小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第二章〜

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1前スレ730
盛況につき次スレ誕生!おめでとぉー
 前スレ
小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1036502099/l50

このスレのルール
1、小説を書こう
2、小説を読んだら真面目に感想を書いてあげよう
3、広告や荒らしが来るので書く人も読む人も「原則としてsage進行」でお願い!
 但し、おなにすと ◆mV4KDr3cdc氏はこのスレ公認のage師と認定されましたの
でご自由に(笑)ageは師にお任せしましょう。

4、煽り叩きは徹底無視。
5、内容の制限は特にありません。エロ漫画小説板にふさわしい内容なら何でも
可です。ただ 極端に趣味の偏ったもの(スプラッタ、スカトロ、ハードSM等)
は、読む人にとっては刺激が強すぎる、また不快を招く恐れがありますので但し
書きを直前に入れるなどした方がよいのかもしれません(強制ではないです)

・・・ではこんなモンで、Let’s小説!
2前スレ730:03/03/11 13:30
5番目のルールに関しては前スレの提案の折衷案です。書いてあるとおり
強制ではないのでスレの流れで判断してください
3名無しさん@ピンキー:03/03/11 13:32
>>1
おつかれ〜
4名無しさん@ピンキー:03/03/11 13:43
>>1
スレたておつかれー
携帯厨なのでありがたいです。
5前スレ730:03/03/11 13:48
あと前スレにも書きましたがスレ立てから24時間で5KBのカキコがないと
即倉庫行きなので作家さん他スレ住人のご協力をおねがいします
6名無しさん@ピンキー:03/03/11 13:54
>>1
乙かれ〜
7SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/11 15:27
 その後のドライブは上の空だった。涼子は僕のショックを気遣ってか、運転を交代してくれ、僕の気が紛
れるようにいろいろな話をしてくれた。そんな涼子の心遣いに感謝しながらも、兄が弥生の背を押してホテ
ルの玄関に入っていく後ろ姿が目に焼き付いて、僕はイライラしていた。なんなんだろうこの気分の悪さは。
 夕食を取るために立ち寄ったレストランで、とうとう涼子がキレた。
「あのねえ。あなたが妹思いなのも、そうなるに至った経緯も、私は理解してるつもりよ。だけど、弥生ち
ゃんだって一人の女性なのよ。彼女にどういう事情があるのかわからないけど、もしかしたら清孝の知らな
いところで、お兄さんと弥生ちゃんが愛を育んでいたのかもしれないじゃない。だとしたら、それは清孝に
とっては祝福すべきことなんじゃないの? 血が繋がってないんだから、何も問題はないんだし」
 僕は黙り込んだ。言われればそれはその通りだ。僕が知らなかっただけで、兄貴と弥生はいつの間にか愛
しあうようになっていたのかもしれない。しかし……。僕は兄と花菜江さんとのことを涼子に話そうと一瞬
考えたが、結局それは思いとどまった。僕にはわからない何かがあの二人の間にあることだけは事実だ。ま
ずそれを確かめよう。
「悪かった涼子。そうだな、君の言うとおりだと思う。ごめん、本当に。せっかくひさしぶりだったのに」
「いいよ、気にしないで。新車運転できたし。それよりも、弥生ちゃんを問い詰めたりしないでよ。問い詰
めるんならお兄さんの方にしないと。本当はそれも止めといた方がいいと思うけどね。いずれ何か向こうか
ら言ってくるだろうから、それまでは見てみぬフリをしてた方がいいと思う」
8SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/11 15:28
「……わかった。本当に今日はごめん」
「いいよいいよ、それより早く食べないと料理冷めるよ」
 こんな時、女は大人だなと思う。僕にとっては身内の問題だから涼子とは温度差があるのは当然なのだが、
冷静な人間、それもとびきり頭のいい女性がそばにいてくれたことを僕は心から感謝した。

 兄が帰ってくることになっていた日の夕方、弥生が「サークルの友達との旅行」から帰って来た。僕は涼
子のアドバイス通りに見てみぬフリをすることにして、精一杯平静を装って弥生が差し出した土産ものを受
け取った。
「旅行、楽しかった?」
「うん、まあまあ。でも疲れちゃった」
「そうか……兄貴帰ってくるの夜になると思うけど、それまで休んでれば? 今日の晩飯は寿司でもとるか
らさ」
「……いいの?」
「いいよ。疲れてるんだろ」
「じゃ、お言葉に甘えて。お兄ちゃんありがとう」
 弥生はそう言うと自分の部屋に入っていった。
 僕は腹の底になにか重い物を抱え込んだようだった。弥生と兄が二人きりでどんな時間を過ごしていたの
か、僕には想像する他になかったのだけど、わざわざ帰国の日を偽ってまで二人で会っていたということが
何を意味するのかわからないほどウブではない。いつの間に二人がそんな関係になっていたのだろう。僕に
は見当もつかなかった。
9SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/11 15:30
 いや、そういえば、ひとつだけ思い当たることがなくはない。幼いころ、弥生は僕よりもむしろ兄になつ
いていて「にいさまのお嫁さんになる」と言っていたのが、小学校の高学年になったころから、なぜか兄に
寄り付かない、というか距離をおくようになっていた。当時そのことに僕はたいした意味を見い出していな
かったのだが、もしかしたらそのころ、二人の間に何かがあったのかもしれない。しかし、まだ弥生は初潮
があるかないか位の時期のことだ。花菜江さんのことがあってから兄の性癖に不安なものを感じていた僕だ
ったが、まさかそこまで鬼畜だとは考えたくなかった。なんといっても血を分けた兄なのだし。

 その日の夜遅く、兄が帰って来た。父にはやはりわだかまりがあるのだろう、夕食のためにとった寿司の
出前が届いてひさしぶりに家族全員が揃った時でも、不機嫌そうに黙ったままで、兄の「戻りました」の挨
拶に対しても曖昧に頷いただけだった。
 考えたらこういう顔ぶれで食事をしたのはこの時が最初で、僕らの間には微妙な違和感というか緊張感が
あった。
 兄の弥生を見る表情に何かが読み取れないかと思って注目していたのだが、僕には正直よくわからなかっ
た。弥生の方は心なしか固い表情をしていたが、いつも父の前ではそういう感じだったから特にいつもと違
うとも思えなかった。ただひとつだけ敢えて気になる点をあげるとするなら、弥生が決して兄と目を合わせ
ようとしなかったことだが、それも僕がたまたま二人がホテルに入っていく現場を目撃したからそう見えた
だけかもしれない。
10SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/11 15:30
……というわけで新スレ立てお疲れ様でした&ありがとうございました。
とりあえずエロなし部分で申し訳ないのですが。
>>1
おつかれ〜。
12シコルスキー:03/03/11 17:07
前スレから一気読みしました!
皆様の作品、とても楽しみにしています。
これからもがんばってください。
>>1
スレ立てお疲れ様です!

もう第二章なんですね〜。これもひとえに作品の素晴らしさがあっての事だと思います。
作家の皆さん!良質で抜ける作品を(w
これからもおながいします。
14小説仮面:03/03/11 18:40
・・・・・・・・・・ゥぁ!?
ちょ、マヂメにビツクリやぁ!
たて逃げですた。
久にきてパート2ができてるなんて・・・。
スレのみなさん、ありがとぉございましたww
これからもがむばってくださィw
15bloom:03/03/11 18:41
1にあった作品補完目的のHPを作ってもいいでせうか…
>作家の皆様
17貼り逃げ:03/03/12 03:28
「きれい」なのが好きな人には(これから貼る文章を楽しむのは)むずかしい。
18貼り逃げ:03/03/12 03:29
 少女は全裸のままで硬い寝台に座らされていた。かすかに震えながらも腰をせり上げ、
脚を大きく拡げて股間を露に見せている。臍下からなだらかで薄い下腹にかけて、彼女の
髪の毛と同じ朱金色をした縮れ毛が申し訳程度に茂っている。柔らかい躰は本当に脚を開
けるだけ開かされていたから、薄桃色にほんのり染んだ恥丘が陰翳も失われるほどせり出
されていた。この年頃にしてもあまり発達しておらず、色素の沈殿もない小さな大陰唇の
膨らみに、これだけは年相応に疎らにたくわえられた恥毛、蘭科の小振りな花びらのよう
な可愛らしい小陰唇と陰核包皮、それに華奢なお尻の穴までが、天井に開いた窓から射す
白日の下に晒されてしまっている。
 慎ましく閉じている少女の花びらには一輪の白い花が挿されていた。硬くしなやかなそ
の茎は彼女の尿道口から挿し込まれ、細く短い尿道を張り裂けそうなほど満たしながら、
膀胱のなかまで貫き通していた。膀胱括約筋が異物の刺激によって緊張し、排泄を試みて
蠕動するので、花は時々ひくりひくりと動く。その度に言いようもない痛みが走ったが、
少女は許しがあるまで引き抜くことはできない。顔を真っ赤にして主人に哀願の眼差しを
向けること、それが今の彼女に許されているすべてだった。


以下明晩以降。
19名無しさん@ピンキー:03/03/12 10:29
まだ途中でござんすが、

保管用サイト。
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html

いいかげんに作ってますんで、色々いってやってください。
20名無しさん@ピンキー:03/03/12 10:36
某朝刊より【今週のお悩み相談】
小学6年の息子は、ペニスの皮がむけていません。夫が何度かむこうとしま
したが、痛がってだめでした。中学生になるまでに手術をしたいと思います
が、夫は自然にむけてくると言います。

【お答え】生活に特別な支障がなければ治療は不要です。しかしそれよりも
問題なのは息子さんのムスコ・・・もといペニスの皮をむこうとした旦那様
のほうにあります。あなたの旦那様はどうやら息子さんのペニスを弄くるの
が快感になってしまっているようです。おそらく息子さんはまだ声変わりな
さっていないでしょう。その女の子のような声で「痛い、痛いよお父さん」
なんて言われたもんだからから、旦那様のペニスのほうが皮がむけまくって
しまっているのでしょう。旦那様が手術に反対しているのが何よりの証拠で
す。
いきなりしてはいけませんとか、少しずつ剥いて石鹸で洗う
よう息子に教えるとか言いようてもんがあんだろうに。
カオス招いてなんとする。
22職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/03/12 11:53
新スレ&保管用サイト ありがとうございますm(__)m
これからも作家の皆様のすばらしい作品が読めることが大変楽しみです。

>>19
SlaveOfTheMoon さんの作品は「無題」ではないと思ったのですが...
タイトルなんでしたっけ?
わからなかったので+最初のほうにタイトルはないと書いてあったので無題にしたのですが。。。
2416:03/03/12 12:32
>>23
保管サイトありがとうございます。
言い出した人間が作らないですいません。

タイトルはSOT様が纏めて投稿したサイトに載ってました。確か。
探していってみたんですが、見つからないって言われます。
どうしましょ?
2623:03/03/12 12:59
も一つ質問。
SOTさん2作目のタイトルはどっかに書いてあったっけ?
>23
「瓦礫のジェネレーション」ですよ。
前スレの325にありますよ。
2823:03/03/12 13:14
>27
さんくす

で、2作目は? 「彼」 じゃない気がするし。。。
29Traffic Jam:03/03/13 01:11
新スレおめ

>>19
自分も先を越されてしまった…
しかし、自分のがなひ……
まぁ、誤字脱字が多いし…ちょこちょこ書き直してるしなぁ

1作目が終わってないのに2作目「女子テニス部のマネージャー」、3作目「私立進学校のボランティア同好会」のアイデアが固まってしまった
途中で脱線するかも

「学園性活」の続きを投下。
30Traffic Jam:03/03/13 01:12
SIDE-乃南 00:53

コンビニから200mほど離れた市民公園にいる。
まだ、大人達の時間でベンチにはチラホラとカップルが寄り添っている。
中には、熱く抱擁している二人とか女性が男性の股間に顔を埋めている二人もいた。
注視するつもりがなくても目が外せない。
彼の後について、公園の奥へと進んでいく。
暗闇が乃南を隠してくれるが所々の電灯の所は身がすくむ。
スパッツは彼にとられ、下半身は靴下とスニーカーを履いているだけだ。

公園に入ってすぐの四阿でお菓子とコーラをつまみながら、
さっきのコンビニの出来事を笑い話のように彼は話していた。
私は恥ずかしさで消え入りそうだったが…。
お菓子もコーラもなくなると冷酷にも宣言した。
「スパッツ脱いで」
「そんなっ………わかりました…」
有無を言わせない目に射抜かれた。
スパッツに手をかけるが躊躇した。中の状態が分かり切っているからだった。
股間が丸出しになる。案の定、蜜が糸を引いていた。
膝を通り過ぎ、足下に落ちる。
「あぁ…」
Tシャツの裾を引っ張り、右手でお尻を隠し、左手でアソコを隠す。
「散歩しよ。せっかく公園に来たんだから」
冷たく笑っていた。
31Traffic Jam:03/03/13 01:12
「あれ、なに?女の子、下何も履いてなんじゃない?」
「え?マジマジ?うぉーすげぇ!!いててて耳引っ張るな!引っ張んなって!!」
女の侮蔑する声と男の好奇の声が遥か遠くに聞こえる。もう、頭がボーとして何も考えられない。
とろとろと止めどなく愛液が踝まで垂れ続ける。
「ここ、のぞき見も多いから注意してね」
1m前を歩いている彼がそんなことを言う。
こんな格好でどう注意しろと言うのだろうか、
おかげで錯覚かもしれないが、体中に痛いほどの視線を茂みや木陰から感じる。
お尻の穴がキュンと窄まり、乳首が痛いほどジンジンし、のどがカラカラになる。
Tシャツで精一杯隠れるように裾を引っ張っているので、背筋を丸めて彼の後に続く。
隠すために生地が伸びきって、胸を圧迫する。
ある意味、尻隠して胸隠さず状態になっているが仕方がないと思っていた。
「水泳の時も言ったけど、背筋を伸ばして歩いた方がスタイルよく見えるよ」
それは、手で裾を引っ張って隠すなと言っているのと同じことだ。
言われて、裾を掴む手に意識を向けると
『やだっ…湿ってる…』
前を隠していた生地に愛液が滲んでいる。
大きく変色し、傍目からも明らかに思える。
『濡らしてることも…みんな分かってるのね…乃南が…変態だってことも…ん』
裾から指を外す。
背筋を伸ばし、腕を振って歩く。
伸縮性のある生地も精一杯伸ばし続けていたので、伸びきってしまっていた。
それでも、下半身を隠すことは期待できない。
一歩一歩出すたびに肌がすれる音ではなく、ヌチャヌチャという潤滑油の音が鼓膜に響く。
湿った空気がそれ以上に湿った女陰を撫で回していく。
視線を前を歩く彼の背中に合わせているので、実際にどうなっているのかは視認できないが、
乃南は自分の身体の変化を全身の感覚で感じ取って歩き続けた。
32Traffic Jam:03/03/13 01:13
開けた芝生広場に来る。彼は中心に向かってどんどん歩いていく。
今夜は満月で電灯がなくても以外と明るい。
乃南の白い肌が月の光に照らされている。
立ち止まっておもむろにいう。
「舐めて」
私は彼の前に跪く
「手を使わないで」
「…はい」
彼のお尻に手を回しジーンズの上から顔を横にし、くわえる。
その大きさを改めて確認する。
二度三度甘噛みし、息を布越しに吹きかける。
「んん……ん!」
ジッパーのタグを口で下げる。金属の味が口の中に広がる。
トランクスは先走りでジットリとシミを作っている。
『あぁ、信介くんも濡れてるのね。乃南のやらしいところを見て…感じてるのね』
トランクスを舌でかき分け、熱く脈打つものを舌先に感じる。
『火傷しそう…はやく、お口を犯したいのね。もう少しだから…我慢してね』
舌と唇でジーンズからどうにかおち○ちんを取り出す。
「ぁあ、すごい…」
33Traffic Jam:03/03/13 01:13
乃南はある考えが閃き行動に移す。
Tシャツの前を捲り溢れんばかりの胸をさらけ出す。
たわわに揺れるオッパイを両手で抱え持ち、乳首を亀頭に擦りつける。
「んん…」
予想外の行動で彼は喘ぎ声を出す。
乳輪のところで亀頭に何度も押しつける。
乳首がガマン汁でテラテラし、その度にオッパイも大きく歪む。
『オッパイ、犯されてる…先っぽが熱い…ん、気持ち…いい』
左右まんべんなくやってから、ようやくその柔らかな二つの果実で挟み込む。
巨乳のほのかにピンク色の谷間に怒張が埋もれる。
『熱い…おちんち○熱いの…』
糸引く唾液を亀頭に垂れ流す。彼から教わったことを駆使する。
初めはそのグロテクスさに嫌悪感を抱いたが、
何度もそれに口や胸や手を弄ばれて、最近では愛おしく感じるようになっている。
丁寧に、時には、激しく挟み込み、擦る。
私の唾液と彼のガマン汁が混ざり合う。
『いやらしい…オッパイがクチュクチュいってる』
彼の喘ぎ声が上から聞こえる。
「ぅん!…そう、いいよ」
挟みながら亀頭を含む。舌先で唾液を更に塗りつける。
逆に、彼のガマン汁が舌の上に広がっていく。
『あん、美味しい…もっと出して…』
「ん…くふ……ぷはぁ…んん」
34Traffic Jam:03/03/13 01:57
右手を下に伸ばし、左手で再び彼のお尻を掴む。
グショグショだ。入り口に中指の第一関節を入れかき混ぜる。
口だけで肉棒を愛撫する。
カリに下を絡ませたり、フルートのように横から甘噛みしたり、のどの奥まで頭を前後させる。
『バージンなのに…乃南…スケベなの…
 おまんこさらして…みんなに見られて…お口を犯されて…感じてるの…』
限界なのか、一段と膨らむ。
その瞬間、口を窄め全て吸い出すかのように吸い、親指でクリトリスを皮の上から押しつぶす。
『射精して!お口に射精して!!』
ドピュッドピュッ
のどの奥に精液を感じ、乃南も大波が押し寄せる。
『ンクッ!イクッ!イッちゃうー!!!』
精液を口に含みながら芝生の上に倒れる。
彼は口から垂れた唾液と精液が混ざったものを人差し指と中指で乳首やクリトリスやクレバスに擦り付けていく。
「はぁっはぁっはぁっ…ぁん、んん」
抱き起こされ、彼の人差し指が口に含まれ、指についた愛液と口に残った液をかき混ぜる。
私は指に舌を絡ませ、先ほどのおちんちんのように愛撫する。
飲み慣れた味が口の中全体に広がる。
『美味しい…彼の味と私の味が混ざってる…』
ゴックン
乾いた喉を二人の恥液が潤す。
うっすらと目を開けると、月夜を背中に彼の顔が近づいてくる。
再び目を閉じその瞬間を待った。
35Traffic Jam:03/03/13 01:58
SIDE-信介 13:02

『あちぃ…早く中に入りてぇ』
日曜日の市立図書館は多くの人が訪れている。
親子連れ、受験生、暇をもてあましてる老人…
信介の横を通り抜け次々と中に入っていく。
その度、冷気が多少ぬるくなって肌を撫でていく。
乃南と彩を待つ。
隣には彩のカレシが立っている。
こいつとはあまり話したことがないので、
ちょこっと挨拶しただけでさっきからお互い黙ったまんまだ。

試験の前日だったので、さすがに手を出さないようにしとこうと考えていたのだが、
昨日の夜、乃南からメールが来た。
『明日の午後、空いてる?彩が一緒にテスト勉強しようって誘ってきたんだけど 乃南』
勉強が自分の手に終えなくなって俺と乃南に山を張ってもらおうと泣き言を言ってるのか、
彩が気を利かせたのかわからないが、OKの返事と一つ指示を出して乃南にメールを送り返した。
36Traffic Jam:03/03/13 01:58
「彩ちゃんたち、おっせぇよなぁー」
沈黙に絶えられなくなったのか話しかけてきた。
「あぁ、日射病にする気じゃねぇの?なんか罰ゲームしなきゃ割あわねぇー!」
「いいねぇ♪ジュースおごってもらうか?」
「んー、どうしよう?アイスクリームでもいいなぁ」
「アイスクリーム!いいね!決まり」
「あ、来た来た」

「ゴメーン待った?」
「待ったってモンじゃないわー!倒れるかと思ったぜ!!」
「罰としてアイスクリームおごってもらうからな!」
「えー、しょうがないなぁー」
ぶつくさと彩が文句を言う。
「どうする?そこのコンビニで買う?」
「イヤ、休憩の時におごってもらうよ」
白い足を惜しげもなく披露している乃南は俺に聞く。
乃南は股下15cmほどのタイトなデニム生地のスカートをはいているのだ。
彩のカレシもチラチラと彼女の足を盗み見ている。
「じゃぁ、とっとと中に入りますか」
彩のカレシが号令をかけた。
37Traffic Jam:03/03/13 01:59
SIDE-乃南 14:52

なかなか、混んでいて4人一緒に座れる机が初め空いてなかった。
人がどいたところを陣地とりのように確保していき、何とか座ることができた。
私と彩が隣同士に座り向かいに信介くんとその隣に彩のカレシが座っている。
彩はほとんど手を付けてないらしく、ことあるごとに聞いてくる。
『まぁ、教えることで復習になるからいいけど…
 信介くんにも聞いてくるもんだから…迷惑じゃなかったかしら?』
彼は理数系が得意なんだけど、文系が苦手なので成績は上の下から中あたりだった。
私はというと全教科まんべんなくとれるけど、ずば抜けて良い教科はないので
結局、同じくらいの成績だった。
彩は要領がいいのか平均点ぐらいで赤点はまだ取っていない。
うちの高校は一応、進学校で東大・京大にも毎年数人は行っている。
しかし、割と自由な校風なので堅苦しいガリ勉くんは少ない。
『信介くんは大学どこにするんだろう?』
「ねぇ、乃南。ここは?んもーどこみてんのよー」
「ゴメンゴメン、どこどこ?」
「ずっと、見つめちゃって♪」
顔が熱くなる。
38Traffic Jam:03/03/13 02:01
「休憩にする?脳みそパンクしそう」
「そうしようか」
荷物を置いたまま4人でコンビニに行く。
信介くんにアイスをおごり、図書館前のベンチで休憩する。
彩とカレシはアイスクリームを二人で舐めあっている。
それを見ていたら、
「乃南ちゃんもいる?」
信介くんが半分になったアイスを差し出している。
「あ、ありがとう」
彩はこっちを見て微笑む。
彼が口を付けたところから食べる。
彼の唾液とソーダ味が口の中で混ざる。
味わっていると、夏の日差しにアイスが溶けだして手に着く。
慌てて食べたら、口の周りにアイスがついてしまった。
そこに、彼の手が私の口の周りについたアイスをすくい、そのまま口の中に入れてしまった。
それを見ていた彩はびっくりした顔でこちらを見ていた。
39Traffic Jam:03/03/13 02:23
右手を下に伸ばし、左手で再び彼のお尻を掴む。
グショグショだ。入り口に中指の第一関節を入れかき混ぜる。
口だけで肉棒を愛撫する。
カリに下を絡ませたり、フルートのように横から甘噛みしたり、のどの奥まで頭を前後させる。
『バージンなのに…乃南…スケベなの…
 おまんこさらして…みんなに見られて…お口を犯されて…感じてるの…』
限界なのか、一段と膨らむ。
その瞬間、口を窄め全て吸い出すかのように吸い、親指でクリトリスを皮の上から押しつぶす。
『射精して!お口に射精して!!』
ドピュッドピュッ
のどの奥に精液を感じ、乃南も大波が押し寄せる。
『ンクッ!イクッ!イッちゃうー!!!』
精液を口に含みながら芝生の上に倒れる。
彼は口から垂れた唾液と精液が混ざったものを人差し指と中指で乳首やクリトリスやクレバスに擦り付けていく。
「はぁっはぁっはぁっ…ぁん、んん」
抱き起こされ、彼の人差し指が口に含まれ、指についた愛液と口に残った液をかき混ぜる。
私は指に舌を絡ませ、先ほどのおちんちんのように愛撫する。
飲み慣れた味が口の中全体に広がる。
『美味しい…彼の味と私の味が混ざってる…』
ゴックン
乾いた喉を二人の恥液が潤す。
うっすらと目を開けると、月夜を背中に彼の顔が近づいてくる。
再び目を閉じその瞬間を待った。
40Traffic Jam:03/03/13 02:28
>>39は間違い
正しい続きは↓

「ねぇねぇ、ホントに平野と付き合ってないの?
 さっきのなんてこっちが恥ずかしくなっちゃったじゃない」
「そんなんじゃないって!私もビックリしちゃったもん!」
『第一、彼から好きだって言われてもないもの…』
「いーや、絶対ウソ!親友に隠し事なんて非道いなー」
「ホントにそんなんじゃないって信介くんとは!そんなんじゃ!」
『彼との関係はいえないもの…』
「そぉ?最近、平野、乃南のこと委員長じゃなくって乃南ちゃんって呼んでるし」
『二人の時は乃南って呼ばれてるの…』
手を洗い、ハンカチで拭く。
「まだ、つきあってません!」
「まだ?じゃぁ乃南も平野のこと良いとおもってんだぁ♪この夏が勝負ね♪」
彩は先にトイレを出ていってしまった。
『まだ…?どうしてそんなこといっちゃたんだろう?あんなに非道いことされてるのに…』
そんなことを自問自答しながらトイレを出る。
そこには彼があの冷たい笑みを浮かべながら待っていた。
41Traffic Jam:03/03/13 02:34
SIDE-信介 15:36

フロアを上がり、専門的な辞典が並ぶ棚の所まで来ると人が誰もいなくなった。
さらに奥へ乃南を連れて行く。乃南も黙ってついてくる。
棚にもたれかけさせ、彼女の前にしゃがむ。
「スカートを捲って」
乃南は無言でデニム生地のためズリあげる。
ピンク色の逆三角形が覗く。
丁度クリトリスの所にかわいらしい赤いリボンが施されていた。
「へぇ可愛いね」
ちょんちょんとリボンを突っつく
「ぁん…」
乃南の反応に笑いながら、
「足、肩幅に開いて」
「…はい」
足が開くとショーツをずり下げる。
ショーツは捻られ太股の付け根でとまっているが、何も生えていないスジがさらけだされる。
「…ぁぁ…」
彼女は両手で顔を覆う。
「プレゼントだよ」
ショーツとクレバスの間にコードレスのピンクローターを挟み込む。
バイブレーションは弱くしてある。
「ああん…!」
「静かに!図書館なんだから」
立ち上がりキスし、ショーツを思いっきり引っ張り上げる。
「…!!ンンー!!」
思いっきりハイレグになって股間に食い込んだ上、ローターの振動も強烈になったのだろう。
『口でふさいどいてよかった…』
「じゃぁ先に行くね」
そのままの格好の乃南を置いていった。
TJさんキタ━━━━━(゜∀゜)
ん?
43Traffic Jam:03/03/13 02:35
「どこ行ってたの?」
「ああ、中学の同級生が居たから懐かしくって話し込んじゃったんだ。」
「ふーん」
「乃南ちゃんは?」
「まだ、トイレなんじゃない?ところでさ、平野。絶対乃南に気があるでしょう」
「え?ばれてた?」
「やっぱりー。乃南も平野のこと嫌ってないから告っちゃえば?」
「んーありがとう。今度、協力お願いするかも」
「まかせといて♪あ、乃南が来た」
振り向くと、乃南がぎこちなく歩いてくる。
席について、気を紛らわすようにシャーペンを一生懸命動かしている。
しかし、15分もすると絶えず刺激されて我慢できなくなったのか
『ダメ ガマンできない どうにかして 乃南』
メールが送られてきた。
乃南の方を見ると目を潤まして無言で訴えている。
『しょうがないな』
「さっきいってた奴がもう一人違う高校にいった友達見つけたって、メールしてきたんだ。
 ちょっと話してくるわ」
「ふーん」
席を立ちあがるとき、乃南に目で合図する。
>>40
なるほど。


しかしTJ氏にしてもSOT氏にしてもじらしますなー!抜き所が有り過ぎますが、
挿入がなかなか為されないので僕のジュニアが重ダルい…

この欲求不満を解消させてー(w
45Traffic Jam:03/03/13 03:00
おなにすと氏こばなー
リアルタイムですな

挿入は…まだまだですね。
強くにっぎって出さないように我慢してください(w
46Traffic Jam:03/03/13 03:04
SIDE-乃南 15:57

先ほど連れて行かれたところと同じところで彼は待っていた。
「どうやって、抜け出してきたの?」
「トイレって…」
「ははは、お腹をこわしたと思われたんだ」
怒って顔を真っ赤にする
「そんなこと言ったって!」
「乃南から言い出したことなんだよ」
「……だって」
耳まで真っ赤になるのがわかる。
「いいや、スカートを捲って」
スカートをズリあげ、腰のところで両手で落ちないように抑える。
ピンク色の逆三角形は何かに浸食され変色している。
ローターもおまん○も透けて丸見えになっている。
『いやぁ…いやらしい…』
「おまん○丸見えだよ、乃南」
ショーツの上からローターをいじくられる。
「あん、ダメ!」
刺激に腰をくねらせるているところを、彼の両手でショーツを掴まれる。
今度はショーツを一気に足下まで下ろされる。
「足を片っぽずつあげて」
言われるがままに足をあげると足下に落ちていたショーツが抜き取られる。
47Traffic Jam:03/03/13 03:06
彼は左手にベタベタのショーツを握りしめながら、右手のローターでクリトリスやクレバスをなぞる。
「ん…くぅん…はぁ…ぃぃ…」
『もっと…いじくって…もっと』
「いやらしいよ、乃南。どんどん蜜が溢れてくる」
彼はローターを私に手渡し、おまん○にくちづける。
まるで私が彼のおちん○んを舐めるように…。
『初めて…おま○こ舐められてる…フェラチオ、してもらってる見たい…』
愛液を貪るように舐める。手とは違うざらついた感触が気持ちいい。
舌全体で愛液を舐めとるようにおまんこをペロペロする。
舌先を尖らし、クリを突っついたり蜜壺に突き入れかき混ぜる。
彼の荒い鼻息も敏感に快感として反応してしまう。
『オナニーと…全然違う…ぁん…こんなのって…』
手渡されたローターは私の蜜でベタベタだった。
快感に貪欲になった乃南はさらなる快感を寂しい上半身に求める。
ローターを味見するように舐めとり、
それを服の上から直接、乳首に当てる。
「んん…ぁん……声が出ちゃう…」
舐めていた舌を止め彼が顔を上げ、おもむろに立ち上がる。
「それじゃぁ口を開けて」
キスを期待し、目を閉じて口を半開きにする。
「んぐぅ」
いきなり布が口の中に突っ込まれる。
『何!?』と思った次の瞬間、理解した。
微かなアンモニア臭が口の中に広がる。
愛液で濡れたショーツを口の中に入れられたのだ。
「んーーーんん!!」
抗議するが声にならない
「これで大丈夫でしょ?」
彼は私の顔を見て笑っている。
再び、しゃがみおま○こに舌を入れられてしまい、火照った身体は快楽に負けてしまう。
48Traffic Jam:03/03/13 03:07
「シーッ!誰か来るよ」
絨毯を踏みしめる音が聞こえ、背中で止まる。
『ぁん、こ、こんな時に…』
背後に注意を向ける。
「ん!!」
『ダメ!そこにまだ居るのに…舐めないで!』
かまわずに彼は愛撫を再開させる。
本同士の表紙が擦れる音、ページを捲る音を50cm挟んだ向こうに聞くたびに、興奮が高まっていく。
「ん……ふぅん……くぅん……んん!!」
クリを甘噛みされたのだ。強烈な刺激で膝が砕ける。
喘ぎ声に気づかれたか不安だったが、気配が遠ざかっていった。
「手を棚にのせてお尻をこっちに向けて」
『あぁ…とうとう貫かれちゃうの?』抵抗ができない。
「いくよ」
お尻を手で掴まれる。破瓜の痛みを我慢するため奥歯をかみしめるが、内心ドキドキする。
49Traffic Jam:03/03/13 03:08
ヌルッ
しかし期待していた痛みはこない。そのかわり、スジに沿って熱いものが擦りつけられる。
『どうして?…ぁん、先っぽがクリに当たる』
いわゆる素股になっているが乃南はそんな言葉は知らない。
指よりも舌よりも熱く固いものが股間に激しく擦られる。
「ん……ふん……ぅん…」
クリに当たるたびに声が漏れる。
『いいっ!…もっと…もっと…突いて』
無意識に足が閉じていく。
「ん…いいよ乃南…ぅん…もっと締め付けて」
激しく突かれるたびに女陰が大きく歪み、愛液が湧水のように溢れる。
彼の上半身が乃南に覆い被さり、背中に彼の吐息と体温が背中を包み込む。
彼の左手は裾から侵入し、前後に揺れていた胸を揉みしだく。
彼の右手に握られたローターが分泌液でベトベトになった肉芽を愛撫する。
彼の唇が首筋を舐め、キスする
乃南は彼に身体を包まれ支配される悦びを知り、
女陰と太股で彼を包み込むことで母性本能がくすぐられる。
「ん!…ん!…ん!…ん!」
快感が女芯から脳まで何度も何度も貫かる。
擦られるたびに快感が蓄積されていき、とうとう許容範囲を超え
『イク!イク!イクゥーーーーーーッ!!!』
ドピュッドピュッドピュッ
『おなかに…暖かいものが……』
信介は乃南のおなかとスカートの中に大量にかけていた。
腰が砕けるように乃南は尻餅をつき、崩れる。

彼はハンカチで私の身体や衣服に付着した分泌液を優しく拭いてくれる。
拭き終わると乱れた着衣も整えてくれ、息が整うまでずっと側に居てくれた。
その後、私はできるだけ何事もなかったかのように振る舞った。
持ってきた替えのショーツを身に付けずに……
>>45
わんばんこ!(古!

しかし信介は鬼畜ですなー、工房のくせにッ(w
51Traffic Jam:03/03/13 03:27
しかも童貞だし(w
ここまで我慢できるか作者自身も疑問
まぁ約束を守る律儀な性格ってことで(汗
一応これで第2章「暑い日々」は終わりです
第3章はまだ何も書いてませんし、副題も決まってません
第二章乙でした!

続編楽しみにしております。


そろそろ落ちます、お休みなさい…
いやん、すんごい面白い!!!
かなり楽しみにして毎回のぞいてます。
皆さんがんばってくださーい!
54Traffic Jam:03/03/14 06:13
第3章 陽炎揺れる日々

SIDE-信介 11:10

カリカリ
紙の上をシャーペンが走る音だけしか聞こえない。
時折、椅子がきしむ音、誰かの咳こむ音、見回りする教師の靴音が聞こえるだけだ。
しかし、自分にはハッキリと聞こえる。
何かが振動する音と乃南の噛み締める吐息が…。

科目は保健体育なので、だれもが一夜漬けかブッツケ本番だろう。
事実、自分も2限目のテストが終わった後、初めて開く教科書に線を引っ張っていた。
実は今朝、駅で乃南にはあるものを手渡して置いた。
乃南は紙袋の中身を見ると赤面し、準備をするためにトイレに駆け込んでいった。
あれから約束の終業式まで半分が過ぎた。

乃南は最近は嫌がるどころかこの状況を素直に受け入れている。
飽きるどころか、次々と乃南を辱めるネタが思いつく。
『もしかしたら、自分が乃南に虜にされてるのかもな…』
これからの調教スケジュールを頭に思い浮かべながら、ポケットのスイッチを切った。
55Traffic Jam:03/03/14 06:14
SIDE-乃南 11:13

震えている。
『んん…だめ…もう少し…じっとしていて…』
試験中、思い出したかのように乳首を刺激する。
『あと…もう少しなのに…ぁん』

駅のトイレで紙袋を開くと保健室でつけられた肩もみパッドとは別タイプのものだった。
パッドはコードがまず大きく二つに分かれ、さらに二つに分かれているもので、
コードの反対側には薄型の電池ボックスとそれを止めるバンドが付いていた。
しかし、操作する個所はなく電源のスイッチのみだった。
紙袋のなかには紙切れも入っており、付ける個所が指示されていた。
『肩…な分けないか…』
紙には二つを乳首に、もう二つをクリトリスと陰部を覆うように貼るように指示されていた。
下着をずらし、指示通りに貼り付けていく。
『冷たっ…大丈夫よね…』
下着を元に戻し、電源ボックスを分からないようにしまって、電車に乗り遅れないよう彼の元に急いで戻った。
電車のなかでも貼っているかどうか確認するためか、
スイッチを入れ制服の上から胸と股間を撫で回された。

振動が強弱をつけて前触れなく個別に襲ってくる。
その間は手を止めて、歯を食いしばって過ぎ去るのを待つ。
数分後、乳首への刺激はおさまり、緊張を解く。
その瞬間、
『ンンッ…!!』
油断したところにクリトリスに強い刺激が加わり、軽い絶頂を迎える。
56Traffic Jam:03/03/14 06:14
SIDE-信介 11:43

乃南は彩の所で問題を出し合っているようだ。
しかし、その姿は何か不自然だ。
目を凝らしてよく見ると
『……机の角に当てている?』
机を両手について股間を角に押しつけグリグリしている。
彩がもう一人の友達としゃべっている隙をついて、
『そんなに物足りないなら…えいっ!』
全部を一気に最強にする。
乃南の身体がビクッとし、膝が崩れそうになる。
両手で踏ん張り、倒れるのを持ちこたえたようだ。
『ハハハ、軽くイッちゃったみたいだ
 次の化学、大丈夫かなー?』
そんな、内心笑っていた自分を乃南は潤んだ目で睨んでくる。
『手伝ってあげたのになぁー』
再び最強にする。
乃南の目からは反抗的なものはなくなり、哀願するものに変わっていた。
5723:03/03/14 09:36
旧スレ509までアップ。
先は長い

>TJさん
極力急ぎますのでご容赦を。
58Traffic Jam:03/03/15 02:42
SIDE-乃南 13:02

「何回イッた?」
電車に揺られながら彼は聞いてくる。
私と彼は乗客が疎らな車両のボックス席で向かい合って座っている。
ただし、私は足を開いた状態で股間をさらして座っている。
パッドは試験後外すのを許されたが、下着はビショビショで脱がざるをえなかった。
「早く言わないと次の駅に着いちゃうよ」
「……4回です……ぁん」
彼の手が溢れた愛液をすくい取り、舐める。
「でも、軽いのばっかで物足りないだろ。イッていいよ」
「えっ?それは……」
「今、イッていいよ。俺が見ていてあげるから」
「オナニーしろっていうことなのね、やっぱり……」
「ずっとそのままだよ」
彼は脅迫する。
おずおずと指に愛液を絡め、自分で慰める。
「んく……くふ……」
教室でのことはバレないことを優先にしていたのとは違い、
始めから見せつけるようにするのは初めてだった。
59Traffic Jam:03/03/15 02:42
蜜で滑らせた右手の人差し指と中指でクリトリスを包皮の上から刺激する。
左手は制服の上から乳首を摘む。
「ん……んっ…ふぅ」
「いつもどうやってオナニーしてるの?」
「…ん、お風呂で……ぅん、シャワー、直接アソコに…当てたり…するのっ…」
「他には?」
「もらった本の…ぃぃ…女の子達と…自分と重ね合わせて…ぇ…
 いろんな人にぃ…乃南の…乃南の…いやらしい身体…ぁぁん…見られてるところ想像したり…
 あなたに…ぁふ…されたこと…思い出して…してるの…はぁ」
「この前プレゼントしたローターは?」
「乳首や…クリの先っぽ…に…当てたり…んぁ…入り口…なぞって…るの」
「中には入れてないんだ」
「怖くて…指ぃ…ちょっとだけしか…入れれないの…」
彼に言われるまま赤裸々に告白していってしまう。
一言一言、自分がいつもしていることを思い出しながら答える。
その間も指は止まるどころか、徐々に激しさを増していく。
「どんなこと想像してやってるの?」
「自分のオナニー…はふ…見てもらってるの…教室の教壇でみんなに見られながらとか…水着でしてるところとか…ん」
想像がリアリティを増していく。両手を駆使しておま○こをいじくる。
「他には?」
「レオタード姿、を…一杯写真、撮られちゃうとか…
 電車で痴漢にぃ…揉まれちゃった…はぁはぁ…ときのこと、とか……ぁぁん!」
「痴漢にどんなことされたの?」
「横から…オッパイを…揉まれて…乳首掴まれたり…
 スカートの中、手を入れられて…ぅん、お尻、撫でられちゃっ…たのぉ」
「こんな風に?知らない男に揉まれて感じちゃったんだ?」
彼の右手が伸び、鷲掴みにし、揉みしだく。
その時のことが鮮明に甦り、快感とシンクロする。
「んん…そう…ぃぃ…もっと強く……も、もうダメッ!!イっちゃうっ!!」
60Traffic Jam:03/03/15 02:43
SIDE-信介 13:15

「次の停車駅は○ヶ丘ぁー○ヶ丘ぁー」
無人駅からは4、5歳の男の子を連れた母親が乗り込み、二つ前のボックス席に座った。
「良かったね。間に合って。」
乃南はまだ、呼吸が荒く、返事はない。
途中からは恐らく電車の中だと言うことを忘れていただろう。
それほど、激しく熱中していじくっていた。
『見られるのを想像してオナニーしてるのが多いみたいだなぁ。調教の成果かな?』
どこかの窓が開いているのか風に揺られスカートはヒラヒラしている。
テラテラと反射しているお○んこをさらけ出したまま…
61Traffic Jam:03/03/15 02:43
余韻に浸っている乃南の頬をペチペチたたく。
「んん…」
「自分だけイってないで、乃南のせいでなったこれを鎮めてくれないかな?」
乃南の隣に座り、ズボンを押し上げテントを張っているチ○コに乃南の手を誘導する。
「ぁぁ…ごめんなさい…」
ズボンの上から掴み、白く細長い指が上下する。
一撫でするごとに背筋に電流が流れる。
ジッパーを下ろし、探り当てる。
「おちん○ん…熱い……ん」
白昼の元にさらされ、亀頭に日差しと風を感じ、それすらも心地よい刺激となる。
愛液まみれになったままの右手を竿に添え、ゆっくりと上下させる。
「ん…リズミカルに…強弱つけて…そう…んん」
「なんか…自分におちん○んが生えて…オナニーしてる…みたい…」
「そうかい…これはどう?」
左手を乃南の股間に伸ばす。
「ぁん…んん…おち○ちん…コスるたびに…気持ち…ぃぃの…」
「コスって…感じてるんだね…そろそろ、口でお願い…」
「…んぁ、はい……んぐ……はぁ」
膝枕するかのように股間に綺麗な顔を躊躇いなく沈めていく。
62Traffic Jam:03/03/15 02:44
SIDE-乃南 13:21

「ん……はふ…はぁ…んぬ…」
ペチャペチャと口いっぱいに彼のを頬張り、
唇、口内、舌、喉全てでその形、堅さ、熱さ、脈動を感じ取る。
口の中の怒張が頭の中で再構成される。
『おちん○ん……ピクピクしてる…』
唾液を絡め、ガマン汁と混ざり合う。
『感じてるのね…乃南のお口で……もっと感じて…ぁん』
彼の左手が大事なところを愛撫している。
彼の手戯が私の口戯とシンクロする。
舐めると撫でられる。
甘噛みすると摘まれる。
上下すると出し入れされる。
自分が主導権を握っているはずなのに
口とおまん○をおちん○んに犯されてるように興奮する。
『もっと…もっと…突いて…もっと!』
そう願えば願うほど、髪の毛を振り乱す。
彼の指もそれに合わせてかき乱す。
「…んっ…んっ…んっ…」
限界が近いのかラストスパートをかけるように彼の手も激しさが増す。
それに合わせて私も激しく口で求める。
「イクよっ!ン!!」
ビクビクッビクッ!!
口の中が幸せで満たされていく…

風が汗ばんだ肌をすり抜けていく。陰が次々と後ろに流れていく。
遥か遠くに車掌のアナウンスが聞きながら、瞳を閉じ、
髪を優しく撫でられたまま、駅に着かないのを祈りながら彼の膝の上で待つ…
63Traffic Jam:03/03/15 03:05
>>23
了解しました(w

第3章は調教を受けながら自分の本性に戸惑いながらも見つめていく乃南を中心に書いていこうかなと…
>>TJ殿
最近益々ハイペースですなー。体にお気を付けくださいm(_ _)m

>>SOT殿
続き期待しております!
65SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:01
 僕は自室に戻って涼子に電話をした。帰宅した弥生と兄の様子について話すと、涼子は
「うーん、まあそこで堂々と態度に出せる位なら、帰国の日をごまかしてこっそりなんてことをする必要な
 いわけだし。あんまり詮索しない方がいいと思う。弥生ちゃんには弥生ちゃんの人生があるんだから」
と言って僕をなだめる。涼子にしてみれば、いくら妹とはいえ血のつながらない弥生のことを僕が過剰に気
にかけているようで面白くない気持ちもあったろうと思うのだけれど、僕はその時はそれどころじゃなかっ
たので、涼子に対して冷たい態度に出てしまった。
 電話を切った後、僕は弥生と兄のあらぬ姿を想像してしまい、それが頭から離れず、無意識のうちに高ま
ったものを握り締めていた。放出した後で酷い自己嫌悪に陥った。

 それから一週間は特に何ごともなく過ぎた。僕は仕事が忙しくて帰宅が遅くなる日が続き、弥生は大学に
通い、兄は留学中に民間研究機関への就職を決めていたらしく、そこへの挨拶やら留学先から送り返された
荷物の受け取りやらに忙殺されていた。そんな中、兄の大学時代からの友人である藤堂さんが兄の帰国を祝
ってパーティーを開いてくれることになった。僕と弥生も、ついでに涼子もそのパーティーに出席すること
になった。
66SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:02
 藤堂さんは家がお金持ちだけあって、たかが友人の帰国祝いのパーティーなのに会場は一流ホテルの宴会
場だったので、僕らもそれなり以上にドレスアップして出かけた。普段あまり派手な服を着ない弥生は清楚
な感じの淡い藤色のワンピース姿、パンツスーツ姿が多い涼子もシックなブルーのドレスを着ていた。
「涼子、似合うねそれ」
「いいでしょ。ふふ。成人式の時に、振り袖買うよりもちゃんとしたところに着られるドレスが欲しいって
 言ったのよ」
 立食形式のパーティーで人々が思い思いの場所で談笑している中で、涼子は弥生にしきりに話し掛けてい
る。一人っ子の涼子は、弥生のことを自分の妹のように思っているのか、人の多い場所が苦手な弥生にいろ
いろと気を使っているようだ。涼子のこういう性格は正直僕の彼女にしておくには出来過ぎのような気がし
た。
 その時、兄が弥生を呼んだ。弥生は涼子に軽く会釈すると兄の方へ歩いていった。兄の側には藤堂さんが
立っていた。どうやら藤堂さんに弥生を紹介しているらしい。藤堂さんは弥生が美人なのに驚いているよう
だ。弥生の方はと見ると笑顔を浮かべながらもなんとなく落ち着かなさそうだ。
 兄が藤堂さんと弥生を置いて、僕と涼子の方に近付いてきた。僕が兄に涼子を紹介すると、兄は笑いなが

「美人だし、お前にはもったいないな、清孝」
と言った。涼子が、おそらくは弥生とのことを気にしている僕の気持ちを代弁するつもりなのだろうと思う

「お兄様は彼女とかいらっしゃらないんですか?」
と聞くと、兄は笑顔のまま
「残念ながらね。涼子さん、清孝からこっちに乗り換えない?」
と冗談を言った。
67SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:02
 パーティーの翌日から、我が家に藤堂さんからの電話が頻繁に掛かってくるようになった。兄にではなく、
弥生に。弥生の素行を厳しく監視していた父も、兄の昔からの友人の藤堂さんならば心配ないと思っている
のか、何も言わなかった。そのうち時々弥生は藤堂さんに送られて帰宅するようになり、休みの日に家まで
迎えに来て二人で出かけることも多くなった。
 半年くらいたったころ、弥生がまだ大学の1年生であるにもかかわらず、藤堂さんと弥生との婚約が決ま
った。結婚しても大学に通ってよいという条件で、弥生がプロポーズを受けたのだと言う。
 兄が一体何を考えて藤堂さんに弥生を紹介したのか、僕には理解できなかった。
68SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:05
--弥生 その2--

 浩文に紹介された藤堂恭之から最初にデートの誘いが来たのは、パーティーの翌日だった。デートという
ものをしたことがなかった弥生は戸惑いながらも、浩文の
「心配しなくてもあいつはいいヤツだから。ただし、だ。身体は許すなよ」
の言葉に従い、その誘いに応じた。
 初めてのデートはその3日後。弥生の大学の帰りに二人で映画を見に行った。映画の後は食事。8つ年上
の恭之だったが、確かに浩文の言うとおりに人柄の良さに育ちの良さが重なって、一緒にいる弥生はまるで
自分がお姫様にでもなったような気分だった。それまで男性といえば浩文と清孝と父ぐらいとしかろくに話
をしたこともなく緊張気味の弥生だったが、恭之といるとその緊張もすぐに解けた。帰りに家まで送っても
らったころには、弥生も打ち解けて軽い冗談も言うようになっていた。

 一体にいさまは何を考えてこの人を私に紹介したのだろう……不安を感じた弥生は、その夜遅く、浩文の
部屋を尋ねた。
「どうした弥生、デートは楽しかったか?」
「楽しかったけど……」
「けど、何だ?」
「恭之さんがとても素晴らしい人柄の方だということはわかりました。私のこともとても大事に思ってくだ
 さってるようだし。だからこそ、私がにいさまと……」
69SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:06
 弥生の言葉を遮って、浩文が立ち上がり、弥生の両手首を掴んで頭上に持ち上げ、そのまま身体を壁に押
し付けた。
「弥生、お前は余計なことは考えなくていい。それよりも今日はキスくらいしたのか?」
「……いえ」
 浩文は弥生の動きを封じ、そのまま弥生のパジャマの中に手を入れる。
「どうしてこんなに濡らしているんだ?弥生」
 浩文の指がパンティ越しに弥生の秘苑を撫でた。弥生はぴくっと身体を震わせると
「そんなこと、ありません」
と言うが、浩文の指はそのまま無遠慮にパンティの中へと潜り込むとスリットの中へと差し入れられた。そ
こはすでに弥生自身から湧き出たもので溢れていた。浩文は指先でまだ埋もれている敏感な部分を探り出す
と、軽く弄ぶ。
「あ……」
弥生が思わず声をあげた。
「どうしてこんなに濡らしているんだ、弥生。あれからずっとしてないからそろそろイカせて欲しくなった
 か?」
「違います」
弥生は激しくかぶりを振った。その間にも浩文の指は弥生を絶頂へと追い詰めていく。
「あれから自分でしてるのか?」
「そんなこと……そんなこと、しません……」
 弥生の呼吸が激しくなり、腰がもじもじとくねりだす。
70SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/15 22:07
なにげに69げと。
71Traffic Jam:03/03/16 03:44
>>SOTM氏
69get おめ
>>オナニスト氏
マッタリと書いてます。というか日課になっております(w

それでは投下開始
72Traffic Jam:03/03/16 03:44
SIDE-乃南 22:27

「ふぅーーー」
日本史のノートから目を離し、赤の蛍光ペンを放り投げる。
テスト勉強が一段落した。
2時間近く集中して教科書やノートとかをにらめっこしていたので、目がしょぼしょぼする。
『重た…』
胸のおかげで慢性的に肩こりになっているので、今日、彼からもらった肩こりパッドはとても役に立っている。
椅子から立ち、ベッドに身を投げ天井を見つめる。
「明日でようやくテストが終わりかぁー。あれから2週間…」
今はノーパンの生活にも慣れ始めていた。恥ずかしいことには変わりないが…
あの日から彼にやられてきたことが胸に去来する。
図書館の時に自分から求めてしまったことを思い出す。
『あれは仕方がなかったのよ…こんなのはさまれたら…』
枕の下からローターを取り出す。
眺めながら、スイッチを入れる。
ヴーンヴーン
振動音が部屋に鳴り響く。
振動が指から伝わり、腕から上半身といき、下半身、頭を揺さぶる。
いったんスイッチが入ってしまうと、どうしようもなくなる。
カーテンが閉まっているかどうか確認する。
『開けっ放しでやったら…どうなるんだろう…』
そんな、変態チックな考えが浮かぶ。
『信介くんのせいだわ…こんなこと考えちゃうなんて…』
言い訳を考えながらも、身体はのろのろベッドから起きあがり、
カーテンの方に近づいていく。
南と東のカーテンも窓ガラスも全開にし、クーラーも切る。
73Traffic Jam:03/03/16 03:46
東側は道を挟んでマンションが建っている。
生暖かい風に乗って、テレビの音や笑い声が聞こえてくる。
「ん……くふ……ぁん」
シーツに大きなしわが寄る。
Tシャツとスパッツは大きくずれている。
右手のローターを乳首から徐々に下腹部へと焦らしながら下げていく。
左の人差し指と中指をぷっくりとした唇に当てる。
口の中に侵入させ、舌と唾液を丹念に絡める。
指が彼の指に、彼の舌に、彼のおちんち○に変わっていく。
「ん…チュパッ……ぅん…」
その手を先ほどのローターのように身体を愛撫する。
唾液の後がカタツムリがはった痕の様に乃南を飾っていく。
「…ん……ん…チュパ…ぅん」
左の乳首を自分で舐める
『あん、こんなに固く……ピクピクしてる…んっ』
甘噛みし、舌先で転がす。
足を閉じ、股間のくぼみにローターを乗せる。
「よいしょっ…」
両手で双房を抱え口の方に寄せる。
「ん……ペチャ…ペチャ…ぁん…」
口は夢中になって吸い続け、足は大きい刺激を受けようとローターを締め付ける。
「ぁあんっ!!」
堪らず口を離す。
プックリとした乳首は唾液が乾く気化熱でスースーする。
くぼみはまるで水たまりのようになって、ローターはその中に浮かんでいる様だ。
手が二本しかないことがとてももどかしく感じる。
「あぁん、べちょべちょ……こんなに糸引いてる…んん…しょっぱい…」
指にベットリ付いた愛液を舐めとる。
74Traffic Jam:03/03/16 03:46
風が汗ばんだ身体を包み込む。
身体を横に向けるとカーテンが微かにひらめくのが見える。
こちらから暗闇の向こうは見えないが
おそらく、2階か3階の住人がベランダに出れば、煌々と照らす部屋の中の一部始終が見えるだろう。
「あのとき…どれだけ…見られちゃったんだろう…んん…乃南の身体で……射精してるの…?」
『今も見られちゃってるの?……みんな見たいの…?乃南のいやらしいところ』
そんなことを考えると、手が一層激しく動く。
幻影がベッドをのぞき込むように囲む。
『見て…こんなに…濡れてるの…』
彼らに心の中で語りかける
俯せになり、窓の方にお尻を高く突き出す。
女芯が火傷しそうに熱くなる。トロトロと愛液が太股を伝う。
『ぁぁ…いやらしいの…見られて……感じちゃうの…ぅん…』
唾液が枕を湿らす。乃南は彼のせいなのか自分の本性なのか分からなくなりつつあった。
「くん…もっと…っぃい!…きゃんっ!!
 …はいちゃった…おま○こに…はいちゃった…ダメッ!…こんなのって!!」
クレバスをなぞっていたローターがスルッと入り口に埋まってしまった。
「取り出さないと…出さないと…ぁん…ダメ…おかしく…なりそう…」
しかし、指はさらに強い刺激を求め左手で押さえつけ、右手で肉芽をいじくる。
「ダメッ!!ダメッ!!見ないでぇーーーーッ!!」
乃南の痴態を見ている幻影達に叫びながら、背筋を反らせ絶頂を迎えた。
ルーターはシーツの上に愛液を擦り付けるように転がる。
乃南は身体を横に倒し、肩で息をする。
「約束の終業式まであと1週間ちょっと…」
とても長く感じていた終業式までの時間がとても短く感じる…
7523:03/03/16 18:56
前スレ分保管作業終了。
SlaveOfTheMoonさん、タイトルをお願いします。
♂ ◆AfzZyjsfQk さん、続きをかかれる予定はないのでしょうか。

保管サイトはこちら。
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
76SlaveOfTheMoon ◆rKBq5SLatU :03/03/16 19:19
タイトル……「邪神の憂鬱」かなあ……実はまだ決めてないんです。
77Traffic Jam:03/03/16 19:39
>>23


あらためてみると誤字脱字に赤面(汗
今日はじめて読みました。
小説書いてるみなさんに大変楽しませてもらいました。ありがとう。
79Traffic Jam:03/03/17 05:52
>>74
ルーターって…そんなんはいらんわーっ!!
独り突っ込み

早朝投下
80Traffic Jam:03/03/17 05:53
SIDE-信介 13:06

時計を見る。光が反射する。
『6分か…ちょっとくれたな』
信号機を見る。
赤のままで変わるにはまだ当分かかりそうだ。
道路を挟んだビルの2階に目を移す。
カフェのガラス張りのカウンターに乃南が独り座っているのが見える。
『メール出さなきゃな』
ズボンから携帯を取り出す。
81Traffic Jam:03/03/17 05:53
IDE-乃南 13:08

『もう少し遅れそう 足を開いて待っててね S』
カウンターの上の携帯の画面を消す。
ガラスの向こうを見る。
夏休み前の日曜日の中心街だけあって、たくさんの若者やカップルが闊歩している。
『また、さらし者にするのね…』
店内をもう一度見回して、深呼吸してから徐々に美脚を開いていく。

乃南は店内でも注目の的だった。
上はその巨乳にフィットした白のサマーセーターで身を包み、
下は図書館の時、履いていたデニムのマイクロミニだからだ。
しかも、下着は付けることは許されなかった。
乃南もここに来るまでも、店に入ってきてからも視線に気づいていた。
一応、上に一枚羽織ることは許されたが店内では脱ぐよう指示されていた。
カウンターに座り、羽織っていたものを脱ぐと、明らかに店内が色めき立ったのが背中でも分かった。
82Traffic Jam:03/03/17 05:54
信号が青に変わり、人混みが乃南の方に近づいてくる。
『見えるの…?乃南のアソコ…見えるの?』
実際は、強い夏の光の陰影で見えないし、草原で生活でもしていないとそこまで見えないだろう。
しかし、錯覚にとらわれている乃南は周囲への注意が散漫になっていた。
そこへ急に肩をたたかれビックリする。
「ねぇねぇー暇してるの?」
見知らぬ男が馴れ馴れしく話しかけてくる。
「待ち合わせしてるから」
素っ気なく答え、背を向ける。
しかし、男も食い下がらない。
「全然、こないじゃない。こんなかわいい娘ほっぽいて。」
『このまま、見せ物にされるのかしら…』
無視をする。が、一瞬そんな不安が襲う。
そんな乃南の心の隙を見逃さなかったのか男は肩を掴む
「ねぇ、そんな奴ほっといてさぁー遊びに行こうよー」
『イヤッ!』
振りほどこうと身をよじると男の顔はあらぬ方を見ていた。
83Traffic Jam:03/03/17 05:55
SIDE-信介 13:11

「何、人のに手出してんだよ」
乃南の肩に乗った腕を掴む。
怒気を込めて睨みつける。
「な、なんだよ!…お前には用ないんだよ!!」
「お前に用はなくても俺にはあるんだよ。」
腕を強く握り、振り払う。
男は店内の注目が自分に集まっているのに気づき、
バツが悪くなったのか舌打ちをしながら、店から出ていった。
「ゴメン、イヤな思いさせちゃって」
「ううん、大丈夫…ありがと。いこっか!映画始まっちゃうし」
そういうと乃南は席を回してぴょんとたった。
84Traffic Jam:03/03/17 05:55
映画館は店から近くにあるから、上映時間には余裕で間に合った。
その途中でも多くの男共が振り返り、優越感を充分に満たされた。
ジュースと定番のポップコーンを買い、座席に着く。
しばらくして暗転し、映画が始まる。
有名監督と二枚目俳優による鳴り物入りの近未来SFアクションだ。
横見るとスクリーンをじっと見ている。
難解なストーリーが進んでいく。人間関係複雑に絡み合う。
乃南は少しでも見落とさないように視線を外さない。
一生懸命見ている横顔に少しの間見惚れるが気づく気配はない。
右手を太股の上に載せる。
肘掛けを握る手が強ばる。
そんなことお構いなしに肌触りを堪能する。
徐々に付け根へと移動していく。
湿気が増していく。
汗ばむ内股をさすり、更に奥を探求する。
ヌチャ
粘つく感触が指に伝わってくる。
再び乃南の顔を見やると打って変わって瞼を思いっきり閉じている。
「みんなに見られて感じちゃったの?」
熱くなった耳元に囁き、耳たぶを甘噛みする。
「ぁん…信号待ちの…人たちが…見てるのかと…思うと…」
「思うと?」
「ドキドキしたの…」
「乃南はいけない娘だね。こんなに濡らして。」
暗がりに指がキラキラと光る。
乃南の口へと運び、舐めとらせる。
「…ん…ぅん…んふ」
再びスカートの奥へと指を進める。
湿気が充満していく。
85Traffic Jam:03/03/17 06:49
クレバスをなぞるだけでクリトリスにも中にも触れない。
しかし、蜜は次々と溢れてくる。
暗がりで見えないが乳首はサマーセーターを押し上げているだろう。
映画はそんな二人にお構いなく展開していく。
押し殺した喘ぎ声は音響にかき消されている。
2時間近く焦らすように嬲り続ける。
二本の指の皮膚はだいぶ前からふにゃけている。
乃南は空調が利いて涼しい館内にも関わらずジットリと汗をかいている。
エンドロールが流れ始め、他の客は立ち上がっていく。
しかし、それでも指を動かすのを止めない。
長々と流れたエンドロールが終わるとようやく指を抜き取った。
灯りがつき隣を見ると、何度、絶頂ったかわからないが、グッタリと座席からずり落ちそうになっている。
足腰に力が入らない乃南を支えて客席から出るのは大変だった。
ピロティーのソファーで乃南が落ち着くまで待つ。
「はい、おしぼり。カウンターでもらってきた。」
「…ふぅ、ありがとう…」
朱色に染まった肌の煌めく汗をふき取る。
「これから、どうするの?」
「んー、ちょっと買いたいものがあるんだけど」
「じゃぁ、いこっ」
「うん…いいけど、その前にトイレ行って来た方がいいんじゃない?」
「え?……バカ」
幾筋もたれる太股を見て、顔を真っ赤にしながらトイレに駆け込んでいった。
8623:03/03/17 10:01
やっと追いつきました。
ここまで全部保管スレに保管しました。
読みやすいようにレイアウトなどを調整したいと思います。
ご意見おねがいします。

http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
TJさんもSOTさんも期待して待ってますよっ!
TJさんのラヴラヴ調教にメロメロにされてます。
乃南女史にはずっと処女のまま調教されたらいいなぁと思ってますです。
差し支えなかったら知りたいのですが、
乃南っていう名前に由来とかありますか? あんまり聞かない名前なので、
なにかイメージしてるものとかあるのかと思って。良かったら教えてください。
89Traffic Jam:03/03/18 00:14
SIDE-乃南 16:02

カメラやレンズがズラッと並ぶ専門店で彼はフィルムやよく分からない薬品を買っていた。
その後、デパートで服や小物の店を一緒に回り、デートらしいデートになって楽しかった。
まだ、陽は高く、気温もいっこうに下がる様子はない。
「ちょっと休憩しようか」
ビルの谷間に埋もれるかのように小さな児童公園が木々を生い茂らしていた。
ホームレスの姿もなく、近所に住む母子連れだろうか、3組ほど談笑しながら遊具で子供達を遊ばせている。
「そうね。足がくたくたー」
木陰のベンチに座る。
「ジュース買ってくるけど何が良い?」
「んーとね、ダイエットコーラ。はいお金。」
彼は道路脇の自販機に走っていく。
子供たちがブランコではしゃいでいる。
母親達はおしゃべりに夢中で私たちの存在は目に入ってないようだ。
高校に入ってから男の子との初めてのデート。
想像していたのと違う部分はあるが今のところ楽しいものになっている。
「はい」
彼はよく冷えたコーラを手渡し、隣に座る
「部長にダイエットしろって言われてるからなぁー」
「なんで?ぜんぜんスタイルいいじゃない」
「新体操だと痩せてる方がラインとか綺麗に見えるから…」
「ふーん、胸も小さくなっちゃうのかな?」
「だと、いいんだけど…」
「それはちょっと残念だなぁー」
「そんなこと言うけど大変なんだからねー。重いし、肩こるし、ジロジロ見られるし、痴漢にも遭うし…」
『何でこんなこと話してんだろっ…』
「さ、最近は何を撮ってるの?こないだもコンクールで表彰されてたけど。」
「最近は人かなぁー」
たわいのない話を交わす。
90Traffic Jam:03/03/18 00:19
15分ぐらいすると彼はおもむろに立ち、私を促す。
黙って後ろについて行くと公園内の公衆トイレだった。
彼は男子用に入っていく。
公衆トイレ特有のきついアンモニア臭が鼻につく。
私はもちろんその入り口で立ち止まってしまう。
「誰もいないよ。おいで。」
初めて入る男子トイレ。
至る所にスプレーで落書きがされている。
彼は一番奥の個室に招き入れる。
そこは洋式便座で、ウェットティッシュで蓋を拭いている。
「座って目を閉じて」
彼の言うとおり怖ず怖ずと従うと目にリボンのようなものが巻かれる。
「えっ!?なに!?」
目を開けても黒い生地が見えるだけで何も見えない。
戸惑っているところを腕を掴まれ訳が分からないまま拘束されていく。
91Traffic Jam:03/03/18 00:20
気づくと前に縛られた手首が頭の後ろでタンクか何かに固定され、
足も足首で紐で縛られ閉じられないように拘束されてしまった。
彼の手はそれだけでは止まらず、サマーセーターの上から揉みしだく。
何も見えないので次に何をやられるか予想できない。
いきなり唇を奪われ、セーターをまくり上げ直に乳首を摘まれる。
「ぃやっ…こわい…ん…んく」
彼の身体が離れる。
スカートをズリあげられ、風がアソコにかかると思ったら、ざらついた湿った感触が快感に変わる。
「はん……ぃぃ、そこ…」
再び、蜜が溢れてくるのが暗闇の中でも分かる。
「これなら大丈夫かな?」
「…え?…ひぃ!!……ダメっ…取って…」
アソコに感じる振動と大きさからローターだろう、パックリとくわえてしまっている。
「ん…ん、どうするの…信介、くん…」
「ちょっと、買い忘れたものがあるから待っててね」
「イヤッ!置いてかないで!!」
私は恐怖でパニックになる。哀願する私の口を再び唇で塞ぎ、こう言う。
「静かにした方がいいよ。誰が入ってくるか分からないから。」
パッタン
扉が閉まる音が最後通牒のように響く。
92Traffic Jam:03/03/18 00:20
「ん……ぅん……ぁん…」
あれからどれぐらい時間が経ったのかわからない。
五感の一部を奪われるだけで他の感覚はあやふやになる。
絶え間なく続く微弱な刺激に絶えながら、早く彼が帰ってくることを祈るしかできない。
『誰も入って…ん、こないで…は、はやくかえって…きて…』
不安で空いた隙間を快感で埋めようとするが、とうてい埋まりそうにならない。
遠くに聞こえる外界の音にも過敏に反応してしまう。
走ってくる靴音が聞こえる。
『し、信介くん?』
「ま、間に合ったぁー」
聞き覚えない若い男性の声が聞こえる。
じょぼじょぼーーー
初めて聞く男性の放尿音と鼻歌が聞こえる。
息を飲み込み過ぎ去るのを待つ。
心臓がまるで耳の隣にあるかのように鼓動が聞こえる。
その間もローターは秘所を刺激し続け、気が狂いそうになる。
男は用が済むとそのまま気付かずに出ていった。
「はぁーーーーー」
飲み込んでいた息を一気に吐き出す。
汗が滝のように身体のいるところで流れる
まだ心臓はドキドキいっている。
『もし見つかったら何されてたんだろう?…
 何も抵抗できずに…知らない人に胸を揉まれたり…アソコ触られたり…
 もしかしたら、たくさんの人に…犯されちゃったり…そんなの…イヤ…ン…ぁん』
93Traffic Jam:03/03/18 00:22
否定しても乃南の妄想はたくさんの手や舌、視線、肉棒で囲まれ、
口、手、胸、女陰、お尻、乃南の全てをされるがままに犯されていく。
淫猥な言葉を投げかけられ、白濁を浴びせかけられる。
しかし、その全てを喜んで受け入れている自分が浮かび上がる。
『…わ、わたし…こんなの…いや…うん…犯されるなんて…いや…』
「おねえーちゃん、なにしてるのー?」
不意に声をかけられる。
「え?な、なに?」
「おねーちゃん、びょーきなの?」
4、5歳ぐらいの男の子の声だ。
「ん…だ、大丈夫よ…何でもないよ」
「おかぁさん、よんでこよーか?」
「えっ!ヤメテ!平気、平気だから誰にも言わないで!」
「ふーん、このおもちゃで遊んでるの?」
無邪気にマ○コからはみ出したローターを突っつく。
「あん!だ、ダメ!触らないでぇ」
「このスイッチなんだろう…」
男の子は言うこときかないで何かをいじくっている。
振動が今までの比にならない勢いでマ○コを刺激する。
「ああーーーダメェ!!!アン…ウン…も、もとに戻してぇー!」
しかし、男の子は乃南の反応にビックリしたのかそのまま駆けだしていってしまった。
「そ、そんな…が、ガマンできない…あん…」
声を抑えようとするが、ガマンできない。
トイレに一歩は行ってしまえば分かってしまうだろう。
しかも、扉は開いたままの状態になっている。
何度も何度も絶頂を迎え、気が狂いそうになる。
このまま永久に絶頂を迎え続け、放って置かれるのかと絶望と快楽の狭間で
何度も意識を失いそうになる。
94Traffic Jam:03/03/18 00:24
コツコツコツ
新たな足音が響き渡る。
『誰?…誰?…どうなっちゃうの!?』
すぐそこで足音が止まる。
「ヒグゥッ!!」
両方の乳首を思いっきり引っ張られる。
「ヤッヤメテッ!だ、誰なの?!」
返事はない。その代わりローターを思いっきり押し込まれる。
「ウグッ!!し、信介くんでしょ…ねぇ、なんとか…くぁ…言ってよ…!」
涙が溢れてくる。
「ねぇ…グズッ…なんとか…いってよぉ…」
唇に優しく重なる。髪の毛を手櫛で撫でられる。
『あっ…いつもの感じ…』
絶望感から安心感へと包まれていく。
はらりと目隠しが取れ、彼の顔が目に映ると胸の奥が締め付けられた。
涙はうれし涙に変わり、舌を自分から絡めていく。
心が安心感で完全に満たされるまでキスを求め合った。
「怖かったかい?」
「バカバカバカバカー!寂しくて苦しくて…ホントに怖かったんだからねー!!」
「でも、感じちゃったんだろ?」
彼は手足の紐を解いていく。
「知らない人達にレイプされるかもって思ったら、刺激よりも怖かった…」
「子供には悪戯されちゃって感じちゃってたよね」
悪戯小僧のような顔して笑っている。
「み、見てたのっ!!助けてよー!!」
「もちろん、乃南が他の男にレイプされないようにずっと見張ってたさ。」
「…ッん…もし、そうなりそうになってたら…助けてくれた?」
俯いてボソッと聞いてみる。
「もちろん、身体はってね。誰にもとられたくないから」
耳まで熱くなり彼の顔を見ることができなくなってしまった。
95Traffic Jam:03/03/18 00:32
>>86=23氏
乙彼ーーー

>>おなにすと氏
早速つづき投下しときました。

>>88
えっとモデルはいます…ぐぐると…
自分の中の妄想を壊したくなかったらやらない方がいいかもしれません
自己判断でお願いします。
信介の方はモデルはいません。カメラに無知なんで四苦八苦(汗
9688:03/03/18 07:34
イメージを崩さないために、ぐぐらないことにします。
お答えどもですー
9723 ◆G6orYY7knM :03/03/18 08:34
ここまで保管。
98Traffic Jam:03/03/18 19:40
SIDE-信介 17:15

あれから、電車に乗って話している内に写真を見せることになり、自宅に乃南も来ることになった。
しかし、体液で体中がベトベトだったのでシャワーを浴びるように勧める。
躊躇いながらも、実際、気持ち悪かったのだろう入ることになった。

乃南はサマーセーターに手をかけようとするが、手が止まる。
「あ、あの…閉めてもらえますか?」
「あ?ああ」
脱衣所の中に入り、後ろ手で扉を閉める。
「ん?どうした?脱がないの?」
諦めた顔でため息をつく。
「見ないで…」
くるりと後ろを向き脱ごうとする。
「こっちを向いて」
「………!」
顔を真っ赤にしながらセーターを徐々にあげていく。
ボロン
そんな音が聞こえてきそうに二つの乳房がゼリーのように揺れる。
そして、スカートを留めているボタンを一つづつ外していく。
あれだけ痴態を見られてきたのに衣服を脱ぐところを見られるのは、また、違った恥ずかしさなのらしい。
ファサッ
一糸まとわぬ乃南がそこに立っている。
そういえば、完全に裸の姿を見るのはこれが初めてだ。
改めてそのスタイルの良さを上から下まで時間を忘れて鑑賞する。
99Traffic Jam:03/03/18 19:41
「ジロジロそんなに見ないで…」
両腕でオッパイと股間を隠す。
自分だけ裸というのは居心地が悪そうだ。
「脱がして」
またもや、絶句するが従順にシャツのボタンを外していく。
人の服を脱がすのは初めての経験らしく、顔を赤らめながら慣れない手つきで全部外す。
シャツを脱がされ汗をかいた上半身が露わになる。
若い男の肉体を間近で見たことがないのか、一瞬見とれた様に見えた。
そこで、はたと手が止まる。
男のズボンを女が下ろすのはねだっているようにも思える。
それに似たことを乃南も思ったのかモジモジしている。
「早くしないと、家族が帰ってくるよ」
そうせかすとようやく、ベルトをゆるめる。
ズサッ
ジーンズが自重に絶えかねて床に落ちる。
トランクス一丁になる。
もちろん、テントを思いっ切りはった状態になっている。
跪いておそるおそるトランクスを下ろしていく。
ブルルン
「あんっ!!」
布に引っかかってカタパルトのように跳ねる。
それを数cmという間近で観察していた乃南は驚きとも嬌声ともとれる声を挙げた。
亀頭に息がかかり、微妙にこそばゆい。
トランクスを足から抜き取ると、すぐさま浴室に駆け込んでいった。
100Traffic Jam:03/03/18 19:42
SIDE-乃南 17:20

ガララララ
背中にスリガラスの引き戸が開く音がする。
ほとんど毎日、あれだけ体中を弄ばれても、お互い一糸まとわぬ格好になったのは初めてだ。
『ドキドキしてる…結構、筋肉あるのね…』
実際は、重い機材を活がなければならず重労働で必然的に筋肉もついてしまうのだが、
写真部という文化系クラブに所属しているのでそんなイメージはなかったからだ。
「キャッ!」
後ろから胸を揉まれる。
「身体洗ってあげるよ」
「だ、大丈夫です、自分でできますから。」
「遠慮しないでさ」
ボディーソープを付けた手で再び揉み始める。
「あん…うん……いやん…」
背中に熱いものと彼の息がかかるのを感じる
「そんなに感じやすいと自分で洗うときも大変だね」
「ち、違います…いやらしい手つきだから……」
『ヌルヌルして…いつもと違う刺激。なんかもどかしい…』
「ひゃぁん」
股間に手をやられる。
またを閉じるが一緒に彼の右手も挟んでしまう。
「そんなに閉じたら洗いにくいよ」
泡だった指で弄ぶ。
「ン…くっ…ダメ…」
力が抜けていく。
101Traffic Jam:03/03/18 19:44
「ちゃんと手入れしてるね。契約の証」
「ぅん…チクチクして…気持ち悪いから……ぁあん!そこダメ!」
空いたもう一方の手で背筋を下から上になぞられ、ゾクゾクゾクーとする。
「ここも性感帯なんだね」
背筋から首筋、脇の下、お腹、お尻、太股と性感帯を探られていく。
その度に、力が抜けいいようにされてしまう。
しかも、アソコを撫でるだけでなく、クリトリスや中まで指を入れてくる。
「だ、ダメ…ぁん…んん…」
「ここもしっかり洗わないと病気になっちゃうよ。臭いもきつくなるし」
「ウソっ…そんなこと言わないでぇ…ぁあん」
「人が一生懸命洗ってあげてるのに感じてるの?」
「ち、違います!」
「そお?石けんとは違うヌルヌルしたものがおまん○からでてきてるけど?」
「そ、そんなこと言わないでぇ……」
『イキそう…もう少し…ソコっいい…えっ?』
102Traffic Jam:03/03/18 19:45
彼の手が離れる。
「さて、充分洗ってあげたから、次は乃南の番だよ」
「そ、そんなもう少しで……」
「もう少しで?」「い、いえ!何でも!」
慌ててスポンジに手を伸ばす。
「スポンジを使わずに乃南の体全部を使って洗うんだ。」
「ど、どうやって…」
「じゃぁ、まずそのオッパイで背中を洗ってもらおうかな」
「は、はい…」
ソープを胸に塗りたくり、背中に押しつける。
胸が大きく歪む。
「もう少し強く」
そういわれて、後ろから抱きつく格好で彼の胸板に手を回す。
「こ、こうですか…?…ん……ん…ん」
「良いよ、乃南の乳首が立ってるのが背中でもハッキリと分かるよ」
「……ありがとうございます……ん…んく」
固くなった乳首が背中に擦れる。
身体を上下するたびにジンジンする。
『大きい背中…男の人の背中…彼の背中…ぅん…』
103Traffic Jam:03/03/18 19:52
「次はその手でチンコ洗って」
「おちん○んを……?」
「そう、しごくように」
彼の背中に寄りかかるようにして手が届く。
「あ、熱い…」
泡まみれの手で肉茎を右手で握る。
石けんの滑りを使って上下にしごく。
『わたしシコシコしてる…おちんち○…硬いぃ…』
「袋もね…んく、そこ」
「はい……はぁ…はぁ…はぁ」
丹念に優しく揉む。
『ここで、作られてるのね…いっぱい…精液が…』
夢中で竿を擦る。
『ビクビクしてる…信介くんも…感じてるのね…
 射精したいのね……射精して…いっぱい射精して…』
彼の吐息も荒くなる。
「ンクッ!」
ドピュドピュ…
鏡、カラン、手にかかる。
「ぁぁ…いっぱい…射精してる…」
尿道の中に残っているのも絞り出すように手をとめることができない。
104Traffic Jam:03/03/18 20:45
「うまくなったね。次は前を洗ってもらおうかな」
そういうと、彼は仰向けにタイルの上に寝そべった。
「分かりました…」
ソープを彼の身体にかけ、覆い被さる。
肩に手をかけ身体を上下する。
身体に挟まれた乳房をこすりながら身体を大きくグラインドさせる。
「ん……ん……ん……ん……んぁあ、大きくなってる…」
射精して小さくなったおちん○んがムクムクと大きく固くなっていく。
「だ、ダメ、大きくならないで……ぅん…ぅん…んく…んく」
アソコに丁度当たり、身体を揺らすたびにクリトリスが刺激される。
ヌルヌルと潤滑油が溢れてくる。
「んぁ…ぁん…ダメ、感じちゃう…止まらない…の…」
より刺激を求めて腰だけを擦り合わせる。
大きな手で頭を抱えられ、口吻をする。
「ん…はふ……はぁ…ぁ…ん」
「…んん…いけない娘だね。洗うことよりも自分が感じることを優先させるなんて」
「ご、ごめん…ん…なさいっ…ぁん…ガマンできな…ぁ、ぁ…いのぉ…」
「しょうがない、いかせてあげるよ」

105Traffic Jam:03/03/18 20:49
シャーーーー
シャワーが二人に降り注ぐ。
泡は排水溝に流され、隠すものもなくなっていく。
石けんが全部洗い流されたところでシャワーを止めた。
「お尻をこっちに向けて」
「んぁ…はぁい…」
先ほどとは逆向きの格好になる。いわゆる女性上位の69だ。
彼の目の前にヒクヒクしたおまん○をはしたなく突き出し、
私の目の前にはギンギンにおちんち○がそびえ立っている。
「ぁあ…はぁぁぁーー……」
手で大きくパックリと広げられる。
「奥までヒクヒクしているよ…ふぅー」
「ああぁん!吹きかけないで…」
お尻を鷲掴みにされる。
「奥から次から次へとあふれ出てくる。美味しそうだ…んん…」
「ああん…ぃい…もっと…ひゃん!…そ、そこは違う…」
菊門をいじくられる。
「乃南も俺を感じさせてくれないと…」
「す、すいま…ぁ…せん…ひぁ…だ、だめ指入れないで…ペロペロしますから…んぁっ」
おちん○んを握り、さっきぽを舐める。カリを丹念に舐め、竿に舌を沿わせていく。
肉棒が唾液に塗され、舐めていないところはなくなっていく。
「く…くは……ぃい…そこ……んく」
彼も指と舌を駆使してアソコをいじくり、舐め回す。時には突っつき、時には吸い込む。
私も舌を絡ませ、掌で袋を転がす。頭を上下し、上あごに擦りつける。
互いに無言になっていき、喘ぎ声と吐息だけが浴室に響く。
限界が近づいてきて、堪らず口を外す。
「ぷはぁん…ダメ…も、もうガマンできない…イクッ!…イっちゃうぅーー!!」
身体が痙攣し、背筋が反るが次の瞬間、倒れ込む。
彼はそのまま自分でしごいて、身動きできない私の顔に精液をかけた。
生臭い白い液が頬や髪の毛にかかり、垂れてくる。口元にそれが来たとき、舐めとった。
106Traffic Jam:03/03/19 07:56
SIDE-信介 17:57

さぁっと軽くシャワーで流す。
グッタリとした乃南を抱える。
甘えるかのように胸板に寄りかかってくる。
脱衣所でバスタオルを使って体を拭いてやる。
まだ、快楽の余韻が残っているのか、
敏感なところザラついたタオルで拭き取ると嬌声をあげる。
大体拭き終わったところで乃南を起こし、自分のTシャツを渡す。
一回り以上大きいのでまるでTシャツに着られてるようだ。

親は共働きで兄貴が一人暮らし、自分が高校生ということで
夜遅くまで帰ってこないことが多い。
しかも、サービス業なので土日も出かけている。
恐らく、今晩も帰ってくるのは早くても8時頃だろう。
『いつもの石けんの薫りなのにやっぱり違うなぁ』
そう思いながら2階の部屋に案内する。
6畳ほどの広さに机とベッドとカメラ関係の雑誌や用具を収めた棚と手狭に感じるこの頃だ。
隣の兄貴の部屋だったところはもちろん暗室に改造している。
「適当に座ってて、ジュースかなんか探してくるから。」
そういって再び階下に降りていく。
107Traffic Jam:03/03/19 07:57
SIDE-乃南 18:02

ベッドの上に腰を下ろす。
初めて男の人の部屋に入る。
ちっちゃい頃近所の男の子の家に行ったことはあるが部屋まで入ったことはなかった。
彼の匂いがつまっている。
キョロキョロと見回す。
落ち着かない。机の上や棚を見回す。
『あ、そうだ…あの写真…』
保健室で撮られた写真のことを思い出す。
写真関連のものが収められている棚の引き出しを開ける。
フィルムや高そうなレンズが収められている。ネガや写真はない。
見回すと棚の上の方に並べられたアルバムが目にはいる。
数冊をとり、パラパラとめくっていく。
街中の風景や猫や犬、自分の見慣れた景色もあった。
しかし、あの写真は見あたらない。
最近の日付のアルバムを手に取る。
今までのよりも人物をメインにした写真が多い。
じっくりと見入ってしまう。
公園で遊んでいる小さい子供の屈託のない笑い顔
炎天下の中、汗を滲ませながら交通整理している道路工事の警備員の姿
バスケ部がゴールポスト近くの空中でボールを奪い合っているのを下から逆行で写っている
次をめくる。
学校の廊下で風で髪が揺れ、光が射している女子高生が歩いている一瞬をとらえている。
「きれい…」
『これってうちの生徒だよね…髪の毛に隠れてあまり顔が……!!』
よくよく見ていると自分だった。
撮られた覚えはなかった。急に動悸がする。
じっとその写真のページを見つめていた。
108Traffic Jam:03/03/19 07:57
「そんなところにはないよ」
アルバムを驚いて閉じてしまう。
顔を上げると扉の所に彼がオレンジジュースとショートケーキをお盆に乗せて立っていた。
「見てただけですっ!」
後ろめたさか声が強ばる。
「欲しいならあげようか?」
「えっ?」
真意を測りかねている私をよそに、テーブルにお盆を置く。
机の鍵付き引き出しを開け、数枚の写真を渡される。
見た瞬間手が固まる。
「インスタントカメラでも、結構、綺麗に撮れてるでしょ」
「こんなに…」
あられもない姿をしている人物は、誰が見てもはっきりと私だと分かってしまう。
先ほどの写真と同一人物とはとても思えない。
「ネガは勿論、終業式だけどね」
再び彼の眼を見る。
あの写真とこの写真を撮ったのが同一人物だとも思えなかった…
109Traffic Jam:03/03/19 09:21
SIDE-乃南 07:12

今朝から天気が悪い。
今にも降り出しそうな雲行きだ。
念のため、水着と体操服の両方を準備する。
『今朝は何も指示がないのね』
携帯のメールを確認して、1階に降りる。
朝食を摂りながら天気予報を見る。
所により雨が降るそうだ。
降水確率は40%微妙な数字なので、念のため折り畳み傘を持って家を出る。

学校に着いて2時間目が終わりそうになってから急に雨がザーザー降りになった。
「体育は体操服に着替えて、体育館に集合だって」
職員室に聞いてきた体育委員がそういう。
うちの学校は未だにブルマをはかなくてはならない。
女子の間ではとてつもなく不評だが、男子はニタついて授業中女子の方をいつも見ている。
女子は連れだって更衣室に着替えに行く。
携帯が震える。
「誰からぁ?」
「迷惑メール」
ある意味迷惑メールだろう。
内容は『下着を付けずに ジャージも禁止 S』というものだったから。
更衣室で一端着替えてから、トイレの個室でブラとパンツを脱ぐ。
自分の姿を確認すると厚手の生地のおかげで傍目には付けていないことは分からない。
「良かった…」
更衣室のカバンに下着をしまい込んで、体育館へと急ぐ。
110Traffic Jam:03/03/19 09:27
SIDE-信介 13:21

体育館は防球ネットで半分に仕切られた。
乃南はギリギリにオッパイを揺らしながら走ってきた。
男子はバスケットボール、女子はマットや平行台、跳び箱を体育倉庫から運び出している。
準備もでき男女それぞれ準備体操を始める。
ジャンプするたびに巨乳がたぷたぷと揺れる。
紺色の布地から白い太股がスラッと伸びている。
体操服の隙間から白い肌がちらちら見える。
どうやら気になって、あまり足が地面から離れていない。
それでも、男共の視線は突き刺さる。
乃南以外のほとんどはブルマを嫌がって下にジャージを履いているか、上を羽織っている。
ただでさえ巨乳で注目の的なのに上下ともジャージを着ていないのは乃南だけだった。
111Traffic Jam:03/03/19 09:28
SIDE-乃南 13:28

「今日は準備してもらった通り、器械体操をやります
 体操部はないから…新体操部いる?」
山田先生が誰に聞くでもなく、聞いてくる。
「はぁい」「…はい」
クラスの新体操部員は私と彩しかいない。
「じゃぁ、マットで何か見本見せてくれる?」
『そ、そんなぁ…どうしよう』
先に彩が今練習中の演技の一部を披露していく。
「すごーい」「身体柔らかーい」
そんな賞賛の声が挙がる。
クラスのそんな声が多ければ多いほど窮地に追い込まれていく。
次は乃南が演舞しなければならないからだ。ノーパンノーブラのブルマ姿で…
高々1分もない演技だが、初めて大会で演技したときぐらい緊張で体が固くなっていく。
112Traffic Jam:03/03/19 09:28
彩の演技が終わり、自分の番になった。
心臓がバクバクしながら、マットの方に歩いていく。
背中に何十もの視線が突き刺さる。とてもじゃないが振り返れない。
指先を伸ばす。
身体を一瞬ポージングしてから演技を始める。
頭が真っ白で何も考えられない。
体が覚えているのに任せるしかなかった。
眼の中にクラスメートの顔が飛び込んでくる。
何かを言ってる。しかし耳には届かない。
『もしかして…見えてるのかしら…みんな…分かってるのかしら…見て…私の身体を…』
どんどん陶酔していく。
布地がプックリとたった乳首に擦れる。
股間が熱くなる。
最後は跪き体を反らせ胸が強調される。
拍手の中でジュンと濡れるのが分かった。
113Traffic Jam:03/03/19 09:29
SIDE-信介 13:30

体育教師の田嶋が何か説明している。
しかし、男子達の目はその後ろの乃南に注がれている。
乃南の一挙一投足に視線が動いていく。
「委員長の身体ってエロいよなー」
「あの太股がたまらんっ」
「えー胸だろやっぱ」
そんな囁きが聞こえる。
乃南が体を動かすたびにオッパイが揺れる。
最後のポーズではどよめきが立ったほどだ。
何人かは勃起してるだろう。
さすがに田嶋も注意する。
「お前ら、授業終わるまで筋トレにするぞ!」
ブーイングがあがり、しぶしぶ教師の指示通りに動く。
3チームにチーム編成され、バスケの試合が始まる。
女子の方はパラパラとマットで前転後転側転など転がっていた。
114Traffic Jam:03/03/19 09:31
IDE-乃南 13:38

転がるたびにお尻を突き出して強調してるような感じがする。
パンツをはいていないだけでこれだけ違うものなのかと改めて気づかされる。
みんな、髪型が乱れたりするし、小学生っぽいことをやらされてダラダラである。
しばらくすると、先生は号令をかけた。
「次は跳び箱に移って自分が飛べる所で飛んでねー」
踏切をおもっきり踏みつける。
次の瞬間思いっ切り脚をひらげる。
男子がバスケしている方に向かって飛ぶので股間をまるでさらけ出してるようだ。
『いやぁ…こんなの…』
男子と視線が合ってしまうと恥ずかしくなってしまう。
お尻を包んでいるブルマも徐々に寄っていき、白い肌の面積が増えていく。
ブルマを直す頻度が他人よりも倍以上多い。
115Traffic Jam:03/03/19 10:01
3、4回飛んだあと再び号令がかかる。
「じゃぁー跳び箱の周りに集まってー」
助走できるスペースをあけて跳び箱の周りにみんな座る。
「次は前方倒立回転跳びというのをやってもらいます。今から見本を見せますから、ちゃんと見ていてください。」
そういうと、助走を付けて跳び箱に向かって走ってくる。
跳び箱に手を付けると足を開くのではなく、
そのまま跳び箱の上で倒立しそのまま1回転してマットの上に着地する。
「さっき飛んでいたところを2から3段低くしてから飛んでね」
とてもイヤな予感がする。
順番待ちで列に並んでいる。
自分の番が来て前を見る。
丁度、試合していないのか彼と視線があう。
じっと乃南を見つめている。
走り出す。
バネのついた踏み切り板の反動を利用して脚を高くあげる。
その瞬間、体操服がずり下がってくる。
下乳まで下がってしまった。
一瞬のことなので回転し、マットの上に着地したときには元に戻っていた。
男子の方には背中をむく状態なので心配はないが並んでいる女子の方には見られたかもしれない。
彼はニヤニヤと笑っている。おそるおそる振り返ると数人がひそひそ話をしている。
『あぁ…見えてしまったの?…どうなの…?』
しかし、話している内容は分からない。それが一層不安をかき立てる。
俯いたまま、体操服の前の裾を少しブルマの中に入れて列に戻る。

116Traffic Jam:03/03/19 10:01
愛液はブルマまでしみ出し始めていた。
股間を開けば変色している部分が見えてしまう。
また、跳び箱を足を開く格好で跳ぶものに変わる。
2回3回と飛ぶごとにシミが大きくなっていく。
裾を思いっきり出して紺色から黒っぽく変色している部分まで隠すことで、
境目がわからなくなり、なんとか誤魔化せたと思う。
しかし、愛液でシミを作っているところを見せているのには変わらず、ますます恥ずかしくなる。
『授業中なのに…濡らしてる…男の子達に見られて…恥ずかしいのが…気持ちいいの…』
股間の熱は一向に下がらない。それどころか体全体に広がっていく。
潤んだ目で見つめ続ける。この疼きを何とかしてくれる彼の方を…
おぉ!一日来なかっただけなのにこんなに進んでる!
相変わらず良い仕事しますなー!!
118Traffic Jam:03/03/20 06:43
SIDE-信介 15:12

「生徒会役員はHR後に生徒会室に集まって下さい。繰り返します。……」
スピーカーから呼び出しがかかっている。
関係ないので聞き流しながら、鞄に教科書、ノートを閉まっていく。
『しまったなぁー、夕方にはあがるって言ってたから傘持ってきてねぇよ』
窓から外を見ると西の方は青い空が見える。
『もう少し待てば上がるかな』

掃除も終わり、昇降口で空を見上げる。
しかし、依然と雨が降っている。
『傘パクるか、駅まで走るか…』
「信介くんどうしたの?」
振り返ると下駄箱の前に乃南が立っている。
「あぁ、傘持ってきてなくってさ。どうしようか迷ってた所
 乃南は今まで何してたんだ?掃除当番じゃなかったろ?」
「生徒会で呼ばれて…良かったら…入って行く?折り畳みだけど」
「そいや、書記やってたな。形ばかりの生徒会だけど…ところでいいのか?」
「うん。どーぞ」
そういうと広げた薄い水色の傘を差しだした。
119Traffic Jam:03/03/20 06:44
駅までの道を肩が触れるか触れないかという距離で並んで歩く。
背が自分の方が高いのと借りているので傘を自分が持つ。
やはり、小さい降りお畳み傘では肩どころか半分は濡れてしまう。
傘を乃南の方に寄せる。
制服が濡れて肌に張り付いている。
乃南の首筋、肩へと視線を下ろしていく。
胸の所に来て足が止まる。
「どうしたの?急に立ち止まって。」
「乃南。胸透けてるぞ」
透けた制服の下にはブラジャーはなく、白い肌とピンク色の乳首に白い濡れた制服が張り付いている。
「キャッ!」
慌ててカバンで隠す。
「別にそんな指示出してなかったよな」
「…はい」
カバンを抱え顔を赤くする。
「乃南は変態なんだよな?」
「ち、違います!こ、これは…」
「変態なんだよな?」
「…………はい」
その返事を聞くと居ても立ってもいられなくなった。
乃南の手を握り、雨に濡れるのもかまわず駆け出す。
120Traffic Jam:03/03/20 06:47
朝まで飲んでてまだアルコールが抜けてないっす…
書き置きを投下しました。
二日酔い?乙ですm(_ _)m
な、なんか寸止め〜!
でも、お疲れなんですね。気長に待ちます・・・。お大事に〜
がんがんさがってゆく
ここまで保管。
作者様、読者の方々、レイアウトにご意見はありませんか?
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
125Traffic Jam:03/03/21 19:05
>>124
おつかれー
特にはございません。

今、乃南をどういじくるかインスピレーションが降りてこない&麻雀をやりにいくので止まっています…
では、引っ越し代を稼いできます…逆に払わないようにしなきゃ
126Traffic Jam:03/03/21 19:36
>>124
一応18禁の年齢認証をやっといた方がいいかも(w
年齢認証ですか。
たしかtripodはアダルト禁止ですよね。
純粋文字情報だから良いかなとも。
注意書きをインデックスに載せるあたりでいかがかと。
はぁ〜・・・
なんて良スレなんだろう・・・
皆さん、またーりガンガってください。応援してます。
>>SOTさーん!
 浩文は手近なハンカチで弥生を手早く後ろ手に縛りあげると、ベッドに仰向けに転がした。
「してほしかったんだろう、弥生。どうだ、答えてみろ」
そういいながら、答えを待たずに更に愛撫を続ける。弥生の呼吸は更に浅く速くなり、鼻にかかった甘い声
が切れ切れに漏れている。
「ああ……だめっ、だめっ……あ……んくぅっ」
 弥生がのどをのけぞらせ昇りつめようとしたその時、浩文が弥生の髪を掴んでひき起こした。
「……?」
 一瞬何が起きたのかわからずに呆然とする弥生に、浩文がこう言った。
「清孝が、気付き始めてるぞ、弥生」
「……おにいちゃんが?」
「そうだ。この前のパーティーの時もさぐりを入れてきてた。どうする弥生」
「……わかりません」
「しばらく、俺の部屋には来ない方がいい。今日はこのまま自分の部屋へ帰れ」
弥生は泣きそうな顔になっていた。
「私、私……どうしたらいいんですか?」
「イキたいのか?弥生。だったら部屋へ帰ってから自分ですればいい」
 浩文の言葉に、弥生の目から涙がこぼれる。浩文はやれやれというような顔をして
「仕方ないヤツだな。
と言うと、ベッドの下の箱からマッサージ器を取り出し、コンセントにプラグを差し込んだ。スイッチを入
れると、部屋に低いうねりが響く。
 弥生があわてて
「違います……」
と言うと、浩文は
「何が違うんだ?イキたいんだろう?」
といいながら、マッサージ器のヘッドをパジャマ越しに敏感な部分にあてがう。
「ああ……」
 弥生の唇からひときわ高い声があがり、すぐに切羽詰まった表情になった。
「だ、だめっ、だめっ……い、イクぅ……」
 弥生は脚を伸ばして突っ張った。腰がベッドから持ち上がり、そして脱力。

 肩と胸を激しく上下させながら呼吸を整える弥生。浩文は弥生が落ち着くのを待って、優しい声で尋ねた。
「恭之のことをどう思う?」
「どうって……素敵な方だと思います。でも、……」
「『でも』はいい。あいつは既にお前に夢中だろう? お前はあいつといて楽しいか?」
「……はい」
「お前も普通の恋愛をしてみたいとか思っているだろう? いいよ、そうすれば」
「でも……私はにいさまが……」
「弥生! お前は普通に恋愛して普通に結婚するんだ。もちろん相手は俺じゃない」
浩文の口調が強くなった。弥生はおびえたような顔をしている。
「でも、でもあの時にいさまは、私のことを『手放すつもりはない』って……。だから、私……」
「手放すつもりはないさ。ただ俺が、俺しか知らない人形のような弥生ではなく、普通に恋したりする弥
生が欲しくなっただけだ」
「そのために、恭之さんと私とを?」
しかしSOT氏もTJ氏も鬼畜系ですなー!




大好きですっ!
133Traffic Jam:03/03/23 19:57
SIDE-乃南 16:12

体は雨に濡れ徐々に冷えていくが、握った手は熱く感じる。
いつもの通学路からそれ、市民公園に入る。
四阿でようやく立ち止まる。
「はぁ…はぁ…はぁ…」「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」
二人の呼吸と雨音のみが聞こえる。
雨の公園は誰もいなく、広大な空間を独占しているようだ。
「ここで、ちょっと待ってて」
そういうと雨の中をまた駆け出していった。
「とうとう…変態だって…認めちゃったんだ…わたし…」
鞄からタオルを取り出し、濡れた体を拭く。
髪の毛も制服もびしょ濡れの中、うっすらと、しかし、はっきりと乳首がその存在を主張している。
体育の後、彼は火照った体を鎮めてくれるどころか、何もしてこなかった。
せっかく、何もつけてなかったのに…
熱病にうなされるように性欲が体の中で疼く。
足先から脹脛と来て、タオルを持つ手がスカートの中にはいる。
太もも、さらに奥へと進む。
『ダメ…信介くんを…待ってないと…んくっ…』
タオルが水滴以外のものを吸い込んでいく。
134Traffic Jam:03/03/23 20:00
ぽん
濡れた頭を軽くたたかれる。
「いけない娘だな、乃南は。待てなかったの?」
「…ん、ごめんなさい…待てないの…」
制服は乱れ、左手を胸に右手をスカートの中に入れていて何をしていたのか一目瞭然だ。
「変態な乃南にはこっちの方が似合うと思うんだ」
差し出されたものは透明なレインコートだった。
「わ、わかりました……」
彼の前に立ちスカートのホックを外し、足下に落ちる。
制服の下半身だけ裸になる。
陰毛のかわりに愛液で覆われたアソコをさらしている。
次に、上を脱いでいく。
濡れて脱ぎにくくなっているがなんとか脱いで靴下と靴だけになる。
「み…見ないで…」
「嘘はいけないなぁ。見て欲しいんだろ?」
「ぁぁ…すいません…見て欲しいんです…いやらしい体を…」
一言一言いう毎に蜜が足を垂れていく。
「これを着て」
「…はい」
袖を通しボタンを留める。
しかし、胸が苦しい。大きく歪み、はち切れそうだ。
裾はかろうじて前は見えないがお尻は半分以上見えている。
しかし、透明なので押しつぶされた乳首、ぽっちりと顔を出したクリトリスも丸見えになっている。
レインコートというよりポンチョに近い。
「さ、行こうか」
「…はい」
手をつなぎ、住宅街へと歩き出した。
135Traffic Jam:03/03/23 20:01
まるで散歩につれていかれる犬みたいだ。
彼は傘を差して私の手を引く。
雨音しか聞こえない。
まるで世界に二人だけしかいないような感じがする。
それもすぐに破られる。
十字路にかかったとき角から女の子たちの声が聞こえる。
私は電柱の影に身を隠す。
『だめ…みられちゃう…』
「なぜ隠れるんだい?見て欲しいんだろ?」
彼の言葉には逆らえない。怖ず怖ずと姿を現す。
越えが近付いてくる。
2、3輪の花が咲いているように赤、青、白の傘がこちらの方に曲がってきた。
近くの中学生らしい彼女らはおしゃべりに夢中で前を見ていない。
『あぁ気付かないで…』
彼に手を引かれ、彼に隠れるように歩き出す。
アソコは足を動かすごとにめくれて見えてしまっている。
「えーやだぁーそんなのー」「うそうそー」「ほんとだってー」
乃南にはこう聞こえる。
『やだぁーあの人ー』『変態だよ、あれー』『ほんと、恥ずかしくないのー?』
角を曲がる頃にはアソコはトロトロになっていた。
「残念だったね。誰も気づかなくって」
「そ、そんなこと…ぁん…言わないで」
136Traffic Jam:03/03/23 20:02
100m程歩くと向こうからバンが走って来た。
「ドライバー見えるかな?」
そう言うと私を前に立たせる。
「ぁあん、そんなぁ」
ピシャー
「きゃっ」
水たまりを跳ねていく。
作業員風のドライバーと目が合う。
脳天に突き刺さるような快感が背筋を駆け上っていく。
跳ねた水がかかると同時にふらりと身体が揺らぐ。
彼が抱きとめてくれる。
「運転手、これでもかって眼が開いてたよ。事故ったら乃南のせいだな」

町内を一回りして公園の方に向かう。
「こんにちわ」
彼が誰かに挨拶をする。
「お互いこんな日に散歩なんて大変ですね」
「こんにち、…わ」
雨の中、傘を差しながら犬の散歩をしていた初老の男性はその場で固まってしまった。
キャン!キャン!キャン!
紐につながれた小型犬はけたたましく吠える。
粘着質な視線がズーッと体中にまとわりついてくる。
先ほどの快感の比ではない。
『だ、だめ…見ないで…そんな眼で…見ないで…………見て…乃南の身体…ぁぁ…見て…』
足はガクガクで彼に肩を貸してもらいながら歩く。
『町中を…こんな格好…で…歩いちゃった…やっぱり…ぁん、乃南…露出狂…だったのね…もう、元に戻れないのね…』
私は自分が変わってしまったことに、将来に不安を感じていた。
137Traffic Jam:03/03/23 20:02
どうにか、公園の四阿に戻ってきた。
マグマのように煮えたぎった情欲は治まらない。
彼は力強く抱きしめ熱く激しくキスをする。
雨で冷え切った身体には彼の体温は気持ちいい。
乳房が透明なビニール越しに彼の手で大きく歪まされる。
「んく…はふ…っん…」
いつもと違う感触でもどかしさが増していく。
張り付いたビニールが雨水や汗で突っ張り、締め付けがきつくなる。
数mmの厚さの化学物質で触覚は鈍くなり、摘む、舐めるといった刺激は感じることはできない。
しかし、彼は直接、触れようとはしない。
『もっと…強く…触って…直に…触ってよぉ…ぁん』
沸々と子宮から沸き出てくる疼きに気が狂いそうになる。
願いが届いたのか、彼の手は徐々に下へ行き、隠されていないお尻を掴む。
お尻の谷間から指を侵入させ、谷底を通り抜け菊門とアソコの下の方をいじくられる。
「ダメ…ソコは…ちがっ…ぁん…んく…かき混ぜ…ないで…んん…」
人差し指が第一関節までアナルに突き立てられている。
「アナルでも感じてるんだね」
「ぁぁ…そんなこと言わないで…だ、ダメ…そ、そんなぁ」
「素直に感じていいんだよ。俺は乃南が変態なのを分かってるんだから。ありのままの乃南をさらけ出すんだよ」
前後の穴に指を出し入れされ、乃南は微かに残っていた理性の鎧が剥がれ落ちていく。
「ああ、感じるのぉ…お尻…いじられて…感じてるの…はぁ…
 変態、で…スケベな…の、乃南を…も、もっと…可愛がって…んく…ください…」
一言、一言、唇から紡ぎ出されるたびに、快楽に堕ちていく。
「よく言えたね。ご褒美に乃南のいやらしいマンコをナメナメしてあげるね」
「あ、ありがとう…ご、ざいます…ん…」
いつの間にかに彼に従属するのに慣らされてしまっている自分がいる。
普段はそんなことはないのだが、
彼の有無を言わさないこの眼がそうさせるのか、自分自身のサガがそうさせるのかもう分からない。
そんなことは、この三週間の中で私にとってどうでも良くなっていた。
彼の愛撫を受けられるのなら…
138Traffic Jam:03/03/23 20:21
「お尻をこっちに向けて」
私はベンチの座るところに手を付け、ヒクヒクしたお尻を彼にいじくってもらいやすいように、思いっ切り突き出す。
「よく見えるように、見せてごらん」
「はい…の、乃南のいやらしい…お、おまん○…と、お尻の穴を…よく…ぁぁ…御覧に、なってくだ…ん…さい」
レインコートの裾を背中までめくり、両手でビラビラを大きく広げる。
アナルやオマン○はチリチリとレンズで焦がされるように視線を感じる。
愛液が足を伝っていくだけでなく、コンクリートに滴り落ちる。
「乃南の大事なところを見たことがあるのは他に誰かいるかい?」
「…い、いえ…んく…しん、すけく、んんだけ…です」
試すようなことばかり聴いて、ご褒美はまだくれない。
「でも、いやらしい身体をみんなに見てもらいたいんだよね」
「ぁぁ…はい…し、しんすけ、くんが…そうしろと、いう…なら…はぁはぁ」
頭はショート寸前で快楽を貪欲に求めようとするが、するどい視線しか刺激をくれない。
『おちんちん…欲しい…アソコに…乃南を…貫いて…』
口に出しては言えないもどかしさが、いつからか心に巣喰っていた。
乃南の胸裡でロストバージンのことについて、
理性で夢想していた甘いものと肉欲に駆られ快感を得ようとするものとが激しく鬩ぎ合っている。
139Traffic Jam:03/03/23 20:21
「あっ…」
彼の手が触れる。吐息がかかる。舌で舐めとられる。クリトリスを摘まれる。菊門を揉まれる。
お預けをくらっていた性感帯が一気に刺激されていく。
「ああ…いいです…ぁあん…感じちゃうっ…ふはぁ…」
構わずに嬌声を挙げる。上半身を支えきれず広げていた手はベンチの背もたれを何とか掴んでいる。
「んぐ…くはぁあ…ぁあ…入ってるぅ…んぁあ…」
アナルに彼の指がとうとう丸ごと一本入ってしまった。
前のクンニと連動させて肛門をかき混ぜる。
括約筋は排泄しようと運動するが逆に快感を増幅させる。
今までに味わったことがない刺激に戸惑いながらも、快楽に飢えた身体は貪欲に受け入れる。
「お尻の穴が…いいの…ぉく…ンン…は、初めてぇ…こんなの…癖になりそう…」
思考と言葉が一致しだす。思ったことがそのまま口に出る。
クラス委員長、生徒会役員、優等生といった仮面はもうどこにもない。
心が解放され、素のままの乃南を彼にさらけ出している。
指で肛門から膣の裏側を刺激され、膣内の舌と挟まれるようにグリグリされる。
「ぃいっ!!…そこぉ、いじくってぇ…ぁあ…んくぅ…もっと…イッちゃう…イかせてぇっ!!」
彼の指と舌が一層激しく動き、とどめにむき出しになったクリトリスを押しつぶす。
「んくぁ…!!イクゥッ……!!」
間欠泉のようにビュッビュッと愛液を吹き出す。
140Traffic Jam:03/03/23 20:22
力が抜けた膝は折れ、ベンチに完全に身体を預ける。
「…ダメ…出ちゃう…み、見ないで…」
先ほどの愛液とは違う黄金色の液体が止めどなく水たまりを作っていく。
「あぁ……止まってぇ…」
チロチロと太股や足首に生暖かいオシッコは一向に止まる気配はない。
腰が砕けて放尿するがままの姿まで彼に見られてしまった。
そんな痴態を見られてしまったことや放尿感も快感に変わってしまっていた。
「お漏らしするなんていけない娘だね。罰を与えないと」
「あん…」
彼はオマン○に垂れる滴を舐めとり、私の身体を裏返し濡れた地面に尻餅をついてしまう。
上を向くと雨はいつの間にかに上がっており、眩しい青い空が雲間から覗いている。
前を止めているボタンのいくつかは取れてしまっている。
その谷間に彼はそそり立った怒張を突き立てる。
激しく揺れるたびにレインコートのボタンはプチプチと外れていき、胸を犯される。
彼は刺激を求めるために乳首を摘み、寄せ上げる。
「んく…っ…射精してっ…ぷはぁっ…はぁ…ん」
亀頭に舌を伸ばし、精液をねだる。
「射精すぞっ!…ん!」
「ぁあ…」
胸、顔に次々と白い液体がかかる。
彼は射精した後も亀頭で精液を胸や顔に擦り付け、薄く伸ばしていく。
「このままで電車に乗るんだよ」
精液は乾いて傍目には分からないだろうが、男の匂いがずっと鼻孔に充満して女芯が乾くことはないだろう。
「…ぁぁ…分かりました」
外見とは裏腹に石けんの甘い匂いではなく、世間が想像するものとは全く違う。
この匂いは他人が押しつけるイメージではない乃南の本当の姿を現しているように今では感じる。
車内で男の匂いを振りまく自分の痴態と周囲の侮蔑の眼を想像してゾクゾクしてしまう自分がいる。
『明日なんて、終業式なんて……』
141Traffic Jam:03/03/23 20:27
みなさま、お待たせいたしましたー
男の人は息子を、女の人(いるかどうか分かりませんが)は花びらを
可愛がってあげてやってくださると嬉しいです(w

PS.麻雀は1000ちょっと負けました…。
>>TJさん
乙!
読んだだけでカウパってしまう自分が(ry
142まで保管。
帰省のため保管作業を4月4日までお休みします。

http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
144Traffic Jam:03/03/25 02:21
>>142
いかがでしたか?(w

>>143
もつかれー

さて、第4章 『終わりと始まりの日』がスタートです。
新生活に向けて頑張っていきましょい

それでは、投下
145Traffic Jam:03/03/25 02:21
SIDE-信介 06:23

この日がやってきた。
高校の合格発表の時にもしなかったのに、緊張でなかなか寝付けなかった上、
いつもより早く起きてしまった。
三週間、長かったような短かったような、どちらにしろ三週間の集大成が今日わかる。
今までので大丈夫だという手応えはある程度、得てはいるが、どちらに転ぶか最後までわからない。
引き出しの鍵を開け、包帯で拘束されている乃南の写真を手にとる。
四角い枠の中で、嫌がる表情が続き、諦めに変わっていく。
そして最後の一枚、恍惚とした一瞬を捉えた写真を見る。
隣の暗室でこの表情をみたとき、勃起したのが思い出す。
『約束通りバージンをとっておいたことが…』
「吉と出るか凶と出るか…おっともうこんな時間か」
机上の目覚まし時計がけたたましく鳴り始めた。
引き出しの中のネガと紙袋を鞄に入れ、制服に着替える。
146Traffic Jam:03/03/25 02:21
SIDE-乃南 07:12

ガバッ
壁に掛かったパステル調の時計を見る。
「ヤバッ」
昨晩は全然、眠れなかった。
とうとうこの日が来てしまうのかと思ったら、
今までのことが思い出されて、自然と股間に手が伸びていた。
イッた後、そのまま意識を失ってしまったので、
Tシャツはめくれ、黒のスパッツとショーツは足首までずり下がっている。
自己嫌悪と陰鬱な気分でベッドから立ち上がり、
足首から愛液のシミが付いたショーツとスパッツを抜き取り、Tシャツに手をかける。
そのまま、一瞬手が止まる。

「のなみーいいのー?遅刻するわよー」
「いま、いきまーす」
制服に身を包んだ乃南は部屋を出ていった。
147Traffic Jam:03/03/25 02:22
SIDE-信介 09:32

「ふぁーぁ」
寝不足な上、校長のダラダラとありがたくない話が続く。
今日は放課後、屋上に来るようにとだけメールで送っておいた。
乃南は委員長なので列の一番前にいるので少しだけしか見えない。
くだらない話は通り抜けるどころか全く入ってこない。
「…気を抜かないように充実した夏休みを送ってください。」
「一同礼」
壇上には生活指導担当の強面の教師が上がる。
夜遊びをするなやら飲酒喫煙やら無免許運転するなやらお決まりのことを脅しながらしゃべっている。
まるで、唾がここまで飛んできそうな勢いだ。
『夏休みどうしようかなぁー』
そんなことをあれこれ考えていると、生徒会長が夏休み開けから準備が始まる学園祭のことについて喋っている。
生徒会長はファンクラブもできていて、写真部としては臨時収入で美味しい素材になっている。
というのも、乃南が入ってる新体操部の部長でもあり、これまた、胸が大きい。
粒ぞろいの新体操部の中でも一つ頭を抜け出した格好で人気がある。
周りからは拒絶するような冷たいオーラが(特に男子には)出ているためか”クールビューティ”やら”女王様”やら男共は勝手にあだ名が付いている。
大学生の男と付き合ってるとか、いや、社会人と付き合ってるとか、家は100坪の豪邸だとか色々な噂が飛び交っている。
以前、乃南や彩に聞いたときは、男の話はともかく、親はどこかの中学教師で自宅は普通の家だそうだ。
148Traffic Jam:03/03/25 02:22
ようやく、サウナ状態の体育館から解放された。
教室に戻り、遊ばせないための夏休みの課題が配られ、通知票が手渡されていく。
うちの学校は通知票よりも試験の順位の方が重視されるので、
赤点がついてるかどうか心配な奴だけドキドキしながら待っている。
「平野ー」
「うぃーっす」
「残念だったな」
そんなこと言われ慌てて通知票を開く。
「マジかよー」
古典に赤座布団がついてた。
確かに期末はあっちの方に気をとられてボロボロだったが、
前期と中間はそれなりの点数を取ってたので大丈夫だと高をくくっていた。
先ほど考えていた7月中の予定が音を立てて崩れていった。
補習を受けに登校しなくてはいけなくなってしまった。
『折角、カメラを持って遠出しようかと思っていたのに…』
乃南はそんな俺を見て可笑しそうに微笑んでいる。
頭をかいて席に戻る。
149Traffic Jam:03/03/25 02:59
SIDE-乃南 11:03

階段を一段一段踏みしめる。
上の方から野球部やサッカー部のかけ声が聞こえる。
光が踊り場に差し込んでいる。
屋上へと出る。眩しい日差しに目が慣れるのに少し時間がかかる。
誰もいないようだ。彼も。
落ち着かない。そわそわして日陰にいられない。
屋上を囲っているフェンスに近寄る。
グラウンドには気の早い野球部とサッカー部が練習をしている。
部活がないものはぞろぞろと帰っていく。
拘束からの一時の解放に浮かれ、実際、みんな浮き足立っている。
「キャッ」
風がスカートをめくていく。
「んもう」「待った?」
声を聞いて心臓は早鐘を打ち始める。顔を上げると扉の所に彼が立っている。
「ううん、今来たトコ」
沈黙が流れる。
破ったのは彼の方だった。鞄から紙袋を出しフェンスの方に歩いてくる。
「これ、約束の」
私の前に突き出す。紙袋から写真とネガを確認する。
「確認したね。それじゃ、もう用はないから帰ろっか。あ、部活があるか。じゃ、お先に」
『行っちゃう…このまま行っちゃうの?』
喉から言葉が出てこない。
彼は背を向け歩き出す。扉まで半分まで進んだとき…
「待って!」
「どうかした?」
「責任取って…」
「え?」
「こんな私にした責任取って!」
スカートを両手で彼に見えるように捲る。
150Traffic Jam:03/03/25 03:00
SIDE-信介 11:08

スカートの中は大空の下にさらされ、白い肌が飛び込んでくる。
スジから愛液がたれてテラテラ輝いている。
「俺にどうして欲しいんだい?」
「……」
恥ずかしくて言えないのかそこまで考えてなかったのか黙りこくってしまう。
「俺の恋人になりたいのか、それとも牝奴隷になりたいのか、どっちだい?」
「……両方とも…」
スカートを捲ったまま答える。
「ははは、欲張りだな、乃南は。
 俺は構わないけど、普通のデートにはならないし、奴隷としての覚悟は出来てるのかい?」
「……はい」
「それじゃ、その覚悟を見せてもらおうかな」
自分でもニタリと笑っているのがわかる。
ウォー!!
求めていた展開です!



何か俺、乃南な気分…?
↓ここの159あたりから、新2ch語が…
http://news2.2ch.net/test/r.i/newsplus/1048520164/29
わ、すごい更新されてる。
TJさん、"四阿"が読めません。無理やり"よこ"って読んでるんですが、
ぐぐっても、山の名前がでてきてわかりません。教えてください。
そいじゃ、これから堪能します。
154Traffic Jam:03/03/26 00:31
>>153
「あずまや」です
公園にある屋根といすがついた休憩所みたいなものです。
煤i´Д`;)
ずっと“東屋”だと思ってた…
156Traffic Jam:03/03/26 02:40
どっちでも良いと思いますよ
一般的にはひがしのほうだと…
パソコン使ってる弊害の一つですよね。本と違ってルビが振れないし
157Traffic Jam:03/03/26 04:42
SIDE-乃南 11:11

スカートから手を離す。アソコは隠れる。
ファサッ
ホックを外し、下半身を隠すものは何もなくなる。
お尻の穴がキュッと締まる。
グレーのリボンを外す。セーラー服の横のファスナーを上げる。
手がプルプル震える。
髪の毛が揺れ、セーラー服を脱ぎ捨てる。
布地が乳首に擦れてチリチリする。
白昼、青空の下で肢体をさらしている。
身につけているものといえば、靴下と上履きだけ。
彼はニヤニヤと腕組みをして何も言わない。
深呼吸をして緊張を和らげようとするが、心臓の鼓動は加速度的に早くなっていく。
『とうとう…信介くんの…牝奴隷に…なるのね…』
堕ちてしまう様な罪悪感はなく、
むしろ彼の所有物になるという従属感と偽りのない自分をさらけ出すという開放感に満ちている。
ピンク色の奥底までハッキリ彼に見えるように、
もうすでに充分濡れている女陰を両手で押し広げたまま誓いを紡ぎ出す。
「の、乃南は…いやらしい…身体を…ん、さらけ出すことが…す、好きな変態で、す…
 し、信介、くんに…わ、わたしの…んく…いやらしぃ…か、身体を、つかって…ご、ご奉仕します…
 ど、どうぞ…すけべな…め、めすどれぇ…いの…のなみを…か、かわいがって…ください…ぁぁ…
 のな…み、の…バージンを…ぁあ…もらって…くだぁ…さい…んくっ!!」
緊張から心が解放され、軽く絶頂を迎えてしまった。
意識がとぎれそうになって、膝が砕けその場に倒れ込みそうになったとき、
彼の長い腕に抱きかかえられ、包み込まれた。
眼を細めながら開けると、逆光になって彼の顔はよく見えないが、優しく微笑んでいるのがわかる。
再び、目を閉じ、キスを待つ。
158Traffic Jam:03/03/26 04:43
SIDE-信介 11:15

鞄の中からラッピングされた小さな箱と紙袋の二つを取り出す。
キスをした後、膝の上で甘えている恋人兼牝奴隷になった乃南に手渡す。
「プレゼント。開けて御覧」
「ありがとうございます…」
乃南は箱の方から綺麗にラッピングを取り、開ける。
中身は銀色のシンプルな指輪だ。
「……うれしい……」
乃南は手に取りマジマジと俺と指輪を見て、急に目が潤みだした。
どうやら、裏側の刻印に気づいたのだろう。
左の薬指にはめ、背中に手を回し抱きついた。
白く大きな乳房が胸に押しつけられる。
「おいおい、苦しいよ…もう一個の方も開けてみな。もっと気に入ると思うよ」
「…ん、なんだろ」
赤いリボンをほどき止めてあるシールを剥がす。
袋を開け、中を見た瞬間、乃南の手が止まる。
「似合うと思うよ。貸してごらん。はめてあげるから。」
紙袋から取り出されたものは黒い皮の首輪だった。
「…はい…」
頬を赤らめ、付けやすいように黒い髪をかき上げる。
白く細い首に黒い大型兼用の首輪が金属のプレートが前に来るようにはめられる。
プレートにも刻印がしてある。
先ほどのうれし涙とは違う、潤んだ目で恥ずかしそうにしている。
159Traffic Jam:03/03/26 04:44
指輪は恋人になるといったときの、首輪は奴隷になるといったときのために買ってきたものだ。
まさか、両方選ぶとは思わなかったが…
無駄にならなくて良かったというのが正直なところだ。
呼び止められなかったらと考えると背筋が寒くなる。
そんなこともおくびに出さず乃南に言う。
「両方選んだからね…常に、首輪は持っていること。首輪をはめているときはどんな命令も従ってもらうからね。
 指輪もいつもはめていてくれると嬉しいな」
「首輪をはめてなくても乃南は信介くんの…牝奴隷です。もちろん、信介くんの彼女でもありますけどね」
恥ずかしそうに口ごもったと思ったら、向日葵のようにぱぁっと眩しい笑顔を見せる。
そんないじらしいことを首輪をはめながら言うので胸がキュンとなるのと、肉棒に血が流れ込む。
ここで初めて気づく。
『ここじゃ、下がコンクリートでできない!』
「ほかに移る?コンクリートで擦りむくし…」
「……大丈夫。準備してきたから…」
耳まで真っ赤にしながら顔を隠して乃南は言う。
「えっ?」
俺の膝から立ち上がり、自分の鞄に向かっていく。
自分が裸ということを忘れているのかお尻を突き出して鞄の中を探っている。
『あのお尻も俺のもんなんだなぁー』
としみじみと眺めていると、気がついたのか片手で隠すようにする。
鞄から取り出されたものはレジャーシートで、屋上のど真ん中、俺の1m程前に広げた。
「乃南は初めからするつもりで来てたんだな」
意地悪な質問を投げかけてやる。
困ったような顔をするかと思ったら、もうスイッチが入ってしまっているのかとろけるような表情で
「はい…ガマンできなくって…」
それを聞いて一段と肉棒は固くなってしまった。
160Traffic Jam:03/03/26 04:51
早朝投下
二人のラブラブっぷりに今、独り身の自分が寂しくなってきました…
脳内麻薬分泌してやってください。

古尾谷さん自殺…殺伐とした世の中や…
黙祷

さて、コンビニにサンデー読んでこよ
161153:03/03/26 09:05
ありがとうございます。
早朝投下おつかれさまっす
乃南カワイイ!
163名無しさん@ピンキー:03/03/26 16:39
age
乃南に惚れますた…




>>SOTさんも続きおながいです。
>164
お待たせしてスミマセン。なんかなかなかエロい方に話が振れないんで、
もうちょっとエロいところまで進んだらまとめて出そうと思ってたんですが。
166Traffic Jam:03/03/28 07:21
SIDE-乃南 11:31

レジャーシートの上に上履きを脱いで立つ。
指と首の拘束がとても嬉しい。
『なにか…お返し…しなきゃ…』
「…指輪、私もあとでプレゼントするね…今から…首輪の…お返しするね…見てて下さいね…んく」
「いいよ、無理しなくて。でも首輪のお礼は見させてもらおうかな」
首輪のプレートに刻まれた刻印を指でなぞる。
視認できないが、心の中に深く刻まれている。
自分の乳房に両手を添える。
乳首が左右逆回転に円を描いていく。
手は徐々に山の頂上へと登っていく。
人差し指で更に一段盛り上がっている乳首を押しつぶしたり、振動させたり、弾く。
乃南は痴漢にあったり、男に好奇の目で見られたりするこの大きいオッパイが好きになれなかった。
この胸を見られることが恥ずかしいことには変わらないが、彼の調教で視線を快感に変えてくれた。
それ以上に、この胸で彼に奉仕できることが嬉しかった。
乳首を口元に寄せていく。
舌を伸ばし、ナメナメしたり尖らせていじくる。
「ん…ぁん…自分で…オッパイ…吸えるの…赤ちゃん、んはぁ…みたいに…」
左の乳首を口に含み、吸い上げる。
一端、唾液でヌラヌラになった左から口を離し、右の乳首に軽く歯を立てる。
「母乳を自分で吸えるね。知らなかった。自分でするときにいつもそうやってるの?」
「くふ…はい…し、信介くんに…舐められてからは…いつも…真似て…」
二つの乳首を再び含み、いつものように舌先で転がす。
167Traffic Jam:03/03/28 07:22
胸だけの刺激ではガマンできなくなっている。
右手をそろそろと下腹部へと下ろしていく。
しかし、蜜が溢れているクレバスに直ぐには触れようとはしない。
腰や太股や内股、下腹部に這わせて自分自身を焦らす。
焦らした方が快感が高まるのを経験から知っているからだ。
ジュクジュクと奥底がむず痒くなる。
周囲をギリギリ撫でていた手が不意に大陰唇に触れた。
「んあん…ぃぃっ…はぁん…」
触れた瞬間、乳首から口を離し声を出してしまった。
愛液も幾筋も内股を伝っていく。
もう右手は触らずにはいられない。
中指の第一関節で、入り口をかき混ぜる。
充血したクリトリスは包皮を押しのけて顔を出している。
『こ、これから…おちんちんを…受け入れるの…おまんこ…濡らさなきゃ…うん…』
もうすでに受け入れるだけ充分愛液は分泌されているが、初めての乃南は加減がわからない。
指は強弱をつけ、蜜を膣内から掻き出す。肉芽を親指の濡らした腹で撫でる。
「もっと、よく見えるようにして」
「くはぁ…わ、わかりましたぁ…」
膝を折り、後ろに手をつき、身体を倒していき、背中をシートにつける。
背中と足の裏で身体を支えるブリッジの姿勢になり、膝を広げる。
オマンコもお尻の穴も彼からは丸見えになっている。
『まぶし…』
青い空に太陽が視界に入り瞼を閉じ指と股間に神経を集中させる。
168Traffic Jam:03/03/28 07:23
右手はオマンコを相変わらずかき混ぜているが、左手は下から菊門の皺をなぞる。
「お尻もいじくるの?スケベだな乃南は」
「し、信介くんにぃ…いじくられるよう、に…なって…はん…から…んあ…く、くせに…んく」
そう言ってる間に中指は肛門に埋まっていく。
とうとう第二関節まで入り込み、括約筋が運動し始める。
それに負けじと両手の中指が前と後ろの穴を動かす。
「オ、オナニー…見られてる…いつも…こんな、あふ…風に…してるの…」
「あげた道具はどうしてるんだい?」
「ローターでぇ…なぞったり…お尻に…いれたり…パッドを…お豆にはったり…ゃ…」
「いつも何を想像しながらやってるんだい?」
「しん…すけくん…に…はぁ…あふ…かわいがって…もらった…こと、おもい…だして…ぇぇ」
「他には?」
「裸で…演技してる…の…みんなに…みられ…て…るの…」
「部活中そんなこと考えるんだ」
「はぁい…頭が…ぼぉ…となっちゃって…んく…せんぱいに…怒られちゃう…の」
「会長にか?」
寛子先輩の顔が脳裏に浮かび、さらに羞恥心が増す。
「…は…い…ゃぁ…」
自分の秘密を次々とさらけ出していく。
彼に身体だけでなく心まで露出していくことは羞恥心よりも従属心が満たされていく。
「じゅぎょう、中も…ん…部活、中も…はぁ…電しゃでも…ん…いえでも…
 い、いつも…いつも…あなたのことや…はん…エッチなことを…考えちゃう…ぅん…いけない娘なの…」
膝がガクガク震えだし、一言、一言、言うたびに波が押し寄せ、絶頂が近いことを知らせる。
「すけべな…乃南の…っ…バージン…もらってください…ぃいいいっ!!」
ピュッピュッ
のけぞった瞬間、潮を吹き、膝が砕け、尻餅をつく。
自分でも恍惚な顔をして涎が垂れていくのがわかる。
169Traffic Jam:03/03/28 08:02
乃南ファンが増えてきたところ悪いんですが(w
この第4章が終わった段階で一段落させて、(まだ、続きますよ)
気分転換をかねて、構想中の3作品のうちどれかを書こうかなと思ってます。
んで、どれが良いかアンケート

1、女子テニス部のマネージャー(学園もの-中編)
小学生の時に引っ越した街に戻ってきて地元の高校に転入し、テニス部に入部する。しかし、女子テニス部には裏ルールが…
2、有名私立高校ボランティア委員会(学園もの-長編-学園性活と同じくらいかな)
有名私立女子校で理事長は共学にし、少数精鋭の男子は女子棟とは離れた山の上に。昨今の不況ため学費が払えない女子生徒はボランティア委員会に入らさせられ…
3、聖女と聖騎士(ファンタジーもの-短編)
巡礼中の二人が山中の村に立ち寄ると、村人達の様子が何かおかしいことに気付く…

1、2は学園性活と同時進行になるかも…
乃南ちゃんはよ見たいけど・・・はげしくA希望
171ナナし:03/03/28 12:32
続き激しくきボンヌ
172名無しさん@ピンキー:03/03/28 12:54
173職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/03/28 13:11
Traffric Jam さん毎日楽しみに読ませてもらってます。
@AB全て読みたいですが、とりあえずA希望って事で...
>>165
解りました、気長に待ってます。



>>TJ殿
全部キボン(w
175名無しさん@ピンキー:03/03/28 15:38
Traffic Jam様、
女の私から見ても乃南ちゃんは本当カワイイ!
新作は私も2番がいいかな?…1番の裏ルールも気になりますが(w
毎回楽しみにしてるので、これからも頑張ってくださいっ。
177俺ってお子様?:03/03/28 23:08
純情ラブラブ系キボン

















無理?はい、ごめんなさい、もう言いません、回線切って豆腐の角に頭ぶつけて首吊ってきます。
178Traffic Jam:03/03/29 02:35
アンケートは今のところ”ですねー…長編かぁ
項目追加で
4、淫獣戦隊ー洗脳奴隷ー(戦隊もの-短編or中編)
紅一点の隊員ホワイトマーメイドが敵に拉致される。数日後、無事に戻ってきた彼女。安心したその夜、秘密基地に敵襲が…






みなさま、約束を破ってすいません
某女優の某CMをテレビで見てたら、妄想が…(w
一気に書き上げてしまったのでそちらを緊急投下(某所でも投下してますがこちらは多少の修正版)
ではー”早春の想い出”です。さて誰の何のCMでしょーか?
179Traffic Jam:03/03/29 02:35
「ありがとうございましたー」
学校の帰り、本屋で今日発売のマンガを買った。
しかし、毎週楽しみにしていた連載の続きが気になって家まで待てない。
通学路の途中の公園で読むことにしたのだが、ベンチは子連れの母親達がだべっている。
辺りを見回すと滑り台が空いている。
『しょーがない…』
滑り台の一番下に腰掛け、紙袋から雑誌を取り出す。
マンガの世界に入り込んでいく。
ページを捲ると、大きなコマ割で主人公が好きな女の子にキスをしようとする。
僕とクラスメートのあの娘に重ねる。
視線を次のに移していく。
ドキドキ
「うわっ!!」
訳もわからず前に突き飛ばされる。
振り向くと20代後半ぐらいの女性が今まで自分が座っていたところで微笑んでいる。
いい大人が滑り台で遊んで、しかも、僕を蹴り飛ばすなんて…
「なにするんですかぁー」
抗議の声を上げるが魅惑的な微笑みに、怒りも包み込まれてしまう。
ドキドキ
綺麗なお姉さんにじっと見つめられ、緊張してしまう。
不意に、手が伸ばされ、何をするかと思ったら、唇に暖かいものが重なる。
僕は頭が真っ白になる。
続けざまに口の中に湿った生温いものが入ってくる。口内、歯茎をなぞったり、舌に絡めてくる。
お姉さんは目を開けたまま呆然となってる僕に眼を細めて笑いながら顔を離す。
「ファーストキスだったりして♪」
僕の想像してたのとは全然違う刺激的なもので、おちんちんがブリーフの中で大きくなっちゃっていた。
初めてのキスが頭の中でグルグルと渦巻いている。
180Traffic Jam:03/03/29 02:37
お姉さんは小悪魔的な眼でずっとそんな僕を観察しながら、持っていたペットボトルのお茶を飲む。
「欲しい?」
「………」
返事に困って、無言のままお姉さんとお茶を見比べる。
「一口だけよ」
お姉さんはてっきりペットボトルを渡してくれるのかと思ったら、もう一口、お茶に含み、顔を近づけて来る。
唇と唇が重なった瞬間、生温くなったお茶が流れ込んでくる。
堪らず、お茶をキスをしたまま飲み込む。
初めてこんな飲み方をしたので少し、口からこぼれ垂れていく。
しかし、まだ流れ込んでくる。お姉さんのネバネバの唾液が…
僕は二度目のキスもされるがまま、口内を蹂躙されてしまう。
しかし、お姉さんは僕にも舌を動かすように舌でノックする。
怖ず怖ずと絡ませる。
やり方がわからないのでお姉さんの見よう見まねで上あごや歯茎に舌を這わせる。
おちんちんはビクンビクンになって痛いぐらい大きくなっている。
そこに、新たな刺激が加わる。
制服のズボンの上から華奢な手で、白い指でおちんちんやフクロを弄ぶ。
撫でたり、指で強弱をつけて握ったり、キスが激しくなるほど手も激しく動く。
『き、きもちいい…もっと…もっと…』
おちんちんに熱いものがどんどん溜まっていく。
『ダメ…ダメ…でちゃうっ!!』
ビクンビクンビクン
頭がショートする瞬間、ブリーフの中にベトベトしたものが吐き出される。
お姉さんも僕が出しちゃったことがわかったのか、手の動きを止める。
ボーとしている僕のほっぺに軽くキスをして公園を出ていってしまった。
桜の精のように微笑みながら。
181Traffic Jam:03/03/29 02:38
滑り台を見るたびに僕の夢のようなファーストキスと精通を思い出してしまう。
友人に話してももちろん信じてもらえなかった。
しかし、それでもいいんだ。
あのパンツの汚れが現実のことだったことを証明してくれたから。
あれから、何度も公園に行って待っていたけど、あのお姉さんには会えなかった。
本当に桜の精だったのかもしれない、今では半分そう思い始めている。
あの次の日にあの公園の桜はつぼみが開き始めたから…


<了>
182Traffic Jam:03/03/29 02:54
0、乃南の続きをはよ書け派-2
1、マネージャー-0.5
2、ボランティア委員会-3
3、聖女と聖騎士-0
4、淫獣戦隊-0
番外、全部-1.5

てな感じですかね。第二希望まで回答可(第一を1.0、第二を0.5でカウント)という方針で日曜日に締め切ります。
随時項目は増えてくかも

>>176
おお、女性の方もいらっしゃるんですね。
女性の視点で添削してくれると嬉しいんですが(w

>>177
> 純情ラブラブ系キボン
学園性活(乃南のね)が自分の中では純情ラブラブ系なんですが…ダメ?
滑り台のやつ速攻わかった

第1がのなみで第2はボランティアきぼn
>182
女性読者は多いですよ、ここ。前にメアドさらしたら、mailくれたのほとんど
女性ばっかりだったし(全部に返事出せなくてごめんね)。
まあ「瓦礫〜」が女性向けなのか、「おな感」で紹介されてたせいも
あるんでしょうけど。

>177
純情ラブラブ系だとエロくするの難しいし……。
「そうだ。いけないか?」
「……でも、恭之さんはにいさまの親友の筈では……」
「お前があいつを好きになれば何も問題はないだろう。好きになれそうにないか?」
「……にいさまと、今のままでいたら、なれません。私が好きなのはにいさまだけだから……」
 弥生は悲し気に目を伏せて言った。その言葉を聞いた浩文はしばらく考えていたが、
「……そうか。ならば今日からは俺とのことはなかったものと考えろ」
と呟く。それを聞いた弥生は泣き出しそうな顔になっていた。
「そん……な……」
「仕方ないだろう? 俺との関係が続いていたら恭之を好きになれないのならば、恭之を好きになるまで俺
 との関係を絶つ以外に方法がないじゃないか。心配しなくても、俺がお前を手放すつもりはない。この前
 も話したとおりにな」
「……どうすればそんなことが……」
「それはお前が考えることじゃない。とにかく、清孝も疑い始めてることだし、しばらくは俺のところへは
 来るな。そのうちちゃんと時間を取る」
「……はい」
 結局弥生は浩文の命令に頷くしかなく、釈然としない気持ちのまま自分の部屋に戻った。
 弥生は「意地でも恭之さんのことなんか好きにならない」と思っていた。自分の浩文に対する気持ちが試
されているのだと、そう考えていたのだ。
 自分が恭之さんを好きにならなければ、にいさまも諦めてくれるだろう、それまでの我慢だと。
 弥生に対する恭之のアプローチは積極的だった。最初のデートからほとんど間をおかずに次のデートの誘
いがあり、さらに数日後、ドライブに誘われた。
 朝早く迎えに来た恭之の車に乗り込み、海岸をドライブした。幸いにも渋滞に巻き込まれることもなく、
海の見えるレストランでランチを食べながら、恭之が話しだした。
「弥生ちゃん……僕ら、つき合ってるって考えていいのかな?」
「……え?」
「え、じゃなくて(笑)。やっぱりちゃんと言わなくちゃダメかな?」
 恭之の笑顔には人を和ませるものがある。浩文の冷たい態度に傷付き、意地でも恭之を好きになるものか
と思っていた弥生も、その笑顔の前ではつい心を許してしまう。
「ちゃんとこっち向いて。後藤弥生さん、僕と結婚を視野にいれておつき合いして下さい」
「……あ、あの……」
「あ、ごめん。突然でびっくりしたよね。……そんな困った顔をされると僕もちょっと辛いかな」
「ごめんなさい、私、まだ恭之さんのことよく知らないから……」
「それはこれからつき合っているうちに少しずつ知ればいいことだよ。それに今すぐ正式に婚約ってわけじ
 ゃないから、嫌になったらいつでも言ってくれればいいんだし」
「そんな、嫌だなんて……。……私なんかでいいんですか?」
「私なんか、って? あのさ、弥生ちゃん、君はものすごく魅力的な女の子なんだから、もうちょっと自分
 に自信持ってもいいと思うよ」
 弥生は戸惑いながらも嬉しかった。父はいつでも自分を萎縮させる。清孝は子供扱いする。浩文にとって
は人形だ。誰も自分のことを一人前の女として見てくれる人はいなかった。それに、子供のころからあんな
ことをされてきた自分が、普通の女の子のように恋愛なんかできるわけがない……、かたくなにそう信じて
いたのだから。
 弥生は浩文に対する意地で恭之を好きにならないなどと考えたこと自分を恥じ、そんな考えを馬鹿らしく
思い始めていた。この人を本気で好きになれたら、にいさまとの辛い関係なんて忘れて、普通に幸せになれ
るのかしら……。
「あの……恭之さん。私で良かったら、喜んでおつき合いさせて下さい」
「本当に? 良かった」
 恭之は心の底から嬉しそうな顔で笑った。弥生もつられて幸せな気分になった。

 恭之の車で送ってもらって家に帰ると、丁度清孝と浩文が珍しく一緒にリビングでくつろいでいるところ
だった。弥生が帰宅の挨拶をすると、浩文に呼び止められた。
「弥生、どうだったドライブは? 楽しかった?」
 浩文は、他の人の前では弥生に対して優しい兄としてのポーズを崩さない。弥生はそれには答えずに、た
だ意味ありげに微笑んだだけだった。
「お、なんだおい、その笑いは。さては余程いいことがあったな」
 浩文は何かを感じ取ったのか、そう軽口を叩くと、コーヒーの入ったマグカップを持って自分の部屋へ引
き上げていった。
 残されたのは清孝と弥生。清孝は複雑な表情で弥生に問い掛けた。
「で、実際のところどうだったんだよ? 心配してるんだぞ、俺だって」
「あのね、『結婚を視野にいれてつき合ってくれ』って言われた」
「……ホントか? で、なんて答えたの?」
「『私でよかったら喜んで』って。……いけなかったかな?」
「いや、いけなくはないけど……。でも、弥生が結婚かあ……」
「やだお兄ちゃん、正式にプロポーズされたわけじゃないのよ」
 清孝は弥生の言葉の裏になにか隠されたものがあるのではないかと、表情を探ろうとしていた。しかし、
弥生の笑顔からはなにも読み取ることが出来なかった。
 弥生と恭之の交際が3ヶ月めを迎えたある週末。この日のデートはいつもよりもちょっと遠出のドライブ
だった。
 ここまでの3ヶ月で、弥生と恭之の関係はキスから先へは進まなかった。弥生が特にそれを拒んだわけで
はないのだが、恭之は慎重だった。もしかすると浩文から恭之に、何らかの話があったのかもしれない……
弥生はそう思っていた。でも一体なにを? まさか全てを包み隠さず話していることはあり得ない。せいぜ
いが「弥生は男性とつき合ったことがない」という程度であろう。
 恭之は岬の駐車場に車を停めた。日がかなり傾いた頃だったので、あたりには人影もない。薄暗い駐車場
から岬の灯台まで伸びる遊歩道を二人で並んで歩く。
「弥生、寒くない?」
 風の強さに顔をしかめる弥生をかばうように引き寄せながら、恭之が言った。この人が私を呼び捨てにす
るようになったのはいつからだったっけ……弥生はそんなことをぼんやりと考えながら、
「大丈夫」
と答えた。引き寄せられた身体に、恭之の鼓動が伝わるような感じがして、弥生は落ち着かなかった。灯台
の下まで歩いたところで、恭之は不意に立ち止まると、弥生を強く抱き締めた。最初のキスの時は驚いて身
体が硬くなった弥生も、少しは慣れたのか、胸を高鳴られながらも恭之の胸に身体を預けていた。そのまま
優しいキス。唇が離れると、弥生の目をみつめながら恭之がささやいた。
「弥生……今日は、帰したくないんだ……」
 声が掠れている。弥生の腹のあたりには恭之のたかぶりが服ごしでもはっきりと感じられた。
「あ……恭之さん、私……」
 戸惑う弥生に、恭之はいたずらっぽく笑うと
「大丈夫、心配しなくても。浩文から、お父さんは旅行中だって聞いてるし」
と言った。にいさまが何故そんなことを……弥生は動揺し、恭之の腕の中から抜け出した。恭之が驚いて尋
ねる。
「弥生、僕が嫌いか? 僕じゃだめなのか?」
「そんなことは……そんなことはありません。だけど……」
「……わかった。しかたないね」
恭之はあっさりと引き下がった。あまりにあっさり引き下がった恭之に、今度は弥生が不安になった。
「あの……恭之、さん」
「何?」
「もうちょっとだけ、もうちょっとだけ待って下さい。まだ心の準備が……」
「いいよ、わかってる。弥生が大丈夫って言ってくれるまで待つよ」
 恭之は言葉では平静を装っていたものの、不機嫌さは隠しようがなかった。重苦しい雰囲気のまま車まで
戻り、弥生を家まで送り届けると、恭之はやっと機嫌が治ったのか、
「今日はごめん、驚かせちゃって。これで嫌いになったりしないでくれるよね?」
と言って額にキスをし、帰っていった。
 家に入ると浩文だけがいた。父は旅行中だし、清孝は出張に出ている。この家に浩文と二人きり……弥生
は緊張していた。
「おかえり。早かったね。泊まってくるかと思っていたのに」
 浩文が軽口を叩く。弥生はムッとして黙り込んだ。浩文は弥生の背後に回り込むと、両手首を後ろで重ね
合わせ、背中に押し付けた。
「弥生、恭之は優しいか?」
「にいさま、痛い……手を、手を離してください」
「聞いてることに答えろ、弥生。恭之は優しいか?」
「……はい」
「今日は泊まっていこうと言われなかったか?」
「……言われました。でも……」
「断わったのか?」
「はい」
 浩文は満足そうな笑みを浮かべると、ポケットから出したハンカチで弥生の両手首をそのまま縛り、まず
自分がソファに腰掛けると、その膝のうえに座らせた。右手を前にまわしてスカートの中に差し入れる。
「あ……にいさま、やめてください」
「何故断わった? 恭之が嫌いなのか?」
弥生は戸惑った。なぜ私は断わったのだろう……。恭之さんのことを愛していないわけじゃないのに、なぜ?
「俺が『身体は許すな』と言ったからか?」
「違います」
 間発を入れず弥生が答えた。頭を左右に激しく振って否定する。そんな筈はない、そんな筈は……。
「恭之が知ったらどう思うだろうな。弥生が子供のころから俺にイキ狂わされてることを」
「……!そんな……そんなこと」
「知られたくないか。そうだろうなあ。恭之のことを愛してるのか? 弥生」
 弥生はうつむいて黙り込んだ。浩文はかまわずに、スカートの中の右手を下着の中へと進ませる。指先を
差し入れると、そこは暖かくぬるぬるしていた。
「いやっ、やめて、やめて下さい……お願い、にいさまやめて」
「『やめて』とこの状態とは矛盾してないか、弥生」
「お願いだから、許して……やめてください……」
 浩文の指の動きに反応して弥生の息が荒くなる。声が次第に弱々しく喘ぐように変わった。
「どうなんだ弥生、恭之のことを愛してるのか? 答えてみろ」
「あ……あっ、あっ、だめっ、だめっ……嫌、許して、だめっ許してやすゆき…さん……」
「恭之のことを愛してるんだな、弥生。だけどイキたいだろう、どうだ?」
「いやっ、やめてっ、お願いにいさま、やめてっ」
「どうだ、恭之のことを想いながら俺にイカされる気分は?」
「だめっ、もうだめっ、ごめんなさいやすゆきさんごめんなさい、許してっ、い、イク……」
 弥生が全身を振るわせて昇りつめる。目蓋の端に涙がいっぱいにたまっている。浩文は弥生の呼吸が治ま
るのを待ってから手首を縛っていたハンカチをほどき、そのハンカチで弥生の涙を拭った。
「にいさまは鬼です……。あなたは人間じゃない」
「……そうかもな。だがな弥生、お前も同類だよ、俺と」
「違います、私は……」
 そこまで言ってから弥生は口籠った。違わない。にいさまを拒否することだって出来たはずなのに、され
るままになってしまうのは、私が心の底ではそれを望んでいるから。だけど恭之さんを愛してるのも間違い
ない。……私も、歪んでしまっているのだ、にいさまと同じように。弥生の心を絶望のふた文字が埋め尽く
す。自分にはこの人を拒むことはできない……。
「弥生、恭之に身体を許すのは結婚してからにしろ」
「……はい」
 弥生は力なく頷いた。浩文は弥生の長い髪を優しく撫でると、額にそっと口づけた。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
一瞬やすゆきってダレ???とオモタよ。
 弥生と恭之の婚約が正式に決まったのは、二人がつき合い始めてから半年くらいたったころだった。弥生
はまだ大学に入ったばかりだったのだが、恭之は卒業を待ちきれず、とりあえず新婚の1年間は休学するこ
とにして、その後は元通りに大学に通うということで話が決まった。
 相変わらず弥生は恭之に身体を許していなかった。あの日以来恭之は何度か弥生を求めたが、弥生は「も
う少し待って」と繰返すだけだった。途中から恭之も諦めたのか、
「結婚するまで清いままでいよう」
と冗談めかして言うようになっていた。
 恭之の父藤堂恭平は宗教団体の代表で、家は大豪邸である。後藤家も中流の上の方でそれなりに裕福では
あったが、始めて恭之の家を訪れた時、弥生はあっけにとられていた。
「気にしなくても、僕らは僕らでマンションに住むんだし」
恭之にはそう言われたものの、弥生にはこの家に嫁いでやっていける自信は全くなかった。しかも、恭之の
母みどりは、環叔母さんと女子大の同期生だという。
「環から話は聞いてたけど……中学の時に問題を起こしたことがあるんでしょう?」
 みどりからそう尋ねられたときに、弥生は答えることが出来なかった。そんなことまで知られていたなん
て……。
「母さん、そんな言い方しなくても……あれは弥生は脅迫されてたんだってはっきりしてるじゃないか」
 恭之は浩文から話を聞いていたらしい。この人は本当に私のことを信じて、大事に思ってくれている……
弥生は嬉しく思う一方で、心の奥が痛んだ。もしも私とにいさまのことを知ったら、この人はどう思うのだ
ろう……。
 式を3日後に控えた日曜日。準備に忙殺されていた弥生にとってはひさしぶりの息抜きとなる筈だった休
日に、朝早く浩文に起こされて車に押し込まれた。
「……あの、どこへ行くんですか?」
「行けばわかる」
 浩文がいつもにも増して無口だった。仕方なく弥生も黙っていた。
 着いた場所は、弥生の母花菜江の墓がある墓地だった。花菜江はその死亡のいきさつが問題になって後藤
家の墓に入ることが出来ず、浩文が墓参りをするのはこれが初めてだった。
「花菜江さんにお前の結婚を報告しないといけないだろう、弥生」
 弥生は浩文の意外な面を見たように思った。
 母と浩文との間になにがあったのかは弥生も知らないわけではない。そのことは敢えて考えずに来た弥生
だったが、いつかはどうしても浩文にそのことを聞かなければならないと思っていた。そして今を逃したら
その機会は永久に来ないような気がした。
「あの、にいさま……にいさまは、母さんのことをどう思っていたのですか?」
「それは弥生には関係ないことだ」
「関係なくはないです。母さんは私に、『いつか貴女が大人になったら、母さんの気持ちが少しはわかるか
 もしれません』って書き残して逝ったんです。もしかしたら、今の私なら、母さんの気持ちがわかるのか
 もしれないし……」
「それを知ってどうするんだ?」
「わかりません。でも、知りたいんです……」
「知らない方がお前のためだろう」
「嘘。にいさまが、私のためなんて考えている筈がないです」
「その通りだよ。よくわかってるじゃないか。お前は余計なことを考えずに嫁に行けばいい」
そこまで言われては、弥生も諦めざるを得なかった。ただ、ここに弥生を連れてきた事に、浩文がなんらか
の意味を込めているのだろうと、それで自分を納得させようとしていた。
「さ、行くぞ」
 浩文に声をかけられて、あわてて後について車に戻った。助手席に座ってシートベルトを締めると、浩文の
態度が豹変した。
「なんのためにこんなに早く来たか考えていなかっただろう、弥生。まだ時間は十分にあるからな」
その言葉の意味が何なのか、弥生にはすぐにわかった。そして、身がすくんだ。

 小洒落たプチホテルの部屋、薄いブルーのシーツの上に、弥生は所在なげに腰掛けていた。自分の心が二
つに分裂してしまいそうな不安定さ。今すぐここから逃げ出せば、私の言葉を信じていてくれる恭之さんを
裏切らずに済む? でももうとっくに嘘をついているし、これからの結婚生活も全て、嘘で固めたまま生き
ていくしかないの? いっそすべてを打ち明けて結婚を取り止めて、にいさまひとりの人形として生きてい
きたい……。弥生は自分の本当の望みが何であるのかもわからなくなっていた。考えれば考えるほど。

「弥生、服を脱げ」
 浩文の言葉に、弥生はのろのろと立ち上がったものの、ボタンを外そうとした手がそこで止まる。
「どうした? 恭之のことを考えているのか? そんなに恭之のことを想っているのならば、全てを正直に
 話して許しを乞えばいい。お前が恭之を裏切れないとか思っているのならばな。お前がもし恭之に全て打
 ち明けられるのならば、俺はお前を解放するよ」
浩文はそう言うと、携帯電話を取り出して恭之に電話をした。
「あ、恭之? 俺だけど。そう、今日は弥生とデートだよ。……はは、弥生の母親の墓参りだよ、結婚の報
 告ってわけ。まあ一応俺も兄だからな、たまには兄らしいところ見せてやらないとね。弥生と代わる?」
小声で弥生の耳もとに
「最後のチャンスだぞ、弥生。このチャンスを逃すのならばお前は共犯者だ」
とささやいて、携帯を弥生に手渡した。弥生は少し考えてから携帯を受け取ると、
「もしもし、恭之さん? うん、今にいさまと一緒。このところずっと忙しかったから、すこし気晴らしも
 兼ねてドライブしてから帰ります。遅くなるかもしれないけど、にいさまとだから心配しないで……」
と言って、携帯を浩文に返した。
フィクションと解りつつもドキドキです。
200Traffic Jam:03/03/31 01:36
SIDE-信介 11:44

グッタリとした乃南の頭の横に膝立ちし腰を突き出す。
涎を垂らし半開きになった唇にいきり立った肉棒を接吻させる。
乃南の荒い吐息がビンビンになった亀頭にかかりこそばゆい。
「乃南、これから可愛がってもらうチンポだ。挨拶しろ。」
「ぁん…信介くんの…おちんちん…はぁはぁ…
 オマンコも…お口も…オッパイも…お尻も…いじめて…くださいね」
そう言うと、舌を伸ばし亀頭に絡めガマン汁を舐めおる。
「ンク…唾液で充分濡らしておけよ」
そう言い終わる前に乃南はパクッと亀頭をくわえる。
「んふ…ふぅ…ん…」
くわえてしまうと根本まで刺激することは出来ない。
アイスバーを食べるように美味しそうにむしゃぶりついている。
『ん…このままだと入れる前に…』
「も、もういいぞ。乃南ちょっと立ってろ。」
「んん…あぁん」
ベルトを外し膝の所までズボンをトランクスと一緒にズリ下げ、
今まで乃南が寝ていたところに仰向けに寝る。
「自分の意志でバージンを捧げろ」
乃南の困惑した表情が手に取るようにわかる。
201Traffic Jam:03/03/31 01:39
SIDE-乃南 11:48

彼の怒張が高くそびえ立っている。
バージンを捧げる決心はだいぶ前からしていたのだが、その段になるとやはり恐怖心がぬぐいきれない。
しかも、彼に貫かれるものと思っていたのが、自分で散らさなければならないので物怖じしてしまう。
『こんなに…大きくて…長いの…入るのかしら…』
今までに何度も口や手で奉仕してきてのだが、改めてその凶暴性に気づかされる。
彼は私の困惑を楽しむかのように何も言わない。
『バージンは…信介くんに…捧げるって…恋人に…奴隷になるって…決心したんだから!』
勇気を振り絞って、彼を跨ぎ、腰を下ろしていく。
鼓動が煩い。心臓が口から出てきそうだ。
和式トイレの体勢になるが、まだ触れることが出来ない。
膝をつく。腰を更に下ろしていく。マンコにさきっぽが触れる。
『とうとう…………いくのよ、乃南!』
202Traffic Jam:03/03/31 01:39
「ぁあん…っ……」「んっ」
意を決して腰を一気に下ろしたが、支えのない肉棒は突き刺さらずに、
激しくクレバスとクリトリスを擦ったのだった。
「だめ…どうして…」
「手で穴に持っていくんだよ」
「こ、こう…?」
いつもより一回り大きく熱く脈打っている竿を握る。
レバーをヌルヌルになった入り口に導く。
『信介くんも…ドキドキしてるんだ…今度こそ…いくね…』
亀頭が擦れあわせ感じやすくなったクレバスが悲鳴を上げる。
「んく…ぁん…愛してますっ、御主人様っ!!」
お尻を下ろす。ズンッとした破瓜の痛みと悦びが脳天まで突き抜ける。
「くぅはぁあーーーーっ!!はぁ…はぁ…」
身体を支えきれず、彼の胸に倒れ込む。
ジンジンとした痛みの中で彼のものが膣内にあることがわかる。
「よく頑張ったね。愛してるよ」
左手で優しく髪を撫で右手を背中に回し、包み込んで微笑んでくれる。
『信介くんと…一緒になれた…御主人様と…』
うれしさで胸がパンクしそうになる。
「ふふふ…ずっと可愛がってくださいね。私の御主人様っ♪」
「なんか、こそばゆいな。そう呼ばれると。今まで通りでいいよ」
涙をぬぐいながら唇を互いに近づけていく。
203Traffic Jam:03/03/31 01:42
SIDE-信介 11:52

「まだ、痛い?」
「ん…大丈夫…まだ痛いけど…乃南を感じて欲しいの…ぁん…大きくなってる」
そんなこと言われては海綿体に更に血が流れ込む。
「乃南が痛くないように腰を動かして」
「はい…」
上半身を密着させたまま、腰をソロソロと動かす。
「っ…ん…んくっ…」
痛みがまだあるようだ。痛みを紛らわすために、自分が感じるツボを探していく。
ピンク色の愛液のヌチョヌチョとたてる音が、
それを証明するかのように徐々にだが確実に早く、大きくなっていく。
「はぁっ…はぁっ…ぁん…ぃぃ…こ、腰が…とまら…ない…」
初めての挿入の余韻を浸ってる余裕はない。
キュッキュッと肉壁がチンコを締め付ける。
手淫、口淫とは全然違った感覚が包み込む。
「ん…ィィッ…だ、だいじょ…ぶだから…のなみを…つ、ついて…」
204Traffic Jam:03/03/31 01:42
乃南のお尻を鷲掴みし、腰を突き上げる。
突き上げる度に、声を上げる。
「ヒッ!…あんっ…あんっ…あんっ…ダメっ…こんなの…」
「んっ…んっ…な、なにが、ん…ダメなん、だいっ?」
「うんっ!…ぅあっ、しびれ…てっ…奥まで…とどいっ…て…ダメッ…そんなっ…激しくっ!んっ!」
乃南に気を遣っていたが、そうもいってられない。
「ぅんっ!…乃南のマンコ…いいよ…クッ…」
未知の快感を貪るのに夢中で腰は止まるどころか、勝手に大きく揺さぶり続ける。
乃南は上体を起こして手を肩に置いて黒い髪とお尻とおっぱいを夢中に揺さぶっている。
自分も乃南のお尻から乳房に手を伸ばす。
重力によってタプタプと垂れ下がっているオッパイの重みがズッシリと手の平に感じる。
「ふぁん…くん…そんなっ…揉まないでっ…」
出来るだけ長く膣内の感触を味わっていたいがために尿道を頑張って閉めていたが、それも限界に近づいてきた。
「んっ…だ、射精すぞっ!!」
「きてっ!…きてっ!…乃南に、射精して!」
尿道から駆け上り、亀頭から乃南の膣内に迸る。
ドピュッドピュッドピュッ
「ぁぁああっ!!ンクッ!!…射精てる…信介くんで…一杯になっていく…」
尿道に残った精液を絞り出すかのように肉壁が蠢き、キュゥッと締め付ける。
乃南も力尽きたのか胸に抱かれ、荒い呼吸をしている。
このまま快感に浸っていたかったが、大事なことに気づく。
『膣出しだぁっ!!』
冷たい汗が背中に流れる。
乃南は腕の中で安心しきった顔を胸に埋めている。
その幸せそうな表情を見ていると、不安は流れていき、愛おしさがこみ上げてくる。

205Traffic Jam:03/03/31 01:56
SIDE-乃南 12:03

彼の腕に包まれている。
『彼のがいっぱい…中に…射精されちゃった……赤ちゃん…出来ちゃうのかな…』
彼に全てを捧げれた悦びと妊娠の心配が交錯する。
髪の毛をそっと撫でられる。
「乃南…ずっと、離さないからな…子供が出来たとしても…」
はっと瞼を閉じていた目を開き、彼を見上げる。
ちょっと照れながらも彼は優しい眼で見つめ返してくる。
妊娠の不安は溶けていき、嬉しさ、愛おしさで心が一杯になり、涙が溢れ、次から次へと頬を伝っていく。
「な、泣くなよ…お、おい…」
初めて見る彼が戸惑う顔。
「ううん、信介くん、嬉しいの…幸せなの…大好きなの…」
ギュッと力強く抱かれる。
この腕は決して私を放さないだろう…私を包み込んでくれるだろう…私を幸せにしてくれるだろう…
私はこの人のために生まれてきた…この人のためにこれからも身も心も捧げて生きていこう…
”NONAMI”と刻まれた首輪と”Love you , S ”と刻まれた指輪を身につけながら…
206Traffic Jam:03/03/31 02:05
ふぅーーーー
第4章がおわりますた。
『学園性活』の連載もこれで一段落。アンケート結果から次回作は”の『有名私立高校のホ?ランティア委員会で』す。

んと、今から引っ越しの準備をして、今日、引っ越しをするので、ネット環境がつながるまで、ちと再開が遅れるかもしれません。
マッタリと待ってやってください。
他の作者の方々おながいしますねん

ではでは
Traffic Jamさんお疲れサマー!
>>TJさん
お疲れー、たのしまさせて頂きました。
いやぁ、それにしてもジラされました(w
 服を脱いで下着姿になった弥生は、浩文に言われる前に腕を後ろに回して揃え、俯いたまま浩文に背中を
向けた。浩文はそんな弥生の健気な覚悟を敢えて無視し、肩を掴んでベッドの上に仰向けに転がすと両手両
足をロープでベッドの脚に縛り付けた。
「い、嫌です、こんなの……」
「何を言ってる。お前が自分で選んだことだろう、今日ここで俺の人形になることはな」
 浩文は弥生の言葉に耳を貸すことなく、持参したマッサージ機を下着ごしに弥生の花芽にあてがい、スイ
ッチを入れた。
「あ……ああぁっ……」
弥生はすぐに高い声をあげ始めた。パンティに染みが広がりはじめ、その中が湿った音をたてる。
「どうだ、恭之を裏切っている気分は。お前は自分の意志で恭之を裏切っているんだぞ」
「いや……言わないで……あぁ、だめっ」
 髪を振り乱し、押し寄せる快感に耐えようとする弥生。
「辛いのか? そうだろうな。お前がこんなことになってるとも知らずに、お前の愛する恭之は、今頃式の
 ことやその後のお前とのことを考えているのだろうしな」
「いやっ、いやっ、……あぁっ、許して、にいさま、許して……」
「お前は誰に許しを求めてるのか、弥生? 俺にか? 恭之にか?」
「いやっ、許してっ、……ごめんなさい、だめっ、駄目ですお願い許して、許して恭之さんっ」
「どんな気分だ? ほら言ってみろよ、弥生。もうイキそうで言えないか?」
「イクッ、イクッ、ごめんなさいにいさまごめんなさい……イクゥ……」
 弥生の叫ぶような声。休む間もなく、弥生の身体に次の快感が押し寄せる。弥生は刺激から逃れようとし
て腰を左右によじる。手足を繋いでいるロープが引き絞られ、弥生の手首と足首を強く締め付けていた。
「ああ……、お願い、お願いだから……」
「何が『お願い』だ弥生? 『もうすぐ結婚式だから、最後の思い出作りに』とか甘いことでも考えていた
 のか? わかってないのなら教えてやるよ弥生。お前は『イキ狂わされたい』んだ。お前が望んでいるの
 は嫌がっても泣いて許しを乞いても解放されずに何度も何度も何時間にもわたってイカされ続けて、気を
 失っても無理矢理正気に引き戻されてすぐにまたイカされて、何も感じなくなり何も考えられなくなるま
 でイキ続けることだろう」
「……ち、ちがう……私、私は……あっ」
「違わない。恭之との普通のセックスで満足できると思っているか? 思ってないだろう。恭之を愛してい
 るのなら、恭之と仲良く暮していきたいのならば、お前には俺が必要な筈だ。こうやって死にたくなるく
 らいにイキ狂わされることがな」
「い……いや…、やすゆき…さん、のこと……は…、いわな……い……ひぃっ、だめっ、また、またイクっ」
「中学の時のことだって、一方的に自分が被害者だと思っているだろう? だけど本当にそうか? お前は
 本当は『無理矢理イカされたかった』んだろう?」
「ち……ちが……あれは、本当に……あぁ、いやっ、だめっ……いっ、いっ……」
「ほら、またイキそうだ。お前が言葉通りに本当にイキたくないんだったら、耐えてみせろよ弥生。できな
 いだろう、お前の本心は『イキたい』筈だからな」
「イキたく、ない……イキ……イ……イクゥ」
 弥生が絶頂に追い込まれる間隔が次第に短くなり、やがて何回めだかわからなくなった。つかの間気を失
って快感地獄から解放されるものの、すぐにまた現実に引き戻される。
……これは現実? それとも夢? 地獄なのか天国なのか……弥生はいつしか呼吸をすることさえ忘れてし
まった。そして真っ白な静寂。

 正気を取り戻したとき、弥生の両手両足の戒めは解かれていた。
「気がついたか、弥生」
 浩文の声には何の感情もないように聞こえた。
「にいさま……、どうして?どうして私……私はにいさまひとりのものでいたいのに……」
「お前は俺だけのものだよ、弥生」
「だったら、なぜ、結婚しろ、なんて……」
朝から鬼畜な部分でございました。
これから仕事だっていうのに(汗。
(・∀・)イイ!!
214177:03/03/31 19:56
こうなったら俺が自分で書いてやる、と思ったのだが


・・・・俺 の 文 章 力 じゃ 無 理 で す


構想は出来上がってるんだけどなぁ・・・・・・
215名無しさん@ピンキー:03/03/31 20:06
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |    http://www.media-0.com/www/dvd01/index1.htm
       レヽ__ムラさん 白石ひとみだ__________________
   ∧_∧        ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (  ・∀) / ̄ヽ  (´Д`; ) <   http://www.media-0.com/www/dvd01/index1.htm
   (   `つ 日 凸 ( つ つヽ  \___堤さやか_____________
   (_ ⌒./   凵ヽ | | | |ヽ.凸|   |
   「  (_/Y     ヽ _(__) | |\|   |
>>177
構想だけでもここに書いてみたらどうですか?
ひょっとすると奇特な作家の方が、
あなたの構想をアレンジしてすばらしい作品に
仕上げてくれるかもしれないじゃないですか...私ではありませんが
 浩文はそれには答えずに、びしょぬれで用を足さなくなった弥生のパンティに手をかけた。
「これはもう使えないな」
そう言いながらほっそりした脚を持ち上げ、白い布きれを抜き取ってベッドの下に落とす。疲れ切った弥生
はされるがままになっていた。浩文は、持ち上げた片脚をそのまま自分の肩にかけ、すっかり洪水状態の弥
生の股間に顔を近付けた。
「弥生のここがこういう状態なのを見るのもこれが最後か」
 弥生は顔を横に向け、それからゆっくりと啜り泣き始めた。
「ぴいぴい泣くな、ガキじゃあるまいし。忘れたか? これはお前の意思で選んだ、お前が望んだことなん
 だぞ」
「はい……ごめんなさ……ひっ」
 弥生の返事が終わらないうちに、浩文の右手の人さし指が弥生の中へと差し込まれた。何かを探るように
動く。弥生の声のトーンが代わった。
「や……や、やめて……にいさま、それは……あ……くぅ」
左手で敏感な芽をつまみあげ、擦りたてる。麻痺しかけていた感覚が、膣内への新たな感覚と混じり合って
より強烈なものとなって弥生を攻め立てる。
「あ……くっ、んんん……」
歯を食いしばって何かに耐えるような表情の弥生。眉間に深く刻まれたしわが絶頂の切迫を示している。浩
文が問い掛ける。
「俺が欲しいか? 弥生。欲しいのならそう言え。言えば、挿れてやる」
弥生の表情が一瞬ショックで固まる。
「い……にいさま……どうして?」
「嫌ならここで止めるぞ。どうする?」
 問いかけながら再び指を使うと、すぐにまた弥生の表情が切迫する。
「い……いや……」
 弥生は柔らかくうめいた。
「嫌なのか。なら止めるぞ」
 浩文の言葉に、弥生が再び小さな声で
「いや……」
とつぶやく。言葉では拒否を示しているが、動きを止めた浩文の手にもどかしげに腰を押し付けている。
「恭之のためにバージンをとっておきたいのか?」
 弥生がびくんと震える。
「どうなんだ弥生、答えろ」
 問い詰められた弥生は、目を閉じてじっと何かを考え、それから口を開いた。
「にいさま……おねがい……」
「なんだ? お願いっていうのは。辞めてほしいのか? 挿れて欲しいのか?」
「挿れて、ください……」
 弥生の声は、最後は消え入るように小さくなった。浩文が弥生の顔を覗き込むと、弥生は目を背けた。
「こっちを見ろ弥生。俺の目を見て言ってみろ」
 怯えたような目で弥生がこわごわと浩文と目を合わせる。震える声で
「にいさま……おねがい、挿れて、くださ……」
最後はことばにならず、弥生は浩文に抱きついた。
その後が気になります。
早く続きが読みたい!
また寸留めだぁ〜!!
また寸留めだぁ〜!!
「お前が望んだことだからな、弥生」
 浩文はもう一度釘を指すと、高ぶったものを弥生の処女の花唇にあてがった。ゆっくりと少しだけ押し広
げ、前後に少しずつ動かしながら時間をかけて徐々に大きさに馴してゆく。
「い……」
 弥生は歯を食いしばって痛みに耐えている。いっそ一気に貫いてほしいと願うものの、それを口にできるわ
けもない。弥生の心情を察した浩文は
「いかにも『やったばかり』な状態を恭之に見せるわけにはいかないだろう」
と言い、小刻みな前後動を繰返した。
 弥生の柔らかい肉襞はだんだんと浩文の太さを受け入れられるように広がった。それと共に、弥生の身体
の奥からは、痛みとは違う感覚が沸きあがる。
「あぅっ、くぅ…」
 弥生が鼻にかかった息を漏らす。
「感じてるのか?弥生。お前、処女が初めて挿れられて感じてたらおかしいだろう。やっぱり弥生は淫乱だ
 な」
「ち、ちが……うくぅ……、だって、……あぁ」
 はっきりと媚びを含んだ甘い声。浩文はようやく根元まで深く深く挿し入れると、そのまま弥生の髪を掴
んで頭を起こした。
「どうだ弥生。望みどおり挿れてやったぞ。どんな風に感じるか言ってみろ」
 弥生は苦し気な表情で顔を背けた。浩文が腰をずん、と深く突き入れる。
「ひぃっ」
馴されたとはいえ、強く突かれれば激痛が走る。弥生の口から悲鳴が漏れる。
「聞かれたことには答えろ、弥生。どんな風に感じるんだ?」
「あ……あの……いっぱいになってて……くぅ」
 無理矢理に押し広げられる痛みさえも、弥生の身体から新たな快感を引き出す。
「感じるのか?どうだ弥生」
 浩文は弥生の髪を掴んでいた手を放し、その手で乳首を嬲りはじめる。
「自分で弄ってみろ。イクまでちゃんとな」
「……?」
「分からないのか?クリトリスだ。前に教えたとおりに、ちゃんと根元まで剥きあげて自分でしてみろ」
 弥生は言われるままに、おずおずと手を伸ばして触りはじめた。最初のうちこそぎこちない動きだったが、
すぐに身体が刷り込まれた快感を思い出して勝手に動き出す。
「そうだ、それでいいぞ弥生。ほら、わかるか? 中がヒクヒク動いてるぞ」
「あぁ……んんっ、い……だ、だめぇ……い、い……イクッ」
「イッたら終わりじゃないぞ弥生。いいか?俺がいいと言うまでイキ続けろ」
 浩文は弥生の内部の筋肉が動く感触を楽しんでいた。弥生が達した瞬間の強い収縮や、そのあとの奥へた
ぐり込むような動きを何度か味わってから、
「そろそろイクぞ、弥生。たっぷり中に出してやる。ほら、イケえ」
と言って腰を動かした。弥生の顔が苦痛に歪むが、既にイク寸前の弥生にはその苦痛さえも快感と区別が出
来なくなっていた。
「ああっ、にいさま……わたし……あっ、だめっ、い、い、イクゥ……」
 弥生の何度めかの絶頂に合わせて、浩文が精を放った。
 身体を合わせたまま、弥生はしばらく放心していた。本当にこれで良かったのかどうかわからない。ただ、
あの時私は本当ににいさまが欲しかった。初めての人はにいさまと、ずっと昔から決めていたのだから……。
だけど恭之さんは? 私のことを「男の人とつき合ったことがない」と信じて、ずっと待っていてくれた恭
之さんは?……そこまで考えたとき、弥生の目からは涙がこぼれていた。
 浩文は弥生の涙を見ないふりをして身体を離した。つい今しがた貫いたばかりのところを確認する。溢れ
出た白濁した液に、ほんのわずかに紅色が滲んでいる。
「これならば大丈夫だな。初夜までには充血もひくだろうし、自然に破れたと言っても通用するだろう。そ
 れよりも弥生、今日は安全日か?」
弥生は突然の言葉に動揺した。一生懸命に頭を働かせる。
「……多分、大丈夫だと思います」
「まあ、恭之も俺もO型だから問題になるようなことはないと思うが」
浩文はそう言うと、再び弥生を縛り始めた。
「まだ時間は十分あるからな。心配しなくても、今日中に帰れば大丈夫だろう」
あ、ちなみにやっとタイトル決まりました。
「Doll」シンプルですがこれでいきます。
SOTさん乙!!
弥生いいですなーっ!!


受身な女が快感に耐えられず、自分のエゴをさらしていく瞬間が
堪りません。
228Traffic Jam:03/04/03 01:18
繁華街のビルとビルの間に更に細い路地が続いている。
昼間でも薄暗く、誰も近寄らないだろうと思われる所にその店はある。
路地の雰囲気に反発するかのように、これでもかとライトアップしていてそこだけラスベガスのようだ。
ゴテゴテな電飾のおかげか、それとも人目に付きにくいという商業施設ではマイナスであるはずの条件が、
この店には逆に客を大いに呼び寄せている。
昼間から夕方は若い女の子それも女子高生たち一人または数人で訪れる。
中には中学生もいるかもしれない。
日が落ちて、深夜から早朝には様々な男達が、太陽が出ているときに立ち寄った若い娘達が残していった甘酸っぱい匂いが染みこんだ色々なモノを大枚をはたいて買っていく。
“大人のリサイクルショップ スウィートシロップ”
それがこの店の名前だった。
229Traffic Jam:03/04/03 01:18
「じゃぁー、写真撮らせてくれたら一つにつきもう千円上乗せするから。
 あ、もちろん顔は分からないようにするから大丈夫。どうする?はい、1、2、3、…」
「えっ…お、OK」
考える時間を与えないようにせかすのは常套手段だ。
特に、初めて売りに来るような女の子にはもってこいだ。
女の子も高く売れれば、リピーターにもなり、商品の大事な供給源になる。
「じゃぁ、こっちの部屋で撮るからね」
カウンターの直ぐ横の6畳ほどの小部屋に案内する。
隣町のカソリック系の有名私立高校の制服を着た女の子はまだ、迷ってるような顔をしてついてくる。
ここで、せかしたり、身体を触るのは厳禁だ。怖じ気ついて逃げてしまう。
ついてきているのを背中で確認して、影にいる男に眼で合図を送る。
「じゃぁ、売りたいモノを見せてくれるかな?」
「まずこれ。カワイイでしょ」
鞄の中から紙袋を取りだし、更にその中から浅緑のパンツを両手で広げる。
「そうだね。緑色が好きなの?制服もグリーン系だよね」
「うん。部屋中緑だらけ。」
「うわー一回見てみたいなぁ…んと、名前なんだっけ?」
「ミキだよ。」
「うん、ミキちゃん。それ履いてくれるかな?証拠写真ってことで」
「えーー」
「大丈夫、大丈夫。カーテン引くし、イヤだったら重ね履きでも良いから、ね」
「うーん」
「じゃ、カーテン閉めるね。終わったら読んで」
シャッ
『ふぅー、あっけらかんとしてるよなー。恥じらいも何もないじゃないか。
 俺が17、8の頃はこんなんじゃなかったのになぁ』
この店の店長である31歳の俺、小川博史はオヤジ臭くぼやく。
実際は男達がそう思っているだけで、女達は男達の妄想を軽く飛び越えていっているのが時代の常だ。
230Traffic Jam:03/04/03 01:20
「いいよー」
見た目には何も変わっていない。
「じゃ、先ずそのままで撮るからね。ミキちゃん顔を背けるか、手で隠して。そうそう」
パシャ、パシャ、パシャ
ポラロイドは次々と吐き出していく。
自称、ミキちゃんはこれだと自分だと分からないと判断したのか、緊張を徐々に解いていく。
「じゃ、スカート捲ってみてねー。そうそう、少しづつ、焦らすように」
顔を背けたまま両手でミニになったプリーツスカートの裾を持ち上げる。
「うん、かわいいよー。ミキちゃん、足を少し開いてくれるかなぁ?」
最終的に写真は80枚ほどになった。
最後の方ではモデル気分になっていったミキちゃんは顔を隠すのも忘れて大胆なポーズまでとっていた。
「それじゃ、約束のお金」
十枚の下着と引き替えに福沢諭吉を2枚渡す。
奪い取るかのようにビトンの財布にしまい込む。
「ミキちゃん、ありがとね。よかったら、友達とか誘ってまた来てよ。
 シミとかついてるのがあればもっと高く買ってあげるから」
「わーありがとー。これで欲しかったのが買えるー。ばいばーい」

スキップするかのように店を出ていった。それを確認して俺は声をかける。
「撮れたか?」
「ばっちり。重ねだったですけどね」
「まぁ、初見だし、いいよ。あのカセリーヌだからそれでも高く売れる。」
写真撮影をずっと隠しビデオを回していたのだ。もちろんカーテンの向こう側の時もだ。
そうとは知らず、ミキははしゃいでいた。
ビデオは画像処理をして系列店の棚に並ぶ。下着よりもこちらの方が儲かるのだ。
下着とかでは売れてしまったらそれでお終いになってしまう。
しかし、ビデオの方は利潤も高く、何より、何本もコピーできるからだ。
店長として雇われ、ベンチャービジネスをやっていた経験を生かし、
金を生むシステムを社長に提言していった。
おかげで、俺が入ってから店名は違うが店舗数は増え、
最近、構えた本社に呼ばれることが今年の春から内定していた。
231Traffic Jam:03/04/03 01:23
「ふぁぁ…」
眠たい目を擦りながら、始発の電車に乗ってアパートに帰る。
夕方から深夜が営業時間なので帰るのはいつもこんな時間だ。
今日は男も女もいつもより多く来たので疲れた。そのまま、ベッドに倒れ込み、すぐに意識が遠のいていった。
………
「なんで、オヤジは来ないんだ!!母さんが危ないのにっ!!
 あいつは母さんより女の方が大事なんだっ!!」
病室の前で中学生の俺が誰かに叫んでいる。
シーンが変わり、青白く細くなったがそれでも美しい母が眼を細めながら言う。
「父さんを悪く言わないで…母さんもあの人に迷惑をかけてきたから…」
「なんでだよっ、あんな奴のこと!なんで母さんがかばうんだよ!!」
幼い俺は叫ぶ。母は困ったように寂しげに目を閉じる。
とうとう、あいつは来なかった。母さんが永遠に眼を閉じたときに…
頭がガンガン鳴り響く
………

はぁはぁはぁっ
脂汗をかいて体を起こす。
「久しぶりに見たな…あの制服のせいか…」
今ではなぜ母があんなことを言ったのか分かっている。
オヤジは恋人がいるにも関わらず、母の父親に見込まれ、半ば強引に婿に迎えられたのだ。
一般庶民だったオヤジは、周囲から期待だけでなく妬み、恨みを買い、
また、経営者として金におわれるプレッシャーに押しつぶされそうになった。
そこで、一時の安息を、妻である母ではない他の女に求めたのだった。
そんな引け目を感じていた母はオヤジに逆らうでなく、体が弱いにも関わらず広い家で遅くまで帰りを待っていた。
思春期の俺はそんなことも知らず、父親を無視した。
母親の言葉を胸の奥底に沈め、東京の大学卒業後は家に戻らず、
そのまま東京でバイトで喰い継ぎながら、20代半ばで友人とベンチャーを立ち上げたのだった。
しかし、好調だった会社の業績もITバブルが崩壊し右肩下がりに、
もうすぐ起死回生の新ソフトができあがるというのに、都市銀行は素早く融資の継続を断ってきた。
もちろん、会社は倒産し、今では高校時代のつてから地元のブルセラ店長をやっている。
232Traffic Jam:03/04/03 01:39
新シリーズ”ボランティア委員会 ー隷嬢達の奉仕活動ー”スタートです。
こちらは、ナポレオン風にタイトルつけてみました。
章題はまだ決まってません。
序の序で、まだ、エロくありませんし、当分かかりそうです。
がまんしてくださいね(w

自分の文章は説明チックになりすぎてて、まどろっこしくかんじるんですよね
書き込んで書き込んで大事なところがぼやけてしまう。
こうなんじゃないか、いやきっとそうなんじゃないかって
文章の端々から読者にそう思わせるようなモノを書きたいです。
かなりほど遠いですけど…

証拠にこんなに文章が長い(w
233職人 ◆Gen/dRgzTQ :03/04/03 11:02
SlaveOfTheMoonさん、寸留め続きでもやもやしてました。
弥生のこれからはどうなるのだろ?

Traffic Jamさん
ついに始まりましたね、
新シリーズ「ボランティア委員会 −隷嬢達の奉仕活動−」
リクエストした作品なので、いつも以上に展開が楽しみです。

作家の皆様、じゃんじゃん続きをお願いしま〜す!
久々にメアド晒しますので、ご意見ご要望くださいませ。
>233 職人さん
弥生のこれからですが、もちろん結婚生活が平穏無事な筈はありません。
清孝が語り手である意味が出てくるのはこれから先だったりします。
それにしても体力消耗します。

あ、あと、mailで要望の多かったのが
「かおりと健志の続きを」だったのですが、ごめんなさい、ないです。
代わりと言ってはナンですが、青春ものっぽいのをひとつ、考えてます。
ほろ苦やや甘の予定。

235単発。 ◆JdqPrapZlg :03/04/03 15:59
「はぁ…あんっ」

小さな声が下から聞こえてくる。苦しそうでいて甘い声。
僕がもう一度手に力を込めると彼女はまた声を出す。

「あ…あぁん…やぁ」

彼女の身体は柔らかい。柔軟性ではなく、肉付きの話だ。
最近の女の子は華奢なのが多いが、彼女はその中ではふくよかな方だろうか。
前にそんな話をしたら軽く睨まれてしまった。彼女も気にしているのだろう。
もっとも、良く見かける位の肉付きだから、気にする事も無いと思うのだけれど。

「ちょっ…そこは…」

彼女は脇が弱いらしく、触れるといつも身を捩る。
そしてそんな反応をする自分に更に羞恥心を高めるようだ
「変な声出すなよ。かすれた声だし」
「だっ…て、せんせ…ぇの手、触れてるんだもん…おっきいし」
「おっきいて何が?」そう言いながらもう一度力を込める。

「きゃぁっ…せ、せんせ…もぉ…」
「ん?」
「苦し…
ストレッチとは言え力入れ過ぎです!それに先生重い!全体重かけてのっからないで下さい!」



お後が宜しいようで。
つーか、女子水泳部員と顧問というコテコテの設定で考えてて、遊んでしまいました〜。
もし出来たらこの設定で本当にえろ小説書いてみようかなと言ってみるテスト。
>236
続き希望。
レスありがとうございます。よーし、パパ続き書いちゃうぞー(藁
と、いうか基本設定だけ受け継いで最初から書き直したいと思います。暫しオマチクダサイ…
しかし>235-236のエピソードは入れたい自分(w。
239Traffic Jam:03/04/04 05:23
まだ、日はまだ高いもう一度寝ようとしたところに、突然、電話の音が鳴り響く。
仕方なく、受話器を取ると、知らない女の声で俺の名前を確認する。
弁護士だと名乗るその女は父親の小川孝弘が危篤なので、大学病院に急いで来てくれと電話を切る。
心臓の動悸が速くなる。頭が夢の時のようにガンガン鳴り響く。
「あいつが…死ぬ……って?」
もう十年以上顔どころか声すら聞いていない。
まだ、何もあいつには勝っていない。それなのにあいつは勝ち逃げしてしまうのか
肉親が死にそうだという悲しさよりも、そんなことが先ず最初に浮かんだ。
行くか行かないか迷った。
しかし、家族が危篤の時に行かなければ父親と一緒になるで、それが嫌で結局病院にタクシーで向かった。
オヤジはまだ、息があった。しかし、主治医によると回復の見込みはもうないそうだ。
その夜オヤジは最期に言葉を遺して息を引き取った。
「学院を…たのむ……」
意識は混濁していて、俺が側にいるかどうかすら分からなかったから、
それが俺に向かって言った言葉なのか、学院の関係者に向かっていった言葉かは分からない。
涙は出てこなかったが、重たいなにかが内臓にぶら下がる。
240Traffic Jam:03/04/04 05:26
広い個室の扉を出ると女が立っていた。
病院であることを意識して、濃いグレーを基調としたモノトーニアスなスーツに身を包んでいる。
歳は同じぐらいであろう。フレーム無しの銀の眼鏡をかけ、髪の毛を短く切ってある。
身の固そうな鋭利な感じを纏っているが、なかなかの美人だ。
病院の玄関で俺が来るのを待っていたので、この女が電話をかけてきた弁護士の片原涼子だろう。
仕事柄、20代以下の小娘ばかり見てきたので、大人のイイ女は久しぶりだ。
以前付き合ってた女は会社が倒産するやいなやどっかに行ってしまった。
そんなもんだとわかっていてもへこんで、それ以来、仕事上、ビデオ撮影で抱くことはあっても彼女はいない。
病院特有の薬臭いなかにほのかな香水の香りが鼻孔をくすぐる。
「博史さん、よろしいですか?私が電話で申し上げました、片原涼子です。」
そう言いながら、名刺を手渡される。
「私は、あなたのお父様の顧問弁護士として、小川家の財産管理、カセリーヌ学院について相談を受けていた者です。」
俺が家を出る前は、中年の禿面だったのにいつのまにかに美人弁護士に代わってるな。
女好きなオヤジのことだ。恐らく、手を出してるだろう。
そんなことを考えながら、自分の名刺を手渡す。
涼子は名刺の肩書きを見て、一瞬顔を顰める。
が、直ぐに鉄仮面になり、続ける。
「ここでは何なんですので、学院の方に行きましょう、先生方もよろしいですか?」
後半は、タバコを吸いに喫煙所に向かおうとしていた男達に向けられた言葉だった。
241Traffic Jam:03/04/04 05:27
俺は女弁護士とともに主治医や病院長に挨拶をし、玄関で彼女のアウディに乗り込む。
無言が続く。
彼女は学院の弁護士もしていることから恐らく敏腕の弁護士であろう。
一方、俺はブルセラショップの雇われ店長である。
コンプレックスとまではいかないが居心地が悪い。
「あの…どうして、今のお仕事をなさってるのですか?」
アパートの電話番号を知っていたこととあわせて考えると、どうやら、ざっとは俺のことを調査してあるらしい。
「俺の仕事のことはオヤジや学院の連中も知っていたのかい?」
「い、いえ、孝弘様が過労で最初にお倒れになってから、急遽、私が調査員に依頼したので」
「ふーん、質問の答えは、友人のツテで。君は職業の貴賤を問うのかい?」
「そういうわけじゃ…ただ、お父様がカセリーヌ学院を経営なさってらっしゃるのに、ご子息であるあなたが…」
女の自分がこんな言葉を言うのが恥ずかしいのか口ごもる。
「ブ、ブルセラなどという仕事をしてらっしゃるのかと不思議に思いまして。」
「別にオヤジへの当てつけじゃないさ。
 事業に失敗した借金を返すには仕事は選んではいられないってことさ。
 おかげで借金はあらかた返し終わったし。」
二人っきりになると先ほどの鋭利な感じが微塵も感じられない。
それどころか、急に自信がないようにおどおどしている。
「君はどうしてオヤジの弁護士になったんだい?」
涼子に切り返す。
「前任の桑原さんに紹介されまして…」
「それで、オヤジに食われたんだ」
242Traffic Jam:03/04/04 06:31
補完サイトもカウンタ1000超えましたな

>>◆JdqPrapZlg
パパ続きをおながいします(w

しかし、隷嬢がなかなかでてこなひ…(汗
Traffic Jamさん。
まどろっこしいとか説明チックとかは思わないけれど、
1センテンスごとに改行されるのがすごくイライラするんだが。
段落という概念が存在していないのだろうか。
でも掲示板に小説書くとなるとこういう方が読みやすいと思う
本日帰宅。
ここまで保管しました。
Dollですが、全ファイルにタイトルを反映させるのは2〜3日あとになるかと思います。

保管サイトはこちら。
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
>>243
今時の小説はこんなもんじゃないよ。本屋へ行ってライトノベルズ見てみればわかる。
文字が多いと(見た目が黒いと)、手にも取って貰えないそうだからね。
なにしろ、某絵だらけライトノベルズ文庫のアンケートで、
「絵が少ないです。もっと絵を多くして下さい」
という「高校生」のはがきがあって、頭を抱えたとかいう話も聞いたなあ。

それはともかく、Traffic Jamさんの話はおもしろいので、先が楽しみです。
私は、改行とかは特に多いとはおもいません。このくらいの方が読みやすいかな?
あと、ブラウザで読んでいるか、専用ビュワーで見ているかでも変わってくるのかもしれませんね。
>>245
Tripodだとデリられることがあるから、今のうちに ribbon.to あたりを押さえておいたほうがいいよ。
あそこならアダルト小説OKだから。
>>保管さん
更新お疲れ様です。
よければ投稿開始順から作家別にしてほしいでつ。
249Traffic Jam:03/04/05 06:54
キッキーーーーッ!!
身体が前につんのめる。
幸い車通りの少ない道なので追突はされなかった。
自動車を路肩に寄せる。
「な、なんでそのことをっ!!」
「やっぱり。」
「っ……!!」
「オヤジの次は俺かい?」
「ち、違いますっ!博史さん、冗談もそこまでにしてください!」
「ふーん、なんでオヤジを訴えなかったんだい?弁護士なのに」
「そ、それは…」
「どうせ他の弁護士に代えるとかって脅したんだろうけど。それとも、オヤジのあれがそこまでよかったのかい?」
返事はないが、そのまま続ける。
「オヤジが倒れてからはどうしたんだい?身体が疼いてしょうがなかったろ?」
手を股間に伸ばす。
「キャッ!!や、ヤメテ下さいっ!!」
声を上げるが振りほどこうとはせず、ハンドルを固く握りしめている。
「なんで、もっと抵抗しないんだい?」
「だ、ダメなんです…男の人…苦手なんです…ん…そんなっ」
「ふーん、オヤジにも同じことをされたんだ」
「は、はい…理事長室で…二人きりになったときに…」
股間をストッキング越しに愛撫し、次々と聞き出していく。
学院の出身だと言うこと、オヤジにバージンを奪われたこと、結婚していないこと。
最後の方は喘ぎ声で聞き取りにくかったが、
どうやら涼子は女子校育ちで男に免疫がないまま社会に出たがうまくいかず、
母校の弁護士が後任を探してるところを拾ってもらったそうだ。
運悪くオヤジに犯され、そのまま愛人として飼われて現在に至るわけだ。
涼子もなんとか、男性と向かい合う自信は出来たが、
男と二人きりで高圧的な態度で出られると昔の癖が出てしまうようだ。
250Traffic Jam:03/04/05 06:57
「自分ばかり気持ちよくなってないで俺のもしてくれよ」
涼子の手を導いていく。
「あぁ…だめぇ…」
相変わらず抵抗はしない。それどころか自分から握りしめる。
「あぁん…固い…や…」
熱病にうなされるように喘ぎ声を出す。
「オヤジと比べてどうだい?」
「ぁぁ…大きくて…固くて…ビクンビクンしてます…」
「入れて欲しいかい?」
「そ、そんなこと…んっ…言わないで…ダメ、クチュクチュしないで!」
「じゃ、やめるよ」
「ぁあん、そんなぁ…止めないで…もう少しで…」
「イキたいんなら、その口で可愛がってもらおうか」
「ぁぁ…そんな車の中で…」
言葉とは裏腹に身体を捻らせシートベルトを外す。
湿った息が亀頭をくすぐる。
ピンクのルージュがパックリとくわえる。
「ふぁふ…はぁん…んん…」
オヤジのしつけが良かったのか口戯はなかなかのものだ。
「早くしないと人だかりができるぞ。ほら、女子高生が通っていく」
嘘だが涼子の身体がぶるっと震え、愛撫する股間が一層熱くなる。
口を窄め、頭を素早く上下する。
「いいぞっ…涼子…だ、射精するぞ!」
「ん…や…はふぇ…」
抗議の声を上げるが頭を押さえつける。
次の瞬間、スペルマが尿道を駆け上がっていく。
「んんっ…んぐっ…」
最後の仕上げに、クリトリスをストッキングとパンティ越しに摘む。
「んぁ…んくっ」
涼子は口に含んだままグッタリとする。
「早くしないと、校長達が心配するぞ」
251Traffic Jam:03/04/05 06:58
自動車のドアを開け、正面玄関に降り立つ。
正面玄関から見上げると校舎の見事さと男が入り込めない独特な雰囲気が醸し出されている。
校舎群の向こうに裏山が木々を生い茂らせて、その山頂に建っているベージュの建物が木々の間から見える。
カセリーヌ学院は議員、官僚、企業の重役、元華族等々いわゆる上流階級の子女を良き妻良き母として教育するのが目的として創設され、曾祖父が創設者として明治から続くカソリック系の女子校だ。
校舎はバブル崩壊前に今まで山の上に大正期に建てられ西洋と東洋が融和したアールデコ調の旧校舎から、
有名建築家が設計したコンクリートとガラスで構成され、無機質だが細部まで意匠を考え抜かれ、派手ではないが学舎として落ち着いた山の麓の新校舎に移っている。
華やいだ匂いが建物の中にも満ちている。ブルセラショップとは違った、これも女の匂いだということを思い出す。
授業はもうすでに終わっているようで、離れたところから部活動をしている女の子達の声が聞こえてくる。
勝手を知らないので涼子のあとについて歩く。
グラウンドには陸上部とラクロス部、ソフト部がテニスコートでテニス部が練習をしていた。
ちょうど一人の可愛らしい女の子が空振りをして転けている微笑ましい場面だった。
校舎の中に入りキョロキョロと見回しながら歩いていると、向こうから大人びた一人の女子生徒が歩いてくる。
擦れ違いざま目が合い会釈をしていく。
「ごきげんよう」
「…ごきげんよう」
なんと返したらいいか分からず、まごつきながらも同じ言葉を返し、そのまま後ろ姿を眼で追っていく。
「彼女が生徒会副会長の香本伊織さんですわ」
涼子と彼女はその立場上、お互いに知っているようだ。
「へぇー、まだ、あんな女の子がいるんだ。」
大和撫子を絵に描いたような淑やかな女の子だった。
「彼女は特にですが、みなさんそれに引けを取らない生徒達ばかりですよ」
252Traffic Jam:03/04/05 07:00
下を突き当たり、涼子は木調の二枚扉を左右に開く。
伝統と格式でデコレートされた理事会議室。
理事の面々、校長、事務長がズラッと座ってこちらを一斉に見る。
どこに座ったらいいか悩んでいると頬をほんのり赤らめた涼子が上座へ案内する。
クッションが効きすぎているのと自分よりも10も20も年上の面々の視線が俺一人に注がれ、身じろぎをしてしまう。
「それでは、関係者のみなさまがお揃いになったので、理事会を開かせていただきます。」
下座に座る男が議事を進行していき、まず、外人の神父がオヤジの冥福を祈り、唯一の遺族である俺に弔辞を述べた。
「次に、顧問弁護士の片原様より、理事長の遺言状を公開していただきます。」
俺の斜め後ろに立っていた涼子がおもむろに封書を取り出し、蜜蝋の封印を解き、遺言状を読み上げていく。
内容は大雑把にこうだった。
涼子が読み上げた財産を長男で一人息子の俺にすべて譲る。
ただし、相続するにはカセリーヌ学院の理事長も引き継ぐこと。
もし、理事長にならなければ、財産は相続できず、すべて学院に寄付し、学院の運営、理事長職は理事会によって決める。
この遺言状に対する意思表明の期限はオヤジが死んでから2週間後まで、
それを越えても意思表明がなされない場合も権利放棄と言うことで理事会に一任する。
253Traffic Jam:03/04/05 07:01
涼子がすべての文面を読み上げたあと、しばらく、ざわめく。
「このたびは理事長であられる小川孝弘様が先ほどお亡くなりになったことで、
 第1条第3項に決められているように世襲制である理事長を、
 ご子息であられる博史様が継ぐことは理事会の方では依存はありません。
 しかし、今の時代、世襲で職業を選ぶ時代でもありません。
 あなたのご自由な意志でお決めになって下さい。」
そんな中、俺の目の前、恐らく副理事長だろうと思われる男が発言する。
『よく言うよ、親からの莫大な財産を受け継いだり、世襲で大会社の重役になった連中が…』
しかし、副理事長の発言があった中でも、今までこの学院にノータッチだった俺を歓迎しない雰囲気が数人からも発せられていた。
財産にはそこまで興味はない。一端、家を出た自分としてはそんなものは捨て去ったものの一つだからだ。
しかし、友人と興した会社が倒産で潰えた経営者としての夢を叶えるのは魅力的だった。
ブルセラショップを下から大きくしていくのも面白いが、大きいものを切り回したいという野望は誰しも持つ。
意志はもう決まっていた。理事長を引き継ぐことを。
だが、遺言の条件として二週間以内にどうするか決めろとしてある。
すぐさま、意思表明するよりも今のうちに学内事情を調べてからの方が外様の俺としてはやりやすくなる。
理事内での敵味方、学院の経営状態、問題点、セールスポイントを調べ、
それに対する経営方針、プランを練り上げておく必要がある。
「父がまだ、亡くなって間もないので、心が動転しておりますし、急に学院や財産のことを考えろと言われましても…
 つきましては、期限である二週間後に再度、理事会を開いていただけませんでしょうか?
 その時には心を整理してお伝えすることが出来ると思います。」
そういって、理事会をお開きにした。
254Traffic Jam:03/04/05 07:02
久しぶりに家に戻る。高校卒業とともに出た部屋はあのころと変わらないままだった。
メイドか家政婦かが手入れをしていたのだろう。男一人の家とはいえ、小綺麗になっていた。
すぐさま、ブルセラの社長には辞表を届け、アパートも引き払った。
その後の二週間は倒産寸前のときに不眠不休でソフト開発していたときと負けないぐらい、
情報収集、分析をし、プランを練り上げていた。
学院の教会で行われたオヤジの葬儀の最中、接触してくる何人かの理事、教師を選別していく。
涼子は顧問弁護士、学院OG、オヤジの愛人として学院の情報収集能力は眼に見張るだけのものだった。
もちろん、二週間の間に涼子を完全に俺の奴隷として調教したのは言うまでもない。
更に、おなじくオヤジの愛人だったシスターの滝川七海も涼子とともに抱いてやった。
七海も学院の出身で卒業後、キリスト教の道に進み、母校の教会に赴任してきたところをオヤジに犯された。
涼子はモデルのようにスレンダーだが七海は禁欲的な黒の聖衣の下に豊満な肉体を隠し持っていた。
肉欲と禁欲の狭間で揺れ動く様は、女子高生とは別次元のところでそそられるものだった。
七海は生徒の悩みを聴く機会が多いシスターという立場から、生徒達の悩み、不満といったものがどこにあるか熟知しており、手に取るように分かった。
それによってプランができあがっていった。まともな人間では思い浮かばないような悪魔のプランが…
255Traffic Jam:03/04/05 07:43
>>243
んー、段落という概念がないわけではないですが、
台詞と文が口語に来ることが多い”小説”という性質を考えるとセンテンスごとに改行した方が良いかなと。
あと、原稿用紙ではなくPC上で書いているのと、>>244さんが言うようにウェブ上に表示されると言うことでこの方が自分としては見やすいという感じるわけですよ

>>245
モツカレー

>>246
まんがばかりじゃなくって本も読まなきゃねぇ。妄想力たくましくしなきゃw
ビューワーはちなみにphpで動作するp2ってのを使ってます。
参照までに<ttp://akid.s17.xrea.com/>と<ttp://pc2.2ch.net/test/read.cgi/software/1043471886/>
そういや最近の本はわざと行間広くしてるんだよな。
>>256
詰まってる方が読んだ!ってカンジするんだけどなあ。紙の無駄遣いだよな。
>>TJさん
かなりイイッ!!!!
これから楽しみです。
今更ながら良スレですなあ
力作ぞろいだ がんばれ〜作家さん
応援してます  
>>TJ氏
自分も書いてますが
この手のWEB小説の段落って難しい問題ですよね
あと説明を抑えてうまく表現するのも。

センテンスはおろか
「した」「だった」の連投ものが多いこの手のスレ小説において
貴君の作品とくに設定の細かさは参考になります。
ここまで保管。

248で保管サイト内の配列を投稿開始順から作家別にしてほしいとの意見がありましたが、
作家の方々のご意見はいかがでしょうか?

>TJさん
遺言書の検認は家庭裁判所で行います。
たとえ弁護士といえども勝手に開封すると過料になります。。。
って、ここは突っ込むところじゃないですね。

そろそろ保管サイトもレイアウト変更をしなくてはいけませんね。
露骨にアダルトサイトというのもいまいちですので、
ちょっとソフト路線で考えてみたいと思っています。
262Traffic Jam:03/04/07 18:08
>>258
どもー
システムを現実味をおびさして、保護者の面々が納得できる理由付けが難しく、
悩んで止まっていましたが、ようやく言い訳が見つかりました(w

>>260
今回は細かい設定まで決めずに書き始めたので四苦八苦しております。
いきなり、>>261で保管さんに突っ込まれてるし(w

一昨日、昨日と飲んで、今日はこれから花見です。おなにすとさん、もうちっと待て下さいね
>>262
(w、気にならないんで、じゃんじゃん書いてくださいね。
二日酔いにはお気をつけて。続き、楽しみにしてます。
大丈夫だと思うけど保全。

ついでに、保管サイトに他スレの小説を2本追加しました。
追加作品 「少女素描」、「やさしく…を孕んで」

  ☆ チン     
                 
☆ チン  〃  Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ヽ ___\(\・∀・) < ねぇねぇ続きまだぁ〜
     \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
  | .愛媛みかん.  |/
--清孝 その2--

 弥生の結婚式の3日前、兄が早朝から弥生を車で連れ出した。リビングのテーブルの上には、
「弥生と一緒に花菜江さんの墓参りに行ってくる H」
と書かれたメモが残されていた。
 兄と弥生の関係が本当のところはどういうものなのか、僕は結局確証を掴むことはできなかった。そのう
ちに弥生は藤堂さんとの結婚を決めてしまった。今さら兄とのことをほじくりだしてせっかくのおめでたい
話をぶちこわすこともないだろう、と僕も思ったし、涼子も僕と同じ考えだった。だから僕は、この墓参り
がおそらくは兄と弥生との最後の秘密の逢瀬なのだろうと見当はついたのだけれど、敢えてそれをとがめよ
うとは思わなかった。もうあと少しで弥生は幸せな花嫁になるのだから、ちょっとくらいの逸脱には目をつ
ぶろうと。
 夜中近くになって二人が帰ってきたとき、何故だか弥生はちょっと酔っていた。
「兄貴、弥生に酒飲ませたのか? 未成年なのに……」
「だって弥生が飲みたがったし、俺が飲むわけにもいかないだろう?」
兄はよくわけのわからない言い訳をした。弥生はアルコールのせいか頬を紅潮させていたが、何度かあくび
をした後で、
「眠いからもう寝る」
とすぐに自室へ引き上げてしまった。
 式の当日、弥生は朝からあまり嬉しそうではなかった。いわゆるマリッジブルーというのがどういうもの
なのか知らないが、弥生の表情の暗さは環境が変わることへの不安からくるものだろうと思った。だから化
粧と着付けを終えて控え室で時間をつぶしている時に、弥生が兄の顔を見て泣き出した時にも、誰もそれを
不審には思わなかった。
 意外なことに、父も泣いていた。初めて我が家に来たときの若くてきれいだった花菜江さんのことを思い
出していたのかもしれない。

 藤堂さんの家は宗教団体の代表というかなり特殊な、人づきあいの範囲が異常なほどに広い家だったのだ
が、式は新郎新婦の意向から人前式で、披露宴もそれほど華美なものではなかった。友人の少ない弥生だっ
たが、それでも高校時代の友達が数人列席してくれ、その時だけは弥生はとても嬉しそうだった。
 式が終わり披露宴も済み、藤堂さんと弥生を新婚旅行に送り出し、僕は涼子と兄とともに飲みにいくこと
になった。
「おにいさん、複雑な心境なんじゃないんですか? 自慢の妹が親友と結婚するのは」
涼子が切り出す。兄は笑いながら
「そりゃ、ね。まあアイツは人柄は申し分ないし、家は大富豪だし、弥生が幸せになれるんなら俺も紹介し
 た甲斐があったと思うよ。いろいろと……あの子には辛い思いさせてきたわけだし」
と言った。辛い思い……それはつまり、兄と花菜江さんとの不倫、それに起因する花菜江さんの自殺のこと
を指しているのだろう。涼子にはまだ話していないことだ。僕は涼子に目配せして、
「でも、弥生みたいに内向的で人見知りの子があれだけすぐに親しくなって結婚までいってしまうのだから、
 藤堂さんて本当にすごくいい人なんだね、兄貴」
と話をそらした。それから他愛のない話をしばらくしてから、兄は
「しばらく仕事で研究所に泊まり込みだから今日は早く帰って支度しないとな」
と席を立った。
 後に残った僕らは、こういう日にどうかと思わなくもなかったがホテルへ行った。相変わらず二人とも忙
しかったので、久しぶりにお互いの身体を堪能した後、涼子が思い出したように話し始めた。
「そういえばさっきのあの目配せの意味は?」
「あ、あれね……。あのさ、花菜江さん---弥生のお母さんが自殺した話はしたよね?」
「うん」
「原因は、兄貴なんだ。兄貴と花菜江さんが不倫していて……どうしてそんなことになったのかまではわか
 らないけど、とにかく二人がそういう関係で、それが親父にバレたんだ」
「……」
「で、親父は花菜江さんを許して、二人を引き離すために兄貴を留学させたんだけど、その後で花菜江
 兄貴の子供を妊娠してることがわかって、それを気に病んで自殺した」
「……! それ、なんでもっと早くに……。ゴメン、言えないよね、そんな話」
「言わないで済むのなら誰にも言わずに済ませたい話だからね」
「それ、弥生ちゃんは知ってるの?」
「自殺の原因が兄貴だってことは知ってる。花菜江さんと兄貴との関係は、その時には気がついてなかった
 と思うけど、後で嫌でも知らされた。弥生、まだ中学生だったんだよな、その時」
「……そうなんだ……」
涼子は何か考え込むような様子だった。
--弥生 その4--

 新婚の最初の夜、弥生は緊張から微熱が出てしまい、恭之は
「疲れてるんだろう? 仕方ないよ。ゆっくり休んで」
と言って、一晩中添い寝してくれた。翌日、やっと熱が下がった弥生を連れてレンタカーであちこち走り回
ったのか、今度は恭之が疲れて寝てしまった。3日目、さすがにこれでは、と思い、予約していたクルージ
ングもディナーもキャンセルして、二人で部屋にこもった。
「弥生……」
 恭之に抱き締められて、弥生は思わず身体を固くした。恭之は弥生のワンピースを脱がせて白のレースの
下着姿にすると、抱き上げてベッドに横たえた。
「きれいだよ、弥生」
自分も服を脱いでトランクス1枚になると、弥生の隣にそっと横たわった。髪を掻き揚げて額にキスし、手
をブラの中へそっと忍ばせる。
「あ……」
弥生の唇から声が漏れる。恭之が耳もとで甘い声で囁く。
「弥生、大丈夫だから固くならないで、僕に任せて」
 弥生は言われるままに、目をとじて恭之のするがままになっていた。恭之の手の中で弥生の乳首が固く立
ち上がる。身体の奥に甘い疼きが沸き起こる。恭之のキス。その唇がゆっくりと移動して耳たぶ、うなじ、
首筋、鎖骨へと移動し、ブラをずらして柔らかな乳房の頂きへと舌を這わせる。
「あ……うぅん」
また寸止めですか…
すみません、別に寸止めを意識しているわけではないし、
ここはじらすようなところじゃないんですが……。
 弥生は頚を振って柔らかくうめく。恭之は弥生の上半身を抱き起こすとブラのホックを外して片ひもから
腕を片方ずつ抜き取った。続いてパンティも、両手でゆっくりと脱がせる。
「弥生……きれいだよ」
 恭之の声がかすれる。ほんのりと色づいた胸、ほっそりとしたウエスト、わずかに丸みをおびた下腹、そ
してその下のうっすらとした陰毛……弥生の全てを今こそ自分ひとりのものにできると思うと、恭之は高ぶ
る気持ちを抑え切れなかった。慌てて自分もトランクスを脱ぎ捨てる。
 恭之の手は、弥生の薄い茂みをためらいがちにまさぐってから、そっとその奥へと差し入れられた。しっ
とりとしてはいるが、潤ってはいない。
「緊張してる? 大丈夫だよ、優しくするから」
恭之は優しく囁き、弥生の耳たぶをそっと甘噛みする。弥生ははぁ……と甘い息を吐いた。恭之の指は弥生
の敏感な部分を探るように動き、弥生はわずかに腰をもじつかせた。
「弥生……愛してるよ、弥生」
 恭之は弥生の乳首にむさぼりつき、その唇をみぞおち、臍、下腹部へと移動させた。そして、弥生の脚を
開かせると、その中心部を見つめた。
「いや……見ないで」
弥生が声をあげる。浩文に貫かれたのはわずか5日前だ。気付かれたらどうしよう……弥生は怯えていた。
しかし恭之は、ただかすれた声で
「きれいだ……ここも、僕のものだ」
とつぶやいて、弥生の花芯に口づけた。
「ん……」
 弥生は身体を震わせた。恭之の鼻先が弥生の敏感な芽を刺激している。花芯の奥へと差し入れられた恭之
の舌に、ほんのわずかのぬめりが感じられた。恭之はもう限界に近かった。夢にまで見た瞬間。まだ潤いが
不十分だと思ったものの、十分に唾液で湿らせておけば大丈夫、そう思った恭之は、あたりをたっぷりと嘗
め回した。
 体勢を整え、弥生の入り口に自らのものをあてがうと、恭之は優しくささやいた。
「弥生、入れるよ。痛いかもしれないけど……我慢して」
そしてゆっくりと腰を沈める。
「あ……いや」
柔襞が強引に押し開かれる感覚に、弥生の顔が一瞬だけ苦痛に歪む。
「やっとひとつになれたね、弥生」
 恭之が唇を重ねてくる。弥生はただ、されるがままになっていた。恭之の腰がゆっくりと動き始めた。弥
生の身体に軋むような痛みが走る。恭之の息が徐々に荒く激しくなり、腰の動きが速まったかと思うと、そ
のままがっくりと弥生の上に倒れこんだ。
 少しの後、乱れた呼吸も治まった恭之が
「弥生、大丈夫? 痛くなかった?」
と弥生に声をかける。弥生が
「大丈夫」
と答えると、恭之は弥生を強く抱き寄せてキスをした。
 恭之の寝息を隣に聞きながら、弥生は声を押し殺して泣いていた。この人を愛している筈なのに、愛する
人と結ばれた筈なのに、何故?
 身体のほてり、腰の奥の甘いうずき……それらが何を意味しているのか弥生にははっきりわかっていた。
浩文の言葉が頭の中で反響する。
『お前には俺が必要な筈だ。こうやって死にたくなるくらいにイキ狂わされることがな』
 その通りです、にいさま。たった今恭之さんに抱かれたばかりなのに、弥生はもう、にいさまが恋しくて
なりません。
 弥生はベッドを抜け出してバスルームに入り、シャワーを浴びた。手が自然と下半身にのびる。
「ああ……、にいさま」
身体に覚え込まされている記憶。弥生は浩文を思い出しながら指を動かした。花芽を覆う柔らかい鞘を剥き
あげ、中の敏感な芽を撫で摩る。たちまち花芯からは、シャワーの湯とはあきらかに違う粘度のある熱いぬ
めりが沸き出した。その中にそっと指を差し入れる。
「にいさまが、ここに……」
 弥生ははっとして一瞬罪悪感にかられる。つい今し方そこで恭之のものを受入れたばかりだというのに、
弥生の意識には浩文のことがまず先に浮かんだのだ。
「ごめんなさい、恭之さん……」
しかしその罪悪感も、沸き起こる感覚とそれによって更に呼び覚まされた欲求にはかなわない。弥生は指先
の動きを止めることはできなかった。
「あ……ん……」
 シャワーの音でまぎれるとはいえ、大きな声を出してしまえば恭之が目を覚ますかもしれない。弥生は懸
命に声をこらえながら、指を使い続ける。腰が自然に蠢き、脚が震えて、立っているのが辛くなる。息が速
く浅くなる。目を開いていられない。
「あ……、あっ、イ……にいさ…ま……イクゥ……」

 バスタブにしゃがみこんで激しく肩で息をする弥生に、シャワーの湯が容赦なく降り注いでいる。
276Traffic Jam:03/04/10 11:27
「若輩ながら、伝統あるカセリーヌ学院の理事長職を引き継がさせていただきいと思います。」
二週間前と同じ顔ぶれで、形式的な決を採る。
それぞれ様々な思惑があっただろうが、おくびに出さず全会一致で俺が4代目の理事長に正式に決定した。
副理事長から理事長の席を勧められる。
「さて、早速ですが…」
会議室は理事長の決定だけだと油断していたのか、どよめく。
咳払いをして続ける。
277Traffic Jam:03/04/10 11:28
「今この不況の嵐が吹き荒れる中、このカセリーヌ学院もその荒波の中を進んでいかなければなりません。
 それは、学院だけでなく、我が学院に通う生徒達、また、その保護者の方々も、この厳しい時代に直面し、様々な問題が表出してきています。
 理事長職を引き継ぐかどうか判断するのに簡単に学院のことについて調べさせてもらいましたが、バブル時代の新校舎建設による慢性的な資金不足。
 また、授業料が払えなくなり余儀なく転校してしまう生徒達の問題等々、諸処の問題を抱えています。
 そこで、これらの問題を解決するために、私はあるプロジェクトを立ち上げて試験的に運用したいと考えています。
経済的に学院に通うことが出来なくなってしまう生徒達は良くも悪くも世間のことを知らないことが多いようです。また、これは学院の卒業生達にもいえることでした。
特に、男性に対しての免疫がないということは、女性の社会進出が進む今となって、これはかなりのマイナス要因となっています。
 そのことをふまえて、男子生徒の受け入れることを提案します。これは共学化するというわけではなく、女子棟とは別棟で、旧校舎を考えていますが、受け入れることを考えています。
 完全共学化することは保護者、OGの皆様方にはなかなか受け入れがたいものでしょうし、反発も大きいと思われます。
 ですから数も一学年10名ほどの少人数で、受け入れる生徒はもちろん当学院に見合った生徒とします。
 それにつきましては理事のお知り合いの方で、来年度、高校生になる、もしくは、転入してきてくれるご子息のご紹介をお願いいたします。
278Traffic Jam:03/04/10 11:29
 そして、これがどの様に問題解決の手段となりうるかですが、先ず、授業料が払えなくなっている、もしくは、払えそうになりそうな生徒達をこのプロジェクトに参加してもらうことで授業料を免除します。
その生徒達をどの様に参加させるかというと、男子学生とその生徒達は今は使われいない緑鳴寮に入寮してもらい、その生活の面で支えるお手伝いをしていただきます。
手伝ってもらうことで家事や最低限でも自分の身の回りのことを出来るように、また、卒業するにしても転校するにしても、世間とのギャップをなくすことが出来ると思われます。
 今回のプロジェクトはあくまで、試験段階のもので大体的にやることはありませんし、表だってもやりません。
 このプロジェクトを進めていくに当たって、最大の懸案は資金調達をどうするかですが、父からの財産全部を私が相続するのではなく学院に寄付・処分して、資金にあてます。
 銀行に追加融資のお願いをすることなくやっていくので、学院自体の経営を圧迫することなく実行することが出来ます。
 ざっと、大まかな説明ですが、理事の皆様方いかがでしょうか?」
279Traffic Jam:03/04/10 11:29
理事の面々は真意をはかりかねているようだった。
今の理事の面々は強いリーダーシップに引っ張られる傾向にあるので、それをふまえてのプレゼンテーションだった。
元々、子供が在学中の任期三年で入れ替わっていくので理事自体に強い権限は元からない。
しかし、彼らを言いくるめなければ、全校生徒の保護者達を納得させることは出来ない。
ここで躓くようでは先が知れている。
納得がいかない理事達は質問をしてくる。
男女一つ屋根の下で間違いが起きないのか、資金は本当にそれだけで足りるのか、学生が集まるのか、集めるのにどうアピールするのか、財産を寄付して俺の生活は大丈夫なのか次々と上がる。
「もちろん、男女の生活圏は分けられます。しかし、手伝いをしていただくためにも一部共有する空間が必要ですし、そうでなければ、プロジェクトの目的も達成できません。
 一方、セキュリティを充実させなければならないので寮も必然的に改築する必要があるでしょう。
 次に、資金ですが足りない分は男子生徒の父兄のみなさまにお願いしたいと思います。
 というのも、成績優秀な生徒がいらっしゃることに越したことはないですが、ご子息がどんな問題があったとしても受け入れ、卒業するまでに人格なり、勉学なり、スポーツなりに向上させると言うことをアピールすることとします。
 ただし、そのためには三年間、寮での生活を条件とし、途中でリタイアすることもないようにしていただきたいと考えています。
 私の生活ですが、もちろん、自宅も寄付する予定なのでこのままでは放浪の身となってしまうでしょう。なので、私も緑鳴寮の一角を間借りしようかと考えています。
 プロジェクトを中心となって進めていく身としては、現場で見守っていきたいものですから。」
質問を逆手にとって、俺主導でやるからお前らは手出しするなよと釘を刺す。
その後は大した質問はなく、表向きのプロジェクトは理事内で承認され、俺は来年度に向けて準備に入った。
280Traffic Jam:03/04/10 11:37
ぜんぜんエロに入らないです…道のりは長いです…眠いです…
エロくないと筆が進まない…悪循環です…頑張ります…はい

>>266-269,271-275=SOZさん
イイッす
弥生がタマラナイッす

あと、保管さん
学園性活の第2章の「SIDE-信介 00:15」のところがダブってます

ではではー沈没
280でご指摘のありました部分について修正。
ここまでの投稿も保管。
男子生徒も一緒になって
陵辱する展開は萎えるよな?

            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  )  徹底したエリート教育を施して欲しいな兄者
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i  
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  FMV  / .| .|____
      \/       / (u ⊃
SOT殿
弥生(・∀・)イイ!!

初夜にオナニー!


TJ殿
エロく無くても無問題!多謝多謝!
(広州と香港に出張してきたので、付け焼き刃の広東語デシタ)
男子生徒も一緒になって
陵辱する展開は萌えるよな?

            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  )  徹底した萌え萌えだよ。っつーか、早く続きたのンます。マジで。
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i  
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  FMV  / .| .|____
      \/       / (u ⊃
285名無しさん@ピンキー:03/04/12 22:31
286名無しさん@ピンキー:03/04/12 22:41
レースクイーン
http://jracequeen.com
287名無しさん@ピンキー:03/04/12 22:43
携帯でH画像
http://moroero.com
定期あげ
お願い 早く続きを〜!!!
 新婚旅行から戻ると、新しい日常が始まった。大学を1年休学している弥生は、朝、恭之を会社に送りだ
してから家事を一通り済ませると、特にすることもなく過ごしていた。もともとあまり活動的とは言えない
弥生は、大学に入ってからバードウォッチングのサークルに入った以外には、読書や音楽鑑賞などの趣味と
はいえない程度の趣味しかなかったために、時間を持て余していた。
 その日の午前中も、洗濯を終えてから特にすることもなく、前の日に恭之が買ってきた週刊誌をパラパラ
とめくっていた。そこへ、電話がなった。
「はい、藤堂です」
「弥生か? 俺だ」
浩文の声に、弥生の身体が反応する。脚がガクガク震える。
「……にいさま?」
「そうだ。元気か? 恭之とは仲良くやってるか?」
「……はい」
「そうか。今ひとりか?」
「はい」
「出られるか? 近くまで来てるんだが」
「……あの、困ります」
 困ります、と言ったものの、弥生は下半身がじわっと熱くなるのを感じていた。声が上擦りそうになるの
をなんとか誤摩化しているつもりだったが、
「お前、もう濡らしているだろう?」
と言われて、呼吸が苦しくなった。黙り込む弥生は、浩文から畳み掛けるように
「どうした?図星で声も出ないか。心配しなくても夕飯の支度にはちゃんと帰してやるよ。何分で出て来ら
 れるか?」
と言われて、
「5分で出ます」
と答えるのがやっとだった。
 マンションから300メートルくらい離れた場所に浩文の車が停まっていた。弥生はあたりに知っている人
がいないのを確認して急いで助手席に乗り込んだ。
「顔色悪いな。どうした?」
浩文の第一声だった。
「そんなことはありません」
弥生は強い口調でそう言うと、唇をきっと引き結んだ。
 浩文はあらかじめ調べておいたのか、バイパス沿いにあるラブホテルへ車を走らせた。
「時間がもったいないからな」
と言い、車から降りて部屋へ入ると、すぐに弥生の両手首を後ろで縛り合わせた。
 弥生は身をすくめて堅い表情をしていたが、抵抗はしなかった。
「どうだ、恭之との新婚生活は。あいつは優しいか?」
 声をかけながら、浩文は弥生の両足首をあぐらを組むように縛り、ベッドにうつぶせに転がした。両肩と
頭、両膝で体重を支える体勢。めくり上がったスカートから覗く白いレースのショーツを、ヒップから剥く
ようにおろすと隠されていた合わせ目からは、粘度のある液体が滲み出していた。
「やっぱり濡らしていたな、弥生。そろそろ俺が欲しくなったころだろう」
「……嫌、駄目です、こんな……あっ」
 浩文が指を弥生の中に差し入れ、内部を探るように動かすと、弥生の口からはたまらずに高い声がこぼれ
出た。
「いい声で鳴くな、相変わらずお前は。恭之はどうだった?処女じゃないことはバレなかったか?」
「……大丈夫、でした。あっ……んん…」
「恭之としてみて、どうだった? 感じたか?」
「……いやっ、あっ……」
「聞かれたことには答えろ弥生。恭之とのセックスで感じたかどうか聞いてるんだ」
「あ……少し、は……あぁ……」
「少しは感じたか。だけどイケなかった。だから俺にイカされたくなった。そうだな?」
「ちが……違います……あぁ…」
SOT殿
浩文は酷い男だな…
俺の従兄弟と同じ名前なんですよ、つい重ねて考えてしまいます。
続編楽しみにしております!


TJさんも待ってますよー!
293Traffic Jam:03/04/14 01:16
うがぁーーー
HDDが昇天したーーーーーーー!!!
バックアップとってないーーーーーーーーー!!!
保管サイトが有り難いが、エロ画像の山々が…
半年で計120GのHDDを無駄にしてる……

おなにすとさん、他、みなさんごめんなさい
新しいHDDはもう買ってあるのでっていうか買ったから古いのが拗ねたのか分からないけど、
明日OSをインストールしなおしてから、頑張って続きを書きたいと思います。
SOTさんそれまで繋ぎお願いしますねん(他の方も書いてくれると…)

今日はもう寝ます…はぁぁぁぁぁあぁぁぁ……
>>293
マジッ!?

御愁傷様です ナームー
295vv:03/04/14 14:38
★賞金が当たる★彼女が出来る★スッゲー気持ちいい★
http://www.pink-angel.jp/betu/linkvp2/linkvp.html
>>293
うがあ、お気の毒・・・。
がんばってください、待ってます。
作品期待保守
 弥生は切な気に顔をしかめる。髪を振り乱して沸き起こる快感に耐えている。
「違うんなら、どうして来たんだ? 俺と会えばこうなることはわかりきったことだろう」
「だ、だって……あっあっ……い……」
 弥生は歯を食いしばって絶頂が切迫していることを示していた。浩文はわざとじらすように愛撫を止める。
「恭之を裏切って俺にイカされに来たんだよ、お前は。あいつのことをどんなに愛してるのか知らないが、
 お前にとっては愛する夫を裏切る罪悪感よりも、俺にイキ狂わされることの方が勝ってるってわけだ」
弥生は何も答えない。何ひとつ弁解も否定もできない。
「お前は俺を愛していると言ったな、弥生。だが俺は愛なんて信じない。俺が欲しいのは俺が好きな時に好
 きなようにイキ狂わせることのできる人形で、お前の愛情なんかじゃない。そんなものは恭之にくれてや
 る」
「にいさま……」
弥生は浩文の顔を見つめて呆然とした。
「今さら何を驚いている。お前もお前の母親と同じだよ。愛情と欲情の区別が出来ない」
浩文は吐きすてるようにそう言うと、弥生の足首をほどいた。
「にいさま……何を?」
「お前は俺を愛してなんかいない。恭之のこともだ。俺にはイカされたいだけで、恭之には大事にされたい
 だけだ」
「そんな…そんなことは……」
「そんなことはないって言いたいんだろうが、これからそれを確かめてやろう。お前自身が嫌でも、お前の
 本当の姿を思い知るようにな」
 浩文は弥生の花芽にうまくあたるようにローターを医療用テープで固定し、自分はベッドに仰向けに横た
わって屹立したものの上に弥生を膝立ちで跨がらせた。弥生の入り口に亀頭の先端をあてがい、何度かその
あたりをなで回すように動かす。
「さあ弥生。お前が本当に恭之を愛してるのならば、立ち上がってベッドから降りればいい。お前にはそん
 なことは出来ないないだろう。自分の意思で腰を降ろし、俺のものを受入れて腰を使わずにはいられない
 筈だ」
それだけ言うと、浩文はローターのスイッチを入れた。途端に弥生の身体がびくんと跳ねる。
「あ、嫌です。お願い、やめて、やめて下さい……にいさま…お願…い……やめ…て」
 既に一度エクスタシーの直前まで追い込まれていた弥生は、たちまちのうちに再び性感を昂らせていった。
弥生の花芯から溢れ出た蜜が浩文のそそり立つものに垂れ、伝い流れる。浩文は弥生をいたぶるように、時
々小刻みに腰を揺すった。
「やめて、にいさ……ま、あぁっ」
弥生の膝から力が抜け、浩文の亀頭が半分、弥生の中に飲み込まれる。
「ほら、もう限界か。お前の恭之に対する愛情とやらはその程度のものか」
 弥生はせつなげに息を漏らすと、あわてて脚に力を入れて体勢を立て直す。浩文は手を伸ばして弥生の形
のよい乳房を下からそっと持ち上げ、親指で乳首に触れ、撫でた。
「お願い、にいさまお願いだからもうやめて……」
弥生は身体を震わせながら叫ぶように言った。辛そうに目を堅く閉じている。色白の肌は全身桜色に染まり、
じっとりと汗をかいている。
「どうだ弥生。恭之を愛しているんだろう?早くベッドから降りないか」
>Traffic Jam殿
御愁傷様です。一日も早い復帰を。
に、にいさまぁぁそんなところでやめないでぇぇ・・・モンモン
 浩文は時折下から腰を突き上げて、弥生の中に先端をめりこませる。弥生は押し寄せるエクスタシーの誘
惑と必死に戦っていたが、とうとう限界が訪れたのか
「あぁ、もう駄目、許して、許して……だめぇ」
と言い、バランスを崩すように膝から力が抜けた。浩文がすかさず怒張したものの位置を微調整すると、弥
生はそれを身体の奥深くまで飲み込みながら腰を沈めた。
「あ……だめっ、イクッ」
弥生は小さくそう叫び、喉を反らせて軽い絶頂に達した。

「どうだ弥生、俺の言ったとおりだろう。お前は恭之を、いや、お前自身を裏切ったんだ」
 浩文は勝ち誇ったようにそう言うと、下から強く腰を突き上げた。弥生自身の腰も、それに呼応するよう
に動き始める。
「あぁ……ん、あんっ」
 奥まで突き入れられる刺激に、弥生の口からは絶えまなく声が漏れる。頭の中は霞がかかったようで浩文
の言葉もどこか遠くの世界での出来事のようだ。浩文は両手で弥生の骨盤を鷲掴みにすると、時折強く引き
寄せ、揺さぶり、突き上げる。弥生の呼吸が浅くなる。
「あ……にいさま……イク、イキます……イクッ」
 弥生の身体が一際大きく震えると、少しの間静止し、そして後ろ手に縛られたままの上体がバランスを失
って浩文の胸に倒れこんだ。
切ないですな〜
う〜ん良スレ!!
304Traffic Jam:03/04/16 13:57
お騒がせしました…
壊れたと思ったHDDが復活し、データも無事でした
どうやら、埃っぽいところでPCを開いていじくってたのが原因だったようです

実は昨日、半日かけて新しいHDDにOSをインストールしてアプリとかも入れて、
さぁ、一回再起動して、書き出すかと思ったら、PCが起動しない!
今度はPC本体がいかれたのかと思いましたよ
さっきまで起動してたのに…もう、ふてくされて飲みにいって寝ました(w
んで、今日他のPCで調子の悪いHDD×2を試したら動くじゃないですか!
もう、小躍りしちゃいましたよ♪
小説の基本設定やら構想が消えた上にPC自体起動しないって途方に暮れてたんですが、
さすが、今朝の星占いで自分の星座が金運、恋愛運、仕事運がMAXで総合1位だっただけある。(ちなみにテレ朝系のです)
あとは、金運と恋愛運で良いことがあるはずだっ!!

明日明後日と出かけるので今晩書いて、朝には続きを投下したいと思います。
もう少しだけ待ってやってください

>>SOTさん
相変わらずいい仕事してますねぇ
おお!
復活おめでとうございます。しからば今晩準備運動して待ってますぞ(w
306Traffic Jam:03/04/17 05:41
男子生徒の獲得、対象生徒の選定と説明、旧校舎・寮の改築、小道具の発注等々、色々やらなければならない。
有力政治家、官僚達の甘やかされて育ったバカ息子達を入学してもらうために、理事達の紹介の中から好色で有名な奴らの所へ自ら出向く。
このプロジェクトの本当の目的を話すと、歳をとっても肉欲が衰えない変態どもはすぐさま話に乗って来た。
おかげで男子生徒と寄付金は順調に予定分を獲得することが出来た。
同時に、女子生徒の方の授業料を延滞気味の生徒を事務長にリストアップさせ、涼子に親達の履歴、財産状況等の情報を収集させる。
涼子から渡されたリストに載っている10名の女生徒達は予想外な面々だった。
親達は表向きの体面を整えているが、実情ではかなり厳しらしく、学院内でもそれとなく有名な生徒達が思っていたよりも多かった。
親たちに今回のことを持ちかけると、体裁を気にしながらも喉から手が出そうなほどな雰囲気を醸し出していた。しかし、娘を自分の元から離れ、完全に寮で半ば男と生活を共にさせるのは抵抗があり、二の足を踏む親も多かった。
307Traffic Jam:03/04/17 05:41
「……生徒自身に問題がないのに学院を途中で離れていってしまうのは、とても残念なことです。
 このたび、男子部を設立するに当たって、授業料を免除する代わりに、緑鳴寮に入寮してその男子生徒達の世話していただこうと、いやなに、食事の準備や共用スペースの掃除などですよ。
 もちろん、女子と男子で棟を別にするために現在増改築中です。
 学院側からすると、なにも不純性交遊を奨励しようと言うわけではなく、むしろ、男性に免疫がない学生達が在学中や卒業後に大変苦労なさっていることが長年の問題となってまして、今回はそのことを解決するためのプロジェクトなのです。」
念を押すと、自分たちのこの生活と娘の学院の卒業生としてのブランドを途中で投げ出さずに済む魅力に抗えず、親たちはいかいにも仕方がないような顔をして娘を差し出した。
「今回はまだ、テストケースなので口外はしないで下さい。」
もちろん、言うわけがないだろう。自分たちが破産寸前といことを世間に言いふらすようなものだし、見栄と虚栄の中で生きてきた彼らに取ってみれば耐え難いことだから。
それから、以前の職場のツテで様々な小道具を開発・発注を依頼する。制服、体操服、水着等々特別製なものを。
そうこうしているうちに旧校舎あらため男子棟と緑鳴寮の改築も進められ、こちらも表向きはセキュリティが万全で古さと新しさが融合したものになったが、その実、様々な工夫がなされた。
通常の理事長の仕事と共にプロジェクトの準備をしていたら、秋が過ぎ、年を越え、すべて準備が整ったのは三月の初めだった。
308Traffic Jam:03/04/17 05:51
抜きどころなしで短いです(汗
これで第1章 -播種- は終わりです。
章題は花の成長の過程をつけるつもりで第2章から最後の第4章まで決まってます。
このあと、-発芽-、-開花-、-結実-と続いていきます。

ようやく、種まきが終わって妄想の花を咲かせていきたいと思います。
気長に待ってやってください。
SOTさんを真似してメアドをさらしておきますんで、感想、中傷、要望等々送って下さいマシ
今日明日と出かけるので今から準備します、はい
約束の時間まであと30分しかないっ!
309山崎渉:03/04/17 15:56
(^^)
216.73.176.146 , ip-216-73-176-146.hqglobal.net , ?
ここまで保管いたしました。
カウンターももうじき2000を突破いたします。

SOTさん、TJさん、お疲れ様です。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
311名無しさん@ピンキー:03/04/19 11:10
あげ
312名無しさん@ピンキー:03/04/19 11:44
すげee
http://automatic.utadahikaru.com/
過激eroアニメの洪水をハケーン


66.123.101.87 , 66.123.101.87 ,
続き待っています!
いい作品はまとめてココにうpしたらどうよ?
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~cr18/index/novel/anthologys.cgi
315山崎 渉:03/04/20 04:14
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
すでにまとめてあるんですけど。。。
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
317OKEU NAKAYAMA:03/04/20 15:53
>316
これはどこかのホームページなんですか?
過去ログにしては、なんかカッコいい。
>>317
このスレ専用に私がつくりまして、
一応作者のみなさまのご了承を頂いております。
319Traffic Jam:03/04/21 14:33
次々と引っ越し会社のトラックが玄関に横付けされていく。
その度に、桜の花びらがチラチラと玄関口に舞い降りる。
混乱を避けるために、男子生徒30名は日を分けて事前に入寮をすませている。
今日はその最終日で女子生徒達の荷物が運び込まれていく。
どんな娘が入ってくるのか待ちきれない男子生徒が二階の窓から首を並べていて異様な光景だ。
そんな中、下の新校舎から中腹の緑鳴寮まで一人の生徒が歩いてくる。
腰までの黒髪を揺らしながら登ってくる。
カセリーヌの制服を着ているにもかかわらず、まるで着物を着ているかのようだ。
上の男達は凛とした美貌に声も出ない。
それもそうだ、茶道宝生流家元の娘の宝生小百合だからだ。
頭の中から彼女のデータを引っ張り出す。
もちろん、茶道部の部長で文化祭で艶やかな和服姿を拝ませてもらった。
その後ろから少女駆け上がってくる。
プリーツのきいたスカートが元気に跳ね上がり、今にも見えそうだ。
同じ三年生の中本真琴。小百合が「静」ならば彼女は「動」だ。
部活もお嬢様学校ではおままごとみたいな生徒が多いが、彼女は水泳で県大会でも上位に食い込んでいる。
「小百合ー、待ってー」
スポーツバッグを肩にかけ小百合に駆け寄る。
そうやら二人は仲がいいらしい。春休み明けで久しぶりにあったのか二人とも笑顔をほころばせながら何かおしゃべりしながら近づいてくる。
「ごきげんよう、よろしくお願いします」「こんにちは!」
「ごきげんよう、二人が最初だよ。えーっと、宝生さんは304で中本さんはその隣の305。
 荷物は二人とも部屋にもう届いてるから、3時には1階の談話室に来るようにね」
二人とも理事長である俺のことはクラブ活動の表彰やらなにやらで顔見知りである。
若いというのもあるが、気さくに校内を回っていた賜である。
この仮面をもうすぐ外せるかと思うと、いつもより顔がゆるむ。
320Traffic Jam:03/04/21 14:35
「Hi,Mr.Ogawa. 嬉しそうですネ、顔がニヤケテますヨ」
振り向くとふわっと広がった金髪が春の暖かい日差しでキラキラと輝いている。
去年、イギリスの姉妹校からやってきた交換留学生が立っている。
「ぁあっ、こんにちは。ローレンスさんは308ですね。」
「NO,NO. キャサリンでイイですヨ。ヒロシさん♪ふふふ」
子供がイタズラをした時のような可愛い笑い顔だ。
「コラコラ。一応、理事長なんだぞ、これでも。キャサリン?」
「ふふふ、ヨロシクね」
そう言うとルイヴィトンの大きい旅行鞄を重たそうにぶら下げながら、玄関に消えていった
次々と彼女たちは野獣の檻とも知らずに入っていく。
親から経済状態を聞かされているのか聞かされていないのか、彼女らの表情からは分からないがみんな陰のない笑顔だ。
321Traffic Jam:03/04/21 14:36
しかし、あと1人。昼の12時を過ぎてもやってこない。
「博史様、お昼の用意が出来ましたよ。」
涼子が呼びに来る。涼子も女子の管理人兼料理指導として一緒に住むことになっている。
「ああ、静山香里奈がまだなんだ。荷物も届いてないし…」
「彼女ですね…女王様系というか自分が注目されてないとダメなんですよね」
「ああ、知ってる。すばる銀行の一人娘だろ。親族経営でかなり行き詰まってるのに、未だにプライドだけは高いん…」
キキー
黒いオールドカーがすぐ横につけられる。その後ろには、トラックが着いている。
男達がトラックから一杯に積み込まれた家具や荷物を下ろし始める。
「ごきげんよう、私の部屋はどこかしら?」
「静山さんですね。202ですけど…あれだけの荷物は入りませんよ?」
「なんですって?それでは他の広い部屋に変えてください。」
「無理です。一人だけ特別扱いは出来ませんし、そもそもすべて同じ広さの部屋しかありません。」
「そんな言い訳聞きたくありません。すぐに用意しなさい。ところであなたは誰です?」
「この寮の管理人兼この学院の理事長だけど?静山香里奈さん」
「嘘いいなさい。涼子さん、この人どうにかしてくださらない?」
俺の顔を知らなくとも涼子のことは知っているようだ。
涼子は困ったような顔をして
「あの…静山さん、本当にこの方は理事長の小川博史様なの」
そのことを聞いたときの香里奈の顔は笑えた。
大きく目を見開いて、開いた口が塞がっていなかった。
「り、理事長様がそういうなら仕方ありませんわっ」
といって無礼も謝らずに中に入っていってしまった。
『あの高慢知己な性格をどうやって調教しようか…』
「博史様…みなさん待ってますよ」
俺の顔にまた、あの笑顔が浮かんでたらしく、涼子は顔を赤らめながらそれとなくたしなめる。
「心配しなくても涼子も可愛がってやるよ」
「……コクン」
これから可愛がられる若い娘達に嫉妬していたのだろう、一転、子犬の嬉しそうな顔を見せた。
322Traffic Jam:03/04/21 14:49
昼食時に男子生徒と女子生徒と正式に顔を合わせる。
軽い自己紹介をしていき、彼女たちの表向きの役割を説明する。
新入生の男子生徒達は、まだ第二次性徴前のお子さまが多い。
只でさえ、女子の方が今頃の成長が早い上、二年生、三年生の綺麗なお姉さま方の前でガチガチに緊張している。
二年、三年の編入してきた男子は眼がギラギラしている。すかした感じの奴もいるがポーズに過ぎない。
いわゆる不良というのはいないが出来の悪そうな奴らばかりだ。
こいつらを再教育すると思うと軽いめまいを覚えるが、後には退けない。
自分の自己紹介と涼子、七海を紹介する。
自分は管理人として、涼子は家事指導、七海は保健医としてこの緑鳴寮に一緒に生活することもあわせて説明し、三時から健康診断、身体測定を行うので保健室に集まるように言って解散する。
俺は一回、女子生徒達のフロアを見回り、下の男子生徒達のフロアにある自分の部屋に戻る。
その、一室。暗い。しかし、灯りはつけない。リモコンを操作すると壁一面のモニターが光をそれぞれ放つ。
中央のひときわ大きい画面にはある部屋が映し出されていた。
部屋はすでに片づけられていて、汗をかいて気持ち悪いのか画面中央の彼女は制服の上を脱いでスカートとブラジャー姿になってタオルで脇の汗を拭いている。
二年生の二条院瑠璃。胸元に銀色の十字架が拭く度にキラキラと揺れている。
彼女は熱心なキリスト教徒でシスターの七海を姉のように慕っている。
漆黒の聖衣一枚剥げば、肉欲を持てあました牝にも関わらず…
彼女の親は別にお金に困ってはいないが、七海と関わったばかりに俺という毒蜘蛛がはった網にひっかかってしまった哀れな蝶だ。
モニターを切り替える。
少女が二人映る。背が一回り大きい少女が小さい方の部屋の片づけを手伝っているようだ。
何となく顔立ちが似ている。それもそうだ、野々宮雪乃・春乃姉妹だからだ。
官僚の娘達だが元々金持ちの家ではない上に父親が保証人になってしまい、多額の負債を抱えてしまったために、二人とも入寮することになってしまった。
雪乃は三年生だが、春乃は今年入ってきた一年生だ。もちろん、入学金も免除し、授業料も二人とも免除されている。
雪乃は堂々としているが春乃は慣れない環境なのかおどおどしている。
二人の性格がかいま見える。
323Traffic Jam:03/04/21 14:57
あが、メアド消し忘れてた…

第2章 発芽 スタートでし。
保管サイトも週末で2000越えましたね。今は…2276か。

みなさんも四月も終わりに近づき、新しい年度にも慣れてきたところでしょうか?
PC環境も変わったので以前のように頻繁には更新できませんが、これからもヨロシクお願いしますね
キタ━━━━━(゜∀゜)
待ってましたよー!SOTさんもおながいします。
男子生徒が女子生徒におイタしたら、どんなお仕置きが待ってるんだろう・・・
男子生徒の中にはショタっ子もいてその子へのお仕置きは当然…(;´Д
いえ、なんでもありません。
みんな妄想がすごいでつ。ワクワクですね〜。

作家の方々、続きを楽しみにしてますー。
作家の皆さんお待ちしておりますm(_ _)m
329Traffic Jam:03/04/25 19:13
保健室は普段ではあり得ない、様々な花が咲き乱れ、甘い香りが漂っている。
ある者は自分のスタイルを誇示し、あるグループは下着の品評会をし、ある者は他人の目を気にしている。
そんなどこの高校でもある健康診断・身体測定の時間がこのときまで流れていた。
一つ見慣れない彼女らの首に巻かれた黒いリボンのようなものを除いては…
保健室に入る前に涼子からつけるように指示されたリボン状のもので厚さは3mm程ある。
前にカセリーヌ学院の苺の花をモチーフにした校章、
保健室に保険医のシスター七海が入ってくる。
その後ろに、一回り大きい影が見える。
理事長と男子生徒の一群だった。嬌声から叫声に瞬時に変わる。
そうこうしているうちに、女子の空間は浸食され、一角に押しやられる。
只でさえ狭い保健室に寮にいる全員がそのスペースに押し込まれた。
さすがすぐに冷静さを取り戻した生徒会長の香本伊織が反発する。
「理事長様、今は男子禁制です!それが例え貴方でも許されることではありませんよ!シスターも涼子様もおしゃってください。」
精一杯、腕でその健康的な胸と下半身を隠そうとしながら、同性の女性二人に助けを求める。
「いいえ、このまま進めます。理事長様の指示に従ってください。」
伊織は聞き間違えたかと思った。いや、伊織だけでないだろうここにいる男女問わず生徒達は自分の耳を疑った。
「な、何をおっしゃってるのですか?シスター七海?ねぇ、涼子様も何かおっしゃってください」
香里奈はすがるような思いできく、しかし、冷酷な答えしか返ってこなかった。
「下着も全部取るのよ、全員ね」
330Traffic Jam:03/04/25 19:15
スイマセン、ホントスイマセン

こっからがホントの続きです。


保健室は普段ではあり得ない、様々な花が咲き乱れ、甘い香りが漂っている。
ある者は自分のスタイルを誇示し、あるグループは下着の品評会をし、ある者は他人の目を気にしている。
そんなどこの高校でもある健康診断・身体測定の時間がこのときまで流れていた。
一つ見慣れない彼女らの首に巻かれた黒いリボンのようなものを除いては…
保健室に入る前に涼子からつけるように指示されたリボン状のもので厚さは3mm程ある。
前にカセリーヌ学院の苺の花をモチーフにした校章、その下には十字架がわっかでぶら下がっている。
保健室に保険医のシスター七海が入ってくる。
その後ろに、一回り大きい影が見える。
理事長と男子生徒の一群だった。嬌声から叫声に瞬時に変わる。
そうこうしているうちに、女子の空間は浸食され、一角に押しやられる。
只でさえ狭い保健室に寮にいる全員がそのスペースに押し込まれた。
さすがすぐに冷静さを取り戻した生徒会長の香本伊織が反発する。
「理事長様、今は男子禁制です!それが例え貴方でも許されることではありませんよ!シスターも涼子様もおしゃってください。」
精一杯、腕でその健康的な胸と下半身を隠そうとしながら、同性の女性二人に助けを求める。
「いいえ、このまま進めます。理事長様の指示に従ってください。」
伊織は聞き間違えたかと思った。いや、伊織だけでないだろうここにいる男女問わず生徒達は自分の耳を疑った。
「な、何をおっしゃってるのですか?シスター七海?ねぇ、涼子様も何かおっしゃってください」
香里奈はすがるような思いできく、しかし、冷酷な答えしか返ってこなかった。
「下着も全部取るのよ、全員ね」
331Traffic Jam:03/04/25 19:16
当然、抗議の声が一斉に挙がる。
「なぜそんなことしなくてはならないんですか!?」
「この変態エロオヤジ!!」
女生徒たちがこの学院では聞いたこともないあらゆる罵詈雑言を小川博史に投げかける。
しかし、理事長はどこ吹く風のように、笑みを浮かべているだけだった。
こちらがいくら法手段に訴えるといっても、どこか余裕がある様に見えるのが余計腹が立つ。
静かにズボンのポケットから携帯電話くらいの黒塗りのプラスチック製の箱を取り出す。
「そんなところかね?」
おもむろに、それを操作する。
「きゃぁっ!!」
首から全身にビリビリビリという電流が流れ、足腰が砕けその場に座り込んでしまう。
何が起こったのかわからない。電流はすぐに切れ見回すと女子だけ倒れている。
「わかったかな?」
「こんなもの早く外しなさい!香里奈のお父様にこんな学院潰していただきますわ!」
香里奈はまだ食ってかかる。よくわかってないようだ。
ここにいる生徒達は私と同じように親の会社が経営状態が良くない娘ばかりだと言うことを…
伊織は薄々とこの寮の目的がわかってきた。
こんな恐ろしいことをこの伝統ある学院でやると言うことは用意周到に準備されているに違いない。
そんなこと思索していると真琴さんがスポーツブラの格好でなにやら機会を伺っている。
それはまるで、サバンナの豹が狩りをする瞬間に思えた。
香里奈が騒ぎ立てている影からジリジリと理事長の方に近寄っていく。
しなやかな筋肉に蓄えられたパワーを爆発させたかのようだった。
手からリモコンを奪い取る。
332Traffic Jam:03/04/25 19:18
「ヤッタ!」
という歓声が挙がるが、真琴はその場で再び倒れ込む。
「残念だったね。それはただの携帯だよ。君らのその首輪に命令を出しているのはこっちの方だよ。ズボンに突っ込まれた左手と一緒に似たようなリモコンを取り出す。
「このように個別に電流も流すことが出来るし、君たちの居場所も逐次わかるようになっている。逃げ出せばどうなるかわかってるよね?今の電流の非じゃないことを」
さっきの歓声が嘘のように静まりかえっている。
再び何十という獣たちの視線が私たちの下着姿に痛いほど食いついてくる。
「さぁ、身体測定、健康診断を始めるわよ。全部脱いで」
涼子さんが私たちの方にむいてそう言う。
誰も手が動かない。イヤ、動かせない。
下着姿を男に見せるのも初めてなのに、何十人の男達の前で裸になるなんてことは恐ろしくて出来ない。
「早くしないと…また…」
シスター七海がすまなそうな声で促す。
333Traffic Jam:03/04/25 19:20
「では、名簿順に香本伊織さん。裸になって。」
一番最初に呼ばれる。諦観するにはまだ早いと思うが今の状況ではどうしようもない。
震える手で背中に手を回す。淡いブルーのレースに覆われた白い乳房が露わになる。
左腕で前を一生懸命隠す。
「をぉぉぉお!」
男子の地を這うような歓声が上がる。
生徒会長という役柄、人に見られることは慣れているはずだった。
しかし、それもこの学院の中、同性でもちろん衣服をつけてのことだ。
こんな屈辱的なことを受け入れなければならない自分がとてつもなく惨めに思えた。
顔は恥ずかしさとこんな目に遭わせているあの若い理事長への怒りで真っ赤になっている。
精一杯の反抗で理事長をきっと睨みつける。
「まだ、残ってるよ」
目の前の男は私の射殺すぐらいの視線には怖じ気つくどころか、さわやかな笑みすらを崩していない。
「くっ……」
そんな顔をされては惨めさで一層心を直撃される。
視線を避けるために背中を向け、ブラとお揃いのシルクのショーツに手をかける。
そこら中で生唾を飲み込む音がする。
腰からお尻、太股と手が下がっていく。桃のような白い双臀をさらす。
『ぁぁ…こんなことって……』
そのまま、動けない。男子だけでなく、女子の視線も痛いほど私の身体に突き刺さる。
334Traffic Jam:03/04/25 19:22
「じゃぁ、よろしいですか?」
シスター七海がメジャーを持って寄ってくる。
「身長とか…体重じゃないんですか…?」
「それは学校の方で測るからね」
あの男の声がするが無視する。
「腕上げてくださいね、測れませんから」
「な、なぜ、シスターまでこんな男の命令を聞くんですか!?」
「わ、私は…」
シスター七海は恥ずかしそうにあの男の顔を媚びるように見て答える。
「私は…小川博史様の牝奴隷ですもの…御主人様のご命令には逆らえませんわ」
「シスターもこんなものをつけられて無理矢理されてらっしゃるんですか!?」
キッと笑顔を能面のように崩さない男を睨みつける。
しかし、七海からは信じられない言葉が発せられる。
「いえ、この下には何もつけてませんわ。何も…」
黒い聖衣がファサッと足下に落ちる。
いつもは厳粛な着衣に隠された肉感的な身体がそこにはあった。
モジモジと聞く。
「あの、御主人様身につけてよろしいでしょうか?」
「ダメだ。可愛い生徒達だけ裸で自分だけ服を着ようというのかい?」
「……ぁぁっ、わかりました」
そこには絶望ではなくうっとりとした声が混ざっていた。
「さ、続けましょ」
潤んだ瞳で私を見つめる。あの、優しくほほえみかけてくれる顔はどこにもなかった。
335Traffic Jam:03/04/25 19:23
『冷たい…』
メジャーが背中から前に回される。乳首の上にもかかってくる。
刺激に反応してムクムクと立ち上がってくる。
「あらあら、もう一回測り直しね。乳首起たせちゃうなんて」
横で見ていた涼子さんが私の身体の変化をみんなの前で指摘する。
「こ、これはっ…!」
「メジャーで締め付けられて感じたの?」
「ち、違います!!」
学院出身で弁護士になった彼女を尊敬していた。
それなのにこんな変態呼ばわりされるなんて私には耐えられなかった。
「えっと、88、59、85ね。」
友達にも教えない数字を公表されていくのを呆然と聞いていた。
336Traffic Jam:03/04/25 19:23
「さ、次の人早くしないとずっとこの格好のままよ、初めから脱いでおきなさい」
彼女たちは互いの顔と全裸のままの伊織を交互に見る。
生徒会長がさしたる抵抗もせず、全裸になったのは彼女らにとって絶望的なことだった。
伊織にはそんなつもりはなかったのだが自分たちを守ってくれる城壁があっさりと陥落したのと同じだからだ。
諦めの気持ちと先ほどの電流のショックからスゴスゴと下着を一枚、また一枚と脱いでいく。
30分ほど前とは違った眩しい華が10輪、咲き乱れている。
この空間から早く抜け出したいと次々と自ら計測されにいく。
七海は10代の何もしなくても弾力のある肌に少し嫉妬しながら、メジャーを少女達の身体に巻き付けていく。
「次は二条院瑠璃さん」
「くすんっくすんっ…七海お姉さま…」
七海を姉の様に慕っていた瑠璃のすすり泣く声が耳に入る。
「ゴメンね、瑠璃さん。これが本当の私なの…」
頬を流れ落ちる涙にキスをする。
『ああ、私のせいで瑠璃さんも堕ちていくのね…』
罪悪感と甘い連帯感がせめぎ合い、下半身が熱くなってしまう。
そんなことを感じながら小さな乳房を測る。
337Traffic Jam:03/04/25 19:29
難しいです…。
こうも人数が多いと視点があっちこっち行って深く書き込みにくいし…全然先に進まない
またありといきます、はい。
338オッサン:03/04/26 03:13
traffic jam殿
あまり気になされずに対象を絞り込むのも手ですぞ。
続きに期待しています。
339bloom:03/04/26 04:39
400 ゲト!
SOTさーん!!
TJさーん!!

すみませーん。またちょっと行き詰まってます。ごめんなさい。
GW明けまでにはなんとか……。
シスター(;´Д`)ハァハァ
>>342
楽しみにしとります。でも無理はしないでね。
345Traffic Jam:03/04/28 04:31
今日から旅立ちます、はい

なので、つなぎとして某所で公開した作品(未完)をば

「加奈の夏休み」

第1章 「7/26(土)晴れ」
ギラギラと輝く太陽。
水着に着替えて待ってるのにともちゃんとヨッシはまだ来ない。
青くて透明なプールは底の赤や黄色のラインまで揺らぎながら見える。
「おっそいなぁー、二人とも…」
そう言いながら加奈は太陽に反射して煌めく水面をすくい、まだ幼さが残るその胸に染みこませる。
紺色のスクール水着がより深い色に滲んでいく。
「気持ちいい…」
お尻をつき、両足を足先から水中へと沈めていく。
そのまま、軽くバタ足をして無数の水滴が散らばり、加奈の顔にも水着にもかかり、斑点をつくっていく。
普段はスカートの下に隠された白い太股が惜しげもなくさらされている。
夏休みの学校のプールでそれを今見ているのは白い太陽だけだ。
誰もいない学校のプールで遊ぼうと言ったのはヨッシだった。
でも、一週間前の終業式の日だったので二人とも忘れているのかも知れない。
あれから3人とも部活で何かと忙しかったから連絡せずに約束の今日になってしまった。
案の定二人とも来ていない。
346Traffic Jam:03/04/28 04:31
ベンチに置いたタオルと携帯に目をやる。
「返事きてるかな?」
さっき、二人にメールを送っておいた。
プールサイドから立ち上がり、熱いコンクリートの上に足跡を付けていく。
2件あった。
『暑い夏の中、さびしいあなた!出会いはこの↓にあります……』
1件目はいつも入ってくる出会い系だった。
ちょっと怖いのでしたことはないけどちょっと興味がある。
家のパソコンで夜な夜なエッチなサイトにドキドキしながら行ってるから…
2件目はともちゃんだった。
『ごめーん すっかり忘れてたー!! どっちにしても今、大会中でいけなーい ほんとごめん!!』
予想通り…ため息が出る。
ヨッシからメールは来てないけど多分同じだろう。彼女もともちゃんと同じ部活だからだ。
『二人にはパフェおごってもらうからね!ヨッシにもいっといて かな』
携帯をタオルの上に置く。
着替えてしまったし、この空間を独り占め出来ると思うとワクワクしちゃう。
大きく背伸びして、次の瞬間走り出す。
プール中央に水しぶきの大輪が咲く。
空気の泡が体中を包み込む。
「ぷはぁーーーー!!」
気持ちいいという笑顔と髪の毛を伝う水滴が水面にこぼれる
加奈は改めて、周囲を見回しても視界には誰もいない。
胸のところで先ほどの余波がまだ波打っている。
そのまま後ろに倒れるように底を蹴る。
顔と胸が水面から浮かんでスタート台の方に漂っていく。
「何も聞こえない…まるで世界に加奈しかいないみたい…」
どこまでも続いていきそうな青い空に今にも手に届きそうな白い雲が浮かんでいる。
ぽっかりと一つのカタマリだけが、まるで、今の加奈ようにわからないぐらいの早さで流れていく。
347Traffic Jam:03/04/28 04:32
時間の流れがわからない。いつもは学校や宿題、部活や遊びで時間があっても足りないぐらいに思ってたのに…
最近ではネットにはまっていて夜遅くまでエッチなサイトにいっているからなおさらだ。
実は昨晩もパソコンの前に座っていた。
いつも覗いている有名な巨大掲示板サイトを見ていたらある文字に吸い込まれてしまった。
「女子中学生へのお仕置き」
軽い好奇心とちょっとした期待にドキドキしながらそのスレッドをクリックする。
女の子がいろんな人からエッチな命令をされてたり言葉責めになれていた。
女の子も命令されたことをして、自分がどんな風に感じているか克明に綴られていた。
読んでいくうちに、知らない女の子が責められているのにまるで自分が責められてるみたいに感じてしまう。
オッパイがジンジンしてアソコがムズムズしだす。
いけないと思いつつも空いている左手が加奈のオッパイやアソコに動いてしまう。
パジャマ越しからの刺激にもどかしさを感じ、パンツの中に手を入れてアソコがどうなっているか確かめる。
触らなくってもわかっていた。アソコからエッチな汁がお気に入りのパンツにじんわり滲んでいたから…
確かめるだけのために手を入れたわけじゃない。そのまま、人差し指を沿わせて上下する。
画面の中の女の子も感じてきているのか返事も遅れ気味になり、言葉も乱れてきた。
それを感じ取ったのか、たくさんの書き込みが更新するごとに蓄積されていく。
彼女は私で、私は彼女になっていく。言葉を追うごとに快感と刺激は増していく。
「な…なに…これ…だ、ダメ…」
知らず知らず声が吐息の中からこぼれ出す。
両親は寝静まっているが、いつ起きてくるかわからない。
そんな不安も緊張も気持ちよさに変わっていく。
文体はもっと乱れていく。読めないところもある。
自分もいつもの非じゃない快楽に酔って、急速に絶頂に向かっていた。
348Traffic Jam:03/04/28 04:33
「かなぁー?まだ起きてるのー?もう1時過ぎてるわよー」
いきなり現実に引き戻される。全然気づかなかった。いつもなら物音ですぐわかるのに…
股間を左手でまさぐり、右手でマウスを握ったままの変な格好で返事をする。
「何してるのー?夏休みだからって…」
そんなことを言いながらお母さんが階段を上ってくる足音がする。
『ヤバッ!』
心臓を口から飛び出そうになる。急いでPCのモニターの電源を落とし、PCの起動音と今までやってきたことを誤魔化すためにテレビをつけてパジャマの乱れを整えクッションを抱えて座って見ている振りをする。
「早く寝なさい。明日、ともちゃん達と約束してるんでしょ」
「はーい」
お母さんはスイッチを押してテレビを消す。
PCはスリープになっているのか音はさほど気にならない。
私が布団にはいるまで見張っている。
まだ、心臓は長距離を走ったあとのようにバクバクしているけど、仕方なく、渋々寝るようお母さんに見えるように振る舞う。
お母さんは見届けると電気を消して、「おやすみなさい」といって部屋を出ていった。
「おやすみなさーい…………………………やばかったーーーー」
後半はお母さんが出ていったこと確認して小さな声でつぶやいた。
ばれなかったことにホッとして、心音も落ち着いていく。
しかし、暗い天井を見つめているとついさっきのスレが徐々に膨らんでいく。
『あの女の子…みんなに虐められて…うらやましいな…』
違う世界につながる窓が閉じられてしまったことで、私はあの女の子じゃなくなってしまった。
違ったドキドキがまた胸を支配していく。
中断してしまったからムズムズがおさまるどころか、蚊に刺されたようにアソコが気になってしまう。
ソロソロと手を下ろしていき、さっきの続きを再開させる。
今度は何とかイけたけど、物足りなさが片隅に抱えながら眠りについた……
ここまで保管サイトに移動いたしました。

>>TJさん
いずこへ、いかなる用事かは存じませんが、お気をつけていってらっしゃいませ。
350名無しさん@ピンキー:03/04/28 18:05
SOTさんへ・・
超ファンです。。(#^.^#)
SOTさんのテンポで構いませんので…続きを心待ちにしております。
TJさんもとても…エッチでイイです。これからも頑張ってください。

保管サイトさんもありがとうございます。
安心して読み返す事ができまつ。(^-^)v
「あっあっ、だめ、だめぇ……」
 枕に押し付けられた弥生の口から、くぐもった声が聞こえる。後ろから貫かれ、突かれ、何度となく昇り
詰めさせられ、錯乱したかのように必死で頭を振り立てている。
 私は一体、こんなところで何をしているんだろう……
 今夜の献立は恭之さんの好物の筑前煮と鰈の唐揚げを……
 ワイシャツのボタンが取れかかっていたのは大丈夫だったかしら……
 ビデオの予約は……、
 身体と心が、理性と感覚がどんどん解離してゆく。何かを考えていないと、現実--恭之との日常に戻るこ
とができないのではないかという恐怖。おかまいなしに、浩文の律動が弥生を追い込んでいった。身体の中
心に凝縮していた感覚が、高まり過ぎた圧力にとうとう限界を超え、爆発する。そして訪れる空白。
 濡れた髪を乾かしている弥生の後ろ姿に、浩文が自嘲的につぶやいた。
「お前は本当にお前の母親にそっくりだよ、弥生。……まあそうさせたのは俺かもしれないが」
「にいさま……何かあったのですか?」
弥生は不安げに振り向いて、怯えたような目で浩文を見つめた。
「いや……何故そう思う?」
「あの時と、似ています。にいさまの言葉が」
「俺が留学させられた時か。……そうだな。あの時と似ていると言えないこともない」
「また、どこかへ行ってしまうのですか?」
「いや……。見合いの話が来てる。仕事で世話になってる人の紹介だから、こちらからは断わらないつもりだ」
 弥生の表情が一瞬で固まる。その固まってしまった唇をやっと動かして弥生が一言発した。
「……う……そ」
「本当だ。嫌か?」
「私、私……だって、私はどうすれば……」
 弥生は乾きかけの髪を振り乱し、両手で顔を覆って泣き出した。
 浩文は弥生を後ろから抱き締めると、
「お前は何も心配することはない」
となだめようとするが、弥生は首を振って
「にいさま……そんなの、そんなの酷すぎます。にいさまにそばにいて欲しかったから……、いつまでもに
 いさまのそばにいられるために、にいさまの言う通りに恭之さんと結婚したのに……」
と泣きじゃくるばかりだった。浩文は何か考え込むような様子だったが、突然
「弥生、いい加減にしろ。お前は俺のやり方に口を出すんじゃない。そんなに俺のやり方が嫌なら、これか
 らは俺のことは忘れて、恭之と二人で平和に静かに暮していけばいい」
と言った。
 弥生は驚いて泣き止み、俯いてしばらく沈黙した。それからゆっくりと顔をあげて、一言一言をはっきり
区切るように言った。
「わかりました、にいさま。これからは、恭之さんと二人で幸せになります」
 弥生の顔はもう泣いていなかった。

 浩文の車はホテルを出た後最寄りの駅へ向かった。そこで弥生を降ろすと、車はそのまま走り去った。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
あげ
定期あげ
357Traffic Jam:03/05/02 16:55
無事に帰ってきましたw

>>345-348のつづき

気づけばあの雲は校舎の陰に隠れてしまったのか、どこにも見えない。
ドキドキがまた甦っている。
飛び込んだときに水着がお尻にちょっと食い込んだままになっている
水泳の授業ならすぐに直すのに、誰もいない気楽さかそのままにしてある。
そっと右手を胸の上に置く。
「乳首…起ってる…」
傍目にはわかりにくいが、触ると水着越しでもハッキリとわかる。
そうなるともう、加奈は自分の性欲を抑えることが出来なくなってしまった。
誰もいない開放感と誰かに見られるかも知れない緊張感の矛盾した感情が混ざり合い、疼きが全身に行き渡っていく。
甘くしびれた足を水底につき、肩幅に開く。左手は股間を包み込む。
「がっこうで…おなにー…してる……ん…んく…」
紺色の生地に穴が空くくらい指でいじくる。
「だれかに…みられちゃうかも…知れないのに……止まらないの……」
生地の伸縮性にもどかしさがつのる。まだ、誰かに見つかっても言い訳は出来る。
しかし、言い訳をしている自分よりも恥ずかしい姿を見られている自分の姿が思い浮かぶ。
358Traffic Jam:03/05/02 16:55
右手は肩のストラップを外す。白いオッパイが水に浮かぶ。
お風呂でしか見たことがない光景を学校でしている。
左手は股間の布地を横にずらし、直接まさぐる。
もし、誰かが水中で見ていたら、加奈のイヤらしいアソコはハッキリと目撃されてるだろう。
そんなことお構いなしに両手はピンク色の部分を責めていく。
人差し指の第一関節が埋没していく。
一緒に冷たい水も浸入する。熱さと冷たさが同居する変な感じ…
体の中に太陽があるみたいで、熱で加奈が溶けていくのをプールが必死に冷やしてとどめているみたい。
そんなことを一瞬、頭によぎるがすぐに快楽の波に押し流されてしまう。
熱い吐息とチャプチャプという波音が、白い遮蔽フェンスに反射して響き渡る。
スクール水着はお腹のところまでめくられ、丸出しになったオッパイが風船のように波間を漂い、右手と戯れている。
乳首に波がぶつかるごとに、うねりが体の中を駆け上る。
その間隔はいっそう短くなっていく。
加奈の心の奥底から『誰かに見られてもいい』という気持ちじゃなく『誰かに見て欲しい』という気持ちが溢れてくる。
自分一人の寂しさと誰かと秘密を共有したいという気持ちが快感が高まるにつれ、強くなっていく。
ガマンの限界なのか声が漏れてくる。
「みて…かなの…おなにー…ぅん……ん…くっ…イクところ…見てっ!」
身体がビクンビクンと震える。足がガクガクしておぼれちゃいそうになる。
ヨロヨロとプールサイドから上がり、日陰のベンチに座り、乱れた水着を整える。
アソコと乳首はまだプックリと膨らんだまま、名残惜しそうに紺色の下に隠していく。
初めての経験で精神的にも疲れたのか連日の夜更かしが祟ったのか、そのままベンチに横たわり、眠りについてしまった。
359Traffic Jam:03/05/02 16:56
どれだけ寝てしまったのだろうか、日陰は移動し、光が加奈の顔のすぐ近くまで来ていた。
日差しが遮られる。目をつむっていても、それがわかるぐらい夏の太陽の陰影はハッキリしている。
誰かが私の前に立っているようだ。
「うーーん…」
横向きだった身体をその人の顔が見えるように仰向けにする。
『ヨッシかな?ともちゃんかな?驚かしちゃえ♪』
そう思いながら、ばれないように薄目を開ける。
眩しい太陽を背中にしょっているのはそのどちらでもなかった。
加奈の知らない男の子。
身体の大きさからどうやら1年生みたいだ。
影が加奈に近づいてくる…
『えっ!?何するの?』
身体が強ばる。手が顔に近づいてくる。
ちょん…ちょん、ちょん…
指が加奈のほっぺを突っつく。どうやら、起きるかどうか確認してるようだ。
指が加奈のほっぺから離れる。ほっと身体の力を無意識に抜く。
気を抜いてしまったため男の子の姿を見失う。しかし、気配はすぐ近くに感じる。
360Traffic Jam:03/05/02 16:57
風を感じる…生暖かく定期的に加奈の肌に吹きかかる。
『イヤっ!!そんなに嗅がないで…』
男の子はあからさまに加奈の首筋やオッパイ、アソコの匂いを肺一杯に吸い込むように鼻で呼吸している。
風はおさまるどころか、どんどん強くなっていく。
ぴとっ
「んっ」
加奈は思わず声を漏らしてしまった。
太股に男の子の腕が偶然なのか意識してなのか触れたのだ。
気まずい空気が流れる。一分ぐらい二人ともその場に固まっていた。

しかし、本当に寝ていると思ったのか、再び手が加奈の肌に触れる。
一本の指ではなく、手の平全体で…
加奈の柔らかな太股を猫を撫でるように滑らす。
男の子はとめていた息を再び荒くしている。
加奈は怖くなって目をつむっているから、手がどこに行くかわからない。
その手はだんだん上に登ってくるようだ。
『…ダメっ…それ以上は…』
さっきまでオナニーしていたアソコは、もうすでにプールの水と共に蒸発して乾いている。
しかし、焦らすような手つきは、再び火をつけるのに充分だった。
手が加奈の肌から水着のナイロンの生地に移る。
つまり、加奈の恥丘に指が撫でつけられる。
それは鳥の羽根が触れるように本当に触れてるかどうかわからないぐらい微かなものだ。
しかし、目をつぶっている加奈には彼の行動に意識を集中しているので、その全てに敏感に反応してしまう。
361Traffic Jam:03/05/02 16:57
乳首は徐々にナイロンの生地を押しのけようとする。膣内も再び熱を帯びてくる。
そんな加奈の肉体の変化にはお構いなしに、指はおへそを通り越し二つの山を登り出す。
『そこに山があるから』とある登山家が言ったように、男はそこに女がいるから征服したくなる。
それが思春期を迎えたばかりの男でもだ。
ちっさな登山家はわざと紆余曲折しながら頂上を目指す。
加奈は一生懸命、喘ぎ声を飲み込む。
汗が額を流れる。
太陽は加奈の身体を手術台にのせられた患者をライトアップするように照らす。
とうとう、競争するかのようにしていた左右の人差し指は二つの頂上に同時に登り詰める。
尖った乳首の上に旗を立てるかのように少し乳首を押し込める。
『ん…くっ…濡れちゃう…シミが出来ちゃう……これ以上されたら…ガマン…できない…』
しかし、彼はそこから手を離すと何もしてこなくなった。
そこにいるのはわかる。荒い吐息が上の方で聞こえるから。
362Traffic Jam:03/05/02 16:58
『な、なにしてるの…?』
徐々に瞼を上げていく。まつげの間から白っぽい肌色がぼんやりと見えてくる。
何かが激しく動いている。
加奈は目を疑った。
目の前に男の子のおちん○んが突き出されている。
男の子はそれを一生懸命、擦ってる。
眼が離せない…
『おちん○ん…ピクンピクンしてる…はぁ…あんなに…擦って…痛くないのかな…ん…』
自分の手を動かせないもどかしさがどうしようもない。
手が激しさを増せば増すほど、加奈の膣壁は蜜を分泌していく。
「……んあっ!!」
男の子が可愛い声を上げる。その瞬間、あれだけ激しく動いていた手は止まり、身体が揺れている。
揺れ動くたびに、生温い液体が加奈のほっぺ、首筋、オッパイに粘性を持ってかかる。
『あぁんっ……!』
男のオナニーを目の当たりにして、知らぬ間に加奈も興奮が高まってたのか軽く波が押し寄せる。
気がつくと男の子はそそくさと海パンをあげ、プールサイドから駆けだしていった。
363Traffic Jam:03/05/02 17:16
再び静寂が訪れる……はずだった。
ぴちょぴちょと言う音と喘ぎ声が響き渡っている。
加奈はベンチにもたれかかり、水着を右手で引っ張って股間に食い込ませている。
左手はヌルリとした感触を胸全体に伸ばしたり、
頬について垂れてくるのをすくって、臭いを嗅いだり、舌で舐めとったりしている。
生臭い、でも、頭がクラクラさせ、アソコを疼かせる匂いに加奈は虜になっている。
しだいに、スペルマ自体は引きのばされたり、舐めとられたり、乾燥したりして実体はなくなってしまったが、
その蠱惑的な匂いだけは加奈の鼻孔からなかなか離れることはない。
何かに操られるかのように加奈は快楽を貪る。
「あん…っ…いいっ…もっとかけて…かなに…か、かけて……」
男の子のおちん○んが脳裏に焼き付いている…一生懸命こすってる…
加奈の周りには男の子が一杯囲んでおちん○んをさすっている。
そう思うと、水着を食い込ませるだけじゃ物足りなく感じ、水着を脱いでしまう。
ずるずると腰が落ちていき、背中で座っている感じになる。
腰を浮かせて誰かに見せつけるように激しくいじくる。
「んくっ…あんっ…見て…かなの…おまん○…みて…きもちいい…の
 こ、こんなに…ぐちゅぐちゅいってるの…お尻まで垂らしてるのっ…」
支えている足がガクガクしている。
反対のプールサイドから見ればお尻の穴がヒクヒクしているのも見てとれるだろう。
限界が近いのか、アソコを更に天に突き出し、紐でクリトリスが引っ張られるかのように上下に腰が揺れる。
「ダメ…ダメッ…きもち…いっ……いくっ…いっちゃうっ!!………」
ペタンとコンクリートに白いお尻を落とし、乳首を立たせた胸を大きく上下しながら茫然自失になっている。
「はぁ…はぁ…はぁ……はぁ………はぁ……………書いてみようかな………このこと……」
快楽に歯止めが利かなくなった加奈は、飛行機雲の一本の線を眺めながら、夜の自分を想像していた。
昨晩のあの彼女のように更なる『気持ちいい』を求めて………
364Traffic Jam:03/05/02 17:23
ボランティア委員会の方も今、書いてますんでお待ちになって下さいねw
ん…失礼ですが、なんか抜けてません?
すみません、前回のが回想シーンって事忘れてまつた。 誠に失礼しました。
367名無しさん@ピンキー:03/05/05 02:51
連休で人が居られないのでしょうか...
さみしいでつ
368bloom:03/05/05 03:00
369Traffic Jam:03/05/05 05:25
書き溜め放出第2弾w

「彌生の夏休み」

第1章 「7/28(月)晴れ、真夏日」
立っているだけで汗が流れ落ちる。
体育館の中は恐らく体温よりも高いだろう。
窓は全開なのに暗幕のカーテンはさっきからぴくりとも動かない。
そのまま視線を壁に掛かっている時計に滑らす。
『休憩の時間まで…あと、40分もある……』
体育館に貼られたコートには上級生がラケットを振っている。
その度にシャトルが天高く舞い、目にもとまらぬスピードで相手コートに突き刺さる。
私はまだ一年生なのでコートの中で練習はさせてもらえない。
コートに散らばるシャトルを拾ったり、体育館の端で筋トレ、素振りをやるぐらいしかさせてもらえない。
みんな、Tシャツを背中まで汗だくにして練習に励んでいる。
そんな中、私はその下に何もつけず、そしてハーフパンツの下にも何もつけていない。
昨日、彌生の御主人様達に部活中に下着を身につけるのを禁じられたからだ。
私は下半身も汗だけじゃなく、イヤらしい液でオマタを濡らしている。
370Traffic Jam:03/05/05 05:25
オマタから液が太股に垂れてくる…
「あっ…」
「彌生?どうしたの?」
隣で汗で濡れた床をモップで拭いていた友達が怪訝そうに聞いてくる。
今日の私は最初から変だった。
部活のみんなにバレやしないかキョロキョロしたりして挙動不審に映っている。
「うぅん、何でもないの。大丈夫」
そう、返事をしているうちにも液は膝のところまで垂れてきた。
大丈夫といったにも関わらず、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「ホントにぃ?」
顔を近くまでのぞき込んでくる?
『そんなに見ないで…余計恥ずかしくなっちゃうっ!』
「ほらぁーなんか熱もあるみたいだし…」
額に手を載せられる。
かっと下半身が熱くなる。アソコから幾筋も垂れ、膝が落ちる。
「彌生!彌生!大丈夫!!やよいっ………」
371Traffic Jam:03/05/05 05:25
気がつくと白くくり抜かれた天井があった。
空調が利いていて気持ちいい。
「そっか…いっちゃったんだ……」
ポツリとつぶやく。
「いっちゃったって?」
誰もいないと思っていた仕切のカーテンがシャッと勢いよく開かれる。
三年生の京子先輩がそこには立っていた。
「ねぇ、いっちゃったって?彌生?」
「え…っと…それは……」
「下着きずに部活やっていっちゃったってこと?」
「な、何でそれをっ!!」
掛かっていたタオルケットを胸まで隠すようにする。
「保健室までつれていこうと彌生を背負ったら可愛い乳首が背中に当たったからね」
耳まで熱くなる。
「風邪ひくといけないから身体拭いてあげたら、汗だけじゃなく、エッチな汁も拭くとは思わなかったけどね」
そう言いながら、私のベッドによじ登ってくる。
372Traffic Jam:03/05/05 05:27
気がつくと目の前に京子先輩の顔がある。
そのまま、唇を奪われてしまった。
「あっ……んく……ふぁん……んん…」
「んん…彌生は…キス…んは…初めて?」
頭が真っ白になっちゃってコクリとうなずくしかなかった。
手が最近、膨らみだした胸に先輩の柔らかな手が触れる。
ゆっくり、円を描いて徐々に彌生のオッパイの中心に近づいてくる。
「だ…だめっ…せんぱい……んぁっ!!」
汗で湿ったTシャツの上から的確に転がされる。
「ん…ぃぃ…せ、せんぱい…わ、わたしより…じょうず…ふぁんっ!」
先輩の唇は私の唇から離れ、徐々に下に下がっていく。
耳の裏、首筋、鎖骨…いつの間にTシャツはめくり上げられ、小振りなおっぱいを直に舐められ、甘噛みされる。
「彌生のおっぱい…可愛くて…ん…おいし…」
「そんなこと…いわないで…ダメ…おかしくなっちゃう……」
373Traffic Jam:03/05/05 05:27
「彌生も自分がいつもしてるようにして…」
「……はい……んくっ…あぁ…」
何も考えれず、先輩の言うとおりに身体が動く。
右手をするするとオマタの方に降りていく。
ハーフパンツの上からスジに沿って指を動かす。
左手を口に含め唾をつける。そして乳首に塗りつける。
「子供かと思ってたら、彌生って結構エッチなのね、ふふふ」
「彌生…ん…エッチなの…毎日…ぃ…いじらないと…眠れないの…」
彌生の手はハーフパンツの中にもうすでに潜り込んで忙しなく蠢いている。
「どうして、パンツもはいてないの?」
そう言うと先輩は一気にハーフパンツを膝のところまでズリ下げる。
先輩は私の痴態を観察するように眺めているだけだ。
「そ…それは…ご、ご………い、いえないっ…んぁっ!」
クリトリスに指が移る。もう一方の手もお尻の方から肛門を揉む。
「彌生ってばお尻もいじくるの?変態ね、学校のみんなが知ったらどんな顔するかしら?
 可愛いらしい彌生はノーパンで生活してお尻でオナニーしてるって」
「だめっ…せ、せんぱい…ぁぁ…誰にも、言わないで…ぇん」
そう言いながらも、手は股間をまさぐり続ける。
374Traffic Jam:03/05/05 05:36
「加奈」と「彌生」は二人の少女の夏休みの出来事を描いていく、二つで一つの作品なのです。
「乃南」の方も書きたくなってきたこの頃、「ボランティア」が一段落したら書き始めようかなーと思ったり。
いつになることやら(オイッ

夏まで何かと忙しいので大目に見てやってください(汗
375名無しさん@ピンキー:03/05/05 10:06
Traffic Jam様
投下ありがとうございます〜

女の子同士ってイヤラシさ3割増しでつね
376名無しさん@ピンキー:03/05/05 10:32
377Traffic Jam:03/05/06 18:49
>>369-373のつづき

「こんなに…涎たらして…」
京子先輩はシーツの上まで濡らす彌生のスケベなお汁を指ですくう。
「だ、ダメ…舐めないで…汚い……」
テラテラとした指先を京子先輩の舌が近づいていく。
「恥ずかしがることないのよ…んく……ちょっとしょっぱいかな?」
「ぁぁ…そんなこと言わないでぇ…」
恥ずかしくてしょうがないのに、下半身はジンジンと何かが揺さぶられる。
その何かに急かされるように彌生の手慣れた指先は包み込んでいた皮をめくりクリトリスを覗かせる。
「ここの汗もきれいにしなきゃね」
部活中には見たことのない色っぽい表情をした先輩の顔が私の足の間に沈んでいく。
「だめ…き、きょうこ…せんぱぁい…きたない…んあっ!ああぁ…」
先輩は私の声を無視して、太股についた汗か愛液かわからない水滴に舌を這わせる。
「彌生は汚くないわよ…ん…おいしっ…」
「だめ…ぁん…せんぱ…い…だめです…」
『もっと…いぃ…せんぱいの…舌が…彌生の…んんぁ…』
口ではそう言いながらも心の中では先輩から得られる快感を貪っていた。
先輩の舌は焦らすように彌生の太股の付け根やお毛々の周りについた滴を舐めとっていく。
彌生の手は京子先輩の邪魔をしないように下半身から撤退し、
最近膨らみ始めた小乳に移っている。
汗ばんだお腹は完全にさらされ、その上の左の白いかわいい乳房もピンク色のポツンとした乳首も
真夏の保健室の中でイヤらしく揺れている。
378Traffic Jam:03/05/06 18:55
「彌生の…ん…舐めても…あとからどんどん溢れてくる…私一人じゃ無理かな?みんな呼んでこようか?」
「……そ、そんな…恥ずかしい…こと…言わないでぇ…」
先輩の提案を拒んでも、部活のみんなに彌生の恥ずかしいところどころか体中を舐められてるところを想像してしまって、
膣内からエッチなお汁が溢れてくるのが自分でもわかる。
「彌生、おしりの穴まで垂れてるよ。なんかヒクヒクしてるし」
先輩は彌生の反応を可笑しそうに実況中継する。
彌生のアソコをじっと見つめられ、焦らされた部分に意識が集中してもどかしさで狂いそうになる。
「せ、先輩…彌生がまん…できない…」
「どうして欲しいの?」
「やよいのアソコを…もっと…いじって…なめて…ください…」
そう言っている間もたらりと下の唇から涎が垂れる。
「アソコって?アソコじゃわたしわかんないから」
「や、やよいの…お……お、おま○こです!」
「んふふふ…やよいってかわいい。ペットにしたいぐらい」
先輩は再び彌生の股間に綺麗な顔を埋める。
その行為だけでも彌生は背中がゾクゾクする。
あこがれの先輩を独り占めにしていると思うと優越感が彌生の胸をドキドキさせる。
379Traffic Jam:03/05/06 18:55
先輩の舌が待ちこがれてパクパクしてるおま○こに触れる。
先輩の指がプックリと自己主張しているお豆を愛液で濡らす。
めまぐるしく、快感の渦が彌生を飲み込んでいく。
今まで、ネットで御主人様達に色々な指示を出されて、彌生一人だけではないオナニーを毎晩してきたが、
最近、オナニーを覚えたばかりの彌生は、実際に自分以外にアソコを触られるのは初めてだった。
彌生の感じるところを的確に探り当てる先輩の指使いに、彌生の足の指は緊張しっぱなしだった。
「んはっ!…先輩…ぃいです…ダメッ…おかしくなっちゃう…ああっ!」
息が出来ないぐらい感じすぎて、打ち寄せる波は細波どころか津波に押し流される寸前だ。
先輩は舌をゆるめず、尖らせて彌生のスジの奥から愛液をスプーンのように掻き出し続ける。
しかし、穴の空いた船底から水を汲み出すのと同じで、
愛液を舐めとっても舐めとっても彌生のスケベなおまん○は涎を垂らし続ける。
先輩は舐め疲れたのか舌の動きを止める。暖かい吐息が濡れた股間に掛かる。
次の瞬間、先輩の口の中には私のお豆を含み、舌先で転がし始めた。
脳髄に直接強烈な刺激が流し込まれる。
「っだ、だめっ…せ、せんぱい!イクッ…いっちゃう、彌生イクゥーーーーッ!!!」
彌生の神経では支えきれない快感という大電流が流れ込み、脳を一気にショートさせてしまった。
ぴゅっぴゅっと愛液を飛ばし、さっきまで緊張させていたからだがダラリとベッドに横たわる。
380Traffic Jam:03/05/06 18:57
気づくと枕元に先輩が腰掛けながら、私の髪を撫でている。
「せ、せんぱい…」
「彌生…起きたのね。大丈夫?」
「わ、私っ!」
先ほどのことを思い出して顔を真っ赤にして、上半身を起こしタオルケットをたぐり寄せる。
「部活中にいきなり倒れるんだもん。無理しないようにね」
「えっ?」
「夏休みだからって夜更かしはダメよ。テレビでもみてるの?」
「い、いいえ…ネットにはまっちゃって…」
何かおかしい、先輩は何事もなかったかのように振る舞う。
夢にしては生々しすぎるし、感触が肌に残っている感じがする。
でも、先輩には絶対こんなこと聞けない。
『彌生とエッチなことしませんでしたか?』なんて…。
混乱しながらも先輩の言葉に受け答えしていく。
「彌生は今日は休みな。じゃぁ、私は部活に戻るから。」
そう言って京子先輩は腰掛けていたベッドからおり、扉の方に歩いていく。
「エッチなサイト見るのも程々にね。」
と、冗談を言うように普段通りの笑顔で出ていった。
混乱した頭を整理させようと、横に置いてあったグラスの水を飲む。
カラカラに乾いた喉を通り抜け、清涼感が体内と心の中を洗っていく。
「さっきのは……夢だったの?」
ベッドから起きあがり、床に足をつけ立つ。
改めて自分の格好を見るが体操服にも乱れはなく、
確かに、ハーフパンツの中はジットリと濡れてはいるがしっかりと履いている。
ベッドのシーツもあれだけ彌生のエッチなお汁で濡らしたのに染み一つない。
「やだ…私ったら…こんな夢みるなんて……御主人様たちのせいで…どんどんえっちになってく…」
身体をモジつかせながら、自分が変わってきてしまっていることを改めて自覚する。
「杏奈夢見ちゃったら恥ずかしくって京子先輩の顔みられないっ」
といいながら彌生も部室で着替えるため保健室から出ていく。
もう一つのベッドのシーツを確認しないまま………
381Traffic Jam:03/05/06 18:58
これで、ホントにストックがなくなってしまった…
定期あげー
TJ氏おつでーす。良いですなあ。。。
学園モノの続きもよろ!
保守します。
作家の皆さんがんがれ。
384Traffic Jam:03/05/10 22:28
>>336の「ホ?ランティア委員会 -隷嬢達の奉仕活動-」の続き



「さて、女子がこれで終わったから、次は男子だな。君たちも裸になれ。」
もう、ズボンの前を膨らませて臨戦態勢の30人の男子の多くは勢いよくズボンを下ろしていった。
「しかし、この人数だと時間がかかるなぁ。彼女らに手伝ってもらうか。一人、三人測れば三十分もかからないだろ」
「な、何を測るんです…」
二年生の葉山静が聞いてくる。これも普通の測定ではないことがわかっているようだ。
「もちろん彼らのモノの長さと太さだよ」
予想してたのか青ざめた顔にため息をついた。
40人が10人一列で4列出来る。
沈鬱な顔をした女子に向かい合って、待ち遠しくてしかがない男子がそれぞれの前に三人づつ。
それは異様な光景だ。戦国時代の槍隊のようにそりたった肉棒を迎え撃つ、十人の美姫。
多勢に無勢は目に見えている。
静は震える手でメジャーを持つ。
相手の顔を見ないように俯きながら、なんとか一人二人とこなしていく。
他のみんなも早く終わらせるために嫌々ながらもはかっていく。
385Traffic Jam:03/05/10 22:29
最後の一人は先ほどの大人しい二人のような新入生ではなく、どうやら同い年と思われる転入してきた男子生徒だ。
ビクンビクンとした醜悪な凶器をできるだけ触らないように測っていくが、頭の上からブーイングが聞こえてくる。
目の前に見たくないモノが突き出される。
「そんなんじゃ、おれのちん○ちゃんと測れねーじゃーねぇかよー。もっとしっかり握ってくれよぉ」
おそるおそる、根本から先っぽまでの長さと根本と亀頭の胴回りにメジャーを添える。
しかし、手が震えて、微妙な振動がメジャーにも伝わり目盛りが読めない。
「静だっけ?気持ちいいぜ。もっと、擦ってくれないか?」
恥ずかしさと男の馴れ馴れしい態度に怒りで頭に血が上る。メジャーでそれを締め付けてやる。
「んっ!」「きゃっ!!」
先から何かが飛び出してくる。
よけきれず頬や胸に白いモノがベットリ掛かる。
「な、なにこれ、とって!ねぇとってぇ」
「七海、とってやれ」理事長が裸のシスターに命令する。
そのたわわな胸を恥ずかしそうに揺らしながら、私に近づいてくる。
慈愛に満ちた、しかし、潤んだ瞳は普段にもまして綺麗にイヤらしくみえる。
べったりと肌にまとわりつく、白い液はとろりと垂れてくる。
寒気が背筋を震えさせる。七海さんがそっと肩に手を乗せられ、寒気がおさまる。
布かなにかで拭き取ると思っていたら手には何も持っていない。
そのまま七海さんの顔が近づいてくる。
「えっえっ!?」
戸惑う私を周りのみんなが見ている。構わず接近してくる。
ファーストキスを奪われるのかと思い顔を横に背け目をつむる。
386Traffic Jam:03/05/10 22:29
ペロリ
頬に舌先のジットリとした湿った感触が伝わる。
一度だけでなく何度も何度も這わせる。
七海さんは汚らしいモノを美味しそうに舐めとっていく。
その舌先が徐々に首筋の方に降りてくる。
『……はぁ…ん…だめ…こそばゆい…』
声が出るのをガマンしようとすると空気が鼻孔を抜けていく。
七海は精液がついているところだけでなく、静が感じそうなところも舐め回す。
黒い髪と白い肌のコンストラストが眩しいうなじ、力を入れたら簡単に折れそうな華奢な鎖骨と寄り道をしながら静の反応、周りの反応、御主人様の反応を女子生徒の嬌声、男子生徒の喉が鳴る音、突き刺さる視線で探る。
『んふ…静さん可愛い…一生懸命ガマンしてる…』
そう思うともっと感じるところを探り当てようと舌先にも力が入る。
「だ、ダメ…七海さん…んっ…くすぐったい…ぁんっ」
七海の舌先はBカップの乳房にかかった精液までたどり着いている。
母猫が仔猫を毛繕いするような光景の様に微笑ましいものではなく、淫猥な雰囲気を存分にまき散らしている。
精液を口の中に含めるたびに、七海の太股の奥はキラキラと光らせる液を分泌させている。
「はぁ……ん……んん…だめ…」
静はこそばゆいのか気持ちいいのかわからなくなってきた。
目を瞑っているが七海の舌先の感触が自分の身体のどこを舐めているのか頭の中にハッキリと浮かんでしまう。
今、熱いザラついた感触は麓から頂の方に滑ってくる。
『…そこ…いいっ……ん…もう少し…さき……』
387Traffic Jam:03/05/10 22:30
プックリと尖った乳首までもう少しだったのに不意に舌が離される。
「えっ?」
静は期待が外れ、ポッカリ穴が空いた心に戸惑いながら目を開ける。
そこには母親のような姉のような暖かい笑みを浮かべる七海の顔が目の前にあった。
再び顔が近づいてくる。七海の眼から視線を外せない。
しかし、静は先ほどのように避けようと言う考えは浮かばない。
今回はしっかりと唇と唇が重なり合う。
ぼんやりとした頭の中にどよめきが入ってくる。
それと同時に先ほどまで私の身体を慈しんでいたものが口内に入ってくる。
初めてのキスは爽やかな感じどころか生臭い感じがする。
七海の甘いイメージとは違う、癖のある、でもなにか病みつきになるような苦みが口の中に広がる。
「んんっ…んく…はふ……ふん…」
徐々に苦みは薄まっていく。
桃を食べた後のような甘さを感じながら七海さんの舌にからめる。
自分と七海の唾液と精液が混ざり合って喉の奥に流れ込んでいく。
それでも、溢れてしまい口から垂れてしまう。
頭の中は真っ白になって本能の命ずるがままに静は興奮を求める。
しかし、初めてのキスをもっと味わっていたかったのに口が離されてしまう。
ボーとした頭で静は七海の唇を見つめる。
『ファーストキス…女の人に…されちゃった…男の人の液と一緒に……』
今ようやく、あれほど毛嫌いしていた精液を口に入れ、しかも飲んでしまったことに気づく。
しかし、嫌悪感が浮かぶどころか口中に残る快感が身体に行き渡っていくようだった。
388Traffic Jam:03/05/10 22:35
>>375
3割り増しなんでしょうか?w

>>382
どもです。学園モノの続きってこれのことなのかな?それとも乃南の方かな?

>>383
頑張ってますw

最近、保管さんみないなぁ…SOTさんも続き楽しみにしてますよ(プレッシャーw
十人か……まぁ、これが妥当でしょうね。
ついでに思うのですが、やっぱり男の人数大杉だと思います。二十人で良かったんじゃ……。
乱交というか、からませるときの男女比はやっぱり1:2か2:1に限ると思います。
とりあえず、もう決まった以上仕方ないので頑張ってください。
390Traffic Jam:03/05/10 22:44
>>389
男の数が多いのは……言わないトコ
でも、まぁ一学年10人ぐらいかなと
近日中に保管します。ごめんなさい。
とっても忙しいんです。
>391
乙。
やっとのことで、ここまで保管。
おまたせいたしました。
395名無しさん@ピンキー:03/05/12 20:50
保管サイトさん、お疲れ様でつ。
ありがとうございまつ。

OnoMaのメコスジ、
http://www.ono-mayumi.com02.com/
アコムCMの小●真弓、食い込み画像

--『彼』 その4--(清孝の回想)

 兄の浩文が仕事関係の人の紹介で見合いをしたという話に、僕は正直ものすごくほっとしていた。もうこ
れで間違い無く弥生とのことは過去の問題になったのだと。
 それまで月に2回くらいは実家に顔を出していた弥生は、そういえばこの頃からほとんど実家に来ること
がなくなった。たまに電話をかけてきても、父の様子を気遣うだけで、ほとんど兄のことを話題にすること
はなかった。

 兄が見合い相手の堀口早苗さんを家へ招いたのは、大学を退官した父が体調を崩したころだった。父にと
っては兄がいつまでも独身でいることがやはり気掛かりであるらしく、兄の見合いも半ば父を安心させるた
めにしたような物だったと思う。
 早苗さんは特に美人というわけではなかったが、いかにも育ちの良さを感じさせるようなおっとりした物
腰が印象的な女性だった。ただ、僕からは、なんとなく物足りなさが感じられるように思えた。兄は本当に
この人と結婚するつもりなのだろうか……僕は兄の真意を諮りかねていた。
 早苗さんを家まで送り届けた兄が帰宅した時に、僕は思い切って兄に、封印していたあの質問をぶつける
ことにした。弥生はもう新しい生活に入っていて、過ぎた過去のことになってしまったのだから、兄も僕に
は本当のことを話してくれるのではないかと思った。
「兄貴、あのさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいか?」
「なんだ、珍しいな。質問の内容にもよるけど、何?」
「弥生のことなんだけど……」
「弥生のこと?」
「本当のことを話してほしいんだ。弥生と兄貴はどういう関係だったのか」
「どういう関係、か……。お前はどこまで知っているんだ?」
兄の逆襲。僕が気付いていることはやはり知っていたらしい。
「兄貴が留学から帰る予定の3日前に、二人でホテルに入っていくところを見た」
 僕は直球勝負だった。こんなところで駆け引きをしてもしょうがない。兄は少しの間考え込むような様子
を見せていたが、やがて口を開いた。
「……そうか。あれを見られていたのか。だったらバレていても仕方がないな。お前がどういう関係を想像
 しているのかわからないが、多分そのとおりだ」
「つまり、男と女の関係、ってこと? いつから?」
「まだ弥生が10歳くらいのころから、俺はずっと弥生をオモチャにしてきた」
 ある程度予想していた答えとはいえ、僕にとってはやはりそれはショックだった。僕のことを「おにいち
ゃん」と呼んで追い掛けていた子供のころから、弥生は兄貴の……その様子を想像して、僕はいたたまれな
いというよりは妙な興奮を感じてしまい、そんな自分に自己嫌悪を覚えた。
「なぜ、そんなことを?」
僕は口の中がカラカラになるのを感じながら、やっとの思いで次の質問を口にした。
 兄の答えは意外なものだった。
「お前は花菜江さんをどう思った? こんなに若くてきれいなのに、親父なんかにはもったいないと思わな
 かったか? 弥生が大きくなったら花菜江さんみたいに、いやそれ以上にきれいになるだろうから、自分
 のものにしたいとは思わなかったか?」
「それは……だけど兄貴は花菜江さんと……?」
「愛してたよ、あの人を。自分のものにはならないと思っていたから、代わりに弥生が欲しかったんだ。だ
 けど、ひょんなことからあんなことになって……俺は本当にあの人が好きで、親父から奪いたいと思って
 いた。花菜江さんも一度はそれに同意した」
「……そんな、嘘だ!」
「嘘じゃないさ。俺は花菜江さんが自分のものになるのならば、弥生はもうどうでもよかった。だけど、あ
 の人は俺じゃなくて親父を選んだ。結局俺のことを愛してなんかいなかったんだ」
僕の頭はすっかり混乱していた。
「兄貴、弥生のことをどう思ってるんだ? 弥生は兄貴のことが好きだったんだろう?」
その答えはもしかしたら聞いてはいけないものだったのかもしれない。
「俺が弥生をどう思っているかって? 俺を傷つけて裏切った女にそっくりの娘をか? 弥生には母親の代
 わりに一生かけて俺に償わせるつもりだったよ。俺のオモチャとしてな」
 つまり弥生は、兄にとっては花菜江さんのレプリカだということか? 僕は兄に殴りかかりたい気持ちを
やっとのことで抑えていた。
「兄貴、それは人として許されることなのか? 弥生は妹なんだぞ。血がつながってないとはいえ……。兄
 貴がそんな奴だとは思わなかった。軽蔑するよ」
「なんとでも言え。非難されることなのは百も承知だ。だがな清孝、お前は本当に弥生のことをただの妹だ
 と思っているのか?」
「俺のことはどうでもいいだろう。いまは兄貴と弥生のことを話してるんだ」
「ならば弥生の気持ちを聞いてみればいい。お前が見たっていうあの時、弥生は嫌がっているように見えた
 か? たとえ俺が呼びつけたとしても、弥生には拒否することはいくらでもできた筈だ。だけど弥生は親
 父やお前に嘘をついてまで自ら進んで俺にオモチャにされに来た。それが現実だよ、清孝」
「……」
 僕は黙り込むしかなかった。確かにあの時、弥生はためらいがちではあったが、兄が無理強いしている様
子でもなかった。
「心配するな清孝。弥生はもう解放した。あいつは恭之と幸せに暮しているんだ。親父が厳しくて恋愛のひ
 とつもできなかったのだから、一つくらい秘密の思い出があってもいいだろう。俺とのことはいずれいい
 思い出になる筈だ」
しばらくの沈黙の後、兄はこう言った。その言葉の奥にはなぜか寂しそうな響きがあった。
「兄貴、本当は弥生のこと……」
「清孝、お前の方こそどうなんだ? そんなに弥生のことが気になるのは、本当にただ『兄として』なのか?」
「当たり前だろう。俺は兄貴とは違う」
僕はそう言って自分の部屋に入った。
 ベッドに入ってなおも、僕の頭の中で、兄の言葉がぐるぐると回っていた。目を閉じると、まだ少女だっ
た弥生が兄に犯されている姿が目に浮かんだ。その兄の姿が僕自身に置き換わり、僕は想像の中で弥生を犯
していた。痛いくらいに昂ったものを激しく擦り立て、おびただしい白濁を吐き出していた。
 涼子から電話がかかってきたけれど、僕はそれに出る気にはなれなかった。

 兄の縁談は、一度は式場の下見まで話が進んだものの、その直後に父が倒れて延期になり、さらに父が車
椅子生活になったために白紙になった。女手のない家庭で舅の介護までとなると、早苗さんのご両親が二の
足を踏むのも当然だろう。兄は破談になったことにほっとしているように思えた。

 そしてそのころ、はた目からは順調に思えていた弥生の結婚生活も崩壊しつつあった。
……すみません、あんまりエロくない話が続いちゃって。弥生も出てこないし。
この先ちゃんとエロくなる筈なので、もう少しお待ちください。
あ!SOTさんの続きがあるぅ!!
…間が空いていたので…心配してました。。(つД`)
SOTさんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
次もお待ちしております!
405Traffic Jam:03/05/14 00:05
>>363の続き

「加奈の夏休み」第2章 8/4(月)晴れちょっとくもり

「あぁー楽しかった!」
「コラ、加奈。行儀良くしないとスカートがめくれちゃうわよ」
「ははは、まだ、加奈はお子さまだなぁ」
スカートからすらりと伸び、太股半ばまで露わになった加奈の両足は、幼さの残るふっくらとした感じと部活で鍛えた引き締まった感じが微妙なバランスの上で成り立っている。
畳の上で無邪気に寝転がる少女がこれからどんな女性に変わっていくのかという楽しみを男に提供するには充分な素材なのは確かだ。
GWの三連休を利用して、おばあちゃんの家に寄って、さらに足を伸ばして遊園地に行ってきたのだ。
さすがにGW中で天気が良かっただけあってどのアトラクションも順番待ちだったけど存分に楽しんだ。
お父さんは途中からへとへとだったけど。
閉園時間まで遊んだ後、そこから一時間ほど山の中に入ったところにある温泉宿にたった今着いたところだ。
落ち着いたところに、襖が開き、感じのいい仲居さんが食事やお風呂の案内をする。
「お食事は7時にこちらのお座敷の方に準備させていただきます。
 それまでに辺りを散策なさってもよろしいですし、お風呂の方で汗を流していただくのもよろしいかと。
 お風呂は家族風呂と離れにあります露天風呂。ここはすぐ横を流れる渓流と新緑を眺めることが出来る露天風呂になっております。
 24時間ご利用できますが、一部、混浴となっているところもございますのでご注意してくださいね。」
406Traffic Jam:03/05/14 00:06
「へぇー結構広いのね」
木造の建物に壁がなく、両脇を木々が固めることで眼を楽しませるのと周囲からの視線を遮る役割を果たしている。
前面からは渓流のせせらぎが聞こえるが計算された岩の配置なのか見ることはできない。
乳白色のお湯を右手で確かめながらママは掛け湯をして温度を確かめる。娘の私から見ても色っぽい仕種だ。
将来、あんな風になりたいな。
胸もおおきくってお酒でほんのりピンク色になっている肌。
パパがママのことを好きなるのも無理ないと思う。
パパは昼間の疲れと夕食のときのお酒で寝てしまった。
母娘で一緒にお風呂にはいるのは久しぶりな気がする。
小学3年生以来だから5年ぶりに水入らずの女同士のおしゃべりを湯気が立ちこめる湯船に浸かりながらする。
将来のこと、好きなこと、男の子のこととかパパとママの話とか。
お互い裸になっていることで心も裸になっているようで色んなことを話した。
もちろんネットに夢中になってSMチックなことをやってることは内緒にしてたけど。
実は今日も御主人様達から指示を与えられている。
まだ、時間が早いし、ママと一緒だからできないけど……
「加奈、どうしたのボーとして?のぼせた?」
「ううーん、ちょっと考え事。あっちに行ってみよ、ママ」
『今晩やることを考えてたらちょっと濡れて来ちゃった…お湯で多分わかんないから大丈夫だろうけど。
ママに変に思われちゃったかな?』
そんなことを考えながら、渓流に面した露天風呂の方に続くのだろう岩の湯船の脇から伸びる小径を太股まで浸かる白いお湯をかき分けて歩いていく。
407Traffic Jam:03/05/14 00:11
「加奈」の2章目です。今回の分ははあんまエロくないです。

保管さん誤解してるようですけど、「加奈」と「彌生」は一応別個の作品なので、
今回からのが「加奈」の二章目で保管サイトの二章目になっているのは「彌生」の一章目です。

んでは
408保管サイト担当 ◆G6orYY7knM :03/05/14 18:53
Traffic Jamさん、大変失礼いたしました。
取り急ぎ修正いたしました。
また、なにかありましたら遠慮なくご指摘くださいませ。

ということで、ここまで保管いたしました。
保守
SOTさんTJさん乙です!
捕手
412まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:38
【作品タイトル】その星でのこと

※小説書いてみますのでウプさせていただきます。エチーなとこにいくまでの
 説明がちょと長いかもしれませんががまんしてね。
413まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:40
被弾し仲間とはぐれたジョン・ジェットは黒煙を上げながら風に流されるように
海の方角へと迷走していた。この状態で集結点まで飛び続け、仲間に合流する
ことは不可能だった。
その星の対空環視能力は予想していた以上に高かった。
「宇宙忍び」と呼ばれる精鋭部隊、バイオ5の力を持ってしても極秘裏に
侵入することはできなかったのである。
『不時着するしかない!』操縦桿を握ったバイオブルーは覚悟を決めた。
眼下に砂浜が広がり始めたとき、ガクンガクンという不穏な振動が機体を
揺るがし始めた。
『もう限界よ!』ジョン・ジェットは海沿いのひらけた場所に向かって、
急激に高度を下げていった。
414まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:42
(2)
グガ−ン!
凄まじい音とともに、ジョン・ジェットは大量の砂を巻き上げ、100メートル
ほどビーチの上を滑ってから止まった。
機体が完全に止まってからも、その衝撃がさめやまぬまま、ブルーはしばらく
の間シートに体をあずけたままでいた。
ピコーン、ピコーンという計器類の立てる静かな音がコックピットに流れ続けた。
「なんとか生きてるわね・・」ようやく我に返ったブルーは自らの体を一通り
確認してみた。これといった怪我はないようだ。
『機体から離れなきゃあ・・』
ブルーは手動でハッチを開けた。その途端、目に刺さるようなまばゆい光線に
軽い眩暈のような感覚を憶えた。そこは陽光が降り注ぐ夏の海であった。
415まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:44
(3)
『ここはどこ・・?』ブルーは機体から降り立ち、辺りを見回した。
「あっ!」ブルーが見上げた先には特徴的な銀色の建物があった。
『ここは・・!』
背筋が凍る思いがした。それは暗殺工作のターゲットであるアクロイド教授の
研究所だった。バイオブルーはその小さな星への極秘潜入に失敗したあげく、
まさに敵陣の真っ只中に着陸してしまったのだ。
『なにかいる・・!』ただならぬ気配にブルーは慌ててバイオガンを引き抜くと
周囲を見渡した。丘の上に何か黒いものの一群がワサワサと蠢いていた。
後方に控えた海の波間にもなにやら黒い影が見え隠れしている。その黒い影は
海岸線に沿うようにして彼方の方まで続いていた。
「蟲」だ。それもその数、十や二十ではない。いまブルーは数百匹の群れの
真ん中に立っているのだった。
416まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:49
(4)
地球サイドが「蟲」と呼ぶその生命体がその星に誕生したのは、比較的最近にな
ってのことだといわれている。元来、原始的で温厚だと目されていた彼らに
大きな変化が起こったのは今から6年前のことである。未知の生物の研究という
使命の元、地球から大規模な研究チームを引き連れるかたちでその星に派遣された
アクロイド教授は、彼らが潜在的に、神々しいまでの繁殖能力と運動能力を
有していることを発見した。それ以来、教授は邪悪な思想に魂を奪われるように
なった。教授は本来の研究を部下にまかせ、自分はある秘密の研究に没頭した。
彼らの遺伝子を研究し、自分だけに従順な生物兵器としての「新種」を
作り出すことが教授の目的であった。
417まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:52
(5)
一年の後、数体のプロトタイプの創造に成功した教授は、その後五年の歳月を
かけて彼らを進化、繁殖させた。あらかじめDNAに教授だけが知る特定の
キーコードを植え付けられた彼らは同じDNA構造を持った子を産み続けた
のである。
一年前に教授は地球に対しての独立を一方的に宣言すると、大量の蟲部隊を
送り込んできた。小さな幼虫の状態で次から次へと飛来し、地球上で繁殖を
続ける凶暴な宇宙生物は戦士として人類のそれをはるかに上回る身体能力を
持っていた。
418まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:56
(6)
蟲たちは教授の意思をプログラミングされたかのごとく組織立った殺戮、破壊を
繰り返し、地球上のいたるところにインセクターの侵略拠点を築き上げた。
教授はすぐさまその軍事戦略の優越性を銀河系全体に喧伝し、地球の植民支配を
受けていた一部のコロニーを自陣に取り込むことに成功した。
教授は自らの勢力を「インセクター帝国」と名乗った。
こうしてたった一人の男の野望が、銀河系大半を巻き込む第二次獅子座戦争を
引き起こしたのである。
419まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 11:59
(7)
何十匹もの屍がブルーの周囲に散乱していた。すでにバイオガンのエネルギーは
枯渇していたので、ブルーはひたすらレーザーブレードを振り回していた。
時速七十キロのスピードで群れに突入しながら、見境なくブレードを振り回す
彼女の周囲に体長1メートルほどの蜘蛛によく似た生物の屍の山が出来上がって
いく。
『これじゃあ、キリがないわ・・』
ブルーはなんとかして突破口を切り開こうとしていた。
『早くあの丘を越えて市街地に入らなければ・・』
420まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:01
(8)
いくら倒しても蟲は四方八方からブルーに襲いかかる。
いくらパワースーツに守られているとはいえ、凄まじい筋力を持つ蟲の
いつ果てるとも知れない人海攻撃の前にブルーは明らかに体力を消耗していた。
足を捕まれ引きずり倒されたブルーの体の上に何匹もの蟲が覆い被さり締め付ける。
そのたびにブレードを振り回してなんとか脱出をはかるブルー。
「ハア・・ハア・・」青いマスクの下から荒々しい呼吸を漏らしながら、
それでも丘にジリジリと近づいていく。本体から離れ、孤立した今のブルーには
瞬時にして大量の敵を葬り去るバイオ戦隊特有のコンビネーションが使えない。
今はとにかく海岸を脱出し、相手にスペースを与えにくい市街地に逃げ込む
ことが重要だった。
立ち上がったブルーはその視界の先に丘を捉えた。
421保管サイト担当 ◆G6orYY7knM :03/05/19 12:02
>>まごころさん
素朴な疑問いくつか。だけど、聞いちゃいけないんだろうな。

とりあえず今日は何話まで投稿予定?
422まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:05
(9)
「エイ!ヤッツ!!」ふたたびブルーは力をふりしぼると全速力で眼前の一群に
切り込んでいった。「ギュウオオ・・!」という蟲たちの断末魔の叫びが砂浜に
何度も響き渡った。
なんとか丘の袂までこぎつけたときだった。まるで地鳴りのような音をブルーは
聞いた。その直後、丘の斜面にスーッと影がさし、向こう側から千匹は
くだらないとおもわれる蟲の大群が現われた。
「あっ・・ああ・・」信じがたい光景に唖然として一瞬その場に立ち尽くした
ブルーに一匹の蟲が飛びかかった。
「しまった!」蟲は胸の重力エネルギー変換装置にガブリと噛み付いた。
「ああっ!」ブルーは全身に電撃をくらったような衝撃を覚え、ひざまずいた。
そこへさらに数匹の蟲が踊りかかった。蟲たちはブルーの体を地面に引きずり
倒すと、次から次へとのしかかっていった。瞬く間に、黒光りする醜悪な塊が
その場にできあがった。
423まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:06
(10)
ポキポキ・・という関節が鳴らす不快音をたてながら蟲の塊はワサワサと
蠢き続けていた。そこからわずかに覗いている青い足が時折ピク、ピクと
痙攣した。
「きゃああああああお!!」突然雷鳴のような悲鳴が響き、青い足が
二度三度と地面を蹴り上げ、やがて動かなくなった。
塊の中から一匹の蟲が頭をもたげると、
その口には重力エネルギー変換装置がぶら下がっていた。
424まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:08
>>421
これで書けている分の1/5くらいですかねえ。
疑問、よろしいですよ、なんでしょうか?
425保管サイト担当 ◆G6orYY7knM :03/05/19 12:10
ん。
いや、どうでもいいことだから。
一段落ついた時点で保管サイトに移動します。
426まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:13
そうですか?なんせこのスレ初心者なもんで・・
いずれにしても、内容的に一段落なので、ちょっと一休みさせていただきます。
427まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:26
(11)
その部屋にはダクトから漏れるコーッという低い音が常に流れていた。
そのやたらと照明の明るい白い部屋の中央に置かれた台の上にバイオブルーは
寝かされていた。白衣を着た男たちはブルーの両腕を真横に拘束してしまうと、
その細い腕に注射針を刺し込んだ。
『痛い・・』エネルギー変換装置を無くしたパワースーツはもはや体に
ぴったりと張り付いた布にしかすぎず、か細い注射針さえ難なく貫通させてしまう。
針はあっという間に、ブルーの血管に到達した。
『毒薬・・?』ブルーは血管に流し込まれる液体がもたらす強烈な圧迫感のなかで、
マスクの下の瞳を静かに閉じ、死の決意を固めた。
428まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:29
(12)
「心配するな、殺しはせん」
その声に目を開けると、教授がニヤニヤしながら自分を見下ろしていた。
「どれほど貞淑な女でも、必ず内なる欲望をさらけだしてしまう薬だよ。
極東本部一と謳われる清楚な美少女がどんな姿を見せてくれるものか
実に楽しみだよ」
「なっ・・!馬鹿な!」
ブルーが教授の言葉の意味を理解したときにはすでに針は抜かれていた。
「待っていたよ。武勇の誉れ高いバイオ戦士のなかでも、
その華麗さにおいて一、二を争うと言われる君をここに招くことができて
実にうれしいよ、バイオブルー」
教授はそう言ってから周囲の男達になにやら目で合図を送った。
すると白衣を着た男達がブルーの両脚を掴み、左右に開きにかかった。
429まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:31
(13)
「やめて!」
男達は激しく暴れるブルーの脚を強引に押さえ込み、ベッドの両サイドに
ある拘束輪に片脚づつはめ込んでいった。ほどなくして拘束輪の留め金が
パチン、パチンと音を立ててかけられた。足用の拘束輪は左右に二つずつ、
計四ヶ所あり、大腿部と足首を拘束できるようになっていた。
「くっ・・!」
ブルーは荒い呼吸に胸を隆起させながら、燃え上がるような屈辱感に
襲われた。それもそのはずである、なにしろ両足をいわゆるガニ股の
格好で大きく開かされたまま、固定されてしまったのだ。
430まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:35
(14)
「素晴らしく柔軟な体じゃないかバイオブルー。さすがに元バレリーナだな」
教授は完全に無防備となった股間の上にいやらしく輝かせた視線を落とした。
「グッ!」ブルーは渾身の力で体をひねろうとしたが、その視線から
逃れることは到底不可能だった。
教授はうれしそうに笑みを浮かべながら
「いや、もはや香山マリ君と呼ぶべきかな?」と付け加えた。
「どっ・・どうしてそれを!?」
431まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:37
(15)
「私は君たちバイオファイブのことなら徹底的に調査済みなのだよ、
フフフ・・なにしろ君達は地球連邦の切り札だからね。
DNAに何らかの改ざんを与えられた君達は、重力をエネルギー化する
パワースーツを介することで驚異的な運動能力を発揮することができる。
しかし、その技術はまだまだ研究不足であるために弱点も多い、フフフ・・」
教授は鼻で笑いながらパワースーツの胸の部分、かつて
重力エネルギー変換装置があった場所を指でこつこつと叩いた。
432まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 12:40
(16)
「もちろん」
無言のブルーに構わず教授は話し続ける。
「連邦がこの技術の汎用化を成功させた暁には、われわれインセクターに
とって脅威となるだろう。だがそれにはもう少し時間がかかりそうだ。
現時点でそれは特定の染色体構造と筋肉特性を持った、いわば選ばれた
人間が特殊訓練を積んではじめて得られるパワーのはずだ。
違うかね?香山マリ君」
「ご想像におまかせするわ」
ブルーはそう切り捨てながらも、内心、連邦の重要機密がそこまで敵に
漏れているということに激しい憤りを感じていた。
しかし同時に教授の口ぶりから他の四人は無事潜入に成功したらしい
ことも分かった。
433まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 13:02
(17)
教授はしたり顔で話し続ける。
「しかしこの技術の存在はある側面において、現時点でも十分に危険なのだ。
その側面とは、連邦が極地戦に向けた未知の技術の実用化に成功し、実戦配備も
近いといった噂が銀河系に流れ始めたことで、この戦において中立を決め込んで
いる幾つかのコロニーが今後連邦側にまわるかもしれないという政治的な側面だ」
『すべて読まれている・・!』ブルーは歯ぎしりしたい思いに駆られた。
ミサイル防衛技術が高度に発達した現在において、白兵戦の持つ意義は極めて
大きい。人類をはるかに凌駕する身体能力を持つ「蟲」に対抗するものとして、
大きな期待がかけられているその新技術は連邦サイドの政治的な切り札でもあった。ブルーはただ黙り込むことしかできなかった。
ブルーはただ黙り込むことしかできなかった。
434まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 13:08
(18)
「もちろん君達バイオ5が、私の首を狙ってこの星にやってくることも
事前に知っていたよ・・」教授はブルーの動揺を読み取ったかのように、
小さく鼻を鳴らしてから話を続けた。
「フフフ、マリ君、いや、やはり君をバイオブルーと呼ぶべきだろう。
今後は我がインセクターのために存分に働いてもらいたい。
君にやってもらいたい仕事はいくらでもあるのでね・・」
「あなた方のために働けですって?ずいぶんと馬鹿にされたものね」
ブルーは得体の知れない不安に苛まれながらも精一杯毒づいてみせた。
それを聞いた教授はにやにやしながらブルーの股間に手を伸ばし、
そこをぎゅっと鷲づかみにした。
「嫌!」ブルーは羞恥に全身を震わせた。
「こいつらにたっぷりと仕込んでもらえ、間もなく薬も効いてくるぞ」
教授は顔をそむけたブルーの耳元でそう囁いたきり部屋を出て行った。
435まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/19 13:10

続きは夜にでもウプさせていただきます。お昼食べます。
436p5122-ipad02yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp:03/05/19 17:14
リンクスタッフは登録無料!1クリック10円。
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ちなみに私の先月分の収入は、1日30分ぐらいの宣伝で138340円でした。

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>>435
続き、待ってますよ〜
(;´Д`)ハァハァ…スタンバイヲケー
439まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 00:33
(19)
教授が部屋を出て行ったのと同時に男達がブルーの周りを取り囲んだ。
「さあ、お嬢さん、お勉強の時間だ」男の一人がそう言うと、何本もの腕が
ブルーの下半身に伸びた。完全に無防備な状態に広げられたそこを何本もの指が
いやらしく這いまわる。
「や・・やめなさい!」ブルーはパニックに陥った。脚を閉じようと渾身の力を
振るうが、その度に脚がはめこまれている拘束輪がぎしぎしとむなしく軋むだけで、
開かれきった両脚を狭めることは全くできなかった。
『・・逃げられない!』
いくら力を込めても抵抗かなわぬと分かると、ブルーの声はいよいよ
切羽詰った叫びに近いものになった。
「嫌!嫌!やめて!」
マスクの中をとめどなく流れる塩辛い涙が口に入った。
440まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 00:44
(20)
四本のひとさし指が執拗に股間を愛し続ける。自由を奪われた戦士は唇を噛みしめ、
ただひたすら耐え続けるしかなかった。
二十分も経った頃だろうか、ブルーの内にある変化の兆しが芽生えた。
それは極めて微妙なものだった。精神が粉々になってしまいそうな激しい恥辱の
なかにあるにもかかわらず、ある種の鷹揚さをともなった軽い眩暈のような
ぼんやりとした感覚。
触られている部分がひどく熱を帯びたように感じられ、その熱が波のように背筋を
伝わり、後頭部にじんわりと押し寄せてくるような・・・。
薬が効いてきたのだ。

441まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 00:48
(21)
「うう・・」
しばらく前から必死に押し殺していたはずの声が、呻き声となって青いマスク
の下から漏れはじめた。やがて、パワースーツのある部分に小さな菱形の染みが
うっすらと浮きあがってきた。
「お嬢ちゃん、だいぶ感じてきたみたいだな」リーダー格の男が言った。
「馬鹿を言わないで!は・・放しなさい!」
その息も切れ切れの恫喝は男達の失笑を買っただけだった。
「ほ、捕虜協定は知っているでしょう・・」
ブルーの震える声に男はニヤつきながら答えた。
442まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 00:54
(22)
「お嬢ちゃんが悦ぶことをしてあげてるんだぜ。その証拠に染みが浮いてきたぞ、
それにスーツの上からでも、いやらしい突起が分かる」
「嘘よ!」
「嘘じゃない、ほらここ」
男は少女のもっとも敏感な部分に指の腹を押し付けた。
『うっ・・』
おもわず太ももの筋肉が震えるとそれを合図のようにして数本の指が
集中的にそこを責めはじめた。
敏感な肉芽が何本もの指でなで上げられ、突付かれては摘ままれる。
「あっ!ああ・・嫌!嫌!」
ブルーの腰が細かく震え始める。触られている場所から脳髄に向かって流れる
刺激の間隔が急速に狭まっていき、全身を痺れるような感覚が支配する。
443まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 00:56
(23)
「硬くなってきたぞ!」
男はそこに指の腹を押し付けたまま、細かく震わせはじめた。
「ああ・・!」
男はニヤニヤしながら執拗に指を震わせ続ける。
「うっ、ううっ、うっ・・」
激しい息遣いに隆起した形のいいバストが鷲づかみにされる。
「ああ・・・嫌」
「ほうら、ここだろ、これ」
男が親指と人差し指で突起周辺の布をぴんと引っ張るようにしながら押しつけると、
それはスーツの布を突き破らんばかりにそそり立った。
「いやらしいなあ。まるでテントを張ってるみたいじゃないか」男の言葉に、
周囲で下卑た含み笑いが起こった。
444まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:00
(24)
『ああ・・いやらしい・・嫌!』
「こんなのはどうだい?」
「あん!」
男が硬くなっているそこをコリッと爪で引掻かいた瞬間、ブルーはおもわず
切ない声を漏らした。すると男達がおもしろがって、そこを爪で刺激し始めた。
「ああ・・あっ!あっ!」
ブルーは可能な限り体をよじらせ、悪魔の刺激から逃れようとするが、
スーツのうえに米粒大に浮き上がったその標的を男達が見逃すはずがない。
コリッ、コリッ、コリッ・・
爪はそれを左右に弄うように、あるいは上下に弾くように、繰り返し恥辱の
旋律をかなで続ける。
445まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:04
(25)
「あっ!ああ・・」次第に大きくなっていくブルーの声に呼応するかのように、
スーツの染みが楕円形に拡がっていく。
「これ、好きみたいだな・・」
男は突起に当てた爪を細かく振るわせはじめた。爪がスーツの布地を引掻く
ポリポリという音がいやらしく響き続ける。
「むっ!むうううう・・!むふううううう!!」
突然、苦しそうな呻き声とともに胸の膨らみがせり上がり、背中が拘束台から
わずかに浮きあがった。ブルーは海老ぞったまま体を硬直させた。
スーツの下の腹筋がふるふると微かに震え、体全体を懸命に支えていることが
わかった。男はかまわず指先を震わせ続けた。
446まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:10
(26)
間もなく腰がビクッと小さく痙攣した。それを見計らい、男はいっそう激しく指を
震わせた。
「さあ、イッちまいな」
「あっ!ああっ!」
うろたえたような悲鳴とともに、力を失った体がベッドに落下した。
「ほら、腰振りだしたぞ」
「ああっ!だめ!・・」
ビク!ビク!ビク!小さな腰が立て続けに三度震え、両足の拘束輪がぎしぎしと
鳴った。
「ふっ・・ふおお・・・」という嗚咽を残し、ブルーの体は動かなくなった。
447まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:15
(27)
「ほうら仕上げだ」男は指の腹を突起にぎゅうっと強く押し付けた。
ビクン!腰がもう一度大きく震えた。それを見た男達がどっと笑った。
「なかなか可愛らしいイキかただねえ、お嬢さん。だけど、そんなお上品な
イキかたができるのも今のうちだぜ・・」
男の言葉はほとんど耳に入っていなかった。催淫剤がもたらす怒涛のような
絶頂感と人生最大の恥辱にすっかり打ちのめされたブルーは爛れたような
虚脱感にぐったりともたれかかっていたからである。
448まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:21
(28)
両側から二本の人差し指が伸びた。
男達は深々と肩で呼吸をしている目の前の生贄に休息を与えるつもりなどなかった。股間にあてがわれた四本の指先が
何本かの指がパワースーツの生地をぎゅうっと四方に引っぱるようにしたので、
その中心に硬くなった肉芽のシルエットが再びありありと浮かび上がった。
『ああ・・また・・』
イッた直後の敏感な部分に触れられることは、たとえそれが催淫剤を投与された
体であっても、鳥肌が立つような苦痛をともなった。
そしてその苦痛はブルーの意識をふたたび生々しい現実へと引き戻した。
「一回イッたくらいで終わるとおもったら大間違いだぜ、お嬢さん」
449まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:28
(29)
男が手に持ったのはペンのような形をした銀色の機器だった。スイッチを入れると
「ウイーン」という音とともに先端の部分が振動した。
『な!・・なに?』
「クリトリス専用バイブだよ。たっぷりと味わいな」
「い・・嫌ああ・・」
男はまるで歯科医が虫歯治療を施しているような繊細な手つきで機器を構えると、
その美しい脚の間に顔を埋めた。
男は振動する先端部をいきなり突起に押し当てた。
「あふ!あああああ!」
機器の先細った先端が細かく振動しながらクリトリスの天辺から
根元までを舐めるように這い回っていく。
450まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:31
(30)
「うおお・・!ふおおおお!!」
ブルーの全身が痙攣をはじめた。敏感な状態の肉体にとってそのピンポイントな
刺激はきつすぎるのだ。体中の神経を逆撫でされるような切ない苦痛に
気が遠くなりそうになる。
「許して!もう!」バイオブルーはおもわず叫んだ。
もはやそこにはしなやかな蒼き戦士の姿はなかった。そこにあるのは、どす黒い
悪魔の饗宴に差し出された、震え続けるいたいけな羊の姿だった。
しかしその饗宴はまだ始まったばかりなのだ。

451まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/20 01:33

第二章 完(w
>>451
まごころサンお疲れ様です
またここに来る楽しみが増えました♪
453名無しさん@ピンキー:03/05/20 21:30
(;´Д`)ハァハァ…続きまだ?
--弥生その5--

 浩文との最後の密会から3ヶ月がたっていた。後藤の家には時々電話をして、清孝と世間話程度の会話を
するものの、浩文と顔をあわせるのが恐くて家へは行けなくなっていた。
 あの時、浩文には「恭之さんと幸せになります」と言ったものの、車を降りてひとりになった瞬間から、
弥生は自分が言ってしまったことに後悔していた。
 たとえ誰かと結婚しようと、にいさまは私を自分のものにしていてくれると言っていたのに……。にいさ
まに言われたとおりに、にいさまのものでいればよかった……。
 とはいえ、恭之にそんなことを悟られてはならない。自分を愛おしみ慈しんでくれる恭之を傷つけること
など、弥生は考えもしなかった。浩文に言ったとおり、これからは恭之だけを見て、恭之と幸せになろう……そ
れがもし自分にできるのならば。

 その日から恭之は1週間ほどニューヨークに出張の予定だった。恭之を送りだしたあとで、弥生はひとり、
することもなく過ごしていた。
「お父様も工合がよくないと言っていたから、たまには後藤の家に顔をだそうかな……」
弥生がそんなことを考えていたときに、電話がなった。恭之の父の秘書をしている片山からだった。
「今日は奥様が同窓会で不在ですので、藤堂先生はおひとりなのです。恭之さんが出張中だと聞きましたの
 で、ご一緒にお食事でもどうかと藤堂先生がおっしゃっているのですが」
 恭之の父恭平は、宗教法人「天善会」の会長である。夫の父親、しかもそのような社会的地位の高い人間
からの誘いでは、弥生としてもいくら気が進まないとしても断わるわけにはいかなかった。
 夕方、黒塗りの外車が弥生を迎えに来た。弥生は一応ヨソイキのワンピースを着てその車に乗り込んだ。
 屋敷に着くと、恭平はニコニコと弥生を迎えた。
「やあ弥生さん、よく来てくれた。こんな可愛い若奥さんを置いて海外出張とは、恭之も心配だろうなあ」
 平成の怪物と言われている大物である筈の恭平だが、人当たりが柔らかく、緊張していた弥生はすっかり
拍子抜けしていた。
 豪華な食事も終わり、食後のコーヒーを飲みながら退出のタイミングを考えていた弥生が、身体の異変に
気がついたのは、帰る前にトイレに行こうと立ち上がったときだった。一瞬目の前がぐらっと動き、まっす
ぐに立っていられなくなった弥生を見て、恭平が声をかけた。
「どうしたかな? 弥生さん。顔色がよくないようだけど、気分が悪いのならばよくなるまで休んでいけば……」
恭平の言葉を最後まで聞き終わらないうちに、弥生の意識は闇の中へ落ちていった。

 意識が戻ったとき、弥生は自分の身体が自由に動かせないことに気がついた。
「気がついたかな、弥生」
 恭平はボディーガードを二人従えて、ソファに腰掛けていた。弥生はその正面に向き合う形で椅子に縛り
付けられていた。身につけているのは薄いショーツ1枚だけで、脚は開かされたまま閉じられないように固
定されている。
「これは……お義父さま、何をなさるんですか?」
 弥生は精一杯の強い口調で抗議した。
「何をって、楽しませてあげようと思っているのだよ、君のことを。恭之がいなくて一人寝では寂しかろう
 と思ってね」
そう笑う恭平の顔は、食事の時の親切そうな様子とは別人のようだった。
「やめて下さい。いったいどういうつもりで……。私は、恭之さんの……」
 弥生は必死に言葉だけの抵抗を続けていたが、恭平がボディーガードの一人に目配せすると、突然に弥生
の視覚が奪われた。目隠しをされたのだ。
「なにを……やめて、やめて下さい」
 弥生はパニックに陥った。逃れる方法はない。絶望感に全身が襲われる。声からは力が抜けて弱々しくな
っている。
「悪いようにはしない。余計な抵抗は諦めて楽しめばいい。なに、恭之は当分帰らないんだ。わかるわけは
 ないだろう」
恭平の言葉とともに、聞き覚えのあるモーター音が弥生の耳に入ってきた。
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
458H:03/05/21 00:31
459Traffic Jam:03/05/21 01:00
>>405-406のつづき

切り立った渓谷の河原に湯船がある。
流れで冷やされた風が水滴で濡れた肌を撫でていく。
すぐそこに清流が流れ、手を伸ばせば冷たい水がすくえる。
青々と茂った木々がライトアップされ、紅葉の季節は燃えるような赤に染まることだろう。
二人できれいな景色を堪能していると、お湯をかき分ける音がする。
自分たちが来た方からではなく、その反対側からする。
「あれ?これはこれは…」
ニタニタとした赤ら顔のオヤジがタオルで無造作に前を隠しながら現れた。
ママはポーカーフェイスで軽く会釈をしたので、私もつられてする。
そのまま、私たちをじっくり見えるようにか、3m程離れた岩にもたれながらタオルを薄くなった頭の上に載せる。
460Traffic Jam:03/05/21 01:01
最初の台詞以外、無言の空間が広がる。
しかし、オヤジの頭の中で何を考えているか、手に取るようにわかる。
ジロジロとこっちを見ている。
ねっとりとした…舐めるように…まるでナメクジが肌をはってるみたいに…脂っこい…
ママは自分一人ならまだしも年頃の私までこんなのと一緒にいさせたくないと考えたのだろう、
目線で私を元の女湯の方に促す。
近くの石の上に置いといたタオルを手に取り、見えないように前を隠しながら戻る。
湯船から立ち上がるときも無遠慮な視線は一瞬でも見逃さないように追跡してくる。
でも、お尻は丸見えで、オッパイも横からちょこっとだけ曲線が見える。うっすらと黒い影も濡れたタオルから透けて見えていた。
オヤジはずっと見ているのが振り向かなくてもわかる。
痛いくらい視線を感じてたから…ちりちりやけどするぐらいに。
461Traffic Jam:03/05/21 01:02
そのまま、お風呂から上がって浴衣で部屋に戻る最中、ママはイヤな思いをしたと言ってたけど、
私は確かにイヤな感じもしたけどジロジロ見られて恥ずかしくってドキドキした。
それだけじゃなく加奈の乳首もむくむく起っきちゃうし、アソコもムズムズしちゃった。
オヤジにバレなかったかな…あのにたついた顔が思い浮かぶ。
太陽の光とレンズで紙を焦がす実験されてるようにアソコやオッパイがチリチリと熱くなる。
『もし、タオルがなかったらどうなってたんだろう?ママがいなかったら?』
そんなことを考えながらママの会話に上の空の相づちを打って、身体を火照らせながら長い廊下を戻っいく。
衣擦れの音がする浴衣の中は温泉に浸かった汗だけじゃなく、アソコから染みだしたエッチな液でジットリと蒸れていた。
462Traffic Jam:03/05/21 01:12
まごころさん初めまして
大量投下ですなぁ。羨ましい…

スケジュール的には加奈のを書き上げたらボランティア委員会→彌生→
といった感じかな?
463まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/21 20:47
あっ、どうもはじめまして。。
スレ汚し恐縮です。
ちょっと手直ししてから、またまとめてウプさせていただきたいとおもいます。
464山崎 渉:03/05/22 04:39
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
465名無しさん@ピンキー:03/05/22 10:57
期待
hoshu
キテ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
まだー?
469Traffic Jam:03/05/24 18:51
>>459-461のつづき

薄暗い廊下の中、ヒタヒタとスリッパが歩を進める音と渓流のサラサラという音だけが聞こえる。
山中の旅館は10時を過ぎれば外も中も人の気配がなくなってしまう。
普段聞き慣れていない夜行性の鳥の鳴き声が、時折、思い出したかの様に透き通っていく。
自分が住んでいる町中では近くの幹線道路を通るトラックや暴走族の騒音、遠くから聞こえる電車の音など溢れかえっている。
新鮮と言えば新鮮だが、何か落ち着かない。
加奈は何かに急かされるかのように足早に歩く。
暗闇が恐ろしいだけのようではないようだ。
それもそのはず、暗闇の中には加奈の何も身につけていない白い裸体が浮かび上がっている。
もし、目撃者が良く目を凝らしてみれば、右手に浴衣とタオルを抱え、唯一身につけているモノは足下のスリッパだけという格好だとわかるだろう。
もっと近づけば、「はぁはぁ」という荒い呼吸に、もしかしたら、何かがヌメッている音が聞こえたかも知れない。
470Traffic Jam:03/05/24 18:53
加奈は両親が寝静まるのを待っていた。
いつも、11時には寝床に着く二人だが、お酒と疲れで10時半には布団に入っていた。
自分はまだ眠たくないのと観たいTVがあるからと言って、一人起きていた。
御主人様達から指示された命令を実行すると思うとTVの内容は全然頭の中に入ってこなかった。
両親が寝静まってから、さらに1時間近く起きてこないのを確認してから行動に移した。
部屋の扉の前で浴衣の裾を大きく捲り、腰に手をかけ一気に綿のショーツを脱ぐ。
ほんの一瞬だけ股間の黒い影が見える。
加奈は丸まったショーツを両手の人差し指と親指で広げてみると案の定、シミが滲んでいる。
やっぱりと思いつつも恥ずかしくなってすぐに丸める。
「…ぅいい…ひっく…」
急に暗闇の向こうから酔っぱらいの声が聞こえる。
ビックリした加奈は水色のショーツを握りしめたまま固くなって身動きとれなくなってしまった。
近づいてきた酔っぱらいは露天風呂でジロジロ見てきたあのスケベオヤジだった。
「…んん?…さっきの子か…ぐっふふ…カワイイお尻だったぁ…よっと」
ペシッ
「キャッ!」
擦れ違いざまにお尻を軽く叩かれてしまい、声を出してしまった。
「いっく…柔らかくて…いいねっ!うちのかみさんとは大違いだ…ぱはははは」
そう言うとおぼつかない足取りで背後の暗やみへと消えていき、廊下の突き当たりほどで扉を閉める音がして再び静寂が辺りを支配した。
その間、石のように固まっていた加奈の心中はただ事ではなかった。
痴漢に遭うことは通学の時にあるが、今は浴衣という薄い布地しか身に纏っていない状況でされるなんて、もちろんのこと初めての出来事だし、
しかもついさっき、自分で下着を脱いだところで何も付けてないのがバレやしないか気が気でなかった。
何とか、心を落ち着かせて指示の続きを実行する。
471Traffic Jam:03/05/24 18:54
はらりと帯と浴衣がカーペットの上に落ち、加奈は一糸まとわぬ姿になる。
『あぁ…誰か来たら…今度こそばれちゃう……』
恐怖よりも期待が加奈の胸には詰め込まれている。
暖かくなったと言ってもまだ5月のはじめで、しかも標高があるところなので夜中はまだ冷える。
ひんやりとした空気が身にまとわりつき、緊張感を増幅させる。
壁際、柱の影とキョロキョロしながら廊下を進んでいく。
羞恥心よりも緊張感が先に来て、落ち着きのない足取りだった。
階段のところで足が止まる。階下から光が見える。
階段を下りたところはフロントで玄関になっているのでソロリソロリと降りていき、踊り場の手前で手すりから顔を出して偵察をする。
フロントの所だけ灯りがついていて誰もいないようだ。
一段一段、誰か来てもすぐに戻れるように警戒しながら忍び足で降りていく。
最後の一段を降りると、カウンターの奥の部屋でテレビの音がする。
扉は閉まっているがどうやら起きてるみたいだ。
『よかった…』
ほっとため息をついて玄関の方に目を向けると、暗闇の中に少女が立っている。
『キャッ』
472Traffic Jam:03/05/24 18:55
手で口元を押さえて声をのんだ。もう少しで危うく声を出すところだった。
よくよく見ると、ガラス扉に映った自分の姿だった。
多少ぼやけているがオッパイの膨らみも股間の茂みもわかるぐらい鮮明だった。
自分自身で言うのもなんだけど幻想的で奇麗だった。
先ほどまでの緊張が嘘のようで、、今、どこにいるかも忘れてガラスに映った少女に対抗するかのようにポーズをとっている。
大胆にも両手で持って胸を突き出したり、後ろを向いて見返りして背中からお尻のラインを見たりする。
ポーズをとるたびに腰がむずつき出し、甘い何かがネットリと身体の内部を浸食していく。
それが、体中に侵されたとき、手は徐々に挙がっていき、足はソロソロとカーペットの上を滑っていく。
頭の後ろに手をやって足は肩幅よりもちょっと広めでm胸もアソコも無防備にさらけだした格好になる。
暗闇の中の少女はウットリとした表情でこちらを見ている。
『見られてる…』
少女に見られているのかそれとも暗闇の向こうに潜んでいる何かに見られているのかは自分でもわからない。
でも、そう思うだけでお尻の穴がヒクヒクし、液がタラリと太股を滑っていく。
『加奈は…ヘンタイなの……どうか、ヘンタイな加奈をかわいがってください』
悪魔に魅入られたのか、なぜか心の中でそう宣言してしまった。
しかし、そんな自分に驚きは全然なかった。むしろそれが自然なような気がした。
このままいたらアソコを触りそうだったが、不意にテレビの音が消え、こちらに来る気配がしたので、足下に落ちた浴衣とショーツを拾い上げ、離れにつながる渡り廊下の方へ急いで駆けていく。
473Traffic Jam:03/05/24 18:59
加奈の続きです

>>465-468
待ってないかもしれないけどお待たせしましたw
お疲れ様です。
マッテタ━━(゚∀゚)━━!
そろそろ出番かな。
重い腰を上げて、ようやくここまで保管。

http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
まごころさん続きをっ

保管おつかれー
>477
保管ご苦労様ですが、SOTさんの『彼』その4が抜けてるんですが…
480山崎 渉:03/05/28 13:23
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
保守
まごころさん・・・
SOTさん。。。
(31)
「あれだけ戦闘員を殺しておいて今さら許してもないもんだぜ・・・
せいぜい恥をさらしな!」
男はそう毒づきながらも、適度に機器の強弱をコントロールしながら、
ブルーの肉体をどこかに導いていこうとしていた。
「あっ!ハッ・・ハッ・・ハッ・・」
青いマスクの下から短い息遣いがリズミカルに漏れはじめた。
耐えがたい苦痛の時間が突然嘘のように過ぎ去ると、かわって快楽のさざ波が
押し寄せる。恥辱の時間が訪れたのだ。
「おい、こいつ、スーツの上から糸引きはじめたぞ!」
股間に指をあてがっていた男達が興奮に上ずった声をあげた。
それはきれいな青だった生地の色を照かり輝く別の色に変えながら内腿の部分
にまで拡がっていた。
485まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:00
(32)
男達が指をヌラヌラとぬめっている部分にこすりつけるとパワースーツの
生地の表面に細かな気泡が立った。
「へっ、いやらしい・・」
男達はテカテカと光る指をブルーの目の前に持っていき、指の間でわざと
糸を引かせて見せる。
「嫌!」ブルーは激しい嫌悪感から反射的に顔をそむけたが、男達の卑猥な言葉が
次々と耳に突き刺さっていく。
「これが極東支部一清楚な美女と謳われた香山マリの匂いか・・
へえ・・案外すけべな匂いだぜ」
「なにしろ本性は敵の前で気を遣るような女だからな、すけべな汁を出すのさ」
「それにしてもスーツの上から弄くられただけでイッちまうんだもんな。
ハハハ・・・」
「バイオレンジャーがこのざまじゃあ、連邦も大したことねえなあ・・」


486まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:03
(33)
『く・・くやしい・・』
ブルーが屈辱のあまり眩暈を覚えはじめたとき、ヴイ〜ンという一際高い音と
ともに先端の震えが激しくなった。
「あっ!ああああ!!」
ブルーは悲鳴をあげながら右に左に懸命に腰をよじったが、それは何度試みても
無意味な抵抗である。機器は的確に標的をトレースしていく。
『ああ・・また・・』
「くふ〜ん・・」という鼻で鳴くような声を漏らしながら、小さな体がふるふると
震えはじめた。
「あああっ!」ブルーが大きな声をだした。
487まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:06
(34)
「そおら、お嬢さんがいやらしく腰を振りながらまたイクぞ!」
男の煽り声がブルーの耳に入った。
それは、性的に初心だったブルーがいままで自分でも気づかなかった、
一種の肉体的な癖だった。
『だめ!だめ!だめ・・・』
太ももの筋肉が痙攣し何かを必死にこらえているのが分かった。
「ほうら、その窮屈そうな腰を自由にしてやるよ」
男は愉快そうにほくそえみながら、両足の大腿部にはめられている拘束輪の
留め金をパチンとはずした。
ブヴィ〜ン!
それと同時に機器のたてる音がさらに一段と高いものになった。
488まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:08
(35)
「ふおっ!おおおお!!」
マスクの下から咆哮のような声が漏れた。
『もう・・だめ!』数秒後、男の眼前にあった股間が天に向かって突き上げられた。
「そうら香山マリの腰振りショーが始まったぞ」
男はうれしそうに叫んだ。
「あっ!嫌!ああああ!あっ!あっ!」
おもわずブルーは絶叫したが、もはや一度暴走をはじめた肉体の制御は
不可能だった。
『ああ!・・見ないで!あああ・・・』
ブルーは陰部に機器をあてがわれたまま、男達の目の前で腰を卑猥に振り続ける。
絶頂に達してもすぐに次の波が押し寄せるのだ。
489まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:14
(36)
左側にいた男が暴れまわるブルーの下半身に手を回し、腰を抱え込むように
持ち上げた。
「あっ!あっ!はっ!あっ!」男の腕の中で小さな腰が何度も跳ね上がる。
バレーで鍛え上げたしなやかな肉体がここでは仇となった。大の字に拘束され、
ピーンと弓なりに反り返った体の腰だけがまるで別の生き物のように
「クイッ、クイッ」と跳ね上がる淫靡な光景は男達の劣情をますます
掻きたてることになった。
「いきっぱなしじゃねえか・・」
男は機器を押し当て続けながら、催淫剤の効果に感嘆の声を漏らした。
それはまさに絶頂地獄。
「おっ!おおおおお!おおおおおお!!」
まるで獣のような叫び声を部屋中に撒き散らしながら、
ブルーはただ一つのことだけを念じていた。
『助けて!もう、わたし・・みんな・・助けに来て・・!』
490まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:17
(37)
「すっかり出来上がってるようじゃないか」
ブルーは遠くなりかけの意識のなかで、その声を聞いた。
ゆっくりと薄目を開けると、白衣を着た教授がクッ、クッと笑いながら
自分を見下ろしていた。
「もう・・許して・・」声にならない声でブルーはつぶやいた。
「おいおい本番はこれからだぞ」
教授はそう言うと白衣のポケットからレーザー・メスを取り出した。
491まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:24
(38)
教授は慣れた手つきでそれをブルーの股間にあてがうとスッと縦に真一文字に
切り裂いた。
その瞬間、ブルーは下半身に微かな冷気を感じた。
教授が裂いた部分の両側に指をかけてパカッと開くと、スーツの裂け目が
ヌラーっと糸を引き、そこから白濁した粘液がだらりと流れ落ちた。
雨後の蜘蛛の巣のように水滴をたたえた細糸が張り巡らされたその奥に、
きれいなピンク色をした愛らしい洞窟の入り口がチラリと顔を覗かせていた。
「おい、おい、凄いことになっているじゃないか・・」
教授はわざと大袈裟に驚いて見せた。
492まごころ ◆P8vBK/N.XE :03/05/29 21:30
なんやかやとたてこんでしまって、おもうように進みません。
今日はここまでカキコさせていただきます。
スレ汚しごめんなさい。
>>492
オツカレ
まあ無理しないで適当に
「ふおっ!おおおお!!」
ってなんかワロて萎えるんだが。


作品に文句いってスマソ
>494
マスク越しだから(ry

すみません、このところ精神的にダメージの大きなできごとが続いてしまったので、進んでません。
お待ちの方(もしいたら)、今少しお待ち下さい。
作家の皆さんホント無理しないでね。
気長に、楽しみに待ってますから♪
どうもです。
最近ミスが多くてすみません。

ご指摘のありました部分について修正のうえ、
ここまで保管いたしました。
SOTさん…大丈夫ですか?
気長にお待ちしております。。
保守
保守
期待保守
503Traffic Jam:03/06/06 05:53
>>469-472のつづき

白い湯煙の向こうに少女の影が浮かび上がる。
この旅館の売り物の一つである露天風呂から見える美しい渓谷に背を向け、
縁の岩に腰掛けている。
揺らめく湯気の向こうで少女はタオルを捲いているわけでもなく、もちろん湯気は目隠しの役割を果たしていない。
深夜だからといって混浴の岩風呂には誰が入ってくるか判らない。
それにも関わらず少女は女の人が入ってきたとしても、恥辱を感じる格好をしている。
片足を岩の上に載せる格好で大陰唇は割れ、その奥のピンク色の淫肉も露になっている。
いや、正確にはチラチラと見えると言った方がいいだろう。
なぜなら女淫を遮るように彼女の右手が忙しなく動いているからだ。
左手は小振りな乳房をお湯を染み込ませるかのように揉んでいる。
504Traffic Jam:03/06/06 05:54
「んぁ…加奈…こわい…こんな所で…オナニー…なんて…んん」
そう言いながらも手は止まらないし、恐怖からではない動悸で胸がキュゥーンとなる。
最初の入浴でエッチな加奈へとアイドリング状態に移行し、先ほどの露出散歩で完全にスイッチが入ってしまった。
玄関から脱衣所まで気が遠く成る程遠く感じた。
アソコを触るのはなんとか我慢し、御主人様たちにあそこを触るのに唯一許された場所、混浴の露天風呂まで辿りつくことができた。
ちょうどいい感じに平らな岩に座って、下半身を覗く。
疼いて疼いてしょうがないアソコから滝のようにエッチな汁が太腿、膝裏、踝を伝っているのを目で確認すると自分の変態ぶりに恥ずかしくなる。
けれども、スイッチが入った加奈にはそんな自分の痴態すらも快感に変わってしまう。
人さし指で大淫唇を横に少し広げてみる。
クパァと濡れた肉壁が現われ、源泉から湧き出た愛液が黒い岩肌を滑り落ちて行く。
「ふぁぁぁん…もう…我慢できない……御主人さま…加奈は……スケベな加奈は…命令の通りに…んぁ…露天風呂でオナニー…します。どうか…見ててください」
湯煙が満ちた空間に向かって電脳の彼方の見ず知らずの男達にお願いをする。
言い終わる前からすでに左手は胸に伸び、右手は割れ目をなぞっていた。
505Traffic Jam:03/06/06 05:55
「っく…乳首…ぴくんぴくんに…尖ってる…痛いくらい…に…」
でも、触らない。
白からピンク色に変わるギリギリの所までしか可愛がらない。
どんどん熱と疼きが乳輪に濃縮されていく。
まるで神経が剥き出しになっていく感じ。
右手も下を弄くるのを一旦止めて右のオッパイを可愛がる。
そのため、両手で弄ぶたびに乳首だけじゃなくあそこもお預け状態で疼きが蓄積されていく。
「くはっ…もっ…限界っ!」
キュッと両方の乳首を摘まみ引っ張る。
いままで溜めていた刺激が奔流のように乳首からお湯に浸かった足先まで流れていく。
「きゅんっ…んあっ…くぁっ……はぁはぁ…」
額の汗が水滴となって頬を伝い、水面に波紋をつくる。
余韻に酔いしれる暇もなく、欲望の連鎖は次のターゲットを素早く見つけだす。
右足を湯船から出し、折り曲げ岩に載せる。
欲望の巣窟が開かれる。
右手を太腿と脹脛の間から覗かせ、小淫唇に溜まった愛液を掻き混ぜる。
左手で包皮の上から肉芽をノックし、摘まむ。
506Traffic Jam:03/06/06 05:55
「加奈のおま○こ……溢れてる…こんなに…ぁん…エッチなお汁…見て…」
先ほどあのオヤジがいた岩からは熱く濡れそぼったアソコが丸見えの状態だ。
あのオヤジが粘ついた目でこちらを見ている。
そう思うと心が掻きむしられる感じがする。
ニタニタと目尻が下がったイヤラシイ顔で舐めまわす。
刺激で快感を埋めても次から次へと焦躁感に駆られる。
「もっと…もっとぉ…気持ちよくなりたいのぉ…もっと…加奈を…見てぇっ…」
左足も湯船から抜き取り、M字に足を置き、左右から開くように指で触る。
新しい源泉から湧き出た流れは岩を伝って湯船にそそがれる。
「おじさん…んん…加奈ねぇ…お尻の穴も…感じるの…いけない娘なの…ぁぁっ」
ヒクヒクした肛門にお汁で濡れた指を這わす。
ゾクゾクッとした感じが背中をかけ上がる。
プックリとしたかわらしい唇からよだれをたらしながら二つの穴を揉む。
あどけない少女がアブノーマルな状況でアブノーマルなオナニーに酔いしれている。
甘美な背徳感と心地よい開放感が相乗効果をもたらしながら加奈は夏の夜更けに堕ちていった。
507Traffic Jam:03/06/06 06:06
加奈の夏休み 第2章 「8/4(月)晴れちょっとくもり」終了ーーーー

次回は
彌生の夏休み 第2章 「8/8(金)台風」
です

ボランティア委員会はもう少し待って下さいな(汗焦
ではでは
感想・批評・要望など待ってます
ヨカッタ━━(゚∀゚)━━!
昼間からハァハァしますた
509Traffic Jam:03/06/09 01:28
「彌生の夏休み」第2章 8/8(金)台風

「ごめんなさい。どうやら当分電車が動きそうにないのよ。
 パパにも電話したらパパも会社に足留めだって。悪いけど芽衣の面倒見てあげってやって」
「うん、わかった。今、芽衣をお風呂に入れてあげた所。
 テレビの予報だと今晩の11時頃に台風最接近だっていってるからママも風邪引かないように気を付けてね」
「ありがと、気をつけるわ。晩ご飯は悪いけど冷蔵庫の中のもの何か食べといてね。あと、戸締まりはしっかりとね。じゃよろしくね。」
そういうと電話はガチャンと音をたてた。
その音を確認してから子機を置く。
濡れた髪の毛をタオルで再び乾かす。
「めいー、こっちに来なさい。お姉ちゃんが髪の毛乾かしてあげるから」
部活が終わってから妹の芽衣を迎えに行く頃には強風と横殴りの雨で二人ともビショビショに濡れてしまった。
家に着いたらすぐに濡れた服を脱ぎ二人でお風呂に入って、ちょうど出てきたところママから電話があったのだ。
幼稚園に入ったばかりの妹はポテポテと歩きながら頼ってくる。
クーラーが効いてるとはいえ、ジメジメした感じがまとわりつく。
でもうれしいのは今晩は台風のおかげで両親が遅くまで帰って来れないからインターネットが好きなだけやれるからだ。
晩ご飯を簡単につくってそわそわと食べ、パソコンの部屋に行く。
芽衣は疲れたのかリビングのソファでスヤスヤと寝ている。
一方、私は期待感に胸躍らせながらパソコンの電源を入れる。
510Traffic Jam:03/06/09 01:28
779 :加奈 :sage :03/08/08 16:11
ご主人様…さっきまで加奈嘘ついててごめんなさい…加奈は淫乱な変態なわんちゃんなんです…ごめんなさい…

780 :Shin :sage  :03/08/08 16:13
>>779
イっちゃったみたいだね。
そうやって素直になった加奈はとってもかわいいよ。

781 :382 :sage :03/08/08 16:13
>>773加奈
今いったらおしおき。OK?

782 :加奈 :sage :03/08/08 16:14
>>777 SHINさん ごめんなさい…加奈いっちゃいました…悪い子です

783 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:14
>>776,779 加奈
よく言えたね、ご褒美にいっていいよ


もうすでに加奈さんが御主人様達にいじめられている。
早速、負けじと私も参加する。
511Traffic Jam:03/06/09 01:30
挨拶を打ち込むと返事が返ってくる。
簡単なやりとりが続いていると


793 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:23
>>加奈、彌生
耳かきって後ろに綿のポンポン?がついてるのある?


急にそんな指示が出る。
耳かきがあると思うリビングに行く。
眠っている芽衣を横目にテレビ横の棚に救急箱を見つける。
そんなのをなんに使うんだろうと思いながらも救急箱の中を探す。
しかし、綿がついてる耳かきは見あたらない。
習字の筆を代わりに持ってくるように言われる。
今度は自分の部屋に行く。
習字道具は見あたらないので代わりに絵の具の筆をもって戻る。
加奈さんは耳かきを持って待っているようだ。
512Traffic Jam:03/06/09 01:31
799 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:26
>>797 加奈
彌生が準備できるまで待ってるんだよ

800 :加奈 :sage :03/08/08 16:28
>>779 ちゃんちゃさん はい、待ってます☆やよいちゃん早くね(^o^)

801 :彌生 :sage :03/08/08 16:28
>>798 ちゃんちゃさん
えーっと絵の具のならあります・・。

802 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:31
>>801 彌生
それでいいよ

>>加奈、彌生
じゃぁ柔らかい方で胸をなぞってごらん。乳首は触らないようにね。
刺激するのはそれだけで手とか使っちゃダメだよ


ちらっと妹の方を確認してパジャマの前をはだける。
最近、少しづつだが大きくなり始めたオッパイがのぞく。
言われたとおりに左手に筆を持ってその右のオッパイの横側を上下になぞる。
固い毛がチクチクと肌を刺激する。
そのまま感想を打ち込む。
次に指示が出るまで円や八の字を書くようにオッパイをなぞりながら…
513Traffic Jam:03/06/09 01:32
803 :加奈 :sage :03/08/08 16:34
>>782 ちゃんちゃさん くすぐったくてもどかしくて…なんか変なかんじです…

804 :彌生 :sage :03/08/08 16:34
>>802 ちゃんちゃさん
なんていうか・・かゆいです・・もどかしくて・・・

807 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:39
>>加奈、彌生
まだ、焦らすんだよ。首筋とかワキとかおへそとか脇腹とかやってごらん
どんな風に動かしてるかどんな感じか書くんだよ
どこが感じるかもね
彌生と加奈はどこが感じるんだろうね
一緒のところ違うところ比較して見ようね


乳首を触りたいのをガマンして指示通りに筆を下に滑らせる。
いつもと違う強い刺激がない分、もどかしさがつのりつつある。
不意に身体がブルブルと震える。
おへその当たりをなぞると今まで感じたことがない感覚にみまわれる。
こそばゆいようなゾクゾクするようなよくわからない。
ちょっと怖くなって首筋に移す。
「ひゃうっ!」
先ほどの比ではない。思わず変な声を出てしまった。
力が抜けるような感じがし、なぞるたびにガクガクと身体が震えるが止められない…
TJさんご苦労さまです!
保守
ホッシュホッシュ
保守
作家の皆さんがんばれ。
保守
520名無しさん@ピンキー:03/06/15 13:34
保守
521名無しさん@ピンキー:03/06/15 13:45
 弥生はすぐに、自分がとんでもない窮地に追い込まれていることに気付いた。このまま恭平に犯されたと
しても、それは恭平が卑怯な手を使って弥生を陥れたせいだ。恭之がそれを許すかどうかは別として、少な
くとも弥生には非はない。しかし、もし恭平に責められて、意に反して絶頂に達してしまったとしたら……。
その時に自分がどのような叫び声をあげてしまうのか、弥生がもっとも恐れていたのはそのことだった。
 いままでに恭之との夫婦生活で達したことは一度もない。浩文の責めにすっかり順応させられてきた弥生
にとって、恭之とのセックスは肉体的には物足りないものだった。恭之もいろいろと努力はしているようで
あったが、まだ弥生が性的に未熟であると信じているために無理をしようとはしていなかった。それ故に、
恭之は浩文と弥生の関係に気付くことはないのだ。
 しかし、今の状況は……。おそらく恭平にとって弥生を絶頂に追い込むことは容易であろう。もしかした
ら、かつて浩文がそうしたように寸止めでじらし弥生に自ら求める言葉を言わせようとするかもしれない。
そうなった時に、弥生の口からは間違いなく「にいさま」の言葉が出るだろう。それだけはなんとしても避
けなければならない。弥生は歯を食いしばり、目隠しの下のまぶたを固く閉じた。
「そんなに緊張しなくても、どうせすぐに淫らな姿をさらすことになるんだよ、弥生」
 恭平はそう言いながら、一旦マッサージ機のスイッチを切ると、指先で弥生の乳首をひねりあげる。
「い……」
 弥生の唇から短い叫びがもれる。たちまち反応して立ち上がり始めた弥生の乳首を、恭平の指先がやわや
わと嬲る。弥生は体の奥から沸き起こる甘いうずきと必死で戦っていた。……勝ち目のない戦いだとわかっ
てはいたが。
 弥生の体が反応し始めたのを見て、恭平は口の端を歪めてニヤリと笑った。男性経験が豊富なようには見
えないが、感度は中々のようだし、これならたっぷり楽しめそうだ……恭平は内心の喜びを隠し、弥生をい
たぶるような言葉をかける。
「おやどうしたね、弥生。もう乳首がピンピンになってるぞ。清純な若妻が夫以外の男にそんな姿を見せる
 なんて、清純に見えて、実は淫乱なのかな?」
「いや……やめて……」
弥生は首を左右に振って抵抗の言葉を口にするが、既にその声は上擦り、甘い響きを含んでいる。
「ほら、口では嫌だとか言ってるくせに、なんだその甘ったれたよがり声は」
言葉が終わると同時に、乳首が暖かく湿った感触に包まれる。そのまま柔らかく吸われながら、舌先で転が
される。
「ああぁ……」
 弥生はのどを仰け反らせて高い声をあげた。
 いや……なんでこんなに……。弥生は自分の感じやすい体を呪った。浩文と別れてからずっと忘れてい
た、否、忘れようとしていた感覚が蘇る。花芯の奥から熱いものが湧き出すのが自分でもはっきりとわか
る。恭平にそれを気付かれるのももう時間の問題だろう。弥生は快感に飲み込まれまいと必死で平静を装
おうとするが、すぐにそれも限界となった。
 恭平が弥生のショーツのクロッチ部分を指先でなぞると、そこにはすぐに染みがひろがった。
「おやおや、ちょっと乳首をなぶっただけでそんなに濡らしてしまうとはねえ。今からそんなに感じてた
 ら、コイツをあてたらあっという間にイキそうだな。 早いところイカせて欲しいんじゃないのか?」
「そんな、そんなことありません。ちがいます」
 弥生は気力を振り絞って叫ぶが、恭平はそんなことにはおかまいなく
「本当に違うかどうかはこれからゆっくり確かめさせてもらうよ。なに、恥ずかしがることはない」
と言うと、ふたたびマッサージ機のスイッチを入れた。モーターのうなる音が近付いたと思うと、弥生の
下半身に強烈な刺激が走り、腰が勝手に動き出していた。
「あ……あっあっ、ダメ、ダメ、止めて、お願いやめて……ダメダメ、イ、イクっ」
 弥生はあっけなく達してしまった。
「パンティの上からちょっと触っただけでこんなに簡単にイッてしまうんだから、弥生は思ったより淫乱
 な女みたいだな。まあ、その方が私も楽しみがいがあるのだが」
 恭平は弥生にからかいの言葉をかけながら、すっかりびしょびしょになってしまったショーツに手をか
け、クロッチ部分をひっぱるとその奥に指先を捩じ込んだ。指を動かすと、その部分からはピチャピチャ
という音が響いた。
「まだヒクヒクしているな。なかなか感じやすいいい体をしている。たとえばここをこうするとどうかな?」
 恭平の指が、敏感な突起を弄ぶ。
「あっあっ、ダメ、止めてくださいっ」
 一度達してしまって感じやすくなっている弥生は、恭平の指の動きに敏感に反応する。腰を引いてその
刺激から逃れようとするが、縛り付けられた体が自由に動かせるはずもなく、なすがままに快感を高ぶら
せていくしかなかった。
「ほらほら、さっきイッたばかりなのに、もうこんなにグチョグチョにして。この中はどうだ?」
今度は中指を花芯の奥へと差し入れ、内部を探るように動かした。
「ああっ、ダメ、そこはだめ……やめて、イヤ、イヤっ」
頭を烈しく左右に振り立てる弥生。2度めの絶頂はすぐそこまで迫っていた。
「いやらしい女だな、弥生は。そんな清純そうな顔をして、イッたばかりなのにまたイキたくなったか。
 お仕置きをしないといかんな」
 恭平はわざとらしく笑うと、さらに指を動かして弥生を追い詰めていった。
「あっ、ダメ、ダメっ、い……いっ、いっ」
 弥生が明らかに切迫した反応を示し始めた。腰を震わせて今にも上り詰めようとしたその時、恭平が指の
動きを止めた。
「……?」
 ぼうっとした頭の片隅で、弥生は絶望感に襲われていた。一番恐れていたことが今起きようとしているの
だ。恭平は明らかに弥生を焦らそうとしている。弥生が自ら求める言葉を口にするまで、この寸止め状態に
置かれるのだ。それがどれほど辛いものなのか、弥生は身に染みて知っていた。
 にいさま、助けて……。にいさま以外の人にこんなことされたくない……。
 弥生は歯を食いしばっていた。そんな弥生を見て、恭平が責めを再開する。
「イキたいか?弥生。イキたいんなら、イカせてくださいお願いしますと言えばいい。そうすればいくらで
 も好きなだけイカせてあげよう。どうかな?」
「イヤです。そんなこと、したくありません」
「ふふふ。そのやせ我慢もいつまで続くことやら。女は所詮、イカせてもらうためならどんなことでもする
 下等な生き物だよ。さっきのイキっぷりから察するに、弥生の体は人一倍感じやすいようだし、すぐに私
 に懇願せずにはいられなくなる筈だ」
恭平はそう言うと、弥生をふたたび追い込んでいく。
「いやっ、いやっ、ダメ……あっあっあっ、い……」
 弥生がもどかしげに腰を震わせ、今にも上り詰めようとしたタイミングを見計らって、恭平が動きを止めた。
「どうだ、イカせて欲しくなっただろう。恥ずかしがることはない」
 弥生は肩を大きく上下させて息を整えようと試みる。腰が勝手にくねり出し、恭平の手に自分の部分を押
し付けてしまいそうになるのを必死で堪えていた。
「どうした? イキたいのか?イキたくないのか? それとも、もう辛くて言葉も出ないか」
 悔しいがその通りだった。体はとうに弥生の意志を裏切り、熱い蜜を大量にしたたらせている。何かを言
葉にしようと思っても、頭に浮かぶ言葉はただひとつだけ。その言葉を口に出さずにいることだけで弥生は
精一杯だった。この上なにか刺激されたならば、その歯止めも簡単に消し飛んでしまうだろう。目隠しの奥
の目に泪が浮かぶ。
 恭平が指の動きを再開し、ついに弥生は限界を迎えた。
「……お……します」
 弥生が弱々しい声でつぶやく。
「なんだ?もうちょっとはっきり言ってもらわないとわからん」
「おねがい……しま……す」
「お願いって何をだ? それを言ってもらわないとわからんな」
「おねがい……おねが……い…します、イカせて、ください」
「イキたいか?弥生」
「……はい。お願い、お願いだから、イカせてください」
弥生はそれだけ言うと、真っ赤になった顔を伏せた。
「よし、と言いたいところだが、そんなに簡単にイカせてやるわけにはいかないな。もっと無茶苦茶に、狂
 いそうになってお願いしてもらいたいんだよ、弥生」
SOTさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ヤヨイタン(;´Д`)ハァハァ
530スレ立てちゃったけど:03/06/15 21:06
ここでもお願いしちゃいます。(^^;)
男と女がどっちが先にイクか勝負して男が負ける小説を読みたいです。
既成の小説や漫画があったら教えてください。m(_ _)m
あと、ここに書いてくださると嬉しいです。
小さい女の子にイカされちゃうのでもいいし、大人の男女でもいいです。
セックスに自信がある男がイカされちゃう内容が一番萌えますけど。
くそおやじめ、殴りたくなってきたぜ
 弥生はイヤイヤをするように力なく首を振った。羞恥で頭がカーッとなり、唇からは弱々しいため息がも
れる。
 恭平はハサミを出し、びしょぬれで用をなさなくなった弥生のショーツを切り裂いて弥生の秘苑をあらわ
にした。
「おやおや、こんなにクリをおったてて、その下は大洪水だな、弥生。ヒクヒクさせおって、早くぶちこん
 でと言わんばかりじゃないか」
「い……いや、言わないで……」
「ほおら、ここをちょっと味見させてもらおうか」
恭平はそう言うと、弥生の敏感な花芽を尖らせた舌の先でぬるっと嘗めあげた。
「いや、いや……だめ…、いっ……」
 弥生はすぐに上り詰めそうになるが、またしてもそれは果たされず、寸前でお預けを食らわされる。更に
2度3度と同じことがくり返された。白い腹部が苦し気に大きく波うち、ピンク色に染まった全身は汗まみ
れで鈍く光を反射している。
「もう、もう許して……お願い、お願いしますイカせて下さいお願いだから、お願いだからもう許して早く
 イカせて……だめだめっ、ヘンになっちゃうから、お願いだから何でも言うとおりにしますからだから早く」
 弥生は自分が何を喋っているのかわからなくなりつつあった。もうどうしようもない。これ以上焦らされ
たら本当に頭がおかしくなってしまいそうだった。拘束された体を必死でくねらせ、少しでも絶頂に近付こ
うと虚しい努力を試みる。
「浅ましいな弥生。そんなにイキたいか?」
「イキたい……イカせて、イカせてお願い、お願いにいさまイカせて下さいお願いします」
「……『にいさま』?」
恭平が訝しげに聞き返したが、既に正常な判断力を失っている弥生にはその言葉も耳には入らない。
「お願いにいさまイカせてください。言うとおりに、何でもにいさまの言うとおりにしますから、だから、
 だから早く早くイカせてぇ」
 涙とよだれで顔をぐちゃぐちゃにしながら必死で訴える姿にそろそろ限界を感じ取った恭平は、マッサー
ジ機のスイッチを入れると弥生の敏感な部分へとあてがった。
「ほら、好きなだけイクといい」
「ああっ、イクッイクッ、イキます……ああ……にいさま、イクゥ」
((((;´Д`))))アワワワワワ
535age:03/06/18 00:25
弥生タン

m9お逝きなさい!
536名無しさん@ピンキー:03/06/18 00:32
SOTさんキター!!(゚∀゚)
元気になられたみたいでよかったです〜。
#でも弥生ちゃんピンチ…(汗
tjまぁだぁ?
弥生たん(;´Д`)ハァハァ
SOTさん、やっぱり貴方は最高です!!
まごころさん・・・
まちどーしー・・・(;´Д`)
最近加速度的に忙しくなっています。
7月末にはまた暇になるのですが。。。
といことで、ここまで保管。
いつのまにか、カウンタも5000を突破いたしました。
作者の皆様、無理せずほどほどにまいりませう。

http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
保守
保守
保守
保守しときます。
保守
保守
ご無沙汰です…


作家の皆さーん
お待ちしてます。

保管さん乙です!
保志
保守
期待保守
捕手
>>548
力士かよっ!!
>>552
力士で保志っていうのがいるのか?
元横綱北勝海 現在八角親方
前回のスパスレオフ会から3ヶ月MIOと○○はメールのやり取りやスパスレ内
での秘密のやり取りなどを行うような中になっていた、住んでいる場所が遠い
為めったに合う事は出来なかったが月に1度はデートをするようにもなっていた
もちろんその際には2人が逢瀬を交わしていたのは言うまでも無い。
そんなある日、MIOの祖父にあたる人物が亡くなった、その人物はある財閥
の当主でその影響力は世界でも5本の指に入るほどの人間だった、MIOは
あまり祖父にはあった事が無かった(多忙な為殆ど日本に居なかった)為よく
は覚えてはいなかったが、誕生日などにとんでもない高価なものを贈ってくれ
るおじいさんだったという事は覚えていた。
そんな人物が亡くなったということで、一族全体があつまっての大々的な葬儀
が行われる事となった、そこでMIOの一家は祖父の屋敷へと向かったわけだが
そこで出迎えてくれた人物にMIOは驚愕したのだった。
なに
続きキボンヌ
保守
保守
私の名前はあやかと言います、今は両親を亡くし、とあるお屋敷で住み込みでメイドの仕事を
しております。私には弟が一人おり、名前はけんじと申します。現在インターネットとか申さ
れる物にはまっているようです。そこで弟は、弐と名乗っていると以前言っておりましたが、
私には何の事なのかいまいち分かりませんでした。

これはそんなある日の事でございました。その日はいつものようにお勤めを終わり、澪お嬢様(今
のご主人さまの婚約者で従兄妹に当たるそうです)とお話をしていたときです。お嬢様はこんな事
を聞いてこられました。(ちなみにお嬢様はお話ができませんので、筆談になります)
『あやかちゃんは、誰か好きな人とかいないの?なの』
「私ですか?、ええ、一応はおりますが・・・その・・・・」
『え〜、誰なの誰なの』
「申し訳ございません。いくらお嬢様でも、これだけは・・・」
『しょうがないの、じゃあ聞かないの』
「ええ、そうしていただけるとありがたいです。おや、もうこんな時間ですね。お嬢様そろそろ、
お休みになられては如何ですか?」
『うん、わかったの、あやかちゃんおやすみなの』
「はい、おやすみなさいませ、お嬢様」
時計は夜の11時を回った頃でした、私はお嬢様のお部屋まで付き添い、その後自分の部屋に戻りま
した。しばらく寛いでから、お風呂へ入ろうとしたときに、だれかが部屋のドアをノックしました。
「はい、どちらさまでしょう?」
「姉さん、俺だよ、こんな時間にごめん」
「あら、けんじなの、開いていますから、どうぞ」
「そうかい、じゃあ失礼するよ」
そう言って、弟のけんじは私の部屋へ入ってきました。
「確かに、こんな時間にどうなさったのです?」
「ああ・・・どうしても姉さんに・・・その・・・言っておきたい事があるんだ」
>>560
何やら深刻な顔でそう言ってまいりましたので、私は弟の側へと行きました。すると彼はいきなり
私に抱きつき唇を奪ってきたのです。
「んんんん・・・・はぁ・・・突然・・・何をするんです・・・」
「姉さん・・・俺・・・ずっと姉さんが好きだったんだ」
そう言いながら、けんじは私を抱き上げ、ベッドまで運んでいきそのまま私を押し倒しました。
「や・・・やめなさい・・・けんじ・・・私たちは・・・姉弟・・・なのよ?」
「そんな事はもうどうだっていいんだ、俺は姉さんが欲しいんだよ」
けんじは私の上にのしかかり胸をまさぐってきました。
「あああ・・・・だめよ・・・やめて・・・けんじ・・・あああ・・・」
「今更やめられないよ、それにこっちだって、ほら」
私のアソコを下着の上からなぞるけんじ、私にも濡れているのがはっきりと分かりました。
「こんなにして、姉さんだって感じてるじゃないか」
「いや・・・そんな事・・・言わないで・・・」
そんな私を楽しそうに見ながら、けんじは私の下着に手を掛けます。
「もう、これは、いらないよね」
そう言い、私の下着を脱がせるけんじ、私のアソコがけんじの前にあらわになりました。私はあまりの
恥ずかしさに、顔が真っ赤になりました。
「姉さん・・・キレイだよ・・・んん・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・」
「ん!!・・・そんなところ・・・なめちゃ・・・だめよ・・・まだお風呂・・・にも・・・入ってないのよ・・・汚いわ・・・」
「ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・そんな事は・・・んん・・・ないよ・・・それに・・・姉さんの味だ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・」
「んんんんん!!ダメ・・・ダメよ・・・あああ・・・ダメ・・・」
私が感じ始めているのを見て、ますます攻める速度を増す、しかしそれが唐突にやむ。
「ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ふう・・・もう十分かな」
「はぁはぁはぁ・・・・なに・・・どうしたの・・・まさか!!」
>>561
「もうこっちも限界みたいだから」
そう言うとけんじは服を脱ぎだしました。裸になり下半身もあらわになり、そこにそそり立つ弟のモノが
目に入りました。私は今まで一度も男性のモノが立っている状態を目にした事がありませんでしたので、
それがどの程度のモノなのかはその時は分かりませんでした。しかし、後から聞いたお話ですと弟は今まで
ソレで何十人も相手にしてきたそうです。私のメイド仲間も何人か相手にした事があると聞きましたそれに
よりますと、どうやら弟のモノはすごいという事ですが、もちろんその時の私にそれをいる術はありません
でした。
「じゃあ、姉さんいくよ?」
けんじは優しく私の顔をなでながら言いました。それに、本当は私も、こうなる事を望んでいたんです。
・・・だから・・・
「・・・うん・・・いいわ・・・けんじ・・・来て・・・」
「わかった、うんん」くちゅ
ゆっくりと私の中にけんじのモノが入ってくるのがわかりました。
「くっ!!ううう・・・・はぁはぁはぁ・・・」
もちろんこのような事は初めてでしたので、すごい痛みを感じました。どうやらけんじも、この異変に気づ
いたようで、心配そうにこちらの顔を伺ってきました。
「姉さん、どうしたんだい?まさか初めてだったの!?」
慌てたけんじが結合部に目をやります、そこから流れる一筋の赤い線が映りました。
「・・・ずっと・・・ここで暮らして・・・いたんですよ・・・いったいどこで・・・出会いがあるって・・・いうんです?・・・
それに・・・私は・・・嬉しいんですよ・・・こうしてけんじと・・・ひとつに・・・なれたんですから・・・」
「・・・・姉さん」
「だから・・・最後まで・・・続けて・・・ね?」
「・・・ああ、わかったよ姉さん」
そう言って腰を動かし始めるけんじ、最初は痛みが勝っていましたが私もだんだんと別の感覚を覚え始めてき
ました。
>>562
「姉さん・・・すごくいいよ・・・姉さん・・・」
「んん・・・けんじ・・・けんじ・・・」
除々にけんじの腰を振るペースが早くなっていきます、それにより二人の結合部から響く卑猥な音も大きくな
ってきました。どうやら私も限界が近づいてきたようです。
「ね・・・姉さん・・・俺・・・そろそろ・・・」
「ええ・・・けんじ・・・来て・・・いっしょに・・・」
そしてけんじはラストスパートをに入ったようでした。そして一気に限界がやってきました。
「ううう!!ねえさ〜ん」
「あああああ!!けんじのが中に・・・」
絶頂を迎えたのは同時でした、その後しばらくそのまま抱き合いゆっくりとけんじのモノが私の中から抜かれ
ます。すると、大量の精液が破瓜の血と共に溢れてきました。
「うふふ、こんなに出して、私でこんなに感じてくれたのね、すごく嬉しいですよ、けんじ」
「ああ、俺もこんなに出たのは初めてだよ」
>>563
「あら、けんじはこういった事は、初めてでは無かったんですね?」
少し怒ったような口調で私が訪ねると、けんじは困ったようにこう答えました。
「あ・・えっと・・・それは・・・ゴメン、さすがに自分の姉に手を出すなんてできなかったから・・・その・・・」
「でも、今日しっかり、手を出してしまいましたよ。それに、今まで何人程女性を泣かせてきたんです?」
今更な事を言うので私は更に問い詰めてみました。すると。
「え・・・・多分・・・50人以上は・・・そこから数えてない」
「まあ、私はそんな人に身を任せてしまったんですか・・・しかも自分の弟ですよ・・・ううう私は悲しいです・・・」
「うわ〜、姉さん泣かないでくれ、ゴメン、本当にゴメン。それに、本当に好きだったのは姉さんだけだったんだ、
だから、機嫌直してくれよ」
「うううう・・・・なんて、冗談です」
「・・・・へっ?」
「そんなことで、怒ったりはしませんよ。それに・・これからは、私だけを見ていてくれるのですよね?」
「それはもちろんだよ、これからはもう、我慢する必要なんか無いんだし」
「では、証拠を見せていただきたいですねえ」
「は?・・・えっと・・・証拠?」
「ええ、そうですね、もう一度私を愛していただけますか?もちろん、若いんですから、まだまだいけますよねえ?」
私はそう言うと、今度はけんじの上に覆いかぶさりました。
「えっ・・・ああもちろん、そっちには自信があるから」
「ああ、やっぱりけんじは、ケダモノなんですね」
「また、そんな事いわないでくれよ〜」
「うふふ、けんじは沢山の女性を泣かせてきた割には、こういった事に弱いんですね」
「いや・・・それは・・・姉さんだからだよ。姉さんにだけは嫌われたくないから」
「それは私もです、私には、けんじしかおりませんから。だから、もう一度・・・」
「ああ、姉さん」
こうしてその夜は過ぎていきました。その後本当にけんじは他の女性には手を出さなくなったようです。
しかしそれが、後に大変な事に発展してしまう事は、また別のお話です。

終わり
久々にキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
566560:03/07/01 01:28
第3夜

私は小夜(さや)、とあるお屋敷でメイドとして働いている者です。
そして某掲示板のとあるスレで、『マジで』などと言うコテハンを、やっております。
本日は私が偶然知ってしまった秘密から始まった関係についての話です。

その日小夜はいつものように、勤めを終えた後の剣の鍛錬を行なっていた。
その日は何故か、いつもより長めに時間を掛けていた為か、時間は0時を過ぎていた。
「ふう、今日はこの辺で切り上げよう、明日も早いし」
そして、自分の部屋へと帰るため、住み込みで働くメイドたちの部屋の前を歩いていく。
ある部屋の前を通りかかった時、なにやら声が漏れて来るのが聞こえる。その部屋の住人
である、あやかは普段から真面目で、小さい頃からここで働いているので、男になど殆ど
免疫が無いほど、純情な女の子である。そんな娘の部屋から声、むしろ喘ぎ声が聞こえてく
るのだから、それが尋常ではない事が分かった。この屋敷にいる男性など数えるほどしかい
ない、この屋敷の主人は、もちろんそのような事をするような人間ではない、それは長年メ
イドとして、お世話をしてきてので理解している。ではいったい誰なのか?と思案している
と、一緒に部屋にいるであろう男の声が聞こえてくる。
「・・・・ね・・さ・・・ねえ・・・姉さん・・・」
「・・・け・・・・けんじ・・・来て・・・」
(けんじ?・・・・確かあやかの弟の名前がけんじだったような・・・でも、まさかねえ)
そんな疑問を感じながら、部屋に近づいていく、すると声が漏れてくる原因が分かった。
どうやら部屋の扉が少し開いているのだいくら侵入者など無いとはいえ無用心な事である。
もちろん、それが無ければ、今回の事は起きるはずも無かったのであるが。小夜は、少し
開いた扉から、中を覗き込む、部屋は薄明かりが点いていたが、それだけでははっきりと
は見えなかったが、声ははっきりと聞こえてきた。
567560:03/07/01 01:29
>>566
「ううう!!ねえさ〜ん」
「あああああ!!けんじのが中に・・・」
どうやら二人とも果てたところのようだ。その声を聞き、小夜は確信する。
(間違いないわね、確かにあやかの弟のけんじの声だ、まさか姉にまで手を出すなんてねえ)
けんじは女好きなのは有名である、この屋敷のメイドも何人かその毒牙に掛けている。
(まあ、私は女の子が好きだから、断ったけどね・・・しかし、あのあやかがねえ、私も目をつ
けてたんだけどな〜。・・・おお!!、そうだわ、これをネタに・・・フッフッフッフッフッ〜)
となにやらニヤニヤしながら、あやかの部屋の前を後にする小夜。
それから一週間、小夜はついに行動に移した。その日の勤めを終えたあやかに声をかける小夜。
「ねえ、あやかちゃん、今日は大事な用事があるの、だから私の部屋に後で来てくれないかな?」
「あら、小夜さん、大事なご用ですか?はい、分かりました。では、後程お伺い致します」
「ありがとう、約束したからね」
そう約束を取り付けると、急いで部屋へと戻る小夜。もちろん、そんな秘密を握られているとは
知らないあやかは、何の疑問も持たずに小夜の部屋へと向かう。
コンコンと、ドアがノックされる。
「あの、小夜さん、あやかですが、お伺いに参りました」
「ああ、あやかちゃん、開いてるから入って入って」
「では、失礼致します」
丁寧にお辞儀をしながら、部屋に入ってくるあやか、それをニコニコしながら迎える小夜。
「それで、小夜さん、ご用とはいったいなんでございますか?」
「あはは、それはね・・・」
そう言いながら、なぜか側においてある刀を手に取る、そして立ち上がると、おもむろにドアの鍵
を閉める。
「あの・・・・小夜さん・・・・何をなさっているのですか?」
身の危険を感じたあやかが訪ねる。
「フッフッフッフッフッ、私は見たのよ・・・一週間前、あなたが部屋で弟のけんじとSEXをしているのを」
「!!!!!」
568560:03/07/01 01:29
>>567
突然の言葉に声もなく驚くあやか、それを満足げに見る小夜。
「驚いて、声も出ないようね、この屋敷は防音設備が完全だから、音が外に漏れてたなんて気づかなかっ
たわよね、でもね、あの日はあなたの部屋のドアが少し開いていたのよ・・・もちろん、中も確認したわよ、
あれは間違いなくけんじだったわ、そうでしょ?」
「・・・・・・は・・・・い・・・・・」
弱々しくそう答えるあやか、ますます笑みを強める小夜。部屋から逃げようとドアへ向かおうとするあやか
に小夜が言う。
「逃げようなんて事は考えない事ね、あなただって、私の実力は知っているでしょ?例えば、こんな風に、はっ!!」
刀を一閃する、それに驚き身を竦めるあやか、するとメイド服とブラジャーが真っ二つになりショーツだけになってしまう。
「きゃ〜〜〜!!」
「それに、そんな格好で廊下になんて出れないでしょ?」
あやかはうずくまり、手で前を隠しながら、恐る恐る訪ねる。
「・・・こっこんな事・・・なさって・・・何が・・・目的なんです?」
「目的?それはもちろん、あやかちゃんのか・ら・だ」
「そんな・・・私たちは・・・女同士・・・なんですよ?」
「あはははは、世の中にはね、女の子が好きな女の子だっているのよ、例えば、私なんかね」
「ええ!!・・・そんなものが存在するんですか・・・」
「そうよ、それに私ね、前からあやかちゃんが好きだったのよ」
「・・・・・」
声も出ないあやかであったが、ふと、今までの事を思い出してみる。
(確かに小夜さんは、色々と私のお手伝いをしてくれる事がありましたけど、今にして思えば、あの時の目
は尋常ではなかった気がしますわね)
確かにあれは、自分に対する好意、いや、愛情をもっていたのは明白であった。
「分かりました、小夜さんの好きにしてもらって、構いません、ですが・・・」
「分かってるわ、弟との事は秘密にして欲しいんでしょ?もちろん心配ないわよ」
「・・・そうですか、ありがとうございます」
「じゃあ、あなたにも女同士の良さを教えてあげるわ。んんんちゅ」
「むうううう・・・」
569560:03/07/01 01:30
>>568
唇を重ねてくる小夜、そして、舌を絡めてくる。
「んんんんぴちゃぴゃ」
「むううんんん・・・あああ!!」
そのままキスをしながら、裸のあやかの胸をやさしくもみ始める小夜。それに敏感に反応するあやか。
「んんんん・・・ぷはぁ、あやかちゃんのオッパイやわらか〜い」
「んんん・・・小夜さん・・・止めてください・・・あああん」
「それに、敏感なのね、ほ〜ら、こっちもこんなに」
小夜の手がショーツに伸びる、すっかり濡れてビショビショなのが分かる。
「ああん、言わないで下さい。恥ずかしいです・・・」
「うふふふ、ダ〜メ、それに、あやかちゃんだってもう止められないくせに」
「!!!!意地悪いわないで下さい」
「それじゃ、本番を始めましょ。私も服を脱ぐからベッドで待っててね」
「・・・・はあ〜、もう・・・分かりました」
小夜の言葉に反対できず、ため息をつきながら、その言葉に従うあやか。一方小夜の方は神業のような
速さで服を脱ぎ捨てる(もちろん下着ごとである)。
「さあ、準備OKよ、いくわよ〜」
「あの・・・小夜さん?道具などはご使用にならないのですか?」
一応そういった道具(女性が自慰行為に使う物など)の知識はあったあやかが訪ねる。
「ああ?道具?そんな物いらないわよ。私にはレズクイーンとまで呼ばれるテクニックがあるからね」
「・・・レズ・・・クイーン・・・ですか?」
「そうよ、だから、さあ、始めましょう、それ」
「あ・・・きゃあ!!」
570560:03/07/01 01:31
>>569
どさっと、ベッドにあやかを押し倒す。そのままあやかの秘部を指でやさしく撫で始める。
「ほ〜ら、どう?気持ちいいでしょ」
「あああ・・・んんん・・・すごい・・・」
徐々にあやかの秘部から溢れてくる蜜の量が増していく、そして勃起したクリトリスを指で刺激する。
「ああああああ!!」
あまりの刺激にあっという間に絶頂を迎えるあやか。それを見て満足そうに微笑む小夜。
「うふふ、どうだった?私のテクニックは。すごく良かったでしょ?」
そして自分の手についたあやかの蜜をペロリと舐める。
「はぁはぁはぁはぁ・・・小夜さん・・・・はぁはぁはぁはぁ・・・」
「さ〜て、じゃあ今度は、あやかちゃんが私を気持ちよくしてね?」
「・・・・はぁはぁ・・・分かりました・・・」
そう言い、あやかを自分の秘部の方へと向ける。
「あの、私はどうしたら、よろしいのでしょうか?」
「そうね〜、じゃあ口と舌を使ってやってくれるかな?男の子は口でしてあげると喜ぶのよ、もちろん
舌使いも重要だからね、それにほら、けんじを喜ばせてあげたいんでしょ?」
「そうなんですか?・・・男の子はお口でして差し上げると喜んでくれるんですか・・・分かりました。がんばります」
「うん、その意気よ、だから始めてくれる?」
「はい、では、うんん・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・」
「あ!・・・そう・・・そんな感じ・・・すごいわねあやかちゃん・・・初めてとは思えないわ・・・あああ!!」
「んん・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぷはぁ、はい、なんだか、以前、さくらんぼのヘタが舌で蝶々結びに出来るといった
ら、驚いておりましたよ・・・んんん・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・」
「うああ!!・・・確かに・・・それはすごいわ・・・わたしにも・・・無理だもの・・・けんじには・・・もったいないわね・・・・」
今まで数々の女の子を相手にしてきた小夜ですら、舌を巻くほどの舌技を披露するあやか、それにより小夜も限界
を迎える。
571560:03/07/01 01:33
>>570
「うんんん!!・・・もう・・・そろそろ・・・限界・・・・んんんんん!!」
小夜が限界を迎える、先ほどのあやか以上の蜜を溢れさせる。舌で愛撫してたあやかの顔にその大量の蜜が降り注ぐ。
「きゃあ!!・・・うわ〜すごい量ですね。そんなに私のお口はよかったですか?」
小夜の状況を見て、いつもの余裕が少しだけ戻ってくる。
「はぁはぁはぁ・・・これは・・・私の目に狂いは無かったわね・・・ふう。それじゃ、今度は二人で一緒にいきましょ」
「はい」
そして二人は抱き合いキスをする。
「んん・・・んん・・・」
「あ・・むう・・んん・・・」
そのまま秘部をこすり合わせる。
「んんんん!!ぷは〜・・・どう?これも気持ちいいでしょ?」
「むうううん!はぁ・・・はい・・・あああ!!・・・すごい・・・」
二人のこすり合わせた秘部からくちゅっくちゅっと卑猥な音が響き始める。そのまま二人は無心で腰をすりつけ合う。
「ああ!あああ!!私・・・いきそうよ・・・」
「ああんん!!わたしもです・・・小夜さん・・・」
「じゃあ・・・一緒に・・・・うああああああ!!」
「はい・・・・んん・・・あああんんんん!!」
二人は同時に絶頂を迎える。しかも立て続けに二回もいった為か、ぐったりとベッドに倒れる。
572560:03/07/01 01:33
>>571
・・・数十分後・・・
「あやかちゃんありがとう、すごくよかったわ」
「いいえ、こちらこそ、こんな経験はなかなかできませんから、ありがとうございました」
「そうだ!お礼にこれを上げるわ」
そう言って、なぜかバイブを持ってくる小夜。
「私、全然使った事無いから、これ貴方に上げるわ。これでフェラの練習でもして」
「えっと・・・これで練習ですか?ありがとうございます。でも・・・」
なにやら思案している様子のあやかに小夜が訪ねる。
「ん?どうしたの、あやかちゃん」
「いえ、頂けるのは、結構なのですが・・・その・・・けんじのモノは・・・その・・・こんなに小さくありませんでした」
「はあ?なに、そんなに大きいの?」
「はい、少なくとも、これの倍は、ありましたよ」
「あは、あははははは。じゃあこんな物いらないね」
「いえ、せっかくですので、それは頂いておきます。では今日は失礼致します。また、気が向きましたら、お声がけ
して下さいね?」
「そりゃもちろん。じゃあこれは、はいどうぞ、じゃあまた明日ね」
そんな挨拶をすませ、小夜にもらったバイブを携え自分の部屋へと帰る。切り裂かれた服については小夜のものを借りて
帰ることになったが、サイズが合わずに胸がキツキツだったようであった。
その後も週に一度は二人の関係は続いているようである。さらに付け加えると、翌日あやかがけんじにその舌技を披露した
のは言うまでも無い。

終わり
キタ━━━━━(゜∀゜)
と思ったら、終りですか…
作家の皆さんお待ちしてます。
574名無しさん@ピンキー:03/07/01 12:20
いいねぇ、投稿受付してるとこで投稿してみてはどうだろう?
俺が知っているとこではhttp://hkwr.com/
575560:03/07/01 13:33
>>573
いえ、別にまだ続きはあります。これは、元々あるスレで書いていたもの
ので、そこのコテハンの人を題材に書いているものです。
迷惑でなければ、これからも続けていと思います。
>560
ペンネームを名乗っては?
577560:03/07/02 04:27
自分で書いといてなんだけど、面白いのかな?
とりあえず次は今日の夕方にでも書こうと思うけど
>>575
漏れもその板にいるっぽい
マジでどんどん虐めて
579560:03/07/03 05:22
第4夜
俺の名前は一樹(かずき)某掲示板のスレで茶漬けと名乗っている。
俺は現在、九来(くくる)財閥の総帥、九来 広志(くくる ひろし)の屋敷のお庭番を勤めている。
今回は俺が、先代のお庭番首領に命を助けられ、この屋敷で働く事になった時の話をしよう。

それは6年ほど前に話しになる。当時の一樹は、闇の世界で生きる暗殺者であった。彼は若干15歳にして、
どこの組織に属することなく、一匹狼で活動していた。本来個人で生きていける世界ではないはずの世界で、
彼は、あらゆる組織からも一目置かれる程の腕前であった。そんなある日、彼にこのような依頼が舞い込む。
それは、世界でも屈指の実力を持つ九来財閥の総帥を暗殺するという内容であった。一樹(当時は影の牙と呼
ばれていた)は、その依頼を持ってきた組織には、何度か仕事をもらっていた事もあり、その依頼を受ける。
もちろん、その危険性は十分承知であったし、破格の報酬であった、しかし彼はそのようなものには興味は
なかった。彼が唯一興味があった事は【強い奴と戦う事】であったためである。九来財閥の総帥ともなれば
凄腕の護衛がいると踏んだ一樹は、早速情報を集め、現在日本の自分の屋敷に戻ってきているという情報を
得る。そして早速行動へと移す。夜中の2時を回り、全てが寝静まった頃、一樹は屋敷へと侵入する。もち
ろん、屋敷には最新鋭の警備システムが搭載されていたが、彼を補足することは出来なかった。それこそが
彼の持つ能力の一つであった。彼は影と同化することが可能なのである、それが彼を、一人で生きていくだ
けの力を与える事になった、もちろんそれだけでななかったのだが。そして一樹は影の中から出る、さすが
に内部は、夜中とはいえ、人が活動する事もあり、内部に警備システムは無かったようだ(その他に、内部に
はお庭番がいるためでもあったのだが)。
「・・・随分と、無用心なものだな、九来財閥とはこんなものなのか・・・」
「いえいえ、決してそのような事は、ございませんよ、暗殺者殿」
「!!誰だ!」
580560:03/07/03 05:23
突然声をかけられ、一樹にも動揺がはしる。すると、廊下の奥から、品の良さそうな30代後半の男性(紳士と呼
んで差し支えない程)が現れる。
「それ程、驚かれなくて、結構ですよ。本日、暗殺者が来ると、事前に情報がありましたから」
「・・・・・」
柔和な笑みを見せながらそう告げる、しかし、まったく隙を見せないその紳士に、戦慄を覚える。
(事前に情報が漏れていた事は構わない、しかし、これ程の男がいるとは、さすが九来財閥と言うべきか・・・)
そんな事を考えながら、一樹は油断なく得物を構える、それを見た紳士が言う。
「おや、黒い刀身の双剣・・・やはり、影の牙でしたか、直接私が出張って、正解でしたね」
「!!!!」
「驚く程の事も、ありませんよ。これでも私も、闇に生きる身ですから。おっと、まだ自己紹介をしておりませ
んでしたね、私の名前は近藤 利呂(こんどう りろ)、現在、このお屋敷のお庭番の、首領を勤めさせていた
だいております」
丁寧にお辞儀をする利呂、しかし、そこにすら、まったく隙が無い。
「大変申し訳ございませんが、本日は、お引取り願えないでしょうか?今なら、見逃して差し上げますが?」
「・・・・それは・・・・できない!」
「何故です?報酬など、命にはかえられないでしょうに」
「・・・違う・・・金などどうでもいい・・・目の前に強い奴がいる、それだけで十分!!」
そして、一樹は利呂の方へと駆ける。
「・・・・分かりました。気が済むまでお相手しましょう」
それに合わせ、利呂も駆けだす。二人の距離が縮まり、一樹が双剣を一閃する。しかしそれを利呂が拳で弾く。
「何!!」
「良い腕ですね、でもまだまだですね、ふん!!」
剣を弾かれ、体勢の整わない一樹に利呂の拳が決まる。そのまま後方へ10メートルほど吹き飛ばされる。その
一撃で一樹の意識は闇へと沈んでいく。
581560:03/07/03 05:24
>>580
それから数時間後。日も昇り朝を迎えた九来邸の一室で、一樹は目を覚ます。
「・・・・・俺は・・・・生きているのか・・・・」
そう呟く、確かにあの時、一樹は利呂の一撃でやられていたはずである。そして、トドメを刺されなかった。
「・・・・何故・・・・」
そして一樹が目を開くと、目の前でかわいらしい少女が心配そうにこちらをのぞきこんでいた。
「目が覚めたんですね〜、よかった〜」
心底うれしそうに言う。
「・・・・誰だ?・・・・おまえ・・・・ううう」
「ああ〜、お兄ちゃんだいじょうぶですか〜?」
少女が、立ち上がろうとしてよろめく一樹を支える。
「・・・・思うように動けん、それよりおまえ、誰だ?」
「そうでした〜、結花(ゆか)の名前は結花です〜。よろしくです、お兄ちゃん」
「あ・・ああ、しかしなんだ?その、お兄ちゃんというのは、俺の名前は一樹だ」
「分かったです〜、一樹お兄ちゃん」
「・・・・お兄ちゃんは取れないんだな」
何故か和んでしまう一樹であった。二人で和んでいると、扉がノックされ、利呂が部屋へと入ってくる。
「あ〜、パパです〜」
「気が付いたようですね、影の牙さん。結花、ご苦労様でした」
「パパ、違うです〜、お兄ちゃんは、一樹と言うお名前です〜」
「おや、そうなのですか?では、これからは一樹さんと呼びましょうか」
「・・・・何故殺さなかった?・・・おまえなら、簡単だっただろ」
「このお屋敷を、血で汚したくは、ありませんでしたからね。それに、あなたが戦う理由の為です」
「俺の戦う理由?」
「そうです、あなたはより強い相手と戦いたい、その為に暗殺者になったのでしょう。もちろん、それが正しい
とも思えませんが、それがあなたにとっては、一番確実だったからでしょう。ですから私は、あなたを殺しませ
んでした」
「それだけの理由でか・・・」
582560:03/07/03 05:25
>>581
「もちろん、口からでまかせ、と言う事もあるでしょうが、あなたの剣からは、そのような邪まな気は感じません
でしたからね。そして、あなたにお願いがあります」
「依頼主の事なら、話さんぞ」
「それでしたら、すでに、こちらで調べ上げました。それに、そのようなことではありません。これを見てください」
「!!それは!」
利呂が何かを前に差し出す、それを見て、一樹が驚きの声を上げる。それは一樹の双剣であった。そして利呂がそれを
握る、パキーンと、音を立て、鞘ごと砕けちる。
「なっ!!」
「これで、暗殺者・影の牙は死にました。こらからあなたは、一樹として、御館様の為に働いてもらいます」
「!!この俺に、ここで働けだと」
「そうです、それにここでしたら、あなたの言う強い相手との戦いに事欠きませんからね。それに、娘もあなたがいた
く気に入ったようですから」
「そうです〜、結花はお兄ちゃんが大好きです〜」
「結花もこう言っておりますし、実は私も息子が欲しかったのですよ」
「・・・・・分かった・・・・・好きにしろ」
こうして、一樹は九来邸でお庭番として生きる事になる。
そして翌日。お庭番のメンバーに紹介される一樹、どの面子も自分を越えた実力の持ち主たちであり、一樹は自分のいた
世界が如何に狭かったかを、思い知らされる。新たなお庭番のメンバーが入ったと言うニュースは瞬く間に広がり。更に
一樹が若く、影がある二枚目だった事もあり、メイドたちの黄色い声が飛ぶようになる。しかし、そのことを快く思わない
ものが、二人だけいた、一人は結花である、大好きなお兄ちゃんを取られるのではと、やきもきしているところであった。
もう一人は、小夜である、彼女はこの頃から既に女の子好きだった為、メイド仲間が、男にキャーキャー言っているのが
気に入らなかったらしい。そして自身も剣術を嗜んでいた為、一樹に勝負を挑もうとしていた。ちょうど、そこでは一樹
と結花が楽しそうに話をしていた。普段は憮然とした表情の一樹であるが、唯一結花にだけは、笑顔を見せるようだ。それ
が結花の自慢であった。そんな二人の背後から、小夜が忍び寄り、結花に抱きつく。
583560:03/07/03 05:25
>>582
「ゆ〜か〜ちゃ〜ん、それもみもみ」
「あはははは〜、小夜さん〜くすぐったいです〜」
「うわ、なによ結花ちゃん、このオッパイ、とても13歳とは思えないわ」
「あはははは、やめてです〜、くすぐったいです〜」
確かに結花は13歳とは思えないほどの見事な胸であった。
「お姉さんにも少し分けなさいよ」
あっけに取られていた一樹であったが、なんとか小夜に聞き返す。
「・・・・それより何のようだ?」
「ほら、もみもみって、そうよ、あんたに挑戦状を叩きつけに来たんだったわ」
散々結花の胸を揉んだ後、一樹にそう告げる小夜。
「俺と勝負?分かった来い」
「お兄ちゃん、がんばってです〜」
「ああ、分かった、結花」
「なに見つめ合ってるのよ、さあ、勝負しなさいよ」
姿勢を低くし、抜刀の体勢に入る小夜。一樹もまた双剣を構える。
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「せえぃぃぃぃぃ!!」
キィィィィィン!!と、二人の刃がぶつかり合い、火花を散らす。
「やるな、小夜」
「ふふ、あんたこそ、男じゃなかったら惚れてたかもね」
「・・・・お兄ちゃん・・・・」
自分以外の相手に楽しそうに接する一樹に複雑な気分であった。
一方、そんな事を知らない二人は、しばらくそのまま打ち合いが続く。しかし、徐々に一樹が押し始める、一樹の速さに小夜が
着いていけなくなり始めたのである。そして決着が着く、一瞬の隙をつき、一樹が小夜の刀を弾き飛ばした。
「・・・・私の負けね・・・うふふ、気に入ったわ、あんたは男だけど認めてやるわ」
「いや、俺こそありがとう、いい勝負だったよ、また手合わせを頼めないかな?」
「ええ、いいわよ」
584560:03/07/03 05:26
>>583
剣を交えた事によってか、すっかり打ち解けた二人であった。それを見ていた結花は、遂に限界を迎える。
「だめです〜結花のお兄ちゃんを取らないで下さい〜」
結花がポカポカと小夜を叩く、もちろんそれ程痛いわけでもない。
「うわっ!!ちょっと、結花ちゃん、どうしたの?やめてよ」
「そうだぞ結花、やめるんだ」
「!!!!!お兄ちゃんまで・・・そんな事言うですか・・・ヒック・・・・ヒック・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁん!!お兄ちゃんのばか〜」
一樹が小夜を好きなったのではと、勘違いしている結花は、一樹の言葉に自分を嫌いになってしまったと思い込み、泣きながら
走り去っていく。
「なっ!!おい、待て結花!!」
一樹はそれを、急いで追いかける。そして、一人取り残される小夜。
「あれ?・・・もしかして・・・・私のせい?」
そして、結花は自分の部屋の隅で泣いていた。
「ヒック・・・お兄ちゃんに嫌われたら・・・グスッ・・・結花・・・生きていけないです・・・・」
そこへ一樹がやってくる。
「結花!!居るんだろ」
「来ないでです!!・・・だって・・・だって・・・お兄ちゃん・・・結花が嫌いになったんでしょ?」
「何を言ってるんだ、俺がいつお前を嫌いだなんて言った」
「だって・・・小夜さんと仲良さそうに話してたです。それに・・・小夜さんを庇ったです」
「・・・・なんだ、そんな事か、あれはだな・・・」
「そんな事じゃないです!。結花にはとっても大事な事です!!」
「・・・分かった、何か言いたい事があるんだろ?俺でよければ聞いてやるよ」
「本当に・・・・聞いてくれるですか?」
「ああ、聞いてあげるよ、だから話してくれ」
「分かったです、結花はお兄ちゃんを誰よりも愛しています。お兄ちゃんは結花の事を愛してくれますか?」
13歳に少女の精一杯の告白であった。それを聞き、真剣に考える一樹、そして答えを出す。
585560:03/07/03 12:27
>>584
「お兄ちゃん・・・うれしいです・・・ヒック・・・ヒック・・・うわぁぁぁぁぁん!!」
一樹に抱きしめられた喜びで泣き出してしまう。
「なんだ?結花は泣き虫だなあ」
「グスッ・・・お兄ちゃん意地悪言わないでです〜。女の子は、嬉しい時だって涙が出るんです〜・・・あ!むううう」
言い終わる前に、一樹が結花の唇を塞ぐ。
「んんんんん・・・ぷはぁ・・・お兄ちゃ〜ん・・・」
「ん?どうした、結花?」
「あのね・・・結花・・・お兄ちゃんに抱かれたいです」
「!!結花、意味分かってるよな?」
「うん・・・だって・・・お兄ちゃんを、もっと近くで感じたいです」
「分かった、お前がそれを望むのなら、俺はかなえてやるだけだ」
そして一樹は結花を抱きかかえ、ベッドへと下ろす。そして結花の服を脱がせていく。
「なんだか、人に脱がせてもらうのは、恥ずかしいです〜」
「俺も、人の服を脱がせるなんて初めてだな」
そして結花は下着だけになる。そして一樹は、ゆっくりとブラを外す、結花の豊満な胸が露になる、先端は綺麗なピンク色をしていた。
自身も服を脱ぎ下着一枚になる、そして一樹は、そっと結花の胸に触る。
「あ!!お兄ちゃん・・・くすぐったい」
「結花の胸、すごく柔らかいよ」
「ああん!!はずかしいです〜。あれ?お兄ちゃんどうしたです?」
結花が一樹の前の膨らみに気づく。
「結花ばっかり触られてずるいです〜。今度は結花が触るです〜」
「わっ!ちょっと、待て」
「えい!!・・・うきゃ!!」
一樹の制止を振り切り、パンツを下ろす、そして跳ね上がった一樹のペニスが近付けすぎた結花の顔に直撃する。
「ひゃあ、ビックリです〜。・・・男の人のはこんななってるですか・・・あ!先の方はすべすべしてるです〜」
「あ!ちょっ・・・結花・・・うっ・・・・」
ペタペタと一樹のペニスを触る結花の手に、敏感に反応する一樹。
「お兄ちゃん、どうすれば気持ちよくなるです?」
586560:03/07/03 12:28
>>585
「え?ああ、それじゃ、結花の胸で挟んでくれないか?」
「結花のオッパイですか?分かったです、えい!!」
「うああああああ!!」
豊満な結花の胸にすっぽりと包まれる、一樹のペニス。結花もぎこちないながらも、クニュクニュと胸で一樹のペニスを刺激する。
「うんしゅ、うんしょ。お兄ちゃん気持ちいいですか?」
「あ・・・ああ・・・すごく良いよ・・・結花」
一所懸命、自分のモノに奉仕する、結花の姿が堪らなく愛おしく感じた一樹は、優しく結花の頭をなでる。
「お兄ちゃんに頭をなでられるのは、とっても嬉しいです〜。結花もお返しするです〜。んん!ちゅっ・・・ぴちゃ・・・んんん・・・ちゅっ」
頭をなでられた事に気を良くした結花は、胸に挟まれた、一樹のペニスの先端を舐めたり、キスをして刺激し始める。
「うわああああああ!!結花・・・結花・・・」
「あむんん・・・ちゅっ・・・ちゅっ・・・・ふう。お兄ちゃんどうしたの?・・・んんんちゅっ・・・・ぴちゃぴちゃ」
「もう・・・俺・・・限界だ・・・・くううぁぁぁぁぁぁ!!」
「うきゃあ!!・・・なんだか白いのが出てきたです〜」
あまりの気持ちよさに、一樹は、結花の胸の中で果ててしまう、ドクン・ドクン、と大量の精液が結花の顔や胸へと降り注ぐ。
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
「お兄ちゃん、気持ちよかったですか?」
精液まみれの顔で満面の笑みを見せながら結花が訪ねる。その艶めかしい色気に、先ほど出したばかりの一樹のものは固さを取り戻す。
「ああ、すごく気持ちよかったよ。今度は俺がお返しする番だね」
結花をベッドに寝かせ、ショーツを脱がせる、そして露になった、結花の秘部をゆっくりと舌で舐め始める。
「んあああああ!!お兄ちゃ〜ん、なんだか変です〜。あ・・ああ・・・」
587560:03/07/03 12:29
>>586
かわいらしい声で喘ぐ結花の声がに、一樹はもっとその声が聞きたくなり、わざとピチャピチャと大きな音を立て始める。
「あ・・あ・・・お兄・・・ちゃん・・・そんな音立てて・・・恥ずかしいです〜・・・・ああ・・あああん・・・」
「んぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・うん、こんなもんだろう」
「あれ?何でやめるです?」
「これからが本番だからね、いいかい今から、結花のココに俺もコレを入れるからね」
一樹は自分のペニスと結花の秘部をそれぞれ指す。
「わかったです、これでお兄ちゃんと、ひとつになれるです、お願いです結花の中に来てほしいです」
「よし、じゃあいくよ、初めは痛いかもしれないけど、我慢してくれよ」
そして、ゆっくりと、一樹のペニスが結花の中へと埋没していく。
「くっ!!痛いです〜、でも・・・これで・・・お兄ちゃんとひとつになれたです〜」
痛みと喜びのため、涙を流す結花、その顔をやさしく撫でる。
「ああ、これで俺たちはひとつになったんだよ」
二人の結合部から、破瓜の血が流れ、純白のシーツを赤く染める。
「これで結花はもう、お兄ちゃんだけのものです〜」
「ああ、もう絶対離さないからな、結花」
「うん、嬉しいです〜。・・・お兄ちゃん・・・そろそろ動いていいですよ」
「分かった、じゃあいくよ?」
そう言い、ゆっくりと腰を動かし始める一樹。結花も除々に痛みが引き、快楽が押し寄せてくる。
「んあぁぁ!!お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・・ああ・・ああ・・んん・・」
「結花・・・いいよ・・・すごく・・・結花・・・」
しばらく二人はそのままの速度で腰を動かす。しかし、限界が近づいてきたようだ。
「あああ!!お兄ちゃん・・・結花・・・結花・・・もう・・・」
「俺もだよ・・・結花・・・ああ・・・結花・・・」
「来て・・・結花の中に・・・来て・・・・ああ・・・お・・お兄ちゃ〜〜〜ん」
「分かった・・・結花・・・行くぞ・・・・くぅぅぅぅぅぅぅ!!」
ドクン・ドクン・ドクン・ドクン、と先ほどより更に大量の精液を結花の中へと放つ。
「あああああ!!お兄ちゃんが中に、いっぱい、入ってくるよ・・・すごくあったかいよ、お兄ちゃん」
「結花の中も、すごくあたたかかったよ」
こうして、現在に至るわけである、この二人も近々結婚をするそうだ。現在はお庭番を引退し執事をしている利呂が大喜びをしたのは言うまでも無い。

終わり
588560:03/07/03 12:32
訂正
>>584の最後の行の

13歳に少女の→13歳の少女の

原型無視な上に、やたら長くなってしまいました。続きは土曜あたりに
書こうと思います。
589名無しさん@ピンキー:03/07/04 09:46
あきまへんな。
590さる:03/07/04 10:04
591560:03/07/04 12:06
なんか、全然感想とか書かれないと、寂しいね。
批判とかも色々してくれるとありがたいんだけど。
592名無しさん@ピンキー:03/07/04 12:06
http://coolnavi.com/tzone/                          
593名無しさん@ピンキー:03/07/04 19:51
☆頑張ってまーす!!☆見て見て↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.yahoo2003.com/betu/linkvp2/linkvp.html
594 ◆58jPV91aG. :03/07/04 20:02
もっと小夜を活躍させてくださいとか思います
59554907:03/07/04 20:37
59675001:03/07/04 20:46
>560
う〜ん、なんとも言えないなw
なにかが足りない
598560:03/07/04 20:58
実は1話目が抜けていたりします。
 気を失った弥生を身ながら、恭平は考え込んでいた。
 にいさま、か……そういえば恭之の友人の妹だったっけな、この娘は。確か浩文とかいったか。あの状況
で呼ぶほどだから、何もなかった筈はないだろう。おそらくは、今のように焦らされて懇願させられたこと
があるに違いない。恭之はそれを知っているのか?……知らないに決まっている。知っていてなお弥生を嫁
に欲しいと言うはずもない。アレは私の息子にしては潔癖すぎるところがあるからな。さて、この秘密をど
う使わせてもらおうか……。
 弥生が柔らかくうめいた。意識が戻りかけているのだろう。恭平が合図をすると、傍らにいた片山が身に
付けていたものを全て脱いた。
「弥生、いつまでも寝ているんじゃない」
 頬を軽くはたかれて、弥生が目を覚ます。目隠しがはずされると、目の前には片山の巨大なものがそそり
立っていた。思わず顔をそむけた弥生に、恭平が冷たくいい放つ。
「弥生、さっきはいいものを見せてもらったよ。『にいさま』にもああいう姿を見せていたんだろうなあ」
「……!」
「浩文といったか、確か恭之の親友だったな、お前の兄は。兄とそういう関係だったのを隠して、しゃあし
 ゃあと恭之の嫁になったわけか」

 弥生は何も反論できなかった。この卑劣な男に何もかも知られてしまった。しかもよりによって恭之の父
親なのだ。ただうなだれて唇を噛み締めるだけだった。
「もちろん恭之には黙っててあげよう。もちろんタダでというわけにはいかないよ。あいにくなことに私は
 ココが役に立たない。私の代わりにこの片山が相手をするから、片山が射精したら家へ返してあげよう」
 弥生は目の前が真っ暗になった。
「じゃあ片山、はじめなさい」
「はい、先生」
 片山はそう言うと、弥生の髪の毛を右手でつかみ、左手で鼻をつまんだ。弥生が呼吸をしようと開いた唇
に片山は怒張したものを押し入れた。のどの奥まで押し込まれたものに吐き気を催しながらも弥生は唇と舌
を動かした。早く終わらせれば家へ帰れる。その後がどうなるのかはもう考えたくはなかった。とにかく早
くこの場から逃れたい、弥生はただそれだけを考え、懸命に片山の怒張をしゃぶった。しかし片山はなかな
か終わらない。
「どうした弥生、それとも口だけじゃ不満か?あれだけの感度の身体だからなあ、そろそろ下の口も欲しが
 っているんじゃないのか?」
 恭平はそう冷やかし、弥生の秘苑に手を伸ばした。そこは濡れてはいなかったが、恭平は指先で敏感な花
芽を探り当てると剥きあげ、こまかく円を描くように撫で上げた。
「んん……」
塞がれた弥生の唇からうめき声がもれる。弥生の感じやすい身体はすぐに反応し、花芯からはたちまち新た
な蜜が湧き出てきた。
「それにしても感じやすい身体だな、弥生。片山、どうだ、イケそうか?」
「いえ、まだちょっと……」
「そうか。なら挿れてみるか。さっきの感じだと中の方はなかなか良いかもしれない」
「はい、先生」
 片山は頷いてから、腰を引いて猛ったものを弥生の唇から抜き、弥生の花芯から溢れた蜜をたっぷりまぶ
すと、先端をあてがい、ゆっくりと腰を沈めた。
「いやっ、いやっ、止めて、止めてくださいっ」
 弥生の叫び声を無視し、片山は自分のものを完全に弥生の中へ収めた。
「どうだ弥生、挿れられた感じは」
「いやっ、いやです、お願い止めて」
「そんなに嫌がらなくても、すぐにいい気持ちにしてさしあげますよ、弥生さん」
片山はそう言うと、腰を使い始めた。
「ああっ……」
 弥生の声のトーンが変わった。明らかに感じ初めている声だった。

 それからのことは弥生にはおぼろげにしか記憶がない。一度絶頂に達した後、拘束を解かれ、あとはただ
人形のように翻弄されるばかりだった。何回も昇り詰めさせられ、ようやく片山が射精した時にはふたたび
失神状態だった。正気を取り戻したのは自宅のマンションのリビングのソファの上だった。しばらく放心し
ていた弥生は、のろのろと立ち上がるとシャワーを浴びた。
SOTさん、ご苦労様です!
(σ^∀^)σSOTさん!!

キタ━━━━━(゜∀゜)
604560:03/07/05 00:10
>>594
マジりんなにやってんの?まあ小夜が斬る(これの外伝)
でも書こうとは思ってるけど
>>509-513のつづき
808 :彌生 :sage :03/08/08 16:41
>>807 ちゃんちゃさん
おへそが・・声がでちゃいます・・
ひゃあ・・・・首筋も・・

811 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:50
>>808 彌生
他には?太股の内側とかも、普段あんまり触らないところに滑らせるんだよ
>>加奈
はやく報告しないとお仕置きが待ってるよ

812 :彌生 :sage :03/08/08 16:51
>>811 ちゃんちゃさん
わかりました・・。。。
首筋がもう・・あれなので・・
首筋ばかり・・やっちゃいます・・・

813 :加奈 :sage :03/08/08 16:52
>>807 ちゃんちゃさんちくびをくすぐったので次は首筋です、ここはかなり気持ち良くて触った瞬間ひゃあっていっちゃいました…
そのあとお腹とか背中トカいろいろやってみまさた…
それでわかったんですけどかな的には首筋と背中のでっぱってるとこと背中のまんなかがすごく弱いみたいです…

814 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:55
>>812 彌生 >>813 加奈
二人とも首筋が気に入ったみたいだね
彌生はおへそで加奈は背筋の違いがあるね

>>加奈
乳首はだめだっていっておいたでしょ!お仕置きけってーい
606Traffic Jam:03/07/05 04:36
加奈さんも首筋が弱いみたい。
同じように首筋をいじってるのかと思うと、どこか遠くにいるのにすぐ隣の部屋にいるみたいな不思議な感じ。
ちょっと腰を浮かし、水色のパジャマとショーツとを一緒に手をかけ、ムズムズするオマタから膝の所まで下げる。
何かに急かされるように筆をVの字に開た内股に滑らす。
汗ばんだ太股は少し滑りが悪い。でも一撫でするごとに寒気とは違う震えが背筋を駆け抜けていく。
「ひゃぁぁぁぁ…こんなのっ…」
撫でれば撫でるほど背筋に快感が抜けていき、オマタの付け根のところがキューンとする。


815 :彌生 :sage :03/08/08 16:55
>>811 ちゃんちゃさん
あと太股の内側・・と・・・
ここも・・どうやら・・弱いみたいです・・

816 :加奈 :sage :03/08/08 16:57
>>811 ちゃんちゃさん 言われた通りふともものあそこに近いところも…ひゃあっ
なんかからだのでっぱってるとこ全部…きもちいいです…

817 :加奈 :sage :03/08/08 16:58
>>814 ちゃんちゃさん うぅ…ごめんなさい…

818 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 16:59
もちろん、アソコの周りはまだダメだよ
普段オナニーで触ってないところで感じるところを探すのが目的なんだから
感じるのがわかってるところ触ってもしょうがないでしょ?
目をつむってやるとわかりやすいと思うよ
腕とか足の裏とか
607Traffic Jam:03/07/05 04:38
820 :加奈 :sage :03/08/08 17:01
>>818 ちゃんちゃさん わかったです…他にきもちいいとこないか探してみます♪

821 :加奈 :sage :03/08/08 17:03
つ、つちふまずが…いいです…

823 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:06
>>加奈、彌生
どんな風にいいか書かないとわかんないなぁ

お尻の穴じゃなくってプリンとした桃のところとかねw


アソコを触りたい…
でも、ちゃんちゃさんからの指示がないから触りたくても触れない。
決壊しそうな理性を総動員して股間の付け根まで迫っていた筆を引きはがす。
目を瞑って体中の普段のオナニーで触らないところを撫で回す。
608Traffic Jam:03/07/05 04:39
827 :彌生 :sage :03/08/08 17:11
足の指と指との間と・・
二の腕・・とか・・・足の裏もだめです・・

829 :加奈 :sage :03/08/08 17:14
>>834 ちゃんちゃさん なんかふわってなってからだが浮くようなかんじです…それより触りたいです…我慢できないよぉ〜…

832 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:16
>>829 加奈
ダメ!加奈は一回触っちゃってるし、彌生ちゃんに不公平じゃないか。

841 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:22
>>彌生、加奈
感じたところを言いなさい
どんな風にそれぞれ感じ方が違うかもね


自分の身体なのにこんなところも感じてしまうなんてという驚きの連続だった。
頭は朦朧としているのに手が次々と気持ちよくなるところを見つけていく。
手は気持ちよすぎてブルブル震えている。また、それが感じるところを刺激する。
パソコンのことを忘れて筆の虜になっている。
609Traffic Jam:03/07/05 04:40
842 :彌生 :sage :03/08/08 17:24
>>841 ちゃんちゃさん
ごめんなさい・・・頭がボーってしてきました。
首筋・・足の裏・・特に首筋・・
指と指の間とか・・おへそもだめです・・。

843 :加奈 :sage :03/08/08 17:26
>>837 ちゃんちゃさん そんなぁ〜……うぅぅ…
やよいちゃんもさわろうよ〜このままだとかなこわちゃう…

844 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:27
>>842 彌生
太股の内側は?

>>加奈
勝手にアソコとか触ってないだろうねぇ〜?

845 :彌生 :sage :03/08/08 17:28
>>844 彌生
あとそこもです・・ごめんなさい・・・
ああ・・もう・・あたしも限界です・・
さわりたいです・・ひゃあ・・・・


理性の壁からはより強い刺激を求める気持ちがチロチロ溢れはじめたかと思ったら、もうそのことしか考えられなくなってしまった。
アソコと乳首が他のところよりも一段と熱い。
『アソコを触りたい触りたい。お願い。ガマンできないっ』
610Traffic Jam:03/07/05 04:41
849 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:32
>>彌生、加奈
加奈がちゃんとどこが感じるか報告するまでダメだよ。

850 :加奈 :sage :03/08/08 17:34
>>844 ちゃんちゃさん まだいじってないですけどもう…

852 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:35
>>850 加奈
だめだよ!いっちゃ。
ちゃんと報告しなさい!お仕置きが非道くなるよ!

853 :加奈 :sage :03/08/08 17:37
かなは首筋と背中のまんなかとつちふまずがすごく感じるんです…もうさわっていいですか??

854 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:39
>>加奈 彌生
いいよ二人とも
ただし、手は使っちゃダメだよ
さっきまでと同じように筆と耳かきでアソコや乳首やお尻の穴とかさっき気持ちよかったところを撫でるんだよ

どんな感じか実況中継しながらね
611Traffic Jam:03/07/05 05:04
856 :彌生 :sage :03/08/08 17:42
うひゃあ・・・もう・・
くすぐったい・・


『いいよ二人とも』という言葉が目に入った瞬間、筆が首筋から縦スジにワープする。
一回も触っていなかったのにお汁がタラリとだらしくなく垂れてイスを濡らしている。
今までのは力が抜けるよな刺激だったのに、これは電流が駆け抜ける。
右手でしっかりと絵筆を握っていないと気持ちよすぎて落としてしまいそうになるぐらいだ。
撫でるたびに愛液はスリットから溢れ、筆とイスを湿らせていく。
チクチクした毛が敏感な豆を刺激する。ちょっと痛いけど中毒になりそうな気持ちよさ。
「ん…んくぅっ…んはぁっ…ああぁっ」
太股の上に載せた左の握り拳は強く握りしめていたので白くなっている。


857 :加奈 :sage :03/08/08 17:43
>>844 ちゃんちゃさん うしろとか胸とかあそことか…たくさんくすぐ…ってるけど…い、いけないです…お願いします。て、手をつかわせてください…

859 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:44
二人ともよくガマンしたね。(加奈はちょっとガマンできなかったけどw)
存分に感じていっていいよ。
新しい性感帯がいっぱい見つかって良かったね

860 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:46
>>857 加奈
加奈は耳かきだったね
反対側のすくう方でクリとか突っつくのは許そう
ただ、お尻の穴に入れるのは止めトコ。新しく買うのならいいけどw
612Traffic Jam:03/07/05 05:11
861 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:48
>>加奈 彌生
もうベトベトに筆とかが濡れてるんじゃない?
まるで自分の身体をキャンバスにして絵を描いてるみたいだねw
どんなきれいな女の子の絵が描けるのかな?

862 :加奈 :sage :03/08/08 17:52
ありがとございます…ふぁあ…くりちゃんきもちいいきもちいよぉ〜

863 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:52
>>加奈、彌生
君たち夢中になりすぎw
報告しなさい!

864 :彌生 :sage :03/08/08 17:53
ごめんなさい・・・
もう本当に気持ちよくって・・・
ひゃあ・・・・・

865 :加奈 :sage :03/08/08 17:55
>>861 ちゃんちゃんさん たぶんえっちな女の子の絵だとおもいます…
>>863 やりながら報告なんて無理ですよぉ〜手がとまんなくなっちゃうんです…

866 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 17:59
>>加奈 彌生
自分が撫でてるんじゃなくって
加奈は彌生が、彌生は加奈が互いに撫でてると思ってやってごらん

これで、オナニーの道具がまた一つ増えたねw
うれしいかい?

613Traffic Jam:03/07/05 05:22
目を瞑って筆の感触に集中すると濡れているのがハッキリとわかってしまう。
なぜか恥ずかしさで頬を赤らめてしまう。
自分の愛液で濡れた筆を股間から色を塗るように汗がうっすらと滲む肌の上を走らせる。
「んふっ…ふぁぁっ……あぁ、ダメ。加奈さんんんっ」
瞑った漆黒の中から筆を持った白い手がぼんやりと浮かぶ。
隣の部屋に感じれた加奈さんが目の前にいる。
おへそ、オッパイと私の感じるところを的確に捉えていく。
焦らしつつオッパイを登ってくる。乳輪を一回りしたかと思うと離れていく。
「そんなっ…いじめないで、ん…っく……んひゃうっ」
弾くように大きく筆を乳首に撫でつける。ガマンできず同じように左の人差し指の腹で転がす。
加奈さんを思いっ切り気持ちよくさせてあげるために、思考から分離した右手で身体に絵を描いていく。


867 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 18:02
>>865 加奈
そうだね。オークションにかけたらどうなるんだろうねw
加奈の絵はイヤらしいからみんな頑張っちゃうだろうね

868 :加奈 :sage :03/08/08 18:04
>>845 ちゃんちゃさん ふぁぁ…気持ちイいよぉ…やよいちゃんまだ一年生なのに上手すぎ…ひゃあっ

869 :名無し調教中。 :sage :03/08/08 18:05
じっさい絵の具をつけて体に落書きしてみたい衝動。

870 :ちゃんちゃ :sage :03/08/08 18:06
>>869
それは、お風呂場でやらないと大変そう。
っていうか自分でやってあげたいw
614Traffic Jam:03/07/05 05:23
暗闇の向こうから無数の筆を握った手が伸びてきて私の身体を撫で回し、イヤらしく悶えている私の姿が漆黒のキャンバスへ色とりどりに写し取られていく。
オッパイが乳首が起っているのもアソコがじゅんじゅんお汁が垂れてパクパクしてる。
私は無我夢中で快楽を求めそんな身体を撫でている恥ずかしい絵がライトアップされ人だかりができている。


871 :彌生 :sage :03/08/08 18:07
>>861
彌生が1人でオナニーしてる絵・・・かなぁ・・?
とってもいやらしいっぽいです・・・

872 :名無し調教中。 :sage 実はShinですがなにかw :03/08/08 18:08
どこを撫でてほしいか、お互いちゃんと言ってみよう・・・

873 :382 :sage :03/08/08 18:09
ちゃんちゃ氏
加奈と弥生の性感体開発、乙ですた。

弥生&加奈
おつかれさま。
ふたりともご主人様にさわってもらえるところが増えてよかったね
615Traffic Jam:03/07/05 05:23
874 :彌生 :sage :03/08/08 18:09
首筋・・かなさんっ・・・ひゃあ・・・・
もうっ・・・もっともっと・・・・


加奈さんとのシンクロシニティと初めての刺激と妄想で溜め込まれた快感が決壊しつつある。
右手で首筋を荒々しく素早く筆でなぞり、左手でそれに負けないようにアソコをいじくる。
台風で荒れた外の音は完全に遮断され上り詰めることに全神経を集中させる。
「ぃいっ…かなさん…くはっ…あんっ…ダメッ…くっ…イクッ…
イッちゃううううううっ!!」
快感が突き抜けると同時に、膝が伸び、足の指が緊張して握りしめられる。
からんっと筆がフローリングに転がる。


875 :名無し調教中。 :sage :03/08/08 18:12
>>872
ね?もどかしくなってくるでしょ?
そこもロムのいいところ。

876 :加奈 :sage :03/08/08 18:12
>>871 やよいちゃん やよいちゃんはかわいいね〜おっぱいもかわいいね、どこさわってほしいの??

877 :彌生 :sage :03/08/08 18:12
ごめんなさい・・・
ご主人様に断り無しに、いっちゃいました・・。
ごめんなさい・・、
616Traffic Jam:03/07/05 05:24
もうろうとした意識でキーを打ち、リターンを押す。次の瞬間。
「おねえちゃん、おなかいたいの?」
ビックンと身体が跳ね、心臓が鷲掴みされる。
「オマタ濡れてるよ?お漏らししちゃってるよ」
いつのまにか横に芽衣が立っている。心配そうにヒンヤリとした手を太股に乗せてくる。
「ちがうの!…これはっ……」
芽衣は私の言葉を聞いてるのかどうかわからないが、そのまま私の下半身をのぞき込んでくる。
「病気なの?痛いの?ナデナデしてあげるね」
その小さな手で拙く、おへそからアソコを撫でる。
ついさっきイッたばかりのアソコは敏感に反応する。
「だ、ダメっ!芽衣っんはっ!…そんなっ…あぁ」
「大丈夫?ねぇ、おねーちゃん、ねぇっ!」
具合が悪くなったと勘違いした幼い妹はもっと激しく撫で回す。
「ああっ…っ……またイッちゃぅ…おねがいっ…めい、やめてっ」
妹にオナニーしていたところを見られただけでなく、アソコをいじくられてイッてしまうなんてガマンできない。
しかし、そんなのお構いなしに芽衣は心配そうに弄ぶ。
二度目の絶頂はこんな異常な状況のためすぐに迎えてしまった。
「また…また…イクッ…イクッ…おねえちゃんッ…イクぅぅぅぅっ!!」
「ねぇ、おえねちゃん大丈夫?ねぇ!んねぇってばぁ…………」
薄れる意識の中、妹のぐずつく声が聞こえ、私の身体を揺さぶる。
左手をあやすように芽衣の頭を撫でるところで記憶がとぎれた。
617Traffic Jam:03/07/05 06:05
お待たせしました。
これで彌生の夏休み第二章を一気に終わらせました
次は途中になっていたボランティア委員会の方を書いていきます。
>>387から更新停まってるのか……(滝汗

>>SOTさん
相変わらず、表現力&妄想力に脱帽ですw
恭平は鬼畜ですねぇ

>>560さん
メイドものいいですねぇ
ところで御主人様とその婚約者は出てこないんですか?
618560:03/07/05 09:56
>>617
一応、1話がそうだったのですが、現在修正中なので、その内
発表したいと思います。
それに、5話も書かなければいけないのですが、男が少ないん
ですよね。
いくつかおかしくなっていたところを修正しつつ、ここまで保管しました。
しかし、このところ投稿がないと思っていたら突然のラッシュ。
作者のみなさまおつかれさまでした。

560さん、作品のタイトルはどういうことになっていますでしょうか?

保管サイトはこちらです。「やさしく〜」も133まで保管しました。
http://members.tripod.co.jp/novels2ch/index.html
620560:03/07/05 16:10
>>619
タイトルですか?
一応、【九来邸物語】としておきたいと思います。
現在は外伝を書いていますので出来上がりましたら
こちらに貼りたいと思います。
SlaveOfTheMoonさん……相変わらず(・∀・)イイ!
これから弥生の運命はどう転がっていくのか、もう先が気になって
貴方から目が離せません!
官能小説としても、ミステリータッチとしても素晴らしいと思います。
これからも期待して待っています。
622560:03/07/05 18:30
とりあえず外伝です。
小夜が斬る!!
第1話 人斬りメイド現る

ここは、九来(くくる)邸、世界屈指の規模を持つ、九来財閥の総帥の屋敷である。最近
先代の総帥が亡くなり、その孫に当たる青年が、財閥を受け継いだばかりである。
その屋敷の玄関へと、一人の少女が、急いで歩いていくのが見える。年のころは17・8歳
と言った所だろうか、黒く長い髪を頭の上の方で束ね、そこから垂らしている、歩くた
びにそれがゆれるている、顔はかなりかわいらしい顔をしているが、意志の強そうな瞳
を湛えている。体つきも出る所は出ていて女性らしいさがきちんとある中、無駄の無い
引き締まった肉体をしている。そして、すらりと伸びた足も細いが華奢な感じは見うけ
られない。
彼女の名前は小夜(さや)、この屋敷でメイドとして働いている18歳の少女である。
何故彼女が急いでいるのか、それは、数分前に遡る。その日小夜は、日課の剣術鍛錬を
していると、メイド長であるベガに声を掛けられる。
「小夜さん、ちょっと頼みたい事があるのですが」
「はい、なんです、ベガ姉さん」
「この荷物を、お嬢様の所へ届けて欲しいの」
「澪お嬢様にですか?」
「そうです、今丁度、学校の方へ行ってらっしゃるので、学校までお願いできますか?」
「はい!もちろん、是非是非」(やった〜これでお嬢様と親密になるチャンス、それに・・・)
「そんなに喜んでいただけるなんて、ではお願いしますね」
「了解しました。ではベガ姉さん、行ってまいります」
何故か、やたら張り切って荷物を受け取ると、急ぎ足で玄関へと向かった。
そして、今の状態に至るわけである、しかし何故、彼女がそこまで張り切るのだろうか?
それは、彼女の性癖に理由があった。彼女はいわゆる、『レズ』と言われる存在である、
もちろんこの屋敷のメイドの何人かとは関係を持っていたりする。そんな彼女は以前から
この屋敷の若き主人である、広志の婚約者で、従兄妹の澪を狙っていたのである。
澪には専属であやかと言う、小夜と同い年のメイドが付いている為、なかなか親密になる
チャンスが無かった、だから今回はこれだけ張り切っているのである。
そんなルンルン気分で学校へ向かう最中、突然彼女に声を掛けてくるものがいた。
623560:03/07/05 18:33
>>622
「ねえねえ、そこの彼女、俺らと一緒にいいところに行かない?」
今時、こんなナンパも合ったものではないが、街中をこんな美少女がメイド服をきて歩
いていれば、嫌でも声を掛けられると言うものである。しかしもちろん、彼女は男にな
ど興味が無いので、無視をしてスタスタと歩いていく。しかしそれでもしつこくその男
たちは、小夜に声を掛け、肩に手を乗せてくる、すると、小夜の動きがピタリと止まる。
そして男たちを睨み付けると、こう言いはなつ。
「そんなに、逝きたければ、この【月黄泉】で、今すぐ、黄泉の国へ送ってやろうか?」
と、美少女らしからぬ、事を言い、腰の刀の鍔が鳴る。すると、肩に手を乗せて来た男
の服が裂ける。
「・・・あはは・・・じゃあいいや・・・さいなら〜」
それを見て、男供は恐れをなして逃げ去っていった。
「まったく、これが可愛い女の子だったら着いて行っちゃうんだけど、何で男ばっかり
寄ってくるのよ〜」
その後、当初の目的通り、学校へ届け物が終わり、澪とも仲良くなれた小夜は、上機嫌
で、屋敷への帰路についていた。すると、突然。
「きゃ〜〜〜〜〜〜!!誰か・・・誰か助けた〜〜〜!!」
と言う女の子の悲鳴が聞こえてきた。何事かと、声のする方へ向かうと、そこでは、複
数の男たちが、一人の少女をまさに蹂躙しようとしている所だった。
「あら、私好みの女の子だわ」
そんな感想を漏らす。
「今すぐ、助けてもいいけど、しばらく様子を見よう」
小夜は小夜で、ぎりぎりで助けて、あわよくば自分が頂いちゃおうという魂胆らしい。
一方男たちは。
624560:03/07/05 20:55
>>623
「泣き叫んだって、誰も助けになんか来ねえよ」
「嫌!嫌!!誰か〜!!」
「うるせえ、女だな、だまらねえと、これでザックリだ」
「!!あ・・・ああ!!」
男がナイフを女の女の子の首筋に押し当てる、それに恐怖し声が出なくなる女の子。
「そうそう、黙ってれば痛い思いしねえんだからさ、んじゃ、始めっか」
そう言うと、男は女の子の服をビリビリと力任せに引き千切る。
「嫌・・・嫌〜〜〜〜〜!!」
泣き叫びながら抗おうとするが、男の力に敵うはずも無く、あっという間に下着姿に
されてしまう。
「おお!!中々の体じゃねえかよおい、へっへっへっ、じゃあ早速」
「ああ・・・あああ・・・・」
そのまま、男は女の子の股間に顔をうずめる、そして舌で巧みに攻め始める。初めて
の感覚に女の子が戸惑う。
「うう・・あっ・・・なに・・・これ・・・」
「おっ、なんだ、まさか初めてだったのか?おい皆聞けよ、こいつ処女だってよ、処女」
「「「おおおおおおお!!」」」
「あ・・・ううう・・・」
それを聞いた男たちの間でどよめきが起こる。女の子はそれを耳にして今まで以上に赤面
する。
「さ〜て、じらすのは、これくらいにして、早速御開帳〜」
「!!!!!」
下着の上から散々愛撫をした後、男は女の子の下着をナイフで切り刻む。そして、先ほど
の攻めにより、女の子自身の蜜で潤った、ピンク色の花弁が姿を現す。
「おお!!さすがに処女だけあって、綺麗な色だな。じゃあ今度は直接味見をさせてもらうぜ」
「ああ・・・ダメ・・・いや・・・やめて・・・お願い・・・・あああ!!」
625560:03/07/05 23:01
>>624
最後の抵抗を見せようとした、女の子だったが男の与える快楽に負けてしまう。
「うお!どんどん溢れて来るぜ、とんだ淫乱だな、おい」
「ああ・・・いや・・・言わないで・・・んんん・・・」
「へへへ、いい声出せるじゃねえか、たまんね〜な」
「んん・・・あああ・・・ダメ・・・ダメ・・・」
「そろそろ、俺も我慢できなくなってきたぜ、おめえら、見張りしっかりやれよ、俺が終わった
ら、おめえらに、廻してやるからよ」
「「「おおおおお!!」」」
男はそう言って、ズボンを脱ぎ始める、下半身が露になると、そこには赤黒い男の肉棒がそそり
立っていた。
「こっちの準備は万全だぜ、じゃあ、頂かせてもらうぜ、ヒッヒッヒ」
「・・・ダメ・・・お願い・・・・それだけは許して・・・」
今から行われる行為にさらに恐怖を強める女の子。もちろん、そんな事に耳を貸すわけも無く。
男の肉棒が女の子のまだ男を知らない花弁に押し当てられた。その時。
「待ちなさい、そこの外道共!!」
「!!誰だ!!」
今まさに女の子を貫こうかと言う時に、突然何者かが声をかけてきた。つられて男たちがそちら
を向くと、メイド服の少女がそこに立っていた。
「て・・・てめ〜は、昼間のメイド!!」
「は?あなた誰よ?それよりも、そんないたいけな少女をかどわかし、あまつさえその汚らしい
肉棒で蹂躙しようとは、言語道断よ。この小夜様が、名刀【月黄泉】の名の下に、黄泉路への案
内仕りまくっちゃうわよ」
「あ・・・助か・・・・」
女の子は誰かが助けに来てくれたことへの安心感からか、そこで気を失う。
626560:03/07/05 23:02
>>625
「ふざけんな、おいおめーら、まずはあのクソ生意気な女から犯すぞ」
号令と共に、男たちが小夜を囲む。
「へっ、これでもう逃げられねえぞ、あん時恥をかせてくれた礼を、たっぷりその体にしてやる
からな、ひっひっひっ楽しみだぜ」
いやらしい目つきで、小夜の体を舐め回すように見つめながら言う、すでに犯すことしか頭に無
いようだ。
「いつまでも汚らわしい目で私を見ないでよ。こっちだってゴミ掃除をボランティアでやってる
わけじゃないんだからね。さっさと済ませてご褒美もらうんだから」
どうやら、彼女の事をお持ち帰りする気満々のようである。
「誰がゴミだ!!、おめえら、やっちまうぞ!!」
「「「うおおおおおおお!!」」」
怒号と共に男たちが一斉に小夜に襲い掛かる。
「ふふ、そうそう、ごみはまとめて処分する方が楽だもんね」
薄笑いを浮かべながら物騒な事を口走る。そして、閃光が走る。
「はい、お終い。あ、もちろんみね打ちだから、死にはしないわよって、聞こえてないか」
小夜がそう言い終わる前に男たちは地面に倒れ伏していた。
「さて、掃除も終わったし。ご褒美はいただいていきましょ」
小夜そう言って、気を失った女の子を抱きかかえてその場を立ち去る。
それから、一時間ほどして、女の子が目をさますと、自分がベッドに寝かされている事に気づく。
「あれ・・・ここは?」
「あ!気がついたのね、よかったわ」
「え・・・さっき私を助けてくれたお姉さん、じゃあやっぱり私・・・私・・・」
「怖かったでしょう、もう大丈夫よ、心配しないでね」
そう言ってあげながら、女の子をやさしく抱きしめ、そっとキスをする。
627560:03/07/06 01:06
>>626
「あ・・・むううう・・・」
その途端、女の子の目がトロ〜ンとなる、どうやら今のキスで小夜のとりこになってしまったよ
うだ。
「どう、落ち着いた?」
「はい・・・お姉さん」
「よかった、じゃあ家まで送ってあげるわね?」
「ありがとうございます。そのお礼といって何ですが、私を好きにしてください!」
「・・・・・・・・・・・へっ?」
女の子からの思わぬ一言に、一瞬固まる小夜。もちろん当初の予定では、お礼に女の子を頂いちゃお
うと思っていたが。まさか、向こうからそれを言ってくるとは夢にも思わなかったようだ。
「あの、やっぱり私じゃ不満ですか?」
「いや、そんな事は無いわよ、まさかそっちから言ってくるなんて思わなかったから。でも、もちろ
ん意味は分かっているわよね?」
「もちろんです、私前から、お姉さんみたいな素敵な女の人が現れるのを、ずっと待ってたんです」
どうやらこの女の子も小夜と同じく女の子が好きなようだ。重いがけぬ幸運に心の中でガッツポーズ
をする小夜。
「あらそう、うふふ、じゃあ早速、女の喜びを教えてあげるわね」
「はい、お姉さん、あ・・・むううう・・・」
女の子の言葉を遮り、先ほどより強めにキスをする、そしてベッドへと寝かせる。
「ああ・・・おねえさ〜ん、私・・・私・・・もう・・・」
女の子は、小夜のキスだけでもう待ちきれないほど昂ぶってしまったようだ。
「うふふ、分かったわ」
そして、女の子の体を覆っていたタオルを取る、未成熟な双丘と先端のピンク色が露になる。小夜自身も
メイド服と下着を脱ぎ捨てる。
628560:03/07/06 01:06
>>627
「うふふ、かわいいオッパイね、私こういうのも好きよ、あむ・・・ちゅっちゅっ・・・」
女の子の小ぶりの胸を片手で揉みしだきながら、もう片方の先端を口に含み甘噛みをする。
「あっ!お姉さん・・・ああ!!」
「うむ・・・ちゅっちゅっ・・・・ふう。うふふ、おっぱいが弱いみたね?」
「ああん、お姉さんばっかりずるいです。今度は私がしてあげますね。んんん・・・ちゅうちゅうちゅう・・・」
「ん!ああ・・なかなかいいわよ・・・そう・・・いいわ・・・」
今度はお返しとばかりに小夜の胸に吸い付く。
「じゃあ、今度はこっちよ」
「ちゅうちゅう・・・・んんんん!!」
小夜が女の子の濡れ始めた花弁に指を這わせる。、然の行為に女の子が敏感に反応する。
「うふふ、やっぱり可愛いわね」
くちゅくちゅとわざとらしく大きな音を立て始める。
「ああ・・・お姉さん・・・お姉さん・・・私・・・もう・・・」
「うふふふ、いいわよ、そのまま身を任せるのよ」
小夜はそう言って、女の子の花弁に中に指をぐっと押し込む。
「うあ!!お姉さんの指が私の中で・・・中で・・・あああああ!!」
女の子は小夜の指が与える快感で初めての絶頂を迎える、そしてそのまま気を失ってしまう。
「あ〜よかった、やっぱり、かわいい女の子をいかせるのは楽しいわね」
女の子が気を失ってしまったので、小夜は男たちに破られた分の代わりの服を置いて、その場を去っていく。
もちろんホテル代などは払ってあるので、気がついた女の子が自分で家に帰るだろうと思ったからである。
女の子を助けた翌日。
「あの娘可愛かったな、惜しい事したわ、名前くらい聞いておくんだったな〜」
などと言っていると、突然ベガにまたしても呼び止められる。
「小夜さん、本日から新しいメイドが入りますので、あなたに担当してもらいたいのですが、よろしいですか?」
「はい、ベガ姉さん、別に構いませんよ」(よっしゃ、新人ゲット!!)
「そうですか、ありがとうございます。では、入ってきなさい」
「はい、かしこまりました」
「え?」
629560:03/07/06 01:06
>>628
小夜は、なにやら聞き覚えのある声に、不思議に思う。
「この子が、新人の愛(あい)よ、よろしくお願いしますね」
ベガに呼ばれて入って来たのは、見間違えるはずも無く、昨日助けた女の子であった。しかしなにやら機嫌が
悪い様子である。ベガは用が済むと忙しいからとその場を後にする。ベガが見えなくなると女の子、愛が口を
開く。
「お姉さん・・・酷いです。私を置いていくなんて・・・」
どうやら、昨日ホテルに一人置いていかれたことを、怒っているらしい。
「ごめん、一人で家には帰れると思ったのよ、それがまさかここに来るだなんてね」
「昨日は、このお屋敷に来る途中で、つかまっちゃたんです」
「そうだったの、じゃあ何で最初に言ってくれなかったのよ」
「だって・・・言う前に、お姉さんにいかされちゃって・・・大体酷いです。私初めてだったんですよ、それなのに、
それなのに、責任取ってくださいよ。・・・う・・・うう・・・うわ〜〜〜ん」
「あわわわわ!!泣かないでよ、今度は私が何でも言う事聞いてあげるから、ね?」
「うえ〜〜〜ん・・・・ほんとですか!!」
それを聞き、ぴたりと泣き止む愛。
「じゃあ、これから、お姉さまって読んで良いですか?」
「ええ、そんな事なら構わないわよ」
「はい、お姉さま・・・後ですね・・・」
「ん?な〜に?」
「その・・・昨日の続き・・・・お願い・・・できますか?」
愛が恥ずかしそうにうつむきながらそう言う、顔は真っ赤である。
「え?うふふ、もちろんよ、じゃあ私の部屋に行きましょうか?」
「はい!お姉さま」
そして二人は小夜の部屋へと消えていく。その日は夜遅くまで部屋の灯が消えることはなかった。

第1話 終わり
小夜さん素敵だ…ハァハァ続きキボンヌ。
560さん、お茶漬けの相手の結花の元ネタって誰なんすか?オリジナル?
632560:03/07/07 17:49
>>631
一応はゆかりんが元ネタです、立場が逆転していますが。
幼馴染 第1話
僕の名前は、星野 空夜(ほしの くうや)17歳、近所の高校に通う高校2年生です。
来年は受験生なので、学校の勉強も大変になってきたところです。
今日は、再来週からある、中間テストの為に同じクラスで、仲が良い、幼馴染の茅野 要(ちの かなめ)ちゃんの家で、
勉強をする事になりました。
いつものように、僕は要ちゃんの家へと向かいました。
ちなみに要ちゃんの家は僕に家のお隣なので、家に着くのには一分とかかりません。
慣れた手つきで呼び鈴を鳴らすと、何故か要ちゃんのお姉さんの綾芽(あやめ)さんが出てくる。
ちなみに、綾芽さんは、僕たちより3つ歳上で、近くの大学に通う大学生で、とても綺麗な大人の女性です。
「あら、空夜君いらっしゃい」
「あれ?綾芽さん、要ちゃんはいないんですか?」
「あら?確かさっき帰ってきて、空夜君が来るからって言ってたのに、しょうがないわね、上がって待っててくれる?」
「あ、はい、じゃあ、お邪魔します」
勝手知ったる他人の家といった感じで、僕は家へと上がる、今日はどうやらおばさんもいないようだ。
「じゃあ、何か飲み物を用意してくるから、要の部屋で待っててね」
「そんな、別に気を使わなくてもいいですよ」
「うふふ、遠慮しないの、ついでにお勉強も見てあげるわね」
「本当ですか!ありがとうございます」
思いがけない事に、綾芽さんが勉強を教えてくれる事になった。
やはり現役に大学生(教育学部)という事もあってか綾芽さんは非常に勉強を教えるのが上手である。
要ちゃんの家で勉強をしようと言ったのには、半分はコレが理由でもあった。
僕は教科書とノートを出し、試験範囲の勉強を始める。
しばらくすると、綾芽さんがお盆にコーヒーとお菓子を乗せて戻ってくる。
「あ勉強中に眠くならないように、コーヒーを持ってきたわよ。それに、頭を使う時は甘いものを取るといいのよ」
「へえ〜、そうなんですか・・・あっ、これおいしいですね」
「あらそう?それはね・・・・」
しばらく二人で談笑をする。
>>633
お菓子も食べ終わり、勉強を再開する。
「すいません、綾芽さんここ分からないんですが?」
「あら、これはね・・・・・・・どう、分かった?」
「あっ!なるほど」
綾芽さんは僕の隣に座って、勉強を教えてくれる。
丁寧で分かりやすく説明してくれるので、今日の予定の半分以上が終わる。
しばらく、ふたりで勉強を続けていると、僕は何だか体が熱くなってきた。
「・・・・あれ?」
あまりの熱さに、持っていたシャープペンを落としてしまう。
「あっ!!」
慌てて拾おうとそちらを見ると、綾芽さんの白い太ももが目に入った。
「うわっ!!」
僕の体は今のでますます熱くなってしまう、すると。
「あら、空夜君どうしたの?」
心配そうに綾芽さんが、僕の方を覗き込んでくる。
「うっ!あ・・・いえ・・・ううう」
綾芽さんは僕に比べて、背が低いため、前かがみで覗き込んできた。
その日は気温が30度を超えていたため、薄着だった綾芽さんの胸の谷間とブラが、目に飛び込んでくる。
それを見て、僕のは下半身に血が集まってくるのが分かった。
「きゃっ!!」
綾芽さんも、僕のズボンのふくらみに気がついたらしく、軽い悲鳴を上げる。
>>634
「あっ・・いや・・・これは・・・その・・・」
そんな姿を見られて、僕は恥ずかしさのあまり、わけの分からない事をわめく。
「うふふ、気にしないの、男の子なんだから、仕方が無いわよ」
綾芽さんはそう言いながら、僕のズボンのジッパーを下ろす。
そして、ギンギンになった僕のモノが露になる。
「まあ!空夜君のオチンチン、大きいわ〜」
僕のモノの先を指で、ツンツンと突付きながら綾芽さんが言った。
「あっ・・・ちょっ・・・綾芽さん・・・」
その刺激だけで、僕は身悶えてしまう。
「もう、体が熱くてしょうがないんでしょ?わかってるわ。だ・か・ら、私が沈めてあげるわね」
そう言って、綾芽さんは僕のモノに顔を近づけてくる。
そしてやさしく、僕のモノを口の中に含む。
「うううううう・・・・」
柔らかく、暖かい口の中の感触に、僕はうめき声を上げてしまう。
「ちゅ・・・んん・・・ちゅ・・・うむ・・・んちゅっ・・・・んん」
最初はやさしく先端を口と舌で刺激してくる、ゆっくりした攻めに僕の頭はぼ〜っとしてくる。
「んん・・・・ぷはぁ、どう?気持ちいでしょ。要はこんな事してくれないわよねえ?んむ・・・・」
「うあっ!・・・僕・・・別に・・・要ちゃんとは・・・そんな・・・」
確かに僕は、要ちゃんの事が好きだったけど、二人の関係を壊したくなかったから、ずっと黙っていた。
「んぐ・・・ちゅ・・・んん・・・ぷはぁ、あら、そうだったの。じゃあ、こんな事は初めてだった?んんちゅっ・・・」
「あ・・・当たり前・・・・じゃ・・・うううう・・・ないですか・・・」
もちろん、女の人にそんな事をされたのは、初めてだった。
それを聞いた綾芽さんは、にっこりとしながら、ペースを速めてきた。
「んぐ・・・んぐ・・・うむ・・・ちゅ・・・んぐんぐ・・・・」
喉の置くまで僕のモノを咥える綾芽さん。
>>635
僕の中から、何かがこみ上げてくるのが分かった。
「うううう・・・綾芽さん・・・僕・・・もう・・・うあああああ!!」
「むぶ!?・・・んく・・・んく・・・んく・・・」
僕はそのまま、綾芽さんの口の中に放出してしまう。
綾芽さんも、一瞬ビックリしたようだが、そのままコクン・コクンと喉を鳴らして、僕の精液を飲んでしまう。
「うふふ、これが空夜君の味なんだ」
僕のモノを舐め取り綺麗にした後、にっこりと微笑みながらそう言った。
僕はその笑顔と言葉にドキリとする。
それと同時に、たった今あれだけ放出したというのに、僕のモノがまた硬さを取り戻していく。
「あら?うふふ、いいわよ。今度は一緒に気持ちよくなりましょう」
「え?ああ!」
綾芽さんはそう言って、僕の手を引いて要ちゃんのベッドへと導く。
ベッドの上に座ると、綾芽さんが服を脱ぎ始める。
そして下着姿になった綾芽さんは、僕の顔を引き寄せてキスをしてくる。
「んんんん・・・」
「むううう・・・」
しばらくそのまま唇を重ねる。
「んんん・・・ぷはぁ・・・じゃあ来て」
「・・・・うん」
ゆっくりと綾芽さんをベッドに押し倒す。
僕は仰向けになっている、綾芽さんのブラを外す。
ブラが外れ、プルンと綾芽さんの大きな胸が揺れる、仰向けになってもその形を崩さず、天井を向いてそそり立っている。
僕は綾芽さん胸に、そっと手をのせる、すごく柔らかい。
「綾芽さんの胸、すごく柔らかい」
そのまま僕は、綾芽さんの胸をまさぐりながら、片方のピンク色の先端にしゃぶりつく。
「ああん!うふふ、男の子ってやっぱり、オッパイが好きなのね」
綾芽さんが僕の頭を撫でる、そして胸にしゃぶりついている僕を、やさしくひき離す。
「え、なんで?」
オッパイばかりじゃなくて、こっちもね」
>>636
綾芽さんはそう言うと、ショーツをずらして、アソコを指で開いて見せてくる。
指でクチュクチュと音を立てながらアソコをまさぐる綾芽さん。
「ほら、もうこんなに、だから、お願い来て」
綾芽さんのアソコは既に、愛液でグチョグチョになっている。
僕はその言葉に導かれるように、綾芽さんのアソコに僕のモノをあてがう。
「あれ?あれ?」
ヌルヌルと滑って、なかなか入っていかない。
「ああ、焦っちゃダメよ、ほら、ココよ・・・そう・・・ゆっくり・・・ああ!!」
焦れた綾芽さんに僕を中へと導いてくれる。
「う・・・ああ・・・すごい・・・絡み付いてくる・・・」
ヌルリと、十分に濡れた綾芽さんのアソコは、僕のモノをすんなりと受け入れてくれる。
しかし、中はとても熱く僕のモノを、ギュウギュウと締め付けてくる。
「ああ!!いいわ・・・奥まで届いてる・・・んんん・・・」
動いたら、すぐに出てしまいそうだったが、僕はゆっくり腰を動かし始める。
それに合わせて、綾芽さんも腰を振り始める。
しばらくズチュズチュという淫らな音と綾芽さんの喘ぎ声が部屋に響く。
「ああん・・・ああん・・・いい・・・いいわ・・・空夜君・・・いい・・・」
僕は無心で腰を振る、何かを言葉にした途端、射精してしまいそうだったから。
>>637
「んんん・・・イキそう・・・私・・・イキそう・・・空夜君・・・ああん・・・来て・・・来て・・・」
「綾芽さん・・・僕・・・も・・・そろそろ・・・うあああああ!!」
声を出した途端、今まで我慢していたものが、一気にこみ上げてくる。
「ああ・・・熱い・・・空夜君のが中に・・・私もイク・・・イク・・・ああああああああ!!」
ドクンドクンドクンと大量の精液が綾芽さんの中に放出される。
大量の射精を受け綾芽さんも絶頂を迎えた。
行為が終わり、僕がモノを引き抜くと、大量の精液が逆流してくる。
「いっぱい出たわね、私の中そんなによかった?」
「はい、でも中に出しちゃって、申し訳ありません」
中に射精した事を、僕が謝ると。
「いいのよ、今日は大丈夫な日だから、気にしないで、ね?」
そう言って、僕を抱きしめてくれる。
「・・・・はい」
「うん、よろしい。こっちも収まったようだし、お勉強の続きを始めましょうか」
勉強を再開して、一時間程すると、要ちゃんが帰ってくる。
「ごめんね空ちゃん、学校に忘れ物しちゃって、取りに行ってたの」
「別に気にしてないよ、要ちゃん。それに勉強なら綾芽さんに見てもらってたから」
「ええそうよ、だから今からは、三人でお勉強を始めましょうね」
「うん、そうだね、そうしよう綾芽さん」
「ん?まあいいや、お姉ちゃんがいた方が勉強も捗るしね」
要ちゃんが僕たち二人の会話に、一瞬疑問顔になったが、そのまま勉強を始める。
こうして僕は、綾芽さんとの関係を持つようになってしまったんだけど。
これが後に、とても大きな波乱を呼ぶ事になるなんて、その時の僕は知る由も無かった。

終わり
保守
hosyu
>>633
第一話ってことは続く?

補完サイト7000越え
>>641
一応、続けてみる予定です。
>>633=642
姉妹丼楽しみに待ってますね
kitaishitemasse
期待保守
期待してまっせ
(1)
「ね、ねぇホントに行くの?」
私は周囲をうかがいながら小声で尋ねる。
目の前には古代文明の遺跡と思われる物の入り口が口を開けている。
先日の地震で崖の一部が崩れこの入り口が現れたのだ。
そして隣にいるのは剣と革鎧を身につけた幼馴染の少女フェリス。
彼女は幼い頃から活動的で、将来は冒険者になるといって剣の訓練をしていたのだ。
対する私は運動はまるっきり駄目で、いつか彼女は私を置いて村を出ていってしまうと思っていた。それがずっと辛かった。
そんなとき私の人生を変える出会いがあったのだ。
ある日村に立ち寄った冒険者の一行、その中に彼はいた。あの人は魔術師だった。
当時から引っ込み思案だった私だったけど、あの日だけはありったけの勇気を振り絞って魔法を教えて欲しいと頼んだのだ。
彼は私の想いを聞いたあと、微笑みながら初級の魔術書を一冊くれた。
「キミに使えるかどうかはわからない。でも精一杯やってごらん」
それから3年、幸いにも私には潜在的な魔力が有ったようでいくつかの魔法を使えるようになった。
これでフェリスと一緒に冒険に行ける、そう思っていた。

……思っていたんだけど。
(2)
「もー、ここまで来てまだそんなこといってるの? 相変わらずミルフィは怖がりなんだから」
彼女は呆れた様に言う。
「だ、だってやっぱり目の前にしてみると怖いんだもん」
「だーいじょうぶ、だいたい村の大人達が中を一通り見たけど何も無かったって言ってたじゃない。
 これはあくまで練習。実際に冒険に出る前にダンジョンの雰囲気とか掴んでおく良いチャンスじゃない。さ、行くわよ」
そう言って彼女は躊躇うことなくどんどん歩いていってしまう。慌てて後を追う私。
と、彼女の歩みが突然止まる。
「えっ?」
急な事に私は止まる事が出来ずそのまま彼女の背中に顔からぶつかってしまう。いたた……
歳は1歳しか違わないのに彼女は私より頭一つは背が高い。体つきも子供っぽい私とは違って……
「ちょっと、危ないじゃない」
そんな事を考えて落ちこみはじめた私は彼女の声で我にかえった。
(3)
「だ、だってフェリスちゃんが急に止まるから」
「まあいいわ。ちょっとそこで待ってなさい」
彼女はその場でかがみこんで足元を調べ始める。
「これは……罠、かな」
「罠っ!? フェリスちゃん罠なんてわかるの?」
正直驚いた。彼女にそんな特技があったなんて。
「アンタ、私のこと剣を振りまわすだけの馬鹿だと思ってるでしょ。
 だいたい私が出来なかったら、私とアンタのパーティで誰が鍵開けや罠の解除するつもりだったのよ」
「そ、それもそうだよね。でも罠があるなんてやっぱり危ないし帰らない?」
「うーん、罠は罠なんだけどね。錆付いて動かないみたいよ」
「そうなの?」
「まあここが出来てからどれくらい経ってるかは知らないけどさすがに錆付きもするわよね。ちょっと拍子抜け。さ、どんどん行くわよ」
そう言ってまた早足で歩いていってしまう。これで罠にまで気を配っているのだからたいしたものだ。
そんな感じで幾つか有る部屋を一つずつ調べていく。
幸いにも魔物が現れる事もなかった。
(4)
今までの部屋のものより一回りは大きい両開きの扉。
先に入って中を調べた大人達の話によるとこの部屋で行き止まりだったらしい。彼女は罠がない事を確かめるとその扉を開けた。
そこは1辺20メートルくらいの正方形の部屋。中央部にはテーブルみたいに円形に高くなってる部分がある。直径は十メートルくらいかな。
と、そこで私は妙な事に気付いた。
「あれ、反対側にも扉があるよ。まだ奥が有るのかな」
私がそう言うと彼女は早速入り口と反対側にある扉を調べ始める。
「うーん、鍵穴はないし罠もなさそうね。よいしょっ……と、開かないか。ミルフィ、ちょっと来て」
「なに、あかないの?」
「うん、多分魔法的に閉ざされてるんだと思う。だから村の大人達もここで引き返したのね。ということでお願いね、ミルフィ」
そう言って彼女は私の肩をポンと叩く。ついに私の出番だ。“施錠”や“解錠”の呪文は初級だから私にも使える。ちょっと緊張しながら私は答える。
「う、うんわかった。じゃあ、ちょっと下がってて」
「頼んだわよ。あ、でも失敗して爆発とかはやめてよねー」
「もぅ、大丈夫だよー」
彼女の言葉に苦笑いしながら目を閉じ精神を集中させていく。自らの中の魔力を練り上げ目的の効果を発揮させる為に組み立てていく。ところが
「ちょ、ちょっと大丈夫なの!?」
彼女の慌てたような声に私は思わず目を開いてしまう。
「えっ、これは!?」
さきほどまでランタンの明かりだけで薄暗かった部屋が明るくなっている。ちがう、私の体が光を纏っているんだ。でも何故。
「ね、ねぇ、もしかしてマジで爆発?」
「わ、わかんないよ、こんな風になったことなんて今まで1度も」
そう言って彼女に向けた視線の先、彼女の背後でテーブル状の部分に光の線が走り魔方陣が描かれていく。
私が見えたのはそこまでだった。どんどん強くなっていく光に私も彼女も目を開けている事が出来ない。
閉じた瞼すら貫いて差しこんでくる光。体の中がかき混ぜられるような異様な感触。意識が遠のいていく……
651647-650:03/07/13 18:36
初挑戦でつ。
というかエロにまで到達できなかった。
書きあがれば今晩中に後編を上げたいと思います。
スレ汚しスマソ。
>>651
楽しみに待ってます
653647-650:03/07/14 00:18
何とかできました。今まで読み専だったのですが
こうやって実際にやってみると常連の皆さんには頭が下がる思いです。

一応魔法使いの少女とモンスター(スライム)の絡みなので
人外が駄目な方は止めておいた方が良いと思います。
それほど無茶な事はやっていないと思いますけど。
654647-650:03/07/14 00:19
(5)
あまりに強い光の中で意識を失いかけたそのとき
始まりと同様に突然光が消え、それにともない意識がハッキリしてくる。
恐る恐る目を開け周囲を見まわしてみる。暗い。
「フェ、フェリスちゃん、どこ?」
返事は無い。
(と、とにかく灯りを作らないと)
あわてて“灯り”の魔法を使おうとして思いとどまる。
(さっきの現象は魔法を使おうとしたら起こったわけだし、もしまた同じ事が起きたら……)

――ズズッ、ズズッ――

そんな事を考え迷っていると、それまで物音一つしなかった闇の向こう側から何かが這いずるような音が聞こえてくる。
「だ、だれかいるの?」
返事は無い。だが音だけは徐々に大きくなっていく。
(近づいてきてる!?)
もはや迷っている暇は無かった。あわてて魔力を練り上げ灯りを生成する。
幸い今回は妙な事は起こらず無事灯りが生まれる。
目の高さ位を漂う拳大の光球によって照らされて部屋の中にいたのは……
655647-650:03/07/14 00:19
(6)
(ま、魔物!?)
5メートルほど離れたところにいるのは直径3メートルくらいの緑がかったゼリー状の物体。
それが身体をわずかに震わせながらじりじりとこちらに向かって移動してきている。
様々な魔物について記された本で見た事がある。確かスライム。
知能を持たず、体内に取りこんだ生物を溶かす事で糧とする下等生物。
あわてて周囲を見まわす。
扉が一つだけある以外は他には何も無い簡素な部屋。
さっきまでの部屋じゃない。
そう思った瞬間、以前村に立ち寄った冒険者から聞いた話が頭をかすめる。
古代文明の遺跡にある仕掛けの一つ、離れた場所にものを転送するテレポーター。
(そんな仕掛けが稼動してるなんて。でも何故私だけが飛ばされたんだろう?)
そんな疑問に答える間もなく徐々にスライムは近づいてきている。
(と、とにかく今は逃げなきゃ)
慌てて部屋に一つだけある扉に駆け寄る。幸いにもスライムの動きは鈍く迂回して扉にたどりつくのは簡単だった。
だが。
(あ、開かない!?)
鍵がかかっている。魔法によるものならともかく物理的な鍵を開ける技術を私は持っていない。
絶望感に襲われながらも振り帰り見ると、スライムは方向を変え的確にこちらに向かって移動してきている。
(こうなったら戦うしかないか)
乱れそうになる思考の中で必死に以前読んだスライムに関する記述を思い出す。
確か弱点は炎。魔術師にとってはそれほど恐ろしい相手じゃなかったはず。
そう自分に言い聞かせながら魔力を組み立てていく。
656647-650:03/07/14 00:20
(7)
「炎よ!」
かざした手の平から炎が生まれスライムへ伸びていく。
(初級の呪文だからそれほど強い炎じゃないけどスライムくらいなら)
ところが炎が消えた後にはスライムが全く衰えることなく存在している。
それどころか炎が当たっていた部分が盛り上がり仄かな光を発している。
「そんなっ!?」
弱点のはずの炎が効かない。
そのとき一つの可能性が頭をよぎる。
魔術によって生み出された、物を溶かす力を失った代わりに
投射された魔法や触れた生物の精神力を吸収して糧とするスライムの変異体。
なんで、よりによってそんなものがここに。
絶望と共にこみ上げてくる涙を必死に抑えながら打開策を探す。
確か弱点は内部に存在する球状の“核”、それさえ破壊できれば。
幸いにも本に載っていたものより小型であるため表面から30センチほどの辺りに核は存在している。
(でも魔法を撃ってもゼリー状の部分に吸収されるし、部屋を見まわしても武器になるようなものも無いし……そうだ!)
唯一思いついた策はいちかばちか、チャンスは1回のみ。
私は呼吸を整えタイミングをはかる。
「よし!」
自分を奮い立たせる為に掛け声をかけ、スライム対し駆け寄っていく。
外からが駄目なら中から直接。
そのときスライムの表面が波立ったかと思うと一部がこちらに向かって触手のように伸びてくる。
「わわっ!」
姿勢を低くして紙一重でかわす。しかし予想外の事に体勢が崩れる。
ここで転べば確実につかまる。多分私は今まで生きてきた中で1番必死だったと思う。
足をもつれさせながらもスライムの前までたどりつき、一瞬の躊躇の後に思いきって手を突っ込む。
手を触れた瞬間襲ってくる脱力感。
(精神力を吸われてる!?)
あわてて核を掴むと少々威力を犠牲にしてスピード優先で魔法を組みたてる。
「光よ!」
掴んだ手の中で光が炸裂する。
657647-650:03/07/14 00:20
(8)
――バチャ――

核を失ったスライムが形状を維持できずゼリー状の物質が床に広がっていく。
(か、勝った)
「はぁ……はぁ……」
短距離とはいえ全力疾走、加えて魔法の連続発動とわずかな時間とは言え精神力を吸収された為か
立っていることができず手と膝を床について呼吸を整える。
「うぅ……気持ち悪い」
右手は二の腕の辺りまでスライムを構成していた粘液に包まれている。
また、スライムの死骸? が広がっている床についた手や膝にも粘液の感触がある。
(と、とにかく、一刻も早くフェリスちゃんと合流しないと)
(でも鍵がかかった扉はどうしたら……)
そんなことを考えていると背中に何かが触れる感触、そしてさきほども感じた脱力感。
「なっ!」
慌てて首を捻り振り返ると天井から身体を伸ばし下りてきているスライム。
「2匹目っ!? うそっ!?」
あまりの出来事に固まっている間にも背中の上に落ちてくるスライム、その重みと脱力感に耐えられず床の上にうつ伏せの状態で押しつけられてしまう。
「ぐぅっ……」
必死に逃れようと手足を動かそうとするものの手首や足首に絡まった部分が硬化し身動きすら出来ない。
しかも2匹目は床に広がる1匹目の死骸と同化して首から上を残して完全に包まれてしまう。
衣服から出ている膝下や腕の皮膚の上をスライムが這いずる感触。
「やだっ、はなして」
もう涙は止められなかった。言葉が通じるとは思えないものの必死に懇願しながら身体を動かそうとする。しかし非力な私にはどうすることも出来ない。
(こうなったら駄目で元々)
そう思い魔法の構築を開始
「ひか……きゃぁ!」
発動させようとした瞬間、体内から全てを抜き取られるかのような感覚に襲われる。それを嘲笑うかのように仄かに光るスライムの身体。
(だめ、逆効果にしかならない……)
658647-650:03/07/14 00:34
(9)
「もう、いやぁ……あむぅっ!?」
絶望の中でもはや声をあげることしか出来ない私に対し
それまで首から下のみを包んでいたスライムの本体から、一部が触手のように伸びて先端が口の中に飛び込んでくる。
反射的に口を閉じようとするも間に合わず一部が口内へと入ってくる。
閉じた口によって触手はすんなりと切れるものの
口の中に残った部分を吐き出そうとしても、外に残った部分が口と鼻をふさいでそれを許さない。
「んんっ……」
(苦しい……)
徐々に息が続かなくなっていく。
(このままじゃ窒息しちゃう。でもこんなの飲みこむのは……)
新たな涙が込み上げてくる。
「んぅっ……、んんぅ……」
必死に首を振って逃れようとしてもぴったりとくっついてくる触手。
(も、もう……)
――コクン――
ついには我慢できずに飲みこんでしまう。粘性があるにもかかわらず喉をスルリと通っていく。
そしてそれを見届けたかのように離れていく触手。
「はぁっ……はぁっ……」
(ほ、ほんとにこのスライム知能がないの?)
空気を貪りながらそんな疑問が頭をよぎる。明らかに今の行為は飲みこませようという意図が感じられる。
(誰かが操って……んぅっ!?)
突然の事態に身体がビクリと震える。
659647-650:03/07/14 00:34
(10)
(あ、熱い……なに、これぇ)
先ほど飲みこんだスライムの欠片が胃の中で燃えているかのごとく熱を発している。
間もなくしてその熱は全身伝わり、火照った全身にひんやりとしたスライムが絡みついている異常な感触が
正常な思考を奪い取っていく。
まるでそのときを待っていたかのように身体を包んでいたスライムが動きを激しくする。
それまでは服の上や露出した部分の肌の上を這いずっていたものがついに服の下へと侵入を開始する。
「やだ、おねがい、はいってこないで」
そうはいっても身体が動かせない以上、襟元から入ってくるスライムを止められるはずもなかった。
やがて襟元から進入したスライムが胸の頂きへとたどりつく。
「ひゃぅっ、つめたっ!?」
その時になって私は自分の身体の異常に気付いた。
(な、なんでこんなに……やだ、こわい)
膨らみ始めたばかりの乳房というのも躊躇われる程の胸の頂き、そこがいつのまにか膨張していた。
私も性に関する最低限の知識はあった。夜、ベッドの中で火照る身体を自分で慰めたことも有った。
(でも、こんな魔物相手に感じてるの……?)
それまでとは違う悔しさと悲しみがないまぜになった涙が頬を流れていった。
そんなこちらの気持ちなど意に介さず、胸一面に広がったスライムは不規則に力を加え始める。
(む、胸を揉んでいるの?)
「や、やめっ、むね、そんなに……きゃぅ!?」
まるで黙らせようとするかのように乳首纏わりついた部分が硬化し強い圧力をかけてくる。
そこが何かのスイッチでもあるかのように力を加えられるたびに全身に電流が流れたかのような錯覚に陥る。
「ひゃぅっ、きもち……いい……あん!」
660647-650:03/07/14 00:34
(11)
スライムによる胸に対する愛撫は続いている。
徐々に自分の中でラストに向けて高まっていくのが感じられる。
頭の中は白い光に覆いつくされ、いつしか手足を這いずる感触に対する嫌悪感が薄れていく。
まるで指先から足先まで全身を無数の舌で舐められているかのような感覚。
それらが集まってまるで大河のように意識を押し流していく。
「も、もっとぉ、きゃふぅ、おねがいぃ」
そして最後の一瞬、今までにない強さで乳首が潰される。
「きゃぅっ、あああああぁーーーーー!!」
全身が意思とは無関係にガクガクと痙攣する。一人でしたときとは違う、圧倒的なまでの開放感だった。
「はぁ……はぁ……ぇ?」
直後に襲ってくる強烈な脱力感。
(吸われてる……そのために、こんなことを……)
徐々に醒めていく意識の中で先ほどまでの自分の痴態が思い出される。
(わたし……最後には自分から求めて……)
自己嫌悪の念に沈み込もうとしている私を止めたのは再び動き始めたスライムだった。
「うそっ!? もう、やめて、おねがいゆるしてぇ」
そんな言葉には耳も貸さず再開される胸への愛撫。
そしてついに膝丈のハーフパンツの裾からスライムが進入してくる。
「や、やだっ! おねがい、そこだけは……あぁん!」
見なくても自分のソコがビショビショなのがわかってしまう。クリトリスも限界まで膨張しているだろう。
(胸に加えてそこまで責められたら……)
だがクリトリスに纏わりついたスライムは乳首と同様に不規則に圧力を加えはじめ
また一部は秘芯の奥へと侵入を開始する。
「やだぁ、はいってこないでぇ、つめたい……あん!」
661647-650:03/07/14 00:35
(12)
それは火照った身体にとっては氷柱を入れられたような衝撃だった。
柔らかい状態で入ってきているために覚悟していたような痛みはほとんどない。
その状態で身体の内側から全ての壁を舐めまわされているような感触。
「あふぅ、きゃん、だめ、だめぇ……そんなにしたらまたイッちゃう」
先ほどまでのこの世の物とは思えぬ快感すら子供だましに思えるほどの快楽。
抵抗する間もなく一気に押し流されて行く。
「だめ、だめ、もぅ、だめぇーーーーーー!!」
2度目の、そして先ほどとは次元が違う絶頂とそれに続く脱力感。
痙攣を繰り返す身体から力が抜けていく。
そんな私に満足したのか2回の吸収を終えたスライムが身体から離れていく。
体内からスライムの一部が抜けていく感触や身体の表面を流れていく感触が快感の残り火を呼び覚ます。
「やだぁ……いかないでぇ……」
床に放り出された状態でそれを見送りながら私の意識は闇へと落ちていった。

つづく?
662647-650:03/07/14 00:36
連続規制に引っかかりつつも終了。
それではお目汚し失礼しました。
ショクーシュキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
かなりハァハァしますた。 続きも切実にきぼんです。
664名無しさん@ピンキー:03/07/14 02:12
綺麗なお姉さんのパイパンおま○こ生写真を発見!
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/omanko_marumie/

これはタマラン…(´Д`;)ハァハァ
665Traffic Jam:03/07/14 04:30
>>387の続き(ボランティア委員会 ー隷嬢達の奉仕活動ー 第2章「-発芽-」)
男の後頭部をじっと見る。
美貴は前の理事長が亡くなってこの男が現れたときから何かがつっかえていた。
あまり気にしてはいなかったが、この変態の巣窟に入ることになって再びもどかしさがこみ上げてきた。
あれから男子生徒は保健室から各自の部屋に戻され、私たちは下卑な視線から解放されたが、足腰がガクガクさせてる娘や泣き出す娘ばかりだった。生徒会長の香本さんや春乃のお姉さんは気丈にも慰めていた。
私は男の裸を見るのも触るのも慣れているのでたいしたことはなかったが、それでも私を含め全員これから自分がどうなってしまうのか不安と恐怖で頭が一杯だった。
男はシスターと秘書と三人で話をしていたがくるりと振り返り、私たちをモノでも見るかのように一瞥して出ていった。
裸に黒く光る首輪をはめた10人の少女と妖淫な笑みを浮かべた女が2人が残されている。
異性がいなくなったことで保健室の空気が明らかに弛んだ。
しかし、私には何か引っかかるモノがある。まだ、何かあるはずだと警鐘が響いている。
シスター七海はそそくさと漆黒の聖衣を纏い、肉感的な身体を隠して隣につながる扉を開け、出ていく。
暗く、何があるのかはよくわからない。しかし、倉庫にしては広すぎるような感じがする。
扉はオートロックなのか閉まると同時にガチャッと重い金属音がなる。
666Traffic Jam:03/07/14 04:30
シスターが衣服を整えたのを見て、何人かの生徒はもう悪夢は終わったと思い、きっちりと畳まれた自分の制服と下着のもとへ行こうとした。
しかし、それを遮るように、この中で唯一、衣服を身に纏っている秘書の涼子が立ちはだかった。
「まだ、身体測定は終わってませんよ。誰が服を着ていいと指示を出しましたか?」
「そんなっ…」「あんまりですわっ!」
「指示に従わないのなら、電流を味わいたいというわけですね」
あの男が持っていたのと同じモノをちらつかせる。少女達は恨めしそうにもといたかたまりに戻っていく。
「次は健康診断をしますから私が名前を呼んだら隣の部屋に行くように。」
学年、名前順に呼ばれていく。一人当たり15分から20分ほどだが扉の向こうからは何も聞こえない。
しかも、診断をおわった子達は戻ってこないので中の状況は全くわからなかい。
不安に駆られた春乃が涼子に尋ねる。
「涼子様、いったい中で何が行われているのですか?」
「集団生活をする上であなた達の身体が健康か、病気にかかっていないかを診ているのよ」
と、ありきたりな答えが返ってくる。
『それなら裸のままでいさせるわけないのに…。』
美貴の視線の先には所有者がもどってこない衣類の列があった。
667Traffic Jam:03/07/14 04:41
ちょっとだけボランティア委員会更新。
今回というかいつもというか全然えろくありません。
久しぶりだったから設定とかを一から読み直してしまいましたw
作家さん達が増えて嬉しい限りですが、もうすでに追い抜かされてしまってます(汗
(スライムものはネタを暖めてたんですが先を越されてしまいましたな…)
久しぶりだったので自分も読み直してしまいましたw
669Traffic Jam:03/07/14 05:15
>>668
いや、ほんとスンマセン、ハイ
670名無しさん@ピンキー:03/07/14 05:50
サンプルムービーで逝っとけ
http://www.k-514.com/sample/sample.html
671647-650:03/07/14 22:24
せっかくなので647の続きを書いてみようと思います。
とりあえず最初の一節のみ上げて書きあがれば今晩中に全体を上げたいと思います。

>>663
ありがとうございます。
基本的にこのスレは現実世界を舞台にしたものがほとんどだったので
受け入れていただけるか心配だったのですが、わずかでも喜んでいただけたなら幸いです。
672647-650:03/07/14 22:26
第2話(1)
「ん……」
闇へと落ちていた意識が再び浮かび上がってくる。
(ここは……?)
わずか先すらも見通す事が出来ない完全な暗闇。
背に当たるのは石壁の感触、現在の自分はその壁にもたれかかるように座っているらしい。
(いったい、私は……)
そう考えた瞬間、意識を失う前のスライムとの悪夢のような出来事が思い出される。
その嫌悪感に反射的に両手を胸の前に引き寄せる。

――チャリ――

その時手首に違和感があることに気付いた。
自分の手すら見えない闇の中で手探りでその正体を探る。
感触からして革でできていると思われるベルトが両手首に巻かれている。
(いつのまにこんなもの? それにこのベルトから下がっているのは……鎖!?)
「ようやく、お目覚めのようですね」
突如闇の向こうから声がかけられる。
低く、そしてしわがれたような男性の声。
「だ、誰っ!?」
その問いに対する答えは無く、かわりに拳大の光球がうみだされる。
突然の光に白く染まる視界、やがて目が慣れ徐々に部屋の様子が見え始める。
その視線の先には一人の男が立っていた。
「気分はいかがですか?」
労わるような声、所々金の刺繍が入った闇色のローブ、身長はたぶんフェリスちゃんよりもう10cmくらいは高いと思う。
完全に目が慣れその男の顔がはっきり見えたとき、私は息を呑んだ。
ファンタジーもの、好きですよ。
がんばってください〜。
674647-650:03/07/15 02:35
(2)
落ち窪んだ目、生気を失った土気色の肌。
それはどう見ても生者の顔ではない。にもかかわらず言葉は紛れもなくその口から発せられている。
「ゾ、ゾンビが喋ったっ!?」
私のその言葉に喋るゾンビ? は顔を引き攣らせる。
いや、顔の筋肉自体は動いてないけど引き攣らせてるんだと思う、たぶん。
そんな事を考えながらも私は慌てて立ちあがる。
手首についた鎖の先は壁に固定されているものの、立って手を振り回す程度のゆとりはあった。
「……ゾンビとは、また失礼な事を仰る。
 あなたも魔術師のはしくれなら魔術を極める為に自らを不死者と化す術くらい聞いたことがありませんか?」
確かにその術は存在は本で見かけた事がある。でもそれは……
「でもその術はずっと前に禁忌として封印されたって……」
「封印……? 失礼ですが今は王国暦で何年ですか?」
突然そんな事を尋ねてくる。
「今年は、王国暦で1537年だけど」
「それで、その術が封印されたのは?」
以前読んだ本に書いてあった記述を必死で思い出す。
「確か……500年……位昔だったような……」
「そうですか……、いやはや不死者になると時間の感覚が薄れるものですね。
 それにしても封印とは……まあ、学院側がやりそうな事ではありますが……」
私の答えに納得したのか、よくわからない事をぶつぶつ言っている。
と、喋るゾンビのインパクトによって忘れていた現在の自分がおかれた状況の異常性を思い出す。
(顔は……怖いけど、話はちゃんと通じてるみたいだし……)
そんな事を考えながら私は恐る恐る尋ねてみる。
675647-650:03/07/15 02:35
(3)
「あ、あの……それで、ここはどこなんですか? それにフェリスちゃんはどこに……?」
「ん? ああ、すみません、ちょっと自分の考えに没頭してしまいました。
 ここは私の研究所ですよ。その、フェリス……という方の事は私はわかりませんが」
「で、でも、あの時光に包まれて……」
「ああ、あのテレポーターは一定以上の魔力を持つ者だけを転送しますからね。
 一緒にこちらに来ていないのでしたら、その方はあちら部屋に残っているのでしょう。
 魔力を持たないものなど私の研究の邪魔にしかなりませんからね」
「そうですか……」
少なくとも彼女はこんな目にあっていない。それが救いだった。
(確かこの遺跡を見つかった事は王都に報告が行ってるはず。
 私が遺跡の中で消えた事を伝えてくれれば遺跡探索の専門家が助けに来てくれる……)
「それで、あの……私を帰していただくわけには……」
状況を見て無駄だとは思いつつもたずねてみる。
「残念ながらそれはできません。私のこの身体を維持するためには結構な魔力が必要でしてね。
 この身体を得た直後にある程度は溜めておいたのですが、さすがにそろそろ心許なくなってきたのわざわざ入り口を開いたわけですから」
「そんな……」
「何も今すぐ命を奪おうというわけではありません。それにあなたも喜んでいたでしょう?」
(喜んでいた……? なにを……、まさかっ!?)
「まさか、みてたのっ!?」
「見ていた……と言いますか、ここにいる魔物は全て私と精神的に繋がっているのです
 そして彼らが吸収した魔力は大半が私へと送られてくる。
 魔力の授受には性交がもっとも効率的なのですが、何分私の身体はこのような状態ですからね」
その瞬間、意思を持っているかのようなスライムの行動が脳裏に蘇る。
そしてあの一部始終を見られていたかと思うと、私は恥ずかしさのあまり赤面してうつむく事しか出来なかった。
676647-650:03/07/15 02:36
(4)
「これからは何度もある事ですから、そんなに恥ずかしがる必要はないのですが」
「なっ!?」
それまでの話の流れで半ば覚悟していたものの、実際に言葉にされると絶望感がこみ上げてくる。
「さて、随分回復されたようですし実験に協力していただくとしますか」
そう言って男は聞き覚えのない発音の言葉を一言放った。
その直後、私の体の奥で何かが蠢いた。
「んぅっ!? なに、これぇ……」
予期せぬ衝撃に膝が崩れ、しりもちをついた形で再び座り込んでしまう。
慌てて下腹部へ手を当てる。
「んぁ、膣内で……なにかが……」
「先ほどのスライムの一部が膣内に残してあるのですよ。
 まあこれから行う実験の準備といったところです」
さらりと言う男。対する私はもはやそれに耳を傾ける事すら出来ない。
「やめっ……膣内で、うごかないでぇ……」
気絶するまで与えられた性感が再び蘇ってくる。
必死に逃れようと身体を捻るものの、既に膣内に入っているスライムに対しては何の抵抗にもならない。
それどころか身体を動かすたびに早くも勃起した乳首が服と擦れて新たな刺激を送りこんでくる。
スライムに絡みつかれたときとは比べ物にならないほどの微かな刺激。
「んぁっ、んぅ……」
(むね、むねがさみしい……)
そう思ったときには下腹部に当てていた手が震えながら徐々に上がっていく。
間もなくして指先が胸の頂きへとたどりつく。
「ふあぁっ」
予想以上の刺激に熱いもの触ったときのように反射的に手が離れる。その衝撃がわずかに理性を取り戻させた。
「だめぇ、自分で、なんて……」
「我慢する事はありませんよ。そうですねぇ……」
半ば無意識とはいえ自ら快感を求めた事、そして掛けられた言葉が羞恥心を煽る。
そして男は再び聞き覚えのない言葉を放つ。
677647-650:03/07/15 02:36
(5)
男の言葉に呼応するように突如膣内の動きを激しくなる。
「んぁ、いいっ、あ、あ、イク、だめっ、イッちゃう」
その激しい動きに階段を駆け上がるかのように意識が高みへと上って行く。
もはや何も考えられない。
限界まで上り詰め、一瞬の後に訪れるであろう絶頂へと意識を飛ばしたときだった。
男が一言を放つと同時に、それまで激しく動きつづけていたスライムの動きが止まる。
「ぇ……?」
突然の事に頭がついていかない。わかるのは最早膣内のスライムが快感を与えてくれないということ。
「やだ、とめないでぇ……」
「スライムにイカサれつづけるのなんでしょう? 最後はご自分でなさって下さい」
「なっ……あねがい……イカせてぇ……」
もはや恥を捨てて涙すら浮かべながら懇願する私の声にも男は答えない。
そうこうしているうちにも目の前まで来ていた高みが徐々に遠ざかっていく。
(人に見られながら、自分でするなんて……でも、このままじゃ……)
それまで圧倒的な快感を送ってきていたスライムは動かない。迷いは一瞬だった。
男の顔を見ないように顔をうつむけ、右手を胸に左手を秘所にあてがうと一心に刺激を与えはじめる。
「んふぅ、あぁ……きもち、いいぃ……」
胸を揉みながら時折乳首を指で弾く。左手は秘唇の上を往復させる。
先ほどまでに比べれば決して大きくはない刺激。
しかし見られながら自分でしている事に対する羞恥心が遠ざかりかけていた容易に高みを引き寄せる。
「あん、くる、こんどこそ、イッちゃうぅ、んんぅーーーーーーー!!」
その瞬間、再び身体から力が吸い取られていく。
「はぁ……はぁ……」
脱力感に襲われながら壁にもたれかかる私の耳に男の言葉が届く。
「さぁ、あなたの方の準備も出来たようですから、始めましょうか」
678名無しさん@ピンキー:03/07/15 03:34
679647-650:03/07/15 04:10
(6)
(はじめる……? なにを……?)
朦朧とする意識の中で男の言葉の意味を考える。
男は壁に立てかけてあった杖を手に取ると部屋の中心に魔方陣を描いていく。
そして始まる男の詠唱、スライムを操っていたものとは違う、私達が普段使っている言語が途切れ途切れに耳に届いてくる。
(これは……、召喚系……?)
その予想を肯定するかのように光の中から一つの影が浮かび上がってくる。
「ひっ!?」
直径3メートルはあろうかという円筒形の胴体、その上には無数の触手が蠢いている。
リーパー、その触手で主に小動物を捕食する魔物。
(でも、この大きさは……?)
その疑問を見透かしたように男は言葉をかけてくる。
「これは私が改良を重ねたタイプでしてね。今回はこれのテストの相手をしていただこうかと」
その言葉の意味の恐ろしさに急激に意識がはっきりとしてくる。
(こんなのと、戦えっていうの?)
なんとか立ちあがるものの、先ほどの絶頂の余韻で膝が震える。
対するリーパーは胴体部の下についている無数の足を波立たせながらゆっくりと近づいてくる。
既に体内の残された魔力は底をつきかけている。攻撃魔法を撃てるとしてもあと1回が限度。
それですらあの巨体の前にはどれほどの効果があるか。
(でも、やるしか……)
体内に残る魔力を集めて放とうとした、その時だった。
「んふぅっ!?」
それまで全く動かなかった膣内のスライムが暴れ出す。
集めた魔力が根こそぎ奪われるとともに、足が力を失い再びしりもちをついてしまう。あわてて男に視線を送る。
「ん? ああ、言い忘れていましたがそのスライムは私の合図以外にも宿主が魔法を使おうとした時も反応しますので注意して下さい」
それは死刑宣告にも近い言葉だった。
680647-650:03/07/15 04:10
(7)
「なっ!? それで、どうやって戦えっていうの!?」
私の訴えにも男は事も無げに答える。
「戦う? そんな事をする必要はありませんよ」
「でも、これのテストだって?」
「ああ、勘違いしているようですが、今回のは戦闘力のテストではありませんよ。
 だいたいあなた程度に勝てたとしてもなんの価値もありませんから」
「なら、いったい……?」
嫌な予感が脳裏をよぎる。
「私は異種間交配に興味がありましてね。特に人と魔物の間にそれが成立するか、というテストです」
「いしゅかん……こうはい……」
あまりにも現実離れした言葉に意味を掴むためにわずかな時間を要した。しかしその意味を理解した瞬間、全身から血の気が引いていく。
「そんなっ……そんなもの、できるわけが……」
「確かに普通に考えれば無理でしょう。しかし現に人間とエルフの間では可能な事です。
 姿こそ似ていれど、強大な魔力や永遠に等しい寿命など人間とはかけ離れたエルフにできるのですから可能性はありますよ」
その言葉に視線を怪物へと移す。徐々にに近づきつつある巨体。
(これの、子供を、私が……)
今まで味わった事のない恐怖。しかし逃げようにも消耗しきった体ではまともに動く事すら出来ない。
そもそも体が動いたとしても鎖がある以上逃げられる距離はほとんどない。
やがて私から数メートルの位置までたどりついた魔物は歩みを止め、かわりに無数の触手をこちらにむかって伸ばし始める。
(もう……だめ……)
もう諦めるしかなかった。
681647-650:03/07/15 04:11
(8)
直径5cmほどの触手が、まず両手に絡みつき上へと引き上げていく。
まるで万歳をしているかのような姿勢。続いて足に絡みつく触手が両足をMの字の形に固定していく。
もはや触手のなすがままにされながら視線を自らの身体に下ろすと、触手が纏う粘液の効果だろうか衣類が溶けていく光景が目に映る。
見る見るうちに穴は広がり、やがては残っていた部分も支えを失って床へと舞い落ちていく。
両手両足に絡みつく触手以外一糸纏わぬ裸体、それまで隠されていた胸の頂きと秘唇が外気に晒される。
「やだぁ……みないでぇ……」
わずかに残った理性がそんな言葉をつむぎだす。
そんな言葉など当然理解できないのだろう、手足を拘束している以外の触手は私の身体の上を好き勝手に這いずりはじめる。
あるものは最近膨らみ始めたばかりの胸に無理矢理巻きつこうとし、またあるものは既に膨張しきったその頂きを弾く。
それらに与えられる快感に身をゆだねながら一つの疑問が浮かんでくる。
(アソコにだけは、さわってこない?)
682647-650:03/07/15 04:12
(9)
触手の海に身を沈めているような状態でありながら秘唇にだけは全く刺激が与えられない。
そのとき私は無数の触手の中で1本だけ極めて細い触手がこちらに向かってきている事に気付く。
その極細の触手が向かう先、その触手は秘唇へとたどりつくとなんなく奥へと進入してくる。
細さ故に痛みはない。しかしスライムによる壁全体を舐め尽くすかのような愛撫とは違う。
やがて子宮内へと先端をもぐりこませた触手は、まるで何かを調べるかのように壁をノックしはじめる。
(な、なにを?)
身体の奥から伝えられる異様な感触に新たな恐怖を覚えた直後だった。
その触手の先端から液体が子宮へと注ぎ込まれていた。
「んん……やだぁ……なにか……でてる……」
身体の奥が液体で満たされていくという初めての感覚に背筋が震える。頭によぎるのは異種間交配という言葉。
(まさか……これが、この怪物の精液……?)
目の前が暗くなっていく。万が一本当に赤ちゃんが出来たら……
「やだ、やめてぇ……ださないでぇ……あかちゃん……できちゃうぅ……」
恐怖のあまり涙を流しながら必死に訴えかける。
それをみて事情を察したのか男が声をかけてくる。
「それは精液ではありませんよ」
わずかな安堵、しかし続く言葉は私をよりいっそう深い場所へと突き落とす。
「それは雌の排卵を促す液体です。まあ、人間に効くかはわかりませんが」
涙でぼやける視線の先、無数に蠢く触手の根元から一際太い触手が姿を現し始めていた。
683647-650:03/07/15 05:34
(10)
役目を終えた極細の触手が体内から去っていく。
それと同時に膣内にいたスライムもやがて来る極太の触手に席を譲るかのように外へと出ていく。
そんなとき身体の上を這いずっていた触手の内の1本が私の口内へと侵入を試みる。
「んんぅー、んむぅーー」
最後の抵抗とばかりに口を閉じ首を振る。
まるでその反応を楽しむかのように、触手は口の上をのたうち回り口の周りを粘液でベトベトに汚していく。
そんな攻防が繰り広げられている最中だった。
秘唇に熱い何かが触れた。
慌てて視線を移した先には、さきほど見た極太の触手が秘唇へとその頭をなすりつけているところだった。
反射的に声が出る。
「や、やめっ……あむぅ!?」
その隙を見逃すはずもなくそれまで口の回りをのたうち回っていた触手が口内へと侵入を果たす。
最初のスライムと違い、確かな弾力を持った触手はどんなに力をこめても噛み切る事は出来ない。
そして次の瞬間、極太の触手が侵入を開始した。
「んんっ!? んぁーーーー!」
684647-650:03/07/15 05:34
(11)
体の芯に激痛が走り、涙がとめどなく零れ落ちていく。
あくまで隙間を通り抜けてきたスライムや極細の触手とは違う、むりやり壁を押しのけて突き進んでくる痛みに意識が遠くなる。
「いひゃっ、いひゃい、やめ、んむぅっ!」
私に出来ることは触手を口に含んだまま泣き叫ぶことだけ。やがて奥まで到達した触手はピストン運動を開始する。
身体を引き裂かれるような激痛に必死に耐えていると、秘唇に新たな刺激がくわえられる。
(こ、こんどは……なに……?)
見れば先ほどの極細の触手が尿道口を数回ノックしたかと思うとその細さに任せて先端をねじり込んでくる。膣からのものとは違う鋭い痛み。
「そほ、そほは、ちひゃう、らめぇ、ひぐぅ」
極細の触手は数回往復したかと思うと満足したのか去っていく。
完全に触手が抜けたあと、一拍を置いて薄黄色の液体が勢いよく放出される。もはやそれを止める力は私には無かった。
「やらぁ……らめぇ、とまらひゃい……」
あまりのことに必死に視線を反らす。しかし無我夢中で反らしたその先で男と目が合ってしまう。
(やだぁ、みられてる……)
もはや羞恥心と快感はとどまるところを知らず、さらには激痛まで加わり頭の芯が焼ききれそうだった。
そんなときに男の声が耳に届く。
「どうやら、もうすぐの様ですね」
685647-650:03/07/15 05:35
(12)
男が視線を移した先、つられる様に目を向けた私は極太の触手の根元部分がさらに一回り膨らんでいる事に気付く。
そしてその部分はゆっくりと先端に向けて移動している。
それと合わせるかのように極太の触手自体は動きを止める。
いまだ体内を無理矢理押し広げられる事による痛みはあるもののわずかに痛みは和らぐ。
しかしそのことが逆に私の理性をわずかながらも蘇らせる。
(まさか……あのなかには……)
最悪の予想が頭の中を駆け巡る。
そう考えるうちにも膨らみは着実に近づいてきている。
「こら、こらいれぇ……おねひゃいらから……なひゃれは……らさないれぇ……」
まるで最後の1歩の手助けをする様に極細の触手がク○トリスにまきつき締め上げてくる。
やがて膣口へと達したその膨らみは、もはや限界まで広げられてるだろうその穴をもう一回り押し広げながら進んでくる。
目に見えなくなった代わりに膣壁が“それ”の進行を伝えてくれる。
「らめぇ……らめぇ……」
既に痛みなのか快感なのか区別ができなくなりはじめた意識の中で先端へと到達した“それ”は弾けた。
「んぁっ! んんーー! んあああああぁーー!」
それとタイミングを合わせるかのように、全ての触手の先端から黄みがかった白濁液が放出される。
「んくっ、んくぅ」
――コク、コクン――
口内を蹂躙していた触手から出された液体を抵抗する事すら出来ずに飲み込みながら
身体を内と外から埋め尽くす白濁液の熱によって私の意識は高みへと突き上げられていった……
686647-650:03/07/15 05:35
(13)
私は夢を見る……
怪物との間に出来た子供を私が出産する夢……
そのあまりのおぞましさに目を覚ました私の前にあるのは、より凄惨な現実……

私が意識を失ってなお構うことなく私の身体を蹂躙しつづける魔物。
もう何回注ぎ込まれたかわからない。男は最初の数回を見届けたあと出ていってしまい、もうこの部屋にはいない。
目を覚ました私はすぐさま快感の波に押し流されていく。
そして何回かの絶頂を繰り返した後、再び意識は闇の中へと落ちていく。
次に目を覚ましたとき、この光景が全て一夜の悪夢だった事を祈りながら……

その繰り返しが幾度続いただろうか。
幸か不幸か触手から放出される白濁液は人が生きていくための最低限の栄養は含まれているのか
餓えや渇きに苛まれることはなかった。
そんな事が続き、もはや遺跡に足を踏み入れてから何日が経過したのかもわからなくなっていた頃再び男が部屋に入ってくる。
それを合図に私の身体から離れていく魔物。
そして男が声をかけてくる。
「どうやらさすがに魔物相手では交配は無理だった様ですね。お疲れ様でした」
何を言っているのかよくわからない。わかるのは私に快感を与えてくれるものが離れていってしまったということ。
「おねがぃ……もっと、もっとぉ……」
「おやおや、随分と気に入っていただけたようで。ところで協力していただいたお礼に一つ提案があるのですよ。
 あなたの願いを一つ、叶えてさしあげようと思うのですがいかがでしょうか?」
「ねがい……かなえる……?」
朦朧とする頭で男が言っている事を理解しようとする。
「ええ、もちろん私に死ねと言われても困りますが、たいがいのことでしたら大丈夫ですよ。村に帰りたいのでした帰してあげましょう」
(ねがい……わたしの……ねがい……)
その時私の頭に浮かんだのは幼馴染の少女。
「わたしの……ねがいは……」

つづく?
687647-650:03/07/15 05:40
第2話終了です。
相変わらずの人外で芸がなくて申し訳ありません。
今回はそれに加えてお漏らし&羞恥と個人的趣味を全開させています。

第3話については視点を変えて女戦士側でいければと思っています。
ではでは、拙い物ですが少しでも読んだ方の心に引っかかってくれれば幸いです。
688647-650:03/07/15 05:53
申し訳ありません。(7)が丸ごと抜けていました。
689山崎 渉:03/07/15 09:06

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
 恭之が出張から戻った日、弥生はこころなしか沈んだ表情をしていた。恭之の好物が並んだ夕餉のときに
も、弥生の表情は冴えない。
「どうした? 留守中になにかあったのか?」
心配してそう尋ねる恭之だったが、弥生はその顔をまともに見ることができなかった。
「いいえ、ひとりだったから、のんびりし過ぎちゃっただけ」
 さりげなさを装って答える。こんなことじゃいけない。恭之さんにあのことを悟られてしまう……弥生は
精一杯陽気にふるまおうとした。
「恭之さん、背中流しましょうか?」
 弥生は風呂へ向かう恭之にそう声をかけると、返事を聞かずに後に続いた。
「弥生、どうしたの? めずらしいじゃない」
恭之は訝りながらも嬉しそうに笑った。
「だってしばらくひとりだったから寂しかったんだもの……」
珍しく甘えた声で話す弥生に、恭之は振り向いて思わず弥生を抱き締めた。
「だったらたまには一緒に入ろうか」
 恭之の笑顔に、弥生は後ろめたいものを感じていた。
 その夜、弥生は夫婦の営みで初めてエクスタシーに達した。唇を噛み締めて声をもらすまいと耐える弥
生を見て、恭之は
「かわいいよ、弥生」
とささやき、長旅の疲れもあってか、そのまま寝入ってしまった。一方の弥生も、浩文とのことや留守中
の出来ごとを気付かれなかったことに安堵のため息をもらすと、やがて寝息をたてはじめた。

 ごく普通の日常が戻ってきたと思っていた弥生にふたたび危機が訪れたのは、それから半月ほどたった
ころだった。そろそろ大学へ戻る準備をしようと外出していた弥生が帰宅すると、恭之が珍しく先に戻っ
ていた。
「さっき、親父の秘書の片山さんから電話があったんだけど、あした親父の誕生日なんで食事に来ないか
 って。俺は明日大事な接待で遅くなるから、丁度いいから親父のところでごちそうになってくれば」
弥生の目の前が真っ暗になった。わざと恭之の不在の日を狙って誘ったに違いない。
「どうしたの、弥生。気分でも悪くなった?」
「ごめんなさい恭之さん。私……ちょっと熱っぽい感じ。風邪でもひいたかな」
「……大丈夫? それはよくないね。じゃあ、親父には俺から断わっておくよ」
「ごめんなさい、せっかくのお父様の誘いなのに……」
「いいよいいよ、気にしないで」
 恭之は疑いもせずに弥生の身体を気づかっていた。弥生の心がちくりと痛んだ。
 翌日、恭之が出勤した直後、片山から電話がかかってきた。
「お身体の調子がよろしくないそうで、先生も心配しておられます。こちらにいい医者がおりますので、
 これからお迎えにあがりますが」
「……結構です。休んでいれば直りますから」
「そうでしょうねえ。もともとどこも具合など悪くないのではないですか」
「そんなことはありませんっ」
弥生は声を荒げたが、片山は意に介することもなく、平然と続けた。
「では、すぐにお迎えにあがりますので、したくの方よろしくお願いします」

 弥生は必死でこの窮地を逃れるすべを考えていた。ここに居てはいけない。ここにいる限り、あの卑劣
な男の手から逃れることはできないのだ。弥生は急いで身じたくを整えると、恭之にあてて
「しばらく実家に居ますから心配しないで」
とメモを残し、マンションを後にした。
SOTさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
それに、作家の皆さんも賑やかで楽しくなってきました。
694647-650:03/07/15 18:19
第3話の前の気分転換ではありませんが死神少女の話を1つ。
相手が怪物ばかりというのもなんですので、今回は人間の男(霊ですが)による輪姦を予定しています。
とりあえずは最初の1節だけ。

>>688はかちゅのNGワードに引っかかったために(7)だけが表示されなかった事による勘違いでした。
今日の分を書き終えたら回線切って吊ってきます。
695647-650:03/07/15 18:19
――死神のお仕事――
(1)
「到着っ、と」
私は“扉”を抜けた先の地面に足をつく。
周囲を見渡してみると、現在自分が立っているの海に面した断崖絶壁の上をはしる道路。
その道路を挟んで海と反対側には林が広がっている。
時刻は夜、海に向かって吹く風を全身に感じる。
膝に届くくらいまで伸ばし頭の両サイドで結んだ金色の髪が風になびく。いわゆるツインテールという髪型。
子供っぽいって言われることもあるけど、この髪は数少ない私の自慢の一つだった。
そんなことを思いながら私は眼下に広がる海を眺める。
私の故郷である霊界には、そもそも海というものがなかった。
(初めて見たときは吸い込まれそうでちょっと怖かったけど……)
今では全てを包み込んでくれるような夜の海が大好きだった。
「ちょっとちょっと、ぼけーっとしてないでさー」
足元から声が聞こえる。変声期を迎える前の、少し高めの男の子の声。
「わかってるよ。さっさとお仕事しなきゃ、でしょ?」
下ろした視線の先にいるのは一匹の黒猫。名前はクロ、ちょっと口うるさいけど大切なパートナー。
クロに向けた視線を自分の右手側に移す。そこにあるのはもう一つのパートナー、柄の長さだけでも私の身長以上はある大鎌。
私は鎌を握る手に少しだけ力をこめる。
死神、恨みや突然の事故によってこの世にとどまってしまった魂を霊界へと運ぶ存在。
今日も私のお仕事が始まる。
696647-650:03/07/15 18:49
(2)
「それで、今回の最初の相手は?」
そう尋ねるクロに対し、私は腰につけたポーチからメモ帳を取りだし今回の仕事内容を確認する。
ちなみに私が着ているのは膝丈の黒いワンピース、そしてポーチの色も黒。
何年か前、まだ死神に成り立てだった頃にクロはどこから持ってきたのか、全身をすっぽり覆うような黒いローブを私に見せてそれを着ろと言ってきた。
私はそれを拒否した。なんでそんなかわいくない物を着ないといけないのか、と。
すると、いたって正論な私の意見にクロは逆ギレし、死神の様式美がどーとか訳わかんないことを言いはじめたのだ。
口喧嘩から始まった戦いは、やがて取っ組み合いへと発展した。
その戦いの結果、お互いが譲歩する形で一つの決まりができた。

――服の種類そのものは自由、ただし身につける物の色は黒に統一する事――

いまでこそ、この黒い服も気に入ってるけど当時は不満たらたらだったっけ。
そんなことを思い出していた私を現実に引き戻すのは、やっぱりクロの声。
「ちょっとぉ、またぼーっとしてるけど大丈夫なの?」
「あ、ああ、うん、大丈夫。えーとね、最初のお仕事は……」
「しっかりしてよ。霊が抵抗してきたら力づくで押さえ込まないといけないんだから」
そう、恨みを持って死んだ者はその恨みを晴らそうとし、事故や災害などで死んだ者は自らの死を受け入れられず現世にとどまろうとする。
それを刈り取るのが、この死神の大鎌の役目。
正直戦うのは怖いし苦手だけど、放っておけば力をつけた霊は無関係の人々さえも巻き込んでいく。だから私はそうならない様に鎌を振るうんだ。
「えーと、最初の相手はこの林の奥で……」
そこまで読み上げたところで私は眉をしかめる。途中で止まった声をいぶかしむ様に見上げてくるクロ。私は嫌悪感からくる声の震えを抑えながら言葉を続ける。
「数人の男性に連れ込まれて暴行された挙句殺害された女性の霊……」
697560:03/07/15 21:04
第2話 忍者兄妹現る

ここは九来邸、世界屈指の規模を持つ、九来財閥の総帥の屋敷である。
麗らかな、午後の昼下がり、一人の少女がのんびり昼寝をしている。
彼女の名前は小夜、この屋敷でメイドとして働く、18歳の少女である。
傍らには愛刀の『月黄泉』が置かれている。そんな彼女に近づく影があった。
その影は武人たる小夜に全く気配を感じさせずに彼女へと忍び寄る。そして。
「うふふ、お姉さまの寝顔、可愛い〜。じゃあ早速・・・・んんんんんん!!・・・・ぷはぁ」
寝ている小夜に熱いキスをする。この少女の名前は愛、以前、小夜に助けられて以来、すっかり小夜に
懐いてしまっている。
しかも小夜以上に積極的な性格の為、小夜もタジタジであった。
アレだけ濃厚なキスをされたと言うのに、全く起きる気配ない。
「ふっふっふっふっ・・・・どうやら、先ほどのお薬が効いているみたいね・・・・」
実は昼食に睡眠薬を盛っていたのであった。
「では、今度はこっちを・・・・ああ、お姉さまのオッパイは柔らかくていいな〜」
愛は、ムニュムニュと、服の上から小夜の胸を揉みしだく。
「ん!!・・・・・うんんん・・・・」
それに微かに小夜が反応する。それに気をよくした愛は、小夜のメイド服の胸をはだけ、ブラを外し、
直接胸を揉み始める。
「あああ・・・・この感触・・・今度はこの可愛い乳首を・・・いただきま〜す、んんん・・・・ちゅうちゅう・・・・」
揉んでいた手を止め、小夜の可愛らしいピンク色の乳首を吸い始める。
「ん!・・・んん!!・・・・あっ!!・・・・」
寝ていても、やはり弱点を攻められている為か、反応が激しくなる。
「・・・・ちゅうちゅう・・・・ぷはぁ・・・やっぱりお姉さまのオッパイは美味しいな〜。次はいよいよ・・・・」
愛は、遂にといった表情で小夜のショーツに手をかける。その時。
「う・・・うううんんん・・・・(ドゴッ!!)」
「げふっ!!・・・・・ふ・・・不覚・・・・(ガクッ)」
寝返りを打った小夜の足が、愛の延髄にクリーンヒットする。愛はそのまま昏倒してしまう。
それから2時間後・・・・
698560:03/07/15 21:06
>>697
「・・・う・・・ん?・・・・あれ・・・私・・・寝てた・・・・?」
ボ〜ッとする頭で辺りを見回す、そして自分の格好に気がつく
「・・・・あれ?・・・なんで・・・服脱いでるの・・・・?」
自分の胸がはだけている事に気づく。更によく見ると、足元には愛がうつ伏せで伸びている。
「・・・・愛?・・・・なんで愛が・・・・」
まだ、ボ〜ッとしているようだ。するとそこに声をかけられる。
「やっと目が覚めたようだな。若が読んでいたぞ、小夜」
そこに立っていたのは、一樹、お庭番の筆頭の男である。
「・・・・一樹?・・・・・・!!!!!!」
目の前の一樹にやっと目が覚める。
「ちょっと、いつからいたのよ?」
「一時間程前からだが」
「何ですぐ起こさなかったのよ!!」
「何度も起こした。だがまったく起きなかったから、こうして待っていたのだ」
「待っていたって・・・・!!!!まさかずっと見てたの!?」
やっと自分の今の格好に思い当たり、急いで服を直す。
「見てたって、何をだ?」
「何をですって!?決まってるじゃない、私のオッパイ見てたんでしょうが!!」
「・・・・ああ、そんな事か、別に気にするな」
「気にするなって!!気にするのは私の方よ!!このバカ!!」
「別に、見られて気にする程でも無いだろ」
「なっ!!それじゃまるで私の胸に全く価値が無いみたいじゃない!!これでも美乳だし感度だっていいん
だからね!!なんだったら試してみる?」
さらっとトンデモ無い事を言ってのける小夜、しかし一樹は。
「馬鹿を言うな、大体俺には結花がいる」
あっさりフラれてしまう。
「・・・・なによ・・・・そりゃ私は結花ちゃんみたいにオッパイ大きくないし、性格だってあんなに良くないし・・・
料理だって得意じゃないわよ・・・だからって即答はないでしょ・・・」
その言葉に小夜は何故かやけに落ち込んでしまう。
「・・・・大体、小夜、お前男に興味はないだろうが」
699560:03/07/15 21:06
>>698
「・・・・確かにそうだけど・・・・もっと気を使ってよね・・・・私だって女の子なんだから・・・・」
更に深く落ち込んでいく小夜。
「ああ!!分かった。謝る、胸を見たことは謝るから、機嫌直してくれ」
「・・・・ホントに?・・・・じゃあ・・・キスして」
「・・・・へっ?」
いきなりの申し出に一樹は変な声を漏らす。
「だから、キスしてくれたら許してあげる。でも嫌ならいいのよ・・・・結花ちゃんには、一樹に襲われたって言っ
ちゃうんだから」
「なっ!?いや、それはとてつもなく困る」
一樹の顔が青くなる、一樹の恋人で義妹(一樹は養子に入った)の結花は普段はおっとりしていて、非常に人当た
りの良い、可愛い娘なのだが、一樹が他の女の子と仲良くなどしようものなら、手が付けられい程、泣き叫んで
暴れるので、ほとほと手を焼いているのである。
「ならね?ほら」
小夜が目を閉じて顔を少し前に差し出す。
「・・・・」(仕方が無い、背に腹は変えられない)
そして二人は唇を重ねる。
「ん・・・・ぷはぁ・・・・うん、許してあげる」
「・・・・・」(ううう、すまん、結花、お兄ちゃんは・・・)
小夜は、満足したらしく、いつもの笑顔に戻る。
一方の一樹は、げっそりしてしまう。
「・・・・そういえば、若が呼んでいると伝えに来たんだったな」
「あ!そうだったわね、じゃっ!私行くわね」
「ああ、それ程急いでいるわけではない、とは言っていたが」
小夜の後姿に声をかける、すると。
「あっ!そう言えば、私ね〜男の人とキスしたの、初めてだったんだよ〜!」
「・・・なに〜〜〜〜!!」
とんでもない発言を残して小夜は去っていった。
その場には放心状態の一樹と、気絶したままの愛が残された。
700560:03/07/15 21:07
>>699
所変わって、広志の部屋の前。
「(コンコン)失礼します。旦那様、お呼びですか?」
ノックをして部屋へを入る。
「待っていたよ小夜さん。でも、随分時間が掛かったね、何かあったのかい?」
「えっ!?い・・・いえなんでも・・・」
「そうかい?ならいいや、君に頼みたいのは、こっちの仕事だよ」
広志はそう言って、一枚の紙を見せる。
「!!分かりました。で、目標は?」
その紙を見て、小夜の表情が変わる。
「ああ、最近爆破事件が頻発しているよね。それに使われている爆弾の出所についての事なんだが・・・・」
広志は説明に入る。
「・・・・つまり、その少女が爆弾を作らされていると」
「ああ、君の任務はその少女の救出と組織の壊滅、もちろん黒幕の企業なりがあるだろうけど。そちらはこっちで
何とかするよ」
「分かりました。では、ただいまより任務に入ります」
「頼んだよ、小夜さん」
彼女の裏の顔、それは一樹たちと同じお庭番としての顔である。
お庭番には主に二つの任務がある。
一つは屋敷及び九来財閥要人の警護。
そしてもう一つが、今回のような、闇の組織の壊滅である。
前者は普段から行なっている事とはあまり変わらない。
しかし後者は違う、そういった組織は殆んど背後に何かしらの企業が付いているものである。
何故そのような事をするのか?それは非合法な実験や新製品のテストを行なっている事を、表に出したく無いからである。
もちろん全てが必ずしも悪いと言うものでもないが、中には今回のように人の命に関わるような事もある。
それらを潰す事こそがお庭番の真の任務なのである。
701560:03/07/15 21:08
>>700
「ここね」
小夜は例の爆弾の製造元へ到着する。
「あらあら、さすがに目立たない作りですけど、警備は中々のものみたいね」
そして、ゆっくりした足取りで建物の入り口へと向かう。
「ごめん下さいまし。ここの親分さんに呼ばれて参ったのですが?」
「あ?なんだ、親分デリヘルでも呼んだのか?」
「さあな、でも、かなりの別嬪さんだぜ」
「ああ、なんだ嬢ちゃん、俺らの相手もしてくれよ」
「(ムカッ!)あら、お仕事でしたら構いませんが。親分さんのものをつまみ食いしてもよろしいのですか?」
「おお!!確かにそりゃマズイな、ほら、通んな」
「はい。では、失礼致します」
極上の笑みを浮かべると門番の一人はうっとりしてしまったようだ。
「・・・ちょっと待て!!」
「はい?何か?」
小夜が振り返ると、もう一人の門番が銃を構えている。
「その、腰に差しているのは、なんだ?」
腰の物を指差す、もちろんそれは、小夜の愛刀『月黄泉』である。
「あら?そう言えば、そのまんまだったわ。うふふふ・・・気付かなければ痛い思いもしなくて済んだのに・・・お・馬・鹿・さん」
小夜がにやりと笑う。
「な・・・なんだてめえ。これが見えないのか?」
手に持った銃を向ける。
「・・・それがどうかしたの?」
「・・・まあいい、おい、こいつは二人で頂いちまおうぜ」
惚けている、もう片方に言う。
「・・・・お!そうか、へっへっへっ・・・動くなよ〜〜」
どうやら、小夜を生け捕りにして喰ってしまおう、という事らしい。
「ぷっ!馬鹿ね〜」
702560:03/07/15 21:09
>>701
そして、小夜の手が一瞬動く。
「う・・・動くんじゃねえ!!」
「あら、もう終わったわよ」
「へ?・・・あれ・・・」
ドサッ!!っと小夜を捕まえようとした男が倒れる。
「あっ!おい、どうした!?・・・あっ・・・」
手に持っていた銃が真っ二つになる。そしてその男も、そのまま倒れる。
「殺しはしないわ。あんた達の血で『月黄泉』が穢れるのは嫌だから」
そう言い残し、建物の中に入って行く。
建物の中はシ〜ンと静まり返っていた。
「あれ?誰も出てこない・・・」
侵入者があったのだ、いくらなんでも、誰も出て来ないというのはおかしい。
「う・・・うう・・・」
するとなにやらうめき声が聞こえてきた。
「ちょっと、何があったの?」
「あ・・・あんた誰だ?・・・まあ・・・いい・・・黒ずくめ男がいきなり・・・(ガクッ)」
「あら?ちょっと、黒ずくめって?・・・ダメだわ、気絶してる」
どうやら、自分以外にも侵入者がいるようである。
「まあ、誰だか分からないけど、さっさと女の子見つけて帰りましょ」
建物の奥へと進み、女の子の居ると思われる部屋の前へとたどり着く。
「残ってるのは、この部屋だけね」
「待て!!」
小夜がドアノブに手をかけようとした時、突然何者かが声をかけてくる。
「!!誰!?」
声のした方を振り返ると、突然何かが飛来してくる。
それをあっさりかわし、反撃に移る。
703560:03/07/15 21:09
>>702
ちょっと、誰だか知らないけど、いい度胸ね!!」
「なっ!?くっ・・・・」
攻撃を全てあっさり返され、相手は動揺し始める。
「ならば!!」
大量の手裏剣が飛んでくる。
「はっ!!」
それをバック転でかわすが、そのうち一本が掠め、スカートに破れ目ができる。
「うおっ!!」
その隙間から、白いものが見えたらしく、相手は凄まじ動揺を見せる。
「これで、お終い!!」
もちろん、そんな大きな隙を見逃すはずもなく、小夜の刀が一閃する。
「ぐっ!!」
それをまともに横っ腹に食らい、相手は倒れる。
「ふう、どうやら、こいつが私以外の侵入者ね。どれどれ、どんな顔なのかしら・・・(ゴソゴソ)・・・おお!!」
黒いマスクの下から現れたのは、かなりの美少年であった。
「あらあら・・・これはなかなか・・・男の子にしておくのが勿体無いわね・・・って・・・まあ・・・」
先ほど見えた下着の為か、ズボンの前が膨らんでいる。
「ふふふ・・・たまにはこんな遊びもいいかも・・・(ゴソゴソ)」
そう言うと、少年のズボンを脱がせ始める。
704560:03/07/15 21:14
>>703
「あら・・・見た目通りで可愛らしい・・・」
下半身を裸にされ、少年の未成熟なモノが姿を現す。
「へえ〜こうなってるんだ・・・(ツンツン)」
指で、少し顔を出している先端を突付く。
「・・・あっ!・・・」
すると、それがピクピクと反応し、少年も声を上げる。
「・・・おお!!・・・面白い(ニヤリ)・・・それ(サワサワ)」
今度は手で全体を撫で回す。
「う・・・ああっ!!・・・」
さらに強い反応を示し、先端から、透明な液体が滲み出てくる。
「ほうほう、これが女の子で言う愛液見たいな物なのかね?・・・それ(シュッシュッ)」
手で、上下に擦る。
「あ・・・うぐっ!!(ピュッピッュピュッ)」
「うひゃ!!」
あまりの、快感に射精してしまう。そしてそれが小夜の全身に降り注ぐ。
「うわっ!!なにこれ・・・(クンクン)・・・生臭っ!!」
「ハァハァハァハァ・・・・う・・・・ううんんん・・・あれ・・・僕・・・!!!」
どうやら、今の射精で目が覚めたようである。
「もうなによ・・・臭くて堪んないわ」
初めての精液の臭いに、堪らなくなり叫んでいる。
「・・・お姉さん・・・誰ですか?」
「ああもう・・・って、あら?目が覚めたのね」
「あの・・・もしかして・・・僕を倒した人?」
「ええ、そうよ。それにしても、あなた何しに来たの?」
「え・・・それは・・・助けに・・・」
「そう、じゃあ私と目的は同じなのね」
「えっ?お姉さんも!・・・ごめんなさい!!いきなり襲いかかったりして」
どうやら、この少年も目的は同じなようだ。
705560:03/07/15 21:16
>>704
「まあ、気にしなくて良いわよ。それより、また大きくなってるわよ?」
「え?・・・うわ〜〜〜〜〜!!」
自分が下半身裸である事に今ごろ気が付いたらしい。かなり慌てている。
「まあまあ、ここはお姉さんに、任せなさい。ね?・・・チュッ!」
慌てる少年の唇を、無理やり奪う。
「む・・・んんんん・・・ぷはぁ・・・」
「うふふ、どう?落ち着いた?」
「ハァハァハァ・・・あ・・・はい・・・」
落ち着いたというよりは、むしろ、トロケテしまったようだ。
「そう、じゃあ今度はお口でしてあげるわね・・・あむ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・」
「うあっ!!・・・お・・・お姉さん・・・あああ・・・」
「ん・・・・ちゅぱ・・・ぷはぁ・・・ごめんなさいね・・・男の子はよく分からないのよ・・・あむ・・・ちゅ・・・」
少年の袋を優しく揉みしだきながら、丁寧にモノを吸ったり舐めたりする。
「うあああああ!!お姉さん・・・僕・・・もう・・・ダメ・・・」
もちろん、こんな事をされるのが初めてだった少年は、早くも限界に達する。
「あむ・・・ぴちゃ・・・ちゅぱ・・・いいわよ・・・私の口の中に・・・んん・・・」
「あ・・ああ・・・もう・・・うわああああああああ!!(ドピュドピュドピュ・・・)」
少年はあまりの快感に、腰をふって思いっきり、小夜の口の中に射精する。
「むぶ!?・・・・・・(コクコクコク)・・・ううう・・・あんまり美味しくない・・・」
先ほどよりも、さらに大量の精液が放出されたが、小夜はそれを全て飲み込む。
「ハァハァハァハァハァ・・・・あ・・・お姉さん・・・ごめんなさい・・・」
「・・・ウゲ〜・・・あら?いいのよ、気にしないで。それより、やっと収まったみたいね」
さすがにあれだけ放出したので、少年のモノは縮んでいた。
「あ・・・はい・・・・」
どうやら、余韻でフラフラなようだ、しかも腰にまで来ているらしく、うまく立ち上がれない。
「しょうがないわね。とりあえず、私が中の女の子を助けてくるから、ココで待ってなさい」
「はい、お姉さん」
少年を外に残して、小夜は部屋へと入る。
706560:03/07/15 21:16
>>705
「誰!?」
「怪しいものじゃないわ。貴方を助けに来たのよ」
「本当に?」
「あら・・・まあ・・・」
暗がりから現れた少女は、先ほど廊下で会った忍者少年に瓜二つの顔立ちであった。
「あの・・・どうかしました?」
「いえね、廊下であった子にそっくりだったから」
「えっ!?それ・・・多分私の双子の兄です・・・」
「なるほど、だからそっくりなのね。まあそれより、早く脱出しましょう」
「あ!はい・・・」
「そうだ!その前に名前言わなきゃね。私は小夜、よろしくね」
「あの・・・私は・・・真由(まゆ)と言います」
「そう、真由ちゃんね。じゃあ、いきましょう」
そして、少女の手を取り、廊下へ出ると。
「なんだ、侵入者がいるって言うから、どんなのかと思ったら、女か、それもトビッキリ上玉の」
「お姉さ〜〜ん。捕まっちゃいました〜」
複数の男たちに囲まれていた。しかも少年は捕まってしまっている。
「えっと・・・そこの醜いあなた!!」
ビシッ!!っと、ここのリーダーらしき男を指差す。
「ああ!!誰が醜いだ!!」
「あんたよ、あんた!!死にたくなければ、少年を解放して道を開けなさい!!」
これだけの人数、しかも人質まで取られているというのに、とてつもなくでかい態度である。
「バカ言うんじゃねえ!!これだけの人数、女の細腕で何とかでいるかよ!!」
「・・・そう・・・ならいいわ・・・おまえたちはこの名刀『月黄泉』の名の元に・・・黄泉路送り決定!!真由ちゃん」
「はい」
「少しの間、目を閉じててね」
「目をですか?分かりました」
707560:03/07/15 21:17
>>706
真由が目を閉じたのを確認すると、小夜の姿が消える。
「なっ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そして、次の瞬間には全てが終わっていた。
「(チンッ!)ふう、お終い!!真由ちゃん、目を開けてもいいわよ」
「あ・・・はい・・・」
真由が目を開けると、既に建物を出た後であった。傍らでは兄が気を失っている。
「あれ・・・あの人たちは?」
「まあ、子供はあまり知らないほうがいい事だってあるわ」
「・・・・・」
よく見ると、小夜の服に赤黒い染みが付いている。
「ところで、貴方たち、行く宛てはあるの?」
「・・・いえ、里には暫く戻れません」
「里?」
「はい、私たち兄妹は、ある忍の末裔なのですが。修行に出たら、お役目が終わるまでは帰れないのです」
「そう、なら、私の勤めているお屋敷に来ない?あそこならもう、狙われたりはしないと思うわよ」
「本当ですか?ありがとうございます」
「じゃあ、帰りましょうか」
「はい!!」
こうして、九来邸に新たな仲間の忍者兄妹が増えますます賑やかになるのであった。

第2話 終わり
708名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:12
遅ればせながら…
SOTさんキターーー!

続きを楽しみに待ってまつ。。
709名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:17
おおお!SOTさんがいらしていた!
や、弥生の運命は…気になる気になる…
お待ち申し上げております!
ヤヨイタン(;´Д`)ハァハァ
ヤヨイタン(;´Д`)ハァハァ
一緒に逃げるんだ、ヤヨイタンと!
711647-650:03/07/16 00:18
>>696
(3)
「うーん……厄介そうな相手だね。それで、事件があったのはいつ?」
「えーと、1ヶ月くらい前みたい」
私はメモ帳を見ながら答える。それを聞いてクロは少し考えているようだ。
「1ヶ月か……、それなら多分リンでもできると思うけど……」
霊の強さはそれが持つ想いの強さに比例する。
そして霊の場合、恨みや悲しみなどの負の感情は時間の経過によって薄れていくという事はまずない。
時が経つにつれて恨みは恨みを呼び、悲しみは悲しみを呼ぶ。
災害などによって命を落とした特別な恨みを持たない霊ですら、時が経てばこの世界に住む人々、ひいては世界そのものへの憎悪がまして悪霊化するケースさえある。
故に死んでから経過した時間は霊の危険度を探るには重要な情報なのだ。
「まあ基本的に出来る範囲の仕事しか割り振られないはずだからやろっか」
「う、うん……」
そんな会話を交わしたあと私達は林へと足を踏み入れる。
まるで霊の存在に怯えているかのように虫の声一つしない林の中を足元に注意しながら歩いていく。
やがて一際大きな木の下へとたどりつく。根元には誰かが供えたのだろう、花が1輪置いてある。
「しっかりね、リン」
クロがかけてくる声を聞きながら、私は一回深呼吸をすると準備に入る。
首からかけている紐を引っ張るとワンピースの襟元から指を3本合わせたくらいの大きさの六角水晶が姿を現す。
その場にいる霊を実体化させる死神の仕事道具の一つ。
それを目の前に掲げながら念じると水晶から青白い光が周囲に向けて放たれる。
その光を浴びて木の根元に現れる一人の女性の姿。
712647-650:03/07/16 00:18
(4)
それは目を覆いたくなる姿だった。
腰まである長髪は乱れ、衣類にも所々乱れがある。
そして胸から腹部にかけて一面が赤黒く染まっている。
その時、それまで俯いていた顔がこちらを向く。
怒り、悲しみ、絶望、恨み、恐怖……
あらゆる負の感情を凝縮したようなその表情に私は思わず目を閉じてしまう。
「ばかっ! なにやってるんだっ!」
クロの声に慌てて目を開けると既に女性の霊が目前まで迫ってきていた。
「きゃっ……」
かわす事すら出来ずに両肩を掴まれ、そのまま仰向けに押し倒されてしまう。
その瞬間掴まれた肩から女性の記憶が流れ込んでくる。

複数の男によって手足を押さえ込まれ身動きすらできないまま、前戯もなしで見知らぬ男のモノが体内へと入ってくる。
続いて胸へと伸ばされた手は、女性に対する労りなど全く感じさせず荒々しく揉みしだく。
痛みに泣き叫ぶ口にすら男達は容赦せず、別の男のモノが進入してくる。
もはや声を出す事すら出来ず痛みと嫌悪感に耐えるしかなかった。
やがて一方的に満足した男達は懐からナイフを取り出し……

「リンっ!」
クロの声に我にかえる。多分女性の記憶を見ていたのは外の時間では一瞬。
それでもあまりに悲惨な光景を目の当たりにして体が動かない。
肩を掴む手には徐々に力が加わり激痛が走った。
713647-650:03/07/16 00:19
(5)
視界の隅から黒い物体が凄い速さで向かってくる。クロだ。
クロはその勢いを緩めることなく私にのしかかる女性に体当たりをかける。
十倍近くはある体重差をものともせず女性を弾き飛ばすクロ。
クロは着地するやいなや、そのまま地面に倒れる女性に飛び乗り押さえ込む。
わずかにクロの身体が光を帯びているのは霊力を全開にしている証。
死神の使い魔であるクロは、並程度の霊を凌駕する力を持っている。それでも決定打にはならない。
実体化した霊に最後の一撃を与えられるのは死神の大鎌のみ。
「早くっ! そんなに長くはもたないっ!」
その声に慌てて立ちあがり、倒れたときに落とした鎌を拾い上げるとクロと女性の元へと駆け寄る。
女性は必死にクロをはねのけようと身体を動かそうとしているが、クロの力によってわずかに身じろぎする事が精一杯の様だった。
その姿が先ほど見た光景に重なり、また身体が固まってしまう。
「なにやってるのっ!?」
さっきより切羽詰ったクロの声が聞こえる。このままだとクロまで……
私は必死になって鎌を両手に持ち最上段に構える。
見下ろした先には恐怖に歪む女性の顔。
私は目を固く閉じ、鎌を振り下ろす事にだけ集中する。周囲のすべての音が遠ざかっていくような感覚。
「はやくっ! って、うわぁ、なんで目を瞑ってるのー!?」
クロが何か言っている。たぶん早くしろとかそんな感じのことだと思う。
私は覚悟を決めると思いきり鎌を振り下ろす。
「ごめんなさいっ!」
「うわっ! なに謝って、て、だめ、その軌道はだめっ! やめてぇーーー!」
鎌の先端が霊を貫く手応え、その直後に刃先が地面に突き刺さり止まる。
恐る恐る目を開くと鎌に貫かれた霊の輪郭が崩れはじめ、無数の糸のようになって刃に絡みつきながら吸い込まれていく。
やがて全てが刃の中に吸い込まれると私は安堵のあまり地面にへたり込んでしまった。
714647-650:03/07/16 00:19
(6)
「こわかったぁ……」
思わず口を突いて出る言葉。反射的に、こんなことを言ったらクロに怒られると思い両手を口に当てる。
しかし予想に反してクロからの言葉はない。
恐る恐る目を向けると、クロは地面に刺さった鎌のすぐ横で全身の筋肉を弛緩させ地面にべったりとはりついている。
たぶん霊力を放出しすぎて疲れてるんだろう。
そんなことを思っているとクロが少し顔を上げ言葉をつむぐ。
「こ、こわかった……」
その言葉を聞いて、私は思わず吹き出してしまう。
「ぷっ、あはは……。なーんだ、クロも怖かったんじゃない」
ちょっと嬉しくなって言った私の言葉に対し、クロは顔を跳ね上げこちらを睨んでくる。次の瞬間
「このぉ、バカぁーーーーーー!!!」
怒鳴られた。
「も、もう……そんなに大きな声出さなくても聞こえるよぅ……」
「ななな、なんで鎌を振るときに目を瞑ってるのさ!!」
「だ、だってぇ……怖かったし……」
「ボクに当たったらどうするのっ!? 敵の動きを封じてるボクもろともなんて、漫画じゃないんだよっ!?」
「でも……私、目を瞑った状態だと絶対狙った場所に当たらないからクロを狙えば……」
「がっ……こぉのぉ、大バカぁーーーーー!!!」
また怒鳴られた。
「だから、そんなに大きな声出さなくても……」
「だいたい霊を怖がる死神がどこにいるのっ!?」
「ここに……」
反射的に答えた私をクロは凄い形相で睨みつける。うぅ、こわい……
そして始まるクロのお説教。
715647-650:03/07/16 00:19
(7)
クロのお説教は始まると長い。
なにやらクロの頭の中には死神の明確な理想像があるらしく、私がいかにそれと掛け離れているかを延々話し続ける。
死神たるもの並み居る悪霊をバッサバッサと切り捨てろとか、死神たるもの感情を抑えろとか、死神たるもの使い魔を労われとか。
挙句の果てに、もっと顔をドクロっぽくとか空を飛べとか、どこで仕入れてきたか知らないけど現実ばなれした死神像を語り始める。
そして毎回最終的には、黒猫だからクロなんていう安直なネーミングは知性の墓場だとかなんだとか、訳のわかんない結論に達する。
以前1度だけネーミングと死神云々は関係ないんじゃないかと口を挟んだ事がある。
その日はお説教が5割増になった。
それ以来、私はお説教が始まるとひたすら聞き手に回っている。
何度も言われた続けた言葉、それでも聞いているうちに私の気分は落ち込んできて目には涙がたまっていく。
そして言いたいことをあらかた言ったクロは私の目にたまる涙に気付いて慌てる。
「わわっ、泣かないでよ。ボクだってリンのことを思って言ってるんだからね」
「う、うん……」
うなづく私。それでも涙が零れそうになる。
クロはそんな私の肩に登り目じりに溜まった涙をペロペロと舐め始める。
ちょっとざらついた舌がくすぐったい。
もう何度も繰り返したいつものやりとり。
がんばろう、せめてクロに心配かけなくても済むくらいに……
そろそろ、容量がやばいよ。
512KBでパンクだっけか。
スレ立て挑戦してみます。
>>717
テンプレかけますか?
まだ第二章で、保管サイトのアドレステンプレにないから忘れずに追加してね。
719717:03/07/16 03:07
立てました。初めてなので不手際が有ったらスマソ。

小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第三章〜
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1058292331/
720717:03/07/16 03:27
即死防止のためにも、どなたか新スレへのネタ投下お願いします。
小上臈を従えて現れた瀧山は、
「新規召出しとなったのはその方か。お役のご沙汰じゃ」
というと、懐から書付を取り出し、
「武州江戸浅草御蔵前片町与左衛門娘きく改メちづ、其方儀、御台様付き御小姓を仰せ付けらる」
ちづは、平伏したまま、
「有り難き幸せに御座ります」
「面を上げ、ちづ。さて、御小姓と申せば御台様のお側近くに仕えるお役ゆえ、とくとその方を検分せねばならぬな。まずは、女改めからじゃ」
ちづはどうしていいものか分からず、きょとんとしていた。
「女改めと申しておるのじゃ。分からぬか。一糸まとわぬ裸になって女子の印を見せよ。愚図愚図するでない」
ちづは瀧山の剣幕に震える手で帯びを解き、一枚一枚着物を脱いでいった。だが、恥ずかしさに湯文字だけは外すことができなかった。
「どういたした。ちづ。早ようとってしまいなされ」
ちづは両手で乳房を隠しならが、
「お許しくださいまし……」
「なりませぬ。これは大奥の掟、しかと女の印を改めねばなりませぬ」
数え十四歳になったばかりの生娘ちづは、黙ったまま首を振って嫌々をした。
「ええい、小娘の分際で生意気な、それ」
と改め役を勤める瀧山が命じると、部屋の後ろに控えていた御使番衆がさっと進み出て、ちづを組み伏せてしまった。ちづは、畳に顔をつけ、膝をついて尻を高く上げた姿勢のまま身動きができない。
「ふふふ、ちづ、女改めの儀、しかと執り行うぞ」
滝山はちづの湯文字をむしりとった。
「ここを見せるのがそんなに嫌じゃと申すのは如何の訳じゃ」
「ご、後生でございます……かんにん……」
「ちづ、もう丸見えぞえ」
「い、いや……」
滝山は扇子でちづの尻をピシリと打ち据えると、
「騒ぐでない」
「ごむたいな……」
「ちづ、口答えするとは、その方、生意気じゃの。こうしてくれる」
と言うと、瀧山は扇子の先でちづの肉芽をなぶった。
「い、痛い……お許しください」
「ふふふ、痛くなるはこれからじゃぞ」
瀧山は「例のもを」といって張り形をもってこさせると、ちづの鼻先にもっていった。
「しかと見ろ。これでそちの陰門を検分したすぞ。毒針なぞを隠しておるやも知れぬからな」
「け、決してそのようなことは御座いません、お許しくだされ……」
「ならぬ。さあ、ちづ、この張り形をしゃぶっておけ」
「い、嫌でござります……」
ちづは頑なに拒み、瀧山がいくら張り形を口に近づけても、口をひらこうとしなかった。
「親切で張り形をしゃぶっておけと申しておるのにの……乾いたままの張り形では肉がひきつれて痛い思いをするぞ、ちづ。よいのか」
おぼこ娘で何も知らないちづは、
「かまいませぬ」と強情をはった。
「それでは始めるぞ、ちづ。これは雁首の大きな張り形じゃからな、陰門に何を隠しもっていようとも、掻き出してくれるからの、ふふふ……」
瀧山は張り形をちづの秘所にあてがった。
「覚悟はよいか」
ちづは健気にも、
「御存分に検分くだされまし」
それを聞いて瀧山は張り形をちづの幼い陰門に突き立てた。
「ひぃ……」
「どうじゃ、少しはこたえたか」
「い、痛い……」
ちづは、取り乱すまいと唇を噛んで、幼い体に突き刺さった異物の痛みを絶えていた。
「中に隠し物があるやもしれぬ。どれ、掻き出してみよう」
そう言うと瀧山は張り形をゆっくりと引き抜いた。最初の挿入で傷ついたちづの肉壁をえらのように張り出した雁首が情容赦なく擦りあげていく。
「うぐぅ……」
「何も出てこぬな。しかし、一度きりでは等閑の誹りを免れぬ。それ、もう一度じゃ」
「お、おやめ下さいまし……な、何も隠して……」
「だめじゃ。水戸殿が間者を放ったとの風聞もある時節柄、念には念を入れぬとな」
瀧山は再び張り形を突き入れた。
「ぎぇええ……」
そして、こねくりまわすようにして張り形を引き抜いた。もう、ちづは気丈に絶えることはできなかった。泣き叫び、畳に脚をバタバタと打ちつけた。
時代劇キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
「なんじゃ、はしたない。じっとしておれぬのか」
「も、申し訳ございません……」
瀧山は、
「それ、もう一度じゃ」
と張り形を捻りこんだ。
「ひぃ……痛たたた……」
ちづは、また足をばたつかせて泣き叫んだ。
「足をばたつかせるなと申しておるのに。云っても分からぬのなら、犬馬のよ
うに打擲して分からせるよりないのお、ふふふ」
「も、もう、お許しくだされ……ち、ちづはもう……」
「ならぬ。こうしてくれるわ」
瀧山はちづの丸い小さな尻に激しい平手打ちをくわせた。
「あっ……」
と叫んでちづはのけぞった。その拍子に張り形がぽとりと畳に落ちた。
「なんという不調法。許しませぬぞ」
瀧山は腕を笞のようにしならせてちづの尻を打ち始めた。
「それ、こうしてくれる……えい……こうじゃ……こうじゃ」
ちづの真っ白な尻に紅葉を散らしたように滝山の手形がつけられていく。
「あっ、痛い……後生でございます、お許し下されまし……」
打擲は十数回に及んだ。瀧山は一息いれると、
「ちづ、許して欲しいか」
「はい……」
「許して欲しいとな……ふふふ、しからば、陰門に張り形をくわえこんだまま、わらわの打擲を十回耐えてみよ、さすれば、許してつかわす」
再び張り形に貫かれるかと思うと、ちづは恐怖に縮みあがった。秘所は破爪の痛みで焼け付くようだった。だが、むごい仕打ちはおかまいなしに進められた。
張り形が膣口にあてがわれると、あらためてその大きさ身震いする。瀧山はちづの幼い体にゆっくりとその張り形を根元まで沈めていった。
「よいな、張り形を落すでないぞ。それ、一つ」
痛む陰門を必死に閉めて張り形を落すまいと歯を食いしばるちづの右尻を平手
打ちが見舞った。
「二つ」
今度は手の甲が左の尻に打ちつけられた。
「うぐっ……」
張り形が抜けはじめたのを感じて、ちづは、尻をすぼめて何とか持ちこたえようとした。瀧山は手を頭の後ろまで振り上げ、阿修羅のような形相でちづの尻に叩きつけた。
「三つ」
「うっ……」
ちづは必死だった。菊座を引き絞るように力を入れてこらえた。気を緩めれば、張り形はずるずるとすべり出してしまう。
「ちづ、張り形を落すでないぞ。落せば始めからやり直しじゃ。それ、四つ」
手の甲のごつごつしたところが、左の尻を打った。
「ひぃ……」
ちづの秘肉は張り形の重さに耐えかねて、ぽとりと落してしまった。ちづは畳
に突っ伏し、泣きじゃくった。
「ふふふ、やり直しじゃ。ちづ、尻をあげなされ」
「ご、後生でござります……お許しを……」
「ならぬ。出来るまでは何度でもやり直しじゃ」
ちづはしゃくりあげながら、ゆっくりと尻を上げた。瀧山は、畳に落ちた張り形を拾い上げると、再びちづの男を知らぬ幼い体に突き立てた。
ちづるの尻を打つ音が部屋に響く。ひとつ、二つ、三つ、四つ……
だが、何度やっても五回まで行く前に張り形は空しくちづの陰門から滑り落ちてしまう。
「ああ、お願いで御座ります、かんにん……ち、ちづはもう……」
「もう、いかんと申すのか」
「こ、これだけはお許しください……他の折檻なら……」
「ほほう、他の折檻なら如何なるものも甘んじて受けると申すのか」
「は、はい」
「よかろう。他の折檻にいたそう」
「ありがとうござります」
お慈悲を願って叶えられたのかとほっとした顔を見せたちづに向って瀧山は、
「ふふふ、その方の希望で折檻の仕方を変えるのじゃから、そのぶんきつくなるぞ」
「瀧山様、む、むごう御座います」
「むごいとな、ふふ……これも大奥の掟よ。何も分からぬ娘を大奥の女に仕込むには度重なる折檻にしくはない。今日はその初めぞ」
瀧山は張り形を拾い上げると、
「それ、しっかりしゃぶるのじゃぞ」
先ほどで懲りているので、ちづは必死に張り形にしゃぶりついた。血の味が口に広がったが、厭う余裕などちづにはなかった。
静かな部屋にぴちゃぴちゃと張り形に舌をからめる音が響く。
「犬が水を飲んでいるようじゃな」
「はて、お下品な」
小上臈たちは目引き袖引きちづを笑った。
瀧山は、
「下品な音をたてるでない。こうしてくれるわ」
と張り形をちづの喉の奥まで突き入れた。
「うぐぐぐ……ごほほ……」
ちづが苦しそうに咳込むと部屋中の女たちが声をあげて笑った。
先生! 神様がいっぱいです(;´Д`)ハァハァ
瀧山は手の跡が幾重にもついているちづの尻を眺めながら、
「唐紅とはこのことか、見事に紅葉が散ったようじゃ。ふふ、紅葉が散ったあ
とは、菊を散らしてやろうかのう」
ちづは、菊を散らすという言葉の意味を図りかねていた。
「ちづ、この張り形はそちの体のどこに納まるのかな」
「ま、まさか……お、おやめくださいまし、瀧山さま……」
「ほう、嫌か。別の折檻を所望するとな、ふふ、かまわぬぞ。もっときつい折
檻になることは分かっておろうな」
「そ、それは……」
「女の体は女が一番知っておる。女をいたぶる責め折檻ならこの大奥にいくら
も伝わっておるぞ。いろいろ味おうてみるか……」
「お許しください。他の折檻などとは決して申しませぬ。どうぞ、ちづの菊を
散らしてくださりませ……」
菊座に張り形をあてがわれただけで、ちづは恐怖のあまり総毛だってしまった。
「ふ、太い……無理でございます……このように太い物……入りませぬ」
瀧山はちづの訴えなど意に介せず、
「力を抜いた方が身の為じゃぞ」
そう言われても、ちづは尻をすぼめて張り形を拒もうとしてしまう。
「迎え入れる気がないなら、無理にこじ開けるまでよ、ふふふ」
張り形の雁首はぐいぐいとちづの菊座を押し広げて行く。ちづは焼き鏝を当て
られたような熱さを尻の中心部に感じた。つづいて鈍痛が体の心まで伝わって
くる。
「い、痛い……あぁぁ熱い……」
張り形は容赦なく菊座を蹂躙し腹中深く侵入した来た。ちづは眼を見開き、口
を半開きにしたままはあはあと荒い息をしていた。