ソフトロリ&ソフトレズ小説をうpするスレ2

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1名無しさん@ピンキー
ソフトロリ&ソフトレズ小説好きと職人さんが集うスレです。
需要は少ないかもしれませんが、ひっそりまったり頑張りましょう。

このスレのルール
1.広義のソフトロリ小説又はソフトレズ小説である事
2.なおかつエロ漫画小説板である事を忘れ無い事
3.陵辱や鬼畜等のハードな行為が出てくるものでも、読後ソフトだな、と思うものなら可、
  展開上仕方無い場合も可、グレーゾーンでも可、短いものから長編まで、投稿大歓迎です
5.広告や荒らしが来るので書く人も読む人も「原則としてsage進行」でお願いします
6.煽り叩きは徹底無視、
7.批評希望の職人さんは、辛口、中辛、甘口を明記してください。批評する方は
  それを見て、批評のスタイルを変えてあげてくださいね
22:05/02/25 20:47:11
2
33:05/02/25 20:52:48
3
4名無しさん@ピンキー:05/02/25 21:49:14
>>1
乙カレー

↓前スレです
ソフトロリ&ソフトレズ小説をうpするスレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1073737039/

過去のスレッドが見られない場合、にくちゃんねるを利用すると見られる場合があります。
( http://makimo.to/2ch/index.html 参照)
5名無しさん@ピンキー:05/02/25 21:56:33
即死判定ってどんな基準だっけ?
6名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:07:31
即死回避で、前スレに出てたソフトロリの定義(って言うと大袈裟かな)を
貼っときますね
7名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:10:05
5 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/10 23:58
ソフトロリってどういうものですか?



6 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/11 00:09
俺も一応の定義を聞きたいなあ。
キス・タッチどまりで挿入には至らないとか、全体的にらぶらぶムードとか
子供同士の背伸びしたえっちとかそんなイメージでいいのかな?
あとコメディ要素が強いとか。

7 名前:ひの ◆W2Z6LpgaXA [sage] 投稿日:04/01/11 00:26
全編通してセックス描写であっても、読後感がほんわかしてたりしたら
それはソフトな印象ですよね。ソフトかどうかっていうのはと、読んだ人
の判定次第かもしれないですけども、しいていえば、エロに場慣れしてる人がみて、
これソフトだな〜って思う感じじゃないかと。
ほんとに広義って感じですねー。
厳しくルールさだめちゃうと、職人さんを枠にはめすぎちゃう危険あるような気がします。
人体切断とか泣き叫んで苦しみ抜いて死んでしまうとか、読後の後味が重いものは
ハードに分類していいんじゃないでしょうか。
ただ、職人さんのテクニックで、そういう題材でもソフトに仕上げれる可能性もあるような
気もします。
8名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:13:37
8 名前:ひの ◆W2Z6LpgaXA [sage] 投稿日:04/01/11 00:30
ロリ、という定義に関しても、ほぼ自由でOKだと思います。
18歳でも幼女でもOK、みたいな感じで職人さんの好みのロリさ加減
でOKって感じで、幅広くいく方がいいんじゃないかと。
9名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:16:05
と、いう事だそうです。
(ひの ◆W2Z6LpgaXAさんは前スレを立てた方です)
10名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:09:26
前スレで印象的だった職人さんをageてみる

・CP作者(101)さん
長編「〜きゃっとぱにっく〜」の作者さん。明るくほのぼのしたエッチ、
そしてちょっと切ないラストの作品で前スレ初期〜中期をリード。
その後短編も一本うpしてくれた。どちらも気軽に読みやすかった。
また来てもらいたいもんです。
11名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:11:03
・濡尾満子さん
実力派のレズ小説作家。母娘相姦にこだわった小説の書き手です。
ご本人サイト→ ttp://oyakolap.hp.infoseek.co.jp/mokuji.htm
12名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:13:34
・BeefEater ◆Ao5h4TjK66さん
文章力があり、格調高い文体の作品をうpしてくれた。
「レズっぽいしっとりした雰囲気がとてもよく出ている」とは
濡尾満子さんの弁。
これから、というところで中断してしまったので残念です。
13名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:15:27
・妄想力学院さん(へろへろさん)
おそらく同一人物。独特の書き出し、簡潔ながらも非常に
エロさを感じさせる文体が特長。まとまりが(・∀・)イイ!!
ソフトロリに限らず、「小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ」
にも投稿されていた。
14名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:20:05
・465さん
女性の方。ご自分の体験をもとにしてソフトレズ短編を
書いて下さった(*´Д`) 貴重なタイプの作家さんです。


他にも短編をうpして下さった方が何人もおられました。
一人一人挙げきれなくてスマソ
今度もまた、皆でスレを少女でいっぱいにしましょう(*´д`*)
15蛇足:05/02/25 23:22:54
・「優梨亜&鏡介」作者
続きが書き上がってないため即死回避作業中(つーか早よう書け)
前スレ中盤から書かせてもらってます。
どうも長文化・グダグダの方向へ進みがち、作中の季節が
現実とどんどんズレて行く(追いつけてない)と、色々欠点あり。
ネ申が降臨するまでの保守代わり、とでも思ってやって下さいorz
161:05/02/26 14:09:46
>>15
保守ありがとうございます。
普段の描写こそ濡れ場の花と思いますので、長文化はむしろ良と
思います。SSスレじゃないですからね。
17名無しさん@ピンキー:05/02/27 20:06:39
優梨亜&鏡介作者さん、あなたの小説を心待ちにしている読者がたくさんいるんですよ!
できるだけ引き延ばしてください。完結して欲しくありません。
さみしいから…
18名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:04:40
新スレに移ったんで、とりあえずキャラ紹介や前スレでの流れを。

兄 星野鏡介(きょうすけ)
高校三年生。優梨亜の兄。
品良く整った顔立ちで、かなりの美形。ゆるい癖のある明るい茶色の髪
学業優秀にして運動能力もそこそこ。何をやらせても水準を超える技量を
示す。でもロリコンでシスコン……_| ̄|○

妹思い。自分に対して少なからぬコンプレックスを抱く優梨亜の心情を、
普段から気に掛けている。妹を大切に守ってあげたいと思う一方、妹への
兄妹愛以上の感情を否定できずにもいた。
19名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:05:33
妹 星野優梨亜(ゆりあ)
小四。鏡介より七歳下。
愛らしさあふれる容貌の美少女。髪は柔らかくさらさらで、肘の辺りまでの長さ。
成績関連は中の上〜上の下を行ったり来たりというところ。
明るく素直で、おっとりした性格。だがその裏には繊細さともろさが隠れてもいる。
相当のブラコン。

学校では決して落ちこぼれな訳ではないのだが、優秀な兄と比べるとやはり
見劣りがする。そうした事もあり、両親の目は兄だけにしか向いていないのでは
ないか、と悩むことがあった。それでも、ずっと憧れ続けてきた兄へは妬みや
ひがみを覚えないようにと、無意識に努めていた。
20名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:06:33
お互い単なる好意以上のものを抱きながらも、それを言い出す事は出来なかった二人。
そんな中転機が訪れた。故意ではないものの、優梨亜の自慰行為を鏡介が見て
しまったのだ。気まずい空気に陥る二人。あんな事をしていた自分は、兄に
嫌われるのではないかと優梨亜は恐れる。だが鏡介は嫌いになんかならないと
言ってくれた。エッチでも別に構わない、優梨亜がしていたのは決して悪い事じゃ
ないとも。
 叱ったり、弱みにつけこもうとしたりしない兄に、優梨亜はホッとする。そして
今まで抱いてきた鏡介への想いを打ち明ける。両想いだったと知った鏡介は、
兄妹という関係に悩みながらも、優梨亜の気持ちを受け入れた。

……そして色々とえちい事をしつつ、現在に至ってますw
21名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:09:37
ようやく本文ですw 優梨亜の視点で


 My SweetHeart 第六話

 体温計の鳴る音がした。パジャマに手を入れて、わきの下から取り出す。
36度7分。熱は下がってきたみたい。お布団に入っているのも、少し飽きて
きちゃったな。
 今日は12月3日。私は昨日から、風邪で学校をお休みしてます。一昨日の
午後からちょっと気分が悪くなって、夜には熱が出ちゃった。でもそんなにひどい
風邪じゃなかったみたいで、今日はだいぶ良くなってきた。
 さっきカーテンを閉めたけれど、夕飯にはまだ少し時間がある。寝ているのも
退屈してきちゃったし……
「お兄ちゃん、また来てくれないかな〜」
 ベッドの中でつい独りごとを言った。お兄ちゃんは高校から帰ってくるとすぐ、
私の具合を見に来てくれた。そんなに長くは居ずに、「ゆっくり休んでね」と言う
と自分の部屋に行っちゃったけど。まあ私のそばにずっと居たら、風邪うつっちゃう
もんね。
 早く元気になって、お兄ちゃんと一緒にいたいよ。今日はだいぶ楽になってきた
から、もう少しのガマンかな。
「お兄ちゃん。ゆり、早く良くなるから」
22名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:11:15
 私のお兄ちゃんの名前は鏡介。七つ年上で、かっこ良くて何でも出来て、
そして優しい。お兄ちゃんは私の自慢だし、大好き。きょうだいとしてだけじゃなく、
男の人としても……
 お兄ちゃんも同じ想いを、私に対して持ってくれている。兄妹でそういう風に
好き合っているのは、いけない事なのかもしれないけど……でもゆりは幸せです。
 お兄ちゃんは私を認めて、大切にしてくれるから。人からお兄ちゃんと比べ
られて(自分自身でもお兄ちゃんと比べて)つらい思いをした時があったけど、
今はもうそんな事ない。お兄ちゃんはずっと私を好きでいてくれる、優梨亜が
いるだけで幸せだよって言ってくれたから。
 お兄ちゃんとはキスした事もあるし、もっとエッチな事もしちゃってます。本当は
いけないのかもしれないけど、そういう事するのは嫌じゃない。好きな人同士だし、
それに……お兄ちゃんはゆりをすっごく気持ちよくしてくれるから。
「うぅん……」
 お兄ちゃんのことを想っていたら、何だか胸がきゅうっとしてきちゃった。切ない
って言うのかな、こういう気持ち。じっとしていられなくてバタンと寝返りを
打ったら
「きゃっ」
 思わず声が出ちゃった。脚を動かしたからか、下着とあそこが擦れちゃって……
いきなりで驚いたけど、でも少し気持ちよさを感じちゃった。
23名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:12:52
「はぁん……」
 気が付いたら、手がパジャマのズボンに向かってた。それもあそこの近くへ。
いけないって一瞬思ったけど、でも止められないよ……
「んっ、くぅ」
 パジャマの上から、指がわれめをなでちゃう。ちょっとだけならいいよね、って
思ってしてるうちに、だんだんなでる力が強くなっちゃう。 
「はうんっ!」
 強めにクリを押しちゃって、ベッドの中で身体がびくんとした。自分でするの、
もう止められないかも。最初は偶然下着がこすれただけだったけど、その前から
お兄ちゃんのこと想って、切なくなってたから……
「おにいちゃあん……」
 少し布団にもぐって、ひざを抱えるようにした。そして、指がぱんつの中に入って
いく。われめをなぞって行くとすぐに、気持ちいいところに当たった。
「はっ……ん……やぁ」
 くにゅくにゅと、ちっちゃなお豆みたいなところ――クリをいじっちゃう。人差し指で
押すように、くにくにしてみたり。二本の指でごく軽く、つまんでみたり。
 お兄ちゃんがゆりを可愛がって、気持ちよくしてくれるから、最近は一人でする
ことはあまり無かった。久しぶりの「おな」だから、何だか恥ずかしいよぅ。
24名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:14:13
 私のベッド(枕の上の方)には、物が置ける棚みたいなのが付いてる。
目覚まし時計とか、小さいぬいぐるみとかが乗ってるんだけど
「お兄ちゃんっ……」
 私は少し迷った後、左手をその棚に伸ばした。当てずっぽうで手を動かして、
目覚ましの隣にあるものを取った。
 それは写真立て。お兄ちゃんとゆり、二人一緒に写ってる写真が入ってます。
それを枕元に立てて置いて、お兄ちゃんを見ながら……
 って思ったんだけど、やっぱり正面にあると、お兄ちゃんと目が合っちゃうと
恥ずかしかった。ぱたんと写真立てを倒す。これなら斜めになって、少し見える
くらい。だけどやっぱり、どきどきしてきちゃう。
「んっ、ふあっ……」
 枕にギュッとほっぺを押し付けて、目をつぶる。もう一度指を動かし始めた。
クリをいじるこの指が、お兄ちゃんのだったら……
「はうぅぅん」
 われめが熱くなってきて、じゅんっとしちゃった。指先がぬるぬるしてるのに
気が付く。そっと目を開けると、写真立てが見えた。
「お兄ちゃん……ゆり、きもちいいよぅ」
 今の様子を知ったら、お兄ちゃん怒るかな? それとも恥ずかしがるかな?
エッチな子でごめんね、お兄ちゃん。
25名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:15:49
 クリだけをいじってたけど、もう少し下の方も触ってみる。お尻までは行かない
おまたの真ん中へんに、ちっちゃい穴。「ちつ」って呼ぶらしい(もう一個の名前
は何だかすごく恥ずかしかった)。
 指先でその入り口をなでると、ぴくっとしちゃうくらい気持ちいい。クリとは
また違った感じ。ぬるぬるしたのがココから出て来てるよお……
 顔がぽおっとしてきた。これ、風邪の熱じゃないよね。
「はあっ、んくっ」
 触る指を人差し指から、小指に替える。おまたの穴にほんの少し、入れてみた。
「あぅぅ」
 おまたがきゅうっとして、背筋がぞくっと気持ちいい。ココに指を入れるのは、
最近お兄ちゃんがしてくれるようになった。初めての時はちょっと恐かったけど、
お兄ちゃんは濡らしながら少しずつ、優しくしてくれたの。
 穴に入れた小指をそっと動かす。あんまり奥までは行かないように、第一関節
くらいまで。深く入れるのは恐いし、それに大切なものがあるってお兄ちゃんが
言ってたから。
 でも……ほんの入り口だけでも気持ちいい。小指を入れたり出したり、中で
くにくに動かしたりすると、身体が震えそう。お兄ちゃんがゆりを敏感にして
くれてるから、ちょっとの事でも感じちゃうよぉ。
26名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:18:52
「やっ、あん」 
 くちゅくちゅしながら、お兄ちゃんの事を思い浮かべちゃう。お兄ちゃんの
指でも今はきついくらいだけど、ココには男の子の……おちんちんも入っちゃう
らしい。それは「せっくす」って呼ぶんだって。大好きな人同士でする、一番
気持ちいいこと。でもゆりはまだ小さいから、いきなり「せっくす」は出来ない。
無理をして傷つけたりしないように、少しずつ指で慣らしていくんだって、お兄
ちゃんは言ってた。そうしていけばいつか、お兄ちゃんと「せっくす」出来るの
かな……
「おにい……ちゃあん」
 指先でくちゅくちゅするだけでも、こんなに気持ちいいのに。お兄ちゃんの
おちんちんが入ったら、どんなになっちゃうんだろう? 
 お兄ちゃんのは普段からおっきいけれど、ゆりとしているともっと大きく、それに
熱く硬くなっちゃう。まだ「せっくす」は出来ないから、二人でするのはアソコを
くっ付けて、一緒にこすり合わせること。そうすると二人とも、すごく気持ちよく
なれる。
(お兄ちゃんの……おちんちん……)
 私は「ちつ」から小指を抜いた。人差し指と中指を付けて、われめに沿って
当てる。動かし始めた。お兄ちゃんがおちんちんで、ゆりのおまたを擦ってくれる
時を思い出して。
「んっ……んあぁっ、おにいちゃ……」
 指だけじゃなくおまたも、腰も動いちゃうよ。ゆりの指はお兄ちゃんのおちんちん
より、ずっと細い。だからだんだん、手首の方まで使うようになっちゃって……
27名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:23:00
「やっ、だめぇ……ひゃあん!」
 われめやクリがこすれて、どんどん気分がふわふわしてくる。気分だけなら、
お兄ちゃんと「すまた」をしてる時みたい。二人とも裸になって、ゆりがお兄
ちゃんの膝の上に座って。そして抱き合って、気持ちいい所をこすりっこ
するあの時。
(すごいよお兄ちゃん……ゆり、ヘンになりそうだよぉ!)
 二人とも、ぎゅっと抱っこして「すまた」をするのが好き。ゆりがお兄ちゃんと
向かい合ってる時もあるし、お兄ちゃんの胸に背中を寄りかからせてる時も
ある。抱っこだけじゃなく、ベッドに一人が仰向けになって、もう片方がその上に
乗っかる(?)ようにしてやる事も、たまにあります。
 そんな、普段の「すまた」のパターンが思い出されちゃって……お兄ちゃんと
してるんだって思いながらおまたを擦ると、もう限界……
「んっ、やあっ……お兄ちゃん、好きぃ」
 お兄ちゃん、優しく抱っこして……ゆりを「ぎゅっ」として……もっといっぱい、
いっぱいこすってよぉ
「お兄ちゃん、おにいちゃあん。はうぅん!」
 枕元の写真、お兄ちゃんが見えた。その瞬間ベッドの中で、身体がびくんっ
て大きく震えた。ゆり、「おな」でイッちゃったよぅ……
28名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:26:28
「はあ……」
 息が整うまでに結構かかった。落ち着いてくると、急に恥ずかしさがわいて
来た。ひとりエッチはいけない事じゃないし、やっても別に構わないってお兄
ちゃんは言ってくれるけど……でもあんなにお兄ちゃんの事思いながらしたの、
初めてだから。恥ずかしいような、お兄ちゃんに悪かったような。
 枕元の写真立てを、私は手に取った。二人とも半袖。この写真を撮った頃
よりずっと、ゆりはエッチになってる……
「ごめんねお兄ちゃん……でも、本当に大好きだよ」
 私は一度、写真立てをぎゅっと胸に抱いた。そしてベッドから少し身体を
起こして、元の位置に大切に置いた。
29名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:29:16
ひとまずここで区切ります。
女の子のオナニュはよく分からんのですorz
脳内補完でよろしくおながいします

この後、部屋に鏡介が来ます
30名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:43:48
優梨亜をエロくし過ぎたかも……
読み直したらちょっと心配になってきますた
自分では判断つけ難いorz
31名無しさん@ピンキー:05/03/01 20:43:57
エッチでいいです!
カウパーが爆発しそうです!!
32名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:38:13
神様、今週はお休みだと思ってました・・・ありがたや〜ありがたや〜
正座といちゃったけど、許してくれますよね?
33名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:36:02
>>32
許すも何も、読んでもらえるだけでありがたいです( ´∀`)

>>31
爆発しそうなところすんません、今日はあんまりエロくないっすorz

28の続きです

「はぁ」
 布団に入り直すとため息が出た。ちょっと疲れちゃった感じ。また熱が
ぶり返しちゃうかな? でも気分は悪くないから、たぶん大丈夫。
(服、直さなくちゃ)
 膝くらいまで下ろしてたパジャマのズボンとぱんつを、布団の中ではき直そうと
したら。コンコン、ってドアをノックする音がして
「優梨亜、ご飯持ってきたよ。入ってもいい?」
 お兄ちゃんの声がした。ええっ、もうそんな時間だったの?
「ちょ、ちょっと待ってー」
 慌てて私は服を直す。ベッドの中でもぞもぞしながら、パジャマとぱんつを
引っぱり上げた。
「いいよ、お兄ちゃん」
 私が答えると、ドアが開いてお兄ちゃんの顔が見えた。お盆を持って、
もう片方の手で器用にドアを開けて、部屋に入ってきた。
 私は掛け布団を、顔の下半分くらいまで引き寄せちゃった。お兄ちゃんには
会いたかったんだけど、さっきまでひとりエッチしてたから……顔合わせるのが
恥ずかしくて。
「夕飯だよ優梨亜。眠たいのかな?」
 少し布団にもぐった私を見て言うと、お兄ちゃんはベッド近くのサイドテーブル
にお盆を置いた。小さい土鍋と私のお茶碗、スプーンなんかが見えた。
「ううん、別に……」
 私は口ごもりながら、ゆっくり身体を起こした。
34名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:39:13
「寒くない?」
 お兄ちゃんが床にあった上着を取って、肩に羽織らせてくれた。
「あ、ありがとう」
 何だか話し方が不自然になっちゃう。
「熱は下がった?」
「さっき測ったら六度七分だったよ」
 そう答えると、お兄ちゃんは「おやっ?」って感じの顔をした。
「どうかした?」
「いや、平熱に近いわりには、優梨の顔赤いからさ。大丈夫?」
 少し心配そうに、私の顔を見てくる。
「だいじょぶだよ〜。気分も悪くないし」
 そうは答えたけれど、胸がドキドキしてる。顔が赤いのって……
さっき「おな」してたからだよね。お兄ちゃんに分かっちゃうかなぁ? 
「ちょっといい?」
 お兄ちゃんは右手を出すと、私のおでこに当てた。熱さを確かめてる
みたいだけど
「ん〜、こっちの方が分かるかな? よっと」
「わわっ、お兄ちゃん!?」
35名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:41:05
 お兄ちゃんは顔を寄せると、今度はおでこをくっ付けてきたの。自分と
ゆりの前髪を持ち上げて、おでこ同士を。
(ゃぁん……)
 びっくりしたのと照れたので、ますますどきどきしちゃう。おでこを離すと、
お兄ちゃんは目を開けた。
「そんな測り方されたら、もっと熱くなっちゃうよっ」
 照れ隠しに私が文句を言うと、お兄ちゃんも恥ずかしそうに笑った。
「ごめん、それもそうか」
「で、熱どうだった?」
「うーん……かえって分かりにくくなっちゃった。まあ体温計で6度7分なら
大丈夫でしょ」
「もおっ!」
 怒ろうとしたんだけど、何だか吹き出すみたいに笑っちゃった。お兄ちゃんも
つられて、少しの間二人して笑ってた。
(ひとりエッチしてたの、気付かれずに済むかな……)
 笑いが止まると私はそう思った。お兄ちゃんはもう、お盆の方に目を向けてる。
「いつまでしゃべってると冷めちゃうな」
 そう言って土鍋のふたを開けて、お茶碗にお粥をよそる。卵の入ったお粥に
スプーンを添えて、渡してくれた。
「はい、熱いから気をつけて……んっ?」
36名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:43:33
 小さく声を上げたお兄ちゃんは、受け取ろうとした私の手を見てる。
「どうしたの?」
「何か、指が濡れてる」
「え、やぁっ」
 どうしよう。さっきしてた時のお汁が、指に付いてる……
「優梨亜、それって……鼻水?」
「ちち、違うよお!」
 思わず言い返す。勘違いされてるみたいだけど、これはこれで
恥ずかしいもん。お兄ちゃんはくすっと笑うと
「じゃあ何?」
 と聞き返してきた。いじわるする様なお兄ちゃんじゃないから、本当に
分からなくて聞いてるんだろうけど。でも、言えないよぅ。
「まあ何でも、食べる前にはきれいにしないと」
 お兄ちゃんは私の手を取った。
「えっ、自分でふくからいいって」
 そう言ったけど遅かった。お兄ちゃんの手が私のに触れて、そしてぬるっと
滑った。
「あ……」
 何かに気付いたみたく、お兄ちゃんがハッとする。やだ、どうしよう。
「優梨亜、これって」
 少し言いにくそうに、お兄ちゃんはつぶやいた。
「手の平とか手首も濡れてるね。それに」
 やあっ、お兄ちゃん私の手、引っぱらないで……
「少し、優梨の匂いがする」
37名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:46:03
 かあっと顔が熱くなった。恥ずかしくて下を向いちゃう。
「気持ちいいこと、してたの?」
 お兄ちゃんが尋ねてきた。怒ってる言い方じゃなく、優しくそっと。
「……はい。ごめんなさい」
「別に僕に謝ることないよ」 
 私が小さい声で答えると、お兄ちゃんはぽんっと、私の頭に手を置いた。
「悪い事じゃないんだから。でも、今はやらない方がいいと思う」
 私の髪をなでると、お兄ちゃんは続ける。
「あれやると、結構疲れるでしょ。体温も息も上がっちゃうし。風邪が
ぶり返すと困るよ」
 決して叱るんじゃなく、優しく心配するようにお兄ちゃんは言ってくれる。
「ちゃんと治るまでは静かに寝てな、優梨」
「うん……分かった」
 そう答えるとお兄ちゃんは軽く笑って、よしよし、ってしてくれた。こんなに
優しくて、大好きなお兄ちゃんだから、したくなっちゃうのかも……
 私の頭の後ろに、お兄ちゃんは手をやった。顔をくっと近寄せる。
「元気になったら、またしてあげるからさ。今日はこれで我慢して」
 お兄ちゃんはちゅっ、とキスしてくれた。ほんの短い間だけど、ゆりの唇に。
(やっ、はうぅん)
「おにいちゃぁん……キスしたら、風邪うつっちゃうかもよ」
「てへっ。本当は風邪うつるくらい、長くキスしたいな」
 そう言うとお兄ちゃんは、恥ずかしそうに笑った。
38名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:48:02
「そうだ、ご飯が冷めちゃう!」
 思い出したように言うと、お兄ちゃんは私から離れた。タオルのおしぼり、
お粥の入ったお茶碗の順で、こっちに渡してきた。
「お兄ちゃんが作ってくれたの?」
「いや、今日は母さん。舌、火傷しないようにね」
「うん」
 ふうふう冷ましながら食べ始めると、お兄ちゃんは立ち上がった。
「じゃ、もう行くよ。食べ終わった頃お盆さげに来るから」
「……薬も持って来るんだよね」
「そういうこと」
 お兄ちゃんはくすくす笑いながら、部屋を出て行った。
「んもう」
 最後にちょっとからかわれちゃったけど、でもお兄ちゃんの言ってたことは
守らなきゃ。これからは……アレしないでちゃんと寝てよっと。早く治して
元気にならなきゃ。あっやだ、早く元気になりたいのは、早くお兄ちゃんと
したいからってわけじゃないよ。
39名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:56:20
第六話、終了です。
あんまエロくないんですがソフトということでorz

>>17みたいに言ってくれる人もいて嬉しいんですが、
いずれは完結します。まあ、まだ書きたい内容(妄想)が
色々あるんですけどw 次はおそらく手コキ足コキなど_ト ̄|○

少し書くペースを上げるつもりです。
あくまでも「つもり」、なんだけどねorz
40名無しさん@ピンキー:05/03/03 20:11:53
こんなに早く新作ができあがってる!!
ありがとございます。
41名無しさん@ピンキー:05/03/05 04:36:35
作者様、あんまり急がない方がいいでし・・・
週一回で充分癒されるでし・・・・
42名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:39:08
>>41
分かりますた。急ぐばっかりで
質が落ちたりしないよう気をつけます。
(無いもんは落ちねーべ? とか言わないでね_| ̄|○)

第七話です
43名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:41:02
My SweetHeart 第七話

 膝の上で妹が、甘い声を出している。優しく抱いて髪をなでてあげると、
振り返ってにこっと微笑んだ。そしてまた、恥ずかしそうに腰を動かす。
 リビングのソファーの上で、僕と優梨亜はまたエッチな事をしていた。今日は
土曜日。父さんは仕事が終わらないとかで出勤し、母さんも美容院で午後
から家を空けていた。二人でテレビを見ていたら、優梨亜が僕にくっついてきて。
膝の上に座ってるうちに、いつしかひっそりとあそこを擦り付け始めた。僕に
気付かれた時の、びっくりしたような恥ずかしそうな顔が可愛くて、そのまま
膝の上でオナニーさせてあげた。一週間ほど前、風邪で寝込んでいた時も、
幼い身体はうずいていたようだったし。
「んっ……はうぅっ」
 妹のあえぐ声と、乱れ始めた息づかいが耳を打つ。テレビはもう消したから、
静かな部屋の中で優梨亜の声と息が目立っている。
 膝頭に手をついて、優梨亜は僕に背を向けて座っている。オレンジのニットと
黒いデニムのスカートをまとった10歳の身体は、とても小さく軽くて、大切に扱わ
なきゃという気にさせられる。
 優梨亜と僕は愛し合っている。兄妹として以上に、男女として。唇を重ね肌を
触れ合うのも、その自然な延長として行っていた。
 二人の関係について、僕が一番恐れているのは……「好き」という優梨亜の
気持ちを、僕が弄ぶという状況に陥ること。自分の性欲を満たすためだけに、
優梨亜の気持ちを利用する――そんな事は絶対にしたくなかった。
 
44名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:43:51
 だからいつも、優梨亜に気持ちよくなってもらうのを優先していた。
妹は、僕が彼女の気持ちを利用する事なんかないと、信じてくれて
いるから、なおさら大切に可愛がってあげたい。焦ったり無理をさせたりして、
優梨亜の体や心を傷つけないように。
 まあ優梨亜の顔を見たら、傷つける気なんかわいて来るわけが無い。
兄が言うのも何だけど、そのくらい可愛いらしい子だった。幼いながらも
愛らしく整った顔立ち。大きくつぶらな瞳は、うるんだように綺麗に澄んでいて、
いつも純粋な視線で僕を見てくれる。ふわっと甘くいい匂いがする、長い髪。
その髪を今日は左右二つに結んでいた。普通のツインテールじゃなくて、上の
方の髪を少し取って、左右に結わえ、残りはそのまま流している――ちょっと
説明しにくいけど、可愛い髪形です。
「ねえ、お兄ちゃあん」
 そんな妹が、僕の胸に寄りかかってきた。ほんのり上気した顔で見上げてくる。
「さわって……くれる?」
 恥ずかしそうな顔で、優梨亜は僕にお願いした。
「はい、優梨亜」
 答えると、妹は遠慮がちな手つきで少しずつ、スカートをめくり上げた。
猫やうさぎ、くまの可愛らしい柄が、小さくいくつもプリントされた白いぱんつ。
おまたには丸くうっすらと、女のコの蜜が広がっていた。
45名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:45:41
 湿った中心に指を当てて、軽くなでる。ぬちゅっと濡れた布地の、柔らかな手ざわり。
「お兄ちゃん、直接さわって」
 小さな声で優梨亜がそう言った。恥じらいと期待感が入り混じった表情。クロッチ
と肌の隙間に、僕は指をさし入れた。幼い妹の性器をなぞっていく。
「はうぅぅ……」
 甘い声を漏らす口を、優梨亜は恥ずかしげに両手で覆った。彼女の大切な
ところは、「しっとり」と「ぴちょぴちょ」の中間くらいに潤っていた。
「僕の膝の上は気持ち良かった、優梨?」
 少しの間をおいて、優梨亜はこくんとうなずいた。
「でも……お兄ちゃんにしてもらうと、もっと気持ちいいよ」
 そう言って、はにかんでうつむく。思わず抱きしめたくなるくらい、可愛い
しぐさだった。
「それじゃあ、いっぱいしてあげる」
 僕は右手を動かし始めた。クリをこねるようにいじり、そっとつまんで優しく
ひっぱる。幼い膣口を指先でくすぐる。恥ずかしいお汁をすくい取って、敏感な
お豆にぬるっとなで付ける。
「やっ、お兄ちゃ……あんっ!」
 その度に優梨亜の身体が震える。快感を覚えてくれてると思うと、やっぱり嬉しい。
「お兄ちゃん、気持ちいいよぅ……もっとぉ」
 もじもじした口調でおねだりしてくる。そんな優梨亜を僕は軽く持ち上げて、
くるっと半回転させた。対面するように体の向きを変え、膝の上に下ろす。
46名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:48:30
「優梨亜、お尻触ってもいいかな?」
 僕が尋ねると、はにかみながら首を縦に降った。スカートをめくって、ぱんつの
上から右手をかぶせる。片手にも収まるかと思えるほどに、ちっちゃなお尻だ。
その丸みに沿った、綿のぱんつの柔らかさをしばし楽しむ。
 くすぐったそうに微笑みながら、僕の顔を見上げる優梨亜。声が少し上ずる
のを自覚しながら、僕は尋ねた。
「直に触っても……いい?」
「うん」 妹はうなずくと、頬を桜色に染めて続けた。
「いちいち聞かなくてもいいよ。お兄ちゃんがしてくれる事は……全部気持ちいい
事だもん。お兄ちゃんいつも優しくて、イヤな事なんかしないもん」
 そう言って、ほんわかとした笑みを浮かべる。
「もう、優梨ったら」
 口ではそう返したけれど、優梨亜の言葉はとても嬉しかった。優梨亜に信じて
もらえている――その気持ちを裏切りたくない。いつにも増して優しい手つきで、
僕は白いぱんつに手を滑り込ませた。
「きゃあんっ」
 小さな身体がふるっと揺れる。すべすべした柔らかなお尻の肌は、僕の
手の平に吸い付くようだった。優梨亜は本当に華奢で、ほっそりした体型
だけど……でもお尻だけは愛らしくぷりっと膨らんでいて、何とも言えない
エッチっぽさを感じちゃう。滑らかなお尻を撫でていると、どうしようもなく
興奮してくる。
47名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:50:28
 優梨亜に許可を得た後(「だから、聞かなくてもいいのに」とも言われたけど)、
膝の辺りまでぱんつを下ろした。小っちゃな白桃そのものといった感じの、優梨の
お尻があらわになる。すごくやわらかくて、それでいて弾力感もある。「ふにふに」で
「ぷりぷり」の10歳のお尻を、優しくなでてあげると
「はうぅうん」
 火照った優梨亜の表情がますます、ぽわん、としてきた。優梨亜はお尻でも
気持ち良くなれる子だった。そしてそれは、お尻のほっぺだけじゃなく……
「やあんっ!」
 小4の体が大きく震えた。人差し指でつんっと、お尻の穴をつついたからだった。
指先で穴の表面をくすぐると、優梨亜の身体がガクガクし始める。
「やっ、そこはだめだよぅ」
「気持ち良くない?」 
「気持ちいいけど、でも……」
 優梨亜は恥ずかしそうに、僕にぎゅっとしがみついてきた。
「汚いし、それに思うんだけど……お尻なんかで感じるの、エッチ過ぎないかなぁ?」
「いいんだよ。僕は優梨がエッチでも、大好きなのに変わりはないし。それに優梨
に気持ち良くなってもらえるのは、すごく嬉しいんだ。だから……いつもみたく、
お尻で感じていいよ」
「ほんとに……?」
 顔を上げた妹に、僕はうなずく。
48名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:53:16
「それじゃあお兄ちゃん……ゆりのお尻を、もっと気持ちよくして下さい」
 真っ赤な顔で、優梨亜はお願いしてきた。その小さくつややかな唇の前に、
僕は立てた小指を出した。優梨亜は指を口に含み、くちゅっという音と共に
しゃぶり始める。
「ローション無いから、よく濡らしてね」
「ふぁ、ふぁい」
「そう言えば、ここで――リビングでするのって初めてだね。だからこんなに
濡れちゃってるのかな」
 指フェラをされる興奮をごまかすように、優梨亜にそっと言った。そしておまたを
撫でる。妹は耐えていたが、その内「ひゃうん」と声を上げて、指から口を離した。
「この位でいいかな」
 僕は優梨亜のお尻へ、濡れた小指を伸ばした。女のコのお汁も絡め取って、
お尻の穴へ向かう。
「力抜いて」 「はい」
 菊花に例えられる小さな入り口に、指先を当てる。そしてゆっくりと、入り込ま
せていった。
「やあぁぁんっ」
 指が進むごとに、優梨亜の口から嬌声が上がる。表情が陶然としていく。
「入ったよ、優梨亜」
 小指の付け根付近まで、優梨亜の小桃は飲み込んでしまった。
 初めてお尻に指を入れたのは、先月、11月の20日頃だっただろうか。
おまんこに指を入れたのよりも、早かったのは確かだ。こちらの方が負担が
少ないらしく、僕の指をわりとすんなり受け入れてくれた。そして、だんだんと
慣らしてきた。
49名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:54:56
「お兄ちゃぁん……ゆび……うごかしてぇ」
 入っただけでもイキそうなくらいに、恍惚とした優梨亜の顔。でも息を
途切れさせながら、そうもお願いしてきた。 
 僕は優しく指を前後し始めた。様子を見ながら少しずつ、動きを大きくする。
単に抜きさしするだけじゃなく、中で指先を曲げて、くすぐるように擦りもする。
「やっ、らめ!……おにいちゃ……あぁん、きゃうぅぅん!」
 優梨亜の感じる声が、どんどん切迫したものになって行く。
「いいよぅ、おにいちゃぁん」
 快感に耐えかねるように、僕の首に腕を回してきた。膝の上のおまたも密かに
うごめいて、クリを押し付けてくる。
「お尻だけじゃ足りない、優梨亜?」
 気付いた僕が尋ねると、恥ずかしさを隠すように胸へ顔をうずめた。
「いいよ優梨亜。色んなとこでいっぱい感じて、イッちゃいな」
 僕の言葉に微かにうなずくと、優梨亜は腰を振り続けた。僕は指の出し入れを
控えた。優梨亜の動きだけで、お尻を出たり入ったりするのに十分だった。
「おにいちゃ……おしり、ヘンになっちゃうぅぅ!」
 悲鳴みたいにあえぎながらも、動きを止めることは出来なくて。
「クリも……いいよぅ」
 僕の指をきゅうっと締め付けながら、刻一刻と優梨亜は上り詰めていく。
「おにいちゃん、おにいちゃぁあんっ」
 指が抜けるギリギリまでお尻を引いて。そして優梨亜は一気に腰を動かし、
ずちゅん! と飲み込んだ。
「ひゃうぅぅんっ!」
 お尻へ深く突き上げてきた快感に、クリのこすれまで加わって、優梨亜は
絶頂に達した。
50名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:58:48
 しばらくして、優梨亜は僕の腕の中で顔を上げた。イッて力を失った妹を、
僕は優しく抱きとめていた。
「大丈夫?」
 息が整うまで、そのまま見守ってあげる。やがて優梨亜は口を開いた。
「はあっ……すごかったよぅ」
 口調はけだるそうだけど、どこか満ち足りた雰囲気がある。あどけない顔に
恥じらいを浮かべて、続ける。
「気持ち良かったよ、お兄ちゃん。今度はゆりの番ね」
 そう言って身体を起こし、僕を見上げた。
「ゆりだけあんなに感じたんじゃ、恥ずかしいもんっ」
「ゆ、優梨亜ぁ」
「それにゆりだけ気持ちよくなっちゃ、お兄ちゃんに悪いし」
 そう言って優梨亜は……僕の股間に視線を落とした。
51名無しさん@ピンキー:05/03/06 23:01:29
「おっきくなってるの、ズボンの上からでも分かるよ。苦しくない?」
 気恥ずかしげな優梨亜の口調。僕も羞恥を覚えながらうなずく。
 優梨亜の細い指がチャックを下ろす。押さえつける物がどいて、トランクスの
布地が派手に持ち上がった。優梨亜がきゃっ、と可愛らしい声を上げる。
「じゃあ優梨亜……お口でしてくれる?」
 恥ずかしさいっぱいでお願いした。いつもなら「うん」と答えてくれるけど、
今日は様子が違った。
「ゆりも、してあげたいんだけど……でもね、口内炎で口のなか痛いんだ。
だからふぇらはちょっと……」
「そっか。まだ風邪っぽいの?」
 優梨亜は先週の木曜ごろから、風邪で寝込んでいた。今週はもう治って、
月曜から学校に行けてたけど……
「ううん、これは風邪じゃなくて。噛んじゃったところが腫れただけ」
「でも痛いなら……無理にやらなくていいよ。僕、我慢するから」
 そう言うと、妹は顔を真っ赤にして答えた。
「ふぇらは無理だけどね……手でなら、気持ちよくしてあげられるよ。それでも
いい、お兄ちゃん?」
 頬を染めた優梨亜は、トランクスの前開きに小さな手を差し入れてきた。
52名無しさん@ピンキー:05/03/06 23:05:49
今日はここまでです。後編に続いちゃったりしますorz
にしても、9レスも使ってしまった……当初は6〜7レスくらいに
収めたかったんだけど_| ̄|○
53名無しさん@ピンキー:05/03/07 05:37:02
すすすごい良いところですんどめー
週末まで仕事の糧にします
54名無しさん@ピンキー:05/03/07 20:45:06
優梨はアナルもいけるのか…
55名無しさん@ピンキー:05/03/07 20:58:05
エロ─(゚∀゚)─!!!
http://www.visual-f.com/
56名無しさん@ピンキー:05/03/07 23:08:35
>>53
寸止めスマソ
土日しかスレを見に来れなかったりします?

>>54
少しですが、前スレで伏線?ぽい描写はしてましたw
素股の時にお尻もこすられて、感じちゃうとか(マジでちょっとだなorz)

ソフトロリのスレでアナルを書いたのは、良くなかったですかねえ?
5754:05/03/08 20:04:08
>>56
いえいえ。アナル大好きなんで感激です。
58名無しさん@ピンキー:05/03/11 03:10:52
ちんこ砲エネルギー充填20%
59名無しさん@ピンキー:05/03/12 00:06:41
土器が胸胸します
60へろへろ:05/03/13 19:57:55
「奈々美、ちょっと又三郎クンの所まで、お使いしてちょうだい」
台所に居る母親がそんな事を言うと、居間でテレビを見ていた星野奈々美は、むっつり
顔になった。今、ちょうど憧れの俳優がドラマに出ているので、使いになど行きたくない
のである。
「あの人、あたしに色目使うから、嫌よ」
テレビにかじりつきながら、奈々美は母親に向かって言った。遠まわしに行きたくないと
いう意思表示をしているつもりである。今年小学六年生になる奈々美は、学校でも口から
生まれた女と呼ばれており、中々に弁が立つ。それゆえに、言い回しもどこか小憎らしい。

「あなたみたいなお子様に、又三郎クンが色目を使うはずないでしょ。さっさとこれを持っ
て行ってちょうだい」
何時の間にか背後に立っていた母親が、惣菜の入ったタッパーを手にしている。奈々美
はそれを見て、お使いの拒否は出来そうにないと悟った。母親の性格は、この娘が一番
良く知っている。円滑な親子関係を維持するためにも、ここは自分が引くべきだと奈々美
は考えた。
「じゃあ、行ってくる」
タッパーの中味は煮物だった。これを、星野家が所有するアパートに住む、大学生の清
水又三郎に持っていくのが、彼女の使命。又三郎は、今時の若者にしてはすれた所の無
い好青年で、奈々美の好みからは外れているが、好感が無いわけでもない微妙な人物で
ある。ただ、故郷から離れて一人暮らしをしているので、おせっかいな母親が何かと彼の
世話を焼きたがる事が、いささか気に入らないのだが。

「又三郎クンの部屋で遊んできちゃダメよ。小学生と違って、大学生は忙しいんだから」
「そんな事より、娘の身を案じてよ。あたしが襲われるって考えないの?」
「あはは!自意識過剰よ。ホラ、さっさと行きなさい」
玄関までついて来た母親に見送られつつ、奈々美は使いに出た。まったく、なんて母親だ
ろう!その言葉はかろうじて胸に秘めておいた。
61へろへろ:05/03/13 20:22:34
(大人は何も知らないんだよなあ)
のん気な母親の態度を嘲笑うとまではいかないが、奈々美は心の中でほくそ笑む。
今時の小学生は、そんなにお子様でもないのよ──などと思いながら。

アパートまでの距離はわずか五十メートルほど。家を出て間も無く、奈々美は又三郎
の部屋の前までやってきた。大家と店子の間柄である。何の遠慮があろうかと、奈々美
は問答無用で扉を開けた。
「入るよ、又三郎さん」
在宅中は鍵をかけない又三郎。奈々美はそれを知っているので、玄関で靴を脱ぎすぐ
さま中に入った。六畳一間の小さな部屋。その真ん中に、又三郎は寝転がっていた。
「寝てるのか」
母親から預かった惣菜入りのタッパーを台所に置き、奈々美は又三郎の傍らに立つ。
やせぎすで毒気の無い顔立ちの又三郎は、何の警戒心もなく眠っていた。

「どこが忙しいっていうのよ。いつも寝てばっかり」
先ほど母親が言った、大学生は忙しい──この言葉が、奈々美には引っかかる。他の
大学生はともかく、この又三郎についてはそれが当てはまらないように見えるからだ。
「んん?誰・・・?」
僅かに身の回りが騒がしいと感じた又三郎が目を覚ます。もちろん、奈々美が無遠慮
に足を踏み鳴らしたのが原因。
「おはよう。いい身分ね」
「あッ!奈々美ちゃん」
見上げればそこに大家の娘の姿がある。又三郎は慌てて枕もとをさぐり、メガネを手に
した。そしてあらためて奈々美の御姿をうかがうと・・・
「エッチ!スカートの中、覗いてる!」
という声と共に、哀れにも彼の顔は少女の足で踏み潰されたのであった。
62へろへろ:05/03/13 20:52:32
「お茶、どうぞ・・・」
「おかまいなく」
居住まいをあらためた又三郎に茶をすすめられると、奈々美はすまし顔で茶碗を手に
した。先ほど、母親から遊んできてはいけないと戒められた事は、すでに忘れている模様。
「お茶菓子はないの?」
「あいにく切らしてて・・・買ってこようか?」
「いらない。でも、今度からは買い置きしといてね」
ずず・・・とお茶を二口ほど飲んでから、奈々美は静かに膝歩きで移動。そして、対面にいる
又三郎の膝元へ大げさに倒れ込んだ。一見すると、甘えん坊の子供が大人にじゃれている
ような感じである。しかし、奈々美の表情には男に甘えたいという思いが、はっきりうかがえる。
また、又三郎もそれに応えるように、少女の体をしっかりと抱きとめていた。

「ママがね、あたしのことお子様って言うのよ」
「へえ」
「何も知らないのね、きっと」
「知ってたら大変な事になるよ。僕も、奈々美ちゃんも」
「そうね・・・ねえ、又三郎さん、髪、触って・・・」
正座をしている又三郎の股の上で反転し、奈々美は縋るような視線を送る。その顔の輪郭を
なぞるように、又三郎の手は伸びた。指先に少女の髪を絡ませ、柔らかな感触をゆっくりと味
わいながら、愛しむように奈々美と唇を重ねていく。

「・・・あんまり、時間無いよ。遅くなるとママが怪しむかも」
「分かってるよ」
口づけを交わす合間の会話すらもどかしいとでも言わんばかりに、又三郎の手が少女の
衣服を掻き毟る。奈々美の今日の装いは、春らしい無地のトレーナーとフレアのミニスカート。
色は共に淡いブルーで揃えてある。
63へろへろ:05/03/13 21:20:34
「脱がされるときって、すごくドキドキする。又三郎さんもそう?」
「うん。僕も奈々美ちゃんの服を脱がすとき、すごくドキドキするよ」
「似たもの同士ね、あたしたち」
ころん、と身を横たえる奈々美。その上へ又三郎はゆっくりと覆い被さった。少女に自重
がかからぬよう慎重に。

「早く脱がして、ねえ」
「さっき、スカートの中を見たって言って、怒った子とは思えないセリフだね」
「見せるのと、見られるのって違うのよ。さあ、又三郎さん・・・」
脱がしてと言いながら、奈々美は又三郎の手から逃げるように身をもじった。その姿は、
まるで脱がされる事をもったいつけて、愉しんでいるように見える。
「やあん、カーテンが開いてる」
「誰も見ちゃいないさ」
「ここ、日当たり悪いもんね。うふッ、だから外から中は見られないんだけどね」
トレーナーが宙を舞い、スカートが部屋の隅へ追いやられた。後、少女の体に残っている
のは、女児用ショーツと靴下だけである。

「胸、膨らんできたでしょ?」
近頃、とみに女らしい体つきとなっている奈々美。乳房も僅かながら、柔らかいカーブを
描いている。その頂点には、陥没した薄桃色の乳頭もある。
「そうだね。将来が楽しみだ」
又三郎が、乳頭付近を指で円を描くようになぞった。すると丸いアーチの頂上はくぼみつ
つも、しなやかな弾力がある所を見せた。ともすれば、指がそこへ吸い込まれていくような
錯覚を起こしそうになる。
「パンツも脱がして・・・時間無いよ」
「ああ」
寝転んだまま両足を揃えて、腰を浮かした奈々美。ショーツは少し汗ばみ、芳しい体臭
を放っていた。又三郎はそれにいざなわれるかのように、素早く手を伸ばす。
64へろへろ:05/03/13 21:48:47
湿気を帯びた布団の上に転がった奈々美が、両足を広げながら言う。
「ベッド欲しいね」
「うん。でも、部屋が狭くなっちゃうからなあ・・・」
「折りたたみのやつ買ったら?何なら、今度一緒に見に行ってあげようか?」
「そうだな。たまには、奈々美ちゃんをデートに誘うってのも悪くない」
「その時は、映画も見ようね」
「いいね」
奈々美の足の付け根に力が入る。又三郎がじんわりと体重をかけてきたのだ。

「入った」
「あッ!やッ・・・」
異性が入ってくる瞬間に、いやと叫ぶのは自然と身についたものだった。奈々美は
少しだけだが、女の喜びを味わえるようになっている。
「奈々美ちゃんのママ、心配してるかな?ちょっと時間が経ってるし」
少女とひとつになった又三郎がそんな心配をした。窓の向こうに西日が見えている。
もう、小学生が出歩いていい時間ではなくなりつつあるのだ。
「だ・・・大丈夫よ・・ママは鈍いんだもん」
細い体を布団の上で伸ばしながら、答える奈々美の表情はもう、快楽に身を蕩かさ
れる女のそれになっていた。

「動くよ、奈々美ちゃん」
「もう少し、じっとしてて・・・あたし、今の瞬間が一番好きなの。恥ずかしいけど」
二人がひとつになっている場所が、熱く疼いている──少女はこの感覚を味わう
たびに、何か満たされるような気持ちになるのであった。
65へろへろ:05/03/13 22:13:20
「お帰りなさい。遅かったじゃないの」
帰宅してすぐ、母親は奈々美の顔を見てそう言った。しかし、別に心配している素振り
は見られない。どうせ、又三郎に無理を言って、遊び相手になってもらったのだろうくら
いにしか、考えてないのだ。
「さっき言ったでしょ?あの人、あたしに色目使うのよ。だから、ちょっと遊んであげたの」
奈々美はおどけるようにして、台所のテーブルについた。もう、夕餉の支度は出来ていて、
後はそれを平らげるだけとなっている。

「又三郎クンが、あなたみたいなお子様にどんな色目を使うっていうのよ。どうせ、ゲーム
でもやらせてもらってきたんでしょう?」
母親もテーブルにつき、箸を取った。奈々美はもう、椀に箸をつけている。
「ゲームか・・・まあ、遠からず近からず・・・ってとこかな。えへへ」
「なあに、それ?ヘンな子ね、うふふ・・・」
ほっぺたにご飯粒をつけた奈々美が微笑むのを見て、母親は思わず吹き出してしまった。
この生意気盛りの子供に、いったい誰が色目など使うというのだろう。そう思えばこその
可笑しさだった。まさか、二人が淫靡な遊びに耽溺しているとは夢にも思わない、当たり前
の大人の反応である。

(あれ?)
一瞬、ぴたりと奈々美の箸が止まった。先ほど又三郎と交わった時に出された子種が、
膣内から流れ出てきてショーツを濡らしていたからだ。
(慌ててたから、拭ききれなかったか。後でお部屋で着替えなきゃ)
とろりとした粘液が、股間から尻の割れ目へと落ちていく。奈々美は横目で母親の顔を
うかがい見て、その様子に変化が無い事を確かめると、再び勢い良く箸をすすめたので
あった。

おしまい
66名無しさん@ピンキー:05/03/13 22:27:14
  ( ;´Д`)ハァハァ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

  ( *´ω`)ムシャムシャ 
  つi'"':
   `、:_i'
67名無しさん@ピンキー:05/03/14 00:23:16
へろへろ神キテタ━━
68名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:17:42
へろへろさんが来てくれたー! わしょーい
そこはかとないエッチさが漂う一品は、このスレにふさわしいです。
いじらしくて大人っぽい奈々美ちゃんに(*´Д`)ハァハァ 
つーか又三郎殿、中田氏ですか羨ましい_ト ̄|○

へろへろさんの文章・文体は憧れです。
及びもしませんが、漏れも>>51の続きを貼りますorz
視点が変わる部分が三ヶ所あるので、読む時気をつけて下さい。
69名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:19:41
「あったか〜い」
 優梨亜がそう口にした。照れ笑いを浮かべながら、ふにふにと握ってくる。
「優梨亜……下、脱いでもいい?」
 声を詰まらせながらそう訊くと、妹はうなずいて膝の上から降りた。ズボンと
トランクスを下ろすと、かっと顔が熱くなった。優梨亜とエッチな事をするよう
になってしばらく経つけど、いまだに気恥ずかしさを感じてしまう。
 自分が「気持ちよくしてあげる」側だと、どんな事でも少しも気にせず出来る
のに、「気持ちよくしてもらう」側になった途端、羞恥心が湧いたり遠慮がちに
なったりする。これは僕と優梨亜の両方に言える事だった。
「ゆりも、脱いじゃおっかな」
 優梨亜も頬を染めて、膝の辺りに留まっていたぱんつを下げ、右足を引き抜いた。
お互いエッチだけど照れを捨て切れないのは、ウブだと言っていいのかな。
「んしょっと」
 広げた僕の脚の間に、優梨亜はひざまずいた。そして、反り返り始めている
僕のペニスに触れる。サイズにこそ自信はあるけれど……完全に大きくならない
うちは、亀頭の半分くらい皮をかぶってる。そんなおちんちんだけど、優梨亜は
いつも気持ちよくしてくれる。
「ローション無いから……皮でしてあげるね」
 お尻をいじった時の僕の言葉を使って、優梨亜が言った。口にした言葉の
いやらしさに耳まで赤くなってるのが可愛い。そう思ったのと同時に、妹の愛撫が
始まった。習字の筆を持つ時のような、親指にそれ以外の指先をそろえて付ける
手つきで、僕の先端をつまんだ。
 くにゅくにゅという擬音が当てはまりそうな、皮を引っ張る指先の動き。
つまんだ包皮越しに亀頭をマッサージされてるみたい。思わず声が出た。
70名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:22:41
「いいよっ、優梨」
 お兄ちゃんがそう言ってため息をついた。よかった、気持ちよくなってるみたい。
今日は手でしかできないけど、それでも精一杯お兄ちゃんにしてあげたいな。
 おちんちんをいじってると、だんだんぬるぬるしたのが出てきた。感じてくると
男の子も濡れちゃうんだっけ。
「いっぱいしてあげる、お兄ちゃん」
 お兄ちゃんを見上げて言うと、私は照れ隠しににこっと笑った。こんな事言う
のはかなり恥ずかしいけど……でも、実際いっぱいしてあげたいから。お兄ちゃん
はゆりを、あんなに気持ちよくしてくれるんだもん、そのお礼だよ。
 おちんちんの真ん中辺りを、支えるように左手で持った。先の方は半分くらい
ピンクの中身が出てて、表面がぬれて光ってる。ぬるぬるしたのを右手の人差し
指に付けて……皮と中身(きとう、だっけ?)の間に指先を入れた。
「やっ、優梨亜ぁ」
 お兄ちゃんが一瞬びくっとする。皮の隙間に入れた指先で、「きとう」をなでて
あげるみたいにすると……お兄ちゃんの顔がくすぐったそうに、どんどん気持ち
良さそうになっていく。皮がゆりの指で持ち上がっちゃって、何だか面白い。
「お兄ちゃんの、ぴくぴくしてるぅ」
「だって、それ気持ち良過ぎるから……」
 お兄ちゃんが途切れ途切れに言う。皮をいじられるのがお兄ちゃんは好き
みたい。今は皮の隙間に指を入れて、くちゅくちゅしてるけど……舌で同じ様に
やってあげる時もあります。唇で皮を引っぱって、むいてあげることも。初めて
お口でむいてあげた時、お兄ちゃんはそれだけで「しゃせい」してくれました。
71名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:26:15
 お兄ちゃんのは、斜めに天井を向くくらいに大きくなってる(まだそこまで
行ってないけど、一番大きくなると20センチ近くなっちゃうの)。大きく硬く
なるのって、気持ちよくなってる証拠なんだよね……嬉しいな。こんなゆりの
する事でも、お兄ちゃんが喜んでくれてるから。
「優梨亜あっ、皮の下でそんなに指動かしちゃ……」
「てへっ。気持ちいい、お兄ちゃん?」
「うん……くすぐったいのをもっと強くしたような……でも恥ずかしいよ。
こんな風にいじられて」
 お兄ちゃんは赤くなった顔を、ちょっと横に向けた。
「さっきと逆だね」
 つい笑っちゃった。まあ私だって、胸がどきどきしてるけど。皮と中身の間を
指でくちゅくちゅするなんて……やる事がエッチ過ぎるかな、って思うと。
「ねえ、優梨亜」
「なあに?」
「今してるそれも、すごくいいんだけどさ……」
「他の、しようか?」
「うん。そろそろ……おちんちん全部剥いて。それで……両手で、しごいてくれる?」
「はーい」
 お兄ちゃんがお願いした時の顔は、すごく遠慮がちで恥ずかしそうだった。
遠慮とかしなくてもいいのにな。お兄ちゃんが気持ちよくなってくれるなら、
ゆり、何でもしてあげるよ。
72名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:31:13
 先の方の出っ張ったところ、「かり」の上をつまんで。そしてそっと、皮を
むいてあげると
「はあっ……!」
 お兄ちゃんが大きく息を吐いた。おちんちんがぷるん、びくん!って震えて、
また一回り大っきくなる。皮が全部むけたおちんちんは、大きくてたくましいって
いうか、何かかっこいい感じ。それでいて、きのこみたいでちょっと可愛かったり
もする。
「ちゅっ」 「ゆ、優梨」
 一番先っちょに、私はキスしてあげた。口内炎が痛くてくわえられないから、
せめてこれくらい。そして、両手でおちんちんを握ってしこしこしてあげる。
お兄ちゃんのはすごく大っきいから、ゆりの手じゃ両手でもかなり余っちゃう。
「お兄ちゃんの硬くて、とってもあったかあい」
「そう? 優梨亜のお手々、温めてあげ……ひゃうっ」
 途中までしか冗談言えなかったお兄ちゃん、すごく可愛いかった。もう
お腹に先っちょがくっ付いちゃうくらい、大きくなってるお兄ちゃんのをきゅっと
握った。このくらいの大きさ・硬さになって、今みたいにしごきながら握って
あげると、そろそろお兄ちゃんはしゃせいしてくれる。いつもはそのまま、最後
までしちゃうんだけど。
「優梨亜……手、動かすのやめて」
「へっ?」
 ちょっと疑問に思いながら、私は手を止めた。
「まだイカさないで。別の事、して欲しいから……」
 また遠慮がちに、お兄ちゃんがそう言った。
73名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:34:38
「別の事って何?」
 ちょっと不思議そうな顔で、優梨亜が僕を見上げた。今ふっと思いついた
事なんだけど、すぐ口にするのはためらわれた。
「すまた?」
 恥ずかしそうに尋ねた優梨亜に、僕は首を横に振る。胸の拍動が早まり、
声が上ずるのを自覚しながらお願いした。
「ううん、そうじゃなくて……足で、してくれる?」
「あし!?」
 妹の表情がきょとんとした。意表を突かれた様につぶらな瞳を見開いている。
「脚って、太ももとか?」
 素股の延長みたいなのを想像したのか、そう聞き返してきた。
「いや、そうじゃなくて……靴下履く方の『足』。足で挟んで……手でする
みたいにして……」
「えぇ〜っ」
 驚いたような優梨亜の声。呆れられ、引かれちゃったかと思ったけど、幸い
そうではないらしい。
「足なんかでして、気持ちいいの?」
 怪訝そうでどこか恥ずかしげな面持ちで、そう聞かれた。責めたり見下したり
する様な口調ではなく、ただ純粋に疑問を口にしたという感じだった。
「うん……優梨のしてくれる事なら、何でも気持ちいいと思うから。優梨が
嫌なら別にいいけど……」
「そう、じゃあやってあげるけどぉ……足届くかなあ?」
 ソファに座る僕の脚の間にひざまずいていた優梨亜は、体育座りのように
座り替えた。後ろ手をついて、僕のペニスの方へと足を持ち上げる。
「あっ、いいって優梨亜。今度は……僕が床に座るよ。優梨亜はソファに」
 僕と妹は互いの位置を入れ替えた。
74名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:37:51
「こうでいいの?」
 一生懸命そうな優梨亜の声。レースの飾りが付いた白いソックス、それに
包まれた小さな足が、勃起しきった僕のペニスを挟んでしごく。足首に引っ
掛けたままだったぱんつは、今は脱いで傍らに置いてある(引っ掛けたままでも
良かったなんて言ったら、優梨亜に怒られるかな)。
「うん。気持ちいいよ、優梨亜」
 やっとの事でそう答えた。汚れも無い清潔な靴下の、すべすべした感触。
足の動きのぎこちなさゆえにもたらされる、予期できない快感。足で性器を
いじられるという羞恥。いくつもの要素が気持ち良さと興奮を生み出して、
呼吸が乱れて行く。
「足なんかでも気持ちいいんだ。ヘンなの、お兄ちゃん」
 優梨亜がそう言ってくすっと笑う。言葉で責めてるような雰囲気は全然無くて、
ただ思ったままを口に出しているみたい。照れながらも無邪気な表情の優梨亜。
嫌がらないその純粋さゆえに、普段は表層に現れにくい罪悪感が、その時ふと
首をもたげた。
「ごめんね……こんな事させて」
「ううん、ゆりだって色々してもらってるし。お兄ちゃん相手じゃなきゃ、こういう
事まで出来ないよ」 
 にこっと笑って、すりすりと足を動かし続ける優梨亜。ソファに座った妹に
見下ろされながら、足コキをされてる……羞恥と背徳感が、快感と混ざり
合っておかしくなりそう。
75名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:42:32
「……優梨、もうイキそうかも。うあっ」
 情けない声が上がってしまう。
「このまま、出してもいい?」
「いいけど……」 少し首をかしげる優梨亜。
「そっか、汚れちゃうね。じゃあ、靴下脱いでから……」
 僕は言うと、白いソックスに手をかけてそっと脱がした。
「やんっ」
 靴下を脱がせた瞬間、妹が微かに震えた気がした。素足が僕のペニスに、
ぴたっと触れる。
「今度は裸足だね、おにーちゃん」
 はにかんで、優梨亜は再び足を動かす。もはや靴下が無く、足の動きが
肌の感触がもろに伝わってきた。土踏まずでおちんちんを挟まれる。足の
五指で不器用に握られる。つま先で袋をつんつんされる。そして、握った
足指でしこしことしごかれて……
「はあ……優梨亜っ、いいよ、気持ちいい」
「うふっ。おにーちゃん、ゆり、足疲れちゃいそうだよぉ」
 いたずらっぽく笑う優梨亜。足の親指と人差し指が、締め付けるように
きゅっとペニスを挟んだ。右足はカリを、左足は根元を。握る上下の指が
近づくように、ぬちゅっとおちんちんをしごいて……
「ゆ、優梨亜、それダメっ……う、うあぁ! 出ちゃうっ」
 気付くと限界を越えていた。ペニスからびゅるびゅるっと、精液が吐き出される。
妹の恥ずかしげな笑顔に見下ろされ、足の指できゅっと挟まれながら、僕は
長い射精感に身を震わせた。
76名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:45:17
「わぁ……すごく出たねお兄ちゃん」
 お兄ちゃんは結局、足でしてもらいながらしゃせいしちゃった。ゆりの足、
そんなに気持ちいいのかなあ?
「ごめん、こんなべとべとに……」
 お兄ちゃんが謝りながら、足をティッシュで拭いてくれた。やっ、ちょっと
くすぐったいよ。
「足でしてもらうの、気持ち良かったけど……する方はどんな気分、優梨?」
「うーん、嫌じゃあなかったけど。でもちょっと変な感じ。お兄ちゃんいじめてる
みたいなのは、ちょっとね」
 思ったままにそう言うと、お兄ちゃんは冗談っぽく
「……優梨にだったら、いじめられてもいいかも」
「や、やだお兄ちゃん。そんなのしたくないよぉ」
 私が言い返すと、お兄ちゃんも恥ずかしそうに頭をかいた。そして横を向くと、
脱いだ靴下に気が付いて、私に履かせてくれた。
(あっ、やっ……)
 靴下を履かせてもらった時、一瞬ぞくっとした。気持ちよさと恥ずかしさが
混ざったような感覚。どうしてだろう。
 足を触られるのも、足で触られるのも、どっちも普段は少ないこと。めったに
されない事だから、お兄ちゃんもゆりも足が気持ちいいのかな?
 そんな事を考えてると、外の方から自動車の音が聞こえた。
「お母さんの車?」
 私とお兄ちゃんは同時に言った。そして
「優梨、パンツ履いて!」
「お、おにーちゃんも!」
「んっ、そうだったわ……優梨亜、ファブリーズはどこ?」
「えっと。あ、あそこにある!」
 もう大慌てです。必死で身支度とか後片付けをして、何とか間に合ったけど……
ゆり、もうちょいお兄ちゃんのそばに、くっ付いていたかったなあ。
77名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:48:59
第七話おしまいです。
鏡介を仮性さんにしてるのは、一つくらい欠点を
作ってやろうと思ったからなんですが……皮ネタ嫌いな人、
苦手な人がいたらすいません。

次は、クリスマスの夜の話にする予定です(作中ではまだ12月なんです)。
三ヶ月遅れだなあ_| ̄|○
78名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:56:22
フンババーーー!(巨大化)   (←DOOMIIっぽく)
79名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:13:49
  ( ;´Д`)ハァハァ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

  ( *´ω`)ムシャムシャ 
  つi'"':
   `、:_i'
80名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:22:42
>>77
クリスマスというと、そろそろ本番シーンが来たりしますか!?
(*´Д`)ハァハァッ
81作者:05/03/15 23:49:25
>>80
本番は無いんですけど……前じゃなくお尻のロストを
書くつもりです
82名無しさん@ピンキー:05/03/16 00:54:13
前も無理なのに後ろなんて無茶すぎですううううう
83名無しさん@ピンキー:05/03/16 16:47:18
2
84名無しさん@ピンキー:05/03/18 01:12:41
うんこ
85へろへろ:2005/03/21(月) 21:05:32
暮れなずむ小学校の校庭で、星野奈々美は男友達数人と、野球に嵩じていた。実を
言うと、彼女は大の野球好きで、時々このように男子と混じって白球を追うのである。
しかも、なりの大きさに物を言わせて、女だてらにエースで四番。その存在感は、頼れ
るチームの大黒柱といったところだ。
「かっとばせ!星野!」
「あいよっ!」
今、バッターボックスには奈々美が入っている。ランナーは二塁、一塁。一打、大量得
点のチャンスである。奈々美はバットを長く持ち、長打を狙いに行くつもりだ。マウンド上
のピッチャーはそれに真っ向勝負を挑み、渾身の力を込めたストレートを投げる。

「もらったあ!」
奈々美が叫ぶと、カキーン──という快音が校庭に響き、それと同時に野球少年たちの
歓声が上がった。奈々美が打ったボールはぐんぐんと伸び、あっさりフェンス越え。ピッチ
ャーは呆然として、消えた白球の軌跡を追っている。
「わーい!スリーランだ!」
もろ手を上げてはしゃぐ奈々美。ダイヤモンドを回る姿は、野球選手としての大器を感じ
させ、まことに力強い。しかし、お転婆が過ぎると、嫁の貰い手が無くなるかもしれない
ので、ほどほどに。

「また、星野だよ。まいったなあ」
「五打点も叩きだしてる。すごいスラッガーだな」
試合終了後、地面にチョークで描いたスコアボードを見ながら、男子たちが呟いた。
たった一人の女子にすっかりしてやられて、誰もが意気消沈といった風情である。それ
に対し、
「へへっ!どんなもんだい」
野球仲間数人に囲まれ、奈々美はすっかり良い調子。本日のベストプレーヤー疑い
なしの活躍ぶりが認められ、鼻高々なのだ。
86へろへろ:2005/03/21(月) 21:31:02
「ま、星野の健闘を称えたところで、今日はこれくらいにして、帰ろうか」
男子の一人がそう言って、身なりをあらため始める。それにつられてか、プレイ中に付い
た砂埃を、皆、一斉に払い出した。もちろん、奈々美もだ。
「あちゃー!パンツまで真っ黒になってる」
チェックのミニスカートを腰までめくって、お尻についた砂を叩き落す奈々美。ズボン姿の
男子と違い、彼女だけが下着までを汚している。

「最近、星野っていつもスカートだよな。以前はずっとジーパンだったのに」
「ママが買ってくれないのよ。少しは女らしくしろって」
誰かから言われると、奈々美は舌をぺろりと出して片目を瞑った。男勝りは自覚している
ようだが、反省はしていないらしい。
「でも、野球してる最中にスカートがめくれて、パンツがチラチラ見えるのが気になるよ」
「一応、これでも女だしな」
「なによ、一応って!」
奈々美を中心に笑いが起こる。思春期に入りかけた男女だが、子供らしい良い関係なの
である。しかし、親しき仲にも礼儀あり。とりあえず奈々美は、捲ったスカートを下ろしたほ
うがよろしい。さっきから、ショーツが丸見えになっているのだから。

「あれ?女のパンツって穴がないんだな」
不意に誰かがそんな事を言った。奈々美の真正面にいる男子である。
「男と違って、女はパンツ脱がなきゃオシッコ出来ないのよ。だから、穴がないの」
「ふーん。不便だな」
奈々美はようやく下着についた砂を払い落とし、スカートを下ろす。気がつけば夕暮れ。
辺りは暗くなり始めている。
「て、事は、女ってチンチン無いのか。どうやってオシッコするの?」
「座ってやるんじゃないのか?確か、母ちゃんはそうやってたような」
男子たちがどよめき始めた。突如湧き出た疑問に、答えが見つからないのがもどかし
そうである。

87へろへろ:2005/03/21(月) 22:05:15
「見せてあげようか?ちょうど、オシッコしたいし」
と、奈々美が事も無げに言った。いくら親しいとはいえ、自分以外はすべて異性だという
のに。しかも、相手は一人や二人ではない。野球ができるほどの人数なのだ。
「はーい!見たい!」
「俺も、俺も」
「興味はあるなあ・・・」
一方、男子たちもすっかりその気になる。皆、男女の違いを確かめたい気持ちがあるの
だ。見せてくれるというのであれば、見ないのは損である。

「じゃあ、コッチおいで」
奈々美が歩き出して、男子たちを手招いた。その行き先は、校庭の端にある砂場だ。
「みんな、ソコに並んでよ」
砂場の脇には、馬跳び遊びに使うタイヤがいくつか埋められており、奈々美はその間に立
つ。男子はそれに続いて、彼女の前へ二列に整列した。
「さて、始めますかね」
すっとショーツを下ろし、奈々美はしゃがんだ。タイヤが埋まっている場所は、砂場より一段
高くなっていて、奈々美と男子たちはちょうど、壇上の踊り子と席につく観客のような関係に
なっている。辺りは薄暗くなっていたが、露呈された少女の肌だけは、真っ白に輝いていた。

「ありゃ、ホントにチンチンないな」
「なんか割れ目があるだけだぞ。どこからオシッコ出るんだろう?」
奈々美が秘部をさらすと、男子たちは一斉に前のめりになった。しかし、前列にいる者たち
がしゃがんで、後列の視線を妨げぬよう、キチンと観賞マナーを守っている所が可笑しい。
「ここから出るの。いい?広げるよ」
ぴたりと閉じた割れ目に指を当て、奈々美は幼肉を自分の指で掻き分けた。ゆっくりと、
焦らすように──
88へろへろ:2005/03/21(月) 22:26:53
「穴っぽいの・・・見えるでしょ?てへっ・・・」
左右にくつろげられた秘部は薄桃色の極上肉。その上の方に、小水が出る場所が
ある。さすがに奈々美も、この時ばかりは照れた。自ら言い出した事だが、やはり
ここを複数の異性に認められるのは恥ずかしい。

「何となく・・・分かる」
「あそこから出るんだ。ふうん・・・」
成熟した女性に比べれば、奈々美の女はシンプルで美しい。その構造だって、分か
りやすかった。僥倖というべきか、男子たちはいずれ知らねばならない女のしくみを、
最高のテキストを使って学ぶ事が出来たのである。おまけに先生は、中々の美少女
ときているので、生徒たちにも熱がこもる。そこで奈々美先生、もうひとひねりとばか
りに、
「もうちょっと待って。オシッコの穴の下に・・・ちょっと見づらいけど、もうひとつ穴が
あるの。見える?ここねえ、赤ちゃんが出てくる所なんだよ」
ぐぐっと指に力を込め、女唇をさらに割っていく。献身的なのは結構だが、ここまで
来るともうお転婆どころの騒ぎではない。ひとつ間違えば、単なる露出狂女となる。

「へえ、初めて知った」
「物知りだなあ、星野は・・・」
男子は皆、へえへえ、ほうほうと感嘆するばかり。どうしてもこの世代だと、男子より
女子の方が性的に物知りになる。全般的に、女の方が性の目覚めは早いものなのだ。
「そろそろ、オシッコいこうか・・・」
奈々美がはにかみながら姿勢をあらためた。しっかりと踏ん張って、スカートを濡らさ
ぬよう、両手でしっかりと持ち上げると──
89へろへろ:2005/03/21(月) 22:49:29
「あっ、出た」
「あんな風に出るんだ。へえ〜・・・」
男子たちのため息が漏れる中、奈々美は放尿を開始した。初めにシーッという音が
短くして、その後は無音で小水が流れ出る。野球ではエースで四番の大器も、用を
足すときは存外、おしとやかな感じであった。

「不思議でしょう?女の子はこうやって、オシッコするのよ」
奈々美の足元に、大きな水の染みが出来ていく。それがいくらか広がった所で、放尿
ショーは終わりを告げた。
「これでおしまい。アハハ、超、恥ずかしかった」
尻をニ、三度振ってしずくを落とすと、奈々美は立ち上がってショーツを腰まで上げる。
そして、おどけたように言葉を付け足した。
「持ってなかったからやらなかったけど、本当はトイレットペーパーかティッシュで、さっ
き見せたところを拭くんだよ。あははッ」
本日の特別授業、これにて終了。最後は片目を瞑って、笑顔で締め。いやはや、奈々
美先生、ご苦労様といった所だろうか。

「さあ、帰ろうか」
奈々美がスカートを翻し、男子を促した。しかし、誰一人その場を動こうとする者がい
ない。
「どうしたの?」
「そ、それが・・・」
「チンチンが突っ張って立てないんだ。どうしたもんやら」
見下ろせば、男子は皆、股間を押さえてうずくまっている。奈々美はそれを見て、ぱあ
っと顔を赤らめた。
90へろへろ:2005/03/21(月) 23:10:01
「これ、どうしたらいいんだ?教えてくれよ、星野」
「お前を見てたらこうなったんだぞ。責任とってくれ」
「そ、そう言われても・・・ね」
股間を熱くした男子たちに詰め寄られ、困り果てる奈々美。しかし、まさか男女の関係
を持つ大学生、清水又三郎のようにしてやる訳にもいかない。また、人数が多すぎて
とても無理に決まっている。そこで、奈々美が取った行動とは──

「そこまで責任持てませ〜ん!ご利用は計画的に!」
そう叫びながら、脱兎の如く走り出したのである。要するに、逃げたのだ。
「あッ、逃げたぞ!」
「追え・・・ないよ!チンチンが硬くなってて、とても走れない!」
男子は誰一人、奈々美を追う事が出来そうになかった。そうして、彼らがもたつく間に
奈々美は早々と校門を駆け抜けていく。
「オシッコするところを見せてあげたんだから、それだけで満足してよね!」
強力なストライドで走る奈々美。その恵まれた体で、今日は野球だけでなく、男子も
いなす事が出来た。彼女は大満足である。

「星野〜・・・」
「待ってくれ〜・・・」
縋るような男子たちの声が背後から聞こえる。奈々美はそれが可笑しくて仕方がない。
気の良い野球仲間であり、ちょっと可愛い男の子たち。奈々美の心境に、少しだけ変化
が芽生え初めていた。そして、
「今度は、それの使い方を教えてあげるわ!」
一瞬だけ振り向いて、満面の笑みを見せたのであった。

おしまい
91名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:24:05
消防時代に戻って、奈々美ちゃんに「それ」の使い方を
教えてもらいたいです(;´Д`)
92名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 13:18:01
優梨たんまだでちか。
93名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 13:24:43
94名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:52:29
>>93
見れない
95名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 13:09:30
優梨亜のクリスマスキボンヌ
96名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 21:47:44
>>95
もうちょっと待ってね
ヘタレ作者なりにがんがっておりますのでorz
97名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:22:16
>>92>>95
お待たせしました。て言うか、まだ待っていてくれる人がいるのを祈りつつorz
ちょっとスランプ気味ですがうpします

  My SweetHeart 第八話

 12月24日も、あと残り50分程となった時刻。鏡介の部屋のドアが
軽くノックされた。
「入っていい、お兄ちゃん?」
 妹、優梨亜の声。鏡介が応えるとドアノブがゆっくりと回り、彼女の
姿が見えた。マイメロディのパジャマを着た、小柄な身体。
「まだ起きてたんだ?」
 そっと疑問を口にすると、鏡介は妹を部屋に招き入れた。
 今日はクリスマスイブという事もあり、昼間は二人でお出かけをしていた。
映画を見たり、プレゼントを買ってあげたり。夕食時に家族でささやかな
パーティーもした。その後優梨亜は最初にお風呂に入り、もう眠りについて
いるものと思っていたのだが。
「うーん……何だか眠れないの」
 優梨亜はぺたぺたとスリッパの音を立てながら、机に座る鏡介のもとに
寄ってきた。ノートパソコンの画面をのぞき込む。
「ん? パペマペにペ・ヨンジュン……何これ?」
「知らない間に、ちょっとおもろい事が起きてたみたいよ」
 鏡介は軽く笑うと、優梨亜に聞き返した。
「眠れないって、どうしたの?」
 どこかもじもじした感じの、妹の顔を見つめる。
「恐いテレビでも見たの? でもそういう番組やってたっけ?」
「そうじゃなくてぇ」
 優梨亜はちょっと頬を膨らませると、鏡介の膝の上にちょこんと乗っかった。
「あっ……座ってもよかった?」 「うん。別に」
 ネットはもういいやと、鏡介はブラウザを閉じた。
98名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:24:13
「今日は楽しかったよ、お兄ちゃん。……クリスマスにデート出来たんだもん」
 鏡介に寄りかかると、優梨亜は不意にそう言った。急なその言葉に
わずかに戸惑いつつも
「僕も楽しかったよ。それに、嬉しかった」
 シャンプーしたての長い柔らかな髪を、鏡介は愛おしくなでた。
「ゆりだってうれしかったよ! プレゼント、大切にするね。マフラーも
手袋もすっごく可愛いかったもん。ありがと、お兄ちゃん」
 少し遠慮を見せた後、優梨亜は鏡介にぎゅっと抱きついた。
「はいはい。わざわざお礼を言いに来てくれたの、優梨?」
 微笑ましさを感じながら鏡介が尋ねると、優梨亜のおもてに恥ずかしげな
表情が浮かんだ。
「うん……お礼もだけど」
 困ったような笑顔をしながら、優梨亜は続ける。
「寝る前に、今日お兄ちゃんとお出かけしたこと――お兄ちゃんのこと思い
出してたら、うれしいような楽しいような、何だかドキドキするみたいな……」
 そこまで言うと、優梨亜は一瞬言葉に詰まった。
「うまく言えないんだけど、気分がふわふわして……眠れなくなっちゃった」
 優梨亜はてへっと笑い、兄の胸に頬をくっ付けた。
「眠れないし、お兄ちゃんに会いたくなったから来たの。お兄ちゃんのそばに
いたくて。……今夜ずっと、いっしょにいてもいい?」
 優梨亜の顔がぽっと赤くなる。鏡介は動揺した。
「いや?」
「ううん、優梨と一緒にいるのは嫌じゃないよ。けど……」
「お母さんたちの事、気にしてる?」
「うん」
99名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:26:38
「だいじょうぶだよぉ。お母さんもお父さんも、二階に上がってきたりしない
って。バレないと思うから、ねっ」
 一生懸命に説得しようとするかのような、優梨亜の口調。それに微笑ましさを
覚えて、鏡介は妹の肩をぽんっと叩いた。
「もう、優梨亜は。僕の事が絡むと無茶な台詞言うんだから」
 普段はおっとりしていて、いわゆる「よいこ」だというのが、優梨亜という子
への周囲の評価だ。でも兄妹で想いを通い合わせるようになってからは――
特に鏡介との関係において、意外な積極性を見せるようにもなっていた。そんな
妹の変化は、鏡介にとって決して嫌なものではない。
「……やっぱり、まずいかなあ」
「ううん、優梨がそこまで言ってくれるなら」
 しょぼん、としかけた優梨亜の肩を、鏡介は抱いた。耳元で優しく話しかける。
「優梨のしたいようにしていいよ。イブの夜だもんね」
「ほんと? やった」
 優梨亜の愛らしい顔が、ぱっと明るくなった。ほんのりと赤いそのほっぺたに
「今夜、僕のそばにいて。優梨亜」
 そっと鏡介は口づけた。軽く一瞬触れて、離れる。
「わっ、急にずるいよお兄ちゃん」
 文句を言いつつ、優梨亜は兄の膝の上で、もぞもぞと向きを変える。向き
合って鏡介の首に両手を回してきた。そして瞳を閉じ、愛する兄に唇を重ねた。
(優梨亜……)
 鏡介もそれに応え、大切なものを扱うかのように、優しく唇を触れ合わせる。
恐る恐るとも見えるほどに、あくまでもそっとした動き。二人はしばらく優しい
キスを続けた。
100名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:30:32
「ベッド、行ってもいい?」
 遠慮気味に尋ねると、優梨亜はにこっと微笑んでうなずいた。妹の細い
身体を抱き上げて、鏡介はベッドに運ぶ。
「きゃはっ」
 抱っこされて優梨亜が楽しそうな声を上げる。優梨亜にせがまれて、鏡介は
彼女をぽんっ、とベッドに放った。ふかふかの布団に着地すると、また楽しげに
気分良さそうに、きゃはきゃは笑う。
「優梨、もちょっと静かに」
「あっごめん」
 照れ隠しに笑って、口元を覆う優梨亜。その傍らに鏡介も横たわった。
隣り合って寝そべると、普段とはまた違った形で妹の小ささが感じられる。
 目が合うと、二人とも何故か恥ずかしさを感じて微笑んだ。身体を寄せて
いちゃいちゃしながら、少しずつ互いの距離が狭まっていく。そしてまた、
重なる唇。触れ合っているのは、今度は唇だけじゃない。舌と舌も絡んでいる。
一方はためらうように、一方は恥らうように少しずつ。だが確実に、兄妹のキスは
深く濃厚なものになっていった。

「あっ……おにいちゃ……ちゅぷっ」
「ん……ちゅっ……優梨ぃ……」
 相手の名を呼び、髪や頬をなでながら、甘やかな時が流れていく。やがて兄の
手が、妹の胸元に当てられた。
「んっ……」
 優梨亜がぴくっとして目を開けた。唇も一瞬離れる。鏡介ははっとして手を
引いたが
「いいよお兄ちゃん。今のはちょっと驚いて……感じちゃっただけ」
 両手で鏡介の手を取り、また胸へと導く。
101名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:32:36
「胸もだけど……色んなとこ気持ちよくして、お兄ちゃん」
 鏡介の手を握って優梨亜ははにかむ。
「僕もしてあげたいんだけど、でも優梨……結構声出すからなぁ。いま夜だし」
 言いにくそうな口調で鏡介がそうつぶやくと、優梨亜は顔を赤らめながらも
「声出さないようにがまんするよぅ。だから」
「そう? 気を付けてよ」
 潤んだ大きな目で見つめられて。鏡介はパジャマの裾に手を差し入れた。
滑らかなお腹の感触が伝わる。
「パジャマ脱いじゃう?」
「うん……お兄ちゃんもね」
 二人は恥ずかしげに笑いあうと、衣服を脱ぎ捨てた。暖房の設定温度を、
鏡介が調節する。

 一糸まとわぬ姿になった優梨亜。その女のコの部分へ鏡介の手が伸びた。
思いもよらない湿った感触に、軽く目をみはる。
「キスだけで濡れちゃった、優梨亜?」
 兄の優しい問いかけに、優梨亜は顔を熱くした。長いキスに興奮しちゃったのも
事実だが、実はここに来る前、眠れないベッドの中で一人エッチしてもいたのだ。
それでかえって気分がふわふわして、結局鏡介の部屋まで来てしまった。
(エッチでごめんね、お兄ちゃん)
 胸をうずかせる優梨亜のおまたを、鏡介が丁寧に愛撫していく。
102名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:36:34
「やっ、はあん!」
「優梨亜、声」
 思わずあえいだ優梨亜に、鏡介が苦笑しながら注意する。優梨亜は
すまなそうに、こくんとうなずいた。鏡介は愛撫を続ける。われめ、太もも、
クリトリス。妹の感じる場所を撫で、さすり、つまんであげる。そして幼い
膣に、ごくわずかに指を入れたりも。くちゅくちゅという愛らしい音が、10歳の
秘裂から生まれる。
「ん……は、はぁ……」
 優梨亜の呼吸が速まる。声をあまり出せずにいる分、乱れた息をついて
しまうのだろうか。膣口の周りやクリをくすぐる様にいじられて、小さな身体が
びくんとよじれた。
「だめ、おにい……ちゃぁん」
 優梨亜はたまらず寝返りを打つと、上体を起こした。
「ゆりにもさせてよぉ」
 そう言って、あぐらをかいていた鏡介の、股間に顔を近づける。
「優梨亜?」
「えへっ。お兄ちゃんも声だしちゃダメだよ」
 既にいくらか大きくなっていた鏡介のペニスを、優梨亜はくいっと握った。
そのままフニフニといじる。小さな手の中で男根が反り返るまで、さほどの
時間もかからなかった。
 両手で愛おしそうに、優梨亜はおちんちんを支えた。まだ半分程のぞいて
いるだけの亀頭。皮の先端を唇ではさみ、優梨亜はゆっくりとむき下ろした。
「うっ……優梨亜、それヤバイから」
 声と身体を震わせて、鏡介は言った。快感と視覚的な興奮、今のはその
どちらも強い。さらに言えばお口で皮をむかれるという、ある意味羞恥に似た感覚も。
103名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:40:39
 優梨亜はてへっと笑顔を浮かべ、ペニスの先端にちゅっとキスした。鏡介は
これも好きで、喜んでくれるのだ。亀頭やカリ、裏筋を何度か舐め、そして
ぱくっとくわえる。ちゅるっ、ちゅぱっという音が四年生の口から響き出す。
「上手になったね……優梨亜」
 快感に耐えながら、鏡介は小さくそう言った。吸い方や口内での舌使いが、
日ましに上達している。またテク以上に、いつも心を込めてフェラしてくれるのが
嬉しかった。鏡介のものは大きくて、半分も口に入れるのは優梨亜には無理
だろう。だけど出来る限り、優梨亜は口にふくもうとしてくれる。亀頭とその下
数センチくらいなら、無理なくくわえられるようになっていた。

「ゆり、がんばってるもん。お兄ちゃんにも気持ちよくなってもらいたいから」
 褒められたのが嬉しくて、優梨亜は一旦おちんちんを離して笑顔を浮かべた。
そして今度は、色んなところをなめ始める。アイスをなめるように、亀頭を
ぺろぺろと。カリのくびれに舌先を沿わせて。根元から裏筋をなぞり、つうっと
先っぽまで。
 声を抑えるのに鏡介は必死だった。気持ちよくなってくれているのが本当に
嬉しそうに、優梨亜がにこっと微笑む。さくらんぼみたいなその唇は、唾液と
鏡介の先走り汁で、ぬるぬると濡れて光っていた。
(お兄ちゃんが相手だから、こんなことも出来るんだよ)
 同級生の男子や、成人男性の性器(家族以外の)を見たことは無いし、
見てみたいとも思えない。まして手で触れたり、口にふくんだりするなど。
 でも鏡介のなら、大好きなお兄ちゃんのなら……自分に出来る精一杯の
ことをしてあげたい。いっぱい愛して、気持ちよくなってもらいたい。自分では
さほど意識していなくても、それが優梨亜の偽らざる気持ちだった。
104名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:46:16
 手と口が一休みした時、鏡介は座り込んでフェラをする妹のお尻に、
そっと手を伸ばした。すべすべでぷりっとして、とてもさわり心地がいい。
「優梨のお尻、柔らかいね」
 小声でそう言うと、優梨亜は照れくさそうに鏡介を見上げた。
「あの……お兄ちゃん」
「なに?」
「おしりにも、気持ちいいことしてくれる? ……ちゃんときれいにしてある
からさぁ」
 ぽっと紅潮した頬を、優梨亜は恥ずかしげに両手で押さえた。そして
少し、脇に視線をそらす。
「うん、分かった。優梨はお尻でするの好きだね」
 優梨亜は耳まで赤くなったけれど、否定は出来ずにちょっとはにかんだ。
「いいよ、僕も優梨のお尻好きだし」
 小4のお尻のほっぺを、ふにっと一揉みする。そして優梨亜に体勢を変えて
もらった。仰向けに寝かせ、腰の下にクッションを置きタオルを敷く。
105名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 22:47:04
 優梨亜がおずおずと膝を抱え、両脚を開いた。つるつるの女のコの場所が
あらわになる。
「わ、優梨の可愛いところ全部見えるよ」
「ふええ……」
 恥らう妹に可愛らしさを感じながら、鏡介は腹ばいになり、その秘所へと顔を
近づけた。壊れやすいものでも扱うかのような手つきで、ぴたっと閉じたわれめに
指をかける。そっと広げると、淡い薄紅の粘膜が、慎ましやかに現れた。お尻を
可愛がるとは言え、まずはこちらにもご挨拶。膣口を舌先でつつき、クリトリス
までなぞり上げる。つぼみにすらならぬ小さな花芽を、ちゅっと吸ってあげる。
びくっと震える優梨亜の身体。はあはあという息づかいが微かに聞こえてくる。
 舌先でたどって来た道筋を、鏡介は戻っていった。膣口を越えてさらに下へ。
妹の秘所に息づくもう一つの花、桜色のアヌスに触れた。舌先でつついてみると、
優梨亜は大きく震えた。抱えていた太ももがガクガクと揺れ出す。
「やんっ、おにいちゃ……」
 抑えた小さい声を耳にしながら、鏡介は優梨亜のお尻の穴をゆっくりと
ほぐしていった。
106名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 09:57:34
次回の優梨たんアナルエッチでちか??
楽しみです。
107名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:29:14
>>11で紹介された濡尾満子先生のサイトが久々に更新されてます。
 ハードなほうの小説だから、レズっぽい絡み合いは少なそうだけど。
108名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:45:51
>>105の続きです。アナルものなんで、苦手な人は注意して下さい


 熱く顔が火照り、恍惚とした心持ちになるのを優梨亜は実感していた。
ちゅぴっ、ぴちゃっと、お兄ちゃんがお尻の穴を舐め続ける。
(お兄ちゃん、そんなところぉ……)
 自分からお願いしたとはいえ。ウェットティッシュやウォシュレットで、外も
内も念入りに綺麗にして来たとはいえ、やはり「汚いよ」という気持ちは拭い
切れない。そんな所を、お兄ちゃんは舌で可愛がってくれる。そんな所で、
自分は感じてしまっている。そしてさらなる気持ちよさまで求めてしまう。
 快感と恥ずかしさ、そして申し訳無さに似た感情が入り乱れる中、優梨亜は
鏡介に呼びかけた。鏡介が顔を上げ、何か言いたげな優梨亜を促した。
「あ、あの……」
 お願いをしようとしたが、優梨亜は口ごもった。気持ちを察してくれたのか、
ややあって鏡介が言った。
「お尻に指、入れてもらいたいのかな?」
「う、うん」
 うなずいた時の声は、自分でも聞き取れないくらい小さかった。耳まで
かっと熱くなる。鏡介は優しい笑顔を浮かべ、準備とばかりに人差し指を、
優梨亜の口元に近づけた。優梨亜はそれをくわえ、丁寧に濡らし始める。
少し経って、鏡介は中指も差し出してきた。
(今日も二本、入れてくれるのかな?)
 中指もしゃぶりながらそう思う。そして、胸の中のかすかな期待に気付いて、
優梨亜はハッと羞恥を覚えた。
109名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:47:38
「そろそろいいかな」
 鏡介が指を出した。口中のだ液をすくい絡めとるような動きで。ぬるついた
指先が、肛門に当てられる感触。兄の指を受け入れるため、優梨亜は身体
の力を抜いた。
「いくよ」
 お兄ちゃんの人差し指が、そっと侵入してくる。1ミリごとに、お尻の中から
ぞくぞくするような感覚が湧き出す。でもそれは決して不快なものではなかった。
(んああぁっ!)
 ずにゅっ、と人差し指が入りきった瞬間、優梨亜は危うく叫びそうになった。
階下を気にして声を出せない状況で、お尻を気持ちよくされたら……変に
なっちゃうかもしれない。
 感覚に慣れさせるために、しばし静止していた鏡介の指が、ゆっくりと動き
始めた。少し強弱をつけながら、優梨亜のお尻を出入りする。
「んっ、んうっ」
 快感で息をつくたびに、かすかな声が漏れてしまう。本来は何かを入れる
のではなく、出すための場所。そこに入ってくるお兄ちゃんの指が、切ない程
の気持ちよさと恥ずかしさをもたらす。
 指が入ってくる時は、敏感な粘膜を奥へと擦られて、快感がお腹に響いて
くるかのよう。いっぽう引き抜く動きは、あの時を彷彿とさせるような恥ずかしい
感触で優梨亜を震わせる。
(はうう……)
 身体がびくん、となるたびに、お尻でお兄ちゃんの指を締め付けてしまう。
そうなるとなおさら、指の存在を直腸で感じ取ってしまう。
(お尻すごいよぅ、お兄ちゃぁん……)
110名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:49:05
「だいぶほぐれてきた……」
 鏡介がつぶやき、人差し指をすっと引き抜いていった。完全に抜け
出る寸前で、指を止める。
(そ、そんな感じちゃう所で……止めちゃヤダぁ)
 ことに敏感な入り口付近にちょっとだけ指先を残されて、ガクガク
しそうな優梨亜。そんな中で鏡介が遠慮がちに問いかけてくる。
「二本目もいい、優梨?」
 乱れた息で、優梨亜はこくんとうなずいた。指がもう一本お尻に当てられ、
今度は二本でもぐり込んでくる。
 さすがに一本だけの時ほどには、楽にいかない。拒むようにお尻が締まって
しまう。それでもゆっくり息を吐き、力を抜きながら、無事に受け入れられた。
「二本入れるのにも慣れてきた?」
「……かもしれない。入れるの自体は」
 優梨亜は大好きな兄の顔を見つめた。
「でもね、気持ちよさには慣れらんないよ。お尻、すごいんだもん……」
 小さな声で答えると、優梨亜ははにかんだ。
「じゃあ止める?」
「や、やめちゃヤダぁ」
 いたずらっぽく問うた兄に、反射的に答えてしまった。そして自分の言葉に
ハッとして、顔を赤らめる。
 微笑ましそうな視線を優梨亜に投げかけると、鏡介は二本の指を動かし始めた。
優しく抜き差しされるお兄ちゃんの指。だからといって、単純な動きではない。
111名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:52:03
 抜き差しの深さ加減。指先を曲げてくすぐったりといった、微妙な動き。
色んなやり方で愛撫されて、さまざまな快感が優梨亜のお尻に広がる。
震えるお尻がキュッとなると、二本分の太さが伝わってくる。反応してるのは
お尻だけじゃない。お尻ほどの経験を持たぬ膣口が、ひくひくとうごめく。
クリが熱を帯びていくような感覚が生まれる。
(お兄ちゃん……ゆり、もうイッちゃいそう)

 10歳のアヌスを可愛がりながら、気が付くと鏡介は痛いほどに勃起して
いた。フェラが止んで少々おさまっていたのだが、優梨亜の感じ具合に
興奮して、再び大きくなってしまったらしい。
(優梨をお尻でイカせてあげたら、僕も……)
 その時鏡介の脳裏を、ある発想がよぎった。だが次の瞬間その思い
付きを振り払うように、首を横に振っていた。
(マズイよな、いくらなんでも……前だってまだなのに)
 だが一度首をもたげた思いは、抑え切れずにわだかまっていく。
(優梨のお尻、もう指が二本入っちゃう。痛みだって感じないくらい、慣れて
きてもいるし……)
 人差し指と中指をくわえ込んだ、妹の菊門を今一度見る。
(でもやっぱ指とは違う、一緒には出来ないよ。長さも太さも、それに……)
「どしたの、おにーちゃん?」
 鏡介の葛藤を知らずに、優梨亜が尋ねてきた。指の動きが止まったのを、
不思議に思ったらしい。つぶらな瞳がうるみ、愛らしさいっぱいの顔が恍惚と
している。
「ねえ、優梨亜」
 声帯が上ずった声を発したのを、鏡介は耳にした。二本の指をずちゅっと、
妹から引き抜く。心臓が早鐘をつき始めた。
112名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:57:17
「優梨亜のお尻に……おちんちん入れても……いい?」
 言ってしまった。妹の反応を、恐る恐るうかがう。
「うん……え!? おちんちん?」
 陶酔していてつい空返事をしたものの、兄の言葉を理解すると、
優梨亜は驚きをあらわにした。
「そ、そんなのヘンだよぅ。……おちんちん、って……おまたの方に
入れるんじゃ」
 優梨亜が恥ずかしげながら、他ならぬ兄に教わった知識でそう返した。
「うん、そうだけど、お尻でするセックスもあるんだよ」
 何を言ってるんだろう。自分の言い草に罪悪感がうずく。だが優梨亜と
アナルセックスをしたいという欲求を、抑え込むことも出来ない。
「ふうん」
 不思議そうながらも納得したように、優梨亜の幼い顔が鏡介を見つめる。
「……ごめん。やっぱイヤだよね、お尻でセックスなんて。普通のだってまだ
した事ないのに」
 すまなさを感じながら鏡介はうつむいた。が、
「う〜ん……試してみてもいいよ、お兄ちゃん」
 顔を上げると、優梨亜が恥ずかしそうに微笑んでいた。
「指でも、あんなにいいんだから……もっと、気持ちよくなれるかもね。
お兄ちゃんといっしょに……」
「そう……ありがと、優梨亜。ごめんね」
 鏡介は妹の唇に、そっとキスをした。
113名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 11:41:08
次回やっと挿入ですね。
楽しみにしています。
114名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 18:17:31
優梨亜かわいいよ優梨亜
115名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 19:40:43 ID:SB6ReuBX
マ〜ダ〜?
116mama:2005/04/24(日) 20:00:27 ID:m4I24TsS
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117名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:34:56 ID:XBNBbvy2
お待たせしました。>>112の続きです。

>>113
>次回やっと挿入ですね。
はい、「やっと」です_| ̄|○ 説明過剰で文が長引き、なかなかエロに進行しなくてすいません。
では、本文です。


「優しくするから、優梨亜」
 唇を離し、耳元でそうささやいた。仰向けに寝ていた優梨亜が、再び膝を抱える
ようにして脚を開く。鏡介はローションを手に取り、自分と優梨亜それぞれの場所
に塗った。
「ひゃぅ」
 お尻への冷たい感触に、優梨亜が可愛らしい声を上げる。ローションを塗りこめた
アヌスに指を入れて少し慣らすと、鏡介はペニスの先端を触れさせた。
「あん……入るかな、お兄ちゃんの?」
 亀頭の体温に身を震わせたのち、優梨亜はおずおずと兄に尋ねた。
「ちょっとずつ入れていくよ。痛かったりしたらすぐ言って」
「うん」
 かすかに微笑む優梨亜。反り返った男根に軽く力を込め、鏡介は押し当てた。
腰の下にクッションとタオルを入れているから、高さや角度的には無理はない。
そして二人のその部分は、ローションにまみれて滑りを増している。
 それでも簡単には挿入出来なかった。二本の指を上回るサイズのものを、幼菊は
拒み押し出してしまいそうになる。一つになるという願いのために、二人は心を
尽くした。妹を傷つけぬよう、はやる気持ちを抑え。兄を受け入れられるよう、
心身の緊張を解いて――
 押し引きを幾度か繰り返し、やがて亀頭がぬぬっと、優梨亜のお尻に飲み込まれた。
「あんっ!」 「はあっ」
 抑えた声が二人の口から漏れる。
118名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:37:21 ID:XBNBbvy2
「入ったよ、優梨亜……先っぽだけ、だけどね」
 鏡介の言葉に、優梨亜の表情が和らぐ。 
「痛くない?」
「うん、大丈夫……お兄ちゃんとゆり、つながっちゃったね。」
 興奮をにじませた途切れがちの口調で、優梨亜が言った。少し安堵した様に、
微笑寸前の表情を浮かべる。
「苦しい、優梨亜?」
「ううん、苦しくない。何だかお尻がいっぱいで、ちょっと変な感じだけど……
いやじゃないよ」
「そう。もう少し入れてもいい?」
 優梨亜がうなずいたので、鏡介はいま少しペニスを進ませた。最初の入り口こそ
難関だったが、中に入ってみるとゆっくりながら、存外にスムーズに進む。それでも
一気に奥まで貫くのは危険だし、不可能だ。6センチ程肉茎を埋め込んだ所で
鏡介は止まった。
「優梨の中、あったかいよ。それにとてもキツくて……」
 気持ちいい、というところまで口に出せなかった。柔らかく温かい粘膜が、きゅう
きゅうと締め付けてくる。いや実際は締め付けているというよりも、細い空間に
それを上回る太さのものが入り込んでいるのだが。動かしもせず、入った時の
ままでじっとしているだけなのに、早くも射精してしまいそうだ。
119名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:39:03 ID:XBNBbvy2
(ダメだ、まだ出しちゃ)
 鏡介は必死に耐えた。優梨亜に無理を言ってまで、お尻に入れさせてもらったのに。
優梨亜だって苦労したし、不安もあっただろう中で、僕を受け入れてくれたのに。
彼女に快感も与えぬうちに、簡単に果てたりしたら申し訳がない。
「……きもちいいの、お兄ちゃん?」
 優梨亜が鏡介を見上げてきて、そっと尋ねた。
「うん、すごく。優梨は?」
「お尻、お兄ちゃんの……おちんちんでいっぱいで、何だか広がっちゃうみたい。
指よりもすごいよぅ」
 息を乱しながら優梨亜は顔を赤らめる。
「動いても大丈夫?」
「うん……やさしくしてね、おにいちゃん」
 そのお願い通り、鏡介はゆっくり腰を動かし始めた。2センチか3センチかという
ストロークで、ペニスを前後させる。優梨亜だけではなく、鏡介の事情も考慮した
ゆるやかな抽送。それでも10歳の少女は、兄のもたらしてくれる快感に
「はうぅぅ」
 かすかなあえぎ声を上げ始めた。脚を開きさらけ出したお尻の穴に、お兄ちゃん
の大きなおちんちんを挿し込まれ、出し入れされ、広げられて。恥ずかしさいっぱい
の気持ちよさが、お尻からお腹の奥へ、じんわりと広がっていく。
「んっ、くぅ」
 階下が気になり、また夜という事もあって派手にはあえぐ事が出来ず、短く息を
吐く様な声しか出せない。声で発散できない分、なおさら強く快感を覚えるのかも
しれない。
120名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:41:07 ID:XBNBbvy2
 陶然としてきた妹の顔を見て、鏡介は少し動きを大きくした。優梨亜の
白い太ももを支え持ち、ピストンを続ける。引いた時カリが菊門に達する
くらいに、抽送の幅を広げた。
「ゆりっ……」
「おにいちゃぁん」
 ぱんぱんに大きくなったおちんちんは、その先端三分の一程度が、優梨亜の
お尻を出入り出来ているに過ぎない。だが二人とも、素晴らしく気持ち良かった。
念入りにローションを塗ったこともあり、意外とスムーズなピストンが出来ている。
そしてローションにより、くちゅくちゅというエッチな音も生み出される。
(優梨亜、そんなにきつくしちゃ……)
 妹が身体を震わせる度に、鏡介はきゅうっと締め付けられる。温かく包み込んで
くる粘膜に、おちんちんが吸い込まれてとろけそうな感じがする。そのくせペニス
を引くと、優梨亜のお尻はきゅっと締まるあまり、亀頭を押し出しそうにもなる。
吸い付かれたり押し出されたりで、敏感な肉茎から絶え間なく快感が広がる。

(お尻きもちいいよ、おにいちゃあん)
 優梨亜も小さな身体で、快感の波に耐えていた。だいぶ前から、お尻の穴に指を
入れてもらってきたけど……おちんちんはそれ以上に気持ちいい。お兄ちゃんの
太さが、お尻の中をいっぱいに満たしてくれて。おちんちんで穴を出し入れされる
のは、まるであの時の感覚がずっと続いているかのような、恥ずかしさいっぱいの
気持ちよさ。カリが入り口に引っかかると、内側から広げられるような感触が走って、
お尻も身体もびくびくしちゃう。
 ひとつになった二人は、愛を確かめあうかのごとく、徐々に昇りつめていった。
「イッちゃいそうだよぉ、お兄ちゃん」
「僕もダメかも、優梨」
 ささやくような声を交わしながら、限界のときが近づきつつある。
121名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:42:48 ID:XBNBbvy2
「このまま優梨のなかに……出していい?」
「えっ。お尻なんかで……しゃせいしてくれるの?」
 優梨亜の言葉に、鏡介は恥ずかしさを覚えながらうなずく。
「うれしい……いいよお兄ちゃん。ゆりも……一緒にイっちゃう」
 優梨亜ははにかむと、両手を兄に差し伸べた。鏡介はその手をとり、
指を組み合わせるように握った。そして
「優梨亜、大好きだよ……」
 浅い位置で小刻みに、鏡介はピストンを始めた。ずぼずぼ出入りする
カリが、敏感なアヌスの入り口を、とめどなく刺激する。
「んっ、ううんっ!」
 小さくあえぐ優梨亜。快感に、綺麗な眉が寄って切なげな表情を現す。
 続いて鏡介は、より奥へと挿し込んだ。ピストンの幅を大きくした抽送。
「ダメぇ、おにいちゃぁん」
 つないだ手から妹の震えが伝わってくる。そして自分のそれも、優梨亜に
伝わっているはず。
「優梨亜、ゆりあっ」
 声は抑えられても、快感は抑えられない。ちゅぷちゅぷという抽送の音も、
控え目ながら響き続ける。肛門から抜け出てしまいそうなくらい、ペニスを
ずるっと引いていく。
「やっ、出ちゃう、でちゃうよお兄ちゃぁん」
 あの時そっくりの感覚に、優梨亜が悲鳴を上げる。キュッと締め出された
男根が、優梨亜から抜け切る寸前で
「はあっ……!」
 一転して鏡介は、ずちゅん!と突き込んだ。それが最後の動作になった。
122名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:45:47 ID:XBNBbvy2
「やあぁっ」
 精一杯抑えたあえぎ声を漏らし、優梨亜がびくん!と痙攣した。つないだ
手を強く握り締め、お尻もきゅうっと締まる。それに搾り取られるように
「ゆりあっ!」
 鏡介も精を放った。きつきつの小桃の中で、びゅくんびゅくんと脈動が続く。
こらえにこらえていただけあって快感は凄まじく、液量も相当なものに思えた。
精液を射ち出すつど肉茎が膨張して、なおさら中がキツくなる。体内に精液を
放たれる感覚に合わせて、優梨亜が既にイッた身体を、ひくひくと震わせた。
「……ううっ」
 脱力し、くずおれた身体で二人は抱きあった。力を失い、それでも充実した
顔が間近に迫る。
「あったかい……おにいちゃんの、ミルク……いっぱい……」
 うつろな眼差しの優梨亜が、甘やかな声でそう漏らした。兄妹は互いの背に
腕を回した。絶頂は越えたけれど、もうしばらく一つになったままでいたい。それが
二人の気持ちだった。

 後始末を終え、衣服を整えて――二人は鏡介のベッドの上で、同じ布団にくる
まっていた。朝まで離れず一緒に眠りたい。お互い、そう思っていた。
「気持ちよかったね、お兄ちゃん」
 優梨亜がそう言って、鏡介の胸に顔をうずめた。鏡介はうなずき、妹の柔らかな
髪をなでた。と、その時、「ぐすん」という小さな声が聞こえた。
123名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:48:08 ID:XBNBbvy2
「どうしたの、優梨? どこか痛くした?」
 不安に駆られて鏡介が尋ねる。顔を上げた優梨亜は泣く二歩手前ほどだった。
しかし無理に笑顔を浮かべようとして、泣き笑いの様な面持ちになった。
「だいじょぶ、いたいわけじゃないよ」
 優梨亜は泣き笑いのまま、ごしごしと目をこする。
「痛くはないよ。でも……ほんとはお尻でするの、ちょっとだけこわかったんだ。
だけどお兄ちゃん、やさしくしてくれて、すっごく気持ちよくしてくれたから
……恥ずかしくてちょっとこわかったけど、お兄ちゃんと気持ちよくなれて、
うまく言えないけど……うれしかったよ」
 考えをまとめるように、優梨亜はぽつぽつと語った。そしてにこっと純粋な
笑みを浮かべる。
「優梨亜……」
 動揺を覚えつつ、鏡介は遠慮がちに優梨亜を抱き寄せた。そんな資格が
自分にあるのかと、心の隅で思いながら。
「やっぱり怖かったよね……ごめん、ごめんね、優梨亜ぁ」
「あ、謝んなくてもいいよ、おにいちゃん」
 優梨亜は慌てた様子で首を横に振った。泣き顔未満の表情は、もう消えている。
「気持ちいいのとうれしいので、こわさはどこかに行っちゃったもん。お兄ちゃん
とつながっちゃって、うれしいっていうか何だか……おもしろかったな」
 そこまで言うと、優梨亜はハッとしたように恥じらいを浮かべ、鏡介の頭を
よしよしと撫でてくれた。
124名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:50:34 ID:XBNBbvy2
「また……してくれるよね、お兄ちゃん」
 頬を赤らめて優梨亜はお願いする。
「も、もう、優梨ったら」
 苦笑しつつも、鏡介は大いに安堵していた。
「お兄ちゃん、ゆりこそゴメンね。まだ本当のせっくす、出来なくて……」
 恥ずかしげながらも真摯な眼差しで、優梨亜が鏡介を見つめてきた。
「い、いや、気にしなくていいよ。優梨亜に無理はさせたくないし」
 ぽんぽん、と鏡介は優梨亜の背をたたく。
「悪いね、普通のより先にお尻でセックスしちゃって。でも僕……優梨の
お尻好きだから」
「もー、お兄ちゃん」 鏡介の胸を、優梨亜がぺちんと叩く。
「あのさ、お兄ちゃんの誕生日2月だったよね?」
「うん、そうだけど何か」
「その時には……お兄ちゃんとほんとのせっくすがしたいな」
「えっ!?」
「今日、いっぱいクリスマスプレゼントもらったから、そのお返しだよ。ゆり、
がんばるからね。お兄ちゃんのお誕生日に、本当のせっくすが出来るように」
 10歳の少女は、照れと決意が混ざったような笑みを愛する人に向け
「やくそくするから……今日はありがとう、お兄ちゃん」
 幸せそうな表情で瞳を閉じて――やがて穏やかな寝息を立て始めた。

「優梨亜……」
 妹の言葉に、鏡介は衝撃にも似たものを感じていた。ありがとう、ごめんね、
大好きだよ、愛してる……様々な思いが、言葉が渦巻いて……
「おやすみ、優梨亜」
 電気を消して、鏡介も目を閉じた。
125名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:55:38 ID:XBNBbvy2
イブの夜のアナルセックス編、これにて終了です。
優梨亜が言った「本番の予定日」までまだ時間がありますが、
その間何を書こうか……

スレタイにもあるレズにしようかな?
前スレの真琴に再登場願いましょう、覚えてる人いないかも
しれないけど_| ̄|○
126名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 07:36:49 ID:7rWdGcPj
GJ!! 待ってました!
イベントとしては、お年玉で姫始めとか。
127作者:2005/04/26(火) 21:29:27 ID:4tgVqUFc
>>126
>イベントとしては、お年玉で姫始めとか。

姫初めイイですね、言葉の響きに魅かれますw
お尻エッチの描写は上手く書けてました?
128126:2005/04/27(水) 00:27:54 ID:lHMviAwT
毎日ご飯3杯は逝けます(違)

少女&お尻は結構ツボで、この板にスレがある「病棟&壷中天」
という大昔の同人小説で目覚めました。
面白いけど超ハードで未完なんですよね。

こっちのラブラブ甘々さは好きです。
物語中の予定日が決まり、ラストが近いのかなと思います。
別に意味でハードになりそうですが、最後まで期待してますよ。
129名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 11:41:28 ID:PnMXO3hl
>>126
作者さんはアナル経験とかあるのですか?
わたしはしたことないからよく分からないけどとっても興奮しましたよ!
130名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 11:42:18 ID:PnMXO3hl
間違えた
>>129>>127にです。
131名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 17:01:53 ID:8xEP48Cn
保守
132名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:37:34 ID:MGLTqbYV
ちゅき☆
133名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 00:21:27 ID:AlRtvG7Y
優梨亜作者さんもう来ないのかなぁ。
楽しみにしてるのにな。
134名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 06:56:41 ID:K1iuVs6b
アナルで満足されてしまったのではなかろうか、スカトロニアンだったみたいだし
135名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:10:43 ID:3EVLIFbT
>>133
楽しみにしてもらってるのに遅れてすみません。
そう言ってもらえるとほんと力が湧きます

>>134
お尻好きだけどスカトロの趣味はありませんよw
スカトロ連想させる様な描写・表現は避けたつもりなんですが、
どこか不快な所ありましたでしょうか?
136名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:11:58 ID:3EVLIFbT
随分と間があいてしまいましたが新作です。今日は途中までですが_| ̄|○

 My SweetHeart 第八話
 お正月の2日、鏡介たち一家は温泉旅行の三泊目だった。鏡介が高3の
この時期に旅行などという事が可能なのは、彼が既に付属大への進学を決定
しているからだ。
 鏡介は思う。年末年始を旅先で過ごすのは悪くない。温泉というのも結構。
だがそこで九州という場所を選ぶ両親は、ちょっと変わってやしないだろうか。まあ、
「だってえ、寒い時期だから暖かい所がいいじゃない」
「うん、母さんの言う通り」
 などと言われると、そういうものかなと納得しそうにもなる。
 三泊の予定なので、明日はもう家路につく。今日は夕食のあと、みんな部屋で
のんびりとしていた。鏡介の膝の上にはさっきから妹の優梨亜が座っている。
 ほろ酔い加減の父が、二人に声をかけてきた。
「優梨、こっちにも特等席があるぞ」
 目を細め、あぐらをかいた膝を一つ叩いてみせる。兄妹は少しの間顔を見合わせ
ていたが
「優梨亜の椅子は一つだけだってさ、父さん。それに酒臭い椅子はイヤみたいよ」
 鏡介がそう言い、悪気なく笑ってみせた。
「やっ、お兄ちゃん」
「むう……」
 優梨亜が顔を赤らめ、父が渋い表情を浮かべる。
「人気者ね、優梨亜ちゃん」
 微笑ましげな視線を、母が三人に向けた。
137名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:13:27 ID:3EVLIFbT
「私が座ってあげましょうか、お父さん」
「い、いやいやいや、母さんにそんな事頼んじゃ恐れ多い」
 しどろもどろになる父を見て、三人はくすくす笑った。
「な、何がおかしい……仲がいいところで鏡介、ちょっと優梨亜と一緒に
風呂でも行ってこい。最後の日ぐらいゆったり過ごしたいわ」
 しっしっと言わんばかりに、父が手を振る。
「はいはい」
 鏡介は妹を促して立ち上がった。準備をして部屋を後にする。
「なつかれてるのも今のうちだぞ〜」
 茶化すような父の声が背中から聞こえてきた。

 鏡介と優梨亜、二人そろってお風呂へ着いた。優梨亜は女湯に行くものと
ばかり、鏡介は思っていたのだが
「いっしょに……入ってもいい?」
 恥ずかしげにお願いして、彼女は男湯について来た。
(一緒なのはいいけど、周りの視線が……)
 躊躇を覚えた鏡介だったが、杞憂に終わった。お父さんと小さい兄弟の親子
連れと入れ違いで浴場に入ると、中には誰もいなかった。
(小さい旅館だもんな。お正月はあんまりお客とらないらしいし)
 鏡介は思い出した。まあ小さいとはいえ、食事も温泉もなかなか良い宿だ。
「すごーい、貸し切りみたい」
 優梨亜が歓声を上げて駆け出す。
「走っちゃ危ないよ、優梨亜」
 苦笑しつつ注意すると、優梨亜はくるっと振り向き、照れくさそうに笑った。
138名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:15:04 ID:3EVLIFbT
 人目が無いとは言っても、二人きりというのはかえって恥ずかしい気もする。
かけ湯をして、仲良く洗いっこをして。泡を流した後、二人は露天風呂に足を
運んだ。こちらも人影は無かった。南国とはいえ、夜の屋外はさすがに寒い。
急いでお湯に浸かる。
「は〜、あったかあい」
 ほんわかした声を出すと、優梨亜は鏡介に寄ってきた。
「優梨が男湯に来るなんて、意外だったよ」
「だって……お兄ちゃんと二人でいたかったんだもん」
「他のお客さんだっていたかもよ。結果的に僕らだけだったけど」
「うん、それはその、忘れてたっていうか……脱衣所まで来てからあせったよ」
 優梨亜はちょこっと舌を出した。そして鏡介の肩の辺りに、ほっぺを寄せてくる。
「二人っきりになるの、今年初めてだね」
 愛らしい顔を間近で見ながら、鏡介はそう言った。
「うん。お兄ちゃん、今年もいっぱい……かわいがってね」
 優梨亜がはにかみながらも、勇気を出したような面持ちで伝えてきた。
「はい。今年もいっぱい愛し合おうね、優梨亜」
 ぽふっと妹の頭をなでると、鏡介は足を伸ばし、よりお湯に身を浸した。
「あ、あの……」
 鏡介は優梨亜に、少し戸惑ったような表情を向けられた。どうしたの、と尋ねると
「えっと、その……今日は、何もしてくれないの?」
 もじもじしながらそこまで言うと、優梨亜は顔を真っ赤にして脇を向いた。
139名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:16:39 ID:3EVLIFbT
「さっきも、普通に洗うだけだったし」
 10歳の少女の視線が、ちらっと鏡介に注がれ、すぐに離れる。確かに洗いっこを
した時も、エッチな事にまでは至らなかった。胸やお尻に触れた時には、多少意識
してしまったが。
「う〜ん……僕も本当は、してあげたいんだけど。でもさっきはいつ人が入ってくる
か心配だったから」
 そこまで言って、鏡介はふと考えた。今二人がいる露天風呂には、大浴場を
通ってでないと入りに来れない。出入り口は一つだけで、こちらから出入り口は
よく見えるが、向こうからだとやや見通しが悪い。
「ここでなら大丈夫かも、優梨亜」
 鏡介は言い直した。出入り口の方の音や人影に注意さえすれば、あるいは……
「じゃあ、してもいいのね。お兄ちゃん」
 恥ずかしさが、嬉しさを少し上回っているような面持ちを優梨亜は浮かべた。 
鏡介の膝の上にちょこんと腰を下ろす。やわらかな弾力感が、鏡介の太ももに
広がった。そして優梨亜の軽い身体が、密やかに動き出す。
「優梨?」
「急にごめん……でももう、がまんできないよぅ」
 ためらいがちにおまたを擦りつけながら、そうつぶやく優梨亜。その姿がたまらなく
可愛らしくて、鏡介は妹の肩を抱いた。そっと引き寄せると、滑らかな背中が
鏡介の胸板に触れた。
140名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:23:01 ID:3EVLIFbT
「今年初めてのエッチだね。可愛いよ、優梨亜」
 耳たぶにキスをして。そしてほっそりした首筋に、唇と舌を這わせていく。
「はうん!」
 優梨亜がびくっと震えて、お湯を波立たせる。
「色んなとこで感じちゃうんだよね、優梨は」
「う、うん。ゆりをこんな風にしてくれたのは、お兄ちゃんだよ」
 にこっとした顔を向けられたが、鏡介は一瞬胸がつまるような気がした。
「あっ、せめてなんかいないよ」
 鏡介の動揺を感じ取ったかのように、優梨亜は続ける。
「お兄ちゃんに気持ちよくしてもらうの、本当にうれしいの。だから……」
「そう、なら良かった」
 肩を抱く腕を、鏡介は一旦解いた。そして妹の手を導き、自らの手を取らせる。
「どうぞ、優梨亜。好きに使っていいよ」
 一瞬えっ?という疑問の表情を浮かべた優梨亜だが、やがて鏡介の意図が
分かったらしい。頬を染めておずおずと、握った兄の手をお湯の中に引き込む。
女の子の秘裂へと鏡介の手は導かれた。いちごゼリーのようなぷにぷにの感触。
でも鏡介は自分からは指を動かさない。
「おにいちゃぁん……」
 優梨亜が潤んだ瞳を向ける。やがて耐えかねたのか、10歳の少女は兄の
指を操り始めた。
141名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:25:48 ID:3EVLIFbT
「んっ……あっ」
 細い少女の指に誘(いざな)われて、鏡介の指はわれめをなぞって行く。
敏感な花芽にたどり着き、優梨亜の身体が大きく震えた。
「はうん!」
 小粒のグミのごとくふにふにで、舌で転がしたらとろけそうな突起。そこが少し
ずつ熱と硬さを増していく。鏡介の指先で、あるいは自分の指と兄の指で
挟むようにして、優梨亜はクリトリスをこねる。
「おにい……ちゃぁん」
 甘やかな声と息を吐く優梨亜。秘所に触れているのは兄の指、でもそれを
動かしているのは自らの手と意志。そんな状況がなおさら快感を煽らせている。
「お兄ちゃん、お尻も……お願い」
「……だ〜め。今日はこっちだけ」
「え〜っ」
「大丈夫、二ヶ所やってあげるから」
 鏡介は今度は、自分で指を動かし始めた。右の人差し指をすっと進めて、
幼い膣口へ。何度かくすぐるようにした後、そっと入り込ませていく。そして左手で
クリもつまんであげる。
「やあぁんっ」
 四年生の妹が切なげに身をよじらせる。まだ第一関節辺りまでしか受け入れ
られないけれど、指が出入りするたびに息が乱れていく。
142名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 23:28:54 ID:3EVLIFbT
「優梨亜のおまんこ、きゅうきゅう締め付けてくるよ」
 指先を包む感触を、鏡介は口にした。
「こんな優梨とセックス出来たら……どんなに気持ちいいのかな」
 思わずそんな言葉も漏れる。
「……ごめんねお兄ちゃん。ゆり、まだせっくす出来なくて。ゆりがまだ小さい
から、子どもだから……ダメなんだよね」
 快感に言葉を途切れさせながらも、優梨亜が申し訳なさそうに言った。 
「ううん、謝らなくていいよ。最初は無理でもいつかきっと出来るから。お尻
だってそうだったじゃん」
「や、やだぁ」
 はにかんでうつむく優梨亜。
「お兄ちゃん、ゆりはまだ、ちっちゃい子どもだけど……でもお兄ちゃんの
お誕生日には、ゆりの『はじめて』、あげるから……」
「ありがと。ちっちゃくて可愛い優梨亜、大好きだよ。だから気にしないで」 
 優しくそうささやくと、鏡介は指のペースを上げた。大好きな妹を悦ばせる行為。
そして、いつか一つにつながるためのステップ。ゆっくりと人差し指を抽挿する。幼膣に
入れた指先をくいっと曲げて、入り口近くの快感の園を愛撫してあげる。
「やっ、らめ……おにいちゃ……ひあぁんっ!」
 兄の腕の中、繊弱な身体をびくんと震わせて、優梨亜は昇り詰めた。
143名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 00:30:25 ID:zciY5Cpt
>>GJ!!
ほんとに姫始め書いてもらえるとは!
144名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:59:15 ID:CSP/hC4R
湯船に出すのは人様の迷惑だから、
ちゃんと飲んであげなね > 優梨亜ちゃん
145名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:13:47 ID:rGICsAy9
優梨亜ちゃんのまんまんみてちんちんおっきおっき
146名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:50:25 ID:wzmC2nUB
>>144
はい、当初からその展開で行くつもりでした。
やっぱり同じ所に思い当たりますねw

>>136で8話と書きましたが9話の間違いでしたorz
続き貼ります。

「くうぅぅん」
 力の抜けた身体が、鏡介に寄りかかってきた。お湯の中で密着する、二人の肌。
「あっ……何か硬いの当たってるよぉ、お兄ちゃん」
 ややあって、優梨亜が何だか恥ずかしそうな声を上げた。うん、と短くうなずく鏡介。
彼の一物は、寄りかかってきた妹の腰の辺りに触れていた。
 膝の上で、優梨亜はこちら向きに座り直すと
「お兄ちゃんにも、してあげるね」
 はにかみながら、おずおずと鏡介のペニスに手を伸ばした。
「わっ、い、いいよ優梨亜」
「え、なんで?」
「お風呂の中だと……出せないじゃん。汚しちゃうから。でも優梨亜にしてもらったら、
出さずに我慢なんて出来ないから……だから最初からやらなくていいよ」
 言いずらさを感じつつ、鏡介は妹に説明した。
「そっか、温泉汚しちゃまずいもんね……あっ、でも……お湯がだめなら、ゆりの
中に……出してくれてもいいよ」
 頬を染め、だんだん声を小さくしながら、優梨亜がそう提案した。
「優梨亜の中って、お尻?」
「ちがうよぉ……お口だって」
 やだもう、とばかりに、優梨亜が鏡介の胸をぺちんと叩いた。
147名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:53:56 ID:wzmC2nUB
「口って言ったって、大丈夫?」
 口内射精は今まで、ほとんどやった事が無い。精液だって、優梨亜は
そこそこ舐めたり飲んだり出来るが、「一回分」全てを飲み込むのは未経験
だったはず。
「だいじょうぶ。ゆり、がんばるから」
 にこっと笑って、優梨亜が鏡介を見上げる。そしてそっとおちんちんを握る。
震えそうになる身体を抑える鏡介。我慢できないのは彼も一緒だった。
「じゃあお願い、優梨亜。無理しないでいいからね」
 鏡介は立ち上がり、優梨亜の眼前にペニスを差し出す。
「はーい。わっ、こんなに大きくなってるぅ」
 妹の無邪気な口調に、顔がかっと熱くなる。
「もう、むけちゃってるね」
 むき出しの亀頭に、優梨亜はちゅっと口づけた。いつとはなしに、優梨亜は
キスからフェラを始めるようになっていた。
 ちゅっ。ぴちゅっ。先端部、尿道口から始まって、亀頭・カリ・裏筋・竿。何ヶ所
にもキスをしながら、優梨亜の唇は根元へと向かっていく。今日はいつも以上に
キスしてくれている。
「ここにキスされるの、お兄ちゃん好きだよね」
「うん。優梨亜もおちんちんにキスするの、好きなんじゃない?」
「えっ……う〜ん、お兄ちゃんのだったらね」
 優梨亜は恥ずかしげに答えた。そして今度は舌先で、根元から裏筋をなぞっていく。
148名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 22:55:40 ID:wzmC2nUB
「わっ、優梨亜っ」
 溜まっているから、いつにもまして勃ちと快感がすごい様な気がする。
「んふふっ」
 感じてもらえたのが嬉しそうに、優梨亜が愛らしく微笑む。そしてさくらんぼ
みたいな幼唇で、亀頭をぱくっとくわえた。
「はぅっ、優梨っ」
 くわえられるこの瞬間はいつも、おちんちんがむくっと大きくなる感覚がする。
ちっちゃなお口で一生懸命、ご奉仕してくれる10歳の少女。快感にも劣らない
くらい、優梨亜への愛おしさで胸がいっぱいになる。
 鏡介は優しく妹の頭をなでた。アップにしてまとめた髪に、指を絡ませもする。
「ありがと、お兄ちゃん。もっと気持ちよくしてあげるね」
 いっぱいに頬張った口の中、優梨亜は丁寧に舌を動かし始めた。小さくきつい
口内で、こうも舌をうごめかされると、おちんちんがびくびく痙攣しそうなくらい
気持ちいい。そうかと思うと舌を止めて、お口でちゅうーっと吸ったりもする。
「ううっ」
 思わず腰が引けたのと、優梨亜が唇に力を入れたのが合わさって。ちゅぽんっと
音を立てて、口から肉棒が飛び出た。
「ひゃっ」
 二人が声を上げたのは、抜け出た勢いで亀頭が優梨亜の顔をこすったからだ。
つるつるの肌の感触が、鏡介に予期せぬ快感をもたらした。
149名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:00:01 ID:wzmC2nUB
「優梨亜ぁっ」
 鏡介は腰を突き出して、妹のほっぺに自らをこすりつけた。ふにっとした
肌がとても気持ちいい。
「お、おにーちゃん」
 優梨亜が戸惑ったようにはにかむ。
「優梨のほっぺすごく気持ちいいよ。もっとこすってもいい?」
「うん。お兄ちゃん動かなくていいよ。ゆりがやってあげる」
 優梨亜はペニスに手を添えて、先端を顔に触れさせた。頬ずりをする
みたいにして、亀頭にほっぺをすり寄せる。
「優梨、ふにふにやわらかくて……もうイッちゃいそう」
「外で出しちゃダメだよ〜、お兄ちゃん」
 優梨亜はそう言いながら、ぷくっとした愛らしいほっぺで頬ずりを続ける。
手で亀頭を押し付けてもいるから、頬と両方の動きが合わさって……
「優梨亜、もうダメっ!」
 鏡介が叫ぶのと同時に、優梨亜がペニスをあむっとくわえ込んだ。ちゅるっと
吸うようにしつつ、温かな舌が亀頭を舐め回して――
 妹の口の中で鏡介は放った。数日分溜まっていた精液が、一気に噴き出て
いく感覚。おちんちんがドクドク震えて、残らずザーメンを射ち出す。温かい小さな
お口の中で、とろけていくような快感に襲われる。
「ん、んう〜」
 長い射精を受け止めきると、優梨亜はぷはっと口から肉棒を出した。
150名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:04:06 ID:wzmC2nUB
 大丈夫?と尋ねる鏡介に、優梨亜はけなげにうなずいた。鏡介を
見上げて瞳を閉じる。唇が白濁液でわずかに濡れている。心もちあごを
上げると、細いのど元がこくっと動いた。
「はあっ……いっぱい、出たね」
 精液を飲み下して、優梨亜が大きく息をついた。
「ごめん、まずかった?」
「う……苦くてしょっぱいけど、でも、お兄ちゃんの味だから」
 優梨亜は恥ずかしげに微笑んだ。そして心の中で
(お兄ちゃんのミルクの、味と匂いって……何だか、エッチな気分に
なっちゃうよぅ)
 と付け加えた。未だ萎えきってはいない、鏡介のペニスをお掃除し始める。
「く、くすぐったいよ優梨亜。出してすぐは敏感なんだから」
 兄の反応が可愛くて、優梨亜はくすっと笑った。
151名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:09:10 ID:wzmC2nUB
 温泉に入ってくる人もおらず、無事に姫初めを終えた二人。部屋に帰って
くると、中から慌ただしい物音と雰囲気が伝わってきた。
「は、早かったな二人とも」
 父がどもりつつ、入ってきた鏡介達に声をかけた。そうかなあ、と鏡介は
時計に目をやる。
「今度はお父さんとお母さん、お風呂入って来ていいよ」
「そ、そうね、そうしましょ」
 無邪気な優梨亜の言い様に、母が調子を合わせる。二人の応対や浴衣の
様子を見て、鏡介は父に耳打ちした。優梨亜に聞こえないよう、そっと。
「父さん、まさか弟か妹が出来るなんてことはないよね」
「大丈夫だ、その辺手抜かりは……って鏡介、お前何を言わせる!?」
 語るに落ちた、といった感の反応に鏡介はずっこけそうになった。
(優梨亜とお風呂でしちゃったから、ビクビクしながら戻ってきたのに……
どっちもどっちとはな〜)
 ごまかしごまかし風呂へ向かう両親を見て、鏡介は額に手を当てた。

第九話おしまい
152名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:45:17 ID:cDnPb9rX
姫初めって、両親の方か(w
153名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 10:49:26 ID:PQdHVX4h
最近新作が早いのでワクワクです
154名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:34:53 ID:GBMcpcvs
次はバレンタインエッチかな
作者さん期待しています
155名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:35:42 ID:ilzDvgAq
>>154
バレンタイン辺りがラストになる予定です。
それまでにもう何話か書きますが。

第10話です。スレタイにもあるんで今日は一応レズをw

 三学期が始まって幾日か経った、ある日の放課後。優梨亜の家
には友達が一人遊びに来ていた。名前は原田真琴。三年生の時から
同じクラスになり、今では一番の友達だ。優梨亜より7、8センチ背が高く、
肩に付くくらいの髪を今日は結わえず流している。
 真琴は、優梨亜と鏡介の関係を知っている。優梨亜たち自身を除けば、
唯一の人間だ。眉をひそめたりすることもなく、二人の関係を応援している。
 そればかりではない。彼女自身、エッチなことが大好きな子で、優梨亜と
たびたびレズな行為に及んでいた。鏡介を交えて三人でしたことも、2回程ある。 
 兄妹の関係を、真琴は秘密にしてくれている。その代わり、というのが正確か
どうかは分からないが、彼女も時おりエッチに参加しているのだ。
 でも真琴には、もともとばらすつもりは無かったようだし、鏡介に憧れていて
奪っちゃいたい、という様子もうかがえない。
 優梨亜はたまに、そんな彼女の態度を少し不思議だなと思う。

「ねえ、優梨亜ちゃん」
 おやつのクッキーをつまみながら、真琴が優梨亜に声をかけた。学校帰りに
寄ったので、制服のままだ。紺のブレザーにグレーのスカートで、優梨亜も同じ
姿である。
「なあに?」
「お兄ちゃん……鏡介君と、あれからどこまで進んだの?」
 明るく快活な真琴の声。少しつりぎみの大きな目を、優梨亜に向けてくる。
156名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:39:09 ID:ilzDvgAq
 優梨亜は軽く口ごもった。お兄ちゃんとのエッチについて、真琴が訊いて
いるのは分かった。この前のクリスマスイブにアナルセックスまでしていたが、
それを正直に教えるのはさすがに恥ずかしかった。
(お尻でせっくすしたなんて言ったら……まこちゃんすごく驚くよね。エッチ過ぎ
なんて思われちゃうかも)
 胸がどきどきしてきて、優梨亜はうつむきそうになる。左右にゆるく三つ編み
にした髪を、何とはなしに触る。その様子を見て真琴の方が、促すように話を
振った。
「クリスマスとか冬休みとかあったから、ひょっとして最後まで行っちゃった?」 
「ううん、まだ」
 首を横に振る。最後というのがセックスを指しているのは、優梨亜にも察せられた。
真琴が話題を出してくれたおかげで、それに沿って答えられそうだ。頬の熱さを
感じながら、優梨亜は続ける。
「まだしてないけど、でも……お兄ちゃんのお誕生日、2月の15日なんだけど、
その日にはせっくすしてあげるって、約束したんだ」
 言い終えた時、頬の熱さは耳にまで広がっていた。そっと真琴の反応をうかがう。
「おぉ〜」
 真琴は感嘆したような声を上げた。
「ついにそこまで来たんだ〜。あと一ヶ月ちょっとか、最高のプレゼントだねっ」
 優梨亜たち兄妹を祝福するように、真琴がにっこり笑った。
157名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:41:39 ID:ilzDvgAq
「いつ約束したの?」
「この前のクリスマスイブ。お兄ちゃんにいっぱいプレゼントもらったから、
そのお返しにって……」
「学校にして来てる、マフラーと手袋だっけ。あれ可愛いよね〜」
 ほんとは他にも、プレゼントみたいなものもらったけど、と優梨亜は心の
中だけで加える。
「お兄ちゃん、ゆりの身体の事考えて、ずっとしないでいてくれたんだけど……
でも本当は、したいんだと思うの。ガマンしてるんだろうなぁって。だから
来月の誕生日までには、できるようになっていたいな」
「優しいんだね、二人とも。相手のこと考えていて」
 そう言った真琴の顔は、優梨亜にはどこか寂しそうに見えた。
「ここまで来ると……優梨亜ちゃん、あたしはもうお邪魔かな?」
「えっ、そ、そんな事ないよ」
 優梨亜はあわてて首を横に振った。
「邪魔だなんて。まこちゃんだって大事な人だよ」
 まっすぐ相手を見て、優梨亜はそう訴える。真琴の表情がほっと和む。
「よかった。じゃああたしも、優梨亜ちゃんとしてもいい?」
 そう言って、優梨亜のそばに身体を寄せて来た。
「えっ、今!?」
「うん。今日はそのために、遊びに来たんだもん」
158名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:43:46 ID:ilzDvgAq
「しばらく出来なかったからなー。学校でなんか、外は寒いし中は
いい場所ないし」
 隣に腰を下ろし、真琴はスカートに手を伸ばして
「ほんとに、いい?」
「うん」
 優梨亜は軽くはにかみ、自らの手を真琴の手に重ねた。その手がそっと、
優梨亜のスカートの中に入っていく。太ももをなでるように、だんだん奥へ。
「んあっ」
 女の子の場所を、女の子の指が下着越しになぞっていく。そして敏感な
一点に留まり、くにくにと指先でこね始める。
「やっ……ふえぇぇん」
 震える声を漏らしながら、優梨亜はあそこがじゅんっとするのを意識していた。
友達の肩に軽くしがみつく。
「まこちゃぁん……」
「今でも、あたしでも感じてくれるんだね。うれしい」
 にこっと笑った真琴に、優梨亜はためらいがちにお願いした。
「まこちゃん……直接、さわってぇ」
「はーい。前以上に敏感になってない? お兄ちゃんのおかげ? 」
「そ、そんなこと……」
 優梨亜が言いさした時、真琴の手が下着の中に入ってきた。
159名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:46:13 ID:ilzDvgAq
(気持ちいいけど……濡れてるの、まこちゃんに分かっちゃう)
 快感と恥ずかしさに、優梨亜は小さな胸を震わせていた。女の子のわれめを、
クリトリスを撫でる真琴の指。ほっそりした指の愛撫は、お兄ちゃんのとはまた
違った気持ち良さをもたらしてくれる。お兄ちゃんの指づかいも優しいものだけれど、
真琴は指自体が細いから、ソフトながらもよりピンポイントで当たってくる。
「やっ……はうぅ」
「かわい〜、優梨亜ちゃん。もう大好きっ」
 感じる表情がたまらないといった様子で、真琴が優梨亜に頬ずりしてきた。
「ゆりも……まこちゃんのこと好きだよ」
 優梨亜もそうつぶやき、遠慮がちに頬にキスをした。
「わっ、ありがと。でも……あたしは一番じゃなくていいよ。お兄ちゃんとは違う
『好き』でも」
 真琴が笑顔でさりげなく言った言葉はしかし、二人の間にしばし沈黙をもたらした。
「ごめ……」
「ごめん、まこちゃん」
 優梨亜の方が一瞬早く、謝りの言葉を口にした。
「ゆりは、ずるいのかもしれない。まこちゃんは好きって言ってくれて、気持ち
いいこともしてくれるのに……でも本当は、お兄ちゃんの方が……」
 複雑な想いを整理しようと努力しながら、優梨亜は語る。
「そのお兄ちゃんだって……お兄ちゃんが大好きだけど、でもお兄ちゃんとだけ
じゃなく、まこちゃんともこういう事してるし」
160名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:50:21 ID:ilzDvgAq
「優梨ちゃん……」
「何て言ったらいいのかな。二人とも好きなんだけど、でも今のままじゃ
両方に悪いような。どうしたらいいんだろう」
 そう言うと、真琴は少し身体を離し、優しく肩に手を置いた。
「優梨亜ちゃんはそんなになやまずに……気にしないで素直に愛されてれば、
それでいいと思うよ。みんなが好きになっちゃうくらい、かわいい子なんだから」
 にこっと笑う真琴。自分を安心させてくれていると、優梨亜には思えた。
「あたしは今の立場でいいしね。鏡介くんだって、あたし達がするのはイヤじゃ
ないって言ってたじゃん。優梨亜ちゃんだけが悩む必要なんて無いよ。
 三人で一緒にしたことだってあるじゃない」
 少し間を空けて最後の言葉を言うと、真琴はいたずらっぽく舌を出した。
「そっか……わかった。まこちゃん、ありがとね」
 優梨亜は安心して、ぺこっと頭を下げた。
「どういたしまして……あのさ優梨ちゃん、あたしにも、してくれる?」
 真琴が恥ずかしげに笑って、すっと自分のスカートの裾を上げた。
「あっ、あたし紺パンもはいてたんだっけ。ちょっとジャマかな」
 寒い時期ゆえの重ね履きを下ろし、オレンジと白の細いボーダーの
ぱんつがあらわになる。優梨亜は真琴に手を差し伸べ、そして自分も
スカートを上げる。もこもこした生地の薄ピンクのぱんつに、再び真琴の指が。
「ずるいのはあたしの方かも。優梨亜ちゃんが好きだけど、それ以上にエッチな
ことしたくて。やろうとしてばっかりで」
「そんなことないよ。まこちゃん、エッチなだけの子じゃないもん」
161名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:53:05 ID:ilzDvgAq
「んっ……きゃんっ!」
「ああっ、優梨ちゃぁん」
 幼い花芽をいじり合いながら、二人の四年生の息づかいが乱れていく。
そしてどちらからともなく、スカートと下着を脱ぎ捨てて。つるつるの秘所は
女の子の蜜で、かすかに濡れ光っていた。
「女の子同士も、やっぱ気持ちいいね」
「うん。あたし達いいお友達だし、なおさらなのかな。
 ねえ優梨ちゃん、五年生や六年生だって、こんなことしてないかもね」
 いたずらっぽく笑う真琴。その視線が、部屋の壁際に置いてあったものを捕らえた。
「あ〜、いいもん見っけ」
 真琴の見る方向には、優梨亜の絵の具セットがあった。三学期の図工では
使わないので、家に置いてあったのだ。真琴はそれを取ってくると
「開けてもいい?」
 にひっと笑顔を浮かべながら、真琴は絵筆を取り出した。太筆を手にして
「これね、すっごい気持ちいいんだよ〜」
 ひょいっと無造作に、優梨亜のわれめを一なでした。
「ひゃあんっ!」
 悲鳴に近い声を優梨亜は上げた。くすぐったい等という言葉では表現しきれない、
ぞくっとするような快感。
162名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:54:52 ID:ilzDvgAq
「きゃはっ! こちょこちょ〜っ」
 真琴が面白がるような表情で、またも筆を動かす。
「きゃうん! だめぇ……声、すごく出ちゃうよ……お兄ちゃんもいるのに」
 思い出したかのように、優梨亜はそう告げる。高3の三学期はもう通常
授業は無く、午前中だけで帰って来てしまうのだ。
「いいよお、その時はその時で、鏡介くんも混ぜちゃおうよ」
 からっとした口調で楽しげに言い、真琴は筆先でくすぐるのを止めない。
「やっ、もおっ」
 優梨亜は何とか逃げて、自分も絵の具セットに手を出した。細筆と平筆、
少し迷って平筆を取る。顔を赤らめながらも、真琴にお返しを始める。
「うわっ……きゃ、ちょ、ちょっとぉ」
 さわさわしたクリへの刺激に、真琴も身をくねらせる。
「んっ、くぅぅん……人にやられると、もっと感じちゃうぅ」
「……まこちゃん、自分で筆でしたことあるの?」
「あっ……もぉ、ないしょだからね」
 真琴は恥ずかしさをごまかすように、優梨亜のブレザーとブラウスのボタンに
指をかけた。
163名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:00:01 ID:ilzDvgAq
「こっちも気持ちいいんだからっ」
 ブラウスの前を広げ、キャミソールをまくって。優梨亜のなだらかな胸、
桜色の小粒に筆先をはわせる。
「きゃぁん!」
 優梨亜はひくっと大きく震える。やがて真琴もブラウスをはだけて、あたしも
とおねだりしてきた。愛らしくふくらみ始めたその胸に、少し羨望を抱きながら、
優梨亜も平筆を触れさせる。
「やっ、くすぐったいって」
「まこちゃんも、そんな突っついちゃダメぇ」
 甘い声とともに、乳首が幼いなりにつん、と立ってくる。そして筆持たぬ方の
手は、おまたの繊細な突起に……乳首とクリを相互に可愛がりながら、二人の
少女は快感の高みへ。白く滑らかな肌が火照り、愛らしい幼顔が陶然としていく。
「あたし、もうダメっ……」
「ゆりもぉ……」
 最後は抱き合うように身体を寄せて、二人は頂点に達した。
164名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:02:17 ID:ilzDvgAq
ここまでのレズで一区切りにするか、
それとも3Pにつなげちゃうか考え中です_| ̄|○
165名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 07:53:12 ID:zVOQGr/6
3Pテラキヴォンヌ(;´Д`)
166名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:24:55 ID:Cu6Trp0n
筆ときたらマン拓 < ソフトじゃねぇって
167名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:37:15 ID:jhaKrGSf
168名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:09:22 ID:jouCfm+E
>>163の続きです

 それからしばし、二人小さなテーブルに突っ伏していた。上半身ははだけた
ブレザーとブラウス、下着、下半身は靴下のみを身に着けて。心地よい充足
感の中、顔を寄せて微笑みあう。
 と、その時。ドアの向こうからゆっくりとした足音が聞こえた。
「お兄ちゃん!?」
 優梨亜はハッとして顔を上げた。
「ど、どうしよう」
「だいじょぶ、来たら来ただよ」
 あわてて服を引き寄せた優梨亜に、真琴が事もなげに言う。ドアが小さく
ノックされ、やや間を置いて「開けてもいい?」と訊く鏡介の声がした。
 動揺を隠せない優梨亜。そのほっぺを一なですると、真琴がそのままの格好で
立ち上がり、ドアへと歩いていった。

 「いいよー」という声を受け、ドアを開けた鏡介の目に少女の姿が飛び込んで来た。
「ま、真琴ちゃん」
 下半身裸の真琴に迎えられて、一気に動揺する。
「何かご用?」
 けらけらと笑いながら尋ねる真琴。視線を奥に転じると、同じ服装で座る優梨亜
が目に入った。
169名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:11:14 ID:jouCfm+E
「あの……二人とも、仲良くするのはいいんだけどさ……もう少し声、抑えた方が」
「き、聞こえてたの?」
 恥ずかしそうな声を優梨亜が上げる。一方、眼前の真琴は
「ふーん。あたし達の声聞いて、興奮しちゃったとか」
 からかうような微笑で、鏡介を見上げてきた。
「そ、そんなこと……」
「優梨亜ちゃん、鏡介くんのこと待ってたんだよ〜」
 適当なことを言いながら、真琴が手を引っ張っていく。
「いっしょにやろうよっ」
 真琴が鏡介と優梨亜の顔を、順に見る。優梨亜ももじもじしながら「お兄ちゃん、
お願い」とささやいた。
「ちょ、二人とも」
 鏡介が言い終えぬうちに、真琴が腰に腕を回してきた。ややあって優梨亜も抱き
ついて、鏡介は二人の少女にズボンを下ろされてしまった。二人の手はトランクス
にも伸びて、下半身を露出させていく。
「こ、こら優梨亜、マコちゃん!」
「いいじゃん、あたし達だって下はいてないんだから」
「……分かった。じゃあ、僕もしてあげるけど」
 鏡介は一つ条件を出した。真琴はにやっと、優梨亜は恥ずかしげに笑いながら
それに従う。
170名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:19:14 ID:jouCfm+E
 二人はキャミソールを脱いで、素肌の上から再びブラウスとブレザーを
羽織った。下半身は相変わらず、靴下を身に着けるのみ。
「この格好ちょっと恥ずかしいよ、お兄ちゃぁん」
「何かマニアックじゃない、鏡介くん?」
 ひざまずく二人に言われて、鏡介は返す言葉も無い。制服を脱ぎ切らずに
やってもらいたいと思って、こんなリクエストをしてしまったのだ。
 はだけた制服の間から見える、少女特有の体つき。どちらもほっそりしている
けれど、優梨亜の方がより華奢だ。もう少しで細過ぎとの印象を与える間際、
絶妙な肉付き加減の手足。薄くぷっくりとしたわれめは、ぴたっと閉じ合わさって
いる。
 一方真琴の方は、もう少し発達した感じの体だった。太ももは細いながらも
ちょっとむちっとしているし、われめからは鞘に包まれたクリが顔をのぞかせていた。
「もう、こんなイケメンなのにエッチなんだから」
 真琴が鏡介の視線を見返して言い、次いで下に目を向ける。
「でか〜っ」
 くすっと笑って鏡介のものを握った。優梨亜もハッとした様子で、負けじと手を
伸ばしてくる。二人の手の動きで男根に少しずつ、芯が通っていく。
 顔をのぞかせている亀頭に、優梨亜がいつものごとくキスした。真琴も次いで
フェラをしようとしたが
171名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:22:17 ID:jouCfm+E
「だめ。ゆりのお兄ちゃんなんだから、ゆりが先だよっ」
 珍しく、優梨亜が強い口調で友人に言った。が、真琴も負けていない。
「優梨亜ちゃんはいつもフェラしてるんでしょ。あたしにもやらせてよ」
「取りっこしちゃダメだよ。一個しか無いんだから」
 間の抜けた言い方だと思いつつも、鏡介は二人をなだめようとする。
と、そこで真琴が何か思いついた風に、優梨亜に耳打ちした。鏡介が
疑問に思う間もなく
「こっちはー」
「二つあるぅ〜」
 愛らしい少女達があむっと、玉を口にふくんだ。優梨亜が右、真琴が
左のを。照れくさそうに鏡介を見上げながら、くちゅくちゅと音を立て始める。
「うあっ、二人とも……」
 鏡介は膝が震えた。唇でちゅうっと吸い付く優梨亜。舌でコロコロ玉を
転がす真琴。四年生の妹とその友達が、睾丸を一つずつ頬張ってご奉仕
してくれる。快感と何よりその光景のすさまじいエッチさに、ペニスも瞬く間に
勃ち上がった。
「こっちも……して」
 男根の根元に手を添え、鏡介はお願いしたが
「え〜、取りっこしちゃダメなんでしょ。一本しか無いんだから」
 いじわるっぽく真琴が言って、玉袋だけをちろちろ舐める。
「そんなぁ」
 ついさっきの自分の言葉を、鏡介は後悔する。
172名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:25:33 ID:jouCfm+E
「まこちゃん、ゆり……やっちゃうよ」
 兄の様子を見かねたのか、優梨亜が竿に口づけた。皮を唇で挟んで、
優しくむき下ろす。
(ああっ――優梨、何もそれやんなくても)
「うわっ、何今の? 超エロくな〜い? つーかずるいよ優梨亜ちゃん」
 真琴が興奮気味にまくし立てる。「あたしもやっちゃお」
 優梨亜のむいた皮をわざわざ戻して、真琴も口でむいた。面白そうにきゃは
きゃは笑う。
「二人で一緒にむいちゃおっか〜」
 優梨亜と真琴の指が、三たび包皮を戻す。
「せ〜のっ」
 ちっちゃな唇に挟まれ、引っぱられ、むかれて
「うあっ! だめっ!」
 鏡介は思わずビクンと震え……そして亀頭の先端から、わずかに白さを帯びた
液がにじんだ。
「あれ?」
 女の子達がきょとんとする。本当の射精にまでは達しなかったものの、うっすら
ほんの少しだけ先走ってしまったのだ。鏡介はきまり悪さでいっぱいになる。
「もお、鏡介くんったら」
「お兄ちゃん、今の好きだもんね」
 優梨亜が嬉しそうに微笑んで、にじんだ汁をなめ取った。
173名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:55:36 ID:jouCfm+E
「あたしも舐める〜」
 真琴もぴちょっと舌を触れさせた。二枚の綺麗な舌が、男性器をはい回る。
「うわ、気持ちい……くすぐったいって」
 鏡介は軽く二人の頭を押さえた。優梨亜のゆるやかな三つ編みに指を絡め、
さらさらした真琴の髪を梳く。
「んふふ〜」
 真琴がいたずらっぽく笑み、優梨亜もくすっと笑う。特大のチュッパチャップス
のごとく、ぱんぱんに張った亀頭。それを二人の美少女がなめ回し、唾液で
いやらしく濡らしていく。
「はあっ……そろそろ、くわえてよ」
「えー、二人同時にはくわえらんないよぉ」
 真琴が意地悪な視線を向けて、しゃぶらず舌だけでねぶり続ける。
「いっぱいなめてあげるから、お兄ちゃん」
 優梨亜が慰めるように言って、優しく微笑む。
(そんなこと言ったって……)
 鏡介は悲鳴を上げたいくらいだった。ひざまずく二人の小学生にペニスを舐め
られる、これ自体は素晴らしい状態だ。でもぺろぺろされるだけだと、くすぐったい
ような快感が続くだけで、射精には達せそうにないのだ。イクかイカないか、ぎり
ぎりの強度の気持ち良さを与えられて、いわばずっとお預けされているようなものだ。
 鏡介はたまらず腰を引いた。おちんちんを引っ込められて、怪訝そうな顔をする
優梨亜たち。その背中に手をやって、鏡介は二人の身体を近づけた。
174名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:58:44 ID:jouCfm+E
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「二人が焦らすばっかりなら……僕の方が動くから」
 半裸の少女たちを見下ろして、そう言った。二人とも、太っておらず細すぎぬ
絶妙な体型だ。少女だけが持ちうる、くびれが無いのに細やかで、滑らかな
お腹のライン。それを上へたどっていくと、二人それぞれの様相を見せる幼い
胸へ。ショートケーキの苺ぐらいにふくらみかけた真琴。ぺったんこ同然だけど、
よく見ればあるかないかの曲線に気付く優梨亜。
 鏡介は二人の制服を肘の辺りまで脱がして、胸を露出させた。二人の背を
押して、その胸同士をくっつけさせる。そしてその間に、いきり立った竿を挟み
込ませる。
「わっ、おにーちゃん!?」
「ちょ、鏡介くんっ!?」
 戸惑いの声を上げる二人。鏡介は二人の胸を擦るように、ずんっと腰を突いた。 
ひゃうん、という可愛らしい声が四年生の口から漏れる。
「こういうの、嫌?」
 腰をもう止められないと悟りながらも、鏡介はそう訊いた。
「ううん……気持ちいい、お兄ちゃんの……あんっ」
 優梨亜が顔を紅潮させて、ささやくようにあえぐ。
「もお、鏡介くんのどエロぉ」
 真琴も口ではそう言いながら、気持ち良さげに吐息を漏らした。
「それじゃあ、このまま」
 かすれる声で鏡介は言うと、二人に激しくこすり付け始めた。
 幼乳に密着する、怒張した肉棒。ほとんど直立に近いそれで、下から上へと
擦り上げる。真琴の小苺へむにゅっと押し付けて、青い硬さと柔らかさを味わう。
優梨亜の小さな桜色の突起を、先端で突っつく。普段は乳首と乳輪の区別
すらたいしてつかないけれど、今は快感から小粒の乳首が立って来ている。
175名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:06:37 ID:jouCfm+E
「二人の……おっぱい、すごく気持ちいいよ」 
「ひゃうっ……お兄ちゃんの熱くて、硬くていいのぉ」
「鏡介くん、こんなのいつ思いついたんだよぉ。エッチぃ」
 二人も息を弾ませる。膨らみかけやそれ未満のおっぱいでも、二人でなら
挟めるはず――これを思いついたのはついさっきの事だけど
(やっぱりロリコンだな、僕――)
 自らの嗜好にあらためて思い当たる。そうするうちにも、快感は否応なしに
高まっていく。
「優梨亜ぁ、まこちゃんっ」
 二人の胸におちんちんを押し付け、こする。たっぷり舐められていたおかげで、
その唾液が潤滑液になってスムーズに動く。くちゃくちゅ音も立って、まるで
子どもおっぱいの狭間に挿入しているみたい。長大なペニスを挟んでくれる、
二人のちっちゃな膨らみ。その大きさの対比がなおさら興奮を煽る。
「優梨、マコちゃん、もうダメ」
「きゃはっ! イっちゃえイっちゃえ〜」
「お兄ちゃん……いっぱい、出して下さぁい」
 二人が愛らしい笑顔で鏡介を見上げ、そしてロリおっぱいをさらに押し付けた。
真琴の膨らみかけがペニスに密着し、優梨亜の薄桃乳首が尿道口に入り込む。
「うっ! 出るっ!」
 全身に震えが走り、そして最大の震動がペニスを突き抜けた。ぶちゅっ! どぴゅ
るるっ! ずぴゅっ! 音でも立てるかの勢いで精液が噴き出し、優梨亜と真琴
の胸にびしゃっと降り注ぐ。幼乳に挟まれたままびゅくびゅく肉棒が痙攣し、滑らか
な肌に白濁液が模様を描く。妹とその友達の胸いっぱいに、鏡介はザーメンを
ぶちまけた。
「あぁ〜……気持ちいい……」
 大量の射精を終えても、まだ名残惜しく乳輪を突ついてしまう。少女たちがくす
っと笑い、その胸で挟んで残り汁を搾り出した。
176名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:08:38 ID:jouCfm+E
「超いっぱい出たね〜」
 真琴が言って、優梨亜と身体を離した。二人の胸の間に粘液が糸を引く。
(こんなにいっぱい。かけられただけでイキそうになっちゃうよぅ)
 優梨亜はそう思い、兄の精液を指ですくう。
(ゆり……お兄ちゃんのミルクに弱いんだから)
 指を口に運び、くちゅっとしゃぶる。口の中に広がる、お兄ちゃんの味と匂い。
(はうぅぅぅ)
 おまたがじゅんっ、とする感覚。精液をなめてるのは真琴も一緒だけど、こんなに
感じちゃうのは自分だけのはず。
「優梨亜ちゃん」 ふと、真琴が優梨亜の胸に吸い付いてきた。指ですくい切れ
ないザーメンをなめ取っている。
「あたしにもしていいよ」 そう言われて、優梨亜も真琴の胸に口づける。その
ふくらみに少し羨ましさを感じながら。粘液に濡れた胸を、少女達はなめ合う。
「あの、二人とも……」
 レズを始めた二人に、鏡介が遠慮がちに声をかけると
「女の子は、ずっと気持ちよくなっていられるんだからね〜」
 真琴が得意気に言って、にひっと笑みを浮かべる。そして優梨亜を抱き寄せ、
ベッドへと誘っていった。
177名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 01:06:10 ID:oy63xk0/
幼パイずりキター!
178名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 11:56:57 ID:idwSYk/x
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
179名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 12:20:14 ID:fYIXEEm4
今会社で読みました。
バレたら恥ずかしいけど夢中になってしまいました。
180作者:2005/06/15(水) 20:47:25 ID:t1n4AeXa
>>179
バレないように気をつけて下さいねw
夢中になってもらえたようでホッとしました。
やっぱり自分で書いたものだと、人がどのくらい
興奮できるのか判断し難いので。
181名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 23:00:47 ID:q312tFVA
  ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  続きまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
182名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 03:34:21 ID:02A3i3Bi
男はいらないので女の子だけのレズキボン
183名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 14:21:28 ID:yt9yxMPw
若いときは皆そんな感じ世ねえ
184名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 17:12:59 ID:akuGbTzS
園児も登場させて!
185名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 20:33:44 ID:fUiPsR9f
ペドきもい
186名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:08:58 ID:bMR1Fs/C
>>184
こんなん書いてみますた

「あー! りなちゃん、おべんとついてるよー」
 年長組の里奈ちゃんは、お友だちの美紗ちゃんに呼び止められました。
給食の時間が終わって、お外に遊びに行こうとした時のことです。
「おべんと?」
「うん。ほっぺたにごはんつぶー」
 里奈ちゃんはあわててほっぺに手をやります。
「そっちじゃなくてー」
「えっ、はんたい?」
 美紗ちゃんに言われ、ちっちゃな手を左のほっぺに持ってこうとしますが、
「もー、あたしがとっちゃおっ」
 美紗ちゃんが先に、ご飯粒を取ってくれました。それも指じゃなくお口で。
ほっぺにちゅっとキスするみたいに。
「きゃっ、みさちゃぁん」
 いきなりの事に里奈ちゃんは顔を真っ赤にします。
「あはっ☆ りなちゃんかわい〜。みさね、りなちゃんのことだいすきー」
 美紗ちゃんが里奈ちゃんの手を握ってきました。
「りなちゃんに、いいことおしえてあげる。おそといこう」
187名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:11:10 ID:bMR1Fs/C
 美紗ちゃんに連れられて、里奈ちゃんは園庭を歩いていきます。梅雨の
晴れ間の明るい日差し。みんな半袖のブラウスに、こげ茶色のチェックの
スカートという夏服姿です。
 二人が来たのは園庭のちょっと隅のほう。バネみたいに巻いた太い針金の上に、
馬や羊やシカ、はてはキリンやゾウといった動物が付いた遊具が並んでます。
上にまたがって体を動かすと、動物も揺れるようになってます。
「これ? ふだんあそんでるやつじゃん」
 里奈ちゃんはちょっとふしぎそうに、美紗ちゃんに言いました。
「うん、でもね、なんかこのまえすごかったの。みさね、あたまがふわふわして、
おそらとんじゃうみたいになったんだよー」
「えー、ほんと!? とんじゃうの?」
 美紗ちゃんの言葉に、里奈ちゃんの目がぱっと輝きます。
「おもしろそ〜! どうやるの、みさちゃん」
「うん、まずはうえにのっかってぇ」
 美紗ちゃんはお馬さん、里奈ちゃんはキリンさんにまたがります。
「それでね、りなちゃん。おしりとおまただけ、うごかすみたいに……」
188名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:12:01 ID:bMR1Fs/C
 と、その時
「あっ、りなちゃんとみさちゃんいたー」
 二人のお友だちの、めぐちゃんが駆け寄ってきました。
「せんせーがねー、にんぎょうげきやってくれるってー! みにいこうよー」
「えっ、やったー!」
「いくいく〜」
 美紗ちゃんがぴょんっと、里奈ちゃんはゆっくりと遊具から下りました。
「ふわふわはまたこんどね、りなちゃん」
「うん、またおしえてね、みさちゃん」
 二人は顔を見合わせて、にこっと笑います。
「なんのはなし?」
 めぐちゃんがきょとんとした顔で、二人に訊いてきました。
「あっ、じゃあ、めぐちゃんにもいいことおしえてあげる〜。にんぎょうげき
おわったら、さんにんでここにこようね」
「やくそくだよ〜」
 里奈ちゃんはそう言い、美紗ちゃんとめぐちゃんと指切りをしました。そして
三人は、キャッキャッと笑い声を上げながら、先生のもとへと駆けていきました。

おしまい
189名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:09:02 ID:bMR1Fs/C
短編の後は、>>176の続きです。

「んっ、はあぁ」
 ベッド上で膝立ちになり、真琴が優梨亜の乳首をなめたり、乳首同士を擦り
合わせたりし始めた。女の子は、ずっと気持ちよくなっていられる。その言葉を
証明するかのように、つんと立ったままな桜色の小粒。
 ふと、優梨亜の顔が鏡介に向けられた。何かを言いよどむような口元。その様子
に気付いた真琴が、二人を順に見て言った。
「鏡介くんの前でやっちゃ、やっぱり嫌?」
 優梨亜は答えなかった。鏡介は首を横に振り、口を開いた。
「僕は別に構わないよ。可愛い子同士で、やってみせて」
 そして妹の方に歩み寄り
「気持ちよくしてもらっていいよ、優梨」
 ほっぺたに軽く唇を触れさせる。
「はい……やってもいいのね、お兄ちゃん」
 心持ち嬉しそうな顔で許可を得ると、優梨亜は真琴に微笑を向けた。友達の愛撫
に身をゆだねる。
「僕もそのうち混ぜてよ」
 冗談っぽい口調で鏡介は言い、二人のそば、ベッドの縁に腰を下ろした。
 愛する妹が、自分以外の人間と性的な行為をする。その相手がもしも男だったら、
それは絶対に認められないことだった。しかしそれが同い年の少女、親友の真琴
であると何故か許せてしまう。
190名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:11:19 ID:bMR1Fs/C
 男女ではなく、女の子同士での行為だからかもしれない。真琴に、優梨亜を
鏡介から奪おうとするような意志が感じられないのも、安心してレズをさせられる
理由だろう。エッチな興味関心から、真琴は優梨亜としているように思える。と言って
決して性的好奇心だけな訳ではない。優梨亜を好き・大切だと思う気持ちも、その
表情や行為から伝わってくる。
 そしてそれら以上に
「はぁっ……いいよぅ、まこちゃあん」
「優梨亜ちゃん、もっとぉ」
 女の子同士での行為に、魅かれ興奮している自分がいる。
 澄んだつぶらな瞳、愛らしさあふれる可憐な顔立ち、ふわっと柔らかな長い
髪を持つ、まるで天使みたいに可愛い優梨亜。
 少しつり気味の大きな瞳、端整な顔に浮かぶいたずらっぽい表情、驕慢さを
にじませる口元をした、子悪魔という形容がぴったりな真琴。
 そんな二人の、幼女から少女になって間もない身体。ほっそりとした優美さと
ちっちゃな可愛さを合わせ持った肉体に、鏡介はどうしようもなく魅力を感じて
しまう。
(やっぱロリコンかな、僕)
 あらためて自分の嗜好に思い当たる。でも、決して性欲だけで二人を見ている
訳じゃない。純粋に、美しさに魅かれる気持ちも確かに存在しているのだ。
191名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:14:03 ID:bMR1Fs/C
 そんな美しい身体で、愛し合う二人の少女。向き合った体育座りの状態から
脚を開き、その間に身体を入れて。互いの脚を交差させて身を近寄せ、秘所同士を
触れ合わせた。
「やぅん!」
 くっ付けたクリトリスから、甘い痺れが走り抜けた。幼い秘裂と花芽を、優梨亜と
真琴は口づけさせる。
「あそこくっ付け合うの、初めてだよね……?」
「うん……やっ、気持ちいい」
 恥ずかしげにうつむく優梨亜。真琴が愛おしそうな視線を送り、優しくおまたを
擦り付ける。
「あっ! らめぇ、まこちゃぁん」
「そんな震えちゃ……あたしも擦れちゃうってばぁ」
 敏感なところ同士を触れ合わせているから。自分の動きが相手の快感を、震えを
引き起こして、それがさらに自分に戻ってくる。悩ましげに息を乱していく、二人の四年生。
「あぁんっ……!」
 悲鳴みたいな愛らしい声を上げて、真琴が優梨亜に抱きついた。快感に耐えかねて、
身体を支えられなくなったのだろうか。優梨亜は優梨亜で力が抜けていたから、そのまま
勢いで、真琴が優梨亜を押し倒すような形になった。
192名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:16:07 ID:bMR1Fs/C
 ベッドに身体が倒れこむ、ぽふっという音。縁に腰掛けていた鏡介の傍らに、
倒れた二人の顔が来た。鏡介はそっと髪をなでてあげる。
「二人ともすごく綺麗。身体も、レズをしてる様子も」
 優梨亜のほっぺと真琴のおでこに、軽く唇を触れさせた。
「お兄ちゃんも一緒にやる?」
 遠慮がちに優梨亜が尋ねてきた。真琴も興味津々な視線を向ける。だが
鏡介は、首を横に振った。
「いや、いいよ。今日は二人だけでしていて。優梨亜達がするの、最後まで見て
いたいな」
 先程は、後で僕も混ぜてと言ったけれど。今では、女の子達の行為を邪魔
したくない、最後まで見させてもらいたいと思うようになっていた。可憐な妖精を
思わせるような体型の二人が、愛し合う様子を最後まで――
「え……恥ずかしいよう」
「ほんと。三人一緒にやるなら気になんないけど、鏡介くん混ぜないで、ずっと
見られてるなんて」 
 少女達が恥じらいを露わにする。
「でも……お兄ちゃんが言うなら」
 優梨亜ははにかむと、自らの上に重なる真琴の背に、腕を回した。
「もう、この兄妹はぁ」
 真琴がそう言いながらも笑顔を浮かべ、優梨亜を抱き返した。少女の細い
腰が再び動き出す。
193名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:18:25 ID:bMR1Fs/C
「んっ、はぅぅ……」
「きゃっ、やぁん!」
 クリとクリを擦り合わせるたび、嬌声が上がる。二人のおまたからは、くちゅくちゅ
という恥ずかしい音も響いている。
「優梨亜……ちゃぁん」
 真琴がためらいがちにキスした。優梨亜も拒まず、そっと唇で応える。「触れ合うだけ」
よりは少し進んだ程度の、決してディープではないキス。でもそれがかえって、可愛さを
強調していると鏡介は思った。
 優梨亜が下、真琴が上。ベッド上で抱き合う二人の動きは、不思議と重みを感じ
させなかった。軽やかな妖精が戯れているような、そんな印象だった。
「やぁ……胸もいいよぅ」
 膨らみ始め、あるいはそれ未満の胸にちょこんと乗った、肌色に近い薄紅のつぼみ。
擦れあう乳首同士でも、二人は快感を得ている。ほんのり上気した肌を密着させ、
きゅっと抱きしめあって。乳首とクリ、上下の敏感な突起から、小柄な身体中に
気持ち良さが広がり
「やあぁぁん、だめぇっ」
 幼な顔がとろん、としていく。ちっちゃなお尻もふりふりと揺れ続ける。そんな動きも
淫靡さよりはむしろ可愛らしさを目立たせてしまう、ぷりっとした幼尻だ。
 くちゅくちゅという音と、クリの擦れが激しさを増して行き……
「もうらめぇ、まこちゃぁん!」
「あたしもイッちゃうぅ!」
 きゅっと抱き合い、ふにふにのほっぺをすり寄せて、二人は絶頂に達した。
194名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:20:46 ID:bMR1Fs/C
 肌を合わせるのを終えて、真琴が帰宅してから。鏡介は優梨亜に声をかけられた。
「お兄ちゃん、一緒にやらないなんて意外だったな……」
 お兄ちゃんともしたかったのに、という様子もうかがえる、ちょっとしょんぼり
した声音だった。
「あ、うん……何か二人のこと、邪魔したくなかったから。優梨亜たちすごく綺麗
だったから、最後まで見ていたかったんだ」
 鏡介は妹に笑顔を向け
「女の子の体って、何でこんなに綺麗なんだろう」
 優梨亜のほっぺをそっと一なでした。おもはゆそうな表情を優梨亜は浮かべると、
今日初めの真琴とのやりとりを、兄に話し始めた。鏡介と真琴両方が好きで、両方
とも優梨亜を好きでいてくれる。その双方とエッチなことをしている自分は、ずるいの
かもしれない。真琴がしてくれるのに、一番好きなのはお兄ちゃんだから――お兄
ちゃんが「一番」なのに、真琴ともしているから――。そう悩む自分に、真琴が慰めの
言葉をかけてくれたことも。
「お兄ちゃんはどう思う? ゆりとお兄ちゃんと、まこちゃんの関係」
 切としたつぶらな瞳を、鏡介は向けられた。
「マコちゃんが言う様に、優梨亜は悩まずに、ただ素直に愛されてるだけでいいと
思うよ。マコちゃんとするのは、僕はあんまり気にならないから。でも」
「でも?」
195名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:22:31 ID:bMR1Fs/C
「他の人と、他の男としちゃ絶対嫌だよ。優梨とこういう事していいのは、僕らだけ」
「だいじょぶ、分かってるってぇ。ゆりの一番は、お兄ちゃんだもん」
 少し顔を赤らめながらも、優梨亜がまっすぐ鏡介を見て言った。
「うん、優梨の気持ち信じてるよ。あと……マコちゃんとしてもいいけどさ、来月、
僕の誕生日の時には、絶対二人だけだよ」
「そ、それも分かってるぅ」
 鏡介のお願いに、今度は顔を真っ赤にして優梨亜はうつむく。その日には二人
最初の、本当のセックスをしようねという約束をしていた。
「あの、お兄ちゃん」
 少し間を置いて、優梨亜がもじもじと切り出してきた。
「まだお母さん、帰って来ないから……お兄ちゃんにしてあげる。今日、ゆりと
まこちゃんの方が多くやっちゃったからさ」
「いいの? じゃあ……優梨の可愛い手で、お願い」
 さっきは見るだけだったが、やっぱり優梨亜とエッチしたい気持ちもある。気恥
ずかしさを感じながら頼んだ。
「はい……えっと、他のもいいよ」
「他のって……素股とか、お尻セックスとか?」
 優梨亜がはにかみながら、こくんとうなずく。
「優梨も気持ち良くなりたいんだね。それじゃあ……」
 冬の西日が射し込む妹の部屋。騎乗位の素股の状態で、優梨亜に手コキも
お願いして、鏡介は愛してもらった。
196名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:32:02 ID:bMR1Fs/C
第10話、終了です。何か三人の関係がご都合っぽいですねorz
もっと筆力があれば、愛憎あふれる三角関係も書けるかもしれませんが。
身の程をわきまえておきます。ソフトロリスレですしね……_| ̄|○

いつも気になっているのですが、漏れの文章、読みやすさはいかがなもの
でしょうか?それと肝心のエロ度も。

今日は当初の予定を変えて、ほとんどレズ中心にしました。
でも元々は兄妹ものですんで、どうしても男が出る展開になります。
ご容赦下さい。あと2話か3話で完結です。
197名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:11:43 ID:OPibUk6x
>>196
毎回おかずに使わせてもらってます。
特に読みづらいと思うとこないし、
最後まで期待してますヨ。
198名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:50:51 ID:zH1trklg
女だけ、すごくいいなあ
199名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:39:06 ID:YSjDMBBV
>>196
ほとんど毎日新作チェックしてます。
幼女スレとかに貼ったこともありますよ。
200名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:06:42 ID:U1zXCxCW
>197-199
ありがとうございます。やっぱり色々反応があると
やりがいがあります。最後までお付き合いいただけたら
嬉しいです。

昨日のことなんですが、電車内で近くに幼稚園〜小一くらいの
女の子がいました。その子、お母さんに「ゆりあちゃん」と呼ばれてて……
マジ驚きましたw 嘘の様なほんとの話w
201名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 18:36:28 ID:SNcltVIw
続きまだですか?
202名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:34:45 ID:191GehDW
>>201
もうすぐエンディングだから、
きっとよい作品を考えてるんだと思う。

作者さん、無理しないでくださいね。
期待しています。
203名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:45:51 ID:LElgwgjn
深夜、アユミは同じ大学の友人であるナナにねっとりと責め立てられていた。
スピーキングテストの打ち合わせでナナのマンションを訪れていたアユミだったが、
今やナナが施す繊細な愛撫に体をくねらせ、額にはうっすらと汗を浮かべている。
「ナナ、やめてよ…。こんなんあかんって…あ、いやっ…」
「そんなこと言って、しっかり感じてるやん。かわいい…」
ナナは親友の頬に軽く接吻をした後、後ろから強く抱きしめた。
背後からの強い抱擁は、甘苦しい快感となってアユミを苛み、
彼女から抵抗の意志を奪ってゆく。
「あぁ…」
アユミの精神が弛緩し始めていることを見取ったナナは、
獲物の乳房を揺さぶりつつ、左手を秘所へと進めた。
「あ、いやぁ!」
「こんなに濡らして…。もっと気持ちよくなってもいいんやで…」
耳に唇を押し付けるようにして囁くと、美しい囚われ人は首を反らせ、真っ白いのどを見せる。
アユミは、早くも最後の時を迎えようとしていた。
204名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 09:09:48 ID:0SCb2Wl4
女の子同士GJ
205名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:48:47 ID:H/L+n1B4
優梨亜シリーズ作者です。
体調を崩したために間が空いてしまいました。
体の方は復調したんですが、今度は「公開PROXYからの
投稿は受け付けていません!」とか言うエラーが出るようになって
2chに書き込めなくなってしまいましたorz(今はケータイからです)
どうしよう……ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
206名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 03:48:18 ID:MzpPWXy/
ipかえてみるとか?
207名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 19:36:28 ID:FVs567Cl
>>205
気長に待ってます。
208優梨亜シリーズ作者@携帯:2005/07/11(月) 22:00:31 ID:8gJvb3Ix
>206
ipアドレスって変えられるんですか?
一応、2ちゃんねるWikiの「プロクシじゃないのにPROXY規制に
引っかかった場合の対処法」ページを参考に、DSBLの解除要請を
してみました。上手く解除されるといいんですが……

>207
待って頂いているのに申し訳ありません。
もうちょい早いペースで書いていれば、こうならずに済んだのに_| ̄|○
209名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:29:03 ID:l0yi611N
PROXYで引っかかり、IP変えたら今度はOCNが大規模規制され、
それが解除されても同じホストがアク禁くらってました。
ようやくですがうpできます。お待たせしました。

My SweetHeart 第11話

 ゆりは今、お兄ちゃんに算数の宿題を教えてもらってます。最近はなるべく自分
だけで宿題やるようにしてたけど、今日はお兄ちゃんの方から、見てあげるって
言ってくれました。
 お兄ちゃんは頭いいし、教え方も上手いです。分からないところがあると、解き方
のヒントとか、ていねいに教えてくれて、ゆりが自分で答えを出せるまで待っててくれます。
 ゆりのお兄ちゃんは優しくて、すごくかっこいいです。ほんとに、きれいって言える
ぐらいの顔で。そんなお兄ちゃんと両想いでいられて、今みたいに宿題とかも教えて
もらえて、ゆりは幸せです。でも……
 今お兄ちゃんに隠れて、エッチな事もしちゃってる。足を内またにして、太ももを
くっつけて……おまたをもぞもそ、少しずつこするように。お勉強見てもらってる最中
なのに、こんな事を。
 さっきノートを見るために、お兄ちゃんが顔を近づけてきたの。お兄ちゃんの顔が
間近に来たら、急にドキドキして。意識しはじめると、好きな気持ちがおさえられ
なくて、ドキドキが止まらなくなっちゃいました。
 気持ちを切りかえようと、椅子を引いて勢いよくすわり直したら、はずみであそこが
少しこすれちゃいました。一瞬だけど気持ちよくなって、それでがまんできなくなって、
今みたいなことしてしまいました。まさか手でさわるわけにはいかないから。そんなこと
したら、お兄ちゃん絶対気付いちゃう。
(やっ……んんっ)
 お兄ちゃんがすぐそばにいるのに、足をもぞもぞするの、止められません。変に
思われないように何とか問題も解いて、残り少しになってきたけど
210名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:31:27 ID:l0yi611N
「どうしたの優梨、少し顔が赤いよ」
 やっ、お兄ちゃん、私の様子に気付いたみたい。
「さっきからもぞもぞしてるけど……トイレでも行きたいの?」
 恥ずかしそうな顔で聞いてきました。お兄ちゃんは普通に気づかってくれてるのに、
私ったら。
「ごめんなさい」
 恥ずかしくて下を向いちゃう。それでお兄ちゃんも、何となく分かったみたい。
「エッチしたいの? それとも何かそういう事してた、優梨?」
 耳元でそっとささやいて来た。
「ごめん……宿題、見てもらってる時なのに」
 そう言うと、お兄ちゃんの手がゆりの頭に置かれた。
「もう、優梨亜は。いいよ、宿題終わったらやってあげる」
 そう言ってにこっと笑った。ほっぺたも指でつつかれて、顔がかっと熱くなる。
 足をもぞもぞするの止めて、ちゃんと宿題に集中します。
「急いで適当に解いちゃダメだよ、優梨」
「そ、そんなことしないよう」
 そう答えたけど、気持ちがあせっていたのも本当です。何でも分かっちゃうのかな、
お兄ちゃん。
「全部正解したら、って条件にしようかな〜」
 お兄ちゃん、そんな事まで言ってる。ちゃんと宿題やるってばぁ。

「……問題ぜんぶ終わったよ、お兄ちゃん」
「そう。どれどれ」
 お兄ちゃんがノートを取って、答えをチェックしていく。
「うん、みんな合ってるね。計算間違いも無いし。よく出来ました」
 そう言ってお兄ちゃんが、頭をなでてくれた。何だかはずかしくなって来ちゃう。
宿題終わったよ、お兄ちゃん。だから……
211名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:35:05 ID:l0yi611N
 なかなか言い出せずに、もじもじしてると
「さてと、何してもらいたいんだっけ、優梨亜?」
 お兄ちゃんがやさしい声で聞いてきました。
「え……言うの?」
「うん。僕にどうしてもらいたいか、言ってごらん」
 声はやさしいけど、ちょっといじわるじゃない? そんなのはずかしいよ。普段は
お兄ちゃん、こんな事なんてしないのに……宿題の途中なのに、お兄ちゃん見て
ドキドキし始めちゃったのが、まずかったのかな?
「言わなきゃダメ?」
 するとお兄ちゃんが私のあごを、くっと指で上げた。私を見つめるように
「僕、部屋に戻っちゃおうかな」
「い、行っちゃやだぁ」
 お兄ちゃんが少し離れたから、あわてちゃう。口に出して言うの恥ずかしいけど、
でも、もう……
「おにいちゃん……ゆりの、おま……おまたとか、お尻とか……気持ちよくして
くださぁい」
 何とか言えたけど、声がどんどん小さく、顔がどんどん熱くなっていった。そしたら
「よく言えました」
 お兄ちゃんがほめて、唇にキスしてくれたの。ちゅっ、て優しく。ゆりの方も唇
押し付けて……べろも、入れちゃう……
212名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:37:09 ID:l0yi611N
 僕がご褒美のキスをすると、優梨亜も強く応えてきた。柔らかな唇が押し当て
られ、潤いのある舌が絡んでくる。「言わなきゃしてあげないよ」と言ったのは、別に
お仕置きとかいう訳じゃなく……今日は何だか、優梨亜にちょっかい出したい気分に
なっただけ。言えなくても、結局やってあげたかもしれないし。たまにはこんなのしても
いいよね、優梨亜?
 キスをしながら、椅子に座る妹のスカートに手を差し入れる。すると、普段の綿の
ぱんつとは違う手触りがした。
「体育着履いてる、優梨亜?」
 口づけを解いて尋ねると、妹はうなずいた。
「今日体育あったし、学校寒かったからついそのまま」
 照れくさげにそう付け加える。ショートパンツだけじゃなく、上のTシャツも着たままだと
言うので……お願いして服を脱ぎ、体育着だけの姿になってもらった。
「お兄ちゃん体操着好き? 去年も何回か、この格好でやらなかったっけ」
「だって、この格好の優梨も可愛いんだもん」
 小柄な妹をひょいっと抱え上げて、一緒に椅子に座った。後ろからぎゅっと抱きしめる。
いい匂いのする、一つに結んだ髪。普通のポニーテールではなく、斜めというか横、左耳
の上の位置でまとめている。
「おにいちゃぁん」
 優梨亜がぽおっととろける様にはにかむ。初々しさを失わない優梨亜の態度――
それも意図してではなく自然の――が、すごく魅力的。
213名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:39:44 ID:l0yi611N
 青色のショートパンツのウエストから、手を滑り込ませた。ふっくりした大陰唇を
ふにふにといじる。少し湿り気を帯びた秘烈を、そっと指で開いていく。
「うぁぁん」
 優梨亜がびくっと震えた。ちっちゃなクリトリスに指が触れたから。幼い花芽を
こねてあげると、甘い吐息と女の子の蜜がにじみ出す。
「濡れてきたね、優梨」
 抱っこした妹の耳元に、優しくささやく。
「やっ……だって、お兄ちゃんの指が……あんっ」
「指、気持ちいい?」
「うん……おにいちゃん、ゆりのアソコなめるのも……やって、くださぁい」
 頬を赤らめながら優梨亜がおねだりしてきた。
 このまま抱っこしていたいけど、それではクンニは出来ない。僕は立ち上がり、
優梨亜だけを体育座りの様に、椅子の上に腰かけさせた。椅子を引き、勉強机
との間にひざまづく。体育着とぱんつに手を掛けたけれど
「あっ……やっぱ優梨、自分で服脱いで」
 ふと優梨亜にやらせようと思って、そう言い直した。
「ふえぇ……」
 小さな可愛らしい声が上がる。優梨亜は両手を短パンのゴムに掛け、おずおずと
膝の方に引き上げていった。
214名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:41:57 ID:l0yi611N
「全部は脱がなくていいよ」
 太ももの半ば辺りに体育着とぱんつを留まらせた。優梨亜は背もたれに寄りかかり、
体育座りの様に曲げた膝の裏に手を組んで、バランスを保っている。
 むき出しになった秘所に、僕は顔を近づけた。 焼きたてのパンのごとくふっくりと
した、透き通るように白いふくらみ。そこにすっとナイフで刻まれたような一すじのわれめ。
愛おしく口づけると、甘いようなごくわずかに酸っぱいような、女の子の香りが広がった。
すじに舌を挿し込み、幼いクリや膣口を探り当てて、ちゅっちゅるっと吸ってあげる。
「ひゃうぅ……おにいちゃぁん」
 優梨亜の両手が僕の髪を、軽くつかんだ。恥らうような声であえぎながら
「気持ちいい……うれしいよぉ、おにいちゃん!……だいすき」
 快感に打ち震えるように、僕の髪を頬をなでてくれる。
「まだまだ、もっとしてあげるっ」
 妹の細い腰を、くっと引き寄せた。寄りかかる角度が変わって、お尻の穴まで
あらわになる。


「ん……にゃぁん!」
 エッチな声が出ちゃった。お兄ちゃん、今度はお尻の穴までなめてきたんだもん。
お尻は今まで何度もなめられたことあるけど、いつもいっぱい感じちゃう。ゆり、
お尻弱いんだからぁ。
「ちゅっ、ぴちゃっ」
「ひゃあん!」
215名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:43:36 ID:l0yi611N
 大好きなお兄ちゃんに、大事なところ、恥ずかしいところをすぐ正面で見られて。
いっぱいいっぱい、お尻の穴まで気持ちよくしてもらえて……
「おにーちゃぁん! ヘンになっちゃいそうだよぉ」
 お兄ちゃんにしてもらうのが、うれしくて、気持ちよくて。もう何も考えられなく
なっちゃう。
「いいよ優梨亜、イッちゃいな」
 お兄ちゃんがお尻の穴をつっつくように、れろれろ〜ってなめて来た。それだけ
じゃなく、べろがお尻の中にまで入ってきて……
「やっ、うぁぁん!」
 お兄ちゃんのべろ、くちゅくちゅくにくに動いて、出たり入ったりしてる。感じ過ぎ
ちゃう、お尻の入り口、気持ち良すぎちゃうぅ。
「らめ、おにいちゃ……おしり……ふやあぁっ!」
 すごくエッチな声が出ちゃって、おまたとお尻がきゅうっとなって。お兄ちゃんの
髪をきゅっとつかむのと一緒に、頭がふわっとして……恥ずかしいけど、ゆり、
お尻でいっちゃいました。


 がくっと力が抜けて、しばらくはあはあ息をしてました。
「やり過ぎた?」
 お兄ちゃんが少し心配そうに聞いてくる。
「う……ちょっとだけね」
 にこっと笑ったら、お兄ちゃん安心したみたい。
216名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:47:01 ID:l0yi611N
ほっとしたように立ち上がると、今度は恥ずかしそうに
「優梨亜可愛がってたら……苦しく、なっちゃったよ」
 ぎこちない手つきで、ズボンの前を開けた。ゆりの顔の前で、グレーのパンツ
(ボクサーブリーフ、だっけ?)が三角につっぱってる。
「はい……今度はゆりの番ね」
 パンツを下ろして、お兄ちゃんにお口でしてあげます。先っちょにちゅっちゅっと
キスして、アイスみたいにぺろぺろなめて。
「優梨っ」
 お兄ちゃんがぴくっとする。今度は「きとう」をはむっとくわえて、お口の中でくちゅ
くちゅ。お兄ちゃんのはすごくおっきいから、ゆりは少ししか口に入れられない。全部
なんて無理だけど、でもせいいっぱい出来るかぎり、お兄ちゃんに尽くします。
「上手だよ、優梨……よ〜くいっぱい濡らしといてね」
 お兄ちゃんがそう言いました。
「はい……それじゃお兄ちゃん、『あなるせっくす』するの?」
「う、うん。してもいい?」
 照れちゃうから言葉じゃなく、うなずくだけで答えました。照れ隠しに笑って、
お兄ちゃんのをしゃぶったり、根元からよーくなめたりします。
「そろそろいいよ。あんまりされると、お口だけでイッちゃいそう」
 私はフェラをやめる。体育着とぱんつを下ろしたままだったのに気付いて、あわてちゃった。
217名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:48:48 ID:l0yi611N
「今日は、ベッドじゃなくてココでしよ」
「え、お兄ちゃん、机だよここ」
「いいから、優梨亜立ってみて」
 言われた通り椅子から立って。体を前に倒して、机に両手をつきます。
おしりをお兄ちゃんの方に突き出す感じで……これって
「お兄ちゃん、立ったまま『ばっく』やるの?」
 振り返ってそう聞く。「せいじょうい」っていうのだけじゃなく、「ばっく」でも
あなるせっくすした事あるけど、でもいつもはベッドの上。こんな、立ったまま
なんて初めて……
「いいじゃん。優梨亜、バックも好きでしょ」
 お兄ちゃんはそう言うと、おちんちんの先っぽをお尻の穴にくっつけた。
「やっ、あん!」
 まだ軽くさわっただけなのに、声が出ちゃう。それに 
「ひぁん!」
 すまたをするみたいに、ゆりのわれめにこすり付けてきました。
「おまたもいっぱい濡れてる。フェラしながら感じちゃった?」
「そ、そんなこと……」
「優梨のおつゆでも濡らしたし、そろそろ」
 お兄ちゃんがもう一度、おしりにおちんちんをくっ付けます。あぁ、お兄ちゃん
のが入ってくるんだ……あれ?
 お兄ちゃんは入れるんじゃなく、おしりの割れ目にはさんだみたい。
218名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:52:46 ID:l0yi611N
「お兄ちゃん?」
「入れる前に、ちょっといい?」
 ゆりのお尻をつかんで、お兄ちゃんは動き出しました。お尻でおちんちんはさんで、
ずりずりしてる。
「柔らかくてぷりぷりしてて……気持ちいいよ」
 お兄ちゃんの声が頭の上から聞こえてくる。温かいのがはさまってて、ゆりも
何だか感じ始めちゃう。
 お兄ちゃんの硬さと温かさが、お尻に伝わってくる。われめとか穴とかこすられると
声が出ちゃうよ。知らないうちに、自分からお兄ちゃんのに押し付けてた。
「んあっ! おにーちゃん!」
 すごくエッチかもしれないけど……いっぱいお兄ちゃんのを感じ取りたいから。
「ゆ、優梨亜! そんなに強く押しちゃ……」
 お兄ちゃんもすごく感じてるみたい。
「優梨のふにふにお尻、やめらんないよ!」
 ずんずんこすってくる。お尻をつかんで真ん中へ寄せて、もむ様にしながらおちん
ちんはさんで、いっぱいお尻ずりしてる。
「可愛くてやわらかくて……もう出ちゃいそう」
(え、おにいちゃ……まだ入れてないよぉ)
 恥ずかしさいっぱいで振り返ろうとしたら、その体の動きでなおさらお兄ちゃん
に押し付けちゃって
「わあ……ゆりあっ!!」
 ゆりのお尻の間で、お兄ちゃんのがびくんびくん動いて。お尻や腰にあったかい
液がたくさん降ってきました。
219名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:27:10 ID:fEYPaOPJ
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
220名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 12:45:43 ID:hL7VVwTR
待ってました!!
221名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 21:27:58 ID:PGUf+7SF
i;io;
222名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:45:44 ID:HvmmrWGj
>>218の続きです

 妹の腰に手をついたまま、荒い息を吐き続ける。お尻ずりの勢いが止められなくて、
まだ挿れないうちに射精してしまった。
「優梨亜、ごめん……」
「もう、お兄ちゃん……そんな気持ち良かったの?」
 優梨亜が振り向いて、恥ずかしげな声で尋ねてくる。弾みでなおも、ちっちゃな
お尻が擦り付けられる。
「うん、すごく。優梨のお尻、一度だけじゃ物足りないよ」
 ぷりぷりの小桃をきゅっと寄せて、また挟みつけてしまう。
「お尻可愛いから、まだ硬いままだよ。このまま入れてもいい?」
「え……うん、おねがいしまぁす」
 窮屈な体勢から、優梨亜ははにかんだ微笑を向けてくれた。
 さっき放った精液を拭うように、ペニスでお尻をなで回していく。桜色のアヌスに
白濁液が集められ、男根も体液にまみれる。ぬめぬめした粘膜を触れ合わせると、
精液ごとぬぬっと挿入した。
「ひゃうん!」
 優梨亜が可愛らしい声であえぐ。先端、亀頭、カリ、竿とゆっくり進み入れていく。
「あん……ぬるぬるするよぉ。お兄ちゃんのミルクも入ってきた?」
「分かる? 優梨亜のお尻敏感だね」
「はぅぅ……せーえきもおちんちんも……あったかいよぅ」
 妹のお尻の中が、きゅっと締まった。
223名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:48:01 ID:HvmmrWGj
 小学四年生の妹との、立ちバックでのアナルセックス。幾重にも背徳感が重なる
行為だけれど、それ以上に二人とも愛情を覚えている。
 腰を突かずじっと動きを止めて、お尻とおちんちんで相手を感じ取るだけでも
満たされた気分が続く。
「初めてアナルセックスしてから、一ヶ月経つね」
「うん。あのクリスマスイブの夜、ゆり嬉しかったよ。お兄ちゃんと一つになれて」
「僕も。優梨のお尻の『はじめて』もらえたし」
「ふゃぁ……あの時からゆりのお尻、お兄ちゃんのものだよぉ」
 愛くるしくそう言うと、優梨亜は心もち腰を寄せてきた。僕はピストンを再開する。
奥の方でもぞもぞと、小刻みに動かしていく。優梨亜の中でカリを引っかけるように。
「くっ、んあぁっ」
 机に上体を預けた優梨亜が、息を弾ませる。
「やあっ! だめぇっ!」
「そ、そんなキツくしちゃ……!」
 どちらも耐え切れないくらい快感が高まっていく。それでもまだ絶頂に達するのが
惜しくて、あと少しの所でお互い動きを抑えてしまう。ローションを足しながら後背位の
交接を味わってきたけれど、まだ、もっと……
「ちょっと場所動くよ」
 優梨亜のお腹に手を回し、くっと抱え上げた。太ももを支えて、つながったままで
抱き上げる。
224名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:50:56 ID:HvmmrWGj
 持ち上げたはずみでさらに奥へ入り込み、妹が甘い声を上げる。
「座ってやろっ、優梨亜」
 僕はそろそろと動き、後ろに引いてあった椅子に腰掛けた。立ちバックから背面
座位へ。だが、座った位置が少し問題だった。
「これじゃ……恥ずかしいよぅ」
 優梨亜がちっちゃな手で顔を覆う。横向きに腰を下ろしたせいで、鏡と向かい合う
形になってしまったのだ。開いたおまたや二人のつながる部分が映っている。適当
に座ったから、鏡のことにまで気が回ってなかった。
「僕だって……でも気持ちいい、この体勢」
「すわってやるのなんて、初めてじゃない?……奥まで来ちゃうぅ」
 優梨亜が手の下から、おずおずと顔をのぞかせた。鏡の中の顔が真っ赤に染まっている。
 ゆっくりと、動き始めた。
「優梨のお尻こんなに広がって、こんなにがんばって、僕を受け入れてくれてるんだ……
ありがと」
 半脱ぎの体育着姿の妹を抱きしめ、頬を寄せる。
「そんな事言っちゃ……うれしいけどはずかしいよ」
 ちらちらと、優梨亜は鏡に視線を送る。
「お兄ちゃんもがんばって、ちっちゃいゆりの中に入ってくれてる……あっ、ひゃあん!」
 10歳の秘所はとても潤っていて、女の子の蜜がお尻の方へ、入りきらない陰茎へも
垂れてきている。ひくひくする幼膣に指を伸ばし、僕はそっと挿し入れた。
「りょ、両方なんて……」
「膣内(なか)、あったかい。おまんこもとろとろだよ、優梨」
「だって……お兄ちゃんがいっぱい、感じさせてくれるから……」
225名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:53:52 ID:HvmmrWGj
 愛らしい顔に羞恥を満たしながら、優梨亜は続けた。
「おにいちゃん、おしりも……おまんこも……いっぱいして下さぁい」
 その言葉に僕は従った。人差し指で幼膣を、ペニスでアヌスをピストンし始める。
大きくゆったりと。早く小刻みに。そして時に激しく。
「やっ、んにゃぁ……い……いいよぉ、おにいちゃぁん!」
 可憐なあえぎ声が上がる。声を控えめにしようと努力してるのが、すごく可愛らしい。
鏡に映る顔は陶然としているけれど、そんな中にもどこか純真さを感じさせる。
「はぁぁん」
 いつしか優梨亜もためらいがちに腰を振っていた。僕は指の出し入れを止め、膣の
入り口近くで指先をくにくにさせる。お尻の方は優梨亜が動くにまかせる。
「くぅぅん!……どっちも気持ちいいよぉ、ヘンになっちゃうぅ」
 子どもまんこがちっちゃなお尻が、痛いくらいに僕を締め付けてくる。もう二人とも
限界みたい。
「優梨亜、ゆりあっ!」
 半分ぐらいしか入りきらないけど、それでもストロークいっぱいまで引き抜き、突き
込むのを繰り返す。ぬちゅんぬっちゅん!という音が大きくなる。妹の体に力が入り、
きつい幼膣がちゅぷっ! と指を押し出した。最後の声を上げる10歳の少女。
「ひゃうぅぅんっ!」
「イクっ、優梨の中に出ちゃう!」
 まさに搾り取られる感覚で、僕も絶頂に達した。妹のお尻に包まれて、ペニスが
びゅくびゅくと、まるで飛び跳ねるかのように脈動する。おちんちんをどぴゅるっと
突き抜けて、優梨亜の中へほとばしる精液。快感をともなう体液が、いつまでも
性器を震わせ続けた。
226名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 15:57:51 ID:HvmmrWGj
 二人いっしょにイッて、ふわふわ気分になっちゃって。力抜けてお兄ちゃんに
たおれこんだら、やさしく抱えてくれました。こういう風にお兄ちゃんのうでの中に
いる時が、ゆり一番好きかも。
「はぅぅ……お兄ちゃんのミルクで、いっぱぁい」
 お尻の、おなかの奥の方に何だかあったかい感覚。うれしいみたいな気分で
おなかをさすります。
「お尻とおまんこ、どっちでイッちゃった?」
「え、わかんない……どっちもすごかったから。両方、かなぁ」
 恥ずかしいけど、思ったまま答えちゃう。
「僕も大変だったよ。前に指も入れてたからか、優梨の中今までで一番気持ち
良かったもん」
「やぁぁ……」
 そんな事言われると、顔が熱くなっちゃうよ。
「前でも感じられるようになってるね。順調、って言ったら変だけど」
 お兄ちゃんがゆりのおまたを軽くなでた。
「きゃん……お兄ちゃん、こっちはもう少し……待っててね。ゆりがんばるから」
「わかってる。あせらなくていいよ。むしろ僕があせったら止めて」
 そう言うと、お兄ちゃんはゆりに顔を寄せてきた。
「今日はもうしないけど、あと少し優梨亜の中にいてもいい?」
「え……うん、いいよ。このままで抱っこしていて、おにいちゃん」
「ありがと」
 優しく笑うと、ゆりの口にキスしてくれました。このキス、しばらく止められ
なさそうだけど……いい、お兄ちゃん?
227名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 16:09:11 ID:HvmmrWGj
11話おしまいです。
本番前にもう一回お尻を書きたかったので、
こういう内容にいたしました。
228名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 10:57:44 ID:rHjnnhG0
おつかれさまです!
ゆりは潮を吹きますか?
229名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:53:20 ID:hhRYCsKG
最近はエロの内容より、最後にどう話をたたむのかが気になる。
230名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:27:24 ID:DZ8cATLQ
>>228
後片付けが気になってしまうタチなので描写はありませんが、
ご自由に脳内補完してもらっていいですw

My SweetHeart 第12話

 午後の陽が差し込む部屋の中、鏡介は優梨亜と唇を重ねていた。自室のベッドの上、
隣りに座る妹の肩を抱きながら。柔らかく潤いのある感触と、甘やかな女の子の匂いに
うっとりとする。誰よりも愛している、10歳の妹とのキス。
 鏡介の誕生日の2月15日まで、ちょうどあと一週間になっていた。それは去年のクリスマス
イブ、兄妹初めての契りを交わそうと約束した日付け。一つになる願いのために、二人で
少しずつステップを重ねてきた。
 2月8日の今日、鏡介は優梨亜が帰ってくるなり小さな身体を抱きしめた。この日は
なぜだか、妹と肌を合わせたい気持ちが抑えられなかった。高3のこの時期はもう週一回の
登校で、優梨亜が帰ってくるのをずっと、家で待ちわびていた。セックスはまだ来週までお預け。
それはもちろん承知しているけれど、優梨亜にいっぱい色んなことをしてもらいたかった。
 長いキスを終え、くちゅっと音を立てて唇が離れた。瞳を開き、二人微笑む。
「じゃあお願い、優梨」
 鏡介はおずおずとズボンを脱いだ。ボクサーブリーフの膨らみに、優梨亜が右手を伸ばしてくる。
「今日は、いっぱいしてほしいんだっけ、お兄ちゃん?」
「うん……何回もイカせて、優梨亜」
 声が震えそうになるのを意識した。鏡介がしてもらうのが主というのは、今までそう多くは
無かった。二人で気持ちよくし合うか、優梨亜をいっぱい感じさせるのが大半だから。
231名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:29:58 ID:DZ8cATLQ
 小さな手が下着の上から、股間をなで始める。すりすりとなで回したり、玉を
さわさわと揉んだり。慣れて上手な手つきになっていながらも、優梨亜の顔には
一生懸命さと、少なからぬ恥じらいが相変わらず浮かんでいる。こんな行為を
していても、エッチさより愛らしさの方が先立っていると鏡介は思う。
「だんだんあったかくなってきたよぉ」
 竿や玉をふにふにとソフトにいじられ、股間のものが熱と硬さを帯びてくる。
「もう直に触って、優梨亜」
 我慢できず、ボクサーブリーフの前開きからペニスを引っぱり出した。そそり立ち
始めたものに優梨亜がキスしようとしたが
「あっ、最初は……手だけでして」
 まずは手コキというお願いに妹は従う。先っぽを指でつまみ、半むけの皮をむいたり
戻したり。
「あっ……優梨ぃ」
 おちんちんがどんどん大きくなっていく。完全に勃起した辺りで、優梨亜はベッドから
降り、鏡介の脚の間にひざまずいた。もう片方の手を添え、今度は握って皮手コキを
続ける。両手で握っても、まだまだ余ってしまうのだが。
「初めて優梨にしてもらったの、手コキだったよね」
 快感に耐えながら声をかけた。
「うん。去年の秋だったっけ?」
「そう、にわか雨に降られてびっしょりになって、一緒にお風呂入った日」
「お兄ちゃんのを見て、驚いたしはずかしかったけど……あの時までは、ずっとゆりが
してもらうばっかりだったから。だから、教えてもらいながらだけど、お兄ちゃん気持ち
よくしてあげたんだよ。今度はゆりの番、って」
232名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:31:53 ID:DZ8cATLQ
 優梨亜が笑みを浮かべた。くしゃっとその髪をなでてあげて
「あの時嬉しかったよ、優梨亜。今日だって、僕こんなに……」
「ぬるぬる、いっぱい出てきてるねー」
 皮を全部むき下ろし、優梨亜がくすっと笑った。カウパーにまみれた亀頭があらわになる。
今度はむいたままでペニスを握り、ゆっくり上下にしごき始める。鏡介は下着を脱ぎ捨てた。
「いいよ……優梨亜っ」
 細くしなやかな指、薄く柔らかな手のひら。幼い両手が男性器を包み、やさしく
時に速くしごいてくれる。先走り汁だけでなくローションも足して、なおさら滑りやすく
させた。ぬちゅぬちゅ、しこしこしこっ。妹の手はリズム良く動き続け、時おりそっと玉袋を
もんでくれる。
「気持ちいいよ、優梨ぃ……もう出ちゃいそう。出してもいい?」
「うん。ガマンしないで、お兄ちゃん☆」
 長大なペニスをしごく幼い手が、スピードを増す。ローションたっぷりのぬるぬる手コキ、
そしてきゅっきゅっと、陰茎が握り締められる。
「先っちょも包んで、優梨っ」
 10歳の右手がふわっと、亀頭をくるんだ。そして手と指全体で、優しく包むように
握り締めて――
 鏡介のペニスがびくんと震え、大量の精液を噴き出した。初めての手コキの時も
優梨亜の手に包まれて、その中に射精しちゃったっけ……快感に貫かれながら、ふと
その事を思い起こしていた。
233名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:33:59 ID:DZ8cATLQ
「たくさん出たねっ」
 気持ち良くなってもらえたのが嬉しそうに、優梨亜が言った。そして両手に
放たれた精液をなめ取っていく。拭いちゃっていいよ、と鏡介はティッシュを渡したが、
優梨亜はあらかた舐めてしまってから手を拭った。
「お兄ちゃんも、きれいにしてあげるね」
 そう言ってはにかむと、優梨亜はお口でペニスのお掃除を始めた。
「ひゃっ、くすぐったいよ〜」
「うふふ。お兄ちゃん、まだ結構……かちかち」
 口にふくんだものの感触に、優梨亜が鏡介を見上げてきた。
「そう? 今度はこのまま、フェラして欲しいな」
 鏡介は立ち上がった。優梨亜が手を添え、ぺろっと一なめする。
「手使わずに、お口だけでしてみて。出来る?」
「口だけ?」
 一瞬きょとんとした後、優梨亜は手を下ろしておちんちんをくわえた。唇と首を
動かして、ぎこちなくピストンを始める。身体を支えるように、鏡介の脚に手を回す。
「そう優梨亜、そんな感じ」
 思ったよりも苦労していなさそうだった。多少ぎこちないものの、それがかえって
気持ちいい。じゅぷっ、じゅぷっという水音が小さな口から響きだす。
「お口上手だね、優梨亜」
「うん。『ふぇら』するようになってから三ヶ月くらい経つもん」
 口から兄のものをちゅぱっと出して、優梨亜は答える
「お兄ちゃんへのはじめての『ふぇら』は、まこちゃんに取られちゃったけど……」
234名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:35:54 ID:DZ8cATLQ
 優梨亜にフェラを教えたのは真琴だった。それも目の前で、鏡介相手にやって
みせたのだ。あの時真琴を止めていたらと鏡介は思うが、今さらどうにかなるもの
でもない。
「初めてのフェラは優梨じゃなかったけど、でもいつもしてもらう、ずっとしてもらうフェラは
優梨亜だけだから。気にしないで」
 しょんぼりとしかけた妹にそう言って、髪をなでてあげる。元気を取り戻したように
優梨亜は微笑み、ご奉仕を再開する。反り立った肉棒を、今度は根元から舐め
上げてきた。綺麗な色の舌でぺろぺろ、ちろちろと。裏筋や尿道口を舌先で刺激
され、しびれるような快感が走る。
「ちゅっ……ぴちゃっ……んむっ」
 再び亀頭をくわえ込んで、唇ではさみしごく。
「首、疲れちゃうかも〜」
 優梨亜が困ったような笑顔で言った。
「じゃ、僕が動くね」
 妹のお口の中、鏡介はそっとおちんちんを動かす。優梨亜がその口に入れられるのは、
長大な鏡介のものの、先端三分の一ほど。喉の方を突かないよう注意しながら、
ほっぺたの裏側に亀頭を擦り付けた。暖かな粘膜の感触がものすごく気持ちいい。
「んっ、おに……ひゃ」
 しゃぶっていた時から溜まっていた唾液が、口の端から流れた。細いあごや鏡介の
陰茎を伝い落ちていく。優梨亜が頬を赤らめる。
235名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:37:35 ID:DZ8cATLQ
「気持ちいい……優梨亜のお口とセックスしてるみたい」
 ほっぺの裏に擦りつけながらそうつぶやいた。
「優梨、お口の中ごしごしされるの好き?」
 かすかに優梨亜はうなずき、嬉しそうな目をした。そして口をすぼめて、口内の
空間を狭くする。密着してきた柔らかな温かさに、鏡介はとろけそうな感覚に陥る。
今度は優梨亜が口でピストンしてくれた。
 優梨亜に動いてもらったり、自分で突いたり。お口の中をさんざんたっぷり味わって、
イク寸前までくわえていてもらって――最後に鏡介は、大きく開いた優梨亜の口内、
伸ばした舌、そして顔へとミルクをぶっかけた。

「お兄ちゃん……ゆりにもそろそろ」
 舐めたり洗ったりして顔をきれいにした優梨亜が、甘えるような声で言った。
恥じらいを顔中に浮かべながら、バーバリーのスカートをつまみ上げる。
「今日は、僕にいっぱいして欲しいんだけどな」
 鏡介はちょっと意地悪に言いながら、薄黄色のもこもこした生地のぱんつに
指を伸ばし、おまたをつんっと押した。
「ま、いっか。二人同時に気持ち良くし合えばいいよね」
「……やった☆」
 ちっちゃな声で喜ぶ優梨亜。そのパンツをそっと脱がすと、抱き寄せてベッドに
倒れこんだ。
 隣り合って横になり、互いの性器を愛撫する。妹の手が兄の陰茎を、ふにふにと
いじる。兄の指が妹のわれめに挿し入り、敏感な突起を刺激する。
「やん、ぅあっ!」
 愛らしいあえぎ声が上がり、滑らかな頬が紅潮していく。
236名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:39:53 ID:DZ8cATLQ
「濡れてきたよ、優梨亜」
 ぬるっと指を滑らせ、鏡介は膣口に触れた。くすぐるように何度かなでた後、
優しく挿入する。
「ひあっ……おにいちゃんの、ゆびぃ」
 切ないような声が漏れる。何度か出し入れすると、幼い秘所がさらに蜜を
にじませ、指への締め付けも強くなる。
「んっ……あっ、くぅぅん」
 快感に耐え切れない優梨亜。たまらず、おちんちんを握る手にもきゅっと力が
こもる。それで鏡介の一物も、徐々に硬さと大きさを取り戻して行く。
「はあっ、優梨亜っ」
 指を秘所から離し、愛撫の道具を替えた。太ももの付け根とわれめとの間、
女の子だけの三角形のスペースに硬直を挿し込む。
「あったかいよぉ、おにいちゃあん」
 しばし無心に、二人性器を擦り付けあった。横向きに寝そべった状態での素股。
「これ……素股も、たくさんやってきたよね」
 耳たぶを甘噛みしながら、鏡介はささやきかける。
「うん。ゆりは子どもで、最初はこれくらいしか出来なかったから」
 少し申し訳なさそうな照れ笑いを、優梨亜が浮かべた。
「ううん、気にする事ないよ。優梨との素股、いつもすっごく気持ちいいから。」
「よかった。お兄ちゃんもゆりの事、とっても気持ちよくしてくれる……」
「一緒にイッちゃおっか」 「うん」
 兄妹は抱き合って快感の高みへと昇り――そして仲良く同時に、頂点に達した。
237名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 18:08:47 ID:q7Mdy9Ck
                   /ヽ       /ヽ  
                  /  ヽ      /  ヽ 
                  /     ヽ__/     ヽ   
   ┏┓  ┏━━┓     /               \   .┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃    /       \     /   |   .┃  ┃
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   ┃┃      ┃┃   /               \   ┏━┓
   ┗┛      ┗┛  /         ̄ ̄ヽ / ̄  ヽ .┗━┛
               .ヽ_______/ \__/  
238名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:40:44 ID:DZ8cATLQ
「……まだするの、お兄ちゃん?」
「う……ダメかな?」
「だめって訳じゃないけど」
 素股を終えてしばらく経ち、またお願いすると、さすがに優梨亜も疑問を口にした。
「いつもと違うっていうか、何か珍しいなぁ。おにいちゃん、もう3回も“びゅっ”て
したのに。どうしたの、今日は?」
「うーんと、その」
 不思議そうな優梨亜に何と答えるべきか、口ごもっていると
「あっ! もしかしてお兄ちゃんさぁ……何回出せるか、挑戦してるとか?」
 どんどん声を小さく、顔を赤くしながら鏡介を見上げてきた。
「いや、べ、別にそういう……」
「うふっ。じゃ、ゆりもがんばっちゃうもんね」
 真っ赤な顔ではにかみながら、優梨亜はまたエッチをし始めてくれた。

 さすがに四回目ともなると、大きくなるまでに結構手こずった。つるつるすべすべの
わきの下に挟んで、ずりずりしてみたり。あるかないかの曲線しか描いていない、
子どもおっぱいに押し付けたり。色んなやり方をするうちに、おちんちんに芯が
通っていく。
 そしてパンツにくるんでシコシコしてもらい、次いで足コキされるに至って完全に
勃ち上がった。
「もう……おにいちゃあん」
 仰向けに寝た鏡介に、優梨亜が「まいっちゃう」という感の視線を向ける。体育
座りの様な姿勢で、器用に足コキをしながら。
239名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:42:59 ID:DZ8cATLQ
「パンツとか足なんかで、こんなに大きくなっちゃって。こっちが恥ずかしいよぅ」
 真っ赤な顔でうつむく優梨亜。
「ごめん、優梨。でも……」
「もう、おしおきしちゃうんだから!」
 優梨亜ははにかむと、おちんちんの上にぺたんと座り込んだ。小桃みたいな
お尻が、腹に着くほどに反り立っていた鏡介に密着する。
 兄の太ももに後ろ手をつき、優梨亜は体を支えて
「この、このっ……や、あん!」
 可愛らしくお尻を振っておちんちんに押し付ける。その一方で、お尻の穴に触れる
温かさに、感じてもいるようだ。
「んっ、あっ……どうだおにーちゃん、まいったかぁ! ……ひあんっ」
「う……こ、降参っ」
 自分も感じながらおしおきする優梨亜が、可愛いすぎた。膝を立て脚を開いて
座っているから、ちっちゃなクリやひくひくする膣口も見えて、なおさら興奮を煽る。
 ぷりぷりのお尻の狭間で、脈動するペニスが白濁液を放った。

「まだまだする、お兄ちゃん?」
 二人の肌にかかった精液をきれいにすると、優梨亜が無邪気な口調で尋ねた。
「うん……ちょっとしんどいけど、もう一回くらいしておいた方がいいかな……
でも、すぐには出来そうもないや」
 鏡介が苦笑すると
240名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:44:21 ID:DZ8cATLQ
「じゃあゆり、おっきくなるまで座っててあげるっ」
 優梨亜ははにかむと、今度はお尻ではなくおまたがおちんちんに付くように
座り直した。つるつるで柔らかな感触が、むにゅっと鏡介に押し付けられる。
自らの萎えたものが少女の秘裂に埋まり込む、やすらかな至福の感覚。
 それからしばらくその体勢で、たわいもないお喋りをしていた。会話をしたり
笑いあったりする間、優梨亜はそっとためらいがちに、腰を前後している事が
あった。オナニーするように、クリをおちんちんに擦りつけていた。
「もう、優梨ったら。また硬くなってきちゃったよ」
「ふやぁ……今度は何してあげよっか、お兄ちゃん?」
「そうだな」
 鏡介はゆっくり上体を起こし、対面座位の形になった。少し素股をやった後、
妹を離して壁に寄りかからせる。その下腹部にペニスを押し当て、われめを上から
なぞっていった。先端が秘裂にめり込み、かき分けるように下へ進んでいく。
「ちょ、お兄ちゃん?」
 熱いものが膣口に近づくのを見て、優梨亜がハッとなる。
「まだ『せっくす』はダメだよぅ。また来週っ」
 兄の顔を見上げて注意する。
「うん、分かってる。今日は入れないよ、だけど……先っちょだけでも、優梨亜と
くっついてみたいんだ」
「え……うん、そのくらいならいいかも」
 優梨亜は恥じらいながら肉茎を握り、自らの手で幼い膣に触れさせた。
「やっ、あったかぁい」
 くにくにと動かし、膣口になで付ける。
241名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:46:57 ID:DZ8cATLQ
「入ってきちゃダメだよ、おにいちゃん。お誕生日に、プレゼントしてあげるん
だからぁ」
「はいはい、大丈夫だって。優梨につかんでこすり付けてもらうだけでも、すごく
いいから。熱さとぬるぬるが伝わってくるよ」
「やぁ……」
 顔を赤らめ、目を伏せる優梨亜。
「おちんちん……ゆりのおまんこにキスしてるみたい」
 ぽーっと上気したような微笑で、鏡介を見上げてきた。
「ほんとだね」 そっと腰を動かし、ほんの先っちょだけわれめにめり込ませた。
セックス未満の行為で、興奮と快感が高まっていく。
「はうぅ……おにいちゃぁん」
 潤う桜色の粘膜に、優梨亜が握ったペニスを押し付けた。ひくひくする膣の
入り口が、亀頭の先端をわずかにくわえてくれた。
 幼膣に口づけされたまま、手コキのように竿をしごかれ――この日五度目の
ザーメンが、幼いおまんこの入り口へと注がれた。

「……もういいよ、もう沢山だって」
 その後、「まだする? 」と妹に訊かれ、へとへとな調子で鏡介は答えた。そそくさと
服を身に着ける。最初に手コキをしてもらってから、ゆうに二時間は経っていた。
「てへっ。記録5回だね、おにーちゃん。ホントにもうしなくていいの?」
「だから、今日いっぱいしてもらったのは記録とかじゃなくて……」
 どういうふうに話そうか考えたのち、鏡介は口を開いた。
242名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:56:27 ID:DZ8cATLQ
「誕生日前に優梨亜とするの、今日で最後にするつもりだからさ。その、今日
限界まで出しておいて、一週間我慢して……それで優梨亜との『はじめて』
したいから」
 恥ずかしい理由だな、と顔が熱くなってくる。
「え……そういうわけだったんだ〜」
「優梨亜が大切なものくれるから、僕だってそのくらい……それに初めての日に
優梨亜をたくさん愛してあげられるように」
「うん……ありがと、お兄ちゃん。ゆり嬉しいよ」
 優梨亜はほんわかとした笑みを浮かべると、鏡介の胸に寄りかかってきた。
「ゆりも一週間がまんだね。あっ、でも……抱っこしてもらうくらいは、いいよね?」
「どうしようかな〜」
 ちょっと意地悪にはぐらかしながら、鏡介は柔らかな髪に指を絡めた。

12話おしまい

>>229
広げた風呂敷は(ハンカチ大かもしれませんが)ちゃんと畳まないとですよね。
ラストは何通りか考えましたが、一応決まりました。あと一話で完結です。
まあ、毎回エロシーンを並べてきただけかもしれませんがorz
243名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 11:09:45 ID:8zNw6VaA
今回も素敵でした!
次回で最終回。
期待しています!!
244名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:04:00 ID:NZrEF6hH
お待たせしました。最終話です。二回に分けてうpします。

My SweetHeart 第13話

 今日は特別な日――僕の18回目の誕生日。そして妹の優梨亜と、約束をして
いた日。初めて本当のかたちで、一つになるという約束を。
 優梨亜と単なる兄妹以上の関係になってから、四ヶ月程になろうとしている。
きっかけは、偶然妹の一人エッチを見てしまったことだった。次の日気まずくなった
空気を修復しようとするうちに、お互いの気持ち――兄妹としてだけじゃない、男女
としての愛情を知って。僕らは恋人みたいな関係になった。
 小学四年生の女の子と、血の繋がった実の妹と愛し合う。その事にうしろめたさ
や罪悪感を感じなかった訳ではない。それでも優梨亜の気持ちを受け入れてあげた。
明るくおっとりした心の奥にある、繊細さや傷つきやすさ、「愛されたい」という強い
想いを知ったから。そして何より、僕が優梨亜を好きだから。
 通じ合った想いは、しかし落とし穴にもなりうる。相手の「好き」という気持ちを
受け入れるのと、利用するのとは紙一重のところにあるから。自分本位になって
優梨亜の気持ちを弄んだりしないよう、いつも注意してきた。 
 それはキスから始まる、愛し合う行為においても同じこと。優梨亜の意志を
優先する、優梨亜に気持ち良くなってもらうのを第一にしてステップを上ってきた。
僕の方が求める時もあるけれど、出来る限り妹に無理をさせずに来たつもりだ。
245名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:07:25 ID:NZrEF6hH
 大切に守りたいという気持ちと、僕を満足させて欲しいという気持ち。その狭間で
バランスを取ることが要求されてきた。だが僕も、完全に性欲を抑えられる訳でもなく。
ここ最近は少し強引気味かなと、反省していた。
 今日だって、平静さを保とうとしても感情が昂ぶってしまい……昼食を取ったあと、
シャワーなんか浴びてしまった。
(準備早すぎだよ。優梨亜が帰ってくるの、まだまだなのに)
 服を着直すと自分に苦笑というか、軽くあきれた。
 しかしそれからいくらも経たずに、優梨亜が学校から帰ってきた。時計はまだ一時半を
過ぎたばかり。
「お帰りなさい、早いね」
 制服にダッフルコート、ランドセルという姿の妹がリビングに入って来た。 
「うん……早退しちゃったから」
「えっ、体調悪いの?」
 僕が心配すると、優梨亜は少しばつが悪そうにもじもじしながら
「具合は悪くないよ。でもうそついて、元気だけど早退して来ちゃったの……今日
『はじめて』の日だから、お兄ちゃんのこと考えると、すごくせつなくなっちゃって……
学校になんか、いられないよぅ」
 舌ったらずな声が、どんどん小さくなっていく。愛らしい顔が赤らみ、うつむいてしまう。
僕は立ち上がり、妹の頭にぽんと触れた。
「ごめんねお兄ちゃん。ゆり、悪い子?」
「悪い子でもいいよ。優梨亜のそういう気持ち、嫌じゃないから。今日だけ許してあげる。」
 優しく告げて髪をなでると、優梨亜は安心したように、ほんわかとした笑みを浮かべた。
ぎゅっと抱きついて来て
「ただいま、お兄ちゃん……今日いっぱい……可愛がってね」
「うん。でもその前に……帰って来たら、ちゃんと手を洗ってうがいをして」
「……はぁい」
 優梨亜はちょっと頬をふくらませて、洗面所に向かう。
「準備が出来たら僕の部屋に来て。待ってるよ、優梨」
 そう声をかけると、妹はにこっとしてうなずいた。
246名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:09:21 ID:NZrEF6hH
「お待たせ」
 お兄ちゃんの部屋に入る。急いだけど、結構時間かかっちゃった。
「髪結び直したんだ、優梨亜」
「う、うん」ツインテールなのはさっきまでと同じだけど、今はピンクのリボンが
付いた一番かわいいゴムに替えました。髪を少し取って結び目のあたりに巻いて、
毛先がふわふわ広がるように工夫してます。せいいっぱい可愛くした格好で、大好きな
お兄ちゃんにゆりの『はじめて』をあげたいから。
 お兄ちゃんはゆりを抱っこして、ベッドまで運んでくれました。
「ごめんねお兄ちゃん、遅くなっちゃって」
 服は制服のままです。コートとセーターを脱いで、紺のブレザーとグレーのスカート、
ブラウスの襟にはえんじ色のリボン。着替えはしていないのに、髪型で手間取っちゃった。
それに――おまたやおしりきれいにしてたから、時間かかっちゃったの……
「顔赤いよ、優梨亜」
「え、そ、そんなこと……あっ、昨日のチョコだぁ」
 近くのテーブルに、昨日あげたバレンタインチョコを見つけたので、話を変えちゃい
ました。
「あんまり、減ってないね……まずかった?」
「ううん、とっても美味しいよ。優梨の手作りだから、食べちゃうのがもったいなくて。
ちょっとずつ食べてるんだ」
 お兄ちゃんはそう言うと、チョコを一つ取って
247名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:10:46 ID:NZrEF6hH
「優梨亜も食べる?」
 私の口の前に近づけた。食べさせてくれるのかな? 口をあーんと開けたんだけど、
お兄ちゃんはひょいっと手をかえして、自分で食べちゃったの。
「もお、いじわるー」
 お兄ちゃんはチョコを頬張って、おかしそうに笑ってる。でも、ふいに優しい目をすると
「ちゃんとあげるってば」
 ゆりの口にキスしてきました。二人の唇の間に、チョコレートが……
(んあっ、おにいちゃぁん)
 一瞬で胸がドキドキし始める。こんなの初めてだよぅ。お兄ちゃんとゆりの舌で、
チョコが行ったり来たり。チョコを落とさないように気をつけると、自然に唇を、舌を
押し付け合っちゃう。
(はうぅぅ)
 チョコレート味のキスで、全身がぽーっと熱くなってく。二人の間でチョコが溶けきる
まで、ずっとキスしてました。
「ごめん、驚いた?」
 唇を離すとお兄ちゃんが尋ねた。
「びっくりしたけど……でもおいしかったよ」
「チョコが? それともキス?」
 軽く笑うと、また唇を重ねてくる。そして舌をからめながら、ゆっくりと制服の
ボタンを外してく。
248名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:12:17 ID:NZrEF6hH
「下着脱いで来たんだね」
 お兄ちゃんがブラウスの前を広げた。ゆりの左の胸をなでて、ちゅっと吸い付く。
「きゃあんっ」
 全身がびくっとした。お兄ちゃんにしてもらうの、一週間ぶりだから。ゆりの胸は
まだぺたんこ同然で、虫刺されみたいなものだけど――お兄ちゃんは「可愛いね」って
言ってくれる。こんなに気持ち良くしてくれる。
「ちゅぱっ、くちゅっ」
「あっ、ふぇぇ」
 どうしよう、まだ胸だけなのにこんなに感じちゃう。今日ずっと、お兄ちゃんのこと
で頭がいっぱいだったから……あそこ可愛がってもらったり、『せっくす』なんて
やったりしたら、いったいどうなっちゃうだろう。
「ぁんっ!」
 そう思っているうちに、スカートの中に手が入ってきて。ぱんつの上からクリを
擦ってくれた。
「ぱんつ、いっぱい濡れてるね。でも結構冷えてる」
 少し不思議そうに訊かれた。それは……今濡れたからだけじゃなくて
「今日の約束、学校でもずっと頭から離れなくて。お兄ちゃんのこと想うと、
おまた……どんどん『じゅんっ』としちゃって……おもらししたぐらいにまで
なっちゃったの……」
 死にそうなくらい恥ずかしかったけれど、でも言っちゃった。ゆり、そのくらい
お兄ちゃんのこと想ってるんだよぅ。
 座った脚を開いて、そっとスカートのすそをめくり上げて
「お兄ちゃん……ここもキスして、下さぁい。」
 ふるえる声でお願いしました。
249名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:14:47 ID:NZrEF6hH
「うん……優梨亜、大好きだよ」
 お兄ちゃんはうなずいて、ゆりを抱きしめた。初めはそっと包み込むように。
そして、ぎゅうっと強く。そのまま優しくベッドに押し倒される。
 お兄ちゃんの手がスカートとぱんつを脱がしていった。下半身はもう靴下だけ。
ブレザーとブラウスも全部ボタンが外れてる。この格好、結構恥ずかしいです。
「あっ、くぅぅん」
 お兄ちゃんがゆりのあそこにキスして、なめ始めました。われめを舌が開いて
行って、クリをていねいに転がす。そして、ちゅうっと吸われる。
「いいよぉ、おにいちゃぁん」
 気持ちいいのとうれしいのとで、頭がふわふわしてきました。何かされるたびに
体がひくひく動いて、腰やお尻がベッドから浮いちゃう。太もも、がくがくしちゃう。
「優梨亜のクリ、最高の舌触りだよ」
 お兄ちゃんがそういって、クリをぺろぺろぺろーっ、っていっぱい舐めてきました。
そんなに早くされたらヘンになっちゃうよぉっ! おまた、くちゅくちゅになっちゃう。
もしかするとイッちゃうかとも思ったけど、お兄ちゃんの動きはやがて止まりました。
「本当にびちょびちょだよ、優梨。……今日は最後までしていいんだよね。お尻
じゃなく、こっちで」
「うん、約束だもん」
 はあはあ息をしながら、お兄ちゃんに笑顔で答えました。
「じゃあ……僕にもして。二人ともよく濡らしておかないと」
 そう言って、お兄ちゃんも服を脱いでいきました。
250名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:16:46 ID:NZrEF6hH
 服を全て脱ぎ、妹のそばに。一秒ごとに首をもたげていくペニスを見て、優梨亜は
うふっと笑った。一週間の禁欲を経て、優梨亜との初の交わりを控えているから……
見られているだけでも大きくなっちゃう。
 両手で優しく握り、優梨亜が先端に口づけた。柔らかな幼い唇の、丁寧で愛情
たっぷりなキス。もう少し奥までくわえると、口の中で皮をむいてくれた。包皮と亀頭の
間に、うるおう舌と唾液が入ってくる。
「ああ、優梨っ」
「んふふっ。ちゅるっ、ちゅぱっ」
 興奮でたちまち最大近くまで勃起する。ぷはっと口から出すと、優梨亜は竿を
ぺろぺろ舐め上げる。
「おちんちん、いつもよりもっと硬くておっきい気がするぅ」
「一週間ずっと我慢してたんだもん。そんな丁寧にフェラされたら、うっかり出し
ちゃいそう」
「でも、ちゃんと濡らさないとなんでしょ」
 優梨亜は生真面目そうに言うと、少し考え込む素振りを見せた。
「これならいい?」 やがて恥ずかしさいっぱいの表情で、そそり立つ肉棒の真上で
口を開き――溜めた唾液をたらーっと垂らしてくれた。
「うあっ、優梨亜」
 小学四年生の唾液が、僕のちんぽをつうっと伝い落ちる。妹は恥じらいながら
つばを流し、僕を濡らしていく。
(そろそろいいかな) 優梨亜をあお向けに寝かせ、開いた両脚の間に座った。
期待とかすかな不安の混じったような視線が、僕に向けられる。
「最初は指でね」
 かさぶたの取れたばかりの傷口のような、薄紅の秘裂。弱々しさや頼りなさすら
覚えさせる、優梨亜の大切な場所。そっと丁寧に愛さなければという気持ちが、
自然と芽生えてくる。
251名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:18:52 ID:NZrEF6hH
(優梨亜の、処女のここに触るのは今日が最後か)
 ふとそんな思いに駆られながら、ひくひくする膣口に指を当てた。とろとろの蜜
を絡め、つっと挿入する。
「んあっ!」
 細い身体が、ふわふわのツインテールが震えた。指を前後させると、吸い付くように密着してくる。
「いいよぉ、おにいちゃあん」
「痛くない?」
「うん、ゆりはこっちでも気持ちよくなれるから。もういつでも大丈夫だよ」
「そう。だけど、もう少し慣らしてから」
 幼膣に二本目の指を挿し入れた。優梨亜が愛らしいあえぎ声を上げる。ゆっくりと動かし
ながら、太さに慣らしほぐしていく。
「お兄ちゃん、いつもがまんして……慎重に、やさしくしてくれるよね」
「大切な優梨亜だもん、傷つけたくない」
「そう言ってくれるの、うれしい……大好きだよ」
 乱れがちな呼吸の中で、優梨亜が微笑んだ。
「でも、やさしいだけじゃなくてもいいの。お兄ちゃんがやさしいのはもう分かってるから、
信じてるから……どんどん気持ちいい事、してください」
「優梨亜……じゃあもう、行くよ」 二本の指をつぷっと引き抜く。
「うん。お兄ちゃん早くぅ」
 可憐な10歳の妹がはにかみ、自らの手でわれめをくぱっと開く。新雪に桜の花びらを
溶かし込んだかのような、最上の淡紅色をした幼性器。濡れそぼつ小さなお口に、
限界までガチガチに勃ったペニスを押し当てた。
252名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:20:29 ID:NZrEF6hH
「くはあっ」
 二人とも大きく息を吐く。ほぐして来てはいても、やっぱり4年生に挿入するのは
大変なこと。それでも少しずつ、先端が受け入れられていく。
「ああっ……お兄ちゃんが、ゆりの中に」
 愛らしい顔が、つぶらな瞳が恍惚とし始めていた。間もなく僕の先端が障壁に
阻まれた。
「これ以上行くと痛むよ、優梨亜。止める?」
 妹はしかし、首を横に振った。
「だいじょうぶ。ゆり我慢するから」
 はだけた制服姿で寝そべる少女は、容易に壊れてしまいそうなくらい小さくて
華奢だ。身長なんて130センチそこそこなのだから。思わずためらう僕に、妹は
健気に微笑んでくれた。
「今日はそのための日だよ。約束してた日じゃない。ゆりの……プレゼントよ」
 切とした表情で見上げてくる優梨亜。僕はうなずいた。少女の奥へ達するために、
少しずつ力を込める。優梨亜がきゅっと目をつぶった。何かをぷつっと破る感触がした。
瞬間、幼膣が締め付けを増す。妹の全身に、力がこもる。
「……くっ」 痛みをこらえるかのように、小さな手がシーツを握り締める。
「入ったよ、優梨亜。よくがんばったね」
 愛おしく呼びかけた。処女膜を貫き奥へ進んでも、まだ僕のものの半分も入ってない。
でも、ひとまずこれでいっぱいだろう。
「うん……ゆりあの中、お兄ちゃんでいっぱい」
 目を開けた優梨亜。その右の瞳から涙が一筋流れた。
253名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:23:12 ID:NZrEF6hH
「ごめん、痛かったでしょ」
「うん……でも痛いのより、うれしい方がずっと多いよ」
 可憐な顔には喜びがうかがえた。
「約束、守れたから。こんな子どものゆりでも、お兄ちゃんと一つになれたから」
「僕も嬉しい。大好きな人と『はじめての人』同士になれた……愛してるよ、優梨亜」
 兄妹で愛し合うようになってから、いつかはたどり着く運命にあった時。イブの
夜に交わした切なる約束。妹を好きになってから、背徳感とともに夢見ていた行為
――そうしたものが今全て、果たされた現実となっていた。
「優梨亜の中、すごくあったかい……」
 今までは指でしか味わえなかった感触が、僕の亀頭を包み込んでいる。初めて
男性を迎え入れた、幼い硬さと柔らかさ。きつきつの快感で、何もせずじっとしていても
射精に導かれそう。初のアナルセックスの時も同じ思いをしたけれど、今日のはそれを
数段上回っている。
「動いてもいいよ、お兄ちゃん。ゆり、入ってるの慣れてきたから」
「分かった。止めて欲しかったらすぐ言って」
 優梨亜の太ももを手で支え、本当にわずかずつ腰を振り始めた。双方の事情を
考えて、そっと小さなおまんこを突く。小学校の制服がシーツと擦れる音が生じる。
「はあっ、優梨亜ぁ」
「おにいちゃぁん……」
 二人とも声が漏れてしまう。ずっと待ちわびていた、大好きな人同士でする最高のこと。
「はぅぅ……ほんとのせっくす、きもちいいよぅ」
 子猫のように愛らしい、優梨亜のあえぎ声。いつしか接合部から密やかな水音が
響いている。
254名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:30:38 ID:NZrEF6hH
「初めてなのに気持ち良くなれたんだ。優梨はいっぱい濡れる子だから、それ程痛く
ないのかな?」
「やっ、ふぇぇ……」
 恥ずかしがる優梨亜が反則的に可愛い。
「お兄ちゃんは気持ちいい? ゆりちっちゃいから、少ししか動かせないみたいだけど……」
「優梨とセックス出来て幸せだよ。こんな気持ちいいの、信じられないぐらい」
 少し申し訳無さそうな妹を、なだめるように告げた。先端だけしか出し入れできなく
ても、根元まで埋め込むのが不可能でも……妹の子どもまんこは、初々しいとろける
ような粘膜で僕を愛してくれる。まだ10歳の女の子なのに、いやらしいくらいに膣壁が
絡んでくる。
「優梨亜、そんなキツく締め付けちゃ……ダメっ!」
「だって体が勝手に……ゆりのおまんこ……お兄ちゃんでいっぱいだよぉ!」
 一番敏感な場所で、これでもかというくらいお互いの存在を感じ合う。何より、妹に
おちんちんを挿入できた、おまんこにお兄ちゃんを受け入れられたということ自体が、
二人の興奮と快感を高めていた。ピストンの幅がわずかでも、快感は絶頂に至るのに
十分――
「もうダメ……優梨の中でイッてもいい?」
「いいよお兄ちゃん。ゆり、受けとめてあげる……お兄ちゃんのミルクで、ゆりもイカせて
くださぁい……」
 小さな手が差し伸べられてきた。その手を取り妹を抱き締める。ぎゅっと抱き合い
唇を重ね、あらゆる形でひとつになって……
「おにいちゃん……だいすきっ!」
「優梨亜、ゆりあぁっ!」
255名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:33:40 ID:NZrEF6hH
 体の内奥から圧倒的な快感が噴き上がった。妹と愛し合った四ヶ月の
思い出が、二人過ごしてきた10年間の記憶が、脳裏を一瞬で駆け抜けた
ような気がした。7日間溜め込まれた精液が、優梨亜の膣内でどくどくと
放たれる。初潮さえ程遠い幼い妹に、精通の時をも超える快感と勢いで
ザーメンを注ぎ続けた。
「やあっ……ひゃぅぅんっ!」
 幼膣に熱く射精される感覚で、優梨亜も頂点に達する。ひくつく全身で
二人、際限の無い絶頂感を味わった。いつまでも続くかと思えた射精の、
最後の一震えが終わった。
 
 乱れた息と幸せな充実感の中、二人余韻に浸る。
「お腹、あったかぁい……おにいちゃんの『せーえき』、ゆりの中にいっぱい
いっぱい来たよぉ……」
 滑らかな下腹部を撫でながら、陶酔し切った顔で優梨亜がつぶやいた。
「最後、ちょっと激しかった?」
「ううん、だいじょうぶ。お兄ちゃんに、あんなに愛してもらっちゃった」
 恥ずかしさと満足感の混じった笑みを浮かべる優梨亜。その中から名残惜しく、
僕は抜け出ようとしたところ
「や……抜いちゃやだぁ」
「えっ?」
「まだ抜かないで……もっとしようよぉ」
 羞恥いっぱいの表情で、か細く続ける。
「お兄ちゃんのミルクで……動きやすくなってるかもしれないよ」
 思いがけぬ反応に驚いたものの、断る理由は無かった。引き抜きかけた
ペニスを、僕は再び埋め込んでいった。
256名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 13:20:08 ID:4VAzu3gq
次回の投稿でほんとうに終りなんですね。
作者さんの書く小説大好きです。
作者さんのHPとか他に掲載してるサイトとかありますか?
あったら是非教えてください!
257名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:01:53 ID:hCbzrv1d
>>256
好評なようで嬉しいです。ありがとうございます。
HPとか他に掲載してるサイト、スレは無いです。すいませんorz
これが初めてうpした小説なもので。

>>255の続きです。

「一度きりじゃ足りないよね、僕も優梨も。いっぱいしよう」
 妹はこくんとうなずいた。優梨亜の中に留まったまま、僕のものはほとんど硬さを
失っていない。
「姿勢変えてみよっか」
 つながったままゆっくり優梨亜を抱え上げる。僕がベッドに尻を着いて座り、対面
座位の形へ。素股をする時にもこの体位が一番多い。向き合って抱っこしたまま
気持ち良くなるのが、二人とも大好きだから。
「きゃあぁん!」
 ずぬっ、と音を立てるようにペニスが入り込んだ。
「お、奥に来たよぉ!」
 可愛らしい悲鳴。座位で優梨亜の体重がかかるから、当然交わりが深くなる。
僕が包まれる範囲もまた、長くなる。先程は亀頭の下数センチまでだったけど、
今度は全長の半分弱まで。
「気持ちいいよ、優梨亜ぁ」
「硬いの、奥までいっぱい……」
 入れられただけでもう耐えられない、という風に首筋に抱きついて来た。
「もう制服脱いじゃったら? 」
「えっ……脱がしてお兄ちゃん。ゆり、何もできないょ」
 ブレザーとブラウスを脱がし、肌のほとんどがあらわになる。体に残っているのは白い
ソックスと、首に制服のえんじ色リボン、髪を結わえるピンクのリボンだけだ。
 無駄な肉など全く無い、華奢な優梨亜の裸身。白い肌、細い手足、薄い胸。
抱き締める僕の手には、弓のごとく優美に反ってお尻へと続く、滑らかな背中のライン
が伝わってくる。幼女から少女になって日の浅い、小さくはかない10歳の身体。
258名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:03:18 ID:hCbzrv1d
そんな肉体でも、優梨亜はもう男女の愛し方を知っている。体格差を乗り越えて
僕を受け入れてくれる。その意志にこたえるために、僕も優梨亜をとっても気持ち
良くしてあげたい。すぐにも達してしまいそうな快感は相変わらずだけど、それに耐えて。
 徐々にゆっくり、腰を突き上げていくと
「んっ、ひゃぅん!……お兄ちゃん、さっきよりも……動けてるんだね」
 陶然とした微笑で優梨亜が見上げてきた。接合部からは優梨亜のお汁と、さっき
放った精液とが混ざり合ってこぼれ出ている。処女の証たる、微かな紅さも伴って。
二人の潤滑液でピストンがスムーズになっていた。まだ余裕がなくて単調な上下動
しか出来ないけれど、抽送の幅が広がるだけで、感じ具合が随分と変わってくる。
「きつくてぬるぬるで、優梨亜の中ホント気持ちいい」
「ゆりもいいよぉ! いっぱい、気持ちよくなろ……おにいちゃん」
 僕の胸で恥ずかしさいっぱいにささやく優梨亜。本当に可愛らしい。ツインテールが
さわさわと触れるのがまた、心地良い。二人で腰を動かしていると、そのうち
「ん……く、きゃあっ!」
 優梨亜がひと際大きな声を上げた。その瞬間、僕の方も異変を感じている。
「ごめん、痛かった? 奥で何かぶつかっちゃったような……」
「ううん、痛いっていうか……奥に当たったら、ガクッと気持ちよくて」
「ひょっとして優梨亜の子宮口かな?」
 僕はさっきの位置を軽くこすってみた。優梨亜が再びあえぐ。
「そこ……ヘンになっちゃうよぉ!」
「やめようか?」
「え……やめちゃ、やだぁ」
259名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:08:38 ID:hCbzrv1d
 悩ましげな悲鳴をあげつつも、優梨亜は首を横に振る。僕は奥に留まって幼い
子宮口を擦り、つついてあげる。絶妙な硬さと柔らかさが、亀頭の先端に伝わって
くる。甘美な感触は膣壁の絡み付きと一体になり
「締め付けすごいよ、優梨。奥つつくとそんなに感じちゃう?」
「やあっ、はずかしいよぉ!」
 快感と羞恥にあふれ、ぎゅうっとしがみついてくる。細い脚が僕の腰に絡みつき、
淡く自己主張する乳首が押し付けられる。二人とも限界が近づいていた。
「もうらめっ、奥にこんこん当たってるぅ!」 
「僕ももう……また中に出すよっ、優梨亜」
 抱きしめ合って二度目の絶頂を迎えた。子宮口に先端を押し付けて、妹の一番
内側へ直に精液を射ち注いだ。奥に擦り付け、感触を味わいながら体液が搾られていく。
「んにゃぁっ!」
 小さな身体を痙攣させる優梨亜。幼く細い膣は、ペニスがびゅくびゅく暴れるのを
抑えつけそうなくらいに、きゅっとくわえ込んでいてくれた。

「はあっ……またすごくいっぱい」
 腕の中、優梨亜がうっとりとつぶやく。
「コレって……赤ちゃんのもとなんだよね。まだゆりは子どもだから、出来はしないけど」
 ふと思い出したように優梨亜が言った。初潮もまだの妹とのセックス。生殖という
意味を果たし得ないそれが持つのは、純粋に愛情の発露という意味のみ。
「中で出されるのってどんな感じ? 嫌?」
「いやじゃないよ。体の奥、何だかあったかいのでいっぱいになるような……
不思議って言うか、ふわーって幸せな気分」
 恥ずかしげにゆっくりと答える。二人とももう、交わる歓びに目覚めてしまったらしい。
少し休んだらまたしようね、という雰囲気に、自然となっていた。
260名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:10:16 ID:hCbzrv1d
 それから夕方まで、ずっとお兄ちゃんと「せっくす」してました。
 2回目、座って抱っこしながらのが終わって、一度体を離したら……お兄ちゃん
のが抜けて、中に出してもらった「せーえき」があふれてきて、すごく恥ずかしかった。
こぼしちゃってごめんなさい、っていう気もしました。
 3回目は、バックでしてもらいました。「あなるせっくす」の時にしたことがあるから、
ふつうの「せっくす」でもしてみようか、ていう事になって。
 四つんばいになるのはやっぱり恥ずかしいです。ゆりからは見えないけど、お兄
ちゃんはゆりの大事な場所が全部みえてるから。恥ずかしいけど、でも大好きな
お兄ちゃんに見てもらえるのは……イヤじゃないです。
「優梨のお尻可愛いよ。ぷりっとしてて、形もすごく綺麗」
 おまんこに入れる前に、お兄ちゃんはお尻を可愛がってくれました。ふにふに
もんだり、お尻の穴、なめてくれたりして……。 
「相変わらずお尻弱いね。おまたが濡れ濡れになっちゃったよ」
 だって……すごく感じちゃうんだもん。そろそろいいと思ったらしく、お兄ちゃんは
後ろから、おまんこに入れてくれました。
「くっ……ふゃぁっ!」
 入ってきただけで軽くイッちゃいました。今までのとはまた違った感じで、奥に
来たんだもん。お兄ちゃんのカリが、今度は中のお尻側に当たってる。
 動き始められるともっと大変でした。後ろからだと結構強く突いてもらえるし、
最初の2回とはちょっと違うところ、こすられちゃうから。
 ヘンになりそうなくらい気持ち良くて、何度もエッチな声出しちゃった。お兄ちゃんは、
せっくすしながらお尻の穴にも指入れてくれて……お尻とおまんこ、両方なんて
もうダメっ!
 結局その後、バックで2回もイッちゃいました。お兄ちゃんが出すより早く、自分だけ。
ごめんなさい、お兄ちゃん。だから落ち着いてから、口と手でしてあげたの。お兄ちゃんが
好きな、皮をいっぱいいじるフェラをして、イカせてあげられました。
 ゆり、顔中にどぴゅどぴゅミルクかけてもらっちゃった。温かさと匂いでまたイッちゃうょ……
261名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:13:40 ID:hCbzrv1d
 4回目は最初と同じ、「正常位」でした。正常、って言うくらいだから、これが
一番ふつうのやり方なのかな。あお向けに寝て脚を開いて、お兄ちゃんと一つになる。
上になったお兄ちゃんに見下ろしてもらうと、「お兄ちゃんのものになれたんだなぁ」
っていう気分がすごくしてきます。
「だんだんやりやすくなってきた。キツいのは変わらないけど、最初より動きやすい」
 お兄ちゃんがそう言った。結構スムーズに動けているみたい。ゆりもだんだん
慣れてきました。大好きなお兄ちゃんのおちんちんで……ゆりの中いっぱいです。
 ゆりは奥の方まで気持ちよくしてもらってるけど、お兄ちゃんのは半分か、それ
以下しか入ってないみたい。おちんちんがとっても大きいのもあるけど、ゆりが
小さいせいで、お兄ちゃんは全部入れられない。何だか悪いけれど、お兄ちゃんは
それでも気持ちよくなってくれてるみたい。ありがと、ごめんねお兄ちゃん。
「優梨亜の中にいるの慣れてきたから……もっと気持ちよくしてあげられそう」
 お兄ちゃんの動き方が変わった。今まではただ、単純に出し入れしてるだけだった
(それでも十分感じちゃう)けれど、今度は深く突くのと浅く突くのを混ぜたり、中で
上下や左右にこすり付けたりしてきた。入り口近くでじらすみたいに、ずぷずぷされ
たり、「の」の字を書くように腰を回して入れられると、気持ちよくて切なくて、ヘンに
なっちゃいそう。
 おまんこが勝手にきゅうきゅうして、お兄ちゃんをしめつけちゃう。今度は二人、
ほとんどいっしょにイケました(ゆりの方がちょっと早かったみたいだけど)。
 お兄ちゃんはゆりから抜いて、胸にびゅびゅっと「しゃせい」してくれました。
出されたせーしをぬり付けるみたいに、つい胸を触っちゃう。乳首をぬるぬる
こりこりして、気持ちよくなってたの……お兄ちゃん、気付いてたよね。
262名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:18:17 ID:hCbzrv1d
 最後のは「きじょうい」とか言うのでした。あお向けに寝たお兄ちゃんの上に、
座るように乗っかって。おちんちんを手で支え、ゆりの中に入れていくと
「んあぁっ!」
 奥までずぶずぶっと、思った以上に入ってきた。「座ってだっこ」と一緒で、ゆりの
体重がかかっちゃうから……
 お兄ちゃんに両手をついて、少し抜くように体を持ち上げた。でも気をゆるめると、
またずずって入っちゃいそう。
「これって……ゆりが動くの?」
「そうだね。上の人が動かなきゃ」
「ふぇぇ」
 そんなぁ、はずかしいよ。試しにちょっと腰を動かしてみたけど、すごくエッチなこと
してる気がする。でもお兄ちゃんに、気持ちよくなって欲しいし……
「んっ、ああっ……はぁん!」
 がんばって腰動かしちゃう。ずちゅずちゅ音がしてはずかしい……。奥に当たって、
ゆりの方が感じちゃうよ。お兄ちゃん、気持ちよくなってくれてるかな?
「くぅぅん」
 一番奥に当たって、軽くイッちゃいました。しゃがんでいるの、もう無理。倒れる
ようにお兄ちゃんの胸に両手をついちゃった。
「耐えられないんだ、可愛いよ、優梨亜」
「う……お兄ちゃんも気持ちいい?」
「うん。じっとしているだけでもいいけど、それだけじゃ優梨に悪いかな」
 お兄ちゃん、自分からも動いてきた。下から突かれるともっと感じちゃうよぉ。
「また中に出してあげる。僕をイカせて、優梨亜」
「は、はぁい……お兄ちゃんも、ゆりを……」
 最後まで言えなかった。中を優しくかき回すみたいに、お兄ちゃんがしてくれて。
頭も体もふわっとして、飛んじゃうみたいでした。気が遠くなりながら、ゆりの中
また、あったかい液でいっぱいにしてもらえました。
263名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:21:17 ID:hCbzrv1d
 結局午後の間ずっと、優梨亜と交わり続けていた。今日が初めてなのに、合計
5回も。三発中出しし、一回顔射し、一度おっぱいにぶっかけた。小4の幼膣に、
あどけなく可憐な顔に、あるかないかの胸のふくらみに精液を注ぎまくった。白濁液を
何度も受けながら、妹は僕以上の回数イッていた。
 でも決して、単に性欲を満たすためだけの行為ではなかった。大好きな人と心も
体もひとつになれた、受け入れることが受け入れてもらうことが出来た、かわした
約束を果たせた――そういう幸せを感じられたからこそ、あれだけ気持ちよく愛し
合えたんだと思う。
 シャワーを浴びて体をきれいにした後も、二人ベッドの中にいた。行為はもう
しないけれど、そばにいたい。二人だけでいられる時間は、もうたいして残って
いないから。いまだ一糸まとわぬ姿で、キスで時間を埋めながら、甘やかな余韻に
浸っていた。
「最高の誕生日だったよ、優梨亜。ありがと」
「えへっ、どういたしまして。ゆりもうれしかったよ。ゆりの一番大切な『はじめて』、
お兄ちゃんにプレセントできて。ゆり、本当にお兄ちゃんのものになれた」
 心から幸せそうな、ほんわかとした笑みを浮かべ
「だいすき、おにいちゃん」
 僕の胸に顔をうずめてきた。僕も大好きと返し、柔らかな長い髪を愛おしくなでた。
 しかしやがて……泣くのをこらえるような「ぐすん」という声が、腕の中から聞こえてきた。
「痛いの、優梨亜? 無理させちゃったかな……」
 妹の異変に不安が生まれる。
「……ちがうよ。痛いんじゃないの。ただ……」
264名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:23:46 ID:hCbzrv1d
 そこで優梨亜は口ごもった。優しく促すと、「言ってもいいのかな」という感の
不安を浮かべた後、ためらいがちに口を開いた。
「お兄ちゃんとゆり……どうして兄妹なんだろう」
「えっ……!?」
「兄妹だと……結婚できない。こんなに好きで、気持ちいいことだってあんなに
出来るのに、ゆりとお兄ちゃん結婚できないなんて……そんなのやだぁ」
 つぶらな瞳から、今にも涙があふれそうだった。切とした表情で見つめられ、僕も
やりきれなくなる。
「お兄ちゃんと両想いになれてから、ゆり、いつも幸せだったよ。でもたまに、兄妹は
結婚出来ないってこと思い出すと……すごく悲しくなるの。お兄ちゃんのことどん
どん好きになってるから、なおさら……」
 泣きじゃくるというのではなく、むしろ静かに涙を落としながら、抑えきれない
気持ちを訴える妹。涙をそっと拭って僕は答えた。
「今までつらい思いしてたんだね、優梨亜。僕もその事考えると、苦しくて悲しく
なるよ。だけど、それでも僕は……優梨亜と兄妹で良かったとおもう。」
「どうして?」
「結婚できなくても、夫婦になれなくても……兄妹の関係って、もともとすごく近い
ものだから」
 優梨亜が微かに顔を上げた。
「いくら結婚したって、夫婦はもとは他人同士だよ。兄妹の絆の近さには全然かなわ
ない。親子を別にしたら、世の中の男と女で一番深くて近い絆にあるのは、兄妹
だと思う」
 僕の言葉に、泣いていた優梨亜の表情が少しずつ変わっていく。
265名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:26:08 ID:hCbzrv1d
「僕と優梨は、兄妹っていう誰にも負けない本当の『すぐそば』に生まれて、
心も体も一つに通じ合えた。結婚出来なくても、ずっと最高の恋人のままで
いられるよ。結婚した後より、その前の恋人同士の頃の方が良かったなんて、
よく聞く話じゃない?」
 そこまで言って軽く笑うと、優梨亜もかすかに微笑んだ。
「そっか。結婚できなくても、ゆりとお兄ちゃんはもともと、だれよりも近くにいたん
だね。ただの兄妹以上の、恋人にもなれた……」
 僕の言った内容と、自身の言葉をかみしめる様に、優梨亜はゆっくりと口にした。
僕の台詞は、今優梨亜を慰めるために思いついたのではなく、自分を納得させる
ためにこれまで考えてきて、たどり着いた結論だった。でもそれは優梨亜の気持ちも、
落ち着かせてくれたらしい。
「ずっと大好きだよ。ずっと恋人でいようね、お兄ちゃん」
 優梨亜がにこっと笑った。まだ涙も残っている泣き笑いだけど、それでも本当に
可愛い笑顔だった。この笑顔を絶対裏切らないと、僕は決めた。
「お兄ちゃんに話したら楽になれた。ありがとう。お兄ちゃんって、ゆりの気持ち
何でもわかってくれる。何て言うのかな……ゆりの心を映す、鏡みたい」
「そう? 鏡か、名前のままだね。」
「えっ……『鏡介』、あっほんとだ」
 くすっと笑う優梨亜。泣き止んだ美少女の髪を、優しくなでながら
「ねえ優梨亜。いつか二人で暮らそうか。僕と、優梨の二人だけで」
「えっ……」
「僕が大人になって、自分で生活が出来るようになったら。優梨亜を養って行ける
ようになったら……まだ何年か先になるけど、そうしたいな」
「ほんと? 嬉しい……約束だよ、お兄ちゃん」
「うん、約束する。優梨亜は今日約束を果たしてくれたから、今度は僕が」
 指切りをすると、優梨亜がぎゅっと抱きついてきた。抱き返したあと、そっと
顔をこちらに向けさせる。冬の陽は傾き、母の帰って来る時間が迫っていた。
大好きな妹に、この日最後のキス。一番大切な人。僕の恋人。My SweetHeart。

―――― Fin ――――
266名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:28:48 ID:hCbzrv1d
長い間お付き合い下さって、本当にありがとうございました。
いつまでもお目汚しが続いてすみませんでした。
二人の幸せを願いながら、これで完結します。
267名無しさん@初回限定:2005/08/28(日) 02:28:26 ID:eJUWg936
感動をありがとう・・・
268名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 02:28:45 ID:MIWeZk7A
長い間お疲れさまでした。毎回楽しみに読んでいたので
これで終わりなのは残念でしたがとても良い結末だったと思います。
ぜひ次回作も書いてください。お願いします。
本当にお疲れさまでした。
269名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:15:16 ID:oiaeZbhz
>>267>>268
ソフトかどうか微妙で、レズもおまけ程度な長文ロリ小説を
ずっと読んで下さって、ありがとうございました。
うpが不定期・遅筆ですいませんでしたorz

ラストは駆け足気味だったかと少し反省してます。
全編通して、色んなプレイが書きたかった&書いた反面、
心理描写の積み上げは足りて無かったかもしれません。

優梨亜は二、三年後には「胸がかなり大きく」なってる設定(妄想)ですw
目指せ紗綾(違)
270名無しさん@初回限定:2005/09/05(月) 00:25:51 ID:+Z2SuvAY
保守
271名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 10:03:57 ID:5M5RqRnj
 
272名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 10:00:11 ID:NB8bl3Rr
神は去った、か…
273名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 12:50:12 ID:mPdPGSgY
神降臨期待age
274名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 10:13:13 ID:hd4l0Xih
保守
275名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 22:15:57 ID:NSi24Ah8
早く神降臨しろ!!
仏の顔も3度までだ!!!
276名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 19:40:54 ID:v5AoUhC7
朝起きたら黒髪ツインテール小学生メイドのご主人様になっていた。
277名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 01:29:57 ID:ExVR3fwD
>>276
詳しく
278名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 20:50:22 ID:TL6Ly2OG
>>276さんではありませんが……
書いてみようと思います
279名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:36:35 ID:htlcoS0b
>>278
マターリと待っています。小学生メイド(*´Д`)ハァハァ
280クロネコ:2005/11/06(日) 13:35:24 ID:lIS2E4Wk
何時もの朝……
薄汚れたスズメが鳴き
都会の空気で満たされている部屋で目を覚ます
何時も通りの日常……
だがおかしい
異常だ……
だって……
目の前にメイドの格好をした女の子が居るのだから


「おはようございます、お兄……じゃ無くてご主人様」
もしも他人なら追い出す所だが
オレは少なからず知っている人物だ
タレかけの大きい瞳にキュッとした唇
白いコットンのように綺麗でマシュマロのようにプニプニの肌
黒髪のツインテール
親戚の女の子で優里(ゆうり)ちゃんだ
「何のギャグだい、優里ちゃん」
ソフトな突っ込みを入れてみせる
「……………」
「……………」
二人供喋らなくなった
そして、しばらくの静寂を破ったのはもう一つの声だった
「おはよーアニキー」
あぁ、うるさいのが来た
281名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 16:29:11 ID:5xGpsfdE
キタコレ!! 3人目の登場人物が気になる〜(*´Д`)
282名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:08:36 ID:inx643n5
続きが楽しみなので保守
283クロネコ:2005/11/11(金) 11:05:45 ID:0PtUfUtU
>>280
の続き(久々)


「あぁ…おはよう……」
不機嫌な顔で第三者……
すなわちはオレの妹である亜樹菜を見つめる
「どうしたの、アニキ?」
とぼけるつもりだな
この、性悪娘が……
「酷いですよ…亜樹菜ちゃん……」
従兄妹の優里ちゃんが性悪娘こと、妹の亜樹菜を睨んでいる
やはり元凶はお前か……
性悪娘 亜樹菜
「な〜ん〜のこと〜♪」
悪魔でシラを切るつもりのようだな……
ここで素直になれば許してあげるのにな
オレは優里ちゃんにアイコンタクトを送る
(優里ちゃん、この性悪娘をお仕置きする為に力を貸してくれないかな?)
優里ちゃんもアイコンタクトで返信してくる
(YES)
284クロネコ:2005/11/11(金) 11:21:19 ID:0PtUfUtU
>>283

標的は我が妹である亜樹菜
肌はスベスベの褐色
赤い瞳に少しツリ目
年齢で言うと優里ちゃんと同い年で10歳
データのトレース完了
これより性悪娘の説教に入る……
オレは脳無いで作戦を瞬時に練り上げる
作戦名は「獅子は赤兎を狩る」
亜樹菜は空気の変化に気付き構える
「いまなら……尻叩き5回の刑で許してやる……」
「や、やだ!」
亜樹菜は拒否する
「お前の覚悟は分かった……どうなっても知らないからな……」
足に力を集中して目の前の獲物である亜樹菜に狙いを定める
3……2……1……
(ジリリリリリリリ)
午前八時を指す目覚ましが鳴り響くと同時に足の力を爆発させる
285名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 20:00:27 ID:8Ft16aRm
極秘保守
286名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 19:11:01 ID:04dWoU4K
早く続き
287名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 20:04:02 ID:WeK6FzTZ
>>286
適当に考えた小説ですので…中々安定しないです…
丁度今
かなりソフトでほのぼの小説を考えていますのでしばらくお待ちを……

ファンタジーか喫茶店の物語です
288プロローグ:2005/11/29(火) 23:06:28 ID:QZdYAykz
ようこそいらっしゃいました〜
喫茶リトリウィッシュへ
この紅茶はサービスだから落ち着いて欲しい…
うん、店員は知り合いの女の子しか居ないんだ…
しかもヒンヌー何だ…
知的なメイドさんやお姉さんじゃ無くて…
ただのガキ何だ…
はぁ……やだやだ…
知的なメガネメイドさんじゃないとやだ!!!
「誰がヒンヌーだぁあ」
「ギャーース!!」
オレの意識は其処で途絶えた……
なのでこの話は…
「終わりな訳無いでしょ」
くだくだなプロローグはさっさと終り…本編に続く
289本編:2005/11/29(火) 23:20:55 ID:QZdYAykz
オレの名前は鈴原 太一
喫茶店 リトリウィッシュの仮店長だ……
何故 オレが個々の仮店長をやっているかと言うと
今から一ヶ月前になる
―回想―
オレ「はぁ!?」
父「よろしく頼むぞ、我が息子よ!!」
オレ「何で、オレがそんな面倒臭い事をしなきゃならんのだ、クソ親父」
父「面倒臭い事は無いぞ?」
オレ「いいや、面倒ですよクソ親父」
父「何故だ、可愛い女の子と同居だぞ?」
オレ「ただの子守りじゃねぇかよ…」
父(黙殺ダッシュ)
オレは追い掛けたが…
結局逃げられた…
「今度あったらブチ殺す」
そう決めた初夏の出来事でありました
っとはい、オレの重大過ぎる話は作者の都合で省かれたよチクショウ!!
そしてオレは一人の女の子を預かる事になりました
290本編:2005/11/29(火) 23:25:57 ID:QZdYAykz
今日はプロローグと本編1を投下して終わりです
かなり暴走小説ですが…
気長にお付き合い下さい
291名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:23:35 ID:BOKJAp3x
「さて…アイツが帰ってくる時間だな」
喫茶店の時計を見上げる
その針は五時の方向を指していた…
「ただいまー」
「あぁ…お帰り優夏」
金髪のツインテールに黒い瞳
耳には三連ピアス
目はツリ目に成がちだが
可愛らしいの範囲である
そう、親父の置き土産
鈴原 優夏
新しい家族もとい義妹である
養子縁組をする一ヶ月間
彼女と暮らす事となったのである
「じゃあ、着替えてくるね」
「三十分は遅れているからな」
「分かっているよ」
優夏はふて腐れた返事をすると二階へ続く階段へと消えて行った――

そして、喫茶 リトルウィッシュの開店時間
夜6時となる
292名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:36:01 ID:IVICDr+Y
保守
293名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 06:46:18 ID:V0Qjq10e
ほす
294名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 13:28:52 ID:XzAusSPm
【ドキドキ】電気アンマされておしっこ2【思い出】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/neet4pink/1136292731/

ブログ http://ameblo.jp/sei00/
295名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 23:53:16 ID:WD3LtaV6
こここ
296名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 10:06:20 ID:osbO0kDw
297名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 02:32:58 ID:ZygmaBNo
保守
298名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:38:47 ID:xobQp2Na
ほしゅ
299名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 03:25:03 ID:q5Poq2dp
>>269
ああん最初から全部よみてぇ
300名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 19:00:05 ID:ALmYXKq5
むあー。過去ログ保管庫とかないんすか?
301名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 16:09:14 ID:LRKcDTzu
前スレ29ちゃんねる使っても403レスまでしか見れね(;゚д゚)
誰かへるぷ
302名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 19:02:06 ID:WhXypyqK
ログはとってあるがUPする方法を知らん(´・ω・`)
ここに貼り付けるわけにはいかないし、それだけのためにサイト作るというのもなんだか…
303名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:09:29 ID:HwUcPEXO
304名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 22:36:06 ID:Hatd262A
慈悲深き>>303に、エロの女神の祝福があらんことを!
305名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:52:53 ID:dW/vUwzQ
スレッド型掲示板に過去ログをうPとかどう?
ダメかな。
306名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:56:03 ID:dW/vUwzQ
携帯のレンタル掲示板で良ければ、これからの投稿分はオレがコピペしてくけど。
307303:2006/04/07(金) 22:33:36 ID:ujBOHdS/
GWぐらいになればテキスト版もどうにかできると思うけど。
308名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 18:37:54 ID:7mT4RO4H
期待保守
309 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:26:04 ID:+XLpCOUL
ここには初めて投下します。
たぶん、ソフトレズです。
310プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:26:45 ID:+XLpCOUL
膝の上に置いた小説。
そこに落とした視線の先を、時折花びらが横切っていく。
校庭の隅にある大きな桜。
晴れた日はその横にあるベンチに座って本を読むのが、私の春の日常だった。
温かな春の日差し。
ほのかな、だけど確かに甘い花の香り。
何もかもが柔らかくて、春という季節は本当に幸せで満ちていると思う。
けれど、これができるのも今年が最後なんだと思うと、今度は少し胸が苦しくなる。
全寮制のこの学校に入学してから、早いものでもう2年が過ぎて、私は3年生になっていた。
留年、なんて大技を決めない限り、あと1年で私はこの学校を巣立っていく。
心残りは……1つだけ。
視線を上げると、目の前に立っているのは大きな大きな桜の木。
その下に、1人の女の子が立っていた。
学校指定のセーラー服。
肩にかかる程度の長さの髪を、春の微風に靡かせながら静かに佇むその立ち姿。
彼女の姿を見ることこそが、春になると毎年ここで本を読む私の本当の目的だった。
彼女の華奢な体越しにうっすら見える桜の幹のこげ茶色。
かすかに透けたその体。
彼女はもう、生きていない。
311プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:28:57 ID:+XLpCOUL
昔から、なぜかはわからないけどそういうものが私には見えた。
いわゆる幽霊という存在が。
家から離れたここに来たのも、理由の大半はそれだった。
今でこそ、これが異常だということもわかっていて他の人に知られないよう心がけている。
だけど、小さな頃は当たり前のように皆に見えていると思っていたから、周りからすれば随分奇妙なことばかり言っているように見えたんだろう。
だから、全てをリセットするために家から遠く離れた全寮制のこの学校に入学したんだ。
これからは普通を装って生きていこうと思っていた。
見えない振りをすることくらいはできるはずだと自惚れていた。
なのに、今の私は桜の彼女に見事に心を奪われている。
春になって桜が咲き始めるとある日突然そこに現れる女の子。
そこにいる間ずっと桜を見上げていて、そして花がある程度散ってしまうといなくなる。
2年前の入学式の日、一目見た瞬間から私は彼女の姿に魅せられていた。
一目惚れ、とでも言うんだろうか。
ここに来るまで、ずっと自分の目のことが嫌いだった。
普通の人には見えないものを見てしまう目。
取り付かれる、というのも1度や2度では済まないくらいに経験していた。
その時感じた暗い沼の底に引き摺り込まれるようなあの感覚。
流れ込んできた死の恐怖。
強い恨み。
思い出すだけで強い悪寒に襲われる。
それを避けるコツは、そういう存在と目を合わせない、その1点だった。
目を合わせれば、そこに道ができてしまう。
そして道ができれば、そこから入りこまれる羽目になる。
それに気づいてからは多少楽にはなったけど、その代償として普通の人相手でも目を合わせるのが苦手になった。
だから、ずっとこの目が嫌いだった。
だけど、今はこの目をくれた神様に、ほんの少しだけ感謝もしている。
これのおかげで、彼女の姿を見ることができるんだから。
312プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:31:24 ID:+XLpCOUL
私は彼女の後ろ姿しか知らなかった。
いつだって彼女は桜を見上げていて、私はその背中を眺めているだけ。
彼女の前に回り込む勇気を、到底私は持てそうになかった。
取り付かれるのが怖かったわけじゃない。
彼女になら取り付かれても――ううん、それで彼女と一つになれるなら、そうありたいとすら思っていた。
だけど、彼女の立ち姿はあまりにも神々しくて、私なんかが正面から向き合うなんてとてもじゃないけどできそうにない。
そんな彼女がずっと見上げている桜の木。
植物相手に自分でもおかしいとは思うんだけど、ちょっとだけ嫉妬みたいなものすら感じてしまう。
彼女はどうして幽霊になんてなったんだろう。
どうしてずっと桜を見上げているんだろう。
幽霊になる理由というのは経験上、強い未練が残っていたか、それとも自分が死んだことに気づいていないかの2つがやっぱり多いと思う。
後者の場合、生きていた頃の生活をそのまま繰り返す場合が多いから、彼女は多分前者じゃないかと私は勝手に想像していた。
だけど――強い未練。
なんだろう。
この木の下で告白して、けれど想いが届かなくて自ら命を――。
最初に思い付いたのはそんなところだったけど、この仮説は2つの問題をその内に含んでいた。
1つ目は、この学校が女子高だということ。
まさか学外の男子を、校庭の端とはいえ女子高の敷地内に呼び出すというのは無理だと思う。
ただし、相手もこの学校の子なんだとしたら、これは問題にはならないのかもしれなかった。
そもそも、私自身が彼女に対してそういった想いを抱いているんだからありえない話じゃない。
2つ目は、たぶんこちらの方が私としては覆し難い点なんだけど、彼女が振られるなんてこと、あるんだろうか。
顔も知らないし、直接話をしたこともなかった。
私が彼女について知っているのは、その後ろ姿と、もう生きてはいないというただその2つだけ。
そんな私が言うのもなんだけど、それでも彼女が告白して断られる姿なんて想像することすらできなかった。
私だったらきっと喜んで――。
313プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:32:36 ID:+XLpCOUL
その時、突然私達の間を強い風が吹き抜けていった。
巻き上げられる大量の花びら。
視界を覆う桜色のカーテン。
その向こうに彼女の後ろ姿が隠れてしまうのと、私がとっさに目を閉じたのはどちらの方が先だったんだろう。
一拍遅れて、一緒に巻き上げられた砂に目をやられたのか、校庭で部活に励んでいた女の子達の小さな悲鳴が私の鼓膜を震わせた。
それからたっぷり数秒は待って、ゆっくり瞼を上げていく。
そこに、もう彼女の姿は存在してはいなかった。
そろそろだとは思っていたから驚きはないけど、胸の中にぽっかり穴が開いたような喪失感は拭えない。
1年の時は、本当にショックだったのを憶えている。
彼女が消えてからもここに通い続け、ようやく受け入れた時にはもう5月の連休が目の前になっていたんだ。
これが、私にとっての春の終わり。
卒業前にもう1度会えるだろうか。
そんなことを考えながら、背もたれに体を預けて空を仰いだ。
目の前に広がるのは青い空――のはずだった。
314プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:35:32 ID:+XLpCOUL
「こんにちは、ストーカーさん」
一瞬思考が凍り付く。
上下逆さまの、すごく綺麗な女の子の顔。
それがあまりにも現実離れしすぎていて、目の前の光景に頭がついていけなかったんだ。
大きな、まるで磨き上げられた鏡のような黒い瞳。
そこに映る私の顔。
野暮ったい眼鏡をかけた、我ながらうんざりするほど地味な顔立ち。
もう癖にすらなっていたはずの目を逸らすことさえ忘れていた。
「隣、いいかしら?」
桜の花びらのような唇が動いて、そこから声が紡がれる。
あたかも天上の音楽を思わせる耳に心地良い澄んだ響き。
何かを聞かれていることはかろうじてわかった。
ショックのあまり動きを鈍らせた頭では内容までは理解できなかったけれど、それでも彼女に対して首を横に振ることなんてできるはずがない。
たぶんものすごくぎこちなくだけど首を縦に振った私を見て、彼女が微笑みを深くする。
「そう、ありがと」
春の日差しに負けないくらい柔らかな微笑み。
綺麗な人だろうとは思っていたけど、その私の想像のはるか上を飛び越えられたような、そんな感じだった。
彼女が身を引いて、ようやく春の青空が見えるようになる。
そのままベンチを回り込み、彼女は私の隣、空いたスペースに腰を下ろした。
私の、隣に――。
315プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:37:40 ID:+XLpCOUL
「ずっと見ていたでしょう?」
彼女の口調は非難するものではなくて、ただ確認するだけといった感じのものだった。
だけど、私はものすごく悪いことをしていたみたいな気持ちになって反射的に謝罪の言葉を口にしてしまう。
「あ、あの、ごめんなさい」
「どうして謝るの? ああ、さっきストーカーさんなんて呼んでしまったせいかしら? ごめんなさい、そんなつもりではなかったんだけど」
嬉しそうな、世界の全てが幸福に満ちているかのような穏やかな微笑みを絶やさないまま彼女は言う。
一方で私はと言えば、未だに心臓が張り裂けそうなほど早鐘を打っていて、口を開けば本当にそこから飛び出していってしまいそうなほど緊張してしまっていた。
だって、あの彼女と話をしているんだから、緊張しないわけがない。
「あ、ああ、あの……」
それでも何かを言わないととは思うのに、どもってしまってまともな言葉になってはくれず、それがますます私の焦りを募らせていく。
「私、怖いかしら?」
そんな私の様子に、彼女の表情にかすかな翳りの色が差す。
それは、本当に小さな小さな、ともすれば簡単に見逃してしまいそうなほどの変化だった。
だけど、そんな顔をさせてしまったことこそが、私の本当の罪のような気がして――、
「そ、そんなこと! ……ない、です」
知らず大きくなってしまった声が恥ずかしくて、途中からは結局口の中でもごもごさせる程度の音量になってしまう。
そんな私に彼女は少し驚いたように目を丸くする。
けれど――、
「ありがとう」
次の瞬間には、またあの微笑みを向けてくれた。
ずっとその背中を見つめているだけだった彼女と向かい合い、それどころか話をしている。
改めて、それを認識する。
本当に、夢のようだった。
316プロローグ ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:39:12 ID:+XLpCOUL
「あなたが私を見てくれていたこと、実は2年前から気づいていたの」
「……え?」
「あんなに熱い視線を向けられていたら、背後からでも気づくものだわ。
 それに、この体になってからは視線を向けられること自体なくなっていたから余計にね」
「そ、そんなに……?」
やっと落ち着きを取り戻しつつあった心臓がまた暴れ出し、顔がますます火照ってくる。
「ずっとお話したいって思ってた。
 でも、怖くて振り向くことができなかったの」
「……怖い?」
予想外の言葉を鸚鵡のように繰り返す。
「だって、私は一言で言えば幽霊でしょう? せっかく私のことを見える人が来てくれたのに、下手に話しかけて怯えられたら嫌だもの。
 さっきだって、本当はすごく緊張していたのよ」
ドキドキするための心臓はもう動いていないけどね、なんて少し冗談めかした物言いをする。
そんな彼女に、私は自分の情けなさで胸がいっぱいになる。
私は、見ていることしかできなかったのに。
それだけで、満足していたのに。
ううん、満足していると思い込もうとしてたんだ。
「でも、あなたは今年で卒業でしょう? だから勇気を出してみたんだ」
照れたような彼女の微笑みは、それまでで1番眩しく見えて、だからこんな私でも勇気を出そうと思えたのかもしれない。
やっぱり相手の目を見て話すのは苦手で、でもなけなしの勇気を振り絞って彼女の瞳を正面から見つめる。
そして――、
「――ずっと、好きだったの」
さっきまで全然上手く動かなかった私の口から、自分でも驚くほどにすんなり言葉が滑り出していった。
でも、言ってしまってから後悔する。
いくらなんでも、もうちょっと前置きというか、話の流れみたいなものがあったんじゃないだろうか。
事実、私のいきなりの告白に彼女はきょとんとしていて、私はどんどん恥ずかしくなって――。
「あ、あの、そのえっと変な意味じゃなくてね、その……」
「――ぷっ……あはははは」
慌てて弁解しようとする私と、噴き出す彼女。
それが、2年越しになった私と彼女の出会いだった。
317 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:42:46 ID:+XLpCOUL
「何にも憶えてない!?」
あの日から数日。
さくらと名乗った彼女と一緒に行動するようになった私は、寮の自分の部屋で思わず大きな声を上げてしまった。
「そ。
 だからかな、幽霊らしくないの」
えへっ、なんて言わんばかりの勢いであっけらかんとしているさくらに、私は少し眩暈のようなものを覚えてみたりする。
発端は、彼女から切り出したどうしてさくらが幽霊になったかという話だった。
ずっと気にはなっていたものの、ナイーブな問題だから私からはなかなか切り出せずにいたんだけど、そういう流れになったからといざ聞いてみると返ってきたのは『わかんない』という予想外の答えだ。
しかも突っ込んでみると、未練とか以前に、生きていた頃のこと自体ほとんど何も憶えていないとのこと。
「じゃあ、さくらって名前は……?」
「あ、それは勝手にあたしが付けたんだ。
 あの桜が咲いてるのを見てると、なんか胸の奥がうずうずするっていうか、何かを思い出せそうな気がするから」
その背中だけを見つめていた頃、彼女がどんな人かについて色々と想像の翼を広げていた。
きっとすごく綺麗で、落ち付いていて、儚げで。
静かに桜を見上げている彼女について、そんな人物像を思い描いていたんだけど……。
実際付き合ってみると、彼女は想像していたよりずっと綺麗で、そして砕けた感じだった。
初めて話したあの日ですら、思っていたよりきさくな感じだとは思ったものだけど、あれでも猫を被っていたらしい。
だからといって彼女に対する私の気持ちが変わるわけじゃないけど、少しだけ、ほんの少しだけショックだったりしないこともなかったり。
死んでしまった後でもこの世に残り続けられるだけの未練には心当たりがなくて、それでもこうして存在していられる。
自分が死んだことに気づいていないわけでもない。
さくらは自分が死んでいて、幽霊だということをちゃんと認識して受け入れている。
別に見えるだけで、その手の専門家でもない私にははっきりと断言はできないけれど、やっぱりこれは珍しいケースなんじゃないだろうか。
318 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:46:55 ID:+XLpCOUL
「そこで逆に聞きたいんだけどさ、あたしの未練ってなんだと思う?」
「……ええ?」
本人も見当がつかないことを聞かれても、私に答えが出せるはずがない。
「何でもいいから、あたしを助けると思って。
 おねがい!」
自分の勉強机に備え付けの椅子に座った私に対して、宙にふわふわ浮いているさくらがずずいっと迫ってくる。
「そんな、急に言われても……」
思わず仰け反りながら言葉を濁す。
一応、1つだけ思い当たるものがあったんだけど、なんとなくそれを口にするのははばかられた。
もしそれが正解で、話した瞬間彼女の記憶が蘇ってしまったらと、そんなことを考えてしまう。
ずるい考えだとは自分でも思ったけど、記憶を取り戻した彼女が私の前から去っていってしまうくらいなら、記憶が戻らないままでずっと一緒にいてほしいと、そう思ってしまうんだ。
卑怯な自分に対する自己嫌悪。
真剣な彼女の瞳が、まるでそんな私を非難しているみたいで、それがますます強くなる。
「ねぇねぇ、りーりーかー」
私の首に両腕を回し、そこを支点にヘリコプターのようにぐるぐる回るという幽霊ならでは必殺技。
触れ合った肌の感触はどこか頼りなくて、でも確かに触れているのがわかる不思議な感じ。
「だ、だから私に聞かれてもわからないよ」
「む、あくまで黙秘権を行使するつもりなら……こうだ」
ちょうど真後ろに来たところで回転を止めたかと思うと――、
「――やっ!?」
いきなり私の胸のあたりに手を伸ばすさくら。
服も下着も着けているいるのに、それらをあっさり透過して直接触れるという、これまた幽霊ならではの――。
「だ、だめ……」
「うひひ……さあ吐くのだー」
耳元で品のない笑い声をあげながら、さわさわと胸をさすってくる。
慌ててそれを止めようとしても、私の手は彼女の腕を擦り抜けてしまって掴むことすらできなかった。
「ず、ずるい……ひゃん!?」
私の抗議もどこ吹く風で、突然きゅっと握ってくる。
痛いほどではなかったけれど、それまでの摩擦によるものとは色の異なる刺激に対して、思わず出てしまう変な声。
319 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:47:38 ID:+XLpCOUL
「あ、いい反応。
 りりかって敏感なんだ」
やけに嬉しそうにそう言ったかと思うと、不意にさくらの手の動きが止まった。
やっと気が済んだのかと思った私は、すぐにその考えが甘すぎたことを思い知らされる。
「ねぇ、りりか」
耳元で囁かれる声。
さっきまでのふざけたような軽い感じじゃない、静かな声音。
実際には存在しない吐息までもが感じられるみたいで、少しだけ耳のあたりがくすぐったい。
「このまま、エッチしてみない?」
一瞬、何かの聞き間違いかと思った。
思ったけど……何度頭の中で再生してみても、その言葉はそれ以外の何かには解釈できなくて――。
「な、何言ってるの……?」
「嫌……? りりか、あたしのこと好きって言ってくれたよね?」
あの日の告白を蒸し返される。
「もしかしたら、そういうことをしたことないまま死んじゃったのが、未練になってるかもしれないしさ。
 ね? おねがい」
いつもと同じで耳に心地良い透き通ったさくらの声。
だけど、今のそれは少しだけ粘り付くようなそんな感じがあって、頭の芯が痺れていくようなそんな錯覚に陥ってしまう。
そして、私はその声色に操られるように思わず首を――。
320 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:51:16 ID:+XLpCOUL
「ううぅ……」
パジャマのボタンをさくらの指が1つ1つ外していく。
その間、私はずっとお祈りするみたいに手を胸の前に合わせてじっとしていた。
正直、恥ずかしくて今にも死んでしまいそうだった。
この場合、死因は羞恥死にでもなるんだろうか。
前を開かれて下着が露わになる。
下着姿自体は、別に初めて見られるわけじゃなかった。
初めて見られるわけじゃなかったけど、他人に脱がされてという条件が付くとその恥ずかしさは何十倍にも膨れ上がると思い知らされる。
2段ベッドの下の段で、仰向けに寝ている私に覆い被さるような体勢にいるさくらの目は、何だかいつもよりぎらぎらしているっていうか、その奥で炎が燃えているようなそんな気すらしてしまう。
「そ、そんなに見ないでよ……」
「どうして? すごく綺麗だと思うけど」
スタイルには自信がなかった。
というより、むしろものすごいコンプレックスになっている。
胸だって同じ年頃の子達よりは小さめだし、くびれもあんまりない感じ。
目の前にいるさくらが逆に平均以上だから、一層その思いが強くなる。
眼鏡を外しているから、少しぼやけたさくらの輪郭。
さくらのウエストとか触れたら折れてしまいそうなくらい細いのに、胸は余裕で私を上回っている。
さくらは女性で、私はまだまだ女の子。
そんな風にすら思えてしまう。
神様は、不公平だ。
321 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:51:55 ID:+XLpCOUL
「さ、ちょっと腰上げて」
今度はズボンを下ろそうとしているらしい。
そこで、私はふとあることを思いついた。
「あの、さくら、ちょっといい?」
「ん、何?」
「さくらってさ、服の上からでも、ちょ、直接触れるんだし、無理に、その……脱ぐ必要ってないんじゃない?」
色々と恥ずかしいことを言っているからしどろもどろになりながら、それでも最後まで言いきった。
だって、大切なことだし。
触れられるだけでも十分過ぎるほど恥ずかしいけど、そこに見られるというのまで追加されると本当に脳みそが沸騰してしまいそうだった。
なのに、さくらはそれを聞くと、なんだそんなこと、とでも言いたげな顔をして――、
「なんだそんなこと」
本当に言ったよ、この人は。
「簡単なことよ。
 あたしが脱がせたいから」
あまつさえ、そんなことまで言ってきた。
顔がかぁっと熱くなる。
上を肌蹴られた時点でもう限界だと思っていたのに、私の体は私自身の認識以上の性能を秘めていたようだ。
322 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:55:57 ID:+XLpCOUL
「も、もしかして、計画的だったの?」
「何が?」
惚けてみせるけど、その目が如実に真実を物語っている。
だいたい、何だか妙に手際がいい気はしてたんだ。
今私が寝ているのは2段ベッドの下の段。
今は主不在の上の段は、1年生のあやちゃんのベッドだ。
今夜彼女は別の部屋にお泊まりに行っている。
お泊まりは基本的には禁止事項なんだけど、同じ寮内で、そしてあまり頻繁にならない範囲でなら黙認されていた。
あやちゃんは、こういう言い方は失礼かもしれないけど、まるでお人形さんのように可愛らしい子で、彼女と同室になった時は友達からは随分羨ましがられたものだった。
すごくちっちゃくて、1番小さなサイズの制服ですら袖からようやく指先が覗く程度。
しかもすごく明るくて元気がいいから、あっという間にうちの寮のマスコット的な存在になった彼女は、時折お呼ばれしてお泊まりに行っているというわけだった。
さくらの姿は、少なくとも私が知る限り私にだけしか見えていない。
もちろんその声もしかり。
だから、人前で会話しようとすると、私は虚空に向かって話しかけているイタい人に思われてしまうから、基本的に外では、そして部屋の中でもあやちゃんがいる時は直接会話をすることができなかった。
だから、彼女がお泊りに行っている日は思う存分話せるわけなんだけど。
ここまでの展開込みで、未練の話を切り出したに違いないと今私は確信していた。
323 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:56:51 ID:+XLpCOUL
「止める? りりかがどうしても嫌だって言うなら無理強いはしないけど」
寂しそうな顔でそんなことを言うのは反則だと思う。
私もたいがいずるいけど、さくらもそれに負けないくらいずるかった。
だから、私達はお似合いなのかもしれない。
そう考えると、我ながら単純だけど嬉しくなる。
「……続けて、いいよ」
顔から火が出そうなほどの羞恥に襲われながら、それでも何とか口にした言葉。
ぱぁっと明るくなるさくらの表情に、私の胸にも幸福感が満ちてくる。
「ありがと」
不意打ちのような軽い口付け。
一瞬触れるだけの、私のファーストキス。
「……あ」
「ん?」
「よく考えたら、ファーストキスより前に服脱がされるのってどうかなって思って」
「あはは、それはそうかもね」
厳密にはパジャマの前を開けられただけだけど、やっぱり本来あるべき順番とは少し違う気がした。
そもそも、私達は女の子同士で、しかも彼女は幽霊だから、その時点で普通とは随分かけ離れた関係なんだけど。
そんなことを思って、私達はしばらく笑い合っていた。
324 ◆1krYTWrv2A :2006/04/20(木) 23:59:54 ID:+XLpCOUL
「と、納得したとこで腰上げて」
別に納得したわけじゃなかったけれど、それでも言われるがまま腰を少し浮かせる。
パジャマのズボンに指をかけられて、そのまま下に――、
「って、ちょ、ちょっと!?」
ズボンだけでなく、まとめて下着まで下ろされそうになった私は慌てて待ったをかける羽目になった。
「ダメ?」
可愛らしく小首を傾げても駄目なものは駄目。
こっちにも心の準備っていうものが――。
「だいたい、私ばっかり脱がされてさくらはそのままなのはずるいよ」
私の精一杯の反撃は、むしろ墓穴を掘ることになる。
「あ、それもそうだね」
あっさりとそう言ったかと思うと、次の瞬間にはさくらは一糸纏わぬ姿になって私の前に立っていたのだ。
あまりにも躊躇いのないその変身振りに、私はあんぐりと口を開けて固まってしまう。
初めて見る彼女の生まれたままの姿。
そこから振りまかれる後ろ姿から感じていた以上の神々しさ。
それは思わず見入ってしまうほどに綺麗だった。
「ほら、これで今度はりりかの方がずるいでしょ?」
呆然としている間に、今度こそズボンが下着ごと膝下あたりまで下げられてしまう。
「あ、や、やだ!?」
慌ててそこを手で隠した隙をついて、今度はブラをずらされる。
「ふふふ、裸もいいけど、これはこれで」
よっぽど自信があるのか、自分の体を隠そうともせずそんなことを言う彼女。
「さ、さくらは恥ずかしくないの?」
私はもう死にそうだった。
「りりかにだったら見られても平気。
 だからほら、りりかも隠さないで見せてよ」
平然と無茶なことを言う。
でも私になら見られても、というのは正直嬉しかったりして、本当に彼女には敵わない。
残されたわずかな精神力を掻き集めてきて、ゆっくりと手をどかしていく。
さすがに恥ずかしくて彼女の顔は直視できなかったけど、体の横に手を移動させ、反射的に戻してしまわないようにシーツをぎゅっと握り締めた。
325 ◆1krYTWrv2A :2006/04/21(金) 00:03:48 ID:iAFEqMge
「ん……んんぅ……」
首筋をさくらの舌が這っている。
触れている間は確かに濡れた感触があったのに、通り過ぎた場所は実際には濡れていないという不思議な感覚。
まるでビニール手袋を着けた手を流水に晒しているような、そんな感じ。
それでも確かにお互いの体は触れ合っていて、さくらの手の平が宛がわれた胸からは、何ともいえない何かが込み上げてきていた。
小さめな膨らみをやわやわと揉まれると、くすぐったいようでいて、それとはまた違う何かを感じてしまう。
今まで自分でするという行為に全く興味がなかったわけでもないけれど、ずっと寮で2人部屋だったから実際にしてみたことはなかった。
だから、こういう形で胸をどうにかされるのは初めてで、頭の中がどうにかなってしまいそう。
「ねぇ、感じてくれてる?」
首筋から耳元へと移動してきたさくらの舌と囁き声。
「わ、わかんないよ……んっ」
それに震える声で答えると、全身をぴりっとした電流が駆け抜けていった。
体が意思とは無関係に跳ね上がる。
何が起きたのかわからなくて、私は何度か目をしばたたかせた。
「痛かった?」
そう尋ねられて、ようやく胸の先のじんじんとした熱を認識させられる。
「痛くは、なかった……と思う」
正直にそう告げると、直接は見えなかったけど、さくらが安心したような声というか吐息みたいなのを漏らしたのがわかった。
「あ、あの……さくらって、こういうの経験あるの?」
思わずそんなことを聞いてしまう。
「さあ? だって、憶えてないから」
そうだった。
そもそも今こういう行為に至っているのも、その話が発端だったのに、私は何を言っているんだろう。
「余計なことは考えないで」
「あぅん!?」
また胸の先端に鋭い刺激。
今度は2回目だから、より鮮明にその感覚を捉えられる。
やっぱり痛くはなくて、だけどそれをされると体が勝手に動いて声も出してしまう。
326 ◆1krYTWrv2A :2006/04/21(金) 00:11:38 ID:iAFEqMge
「だ、だめ……声が出ちゃう」
「あたしはむしろ聞きたいけどな」
「だって、恥ずかしいよ……」
何とか抑えようとはしているんだけど、それでも時々漏らしてしまう恥ずかしい声。
その声が、自分ではすごくはしたないものに聞こえてしまって、ただでさえ早鐘を打っている心臓が、本当に破れてしまいそうだった。
胸に触れている手の平から、きっとさくらにも伝わってしまっているんだと思うと、恥ずかしさがまた倍になる。
「なら――」
正面に来た少し上気したさくらの顔。
そして、もう1度触れ合わされる柔らかな唇。
でも今度はすぐに離れたりしなくて、そのままの状態で行為が再開させられる。
「――んっ……んんん……」
胸を中心にして、時折腋の下や脇腹なんかの敏感な場所をさくらの指が刺激していった。
その度に漏れる吐息がさくらの中に吸い込まれていくのが、まるで私自身が彼女に飲み込まれていくようで、不思議な充足感をもたらしてくれる。
酸素が足りなくなったのか、それ以外が原因なのか、だんだん頭がぼうっとしてきた。
それを見計ったように――、
「――んんぅ!?」
さくらの足が、私の両足の間に割り入ってくる。
くちゃりという小さな水音と、彼女の太股に触れた股間全体から痺れるような感覚が生まれ、私の頭を揺さぶっていく。
327 ◆1krYTWrv2A :2006/04/21(金) 00:13:17 ID:iAFEqMge
さくらの体は、汗をかいたりしていない。
だから、その小さな、だけど確かに存在している濡れた感触の原因は私以外にありえない。
汗もあるだろうけど、それ以上に私が、さくらの愛撫に感じていた証。
すべすべした太股で全体を摩擦されると、それと同時にさくらの股間も私の太股に擦り付けられる。
舌と同じで、そこにも濡れた感触はある。
それは本当には存在しない幻かもしれないけれど、でも確かにさくらの方も感じてくれているんだと思うと嬉しかった。
だから私はもっと感じて欲しくて、それまでシーツを握り締めていた手を、覆い被さっているさくらの体、その胸にそっと伸ばしてみたりする。
さっき彼女にされた感じ。
それを頭の中で再生しながら、たどたどしくではあったけど手を動かしていく。
「――ぷぁ!?」
さくらはずっと重ねていた唇を離して驚いたように目を丸くしたけど、すぐにあの微笑みを浮かべてくれた。
私の大好きな、あの柔らかい微笑みを。
それを見ると、心が得も言われぬ幸福感に満たされていく。
これがある限り、私はずっと彼女のことが好きでいられる。
そう確信した。
次の瞬間、頭の中で白い光が爆発する。
328 ◆1krYTWrv2A :2006/04/21(金) 00:13:58 ID:iAFEqMge
「どう、成仏できそうな感じする?」
全身が鉛のように重かった。
だけど嫌な感じというわけじゃなかった。
心地良い気だるさ、みたいなものを感じながら、横に寝ているさくらに対して声をかけてみる。
「……え、何のこと?」
なのに、彼女はまるで私の言っていることに見当が付かないみたいにぽかんとしたかと思うと――、
「あ、ああ……うん、あれね、うーん、ダメだったみたい」
取り繕うように笑って誤魔化した。
やっぱり、あれは口実だったんだ。
「まあ、そんなところだと思ったけど」
ごろんと寝返りを打ってさくらに背を向ける。
「ご、ごめん、りりか」
別に、怒っているわけじゃなかった。
なのに慌てて謝るさくらの声に、私は噴き出しそうになるのを必死で堪える羽目になる。
むしろ嬉しかった。
まだ、さくらがそこにいてくれることが。
本当なら幽霊である彼女が成仏できるように祈ってあげるのが正しいのかもしれないけれど、それでも私は彼女に傍にいてほしかった。
やっぱり、私はずるいのかな。
そんなことを考えながら、私は疲労に身を任せるように目を閉じたのだった。
329 ◆1krYTWrv2A :2006/04/21(金) 00:15:21 ID:iAFEqMge
以上です。
330名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:29:39 ID:dWc7v7hR
GJ!!!
神降臨!!
331 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:32:15 ID:B3yEzZC1
続きを投下します。
332 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:32:50 ID:B3yEzZC1
「ほら、りりか、起きなって」
体をゆさゆさ揺すられる。
「……んぁ」
体を起こして周りを見ると、横にはさゆりが立っていた。
ここは教室。
今はお昼休み。
外しておいた眼鏡をかけると、視界と一緒に頭の中までクリアになる。
「ほらほら音楽行くよ」
時計を見る。
次の授業は音楽で、だからそろそろ移動しないと間に合わない持間。
普通の科目なら、あと5分は寝ていられたのに。
「……あ、うん」
まだちょっと全身がだるいけど、それでも行かないわけにもいかない。
渋々ながらも立ち上がると――。
「……りりか、よだれ」
「うそ!?」
慌てて口元をごしごしこするけど、濡れた感じはあんまりなかった。
顔を上げると、にんまりとしたさゆりの笑顔。
「う・そ」
「も、もう!」
そんな、のどかなのどかなお昼休み。
私は最近寝不足気味です。
333 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:36:27 ID:B3yEzZC1
「でもさー、いくらうちがエスカレーター式だからって、最近ちょっと気抜き過ぎじゃない?」
音楽室までの道すがら、さゆりにそんなことを言われてしまう。
「それは、自分でもわかってるんだけど……ぁふ」
言われたそばから小さなあくび。
さゆりと私は去年寮でルームメイトになって、それ以来こうして一緒に行動することが多くなっていた。
この学校では1年ごとに寮の部屋割りが変わっていく。
原則1部屋を2人で使って、1年生は3年生と、2年生は同学年同士でペアを組む。
要は1年の時は先輩に色々教えてもらいながらお世話をして、2年の時は同じ学年の子と力を合わせて共同生活。
そして3年になったら新入生の面倒を見る、という方針の部屋割りだ。
「なんか、あやちゃんも最近寝不足だって言うし、あんた達もしかして……」
「そ、そんなんじゃないって!」
半分図星を突かれて気が動転する。
そう、私の寝不足の原因は、あの日以来毎日のようにしているさくらとのエッチだった。
迫られると強く拒めない私も悪いんだろうけれど、私には昼間授業があるということを少しでいいから考慮してほしい。
「……って、あやちゃんも?」
それは、初耳だったかも。
「知らないの? って、私もまどかに聞いただけなんだけど、結構居眠りしてるみたいよ」
まどかっていうのは、さゆりのルームメイトで、あやちゃんのクラスメイトでもある女の子。
「うーん、いつも結構早い時間にベッドに入ってるはずなんだけど……」
だからこそ、あやちゃんがお泊まりの日以外でも、そういうことができるんだけど。
「ふぅん、ならあの子の場合、それがデフォなのかもしれないね。
 ま、春だしねぇ……」
さゆりのしみじみとした言葉とは裏腹に、外からの日差しはそろそろ初夏の気配を醸し出しつつある今日この頃。
いつもだったら、さくらはとっくに姿を消していたんだろう。
でも、今年は違った。
消えちゃうんじゃないかと心配になって聞いてみたところ、別に春にしか存在できないというわけではなくて、単に花が散ると桜に興味がなくなるからそこらをふらふら飛び回っていただけとのこと。
慢性的に寝不足気味なのは辛いけど、でもやっぱり一緒にいられることはその何倍も嬉しかった。
334 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:37:38 ID:B3yEzZC1
その日の夜、私はあやちゃんと向き合っていた。
場所はもちろん私の部屋で、つまりはあやちゃんの部屋でもある。
小さなテーブルを間に挟んで、なぜか2人とも正座をしている。
本当はそんなにかしこまる必要はなかったんだけど、ちょっと話があるって言ったら彼女の方がそんな感じで座ってしまったから、こちらもそれに合わせたわけで。
「……あのね、あんまり深刻に受け取らないでほしいんだけど」
そう、前置きする。
なのに、その一言に対して、ずっと俯いていたあやちゃんは大げさくらいビクッと肩を震わせた。
もしかして、怖がられているんだろうか。
だとしたら、さすがに結構ショックかもしれない。
懐いてくれてると思ってたのに。
ちょっと落ち込みながら、それでも一応言うべきことは言っておかないといけなかった。
「最近、ちょっと授業中の居眠りが多いんじゃないかって話を聞いたんだけど……」
またしてもあやちゃんは肩を、というより全身を跳ねさせる。
さすがにここまでされると私も怯む。
とはいえ、このまま放っておいて生活指導の先生なんかに呼ばれてしまえばそれこそ可哀想だし、私にできることがあるならしてあげたかった。
「いつも早くに寝てるよね? それでも眠くなっちゃうのかな?」
なるべく優しく聞いているつもりなんだけど、あやちゃんからの返事はない。
ものすごく、気まずかった。
だいたい、今は私自身他人に注意できるほど授業態度がいいとは言えない状態なわけだし。
335 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:38:44 ID:B3yEzZC1
「りりか、ちょっといい?」
と、不意に横からさくらが話に割り込んできた。
目の前にあやちゃんがいるわけだから、もちろん私の方から返事はできない。
だから、アイコンタクトだけで『何?』と返す。
どうやらそれはちゃんと伝わってくれたらしい。
さくらが言葉を続けていく。
「あやちゃんの寝不足の原因って、たぶんあたし達だと思うんだけどな」
「はぁ!?」
あまりの言葉に思わず声を出してしまう。
出してしまってから気づいたけれど、その時にはもう後のまつりもいいところ。
あやちゃんにしてみたら、部屋には彼女と私しかいない。
その状態で大声なんて出したてしまえば……。
「あ、あやちゃん、今のは違うの……あなたに言ったんじゃなくて……」
弁解しようにも、隣にいる幽霊に言ったのなんて言えるわけがない。
「ご、ごめんなさい……」
ようやく喋ってくれたと思ったら、涙混じりのごめんなさい。
普段が元気いっぱいなだけに、痛々しくて見ていられなかった。
しかもさくらのさっきの言葉が真実だとすると、あやちゃんはさくらと私のあれを知ってる。
頭の中がぐちゃぐちゃになって、私の方こそ泣きたいぐらいだった。
336名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 19:47:19 ID:k4xGwAXc
携帯から連投規制対策
337 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:47:43 ID:B3yEzZC1
「少し、いいかな」
そんな私達に対する救いの手? は、私の隣から差し伸べられた。
私にとっては聞き慣れた、そして何度聞いてもうっとりするほど綺麗に澄んださくらの声。
それに、私だけでなくあやちゃんも反応する。
ずっと俯けていた顔を跳ね上げるという動作でもって。
愛くるしい顔立ち。
加えて、頭の左右で結った髪型が、一層彼女の可愛らしさを引き立てている。
涙に潤んだつぶらな瞳。
それが向けられているのは紛れもなく私の隣にいる幽霊のさくらだった。
「こんばんは、あやちゃん」
何事もなかったかのように、あの微笑みを浮かべながらさくらが話しかける。
「……せ、先輩、こちらの方は……?」
視線はさくらにむけたまま、あやちゃんが私に質問を投げかけてくる。
間違いなく見えていた。
「私はさくら。
 今は……りりかの恋人ってところかしら? 幽霊だけどね」
私の代わりに本人が自己紹介。
「ゆ、ゆーれい……」
その自己紹介を、目を白黒させながらうわ言のように繰り返すあやちゃん。
幽霊だなんて、いきなり言われて信じられるわけがない。
けど、さっきまで2人しかいなかった部屋にいきなり現れられたら信じないわけにもいかないんだろう。
たぶん、今あやちゃんの中では常識と目の前の光景がものすごい勢いで衝突しているんだと思った。
338 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:48:25 ID:B3yEzZC1
「さ、さくら、これどういうこと?」
そして混乱しているのは私も一緒だ。
「ああ、なんか実体化できるようになったみたい。
 ちょっと前からだけど」
さくらはこの場でただ1人悠然としていて、さらりとそんな重大なことを教えてくれる。
言われてみれば、いつもは少し透けているはずの彼女の体が、いまは全然透けていなかった。
「どうしてそんな大事なこと黙ってたの!?」
「だって、最初っから見えてるりりかにとっては、あんまり意味がないことかなって」
「た、確かに……で、でも何もこんなタイミングで出てこなくても」
「でもさ、りりかも毎晩1人でしているエッチな先輩なんて思われたくないでしょ?」
「……ぁう」
そ、そうだった。
本来さくらの声はあやちゃんに聞こえない。
その状態で、夜中に私の声だけ聞いたら、あやちゃんは私が1人でしていると思ってしまうのかもしれなかった。
ていうか、それ以外ありえないし。
「あ、あやちゃん、本当に気づいてたの?」
さくらに向けていた顔を、ミニテーブルを挟んで座る後輩に向ける。
「え、あ、あの……はい」
まだ呆然としていた彼女は、それでも言葉の最後に小さく頷いて肯定の意を示してくれた。
目の前が真っ暗になるというのは、こういう状態を言うのかもしれない。
「い、いつから……?」
「あの、1週間くらい前に夜中目を覚ましたら、その、せ、先輩の声が……」
恥ずかしそうに頬を赤らめながらのその言葉。
1週間もあの時の声を聞かれていた。
そう考えると、脳の血管がぶちぶち切れてもおかしくないくらい頭に血液が集まっていく。
さくらと初めて話をして以来、恥ずかしさで人が死ねるならもう何十回も死んでる気がした。
「さ、さくらも気づいてたならどうして……?」
「だって、りりかに教えたら、もうしてくれなくなるかなって」
悪びれもせず、この人はもう……。
「そ、そんなの当たり前だよ!」
私の叫びは空しく部屋に響いたのだった。
339名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 19:58:21 ID:k4xGwAXc
連投
340 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:58:33 ID:B3yEzZC1
「く、くすぐったいです……」
「すぐ良くなるから、少しだけ我慢して」
上の段から聞こえてくる2人の声と衣擦れの音。
あと、ベッドが軋む音もたまにしていた。
どうして、こんな展開になったんだろう。
「あ、そんなとこ……」
そんなとこってどこですか、あやちゃん。
さくらの乱入で一時は収拾がつかなくなるかと思ったあの話し合い。
あやちゃんが私達がしているのを聞いてしまったせいでどきどきして眠れなくなったと告白すると、それならあやちゃんにもしてあげる、なんてさくらが言い出したんだ。
最後まできちんとすればむしろすっきり眠れるからと。
あやちゃんはあやちゃんでそれを受け入れてしまい、現在上の段では2人がお取り込みの真っ最中、というわけだった。
「あん!」
「かわいい声、もっともっと聞きたいな」
正直、こんな状態で眠れるわけがない。
目の毒ならぬ耳の毒。
ごめんね、あやちゃん、こんな状態で1週間も我慢させちゃって。
心の中で懺悔して、毛布を頭から被ってみる。
それで音だけは多少防げるようにはなったけど、さすがに今度は暑苦しい。
とはいえ、頭を出せば聞こえてくるのは2人の声。
今度はそっちでのぼせてしまう。
さくらの指や舌が、今この瞬間にもあやちゃんの肌の上で躍っているかと考えただけで、私の方まで何だか体が火照ってくるのだ。
もしかすると本来ならここは嫉妬の1つでもするべきポイントなのかもしれない。
でも不思議とそんな気分にはなれなかった。
たぶん、さくらがその辺さばさばし過ぎているせいで、私1人がやきもきするのが馬鹿らしく思えてしまうに違いない。
341 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 19:59:22 ID:B3yEzZC1
「りりか、りりか」
せっかく暑さに慣れてきたのに、いきなり毛布を剥がれてしまう。
顔を上げればそこにはさくら。
真っ裸。
「な、何……?」
思わず目を逸らしながら聞いてみると――、
「ごめん、バトンタッチ」
なんて軽い調子で言ってくる。
「何言ってるの!?」
「実はさ、タイムリミット忘れてたんだよね」
そう言うさくらの体は、電気を消しているからわかりにくいけど、いつもみたいに透けていた。
つまりは、私にしか見えないいつもの状態。
「せ、せんぱぁい……」
上の段からあやちゃんの弱々しい声と、ぎしぎしという梯子を下りる音が聞こえてくる。
そして――。
「きゃ!?」
小さな悲鳴とどすんと言う音。
「あやちゃん!?」
驚いてカーテンを引くと、そこではあやちゃんがショーツ1枚というあられもない姿で尻餅をついている。
髪を下ろしているから、いつもより少しだけ大人びて見えるけど、私以上に平坦な胸とか、くびれという単語とは無縁のウエストとか、今の今までそういうことをしていたというのがちょっと信じられないくらい幼い容姿。
「いたたた……せ、先輩、さくらさんが急に消えてしまって……」
「あ、うん、なんかね、実体化のタイムリミットが来たって。
 だから今日は……」
「そ、そんなぁ……」
泣きそうに顔を歪めるあやちゃんに、私の中に罪悪感が込み上げてくる。
「りりか、それはちょっとひどいんじゃない? 途中で止められる辛さ、知ってるくせに?」
ええ、ええ、知ってますとも。
以前他でもないさくらに焦らされたから。
「そんなこと言ったって、さくらが実体化できないんじゃ我慢してもらうしかないじゃない」
無責任なことばかり言う困った恋人に、そう訴える。
と、その時あることに気がついた。
342 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:00:07 ID:B3yEzZC1
「そうだ、触るだけなら、そのままでもできるんじゃないの?」
でないと私のパジャマとか脱がせたりできないはずだし。
「できるけど……」
返事は肯定。
でも珍しく煮え切らない感じ。
「でもさ、さすがに見えない相手に触られるのって怖くない? ただでさえ初めてなんだし」
「それは……うん、そうかも」
そういうとこには気が回るんだよね。
「先輩……」
すぐ後ろから、あんまり聞いたことがないような調子の、どこか甘ったるいあやちゃんの声。
「ごめん、ちょっと待ってて……、――っ!?」
いきなり腕を回される。
2つ下とは思えないくらいに小柄な体。
そのあやちゃんが縋りつくように抱き付いてきたんだ。
「あ、あやちゃん……?」
「わたし……先輩にしてほしい、です」
蚊の鳴くような、普段とは全く違う囁き声。
声に足りない力を補うように、回した腕にぎゅっと力を込められる。
「そこまで言われて断るようじゃ、女が廃るってものでしょう、りりか? それに、これはあたしの勘だけど、あやちゃんは最初からあたしよりりりかの方にしてほしかったと思うんだな」
にんまり笑ってそんなことを言う。
「さ、さくら、もしかしてまた全部……」
タイムリミットを忘れていたなんて嘘なんじゃ……。
「先輩……ダメ、ですか?」
上目遣いの潤んだ瞳。
それは中途半端に昂ぶらされたせいなのか。
それとも拒絶されることへの恐怖からくるものなのか。
そんな瞳を向けられて、拒むことなんてできるはずがなかった。
「だ、ダメじゃ……ないけど」
「よし! それでこそ、あたしのりりかだ!」
押し切られるように頷く私に、1人勝ち誇った声をあげるさくら。
本当に、彼女には適わない。
またしてもそんなことを思い知らされた。
343名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:01:30 ID:k4xGwAXc
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344 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:01:47 ID:B3yEzZC1
私のベッドにあやちゃんを寝かせて、その上に覆い被さるように四つん這いになる。
私の立場は逆だけど、ちょうどさくらと初めてした時みたいな位置関係だった。
目の前にはがちがちに緊張しているあやちゃんの顔。
「ごめんね、さくらみたいに上手くはできないかもしれな――いたっ!?」
思わず口を突いて出た言葉の途中で、いきなり頭をはたかれる。
もちろんあやちゃんはそんな乱暴なことなんてしないから、犯人はさくら以外にありえなかった。
「せ、先輩!?」
あやちゃんには、今はさくらの姿が見えてはいない。
だから彼女に頭を叩かれた私の挙動は、さぞかし奇妙に映ったんだろう。
目をお皿のようにまん丸にする。
「い、いきなり叩かないでよ、さくら」
あやちゃんに事態を説明する意味も込めて、横にいるさくらに対して小声で抗議。
だけど――、
「これからって時に、不安にさせるようなこと言ってどうするの。
 こういう時は、はったりでもいいから、リードする方はどーんと構えてないといけないの」
いきなり手を出したことはともかくとして、言ってること自体はたぶん正論だったから、私の方からそれ以上言い返すことはできなかった。
私が不安がってたら、初めてのあやちゃんはその何倍も緊張する。
だからといって、私自身もリードするのは初めてだから、何から始めればいいのか見当もつかないというのが正直なところだった。
服を脱がせる段階は、さくらがほとんど済ませてくれてる。
あやちゃんが現在唯一身に着けている、良く言えば可愛らしい、悪く言えばちょっと子どもっぽいショーツの中心には、小さくだけど色の変わってる部分があるのが見て取れた。
乳房と呼ぶのは若干困難な胸の中心も、ぷっくり膨れているのはわかる。
最初は胸を、いややっぱりショーツの上からでも、いやいやいっそのこといきなりだけど直接……。
色んな選択肢が次々頭に浮かんでくる。
でもそのどれもが間違っているような気がしてしまって、即座に否定されては沈んでいった。
345 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:03:12 ID:B3yEzZC1
「あ、あの……先輩……」
「な、何!?」
動くに動けず固まっていた私は、下からかけられたかすかな呼びかけに過剰なくらいうろたえた声をあげてしまう。
そんな私を下から見上げてくるあやちゃんは、恥じらうように目を伏せたかと思うと小さな声で囁いた。
「……キス、してくれませんか?」
長い睫毛がふるふる震えて、つきたてのお餅のように柔らかそうなそのほっぺたも薔薇の花びらのように染まっている。
たぶん、恥ずかしくてたまらないんだろう。
頭の上から、さくらの呆れたような溜め息が1つ聞こえてくる。
だけど、わざわざさくらに言われるまでもなく、私は自分の至らなさを思い知らされ打ちのめされていた。
だけど落ち込むだけなら猿でもできる。
今やるべきは別のこと。
とっさに出そうになった謝罪の言葉を飲み込んで、あやちゃんの顔に私のそれを近づけていく。
彼女の方も、応じるように目を閉じてくれた。
さくらのものとはまた違う、柔らかな触感。
甘い、ミルクのようなあやちゃんの香り。
どれくらいそれを堪能していただろう。
唇を離した時、あやちゃんの体からはかなり余分な力が抜けているように私には見えた。
そして、それは自分にも言えること。
さっきまで色々考え過ぎていて動けなくなっていたのが嘘のように、自然と腕が動いていく。
「ぁ……」
平らな胸に手を宛がうと、彼女のそこはちゃんと柔らかくて、薄く浮いた汗のおかげで吸い付くような触感だった。
伝わってくる彼女の体温と、心臓の鼓動。
こうしてただただ触れているだけでも、彼女と深く繋がっているような、そんな気すらしてくる時間が過ぎていく。
「……入学してから、ずっと先輩に憧れてました」
不意にあやちゃんが口を開いた。
紡がれるのは夢見るようなうっとりとした調べ。
「先輩はいつも落ち付いていて、優しくて……」
「本当は、そんなでもないんだけどね」
なんだかくすぐったくて、そんな風に答えてしまう。
「そんなことないです。
 子どもっぽいわたしなんかとは全然違くて……。
 だから、何だか今こうしているのが夢みたいです」
346名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:05:26 ID:k4xGwAXc
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347 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:31:46 ID:B3yEzZC1
あやちゃんの微笑みに、さくらのそれがダブって見えた。
本当に幸せそうな、私が大好きなその微笑み。
それを見ていると、目の前にいる小さな彼女が愛おしくて堪らなくなる。
「手、動かしてもいい?」
もしかしたら、いちいち聞かずに進めてあげるのが正解なのかもしれなかった。
だけど、たぶん聞いてしまうのが私なんだと思う。
自惚れかもしれないけれど、そういう私をこの子は好きになってくれたんじゃないかって、そんな風に思えたんだ。
「……はい」
小さく頷くあやちゃんの胸に、慎重に、文字通り壊れ物を扱う時の繊細さでわずかに指を沈めてみる。
いつのまにか、さくらの姿はなくなっていた。
きっと、気を利かせてくれたんだろう。
「ん……」
むずがるような声を出し、体をかすかにくねらせる。
しばらくそんな風に慣らしてから、指の隙間から覗く可憐な蕾をこれまた優しく挟んでみる。
「はん!?」
少し大きめの反応。
でもそこに苦痛に色がないことを確認して、さらに何度か刺激する。
その度に、あやちゃんはピクン、ピクン、と体を跳ねさせた。
「せ、先輩、もう……その……」
瞳をとろんと蕩けさせ、甘えるような声を出すあやちゃん。
そんな彼女の期待に応えるため、私は体の位置を移動させた。
私の頭が、ちょうど彼女の股間の上に来るあたりにまで下がっていく。
ショーツの染みは、確かにさっきまでより大きくなっていた。
そこに、指を伸ばす。
彼女の1番大切な場所に、薄布1枚を隔てて触れる。
指先に感じるかすかな湿り。
その淵をなぞるように指を這わせてから、今度はショーツを下ろしていく。
348 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:33:03 ID:B3yEzZC1
先天的にそうなのか、それとも単に遅れているのか、彼女のそこには本来あるべき茂みがなかった。
ぴたりと閉じた無毛の女性器。
純粋に、ただ純粋に私はそれを綺麗だと思った。
彼女の体は何から何まで全てが無垢で、不意に私がそれを汚しているような気すらしてきて背徳感が湧き上がる。
「……や、やっぱり変ですよね、わたしのそこ……」
つい動きを止めてしまった私に対し、あやちゃんが泣きそうな声でそんなことを言う。
こんなに綺麗なのに、他の人とは違うということが、やっぱり彼女にとってはコンプレックスになっているらしい。
私はそれを言葉で否定しようとして、けれどすぐに思い止まった。
それよりも、行動で示してあげたほうがわかってくれると思ったから。
甘酸っぱい蜜をたたえた神聖な泉。
そう呼ぶに相応しいそこに優しく優しく口付けをする。
「ひゃぁぁん」
魂が抜けていってしまうんじゃないかと、そんな心配までしてしまいそうなあやちゃんの嬌声。
「せ、先輩……ダメ、です、そんなとこ」
何度か唇でマッサージするように圧迫して、彼女の方が少し慣れてきたところで舌を出した。
舌先を細い隙間に潜り込ませて、小さな突起を探し当てる。
「ひん!?」
そんなつもりはないんだろうけど、まるでもっともっととせがむかのように、彼女の腰が上がって押し付けられる。
くりっと立ち上がった敏感な小粒を、周囲をなぞるように、上から優しく押し潰すように、そして時には尖らせた舌先で突つくように手法を変えて刺激した。
さくらにしてもらって気持ち良かったこと。
それらを思い浮かべて、私なりにトレースしていく。
「ぁう……あ……ふっ、ぅあん!?」
彼女の息遣いが忙しなくなって、彼女のそこから分泌される液体もどんどんその量を増してきていた。
口の周りをべたべたにしながら、私の方も没頭する。
「せんぱい……わたし、わたしもう……」
「イキそう?」
切羽詰ったあやちゃんの声に、口を離して小休止。
「わ、わかりません、でも……なんだか変になっちゃいそうで……」
快感に浮かされた表情の中に、かすかな不安の気配が見える。
349 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:34:02 ID:B3yEzZC1
その感情には憶えがあった。
何日か前までの私の中にもそれがあったから。
さくらにしてもらうと今までに経験したことがないくらい気持ち良くて、でも大好きな人の前で乱れてしまうことへの恐れもあった。
そんないやらしい自分を見せて、嫌われたりはしないだろうかと思ってしまう。
でも、そんな不安も包み込んで愛してくれたのがさくらだったんだ。
「大丈夫だから、我慢しなくていいんだからね。
 私は、あやちゃんが感じてくれてすごく嬉しいから」
私の言葉に、あやちゃんの表情がふっと緩む。
一瞬だけ、不安も快感も抜け落ちた、ひどく安らいだそんな表情を彼女は浮かべた。
私の時も、こんな感じだったんだろうか。
「続けるね」
さっきまでぴったりと閉じていたはずの彼女のそこは、今では少し開いて鮮やかな肉色を覗かせるように綻んでいた。
ちょこんと佇むクリトリスを、今度は直接唇で挟む。
そして、強くし過ぎないよう注意しながら吸引する。
「きゃぅ!」
甲高い、悲鳴とも喘ぎともつかない短い声。
あやちゃんの体が反り返り、私の口元に温かい液体が吹き付けられる。
むせ返りそうなほどのあやちゃんの香り。
ちゃんと彼女をそこまで導けた。
そのことに安堵しながら、私はあやちゃんのそこから唇を離した。
350 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:35:07 ID:B3yEzZC1
初めての絶頂を経験して、あやちゃんはそのまま私のベッドで安らかな寝息を立て始めてしまった。
その穏やかな寝顔を眺めていると、しばらくしてからさくらが部屋に戻ってくる。
「お疲れ様、りりか」
「さくら……」
「なによ、その浮かない顔は……」
「うん……本当にこれで良かったのかなって……」
あやちゃんを起こさないように小声で、ずっと考えていたことを打ち明ける。
流されるまま、なんて言ったらあやちゃんに悪いけど、彼女が寝てしまってさくらが戻ってくるまでの1人の時間、どうしてもそんなことを考えてしまったのだ。
「いいんじゃないの?」
「そんな簡単に……」
「でもさ、想いを抱えたまま1人で我慢してるのが辛いってのは、りりかだって知ってるでしょ?」
入学してからの2年間。
一目でさくらに心奪われ、でも話しかけることもできないまま過ごしていた2年間のことを思い出す。
「そう……なのかな、やっぱり……」
まだ完全に吹っ切れたわけではなかったけれど、それでも少しは心が晴れた気がした。
実際、今更うじうじ悩んでいても、やってしまったことをなかったことにはできないんだから、それならせめてこれからも私にできる精一杯をあやちゃんに――。
351 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:36:27 ID:B3yEzZC1
「ところでさ……」
私が内心そんな決意を固めたところで、不意にさくらが話題を変える。
「なんでりりかは寝てないの?」
不思議そうな顔でそんなことを聞いてくる。
「そ、それは……」
「もしかして、イッてないの?」
恥ずかしいことも平気で聞いてくるのは、さくらの特権みたいなもの。
聞かれる方はたまったものではないけれど。
「う、うん、まあ……」
あやちゃんのことで頭がいっぱいで、自分にまでは気が回らなかったとでも言うべきだろうか。
感じてくれてるあやちゃんの姿に精神的には満たされていたんだけど、体の方は実はちょっとだけ中途半端な状態だったりしないこともなかった。
でも、自分が気持ち良くなることを優先して、彼女のことをないがしろにしてしまうことだけは絶対に嫌だったから後悔とかはしてないんだけど。
「まあ、その辺は考え方次第だから、りりかのやり方を否定したりはしないけどさ」
その言い分だと、さくらの考え方は違うらしい。
彼女の場合、きっと相手だけじゃなく自分も一緒に気持ち良くなるべきだと思ってるんだろう。
それも、きっと1つの考え方なんだと私も思う。
「でも、そういうことなら……」
さくらの腕が伸びてくる。
「ちょ、ちょっとさくら……あやちゃんが横で寝てるんだよ!?」
「なら、上に行く? あ、でも、りりか濡れやすいからあやちゃんのお布団汚しちゃまずいよね」
「もう……」
悪戯っぽいさくらの口調に、かあっと顔が火照ってくる。
それでも結局拒み切れずに彼女の行為を受け入れてしまう。
いつものことと言えばいつものことだけど、結局明日も寝不足みたいです。
352 ◆1krYTWrv2A :2006/04/23(日) 20:44:24 ID:B3yEzZC1
少々見苦しい感じになってしまいましたが以上です。
ちょっとこの板はSS投下向きでは無い気がしますので、もし続きがあったらエロパロ板の百合スレに移るかもしれません。
353名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:58:48 ID:nW/wDDZn
GJ!GJ!GJ!
続きが読めればどこでもOK!よ
354 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:34:49 ID:1QhTotj3
ということで↓の「百合カプ」スレに続きを投下しました。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108536012/399-
355名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 06:57:39 ID:BMbR63Fq
乙です
よかった!!

続きも見に行きます
356名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:09:38 ID:VoMEwS8D
>>307さんのは、まだかいな保守
357名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:42:59 ID:LXNYxfnl
オレも楽しみにまってる保守
358名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:07:08 ID:hAITGDck
早く続き書いて保守
359名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:24:08 ID:6pNrBaXy
まだですか?
360名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:59:47 ID:lakSLFRz
保守
>>11
復活の気配があります。
361名無しさん@ピンキー
保守