小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ

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1小説仮面
新スレ、誕生 おめでとぉー

このスレのルール

1、小説を書こう
2、小説を読んだら真面目に感想を書いてあげよう
・・・こんなモンやね
んぢゃぁ、Let’s小説!
2名無しさん@ピンキー:02/11/05 22:17
で、1はどっちなんだ?
3名無しさん@ピンキー:02/11/05 23:30
4名無しさん@ピンキー:02/11/06 03:10
携帯からアクセス専用 出会いの掲示板
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5名無しさん@ピンキー:02/11/06 10:26
>>1
エロなしやホモは板違い、とか制限しとかんでもええのか?
兄貴が十数人で輪になって真ん中の男に小便かける話でもいい?
6名無しさん@ピンキー:02/11/07 09:44
>>1
ホモ、スカトロはありなのか?

獣姦や屍姦は?
7名無しさん@ピンキー:02/11/09 16:56
で、1はどこへ行ったんだ?
8名無しさん@ピンキー:02/11/10 14:19
立て逃げ?
9名無しさん@ピンキー:02/11/11 08:46
10名無しさん@ピンキー:02/11/12 01:12
わたしは1じゃないけど、小説読みたい派だー!
今、自動車学校のちょとエチィーな先生に悶々としてるから
ここにきてみたYO!
そんな小説が読みたい。。。

こんなんはスレ違い、やもしれぬ。
ひょうかけい?
12名無しさん@ピンキー:02/11/12 02:45
私は先生の家にいた。
そして、縛られていた。
どうしてかは分からない。
ただ免許が取れたので「ドライブに行きませんか」って先生を誘っただけなのに。
先生は快く引き受けてくれて・・・それからどうしたんだっけ・・
ドライブに行って、疲れたから運転変わってもらって・・・それから・・・?

ふと自分がとっている姿勢に気が行った。
私は分娩台のような椅子に大股開きで座らされていた。それに気がついた私は恥ずかしくなり降りようとした。

・・・降りれない。そればかりか、身動き一つとれない。
そのとき私ははっきりと分かった。これは、拉致監禁・・・・



13名無しさん@ピンキー:02/11/12 16:57
14名無しさん@ピンキー:02/11/12 22:11
12さんへ
すごい!!小説になってる!!
続きが気になりますなぁ。。。(*´Д`*)ハァハァ
私のエチィ先生は例えるならアイフルのCMのあの
オジサンの様な人です。あの人がメガネはずした感じですね。
オジサンって言うのがまた悶々とするんですよ。。。
(ちょっと濃いい感じが(・∀・)イイ!)
でもさすがに拉致監禁までは思いつかなかったです!
ちょと今夜のネタになりそうな勢いです。

突発で書いてくれた12さんありがとう!!
続きは強制しませんがまた覗きに来ます!!
(教習が終わるたびに。。。)
15INバカニュですがw:02/11/13 05:01
16名無しさん@ピンキー:02/11/13 05:18
17名無しさん@ピンキー:02/11/13 07:40
a
18名無しさん@ピンキー:02/11/13 08:17

そのとき後ろからドアを開ける音がしてそれと共に奇妙な音が滑り込んできた。
それは私が之からされるであろう事が容易に予想できる
いやらしく淫靡な音であった・・・

「こんにちは羊ちゃん、もう昼だよ」

・・・その男は黒いマスクを被っていた。

「先生・・・なの・・・?」
 「そうだよ。君が大好きな、ね・・・」
「どうして・・・どうして・・?」
 「どうして?君が言ったんじゃないか。私を無茶苦茶にして下さいって。」
私が反論するより早く先生の手が私の足に伸びる。足枷がガチャガチャと音を撒き散らす。
「・・・やめてください。警察を呼びますよ。」私は必死に恐怖を抑えながら言った。
 
 「ふふ・・・君が狂ってなかったらね・・・ふふへへへ・・・」
言って先生はバイブを私のももに当てた。
19aa:02/11/13 09:49
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20名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:31
つづきだー!ヤター
(楽しみにして結構覗いてマスタ!)

今日は先生を見たらこの小説の事思い出して
ドキドキしちゃって勉強が手につかなかったです。

次回のバイブの使い道に悶々としながら
寝ようかなと思います(´∀` )


21きんたま君:02/11/14 14:51
地方都市の私鉄駅と込み合う電車。そんなありふれた通勤風景の中に、一人の女子高校生が
いた。彼女の名は佐藤つかさ。今ひとつ垢抜けないものの、幼い顔立ちが愛らしい十七歳の
可憐な少女である。
(混んでるなあ)
彼女は、人いきれに飲み込まれない様にドア寄りに立つ。周りは通勤途中のサラリーマンに
囲まれ身動きひとつ取れない有様だ。体格に恵まれない小柄なつかさは、手すりを掴み窓の
外をぼんやりと見つめる。
(このまま、どこか遊びにいきたいな。素敵な彼氏作って。なんちゃって・・・)
遊びたい盛りの十七歳が考える割には、可愛らしい妄想であった。未だ恋愛経験のないつかさ
は、まだ見ぬ異性との出会いを夢見て、電車に揺られている。その身を刺すような視線で見つ
める男の存在には全く気付かずに・・・・・。
大きなターミナル駅に入る前に、線路は緩いカーブに差し掛かる。電車がバンクで傾いた時、
ひた、と、つかさの太ももに誰かの手が触れた。
「ひゃっ」
思わず声を上げるつかさ。しかし、その声は軋む線路の音にかき消され、誰にも聞こえない。
22きんたま君:02/11/14 15:15
(誰よ!もう・・・)
愛らしいセーラー服のスカートは、少々短めに詰められている為に、太ももが露出して
いる。そこに、誰かの手が触れたのだ。つかさが身を竦める。
(ちぇっ、触られ損だ)
電車が揺れた為に、手が当たったと思い込んでいるつかさは、再び窓の外を見詰める。
しかし、再び誰かがつかさの太ももに手を這わせてきた。今度は電車の揺れも無い。
(まさか、痴漢?)
その手は、つかさの太ももから徐々に移動し、足の付け根付近まで伸びてきた。
(やだ!もう!)
手はヒップの方から差し込まれてくる。込み合った車内では振り向くことさえ困難な
つかさ。彼女は鞄を持つ手で、必死に侵入者の手を払いのけようとした。
(朝っぱらから・・・・・もう!)
つかさは高校に入学し、この電車を利用するようになってから、度々痴漢に遭っている。
その都度こうやって手を払いのけ、危機を脱してきた。今もそのつもりで手を払いのけて
いこうとするものの、今日の『手』は違っていた。ヒップをガードするつかさの鞄を上手く
すり抜けて、的確にスカートの中へ侵入してくるのだ。払いのけても、払いのけても付き
まとう手。そのしつこさに呆れたつかさは、半ば諦めたかのように抗いを止める。
(駅までの辛抱だ。駅までの・・・・・)
騒げば恥ずかしい思いをするのは自分だと、つかさは思っている。
23きんたま君:02/11/14 15:36
ましてや、最近は何故か女子高生への風当たりが強い。下手をすれば相手を逆上させて
しまうかもしれない。つかさは、歯噛みしながらしらんぷりを決め込んだ。しかし、
それが『手』を増長させてしまう可能性を、彼女は考慮していない。
(しらんぷり、しらんぷり・・・・・)
大きなターミナル駅を通過した。つかさが利用する駅までは残り三区間、二十分ほどの
行程だ。もしかしたら痴漢が途中の駅で降りるかもしれない、そんな思いで、つかさは
電車に揺られていた。すると、『手』は本格的につかさの陰部へ伸ばされてきた。
(いやッ!何て、ふてぶてしいんだろう・・・)
騒がない事をいいように解釈したのか、手はつかさのヒップの割れ目に沿って、上下に
移動した。それは、最も下の部分、パンティのクロッチがあてがわれている、こんもり
とした恥丘にも這い、ぷりぷりとした若い女肉を指で味わっているかの様であった。
(やだ!やだ!やめてよう・・・)
恋愛経験の無いつかさが、見も知らぬ誰かに秘所を嬲られる事は、並々ならぬ恐怖で
あった。まだ、自分の指でさえ侵入を試みた事が無いのである。どころか、キスさえ
誰にも許してはいなかった。しかし、手はつかさから離れようとはしない。知ってか
知らずか、手はつかさの処女肉を守る秘唇の感触を、やんわりと味わっている。その
動きはツボを得たもので、今度は秘裂に沿って肉芽を探し当てていく。
24きんたま君:02/11/14 15:55
(やだあ・・・やめてえ・・・)
誰のものともわからない『手』が、自分の秘裂をまさぐり嬲っていく事に怯えるつかさ。
ふと、横にいる若いサラリーマン風の男性に助けを求めようかともしたが、もしやこの男性
が犯人かもしれない、という思いが頭をよぎり、声が出ない。その間にも、手はつかさの
肉芽を下着の上から、指で弄っている。指の腹で擦られる肉芽は、包皮で守られているものの、
間断無く弄られば、噎び泣きそうになってしまう。
(いやだ・・・もう、やめてよ!)
心で叫ぶつかさ。きりりと歯を食いしばり、指の動きに堪えている。膝が震えていた。
(次の駅で降りよう・・・学校に遅れてもいいから、痴漢から離れなくちゃ・・・)
とうとう、つかさはその決断をした。そして、間もなく電車が次の駅に滑り込むと、
降りる準備をする。ドアが開いた。人並みに紛れ、つかさが降りようとしたその時、
「おおい、佐藤」
誰かが、つかさの名前を呼んだ。声の方向へ振り向くと、そこにはつかさが通う高校
の教師、水尾隆がいた。水尾は二十五歳の英語教師で、つかさの担任でもある。今風の
若者ではあるが、責任感の強さと気さくな性格が生徒、教師を問わず好まれていた。
「先生!」
つかさの表情が、ぱっと明るくなった。
25きんたま君:02/11/14 16:12
電車から半身をのぞかせていたつかさは、さっと踵を返し、水尾に寄り添った。ドアが
閉まり、電車が発車する。車内は相変わらず混んでいるが、たとえ痴漢がいたとしても、
水尾がいれば安心だった。つかさはようやく人心地つく。
「どうした、顔を赤くして」
水尾が上気した面持ちのつかさに問い掛ける。その真摯な言葉につかさの表情が緩んで
いった。実の所、つかさは水尾に対して好意を持っている。思春期にありがちな身近な
異性への憧れ。御多分に洩れず、つかさもそれに当てはまっていた。
「何でもないよ。えへへ」
憧れの水尾がそばにいる安心感で、つかさの警戒心は無くなった。そして、水尾はつかさ
の頬にそっと近付き、他の乗客に悟られない様に耳打ちをする。
「痴漢にでもあったんじゃないか?」
その言葉につかさは驚愕した。まさか、見られていたのでは・・・。そんな疑問が彼女を包む。
しかし、それならば水尾が黙って見ている筈が無いし、と疑惑を否定する。
「まさかあ!へへへ、先生、考え過ぎ!」
そう、おどけて質問をはぐらかすつかさ。憧れの水尾に痴漢された、などとは言いたくなかった。
26名無しさん@ピンキー:02/11/14 22:03
やや賑わい?!

きんたま君のも続きが気になりますね!!
痴漢ネタも大好きな私としては・・・・ムフ☆な感じです。
もっと過激な痴漢も楽しみにしています〜
27きんたま君:02/11/15 09:29
「そうか、だったらいいが・・・」
水尾が呟く。つかさは、えへへっと笑いを零しながら、利用駅までぴったりと水尾に
くっついて行く事にした。
(先生が一緒なら安心)
そう思っている。しかし、彼女は気付いていなかった。水尾の指先がほんの少しでは
あるが、じんわりと湿り気を帯びていた事を。水尾と向かい合ったつかさは鞄で胸を
隠し、水尾の胸元に頭をつける。かすかに漂うオーデコロンの香りが、つかさにとって
は男を感じさせた。
(えへへ、いい感じ)
目を閉じて、水尾にしなだれかかるつかさ。するとどこからか彼女のヒップを撫で擦る
手が伸びてくる。
(やだ!また痴漢?)
はっと身を竦めるつかさ。しかし、ドアを背にして前には水尾がいる。真横にいる乗客は
両手で新聞を持っていた。そうなると、この手は・・・・・。
(まさか・・・・・先生?)
目を開けて水尾を見上げるつかさ。すると、そこにはいつもの爽やかな教師の顔は無く、淫靡
な笑いを浮かべ、つかさを見下ろす陵辱者の顔があった。
「せ・・・せんせい・・・」
つかさが小さく呟くと、水尾は目をぎらつかせて低く言い放つ。
「やっと、気が付いたのか。ふふふ、そう、俺だよ。お前のケツを触っているのは」
「!!!」
つかさの表情が強張った。
28きんたま君:02/11/15 09:42
「たまんねえケツしやがって」
水尾がつかさの耳元で囁きながら、ヒップをまさぐる手をスカートの中に滑り込ませ、
割れ目を開くように尻肉を掴む。
「や・・・やめて、先生・・・」
つかさは他の乗客に悟られないように、水尾を諌めた。しかし、水尾の手は止まらない。
「何言ってやがる、さっきだってオマンコ弄られて、濡らしやがったくせに。エロガキが」
つかさは驚愕した。先ほどまで自分の秘所を嬲っていた手の持ち主が、信頼を寄せる憧れの
教師であった事に、絶望感さえ覚える。
「じ、じゃあ、さっきのも・・・」
「そうだよ、俺だよ」
「いやあ・・・」
水尾の指が下着のサイドを伝って、つかさの秘所に触れる。ふっくらとした処女肉は、
ツボを心得た指の動きに敏感な反応を示す。
(やだ・・・やめてよ・・)
声にならないつかさの叫び。その様子を見た陵辱者の嗜虐心はさらに掻き立てられ、
汚れを知らない少女の肉壷に向かって、欲望が注ぎ込まれようとしていた。
29SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/24 20:57
河川敷の駐車場に停められた数台の車と、その倍ほどの数のオートバイ。円環形に停めら
れた車の間で、廃材が燃やされていた。
焚き火の火に照らされて、女性の股間に跪いている男の姿が見える。車のボンネットに腰
掛けた女性の肩を、精悍な男がふたり、両側から支えている。
長いストレートヘアの女性はなにかを考えているように目を閉じているが、かなりの美形。年は二十歳を少し超えたくらいだろうか。上半身には黒のレザージャケット、脚にはブー
ツをはいたまま、下半身だけを外気にさらしている。
その股間に顔を埋めている男は、女ふたりにうしろから腕を掴まれている。場にいる他の
十数人は環になってまわりを取り囲んでいる。彼等が全て黒のレザーに身を包んでいるの
に対し、跪いた男だけがジーンズにスウェットというスタイルだった。見たところ、18、
9歳といったところだろう。
少し離れたところでは淡い水色のブラウスに紺のスカート姿のやはり18、9の女性が、男
ふたりに腕を掴まれている。
「さっさとやんなさいよ」
跪いた男に向かって右腕を掴んでいるやや太り気味の女から叱責の声がとぶ。
「あんた運がいいわよ、美咲さんに奉仕できるなんて」
左腕を掴んでいる背の高い女が笑いながら言い、男の肩をぐいと前に突き出した。男の顔
は自然に、ボンネットに腰掛けた女性の股間に埋められる。男は観念したように美咲と呼
ばれた女性の秘部に舌を伸ばす。
美咲はわずかに息を荒くしながらも、相変わらず目を閉じて何かを考えているような顔を
している。
30SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/24 20:58
>29 ……って感じなんだけど、続き読みます?
31名無しさん@ピンキー:02/11/24 22:06
続きおながいしまつm(_ _)m
32名無しさん:02/11/24 22:22
33SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:26
 1時間前。ファミレスで食事を取っていた川上拓也と加納かおりのふたりは、
駐車場から車を出すときに、運転を過って隣に停まっていた美咲の車に大きな
傷をつけてしまった。動転して逃げようとしたところを、美咲と一緒にオート
バイで来ていた葉子--太り気味の女--に追い掛けられ、この河川敷に追い込
まれたのだ。葉子の連絡で河川敷に集まったのは、美咲のグループのメンバー
十数人。
 車の中でぶるぶる震えているふたりは、屈強な男達に引き摺り出された。
 土下座して謝り、
「罰なら僕が受けますから、彼女には手を出さないでください」
と言った拓也に、美咲が出した条件は
「10分以内で私をイカせられたら、許してやってもいい」
というもの。
 葉子と尚美--もうひとりの背の高い方--は顔を見合わせて、
「まったく、美咲さんも気紛れというか物好きというか意地悪というか……」
と苦笑した。

 まだ女性経験のない拓也は、本やビデオから得た知識だけで懸命に美咲に舌
での奉仕をする。腕を両側から掴まれているせいで舌以外を動かすことができ
ない。ぎこちない舌使いでなんとか美咲を感じさせようと努力はしているのだ
が、その部分はわずかなぬめりを生じただけで、美咲の表情にもほとんど変化
がなかった。拓也の方は、最初のうちこそ恐怖に畏縮していたが、異常な状況
に興奮したのかいつの間にか股間がジーンズの上からもはっきりわかるほどに
張り詰めていた。
34SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:27
「美咲さん、もう10分たちましたよ」
 環の中のひとりの男が、そう声をかけた。
 美咲は目を開くと、冷ややかな声で
「じゃ今日はここまでね。私はこれで帰るけど、その女の子は連れてきて」
 と言い、ボンネットから降りようとした。その時拓也が、掴まれていた両腕
をふりほどいて美咲に飛び掛かろうとした。すかさず両側にいた男に捕らえら
れる。

「ばかね、あんた身のほど知らずだわ、美咲さんを襲おうなんて。あーあ」
葉子は笑いながら
「この子も連れてきますよ、美咲さん」
と言った。美咲はレザーパンツを身につけると
「好きにしなさい」
と言って車に乗り込んだ。
35SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:29
-2-

 美咲の車には拓也と、陸と史哉--さきほど美咲を両側から支えていた精悍
なふたり--が乗り込んだ。尚美の車にはかおりと、かおりを逃げないように
見張っていた健志と康浩の二人。二台の車のあとを、葉子のオートバイが追
い掛ける。向かった先は、近所にある美咲のマンションだった。

 最上階のワンフロアが美咲の住まいだった。というより、その高層マンシ
ョン全体が、美咲の父親の所有物件なのだが。最上階へは専用のエレベータ
で昇る。そのため、ワルのたまり場と化し時々はこのように獲物が連れ込ま
れることもある美咲の部屋であったが、マンション住民からの苦情もなく、
高級感は損なわれていない。それは一方で、この部屋で何かが行われていて
も気付かれることがないということでもある。

 一番広い部屋には、ダブルベッドがふたつ、1メートルくらいの間隔で置
かれていた。片方のベッドの上に、両手と両足をバンダナで縛り猿ぐつわを
かませた拓也をころがし、もう片方のベッドには、かおりが健志に抱きかか
えられて座らされる。美咲は冷蔵庫から缶ビールを何本か持ってくるとサイ
ドテーブルに置き、1本を手に取ると飲み始めた。何人かがビールに手をの
ばし、同じように飲み始める。
36SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:30
「美咲さん、どっちからにします?」
 葉子の問い掛けに、美咲は残忍そうな笑みをうかべて
「まずは彼女のほうからね。健志、お願い。彼氏にもたっぷり見せてあげま
しょ」
というと、かおりに近付き、うってかわった優し気な口調で
「あなたの名前は?」
と訪ねる。かおりが震えながら
「加納、かおり、です」
と答えると、ふたたび残忍な笑みを浮かべた美咲は、
「じゃ、見物させてもらうわ、かおりちゃん」
と言い、健志に合図を送った。他の面子は思い思いの場所に腰を下ろして見
物を始める。

 健志はかおりを後ろから抱きすくめ、脚を前に投げ出させる。両手を前に
まわしてかおりの胸をまさぐる。
「ああ、いやっ、やめてっ、いやっ、拓也さん助けて」
 脚をばたつかせてもがき、健志の腕から逃れようとするかおりだが、かま
わず健志はかおりの乳房を弄ぶ。やがてかおりは諦めたのか、時折恨めし気
な視線を拓也に向けるほかは、あまり抵抗を示さなくなった。
37SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:31
 健志はかおりのブラウスのボタンを外し、片手で器用にブラのホックも外
す。かおりの白い乳房があらわになる。ブラウスとブラを腕からはずし、上
半身には何も身につけていない状態になった。健志は相変わらず背後から両
手を前にまわして、かおりの乳房をなぶっていた。指先で乳首をかるくつま
みあげ、やや捻るように軽く力を加える。人さし指と中指で挟み、親指の腹
で軽くこする。かおりは小さくイヤイヤをするように首を振った。息がほん
の少し荒くなっている。淡いカフェオレピンクの乳首が、ぷっくりと立ち上
がっている。健志はかおりの左の耳たぶを甘噛みした。
「や……ん」
鼻にかかった甘ったるい声を漏らし、かおりが首を振りたてた。
「おやま、感じてきちゃったみたいね」
尚美がひやかす。
「そっちの坊やにもしっかり見てもらわなきゃね、大事な彼女のこと」
葉子が笑いながら2本目のビールに手をのばしている。
「いや、見ないで、やめて、おねがい」
 かおりが弱々しく叫ぶ。その間にも健志の手は休むことなく乳首を嬲りつ
づける。かおりは何かに耐えるように目を閉じているが、苦しそうに口をす
こし開いて息をし、腰をもじつかせ、ひざをすり合わせている。
38SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/28 14:32
……とりあえず今日はここまで。
かおりちゃんがいい感じに責め抜かれますように・・・。期待カキコ。
40SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/29 19:48
「だいぶ感じてきたみたいだね、かおりちゃん」
健志がわざとらしく甘くささやく。
「いや、いやです、やめてください」
抵抗の言葉を口にはするものの、すでにかおりの身体は抵抗するそぶりさえ見
せてはいない。片手でわきばらを撫で上げると、
「ああっ」
と短い叫び声をあげた。
「そっちの坊やはどうだい?」
健志が問いかける。そばにいた葉子が拓也の様子を見る。
「おやまあ。刺激が強かったかしらね、テント張ってるわ」
からかうような調子で言うと、拓也の股間を指で弾いた。
「んじゃま、こちらのお嬢さんの仕上げといきますか」
健志はかおりへの愛撫を再開した。

 かおりには、もうからかいの言葉もほとんど耳に入らなくなっていた。周り
にかすみがかかったような、遠くの出来ごとのように感じる。健志の指から与
えられる今までに味わったことのない感覚に怯えながらも、身体の奥が熱くな
るのを感じていた。
 健志の乳首への執拗な愛撫は、確実にかおりの性感を高ぶらせていった。
(いや、なんなの、わたし、へんになっちゃう、声がでちゃう。拓也さんが見
てるのに……)
 わずかにのこった理性で、かおりは唇を噛み締め目を固く閉じていた。しか
しその抵抗も時間の問題。健志はかおりの首を曲げさせて唇を唇でふさぐと、
強引に舌をこじ入れていった。
41SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/29 19:50
「がまんしないで、声だせよ。いい声で哭いてくれないと面白くない」
 唇が離れた健志にそう囁かれて、かおりはついに落ちた。
「ああ、いや」
という声は、言葉こそ最初と同じだが、甘えるような口調で、本気でいやがっ
ているのではないことが明白だった。甘ったるい声が、切羽詰まったように切
れ切れにあがる。
「あっ、あっ、あっ、い…」
 かおりは、生まれて始めての絶頂をもう少しで迎えようとしていた。
「このままイカせちゃってもいいか?美咲さん」
健志が美咲に問い掛ける。美咲の答えは、
「やっぱりお願いしてもらわなきゃね。どうやらバージンみたいだけど」
だった。健志は苦笑して
「ホントに美咲さんって残酷だな」
と呟くと、愛撫を止める。
 かおりは快感の渦の中に中途半端に取り残されて戸惑い、腰をもじもじと
振っていた。目を閉じ口を少し開いて、切なそうな息を漏らす。
「気持ちよくなってるんだろ」
「ち、ちがいます」
「認めたら、続けてやるよ」
「い、いや」
42SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/29 19:51
「『お願いします、イカせてください』って言えよ」
 そう言うと、うなだれて顔を左右に振るかおりに対し、健志はまた乳首への
愛撫を再開する。少し落ち着いていた性感は再び昇り始め、すぐにまたかおり
を絶頂寸前へと追い詰める。そこでまた健志は手を止める。さらにもう一度。
 かおりはぼんやりとした頭で思う。
(いや、こんなの。これ以上続いたら気がどうかなってしまう。これが快感な
の?イクっていうことなの?わたし、どうかなっちゃう。おねがい、誰かなん
とかして)
 拓也に見られていることは既にかおりの頭からは消えていた。
「どうだ?やめてもいいのか?正直に言えよ」
 健志の問いに、かおりはうつむいて、消え入りそうな小さな声で
「お願い、許して、やめないで……」
とつぶやく。健志から
「『イカせてください』、だろ?」
と促されると真っ赤な顔で
「イカせて、ください」
と言った。健志に
「もっと大きな声で」
と促されると、
「イカせてください、お願い、もうだめ、どうかなっちゃう」
 堰を切ったように、かおりは快感を求める言葉を口にし、身体を完全に健志
に預ける。それを見ていた美咲が、
「いいわよ、たっぷりイカせてあげて」
と声をかけると、健志はかおりのスカートを脱がせ、パンストとパンティを脚
から抜き取る。ひざを立ててギャラリーに向けて脚を開かせると、その奥の処
女の花びらは、すでにたっぷりと露を含んで濡れていた。
「ひゃー、きれいなバージン。でもこんなに濡らしちゃって。クリだって立っ
てるわよ。みかけによらず淫乱なのね」
 葉子のからかいの言葉も、かおりの耳にはもう届いていなかった。かおりの
頭を占めるのは、早くイカせてほしい、この中途半端な状態から早く逃れたい、
ただそれだけだった。
43SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/29 19:53
「心配しなくても、かおりちゃんの処女はあんたのためにとっといてあげるわよ」
 美咲が拓也に声をかける。拓也は股間を突っ張らせ、真っ赤な顔でうなりなが
ら腰を振っている。
「ま、お楽しみはあとでってことで、まずかおりちゃんをたっぷり可愛がってあ
げよう」
 健志は笑いながら、左手は乳首への愛撫を継続し、右手を蜜にあふれた秘所へ
とのばす。
「ひぃっ」
 人さし指と中指でたっぷりとすくいあげた蜜を、顔を出している敏感な突起に
塗り付ける。今までの乳首への愛撫とは違う鋭い感覚に、かおりの全身は大きく
ビクンと跳ねた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
 のどをのけぞらせ、切迫した高い声をあげる。つま先がそりかえり、内股に力
が入っている。健志は巧みに指を使いかおりを追い込みながら、耳もとに甘い声

「イクんなら『イク』って言えよ、ほら、ほら」
とささやく。かおりは促されるままにひときわ高い声で
「ああっ、いい、イク、イクっ、くぅ……」
と哭き、腰をガクガクと震わせ、やがてうなだれてぐったりとなった。
44SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/29 19:54
とりあえず今日はここまで。
45名無しさん@ピンキー:02/11/29 20:42
下がり過ぎてないか?
46aa:02/11/29 20:54
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47名無しさん@ピンキー:02/11/29 21:15
48名無しさん@ピンキー:02/11/29 21:26
49SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/30 16:43
……って読まれてるのか?コレ。
50SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/30 20:51
-3-

 健志は指についた蜜をかおりのブラウスで拭うと、
「はーい、選手交代。次、たのんます」
といってベッドを降りた。
「さすが健ちゃん、バージン殺しは健在だね」
「やだなあ陸さん、からかわないでくださいよ。でもマジな話、この子乳首
の感度がすごくいいですよ。乳首だけでもイカせられるんじゃないかな、も
しかしたら」
健志は照れくさそうに笑い、葉子の手を引いて隣の部屋へ消えた。

 尚美と史哉は、うなっている拓也の服を脱がせた。さっきまでテントを張
っていたものは、今は力なくうなだれている。
「はは、こいつ、だしちまいやんの」
べっとりとした白濁をトランクスの内側に見つけた史哉がからかうように言
った。
「まあ、いとしの彼女があんなに恥ずかしくみだれちゃったんだもんね、無
理ないか」
尚美は笑いながら、ウェットティッシュで汚れた拓也のペニスを拭った。

51SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/30 20:54
 陸はかおりの頭を持ち上げ、自分の怒張を目の前につきつけた。
「さ、可愛がってやった礼は、健志の替わりにこっちにしてもらおうか」
かおりは顔をそむけ歯をくいしばって拒絶していたが、髪の毛を掴まれて鼻をつままれ息苦しさ
に口を開いたところに、無理矢理に捩じ込まれてしまった。
「歯を立てたら承知しないぞ、舌を使え」
と脅され、しかたなく口に頬張り、こわごわと舌を使う。
「?!」
 下半身になにかぬめっとした感触があった。続いて、電流が走るような鋭い快感。康浩の舌が
かおりの花びらにやわらかく触れている。一度絶頂を極めたそこは敏感になっていて、かおりの
秘園からはすぐにあらたな蜜が沸き出してきた。息苦しさにくわえていた陸の怒張をはなそうと
すると、頭を抱えられて動けない。
(あ、いや、苦しい、息ができない…それに、なんなの、また…またどうかなりそう……)
かおりは鼻腔をいっぱいにひらいて息をしようとしている。肩が激しく上下し、塞がれた唇から
は呻くような声がもれる。
(はぁっ、また、またイッちゃう、や、だめ、またイク……)
 かおりの絶頂が近いのを感じた康浩は、陸に合図を送る。陸はかおりの頭を抱えて前後にゆさ
ぶりたて、かおりのオーガズムに合わせて口の中へ精を放った。そのまま頭を押さえ付け、白濁
したものを無理矢理飲みこませる。
 やっと頭を解放された時、かおりはげほげほと激しく咳き込んだ。
52SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/30 20:55
 もう一方のベッドでは、さるぐつわを解かれた拓也を史哉と尚美が囲んでいた。
「あんた、名前は?」
「川上、拓也、です」
「童貞クンなのかな? 彼女の方はバージンみたいだけど」
 拓也は真っ赤になってうなずいた。かおりが健志の指によって快楽の渦に飲み込まれていき、
自ら絶頂をせがむ姿を見て、敗北感・屈辱感と同時に強い興奮を覚えてしまった拓也は、身動き
のとれない身体を一生懸命動かしてペニスをベッドにこすりつけ、たっぷりと精を吐き出してし
まったのだった。その様子はトランクスを脱がされたときに既にばれている。今さら童貞である
ことを隠しても仕方ないと思った。
「可哀相にね、童貞より先に、処女失うなんてね」
 何気ない調子の美咲の言葉に、拓也は一瞬耳を疑った。かおりの処女はとっとく、とさっき確
かに言ったはずだ。
「かおり、に、これ以上手を出さないでください…」
「かおりちゃんが望まなければね」
 尚美はそう言ってかおりの方へ視線をなげかけた。かおりは今度は康浩の怒張に舌を這わせな
がら、陸の愛撫に身をゆだねていた。ときおり悩まし気に腰をくねらせて
「はぁぁ……ん」
と甘い声をもらしている。
「約束どおり、彼女のバージンはあんたのためにとってあるわよ」
美咲の答えにほっとする間もなく、拓也はさっきの言葉の真意を悟った。
(まさか、俺、こいつらにやられちゃうのか、イヤだ、イヤだ)
拓也はおぞましさの余り全身に鳥肌を立てていた。
53SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/11/30 20:56
なんかウケてないみたいだけど、とりあえず1章の終わりまでは続けます。
読んでるよー。続ききぼーん。
>53
(・∀・)イイ!処女なのに感じちゃうかおりちゃん萌え〜。
レイプなのに感じるシチュ大好きなんてつ…
(;´Д`)ハァハァしながら続き待ってまつ。
56SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:14
>54 >55
よかった。ちゃんと読まれてるんだ。
この先ちょっとかおりちゃんの出番減ります。ごめんなさい。
57SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:17
 拓也はあおむけにされると史哉に肩をがっちりとホールドされた。股間に力なく垂れるペニス
に尚美の手がのびる。尚美は拓也のペニスを両手で捧げ持つようにすると、先端に舌を延ばした。
「うっ」
 拓也のうめき声がもれる。舌を這わせ、口に含んでしゃぶると、徐々にだがそれは立ち上がり、
1分もしないうちに固く脈打っていた。
「ああ、やめろ、やめてくれ」
強い刺激に耐えられず、拓也が悲鳴をあげる。腰がとろけそうだ。自分の手でするのとはまるで
違う感触。
(だめだ、俺、こんなことされたら…なんて気持ちいいんだ……ああ、腰が勝手に動く)
「うっ」
拓也はうめいて、腰を振って尚美の口から逃れようとする。
「あらま、悩まし気な声だしちゃって」
 いつの間にか戻ってきた葉子と健志がギャラリーに加わる。葉子の言葉に屈辱で真っ赤になりな
がらも、腰から全身へとろけそうな感触が溢れ出す。
「じゃ、そろそろはじめますか」
 史哉はそう言うと、拓也の脚のバンダナを解いて持ち上げ、ひざを開かせて頭の両脇につける。
背中を下にして二つに折り畳まれ下腹部をむき出しにした格好だ。拓也の目の前に、彼自身のペニ
スがそそり立っている。尚美は手を延ばし、拓也のものをやわやわと刺激する。拓也の目がとろん
と焦点が定まらなくなってきた。尚美はゴム手袋をはめると、チューブから絞り出した何か薬品の
ようなクリームを塗り、セピア色のアヌスのまわりにゆっくりと塗りこめる。
58SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:18
「はあぁぁぁ」
 拓也は大きくため息をついた。甘いじらすような感覚。ペニスに直接与えられる刺激ともまた違う、
もどかしいような腰の疼きに、意志に反して甘い息がもれてしまうのだ。
(あ、ああぁ、俺、あたまがどうかなりそうだ)
 尚美の人さし指がアヌスにゆっくりと差し入れられる。予想に反し痛みはほとんどない。ゆっくり
と揉みほぐされ快感を引き出されているために、下半身から力が抜けてしまっているらしい。さらに
指をもう一本。奥まで差し入れられた人さし指が曲げられ、なにかを探るように内壁をなでる。
「おうっ」
 腰を大きくビクンと震わせて拓也がうめいた。前立腺に指が触れたらしい。拓也は息を荒げ、
「だめ、だめだ、やめてくれ」
と弱々しく叫ぶ。尚美はそんな言葉は無視してなおも続けると、拓也は涙を浮かべて
「ああ、だめだ、でちゃう、でちゃうよ、ああ、やめて…」
と哭き、自分の顔に向けて射精した。

(ああ、俺、もうだめだ。人に見られながら、ケツの穴に指つっこまれて出しちゃうなんて。俺は変
態だったのか?)
 敗北感にうち拉がれた拓也だったが、責めはこれからが本番だった。尚美の指でたっぷりとほぐさ
れた肛門に、史哉のいきり立ったものがあてがわれる。コンドームに塗られた薬品のせいもあり、そ
れほどの強い抵抗もなく根元まで突き入れられた。
「ああああぁぁっ」
 痛みもあった。しかしそれ以上に、腰のあたりにうねるような快感。すでに2回放出しているにも
かかわらず、拓也のペニスが大きくなるのにさほど時間はかからなかった。史哉の腰の動きの緩急に、
拓也の性感が引き出されてくる。
「気持ちいいだろう?」
史哉の問いに、拓也は真っ赤な顔でうなずいた。
59SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:19
「気持ちいい、って言えよ。言っちゃうともっと気持ちいいぜ」
「きもち、いい、です…あぁっ」
 快感を口に出したことで拓也の敗北も確定した。あとは史哉の思うがままに、甘ったるい鼻声を
あげてせがむ。
「自分でくわえてみろ」
 拓也は言われるまま、自分の目の前にある屹立した自分のペニスに舌を這わせた。腰が抜けるほ
どの快感。頭の中が真っ白になる。思わず腰が震える。
「おうっ、締まる」
 史哉がそう言って拓也の体内深くに精を放つのを感じると、拓也も自らの口中に夥しい白濁を注
ぎ込んだ。
60SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:20
-4-

「んじゃ、いよいよ儀式といきましょうか。どう、そっちは?」
美咲が陸に声をかける。陸は
「こっちは準備完了。いま運ぶから」
と言ってかおりを抱え上げ、拓也のいるもうひとつのベッドへと運ぶ。拓也はあおむけにされ、ふた
たび脚をしばられていた。拓也のうなだれた股間のそばにかおりの顔が来るようにかおりをベッドに
おろす。
「ほら、かおり、お礼をするんだよ」
 焦点の定まらない目をしたかおりは、目のまえに力なくしぼんでいる拓也のペニスに、そっと手を
延ばす。愛おし気に唇を近付けると、亀頭に舌を這わせる。
「や、やめろ、かおり」
 拓也が叫ぶが、その声はかおりには届いていない。かおりは唇ですっぽりと亀頭を包み込むと、両
手で棹をしごきながら、ゆっくりと頭を上下に動かす。拓也は抵抗しようとするが、腰が抜けたよう
になって動かない。やがて拓也の意志に反してペニスは充血し、強く脈うち始めた。かおりの内股を、
とろとろした蜜が伝い流れる。
「おしゃぶりしてるだけで濡らしちゃってるのね」
「経験がほとんどないから、仕込むのも案外簡単だったよ。強烈な快感を身体に覚えさせれば、それ
欲しさになんでも言うことを聞く」
陸は美咲に説明すると、かおりのほうへ身を乗り出し、耳もとにささやきかける。
61SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:21
「さ、入れてごらん」
 かおりは言われるままに腰を上げ拓也にまたがると、ペニスに手をそえて自分の花びらの奥に導き、
ゆっくりと腰を下ろしていく。
「ああっ」
鋭い痛みに一瞬だけ正気に戻ったのか、かおりは声をあげ、
「たくやさん…」
とつぶやいたが、既にかなり性感を開発されているかおりは、痛みよりも下半身にひろがる甘いうず
きに飲み込まれていた。一方の拓也も自分のペニスが処女の暖かい狭い肉の襞に包まれているのを感
じ、快感にうめいた。
(ああ、俺のが、いまかおりの中に入ってるんだ)
 自分のおかれているみじめな状況も、拓也の頭から一時的に消えていた。より強い快感を求めて、
拓也は本能的に腰を下から突き上げ、かおりは腰をゆさぶりたてた。4回目ともなると拓也はなかな
か絶頂へは達せず、かおりの方もクリトリスへの刺激が弱いのか、もどかしげに腰を振り立てるばか
りだった。
「おねがい、イカせてぇ」
 思うような快感が得られないことにとうとう耐えられなくなったかおりは、拓也の身体から離れ、
そばにいた陸にしがみつく。陸はニヤっと笑うと、かおりを抱え上げて再びもうひとつのベッドへ向
かった。ベッドに投げ出されたかおりは四つん這いになって陸のペニスに頬擦りをし、ねっとりと舌
をからめていく。濡れそぼちわずかに破瓜の出血のあとを留めた秘所を、後ろから健志が貫いた。
「ううぅ…」
くぐもった声をもらすかおり。腰がみだらにくねっている。
62SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:28
「さすがにバージンは狭いな。でもくいくい締め付けてくるよ、陸さん」
「さっきだいぶ仕込んだからな、フェラしてると自分の方が感じてくるように」
 健志は前に手をまわして、かおりの敏感な突起を指で嬲る。と同時に注意深く抽送をくり返し、
Gスポットあたりに強い圧迫を与える。かおりは陸の怒張を頬張ったまま、苦しそうに肩を上下
させ息を乱す。腰の動きがせわしなくなり、背中を仰け反らせる。
「を、締まる、締まる。イクみたいっすよ」
「おし、じゃ、こっちも終わるか」
かおりのオーガズムに合わせて、陸と健志も精を放った。

 取り残された拓也は、ひとり虚しく腰をふり立てている。収まるべき場所を失った屹立は、だ
んだんと力なく項垂れてきた。
(かおり、せっかくひとつになれたのに……なぜ?イカされたのがそんなによかったのか?俺じ
ゃダメなのか?俺が、男にケツに入れられてイクような男だからか?)
 涙があふれて来た。ひさしぶりのデートで、今日こそ結ばれる筈だったのに、こんな形になっ
てしまうなんて……。ふととなりのベッドに視線を向けると、あの清純だったかおりが、男のも
のを口にしたまま別の男のもので犯されている。嫌がるどころか、明らかにその顔は悦びの表情
を浮かべている。
(あれはもう、俺の知っているかおりじゃない。かおりは男に向かって「イカせて」とせがむな
んてはしたないことが出来る子じゃなかった筈だ)
(……俺も、人のことは言えないな……。ごめん、かおり)
「さ、拓也くーん、まだまだ終わりじゃないのよ〜」
 葉子の声に拓也の思考が遮られた。
63SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/01 19:29
今日はここまで。実はこの後もうちょっと拓也の陵辱が続くんですが……。
保守
>>63
楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
66SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:25
 いきなりうつぶせにされ、ひじとひざで体重をささえる姿勢を取らされる。
「この上、なにを……」
「ふふっ、あんたもかおりちゃんみたいにいい気持ちにしてあげようと思ってね」
後ろから康浩が貫いてきた。
「ううっ、痛い、やめてくれ……」
 しかし既に一度男を受け入れたアヌスは、すぐに反応してやわらかくほどけ、拓也の官能をかきた
てて来る。
「ほうら、またビンビンにしちゃってるし」
康浩は後ろから手をまわし、拓也のペニスをやわやわと握りしめる。
「あぁっ、あぁっ、やめ、やめて……くれ…」
声は弱々しくなり、甘ったるい女のようなあえぎに変わる。
(ああ、俺は女だ、入れられてこんなに気持ちよくなるなんて……)
 康浩の手が棹をしごき、亀頭をやわらかくなでる。後ろから入れられているせいか、康浩の怒張は
拓也の前立腺を刺激している。目を開けていられなず、眉間にしわを寄せる。拓也の腰はひとりでに
くねりだす。ペニスがビクッと震えて大きさを増し射精の徴候を示す。康浩は拓也のペニスの根元を
ぎゅっと握り、イカせないようにした。
「あっ……」
イキそうなところを中断された拓也は一瞬焦り、そして気付いた。
(俺も、かおりみたいに、自分で「イカせて」とせがまされるんだ……淫乱女みたいに、腰をふって
「イカせて」とせがまされる……なんて惨めな。あぁ、でもイキたい、イカせてもらえないと気が狂
いそうだ……)
「拓也くーん、前見てごらん」
葉子の声に目を開くと、目の前には誰かの半勃ちのペニスがあった。
(これをしゃぶれというのか?)
67SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:26
 さすがに抵抗があった。他のことならまだしも、半勃ちの男のモノをしゃぶらされるのは、心の底から
男でなくなるということだ。拓也は目をそむけた。すると康浩の手が再びペニスへの刺激を始める。あっ
という間に絶頂寸前まで追い上げられ、またそこで無理矢理とめられる。
「さっきあんたをイカせてあげたモノでしょ?お礼にちゃんとよくしてあげないと、今度はイカせてあげ
ないよーん」
 葉子の言葉から、目の前のモノがさっき自分の尻を犯した男のモノだとわかった。余計に抵抗感が強ま
る。しかし、拓也は気が付いてしまった。自分からせがんで彼のモノをしゃぶるという選択肢しか今の自
分には残されていない。さもなくば自分はいつまでもこの蛇の生殺し状態から解放されないのだ。
(俺は、快感をえさにこいつらに慣らされてしまうのか……)
 絶望のため息が拓也の口からもれる。諦めというよりは快楽への欲望に負けて、拓也は史哉のものを口
にした。精液の臭いに吐き気をもよおしながら必死で舌を動かす。史哉のモノは本格的に勃ち上がり、ド
クドクと脈打ち始めた。その間も康浩のアヌスへの攻撃は休むことなく続けられている。拓也は早く自分
もイカせて欲しい一心で、必死に史哉のモノに舌を使った。
 史哉のモノが拓也の口中でひときわ大きくなると、史哉は拓也の頭を押さえ付け、のどの奥深くに尽き
入れた。そこに、思う存分白濁を放つ。
「ふぅ、始めてにしちゃ上出来。よほどイカせてほしいと見える。では康浩くん、よろしく」
史哉がおどけて言うと、康浩は最後の仕上げにかかる。
68SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:27
「さ、好きなだけイケよ」
康浩の言葉は拓也の耳には入らなかった。
「ああぁっ、あっ、あっ、イクっ……ふう」「はっ、はっ、ああっ、また、またイクっ」
 前立腺への刺激に頭を左右に激しく振り立て、射精のない、終わらないオーガズムに苛まれる拓也
だったが、やがて康浩に向かって懇願の言葉を吐いた。
「おねがい、もう、終わりに……終わりにして…くれ……でないと、こわれちゃう…はぁっ、またイクっ」
「もうかんべんしてあげようか、とりあえず」
美咲の言葉に康浩はうなずくと、拓也のペニスを激しくしごき立て、射精を促した。
「ああぁっ、イク……うっ」
呻き声をあげて拓也が果てたのと同時に、康浩も拓也の中に放出した。
69SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:28
-5-

 すっかり快楽に溺れて我を忘れてしまったかおりを、美咲は冷ややかな目で見ていた。美咲の肩には
尚美が甘えかかり愛撫をせがんでいる。さっきまでの周囲の痴態の中で、尚美もかなり濡らしていたよ
うだ。うるんだ目で訴える尚美に、美咲はやれやれと思いながら隣室へ連れていき、そこにあるソファ
ベッドの上で指を使い好きなだけイカせてやる。ぐったりとした尚美をおいてシャワーを浴びる。心の
中ではしらけたような気分のまま、バスローブに身を包んでもとの一番広い部屋へ戻る。
 ベッドの上では、やっといくらか正気を取り戻したのか悲しみと恥辱に泣きじゃくるかおりに、健志
が甘い言葉をささやきながら新たな陵辱を加えようとしている。拓也はと見ると、葉子の手と口によっ
て無理矢理に奮い立たされて半べそをかいている。
 冷蔵庫から冷えたビールを取り出し、栓を開けて飲もうとすると、陸に横取りされた。
「ちょっとぉ、陸、私のビールよ」
「ま、いいじゃん、俺と美咲の仲だし」
「どういう仲よ」
 美咲は笑いながら陸からビールを奪い返すと、のどへ流し込んだ。
70SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:29
 この場にいるメンバーはグループの幹部にあたる。その中でも陸は、唯一美咲に対して対等以上の口
を利くことができる立場にあった。地域の顔役の娘である美咲と、ここを選挙地盤とする代議士の次男
である陸とは、子供のころからのつきあい、いわば幼馴染みである。美咲が高校生の時に母を亡くし、
更にその直後に起きた不幸な出来ごとのために道を踏み外した時、既に親の敷いたレールから外れてア
ウトローの生活を送っていた陸とともに行動するようになったのは自然のなりゆきだった。
 飛び抜けた財力と冴えた美貌、冷酷な性格に加え、陸の後ろだてもあって美咲はたちまちグループの
女王として君臨した。
 美咲の冷酷さの陰にある寂しさを知る陸は、今日のカップルに対していつもに増した陵辱を加えずに
いられなかった美咲の心の闇を思うと、暗胆たる気持ちに襲われていた。その思いを振払うために、陸
は無理にでも陽気に振る舞わずにいられなかった。
71SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/03 21:30
読んでいただいてありがとうございます。
ここまでが、第1章「宴」です。
ちなみに、タイトルはついてません(をい
72名無しさん:02/12/03 22:38
第2章以下も読みたいっす。
よろしくお願いします。
あたしも読みたいです(;´Д`)ハァハァ
74SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:42
では、お言葉に甘えて……。
2章はちょっとエロ薄めです。
75SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:43
第二章 「洗礼」

-1-

 その日は美咲にとって1ヶ月半ぶりのデートだった。母の葬儀にともなうなんやかやは、父がこの地方の
顔役ということもあり、想像以上の忙しさとなって高校生の美咲にも降り掛かったが、生来気丈なたちであ
る美咲は、忙しい方が気がまぎれてよいとばかりにしばらくは家のことに没頭していたのである。実際のと
ころ、母の病気は長かったので既に覚悟ができていたのか、悲しみはさほど尾を引くことはなかったのだが。
 渋江浩一とは、つきあい始めてからそろそろ半年になる。何度か身体を求められていて、美咲のほうもそ
ろそろと思っていたころに母のことがあったためにしばらく間があいてしまった後でのデートの誘いだった。
(いくらなんでも母さんが死んだばっかりなのに、……ってことはないわよね。でも、万が一ってことがあ
るから、一応ちゃんとしておこう)
 前の晩、乙女らしい期待と不安を胸に、いつもより念入りに入浴し、とっておきの下着を準備する美咲だ
った。

 美咲は待ち合わせの場所に少しばかり早く着いてしまい、手持ち無沙汰にそのへんを歩き回ったりしてい
た。日曜日の街は人出も多く、ひさしぶりのデートに胸を弾ませる美咲にはその姿を追っている二つの暗い
視線に気付くはずもなかった。
「を、上モノじゃん、やりぃ」
「お嬢様かぁ。悪くねえな。処女かな?」
「デートの待ち合わせだろ、多分。だとしたらとっくにズコズコやりまくってるって」
「そっかー、残念」
「ま、俺としてはやれればいいけどね。今日は俺が先だからな」
76SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:44
 浩一の車は湖に向かった。湖畔にはかわいらしいペンションが何件かあるが、途中の高速道路のイン
ター側にはおしゃれなファッションホテルが林立している。どちらにせよ、浩一がそういうつもりであ
るのがわかり、美咲はその時点で覚悟を決めていた。
 きょうびの大学生らしく車とファッションと音楽には金を惜しまない浩一であるが、恋人と始めて結
ばれる場面で女の子がどういうシチュエーションを望んでいるかにまで気がまわるタイプではない。そ
のあたりに多少の不安を抱いたものの、結局美咲は
(浩一さんだったら、いい)
と思いながら、運転する浩一の横顔を見つめていた。

 やがて車は湖に到着し、湖畔のレストランで遅いランチをとったあと、車を人気のない場所に停めて
少しの間そのあたりを二人で散策した。ひとまわりしてもどると、浩一の車のそばに、見知らぬワンボ
ックス車が停められている。
「あれ、さっきこんな車なかったよね?」
「参ったな。これじゃ車出すのたいへんだ、擦っちゃうよ」
 困った表情で浩一がその車のまわりを見ていると、物陰から男がふたり、飛び出してきた。
「あの…この車あなたたちのですか?申し訳ないけど、ちょっと移動してもらえます?僕ら、車出した
いんで」
77SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:45
「まあ、急がなくてもいいじゃん、どうせこれからホテル行ってズコズコやろうって魂胆なんだろ?」
 片方の男が美咲の背後にまわりこんだ。警戒する美咲にもうひとりの男がポケットからナイフを取り
出して、
「おっと、おとなしくした方が得だと思うよ。車ボコボコにされたら帰る足もなくなるわけだし、ケガ
したくなかったらあんまり騒がない方がいいと思うけどね」
と言う。
 美咲はとなりにいる浩一の顔を見た。ブルブルと震えている。美咲が浩一の陰に隠れようとしたその
時、浩一は美咲をふり払って自分の車に逃げ込み、中からドアをロックし、ハンドルにしがみついて顔
を伏せている。
「浩一さん……」
 呆然としている美咲を、背後にいた男が羽交い締めにする。じたばたと足を振り上げて逃れようとす
る美咲だが男の力にかなうはずもなく、あっさりとさるぐつわをかまされてしまう。
「う、ううぅ……」
 もうひとりの男がワンボックスの後ろのハッチをあけると、羽交い締めにしていた方の男は美咲をズ
ルズルと引き摺ってその中へと押し込んだ。すかさずハッチが閉まる。車の中は完全な密室だ。外にい
た男は助手席から車に乗り込むとドアをロックし、シートを乗り越えて後ろに移ってきた。男二人につ
かまれて、たちまち美咲は動きを封じられた。
 車の外からはエンジン音を始動する音が聞こえ、直後、ガリガリと車体をこする音をたてて車が走り
去って行った。

78SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:46
「あんたの彼氏は薄情だな、自分だけ逃げ出したよ」
「いや、助けを呼びに行ったのかもしれないな。早くすまそうぜ」
 そう言うと、二人は美咲の服を乱暴に剥ぎ取っていった。脚をばたつかせて抵抗すると、いきなり平
手打ちが飛んできた。痛みよりもショックで身動きがとれなくなる。前の晩に胸を踊らせながら選んだ
下着も、あっという間に脱がされていた。
 美咲の目に涙が滲んでいる。
(こんな、こんなことって……今日は浩一さんと結ばれる筈だったのに、こんな卑劣な奴等に乱暴され
るなんて……)
(浩一さん、逃げたんじゃないわよね、助けを呼びに行ってくれたのよね。おねがい、早く戻ってきて、
浩一さん)
 男たちの手は、美咲の脚を開かせて中を覗き込んでいる。
「うひゃー、これはこれは。未使用じゃん」
「ラッキー。今日は俺が先だからな。さっさといただこうぜ」
 次の瞬間、両脚が抱え上げられたと思うと、なにかが美咲の処女の花びらにあてがわれた。
(いや、だめ、やめてっ)
 引き裂かれるような強い痛みに続いて、圧迫されるような鈍い重い痛みが襲ってきた。
79SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:47
「さすがに処女のおまんこは中が窮屈だぜ。たまんねぇ、この締まり」
 男が腰を動かすたびに全身をゆさぶられ、引きつれるような痛みが走る。
「早くしろよ、時間がないんだぞ」
「わかった、もうちょいだから」
 男の腰の動きが速くなる。
(いやっ、助けて…せめて、せめて中に出すのだけはやめて…)
 美咲の願いも虚しく、男は溜っていたものを美咲の奥深く放った。

 男が離れると、目の前に急に閃光が走った。
(……なに?)
「さ、記念撮影ですよ〜。ほうら、ピンクの割れ目ちゃんから白いもんがとろっと出て、なんてきれい
なんでしょうねえ」
(写真を撮られたの?いやっ、どこまでひどいことすれば気が済むの?もう許して)
「訴えられちゃたまらないからな。この写真をばらまかれたくなければ黙ってろってんだ。ま、月並み
だけどな」
 男の言葉に絶望感にうち拉がれる美咲にかまわず、もうひとりの男が美咲に重なっていった。
 最初ほどではないとはいえ男が動くたびに痛みが走り、美咲の目からは涙があふれていた。
 昨日の今頃は浩一との愛に溢れる初体験を夢見ていた。それが今は、見ず知らずの男にふたりがかり
で乱暴されて処女を奪われた上、恥ずかしい姿を写真に撮られている。死んでしまいたいと思った。
 それにしても浩一はどうしたのだろう。助けを呼びに行くにしても、車でならここから人のいる場所
までそう遠くない筈なのに、なぜ戻ってきてくれないのだろう……。手を振り払って自分ひとり車に逃
げ込んで中からロックをかけた姿を思い出した。本当にひとりだけで逃げたのだろうか……。
 美咲がぼんやりとそんなことを考え始めた時、二人めの男の陵辱が終わった。
80SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/04 21:59
……とこんな感じです。
81SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/06 20:57
-2-

 美咲を外に放り出してワンボックス車が走り去ってから30分後、浩一の車が戻ってきた。乗っていた
のは浩一ひとりだけだし、他の車が付いてきている気配もない。浩一はやはり助けを呼びに行っていた
のではなかったのだ。ただその場から逃げ出し、二人組がいなくなったのを見計らって戻ってきただけ
だった。
「大丈夫?美咲ちゃん」
 大丈夫なわけがないのは一目で分かりそうなものだったがそう尋ねる浩一に、美咲は怒りよりも悲し
みを感じていた。ショックで言葉が出てこないこともあったし、身体のあちこちが痛くて動くのも辛く、
美咲は黙ったままだった。
「犬に噛まれたようなもんだよ。君が悪いんじゃない。このことは早く忘れよう」
 浩一はそう言うと、美咲の肩を抱いて助手席に座らせ、静かに車を発進させた。
 車中には重苦しい沈黙が漂っていた。やがて車がファッションホテル街にさしかかると、浩一は
「そのままの格好で帰ると家の人が心配するよ。シャワーだけでも浴びた方がいいと思うんだけど」
と言って、ホテルの駐車場に車を入れた。

 美咲はひとりでシャワーを浴びていた。さっきまで気が付かなかったけれど、何箇所か青あざが出来
ている。乳房には赤っぽいシミのようなものも見える。髪の毛はグシャグシャだし、わずかだが鼻血の
跡もあった。太ももを伝って二人分の白濁が流れ落ちる。シャワーで洗い流すと湯がしみる。タオルを
当てると血が滲んでいた。
82SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/06 20:59
(たしかにこの格好で家へは帰れないわ。浩一さんの言うとおり。悲しい出来ごとだったけど、早く忘
れなきゃ)
 昨晩の入浴時の心弾む感じとはまるで違う今の状態を惨めに思いながら、男達によって剥ぎ取られた
下着を身につけていく。身体の奥にはまだ痛みが残る。涙がまた溢れてきた。
 髪の毛をバスタオルで包んで水気を拭いながらバスルームを出ると、いきなり浩一に強い力で抱き締
められた。
「ごめん、ごめんよ、美咲。僕が今、浄めてあげるからね……」
そういうと浩一は美咲をベッドに押し倒した。
「いや、ちょっと、やめて浩一さん」
 美咲が抵抗するのもかまわず、浩一は美咲の身体を自分の体で押さえ付けると、スカートをめくりあげ
てパンティをずらした。さらに足の指で器用にそれを挟むと脚から抜き取る。
 浩一の意図がわかった美咲は泣きながら抵抗した。
「ひどい、あんなことがあったばかりなのに…おねがい、やめて、浩一さん」
「あんな、あんな奴等に汚されたままじゃだめなんだ。僕が浄めてあげる」
 浩一は美咲の唇を強引に塞ぎ、舌をこじ入れてきた。
 美咲は抵抗を諦めた。浩一にあげるつもりだった処女をあげられなくなったことを申し訳なくさえ思
い始めていた。汚されてしまった自分は嫌われても仕方ないのに、優しくしてくれる浩一が嬉しかった。
(浩一さんの言うとおりにしよう、それが彼の望みなのだから)
83SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/06 21:00
 美咲がおとなしくなったのを感じた浩一は、美咲の服をすべて脱がすと自分も裸になり重なってきた。
美咲の乳房をおざなりに愛撫すると、まだ破瓜の痛みの残る花芯に自らのものをあてがい、一気に貫い
た。うわごとのように
「僕が浄めるんだ、今きれいにしてあげるからね」
とつぶやきながら腰を強く打ちつける。美咲は痛みに顔をしかめながらも、浩一と結ばれたことを幸せ
に感じ始めていた。浩一が低くうめいて美咲の中に精を放った時も、美咲の心はいくらか安らいだもの
を感じていた。

 帰りの車の中で浩一は何か考え事をしている様子だった。口数が極端に少ない。仕方がない、と美咲
は思っていた。突然の出来ごとに動揺しているのは浩一も同じだろう。もちろん美咲とてショックから
立ち直れているわけではないのだが、浩一と結ばれたことで、汚された身体が少しは浄められたと感じ
ていた。
 美咲の家の前に車が着いた。
「じゃおやすみ。今日の事は早く忘れよう。僕も忘れるから」
「うん。次、いつ会えるかな、浩一さん」
「明日電話するよ」
 浩一の最後の言葉に不自然な響きを感じ、美咲は不安な思いで走り去る車を見送った。
84SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/06 21:00
 案の定、次の日になっても浩一から電話はなかった。その次の日も、さらに次の日も。待切れずに電
話をかけてみる美咲だったが、聞こえるのは留守電の声だけだった。
(どうしちゃったんだろう、浩一さん)
 美咲の中で不安が膨らむ。美咲の脳裏に、手を振り解いて自分だけ車の中へ逃げ込んだ浩一の姿が浮
かぶ。
(あれはやっぱり私を見捨てて逃げたんだわ。でも、思い直して戻ってきてくれた筈。その証拠に、浄
めてくれるって言って優しく抱いてくれたし……でも、だったらなぜその後連絡をくれないの?一番そ
ばにいて欲しいときなのに、どうして私を不安な気持ちのまま放っておくの?)
 やっと連絡が取れたのは10日もたってからだった。浩一の口調に明らかなよそよそしさを感じた美咲
は、彼の心が既に自分にはないことをうすうす感じ取っていた。それでもなんとか次の日に会う約束を
取り付けると、別れ話を切り出されることへの心の準備をした。もともとが気丈な性質の美咲だから惨
めに取りすがって「捨てないで」などというのは性にあわない。もし何ごともなかったのだとしたら、
相手の気持ちが自分から離れているのに気付いた時点で自分の側から別れを切り出していただろう。
(でも、なぜ「浄めてあげる」なんて言ったの?あれはこれからも大事に思ってくれるからじゃなかっ
たのかしら…)
 処女を失ったばかりの美咲にとって一連の出来ごとはやはり大きく、一縷の望みを捨て去ることがで
きなかったのだ。その夜美咲は結局一睡もできなかった。
85名無しさん@ピンキー:02/12/08 01:04
まだかーい
86SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:50
 待ち合わせの場所に着いた時、いつもならギリギリに現れる浩一が珍しく先に着いていた。近所の喫茶
店に入りコーヒーをオーダーする。浩一は明らかにそわそわした様子だ。
 先に口を開いたのは美咲だった。
「どうして連絡くれなかったの?」
「ごめん」
と言ったきり、しばらくの沈黙。それから意を決した様に話し始める。
「あれからいろいろ考えたんだ。美咲ちゃんを守ってあげられなかったことは申し訳ないと思っている。
あんなことになったのば僕にも責任があると思う。君も、僕といるとあのことを思い出して辛い想いをす
るんじゃないか。だったら僕と会わない方が、君もあのことを忘れられるんじゃないかと思ったんだ」
(……え?)
「僕はあんな惨いことを美咲ちゃんに思い出して欲しくないんだ。でも僕といる限り、君はきっとあの時
のことを思い出すだろう。だったら、君のためにも、僕は君の前から姿を消した方がいいと思ったんだ」
「え?だって、あの時は、『僕が浄めてあげるから、早く忘れるんだ』って……」
「あの時はそれが一番いいと思った。ごめん、あの時は僕も動転していたんだ。あんなことをしたら美咲
ちゃんが僕とあのことを結び付けて思い出してしまうのに、そこまで考えるられなかった。本当にごめん」
 目の前で頭を下げる浩一の姿を美咲は呆然と見ていた。
87SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:51
(なんなの、この人……。私が好きだった浩一さんはこんな人だったの?「君のため」って何よそれ)
「そんなわけだから。美咲ちゃんには早くあんなことは忘れてほしい。だからもう、僕らは会わない方
がいいと思うんだ」
「……わかったわ」
 不安気だった浩一の表情がその瞬間、ほっとしたように明るくなるのがわかった。
(こんな最低の男を好きだったなんて、なんてバカだったんだろう)
 美咲があっさりと別れを承諾したことで浩一は安心したのか、もうここに用はないとばかりに立ち上
がった。
「じゃあ、これで。早く全部忘れてもとの美咲ちゃんに戻ってくれることを、僕も陰ながら祈ってるか
ら」
 ふたり分のコーヒー代をテーブルに置くと、足早に立ち去る浩一の姿を、美咲は怒りに燃えた目で見
送っていた。

(こんな卑劣な男だったなんて。結局この人のしたことは、私が傷付いているのを知りながら、いいえ、
傷付いているのに乗じて自分の欲望を満たしただけ。自分の欲望さえ満たされてしまえば、犯されて汚
された女なんてもう用なしなのね。私は浩一さんにとっては、所詮その程度のものでしかなかったんだ
わ)
 美咲の心の中に暗い炎がともった。
88SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:52
-3-

 予測できていたこととはいえ、浩一の言葉は思った以上に美咲を傷つけていた。家に帰る気にはなれ
なかった美咲は、投げやりな気分を抱えたまま、深夜営業のファミレスでひとり夜明かしをしていた。
そこへ街の不良グループの男が声をかけた。半ば自棄になっていた美咲はその男に連れられてグループ
のたまり場となっている雑居ビルの一室に連れ込まれたのだった。そこには黒ずくめの服装の数人の男
がいた。
 美咲をつれて来た男は、奥のソファにいる男に声をかけた。開いた両脚の間に女性が跪き、顔を股間
に埋めて頭を上下に動かしている。
「リーダー、今日はいいのを捕まえてきたんスけど、お楽しみ中っすか?俺、先にいただいちゃってい
いっすよね?」
 そう言うと男は、美咲の背を押して奥の部屋へ行こうとした。
 リーダーと呼ばれた男は横柄にあごをしゃくってOKの合図を送り、ちらっと美咲のほうを一瞥した。
「ちょっとまて。……美咲、か?」
 改めて顔を上げて美咲を見た男は、女の顔を確認して驚きの声をあげた。股間にうずくまる女を振払
って立ち上がると、美咲と男との間に割って入る。
89SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:53
「美咲だよな、塩飽のおじさんとこの。……全然雰囲気違うんで気がつかなかったよ。陸だよ、輿石陸。
わかるだろ?」
 うって変わった優しい声で親し気に美咲に話し掛けると、周りの連中に声をかけた。
「こいつは俺の幼馴染みだから、手を出すんじゃねぇぞ」
 美咲を連れてきた男はしぶしぶ引き下がり、他のメンバーと一緒に部屋の隅へ行ってビールを飲み始
めた。
「何やってるんだこんなところで……って俺の手下が連れてきちゃったのか。ここじゃ落ち着かないか
らあっちの部屋へ行こう」
 陸は投げやりな態度をとっている美咲を促して隣の部屋へ移動した。

 隣は、陸が普段寝泊まりするのに使っている部屋だった。大きなベッドが置かれていて、大画面テレ
ビとビデオデッキ、大量のビデオテープ、ビデオカメラにオーディオ機器などがぎっしりと置かれ、床
にはいかがわしい写真集が散乱していた。その部屋が普段何に使われているのかは一目瞭然だった。
「悪いな、こんなところで。コーラでいいか?」
 冷蔵庫からコーラを出してきて美咲に手渡すと、自分はビールをひとくちあおった。
90SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:54
「俺がこういう暮ししてるのは、噂には聞いてただろ?ここは俺のアジトで、あいつらは俺の手下みた
いなもん。それよりも美咲、どうしたんだよ。何かあったのか?」
 美咲は無表情で押し黙ったまま突っ立っている。
「とにかくまあ坐れよ」
 陸は美咲の肩を押してベッドに腰をおろさせようとしたその時、美咲が初めて口を開いた。
「……いいわよ」
 その声には何の感情も隠っていなかった。ベッドに腰掛けるとそのまま投げやりな態度で上半身を仰
向けに倒した。
「ちょ、ちょっと待てよ、『いいわよ』ってのはなんだよ」
「いいわよ、好きにしてくれれば。どうせ男なんてみんなあいつらと同じ」
 美咲の言葉にショックを受け、陸はうろたえて美咲の肩を掴み引き起こした。
「『あいつら』?あいつらって誰だ?美咲、お前本当に何かあったのか?」
 美咲は黙って答えない。陸はまたビールを一口飲むと、美咲のとなりに腰を下ろした。
91SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/08 13:55
現在3章執筆中なのですが、なかなか進まなくて……。
92名無しさん@ピンキー:02/12/08 20:54
こんな情報はどうだろう
http://otokuzyouhou.fc2web.com/
93名無しさん@ピンキー:02/12/08 22:21
SOTマンセー 続き早く願いますm(_ _)m
94SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/09 20:52
「美咲が話をしたくないのならそれでもいい。俺はいつもさっき見た通りのことをしてるわけだし、今
だってつれてこられたのが美咲でなかったら、この部屋連れ込んで押し倒して好き放題やってる筈だか
ら、美咲が俺を信用できないっていうのもわかる。だけど、そんな生きてるんだか死んでるんだかわか
らないような顔されたら、心配だってするし、手なんか出せるわけないだろ。お前は俺の……妹みたい
なもんなんだから。だから、頼むから俺の前でそんな投げやりにならないでくれよ」
 陸はそう言うと、心配そうな顔で美咲の目を覗き込んだ。
 美咲はほんの少しだけ安心したのか、コーラの缶をあけてほんの少し口をつけた。しかし相変わらず
話し始める気配はない。陸は諦めたのか、立ち上がって部屋の奥へ行き、衣裳ケースからえんじ色のジ
ャージを出すとベッドに置いた。
「帰りたくないんならここにいてもいいよ。寝る時はそれに着替えるといい。俺は連中とあっちで寝る
し、心配なら中から鍵をかけろよ」
 立ち上がって部屋を出て行く陸を、美咲はうつろな目で見送る。
「あ、あと、明日は俺等早くから出かけるから、誰もいなくなるけど、帰るんなら別に鍵とかはいいか
ら。じゃあおやすみ。ほんと、ヤケ起こすなよ」
95SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/09 20:53
-4-

 一人っ子の美咲にとって陸は兄のような存在だったし、末っ子の陸も美咲のことは妹が出来たように
思っていた。そんな二人だったが、陸がアメリカに留学して戻った頃には、美咲はお嬢様学校に入学し
ていて、一方の陸は人が変わったようにワルの道を歩むようになり、自然と疎遠になっていた。ひさし
ぶりに逢った陸は、外見的には噂どおりの町の不良だったが、中身は美咲のよく知っている幼馴染みの
陸のままのように思えた。

(私のことが心配?こんな私のことが?)
(信じちゃだめ。口でどんなに優しくても、陸だってアイツラと同じ。ただ私が幼馴染みだから性欲の
対象にならないってだけよ)
(でも、あんなに優しくされたら……)
 頭の中でさまざまな想いが交錯するが、前の晩もほとんど眠っていない美咲は、部屋の鍵をかけない
ままいつのまにか深い眠りに落ちていた。。
96SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/09 20:54
 翌朝目覚めた時、サイドテーブルの上に書き置きがあり、部屋にもその隣の部屋にも誰もいなかった。

----携帯の番号書いておくから、何かあったらここへ連絡してくれ。多分すぐにいい報せができると思
う。くれぐれもあんまり自分を安売りしないようにな。Riku----

 枕元にメモがあるということは寝ている間に部屋に入った筈だが、なにかされた気配はない。美咲は
安心すると同時に、陸を疑ったことに少しばかり罪悪感を覚えていた。
(いい報せ?なんだろう……)
 とりあえず家に帰る。シャワーを浴び、前の日のワンピースからジーンズとスウェットに着替え、再
び街へ出た。前日浩一と会うために待ち合わせ場所へと歩いたのと同じ道。しかし風景も何もかも違っ
て見えた。
 結局行く場所もなく、陸のアジトへ舞い戻った時、部屋には既に昨日の連中が戻っていた。
「あ、昨日の……昨日はスミマセンっした。陸さんは奥っす」
 前日美咲をこの部屋につれて来た男が美咲に気付いて挨拶をした。他の何人かもそれに習い、美咲に
ていねいな挨拶をする。美咲はわけがわからないまま、奥の部屋へ行くと、そこで陸がライターの火で
なにかを燃やしていた。プラスチックの焦げるにおいがする。
「ああ、来たんだ、美咲。いいもの見せてやるからちょっと来てくれ」
おぉ。。気になる。。w

頑張ってくらさぃ(*´Д`)
98SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/10 20:40
 陸の案内で、また別の部屋へ行く。そこには男が二人手足をベッドに縛り付けられていて、それぞれ
の股間には女性がひとりずつ顔を伏せている。
「……!」
「あれが、美咲の言ってた『あいつら』だろ?」
 確かに目の前にいるのは湖で美咲を襲った二人組だった。息もたえだえにあえいでいる。
「ああ。やめろ、やめてくれぇ」
「たのむ、俺が悪かった。許してくれ……」
 二人の男は弱々しい声で口々に叫んでいる。片方の女性が顔をあげると、男が射精した。ほんのわず
かの量の精液が力なく、しみ出すように流れている。がっくりと力を落とす男。休む間もなく、女性は
指をアヌスへと差し入れ、無理矢理に勃起させようとしている。もうひとりも同じようだ。
「あれは……なにを?」
「そんなに女とヤリたいんだったらこの先一生やらずに済むくらいヤラせてやってるところ。二度と悪
さできないように」
 そこまで言ってから、陸は美咲の耳に顔を近付けて小声でささやいた。
「こいつらの持ってた写真も全部ネガごと焼いたから心配するな」
(写真!陸はそれを見たの?)
 美咲の驚いた顔に、陸はあわてたように
「他の女のもあったし、どれが誰のだかわからないから見ないで全部燃やした」
と付け加えた。それから女の方に
「じゃ、続けてて」
と声をかけると、美咲の肩を押して寝室へ向かった。
 
99SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :02/12/10 20:41
 ベッドに腰掛けると、となりに美咲を坐らせる。
「どうして、って顔してるな。そりゃあわかるさ、誰かがお前のことレイプしたんだってことは。部下
連中使ってそれらしい奴等探し出してちょっと絞り上げたら白状したんで、それでここへ連れてきてお
仕置き、ってとこかな。元通りになるわけじゃないけど、取りあえず少しは気が晴れるだろ?」
 美咲は驚いて陸を見つめた。半泣きになっていた。
「おいおい、泣くなよ……美咲に泣かれるとどうしていいかわからなくなるだろ」
「そうじゃないの、そうじゃないのよ」
「…そうじゃないって?」
今度は陸が驚く番だった。
「そうじゃないっていうんじゃないけど、でも、それだけじゃないっていうか……」
 美咲は全てを打ち明ける気になった。陸になら話しても大丈夫、そう思えた。
「……話す気になったか?」
 陸の言葉に頷くと、美咲は重い口を開いた。
 浩一のことを話し終えた時、陸がそうっと肩に手を回してきた。ふと陸の目を見ると泣いている。
「辛かったんだな。俺は……どうすればいい?」
 陸の涙が自分のために流されているものであることを、美咲はもう疑っていなかった。陸のことを好
きなのかどうかわからない。だけどこの人なら……と思った時、自然に身体が動いた。美咲の顔は吸い
寄せられるように陸の顔に近付き、唇が触れた。
 驚いた陸はあわてて美咲の体を引き離す。
「ちょっと待てよ美咲。ヤケになるなってあれ程……」
陸の言葉を遮って、美咲の唇がまた陸の唇に重ねられた。

 そこからはもう陸もためらわなかった。腕を美咲の背中に回すとぐっと力を入れて抱き寄せる。舌が
唇を割って入り、口の中をやわらかく愛撫する。ベッドに美咲をそっと横たえると部屋の鍵をかけた。
再び長いキス。美咲のスウェットの下に陸が手を差し入れる。柔らかく乳房をまさぐる。スウェットを
脱がせ、ブラのホックを器用に片手で外すと腕から抜き取った。あらわになった白い胸にはまだ陵辱の
痕跡が紅く沁みになっていた。陸の指先がその沁みをそっと撫でる。
 
今日たまたま色んな板うろついていてこのスレハケーン。
お気に入りにいれました。
102名無しさん@ピンキー:02/12/12 16:04
まだでつか てぃむぽ出しっぱなしで風邪ひきました(ToT)
103名無しさん@ピンキー:02/12/12 16:08
「大事に、するから」
 陸はそうつぶやくと自分も服を脱ぎ捨て、その側に横になった。美咲のジーンズのボタンに手をかけ
てから一瞬躊躇って
「本当にいいのか?」
と問い、美咲の頷きに後押しされるようにジッパーを下ろしてジーンズを脱がせ、パンティを脚から抜
き取った。もう一度キス。唇がうなじから首筋、のどもと、鎖骨から胸へと下っていく。ローズピンク
の先端をそっと口に含み、舌の先で転がす。指を下腹部へ伸ばし花びらにそっと触れると一瞬美咲は体
を固くする。指先にはわずかなぬめりも感じられない。開いてゆっくりと優しい指使いで愛撫していく。
(……?濡れてこない?仕方ないか、あまり経験もないんだし)
 陸は可能な限りの優しさを込めて愛撫した。美咲を喜ばせたい気持ちもあったが、苦痛を与えたくな
いという意識の方が大きかった。酷い目にあってきているのだからそれを払拭しなければならない。
 美咲の表情からは苦痛は見て取れなかった。身体を移動して美咲の秘所に顔を近付け、舌の先を尖ら
せて美咲の花びらの輪郭をたどる。合わせ目に埋もれている突起をつつき、転がす。
「う、うん…」
 美咲がかるくうめいた。ほんの少しだけ花密がにじみ出す。
(不十分だけどゆっくりすれば大丈夫かな、俺の方がもう我慢の限界かも)
 陸は身体をずらして美咲におおいかぶさり、体重をかけないように気をつかいながらゆっくりと腰を
沈めていった。
 美咲の顔がほんの少しだけ苦痛に歪む。瞼の端に涙が滲んでいる。陸はその涙を唇で吸い取ると、可
能な限りの優しさで動いた。陸の息が少しずつ荒くなり、腰の動きが速くなる。やがて急に腰が引かれ、
熱くたぎったものが美咲の下腹に弾けた。一瞬の静寂の後、陸は美咲の隣に静かに横たわった。
「俺はこんな男だけど、美咲だけは特別だから」
 美咲はやっと、自分を慈しんでくれる人に巡り合えたと思っていた。
-6-

 少しの間、幸福感に身を委ねていた美咲を現実に引き戻したのは陸だった。
「……で、その浩一って男はどうする?あいつらみたいにかっさらって来て二度と女抱けないようにし
てやってもいいんだけど、それだけじゃ気が済まないだろ?」
 陸の言葉に、美咲の中で前日の浩一の言葉がフラッシュバックした。レイプされて身も心も傷付いて
いる美咲を、「浄めてあげる」と言って犯した男。それだけでも許せないのに、自分が美咲を捨てるこ
とをさも美咲のためであるかのように正当化した卑劣な男。
 卑劣な男には屈辱的な制裁が相応しい、と美咲は思った。
「なにか、うんと人格をズタズタにするような、屈辱的な目にあわせたい」
 美咲の呟きに、陸は少し考え込んでから、うなずいた。
 2週間後、美咲にとって忌まわしい思い出の場所となった湖畔に、若い男が木の根元に後ろ手にしば
りつけられていた。脚を前に投げ出し、首からは「ご自由にひもをお引き下さい」と書かれた札をぶら
さげていた。むき出しの股間にはペニスが力なく垂れ、尿道口からはたくさんの結び目のついた細い紐
が出ている。
 通りがかりの少年がイタズラに紐を引くと、男はわけのわからないうめき声をあげてどろっとした精
液をこぼした。男の目は焦点が定まらず、口からは言葉にならないつぶやきがもれるだけだった。
 偶然この場所に立ち寄った中年夫婦の通報で警察に保護されたものの、本人からの事情聴取は全くで
きず、身元を証明するものも何も持たなかったため、警察としてもそれ以上はお手上げだった。行方不
明になった息子を心配した両親がその変わり果てた姿と対面できたのは、さらにずっと後になってから
のことである。
……とここまでが2章「洗礼」でした。
3章はまだ途中までなんで時間かかりそうなんですが、ボチボチ書いてます。
しかしなかなかエロくするのが難しい……。
109名無しさん@ピンキー:02/12/12 19:58
第3章楽しみにしてます。がんがれー
110名無しさん@ピンキー:02/12/13 19:50
だれか スレ立てれる人いませんか?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1022252682/
母親が他人に犯される小説スレ
が512k 超えて書きこめなくなりました
連載されてる小説も途中なのでどうにもならない状況です
だれか次スレをたててもらえませんでしょうか?
第三章「罠」

-1-

 朝。陸の腕枕から抜け出した美咲は、シャワーを浴びるとブラウスをスカートを身に付けた。陸が気
配を感じて目を覚ます。
「ん?どこ行くんだ?」
「学校。たまには顔出さないと進級できないし」
「ああ。ところで隣、どうする?」
「男のほうはほっといていいんじゃない? 彼女のほうは、なんか健が気に入ったみたいだから健に任
せる」
「了解。あ、そうだ。車、修理出しておいた方がいいよな。俺あとで持っていっとくよ」
「ありがと」
 軽いキスをして、美咲は部屋を出た。
 隣の部屋は大分人数が減っていた。史哉、葉子、尚美の三人はいつの間にか帰宅したらしい。拓也は
手足を縛られたまま片方のベッドに放置されていたが、疲れたのか眠りに落ちている。かおりは健志に
命じられるまま、自らを指で慰めている。その姿を康浩がビデオで撮影している。
 部屋を覗いた陸は、苦笑しながら声をかけた。
「ほどほどにしておけよ。あ、男の方は俺が返しておくから」


 不幸な初体験でセックスに対する嫌悪感を抱いてしまった美咲に対して、陸は可能な限りそれを取り
除こうと努力した。しかし美咲は、陸を受入れはできるものの、ほとんど快感というものを得てはいな
いようだった。唯一、昨晩のように見ず知らずの男女に陵辱を加えたときにだけ、美咲は自ら積極的に
陸を求めた。
 犯されていながらも快楽に我を忘れているかおりの姿を、美咲がどんな思いで見ていたのか……それ
を思うと陸はやりきれない気持ちがしていた。
 拓也をたたき起こして服を着させ、美咲の車に乗せて夕べの河川敷まで連れていき、そこで解放した。
「わかってると思うが、このことを誰かに話したらかおりがどうなるかよく考えろよ」
拓也は黙ってうなずき、放置されていた自分の車に乗り込むと逃げるようにそこから走り去った。
-2-

 普段こんなに早い時間に電車に乗ることのない美咲にとって、身動きできないほどのラッシュは慣れ
ていないこともあって不愉快なものだったが、それでも寝不足のためか、立ったままうとうとしはじめ
ていた。
やがて電車がホ−ムに滑り込んだ。美咲の目的の駅はまだ先だったが、降りる人の波に押されてホーム
まで押し出された。
 降りる人をやり過ごしてから再び電車に乗り込もうとしたその時、自分がバッグを持っていないこと
に気が付いた。どうやらラッシュの中で人に押されてしまったらしい。美咲は一瞬、軽いパニックに陥
ってしまった。
 とその時、改札へ向かう人の列の中に、自分のバッグを見つけたような気がした。美咲はあわてて追
い掛けるが、自動改札のバーに跳ね返されてしまう。立ち往生する美咲に、周りにいた何人かが非難の
視線を向ける。そのうちに駅員が駆け寄って来た。
「ちょっとアンタ、切符はどうしたの?」
「バッグ、持っていかれちゃったのよ。早く行かないと逃げられちゃう」
「はあ? 話はあっちで聞くから、とにかくちょっとこっちに来い」
すみません、なかなかエロが出てこなくて……。
115名無しさん@ピンキー:02/12/15 00:32
いいんですいいんです。ストーリーが大事ですから、角度とか
116名無しさん@ピンキー:02/12/16 04:12
あげ
 駅員は美咲の体を嘗め回すように上から下まで観察すると、腕を掴んで事務室へ連れて行こうとする。
むっとした美咲がその腕を振り払おうとすると、駅員は大声で怒鳴り出した。たちまち、さらに2人の
駅員が駆け付ける。
「どうした?」
「こいつが無賃乗車の上に逃げようとしたんだよ」
「違う!私はバッグ取られたからおいかけようと……」
「まあまあ、とにかくあっちの部屋に来てもらおうか」
 両側から腕を掴まれてはさすがに美咲も抵抗できず、おとなしく従うしかなかった。仕方ない、事務
室から電話をかけさせてもらえば身元は証明できるだろう……そう思ったとき、背後から高価そうなス
ーツに身を包んだ30前後の長身の男が声をかけてきた。
「美咲お嬢さんじゃないですか。どうしたんですか、こんなところで」
「こちらのお知り合いですか?ちょっと改札でトラブルがありまして、お話を伺いたいと思っているん
ですが」
「その人は私の会社の社長のお嬢さんなんですよ。あ、申し遅れましたが、私こういう者です」
 男が差し出した名刺には、
『(株)塩飽コーポレーション 社長室長 市丸良平』
とあった。この地方に住む者で、塩飽コーポレーションを知らない者はいない。不動産デベロッパーか
ら遊戯場、飲食業と手広く事業を展開している会社であり、社長は地元の名士として政界ともつながり
が深いが、一方では裏社会との黒いつながりも噂されている。そこの社長室長が『社長のお嬢さん』と
言ったということは……。駅員たちの間に緊張が走った。
「身元ならば私が保証します。それとも、私じゃ身元引き受け人には不足ですか?」
うpろだつーかそういうサイトが欲しいにゃあ。
スレでちゃんとした長編読むってかなりつらい。
119名無しさん@ピンキー:02/12/18 07:48
まだでつか
「いえ、そんなことはありません。どうやらこちらの勘違いだったようです。失礼いたしました」
 駅員たちはあわてて美咲の腕を掴んでいた手を離した。
 市丸は駅員に軽く会釈してから、美咲を引き取って出口へ向かって歩き始めた。
「美咲お嬢さんが電車とは珍しいですね。大学へ行かれるんですか?」
 やや皮肉っぽい言い方がカンに障ったが、窮地から救ってくれたのだから文句も言えない。美咲は父の片
腕であるこの男があまり好きではなかったのだが、とりあえずここはおとなしくしておいた方がよさそうだ。
「ちょっとね。それとお嬢さんっていうのは止めてよ。美咲でいいわ。それより市丸さんこそどうしてここ
へ?」
「お客様をお送りしたところですよ。9時の特急に乗られるとかで。これから少し時間あるんで、学校まで
お送りしましょうか?まずはその前に盗難届けを出さないといけませんが」
「後でいいわ、どうせたいした物は入ってないから」
 あまり好きではない市丸に借りを作ってしまったことが不愉快だった美咲は、イライラを隠そうともせず
に言った。なんとか借りを帳消しにする方法はないものか……美咲の頭はフル回転した。
(この男はたしか、私に好意を持っていた筈。悪いけどそれを利用させてもらおうかな)
駐車場で市丸の車に乗り込む。エンジンを始動させると、市丸は含みのある声で話し始めた。
「そういえば、最近ちょっと悪さがすぎるようですね、美咲さん。今のところ社長の耳には入れないように
してますが、何ごとも度を越さないようにしませんと」
「わかってるわよ。それより、電話貸して。携帯もバッグの中だったから」
この前からサーバの負荷がどうのって表示されて、1つずつしか書き込みが出来ないんです。
122名無しさん@ピンキー:02/12/18 18:54
ゆっくりでイイので確実に進めてください、

早く続きー(W
 市丸の返事も聞かずに、美咲はダッシュボードから市丸の携帯を取り出して番号をプッシュする。
「あ、もしもし、父さん?美咲です。今偶然市丸さんに会ったところなんだけど、ちょっとお借りしますね」
 相手に返事をする間も与えずに電話を切った美咲に、市丸が苦笑する。
「……困った人だ。それより、よく社長の居場所がわかりましたね」
「市丸さんが『少し時間がある』ってことは、どうせ愛人のところでしょ?それより、ゴタゴタして学校に
行く気力が萎えちゃったから、ちょっと気晴らしにつきあってくれない?」

-3-

 海沿いの道を車が走っている。平日の午前中とあって交通量はさほど多くなく、車は快適にスピードをあ
げている。
「その様子だと朝食はまだでしょう? 何か食べたいものはありますか? この先においしい店を知ってる
んですけどね」
 市丸は笑いながら言った。
 市丸良平には焦りがあった。若くして塩飽コーポレーションの社長の片腕としてその手腕が認められた実
力者であり、社長である塩飽誠も、ゆくゆくは市丸を美咲に婿養子として迎え会社を継がせるつもりの筈だ
った。しかし最近、その雲行きが怪しくなってきたのだ。
 中央政界とのパイプを強くしたいという思惑から、塩飽社長は輿石代議士との関係を深めようとしている。
輿石代議士の公設第一秘書である長男の岳士と美咲との見合いの話が密かにもちあがりつつある。もちろん
美咲はまだ大学生であり、早くても卒業してからということになるのだろうが、であるとしても仮に縁談が
まとまってしまえば、市丸の将来はせいぜいが専務止まりだ。
 とはいえ、塩飽社長は娘には極端に甘い。仕事で忙しくほとんど構ってやれなかった負い目から、美咲の
わがままはほぼ無条件に聞き入れているのだ。お世辞にもほめられたものではない素行についても、美咲本
人がひとこと否定しただけで完全に信じ切っている。もし美咲が自分にベタ惚れでもして、どうしても結婚
したいと言い張ったならば、社長もそれを拒否はしないだろう……。となれば社長の椅子はともかく、塩飽
家の膨大な財産を我がものとすることが可能になる。
 悪ぶっていても子娘ひとり、自分にかかれば虜にしてしまうのも容易なことだ、市丸はそう考えていた。
「私いつも朝は食べないのよ。ビールならいいんだけど」
「朝からビールですか? どうしてもというのならば構いませんけど、私は車ですからご一緒できませんよ」
「構わないわよ。酔いが醒めるまでのんびりしてればいいじゃない。時間はあるんでしょ?」
「困った人だ」
 市丸は顔では苦笑しながらも、内心では小躍りせんばかりだった。これは千載一遇のチャンスかもしれない。
しかも、向こうから誘っているようなものである。
「じゃあ、根来崎のホテルのスカイラウンジはどうですか? あそこなら景色もいいし落ち着けると思いますよ」

(なんだ……この程度の男なんだ)
 拍子抜けするくらいに簡単に餌に食い付いてきた市丸に、美咲はちょっと呆れながら、単調な外の景色にも
飽きてうとうととしはじめた。

---いや……だめ。やめて、お願い。
---ふふふ。本当にやめてもいいのかな? 体はそうは言ってないように見えるが。
---いやっ、見ないで。お願い……
---ほうら、こんなにヌルヌルさせやがって。「はやく入れて」って言ってるようなモノだぞ。
---あぁ……言わないで。恥ずかしい……
---正直に言わないと本当に止めちゃうぞ。どうだ。本当に止めてほしいのか?
---お願い……やめないで……

 美咲ははっとして目を覚ました。昨夜のかおりの姿が生々しく夢に蘇るが、夢の中で陵辱を加えている男
は市丸であり、責められているのは美咲自身だったのだ。不感症の自分が快感に負けて自ら求める……そん
なことはあり得ない筈だった。しかし、夢の中の感触は妙にリアルであり、美咲は自分の下半身が熱く潤っ
ているのを感じ、うろたえた。
(まさか、寝言なんか言ってないわよね、私……)
127名無しさん@ピンキー:02/12/19 22:12
この程度の男キター
128予言士:02/12/19 23:49
予言します。





>>253からとんでもなく素晴らしいエロ小説が始まります!おもしろいように抜ける。
>128
ってことは253までに終わらせろってことですね。
……努力します(嘘
130名無しさん@ピンキー:02/12/20 10:29
253から新章突入ってことでヨロ
それより続き未だでツカ
131名無しさん@ピンキー:02/12/20 17:07
はやくはやくぅー
 不安になって運転席の市丸の顔を見ると、市丸はそしらぬ顔で
「目が醒めたみたいですね。暖房強すぎましたか? お顔が少々赤いようですけど」
と笑っている。あわてて美咲は
「大丈夫よ。ちょっと薄着だったから風邪ひいたのかもしれないけど」
とごまかした。
 美咲にとっては、あくまでも借りをチャラにするための罠なのである。酔っぱらったフリをして介抱させ、
むこうがその気になったところで身をかわす。仮に無理矢理にコトに及ぼうとしても、父に訴えると言えば
それ以上手出しはできない筈だ。でも本当に手を出して来たら?その時はこちらも本当に父に話すだけのこと。

 車はほどなくホテルの駐車場へと滑り込んだ。このホテルも美咲の父の持ち物である。市丸はフロントに
なにやら二言三言話し掛けると、美咲を促して最上階のレストランへ向かった。
 全面オーシャンビューのスカイラウンジは、平日の午前中とあって、まだ人もまばらだ。ビール二つとポ
テトフライを注文した市丸は、なんとなく間がもたないのか、当たり障りのないことを質問しはじめた。
「それにしても美咲さん、学校のほうは大丈夫なんですか?」
「心配?テストやレポートは問題ないのよ。今日は次の課題の発表があるから行こうかと思ったんだけど、あ
とで誰かに聞くからいいし」
「卒業後はどうなさるつもりなんですか?」
「さあ?まだ決めてないし。ちょっと留学でもしようかと思ってるけど」
 美咲の言葉に、市丸は内心でほっとした。輿石代議士の長男との縁談については、やはりまだ美咲には知ら
されていないのだ。
 運ばれてきたビールを飲む。おかわりを頼んでもう一杯。ころあいを見計らって美咲が言った。
「ちょっと、気分悪い……」
「大丈夫ですか?お水をもってきてもらいましょうか?」
「大丈夫。ただちょっと……」
(え?本当に気分が悪い。なんで?この位で酔う筈ないのに……)
 美咲の計算が狂い始めていた。立ち上がってトイレに向かおうとしたところでよろよろと倒れそうになった。
市丸がすかさず美咲の体を支え、ウエイターが運んできた水を受け取ると美咲に飲ませようとした。
「大丈夫ですか?まったく、朝食べてないのに飲むからですよ。ほら、お水飲んで下さい」
 市丸の声に笑いが含まれているのを美咲は感じた。まさか、何か薬を?しかし、考えがまとまらない。頭の
中がぼうっとなって、気を張っていないと意識を失いそうだ。
「横になって休んだ方がよろしいようですね。今部屋を用意させましたから」
(部屋?どうして部屋なんか?ああ、頭が痛い。なんとかしなくちゃ……)
 美咲の意識はそこで途絶えた。

-4-

 市丸は美咲を部屋まで運ぶと、ベッドに横たえた。ブラウスのボタンとスカートのホックを外して服をゆ
るめる。ベッドから一歩離れて美咲の体を眺めた。
(しかしいい女だな。お嬢様でなかったとしてもやりたくなるぜ、これじゃ。妙に堅さがあるのは悪ぶって
いても口ほどには経験豊富でもないってことだろう。まあその方が料理のし甲斐があるし)
 スカ−トの中に手を差し入れ、パンストを脱がせる。色白の形のよい脚を足首から太ももにむかって、ゆ
っくりと左手で撫で上げる。右手はブラウスの胸をはだけ、ブラごしに胸をさすり始めた。
「ん、ん……ん」
 美咲が柔らかくうめいた。薬の効いているのはごく短時間。その間にある程度のところまでコトを進め、
意識が戻った頃にはもう自分の腹の下でヒイヒイ言う以外の選択肢がないようにしておかないと……。市丸
はスカートとブラウスを脱がせ、パンティとブラだけの姿にさせてから、自分も服を脱いだ。
(本当は脱がせるのももっと楽しみたいところだが、今日のところは仕方ない。また次の機会に楽しみはと
っておくか)
 ブラとパンティも取ると、右胸の頂きのロ−ズピンクのつぼみに唇をつけた。舌先でころがし、唇ではさ
みこむ。意識を失ったままでも体は反応し、乳首が堅くしこってきた。右手の指先ではさみこみ、やわやわ
と力をこめると同時に、唇は左の乳首へと移動する。
 左手はふとももをすっとなであげてから、臍の下の薄い茂みをまさぐり、それから中指を一本だけ伸ばし
て脚の合わせ目にすっと撫で入れる。わずかな湿り気が感じられた。慎重に指を動かす。まだ埋もれている
花芽を探り当て、ゆっくりと撫でる。
「う…ん」
 美咲は無意識のうちに体を左右に振って逃れようとしている。市丸は構わずに指を動かした。埋もれてい
た花芽が立ち上がり、花蜜が滲みはじめた。脚を広げて肩を入れ、その部分を開いて顔を近付けた。
(……!)
 想像していた以上だった。街の不良仲間にいて乱れた生活を送っているとは思えない、まだ処女と見まご
うばかりの瑞々しい花びら。思わず湧き出ている蜜に唇をつけてすする。鼻先で花びらをかきわけ花芽をつ
つく。尖らせた舌の先で蜜の沸き出すあたりを嘗め回し、花芽に唇をつけて吸った。
「あっ」
 美咲が小さな声をあげた。意識が戻りつつあるのだ。
136名無しさん@ピンキー:02/12/20 22:25
ツギ早く願いマツ
 美咲の意識は混濁していた。さっき車の中で見た夢の続きの中にいるようだった。乳首がうずくような甘
く痺れるような感覚が腰のあたりまで降りてきて、両脚の間の奥深いところが熱くとろけそうだった。
(なんなの、これ。こんな、こんなことって……)
 戻りつつある意識の中で、美咲は動揺していた。頭の芯が重く、体がだるくて動かすのが辛い。しかし体
の奥からは未知の感覚が沸き上がりつつあった。
「い、い…や……や、めて…」
 呂律の回らない口調で美咲が抵抗の言葉を口にする。力の入らない手足をなんとか動かそうとするが、両
脚をがっちりと抱え込まれて動きがままならない。
「気がついたみたいだね、美咲お嬢様」
「いちまる…さん……何を…いや、やめて」
 市丸は再び美咲の花芽にくちづけた。唇ではさみ、舌の先でつつき、ころがす。
「や、やめて……いや、嫌だってば……」
「もう遅いよ、お嬢様。ここまで来たら、お嬢様だって止めてほしくないだろ」
「そんな…そんなことない……お願い、離して……あぁっ……」
 美咲の体がビクンと跳ねた。息が苦しい。何を言っても恥ずかしいほど甘ったるい鼻にかかった声になっ
てしまう。
138名無しさん@ピンキー:02/12/20 23:18
(予告編)
とりあえず3章を終わりまでここに書いたら、
番外編がちょっと(でもないかな?)入ります。
140名無しさん@ピンキー:02/12/21 00:38
とにかく早めにて願います。
(こんなのって……。嫌、絶対に嫌。陸、助けて……)
 美咲の反応が明らかに切迫している。腰のあたりから沸き出す甘いうずきは、美咲の意思を裏切り、早く
貫かれるのを待ち望んでいた。市丸は満足げに微笑むとゆっくりと体を重ねてきた。怒張したものを美咲の
濡れそぼった花芯にあてがうと、じらすように前後に動かす。
「さ、そろそろ入れてほしいんじゃないのかな?それとも先に一度イキたいかな?どっちでも選ばせてやる
よ、美咲」
「いや、誰があんたなんかと」
「その強がりがいつまで続くかな?こんなにグチョグチョにしてて『嫌』もないもんだ」
「父に、父に言います」
「ああどうぞ。ホテルの従業員はみんな見てるさ。美咲、お前が誘ったんだ。俺を誘惑したんだってね。大
人を嘗めるなよ、お嬢様」
 そういいながら、市丸は美咲の中に中指を差し入れる。入り口附近を探って目的の場所を見つけた指は、
その部分に強い刺激を送り込む。と同時に充血した花芽を親指でさする。
「あ、いや…いやっ、いやっ、い……」
 美咲の腰が持ち上がり、全身が何度か小刻みにビクビクと震えた後、体から力が抜けた。市丸の指先がヒ
クヒクと締め付けられている。
 屈辱。美咲の心の中にあるのはそれだけだった。よりによってこんな男に、罠にかけたつもりがこんなこ
とになるなんて……。意識は完全にはっきりしたが、まだ薬の効き目が残っているのか体がだるい上に、生
まれて始めてのエクスタシーのショックと疲労で美咲は動くことができなかった。唇を噛み締め、涙をこら
える美咲におかまいなしに市丸が貫いてきた。
「よかったよ美咲。嫌がって感じまいとしてるのにイッたところなんか、最高だよ」
 美咲は歯を食いしばり感じまいとしていたが、一度達してしまったその部分は敏感になり、市丸の動きに
反応してしまう。やがてまた下半身があの甘いうずきに包まれ、市丸のものを受入れている部分からはとろ
けるような快感が溢れ出してきた。
 快感?そう、これは間違いなく快感なのだ。嫌いな男からの愛撫によってさえ、与えられる快感に溺れて
しまう、そんな女を美咲は軽蔑してきた筈だった。しかし今自分の体に起きていることは……。
(陸……私、どうしたらいいの?)
 美咲の思考をかき消すように二度めの絶頂が近付いていた。
「美咲、もしかしてイッたのは始めてだったのか?」
美咲は歯を食いしばって快感に耐えながら、首を横に振る。
「強がらなくてもいいさ。……そうか。あの美咲お嬢様を、俺が女にしてやったのか……」
市丸は内心でほくそえんだ。
(こんなに感じさせてやれば、恥ずかしくてまさか社長に訴えでようとはしないだろう。あとはじっくり、
俺の体を忘れられないように仕込んでやればいいか)
 市丸の腰の動きが早まり、美咲の二度めのエクスタシーを確認してから満足げに精を放った。
-5-

 美咲は助手席からぼんやりと窓の外を見ていた。海の上を雨雲が低く覆っている。昼下がりとは思えない
暗い空だった。
(ここまでは確かにあなたの方が一枚上手だったわ、市丸さん)
 美咲はそれでも美咲だった。市丸は酔いが醒めるまでの間にさらに二度絶頂へと導き、美咲の体を堪能し
つくしていたのだが、そんな状況でも美咲はなんとかプライドを保ち、ついに最後まで自ら求める言葉を口
にすることはなかった。しかし、今美咲の頭の大半を占めているのは陸への思いだった。陸に会いたい、今
すぐ。
 偶然車は陸の住むマンションの近くを通り掛かった。美咲は大きな声で
「停めて」
と言った。
「ここで? 家まで送りますよ。バッグもお持ちじゃないのに、どうするんですか?」
「ここで降りるのよ。降ろして」
 美咲の剣幕に、市丸も従わざるを得なかった。ウインカーを左に出して車を停める。
 美咲は車を降りてドアを閉めながらひとこと言った。
「あんまり調子に乗らないことね、市丸さん」

 陸は出かけているようだった。合い鍵は渡されていたが、電車内で盗まれたバッグの中である。仕方なく
ドアの前で待つこと3時間。陸が帰ってきた。
「美咲?どうしたんだよこんなところで。大学行ったんじゃなかったのか?」
「うん、ちょっと……」
「どのくらい待ってたんだ?電話してくれればよかったのに……それに鍵だって渡してあっただろ?」
 陸の顔を見て美咲は安心したのか、張り詰めていた気持ちが崩れていった。
「陸……」
いきなり胸の中に倒れこんできた美咲の体を支えながら、陸はただならぬものを感じていた。
「とにかく中へ入って」

 アジトにしていた雑居ビルが再開発事業で取り壊された後、陸はこのマンションにひとりで住んでいる。
海に近いところにあるマンションは、広さこそ美咲の部屋には及ばないが、窓から見える景色が綺麗だった。
ドアを開けて部屋の中に入る。ドアに鍵をかけた瞬間に、美咲は陸にしがみついた。
「お願い、陸、抱いて。今すぐ抱いて」
「ちょ、ちょっと待て!落ち着け、美咲」
 陸は美咲をソファに座らせると、冷蔵庫から缶ビールを2本取ってきて片方を美咲に差し出す。
「ほら、ちょっと落ち着けよ」
「……ビールはいらない」
 美咲は不機嫌そうに顔をそむけた。何かが美咲の身に起きたことだけは間違いない。しかしそれが何なの
かを美咲にしゃべらせるのは一苦労だ。陸は美咲と始めて結ばれた日のことを思い出していた。
「じゃあ今水持ってくるから少し待ってて」
 差し出されたコップの水を、美咲は一息で半分以上飲んだ。それから、泣きそうな顔になっていた。いつ
もの気の強い美咲からは想像のできない姿だったが、陸にとっては懐かしい、幼馴染みの美咲を思い出させ
る。
「陸、何も言わないで今すぐ抱いて……でないと、私……」
「何があったのか聞きたいんだが……」
「抱いて。そうしたら話す」
(これはただ事じゃないな。一体なにが……まさか?)
「わかった。シャワー浴びてくるか?」
「いい。このままで」
 陸は美咲を抱き寄せると、そのままベッドに横たえた。ブラウスを脱がせようとした手が脇腹にふれると、
美咲の体がビクンと大きく跳ねた。
(え?何だ?)
 陸は戸惑った。美咲とは幾度となく体を重ねたが、こんな反応は初めてだ。女性経験は十分すぎるくらい
ある陸は、美咲の体が特別に感じにくいことや、それがおそらく不幸な初体験に起因する精神的なものであ
ることは熟知していた。何年もの間その傷を癒すことに陸は常に心を砕いてきたのだった。なのに突然今日
になってこの反応は一体……。陸の心に嫉妬の炎が点った。
「美咲、お前……」
「いや、陸、顔見ないで……」
 美咲は両手で顔を覆う。陸は美咲を抱き締めると、顔を覆っていた両手をどけて唇を重ねた。そのままブ
ラウスのボタンを外し、ブラのホックも器用に片手で外すと、上半身を抱き起こしてブラウスとブラを腕か
ら抜いた。
 左の鎖骨の下には明らかにつけられたばかりのキスマークがあった。よく見ると二の腕にも。そっとそこ
を指でなぞると、美咲の体がまた大きく反応した。乳首はすでに充血して、いつもよりも濃い、黒ずんだと
いってもよい色をしている。陸は動揺を抑えながら下半身からも服を剥ぎ取る。内ももにうっすらと痣のよ
うな痕がある。
(誰かとしてきたっていうのは間違いないな。誰なんだ相手は……)
 陸が顔をのぞきこむと、美咲は目を閉じて横を向いた。無理矢理に正面を向かせて唇をむさぼり、手を乳
房へと這わせる。指先が乳首に触れたとたん、美咲の体が大きく震える。ひざを両脚の間に割り込ませひざ
がしらを花芯におしつけると、明らかにぬるっとした感触が伝わってきた。そのまま振動を加えると、美咲
は苦しげに唇を離し、せわしなげに息をしている。
 嫉妬にかられた陸は、それでも精一杯平静を装って美咲を愛撫した。唇をうなじからのどもと、鎖骨、そ
して乳首へと這わせ、左手を花芯へと伸ばす。すでにすっかり潤って熱く息づいているところから指先で蜜
をすくうと花芽をすっとなであげる。
「ああっ……陸っ」
 美咲がかん高い声をあげた。こんなことも今までになかった。激情にかられた陸はそのまま体を下へずら
し、両手で開いたその部分を見つめた。
「いや……見ないで、陸、見ないで……」
 あからさまな情事の痕跡。充血して少し腫れたような花弁を見て、陸の自制心は今にも吹き飛びそうだった。(このままムチャクチャにしてやりたい……)
 陸が花芽を唇で捕らえて強く吸うと、美咲の体がビクビクと震え始める。舌先で花芽をころがすと、美咲
は脚をとじようとして陸の体をぎゅうっとはさみつけた。
「ああっ、陸、りく……あ、ああぁ……」
 絶頂を告げる美咲の声に我を取り戻した陸は、愛撫をやめると体の位置を変え、美咲のふるえが治まるま
でじっと抱き締めた。

-6-

 やっと呼吸が落ち着いた美咲は、陸に背を向けてうつぶせになり、そして肩を小刻みに震わせた。
「話す気になったか?」
 陸は美咲の髪をなでながら精一杯優しい声で尋ねる。
「陸、ごめん……私、すごく馬鹿なことをした。取りかえしがつかない……」
 美咲それだけ言うと、わっと泣き出してしまった。
「美咲が何をしたとしても俺はいつだって美咲の味方だって言っただろ?俺は責めないから。まあちょっと
は説教くらいするかもしれないけどな。コーヒーでも飲むか?」
「紅茶がいい……」
(……ったく、こういう時でさえ我侭なんだから、このお嬢さんは。まあそこが可愛いところでもあるんだが)
 陸は苦笑しながらキッチンへ向かった。泣いている美咲の姿に、さっきまでの激情が嘘のように消えていた。
148名無しさん@ピンキー:02/12/22 00:11
がんがれー
つぎはやくおながいします。
 ベッドに腰掛けた美咲はティーカップを陸から受け取るとひとくちだけすすり、それからうつむいたまま
今日の出来事を話し始めた。話が進むについれ、陸の心に湧いていた嫉妬が薄れていった。意識が戻りかけ
てからのことを美咲が話しかけた時、陸が美咲の唇をふさいだ。
「そこからは言わなくていい。大丈夫。わかってるから……」
「わかってる、って?」
 美咲は顔をあげ、隣に腰掛けている陸の顔をまじまじと見る。
「美咲の体だって、感じる能力はあるんだよ。だけど美咲は人一倍意思が強いからその意思が邪魔してたん
だ。セックスに対する嫌悪感って言ってもいい」
そういうと、陸は左手で美咲の乳房をゆっくりと愛撫しはじめた。
「く……んん……」
「ほら、感じるだろ?多分そのときは薬で意識を失って邪魔するものが取り払われてたんだ。だから感じた。
それは美咲が女である以上、当たり前のことだ。別に美咲が悪いわけじゃない」
 耳もとに唇を寄せ、耳たぶを嘗める。
「薬を飲まされたのは確かに美咲の落ち度かもしれないさ。だけど普通の人間はそんなことはしない。相手
が悪人で、一枚上手だったってだけだ」
右手を脚の間に差し入れ、内股をそっとなでる。
「俺は『浄めてやる』なんて言わないさ。美咲は汚されたわけじゃないんだから。今は俺のことだけ考えろ」
陸はそう言うと、美咲を横たわらせてから再びキスをした。
「美咲……」
 陸は美咲の胸の頂きにそっと手をふれる。美咲の体がビクンと震える。その反応を確かめるように、柔ら
かく愛撫する。美咲の口からは甘い吐息が漏れはじめ、やがてそこにか細い声が混じった。
 そのまま体をずらして、熱く潤った花弁に接吻する。
「あ……、だめ……」
美咲は体をよじって陸の愛撫を避けようとする。刺激が強すぎるのだろう。
「大丈夫だから、俺にまかせてくれ」
陸は美咲の腰を抱え込むようにすると、花芽を舌の先でやわらかく、じらすように刺激する。
「あ、くぅ……ん」
「そうだよ。感じるだろ?美咲、もっともっと俺を感じてくれ……」
陸は一度体を起こしてから美咲におおいかぶさり、猛り立ったものをゆっくりと沈めていく。
「あ……あぁ、り…く……」
「美咲、俺の……がわかるか?」
「うん……あ、いや……」
 美咲は、陸で一杯まで満たされていた。陸が動くたびに、自分の中から大きなうねりが溢れ出す。まるで
下半身がドロドロにとけて、陸の体と混じりあってしまったようだ。息が苦しい。脳が酸欠になってしまっ
たようだ。何かに追い詰められるようにとじこめられた感覚が一点に凝縮する。
「陸……わたし、あぁっ、もう、もう……来て、陸……」
そして全ての感覚が一気に解放された。
-7-

「美咲?」
 陸に声をかけられるまで美咲は放心状態だった。全然違う。今の陸とのセックスにくらべれば、昼間のあ
れなどまやかしみたいなものだ。
「ん……うまく言えないんだけど……なんだか違う世界にいるみたい」
「悪くないモンだろ?愛のあるセックスっていうのもさ」
 おどけた調子で言う陸に、
「やだ、恥ずかしい……」
美咲は顔を赤らめた。恥ずかしがるようなタマかよ、と苦笑しながら、陸は美咲の額に軽くキスをした。
「あと、説教が残ってたな」
美咲の頭を胸に抱き寄せながら、陸が話しはじめた。
「無闇に人を挑発するのは慎んだ方がいい。今回は相手も特別悪質だったけど、そうでなくとも余計な敵は
作らないにこしたことはないよ、美咲」
「うん。懲りた。当分は大人しくしておく」
「それにしてもその市丸って男、かなり危険だな。東京ならともかくこんな街でデートレイプ用のドラッグ
が簡単に手に入るっていうのはちょっと気になる。兄貴の力を借りることになるかもしれない」
「……私はどうすれば?」
「大人しくしてるって今言ったばかりだろ?マジで危ないぞ、今度は」
「わかった。ごめん、私のせいで」
 珍しく素直な態度の美咲を、陸は抱き締めた。
「さ、もう一度しようか」
152名無しさん@ピンキー:02/12/22 12:42
いいぞいいぞー。援護
ということでここまでが第三章「罠」でした。
>SlaveOfTheMoon
乙カレー。
陵辱から一転してラブラブですなー。
続きも楽しみにしています(w
--intermezzo--


その日。

 加納かおりにとってはひさびさのデートだった。高校3年のかおりは、1年先輩で元生徒会長の川上拓也
とつきあい始めて1年になる。近県の私立大学に進学した拓也とはこれまでずっとプラトニックな関係を続
けてきたが、この日はまだ免許をとったばかりの拓也が父親の車を借りてのドライブ。おそらく今日はふた
りは結ばれることになるのだろう、そう予感していたかおりだった。
 かおりの家は裕福ではない。幼くして父をなくしたかおりは、看護師をしている母の女手ひとつで育てら
れた。成績が優秀だったこともあって県立の進学校に進んだのだが、大学に進むとなれば、県内の国立S大
学かS県立大学しか選択肢がなかった。
(本当は拓也さんと同じ大学に行きたいのに……)
 大学に行ってからの拓也はサークル活動など大学生活を満喫しているらしく、高校時代にくらべると見違
えるほど格好よくなり、たまに会う度、高校生であるかおりは自分の子供っぽさに気後れしてしまうのだった。
(拓也さんの大学にもきっとキレイな人がたくさんいるんだろうな……)
 かおりの心は不安でいっぱいだった。嫌われるのが怖い。もし求められたら迷わず許そう、そういう決意
を秘めてのデートだった。
 
 駅で待ち合わせた後、湖まで行ってボートに乗り、それからすこし遠回りをして街に戻り、ファミレスで
食事を取った。
「今日は何時までに帰ればいいの?」
「今日は母さん準夜勤だから、12時までに帰れば大丈夫」
「じゃ、ここ出たらもうちょっと、海の方でも走ろうか?」
「……うん」
 いよいよ、と思った。海添いの道をしばらく行くと、根来崎という岬があって、そこにホテルがある。お
そらくそこで、と考えているのだろう。
 それからはふたりとも無口になり、しばらくたってやっと、拓也が
「行こうか」
と声をかけた。拓也にしてみてもはやる気持ちを抑えてのことだったのだろう。駐車場に停めた車に乗り込
み、ギアを確認せずにキーを捻る。いきなり車が動きだし隣の車をガリガリとこすった。
翌朝。

 昨晩からけさにかけての出来事が本当のことなのか、かおりはまだ信じられずにいた。途中何度かウトウト
しかけたものの、絶えず複数の男に弄ばれ、何度となく犯され、そして数え切れないほど昇りつめさせられた。
異様な雰囲気に飲まれ、男たちのいいなりになっていた。体のあちこちが筋肉痛でヒリヒリし、声が枯れてい
る。気がつくと拓也の姿はすでに無く、そこにいたのは最初にかおりを弄んだ健志と呼ばれていた男ひとりだ
った。
「シャワーを浴びるといい。ちゃんと家まで送っていってやるから」
健志はそう言うと、キッチンに向かった。
 家!家に連絡することをすっかり忘れていた。無断外泊したことを母にどう説明すればよいのか……
(くよくよ考えても仕方ないわ。帰らないわけにもいかないんだし)
 かおりは深呼吸をして気持ちを落ち着けると、バスルームへ向かった。
 シャワーを浴びたかおりが部屋に戻ると、健志が両手にマグカップを持ってきた。中にはなみなみとカフ
ェオレが入っている。
「ほら、飲めよ」
 健志は片方をかおりに差し出すと、もう片方のカップからひとくち飲んだ。カップを受け取ったかおりは、
突然空腹と喉の渇きを思い出し、両手でカップを包み込むように持つとゆっくりと口をつけた。
「……おいしい」
思わず言葉が出た。その時、健志の顔にわずかにはにかんだような笑みが浮かんだことにかおりが気付くは
ずもなかった。

「そういえば、家には葉子が連絡しておいたから。高校の先輩って言ってね」
 運転席の健志の言葉に、かおりはぎょっとした。
「悪いとは思ったけど、捜索願とかおおごとになってもマズいから、生徒手帳、見せてもらった。高校生な
んだな、お前」
 お前と呼ばれて一瞬ムッとしたものの、すぐに自分の身に起きたことを思い出した。
---私は、この男たちに弄ばれたんだ。いやらしいことをされて気持ちよくなってしまい、最後には我慢で
きなくなって、自分から浅ましく「イカせて」ってせがんだんだ。その後も、無理矢理犯されているのに何
度も気持ちよくなって……屈辱と羞恥が蘇る。そして突然気が付いた。
「拓也さんは?」
「ああ、あいつなら先に帰ったよ」
(なぜ?どうして?私を置いて、見捨てて帰っちゃったの?そういえば拓也さんと……でもその後がよく思
い出せない)
 かおりが考え込んでいるうちに、車はかおりの家の近くまで来た。
「男に送られて朝帰りじゃまずいだろう。このへんで降りて歩いた方がいい。じゃあな」
健志に言われて、かおりは車を降りて自宅に戻った。

 家に入ると、母は深夜勤に備えて眠っていた。テーブルの上にメモがあった。
『先輩の家に泊まるものいいけど、今度からは夜中に電話するんじゃなくて、ちゃんと伝言を残してから出
かけるようにしてちょうだい。母より』
 かおりは心底ほっとしていた。母に心配をかけるのがなにより辛いのだ。起きてしまったことは仕方ない。
拓也とももう終わりだろうけれど、彼が自分を置き去りにして帰ったのだと聞かされてからは、それでいい
のだと思い始めていた。精一杯気力を振り絞り、夕方起きる母のために食事の準備をしようと、服を着替え
て買い物に出た。
160名無しさん@ピンキー:02/12/22 22:43
援護
161名無しさん@ピンキー:02/12/22 22:51
数日後。

 その日の授業は午前中だけだった。かおりが友達の咲恵と里香子と三人で帰ろうと校門に差し掛かった時、
門の側に記憶のある車が停まっていた。運転席のウインドーが下がると、そこから呼ぶ声が聞こえた。
「かおり」
 かおりは固まってしまった。顔色は青ざめ、足が震える。
「ちょっとかおり、あれ誰よ。あんたの彼氏って川上先輩じゃなかったの?」
「でも、川上先輩よりずっとかっこいいじゃない。ねえ、誰よ?」
 かおりが黙っていると、健志は車を降り、かおりの近くまで歩いて来た。咲恵と里香子に向かってにっこ
りと笑いかける顔は、そう言われれば確かに背が高くさわやかな好青年といった感じだ。
「君たちはかおりの友達?もしかして一緒に帰る約束をしてたのかな?ごめんね、かおりにちょっと用があ
るんだけど、いいかな?」
 咲恵と里香子は互いに顔を見合わせてから、
「いいえ、私達はどうせ毎日学校で会ってますから。どうぞどうぞ。じゃあね、かおり」
と言うと、笑いながら走り去ってしまった。
 健志は無言で突っ立っているかおりの背を軽く押して、助手席のドアを開ける。
「乗って」
その言葉に促されたようにかおりがふらふらと車に乗り込むと、健志も運転席に座った。
「悪いな、突然で」
 健志はそう言うと、いきなり左手を伸ばしてかおりの右の胸に触れた。
「いやっ」
 かおりは短くそう叫ぶと、体をよじって健志の手を避けようとする。しかし、シートベルトを締めた体は
そう自由がきくわけもない。手でふり払おうとすると、健志は苦笑しながら、
「あんまり暴れるなよ。事故起こしたらシャレにならないからな」
と言い、なおもかおりの胸に手をのばして来る。信号で停車する度に指先は制服のブラウスとブラ越しに乳
首を確実に捕らえていた。かおりの手の抵抗はいつのまにか止んでいた。
(あ、またあの時みたいに……いや、ヘンになっちゃう。好きでも無い人にこんなふうにされて感じちゃう
なんて、私淫乱になっちゃったの?どうしよう……)
「どうした?もう感じてきたのか?」
「そんな……やめて下さい」
 弱々しい声でそう言うかおりは、両足を固く閉じ合わせていた。頬も上気したように赤味がさしている。
「ま、いいか。ちょっと運転に集中するから大人しくしててくれよ」
 車はいつのまにか峠道にさしかかっていた。健志の車は軽快にワインディングロードをとばしている。助
手席のかおりは所在なげに窓の外を見ていた。
(これが好きな人とだったら、きっと素敵なドライブなのに……なんで私、こんな男の言うなりにこんなこ
としているんだろう……)
「なんでここにいるんだろうって顔をしてるな」
 健志が笑った。車は道を外れて林道へ入り、少し行ったところで停まった。

 助手席側に身を乗り出した健志の顔が近付き、かおりの唇がふさがれた。熱い舌が唇をわって入り、口の
中を愛撫する。右手がブラウスのすそから差し入れられ、左胸に触れてくる。指先がブラ越しに乳首をとら
えると、強弱をつけてつまんでくる。ひざの上でそろえられていた両手は手首のあたりを健志の左手に捕ま
れていて、抵抗を封じられている。
 唇をふさがれたままの愛撫に息苦しくなったかおりが首を振って逃れようとすると、健志は右手だけで器
用にブラウスのボタンを外し、ブラをずらした。露にされたカフェオレピンクの蕾を、唇でとらえる。
「あ……やめ…て」
 かおりがか細い声をあげる。息が弾んで、鼻声になっている。健志の右手と唇は左右の蕾を交互についばん
でいる。色白の胸がうっすらと赤味をおびてきた。
「はあ……ん」
 拒絶の言葉を発していた口からは、いつのまにか甘い息が漏れていた。ときおり、声を出すまいと耐えて
いるのか、唇を閉じて
「ん、くぅ……」
と鼻をならす。目を開けていられず、眉間にはしわが寄っている。もうかおりの手は抵抗を試みようとはし
なくなり、健志は手首を掴んでいた左手を離すとシートと背中の間に差し入れてブラのホックを外した。柔
らかな乳房に頬擦りしてから、再び乳首を責め始める。
 かおりは両方のひざをもじもじと擦りあわせている。
(どうしよう……またこの前みたいにおかしくなっちゃう。そんなの、そんなの嫌。でも……私の体、どう
なっちゃったの?)
 体の奥から熱いものが沸きあがって全身に広がっていく。健志の左手が脇腹を軽く撫で上げると、
「ああっ……」
と高い声が出る。せきを切ったように、かおりの口からは甘い息に混じって切れ切れの高い声があがり続け
た。だんだんとその声がせっぱつまった感じに変わる。
 健志は耳もとで
「かおり、いいよ、イケよ」
とささやくと耳たぶを甘咬みした。
(い………!)
 かおりの体が一瞬硬直し、それから何度か小刻みに震え、ゆっくりと力が抜けていった。
 健志は、肩を上下させて荒い息をしているかおりの脇に手を伸ばすと、自分の方へ抱き寄せ頭を両腕でし
っかりと抱き抱えるといとおしげに髪を撫で始めた。
 真っ白になっていたかおりの頭の中に少しずつ感覚が戻る。耳もとに健志の心臓の鼓動が伝わってきた。
かおりのそれと変わらないくらい速いリズムを刻んでいる。
「かおり……」
 健志がほんの小さな声でつぶやいた。
(え?何?なんなのこの気持ち……)
 かおりの胸は甘酸っぱいようなくすぐったいような暖かいもので満たされていた。

「そういえば昼飯食ってないんじゃないのか?」
 車は来たときに通った峠道を街に向かって戻っている。ハンドルを握った健志は何ごともなかったような
口調でかおりの方を見ようともせずに言った。かおりは突然に自分の空腹を思い出したが、なんと答えてい
いのかわからずに黙り込んでしまった。
「ちょっとこじゃれたイタリアンの店があるんだけど、パスタ嫌いか?」
「嫌いじゃない……です」
 やっと口を開いたかおりに安心したように、健志は話し始めた。
167名無しさん@ピンキー:02/12/24 01:55
いつも楽しみに読んでます。
168名無しさん@ピンキー:02/12/24 03:19
期待age
初めて読みました(・∀・)イイ!!
(((*;´д`*))) /ヽァ/ヽァ
してから寝まつw
「じゃあそこで決まり。あ、ところで、この前帰ってから叱られなかったか?」
「いえ、『今度からは外泊するのなら事前に知らせておくように』って注意されただけ」
「へえ、物わかりのいい親父さんだな。何してる人?」
「……あの、私、父はいないんです。母は看護師をやっていて、ホスピスの担当なんです」
「あ、ごめん。悪いこと聞いちゃったね。ホスピスって、どこの病院?」
「中条記念病院って、このへんでは一番大きいから御存じですよね」
 健志の表情が一瞬曇る。中条記念病院だって?俺の家じゃねえか。
「まあね。あ、俺一応医者の卵だから。まだ学生だけど」
「医学生、なんですか?」
 信じられないといった表情でかおりが尋ねる。さっきまでの緊張はだいぶほぐれたようだ。
「そうは見えないと思ってるだろ?俺もそう思う。でもこれで結構優秀なんだぜ」

 実際、健志は親の寄付金で合否が決まるようなボンクラ私大に通っているわけではなく、県内にある国立S大
学の医学部の学生である。普通に考えれば相当なエリートなのだ。

 店は確かにかおりの年頃の女の子が好みそうなこじゃれた感じで、健志はサラダとパスタにデザートの軽いコースをオーダーした。
「かおりは、進路とかはどうなの?3年だろ?」
「一応、S大の法学部が志望なんです」
「法学部か。頭いいんだな。あの彼氏は?」
 不意に話題が拓也のことになった。かおりは急に暗い表情になると、ぼそっと言った。
「拓也さん…川上先輩は、1年先輩で生徒会長だったんです。今はH学院大学に行ってます」
「H学院?遠距離か。寂しかっただろ」
健志の言葉には揶揄する調子はなかった。
「……でも、もういいんです。もう、終わったことですから」
(一体誰のせいよ、終わったのは)
 かおりの脳裏にあの日のことが浮かび上がる。拓也の見ているのも忘れ、彼の目の前で、この健志に弄ば
れて淫らな姿を曝してしまったのだ。あれきり拓也からは連絡はない。当たり前だ、と思った。いま目の前
にいるこの男が、私と彼との未来を無茶苦茶にしたんだ。
 急に黙り込んでしまったかおりに、健志は困ったような顔をしていた。
「あのな、かおり……」
話しだそうとする健志を遮るように、携帯が鳴った。画面をちらっと確認してから
「ちょっとゴメン」
といって席を外した健志だったが、5分もしないうちに戻ってきた。
172名無しさん@ピンキー:02/12/24 17:11
ハラハラ(-_-;
173名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:35
 車の中でかおりをイカせてからずっと、健志は戸惑っていた。
(俺は一体何をしてるんだ?)
 最初は、ただもう一度会いたい、それだけだったのだ。悲しみと絶望を浮かべた表情で自分の腕の中で震
えていた姿が忘れられなかった。顔だけ見て帰るつもりで校門の前で待ち伏せていたが、姿を見たとたんに
声をかけずにいられなかった。逃げられると思ったのが、おびえながらも車に乗り込んだかおりの様子にブ
レーキがきかなくなっていた。とりあえず二人きりになれる場所へ行き、またあの震える体を抱き締めたか
った。
 かおりの甘いあえぎを耳にして、健志の高まりは痛いほどに張りつめていた。力の抜けたかおりの体を抱
き締め、髪をなでながらなんとか静めることができたものの、いつ暴発してもおかしくない状態だったのだ。
(俺は、かおりをどうしたいんだ?)
 もうすでにさんざんオモチャにした体なのに、なぜだかぞんざいに扱ってはいけないように感じられた。
一生癒えないかもしれない傷を心に負わせたのだと思うと、胸が痛い。
 やっといくらか話をしてくれるようになったのに、うっかりあの日のことに触れてしまった途端、また心
が閉ざされてしまった。なんとか話をしようとした途端に携帯が鳴ったのだ。とりあえず間繋ぎにはなるか……
健志は正直なところ少しほっとしていた。
「あ、陸さん。どうしたんすか?」
「今どこにいる?今夜ちょっと作戦会議開きたいんだけど。取込み中か?」
「あ、いえ。夜だったら大丈夫ですよ」
(そう。かおりを一晩中抱いているなんてことができるはずもない)
「だったら8時に美咲の部屋へ来てくれ。あ、7時だ。健ちゃんにはちょっと別件の話もあるから」
「別件?なんすかそれ」
「会ったときに話すよ。じゃな」

 時計を見ると3時だった。かおりを家まで送ってから美咲のマンションへ行くとなれば、あと2時間くら
いしか余裕はない。

 席に戻るとデザートが運ばれてきていたが、かおりは手を付けずに待っていた。
「先に食べててもよかったのに」
「でも……」
「いいから早く食べて」
それから二人とも無言でデザートを食べ終えた。
 食後のコーヒーもそこそこに再び車に乗り込むと、健志は一言もしゃべらずに車を走らせた。
(どこへ向かってるんだろう……)
 不安になったかおりが健志の横顔を見つめている。
(何考えてるんだろう、私ったら。今までだって向こうが勝手に私のことを連れ回して勝手に私を弄んでる
だけじゃない。今さら不安がるなんて……)
 車は街に戻ると、とあるマンションの駐車場に入った。健志は車を降り、助手席から強引にかおりを引っ
張り出すと腕をつかんで歩き出した。三階の角部屋の前で立ち止まると、鍵を開け、中へひっぱりこむ。

 健志の部屋はきちんと片付いているとは言い難いが、かといって散らかり放題というわけでもない、いか
にも男の部屋という感じだった。本棚の大量の本と椅子の背にかけられた白衣が医学生らしさをかもし出し
いる。健志は後手で鍵をかけるとドアチェーンをおろし、それから部屋の隅におかれたベッドの側までかお
りを押しやると、いきなり抱き締めた。
「や、やめて下さい……」
「かおり、ダメだよ。ここまできてそれはナシだ」
 健志は強引にかおりの唇を唇でふさぐ。かおりの体はすぐに反応して抵抗していた力が抜け、健志の胸に
体を預けた格好になる。
 そのままベッドに押し倒し、ブラウスをまくりあげてブラをずらし、乳首にキスをする。
「いや、いやです……ひどい」
 かおりは言葉では抵抗するものの、体には力が入らないようで、弱々しく首をイヤイヤというように振る
だけだった。
 制服のスカートのホックを外し、脚のほうへずらして脱がせると、パンティに指をかけて膝までずらし、
足の指で器用にはさんで脱がせる。それから、自分の服もあわてて脱ぎ捨てた。
「どうして? どうしてこんなひどいことするんですか…?」
 かおりは息を弾ませながらも、泣き声になっている。
(どうしてって言われても……どうしようもないんだ。止められないんだよ)
 健志は心の中でかおりにわびながら乳首への愛撫を続ける。
「や…ん、私、健志さん…のこと、いい人なのか……と思い始めてた……のに……ん、くぅっ……」
 かおりは泣きながらも、沸き上がる快感にどうしても甘い声を漏らしてしまう。一生懸命に感じまいとし
て抵抗の言葉を口にするが、既に体からはすっかり力が抜け、色白の肌は紅潮して汗ばんでいる。健志がそ
っと指を股間に差し入れると、そこはもうすっかり潤っていた。
「ああ、かおり、困らせないでくれ……」
 健志はそう言うと、高まったものをかおりの花芯にあてがい、一気につらぬいた。
「いやぁ……」
 十分に濡れているとはいえ、ほんの数日前まで処女だったかおりの体は、健志のものを受け入れるには少
々窮屈である。かおりの顔が苦痛に歪む。
(そういえばあの時は後ろからばっかりだったな。こんな顔で抱かれてたのか……)
 健志はかおりのまぶたの端にたまった涙の雫をそっと吸い取り、かおりの唇を唇でふさいだ。かおりは苦
しそうに首を振って逃れようとするが、健志はそれを許さずに唇を重ねる。体重をかけないように顔の両側
に肘をついて腕で頭を挟むと、髪に手を差し入れ、かき乱す。
 既に快感を憶えこまされている体は、すぐにそれを思い出す。かおりの腰は彼女の意思に反し、健志の動
きに呼応するようにもどかしげに動き始めた。
「ん……、い…や……、い……」
「いいよ、かおり、すごくいい……一緒にいこう、かおり……」
 健志の腰の動きがせわしなくなる。かおりはまぶたをぎゅっと閉じたまま、きれぎれのか細い声でエクス
タシーの接近を知らせる。直後、かおりの体が反り返り、何度か全身を震わせた。花芯が健志のものをヒク
ヒクと締め付ける。健志は動きを止め、かおりの中に熱いものを注ぎ込んだ。
 余韻にひたるような気分ではなかった。罪悪感とも寂寥感ともつかない、最悪の気分。かおりの言葉が胸
につきささるようだ。
(『いい人なのかと思いはじめてたのに』か……今さらいい人になんかどうやってなれるんだよ)
 すぐそばでまだ肩で息をしているかおりの顔を見ながら、健志は自己嫌悪に陥っていた。
(俺は、かおりに何をしてるんだ?)
 かおりが上半身を起こし、健志に背を向ける。散らばった服や下着を拾い集めて身につけているようだ。
「もう帰らないと……」
 何の感情も含まれない口調でかおりがつぶやく。いつのまにか窓の外は暗くなりはじめていた。健志も起
き上がって服を着ると、キッチンの冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを持ってきた。
「のど渇いたただろ?心配しなくてもちゃんと送っていくから、ちょっとそれでも飲んでて」
それから、思い出したように言った。
「かおり、携帯持ってる?ちょっと貸して」
 かおりがバッグから携帯を出すと、受け取った健志は自分の携帯番号をメモリーに入れ、
「一応確認な」
といって自分の携帯にむけてワン切りしてから、かおりに携帯を返した。
「KNって入れたから。いつでもかけてこいよ」
(これでとりあえず、いつでも連絡はとれる。……でも、この先俺はどうしたいんだろう)
 健志はモヤモヤを抱えたまま、車のキーを手に取った。
(余談)
なんかクリスマスなんでちょっと気分が……鬱。
4章は年明けになる予定です。
181名無しさん@ピンキー:02/12/25 13:35
そんなに待てないけど

保守
182名無しさん@ピンキー:02/12/25 13:36
先輩ホントでした!マジでぶったまげたゾ〜
ココだと200の作品が無料でDLできる。
無料だから初心者でも安心して抜きまくれる。
キミも一発抜いてみたら?http://www.pinkonion.net
>181
あ、一応、intermezzoはもうちょっと続きあります。
今会社からなんで(こら>自分)夜まで待って下さい。
>SlaveOfTheMoon
>クリスマスなんでちょっと気分が……鬱

読ませてもらう方は欣喜雀躍ですけど、何か?w
あなたを神ではなくサンタに認定いたします。
続き楽しみに待ちまする。 >年明け
185184:02/12/25 15:07
失礼、リロード忘れてますた。
わぁい! >>183
 健志はかおりを家まで送り届けてから美咲のマンションへ向かった。時計は6時40分。少し早いかと思
ったが陸は先に着いていた。美咲は買い出しから戻ったばかりらしく冷蔵庫にビールやらチーズやらをしま
っている。
 ソファがわりに使っているベッドの端に腰掛けた陸は、健志をとなりに座らせた。
「で、何すか?別件っていうのは、陸さん」
「うん、あのな、言いにくいんだけど……葉子が荒れてるんだよ。『健志が冷たい、つきあいが悪い』って
愚痴ってるんだが、ちょっと荒れ方が気になる」
「葉子が、ですか?」
「ああ。健ちゃん、葉子のことどうするつもりなんだ?」
「どうするって言われても……別に俺等、つきあってるってわけでもないし」
「それに健志は、あの子が気に入っちゃったんでしょ?かおり……加納かおりだっけ?」
 美咲が口を挟む。すかさず陸は美咲を睨み付けて
「男同士の大事な話に口挟むなって。全く女ってのはこういう話好きだからな」
と追い払う。美咲は仕方なくキッチンに戻ってサラミやチーズを切り始めた。
「なんか美咲さん、えらく素直じゃないですか?それに妙に女っぽくないですか?」
「ん、まあちょっとあったからな……って俺等のことはどうでもいいんだよ。今はお前のことを話してるん
だぞ、健志」
 陸が『健志』と呼ぶのは、よほど真剣な話のときだけだ。健志は一度立ち上がってからきちんと座り直す。
「実は……美咲さんの言うとおりかもしれない。なんか気になるんですよ、あの子。好きとかそういうんじ
ゃないと思うんだけど」
「そうか、やっぱり」
「やっぱり、って何すか?」
 陸は苦笑しながら、健志のほうを見た。
「健ちゃん、自分でも気がついてなかったんだな。まあ俺も美咲に言われて初めて『そう言われれば…』と思
ったんだけど、お前、あの時後半は完全に一人占め状態だったぞ」
「それは……陸さんは美咲さんと隣いっちゃうし、史哉と康浩は男のほうにかかりきりだったから……」
「まったくこういう事だと女の観察力っていうのは恐ろしいや。ま、それはどうでもいいけど。でも、それだ
ったらなおさら、葉子のことははっきりしておいた方がいい」
「はっきり、ですか……」
「その子のことも遊んで捨てるだけならどうでもいいが、そうでないんならはっきりさせてやらないと葉子も
その子も傷つくことになるぞ」
「そうですね……考えておきます」
「まあ、バージン殺しの健もそろそろ年貢の納め時ってことかな?」
「何アナクロなこと言ってるんすか陸さん、年寄りじゃあるまいし。それにそのバージン殺しってのも止めて
下さいよ。ものすごく人聞き悪いじゃないですか」
(まいったな……全部お見通しかよ、美咲さんは。……もしかしたら今かおりを抱いてきたばかりだってこと
もバレてるのか?)
 陸から指摘されたことで、とりあえずモヤモヤは少しだけ薄らいだような気がした。
(……そうか。俺、かおりのことが好きなのか……だけど、どうしたいんだよ、俺は)
「男同士の大事な話は終わり?混ざってもいいかな、もう」
 美咲が笑いながら缶ビールを2本持ってきた。陸と健志に1本ずつ手渡すと、自分は立ったままペットボト
ルのミネラルウォーターを飲んでいる。
「あれ、健志、なに顔赤くしてるのよ?」
「そんなことより美咲さん、ビール飲まないの?」
「ちょっとね、ビールは今止めてるの」
「へえ。あ、そうだ、美咲さん。18、9の女の子が喜ぶようなプレゼントって何ですかね?」
 健志は唐突に思い付いたことをそのまま口に出していた。
「私にそれを聞く? 普通の子だったら、指輪とかでしょうね。まあ私は彼氏からジュエリーだのブランド物
だの欲しがるような女は大嫌いだけど」
美咲はくすくすと笑いながら続けた。
「そんなものよりもね、健志がその甘ったるいバリトンで『好きだよ』って耳もとで言えば、たいていの子は
言うなりになっちゃうわよ。腰が抜けちゃって」
 そこへ陸が口を挟む。
「美咲、なにやり手ババアみたいな話してるんだよ。……でも、誰かも言ってたよな、『健志の声ってとろけ
そうな感じ』だって」
「やだなあ、からかわないで下さいよ、ふたりとも」
「俺は男だからわからないけど、女は目を閉じてる時の方が感覚が鋭くなってるとか言うしな。まあ、持って
る武器は有効に使わないとね。健ちゃんは対女だと武器もち過ぎだと思うが。そのルックスにその声に、おま
けに医大生だしな」
「あら、陸だって素敵よ」
 美咲が笑いながら陸のとなりに腰を降ろした。
「はいはい、ごちそうさま。なんだ、美咲さん雰囲気違うと思ったら二人ラブラブじゃないっすか。俺もう1
本ビールもらうわ」
 健志はつきあい切れないとばかりにキッチンへ立った。
深夜。

 自分のマンションに戻った健志は、美咲の部屋から回収したかおりの陵辱ビデオを消去しながら、かおり
の携帯に電話をかけた。
「はい」
「あ、俺、健志だけど、寝てた?」
「これから寝ようかと思ってたところです」
「よかった。起こしちゃったかと思ったよ」
「で、何か用ですか?」
 かおりはそっけなかった。仕方が無い。愛想よくしてもらおうというのは土台無理な話なのだ。
「あのさ、もし、もし仮にこないだの連中に会って何か聞かれたとしても、俺と二人で会ったっていうのは
絶対に言ったらだめだよ」
「……あたりまえです。あんなこと、誰にも言えるわけありません」
「……そうだよな。言うまでもなかったか。ゴメン。じゃあおやすみ」
「おやすみなさい」
(これで大丈夫だろう。もし葉子が俺の気持ちが他にあることに気付いたとしても、それがかおりだとわか
らなければ、かおりに手出しするようなことはあるまい)
 かおりは寝つけなかった。電話を切ったあとも健志の「おやすみ」の言葉がいつまでも耳に響いている。
何もかも溶かすような甘い声。
(あの人、ここに触れたんだ……)
 左手の人さし指で自分の乳首にそっと触れてみる。たちまち昼からの記憶が蘇り、体の奥から甘いうずき
が沸き起こる。
(体が、熱い……。何やってるのよ、かおり)
 しかしかおりは指の動きを止めることができなかった。
「あ…」
思わず声が出そうになり、あわてて口を閉じる。
「ん……くふぅ…」
(何してるのよ。こんなこと、止めなきゃ……でも)
 車の中で健志に乳首への愛撫だけでイカされたことがハッキリと思い出される。かおりの指は、その時の
健志の動きをなぞるように動く。かおりの体にはすっかり健志の愛撫がしみついてしまったようだ。息が荒
くなり、口を閉じるだけでは声を抑えられなくなってくる。
「くう……ん」
 掛け布団のはじを噛み締めて必死に声をこらえる。腰のあたりがむずむずしてじっとしていられないのだ。
右手をそっと、パンティの上から押さえるように触れてみる。
「…!」
全身がびくっとする。
(あの人のが、ここに……入ってた……ああ、ダメ、そんなこと思い出しちゃ)
 理性では否定しようとする。あれはかおりをひどい目にあわせた、憎むべき男なのだ。
(なのに、なぜ?こんなに体が熱くなってしまう……)
 かおりの右手はパンティの中へ入り、健志を受入れたところに触れる。
 すっかりうるおった花芯のまわりを指でなぞってみる。さっきまで健志のものが入っていた感触を思い出
しながら、指を差し入れる。
「ん、くう……」
 花芽を撫でる。健志の甘い声が頭の中いっぱいに響く。もう何も考えられなかった。
(ああ…だめ、イッちゃう……イクぅ……)
 頭の中が真っ白になる。しばらくの間肩で息をしていたかおりだったが、やがてそれも治まり、小さな寝
息に変わった。
数日後。

 健志はその日すこしだけ上機嫌だった。偶然通り掛かった店でかおりに似合いそうな指輪を見つけたのだ。
小さなハート型のルビーがついた細身のプラチナの指輪。高校生のかおりが身につけるに丁度いい、シンプ
ルで可憐なデザインだ。
(華奢な指だったよな。7号……6号半くらいか)
「こんなに細いのでも、裏に文字って彫れるんですか?」
「ローマ字だったら大丈夫ですよ。お入れしますか?」
「お願いします。『K to K』って入れて下さい」

 あの後もう一度かおりと会い、前の時と同じようにドライブに連れ出した。根来崎のホテルで食事をした
後で抱いた。相変わらずかおりは悲しみと絶望が混じったような表情を浮かべていたが、抱き締めると切な
げな声をもらして体を預け、昇りつめる前には遠慮がちにしがみついてくる。体が馴染んでいるのがはっき
り感じ取れるだけに、心が閉ざされているのがつらかった。
(これはきっと、俺が受けるべき罰なのだろう。俺にはかおりに蔑まれ、憎まれ、自己嫌悪に打ちのめされ
るのがふさわしい。それくらいじゃすまされないことをしたのだから)
 自嘲気味にそう思うものの、それでも健志はかおりと一緒にいたかった。良く思われていないとしても、
手を伸ばせば触れられる場所にかおりがいてくれれば……
(らしくないな、俺も)
 校門の前で待つこと十分、ひとりで出てきたかおりを呼び止めると車に乗せた。気のせいか、いつもより
もかおりの表情が堅い。
 車は湖へ向かった。湖畔にあるカフェで軽い食事を済ませた後、健志はプレゼントの包みを取り出した。
「気に入ってくれると嬉しいんだけど……どうかな?」
「受け取れません。っていうか、もうこんなことは止めてください」
 差し出された包みには目もくれずに、かおりの返事がかえってきた。予期していなかったわけではないが、
少々うかれ気味だったところへの思った以上の強い拒絶に、健志は打ちのめされていた。
「どうせ気紛れなんでしょう?好きなときに連れ出して勝手に振り回して……もう十分でしょう?もう十分
オモチャにしたじゃないですか。まだ足りないんですか?これ以上構わないで下さい」
 かおりは途中から涙声になっていた。健志はひとことも弁解できずにいる。
(そうだ……このまま一緒にいたいだなんて、虫が良すぎる。俺といることはかおりにとっては傷口に塩を
すりこまれるようなものなんだ……)
「ごめん。悪かった。もうしないよ。送ってく」
 しゃくりあげるかおりの肩を抱いて車まで連れていき、それからふたりとも一言もしゃべらずに帰路についた。

「じゃあ、かおり。勉強がんばれよ」
「さようなら」
 車を降りたかおりはひとこと言い捨てると一度も振り返らず家へ入っていった。
 自分の部屋に戻ったかおりはしばらく泣きじゃくっていた。
(いいのよ、これで。これで元に戻れる。拓也さんとの仲まで元に戻るわけじゃないけど)
 健志の存在が自分の中で日に日に大きくなっていることに、かおりは悩まされていた。甘い声、抱き締め
る腕の感触、柔らかい愛撫……思い出すたびに体が熱くなってしまうのだ。下校のときには無意識に校門の
側に健志の車を捜していた。憎むべき相手の筈なのに……。
 健志から初めてかかってきた夜中の電話で、健志の気持ちはわかっている。要するに彼は、自分をオモチ
ャにして一人占めしていることを仲間に知られたくないのだろう。どうせすぐ捨てるつもりだから、余計な
かかわりを持ちたくない、周りに知らせるほどもない、そう考えているのだ。ならばもういい。これ以上傷
付きたくない。いずれ捨てられてしまうのならば、これ以上彼のことを忘れられなくなる前に終わらせなく
てはいけない……かおりが悩んだ末に出した結論だった。
 さんざんためらったのち、かおりの指は携帯のメモリーからKNを削除した。
その晩。

 健志は美咲の部屋で酔っぱらっていた。
「まったく……ここはバーでもスナックでもないんだけどなぁ」
愚痴る美咲を陸がなだめている。健志のとなりには妙に上機嫌の葉子がいた。
「あれ?健志、なにかなぁこの包みは」
「ああ…それ。欲しかったらやるよ。どうせもう用なしだし」
「きゃ、可愛い指輪。でもいらなーい。どうせこんな小さいの小指にだって入らないしぃ」
 葉子はそういいながら、指輪をつまんで弄んでいる。ふと裏側に目をとめ、そして一瞬考え込んだ。
「ねえ健志、今日は泊まってくでしょ?ひさしぶりに、さあ」
葉子の誘いに、健志は手を振って
「悪いな、葉子。俺いまそんな気分になれないんだよ。帰るわ」
と断わり、立ち上がろうとしてよろけ、また座り込んでしまった。
「帰るって、そんなに飲んでるのにどうすんのよ、車でしょ?いいじゃない、泊まってけば」
 なおも絡む葉子に、陸が割って入る。
「俺飲んで無いし、送ってくよ」
「ええ?なんでよぉ。陸さん、ホント気がきかないんだから」
「葉子もあんまり飲むなよ。じゃあ美咲、悪いけどあと頼むわ」
ほとんどつぶれている健志を引っ立て、陸が部屋を出た。
陸さん、すみません、手間かけちゃって」
「気にするなよ健志。……そうか、バージン殺しの健でも女に振られることがあるんだな」
「許してもらえるとか、好きになってもらえるとか、思ってたわけじゃないんですよ。だけど……もう会えな
いのか……こんなに早く会えなくなるなんて思ってなかったから……」
「ホントにすごい落ち込み様だな。俺の部屋でもう少し飲むか?」
「すみません、本当に……」
 健志はそう言うと、すやすやと寝息をたてはじめた。
 車が陸のマンションに着く。陸はなんとか健志をひっぱり起こして部屋まで運ぶと水を飲ませた。
「そうだ健志、葉子にはちゃんと話したのか?」
「あ、まだ……でももういいですよ。もうかおりとは会うこともないんだし……」
「そうか……でもいずれはちゃんとした方がいいぞ。今日の絡みかたもなんか普通じゃなかったし」
「まあ、そのうち機会みて話しますよ。なんつか俺今、人のことまで考えられる余裕なくて……」
「情けない奴だなあ。まあ仕方ないか。今日はつきあうよ」
 陸がキッチンに立って水割りの用意をしてから戻ると、既に健志は眠っていた。
「翌日。

 下校するかおりの目の前に健志の車が止まっていた。
(どうして…? 昨日『もうしない』って言ってたのに。そんなに私を傷つけたいの?)
 立ちすくむかおりの前に運転席から降りてきたのは、あの日健志と一緒にいた、葉子と呼ばれていた女だ
った。
「加納かおりさん、よね。私のことは覚えてるでしょ?」
「……はい」
「健志が呼んでるんだけど、来てくれるわよね」
(呼んでる?やっぱりあれだけじゃオモチャにし足りなかったのね……ひどい人。あんな人、好きにならな
くて良かった)
「嫌です。昨日ちゃんとお断りしたじゃないですか。もう用はない筈です」
 葉子の目が光る。昨日断わったってことは、やっぱり『K to K』は『健志からかおりへ』だったのだ。
「あなたになくてもこっちには用があるんだけどな。とにかくお乗りなさいよ」
 そう言うと葉子はかおりを無理矢理助手席に押し込み、自分も運転席に乗り込むと車を発進させた。
 かおりが仕方なくシートベルトを閉めると、後席から腕が伸びてきた。
(誰?何?どういうこと?)
「おっと。大人しくした方がいいと思うよ」
 あっという間にかおりは目隠しをされ、猿ぐつわをかまされていた。両腕はシートの外側から回された腕
におさえつけられ、身動きが封じられる。
「いいわよ史哉、始めちゃって」
「本当にいいんすかね、葉子さん」
「大丈夫。健志もあとから来るから」
 史哉は前に回した手でかおりの胸に触れる。
「ん、んん」
(いや、やだ……なんでこんな……)
「俺、この前の時は男の方にかかりきりだったから、全然相手してないんですよ。ああ、健志さんの言って
たとおりだ。乳首の感度がいいみたい。もうコリコリになってるし」
「実況はいいから、可愛がってやりなさいよ」
「はい、すみません葉子さん」
 史哉はペコンと頭を下げると、かおりの胸に集中した。強弱をつけてつまんだり擦ったりするうちにだん
だんとかおりの息が荒くなる。
「くう……ん」
(いや……誰か助けて…どうかなっちゃう……)
 かおりは心の中で助けを呼んだ。でも、誰を?誰も助けてなんかくれる筈がないのに。絶望が襲う。なげ
やりな気持ちになったかおりは、抵抗する気力を失っていた。あの時と同じように。
「気分出してきたみたいだね。ふふっ、じゃあ楽しもうか」
 史哉は体を前に乗り出し、耳たぶを嘗めたり咬んだりする。両手はいつのまにかかおりの肌にじかに触れ
ていた。指先の感触も耳もとでささやく声も、健志とは違う。
(なんでこんな時にあんな人のことを思い出すのよ……)
 目隠しの影で涙がこぼれた。こんな気分でも反応してしまう自分の体が悲しかった。
>>172
同じくハラハラ(w
なんとか今日中に終わりまでうpしようと思ったんだけど、
ちょっと無理っぽいです。思ったより長かったみたい(冷や汗
201(≧∀≦):02/12/26 00:00
がんばって続けてぇ〜〜
 車が着いたのは美咲のマンションだった。美咲は学校からまだもどっていないらしく留守だったが、葉子
は合い鍵で入ると、目隠しのままのかおりをベッドに転がした。
 服を全て脱がせ、両腕を前で合わせてひじと手首をガムテープで縛り会わせる。
「あ、そうそうこれも」
葉子はかおりの両足首に手錠をはめた。
「ひゃあ、葉子さん今日はなんか残酷じゃないですか」
「いいのよ、これくらいで丁度」
「それにしても健志さんまだかなあ。遅いですね。待ち切れないよ、俺」
「私、連絡してみるわ」
葉子はそういうと携帯を持って隣の部屋へ行き、すぐに戻ってきた。
「健志がさ、先に始めててくれって。30分くらいで来れるってさ」
「よし、じゃあ俺、こないだ出来なかった分がんばっちゃうぞ」
 史哉はかおりを四つん這いにした。後ろから胸をまさぐり、既に濡れ始めている花芯に激しく楔を打ち込
んだ。猿ぐつわの奥からかおりのくぐもった悲鳴が聞こえる。

「……あぁ?葉子?なんだこんな時間に……」
 陸の部屋で寝ていた健志は携帯の音で起こされた。陸はとっくにどこかに出かけているらしい。
「こんな時間って、もう2時半なんだけど。それより今美咲さんちにいるのよ、車取りに来るでしょ?」
二日酔いのむかつきと頭痛に悩まされながらも、健志はなんとか意識を集中しようとした。
「そうだな……それに葉子にもちょっと話があるから、すぐ行くわ。タクシーで行くから30分くらいかか
るけど」
「わかった。30分ね。楽しみに待ってる。寄り道しないで来てね」
 切り際の葉子の口調に、健志は胸騒ぎに襲われていた。急いで身支度をすると陸の部屋を飛び出しタクシ
ーを拾う。途中の道がいつもよりずっと長い道のりに感じられた。
(そういえば指輪どうしたっけ……まさか…あれで葉子に勘付かれたか?かおりに身になにか…?無事でい
てくれ、かおり)
 ようやく美咲の部屋に到着した時、まっさきに健志の目に飛び込んできたのは、史哉に後ろから犯されて
いる女だった。目隠しに猿ぐつわをされ、両腕が縛られている。うなじから肩へのほっそりしたラインは、
目に焼き付いているかおりのものに間違い無い。喉がのけぞっているのは昇りつめる直前のサインだ。猿ぐ
つわを通してくぐもった声も、エクスタシーが切迫しているのを示している。もう会えないと思っていたの
に、こんな形で対面することになるなんて……。心臓が止まりそうだ。
「史哉……お前、何をしてるんだ」
 健志は爆発しそうな怒りを必死で抑えて言った。その声にかおりが反応して一瞬振り向くが、すぐに絶頂
の大波に飲み込まれていった。
(健志さん?いやっ、見ないで……こんな姿……あぁっ、だめっ、イッちゃう……見ないで……)
かおりはがっくりとうなだれた。肩で激しく息をしているが、史哉が動きを止めないせいかひどく辛そうだ。
「ああ、健志さん、遅いですよぉ。この子すごくいいですね。2発めなのにもう俺限界です」
 史哉が腰の動きを速めようとする。それを見てとうとう健志がキレた。
「どけよ、そこを。かおりから離れろ」
 そう言うと史哉の横顔に拳をふるう。史哉の体がふっとんだ。健志はかおりを抱き起こし、敷いてあった
シーツを剥がしてかおりの体を包んだ。
「ちょっと健志さん、何するんですか?ひどいなあ。先にやってていいって言ったのは健志さんでしょう?」
 史哉が不満をぶつけてくる。健志はその言葉で全てが飲み込めた。
「葉子!どういうことだ、これは。お前自分が何してるかわかってるのか?」
「いいじゃない、どうせもうさんざんいたぶったんでしょう。今さら1回や2回増えたところで同じよ。ほ
ら、その子だっていいイキっぷりだったじゃないの」
 史哉も二人の言葉から状況を飲み込んだらしい。頬をさすりながら立ち上がり、葉子に詰め寄る。
「葉子さん、俺にも説明してくださいよ。何なんですか、これ」

「その子が悪いのよ。その子が、あんな目にあったくせに恥ずかしくも無く健志を誘惑なんかするから……」
「誘惑?かおりが俺を?」
「そうよ。健志、私達うまくいってたじゃない。今さらこんな子に割り込まれるなんて我慢できない」
(ああ、陸さん、あんたの言ってた通りだよ。俺の考えが甘かった。俺のせいで、かおりをまた傷つけてし
まった……)
「葉子、俺等、つきあってたわけじゃないだろう? 二人っきりで会ったことだってないし、第一葉子は陸
さんとも康浩とも寝てるじゃないか」
「陸さんは美咲さんのものでしょ。……私の、私の気持ちはどうなるのよ」
 葉子の声はいつのまにか叫ぶようになっていた。
「葉子、はっきりさせなかったのは俺が悪かったと思ってる。だけど、何と言われようと、俺はお前の気持ち
に応えてやることはできない」
「どうして……?どうして私じゃだめなの?」
「愛してるんだ、かおりを……筋が通らないとは思うけど、どうしようもない」
「見てたでしょ?あんな子、誰にやられてもすぐ浅ましくよがり狂うような子なのよ。いい加減目を覚まして
よ、健志」
「葉子、それ以上言うな。それ以上……でないと、お前が女でも俺は殴る」
 健志は拳を握り締めた。肩が怒りに震えている。
 そこへ史哉が割って入った。
「痛えな、健志さん。でも、俺も悪かったです。健志さんの大事な人だって知ってたらこんなことしなかった。
申し訳なかったです」
「いいよ、わかってる史哉。俺こそ殴ったりして済まなかった。それより陸さん呼んでくれないか?」
「了解」
史哉はそそくさと下着だけを身に付け、携帯を手にすると陸を呼び出す。
「陸さん、1時間くらいで来られるって」
「じゃあ史哉、葉子を見ててくれ。俺はかおりを……。葉子、手錠の鍵を出せ」
 葉子がしぶしぶ鍵を渡す。それを受け取った健志は、かおりをシーツにくるんだまま抱き上げて隣の部屋へ
運んでいった。
206名無しさん@ピンキー:02/12/26 13:10
ぶちのめせーーー
207名無しさん@ピンキー:02/12/26 13:11
   /\                        /\
      \                     /
        \                  /
         \               /
        ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        ||||||                 |||||||||||
        .||||||      一浪       ||||||||||||
        .|||||||                ||||||||||||
         ||||||.                ||||||||||||
         .||/  ミミ       ミミ     ||||||||||
         .i|                 |‖⌒
         .||   一ノ      ゝー    ‖η|
         λ      ミ  ::ヽ_      ‖|..ノ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ||ミ    :: :.   ::ヽ_     ‖./   /
          |ミ    ./:ι_: ._ ): \    .‖/  <   ぶちのめせーーーー
          |ミ    ミミミミ.|.|ミミミミミミ  . ..ミミ| /   \
           .|  ..ミ.-=三三三=- ミ ミミミミ..//    \_________
           ..|ミミミミ       ミミミミミミ.../  |
            .\ミミミミミミミミミミミミミミミミ../    |
             \_ミミミミミミミミミミミ../     λ
             __ソ____________ /    ./  \
             \          /     ..\
             / ヽ   51   ./         \
             (   ヽ     /            
「ごめん、かおり……俺のせいでこんな……」
 かおりの足下に跪いて手錠を外す。それから目隠しと猿ぐつわをほどいて、腕を縛っていたガムテープを
剥がす。
「痛いところはないか?ごめんな……こんな…こんな……」
 跪いた健志の肩が震えている。目隠しを外されたかおりの目に最初に映ったのは、唇を噛み締めて嗚咽を
こらえる健志の姿だった。
 かおりは混乱していた。呼び出したのは健志ではなかったのか?
(泣いてるのは私のため?どうして?それにさっき、「愛してる」って……)
「着るものを取ってくるよ。あと、なにか飲むものもいるよな。ごめん、俺、こんなことしかしてやれない……」
 多分もう顔も見たくないと思われているだろう。そう思った健志は部屋を出ていき、トレイに乗せたおし
ぼりとミネラルウォーターのボトル、きちんとたたまれたかおりの制服を部屋の入り口に置くと、中には入
らずにドアを閉めた。
 しばらくたってようやく陸が到着した。
 かおりのいる部屋のドアの前で、健志が肩を落として座り込んでいる。陸の顔を見ると、つらそうにつぶ
やいた。
「陸さん、俺、悔しい……情けない……守ってやれなかった、かおりを……」
「健志……とりあえず今日はもう帰れ。葉子のことはこっちで始末つける。彼女は美咲に送らせるから……」
「すみません、陸さん。後頼みます」
 健志がようやく立ち上がって帰ろうとした時、ドアが開いた。制服を身につけたかおりが立っている。健
志はあわてて顔を背けた。あわせる顔がない。それ以上に、今顔を見たら抱き締めずにいられる自信はなか
った。
「あの……健志さん、送っていただけますか?」
 かおりの口から出たのは信じられない言葉だった。
(なぜだ、かおり……そうか、俺にはもう家を知られてるから仕方ないけど、他の奴にまで知られたくない
のか……)
「わかった、送るよ」
やっとの思いでそう言うと、二人でマンションを出た。
 車の中の二人は重苦しく沈黙していた。最後にもう一度だけでも抱き締めたい……健志は自分の気持ちを
抑えるのに懸命だった。かおりを家に送り届けたら、あの指輪を捨てよう……かおりを思い出させるものを
いつまでも持ったままでいられるほど自分は強くない、そう思った。
 来るときとは逆に、かおりを送る道のりはやけに近く感じられた。本当にもうこれが最後だから少しでも
長く同じ空気を吸っていたい……そんな願いも空しく、車はあっという間にかおりの家に着いてしまった。
「もうこんなことは絶対にさせないから。ごめん。今度こそ本当に、さよなら」
健志は顔を見ないようにしてやっとそれだけ口にした。

 その直後。
「……!」
 かおりの唇が健志の唇に触れた。1秒、2秒……15秒後にやっとかおりの唇が離れた。健志は呆然とし
てかおりの顔を見つめる。
「かおり……」
「私のこと、愛してるって言いましたよね、さっき」
「……」
「だったら私も言います。抱いて下さい。今」
「……ダメだ。早く家に帰れ」
(そうだ。最後に1回だけなんて辛すぎる。やっと諦めたんだ。決心をぐらつかせないでくれ)
 健志は顔をそむける。頼む。早く立ち去ってくれ。
「……今だけじゃなくて、これからずっとでもダメですか?」
 かおりの目が不安げに健志を覗き込む。
 何がダメなものか。健志はかおりを抱き寄せていた。

さらに翌朝。

 裸の上に健志の白衣を羽織ったかおりが、健志のパソコンを覗き込んでいる。健志がカフェラテを運んで
きた。
「そういえばかおりはメールとかやらないの?」
「あれ、お金かかるから。うちはそんなに裕福じゃないから、お小遣い少ないんですよ」
「そうか。そういえばおふくろさん、中条記念病院に勤めてるって言ってたよな」
「ええ。ホスピスの婦長さん、っていうか今は師長って言うんでしたっけ」
「そこの院長のこととか何か噂で聞いたことある?」
「なんか女好きでセクハラも結構あるとか言ってましたよ」
「……それ、俺の親父」
「え?……じゃあ、愛人の息子ですごい二枚目だけど大学入ってからグレちゃったって……?」
「そう。後妻に男の子が出来たんで邪魔もの扱いされたからこんな風にグレちゃったって訳。まあ『すごい
二枚目』かどうかはわからないけど。それにしても随分な言われようなんだな、俺って」
「噂なんかどうでもいいです。私の知ってる健志さんが本当の健志さんですから……」
かおりは初めて笑顔を見せた。
(こいつ、えくぼなんかあったんだ……)
 健志はカフェラテを飲むことも忘れ、目の前のかおりに見とれていた。
……ってことで、intermezzoはここまでです。最後ちょっとあっさりし過ぎだとか
アリガチな展開だとか、ご批判はあるでしょうが、クリスマスってことで(汗
では、1日遅れましたけど、メリークリスマス。
213名無しさん@ピンキー:02/12/26 15:18
続編楽しみにシテマツ。
メリークリトリス(w
>>212
ごっそさんです、ありがとー!!
一日遅れのサンタさん、マンセー(w
続きをお待ちします。
215名無しさん@ピンキー:02/12/27 12:25
捕手
捕手
217名無しさん@ピンキー:02/12/27 12:33
218_:02/12/27 13:15
http://freeweb2.kakiko.com/dengeki/indexd.htm
女子高生のトイレ盗撮画像
ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
パンパンパンパンパンパンパンシコシコシコシコシコシコシコシコ
すこすこすこすこすこすこすこすこすこパコパコパコパコパコパコパコパコ
どぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!
http://freeweb2.kakiko.com/dengeki/indexd.htm
219ヘモグロビン:02/12/27 17:36
授業の終礼が終わると、僕は急いで自分の所属している水泳部へと急ぐ。冬場の水泳部
と言えば室内プールを完備している学校じゃ無い限りは、筋トレ中心の地味な練習となる
のが相場だ。我が部も例外では無く、プールは使用出来ません。でも、水泳部の顧問で
ある田中留美子先生がいれば、もうそれだけでOK!何せ、留美子先生は二十七歳の人妻
でありながらエッチな体つきと、目鼻立ちがすうっと通ったスーパー美人なのです。当然、
我が部のヒロイン的存在。彼女のおかげで部員数六人の地味な部活も、楽しくて仕方が無い
のです。そう言ってる間に、プール脇にある水泳部の部室へついてしまいました。みんな、
もう来てるかな・・・・・?

「いやあ!もう、やめてッ!」
うふふ、やってるやってる。僕を除く五人の部員が、留美子先生を素っ裸にして、先生の
ありとあらゆる所へむしゃぶりついてる。辺りを見回すと、先生の服やブラジャーにパンティ
までもが散乱し、いかにも無理やり着ている物を剥かれたって感じ♪僕も早速、参加しなくっ
ちゃ。
「遅かったじゃないか。もう、始めてるぜ」
部員の一人が僕に話し掛けてきた。
「ごめんごめん。しかし、みんな気が早いな。先生、もう素っ裸じゃないの」
僕がそう答えると、先生がきっとこっちを睨み付ける。
「た、助けて!先生、もう、こんな事は嫌なの!ねえ、お願いよ!」
先生は涙ながらに訴えかけるものの、僕たちはニコニコと笑っているだけだ。ここで、
こうなったいきさつを、かいつまんでお話します。
220ヘモグロビン:02/12/27 17:58
事の始まりは二週間前。僕たち水泳部員は、いつものように筋トレを行う地味な練習を
終えた後、先生の肝煎りで、水泳部の忘年会を開く事になったんです。忘年会と言っても
お菓子とジュースを囲んでの、非常に学生らしいもの。あ、ちなみに僕たちは中学生なの
です。だけど、可愛い先生を中心に部員みんなが和気あいあいと和みだすと、先生に対して
悪戯心を持ち出すやつが出てきたのです。先生は人妻。当然、毎日のようにエッチをして
いる訳で、僕たちの関心も尋常ではありません。会の途中、先生が所要で席を外した時、部員
の一人が冗談混じりで、
「先生とエッチしたくないか?」
などと他の部員に言いました。僕を含む全員の部員が頷きます。
「そりゃ、そうだけど・・・やらして下さいとは、言えないだろ。」
部員の誰かがそう呟くと、言い出しっぺのやつがこう切り返します。
「俺たち全員で押さえ込めば、簡単じゃないか。やっちゃってから写真でも撮っておけば、
先生も訴えられないんじゃないか?人妻なんだし、家庭を壊すことを嫌うはず」
ふうむ・・・と、他の部員も何か納得したような、してないような・・・。しかし、我が
水泳部のモットーである「当たって砕けろ!」の精神によって、先生の強姦計画はとつとつ
と組まれていったのであります。
「お待たせ・・・あら?みんな・・・?」
先生が戻ってくる頃を見計らって、僕たちは部室を暗くして、それぞれがロッカーや、イスの
下などに隠れました。
「どこへ行ったのかしら・・・?」
先生が部室の中へ入ってきたところで、ドアの影に隠れていたやつが先生を押し倒します。
「きゃあッ!」
先生の悲鳴を合図に、残りの部員が一斉に飛び掛る。それぞれが役割分担を決め、先生の
両手足を四人で押さえ、後の二人が先生の衣服を剥いて行きます。
221ヘモグロビン:02/12/27 18:17
「いやーッ、やめてーッ!」
殻を剥かれる海老の如く、ぴちぴちと抗う留美子先生。しかし、僕たちは何の躊躇も
見せずに服を剥き取ると、先生を床の上に大の字に寝転ばせました。僕を含む六人の
部員たちは、目下に晒された人妻女教師の裸身を食い入るように見つめ、生唾を飲み
ます。恐怖に身を竦ませながらも、先生は必死に教師としての威厳を保とうとする。
「な、何をする気なの?これがどういうことなのか、分かっているんでしょうね?」
僕たちを睨み付けながら、先生は怒号混じりの大声を上げた。しかし、僕たちは誰一人
怯む者はいない。先生の怒りよりも、女体に対する好奇心のほうが遥かに勝っていた
からだ。
「おい、足を広げさせようぜ。先生のオマンコ見るんだ」
誰かがそう言うと、各足を抑えていた二人が、先生のくるぶしを掴んで大きくくつろげる。
先生は仰向けになったまま、両足をM字に開かれアソコをばっちりと晒されてしまった。
「み、見ないで!見てはいけません!」
先生が目に涙を浮かべながら、僕たちを嗜めようとしたが、部員は誰一人従おうとはしない。
それどころか、おのおのが先生のアソコを食い入る様に見つめ、感想を述べ始めた。
「俺、女のアソコ始めて見るんだ。先生のオマンコって綺麗なのかな?」
「うーん、裏ビデオに出てた女よりは、綺麗だと思う。でも、ビラビラが大きいな、先生の
アソコ。鶏のとさかみたいじゃないか?」
先生は、歯を食いしばって僕たちの言葉嬲りに堪えていた。切れ長のまなじりからは涙が
ぽろぽろと零れ、先生の屈辱の深さを表している。
222ヘモグロビン:02/12/27 18:37
「じゃあ、やってみようぜ。順番はさっき決めたとおりな」
両手足を抑えている四人に向かって、残りの二人がそう言いながらズボンを脱ぎ出した。
パンツの前がもっこりと膨らんでいて、二人とも完全に勃起状態のようだ。
「いやーッ、やめてえ!そ、それだけは、勘弁してェッ!」
先生は、先ほどまでの勢いもどこへやら、すっかり一人のか弱い女になっていた。頭を
振り、艶やかな髪を乱しながら、ぎゃんぎゃんと子犬のように泣き、許しを乞う。
「穴はここだな・・・よっと・・・俺たちみんな童貞だから、よく分からないんですよ、
先生。ご教授よろしくお願いしますね」
一番手のやつが、先生のアソコを大きく指でくつろがながら、ギンギンに反り返ったペニス
をあてがった。二、三度入り口の辺りで滑ったものの、穴を探り当てると一気に先生のアソコ
を刺し貫く。
「いやあーッ!うッ、うッ・・・」
ペニスがアソコへずぶずぶとねじ込まれると、先生は体を仰け反らせて泣き叫んだ。両手足
を抑えられているため、腰を引くことも出来ずに先生は深々とアソコを穿たれていく。
「うう・・・すげえ・・」
先生を犯しているやつが、うっとりと目を細めながら、先生のアソコの感触を楽しんでいる。
それを見た他の部員たちも出遅れまいと、それぞれが先生の体をまさぐった。
「やめてえ!」
先生のアソコを貫いているやつ以外、五人の部員、都合十本の手が、先生の体中を這いずり回る。
やはり、一番の人気はおっぱいで、ある手は乳首をしごき上げ、ある手は乳房をやんわりと揉み
込んでいく。女を知らない部員たちの乱暴な行為に、先生は泣き叫び、また身悶えをした。
「うう・・・やめてぇ・・・やめてちょうだい・・・お願い・・・」
先生は全身を犯されながら、必死の哀願をする。しかし、六人の部員の目は獣のようにぎらつき、
先生の哀願すら、興奮に変わっていく様子だった。
223ヘモグロビン:02/12/27 18:54
「うッ」
先生を貫いているやつが、そんな声を上げると同時に、腰を激しく痙攣させた。どうやら、
いったらしい。その様子を見ていた他の部員が叫んだ。
「中に出すなって、さっき取り決めたろう!後のやつが嫌な思いするじゃねえかよ!」
「わ、悪い!でも、先生のアソコ・・・凄く、気持ち良くって・・・ああ、まだ・・」
すっかりと先生のアソコを私物化している僕たち。その時、先生が狂ったように暴れ出す。
「いやあーッ!な、中に出しちゃったの?は、早く、抜いてェッ!」
ここでようやく先生を犯していたやちが、ペニスを抜き取った。その途端、開ききった
先生のアソコから、とろりと見るからに濃そうな精液が垂れ出てきた。
「あーあ」
他の部員が一斉にため息をつく。しかし、それは誰もが先生への哀れみから出た物ではなく、
順番待ちしている自分たちが、不愉快な思いをすることによる物であった。
「いやあ・・・うッ、うッ・・・ひどい・・・」
大量の精液を出された先生が泣き崩れた。人妻の身でありながら、他の男の精液を受け入れて
しまった先生の心情は察するに余りあるものの、誰も先生を解放しようとは思っていない。
「ほら、代われよ」
射精の余韻に浸る中だし部員を押しのけるように、次のやつが先生の足の間に割って入った。
再び、暴れ出す先生。
「も、もう、やめてよ!お願い!これ以上、犯されたら、先生は・・・あうッ!」
言い終わる前に、次のやつが先生を刺し貫いた。そいつは十回ほど腰を振った所で、小さな
ため息とともに果ててしまう。万事、こんな調子で、僕たちは次から次へと先生を犯し、また
泣き狂わせたのだ・・・・・。
224ヘモグロビン:02/12/27 19:12
その後は、ぐったりと床に横たわった先生を、みんなで何度も犯した。そのうち、誰もが
先生の中で精液を放つようになり、一通り終わった頃には先生のアソコは、白い液で一杯
となる。六人分の精液をアソコで受け止めた先生は、うつろな瞳で天井を見つめたまま、
何やらうわ言を、呟くだけであった。

その日からと言うものの、僕たちは先生を毎放課後、嬲り者にしている。いや、放課後だけ
ではなく、昼放課に人気のない体育館の男子トイレに呼び出して、個室の中で立ったまま後ろ
から犯したり、先生が授業の無い時間に、こっそりと教室を抜け出し、屋上でストリップを
させたりもした。誰かが、お尻でやってみたいと言い出した時は、先生も泣き狂って拒否した
けれども、僕たちは先生を押さえつけてお尻までをも奪った。そして、今日に至るのです。今、
先生は立ったまま後ろの穴を犯されている。
「お、お尻はもうやめて!夫にだってされた事が無いのよ!ああ、勘弁して・・・」
先生はお尻を犯されたまま足を持ち上げられ、宙ぶらりんの状態で今度は前の穴を貫かれる。
「ひいッ!」
前後の穴をペニスで挟まれ、サンドウィッチになった先生が、涙を流した。筋トレの効果か
先生の体を軽々と持ち上げた二人の部員は、先生の指導の成果を仇で返した形だ。
「こ、壊れる!壊れちゃうゥゥゥッ!」
先生が錯乱し始めた。なあに、これはいつもの事。しばらくすると、おとなしくなって自分
から腰を使い出すんだ。さすがは、男を知り尽くした人妻。
「お前も参加しろよ」
誰かが僕を誘う。ああ、勿論さ。先生のアソコといわず、お尻といわず、たっぷりと種付け
してやるよ、全力でね。最近では誰もが先生の中へ精液を出したがって、人妻である先生の
都合などお構い無しに射精している。
225ヘモグロビン:02/12/27 19:28
「いやあ・・・中出しは、いやあ・・・」
どうやら、前を貫いているやつが射精したらしい。さあ、次は僕の番だ。先生のアソコ
が空くと、僕は完全に勃起したペニスを二、三度しごいて先生に近付いて行く。
「もう、やめて・・・せめて、中出しだけは、勘弁して・・・」
先生は潤ませた瞳で僕に哀願するが、そのセクシーな佇まいが僕たち部員にとっては、
まるで誘っているかのように見える。無論、彼女は気付いてはいないが・・・。
「あうううッ・・・」
僕はわざと先生のアソコをゆっくりと貫いた。一気にいくより、じわじわと先生を悶え
させながら犯す方が興奮する。近頃、すっかりと僕たちのペニスに馴染んだ先生のアソコ
は、すんなりと僕のペニスも受け入れてくれた。
「ひいッ、ひいッ・・・」
先生の啜り泣きが心地良い。ふふ、もしかしたら、僕たちは先生を愛しているのかもしれ
ない。多少、歪んだ愛ではあるが、誰も先生を嫌うやつなんか居やしない。それどころか、
近頃は先生を共同の妻にしようという、提案さえ出ているのだ。僕が腰をがくがくと揺さ
ぶっていると、両のまなじりから涙を流す先生が呟いた。
「ど、どうして、みんな先生にこんなひどいことをするの・・・?あたしが、何をしたって
いうの・・・・・?」
先生は泣き顔も美しい。ここで、僕は部員全員へ問い掛ける。
「僕たちはみんな、先生の事が大好きなんですよ、なあ、みんな?」
「おう!」
僕の問い掛けに、部員全員が声を揃えて答えた。その大きな叫びに先生は、うなだれ
ながらぽつりと呟く。
「せ、先生は・・・あなたたちの・・・おもちゃじゃないのよ・・・うッ、うッ」
そして、再び泣き崩れる先生。でも、安心して先生。僕たちは、ずっと先生の事を愛
していくから、ずっとこうやって先生を抱くから・・・・・。その時、僕のペニスは
びくんびくんと律動を始め、大量の精液が先生の胎内へ注がれていった・・・・・。
226ヘモグロビン:02/12/27 19:34
おちまいでやんす。ストーリーも何も無い力ずくの内容です。
皆さんは、こんな真似しちゃ駄目よ。後ろに手が回りますよ。 ヘモグロビン
227名無しさん@ピンキー:02/12/28 01:26
部員のそれぞれの顔の六子が生まれたらホラー(∋_∈)
228名無しさん@ピンキー:02/12/28 09:38
ヘモグロビン

なかなか秀逸でした。
229名無しさん@ピンキー:02/12/28 20:07
あげ
??????&hearts
「 ・・・・・。」さん、すごいです
232名無しさん@ピンキー:02/12/30 19:23
捕手
233名無しさん@ピンキー:02/12/31 00:17
アニキ、堤さやか 最高です
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235名無しさん@ピンキー:03/01/01 15:21
保守あげ。
236名無しさん@ピンキー:03/01/01 15:37


今年も、、今年こそ、、
いい思いをしちゃいましょう(^▽^)v

http://ok.halhal.net/~2ch/

第四章「嫉妬」

-1-

「まあ座れよ。堅くなるようなガラでもないだろう」
 輿石岳人は陸を見かけると声をかけた。与党民政党の大物代議士輿石寛一の長男で公設第一秘書の岳人は、
陸にとっては8つ上の兄である。
「珍しいな、陸の方から連絡よこすなんて。美咲ちゃんは元気か?」
「まあまあかな。それより兄貴、なにもこんな高そうな店で待ち合わせしなくても……」
「こういう店の方が秘密を守るにはいいんだよ。心得てるからな、店の人間も。お前から連絡よこすってこ
とはそれなりにヤバい話なんだろ?いつかの大学生……渋江って言ったっけ、あれをもみ消した時みたいに」
 ああ、そうだった。あの時も美咲を守るために俺は兄貴の力を借りたんだった。そして今度も……偉そう
なことを言っても結局誰かの力を借りないと女独り守れない……、陸は自分の無力さが辛かった。
「それにしても、いい加減に家に戻ってこいよ。俺よりもお前のほうが世程政治家向きだと思うぞ、親分肌
だしな。俺はどっちかというと参謀向きだから、今の秘書の仕事は気にいってるけど、親父の地盤を継ぐよ
うな器じゃないし」
「その話はいいよ、兄貴。それより本題なんだけど……塩飽のおじさんの会社に、市丸っているの知ってる
か?」
「市丸良平か?中々ヤリ手だと聞くけどなんか嫌な噂もチラホラあるな。そいつがどうしたんだ?」
「美咲がレイプされた」
「……! お前さっき美咲ちゃんは元気だって……」
「まあまあだって言ったんだよ。とりあえず精神的なケアはしてるから今のところ落ち着いてる。それはと
もかく、ちょっとひっかかることがあるんだ」
「なんだ?」
「まず動機。普通に考えたら社長の娘をレイプして会社に残れるなんて考えるはずがない。ましてや美咲が
気が強くて泣き寝入りなんかしなさそうなタイプなのは、普通なら一目でわかる」
「……確かにそうだな」
「確か兄貴と同い年くらいだろ?その年で社長室長ってことはかなりうまく立ち回ってきた筈だから、女の
ことで出世を棒にふるなんてドジ踏むようなことはまずあり得ないと思うんだ」
「なるほど」
「まあそっちは、俺も心当たりがないでもないから、兄貴を煩わすことはないと思うんだけど」
「そうか。で、他には?」
「薬物だ」
「薬物?デートレイプドラッグだな。GHBか?」
「調べたわけじゃないからはっきりとはわからない。ただ、少なくともこのへんで簡単に手にはいるシロモ
ノではないと思うんだ。ここらのチンピラ程度だったら俺等が押さえてるからクスリ関係には手出しできな
い筈だし」
「なるほど。マル暴絡みってことだな。でなければ第三国関連か。市丸がそのテの取り引きに絡んでると睨
んでるのか」
「そういうこと。もしそうだとしたら、塩飽のおじさんにも美咲にもかなりマズいことになる」
「となると親父もタダじゃ済まないだろうな。わかった。調べてみるよ」
「悪いな、兄貴。いつも無理ばかりで」
「いや、これは重要な話だ。情報ありがとう、陸」
「いや、これは重要な話だ。情報ありがとう、陸」
「そういえば兄貴、まだ結婚しないのか?」
「いや……もうそろそろだとは思ってるんだよ。美奈子もいつまでも待たせておくわけにもいかないだろう
し。ただな、親父がなあ……」
「まだ諦めてないのか?美咲と兄貴の縁談」
「美咲ちゃんにはもう彼氏がいるんだって言ってるんだけどねえ。まさかお前だとは言えないけどな」

 美奈子……その名前を耳にして、陸の胸に苦い思いが蘇る。初めて愛した、将来を誓った筈の4つ年上の
女性。留学先のボストンで知り合った樺沢美奈子とは、彼女が日本に帰国する前の半年間、一緒に暮した。
1年半早く帰国した美奈子に会いたくて、彼女が帰国した半年後に一時帰国した陸は、そこで美奈子が父の
私設秘書になり、兄・岳人の恋人となっていたのを知った。

---「最初から俺が輿石寛一の息子だと知っていて近付いたのか?」
---「最初は、そうだったわ。でも、私もあなたのことを本当に愛してた……それは嘘じゃない」
---「じゃあ、何故、何故俺が帰って来るまで待っていてくれなかったんだ?」
---「陸、あなたになんて責められてもなじられても仕方ないと思ってる。でも私、今は岳人さんのことを愛
してるのよ」
---「兄貴は知らないんだろ、俺とのことは」
---「ええ。ただ『向こうで知り合いになった』としか言っていないから。でも、話したければ話してもいい
わ。覚悟はできてるから」
 結局陸は、美奈子とのことは誰にも話さなかったが、それきりボストンに戻ることもなく輿石の家を出た
のだった。ボストンに戻れば、美奈子のことを思い出す。家にいれば、どうしても兄と美奈子の姿を見るこ
とになってしまう。まだ若かった陸はそのどちらにも耐えることができなかったのだ。自棄を起こし、街の
ゴロツキのような生活を送っていた。
 そんな中で美咲の不幸な出来事に関わって以来、陸は変わった。美咲を守り、支えるために、陸は少しず
つ真っ当な生活を取り戻していった。相変わらず街の不良であることは変わりなかったし、今や県内全ての
グループを実質的にまとめているボス的存在ですらあるが、留学経験を活かした英語を使ってのビジネスも
軌道に乗り、一応は恥ずかしくない社会人としての側面も持っていた。美咲にとって陸は頼もしい恋人であ
ったが、陸にとって美咲は救いだったのだ。美咲に対する気持ちには最初から一点の迷いもない。
 それでも美奈子の名前は、陸にとっては忘れられない古傷なのだ。
え、突然ですが、創作文芸板で官能小説書いている者です。
初めて完成作が出来たので、もしよかったら読んでください。
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?key=1041346895&id=777
感想など、リンク先でもらえるとうれしいです。
>>241
章ごとにページを分けろ。
最後まで読む気が起きん!
243ズッ子 ◆4R30fPnll2 :03/01/01 23:35
sotさんの小説一気読みしました。おもしろいです。かおり&健志辺が気に入りました。続きキボンヌ。。
自分も、年末に実験的に書いたのを下にうpしてみました。
タイトルつけるのが難しい。

http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?key=1041432336&id=782
245猫兎:03/01/02 07:32
sotさん続きプリーズ。
>>244
タイトル ピターリですよ。
良かったです。
>>242
やはり章分けした方がよいですか。
次回作からはそうしたいと思います。
ご意見、どうもありがとうございました。
>>241
残念ながら簡素ウランにカキコする気にならず。
肛虐というにはちとヌルイような。
小綺麗にまとまっていて、女医のエロエロっぷりに描き足りなさが残る。
ラストの読後感はイイんだけどな。
>>248
ありがとうございます。
今の力では、100枚で官能部分を書き切るのが難しいみたいでした。
ハードなエロを読み飽きていたので、そうした部分が出てしまったのかもしれ
ないです。
-2-

「長谷部葉子さんってこちらにお勤めですよね?」
 葉子が勤めるガソリンスタンドに、見るからに仕立のいいスーツを着た30前後の背の高い男が現れた。
「長谷部は私ですけど……」
 葉子がとまどいがちに顔を出すと、その男は名刺を差し出した。
「初めまして。塩飽コーポレーションの市丸と申します。お仕事中失礼します。長谷部さん、塩飽美咲さん
を御存じですよね?」
(あ、なんだ美咲さんの親父さんとこの人か……なんだろ私なんかに用って)
「はい、時々一緒に遊んだりしてますが……美咲さんがどうかしたんですか?」
「いえ、たいしたことではないのですが、社長に頼まれまして、美咲さんのことでちょっとお尋ねしたいこ
とがあるんですけれど」
「今まだ仕事中なんで……6時には終わるんですけど、それからでいいですか?」
「はい、では6時にお迎えにあがります。なにかおいしいものでもごちそうしますよ」
(ラッキー!晩飯浮いちゃったわ。それにちょっといい男だし……最近健志も冷たいし、陸さんは美咲さん
にかかりっきりで構ってくれないし、丁度いいかも)
 立ち去る市丸の後ろ姿に葉子はニヤリとした。

 一方の市丸も内心でニヤリとしていた。とりあえず美咲の体に自分の味を覚え込ませることはできただろ
う。あの美咲の様子からみて特定の男がいるようには思えない。いるとしてもたいした男ではあるまい、そ
う考えていた。美咲を手中に納めるとともに葉子をたらしこんでこの県の不良グループを仕切っている幹部
連中をうまく陥れたい、市丸の狙いはそこにあった。
 市丸は約束どおり6時きっかりに迎えに来た。
「車ですか……私、バイク通勤なんだけど、どうしようかな……」
「大丈夫ですよ。ご自宅までお送りしますから、バイク置いて行かれればよろしいでしょう」
「じゃあお言葉に甘えます」
 葉子は何の警戒心も抱かずに市丸の車に乗り込んだ。

 最初の店では中華を食べながら、当たり障りのない話をした。二軒目はちょっとしゃれた小料理屋で、ア
ルコールが少し入ったためか葉子の口が軽くなってきた。
「で、その陸さんという人が美咲さんの恋人なんですね」
「そう。美咲さんは絶対に陸さんとしか寝ない。噂だけど、美咲さんは男は陸さんしか知らないじゃないか
って言われてる。でもね、美咲さん不感症であんまりえっちするの好きじゃないらしいのよ。陸さんはどっ
ちかというと強い方なのに、たまにしかできないから欲求不満になるでしょ?だから、私や尚美も相手する
わけ」
「じゃあ葉子さんは陸さんの……セックスフレンド?」
「私も一応、他にそれなりに特定の人はいるんだけど。中条健志っていって医者の卵なのよ。すごくかっこ
いい人。でも最近冷たい。なんか他に女できたっぽいし。陸さんは陸さんで、最近忙しいのか全然構ってく
れない」
「なるほど。話は戻りますが、その陸さんっていう人はどういう人なんですか?」
「なんとかっていう国会議員の……そう、こしいし。輿石って議員の次男なんだって。全然そんな風に見
えないけど、お坊っちゃんなんだ、本当は。でも今はなんか自分で会社やってる」
(なんだって?輿石代議士の息子……そういえば留学したきり消息のよくわからない息子がいたか。そいつ
がまさか、美咲の男だとは……まあ、美咲を不感症のままにしておく程度の街のゴロツキなら、さほどたい
した男でもあるまい)
「その他には、どんな……」
「観山寺史哉って、幹部の中では一番年下の男の子がいて、私の高校の後輩。彼はバイセクシャルなのね。
元陸上選手でスポーツ推薦でうちの高校入っただったんだけど、なんでだかドロップアウトしちゃったんだ
って。もう一人が、滝本康浩って言って、彼も両刀なんだけど、どっちかというと男の方が好きみたい。陸
さんと一緒に会社やってるんだけど、なんか外国生まれだとか言ってたっけ。だいたいこんなところかな」
「どうもありがとうございました。さ、もっと飲んでください」
(それにしても口の軽い女だなあ。しかもどうやら欲求不満らしい。これは今夜のうちにいただいてしまっ
て、うまく利用できそうだ)
 市丸は頭の中で段取りを組み直していた。

-3-

「ん……んん……」
 市丸の唇にふさがれた葉子の唇から、くぐもったうめきが漏れる。市丸の右手は葉子の乳房をまさぐって
いた。空き地に止められた車の中で、助手席のシートはいっぱいにリクライニングされている。市丸の手が、
葉子のジーンズのジッパーを降ろそうとしていた。
「いや……こんなところじゃ」
「じゃあ、どこへ行こうか?」
「どこでもいい……」
 あのアベックを陵辱した夜以来、健志はめっきり冷たくなってしまった。陸は陸で美咲にかかりきりで、
どうやら葉子のことはもう必要ではないらしい。市丸の睨んだ通り、葉子は欲求を持て余していた。美咲に
対する妬み、健志の新しい女への嫉妬、そんなものがないまぜになって葉子のイライラはつのる一方だった。
そこへ市丸の登場だ。
 危険な香りのするこの男に突然唇を奪われ、葉子の欲情にスイッチが入った。

 車は県境を越えて隣県に入った。モーテルに着くと、市丸は葉子を無理矢理に押し倒した。
(このテの女は、手荒に扱われるのが好きな筈だ)
 胸をはだけ、乳首を強く吸い上げる。
「ひっ……いたっ……」
 葉子が悲鳴をあげる。すかさず舌を絡めて嬲る。たちまち乳首が堅く立ち上がってきた。葉子の静脈が透
けている大きな白い胸をひねるように手でもみしだく。
「あ、ああっ」
 葉子の声が高くなる。市丸は人さし指と中指の先で乳首をはさむと、やや強くひねりあげた。
「い……いや……あっ」
 葉子の胸が激しく上下に波打つ。双の乳房を両手で押さえ付け、むさぼるようにつよく唇を吸うと、葉子
の方から積極的に舌を絡めてきた。
(思ったとおりだ、いけるな)
 市丸は葉子のピッチリしたジーンズを汗ばんだ脚から剥がすのに手間取りながら、自分も身に着けていた
ものを脱ぎ捨てた。
ちんちん(長クリ)付きの小学五年生少女が長いこと秘密にしていたそれがクラスの女の子に
見つかりクラスの女の子全員から集団電気あんまされて初めての絶頂を向えていじめられっこ
になる小説キボン。
255名無しさん@ピンキー:03/01/04 12:33
>>SOT
早く続きおながいします。
 怒張したものを片手でしごき立てながら、葉子に見せつける。葉子の目が釘付けになり、喉の奥でごくん、
と生唾を飲み込む音がした。
「これが、欲しいか?葉子」
 葉子は視線を一箇所から離さないまま、頷いた。目が濡れている。
「なら、奉仕してもらおうか」
 市丸は腰をぐいと突き出した。葉子は吸い寄せられるように近付き、両手で捧げ持つように触れると頬ず
りした。
「熱い……」
 先走りの滲み出ている先端に舌を伸ばすと、丁寧に嘗め始める。指先は袋のほうをやわらかく包み込み、
ゆっくりと弄ぶ。
(おっ……これは中々のテクだな。じっくりお手並み拝見といくか)
 亀頭全体を口の中に捕らえると、頬の内側の柔らかい粘膜に擦り付ける。尖らせた舌先で裏筋をひっかく
ようにつつき、そのまま舌を先端まで移動させる。雁の張りを唇で確かめるようになぞると、市丸のものは
硬さを増し、脈動を強めた。
 市丸は葉子の髪を掴み、股間から引き離した。
「入れてほしくなったか?」
 葉子は耄けたような顔をして頷く。腰をもじもじとさせている。
「じゃあ、向こうを向いて四つん這いになれ」
 言われるままに葉子は向こうを向いて膝を立て尻を上げた。葉子の秘苑が市丸の目の前に曝される。そこ
は既に沸き出したもので溢れかえり、ぬらぬらと鈍く輝いて市丸のものを招き入れようとしていた。
 市丸は後ろから覆いかぶさると、わざと怒張を挿入せずにその周囲にこすりつける。葉子は悲しげに
「ああ……」
と哭いた。葉子自身の蜜にまぶされた先端を陰核にぐりぐりと押し付けると、葉子は背中をのけぞらせて
「あ……だめ……い、イク……イッちゃう……」
とひときわ高い声で叫び、上半身を崩した。
 達したばかりの敏感な体に、市丸はうしろから一気に怒張を突き立てた。
「あ……あぁ……だめ……まだ…少し、少し休ませて……」
 懇願する葉子におかまいなしに、市丸は腰を密着させ、そのまま抉るように奥まで突く。ぴったりと腰を
引き付けたまま前後にゆさぶる。大きな胸を下から鷲掴みにすると、指の腹で乳首を捻り潰す。
「い……いぃ……」
 葉子は辛そうに眉間にしわを寄せている。感じ過ぎて息が苦しい。体の奥底から次から次へと新たな快感
が沸き出してきて、腰が蕩けそうに熱い。
(だめ、こんなの……壊れちゃう……どうにかなっちゃう……)
 市丸は耳もとに顔を寄せると、
「ほら、葉子、イケよ。何度でもイカせてやるから、好きなだけイッてみろ」
とささやき、耳の穴に舌を差し入れる。葉子は狂ったように首を左右に振り立てた。
「だめっ、だめっ、もう、もう……イクぅ……」
 2度めのエクスタシーが葉子を貫いた。
 3度めまでの間隔は更に短かった。市丸はあぐらをかくと、葉子をひざの上にかかえあげた。ベッドのか
たわらにある鏡には、市丸の猛ったものが葉子の中に突きいれられている状態がはっきりと写っている。浅
黒くひきしまった市丸と、色白でやや肉付きのよい葉子の対比がより猥褻さを強めている。
 市丸は左手で乳首を嬲りつつ右手でクリトリスを弄んだ。
「ほら、葉子、鏡見てみろよ。俺のをこんなに深くくわえこんでるぞ」
「あぁ……言わないで……」
 葉子は一瞬だけ鏡に目をやったが、すぐに目を閉じた。頭の中で火花が飛び散るようで、目を開けていら
れないのだ。
 市丸は下から腰をリズミカルに突き上げ、硬く充血した花芽を指先でこねまわす。
「ああっ、だめ、また来ちゃう……ねぇ、また……あぁっ」
 葉子が苦しげに上体をひねると、市丸は唇を重ね、舌を絡めた。息ができない、と思った次の瞬間、葉子
の腰はガクガクと震えだし、それが治まるとがっくりと力が抜けた。
 葉子に呼吸を整える間も与えずに、市丸は今度は葉子を仰向けにし、両脚を抱え上げて肩にかけると、深
く腰を突き入れた。
「ああ……」
 葉子がたまらずに声をあげる。3度も続けざまにイカされて呼吸もろくにできず、口は酸素を求めるよう
に開かれたままだ。
 市丸は葉子の乳首を強く吸い、腰をゆっくりとグラインドさせる。その一突きごとに葉子の目の奥に閃光
が走る。
「おねがい……もう、もう…許して……これ以上……よく…なった……ら、こわ……れ……」
 葉子は、荒い呼吸に耐えながら訴えかけたところで、頭の中が真っ白になって何もわからなくなった。葉
子の蜜壺が市丸のものを強く締め付ける。市丸は満足したのか、ようやく熱い滾りを放った。

「葉子は、今のままでいいと思ってるわけじゃないだろう?」
「……どういうこと?」
 まだ頭の芯がぼーっとしたままで、腰が甘くうずいている。葉子は市丸の言葉をどこか遠い話にように聞
いていた。
「俺のために動いてくれないか?悪いようにはしない……」
 うってかわって優しげに、市丸は葉子に語りかけた。手を葉子の太ももの間にすべりこませ、その奥の濡
れそぼったところに指を這わせる。
(こいつらのせいで江口組の商売がやりにくくなってたんだっけな。こいつらを壊滅状態にすれば、江口組
にもいい手みやげになるだろう)
 葉子の呼吸が次第に荒くなり、切なげな声を漏らし始めた。
すみません、この後ちょっとエロくない話が続きます。
>>SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU さま。
友達に教えてもらって今日はぢめて読みますた。
トテーモ イイ!(・∀・)
エロくなくてもおもしろいです〜。
どんな展開になるのかワクワク ドキドキ・・・
リアルでうpしているのを読めるなんてラッキーかも。
がんばってくらさい〜!
-4-

 江口組は近隣県を縄張りとする新興暴力団である。その配下にある不良グループとともに最近S県周辺に
も勢力を広げようとしているが、S県および周辺においては塩飽の力が強く手詰まり状態である。また美咲
や陸が仕切っているグループが事実上県内をまとめているために、他県の勢力が入り込む隙もない。また江
口組は新興勢力であるだけに、資金的にはいささか苦しい状態にあった。

 塩飽社長のもとに輿石岳人から連絡がいったのは、岳人が陸から話を聞いてから一週間後のことだった。
「おじさん、輿石岳人です。今日は市丸さんのことでお耳に入れておきたいことがあるんですが……」
「市丸?市丸がどうかしたのかい?」
「ちょっと小耳に挟んだ話なんですけど、市丸さん、江口組とつながっているようなんですよ」
「江口組だって?それは一体、どういうことなんだ?岳人くん」
「これは極秘で願いたいんですが、どうやらおじさんの会社を我が物にして、江口組の配下に治まろうとし
ているらしいんです」
「岳人くんが言うんだからいい加減な情報ではないのはわかるが……それにしても会社を?そんなバカな。
どうやって……」
「美咲ちゃんですよ。美咲ちゃんに取り入って次期社長に治まろうとしているらしいです」
「次期社長だって?バカバカしい。しかし……美咲に、手を出したのか?市丸が……」
263名無しさん@ピンキー:03/01/05 11:23
エロく無くても全然
イイッ!!!
264名無しさん@ピンキー:03/01/05 11:46
SlaveOfTheMoonさま、
今日初めて読んだですけど、とってもドキドキしておもしろいです!!
どんどん内容が濃くなっておもしろいです。
初めはHだけと思ってたけど、立派に普通の小説!!
続きも頑張ってください!
「それはわかりません。ただ、狙っているのは間違い無いことです」
「そうか……あの市丸が……。そういえば確かに昔、美咲の婿にどうか、とかいう話になったことはない
でもないが……」
「他にも叩けばほこりが出そうではあります。ですけど僕の口からはこれ以上のことは言えません。父に
もこの件に関してはまだ伝えていないのですが……」
「わざわざ知らせてくれてありがとう、岳人くん。その件についてはウチの方でも調べてみることにする
よ。面倒な話にならなければいいんだがね。それはさておき、岳人くん、美咲をもらってくれる気は本当
にないのかね?」
「おじさん、美咲ちゃんにはもういい相手がいますよ。彼女の人を見る目を信じてあげたらどうですか?」

(おかしい。美咲から何も連絡がないというのはどういうことだ?葉子からはしつこいくらいに電話があ
るというのに……。俺の計算が狂ったのか?おまけに、どうも社長の様子もヘンだ。まさか……バレたか?
いや、そんな筈はあるまい)
 市丸はこの数日、居心地の悪さを感じつづけていた。
 美咲のマンションに何度か電話をし、留守電にこの前のことをほのめかす伝言を入れた。普通ならこれ
で、脅しに屈してか自ら望んでかはともかく、向こうから連絡が来る筈だった。そうすれば、前回のこと
をネタにまた強引にでも関係を結び、屈服させることができると計算していた。
 しかし、葉子から伝え聞く美咲の様子は意外なものだった。
「美咲さん、前より女っぽくなってすごく綺麗になったし、陸さんともすごくラブラブで、多分あの二人近
いうちに一緒に住もうなんて話になってるんじゃないのかな」
(ラブラブだと?不感症を女にしてやったのは俺だった筈だ。……そうか、俺とのことは隠して、輿石の次
男とくっつこうってハラか。ちくしょう、俺をコケにしやがって)
 市丸のイライラは募った。
-5-

 岳人は陸と康浩を伴って江口組の事務所へ赴いた。
「これはこれは、輿石代議士の息子さんがどういったご用件でしょうか?」
 江口亘・江口組組長はうろたえていた。輿石の息子だけならまだしも、滝本の親父さんの孫まで……。
「今日はこちらの輿石陸と共に塩飽コーポレーション社長・塩飽誠氏の代理として参りました。単刀直入に
申し上げます。S県から手を引いていただきたい」
「それはまた随分と単刀直入ですね。塩飽と輿石との癒着っていうのはどうやら噂以上らしい」
「癒着というのは正しくないでしょう。いずれ近いうちに親戚になるのですから」
「親戚?というと、塩飽のお嬢さん……美咲さんとおっしゃいましたっけ?あちらの方とご婚約でもなさっ
たんですか?」
(どうやら市丸の言っていたのとは随分話が違うようだ。あの男もヤキがまわったか?そろそろ切り捨て時か
もしれないな)
「私ではなくここにいる弟がですけどね。まだ正式なものではありませんが。それから、こちらが滝本康浩
君。どういう人間かは、私より江口さんの方がよく御存じでしょう?」
「ええ、まあ。滝本の親父さんには私も随分とお世話になりましたからね」
「ならば、なぜ彼がここに来たのかもわかりますよね?」
「……つまり、事の次第によって滝本の親父さんにも話がいくと……」
「お話が早いですね。もちろん、ただ手を引けってことではありません。それなりの見返りは用意させても
らいます。県境のリゾート開発についてはそちらにおまかせするように取りはからいましょう。江口さん、
それで十分だと思いますが」
 江口はほんのわずかしか考えなかった。塩飽を配下に治めS県を手中にいれられる可能性はそれほど高く
ないのはわかっていた。ならばリゾートの件がこちらに転がり込んできただけで十分成功と言えるだろう。
「……なるほど。わかりました。それで手を打ちましょう」
「あ、そうそう、もう一点。市丸良平についてなんですが」
「市丸ですか? あれはもう用済みです。好きにしていただいて構わない。当然こちらとしても縁切りです
がね」
「では、それを、この場ではっきり確約していただけますね」
「構いませんよ」

「はい、市丸です。……江口さん、いや、そんな……そんなことはありませんよ。ただちょっと予定より手
間取ってはいますが……手打ち?塩飽社長とですか?そんな……待って下さい。他にもいい話を持って……
もしもし、もしもし」

「これでよろしいですか?輿石さん」
「ええ、私の方は異存ありません」
「では、リゾートの件よろしくお願いいたします」
「康浩の爺さんってそんなに大物だったんだな」
「まあ、ね。江口って聞いてピンときたんだ。昔爺さんの運転手してたんだよ。あっちの世界では世話にな
った人やその身内の顔を潰すなんてことは大変な恥だ。たとえ爺さんがとっくに引退してて、その息子であ
る親父や孫の俺がカタギだとしてもね」
「それに、新興だけあって資金的にはちょっと苦しいんだな、江口組は。だから一発逆転で塩飽まるごとを
狙うよりも、リゾート利権でそこそこ潤った方がマシって判断になる筈だ。まあ、二人とも御苦労さん」
「……ていうか、兄貴と康浩だけで大丈夫だったんじゃないのか?あれだったら。なんか俺が来た意味があ
んまりないような……」
「いやいや、ガタイのいいのがいるとハッタリが効くだろう?それに一応俺は議員秘書だから、形式的には
お前を表に立ててそれに付き添ったんでないとまずいんだよ。じゃあ俺は塩飽のおじさんのところへ報告に
行ってくるけど」
「了解。気をつけろよ、兄貴」
「大丈夫大丈夫。それより美咲ちゃんによろしくな」
-6-

「市丸さん、社長がお呼びです」
 ムシャクシャした気分のまま席に戻ると、秘書課の女から伝言を告げられた。
(くそっ、俺の知らないところで一体なにが起きてるんだ)
 市丸が社長室に入ると、そこには塩飽社長とともに輿石岳人がいた。
「初めまして、ですかね、市丸さん。輿石岳人と申します」
「こちらこそはじめまして。輿石、とおっしゃると民政党の……」
「いえ、今日は別に議員秘書として来ているわけではありませんので」
「そう、今日は娘の兄がわりってことで来てもらっている。市丸、私に何か言うべきことはないか?」
「お嬢さん……美咲さんのことでですか?いえ、私には特になにも……」
「ならば私が言って差し上げましょう。残念ですね、市丸さん。美咲ちゃんも塩飽コーポレーションも貴方
のものにはなりませんよ」
(……なんだと?どうしてこの男がそんなことを……)
「どういう意味でしょうか?おっしゃってることがよくわからないんですが」
「往生際が悪いぞ、市丸。お前が美咲を誑し込んで次期社長の座を狙っていることは調査済みだ。それを手
みやげに江口組に取り入ろうとしてることもな」
「その件では先程、江口組長ともお話がついたところですけどね、市丸さん」
(くそっ……さっきの電話はそういうことか……しかしこっちには美咲と関係を持ったっていう既成事実が
ある。それをぶちまければ輿石だって……)
「いや、輿石さんもご存じないことがあるんです。社長、大変に申し訳ありません。私、美咲お嬢さんとは
既に男と女の関係になってしまったのです。いずれ美咲さんの方から社長にお話していただくつもりだった
のですが……本当に申し訳ありません。もちろん、いい加減な気持ちではありません。責任は取らせていた
だきます」
 塩飽誠はたじろいだ。遅かったか。娘は既にこの男の毒牙に……。
「岳人くん、これは……この前、美咲にはもういい人がいると言っていたのは、まさかこの男のことじゃ……」
「まさか、ですよ、おじさん。安心して下さい、そいつの人間は保証しますから、こんなたわごとに惑わさ
れないで下さい。それより今は市丸さんの話でしょう?」
 平然として話をする岳人の態度に市丸は恐怖を感じた。
(こいつは一体どこまで知っているんだ……?)
「そうだったな。とにかく、お前は馘だ、市丸。他にも背任行為がいろいろ見つかったが、これまでの功績
に免じて懲戒解雇ではなく依願免職にしておいてやる。正式な辞令はすぐに出すが、たった今から出社に及
ばず、だ」
 市丸はガックリと肩を落として、社長室から出ていった。
 陸が康浩とともに美咲のマンションに到着したのは夕方の4時を少し回ったころだった。
 美咲のマンションでは、暴走した葉子の行動によってかおりが囚われ、そこへ助けに入った健志がうちひ
しがれているところだった。傷心の健志がかおりを送っていった後、残されたメンバーは葉子の処分につい
て話し合うために美咲の帰りを待っていた。
 そこへ葉子の携帯が鳴った。
「あ、あの、ちょっと……」
うろたえる葉子の携帯を康浩がとりあげる。液晶画面には「市丸」の文字。
「お前……葉子、市丸と……?」
「……いいじゃないのよ。誰も、誰も構ってくれなかったくせに……」
葉子は携帯を奪い返し、そのまま部屋を飛び出す。
 半時間後、美咲が駆け込んできた。
「陸、陸、大至急家へ電話してっ!岳人さんが刺された!」
そ、そういう展開か…むぅ、どーなる??
275猫兎:03/01/07 17:32
ドキドキ…(・∀・)イイ!!
第五章「絆」

-1-

 輿石家では葬儀の準備が極めて事務的に進められていた。大物代議士の後継者と目されていた人物の死と
いうこともあり、参列者もかなりの数にのぼることが予想され、関係者には感傷にひたる暇はなかった。
 岳人の傷は深く、出血によるショックでほとんど即死に近い状態だった。犯人と思われる市丸の所在はい
まだつかめていない。
 4年振りに輿石家に戻った陸は、秘書とともに葬儀準備をテキパキと取り仕切っている。その手伝いをす
る中に美咲の姿もあった。
「美咲、少し休めよ。大丈夫か?」
「大丈夫。陸こそずっと働きづめじゃない。ちょっとは休まないと……」
(やっぱり責任を感じているんだな、美咲は……)
 陸は心を痛めていた。確かに市丸を追い詰めるきっかけになったのが美咲との一件なのは間違いない。し
かしこんな事態を誰一人予想できる筈もなかった。美咲のせいではない、と言ってはみるものの、起きたこ
との重大さの前では慰めにすらならなかった。それを言えば陸こそが、この件に岳人を巻き込んだ張本人で
あるのだ。
(俺が兄貴を頼ったりしなければ……あんなことを兄貴に頼まなければこんなことにならなかったのに)
「美咲、今日は早めに帰った方がいいよ。明日また手伝ってもらうことがあるし……」
 準備に出入りしていた人間がだいぶ減ったところで、陸が声をかけた。美咲は
「最後まで残る。なんだったら泊まっていったっていいし」
と言うものの、周囲の目というものもあるし、やはり正式に婚約したわけでもない美咲を泊めるわけにはい
かない。陸は、抱き締めて緊張し通しの心と体を一晩中癒して欲しいという気持ちをなんとか押し止め、健
志を呼び出して美咲を送らせた。市丸の身柄が確保されていない状態で、美咲をひとりで行動させるわけに
はいかないのだ。
「悪いな、健ちゃん。ちゃんと送っていってくれよ」
「俺の方こそ。陸さんが大変な時に一人でばっくれてて、申し訳なかったから、このぐらい……」
「じゃあ、陸、おやすみ。ちゃんと睡眠とってよね」
「わかってるよ。おやすみ。明日また」

 健志の車を見送った陸は瓶のビールとグラスを持って自分の部屋へ入った。さすがに疲れが出たのかうと
うとしかけた頃、ドアをノックする音がした。開けると美奈子が立っていた。
 美奈子は他の秘書とともに葬儀の準備にかかりきりで、それまで陸と話をする機会もなかったのだ。最愛
の恋人を失ったばかりの美奈子は、準備の間は気を張りつめていたのか有能な秘書ぶりを発揮していたが、
こうして二人きりになって見るとあきらかにやつれた表情をしている。
「陸……、私……」
 美奈子はそれだけ言うと、陸の胸に倒れこんだ。
「美奈子……」
陸はあわてて美奈子を部屋に引き入れ、ドアを閉めた。

-2-

(こんなところ、親父や他の秘書連中に見つかったら何言われるか……)
 とりあえずベッドに美奈子を腰掛けさせた。美奈子は弱々しい声で
「ごめん、陸。あなたに甘える資格なんてないのに……」
とつぶやいた。気丈にふるまってはいたものの、誰よりも、おそらく陸自身や父・寛一以上に悲しみにうち
ひしがれているに違いないのだ。
「いいよ、辛いときはお互い様だし」
陸は平静を装ってそう言った。
(美奈子の香りだ……昔と同じ香り)
 胸に抱きとめたときの髪の匂い、すぐそばに感じる体温……陸はどうしてもボストンでの日々を思い出さ
ずにはいられなかった。美奈子は兄の恋人で、今はその兄の死の直後なのだ、そう頭では考えても、二人き
りでいると意識してしまう。
(美咲にいてもらった方がよかったかな)
「さっきのきれいな人が、陸の彼女?」
「ああ。塩飽美咲って言って、幼馴染みなんだ。塩飽コーポレーションの一人娘」
「それでお葬式の手伝いに来てるのね」
「まあね。彼女は彼女なりに兄貴のことでは責任を感じているんだろうし」
そこまで言ってから、陸はしまったと思った。そんなことまで美奈子に言うべきではない。
しばらく黙り込んだ美奈子が、ようやく口を開いた。
「今夜、一晩中一緒にいてくれる?」
「美奈子……それは……」
 それはできない、と陸が口にする前に、美奈子は陸に抱きついて唇を重ねてきた。と同時に、美奈子の手
が陸の股間に伸ばされる。
(ああ、あのころと同じだ。美奈子はよくこうやって……。いや、ダメだ)
「美奈子、ダメだよ。俺はそんなつもりは……」
「寂しいのよ。一人じゃいられないの……。自分でも馬鹿なことしてるって分かってるわ。だけど、どうし
ようもないの……」
 美奈子はそういうと、陸のジーンズのジッパーを降ろし跪いてそこに顔を臥せた。
「美奈子……」
280名無しさん@ピンキー:03/01/08 16:33
市丸は何処へ行った?
続きおながいします。
281名無しさん@ピンキー:03/01/08 16:37
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
202.156.2.146 , cache146.156ce.scvmaxonline.com.sg ,
>280
はっ。市丸の消息について興味を持たれた方がいらしたとは……。
すみません。需要があるようなら考えます……。
 陸の自制心はそこまでで限界だった。そのまま美奈子を抱き起こすと唇を吸い、服の上から乳房をまさぐ
る。ブラウスのボタンを外し、スカートを脱がせ、下着姿になったところでそっとベッドに横たわらせる。
それから自分も服を脱ぎ捨てると、美奈子に重なっていった。
 ブラジャーのフロントホックを外してから、上体をすこし起こして肩ひもを腕から外す。パンティを降ろ
すと、つまさきにひっかけて脚から抜く。
 生まれたままの姿になった美奈子は、あのころと変わっていなかった。遠い昔の、馴染んだ体の記憶。忘
れられる筈もない。
 陸の唇が美奈子のうなじに触れる。左手は胸の頂きのあざやかなピンクの蕾を捕らえ、右手は下腹の茂み
をなで回している。美奈子はじれるように腰をひねった。右手が更に下へと伸ばされると、その奥は既に熱
く潤っていた。
 美奈子は両手で陸の顔を挟むと、その目を見つめた。
「陸……」
 美奈子の瞳が潤んでいる。陸がそのまぶたにそっと唇で触れると、美奈子は腕を頭に回して抱き締めてき
た。左手で陸の右手首をつかむと、奥へと導く。ぬるっとした感触の中で、陸の指は敏感なポイントを探り
あてていた。
「くうっ……」
 美奈子が白い喉を見せてのけぞる。陸は体を少しずらして唇で乳首を捕らえる。美奈子の両足を開いてそ
の間に体をいれると、しばらく両方の乳房の感触を確かめるように舌先でたどってから、更にその舌を鳩尾、
わきばら、へそ、そしてその下へと移動させる。両手で太ももを左右にひろげてから、その合わせ目の突起
を舌でくすぐる。
「んん……ん……あ……ん」
 溢れ出ている蜜を嘗め、舌先で敏感な花芽をころがしていると、美奈子の呼吸が荒くなり、堪え切れずに
せつない喘ぎを漏らし始める。
「ああ……りく……来て、すぐ来て……お願い」
 美奈子の甘い声。陸は記憶に導かれるように、美奈子の花芯にあてがい、そしてゆっくりと貫いた。柔ら
かい肉がなめらかにまとわりつき、握り締めるように陸のものを包み込んだ。あのころの性急さとは違う陸
の逞しさに、美奈子の喘ぎが高くなる。
「ああぁ……りく……いい……り……く……」
 美奈子の腰が一瞬ベッドから持ち上がると、全身を大きく震わせ、そして力が抜けた。その体の奥に、陸
の熱く滾ったものが迸った。

 肩で息をしながら美奈子の隣に仰向けになった陸の唇を、美奈子の唇がすかさずふさぐ。陸の上に乗ると、
そのまま体をずらし、力を失っている陸のペニスを口に含む。舌を這わせ、吸いつき、嘗める。まもなくそ
れは力を取り戻し、熱く脈打ち始めた。
 美奈子は陸の腰に跨がると、左手で位置を定めながらゆっくりと腰を降ろしていった。
「あぁっ……」
 ため息とも喘ぎともつかない声をひとつ漏らすと、美奈子は腰を使い始めた。陸は下から手を伸ばして、
手のひらで乳房をすくうように持ち上げると親指で蕾をこねまわす。
「りく……あぁ……りく……」
 美奈子はうわごとのように陸の名を呼びながら、腰をゆすりたてる。陸の両手が美奈子の尻に回され、腰
の動きを助けるように支える。美奈子の腰の動きが早くなり、陸もそれに合わせて下から腰を突き上げる。
「いい……い……くぅ……」
 美奈子は、がっくりと陸の胸の上に倒れこんだ。
>281の
>202.156.2.146 , cache146.156ce.scvmaxonline.com.sg ,
なんでオレンジ色なの?
-3-

「……で、結局3回もやっちゃったんですか?陸さん」
「……どうすればいいと思う?健志」
「どうすればって、俺に聞かれてもなぁ。昔の彼女でしょう?普通の浮気とか女遊びとかよりよっぽど嫌な
のだけは間違いないと思うけど。とりあえず、美咲さんには絶対に言ったらだめですよ。『正直が誠意』だ
なんてことはないですから。それにしてもあの美人秘書が陸さんの昔の女だったとはねえ……」
「おまけに兄貴の恋人で婚約直前だったんだよ」
「まあ、してしまったことは取りかえしつかないから、この先同じことをくり返さないのが最低条件だろう
けど。そっちは大丈夫なんすか?」
「多分……と思う。向こうも精神的にダメージ受けて自分をコントロールできなかったんだろうから、落ち
着けば大丈夫だと」
 通夜の準備を手伝いに美咲とともに来た健志に向かって、陸は苦々しい思いを吐き出した。後悔と罪悪感
で美咲の顔をまともに見ることができなかったのだが、それでも誰かに今の心境を吐露せずにはいられなか
った。
 美奈子は夜中のうちに部屋から出ていったらしい。朝目を覚ましたときには、美奈子のいた形跡は部屋の
どこにもないように思えた。他の秘書とともに朝早くから忙しく働いている美奈子の様子にも、前日と比べ
て特に変わったところはなかった。
「ところで健ちゃん、彼女とはうまくいってるの?」
「……やだなあ。まだ始まったばっかりですから。向こうも高校生でもうすぐ受験ですからね。時々は勉強
も見てやろうかなとかも思ったりして」
「俺や美咲のことは恨んでるんだろう?」
「それは……仕方ないですよ。俺らがかおりにひどいことしたのは事実だし。それでも俺のことを好きにな
ってくれたかおりを、俺がずっと大事にすることでしか償いはできない、でしょ?」
「健志お前、いい男だなあ。さすがバージン殺し」
「だからぁ、陸さん、それ止めてくれってこの前から……。第一それ全然関係ないじゃないですか」

 美咲は内心の動揺を他人に悟られまいとしていた。女を抱いた次の日、陸はよく飲み物を欲しがる。美咲
だけが知っている、陸自身さえ知らない陸の癖だ。まだ午前中だというのに美咲が気付いただけで7回、陸
はキッチンに入って何かを飲んでいる。
(陸……どういうこと?私が帰った後で何があったの?)
 美咲は不安でたまらなかった。もともとセックスが好きではなかった美咲は、陸の欲求を満たすために他
の女との関係を容認してきた。陸との関係が恋人同士というのとはちょっと違うものだったこともあって、
それで何も不満に感じたことはなかった。しかしあの日以来、美咲は陸がどれほど自分を愛しているのかを
改めて知り、陸を求める気持ちが日に日に募るばかりだった。陸を独占したい。陸もその気持ちに応えて、
あれ以来一切他の女に触れていない筈だった。それが何故今朝は……。
 陸に縋り付いて問い詰めたい。抱き締めて「気のせいだよ」って笑い飛ばしてもらいたい。美咲の不安は
募る一方だった。
288マオっチ:03/01/08 21:53
ここはどんな小説でもおっけい?
「美咲さん、葉子が見つかったって……」
 健志が息を切らせて走ってきた。
「葉子が?どこで?」
「Y県のモーテル。江口組の息のかかったグループがアジトにしてるとこらしいんだけど」
「で、警察は?」
「それが、警察が見つけたらしいんだよね。市丸の足取りを追ってて、どうも途中までは葉子と一緒に逃げ
てたらしくてそれで見つかったって」
「そう……犯人隠匿となるとすぐには釈放されないでしょうね」
「それになんか薬物が……Xかなんか持ってたらしいから」
「とりあえず弁護士は父さんの会社が手配することになってるけど……陸には伝えた?」
「一応。でもなんか陸さん、今忙しそうだったからちゃんと聞いてたのかどうか……」
「ねえ、健ちゃん、なんか陸様子へんじゃない?」
「へ?そうですか? 特に気がつかなかったけど……」
「ん、なら私の気のせいか。健志今日はずっといるの?」
「一応もうちょっとしたら一旦帰るけど、美咲さんを送らないといけないから夜にまた来ますよ」
「あ、ねえ。私今日ここに泊まるかもしれないから、迎えに来るだけだったら今日はいいよ。かおりちゃん
寂しがってると思うし」
「いいんですか?……わかりました。じゃあそうします」
 美咲は喉の渇きを感じてキッチンへ向かった。陸が誰かと話している声がする。
「陸?」
美咲が声をかけると、中から女性が走り出てきた。
(今の、岳人さんの彼女だった人よね、樺沢美奈子さんだっけ。どうして陸と?)
 美咲がキッチンへ入ると、陸がコーヒーを飲んでいた。
「美咲……どうした?何か飲むか?」
「あ……うん、水でいい」
「ごめん美咲、落ち着いたらちゃんとゆっくり時間作るから」
「うん。大変なのはわかってるから大丈夫。……そうだ。今日は泊まるからね、私。陸がなんと言っても。
健志にも『迎えに来なくていいよ』って言っちゃったから」
 陸の表情に一瞬困惑の色が浮かんだのを美咲は見のがさなかった。が気付かないフリをした。陸は
「わかったよ。親父やおふくろにも近いうちにきちんと話さないといけないと思ってたし」
と言うと美咲を抱き寄せて額に軽くキスをした。
(大丈夫、よね……私の気のせい)
291名無しさん@ピンキー:03/01/08 23:23
 通夜の来訪者も夜半を過ぎて大分減ってきた。
「美咲、もう休んでいいよ。俺もすぐあがるから……」
 陸からそう言われて、美咲はようやく緊張から解放された。そこへ陸の母ゆり恵が声をかけてきた。
「美咲ちゃん、ごめんなさいねぇ。こんなに遅くまで手伝わせちゃって……」
「いいんです、おばさま。いつも私のほうが陸に迷惑ばっかりかけちゃってるから……。それより、おばさ
まこそ早くおやすみにならないと……」
「それにしても、あの美咲ちゃんがねえ。私も先生も、美咲ちゃんを岳人にってずっと考えていたから……。
まさか陸と、とはねえ。疲れたでしょ?お風呂入ってらっしゃいな。タオルとかは好きに使っていいからね」
「はい。じゃあすみません、お先に失礼します」
 美咲は会釈するとバッグを持って陸の部屋に行き、そこで喪服からスウェットの上下に着替えてから風呂
に入った。
 湯上がりの髪をバスタオルに包んで水気をとりながら陸の部屋へ戻る途中、ふと気になってキッチンを覗
いた。
「陸、お願い……もう少しだけ……」
 美奈子が陸の背中に縋り付いている。陸はほんのちょっとイライラした様子で
「美奈子、いい加減にしてくれよ。今までだって美奈子は有能な秘書としてやってきてたじゃないか。どう
して急にそんなに弱くなるんだよ」
と言った。ドアから覗く視線に気がつくと、陸は美奈子を振払って美咲に近付いた。その二人の脇を通り抜
けて美奈子が廊下を走り去る。
「ごめんな、美咲。彼女、ちょっと精神的に参ってるから……」
「……うん」
「ビール……は止めてるんだっけ。もらいものの大吟醸があるから、飲もう。肴は牡蛎の薫製でいいよな。
あと、オイルサーディンにレモン、と」
「……いいの?」
「いいの、って?」
「今の人。美奈子さんだっけ」
「大丈夫だよ。美咲が気にすることじゃない」
(違う。今のは絶対に『恋人を失った女と、恋人の弟』っていう関係じゃない。あの人が陸と……?)
 美咲は大きくなる不安に潰されそうになりながら、重い足取りで陸のあとを付いていった。

-4-

「美咲、ほら、こっち来て飲めよ」
 陸に呼ばれ、美咲は躊躇いがちに切り出した。
「陸、ひとつ聞きたいんだけど……」
「あ、何だ?」
「さっきの……美奈子さん。陸のこと呼び捨てにしてたし、陸も『美奈子』って……」
「あ……」
(聞かれてたんだな、やっぱり。ボストンのことだけでも話さないとまずいか)
294猫兎:03/01/08 23:59
|・_・) ヒョコーリ………(゚Д゚=゚Д゚)キョロキョロ……(・∀・)イイ!!
「実はさ、今まで黙ってたけど……俺前にボストンに留学してただろ?」
「うん」
「向こうにいた時につきあってたんだ、美奈子と。これは誰にも、兄貴にも言ってなかった事だけど」
「……本当?」
「本当。で、彼女が俺より先に日本に戻って、俺が後から帰国したら、俺の『知り合い』だって言ってちゃ
っかり親父の事務所に入ってて、おまけに兄貴の彼女になってて」
「……ふーん。それで陸はグレちゃったって訳?」
「そういう訳。今はなにもないよ。第一、話したのだって4年ぶりくらいだし。兄貴がああいうことになっ
たから彼女も心細かったんだと思うよ。そういう場合だったら、美咲だって誰かに頼りたくなるだろ?これ
で納得したか?」
「……納得した」
「よしっ。じゃあこっち来いよ」
 陸は腕に力を入れてぐっと抱き寄せた。
「陸、お酒飲むんじゃなかったの?」
「先に美咲を食べたい」
陸の唇がむさぼるように美咲に重ねられた。
「おい、美咲……」
 放出した後まだうなだれている陸の股間を、美咲が両手で柔らかくまさぐっている。セックスに対する嫌
悪感が払拭されたとはいえ、美咲がそういう行為を今までにしたことはなかった。というより、陸がさせな
かったと言うべきかもしれない。陸は美咲に対して崇拝にも近い気持ちを持っていただけに、そんなことを
させてはいけないと思っていたのだ。
「いいの。陸、私の好きなようにさせて」
 美咲は静かな声でそう言うと体の位置をずらし、まだ柔らかいものを唇で包み込んだ。ぎこちない愛撫。
しかしそれをしているのはあの美咲なのだ。陸はたちまち力が漲るのを感じた。
「美咲……」
美咲の長い髪を撫でると、胸の奥から愛おしさと幸福感が沸き上がる。十分すぎる位に高まった陸は美咲に
声をかけた。
「おいで、美咲」
美咲は首を横に振り、そのまま愛撫を続ける。たどたどしい舌の使い方や時々うっかり歯が触れてしまうこ
とにも美咲の一所懸命さが感じられて、なおも愛しさが募る。
(やっぱり美咲に隠し事なんか出来ない。明日の朝にでも正直に話して許しを乞おう。それから、俺が愛し
ているのは一生お前だけだって誓おう……)
 腰のあたりにじりじりするような快感が走る。
「美咲……いいのか?出るぞ」
美咲は頷いた。陸は美咲の髪に指を差し入れてかき乱した。限界が近付いている。
「無理して……飲まなくて、いいから……」
 陸がはじけた。陸から放たれたものを、美咲は苦しそうにしながらなんとか飲み込んだ。
 夕べこの部屋で起きていたことに気が付かずにいるには美咲の洞察力は鋭すぎた。もしもただの遊びや浮
気ならば、いままでと同じように気にせずにいられただろうと思う。しかし陸自身の口からかつての二人の
関係を聞いてしまった以上、もはや平静ではいられなかった。美奈子が陸を必要としていた時に、陸がそれ
に応えた。二人の間には自分が割り込むことの出来ない世界があるように美咲には思えたのだ。
「りく……」
 ベッドに上体を起こし、隣で眠っている陸の顔を見る。人さし指を伸ばしてそっと唇に触れ、その指で自
分の唇をなでてみた。涙がこぼれてきた。
(全部自分が招いたこと。私があの日あんな馬鹿なことさえしなければ、岳人さんも死ななかったし、私も
ずっと陸のそばにいられたのに……。もう私の居場所はない……)
 部屋に散らばった服をかきあつめて身につけると、美咲は部屋を出ていった。

 翌日の本葬にも、美咲の姿はなかった。
298名無しさん@ピンキー:03/01/09 17:54
この後どーなってしまうのか!!
第六章「傷跡」

-1-

「しわくさーん、3番にお入りください」
 看護婦の呼ぶ声に、うとうとしかけていた美咲はあわてて立ち上がった。明日は岳人の四十九日の法要で
ある。父に頼んで本葬の日は急病ということにしてもらったが、さすがにこの日は顔を出さないわけにはい
かないだろう。
 あれから市丸も無事に逮捕され、葉子は保釈されて今はおとなしくしている。陸は軌道にのった会社を康
浩にまかせて輿石の家に後継者として戻ることになった。健志はすっかり真面目になって、かおりの恋人兼
家庭教師を楽しんでいる。
 美咲はというと、S県から離れたところの病院で産婦人科の診察を受けていた。
 もともとあまり生理が順調ではなかった美咲だけに、体調の崩れも生理の遅れもさほど気にはしていなか
ったのだが、ここにきてようやく妊娠を疑いはじめたのだ。
「ええと、10週目に入ってますね。どうされます?」
「すこし考えます。相談しないといけないし」
「もし堕すんなら早く決めないとだめですよ」
「はい……」
 複雑な気持ちだった。陸を愛している。それは変わりようがない。だけど陸のそばにはいられないと思っ
ている。自分が陸を責めてしまうのが嫌だった。美奈子と一緒にいる陸を見るのが嫌だった。
 病院から駅までの道を考え事をしながら歩いていると、向こうからきたヤンキー風の男と肩がぶつかった。
「危ないなあ……ちゃんと前見て歩きなさいよ」
300名無しさん@ピンキー:03/01/09 22:05
続きが気になる〜
続きが気になる〜
2重カキコスマソ
「あぁ?なんだとこのアマ」
 たちまち男の仲間数人に取り囲まれる。どうやら最初から美咲に狙いをつけていて絡んできたらしい。
「なんなのよあんたたち。女ひとりに5人がかり?情けない連中……」
 美咲が相手にせずに駅へ向かおうとすると、男の一人が腕を掴んだ。
「なめんなよ、このくそアマ」
 次の瞬間、男は地面にたたきつけられていた。
「はーいそこまでそこまで。その人は俺の上の人だから手出し無用ね。みんな散った散った」
 いきなり走り込んできた男が全員に声をかけると、男たちはしぶしぶ散った。
「さっすが美咲さん、合気道二段、だっけ。かっこよかったっすよ」
「史哉じゃないの。なんでアンタこんなところにいるのよ?」
「美咲さんこそ、なんでこんなところにいるんですか?みんな死ぬ程捜したのに。あ、俺はもともとこっち
の出だから。このへんのグループが江口組から縁切られたっていうんで俺と康浩さんとで仕切らせてもらお
うかと進出中ってとこ」
「……アンタは変わってないわね、史哉。なんか安心する」
「美咲さんこそ。どうしたんですか病院って、どこか具合悪い?」
「うん、ちょっとね。あ、ここで会ったことみんなには内緒に……」
「ダメっすよ。美咲さん。みんなどんだけ心配したと思ってるんですか」
「とにかくお願い。ね、史哉」
「……困ったなあ。じゃあ、陸さんにだけでも……」
「それはダメ。陸は絶対にだめ」
「美咲さん、陸さんとなんかあった?俺、美咲さんと陸さんが一緒にいてくれないとイヤですよ」
「それでもだめ。ごめん、もう時間ないんだ」
「ちょ、ちょっと、美咲さん、連絡先くらい教えてくれても……」
 足早に駅に急ぐ美咲の後ろ姿を、史哉は呆然と見送っていた。

-2-

 四十九日の法要に顔を出した美咲に、健志が駆け寄った。
「美咲さん、今までどこにいたんですか?全く、みんな死ぬ程心配してたのに……」
「ごめん、健ちゃん。陸はもう来てるの?」
「陸さんならあっちで偉い人に挨拶してるけど。あのさ、美咲さん、ちょっと話あるけどいいか?」
「ちょっとならね」
 健志は、陸から美奈子とのことを打ち明けられていたこと、「美咲には絶対に言わないように」とアドバ
イスしたことを聞かされた。そこまでは美咲の推察通りだったのだが、実際に聞かされてしまうと最初に気
付いたときの痛みや悲しみが胸に蘇る。問題はそのあとだった。
「で、美咲さんがいなくなった後、陸さんは美咲さんのことを『捜すな』って言った。もちろんそんなの無
視して俺らは捜したさ。でも見つからなかったけどね。陸さんは、『俺が過ちを犯したのは事実だし、それ
を美咲が許せないというのならば俺には美咲を捜す権利はない』とかなんとか言ってた。俺はそれで陸さん
と大げんかしたんだよ。美咲さんを放っておいていいのかって」
305名無しさん@ピンキー:03/01/09 22:47
なんかラストが甘々な展開になってしまいそうなんですが……。
「えー、ガッカリ」とか言われそう。
>>306
ず〜っと、スレ連載が始まった頃から読んでますよ。
エロだけじゃなく、ストーリーがすごく(・∀・)イイ!
自分もエロ書いてますが、純粋に読者として楽しんでいます。
そんなこと言わないで書いてくださ〜い。
すごく楽しみにしてます!
308猫兎:03/01/10 11:23
甘々上等━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
続き待ってまつ(・∀・,,)
「……『捜すな』って、陸がそう言ったのね?」
(やっぱり、もう陸のそばに私は必要ないんだ。美奈子さんがいるから……)
「あ、でも本当は陸さんが一番辛いんだよ、もちろん。取りかえしの付かないことをしたって、飲むと愚痴
ばっかり。顔みたら分かるけどすごくやつれたし。今日は、ちゃんと会って話するつもりで来たんだろ?ダ
メだよ何も話さないなんていうのはさ。美咲さんそういう人じゃないだろうに」
 そう。ここへ来たからには、陸に会って話をしなければいけない。それはわかっていて来たつもりだ。だ
けど、何をどう話せばいいのか……。

「美咲!全く、電話だけで全然顔も見せないで……どこで何をしてた?」
「ごめんなさい父さん。ちょっとひとりで考えたいことがあったから」
「まあいい。それよりお前、陸くんとのことはどうするんだ?」
「陸とのこと?……どうして父さんがそれを?」
「岳人くんが教えてくれたよ、美咲と陸くんとのことを。事件の直前にね。もっと早く言っていてくれれば
よかったのに」
「ごめんなさい。本当に。でも、多分もうダメだと思う。……ねえ父さん、私、しばらく留学していいかな?」
「留学?……まあ、やりたいことがあるんなら好きにすればいいが。しかしちゃんと帰ってくるんだろうな?」
「それは大丈夫だと思う。じゃあ、あとで手続きの書類とか揃えて送るから」
(我侭で勝手な娘でごめんね、父さん……)
 父を見送る美咲の表情には高慢で勝ち気なかつての面影はない。
 輿石代議士のとなりに立って来客に挨拶をしている陸は、さっきから気が気でなかった。美咲が来ている
のはすぐに気が付いたのだが、全くこちらを見ようともしない美咲の様子が気掛かりなのだ。
 通夜の夜、美咲を抱いた後で疲れ切って眠ってしまった。目を覚ましたときには美咲の姿はなく、そして
それきり連絡も取れなくなった。今さらながら自分のしてしまったことの重大さに気が付いた陸だった。よ
りによってこんな形で、一番大事な女性を失うことになるとは……。

 やっと挨拶から解放された陸だったが、大勢の一目のある中では美咲を捜すこともできなかった。その時
健志が、
「陸さん、こっちこっち」
と声をかけてきた。
「美咲が、そっちにいるのか?」
「いる。いるから早く。でないと美咲さんすぐに帰るって……」
「……でも、俺は何を言えばいいんだ?美咲にどう言えば償えるんだよ」
「あーもーっ。なんだよ陸さんだって俺のこと言えないくらい女々しいじゃないか。いいんだよただ抱き締
めてやれば」
「しかし……」
 陸が躊躇っていると、美咲が健志に声をかけた。
「健ちゃん、じゃあ私帰るね。陸によろしく言っ……陸?」
「美咲……ひさしぶり。元気だった?」
「ん……まあまあ、かな。陸は……痩せちゃったね、少し」
「まあね。慣れない仕事で気苦労も多くてね。俺が毎日スーツ着てネクタイ締めてるんだぜ」
 そこで言葉が途切れた。美咲はだんだん気分が悪くなってきた。さっきから嫌な汗をかいている。そこへ
美奈子が来た。
「陸、こんなところにいたの?幹事長と横芝先生がお帰りだから、挨拶するようにって先生が……」
 親しげに陸に話し掛ける美奈子の様子に、美咲の気分が更に悪くなった。
「美咲さん、大丈夫?顔青いよ。ちょっと休んでいったら……」
健志の言葉を最後まで聞きおえないうちに、美咲の意識が途絶えた。

-3-

 目を覚ましたのは陸の部屋だった。あの時のあの部屋。
「美咲さん、間違ってたらごめん。妊娠してる、よな?」
健志が心配そうに覗き込んでいる。
「ばれちゃったか……」
「そりゃ。一応これでも医者の卵だからね。……実は昨日史哉から電話があって病院の前で見かけたとか言
ってたの聞いてたから。一応まだ陸さんには言ってない。つか、美咲さん自分の口で言うべきだよ」
「言えないわよ」
「そりゃ怒るのも許せないのもわからなくはないけどさ、でも、そこまで絶対に許せないことか?葉子や尚
美とのことは許してたのに?」
 ああそうか、美咲はやっと気が付いた。陸も健志も勘違いしているのだ。陸が美奈子と関係を持ったこと
が美咲には許せず、だから怒って姿を消したのだと。
「違う」
「……違うって?美咲さん、違うってどういうことだよ?」
「逃げたの。私は……」
「逃げたって?……まあいいや。で、産むの?」
「そのつもり」
「そのために留学?」
 美咲が答えようとした時、ドアをノックする音がした。
「俺。入ってもいいか?」
陸の声。
「いいっつーかここは陸さんの部屋だろうに。じゃあ俺は外出てるから二人でちゃんと話しなよ」
健志はそう言うと美咲にウインクしてそそくさと部屋を出た。

 陸はトレイにミネラルウォーターとおしぼりを乗せて持ってきた。
「具合悪いんだったらそう言ってくれればよかったのに」
「大丈夫。少し休めばすぐ落ち着くから、そうしたらひとりで帰れるから、陸は気にしないでみんなのとこ
ろへ戻って」
 そして沈黙。しばらくして、ようやく陸が言った。
「ごめん、美咲。許してくれなんて俺には言えない。何を言っても弁解にしかならない」
「……ねえ、陸。私、怒ってるわけじゃないのよ。ただ……」
「ただ、何?」
 意外そうに聞き返す陸の顔に、美咲はなんと返事をしていいのかわからなくなってしまった。どんなに説
明しても、多分陸にはわかってもらえないだろう。「美奈子とのことは終わったこと」「あの夜のことは過
ち」と言うだろうし、事実そうなのだろうから。
「……いいの、もう。具合そろそろ良くなったから帰るね」
 起き上がろうとしたところで、美咲はまたふらふらとしゃがみこんだ。
「美咲……、頼むからもうちょっと休んでてくれよ。お前にもしものことがあったら……」
 陸に抱き上げられて、美咲はまたベッドに寝かされた。
「ちょっとひとりにして欲しい……」
「俺が部屋から出たら、一人で帰ろうと思ってるのか?」
「……そんなことしない。勝手にいなくなったりしないから、ひとりにして」
 美咲がそう言うと、陸は頷いて部屋を出た。
 廊下に立っていた健志が、陸に声をかけた。
「陸さん、ちゃんと話した?」
「いや……謝るだけは謝ったんだけどな」
(やっぱり美咲さん話してないんだな……まったくこういう大事な話をどうしてしないんだよ)
「ところでさ、陸さん、避妊ってどうしてた?」
「なんだ突然」
「いや、いくらなんでも高校生にピル飲めっていうのは酷かな、と思って」
「生々しいな、健ちゃんは」
「何言ってるんすか。大事なことでしょうが。そういう話したことなかったんですか?美咲さんとは」
「あ、いや……ちょっと待て、お前美咲のことで何か知ってることがあるのか?」
「もし知ってても俺は何も言いませんよ。美咲さんと陸さんがちゃんと二人で話すべき問題だ」
「……そうだな、わかった。もう一度話してくる」

-4-

 ドアをノックしようとすると、中から美咲の声がした。
「陸……そこにいる?」
「いるよ。どうした?」
「中に入って。陸だけ。絶対に陸ひとりで」
「わかった」
 陸がドアを開けて中に入ると、ベッドの上には美咲が全裸で横たわっていた。両手で顔を隠している。
「美咲……何を……」
 陸は絶句して立ちすくんだ。声がかすれて思うように言葉が出てこない。
「陸、抱いて……今すぐ」
(これで本当に最後だから、お願い、陸)
 美咲の声が震えている。陸はすぐにも抱き締めて愛し合いたい衝動を懸命に抑えながら、ゆっくりとベッ
ドのそばに近寄り、美咲のすぐ脇に腰掛けた。毛布に手を伸ばし、美咲の体にかける。
「抱いてくれないの?」
 美咲はほとんど泣き声になっている。じわじわと絶望感に襲われ、陸に背をむけて横になると、堪えきれ
ずに泣き出した。
「美咲、俺は、話がしたいんだ。ちゃんと話さないといけないことだから」
 陸はできるだけ静かな声で、諭すように話し掛けた。しかし美咲は耳をふさいで
「聞きたくない。やっぱり出ていって」
と泣きじゃくる。陸はしばらく困り果てた顔をしていたが、やがて手を伸ばして美咲の髪に触れた。
「話くらいさせてくれ。俺だって、今すぐ美咲を抱きたい。だけど、何考えてるのかわからない美咲は、な
んて言うかその……怖い。もう二度と触れられなくなるような気がして……。いなくなったりしないって約
束してくれ」
 陸はそれだけ言うと、返事を待たずに美咲を背中から抱き締めた。体を包んだ毛布ごと美咲を抱き上げる
と、自分の胸にもたせかける。そのまま顔を上に向けさせると、ゆっくり唇を重ねた。長い長いキス。やっ
と唇が離れたとき、美咲がつぶやいた。
「だって陸はさっき、『許してくれなんて言えない』『何言っても弁解にしかならない』って……そう言わ
れて、私はなんて言えばよかったの?なんて言える?」
「俺がかっこ付け過ぎてた。男の勝手な理屈だけど、生理現象みたいなもので、どうしても制御できない時
もある。それがたまたまあの時だった。美奈子のことは、単なる古い傷みたいなもんだ。消せないけど、自
分にとってはもはや重要じゃない過去のひとつだってだけだよ。……それで許してくれるか?美咲」
「許さないって言ったら?」
「許してくれるまで、このまま離さない」
 そう言うと陸は、美咲を包んでいた毛布の中に右手を差し入れ、肌に触れた。手探りで乳首をさがし出すと、
そっと手のひらで撫でる。
「愛してる、美咲。一生そばにいてくれ。一生許してくれなくてもいいから、どこへも行くな」
陸の言葉に、美咲は不思議そうな顔をして陸の目を見る。
「……でも、そうしたら一生このまま?」
「嫌か?」
「……嫌じゃない」
 美咲の返事を聞きおえる前に、陸の右手は美咲の肌をまさぐっていた。脇から腰、太ももへと撫で下ろす
と、そのまま手をももの内側へずらし、そっと奥へと差し入れる。
「こういうのも嫌じゃない?」
「……バカ」
 美咲は陸の胸に顔をうずめる。
(私、きっとずっとこうしたかったんだ……なんて居心地がいいんだろう。こんなに安らげる場所なのに、
どうして自分の居場所じゃないなんて……ごめん、陸)
 陸の指は熱い蜜にまみれた美咲の敏感な突起を探り出す。柔らかく撫で、指先でころがす。
「あ……ん、だめ……」
 美咲は息を弾ませ、陸の胸にしがみついて甘い声を漏らし始めた。
「やだ……陸、声出ちゃう……」
 潤んだ目で陸を見上げると、その唇を陸がふさぐ。苦しくなった美咲が逃れようとすると、陸は美咲の体
を支えていた左腕に力をいれてぐっと抱き寄せた。
「あぁ……りく……私……もう」
「いいよ、美咲、全部受け止めてやるから」
「りく……あぁ……りく……」
 美咲の頭の中は陸だけだった。熱いものが波のように押し寄せ、やがてゆっくりとひいていった。
陸は美咲の髪を撫でながら、慎重に言葉を選んで尋ねた。
「そういえばさっき、健ちゃんが言ってたんだけど……」
「健志が?なんて?」
「避妊はどうしてるのかとか、『高校生にピル飲ませるのは』とかなんとか」
(……健志らしい。遠回しすぎて陸には通じないと思うけど)
「あのね、陸。私、留学しようと思ってたのよ」
「おいおい……どこ行くつもりだ?」
「どこでもよかったの。誰にも知られずに一人で産みたかったから」
「ちょっと待て。……あのなあ。本当の本気で、俺に黙ってるつもりだったのか?そんな大事なことを」
「さっきまでは」
「今は?今はどうしたい?」
陸の問いに美咲は笑って答えず、陸の股間に手を伸ばす。
「おい、美咲?」
「だってさっきしてくれなかったじゃない。私は『抱いて』って言ったのよ」
美咲はそう言ってから、かがみこんで陸のものを唇ですっぽりと包み込んだ。


(完)
長いあいだありがとうございました。

それから……
スレ独占して申し訳有りませんでした。

次はもっと鬼畜なのを書くぞ!
>>319
遂に完結ですか。
乙カレー(・∀・)!!続きが気になる展開で楽しく
読ませてもらいました。
次回作も楽しみにしてまつ。
SlaveOfTheMoon様、長い間お疲れ様でした〜。
キャラクターの変化がすっごくすっごく楽しかったです!
大変かと思いますが、319の様子からいくと、また何か書いてくださるって
期待してもいいんですよね?
楽しみに待ってます!
本当に、長い間お疲れ様!ありがとうございました!
322毎日楽しみでした:03/01/11 03:45
SOT殿、大変面白かったです。携帯から読んでたのでパケ料が凄いですが、
それを気にさせない文章力!
毎日楽しみにしておりました、
新作も楽しみにしています!!
323猫兎:03/01/11 03:48
お疲れ様ですた・゚・(ノД`)・゚・
…これで子供の父親が市丸だったら…などと考える私は鬼畜(鬱

次回作も楽しみにしてます(*゚ー゚)
324名無しさん@ピンキー:03/01/11 05:19
お疲れ様でしたー(>_<)途中泣きました( ̄Д ̄;)まじで。 しかし女心をよく解っているような気がするです(-.-;) そんなイロイロもの解りよかったらかなりりそうてきやねo(^-^)o これからも頑張ってください
感想下さったみなさま、ありがとうございます。感謝感激です。

大事なことを忘れておりました。
タイトルは、「瓦礫のジェネレーション」ってことで(ダサダサだけど)。
326山崎渉:03/01/12 07:55
(^^)
327名無しさん@ピンキー:03/01/12 11:49
↑こいつ随分暇な奴だな
328名無しさん@ピンキー:03/01/13 05:31
保守
329名無しさん@ピンキー:03/01/15 01:51
保守
330名無しさん@ピンキー:03/01/15 06:06
遅まきながら・・・SOTさん徹夜で読んじゃいました。
初めはエチな展開を楽しんでたのに、内容が濃くなるにつれて萌え〜な状態に。
特に健史とかおりの話が好きですた。
また書いてくださいねーん
やっと次の作品にとりかかりました。
一応メアド晒しますんでよろしければ励ましなど……
(甘ったれんなゴルァ、っていうのも可)
↑こいつ随分暇な奴だな
333名無しさん@ピンキー:03/01/16 00:18
俺もエロ小説を読んでもらおうと、なんでもあり板にスレ昨日立てた。
まだ最終書き込みから20時間も経っていないのに、
スレがdat落ちしてしまった。
いくらなんでも早すぎんだろ、ゴルァ!
素直にここに立てればいいのに…
まあここも最近はレス数少ないとあっという間に落ちてしまうから気をつけないと
いけないけど
335名無しさん@ピンキー:03/01/16 00:41
>>334
以前ここに書いたこともあるんですよ。

このスレの4が私でした。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1024317327/l50
336名無しさん@ピンキー:03/01/16 01:14
http://www.media-0.com/user/gotosex/

        モロ見えワッショイ!!
     \\  モロ見えワッショイ!! //
 +   + \\ モロ見えワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
337業務連絡:03/01/16 06:31
SOT様新作お待ちしております。
>>335
で、ここでお前は何をしたいのか? と小1時間問い詰めたい。
335のスレに続きを載せるのか?
とりあえず完結させる事を目指してくれい。
>>338
あまりに早いdat落ちを愚痴りに来ただけ。
335の作品は後によその板で、一応の完結寸前にやっぱdat落ちくらいました。

ちなみに、昨夜からよその板でまたスレ立てて連載始めましたです。
340名無しさん@ピンキー:03/01/17 01:23
あげあげ〜
341山崎渉:03/01/17 07:38
(^^;
保守
かくして人類最後のセルバーサナーとして、ノビはクォウガッツを起動し
舞い踊るフォックナ・モーを量子レベルの灰燼に帰せしめた。

こうして、第七ランバン協定派委員会と、精神産業分離主義同盟の戦いは
新しいステージへ移行した。
すなわちノビを、賜与卯亂子…人類をヒデン・ザザ・ローンの階層に
導く者として、擁立すべきか否かを、ハイナ=ガラッザの手にゆだねる
こととなったのである。
それは、12歳の誕生日を迎えたばかりのノビにとっては、重すぎるサバ
が課されることを意味した。
しかし彼は、振り返らなかった。

太陽ネズミの巣は、もう二度と夏の陽射しに倦むことはないのだから…


344名無しさん@ピンキー:03/01/18 05:12
↑誤爆?
--プロローグ(清孝の回想)--

 弥生が僕の家に来たのは、僕が8歳、兄の浩文が13歳の時だった。弥生はまだ5歳で、のちに僕らの義母
となる花菜江さんが25歳だったと思う。
 僕らの家には母がいなかった。僕がものごころつく前に交通事故で亡くなった、というのも僕自身は話で
しか知らないことで、要するに僕にとっては男ばかりの家族が当たり前だったけれど、僕や兄が成長するに
つれ、通いの家政婦さんだけでは家の中が殺伐とするだろう、ということで、父・隆の部下だった杉山さん
の未亡人の花菜江さんがうちに住み込むことになったのだ。
 花菜江さんはきれいな人で、25と言っても、大学教授をしている父のところに時々来る大学生たちに混じ
ってもわからないくらいだった。そう思ったのが僕だけではなかったのは、それから3年後、父が花菜江さん
を後妻に迎えたことからも明らかだろう。
 僕も兄も多感な時期だったが、花菜江さんそっくりの可愛い弥生が僕らの本当の妹になったことを、少な
くとも僕はその時本当に嬉しく思ったものだった。
--『彼』その1--

 弥生の下腹部のうっすらとした茂みは、まだ陰毛というよりは産毛のように見える。ほっそりとした上半
身にはほんのわずかの胸の膨らみが見て取れる。『彼』は命令通りに全裸になった弥生の姿に満足しながら、
低い声で命令した。
「ほら、弥生。言ったとおりにしないか。今日のノルマは10回だ」
弥生が震えている。
「10回なんて……10回なんて無理です。そんな、わたし、出来ません」
「この前だって無理だ無理だっていいながらちゃんとやったじゃないか」
「それは……」
「言うことが聞けないのならば、お前の大好きなお兄ちゃんにこの前のことを全部バラすことになるけど、
いいんだな?」
「それは、それは嫌。やります。やりますからお願いしますそれだけはしないで……」

 弥生は『彼』の正面に立つと、右手をそっと脚の間に差し入れた。ゆっくりと指を動かす。弥生の息づか
いが少しずつ速くなる。
「手を見せてみろ」
 弥生は命じられるままに右手を『彼』に差し出す。指先は粘液にまみれて鈍く光を反射している。
「なんだ、この前よりよく濡れてるじゃないか。お前もやりたかったんだろう?弥生」
『彼』のからかいの言葉に真っ赤になりながらも、弥生は指を動かし続けた。
347名無しさん@ピンキー:03/01/19 00:32
>SOT様お待ちしてマシターーー!!
炉ものですか、前作のような、読みごたえのある文章期待してます。
あげ
楽しみっス(w
349age:03/01/19 05:54
SOT、キターーーーー!!!
待ってたよん☆がんばってね
350猫兎:03/01/19 07:43
SOTさんキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
(;´Д`)ハァハァ
「あ……あふっ……ん」
 幼いあえぎ声。目蓋を固く閉じたまま、腰がもどかしげにくねっている。
「わかってると思うけど、フリだけして誤摩化そうったって無駄だからな」
「フリ……なん…て……して…ま……せ、あっあっ、い、いっ、いク〜」
「やっと1回か。あと9回だぞ。手を休めるな」

 『彼』が弥生に強制自慰をさせるのはこれが3度目である。
 は嫌がる弥生を押さえ付けて、『彼』の指でオーガズムを教えてやった。どちらかというと奥手だった弥
生は、はじめて知る感覚に呆然となりながらも、やり方を教えてやると自ら進んで指を使った。その日、弥
生は3回の絶頂を極めた。
 2度めの前回、『彼』は弥生に5回続けざまにイクことを要求した。途中で手が止まると叱り、乳首を強
い力でひねり上げた。
「もう、もう無理です。もうダメ。許して下さい」
 3回で音を上げて『彼』の足下にひれふし許しを乞う弥生に、『彼』は
「ならば俺のを飲んでもらおうか。飲めなかったら最初からやり直しだ」
と取り引きをもちかけた。はじめての精液の味。その得体の知れないえぐ味に思わず吐き出した弥生に、
『彼』は容赦なく
「約束だからな。最初からやり直しだ。手が疲れただろうからこれを使うのは許そう」
と言い、ローターを渡した。弥生は命じられるままにローターを敏感な突起に自ら押し付け、最後は腰が抜
けたようになりながらも5回連続でイッたのだった。
 そして今回。『彼』は弥生が自らの意思で指を使いつづけることを要求した。
「弥生は淫乱女だもんな。まだ小学生だっていうのにイキまくりたいんだろ?」
『彼』の言葉は弥生には絶対である。幼い体で懸命に要求に答えようとしている。
「ほらほら、イッたからって手を止めるなよ。休んでいいなんて誰も言ってないぞ」
 3回目のエクスタシーに思わずへたりこんでしまった弥生は、『彼』の叱咤する声に促され、肩でぜいぜい
と息をしながら一生懸命に指を動かしている。3回目ともなると、まだ子供の弥生にとっては快感よりも苦痛
が強くなっている筈だ。『彼』は弥生にベッドに腰掛けることを許した。そのかわり、その中が『彼』によく
見えるように脚を開かされて……。
 10回目が無事に終わったら、御褒美にまた飲ませてやろう……『彼』は股間の高まりを握り締めて笑った。

『彼』の手帳には、弥生の書いた手紙がはさんである。
「大好きなにいさまへ。私、これから一生けんめい勉強して、いっぱい努力して、それで必ずにいさまにふ
さわしい女性になります。にいさまの言ったとおりに、かみのけも長く伸ばして、肌も焼かずにいます。だ
から、私をお嫁さんにしてください」
 何年か前に書かれたもので、弥生の字はまだ幼さを残している。便せんの隅がすこしやぶれかけている。
この手紙を『彼』が持っていることを弥生は知らない。
353名無しさん@ピンキー:03/01/19 12:39
相変わらず読ませますなぁ!!続き宜しく!!!!
あげ
--花菜江 その1--

 浩文はその日、大学のサークルの飲み会でイヤな思いをしていた。浩文の女友達の一人--できれば彼女に
したいと思っていた後輩が、こともあろうに浩文の一番嫌いな男とつきあい始めたというのだ。半ばヤケ酒
気分で泥酔に近い状態の浩文が家に帰りついたのは、午前1時をほんの少し過ぎたころだった。
 この日、父・隆は特別講議のために長崎に行っている。受験生である清孝の部屋はまだ明かりがついてい
たが、中学生の弥生はとうに眠りについている。そして花菜江はキッチンで、清孝に出した夜食の食器を洗
っていた。

「ただいま……」
「おかえりなさい。浩文さん、随分遅かったのね。お酒飲んでるの?お水飲む?」
 初めてこの家に来てから9年もたっているのに、花菜江は相変わらず美しい。さすがに大学生と間違えられ
るような瑞々しさは失われたものの、生来の清楚さに成熟した女らしさが加わって、いっそう魅力的になっ
ていた。
 浩文は以前から、この美しい義母を犯したいという願望を抱いていた。もちろん、妄想するだけであって
実行に移すことなどあり得ないと思っていたのだが。
356携帯閲覧者:03/01/21 02:24
次スレどなたか立てて頂けませんか?
357333@逃亡:03/01/21 04:23
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/lobby/1042652384/
ロビー板で連載していましたが、いぢめられて逃げ出しますた。
82までくらいですかね、一応掲載できたのは。
良かったら見てやってくだせえ。
また流浪の日が続くのか。
>333@逃亡 さま

ですから流浪せずにこの板にスレ立てて居着いたらいかがでしょう?
新規スレでも最初の40レスぐらい転載原稿入れとけばこの板じゃ
よほどのことがなければDAT落ちしませんし…

 過疎板で読者の少ないのがおいやなのでしょうか?
それならここで書きつつ各方面に宣伝・誘導スレをお入れになればよろしい
のではないかと存じます。
 しかしこの日の浩文は何かが違っていた。
「花菜江さん……」
「ちょ、ちょっと浩文さんたら、止めて。酔っぱらってるのね。何があったか知らないけど、大人をからか
うもんじゃないわよ」
 いきなり背後から抱き着いてきた浩文をいなそうと、花菜江は軽口をたたいた。しかし花菜江の脚はガク
ガクと震えていた。
「冗談でやってるわけじゃないよ。酔ってるけど、……でも、花菜江さんが綺麗だから」
浩文は花菜江を優しく抱き締めながら、耳もとに熱くささやく。花菜江は脚の震えを悟られまいと強い口調で
「浩文さん、止めて。本当に止めて」
と言うのだが、耳たぶを甘噛みされて、すっかり体の力が抜けてしまった。
「お父様に、お父様に言います……」
 言葉だけの抵抗を続ける花菜江。浩文は花菜江の両の乳房をすっぽりと手のひらにおさめると、やわやわ
と力を入れずにまさぐった。
「だ、ダメ……」
花菜江の声が弱々しくなる。浩文の手は花菜江の乳首をブラウスとブラジャーの上から探り当て、3本の指で
やさしく摘んだ。
「あぁっ……」
 花菜江の口から悲しげな吐息が漏れる。
 22歳ともなれば女の扱いに慣れていても不思議ではない。浩文は花菜江の反応を見てもう大丈夫だと踏ん
だのだろう、ブラウスの中に手を差し入れて乳首に直接触れた。硬くコリコリした感触。花菜江はすっかり
抵抗を諦めて、されるがままになっている。息が弾み、頬がだんだんと紅潮する。
「お願い、お願いだから、それ以上は……」
 花菜江の最後の抵抗の言葉を最後まで言わせずに、浩文はその唇をふさいだ。浩文の舌が花菜江の口腔内
を愛撫する。花菜江は完全に腰が抜けたようになって、体を浩文に預ける。
 浩文は花菜江の体を反転させて正対すると、左手を丸く小さなヒップに回した。丸みを手のひらに納め、
それからスカートをたくしあげる。
「花菜江さん……欲しいよ、花菜江さんが」
浩文は耳もとでささやき、熱い息を吹き掛ける。花菜江の体がびくっと小さく痙攣した。
 左手がスカートの中に入り、指先がパンティの裾をかいくぐってその中へと差し入れられる。あたたかく
滑らかな感触。
「濡れてるよ、花菜江さん……」
 浩文の声が上擦る。花菜江は浩文の胸にしがみつき顔を押し付けながら、
「いや、言わないで……」
と呟く。小刻みに震える花菜江の体を抱き締めながら、浩文が問い掛ける。
「俺の部屋でいい?」
 目を閉じたまま花菜江は力なく頷いた。
>>358
そんなこと言って甘やかしちゃダメ。

>>357
向こう見たら全然いぢめられてないじゃねーか。
あれで嫌なら、捨てアカとってまとめ貼りして感想聞くのを勧める。

つかこの板に前いたスレが残ってるんだから、
廃物利用で>>335に書くことを禿しく勧めるがね。
あちこちで無駄スレ立てんな、ゴルア!!

とはいえだいぶ文章うまくなったね。
空手女のより数倍読みやすくなってる。
相変わらず書くテーマは変わってないようだけど。w
このまま、もうちょっとロビーでがんがってみたら?
または>>335に戻れ。

>SlaveOfTheMoon
冒頭部、もうちょっと展開がゆっくりでもいいかな。
「瓦礫のジェネレーション」(←ベタですなw)のときもそう思った。
だんだんとキャラの魅力が浸透してくるのが、
SOT氏の語り口だとわかっているのだが、惹きつけるもうひとひねりを望みます。
『弥生の羞恥』を『堕ちていく花菜江』を際立たせて欲しいな、と。
そうでないと前作同様 群像的になってしまう。

ちと苦言になりますた。
いつも楽しみにしてるので、がんがってください。
362333@逃亡:03/01/21 23:58
>>361
>向こう見たら全然いぢめられてないじゃねーか。

これまでも、「クズ」「下品」「いつまでも続けんな」「変態野郎」もしくは
冷やかしのAA貼られたことはあったんですが、まあそれは覚悟の上でのことで
別にいいんです。
ただ、作品を勝手に改竄され、名義も騙られたというのは、予想外でした。

>このまま、もうちょっとロビーでがんがってみたら?
>または>>335に戻れ。

ここじゃなくて一般の板でスレ立てたのは、エロ小説ファン以外の
人にも見てもらい、色々指摘して欲しかったからなんですよね。
ここが人が少ないから嫌とかいうわけじゃなくて。
でもほとんど感想が入ってこないので、いまいち張り合いないです。
>作品を勝手に改竄され、名義も騙られた

2ちゃんは便所の落書きだぞ。煽り叩きは2ちゃんの華だぞ。
そんなにスンバらしい作品を書いたと、思っているのか君は。
改竄者も謝っているではないか。ロビーに帰りなさい。

>いまいち張り合いないです。

それは君が感想クレクレ厨だからです。
まともな作品にはまともに感想をつけます。
ここの板住人はエロには目が肥えてますから。
364333@再出発:03/01/22 01:43
そーですね、もう一度やってみますかね。
あと363氏は誤解してるみたいですけど、感想や意見がなくて張り合いがない
というのは、ロビー板で立てたスレでの話。
この板のことじゃないよ。
感想はおろか悪い点の指摘とかもないから、読んでてつまんないのかもね。
>362
名前騙られるのが嫌だったらトリップつければいいだけのことなのに、
それもしないで何を言ってるんだ、と思いました。

エロ以外の読者に読んでもらいたかったら、「創作文芸」という板もありますよ。
ロビーだのラウンジだのよりもそういう所のほうが、小説などを読み慣れた人が多いから
ちゃんと読んでもらえると思うんですけどね。(もちろんその分手厳しいかも、だけど)
366名無しさん@ピンキー:03/01/22 09:51
SOTサン早く続きー!
>333
いろいろぐだぐだ愚痴ってばかりいるのはちと痛い、君。
一般の板でスレ立てるったってさ、エロ小説ファン以外にもいろいろいるんだぜ。
「こんなとこで場違いなエロスレ立てやがって、目障り」みたいに
煽ったり叩いたりAA貼られたりなんてよくあることでしょ。
そんなとこでまともに感想貰えると思ってるなら、君はちょっとおめでたい
んじゃないかい。

肝心の小説、まあちょっと読んでみたけど、内容も…脅された人間の堕ちていく
心理描写とかが抜け落ちてるみたい。「こりゃまた随分簡単に屈従しちまったな」
と思った。
正直言うと別に続けて読んでみたいとも思わなかった。
ただ333氏の「自分は被害者」といった姿勢の愚痴をここで読んで
なんだか余計に醒めてしまったよ。
あちこちの板でフラフラしてるのは根性の据わりが悪いだけと思われ。
368333@再出発:03/01/22 13:52
>肝心の小説、まあちょっと読んでみたけど、内容も…脅された人間の堕ちていく
>心理描写とかが抜け落ちてるみたい。「こりゃまた随分簡単に屈従しちまったな」
>と思った。
>正直言うと別に続けて読んでみたいとも思わなかった。

こういう指摘がありがたいです。
ロビーで立てたのは自分自身なので、終わらせるまでは続けようと思います。
369おなにすと ◆mV4KDr3cdc :03/01/22 18:41
SOT様宜しく願います!
 浩文は花菜江を部屋へ連れていくと、有無を言わさずにベッドに押し倒した。ブラウスのボタンを外して
胸をはだけさせると、顔を埋める。
「花菜江さん……花菜江さん……」
「ん、んん……」
 唇が乳首をとらえる。花菜江は白いのどを見せてのけぞった。
 花菜江の上半身を抱き起こすとブラウスとブラジャーを脱がせ、それからスカートも降ろす。パンティ一
枚になった花菜江の姿に、浩文も慌てて自分の服を脱ぎ捨てた。
「やっぱり駄目……」
花菜江が逃れようとするのをがっちりと押さえ込むと、浩文は再度花菜江の唇をむさぼった。花菜江は抵抗
を諦めて、両腕を力なく体の横に伸ばした。
「お願い、せめて電気は消して……」
「駄目だよ。花菜江さんきれいだから、全部見たい」
浩文はそう言うと、花菜江の脚からパンティを抜き取り、膝をたてて左右に大きく開いた。その奥に慎まし
げに潜んだ花弁を指先で広げる。子供を産んだことがあるとは到底信じられないほど色も形も瑞々しく、花
芯はつややかに蜜をたたえている。
「ああっ、嫌……見ないで、恥ずかしい……」
 花菜江の声にわずかに甘い媚びが混ざりつつあった。その声に促されるように、浩文は花菜江の花芯に唇
をつけ、蜜をすすった。
371中山おけつ:03/01/23 10:35
都内の某中学校には、ありがちな校内の七不思議の一つに、
「放課後陵辱倶楽部」
の存在がある。これは、生徒たちの中で代々語られてきた伝説で、噂に尾ひれをつけ
ながら、まことしやかに語られてきた。
「一年生の女子が「陵辱倶楽部員」に、レイプされたらしい」
「国語のOO先生がやつらに・・・」
半信半疑ではあったが、性的な事柄に興味を持ち始める年代と言う事もあって、生徒
たちの間ではそんな話が時々出回っている。噂に怯える女生徒の中には、登校拒否に
なる者もおり、教職員たちを悩ませていた。そんな教師たちの中に、若輩ながら毅然と
した教育論を持ち、噂を真っ向から否定する一人の女性教師がいる。
「バカバカしい!そんなの、ただの学園伝説よ」
彼女の名は大杉麗奈。五年前に、都内の教育大学を卒業すると同時に、この中学校へ
赴任してきた二十七歳の体育教師であった。麗奈は、女性ながら百七十センチを超えた
長身にうりざね型の面相を持ち、中性的ではあるが整った顔立ちをしている。少々、
小ぶりではあるがつんっと上向いたバストに、引き締まったウエスト、そして肉感的な
ヒップを携えた、美貌の淑女である。彼女は、噂に振り回される生徒や教師を、半ば
呆れながらも、懸念していた。
「生徒たちは兎も角、先生方までそんな噂に翻弄されるなんて、馬鹿げてるわ・・・」
麗奈は今、放課後の校内を歩いている。武術の心得もあり、体躯に自信を持つ彼女は、
噂の沈静化を図ろうとして、自ら警らに励んでいるのだった。
372中山おけつ:03/01/23 10:54
「噂は、根も葉もないものに決まってる。もし、そんな不埒なやつらがいたとしても、
あたしが叩き伏せてやる!」
麗奈はそう意気込み、人影の無い校内を巡回する。聞けば、「陵辱倶楽部」の部員は
顔をホッケーマスクで隠し、目をつけた女性に襲い掛かると、いとも容易く事に及ぶ
のだとか。麗奈は、その卑劣漢の様相がいかにも子供じみたものに思え、性的な事に
興味を持ち始めた生徒たちが流した作り話に思えてならない。
「本当に、くだらない・・・」
麗奈はそう思うものの、いや、そう思うからこそ、この頓狂な噂を粉砕したかった。
生徒たちの大切な思春期に、こんな下衆な噂が立つことに腹が立ち、また可哀想だと
思っている彼女は、ひとしきり校内を回り終えると異常が無いことを確認し、職員室
へ戻ろうとする。と、その時
ガタン!
不意に彼女の背後から、何かドアが開くような物音がした。
「誰?」
麗奈はさっと踵を返し、物音がした場所を睨み付ける。すると、そこには生徒たちが
噂した「陵辱倶楽部」の部員、正確には部員たちの姿があった。
「あなたたちは・・・・・」
麗奈は半身に構え、目前に現れた謎の存在、「陵辱倶楽部」の部員たちを見据える。
人数は三人。誰もが噂通りのマスクを被り、面体は確認出来ない。しかし、まだ未発達
な体躯と、彼らが身につけている学生服から予想しても、ここの生徒である事には疑い
が無かった。
373中山おけつ:03/01/23 11:22
(本当に存在したのね・・・それとも、ただのいたずら・・・?)
麗奈の心が迷う。目の前に現れた三人は一言も発せず、ただ彼女を囲んでいるだけだ。
もし、彼らがただの冗談でやっているのであれば、武道の心得がある自分にとっては、
少々やっかいである。仮にも教師が生徒を叩き伏せたとなれば、新聞沙汰は免れない
し、教職からも去らねばならない。彼女ははっきりとした信念を持ち、教師という道
を選んだのだ。それを失うわけにはいかない。
(ここで暴れたら、目撃者が出るかも・・・確実に人気の無い所へ行かなければ・・・)
麗奈は打算的な事を考え付いた。ここは、校内の廊下であり、生徒の姿は無いものの
教職員がどこかにいる可能性はある。身の危険があったとは言え、万が一、自分が
生徒を殴りつける所でも見られれば、何かと問題になるであろう。それ故に、彼ら
とここでやり合うのは避けたい・・・・・。そんな思いが彼女を、後に後悔させて
しまうのではあるが、この時点ではそれが最良の判断だと思った麗奈は、彼らに背を
向けると同時に、廊下を走り出した。そして、三人も追いかける。
「さあ、こっちよ!」
麗奈はストライドを調整し、自分を追ってきた彼らに付かず離れず、まるで煽るように
彼らを誘う。三人の暴漢は、ジャージ越しにふるふると震える美人教師のヒップを追い、
誘われるがままに、麗奈の後へ続いた。
(屋上・・・屋上なら、誰も来ない筈。そこで、けりをつける!)
麗奈は階段を上がり、立ち入り禁止となっている校舎の屋上を、決戦の場に選んだ。そこ
は、普段から人の出入りが無く、例え見回りの用務員でさえも近づかない、学内のエア
ポケットになっている。麗奈はそこでなら、自分も存分に戦えると踏んだのだ。それが、
彼女にとって、陰惨な陵辱劇の場になると言うことを、まだ麗奈自身予測出来てはいない。
374中山おけつ:03/01/23 11:37
麗奈が屋上に着くと、三人の暴漢も間髪入れずにやって来た。そして、麗奈に正対し、
獲物を追い込むようにじりじりと間合いを詰めて来る。しかし、麗奈は怯まなかった。
「かかってらっしゃい!」
麗奈は三人に向かって身構える。この時点で彼女は、自分の勝ちは揺ぎ無いと思って
いた。しかしその時、暴漢の手に何かが握られている事に、麗奈は気がつかない。
パシッ・・・
寒風が吹きすさぶ屋上に、乾いた静電気のような音が放たれると同時に、麗奈の体が
崩れ落ちた。
「な・・・何・・・?」
膝を付き、打ちっぱなしのコンクリートの床に倒れこむ麗奈。そして、暴漢の手に射出式
のスタンガンらしき物が、青い閃光をきらめかせている事に気付く。
「ひ・・・卑怯な・・・」
麗奈はそれだけ言うと、気を失った。いくら、雑言を浴びせても時すでに遅し、麗奈は
哀しくも暴漢たちの策略に堕ちてしまう。そして三人は麗奈の手足を持ち、無言で担ぎ
上げると屋上の扉を開け、どこへとも無く姿を消して行った・・・・・。
375中山おけつ:03/01/23 11:51
「いやあッ!やめてえ!」
麗奈が気を取り戻した時、彼女は衣服を何も見に付けてはいなかった。それどころか、
後ろ手をロープの様な物で戒められ、体の自由を奪われている。スタンガンの衝撃で、
まだ足腰にも力が入らない麗奈は、どこかも分からない薄暗い部屋の中で、数人の男
たちの手で嬲り者となっていた。
「あッ!あッ!」
麗奈の体の下には、大ぶりなマットが敷いてある。埃っぽい室内の空気から察すると、
どうもここは体育倉庫らしい。麗奈はそこで、自分と同じく全裸になった男数人に囲ま
れ、胸を、腰を、そして、ヒップを揉みくちゃにされていた。
「いやあ!あなたたち、こんな事をして、ただで済むと思っているの!」
麗奈は教師の威厳を保とうと、精一杯息巻いたものの、マスクで顔を隠した暴漢たちは
何の反応を示さない。彼らは無言のまま、麗奈の胸を執拗に嬲り、さらし者となった女
を責めていった。
「いやあ・・・やめてえ・・・」
麗奈はマットの上に寝転がされ、体を挟まれるようにして左右からの陵辱に身を震わせる。
暴漢たちの手は、彼女の恥部を覆う若草を引っ張り、女肉を隠す花弁を掻き分け、女孔を
穿っていく。その乱暴な責めは、おおよそ愛撫と言える代物ではなく、ただ女を嬲るため
だけの情欲そのものであった。
376中山おけつ:03/01/23 12:11
「うわあッ!」
誰かの指が、麗奈の肉芽に及んだ。指は肉芽の包皮を剥き上げると、その中で震える
桃色真珠をくりくりと摘み上げる。麗奈の桃色真珠は少し大きめで、特に敏感な反応
を示した。肉芽への狼藉に、身を悶えさせる麗奈。
「あうッ!あうッ!」
背を仰け反らせ、頬を大粒の涙で濡らす麗奈を、暴漢たちはせせら笑うかのように見据
えている。美人教師の乱れる様は、淫蕩さを帯びながらも、哀しく、美しかった。それが
暴漢たちの男を滾らせる。
「ひいッ!お願い、やめて・・・お願いします・・・もう、許して・・・」
麗奈の乳房は腋の下から伸びて来た手で犯され、乳首を容赦なく摘まれていた。手は何本
伸びてきているのであろうか、麗奈は全身にくまなく這わされる暴漢たちの手から、何とか
逃れようと懸命に体を揺さぶった。しかし、未だ以って彼女の体には力が入らない。そして、
麗奈は両足を高く上げられ、女にとって最も恥ずかしい部分を大きくくつろげられてしまった。
「やだあッ!見ないで!うッ・・・うッ・・・」
涙が止まらない麗奈。今、この身に起きている事は、夢では無いかとさえ思う。だが、彼女の
女はあからさまに広げられ、そこへ殺到する暴漢たちの指は、間違い無く現実のものであった。
我先にと、麗奈の秘園へ差し込まれる、指、指、指。彼女の女はすでに誰かの指で侵されて
いる。しかし、急所を執拗に責められた麗奈は、恐怖で縮こまる身とは反対に、蜜壷を潤ませて
しまっていた。暴漢たちの身勝手な欲望に弄ばれる麗奈の女は、女孔だけで無く、それを守る
花弁までもを、淫蜜でぬるませていく。
377おなにすと ◆mV4KDr3cdc :03/01/23 12:16
中山おけつ殿
素晴らしい!続き願います。
378bloom:03/01/23 12:30
379中山おけつ:03/01/23 12:33
当初、先ほどの三人の暴漢だけが、自分に襲いかかって来ていると思っていた麗奈は、
辺りに漂う幾人もの気配に身を竦ませる。薄暗い部屋ではあったが、壁の隙間から所々
に光が差し込んで来ていた。それを頼りに麗奈が周囲を見渡すと、自分を中心として
暴漢たちの周りを、これもホッケーマスクをつけた学生服姿の生徒と思しき者たちが、
取り囲んでいる。彼らも終始無言で、嬲り者となっている自分を腕組みしながら、見下
ろしているのだ。ホッケーマスクの奥に光る目はどこか冷徹で、まるで犯される麗奈を
忌々しげな娼婦でも見るような物である。
「た、助けて・・・助けてよう・・・」
麗奈が哀願するものの、誰一人として彼女に手を差し伸べる者はいない。すると、麗奈
に覆い被さっていた暴漢の一人が、男茎をしごきながら麗奈の足を割って入って来た。
「やめて!それを、されたら・・・それだけは、勘弁してえッ!」
麗奈は、恥丘の下へあてがわれた男肉の感触に怯え、狂乱する。自分が衆人環視の元で、
犯されるという恐怖に錯乱し始めたのだ。しかし、暴漢は麗奈の足を肩に担ぎ、何の躊躇
も無く彼女の女を刺し貫いてしまう。
「あううッ!いやあーッ!」
ずぶり、と花弁を掻き分け、女肉をめりめりと押し広げる暴漢の男茎は、麗奈の体温を感じた
途端に、ぴんと弾け反る。そして張り詰めた肉傘は、麗奈の女孔にある麗美な官能を刺激し、
ぴくぴくと律動を繰り返すたびに、彼女を狂わせた。
「ひいいッ!ひいッ!ひいッ!」
暴漢は手馴れた感じで男茎を前後させると、麗奈の腰を掴みながら丁寧なストロークを繰り返す。
その度に、麗奈の肉壁はぬちゃぬちゃと擦り上げられ、十分な潤いを帯びた女孔を愉しませて
しまうのであった・・・・・。
380中山おけつ:03/01/23 12:49
人気の無い学内に、終業を知らせる鐘の音が響いている。もう、校内には誰もいない。
いや、グラウンドの隅にある体育倉庫にだけは、美貌の女教師を含む幾人もの生徒たち
が残っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
麗奈はすでに叫びもしなかった。今、彼女は薄暗い体育用具室の中で、両手を頭の上で
押さえられたままの格好で、数人目の男を迎え入れている。後ろ手を戒められていたロープ
はすでに解かれ、スタンガンからのショックも和らいではいたが、彼女に逃げる意思は
無かった。暴漢たちは、麗奈を代わる代わる犯し、思いのたけを彼女の女に放っている。
「・・・・・・・・・・」
麗奈は心を失ったような表情のまま、ぼんやりと天井を見ていた。端正な顔には、放たれた
暴漢たちの男液がこびりつき、頬には幾筋もの涙の跡。麗奈は、すでに何人に犯されたかの
記憶も無い。ただ、これは悪夢だと頭の中で、何度も繰り返しているだけであった。
(これは・・・夢・・・早く、朝になって・・・早く・・・)
薄暗い体育用具室の中で、語り継がれる「陵辱倶楽部」の一ページが、美しい女教師の犠牲
によって、また刻まれようとしている・・・・・。




暗いですか?話が・・・・・。
381七氏:03/01/23 13:18
続きキボンヌ
……ちょっと書きにくい感じなんで、別にスレたてた方がいいでしょうか?
(話が混じると読む方も大変でしょうから)
383猫兎:03/01/23 13:49
>>382 SOT氏
このままで構いませんよ〜(*´д`)σ)Д`) プニュ -
384中山おけつ:03/01/23 15:36
横レスすいません。m(_ _)m おけつ
385名無しさん@ピンキー:03/01/23 15:46
>>384
気にすることないよ。
そういう趣旨のスレだから。
これからもよろしく書いてくれ。

それと話を混同する人なんていないから、このスレで充分でしょう。
「あ……んん……」
 花菜江は高い声をあげそうになり、あわてて自分の手で口をふさいだ。2つ隣の部屋には清孝が勉強中の筈
だ。こんなことになっているのを知られてはならない……花菜江は母親としての意識をやっと奮いおこして、
せめて声だけはあげまいと唇を噛み締めた。浩文が鼻先で花菜江の敏感な突起をつつくと、花菜江は腰をよ
じって避けようとした。その腰を、浩文の腕ががっちりととらえる。
「花菜江さん……親父はこんなことしてくれないだろ?可愛いよ、すごく感じてるんだね」
「ん……んん……」
 花菜江はただ歯を食いしばって首を左右に振るだけだった。浩文の舌は、花菜江の秘芯から溢れる蜜を舐
めると、そのまま舌先を滑らせて花芽を嬲る。花菜江の全身は電撃に打たれたかのように大きく痙攣した。
「ああっ……」
耐え切れずに声を漏らしてしまう花菜江。浩文の舌がなおも敏感な芽への愛撫を続けるうちに、花菜江の腰
が少しずつくねるように動きだし、シーツから浮き上がってきた。
「あっ、だ、だめ……」
 花菜江は目蓋を固く閉じ、眉間にしわを寄せてオーガズムの切迫を訴えた。
 浩文の中には二つの選択肢があった。ひとつは、この美しい義母をこのまま絶頂に導き、歓喜に震える姿
をじっくり見たいというもの。しかしそうすると、興奮が収まって我に返った花菜江からそれ以上の行為を
拒否される危険がある。それではもともとの望み--花菜江を犯すという目的が果たせない。ここでじらして、
花菜江に自ら求めさせる……浩文は二つめの選択肢をチョイスした。

 突然に全ての愛撫を止めてしまった浩文に、花菜江は戸惑っていた。

 まだ若い花菜江は、年令の離れた夫との性生活に必ずしも満足していたわけではない。この家に来た25の
時にはまだ知らなかった女としての喜びを夫の隆によって目覚めさせられた花菜江だったが、何年かの歳月
を経て、花菜江の性感はますます成熟し、一方で夫の精力はそれと反比例するかのように衰えていた。特に
この数カ月、夫はほとんど触れてもくれない。花菜江は惨めな思いを抱えながら時々自らを慰めていたのだ
った。
 キッチンで突然に浩文から抱き締められたとき、本来なら母親として毅然とした態度をとらねばならなか
った筈なのに、体の疼きを持て余していた花菜江にはお座なりの抵抗しか出来ず、更にはその愛撫に体が反
応してしまったことまで浩文に知られてしまった。花菜江の理性は懸命に花菜江に母親を演じさせようとし
ていたが、それもすぐに欲情によってかき消されてしまったのだ。
そしてこの時、花菜江は女の悲しい性に追い詰められていた。
「花菜江さん、欲しいんだろ?これが」
 浩文は自らの怒張したものを花菜江の花芯にあてがい、先端をたっぷり蜜にまぶすと、そのまま前後にゆ
っくりとスライドさせる。
「あ、あぁ……」
 花菜江が切なげな声を漏らす。わざとじらされているのだとはわかっている。しかし、わかっていたとし
ても花菜江にはどうしようもなかった。体のほてりも、腰のあまい疼きも、総てはただひとつのこと--浩文
に貫かれることだけを待ち望んでいるのだ。しかし義理とはいえ母と息子、そのようなことを口に出せる筈
もない。花菜江はただもどかしげに腰をくねらせ、すがるような目で浩文を見つめるだけだった。
「欲しいんだろ、花菜江さん。欲しいって言えよ、ほら」
「い、いや……」
「これでも、欲しいって言えない?」
 浩文は亀頭の先端をほんの少しだけ押し付ける。花芯が押し開かれる感触。渇望しているものがやっと与
えられようとしているのだ。花菜江は無意識に自ら腰を浮かせてより深く受け入れようとした。肩すかしを
食らわせるように浩文が腰を引く。
「欲しいんだろ?欲しいって言っちゃえよ」
 浩文に促され、花菜江は消え入るような小さな声で
「ほ、ほしい……」
とつぶやいた。
「わかった。じゃあ、入れるよ」
 浩文は右手をあてがって位置を定め、そのまま一気に腰を沈めた。
「ああ……」
 待ち望んだ瞬間。想像していた以上のボリュームで体の隅々までいっぱいに埋め尽くされる感覚。花菜江
の閉じられた目の端には涙が浮かんでいる。浩文のえぐり込むような腰の動きに、既に十分に高められてい
た性感はすぐに頂点をめざしてかけ上った。
「ほら、入ってるよ、花菜江さんの中に、俺のが……すごく熱い」
「あっ、あっ、だめっ、くっ、い、いくぅ……」
 花菜江は枕の端を指が白くなるほど握り締めていた。内ふとももの筋肉が何度がびくびくと痙攣している。
少しの間の後、花菜江の体から力が抜けた。
「きれいだよ、花菜江さん。それに、中もヒクヒクしててすごく気持ちいい……」
「い、言わないで……」
「親父にはもったいないよ。こんなにいい体なのに……」
「あ……そこ、だめっ……」
 一度達してしまった体は敏感になっている。浩文がほんの少し乳首を唇でくわえただけで、花菜江は首を
左右に振って快感に耐えている。
「花菜江さん……中に、出していい?」
「い、嫌、中は嫌っ。お願い、それだけは勘弁して……」
 花菜江は弱々しく言葉だけの抵抗をくり返す。浩文はその言葉を無視して腰のピッチを早めた。
「このまま、このまま中でいきたいんだ。一緒にいこう、花菜江」
「いやぁ…嫌っ。駄目っ、だめぇ……」
 花菜江の2度めの絶頂に合わせて、浩文は花菜江の奥深くに精を放った。
--花菜江 その2--(清孝の回想)

 二人の関係に最初に気が付いたのは多分僕だったと思う。最初は、受験勉強をしていた僕の部屋まで聞こ
える兄の部屋からの女性の声を、「親父がいないからって女連れ込むなよ兄貴」くらいにしか思わなかった。
まさかそれが花菜江さんの声だなんて考えもしなかったのだ。

 僕も兄も、花菜江さんのことを「お母さん」とは呼ばなかった。母親として認めていなかったからではな
い。少なくとも僕はそうだった。ただ、若くてきれいな花菜江さんには「お母さん」よりも「お姉さん」の
方が相応しいと思っていたのだ。
 思春期の男として、僕も既にそのころ性に関する知識は持っていたし、正直にいえば花菜江さんを頭に思
い描いて自慰をしたこともあった。そんな時は、次の日に花菜江さんの顔を見るのがなんとなく恥ずかしか
ったのを思い出す。だから、兄が僕と同じように、いや僕よりも年が近い分だけ余計に、花菜江さんを母と
してだけではなくひとりの女性として見ていたとしても、それはごく当たり前にあり得る話だったろう。今
だから言えることだが。
SOTマンセー!!!
やっぱり貴方がサイコー!!
>:おなにすと ◆mV4KDr3cdc
やい!この風見鶏野郎!
394おなにすと ◆mV4KDr3cdc :03/01/24 00:26
すんまそん!m(_ _)m
>SOTさんのは読み応えがありますな〜
続き楽しみにしてまつ。
396猫兎:03/01/24 08:07
SOTタン(・∀・)イイ!!
いきなりマットでなく、跳び箱なんかも使ってほしいぞ
 ある日僕は、花菜江さんが持ってきてくれた夜食のうどんを食べようとした時に、箸がないのに気がつい
てキッチンへとりに行った。当然キッチンにいると思った花菜江さんの姿はそこにはなく、箸を持って部屋
に戻る途中に兄の部屋から花菜江さんの声が聞こえたときも、「兄貴にも夜食作ったのかな?」と思ったく
らいだった。だけどその後ドア越しに聞こえた会話に、僕は自分の耳を疑った。
「花菜江、欲しかったんだろ、俺が……」
「そんな、そんなことはありません。もう、これ以上こんなことは……」
「でも、ほら、こんなになってるのに……」
「いやっ、言わないで……もう許して。お願い、もうこれ以上は……お父様に知られたら……」
「親父は明日出張で朝早いってとっくに寝てるだろ?大丈夫だって」
 えらい場面に遭遇してしまった、というのがその時の率直な気持ちだった。
 兄が花菜江さんを呼び捨てにしていること、花菜江さんは言葉では拒んでいるが決して強く拒否している
わけではないこと、そしてこれが始めてではないこと……僕にわかったのはそのくらいだった。とっさに僕
が考えたのは、「これが親父や弥生に知られたら大変だ」ということだ。花菜江さんには父の奥さん、僕の
義母でいて欲しかったし、弥生にも妹でいて欲しかった。僕は誰にも話さずに、その時の記憶を封印した。

 破綻はあっけなくやってきた。
 環叔母さんが僕らの家に怒鳴り込んできたのは、僕がその会話を耳にしてから3ヶ月くらいたった頃だっ
たと思う。父の妹であるこの口煩い叔母さんは、父と花菜江さんの結婚に最初から反対し続けていたし、結
婚後もことあるごとに口実を設けては花菜江さんを追い出そうとしていた。
 その時も同じようにいいがかりをつけに来たのだろう、僕はそう思っていたし、父もまさかあんなものが
出てくるとは思わなかっただろう。環叔母さんのそのテの難癖には、僕らはいい加減に飽き飽きしていたの
だ。
400おなにすと ◆mV4KDr3cdc :03/01/24 22:41
何が出てきたのか!ドキドキ(^-^;
401名無しさん@ピンキー:03/01/24 22:44
>おなにすとさん
あ、多分期待するほどスゴいものじゃないです。
花菜江さんのオハナシはわりと導入部というか、伏線みたいなモノなので。
SOT殿
貴方の小説は背景のリアルさと云うか
文章に出てこないバックボーンの深さを感じます。
そこが、読んでいる私に非常に想像力をかき立たせ、
一見エロくない文章でも十分感じさせて頂いております!!
毎日楽しみに読ませて頂いてます!

ハヤクツヅキーー!!
一気に読みました。
かおりと健志の話よかったです。今回の作品も期待。
SOTさんやるー!ぐいぐいひきつけられるものを感じます。
おけつさんも、陵辱の描写がいい感じでしたよ−。
406中山おけつ:03/01/27 10:27
>380の続きです。

陵辱から一夜明けた朝、麗奈はシャワーを浴びながら全身に残る陵辱の痕跡を、温んだ
お湯で洗い流そうとしていた。昨夜の輪姦劇は夜更けにまで及び、彼女が気を失ってから
も延々と続けられたらしい。麗奈が気づいた時には、すでに周りには人影が無く、男液を
全身に浴びた全裸の自分と、脱がされた衣服が散乱しているだけであった。
(許さない・・・絶対に!)
泣き叫ぶ自分を、何度も繰り返し陵辱した男たち。しかもそれが、彼女が教鞭を振るう
学び舎の生徒であることに、例えようの無い怒りに包まれる麗奈。
「絶対に尻尾を掴んでやる!」
昨夜の陵辱で、体も心もボロボロではあったが、ここで学校を辞めれば卑劣な暴漢たち
に屈した事となると思った彼女は、義憤に駆られ再び学校へ向かう決心をしていた。
そして、それが再び悲劇を呼び起こす・・・・・。

麗奈が学校へ行くと、そこはいつもと変わりない日常があるかに見えた。しかし、彼女
は昨日までは無邪気に見えた男子生徒たちに、恐怖を感じてしまう。
「先生、おはようございます」
「あ・・ああ、おはよう・・・」
見慣れた男子生徒に挨拶をされ、体が竦む麗奈。もしかしたら、彼も昨夜の輪姦劇で、
自分を犯した暴漢の一人かもしれない、そう考えるだけで彼女は怯え、がくがくと膝が
震えてしまうのだ。
(ええい、しっかりしろ!麗奈!)
彼女は心の中で、一生懸命に自分を励ましてみる。そして、背筋をぴんと伸ばし、毅然と
しながら、生徒の待つ教室へと向かって行った。
407中山おけつ:03/01/27 10:51
麗奈の意気込みが空回りしてしまうほど、その日の授業は平穏に過ぎて行く。彼女は、
もしかしたら暴漢たちが、自分に対して何らかのアクションを取って来るのではないか、
と密かに思っていた。もしそうであれば、今度こそは暴漢たちを弾劾してみせる!と
様々な対策を練っていたのである。しかし、策謀はあっさりと肩透かしを食う羽目になり、
放課後を迎えた麗奈は、職員用の玄関口へ向かう。そして、靴箱を開けたその時、
「!」
彼女の表情が強張り、全身が硬直した。何故ならば靴箱の中には、全裸姿の女性が写った
写真が入っていたからである。その被写体は、見まがうことなく、彼女自身。
「こ・・・これは!」
写真は一枚。しかし、その一枚には彼女の恐怖感を思い出させるには、十分であった。おそらく
昨夜の陵辱中に、撮られたものであろうと思われるその写真は、彼女の両足を開き、女園を
あからさまにくつろげた所を接写したものらしい。そして、写真には油性のペンで
こう書かれていた。
『放課後 理科室』
これが、卑劣漢たちの呼びかけと認めた麗奈は憤る。彼らは、自分を再び嬲ろうとしている
のだ。それも、こんな恥ずかしい写真で脅すつもりで。
(こんなもので、私は屈しない!絶対にやつらをのさばらせたりは、しない!)
麗奈は写真をくしゃくしゃと丸め、着ているジャージのポケットへ突っ込んだ。そして、自分が
管理している体育教官室へ舞い戻ると、防犯用に購入した特殊警棒と、射出型スタンガン
対策のゴムで出来たレインコートを、下着の上に着込んでいく。
(今度は生徒だからって、躊躇はしないわ!顔を会わせた瞬間に叩き伏せる!)
そう意気込んだ彼女は、下校途中でごった返す生徒の波を掻き分け、理科室へと向かって
行った・・・・・。
408中山おけつ:03/01/27 11:08
麗奈は理科室へ着くと、注意深く中の様子を伺いながら、がらりと扉を開ける。すると、
中には暴漢たちの姿は無かった。
(どこかに隠れているのかも・・・)
あくまでも冷静に、あたりを見渡しながら理科室へ入り込んだ彼女は、誰もいない室内に
拍子抜けしそうになる。
(逃げられた・・・かな?)
麗奈は呼び出しを受けた自分が、何の策も無しに来るとは思えないと踏んだ暴漢たちが、
ブラフを掛けたのだと察した。それは、彼らが中学生にしてはあまりにも狡猾な、理知を
持っている事を示している。そう思った麗奈は、手中に隠し持っている警棒をぎゅっと握り
込み、悔しさから唇を噛み締めた。と、その時、部屋の中でかたかたと無機質な音がしている
事に気付いた麗奈は、慌てて音の方へ体を向き直す。すると、そこには授業で使用するテレビ
と、ビデオのスイッチが入っていた。
(何だろう・・・?ビデオ?)
理科室の黒板近くにあるテレビへ、おそるおそる近付いた麗奈は、そこに映し出された画像を
見て、心臓が凍りつきそうになるほどの恐怖を得る。
「こ、これは!」
そこには、一人の女性を集団で嬲る「陵辱倶楽部員」たちの、忌々しい活動姿が映し出されて
いたのであった。
409中山おけつ:03/01/27 11:27
ビデオは、泣き叫ぶ女性を執拗に追い、犯しては嬲る、といった様な、ある種猟奇的な
内容が延々と繰り返されていた。しかも、被害者と思われる女性は一人だけでは無く、
学校関係者以外にも、その範囲は及んでいるらしい。今、流れている映像は、見るからに
若妻といった風体の美麗な女性が、仮面を被った暴漢たちにもみくちゃにされている所
であった。
「やめてえ!もう、やめてよう!」
女性は泣き叫び許しを乞うが、暴漢たちは一言も発する事無く、粛々と女性を犯して行く。
その様は異様で、また忌まわしげな雰囲気を醸し出していた。暴漢は十人近く。皆、仮面の
下に覗かせる醜悪な獣欲をぎらつかせながら、女性を散々嬲り者にしていく。
(こ、こんなの・・・ひ・・・ひどい!ひどすぎる・・・)
麗奈は、自分と同じ目に遭った、ビデオの中で犯されている不運な女性に同情した。そして、
昨夜自身の身に起きた陵辱劇を思い出し、泣き出しそうになる。
(この、忌まわしいけだものたちを、絶対に許さない!)
ビデオの中で陵辱される女性は、一人ではなかった。その後も、テレビモニタは次々と哀れな
被害者を映し出して行く。それは、遊び人の様な女子高生、人妻、そして麗奈が鞭撻を奮う学び
舎の女子生徒までもが、暴漢たちの毒牙にかかり、女の純潔を踏みにじられてしまう。
(もう、見ていられない・・・)
麗奈が、卑劣漢たちの残した映像を消そうとビデオに近寄った瞬間、モニタの中に良く知った
人物が現れて、彼女を激しく驚愕させる。
「か、加奈子!」
その女性は、昨年までこの中学校で、麗奈と同じく教鞭を奮っていた女教師、藤崎加奈子であった。
410中山おけつ:03/01/27 11:44
「やめて!いやあッ!」
加奈子が画面に映し出されると、麗奈はモニタの前に走り寄る。
(あなたも、被害者だったの・・・?)
麗奈は、ビデオを食い入るように見つめながら、加奈子の人となりを思い出していた。
加奈子は、麗奈より三つ年下の国語教師で、物静かなお嬢様タイプの女性。国語だけで
は無く語学全般に長けていて、生徒からも教師からも慕われていた。麗奈は、年の近い
彼女の事を妹の様に接し、また彼女も麗奈を姉の様に慕った。そんな加奈子が、突然学校
を去ったのは、昨年の事。しかも、親しく付き合っていた自分にさえ、一言の挨拶も無く
消えた彼女の事を、麗奈は不審に思っていたのである。その謎が、ここで解けた。
(加奈子・・・)
麗奈は思わず涙を流してしまう。今、彼女は妹のように可愛がった同僚教師が、暴漢たち
の陵辱を受けているシーンを見ている。そして、自分自身が受けた輪姦劇にそれを照らし
合わせてしまい、加奈子が蒙った悲劇に心を痛めているのだ。
「離して!やめて!」
ビデオの中で、加奈子は他の被害女性同様、複数の暴漢たちに追われ、衣服を剥ぎ取られ
ながら逃げて行く。しかも、陵辱の場は校内である事がはっきりと映し出されていた。
そこは、運動場。加奈子は、麗奈が生徒たちを指導する、運動場の真ん中で犯されようと
していたのである。
411中山おけつ:03/01/27 12:04
「あうッ!」
モニタの中で、加奈子が蹴躓き前のめりに倒れ込んだ。そして、すぐさま彼女へ追いすがる
様に群がる幾人もの暴漢たち。びりびりと衣服を引きちぎられ、泣き叫ぶ加奈子を暴漢たち
は押さえ込み、上着のブラウスを、スカートを、そして品の良い彼女に似つかわしい、純白の
下着までをも奪って行った。
「やだあ!いやだあ・・・」
加奈子は子供の様に泣き崩れ、いやいやと頭を振っている。すると、暴漢の一人が彼女を何の
前触れも無しに犯し始めた。
「あううッ!」
両手、両足を押さえつけられ、前戯も無く貫かれた加奈子は当然悲鳴を上げる。肩まで伸びた
黒髪を自慢していた彼女はそれを振り乱し、全身を運動場の土にまみれさせて嬲り者となっていた。
「うッ、うッ、うッ・・・」
暴漢が腰を使い始めると、加奈子が動きに合わせて悲しげなため息を漏らす。ビデオカメラを
持っている人物が、加奈子の泣き叫ぶ様を執拗に追い、フレームをがたがたと揺さぶっていた。
それが、陵辱現場の興奮を良く表していて、モニタを見つめる麗奈の身震いを誘う。
「加奈子・・・加奈子・・・」
麗奈の涙は止まらない。彼女は、愛らしい加奈子が暴漢たちに受けている仕打ちを思うと、いくら
止め様としても、溢れる雫を抑えきる事は出来なかったのだ。しかし、暴漢たちの陵辱は止まら
ない。加奈子は犯され終わると、再び追われるように走らされた。そして、暴漢たちも追いかける。
「はあ・・・はあ・・・」
加奈子は肩で息をしながら、涙で頬をぬらしたまま走り続ける。そして、追いつかれると、代わる
代わる暴漢たちに犯されて行くのだ。そんな事を何度か繰り返した所で、ようやくビデオは終わり
を告げる。カタン、という音と共に、ビデオデッキが再生をやめた途端、理科室の中に静寂が流れる。
412中山おけつ:03/01/27 12:18
「そうだったの・・・加奈子・・・あなたも・・・」
涙を手で拭いながら、麗奈はぽつりと呟いた。彼女の心情を思うと、どうしようもない
悲しみが麗奈を包み込む。加奈子が受けた傷は、決して消える物ではない。しかも、
彼女は教職を去ってしまったのだ。あれほど、生徒に慕われ他の教師たちからも信任が
厚かった加奈子が、なぜこの様な悲運に見舞われなければならないのか・・・。
「ひどすぎる・・・」
麗奈がビデオを持ち帰ろうと、デッキに手を伸ばした瞬間、がらりと乾いた扉の開く音が
彼女の背中に響いた。そして、「陵辱倶楽部」の部員と思しき幾人もの男たちが、室内へ
入って来る。暴漢たちは、手にスタンガンや、催涙スプレー、竹刀などを持っていた。それ
を見た麗奈は、反撃の意思を奪われてしまう。
カタン・・・。
麗奈が隠し持っていた、警棒が理科室の床へ落ちた。そして、彼女は悲しく「陵辱倶楽部」
の面々を見据えながら、思う。
(逃げられないんだ・・・この伝説からは・・・あたしは、甘かった・・・)
麗奈は、がくがくと膝が震え、戦う事無く床に座り込んでしまった。そして、幾人目かの
犠牲者に向かって、「陵辱部員」たちは、ゆっくりと近付いて行く。彼らは、また新しい
伝説を築き上げるために薄幸な、女教師に向かって静かに歩を進めて行った・・・・・。

以上です。おちまいです。スレ汚しすいません。 おけつ
乙でした。
新作期待してます。

SOTサンまだでつか?お待ちしてます!
おけつ様お疲れさまでした。これからが気になる終わり方ですね。
やはり犯人が誰かが分かった方がよかったかも。
次回も期待してます。
すみません、激しくスランプ中……
週末までにはなんとか。
スランプですか…

完成度の高い作品を気長にお待ちしてます!
417bb:03/01/27 23:28
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418333@強制終了:03/01/27 23:50
最終書き込みから24時間くらい経ったでしょうか、
今見たらスレが落ちてました。
何でだろう。
同じくらいの最終書き込みのスレでも残っているのがあるって言うのに。
まだ転載終えてないし、しょうがないんでもっとスレ落ちが
緩い板でやろうかなと思います。
これでdat落ち喰らったの、なんでもありで2回、
えっちねたとロビーで1度と、4回目だよ(トホホ
419おなにすと ◆mV4KDr3cdc :03/01/28 04:09
こっちでやればいいべさ!
420名無しさん@ピンキー:03/01/28 11:32
揚げ
昨日一気に「月の奴隷」さんの小説を2本読んじゃいました。
女性です。彼氏が寝ている夜中に彼の端末を使って・・・。
とても淫靡な気にさせてくれました。
若い義母編、ゆっくりでいいので、進めてください。また読みに
来ます。楽しみにしています。

422名無しさん@ピンキー:03/01/29 02:24
捕手
>333氏
 おやまあご愁傷さま。で、どうでしょう?以前から色んな人がおっしゃって
おられますが古巣のこの板に戻られては?ここほどdat落ちが緩い板もないし(笑

 感想が欲しいというのでしたらこれもどなたかおっしゃった文芸板が最適かと。
とくに小説技術的なそれを求められてるようですのであちらならそれこそ鬱に
なるほどの手厳しいレスが来ると思いますが。

 修業に徹するならいっそオリジナルよりエロパロに挑むのも手かと。色んな
制約がついてまわりますがその分修業にはよろしいのでは?板人口も多いですし
目の肥えた読み手も多いです。きちんと頼めば望むようなレスも返ってくると思います。

 あるいはSOTさんがスランプであられる今ゲリラ的にここを乗っ取ってしまうとか(笑
 読み手として達者であるファンの皆さんを敵に回すのですからかなり真剣勝負
ができるのではないかと(笑 
424333:03/01/29 14:45
創作文芸はスレたて打診して、「ロカルーで作品発表の単独スレは駄目」
と断られたことがあるので。
それようのスレもあったのですが、連載している人がいたので
遠慮しました。
来月は仕事の関係で書き込めない日が多く、それと作品の筋も
ヒロインがすぐ奴隷に落ちすぎという指摘に確かにそうだと自分でも
思ったので、もう一度その辺を工夫してから出直します。

>ここほどdat落ちが緩い板もないし

マドンナメイトの後継スレがいきなり落ちちゃいましたし、
何を基準にdat落ちしてるのかわかんないですよね。
よそはともかくこの板の基準はわりとはっきりしてるかも。かちゅーしゃ等
は落ちてもその前に取得したレスは読めるのでそこからの推察ですが

・スレ立てして24時間ないし48時間の間にレス数が30に満たないものは
まず落ちます。40あれば安全圏。

・あからさまな広告や荒らしを目的としたスレはものは巡回者にまめに削除されて一時間も持たないこと多し

 およそ上の二つにひっかからなければ削除依頼でも出ない限りまず落ちません。
一回安定には入ればそれこそ2・3??月レスが付かなくてもなんてことなし
この板は圧縮がかかるほどスレ数はないので少なくても現時点ではそれもなし。

 
保守
 
428名無しさん@ピンキー:03/01/31 11:09
保守
 いつもより自信たっぷりな表情で、環叔母さんは封筒を差し出した。興信所の名前の入った大きな茶封筒
から出てきたのは、花菜江さんについての調査報告だった。
 父の顔色がみるみる青ざめ、それから肩がわなわなと震え出した。あんなに怒った父の顔を見たのは初め
てだった。報告書に何が書かれていたのかは、僕には想像するしかなかった。

 父は結局花菜江さんを許した。環叔母さんはアテが外れてさぞや悔しかっただろうと思う。父の内心の葛
藤も、花菜江さんの苦悩も、当時の僕にとっては想像の外のものだった。正直なところ、その時の僕は「花
菜江さんと弥生がこの家を追い出されなくてよかった」という気持ちだけで一杯だったから、大人の思惑な
どどうでもよかったのだけれど。
 そして兄は2週間後、あわただしくイギリスに留学してしまった。結局父は息子よりも花菜江さんを選ん
だってことなのだろう。家族がひとり減るということは大変なことだが、花菜江さんや弥生とちがって血の
繋がった兄だから、これっきり永遠に縁が切れてしまうわけでもないのだし、と僕は僕なりに納得していた。
 こうして表向きは平穏な日々が戻って来た。少なくとも当時の僕にとっては。
--『彼』 その2--

 母・花菜江に似た美貌と愁いを帯びた表情の弥生は、弥生の通う中学校でも評判だった。生徒はもとより
教師の間でさえも。弥生に対して恋心を抱く者も少なくなく、中には弥生に強引に交際を申し込む男子生徒
もいないではなかったが、弥生がそれを受け入れることは決してなかった。
 『彼』がそれを禁じていたから……弥生には『彼』に逆らうことなどできなかった。

 『彼』の行為は、弥生が中学生になった頃には更にエスカレートしていた。
「弥生、今日は俺が許可するまで絶対にイクな。途中で我慢できなかったら最初からやり直しだ」
「……はい」
 弱々しい返事とともに、弥生は『彼』に背を向けて身に付けていたものを全て脱いだ。女性らしい曲線が
少しずつ現れてきたスレンダーな体を見て『彼』は満足げにほくそ笑んだ。
「そこに座れ」
 『彼』の命令で弥生が椅子に座ると、『彼』は両足を椅子の脚に、両腕を椅子の背の後ろに縛り付けた。
それから、慎重に位置を定めると、マッサージ器をガムテープで椅子に固定する。電池式のバイブレータや
ローターと違いAC電源のマッサージ器には時間的な限界がない。『彼』の嗜好にあった道具だった。
 『彼』がスイッチを入れると、たちまち弥生の呼吸が荒くなった。すぐにか細い声をあげ始め、やがて白
い体を仰け反らせて
「あぁ、駄目、もう、イク、イキます……」
と訴えると、『彼』は低い声で
「まだ許可していないぞ。我慢しろ」
と命じ、スイッチを切る。弥生は切なげなため息をつくと、腰をせり出してなんとかマッサージ器に敏感な
肉芽を押し当てようとするが、『彼』はそれに気付くと
「弥生!言うことが聞けないのか?」
と弥生を叱り、ウエストに縄を回して椅子の背に縛り付けた。
 再びマッサージ器のスイッチが入り、弥生の性感は再び昇りはじめる。
「あっ、あっ、あっ、駄目っ……」
切羽詰まったようにきれぎれに高い声をあげ、椅子をガタガタ揺らしながら腰をもどかしげに振り立てて絶
頂を求める弥生の期待を裏切るように、またもスイッチが切られる。
「……嫌、こんなの……嫌」
 弥生は俯いて悲しげにつぶやいた。肩を上下させて懸命に呼吸を整えている。
「まだ、まだだぞ弥生。あと30分我慢したら好きなだけイカせてやるからな」
 『彼』の言葉を弥生は絶望的な思いで聞く。あとまだ30分。このままの状態での30分は、弥生には無限
の長さに感じられた。
 3度目、4度目、と弥生が追い込まれる間隔が徐々に短くなり、7度目からは寸止め状態で性感がキープさ
れている。弥生は耐え切れずに大粒の涙をこぼしながら
「お願い、お願いだからもうイカせて。もう我慢できない……気がヘンになっちゃう……」
と必死で『彼』に訴えたが、『彼』は弥生の乳首を指先でそっと嬲ると
「まだ19分だぞ。あと11分我慢しろ。最初からやり直しでもいいのか?」
と冷たく言い放った。弥生は首を左右に振り、半ば叫ぶように
「ごめんなさい、お願い、お願いします、なんでも言うこと聞きますから、お願いだからもうイカせて。な
んでもするからお願い。ごめんなさい次はちゃんと我慢しますから、今すぐ、今すぐイカせてください」
と懇願するが、『彼』は全く意に介さずに、再度弥生を追い込んでいく。
「お願い、もう限界。もう駄目。お願いだから早く、早くイカせて。ごめんなさいごめんなさいお仕置きで
もなんでも受けますから、お願いだから今すぐイカせてくださいお願いします……」
 弥生の顔は涙とよだれでぐちゃぐちゃになっている。『彼』はその様子を満足げに見つめていたが、ころ
あいを見計らって時計を確認し、
「よし、弥生。30分たったぞ。好きなだけイケよ」
とマッサージ器のスイッチを最強にした。
「ああ、駄目っ、イクっ、ああっああっああっ………」
 弥生は全身を激しく痙攣させると、喉の奥から絞り出すような声を上げた。
「ほら、満足か?弥生。そのままいくらでもイキ続ければいい。今日は特別だからな」
 『彼』の言葉も、弥生の耳には遠くの出来事のようにぼんやりとしか届かない。『彼』の言葉の中に寂し
げな響きがあることに、弥生が気付くはずもなかった。

 疲れ切ってぐったりとなった弥生に、『彼』はこう言った。
「俺はしばらくお前には会えなくなるけれど、俺が帰ってくるまでに、他の男に触れられたりするんじゃな
い。今まで通りに、交際を申し込む男がいても断われ。まあ、お前が俺以外の男で満足できるとも思わない
がな」
 弥生は悲しげにうなだれたままだ。『彼』は弥生の脚を開かせ、中を覗き込んだ。
「まだ、ここはキレイなままだな、弥生。次に会うときにお前のここが今のままでなかったら、その時はタ
ダでは済まされないから、しっかり肝に命じておくように」
そう言うと、弥生の充血した部分にくちづけた。弥生の全身がビクンと跳ねた。
「だ、だめっ。駄目ですぅ……」
 弥生は再び切れ切れの声を漏らしながら、心の奥で『彼』の言葉に深く頷いていた。

 弥生のその日の日記には、こう記されていた。

  あの人がいなくなってしまう。なんだろうこの不安は。
  あんな人から解放されたいといつも思っていた筈なのに。
434猫兎:03/02/01 07:17
SOTタソキタ━━(゚ш゚)━( ゚ш)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(ш゚ )━(゚ш゚)━━━!!!!!
(;´Д`)ハァハァ
待ってましたーーーー!!!
揚げ
437名無しさん@ピンキー:03/02/02 08:39
SOT殿

肉棒を握り締めつつお待ちしております。
--花菜江 その3--(清孝の回想)

 兄がいなくなった以外には表向き何ごともなかったかのような日が続いた。
 僕の大学受験も終わってあとは高校の卒業式を待つだけの日々。その日自動車教習所から帰った僕を迎え
たのは弥生ひとりだった。
「お兄ちゃん、母さん帰ってこないんだけど……」
「どこか出かけたの?」
「具合悪いから病院へ行くとか言っていたんだけど……」
「そうだね。心配ないと思うけど……それより弥生、お腹減ったんだけど晩飯どうする?」
 僕らはそんな他愛のない会話を交わしていた。そしてそれから間もなく、僕ら二人は警察からの電話で悲
しい現実に直面することになった。

 花菜江さんは自殺した。病院の非常階段から飛び下り、即死。妊娠4ヶ月だったらしい。遺書は2通あった。
1通は父宛、1通は弥生宛だった。

「弥生へ
 勝手なことをする母さんを、許してくださいとはとても言えません。貴女はきっと、私のことを恨むでし
ょうね。
 母さんは、人として最低のことをしてしまいました。
 いつか貴女が大人になったら、母さんの気持ちが少しはわかるかもしれません。でも、できれば弥生には
母さんのような思いをすることなく幸せに生きてほしいと思っているのだけれど。
 弥生、これだけは貴女に伝えておきたいと思います。男の人に人生の全てを委ねてはいけません。今の貴
女にはその意味がわからないかもしれませんが、賢い貴女ならきっと自分で自分の人生を切り開くことがで
きるはずです。
 母さんが貴女に望むのはそれだけです。
                             母より」

 弥生に読ませてもらった花菜江さんの遺書にはこんなことが書かれていた。
 父宛の遺書には、ただ、
「御迷惑をおかけします。弥生のことをよろしくお願いします」
とだけあったらしい。
 花菜江さんが自殺したことで、環叔母さんは弥生を施設にいれろのなんだのとうるさかったのだけれど、
弥生は今までどおり我が家で暮すことになった。
 父の心境は僕の想像を遥かに超えて複雑なものだったろうと思う。
 僕は、これからは僕が兄として弥生を守らなければならないと、心の中で固く誓った。
お待ちすてますた。意外な展開にビクーリ!!
443vv:03/02/02 17:30
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-Marine/4609/ten.html
★☆★幸福になりたーい!!★☆★
--弥生 その1--

 弥生が学校でいじめを受けるようになったのは、母花菜江の自殺がきっかけだった。
 それ以前から一部の女生徒の間では、陰のある美少女で男子生徒に抜群の人気があった弥生を妬む感情は
あったのだが、表立ってのものではなかった。しかし、「母親の自殺」という噂は、妬みをいじめに転嫁さ
せる格好の口実となったのだった。

 その日、弥生は体育用具室の掃除当番にあたっていた。一緒に当番の筈の女子3人がなかなか来ないので、
弥生はひとりで掃除を始めることにした。
 ちらばったボールを拾って籠にいれ、ほうきを持って掃き掃除をはじめようとした時、弥生の背後で用具
室の重い扉が閉まる音がした。
「遅いよ、みんな」
 弥生は不満げに振り向いて、そして凍り付いた。そこにいたのは、当番の女子ではなく、前から弥生に反
感を持っていた女生徒のグループだったのだ。
「あんたさ〜、前から生意気だと思ってたんだけど」
 グループのリーダー格の長田美沙緒がまず口を開いた。
「生意気って……私が何かしたんですか?いいがかりは止めてください」
「ほら、そうやってお高くとまって。ちょっと顔が綺麗だからって『私はあなたたちなんかを相手にしない
のよ』って態度じゃない。母親が不倫相手の子を妊娠して自殺した癖にさ。よく平気で学校に来られるよね」
ヤパーリSOTタン イイッ!!!
446名無しさん@ピンキー:03/02/03 19:14
あげ
 そういうと弥生を跳び箱に向かって突き飛ばした。弥生は跳び箱に脇腹をぶつけ、一瞬息が詰まる。そこ
へばらばらと数人が飛び掛かって、あっという間に弥生を押さえ込んだ。弥生が逃れようとするところを尚
も押さえ付けると、美沙緒が弥生のスカートをまくりあげた。
「な、何をするんですか」
 美沙緒はスカートの中に手を差し入れると、弥生のパンティをむしり取るように降ろした。
「さあ、何をするんでしょうかねえ」
 意地悪く笑う美沙緒。身動きが取れない弥生は、それでも必死に体をよじって逃れようとするが、その度
に周囲の手によって跳び箱に押さえ付けられてしまう。
「もうちょっと脚をひらかせて」
 美沙緒の命令に従い、弥生の脚が開かれる。美沙緒の指はその合わせめの薄い茂みに伸び、数本の陰毛を
むしりとった。
「痛っ」
弥生が短く悲鳴をあげる。
「静かにしなよ。大きな声を出したら人が来るよ。この状態で人が来たらアンタの大事なところが丸見えに
なるんだけど、それでもいいわけ?」
「……」
弥生は声を飲み込む。
「まあ、今後はあたしたちに逆らえないように、たっぷり可愛がってあげるから」
 美沙緒はそう言うと、制服のブラウス越しに弥生の乳房を愛撫し始めた。
448名無しさん@ピンキー:03/02/03 21:35
スランプは脱したみたいですなー!!

続きキボンヌ!
449名無しさん@ピンキー:03/02/04 15:22
あげ
「い……やぁ」
 弥生は小さな声を漏らした。『彼』の手によって開発済みの弥生の体は、美沙緒の稚拙な愛撫にさえ恥ず
かしい反応を示してしまう。弥生は体をよじって美沙緒の手から逃れようとするが、押さえ付ける手がそれ
を許すはずもない。
「あらら、もう乳首たってるよこのコ。意外とスケベだったりしてね、こんな顔して」
美沙緒が嬉しそうにそう言うと、つられて周りの女生徒達も笑った。
「や、やめて下さい」
 弥生は顔を真っ赤にしてうつむいている。もちろん美沙緒が弥生の言葉を聞き入れる筈はなく、乳首を弄
ぶ指先の動きが執拗さを増すだけだった。
「い、いや……やめて、お願い、やめて」
弥生の声がうわずっている。鼻にかかったような甘い声。体の奥の方から甘い痺れが沸き起こり、弥生の四
肢から力を奪っていく。
「へえ……そんなに感じるんだ。じゃあこっちはどうかな」
 美沙緒の手が両脚の付け根に差し入れられる。弥生の体がびくん、と跳ねる。
「わぁ、すごい。ちょっとこのコなによ、ぬるぬるじゃん」
 引き抜いた指先が濡れて光っている。その指と弥生の顔を見比べながら、美沙緒が呆れたように言った。
「こんな清純そうな顔して、おまんこぬるぬるですってか?優等生かと思ったら、毎日オナニーに励んでる
んじゃないの?」
「そ、そんな……」
「いいわよそんなに恥ずかしがらなくたってさ。こんなになってるくせに『私何も知りません』はしらじら
しいって。ね、毎日やってるんでしょ?」
 弥生は真っ赤になって首を横に振った。
「ま、あくまでシラを切りたいんならそれでもいいか」
美沙緒はそう言うと、弥生の股間に指先を捩じ込んで敏感な肉芽を探り当てる。
「や……ん」
 弥生は大きな声を出しそうになり、あわてて口を閉じた。美沙緒の指に責めたてられながら、弥生は自分
の敏感な体を呪った。限界が近付いていることを悟られてしまえば何を言われるかわからない。懸命に呼吸
を乱すまいとしていたが、執拗な愛撫にとうとう
「あぁぁぁっ」
と長く声を漏らすと、耐え切れずに目を閉じてうつむいた。それ以上声を出さないように歯をくいしばるが、
それでも鼻から甘い息が漏れてしまうことは防げない。
「んっ、んん……」
 弥生は首を激しく左右に振り立てながら全身をびくびくと震わせ、それからがっくりと肩を落とした。
「……イッちゃったみたいね」
 美沙緒は呆れたように言った。
「いい格好だわ、後藤弥生さん。優等生のアンタのそんな格好、みんなが見たらどう思うかしらね。……誰
か携帯にカメラ付いてなかったっけ?」
「あたしのがあるよ、美沙緒」
 右腕を押さえていた少女が言った。美沙緒は携帯を受け取ると、脱力している弥生の姿勢を秘所がよく見
えるように変えさせ、シャッターを押した。
「これがこっちの手許にあるってことは、どういうことか分かるよね、優等生さん」
美沙緒の言葉に、弥生は力なく頷いた。そこへ至る過程がどうであろうとも、美沙緒の愛撫に恥ずかしく股
間を濡らしたあげくにオーガズムに達してしまった事実は今さら変えようがない。
「さすが、ものわかりはいいみたいね。あたしたちもこれで明日から学校に来る楽しみが増えるわ」
美沙緒はニヤっと笑うと、再び陰毛を数本むしり取って弥生のパンティに包んで
「これはいい値段で売れそうね」
とポケットにしまい、
「じゃあまた明日ね、弥生ちゃん」
と言って全員を引き連れて立ち去った。
453名無しさん@ピンキー:03/02/05 02:38
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454名無しさん@ピンキー:03/02/05 10:48
こんなサンプルありました
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455名無しさん@ピンキー:03/02/05 13:36
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>SOT様

前作より勃起度UPですね!!!!
続き期待してます!
 後に残された弥生はただ呆然としていた。
 弥生自身はそれまで、『彼』が自分に施した調教がどういう意味を持つものであるのか、深く考えたこと
はなかった。もちろん、年頃の少女として年令相応の性に関する知識は持っていたものの、普通に持ち得る
好奇心を量的にも質的にも遥かに凌ぐ経験は、弥生の中では現実の生活とは切り離されたままだったのだ。
 『彼』に命じられて自ら指を使い或いは道具を用いて快感を得ることはあっても、それは『彼』の命令に
よるものであって、決して弥生自身の自発的な意思によるものではない。その証拠に『彼』との儀式が途絶
えてから、弥生が自らを慰めたことは一度もなかった。
 それがこの日美沙緒によってもたらされた快感によって、弥生の頭はパニックに陥ってしまった。
 なんとかひとりで掃除をやり終え、家に帰っても、弥生はまだ起きたことを受け入れられずにいた。
 スケベ? 淫乱? 違う、私はそんなんじゃない、私はただ、あの人に逆らえずに、命じられるままに従
っていただけ……弥生は必死に否定しようとする。しかし現実に、弥生の体は愛撫に敏感に反応して絶頂に
まで到達してしまうのだ。それも、人一番敏感ゆえに普通よりも遥かに容易に。それを世間一般では淫乱と
か好色という風に評するらしい。つきつけられた事実の残酷さに、弥生は一晩中眠れなかった。

 弥生にとっての地獄は、次の日からが本番だった。昼休み、弥生は美沙緒たちのグループに取り囲まれ、
女子トイレの一番奥の個室に押し込まれた。
「さ、弥生。昨日はあたしがイカせてやったけど、本当は自分で毎日やってるんだよね?それを今日は見せ
てもらいたいんだけど」
「そんな……私、そんなことしてません」
「そんなにシラ切らなくても、もうわかっちゃってるんだってば。いいこぶってないでさっさと始めなよ」
「私、本当に……」
「いい加減にしなよ。早くしないと昼休みが終わっちゃうんだけどな。どうしても出来ないって言い張るん
なら、昨日のアレがばらまかれることになるんだけど、それでもいいのかな?優等生の弥生ちゃんは……」
「……!」
「やるの?やらないの?」
 弥生は絶望感に打ちのめされる。この卑劣な手から逃れる方法は弥生には考え付かなかった。
「……やります」
「そうよねえ、あんなに感じやすいんだもん、本当はやりたくて仕方ないんでしょ? ちゃんと本気でイク
までやんなよ。でないと、わかってるよね?」
「……わかりました……」
 弥生はうつむいて歯を食いしばり、目を閉じて、スカートの中に手を入れた。パンティの中に指先を差し
込み、敏感な部分を撫で始める。
「どうせならもうちょっと気分出してもらいたいんだけどなー、弥生ちゃん」
美沙緒の揶揄する声に、弥生は死んでしまいたいと思った。このまま舌を噛み切る勇気もない自分が情けな
く、涙がこぼれてきた。
「なに泣いてんのよ〜。もうそんなに気持ちいいわけ?ほら、手が止まってるよ。昼休み終わるまでにイカ
なかったら、授業始まってから教室で続きやってもらうからね」
 弥生は抵抗を諦め、何も考えまいとした。何も考えずに、ただ今のこの状況から脱すること、早く絶頂ま
で上り詰めることだけに意識を集中する。
460名無しさん@ピンキー:03/02/06 18:31
イイッ!!!!!
461名無しさん@ピンキー:03/02/07 14:07
あげ
「あっ、ん……ん……」
 弥生の唇から甘い声が漏れ出す。息が荒くなって上気した顔は赤味を帯び、腰が無意識のうちにリズミカ
ルに動き出す。
「ねえ、美沙緒……なんかこのコ、エロいね」
「……うん」
 制服姿で立ったまま一心不乱に指を使う弥生の姿は、確かに同性からみてもエロティックだった。弥生の
息づかいが次第に速く浅くなり、眉を寄せて歯を食いしばる表情は何かに耐えているかのようだ。
 やがて弥生は白い喉を仰け反らせて一瞬動きを止め、それから脱力して洋式便器の蓋の上に座り込むと肩
を大きく上下させて息を整えようとした。

「……何分かかった?」
「2分くらい。弥生、あんたホント淫乱だわ。そんなにすぐにイッちゃうなんてね」
周りの少女達は呆れた表情でお互いに顔を見合わせている。しかし弥生にそれを気にしている余裕はない。
463名無しさん@ピンキー:03/02/07 21:30
花菜江さん、かなり好みでした。
弥生ちゃんは自動エロス人形って感じがいいな。
続きが楽しみです。
「ねえ美沙緒、私いいこと思い付いちゃった」
「ん?なによ由紀恵」
「このコさ、昼休みの間に何回くらいイケるか試してみるっていうのどう?」
「あ、それいい。それだったらさあ、客集めて賭けさせるっていうのもいいかも」
「わぁ、美沙緒さすが。じゃあさ、バイブ用意しようか?」
「うん、お願い。電池も新品を用意しといてね」
「了解」
「じゃあ弥生ちゃん、明日もよろしくね」

 美沙緒たちが出ていった後もしばらく弥生は立ち上がることができなかった。どうして自分ばかりがこん
な目に会うんだろう……母さんが自殺したから? あの人が私をこんないやらしい体にしたから? 弥生の
目から涙が溢れた。もう午後の授業を受ける気力はない。弥生は服装を整えて教室に戻ると、美沙緒たちに
みつからないように鞄を持って、そのまま逃げるように早退した。
キッターーーーーーーー!!!!!!!!

おまちすてましたm(_ _)m
466名無しさん@ピンキー:03/02/08 15:21
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 次の朝。
「どうした、弥生?具合でも悪い?」
 中々起きてこない弥生を気遣って清孝が声をかけた。弥生は
「ちょっと気分が悪いから今日は休む」
と言ったが、父・隆がそれを許さなかった。
「具合が悪い? 学校へ行けない程悪いんなら救急車を呼ぶぞ。それほどではないのなら、たいしたことじ
ゃない。さっさと支度をしないか、弥生」
 隆は、日に日に花菜江に似てくる弥生に対してことさらに厳しく接した。自分を裏切りよりによって自分
の息子と深い関係になり、妊娠した挙げ句にそれを苦に自殺してしまった妻のことを、弥生を見ていると嫌
でも思い出さざるを得ない。弥生には何の罪もないのに……そう思うものの、つい意地の悪いことを言って
しまったり厳しくあたってしまったりする自分自身を、隆は苦々しく感じていた。
 弥生は厳しい父を恐れていた。母は既にこの世にはおらず、血の繋がらない後藤の家にひとりヨソ者とし
て生活していることにただでさえ肩身の狭い思いをしている上に、昨日の無断早退のことで父は機嫌が悪い。
しかたなくのろのろとベッドから這い出すと制服を着て、食欲がまるでないために朝食も食べずに学校へ向
かった。足取りが重い。今日もまた、美沙緒たちに囲まれていやらしいことをしなければならないのだ。昨
日の会話が弥生の頭の中に蘇る。
……バイブ? 確か昨日そんなことを言っていた。バイブって、まさか……。
 『彼』は弥生に様々な調教を施したが、挿入だけはしなかった。もちろん『彼』は特別の楽しみのために
それをとってあったのだが、少なくとも弥生が処女であることは間違いない。そして処女であるということ
は弥生にとって、淫乱とかスケベとか呼ばれることに対するたったひとつの反証、よりどころなのだ。
 バイブを挿入されるとは、つまり処女を失うということ……弥生はそこまで考えて目の前が真っ暗になっ
た。なんとかこの窮地を逃れるすべはないものか……美沙緒に弄ばれて達してしまっただけなら「無理矢理
されたこと」で言い逃れることは出来たかもしれない。しかし昨日一度彼女らの理不尽な要求を受入れてし
まったことが、弥生の退路を絶っていた。
「ごめんなさい、にいさま……。弥生はもう、にいさまにふさわしい女にはなれません」
 弥生は唇を噛み締めて、肩を落としたまま学校へ歩いていった。
「あっ・・・・ああっ・・・んっ・・・はぅ・・・」
甘ったるい声が部屋に響く・・・。彼女は意識せずとも、声を漏らしている。
さきほどからこの両手は、休むこともなく彼女の白い肌を蹂躙し続けていた。
両方の手の指の腹で丹念にもみ続けたかと思えば、その肌を引っ張ったりつまんだりする。
その快感に思わず彼女は意識を手放しそうになり、あわてて俺はかぶりを振った。

指はしばらく肌を蹂躙し続けると、ふと動きを止め、独特のぬめりのある液体をその肌に垂らした・・・。
「っつ・・ひゃう・・・・っ」
突然のことで驚いたようだったが、俺は気には留めなかった。
それを、肌にくすぐるように優しく塗り広げると、
今度は剣山に似た道具で、彼女の肌を容赦なくたたき始めた。
何度も何度も・・・隅から隅まで。彼女をその苦痛から開放することなくしつこいくらいに・・・・。
先ほどの快感と違い、そのしつこい苦痛に彼女は軽いうめき声を上げて、眉間にしわを寄せ、
苦痛に耐えるため唇を噛んでいた。
470名無しさん@ピンキー:03/02/08 23:52
そう、彼女は拘束されているわけではない。
だが俺はその仕打ちを、止めることも、和らげることも頼んだりしてなかった。
彼女はあえて自分の意志で、その仕打ちに甘んじているのだ・・・・。

(こんなみっともない姿、誰にも見せられないな・・・・・。)
俺は彼女を蹂躙している自分の姿を想像し、ふふっ・・・と、自嘲的な笑みを漏らした。

彼女を責める指先は、再びその指の腹で彼女の肌を揉みしだいていた・・・・。
「はぁん・・ん・・・あ・んっ・・・・い・・はぅ・・・」
快感と苦痛・・・・その両方が交互に繰り返され、
彼女の自我が意識の深淵に消えかかった頃、ようやっとその蹂躙は収まった。
彼女を座らせたイスがキュッと後ろに向けられる。
正面には、彼女を責め続けた指先の持ち主である俺が彼女を見下ろしながら立っていた。

俺はその唇をゆがめ、にやりと微笑むとこう言った。
「お疲れさまです。皮膚マッサージコース、終了いたしましたー」
 午前中の授業は全く弥生の耳には入らなかった。給食の時間も、全く食べ物に手をつけることができなか
った。様子がおかしいのに気付くクラスメートはいても、弥生に声をかけて気遣ってくれる友はいなかった。
 昼休み、美沙緒たちが弥生を連れに来た。
「約束だものね、弥生ちゃん。今日はさ、陸上部の部室まで来てもらいたいんだけどな」
 弥生は黙ったまま、のろのろと彼女らの後ろをついていった。
 陸上部の部室のドアを開けると、中では男子生徒四人が既に待っていた。
「へえ、美沙緒。冗談だと思ってたら本当だったんだな、あの後藤がお前の言うなりってのは」
「そうよ。ほら、弥生。みんなにちゃんと挨拶しないと」
 弥生は入り口のところで立ちすくんで、それ以上一歩も動けなかった。脚から力が抜けてしゃがみ込む。
数人が弥生を取り囲んで、抱きかかえるようにして無理矢理部室の中に連れ込んだ。そのまま部室の中央に
ある大テーブルの上に仰向けに押えつけ、手足をテーブルの脚にヒモで縛り付けた。
「美沙緒、俺ら見てるだけ? 後藤とヤラせてくれよ」
「あとでならいいけど、今日はだめ。今日はオナニーマラソンだから」
「ちぇっ。ま、楽しみは後にとっとくか。何回イクか、一番近い数字を当てたのが先に後藤とヤレるってい
うの、のる奴いる? 俺、3回な」
「俺それのった。俺5回ね」
「じゃあ俺6回。長谷川は?」
「俺は……そうだな、4回にしとく」
「じゃあ始めるよ。由紀恵、アレ出して」
由紀恵は紙袋からバイブを出した。
「由紀恵〜、あんたいつもこんな太いの使ってんの〜?」
「ええ?これ普通だよ。いいじゃんアタシのことはさ」
 周囲の言葉を、弥生はどこか遠くの世界の出来事のようにぼーっと聞いていた。我が身に降り掛かりつつ
ある現実として認識するのを頭が拒否している。弥生の胸中を占めるのは、『彼』への謝罪の言葉だった。
ごめんなさい、約束を守れませんでした、弥生は悪い娘です、どんなお仕置きでも受けます……。
 その思考が突然中断された。モーター音と共に、弥生の敏感な花芽になにかが押し当てられた。
「あぁぁっ」
 弥生の口から細い声が上がる。弥生の感傷におかまいなく、無機的な機具は弥生の体に快感を送り込み、
弥生の体からはそれに反応して甘い声と熱い蜜が沸き出した。
「だ、だめ……あ………ん」
 弥生は腰を捩って刺激を避けようとするが、その動きはかえって周囲の色情を刺激し、バイブを持った美
沙緒の手の動きを執拗にするだけだった。
「いい感じになってきたみたい。大分濡れてきたから、そろそろ入るんじゃない?」
由紀恵が笑いながら言うと、美沙緒も
「そうね、そろそろ入れてみようか」
と言いながら、バイブの先端に溢れる蜜をたっぷりまぶし、ゆっくりと位置を定めると力を入れて押し込も
うとする。
「い、嫌ぁっ!痛いっ!止めて、止めて、お願い止めて痛いっ!」
身を引き裂かれる激痛に、弥生は突然に正気を取り戻して叫んだ。
「え?弥生、アンタひょっとして処女?」
473すぺるま ◆QZPU71PwSQ :03/02/09 23:38
続き禿しくきぼんぬ。
【おしらせ】
前作ともう1本を、以下のサイトに置かせていただきました。
ttp://syame.zansu.com/syosetupc/kanou_navi/navi.cgi?links=17
ttp://syame.zansu.com/syosetupc/kanou_navi/navi.cgi?links=18
「……まさか。あんなにスケベなのに処女?とっくにやりまくりかと思ってたのに……」
「お願い、他のことならなんでもするから、それだけは許して……」
 弥生は泣きながら懇願する。美沙緒の目が光った。
「なんでもって、本当になんでも?」
「本当になんでもする、なんでもするから、許して……」
「……じゃあ、勘弁してあげるわ。その代わり、あとでちゃんと言うこと聞いてもらうからね」
美沙緒はニヤリと笑った。
「というわけで、つっこむのはナシ。クリだけでイッってもらうことにするから」
「ええ?なんだよぉ、後で俺らヤラせてもらえるんじゃ……」
「その話は後。とにかく今は何回イケるか見せてもらおうよ」
 場の全員が、しぶしぶ美沙緒の言葉に従った。
 再びバイブが弥生の敏感な花芽に押し当てられる。
「あ……あ……」
 弥生はすぐに再び快感の渦へ飲み込まれていった。甘い声をもらし、腰がもどかしげにくねっている。そ
の様子に、場にいた男子生徒たちは自分のものが激しくいきり立つのを押さえることができず、ファスナー
を降ろして高まったものを握り締めていた。
「あ……だめ……く……い……!」
 弥生は喉を大きく仰け反らせて脚をつっぱり、腰をがくがくとゆさぶりながら上り詰めた。
476名無しさん@ピンキー:03/02/10 13:18
ボキー!!
余り遠回しに比喩するのは好ましく無いが、敢えて云うとすれば、
「過ぎたるは、及ばざるが如し」、と云う言葉を感想に変えさせて頂く。 
   
追伸:文章作法の著しい変化は、読み手の意欲を損なう恐れがあるので
    注意されたし。


 

 
 

まあ、確かにマンセーばっかじゃアレだよな……
出た杭は打たれると言うように、つっこんだら叩かれそうだから
敢えて言わないけど。

こんな漏れはどこぞのライタースレへ帰ります( ´・ω・)ガンバッテネ…
あ……突っ込むところは突っ込んで欲しいです、切実に。
(自分ではどこに問題があるのか気がついてないわけですから)
好きで書かせてもらってる立場なんでそんなことまで
人様に要求できる筋合いじゃないんですけど。
480:03/02/10 16:13
入学式
高知のとある田舎。ここにある一軒の農家がある。今日は中学になる息子の入学式が
ある。
「ひろし、ご飯食べなさい。」と声をかける母親の恭子、今年40歳になりスレンダー
だが胸や尻など出るところはでて、短髪のなかなかの美人である。普段はおっとりしているが、それでいて正義感
があり曲がったことが大嫌いで昔から気が弱くイジメラレッ子である息子にも時には厳しく
時には優しく接し息子もそんな母親を愛し、たくましく成長した。
「母さん準備できた。」と声をかける。「ちょっと待って」とストッキングをはきながら
答える母親。普段はダサい農作業服だが今日は化粧して少しきつめのスカートを着てきめていた。
その後思いもよらぬ事態が起こる事を知る余地もなかった。
「いくわよ、ひろし」車がなかったので二人は自転車で中学校に向かう。しかし母親の自転車はまだ6歳の次女のものでサドルがちいさくその大きなお尻にくい込み、危なげに走行していた。
すると突然後ろから高級車がきた。そして急にとまった。「あら恭子さん、うちの子も今日入学式よ」と近所で会社経営している金持ちの夫を持つ恵子が声をかけてきた。彼女は普段から派手で、いつも夜遅くまで男遊びをし、かなり評判はわるかった。
「あっ恵子さん、こんにちは」と返す恭子。すると恵子は「自転車なんて危ないわよ、車に乗って」といってきた。
481名無しさん@ピンキー:03/02/10 16:14
とりあえずかの情報はここで見つけたんですけどね。。
ダメですか?

http://it.sakura.ne.jp/~www/www/ranklink.cgi?id=fdeai
482:03/02/10 16:16
「でも・・・」と恵子は言ったが息子のひろしが「母さん乗ってきなよ、危ないから」といって「じゃあ後でね」といって恵子は車に乗り込んだ。
そして後ろに座りふと横を見ると、筋肉流々の男が座っていた。「こんにちは」と恭子は言ったが男は無言で顔をじろじろみてくる。
そしてふと恭子が男の下半身をみるとおもいっきり勃起しているのがわかる。「何この人達」と恭子は恵子からもらったお茶を飲みながら不思議におもった。
そして学校についた。すると恵子は自分の息子を降ろすと、すぐまた車を走らせた。
車に乗ったままの恭子は「恵子さん、これどういう事」といった。すると恵子は「いいじゃない、いちいち子供の入学式なんか出なくても」といった。
それを聞いた恭子はあ然とした。そして徐々に先ほど飲んだお茶にはいっていた睡眠薬が効きだした・・・・・。
車はある高級マンションについた。そして目を覚ました恭子に恵子はたばこをふかしながらこう言ってきた。
「実はね、恭子さん。その男は有名なAV男優なの、あなた農家よね今年もあまり振るわなかったみたいね、どうよちょっとAVでて小遣い稼ぎでもしない?」
すると恭子はビックリし「冗談はやめて」といった。
すると恵子は「そう、ならいいわ、知ってる今度あの中学校で私PTAやるのよ。ま、お母さんがたにいって、ひろし君がまたいじめられるように仕向けてやるわ」
すると恭子は「そ、そんな、あなたって人は・・・・」といった。
「大丈夫だよ、顔もモザイク、ただほっぺにキスしたり、服からおしりや胸を触るだけだから」とその男が始めて口を開い
483:03/02/10 16:18
AVを全く見たことのない恭子は話を聞いてそういうものだと思い「息子が家に帰るまでには・・・」としぶしぶ納得した。そして正義感の強い恭子はギャラである10万(ほとんど恵子が紹介料でとった。)は受け取らなかった。
マンションに入ると、早速男は服を脱いで爪をけずっていた。すると恵子はじゃ後でねといって、自分は息子の入学式に行ってしまった。
そこにはスタッフであるほっそりした男がカメラを覗いて、恭子を見て、「いやー美人だね」といってスタンバイしていた。
この薄暗い部屋で恭子はびくつきながらも必死に耐えようとした。(ひろしのため、ちょっとの辛抱よ)と言い聞かせながら。
「スタート」とスタッフが声を出し撮影が始まる。するとTバックの黒パンツだけの男が「こんなきれいな奥さんはじめてだよ」といってソファーにいる恭子に
近づいてきた。最初は何も触れずにおいを嗅いできた。「いいにおいだ、奥さん」といってすばやく背後にまわりスーツ越しに大きな乳を揉んできた。「やわらかいね、奥さん。」と男優がいっても、目をつぶって恭子は今にも泣きそうだった。
すると男は「ちょっと脱いでみようか」といった。しぶしぶ「ええ・・」と恭子はいった。
ブラジャー越しに今度は乳首を転がしながら揉んでくる。「ああ・・やめて」と恭子は言うがどんどん激しくなる。
そして「あ、ごめん上着脱がせて」と男が言うとすかさず恭子はまた元通り服を着なおした。そして「もう終わりね・・・」と恭子はいうと男は「えっもう終わり」と笑いながらいってきた。
「あと少し、スカート脱いで」と男が言った。、意外にも男が優しいことを知ると恭子は
ぴっちりしたハーフスカートをぬいだ。これがプロの心理作戦とはしらずに・・・・むちむちの下半身があらわになった。
「じゃーベッドに寝て」といい恭子はベッドに寝転んだ。そして男は足を広げ一さし指で
ちょうどマンコのあたりをパンツとパンストごしにこすってきた。そのこすり方は痛いくらいだ。ここまできて、前より恭子が開放的になったのもいうまでもない。
すると開いた足のひざを曲げ男はその熟女特有のムンムンとしたにおいをかいできた。
「いやーこれが奥さんの匂いかたまんないな」すると恭子は顔が赤くなり、今では全く夫とSEXしないためこの体験がもう一人の自分を呼び起こした。
484名無しさん@ピンキー:03/02/10 18:51
金さん
勃起しますたが、話が強引過ぎるような…
 弥生は喉を大きく仰け反らせて脚をつっぱり、腰をがくがくとゆさぶりながら上り詰めた。
「……まずは1回めね」
 美沙緒が冷静な声でカウントする。男子生徒の誰かが漏らしてしまったらしく、部屋の中には青臭いにお
いが漂っていた。
 バイブを持つ係を由紀恵と交代すると、美沙緒は自分の携帯をいじりはじめた。

 由紀恵の持つバイブにあやつられて、弥生は早くも2度めの絶頂へと追い込まれつつあった。男子生徒た
ちは目の前のエロティックな光景に釘付けになっている。それらには目もくれず、美沙緒は携帯でメッセー
ジを打っていた。
---中学3年、165cm 43kg、友達からは美人だって言われます。誰か私のバージンを買ってくれませんか?
「これでヨシ、と。いくらで売れるかな」
 弥生のルックスで処女なら、10万、いや15万出すオヤジがいるだろう。その後だってこのコならいい値段
になる筈。いい金蔓が手に入った……美沙緒は笑みがこぼれるのを隠せなかった。
「美沙緒、何やってんのよ〜そろそろ交代してよ」
 由紀恵に声をかけられて、美沙緒は急いでメッセージを送信した。
 結局昼休みが終わる前にこのゲームは中断した。興奮しすぎた男子生徒のひとりが弥生に襲いかかろうと
してテーブルの脚が折れ、部室内が混乱している間にチャイムが鳴ったのだ。既に恥ずかしい姿をたっぷり
曝してしまった弥生にとってはすこしも慰めにはならないことだったが、美沙緒のたくらみにはかえって好
都合だった。
「弥生、あんた昨日みたいに勝手に帰らないでよね。さっき約束したんだから、今日は帰りにつきあっても
らうからね」
 教室に戻りながら、美沙緒は弥生に釘を刺すのを忘れなかった。
SOT殿

相変わらずグッジョブ!
難しいことは解らんが、貴方の文章が一番萌える!
勃起しますた。
488名無しさん@ピンキー:03/02/10 23:45
あげ
489アダルト激安DVD:03/02/11 00:38
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490名無しさん@ピンキー:03/02/11 19:55
早く書けや!
--弥生 その2--(清孝の回想)

 その日、朝から弥生の様子が気になっていた僕は、帰りが遅いことに不安を覚えていた。どちらかという
と内向的な性格の弥生には、羽目を外して一緒に夜遊びをするような類の友達がいるようには思えなかった
し、事故にでもあったのかという心配だったのだけれど。
 イライラしている父と僕のところに警察から電話があったのは夜の11時を過ぎたころだった。あわてて警
察にかけつけた父は、信じられない話を聞かされることになった。
 援助交際絡みで以前から警察にマークされていた長田美沙緒という少女が弥生のクラスメートで、弥生は
その美沙緒に脅かされて、援助交際を強要されていたのだそうだ。おとり操作にひっかかり、弥生は美沙緒
とともに警察に補導されていた。
 警察ではどうやら弥生は美沙緒から一方的に脅されていたと判断していたらしく、弥生はわずかな事情聴
取の後すぐに家に返されることになった。実際に弥生はただ脅されて従わされていただけだったのだが、父
にしてみればそもそも脅される隙が弥生にあったことをが落ち度であると考えていたらしく、その怒りぶり
は凄まじいものだった。
 弥生は精神的にひどくショックを受けていたために、卒業まで学校を休むことになった。既に推薦で入学
が決まっていた高校もこの一件で入学が取り消された。
 こういう話を聞き付けて環叔母さんが黙っているはずもなく、
「やっぱりあの女の娘だから血は争えないわね」
と言って、弥生を施設に入れることを再び主張した。父も今度は強く言い返すことが出来ず、施設にこそ入
れなかったものの、全寮制で校則の厳しい女子校に進学させることで話がまとまったのだった。

 僕は、兄として弥生のことを守るとかかっこいいことを考えていたくせに、実際には何一つ弥生のために
してあげられなかったことで自責の念にかられていた。弥生が虐められていることに気付いてやることもで
きずに、何が兄だ……その時の僕の無力感は今でも僕を苛んでいる。

 それから3年の月日があっという間に経った。その間、僕は人並みのそこそこ楽しい大学生活を送り、弥
生は全寮制の学校で規律正しい生活を送っていた。
 もともと生真面目で内省的な性格の弥生には、厳しい校則が肌にあったのだろうか、休暇で家に戻ってい
る時の弥生の様子はとてもいきいきしているように僕には見えた。時折寂しそうな表情を浮かべることはあ
っても、あの忌まわしい事件の陰は弥生からはすっかり消えたようだった。
 そんな弥生の様子に、僕もあの時の自責の念から少しずつ開放され、大学のサークルで知り合った女性と
真剣な交際をするようになった。

 僕が大学を卒業した年、今度こそ優秀な成績で、弥生は僕と入れ代わりに僕のいた大学に入学した。そし
て父が大学を退官したのを契機に、兄・浩文が許されてイギリス留学から帰って来ることになった。
493名無しさん@ピンキー:03/02/11 22:34
SlaveOfTheMoon様
ここに執筆されています作品と、
紹介して下さった他の貴方の作品を拝見させて頂きました。
以前からフアンでしたが、ますますハマッてます。(#^.^#)
所でこれらの執筆がまとめて見れるSOT様のサイトは無いのでしょうか?
もしサイトがある様でしたら教えて頂けると幸いです。
494名無しさん@ピンキー:03/02/12 03:48
SOTさん
続きハゲシクキボンヌ!
495:03/02/12 12:51
今日は、山田中学で授業参観がある。淳は憂鬱だった。なぜなら水泳の授業だからだ。
淳は全く泳げない。いじめられっこだから普段学校に行くのも嫌だが、今日は特別いやだった。体育教師の今井は淳に水泳を教えるどころか、バカにして無視するだけ。筋肉流々の今井は生徒から人気がありその母親にも人気だ。
授業が始まった。保護者もプールサイドに集まっていた。当然淳の母良子もいた。良子は美人だった。スーツを着て友人としゃべっていた。
「よし、今日はクロールからだ」と今井が言う。
淳の番になり、「がんばって淳」と母が声援を送った。しかし淳はいつもどおり10m地点で苦しくなって立ってしまった。
すると今井が「こら、淳お前やる気あるのか」「もうやめちまえ」「このクズ」
と普段は相手にすらしないのに今日は激しく淳に罵声を浴びせた。
それを見ていた良子は息子に対する今井の態度に激怒し泣いていた。
そして授業後、良子は今井に抗議しにいった。「先生、息子に対するあの態度はいくらなんでもひど過ぎます。」すると良子を見た今井は態度が一変した。
「あなたが、淳君のお母さんですか」「お綺麗ですね」と今井がにやけ、
良子は「そんなことは関係ありません」と返した。すると今井は、
「うるせぇー俺は淳のことを思って、やってることだ、そんなこともわからんのか」
「あんたが甘やかすからだめなんだ」としまいには、「何、それともそんな事で俺をPTAにでも訴えるつもりか」と逆ギレすると良子は引いてしまい、
「いえ、そんなつもりじゃ・・・」といった。すると今井は「まぁいい、ところであんた泳げるのかい」と聞くと
良子は「えっ?私ですか・・かなづちなんです」というと今井はにやけながら
「今日は暇だから、教えてやろうか」といった。
「でも夕飯の支度があるから・・・」というと今井は
「そんな、根性だから息子もああなるんだ」とまた激怒すると、良子は
「じゃ、一回家に帰って水着持ってきます」といったすると今井は
「これを着ろ」と言ってスクール水着をわたした。
496:03/02/12 12:54
「これちょっと、きつすぎませんか」と良子はいったが、今井の余りの強引さで更衣室へむかった。良子は少し戸惑いながらも、パンストを脱ぎブラをとりその小さなスクール水着を着たが結構着やせする方でムチムチの良子には余りにサイズが違いすぎた。
上半身はその大きい胸が強調され今にも破れそうで、下半身も尻は食い込みTバック状態になっていた。
更衣室で、はずかしいとおもいながらも良子は今井のところにいった。
それを見た今井は勃起した。「ではまずストレッチ体操だ」と言って良子に屈伸をさせた。
今井は良子の正面に立ちその様子をみていた。「あんた、体硬いねー」といって
背後にまわり、二の腕をもんできた。「俺がほぐしてやる」と言って徐々に手が胸へと行き
ついに良子の大きな乳を揉みだした。
「あの、先生・・」と小声で良子はいったが、今井は黙々と乳を揉んでいる。
すでにその時、勃起した、今井のものが良子の背中にあたっていた。
「まだ水中に入るのはダメだ、俺の上で平泳ぎしろ」
「そんなこと・・・」と言いつつ良子は尻を今井の顔に乗せられ、顔を今井の股間にやろうとしたが、勃起していたので邪魔だった。すると今井は
「そうだ、それをくわえながらやれ」といって、良子は最初は嫌がったが、仕方なくくわえた。
そして、思いっきり今井は良子の尻を広げ、ひも状の食い込んだ水着を親指で横にやると
その熟した良子のマンコを舐めてきた。「へー、あのとろい淳はここからでてきたのか」
「ぐちゅぐちゅーーーー」
「いやーはずかしい」と言ったが今井は止めない。どんどん激しくなりった。
するとその熟したまんこから大量の愛液がでてきた。
「こんなに濡れちゃって、いやらしいねぇー」
「だって、こんな事されたら・・・」と良子はいった。
「気持ちいいのかい?」といって今井は30分くらい愛液をすすりつずけた。
>金
前回の話の続きかと思えば、まったく関連のない別な話なんだね。
せめてタイトルを入れるとか…
息子のいる熟女が好きなんだろうが、二つとも短い話だけどあまりにも
シチュエーションが似ている。

それと誤字脱字くらい推敲してからアプすればと思うんだが。
せめてsageてくれないかなあ。また広告が来るし。
っつーかレベル低すぎなのよね、シルヴァ
--『彼』 その3--

 『彼』がレンタカー会社のカウンターで書類に記入している間、弥生は落ち着かない様子でしきりに髪を
いじっていた。最後に会ったときとは比べ物にならないほど大人びて女らしさを増した弥生の姿を横目で見
ながら、『彼』は満足げに微笑んだ。
 会えずにいた年月の間に弥生の身に起きたことは『彼』の耳にも既に届いていたが、『彼』はそれを弥生
自身の口から告白させるつもりでいた。もちろん、弥生自身に許しを乞わせ罰を与えるために。
 『彼』はレンタカーのキーを受け取ると、弥生の背を押して車まで歩いた。
「どこへ、行くんですか?」
 弥生の言葉にはおびえたような響きがあった。無理もないと思ったが、『彼』は構わずに弥生を助手席に
座らせると、ドライバーズシートに体を納めてシートベルトを締めた。
「家にはなんと言って出てきた?」
「サークルの友達と旅行って……父さんはあまりいい顔をしなかったけど、お兄ちゃんが口添えしてくれた
から」
「清孝か……あいつは元気なのか?」
「お兄ちゃん、彼女できたみたいで、多分今日もデートの筈だけど」
「そうか……弥生は、清孝に彼女が出来ても平気なのか?」
「お兄ちゃんはお兄ちゃんだから……」
 弥生はそう言うと、黙って俯いてしまった。『彼』は、ひさしぶりであるからにせよ弥生とこんな普通の
会話をしていることになにか不思議な感じを覚えていた。
 やがて車は山道を通り、湖畔にある小さなホテルに着いた。
「わざわざ親父に帰国の日を3日も遅らせて知らせた理由がわからない程馬鹿ではないだろう、弥生は」
「……はい」
 そう、あの時の約束のために『彼』が確保した3日間だったのだ。そのことが何を意味しているのかわか
らない弥生ではない。
 チェックインを済ませ部屋に入り、『彼』はまず弥生に服を脱ぐように命令した。
「これから3日の間、お前にはこの部屋から出ることも服を着ることも許されない。それはお前が選んだこ
とだからな、弥生」
 弥生は俯いたまま頷いた。そう、家族に嘘をついて空港まで迎えに来たのも、私が自分の意思で選んだこ
と。私はあの日からずっと、今日のこの日が来るのを待っていたのだから……。

 『彼』の知らない4年の間に、弥生は格段に女らしくなっていた。やや小振りとはいえ十分に膨らんだ乳
房。その先端の淡いカフェオレピンクの蕾。ほっそりとくびれた腰。こんもりと小さく丸く盛り上がった尻。
ほっそりとしていながら骨ばったところのない脚。背中を完全に隠しヒップの丸みを覆うほどの長いストレ
ートの髪。……総てが『彼』の思い描いた理想の姿だった。
「まずは約束した通りに、確認させてもらうぞ、弥生」
『彼』の言葉に、弥生はためらいがちにベッドに腰掛ける。
「脚を開かないと見えないだろう。自分で開け」
 恥ずかしさに真っ赤になりながら、弥生は脚を開いた。
「自分の指で、中まで見えるように広げるんだ」
 言われるままに指で開く。あざやかなピンクの花弁の中は、既に透明な蜜をたたえていた。
「あの……にいさま。本当に、今日は家に帰らない……?」


>501の先頭に上の1行が抜けてしまいました。
「もう濡らしてるのか?」
「そんな……そんなことはありません」
 『彼』は指先にたっぷりと蜜をすくい取ると、真っ赤になってかぶりをふる弥生の目の前に突き付ける。
「お前はいつでもこんな風に欲しがっていたのか?」
「違います!私は……」
「どう違うんだ?説明してみろ。なんで警察に補導されたのか?」
「……」
 弥生は半泣きになっていた。あのことを説明しなければならない、せっかく忘れかけていたのに……。
「どうした?説明できないのか?」
 泣き顔でうなだれたまま、小さな声で弥生が話し始めた。
「学校で、仲の悪い女の子たちのグループに、無理矢理押さえ付けられて……、触られたんです」
「触られたって、どこに?」
「あ、あの……クリトリスです……」
「それで?」
「それで……しつこく触られて、イカされてしまいました」
「それから?」
「それを写真に撮られて、『写真をバラまく』って脅かされて、……その」
「それからどうしたんだ?」
「その、あの、見ている前でオナニーを……させられました」
「彼」のこと最初は弟のほうかと思ってたんだけど
この文見てると兄っぽいな・・・

・・・どっちですか?w
505猫兎:03/02/13 06:32
この状況で訊くのは野暮でつよ(*´д`)σ)Д`) プニュ -
506おなにすと♯すけべ:03/02/13 10:52
>SOT
朝っぱらから勃起しますた。
507名無しさん@ピンキー:03/02/13 23:39
あげー!
とりあえず下げ
SOTさん!降臨キボンヌ!
509名無しさん@ピンキー:03/02/14 05:40
銀さん、
品がない文だけど、スクール水着好きだから
続き読みたい!書いて!
看護婦モノも誰かよろしく!
510名無しさん@ピンキー:03/02/14 10:37
沙希27歳、不倫が原因で大学病院を自己退職した。
医師に紹介され住宅地の中にある中規模な病院を紹介された。
沙希は紹介状と履歴書を持ち外科医である院長の真田を訪れた。
真田は52歳、知る人ぞ知る腕のいい外科医である。
服のサイズを測るから上着を脱いでくれ。
メジャーを出して沙希の胸に当てる。
体は細いが胸は結構あるねえ。11号を着てみなさい。
白い開襟の昔風の制服だが妙にすそは短めである。白いストッキングと
ガーターと靴、ナースキャップも支給された。
じゃあ医師と看護婦に紹介しよう。
といって医局に案内された。
一通り挨拶が終わると、じゃあ外科の診察室にいらっしゃい。
そこには、昼休みで誰もいなかった。
働いていただく前に一通りの健康診断をさせてもらうよ。
持病はない、初潮は?生理痛はどう?妊娠はなどど一通り問診した後、
じゃあ胸を開けてください。といった後、やっぱり上半身全部脱いでもらいましょうか。
沙希は後ろを向きボタンをはずし、制服を脱ぎブラじゃーを取った。
さあこちらに来て、今日は時間がないのでざっと診察させてもらうよ
と、聴診器を胸の上方から当て始めた。
君のように胸が立派な人は乳がんにかかりやすいから、乳がん検診もしなくちゃね。
といって両胸を下からぐいっと揉んだ。
あとはまた今度にしよう。
今日は服を着てもう帰っていいよ。ほかの検査はまたにしよう。
沙希はなんとなく不先行きが不安だったが、再就職口のあてがほかにあるでもなく、
仕方なく、どうぞよろしくお願いします。といって病院を出た。
511名無しさん@ピンキー:03/02/14 11:03
翌日、沙希は出勤し更衣室を探した。
あのう、今日から看護士として来ました北条です。更衣室はどちらでしょうか。
あたし三上加奈子、よろしく。更衣室はここよ。えっとあなたはここ。
ロッカーにはすでに名前が入っていた。
院長先生にもう診察された?最初の診察で品定めするのよ。
できるだけ我慢したほうがいいわよ、お給料も良くなるし…。
もしわからないことがあったら何でも聞いてね。
そういって、加奈子は部屋を出て行ってしまった。
512名無しさん@ピンキー:03/02/14 11:16
沙希はいまどきこんなガーターなんて、と思いながらも制服に着替え、院長室に挨拶に行った。
院長は不在だった。沙希はなんとなくほっとした。
ナースステーションに行き、婦長が紹介してくれた。
北条です、よろしくお願いします。
早速だけど明日盲腸で手術の316号室の崎山さん剃毛お願い。
髭剃りブラシとかみそり、ポット、洗面器、などをセットしワゴンに乗せ部屋に向かう。
326号室は特別室だった。
扉を開けると中学生ぐらいの男の子だった。
続きは無いんでしょうか?

一番美味しいタイミングで…
514名無しさん@ピンキー:03/02/14 15:22
涼くん、入るわよ。おなか痛い?
僕は慢性なので今はそんなに。
明日手術でしょ。だから剃毛しに来たのよ。
剃毛?
手術の時ばい菌が入るといけないから、周りの毛をそるのよ。
さあズボンを下ろして。
え、そんな恥ずかしいよ。パンツも?
そうよ。腰上げてごらん。といって沙希は涼のパジャマとブリーフを一緒に下ろした。
若い女性にはじめて見られた涼のペニスは恥ずかしさのあまりしなってしまっている。
じゃあ蒸しタオル当てるね。といって沙希は右腹にタオルを当てた。
熱かった?ごめんね。石鹸塗るね。ちょっとくすぐったいよ。
といいながら右の下腹部に泡立てたものをブラシで塗り始めた。
涼があっというのと同時にむっくりとペニスが起き上がってきてしまった。
だいじょうぶよ、誰にも言わないから。リラックスしていてね。
動くと傷つけちゃうからじと我慢しててね。
そういうと沙希は左手でペニスを持ちなれた手つきで毛を剃り始めた。
すみません。恥ずかしいとこ見せちゃって。
涼が顔を少し上げて謝った。するとそこには沙希の胸元からふくよかな乳房の谷間が見えてしまった。
沙希はそれに気づかず毛を剃っている。
515名無しさん@ピンキー:03/02/14 15:30
最後に下半身に蒸しタオルを当て丁寧に拭いてくれた。
さあパンツはいて。沙希は向こうを向いてワゴンを片付けている。
涼は、すばやくパンツを履き、あの、お願いがあるんですけれど。
何?先はまだ向こうを向いている。
む、胸を。看護婦さんの胸を見せてもらいたいんです。
しばらく沈黙が続いた。いいわよ。と沙希が振り向いた。
516名無しさん@ピンキー:03/02/14 15:42
ただし、涼くんと二人だけの秘密よ。沙希は前のボタンをはずし始めた。
わかった、誰にも言わないよ。
沙希は前をはだけると、キャミソールのすそを持ち上げ、ブラジャーをぐいっとたくし上げた。
そこには白く丸みを帯びたたわわに実った桃が二つあった。先端は薄いピンクで上を向いて尖がっていた。
触ってごらん。そういいながら、涼の両手を持ち乳房を包み込ませた。
517名無しさん@ピンキー:03/02/14 15:53
どう?
すごく柔らかい、マシュマロみたいだ。
両脇から揉んでごらん。沙希は手で制服を持ち脇を囲み前かがみになった。
持ち上げてもいいわよ。
涼は下から持ち上げた。結構重いね。
じゃあ今日はここまで。続きは今度。
沙希はそそくさと前のボタンをはめ。ワゴンを押して廊下を歩いていってしまった。
518名無しさん@ピンキー:03/02/14 16:44
涼は幸せに包まれ、ベッドにもぐった。
その幸せな時をゆっくりゆっくり思い返し、自分の下半身を慰めた。
519名無しさん@ピンキー:03/02/14 16:53
つづきが気になる。。。
診察の続きもしてくだちゃい。
もっと淫乱な看護婦も登場キボン!!
520名無しさん@ピンキー:03/02/14 17:20
沙希が廊下を歩いていると院長が向こうからやってくる。
12時半になったら420号室に来なさい。
え?
健康診断のつづきだ。
沙希は嫌な予感がした。
521名無しさん@ピンキー:03/02/14 17:25
4階は今は使われていない婦人科病棟だった。
420号室病棟内の診察室だった。
沙希がノックするとお入りなさいと院長の声。
ドアを開けると消毒箱から器具を取り出しているところだった。
522名無しさん@ピンキー:03/02/14 17:34
まだ婦人科の診察が終わってなかったね。
きょうは、全部脱いで内診台に上がってもらうよ。
あの、全部って。
何もじもじしてるんだ。全部といったら全部だ。
早く脱いでさっさと台に上がりなさい。
院長の声は荒くなってきた。
523名無しさん@ピンキー:03/02/14 18:44
沙希は仕方なく制服を脱いだ。
ブラジャーをはずし、上半身裸になった。
下はガーターと白のストッキング、そして今日に限ってうすでの白いショーツ。
陰毛が脇からはみだしている。
こっちを向いてごらん。うん、なかなかエロティックだ。
さちは胸を隠している。
腕を下ろしてしっかり胸を見せてごらん。
ふと天井を見るとビデオカメラが赤く光っていた。
先生撮ってるんですか。
い、いやこれは防犯用だ心配しなくてよろしい。
さ、下も取って台に上がりなさい。
沙希は仕方なく全裸になり台に上った。
524名無しさん@ピンキー:03/02/14 18:45
「データー調査」の信用情報機関
電話番号から住所 年収 財産 結婚暦
暗証番号 旧住所〜新住所など
初恋の人 思い出の人に逢えるかも・・・・?
http://www.tyousa.com
525名無しさん@ピンキー:03/02/14 19:17
さあもっとお尻を前にずらして、そう、足はここに入れて、
力を抜いて広げてごらん。院長の声が急に優しくなった。
古いライトに明かりをつけ沙希の股間を照らした。
沙希は恥ずかしさで固くなっている。
君はこの歳にしてはまだ経験が浅いようだね。
いやらしい目で股間を見つめながら言った。
「それで?それで終わりか?」
「その次の日に、縛られて、大人のおもちゃでいじられて……」
「それで、その時に、処女を失ったのか?」
「ち、違います。そうじゃないんです」
「どう違うんだ?」
「その時に、頼んだんです。『なんでも言うことをきくからそれだけは許して』って……。だって、どうし
ても、どうしても、にいさまとの約束を守りたかったから……」
 弥生はそこまで言うと、両手で顔を覆って泣き出した。少しの間、『彼』は弥生をそのまま泣かせておいた。『彼』は弥生を抱き締めたい衝動を堪えた。胸がちくりと痛む。
「……それで、どうなったんだ?」
「そうしたら、その時は、イカされるだけで許してもらえたんです。その代わり、その日の放課後に、長田
さんに……」
「……長田っていうのか、そいつは。それから?」
「インターネットの掲示板に『弥生のバージン売ります』ってメッセージを出して、それで15万で話がつい
たからってホテルに連れていかれて……。『何でも言うことをきくって言ったでしょう』って言われて、も
う拒否できなかったんです……」
「それで、そいつとやったわけか?」
「それが……そこにいたのが警察の人だったんです」
 『彼』は意外そうな顔をして弥生の股間を覗き込んだ。見易いようにと、溢れた蜜を舌先で舐めとる。弥
生の体がびくんと大きく震えた。ピンク色の襞は形に崩れもなく、その奥からは新たな蜜が湧き出ている。
「……そうか。それなら、まだここはきれいなままなんだな?」
「……はい」
 『彼』が聞いていた話は「弥生が援助交際で補導された」というものだった。当然弥生は既にバージンで
はないと考えていた『彼』は、予想外の事態に計画を大幅に軌道修正する必要に迫られた。まず何より、弥
生に罰を与える口実を考えねばならない。弥生のけなげさを愛おしく思いながらも、それを悟られまいと
『彼』はわざと冷淡な態度に出た。

「処女膜さえ無事なら俺以外の前でそんな姿を見せても許されると思ったのか?」
「……ごめんなさい」
「罰を受ける覚悟は出来てるんだろうな?」
「はい……」
 弥生は俯いたまま小さな声で返事をした。罰を受ける……その言葉を耳にして、弥生の秘苑からは更に蜜
が溢れ出る。
『彼』は用意してあったマッサージ機の電源プラグをコンセントに差し込むと、弥生に手渡した。
「これから、俺がいいと言うまで、スイッチを入れたまま自分で持っていろ。もちろん体から離すことは許
さない。何度イこうと、俺が許可するまでは絶対に離すな」
「……はい」
 弥生はそれがどれ程の快感をもたらすものなのか、そしてその快感を執拗にくり返し呼び起こされること
がどれほどの苦痛であるかを思い出して、身をすくませた。受け取ったマッサージ機を敏感な花芽にあてが
うと、こわごわスイッチを入れる。モーターの音が鈍く響く。
「あ……」
 弥生は体を震わせて、マッサージ機を取り落としてしまった。少なくとも高校生活の三年間、一切の自慰
行為を行っていなかった弥生にとって、その振動はあまりに刺激が強すぎたのだ。しかし、『彼』がそんな
ことで容赦するわけもない。
528名無しさん@ピンキー:03/02/15 00:46
続き禿しくキボン!
529名無しさん@ピンキー:03/02/15 02:52
診察続けてくだちゃい。中がよく見えないからと、剃毛もOKざんす!
少年の童貞も奪ってくだちゃい。
そして、オナニーもしてくだちゃい。
老人介護もいいねー。発情期青年からのレイプもいいねー!
先生と患者の淫乱診察の手助けもさせてくだちゃい。
530名無しさん@ピンキー:03/02/15 02:53
銀氏、さらなる発展を!
531名無しさん@ピンキー:03/02/15 08:52
【追加情報】
http://sagatoku.fc2web.com/019kekkon.deai-91.htm
「あの妹がふたたび」の中に 18禁 見つけたよ 
アダルトソフト最新タイトル続々追加中
ブロードバンドでここまで見えるアダルト・アイドル満載
秘密の出会い 風俗嬢・キャバ嬢

219.108.1.158 , P219108001158.ppp.prin.ne.jp ,
532おけつ:03/02/15 12:13
おけつも見ております・・・。
533名無しさん@ピンキー:03/02/15 14:54
あげるぞ!
まだですか?
535名無しさん@ピンキー:03/02/15 23:42
真田(院長)は両手の人差し指と中指で両ひだを強引に広げしばらく覗き込む。
突然沙希のクリトリスを掴み引っ張った。
うん、伸びもいい。大きさを測っておこう。と物差しを当てた。
ついでに、大陰唇と小陰唇も…、とカルテに書き込んだ。
統計を取っているんだよ。とにやりと笑う真田。
沙希はまだ硬直している。
まだ硬くなっているようだね。
そう言うとチューブからゼリー状のものを指の先に搾り出し、
クリトリスに塗った。
その冷たい感触に沙希がぴくっと動いた。
そうか冷たかったか。
続きおながいします。
537名無しさん@ピンキー:03/02/16 15:40
SOT様続きまだでつか?
うpされるの、まってまつ…
538名無しさん@ピンキー:03/02/16 15:41
SOT様続きまだでつか?
うpされるの、まってまつ…
「何やってるんだ。ちゃんとしないか」
「ごめんなさい、ちゃんとしますから……」
『彼』の叱責に、弥生はあわててマッサージ機を拾い上げ、再び体に押し当てた。
「あぁぁ……」
 弥生の口からか細い悲鳴が上がる。弥生の声は始めのうち強い刺激に対する辛さを訴えるかのようだった
が、次第にその中に甘いひびきが含まれるようになってきた。
「あ……ああ…ん、あ…だめ」
 弥生が切羽詰まった声をあげる。この段階まで来ると、弥生はより強い快感を求めてマッサージ機を無意
識のうちに強く押し付けるようになっていた。
「ちゃんとイクときはそう言うんだぞ」
「はい……あぁ、イク、イキます……」
命じられるままに言葉に出すと、それが引き金となったかのように弥生が昇りつめた。
 肩でハァハァと息をととのえる間、弥生がつい機械を押し当てる力をゆるめてしまうと、『彼』から叱責
の声が飛ぶ。
「なんだ弥生、誰がそこで休んでいいと言った? もっとイキ続けるまで止めていいとは言わないぞ」
「……あ……許してください。ちょっとだけ休ませて……」
「弥生、口ごたえをしていいと思ってるのか?」
『彼』はマッサージ機を持った弥生の手を掴むと、そのまま体に強く押し付ける。
「ひぃっ」
 弥生が悲鳴をあげて体を震わせた。腰をひいて強い刺激から逃れようとするが、『彼』に押さえつけられ
て思うように逃れられない。
「ああ……」
 弥生の体に再び快感が呼び起こされ、次第に声がうわずってくる。
「あ…だめ、だめ……、またイッちゃう……」
「よし、もっとイケ」
『彼』の声を遠くのもののように聞きながら弥生は再び絶頂に達するが、その直後、辛そうにマッサージ機
を手から取り落とす。
「お前はこれくらいのことも言われた通りにできないのか?」
『彼』が厳しい口調で言った。
「ごめんなさい……でも、どうしても持っていられない……」
 弥生が半分泣き顔になって弁解すると、『彼』は荷物の中から綿ロープを取り出して
「縛らないと言うことが聞けないんなら、望みどおり縛ってやろう」
と言うと、弥生の体にロープをかけた。両足首と両ひざをベッドの脚につないでから両腕を後ろで縛り、両
足の中間にマッサージ機を固定する。
「これで逃げられないな、弥生」
『彼』はニヤっと笑うと、マッサージ機のスイッチを最強にする。
「ああ……いやっ、だめっ、……また、またイクっ」
弥生は首を左右に激しく振り長い髪を振り乱しながら、続けざまに襲ってくる絶頂の波に飲み込まれていっ
た。
「駄目……お願い、もう許して……くださ……い、あぁっ、また、駄目……お願い、もうイキたくない……
壊れちゃう……お願い、ひぃっ」
 辛そうに懇願する弥生の姿を、『彼』は満足そうに眺めていた。
 やがて弥生は失神したのか、うなだれたまま動かなくなった。『彼』はマッサージ機のスイッチを切ると
弥生を縛っていたロープをほどき、抱き上げてバスルームへ運んだ。
おまちしてましたm(_ _)m
542名無しさん@ピンキー:03/02/17 08:40
真田は左の中指で恥丘を持ち上げ人差し指と薬指で器用にひだを広げた。
右の2本の指はクリトリスの上に大きくそしてゆっくりと円を描き、回転していった。
徐々にその速度が速くなるにつれ、沙希の緩やかな2つの山の頂は、険しい山へと変化していった。
ココア色の乳輪には小さな突起が現れだした。
沙希は目と口をぎゅっと閉じじっと耐えている。
次第に股間に熱いものが流れ出してきているのを沙希は目を瞑りながら感じていた。


543bloom:03/02/17 09:02
544名無しさん@ピンキー:03/02/17 09:09
219の作品が完全無料で見放題! マジで抜きまくれるサイト!
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545名無しさん@ピンキー:03/02/17 09:17
沙希の口は少しずつ開き小さなため息が漏れた。
次第のそれはうめき声に変わり、沙希の頭の中に稲妻が走った。
あ〜、は〜、せ、せんせい、お願いや、め、て。
真田の右2本の指は、ひだを伝い沙希の中へと入ってきた。
左手は引き続きクリトリスを細かく刺激し続けている。
2本の指は左右の壁を確認した後、底を地ならしし、次には上壁を強く指の腹で突いては引き、突いては引き、その速さを徐々に増していった。
沙希の気持ちとは裏腹に、沙希の腰は上下に動き始めてしまった。
はっはー、あー、あはー。あーん。
頂上の一歩手前で真田は指を抜いてしまった。
真田はじらすように、さあ午後の回診が始まるよ。早く服を着て行きなさい。
そっけなく言って部屋を出て行ってしまった。
沙希はしばらく宙を眺め、ふっと息を吐いてから台を降り、下着を着けた。

546名無しさん@ピンキー:03/02/17 11:14
沙希はまだ、満たされない気持ちが残っていた。
久しぶりに蘇ってきた性の歓び。
制服のボタンをかけていると、内科医である30歳の三条が入ってきた。
あ、君だったのか。
547名無しさん@ピンキー:03/02/17 11:32
院長の診察だったんだね。腕はいいんだけど、どうしようもないエロ親父だよ。
沙希は悔しさで涙がこぼれ落ち三條の胸に顔をうずめた。
イヤだろうけどすぐ慣れるさ。
あ、院長から君の内科の検診するように言われてるんだけど。
あの、昨日院長にして頂きましたが。
そんなの、君のおっぱいみたいからだろ。いいや、また今度ね。
そういって、ロッカーから書類を取り出て行った。
沙希は、ベルトを締め、帽子を整え、外科病棟へ向かった。
548名無しさん@ピンキー:03/02/17 19:15
age
549名無しさん@ピンキー:03/02/18 12:12
沙希は気を取り直しナースステーションに戻った。
あ、お帰りなさい。回診始まるから一緒に来て。
加奈子がワゴンを押しながら足早に廊下を進んだ。
向こうから院長の息子研二郎が白衣に半分袖を通しながらやってきた。
301号室から始まった。
沙希は各ベッドの脇にあるカーテンを引いていった。
いつもは午前中にするのだが、この日は研二郎の都合で急遽午後になった。
面会時間までに終わらせなくてはいけないので研二郎も急いでいた。
最初の患者は75歳、前立腺の手術をしたばかりの坂上六助だった。
体は、まだチューブに繋がれている。
気分はどうですか?
傷口が痛くてたまらんよ、どうにかしてくれ。
しばらくは、仕方ありませんね。じゃ、北条君傷口を消毒して。
沙希は一人残りガーゼをはがし、消毒液を塗り、再びガーゼをかけていた。
そんな沙希の尻を点滴をしていない右手で下からなで上げた。
あんたいいケツしてんのにパンツの線なんか出してたらがっかりだよ。
もっと履物に気を使わんカイ。とこき下ろした。
沙希は失礼します。といってワゴンを押していった。
またおいで。と坂上は手を振った。


SOT殿

どーしちゃったんでしょうか… 続きおながいします。


>おなにすと ◆mV4KDr3cdc
貴殿もコテハン・トリップ使いならたまにはなんか書いて欲しいといってみるテスト
>>551
文才無いもので…

SOTサンはじめ作家サン達にお任せ致しますm(_ _)m
すみません、風邪ひいたりしてたらなんか行き詰まっちゃってて……。
すこしお待ちくださいませ。
554名無しさん@ピンキー:03/02/19 10:14
316号室、崎山涼は手術室から戻ってきていた。
点滴を打ってまだ寝ている。
沙希はベッドの中に手をいれ優しく涼のペニスを撫でた。
早く元気になってね。そういいながら部屋を後にした。
涼は沙希の柔らかな胸に包まている夢を見ていた。
555bloom:03/02/19 10:27
556名無しさん@ピンキー:03/02/19 10:51
廊下に出ると婦長が声をかけた。
北条さん、申し訳ないんだけれど今日夜勤お願いできないかしら。
沙希は、まだ仕事らしいこともあまりしてないし、と思い
ハイ、大丈夫です。とすぐに答えた。
夜勤の恐ろしさを知らないのは沙希だけだった。
557名無しさん@ピンキー:03/02/19 11:28
特に重病患者がいるわけでなく、平穏な時間が過ぎていった。
11時、沙希は懐中電灯を持ち見回りに行った。
314号室、4人部屋。今は1つベッドが空いている。
部屋に入るといきなり後ろから口を押さえられた。誰かが扉を閉める。
声を出すんじゃねえ。沙希は口を押さえられ窓際のベッドまで連れて行かれた。
なんと3人の男が沙希をレイプしようとしているのだ。
沙希はベッドに寝かされ2人の男に手足を押さえつけられた。
半分カーテンの開いた窓からは満月の明かりがスポットライトのように照らしている。
もう一人の男は胸のボタンを手早くはずしブラジャーを持ち上げた。
いいおっぱいだぜ。両手で掴むと沙希の右乳首にむしゃぶりついた。
次にスカートのすそを上まで巻くりあげパンティーをぐいと横にずらした。
場所を確認するかのように指を入れた。
558名無しさん@ピンキー:03/02/19 11:44
良い文章は、主語に対して適切な熟語が選ばれている。
良い文章は、想像に必要な必要最低限の形容詞を使う。

長い文章、不必要に細かい描写にこだわる人はセンスのなさに気づくべし。
560名無しさん@ピンキー:03/02/19 19:30
mm
裏DVDの老舗登場
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あげ
>>553

風邪ですか…

ゆっくり養生してください。
>>559
短い文がいいと思える人も、長い文がいいと思える人もいると思うが。
短い文があんたの好みでないからって、センスがない云々はどうか。
>必要な必要最低限
あんたの文も短文なのにセンスがなさすぎると思うけどね。
564♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 02:15
「あれ?君、男の子だよねぇ?」
俺がコンビニの前でマンガを読みながら休憩していたとき、
二人組の女が声をかけてきた。
「そうだけど、誰だよお前ら」
わざわざ会話を長引かせるような
言葉を発してしまったことを、俺は後悔していた。
「あ、私は蝶野恵美(ちょうのめぐみ)。ヨロシクね」
「あ・・・私は石川綾目(いしかわあやめ)です...」
蝶野ってやつはいつも夜遊びをしてる感じがしたが、石川ってやつは
たまたま今日誘い出されてきたって感じだった。
「・・・俺は佐倉一(さくらはじめ)」
とにかく早く会話を終わらせたかった。
しかしその理由が落ち着いてマンガを読みたいからという
自分が情けない気がした。
565♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 02:16
続きが読みたい人居ますか?
566♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 02:19
それと小説初挑戦ですので
細かいことは気にしないほうが楽しめると思います。
あと序盤はエロ無いですゴメンナサイ。
>>565
とにかくこのスレの主旨は
書いてみたい人が書くところのにあるので頑張れ!
でも序盤が思った以上に長いと皆引いてしまうよ。
568名無しさん@ピンキー:03/02/21 13:03
書いてればそのうち反応もあるさ
569名無しさん@ピンキー:03/02/21 13:11
221の作品が完全無料で見放題!マジで抜きまくれるサイトだよ!
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570♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 15:12
それでは書かせていただきます。
〜〜〜〜〜
「さっき『男だよねぇ』って言ってたけど何?」
こいつらきっとなかなか帰らないだろうと諦めた
俺はとことん話すことを心に決めた。
「え、だって少女漫画読んでるから」
「あ・・これは・・」
おれはなんとなく少女漫画のほうが
好きだったのでよく読むのだが
人にきもいとか言われがちだった。
「ふふ、きみかわいいよねぇ、
 女の子と間違われたことあるでしょ」
571♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 15:26
「ああ、一回だけな」
「マジで?どういうふうに?」
この手の女はあまり好きじゃないのになぁ・・
「不良に・・ナンパされた・・」
「うっそ〜?いくらなんでもそれは無いでしょう?」
「うそ言ってどうすんだよ。
 そのとき髪長かったからかなあ」
蝶野ってやつと話してるとき、
俺の頭にある言葉がおもい浮かんだ
〜〜石川って奴、犯してやる
572♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 15:32
〜〜石川って奴、犯してやる
その瞬間、俺は石川をかつぎ上げて俺のマンションに連れ込んだ。
「きゃっ!なにするんですか!」
「いまからいいことしてあげるから・・・」
俺はそういいながら石川の後ろに立ち、
そのまま軽く抱きしめた。
「やめて下さい!人を呼びますよ!」
「別に呼んでも良いよ。人に犯されて
 喘いでるところ見らてもいいならね」
「やだ、そんなの・・」
「なら静かにしてなよ」
俺はどうせ人を呼べないだろうと思っていた。
だからこそここに連れてきたのだ。
「ほら、こっちむいて・・」
俺はそういい終わると同時にキスをした。
そして舌を口の中に入れる・・・
573♂ ◆AfzZyjsfQk :03/02/21 15:39
とりあえずここまで書いてみましたけど
どうでしょうか?
>>567氏に「序盤が長すぎると〜」
といわれたので早めにHシーンに入った・・
つもりですが普通の小説ゾーンがやや長いですかね(^^;
のんびり追加していくので長い目で見ててください。。。
〜〜以下反省〜〜
マンションに連れ込むあたりがやや強引かな。
蝶野がよそ見してる間に猛ダッシュしたことにしてください。
普通いきなり自分の名前言い合ったりしないと思う、
2人がなんで話し掛けたのかわからない、
もうちょっとなんで石川を犯したいのか理由が欲しい。

と、思った
そだね。
ちょっと省略しすぎ。
「そこに至るまでの過程」も大事なのだと思うよ。
何事も前戯が大切。
がんばれ。
 気を失っている弥生を後ろから抱きかかえてバスタブにつかりながら、『彼』は弥生の肌の感触を楽しん
だ。小振りな乳房を手のひらにすっぽりおさめると、その弾力を確かめるようにまさぐる。やがて弥生が意
識を取り戻した。
「気がついたか?弥生。いいイキっぷりだったじゃないか」
 『彼』の揶揄するような口調に、弥生は顔を赤らめてうなだれる。弥生の淡い色の乳首が『彼』の手の中
で固くなり、弥生は甘い息をもらし始めた。とその時、『彼』がすっくと立ち上がり、弥生に向かって言っ
た。
「洗ってもらおうか」
 『彼』の命令に、弥生はのろのろと立ち上がると、タオルに石鹸をたっぷりと泡立て、『彼』の体を洗い
始めた。背中、首筋、腕、脚……弥生の手にしたタオルが『彼』の体の上を滑るように動く。
「肝心のところは洗わなくていいのか? お前がこれから口にするところだぞ」
「……はい」
 弥生は目を伏せて、タオルの泡を『彼』の屹立したものにたっぷりと塗り付け、両手でその泡を袋からそ
の後ろの方までひろげて、そっと撫でる。
 弥生は戸惑っていた。これから口にするところ……。今日、処女を失うことを弥生は覚悟していた。いや、
“覚悟”というのは正確ではない。“期待”の方がより適切であろう。しかし、『彼』は「口にする」と言
った。弥生は不安を覚え、『彼』の体を洗う手を止めた。
「ん?弥生、どうした?」
「あの……口に、って……」
「何度もしたことだろう。忘れたわけじゃあるまい」
「それは……それはわかっています」
「じゃあなんだ?」
「……なんでもありません」
 自分の口から言えるわけがない。弥生は仕方なく、再び『彼』の体を洗った。
「さあ、休憩は終わりだ。続きを始めるぞ」
 『彼』はそう言うと、シャワーを浴びて先にバスルームを出ていった。弥生もあわてて後に続く。
ベッドに腰掛けた『彼』の足下に跪いて、弥生は『彼』のものを口に含んだ。
「……そうだ弥生、なかなか上手いぞ」
 『彼』の満足げな言葉に、弥生は自分の体の奥が熱くなるのを感じた。『彼』は弥生の頭を両手で挟み、
前後にゆさぶる。『彼』のものは弥生の口の中で一際大きくなると、強く脈打ち、白濁したものを放った。
弥生はそれを一滴のこらず飲み下す。
すみませんこのところ展開がスローで……。
579Traffic Jam:03/02/22 02:17
SIDE-乃南 07:28

「…!
 ……み!
 のなみ!学校いいのっ!?」
『んん…ん??
 がっこう?あ、もう朝なんだ…………』「えぇっ!?」
ガバっとタオルケットを払いのき机の上の目覚まし時計にまだ焦点が定まらない眼を走らせる。
長針はちょうど真下を指している。
『やっばーーーい!!時間ギリギリ!!これじゃぁ最短記録出さなきゃ間に合わないっ!
んもー、クーラーは壊れるわ目覚ましをセットし忘れるわ最悪っ!』
ベッドから飛び降り、今日の時間割を頭の中で思い出しつつ、汗でベトベトになったTシャツの裾をたくり上げた。
『えっと確か1時間目は体育だったよね。じゃぁ、シャワー浴びる時間もないし、どうせ水泳で着替えなきゃいけないから水着着てっちゃえ』
机の横に置いてあった袋から水着を取り出し、
汗まみれになったピンクのショーツとパジャマ代わりのスパッツを一気に下ろし、
紺碧のスクール水着、膝上までの黒のスカート、純白のセーラー服と着込んでいく。
鞄に教科書、ノートを入れダッシュで部屋を出て階段を降り、洗面所の鏡で肩まで伸ばした黒髪の寝グセをチェックし玄関へと駆け抜ける。
「いってきまーす!」
「乃南、朝ご飯は!?」
という母親の声を背中に、乃南は扉を開け再び駆けだす。

今日という日が乃南の一生を決めることも知らず……
580Traffic Jam:03/02/22 02:18
SIDE-信介 07:47

『しっかし…あっちぃなぁ?』
CO2による温暖化のせいなのか人工物で地表を隠してしまったせいなのか、
まだ朝なのに空からも地面からもムワッと熱さが身体を包み込んでくる。
自転車に乗って駅へと向かっているが生暖かい風しか吹いてこない。
もうほとんど遅刻確定しているので遅刻常習犯の信介はゆったりとペダルをこいだ。
「信介くん!おはようっ!!」
と後ろから聞こえてきた。
「早くしないと遅刻しちゃうよっ」
「委員長こそなっ」
と言い終わる前に乃南の自転車は追い抜いていく。
そのとき、スカートがひらめき一瞬だけ完全にめくれてしまった。
乃南はそのことに気づかなかったようだが、
乃南を眼で追っていた隆史は思いっきり目撃してしまった。
『あれは…下着?ブルマ?
 どっちにしてもラッキ?♪今日はいいことがありそうだな♪』

数秒前とは打って変わって信介はペダルを力一杯こいだ。妙な期待と興奮を胸に……

581Traffic Jam:03/02/22 02:20
SIDE-乃南 07:52

「はぁっ、はぁっ、はぁ??間に合ったぁ??」
肩までの黒髪を揺らし、プラットフォームで息を整えていた。
まだ電車は駅に着いておらず、
多少のゆとりができたせいか急に制服の下に着ている水着のことが気になりだしてしまった。
多少厚手の生地ではっきりとはわからないが、
いかんせん白と紺とのコンストラストなのでうっすらと浮かび上がっていた。
乃南は鞄で抱え前を隠して、キョロキョロと周りを見回した。
周囲の視線が自分に集中しているような気がし、
恥ずかしくなって顔が真っ赤になって俯いて電車がくるのを待っていた。

『早く来てぇ…早く来てぇ…』
乃南は何回祈ったかわからなってきた。(実際はほんの2、3分だったが…)
電車がプッラトホームに入ってくるのと同時に
「よっ!委員長!ギリギリ間に合っただろ!」
とさっき追い抜いた信介くんの声が聞こえた。
振り向くと信介くんも走ってきたせいか暑さのせいか汗を光らせながら笑顔を見せて後ろにたっていた。
『ヤダッ!どうしてこんな時に信介くんに会うの?バレないかな?』
乃南は頭にそんなことを巡らせつつ
「ほんとギリギリね」
となんとか口から出すことができた。
そのまま、周り人たちに押し流れるように信介とともに満員電車の中に押し込まれていった。
582Traffic Jam:03/02/22 02:21
SIDE-信介 08:03

「イテテテ」
街の中心地へと向かう通勤ラッシュの電車はカーブにさしかかる度にその車体を多く揺らし中の乗客を圧迫する。
信介はドアに寄りかかり、乃南は鞄を抱えながらドアと手すりに寄りかかってもうすぐ始まる夏休みのことについて話していた。
といっても二人の間にはほとんどスペースがなく信介の胸に乃南の抱えてる手がなんとか触れるか触れないかという状態で信介は足を踏ん張っている。
『うわぁ?今日はマジでついてるかもなぁ♪
 委員長と朝からこんな近くで一緒にいられるんだから
 あの時、思いっきり追っかけて、良かった良かった♪』
オヤジくささの中、委員長のシャンプーの薫りが鼻孔を気持ちよくくすぐる。
信介は他にすることもないというか何もできないので、下の委員長の方へ目をやった。
胸の谷間を上からのぞき込む形になり至福を感じていると
『ん、何で耳赤いんだろう?』
キッキィーーーーーー!!
そんなことを考えたとき電車が急ブレーキをかけたせいで信介は乃南を抱きかかえる形になってしまった。
右手は乃南のお尻を鷲づかみにしてしまい、スカートも半分だけめくれあがっている。
「ゴ、ゴメン!」
慌てて手を離し謝った。
「いいよいいよ。わざとじゃないから」
と委員長はさっきよりも耳を真っ赤っかにしながら許してくれた。
ドアが開き、乗客の乗り降りがなされたが一層混雑が増す。
周囲からの圧迫を背中や腕に感じながら手の感触名残をかみしめた。
『さっき目撃した色と今触った指の感触からすると……
 み、水着!?イヤ、そうだな今日は1時間目から水泳だし、遅刻しそうになった委員長が慌てて着てきたのか?
 そうに違いない!だから真っ赤になってたんだ!
 満員電車ばんざーいっ!!』

583Traffic Jam:03/02/22 02:22
SIDE-乃南 08:07

『絶対バレちゃった!どうしよう!どうしよう!
 せっかく信介くんと一緒にいられるのにこんなカッコなんて!
 しかも、お尻さわれちゃったし!』
乃南は体温がさっきよりも上昇していることを頭の片隅で自覚しながらもパニックになっていた。
にもかかわらず密着度は増し、95cm・Iカップのたわわな乳房が抱きかかえた鞄によって大きく歪んでる。
水着の下では恐らくほんのりとピンク色になっているだろう。
乃南は電車が揺れる度に何かが左の太股をすりあがってきているのに気づいた。
ギュウギュウ詰めで下を見ることができない。たまらず乃南は上を見た。
そこには信介の顔があり、真っ赤にしながらこういった。
「ゴメン、手が抜けないんだ」
それがホントかどうかわからないが、手がとうとうスカートをめくり中に入ってきた。
結局、水着越しにお尻が手を圧迫している状態になっている。
信介くんは
「ゴメン、ホントゴメン…」
と繰り返しながら真っ赤に私に囁く。
電車の微妙な揺れとともにお尻を水着越しに揉まれる。
『ドックンドックンドックン』
乃南は自分の心臓が耳のすぐ横にあるような錯覚を起こしながら、
体を火照らせ汗をきつつ、この時間が早く過ぎて欲しいようなこのまま永遠に続いて欲しいような相反する感情に囚われていた。
『…なに?おなかに感じる硬いもの?…えっえっえっ!』
下腹部にグリグリと棒状のものが押さえられていることを認識する。
乃南は自分の性の知識を総動員してあるものを連想する。
『こんなに硬く、大きくなるんだ…』
乃南は夏の暑さと羞恥心で意識が遠のきそうになる中、身体の火照りと鞄で押しつぶされた豊かな乳房と硬いものを感じる下腹部と信介に握られたお尻を全感覚で感じて続けていた。

Traffic Jam氏、つかみはオッケー!
続き楽しみに待ってるよ。
585Traffic Jam:03/02/22 02:53
初めまして
昨日このスレを読んで触発されてしまい、
小説?というものを一気に書きはじめてしまいました。
高校生二人が些細なきっかけで暴走していく”学園性活”を描いていこうと思っています。

さっそくなんですいませんが
機種依存文字?のせいで表現が変になっている個所があります。
「??」というようにクエスチョンマークが連続しているところは
「ー」(伸ばし棒だっけ?)に変えて読んでいただけると幸いです。
本来は波形の伸ばし棒で投稿したんですが…

>>584
ども。早速、続きを…
586Traffic Jam:03/02/22 02:55
SIDE-信介 08:12

「おい、着いたぞ。委員長。」
ドアが開くと同時に信介と乃南の間に空間ができ、
わざとお尻に持っていった右手を素早く抜き、委員長に呼びかけた。
ダッシュしなければ遅刻してしまうからだ。しかし、委員長はボーとしてる様に見える。
気の急いている自分は無意識のうちに委員長の手を取り走り出してしまった。
階段をおり、改札のところで定期を出さないといけないところではじめて気が付いた。
顔が真っ赤になっていくのを感じながら慌てて手を離した。
そのあとは、電車の中でのこともあり二人とも無言で走り、無事教室に滑り込んだ。
「仲良く登校ねっ♪」
と委員長といつも連んでいる彩ちゃんがちゃかし、委員長と自分はそれぞれ席に着く。
担任は1時間目の体育が水泳であることを承知しているようでHRはそこそこに出ていき、
クラスの女子達は更衣室へといった。
『委員長のお尻、谷間、手…良かったなぁー
 危険を冒してまで手を回した甲斐があった♪』
と、先ほどの感触を何度も思い返していると気が付くと周りはもう着替え終わり誰もいなかった。
急いで、水着に着替えたが勃起してしまっているのがなかなかおさまらず、消毒槽で冷やしてようやくおさまった。
しかし、委員長の紺色の水着姿をみたらムクムクと元の木阿弥になってしまった。
イヤ、これはクラスの男子全員がそうであろう。
『ブラウン管の向こうにいてもおかしくない笑顔、
 スクール水着では溢れてしまいそうな巨乳、
 ほっそりとくびれがあり、
 クロスしたストッラプから覗かせ水滴を弾いている背中、
 筋肉質でもなくちょうどいい柔らかさのお尻、
 食い込んだ水着を直す仕種、
 新体操で鍛えているしなやかですらりと伸びた足…
 これで、彼女の姿に注目しない奴は漢じゃないっ!!』
と断言していいと思う。
授業中、委員長は自分と視線が合うとすぐに目線を外し真っ赤になっていた。

587Traffic Jam:03/02/22 02:56
SIDE-乃南 09:23

今朝の出来事があって乃南はいつも以上に男子の視線が気になってしょうがなかった。
しかも、今は制服はなく身体のラインをピッタリと現している水着一枚しかないのだ。
その中でも、信介くんの視線が自分とあったり、彼の下半身を見てしまうと今朝の出来事を思い出させてしまい、
顔が火照っておなかの下の辺りがムズムズしてしまっている。
しかも、女子しかできない男子への優越感と乃南のスタイルへの嫉妬から彩や友達はふざけて時々水中でお尻を撫でたり、オッパイを揉んでくる。
それが、より一層の刺激となり声を出さないようにするのが精一杯だったが下の口は正直で塩素を含んだ水とは違うヌルヌルした分泌液がにじみ出しているのを自覚していたのでプールサイドにあがることがチャイムが鳴るまでできなくなってしまった。

「あっ!」
シャワー室でタオルを身体に巻き袋をのぞき込んで思わず声を出してしまった。
「なぁに?のなみぃ」
「な、なんでもない、なんでもない」
「?、そぉ?」
ガラスを隔てて彩がシャワーを浴びながら返事をした。
乃南はどきどきしながらもう一度袋の中を確認した。
やっぱり下着がないのだ。
『なぜ?』
という疑問とともにそれを解くかのように朝の出来事が思い出される。
水着を着て来たのはいいが、下着を準備するのを忘れたまま家を出てきてしまったのを今更ながら思い出したのだ。
『どうしよう、どうしよう
 急がないと二時間目が始まっちゃうし、水着じゃ制服が濡れちゃうし…どうしよう』

588Traffic Jam:03/02/22 02:57
SIDE-信介 11:01

「ふぁーぁ」
「いい夢を見たようだなぁ信介」
「えっはい」
「バカモーン!!授業はもうはじまってんだぞっ!!ずっとたっとれぇい!!!」
「わっはっはっはっは」「くすくすくすくす」
クラス中が爆笑している。
右斜め前に座っている委員長もクスクス笑っていた。
どうやら水泳の疲れで2時間目の古典どころか3時間目の数IIまで寝てしまっていたらしぃ
『しまったぁ、一週間後期末なのに…周りの奴も起こしてくれよぉ』
おかげで寅さんは俺を集中砲火のように指名してくる。
まぁ、数学は得意だから問題はないが……
『ん?委員長の背中…』
あるはずのものがないのだ。
そう、男子諸君の夏の楽しみの一つであるブラジャーのラインがないのだ。
『見間違いか?』
もう一度目を凝らして見てみる。
『やっぱりない?』「信介、次はこの証明解け」
「あ、はいはい」
589Traffic Jam:03/02/22 02:57
SIDE-乃南 12:00

『ようやく半分過ぎたわ
 ほんと今日は最悪…はぁ』
乃南は結局下着がないまま授業を受けていた。
布きれ一枚だがそれがないことの心細さと生で椅子に座る感触の違和感をかんじながら…
バレないように今まで背筋を伸ばし、できるだけ席を立たないようにしていた。
しかし、委員長の乃南は授業の始まりと終わりの号令をかけなければならないので、
前屈みになったときに胸元が見えていないかハラハラした。
乃南はこのまま下着無しよりは水着の方がマシだと思い、2時間目の休憩の時に屋上に水着が乾く様に干しに行った。
『たぶん、この夏日だし昼にはすっかり乾いているでしょう。あそこは滅多に人がこないところだし』
「…乃南さん、前に出てきてこの英文を完成させてください。」
「…は、はい」
思考を中断して前を見る。
問題は慣用句を埋めるなんてことはない問題だった。しかし、みんなの前に出なければならない。
『みっみんなにばれたら…』
背筋に冷たいものが走る。その次の瞬間にはバレたときの自分を想像していた。
『キャーのなみって大胆!』『みっみろよ、あの白いケツ!』
『そういう趣味だったのー!』『もっとめくれーー!上も見せろーー!!』
一歩前へ足を踏み出すたびに火照っていく。背中に視線を感じるたびに下半身がジンジン響く。
『な、なにこの感じ…?わたし…どうしちゃったの?』
なんとかチョークで黒板に正解を書き、後ろを振り返ったとき!
左後ろの席の信介くんとまともに目が合ってしまった。
『どっくんどっくんどっくん』
心臓が早鐘を打ち始めた。
『あぁーもしかして信介くんは気づいてしまったの?変態だって思われちゃったの?乃南を軽蔑するの?』
またもや乃南の妄想が加速していく。
なんとか席に着いたがそのあとはもう授業どころではなかった。
乃南の椅子にはかすかに液体がたれ糸を引いていた。

590Traffic Jam:03/02/22 04:22
SIDE-信介 12:50

『やっぱり、今日の委員長変だったよなぁー』
信介は屋上で菓子パンを独りで食べたあと、今朝の乃南、水着姿の乃南を”おかず”にしようと考えていた。
その時、一筋の風が吹いたと思ったらいきなり視界が何かに覆われ真っ暗になる。
「な、なんだぁ?」
手に取ってみるとスクール水着だ。
「まっ、まじでぇ!?誰のだろ?」
周囲を見回してから震える手を押さえ何か手がかりになるものを探す。
タグを見るとマジックのにじんだ字で”滝川"と書いてある。
『をぉ、委員長のだぁ!!
 何でここに…?いいや”おかず”にはもってこいだ!』
昼食を食べるのもそこそこにスクール水着を鞄に入れ、
もっと安心してできるところに移動しようと股間を膨らませながら扉の方へと向かう。
ドシン!!
「いたたたた」「いったー」
出会い頭に誰かとぶつかったようだ。うっすらと目を開けると
目の前にはスカートが捲りあがりおま○こが丸出しになったまま委員長が痛そうに頭をさすっていた!!
眼が離せない。白い恥丘に黒い葉と桜色の花びらが太陽に照らされてテラテラと光っている。
委員長が呼吸をする度にお○んこはそれが別個の生き物であるかのように蠢く。
「きゃっ!!!」
ようやく、自分の姿に気づいた委員長がスカートで隠し、茹で蛸のように白い肌が朱色に変わっていくのがわかった。
「……み、見た?」
「…うん」
恥ずかしそうに泣き出しそうに目を潤ましながら自分の方を見た。
「信介くん!忘れて!みんなには言わないで!お願いっ!」
必死に懇願している委員長を見ていると今朝と同じ様にスケベ心と悪戯心が自分の中で満たされてく。
591Traffic Jam:03/02/22 04:23
SIDE-乃南 13:01

「へぇ、乃南ちゃんってそういう趣味なんだ」
必死にお願いをしているとそんな言葉が聞こえてきた。
「えっ?」
軽い既視感に頭を酔わせながら顔を上げると見たことない顔をした彼が見下ろしていた。
現実は先ほどの妄想とは違い乃南の思考の範疇を越えていく。
「いつも下着を付けないで学校生活をしてるんだ」
「ちがっ」「そんな乳首を尖らせて否定しても説得力ないよ」
「そんなことないですっ…」
消え入りそうな声で反論しようとするが、言葉が続かない。
ぷくりと盛り上がった乳首が夏服を押し上げこ擦れているのを階段を駆け上がってくるときからわかっていたからだ。
「しかも、おまん○はヌレヌレだし、露出狂だね」
と生まれて初めて聞く意地悪な言葉で責め続ける。
『どうして、どうして?』
少なからずいいなぁと思っていた彼からこんな言葉を投げかけられている。
足下が崩れ落ちていく感じがしながら必死に否定をする。
「その格好でここに来て何をしようとしたの?」
「そっそれは……」
くちごもんでいると
「もしかして、オナニー?」
「ちっちがいます!ものを取りに来たの!」
お○んこ、露出狂、オナニー、変態…
そんな今まで浴びせられたことがない言葉に頭の中がグルグルになりながら抗弁すると、
「これのこと?」
と、彼は鞄の中から紺色に無造作に丸められたものを取りだす。
「か、返して!」「いやだ」
ひらりと私の手からすり抜ける。
「返してよぉ……」
「じゃぁ、そのデカいオッパイ見せてよ、乃南ちゃん」

592Traffic Jam:03/02/22 04:26
「…!!」
頭を上げると涙が両目から溢れだし2滴、3滴と頬を流れた。
「いやならいいよ。今から教室に行って委員長は今下着付けてないことクラス中にばらすから」
「そんな!」
「今から、5数えるから。いぃーち、にぃー、さぁーん、よー」
彼の脅迫に羞恥心と恐怖心とが激しく鬩ぎ合っている。
「わかったわ、見せたらいいんでしょう!」
じりじりと手をブラウスの裾に手をかけ、横のファスナーを上げ、意を決して思いっきり捲った。
ブルルン!
白い見事な固まりが二つさらけ出された。彼の視線がチリチリとした刺激に変わった。
なま暖かい空気が朱色の肌にまとわりつく。
確かに乃南の乳房は大きいが垂れていなく、
17歳の若さを主張するかのように乳首を頂点としてピンとしていた。
『とうとう見せちゃったぁ…乳首がビクンビクンしてる、ジンジンする……』
五分ぐらいたっただろうか、乃南は突き刺さる視線に羞恥を感じながら永遠の流れにいるかのようだった。
593Traffic Jam:03/02/22 04:27
「もういいでしょっ!」
「いいよ」
ほっとして制服を素早く直したのもつかの間
「じゃぁ次はスカートを捲って」「……!約束が違うじゃない!」
「だれもこれを返すとは言ってないぜ、俺は別にいいよ。言いふらすだけだから」
またもや、彼は私を脅迫する。しかし、胸の奥底に何かが燻り始める。
『私にはこうするしかないの…しょうがないからするの…さっき見られたからもう一回だって…』
思いつくまま自分への言い訳を唱える。
目をつむり手を震わせながらスカートの裾をスローモーションのように捲りあげていく。
『バックン、バックン、バックン』
自分の心音がきこえる。羞恥心と疼きが拍を打つと血液とともに指先、足先へと広がっていく。
彼の方に目をやると陰影でハッキリと股間が盛り上がっているのがわかる。
捲り上げ強い日差しを受けているのを肌で感じながら、それ以外に突き刺さるものをそれ以上に強く感じる。
肩幅に開いた両足の膝ががくがくしている。
『ぁあ…見られてる、彼に乃南のおま○こ見られてる……』
『おちん○んあんなに膨らましてる、乃南を見てあんなに……』
『はぁはぁはぁ、はずかしぃ…ぅん、恥ずかしいのにぃ……』
「あっ」
溢れだした液体が太股の奥から内側を伝って膝まで流れておもわず嬌声を出してしまった。
そんな自分がはずかしくってはずかしくって気が遠のきそうになったとき
キーンコーンカーンコーン………
「ほら、委員長予鈴だよ。号令をかける委員長がいないと話にならないでしょ」
「えっ!ダメ、水着は?返して!」
「そんなの着てる暇なんてないよ、早くしない授業始まっちゃうよ!次はあのガミだし!」
彼は階段で振り向いてそのことを言うと紺色の水着を再び鞄に押し込み行ってしまった。
乃南はふらつく足取りで手すりにつかまった。
594猫兎:03/02/22 07:26
どっちも(・∀・)イイ!!
>SOTさま
お帰りなさいませ。待ってますのでマターリとおながいします。

>Traffic Jam
いいっすー!
済まないが、もうちっと読点「、」を打ってくれるとウレスィ。
他は無問題。続きもよろしこ。
あげ
>>Traffic Jam様

凄く良いです!引き続きおながいします。



>>SOT様

ゆっくりで良いので質の良い作品をおながいします!
598崎山涼ファン:03/02/23 00:42
名無しさん@ピンキー様 崎山涼の続きお願いします
599Traffic Jam:03/02/23 01:18
ようやくラストまでのプロット(というか乃南がするプレイ)が一応完成(まだ、変わるかも)

あらためて読み返すと文法的に変な個所とかあったり(汗
>>595がいうように文章が長すぎるのに句点がなかったり(汗×2
まだまだ未熟って言うか物書き初心者なんで長い目で見てやってください。

ところでここはage進行でいってるのかsage進行でいってるのかどっちなんでしょ?
600名無しさん@ピンキー:03/02/23 09:39
>>557つづき
男は沙希の股間に肉棒を捻りこんだ。
沙希は歯を食いしばって耐えた。頬から一筋涙がこぼれた。
早くしろ誰か来るぜ。
男は達成できずに沙希から身を離した。先はベッドから飛び起きボタンをはめ扉に向かって走った。
いうんじゃねーぞ。男たちがあざ笑うかのように沙希に言葉を投げかけた。
加奈子の声がした。どうしたの?扉を開けた。
沙希はほほの涙を手のひらでぬぐうと、
ごめんなさい、手間取っちゃって。と笑ってこたえた。
おながいです!作家の皆さん続きぷりーず!!
「よくできたな、弥生。ごほうびをやろう」
 『彼』はそう言うと、弥生の足首と手首を左右それぞれ縛りつけてベッドに仰向けにころがした。
「もうこんなに濡らしてるのか、弥生」
そう言いながら『彼』は弥生の秘苑を指でひろげ、中心から湧き出る蜜をたっぷりと指先に絡め取ると、敏
感な花芽に塗り付け、その指で花芽を摘まみ上げる。
「あぁぁ……」
 弥生の口から切なげな声が漏れだし、やがてその声は荒い息にまぎれて切れ切れの喘ぎとなる。
「あぁっ、んっ、だめっ、駄目です……イヤ……」
『彼』の指先の動きが速くなるとともに弥生は激しく首を左右に動かし、細い首をのけぞらせ、絶頂が切迫
していることを訴える。
「あぁっ、もう、もうっ…だめっ、イクッ、い……」
『彼』が不意に指の動きを止めると、寸止め状態の弥生は『彼』から顔を背ける。弥生の呼吸が落ち着くの
を待って愛撫を再開しようとした『彼』が、ふと見ると、弥生の眼が涙に潤んでいる。
「どうした、弥生。涙なんか流して。勝手にイッたのか?」
「……違います」
「じゃあどうした? なにか不満でもあるのか?」
『彼』の言葉に、弥生は堰を切ったように泣き出した。
「おいおい、何を泣くことがあるんだ? これからまたたっぷり可愛がってやると言ってるのに」
「……にいさまは、残酷です」
 弥生は小さな声で訴えた。
「にいさまは、残酷です。私の気持ちはわかっている筈なのに……」
「お前の気持ちか?」
『彼』は意外そうな表情を浮かべ、それから露出された弥生の秘処を覗き込む。そこは寸止めの余韻でひく
ひくと震えていた。
「ここをこんなにしている女の気持ちか? だからこれからそれに応えてやろうとしてるんじゃないか。何
が不満なんだ?」
そう言いながら、再び弥生の花芯から蜜を指先に取ると、花芽にたっぷりとぬりつける。弥生の体がびくり
と震える。
「こうして欲しいんだろう?」
「いやっ、いやです」
 弥生は顔を激しく左右に振って反抗する。『彼』は困り果てたように弥生の顔を見た。
「何が欲しいんだ、弥生? お前……挿れて欲しいのか?」
 弥生は真っ赤になって顔を背けた。その顔を両手で挟んで自分の方を向かせると、『彼』はもう一度弥生
に問い掛ける。
「どうなんだ弥生? 挿れて欲しいのか?」
 弥生は悲しげな表情でほんのわずかに頷いた。『彼』は唇の端を歪めて少しだけ笑いを浮かべると、あざ
笑うように
「お前はそんなに淫乱だったのか? 処女のくせに男に挿れて欲しがるような浅ましい女だったのか?」
と言った。
僕も寸止めされますた…
605名無しさん@ピンキー:03/02/24 09:11
何かあったの?加奈子が心配そうに聞いた。
ううん、何も…。
ほんとにほんと?314号室はくれぐれも気をつけてね。
ありがとう。
あ、悪いんだけど326号室の崎山諒くん、痛み止め上げてくれる?ちょっと痛いみたいなの。
わかったわ。
沙希は326号室に痛み止めの薬を持っていった。
606bloom:03/02/24 09:32
607名無しさん@ピンキー:03/02/24 09:42
涼くん、痛いんだって?
は、はい。涼の声はちょっとなさけない。
涼のおなかの上には傷口を圧迫しないようトンネル状になったワイヤーがかぶせてあり、その上に布団がかけられていた。
痛いとこ悪いんだけど、ちょっと横向きになってくれる。
そういいながら布団をめくった。
座薬のほうが早く効くから、パンツ下ろすよ。
力抜いてふーっていったごらん。沙希は肛門に座薬を入れた。
パジャマを戻し、さあもう上を向いて。
ガーゼはずれてないかな?
おなかを少しめくった。なぜか涼のあの部分が盛り上がってる。
みられた涼は恥ずかしそうにうつむいている。
沙希はパジャマを優しくずらし、根元からやさしく撫でた。
両手をつき、もう一度根元から舌を這わせた。
先端部分を丁寧になめ上げた後、ゆっくり口に含んだ。
両手で硬くなってる部分をしごいた。
涼くん出していいわよ。
涼は思いっきり放出した。
沙希はポケットから出したハンカチで口元をぬぐい、パジャマを元に戻し布団をかけた。
ゆっくり眠ってね。やさしく笑って部屋を出た。
これが絶頂というものなのだったのか。
涼の人生の中で初めてめぐり合った快感だった。
痛み止めのおかげで心地よく眠りに入っていった。
608中山おけつ:03/02/24 13:37
ドキドキしますね。
職人の皆様、
首と股間を長くして
お待ちしております。
まだー!?
まだー!?
612vv:03/02/25 05:25
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613名無しさん@ピンキー:03/02/25 09:07
翌朝。
涼君おはよう。検温の時間よ。
沙希は昨日の事など何も無かったかのように素っ気ない。
涼はしぶしぶ起きわきの下に体温計を挟み左腕を差し出した。
沙希は手首を持ち時計を見ている。
カルテに脈拍を書き込み、どう、よく眠れた?涼の顔をのぞきこむ。
そんなにかがんだらまた胸が見えちゃうじゃないか。
涼はドキッとしながら心の中でつぶやいた。
ええ、薬が効いたみたい、です。
そっ。といいながら沙希はわきの下から体温計を抜き取る。
6度2分。熱もないし、だいじょぶだね。
沙希は、用が済むとさっさと出て行ってしまった。
涼は後ろから抱き付いて沙希をベッドに引きずり込み、
乱暴する荒々しい自分を想像し、天井を見つめながら下半身を慰めた。

614名無しさん@ピンキー:03/02/25 09:38
日勤の看護士との引継ぎが終わり、ロッカーに行く前、4階のシャワールームに寄った。
4階の病棟は使っていないので誰も来ないのをいいことに使わせてもらうことにした。
小さなタオルで体を拭き下着を着けようとした時、突然警備員の山崎が入ってきた。
困りますね。防犯上、使う時は防犯室に断ってください。
突然入った事に対してのわびる言葉も無く、全裸の沙希を舐めるように見ながら言った。
あ、看護士の北条さんでしたよね。あなたの診察、警備室で拝見させていただいたんですよ。
もちろんビデオにも撮ってあります。その件でこの後お話したいことが。
別にどうでもいいんなら結構ですけれど…。
いいわけないじゃないですか!!
沙希は怒りに震えながら怒った。
それでは、服を着た後、駅前のファミレスで。私もこれから上がりなんで。
わ、わかりました。沙希は仕方なく応じた。
615bloom:03/02/25 09:40
616名無しさん@ピンキー:03/02/25 13:30
沙希がファミレスに着くと、入り口で山崎が待っていた。
ここで話すのも何なんで、場所を変えましょう。
山崎は自分の車に向かって歩いて行った。
山崎は数年前警備会社から派遣されてきていたが、今は院長に気に入られ専属になっている。
43歳妻と小学生の女の子が2人いる。昔、警官だったが何かの不祥事で辞め警備員になった。
がっしりとした体格、脂ぎった顔に黒ぶちのめがね。いかにももてそうもない男だ。
助手席のドアを開けると乗るように手を差し伸べた。
車高の高いランドクルーザータイプの助手席は、引っ張り上げてもらわないと乗れなかった。
ちょっと見ていただきたいものがあって、そういいながらエンジンをかけた。
10分ほど走り川沿いの薄汚れたモーテルの駐車場に入った。
フロントに鍵を取りに行く山崎。すぐに戻ってきてドアを開けた。
降りるんだ。急に命令口調になった。
山崎は、後ろのドアから黒い大き目のバッグを取り出した。
車のすぐ前が部屋のドアになっている。離れ風の造りだ。
中に入ると真っ暗でライトをつけると薄暗く赤いライトがついた。
山崎は奥のソファーに腰掛けタバコに火をつけた。
あんたの診察じっくり見させてもらったよ。あんなに興奮したのは久しぶりだ。
ところで相談なんだが、あのビデオ高く買いたいって業者がいるんでね。
本当は、すぐに金に変えるんだが。あんたがあんまりいい女なんで、相談してるわけさ。
まあそこに座りな。
沙希はラタンの肘掛け椅子に座った。
ひどい。お願いです。返してください。
あんたが、俺の言うとおりに相手をしてくれたら、売るのはやめてやる。
そんなこと絶対イヤです。
そうか、じゃあ今友達に電話して売りさばいてもらうぜ。
そんな、手荒なことはしやしねえよ。院長がしたようなことを…。
俺もしたいって思っただけさ。急にしおらしくなる山崎。
わかりました。沙希は決意を決めた。
617名無しさん@ピンキー:03/02/25 13:55
山崎は黒いバッグから白衣を出し羽織った。
さあ北条さん診察するんで上を脱いでください。
沙希は言われるがままにブラウスを脱いだ。
さあ胸を出して。
沙希はブラのホックをはずし、キャミソールと一緒にひもを下ろした。
2つの白い桃があらわになった。
もっと下までぐっと下げて、へその辺りまで下げさせた。
じゃあ口を大きく開けて。舌にへらをあてのどを覗き込む。
頭には丸い反射鏡をつけている。いかにも医者気取りだ。
それでは、胸の音を聴かせてもらうよ。冷たい聴診器を乳首の下に押し当てた。
1周した後、少し胸が張っているようだね。と両脇から持ち上げるように揉みだした。
もっと詳しく診察したいから、スカートも脱いでベッドに寝てごらん。
沙希はパンティ1枚になり横になった。
おなかは張っていないかなあ。やさしく下腹部を撫でる。
その手は徐々に茂みへと伸びていった。


618bloom:03/02/25 13:59
619名無しさん@ピンキー:03/02/25 15:29
排卵日近くなり、沙希の下腹部は湿りやすくなっている。
さあパンティも脱いで内診しよう。
ベッドサイドにかばんを置き中からクスコを取り出した。
クスコとは、婦人科の内診に使う膣鏡のことである。
さあ腰を上げて。山崎はすばやくパンティを下ろし、肘掛け椅子に投げた。
腰の下にクッションをあてがった。
足を広げて、そう、膝を曲げるんだ。
沙希の股間は熱くなり、中からは分泌物があふれ出している。
左手にクスコを持ちながら右の2本の指で沙希の股間をゆっくりと左右にマッサージした。
次第にその部分が熱く熱くなり中から泉のようにあふれ出る粘液。
山崎の指は容赦なく先端部を攻撃し始めた。2本の指は小刻みに上下、左右、回転と自在に振動した。
あ〜〜ん〜〜。もうだめ、やめて。沙希は喘ぎ声を上げた。
クスコを右手に持ち替え、慣れた手つきでゆっくりと股間に挿入していった。
沙希は冷たい金属の感触にぴくっと収縮した。
ほら、息を吐いてリラックスしてごらん。
君の悪い猫なで声で山崎は、子供をなだめるかの様にささやいた。


620職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/02/25 15:46
毎日楽しく読んでいます。
で、お願いが!
セルフの部分は「」で括ってください。
でないと、ちょっと読みづらいです。
621職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/02/25 15:47

セルフでなく台詞の間違えです。
622名無しさん@ピンキー:03/02/25 16:15
すんません。ずぼらなもんで。
努力してみます。
俺は「」が無いところがなんか好きなんだが・・・
624Traffic Jam:03/02/25 19:46
SIDE-信介 13:25

『こんなにうまくいくなんて!』
乃南のそこにあるだけで犯罪的なたわわに熟れた二つの白桃。
糸で引っ張られてるかのように天に突き出したピンク色の実。
レオタードを着るため綺麗に切りそろえられた柔らかな若草。
ピッタリと締まっていたのが徐々に開いていった桜色の花びら。
その奥でキラキラと日光を反射させながら溢れ出す蜜。
恥辱の言葉と羞恥心に耐えながら首まで真っ赤に染まったかわいい顔。
潤ませながらでも恥ずかしそうに非難するように真っ直ぐ見つめ返す大きな瞳。
乃南の姿を思い返しながら右手をポケットに突っ込み熱くたぎっているものを堪らず弄ぶ。
乃南は何とか間に合い号令をかけたが、
先ほどの刺激が強すぎたのかぐったりっと肘を抱え俯いてしている。
今でも乃南の花びらは蜜が溢れ出しているのだろう。
そんな光景を思い描くと一回り大きくなるのが布越しからハッキリとわかる。
625Traffic Jam:03/02/25 19:47
授業は有機化合物が今回のテスト範囲なのでそのおさらいをしていた。
「……、代表的なのでは酢酸、蟻酸、安息香酸などがある。
 これらの化学式、構造式かけるようにしとけよーテストに出すからなー」
カルボキシル基の説明をしていたガミに一瞬の間が空いた。
「どうした、滝沢?具合が悪いのか?」
「…んん、はい…大丈夫です。」
「大丈夫そうには見えんなぁ。顔が真っ赤だし。おい、保険委員!滝沢を保健室につれてやってくれ。」
反応がない。
「このクラスの保険委員はだれだぁ!?」
周りの視線が自分の方に向けられている。
よくよく考えてみると、自分だった。
何もやりたくなかったが4月初めのHRで押しつけられたのを思い出した。
「はい、俺です。」「大丈夫です。一人でいけます。」
乃南は俺の言葉を聞いて立ち上がっていこうとするが、まだ力が入らず足下がふらつく。
「無理するな、滝沢。おら、平野!肩かしてやれ。変なことするなよ!」
もうすでに変なことをしていたので冷や汗をかいたが、またもや、クラスは笑いの渦に包まれた。
『チャンスだ!これでさっきの続きができるぞ!』
ついついにんまりと笑みを浮かべてしまった。それを見たガミは
「とっとと戻ってこいよ」
さぼるのではないかと思ったのかくぎを差す。
乃南の腕をとり肩へ回した。乃南の吐息が耳元にハッキリと聞こえる。
626Traffic Jam:03/02/25 19:48
教室から廊下へ出た。授業中の廊下は教室からの様々な音が聞こえる。
教師、生徒の声。チョークで黒板に文字を書く音。
しかし、俺には乃南のあえぎ声にも思える吐息しか耳に入らない。
ほっそりとしたウェストに手を回す。
ピクン
乃南は身体をねじるが、がっしりと抱えられていてるので逃げられるはずがない。
「どうしてこんなことするの?…ん…」「乃南がスケベだからだよ」
さらに手を下へとやり、朝と同じようにスカートの上からヒップを鷲掴みにする。
「キャッ」
「声を出すなよ。今授業中なんだから。」
わざと的はずれなことをいい、スカートを捲ってやる。
あわてて前を隠そうとするその隙に直に柔尻を触る。
じっとりと汗ばんでいる。スカートの中は外気以上に湿気が充満していた。
乃南は一生懸命声が出るのをかみしめている。
「んく、くふ…ん。んん…」
「乃南は悪い子だな。他の奴らが一生懸命授業を受けているのに、こんなに感じてるんだから。」
首を振るが抵抗はなく、揉まれるたびに吐息ではなく喘ぎ声が漏れている。
言葉で乃南の心を、右手で乃南の身体を陵辱するたびに、被虐心が頭のなかを満たしていく。
廊下をのろのろと足を進めるたびに、乃南の吐息が荒く、早くなっていく。
627Traffic Jam:03/02/25 19:49
階段の踊り場までたどり着いたとき乃南を壁にもたれさせる。
「感じやすいんね。こんなになっている。」
左手ではち切れそうになっている乳房を揉み、右手で股をまさぐった。
「乃南は露出狂だな。こんなに濡れている。」
「あんっ。だめっ…」
ブラウスも湿気を帯び、スカートの中の蜜はとどまることを知らず、幾筋も靴下まで垂れている。
右手で蜜をすくいぼんやりとしている乃南の目の前で臭いを嗅ぎ、指をなめる。
「イヤ、止め…んぐ」
言い終わる前に口でふさぎ、舌を侵入させる。
口内、舌、歯茎隅々まで乃南の口の中を犯す。
身体がさらに弛緩するのがわかり、乃南の足の間に右足をねじ込み両手を握りあう。
乃南もぎこちなく舌を絡ませる。
「はふ……ん……はぁ……」
二人とも夢中になって互いの口を貪る。
そんな中、信介は左手で乃南の右手を熱く、硬くなっている男根に導き、さするように動かさせる。
そして、信介の右手は乃南の右手をブラウス越しに大きく揉みしだく。
左手を放すともう何も考えられないのか、自分からさするようになっている。
開いた左手でスジをなぞってやる。上下するたびに口の中で舌と息が暴れる。
息苦しくなり、堪らず口を離し、口の周りをベタベタにしながら
「はぁ…はぁはぁ、ん…ど、どうし…て、こんなこと、…するの?」
「乃南がスケベでマゾだからさ。」
ヌルヌルする中、芽が膨らんでくるのがわかる。
皮の上から親指で軽く押しつぶしてみる。
刺激が強すぎたのかビクンッと大きく体を揺らし、グッタリとさせた。
『イッたのか?これはマジで乃南はマゾで露出のけがあるな
 彼女もいいが…こんなやらしい身体を持っているなら奴隷の方がいいな』
当初、このことをネタに彼女になることを強要させようかと思っていたが、
乃南をイカせたことに自信を持った信介は男が夢見る牝奴隷にすることをに決めた。
628Traffic Jam:03/02/25 19:50
力が入らない乃南を背中におぶり、背中と両手に柔肉を感じ、いじくりながら階段を下りる。
スカート越しでも湿っているのがわかるほどだった。
一歩一歩、熱い吐息が耳にかかりながら、なんとか保健室へたどり着く。
『とりあえずここまでか』
と思いドアを開け、
「すいませーん。急患でーす。」
しかし、反応はなくシーンとしている。
見渡しても校医のおばちゃんの姿は見えない。ホワイトボードの予定表へと目をやると
「13:00ー ○×高で会議 最後に利用した保険委員は戸締まりをすること」-40
『なんてことだ!幸運の女神がいるらしい。このチャンスを生かさないと!!
 しかし、できるだけ早く戻らないとガミがうるさいな…』
とりあえず、乃南をベッドへ寝かせ、辺りを見回す。
ワゴンに包帯、聴診器など、棚に電動肩もみの振動パッドが目に入る。
『よし、とりあえず、乃南をベッドに拘束して授業後から調教するか。
 物的証拠も必要だしな』
信介はにんまりと悪魔的な笑みを浮かべる。
629Traffic Jam:03/02/25 19:51
グッタリとした乃南のすらりと手足をベッドの柵に包帯で括りつけ、
ブラウス、スカートをハダケた状態にする。
二つの山は高くそびえ立ち、その先は一段と高くなっている。
花弁は半開きになり、絶えず蜜が溢れてきている。
その絶景にたまらず左の乳首に貪り着く。
口の中で乳首を転がしたり甘噛みし、右手で右胸、左手で花弁を撫でる。
「ん…はぁ、ん…ぁ…ぁぁ、いゃ、どうする、の…し、しんすけ、くん、んん」
「いやらしい乃南を調教するんだよ。」
気が付いた乃南の耳元に囁く。手を離し、ワゴンにある聴診器を手に取る。
乃南の火照った首筋、乳房、乳首、脇、お腹、下腹部に当てる。
「クチュクチュ音を立ててるのがわかるよ」「っ冷たい…ん、だめ…」
身体をくねらせ頬を紅くする。
次はアルコール脱脂綿をピンセットにとり、乳首と肉芽を重点的に撫でつける。
アルコールが蒸発し、急激に熱を奪う。
皮膚の一枚を境に火照りと冷たさを同時に味わっているのだろう、
経験のしたことない刺激にとまどい、もだえている。
「これじゃ、刺激が足りなかったかな?」
アルコールではない液によって湿った脱脂綿を捨て、ピンセットで直に摘む。
「きゃっ、イヤッダメ!痛ッ」
「ゴメンゴメン、さすがにまだ早かったね。でも、もう行かなきゃ」
「え?」
怯えた、でも切なそう顔を向ける。
「授業中だもん、終わったらまた続きをしてあげるよ。いい子にしているんだよ。」
振動パッドを乳首に張り、スイッチをいれ微弱に設定する。
「え?外して!置いてかないで!」
「声を出さない方がいいよ。誰が入ってくるかわからないから」
哀願する乃南を後目に、信介は仕切のカーテンでベッドを覆い、保健室を出ていった。
630名無しさん@ピンキー:03/02/25 20:50
>>619つづき
沙希もこの痛みから解放されたい。深く息を吐いた。
クスコは吸い込まれるように沙希の体の中に入っていった。
山崎は、ペンライトを股間に当て、クスコのレバーを引いた。
沙希の体内はぐぐっと広げられ、ライトに赤く照らし出された。
631名無しさん@ピンキー:03/02/25 21:54
「うん、婦長のとは比べ物にならないくらい綺麗だ」
沙希は痛みに耐えている。
山崎は、さっとクスコを抜き取るとズボンのジッパーを下ろし始めた。
「お願いです、今危険日なんです。今日は挿入しないでください」
「じゃあ別の日ならいいんだな」
沙希は涙を浮かべて頷いた。
これで開放されるかと思っていると、向こうに向いた山崎が突然振り返った。
「しょうがない、今日はコンドームで我慢しよう。」
そういうや否や沙希の上に覆いかぶさった。
山崎の肉棒はかなりの大きさだった。
ズン、ズンと沙希の体を突き刺していった。
半分ほど挿入したところで
「さあ、四つん這いになるんだ。犬みたいにな」
そういうと沙希の体を挿入したまま回転させた。
ググッ。根元まで深く入れた肉棒がさらに沙希を攻め立てる。
痛みが快感に変わり、頭の中で何かがスパークしている。
「あー。」沙希は思わず悦びの声を上げてしまった。
「気持ちいいだろう」ずんずんと突き上げた後、絶頂の声を上げた。


632名無しさん@ピンキー:03/02/26 12:35
3日後。崎山涼はかなり回復し、退院も間近に迫っていた。
抜糸はまだだったが傷口はほぼ回復していた。
そんな日の消灯後、沙希は涼の部屋を訪れた。
「涼君、もう退院ね。寂しくなっちゃうな」
「僕なんか、もっとだ。もう1度病気になって入院したいくらいだ。」
「じゃあ、2人だけの想い出作ろうか。」
そう言うと、沙希は前のボタンをはずし始めた。
涼は、びっくりしたように目を丸くして起き上がった。
沙希は制服を脱ぎ捨て、キャミソールを脱ぎ、向こうを向いてブラジャーのホックに手をかけた。
「僕にやらせて」そう言うと慣れない手つきでフォックをはずした。
涼は本で読んだように肩紐を下げ、首筋に軽く唇をつけた。
それと同時にまだ前を覆っていたカップがはずれ白い胸があらわになった。
肩越しに見えた沙希の乳首はキュッと縮こまっていた。
まるで白い山の頂に小さな観音像が建っているかの如く、神々しく美しかった。
寒いからベッドに入ろう。涼は生まれて初めて女性をベッドに誘った。
633名無しさん@ピンキー:03/02/26 12:43
カギカッコをつけるといまいち調子が出ないです。
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634名無しさん@ピンキー:03/02/26 12:58
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635名無しさん@ピンキー:03/02/26 13:15
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時々あげるのはおなにすと氏が担当です(笑)
かしこまりましたm(_ _)m

638中山おけつ:03/02/26 14:54
おけつも見ております。ドキドキしますね。
639職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/02/26 15:34
>633
カギカッコがあったほうが読みやすいですが、
調子よく先を進めてもらったほうが優先ですね。

もう、余分なことは言いません。 m(__)m ゴメンナサイ
作家の皆様にサクサク続きを書いていただいたほうが
良いです。
640dend:03/02/26 21:16
小説メルマガやってます、購読はこちら
http://www.emaga.com/info/dend.html
641Traffic Jam:03/02/26 21:24
みなさん、いますか?
稚拙な文章な上、誤字脱字ばかりで見苦しいでしょうが、最後までおつきあいお願いします。

一段落したら、専用HPでも作成してみようかと思いますが、
ここに書かれた他の方々の作品も紹介させてくださいましょうか?
執筆者の方々お返事待っています。

それでは、投下
642Traffic Jam:03/02/26 21:25
SIDE-乃南 14:20

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
6限の開始のチャイムが鳴り響く。
一人の時間が長く続く。
乃南は一時の熱病にうなされている状態から、ある程度冷静さを取り戻していた。
カーテンで切り取られた白い天井を見つめる。
「何でこんなことになったんだろう……
 それに、信介くんがあんな人だなんて…ぁん」
満員電車での緊張、プールでの恥じらい、午前中の火照り、昼休みの絶望感、5時間目の恥辱…
その都度、彼の視線、彼の言葉、彼の手がつきまとう。
強い刺激はなくなったが先ほど仕掛けられた低周波が胸を微かに揺らす。
心の中まで見透かされるような視線がまとわりつき、
情け容赦ない卑猥な言葉で責め立てられ、体中を大きな手で撫で回された。
643Traffic Jam:03/02/26 21:26
『そうだ、私のファーストキッスも奪われちゃったんだ…。
 無理矢理に…激しかったな…あんな風に体験するはずじゃなかったのになぁ……ぅん』
自分が想い描いていたシチュエーションとはかなりかけ離れていた。
舌をいきなり入れられこねくりまわさられ、最後には自分からも求めてしまった。
『それに、お尻だけじゃなく、オッパイもアソコも触られちゃったし…』
今朝お腹に感じた硬く大きい感触、手に残る硬く熱い感触が甦ってくる。
『おちん○ん…、あんな風になるんだ……』
お腹の底にズンとした重い感じがする。
乃南は自覚していなかったがイッてしまったすぐあとなので、身体はすぐに反応してしまう。
女の子同士で猥談もするし、もうすでに体験してしまった彩からも色々教えてくれる。
ちょっとエッチな雑誌を読んだりもする。
しかし、実際に触った感じは想像を遥に超えていた。
644Traffic Jam:03/02/26 21:26
先ほどから乳首に微妙な刺激が絶えない。
天井から目を下の方にやるが、手足を包帯で拘束されているので、首をあげるしかできない。
しかし、夏服が完全に捲られ、二つの白い山の谷間から黒い陰毛が何とか見える程度だ。
乳房は完全に露出されているが、
乳首だけ申し訳なさげにパッドで隠されていて、逆にやらしく感じる。
黒い陰毛も、その狭間にあるピンク色のク○トリス、スジも愛液でテラテラと照らされ覗いていた。
『イヤッ!はずかしぃっ!!まるで自分の身体じゃないみたい』
でも、自分のその部分が疼いているのはイヤでも自覚してしまっている。
乃南は意識しないようにするがそうすればそうするほど逆に意識が集中してしまう。
『露出狂だね』『乃南がスケベでマゾだからさ』『いやらしい乃南を調教するんだよ』
『露出狂って…マゾって…私は…そんなじゃない…わ…調教って…どんなことされるの……ぅんん』
645Traffic Jam:03/02/26 21:27
ガララ
「せんせー、怪我したぁ」「あれ?いないじゃん」
『えっ!!誰!!誰が入ってきたの!?』
乃南は思考を中断し、身体を緊張させた。
「なめときゃ大丈夫だろ。こんなかすり傷。ドジだよなぁ空振りして転けてるんだから。」
ペッシ
「痛っ!!とっとと手当てしろよ、保険委員!」
「泣き言いうんじゃねぇよ。消毒して……っと、ほいっ、ばんそーこ」「さんきゅ」
体育で怪我した男子が入ってきたようだ。
どうやら、このまま静かにしていれば大丈夫だろうと考え、
乃南はヒヤヒヤしながら息を潜めていた。
「おい、あそこ。誰か寝てるみたいだな。どんなのだろ?」
ツカツカ
足音が乃南の方に近づいてくる。
『ダメッ!!こっちこないで!!こんな格好で見つかったら!』
眼を強くつむり、全身に力を入れ強ばらせる。
足音が止まり、カーテンに手が掛かる布ずれの音が聞こえ、背筋に冷たいものが走る。
「オイッ!!」
646Traffic Jam:03/02/26 21:28
乃南は怖くて目を開けることができない。
「早くしろ!!ピッチャーがいなくってどうやって野球するんだ」
「しょうがねえなぁ。俺様の剛速球でねじ伏せてやるよ」
「どーだか」
遠ざかる足音と扉を閉める音が乃南の耳に鳴り響いた。
そこでようやく、強く握りしめた手から力が抜ける。
「たすかったぁー」『心臓がまだドキドキしてるよぉ…』
男子が立っていた方に頭を動かす。
カーテンは微かに揺れ、1cmほど隙間ができている。
隙間からは保健室の一角が少しだけ見える。
しかし、乃南はその隙間から自分の身体全てが見えている錯覚に陥った。
『もし、次に誰かやってきたら…恥ずかしい格好を見られちゃう…どうしよう?んくっ』
再び乳首がジンジンし、蜜が溢れてくるのを自覚する。
『どうして?どうして、変な感じがするの?』
脳裏に彼の言葉とともに、誰ともわからない手と舌と肉棒で陵辱される自分の姿が浮かび続ける。
いくら自制しようとも脳の暴走は止まらないまま、
微かな刺激をもどかしく感じながら、気が狂いそうな時間が過ぎていった。
647Traffic Jam:03/02/26 21:34
どれくらい時間が経ったのか6時間目が終わりのチャイムがなった。
しばらくして彼が鞄を二つ持って戻ってきて保健室の鍵をかけた。
乃南はホッとした気持ちと”調教”という言葉に不安を感じていた。
外では試験期間なので部活もなくみんなが下校している声が聞こえるが、二人とも無言が続く。
『彩はどうしたんだろう?一緒に帰る約束してたのに…』
彼の目はなめ回すように私を見下ろす。
「彩ちゃんは彼氏と一緒に帰ったよ。乃南にゴメンってあやまといってて言ってたよ。」
思い出したかのように彼は私にそう伝える。
乃南は絶望感に眩暈がした。
彼はそんな私を置いて洗面台の方へ歩いていく。
何をしているのか頭を動かすが死角になって見えない。
戻ってきた彼の手に握られていたのはシェービングムースとカミソリだった。
648Traffic Jam:03/02/26 21:35
「奴隷契約の儀式だよ」
彼はそういうとベッドにあがり、開かれた両足の間に身体を入れる。
「っど、奴隷!?な、なにするのヤメテ!」
股間に力を入れて足を閉じようとするが、しっかりと包帯で結ばれているため、
ベッドがギシギシと揺れるだけだった。
「危ないよ。手元が狂っておま○こを剃っちゃうよ」
「そ、そんな…やめて、ねぇ信介くん…」
そんな私のお願いを無視して彼は顔を近づけ手を動かす。
ジョリジョリ ジョリジョリ
太股の内側に置かれた彼の左手とカミソリの刃先の感触が、
身体を緊張させ続ける私の諦観を助長させる。
「あれ、ヒクヒクしてるよ」
彼の吐息が私の大事なところに息がかかる。
スースーする一方、じっくりと彼に見られているのでアソコがチリチリする。
「ぁん、嘘よ。そんなの!」
顔を真っ赤にし髪を大きく振る。
「ま○こ汁がにじみ出てきたよ」
彼は大事なところを横に広げペロリと一舐めする。
「いや、やめて!やめ……あぁん」
オナニーのときの自分の指とは違う、ざらついた感触が快感となって脳まで到達する。
649Traffic Jam:03/02/26 21:40
「よし、終わった。乃南のおまん○、物欲しそうにパクパクしてるよ」
「そんな分けないじゃない!そんな…」
消え入りそうな声で抗弁する私を無視してベッドを降り、鞄を探っている。
「部室まで取りに行こうかと思ったけど、怪しまれるから君のカメラ借りるね
 あ、あとでちゃんと新しいの買って返すから」
「エッ!イヤッ!ヤメテッ!!」
彼の言葉ではなく、彼の行動に大きく拒絶を現す。
身体を大きく揺らし抵抗し、大きくベッドもギシギシと揺れる。
彼は友達と撮るために持ち歩いているインスタントカメラで乃南の身体を写す。
『彼』の言葉の冷淡さに弥生は酷く傷付いたような表情を浮かべていたが、すぐに
「違う……違います。私はにいさまが……。ごめんなさい、ごめんなさい……。弥生が間違ってました、ご
めんなさい」
と泣きじゃくって許しを乞う。『彼』は
「ひさしぶりに会ったのに泣いてばかりじゃないか、弥生は……。まあいい、何かお仕置きをしないといけ
ないな」
というと、バッグの中から何やら取り出した。
「そんなに挿れて欲しいんだったら挿れてやる。ただし、お前の望むところにじゃない。まあ、どうせこの
3日の内にそうするつもりだったから多少早まるくらいのものだが」
 『彼』は弥生を後ろ手に縛り直してからうつ伏せにして膝を立たせ、バッグから取り出したものを手許で
なにやらいじっていたかと思うと、その手を弥生の股間にあてがった。
「ひぃっ……?」
弥生が高い声を上げた。後ろの窄まりにひんやりとした感触がしたかと思うと、指がその窄まりの中へと差
し入れられる。
「い……いや……」
「力を抜け、弥生。変に力まなければそれほど痛くない」
「え?……」
「ここに、挿れてやる」
 『彼』はローションをたっぷりと塗り付けて、その部分を指でゆっくりとほぐしていく。くすぐったいよ
うなもどかしい感触に、弥生は戸惑っていた。そのくすぐったさの中に、次第に甘い、腹の底に響くような
うずきが生まれてくる。
「う……ふぅ…ん」
 弥生の声が鼻声になっている。花芯からは更に沢山の蜜が溢れ出し、太ももの方にまで伝い流れていた。
「そろそろ大丈夫みたいだな」
『彼』はそう言うと自らの高まったものにコンドームを装着し、ローションをたっぷりと塗り付けると、後
ろから弥生に覆いかぶさった。濡れそぼち貫かれることを待ち望んでいる花芯を先端で何度か撫でて弥生自
身の蜜を塗り付けると、後ろの窄まりにあてがう。
「息を吐け、弥生。力を入れるな」
そう声をかけると、ゆっくりと押し広げながら侵入していった。
「ぎゃぁ〜〜」
 弥生が悲鳴をあげる。
「力を入れるなと言っているだろう。ゆっくり深く息を吐け」
 弥生は肉を引き裂く激痛に半ばパニックになりながらも、懸命に『彼』の言葉に従おうと大きく息を吸い、
そしてゆっくりふぅぅ、と吐き出す。締め付ける力がほんの少し弱まり、その隙に『彼』のものが数ミリず
つ奥へと侵入した。
 長い時間をかけて根元まですっかり挿れると、『彼』はそのまま動かさずに、弥生の乳房を弄び始めた。
痛みで緊張していた弥生だったが、乳首を嬲られているうちに、少しずつ体の固さが取れてきた。次第に疼
くような快感が弥生の体の奥に沸き起こる。弥生の息づかいが甘く鼻にかかったように変化していく。
「感じてきたみたいだな、弥生。どうだ、挿れられた感触は?」
『彼』は片手の指で弥生の花芽を探り出し、軽くつまみあげた。
「あぁっ、だめっ……」
 敏感な花芽を弄られたことで、弥生の快感は嫌でも追い上げられていく。『彼』は様子を見ながらゆっく
りと腰を使い始めた。痛みに顔をしかめながらも、体の奥からは少しずつそれまでと違う種類の感覚が湧い
てくるのを感じ、弥生の頭は混乱していた。『彼』の腰の動きは徐々に速まり、同時に花芽を嬲る指の動き
も激しくなっていた。弥生は眉間に深くしわを寄せて苦しげに歯を食いしばり首を左右に激しく振っている。
『彼』のものはちぎれそうなほど強く締め付けられている。弥生の体の中では痛みよりも快感の方が勝って
いた。二人とも限界が近付く。
「い……い……」
「イクのか、弥生? いいぞイッても」
「駄目、許して……イ、イクッ……」
 一段と強くなった弥生の締め付けに、『彼』も熱いものを体内に放出した。
ウォォーッ!!早く入れてやってくれー!!
「涼君も上脱ごう。」沙希は前のボタンをはずし始めた。
「何硬くなってるの。さあ胸に手をあてて。」
涼のパジャマをするりと外し涼の左手を沙希の胸に運んだ。
「涼君みたいな弟がいたら楽しいだろうな。
買い物に行ったり、映画につき合わせたり。」
「恋人じゃだめ?」
「私なんか、涼君に比べたらおばさんよ。」
「歳なんて関係ないよ。もっと北条さんの事知りたい。」
「沙希って呼んで。」
「沙希の全てが見たい。」
「涼の全てを見せて。」
2人はベッドから出ると、身に着けているものを全て取り窓際に立った。
涼のお腹のガーゼを除いては。
沙希は窓に向かって立っている。
まっすぐな白い背中、小ぶりだが丸みを帯びた尻、すらりと伸びた脚。
腕の向こうに見え隠れする乳房。
沙希の全てが月の光を浴び銀色に輝いている。
「こっちを向いて。」涼は沙希の肩に手を触れた。
沙希は両手を下ろし、涼に全てを見せた。
細身に似合わない大きな胸、キュッとくびれた脇のライン、縦長のヘソ、その下のうっすらと柔らかな茂み。
涼は沙希の背中をぐっと抱き寄せた。
「好き。こんな気持ち初めて。」
涼の胸の少し下に沙希の柔らかな胸が、沙希の下腹部に涼の硬いものが当たった。

「女はね、じらされると熱くなるの」そう言ってソファーに横になった。
「今日は涼君が私を焦らしてくれる?」
涼はどうしていいか解らず戸惑っている。
「まず私の足をゆっくり舐めて。」
涼は親指を口に含み下で愛撫した。
「あっ、いきなり、感じてしまう。そして指の間から順に上へ…」
涼は、素直に舌を移動する。涼の舌が内股に差し掛かった時、
「そこはまだ後、脇から上に行って。」
涼は、腰から脇、肩から耳、耳たぶを軽くかんだ。
「あー」沙希が小さな声を上げた。
右手は沙希の腕を上げさせもう一方の手で乳房を揉み上げた。涼の舌は再び肩を伝い乳房の周辺から舐め回し頂点にたどり着いた。大きく口に含んだかと思うと舌で強く押してきた。
「うーん」沙希のため息が洩れた。
涼の硬くなった部分の先端からぬるっとした液が溜まり始めている。
「さあいいわよ」沙希は大きく足を広げ涼を誘った。涼は初めて眺める秘部に胸の鼓動が早くなった。
「涼君、上を向いて寝てごらん」沙希は涼の顔の上にまたぎ、押し付けるように恥部をさらけ出した。「後ろから前に舐めて」
涼は、胸の鼓動を抑えながら恐る恐る舌を這わせた。すると涼の陰嚢に暖かい感触が。そう、沙希がむしゃぶりつく様に涼の下半身を攻め立てている。
いやらしくペニスを舐め回し焦らすように舌から上へと舐め上げる。
やっと目的地にたどり着いたかと思うとまだ周辺を舐め回し焦らつかせる沙希。すると突然先端を口に含み舌をたくみに使い吸い付くように刺激を与える。
ピストンのごとく小刻みにペニスを握り振動させる沙希の右手。
「あー、我慢できないよー」
沙希は起き上がり涼のペニスの上にゆっくりと腰を下ろした。
全てが一体になると沙希は激しく上下した。涼は目を瞑り一点に神経を集中させた。涼は自分の血潮がドクドクと波打ち砕け散ったのを感じた。
放心したように宙を見ていた。
沙希はトイレに立ち涼の残骸をぬぐい、放尿した。
「さあ涼君かぜひくわ。パジャマ着てね。」沙希はさっさと着替えて部屋を出て行った。
>>SOT殿
早く入れてやってください(W

>>Traffic Jam殿
続きキボンヌ

>>655 さん
良ければペンネームなんぞを着けてください。
続編まってます!
週末期待カキコ!
658オッサン:03/03/01 01:31
誰にも頼まれていませんのでアレですが
あげ。
作家の皆さんお待ちしてます。
 弥生が疲れ果てて眠っている間に、『彼』は電話をかけていた。
「もしもし、恭之か? 俺、浩文だけど。……そう、実はもう日本にいる。あ、いや、家じゃなくてちょっ
とな。……あ、パーティー? それは嬉しいなあ。じゃあ、うちの自慢の妹連れていくよ。いや、ちょっと
驚くくらい美人。……そうそう。お前に紹介したくてね。じゃ、詳しいこと決まったら連絡くれよ。ああ、
こっちは当分夜は空いてるから。じゃあな」
 受話器を置いた『彼』は薄笑いを浮かべていた。

 ようやく目を覚ました弥生のためにルームサービスで軽い食事を頼むと、再び『彼』は弥生を後ろ手に縛り、
ベッドに腰掛けさせた。
「弥生、どうだ? 俺のものを受入れた感想は」
「……にいさまは意地悪です。こんな……」
弥生は恨みがましい表情で言った。また叱られるかと思ってそこで言葉を切ったが、『彼』が先を促すよう
に頷いたのを見て、再び小さな声で話し出した。
「私、ずっとにいさまの言い付けを守っていたのに……にいさまのことがずっと、ずっと好きだったから……」
「俺のことが、か? 違うだろう。お前は俺にイカせてもらえるのが嬉しいだけだろう?」
「そうじゃありません。本当に、にいさまのこと好きだったから、私の初めの人はにいさまって、ずっと前か
ら決めていたのに……」
「ずっと前って、いつから?」
「にいさまが、いなくなってしまった時に。それまでずっと、どうしてにいさまは私にあんな酷いことをす
るのかって思って、あんなことをするにいさまから逃げたいってずっと思ってたけれど、にいさまがいなく
なった時に、気が付いたんです」
「気が付いた?何に?」
「どんなに酷いことをされても、にいさまの言われるままにしていたのは、私がにいさまのことを好きだか
らだって」
「だからそれは、俺がお前をイカせてやったからだろう?」
「違います!」
弥生が珍しく声を荒げた。
「それは違います。だって、あの時……」
 そしてまた俯いてすすり泣きはじめた。『彼』は一瞬弥生を抱き締めたい衝動にかられたが、それを抑え
て冷たく言った。
「あの時、というのは、中学の時のあのことだな。それがどうしたんだ?泣かないでちゃんと話せ」
「あの時に、わかったんです。自分はいやらしい女なのかもしれないけど、でも、他の人にされるのとにい
さまにされるのとでは違うんだって。にいさまは私にとって特別な人なんだって」
 弥生はそこまで話すと、悲しそうな目をして『彼』を見つめた。
「にいさまにとって、弥生は一体何なんですか?」
「……お前は清孝のことを好きなんだとずっと思っていたよ、弥生」
 『彼』はそう言うと、弥生の脚を縛り始めた。開脚して固定すると、再びマッサージ機をあてがう。弥生
の声がすすり泣きから喘ぎにかわっていく。
「お前は俺の宝ものだよ。一番大切な人形だ。これからもな。ただしこれからは、俺が許可した男とはつき
合ってもいい、というか付き合え。これは命令だ」
「いやです。私はにいさまだけが……にいさま以外の男の人なんて知らなくていい。知りたくない」
弥生は首を左右に振りながら必死で訴えた。
「だったら弥生、これからすることに耐えられるか? これから1時間の間に、イカないでいられるか? 
それに耐えられたらお前の言う通りにしてやろう。お前の望み通りに、お前が挿れて欲しがってるところに
挿れてやる。そのかわり耐えられなかったらおとなしく俺の命令に従う。それでいいな?」
そ んなの無理、絶対に……だけど、やらなかったら?……だったらやるしかない。弥生は考えた末に、
『彼』の取り引きに乗ることにした。
『彼』は弥生の返事を確かめると、
「じゃあこれはお前の一生の問題だからな。俺も本気でやるから、覚悟しておけ」
と言って、弥生を責め始めた。
 マッサージ機は弥生の敏感な部分をずっと刺激し続けている。その奥からは絶えず蜜が溢れ出しており、
シーツに大きなシミを作っている。『彼』は弥生の形のよい乳房の頂きにあるピンク色の蕾を時に強く、時
に優しく摘み、撫で、指先で弄んだ。
「あっ、あっ……ん……、あっ、ダメっダメっ」
 弥生の口から声が漏れる。
「なんだ弥生、もうイクのか? まだ5分もたってないが」
「ま、まだイッてません、まだ大丈……夫……です」
弥生はそう答えながらも、体の奥深くから沸き上がる快感で今にも爆発しそうだった。歯を食いしばって必死
にこらえる。
「ん……んん」
「ほら、弥生。イッてもいいんだぞ。我慢しないでイケばいい」
「イヤっ、イヤです。イッ、イッ……イキたく……、な…い……」
「嘘をつくな。イキたいんだろ? ほら、イケよ」
 弥生の我慢は結局、20分で限界を迎えた。
「だめっ、だめ……あ、イヤッ……イ……」
そして頭の中が真っ白になった。全身の筋肉が硬直し、秘苑はヒクヒクと脈づいている。
 意識を取り戻した弥生に『彼』は口移しで水を飲ませると、脚のロープを解きながらゆっくりと諭すよう
に言った。
「もうすぐ、俺の帰国を祝って友人がパーティーを開いてくれる。その時に、お前に紹介したい男がいる。
お前はそいつと付き合え」
「……はい。でも……」
「心配しなくても、いい男だぞ。優しいし、家は資産家だ」
「もう、私は、にいさまとは……?」
「言っただろう? お前を手放すつもりはない。お前は俺の人形だ。それは変わらない」
「じゃあ……?」
 弥生の表情がわずかに明るくなる。それを見た『彼』も、少し優しい表情になった。
「よくがんばったな、弥生。10分ともたないと思っていたよ。……さ、まだ時間はたっぷりあるから、4年
分かわいがってやろう。シャワー浴びるぞ、来い」
 弥生はその言葉に、のろのろと立ち上がると、よろけながら『彼』の後についてバスルームへ向かってい
った。
>>SOTさん
相変わらず勃起させてくれますなー!
貴方の書く女性が、何とも言えずたまりませんっ!
あげ
668名無しさん@ピンキー:03/03/03 16:53
おながいします。
保守

作家の皆さん、そろそろお願いします!
670Traffic Jam:03/03/04 09:11
お待たせー

ようやく、1日分があと一回で終わります。
当初は夏休みに入るまでだったんですが、
やりたいネタが次から次ぎに浮かんでしまって収拾がつきません(w
いつ、終わるか当人にも分からなくなってきました、どうしよう

まぁいいや、とりあえず投下
671Traffic Jam:03/03/04 09:12
SIDE-信介 16:05

乃南の嫌がる言葉を無視してフラッシュを焚きまくる。
丸出しの白い乳房と尖ったピンクの乳首。
お尻の穴まで愛液が垂れているまん○。
包帯で四肢を拘束された全身。
汗で髪の毛が張り付いているが、それでもなおその輝きを失っていない可愛い顔。
次々と四角の枠に収める。
最後に、パイパンになった陰部から男の視線を釘付けにするオッパイ、乃南の恥辱に満ちた表情が全部入るように撮る。
乃南は諦めたのか両目を強く閉じ、唇をかみしめていた。
672Traffic Jam:03/03/04 09:13
『よし、最後の仕上げに犯るぞ!』
「さて、乃南が淫乱な証拠も撮ったことだし、乃南をいただくとするか」
「イヤ!ヤメテ!絶対ダメ!!」
剃ったときと同じように大きく開かれた股に身体を入れる。
ズボンのチャックを下ろす。トランクスはテントを張りその先端は先走りでシミを作っている。
トランクスの前を開けると
ブルルン
今朝から我慢してきたため痛いほど勃起している。
それを見た乃南の顔が青ざめ
「そんな大きいのはいらない!!イヤ!イヤーーーー!!!」
熱く硬くなった肉棒を右手で握り、乃南のスジに沿わす。
しかし、乃南は大きな声で叫び続ける。
『不味いな…先生達はまだいるからこのまま叫ばれ続けると、いくら何でもバレちまうな…』
乃南の顔を両手で抑えて、唇を重ねる。
「んーー!んんーー!!」
乃南は歯を閉じ、舌の侵入を阻んでいたが、
鼻息も荒く息苦しくなり、堪らず開けた瞬間を逃さず滑り込ませる。
673Traffic Jam:03/03/04 09:13
口の中を蹂躙され大人しくなったのを見計らって涎でベトベトになった唇を外す。
「いくら叫んでも誰も来ないよ。それに、乃南の恥ずかしい写真も撮ってあるんだよ」
「入れるのだけはやめて…何でも言うことをきくから……、は、初めてがこんなの、イヤ……」
最後は涙声になっていた。
『なんか、気が殺がれたな…。せっかく、童貞からおさらばできると思ってたけど…カッコ悪ぃな。
 焦ることもないか、ネタを掴んだことだし…。』
「じゃぁ、しょうがない。乃南の涙に免じて…」
乃南ははっと顔を上げる。
「ただし、写真を返して欲しかったら、夏休みまで俺の命令をきくこと、
 バージンを奪わない代わりに、一日一回は乃南が射精させること。
 もし、従わなかったら、乃南の恥ずかしい写真を学校といわずネットでもバラ巻いてあげるからね」
「そ、そんな…」「何でも言うことをきくって言ったのは乃南だよ」
再び、表情が沈む。
「命令は携帯のメールでも出すからね」
カバンから乃南の携帯をとりだし自分のを登録する。
反逆されないよう警戒しながら、足から順番に包帯を解いていく。
674Traffic Jam:03/03/04 09:14
しかし、今にも爆発しそうなペニスはその間も治まりそうにない。
「まず、そのデカパイとかわいらしい口でこれを治めてもらおうかな」
はだけた制服と乱れた髪を整えている乃南に命令し、椅子に座る。
「そ、そんな…」「できないって言うの?」
カメラをチラつかせる。
カメラとペニスを交互に見つめる。
「……わかったわ…どうすれば…いいの?」
「パイズリやフェラって聞いたことない?オッパイでこれを挟んで口や舌で舐めるんだよ。これを」
天を突いている怒張を指す。
躊躇いながら先ほどと逆に乃南が自分の股の間に跪く。
乃南の吐息がチン○にかかるほど顔が近づく。
しかし、初めてのことなので戸惑っているようだ。
「まず、先っぽを舐めてみて」
怖ず怖ずと舌を出し、アイスクリームを舐めるように亀頭に這わせる。
「ん…ん、いいよ。そう全体を舐めてみて、ん」
舌がそのまま降りてくる。快感が背筋を伝わる。
「十分、唾液が全体に行き渡ったら…次は、舐めながらオッパイ、で挟んでさするんだよ。」
乃南は顔を真っ赤にしながら自分の乳房を持って挟む。
『柔らけぇー』
挟まれた棒と乗せられた太股でその巨乳の感触を楽しむ。
白いオッパイの間から黒くぬめった亀頭が覗く。
675Traffic Jam:03/03/04 09:15
「上下にさすったり…そう…
 左右で交互にしたり…先っぽを舐めたり……」
指示を出すたびにそれに応えようと必死だ。
「アイスキャンディを、食べるように口に含んで…上下に…イタッ」
「ご、ごめむなはい」
「歯をたてないようにね」
乃南の頭に手を乗せる
「ん…んん、はふ…うん」
乃南の吐息とペチャペチャと舐める音が保健室に響き渡る。
夢中にしゃぶりつく乃南は一生懸命にぎこちないながらも根本まで口に含んでくれる。
「いいよ…美味しいかい?」
『そろそろ…ヤバイナ…』
乃南の頭を押さえつける
「出すよ」
「ん?んんんー!!」
「ン!」
我慢の限界に達し、精液が尿道を勢いよく通過し、乃南の口の中に放たれる。
「全部、飲むんだよ」
口から唾液と混ざった白いものが垂れる。
それを指ですくってやり、口の中にそのまま指を入れる。
「ぅん、んん」
コクン
嚥下した音が鳴る。
「えらいえらい」
676Traffic Jam:03/03/04 09:44
ウェットティッシュをとり渡してあげる。
自分も唾液で光っている一物を拭きズボンの中に収める。
乃南は黙ったまま身だしなみを整えていたが、ふと思い出したように
「あ、あの水着を…」
「あぁ、だめこのままで帰るんだよ。これは明後日の水泳の時に返してあげるよ」
「そんな…」
その時、ワゴンに絆創膏を見つけ、手渡す。
「これで下着代わりにしたら?乳首とま○こに貼って」
どんな格好になるか頭の中で想像したのだろう、一瞬間が空いて
「できない…できないわ」
「別にいいよ。それともノーパンで帰る?」
逡巡したが、何もないよりはいいと後ろを向く。
「ダメだ!僕に見えるようにするんだ」
「…えっ!…あぁ…」
観念したかのように、ため息とも吐息ともわからない息をつく。
ブラウスを捲り、新体操部らしくニプレスになれているので膨らんだ乳首を隠すように手際よく貼っていく。
やはり、下は抵抗があるらしく、手が止まってしまう。
「しょうがない、底の椅子に右足だけを乗せて」
怖ず怖ずと乗せ顔を横に背ける。スカートの陰になってはいるがスジが開いているのが見える。スカートを捲り、しゃがむ。
「キャッ」
慌ててスカートを抑えるが意味をなさない。絆創膏をスジに沿って貼ってみる。
「あん…」「うーん、これじゃダメだなぁ。小さすぎるし濡れてうまく張り付かない」
「濡れてなんか……んん」
ワゴンから一番大きい5cm四方の正方形のものをとって貼り付ける。
「全部は隠れないけど…まぁいいか」
愛液が付いた人差し指で肉芽を軽く突っつく。
「キャン!」「ははは、じゃぁ行こうか」

『さて、これからどうしようかな…』
明日からの計画を心浮かせながらも、頭をフル回転にして練り始めた。
キタ━━━━━(゜∀゜)
>>Traffic Jam殿
勃起島栗ですッ!
678うさこ:03/03/06 02:13
あげまつ
679Traffic Jam:03/03/06 05:55
SIDE-乃南 16:51

スースーする。
もうあらかた他の生徒は下校したらしく、駅までの道は疎らだった。
しかし、すれ違う人の眼が自分に集中している気がする。
すぐ横を車が通るとスカートが舞い上がろうとするので、必死になって抑える。
駅前は主婦が夕飯の準備に買い物に出てくる時間帯だった。
「今の子は、スカートが短いわねぇー」「スタイルもいいわねぇ」
どうやら、スーパーの前で井戸端会議をしている主婦たちの目にとまってしまったらしい。
『え、ヤダ、見ないで…』
普段から巨乳のせいでそういうことをよく言われていたので、慣れないまでも抵抗はついていたはずだった。
主婦の方はすぐにたわいのない話に夢中になっていた。
しかし、乃南の方はどうにもならなくなってしまった。
『あの子、下着付けてないんじゃない?』『ホント?最近の子は大胆ねぇ』『男さそってんじゃない』
ぐるぐると目が回る。恥ずかしさに俯く。乳首がチリチリする。
680Traffic Jam:03/03/06 05:55
なんとか駅構内に入ったものの階段の前で立ちすくんでしまう。
「どうしたの?」
彼がわざとらしく声をかける。
5m程の高さだが遥か彼方にプラットフォームがあるように見える。
カバンをお尻に持っていき隠しながら一歩一歩上っていく。
途中、不思議そうにちらっと見て若い男が横を通り抜け、軽快に上っていく。
いつもなら、乃南も男のようにそうするのだが、そうもいかない。
上がりきるのが先か、意識が遠のくのが先か分からなかった。
上がり切った後も目的の電車がくるまでが辛い。
「快速が通過します、白線までお下がりください」
電車が通過する。
スカートが大きくめくれるので、必死になって前を押させる。
「キャッ」
悪戯な風は白いお尻を露わになってしまい、慌てて後ろも押さえる。
周りの視線が突き刺さる。
電車に乗ってからも彼はすぐ隣に立ってはいるが、素知らぬそぶりをする。
幸い、帰宅ラッシュの少し前なので車内は疎らで、二人には無関心だった。
乃南はここまで不安で不安でしょうがなかったが、彼がそこにいるだけで安心する。
座ることはできないので二人とも扉に寄りかかり、駅に着くのをひたすら待つ。
681Traffic Jam:03/03/06 05:56
「じゃぁ、俺ここで降りるね」「えっ?どうして?」「ひみつ。バイバイ明日ね?」
彼は降りる駅が一緒のはずなのに二つ前で降りて行ってしまった。
唯一の拠り所がいきなりなくなってしまった。
高々、5分の間だが彼がいないのが心細い。
誰か近寄ってこないか、痴漢されないか、布きれ一枚がないだけで不安に押しつぶされそうになる。
駅についても階段を下りるのは先ほどの比ではない恐怖だった。
自転車置き場で自分の自転車を見て呆然としてしまう。
急に細くなったような気がしてしまうサドルと下半身を見比べる。
そこに座ったところを想像せずにはいられない。
黒いサドルに下着を付けてない、白いお尻が乗っかる。
ペダルをこぐたびに歪む女陰とその上に貼られた絆創膏。
その度に刺激されて疼く表情。
意を決しながらもドキドキしながらサドルにスカートを挟んでお尻を乗せる。
スカートの前裾を抑えながらペダルをこぐ。空気が後ろへ過ぎ去ってていく。
しかし、鼓動と羞恥心は次々と高まっていく。
眩しい緑の木々は目には入らず、スカートの中のことが心を支配している。
『クチュクチュいってる…おまたから…垂れてる。』
もはや絆創膏も役に立っていないことも分かっている。
『あん、見られちゃう。乃南のやらしいアソコ見られちゃう…』
家までの帰り道、住宅街なので誰にも会わなかった。
ホッとする反面、どこか物足りなさがある。
自転車から降りてサドルを見るとベットリと濡れている。
足元を見ると膝の裏まで愛液が垂れている。
慌ててサドルをハンカチで拭き取り、玄関をくぐる。
682Traffic Jam:03/03/06 05:56
そのままの足で脱衣所に駆け込む。
どうやら、母は買い物で出かけてるらしい。
ブラウスを脱ぎスカートを足下に落とす。
乳首とスジに貼られた絆創膏を一枚ずつ剥がしていく。
「ん…イタッ…ヤダッ…糸引いてる…」
剥がし終わったあと洗面台の鏡に一糸身にまとわない自分の姿が映る
表情は物欲しそうに、物足りなさそうに潤み、乳首は紅く膨れあがり、
クリもハッキリと分かるほど充血し、股から幾筋も蜜を垂れている。
『やらしい身体…こんな身体を彼にさらしてたの…?』
右手で乳房を揉む。
「アン…」
『この大きいオッパイもこの恥ずかしいところも全部…』
左手がお臍から徐々に下に降りていく。
「ただいまー、あら、乃南もう帰ってきてるのー?」
「い、今からお風呂にはいるとこー、汗かいちゃって」
ビクッと手を止め言い訳を返す。
風呂場に入り、カランを回す。
683Traffic Jam:03/03/06 05:57
サーーーー
温めのお湯はその若さの象徴である肌の弾力で水滴となって身体を伝う。
身体を洗っていたはずなのだが、無意識に胸と股間に手が這い回る。
『ホントに何もないわ…なんか小学生のころみたい…』
陰毛がなくなってから、その代わりにずっと火照りと疼きがそこにまとわりついている。
スジにそって人差し指を上下する。自分の手から彼の手や唇、舌に変わっていく。
『ァン、ダメ、ヌルヌルしてる…クリトリス、こんなに膨らんじゃってる』
「ン…ンン…クフン…」
シャワーの音に紛れて喘ぎ声が聞こえる。それがさらに乃南の興奮を助長させる。
『乃南はやらしいの…見られてること、想像してクチュクチュしてるの…』
彼の命令で授業中クラスメートの前でスカートをめくり、
何も付けてないおまん○をさらしてるのを妄想する。
右手では親指と人差し指で乳首を掴み、左の親指で肉豆を押さえ支えとして中指で素早く入り口を擦る。
水ではないヌルヌルが次々と溢れ、潤滑油としてその摩擦をさらに激しくさせる。
それでも乃南はもどかしさを感じる。
『あ、あと…もう少しなのに…』
乳房を揉みし抱いていた右手をシャワーへのばす。
そのまま股間へ導き、左手でカランを回し勢いを最大にする。
数cmの至近距離で水圧がおま○こに集中する。
「いぃっ…もっと…」
飽くなき肉欲にとりつかれた乃南は空いた左手を皮から覗いたクリを押しつぶした。
『イク、イクッ!イッちゃうーーーー!!』
何もかもが真っ白になっていく中、彼の顔が頭の片隅にかすめる
脳天へ突き抜ける快楽に唇をかみしめ、ペタンとしりもちをついて、
長い一日の間、初めて自分の意志で求めた快感の余韻に浸り続けた。
684Traffic Jam:03/03/06 06:05

取りえず、『学園性活 第1章 始まりの日』がしゅーりょー
現在、第2章を執筆?中で、またぁりとやっとります。

ここのところ、人が少ない気が……レスくださいな……
こんな風に感じねえよとか、もっと勉強汁とかなんでもいいんで
放置プレイは辛い…
685オッサン:03/03/06 06:31
traffic jam殿
他の人もそうだろうと思いますが、放置してるわけではないと思います。
いつも楽しみにしてますよ。
686オッサン:03/03/06 06:48
ただ、毎日チェックしても続きがないとスレ見る人が減るのかも。
勿論、書かれてらっしゃる方々の苦労を思うと手前勝手なものですが。
かくいう私も最近は三日に一度ぐらいしかこのスレは見てませんし。
687黄昏のレンガ道:03/03/06 14:11
325号室、坂上六助。家族の計らいで個室に移っていた。
「検温です。」沙希は六助に体温計を渡した。
六助は思い出したようにサイドテーブルから包みを出した。
「あんたにこれをプレゼントしたいんじゃ。」
「いえ、患者さんからは頂いてはいけないことになっています。」
「まあ、そんな固いこと云わんであけてみろや。」
沙希は素直に包みを開けた。思わずぷっと笑った。
「もう、坂上さんはエッチなんだから。」
黒いレースのTバック、艶かしい赤い紐パンなどが数枚入っていた。
「わしの命ももあと僅かじゃ。あんたにこれを着けてほしい。」
「あんたが履いている姿を想像するだけでうれしいんじゃ。着けてくれるかい?」
「いいわ。坂上さん、遠慮なく頂きます。ありがとう。」
沙希はワゴンの中にそっとパンティーを隠し、出て行った。
688黄昏のレンガ道:03/03/06 15:02
引継ぎが終わり、沙希は六助の部屋に立寄った。
坂上さん、屋上にデートしましょ。
車椅子に坂上を乗せ屋上まで連れて行った。
この時間は急がしいので屋上には誰もいない。
「風がきもちいいわ」
突然沙希は坂上の前で制服を下ろした。
白いストッキングにガーター、その上にはアカの紐パン。
三角の部分には布などなく栗色の陰毛が見えている。
六助の目の前にはグレープフルーツほどの大きさのみずみずしい乳房がむき出しになっていた。
沙希はもう一度手すりに持たれかかり、赤い紐が縦に1本かかった尻を突き出し、脚を少しだけ広げた。
六助は両手で胸を優しく撫で脇を伝い、右手を紐の間から差し入れた。
沙希のその部分からあふれ出した粘液は六助の指に絡みついた。
六助は左手で脇を支え3本の指で優しくそして激しく弄んだ。
沙希は手すりにしがみつき声を押し殺し目を閉じた。悦びの涙がほほを伝った。
六助の至福の時は過ぎていった。
三日後六助は家族に見守られ幸せに旅立った。
689名無しさん@ピンキー:03/03/06 21:20
690Traffic Jam:03/03/06 22:14
>>685=686
できるだけこまめに投下してきます

てなことで「学園性活 第2章 暑い日々」投下
691Traffic Jam:03/03/06 22:16
SIDE-乃南 07:00

ジリリリリ…
「んん」
目覚まし時計を止める。
まだ、眠い目を擦りながら、充電器にセットされた携帯を見る。
彼からの指示を確認するのが昨日からの日課になっている。
一昨日、彼に下着を付けてないことがばれてしまい、
そのことをネタに終業式まで従わなければならなくなってしまった。
昨日は、ちゃんと下着を付けて登校したが電車の中で彼に痴漢されベショベショにされてしまい、
結局、換えのショーツを持っていなかったので学校のトイレで脱ぐ羽目になっしまった。
昼休みには屋上で彼の舌で、さらに、おちん○んで口の中を蹂躙されてしまった。
彩は二人でいなくなるのを怪しむというかからかっていたが…

『ノーパンで来ること 7:40に駅の改札で待ってる S』
ため息をつきながら着替え、身だしなみを整えてから綿のパンツを脱ぎ去った。
今日の時間割を確認する。
「…、4限が選択の日本史で、5限は体育と…」
『水着!信介くんが持ってったきりだ!持ってきてくれるかな?』
彼にメールを送信する。
メールのやりとりは今まで女友達としかしてなかったが、
一昨日から彼とは指示の他に、たわいのないこともやりとりするようになっていることも変化の一つだった。
彼ももう起きてるらしく、すぐに返事が来た。
『大丈夫。忘れずに持っていくよ 乃南も忘れずにね S』
準備をし終え、急いで朝食をとり、慣れないサドルの感触をお尻に感じながら駅へと向かった。
692Traffic Jam:03/03/06 22:17
SIDE-信介 07:40

「おはよう、今日も暑いね」
「おはよう、信介くん」
通勤・通学する人混みの中から、柱の陰に隠れて恥ずかしそうな乃南を見つけ挨拶をする。
昨日から嫌がりながらも乃南は自分の命令を聞く。
しかし、昨日は様子見ということで無理難題は課さなかった。
今日から本格的にいじめるつもりだ。
『はいこれ』
水着が入った紙袋を渡す。
乃南は紙袋の口を開け中身を確認する。
「ありがとう」
なんの疑いもなく受け取る。
もちろん、洗う前に股のクロッチの所の臭いを嗅ぎ、舐め、
その布地の感触を感じながら何度も水着に射精したことは言うまでもない。
さらに、細工を施しておいた。そのことに気づいたときの乃南の顔を思い浮かべるだけで起ってしまう。
「それと、これを飲んで」
錠剤を乃南の前に差し出す。
「なに、これ?」
もちろん、怪しむに決まっている。
「これ?媚薬。高かったんだよー。あ、ドラッグとかそういうのじゃないから
 さすがに、麻薬なんてやんないよー。そこまでバカじゃないし。
 姦りたい娘に飲ませればイッパツだってさ、店員がいってた。」
しれっと説明する。
手を差し出したまま乃南は固まっている。
「はい、お茶」
追い打ちにペットボトルも渡す。
どうしようもなく乃南はお茶で流し込む。
「じゃ、いこうか」
693Traffic Jam:03/03/06 22:18
電車の中は混み混みで向きあい両腕を乃南の身体に巻き付かせる。
先ず、スカートの上からお尻を鷲掴みにする。
胸に二つのクッションを感じながら、徐々にスカートの中に忍ばせる。
「いい子だね。言うとおりにしてきたようだね」
耳元に息を吹きかけるように囁く。
「ん…くん…きかなきゃ、いけないもん…」
周りは高校生カップルに見えるのだろうか素知らぬ振りをしている。
「昨日より感じてるね?薬のせい?」
「ぁん…わかんない。ダメ、そんなところ触らないで」
菊の花を指で突っつくと身体がビックとする。
お尻だけを責め続けていると、指先がヌルヌルしてきた。
蜜が花弁から溢れ出したのだろう。
『効果がもう出てきたのかな?ほんと淫乱だな乃南は』
電車の中でまさぐるのを楽しみ続けた。
694名無しさん@ピンキー:03/03/06 23:54
黄昏のレンガ道殿
いいっす!
サキ氏のファソになりそうだ。
695Traffic Jam:03/03/07 08:46
IDE-乃南 12:08

今朝から身体が疼いてしょうがない。
『あの薬のせいだわ…こんなに切ないの…』
彼は電車から降りてからは何もしてこないまま、4時間目になってしまった。
選択授業の日本史は教室を移動しなければならないので席も替わる。
彼と私は窓際の一番後ろに並んで座っている。

実は2時間目が終わってから堪らず、トイレの個室に駆け込んだ。
ハンカチをくわえ、スカートを捲り、股をまさぐる。
すぐに掌はびしょびしょになる。
扉の向こうにはクラスメートの声が響く中、
ブラウスの下から手を突っ込みブラをずらし乳首を摘む。
しかし、周りの音が気になって集中できなく達することはできなかった。
仕方なく、トイレットペーパーで垂れている愛液を拭き取り、
何事もなかったかのように戻ったつもりだった。
しかし中途半端な刺激のせいか、媚薬のせいか3時間目も疼きは治まらなかった。
696Traffic Jam:03/03/07 08:46
ポケットに忍ばせた携帯が振動している。
一応、携帯は禁止されているので常にバイブにしている。
『彼からの指示だわ』
『スカートを少しずつまくって S』
隣を見やるが、彼は板書を写している。
クラスのみんなは試験期間なだけあってノートをとるのに一生懸命のようだ。
『先生に気を付ければ…』
そろりそろりとスカートを短くする。白い太股が徐々に露わになっていく。
太股の真ん中あたりまで見えたところで手が止まり横を見る。
『もっと』
彼はノートの切れ端に書く。
マイクロミニを通り越し、膝上ではなく股下何cmといった方がいい。
『あぁ…、授業中に…こんなことって…』
誰か振り向けば乃南のまん○が見えるだろう。しかし、彼のみが独占している。
『足を開いて』
彼はさらに追い打ちをかける。自分からもおまん○が見える。
蜜が糸を引き椅子に垂れている。花びらはヒクヒクしている。
今となっては彼からもそれすらも見えているだろう。
『お尻の穴まで垂れてる…恥ずかしいところ見られてる…』
一昨日は彼しかいなかった。
しかし、今は30人以上が乃南の周りにいる空間でお○んこをさらけ出している。
それを思うと一層、膣内が熱くなる。
697Traffic Jam:03/03/07 08:47
一応、授業中なのでシャープペンを握ってノートをとっているようにはするが、
手は動かない、いや、動かすことができない。そんな手を動かすように彼は命令してきた。
『オナニーして S』
メールとあの時撮られたやらしい画像が添付されている。
この画像をクラス中にばらまくぞという暗黙の脅しに
『そんな…できない…』
乃南はそう思いながらも左手が勝手に机の下へ伸びていく。
『こんなことしちゃうのは…媚薬のせいだわ…媚薬のせいで命令…聞いちゃうんだわ』
私は人差し指でクレバスをなぞる。
「ンッ」
思わず声が出てしまう。慌てて周囲を見回す。
誰も頭を上げってなかった。ホッとする反面、期待はずれな感じが乃南の心を満たす。
トロトロにとろけ出す。
炎天下のアイスクリームのように止めどなく流れ出る。
698Traffic Jam:03/03/07 08:47
彼が席を立った。どうやら落とした消しゴムを取るフリをする。
『信介くん…近くで、見たいのね…乃南のオナニー…』
彼の顔がこちらを向き一瞬とまる。
その瞬間を見計らって人差し指と中指でクレバスを広げる。
彼は驚いて視線をあげる。そんな彼の表情を見て潤んだ瞳で微笑む。
『見て…信介くん…乃南こんなに…ぁん、感じてるの…クチュクチュしてるの』
いつもするようにスジに中指を沿わせバイオリンの弓のように弾く。
「ンッ……ゥン……ハァ…」
自分の席からワープして教卓の上でオナニーをしている気がする。
『みんな…まじめに…ぁ、いい…受けてるのに、乃南は薬で、おかしくなって…るの』
誰かが黒板の方に頭を上げるたびに、自分の艶体をみられてる。
次々と頭が上がりクラス全員でオナニーショーを視姦される。
そんな妄想に囚われているとき、ポケットの携帯が震える。
『あん、震えないで…』
隣を見やると彼もおちんち○を取り出し、激しく擦っている。
お互い眼が相手の股間から外せなくなっている。
『乃南のせいで…大きくなってる…あんなに…激しく…』
彼の手が激しくなれば乃南の手も激しく刺激する。
快楽の波が波打ち際のように次々と襲ってくる。
『見て…見て、やらしいおま○こ、見てー!!!』
「ンッ………ーーーーーーー!!」
机の上の右手はシャーペンをギュッと握る。
俯せながら薄目で彼の射精の一部始終を眺めていた。
699名無しさん@ピンキー:03/03/07 09:48
いい(・∀・)
(・A・)イクナイ!!
(・∀・)イイ!!
702Traffic Jam:03/03/07 16:45
SIDE-信介 13:25

『すごい乱れてたなぁ 予想以上だ…自分から開くなんて』
乳首を尖らせた乃南を見やる。
彼女は背筋を丸めながら水際に彩と座っている。
更衣室でスクール水着を見て驚いたことだろう。
裏打ちの布がはぎ取られていたのだから。
ただでさえ、さっきオナニーをして乳首が起ってブラジャーに圧迫されていたのが解放され、
スクール水着の薄い生地を押し上げているのが2mも近づけばハッキリと分かってしまう。
95cm、Iカップは胸の生地を限界まで伸ばしているのでおへその位置も把握でき、
よくよく見れば、恥丘のふくらみに一本のスジも見て取れる。
乃南は腕で不自然にならないように胸を隠しているが、そのことで逆にギクシャクしてる。
視線が合う。微笑んでやると彼女は恥ずかしそうに水中に身を隠すように泳ぎ始めた。
『後をつけてやろ』
乃南は平泳ぎをしている。その後を気づかれないようにつける。
足を一かぎするたびにお尻の割れ目とスジがぐにゃりぐにゃりと形を変える。
まるでイソギンチャクのように餌を誘い込むんでいるように思える。
『そのまま食べられても…イイかな?』
ブヨン
「キャッ」
あまりに一点を集中してみていたものだから、距離感を失い乃南にぶつかってしまった。
運良く足には蹴られず、お尻に頭が当たったらしい。
「ゴメン、ゴメン」
「大丈夫?」
乃南の股間を水中で掴む。瞬間湯沸かし器のように真っ赤になる。
「背筋のばして胸は隠さずにいたほうが綺麗だよ」
小声で囁いてプールから上がる。
703Traffic Jam:03/03/07 16:46
SIDE-乃南 13:40

彼の手が放れ、プールから上がったあと、彩が近づいてきた。
「のーなみっ、顔が赤いよー。最近、平野とイイ感じだよねー。どうなのよ?ホントのトコ」
「うーうん、何でもないよ、ホント」
「えー、でも平野の方は乃南のことよく見てるよ」
「そ、それは…」『…やらしいことしてるから…』
「それはー?」
「何でもないって!」
「春からちょくちょく見てたから、絶対乃南に気があるって睨んでるんだけどなぁ。
 まぁ、この胸だったら無理ないか……乃南、乳首起ってるよ」
最後の方は内緒声で耳元に囁き、乳首を摘まれてしまう。
「あんっダメ」『気づかれちゃった!!イヤッ恥ずかしいっ!!』
「ヤーラシ、こんなに固くしちゃって」
摘んだ乳首を軽く捻る。
「ダメ、授業中だよ、ンン」「自由時間だからイイじゃない。でも、ホント感じやすいね。
 もしかしたら下もヌレヌレなんじゃない?」
悪戯半分に股間を撫でられる。
ホントの所、彼と眼があったときから濡れてしまっているのだ。
「ヤメテ、彩…」
「じょーだん、じょーだん。
 でも、最近、大人っぽくなったよね。恋する乙女は違うなぁー」
「ば、ばかっ違うわよ!!」
「あははは、そういうことにしとくね」
彩はやりたいだけやって、言いたいだけいって、行ってしまった。
704Traffic Jam:03/03/07 16:47
『信介くんとは…そんなんじゃないもん…確かにいいなぁとは思ってたけど…
 今は…あんなことしちゃう人だなんて…春からずっと見てたなんて…彩の考え過ぎよ…』
プールから上がり、バスタオルで刺激に敏感になっている体を注意深く拭く。
新体操部は身体を焼くのは厳禁なので、日陰に座る。
彼を目で探すと、他の男子生徒3人と何か話しながら、こちらを見ている。
彼らの視線がこちらに集中してるのに気づく。
『何を話しているんだろう?オッパイのこと?もしかして…乳首が起ってること?みんなに教えてるの?』
乳首がジンジンする。さっき彩にいじられただけではない、なにかによって…。
『委員長、乳首起ってるぜ!!』『男に見られて感じてんじゃねぇ?』
『エロイ身体してるよなぁ』『ホント、今晩のおかずに脳裏に焼き尽かせなきゃ』
『もしかして、クラスのみんなが気づいてるの?ぁん、乃南がいやらしい格好してるのが…』
冷たい水の中にいるにもかかわらず、体が熱くなる。
『乳首、起ってるのも…アソコがヌルヌルなのも…お薬のせいなのに…』
背筋がゾクゾクする。
『見たいのね…私の身体を…私で…いっぱい射精すのね』
先ほどの彼の射精がフラッシュバックする。
頭を上げると乃南の周りを男が囲み、肉棒を水着から取り出し、一生懸命コスっている。
乃南はそれを見ながら、乳首とアソコをいじくり見せつけるようにオナニーをしている。
次々と白く生臭い精液が紺色のスクール水着、顔、足、体中ベタベタにかけられる。
ヌルヌルした感触にうっとりとした表情で体中にヌリたくる……
705Traffic Jam:03/03/07 16:47
ピッピー
「今日はこれでお終いー!試験勉強のリフレッシュにはなったでしょう。
 体育委員!整理体操の号令かけて」
『ヤダ、何考えてるんだろ?っわ、わたし…』
妄想が中断されたが、頭がボーとして現実感がない。
飛んだり跳ねたりする度にオッパイが揺れる。水滴が落ちる。
まるで、愛液が滴り落ちているように錯覚してしまう。
事実、乃南のおま○こはグチョグチョになっていた。
愛液はスクール水着にしみ出していたが、元々濡れているので傍目には確認できない。
手足を広げたり、閉じたりするたびに股間が締め付けられる。
『乃南の全てをみんなに見られている…あんなにイヤだったのに…』
巨乳のせいで、いつも男からはいやらしい目で見られて、逆にコンプレックスを感じていた。
今も恥ずかしいことは変わりないが、
見られることに今までと違う気持ちになりつつあり、戸惑っていた。
706オッサン:03/03/08 00:38
traffic jam殿
ペースを上げられましたが、それが負担で質が下がるようでしたら今までのペースでいいですよ。
内容は今の所凄くいいです。
707オッサン:03/03/08 00:40
下げるの忘れてました。
708Traffic Jam:03/03/08 05:07
SIDE-信介 16:15

「プールから上がった後、もっと暑く感じるのは気のせいかなぁ」
「そぉ?水着の時の方が暑く感じない?直射日光で」
たわいもないことをしゃべりながら、乃南と彩と一緒に電車に揺られている。
カバンの中を探ってちっちゃな瓶を出し、その中から2,3粒食べた。
「今回、古典、試験範囲広すぎー。試験の初日だっていうのにあと、4日しかないのに何もやってないよー。
 あれ?なに食べてんのー、平野ー。私にもちょーだいよー」
「ん?いいよ。食べる?ビタミン剤だけど。」
彩と乃南に手渡す。
「ありがとー、美容のためにも摂らなきゃねー…乃南どうしたの?しげしげと眺めて?」
「ううん、何でもないの」
不思議そうな顔をして彩は口の中に放り込む。
それもそうだ。今朝、乃南に渡したのと同じものだからだ。
キキー、プシュー
「じゃぁね!乃南、平野」
彩は手を振りながら電車を降りていった。
709Traffic Jam:03/03/08 05:08
「だ、だましたの!?」
「信じてたの?媚薬だってこと。そんな便利なものあるわけないよー
 もしかして、プラシーボ効果で感じてたとか?」
「そ、そんなわけ…」
「そんなわけ?」
顔を真っ赤にしながら俯く。
「やっぱり、乃南は変態だよなぁ。授業中にオナニーするし」
「あなただって、してたじゃない!私は命令されて仕方なく…」
「仕方なく?自分からおまん○開けたじゃない。あれには驚いたなぁ。」
「……」
「あの時の顔、エロかったなぁ。思い出すだけで起っちゃうよ」
「や、やめて!」
恐らく、今日のことを全て薬のせいにしてきた乃南は頭がグチャグチャに混乱しているのだろう。
乃南は近くの手すりに捕まり、座席に座る。
「もうすぐ着くよ」
肩を震わせている乃南の頭に手を乗せ、愛おしく思いなでる。
710Traffic Jam:03/03/08 05:09
SIDE-乃南 00:03

ブルルル…
机の上の携帯が震える。
『起きてる? S』
試験初日を明後日に控え、英語のグラマーをやっているところだった。
『起きてるよ 今、グラマーのP42をやってるところ 乃南』
『今から外にでられる? S』
両親はもう寝静まっている。
『大丈夫だと思う。乃南』
『じゃぁ、中野町のローソンって知ってる? S』
家と駅とのちょうど真ん中辺りにある。時間がないとき昼食をそこで買っていくこともある。
『うん、家から自転車で5分ぐらい 乃南』
『10分後に今の格好の下着無しで集合ね S』
「えっ?」
自分の格好を再度、確認してしまった。
711Traffic Jam:03/03/08 05:12
SIDE-信介 00:15

熱帯夜で蒸し暑い。
辺りを見回すが来てる様子はない
コンビニの集客効果をねらった際限なく明るいライトアップに誘われて、
まだ店内には深夜にかかわらず、光に虫が群がるように7,8人いる。
暗がりから自転車をこぐ音がする。
「まった?」
「今来たトコ。」
彼女は胸の所に大きくロゴが入った白のスポーツTシャツに、
サイドに白の日本のラインが入った黒のスパッツだった。
恥ずかしそうに身体をもじるが、かまわずジロジロ見る。
ロゴマークの隙間の白地からはうっすらとピンクの乳輪が見え、
スパッツには下着のラインがない代わりにお尻と股の割れ目が見て取れる。
「そんなにジロジロ見ないで…」
「じゃぁ、はいろっか」
「……」
逆らっても無駄なのがわかったのか俯いてついてくる。

712Traffic Jam:03/03/08 05:21
IDE-信介 00:15

熱帯夜で蒸し暑い。
辺りを見回すが来てる様子はない
コンビニの集客効果をねらった際限なく明るいライトアップに誘われて、
まだ店内には深夜にかかわらず、光に虫が群がるように7,8人いる。
暗がりから自転車をこぐ音がする。
「まった?」
「今来たトコ。」
彼女は胸の所に大きくロゴが入った白のスポーツTシャツに、
サイドに白の日本のラインが入った黒のスパッツだった。
恥ずかしそうに身体をもじるが、かまわずジロジロ見る。
ロゴマークの隙間の白地からはうっすらとピンクの乳輪が見え、
スパッツには下着のラインがない代わりにお尻と股の割れ目が見て取れる。
「そんなにジロジロ見ないで…」
「じゃぁ、はいろっか」
「……」
逆らっても無駄なのがわかったのか俯いてついてくる。
713Traffic Jam:03/03/08 05:22
「いらっしゃいませー」
やる気のない店員の声が聞こえる。
他の客も自分たちのことを気にしない。
本が置いてあるところに行く。乃南は不安そうに後を付ける。
雑誌やマンガを読んでいる男が4人いる。その後ろを通り過ぎ、アダルト雑誌がおいてある前に行く。
乃南にいわゆるお菓子系の雑誌の”ホイ○プ”を手渡す。
自分は投稿系の雑誌を開いて読む。
意図を読みとったのか、自分の隣に他の男性から隠れるように開く。
セーラー服、体操服、スクール水着、下着で男を挑発するポーズをとっている女の子が次々と出てくる。
自分とだぶらせて、どれだけ男のオナペットになっているか
しかし、夜中のこんな時間に若い女の子がアダルトコーナーで本を読んでいれば否が応でも目立つ。
乃南に気づいた二人組の大学生とサラリーマンはチラチラと盗み見をする。
「おい、あの巨乳すげぇな」
「隣のカレシかな。うらやましい。あの胸に顔埋めてんだろうな」
大学生二人のやりとりが小声ながらも聞こえてくる。
『ふふふん、乃南は俺のものだもんねー♪』
本に目を向けながらも微笑み、優越感に浸る。
恐らく乃南も聞こえたのだろう。雑誌を持つ手が強く握られている。
あるページを開いて雑誌を交換する。
乃南は大きく目を見開いた。
それは、新体操のどこかの大会の競技中のあられもないレオタード姿が特集されているページだった。
乃南も大会でカメラ小僧達が写真を誰かを撮っていたり、自分も撮られていたのは気づいてたはずだ。
しかし、その撮られた写真が不特定多数の男達にどの様に使われているかまでは想像していなかったようだ。
モジモジと足を動かしていた。
「気に入った?どっちの本がいい?」
真っ赤になって黙っていた。
「選べないほど両方好きなんだ。しょうがない二冊とも買ってあげるよ。」
714Traffic Jam:03/03/08 06:40
500mlのダイエットコーラを二本とり、お菓子のコーナーへ。
「そこのポテチ取って。」
「え、これ?」
「一番下の段のコンソメ味のやつ。ただし、膝を曲げないでね」
「…スケベ」
と呟きながらも乃南は腰を曲げる。
目の前にお尻が突き出され、生地が伸び割れ目がハッキリと割れる。恥丘の割れ目も。
たまらず、触ってしまう。
予想していたのか、一生懸命、声をかみしめていて、ちょっと期待はずれ。
次は薬用品の棚に行き、コンドームと五千円札を一緒に渡す。
「はい、買ってきて」
「そんな!未成年だから売ってくれないよ!」
乃南はやりたくないのか、委員長だからなのか、もっともらしい台詞を言う。
「制服じゃないから大丈夫だよ」
レジの方に促すと渋々歩き出す。
「いらっしゃいませー」
やる気のない店員も乃南のことに気づいてたらしく、ずっと目で追っていた。
持ってきた商品と乃南を見比べ、店員はやらしい顔でニヤニヤ乃南を見る。
ストーカーのように後ろに並んだ男性客達もジロジロと乃南の格好を見て鼻の下を伸ばしている。
その視線に気づき、頬を染め横にむく。
「おつり1432円になります。」
乃南はおつりを受け取ると小走りに店の外に出てしまった。
715Traffic Jam:03/03/08 06:44
今日から月曜まで出かけるので悪しからず。

自分でもヌけるってのが最低ラインなんで
質は落としません!(w
--清孝 その1--

 僕と涼子はその日、ひさしぶりのデートを楽しんでいた。大学を卒業してからしばらくは二人とも職場の
研修だのなんだので忙しく、なかなか時間がとれなかったのだ。

 倉本涼子と僕が知り合ったのは大学のディベートサークルでだった。ムチャクチャに頭がキレて話題も豊
富で勝ち気な性格の涼子は入学当初から同期の中でも目立つ存在であり、それなりに美人であるにも関わら
ず「性格キツすぎ」「頭良すぎ」と男連中からはやや敬遠される傾向にあったのだが、ある時、道で車には
ねられた猫の死体を泣きながら片付けている涼子の姿をみかけた僕は、日頃の勝ち気な彼女の姿とのギャッ
プに惹かれるようになっていた。
 それでもしばらくの間、僕は遠くの全寮制の高校に通っている弥生のことが心配で恋愛どころではなかっ
たのだけれど、弥生が学校に馴染めていることがわかってきて心配が薄らいだ頃--その頃は僕らの大学生活
も2年目の半ばになっていたのだが--僕から涼子に告白して、そして僕らはつき合うことになった。
 僕の家庭環境にいた女性は花菜江さんにしても弥生にしてもどちらかといえば内省的なタイプだっただけ
に、涼子のように自己主張の強い女性は新鮮だったし、なによりも「守ってやる」などと構えなくていいの
は、弥生を守れなかったことを負い目に感じていた僕にとっては気が休まることだった。
 僕らが肉体的に結ばれたのはつき合い始めてから2ヶ月目のことだった。意外なことに涼子は処女で、抱
き締めた腕の中で「笑わないでね……」と恥ずかしがっていた涼子の顔がとてもいじらしくて、それからず
っと僕は涼子に夢中だった。
 やがて僕らは大学を卒業し、涼子は新聞社、僕は通信社に就職した。二人とも希望通りの職につくことが
出来たのはよいのだが、二人とも半端じゃなく忙しくて、なかなかゆっくり会う機会がなかった。

 その日のデートは、我が家の新しい車の馴しを兼ねて遠出のドライブになった。それまで家にあった車
は父の年令と地位にふさわしい重厚感のあるものだったけれど、父が職を辞したのを機に、僕の好みで新
しい車を選ばせてもらったのだ。僕の家はどちらかというと裕福だったから普通ならば家の車の他に僕用
の車を買うのだろうけれど、元々父はあまり運転を好まないのと、どうせ兄が帰ってきたら兄用の車を買
うのだろうから、家に3台は必要ないということでそういうことになった。
 涼子を駅でピックアップしてから高速をしばらく走り、湖畔の静かなカフェでランチを取った僕らは、
さてどこかで休憩しようかという話に自然となった。車に乗り込み、なんとなくそれらしい方向へ走って
いたのだが、たまたますれちがった車を見て驚いた。
「……弥生?」
「どうしたの?清孝」
「いや、見間違いだと思うんだけど、今すれちがった車に弥生が男と二人で乗っていたみたいだったから……」
「弥生ちゃん? ……でも、弥生ちゃんももう大学生でしょ?彼氏くらいいても不思議はないと思うんだ
 けど」
「確かサークルの仲間と旅行だって言ってたんだよ。でも今の車は二人だけしか乗ってなかったし……」
「……心配症なんだなぁ、清孝は。まあ、そういう妹思いのところがいいところなんだけどね。でもちょ
 っと妬ける」
「あ、いや、そういうわけじゃないんだけど、弥生の場合はいろいろあったから気になるんだ。ちょっと
 いい?」
「『いい?』って、あと追い掛けるの? 辞めなさいよ……って言ってもやるんだろうなぁ。いいよ、行
 きましょ。心配ごとがある人と一緒にいても私も楽しくないし」
「ありがと、涼子」
 僕は急いで車をUターンさせて、弥生らしき女性の乗っていた車を追い掛けた。
 車は湖畔の一番見晴らしのよい場所にある小綺麗なホテルの駐車場へ入っていった。確か以前に雑誌に載
っていたのを見たことがあるが、高名なデザイナーがインテリアを担当したとかいう、小さいが高級感のあ
るホテルだ。当然ラブホテルなんかではないのだが、大学生がサークルの旅行で泊まれるようなところでは
ない。僕らはそこに一泊できるだけの経済的余裕も時間的余裕もないため、駐車場の入り口の手前で車を停
めて中を伺った。
 車から出てきたのは俯き加減でやや堅い表情をしていたが、確かに弥生だった。
「やっぱり弥生だ……」
「……でも、彼女も年頃なんだし、家族に内緒で好きな人と泊まりがけで出かけたいっていう気持ち、わか
 らなくもないな。とがめないで欲しいんだけど」
「それはわかってるよ。だけど……」
 その時、運転席から降りてきた男を見て驚いた。遠目でも見間違うはずがなかった。家族なのだから。そ
こにいたのは、兄の浩文だった。
「……兄貴? なんで兄貴と弥生が?」
「兄貴って、留学してたお兄さん? 帰国するのはしあさってとか言ってなかった?」
「俺はそう聞いてた。……なぜ兄貴と弥生が……」
719名無しさん@ピンキー:03/03/08 22:42
age
おぉ! TJさんもSOTさんも一気にupですな!!!
続編期待しております。
721おせっかい読者:03/03/09 07:03
現在453KB 512KBでパンク、表示だと498KBで書き込みができなく
なります。ぼちぼち次スレを立てることをお勧めします
722携帯閲覧者:03/03/10 04:44
早めに次スレキボン!
723名無しさん@ピンキー:03/03/10 14:18
次スレ立ててもいいが、入れておきたい約束事とかある?
漏れ的にはsage進行でスカトロ・グロは禁止にしたいんだが・・・。
意見お願いします。
724名無しさん@ピンキー:03/03/10 14:20
228の作品が完全無料で見放題!完全無料オナニーサイト!
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725bloom:03/03/10 14:38
726名無しさん@ピンキー:03/03/10 16:40
>>723
それでいいと思う。
727723:03/03/10 17:23
>>726
わかった。夕飯食べ終わってから(20時頃)次スレ立てるよ。
それまでは意見受けつけてるんで、コレ入れろゴルァってのあったらヨロ。
それと、今まで通り「age・sage自由」でもいいかなぁとか思ってるんだけど・・・。
どお?
>>727
行き先おしえてくれー
729天空つむじ風:03/03/10 21:16
私はスクール水着の股間を隠している部分の布をハサミで切りました。
水着がまくれ上がり、下に履いていた白いサポーターが露になってしまい
ました。サポーターは生地が薄く、毛が透けて見えています。
私はサポーターの股間の部分の布もハサミで切りました。
股間が露になってしまいました。
私は椅子に座り足を高く持ち上げました。
向かい側に置いてある大きなカガミに秘部が写し出されています。
男の人が秘部に頭を近づけ、舐め始めました。
秘部にある豆を舐められ、思わず喘ぎ声を上げてしまいました。
一度喘ぎ声を上げると、止めることができませんでした。
股間からは卑猥な音がし始めています。
豆を剥き身にされてなめられると、更に大きな声で喘いでしまいました。
体を駆け抜ける快感が段々激しくなっていきます。
男の人の舌の動きが止まりました。
私はお願いの言葉を発してしまいました。
心の中では拒否しているにもかかわらず、体が反応してしまい、口から
出る卑猥な言葉を止めることができません。
私は椅子を降り、体に残っていた水着を取り、全裸になると、男の人に
背を向けて四つん這いになりました。
後ろから秘部がはっきりと見えているはずです。
男の人は舐めてくれました。
間もなく私は絶頂を迎えました。
しかし、男の人は舐めるのを止めませんでした。
私は何度も何度も絶頂を迎え、最後の方は喘ぎ声は言葉にならず、
よだれをたらしていました。
もちろん、秘部からも大量のよだれを垂らし、両方のふとももが粘り気の
ある液体で濡れていました。
男の人の攻めが終わったにもかかわらず、私の体は時々痙攣するように
震え、その度に秘部から少量の液体が飛び散りました。
>727
 ご飯「を食べにいって不慮の事故にでもあったのではないかと心配してみる
731オッサン:03/03/11 00:11
723殿
全く反応が無いと不安になりますな。
とりあえず、誰か次スレ立てて下さい。お願いします。
732730:03/03/11 00:23
 んじゃ明日の昼、13:00までに723殿が夕食から戻ってこられなければ(笑)
それがしが立てませう。
 ただ内容に関してなんですが、連載中の作家の皆々様方のご意見もお聞きしたいのですが… 
「これからスカトロやグロを出すはずだったんだよぉー!」てこともあるでせうし。

「基本的にsage進行」はともかくとして作品内容に関してはあまり制約しない方がいいのでは?とも思います。
個別の趣味に対してはそれぞれのスレがあるんだし…ここは総合エロ(官能)小説の受け皿ってことで
733オッサン:03/03/11 01:37
それで良いかと。
とりあえず要望がありましたら作家の方々よろしく。
734名無しさん@ピンキー:03/03/11 02:08
>>732
同感です。
あまり規定を設けない方が良いと…おもふ。
735名無しさん@ピンキー:03/03/11 02:12
携帯でエッチ画像
http://uraban.com
736730:03/03/11 13:28
次スレ立てました
小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第ニ章〜
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1047356518/
737730:03/03/11 13:33
 新スレは24時間の間に5KBのカキコがないと速攻で落ちてしまいます。
作家の皆様よろしくお願いします!
あと4OkB? 小説のレスにして15から20の間? 短編なら楽勝でっせ!誰かこのスレのラスト飾りまへんか?
739名無しさん@ピンキー:03/03/11 18:51
k

堤さやか 白石ひとみ 長瀬愛のこんなサンプル画像見つけました
  http://media-0.com/www/dvd01/index1.htm
保全。
保全
742名無しさん@ピンキー:03/03/17 21:55
小説の続きはまだなのかな?
小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第ニ章〜
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1047356518/
保管サイト
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
744名無しさん@ピンキー:03/03/17 23:33
第二章が見れない
745名無しさん@ピンキー:03/03/19 18:57
何か今までに無い職業ってない?
746 :03/03/20 00:25
俺はフィルムで映画を撮りたい
アンケートの職業欄に「縄師」って書くのはカコイイよね。
……続きかけよ>自分。
748Traffic Jam:03/03/23 20:08
>>747
「縄師」良いですね〜
自分は「御主人様」ってのが夢ですね(w
749名無しさん@ピンキー:03/03/26 16:38
age
終わったスレあげんな
751藁スレ:03/04/08 14:25
お前らスレ移行早漏過ぎ(w
容量オーバーしそうなスレだったらせめて480KBぐらいまで粘れよ(藁
まぁ保管サイトがあるようだからな、なんだったら俺が埋めてやる(ww
移行済みの馬鹿でかいスレおいとく価値もねぇからな(w藁
752藁スレ:03/04/11 02:26
反応がないってことは埋めてもいいってことだな(w
じゃあ俺が心おきなく埋めてやるからな(藁
753藁スレ:03/04/11 02:28
------------------------------------------------------------
>>1のオナニーについて。 投稿者:1の母  投稿日:11月22日(木)18時16分51秒

こんにちわ。はじめまして。
小学六年生の>>1がオナニーをしてばかりいます。
それも、どうも頻繁に行っているようなのです。
オナニー癖がついてしまっているのか、注意しても治りません。
>>1にどう指導してあげたらよいでしょうか。
同じ様な経験をお持ちの方がいらっしゃいましたらアドバイス等、お願いします。
------------------------------------------------------------
22日付の母親さんへ 投稿者:ももえ  投稿日:11月24日(土)19時02分06秒

>>1さんのオナニー癖に困っているとの事ですね。
うちの息子も現在、同じく小学六年生ですがとてもいい子ですよ。オナニーもしていません。
息子には小さい頃から、おちんちんをむやみに触らないようにとしつけてきましたし、
なるべく外へ出して遊ばせたり、サッカー教室などで体を動かさせています。
家の中で部屋に閉じこもっていると、心身のバランスが崩れよくないと私は思うのです。
それと、学校で無責任な保健の授業がある日はその時間が終わってから、登校をさせています。
それから、定期的に息子のおちんちん診断も行っています。
息子の発育状態や、異常がないか等を調べてあげるのです。
診断と言っても、別に病院等へ連れて行くのではなく私と夫の2人でします。
息子も嫌がるということはなく、自分で衣服を脱ぎ、きれいに畳んで私達の前に立ちます。
それに、オナニー等している子は、その部分に色素が沈着しているので、すぐにわかります。
親の前で、裸やおちんちんを見せられるというのは素直に育っている証拠と思っています。
家族間で、子供に隠し事をさせない事の第一歩にもなると思っています。
22日付けの母親さんもがんばってください。
754藁スレ:03/04/11 02:29
12月31日。
久しぶりに暖かい日で>>1はいつもなら起きてから2時間は布団で丸まっている
ところを半分の1時間で起き上がることに成功した。
「なんか、今日はいいことがありそうな気がするな」
彼のつぶやきと同時に、壁に掛けられてた綾波レイのポスターの画鋲が取れた。
そのポスターが>>1に覆い被さるように剥がれてくる。
偶然、その2次元の彼女の口と>>1の唇が重なった。
「やったぜ、母さん!新年早々、綾波レイとキスしちゃったよ!おれって、
いつもツイてるんだよなあ。もう俺の人生バラ色だね!」
その>>1のつぶやきに、誰も反応はしない。
彼は1日の大半を6畳一間のアパートで過ごしていたし、当然訪ねてくる友達もいない。
誰かと話したくなればネットの向こうに「友達」は大勢いたし、その「友達」と
話が合わなければ他の掲示板やチャットに移動して話の合う奴を探せばいいだけだった。
そんな彼に、対人関係の悩みなどあるはずもない。

いや、それは正確な表現ではない。現実の世界において友達がいないということを
昔は気にしていたが、そんな悩みを潜在意識の奥にしまいこむ術を学習しただけだ。
でも、意識の表面化にそのコンプレックスが浮かんでこなければ悩むこともない。
彼は、起き上がり朝のオナラをしたあと、PCを立ち上げた。
ブックマークから、《板名》板@2Ch掲示板を選択する。
マウスを画面下の「新規スレッド作成画面へ」に合わせ、クリックする。
彼の指先が、カタカタと言う音とともに文字列を形成していく。
 《スレ名》
そこには、そう打ち込まれていた。
755藁スレ:03/04/11 02:30
        〜〜(((((((´ρ`)
                    〜〜(((((((´ρ`)
            〜〜(((((((´ρ`)
                          〜〜(((((((´ρ`)
        〜〜(((((((´ρ`)  〜〜(((((((´ρ`)

             〜〜(((((((´ρ`)    マギィィーッ!!
┌────────────────────────────┐
|          スタンド名−『Sweet Child O' Mine』          |
|             本体−てぃむぽ部隊7号                 |
├───────┬─────────┬──────────┤
|?   破壊力−E  |    スピード−A    | 射程距離−2〜3メートル?|
├───────┼─────────┼──────────┤
|?   持続力−E  |   精密動作性−C  |     成長性−C      |
├───────┴─────────┴──────────┤
|3億匹ほど同時に発現する群体型スタンド。                 |
|ラバーズ・サバイバーをぶっちぎりで追い抜き史上最弱の地位を手 |
|にしている。                                   |
|髪の毛一本どころか何も動かせない。                      |
|また空気中では長く生きてはいられない。                    |
└────────────────────────────┘
  A−超スゴイ B−スゴイ C−人間並み D−ニガテ E−超ニガテ
756藁スレ:03/04/11 02:33


   | \
   |Д`) スレッド閲覧者の気配がない・・・我が舞を披露するなら今が好機
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   人間五十年
      ヽ(´Д`;)ノ   下天の内ヲ
         (  へ)    くらぶれば
          く     


   ♪    Å
     ♪ / \   夢幻之
      ヽ(;´Д`)ノ  如くなり
         (へ  )   一度生ヲ受け
             >   滅せぬ者之
              有るべきか
757藁スレ:03/04/11 02:34
  ___       __   __   _           __
 |___ ! , '⌒ヽ ! |ロロ |___ l _.j |__   __    l !
    レ ' /!「i ! ! ヽ.  r‐くノ |__ __| r┘-,   l !
  , __ ! レ/,' / | !V   ! |   ∧! |∧ 7. 「 ロロ'〉 ー'
 L__」 ヽ/く,/ |__|   く,ノ   V !_! V く/l_| く/ ○
            -―-
        ,. ´        `
     , '´   ,. '´   ; i     ヽ
      , '´,  / / ' ,'l !1 .    .
    / ,  イ(((i/! /ナナセ! |    i
     /,. '  !.'iヾ l/,ィT ヽ l l    ! _/ヽ
      ' i/ i l. kj   !iじ'1 !.l'ヽ<⌒>)⌒'
         ll !、‐'、 _,.. ‐--' !l ノ,. '/i |、`ヽ
       / ll  >`ー-'   ィ'リ´  / ,l l ヽ. \
      ,.'  / く/ `'Tフ  .!> 、ん、|_j   ヽ  ヽ
.    /  /.   , , '´!,ヘ/ , , '´ヽ      .  .
    '  '   //_ i/_// /  ヽ    i  l
   i  ,'    /'T´ i_/`ー'‐ /   i    l  l
    |  !   / i  / !      i     !     !   !
    l  l  /  | / l       !    l    l   !
   l  ! / -、l // l ヽ.   l    /!   l   !
.    l  ! ヽ.  l.'ん'_」       l  / .l    ,  ,'
    ! l  \ l i d   /  l    l   , /
    ヽ.l    L_| d _,'.__|     l ,ノ,. '
     )     ヽフ ̄´    l    l
758藁スレ:03/04/11 02:35
  |     _||||||||||| /              \  ◎     /      "、:: .......:::::;;...
   \ / \__//                \___/      、;;;;''  ;;;;;;;::::::::;;;:::
    \_____/      ____    /⌒ - -    ⌒ )川川川川川川(
   /⌒       ⌒\    /:::::::::::::::::::\ / 人 。   。    丿|三◎三三三三三彡
  / 人  人    ノ゙\\ /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ\ \|  亠   / | ⌒  ⌒  |  彡
  \ \|  l   ( //(::::::ノノナノノノナノノ) \⊇/干 \ ⊆ |-(//)-(//)-|__彡
   \⊇ ノ    ⊆/  (6ノ  >  <  )   |     (  |  ⊂      6)
    ( ̄ ̄Y ̄ ̄)つ ノ::::)   ´ )`  ノ    |_/⌒v⌒\ | |___    |
    |;;;;;;;人;;;; | (;;;;;;;;;\  ( ○  /⌒\ノ~   ノ    )\\_/   /
    |   |   |   ノ   \____/\   )       ( ,⌒\___/⌒ヽ、
「子供の不始末は親の責任。1の母をシめてやるっ!」
1の背後霊が見守る中、贖罪は始まった。
既に1の母の秘裂は、1の主治医の欲棒が深々と貫いている。
「オカアサンニハ、金属片ヨリモ、コレヲウメコンデアゲマショウ」
1に金属片を埋め込んだ宇宙人が、1の母の菊門に己自身を侵入させる。
「拙者にも奉仕してほしいでござる」
1の家臣の熱い怒張が、1の母の口腔を容赦なく責め立てた。

…しかし、意外にも1の母は性技に長けており、状況は一転した。
やがて3人が責められる立場へと変化し、かつてない快感が次々と彼らを襲う!
じわじわと迫り来る射精感を感じながら、1の主治医が嗚咽のように呟いた。
「に…日本にまだこんな名器があったのか…」
759藁スレ:03/04/11 02:37
          ,,..- 、
 ,・、‐-,,,、_   〃 ,...__,,,,-,,,‐‐,
 | ヽ =`-‐‐/⊂O⊃==./.}
 |  }/´_,,`ヽ'二、`ヽ、/  |
 .| ./ ./   , 、 `ヽ、ヽ  /
  | / ./,/-/‐| .| |‐|-、_i | /
  .〉| |(./-、 V|. ノ,-レ、レ| }〈     _________________________
  .| |. |´|:'::j:}  レ' {:'::j:|`| ! .|   / >>34
  | 人lゝ` "  . ` " レ' .| <  スレ間違えたヴァカがいるにゅ。ココからは>>34もありにして欲しい
  { / />‐.,-、-‐< \ヽ .}.   \…ていうかOKにゅ! ぷちこが許すにゅ! >>34は回線切ってチンコ吊って逝ってよしにゅ!
__○○‐'´ /ヽ-/ \ ` ‐-○○_    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`レM.V  /l ̄レ'ヽ) ̄lヽ  .レMヽ!
.     |_|__    __|_|  ,,,-、
       V / ̄| ̄!. レ/`/
     〈___ヽ__、 /___〉'''"
       |~~l l~~l
        ./~~V~~ヽ
      〈__,、_|、_,__}
760藁スレ:03/04/11 02:38

         _,,,-―――''''^""~~ ̄``ー―----、、、、__
  ,-‐―=''"´ ̄  __,,---―‐''"^~~~ ̄ ̄````ー--、、、、、、__\
 /ヽ,-―‐‐''"´´~              ,---、  ll  ll    ̄|
 | .|                     |ヾヾ ヽヾ、,/___  .|
 .| |                     ヽ   ,ヽイ// `> |
 .| |                       / ̄ ̄ // =  /  |
  | .|  .\\ '||                  ヽ_=,,///| ヾヾ r´   |
  | |  //..._||_                   ~  ~ ヽ_ノ    |
  .| .|                                    |
  | .|  F.REE YOUR BODY AND SOUL             |
  | .|  U.NFOLD YOUR POWERFUL WINDS           |
  | .|  C.LIMB UP THE HIGHEST MOUTAINS       |
  | .|  K.ICK YOUR FEET UP IN THE AIR           |
  | .|  Y.OU MAY NOW LIVE FOREVER          |
  | .|  O.R RETURN TO THIS EARTH               |
  | .|  U.NLESS YOU FEEL GOOD WHERE YOU ARE  |
  | |                                   |
  | |         MISSED BY YOUR FRIENDS        |
761藁スレ:03/04/11 02:39
もっと僕を見下して下さい!もっと軽蔑を込めて!もっと激しく!
あなたが現実社会対して持つ劣等感、屈辱感、敗北感、怨恨、
嫉妬、憤怒等の諸々の汚れた感情を全て僕にぶつけて下さい!
僕は謝ります。心のそこから謝ります。ごめんなさい。許して
下さい。申し訳ありません。アイム・ベリー・ソーリー。
僕が悪かった。この通りです。あぁ、痛い!もっと殴って
下さい!もっと蹴ってください!うぐあ!ぼげぁ!
ぐしゃ!どがどがどが!もっとお願いします!僕は
駄目な人間なんです!あぐぅ!つぅ!びし!あぁ
スタンガンまであああビリビリビリビリ!ずしゃ!痛いです!
血が!血が!ひぃぃ!こ。。今度は浣腸ですか!?もう
許してください!あひ!ぐあ!ぶりゅりゅりゅりゅぶぴっ
ぴりりぶぴいぃぃぃ!ぐちゅべちゃ、はぁはぁ解りました。
はぁはぁ食います。はむはむ、はぅ!もっと痛い目に。。。
あぁ!僕のチンポが!僕のチンポが!あうぐ!
痛いです!もう勘弁してください!あなた様が一番
強いです!あなた様が一番頭いいです!それに比べて
僕は子供、いや犬、いやネズミ、いや虫けら、
いやプランクトン、いやバクテリア以下の劣った存在です。
もっと見下してください!あぁ、その冷たい目で!
はぁはぁ!痛い!ああ、指が取れてしまいました!
ひぃぃ!なんて強いお方なんでしょう!あなた様こそ
私の探していたご主人様です!あひぃ!また浣腸が!
ぶりゅりゅりゅ〜ぶぴっぴりりりりぶぢゅうぅぅぅ〜〜
762藁スレ:03/04/11 02:40
━━━━━┓                          ____
           ┃                        /      \
           ┃┏┳┛┃┃┃       ,,..--――--/         \
 ━━━━━┛  ┃    ┏┛       |  ヾ==___ ヽ         \
   ┏┻━                   ヾ    :::::::::::::====\        |
   ┃┣┓┣┓   ━━┓╋    ┣    `ー--/       ミ(⌒)     /
 ┏┛  ╋  ━┓   ┏┛┃━┏╋   _  ヽ, )       ミノ ~レ-r -‐、/
     ━┻━  ┛   ┗━  ━┗┛  /  ヽ. <_       ノ__  i i i〉 〉
     ━                 /ヽ   }<´      / ヽ、 /_/_/レ′
┏━━╋                ,.-、/  ,.>-‐'" { _.......:::::::: ヽ、)ト´ ´ ヽ:;ヽ:;:-:;:-、.
┃ ━ ┃    ┃┃      ,,..‐'ヾ_j  ,..<     `ー、::::::::  /;: ̄:;i     ヽ、;:_;:;:;:;:;;:
┃┏┓╋    ┃      ,.-'"、 ヽ、 |::::/ /      /;:;:ヽ  ノ;:;:;:;:;:;:i      \ ヽ
┛┗┛┗┃┃┃      i./ヽ ヽ |ノ  !´      /;:;:;:;:;|  (;;/j;:;:;:;:;ヽ_   ノ  |
 ┛┗━┛   ┗━┛   (__/ヽjノ /      /;:;:;:;:;:;|、  (;:;ノ;:;:;:;:;:;:/\    |
  ┳━┳         /ヽ    / ┏━━┓ |;:;:;:;:;;/ ヽー'/;:;ノ;:;:;:;:/  |\   |
┏╋━╋┓    ┏┛    |   |         ┃ );:);/     ||(;:;:;:;/|  ヽ、\ |
┗╋━╋┛  ┏┛   ╋  ┃ ┃ ┃       ┃ ;:;::;:ヽ     |: ヽ;:;:ヾ    ヽ__ノ
  ┻━┻┃┃┗┓   ┃     ┃ ┃   ┏━┛
 ┛┗━┛     ┗┓ ┏╋   ┗      ┃
                   ┗┛       ┏┓
                         ┗┛
763藁スレ:03/04/11 02:41
   |★★荒らしは放置が一番キライ!★★
   | ウザイと思ったらそのまま放置!
   |
   |▲放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います!
   | ノセられてレスしたらその時点であなたの負け!
   |
   |■反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです
   | アラシにエサを与えないで下さい
   |
   |☆枯死するまで孤独に暴れさせておくのが一番です
   |     。
.  Λ Λ  /
  (,,゚Д゚)⊃ ジュウヨウ!
〜/U /
. U U
764藁スレ:03/04/11 02:43
.__
| o | 牛丼を注文できません
| .U |
. ̄ ̄
来店中の吉野家は現在、利用できません。吉野家に技術的な問題が発
生しているか、注文の設定を調整する必要があります。

---------------------------------------------------------

次のことを試してください :

   ・ 回 [客に150円やる] ボタンをクリックするか、後でご来店ください。

   ・ 人がめちゃくちゃいっぱいで座れない場合は、店頭に「150円引き」
     の垂れ幕があるかどうかを確認してください。

   ・ 注文の設定を確認するには、[ツール] メニューの [注文 オプション]
     をクリックします。[接続] タブで [牛丼の設定] グループの [設定] ボタン、
     または [牛皿の設定] グループの [設定] ボタンをクリックしてください。
     設定情報は、店舗の管理者か、YDC (吉野家 ディー・アンド・シー) が
     提供する情報と一致する必要があります。

   ・ 店舗の管理者がつゆだくの設定を使用可能にしていれば、Yoshinoya
     Windows を使用して、隣の客を小1時間問い詰めたり、おめでたい4人
     の親子連れを見つけることができます。
     Windows でつゆだくって言いたいだけの客、また、150円引き如きで
     普段来てない吉野家に来た客を見つけたりするには、
     Q [そこでまたぶち切れるの検出] をクリックしてください。
765藁スレ:03/04/11 02:45
>>1は、体操そっちのけだった。
何故なら、目の前ではティーシャツ姿のキャサリンが、椰子の実のような双乳を惜しげもなく振り回しながら準備体操をしているのだ。
体操どころではなかった。キャサリンの胸の揺れる様を一瞬たりとも逃すまいと、>>1は食い入るように見つめる。
腰を回す運動をするために、キャサリンは上半身をそらしている。
無論視線は上の方を向いているため、>>1の視線には気が付いていない。
一方の>>1は、上を向いたキャサリンの双乳をじっくりと堪能する。
……最高だあ、キャサリン
運動着の股間は、激しくいきり立っている。
>>1はこの頃オナニーを覚えたばかりだ。故に、赤く擦り剥けるほど毎晩狂ったようにオナニーに励んでいる。
いや、励まざるを得ないのだ。なにせ、>>1の想い人は驚くほど胸の大きなキャサリンというまだ13歳の女子留学生なのだ。
しかも乳の大きさだけが取り柄の、セクシー・アイドルなどとは完全に違う、極めて美しい女性でもあったのだ。
奧二重で黒目がちなアーモンド型の瞳。長く形の良い睫毛。顔の中心線を過たず通るすっきりとした小振りの鼻。
そしてその鼻の上には、愛らしくも雀斑の名残が微かに残っている。
肌の色素が薄いので、日に焼けるとどうしても出てしまうのだ。
そこがまたキャサリンの若々しさ、清冽さを強調している。
また、美しい顔を彩る背中の中程までのばした金髪は、時にポニー・テイルに、時には白いリボンでまとめ上げられ、機能的且つ美しくキャサリンを演出した。
766藁スレ:03/04/11 02:47
……今日もキャサリンを想っていっぱい出します!
勝手に心の中でその人に誓う。事実、今晩はこのキャサリンの姿で3発は確実だろう。
……ああ!キャサリンのおっぱい!
今度はその場で跳躍する運動になった。
キャサリンの乳は、彼女がジャンプする度に重々しく上下に揺れた。
ティーシャツは布地が薄いものだった。大きなサイズのブラジャーがくっきりと見えている。
そこがまた>>1を興奮させる。さらに、後ろで無造作に束ねられたポニー・テイルが律動的に揺れるのがまた堪らない。
……キャサリン!キャサリン!キャサリン!
>>1の息は激しくなる一方だった。動悸すらしてくる。
それだけ今日のキャサリンはそそるのだ。そして、キャサリンが屈伸運動のために前屈みになった瞬間。
……ああ!
>>1にはティーシャツの襟元から、キャサリンの胸元が見えた。
白のブラジャーの布地が足りないのか、キャサリンの胸が規格外なのか。
ほとんど乳首の周りだけに張り付くような下着。
そして、あまりにも自己主張が過ぎる、キャサリンの実のような白い豊乳……。
……あう!う!
初めて覗き見るキャサリンの胸元に、>>1の体は素直にそして激しく反応した。
一度も触ってもいないのに射精が始まったのだ。
767藁スレ:03/04/11 02:48
.  _____たろたま風マターリ空間問診表____
 |
 |□ 「やって良いコト」と「やって悪いコト」の区別がつかない。
 |□ 否定的な意見を述べられたら人格を失くす自信がある。
 |□ 日本語がわからない。
 |□ 坊主が憎いと袈裟まで憎く感じる。
 |□ BBSで相手を論破すると、自分って頭イイ〜と思う。
 |□ とにかく自分の凄さをひけらかしたくてたまらない。
 |□ 自分よりも優れたヒトは大嫌いだ。
 |□ 自分は神様だと思う。
 |
 |・上記項目にひとつでもチェックの入るヤツは(・∀・)カエレ!
 |
.♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ♪ ∧∧b! ∧∧b! ∧∧s! ∧∧♪.   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ゚Д゚) .( ゚Д゚)  ( ゚Д゚) .(; ゚Д゚)   < マターリ一番 電波は2ちゃん
  ⊂ B つ⊂ B つ⊂ S つ⊂  つ    |  3時のオヤツは和みage〜♪
 〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ    _\_______________
    (/   (/    (/   (/ ゚οO(オ, オレダケ ナカマハズレカ ゴルァ!? )
  .                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
768藁スレ:03/04/11 02:49
                   |
            +           |                       +
                   |
              \    ,─、 ,-、_.. --──-- .._,‐、 ,─、   /
       +   _     ,.-|  ‐H/// /l l lヽヽ\\H‐  |-、   _   +
                 l ミ!  ´〉-‐, , , , . .. . 、、、、‐-〈`  lミ !
           _   l , >-/./ ,.l l l l ! ! l l l l l l、ヽ.ヽ-<、 l   _
       +        | i`i~| l l l,H‐H l | ll l H‐H、!l l. |~i´i |       +
           /   ! ! l ! l l.,!H,ェ、Vリレi,ェ.H、!l l l ! l l  \
                { l l , ヘ!.l {::;;ー'l    lー';;::} レレ'、 l l j
         +     ,ソ,.ノ._} {9il っ二i     i二っ li6} {_ヽヽ'、    +
                    ゝ ノ ). `‐l.⊂⊃┌`┐⊂⊃ !‐' (ヽ`.ノ
                ( ´.< ,.-r‐ゝ、  ヽ ノ   , イ‐.r‐、ゝ`.) 全て>>1の自作自演でした!
                    (.´ 〉 、!::::! `i. ‐--‐ i´  l::::l / 〈 `)
                    (l/ ヽ l::::l__゚‐o.ェ.o‐゚ _l::::l/ ‐ ヘl)
                 /,,ヽ. 、{:::::::::::::::(・∀・)::::::::::_:::} ´ /ヽ
                    l _ -ヘ_ゝ二`ヽ(∩∩)::::/´,'二`ツ-、_l
                「  __Y --` `io:l:;::-'     -}_   | ────────
                |_ノi´    ̄  ̄  ̄´   _ _ ‐;' `iヽ、!
                ヾ、.>、    __ - ニ´_  ̄  ノ、ノ
               /     7一  ̄ } |::/::| {    ̄ ーヘ
              /     ,.‐i       l  !'::::;l !       i‐.、
              /     /::/:l.     l  l:::/:! l       l::i::ヽ
769藁スレ:03/04/11 02:49
OK。1よ、いいこと教えてやるから少し大人しくしてくれ。
旨いペペロンチーノの作り方だ。
材料が揃っているか確認する。量は適当で構わない。
なにはともあれ、大き目の鍋にお湯を沸かす。
お湯には塩をひとつかみ、これでもかというくらい入れておく。
お湯はぐらぐらと沸かすこと。なるべく大量のお湯を沸かし、
塩の量は遠慮しないことがパスタをうまく茹でるコツである。
冷えたフライパンにオリーブオイル、にんにく・鷹の爪を入れ弱火で炒める。
焦らずオリーブオイルに、香りをじっくりと移す。オリーブオイルが熱くなってきて、にんにくがじわじわと泡を出し始めたらパスタを茹で始める。
パスタは後からフライパンで炒めることを考えて、アルデンテ一歩手前ぐらいになるように茹でるのがよい。
にんにくがキツネ色になったらフライパンにパスタを投入する。にんにくは焦がしすぎると苦い味がでてしまうのでタイミングが大事である。
パスタをフライパンに投入したらパスタの茹で汁を大さじ5杯とパセリのみじん切りをいれてかき混ぜる。味がものたりないときは、ブラックペッパーや塩を足す。
冷めないうちに急いで皿に盛り付ける。いただきますを言おうとすると、急に何もかも嫌になり、皿を窓の外へ放り投げる。落下途中に皿からパスタがはみ出ると美しくない。
皿が割れる音が響いたら、ガスレンジから茹で汁が入った鍋を窓際まで運ぶ。階下を歩く人人が驚いて見上げる視線を充分に受けとめてから、鍋を投げ捨てる。
この時、目を見開いて奇声を上げると効果的である。フライパンは柄を持ってスナップを効かせながら斜め上方30度へくるくると回転させるように投げ上げる。
フライパンが放物線を描いて頂点から落下し始める前に調理台へ戻る。先ほどパセリをみじん切りにしたナイフで頚動脈を切断し、意識が消える前に窓から飛び降りる。
770藁スレ:03/04/11 02:51
            マテー        オニゴッコ
         ∧_∧        ∧_∧
         ( *・∀)      (・∀・*)
  (○)   O(  つつ     O(   つつ
  ヽ|〃    し (⌒)  o   し (⌒)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                  アッ
      コテン!             ∧_∧
          O))       Σ (∀・*)
(○)    ミ⊂⌒ヾ∧_∧     ( つ つ
ヽ|〃   o   し つ*・∀)     (⌒ (⌒)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

           イタイヨ     ナカナイデ・・・
            ∧_∧ ∧_∧
            。(∩∀∩(・∀・*)
(○)        。 /   ##ノ⊂⊂  )O
ヽ|〃   o      ((⌒) (⌒) (  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
771藁スレ:03/04/11 02:53
┌────────────────────────┐
│    ( ̄ ̄)                                |
│     )  (     超 優 良 ス レ 認 定 証       |
│   /    \                               |
│    | Λ Λ  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\          |
│    | ( ゚Д゚)< や、やるじゃねぇか・・・    |         |
│   \__/.\__________/           |
│                                    |
│   このスレが2ch超優良スレ審査委員会の定める認定  |
│  基準(第5項)を満たしていることをここに証する。    |
│                                    |
│平成12年7月       2ch 超優良スレ審査委員会     |
│                   理 事 長  ひろゆき@管直人    |
│                  認定委員 名無しさん        |
└────────────────────────┘
772藁スレ:03/04/11 02:54

                        平成13年9月7日
保護者殿                              
                     市立東中学校
                     保健教育科主任 森山香織
                           
             精液採集について
                        
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、先般の新聞報道にもありましたが、人間の精子数が減少していると
の欧米での調査報告を受け、国内でも同様の調査が行われることになりま
した。                 
性教育研究校に指定されている当校では、2年生男子が調査対象となり、
射精された精液の量と濃度、及び、精子の活性度が測定されます。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
                              敬 具
                    
注意                     
1.中学生の射精は勢いがよいため、一人で容器に精液を採集することは容
  易ではありません。保護者の方がペニスの向きを調節したりして手伝っ
  てあげて下さい。                
2.射精律動が終わったら、尿道に残っている精液をペニスの根元から十分
  に絞り出して容器に入れるようにして下さい。
3.諸般の事情により、ご家庭で精液を採集できない場合はご連絡下さい。
  保健室にて精液を採集いたします。
773藁スレ:03/04/11 02:56
世界でたった一人の僕のお姫様!>>1たんなしでは生きて逝けないよ〜。
また今日も>>1たんの可愛い声で昇天!!>>1たんベッドでねそべらして
>>1をいっぱい可愛がってね(はぁと)」(;´Д`)ハァハァ…
なんて可愛いことを言うんだ、>>1たんっおれっおれもう………
>>1た〜ん>>1た〜ん愛してるよ、世界で一番可愛いぼくの>>1たん。
「もっと>>1を愛してぇ。」ううっ、すごく素敵だよ>>1たん
>>1たんっ、オレダメだよ・・・・ああっ・・>>1た〜ん>>1た〜ん>>1た〜ん>>1た〜ん
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴいぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ・・・・ぴっ
(;´Д`)ハァハァ…>>1たんがボクの精液でいっぱいだぁ、>>1たんかわいいよっ
774藁スレ:03/04/11 02:59
1の初体験の相手のソープ嬢です。
そうですね…たしかに彼はすごく変わっていました。私が何を話しかけても目を合わせてくれないんです。
私も仕事とはいえ人間ですから、いくら話し掛けてもちゃんと返事をしてくれないばかりか、
なにか体全体から…うーんなんていうのかな流し忘れたあと2日くらいたった公衆おトイレみたいな臭いが…。
もう本当に死ぬほどいやだったんですけど覚悟を決めて…。えいやって無言の1の下着を脱がせたんですよ。
そしたら…なんていうのかしら、カントン…っていうんですか?
手で…その…皮を剥こうとしたら、なんかもの凄く痛がって鬼のような形相で
私をにらむんです! 1のアソコからうっすら赤いものが滲んできて、ああこの人は…とか思ったんですけど、
このままじゃどうにもならなくて…。しょうがないから、剥かないでそなままスキンかぶせちゃって、
入れちゃいました。はやく終わってくれって心の中で叫びつづけてたんですけど、
こういう人に限ってなかなかイッてくれないんですよね…。そうこうするうち、
無言だった1が低く唸り声をあげて、腰の動きを止めたんです。そして1の股間のスキンをとりました。
とった瞬間1の枯れかけたテッポウユリみたいになったアソコの先の皮が
うっすらと開いて、そこから緑がかった精液がドロリと出てきて…。きゃー思い出しただけで吐きそう。
っていうか今吐いてますグェーーーー!! グェーーーー!!!!!…ごめんなさい。話を続けますね。
というわけで本当に1のHは最悪でした(涙) 変になつかれて指名なんてされたら最悪なので、
適当にあしらってたんですけど、1が突然口を開いて
「あああああのさささ…ににににに2ちゃんねるってしししし知ってる?」って。
そんな映らないテレビのチャンネルの話されても困る〜と思ったんですけど、どうやらそれって
ネットの掲示板みたいなやつらしくて。なんか執拗にそのページとスレ…っていうんですか?
立てた立てた、俺が1だ!って言ってて、ぜひ一度来てくれっていうから、今日来てみたんですけど…。
なるほどね〜こういうスレをたてちゃう1みたいな人が、あんなに気持ち悪いH(それも初体験)
するんですね。もう本当にびっくりしました。もう来ません。さよなら1、はやくカントン治せよな!
775藁スレ:03/04/11 03:00
     _ 、      へ 、             「2ちゃんねるは、好きですか。
   .〃´ \ 、  〃   il          .    わたしはとってもとっても好きです。
   .li    ヽV/-‐--|| 、            でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、     ..    楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \    .    …ぜんぶ、変わらずにはいられないです。
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ       わたしは…」
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l  .    「見つければいいだけだろ」
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/77| |
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |  .   .「えっ…?」
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | !
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |     「次の楽しいこととか、 うれしいことを見つければいいだけだろ。
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !.....    あんたの楽しいことや、うれしいことは2chだけなのか? 違うだろ」
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l |l.
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !  .   そう。2chを知らなかった無垢な頃。誰にでもある。
        /| ` ̄ /     \レ’   
       ,<ヽ l  ,. '        ヽ       「ほら、いこうぜ」
      /  ヽヽl /  _ -‐_ニニ二、ヽ
     ./      レ ‐´ ´        .V}      >1は登り始める。長い、長い坂道を。

                       -Happy End-
776藁スレ:03/04/11 03:02
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777藁スレ:03/04/11 03:04
>>1さん聞いて下さいよ。
いやー、どうでもいいけどちょっとこの前びっくりする事あったんですけど。
あのですね、僕、基本的にあれじゃないですか。かわいい系じゃないですか。
かっこいい系か、かわいい系かで言うとかわいい系に属するタイプじゃないですか。
実年齢よりも下に見られるというか。
修学旅行で夜中パンツ下ろされるタイプじゃないですか。
お前生えてんのかよ〜、とか言われて。
で、生えてるどころか、ずるむけでその後気まずい雰囲気になるタイプじゃないですか。
まあ、むけてはないんですけど。
て言うか、そんな事はどうでもいいんです。
で、この前映画を観に行ったんです。
そしたらその映画、R15指定だったんです。で、なんとそれに引っかかったんです!!!
ビーって鳴ったんです。いや鳴りはしないんだけど。
なんかチケット買う時、受付のお姉さんに、この映画はR15指定でして
年齢確認出来る物の提示をお願いします、とか言われました。いや、マジで。
そんなもん、完全にぶち切れですよ。もう、あったまきて。
アホかと。誰に口きいとんじゃと。
あのな、俺はな、めちゃくちゃ煙草も吸うし、めちゃくちゃ競馬も行くし、
めちゃくちゃ国民年金も払ってるし、言うたら、ぼーぼーなんだよ。
大人なんだよ。大の。大人なめてんじゃねーぞ、コラ。と。
しかも、いくらなんでも中学生はねーだろ?ボケが。
中学っつったらあれだろ、加護とかだろ。
あんなもんと一緒にすんな、ボケが。あんな小動物と俺様を。
あのな言っとくけど、加護なんかな、こちとら10秒で殺せるんだよ。コラ。
なっちなら20秒。後藤なら30秒で殺せる。
保田か、保田は10分だな。10分で俺が殺される。たぶん。なんかそんな感じ。
まあいいや。くだらねー。
778藁スレ:03/04/11 03:06
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779藁スレ:03/04/11 03:08
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       \\::::::::::::::::: \ | 日本兵は私のことを「便所」って言ったんだよ!!
         \\_:::::::::::_)\ アイゴー!!アイゴー!!
             ヽ-二二-―'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
780藁スレ
さて、ようやく約40KBの埋め立ても終わりの時がやってきたな(w
自分が全く関わっていないスレにこれだけできるのは俺くらいなもんだろ(藁
スレ住人達よ、これを見ているならスレの最期くらいきちんと面倒見ろよ(ww
でないとこうして愉快犯にスレを荒らされる可能性もあるんだからな(w藁

容量の消費が早くて1000レス逝く前に500KBオーバーになるなら(w
どー考えても450KB移行ってのは早漏過ぎ(藁
残り50KB埋めないと DAT落ちも HTML化もできないんだからな(ww
終わったスレにとどめを刺してやるのが優しさってもんだろ(w藁

ここの文章は俺にしてみりゃやっぱ質が高く見えるよ(w
いや、たまに流し読みしてた程度だから断言はできないんだけどな(藁
そんな文章だ、迷い込んだ奴らが没頭する可能性も十二分にある(ww
そしたらこのスレの容量だ、read.cgiにかかる負荷ってきっと相当なものだぞ(w藁

保管サイトがなければ俺がこんなことをすることもなかっただろうな(w
まぁ、次のスレではなるべくぎりぎりまで使って移行してくれ(藁
40KB埋めるのも楽じゃあないんだ、さすがの俺でもな(ww
まっ、こんな俺の言うことをあんたらが素直に聞くとは思えないけどな(w藁

てなわけで、終了(藁