百合カプスレ@エロパロ板 4

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399 ◆1krYTWrv2A
あやちゃんと私、そして今は実体化しているさくらの3人。
元々は1人で使うためのものだから、さすがにその人数で入ると手狭なベッド。
その中で、私はかなり追い詰められていた。
ちょうど子どもの頃にした松葉相撲の要領で、さくらと私はお互いの足を交差させるようにして股間を触れ合わせている。
指や舌ほどピンポイントな刺激はこない代わりに、1番大切な場所を擦り合わせているというその事実が、何より私の頭の中を痺れさせていった。
そして、それだけだって十分過ぎるほど気持ちがいいのに、加えて今はあやちゃんまでもが私の体を責めているのだ。
一心不乱に私の胸を吸い立てるその姿は、なんだか本当の赤ちゃんのようにすら見えてくる。
「はくっ……だ、だめ、そんなにしたら……」
だけど、本物の赤ちゃんはこんな風に、唇や舌、そして時には前歯まで使って乳首を弄んだりしてこないはずだ。
「いつもしてもらってばかりですから、今日はその恩返しです」
私が感じているのがよほど嬉しいのか、にこにこしながらそう言って、また私の敏感過ぎる突起を口に含んで刺激してくる。
いつもの天使のような無垢な感じと、どこか小悪魔めいた雰囲気すらをも併せ持った不思議な表情。
ぞくぞくとした妙な興奮が背筋を昇って私を惑わす。
「あやちゃん、偉い! そんなあやちゃんにご褒美あげる」
「きゃうん!?」
「ひぅ!?」
さくらの言葉が終わるか終わらないかのその内に、あやちゃんと私、2人の悲鳴が木霊した。
見れば、さくらの片手があやちゃんの股間に伸びている。
つまりはさくらが不意打ちであやちゃんのそこを刺激して、そのあやちゃんの反応が彼女に咥えられていた私のそこにもダイレクトに伝わってきたと言うわけだ。
そこからはもう、言ってしまえばめちゃくちゃだった。
明ける頃には3人の体が溶けて1つになっているんじゃないかと思うほどの、そんな夜。
あやちゃんという最後の歯止めを失って、私達の生活はかなりの勢いでただれきっていた。
400 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:29:38 ID:UsZwb+Gt
「よっ、りりか、最近調子良さそうじゃん」
昇降口であやちゃんを待っていた私に声をかけてきたのは、そのあやちゃんではなく元ルームメイトだった。
彼女に居眠りを注意されたのが1週間ほど前。
さゆりの言葉通り、最近は寝不足にもならずすこぶる快調に過ごせていた。
その理由が、あやちゃんを巻き込んだことで早い時間から行為には入れるようになったおかげというのは、我ながらちょっと問題かもしれないとは思ったけれど。
「さゆり、部活はどうしたの?」
運動神経抜群なのに、なぜかさゆりは料理研究会に所属していた。
今日は火曜日で、確か研究会の活動日だったはずなんだけど。
「あー、なんか急にお休みになってさー。
 それならそうと早く言っておいてほしいよね」
お腹のあたりを押さえながらのその言葉。
さゆりが料理研究会を選んだ理由は、学校で堂々とおいしいものが食べられるからだったと聞いたことがあった。
実際、入部届にそのまま書いて提出したとかしないとか。
ちなみに2年の時に振る舞ってもらった経験からして、腕に関しては結構微妙。
料理なんてレシピ通りに作ってる限りそうそう失敗するはずないのに、なぜか毎回アレンジを加えるせいでかなりの確率ですごいものができあがる羽目になるんだ。
「で、りりかの方は愛しのあやちゃんと待ち合わせ?」
「ヘ、変な言い方しないでよ」
以前からかわれた時からは、多少事情が変わってきている。
本当にそんな関係になるなんて、あの時はこれっぽっちも思っていなかったんだけど。
「でもさー、最近あやちゃん、お泊りの誘いを片っ端から断ってるらしいじゃん」
「そうなの!?」
それは、初耳だったかも。
って、前にもこんなことを思った気がする。
一緒に生活してるのに、さゆりの方が彼女のことを知ってるみたいでちょっと嫉妬をしてしまう。
もちろん、お泊まりに行ってないことくらいは知っていた。
だって毎晩してるんだし。
だけど、入学してから少し時間が経ったおかげで、寮内に吹き荒れていたあやちゃんフィーバーが落ち付いてきたんだとばかり思ってたわけで。
「そうそう、断る時の決まり文句は『わたし、先輩とは一晩だって離れていたくはないんですぅ』ってね」
くねくねと妙なしなを作りながら、さゆりはそんなことをのたまってくれた。
「あ、あやちゃん、そんな風に言ってるの!?」
「冗談よ、冗談。
 でも、お泊まり断るってことは、突き詰めて考えちゃえばそういうことでしょ?」
にんまりとした意地悪そうな笑み。
なんか、ちょっと誰かさんとキャラが被ってる気がしなくもない。
それとも、私ってそんなにからかいたくなるキャラなんだろうか。
401 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:30:25 ID:UsZwb+Gt
「それにしても、りりかがねぇ……。
 こんなことなら、2年の時に我慢しないで手出しとけば良かったかな」
そうかと思うと、今度はやたら悩ましげな目付きで、ついっと顔を寄せてくる。
「ちょ、ちょっと、こんなところで……」
「あら、それは人目につかないとこでならOKってこと?」
そんなつもりで言ってないのに、なんてポジティブシンキング。
「そ、そうじゃないけど……って、さゆりもそういう趣味の人なの?」
「も、ってことはりりかもやっぱりそうなんだ」
「あ……」
語るに落ちた。
しかもこれ以上ないくらいに古典的な方法で。
「まあ、そんなにひた隠しにすることじゃないって。
 元々うちの学校そういうの多いし、あたし達の代はとある事情で特に凄いからねぇ」
にかっと笑って事も無げに言う。
本当に、隠しているのが馬鹿馬鹿しく思えるくらいにさっぱりとした態度だった。
知られたら、絶対引かれると思ってたのに。
402 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:31:07 ID:UsZwb+Gt
「そ、そうなんだ……でも、とある事情って?」
「小柳先輩、憶えてる?」
小柳先輩。
確か、私が1年の時の生徒会長で、その年にさゆりと同室だった3年生だったはず。
そのことを私が告げると――、
「そうそう、その小柳先輩」
そう言ってさゆりは感慨深げに頷いた。
「でも、その先輩がどうしたの?」
すごく美人で、普段はおっとりとしているのに頭も良くて運動もばっちり。
それだけだってすごいのに、家はお金持ちだし、生徒会の仕事もばりばりこなす。
私みたいな庶民から見れば、正に非の打ち所のないスーパーマンみたいな人だったように記憶していた。
この話の流れからして、彼女もそういう趣味だったんだろうか。
そんな風に考えてたけど、現実は私の想像をはるかに上回る衝撃的なものだった。
「あの人、気に入った子にすぐに手を出す悪癖があってさ。
 あたしも寮に入って3日でパクり」
「……み、3日」
さすがに3日は早過ぎないでしょうか。
「まあ、今にして思えば、よく我慢した方だったとは思うんだけどね。
 あの人にしては」
「3日で、我慢なんだ……」
すご過ぎる、かも。
「まあ、そんな調子で手当たり次第に手を出していってさ、気づいた時にはすごい人数。
 嫌がる相手には無理強いしたりはしないんだけど、表向きがあんな感じだったからあたしも含め、最初は皆受け入れちゃうのよね。
 むしろ光栄です、みたいな感じで」
遠い目をして思い出を語る彼女の姿は、呆れたような口調に反してどこか幸せそうな空気を醸し出していた。
「ともあれ、そんな感じでうちの代にはあの人のせいで目覚めた子達が結構いるの。
 これが通称小柳チルドレン」
そのネーミングセンスはどうかと思ったけど、私の知らないところでそんなすごいことになってたというのは素直に驚きだった。
「で、この小柳チルドレンが2年の時に同室の子達に手を出しまくったせいで孫世代ができちゃって、さらに今年は1年相手に絶賛感染拡大中ってわけ」
まさにあの人の負の遺産ね、とさゆりは言葉を締め括る。
そんな彼女にどんな言葉を返していいやら。
「は、はあ……そ、そうなんだ」
結局、そんな曖昧な言葉で誤魔化す私。
403 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:31:40 ID:UsZwb+Gt
「ということでさ、りりかちゃん覚醒記念にあたしと一晩過ごしてみない?」
「え、遠慮しておく……」
「えー、あたし結構自信あるんだけどな。
 まど――」
「――先輩」
「ふゃ!?」
いきなり割り込んできた第3者の声。
これまでの会話があまり人には聞かせられない話だっただけに、私はみっともないくらいうろたえてしまう。
「あら、まどか」
「ま、まどかちゃん」
そこにいたのはさゆりの今のルームメイトである、1年生のまどかちゃんだった。
トレードマークは私と同じで大きな眼鏡。
その奥、ちょっと吊り気味の目付きのせいで、なんだかちょっと厳しい感じがする女の子。
あと、喋り方も硬い感じで、その印象を強めているかも。
「すみません、いつもいつもご迷惑をかけて。
 さあ、先輩、部活がないならさっさと帰りますよ」
後輩なのに、なぜか台詞が保護者じみてる。
「あの、せっかくだから一緒に帰れば……」
あやちゃんも含め、私達4人は同じ寮。
すぐ傍にあるから短い距離だけど、せっかくなんだし皆で一緒に。
そう考えて提案してみたわけなんだけど。
「せっかくですけど、遠慮しておきます」
丁重にだけどお断りされた。
もしかすると、嫌われてるのかもしれない。
「もう、まどかったらそんなにあたしと2人っきりで――」
「あやと一緒に帰ってあげてください。
 日直の仕事で遅れてますけど、もうすぐ来ると思いますから」
さゆりの言葉は完全無視のまどかちゃん。
あ、さゆりがちょっとだけ落ち込んでる。
404 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:32:15 ID:UsZwb+Gt
「あの、もしかしてさっきの話聞いてたの?」
さゆりの様子は置いといて、わざわざ私とあやちゃんが2人きりで帰れるように気を利かせてくれる彼女の言葉。
それに対して、そんな不安が込み上げてくる。
「さっきの話?」
「りりかとあやちゃんがいい仲だってこと」
「さ、さゆり!」
私の質問に最初はきょとんとしてたんだけど、さゆりの言葉で得心いったとばかりに表情を変えるまどかちゃん。
「他人の話を盗み聞きする趣味はありませんから、ご心配なく」
「で、でも、それならどうして……」
「それくらい、あやの様子を見てれば想像がつきます」
そう言った瞬間のまどかちゃんの瞳に、普段はない翳りのようなものが見えた気がしたのは錯覚だったんだろうか。
「そうだ、今度あやちゃんとまどかを1日トレードしてみない?」
だけど、そんな雰囲気もさゆりのお馬鹿な提案であっさりどこかに飛んでいってしまった。
「いくら先輩だからって、人を所有物みたいに扱わないでください。
 さ、今度こそ行きますよ。
 それでは先輩、お先に失礼します」
当然のようにそんな提案はばっさりと切り捨てられ、さらにはついに強行手段に出たまどかちゃんによって、さゆりが腕を引かれていく。
「あ、ばいばい、さゆり、まどかちゃんも」
遠ざかっていく2人の背中。
私も慌てて別れの挨拶を投げかける。
「……?」
と、まどかちゃんが不意に足を止めた。
振り返り、珍しく何かを迷うように視線を泳がせると――、
「――あやのこと、大事にしてあげてください」
それだけ行って、また歩き出す。
「……あ、う、うん」
なんとなく、彼女の雰囲気に呑まれてしまって私は呆然と立ち尽くす。
「せーんぱーい!」
その時、背後から元気のいい声が近づいてきて、私を呪縛から解き放ってくれた。
振り返ってみれば、教室から昇降口まで走ってきたのか、息を荒くして顔を上気させたあやちゃんの姿。
「ご、ごめんなさい、日直の仕事があって……」
はぁはぁと肩で息をしながら説明する。
「そんなに急がなくても良かったのに」
「で、でも、先輩をお待たせするなんて……」
上目遣いにこちらを見上げるあやちゃんを、この場ですぐにでも抱き締めてあげたくなる。
改めて、ちゃんとこの子を大切にしていこうと心に決めた。
それは、もちろんまどかちゃんに言われたからじゃなく、私自身がそうしたいと思っていること。
「帰ろっか」
「はい!」
満面の笑みで答えてくれる、私を好きだと言ってくれた女の子。
部屋ではきっと、さくらが私達の帰りを今か今かと待っている。
私は今本当に幸せで、こんな時間がずっと続けばいいと、心の底から思っていた。
405 ◆1krYTWrv2A :2006/04/25(火) 01:33:26 ID:UsZwb+Gt
以上です。
406名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 21:04:19 ID:YjWB1qLB
唐突だなw
乙仮。
407名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 19:40:28 ID:8D9KGGg2
第1話から読みました。
なかなか良いです。
第2話でのあやの寝不足の理由のところがいちばんニヤリとしました。
個人的にはもっと恋心の描写を強くやってほしいなと思います。
続きもありそうなので、楽しみに待ってます。
偉そうな感想ですみません。失礼しました。
408名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 18:22:23 ID:iS+v0asG
保守
409名無しさん@保守:2006/05/11(木) 00:37:52 ID:0nNdZ6mA
薄く色素ののった胸の先っぽを軽くつつくと、むずがるような声がもれた。
「ふふ」
私は微笑んで、胸の内部を覆うカバーを外し、回路や線で入り組んだその中に息を吹きかける。
彼女はくすぐったそうに上体をよじらせた。
「百合。今週も保守してあげる……」
41071So877B:2006/05/14(日) 22:43:42 ID:dp0d10nz
処女宮の春菜ルートを千夏視点で無理矢理書き直して見ました。
今度はエロい場面もちゃんとあります。
でも、エロくない所がメチャクチャ長いです。

まあ、気が向いて、時間のある時にでも、ちょっでも目に止めても
らえれば幸いです。

ttp://www.qmax.co.nz/mini/syojokyu/syojokyu_toukou_scenario.htm

……ページ見た時はすごく驚いたなあ
411名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:02:26 ID:T0/GCM6h
保守
412名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:17:42 ID:rs+zwdJ9
413名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 18:18:39 ID:xn8jaKjl
>>410
すごく良く出来ているGJ!! シナリオ載るなんで、すごくないですか!
描写も上手で、よかったよ。
414名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 00:23:32 ID:YjlEOKzo
保守あるのみ
415名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 02:15:17 ID:p7XOERA9
保守
416名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 20:30:42 ID:OS8C750e
姉と妹がレズの世界に引き込もうとする
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1149410096/
417名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:34:54 ID:PyRtCobY
【レズ】姉と妹を別れさせたい【反対!】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1149514265/
418名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 21:38:45 ID:F9Tx04x3
イッキ×アギト書いて〜
419名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 05:41:59 ID:wXEPzVUq
誰?
420名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 10:25:24 ID:s812sSjY
保守
421名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 14:14:08 ID:eyAu8heX
ほしゅ
422敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:30:37 ID:+mU04ocr
京極堂シリーズでぬるい敦子x布由。『塗仏の宴』の「わいら」2章後。
原作読んでないと訳がわからないと思う。ごめん。
布由は語れない過去とともに本名を封印して生きてきた女性です。
423敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:31:26 ID:+mU04ocr
「私は佐伯布由と申します」
 女はそう言った。
 己の名を呟くと、無表情の仮面はまた少し揺らいだように見えた。
 名は呪いであり、祝いである。――そんな話は兄であれば嬉々として幾らでも
語るだろう。自分で発した言葉に僅かに戦く女の姿に、敦子はその名に込められた
諸々の想いを嗅ぎ取った。

 語れない過去とは――そう問おうとする言葉を、敦子はぐっと飲み込む。
この様子では女は決して語るまい。何より敦子自身がこの女の在り方を容認して
しまった今、同質の悲しみを見出した相手を追求する事はとても出来そうになかった。
 敦子は知っているのだ。――逃避する心。その内側にある幾重にも覆い隠した痛み。
 論理でしか計れぬ自分という女を、敦子はあるがままに受け止めている。
敦子が敦子である限り、そうするしかないからだ。だがその事自体が敦子の心に
少しずつ疵を付けているのも事実である。言葉がなくては――論理がなくては
立ち行かない自分を感じる度、気付かぬ内に細かな疵が増えていく。

 ――あのお人形はどうして買ってもらえないの。
 ――今の自分の立場を見てみなさい。それは仕方がない事なんだ。

 少女の頃、自分自身に無理矢理納得させた人形の顔が、整った女の顔に
二重写しになった。
424敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:32:12 ID:+mU04ocr
 痛む身体を引きずるようにして、そろそろと寝台の上で身を起こす。
女はすぐに敦子に身を寄せ、介助するように手を伸べた。間近で見る瞳は矢張り
硝子玉のように澄み透り、潤んだ表面が敦子の表情をそのまま映し出していた。
「すみません」
「敦子さん、未だ横になっていた方が――」
 柔らかく細い腕の感触が、敦子の肩を抱いた。
 温もりの中に石鹸の香りが融けている。

 存在自体が寄る辺ない小舟のように頼りない女。ひとりきりである事に酷く傷付き、
しかしその内面には踏み込ませない殻を無自覚に纏った女。
 ――私と同じだ。
 ならば私はこの人の名を呼ばなくてはならないのだろう。――敦子はそう思った。
 
「布由、さん――」

 敦子が確認するように名を呼ぶ。
 自分を抱く布由の腕が強張ったのを感じた。
「布由さん」
 もう一度呼ぶと、はっきりと布由の身体が震えた。
 女が瞬きをすると、また一筋の涙が頬を伝う。
「――ごめんなさい。泣いてばかり――」
 涙を拭いながら謝罪の言葉を口にする。
 何年もの間封じられていた秘めた名が、布由を激しく揺さぶっている。
 腕を伸ばし、その背を抱いた。宥めるように触れると、布由は敦子に縋るように
身体を任せた。
「有り難う――敦子さん」
 そう答えるのが精一杯の震える声。微かに動く唇は色が抜けている。長い睫毛は
涙に濡れ、青ざめた肌の色と相まって、壮絶な美しさを感じさせた。
425敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:32:46 ID:+mU04ocr
 吐息がかかるくらいの距離で、敦子は布由の涙を湛えた瞳を見る。
 果てしなく虚ろで澄んだ瞳。その中に、僅かに同じ在り方の人間を見付けた甘い
信頼が見えた気がした。
 布由に惹かれている、と敦子が自覚したのはこの時である。
 ――多分この瞳に魅了されてしまったのだ、と敦子は思った。最初に布由を
見付けたあの時から――囚われてしまっていたのかもしれない。
 ――この人を慰めたい。同じ孤独を知っている事を伝えたい。切実な願いだった。

 敦子がゆっくりと唇を近付けても、布由は逃げようとしなかった。少しだけ唇が
触れ合い、すぐに離れる。柔らかな感触が気持ち良い。
 それを何度か繰り返している内に、どちらからともなく唇を食むような官能の
交じった口吻に変わる。敦子には性行為の経験はない。勿論同性とも皆無である。
それでも戯れるように子供のような口付けを交わしていると、身体が熱くなって
くるのが分かった。下着を汚してしまったのではないか、と感じる程の疼きが
生まれている。
「――っ、はあ」
 緩く吸い上げるような行為の中で、開いた歯列の間の舌が触れ合った。それが
引き金となって、互いの舌が絡み合う深い口吻になる。布由の舌は甘く敦子を翻弄し、
吸い上げては口蓋をくすぐっていく。全てが初めての敦子は淫靡な快感に、ただ
喘がされてしまう。
「は、ん、――布由さ、ん」
 角度を変えては繰り返す接吻の合間に唇が離れると、唾液が糸を引いて二人を繋いだ。
426敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:33:22 ID:+mU04ocr
「敦子さん――」
 息が上がったまま、布由の服越しの乳房にそろりと指を伸ばした。敦子よりも
膨らんだ胸の先に、ぷくりと立った乳首の堅さが感じられた。同性の身体なのに
――そう思いながらも敦子の指は布由の服の釦を外していく。
 下着をずらして、滑らかな皮膚に直接触れた。柔らかくもったりと吸い付くような
乳房の感触を感じると、布由の唇から吐息が漏れた。人差し指で乳首を弄るように
捏ねると、更に堅く立ち上がるのがわかる。
「あ――」
 だが声を上げたのは敦子だった。敦子の夜着もいつの間にか布由の手ではだけられ、
小振りで形のいい胸のふくらみが曝されていた。布由の指が胸元を滑り、包み込む
ように触れられ、反射的に出てしまう声を抑えられなかった。
 息を乱す敦子を布由はゆっくりと寝台に横たえる。敦子の怪我を気遣いながら、
打ち身の跡が残る首筋から鎖骨――そして胸へ唇を這わせた。
「あ、あぁ、――んんっ」
 敦子は身を捩り、与えられる快楽に身悶えた。触れられる事がこんなに気持ちの
良い事だとは知らなかった。実践よりも理論的な整合性を求めてしまう敦子の性質
――処女的とも言えるだろうか――、それを凌駕するような、何か得体の知れない
ものが迫っている予感がした。
 ――眩暈がする。
427敦子x布由 ◆LMUYEp/dJE :2006/06/25(日) 13:33:56 ID:+mU04ocr
「い、やっ、布由さん――やぁ」
「敦子さん――」
 布由は目を少しだけ伏せ、敦子の下穿きの上から熱い秘所をすうと撫でた。
「ん、んんっ!」
「いいの――大丈夫だから、力を抜いて――楽になって、敦子さん」
 痺れるような強烈な感覚が敦子を貫いた。こんな感覚は知らない。快感ですらない。
ここまでの甘い触れ合いの余韻を根こそぎ奪い去るような、強すぎる刺激が敦子の
全てを支配した。
「あ、だめ、駄目――」
「大丈夫――」
 優しい布由の言葉も耳に入らない。身体は布由の指先が触れる度にびくびくと
跳ね上がる。急激に何かが迫り上がり、意識が白濁する。
「――あぁ!――ん、んっ――」
 世界が真っ白になり、四肢がひきつけるように強張って――敦子は脱力した。
 目の前が光暈のようにぼやけている。――数度瞬きをすると、その先に布由がいた。
 視界に入る布由が滲んだ像を結んでいる。
 自分は泣いているようだ、と敦子は思った。

 敦子の服の乱れを直しながら、布由は時折髪を撫でた。その優しい感触が心地よく、
敦子は意に染まぬ眠りに引き込まれそうになる。
「――慰めて、くれたんですね」
 敦子の瞼に掌を当てて、布由は穏やかに言った。このまま何も考えず眠るといい、
とその手は敦子に伝えていた。
「――有り難う」
 布由はもう一度、そう言った。

(了)
428名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 21:13:56 ID:wmjwOhg+
京極堂は「魍魎の匚(字見付からねえ)」くらいしか読んでないので元はわからんのですが、
なんだかクラシカルな正統派って感じでGJ!
429名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 07:49:12 ID:cvKpNklH
保守
430名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:02:38 ID:q8iyOfz0
hosyu
431名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 20:38:14 ID:ZN7GBzCj
保守
432名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 03:26:24 ID:1J+afpPx
「お姉ちゃん!ごはんだよー!!」
「今、保守してるところだから先にたべちゃていいよ。」
「もう……せっかく作ったのに冷えちゃうよ…バカァ…」
「(…聞こえてるっつーの…しゃーないな)」
ダッダダ
「お、うまそうな味噌汁じゃん!!」
「え!?お姉ちゃん保守はもういいの?」
「もう終わったよ」
「そうなんだ!!でも…おまえに食わす味噌汁はねぇ!!」
「はいはい。では、手と手をあわせて…」
「しあわせ〜じゃなくて…」
「「いただきま〜す。」」
433名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 07:36:38 ID:DvB0GUog
age
434名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:19:16 ID:mDzj+H1a
保守がてらに書き置きしてた短編ものを1本。
マニアックネタ(制服・泥んこ塗れ・おもらし)満載です。
苦手な方はスルーで。
435名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:57:47 ID:KplZj/oP
魅・せ・て
436泥塗れの制服少女(1/3):2006/07/26(水) 19:22:05 ID:mDzj+H1a
目の前に広がるペースト状の泥沼。
セーラー服姿の私はその場所を見るだけで腰が溶けてしまいそうでした。
「すごく…ドキドキするね…」
横には紺のブレザーとプリーツスカートにリボン、白のブラウス姿の親友の舞ちゃんが顔を赤らめて私の耳元で囁いていたの。
私は何も言えずにコクリ、とだけ頷く。

私たちは小学校からの幼馴染。
家も隣同士で、小さい頃からよく遊んでました。
高校は違うところになっちゃったけど、それでも週末にはよく遊びに行ったりしてずっと仲良しでした。

私が泥んこ遊びに目覚めたのは中学生の頃。
テレビのクイズ番組で制服を着た女の子が問題に間違えて泥のプールの中に飛び込み、どろどろになった姿を見て何だか身体が
むず痒い、変な気持ちになったのが始まり。
そして決定的にその行為に快感を覚えたのは、親友の舞ちゃんと雨の中の下校途中でした。

その日は傘も意味を成さない位の大雨が降っていました。
道もぬかるみ、履いている靴もどろどろで、舞ちゃんはぶつぶつ愚痴をこぼしていたのを覚えています。
私もなるべく汚れないように舗装されていない道の端っこを歩いてましたが、運悪く草むらに隠れていた石に躓き転んでしまったのです。

びしゃっ!

どろどろに汚れる制服。
舞ちゃんが「大丈夫!?」って心配してくれたけど、私は自分の変わり果てた姿に何故か最初のむず痒い気持ちが湧き出て、下半身に力が全く入りませんでした。
茶色く染まった制服とスカート。
私は自分の姿に一瞬身体をぴくり、と震わせて。
その時は何故か分からなかったけど、多分イってたんじゃないかな、と今では思っています。

そして家族の居ない日に私は体操服姿でこっそりと泥んこ遊びをするようになりました。
庭の隅の方で水を撒いて簡単な泥沼を作っては、そこで体操服とブルマをわざとどろどろにしていたのです。
泥に塗れる度に身体を襲う快感。
私は泥沼の中で何度も絶頂を感じてました。
自慰行為もこの時覚えたんだっけ。
後、気持ちよすぎておもらししちゃった事も何回もありました。
紺のブルマの中がほわぁ、って温かい液体に包まれて。
それがまた気持ち良いの。
泥んこになりながらする失禁は本当に最高でした。
437泥塗れの制服少女(2/3):2006/07/26(水) 19:22:55 ID:mDzj+H1a
中学を卒業する時に、私は舞ちゃんにこっそり自分の性癖を言いました。
違う高校に通うことになって、ひょっとしたら離れ離れになるんじゃないかと思っていたから。
すると舞ちゃんはにっこり笑って一言。
「知ってたよ。由佳ちゃん、みんなが出かけてる時にひとりで泥んこ塗れになってたもん」
どうやらある日、窓を開けて外の景色を見てたら私の姿を見てしまったらしいです。
「でも何かすごく気持ちよさそうだった…。そんなにいいものなの?」
私は大きく「うん!」って頷いてしまいました。

それからは彼女と一緒に使わなくなった中学の体操服姿で泥んこ遊びをする事が多くなりました。

「ねぇ、今度の土曜日暇?」
「うん…。どうしたの?」
ある日、舞ちゃんが私の家に遊びに来た時に問いかけてきました。
「実はね…。私のお父さんの会社の別荘に家族みんなで行く予定だったんだけどお父さんもお母さんも行けなくなっちゃって…。
で、『もし良かったら由佳ちゃんと一緒に行ったらどうか』って言われたの」
「へぇ〜!行ってみたいな〜」
そこで舞ちゃんの言葉が一瞬途切れました。

「でね、そこで…泥んこ遊びしようかな、って…」
「うん、いいよ…」
顔を少し赤らめて話す舞ちゃんの言葉に私もドキドキしてる。
「それでね…。学校の、制服で…」
最後の方は恥ずかしくて声にならなかったのか、顔を俯かせてもにょもにょと呟く彼女。
私も自分の着ている制服が泥んこになる事を想像すると顔がだんだん赤くなっていくのが分かりました。

そして今に至ります。
「舞ちゃん…」
「由佳ちゃん、入ろ?」
舞ちゃんに言われるがままに私はそっとコーヒー色に染まった泥沼の中に足を踏み入れます。

ぐちゃっ。

黒のローファーがあっという間に泥の中に沈んでいきました。
白のソックスはくるぶしの所まで茶色くなってしまってます。
そして舞ちゃんも同じように泥の中に入りました。
紺のハイソックスが私のソックスの様に茶色に染まり、もうさっきまでの姿形はありません。

私と舞ちゃんはそのままお互いの身体をそっと抱きしめました。
もう私の下半身はへたり込みたい程震え、由佳ちゃんの心臓の音も服越しから聞こえる位激しくなってます。
そして吸い寄せられるように私と舞ちゃんの唇がそっと触れました。
「あ、駄目…」
唇が合わさった瞬間、私の下半身の泉が決壊しそうになっているのが感じられました。
「由佳ちゃん、おもらししそうなの?」
身体を震わせる私に向かって熱っぽい言葉を掛ける舞ちゃん。
「うん…」
「でも、まだ泥んこになってないよ?」
「意地悪ぅ…」
もう限界に近づいているのに。
438泥塗れの制服少女(3/3):2006/07/26(水) 19:23:49 ID:mDzj+H1a
私はそっと膝を地面に落とします。
べちゃっ、という音とともに紺のプリーツスカートの先が泥の上に広がり、スカートの先端が泥で汚れていきました。
「だ、駄目っ!」
ぬるりとした感触に私は思わず叫び、両手で生地越しから大事な部分を押さえてそのままへたり込んでしまいました。
じゅぶっ。
スカートのお尻の部分があっという間に泥に染まります。
そして…。
しゅうううううっ…。
「あ、ああっ…」
スカートの表面がみるみる濃い紺に染まり、温かい液体がスカートの中に広がります。
そしておしっこと混ざる泥が私のセーラー服のスカートをぐちゃぐちゃに汚していく。
上の白のセーラー服はまだ綺麗なままで。
下に穿いているスカートだけが泥の衣を纏って、自分の放ったおしっこで汚されて。
その姿に私は壊れてしまいました。

「あんっ…!」
突然襲った絶頂。
大事な部分から蜜が噴き出て来るのが分かりました。
何度も痙攣しながらすごくいやらしい表情になってイっちゃった私。
「由佳ちゃん、すごく可愛い…!」
舞ちゃんももう我慢出来なくなったのだろう、同じように泥の中に腰を落とします。
もちろん、彼女のスカートもあっという間に泥の色に染まりました。
「由佳ちゃん…」
そっと絶頂に達した私を抱きしめ、もう一度私の唇に口付けます。
不意に私の足元が暖かくなるのが分かりました。
そう、舞ちゃんも失禁していたのです。
泥んこ塗れになったスカート、そしてその中での失禁。
お互い上着は綺麗なまま、下半身はぐちゃぐちゃのどろどろになっていて。
スカートの上からお互いの足が絡まっていく。

「由佳ちゃん、もっと気持ちよくなりたい…」
「私も…」
もう蜜で溢れかえっている大事な部分をスカートの生地越しに当ててゆっくりと動かしていきます。
何度も何度も唇を交わして抱きしめあって。
もう紺のスカートだという事が分からない位にいけない蜜と再び溢れ出すおしっことぬるぬるの泥でぐちゃぐちゃに絡まって茶色に染まって。
弓のように身体を反らせながら何度も絶頂に達し、それでも休まずお互いを求め続けるの。

泥濘の中で、私たちは最高の快楽を感じつつ、制服を汚していきました…。
439名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 19:25:36 ID:mDzj+H1a
以上です。
実際にこんな娘さんたちが居たらまずお持ち帰り決定ですが。

あとイラスト化が出来たら最高だなぁ〜、と妄想。。。
440名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:26:10 ID:0l6Kg4Nz
GJ、抜けました。
泥んこ塗れってマニアックなネタだけど舞ちゃんも由佳ちゃんも
エロ可愛かったよー

いろんな汁で壊れていく2人萌え。
441名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 08:31:02 ID:zso6akm6
GJ
不思議な世界だな
442名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 21:41:54 ID:+Jbc8In1
想像するとかなりイイシチュエーションだなぁ。
ひょっとして>>334のSSを書いた人じゃないかなと推測してみる(同じ制服・泥んこ・お漏らし系だし)。
443名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 04:24:22 ID:pdEYIAYM
GJ
イラスト化出来たら見せて欲しいです
自分も落書きしてみましたんで、
由佳ちゃんと舞ちゃんのイメージを比べてみたいですね
444名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 12:35:29 ID:mHkkJty/
>>442
な、なんだってー(AA略)!
…バレてしまいましたか(苦笑)
ええ、そういう趣味でございますorz

>>443
私自身は絵が全く描けない人で…すいません(謝)
誰かにお願いすれば可能性はちみっとだけあるかもしれませんが(汗)
もし失礼でなければ是非見てみたいです。
445443:2006/07/30(日) 23:33:20 ID:VQE2IOPY
>>444
見せるためにどうしたらいいでしょうか、教えて下さい
こういったこと初めてなもので勝手がわかりません
よろしくお願いします
446444:2006/07/31(月) 00:00:41 ID:RoVlp9gg
>>445
寝る前に神がキター!
…すいません、ちょっと暴走してしまいましたorz

えー、その落書きはPCで書いたものか紙で書いたものかでちょっと変わります。
PCならばそのファイル(pngファイルとかjpgファイルとか)を以下のアップローダーに貼り付けます(結構おすすめのろだです)。
やり方はファイル投稿の「投稿フォームの使い方」を見てください。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php(見る場合は頭文字にhを付けて)

紙ならばスキャナーで取り込むか携帯やデジカメに写してPCに送ってから上記の事をします。
携帯ならメール送信で、デジカメならデータをPCに移すやり方が一般的でしょうか。

ワクワクしつつお待ちしております。
447443:2006/07/31(月) 00:14:36 ID:oF2nAs63
>>446
紙に鉛筆で描きました
デジカメで写しました
これから投稿します

あくまで落書きでお恥ずかしいものですがどうぞ宜しくお願いします
448443:2006/07/31(月) 00:27:03 ID:oF2nAs63
投稿しました
upload20000019418.zipです DLはdoro

なんかやっちまったって感じで、落ち着かないっすね
449444:2006/07/31(月) 12:26:39 ID:KPi5Ub3R
出勤前にDLしました。

…私を萌え殺させる気ですかw
またじっくり見させてもらいますが、見ながらまたこの2人の話の続きを書きたいと思ってます。

本当にありがとう、GJでした。
また描ける機会があれば是非お願いします。
450名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 22:53:04 ID:Rx4hp4lq
で、また続きが出来ちゃいました。
系統は前回と同じでございます。
ちょっとえちい方面に足を伸ばしてみたつもりですが…難しいorz
では、どうぞ。
451制服少女たちのイケナイ遊戯(1/3):2006/07/31(月) 22:54:40 ID:Rx4hp4lq
あの土曜日が終わり、またいつもの様に学校が始まりました。
それでも頭の中はその時の出来事で一杯でまだちょっと心臓がどきどきしています。
舞ちゃんと一緒に学校の制服姿で泥んこ塗れになりながらイッちゃった事…。
思い出すたび身体が少し震えちゃいます。
それでも授業はちゃんと受けないと。
そう思って湧き出る感情を振り払い学校へ向かうのでした。

授業中、先生が黒板に書くチョークの音のみが支配する教室。
私は外の景色をぼんやりと眺めてました。
学校に着くまでは青空だったのに。
今はもう曇っていてぱらぱらと雨が降っていました。
校庭はところどころ水溜りが出来て、端っこの方はまるで田んぼの泥みたいにぬかるんでいます。

そんな時、不意に土曜日の出来事が思い起こされました。
そう、あの別荘での愛し合いです。

誰もいない別荘で…。
親友の舞ちゃんと…。
彼女は紺のブレザーで、私は白と紺のセーラー服で…。
おもらしする程気持ちいい泥んこ遊び…。
スカートはもう紺色が分からないほど茶色に染まって…。
でも上着は今と同じように綺麗なままで…。

さまざまな情景が私の頭の中でよみがえって来ます。
その度に私の大切な部分がきゅうっ、とむず痒い感覚に襲われていきます。
顔も赤くなってるのが見えなくても分かり、息遣いも乱れていく。

私、またこの格好で泥んこになりたい…。

この時点でもう半分程壊れていたと思います。
多分下着も濡れていて、触ったらイクのを通り越して失禁したまま気絶しちゃってたかもしれません。
「おい、宮村?顔が赤いぞ、風邪か?」
突然私の耳に入ってきた先生の声。
一瞬にして現実の世界に引き戻される私。
でも身体はまだそれを求めているのか、私の顔の火照りはまだ消えない。
「熱でもあるんじゃないか?そう言えば午後から雨足が強くなるからな、今日はもう帰れ」
私は半ば限界に近づきそうな身体を隠すかのようにそそくさと準備を終え、足早に教室から出ました。
452制服少女たちのイケナイ遊戯(2/3):2006/07/31(月) 22:55:44 ID:Rx4hp4lq
傘を差しながら家への帰路につく私。
でももう下半身はじんじんと熱を帯び、歩く度に大切な部分から蜜が溢れてくる。
「舞ちゃん…」
もう我慢できない。
私は携帯を取り出し、舞ちゃんの電話番号をリダイヤルする。
時間的にお昼休みだからか、あっさりと繋がった。
「もしもし、由佳ちゃん?どうしたの?」
いつもの舞ちゃんの声が携帯越しから聞こえてくる。
「舞ちゃん…。私、私…」
私の声、いつもよりいやらしくなってる。
それを聞いて何となく分かったのか、数秒の間どこかへ移動する音が聞こえる。
そして扉が閉まる音が聞こえ、また彼女の声が聞こえた。
「…由佳ちゃん、ひょっとして我慢できなくなった、とか?」
的を射た言葉に私はぴくり、と身体を震わせ、「うん…」と頷く。
「外、雨降ってるもんね…。どろどろな場所がいっぱいあるもんね…」
今の私の気持ちを見透かすかの様に舞ちゃんはわざと泥んこの話を持ち出していた。
「一緒に泥んこ、する?もちろん制服着たままで…」
そんな舞ちゃんの声もだんだん変わっていた。
「うん、早く舞ちゃんと制服のままで泥んこになりたい…。その時におもらししちゃっても、いい?」
「もちろんよ。この前いい場所見つけたから、そこでやろうよ」
この会話だけで私の泉は決壊しちゃいそうでした。
でもまた土曜日みたいに泥んこになれる。
私はその時が来るのを楽しみにする為に襲い掛かる尿意を必死に我慢して、舞ちゃんと約束した場所に向かうのでした。

町外れにある閉鎖中のアスレチックジャングル。
閉鎖中の為か人は滅多に来なくて、森の奥のほうは雨が降るとすぐにどろどろになっちゃうって舞ちゃんが言ってた。
まだ水は止まってないそうで、水洗い場は普通に使えるから便利なところだよって事も言ってたなぁ。

私は舞ちゃんが来るまでの間、目の前にある泥濘を見つめ続けてました。
まるでコーヒームースの様になっている泥の溜まり場。
ここで私たち、この格好で泥に塗れていやらしい事するんだよ…。
もう心臓は破裂するんじゃないかという位どきどきして、呼吸をするのも辛い位。
「由佳ちゃん…」
その時、後ろから声が聞こえた。
いつも聞いている柔らかいソプラノの声。
私がゆっくり振り返るとあの時と同じ格好の舞ちゃんがいた。
紺のブレザーと紺のプリーツスカート、白のブラウスを中に着て赤のリボンを着けて。
靴下も学校指定の紺のハイソックス。
「どう?ここならいつでも思いっきり泥んこ遊び出来るよ?」
潤んだ瞳で私に笑顔を向ける舞ちゃん。
その可愛らしさにまた私の心は蕩けそうになって。
頭で反応するより身体が先に動いてた。

私は舞ちゃんをぎゅっと抱きしめていた。
舞ちゃんも私をそっと抱きしめ返してくれる。
「由佳ちゃん、いっぱい…愛し合おうね?」
453制服少女たちのイケナイ遊戯(3/3):2006/07/31(月) 22:57:22 ID:Rx4hp4lq
私と舞ちゃんの唇が重なり合う。
唇をついばみ、舌をちょっとだけ出し合いながら舐めあう。
もう立つ事が出来なくて私たちは崩れるように地面にへたり込む。

べちゃっ。
泥がスカートに纏わりつく感覚が分かる。
でもそれがまた気持ちいいの。
お互いの身体を抱きしめながらキスを止める事はしない。
そのうち舌同士で口の中を愛撫し始める私たち。
「んんっ、んふっ…!」
全身に襲い掛かる快感。
さらに下半身を泥の海に擦り付ける私と舞ちゃん。
そしてその状態のまま私の泉は決壊した。
スカートの中に広がる檸檬色の液体。
それはあっという間に生地越しに染み出し、私の紺のプリーツスカートを濃く染めるの。
でもそれは一瞬、あっという間に泥の海と混ざり、茶色く染まるスカート。

ふと、舞ちゃんの身体が震える。
そう、彼女も同じ様に失禁していたのです。
でも私はそれを味わいたくて、自分の下半身を舞ちゃんに絡めあうの。
「舞ちゃんの…あったかい」
その言葉に舞ちゃんは「あ、ああっ!」と叫んで私に軽くもたれ掛かる。
どうやら軽くイッちゃったみたい。
それでも私はさらに感じたくてお互いのスカートをもう一度合わせあうの。
もう泥とおしっこといけない蜜でぬるぬるになってるスカート。
「由佳ちゃん…。私、気持ちいいの…おかしくなっちゃうの…」
「私も…。もっとぐちゃぐちゃにして欲しいな…」
そして抱き合いながらお互いの大事な部分をスカート越しから擦り合わせる私たち。
何度も何度も唇を奪い合いながら、止まらない蜜と下半身に纏わり付く泥、そして先ほどの量ではないにしろ溢れる温かい液体。
身体をすり合わせ、腰を動かしながら快感を貪り続ける私と舞ちゃん。
「舞ちゃん、泥んこ気持ちいいよぉ…舞ちゃんと一緒に汚れるのが気持ちいいの…」
私の壊れた言葉にも優しくキスしながら答える舞ちゃん。
「由佳ちゃんの姿、とっても可愛い…。おもらしして泥塗れになって…それだけで私、おかしくなっちゃうのっ…!」

誰もいない森の奥。
ぐちゃぐちゃという音と私たちのいやらしい声だけがそこにあるの。
もう何回も何回もイッちゃって。
下半身はまるでしびれたか様な感覚なのに、それでも気持ちよさがまだまだあって。
お互いのキスも激しくなって、まだまだ蜜は止まらない。
そしてだんだん大きい波が私たちに襲い掛かってくる。
「ま、舞ちゃん…!何かすごく気持ちよくなりそう…!」
「私も、またおしっこいっぱい出ちゃいそうな感じ…」
腰の部分まで汚れた制服、元の状態が分からなくなったスカートと靴下、そして靴。
そんな状態でも私たちは激しく抱き合って。

唐突に、身体の中から何かが止め処もなく湧き出る感覚が現れて。
声にならない声を私たちは出して。
おしっこか蜜か分からないけどスカートの中がそれで溢れて。
頭の中は真っ白になって。
それでも離れないようにぎゅっと抱きしめたままで。

私たちは木の幹に身体を預けるような形で意識を手放しました…。
454制服少女たちのイケナイ遊戯 その後:2006/07/31(月) 22:58:33 ID:Rx4hp4lq
意識を取り戻しても、私たちは自分の姿にまた壊れてしまいそうでした。
その後は水洗い場で泥を流して、濡れた格好で家に帰って。
お母さんには車に泥水かけられたって言いました。
「由佳はおっちょこちょいだからねぇ」って笑われましたけど。
今の所はまだ家族にはバレてないみたいです。

また舞ちゃんとあんな泥んこ遊びしたい…。
そう思いつつまたきゅん、となる大切な部分。
でも私は何とか触りたくなるのを我慢して布団にもぐりました…。

(終)


以上です。
マニアックさとエロさの両立は難しいですね…。
ではでは。
455名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 12:16:24 ID:AL2/WrSu
なんか見覚えのあるトリが、なんかやってた。同一人物?

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152529838/
456名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 19:23:28 ID:k60DsxE7
>>455
見たけど文体が違うっぽい(改行とかの使い方もね)。
多分別人じゃないか?

というわけでGJ、もうこの娘は普通の刺激では満足出来なくなってしまったのか…。
457名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:45:12 ID:hapnRUw0
またひとつ新たな属性が増えてしまった…
どうしてくれようw
458名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 13:34:50 ID:4MXWsdXi
泥塗れの制服少女(中学時代)
upload20000019559.zipです DLはdoro

開き直って描きました、よろしくお願いします
459名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:12:35 ID:9cgouCQC
>>458
ぐっはぁ、萌えました〜!
彼女たちの制服姿の泥んこおもらしを見てみたい…と言うのは言いすぎでしょうかw

ただ今第3作目を書いております。
もうちょっとで出来上がる(予定)。。。
460名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 09:56:41 ID:vtM4k6By
>>458 GJ!!(舞ちゃんw)

そして投下失礼。
ttp://www15.plala.or.jp/p-face/doro11.jpg
ttp://www15.plala.or.jp/p-face/doro21.jpg

髪の長いほうが舞ちゃんです。

>>459 お待ちしていますw
461434:2006/08/05(土) 21:06:37 ID:I92FbAC2
>>460
キタ━━━━━━━(;゚∀゚)=3━━━━━━!!!
…興奮し過ぎましたね、失礼。
由佳ちゃんも舞ちゃんもすごく可愛らしくてGJです!
まさかこんなマニアックなシチュのSSに萌えイラスト(しかも2人も!)が拝める日が来るなんて…本当に感謝です。
改めて>>458様と>>460様には感謝感激です!

で、第3作出来上がりました。
説明はもう不要と思いますが、制服・おも・泥とフェチ属性三銃士ですので苦手な方はスルーお願いします。

ではどうぞ。
462泥んこ娘たちの休日〜その1〜:2006/08/05(土) 21:07:29 ID:I92FbAC2
「じゃあ戸締りよろしくね、由佳」
「うん、気をつけてね。行ってらっしゃい」
今日は両親が親戚の法事で出かける日。
両親が帰ってくるのは月曜日の朝なのでそれまでは私一人っきり。

だから舞ちゃんを呼んでお泊り会をする事にしたの。
もちろん、いつもの事もするつもり。
また泥んこで楽しめると思うと顔がにまにまと緩んでしまう。
「さて、今日はどんな格好で遊ぼうかな〜」
そろそろ舞ちゃんの来る時間、私はいそいそと2階の自分の部屋に行きました。

用意してるのは今通ってる学校の制服と体操服、そして中学時代に着ていた制服(同じくセーラー)と体操服。
どうやら私、学校の制服でするのが癖になっちゃったみたいです。
想像するだけでまた大切な部分が熱くなっちゃう。
その時です。

ピンポーンという音が下から聞こえてきました。
私は想像の世界から離れ、慌てて階段を下ります。

「こんにちは〜」
ドアを開けて最初に目に入るのは舞ちゃんの姿。
「こ、こんにちは…」
そしてもう1人、舞ちゃんの奥に隠れる様にしてあいさつをする女の子。
「あれ?」
私は不思議そうな顔になります。
だって舞ちゃんにしかお泊り会の事言ってないのに。
「どうしたの、そんな顔して…ってああ、この子の事ね」
私の表情に気づいたのか説明を始める舞ちゃん。
「紹介するね。私の従姉妹でゆかりちゃん。今中学2年生なの」
そこまで言うと今度は私の耳元でぽそりと呟く。
「実は彼女にも私たちの趣味を言っちゃった。そしたら『ゆかりもそんな風になってみたい』って。だから連れて来ちゃった」
すこし悪戯っぽく笑う舞ちゃんにちょっと呆れて、そしてちょっとどきどきしながら彼女たちを家に上げました。
463泥んこ娘たちの休日〜その2〜:2006/08/05(土) 21:08:01 ID:I92FbAC2
私の部屋に入る舞ちゃんとゆかりちゃん。
早速私はゆかりちゃんにいろんな質問をしてみました。
「ゆかりちゃんも泥んこ遊びをした事あるの?」
少し恥ずかしそうにこくり、と頷く彼女。
「…中学に進んでから舞お姉ちゃんにその話をされて。一度だけ私服でわざと泥の中で転んだ事があるんです」
「どうだった?」
私の質問にだんだん顔が赤くなっていくゆかりちゃん。
「転んで泥だらけになった時に…お、おもらししちゃったんです…」
そこまで言って恥ずかしさのあまり両手で顔を隠す彼女。
それでも私は優しい笑みを浮かべて話しかける。
「どんな感じだった?」
「うん…自分の姿に吃驚したけど、ちょっと気持ちよかった。何かおしっこを止めたくても止める事が出来なくて、ぴりぴりする様なむず痒い様な気分でした」
顔をまだ赤くしたままになってる彼女の言葉に私も我慢出来なくなってそっと彼女を抱きしめました。
「え…?」
驚いた表情をするゆかりちゃん。
「うふふ、由佳ちゃんもちょっとスイッチ入ってきたみたいだね〜」
舞ちゃんがそんな私たちを見て熱っぽい視線を送っていました。
「さて…この後どうする?早速遊んじゃう?」
彼女の言葉に私とゆかりちゃんは頬を染めながらゆっくり頷くのでした。

私たちが集まったのは家の裏庭。
いつも私はここで泥んこ遊びをしています。
もともとは家庭菜園をしていたそうですが、水はけがあまり良くなかった事と両親が忙しくなった事で作るのをやめてしまったって以前にお母さんが言ってました。
晴れてる時はそうでもないですが、雨が降ると一変、あっという間に泥のプールと化してしまいます。
もちろん私を除いては誰も来ないから今でもこのまま。
今日は雨が降ってないから水を撒いて同じ様な状態にします。
乾いた地面に水がだんだん染み渡っていく。

数分後。
さっきまではさらさらだった土の地面が、まるで田んぼの様な泥溜まりになってしまいました。
464泥んこ娘たちの休日〜その3〜:2006/08/05(土) 21:08:36 ID:I92FbAC2
私は高校の夏セーラー服に紺リボン、舞ちゃんはいつものブレザーではなく、夏用ブラウスに赤のリボン、紺のジャンパースカート姿になってました。
ゆかりちゃんの姿は紺色の冬セーラーに白のリボン。
どうやら中学校の冬服だそうです。
時期的には丁度衣替えの時期だから少し暑いけど着ているとの事。
ゆかりちゃんは目の前に広がる泥のプールを見てちょっと興奮気味に私に話しかけてきます。
「すごいです…。いつも舞お姉ちゃんとここで泥んこ遊びをしてるの?」
私は彼女の言葉にうん、と頷いて舞ちゃんの手を握ります。
「あ、そうそう。おしっこ…我慢してる?」
不意に舞ちゃんが私とゆかりちゃんに声を掛けます。
「うん、朝からずっと溜めてるよ」
「ゆかりも…。実はもう漏らしそうなの…」
我慢している所為もあったのでしょう、ゆかりちゃんの息は少し荒くなってます。
「じゃあ、まずは私たちの様子をじっくり見てもらいましょうか?」
そんな様子の彼女を見つつ、妖しい笑顔を見せる舞ちゃん。
私と彼女はゆかりちゃんをそのままにゆっくりと泥の中に足を踏み入れました。

じゅぶっ…。

冷たい泥水が私と舞ちゃんのローファーをあっという間に沈み込ませ、すねの部分まで茶色に染まります。
「ゆかりちゃんはまだそのままね…」
私の言葉に身体を震わせながらもこくり、と首を下げます。
そして私と舞ちゃんの唇がゆっくりと重なりました。
「んちゅっ…ふぅ…」
熱い息が感じ取られる瞬間。
以前まではぎこちなかったキスも慣れてきたのか、舌の気持ちいい部分を愛撫しながらお互いの口の中を唾液で塗れさせる。
私の手はそっと舞ちゃんの胸の部分をブラウスの上から触ります。
「あ、んっ…」
その行為に彼女の声はすごく艶っぽく変わっていく。
もちろんみんな下着はつけてないから彼女の胸の形がくっきりと分かってしまう。
おっぱいの先の部分がぷくり、と膨れているのも感じ取れました。

私も多分、同じ様になってる…。
そんな事を思いながらもキスはだんだん激しくなってきて。
お互いの身体を密着させて、擦り合わせて。
私の大切な部分からはとろとろの蜜が溢れてきちゃう。
465泥んこ娘たちの休日〜その4〜:2006/08/05(土) 21:09:22 ID:I92FbAC2
「どうする?もう泥の中に座っちゃう…?」
「…うん。でもその前に」
もう我慢できなくなったのか、目を潤ませて熱い吐息を吐きながらの舞ちゃんの言葉に私はちらり、とゆかりちゃんの方を見ます。
ゆかりちゃんったら、スカートに手を当てて立つのがやっとみたい。
紺のスカートからじわり、と染みが出来ているのを私は見逃しませんでした。
「ゆかりちゃんも、してみたい?」
「…したいです。もう我慢出来ません…」
目からは涙をこぼし、切ない表情を浮かべる彼女。
私はちょっと悪戯な顔になりながらさらに言葉を続けます。
「ゆかりちゃん、ここに来てもうちょっとだけ我慢出来る?」
そして抱き合ってる私たちから少し離れた泥の中を指差しました。

「…由佳さぁん」
少し不満そうに、それでも言われるがままにその泥濘の中に足をそっと出す彼女。
「…あっ」
じゅぶっという音を立てて泥の中に踏み込んだ瞬間、ゆかりちゃんの身体がぴくりと震えました。
「こっちまでおいで…」
私が言うと、彼女はゆっくり頷いてじゅぶりじゅぶりとさらに音を立てながら歩いていきます。
ゆかりちゃんは、ともすれば転びそうになるのを何とか堪えて私が指示した所に歩みを進めて行くのでした。

いよいよ指差した場所にゆかりちゃんが来ます。
私はこれから起こる事を想像して舞ちゃんを抱きしめる力がおのずと強くなっていきました。
「ここで…いいですか、あっ!」

ずぶっ!

不意にゆかりちゃんの身体が沈みます。
そう、私が指差した場所は他の所より少しだけ深くなっているのでした。
何とか転ばないようにはしたものの、泥がゆかりちゃんの膝を越えて太ももの辺りまで沈み込んでいきました。
制服のスカートの先の部分が泥の海の上でまるで花の様に開いていきます。
それも一瞬の事、だんだんと泥に埋もれてしまう生地。
彼女が摘み上げようとする前に紺のプリーツスカートの半分は泥の色に染まっていくのでした。
466泥んこ娘たちの休日〜その5〜:2006/08/05(土) 21:09:53 ID:I92FbAC2
「だ、駄目です、出ちゃうっ!」
驚きと我慢のバランスが崩れたのか、慌てて股間を押さえるゆかりちゃん。
でももう湛えていた泉の水は止まる事は無くて。
私たちの周りに響く液体が溢れ出す音。

ぷしゅっ、しょろろろ…。

ゆかりちゃんがスカートの上から手を押さえるものの、それを嘲笑うかのように放たれる液体。
あっという間に紺のスカートの上半分が濃紺色に染まってしまう。
その時の彼女は泥で汚れたのと我慢していた温かいものを放った2つの快感で顔を赤くし、身体を震わせていました。
「うふふ、驚かせてごめんね。でも気持ちいいでしょ?」
私の言葉にうん、と小さい声で答えるゆかりちゃん。
「もっと気持ちよくなりたいと思わない?」
舞ちゃんはそこまで言うと「こっちへおいで…」と手招きをする。
私も我慢できない。
私と舞ちゃんはゆっくりと泥の中に腰を落としました。
同時にゆかりちゃんも半ば這いずるように私たちに近づき、身体をきゅっと抱きしめるの。
舞ちゃんとゆかりちゃん、3人で固まる様に座り込む私たち。

べちゃり。
下半身がぬるぬるとした冷たい感触に覆われます。
「ああ、もう制服が泥んこになっちゃった…」
その言葉と同時に私の泉も決壊しちゃいました。
スカートの中はあっという間に温かい液体に満たされちゃう。
我慢していたものを一気に吐き出す快感に私の顔は蕩けていました。

「由佳ちゃん、もうおしっこ漏らしちゃったの?」
私から流れてくる温かいものを感じ取ったのでしょう、舞ちゃんはそう言うと愛しそうに私の頬にそっと口付けをするの。
泉から止め処もなく流れる温かい檸檬色の液体。
泥に染まったスカートの上からもじわりじわりと溢れかえるの。
そんな私の状態を見て舞ちゃんはさらに擦り寄って、それを自分にも絡めるの。
「舞ちゃん、私のおしっこ汚いよ…」
恥ずかしそうにうつむく私に対して首を横に振る彼女。
「何言ってるの、由佳ちゃんのおもらし姿、とっても可愛いじゃない?」
「…本当に気持ちよさそうだもの。由佳さん、綺麗です…」
彼女たちの言葉に私の心はちょっとくすぐったい、でも暖かい気持ちになっていく。
身体も反応しているのか、おしっこだけじゃなくてとろとろの蜜が出てくるのが分かる。
「由佳ちゃん、もう濡れてるんだ…」
舞ちゃんの大切なところが私のところとくっつき合う。
「あ、んっ…!」
彼女も気持ちよくなってるんだ…。
舞ちゃんのスカート越しから粘りを持った蜜液が感じ取れた。
「ゆかりちゃんは手で我慢してね?」
そう言って彼女は自分の右手をゆかりちゃんのまだ尿液でしか汚れていない部分にそっと触れる。
「んっ…」
ぴくり、と身体をよじらせて、多分初めてであろう快感を体験しているゆかりちゃん。
「舞ちゃん…いつもの様にして、いい?」
熱くて火傷しそうな程になってる大切な部分。
私の切なさを含めた言葉に舞ちゃんは優しく微笑んで頷くの。
もう一度きゅっと抱きしめる。
スカートとスカートを絡め合わせてゆっくりとこすり合わせるの。
「はぁっ…あんっ」
口が半開きになる程気持ちいい。
舞ちゃんもゆかりちゃんもすごくいやらしい顔になってる。
それがまた私の心を壊していくの。
467泥んこ娘たちの休日〜その6〜:2006/08/05(土) 21:10:24 ID:I92FbAC2
舞ちゃんの手がゆかりちゃんの大切な部分を激しく愛撫している。
その度にゆかりちゃんは気持ち良さそうな声を上げてスカートを濡らしていくの。
まだ残ってたおしっこが再び出てくる。
「舞お姉ちゃん…。ゆかり、いっぱいおしっこ漏らしてる…。でもすごく気持ちいいの」
はぁはぁ、と息を荒くしながら私と舞ちゃんに唇を合わせてくる。
もちろん私たちも頬に、口に、そして舌を絡ませてもっと切なくしてあげるの。
ゆかりちゃんのスカートも泥に塗れていく。
愛撫していた舞ちゃんの手も汚れるけど、全然気にせずゆかりちゃんをさらに苛めてます。
私もそんな舞ちゃんが可愛らしく感じてもっと腰を動かすの。
彼女も求めるかの様に腰を上下左右に動かし、反応していく。
「あんっ、ああんっ!由佳ちゃんのいやらしい姿に私、壊れちゃうっ…!」
「私も…!舞ちゃん、もっとおかしくなって!」
抱き合いながらまるで男の人と女の人がエッチしている様な状態になっていました。

私たち女の子同士なのに。
それでも身体から溢れ出る気持ちよさに腰は止まらなくて。
「ああっ、出ちゃう!私もいっぱい出ちゃうっ!」
気が付くと舞ちゃんもおもらしをしていました。
スカート越しからでも分かる温かい感覚が私と舞ちゃんを覆っていく。
でも私はさらに苛めてしまうの。
いつしか制服のスカートだけでなく上着も下ほどではないけれども泥で汚れていく。
キスしながら胸を触ったり、泥を掬って胸や背中に塗って絡めあったり。

ゆかりちゃんはまだ上着は綺麗なままだったけど、私たちを抱きしめながら同じように汚れていく。
そんな自分の姿を見てますます色っぽい声を出す彼女。
「舞お姉ちゃんっ、由佳さんっ…!ゆかり、ゆかり何か変!おかしくなっちゃうよぉっ!」
どうやら彼女は初めての絶頂を迎えそうでした。
その声を聞くだけで私と舞ちゃんの大切な部分がさらに熱くなっていくの。
「由佳ちゃん、私、もう駄目っ!イッちゃいそう…!」
「舞ちゃんも?私もイクっ…また、おしっこ出ちゃうぅ…」
そして私と舞ちゃんはキスをしながら、ゆかりちゃんは舞ちゃんの首筋に顔を埋めながら来るべき瞬間に備えます。
腰はじゅぶじゅぶと音を立てて動きあい、舞ちゃんの右手もぐちゅぐちゅとゆかりちゃんのスカートの上から熱い部分を激しく愛撫するの。
「ごめんなさい、ゆかり…あああっ!」
大きく弓なりにぴくん、と身体を仰け反らせて絶頂の瞬間を味わうゆかりちゃん。
私と舞ちゃんもその声が耳に入った瞬間、我慢の限界が訪れました。
468泥んこ娘たちの休日〜その7〜:2006/08/05(土) 21:11:46 ID:I92FbAC2
柔らかい舌の感触を感じて。
泥のぬるぬるとした感覚を身体で味わって。
まるで電気が走った様な刺激が全身を駆け巡って。

もう紺色だったという事が分からないほど泥に塗れたプリーツスカート。
私のセーラー服もスカーフもあちこちに泥の花が咲いていました。
舞ちゃんのジャンパースカートも腰から下は茶色一色になっていて。
上の部分も泥色模様が出来ており、ブラウスもリボンも汚れて。
ゆかりちゃんは私たちほどでは無いにしろ、スカートは同じ様にもうその姿を果たせない程どろどろになってしまって。

自分たちの姿を見て、私はもう意識が飛びそうでした。
私、制服で泥んこ塗れになってるんだよ…。

「ああっ、イク、イッちゃうっ!」
舞ちゃんのいやらしい声が私の耳の中に入っていく。
熱い蜜がぴゅるぴゅると噴き出しているのが分かりました。
そんな彼女がすごく可愛らしくて、愛しくて。
「私も!好き、好きよぉ、舞ちゃんっ!」
「由佳ちゃん、大好き、愛してるっ…!」
女の子同士なのに、それでも好きという感情が爆発して。
ぎゅっとお互いの身体を抱きしめながら、また溢れる尿蜜をそのままに、泥の中で果てるのでした…。


「もう由佳ちゃん、いっぱいおもらしし過ぎだよ…。でもすごく気持ちよかったね」
泥んこ遊びを終えて、後片付けをした後で。
私の部屋のベッドの上で顔を紅色に染めながらごろごろする舞ちゃん。
「舞ちゃんも『愛してる』って言って…嬉しいけど恥ずかしいよ」
私もその瞬間を思い出してまた変な気分になっちゃう。
「舞お姉ちゃんも由佳さんもいつもこんな事してるだなんて…羨ましいです」
ゆかりちゃんも抱き枕を抱えながら恥ずかしそうに顔を枕に沈み込ませていました。
「今度は体操服でする?それとも中学時代の服でもいいよ?」
「そうねぇ…体操服でまた泥んこになろうか?ゆかりちゃんも持ってきてるよね?」
私たちの問いにこっくり頷くゆかりちゃん。
「じゃあ次は体操服で泥んこ遊び決定〜。…もちろんまた気持ちよくなろう、ね?」
舞ちゃんの言葉に私とゆかりちゃんはまた壊れていきそうな気持ちになっていくのでした…。
469名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 21:14:12 ID:I92FbAC2
以上です。

突っ込みどころは満載ですが、ぬるっと見逃してやって下さい。。。
470名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 23:35:19 ID:nY6OrMCx
また新たな仲間がw
ゆかりちゃんの性の目覚めが泥んこ塗れの最中ですか…萌え。

いつもの二人も可愛いな。
GJ、ご馳走様でした。
471名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:05:34 ID:A5CncAH5
保守
472名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 12:20:37 ID:kMVc8HPh
泥に塗れながら快感を貪る3人組の描写がいいね。
ゆかりちゃんもそういう趣味に没頭しそうだなw

あとイラストも見たけどエロいな…。
お気に入りは舞ちゃんのひとりエチーとカラーの由佳ちゃんと舞ちゃんの泥に戯れる姿。
絵が入るとさらに萌え描写が際立つから不思議。

作者も絵師さんも続き期待してます。

あと保守w
473名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 02:36:50 ID:W0u7/QtN
保守
474名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 04:08:59 ID:VING0FtC
保守
475名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 10:18:08 ID:1m3/w9Wl
ウ○チは無理かなあ。
476名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:01:02 ID:D5sjvFUY
いいのが入ったから後で煎餅でも焼いてやろう。
477名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:21:02 ID:0kbIqJMl
ズーピンがいいな♪
478名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:22:32 ID:teAUx66a
>>477
封神演義?
それ、材料、人に(ry
479名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 10:47:48 ID:A04AQtu1
またまた妄想書き再開。
制服泥んこ娘ネタ投下です。
属性は前作同様「制服・泥んこ・百合・お漏らし」なので苦手な人はスルー推奨。
では、どうぞ。
480泥んこ娘と1本のビデオ(1):2006/09/10(日) 10:48:24 ID:A04AQtu1
あれから半月が過ぎました。
季節も春から徐々に初夏の雰囲気が醸し出され、そろそろ衣替えの時期が近づいてきました。

もちろんいつもの泥んこ遊びもしています。
時期的に雨も多いので、両親の居ない時に体操服やセーラー服で泥んこを楽しんでいます。
もう今ではおもらししながらの泥んこ遊びが快感になっちゃったみたい。
土曜日とかは舞ちゃんと一緒に気を失う位にぐちゃぐちゃに絡み合って制服を汚してるの。

そんなある日、いつもの様に学校から帰ってくると玄関の前で舞ちゃんが私の帰りを待っていました。
「舞ちゃん、どうしたの?」
不思議そうな顔をする私をよそに、彼女は自分の鞄から何かを取り出す。
「この前来たゆかりちゃん、覚えてる?」
「うん…」
彼女の質問にこくりと頷く私。
「で、ゆかりちゃんがどうしたの?」
「この前遊びに行った時に、『面白いビデオを見つけたから是非由佳さんと一緒に見て下さい』って言って私に渡してくれたのよ」
「へーえ…。どんな内容のビデオなのかな?」
「さぁ?案外ホラー映画だったりして。あの子、そういうの好きだから」
そこまで言うとまるで幽霊の様なポーズをして、わざと私を脅かそうとする舞ちゃん。
「もう、私そういうの苦手なのを知ってるくせに〜」
私は笑いながら文句を言い、それを見てさらに調子に乗る舞ちゃんとじゃれ合いながら家の中に入りました。

「じゃあスイッチ入れるね」
部屋に入るなり、私たちは制服も着替えずそのまま座ってテレビのモニターをじっと見つめました。
「どんな番組かな…」
期待半分、不安半分な私に向かって軽口を叩く舞ちゃん。
「やっぱりホラー映画じゃないの?」
「なら私帰る」
「帰るって由佳ちゃんの家、ここでしょ?」
大人しくしなさい、といった感じで私の首根っこを摘む彼女としぶしぶ座る私。
こんなやりとりをしている内に番組が始まりました。
481泥んこ娘と1本のビデオ(2):2006/09/10(日) 10:49:04 ID:A04AQtu1
どうやらどこかの公園みたいです。
緑がいっぱいで人は誰もおらず、辺りには小鳥のさえずる声だけが聞こえる。
突然、その目の前に一人の少女が姿を現しました。
「ゆ、ゆかりちゃん?」
私は思わず声を出していました。
何故彼女がこのビデオに?
舞ちゃんも同じ思いだったのでしょう、私の顔を見ながら首を傾げます。
ビデオの中のゆかりちゃんはこの前着ていた紺セーラー姿で、可愛らしい笑顔をこちらに向けていました。
「えへへ…舞お姉ちゃん、由佳さん。こんにちは、ゆかりです」
はにかみながら軽く会釈をする彼女。
「あれからあたしも泥んこ遊びに目覚めちゃったみたいで、今日はお二人のためにビデオを撮っちゃいました」
そこまで言うとくるりと身体を一回転させ、紺のプリーツスカートがふわりと舞いました。
「今からこの格好で泥んこになります。今でももう壊れそうでおしっこが溢れそうになっちゃってるけど、もうちょっとだけ我慢しますね」
そして画面が切り替わります。
今度は目の前に広がるクリーム状の泥の沼地。
その縁にゆかりちゃんは立ちつくしているの。
「今から…この制服で泥んこ遊びします…」
必死に我慢しているのか、声が震えているのが分かります。
「じゃあ、行くね…」
彼女のローファーがじゅぶり、と泥の中に埋もれていきました。
そして白い靴下も一気に茶色く染まり、じゅぶじゅぶと音を立てながらスカートの半ばまで泥が飲み込んでいきます。
「ああ、出ちゃう、もう漏れちゃうっ!」
ゆかりちゃんは喘ぎ声を出しながら縁のところを両手で支え、ともすれば崩れ落ちそうになるのを必死で堪え身体を大きく一、二度震わせ。
しょおおおっ、と失禁する音が聞こえると同時に、まだ無事だったスカートの上半分が自ら放ったもので濡れていくのがくっきりと
映し出されていました。
「あはぁ…ちょっと泥んこになっただけでおしっこ漏らしちゃったぁ…」
もう彼女の目は潤み、顔も快感で蕩けていました。

見ている私たちもその映像に息が荒くなっているのが分かりました。
下半身はもうくすぐったくて、まるで腰から下の感覚がじんじんと痺れている様な感じでした。
482泥んこ娘と1本のビデオ(3):2006/09/10(日) 10:49:45 ID:A04AQtu1
「もっと汚れたい…」
ビデオの中のゆかりちゃんは、ふらふらと起き上がりながら今度は沼の中心まで歩みを進めます。
そして真ん中辺りで腰をゆっくり落とし、その身体を泥に委ねるゆかりちゃん。
腰の部分まで泥に塗れ、白いスカーフも下の部分はべっとりと汚れています。
「もっと気持ちよくなります…舞お姉ちゃんも由佳さんもこれを見たらどんな感じになるのかな…?」
そう言って両手を泥の中に沈めて、へたり込む様な格好になる彼女。
もちろんセーラー服の肘の部分も泥に染まっていきます。

その状態のままでゆっくり腰を動かしていく彼女。
「ああっ…。泥のぬるぬるが私の――――に当たって気持ちいい…」
まだ14歳の彼女の口から出てくる淫猥な言葉。
「もう制服が泥塗れになっちゃって、あそこがすごくじんじんしてエッチな液が溢れてるのが分かるの…」
ぐちゃぐちゃと音を立てて泥の中で自慰行為を行う彼女の姿はとても淫靡で可愛らしくて。
「あはっ…。泥は冷たいのに私の中がすごく熱くて、それがまた気持ちいい…」
大きく腰をグラインドさせ、茶色く染まっていく制服と彼女。
それがまた快感なのでしょう、嬌声を上げながら動きを早めていきます。
「見て、ますか…。ゆかり、こんなにエッチな女の子になっちゃいました…。でもお二人が見てると思うともっと気持ちいいんです…あんっ!」
ぴくぴくと身体を震わせながらその動きは止まらず、むしろまるで貪るように泥の中で塗れていきます。
もうセーラー服の原型を留めているのは胸から上だけで、後は沼地と同じグレーに近い茶色の泥に染まってました。
ゆかりちゃんの顔は快楽に犯され、その髪の毛が泥で汚れるのも構わずぐちゅぐちゅと音を立てながら自分を慰めています。

「あ、ああ…」
私はその姿にまるで金縛りにあったかの様に動く事が出来ませんでした。
なのに下半身から蜜が溢れるのが分かります。
さらにちょろちょろと音を立ててフローリングの床が濡れていくのが感じ取られます。
そう、私と舞ちゃんも映像の中のゆかりちゃんと同じ様に失禁していたのです。
私の制服のスカートは愛液と尿液でぐしょぐしょに濡れ、舞ちゃんも同じ様に凄惨な状態になってました。
そして一度も秘所を触っていないのにぴくんぴくんと反応し、気を緩めるといっちゃいそうになるのです。
483泥んこ娘と1本のビデオ(4):2006/09/10(日) 10:50:17 ID:A04AQtu1
「ゆかり、もう駄目っ…あたし、泥塗れの姿を見られておかしくなっちゃうっ…!」
掬い上げた泥を胸に擦り付け、泥塗れの腰をまるで男の人とエッチしているかの様に動かす彼女。
そんな彼女が絶頂に達するのも時間の問題でした。
そして…。
「だ、駄目、泥んこ塗れでいっちゃうっ…おかしく、なるぅ…っ!!」
ゆかりちゃんの言葉が終わらないうちにびくん、と大きく身体が震えました。
同時にまだ残っていた尿液が噴き出したのか、泥沼の中から聞こえるお漏らしの音が私たちの耳の中に入ってきます。
「あ、ああっ、あーっ!」
先程よりも色っぽく、艶のある声を出して力尽きる彼女。
泥の中でしゃがみ込んだまま荒い息をつき、口を半開きにさせた状態のまま顔は幸せそうになっていて。

同時に映像を見ている私と舞ちゃんも濡れたスカートの中に残ってた温かい液体を全て放ち、彷徨の表情を浮かべていました。
こちらの私たちも大事な部分に触れる事なく絶頂に達していて、身体がぴくりと震える度に大事な部分からは熱い蜜が溢れ。
私と舞ちゃんはお互いもたれ掛かるような形になりながらその快楽に身を委ねていました。

「由佳ちゃん…」
はぁはぁと荒い息をつきながら潤みを帯びた瞳で私を見つめる舞ちゃん。
びしょびしょに濡れた下半身、我慢できないといった表情。
そんな彼女の姿に私の情欲も限界に達していました。
「一緒に…泥んこに、なろ?」
私の言葉に頷く舞ちゃん。
彼女の手を取り、立ち上がるとスカートの端からぼたぼたと音を立てて尿蜜が滴り落ちます。
でも私たちは床の汚れが広がる事もお構い無しにそのまま階段を下りて外に出ました。

そして数分後。
「由佳ちゃん…私たちのこの姿、ゆかりちゃんに見せたいね」
「うん、ゆかりちゃんも私たちと同じ感じになるのかなぁ…」
家の裏庭で私と舞ちゃんは泥と戯れます。
もう四、五回はいっちゃったでしょうか。
映像のゆかりちゃんと同じ位私のセーラー服は泥で汚れて。
舞ちゃんの制服もすでに茶色に染まって。
その中でお互いの大切な部分をスカート生地の上から摺り合せて激しく腰を動かしているの。
「今度ビデオに撮って彼女に見せよっか…」
淫靡な表情のまま私に問いかける舞ちゃんに、キスを交わしながら頷き再び抱き合う私たち。

そして私たちも映像のゆかりちゃんと同じ様に泥濘の中で絶頂に達したのでした…。
484名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 10:52:15 ID:A04AQtu1
以上です。

泥や尿はOKなのにウ…は駄目という微妙な嗜好持ちな私。
ではでは。
485名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 11:18:51 ID:98H4XXYh
お浣腸とかダメなのかな。
486名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:35:03 ID:hGtZ/TFp
この泥んこ好き氏の情熱はすごいな。泥んこへのこだわり。
なにがこの人をそこまで拘らせるのだろう。

泥んこだけに拘泥、ってか。
487名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 13:55:27 ID:w3c3wNgK
誰が上手い事を言えとw

ともかくGJ、読みやすかったしマニアックだけどエロかったよ。
488名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 11:09:16 ID:PmFLRLfQ
GJ
マニアックなシチュエーションながら、
ちゃんと主人公たちが描写されているのがいいですね

せっかく続きで書いてくれてる人もいるんだし、
お話・絵・感想や雑談がうまく回ってスレが活性化して欲しいな
保守保守の流れは、ちょっと寂しいですよね
489460:2006/09/16(土) 15:30:41 ID:DZjAb+sH
亀ですが
http://www15.plala.or.jp/p-face/doro32.jpg
(前作・ゆかりちゃん初登場)

そして今回
http://www15.plala.or.jp/p-face/doro41.jpg

ss、萌えさせて頂きました。
ビデオにピンと萌えるシチュエーションに
それこそ泥濘にはまってしまいました。
490泥んこ娘書いた人:2006/09/16(土) 19:14:38 ID:5Henpl6X
皆さん読んでくれてありがとう、そして>>489さん超GJ!
やばいよエロいよ(*´д`*)ハァハァ
もう思う存分泥濘にはまって下さいw

もう泥んこ好きは趣味みたいなもんですね…。
というかこのコンポが俺の萌えっ!みたいな状態ですorz
実際には小説のようにはなかなか出来ませんけどね(疑似泥んこ体験はしましたが)。

また時間があればちょこちょこ書きますね。
491名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 08:03:57 ID:1QrTsuNj
492名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 13:41:51 ID:c5T5uCXL
493名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 17:04:16 ID:eDT5nkki
>>490
擬似泥ん娘体験について詳しく

氏のおかげで、ニューワールドに開眼した気がします
元々何かの液体でじゅぶ濡れになってるのって好きなんですが
自分が土砂降りの中を下着まで濡らして帰宅しても催すわけでもなく・・・
(途中略)泥ん娘たちもまた、特別な存在だからです
494名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:20:02 ID:W5xMiHBU
えー、また性懲りも無く作品を投下します。
泥んこに拘る拘る、まさに拘泥…すまぬ。
属性はいつも通りです。
では、どうぞ。
495泥んこ娘と1生徒会長(1):2006/09/25(月) 21:20:41 ID:W5xMiHBU
キーンコーンカーンコーン…。
終業のチャイムが鳴ります。
私は帰り支度をしながら昨日来たパソコンのメールを思い出していました。

「由佳さんへ
今晩は、ゆかりです。
この前のビデオ、見てくれてありがとうございます。
由佳さんも舞お姉ちゃんもゆかりが思ってたみたいに壊れてたんですね。
何だかとっても嬉しいです。

そうそう、今日お2人が泥んこになってるビデオが届きました。
見てて本当に気持ち良さそうな表情だったのが印象に残ってます。
ゆかりも我慢できなくなって見ながら自分で慰めちゃいました。
今の制服は明日も着るので、クリーニングに出す前の冬服(実はちょっと泥汚れが残ってます、えへへ…)に着替えて
スカートの上から直に苛めてました。
ゆかりもこの前の泥んこを思い出して、またおしっこを漏らしちゃいました…。
でも何回もいっちゃって気がついたら制服がおしっこと自分自身の恥ずかしい液体塗れになっちゃった。
親にばれないように洗濯したの、大変だったんですよ〜。

今度は家の庭じゃなくって別の場所で撮影したビデオが出来上がったみたいですね。
すごく待ち遠しいです、こう思ってるだけでまたいけない気持ちになっちゃいました…」

「うふふ、ゆかりちゃんも本当に泥んこ好きになっちゃったみたいね…。今度は3人で遊んじゃおうかな」
私はそう思いながら、新たに撮ったビデオを郵送する為に郵便局へ向かおうと少し急いで教室から出ました。
その時です。
不意に出口の目の前に人影が現れ、私はその人とぶつかってしまいました。

ドンッ!

「きゃっ!」
軽く悲鳴を上げて尻餅をついてしまう私。
自分と相手の鞄が床に落ち、中身が広がってしまいます。
「ご、ごめん…」
「あいたた…。ちょっと、ちゃんと前を見てよ!?」
その声を聞いた瞬間に私のテンションが落ちていくのが分かりました。
「うん、少し急いでて…」
「なら尚更気をつけないと駄目じゃないの!」
目の前に居る女の子は隣のクラスの生徒で、ここの学校の生徒会長をしている御堂彩子さんでした。
背中に届くかどうかの黒髪、端整のとれた顔付き。
黙ってれば清楚な感じの美少女なのに、気が強く何かあるとすぐ文句を言ったりお小言を言ったりするのです。
言ってる事の半分は正しいのですが、その口調からあまり良い印象を与えません。
性格の所為か友達も少ないみたい。
「まったく…。いい、廊下は走っちゃ駄目よ!?」
「はーい…」
こっちが悪いのだから仕方ないんだけれども言い方ってものがあるじゃないの。
私は少し不機嫌になりながらも散らばった物をそそくさと拾って鞄に入れ、その場を立ち去りました。
しかしこの後、そんな気分も一気に冷めてしまう出来事が起こったのでした…。
496泥んこ娘と生徒会長(2):2006/09/25(月) 21:21:24 ID:W5xMiHBU
郵便局に着いて早速ゆかりちゃんにビデオを送ろうと鞄を開ける私。
しかし手を中に入れた時にあるはずの物が無かったのです。
「あれ?」
私は鞄の隅から隅まで探します。
でもその物は影も形もありませんでした。
そう、送るはずのビデオテープが無くなっていたのです。

「嘘…!」
私は動揺を何とか抑えながらどこで失くしたのだろうと考えを張り巡らせます。
「あ、ひょっとして彩子さんとぶつかった時に!」
あの時鞄の中身が散らばってしまったからひょっとして。
そう思った私はすぐに学校に戻りました。
そしてあの時ぶつかった現場に向かい、ビデオテープが落ちていないか探しました。
でも廊下にはそんな形跡はありません。

「まさか彩子さんが…!?」
そう確信した私はその足で生徒会長室に向かいます。
しかし時すでに遅く、彩子さんは帰宅したとの事。
時間も時間なだけに彼女の家に向かう訳にもいかず、私はしょんぼりしながら帰路に着くのでした。
「明日彩子さんに聞いてみよう…」

結局その日は見られていたらどうしよう、とか知らない人が持っていってたらどうしよう、とか変な事ばかり考えていたのか
殆ど眠る事が出来ませんでした。

「宮村さん、いる?」
翌日の昼休み、食事を終えて聞きに行こうとした時に教室に彩子さんがやって来たのです。
「あ、はい…」
私はすぐに席を立って彼女の元に向かいます。
「ちょっと…屋上まで来てくれる?」
まさか、あのビデオを見た…?
緊張からか、心臓の鼓動が早くなります。

「はい、これ」
屋上で手渡されたのはやはり昨日私が失くしたビデオテープ。
「あ、ありがとう…」
頭の中で最悪の事態を考えながらおずおずと受け取る私。
「ひょっとして…中身を見た?」
その言葉に少し顔を赤らめる彩子さん。
「…見たわよ」
今度は私の表情がみるみるうちに青ざめていくのが分かりました。
泥んこ遊びがばれた!?
しかもよりによって一番そんな事に縁の無い彩子さんに…。
私は次の言葉を待ち構え、唇をきゅっ、と噛み締めました。
497泥んこ娘と生徒会長(3):2006/09/25(月) 21:22:09 ID:W5xMiHBU
しかし彼女の口から出てきたのは私の危惧を一瞬にして消し去るものでした。
「そんなに気持ち良いものなの、泥遊びって?」
「はい?」
「何ぽかんとしてるのよ。ビデオの中の貴女、すごく気持ち良さそうな顔してたから…」
多分見た内容を思い出しているのか、少し目線を私から逸らしながら問いかけます。
「う、うん。泥のぬるぬるした感触がすごく気持ちよくて…」
「で、もうひとりの女の子と抱き合って何してたの?」
「え?」
彼女の質問の意図が読めなくて困惑する私。
「だから!貴女はその女の子と…一緒に、恥ずかしい事してたんじゃないの…?」
そのまま目を背け、小さく肩を震わせる彩子さん。
どうやら私と舞ちゃんの愛し合う姿に少なからず動揺を受けてた様です。
いつもからは想像がつかない彼女の姿に、私はちょっとした悪戯心が湧いてきました。
私はそっと彩子さんの後ろに立ち、耳元に顔を近づけます。

「ひゃっ!な、何するの…」
「ひょっとして、彩子さんも体験してみたいんですか?」
私の一言に彼女は声を荒げます。
「ば、馬鹿な事言わないで!わ、私はただ貴女のしてる行為がどんなものなのか気になっただけで…」
「その割には顔が赤いですよ?」
今度は横に回りこんで一言。
「何言ってるの、そんな事無いわよ!」
「そうそう、もし彩子さんが良いのなら明日、その『体験』をしようかなー、と思ってるんですが…どうします?」
もはや私のペースに巻き込まれてしまった彩子さんは、その言葉に耳まで真っ赤になってしまうのでした。

そして次の日。
私は彩子さんに呼ばれ、彼女の家に伺う事となりました。
彼女は大金持ちの生まれで、家も庭も大きく、私の家が6、7個入る位です。
今日は両親が外出していて家には彼女一人だけという事。
思いっきり楽しむ時間はあるみたいです。

出された紅茶を口にしながら彼女と軽く話をします。
「彩子さんは、どんな格好でしたいですか?」
「え?」
「何でもいいんですよ?学校の制服でもいいですし、今着てる服でもいいですし…。綺麗な服がどろどろになる瞬間って本当にいいですよ」
私の言葉に少し顔を下に向けて何やらごにょごにょと呟きます。
「彩子さん?」
「…じゃあ、学校の制服で…」
その答えに私は笑顔を浮かべながら彼女の隣に座ります。
私も制服を持っては来ているのですが、一度着てみたいものがあったのでそれを彼女に言いました。
「私は…彩子さんの家で働いてるメイドさんの着ている服でしてみたいなぁ」
そう、今回はここのメイド服で泥んこになってみたいという願望があったのです。
やや躊躇いながらも了承をする彩子さん。
498泥んこ娘と生徒会長(4):2006/09/25(月) 21:22:50 ID:W5xMiHBU
しばらくして彼女はセーラー服姿に、私は紺を基調としたメイド服に白のエプロン、頭にはカチューシャもつけた格好になりました。
いつも制服で泥んこになってたから新鮮な気持ちを味わっています。
私は微笑みながら彩子さんに言葉をかけました。
「彩子さんの庭で泥んこになれる場所ってあるんですか?」
「…こっち」
彩子さんはぽつりと呟くと、私の手を取って歩き始めるのでした。

「うわぁ…」
目の前の光景に驚きの声を隠さずにはいられませんでした。
そう、連れて行かれた場所はなんとお風呂場なんです。
でも私の家にあるような普通の浴槽ではなくて、大理石で出来た浴槽にまるで高級ホテルを彷彿とさせる広いお風呂場。
そして浴槽に張られているのはコーヒームースの様な泥。
「一応ね、家で砂サウナや泥マッサージとかするのに使うのよ。この格好で入るのは初めてだけど…」
いつもの口調の彩子さんでしたが、微妙に吐く息が荒くなっているのを私は見逃しませんでした。
「彩子さん、一緒に入りましょうよ」
「え、ええ…」
やはり初めての体験なだけに、やや躊躇いながらもその中へ入っていくのでした。

じゅぷ…。
彩子さんの白のハイソックスが泥に飲み込まれていきます。
私も少し興奮しながら同じ様に泥のお風呂に足を踏み込んで行くのでした。
クリーニングしたての香りがするメイド服。
ぱりっと糊づけされたスカートの縁がじわりと泥の中に埋もれていきます。
「ふぁ…」
身体を震わせる私。
「宮村さん、気持ち良さそうな顔をするのね…」
「彩子さんも分かりますよぉ…。そのままゆっくり立て膝をついてみて下さい。スカートが汚れるぎりぎりのところまで」
私に言われるがままに彩子さんは立て膝をつきます。
白のハイソックスは全て泥の海に飲み込まれ、紺のプリーツスカートも3分の1が茶色に染まっていきます。
「何か…着たまま泥に入ると変な感じがするわね」
バランスを取る為に私と彩子さんはお互い支えあう様に身体を預けていましたが、彩子さんの心臓の音が激しく鼓動しているのがよく分かります。
「自分の姿、見てください…。もうスカートが大変な事になってますよ?」
私に促されるまま彼女は自分の下半身を見ます。
「え…。こんな、姿に?」
彼女の足が震えているのが分かります。
いつも学校に通うのに着ている制服。
そのスカートの部分があり得ない程に泥塗れになっている。
「あ、ああ…」
その信じられない姿に彼女は声にならない声を上げていました。
そしてスカートの中から聞こえるぷしゃあっ、という音。
みるみるうちに紺のスカートが濃い色に染まっていきます。
「彩子さん、ひょっとして…?」
私はわざと彼女の失禁を問いただし、覗き込むように顔を見つめました。
「嫌、見ないでっ!」
顔を隠し、必死で涙を堪える彼女。
いつもの強気な彼女からは想像も出来ない姿に私は我慢できなくなってました。
「うふふ、彩子さんったら…。すごく可愛いですよ?」
「ふぇ?私が…可愛い?」
涙を湛えた目で私を見つめる彩子さん。
「そうですよ、泥んこになっておもらししちゃうんですから。すっごく可愛いですよ?」
そしてその身体をそっと抱きしめる私。
499泥んこ娘と生徒会長(5):2006/09/25(月) 21:23:21 ID:W5xMiHBU
「私も…見て下さいね」
私はそこまで言うとゆっくりと腰まで浸かり、メイド服のスカートとエプロンの下の部分が一気に泥で汚していきます。
そしてもう一度立ち上がり、彩子さんにその姿を見せます。
「宮村さん…」
「もう、出しちゃいますね…」
今度は身体を震わせ、彼女と同じ様に泥塗れになったスカートの中から湛えていた温かい液体が溢れ出しました。
立ち込める蒸れた臭い、そして彷徨の表情を浮かべる私。
「泥んこ塗れになると気持ち良すぎておしっこが出ちゃうんです…」
私の淫靡な姿に彩子さんも何かが壊れていったのでしょう、何も言わず私と同じ様に腰まで泥に浸かり、もう一度立ち上がります。
「すごい…いつも着てる制服がもうこんなに…」
プリーツスカートからぽたぽたと滴る泥の雫。
私と彩子さんはそっとお互いの身体を抱きしめました。
「もう彩子さんも壊れちゃいましたね…。もっと気持ち良くなりましょうか?」
その言葉にこくり、と頷く彼女の唇に私はそっと口付けをしました。
「ふぅ…んっ…」
その状態のままもう一度腰を泥の中に埋めていきます。
「ぷぁ…。彩子さん、すごくいやらしいですよ?」
「ば、馬鹿っ…」
でも彼女の目は本当に感じているのか、潤みを帯び蕩けていました。
「もう一度自分の姿を見てください…」
また彩子さんは自分の泥塗れの姿を見つめます。
「すごい…。学校の制服が…ふぁっ!」
不意に彼女の口から艶のある声が出てきます。
「やっぱりすごく濡れてますね…」
そう、私は彼女のスカートの中に手を伸ばし、一番大切な部分を触ったのです。
熱く、とろりとした蜜が私の手を濡らします。
「ど、どこ触っているの…ああんっ!」
必死に抵抗する彼女でしたが、私は構わず熱を帯びている部分を愛撫します。
「いやっ、私、なんてはしたない声を…」
初めて出す嬌声に口を押さえていた彼女の手をそっと外し、私はもう一度口付けをするのでした。
「んんっ…んんんっ!」
「力を抜いて…私に身を委ねて…」
「んふっ…ふぅ…」
拒絶していた舌同士の絡み合いも私の言葉によって己から絡めていきます。

その間も私の右手は彼女のスカートの中を苛めるの。
ぐちゅ、ぐちゅ…。
もう彩子さんの蜜は私の手どころか、スカートの中に溢れかえっていました。
「彩子さん、すごく感じやすいんですね…分かりますか?」
「ああっ…そんな事言わないでっ…」
もう限界一歩手前なのでしょう、彩子さんの目が早くイキたいと言わんばかりの様子になっているのがありありと分かりました。
「にゃんっ…!もう、おかしくなっちゃう…!私が私で無くなりそうで怖い…!助けて、お父さん、お母さんっ…」
初めて体験する絶頂に少し恐怖を感じてしまったのか、彼女が私の身体を強く抱きしめます。
そんな彼女に私は優しい笑みを浮かべ、その身体をきゅっ、と優しく抱き返しました。
「彩子さん、大丈夫ですよ…。私が傍に居ますから。そのまま気持ち良くなって…」
再び愛撫を再開する私。
もう彼女の大切な部分は蜜でとろとろに蕩けているの。
彩子さんは私の首筋に絡みつく様にしっかりと抱き、もうすぐ来る絶頂に身を任せています。
「あっ、あっ!おかしくなる、私、もう…!」
「いいですよ。いっちゃって下さい、おかしくなって下さい…!」
私はとどめと言わんばかりに彼女の一番敏感な部分を軽く摘みました。
「ああ、あああっ!」
不意に彼女の抱きしめる力が強くなりました。
同時にスカートの中から蜜がぷしゅ、と噴き出ます。
それは泥塗れのスカートの上からでも分かる位にじわり、と染み出て表面に粘度を持った染みとして浮き出てきました。
「あ…、あああっ…」
そして私にしがみ付いたまま、まるで全力疾走した後の様に荒い息を吐き出す彼女。
私はそんな彼女に笑顔で話しかけます。
「彩子さん、いっちゃったんですか?」
彼女は黙ったままこくり、と頷いて私の唇に自分の唇を重ねるのでした。
500泥んこ娘と生徒会長(6):2006/09/25(月) 21:23:54 ID:W5xMiHBU
「今度は私も気持ち良くさせて下さいね…」
私は泥の中で両足を広げ彩子さんにおいで、という格好を取ります。
彼女は私の上に乗っかり、そして私は足を動かし丁度彼女の大事な部分が私の部分と重なり合う様にします。
「んっ…」
「宮村さんも、すごく熱くなってる…」
「そりゃ、彩子さんのいっちゃった姿を見たんですもの、普通に居られる訳無いじゃないですか…」
そしてゆっくりと、スカートを挟んで大切な部分が擦り合います。
「あっ…」
ぴくん、と私の身体が震えます。
私の蜜壷の中もすでにとろとろで、実際もう限界一歩手前でしたが、何とかこの快感を味わいたくて我慢します。
が、それをはるかに上回る気持ち良さ。
「ああっ!ごめんなさい、私、もういっちゃうっ…!」
「そんなに、気持ち良い、の…?」
擦り合わせながら彩子さんが私に問いかけます。
「うんっ…!すごく、気持ち良くて…駄目、駄目っ!」
私の中で何かが弾けた感じが襲い掛かります。
それと同時に大切な所からは蜜が音を立てて噴き出す感覚が分かりました。
「あっ…。宮村さんのスカートの中から何か出てきてる…」
彩子さんの声が何故か遠く聞こえます。
「はぁんっ!あっ、ああっ!あーっ!」
浴場に響き渡る淫らな声。
そしてその後も声にならない声が私の口から断続的に流れてくる。

全身をぴくり、と震わせ、もうスカートの中はぐちゃぐちゃで。
彩子さんのセーラー服も、私のメイド服も上半身は綺麗なままなのにスカートと下半身は泥とおしっこと蜜に塗れて。
私は彼女を抱きしめながら力なくうな垂れ。
視界がぼやけ、まるで全身が性感帯になったかの様に快感が襲ってくるの。
そのまま意識が飛んでいく…。

そして私はあまりの気持ち良さに気を失ってしまったのでした。

「…さん、宮村さん!」
耳元で聞こえる彩子さんの声で意識を取り戻す私。
「あ、ごめんなさい…。すごく気持ち良すぎて…」
そこまで言うと、私と彩子さんはふらふらになりながらもゆっくりと浴槽から上がりました。
そしてその場でへたり込む様な格好になる私たち。
いつも学校で、彼女の家で当たり前の様に着ている制服とメイド服が信じられない姿になっています。
でも、そんな姿がまたすごく可愛いの。

「宮村さん」
「何…?」
彩子さんは少し恥ずかしそうな表情で私の名前を呼びます。
「…また、してもいいかしら?」
その言葉に私はこくり、と頷くのでした。

帰り道、私は今日の出来事を舞ちゃんにメールを送りました。

「舞ちゃんへ
今日、私の学校の同じ学年の女の子と彼女の家で泥んこ遊びをしちゃいました。
その女の子の紹介と何でそうなったのかは後で電話するけど、彼女もまたしてみたいだって。
今度また泥んこ塗れになろうね♪
                         由佳」

「送信、っと…。えへへ、今度は彩子さんと舞ちゃんとゆかりちゃんとみんなで泥んこ遊びしたいな…」
沈み行く夕日を見ながら私は笑顔で家路に向かうのでした。
501名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:29:47 ID:W5xMiHBU
以上です。
もう何も言うまいw

>>493
自分の服が汚れるって普通なら嫌なんですが、萌え状態なら実は良かったりします。
その時の着る服は限定されますが。
結構その状態での…も気持ち良いもんですよw

疑似泥ん娘(笑)体験ですが、無糖ヨーグルトにココアパウダーを加えて混ぜたものを使用しました。
実際の泥は雑菌などあって扱いが大変なのですが、これなら安全・すぐ汚れも落ちます。
そう考えるとやはり泥ん娘は特別な存在ですねw

また暇があれば書きます〜。
502名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:37:36 ID:0b7OhUfz
うんち系はやっぱだめなのでしょうか。
503名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 12:22:06 ID:qUdELwlJ
作者さんの口から無理そうな発言が出てたから厳しいんじゃない?
そんな時こそ自分で書いてみるのだ。


そして生徒会長萌え。
ツンデレお嬢様が泥フェチに…これも一種の調教ですかw
今度は是非四人で泥まみれ&おもらしを…ハァハァ
504名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 13:18:59 ID:Rg3F39hN
いっそのこと次スレは「泥ん娘スレ」にするか…なんちて
505458:2006/09/27(水) 00:49:00 ID:41OCx3ro
まずはドロGJ

制服とメイド服のからみでくるとは…サービス精神が感じられました
しかし、うーん、自分のひいきの舞ちゃんが今回のことを知ったらショック受けるんじゃないかな
天然かつ豪快な由佳お嬢様に対して舞ちゃんは由佳一途な感じだし…どうなるんだろ
ラストの「引き」を見るに続編の投稿、期待していいんですよね、泥に漬かって待ってます
506名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:11:00 ID:sCYWURWh
保守
507名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 13:40:58 ID:3DVe8sXl
保守
508超短編1レス姉妹物:2006/10/07(土) 23:42:42 ID:vRZN4giR

 私の妹は甘いお菓子が世界で一番大好きだ。
 だから今日も妹の好きなチョコレートを買って食べさせてあげようと思った。
「あーん。」
 チョコを一粒一粒食べさせてあげると、妹はとても美味しそうな表情をして食べる。
 あまりにも美味しそうに食べるので、私の方がお腹いっぱいになってしまいそうだ。
「どうしたの?お姉ちゃん。」
 少し心配したような顔で妹が私の事を見た。
 どうやら、私がチョコレートに手をつけず妹の事ばかり見ていたから、少し変に思ったらしい。
「ねえ、チョコレートの美味しい食べ方って知ってる?」
 私が話題を変えようとそう言うと、妹がすぐに教えて、と飛び付いてくる。
 少しゲンキンだな、と思いながらも私は美味しい食べ方を教えることにした。
「とても甘くなる食べ方よ。」
 私はそう言ってからチョコレートを一粒口に含んだ。
 そして、何をしたいのか分からないと言うように首を傾げている妹の唇にそっと私は口付けた。
 最初は目を白黒させて抵抗していた妹だったけれど、私の意図が分かったのか力を抜いて
自分からねだるように首に腕を回して私を引き寄せる。
 私も妹の求めに応じて、口に含んでいるチョコレートを流し込んでから、妹と一緒に味わうように舌を絡ませた。

「…急にちゅうするなんて卑怯。」
 しばらく経ってから、やっと口を離した妹がぽつりと呟く。
「昔はよくしてたじゃない。」
「あれはっ!お姉ちゃんが練習した方が良いって言ったからっ!」
 やや上気していた顔が更に真っ赤になる。
「でも、一時期は毎日のように頼んできたのを覚えてるわ。」
「う、う〜。」
 ついには耳まで真っ赤になって、下を向いて照れ隠しの軽いパンチを繰り出してきた。
 そんな妹の姿に可愛いと思いながらも、私は残ったチョコレートを一粒摘む。
「ほら、あと少しだから、食べちゃいましょう。」
 私はそう言ってから、もう一度チョコレートを口に含んだ。
509名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 06:11:38 ID:RJqqdTJq
>>508
超ぐぅ〜っじょぉぶっ!!!
妹に(*´д`)ハァハァしますた。
510名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:29:54 ID:0HNjktVu
誰もいないのか?
511名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:41:12 ID:SgWmkqMf
この世界にはあなたとわたくしの二人だけじゃなくて? >>510
512名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:04:32 ID:0HNjktVu
>>511
そうだね、君がいてくれればそれでいい。
513名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:56:43 ID:Mou5rr43
じゃあ3Pということで。
514ある、秋→冬の朝1/2 ◆DppZDahiPc :2006/10/19(木) 19:47:57 ID:0EbetutU
 かじかむ手を擦り合わせ、はぁと息を吐きかける。
 そうすると、少しの間だけど指先に体温が戻る。手を袖の中に引っ込めた。
 あー寒いなぁとか、うーまだかなぁとか考えながら、その場で足踏みして体を
少しでも温めようとするが。まだ雪も積もらない十一月、曇天の空気は残酷なま
でに冷たくて、奥歯がきゅっと締まるような感じ。
 すりすり、はぁ。
 もう一度、いや三度目かな? 手を擦って息を吐きかけた。
 夏の間、あまり外にでなかった肌は。冷たい空気の中だと、痛々しいまでに白
くて、赤らんでいる。
 もう少し焼いておくべきだった――そう考えてから、自分の肌が日焼けしにく
いことを思い出す。
 一緒に、しかも三回も海に行ったのに、ここまで白いと病気みたい。もうすこ
し、健康的な肌の色になりたいも――いたっ。
 突然のノーテンカラタケワリに、私は目が白黒した。
「……なんでたたいたの?」
 私がじとっとした目で睨みつけると。
 頭をたたいた張本人は、呆れているような、どこかやる気のない顔でいった。
「間抜け面してたもんだから、つい」
「ついじゃないよ。……うう、痛かったぁ」
「そんな強く叩いてないって」
「たたいたよ。それに私、間抜け面なんかしてないし」
「してたって。ぽかーんて、口開けてさ」
 本当だろうか?
 だとしたらなんだか恥ずかしいなぁ。
 そんなことを思っていると、“彼女”がいった。
「ほら、またしてる」
「ええっ。してないよ、今はちゃんと口閉じてたし」
「なら、はい鏡」
 手渡された手鏡をみる。髪ははねてないし、顔に何かついているということも
ない。朝に弱くて、寒かったから、ちょっとだけ血色は悪いものの。いつも通り
の顔に見える。
「ねぇ、どこが変なの?」
 聞くと。
 彼女は口を横に広げ。
「だって、子たぬきみたいな顔してるよ」
「――たぬっ!? …………からかったのね」
「事実だって」
 そういってケラケラと笑う。
 私が顔を赤くして、反論しようとすると。かってに身をひるがえして、さっさ
と歩き始める。
「早く行かないとチコクするよ」
 ならなんで、朝一番にからかったりするのだ。そのせいで遅刻をしてしまうか
もしれないっていうのに。
 私は彼女の背中を睨みつけながら、その後ろを歩く。同い年だっていうのに、
目線が一段高いその背を追って。
515ある、秋→冬の朝2/2f ◆DppZDahiPc :2006/10/19(木) 19:53:08 ID:0EbetutU
 私と彼女は一緒の中学で、同じ高校を受験した中でも、一番仲のいいこ。――
なんだけれど、たまにその口の悪さに辟易としてしまう。
 私をからかうだけならまだしも――って、からかわれたいわけじゃないけど―
―男子とだって口ゲンカするし、上級生や先生相手でもなんでも言ってしまう。
『いやぁ、あの顔で凄まれると断れなくてな』
 ――とは、鼻の下を伸ばした先生の言葉だ。
 まったく世の中理不尽だ。天は二物を与えないはずじゃなかったのか。こんど
責任者にあったら問い質してやる、今からでもいいから私もかわいくしてくれと
――おや?
 今、いっしゅん目があったような?
 ……気のせいかな。
 いや、気のせいではなかったらしい。
「て」
「……へ? なに?」
 思わず聞き返していた。てっきり、前後の言葉を聞き漏らしたと思ったから。
「テ」
 また同じことをいった。
 いったい何がいいたいのだろう?
 なんて考えてまごついていると、彼女は再び繰り返した。
 今度は聞こえた。
「寒いから手、貸して。ほっかいろ代わりに使ったげるから」
 思わず彼女を見た、その顔を。
 そういった彼女の頬が赤みが差していたことを。
 それは寒さのせい。…………ということにしておいてあげよう。差し出された
手が引っ込んでしまわないよう。
 美人で口が上手いのに、たまに不器用になる友人のために。
 手を取る。
 ゆっくりと、暖かみが交差していった。


――END

今朝、通勤途中に中学生二人連れを見た。
一歩前を歩く少女とその後ろをとことこ歩く少女。
その情景から妄想した。
情報量が少ないが、そこら辺は脳内で補ってもらえたらありがたい。


保守
516名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 20:44:26 ID:fGj65UbS
乙アンドGJ!!
517名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:07:41 ID:U1thg/Qx
いいねいいね、こういうの。
胸がほんわかあったかくなりました。



次は股間をもっこり大きくさせてw
518名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:07:51 ID:gEeBWnd5
>>◆DppZDahiPc
百合ん百合んな保守に乙!

なんだか暖かくなったよ
519名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 18:14:40 ID:gg0R7Ttf
胸がキュンな保守GJ!!
520名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 18:19:15 ID:gg0R7Ttf
連続投下ごめん。書き忘れた。
>>9で他スレに百合ネタが出てきたら報告推奨て事だったので報告〜。
『シスター・女神スレ』に修道女の百合ネタが投下され中。
なかなかwktkする感じのSS。
521名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:40:34 ID:12JMBrNQ
報告乙!
読んだ そして速攻お気に入りに入れた
擦れの雰囲気的には陵辱系なのかも?で個人的には不安だけど
読みやすい文章で俺もwktk
522名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 19:11:54 ID:QJcmEi4y
ほし
523名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:16:58 ID:odh0Rms6
ほしゅ
524名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 02:12:08 ID:PECgqnP5
期待あげ
525名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 22:20:51 ID:TIY7A3c+
保守
526名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 11:22:41 ID:UruqKPwi
非エロのSSでも投稿してもいいですか?
527名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 12:55:31 ID:+g7fle4z
おねがいします
528名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:23:35 ID:qPijxieY

女子校というのは本当に特殊なところで、最初から、私はその空気に馴染むことができなかった。
女の子同士の恋愛を否定する気はない。たぶん、そういうものは、この世界にある。
自分のこれまでの経験を通して、私はそう考えている。

でも、私がそこで頻繁に見かけたベタベタとした関係は、とても『恋愛』と呼べるレベルのものではなかった。
誰かに甘えたいとか、依存したいとか……そういう子供っぽい欲求に『恋愛』というレッテルを貼って、いごこちのいい狭い輪を強化しているだけ。
本物の恋愛に傷つく覚悟のない子供たちの演じる、安全な恋愛ごっこ。
そんな気がして、好きになれなかった。

女子校における、『おままごと』的な空気はなにも恋愛に限った話ではなくて、髪の毛は必ず三つ編みでなければいけないとか、
学業の妨げになるから異性との交際は禁止とか、保護者同伴なしでの映画館の立ち入りは禁止とか……。
何もかもが、フェイクなプチ世界を、リアル世界から守るために作られているようで、うっとおしかった。

私が反逆者であることを、周りの人間は感じ取ったのだと思う
(――私は、まるで『全部反対!』ってプラカードを掲げて歩き回っているデモ隊みたいだったから)。
ある女の子からの『告白』を邪険に断ったのをきっかけに、私はあっというまにクラスのつまはじきとなった。
なんてくだらないんだろう、と思った。
こんなゴッコ遊びに参加できなくなったって全然構わない、とも思った。
けれど、それでもやっぱり傷つきはした
(――そういうものでしょ?)
529名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:24:35 ID:qPijxieY
若草ゆきは、もっとうまくやっていた。
美人で明るくて、みんなの人気者だった。
教師からも気に入られていたけど、少しも嫌みな感じはしなかった。
愛されるということは、彼女が生まれ持った才能みたいに思えた。
私はそんな若草ゆきが妬ましくて、一方的に『嫌なヤツ』というレッテルを彼女に貼ることで、自分の孤立を正当化していた。
そして、いつもどおり、わかりやすい態度で「あなたが嫌い」と表明した。
だからある日の放課後、若草ゆきが声をかけてきたときにはとても驚いた。

「月代さん。よかったら一緒に帰らない?」

私はすぐさま「悪いけど」と断った。
翌日も、若草ゆきは私に話しかけてきた。
その翌日も、またその翌日も。
何日目だったか、覚えていない。いいかげんいらいらした私は、
どうして私につきまとうのかと、若草ゆきに厳しく問いただした。
若草ゆきはいっしゅん呆気にとられた様子だったけれど、やがて気弱に笑って
「お友達になりたいと思ったから」
とだけ言った。

友達には不自由していないはずのゆきが声をかけてくるなんて、最初は新手の嫌がらせかと思えた。
しかし、彼女の笑顔は、魚の小骨みたいに私の心の奥に引っかかって離れなかった。
本当に寂しそうな笑顔だった。
その日の夕方、私は自分からゆきを誘ったのだった。
530名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:25:29 ID:qPijxieY
つきあってみると、若草ゆきのいろいろなことがわかってきた。
海外文学に詳しかったり、才色兼備なことなどは知っていたけれど、以外にもホラー映画が好きだったり、ケーキマニアだったり、
マンガに詳しかったり……。
一番の驚きは、彼女もまた、女子校の空気に違和感を覚えているということだった。

若草ゆきは、私ほど極端な形で、自分と世界との間に線を引いてはいなかった。
しかし、周囲に気づかれないように、上手に自分の領域を守っていたのだった。
『女子校に生きる聡明な美人』の宿命として、彼女は頻繁に、後輩や子供っぽい同級生のアタックを受けることとなったけれど
(やれやれよね)。
彼女は相手を傷つけないよう細心の注意を払って、申し出を断った。
相手が折れない場合は、しばらくつきあって、それから関係を静かにフェードアウトさせた、
彼女は、自分が女子校的な空気を完全に拒絶しているのではなく、『今回はたまたま拒絶したのだ』と見えるように、すべてをコントロールしていた。
こちらが世界を否定すれば、世界だってこちらを否定し返すということを彼女は理解していた。
学生としては器用すぎるやりかたで、若草ゆきは世界と折り合いをつけていたのだった。
531名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:26:19 ID:qPijxieY
ゆきのそうしたやり方は、とても新鮮で、スマートに映った。
自分の道を行くつもりであれば、周囲との軋轢が産まれるのはやむなしと思い込んでいた私に、ゆきは、より高度なやり方があると教えてくれた。
一見、妥協や安易な逃げ道に見えるその方法が、より多くの苦痛と努力を要することは、私にはすぐに理解できた。
なぜなら私は、いつもそうしたいと思っていたにもかかわらず、そうはできなかったのだから。

要するに、ゆきは大人だった。
私はゆきを尊敬した。
私のどこに魅力を見つけたのか、ゆきもまた、私をどこか尊敬してくれているような感じがあって、それはとても心地がよかった。

一ヶ月も経ったころ――誤解を恐れずにいうけれど――私は若草ゆきに恋していた。
私は、自分がゆきに与えられるものはなんなのだろうか、と考えるようになっていた。
ゆきが私に与えてくれるのと同じくらいの素敵ないろいろを、ゆきにも返してあげたかった。
私は自分自身をまじまじと見つめ、そうして自分があまりに薄っぺらで、ゆきに返すような素敵なものをなにひとつ持っていないことに初めて気づいた。
若草ゆきに恋することで、私は、唐突に自分というものの輪郭をはっきり認識させられたのだった。

私はこれまで何をやってきたのだろう?
足下がガラガラと崩れていくみたいなショックだった。
それまで私は、自分の中に城壁を作り上げてきた。
周りと衝突しながら、激しく消耗しながら、私はコツコツと城壁を形作ってきたのだ。
何者も容易には侵入できない、立派な城壁だった。
けれども私が作り上げていたのは城壁だけで、そのなかに城と呼べるものがなかったと……私は知った。
532名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:27:21 ID:qPijxieY
むさぼるように本を読んで、映画を観て、音楽を聴いた。
洋服や髪型に気をつけて、できるだけ素敵な女の子として振舞おうと心がけた。
ゆきと釣り合うような女の子になりたかった。
対等でいたかった。
あいかわらず女子校的な空気には馴染むことができなかったし、友達もできなかったけれど、
私に対する露骨な悪意は、しだいに周囲から影を潜めていった。
いまの(――この学校での、ね)
私のスタンスは、このころに形作られたのだと思う。

私は、自分たちの関係は、周囲のおままごととは違うと思っていた。
より高い次元での交流……肉体とは別次元の精神的な繋がりだと。
私たちは他の子たちみたいにのべつまくなくベタベタしたりはしなかった。
相手に抱きついたり、キスをしたりなんてことはしなかった。
私たちの交流はそんなありきたりの女子校的行為で表されるべきではなく、もっとストイックであるべきだと、私は思っていた。
真に価値あるものが、そこらにあふれているはずなはい、と。
でも、思いとはうらはらに、私のなかで、徐々に、ゆきに抱きついて、キスをしたいという願望が膨らんでいった。
533名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 00:02:50 ID:SExoUN82
私は飢えた子猫みたいなものだった。
食べても食べても、食べたりなかった、
ゆきとの関係をより深いステージへ、深いレベルへと進めていきたくて仕方がなかった。
肉体的な結合は、私たちが深く進むためのもっとも手っ取り早い方法だった。
けれどもお手軽であるが故に、それを選ぶことには抵抗があった。
安易な手段を選れ部事で、私たちの関係が、陳腐凡庸な女子校レベルまで引き下げられてしまうような気がした。
私たちには、私たちに見合うだけの価値のある何かが必要だった。
セックスとかレズとか、そういうありきたりなものではない、なにかが。
どうすればもっと深くゆきと繋がれるのか。
私は真剣に考えた。
そしてついに、秘密の共有こそが繋がりを深くする鍵に違いない、と思い至った。

秘密……これまで誰にも話したことのない、胸の中の暗い秘密を告白して、共有すること。
それが鎖となれば、私たちはもっときつくお互いを縛り合えるような気がした。
縛る……そう、私はゆきに縛ってほしかったし、ゆきを縛りたかった。
二度と逃げられないくらいにお互いを縛り合って、深い海の底に一緒に沈んでいきたかった。
534くろてん しろあく 1法目:2006/11/26(日) 01:51:10 ID:JRUgpF1T
今アパート(自宅)の2階にあるドアから出てきた少し目つきが尖がってて
黒のロングヘアーのこの少女はこのワタクシ 主人公の
羽々竹 優里(はばたけ ゆうり)だ
学年は中3 身長は中3にしては少しデカい方
自慢じゃないが胸はあるっちゃ、あるってトコだ
スポーツは得意だが怒ると言動が男っぽくなるせいかその上
中3にしてこの身長の高さで気の弱いヤツとかは
ビビられる事がある それは悩みのひとつである
昔 母親を亡くし今はアパートで一人暮らしをしている
さてと自分の紹介はここら辺にして、春休みも終わりが近いし
ぶらぶらしに行きますか





     −くろてん しろあく− 1法目(悪魔なアンチクショウ!)



私はドアの戸締りを確認し、階段を下った
その先にホウキでゴミを掃いてる女性が目に映った
その女性は私に気付くと挨拶してきた

?「あら、優ちゃんおはよう」
優里「おはようございます 真弓さん」

この温厚そうな顔をしてる人は佐島 真弓(さしま まゆみ)さん
30代と聞いていたけどそうは思えない程の美貌の持ち主だ
私が住んでるアパートの管理人であり
私の母親の友人でもある
母が死んだ後私を引き取ってくれて
真弓さんの家でお世話になっていたが
中学に上がった私は無理を言って
アパートの2階の一室に住まわせてもらっている





535くろてん しろあく 1法目:2006/11/26(日) 01:52:09 ID:JRUgpF1T
まだ中学生だから無理だけど高校に上がったら
働いて溜まった家賃を払う予定だ
真弓さんは『別にいいのに』と言ったが
それでは私の気が済まなかった

優里「それじゃ、ちょっとそこら辺に行って来ます」
真弓「いってらっしゃい」




昼時になりアパートに帰ってみると
引越しのトラックが止まっていた

アパートの方を見ると
私の住んでる部屋の隣の部屋に引越し屋らしき人が荷物を運んでいた

優里(誰か来るのかな?)

と気にしつつ階段を上がって部屋に戻り、昼食を摂り
ベッドに横になった
『食べてすぐに寝ると牛になるわよ』と真弓さんに
言われた事があるが、そんな事は気にしないで
まぶたを閉じた













536くろてん しろあく 1法目:2006/11/26(日) 01:53:52 ID:JRUgpF1T
気がつくと窓から夕暮れの光が出てるのに気付き起きる事にした
夕食にするかと思い台所に向かうと玄関のドアに設置してある郵便受け
に何かが入ってるのに気付いた
開けてみると、ボールペンで『お世話になります』と書かれたB4サイズ紙と
紙で包まれたタオルがあった

優里「やっぱり誰か、引っ越してきたのか・・・」

タオルを広げると何とも可愛らしい熊がプリントされたタオルだった

優里「これは・・・ちょっとなぁ・・・」

いくわ私が女だからと言ってもそんな年ではないし
それにどーもこういう系のモノは昔から好きになれなかった
でも、せっかく、贈ってくれたし一応挨拶しに隣へ向かった

ドアのチャイムを押しても返事は無かった

優里「留守か?」

ドアに手をやるとギィと音がなり開いた
中を覗くと居間の方に少女が毛布にくるんで寝ていた

どんな顔をしているかと思い、勝手に人の部屋に入って
良心が痛むが、好奇心の方が勝っていた

近づいてみると少女は「うーん」と言いながら、ゴロンと優里のいる方へ
寝返りを打った
おかげで顔が丸見えになった
まだ小学生くらいに幼くて可愛らしい顔だった

「う!カワイイ・・・」と口に出してる自分がいた

部屋を見渡すと引越しの荷物が入ってたらしきダンボールがつぶされて
置いてあった、どうやら荷物は片付き終わり疲れて眠りに堕ちたという所だろうと
推測した

眠っている少女はまたゴロンと寝返りを打ち
その弾みで毛布が崩れ落ち背中の部分が丸見えとなった
だが、その背中にはあるはずの無い、ものがあった

優里「え!?・・・・」

私は一瞬目を疑った・・・その少女の背中に黒い翼がはえていたからだ
537くろてん しろあく 1法目:2006/11/27(月) 21:47:06 ID:jFlQwwBN
『もしかしてコノ黒い翼は服の飾りか?』という疑問を抱いた私は
確める事にした
こちらに背を向けて眠っている少女の白くてサラサラのロングヘアーを
掻き分けて 髪の色とは対称的なヒラヒラの黒い服の首元あたりを引っ張り
服と肌の間に出来た隙間を覗いた・・

優里「・・・・・・うぅ・・これは・・・」

私はどうすればいい?『その黒い翼は体から直接生えていた』という事実を
どう受け止めろというんだよ、こんちくしょう
私はコミックとかアニメは好きだけど(特に燃え系)
私はそんな2次元チックなモノと遭遇してしまうとは・・・・・・・・。
きっとギャルゲーの主役みたいにいろいろ巻き込まれるのでは・・
ってイヤイヤイヤ待て待て待て!!今考えるべき事はそういう事では無い・・
まず逃げよう!そう!逃げよう!
『黒い翼が生えてる事を知った』という事をこの少女に悟られたら、きっと・・・
『みぃ〜たぁ〜なぁ〜』とお決まりの文句を喋り・・私の記憶を書き換えられるに決まってる

意を決した私は「回れ右」をして外へと繋がるドアへと向かおうとしたが・・・・

?「う〜ん・・・・あにゃ?」

声が聞こえた方向に首を振り向くとさっきまで眠っていた少女は上体を起こし
目をごしごしと右手でこすっていた

?「うーん・・・あれ?誰かいたよう・・なぁ・・?」

私は少女が完全に目を覚ます前に素早く押入れに入って身を潜めた

まずい・・どうすれば・・・いい?
押入れに入ったは良いが・・
これから・・どうする・・どうする私


多分つづく

  









538名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 22:37:03 ID:fn/Nc1XK
つづきを希望!!
539くろてん しろあく :2006/11/27(月) 23:32:29 ID:jFlQwwBN
続きは後に書きまーす
540くろてん しろあく :2006/11/27(月) 23:52:08 ID:jFlQwwBN
出来れば感想お願いします
541名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 04:53:30 ID:qYUTW6SG
うざ
542名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 08:41:27 ID:Eynndmzr
>>539
書かなくていいよ
543名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 10:34:09 ID:FG2aCIk8
>>539
初心者?
「」の前に人物名書くのは正しいのかどうかは知らんがあまり見栄えは良くない。

で、未完・感想クレクレ(誘い受け)は一番嫌われるぞ。
感想なんてもんは頂戴言わなくても自然に出るもんなの。
無ければ作品がお粗末だっただけだ、と思わないと。

今の段階では作品についての感想は書けません、以上。
544 ◆DppZDahiPc :2006/11/28(火) 12:15:20 ID:MO1adG4X
>>543
>「」の前に人物名書くのは正しいのかどうかは知らんがあまり見栄えは良くない。

横書きということを考えれば、なくはない手法ではある気もする。
まあSSなんて内容勝負だから…………がんばれ>>539


後、報告遅れたが。
コードギアススレで百合一本投下した。
こっちと投下するか迷ったけど、原作付きだったから、あちらにしちまった。
スマン。
545名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 13:36:12 ID:+wqJjthQ
なんか次の波に飲み込まれたような気がするけど。
528-533さん、続きは? 海の底に沈んだの? 浮かび上がったの?
546名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 20:49:05 ID:qYUTW6SG
私の提案に、ゆきは気乗りしない様子だった。
「秘密を知ることで、もしかしたら相手のことが嫌いになるということもあるんじゃないかな?」
ゆきの主張はそういうことだった。
けれども私は、どんな秘密を聞かされようともゆきを嫌いにならない自信があったし、
私の半身であるゆきもまた同じく私の秘密を許容してくれるだろうと思ったし、そしてなにより自分が考えたこのアイデアに興奮していた。
ゆきの渋い態度が、私の燃え立つような思いに油を注いだ。
ゆきはなにか大きな秘密を抱えている。
ゆきのなかには、私が知らないゆきがいる。
私はそれを知りたかった。ゆきのすべてが。
結局、私の熱意がゆきを説き伏せる形となった。

あまり話しに関係がないから、私が何を告白したのかはここでは語らない。
いずれにせよ、私の秘密はゆきを動揺させた。
ゆきの動揺は私を恐怖させた。
けれどもゆきは私を赦してくれた。そういうことだ。
そしてゆきの番だった。
547名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 21:43:34 ID:qYUTW6SG
7月27日(――この日付が重要なの)。
風が全然吹かない日の、蒸し暑い夕方だった。
奇妙なところだった。
何かの理由があって工事が中断されたのだろう、まっすぐに延びた二車線の道路は途中でぷっつりと途切れ、草が伸び放題の荒地へとつながっていた。
そこは放棄された道だった。
当然車など通るはずもなく、市街地からはずれていることもあって人影もなく、ひっそりとして不気味だった。
そして歩道橋は、どこにも通じていない道路の突き当たりに――荒地と道路の境目にあった。
逆境気味にそびえる歩道橋は、遺跡みたいに見えた。
何のためにあるのかわからない場所の、見捨てられたオブジェ。
あたりは夕日に染まってオレンジ一色。
シュールな絵のなかに迷いこんだような感じがした。
そんな光景のなかを、私とゆきは歩いた。
話しかけても、ゆきは無言だった。
せいいっぱいの勇気と不安が、ゆきの顔のなかでせめぎ合っていた。
ゆきはこんなところで何を告白するつもりなのか……?
548名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 13:18:16 ID:PQbTKGo0
目的地は歩道橋だと、私は思っていた。
そこには道と、歩道橋しかなかったからだ。
しかしゆきは、歩道橋には登らず、その真下に私を連れていった。
不良の溜まり場にでもなっているのか、ビールの空き缶や、タバコの吸殻や、コンビニのビニール袋が散らばっていた。
「ねぇ、ゆきちゃん」と私はいった。
「これがゆきちゃんの秘密なの?」
ゆきは黙って頷いただけだった。
訳が分からず、私はゆきと地面のゴミを交互に見比べた。
どういうことだろう?
ゆきがここで隠れて煙草でも吸っているということなのだろうか?
だんだん腹が立ってきた。
549名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 13:19:09 ID:PQbTKGo0
そんなことが秘密だとでもいうつもりか?
私が告白した秘密に比べて、喫煙なんてちっぽけすぎる。
釣り合わない。
もしかして、ゆきはお茶を濁そうとしているのかもしれない。
裏切られたような気がした。
そして私は、何の前触れもなく真相に気づいた。
身体が電気に打たれたように痙攣して、反射的に目をそらした。
辺り一帯に落ちているコンビニの袋から、ウジが沸いた猫の腕がのぞいていた。
あまりにもどす黒い、私の覚悟を越える秘密の匂いがした。
聞いてしまったら、私はもうその秘密から逃れることはできない。
興奮が私の中から急速に引いてゆき、白茶けた無感動がかわりに広がった。
私は急に怖くなった。
550名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:22:09 ID:k0RdKylF
「ここに落ちている袋、どれくらいあると思う?」
とゆきはいった。
私が黙っていると、ゆきは「16袋」といった。
「毎週木曜日の夜、塾の帰りにここに寄って、落とすの」
「落とす?」
「袋に詰めて、落とすの」
「猫を?」
「ここらへん、野良猫がたくさんいるの。
 だからマタタビを使えば簡単に集まる。
 それを捕まえて、袋に入れるの。
 ぎゅっと縛らないとダメ。
 身動きができないくらい、きつく袋の口を縛るの。
 そうしたら歩道橋に登るの。
 頭の上でぐるぐる回して勢いをつけて、それから下に向かって
 投げつけるの。時々悲鳴もあげるわ。死なないのもいる
 でも、しばらく待てば死ぬ。
 全然死ななかった場合は、もう一回袋を拾って――」
「わかったよ」と私はいって遮った。
「もうわかったから。ありがとう、ゆきちゃん」

たぶん、ゆきなりのストレス解消法なのだろうと思った。
ちょっと前に話題になった矢ガモとか……そういうもの。
自分より弱いものを攻撃して、鬱憤晴らしをしているのだ……。
優しいゆきがそんなことをしているなんてショックだった。
嫌悪と軽蔑が湧き上がってくるのも抑えられなかった。
でも、秘密の大きさは、私に対する信頼の大きさを意味していた。
信頼の輝きが、秘密の暗さを消し去るくらい明るいと信じてこその告白である以上、
秘密が大きくて暗いほど、私は喜ぶべきなのだ。
551名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:22:59 ID:k0RdKylF
私は自分の中に生まれた硬いかたまりをかみ砕き、飲み下した。
そして、自分がゆきの秘密を赦したことを伝えたくて、ゆきを優しく抱きしめた。
けれどもゆきの身体は、私の腕の中でいつまでも硬くこわばって動かず、そこには明らかな拒絶が感じられた。

「だめ。月代さんは、まだぜんぜんわかってないもの」
「ゆきちゃん?」
「いっておくけど、私、むしゃくしゃしてやってるわけじゃないのよ」
「もういいよ、ゆきちゃん、誰だってそういう気持ちは――」
「――違うの!わたしは知りたいの!死ぬっていうのがどういうことなのか!死ぬっていうことを……死のかたまりを……手で触りたいの。
 触って、知りたい、いろんな角度から調べて、切り開いて中身をのぞいて、正体を知りたいの。
 そうすれば……」
しばらく間をおいてから、ゆきはぽつりといった。
「そうすれば死ぬのが怖くなくなると思うから」
552名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:06:04 ID:k0RdKylF
ゆきが物心ついたときから、父親はすでに若草家の絶対君主だったという。
ゆきの家にはたくさんのルールがあった。
そのルールの内容を完全に把握しているのは、ルールを作った父親ただひとりだった。
つまり、父親が望めば(お酒を飲んだときとか、夕食の味が薄すぎたときとか、ひいきの野球チームが負けたときとか、天気が悪かったときとかね)
ルールはいつでも『破られた』ことになった。
父親は、ルールを破った罪で、ゆきの母親を容赦なく罰した。

「ひざまづけ」
と父親はいって、母親を犬のような格好でよつんばいにさせた。
それからスカートと下着をはぎ取って、学校にあるような、長い、竹のものさしで、何度も何度もむき出しのお尻を叩いた。
打擲はときには1時間にも及び、ゆきの母親のお尻はいつも血で真っ赤になった。
そのあいだ、ゆきは、父親の横でそれを見物することを強要されたという。
「よく見ておくんだぞ、ゆき」と父親はいった。
「お前もパパに逆らったら、こうなるんだからな」
ゆきは怖くて仕方がなかったけれど、黙って見ているしかなかった。
 懲罰は、もっと単純に、げんこつや平手で下されることも多かった。
母親は、歯を食いしばって耐えていた。
そして、父親のいないところで声を押し殺して泣いた。
553名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:06:54 ID:k0RdKylF
ここを出て、どこかへ逃げよう」と申し出た。
母親がかわいそうでならなかったし、なによりも懲罰を見せられることに、自分がもう耐えられなかった。
「そうね」と母親はいった。
「明日、ゆきちゃんと一緒にどこかに行きましょうね」
 
 その晩、ゆきは大切な物をリュックサックにひとまとめにして、一晩中暗闇のなかで息を潜めて待った。
日が昇ったころ、母親がこっそり部屋にやってくるのだろうと思っていた。
そして2人は、父親の手の届かない、どこか遠い場所へと去って行くのだ。
 しかし、母親はその晩、いつまで待ってもゆきの部屋には現れなかった。
翌朝、何事もなかったように台所で朝食を作る母親の姿を見て、ゆきは深く傷つき、落胆した。

 その後、幾度となく繰り返されることとなったそうした落胆を通じて、
ゆきはようやく、母親には逃げる気などないということを思い知った。
ゆきは最初、母親が何を考えているのかまったく理解できなかった(お話の中では、主人公は意地悪な継母の元を飛び出して、
最後は幸福を掴むときまっていたから)。
何か呪われた秘密のようなものが、母親と父親の間には隠されているのではないかとさえ考えた。
しかしそのうち、事態はそれほど複雑ではないということがわかってきた。
554名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:07:59 ID:k0RdKylF
 ただ単純に、母親は諦めてしまっていたのだ。
母親は、すべての物語はそもそもの初めからすでに起こるべく決定されていたと考えているようだった。
そして、そこに過度の期待を抱いたり、自由意志の介入を望むのは、結局のところ落胆しか生み出さないと……
人生はおちのない残酷な冗談だと、そう考えているようだった。
そんな母親の態度を見て、ゆきはいらいらしたけれど、それ以上に「怖い」と思った。
運命は変えられないものだ。
悲鳴と血を伴った母親の意思表明は、ゆきに影響を与えていった。
ゆきは、わけもなく自分もそうなる、と思った。
自分も、母親のような大人になってしまうのではないか、と。
人生が加える理不尽な打擲にただ耐えるだけの大人になってしまうのではないか?
そう考えると、もう逃げることができなくなっていた。
ゆきは、強迫神経症的に、大人になるのを恐れるようになっていった……。
555名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:09:07 ID:k0RdKylF
 恐怖が、ゆきの背後からぐいぐいと迫ってきていた。
月日は容赦なく流れ、ゆきはどんどん大人になっていった。
いつか唐突に、人生という名の追跡者が襟首をつかまえてしまうように思えた。
「つかまえたぞ。もうお前は逃げられないんだぞ」と。
10歳の誕生日の朝、ゆきは初めて「死のう」と思った。
恐怖から逃れるには、そうするのが一番確実だと考えた。
ゆきは台所から包丁を持ち出して部屋に戻って、喉を突こうとした。
でも、できなかった(もちろん、怖かったからよ)。

 ゆきは人生を終わらせるきっかけを探し続けた。
入学したとき。初潮を迎えたとき。
そしてその日、7月27日、誕生日。

でもゆきは死ぬことができなかった(もちろん、怖かったからよ)
556名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:10:02 ID:k0RdKylF
 ゆきが流した涙で私の胸のあたりはぐっしょりと濡れていた。
そのしめりけは本当にリアルで、それを胸に感じていると
「そのうちなんとかなるよ」とか、
「家出しよう」とか、
そんな安易ななぐさめはとても口にはできなかった。
私はとても悲しい気分だった。
でも、その話を聞きながら、私は、ゆきを救い出す方法をひとつ見つけだしていた。
しばらく考えてから、私はゆきにいった。
「お父さんのこと、一緒に殺そう?」
557名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:55:02 ID:k0RdKylF
 父親を殺す。
ゆきは最初、とても驚いたようだった。
そういう選択肢は、おとなしいゆきの性格からは出てこないものだったのだろう。
彼女の憎しみや怒りは、父親よりも、人生や状況という漠然としたものに対して向けられていたのだと思う。
ゆきはしばらく考え込んでからいった。
「――うん。でも月代さんはだめ」
「私は別にかまわない――」
いいかけたのを遮って、ゆきがいった。
「違うの。お父さんを殺すのは、私がするべきことだと思うから。
 こんなことをいうのはおかしいかもしれないけれど、お父さんだって人間だもの。
 誰にだって殺されていいってことはないと思う。
 だから……私が」
自分が蚊帳の外に置かれたような気がして、私は少しムッとした。
こんなに真剣に考えて、殺人という罪まで一緒に犯そうとしているのに、
ゆきは、私がこの件に関しては無関係だと……
部外者だといっているのだから(――実際、部外者なんだけれど。でも、腹が立ったの)。
558名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:55:52 ID:k0RdKylF
私の不満に気づいたのだろう、ゆきはすぐに申し訳なさそうな顔をした。
「ごめんね、月代さん。でも、月代さんをないがしろにしているとか
 ……そんなつもりじゃない。月代さんの協力がなかったら、
 私はお父さんを殺せないと思うから」
「協力?」と私はいった。「協力って?」
「協力というよりも……お願いかな」
「なあに、ゆきちゃん?」
ゆきはしばらく黙って次の言葉を吟味している様子だった。
そして意を決したように、
「私がお父さんを殺したあと、私と一緒に……死んでくれる?」
といった。

 計画は、それから3日後に実行に移された。
ゆきのお母さんが実家の法事で家を留守にする日。
家出父親と2人きりになったとき、ゆきは精算を済ませたのだった。
559名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:56:49 ID:k0RdKylF
「朝8時に、市内のビジネスホテルで」

朝7時にいつもどおり家を出て、駅のトイレで服を着替えた。
脱いだ制服はそのままトイレに残した。
代わりに、バッグに詰めてきたお気に入りの服へと着替えた。
水色のカーディガンと、灰色のスカート。
鏡で見た自分の姿は、まるで別人みたいに見えた。
憑き物が落ちたようないきいきとした顔が鏡の中にあったのを、鮮やかに覚えている。
サッパリしていて、自分でもちょっとすてきかな、などと思ったくらいだった。

 私はそのまま約束のビジネスホテルに向かった。
××予備校の夏期講習を受ける地方の学生がよく長期利用するホテルで、時期がちょうどそんな時期だったこともあって、
私たちみたいな学生が2人で向かったからといってとりわけ怪しまれることはないだろうと……そう目星をつけてのことだった。
ホテルに着いたのは7時半くらいで、ゆきはまだ到着していないようだった。
私はフロントで鍵を受け取り、前日にゆきが予約していた201号室に向かった。
201号室は、ベッドが二つあるだけの殺風景な部屋だったけれど、清潔で、死に場所としてはまずまずと思えた。
これから死ぬというのに、ぜんぜん怖いという感じはなかった。
わくわくしていた。
ゆきといっしょに、どこか温泉にでも旅行に出かけるような、そんな気分だった。
560名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:57:50 ID:k0RdKylF
8時を少し回ったころ、ドアがノックされた。
「――月代さん。私」
声を聞いたとき一瞬、ドアを開けるのが怖いような気がしたのを覚えている。
手に包丁を持って、返り血で真っ赤になって、神を振り乱したゆきが立っているような気がした
(家からホテルまで歩いてくるわけだから、そんなことはありえないんだけど)。
「……どうだった?」と私はドアの向こうに小声で尋ねた。
「うん」とゆきはいった。
「終わったよ」

ドアの向こうに立っていたゆきは、さすがにひどく疲れているようにみえたけれど、
いま人を殺してきたばかりには見えなかった。
取り乱した様子もなくて、むしろ穏やかさがゆきのまわりには漂っていた。
とてもリラックスしているみたいだった。
ゆきは白いワンピースを着て、麦わら帽子をかぶっていた。
とてもかわいかった。
もちろん、服のどこにも返り血なんてついていなかった。
「かわいいね、その服」と私はいった。
「月代さんもかわいいよ」と、ゆきは照れくさそうにいった。
561名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:58:52 ID:k0RdKylF
――あとでわかったことだけれど、父親は死んではいなかった。
睡眠中に左胸を包丁でひとつきにされた父親は、その日の昼過ぎに瀕死の重体で発見されて、
そして奇跡的に一命を取り留めた。
仕事を終えて家を出るときに、ゆきは玄関の鍵を閉め忘れたのだった。
偶然そこに空き巣が入り……仰天した空き巣は匿名で病院に連絡したという。
このことは、人生のひとつの真実を表しているように思う。
人生はやはり、オチのない悪い冗談なのだという真実を。
562名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 22:48:22 ID:k0RdKylF
でも、そんなことはあとでわかったことで、そのときの私たちは、
何もかもを終わらせたんだという(あるいは終わらせるんだという)、さっぱりした気分でいっぱいだった。

私たちは、あらかじめ何軒かのドラッグストアから買い集めておいた××××という薬を鞄から出して、
銀紙の上に何瓶分かの錠剤をまとめて載せ、ライターであぶって、ドロドロに溶かした。
そして、その朝コンビニで買ってきたプレーンヨーグルトに混ぜた。
変な味がするといやだったから、マーマレードジャムもスプーンひとさじぶん添えた。
より確実に死ぬにはアルコールも飲まないといけないんだということは知っていたけれど、私もゆきも、
お酒なんて飲んだことはなかったから、それはパスした。
アルコールの欠落は、薬の増量でまかなえばいいと……さらに一瓶ぶんを溶かして、混ぜた。

私とゆきはそれらを一気に食べて、そしてベッドに横になって話をした。
音楽のこととか、学校の噂話とか、昨日のテレビのこととか。
そんな他愛のないことを話した。自分たちが死にかけているからといって、特別に話題を選んだりはしなかった。
何分かすると、たまらなく眠くなってきた。
ゆきちゃんはまだ、隣のベッドからいろいろ話しかけてきていたけれど、私はもう、
彼女がなんといっているのかもわからないくらいで、ウン、ウン、と適当に相槌をうつのが精一杯だった。
プールで一日泳いだ後にやってくるような、気持ちのいい眠さだった。
こんな素敵な気分で、最高の友達と一緒に死ねるなんて、私はしあわせだなあ、と思った。
繰り返すけれど、少しも怖くはなかった。
563名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 22:49:06 ID:k0RdKylF
いつのまにかゆきちゃんも話すのをやめていた。
「ゆきちゃん眠った?」と、私はなんとかそれだけ尋ねた。
「……うん」とゆきちゃんは小さく答えた。
「……本当にありがと、月代さん」

凄く嬉しくて、涙がぽろぽろとあふれ出てきた。
どれくらい眠っていたのか、泣いていたのか、よくわからない。
私は暖かくてぼんやりとしたかたまりのなかでたゆたっていた。
564名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 22:54:22 ID:k0RdKylF
しばらくすると猛烈な吐き気が襲ってきて、私はお腹の中のものをベッドの上にすべて吐き出した。
それまで経験したことのないくらいの胃の痛みに、私はのたうち回った。
ベッドから転げ落ちて頭を打った。
床の上で吐いた。
吐くものがなくなって、げえげえと胃液を吐き続けた。
吐いた物が気管に詰まって、息ができなかった。
鼻からもゲロがあふれてきた。涙で何も見えず、何が起こっているのか全然わからなかった。
気持ちよく眠って死ねるはずだったのに、どうしてこんなに苦しんで死ななければならないの……?
565名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 22:55:15 ID:k0RdKylF
要するに私は薬を飲みすぎたのだった。
急性アルコール中毒になるまえに、身体がアルコールを自動的に吐き出させるように
……私の身体は私の意志とは無関係に薬を吐き戻させていたのだった。

「ゆきちゃん!ゆきちゃん!」

私は、すぐそばで横になっているはずのゆきの名前を、必死で叫んだ。

「ゆきちゃん!ゆきちゃん!」

助けて、と言いたかったのだと思う。
でも、返事はなかった。
そのうち私はあまりの苦しさに意識を失った。
そして病院で目を覚ました。
566名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:14:29 ID:k0RdKylF
 病院に連絡したのは、夕方、部屋に入ってきた清掃係のおばさんだった。
おばさんは、ゲロまみれの床に倒れている私と、ベッドの上で静かに眠っているゆきを見つけたのだった。
若草ゆきは死んでいた。
そして私は生き残った。

あんなに穏やかで、あっさりと受け入れることのできた死が、たまらなく怖くなっていた。
どこか遠い場所にある、わけのわからないものに思えてきた。
昔読んだ小説には『死は生の対極としてではなく、その一部として存在している』と書いてあった。
どこにでも死はあって、私たちはそれをまるで細かい塵みたいに肺の中に吸い込みながら生きている、と。
私にとって死は、そんなに普遍的なものではなくなっていた。
死は特別だった。

この世界には所属しない呪われた地平にあって、そことここを隔てる錆びた門を力ずくで押し開いてやってくるもの。
日常とは共存していない非日常。私は、絶対にそれに馴染むことはできない。
特別すぎる特別。
生の対極とか、その一部とか、そんなふうに定義なんかできない。
輪郭すら把握できない。
足音ひとつない。
でも、振り向くと、いる。
「つかまえたぞ。もうお前は逃げられないんだぞ」と。
567名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:20:44 ID:k0RdKylF
気取らずにいえば、窒息しそうになったときの恐怖と胃洗浄の苦しさが、そのまま死のイメージとなって私に取り付いたのだろう。
死は怖いものだ。今はそう思っている。
でも、本気でやろうと思えば、もう一回くらいはやれる。
ただ、きっかけが必要だった。
ゆきにおける入学式が。
初潮が。
誕生日が。
ゆきにおける私が。
私には必要だった。
568名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:33:40 ID:aZIogcRh
543さんと544さん
ご忠告ありがとうございました
以後気をつけます
あまりに自分の作品がどうなのか不安で感想を求めてしまいました
「出来れば感想お願いします」という文を読んで気を悪くした方がいるなら
謝ります 許してくれとは言いません 本当にすみませんでした
569名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:03:21 ID:PKP7NvC4
なかなかおもしろかったですぞ
570名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:04:07 ID:snXy6OzQ
>>568
どうでもいいけど、とことん空気の読めない奴だなw
つぅか、いちいちageんなよ
あといちいち卑屈に擦りよってくるな
きもい
ここはSS投下スレであって
お前自身なんてどうでもいいんだよ
それがなんでわからないかなあ・・・
勘弁してくれよ
マジで
571名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:24:08 ID:OxjRTlGB
>>570
お前の改行の方がきもい
572名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:42:24 ID:PKP7NvC4
>>570
お前荒らし?
573名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:44:35 ID:rCuJPSVn
語り終えた後、カンナは無言で、自らが作り出した沈黙のなかに沈み込んだ。
あるいは、彼女が沈み込んでいったのは、いま自らが言葉に変換して現出して見せた暗い闇の中なのかもしれない。
重い沈黙に耐えかねて、拓司が口を開いた。

「つまり、俺は、カンナなんだな?」
「……」
「死の世界をレクチャーされて、死に取り憑かれて、そして導師の死を見届ける役。
 若草ゆきと同じようにお前は死にたいと……
 そういうことなのか?
 死を儀式化するとは……そういうことか?」

カンナは黙ったままだった。
ようやく口を開いたとき、カンナはなぜか自嘲気味の笑顔を口の端に浮かべていた。
574名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:45:31 ID:rCuJPSVn
「……なんだか、違うものになってしまったみたい」
「違うもの?」
「このことを誰かに話すのは初めて。
 ずっと、このことはわたしの中にあって、もう、数えられないくらいリピートされて
 どんなディティールも逃すことなく、私のなかに刻み込まれていた。
 このことは、もう私の一部分ではなくて、私がこのことの一部分で……なのに、
 なんだかこうやって話してみたら、全然違うものになってしまったみたい。
 すごく馬鹿げて聞こえる」
「……」
「どうしてあなたにこんな話、したのかしらね。
 どうかしてる。これでもう、私は方法をなくしてしまったわ。
 もう、私は若草ゆき見たいには死ねない。
 あなたは、自分が巻き込まれた手品のカラクリを知ってしまった。安っぽい仕掛け。
 銀の玉を吊っている細いヒモ。その程度。
 あなたはもう、私の手品にはつきあってくれないでしょう。観客がいなくちゃ、手品は成り立たない。
 私は舞台にひとり残されてしまった」

カンナは両手をばっと開いて見せて、おしまい、と繰り返した。
575名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:47:45 ID:rCuJPSVn
「どうしてなのかしら。全然わからない」
「……俺のことが本当に好きになった」
「え?」
「最初は利用するつもりだったけれど、ホントに好きになってしまった、と。
 そういうことで、どうかな?」
「……あり得ないわね」
「よくある話さ。テヅカセンセイの『火の鳥』、読んだことないのか?」
「ないわよ」
「今度貸してやる。うちに全巻あるから。愛蔵版で。まとめて読めよ」

カンナは信じられないものを見るような顔で拓司を見ていたが、
やがてクスクスと笑いはじめた。
拓司は誰かの笑顔というものを、久しぶりに見たような気がした。
そして、カンナの明るい笑顔をいうものを見たのは、これがほんとうに初めてだった。
576名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:10:57 ID:ze9IgU3B
まあ確かに、身の程をわきまえない小説家気取りの馬鹿がなれ合って来ようとするのは不気味だけどな
スルーすれば良いじゃん
馬鹿だからうざがられてるのがわかんないだろうけど
NGIDであぼーんすればいいことだし
存在を完全無視して空気みたいに扱ってやればそのうち消えるだろ?
それでも粘着するようなら、腰を上げて本格的に潰さなきゃ駄目だろうけどな

・・・まあこれだけ言ってるんだから2度とこないよな?
来たら神経疑うぜホント
いいか?
2度と来るなよな?
警告はしたからな?
577名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:41:37 ID:kHPqyTuy
職人と住人の馴れ合いほどきもいものはないからなあ
あー、あとここで職人同士トリつけたままくっちゃべられるのも堪忍な?
マジ殺意がわいてくるw
てめぇら自サイトでやれっつぅの
そのあたりの線引きはきっちりしてくれよ?
マジ容赦しねェからな?
578名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:50:46 ID:PKP7NvC4
>>577
>>576
お前らが消えろ。
579千夏先生:2006/11/30(木) 02:02:16 ID:OVlOpo8p
基本的に不満とは自己の力不足が原因である
自己に充分な能力があれば不満はなくなる

わざわざ不満を書き込むような非生産的作業に勤しむなら、SS書き込んでみなよ
580名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 02:04:37 ID:sQijvG5W
あまりウザい奴が多いようならスレごと潰すんでそこんとこヨロシクw
581千夏先生:2006/11/30(木) 02:17:32 ID:OVlOpo8p
世の中にはノミとかダニといった害虫のような、無目的専用人型消費単位が、いくらかいる
なんらかの悪縁でこれらに不愉快な思いをされた時に、人はそこで初めてその存在に気がつく
582名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 02:25:10 ID:/lXk4yX5
↑と、とるに足らない自分は頭が良いと思いこんでるダニが申しておりますwwwww





ばーかw
どうやら遊んで欲しいようだなw
お望み通り
しばらくはここを拠点にしてスレのダニを潰してやるよw
583名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 08:51:33 ID:CXoTEJHd
なかよくしようょ
584名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 15:34:38 ID:Sb1iyFUZ
>>582
自己紹介乙www
585名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 15:57:01 ID:5Y1/hRNi
そんなことよりもっと考えるべきことがあるだろう。
たとえば『地球温暖化』だ。CO2排出量増加による地球温暖化は常識だね?
そう、常識だ。いや、常識だと多くの人々が思っている。
だが、実はCO2が地球温暖化の原因だという証拠は無いんだよ。
そもそも地球温暖化という現象は仮説に過ぎない。そう主張する人も少なくない。
ふっ、どうも私は口下手で困るよ。つまり常識を疑えということだ。
586名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 01:47:07 ID:UuGHHJaK
>>585
お美しい要お姉様乙かれです
587名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 17:35:28 ID:kfjQbhBz
漏れの百合ネタでリレー小説やらない?

簡単に言うと、美少女が、ある日本一美少女が多い女学園に
転校し、子猫ちゃんを作っていくって感じ。そこには学園の
女王と、その四天王がいて、女王が学園の大部分の女の子を
子猫ちゃんにしていて、残りは四天王の子猫ちゃん。四天王も
女王の子猫ちゃんだが。
主人公や、他の子猫ちゃんには、胸や股間にキスマークが
いっぱいついていることにして。主人公はふたなり希望。
子猫ちゃんたちはナシのほうがいいかも。主人公は高校2年で、
彼女・子猫ちゃんいない暦年齢。どうせ作るなら、この学園って
ことで。夢はハーレム。

まぁ設定変えても良いが、あんまりむずかしく考えず楽しくやろう。
588587:2006/12/01(金) 20:21:26 ID:HkYWi7sP
>>587
誰も書かないんで書いた。


「よーし、この学校で!」
工藤沙夜(16歳)は、聖花園女学園に転校した。それは、彼女はまったく
女にもてず、彼女いない暦年齢。容姿・勉強・運動努力し、どうせ子猫ちゃん
にするなら、可愛い子がいる学校のほうが良いと思ったからだ。
(よーし、子猫ちゃんいっぱい作るぞ〜!)
季節は初夏。沙夜は校門をくぐった
589名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 21:07:38 ID:gedNFkDE
リレー小説とか言い出すヤツうざい
590名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 21:09:02 ID:Hj45+lRq
>>588
投下したら、まだ書いている途中なのか、次の人へバトンタッチしたのか、明確にしてね。
そっから、続き書いたらいいのか、まだ>>587の番なのか、わからないから。
591587:2006/12/01(金) 21:10:38 ID:HkYWi7sP
>>590
次の人書いて。
592名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 21:45:03 ID:Hj45+lRq
>>587
いい加減、下げろ。だが、企画には乗ってやる。
他にも乗ってくるヤツがいることをお祈りしとくんだな。


「ごきげんよう、お姉様」
「ごきげんよう、優子ちゃん」
そんな挨拶が交わされあっている様子に、小夜は感涙の涙を流す。
「ああ、『ごきげんよう』なんて挨拶に、『お姉様』『〜ちゃん』、そんな挨拶が飛び交う学校なんて、他にどこがあるっていうのっ!」
美少女が多いと言われるのも転校の強力な理由であったが、こういったマンガに出てきそうな校風も沙夜にとって魅力的なものであった。
「ああ、これだけ百合の香りがしてくるわ」
ぶるっと体を震わせてしまう沙夜であった。

「百合香お姉様に、捧げぇっ百合っ!」
『ごきげんよう、百合香お姉様』
突然、声が響いて、沙夜は我に返った。
沙夜がうっとりとしている間に少しばかり時間が経過していたらしい。
振り向いて校門を見ると、ずらりと整列した女子生徒達が、貴人を迎える儀仗兵の如く、手に手に百合の花を捧げ持っていた。
その百合の花の合間を静々と歩いてくるのは、絶世の美少女であった。
「・・・百合香・・・お姉様・・・?」
その絶対的な美とそれに裏打ちされた自信に満ち溢れた威厳に、沙夜は圧倒される。
「あら、見慣れないお顔ですわね。転校生の方ですかしら?」
気がつけば、沙夜の周りには誰もいない。学園の女王である百合香お姉様の歩みを邪魔するなど、一般生徒には思いもよらぬことなのだ。
転校生の沙夜だけが、知らず知らずにその前に立ちはだかってしまったのである。
「ようこそ、聖花園女学園へ。なかよくしてくださいましね」
百合香が微笑むと、沙夜の背筋をゾクリと快感が走り抜けた。
「あっ・・・あああ〜っ」
ぷしゃ〜〜っと沙夜の足元に液体が流れ落ち、沙夜はそのまま腰の力が抜けて倒れこんでしまった。
百合香のその微笑だけで、沙夜は激しく達してしまったのである。
(・・・す、すごい・・・ここで子猫ちゃんのハーレムをつくるには・・・)
快感に打ち震えながら、沙夜は心に誓っていた。
(私は・・・あの人に・・・勝ちたい・・・)

次の人がいたら、続く。
593587:2006/12/01(金) 22:32:59 ID:HkYWi7sP
>>592
おまいいい感じに書いてるな。続き


あの後、沙夜は校舎裏でオナニーしていた。彼女の男の部分がそそりたっていた。
もちろん、周りには誰もいない。
「気持ちいい・・百合香お姉様ぁ〜・・」
聴いた話では、百合香は2年生でこの学園で女王様とよばれていた。いつも回り
には学年を問わず、取り巻きの親衛隊がいて、一般生徒から百合香を守っていた。
「はぁ、はぁ、もうだめ・・イッちゃう!百合香お姉様ぁ、飲んでください!
・・・・・はっ!」
沙夜は気づく。
「あ、危なかった・・このままじゃ、私が子猫ちゃんにされちゃう。私はこの学園の
お姉様になるためにきたのよ!間違えてはだめ!」
沙夜はそう言い聞かせた。
「でも、これはどうしよ・・?」
自分のそそり立った、物を見る。
「もうすぐでそうだし、このままやらないのも・・誰かで補おうかな?」

誰か続きを!
594名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 00:35:07 ID:wptYeWL4
うぜぇなあ・・・
595名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 00:45:57 ID:0nBMy+B7
そういや、このスレって、ふたなりOKなの?

>>593
リレーなのに、いきなり2回目出してんなよ。
一度、リレーとして提案した以上、じっくり行く末を見守ってやれ。
軌道修正し続けたいなら、いっそ自分一人で書くべし。
596名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 01:03:11 ID:lI58lI5g
>>595
微妙にスレ違いと思われ。
ただ現在該当するスレが無いからなぁ。

注意書きを入れて書けば問題ないような気がする。
それでも噛み付く奴は坊やなのさw

>リレー
どのスレ・ネット上のサイトでも成功した試しが無いんだけど。
よっぽど住人が好意的かしっかり練られたプロット、で歪んだ方向に行っても軌道修正出来る根性と
文章力が無いと崩壊すると思われる。
>>593が言う様に自分一人で書いた方が良いと思う。
自分の望む方向から激しくズレた時に非常に困るから。
597587:2006/12/02(土) 12:50:44 ID:IgjMFpQb
>>595
残念だが、じっくりは待てない。漏れの理想では、ガンガン書いてほしい。
好きなようにしてくれてかまわないし。ただ、むちゃくちゃにされたら
嫌だけどね。二回目出したのは、漏れが書きたかったから。今日の夕方か
晩にまた出すかもしれない。今後出す人は、出す前にチェックしてね。

>>596
ふたなりでも百合だからOKだと思う。1人で書くか・・あんまり
と言うか、ごくたまに書いてくれるだけだと、漏れ一人で書いてる
感じになるかもな。1人で書くのはもうすこし様子みて考える。
598名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 13:24:22 ID:ANmtGKj+
リレーSSへの要望

  ・シリーズ名をつけて名前欄に共通で入れて欲しい。
  ・587にもコテ(できればトリ付)を名乗って欲しい。
599587:2006/12/02(土) 13:52:25 ID:xWUfZoNI
>>598
題名決めてない。題名いるの?名前欄に題名入れたとして、誰が書いたか
わからんやん。題名は・・誰か考えて。題名は時間かかるかもしれんし、
決まった時にでも、小説に書けばいいとおもう

コテってなに?トリ付もも意味がわからない。
600名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 14:32:19 ID:lI58lI5g
>>599
コテ・トリップの付け方
http://www3.atwiki.jp/furin/pages/68.html

ま、頑張って。
601587:2006/12/02(土) 14:40:42 ID:xWUfZoNI
>>600
そんなんやらなあかんの?もう別にええんちゃう?587でええやん。
今のままでやるわ。
602名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 15:14:02 ID:KxfXTIno
気に喰わないレスはスルー
なんのネタにもならない議論でスレが流れるほどむなしいことはないからな
厨や荒らしをぶっ叩くのは気持ちいいかも知れないが建設的では無いし
職人が作品を投下しにくい空気にはなるが… それを望む住人は居ないだろ?
603587:2006/12/02(土) 15:25:05 ID:GmLnyn/E
>>601
例えばだな、俺がこうしてしまうと俺とお前の見分けがつかなくなるわけだ。
あとNGにも放り込みやすいから荒れにくくはなるわけだ。
めんどくさいだろうけどやってくれ
604名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 15:28:35 ID:eaaT3rsA
>>603
いや、587は多分専ブラとか、そういった類いの事は全く知らない輩なんじゃない?
だから「スルー」とか「NG」とか言っても全く通じないんじゃないかと思われる。
605587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/02(土) 16:31:31 ID:xWUfZoNI
>>603
わかった。やってみた。

>>604
あんまりよーわからんからな。
606587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/02(土) 18:48:58 ID:jHjqMvEw
>>594 の続き。  

沙夜は、生徒を言葉やそもてるかぎりの色気をつかって、校舎裏に
連れ込んでいた。
「でも私・・」
「まさか・・」
女の子の制服を脱がす。
「また・・」
そう。またもや、胸にたくさんの、キスマークが!これで四人目だった。
(この子も誰かの子猫ちゃんなね・・たぶん、百合香お姉様の
ものなんだろう・・・・!?)
(違う!なんでお姉様なんの?私は彼女の子猫ちゃんじゃないし、
百合香さんて言えばいいの!)
「あの、私はどうしたら・・」
「どうしようかな?人のものに手を付けるのは気が引けるな〜・・」

どうする?次の人頼む!
607名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:05:54 ID:tEcmUBe2
消えろ
608名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:57:44 ID:QRDc7gA/
なんだかなぁ
609名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 23:03:53 ID:a8L0MhuY
関西弁で書きこむなよー
610名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:11:17 ID:JzbuUhlC
2ちゃん初心者かつSS初心者の>>606に2ちゃんで有名なこの言葉を贈ろう


半年ROMって空気嫁
611名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:11:36 ID:3SGrIPXI
かなりうざいんだが
マジで
612名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 01:00:14 ID:eeoHr7/S
あぼんしないで文句言う奴もかなりうざい
587は一人しか居ないうえにあぼんできるが上記の奴はそうじゃないからな
613名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 02:54:00 ID:ABTBpXDW
>>606
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
614587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/03(日) 10:42:12 ID:P2dzKcjh
じゃ、もうやめるわ。どうせ俺ばっかかいてそうだし。リレー小説じゃないと
やる意味がない。もっとガンガン書いてくれるとおもったんだがな〜。
つまんね
615 ◆oUuND7UnGo :2006/12/03(日) 11:54:12 ID:7eP1P0aq
 587さんや592さんじゃないけど、企画は面白いと思うんでいちおう書いてみた
>>606の続き


 校舎裏で、沙夜と女生徒が向かい合う。
「でも可愛いな……食べちゃいたい」
 沙夜はごくり、と息を飲み込んだ。
 目の前の少女は沙夜の好みそのままだった。保護欲をそそる童顔に未発達な体。潤んだ瞳がおび
えたように沙夜を見つめている。
「あ、あの、私、本当に困るんです……他の女の子と仲良くしたら、お姉さまに叱られてしまいます」
(ああ、もうガマンできない。ちょっとくらいいいよね。周りには誰もいないし)
 沙夜の下半身にぞくり、としたものが駆け上ってくる。
 校舎裏には人の気配がまったくない。
 今なら、彼女を──
 勢い込んで、沙夜は一歩彼女に近づいた。
「ふうん、『お姉さま』ねえ。そんなに大事なの?」
「は、はい、私はあの方の子猫ちゃん……ですから」
 びくり、と小柄な体を震わせ、少女が後ずさる。
 まるで獲物を追い詰めるかのような動きで、沙夜がさらに詰め寄った。
「あ、あの……それ以上は駄目なんです、私……」
「大丈夫、私に任せて」
 沙夜の唇と、少女の可憐な唇が触れ合うほど近くに接近し──
「ちょっと、あなた! あたしの子猫ちゃんに何をしてるの!」
 激しい怒声が背後から響き渡った。

616 ◆oUuND7UnGo :2006/12/03(日) 13:10:26 ID:7eP1P0aq
スマソ最後にこれを書き忘れた。

〈次の人がいたら、続く〉
617 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/03(日) 14:33:02 ID:NZ6WwJ1o
>>587
自分も企画は面白いと思う派。まったりペースでなら続けていくつもりはあるよ。

>>615続き リレー小説6
「春奈お姉さまっ!」
「ごきげんよう、あたしの子猫ちゃん。そして、泥棒猫さん」
その怒声の主を見た少女は安堵の声を出した。聞いての通り、沙夜の背後にいるのは、目の前の少女のお姉様だ。
「ハルナ? 百合香さんって訳じゃないんだ」
多分、百合香の子猫ちゃんが溢れかえっているものなのだろうと考えていた沙夜は、少女のお姉様が百合香でないことで拍子抜けした。
「そ、そんなっ! 私なんて春奈お姉さまの子猫ちゃんになったのだって勿体無いくらいなのに・・・」
少女はあたふたとそんなことを言っている。ならば、その春奈さんとやらと見てやろうと沙夜は振り返った。
「あなた、見かけないない顔ね? 転校生かしら?」
そこに立っていたのは、襟付きプルオーバーとハーフパンツのユニフォーム、肩にバット入れ、脇にグローブ、手にスポーツバッグを持ったソフトボール部員であった。
鍛えられた脚はしなやかなバネのようで健康美に溢れ、ショートカットの髪は少し茶が入っていて軽やか、キリっとした太めの眉は少年のような印象を与えるが、それに似合う整った顔立ちは中性的な美少女を作り上げていた。
「ええ、工藤沙夜って言うの。よろしくね」
(百合香さんほどじゃないけど、このハルナさんも凄い美少女。粒揃いのこの学校の中で、一際飛び抜けてるわね)
「ふ〜ん」
春奈はじろじろと沙夜を上から下までじっくりと舐めるに観察する。
「あなた、ソフトボール部に入らない? 華奢な見かけの割りに、よく鍛えてるでしょ、その脚。あたし好みのいい鍛え方だわ」
短いスカートの裾から伸びている沙夜の脚を見つめる春奈。その視線に沙夜はゾクゾクとした快感を覚える。
(タイプは違うけど、百合香さんと同じだわ)
視線だけで女の子を感じさせちゃうほど、格の高い『お姉さま』。
「ついでに泥棒猫あらため、あたしの新しい子猫ちゃんになるの。子猫ちゃん同士のスキンシップを許さないほど、あたしの心は狭くないわよ?」
そう言って微笑みかける春奈に、沙夜は抱かれたいという欲求を感じていた。
(ううん、駄目よ。私のほうが相手に「抱かれたい」って思わせるお姉さまになるのよっ)
「それより、私のほうは名乗ったのよ? あなたのお名前を聞かせてもらえるかしら?」
振り絞るように、沙夜はそう尋ね返した。少しでも気をぬけば、お姉さまのオーラに当てられてしまいそうだ。
「ああ、ごめんごめん。あたしはソフトボール部部長の安藤春奈よ。新しい子猫ちゃん」
ソフトボール部部長、安藤春奈。運動部の生徒達の上に君臨し、その半数近くを子猫ちゃんとする学園四天王の一人である。
学園四天王、それは学園全体に君臨する百合香お姉さまの寵愛を最も受けている四人の女生徒をさす言葉である。
618 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/03(日) 14:33:57 ID:NZ6WwJ1o
スマソ、自分も最後にこれのを書き忘れた。

〈次の人がいたら、続く〉
619587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/03(日) 17:10:16 ID:okegFrJq
>>617
そだな。マターリやるか。
620名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 18:06:03 ID:lW+ZGNtw
>>619

      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
621名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 20:56:59 ID:Yoa01ypj
>619
もういいっちゅーにw
622名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 21:01:03 ID:QoT4Jz9H
おや、結構面白い流れになってるじゃないか
リレー小説の応援するよ

>>621
>>570ぐらいから気の毒な人が奇妙なレスを必死になって書き込んでいますね
恐らくいくらかのレスは同一人物が書き込んでるみたいだけど、
まぁ暖かい目でスルーしてあげましょう
623名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 21:17:49 ID:ABTBpXDW
と、自己顕示欲だけは人一倍の小説家気取りのゴミ職人擁護レス自演しておりますwww
















バレバレwwww
624名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 23:50:29 ID:lyCbEnfZ
なんつぅか
自分は面白いと思いこんでるあたりが寒くてウザいよなぁ・・・・・・
死ねばいいのに
625名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:39:38 ID:it/emB+m
創作者の常として自分の作品は素晴らしく見えるのですね。
自分の作品のレベルは自分では分かりません。

なので、こういう所で評価してもらえるのは悪くないのではないでしょうか。

626名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:58:03 ID:gu8SoVm6
作品の出来云々以前に作者の行動&言動がうざい
これは評価してもらう以前の問題で、お話にならないと思う
人格と作品を切り離して評価してくれるほどここは甘くはないし
作品自体も低レベル過ぎる上に、展開を他力本願なところが目も当てられない
正直自サイトでひっそりやっていたほうがいいのでは?
こういう場所でやるには向いていないと思う
そもそもエロ文自体にも才能がなさげだとは思うが…
627名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 01:27:35 ID:gbGvlQeT
控え室でも何度か話題になってたけど、俗に言う「自分語り」ってやつだな。
>>626の意見はキツイ言い方だけど半分位は同意出来る。
SS自体は低レベルとは思わなかったけど、まぁ普通。
作品は書いていくうちに上達していく場合が多いからめげずに頑張って欲しいけどね。

まぁ作品を読んでもらいたくていろいろ書き込んだり「感想ちょうだい〜」みたいな事を書いたり、
感想に対して全レス返したりするのは必ず通る道じゃないか?
で、こうやって叩かれて純粋に作品だけ書くようになるのか、それともこのままなのか、もしくは
荒らしに転じるのか。
それはそいつ次第だけど。

あと気に入らない作品はスルーしてしまえ。
関わると読む自分も書く人も疲れてしまうから。
628名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 09:20:07 ID:bCmI4NAH
いや、「悪い奴を叩く超正義な自分」に酔ってるんだからスルーなんか出来ないだろw
その結果スレが荒れようがそれはその叩かれてた奴のせいって思考回路だし
629587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/04(月) 15:13:41 ID:hniQh+He
リレー小説、遅くなったが書いてくれた人アリガトン。今後書いてくれる
人も先にアリガトンと言っときます。
630名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 15:25:33 ID:Z91W4B6F
仕切厨ッテウザイヨネ
631名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 18:30:13 ID:qJzgM/W4
スルー=黙認と勘違いされて
多数のサイレントマジョリティの意思をないがしろにされたらかなわんよ・・・・・
勘違い馬鹿ははっきり拒絶するべきでしょ
632名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 19:17:45 ID:Xc438CNl
(・∀・)ニヤニヤ
633名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 00:32:47 ID:sbhYEZAG
そんなことよりもっと考えるべきことがあるだろう。
たとえば『地球温暖化』だ。CO2排出量増加による地球温暖化は常識だね?
そう、常識だ。いや、常識だと多くの人々が思っている。
だが、実はCO2が地球温暖化の原因だという証拠は無いんだよ。
そもそも地球温暖化という現象は仮説に過ぎない。そう主張する人も少なくない。
ふっ、どうも私は口下手で困るよ。つまり常識を疑えということだ。
634名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 03:32:43 ID:Hees+b/2
>>633
同じネタでしつこいよ
馬鹿か?
露骨に話題逸らしするなら、もう少し頭使えよ…
635名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 07:45:18 ID:xDo8MTU/
ふたなりは百合じゃないってのを理解できないアフォがいるスレはここですか?
ふたなり書くなら他所行ってくれ、スレが穢れるだろw
636名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 11:39:38 ID:6SkiB5J9
>>635
ふたなりだって、百合になると思う。
ネコの方がふたなりなら、羞恥責めとかの材料に出来ると思うし。
タチがふたなりで、ネコにぶち込むなんてのは男女カプと変わんないって思うが。


「いけない子猫ちゃんねぇ。こんなおぞましいものを持って、女子校に通ってたなんて。
きつ〜いお仕置きが必要かしら? この変態オカマ野郎」
「わ、わたし・・・女の子です・・・本当に・・・ずっとこれだって、嫌で嫌で・・・」
「ほんとに? 今だってこんなにカチコチにして、わたしのアソコに入れたくて仕方ないんじゃないの?
汚わらしい男みたいにっ」
「・・・お、お姉さまっ・・・そんなに強く握られたら・・・ぁぁっ・・・」
「そろそろ出したい? かわいい子猫ちゃん、本当に好きだったのよ? だから、これはせめてもの手向け」
「お、お姉さま・・・なにを?」
「わたしの処女をあげるわ。ぶち込みたいんでしょう。でも、それで終り。
あなたはわたしの最初で最後の「男」になるの。そして、「男」にはこの学校にいる資格はないわ」
「・・・お、お姉さまの処女を・・・私のモノで・・・・?」
「・・・光栄に思いなさい・・・初めてなんだから、やさしくするのよ・・・っんん、あ、あなた・・・」
「・・・お姉様・・・私はお姉さまの子猫ちゃんでいたいです。だから、処女なんていりません。
代わりに女の子同士の悦びを教えて下さいっ。こうやって、二人の女の子の部分を重ねると気持ちいいんですよね!?」
「・・・・・・はぁ・・・そうよ、これを貝合わせと呼ぶの。覚悟なさい。わたしの責めは甘くないわよ」
「・・・お姉さま・・・・はいっ!」
「気持ちよくしてあげるわ。だから・・・ずっと女の子でいなさいね・・・あなたを「男」になんてとられたくないもの」

<了>


ただ、>>587の書いている部分を見ていると、
ナニをぶち込んで女生徒を征服していくような展開っぽくて、
とても男性的なものを感じてしまう。
637587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/05(火) 13:53:13 ID:guX3ibE5
>>636
まだ終わらんとってくれるかな。でも、みんながそれを望むなら
しかたないが。そうじゃないなら、>>617 の続きから書いて
638名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 14:46:34 ID:hhBt3d6w
もうおわったのだよ。
あきらめろ。
639名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:18:31 ID:zux2pg7Y
終わったに1票
640名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:45:31 ID:GiUCxI4L
同じく終わったに1票。
スレの流れ的に続けると荒れるかもしれん。
もし可能なら新しくスレ立てする方がまだ論議分かれしなくて済みそうだ。
エロパロ板にはリレーSSをメインにするスレが無いみたいだから。
後は>>587の判断次第だけどね。

スレの立て方が分からなければ「2ちゃんねるガイド」見て勉強(という程のものではないが)して。
641名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 00:45:34 ID:O84wOky3
オワタ
642名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 00:51:43 ID:TbIUYAFj
つーか
587 ◆dqeZ2mya.s
を出入り禁止にすれば平和になるような気がする
こいつが来るまで平和だったし
643587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/06(水) 08:22:54 ID:zqXR//sO
>>642
ちょっとそれはひどくない?自分が言われたらどう思うか考えなよ。
644名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 08:42:44 ID:WU5OwuIq
お前が言うなw
645名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 12:07:41 ID:Ub0vNOwc
>>643
もうここまで騒がしくなってると厳しいわな(意見なしの叩きが多いけど)。
誰かが書いてたスレ立てした方がいいかもしれん。
まぁ初志貫徹、あえてイバラの道を進むのも自由だけど。
646いわゆるスピンオフ? ◆.4eBOh6z2E :2006/12/06(水) 14:16:44 ID:z75jGW+2
「・・・99っ、100っ! ・・・ふぅっ」
100回の素振りを終えた少女は、手で額の汗を拭いながら、素振りの余韻を反芻している。
相手投手の様々な球種を想定しての素振りは、その都度振り方が変えるので、ただ機械的に繰り返す素振りよりも疲れるものであり、また有意義なものである。
すでに陽は暮れて、辺りは夜の帳が落ちている。少女は練習が終わった後も、一人だけ残って自主トレーニングを続けていたのだ。


「さて、あたしもあがりますかっ」
素振りの後、しっかりとクールダウンを行い、ようやくソフトボール部部長の安東春奈はバットを持って部室棟へと脚を向けた。
片付けは既に終わっているから、春奈は自分のバットを片付けるだけでよかった。
初夏のこの季節、昼間の激しい練習に加えて、先ほどまでの自主練習であるから全身汗でベトベトしているし、臭いも凄い。
「あー、こりゃ早くシャワー浴びないと」
春奈は襟元を引き上げて、臭いを嗅ぐ。
青春の汗は心地よくもあるのも確かだが、単純に気持ち悪いのも事実である。
まずはバットを部室に置き、着替えの入ったバッグを持ってシャワールームへ急ごうと春奈は思った。


「あれ? 部室にまだ誰か残ってるのかな?」
部室棟まで来た時、ソフトボール部室の灯りが着いているのを見て春奈は首を傾げた。
「それとも、また子猫ちゃんがお待ちかねかな?」
学園の運動部員の半数近くを、自分の子猫ちゃんにしている春奈。彼女は運動部員の百合の頂点に立つ存在である。
そんな春奈に抱いてもらいたい子猫ちゃんが練習後の部室に待ち伏せているのはよくあることだ。
「ふふふ〜、じゃあ今日はこの汗臭〜い体を満喫してもらおうかしらね?」
自分の子猫ちゃん達なら、自分の汗の臭いに恍惚とした表情を浮かべ、アソコを濡らしてくれるだろう。
そんな倒錯した光景を思い浮かべて、春奈はサディスティックに笑った。
「お待たせ〜、待たせちゃったかな?」
スポーツでも全然性欲を発散できていない春奈は、これから始まる子猫ちゃんとの情事への期待から満面の笑みで部室のドアを開いたのである。


「うふふ、汗臭い春奈さんですの? それは、とても美味しそうですわね」
――腰まで流れるようにのびる艶やかな漆黒の髪
――美の女神とはかくもあらんという美しい顔の造詣
――美しい顔を彩る愛らしい表情
――均整の取れたボディライン
――埃臭いソフトボール部の部室内にあって、なお芳しい香り
――そして、全校生徒を魅了してやまない、その視線


「ゆ、百合香お姉さまっ!?」
それは学園に君臨する最高のお姉さま、花鳥院百合香であった。
「あっ、な、なんで、百合香お姉さまがっ!? きゃっ!?」
激しく動揺する春奈は、後ずさった拍子に床の段差に躓いてドスンと尻餅をついてしまう。
「春奈さん、大丈夫ですか?」
春奈が転んだのを見て、百合香は心配そうに駆け寄る。
「あっ、いやっ、ダメっ! 今はそばにきちゃダメですっ」
春奈は尻餅をついたまま、ぶんぶんと手を振って百合香を遠ざけようとする。
「・・・っ! そんな・・・わたくしは、わたくしは・・・春奈さんに嫌われてしまいましたの?」
ぐすん、と涙目になる百合香。その潤んだ瞳に見つめられて、春奈はアソコをジュンとさせてしまう。
もっとも、それ以上に慌ててしまう。春奈はその太い眉毛を困った形にせざるを得なかった。
「ち、違いますっ! 違いますって! 今、あたし、すごく汗臭くて・・・それが恥ずかしくて・・・だからっ、百合香お姉さまのことは大好きだからっ」
だから、春奈は百合香を嫌ったわけではないことと、自分がとても百合香のことが大好きだという気持ちを懸命に伝える。
647いわゆるスピンオフ? ◆.4eBOh6z2E :2006/12/06(水) 14:19:21 ID:z75jGW+2
「それなら、よかったですわ」
一転して百合香の表情がぱぁっと明るくなる。演技をしていたわけではない。
百合香は天衣無縫なのである。だから、女の子を片端から、何の衒いも気負いもなく口説き落としてきたのだ。
「はい。だから、少し待ってもらえますか? 今、シャワー浴びてきますからっ」
春奈はあたふたしながらも立ち上がり、シャワールームへ足を向けようと回れ右をした。
「いかせませんわ。このまま、いたしましょう?」
「きゃっ!?」
百合香は春奈を後ろから抱き締めて、その耳元でやさしく囁いた。
それだけで春奈の背筋に軽く快感が駆け抜ける。並みの女子生徒ではこれだけで失禁して失神するほどに感じてしまうだろう。


百合香は春奈の首筋に鼻先をうめて、音を鳴らして臭いを嗅ぐ。
「いや・・・お姉さま・・・恥ずかしい・・・」
いつもは凛々しい太い眉が八の字になってしまう程、百合香は困ったという表情になっている。
その頬は羞恥で赤く染まっている。
「あら、春奈さんの汗臭〜い体を満喫させてくれるのではありませんの?」
「そ、それは子猫ちゃん相手の話で・・・お姉さまにこんな・・・汗臭いあたしを見られるのは・・・すごく、恥ずかしい・・・」
百合香はまた、耳元で囁く。春奈は一層羞恥で顔を赤くする。
「どうして、子猫ちゃんはいいのに、わたくしに見せるのは恥ずかしがりますの? わたくしの子猫ちゃん」
百合香は春奈に問いただす。
「だ、だって・・・お姉さまには、綺麗なあたしを見て欲しいからっ。汗臭いあたしなんて、嫌われちゃうんじゃないかって・・・きゃふっ」
唐突に百合香が首筋をペロリと舐め上げたので、春奈はかわいい声をあげた。
「ああ、美味しいですわ、子猫ちゃん。もっと味あわせてくださいまし」
「だ、ダメ、お姉さま・・・やめてぇ・・・んっ、はっ、あんっ!」
後ろから抱き締めたまま、百合香は春奈の首筋を舐め、ユニフォームの上からやさしく胸を撫でて揉みだした。


「お姉さま・・・あたし汗だくだから、舐めたら・・・汚いぃ・・・あふっ、ああんっ」
春奈は汗まみれの自分を舐める百合香に抗議の声をあげるが、百合香は聞き入れない。
「あら、青春の汗は美しいものですわ。どうして汚いことがありますの?」
いいえ、そんなことはありません、と反語の用法を使って百合香は春奈を諭すように言う。
「それにもう、気持ちよくて仕方がないのではありませんこと?」
しなやかに鍛えられた筋肉により、ほどよい弾力のある春奈の胸を揉んでいる百合香は、その頂点にぷっくりと固くなった部分があることに気付いていた。
「お姉さま・・・お願い・・・これ以上恥ずかしくさせないで・・・シャワー浴びてきたら、どんなこともでもするから」
春奈は必死になって百合香を説得しようとしている。
好きな人に汗臭い自分を見られたくない。それは当然の乙女心であった。
「うふふ、なんでもする・・・本当ですかしら?」
百合香はそう妖しく笑った。

<続く>

リレーは潰えたが、自分の考えた分のキャラを再利用してみる。
648587 ◆dqeZ2mya.s :2006/12/06(水) 15:04:00 ID:9JxeA/Yx
>>647
書くなら、なんとか沙夜も出させてもら演歌?
649名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 15:14:19 ID:YjZtbTUe
>>648
お前うざい
レスするならコテはずせ馬鹿
650名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 16:49:47 ID:67FKBEhP
>>648
沙夜を出すと百合じゃなくなるから、書きたくない。
沙夜は私の中では、完全に男に属するキャラクター。
特に>>593とか、描写が完全に男になってる。
自分で読み返して、どういうところが「男臭い」のかよく考えてみるといい。
651名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 18:43:29 ID:O84wOky3
もう相手せんほうが良いよ
652名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:14:03 ID:M9j6m2Vk
647の続きマダー
653名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 02:01:58 ID:z1Vns2Hv
>>652
作者自演乙ww
こうやって自演して嬉々として続き書き込むんだろうなw
誰も望んで無いのになwww
死ねよw
マジうぜぇ
654名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 03:28:42 ID:8egsRp6h
しょぼい釣り師やな
655名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 11:36:59 ID:evqh2NyI
議論か叩きが無いとまったく進行がないスレ
656名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:29:43 ID:8cs0YyLE
いやや
657名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:31:40 ID:7qi63Yxd
落ち着くまでほしゅ。
658名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:21:45 ID:C1dGZrnY
女王の教室スレに投下されている百合SSにハァハァ。
659泥んこ娘書いた人:2006/12/10(日) 01:29:15 ID:8B8PYljL
夜遅くに空気読まずに投下。
制服・おもらし・泥んこ・プチ陵辱?ありなので苦手な人はスルーの方向で。

ではどうぞ。
660泥んこ娘の想い(1):2006/12/10(日) 01:30:23 ID:8B8PYljL
(ああっ…。もう、我慢できないよぉ…)
今は授業の真っ最中。
でも私は顔をうつ伏せながら、机の下では足を摺り合せて。
もう蜜が溢れすぎて下着の中に着けているナプキンは吸水性を失って。
多分下着を通り越してスカートにも染み出しそうな勢いになっています。
(でも…舞ちゃんに嫌われたくない…)
私は3日前の出来事を思い出してました…。

彩子さんと泥んこ遊びをした帰りの事です。
メールを送った後、私は舞ちゃんに電話をしました。
「…で、今度一緒に泥んこ遊びが出来たらいいなぁ、って思ったの」
私の声はいつもより何故か弾んでいました。
だって、みんなで泥んこになれると思うだけですごく嬉しいんだもの。
でも、それとは対照的に舞ちゃんの声はどんどん暗く、というか少し怒気を帯びた口調になりつつありました。
「舞ちゃん、どうしたの?」
何故彼女が怒っているのか、その時の私には理解できませんでした。

「…由佳ちゃん」
「なに?」
いつもの感じで答える私。
「あの時、言った事覚えてる?」
「あの時?」
私はおうむ返しに言葉を舞ちゃんに返します。
「…ゆかりちゃんと一緒に泥んこになった時」
舞ちゃんの声はいつもの彼女では無い、冷たい無機質な感じの声色です。
「…うん。舞ちゃんの事、好きって…あっ!」
そこまで言って彼女の言いたい事が分かりました。
「私の事が好きなのに、他の女の子と泥んこ遊びをしてエッチな事までしちゃうんだ」

お腹の底が、すごく冷たい。
そんな感覚が私を襲います。
「ま、舞ちゃん、ごめん、私そんなつもりじゃ…」
「ならどんなつもりなの!?」
一気に爆発した彼女の声。
「私は由佳ちゃんの事、愛してるって言ったのよ…でも、由佳ちゃんは他の子と一緒に…」
その後の言葉は声になっていませんでした。
そして受話器から聞こえる嗚咽。
「…」
私の心は後悔と慙愧の念で一杯になっていました。
理由はともあれ、私は舞ちゃんの心を傷つけてしまった。
私の視界がだんだんと滲んでいきます。
ぽたり、と私のこぶしに雫が落ちていきました。
「…ごめんなさい。私、舞ちゃんの事が好きなのに、理由が何であれ、自分の勝手で彩子さんと泥んこになって…。本当ならこんな事するべきじゃなかった…」
もう声は涙声になっていて、頭の中はぐちゃぐちゃになってた。
「だから、許してもらえないと思うけど…お願い、嫌いにならないで…」
私も嗚咽をあげながら彼女に謝罪の言葉を述べていました。
「…じゃあ、私の言う事を聞いてくれる?」
「うん、もちろん聞くよぉ…」
それで許してもらえるとは思ってませんでしたが、彼女の為なら何でもする、そんな気持ちで答えた私。
でも、舞ちゃんの言葉は私の予想をはるかに上回ってたのです。

「私がいい、って言うまで一人エッチと泥んこ遊び禁止。もし約束を破ったら絶交だよ」

そして今日に至ります。
たった3日しか経ってないのに。
もう私の大切な所は限界を通り越していました。
思いっきり触りたい、そして快感に浸りたい…。
でも、舞ちゃんと絶交になると思うと不意に伸びてしまう手が止まるのです。
舞ちゃんに嫌われたくないよ…。
私の頭の中は襲い掛かる快楽と舞ちゃんの想いで訳が分からなくなっていました。
661泥んこ娘の想い(2):2006/12/10(日) 01:31:52 ID:8B8PYljL
「宮村さん」
「あ…。彩子さん」
休憩時間に教室に現れたのは彩子さんでした。
「この前は…ありがとう」
少しそっぽを向きながら呟く彼女。
でも、私は弱弱しい笑みでうん、と言葉を返すだけ。
そんな私が珍しかったのでしょう、心配そうな声を出す彼女。
「どうしたの?何かあったの?」
「別に何でも無いですよ…」
「とてもそうには見えないけど…ひょっとしてこの前ビデオに映ってた彼女の事?」
一瞬にして見抜かれてしまい、私の気持ちがまたざわめき立つ。
「良かったら話してみて」
「…はい」
出そうになる涙を必死に堪えて、私は彼女にこの前の出来事を話すのでした…。

ピンポーン…。
「はい〜?」
ドアノブを回し、扉を開ける舞ちゃんの前に現れた人は彼女の知らない女性の姿。
「こんにちは…。中村さん、ですね」
「はい…貴女は?」
「初めまして、私、御堂彩子と申します」
そして一礼をする彩子さん。
名前で気づいたのでしょう、彼女が私と一緒に泥んこ遊びをした人だという事を。
「あ…ど、どうぞ入ってください」
やや緊張した面持ちで舞ちゃんは彼女を玄関先に入れ、部屋に案内するのでした。

「どうぞ」
「あ、ありがとうございます…」
彩子さんは出されたティーカップに口をつけましたが、こちらもまた表情を強張らせたまま。
暫くの間でしたが、沈黙が走ります。
「あ、あの…。由佳さんの事なんですが」
その重い口を開いたのは彩子さんの方でした。
「由佳さんを怒らないで下さい…。私が由佳さんに泥んこに興味があるって言ってしまったのが悪いんです」
「…」
彼女の言葉をただ黙って聞いている舞ちゃん。
「由佳さん、私に貴女との出来事を泣きながら話してくれました。『舞ちゃんのいない生活なんて考えられない、考えたくない』って言ってました」
そこまで言うと彩子さんはすっく、と席を立ち、何と舞ちゃんに向かって謝罪をするかの様に礼をしたのです。
「私が頭を下げても意味が無いのかもしれないけれど、あんな宮村さんの姿を見るのは初めてだったし、私にもこういう事になってしまった責任もありますし…」
唇をきゅっと噛み締め、ひたすら謝り続ける彩子さん。
「彼女、貴女の話をすると目が輝いていたんです。ああ、本当に中村さんの事が好きなんだなぁ、って思いました」
言葉の端々がやや震えます。
「どうか、彼女を許してやって下さい…。お願いします」
必死に溢れそうになる涙を堪え、ただひたすら謝り続ける彩子さん。
662泥んこ娘の想い(3):2006/12/10(日) 01:32:31 ID:8B8PYljL
「…顔を上げてください」
舞ちゃんのいつもの柔らかい声が彩子さんの耳に入ります。
「え?」
不思議そうな表情を浮かべる彩子さんをじっと見つめながら舞ちゃんの口がゆっくりと開きます。
「ちょっと、やきもちを焼いてただけです」
そう言って照れを隠すように自分のカップに口をつける彼女。
「ほら、私と由佳ちゃんって学校が違うじゃないですか。だから学校で何があったのか、とか分からなくて」
途中で飲み物を口にしながら言葉を続ける舞ちゃん。
「だから電話で貴女と由佳ちゃんのやりとりを聞いててちょっと寂しくなっちゃったんです」
「…」
彩子さんは舞ちゃんの言葉をただ黙って聞いています。
「何だか知らない由佳ちゃんが居る、って…。そう思った時には、ついカッとなって」
さらにもう一口、紅茶をすすります。
「私もあの時はそんな状態だったけど、その後の彼女の様子とか今の彩子さんの言葉とか聞いてると
あの子も相当反省してるみたいだし、逆に私の事を想ってくれてるんだ…って恥ずかしく感じたり」
「じ、じゃあ…」
震える声のまま彩子さんは彼女に問います。
舞ちゃんは笑顔を向けて、
「もちろん、許します。あ、でも…」
「でも?」
「由佳ちゃんには内緒ですよ?ちょっといい事を思いついたので…」
「いい事、ですか?」
首を傾げる彩子さんの耳元で舞ちゃんはまるで悪戯っ子の様な表情を見せ、何かを囁いたのでした。

「今日、時間空いてる?」
週末の放課後、彩子さんから自宅へのお誘いの言葉が掛かってきました。
私は舞ちゃんの事もあってあまり乗り気じゃなかったのですが、何と舞ちゃんも来るという事。
「え、どうして舞ちゃんが彩子さんの家を知ってるんですか?」
「実はこの前、中村さんのご自宅へ伺ったの」
「彩子さんが?」
「ええ。でも中村さんはあまり機嫌が良くなかったみたい。『誠意を見せてほしい』って事で貴女を連れて来れば
今回の事は許してあげるって言われたわ」
その言葉に私は素早く帰る準備を整えて、彩子さんの家について行く構えを取りました。
あまりの素早さに半ば呆れた表情で見つめる彩子さん。
「…じゃ、じゃあ行きましょうか」
「うん。…舞ちゃん、やっと許してくれるのかな?」
私の顔が自然と綻びます。
そんな様子を見ながら彩子さんの表情が妖しく歪んでいる事に全く気づくよしもありませんでした。

「少し待っててね」
部屋に案内された私は舞ちゃんを呼んで来るからと言って出て行った彩子さんを見ながらひとり飲み物に口をつけてました。
彩子さんの豪邸に呼ばれたのはこれで二度目。
一度目は二人で泥んこ遊びをした事…。
それを思い出すと下着からいやらしい蜜が溢れてきそうになります。
「いけないいけない、舞ちゃんが許してくれるかどうかも分からないのに」
慌ててそんな淫らな思いを打ち払う私。
そして私はグラスの中に入っていたオレンジジュースを一気に飲み干しました。
「…あれ?」
その時です。
不意に視界がぼやけていくのが分かりました。
「ど、どうしたんだろう…何か、眠く…」
急に襲ってきた睡魔に耐える事が出来なくて私はそのままソファの上に横たわってしまったのでした。
663泥んこ娘の想い(4):2006/12/10(日) 01:33:22 ID:8B8PYljL
「うふふっ、どう?」
「んっ…やっぱり、じんじんするっ…」
「彩子さんもこういう事が好きなんですねー」
聞き覚えのある声、そして鼻に入る土の香り。
私はゆっくりと目を開けました。
「こ、ここは…?」
「…あら、由佳さんが目を覚ましたみたいですわね…っんっ!」
彩子さんの声が、何だか違う。
「あ、彩子さん…舞ちゃん…ゆかりちゃんも!?」
私は目の前の光景に身体の力が抜けていきそうでした。

大理石の浴槽に張られた泥の中で制服姿の3人が戯れていたのです。
ゆかりちゃんと舞ちゃんはお互い泥塗れになってどこが紺色なのか分からないスカート同士擦り合わせて。
彩子さんはそんな2人の手で胸や下半身を泥塗れにされていて。
「あはぁ…ゆかり、またいっちゃうぅ…」
「また出そうなの?漏らしてもいいのよ?」
「うん、泥んこ塗れでのお漏らしが気持ち良いの…ああっ」
ぷしゃっという音が私の耳の中に入っていきます。
全身を震わせ、恍惚の表情のままゆかりちゃんは自らの汚れたスカートをさらに濡らし、舞ちゃんの下半身も汚していきます。
そんなゆかりちゃんに甘いキスを交わす舞ちゃん。
「ふふ…。今度は彩子さんも同じ様になろうね〜」
舞ちゃんの泥塗れの手が彩子さんの、これまた泥と他の液体で濡れ汚れた制服のスカートに触れ、
そのまま大事な部分ごと上下にグラインドさせていきます。
「ああっ!そんなに激しくされたら、もう…もうっ!」
ぐちゅぐちゅという音を立てて彩子さんが壊れていきます。
同じ様に恥ずかしい蜜を何度も噴き出させて泥の海の中に身体を沈めていく彼女。
そんな彼女をもう一度抱き寄せて今度は服の上からぷっくり膨れたのが分かる乳首とその豊かな胸を愛撫し始めるの。

私ももう我慢できない。
浴槽の方に向かおうとしますが、何故か身動きひとつ取れませんでした。
そう、私の両手は後ろ向きに手首を縛られ、足は女の子座りの状態で足首にそれぞれ枷がついている状態だったのです。
「え、何で…!?」
驚きの声を上げる私。
「うふふ、由佳ちゃんはそのまま見てるだけよ?」
舞ちゃんの声にびくり、と身体を震わせる私。
「だって言ったよね?私がいい、って言うまで一人エッチも泥んこ遊びも駄目って」
「で、でも…!」
「だからそこで見てて、ね?」
まるで小悪魔であるかの様な表情を浮かべてゆかりちゃんの首筋に舌を這わせる舞ちゃん。
「ああっ…」
彼女の右手がゆかりちゃんの足からゆっくりとスカートに伸びて行き、掬った泥を塗りつけていきます。
「ゆかりのセーラー服、もうすごいことになっちゃった…」
そう、彼女の制服は腰から下がもう茶色に染まり、綺麗に残ってる上半身の対比がまた淫靡な感じを醸し出していくのです。
「もっと汚して、もっと犯してぇ…」
自らの腰を動かし、舞ちゃんの手の動きに合わせるかの様に泥の中で擦り付ける彼女。
私の視線は泥の中で戯れる彼女達から逸らす事が出来なくて、でも一人慰める事も出来なくて。
何もしていないのに熱い蜜がスカートの生地越しから溢れかえるのが分かります。
多分私が眠っている間に彼女達が下着を脱がせたのでしょう。
「ふぅ…」
そこまで身体は臨戦態勢に入っているのに、身動きひとつ取れないあまりの切なさに目からは涙が零れ落ちそうになって。
セーラー服のスカートからは蜜で出来た染みがじわじわと広がっていきました。
もうお尻の部分はびしょびしょに濡れていて。
664泥んこ娘の想い(5):2006/12/10(日) 01:33:55 ID:8B8PYljL
浴槽の中では舞ちゃんが失禁していました。
彩子さんの腰の上に座り込む様な形になってすごく気持ち良さそうにお漏らしをするの。
さらに粗相をしながら腰を動かして、お互いの身体を汚しあう。
「うにゃあ…んっ」
猫の様な声を上げて舞ちゃんも感じているのです。
そして私も。
「あ、ああ…」
両足の間からちょろちょろと温かい液体が流れる。
穿いているプリーツスカートは私の漏らした檸檬色の液体でくっきりと分かる位の濃紺色に染まってしまいました。
さらに足元に広がり、白のソックスも黄色に染めるの。
でもスカートの中では熱い蜜がまだまだ溢れていて。
「ごめんなさい、もう舞ちゃんに黙って泥んこになったりしないから、お願いだからぁ…」
私はこの状況を我慢する事が出来なくなっていました。
涙を流して舞ちゃんに謝罪する私。
それは本心でもあり、疼く身体と心が暴発寸前だった事もありました。

そんな私を見て、嬉しそうな表情で見つめる舞ちゃん。
「…しょうがないなぁ、許してあげる」
「ま、舞ちゃん…!」
舞ちゃんはそう言うと浴槽の縁に置いてあったリモコンを押します。
と同時に私の手枷と足枷がいともあっさりと外れたのでした。
「舞ちゃんっ!」
私はふらつく足で泥の浴槽の中にしゃがみ込み、舞ちゃんに抱きつきます。
そして舌を絡ませるほどの激しいキス。
「んっ、んんんっ!」
愛しい人とのキス、もうそれだけで私は絶頂に達してしまいました。
ぷしゅうっ!
初めて体験する潮吹き。
尿と泥で汚れたスカートの中は自らの蜜でぬるぬるに汚れていきます。
でもまだまだ足りなくて、舞ちゃんのスカート越しに私の足を絡めていきます。
「もう、激しいんだから…でももっと壊してあげるね」
私は舞ちゃんの言葉も終わらないうちに腰を動かし、泥のぬるりとした感触と舞ちゃんの熱い秘所を感じ取ります。
「えへへ、由佳さん、すごく壊れてるね〜。ゆかりもお手伝いしてあげる」
「私もです。もう意識が無くなるくらいに愛し合ってあげます」
ゆかりちゃんも彩子さんもそう言うと舞ちゃんと私の身体を愛撫し始めるのでした。
身体を触られるたび、泥で制服が汚れるたびに私は何回も絶頂に達します。
残っていた檸檬色の液体が再び溢れ、制服をさらに汚していきます。
それでも身体は舞ちゃんと決して離れる事無く、舞ちゃんもすごくいやらしい声を上げながら私の唇を奪うのです。
「にゃっ、すごく気持ち良いよっ!」
腰をお互い激しく擦り付けながらもう感覚の無くなってる下半身を攻め立てるの。
「私、もっ…!舞ちゃん、好き、もう舞ちゃん無しは嫌っ!どろどろがいいのぉ…!」
私も同じ様にグラインドさせながら唇を交わしました。
傍ではゆかりちゃんと彩子さんが私達みたいにスカート越しに下半身をすり合わせて愛し合っています。
浴槽の中では泥に塗れながら4人の淫らな声が響き渡るの。

「駄目、もうおかしくなっちゃうっ!」
何度も絶頂に達していた私でしたが、とうとう大きな波が襲い掛かろうとしてました。
それは舞ちゃんも同じだったみたいで、腰の動きが今までよりも激しくなっていました。
「私もっ…!由佳ちゃんと、一緒にっ…!」
ゆかりちゃんと彩子さんは先に絶頂に達したのでしょう、お互いの身体を抱きしめ合いながら身体をぴくりぴくりと痙攣させ、下半身に残っていた液体を放っていました。
そして愛しそうに舌を絡めあうのです。
胸から下は泥に塗れ、スカートは泥と尿と蜜でぐちょぐちょのどろどろになって。
それでもそんな姿がとても綺麗でエロティックに感じるのです。
「舞ちゃん、私達も…!」
「うんっ…」
泥の海の中でお互いの下半身が絡み合います。
わざと音を立てて、唾液同士を絡ませあってする接吻。
さらにはまるで男女の営みの様に秘所同士を激しく愛撫して。
もう限界でした。
665泥んこ娘の想い(6):2006/12/10(日) 01:34:38 ID:8B8PYljL
「由佳ちゃん、もういっちゃう、いっちゃうよっ!」
「舞ちゃん、いって!私も、壊れるっ!」
その声と同時に「あああっ!」と今までより淫らな声を上げて先ほどのゆかりちゃんと彩子さんの様に、お互いの身体をぎゅっと抱きしめ合います。
スカートの中に残ってたものが全て放たれ、しょろしょろと音を立てて流れていきます。
舞ちゃんのブレザーも、中に着ているブラウスも、一部を残して茶色く汚れ。
紺のプリーツはすでに折り目が分からなくなるほど泥に汚れていました。
それは私も同じ事で、セーラー服の上着も舞ちゃん程ではなくても所々茶色に染まり、スカートは普通の人なら直視したくない位に泥と尿蜜で染められているのです。
でもそんな姿が愛しくて、気持ちよくて…。
私と舞ちゃんはもう一度、キスを交わしながら意識を手放していきました。

浴槽の縁に背もたれながら肩を寄せ合う私達。
ゆかりちゃんと彩子さんはまだ意識を失ってるみたいでした。
「ねぇ、舞ちゃん」
舞ちゃんの髪の毛を触りながら私は問いかけます。
「何?」
「これからもずっと、舞ちゃんと一緒になりたい…いいかな?」
そこまで言うと私は恥ずかしそうにそっぽを向きました。
そんな私の頬に優しくキスをする舞ちゃん。
「何言ってるの、私の方こそ…ずっと一緒よ」
そしてもう一度、ゆっくり抱きしめ合いながらまるで映画のワンシーンの様なキスを交わす私達なのでした。
666名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:36:36 ID:8B8PYljL
以上です。
取りあえずこれで完結になります。

シチュにこだわりながら書くのは難しい…。
また機会があればまったり投下します。
では。
667名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:18:17 ID:62TAjq2e
>>666
消えろ
668名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:35:00 ID:2cvwu+oE
>>666
GJ
過去作品?を読んでいないので、泥んこの意味とか、
登場人物に不明なところとかはあったけれど、それでもエロくて楽しめた。
669名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:39:53 ID:62TAjq2e
>>668
自演はいいから消えろ
これ以上粘着するようなら本腰入れて潰すんで覚悟しろ
670名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:40:15 ID:qPXSCIPB
GJ!!
おもしろかったです!!
671名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:50:45 ID:1/lwRKpD
>>666
泥んこへの拘りが健在のようで何より。
泥んこおもらし属性ってなんじゃそれ、と最初は思ってたけど
読んでいたらいつのまにか次の投下が楽しみなっていた俺。
完結おめでとう&グッ泥!
終わってしまうのが寂しくもあるよ。

振り返るとこのスレでは一年越し、さらにその前から書き継いでたものなんだなー。
長丁場をきちんと完結させた666、あんたは偉いと思う。
672名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 01:34:17 ID:0oUEeoVh
>>666
完結おめでとうございました、楽しませてもらいました
以前落書きでお目汚しした者です

舞ちゃんが由佳ちゃんを怒ってくれた展開は嬉しかったですね、舞ちゃん自分のひいきなんで
しかしこれでひとまず彼女達とお別れなんだよなぁ、泥んこ娘Rとかマックスハートを待つか

次回作を楽しみにしていますGJ
673名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 12:47:12 ID:xty/z/M9
それ何てプリキュry

泥んこ娘GJ、舞ちゃんのキレるシーン見て彼女は本当に由佳ちゃんのことが好きだなー、と思ってみたり。
そしてお預け喰らって失禁までしてしまう由佳ちゃんに萌え。
舞ちゃんは実はSっ気アリ?
674名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:55:20 ID:xty/z/M9
マニアなシチュエーションだけど登場人物がみんな淫らになっていく姿にGJです。
普通じゃ有り得ない状況だけど、何か誰かやってそうですねw

また次回作期待してます。
675名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 16:49:28 ID:qaym/cpF
ほしゅ
676名無しさん@ピンキー
ここ書き込んでる人は女性が多い?それとも男性?
あと>>35の導入部分を見る方法はありますか