだよね?」
「ごめんなさい……」
愛美は孝之の方を振り向いた。彼女は…泣いていた。
青白い月光が彼女の顔に伝う涙を浮かび上がらせる。
「せっかく孝之さんがわたしのこと覚えていてくれたのに…私は私は……」
半透明に霞む体で、愛美は孝之に抱きついて来た。暖かいような冷たいような…
力強いような空気のように弱々しいような不思議な感触。
「ごめんなさい…今だけ…こうさせて下さい…あと、もう少ししかないから…」
「……」
孝之は何も言えなかった。言えば全てが壊れてしまいそうな…起きる寸前の夢の
中のような気分。
「穂村さん…俺は、君のことが好…」
「言わないで下さい!辛くなるだけだから……」
彼女の体の感触は薄れゆく。孝之も知らないうちに涙を流していた。
「穂村さん…明日から学校来るんだよね。保健室に行ったらまた会えるんだよね!」
孝之は自分が何を言っているのか分からない。ただ、頭に浮かんでは消える希望を
並べ立てていた。そうしないと、夢から覚めてしまいそうで……
愛美はそんな孝之を見てきょとんとした後、クスクスと涙交じりに笑った。
「そうですね。そうなったら…良かったのに……ほんとうに…よかった……の…に…」
笑いながら、愛美は泣いた。
273 :
大予想パラダイス第三十四号 続き:02/03/19 22:24 ID:BTdMTCr1
「…ありがとうございました。思い残すことはもう……無いです」
愛美は孝之の体から離れ、凛とした表情を浮かべる。
「私には、最後にやることがあります。全てを終わらせなければいけません」
「・・・・・・」
「私は、他の「マナミ」に比べて幸せです。何も満たされることの無い彼女
たちよりも…」
愛美の体が白く…月光よりも白く瞬き出す。
「愛美!」
「孝之さん…お元気で…」
愛美は雷光の様な強烈な光となり、孝之の目の前から飛び立つ。それはまるで
一本の矢のようにまっすぐにあの…呪われた「マナミの部屋」へ消え去った。
「ぎいいいいぃぃぃぃやぁぁぁぁああああっっっっぁぁぁぁ!!!」
断末魔の叫びが夜の闇に木霊する。窓から黄青白の光が散乱して見える。
そして程なく、部屋から紅蓮の炎が巻き上がった。まるで今まで吸い込んできた
血を放出するような、真っ赤な炎だった。
「愛美いいいいぃぃぃぃ!!」
孝之は堪らず叫んだ。その声と共鳴するように、洋館は大きく振動し……一気に
炎の海に包まれる。
「まなみ…まなみ…くそっ…まなみぃぃぃぃ!!」
孝之と愛美を隔てる炎はあまりに熱く…孝之は歯軋りした。そして、泣いた。
274 :
Epilogue:02/03/19 22:24 ID:BTdMTCr1
・・・数年後
孝之は少年たちを待っている。
佐伯とかいう生意気な兄弟、遊び仲間の斑鳩という少年…
近頃流行っているテレビキングの話題を持ち出したら、簡単に話に
乗って来た。
「もうすぐ会えるよ…愛美…」
そう、準備は整った。彼らの未来と引き換えに愛美を取り戻す。
ローエンシュタインの回廊は、もう口を開けて待っているのだから。
そして…彼らは現れた。
(愛美MAIN END: The Endless Corner Of A Spiral Corridor)
275 :
大パラ編集部コラム:02/03/19 22:31 ID:BTdMTCr1
螺旋の申し子たるマナマナである以上、ホラー、拉致監禁、拷問、
救いようの無いシナリオは必須であり、ゲーム本編でも編集部予測
と同様のシチュが展開されると考えられる。
ageとフライングシャインの仲が良いという話も聞くため、「傀儡の教室」
で採用された一本道シナリオが、マナマナのような実験的キャラで用い
られるのは妥当な線と言えよう。
■大パラ編集部員大募集中だす・・・
デフレスパイラル sage
夜空に星が瞬く夜に
恐怖の館が燃え上がる
例え刹那の煌きでも
その一瞬が永遠の証
>ALL
今晩、来来
ヽ(゚ω゚=゚ω゚)ノ
…と、挨拶だけして今日はお暇貰います…暇をくれ…誰か…(泣
>277=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
そっか、忙しいのか・・・・。
無理はしない程度にガンバレ!
279 :
大パラ編集部コラム:02/03/19 23:11 ID:BTdMTCr1
星一つ見えない森の奥深く
一見、何の変哲も無い古い屋敷
だが、その一室からは
毎夜、毎晩、少女の悲鳴声が聞こえてくるという
・・・おまえも人形にしてやろうか
おまえも人形にしてやろうか!!
>276
ういーっす。
まあ、分かりきっている事だがシチュは聖飢魔Uのアノ歌の
パクリ多用である。
シナリオ大筋は合っていると思うのだが・・・
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
相変わらず大変そうだな・・・暇な奴なら2chにゴロゴロしていると思うが(w
無理しすぎて体は壊すなよ。
280 :
粘着厨:02/03/19 23:12 ID:BTdMTCr1
>279の名前欄変えるの忘れた・・・まあ、良いが。
空に星ひとつ瞬かぬ夜
溶けた魂は闇の中へ…
例え悪夢を繰り返しても
こころがそれを求める限り
こんばんハウス・オブ以下略>みなさん
>大パラ第三十四号
【孝之】
「大振りの鉈、オッケー
ショットガン×2、オッケー
あ、ホッケーマスク!これは大事よNE〜」
…失礼☆
>避処地氏
お疲れ様です。
また今度〜(=゚ω゚)ノ
>279
>暇な奴なら2chにゴロゴロしていると思うが(w
はーい! ここにいまーす。\(^▽^)/
>>272-273 やられたよ、粘ちゃん。(TдT)
マナマナ大好きにナチャターヨ。
それとは別に、漏れを奴隷介護してくれYO!(w
>279=粘着厨氏
実は…今の私のシナリオもほぼパk
…ア,アレ?ボクナニカイイマシタ?
285 :
粘着厨:02/03/19 23:30 ID:BTdMTCr1
>耳(略
ちーっす。
パk(略)なのか・・・全然、分からん。
全部アプした後にでも、そっと元ネタ教えてくれ。
>283
奴隷介護していいのか・・・
何がお望みだ?とりあえず、直腸洗浄から手をつけようか?
ところで・・・チミは元々マナマナ信者だろうが!!
俺は君望本編シナリオを再現したに過ぎん。
>耳(略
今晩、うがぁぁぁぁぁっっ!!
>285
すでに本編のマナマナを超えている。
こちらのマナマナをメインにしよう。
ところで、Willがシナリオライター募集してるから投稿してみれ。
287 :
粘着厨:02/03/19 23:44 ID:BTdMTCr1
>286
そういうお世辞はやめてくれ。
ケツの穴がむず痒くなるんだよ、うがぁぁぁぁぁっっ!!
Willか・・・ごめんなさい。このちゃが放置プレーしっぱなしデス。
このスレが一段落したら、再開いたしますので何卒、お許しを。
>287
別にお世辞ではないんだが・・・・。
萌えシナリオやもうちっと現実的な展開が書ければイケルト思う。
まぁ、漏れの言う事なんてあてにならんかもしれんが。
それとも、また例のパターンで萌えシナリオネタでもフッて欲しいのか?(w
289 :
粘着厨:02/03/20 00:11 ID:HtpSDuRL
夜空に太陽が瞬くように
俺の頭は電波だらけ
例え、昼間は一般人として生活していても
夜になると、現実離れした思考が頭にマダラを作る
俺に現実的なものを求められても困るな(w
即ち、一杯の酒。春の夜の悪夢。
萌えは・・・出来る限り頑張ろう。
では、そろそろ退去の時間だ。
一週間ほど留守にするが、その間もよろしく>ALL
>289=粘着厨氏&ID:GlLSK2oo氏
お疲れ様でした。ごゆっくり〜♪
では、私もこの辺で。
>粘着厨
元気で帰って来てくれ、待ってる。(TωT)ノ~~~
>耳(略
お休み♪ (゚ω゚)ノ~~~
>ALL
お休み、良い夢を・・・・
. ∴ * * . . ? * ☆ ?
夜空に星が瞬くように ☆
. . . ∴ * ☆ .
. ? . ?
. ∴ * . . ∴ * *
? * . . ☆
. ∴ . ::
☆ . . * ?
* . ☆ . * .☆ * ?
.
? . * . ∴ *
. ∴ * ☆ .
. \ /
☆ ? ☆. . . ∴ *
/ \ * ☆
. .
. ☆ ? *
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;ヽ, __/離溶 ̄ / iヽ`, i´//‐
/;;;',;',;',;',;',;;;i゙ jfji;;l `i れ け 〉 ヾ、,、,_, ,〃_''
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l,.,_、〈 l | なた | _|_ ``''z -__ー
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|!' `´_r' ノ い心 | ヾ>,=、_i、、 /
,`r-;;、;;;、;;||、_ ´f ;;;;;;;;) !は | r〈 _`'''" {,Ilノ`、
. /`'、_ ミ / `''゙ ;;;;'' / /`;;;;; r'i ノ_'=]'゙ /
/ `,‐亠、 ;;;;''  ̄ ̄ヽ'´ ̄`ヽl '';;;; / |ヽ、i l(!゙ /
/ `''i _;、,、r、,'、'',., _ ,、 '';;;; / ヾ、.ヽヾゝ、_,=;;彡
// `!, ,、! 、, 、 , `,'゙z_, r‐;゙i=iヽ,_ '';;;; / ヾ ,i 〈、/''"~
. | | `'〈 ー`、、 l ' '- ヽ,.、/ 7 ~ヽヽ,__r:r───--‐'`、 /ヽノ||.|
`'、_''ー-、 ,ネ ニ __` 、 ミ k i, _,_ 'i '/ ,i ー| | !i. / ,:'゙/.|| l
`''ー `iー、_ 7 Z ,. , ,、 、ヾ 、fl ,ゞ `'r'--v'''"´`|_|_____,,:-'゙ ~''iヽ_,ゝ
//.| `'i,、 / / v l i) ヽ、 i'.` / ゙i ;;;; /l゙l || /
/ .l <, // i w ヽ ,r',,,, / | ;;;;;''' /V/ |.| /
,.''゙r─''"'''''''ヾ'゙ "Vw、、,,、,iw'゙ ,:;;;;;,ノ==,、、 |;;;;;;''''' /_ 〉L| | ヽ
、 //i゙ ``''ー──'''`´ ̄ ’ヾ、、 |. //;//ヽ 〉 |〉
/!
_ i l ∧ /l
ヽ`ヽ、| ヽi l/iノ |
__ヾ l `; 'Z__,..
ヽ,`; ' /
ー-、,ゝ _,.,ェ-ー''-‐z、、 ヾ、
ヽ`'i‐'"゙ ヽ, ゝ
|` ‐--、、_ `i f
l,‐''' _,.-‐''"~./ヽl,-、. /
( ̄ ̄〕~ ヽ、_,/ |ヘ、V
li''ー'i゙ |)ノ /
l| ゙' ` ト-イ
{, r_;:=- ! |
ヽ, -‐ / |
ヽ / i, __,,..
| / / ヽ/ ヽ--;
. l,__,,.ノ ./ /
_ l / /
/r`゙| / /
く 〈 i゙ ' /
例えこの手が離れても・・・
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;ヽ, __/忘 3ボ / iヽ`, i´//‐
/;;;',;',;',;',;',;;;i゙ jfji;;l `i れ人マ 〉 ヾ、,、,_, ,〃_''
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l,.,_、〈 l | ぬが | _|_ ``''z -__ー
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|!' `´_r' ノ 限そ | ヾ>,=、_i、、 /
,`r-;;、;;;、;;||、_ ´f ;;;;;;;;) りれ | r〈 _`'''" {,Ilノ`、
. /`'、_ ミ / `''゙ ;;;;'' / ! を /`;;;;; r'i ノ_'=]'゙ /
/ `,‐亠、 ;;;;''  ̄ ̄ヽ'´ ̄`ヽl '';;;; / |ヽ、i l(!゙ /
/ `''i _;、,、r、,'、'',., _ ,、 '';;;; / ヾ、.ヽヾゝ、_,=;;彡
// `!, ,、! 、, 、 , `,'゙z_, r‐;゙i=iヽ,_ '';;;; / ヾ ,i 〈、/''"~
. | | `'〈 ー`、、 l ' '- ヽ,.、/ 7 ~ヽヽ,__r:r───--‐'`、 /ヽノ||.|
`'、_''ー-、 ,ネ ニ __` 、 ミ k i, _,_ 'i '/ ,i ー| | !i. / ,:'゙/.|| l
`''ー `iー、_ 7 Z ,. , ,、 、ヾ 、fl ,ゞ `'r'--v'''"´`|_|_____,,:-'゙ ~''iヽ_,ゝ
//.| `'i,、 / / v l i) ヽ、 i'.` / ゙i ;;;; /l゙l || /
/ .l <, // i w ヽ ,r',,,, / | ;;;;;''' /V/ |.| /
,.''゙r─''"'''''''ヾ'゙ "Vw、、,,、,iw'゙ ,:;;;;;,ノ==,、、 |;;;;;;''''' /_ 〉L| | ヽ
、 //i゙ ``''ー──'''`´ ̄ ’ヾ、、 |. //;//ヽ 〉 |〉
一人 sage
夜空に星が瞬く今日は
粘着厨は旅行CHU!
例え漏れがカキコしても
反応は無いんやね・・・
>ALL
今晩、ロンリーボーイ
>292-294
元ネタは何か分からないけど、なかなか(・∀・)ィィ!AAだ。
君望用にセリフを変えてあるし。
ありがとう。
それから、人が少ないからたまにはカキコして( ゚д゚)ホスィ…(w
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
風に黒髪解いた夜
そうよあなた音頭取り
こんばんハルビツール>ID:zeCiCqoB氏
>297
早速、間違えてるし。
正) >292-295 だった。
漏れは会話伽羅だから相手がいないと全然ダメだな。
一人でデムパ飛ばしてもアフォ丸出しって、アフォは普段と同じだ!
>耳(略
今晩、カルビクッパ・・・なんか腹減ってきた。(w
うわぁ、めちゃ恥かしい所を見られた。
ココは掲示板だからすでに視姦されているという罠。
>300=ID:zeCiCqoB氏
>うわぁ、めちゃ恥かしい所を見られた。
>ココは掲示板だからすでに視姦されているという罠。
ご心配なく。私もたいしたネタも持たずにここに来ていますので…
>293/295はメーカースレでも目撃されました。
>293/295はメーカースレでも目撃されました。
それじゃ、コピペなんだ。
でも、気軽にカキコしてほしいな。
>301
ちゃんと、SS書いてるじゃん。
漏れはデムパ出してるだけ。(w
以前に、外からカキコしてたみたいだったけど、
耳(略 は ノートPC持ってるの?
>302=ID:zeCiCqoB氏
家からのカキコもノートです。ていうか、家の端末はこれひとつ。
たまに外にも持ち出しますけどね。
このスレへのカキコは確か家からのみのはずですが…
大パラ♭は…隔日で刊行するつもりがなんだかんだでペース落ちてますね。
しかも細かい部分でほころびが…
>303
あっ、家からだけだったんだ。
この前の昼間のカキコは外からだと思ってた。
納得のいく形で刊行したいだろうから、
大パラ♭の方は自分のペースで良いと思う。
無理せずに続けて欲しい。
>304=ID:zeCiCqoB氏
昼食後にスレチェックもかねてカキコするケースが
ありますね。そう言えば。
…今夜はこれで失礼します。
>305=耳(略
お休み。
関係は無いけど、IDがカコ(・∀・)ィィ!
>ALL
+ 激しくお休み +
>>297 元ネタは今週号no16のハンターハンターだよ。
テンション sage
夜空に星が瞬いてるかどうか知らんが
体が解けたように腑抜け状態
例えこのカキコを見直しても
やる気の無さしか伝わってこない
>ALL
今晩、駄文・・・・・こんな事でいいのか? < 普段から十分駄文です。
>307
HUNTER×HUNTERだったんだ。
最近ジャンプ読んでないから分からなかった。
それどころか、漫画もほとんど読んでなかったりする。(w
今日、3/22は 君が望む永遠 の 涼宮 遙さんの誕生日です。
ageのOHPも誕生日画像に変わっています。
辺境のageスレですが、ささやかなお祝いをしたいと思います。
「HAPPY BIRTHDAY HARUKA!」
>ALL
お休み
311 :
名無しさん@初回限定:02/03/22 01:02 ID:ClODP1RF
とりあえずHUNTER×HUNTER読んでたら
>>297みたいな
台詞は間違ってもでてこない(笑
(
>>258の続き)
「お待たせしました。…あら、今年はお二人ですか?遠路はるばるお疲れ様です」
現れたのは小柄な若妻風の女性だった。強面との対面を描いた孝之の予想は外れた。
あらためてドアの向こうの顔を見る二人。セミロングの髪に包まれた顔には幼さすら覗える。
どう見ても、孝之より年上には見えなかった。
「あの…こちら、お届けものです」
戸惑いながら、腕に抱えていたピザの箱を差し出す孝之。
「はい、確かに受け取りました。…なかなか大変だったみたいですね」
「は…はあ」
孝之が生返事で応えたその瞬間、廊下の奥から無数の小さな影が飛び出してきた。
「あらあら、みんなごめんね、待たせちゃって。もう少しだからね」
現れたのは猫の群れだった。開けっ放しのドアからも孝之たちの脚の間を縫って数匹が家に
入り込んでくる。家の中は忽ち色とりどりの丸い背中に占領されてしまった。
「この家って、こんなにたくさんの猫がいるんですか?」
あっけに取られていた孝之が漸く口を開く。
「…ええ。みんなとってもこの日を楽しみにしていたんですよ。今日は色々と大変だったみたい
ですね。二人とも、本当に有難うございます…さあ、まずはあの人に連絡を入れなくちゃ♪」
「失礼します」
孝之とあゆは帰路についた。
「なあ、大空寺。あの家の人って、ひょっとして…」
暮れきった街を走る電車の中で、孝之が心に引っかかっていた疑問を口にする。
「…たぶん、店長の奥さんか、それに近い人だね。まあ、いずれ次の日にでも訊いてみれば
いいんじゃない?…それにしても、今日はとンでもない一日だったわね」
右手で肩をほぐしながら、あゆが言った。
「その通りだろう。大空寺の口から”とんでもない”なんて言葉が出てくるんだからな」
「あんですと〜!?」
「おおっと?悪ぃ、この辺にしとくわ。本当に怒らせるとどうなるかが解ったことだし」
「はいはい。+激しく放置+っと」
「はは…まあ、いろいろとありがとな、今日は。お疲れさん♪」
「…そっちもね」
心地よい疲労感が二人を包む。
(続く)
(
>>312の続き)
「お疲れ様でした。今年の妨害工作は、とくに苛烈だったと思います」
翌日、孝之とあゆは朝礼の席で店長の労いの言葉を聞いた。
「ええ。最初はどうなることかと思いましたけどね」
半眼で店長を睨み、あゆがそう言った。
「でも、店長。あのピザには一体どんな秘密があったんですか?矢面に立った自分たちとしては
それ位は知ってもよいと思うのですが」
「誠にもっともな要求です。よろしいっ、お答えしましょう。……」
8年前…この街には1軒のピザハウスが建っていた。
その名を「PIZZA CAT」。
店そのものは上々の滑り出しを見せた。とりわけ、猫を飼っている家からの注文がなぜか
多かった。
このままの状況が恒久的に続くものと思っていたある日、突然に変化が訪れた。
大空寺グループの使いを名乗る者が現れ、事業の一環として土地を店ごと買い取る旨を
伝えてきた。
無論、店長は強硬に反対したが、結局は巨大資本の力に屈し、店はファミリーレストランとしての
再出発を余儀なくされてしまう。
これが現在の「すかいてんぷる」となる。
そうした顛末のもとに新装開店を迎えてから1週間が経ったころ、街は未曾有の混乱に
包まれた。
街中の猫という猫が外へ飛び出し、暴虐の限りを尽くしたのである。
原因を追っていた者たちが「すかいてんぷる」に辿り着き、「PIZZA CAT」のものと同じ製法の
ピザを街中に配ったところ、一連の騒動はたちどころに収まった。
それ以来、その騒動の中心だった猫たちを年に一度一ヶ所に集め、件のピザをふるまうことに
よって街はとりあえずの平穏を保っている。
「なるほど。では、あの日、執拗な妨害を繰り出してきたのは…」
さらに店長に尋ねる孝之。
「混乱を好み、そういった状況を生み出そうとする輩はどこにでもいるものです。もっとも、必ずしも人であるとは限りませんが」
店長の言葉が何を意味するのか、孝之はそれを考えようとして…行き着く先がいささか
非現実的なものになることに思い当たり、それ以上考えるのをやめた。
「とにかく、二人ともよくやって下さいました。これを機に、来年もぜひ…」
「謹んで辞退させていただきます!!」
店長の言葉を孝之とあゆの声が同時に遮った。
((画面フェードアウト。EDテーマ&スタッフロールへ))
さsage銃ッ!!…まあ、遙嬢のBIRTHDAYってことで
>308-309=ID:8CpiPwSA氏
スレ保全お疲れ様です☆
>307=ID:Xh1rpAZc氏
H×Hだったのですか。私も最近J誌はじぇんじぇん目を通していないもので…
ひとまずこれにて。
なかなか良sage
夜空に星が瞬く夜に
一人泣きゲーやってみる
例えイイ歳になってても
半泣きになってる漏れがいる(w
>ALL
今晩、涙雨
>312-313=耳(略
前回のモトコシナリオとは違った感じの、こういうのも良いね。
シリアス物もいいけど、こういうのもライトな感じでサクッと読めて
楽しかった。
あゆシナリオはこれでお終い?
実は、派手に暴れるあゆをもっと見たかったりする。(w
>311
言われてみれば、確かに(w
>315
さぁ、続きをやるか。
>ALL
という事で、お休み
(゚ω゚=゚ω゚)
引き続き sage
夜空に星が瞬くように
エロゲにハマルとやめられない
いつの間にか時間が過ぎてても
途中でやめられん
>ALL
今晩、エロゲでGO!
>319=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
こら〜、なにキョロキョロしてるんだー。(w
>320
ぐわぁー、また間違えた。
誤) >319 → 正) >318
自分にレスしてどうするよ、ホント・・・。
そろそろオネムの時間。
まともなカキコしてないけど
まぁ、保守ということでいいかな?
>ALL
お休み
ヤベー、昨日そのまま寝ちったー(汗
とりあえず自分も保守ですよ…(=゚ω゚)ノ
((制限コマンド選択回数内に届け先のインターホンを押せないと、BAD ENDルートへ))
日の完全に沈みきった時刻の玄関口は惨めな空気を漂わせていた。
エプロンに身を包み、沈んだ表情で佇む若妻。その足元に散らばる動物の体毛と思しき物体。
二人を労う声にも力が感じられない。
言いようのない敗北感とともに帰路を辿る孝之とあゆ。二人を包む夜の空気は、どこまでも重い。
翌日…街は猫の大群に蹂躙された。
一個大隊に相当する数の猫が鮮魚を咥えて街を駆け、さらにそれを同じ数の専業主婦が裸足で追いかける。
その様相は、まさに数年前の悪夢の再来だった。
「あああ…」
うろたえる店長の声は、もはや言葉にならない。
無理もない。彼の身には、混乱を収めるに足る数のピザを作るというぺナルティが課せられたのだから。
「…大変なことに」
「…なってるな」
あゆの言葉を孝之が継いだ。
「すかいてんぷる」の窓から外を眺めていたあゆの目が孝之を捉える。そして一言、
「お前が悪い」
と、吐き捨てた。
「おい、待て。みんなオレの所為だってのかよ?!」
「その通り。お前の所為でなくて何だ?お前なんか、お前なんか…」
勢いよく人差し指で孝之を指し、高らかに一喝。
「ネコのうんこ踏めっ!!」
どっとはらい。
(あゆBAD END はれときどきねこ)
おおっとまたも名前欄ミスでっす☆
正:大予想パラダイス♭20号
とりあえず粘着厨氏の帰還に間に合わせるためにヨパラーイ状態で
激しくテキトーに予測してしまいました。
>319-322=ID:r7bRfqzo氏
乙かれ様です。積みゲ崩しですか?それともリプレイですか?>泣きゲー
>323=避処地氏
みつみ姐さんゲトおめであります(=゚ω゚)ノ
花見sage
夜空に浮かび上がる桜の薄桃色
夜に霞んで溶けてゆく
魔性を秘めたその姿は
人々を魅了して止まない
>ALL
今晩、花見酒
>324=耳(略
そうだったのか。
ネコのうんこ踏めの落ちに繋げるための猫だったんだ。
>はれときどきねこってかわいいね。
>325
積みゲはないから、リアルプレイとでも言うのか?
素直に初回プレイと言えばいいのか。(w
そろそろお暇しますか。
>ALL
お休み
(゚ω゚)ノ~~~
>>325 ををぅ、本当だ。ちゃん様ナンバー。やった、今日はいい日かも。
…多分大悪司やって終わりそうな気配がぎゅんぎゅんしますが(汗
330 :
粘着厨:02/03/26 22:34 ID:0tu24ICY
夜空に星は瞬かない
顔料を溶いたような黄砂は離れないから
例えスキーを楽しもうと思っても
春風が無情に雪を溶かし続ける
331 :
粘着厨:02/03/26 22:35 ID:0tu24ICY
>ALL
今晩、ねこねこパニック。
皆様、長期留守中にも当スレをご愛顧頂き、誠に申し訳なく思う次第。
>耳(略
おお、遂にあゆルート完結ですか。ネコ恐るべしであります。
ネコは人の心を読むと言います。C62も爆発ラッキョウも化け猫どもの
狂宴とは・・・素晴らしく私の予想外。いや、正しくゲーム本編に忠実
なシナリオでありましょうです。
ちなみに、私め青年商工会議の飲み会後で泥酔中であります。
332 :
大予想パラダイス第三十五号:02/03/26 22:36 ID:0tu24ICY
ご要望にお答えして、三十五号からしばらくアナザーシナリオ「遙のdokidokiバースディ」
をお送りいたします。完全に予想から外れるため、【大予想】の名前を付けるのも心苦しい
のですが、特別企画というコトで平にご容赦を。
333 :
遙のdokidokiバースディ:02/03/26 22:38 ID:0tu24ICY
3月22日(金)快晴
「はるかぁ〜、プール行こうぜ、プール!」
孝之くんが急にそんな事を言い出した、春の日の午後。
「え〜?私、これから講義あるのに。ダメだよ」
「いいじゃん、一日くらいサボったって。遙、マジメだから単位落とすことなんて無いってば」
「む〜〜〜(怒)」
なんだなんだ。気が付けば、孝之くんの後ろから水月が顔を出してエヘヘと笑ってるし、
平くんも手を合わせて悪いって顔をしながら登場ですか。
それに…
「なんで茜が大学のキャンパスにいるのよ!」
「だって〜、鳴海さんが『どうしてもプールで茜ちゃんが欲しいんだ』って夜な夜なモーション
かけてくるんだもん。禁断の恋に興味のある”じょしこうこうせい”としては、火中のドングリ
を拾うべし!!…でしょ、鳴海さん?」
ニカッと笑いながら腕に絡みつく茜に、孝之くんは情けないほど狼狽している。
「いや…誤解だ!!俺は茜ちゃんをプールに誘ったけど、んなコトは一言も……大体、火中
のドングリって何だ!?…って、そんなコトはどうでも良いわけで…ええい、離せ、クソガキ!!」
「離さないも〜ん」
私はそんな予定調和を見ながら、ハァと溜息を一つついた。
白陵柊大学へエスカレーター進学した私と孝之くん…そして水月に平くん。来年は茜がこの大学
へ進学することがほぼ決定。
高校時代から何も変わっていないなあ…これからも何も変わらないんだろうなあ……
私はついでにもう一つ深い溜息をついた。
「わかったよ。行くよ、行きます。もう決まっているコトなんでしょ」
私はむくれ顔でそう答えた。で、当の孝之くんはそれを見て…笑うかぁ!?
「お、怒った顔の遙も可愛いなあ。惚れ直したぞ」
「おいおい…痴話喧嘩はほどほどにしろよ。見ているコッチが恥ずかしくなっちまう」
平くんがヤレヤレと言った顔で仲裁に入る。
「まあ、異論も無くなったようだし…そろそろ行きますか?」
「そうね。孝之と遙の夫婦漫才聞いていたら、日が暮れちゃうし」
水月もひどいコトを言うな…でも、「夫婦」ってのは悪くない感じ。って、そんな言葉にだまされない
ぞっ…と思っていたら、いつの間にかみんな歩き始めちゃってるし。
「ひどいよ。まってよー」
私は有無もないまま陽炎の立つアスファルトを駆けるハメになっていた。
でも…今日が私の誕生日だって、誰か気付いているのかなぁ……
(以下次号)
粘着タン帰ってきたよー! sage
夜空に星が瞬くように
溶けた心で粘着CHU!
例え帰ってきた初日でも
ハァハァしちゃうぞっっっっ!
>ALL
今晩、粘着タンフカーツ
>粘着厨
一週間分のハアハアくらえ!
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…………アハ(゚∀゚)
335 :
粘着厨:02/03/26 23:02 ID:0tu24ICY
>334
帰還したは良いが、どうしようも無く酔っ払いなのですが・・・
とりあえずハァハァはヤメレ(w
夜空の星がグルグル回るように
溶けた心が落ちては沈む
例えこの水飲み干しても
脳内アルコール濃度が下がらぬ限り
ダメダメモード続行CHU!!
>335
>とりあえずハァハァはヤメレ(w
いやだ〜、せっかくライブなのに。
リアルファイト続行!
一週間は長かった・・・。(。´Д⊂)゚。
愛はメロディ リズムは生命
溶けたこころは離れない
教えて雲雀よ 春の秘密を
教えて雲雀よ 春の秘密を
こんばんビバリーヒルズ>みなさん
>330-333=粘着厨氏
スレ復帰、お疲れ様です。
淀みの感じられない展開が素敵です。続きが楽しみであります。
>334=ID:l8vVSFBP氏
今日からまた通常営業ですね♪
338 :
粘着厨:02/03/26 23:16 ID:0tu24ICY
いや、申し訳なかった。本来なら昨日、帰還予定だったのだが・・・
いきなりの出張指令を出すか、あのクソ部長が。
リアルファイトか・・・どうしたら良いものか
困惑する心は離れない
何して遊ぶか、それが問題だ
俺に睡魔が訪れぬ限り、付き合おう
339 :
粘着厨:02/03/26 23:22 ID:0tu24ICY
>337=耳(略
ういーっす。お久しぶり。
あゆシナリオお疲れさん。ちなみに、元ネタは全く知らんかった(w
今度、読んでみよう。
>>333=遙のdokidokiバースディ
やったー、遙タン激萌えシナリオはじまったー。
今回はナニゲニ茜タンの方が萌えるんですけど・・・。
とにかく萌え♪ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ゴロゴロ
>337=耳(略
今晩、青春白書
やっとデムパを全開にできるよー。
るんらら〜♪ よかったね。 < いきなりスレ違い
>340=ID:l8vVSFBP氏
しかし未だに萌えという単語に疑問を抱いている有様です。
とりあえず手もとの上々颱風のアルバムからヒントを探してみたり。
百の恋歌 空より高く
鳥はうたうよ あなたを呼んで
千の恋歌 きらめく光
星はうたうよ あなたの胸に
342 :
粘着厨:02/03/26 23:34 ID:0tu24ICY
>340
いきなりみずいろネタで逝くか・・・実は積みゲーの山に埋もれて
いまだ未プレイ。精進せねば。
激萌えになるかは知れんが
俺の全力投球で「萌え」なるものを演出してみよう
例えちょっとした余興があっても
かちゅ使いなら、透明あぼーんで万事解決
>耳(略
ストーリー展開よりも、ヒロインとの会話内容重視で逝けば良いと俺は解釈した。
「星はうたうよ あなたの胸に」なストーリーになるかどうかは知らんが(w
>341
萌えに疑問・・・。
ぐーの国語辞典で検索してみた。
も・える 【萌える】
(動ア下一)[文]ヤ下二 も・ゆ
芽が出る。芽ぐむ。きざす。「草が―・える」「春は―・え夏は緑に/万葉 2177」
参考にならないか。(w
漏れの勝手な解釈では
・「燃え」と掛かっている。
・きざすの意味から心に何かが芽生える。
・以上の事から、心に何か熱い物が芽生える、伽羅に対する恋心の様なものカナ、ものカナ?
>342=粘着厨氏
>ストーリー展開よりも、ヒロインとの会話内容重視で逝けば良いと俺は解釈した。
>「星はうたうよ あなたの胸に」なストーリーになるかどうかは知らんが(w
…確かに。変に凝るよりは直球勝負な展開のほうが萌えを引き出せる気がします。
あとはいかにして雰囲気を伝えるかでしょうね。
うーむ、難題<ナニヲイマサラ…
345 :
粘着厨:02/03/26 23:53 ID:0tu24ICY
>343
うむ、大いに参考になった。
萌える=若草が生え始めること=下の毛が生え始めること
即ち、ロリィなシチュを指すのだな。
冗談はさて置き・・・
>耳(略
確かに難題だ・・・現に>343は茜の方が萌えると言っているし。
露出度を下げた方が良いかなあ。
>343=ID:l8vVSFBP氏
心を熱くする波動、といったところですかね>萌え
すいません、とりあえずの指標を求めてこんなカキコを続けてしまいました。
そろそろ行動に移ろうかと思っております。
>345
>下の毛が生え始めること
ちっがーう。 生えてはイカン!(w
そんなのはιょぅι゙(以下削除)
萌えにも人それぞれあって一概には言えないのだがベタな漏れとしては
遙のような天然タイプ・・・・・・・危なっかしいので、守ってやりたい。
茜のような元気な小悪魔タイプ・・・こっちが恥かしくなる様な言動で困惑させられる。
二人の萌えのポイントとしてはこんな所。
>心を熱くする波動
それを自分がいかに表現、演出するかだと思う。
>347=ID:0w/t7830氏
困惑…実は重要な要素だと思っていました。
早速、取り掛からせていただきます☆
では、今夜はこれにて>みなさん
349 :
粘着厨:02/03/27 00:22 ID:BKotvmbc
>347
なるほど分かった。
遙は危なっかしいから、守ってやれば良いのだな。心当たりは・・・ある。
>耳(略
そうか、君も何か掴んだか。では、お互い頑張ろう。
では、俺も退去しよう。お休み>ALL
350 :
SIDE B:02/03/27 00:23 ID:BKotvmbc
私は涼宮遙・・・じっと見ているだけの・・・・・・
あっ、書き忘れてた。 ちょっと補足。
>耳(略
>こっちが恥かしくなる様な言動で困惑させられる。
悪戯っぽく甘えてくるって感じかな。
>粘着厨
ヽ(´ー`)ノ マターリムードが出ていればなおGOOD!
・・・・・・・なんか漏れの好みばっか書いてるな。
>ALL
お休み、スマンヴァー
352 :
粘着厨:02/03/27 22:26 ID:3eb37k+T
夜空の星が溶けるように
願いましては萌えと鬱の和解なり
こころが瞬いて離れぬように
願いましては祝福と嫉妬の和解なり
>ALL
今晩ハロゲン腐食の夜
353 :
大予想パラダイス第三十六号:02/03/27 22:28 ID:3eb37k+T
>>333 続き
「なにこれ…平日なのに」
水着に着替えてプールの中に足を踏み入れた私は、思わず呟いた。人人人…
「芋を洗うようだ」とはよく言ったもんだよ。
「まあ、柊町は学園都市だしね。ヒマな学生が多いってコトだろ?」
孝之くんはあっさりそう言って笑ってる。私が人混み苦手だって、知ってる
くせに。
「水月ぃ…」
私は泣きそうな顔で、水月に助けを求めた。果たして水月は、救いの手を…
「遙、あっちは空いているみたいね」
そう言って指差す先は…なになに「競技用プール」ですか!?
「水深2m…う〜、ひどいよ、私が泳げないこと知っているのに…」
私はがっくりと肩を落とした。みんなして私をイジメて遊んで…ヒドイよ。
「まあまあ、遙はあちらのファミリー用プールということで。頼もしいナイト様
がついているから、大丈夫でしょ」
途端に、私は耳まで真っ赤になる。孝之君と付き合い始めてからもう3年になる
けど、こういうのにはいつまで経っても慣れない。
「おアツイことで羨ましいねぇ〜。じゃ、後はナイト様にお任せしましょうか。
行くわよ、茜!」
「ええ〜?これから面白くなるってのになぁ…」
茜は口を尖らせて、水月の後に大人しく付いて行く…と、思っていたら、急にこちら
を振り向いてアカンベエをした。
「こら、茜!」
私は茜を怒ろうと思って駆け出す…駆け出した…あれ!?
「きゃあぁぁぁ!!」
足に引っかかるモース硬度5.0の段差。うん、昨日の講義でやった強化コンクリって
やつね。いい仕事してるねぇ、感心感心…って、そんな場合じゃなくて!!
───体がロケットみたいに宙に舞う。もうダメ…私は目を固く瞑った。
不意に、私の体が自由運動を止める。抱き止めてくれたんだ…そう分かるまでしばらく
時間がかかった。
「大丈夫か、遙?」
「あっ・・・孝之くん」
小さな悲鳴をあげた私は孝之くんの胸の中で赤くなってうつむく。
心臓が早鐘を打っているのが恥かしい。
孝之くんは私を落ち着かせるように優しく頭を撫でる。
私は孝之の胸の中で心地よい安心感に包まれるのを感じた。
(以下次号)
今号よりしばらくの間、このスレッドでのご要望を受けまして
大パラ♭特別編【Radical sprite】をお送りいたします。
平素よりお楽しみいただいております通常のストーリー予想は
勝手ながらお休みさせていただくことをご了承ください。
夏休みに入って1週間ほどが経過したある日の日中、孝之は駅前の広場にいた。
時間を指定しての、人と会う約束。いわゆる「待ち合わせ」というやつである。
腕時計は刻限まで3分あることを示している。駅舎に程近い街路樹のつくる日陰の下に佇み、
孝之は辺りをゆっくりと見渡して待ち合わせの相手を探し始めた。
気候が夏の顔を見せ始めたころ、孝之はひとりの少女と知り合った。
涼宮遙。孝之の同級生、渡瀬水月の親友である。
彼女と水月、そして、孝之の親友、平慎二との4人の仲間で時を過ごしていたある日、遙は
孝之に秘めていた自分の想いをうち明けた。
孝之はそんな遙を受け容れ…以来、恋人同士としての交際が続いている。
しかし、程なくそうした関係に新たな人物が割り込んできた。
遙の3つ年下の妹で、名を茜という少女である。
姉の遙が控えめなのに較べ、騒々しいほどに活発な言動の持ち主で、孝之に対しても
遙と同様、いや、時にそれ以上に好意を示していた。
その積極性は、しばしば孝之を困惑させ、孝之も遙の手前、適度に応えてきたが、
最近は日に日にエスカレートする茜の行動をもてあます状況が続いている。
この日、孝之は遙、茜の姉妹と隣町のプールへ向かう約束をしていた。これも茜の立案と計画に
よるものだった。
約束していた時間まで1分をきったとき、孝之は横断歩道を挟んだ向かいの歩道に見慣れた
姿を確認した。
短めの髪に、丸い大きな瞳。茜だった。
ひざ下までのジーンズとノースリーブの上着に身を包み、息を弾ませて孝之のほうに駆け寄って
くる。
(…あれ?)
孝之は茜の周りを見回した。一緒にいるはずの遙の姿がどこにも見当たらないのである。
すぐに木陰から広場に移動し、茜と対面する孝之。
「おまたせ、お兄ちゃん♪」
「やあ、こんにちは、茜ちゃん」
勢いよく挨拶を交わす孝之と茜。すかさず孝之が頭の中の疑問を口にする。
「なんか、遙の姿が見えないんだけど、事情があるの?遅れてくるとか…?」
「う〜ん、それなんだけどね、お兄ちゃん。……」
茜の説明によれば、母親の急なけがのために、遙が家を空けることができなくなってしまったの
だという。
「…で、お兄ちゃんとの約束を全部流してしまう訳にもいかないってことになって、結局、私ひとり
がこっちに来ることになったの」
残念、というよりもむしろ予想外の幸運を喜んでいるような口調で茜が言った。
(結局、茜ちゃんと二人きりで行くことになるのか…)
遙のいない状態で茜と行動をともにするという事実に気づき、半ば内心、不安に似た気分を
抱えて、孝之は茜と並んでコンコースへと移動した。
このとき、これからさらなる困惑と葛藤に引き込まれてゆくことを、孝之はまだ知らなかった。
(以下次号)
月見sage
夜空に月が輝く夜は
チュキチュキ 水月タン★
チュキチュキ 茜タン☆
チュキチュキ 遙タン♪
・・・・・・壊れすぎ
>ALL
今晩、月見酒
357 :
粘着厨:02/03/27 23:00 ID:3eb37k+T
>耳(略
しまった・・・茜の主人公に対する呼び方は「お兄ちゃん」に間違いない。
担当が遙で本当にヨカータよ。
さてさて、抜き打ちで茜ちんがどのような大胆な行動に出るのか・・・楽しみですなあ。
>356
俺が見ている夜空は
雨降りお月さん雲の上
雨水と月・・・
まさに水月じゃねーか!?
>353=粘着厨
ドジッ子遙タン イイ━━(゚∀゚)━━!!!!!
でも、なぜ漏れの文章が入ってるんだ?(w
>355=耳(略
>ひざ下までのジーンズとノースリーブの上着
服装で キタ(゚∀゚)!!!!!
>お兄ちゃん♪
これ最強。
両方とも、これからの展開が気になるー!
359 :
粘着厨:02/03/27 23:26 ID:3eb37k+T
>358
今あるモノは全て活用するのが、俺のポリシー。
従って、君の名文はきっちり利用させて頂いた(w
>359
粘着厨と違って、
煽り叩きには弱いが、褒められるのは大好きです。(w
名文じゃないけどナー。
今回は遙のほうが優勢だけど、
しかし茜の言動は相変わらず漏れのツボをとらえてるな。
茜をもっと出して欲しいけど、遙が食われそうだからちょっと無理か。
361 :
粘着厨:02/03/27 23:58 ID:3eb37k+T
うむむ・・・正直、茜はキャラとして勝手に動いてくれるのに対して
遙のキャラ作りには苦戦だった。きっと苦手なんだろうな、遙みたいな
キャラは(w
【遙のキャラ小予想】
家庭的で控えめな性格=人込み嫌い
夢見る少女ちゃんっぽい風貌=お伽噺に出てくるような家に住みたい=大学の学部は工学系
恐らく、シナリオ当初の主人公は「鳴海くん」と呼ばれ、シナリオ後半に「孝之くん」へ変化
勝手に脳内でキャラ作りしたが、予想として合っているだろうか?
>361
うん、合ってる。
孝之の名称はまさにその通り・・・だった気がする。(w
でもちょっと違和感がある。
遙はどちらかというと「イジイジ」よりも「モジモジ」してる。
ちなみに茜の伽羅も合ってる、1章の性格はそのまんま。
1章の茜の性格は、一般的に萌えてるヤシ多数。
結果として粘着厨の茜は萌えるってことになる。
遙は絵本好きなので文学部か教育学部系ではないかと推測してみるテスト。
職を持つとしたら絵本作家とか、保母さんとか。
もちろん脳内予測(しかも、事故にあってない場合。保母さんは体力要ります)。
SSは書きたいように書くのが一番。
364 :
粘着厨:02/03/28 00:26 ID:dz1ESA8B
>362
モジモジか・・・なるほど。参考にさせてもらおう。
茜は単にキャラCGが生意気な小悪魔っぽい感じだったから、適当に
キャラ作りしたんだが。恐らく、姉の遙と対象的なキャラなのかな。
ただ、内面は遙と通ずるところがあるのだろう。まあ、その辺は耳(略に任せる
ことにしようか。
しかし、君は褒められる事に恥ずかしさを感じないのか・・・それは良い事だ。
どうも俺は屈折し過ぎていてダメだな(w
>ALL
それでは、今日もお疲れさん。
>363
>SSは書きたいように書くのが一番。
漏れも別に本編に合わせる必要はないと思う。
漏れのレスは粘着厨の問いに答えただけ。
それより、見てるんならたまにはカキコして。(w
366 :
粘着厨:02/03/28 00:31 ID:dz1ESA8B
去ろうと思ったが、折角レスが付いているので書き込んでおこう。
>363
遙は絵本好きなのか・・・だとすると文学部は妥当だな。
ドンデン返しで、大学には進学せずに絵本作家になったりして(w
367 :
SIDE B:02/03/28 00:33 ID:dz1ESA8B
平くん、水月、茜・・・そして孝之くん。
私の手から零れ落ちてしまった、懐かしい名前・・・・・・
大悪司面白いぞこの野郎ズザー!
…既に終わった後か(´д`;)
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
しかし、漏れはオネムの時間。(w
>ALL
お休み・・・・。
371 :
363:02/03/28 01:27 ID:ID2VGSrB
あー、なんか誤解されてるみたいなのでいくらか。
まず、このスレ見たのは偶然です(ほぼ初めて)。更に「君望」はまだ途中(ぉ)。
あと、粘着厨氏は本編やってらっしゃらないのかな?それも知らなかったので。
SSはどんなの書くのも自由ですが、説得力を持たせるには本編PLAYされたほうがいいと思います。
(これは私の持論で、他人に強要するわけではないです)
できれば、他人の評価より、自分でPLAYして確かめてください。
そして、自分が納得できるSSを書いてください。
特に「君望」は人物の心理描写…心の弱さまでしっかり描いてますから。
なんかここ、マブラヴ発売日変更とか初版廃止とか関係なくて平和。
マターリしてるね。
そんなスレだったら漏れ裸足で逃げ出してるよ(w
375 :
365:02/03/28 13:06 ID:TEF9mJKv
昼sageり < 昼下がり
>>371=363
いや、スマン。 責める気はないので、気を悪くしてたら謝る。
以下も責めてる訳じゃないのでそのつもりで見てくれ。
このスレでSS投稿してる粘着厨と耳(略 は君望未プレイ。
プレイしていた方が説得力は確かにあるかもしれないが、
プレイ済みの漏れにとって意外性や新鮮さといった別の楽しみがある。
漏れはこの「手探り」の楽しさが結構好きだ。
今回は萌えシナリオという事でちょっと口出し、しすぎてるけど。(w
>>373 このスレは別にageにこだわってないからな。
漏れは初版廃止の事は知らなかった。(w
人がいないからマターリしてるって所もある。(ワラ……エナイ?
376 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 15:01 ID:nU+ZrBfU
│:::::;:::: ヽ ノ │
│:::::::::  ̄- - ̄ . │
│:::::::  ̄ ̄ │
│:::::: ミミミミミミミ ミミミミミ│
│:::: ───〓──────〓〓─────〓
│ ── ̄ ̄ │/ ̄●\ / │〆 ̄●ヽ │
│ヽ ⌒⌒\ヽ───ノ /│ │───> .│
│ヽ 〆  ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ \──/
│ \. │ │ │ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ │ .. │ │ /
│ .│ . . ─/ ヽ / < 鳴海孝之はホームラン級の馬鹿だな
│ │ / \⌒\ ノ\ . / \
│\/ヽ / \. / \
│ │\ │ │ <── ̄ ̄ ̄──). /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ │ ヽ │ \ \++++++/ /
│ .│ \ \────/ /
│ / \ (────ノ /
│ /│ \ . /\
│ / │ \ <──── /│\
│ノ │ \ / │ \
│ │ \ / │ \
│ │  ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄\──
377 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 18:28 ID:nU+ZrBfU
____
./, - 、, - 、  ̄ ヽ
./-┤ 。|。 |――-、 ヽ
| ヽ`- ○- ´ / ヽ |
| - | ― | |
| ´ | `ヽ . | |ヽ
∩ 人`、 _ | _.- ´ | .| \
| ⌒ヽ / \  ̄ ̄ ̄ ノノ \
| |´ | ̄―--―― ´ヽ _ /⌒\
\_ _/-―――.| ( T ) `l Τ( )
 ̄ |  ̄ } | \_/
| 、--―  ̄| /
FUCK YOU ぶち殺すぞ・・速瀬水月・・・・! お前は、大きく見誤っている。 この世の実態が見えていない。
まるで3歳か4歳の幼児のように、この世を自分中心・・
求めれば、回りは右往左往して世話を焼いてくれる、そんなふうに、 まだ考えてやがるんだ・・。臆面もなく・・・・!
甘えを捨てろ。 お前の甘え・・その最もたるは、 毎日のように叫んでいる、その、「私だけを見てなんていわない。私も見て!」だ。
自分を見てもらうためなら他人の事はおかまいなしなのが当たり前か・・・・? なぜそんなふうに考える・・・・? バカがっ・・・・!
とんでもない誤解だ。世間というものはとどのつまり、 誰も他人の助けになど応えたりはしない。
飢餓で苦しむアフリカの子供たち・・戦争で住む家を失った者たち・・
食べ物を持て余し、馬鹿げたことに金をつぎこむ日本人は、彼らの求めに応えてやったか? 応えちゃいないだろうが・・!
これは身近にないからだとか、そういうことじゃあない。目前にあってもそうなのだ。
何か得られるものでもない限り、他人を救ったりしない。それが基本だ。
その基本をはき違えているから、わざわざ22世紀からオレが来る羽目になったんだ・・・・!!
無論中には、助けるものもいる。 しかしそれは自分にとって都合がいいからであって・・つまりは・・のせられてるってことだ。
なぜ・・それがわからない・・? なぜ・・それに気付かない・・・・?
>>379 こいつギャルゲ板にも同じもん貼っつけたはいいが
ここを晒されとる(劇藁
381 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 19:17 ID:nU+ZrBfU
何か俺嫌われてるみたいやね。
もし荒らしと思ってるならスマンかった(一応荒らしてるつもりはないんだが)。
しかしここは2ちゃんなのでキャラ叩きくらい勘弁してくれ。
別に「君が望む永遠」のゲーム自体を叩いてるわけではないんで。
382 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 19:21 ID:nU+ZrBfU
やっぱ孝之はともかく水月の悪口がムカツクんかな?
しかし俺にはなぜ水月みたいな狂った奴がそれなりに人気あるのかが理解できん。
水月編では水月はいい奴って事になってるんか?
まあ水月は嫌いなので水月編をやる気は失せたが。
>>381 おまえ、荒らし以外の何でもないよ。最悪最低の厨房
2ちゃんねるなら何をやってもいいという理屈は通りません
(ちなみにここは2ちゃんねるでもない)
わかったらいい加減に止めろ
すれ汚しすいません
,.--、
く^ゝ // `ー、
H ///// ~`‐-、 ,..、
ヾ~ヽ __,,,,---''"")))))ヾー-、 ~\ / ノ
__,.-| i―'''"" )))))))))))))))))))`ヽ、ノ _/ /
/;― | i!- 、 )))))))))))))))))))))))) ̄)) ヽ i
/ ` " : ヽ、:::::::::))))::::::::::::::::)))))))::::::::::::))))::::::| |
/ ヽ::::::::::::::::::::)))))))::::::::::::::)))):::::::::::::::/ ヽ
/ i)))::::::::)))):::::::::::::::)))),、'" `ー-J
| | ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,.-''" |
| ―--、........,-― | ;:::::::::::::::,,,,--'''"" ̄ ̄〉'"ヾ、ノ
| `”'" "”` ! ,.-" ̄)/////// ,.-'"
ヾ , 、 i,,.--=二、_,,,..-‐'"
ヽ `〜" / `ー-'
ヽ ⊂⊃ ノ
`ヽ、_,,,,-'
______/\_______________
/
>>376-377、オマエ、友達いねえだろ?
386 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 19:37 ID:nU+ZrBfU
そうか、荒らしだったのか。分かりました。すんません。やめます。
>>385 ありがとう。逝ってきます。誰かアンチ孝之&アンチ水月はきっとたくさんいると思ってるのでまあ同意してくれる人は来てくれや。
ほお〜、ageスレに速瀬スレ、DC君望スレとさんざん同じもの貼り付けまくって
荒らしだと思ってなかったってか?
厨房以下だな。
388 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 19:49 ID:nU+ZrBfU
そんな怒りなさんな。
もう荒らさんから勘弁してくれ。
俺なんか荒らしでもまだマシなもんだろ(w)
389 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 19:50 ID:nU+ZrBfU
まあこの話題はもうおわりにしましょうや。
俺が言うのもなんだがマターリ行きましょうマターリ
あーあ、とうとうここにも君厨来ちゃったか…好きなスレだったのになぁ…。
>387=ID:AuQKD+NE氏
もう許してやっていただけませんでしょうか?
アンチ孝之&水月氏も反省しているみたいですし。
>388=アンチ孝之&水月氏
22:00過ぎにもう一度出直してもらえますか?
このスレの暫定スレッドマスター、粘着厨氏が顔を見せますので。
話をしてみるのも面白いかと…。
では、ひとまずこれで。
392 :
粘着厨:02/03/28 22:11 ID:26BZfbRy
断頭台の階段は
二度と戻れぬ黄泉路の水先人
業をかさねた深さだけ
首垂らして堕ちるという
空は黄昏 死星が瞬く
罪より暗い 死星が瞬く
空は赤月 心が離れる
血よりも汚れた 心が離れる
393 :
粘着厨:02/03/28 22:15 ID:26BZfbRy
>ALL
今晩、異形の怪物の顕現
なんか祭りがあったようですな。
>アンチ孝之&水月
つー訳で、今すぐ当スレに出頭せよ。
394 :
大予想パラダイス第三十七号:02/03/28 22:16 ID:26BZfbRy
>>353 続き
「さて、オレはマッタリ日光浴でもしようかな」
平くんは含み笑いをしながらそう言った。そして、何やら耳打ちしてくる。
「…孝之は忘れっぽいからな。ちゃんとアピールしなきゃダメだぞ…今日が
何の日なのか」
その言葉が何を意味しているのか理解して、私は更に赤面した。そっか、平くん
は覚えていてくれたんだ。だけど孝之くんは…どうなんだろ?
「まーた、何か俺の悪口言ってるな。なんだよ、言ってみぃ」
気が付くと、孝之くんは腕組みをしている。
「え…そ…それは…はわわ……」
「年年歳歳花同じにして歳歳年年人同じからず。いつまでもあると思うな愛と金。
つーコトだよ、孝之君。残念ながら」
しどろもどろになっている私の代わりに、平くんが真顔で答える。そして孝之くん
に向かって…堅く握り締めたこぶしを振り上げて…
「涼宮さんはオレのものだぁぁ!オレの手で安らかに死ね、孝之!!」
「え…なに?いやぁぁぁぁ!!!」
私は思わず目を覆って屈み込んだ。そんな…そんなのって…
───パシーン!
乾いた音が私の耳を打つ。ああ、終わっちゃったんだ、私たちの楽しい関係。
395 :
大予想パラダイス第三十七号 続き:02/03/28 22:17 ID:26BZfbRy
「くく…くくく…」
「笑ってる場合かよ…見ろ、遙を」
どうも勝手の違う会話が聞こえてくる。
「すっかり怯えちゃってるじゃねーか。フォロー入れろよ、オマエ」
孝之くんの声におずおずと私は目を開いて、辺りの状況を確認した。不機嫌そうな
顔をしている孝之くん…あれ、何ともない。
そして、バツの悪そうな顔をしている平くんがいる。
「いやー、まさかこんな古典的なネタに反応するとは…ますます好きになっちゃい
そうだよ涼宮さん」
平くんが、真っ赤になった左手の掌を見せた。あう…私はピエロですか?
「全然フォローになっとらんわい!」
「まあまあ、怒りなさんなって。ちょっとしたイタリアンジョークじゃないかよ」
「ますますワケが分からん!」
孝之くんの左の眉毛がピクピクしている。これは困っている時の癖だ。3年も付き合
っているとそんな細かな孝之くんの感情が、ふとしたことで私の中に流れ込んでくる。
でも…私の感情はどうなんだろう?孝之くんにきちんと届いているのかな?
…なんてこと考えている場合じゃなくて!!
何か言わなくちゃ…言わなくちゃ…ええっと……
「雲行きが怪しくなって来たようだから、そろそろお邪魔虫は去りましょうか。じゃ、
涼宮さん、後は任せた!」
私の頭が超高速回転してオーバーヒートしている間に、平くんはプールの地平線へと
消えて……あ、転んだ。
「ふふ…ふふふ…」
私は結局、何も言うことが出来ずに笑っていた。
「まあ、慎二は慎二なりに気を使ったんだろうなぁ」
そう言う孝之くんの顔を見る。優しい顔で笑ってる。
良かった…今、私の心は孝之くんと溶けているんだ。
(以下次号)
396 :
粘着厨:02/03/28 22:26 ID:26BZfbRy
>371
お、君望プレイ中か。それは良い。
どうだね、君もSSには腕に覚えありそうだから、未攻略キャラのストーリー予測
をしては。
ちなみに【大予想パラダイス】の説明は
>>3 未予想キャラとしては
・玉野まゆ
・星野文緒
・天川蛍
が残っておる。気が向いたら参加してくれ。
>390=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
つーか、厨房の最たる俺が参加している時点で何を今さら(w
>391=耳(略
何が面白いのかよー分からんが、とりあえず奴のようなトンデモないキャラは大好きだ。
>>396 ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
てゆか厨度だったら漏れも負けませんぜ旦那。
398 :
粘着厨:02/03/28 22:39 ID:26BZfbRy
>397=避処地
良し!素晴らしい事だ。
厨房こそはネタの源泉。デーハーに逝かねばならん。
夜空に星が瞬くように
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや
聞け!溶けた心の叫びを
倒立したる偉大な精神の誕生なのだ!
満月 sage
夜空に満月が浮かぶ夜
心は溶けて昇華する
例えこの手を伸ばしても
求めるものは遥か遠い
>ALL
今晩、フルムーン
400 :
粘着厨:02/03/28 23:01 ID:26BZfbRy
>399
ういーっす。
俺が24時間このスレに張り付いていたら・・・アンチ孝之&水月のブラストビート
にきっちりボーカルを付けてやったのに。会社、辞めてえなあ。
夜空の裏でまどろむ私に
宇宙の主の唸り声が語る
「例えその手がキーボードから離れても
生めよ増やせよネタと電波」
>400
会社は・・・まぁ、先の見通しがついたらな。(w
確かに粘着タンとアンチ孝之&水月のセッションも見てみたいかも。
(
>>355の続き)
(………。)
目的地の駅で電車を降り、プールへと向かう間、孝之は心身両面に荷を抱えることになった。
左腕について回る、ほのかな温かみと柔らかな感触。
茜が自らの腕を孝之の腕に深く絡ませているのである。わざわざ歩調を合わせ、移動している
間もなるだけ身体を寄せられるようにしている。
「あのさ…」
「ん?どうしたの?」
小声で話しかける孝之に顔を振り向かせる茜。
「悪いけど、もう少し身体を離してもらえないかな?この姿勢は、ちょっと…」
往来を歩いているためか、諭す声もあまり大きくはならない。
「いいじゃん、これぐらい。せっかく二人きりなんだし」
案の定、素直にいうことを聞いてはくれない。あまつさえ…
「あ、ひょっとしてお兄ちゃん、こういうの慣れてないんじゃない?そうなんでしょ、ねえ?
…うん、わかるわかる。あのお姉ちゃんのことだからねえ」
遙を引き合いに出し、勝手に嘯く始末。
「遙は関係ないって。とにかく、もう少しだけでいいから…」
「任せといて。帰ったらその辺、お姉ちゃんによ〜く言って聞かせといてあげるから♪」
「…話だけでも聞いてほしい」
ため息混じりに呟く声も、茜の耳には入らない。…結局、駅からプールまで腕は組まれっ放しの
ままだった。
夏休みの前半ということもあり、屋外のプールは快晴の空の下、様々な人で賑わっていた。
家族連れ、兄弟姉妹、そして、孝之たちと同じ年頃の男女の二人連れ。
更衣を済ませ、プールサイドに近い適当な場所で関節を慣らしていると、孝之を呼ぶ茜の声が
聞こえてきた。
すかさず返事とともに声のした方向に振り向く孝之。
(へぇ…)
水着に包まれた茜の肢体に、孝之は一瞬言葉を失った。
全体的に小柄なせいもあるが、細く引き締まった手足に、発条の強そうな胴体。ちらと見た胸の
ふくらみは年齢のために未発達のようだが、それを補うかのような優美なウエストのライン。
水泳という、部活動における全身運動の賜物であろう。
黄色を基調に、ブルーのラインが入ったデザインの水着は、活発なイメージの茜によく似合って
いる。
「ほ〜、いいねえ、そのスポーティーな水着。やっぱり、部活でもそういうの着るんだ?」
「えへへっ、ありがとう♪さすがに部活のときはもう少しおとなしいものになるの。これは
お出かけ用にしてるんだよ」
弾んだ声で孝之に応える茜。
「なるほどね。…でも、本当によく似合ってる」
「やだ、お兄ちゃんってば。おだてたって何も出てきはしないんだからね!
…じゃあ、とりあえずこっちに行こうよ」
そう言って、比較的大きめの競技用のプールへ誘った。
(以下次号)
403 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:21 ID:nU+ZrBfU
何か誘導されてきました。
ちょっとログ確認
404 :
粘着厨:02/03/28 23:24 ID:26BZfbRy
>401
新着20になっていて何事かと思ったが・・・正に後の祭り。
そうか、アンチ孝之&水月は他スレにも進出していたのか。
そりゃイカン(w
当スレでは成り立つネタでも、他スレでコレをやってしまっては・・・。
しかし、返す返すも惜しい人材だ。当スレの新しいネタとなって活躍して
頂きたいのだが。
>402=耳(略
うげ・・・そちらもプールで行きますか。しかも、ロリ心を誘う描写力。
なるほど、勉強になるな。
405 :
粘着厨:02/03/28 23:26 ID:26BZfbRy
と思ったら、復活しとるし。
>403
よう来た。歓迎するぞ!
ようこそ、ageスレの極北へ。
Ah ものみなネタに ネタにはじまる
Oh はやく降りてこい 祭りの風よ
例えネタ振りに詰まっても
心がスレを忘れぬ限り
こんばんワームホール>みなさん
407 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:30 ID:nU+ZrBfU
じゃあ雑談でもしましょうか。
粘着厨さんは水月をどう思われます?
俺はあいつがなぜそれなりに人気があるのかが理解できないんですが?
どうもヒロイン(?)ということと存在感だけでそれなりに人気が出てるだけの気がしてならないんですが
>402=耳(略
茜タン萌え♪⊂⌒~⊃。Д。)⊃
う、腕を絡ませてきますか?
柔らかいんでスカ?
>407=アンチ孝之&水月
よっ、こんちゃっス。
>404=粘着厨氏
いえいえ、遙嬢と愉快な仲間たち+茜嬢のライドギグ、見事です。
こっちはマンツーマンに落ち着いてしまってもう…
>403=アンチ孝之&水月氏
おお、ようこそお越しくださいました☆
まずはごゆるりと♪
410 :
粘着厨:02/03/28 23:37 ID:26BZfbRy
>407
お答えしよう。
水月は抜け殻だ。他者の電波を受けまくって歪みを生じておる。
それなりに人気があるのは自らの電波で他者を縛りたがる人間
が多いからだ。
この世は電波で満ち満ちておる。彼女はそれに負けたに過ぎん。
>ヒロイン(?)ということと存在感だけでそれなりに人気が出てるだけの気がしてならないんですが
よくあることだ。気が付いても気にしては生きていけん。
ちなみに当方、君望未プレイ。だが、誠心誠意をもっておこたえしようではないか!!
411 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:38 ID:nU+ZrBfU
>>ALL
どうも
412 :
粘着厨:02/03/28 23:40 ID:26BZfbRy
>アンチ孝之&水月
ちなみに、別に雑談でなくても構わんぞ。
>>2あたりのネタを使って、怨歌を歌い上げてみい。お前なら出来る筈だ。
>410
つーか、粘着タンがデムパ受けまくってるよ。(w
でもあながち的外れでも無いところが流石というかなんと言うか。
>411=アンチ孝之&水月
漏れは君望プレイ済み。
>407=アンチ孝之&水月氏
ヒロインとしての立場はともかく、パッと見た感じでは
シナリオ序盤の牽引役、と言ったところでしょうかね。
とりあえず個人的な意見としては、水泳部のエースとしては
あの長髪は如何なものかと。
415 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:45 ID:nU+ZrBfU
>>410 そうですか、未プレイだったんですか。
そうですよね。ホント水月は負け犬っすよね。見ていてホント見苦しい奴でした。
でもまあ孝之のクズと違って情けをかけるには値する人間でしたが。
まあ孝之も水月も高校時代はそんなにムカツクヤローじゃなかったけど。
416 :
粘着厨:02/03/28 23:46 ID:26BZfbRy
>409=耳(略
どうなんだろうな。
なるべくシナリオ予想本編では表現できなかったマターリ感を
出してみようと欲張りすぎた。ちと、軌道修正しようと思っている。
>413
つーか、アンチ孝之&水月のカキコを読んで予測したのだが(w
コレばっか。
>411=アンチ孝之&水月氏
…っと、言い忘れてましたが私は君望未プレイの身であります。
418 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:49 ID:nU+ZrBfU
>>416 すいません。
多分今までこのゲームほどイラついたゲームはなかったもんで。
てか怨歌ムズイ
419 :
粘着厨:02/03/28 23:50 ID:26BZfbRy
>415=アンチ孝之&水月
んなコトは無い。それはそれで一つの幸せである。
見よ!!
夜空に瞬く星の数ほど出ているエロゲキャラを
全ては主人公というロクデナシに縛られ
それでも「二人がそれを忘れぬ限り」とか電波を飛ばしているではないか!
それで良いのだ〜それで良いのだ〜
我々は虚構のバカボンなのだ〜
420 :
粘着厨:02/03/28 23:53 ID:26BZfbRy
>418=アンチ孝之&水月
まあ、無理なら別に良いが(w
ただ、
>>377を読む限り、お主にとってその程度のことがムズいとは到底思えん。
謙遜は美徳ではないぞ!
421 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:54 ID:nU+ZrBfU
それにしても水月を傷つけるシーンってアンチ水月の僕にとっては最高に気持ちいいですね。
ホワイトアルバムってゲームのの森川由綺なんかは所詮ゲームなのに凄く心が痛んだんですが水月の時は痛み以上に快感がありました。
やっぱムカつく奴が痛い目に会うのは楽しい。
水月ファソにこんな事言ったらやっぱ大激怒なのか?
422 :
アンチ孝之&水月:02/03/28 23:58 ID:nU+ZrBfU
すいません、代われ言われてるんで落ちます。
みなさん会話してくれてありがとうございました。
>>419 >んなコトは無い。それはそれで一つの幸せである。
俺には哀れにしか見えませんでした。まあそれも全て鳴海バカ之が悪いんですけどね。
>>420 あれはAAをほんのちょっと改造しただけなんっすよ。ドラえもんの方が大分簡単です。
423 :
粘着厨:02/03/29 00:00 ID:vkbEuk8V
>421
そりゃ、どんなファソでも大激怒だろうな(w
どうだ?もっと水月を傷つけたくないか?
その欲求に基づいて君望のシナリオを書き直せ。そして、ココにアプしろ。
コレは当スレでなければダメだ。分かったら、即刻着手しろ。
楽しみにしている。
お疲れさんだった。また明日も頼む。
>422=アンチ孝之&水月氏
お疲れ様でした。良い夢を〜。
425 :
粘着厨:02/03/29 00:09 ID:vkbEuk8V
>耳(略
そちらもお疲れだった。では、俺も退去する事にしよう。
萌えシナリオの続きを書かねばならんしな(w
>ALL
お疲れさん。
426 :
SIDE B:02/03/29 00:11 ID:vkbEuk8V
私はただ見続ける・・・せめて、もう一つの「涼宮遙」の世界が
私の世界に侵食されぬように・・・・・・
>425=粘着厨氏
ども、お疲れ様でした。
それではこれにて>みなさん
さってと、萌えシナリオでも読み直してから寝るか。
その前に、粘着タン(;´Д`)ハァハァ・・・・・・よしOK!
>ALL
お休み
ID:nU+ZrBfU がどうなったかと思ったら
ここのスレの住人のおもちゃにされちゃいましたか(w
よく続くなぁ…このクソスレ
『君望』1回クリアしたので記念カキコ
某ページにあったセリフ「これをやらずに死ねるか」(だったと思う)、
ハッタリじゃない、オレが今までやった内で最強と言い切れる。
OHP中の売り文句に偽りなし。
複数回プレイ後にこの意見が覆されるかもしれないけど
ただ今の素直な気持ちです。
しかし、『マブラヴ』は日和見をきめさせてもらう、マターリ
それではウジムシに対してあまりにも失礼なので、
ゴキブリの糞にしましょう。
AA貼っただけで荒らし扱いかよ。
やってらんねーなホント。
436 :
アンチ孝之&水月:02/03/29 20:31 ID:XqNnV0m/
勝手に言っとけば。
もう荒らしで結構。
AA貼っただけで荒らしなんてマジやってらんねー。
>436
内容に著しく問題あり。
つか他スレでは行わないで…。
あぼーん
>436
補足。
ここ数ヶ月の間、この板の周辺では
悪質なコピペ・長文系の粘着荒らしがあちこちで出現し、優良なスレが
次々と乱される事態が続いています。
その為、たとえ2〜3レス程度でもとがった内容のコピペには
厳しい反応が返されるのです。
AAの貼り付けは当スレのみをご使用ください。
>>439 補足ありがとうございます。
>>436 だけでは何がダメだったのかイマイチ分からなかったんですがこれでスッキリしました。
迷惑かけてすみませんでした。
AA貼るのはもうやめます。
441 :
粘着厨:02/03/29 22:17 ID:fupyRP+n
夜空の狂星が堕ちて
ああ、溶けたこころは虫だらけ
例えこの手が離れても
まるで悪夢の続きのように
>ALL
今晩、今日もデーハーにやっとるね。
442 :
粘着厨:02/03/29 22:20 ID:fupyRP+n
なにげに人が増えて結構この上なしだが・・・
>アンチ孝之&水月
お前さんは、アクが強い。それは素晴らしい事だ。
だが、他スレで無意味に嫌な思いをするのはイカン。そんな姿を
見せられては俺も心が痛む。
ところでどうだ、水月陵辱シナリオは完成したかね?
質などどうでも良い。お前の黒い感情を爆発させて書き殴れ!
>433
はっきり言わせて頂こう。
他スレではどうか知れんが、少なくとも当スレでは荒らしではない。
それどころか重要なスレの構成員である。
アンチ孝之&水月は「孝之&水月」叩きに徹底しているだけだ。信者叩き
に走らないのは極めて立派と言えまいか?
443 :
大予想パラダイス第三十八号:02/03/29 22:22 ID:fupyRP+n
>>395 続き
「泳ぐか、遙」
「うん!」
私は孝之君の言葉に元気に答えた。ファミリー用プールは相変わらず人で
一杯だけど、孝之くんがいるなら大丈夫だよね。
私は孝之君の後に連いて、プールの中に飛び込んだ…あれ?あれれ??
私の足の下に誰か知らない人の足が…
「ご…ごめんなさい!」
慌てて避けようと思って、私は後ろに飛び退いた。───ズル!!
「え…え、え…ああっ!!」
ザバーン!バランスを崩した私は、水しぶきをあげてプールの中に…
「ごぼ…ごぼごぼ…いやああ!!」
水面に出ようと水の中で必死にもがく。でもその水面はあまりに遠く、
やっと顔を出したと思ったら…すぐに沈んで……
私、こんなトコで死ぬんだ。頭の中に人生の走馬灯が回り出す。
・・・・・・
「・・・大丈夫か、遙?」
気が付いたら、私は消毒薬の匂いのする医務室にいた。孝之くんが心配顔で
私の顔を覗き込んでいる。
「え…私?いったい…」
「溺れたんだよ。水深1mのプールで見事に」
ここにいるのは孝之くん似の天使じゃないよね?…ああ、私生きているんだ。
「最初は潜水でもやっているのかと思ったら…いつまでも上がってこないし、
やっと浮いてきたと思ったら、まるでドザエモンみたいになって」
「ひどーい。私…必死だったのに」
「いや…遙のカナヅチを甘く見過ぎていた俺の失敗だ。謝る、ゴメン」
そっか…まあ、子供用プールで大の大人が溺れるとは誰も思わないもんね。孝之
くんには非は無い、うん。悪いのは私だ。…そう言おうと思った矢先に、孝之く
んが悪戯っぽい笑いを浮かべる。
「で、どうだった?俺のディープキスの味は?」
「…?」
「決まってるだろ、溺れた女の子にすることと言えば。人工呼吸だよ、ジンコウ
コキュウ!」
「あ…あ……まさかしちゃったの?」
「おう、プール入場者数数千人の見守る中、眠れる森のお姫様よろしく…ね」
私は顔といわず体中が火照るのを感じていた。でも…なんか…
「ちょっと、嬉しい…かも」
私は体の上に掛けられたタオルを握り締め、照れて俯いた。あ〜あ、言っちゃったよ。
(以下次号)
444 :
粘着厨:02/03/29 22:32 ID:fupyRP+n
どうも、かちゅの調子が悪い。いろいろ試験中だと?
>431
おう、一回クリアか。ハマったようで、そりゃ何より。
何かネタがあったら、書き込んでくれ。感情が出来るだけ新鮮なうちに(w
>430
クソスレだけに出来ることが色々あるのデスよ。くくく・・・
| /ヾ
| ゝイノ
| / /
| / /
| / /
| / / _____
| シコ n_ ./ / .| |
| ( ヨ / / .| |
| シコ | `|. /⊂// | |
| | |. /⊂// | |
| / ノ ̄ `/ / | |
| / / イ O○ヽ | |
| ( `ノ )/(/| |'^ \ \ | ∧∞∧ ←妹
| (。Д。'')~ | | \ \ .| (´Д`,,) |
| ____. ∨∨ | ) | ) | ( : ) |
|.|  ̄ | ̄ / /|| / / / / .| ∪∪ .|
/|. : | | ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄ ̄ ∪  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|=| .\ ̄ ̄\|| ∧ ∪
人人人人人人人人人人人人人/ `人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
) (
) ああ〜!アイナ様ああ!アイナ様あああ、垂れ目かーいいよーーー!かーいい〜!(
今晩アイナブリッジ(゚ω゚)ノ
446 :
粘着厨:02/03/29 22:58 ID:fupyRP+n
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
こりゃ、見事なアイナブリッジだね。ちなみに君の階級は
どのくらいなのか?
夜空に星が瞬く夜に
チンポが溶けるようだ
例え妹にその姿を見られるとも
この手が光り輝いて離れねぇ!!
====================================================== |
======================== ∧ ======== ∧=============== \\ ///
====================== / λ====== / λ=========== \ /
==================== / λ==== / λ======== \ 抱 /
================== \======== \ ッ /
================= ● ● λ \ コ /
================ \|/ 、 | / ♪ \
================ /|\  ̄ ̄ ̄ ̄ | // \
================= / / \
================== / |
================  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〇> +
============== |> 〇> 狙い sage
============ _______ ノ> _______〇>
========== /============= >ALL
======== /============= 今晩、ヒットマン
====== /================
==== /===========
448 :
粘着厨:02/03/29 23:11 ID:fupyRP+n
>447
ういーっす。
しぃは良いね。でかくなっても、可愛らしい(w
∧ ∧
(*゚ー゚) 旦~~
ノ つ━━
〜 ノ
(( (/ J
夜空に星が瞬いています
心を離さず淹れましたので
この手が離れませんうちに
熱い粗茶でも飲んで下さいな
>448
旦~~ щ(゚Д゚щ) 漏れは猫舌だ。 モルァ!
さておき大パラ第三十八号での漏れの萌えポイントは
何処だったか?
450 :
粘着厨:02/03/29 23:32 ID:fupyRP+n
>449
さっぱ分からん。ドザエモンか?
君は猫舌か・・・それは失礼した(w
何しろ「しぃ」だからな。
>450
コレダ!
>「ちょっと、嬉しい…かも」
>私は体の上に掛けられたタオルを握り締め、照れて俯いた。
溺れる場面は遙の言動の描写が(・∀・)ィィ!
動作と思考の書き方のバランスが(゚д゚)ウマーとオモタ。
>>442 どうも、フォローありがとうございます。
あのスレには俺以外にもアンチ孝之&アンチ水月の奴がいたもんでつい熱く語ってしまって。
アンチ孝之はともかくアンチ水月が意外に多いみたいなのでホッとしました。
水月陵辱シナリオ?あまりそういうの考えるのは得意じゃないんで。
遙編に続き蛍編クリアしました。
蛍シナリオいいですねコレ。おそらく泣いた人も多いのでは?
余談だけど名前が「蛍」だったのはこのシナリオに凄くマッチしてたと思う。
蛍シナリオの孝之&水月はまだ大分マシでした。
453 :
粘着厨:02/03/29 23:50 ID:fupyRP+n
>451
そうなのか・・・よー分からん(w
頭の中で勝手に遙が動くので、それを文章化してるだけなのだが。
>452=アンチ孝之&水月
おっす。
そうか、やはりサブキャラはメインヒロインシナリオとは異次元世界
の話となるか。くくく・・・俺様の予測力が恐ろしくなる。
454 :
粘着厨:02/03/30 00:01 ID:4PKypJ7r
ちなみにシナリオをおっ立てること自体はそう難しい事ではない。
現シナリオに不満を持っているなら、尚更だ。
コンチクショーと思ったら、同時に俺ならこうしていると思うだろ?
その「俺」をキャラの行動に当てはめるだけだ。
ただ・・・文章化はムズい。だが、安心しろ。
俺もSS初心者だ。共に精進しようではないか!!
>454
>その「俺」をキャラの行動に当てはめるだけだ。
そうだったのか!
どうりで遙萌えシナリオの孝之の言動が粘着タンにカブるわけだ。
という事は粘着厨は少女漫画の主人公みたいなタイプだな。(w
456 :
粘着厨:02/03/30 00:14 ID:4PKypJ7r
>455
>少女漫画の主人公
なかなか鋭いな。
ベタベタなシチュというのは良く分からんので、孝之の言動は
適当に今まで見たラブコメっぽくしてみたんだが。
ちなみに俺自身は・・・まあ、どうでも良いだろ(w
さて、夜も更けた。俺はこの辺で退去しよう
>ALL
お疲れ。
457 :
SIDE B:02/03/30 00:16 ID:4PKypJ7r
もう一人の「涼宮遙」がいつまでも笑っていられるように・・・・・・
丑三つ時も過ぎた事だし、そろそろ眠るか。
>ALL
お休み・・・。
(
>>402の続き)
(お?)
颯爽と前を進む茜の背中が孝之の目にやけに眩しく映る。
素肌が陽光を直に跳ね返しているのである。首周りは、黄色い布地の一本線。
「…今時の競技用水着って、ずいぶんヴィヴィッドなデザインなんだな」
思わず考えが言葉となり、口をついて出てしまう。
「あ、これ?あのね、少しでも体にかかる水の抵抗を抑えるためにこういう構造になってるの。
…別に男の人の目を意識してるわけじゃないんだからね」
呟くような小さな声だったが、今度はしっかり聞こえたらしい。悪戯を咎めるような茜の視線が
孝之を捉えた。
「い、いや、あまり見ないような形だったから、つい目がいっちゃって…」
「ふ〜ん。ま、いっか。お姉ちゃんや水月先輩ならともかく、お兄ちゃんは近くで見る機会があまり
なかったもんね。やっぱり、気になった?」
「…うん」
競技用プールの中央部分、最も深い場所の際に孝之は立っている。
そして、対岸には茜の姿。その右手には、300mlのペットボトルが握られている。
「競争しようよ。これを先に取ったほうが勝ちだよ」
そう言って、茜は手に持っていたものをプール中央に放り投げた。水の入ったペットボトルは
あっという間に底に沈んでいった。
「よし、こっちは準備OKだ」
「それじゃあ、いくよ!さん、にい、いち…はいっ☆」
誰かの受け売りと思しき茜のかけ声とともに、二人の身体がプールサイドから同時に水面に
躍り出した。
手足を連動させ、プールの底の目標を目指す孝之。しかし、身体をもぐらせようとしたとき
には、孝之の目には腕を伸ばして水底のペットボトルを掴む茜のしなやかな姿が映っていた。
「やったあ、初戦は私の勝ち♪」
水面に半身を浮かべ、ペットボトルを掲げて笑みを浮かべる茜。
「…負けちまったあ。やっぱり水泳部にはかなわないな」
孝之も水面に頭を出し、茜に軽い賞賛の言葉をかける。
「もう一回やろうよ」
再戦を促す茜の言葉を、孝之は受け入れた。
今度は割と孝之寄りにペットボトルが放り込まれる。茜が手心を加えたのだろう。
前にも増して懸命に身体を動かす孝之。その甲斐あって、孝之が先に目標物に手を伸ばす
ことができた。
「よおっし!こんどはオレの勝ち…うわあああ!?」
ペットボトルを持って水面に上がった途端、孝之の背中に人ひとり分の質感が覆い被さる。
「わーい、お兄ちゃんごとゲット〜♪」
言うまでもなく茜である。どうやらこちらが本当の目的だったようだ。すかさず両腕を孝之の肩に
まわし、力を込めてしがみついてくる。
「ちょ、ちょっと、何をするんだいきなりっ!?離せ!」
「いうこときいてくれたら離してあげる」
「何?」
「このまま前を向いてほっぺにキスして♪」
「何を言ってるんだ、人の目があるのに!と…とにかく離してくれええっ!!」
孝之の声と茜の嬌声が真夏の空に散っていった。
(以下次号)
ぃゃっほーーーぅ!!
粘着厨氏最高!!!
真性や荒らしすらも手玉にとってネタにしてしまう貴方に惚れましたb(^ー゜)
462 :
粘着厨:02/03/30 20:00 ID:ozMKuGsj
あかん・・・会社から帰ったら物凄い寒気がする。インフルエンザもらっちまったか・・・
おかしいな、バカは風邪をひかない筈なんだが。
申し訳ないですが、今日は大パラ臨時休刊とさせていただきます。
>460
だ・か・ら!
当スレに荒しがやって来たコトなど、一度も無いと言っておろーが。
皆、俺と遊んでくれる良い奴ばかりだ。
>避処地
ハァハァはヤメレとあれほど言っておるのに・・・シクシク
もう良い、寝る。
463 :
粘着厨:02/03/30 20:09 ID:ozMKuGsj
>459=耳(略
コイツは・・・風邪っぴきの俺の頭にクリティカルヒットだ。そうか・・・俺の
書くシナリオは、まだまだ俺の羞恥心から抜けきっていなかったようだ。
しばらくモンモンと布団の中でさせてもらおう。
では、お休みなさい。
体調 sage
夜空に星が瞬く病棟
溶けた心と熱い体
例え花粉症の季節でも
風邪にもご注意!
>ALL
今晩、ナース
>461=避処地
粘着タン(;´Д`)ハァハァについては、
粘着厨に公認してもらう為に、前スレから申請CHU!
>462=粘着厨
大パラの方は無理すんな、たまには休むのもいいだろ。
粘着タンの具合が良くなるように、お見舞い(;´Д`)ハァハァ
>>459=耳(略
真夏の青空にハジける若さが(・∀・)ィィ!
漏れもオヤジだナー ヽ(`Д´)ノウワァァァン!
>「わーい、お兄ちゃんごとゲット〜♪」
わーい、漏れもゲットしてくれ〜♪・・・・・・おながいしますっ! (゚∀゚)
ついに三月も終りか・・・。
>ALL
・・・お休み。
【お知らせ】 sage
私こと、名無しさん@初回限定 (デムパ)はこのスレを卒業します。
━━━━━━━━━━卒業生からの歌━━━━━━━━━━
春はお別れの季節です、みんな旅立って行くんです。
(中略)
AH いつまでも私達は振り向けば、ほら友達♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
歳がバレるっちゅーねん!
いつカキコできなくなるか分からないので先に記しておく事にします。
469 :
粘着厨:02/03/31 21:58 ID:Kr+MKTbI
>468
じゃあね そっと 手を振って
じゃあね じゃあね
いやじゃあ!そんなの・・・
39度から熱が下がらん状態でも訴え続けるぞ。
しかし・・・頭がガンガンしていて言葉が上手く出てこない。だめだ、
明日出直す。とりあえず、しばらく待て。
>469=粘着厨
39度か・・・無理しないでくれよ。
明日もカキコできると思うから、大人しく寝れ!
>468=ID:/2mT+rgq氏
え゛…?
>469=粘着厨氏
39度…闘いは続いているのですね…。
心して…どうかお休みください、マスター。
>471=耳(略
今晩、年度末
大パラ♭第23号の茜タンはカナーリ萌えた。
萌えに疑問を持っていた様だけど、
なかなか萌えのポイントを突くのが上手い。
素質があったって事だな。(w
それじゃ、今夜はこの辺で。
>ALL
お休み
474 :
粘着厨:02/04/01 20:26 ID:kbG1lD1u
会社を休んで一日中考え、俺はこう結論した。
>473
昨日のあの宣言は、一日早いエイプリルフールだったんだな。
危うく騙されるところだったぞ( ゚Д゚)ゴルァ
また一緒に遊んでくれるんだろ?コノヤロウ!!
・・・22時過ぎに出直す。
4月1日 sage
夜空に星が瞬くように
今日は4月1日だ
例え真実語っても
ネタだと思われる罠
>ALL
今晩、April Fool・・・・・誰だよこんな日を設定したヤツは・・・。
476 :
粘着厨:02/04/01 22:16 ID:rf5ZwPSz
夜空に星が瞬くように
暗き中にも光明あり
例え熱に魘されても
点滴一発で強制社会復帰
とりあえず熱は下がった。本日より通常業務再開なり。
477 :
大予想パラダイス第三十九号:02/04/01 22:18 ID:rf5ZwPSz
>>443 続き
「ちなみに…だな」
孝之くんが軽く頬を人差し指で掻きながら、声を小さくする。
ふむふむ…なるほどね。
「分かってるよ…ウソなんでしょ?人工呼吸」
「よく分かるな…」
「そりゃそうだよ。長いもん、付き合ってから。でも、冗談でも人工呼吸は恥ず
かしかったな」
私は笑った。そう、私だって成長する。孝之くんは相変わらず子供っぽいところが
あるけど、でも…確実に私たちは時を重ねている。
「それなら、これもお見通しだったかな?」
孝之くんは自分のバッグの中に手を突っ込んでいる。ああ、そう言えばこのバッグ
私が選んだものだっけ。なつかしいな。
高校時代に買ったものだけど、孝之くんは未だにこのバッグを使い続けている。
「そうそう、これこれ」
私の思考は中断した。孝之くんが小さなフェルトの箱を私の目の前に取り出す。
「え…?」
「いや…えっと……誕生日、おめでとう!遙!!」
孝之くんが急に大きな声を出す。私はちょっとビックリして、ベッドから飛び上が
そうになった。
ふう、リラックスリラックス。孝之くんが緊張しているんだから、私が落ち着かないと。
深呼吸をして・・・・・・はい落ち着いた。
「それで、そりは…それは…なんにゃのかに……なんなのかにゃ…」
───二人の間に沈黙が流れる。ミンミン蝉の鳴き声がやけに喧しく聞こえる。
「ふふふ…」
「ははは…はは…はははは…」
私たちは顔を見合わせて笑った。お互い、何やってんだろ?
まるで、校舎裏で私が告白した時みたいじゃない。
(以下次号)
478 :
粘着厨:02/04/01 22:23 ID:rf5ZwPSz
>475
分かっておる、みなまで言うな
ネタだな?俺をタバかろうと思いおって
例え何を言おうと聞く耳もたん
何故なら・・・溶けた心は離れんからだ!!
・・・そうでも思っておらんと、どうしようも無く悲しくなってしまうではないか。
ウソだと言ってくれ。
>476=粘着厨
熱は下がったみたいだけど、
今無理するとブリ返すから気を付けろ。
>477
ほのぼの萌えで良いね〜。
遙がなかなか可愛く書けてます。
春休みの臨時課題の作文の評価
「よくできました」
<「それで、そりは…それは…なんにゃのかに……なんなのかにゃ…」
に激しく激萌えってしまいましたがどうしましょう(=゚ω゚)ノ
481 :
粘着厨:02/04/01 22:38 ID:rf5ZwPSz
>479
まあ、とりあえず体のダルさを除けば大したコトは無い。
体に負担なのは、むしろ明日からのハードな仕事だろうな。
頭痛い・・・
>「よくできました」
誉めるのは止めてくれと・・・いや、やめよう。
誉めてくれ、ハァハァしてくれ。
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
どうしましょう言われても、俺には何も・・・
>480=避処地
漏れと同じポイントで萌えてる。(w
>481
会社はもう一日ぐらい休んだらどうだ?
会社は粘着厨の体の心配はしてくれないからな。
漏れが言うのもなんだが・・・。(w
んじゃ、遠慮なく粘着タン(;´Д`)ハァハァ・・・もあと僅か、か・・・。
483 :
粘着厨:02/04/01 22:48 ID:rf5ZwPSz
言っておくが俺は今、とんでもなく鬱だ。
夜空に瞬く星は同じでも
それを見る人は変わりゆく
例えどんなに叫んでも
時間は全てを無へと包み込む
484 :
粘着厨:02/04/01 22:50 ID:rf5ZwPSz
>482
まあ、そうもいかんのよ。クレーム処理とかが溜まってるらしいし。
ところで、何だ?何があった?
転勤か何かか?
485 :
粘着厨:02/04/01 22:54 ID:rf5ZwPSz
二人がそれを忘れない限り
甘ったるい台詞だ
二人はいつか一人になる
離れない溶けた心を一人で持ち続けるのは
あまりに辛い現実と言えまいか
>483
いくら鬱スレだからといってマジで鬱になるのはイカン。
せめてウトゥぐらいにしておいた方がいい。(w
夜空に星が瞬く夜に
溶けた心が流れ出す
例え人は移ろっても
明日は必ずやって来る
>484
良くある春の風物詩。
まあ、引越しでネット接続できなくなるって事だ。
>485
流石粘着タン孝之の心をわかってる。
488 :
粘着厨:02/04/01 23:02 ID:rf5ZwPSz
>486
では、ウトゥにしよう。
しかし・・・駄目だ。どうしても調子が戻らない。
人の記憶はどこから生まれ
どこへと消えるのか
教えろ、夜空に瞬く星々よ
心の無常を見続けてきた者たちよ
489 :
粘着厨:02/04/01 23:06 ID:rf5ZwPSz
>487
ああ、そうなのか。それではいつか環境が整ったら、帰って来て
くれるってことだな。
ちなみに、引越しはいつだい?
>流石粘着タン孝之の心をわかってる。
別に孝之の心でやってるワケじゃないんだが・・・まあ、それでも良いか(w
>489
環境は・・・完全に未定。
引越しは・・・あさってぐらい、カナ?。
>孝之の心でやってるワケじゃないんだが
無意識にシンクロしてるって事でSKY?(w
491 :
粘着厨:02/04/01 23:16 ID:rf5ZwPSz
>490
あさってか・・・忙しいな。明日は来れるのか?
夜空に星が瞬くように
そして俺は待ち続けよう
いつか同じ溶けた心の破片を
この空に見つけられるまで
なるほど、孝之はこんな気持ちになるのか。
・・・シチュがよく分からなくなってきた(w
>491
明日は、大丈夫だと思う。
あさっては・・・判らん。(w
>離れない溶けた心を一人で持ち続けるのは
>あまりに辛い現実と言えまいか
よく判っているようだが。(w
493 :
粘着厨:02/04/01 23:27 ID:rf5ZwPSz
>492
そうか。だが荷物をまとめるのも一苦労だろう。
まあ、無理はするな。
無理はするなと言って、本当は無理をしてでも来て欲しいと
思う裏腹な心。
>よく判っているようだが。
いや、これは人と遠く離れる時に俺がいつも思うことだ。
もしかしたら、コイツとの記憶は一生誰とも語られることは無いんじゃないか
という不安感だな。
もしそうなら・・・アンチ孝之&水月には悪いが、孝之のことが好きになりそうだ。
494 :
粘着厨:02/04/01 23:35 ID:rf5ZwPSz
「二人がそれを忘れぬ限り」とお前は言った
いつまで俺は待ち続ければ良いのか
お前の居ないこの場所
いつまで溶けた心を持て余していれば良いのか
てなところか。孝之の心境は。
シチュは相変わらず読めんが(w
>493
無理しなくても来れるはず。
来るなと言われても来るかもな。(w
>コイツとの記憶は一生誰とも語られることは無いんじゃないか
この場合、なんせネットの掲示板だからな。
見ている人意外には記憶に残らないだうし、語られる事も無いだろ。
でも、「今」コミュニケーションしているという事実はある。
>494
エクセレント! 孝之が転生したかとオモタ。
いや、死んじゃいないが。(w
496 :
粘着厨:02/04/01 23:51 ID:rf5ZwPSz
>496
そう、現在には確実に事実がある。
しかし、一瞬後にはそれは記憶になる。事実は曖昧になり、そしていつか
消えるかもしれない。
そうなるのが嫌だから、コミュニケーションを取り続けるんだろうな、人間は。
ネットにはログというものが残るが、それは既に人の手を離れてしまった単な
るモノだ。それが、どうしようも無く寂しくなる時がある。
・・・どうもガラにも無いことばかり言う日だ(w
孝之もこんなコト言うのかい?
497 :
粘着厨:02/04/02 00:00 ID:FkmFwFu5
時間は残酷に記憶を引き裂く
夜空に星は瞬き続けるが
俺の心を侵食し続ける明日
そして溶けた心が朽ちることを恐れる今日
>496
当人からしてみれば過去には違いないが、
コレを見た人はその時が現在になる。
星の瞬きも過去の物だが受け取る側からしてみれば、
その時が「現在」・・・と書いて「いま」と読む。(w
孝之は・・・過去と現在の狭間で苦しんでいた様な気がするな。(w
499 :
粘着厨:02/04/02 00:12 ID:FkmFwFu5
>498
そうだな。そこが掲示板の良いところか。
願わくば夜空に新しい星が生まれるように、新たなコミュニケーションの
一助となることを!
そこに俺が介入しているかどうかは疑わしいが(w
ところで・・・
>過去と現在の狭間
なるほど・・・そうか。その言葉で大体のシナリオの流れは読めた。
そういうコトか。
そりゃ、万人向けのシナリオじゃねーな。鬼畜人タムーは螺旋と同じ
手法で二者択一を迫って来たか。
そうか・・・そりゃ、卑怯だ(w
500 :
粘着厨:02/04/02 00:17 ID:FkmFwFu5
夜空に星が瞬くように
遙の言葉は変わらない
例えそれが真実だとしても
俺の心に水月が侵食し続ける
501 :
粘着厨:02/04/02 00:20 ID:FkmFwFu5
俺の目の前には過去の遙
溶けた心は離れていない
それでも、現在を生きる水月を離せない
二人が今を忘れぬ限り
>499
止まった過去の時間と動いている現在の時間。
そして、その過去の時間が動き出し溶け合う時に孝之の新たな苦悩が
始まるって感じかな。
しかし哲学的なスレになってきたな。(w
500ゲット(・∀・)・・・されてるし。(w
>501
つーか、よく判ってるやん。
流石粘着タン、実際の修羅場も経験済みでスカ?
504 :
粘着厨:02/04/02 00:25 ID:FkmFwFu5
>502
くくく・・・どうやらビンゴのようだな。
コレ以上はいくらネタバレ上等のスレでも書けんな(w
505 :
粘着厨:02/04/02 00:29 ID:FkmFwFu5
>503
別にリアルで経験したコトは無いが・・・
それでも、昔の彼女に会うと過去が物凄い勢いでフラッシュバック
することはある。
その点、女はクールだな。男と違って、あまりそういうコトは無いらしい(w
>505
一般的に言われている事だな。
男は別れた女に未練を残すが、女は次の男の事を考える。
漏れは・・・まぁ、どうでもいいだろ。(w
507 :
粘着厨:02/04/02 00:47 ID:FkmFwFu5
>506
そうなのか・・・まあ、訊かないコトにしよう(w
このスレで俺は女の視点でSSを書いているが、実際のところ
女の考えているコトは全く分からん。
あくまで俺の望む女の思考を押し付けているだけで、まあ
噴飯モノなんだろうな。
それはそれで良い。どうせ女は読まないだろうからな(w
>507
漏れも女の考えてる事はわからん。
一生わからんだろうが。(w
それよりも、そろそろ寝れ。
病み上がりなんだし、今日の仕事に障るぞ。
509 :
粘着厨:02/04/02 01:00 ID:FkmFwFu5
>508
分かった・・・寝る。
とりあえず良く寝れそうだ。明日もあるしな♪
そう思えば、だいぶ気が楽になった。
お疲れさん。引越しの準備、頑張れよ。
510 :
SIDE B:02/04/02 01:02 ID:FkmFwFu5
遙・・・鏡の中の遙・・・・・・
>509
お休み、ダディ。
しっかり寝てくれ。
たぶん明日は一日家にいると思う。
もう今日だ、とにかくまたな。
>ALL
お休み
あぼーん
こんばん総会&呑ンかたでやす☆>みなさん
>509=粘着厨氏
快復したようで何よりです。くれぐれも無理は禁物です。
>511=ID:U4gaIVPl
異動の季節なのですね。実家で自営業(候補生)の私には
もはや無縁の世界ですが(w
落ち着いたらぜひまたカキコしてください♪
では、私は次の大パラ♭の刊行でひとまず失礼します。
次のカキコは…日付が変わってからでしょうね。
(
>>459の続き)
「…ふぅ」
時折吹く風が孝之の生乾きの髪を撫でつける。
二人は正味1時間半プールで過ごしたあと、繁華街に向かっていた。
「ん〜、ひとしきりプールで身体を動かしたあとのこの感触♪」
そのすぐ隣で、茜が歩きながら身体を伸ばす。
「しかし、茜ちゃんって本当に元気だね。あれだけ水の中で動いてたのに少しも疲れてる風には
見えないよ」
感心と呆れの混じった口調でが茜に話しかける孝之。
「身体のほうは日ごろからバリバリ動かしてるからね。それより、お兄ちゃんは疲れてない?
…ちょっと、ハデに立ち回りすぎちゃった気がするけど」
「う〜ん、もう少し続けられたらバテてたかも…」
事実、孝之の歩調は、プールに入る前に較べて張りに欠けていた。
「ふふ、いつもはあの通りなお姉ちゃんだもんね。私も、二人きりってことで何か気が入ってるし、
それに…」
そう言うと同時に、茜の足取りが止まった。
「それに?」
茜に続いて同じように足を止める孝之。
「こう見えても、結構緊張してるんだよ。だって、いつもならお姉ちゃんがいる位置に私がいるん
だもん。…やっぱり、お姉ちゃんもこうやってお兄ちゃんを見てるのかな?」
いつになく真っ直ぐな茜の瞳に捉えられ、孝之は一瞬、戸惑いを覚えた。
「私ね、今日はお姉ちゃんに感謝しなきゃ、って思ってる。こうしてお兄ちゃんを間近で見られるん
だから。最初はちょっと申し訳ないって気持ちもあったけど、今のうちにできるだけこんな時間の
中にいたいって気持ちのほうが本当はもっと強いの。だから…」
普段の茜からは想像もつかないような言葉の数々。それは、孝之に茜が何を望んでいるかを
充分に理解させた。活発な茜にとって、孝之と遙の態度は、もどかしさを覚えるものに映っていた
に違いない。そして、それと同時に、そんな二人を激励する気持ちとはまた別のものが心の中に
芽生えていたのだろう。今日の様々な出来事は、そうした茜の感情が、遙の不在という状況の
助けを借りて表面に出たものだと孝之は感じた。
ならば、今は茜の気持ちに応えてやりたい。そう孝之は思った。
「だったら、今日は茜ちゃんだけの”お兄ちゃん”でいることにするよ。…ただし、今日のことは
遙にはいっさい話さないと約束する、という条件付きでね」
孝之がそう告げた瞬間、茜の顔に笑みが浮かんだ。
「本当!?うん、約束する♪ありがとう!」
互いの手を結び、二人は再び歩き出した。
(以下次号)
515 :
粘着厨:02/04/02 22:29 ID:qzfzwWkU
夜空に瞬く星は暁に消ゆるが
溶けた心は離れない
例え今は空が陽に覆われようと
いずれ夜の帳が訪れる限り
516 :
大予想パラダイス第四十号:02/04/02 22:31 ID:qzfzwWkU
>>477 続き
「…開けてもいい?」
「ああ…」
私は孝之くんからもらった小箱を静かに開く。中身は…
「わあ、きれい…」
指輪のリングが銀色に輝き…宝石が濁りのない水色をしている。
「でも、これ高かったんじゃ…」
ふと孝之くんを見ると、左の眉毛がぴくぴくしている。
「いや…アクアマリンだから、大して高くなかった。何しろ俺のバイト料じゃね…」
「そんなコト無いよ!うん、大切にする。ありがとう」
本当は中身なんてどうでも良かった。
孝之くんが私の誕生日を覚えてくれていた。ただ、それだけで私は嬉しかった…なんて
言うと怒られるかな?
私はそっと指輪を薬指にはめる。まだ、ちょっと早いかもしれないけど良いよね。
「遙…きれいだよ」
え…孝之くんの顔が急に近くなる。あ…そうか。
「孝之くん…」
辺りには誰もいない。それを確認して私は目を閉じた。
孝之くんの…吐息がそよ風の様に私の顔にかかる。
───ムニュ!
「はひたたた…」
急に両の頬が引っ張られるのを感じて、私は慌てて目を開けた。
「はかゆひふん…はひを…」
「いや…遙は相変わらずトロいなっと」
孝之くんは私の頬から手を離してくれたけど、むずむずするような痛みが残る。
「ひどいよ…そうやって、私のことからかって…。いいよ、どうせ私、トロいもん」
あ〜あ、また私、孝之くんが何考えているのか分からなくなっちゃったよ。
「いや、そんなトロい遙が俺は大好きだ」
むにゅっと、唇に暖かい感触。ズルいよ…そんなキスのやり方。
いつも、恥ずかしいからキスの時は目を瞑らせてって言ってるのに……
「…ん……んん……」
孝之くんの腕が痛いほど体を包み込む。私は再び目を瞑り、体を孝之くんに任せた。
───バーン!!
517 :
大予想パラダイス第四十号 続き:02/04/02 22:32 ID:qzfzwWkU
不意に後ろのドアが開く。
「おねーちゃん、溺れたんだって?だいじょうぶ!?」
私と孝之くんは慌てて体を離して、おずおずと後ろを振り向く。うわわわ…
「あれ?あれれ???」
目を白黒させている茜…
「だから、私はもうちょっと待ってからの方が面白くなるって言ったのよ。
茜は本当にオコチャマなんだから。ねえ、慎二?」
「いや…オレにそんな話振られても困るなぁ」
…そして残念そうな顔で溜息をついている水月に、バツの悪そうな顔をして
いる平くん。
「取り込み中のトコ、お邪魔してごめんなさいねえ…30分後くらいに出直
しましょうか?」
「アホか!!」
孝之くんがようやく口を開く。でも…顔、真っ赤だよ。
「大体、ノックくらいしろ!全く…」
「はいはい…ナイト様はたいそうご立腹のご様子で。良かったね、遙」
そんなこと私に言われたって、今は何も言えないよぅ。…私はそそくさと孝之くん
の後ろに隠れた。
「その様子なら…お見舞いするまでも無く大丈夫のようね。せっかくだから、みんな
で泳ぎましょ。ダメなの?」
「いや…遙が良いのなら…俺は」
「いつになくトーンダウン孝之になっているわね。で、遙は?」
「大丈夫…だと思う」
私はようやく孝之くんの影から顔を出し、水月の顔を見ながら言った。もう…本当に
強引なんだから。
「そう?それじゃ、決まったわね。決まったからには、さっさと立つ。1,2,3、
ハイ!」
「まったく…なに考えているんだか」
孝之くんがぶつぶつ小言を言いながら立ち上がる。その腕に私は腕を絡ませながら
……満面の笑顔でこう言った。
「でも…今日は今まで一番嬉しい誕生日だよ!」
(遙のdokidokiバースディ 完)
518 :
大パラ編集部コラム:02/04/02 22:37 ID:qzfzwWkU
いや・・・恥ずかしい事この上なし。
とりあえず、完成が今日に間に合って良かった。
指輪をプレゼントって、本人にサイズ確認してもらわなきゃ合うわけねーじゃん
・・・てなツッコミは無しね。だって、フィクションなんだも〜ん♪
■大予想パラダイス編集部員大募集中■
トンデモ予想、大募集中であります・・・
519 :
粘着厨:02/04/02 22:44 ID:qzfzwWkU
>>514=耳(略
嫉妬・・・いいですなあ。む〜、愛は略奪であります。
なにしろ「茜ちゃんだけの”お兄ちゃん”」ですからなあ。
きっちり、小悪魔「茜」が描けている・・・ウラヤマスィ
あぼーん
521 :
粘着厨:02/04/02 23:02 ID:qzfzwWkU
夜空に星が瞬いてると言うのに
お前は「おまんこ!はめたい!」しか言えんのか
例えくり生剥けの女がいたとしても
実際に「おまんこ!はめれる!」わけじゃない限り
失せろ、クズ。
懐かし sage
頭に星が瞬くように
ノーミソコネコネコソパイル
脳天直撃セガタサソシロー
クーソーしてから寝てください南無子
>ALL
今晩、知ってるかな〜。
ココの住人なら余裕だろうけど。
523 :
粘着厨:02/04/02 23:22 ID:qzfzwWkU
>522
ういっす。どうだい、引越しの準備は進んでいるかい?
夜空に星が瞬く時間に
セガタサソシロー
セガタサソシロー
セガサターン、シロー
そう言えば、ぷよぷよも懐ゲーになるのか・・・ちょいと鬱。
>523=粘着厨
引越しの準備は・・・いまいち進んでない。(w
>516-517
遙タン萌えシナリオ終っちゃったの?
じゃあ次の萌えシナリオは・・・誰がいい?
525 :
粘着厨:02/04/02 23:35 ID:qzfzwWkU
>524
おいおい、明日引越しなんだろ?まあ、いざとなると引越し屋が
なんとかしてくれるものだが(w
夜空に星が昇るように
再び萌えシナリオですかい?
例え君の手が離れても
お題が出される限り・・・悪夢は続くのかい(w
ちなみに、大パラ四十号はかなり無理して完結させたので、
当社費150%で推敲していない。
>525
あー、引越しねぇ・・・・・・・・・・・・・・・明日じゃない。(w
今週の金曜日になった。
だからカキコできるのは木曜日までかな。
527 :
粘着厨:02/04/02 23:49 ID:qzfzwWkU
>526
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
思わず、今日で遙シナリオ終わらせちゃったよ。
もう少し推敲できたかなあ・・・
つーコトは・・・
タイムリミットまで、夜空に星は2回瞬く
それは何よりだが
転勤の時期はそんなにフレキシブルなモンなのかい?
>527
私はエイエソのιょぅι゙ょであり、またある時は三代目大泥棒だったりする訳で、
なぜか常識では考えられない現世と幽界の狭間に生きている様な、いない様な・・・
とにかく真っ当なサラリーメンじゃないって事で、どうかお引取り下さい。(w
529 :
粘着厨:02/04/03 00:14 ID:BRa+B3Fl
>528
よー分からんが、よく分かった。
夜空に太陽が瞬くように
真実と虚構は溶けて融合する
例え昼は紳士のふりして過ごしても
夜の狂奏曲の中に現る20面相な限り
真実は闇の中だな(w
大パラの方だけど急いで仕上げたから、書き足りない所もあるだろ。
なんだったら上手く分岐させて別ルート書いてみたら?
腰に手を当てて斜め45度の角度でいちご牛乳を一気飲みするぐらい
ベタで幸せな展開をキボンヌ。
531 :
粘着厨:02/04/03 00:30 ID:BRa+B3Fl
>530
まあ、ネタがあればそれでも良いのだが。
実は、今回の萌えシナリオに限っては、展開よりもキャラ同士の
コミュニケーション重視で逝こうと心に決めていたからな。
別ルートと言うよりも、ココにはこんな会話が入ってしかるべきとかの、
補完になってしまうな。やるべきかやらざるべきか、むむむ・・・
>531
他のキャラを絡ませてみれば?
茜なんか結構自由に動かせてたみたいだから。
それとも茜でもう一本いっとく?
533 :
粘着厨:02/04/03 00:44 ID:BRa+B3Fl
>532
茜でもう一本は慎んで遠慮させていただこう(w
他キャラね・・・うーん。
出来ないことは無いと思うが、あくまで遙と孝之中心にせねばならんし。
どうしようかな・・・ちょっと考えてみよう。
>533
うーん、難しい所だな、確かに遙メインだと他のキャラを動かしにくいかもな。
下手に動かすと喰われるのは目に見えてるし。
やっぱり、遙を気にせずに書かないとダメかもしれないな。
制約された状態じゃ、キャラも生きてこないだろうし。
535 :
粘着厨:02/04/03 01:02 ID:BRa+B3Fl
大体、茜を抑えれば水月がでしゃばる。両方引っ込めれば、今度は
慎二がでしゃばる。
二人っきりのシチュを選んだ耳(略は、実に賢明だ。さすがSS慣れしているな。
やってみてはじめて分かる苦労という奴だ。
とりあえず、もう一度自分のシナリオを読み直して、どうするか決めよう。
今日はこの辺で。
お疲れさん。引越し前に風邪ひくなよ。
536 :
SIDE B:02/04/03 01:04 ID:BRa+B3Fl
さかしまに映ったもう一人の私・・・
全てを私が負い続ける限り、あなたの世界は輝き続ける・・・・・・
>535
漏れとしては粘着厨が書く茜をさらに見てみたい。
すでに萌えるって事は分かってるし。(w
あと漏れはめったに風邪ひかん。(w
粘着厨の方こそ気をつけろ、それじゃお休み。
>ALL
お休み
538 :
SIDE B:02/04/03 22:25 ID:2FL0kGI1
でも・・・
いつか、私がその世界に生まれ変わった時のために・・・・・・
私は見続ける・・・
何も知らず、幸福の世界に生きる涼宮遙を・・・・・・
539 :
粘着厨:02/04/03 22:26 ID:2FL0kGI1
>537
茜は確かに動かし易い。
しかし、それでは俺の罰ゲームにならない。ココは遙に再チャレンジだ。
茜萌えは耳(略の方にしてくれ(w
540 :
大予想パラダイス第四十一号:02/04/03 22:29 ID:2FL0kGI1
図らずとも遙シナリオの全容が分かってしまったので、2話完結くらいで
当編集部員のイメージする遙ENDシチュを書いてみよう。恐らく、dでもない
ネタバレとなるだろうが・・・報道の自由に規制無し!!
541 :
遙TRUE END予測中:02/04/03 22:30 ID:2FL0kGI1
「でも孝之くん、本当に良いの?水月…行っちゃうよ」
「いや、それがアイツの選んだ道だ。俺は…もう、水月を縛りたくない。
水月を振り回すのは、もうたくさんだ」
孝之はふと窓の外を見る。満開の桜並木の向こうに陸橋が見えた。
小さく模型のような大きさで走る電車が見える。その電車に乗っているか
分からないが、水月もこの病院を遥か遠くに見るのだろう。
そして、その時思うことは何なのだろうか。
…さっきまでこの手にあった現在からの決別か。
「孝之くん、私ね。眠り続けていた時、ずっと夢を見ていたような気がするんだ」
遙が、孝之の手をそっと握り締める。しっとりと湿った手は、孝之の心を暖かく
包み込むような、激しく揺さぶるような…
「孝之くんが、毎日泣いているの。『遙、俺はここにいるぞ。だから返事してくれ』
ってね。でも…」
「でも?」
「私は起きられないの。返事も出来ないの。そんな悪夢がずっと続いていて…
そのうち夢の中で思うようになった。もう、来なくて良いよ。返事なんて出来ない
から…私は孝之くんを泣かせてばかりなんだから…って」
「……」
「そう思っているうちに、孝之くんは夢の中で泣かなくなった。ううん…夢の中に
孝之くんが出てこなくなったの。私は、孝之くんが泣き止んでくれて嬉しかった…そう
思ったら夢を見なくなったんだ」
遙はじっと俯いている。そうか遙は……
「孝之くんが水月を縛っていたのなら、私は孝之くんを縛り続けていた。そして…
やっと泣き止んだ孝之くんを、また悲しませて……」
「……やめろ」
孝之は遙の言葉を遮るように唇を合わせた。そして、強く抱き締めた。
「高校時代の俺、数ヶ月前までの俺、そして現在の俺。みんな俺自身だ。それなら、
今の俺だけを見てくれ。今の涼宮遙を愛している俺を…」
孝之は遙に懇願した。そうしないと、再び遙を過去へと置き去りにしてしまいそうだ
ったから…
(以下次号)
未完成 sage
夜空に星が瞬く夜に
溶けた夢が広がっていく
例え限りある現実でも
今この時が世界ノ全テ
>ALL
今晩、砂の城
543 :
粘着厨:02/04/03 23:51 ID:2FL0kGI1
>542
おお、遅かったな。誰も来ないので、思わず旧スレのDJ時代を
思い出していたところだった。
いそがしそうだな。時間は大丈夫か?
血を吐き続ける不如帰のように
溶けた心を離すわけにはいかない
例えこの世界が終わろうと
この手がお前を地獄から引きずり出す
>543
スマン、暗黒空間から脱出するのに手間取った。(w
>541
萌えも良いけど、哀愁遙タンも(・∀・)ィィ!
離れえぬようにギュッと掴みたい! < またも みずいろ
545 :
粘着厨:02/04/04 00:12 ID:TMSCDQFk
>544
む・・・恐らく今回の大パラは当社比200%増しでネタバレくさい。
しかし、ここでsageていては俺様のポリシーに矛盾が生じる。慎んで
ageさせて頂いたが・・・
良い子の君望未プレイ者は、絶対に
>>541を見ちゃイヤン。
夜空に星は瞬かず
刻々と時間が溶けて消えていく
そんな切羽詰まった状態でも
来てくれて嬉しいぞ!
>545
粘着タン少女マンガの企画・原案とかやってみれ。(w
結構イケルんじゃないか?
人気が出たら粘着タン(;´Д`)ハァハァが全国区に!
あっ、漏れは会員No.0 がいいな。(w
547 :
粘着厨:02/04/04 00:30 ID:TMSCDQFk
>546
マヂっすか・・・少女漫画というものは読んだコトが無いのだが。
そうか、こんな感じなのか。うむ、そうなったらファンの女子中学生
を一人、君に進呈しよう。
んなワケねーだろヽ(`Д´)ノ
・・・全てハッタリです。
>547
ヽ(`Д´)ノウワァァァン! ファーン進呈中止?
粘着厨のSSってまず人物の会話や思考を中心に置いて構成してるんだな。
それと、SS今まで書いた事ってないの?
549 :
粘着厨:02/04/04 00:49 ID:TMSCDQFk
>548
>人物の会話や思考を中心に置いて構成
そんなコト無いぞ。マナマナは始めからシナリオ展開ありきだった。
ちなみにSS初体験は、バカスレの109(夜の不連続バカ小説)である。
まともに書いたのは同じくバカスレの834-835か。
つまりはバカスレ以外では、粘着厨のSSが読めるのは当スレだけって
コトになりますな(w
>549
ちゃう、ちゃう。
漏れが言いたかったのは、ビデオカメラとかのアングルで例えるなら
人物をメインに追っているような感じ。
ドラマとかがそんな感じだと思う。
あと、もう時間も遅いそろそろ寝たほうがいいぞ。
551 :
粘着厨:02/04/04 01:14 ID:TMSCDQFk
む・・・そうだな、そろそろ寝るか。
>550
特に今回はソレを意識しているのだが・・・
まあ、俺は頭の中でキャラを走らせることは出来るが、それを
表現する手法がよく分からない。どうしても、人物の動きに引っ
張られて、ようやく文章化しているきらいがある。
まあ、その辺は普段は殆ど見ないSS投稿スレとかを見て参考
にしようと思っているのだが。いまいち上手くいかないね( ´▽`)
今日もお疲れ。いよいよ、タイムリミットは明日か・・・
>551
漏れは粘着厨の書き方好きだなー。
特に会話とか自然な感じがして、すんなり読める。
他の人のSSは参考程度にして今のスタイルをあまり崩さないで( ゚д゚)ホスィ…
お休み。
あまり漏れの事は気にしないで睡眠時間をちゃんと取った方がいいぞ。
すまない、忘れてた。(w
>ALL
お休み。
(
>>514の続き)
そこに流れているのは、二人だけの時間だった。
同じ空間で同じものを目にし、他愛のない会話を取り交わす。
何より、互いにそんな状況を積極的に楽しんでいる。
確かにそのとき、孝之と茜の二人は、第三者の目から見ても、彼氏彼女と見て取れただろう。
「ねえ、このままお兄ちゃんの家に行ってもいいですか?一度見てみたかったの」
一頻り繁華街の店々をまわったあと、日の傾き始めた街中で茜が孝之に聞いた。
「構わないよ。一人暮らしだから、たいしたもてなしはできないけどね」
かくして茜は、客として孝之の居室に迎えられることになった。
駅前の大通りに近い住宅地に立つ比較的新しめのマンションの一室。それが孝之の自宅
だった。
「結構、きれいなんですね。いつも、こんな状態なんだ?」
「うーん、そう言いたいところだけど、実は単なる偶然。床のじゅうたんをよく見て」
そう言って、フローリング上に敷かれたじゅうたんの一角を指差す孝之。茜の目が床を向く。
「あ、何か染みがある。これ、コーヒーですか?」
「まあ、そういうところかな。そこに溢したのが昨日のこと。慌てて処理したついでに床に
散らばってた雑誌や衣類を片付けたのが今の状態ってわけさ」
「ふふ、一人暮らしならではのエピソードですね。私なんて、家のことはほとんどお姉ちゃんと
お母さんに任せきりなのに」
舌を半分出しながら、茜が孝之に言った。
「コーヒーぐらいしか出せないけど、ゆっくりしていって」
マンションサイズのソファーを茜に勧め、孝之はコーヒーを作るためにキッチンへ向かった。
二人分のカップを取り出し、コーヒーメーカーのスイッチを入れてクッキー…昨夜に買ったもの…
を取り出す。砂糖を見つけるのに手間取ったことを除いては、事故もなくことが済んだ。
クッキーの入った皿とカップふたつ、そしてコーヒーの入ったサーバーをトレイに載せて孝之が
応接間に戻ったとき、茜は、ソファーに蹲り、規則的な寝息を立てていた。
(何だかんだ言っても、やっぱり疲れていたんだな。まあ、あれだけ動いてれば仕方ないか)
大きめのバスタオルを1枚持ってきて、茜の肩から下にそっとかける孝之。 茜が身体を
横たえているその隣にゆっくりと腰をおろし、音量を落とした状態でテレビをつける。
衛星放送のモータースポーツ中継を眺めながら、孝之は茜が自然に眼を覚ますのを待った。
その姿勢のまま15分が経過したころ、突然、茜の寝息が乱れ始めた。
「……ん…」
寝顔が苦悶の色を見せている。どうやら、夢見が良くないようだ。
「う……んん………」
呼吸の乱れが強くなった。見ている夢が相当な恐怖を与えているのが、孝之にもよくわかった。
「…っ………いやああっ!」
短い悲鳴とともに茜の目が見開かれ、上半身が起き上がった。たて続けに瞼が動き、荒い呼吸
が繰り返される。
「起きた…みたいだね。何か、怖い夢でも見てたの?」
孝之の言葉で漸く人心地がついたのか、茜の身体から力が失われ、そのまま孝之に
もたれかかる形になった。受け止めるようにして回された孝之の腕に、茜が懸命にしがみつく。
「うん。ものすごく、怖くていやな夢…。街が火に飲み込まれてゆくの。みんな…水月先輩も…
お姉ちゃんも…」
「………」
「お兄ちゃんの腕…すごく温かい。…ずっと捜し求めていたこの温もり、直に肌で感じてみたいの」
「!!…どういうことだ?…茜ちゃん、何を…」
問いかける孝之の目を見つめ、茜が言った。
「ここで…私を抱いてください!」
真摯な眼差しが、孝之の行動を求めていることを強く伝えてきた。それを拒めば、茜はその場で
支えを失い、砕け散ってしまうかもしれない。孝之にはそう思えた。
「ああ。君の望みに応えよう」
そう言って、孝之は両腕で茜の肩をそっと包み、身体を引き寄せた。
(以下次号)
555 :
粘着厨:02/04/04 22:19 ID:Z2rydzGP
夜空に星が瞬き続ける中
溶けた心が離れぬことを願おう
例え二人が遠く離れたとしても
それが悠久の時間よりも短い限り
556 :
粘着厨:02/04/04 22:23 ID:Z2rydzGP
>554=耳(略
まさか本編を絡めてくるとは・・・やられました。
つーか、そんなことよりも・・・これから孝之と茜はヤって(以下略
557 :
大予想パラダイス第四十二号:02/04/04 22:24 ID:Z2rydzGP
>>541 続き
それには答えず、代わりに遙は孝之の耳元でそっと囁いた。
「ごめん…嘘ついてた。ほんとうは寂しかったんだ。…孝之くんが夢の中に
いなくなってから」
「……」
「私の夢の中には、誰もいなくなってしまっていた。ただ真っ暗な空間の
中で、私はひとりぼっちで…孝之くんを探しても探しても……どこにもい
なくて。それが辛すぎて、私は夢を見るのを拒否したんだと思う」
「………」
遙は体を離し、孝之の目を見つめた。唇が小刻みに震えている。
「だから私は、孝之くんをもう…離したくない。泣いていたって良い。絶望
していても良い。孝之くんがそばにいてくれれば……」
「…………」
「ごめん。私…悪い女だよね。孝之くんを縛って、悲しませて…それでも、
私には、もう孝之くんしかいないの……」
遙は泣いていた。静かな嗚咽が、春のうららかな光の差しこむ病室に満ちていた。
「ああ、遙は悪い女だ。これからも、俺を泣かせろ。苦しませろ」
孝之は、再び遙を抱きしめた。遙が現在に…ここに存在することを確かめるように。
長い病床にやつれきった遙の体に、自分の存在を埋め込むように。
「でも、俺はこれだけはさせてもらうよ。遙を……いつも喜ばす。もう泣かせない。
そして…もう離さない」
そして遙の頭を静かに抱きしめた。
「溶けた心は二度と離れない…二人は決してそれを忘れない……」
「孝之くん……」
───こん、こん
ドアが静かにノックされる。続いて見慣れた看護婦が入ってくる。
「涼宮さん、退院の準備が出来ましたが」
空白の過去を取り戻すための「現在」は、ようやく動き出した。だが…慌てる必要は
ない。時間はいくらでもあるのだから。
「遙、行くか。みんな、下で待っている」
「うん!」
固いリノリウムの上を不安定な足つきで歩き始めた遙を支えながら、孝之はそっとこう
思っていた。
・・・・・・君が望む永遠は、始まったばかりだ。
(遙TRUE END 完)
558 :
大パラ編集部コラム:02/04/04 22:35 ID:Z2rydzGP
しまった・・・今読み返すと・・・
そうか、だから看護婦や女医が登場キャラで出てくるのか。
そうなると、退院時に彼女らとのライトギグがあるに違いない。
まあ、良いか(w
■大予想パラダイス編集部員大募集中
次キャラのターゲットを決める前に、どなか新編集部員に名乗りを
挙げる人はいませんかね?
夜空に星が瞬くように
アクアリウムの翳がゆれる君の瞳
今は傍にいるだけで君が切なくて
明日のことなど見えない
こんばんワイズダック>みなさん
>556=粘着厨氏
ええ、ヤ(検閲済み)であります☆
という訳で…これより大パラ♭第26号、投下いたします!
(
>>554の続き)
茜の唇に己の唇を重ねる孝之。
「…っ……ん…」
わずかに唇を開き、舌で茜の唇をゆっくりなぞると、温かく、湿った感触が割って入ってきた。
茜が舌を差し出してきたのである。孝之はそれを受け入れた。互いの唇で閉じられた空間の
中で、二人の舌が絡み合い、求め合うかのように蠢き続ける。
「んっ…ふ……んん…」
舌で茜の口唇を愛撫する間に、右腕を茜の胸元に送る孝之。上着のボタンを上から順に外し、
開いた胸元から中へ右手を滑り込ませ、ブラの上から掌でゆっくりとふくらみに触れる。
緊張で強張っていた茜の上体が一度小さく震え、肩に回した左手が茜の身体から力が失われて
ゆく手応えを伝えてきた。
「っはぁ…」
茜の唇が孝之から解放され、そこから吐息が漏れた。ノースリーブの上着のボタンはすべて
外され、茜の身体のわずかな動きに従って自然に身体から離れてゆく。
再び茜の肩を孝之の両手が捉え、そのままソファーの上に仰向けに寝かせる。茜はその動きに、少しも逆らう気配を見せない。
孝之の腕が茜の腰に伸び、ジーンズのジッパーを下ろしてハンドを解いた。ジーンズを身体から
離したのは、茜の両腕だった。
潤んだ瞳で孝之を真っ直ぐに見つめる茜。その両手が後背のブラの留め金に伸びる。
ぱちんというかすかな音とともに胸を覆っていた布地が取り除かれ、小ぶりだが、形の綺麗な
双丘が孝之の視界に入ってきた。
「私、きれいかな…?」
緊張が解けないためか、わずかにかすれた声で茜が孝之に問いかけた。
「うん、とっても。…吸いこまれてしまいそうだ」
孝之の返事に、茜は羞み、顔を俯かせた。
孝之の両手が茜のショーツを捉え、ウエストからひざのほうに引き降ろしてゆく。白い帯が
閉じられた両膝から足首をなぞり、そのままつま先から外れていった。
「………」
白い膝頭越しに、孝之は茜と見つめあう。ひざが閉じられたままなのは、初めて迎え入れる
異性という存在に対して、やはり少しは生理的な恐怖感がつきまとうためだろうか。
そうした感覚を刺激してしまわないように、孝之は慎重に茜の脚に上体を近づけ、脚の指の
付け根近くをゆっくりと舌で撫でる。唇で足首からひざをなぞり、膝頭の側に頭を出すころには、
閉じられていたひざに隙間が作られていた。
「奥に…進んでいい?」
孝之が茜に尋ねる。
「…いいよ」
茜の承諾を受け、再び孝之の唇が白い肌をなぞり始めた。
ひざの裏側から下腹部に向けてゆっくりと太腿を辿ったとき、わずかに茜の肩が浮き上がり、
ひざの間隔がさらに開いた。そうしてひざが開ききったころには、孝之は淡い繁みを伴なった茜の
秘苑を完全に視界に収めていた。
(続く)
(
>>560の続き)
唇をゆっくりと茜の秘唇に近づけ、薄紅色の花弁に舌を伸ばす孝之。
「……っ…んっ」
一瞬、茜の身体がすくみあがった。
花弁の縁に沿って、ゆっくりと舌を這わせる。次第に茜の秘唇が熱を帯びてくる気配が舌を
介して孝之に伝わった。
会陰に唇を密着させ、さらに深く、大きな愛撫を送る孝之。
「…は……ん…あ!」
茜の息使いが乱れ、時折言葉にならない声が唇から漏れてゆく。秘唇から滲み出る愛液が
孝之の舌に絡みつき、クリニングスの動きを追って淫らな旋律を刻み続ける。
「だ…めぇ……んんっ…くぅ…っ!…はぁ……や…やああっ…!!」
呼吸の乱れは激しくなり、放たれる声のトーンが高くなった。解放状態の上体を浮き上がらせ
ては、沈ませる。その動きを、茜は何度も繰り返した。
下腹部が茜自身の愛液でつやを放つほどになったとき、ようやく孝之が唇を離した。
「すごく、熱くなってる。…茜ちゃん、もう、そろそろ…」
「…うん。きて、お兄ちゃん…」
開かれた茜のひざに自分のひざを交わらせ、熱く漲った陰茎を潤みきった茜の秘唇に
あてがった。
「………」
その瞬間、茜と視線がすれ違う。その瞳に、強い不安の色が浮かんだが、あえてそれを
無視するかのように腰をゆっくりと茜のほうに送る孝之。
体温と柔らかい感触の中で、陰茎の先端が障壁のようなものにつきあたる。直感的に孝之は、
それが生娘の証であることを理解した。
しかし、孝之もここで引き返そうとは思っていなかった。ソファーについた手に力を込め、さらに
深く腰を沈ませた。
「…っ、くひっっ!!」
薄皮を裂くような手応えが陰茎から孝之の神経に伝わり、瞬間、短い悲鳴とともに茜の全身が
強張った。
掴まれた孝之の両手首を介して、茜の手から強い力がかかってくる。その反応は、破瓜の衝撃
と痛覚を孝之に伝えるには、充分な説得力を持っていた。
(ここまで負担がかかるのか、初めての姦通というのは…)
ビデオソフトみたいに激しく動くわけにはいかない。そんな考えが孝之を捉え、それが抽送の
リズムを非常に緩慢なものにした。
「茜ちゃん…大丈夫?」
「うん。…平気、だよ。だいじょう…っ…ぶ…だから…」
健気に孝之に言葉を返すが、表情には明らかに苦痛の色が浮かんでいる。孝之は一旦腰の
動きを止めた。
「えっ?」
上体を落とし、そのまま茜の身体に密着させる。茜に負担をかけないよう、自身の体重を両肘で
支えながら。
「お兄ちゃん…」
しばらくの間、孝之はその姿勢で指と唇を使って、茜の肌という肌をくまなく、丹念に愛撫し続けた。
「…んっ…ありがとう。…でも、お兄ちゃんの肌って、すごく温かいね…」
茜の両手が孝之の背中に回される。いつの間にか、その顔からは苦しみが消えていた。
夕映えに染まった部屋の中で、熱い息使いとともに肌と肌が触れ合い、吐息混じりの甘い律べ
が空気に散っていった。
(以下次号)
うげ…>559で前スレのHNを使用してもうた…
563 :
粘着厨:02/04/04 23:06 ID:Z2rydzGP
>自(略
ちーっす。一挙二話掲載とは豪気ですな。
>561-562
・・・勃っちました。
・・・さすがのエロ描写力であります。それでいて、お下劣にならんか。
OHPのCGを見ながら読むと、またコレがソソる!
君が望む sage
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
例えこの手が離れても
みんながそれを忘れぬ限り
>ALL
今晩、Limitz
>563=粘着厨氏
いやー、本当なら昨夜の時点でここまで進めるはずだったのですが
なかなか筆が進まずこの体たらく。
おかげでID:JUiP80zz氏の引越しには間に合いませんが
まあ、結末に関しては>556でも指摘されました通り
今更もったいぶって隠すまでのことはないかと(ヲイ
566 :
粘着厨:02/04/04 23:16 ID:Z2rydzGP
>>564よ永遠にage
遂に最終日か・・・
みんながそれを忘れぬ限り
例えその手が離れようと
溶けた心で戻ってくると信じながら
夜空に瞬く星を見る
567 :
粘着厨:02/04/04 23:20 ID:Z2rydzGP
>565=耳(略
いやいや・・・忙しい中、ここまで仕上げるのも大変だったろう。
お疲れさんである。
そういえば訊き忘れていたが、耳(略はネギでもSSをよく書いているのかね?
俺はバカばっかだが(w
>567=粘着厨氏
葱では前スレが初めてですが、他所のサイト(2つ)では
1年前からマターリペースで投稿させていただいております。
ちなみに例のスレの>821のが処女作です。
ありゃ、肝心なところが抜けてる。
ここと前スレ以外ではSSの投稿はヤっていません。
570 :
粘着厨:02/04/04 23:35 ID:Z2rydzGP
>568-569=耳(略
なるほど。
それでは2chで耳(略 のSSが読めるのはココだけ、つーコトになるな。
謹んで、ageさせて頂こう。
>557
これからの遙タンの永遠に幸あれ
>560-561
あ、茜タンが・・・ヤ(以下削除)
572 :
粘着厨:02/04/04 23:50 ID:Z2rydzGP
>571
引越し前の部屋の中というのは、独特の雰囲気があるな。
なんつーか、まさに過去と未来の狭間というか(w
引越しと言えば、昔から買いだめていた雑誌の処理は
どうしていたのでしょうか?
…すいません。うち、今メスト本誌の置き場所で
ちょっと思案していまして。
このままではチリ紙交換しか行き先がないんじゃないかと…
>572
そうだなぁ・・・今回の漏れの場合それほど遠くない場所に移るから
過去との決別って感じじゃないな。
ちょっとした移動みたいな感じかな。
>573
定番で森に返してあげる。(w
捨てる紙あれば拾う紙ありって昔から・・・ < 不法投棄はいけません。
まぁ、ノーマル本の間に挟んでコソーリ廃品回収の置き場へ。
>574=ID:FjDDQjCd氏
そうですねえ。はっきり言って人様にお渡しできるような
状態でもありませんし。
フリマにすら出すことを躊躇うほどのボロクソールぶりであります(w
みんなエロゲ情報誌買ってるんだ?
漏れはネット始めてからは買ってないなぁ。
情報が早いし手間もかからないし。
>576=ID:FjDDQjCd氏
現在の定期購読誌は「G−type」です<………。
今夜はこれにて>みなさん
お疲れ様でした。またいつか〜>ID:FjDDQjCd氏
578 :
粘着厨:02/04/05 00:32 ID:R0mGSaff
うげ・・・フリーズが三回かかりやがった。何か調子悪いな、かちゅ。
>576
俺は買ったこと無い。
自慢では無いが、ネギ以外の情報は一切持っていないぞ!
>577=耳(略
お疲れ。ゆっくり休んでくれ。
>577=耳(略
さよならだけど、さよならじゃない〜♪
こんな歌があった様な・・・。
>578
そういえば携帯でココ見れるんだけど、
上の方にあるスレしか見れないんだよなぁ。
580 :
粘着厨:02/04/05 00:43 ID:R0mGSaff
窓から見る星も今宵限りか
溶けた心の残滓だけが
部屋のあちこち離れない
それは忘れようとしても忘れられない
引越しの前夜
例え何もいい想い出が無くても、
何となく引越し前夜はセンチになるが・・・。
>579
なるほど・・・常に定時で上がってれば良いんだな(w
まあ、一言二言でも良いから、気が向いたら書き込んでくれると嬉しい。
でも携帯でネットやると高いからな・・・環境が整うのを待った方が良いかも。
>580
それが・・・エラーが出て書き込めないんだな。
見守る事しかできない。
夜空の星を眺めながら
今日の私はセンチメンタルグラフィティ
例え感傷的になっても
このゲームやった事ない(w
582 :
粘着厨:02/04/05 01:14 ID:R0mGSaff
>581
そうか・・・それでは仕方がない。
では、22時にはage続けよう。見守っていてくれ。
環境が整ったら、また戻ってきてくれ。待ってる。
では、俺はそろそろ退去の時間だ。
それじゃお疲れ様。毎日ありがとうな。
夜空の星が瞬くように
溶けた心は離れない
例え君の書き込みが途絶えても
このスレで君の帰りを待つ
ちなみに、センチは素晴らしいクソゲーとして有名なんじゃ・・・
夜空の星が瞬く影で
ワルの笑いが木霊する
星から星へ泣く人の
涙背負って宇宙の始末
銀河旋風ブライガーお呼びとあらば即参上!
過去ログみてないけど多分がいしゅつだろうな(w
584 :
粘着厨:02/04/05 01:20 ID:R0mGSaff
>582の文章が悲惨なほど破滅してる・・・
ヤバくなってるな、俺の頭。
>581
くれぐれも、体には気をつけろよ。
それが言いたかったんだ。じゃあな。
>583
ガイシュツだろうがなんだろうが関係ない。似たようなのが過去に
あったような気もするが、俺も忘れた(w
ようこそ、ageスレの極北へ。
>582=粘着厨
あぁ、見守る事にする。
今まで楽しかった、ありがとう。
それじゃ、最後の粘着タン(;´Д`)ハァハァ(w
>ALL
お休み、そしてありがとう。
アキバに星が瞬くように
深夜販売オタクのお祭
お金この手が離れても
買ったエロゲを忘れぬ限り
587 :
粘着厨:02/04/05 22:32 ID:fsOnzm7j
>586
夜空に星が瞬いても
不夜城アキバから人は離れない
例え身を切る夜風に吹かれても
行列の先に特典待つ限り
実は深夜販売を体験したコトは無いが、こんな感じなのか。
588 :
粘着厨:02/04/05 22:37 ID:fsOnzm7j
さて・・・大予想パラダイスでストーリー予測する次キャラはどうしようか。
残り3キャラについて、もう一度ピックアップしておこう。
【未予想キャラ】
・玉野まゆ
・星野文緒
・天川蛍
589 :
粘着厨:02/04/06 00:17 ID:dWpPe7EJ
考え続けた結果、何故かアナザーエピソードが無く、
軽い扱いを受けている星乃文緒に惹かれた。
故に、コイツにケテーイっと。
590 :
大予想パラダイス次号予告:02/04/06 00:18 ID:dWpPe7EJ
次号、ダイナマイト文緒編に粘着CHU!!
夏に伸びまくった畦道の雑草を
刈払機で一気に小払いするように
いい加減伸びてウザくなってきた髪の毛を
行きつけの床屋さんで短くしてもらおう
グテーンダーク>みなさん
>586=ID:is+uKf77氏
書き込み有難うございます。
当スレの新しい顔となって頂けましたならば幸いです♪
>587-590=粘着厨氏
事実上の放置、申し訳ございません。
おかげで某スレのネタ振りがなんか洒落になってませんし(w
ひとまず大パラ♭特別編、最終章のUPであります。
(
>>561の続き)
(……?)
孝之の目には、夜の闇に沈んだ街が映っている。
見ているぶんにはいつか夜の丘の上で見た景色と変わらないが、孝之の身体を支えている
はずの地面は足からは離れている。
その距離、悠に百数十メートル。つまり、孝之は空中を浮遊しているのである。
(…なぜ、オレはこんなところに?)
確か自室のソファー兼ベッドで眠っていたはずだ。そして、その胸には…
孝之は自分の腕の中にいたはずの茜の姿を探し…すぐに見つけ出した。
孝之と同じく、その身には糸くずひとつ纏っていない。
微笑とともに右手が差し出される。その手を孝之がとった瞬間、二人の身体が光に包まれた。
青白色の光で作られた翼が二人の左右に現れたのである。
眩く光る翼をまとい、洋上を進むクルーザーにも似た速度で空を駆ける孝之と茜。
不意に二人の前方に巨大な影が立ちふさがる。
禍々しい気を放つ、山のような形をした黒い影。
そのとき、茜の顔が孝之に向けられ、空いたほうの手が前方に伸ばされた。
茜は何も言わないが、孝之は、自分にも同じ動きをとることを促していることを悟った。
すぐに同じようにして右手を前方にかざす孝之。その瞬間、二人の目の前に光の球が現れた。
光球は徐々にその大きさを増し、二人の身体を呑みこむほどに達したところで、一本の光の
筋となって巨大な物体に真っ直ぐに伸びてゆく。
光線の先端が物体を捉え、光が物体全体を包む。次の瞬間、轟音とともに光が周辺に弾けた。
孝之の視界を眩い光が覆い…
「…!!」
再び瞼を開いた孝之の目には、見慣れた風景が映っていた。
夜の闇に包まれていることを除けば、いつもの自室である。
(ゆ…夢だったのか)
ソファーに横たわったまま、孝之はゆっくりと辺りを見渡した。壁の時計は「8」の位置に短針が
ある。
自分の胸に目を向けると、そこで茜が身体を添えて眠っていた。規則的で緩やかな寝息からは
先ほどの凶夢の影は欠片も覗えない。どうやら、安らかな眠りに身を委ねることができているよう
だ。
ほっとした気持ちでそれを眺める孝之。自分から茜を起こしてしまう気にもなれず、そのままの
姿勢で茜が目を覚ますのを待った。
それほどの時間を費すこともなく、ほどなく茜の頭が動き、少しずつ瞼が開いてゆく。どうやら
目覚めたようだ。
「起きたみたいだね。…夢見、どうだった?」
「…やだ。こんな状況なのに、悪い夢を見られるわけないじゃないですか」
柔らかな笑みとともに茜が言った。
「いま、8時をまわったところだけど、今夜はどうする、茜ちゃん?今のうちに戻れば、まだいくら
でも家の人に言い訳がきくと思うけど、どうかな?」
「そうですね。私、戻ることにしようかな。…でも、もう少しこのままでいさせてくれますか?」
「…オレは構わないよ。茜ちゃんがそれを望むなら」
それから茜が孝之の居室を立つまでの間、二人は互いの肌がもたらす温もりの中にいた。
(続く)
(
>>592の続き)
あの夜から一週間、孝之は強い葛藤と戦っていた。
実際のところ、恋人として遙と向かい合っていることに激しい罪悪感が付いてまわったのだ。
同意のうえでの一時の出来事と頭では割り切っていても、姉妹それぞれと言葉を交わしていると
やはり胸が締め付けられる思いがする。
近頃では、それを表面に出さないようにするのにかなりの努力を要するようになった。
自然と、二人それぞれと個別に話をすることを避けるようになる。体調の不全と受け止められて
遙に心配されても、気のきいた返し方ができない状況が続いている。
(このままじゃ…すべてが表に出ちまう)
苦悩に満ちた日々が続いたある日の夕方、孝之の携帯が一通のメールを着信した。
『聞いて欲しい話があります。今日の18:00にいつもの丘の上で待ってます。』
発信者は、茜だった。
ついにやってきた、茜からのアプローチである。
心身を縛る悩みを解決する糸口になると理解してはいたが、特別な場所で茜ひとりと対面する
ことと、そこから導き出されるであろう展開に強い不安を覚え、孝之はそこへ向かうことに積極的
になれないでいた。
約束の刻限は迫る…
[command?]
1.【“行かなきゃならない。茜ちゃんが待ってるんだ!!”】
>
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1003417554/596 2.【“だめだ…今のオレなんて…”】
>
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1003417554/789
7篇にわたってお送りしてきました大パラ♭特別編【Radical sprite】、
いかがでしたでしょうか?
次号より通常のストーリー予想にてまたROMの皆様の
ご機嫌を伺ってゆこうかと思っております。
【次号予告】
「すかいてんぷる」のTrouble baby、玉野まゆに粘着CYU!
595 :
粘着厨:02/04/06 22:46 ID:M8yoUYtu
さて、定時ageにちと遅れたか・・・
そして星が瞬く夜空のように
スレに静寂が訪れる
例えage続けていても
新規参入者現れぬ限り
>皆様
ご一緒に、遊びませんか?
あぼーん
597 :
粘着厨:02/04/06 22:51 ID:M8yoUYtu
>591-594=耳(略
大パラで描かなかったストーリー序盤についての補完お疲れ様です。
いや・・・実は俺もやろうと思ったのだが、どうしても上手くいかなかった。
さすがにキレイにまとめるなぁ・・・お見事。
ちなみに、スレの進行速度はこんなモンでも良し。我々は我々でやれる
ことをやろう。
正直、今までが上手くいきすぎた(w
598 :
大予想パラダイス第四十二号:02/04/06 22:52 ID:M8yoUYtu
599 :
【香港人もビックリ】著作権崩壊の危機:02/04/06 22:53 ID:M8yoUYtu
■編集部が独自入手している星乃文緒の事前情報
1.相当な淫乱らしい
2.内縁の夫が蒸発中の未婚の母である
3.ここだけの話、あまり魅力のあるシナリオではないらしい
4.EDルートによっては茜を殺すらしい
600 :
ストーリー予測中(中盤クライマックス):02/04/06 22:56 ID:M8yoUYtu
孝之は正直、戸惑っていた。
「永遠(とわ)って言うんだ、この子。お父さんはいないんだけどね〜」
文緒の部屋へ誘われ、いきなり見せられた現実。
「ていうか、やだな〜。なに黙っちゃってるの?」
孝之は呆けたように文緒の顔と永遠の顔を見比べている。確かによく似ているが…
「し…親戚の子だよね?」
「え〜、タカユキはそう思うの?」
悪戯っぽく笑っている文緒を見ながら…ひしと文緒にしがみ付いている永遠を見ながら
孝之は再び沈黙していた。そして…力なく首を振った。
「そうだよね。永遠、良かったね〜。この人が新しいパパだよ」
孝之は眩暈を感じながら立ち上がる。
「ごめん…ちょっと外の空気を吸ってくる……」
「あ〜、タカユキ。怒った?」
「いや…なんでもないよ」
切れ切れになった思考が零れ出さないように、孝之は慌てて窓を開けてベランダへと
飛び出た。
外の夜風は冷たい。その冷たさが孝之の中にまで浸透し、ようやく思考が繋がり出す。
そうだ、俺は冷静だ…そう自分に言い聞かせ、孝之は思考を開始した。
確かに文緒と一緒になる約束はした。彼女の天衣無縫な性格も知っている。しかし…それ
はあくまで彼女だけのことであって、そこに他人…ましてや子供が絡んで来るとなると…。
しかし…そうであっても、彼女の全てを受け入れると約束した以上……
この現実も受け入れなければならない。それだけは確かだ。
「ど〜う?タカユキ、落ち着いた?」
文緒がベランダに姿を見せ、孝之の頬に熱いものを当てた。
「ていう〜か、外、寒いでしょ。熱燗でも飲んで、腹の中ぜんぶぶちまけちゃいなさいよ〜。
私だってナースなんだからね。悪酔いした時は任せておきなさいって」
孝之は文緒の手からひったくる様に徳利を奪い、そしてそのまま飲んだ。
「あ〜あ、そんな飲み方、体に〜悪いぞ」
柔らかい文緒の体が、孝之を後ろから抱き締める。孝之は熱燗が喉を通る火照りと文緒の暖か
さを感じながら、星の無い夜空を見上げていた。
(以下次号)
あぼーん
夜空に星が瞬くように
この作られた現実を
例えこの手が離れても
自分の力信じぬけ
こんばんNo break down>みなさん
>大パラ第四十二号
山本周五郎作品のような深みを感じさせるシナリオですね。
(「将監さまの細みち」「つゆのひぬま」「さぶ」etc…)
続きが楽しみです。
>599の4.
ある意味、同族(同類)嫌悪のような気も…
603 :
粘着厨:02/04/07 00:06 ID:1EfuFfFB
>耳(略
瞬く夜空の星よ
溶けて離れない心よ
例えマターリモード突入なれど
やることやるしか無いのだ
山本周五郎作品は読んだこと無いんだよなあ・・・
こんな感じの退廃ムード漂う作風なのかい?
>603=粘着厨氏
退廃ムードの序盤→何かをきっかけに人の温かさを知る中盤
→強さを身に付けて明日を目指す終盤…といった感じでしょうか?
印象に残っているやつってみんなこういう感じでした。
なかには「野分」みたく純愛→鬱な路線もありましたが。
605 :
粘着厨:02/04/07 00:24 ID:1EfuFfFB
>604=耳(略
まず・・・そんな感じでシナリオおっ立ててしまった。
しかし、真実の報道を心がけるものとしては突っ走るしかないか(w
>605=粘着厨氏
バリバリ突っ走ってください!
心に沁みるエピソードのヨカーン.
607 :
粘着厨:02/04/07 00:42 ID:1EfuFfFB
>606
そうは言うが・・・
夜空に瞬く星の中にも
目立たずヒソーリ瞬く星もある
「あまり魅力のあるシナリオではない」という事前情報を入手している限り
彼女のシナリオを輝かせるワケにはイカンのよ・・・
雲間から星が瞬くように
苦難のなかに輝く生命
例え未来が霞んでも
二人に道が残されている限り
それでも人は明日を目指して…
609 :
粘着厨:02/04/07 01:03 ID:1EfuFfFB
例えぞんざいな扱いを受けようと
二人のシナリオが存在する限り
夜空に星が瞬くように
彼らなりの溶けた心は離れないはずだ
>608=耳(略
お疲れさん。俺もそろそろ退去する。
どっかに面白いssサイトない?
【編集部が独自入手している玉野まゆの事前情報】
1.主人公と同じバイト先にいることに幸福を感じているらしい
2.常人以上に精神状態が行動に影響を及ぼすらしい
3.目の前の他人の苦境は放っておけないらしい
4.悉く火に油を注ぐらしい
がしゃあんっ。
「ひゃあああ〜〜〜!?」
高く鋭い不調和音と、それにも増してよく通る若い娘の悲鳴。
ファミレスの厨房ならばごくたまに聞くことのできる効果音だが、ここ「すかいてんぷる」に
おいては、これが日常の一部と化している。
(おお、来た来た。…今日は割と遅かったな)
閉店前の最後の作業、床掃除を終え、一息ついていた孝之は、ちりとりと箒を手にとって
音の聞こえた方向に一直線に向かった。
その動きには寸分の淀みもない。ルーティンワークとして身体に染み付いている証拠である。
厨房に足を踏み入れた孝之は、そこに予想と少しも違わぬ光景を見出していた。
床に散乱する数枚の割れた皿。その傍には、小柄なウェイトレスがうろたえた表情で床に
へたり込んでいる。
「や…やっちゃいました〜」
「はい、とりあえず玉野さんは動かなくていい。…つか、一歩たりとも動かないように」
「…はい」
床の上に身体を置いているウェイトレスの名は、玉野まゆ。この「すかいてんぷる」で働く
従業員のひとりだった。
日々職務に対して非常に積極的な態度で臨むも、その姿勢は傍目には身を助けているとは
言い難い。どちらかと言うと…いや、言わずとも足を引っ張っていることは明白である。
この日もまた、勢いあまって気の入れどころをどこか間違ったようだ。その結果が床に散乱する
無数の白い破片というわけである。
「つ…常々かたじけのう御座います。何も手助けできぬこの身が悔しゅう思います」
淡々と後始末をする孝之に話し掛けるまゆ。一体何に影響を受けたのか、その語り言葉も
独特の雰囲気を放っていた。
「いいって、いいって。今の玉野さんは、じっとしていることがオレにとっては最大の手助けに
なるから」
そんなまゆの言葉使いに孝之も最近は慣れ、他の人間に接するのと同様の対応をとれる
ようになっていた。
「はいっ!そちらから申し付けられるまでは一寸たりとも動かぬ所存です!」
やがて、皿の破片の片付けが終わり、孝之はまゆとともに厨房を出た。二人別々に私服への
更衣を済ませ、スタッフルームをあとにする。
「お疲れ、玉野さん。…あ、明日はオレ、休みを取るから」
挨拶を済ませた際に孝之がまゆに言った。
「えっ、どうしてですか?」
「朝から人と会う約束をしてる。どうしても外せなくてね。店長に掛け合って漸く取れたんだ」
孝之の脳裏には、待ち合わせ場所に佇む遙の姿が浮かんでいた。
「…じゃ、明日もがんばって。…失敗を繰り返さない程度にね」
「御意っ!」
翌日、孝之不在の「すかいてんぷる」にちょっとした騒乱が訪れることになる。
(以下次号)
夜空に星が瞬く夜に
ネタを抱えて今宵はひとり
例え粘着厨氏居らずとも
心がスレを離れぬ限り
こんばんマターリ>みなさん
>610=ID:gnkBeyXt氏
私も是非知りたいであります☆
615 :
粘着厨:02/04/08 22:31 ID:8/FQIWNG
夜空に瞬く星のように
天涯孤独な身でいよう
例え現実のナオンとセクースしたくとも
オタ魂を忘れぬ限り
なんてコトが本当に言える奴は、カコ(・∀・)イイ!!
と思ってしまう今日この頃。
616 :
粘着厨:02/04/08 22:32 ID:8/FQIWNG
>耳(略
昨日は臨時休載申し訳なかった。本日は通常営業なり。
>612-614
おおっ!玉野嬢は顔に似合わず古式ゆかしい言葉遣いをされるようで。
「御意っ!」
・・・信長の野望以来、久しぶりに聞く単語だなあ(w
しかし、耳(略は細かい情景描写が上手だね。まるで自分がその場にいる気に
させてくれるよ。
617 :
大予想パラダイス第四十三号:02/04/08 22:32 ID:8/FQIWNG
>>600 続き
一体、どれだけの酒を飲んだのか分からない。
文緒に口汚い罵声を浴びせたような気がする。お前は嘘つきだ…騙された…。
ぐるぐると堂堂巡りする嫌悪感を吐き、胃の中身を吐瀉した。
文緒はただ黙って頷いている。そして、孝之が吐くたびに介抱する。
それを何度繰り返したか…気が付くと孝之は眠っていた。
孝之は夢を見ていた。
文緒が真っ白な世界の中で泣いている。辺りには誰もいない。
なぜ泣くのか…孝之は理由が分からず、彼女に駆け寄ろうとした。
───突然、景色が色を放つ。ここは…ホテルの一室。
文緒はベッドの中にいる。知らない男に抱かれて。
体の輪郭を浮き上がらせる布団の中で、男が緩慢な蠢動を続けている。
孝之は声を上げて、それを止めようとする。しかし、孝之は見てしまった。
泣き続けていた筈の文緒がよがっているのだ。幸福そうな顔で、満たされた顔で。
孝之が躊躇している間に、男の動きは激しさを増し…そして、動きを止めた。
…会話は情熱的なのに、セックスは淡白なのね。男の人ってみんなそう。自分が気持ち良くな
ることしか考えていない。
孝之の中に文緒の思考が流れ込む。それは、あの男に向けた言葉なのか、それとも孝之へ……
「違う、俺は君のことが本当に好きで…俺はセックスは下手かもしれないけど、精一杯君を愛
した…本当に愛しているんだ!」
孝之は堪らず叫ぶ。頭に流れ込む文緒の思考に答える。
…本当にそうなの?愛してくれるの?どうやって?
「それは…」
逡巡している間に、世界は再び真っ白になっていた。
文緒は泣いている。辺りには誰もいない。
文緒を泣かしているのは誰だ…それは鳴海孝之…俺自身だ。気が付くのが遅すぎた。
「方法なんて分からない。でも、例えどんなことがあろうと俺は君のことを愛しているんだ……」
小さくなって怯えている文緒に歩み寄って、孝之は彼女を抱こうとした。
「タカユキ…タカユキ…」
体が揺さぶられる。夢が中途半端に現実と錯綜する。
「タカユキ…永遠が、いなくなっちゃったの」
孝之は鉛のような重さを持つ瞼を持ち上げ、ようやく彼女の顔を見た。
(以下次号)
あぼーん
619 :
粘着厨:02/04/08 22:50 ID:8/FQIWNG
>618
夜空に星が瞬く中
お前の泣く姿が見える
そして俺は知っている
結局、お前には何も残されないことを
620 :
粘着厨:02/04/08 23:40 ID:8/FQIWNG
>618
お前の夜空に星が瞬くことはない
お前の中身に価値はあるのか
お前の存在は間違いだらけ
惨めな命をさらし続ける限り
621 :
粘着厨:02/04/08 23:41 ID:8/FQIWNG
>618
お前の夜空に星が瞬くことはない
自らの命を消す事が出来ないのか
お前の正気を見せてくれ
お前の正気を見せてくれ
622 :
粘着厨:02/04/08 23:43 ID:8/FQIWNG
>618
何かがお前を引きずり下ろす
悔やんでももう手遅れ
例えこの手が離れても
お前は一人ぼっちの寒さの中で悶え苦しむ
623 :
粘着厨:02/04/08 23:45 ID:8/FQIWNG
>618
内なる美しさと純粋さに
溶けた心は離れない
歪んだ狂気に汚され
そしてお前に死が訪れる
悲しいだろう みんな同じさ
溶けたこころは離れない
風の中を ひとり歩けば
枯葉が肩で ささやくョ
こんばんエンカウント>みなさん
>大パラ第四十三号
ヤブコギ クマザサ ダケカンバ
燃えているのは 灯火なんかじゃない
ジグザグ オネミチ ザレイワバ
蛍火 狐火 鬼火が燃える
心に灼き付くかの日の翳。孝之は何を見るのでしょうか…
625 :
粘着厨:02/04/09 00:37 ID:q6SD//2T
>624=耳(略
ういーっす。
広告相手にネタ絨毯爆撃して今日は終りかと思っていた。
しかし、「ヤブコギ クマザサ・・・」は一体何だい?
なかなか幻想的で良いフレーズなので気に入ったのだが、意味が
よく分からん。
>625=粘着厨氏
「けもの道」(by上々颱風)からの抜粋です。
恋愛に人生を賭ける女性の唄、といったところでしょうか。
…いや、なんとなく今度のシナリオにイメージが重なってしまいまして。
627 :
粘着厨:02/04/09 01:01 ID:q6SD//2T
>624=耳(略
なるほど。上々颱風に限らず邦楽には弱いからなあ・・・
ここだけの話、あんまり恋愛に人生を賭けられるとエロゲシナリオとして崩壊してしまうので
程々に収めようと思っているのだが(w
俺としては「男性経験豊か」な彼女の特性を最大限生かしたいのだが、エロゲでそんなシナリオ
見たこと無いし・・・真実と自分の欲求は裏腹なり。
628 :
粘着厨:02/04/09 01:09 ID:q6SD//2T
夜空に瞬く星が罪を照らすように
時が私の愛を貪り食う
例え一時の誠実が輝いていても
愉楽が体に巣食う限り
てな感じのシナリオでは・・・さすがにダメだろ(w
>耳(略
そろそろ、退去の時間だ。お疲れさん。
>627=粘着厨氏
>「男性経験豊か」な彼女の特性を最大限生かしたい
現代版の「おさん」のような展開が頭に浮かんでおります。
(すいません、また山本周五郎ネタです。さらにこれに天川さんを
交えて「つゆのひぬま」なぞ連想してみたり…)
…失礼しました。今夜はこれにて☆
630 :
粘着厨:02/04/09 22:16 ID:iyuMID7a
夜空に瞬く星の色が全て違うように
人の数だけネタはある
例え粘着厨UZEEEE!!であったとしても
俺のカキコは無視して何か書き込んでくれ!
631 :
大予想パラダイス第四十四号:02/04/09 22:17 ID:iyuMID7a
>617 続き
「ひどい顔…やっぱその状態じゃだめよね〜。うん、ゆっくり寝てて。アタシちょっと探してくる
からさぁ」
事実、頭が割れるように痛い。体中が毒に塗れているような気分が孝之を襲う。
「ごめん…そうするよ」
「やだな、気にしないでよ。アタシひとりだって、なんとかなるよ。だから〜、タカユキは寝るの!」
頭の中で何かが引っかかるが、体中を這い回る虚脱感が思考を奪う。孝之は文緒の掛けてくれた布
団に包まり、呆けた顔をしていた。
「ちゃんと寝ること。大人しくしてないと、診察しちゃうぞ〜」
ピン!冷たい文緒の指が孝之の顔をつまはじいた。孝之は痛いの一言も言えずに彼女のぎこちない
笑顔に頷いた。
文緒は部屋を出て行く。それを見送りながら孝之は思っていた。
…ダメなやつだ、俺は。星乃さんの助けもできず…ただ見ているだけだ…
・・・・・・
何時間眠っただろう。文緒はまだ戻ってきていない。
時計は17時を指している。バイトの時間が迫っている。
電話しなくちゃ…そう思って起き上がろうとして、孝之は諦めた。一日ぐらい良いか…
店長の困った顔を思い浮かべ、それでも謝る気分にすらならない自分を嘲笑した。全ての思考が
自暴自棄へと繋がる。
こちこちと部屋の中に寂しく響く時計の音が、孝之の心を溶かしては固めていく。
…ふと机の上に飾られた写真スタンドに目が行った。それは文緒と行った海の写真。楽しそうに
二人並んで撮った写真。
昨日の夢が頭にリバースする。この写真には一体何人の幸せそうな顔の男が飾られたのだろうか。
そしてこの部屋には、一体何人の男と彼女が幸せそうな顔をして…
「…やめろ!」
孝之は小さく叫び、目を固く瞑った。そんなことは分かっていたことだ。それを分かった上で、
彼女の全てを包みこむと約束したんじゃないのか。
しかし、では永遠はどうなのか…孝之は逡巡した。俺はあの子を包み込むことが出来るのか。
本当は…彼女が「ロクデナシ」と表現する男の残した負の遺産として、あの子を抹消したいのではないか。
このまま、あの子が戻って来ないことを望んでいるのではないか!
───プルルル…プルルル…
ポケットの中の携帯が鳴った。文緒からの連絡だろうか。
孝之は緩慢な動きで、それを取った…
「……もしもし」
「…鳴海さんですか?お久しぶりです、涼宮茜です」
(以下次号)
632 :
粘着厨:02/04/09 22:22 ID:iyuMID7a
致命的なミスハケーン(・∀・)
・・・誠に申し訳ございませぬ。
>631
×: この写真には一体何人の幸せそうな顔の男が飾られたのだろうか。
○: この写真スタンドには一体何人の幸せそうな顔の男が飾られたのだろうか。
喜びや悲しみを今日も受け入れながら
それでも人は明日を目指して
例えこの手が離れても
「もっと強くありたい」と
こんばんWild hoses>みなさん
>大予想パラダイス第四十四号
そして混迷の刻を過ごす者達の想いは交わり…
他の君望関連スレを見て、ふと思ったのですが
「君望」のシナリオの根幹は孝之と遙を軸にした登場人物の
心の成長を描いた物語なのではないかという気がします。
(いえ、ただなんとなくですが…)
634 :
粘着厨:02/04/09 23:52 ID:iyuMID7a
>耳(略
こんばんわっす。
>「君望」のシナリオの根幹は孝之と遙を軸にした登場人物の
>心の成長を描いた物語なのではないかという気がします。
他のage関連スレは「恐怖マナマナの部屋」スレしか見ていないので、
何とも言えないが・・・
心の成長とは難しいテーマで来たな。上手くやれば感動的だが、下手な
表現では陳腐この上なくなってしまう。俺がライターなら、真っ先に敬遠
対象とするだろうな(w
夜空に星を灯せ
溶けた心に光を
例えこの手が暗闇を模索していても
二人がそれを乗り越えれる限り
>634=粘着厨氏
このスレやエロゲ板のage本スレでたまに目にする
初プレイ者の感想(いろいろありました)とかを見て
そんなこと考えてみたんですけどね。
…私がライターでも逃げに走るでしょうね。
何度も「逃げ出したい」と 誰もが思いながら
それでも人は心紡いで
傷ついたり傷つけたり 心の痛みを隠し
「もっと素直でありたい」と
636 :
粘着厨:02/04/10 00:09 ID:5I3SFNdz
>耳(略
そうか・・・初プレイ者の言うコトは一番信用できるからな。
しかし、恐らく「心の成長」をテーマにしているのは遙・水月・茜シナリオ
かな。即ち、予測済みキャラだ。
他キャラのシナリオについては、別次元の話になるだろう。あくまでも予測だが、
恐らく他キャラルートでは、遙が目覚めな(以下自主規制
>636=粘着厨氏
>恐らく他キャラルートでは、遙が目覚めな(以下自主規制
う〜む、目覚めれば紺碧の空、想い人のココロは…てな感じですかね。
マナマナに至っては(以下検閲削除
638 :
粘着厨:02/04/10 00:40 ID:5I3SFNdz
>耳(略
そんな感じだろうが・・・恐らく、そうとも言えないかも知れん。
何故なら、メインシナリオでは水月タソと
(警視庁認可分について公開)
どうも伏字が多いな(w
既にプレイ済みになっている気分だYO!
夜も更けたので、そろそろ去ろう。お疲れさんだった。
>638=粘着厨氏
メインシナリオで好き勝…ゲフンゲフン…インスピレーションの
おもむくままにストーリー予測を進めてきましたからねえ。
…むむ、サブキャラクターの秘密とな?(デムパ受信中)
それでは私も失礼します。お疲れ様でした。
(
>>613の続き)
「…ふう」
額にうっすらと浮かんだ汗を腕で拭うまゆ。昼食時間帯のラッシュをこなし、一息ついている
ところである。
2時をまわった炎天下の昼下がり。街の住人も家の冷房の中と見え、たった今家族連れの
出て行った「すかいてんぷる」に客の姿はない。
孝之の言葉が功を奏したのか、忙しく立ち回った割には、失敗らしい失敗が起こらなかった。
厨房で誤ってサイコロステーキのセットをひとつ床に取り落とし、客に出す前にトラッシュボックス
に放り込む羽目になったことを除いては。
「玉野さんっ」
「は…はいっ」
呼びかけに振り向いたまゆの目に店長の姿が映った。
「客足もひと段落ついたので、これから食材の仕入れ先との打ち合わせに向かわせて
もらいます。夕方までには戻りますので、その間の留守をお願いします」
「わかりました。どうぞ、行ってらっしゃいませぇ」
店を離れる店長を見送るまゆ。このとき、イブニング以降のシフトを控え、店内にはまゆと
あゆの二人が残っている状態だった。
時計の針は3時をまわろうとしていた。
「お客さんが来ませんね」
レジに立ち、いまだ人通りの疎らな街並みを眺めてまゆが言った。いつもならばこの時間帯に
1人か2人の客を迎えることになるのだが、この日はいつまでも暑いままなせいか、店長が
出かけてから一人の客も訪れていない。
「…こうも客足が途絶えると、さすがに退屈してくるわね」
テーブルをすべて拭き終わり、まゆと同様に無言で窓の外に目を向けていたあゆがおもむろに
店の奥へと歩いてゆく。
「どうしたんですか?」
「いくら暇だからって見えるところで従業員が突っ立ってたら格好が悪いからね。こういうときは
然るべき場所で待機よ、待機」
スタッフルームの扉の向こうにあゆの姿が消えた。ため息をひとつしてまゆは再び入り口を
覗う。
それから少しして、ドアの開く音とともにひとりのスーツ姿の男性が入ってきた。ここ数日、よく
見る顔だった。
「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ」
レジを離れ、伝票受けを持って客をテーブルに案内するまゆ。
「Aセットですね?少々お待ちください」
注文を聞き、厨房へと向かう。
(…気のせいかな?)
注文を聞いた際、自分に向けられた視線にかすかに危険なものが混じっていたのをまゆは
感じていた。
(以下次号)
641 :
粘着厨:02/04/10 22:23 ID:xPmDy/fn
夜空に星が瞬くよ
10時だよ、全員集合!
例え号令かけたところで
俺と耳(略の二人っきりですがな・・・
避処地はどうした?
1見てますかはどうした?
アンチ孝之&水月はどうした?
我、スレの新着レス数見るたびに涙する
642 :
粘着厨:02/04/10 22:27 ID:xPmDy/fn
まあ、一人っきりでやるよりは遥かに心強いわけで・・・
>640=耳(略
すかいてんぷるの中が、なにやらキナ臭くなってきましたな。
流石はちっこくても危険な玉野まゆ。
お疲れ様っす。続きが楽しみです。
643 :
大予想パラダイス第四十五号:02/04/10 22:28 ID:xPmDy/fn
>>631 (面倒になってきたので、ちと省略: 永遠を攫ったのは茜であった。茜の目的は
昏睡状態の遙を裏切って文緒との幸せを選んだ「お兄ちゃん」への復讐。孝之はすぐに
文緒と慎二に連絡し、文緒と共には茜の指定する波止場へと向かうのであった。
しかし、そこで彼らの見たものは・・・)
『茜ちゃん!』
孝之と文緒は声を揃えて叫んだ。夜灯に照らされて目に入ったのは、顔面蒼白で俯いている茜
とそれに寄り添う小さな永遠…そしてその首筋にあてがわれた白く輝く刃。
「離すんだ…茜ちゃん!」
「来ないで!」
張り詰めた声が、波音しかしない波止場に錯綜する。
そんな中、倉庫の影から悠然と黒い影が現れた。
黒い影は茜に近づき、顔の輪郭を露にする。
「…キミノブ」
文緒が表情を無くし呟いた。
「どうして、あんたが…」
「このお嬢さんが、どうしても俺に相談があるって言うんでね…くくく」
キミノブは更に茜に近づき、ぴったりと寄り添った。
「キミノブって…」
孝之は次々に起こる不可解さに言葉を失っていた。もう、何が何なのか全く分からない。
「なんだ文緒、俺のことをカレに説明していないのか。永遠の父親の俺を」
ははははは…乾いたキミノブの嘲笑が木霊する。孝之はただ、黙ってそれを見ていた。
怒りの対象となるソレを…
644 :
大予想パラダイス第四十五号 続き:02/04/10 22:30 ID:xPmDy/fn
キミノブはおもむろに茜の後ろから手を伸ばし、乱雑に茜の胸を揉みしだいた。その痛み
に、茜が顔をしかめる。
「やめろ!!」
孝之は堪えきれず、キミノブに掴みかかろうとした。しかし…茜の手の中にあるナイフは
ぴったりと永遠の首筋に張り付いている。
あまりの理不尽さに孝之は歯軋りした。
「ははは…文緒、お前は本当にアゲマンだぜ。これから金づるになってくれる上に、処女の
女子高生とヤリまくれるとはよ!」
孝之は怒りに震えていた。ふと横を見ると文緒も震えている。
日頃、能天気でいつも笑っている彼女しか見ていなかった孝之には、そんな彼女が酷く遠く
へと行ってしまっている気がした。
文緒はわなわなと震える唇で、ようやく言葉を放った。
「それは、どういう…」
「お嬢ちゃんとの約束を果たさないといけないってコトだよ。文緒、お前を俺の手元に戻す。
その代わり、永遠の命を助けるってワケだ。…ま、俺にとっちゃ、こんなガキいくらでも作
れるから、どうでも良いんだがな」
キミノブの嫌な笑い声だけが、胸糞悪くなるほど耳につく。とにかく、醜いキミノブの顔を見た
くなくて、孝之は文緒の顔を見つめていた。
(以下次号)
♪欲と野望に満ちた世界の 罠が潜んでいる
傷つくのは弱い者たち 諦めるのか
OH 暗闇をブッ飛ばせ この作られた現実を
OH 絶望を吹き飛ばせ 自分の力信じ抜け
お疲れ様です>粘着厨氏
>大パラ第四十五号
そして白刃が夜の闇に嘲い…
いいところでヒキますねえ。続きが楽しみです♪
646 :
粘着厨:02/04/11 22:20 ID:Bu9o8V8N
雲間に星が瞬くように
俺の秘められた欲望が露になる
例えこの手が暗黒に汚れようと
二人の為の生贄を罪人に捧げん
647 :
名無しさん@初回限定:02/04/11 22:21 ID:Tfk8pQIZ
648 :
粘着厨:02/04/11 22:22 ID:Bu9o8V8N
>645=耳(略
一般受けはしないだろうが、個人的に好きな予想外に長くなってしまった・・・次回で
終りにしよう。
ヒサビサフッカツー!(・∀・)/
650 :
大予想パラダイス第四十六号:02/04/11 22:24 ID:Bu9o8V8N
>644 続き
「文緒、さあ来い。お前には俺の方がお似合いなんだよ。お前にはもう、選ぶ道はないんだ。
安心しろ、きっちりお前に相応しい仕事も用意してあるぞ!」
醜い嘲笑交じりのキミノブの声。
「キミノブ…あんた、最低だよ…」
唸るような声を上げるものの、文緒はゆっくりとキミノブへと歩みを進める。まるで操り
人形が主人に引き寄せられるように。
それを歯軋りしながら見ていた孝之は、ふと気が付いた。
───茜の手に今まで以上の力がこもっていることに。そして、ナイフの刃が数ミリずつ
永遠の首筋に密着していることに。
「───やめろ!」
孝之は思わず叫ぶ。しかし、それと同時に全く相反する思考が自らの奥から沸きあがって
くるのに気が付いた。
「ははは…残念だったな、彼氏。これからは、文緒のアソコを毎日思い出してオナニーで
もしてろ!」
孝之の叫びを自分に向けられたものと勘違いしているキミノブの声が響き渡る中、孝之は
必死でそのドス黒い感情を消そうとしていた。
しかし、一度浮かび上がった感情は期待の視線となり、茜へと向けられる。
…そうだ、そのガキを殺せ。そうすればキミノブの計略は失敗に終り、文緒は俺の手に戻る。
しかも、戻ってきた文緒に邪魔なモノは一切付いていない。キミノブも永遠も…全てが消える。
…それは紛れも無く悪魔の囁き。必死に否定するように孝之は首を振って叫ぶ。
「やめろ!やめろ!!やめろ!!!」
もはや孝之の目には、キミノブも文緒も映っていなかった。ただ、着実に永遠の首筋から
暖かい血液を噴出させんとしているナイフの切っ先のみに、視覚が集中する。
茜の震える手があと数ミリ…もう少し…早く…モウ、マテナイ…
孝之は体中に脂汗が噴出するのを感じ、握り拳を固めた。
───その時、孝之のポケットの中の携帯電話が静かに三回振動した。
はっと我に帰り、孝之は視界を取り戻す。文緒はもう少しでキミノブの元に辿り着こうとして
いる。
「遅えよ…慎二」
孝之は思わず呟き、静かにポケットの中で携帯電話を操作した。
短縮ダイヤル…発信先:平慎二…発信…
(以下次号)
651 :
粘着厨:02/04/11 22:26 ID:Bu9o8V8N
>649=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
物凄く久しぶりだな。もう来ないのかと思って・・・毎日枕を涙でぬらしていたぞ!
>>651 あ、いやースマンスマン。なかなか暇が無くて(汗
とりあえず見てるだけなら見てたの、うん。
忙しいときの清涼剤だた。粘着たん、耳(略両氏のSS。
ヽ(´ー`)ノ マンセー
♪Two way… 今目の前に
Two way… ふたつの路
Two way… もう迷いなく
Two way… 無我に帰れ
こんばんトリビュート>みなさん
>大パラ第四十六号
そして激情の中で黒い影が躍り…
果たして誰が身が贄として夜に供されるのでしょうか。
>649=避処地氏
ご無沙汰してますね(=゚ω゚)ノ
>>653 (=゚ω゚)ノ ども、お久しぶりでス。
655 :
粘着厨:02/04/11 22:56 ID:Bu9o8V8N
>652=避処地
ああ、そうなのか。まあ、「ぃょぅ(=゚ω゚)ノ 」だけでも良いので、何か書いてくれると
嬉しい。他スレでも散々味わっているが、誰もカキコしてくれないと物凄く不安に
なるモンなのよ、ホント。
忙しいのは仕事かい?
昼空に星が瞬かぬように
あるはずの人が見えない
例え溶けた心が離れてなくても
お前が姿を見せぬ限り
>653
ういーっす。
贄の対象は・・・まあ、あまり期待しないでくれ(w
>>655 らじゃった!てかもうかなり落ち着いたから常駐再開だZe!
忙しかったのは仕事8の個人的事情2かな?(汗
ちと色んなゴタゴタが一気に来てエロゲも積みまくりな状態だたよ…(つдT)
657 :
粘着厨:02/04/11 23:23 ID:Bu9o8V8N
>656
エロゲ積みまくり・・・つーか、俺の場合は積みすぎて「罪まくり」ってな
感じだな。大パラが一段落したら、心ゆくまでエロゲ充電期間を取ろうと
思っている。
しかし・・・個人的事情?
俺の頭の中で何かが瞬く
例え彼女にフラれても
まあ、よくあることさと忘れちまえ!
>>657 そのフレーズ(・∀・)イイ!!スゴクイイ!俺も使う!>「罪まくり」
いやー、彼女なんてそんなのは居ないッスよ!にはは…
659 :
粘着厨:02/04/11 23:55 ID:Bu9o8V8N
>避処地
使うのは自由だが(w
くれぐれも俺が言っていたとは他スレでバラさんでくれ。ただでさえネギ板における
立場の弱い俺様が、そんなサムいことを言ったとなれば・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そうか・・・彼女はいないか。
夜空に星が瞬くように
そいつは最高だ!
いらぬ心配をせずにエロゲへ没頭できる黄金郷ナリ
夜空に星が瞬くがごとく
心の空に黒い太陽が瞬く
例え光がこの世を白く照らそうと
白は黒、黒は白
幻想が現実を侵食する皆既日食
>ALL
そろそろ失礼する。お疲れさん。
661 :
粘着厨:02/04/12 22:35 ID:QfEW4xQL
夜空に星が瞬くこんな時間に
帰宅してしまいました
例え大パラ続きを書いていなくても
定時ageをしなくてはならない限り
ただいま鈍意執筆中に付き、発行は待てしばらくなんだな。
では、一旦退却なり。
(
>>640の続き)
厨房にまゆの姿が消えたのを確認した男は、すぐに立ち上がり、足音を立てずにまゆの後を
追う。
入り口で様子を覗い、自分の行動がまゆに感づかれていないのを確かめた男は、スーツの
胸ポケットに手を入れ、中からナイフを取り出した。
どうやらこの男、何か邪な目的のもとにここを訪れたらしい。小柄で著しく童顔な従業員が単身
店内にいるのを好都合と受け取ったのだろう。
男の立場に立ってものを言わせてもらえるならば、スタッフルームのあゆがこの状況にできる
だけ気づかないでいて欲しいものである。まあ、生暖かく見守ることにしよう。
「…失礼」
厨房の中でランチセットの盛り付けを進めるまゆに、男が小声で話しかける。
「あ。…な、何か御用ですか?」
突然声をかけられ、少し驚いた表情のまま、まゆが振り向いた。
「お1人で大変そうですので、手伝ってやりたいと思いましてね」
言葉は穏やで友好的なものだったが、右手で冷たい光を放つナイフが真意をいやというほどに
主張していた。
「あなたはそこを動く必要はありません。…いや、一歩たりとも動かないでいただきたい。
…さもなくばあたら若い命をその場で散らすことになりますよ?」
このとき、男の瞳の色はナイフとまったく同じだった。
「は…はい…仰せのままに…」
もともと極端に素直な性格のまゆである。ましてや、相手は光りモノをちらつかせている。
「ふふふ、素直なことでよろしい…」
立ちすくむまゆに近づこうとして男の足が厨房の内部に踏み込む。
しかし、次に踏み込んだ左の脚が突如、床を捉え損ねて滑り出す。
バランスをとる間もなく男の身体が宙を舞い、次の瞬間、したたかに床に叩きつけられた。
(以下次号)
663 :
大予想パラダイス第四十七号:02/04/12 23:39 ID:pz8+W3D0
>>650 続き
((またもや省略: 慎二が呼んだ警察の突入によってキミノブと茜は逮捕され、
永遠は救出される。永遠を抱き締めて歓喜に咽び泣く文緒を見て、孝之の黒い感情
は消失するのであった。
一方、恐らく茜は何らかの特別処置で釈放。キミノブだけがムショのクサい飯を
食わされる展開となるであろう))
・・・・・・・・
(以下ED 若干後味悪いエンディングだろう)
「すみませんでした…星乃さん、それに鳴海さん」
文緒の家を訪れた茜は、深々と頭を下げた。
「わたし、お姉ちゃんが一人ぼっちで眠ったままなのに、幸せそうな鳴海さんと星乃
さんが許せなかった。裏切りに復讐したいと思っていた。…そのためなら、わたしを
どこまで堕としても良いと思っていた。でも…」
茜は俯き、小刻みに震えながら言葉を繋ぐ。文緒と孝之はどこまでも小さくなっている
彼女を見ていた。
「でも…警察から帰って、病室で寝ているお姉ちゃんを見たら…凄く怖い顔をしていて
…まるで「孝之くんと星乃さんに何て酷いことをしたの」って言っているようで…それ
で、ごめんなさいって謝ったら…急に…すごく静かで穏やかな顔に戻って…それで…
それで…」
茜は泣いていた。流した涙がぽつりぽつりと床の上に染みを作る。
「お姉ちゃんは…きっと…祝福しているんだと思う…鳴海さんの幸せを……それなのに
…わたし…自分勝手に……」
涙に咽ぶ声が、部屋いっぱいに沁み渡る。何と言ったら良いのか分からず戸惑う孝之の
横で、文緒が口を開いた。
「まあ、何も無かったことにしましょうよ〜。永遠もタカユキもアタシも無事だったんだか
らさぁ…。辛い思いをしたのは、むしろ茜ちゃんの方なんだからさ。ね、顔を上げてよ」
文緒がそっと、ハンカチで茜の顔を拭おうとする。しかし、文緒の手を払い除け、茜は涙で
歪んだ顔を上げた。
「良いんです…わたしはバチが…当たったんです。……そんなことより…約束してください。
鳴海さん!」
いきなり茜の視線が孝之に向く。孝之は怯えに似た心で彼女の瞳を見た。しかし、そこ
には怒りの光も憎しみの暗闇も無い。
「星乃さんを…幸せにして下さい。お姉ちゃんの分まで!お姉ちゃんは、わたしが…付いて
いますから!!」
「ごめん…茜ちゃん。俺は、もう何も出来ないけど…遙を…よろしく頼む」
孝之は足から力が抜け、フローリングの上に土下座をするような格好で懇願した。許され
ることでは無いのかも知れないが、孝之にはそれしか出来なかった。
664 :
大予想パラダイス第四十七号 続き:02/04/12 23:41 ID:pz8+W3D0
茜は孝之の言葉に何も答えず、踵を返した。そして逃げ出すように文緒の部屋から出て行く。
「あ…茜ちゃん、待って!」
文緒が茜の後を追おうと玄関先まで駆け出す。
「───行くな!」
孝之は渾身の力で叫んで、文緒を制止する。
「なんで?茜ちゃんが…」
「今はこれで良いんだ……いつか…俺と星乃さん、それに茜ちゃんに遙…四人で笑える日
が来るまで…」
孝之の目は、このやり取りを見て怯えきっている永遠へと向けられた。そして、部屋の隅で
小さくなっている永遠を抱き締めた。
そう、永遠を含めた文緒の全てを愛するのが孝之に定められた宿命…そして贖罪。
永遠を抱き締める孝之の後ろから、文緒が柔らかく抱きつく。
「それじゃ、アタシもタカユキに約束してもらおうかな〜」
「…なに?」
「もう、「星乃さん」はやめて。「文緒」で…ね?」
「…ああ、分かった。……文緒、君と永遠を幸せにすることを約束する」
((CGがパステル調になり、EDテーマ曲へ))
665 :
大パラ編集部コラム:02/04/12 23:47 ID:pz8+W3D0
若干、茜がでしゃばり過ぎている気がするが・・・(゚ε゚)キニシナイ!!
星乃文緒が未婚の母という設定は、ガセであるという情報も掴んでいるが・・・(゚ε゚)キニシナイ!!
シナリオ大筋では間違っていないはずなので・・・(゚ε゚)キニシナイ!!
■大パラ編集部員募集中
あとは天川蛍しか残っていないが・・・どなたか名乗りを上げる方はいませんか?
666 :
粘着厨:02/04/12 23:52 ID:pz8+W3D0
>662=耳(略
お疲れさんです。
殺伐とした雰囲気もギャグに変える玉野嬢・・・なんと危険な存在なのでありましょうか。
まさにポケットサイズ核弾頭。悪党もピカに焼かれて昇天。
いやあ、胸がすく思いですなあ。
あぼーん
夜空に星が瞬くように
明日を夢見よう 過ぎた日を振り返るより
例え悲しみが その頬を濡らす時でも
諸人が希望を忘れぬ限り
こんばん大団円>みなさん
大パラ第四十七号
そして苦難の雲間に望む永遠の彼方へ…
669 :
粘着厨:02/04/13 00:04 ID:OF84qMya
夜空に星が瞬くように
相変わらず手抜きの大パラ本誌
例えシナリオ展開は頭にあっても
文章化するのがメンドイ限り
((省略))は便利だね〜
>68=耳(略
ういーっす。
なんとか1時間で仕上がって良かったのであります。
気をつけよう上司の肩叩きと急な残業。
>669=粘着厨氏
おおっ、あれだけの文章を1時間でですか。
勤めの人は違いますね(^_^)
当日言いつけの Over time work ほど
厄介なものはありませんね、確かに。
671 :
粘着厨:02/04/13 00:27 ID:OF84qMya
>670=耳(略
いや・・・今回はキツかった。しかし、明日は不在になるので今日中に
仕上げておきたかったんだな。
夜空に星が瞬く時間になって
俺の肩から離れない上司の手
例え花の金曜日だとしても
この書類、今日中に仕上げてくれない?
ふざけるな( ゚Д゚)ゴルァ!
残業で忘レナ草買いに行けなかったぞフォルァ!(゚Д゚#)
夜空に今宵も星が瞬き
明日も晴れてくれるといいねえ
だって朝からまた防除作業
日和が良くなきゃ困るのョ
という訳で、今夜はこれにて☆
お疲れ様でした〜♪
674 :
粘着厨:02/04/13 00:36 ID:OF84qMya
>672=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
お主も残業か・・・急な残業というものは、金にはなるがどうもムカツク щ(゚Д゚щ)
そう言えば、最近エロゲ買っていないなあ。積みゲー消化に手一杯。
つーか、それすら出来ていない。。。
>673=耳(略
お疲れさまである。
良い子(野菜)を育ててくれよ。
>>673 お疲れさまっすー(゚ω゚)ノ~~
>>674 サービス残業ですが何か?(つωT)
明日こそ買ってやるぅ…(泣
676 :
粘着厨:02/04/13 00:53 ID:OF84qMya
>675=避処地
それはどうかな?
俺の予測では、お主はこれからエロゲプレーイ
例え明日目覚めても
夜空に星が瞬く深夜なり
サービス残業か・・・俺の昔の職場はそうだったなあ。
>>676 ガ━━(゚Д゚;)━━ン! バレテルー!
…って特にやるもの無かったという事実発覚。
しょうがないのでアーマードコア3で憂さ晴らしですよお兄さん。
678 :
粘着厨:02/04/13 01:15 ID:OF84qMya
>677
一般ゲーか・・・最近全然やっとらんな。
大学時代はドラクエVの全モンスターを集めて全て最高レベルまで上げる
暇人だったのに・・・
夜空に瞬く星のように
悠久の時間が欲しい
しかーし!例え悠久の時間があったとしても
葱板に常駐するだけの話かなヽ(´ー`)ノ
こんなことではイカンのだ・・・反省
679 :
粘着厨:02/04/13 01:39 ID:OF84qMya
それではそろそろ去ろう。
お疲れなのだ>ALL
(
>>662の続き)
自分の身に何が起きたのか、男には理解できなかっただろう。
痛みに縛られた身体を床に伸ばしたまま、うめき声をあげることしかできない。右手のナイフは
転倒した拍子に遠くの床に転がしてしまっている。
倒れた男の足元に、薄汚れた雑巾が1枚。昨夜、床に溢した調理用の油を拭き取ったまま、
誰かが放置していたものらしい。どうやら、男はそれに足を取られてかような醜態を演じる羽目に
なってしまったようだ。
「すわ、これは大事。大丈夫ですか?傷は浅いですぞお」
苦悶する様に見かねたのか、自分に危害を加えようとした相手であるということも忘れて
男のもとに向かうまゆ。厨房の壁際を慌てて走ったため、壁に無造作に立てかけられたモップの
存在に気づいていない。
伸ばしていた手がモップの柄に当たり、かたん、という音をたててまゆの進む方向に倒れてゆく。
柄の先端が棚の上の油缶を引っかけ、棚から引き剥がした。
苦痛からようやく解放され、自分の目的を思い出しかけた男の視界に落下する油缶が映る。
があんっ。
頭をもたげた男の頭部を20リットルの質量と鈍い金属音が襲い、その衝撃が男の意識を闇に
引きずり込んでいった。
「ああっ、も…申し訳ありませぬ!ど、どうかお気を確かに〜!」
助け起こすつもりが、止めを刺す結果となってしまい、うろたえているところに厨房の入り口から
別の人影が現れた。
(続く)
(
>>681の続き)
「ちょっと、今なにかすごい音がして…って、何よそいつ!?」
入り口にあゆの姿が現れた。先刻の物音で厨房での騒ぎに気がついたらしい。
「あ、大空寺さん…」
説明を求めてきたあゆに、まゆは注文を聞いてからの顛末を細かく話して聞かせた。
「…ふ〜ん。まあ、そいつの身に降りかかったのは間違いなく天罰の類ね。あんたの落ち度じゃ
なくてよ」
床に伸びた男の身体にあゆの視線が移る。
「さて…っと、神様とやらのお仕置きは十分受けたみたいだし、今度はこのあゆ様の裁きを受けて
貰うわ!!」
そう言うなり、攻撃衝動も顕わに男の腹部に連続して蹴りを叩き込むあゆ。身動きできないまま
の男の口から短いうめきが断続的に聞こえてくる。
「あ…あの、気を失っている人にそんな御無体をなさっては…」
まゆが制止にかかるが、他人の意見など容易に聞き入れるあゆではない。
「五月蝿いっ!こんなやつ人扱いしなくていいっ!ネコのうんこ以下の蛆虫よ、蛆虫。こんな男は
さっさとどこかに隔離して去勢したほうが世の中の為なのよ!!」
容赦のない蹴撃が舌鋒とともに男の身体に喰いこんでゆく。実に凄惨な光景と言えるだろう。
どうもこの男、踏み込む店を力いっぱい間違えたようである。
目論見を打ち砕かれた挙句、ふたりがかりで襤褸布のように叩きのめされた男の身に、最後の
一撃が加えられようとしていた。
「熱湯消毒よ。覚悟はいい?」
あゆの右手には布巾越しに口から湯気を上らせる薬缶が握られていた。
口から迸った熱湯が男の肩を捉えようとした瞬間、仰向けに倒れていた男の身体が立ち
上がった。厨房の入り口を抜け、店の出口へ向かって一直線にすっ飛んでゆく。
「…出て行ってしまわれましたね」
あっという間に遠ざかる足音を聞きながら、まゆが言った。
「ふん。…まあ、いいわ。しばらくは似たような真似を仕出かす気にはなれないだろうしね。
…それより、そろそろあいつ、戻ってくるよ。客もどんどんやって来ることだし、早く片付けないと」
「そうですね」
後始末の完了と店長の帰還がほぼ同時であったことをここに記しておきたい。
(以下次号)
683 :
粘着厨:02/04/14 22:50 ID:ie0jOOmP
「○○くん(俺の名前)、お豆の皮剥いてよ」
従兄弟のガキんちょがピーナッツ片手に俺に言う
夜空に星が瞬く外に連れ出して
大人のお豆も剥くぞ( ゚Д゚)ゴルァ
恫喝したくなってしまう溶けた心なり
そんな憂鬱な安息日でしたヽ(´ー`)ノ
684 :
大予想パラダイス第四十八号:02/04/14 22:55 ID:ie0jOOmP
耳(略の推理を採用し、サブキャラのBAD ENDは1キャラにつき一つと勝手に予測。
まあ、全キャラに複数BAD ENDを用意していたら疲れちゃうでしょうしね。
極めて妥当なセンでしょう。
685 :
文緒BAD ENDシナリオ予測中(1/2):02/04/14 22:57 ID:ie0jOOmP
((
>>643で文緒に電話した後に「ちょっと待てよ…」を選択して慎二に電話しないと、
どの選択肢を選んでもBAD ENDになる))
(
>>650で慎二からの連絡が来ず、BAD ENDルートへ)
永遠の白い首筋に薄く浮かぶ紅い線。茜と孝之の距離がどんどん近くなる気がする。
…そうだ…茜、いいコだ…孝之の頭の中を、あまりに甘美に淀んだ言葉が渦巻く。
「───いたい!いたい、いたい!!」
ナイフへの恐怖で大人しくしていた永遠の緊張の糸が、襲いかかる痛みで一気に崩壊した。
「いたいよ、ママ!ママーっ!!」
「永遠!?」
文緒はようやくその声で我に帰ったようだ。茜へと視界をスライドさせ、そして事の成り
行きを把握した。
…だが、もう遅い。
火が付いたように泣き叫び、暴れ回る永遠の首がナイフへと吸い寄せられるように倒れ…
それはまるでスローモーションのようで…。
「とわあぁぁぁ!!」
慌てて永遠へと駆け寄る文緒も、まるで止まっているような速度で…。
放心状態で茜が永遠からナイフを引き抜き、そして体を支えていた手を離し…永遠が傷を
押さえるその手が真っ赤に染まって…それでも泣き叫びながら文緒の元へと駆け寄ろうと…
1歩、2歩、3歩…。
「永遠!とわ!とわぁぁぁ!!」
あともう少しで文緒が永遠の体に手が触れるというところで、永遠はゆっくりと…まるで
糸が切れた人形のように倒れ…その小さな体にそれだけの液体が詰まっていたかと驚くほ
どの、大きな赤黒い水溜りを作って…
686 :
文緒BAD ENDシナリオ予測中(2/2):02/04/14 22:58 ID:ie0jOOmP
「どうして…どうして…どうしてこのコが!!」
ぐったりとなった紅い塊を抱き締め、文緒が狂乱する。そして、永遠の体から最後の一滴
まで抜かんとする血の脈動が、文緒の服をも鮮紅に染め抜いていく。
「ひどい…ひどすぎるよっ!このコが、一体どんな悪いことをしたっての!?」
文緒の悲嘆が波音に紛れて、波止場に木霊した。
しかし…そんな文緒を見ながら、孝之はポケットの中から携帯電話をを取り出し、コールした。
キミノブも含めて、この場にいる者は全て文緒と永遠に注視している。
それは、極めて簡単で安全な作業だった。
「もしもし、警察ですか?殺人事件です。場所は柊町の波止場の倉庫街…」
簡潔に用件だけ伝えて電話を切り、孝之は冷静に算段していた。
さて…後は、文緒をキミノブから離すだけだ。
(以下次号)
687 :
粘着厨:02/04/14 23:14 ID:ie0jOOmP
>681-682=耳(略
危険だ・・・なんと危険な店なのだ。
願わくば彼らの矛先が善良な一般市民に向けられぬ事を。
孝之はこんな連中と一緒に楽しくバイトしているとなると、やはり常人では
ありませんな(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ヽ(゚ω゚=゚ω゚)ノ こんばんセブンイレブンのカレーは以外に美味かったです。
689 :
粘着厨:02/04/15 00:23 ID:ftSS+dJI
>688=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
夜空に瞬く星のように
夜勤帰りの田舎道にセブソイレブソの明かりが輝く
例えセブン弁当食べ飽きていても
自炊するのがメンドい限り
そんな一人暮らし時代。セブンカレー美味しかったかな?
美味しかった記憶はあまり無いが(w
>>689 いやそれがですよお兄さん!私も不味かった記憶しかなかったんですが!
なんか今日喰ったら美味かったんですよ!
私は只今「料理を作ってくれるメガネ美人のお姉さんか可愛い少女」を大募集CHUです。
691 :
粘着厨:02/04/15 00:55 ID:ftSS+dJI
>690=避処地
>私は只今「料理を作ってくれるメガネ美人のお姉さんか可愛い少女」を大募集CHUです。
んなモン、俺も万年募集中だわい!
夜空に星は瞬き続けるが
万物は流転し変わり行く
例え昔のカレーが不味くとも
セブソイレブソの営業努力がある限り
692 :
粘着厨:02/04/15 01:22 ID:ftSS+dJI
では、そろそろ去るとしよう。
>ALL
お疲れさん。
なお、明日は出張につき大予想パラダイスは臨時休刊となります。
693 :
名無しさん@初回限定:02/04/15 02:20 ID:21J8i7By
/- 、 _|_/ヽ,. -―- 、,..- l、 |-‐,=-;
/ l -‐ ツ´ ' ̄`,.Y 、`ヽツ/ {ヽ.
/ } /ヽ ,.‐'´ ̄~´ ヽへ.ヽ~__|ヽヽ
〈.//〈/|ヽ// / l | | .} \l\. ヽ`、
ヽ. l. /_|V ./ ./ ././ / / /l } ヽ, ` i
ヽl i`| .|.┼|_+<ノ/__∠ノ-| l ̄i /
}| .〃{ソl .いTl:;j:'ァ `( ィ'j::Tフ/ / ///
./ //( ( ゝ `= ′ `=´,ノノ / /| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ // /ヽ`ヽ. __', .ノ 〃 / l.l < えー、被害者氏名確認 白稜大付属柊学園3年 涼宮遙
,/ / / ノ レ `i 、 `´ . ' / / {_ヽ、 \___________
, '´┌‐=ニ、‐ 、 ⊂:‐._o_'´⊃_|,-‐' ´ ノ ヽ` =‐- 、
/ / ヽ. , -‐ヽ⌒ヽ~|`‐/|l、‐'‐-、彡 , 彡 \` ‐- =、ヽ
| />' i三ミl、| 〈/l |ヽ〉´ <_>三i ヽ\ \ ヽ`!
| / i二ニ|,、,、~m'ヽ.^^^ヽlミ.\ ヽ ヽ ) )
\ ヽ| / , iニl| ) ) | ) ) ノ ノ
694 :
粘着厨:02/04/16 22:34 ID:vEIGXMD8
>693
おお、遂にすかいてんぷるの被害者が出てしまったのデスね!
遙タソの安否が気遣われますデス。
695 :
大予想パラダイス第四十九号(1/2):02/04/16 22:37 ID:vEIGXMD8
>>685-686 続き
永遠を抱き蹲る文緒に、孝之はゆっくりと歩みを進めた。
この場は完全に文緒が支配している。あとの二人は木偶の坊だ。
単純に文緒の手を引き、後は警察の到着を待つだけ。
星乃さん…ようやく君の全ては俺のモノだ。
孝之がそう思って固いアスファルトを踏みしめていた…その時。
それは、ほんの一瞬のことだった。
「ふふふ…」
文緒の体が強烈な殺気を放つ。その殺意の煌きは茜の手からナイフを奪い…
「うわ…文緒!やめろ、俺は何もしていない!!」
悲痛な叫び声を上げて背中を向けるキミノブの延髄に、それを容赦なく突き立て…
もんどりうってうつ伏せに倒れる体に1回、2回、3回…
やがてキミノブを作業のように屠殺し、文緒はまるで幽鬼のように立ち上がった。
そして…ゆっくりと孝之へと振り向く。
鮮血の斑点に染まった文緒の顔は、泣いていた。その顔をいつか見たことがある。
そう…それは昨晩見た悪夢。独りぼっちで泣き続ける文緒の顔。
文緒の視線は再びを孝之から離れ、まるで最後の刻を祈るように跪く茜へと、向け
られた。
「星乃さん、もうやめろ!やめるんだ!!」
孝之は渾身の力で叫び、文緒の元へ駆け出す。ようやく金縛りから解放された気分
だった。
696 :
大予想パラダイス第四十九号(2/2):02/04/16 22:38 ID:vEIGXMD8
…だが、全てが遅すぎた。
文緒は血で汚れきったその手で、茜の胸へと凶器を挿入した。その光景は、文緒が茜を
優しく抱き締めているるようだ。
だが…茜の体が力なく文緒の体にもたれかかり、既にどす黒い水溜りだらけのアスファ
ルトに新たな血の水溜りを形成する。
「星乃さん……」
孝之は文緒の傍らにいた。しかし、その体に触れることはできない。
もう、文緒は孝之の手の届かないところに行ってしまったのだから。孝之は彼女を独り
ぼっちの世界から救うことが出来なかったのだから。
遠くから無数のサイレンの音が鳴り響く。
文緒が力無く立ち上がり、孝之の方を見ることも無くふらふらと波止場の先端へと向かう。
孝之はただ見ているだけだった。ただ、どうしようも無い無力感。
文緒がその体を真っ暗な海へと投げ、鈍い水音が波間に消えても、孝之はその場に駆け寄る
ことすら出来なかった。
そして明滅する赤い光に包まれながら、孝之は冷たい大地に跪いた。
君を抱けなかった…その報いを受けて、俺は独りぼっちだよ…文緒……
【文緒バッドエンド: 夢の続き】
697 :
大パラ編集部コラム:02/04/16 22:44 ID:vEIGXMD8
孝之以外の全ての主要人物死亡は、茜が文緒に殺されるという事前情報から
考えて極めて妥当な推理であると考える。
しかし、君望はボコボコ人が死ぬゲームですなあ!
■大予想パラダイス編集部員大募集中・・・・・・止?
最終キャラである天川蛍は・・・俺が担当となってしまうのか?
担当良し!私が認めますッッ!
…認めたからといってどうということはないですが(汗
そんな訳でこんばん釜山。
亡くなられた方には心からのお悔やみを申し上げます。
699 :
粘着厨:02/04/16 22:56 ID:vEIGXMD8
>698=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
夜空に瞬く星となり
消えゆくキャラたちよ
例え悲痛なシナリオで死んだとしても
主人公と関わらないシナリオを選択し直す限り
お前は悲惨な目には遭わないのだ
主人公とは、まさにキャラを不幸のどん底へと叩き落す死神ですな。
閑話休題・・・
天川蛍担当者については、今日一日待ってみてから決めよう。(とは言っても
反応があるとは思えんが)
夜の闇に血色の風が流れ
閉ざされた願いは刃と変わる
例え己すら望まぬとも
深い絶望がこころを蔽う限り
こんばんクリムゾン>みなさん
>大パラ第四十九号
そして諸人の望みは闇の奥へ…
後に残りしは深紅の脱け殻。
…って、これから大パラ♭のうpやらかしてよかモンじゃとですかね?
701 :
粘着厨:02/04/16 23:11 ID:vEIGXMD8
>700=耳(略
ういーっす。
うpやらかして極めてよかとです(w
をや?いつの間にやらキリ番ゲト☆
>701=粘着厨氏
ヤボール(了解)!!
(
>>682の続き)
翌日。
「えええ〜〜っ!?」
ひときわ大きなまゆの声がスタッフルームに響く。
「じゃ…じゃあ、私と大空寺さんが相手をしていたのは…」
「…ええ。例の飲食店荒らしだったのです」
まゆとあゆ、そして休み明けの孝之を前に、店長が説明を始めた。
ここ数週間、「すかいてんぷる」周辺を含む地域で、各種飲食店を狙った強盗による被害が多発
していた。
犯人に関する目撃証言にとりたてて特徴点がなかったことと、被害発生の予測がたてにくかった
ことが重なり、警察による捜査では犯人を限定することができない状況が続いていた。
それが一変したのが、昨日の夕方である。
街の交番に、ひとりのスーツ姿の男が駆けこんできた。頭に瘤をつくり、スーツのところどころに
靴底の跡をつけ、助けを求めるような物腰でやって来たという。
その男は、自分がこの街で行った飲食店を目標にしての反社会的な行動の数々を洗いざらい
自供した。
公僕によって拘束され、法の手に渡されることが確定したとき、男の顔にはなぜか深い安堵の
色が浮かんでいた。
よほどその日、娑婆で恐ろしい目に遭ったに違いないと関係者は語っている。
「へえ、まさかうちの店が目標にされているとは思わなかったですね。まあ、この2人が店番
だったら、パッと見でそういう行動をとる気になったかも知れませんけど…」
そう言って、まゆとあゆに目を向ける孝之。
(…しかし、どうにも相手が悪かったよな)
足繁く通っている人間なら、まゆとあゆの2人が個別でもいかに油断を許さない存在であるかを
よく理解している。そんな2人がそろって店内にいたのである。男にとってはまことに不幸な状況で
あったと言わざるを得ない。
(続く)
(
>>703の続き)
「とにかく、街にはびこる馬鹿が一人減ってよかったじゃない。…さあ、平穏を取り戻したところで
いつもの仕事に…って、あんた、なに床に坐り込んでるのよ?」
見ると、あゆの隣でまゆが床に腰を沈めていた。
「ふええ〜。思い出したら怖くて立っていられませ〜ん」
半泣きの顔で孝之たちに訴えるまゆ。
「…ったく、しょうがねえな。強いんだか弱いんだかよく解らんわ、玉野さんは」
孝之がまゆを助け起こそうと右手を差し出した。
「う…腕にも力が入らないんです」
「えっ、肩を貸せっていうのか、ひょっとして?」
「お願いします…」
近づいてきた孝之の上体にまゆの両腕がまわる。そのまま孝之がまゆの肩を引き上げ、
ようやくまゆは立ち上がることができた。
「…っと、これでよし。玉野さん。ひとりでも歩けるかい?」
腕をまゆの肩から離し、孝之が言った。
「はい☆おかげさまで元気になりました♪」
嬉々とした表情で孝之に応えるまゆ。こころなしか、その顔が紅潮している。
「あ〜あ、現金なものね。頬なんか染めちゃってるの。もう見てらんない」
いかにも呆れた様子のあゆ。
「まあまあ、いいじゃないですか。…さて、そろそろランチタイムです。また忙しくなりますよ。
みなさんには持ち場についていただきます」
仕事の再開を促す店長の言葉が孝之、あゆ、そしてまゆに届く。
「わかりました」
「承知」
「御意っ!」
いつもの「すかいてんぷる」の姿がそこにあった。
((画面フェードアウト、EDテーマ&スタッフロールへ))
705 :
粘着厨:02/04/16 23:40 ID:vEIGXMD8
>703-704
各キャラENDというと、ラブラブなエンディングを迎えるという
既成概念を覆した見事な推理であります。その辺が君望が
名作と呼ばれる所以なのでありましょう。
そう、あゆ&まゆは軽快なシナリオであるべきなのです。素晴らしく
各キャラの躍動感を味わえたことも特筆しておきましょう。
そんな溶けた心が離れぬように
すかいてんぷるのドタバタ劇は輝き続ける
例えエロ抜きじゃねーかと責められても
あゆ&まゆの二人がそういうキャラな限り
706 :
大予想パラダイス付録:02/04/16 23:42 ID:vEIGXMD8
そう言えば、定例のBAD ENDテーマ曲を決めるのを忘れていた。
文緒BAD ENDには・・・そうだなNIGHTWISHの”Deep Silent Complete”
(アルバム”WISHMASTER”収録)で行こうか。
クサいメロディーと元オペラ歌手の女性Vo.が何となく、このシナリオ
の退廃ムードに合いそうだ。
”深い静寂が包み込む
深く暗い海の中
サイレンの音だけが私の名を呼ぶ”
くくく・・・ピッタリじゃねーか。
>705=粘着厨氏
いま明かされる大パラ♭の致命的な欠点!
…といったところでしょうね、そこ。
(バルドバレットばっかやっとるからだろ…)
TRUE END的な展開を除いて
必ずしもラブラブな雰囲気になっていない、というのは
↑みたいな状況も手伝っているのではないかと思う今日このごろであります。
708 :
粘着厨:02/04/17 00:07 ID:Gtx+ySWY
>707
>大パラ♭の致命的な欠点
んなコトない。キャラの特性を考えれば、極めて妥当な推理である。
しかし、戯画のゲームは一つもプレイした事がないな。うむ・・・当スレが
一段落したら本腰入れてエロゲ三昧といこう。
>708=粘着厨氏
大パラ本誌のほうも刊行ペースを調整して
積みゲーを崩す時間を作られてはいかがでしょうか?
大パラ♭でもぼちぼちと別のネタを…などと考えております。
では、今夜はこれにて。
710 :
粘着厨:02/04/17 00:28 ID:Gtx+ySWY
>709=耳(略
夜空に流れ星が瞬くように
一度動き出したネタは止められない
例え積みゲー崩す時間が取れなくても
俺のポリシーが許さぬ限り
とりあえず蛍シナリオ予測が終わったらカツンと休みを取ろうと思う。
どうも、1か0しか無い頭で自分でも困る(w
今日もお疲れさんであった。別ネタ、楽しみにしているぞ。
711 :
粘着厨:02/04/17 00:48 ID:Gtx+ySWY
それではみなさん、今日の日はさようなら。
また合う日まで(明日だが・・・)
>ALL
お疲れなのである。
712 :
大予想パラダイス第五十号:02/04/17 22:21 ID:eW7Hl3p3
713 :
【プライバシー権崩壊の危機】ネタバレ箇所:02/04/17 22:22 ID:eW7Hl3p3
【編集部が独自入手している天川蛍の事前情報】
1.正体は看護ロボットである。
2.水月がシナリオに絡むが、あくまで爽やかな存在である。
3.名前が「蛍」なのはこのシナリオに凄くマッチするらしい。
4.泣きシナリオである。
714 :
粘着厨:02/04/17 22:24 ID:eW7Hl3p3
一日待ってみたが、誰も天川蛍シナリオ予測に名乗り出ないので、
俺が最終キャラ予測担当となろう。
ではシナリオ予測の執筆作業に入るので、しばし待て。
あぼーん
あぼーん
((
>>682より。あゆが最後の一撃にかかる際に現れる選択肢において
"無理にでも引き止める"を選ぶとBAD ENDルートへ))
周囲に鳴り響くサイレン。
ばちばちと勢いよく爆ぜる建材。
上空に湧き上がる黒煙。
そして、躍り上がる炎の中に見えるのは「すかいてんぷる」の文字。
全身を押しつぶすほどの後悔と自責の念がまゆの心を覆っていた。
予測外の行動に及んだあゆを制止しようとして必死に組み付くまゆ。組み合っているうちに
まゆの脚が床の上の油缶を蹴倒した。
落下時の衝撃で口の開いていた上辺部から調理油が流出し、その先端が壁際の電気コードに
到達した。
その瞬間、床が火に包まれた。床についていた部分のコードが傷んでおり、露出していた
伝導体に引火したのである。
一度燃え上がった火は、もはや手がつけられなかった。避難する以外に選択肢は残されて
いなかった。
言葉もなく、呆然と立ち尽くすまゆ。その背後には、少々ばつの悪そうな表情で思案する
あゆの姿があった。
一週間後。
炎に包まれた「すかいてんぷる」は…もとの姿より若干真新しい顔で通りに建っていた。
焼失後の改築にしても異例の再開スピードである。一体どのような人物が暗躍していたのかは
いちいち説明するまでもないだろう。
そして、街の人間はその店で元気に立ち回る小柄なウェイトレスのコンビを再び目にし、
「すかてん」はやはり「すかてん」である、と胸を撫で下ろしたという。
(まゆBAD END すかてん炎上)
>712-714=粘着厨氏
割り込み、申し訳ありません。
とりあえずこちらも【玉野まゆ】編、終了です。
前回のあゆ様に引き続き素の書き込み(オフライン)で
適当にBAD END予測を進めさせていただきました。
…ていうか、某スレでの発言、非常にショックでした。
残された時間は少ないですが、こちらも精一杯やらせて頂きたいと思っております!!
719 :
蛍ストーリー予測中(中盤クライマックス):02/04/18 00:04 ID:luIDWThk
「はい!私、人間じゃありません」
蛍は事も無げに、無邪気な笑顔で孝之に言った。
「ロボットなんです。これからの看護業務にかかる人手を減らすために創られ
ました、試作機です」
「いや…しかし、俺はその…天川さんと寝たけど…普通に人間っぽかったし…
『はい、機械です』言われたって…」
孝之は眩暈を感じて、しどろもどろになった。思わずベンチの背もたれに手をつく。
「あ…鳴海さん。それは、ダメですよ!」
蛍の声と同時に孝之はベンチを見た。『ペンキ塗りたて』…でかでかとこれ見よが
しの張り紙が貼ってある。
「あ〜あ、気をつけないとダメですよ、鳴海さん!…はい、手を出してください」
モスグリーンに染まった掌を取り、蛍は自分のハンカチで孝之の手を拭き出した。
「あ…その方が駄目だって」
「ダメなものはダメなんです。手がバッチくなっちゃいますよ!」
慌てて引っ込めようとする孝之の手を蛍はむんずと掴み、淡いピンクのハンカチを
モスグリーンに染めながら、丹念に掌のペンキの残骸を拭き取っていく。手を洗いに
行けばそれでコトが済むのに…一生懸命な彼女の姿を見ていると、そんな簡単な一言
が言葉にならない。
720 :
719続き:02/04/18 00:05 ID:luIDWThk
初夏のむせかえる陽気の中、しっとりと汗で湿った蛍のブラウス。そして孝之の
眼下にある彼女のうなじ。
…この状況で、一体どうやって彼女が機械だなんて信じればいいんだ?
「……はい、キレイになりましたよ!」
孝之の思考は、蛍の素っ頓狂な声でも中断しない。
「ねえ…天川さんは、人を好きになることあるの?」
思わず孝之は蛍に問いかけた。蛍の心までが、創られたマガイモノであるのは耐えら
れない。
「ありますよ。人を好きになるのは看護の基本です!」
「いや…そういうコトじゃ無くて。例えば、俺と付き合っているのは何でなのかな?」
「ああ、それはですね」
蛍はポンと手を打ち、こう答えた。
「みなさんが楽しんでいるセックスってどんなモノだか、いちど試してみたかったん
です!」
ドーン!孝之は、目の前に真っ黒な帳が下りた気分になった。
そうか、そうっだのかー!…大声を上げたくなるのを必死に押さえて、思わず天を仰いだ。
(以下次号)
721 :
粘着厨:02/04/18 00:13 ID:luIDWThk
若干、手間取ってしまったようで申し訳ない。
ちなみに割り込みって・・・何?んな面倒なコト、オイラのネタでは考える
必要一切無しであります。
>717-718=耳(略
素晴らしい・・・BAD ENDでありながらキチンとドタバタしている。
しかも何で生きてるんだコイツラは?
あゆ&まゆよ永遠に・・・危険なんだろーな(w
>719-720=大パラ第五十号
どこかほのぼのとした走り出しは、やはり蛍嬢ならではですね♪
果たしてフルメタル・ナイチンゲールはどのような物語を
紡ぎだすのでしょうか?
723 :
粘着厨:02/04/18 00:24 ID:luIDWThk
>722=耳(略
ういーっす。
いや、正直彼女のストーリーは某マ○チ嬢が頭から離れなくて困る。
さて、よく考えれば耳(略のキャラ予測対象がいなくなってしまったな。
新ネタ展開とやらでいくかい?
>723=粘着厨氏
ひと段落つきましたので、ひとつここらで
ノベライズに目を通しておきたいと思いまして…
(こういったタイミングではありますが)
そのうえで何か感じたところでネタにしてみようかと。
それでは、今夜はこれで失礼します。おつかれ様でした。
725 :
粘着厨:02/04/18 00:48 ID:luIDWThk
星空と海が契る
溶けた心の水平線
例えこの手が離れても
忘れじのこの地がある限り
>724=耳(略
タイミングなど関係ない。当スレの基本は、やりたい時に即決行である。
新ネタ、期待しているぞ。焦らずマイペースで頑張ってくれ。
今日もお疲れさんである。
726 :
粘着厨:02/04/18 22:56 ID:BmdE6bMv
やば・・・ageの時間がかなり遅れた.
名無しのアイツはそんなチャランポランな俺でも見捨てずに、このスレを見て
くれているのだろうか。
夜空に星が瞬くように
溶けた心は離れない
例えageの時間が遅れても
見てくれていることだけを祈りながら
727 :
大予想パラダイス第五十一号(1/2):02/04/18 22:58 ID:BmdE6bMv
>720 続き
「はわわ、ごめんなさい。ウソです、冗談ですよっ!」
顔に立て線いれて落ち込んでいる孝之を見て、蛍は慌てて手を上下に振って
フォローを入れた。
「基本的に私の心は、人間と同じに作られているらしいです。看護ってのは
患者さんの毎日の生活の援助らしいですから…。人の心を持たない者は、人の
心を癒すコトなど出来ないって…言い聞かされています。だから、私は普通の
女の子と同じように恋もすれば、嫉妬もします。そこに隠れている速瀬さんと
同じように!」
ビシッと蛍が指差す繁みが急にガサゴソと揺れる。
「あーあ、見つかっちゃったなぁ」
「み…水月!」
まるでマンガのように草陰から現れた水月は、バツが悪そうな顔をして孝之と
蛍から視線をそらしてはジトっとした目つきで睨みをきかした。
「どうなっているかと見ていれば、やれロボットだの人の心だのとワケの分からない
話をして…大体、なんで私がこんなデクノボウに嫉妬なんか!!」
「あの…私、嫉妬の相手が鳴海さんだなんて、一言も言っていませんが…」
蛍の言葉に、水月は急にしどろもどろになり、顔を真っ赤にする。
728 :
大予想パラダイス第五十一号(2/2):02/04/18 22:58 ID:BmdE6bMv
「と…とにかく!私が言いたかったのは、遙のことをどうするかってことで…孝之!!」
「はい!!?」
何かワケの分からない勢いでまくし立てる水月に、思わず孝之は元気だけよく返事した。
「『はい』じゃないわよ…いくら何年も遙が眠り続けているからって、その間に看護ロボ
ットと恋愛ゴッコだなんて…失礼じゃない!?」
「おい…水月」
孝之は声を低くして水月に答えた。
「いくら何でも、恋愛ゴッコは酷いんじゃないのか。天川さんはれっきとした人間の心を
持っているんだ。俺は、一人の人間として天川さんのことが好きなんだ。ロボットだとか
酷いことを言うな!」
孝之の言葉に、水月は急に色を無くした。
「ごめん…言い過ぎた。謝るよ」
「あわわ…そんなに私のことでケンカしないでください」
蛍が険悪なムードの孝之と水月を見て、慌てて仲裁に入る。
「ご心配は無用です。私は、もうすぐ消えます。メモリーだか何だかよく分かりませんが、
そろそろ私の寿命が近づいているそうなんです!だから…その後は孝之さんと遙さんのラブ
ラブな生活が…」
3人の間に生暖かい一迅の風が流れる。孝之と水月は声を揃えてマヌケな言葉を発した。
「…へ!?」
(以下次号)
ゲリラ sage
家電屋からカキコだ。(w
とにかく、いつも見てるからな。
久しぶりに粘着タンハアハア、変換できねー。(w
夜空に星が瞬く22時
我、ノベライズ君望ゲトシパーイセリ.
例え車で片道1時間走ることになっても
明日の休みがほぼ確定している限り
こんばんファイナル・セーラー・クエスト完全版>みなさん
>大パラ第五十一号
○ルチ嬢ですか…実は籐鳩未プレイでありまして(汗
人工の人型というと某大河SFコミックの生体演算装置(mail欄参照)を
連想してしまうのでした☆
731 :
粘着厨:02/04/20 00:10 ID:3xMa7SI5
頭の中にお星様がいっぱい
溶けた心って何だっけ
例え飲み会帰りでも
このスレageてしまうのjはなんででしょう
泥酔ageであります。
大パラは勿論できておりません。ていうか、書けません。
申し訳ありませんが、本日は唐揚げになりますです。
732 :
粘着厨:02/04/20 00:21 ID:3xMa7SI5
>729
家電屋からのカキコ、申し訳なく思っている次第でございますです。
読んでいてくれていたのか。それが確認できただけでも勇気百倍リゲインMAX
であります。
何を言っているのかよく分かりませんが、それだけ感動している次第であります。
わたくしめ、5/2までの在職となりますが、そんなことはPどうでもいいのでございます。
このスレの存在だけは消したくない、そんな身勝手な私めを許していただきたいのであります。
.>730=JIRYAKU
よく分からないのでありますが、マルチ嬢を見ていないのなら,見るべしなのであります。
ちーまるは人生なのであります。クサいお約束シチュ満載なのであります。
板違いと言われようと、一向にキニシナイのであります。
即ち、俺が言いたいのは君望はサイコーということなのであります。
遅ればせながらこんばんエックスボックス。
UFC2を何故PS2で出さないか小一時間問いつめたいぞカプコソ…。
夜空の星もインベダー
富士の裾野でインベダー
親とはぐれたインベダー
スッペx4 インベx4
こんばん浪曲インベダー>みなさん
ノベライズ上巻、読み終わりましたのでここに報告いたします!
(水月嬢なりきりスレ過去ログより)
メインシナリオ序盤→中盤における茜嬢の豹変ぶりに驚いた記憶がありますが、
↑この本でその謎が解けました(ネタバレ?(゚ε゚)キニシナイ!!)
…つか、あンげな状況になった日にゃああなりますて☆
>731-732=粘着厨氏
おお、ひさびさの泥酔カキコですね?
【完全攻略!〜】以来のヘビーな酔いっぷり、しかとこの目に。
>733=避処地氏
つか、私としましてはPS2の時世になっても「F/A」「ネビュラスレイ」の
カプリングを出さないナムーコを小一以下略。
今夜はこの辺で。連続単発カキコ、平にご容赦を…
735 :
粘着厨:02/04/20 22:28 ID:OKcIGenX
夜空に星が沈んでは瞬くように
ああ、同じ事の繰り返し
例え二日酔いの朝を迎えても
夜になればビールが美味い限り
記憶があまり無いのだが・・・俺はこのスレ以外、ドコに
電波カキコやらかしたのであろうか。不安である。
736 :
粘着厨:02/04/20 22:37 ID:OKcIGenX
冷静になったところで、もう一度レスし直す。
>729
おお、久しぶりである。元気にやっとるかね。
家電屋からのカキコは危険である。閲覧ログ消去はきちんとしておけ・・・ってもう遅いか。
まあ、
>>732は酔っ払っているからこその本心だな(w
笑っておけ。
>733=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
俺もUFC2はかなーり気になっている。しかしまあ、他にやることがいっぱいで、そこまで
手が回るかどうか…
>耳(略
茜の豹変…実はかなり予想がついていたりする。
世の中に不変なものなど一つもない。彼女は遙とともに時間に取り残された、哀れな被害者なのだろう。
737 :
大予想パラダイス第五十二号(1/2):02/04/20 22:39 ID:OKcIGenX
>>727 続き
「じ…冗談の続きだよね」
「いえ、ちょ〜マジっす!」
孝之は声を裏返せて蛍の顔を覗き込む。いつもの朗らかな顔だ。
この顔を見ると思うのだが、彼女の本当の心というものはどこにあるのか。
悩みの無い顔は、本当の心の中をあらわしているのか。
堪らなく不安になる。
「マジって…それって、直すことは出来ないの…?」
「出来ないらしいです。私は試作機ですから、特注の部品の在庫はもう無いそうです!」
「そんな…怖くないの?」
「怖くないです!命短し恋せよ乙女ですよ、鳴海さん。限りあるからこそ、命は尊いもの
なんです!」
そんなこと言われたって…そう言おうと思って、孝之は言葉を飲み込んだ。当の本人が
不安も恐怖も感じていないのに、他人である孝之がネガティブな感情に囚われたところ
でどうしようも無い。
「だから生きているうちにガンガン恋するんですよ、私の大好きな鳴海さん。一緒に突っ走
って頂けますか!?」
「え…あ……」
孝之は言葉に詰まって、思わず黙りこくっている水月を見た。孝之の視線に気付いた水月は…
腕を組んだまま、ふうと大きな溜息をついた。
「…ほんと、アンタらバカップルだわ。分かった…って私が同意したからどうなるモンでも
無いけどね。まあ、茜は許さないだろうけど…説明だけはしとくわ。だから…」
そう言って、水月は腕組みをほどいて一歩、孝之に近づいた。
「私のご機嫌伺いなんてするんじゃないの。なさけないぞ、孝之!!」
ドン!不意に水月は、孝之の体を力いっぱいに押した。
738 :
大予想パラダイス第五十二号(2/2):02/04/20 22:40 ID:OKcIGenX
「うわわ……!!」
完全に意表を衝かれた水月の攻撃に、孝之は体のバランスを崩し…そのまま固い地面
へと倒れ…
「───むぎゅ!」
地面スレスレで、背中に柔らかいクッションを感じた。
「あ…天川さん、大丈夫!?」
「……へっちゃらですぅ〜。…これしきのことは、現場ではにちじょうちゃはんじでありま
すですぅ〜」
孝之とその体の下敷きになって目を白黒させている蛍を見ながら、水月は大笑いする。
涙を流さんばかりに大笑いしながら踵を返す。
「まあ、頑張りなさいな。お二人さん」
「はやせさんもコイするヲトメ、ガンバですぅ〜〜」
ようやく孝之の体重から解放された蛍は、まだ目をぐるぐる回しながら手を振った。
「うるさい!!」
水月は振り向くことなくそう吐き捨てて、立ち去っていく。全く、悪魔のような奴だが…
それが水月なりの激励の方法だったのだろう。そんなことを思いながら、孝之はふらふらし
ている蛍を介抱していた。
(以下次号)
740 :
粘着厨:02/04/21 22:32 ID:NrVxw4wX
>739
おお、フロントウイングのアズラエルですな。一瞬、宣伝マルチポストかと
勘違いしてしまいましたぞ。
そうですな・・・平坂いずみ嬢のストーリーは紹介ページから予測して、
恐らくこんな感じでありましょうか。
死神の命を受け、彼女に死の宣告と魂の回収を行わなければならない主人公
↓
しかし、主人公はいずみ嬢に首ったけ。激しい心の葛藤が起こる
↓
結局、死神の命に従って、主人公は死の宣告を行う
ttp://www.vav.org/426/image/az_event_izumi03.jpg ↓
せめて、いずみ嬢の死が訪れるまで愛の思い出作りをしようと、主人公といずみは
長期旅行に赴く。
ttp://www.vav.org/426/image/az_event_izumi04.jpg ↓
しかし、その旅行中に悪魔が現れ、いずみに永遠の生命を与えようと誘惑する。
↓
死神が現れ、ドンパチ。悪魔に加担しようとする主人公をいずみが止め、なんとか
死神の勝利。
↓
悪魔の肩を担ごうとした主人公に咎が下り、お役御免。
↓
いずみと主人公同時昇天。天国でセクース三昧(゚д゚)ウマー
741 :
大予想パラダイス第五十三号:02/04/21 22:34 ID:NrVxw4wX
>>738 続き
((長いので省略: 蛍と孝之の、束の間の蜜月シーンが繰り返される))
遊園地からの帰り道。夕陽が、蛍と孝之の影を長く舗装道路の上に落としている。
「ねえ…」
孝之は、ソフトクリームを満足げに食べながら歩いている蛍に問い掛けた。それは
ずっと気になって仕方が無かったこと…
「天川さん…まだまだ、大丈夫そうだね。このまま、ずっと…ずっと……」
「どうしたんですか?」
「いや…ずっと……こんな日が続けばいいなと……」
上目遣いで自分の顔を見る蛍に、孝之は言葉を選びながら言った。核心に触れると
全てが壊れてしまいそうな予感がする。
蛍は再びソフトクリームに視線を戻し、こう言った。
「そうですね、まだまだイケル気がします。ガンガン行きましょう鳴海さん!!」
ガッツポーズをしながら答える蛍を見て、孝之は胸のつかえが取れる思いがした。思
わず蛍の手を取り、ブンブンと振り回す。
「本当だよね!明日も、あさっても…その後も……」
「ええ!お約束しましょう、鳴海さん!!」
孝之は振り回す手の反動そのままに蛍を抱き締め、彼女の小さな額にキスをした。
「いやだなぁ…鳴海さん。私、子供じゃないですよ!」
少々むくれる蛍を見ながら、孝之はそれでも彼女の額にキスの嵐をおみまいした。そう
しないと自分の心が不安で潰れてしまいそうだったから。
「本当に…どこにも行かないでくれ……」
「いやだなぁ。私はここにいますよ。鳴海さんと離れたりなんかしません!」
蛍の顔が紅潮している。恐らく孝之の顔も赤く染まっている。
そんな、どこまでも紅い黄昏の中……
・・・蛍の体調が急変したのはその夜だった。
(以下次号)
こんばんスキムミルク。
凶箱の物欲が臨界点突破です、安くなってたし。( ゚д゚)ホスィ…
743 :
粘着厨:02/04/21 23:05 ID:NrVxw4wX
>742=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
夜空に響くゲイツの狂笑
溶けきった心につける薬は無い
UFC2が気になってしょうがないところを見ると
お主、エロゲヲタのくせにプロレスマニアだな?
>>743 いかにもプヲタですわお兄様!
というかエロ・ギャルゲヲタでプヲタというのは意外に多いらしいんですが私は見たことがありません。
エロゲヲタでプヲタのお友達募集!
745 :
粘着厨:02/04/21 23:20 ID:NrVxw4wX
高校時代は深夜放送の全日本プロレスを見ていたが・・・
三沢が独立とか、最近はよく分からん。
夜空に瞬く星の数ほど
ヘビメタヲタでプロレスヲタはいたが・・・
例え葱にしばらく在住していても
プロレスヲタにはお目にかかったことが無いな
746 :
もとろむ:02/04/21 23:47 ID:mVX7f1Y4
>744=避処地氏
某キャラハン様が格闘技関連の質問に応えてらしたのをご存知で?
747 :
粘着厨:02/04/22 00:03 ID:ICLpxGua
>もとろむ
ういーっす。
初めましてというべきなのか(w
夜空に瞬く星が多種多様のように
某キャラハン氏はプロヲタのようだ
喜べ避処地よ!
彼がプロレスを忘れぬ限り
・・・そのスレに絡む糸口が見えてきたぞ!!
>>746 マジですか!?全然しらなかったです!(汗
750 :
粘着厨:02/04/22 22:44 ID:t0seaasY
夜空に瞬く星と目覚め
山の端を白く染める暁と共に眠る
例え夜叉が鬼火を灯しても
木の葉が衣擦れの音を奏でても
・・・もちろん、意味は無い(w
751 :
粘着厨:02/04/22 22:47 ID:t0seaasY
帰宅時間が遅かったため、ただいま大パラ執筆中なり。発行は1時間後くらい
だろうか。
>749
水月の声は、こんな可愛い声だったのか。
・・・もう少しハスキーな声を予想していたのだが、意外だ。
>>741 続き
蛍が拙い手つきで作った夕食、テレビを見ながらの他愛も無い会話。
───全てはいつも通りだった。
「ビールでも飲みますか」と蛍は冷蔵庫へと向かった。そして1分過ぎ、2分過ぎ…
不審に思って駆けつけた孝之が見たものは……まるで電池が切れてた様に、冷蔵庫へと
もたれかかって動かない蛍の姿だった。
「あ…天川さん!!」
孝之は慌てて蛍の体に手をかけ、体を揺さぶる。蛍が手に持っていた2本のビール缶が
コロコロと床を転がる。
蛍は何の反応も示さず、首をがくりと前に垂れた。
「しっかり…天川さん。しっかりしてよ!」
孝之の叫びが、狭い室内に響き渡る。それと同時に、彼女の体からカタカタと弱々しい
機械音がしている。
「誰か…誰か。天川さんを助けてよ!!」
搾り出すような声を出して孝之は蛍の小さな体を抱き締めながら、一つのことを思い出
していた。
…それは蛍がいつか孝之に渡したメモ。「私の製造元ですから、何かあったら電話して
下さい」と言っていたもの。
彼らなら、蛍を救ってくれるかもしれない。
……だが、相反する考えが孝之を襲う。
蛍は自分の体は修理不能だと言っていた。では、彼らは蛍の異常を見ても、ただ彼女を
回収し…彼女を解体して、単なる無機物へと変えるだけ…それならいっそ……
自分の手元に蛍を残した方が……
孝之は首を振り、その考えを振り払った。1%でも蛍を助ける手段があるのなら、そち
らに賭けるべきだ。ここに蛍を残しても、状況が好転する可能性は万に一つも無い。
「待っててね、天川さん…」
どうしようも無く弱々しい蛍の体を抱き上げる。
軽い…彼女の体はこんなに軽かったのだろうか?そんな事を考えながら、そっとベッド
へと寝かせた。
まるで静かに眠っているような蛍の顔を見ながら、孝之は受話器を取る。そして湧き上
がる先刻の誘惑を振り払うように、もう一度頭を強く振り、震える指でダイアルをプッ
シュした。
(以下次号)
753 :
粘着厨:02/04/22 23:49 ID:erOE51xd
夜空に星が瞬くように
間違えてばかりの俺である
ageなくてはいけないところでsageて
sageなければいけないところでageて・・・
どうしうようもねえな、ヨッパライは!!
754 :
粘着厨:02/04/23 00:34 ID:O2WmYO/c
しかも、気が付けば
>>752の号数が間違っているし・・・
×: 大予想パラダイス第五十三号
○: 大予想パラダイス第五十四号
では皆様(と言っても誰か見ているのかね?)、 お休みなさいませ。
755 :
粘着厨:02/04/23 22:40 ID:wBG8qmKo
夜空に一際瞬く星のように
ダメ虎が首位を離れない
例え今日の星を落としても
予定調和と安心してしまう私
ただいま帰宅。G.W.前は何かと仕事量が増えるな。
1時間後くらいに大パラ発行できたら・・・良いな(w
756 :
大予想パラダイス第五十五号(1/2):02/04/24 00:11 ID:IXEDL8us
>>752 続き
電話してから程なくして、彼らは孝之の部屋に現れた。
「蛍が、お世話になったそうで申し訳ありませんでした」
彼らの一番上司と思われる中年の男が、孝之に名刺を渡して一礼した。『大空寺電機
人間機械工学研究所…』孝之には難しくてよく分からない肩書きが名刺に所狭しと並
んでいる。『長瀬』という彼の名前以外は、大して意味の無いものだ。
「そんなことより…早く。天川さんが…!」
孝之は名刺をポケットに乱雑に突っ込みながら、訴えた。悠長にそんな社交辞令をや
っている場合じゃない。
「…では失礼いたします」
長瀬は背後の痩せぎすの男に目配せし、孝之の部屋へと上がりこんだ。男の作業着から
ぷんと機械オイルの香りがして…それが孝之の気分を悪くした。
・・・・・・
「どうだ…時期がきたのか?」
長瀬は、無言でノートパソコンを操作する男に向かって問い掛けた。幾つものコードと
端子が蛍の体から出ている。
「……」
男は黙って首を横に振った。分からないという意味なんだろうか。
「そうか…」
長瀬が唸るような低い声を上げて溜息をつくと同時に、男は勢いよくノートパソコンを
閉じ、立ち上がった。そして…孝之の部屋から立ち去る。
「天川さんは……助かるんですよね、長瀬さん!?」
「……」
今度は長瀬が沈黙する。嫌な空気だ…孝之の体を冷たいものが走る。
「答えてください!」
長瀬はじっと孝之の目を見た後に、ゆっくりと目をフローリングへと落とした。
「残念ながら……」
孝之は瞳孔が閉じていくのを感じ、思わず長瀬に掴みかかりそうになる。その時、痩せ
ぎすの男が足音を高らかに鳴らして、再び部屋に戻ってきた。
大きな…ちょうど人が入るくらいのダンボール箱を持って……
757 :
大予想パラダイス第五十五号(2/2):02/04/24 00:12 ID:IXEDL8us
「…やめろ!!」
孝之の中で嫌な感情が一気に爆発した。
「天川さんは…機械なんかじゃない!そんなダンボール箱に包んで…後はクズ鉄と一緒に
スクラップだ。スクラップ…はは…ははは……モノ扱いかよ!それならいっそ、俺の手元
に天川さんを置いて…最期を看取る!!」
「いや…それも一つの選択肢です、鳴海さん。既に我々は蛍の臨床データを回収しています。
ですから、後はどう処理しようと我々には何の依存もありません」
孝之の剣幕に身じろぎ一つせず、長瀬は答えた。その目は、孝之に対する憐憫そのもの。
「しかし…鳴海さんは私どものところに連絡したのは何故です?確かに絶望的な状況かもし
れない。だが、我々が蛍を助けられる可能性が全く無いという訳でもない。……鳴海さん、
あなたはもう一度カケに出ますか?それとも、逃れる術の無い彼女の緩慢な死を選びますか?」
孝之の怒りは一気に冷める。そうだ…それを選んでいるのなら、彼らへと連絡する前にする
べきだったのだ。
そして孝之は気がつく。もう…賽は投げられてしまっている。後には退けないんだ。
「…すみません…感情的になってしまって。天川さんをよろしくお願いします。ただ…」
「分かっていますよ。全力を尽くすことをお約束しましょう」
長瀬は孝之の手を取り、微笑みながら固く握り締めた。
「それと、鳴海さん、毛布をお借りしますよ……おい!」
痩せぎすの男は相変わらず無表情のまま頷いた。そして蛍を毛布に包み、抱き上げる。
「よろしくお願いします!」
孝之はもう一度そう言って、深々と頭を下げた。
(以下次号)
758 :
大予想パラダイス編集部コラム(臨時):02/04/24 00:15 ID:IXEDL8us
明日は休刊となるので、今日中に終わらせる予定だったが・・・見事に失敗。
次号では是が非でもエンディングに辿りつかねば。
アージュ
760 :
粘着厨:02/04/25 22:52 ID:RI/H/hXB
またもや定時に大幅遅れでageであります。
>759
おお、保存アージュ申し訳ない。チャランポランな俺に代わって
定時アージュしてもらえると、更に嬉しい(w
761 :
大予想パラダイス第五十六号(1/2):02/04/25 22:55 ID:RI/H/hXB
>>757 続き
((以下、エピローグ))
月日は流れ、ひと月、ふた月…半年……
孝之は蛍を預かる彼等からの連絡を待ち続けている。いや…本当は怖いのかも知れない。
電話が来るたびに、孝之はぶるっと体を震わせている。
蛍が孝之の部屋から居なくなったあの日、長瀬は言っていた。
『彼女を治療することは我々のプロジェクトから逸脱する行為です。つまり、社の意に
反する行為をするということです。鳴海さんの方からから私どもへ連絡することは控え
ていただく…これだけは約束してください。───ただ、結果が出たら、必ずお知らせ
します。良い結果の時はもちろん……どんなに悪い結果であろうと』
そう言われたところで不安でいっぱいだ。体よく孝之による介入を避けるための詭弁では
ないのか。…あの日もそんな事を思って、不安に満ちた顔をしていた。
そんな孝之を見て、長瀬はこうも言った。
『お気持ちは…お察しします。しかし、我々は蛍の生みの親です。……娘の幸せを願わな
い父親がどこにいるというのでしょうか。信じて…待っていて下さい』
孝之は信じている。それは長瀬の言葉だけじゃない。
蛍が意識を失ったあの日、彼女が言った『鳴海さんと離れたりなんかしません』の誓い。
彼女は…孝之に嘘をついたことは一度も無かった。だから…信じる。
どんなことがあっても信じ続けてみせる。蛍が、孝之の元へと戻ってきてくれると。
ただ…電話は怖い。もしも、蛍がモノになって戻ってきたら……
───ピンポーン
孝之の部屋の呼び鈴が鳴らされる。続いてがちゃりと鍵のかかっていない扉が開く。
762 :
大予想パラダイス第五十六号(2/2):02/04/25 22:56 ID:RI/H/hXB
「…ヒカリか。相変わらずずうずうしい奴だな」
ヒカリというのは孝之のバイト先に入った新入社員。孝之が新人担当だったせいか妙になつ
いて、こうして自宅にまでズカズカと上がりこんで来る。
「ダメですよ鳴海さん。若いうちからこんな風に部屋の中に閉じこもっていちゃいけません!
不健康ですよ!」
サアっとカーテンが開かれ、外の眩しい陽光が差し込む。
「ほら、外はこんなに良い天気ですよ!どっか遊びに行きましょう、鳴海さん」
「うーん…めんどくさいよ」
孝之はベッドに倒れ込む。普通なら五月蝿いと思う言動も、何故か彼女が言うと心地よく感じて
甘えてしまいたくなる。
…って、そんな不謹慎なことを言ったら蛍に怒られるかな。
「そう言や、ヒカリ。お前の持ってるでっかな風呂敷包みは何だ?」
「はわわ…気が付きましたか。流石はお目が高い!」
小さな体に不釣り合いなほど大きなソレを、ヒカリは大事そうに抱えている。
「いくら何でも気が付くわ、ボケ。ちょっと貸せ!」
「はわわわわ…だめですよ!ソレはもうちょっとロマンチックに…むぎゅ!」
「なに、ワケのわかんねーこと言ってんだ。開けるぞ」
ヒカリの小さな体を軽々と押さえ込んで、孝之は風呂敷包みを開いていく。ふと…孝之の手が
止まった。見覚えがある。
小奇麗に畳まれたそれは、決して忘れることの無かったあの日の…
「毛布?なんで、お前がこれを……」
孝之はいきなり、あまりに鮮明な記憶のフィードバックを感じていた。
蛍が止まったあの日、長瀬が彼女の体を包むのに孝之から借りた…あの毛布に間違い無い。
「お前…もしかして、あまか……」
そう言いかけた時に、孝之の携帯電話が鳴る。『新着メッセージ1 発信先:人間機械工学研究所』
「私はここにいますよ。鳴海さんと離れたりなんかしません…」
((蛍の画像がヒカリと重なり、画面ホワイトアウト。EDテーマ曲へ))
763 :
大予想パラダイス編集部コラム:02/04/25 23:01 ID:RI/H/hXB
無論、鼬街の某マ○チ嬢ストーリーのパクリも良いところであります。
ゲーム本編ではもう少しひねったディティールを描くと思われますが、私の実力では
これが精一杯。
まあ、シナリオ大筋は間違い無いところでしょうから、何の問題も御座いません。
夜空に星が瞬くように
溶けたこころで明日への誓い
繋がれたままのこころの痛みを
解き放って新しい道へ
こんばんハートビート>みなさん
>大パラ第五十四・五十五号
人工の天使と重ねた日々の行く末は
…さらなる永遠でしょうか、それとも…?
>759=ID:N7ntHWh+
保全カキコ、顔sy…もとい感謝であります☆
体調不良につき、誠に失礼ながら今夜はこれにて。
5/2のラストセッションには必ず顔を出させていただきます>粘着厨氏
765 :
粘着厨:02/04/25 23:28 ID:RI/H/hXB
>耳(略
うぃーっす。大丈夫かね?言うまでも無いことだが、無理は厳禁である。
夜空に瞬くお星様にならないように
溶けた体調を復帰させてくれ玉江
例え一時は休んでも
あし〜たがある あし〜たがある あし〜たがあ〜る〜さ〜
(単なるゴロ合わせで、明日無理してでも出て来いという意味ではない)
766 :
26:02/04/25 23:33 ID:n2osVWJd
767 :
粘着厨:02/04/25 23:43 ID:RI/H/hXB
>766
素晴らしいタイミングで宣伝カキコがついたものである。
ちなみに・・・26は俺かよ(;´Д`)
26 名前:粘着厨 投稿日:02/03/06 23:41 ID:Cdh/BglM
何か、妙なところで改行が入っているな。
さすがは、YOPPARAI
>24
良いのか!?森山ターソ♪
コンシューマでこのような無法がまかり通ってますよ〜
768 :
粘着厨:02/04/25 23:44 ID:RI/H/hXB
>>766 機会を恐れて生きる
お前の心は溶けて離れないのか
生き続ける理由は
自殺という機会を恐れているから
769 :
粘着厨:02/04/25 23:45 ID:RI/H/hXB
>>766 楽しかった記憶も無く
溶けた心は離れゆく
生き続けていて何が出来ると言うのか
分かっている筈だ、永遠のものは死であると
770 :
粘着厨:02/04/25 23:48 ID:RI/H/hXB
>>767 残酷な運命
目を開けることすら許されず
それでも・・・お前の溶けた心は離れない
やがて悲しみが体中を蝕む
771 :
粘着厨:02/04/25 23:50 ID:RI/H/hXB
おろろ・・・レス番間違えた。
だが安心しろ766、俺もお前とともにもうすぐ逝く。
772 :
粘着厨:02/04/27 22:46 ID:BObu8mSy
夜空に星が瞬くから
俺の仕事は増えるのだろーか
例え世間様がGWで浮かれていても
休みなど欲しがりません、5/3までは
どうも昨日は大パラ臨時休刊申し訳ないです。
しかも、今日この時間になっても出来上がってないっす。なるべく
早い時間に発行できるように努力しまつ・・・
773 :
大予想パラダイス第五十七号【法規制の隙間を衝く】:02/04/27 23:35 ID:E3N6DP94
さて、3ヶ月弱に渡ってお送りしてきた「君が望む永遠」キャラ別
全シナリオ完全公開も大詰めを迎えることとなりました。
最終章、天川蛍BAD ENDシナリオ編をお送りさせて頂きます。
774 :
蛍BAD ENDシナリオ予測中:02/04/27 23:37 ID:E3N6DP94
(
>>752で「やっぱりやめよう…」を選択し、電話をかけない
もしくは、
>>757で「蛍を最期まで看取る」を選択し、長瀬たちを追い返すとBAD END
ルートへ。)
・・・夜の静けさが孝之の部屋に侵入して来た。
蛍は静かな顔で眠り続けている。苦しそうな顔は全くしていない。
ただ、蛍の中から間断なく聞こえるカタカタという乾いた機械音だけが、忌々しく耳に
つく。まるで無へと誘う死番虫のように、彼女の終焉の刻限を測っているようで…
孝之はそっと彼女の小さい手を握り締めた。それは暖かく、まだ生きているような…
「生きているようなじゃ無い……生きているんだ!!」
孝之はいきり立って、思わず叫んだ。どうしても不吉な考えばかりが頭の中に広がっ
ている。
「天川さん!約束したじゃないか。明日も、あさっても…その後もずっと…ずっと一緒
だって……」
蛍の小さな掌を握り潰さんばかりに、自分の手に力が入っていることに孝之は気付いた。
慌てて、手の力を緩めると…頬を暖かい涙が流れ出す。それは堰を切ったように止めど
も無く流れだし、蛍に掛けた毛布の上に無数の水玉を作る。
「天川さん、返事をしてよ…天川さん!!」
孝之は思わず蛍の体の上に顔を埋めた。止まらないしゃくり上げと共に嗚咽して…そう
すると蛍の機械音が聞こえなくなるような気がして…
いつの間にか孝之は眠っていたらしい。
繰り返し、同じ夢を見た。
それはあの忌々しい過去。今と同じように毎日泣き続けたあの病室。
「遙……」
孝之はやはり独りぼっちで泣いている。…心が壊れそうだ。
「遙…目を覚ましてよ……」
遙は能面のような顔で眠り続けている。それが今日、そして明日も続くのか…
誰も救済してくれない。遙も…孝之も助けてもらえない。
泣いて…泣いて、そして気が付く。
これは夢なんだと。そして、同時に紛れも無い現在の自分なのだと。
(以下次号)
星も見えない雨の夜なれど
溶けたこころで単発カキコ
例えオモテはGWなれど
作物に"休み"の2文字が存在せぬ限り
いや…でも今は結構マターリできてるんですけどね、前に比べると。
…こんばんサバイバル(byバレねこ)自己記録更新>みなさん
>大パラ第五十六号
変わりゆく時。されど変わらぬ想い。
いやあ、つくづく目には見えないところにあるものなのですね、エイエソって。
(何のことだか…)
>772=粘着厨氏
お疲れ様です。連休等の大きな休みの前後は
やはり様々な予定が圧すものなのですね。
私のほうは大パラ♭の再開の準備を進めさせていただこうかと。
今後の予定(→メル欄)に関して不都合がありましたら一言お願いします。
では、失礼します。
776 :
粘着厨:02/04/28 01:02 ID:mCcet8rh
こちらも星一つ見えない曇天なれど
雨は一粒も降っておらぬ
例え遠く離れていても
一瞬にて溶けた心を通わすことが出来る
これぞ限りなき掲示板の妙技なり
>耳(略
むむ・・・そちらはGW無しか。体調は復調したのかね?
ちなみに♭の件だが、不都合などあろうはずは無い。望むところである。
最新の情報が入り次第、即更新。ジャーナリズムの基本である。
期待しておるぞ。
777 :
粘着厨:02/04/28 22:10 ID:XH03N8nk
さてさて、今日も明るく楽しい定時アージュのお時間です。
・・・只今帰宅につき、大パラ発行は待てしばらく(最近、コレばっかだな)
779 :
大予想パラダイス第五十八号:02/04/28 23:26 ID:uLD5R5ms
>>774 続き
「…目を覚ましてよ…俺、もう泣きたくない……」
その言葉を言っているのが夢なのか、それとも現実なのか分からない。けして目を
覚まさないのは遙なのか蛍なのか、それとも孝之なのか……
だから、ベッドから起き上がった彼女を見たときも、何が起こったのか分からなか
った。
「泣かないで下さい、鳴海さん。私は…ここにいますから……」
蛍光灯の明かりが眩しすぎて、その顔はよく見えない。ただ、孝之は反射的にその体
に抱きついた。今の奇跡を離すまいと、蛍を強く抱き締めた。
「もう…俺を…ひとりぼっちにしないでくれ……」
夢でもいい。夢なら、ずっと覚めないで欲しい。同じ苦痛を永遠に繰り返すのは、耐え
られない。
「ごめんなさい…鳴海さん。お分かりと思いますが、私はもう……時期が来たんだと思い
ます。ずっと鳴海さんと離れないって約束…守れなくなっちゃいましたね」
蛍の顔を見ることが出来ない。ただ、孝之は嗚咽し続けた。
そんな孝之の背中を蛍は優しくさする。まるで小さな子供をあやすように。
「今…こうして意識があるのも不思議なくらいです。私も…鳴海さんを置いて行きたくな
いです…でも」
彼女の体から、不規則な電子音がする。さっきまで聞こえていた機械音とは全く異なる、
ファンが回っては止まるような…
「あはは…だめですね。回路自体が……上手く機能しなくなってきちゃったみたいです。
多分…もうすぐ……」
「───そんなこと言わないで!」
孝之は思わず声を張り上げた。
「そんな弱気なこと言うの、天川さんじゃないよ。明日も、あさっても…ずっと俺と一緒
なんだ。そう、約束したんだから……」
「ごめんなさい…そうでしたね。…私らしく、ないですね。がんばり…ますよ、鳴海さん!」
孝之はようやく顔を上げ、蛍の顔を見た。彼女は静かに微笑んでいる。
「元気になったところで……デート…しましょう…鳴海さん。鳴海さんの母校…速瀬さんや
平さん…そして涼宮さんとの…楽しい思い出の場所…私も…見て…みたい……です!」
そして小さく弱々しくガッツポーズをして、蛍はそう言った。
(以下次号)
780 :
名無しさん@初回限定:02/04/28 23:30 ID:QAhBrynx
781 :
粘着厨:02/04/28 23:30 ID:uLD5R5ms
>778
んなコト言われたって困るがな。しかも、投票時間終わってるし(w
よし、とりあえず当スレに君望ネタを一つ落とせ。宣伝逃げは絶対に許さんぞ!
782 :
粘着厨:02/04/28 23:36 ID:uLD5R5ms
>>780 性懲りもね-な。
とりあえず、未消化ネタが消化できて嬉しい限りだ。バカヤロウ!!
783 :
粘着厨:02/04/28 23:38 ID:uLD5R5ms
>>780 そして一瞬、お前は思った
そして一瞬、死にたいと思った
例えその手がマウスから離れても
一瞬、楽になりたいと思った
784 :
粘着厨:02/04/28 23:39 ID:uLD5R5ms
>>780 そして一瞬、お前は息を呑んだ
そして一瞬、誰かの優しい言葉が欲しかった
例えその手がキーボードから離れても
一瞬、楽にしてくれと思った
785 :
粘着厨:02/04/28 23:40 ID:uLD5R5ms
>>780 そして一瞬、お前は悟った
そして一瞬、お前の人生は誰かの手の中にあった
例えこの手が離れても
涙はひっそりと流れ落ちる
786 :
粘着厨:02/04/28 23:42 ID:uLD5R5ms
>>780 流す涙は抑えてくれ
流す涙は抑えてくれ
例え俺の手が離れても
死が優しくお前を包み込む限り
787 :
1:02/04/29 00:09 ID:PWTUUnyk
788 :
粘着厨:02/04/29 00:20 ID:RqOYyA08
>>787 だから、1は俺だと言っておるだろうが。
お前の頭はロリ並みか?
789 :
粘着厨:02/04/29 00:21 ID:RqOYyA08
>>787 一人きりでいると不安で一杯になる
誇りなど何一つ無いから
それを忘れぬ限り
誇りなど何一つ無いから
790 :
粘着厨:02/04/29 00:21 ID:RqOYyA08
>>787 お前の涙で俺を昂揚させろ
お前は全くの空ろ
それを忘れぬ限り
お前に誇りなど何一つ無いから
791 :
粘着厨:02/04/29 00:23 ID:RqOYyA08
>>787 哀れに人の足元に崩れ落ちても生き続けている
なぜなら・・・
それを忘れぬ限り
お前に誇りなど何一つ無いから
アズラエルヨカター
_
, ´/, '^^ヾ
卯ミ!|リノ)))リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
lヾゝ゚ ー゚ノリ < えっと…今晩はちみつレモン>皆さん
`゙(iつf⊃ \_______________
く/_|〉
し'ノ
私なんかが来ていいのかどうか…迷ったけど書き込んじゃいます…
最近になって、やっとちゃんと読んで…すごく楽しませてもらいました。
怖かったり、感動させられたり…すごいなあって思います。
シナリオも、その、大筋を外していないし…(汗)
ただ…5/2…残念です…私、読み始めるのが、遅かったから…
あの、編集の方々、これからも頑張って下さい…
大予想パラダイスは、とても素敵な雑誌だと思います。
あれ、名前が…ごめんなさい(>_<)
(何か差し支えがありそうなので例の四行文は今回パス)
こんばんハリー・ポッターと23の棺(違>みなさん
>792=ID:5gYTfesp氏
確か「告死天使」でしたっけ?>アズラエル
>793-794=遙嬢
…!! わざわざのご来訪、誠にありがとうございます。
ご覧の通りの○○系ネタスレでありますが、今後とも
影からじっくりと見守っていただけましたならば幸いです。
(前スレ1◆nganzBlw氏&前スレ1 見てますか?氏、見ておられますか?
スレ移行時以来の衝撃です☆)
【ある日の大パラ♭編集部】
「ふう…OHPからのシナリオ予測も大パラ本誌の蛍嬢で最後か…。
なりきりスレ@葱板を見た限りでは残りは2代目店長、ってことになるかな?」
Pi!
「むむ…?端末に何か送られてきてる」
データ送信中
………………
データ送信中
…………
データ送信中
……
送信完了
「こ…これは…なんてことだ、まだこれだけの秘密が隠されていたなんて…」
その夏、ひとつの悪夢が少女を襲った。
夜に躍る断末魔と血の匂い。
煌々と輝く満月の中に浮かぶ異形の影。
街の安息を侵す脅威を退ける者は誰ぞ…?
次号、大予想パラダイス♭【涼宮遙】編(♭ver.)突入。
メインヒロインの隠された一面に粘…(ぼこっ☆)ああっ、い…石を投げないでっっ!
798 :
粘着厨:02/04/29 22:41 ID:Z9QdofhD
うむ、今日は定時にちょい遅れで大パラを発行できるか。
初のナリキリ支援もあって、加速することこの上なしのageスレの極北なり!!
799 :
大予想パラダイス第五十九号:02/04/29 22:44 ID:Z9QdofhD
>>779 続き
孝之は石段を登っている。夜灯が白く道を照らしている。
背中には蛍が…まるでリュックサックのように軽く心許ない蛍が負ぶさっている。
「ごめんなさい…ワガママ言っちゃって……」
「そんなこと無いよ!俺は…天川さんとデート出来て嬉しいんだ。俺の母校はもちろん、
もっと…もっと、俺のことを天川さんに知ってもらいたいんだ!!」
孝之は足を速める。何をそんなに急がなければいけないのか分からない。
ただ、夜空に瞬く星が消えるまでに、全てを終わらせなければいけない。…そう思う。
「あ…ホタル。ホタル…ですよ、鳴海さん!」
不意に蛍が声を上げた。それと同時に、目の前に明滅する薄緑色の光点が、幾つも横切
った。
「蛍って、私の名前ですけど…私、この名前気に入っているんです」
気が付くと、石段の横に流れる小川の岸辺に無数の光点が輝いている。
「ホタルってね…命は短いですけど…他の虫には決して無い一生を送るんですよ」
「な…何を言って…」
孝之の言葉が蛍に聞こえたかどうか分からない。ただ、蛍はまるで満天の星空のような
川辺の蛍を虚ろな目で見つめている。
「ホタルはね…一生を自分の光の中で送るんです。パーっと輝いて…そして祝福の中で
人生を終えるんです……すばらしいと…思いませんか、孝之…さん」
やがて石段は大きくカーブし、川辺から離れる。もうすぐ白陵柊学園へ道はつながる…
「鳴海さん…私はいろんな患者さんと接して…その一生の終りを看取ってきました。いく
ら長い人生を送っていても…輝くことの出来なかった人は……寂しい顔をしています。
……その点、私は幸せです…楽しくて…辛いことなんて一つも無い…いつも光輝いていま
した……」
孝之の体を、蛍がぎゅっと抱き締める。彼女は…泣いているのだろうか。
顔を孝之の背中に埋め、シャツ越しにも湿った感覚が……これは涙なのだろうか。
「だから…なるみさんも……ガンバです…よ!」
不意に蛍の体内から聞こえていた機械音が止む。それと同時に、蛍の腕の力が…抜ける。
800 :
大予想パラダイス第五十九号(2/2):02/04/29 22:45 ID:Z9QdofhD
「天川…さん?…着いたよ、ここが俺の母校、白陵柊学園だよ。天川さんが見たがって
いた……」
石段を登り終わり、孝之は背中の蛍に声をかけた。蛍の返事は無い。
「寝ちゃったの?しょうがないなあ…天川さんは」
孝之は思わずクスリと笑う。それと同時に一筋の涙が落ちる。
「ほら、これが校庭。そして、あれが俺の学び舎。慎二や水月…そして遙とふざけ合って
いた…場所…だよ」
空は薄明を始めている。誰もいない母校。
初夏の風が優しく、孝之の涙を拭き取る。
「安心して…俺もホタルになるよ。天川さんと一緒に…輝いていたいんだ」
校舎の裏には崖がある。その場所は…いつか遙から告白を受けたところ。
あまりの不遜な考えに、孝之は薄く笑った。そんなことをやったら…蛍は怒るかな。
───その時、携帯電話が鳴った。
孝之はゆっくりと蛍を地面に置き、それを受け取った。
「次のメッセージです」
「涼宮です」
……え? 今……すごく懐かしい名前が……耳に……。
「実は………… 遙が目を覚ましました」
「え!!!!」
思わず受話器に目をやった。
遙が……目を覚ました? 遙が……目を!?
「どうか……」
遙が……
「……どうか、病室に顔を出してやってもらえませ……」
孝之は携帯の電源を切り、天を仰いだ。
「遅すぎるよ…もう、全てが……」
ふと、蛍の顔を見る。全てを祝福するような、彼女の寝顔。
───その瞬間、孝之は全てを悟った。蛍の悲しむようなことをしてはいけない。
孝之は再び蛍を背負い、呪文のように呟いた。
「生き返ったんだ……。今度こそ、天川さんの分まで幸せにしないと……行かなきゃ
……行かなくちゃ!! 」
【遙バッドエンド: ホタルの瞬き】
801 :
大予想パラダイス編集部コラム:02/04/29 22:49 ID:Z9QdofhD
耳(略が鋭く指摘しているが、実は蛍HAPPY ENDは真の意味でHAPPY ENDでは無い。
もし、孝之の将来を本気で考えるのなら、BAD ENDこそ真のHAPPY ENDであろう。
この辺のパラドクスを提示してくるとは・・・流石であるアージュよ!
802 :
大予想パラダイス付録:02/04/29 22:58 ID:Z9QdofhD
蛍のバッドエンドテーマ曲は・・・何となく懐かしい感じなので、BLUE OYSTER CULTで行きましょう。
"The Reaper(邦題:死神)"にしようと思ったが、ベタベタなので"Astronomy"(アルバム: Secret Treaties収録)
にしましょう。
閃光を放つ現在と未来
それらは互いの鏡像に過ぎず
甘美な流転、そして永遠の光
二度と温もりを放つことは無い光
奈落の底の私を照らす
刹那の光よ
あの人の場所をも照らせ
それでも・・・変わることなく悠久の
宇宙、そして星よ
803 :
粘着厨:02/04/29 23:14 ID:Z9QdofhD
>>792 ヨカタか、それは良かった。
もう、発売されたのかね。で、俺の予想はどうだった。当たったか?
>>793-794=遙嬢
ようこそ、である。
逝った電波名無し君も、草葉の陰から喜んでいるコトであろう(勝手に殺してスマン)。
素敵な雑誌かどうか知らんが・・・もし良かったら今、後とも顔を出してもらえると嬉しい。
ナリキリ本スレの方でも、頑張ってくれ玉江。そのうち、顔を出すかも知れんがヨロ。
>>795-797=耳(略
うむ・・・血生臭いストーリーである。
ゾンービはラクーンシティを襲い、どうなるS.T.A.R.S!?
それはさておき、お約束通りにちゃぶ台返しといこう。
>メインヒロインの隠された一面に粘…(ぼこっ☆)ああっ、い…石を投げないでっっ!
お 主 が 粘 着 厨 に な ら ね ば 誰 が な る ! !
(ノ`д´)ノ ┫:・’.:
804 :
粘着厨:02/04/29 23:29 ID:Z9QdofhD
さて・・・当方の大パラはネタ終了となってしまったので、残り3日で何をして過ごそうか。
夜空に瞬く星の数のように
ネタも無限とはいかんもの
例え限られた日数でもこなせるネタ・・・
この手には対はくそ職人ネタ(今は対宣伝コピペネタ)しか残っておりませぬ
805 :
粘着厨:02/04/30 22:26 ID:mgBYIsYQ
漏れら極悪非道のageシスターズ!
ネタもないのにアージュしてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ _,.'⌒)
, ´/, '^^ヾ , ´f二コヽ
卯ミ!|リノ)))リ ! l !ノ リ i l age
lヾゝ゚ ー゚ノ∩ ノ∩l.゚ ー゚ノリ アージュ
`゙(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) アージュ
し(_) (_)J
物陰|゚ω゚)マァヴラヴ…
807 :
粘着厨:02/04/30 22:41 ID:mgBYIsYQ
こんなコトばかりやってるから、他のage関連スレから相手にされない
隔離スレになってしまうのだろーか(;´Д`)
夜空に星の雫が爆発するように
俺の居場所は全ての危機の始まり
例え時の砂が地に還るとも
四陣の風は、我を嵐と巻き上げる
>806=避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
ちょいと久しぶりだな。マァヴラヴも発売され次第、プレイせねば・・・やることが
有り余っておる(w
いやー、メンゴメンゴ。黄金週間前で仕事が一気に(汗
マァヴラヴは…買っても出来るかなぁ(´д`;)したいけど積みそう…
809 :
粘着厨:02/04/30 23:33 ID:mgBYIsYQ
>避処地
むむ、忙しいのはお互い様のようだな。俺も、連休返上で、GWを取るべく
ムチ打たれている。
つーか・・・
4/28・29の休みが取れなかった限り
例え、いくら5/3からの休みが保障されていても
ダマされてると思う心は離れない
GW中に夜空に星が瞬く時間まで拘束は
労働基準法違反のようじゃ!!
810 :
粘着厨:02/05/01 01:31 ID:gHFidbTt
銀に輝く星のように
溶けた心は風と共に
例えこの手が離れても
星を見続ける者よ
永遠の光で私を導き、地図の無い我が家を指し示せ
お休みである>ALL
812 :
粘着厨:02/05/01 22:35 ID:Pn6+cKcB
夜空に星が瞬いているが
とうとうこの時期がやって来てしまったか
例え不退転の意思は固まっていても
やるだけやってみなければいけない限り
>811
どの辺が間違っていたのだろうか。うむ・・・心当たりとしてはこんなところか。
せめて、いずみ嬢の死が訪れるまで愛の思い出作りをしようと、主人公といずみは
長期旅行に赴く。
ttp://www.vav.org/426/image/az_event_izumi04.jpg ↓
しかし、その電車は銀河鉄道999であった。ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
↓
機械の体を貰い、死の宣告を逃れるいずみと主人公。
↓
現世でセクース三昧(゚д゚)ウマー
813 :
拾肆:02/05/01 22:40 ID:Pn6+cKcB
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん。
夜空に遙が飛ぶように
溶けた水月がコンニチハ
例え茜が離れても
慎二の屹立したソレがイクイクドッピュン
815 :
粘着厨:02/05/01 22:45 ID:Pn6+cKcB
>拾肆
おお、アンタが音に聞こえし既知害大将の14ですか。流石のバカぶりだ。
で・・・俺にどう反応しろと?
夜空に星が瞬くように
スレに発生した粘着クンは離れない
例えコテは違っても
同じ心を持つ者同志、仲良くしよーぜ
【編集部が独自入手している涼宮遙の事前情報】
1.一風変わった二面性を有しているらしい
2.空を飛べるらしい
3.月を見るたび怯え出すらしい
4.EDルートによっては時間が止まるらしい
人気のない街中の路上を男が走っている。
何者かに追われているのか、足取りは激しく、息づかいは荒い。
男の背後には、冷たい光を地上に放つ満月。
しかし、その真中に黒点を思わせる影がひとつ。
月に貼りついていたその影が徐々にその面積を拡げてゆく。それと同時に、走り続ける男の
耳に、モーターの作動音にも似た低い唸り声が入ってきた。
「!?」
音に気づき、振り返ろうとした男の影に別の影が重なった。
「うわあっ!」
背中を突き飛ばされ、つんのめった姿勢のまま路上に叩きつけられる。男の逃走劇は、そこで
幕を閉じた。
アスファルトから半身を起こした男の瞳が絶望と恐怖に凍りつく。男の目には、空中から自分を
追っていた者の姿が映っていた。
そこには、若い娘が一糸纏わぬ格好で、月を背にして佇んでいた。
だが、月の光を受ける肌は、生身の人間のそれではない。冷たい印象を与える身体からは、
肩の後部から外に向けて、2対の翅が伸びている。
どう見ても人間ではない。感情をまったく感じさせない、サファイアをそのまま嵌めこんだかの
ような瞳が男を真っ直ぐに見つめている。
「く、来るな…来るなああ!!」
理性の防波堤に罅が入ったような声で男が制止を促すが、娘の耳に入るはずもない。次の瞬間
娘の足がゆっくりと男に向かっていった。
「ひいっ!?」
すくみ上がった男の顔に娘の両手がまわり、その喉元に娘が自分の歯牙を突き立てた。
(続く)
(
>>817の続き)
月光に包まれた夜の街に男の重い叫びが響き渡った。長く尾を引くその声は、時が経つに
つれて次第に弱くなってゆく。
断末魔が呼吸に変わり、痙攣とともにそれが完全に止まったとき、娘がようやく男の首筋から
頭を離した。
顔をもたげたその唇には、男の身体から流れた鮮血が数本の筋を描いている。
娘の顔がそのとき、笑みの形をとり、そして剥き出しの男の胸に吸い込まれてゆく。
肉を引き裂き、体液を啜る音と、濃密な血の匂いが夜の空気を染めていった。
「おはよう、遙。朝ご飯はできてますよ」
食卓の入り口に現れた遙に、母親が挨拶した。
「…おはよう、お母さん」
挨拶を返す遙の声には張りがない。起きたばかりということもあるが、それにしてももう少し力が
あってもいいはずである。
「なんだか元気がないみたいね。身体の調子でも悪いの?」
「違うの。ちょっと夢見が悪かっただけ」
心配そうに自分を見つめる母親に、遙が応えたとき、部屋の外から短い間隔の足音が聞こえて
きた。
「おはよ♪…って、お姉ちゃん、朝からなんか調子悪そうだね」
入り口には茜の姿があった。朝一番に目についた姉の様相に異変を感じ取ったが、すぐに
足を動かして遙の隣の席につく。
意味ありげな眼差しで遙の身体に目を落とす茜。その視線が、遙の足の付け根でしばらく
停止した。
「茜。そういう目で人の身体をしげしげと見るものではありません。あなたにだって必ずやって
きていることなのに。もう、本当にこの子ったら」
「お母さん。だから、そうじゃなくて…」
わずかに顔を赤らめて遙が反論する。どうやら、茜が憶測で済ませていたところをを母親は確信
するところまで進めていたらしい。
結局この日、家族の中で最初に朝食に箸をつけた遙は、最後にやってきた父親とほぼ同時に
箸を置くことになった。
異様な満腹感と、奇妙にかさつく唇が箸を進める速度を大幅に遅らせたのである。
摂取量も、通常に比べて極端に少なかった。
悩みでもあるのではないかという父親の言葉を適当に流し、遙は食卓を後にした。
(以下次号)
819 :
粘着厨:02/05/01 22:59 ID:Pn6+cKcB
おっと、(・∀・)で寂しさを紛らわしていたら・・・シマッタのである。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 次から何事もなかったかのようにどうぞ。
∧ ∧ |/\___________
(,,゚Д゚)____
(つ/~ ※ ※ \
/※ ※ ※ ※ \
>耳(略
危険だ・・・危険すぎる。
♭はヴ○ンプ予想ですか。夜空に瞬く星と目覚める者の顛末やいかに?
想像が膨らむ導入部ですな。
うむ・・・今後の展開は一体どうなるのか。
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
それがふたりの望む永遠
それがふたりの望む永遠
_
, ´/, '^^ヾ
卯ミ!|リノ)))リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
lヾゝ゚ ー゚ノリ < 今晩ハートチップル>皆さん
`゙(iつf⊃ \___________
く/_|〉
し'ノ
粘着厨さんに粘着CHU…
それにしても、♭さんのは、核心つきすぎかも…
未プレイの方は、読まないほうが…
821 :
粘着厨:02/05/02 01:04 ID:yLit1tK7
それがふたりの望む永遠と
誓った記憶は山の彼方へ離れても
溶けた根雪がせせらぎを作り
夕闇に星の瞬く故郷に帰りたい
君望の舞台が田舎っぽかったので、キャラの社会人編で郷愁感あふれる
ストーリーもアリだと思ったのだが・・・実力不足で上手くまとまらんかった。
>820=遙嬢
つーか、俺に粘着したところで何も良いコトは無いぞ(w
しかしながら、このスレに粘着していただけるのは・・・涙が出るほど嬉しい。
今後とも、宜しく頼む。
822 :
粘着厨:02/05/02 21:38 ID:0KZi4ETB
夜空に星が瞬く
今日は楽しい審判の日
例えこの手が離れても
地獄で会おうではないか、諸君!!
・・・いつに無く早い定時ageなり。
823 :
:02/05/02 21:41 ID:cqfCIxwa
レポート元 WPNP
Thursday, May 02, 2002 21:26:06
ユーザ名 : nyanyanya3f1ecdcb1a2b
アクセスレベル : user
オンライン時間 : 1:25:22
入室チャンネル :
状態 : 9 in queue (-2 of 0 available)
共有ファイル数 : 481
現在のダウンロード : 2
現在のアップロード: 2
接続種類 : DSL
クライアントバージョン : WinMX v2.6j
明日発売のエロゲー(エルフィーナなど)と交換して欲しい方待ってます。
今日までレアなのでお早めに。
824 :
粘着厨:02/05/02 21:46 ID:0KZi4ETB
>823
なんじゃコリャ?
ウィルスが送付依頼カキコか?エゲツないなぁ・・・
それはそうと・・・昨日の(・∀・)ネタを完成させておくか。例え下らなくとも、
俺が忘れぬ限りやることはやっておかねば!!
>>815=粘着厨氏
同じ心を持つ者とはどういう意味なのでありましょうか。ここを考察致しました。
チンポ丸出しで座禅を組み、0.5秒ほど瞑想した結果、以下のような結論に達しましたので、
ご報告いたします。
下に君が望むエイエソの登場人物を平仮名で並べました。注目すべきは彼らの名前の一文字目
であります。
たいらしんじ
こうづきもとこ
はやせみつき
ほしのふみお
すずみやあかね
たまのまゆ
すずみやはるか
あまかわほたる
ほむらまなみ
だいくうじあゆ
88彡ミ8。 /)
8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
|(| ∩ ∩|| / / <ココ!
从ゝ__▽_.从 /
/||_、_|| /
/ (___)
\(ミl_,_(
/. _ \
/_ / \ _.〉
/ / / /
(二/ (二)
コレを上から縦読みすると、「たこはほすたすあほだ」となり、即ち「タコは干す。足すアホだ。」
となります。干しダコは美味いというのは、有史以来の普遍の真理ですからとりあえず置いて
おきましょう。
さて、「足すアホだ」とは何を意味しているのでしょうか。
干しダコに付き物と言えば、焼酎です。コレも「しらたまの歯にしみとおる秋の夜の 焼酎は干
しダコで飲むべかりけり」という若山牧水の名歌で有名なように、普遍の真理です。
最近、焼酎を水で薄めたり、あまつさえジュースを混ぜるなどという暴挙を行う輩が多く、新聞
でも社会問題とされています。
即ち、粘着厨氏は「タコは干しダコにするのが当然のように、焼酎に水を足すヤシはアホだ」と
訴えたかったワケですね。
ご安心ください、その点については私も大いに同じ溶けた心を持っております。酒は濃ゆい程
うまいものですね。
827 :
粘着厨:02/05/02 21:55 ID:0KZi4ETB
いじょ、いきなり途中省略にて最終回でお送りしました。
よー分からん、等の苦情は一切お断りしております。
夜空に星が瞬くように
走り抜けてきたこの道を
きっと待つ夜明けまで
駆け続けて行こう
こんばんBreak the silence>みなさん
粘着厨氏とのセッションもいよいよ今夜が
最後となってしまいましたね…
829 :
粘着厨:02/05/02 22:50 ID:0KZi4ETB
>828=耳(略
今晩ラストナイトフィーバーである。遂にこの日が来たか・・・
夜空に瞬く星が示す
この道はどこへと続く道
例えこの手が一時、鬼籍に入ろうと
いつか輪廻転生の道をとうりゃんせ
ラ、ラストライブ?(TдT)イヤダヨー、ウワーン!!
>830=避処地氏
どもでいっす(=゚ω゚)ノ
>粘着厨氏
現時点でのメインメンバーが揃ったみたいですね。
832 :
粘着厨:02/05/02 23:03 ID:0KZi4ETB
>避処地
ぃょぅ(=゚ω゚)ノ
安心しろ、俺は去るが耳(略を始めとしたメンバーがおる。
ライブにはこと欠かんぞ!!
>832=粘着厨氏
む〜。私のような若輩者でよろしければ定時アージュは
行っていきます。
てゆか、もうすぐ次スレですけど、やはりたてるのは…
834 :
粘着厨:02/05/02 23:14 ID:0KZi4ETB
夜空に瞬く星の歴史
人類の歴史
エロゲの歴史
例え時間は絶対的な尺度であっても
体感時間の差は限りない
ならば我々の感じる時間とは何なのか
一年は一瞬なのか
それとも
溶けた心を朽ちさせるのに十分な時間なのか
それすら分からずに
我々は違う道を歩き始める
>833=耳(略
うむ、名無しデムパ君が戻ってきた時には宜しく伝えてくれたまえ。
>次スレの件
君しかおらんだろうな(ズバリ
どこへ辿り着くか
誰にも解らない
例えこの手が離れても
空とこの道出会う場所へ
>834=粘着厨氏
…了解。現在のメインシナリオ予測が終わり次第
この手で移行作業に移らせていただきます。
836 :
粘着厨:02/05/02 23:36 ID:0KZi4ETB
空とこの道出会う場所へ
夜空に瞬く星に照らされた道の先に
暖かい我が家があると信じながら
溶けた心で迎えてくれる場所があると信じながら
>835=耳(略
頑張ってくれ玉江。なあに、この状況からして問題が起こるとは
到底思えん(w
逆に俺が去ることによって、スレ住人が増えるかも知れんぞ。
837 :
粘着厨:02/05/02 23:59 ID:0KZi4ETB
夜空に星が瞬くなか
5/2と5/3が交わる0時近く
粘着厨は無へと帰し
そして始まる新世紀
諸君、ネタの心を忘れずに当スレを頼む。では、約束どおりに俺は暗闇と消えん。
また会おう、そして遊ぼうではないか!!
夜空に星が瞬くように
明日を夢見よう過ぎた日を振り返るより
例え悲しみがその頬を濡らす時でも
こころに宿る希望の国描きながら
嗚呼…粘着厨氏がスレを離れられる。
せめてここで一言っ!
は〜っ す〜っ(息を最後まで吐き出し、そして再び思い切り吸い込む)
( ´Д`)/< 拾 肆 様 マ ン セ ー ! ネ タ ス レ に 栄 光 あ れ !!
では、私も今夜はこれで失礼します。
粘着厨氏、今までお疲れ様でした!
ウワーン!!粘着ターン!(つдT)
また会おうねー!楽しかったよー!ウワーン!
(´-`).o○(粘着厨さん…ありがとう。お疲れ様でした…)
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは(駄)ネタを振る
例えかの人が離れても
ageスレ魂宿る限り
こんばんハックルベリー>みなさん
力不足は承知の上です。
しかし、一度走らせたネタは最後まで絞り出す覚悟であります。
(
>>818の続き)
人気の途絶えた真夜中の通りを、孝之は単身で歩いていた。
「ったく、慎二のやつ、とんでもねえタイミングであんな技出しやがる。ああいう状況でよく入力が
間に合うもんだよな」
孝之は慎二とふたり、閉店間際までアーケードの対戦格闘アクションで盛り上がっていた。
どうやら、接戦状態で惜敗したらしい。自分を打ち負かした相手への不毛な讒言を小声で
重ね続けていたところに、ふと孝之は背後に異様な気配を感じ取った。
(何だ…?)
振り向いて10m後方に目を向けた孝之は、そこに人影をひとつ見出した。
「………」
知っている顔だった。いや、孝之の前方にいたその人影は、自分が現在、恋人として交際して
いる、同級生の娘に目鼻立ちが酷似していた。
「は、はるか…遙なのか?」
見覚えのあり過ぎる人影に、戸惑いを隠せないまま言葉をかける孝之。目の前の娘が布切れ
一枚すら身に着けていないということもあるが、何より目をひいたのは地面より20cmほど離れた
爪先と、娘の背後で低い唸り声を発している2対の竿状の器官だった。
…ミツケタ
感情の起伏を感じさせない響きの言葉が娘の唇から放たれる。それと同時にその身体が、
空中を滑るようにして孝之のほうに真っ直ぐに向かってきた。
無数の疑問符が孝之の脳裏を跳ね回り、行動の自由を完全に奪った。
身動きひとつ取れない状態の孝之の首筋に、娘の手が迫る。それが目標に到達する直前、
何かが夜気を引き裂いて飛来し、娘の右腕に突き立った。
(続く)
(<<842の続き)
あぐうっ。
短い苦悶の叫びとともに娘が孝之から離れた。その右手首には、細かなレリーフ細工が
施された銀製の短剣が埋まっていた。
見たこともないような凄まじい形相で短剣が飛んできた方向に目を向ける娘。そこに建っていた
建物の陰から、白衣に身を包んだ人影が姿を現した。
「その若者は”こっち”の住人でいさせてやるがいい」
娘から送られる敵意に満ちた眼差しに怯むこともなく、その人影はそこに佇んでいる。
「警告を無視すれば、今度は眉間にこれを生やすことになる」
人影の右手の中で短剣が月光を跳ね返す。その瞬間、娘に瞳にかすかに怯えの色が
浮かんだ。
孝之の目の前で娘の身体が空中で翻り、あっという間に夜の闇に溶け込んでいった。
「逃がしてしまったか…。まあ、君の身に何も起こらなかったからよしとしよう」
そう言いながら、人影が孝之のほうに近づいてきた。白衣の下の身体は、女性のものだった。
「あ…あなたは、一体…?」
「私の名は香月モトコ。ある目的であの娘を追っている。…このままにしておくとよくないことに
なる。この街にとっても。そして、君にとっても…な」
「どういうことです?」
「それはあとで説明させてもらう。とりあえず、何か起きたときはこちらに連絡を入れてくれ」
孝之の手に一枚の紙片が手渡された。そこには、モトコのものと思しき携帯の番号が記されて
いた。
「今回は君の力を借りることになる。…では、後日また会おう」
(以下次号)
モトコセンセの話し言葉にツッコミが来そうだが、(゚ε゚)キニシナイ!!
それにしても…改行規制に殊のほか苦しめられますね(^_^;
とあるHPの茜ちゃんブロック崩しをクリアしたらボーナス壁紙が出てきたよ〜
やった〜。1時間くらいかかったけど。
夜風も二人にゃ赤道直下
溶けたこころは離れない
過ぎし夏の思い出
二人がそれを忘れぬ限り
こんばん罪とバチ'69<みなさん
>845=ID:+hAJTXxQ氏
とりあえず、おめであります☆
これだけの作品となると
いろんな人があれこれヤってるものなのですねえ…
貨物列車が通るたび
耳をふさいだ橋の下
例えこの手が離れても
ここが溜まり場俺たちの
(´-`).o○(私、かっこいい…)
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
つないだ右手温もりだけは
すっと無くしたくはない
こんばんハンニバル>みなさん
>848=遙嬢
BADENDルートはこれよりもう少しハードでコアな展開に
なるトカ、ならないトカ…
物陰|(゚ω゚=゚ω゚)こ、こんばんきしめんたろう…
(
>>843の続き)
人波で賑わう夜の街で、孝之は遙を待っていた。
二人きりでの祭り見物である。
先に約束の場所に辿り着き、行き交う人の群れの中に遙の姿を探していると、ほどなくして
見覚えのある浴衣姿が孝之のほうに近づいてきた。
「今晩は、孝之くん。…待ったでしょ?」
「あ、遙。いや、オレも今来たんだ」
大勢の人の中にもかかわらず、すんなりと落ち合えたことに少しの驚きと満足感を覚える二人。
連れだって歩きながら、孝之は遙に話しかける。
「浴衣姿の遙は、これで2度目かな?でも、やっぱり…」
その浴衣は似合ってる。そう言いかけた孝之の唇が、一瞬凍りついた。
浴衣の袖からのぞく遙の白い腕。そこに大きめのバンテージを見つけたのである。
「…どうしたの?」
言葉を止めた孝之の顔を、訝しげな眼差しで遙が見つめる。
「そ…そっちこそ、その右腕はどうしたんだ?」
嫌な記憶が孝之の脳裏によみがえった。バンテージが貼られた位置は、数日前、モトコが
投げた短剣が娘に命中したところと一致している。
「これ…?2日前だったかな。朝、起きたら傷ができていたの」
そう言って、遙は右手首のバンテージをはっきりと孝之に見せた?
「朝、起きたら…?痛みはなかったのか?」
あの日、月夜の街で出会った娘が遙だったとしたら、あの傷は相当なダメージになった筈だ。
「痛みはなかったけど、結構大きな傷だったから…」
確かに、こうして一緒に歩いている分には、遙の動きには不自由は感じない。
「そうか…まあ、大した怪我でなくてよかったじゃないか」
遙を気づかう言葉とは裏腹に、強い不安が孝之を捉えていた。
(続く)
(
>>851の続き)
雑踏と喧騒の中、孝之と遙は夜祭りの雰囲気を存分に味わった。
…しかし、実際のところ、孝之は数日前の出来事が心に引っかかり、始めのうちは純粋に楽しむ
ことはできなかったのである。
それでも、彼氏彼女の間柄で始めて祭りにやってきた遙の、心底楽しそうな様子を見ていると、
そんな気持ちも次第に和らいでいった。
二人きりで帰路を辿る孝之と遙。
不意に孝之の視界が冷たい光に包まれる。ゆっくりと足を進めていた孝之は、自分の隣から
遙の気配が消えていることに気づき、背後を振り返った。
数メートル離れた路上で、苦しげな息づかいとともに遙が蹲っている。空を見上げると、雲の
切れ間に煌々と輝く満月が目に入った。
尋常ならざる状況に孝之が驚き、遙のそばに駆け寄ろうとした瞬間、遙の身体が空中に躍り
上がった。その拍子に、身に付けていた浴衣が帯ごと身体を離れる。
そこには、数日前の夜に見たものとまったく同じ光景が広がっていた。
(以下次号)
>850=避処地氏
こんばん改行規制キツすぎ(;´Д`)
夜空に星が瞬くってのに
どうにも(SSの)UPがままならない
例え後半の行数が少なくなっても
板の規制が緩まぬ限り
ヤパシ、カコツカナイヨ…
>>853 改行制限すか…多くて三行ほどしか書かない自分にはイマイチ聞き慣れない名ですが
もの凄く大変そうですなぁ(´д`;)ガンバッテクダセェ
>854=避処地氏
♭のほう、本当ならもう少し進めておきたかったのですが
定時ageを優先させてキリのよいとこで一旦UPさせてみれば
この体たらく…
一度どこかで行数の上限を調べる必要がありますかね、これは。
>>855 調べてみましたが…全く判りませんでした(つдT;)オヤクニタテヅモウシワケナイ…
ど、どこかの地下スレを使ってみるとかになりますかね?そうなりますと(汗
>856=避処地氏
え…?お、お疲れさまです…。
たしか前の雑談スレかどこかに何か書いてあった気がしますが…
今度自分で調べてみます。
では、今夜はこれにて。
それではー(゚ω゚)ノ~~
夜明けの銀河に揺れてる小舟よ
ときめく想いは輝く海へ
例えこころが離れても
あなたの瞳を忘れぬ限り
こんばんsailing>みなさん
…ダレモイナイ…██スルナライマノウチ…?
|゚ω゚)。oO(ミテマスヨ!)
虫のうた声鳥のおしゃべり
溶けたこころは離れない
例えこの手が離れても
耳をすませばまた風が吹く
こんばん風待ち唄>みなさん
>860=避処地氏
うお…っとととと☆
(外に出ていたはらわたを慌てて押し込み、開いていた口を縫い付ける)
…ななな、何か御用ですかな?
(
>>852の続き)
(間違いない…)
孝之は息をのんだ。数日前の空に浮かんだ人影、あれはやはり遙本人だったのである。
できることならば打ち消したかった、限りなく確信に近い推測。それが今、真実となって目の前に
存在している。
(先生…正しかったのは、あなたのほうですね)
不思議と、落ち着きを取り戻してゆく自分を孝之は感じていた。
…コンドコソ、フタリキリダネ
遙、いや、遙だった何者かが言葉を放つ。その顔には笑みが浮かんでいた。
…モウ、ニガシハシナイ
あの日と同じように、その身体が真っ直ぐに孝之に向かってくる。
それを目にした孝之は、後ろ手でジーンズのポケットを探った。前の日の夜にモトコから
受け取ったあるものがその中に入っていたのである。
(次に出会ったときは、これを使うがいい。ただし、娘に感づかれないように気をつけろ)
手渡されたのは、赤黒い塗料で幾何学的な文様が描かれた、掌大の紙片だった。
いつでもそれを取り出せるような体勢で、孝之は遙が接近してくるのを待った。
(続く)
(
>>862の続き)
間近に迫った遙の手が、孝之の頬から首筋をゆっくりとなぞってゆく。
その動きはまるで、恋人同士の交歓行為を連想させた。表情にも、攻撃衝動や殺意といった
ものは一片も覗えない。
ひょっとして、変わり果てたのは表面だけで、意識は遙のままなのではないか、そんな考えが
孝之の心を過る。しかし、そのとき、孝之はモトコの忠告を思い出した。
(君はおそらく、あの娘に命を奪われることはない。しかし、娘をあのままにしておけば、娘だけ
でなく君までもが永い闇をさまようことになるだろう。細かいことは、ここでは言わない。だが、
これだけは言っておこう。娘の笑顔を取り戻すことができるのは、君しかいないのだ)
遙のもう片方の腕が孝之の肩を抱き、身体を寄せてくる。体温はまったく感じられなかったが、
想像していたよりも不快な感触ではなかった。
どうやら、孝之の右腕の動きには気づいていないようだ。甘えるような遙の息づかいを、孝之は
すぐ側に感じた。
全身を襲う言いようのない快感に、決意を流されそうになる。それを振り払うように、孝之は
ポケットから右手を引き抜き、死角となった遙の背中に紙片ごと叩きつけた。
ばしっ。
短い炸裂音が遙の背後で弾ける。その瞬間、遙の唇から鋭い叫びが迸った。
四肢を路面に突っ張り、手足を震わせていた遙の身体から力が失われ、アスファルトに横たえ
られる。
その様子を見届けた孝之は、モトコと連絡をとるために携帯を取り出した。
『首尾よく事が運んだようだな。ご苦労だった。すぐにそちらに向かうから待っていてくれ』
数分後、モトコの愛車のハイビームと重いエンジン音が孝之の目と耳を捉えた。
(以下次号)
夜空に星が瞬くように
同じ夜をむかえてる
風の中を一人歩けば
枯葉が肩でささやくョ
夜空に星が瞬くように
あまたリズムのその中で
例えこの手が離れても
踊りゃ実もなる花も咲く
こんばん乱調にあり>みなさん
本日は単発です。回線を切るまでの間、
おでんダンスでお楽しみください。
△
(( V●┘
へ◇ ))
>
866 :
名無しさん@初回限定:02/05/08 23:43 ID:mVZOFYus
か
えっ、カキコできる!?
ところで、このレスsageになってる?
神の悪戯 sage
夜空の星が瞬く日は
戻っては来ないのか?
例えこの手をのばしても
彼の人には届かない
>ALL
今晩、迷える子羊
夜空に星が瞬く夜に
ネタすら持ちこむ余裕がない
例え23時が訪れても
頭痛がこの身を襲う限り
こんばんヘデイクsage>みなさん
>866=ID:mVZOFYus氏
き …申し訳ありません。
でも実際、粘着厨氏がスレを離れられてからこっち
5連続で同一人物がカキコしている状況が定着しつつある罠、であります。
>867=ID:0q7EGa3X氏
しっかりsageでカキコされております♪ケターイからですか?
>868=ID:XSps+b6c氏
お久しぶりです!
接続環境が整ったのですか?
彼の人は常にこのスレを見守っていると信じて
今日もネタを…と逝きたかったのですが
現在、猛烈な頭痛に見舞われて大パラ♭の
UPもままならないという有様。誠に申し訳ございません。
…ひとまずこれにて。
>869
ごぶさたでぇぃす。
ケターイからカキコ。
体調は大丈夫?
粘着厨がいなくなった経緯を知りたいんだけど・・・。
871 :
870:02/05/11 03:07 ID:jdTijjTF
最近ケターイからカキコできる方法を見つけから
5/2は見ているだけだった・・・無念。
夜空の星が瞬く陰で
病の笑いが木霊する
ストレス疲労に泣く人の
涙背負って健康管理
銀河熱風オンセンガー
お呼びとあらば、即 参上!
(
>>863の続き)
「”箍”だな」
「…”たが”?」
短いモトコの言葉に、孝之が問い返す。
モトコの勤める、欅町の病院。その一角にある病室のベッドを、孝之とモトコ、そして、遙の
父親が囲んでいた。
ベッドの上には、気を失ったままの遙が、うつ伏せで寝かせられている。シーツの取り除かれた
その背中には、昆虫の翅を思わせる2対の器官が禍々しい姿を晒していた。そして、その側には
掌大の痣がひとつ。それは昨夜、孝之が遙の背中に貼り付けた紙片に刻まれていた文様と
まったく同じ形のものだった。
「その通り。これがこの娘に満月の夜ごとに悪夢を見せていた元凶だ」
“箍”と呼ばれた器官を指差し、孝之に説明するモトコ。
「それで…娘は、もとに戻ることができるのでしょうか?」
愛娘の背中にとり付いた”箍”に凝らしていた目をモトコに向け、父親が訊いた。
「我々のほうも手を尽くさせていただきます。…ですが、今回はあなたや、ここにいる鳴海君を
はじめとしたいくらかの人の手助けが必要なのです。お手数ですが、力をお貸し願えますか?」
医師としての義務感と使命感を湛えた眼差しでモトコがそれに応える。
「非力ではありますが、大事な娘を救っていただけるとあれば、幾らでも手伝わせていただきます」
モトコに言葉を返す父親の目には、深い信頼の念が込められていた。
「心強いお言葉、有難うございます。…鳴海君、引き続き君にもお願いできるかな?」
「ええ、喜んで」
言葉とともに向けられたモトコの視線に、孝之が遙の父親と同じ調子で言った。
「それを聞いて安心しました。…では、術式の説明に移らせていただきます」
淡々とした口調でモトコが二人に話した内容は、通常の外科手術とは大きく趣を異にする
ものだった。それは、遙の身に降りかかった災厄がこの世の常識から大きく外れていることを
二人に強く実感させた。
「術式の決行は明晩です。お二方とも、ご準備のほうをお願いします」
(以下次号)
悲しみでひとつになるよりも
微笑みでひとつになるのさ
例えこの手が離れても
二人がそれを忘れぬ限り
こんばん花のように鳥のように>みなさん
購入後半年にして漸くケターイでの改行の手順を覚える厨っぷり☆
あまつさえTOP30から先を閲覧できない罠。
夜空に星が瞬くように
電波がカラダを貫いてる
耳をつんざくおしゃべりと
ジャンクなニュースの雨あられ
∧||∧
( ⌒ ヽ へ…へへへ
∪ ノ まあ、こんなことしててもすぐにゃあバレやすまい。
∪∪
久方の光のどけき春の日に
しず心なく花の散るらん
たとえこの手が離れても
大和魂ここにあり
_
, ´/, '^^ヾ
卯ミ!|リノ)))リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
lヾゝ゚ ー゚ノリ < おはようMr.ローレンス…
`゙(iつf⊃ \__________
く/_|〉
し'ノ
☆祈りを込めた術式は、成功するのかなあ?
☆私にとっての箍って、何かなあ?
☆いよいよ佳境の大予想パラダイス♭、次回もネタバレ必至だよ。
ノスタル爺 sage
夜空を見上げてみた
涙が零れないように
例え前スレ眺めて
あの日は戻って来ない
>ALL
こん番茶・・・ずずずっ
>877
はじめまして、デムパです。(W
早起きで健康的なはるかタンちゅきです。
・・・すみません、どうか逃げないで下さい。
夜空に星が瞬くように
失くせないものたくさんある
未来へ伝えて欲しいんだ
空の青や森の緑を
こんばん6ペンスの雨>みなさん
>877=遙嬢
夜の闇をはらう術式の果てに二人を…そして皆を待つものは!?
というわけで、大パラ♭第39号、お届けにあがりました☆
記録:6時間18分(w
(
>>874の続き)
昨夜と同じ病室に、打ち合わせのときの顔ぶれに加えて、茜、水月、慎二の姿があった。
どの顔も、一様に緊張に強張っている。事前に孝之や遙の父親の話で、おおまかな経緯は
知らされていたが、実際に目にするのは、このときが初めてだったのである。
「嫌な眺めだな」
「あんなのが、お姉ちゃんの背中にとりついていたなんて…」
慎二と茜、それぞれの口から言葉が漏れる。二人の目の前にある寝台の上に、後背から
2対の細い鞘状の翅を伸ばした遙の身体が、うつ伏せに寝かせられていた。
窓からの月の光を跳ね返す、新雪のような肌にそそり立つ”箍”。実に禍々しい光景だった。
「それで…私達は何をすればいいのですか?」
やはり動揺を隠せない面持ちで水月がモトコに問いかける。
「君達はこの寝台の四隅に立ち、結界を形成して欲しい。術式の間は、それがこの娘を護って
くれる。その結界の中で、私と涼宮さんは娘の背中の”箍”を取り外す」
「わかりました」
四人それぞれの声がモトコの言葉に恭順の意を示した。
「よし、それでは術式に取りかかろう。各自持ち場についてもらう。…では涼宮さん、参りましょう」
結界の役割を担った四人それぞれが、幻獣の意匠が施された護符を手にとってゆく。
“玄武”の護符を手にとった慎二は、寝台の北側についた。
“朱雀”の護符を手にとった茜は、南側へ移動した。
あとに残った護符は”白虎”、”青龍”の二つ。
伸ばしかけた孝之の手が、迷いのために一瞬止まる。その横から、細い指を持った手が”青龍”
の護符を掬い上げた。
「私はこれ。…というわけで孝之。あんたは”白虎”だね」
空いている水月の左手が残った護符を孝之に押しつけた。
「孝之。あんたはどっちにつく?私はその対角に立つことになるけど…」
「オレは西に立つ。速瀬は東についてくれ」
「OK」
結界を展開する準備が整った。
(続く)
(
>>880の続き)
四人が定位置についたのを確認したモトコが小声で何かを呟く。その瞬間、水月、茜、孝之、
慎二を各コーナーにした、一辺3m強の正方形を底辺にもつ、青白い角錐が現れた。
「こ、これが、結界…」
「その通りだ。これのために今夜はこの場所を確保した」
驚きを含んだ孝之の声に、モトコが答えた。
「これより、”箍”の除去に移る」
硬さを伴なったモトコの声が、術式の開始を告げた。
奇妙な光景だった。
“箍”の縁に隣接した皮膚をメスで10cmほど切り開き、神経に割り込む形で体内に入り込んだ
針状の物体をひとつひとつ取り除いてゆく。想像していたほどの出血が見られなかったことも
手伝って、外科手術というよりは、爆発物の処理作業を連想させた。
端で見ている孝之にも、モトコと遙の父親が、気の遠くなるような作業を確実な手順でこなして
いる様子が伝わってくる。どれほどの刻を費やすことになるかは判らないが、できることならば
少しでもこの苦難に立ち向かう者たちの力になりたい。そんな思いが、孝之の念をいっそう強い
ものに変えてゆく。
(遙、もう少しだ…)
(まだ…続く)
(
>>881の続き)
「患部、縫合完了」
疲労を多分に含んだ響きの遙の父親の声が孝之たちの耳に届いた。
「術式を終了します。お疲れ様でした。…ああ、君達もよく頑張ってくれた」
結界を形作っていた四人に、モトコが労いの言葉をかける。
「…うまく、いったのですか?」
伏せていた顔をあげ、孝之がモトコに訊いた。
「ああ、脳波にも脈拍にも乱れはない。あとは彼女が目を覚ますのを待つばかりだ」
自信に満ちたモトコの表情が頼もしく映る。
「そうですか。よかっ…」
言葉を返した孝之の脚が、おもむろに崩れた。
「おおっと!?」
床に投げ出されようとした孝之の肩を、慎二が支える。
「君達も休むがいい。この部屋のベッドを提供しよう」
そう言って、モトコが壁際に移したベッドを指差した。
術後の処置が施された遙の身体を乗せた寝台が別室に移され、二つのベッドが残された病室
にモトコと遙の父親が佇み、ベッドを見守っている。
ひとつは水月と茜が、そしてもうひとつは孝之が、さらに、その側の簡易ベッドに慎二が、
それぞれに身をおいて深い深い眠りについていた。
白み始めた窓の外から聞こえてくる小鳥の声が子守唄さながらに辺りを包んでいた。
(以下次号)
結局、長文規制に引っかかって3本立て…(;´Д`)
>878=デムパ名無し氏
♪失くした日々だけ 出会いがあるから
いつでも 人は誰でも 一人きりじゃない
○○萌えだと言えたなら
君を駄文で抱きしめられるのに
例えこの手が離れても
星よこの気持ち伝えて
夜空に星が瞬くように
僕らの行方照らすだろう
疲れきったmindに火を点け
涙まみれの顔あげて
こんばんRUN FOR…>みなさん
人の業を見守る星々のような彼の人に思いを馳せつつ、
7連続カキコという現実にもめげずにアージュ☆
何もなかったかのように単身スレを立ち去る
胸に隠したナイフが無気味に嘲う
例えスレの方向性を担っているようなものとはいえ
このままいくと真・粘着厨?
夜空に星が瞬くように
もう少しだけこうしていたいよ
夢の中まで聞こえているかい
二人が安らぎに浴する限り
こんばんソリティア>みなさん
ネタスレとは元来●●なもの…と彼の人も申されてはおりますが…<弱音
(
>>882の続き)
2つの、熱を含んだ吐息が、うすい闇に包まれた部屋の中を流れてゆく。
窓から差し込む月の光の中、ベッドの上でひと組の男女が、互いの肌を求め合っていた。
孝之と遙である。孝之の上体が遙の小さな身体を組み敷き、緩急の入り混じった抽送を繰り
返す。
そのリズムの中で、遙の息づかいに次第に声が入り始めた。
ラバー製の被膜に覆われた孝之の根を愛液で満たされた遙の陰が受け入れ、体温と収斂で
それを迎えている。
遙の唇から洩れる喜悦の声に誘われるかのように、孝之の腰の浮き沈みが大きくなってゆく。
「術式」の日からちょうどひと月の夜。深く、激しい快楽の波動の中でうわ言のように互いの名を
呼び合う二人。遙の心身を縛り付けていた”箍”も取り除かれ、今はただ求めるままに歓喜と温もり
を分かち合っている。
抽送の間隔が早まり、孝之の息づかいが激しくなった。それと呼応するように、遙の声のトーン
が次第に上昇してゆく。
断続的な圧迫感とともに、衝撃にも似た快感が孝之を襲い、短い、小さな叫びとともに孝之が
果てた。放出による脈動を下腹部で受け、熱を帯びた、ため息のような声が遙の唇から流れた。
精を放ち、力を失ってシーツに身を沈める孝之に遙が自分の身体を寄せる。その動きに
気づいた孝之が遙の肩を掴んで抱き寄せた。
しばらくの間、二人はそうして互いの吐息を間近で感じていた。
(続く)
(
>>888の続き)
「見て…孝之くん」
孝之の胸に体を預けていた遙が、窓の外を見上げたまま話しかける。
「ああ。きれいな満月だね」
いつになく澄みわたった夜空に浮かぶ、ジンライム色の真円。そこからもたらされる柔らかな
光が、二人の肌を包んでいる。
「あんなに、素敵な色だったんだ…」
「………」
考えてみれば、ああして夜空の月が輝きを増すたびに、遙の精神は闇を彷徨っていたので
ある。そうして遙に度々悪夢を見せていた”箍”も孝之やモトコたちの手によって取り除かれ、
再び今はその身を安息に委ねることができている。
「これからは、ずっと…一緒だよね?」
窓の外に向けていた瞳を孝之の顔に移し、遙がささやく。
「そう、その通り。もう、お前に寂しい思いをさせはしない…永遠に」
遙の瞳を見つめ返し、それが誓いの言葉であるかのように孝之が言った。
「うれしい…ありがとう」
瞳を潤ませ、頬をすり寄せてきた遙の肩をとり、孝之は遙の唇に、そっと自分の唇を重ねた。
((画面フェードアウト。EDテーマ&スタッフロールへ))
どこにもないどこにも似ない
溶けたこころは離れない
筋書きが無いワケでも無い
ここでしかないわけでもない
じょんじょん sage
♪ I Love You 世界で一つ
出会えた奇跡、最高のプレゼント
愛しい心、風に乗せて
思いも、声も、きっと届くから
Send My Heart ♪
>ALL
今晩、リトルモニカ・・・歌詞合ってる?
>890
不謹慎ながら、12連続カキコおめでとう(W
接続状態がどうも思わしくなくて、
カキコできなかった。
なんせケターイからだし。
星の瞬きそっと見つめ
人は涙を知り優しくなる
例えこの手が離れても
あふれる想いを伝えよう
こんばんUNIVERSE>みなさん
>891-892=ID:YyyOV8bT氏
いまあらためて思い知る粘着厨氏の苦悩…といったところでしょうか。
リルモニは…主題歌ですか?すいません、当方未プレイ故…。
主題歌といえば、耳に残ってるのは↓であります。
♪熱い熱い友情 たたけ悪魔超人
今がチャンスだ六神合体 漢はノーセーブ
(fromねこFD)
ところで、ケターイ単体ですか?それとも、PC+モバイルギアとかですか?
Shiny day Rainy day プライドを胸に
溶けたこころは離れない
青い風はきっと僕らを
そっと包み連れて行くよ
独り sage
夜空の妖星が輝きを増し
歴史の移り変わりを告げる時
それぞれの思いを持ちながら
我が闘争が始まる時
>ALL
今晩、マインカンプ
>893
漏れもリルモニは未プレイ。
デモをダウソして何十回も見てる。(W
改めて自分の萌え体質を認識。
リルモニのデモとか知佳ぼーとかエナ、リナとか
名無しタンとか節操無く・・・ってロリやん。(W
実は格闘技も結構燃えだったりする。
カキコはケターイ、一本勝負。
1カキコに二十分位かかる。(泣
|=゚ω゚)リルモニはティナ萌えなんだからな!
|ミサッ
夜空に星が瞬くように
弱い自分にケリをつけろ
例えこの手が離れても
胸の導火線に火を点けろ
こんばんガイシュツ?>みなさん
>895-897=sage名無しさんfromケターイ氏
う−む、人の嗜好は千差万別ですねえ。
ちなみに私は初めて他所にSSを投稿したときは
お姉さま系のキャラで話を進めたのであります。
でもまあ、炉は炉で気をひくポイントもありますよね。
実況ものはモータースポーツをよく観てました。
大パラ本誌のストーリー予測と同様、大パラ♭編集部におきましても
メインヒロインである遙嬢には、複数のBAD ENDルートが
確認されています。
これより、【BAD END小予想】と銘打って数回にわたっての
刊行を予定しております。
疲労 sage
夜の帳がおりるまで
リルモニ探して奔走するも
徒労に終わり
泣き濡れん
後半ニ行は俳句調(W
>ALL
今晩、デモループCHU!
((
>>842より。街中を単身で歩いているシーンで現れる選択肢において
“気のせいだろ”を選ぶとBAD ENDルートへ))
孝之は一瞬、異様な感触を覚えた。
誰かが背後から自分を見ている。そういう感覚に捕らわれたのである。
足を進めながら、幾度となく振り返ろうかと考えたが、なぜか視線は前だけを向いていた。
そうして歩いているうちに、孝之の耳が金属的な羽音を捉えた。
月を背にしていた孝之の影にその一瞬、別の影が重なった。
「!!」
いきなり後ろから羽交い絞めにされ、それに驚いたときには、足が5m以上地上から離れていた。
「な、何だ!?」
どうやら何かが自分の体を掴み、空中に持ち上げているらしい。
孝之を路上から持ち上げたそれは、5階建ての建物の屋上、その給水塔の陰に身を降ろした。
自分をここまで連れてきたものの正体を確かめようとした孝之の瞳が、驚愕に見開かれた。
「遙…?どうしたんだ?どういうことなんだ、一体!?」
そこには、自分が日ごろ、恋愛対象として付き合っている娘の姿があった。少なくとも、顔立ちは
とてもよく似ていた。しかし、孝之の目の前にいた人影は、およそ人には似ても似つかぬ外見を
持っていた。
(続く)
(
>>902の続き)
…コワガラナイデ
娘が言葉を放つ。
「オレが…オレが判るのか?」
…アナタニ、フレサセテ…コノトキヲ、マッテイタノ
孝之の問いかけに、娘が応えた。
「待ってくれ。話が見えないんだ。それに、その姿は…う!?」
さらに問いただそうとした孝之の目が、娘の瞳に捉えられる。その瞬間、孝之の身体から力が
失せ、瞳の光が弱まった。
抗う術を奪われ、うつろな瞳で地に手をつく孝之。その唇に、娘が自分の唇を絡ませた。
激しい息づかいとともに、孝之の身体の上で娘の身体が揺れている。
朦朧とした意識の中、孝之は、交接された下腹部だけで娘の体温を感じていた。
儀式にも似た、奇妙な営みが繰り返される中、娘の背の翅が光を放ち始めた。それは、娘の
唇から放たれる声が高くなってゆくにつれて、次第に強くなる。
やがてその光は二人を飲み込むほどに大きくなり…光が消えたときには、そこには何も残って
いなかった。
1ヵ月後。
街を包む月の光の中を、満月に影を映して飛翔する人影があった。
その人影に、寄り添うようにして月に影を映すものがもうひとつ。
その二つの影が、もとは普通の人間であったこと。そして、番のようなその姿が人の身であった
ころからのものであることを知る者はいない。
(遙BAD END1 闇ニ望ム永遠)
>898=避処地氏
ごぶさたでいっす(=゚ω゚)ノ
>901=sage名無し氏
ひと月前、当の「君望」でその状況を体験しました。
アージュ関連って、地方は厳しいのでしょうか?
話しかけてくれないから嫌われたと思った(つωT)お久しぶりです(泣
夜空に星が瞬くように
震える君の肩を抱いて
例えこの手が離れても
ガラスのプライドを握り締め
>905=避処地氏
すんません、他スレまわってました〜☆
毎度のご来訪、まことに恐縮ですっっ!
>避処地
判ってる。
漏れはセリアとメイタンをもらう。<欲張り
>耳(略
スマソ、割り込んでしまた。
漏れはバイクのGPとかよく見てた。
909 :
908:02/05/17 01:54 ID:l8yK396P
だけどデモに使われてる
猫がいっぱいいる
ティナの一枚絵は萌える〜。
いつかは俺もひとりきり
チャンスに挑む時が来る
例えこの手が離れても
後悔は決してしたくないから
こんばんハンギングロック>みなさん
>908-909=sage名無し氏
気になったので、OHPにdでみますた。
…スタンダードからチョトはずしたキャラ作りがヨカタかと。
メルトダウソ sage
デムパロボは壊れ気味
雨に濡れてショートする
いつからコワレたんですかねぇ?
さぁ、いつからでしょうなぁ・・・
>ALL
今晩、デムパ注意報!
>耳(略
野々原センセは当代一の
ロリゲンガー!<右手を前方
斜め四十五度にageながら
それはさておき、耳(略 はどんな
エロゲをプレイした事がある?
嗜好が違うから興味ある。
>912=sage名無し氏
'00の正月に中古でゲトした戯画の「バルドヘッド」が最初です。
で、半年おきに「バルフィス」、「〜バレット」と続いて現在に至る、
といったところであります。
(何か…うーむ、…まあいいや)
>耳(略
うーむ。
戯画のゲム自体はよく知らんが、
なんだか硬派っぽい感じがする。
漏れみたいにエローだったり、
ロリーみたいなのは特に人目を忍んで
買わなきゃならんからつらい。(W
915 :
にゃあ:02/05/18 11:23 ID:S18fh8rZ
アレですか?
夜空に星が瞬くように
溶けた心は離れない
例えこの手が離れても
二人がそれを忘れぬ限り…
ってやつ?
夜空に星が瞬くように
傷ついたことさえ語り合えたのに
秘めた想いの招いた悲劇は
幸せな時間を奪っていった
こんばんJulia>みなさん
>914=sage名無し氏
バル系でもねこFDでもレジに持って逝くときは背中に汗かきますた☆
基本的に決め買いなんですが、電器店のPCコーナーでサーチしているときも
ロケーションによっては体感温度が上昇したりなんてことはザラです。
(その点、アプラ○ドはかなりユーザーフレンドリーでした)
体験版(G−type)でプレイした中では「ソーサレス・キングダム」と
「ぐれえとハンティング」が印象に残ってます。
>915=にゃあ氏
その通りです。まあ、住人がた各々の嗜好を生かしてあちこち
弄り倒して遊んでみるスレ、といったところでしょうか。
スレのとりあえずのコンセプトは
>>2-5をご参照ください。
全壊 sage
あぁ、主よ
我に大いなる祝福を
与え賜うた事に
心より感謝せん
直訳:リルモニが手に入って嬉しい
>ALL
今晩、ゲトー!!
>耳(略
漏れは○ドバツで「ゆかちゃん あ・そ・ぼ」を
ゲトするという自虐プレイをかました
冒険野郎である。
>917-918=sage名無し氏
無事任務を遂行できた様ですね。おめであります♪
ゲトというと、私は「装甲姫バルフィス」(in○プライド)のときに
女性の店員にあたってしまったのですワ.
そのときのやりとり:
店員さん「環境の設定やインストール等はご自分で行えますか?」
私 「はい。問題はありません」
やぱ、このときが一番緊張しました、はい。
ははは、別スレ向けのHNで打ってしまいました〜☆>919
…すいません。
>919
同じくヨ○で FIFTH TWIN をゲトした時は、
女性客の近くで列に並んだなぁ。
その時の漏れの頭の中
「いますぐ南の楽園に逝って
白い砂浜を走りたい」< 現実逃避
夜空に星が瞬くように
お風呂上りにドカベン読破
例えこの手が離れても
ふたりがそれをドンマイ里中
_
, ´/, '^^ヾ
卯ミ!|リノ)))リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
lヾゝ゚ ー゚ノリ < 今晩我が闘争…
`゙(iつf⊃ \______
く/_|〉
し'ノ
いつも執筆活動、おつかれさまです…
あ、これ、編集部に差入れだよ。よかったら… つ◆芋キンツバ〜
>878さん
あの、初めまして…
878さんが戻っていらして、きっと粘着厨さんも、喜んでいると思います…
新参者の私に、声をかけてもらえて…うれしかったです(ぺこり)
よかったら、またお話してくださいね…(*^_^*)
うれし sage
夜空に星が瞬く時に
はるかタンが来てくれた
例えデムパ名無しでも
今夜はちょつとジェントルモード
>ALL
今晩、はっぴー☆ぶりーでぃんぐ
>922
こちらこそ、よろしくお願いします。
それにしてもドカベソとは中々
・・・あぁ青春よいつまでも〜♪
夜空に星が瞬くように
しっくりキちゃってもうトリコ
例えこの手が離れても
傷む背中さすり金を払う
こんばん晴れた空から突然に…>みなさん
>923=遙嬢
刊行が遅れ気味になってしまっておりますm(_ _)m
ドカベンといいますと、♪と〜れないボールがあ〜るものか〜 でおなじみの
水島先生の作品の他に、某グルーヴのアルバム収録曲を連想する罠、であります。
あと、差し入れ、有難うございます!
編集部員一同で召し上がらせていただきます☆
>923=sage名無し氏
おおっ、>878に続いて連続でバックg(略
…失礼。
>924=ID:fJLYbEn3氏
誰もがみんな放置してレスしてゆく
それでも「誰かが踏むかも?」というのなら
このマルポはいつかきっとIPをマークされる
削除人がのぞいた スレのログ あぼーんの文字が降る
((
>>863より。遙が近づく前に紙片を取り出す選択肢を選ぶとBAD ENDルートへ))
宙に浮いたまま、娘の身体が孝之のほうに近づいてくる。
孝之はポケットに入れていた手をそっと引き抜き、後ろ手に隠して娘の接近を待った。
近接距離まで近づきざま、紙片を貼り付けるつもりでいたのである。
娘の顔が目の前に迫ってくる。右手が孝之に伸ばされるのと同時に、孝之は自分の右手を
娘の肌に伸ばした。
紙片が娘の肌を捉えようとした、その直前、強い手応えが孝之の右手首を捕らえた。
「!!」
娘の左手が孝之の右腕を掴み返したのである。
孝之の手の中にある紙片そのものが、娘に苦痛をを与えているのか、娘の細い腕からは想像も
つかないような猛烈な力が手首にかかり、孝之の右手から紙片が剥がれ落ちていった。
言葉を失い、慄く孝之の視界の中で、娘の瞳がさらに光を失ってゆく。感情を完全に失ったその
目は、獲物を目前にした猛獣を連想させた。
次の瞬間、研ぎ澄まされた歯牙が孝之の首筋に突き立てられた。
深く、鋭い痛みが孝之を襲い、生暖かい流れが肌を濡らしてゆく。
脈動とともに体液が体外ヘと流れてゆくにつれて、孝之の視界と意識が、次第に闇に誘われる。
しかし、今の孝之には、それを阻む術は残されていなかった。
急速に終焉に引き込まれてゆく孝之の目に最後に焼き付いたのは、冷く輝く満月と、それを
背負って佇む遙の姿だった。
その顔には、かすかに悲しみの色が浮かんでいた。少なくとも孝之にはそう見えた。
(遙BAD END2 Predator in the moonlight)
夢中 sage
夜も更けているというのに
萌えた心は止まらない
例え朝が地獄になろうと
天国の時間を貪るのみ
>ALL
今晩、寝不足
>925
耳(略 も段々面白キャラになってきた。
漏れのデムパに冒されてきた?(W
>926
ヴァンプエンドを堪能できる話ですな。
冷たい月明かりに映し出される、
はるかタンの白い肌が目に浮かびます。
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れないさ
例えだとしてもこの手は離れないのさ
オマエがそれを忘れたらネコのウンコ踏ませるさ
うがぁぁぁぁ!
930 :
929:02/05/22 12:22 ID:khvGeFXp
この板には初めて来たのさ
こういう雰囲気好きだから結構楽しいのさ
「お願いします、また来て下さい」って頼むのならまた来てやってもいいさ
>929
葱へようこそ。どうしてもっつーならまた来てもよし。
その前に何故初カキコがこのスレ?w
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
遥かな祈りは言葉を越え
千里を渡りわかり合える
こんばんユーフォリア>みなさん
>927-928=sage名無し氏
こなれてきたのか、はたまたデムパが浸透してきているのか…
微妙なところであります☆
>929-930=ID:khvGeFXp氏
ようこそ、ageスレの極北へ♪
過去ログに目を通していただけるとより一層楽しめますかと。
言葉足らずで恐縮ですが、ここはひとつ…
「お願いします、また来て下さい」
是非、ふたたびのご来訪を!
>931=ID:2sr3LBcw氏
他板の関連スレにここのURLが貼られたのでは
…などと妄想してしまいました。
((
>>880より。立つ方角を決める場面で孝之を東側、水月を西側に立たせると
BAD ENDルートへ))
(………)
別室に運ばれてゆく遙を見送りながら、孝之は無言で立ち尽くしていた。
嫌な予感が精神を捉えていたのである。「術式」の成否を尋ねた孝之に応えるモトコの声も、
どこか力に欠けていた。その顔つきにも、あまり達成感が感じられなかった。
ひょっとしたら、大変なのはむしろこれからなのではないか。そんな、未来に対しての漠然とした
不安が、孝之の心を覆っていた。
あれからひと月。
遙は、未だ眠りから覚めていない。
意識の戻る気配は一向に感じられず、今はただ、彼女の身体の周りで機能しつづける医療機器
のデータの羅列だけが、彼女が辛うじて命を繋いでいることを伝えているに過ぎない。
あの日から、少しずつ孝之たちを包んでゆく、後悔と自責の念。
訪れる明日に描くのは、限りなく絶望に近い祈りの日々。
それでも、時の流れは何も感じぬかのようにすべてを移り変わらせる。
病床についた遙の、陶器のように白い肌は何も語らぬまま…。
(遙BAD END3 眠りの時)
↑をもちまして大パラ♭ver【涼宮遙】編、終了です。
明日のスレ移行の準備のため、今夜はこれにて。
常駐住人様がたのご愛顧の御陰をもちまして、いよいよ折り返し点です。
本当に有難うございます!!
ドッギャーン!! sage
夜空に向かってバルバルバルッ!!!
溶けた心でオラオラオラァ!!!
例え魔少年や奇妙な冒険でも
ドッゲェェェー!!! ようこそ来訪者
>ALL
今晩、マーチーンッッ!!!
>929
オッス! オラ、デムパ。
おめぇ結構強いデムパ名無しじゃねーか。
オラ、ワクワクしてきたぞ!
>931
そのカキコからすると
このスレの事をそれなりに知っている?
なにげに視姦率高い?(W
夜空に錨は引き上げられ
溶けたこころは離れない
例えこの手が離れても
新たな時が流れ出す
こんばんwill be affort>みなさん
>935-936=sage名無し氏
ROMの皆様は存外に多いのでしょう、おそらく
というわけで、これよりスレ移行作業に移らせていただきます。
御役御免のスレでテンプレてすと〜♪
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ _,.'⌒)
, ´/, '^^ヾ , ´f二コヽ
卯ミ!|リノ)))リ ! l !ノ リ i l age
lヾゝ゚ ー゚ノ∩ ノ∩l.゚ ー゚ノリ アージュ
`゙(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) アージュ
し(_) (_)J λ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こっちはズレてるカナ?ズレてるカナ?(違
コソーリ sage
夜空に星が瞬く時に
コソーリ前スレsageる名無し
耳(略 に見つからないカナ、ないカナ?
なぁに、見つからんよ < 誰?
>ALL
今晩、秋桜未プレイだぞっっっ!!!
スレも移行した事だし、残レス活用も兼ねて
引き続き高らかに、いやコソーリ
リルモニ讃歌でもするか。
見られてる気がするけど。(W
>避処地
最近来ないなぁ・・・と言う事で
コソーリ、カミングアウト。
>>908 の発言は撤回する。(W
ティナにもカナーリ萌えた。
つきましては、リトルモニカ永住権と
ル・コンセルト永久宿泊権及び
「三姉妹のお兄ちゃん権」を主張したいと思う。
なお、レスが無い場合は
了承の意と解釈させて頂きます。
夜空に星が瞬くように
溶けたこころは離れない
例えこの手が離れても
ふたりがそれを忘れぬ限り
こんばんわ。
今日の「その時歴史は動いた」は、
アメリカ東インド艦隊司令長官M.C.ペリーでお送りいたします。
>943
たまに逝くなら、こんなスレ。
ココはデムパの隠れ家です。
感電の恐れがあるので、
>>938 のリンク先へ退避して下さい。
困り sage
夜空に星が瞬く夜に
リルモニいつかコンプしたい
例え何回プレイしても
メイタンのCGが埋まらない
>ALL
今晩、おあずけCHU!
再遊戯 sage
夜空に星が瞬くように
溶けたエロゲをリプレイCHU!
例え萌エロゲ好きだって
たまには別のもやってみたい
>ALL
今晩、BabyFace
947 :
名無しさん@初回限定:02/06/05 14:45 ID:Ys78Yxo8
広告 sage
夜空の星の如き広告
沈みスレから離れない
例えあゆ釣りが解禁でも
そんなモンまで解禁すな!
>ALL
今晩、うぐぅ