【英雄】紋章水滸伝17【革命】

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1 ◆mxMGYsOA5o
『強欲なる暴君現われし時、真の王冠の元に108の英雄が現れる』
ここは剣と魔法の世界。
皇帝の命令により、帝国が強大な軍事力で支配を広げる最中、王冠のルーンを携えし一人の英雄が立ち上がる。
その手に振り上げたるは革命軍の旗。
伝承に謡われたように、108のルーンは運命に導かれて旗の下に集結する。

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このスレッドは「革命軍の日常」「英雄たちの物語」をテーマとしたなりきりスレッドです。
推奨事項は雑談・恋愛・エロール。
物語を繋げていくという観点から設定リセットは非推奨としています。
基本はsage進行でお願いいたします。
前スレ【英雄】紋章水滸伝16【革命】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1236780628/
避難所【打倒】紋章水滸伝避難所20【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1242314251/
2サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/01(木) 01:13:43 ID:cfL1GLZ7
◆禁止事項◆
※誹謗中傷・荒らし行為 → 華麗にスルーしてください。注意や煽りは逆効果です。
※最強ロール・決定ロール(ただし決定ロールからの逃走に使用するのは可)
※スカ・ウホ・グロなど特殊ロール(ソフトなものは禁止しませんが、相手の嗜好と場の雰囲気にご注意ください)
※世界観・舞台設定を壊す行為
※キャラハンの殺害(自決含む)、軍が崩壊しかねない事態を引き起こすこと。
※越境行為・キャラハンの掛け持ち・同キャラハンによる連日待機・男性キャラハンの待機
◆注意事項◆
※相手を気遣い、尊重しましょう
※陵辱行為:設定などリセット非推奨なので、打ち合わせの上でお願い致します。
※戦闘行為:最強ロールやキャラの殺害において細心の注意を払ってください。
※雑談中の乱入:エロール中の乱入に関しては原則禁止ですが、雑談の場合は乱入を禁止しておりません。
           雑談される方は、乱入可能であればキャパとなる人数をご提示ください。
           また乱入しやすいように場所などの設定をお書きいただければ助かります。
※恋愛関係:ここはシチュスレでも単なる出会いの場でもありません。
        特定のお相手の方以外の方と「雑談すらもしない」という事はおやめください。
※設定リセット:設定リセットは非推奨ですが、必要ならば行っていただいても構いません。
         ただし濫用はお控えください。
※フェードアウト: 一月以上、連絡無くスレに顔を出されなかった場合、フェードアウトとして扱います。


◎転んでも泣かない、苛々したら深呼吸
3ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/01(木) 01:22:30 ID:lfiH3fch
◆シチュエーションについて◆
基本的な舞台として、革命軍本拠地となる「湖に浮かぶ城」を用意しています。
それ以外でも何かアイテムを探している、帝国軍の様子を見に行っているなど城外を演じてもらって構いません。

◆キャラハンとして参加しよう◆
革命軍リーダーのルーンである『王冠』を除く、107のルーン所持者となり、トリップを付けて活動してください。
必ずルーンの説明(>4)を一読するようにお願いいたします。
また、最初のロールから革命軍である必要は無く、
他のキャラハンとのロールを行った上で革命軍に加入しても構いません。
戦闘が得意というキャラクターで無くても構いません。(例:鍛冶屋・料理人・聖職者など)

ただし、善良なキャラクターである必要もありませんが、根は悪人であっても、
革命軍の勝利を望んでいるという大前提で行動することを忘れないでください。

◆キャラハン用テンプレート◆

【名前】
【ルーン】所有ルーン。他の人と被らないように一つだけ選んでください。
        また()で囲んでルーンが宿っている位置も記入してください。
【年齢】
【性別】
【職業】戦士・相談役・軍師・鍛冶屋・料理人などの職業
【種族】エルフ・ドワーフ・獣人・竜人などの種族
【容姿】
【装備】持ち物、服装
【戦闘】主な戦い方を簡単に
【NG】NG事項、甘々、戦闘、陵辱など
【備考】その他備考。簡単な設定やお願いなど
【提示できるシチュ】雑談、エロールなどで自分がやりやすいシチュなどがあれば記入

※新規参入希望者の方は避難所にプロフィールを投下、推敲を推奨。
 本人と分かるようトリップ付けをお願いします。

◆名無しさんとして参加しよう◆
一般人、革命軍一般兵士、魔物や帝国軍など、108のルーン所持者以外を演じてください。
また、舞台設定上、一部純愛系のキャラクターとはエロールが行いにくくなっているかと思います。
我慢する、キャラハンとしてご参加いただくなど、広い心でご容赦いただきますようお願いいたします。

◆名無しさん用テンプレート◆

※トリップ付け推奨
【名前】
【性別】
【年齢】
【職業】
【種族】
【容姿】
【状況】敵・味方・その他あれば記入
【希望シチュ】酒場で雑談、エロール、訓練、一緒に入浴、戦闘→陵辱など 
・お相手キャラハンのNG欄と提示欄にご注意下さい。
・細かい打ち合わせは【】などの会話でお願いします。

※名無しさん用テンプレートは必須ではありません。使用、不使用、一部のみ使用、ご自由にどうぞ。
 あくまでキャラ立てやロール打ち合わせの一助とする為のツールとお考えください。
4ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/01(木) 01:24:50 ID:lfiH3fch
◆ルーンについて◆

ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!

◎適当にイメージで選んでもらって構いません。

◆108のルーン一覧◆

×王冠    ×愛        雨        意志     海        鱗
  運命      永遠      円      ×鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望    ×恐怖      教養      金貨     首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣      ×賢者     恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石   策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長    ×誓約      水晶     生命    ×鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力        月        翼
  剣        罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車    ×鋼        蜂蜜      罰        花        庇護
  瞳        秘密      舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化      萌芽      奉仕      豊穣      星      ×母性
  炎        微笑      未完    ×無垢      森       門
  病      ×夢        夜        勇気      理性    ×竜
--------------------------------------------------------------
※現在使用中の物を×表示してあります。
5ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/01(木) 01:25:32 ID:lfiH3fch
◆ルーン所持者(キャラハン)一覧◆

----------------------------------------------------------
男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
女 ビオティーテ ◆eqfBIotITE (夢)
女 ユーリ ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
男 Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
女 ハー ◆HeRMion.D2 (鏡)
女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
女 ティスラ ◆5VTzaZek0A (肉欲)
男 ジャグレス ◆uZVnHLsOk (恐怖)
女 ボルカ ◆dflfIJckpA (竜) 
女 サーシャ ◆mxMGYsOA5o (誓約)
女 シフォン ◆pKEHcFJ9uY (母性)
女 ザリア ◆ZnzGoSJicU (鮮血)
女 アルト ◆L7YV60BvjA (知恵)
男 ザイオーン ◆XionKmgvgU (愛)
女 ジェーン ◆JNNn9dw3f6 (氷)
女 ノネット ◆zoQYyHd66s (賢者)
男 グレン ◆SAIxHzXhcY (鋼)
----------------------------------------------------------
6ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/01(木) 01:25:53 ID:lfiH3fch
◆FAQ◆

Q 幻想水滸伝に似ていますが、世界観はオリエンタル風味?
A オーソドックスな中世ヨーロッパ風ファンタジーをイメージしてください。
  ただし、オリエンタルな国もありますので忍者などのキャラクターもおkです。

Q 男キャラハンも参加可能ですか?
A 可能です。雑談・恋愛等の日常を主軸に置いているスレである為、積極的にご参加下さい。
  ただし男性の方の待機は板の本来の性質上、ご遠慮ください。

Q 後に革命軍に合流予定の帝国軍キャラクターをやりたいのですが
A テンプレの通り、最初のロールから革命軍である必要はありません。
  ただし、長期間敵のままでいる場合、シチュエーションや絡める方が限られます。

Q 大規模戦闘(戦争)は行ってもいいですか?
A 本格的に大人数でやるならばイベントなどで考えると思います。
  「戦争の最中、一対一で対峙する状況となった」「描写として兵士・戦争風景を描写する」
  などと言ったシチュエーションで戦闘して下さるのは構いません。

Q 置きレス会話は可能でしょうか?
A 男待機ができない分、会話できる機会を増やすためOKとします。
  ですが、置きレス会話に関しては避難所でお願いいたします。

Q キャラハン殺害禁止とありますが戦闘の結果や自決などでは?
A 戦闘メインのスレでない為、本格的な殺し合いはやめていただきたいと思います。
  自決に関しても知り合いのキャラクターが悲壮ロールを強いられる事になるので不可でご了承ください。

Q 雑談に参加する時は名無しもファンタジーの世界観を意識したほうがいい?
A 雰囲気を壊さないように、できましたら革命軍の仲間などを演じていただければと思います。
  避難所での一言などもあるでしょうし、強制ではありません。
7ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/01(木) 01:26:15 ID:lfiH3fch
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ

◆参考資料◆

【ルールテンプレ全文(軽量化前)】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1242314251/1-11

【革命軍のリーダーシリウス(王冠)のプロフィール※資料プロフ】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1242314251/10

【キャラククターメイキング参考資料】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1242314251/12
8なまえを挿れて。:2009/10/01(木) 18:39:09 ID:6COhPdPn
megaporn盗撮ライブラリ
9サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/01(木) 19:41:21 ID:cfL1GLZ7
【テンプレのデータを更新しましたので改訂版を投下致します】
【見落としがあるかもしれませんがご容赦下さい】

◆ルーン所持者(キャラハン)一覧◆

女 ルミエール ◆c2HQf07GeM(狩人)
女 ビオティーテ ◆eqfBIotITE (夢)
女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
女 ティスラ ◆5VTzaZek0A (肉欲)
男 ジャグレス ◆uZVnHLsOk (恐怖)
女 サーシャ ◆mxMGYsOA5o (誓約)
女 ザリア ◆ZnzGoSJicU (鮮血)
女 ノネット ◆zoQYyHd66s (賢者)
----------------------------------------------------------
【FO期限が過ぎております。このレスに気づかれましたら、各自、生存報告をお願い致します】
【末尾の日付は最終レスの日時です】
女 ボルカ ◆dflfIJckpA (竜)  08/08
男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)      08/11
ター ◆jOcXbhflAA  (運命) 08/17
女 アルト ◆L7YV60BvjA (知恵) 08/21
----------------------------------------------------------
【残念ながらFOとさせて頂き、チェックを解除させて頂きます】
【復帰される際にはルーンを他の方が使用なさっている場合もございますので、ご注意下さい】
Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ(奉仕)
エステラ ◆y/gs.PD6Gc (首輪)
女 ユーリ ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
女 シフォン ◆pKEHcFJ9uY (母性)
女 ハー ◆HeRMion.D2 (鏡)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)


【独断ではありますが、最終レスが7月以前の方をFOとし、8月の方をFO警報とさせて頂きました】
10サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/01(木) 19:56:11 ID:cfL1GLZ7
◆ルーンについて◆
ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!
◎適当にイメージで選んでもらって構いません。

◆108のルーン一覧◆(1/2)
×王冠    ×愛        雨        意志     海        鱗
運命      永遠      円      鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    騎士
  気品      希望    ×恐怖      教養      金貨     首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣      ×賢者     恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石   策士
死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長    ×誓約      水晶     生命    ×鮮血

【現在使用中のものを×でチェックしてあります】
【また、当方携帯使用のため1レス辺りの容量が不足してしまいましたので、勝手ながらルーン使用状況を2つに分割させていただくことをあらかじめお詫び致します】
11サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/01(木) 20:06:59 ID:cfL1GLZ7
◆108のルーン一覧◆(2/2)
×草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力        月        翼
  剣        罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車    鋼        蜂蜜      罰        花        庇護
  瞳        秘密      舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化      萌芽      奉仕      豊穣      星      母性
  炎        微笑      未完    ×無垢      森       門
  病      ×夢        夜        勇気      理性    ×竜
--------------------------------------------------------------
※現在使用中の物を×表示してあります。
【また、前レスで修正を忘れていた所がありました】
【愛と氷にチェックをつけていましたが、正しくはどちらも空きとなっております】
【数々の不手際、重ね重ねお詫び致します】
12サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/01(木) 20:15:11 ID:cfL1GLZ7
【連絡と訂正】
>>ルファナ ◆6q99LufANA (夜) 様へ
ロールお疲れさまでした。
仮にこのまま正式に参加されるとしたら、その旨を本スレまたは避難所に一言お願い致します。

【何回目か分からないレベルのお詫び】
前レスのチェックで無垢のルーンを使用中、としましたが正しくは『空き』です。
何度も何度も申し訳ございませんでした。


【多分これで大丈夫…なはず。何て言うか、色々ごめんよ】
13ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/02(金) 04:08:37 ID:GjJ3i+eB
【サーシャさんへ援護します】
>>5訂正
◆ルーン所持者(キャラハン)一覧◆
----------------------------------------------------------
男 シリウス    ◆108/3728gM   (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 ルミエール  ◆c2HQf07GeM   (狩人)
女 ビオティーテ ◆eqfBIotITE    (夢)
女 ミゼリア    ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
女 ティスラ    ◆5VTzaZek0A   (肉欲)
男 ジャグレス  ◆uZVnHLsOk   (恐怖)
女 サーシャ    ◆mxMGYsOA5o  (誓約)
女 ザリア     ◆ZnzGoSJicU   (鮮血)
女 ノネット     ◆zoQYyHd66s   (賢者)
女 ティラン     ◆ahE6FiC86E   (草原)
----------------------------------------------------------
【FO期限が過ぎております。このレスに気づかれましたら、各自、生存報告をお願い致します】
【末尾の日付は最終レスの日時です】
女 ボルカ  ◆dflfIJckpA   (竜)  08/08
男 リベラ   ◆w3qQdtQzJw (船)  08/11
男 ター    ◆jOcXbhflAA  (運命) 08/17
女 アルト  ◆L7YV60BvjA (知恵) 08/21
----------------------------------------------------------
【残念ながらFOとさせて頂き、チェックを解除させて頂きます】
【復帰される際にはルーンを他の方が使用なさっている場合もございますので、ご注意下さい】
男 Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
女 エステラ ◆y/gs.PD6Gc  (首輪)
女 ユーリ  ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
女 シフォン ◆pKEHcFJ9uY (母性)
女 ハー   ◆HeRMion.D2  (鏡)
女 ルディ  ◆RUDYvoofGo (無垢)
14ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/02(金) 04:17:14 ID:GjJ3i+eB
>>4訂正
◆ルーンについて◆

ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!

◎適当にイメージで選んでもらって構いません。

◆108のルーン一覧◆

×王冠      愛        雨        意志     海        鱗
×運命      永遠      円        鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人      騎士
  気品      希望    ×恐怖      教養      金貨     首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣      ×賢者     恋人
  荒野      幸福      氷        篭手      金剛石   策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長    ×誓約      水晶     生命    ×鮮血
×草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力        月        翼
  剣        罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜      罰        花        庇護
  瞳        秘密      舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化      萌芽      奉仕      豊穣      星        母性
  炎        微笑      未完      無垢      森       門
  病      ×夢        夜        勇気      理性    ×竜
--------------------------------------------------------------
※現在使用中の物を×表示してあります。
15名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 13:02:52 ID:FhoQyRB9
ルミもサーシャも乙。
避難所のアレはただの難癖だから気にしないでもよかったと思うけどね。
16ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/02(金) 23:32:35 ID:GjJ3i+eB
前スレ681

うん、今一緒に戦ってる味方は仲間で本当に良かったわ。
出来ればこの先もずっと仲間であり続けたいわね。
(情勢次第で離れる事もあれば増えることもある)
(しかし、一度苦楽を共にした仲間との別れは味わいたくない)
(理想としては正直甘すぎるかもしれないが、それでもそうあって欲しい)
(そう強く願っている思いが穏やかな笑みとなって表情に表れた)

ああ、そんな気にしなくても良いのに……
でもまあ、折角だからちゃっちゃと終わらせちゃいましょ。
(矢筒二つ分の矢はかなり多く、サーシャも良く動いたので結構広い範囲に散らばっている)
(回収する手と足を早め、片づけを急いだ)

……良し、終わりっと。
思ったより手間かかったわね。手伝ってくれてありがと♪
(回収した矢を矢筒に収めて礼を述べ、拾い残しが無いかもう一度確認する)

それじゃ、その無垢な湯とやらを堪能しに行きましょうか。
ふふ、私達ももう一度無垢な頃に戻ってみたいわね?
(などと意味深な笑みを浮かべてボソッと呟きながら浴場へ向けて歩き出す)
いやいや、情けないというよりは……可愛かった?
(道中、サーシャのあげた悲鳴を真顔で冗談ぽくからかいながら)

17サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/02(金) 23:53:37 ID:QvkW9m3K
>>16
これからもずっと仲間、ねぇ。
このご時世を考えちまうと何て言うか、人によっては甘い考えって言われちまうよなぁ。
…でも、あたしはそういう考え方は嫌いじゃないかな。っつーか、大好きだし。
(肩をすくめて少々現実的な事を言ったものの、ルミエールの穏やかな表情につられるかのように自分も同じ考えだと告げた)

手伝ってもらったお礼、ってやつ?
ほら、あたしってこう見えて結構義理堅い女だし。
(散らばった矢を手早く集めてルミエールに渡していく)

…よっと、これでラストかな?
なぁに、おやすいご用ってね。


……無垢な頃…あたしの場合何時だ…?
そもそも何をもって無垢って言えば良いんだろ…
…初体験前?いや、夜這いをかけてる時点で無垢じゃないし…
(浴場への道すがら、ルミエールの呟きに反応すると記憶を辿ろうとしたが)
(あれやこれや考えているうちに思っていることが口に出てしまっていた)

か………!?
ば、バカ言うなって!可愛いのはうちのオモチにテンプラたちだけで十分だよ!?
(真顔の冗談に気恥ずかしくなったのか、頬を染めて急にわたわたし始めた)

【お待たせですー】
【今更ですけど、テンプレ修正版の後詰めありがとうございましたorz】
18ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/03(土) 00:10:02 ID:3ftmzZaA
うーん、そう言われてみると私も良く分かんないなぁ……
(ふと、無垢とはなんぞやと少し考えてしまうといくつもの疑問符が頭上を飛び交う)
私も何にも知らなかった事は無かったっていうか、いきなりぶっつけ本番みたいなものだったし……
ベッドの上で恥らいながらって事も無かったし……
(腕を組みながら真剣な顔つきであれこれ模索し始める)
(内容だけ抜き出すと真面目な顔でしかも人の往来の少なくない所で話すような事でもない気がしないでもない)

いやいや、サーシャさんのルームメイトは勿論可愛いけど、サーシャさん自身も相当なものよ?
現にほら、そうやって赤くなってわたわたしてるのも可愛いし♪
(駄目押しするようにニコッと笑いつつ、口元には意地悪な笑みを浮かべていた)
(実際、今のサーシャを可愛いと思う男は決して少なくは無いだろう)
(途中、通り道にあった部屋へ不要な荷物を置き、更に軽くなった足取りでこんな会話を続けながら一直線に浴場へ向かう)


【いえいえ、こちらこそ改訂版の投下感謝です】
【ちなみにこの後の展開であんなことしたいされたいやってみたいっていうのはありますか?】
19サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/03(土) 00:24:01 ID:dBqdFZpW
>>18
つまるところ、無垢ってのはよく分からない、ってことじゃね?
…くれぐれも考えても分かんないからぶん投げた訳じゃないからな?
(これ以上考えると頭がオーバーヒートしかねないと思ったのか、手早くこの哲学的な話を終わらせようとした)

な…なななな………!?
う、嘘だね!あたしが可愛いなんて空に魚が泳ぐくらい真逆だね!
だって、ここに来るまでそんなの1回だって言われた事がないんだぜ?
そんなあたしが可愛いだなんて、う、嘘…だね…
それならあたしよりルミエールの方が可愛いに決まってるっての…
(何故か頑なに可愛いことを否定し続けていたが、言葉から単に言われ慣れていないが故に照れてしまっているだけであることが伺える)
(その証拠に途中で部屋に立ち寄り持ってきたお風呂セットを抱き締めるようにして抱え、口元を隠すようにしていた)

【個人的にはキャッキャウフフの洗いっことか良いかなー、なんて思ってたりします;】
20ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/03(土) 00:38:04 ID:3ftmzZaA
うん、そもそも頭使う作業は向いてないからね〜
(軽く笑い飛ばしながら、積もりに積もった思考を振り払うように手を振った)

いや、それはもしかしたら、可愛いんじゃなくて綺麗だって思われてたのかもよ?
可愛いと綺麗は確かに別物だしね。
(うんうんと自信たっぷりに頷いて)
それに、私は冗談は言うけど嘘なんて滅多に言わないわよ?
サーシャさんの前じゃなおさら。
(追い討ちをかけるように畳み掛けるが、彼女の様子から引き際も見え始め)
……お姉ちゃん可愛い♪
(そっと耳元に顔を寄せて絡みつくような声色で不意打ちをしかけ、そして素早くその場を離れて逃げるように浴場へ駆け込んだ)
(飛び込むように踏み入れた浴場は脱衣場を見る限り、予想通りまだ誰も使っていない様子だった)


【了解しました〜!】
21サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/03(土) 00:52:03 ID:dBqdFZpW
あはは、言えてる。
なんせあたしったらここで1、2を争うおバカだから…って、誰がだー!?
(とお決まりとも言えるノリツッコミをかまし)

き、綺麗だなんて、そんな…ないってば…
(自信満々のルミエールとは対照的に、こちらはすっかり姉御から女の子になってしまっていた)

………え?え?
(ルミエールの言葉、そして全くの予想外の不意打ちに一瞬ポカンとしてしまったが)

…ちょ!今のは反則だろ!?こら、待てって!
(女でも思わずドキッとしてしまうような口調だったと言うことは、男なら間違いなくコロッといってしまうことだろう)
(逃げるように駆け出したルミエールを慌てて追いかけ、自身も浴場に駆け込むと)

…はぁ、はぁ…お、予想通りの一番風呂?
じゃ、じゃあ…入ろっか?
(すっかりいつも通りに戻っているように見えたが、今の今あんなルミエールを見てしまったためか、妙にどぎまぎしていた)
22ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/03(土) 01:09:46 ID:3ftmzZaA
ほっほっほ〜、待てと言われてそう簡単に待つわけにはいかなくってよ〜
(そもそも目的地が同じで目前である以上は実質待っているのと同義ではあるが)
(聞こえるか聞こえないかくらいの声で高笑いのようなものをしつつ、一足先に脱衣場へついて早々に服を脱ぎ始めた)

はぁ〜、いやぁ〜、思ったより良い汗流してるわぁ〜
(かさばる装備をあらかじめ部屋へ置いてきたお陰で脱衣はとてもスムーズに進んで行く)
(本人のはやる気持ちも相まって、サーシャが少し遅れてやってきた頃には既に上半身は裸体を晒していた)
(そのタイミングを見計らったかのように彼女の方を向いて笑いかける)

うん、入ろう入ろう〜
誰かが来る前に目一杯堪能しましょ♪
(その後も手早く脱衣を進めてあっという間に裸身になると、またもや一足先に浴場へ足を踏み入れた)
(入った途端に身体へ纏わり付く蒸気の熱に気分が高揚していくのを感じながら、開放感を表す様に大きく伸びをする)


【お時間は大丈夫ですか?】
23サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/03(土) 01:12:12 ID:dBqdFZpW
【ちょっと危なくなってきたかもです】
【再び凍結をお願いしても大丈夫ですか?】
24ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/03(土) 01:15:05 ID:3ftmzZaA
【はい、大丈夫ですよ〜】
【次回は火曜日23時でOKですか?】
25サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/03(土) 01:17:56 ID:dBqdFZpW
【ありがとうございますーorz】
【ええ、その日時で問題ありませんよ】
26ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/03(土) 01:19:29 ID:3ftmzZaA
【了解しました】
【ではでは今夜もお疲れさまでした〜ノッシ】
27サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/03(土) 01:21:32 ID:dBqdFZpW
【はーい、今日もありがとうございました】
【それではおやすみなさーいノシ】
28ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 21:36:43 ID:8tilvDmH
【サーシャさん&ルミエールさん、スレ立て及びデータの更新、お疲れ様でした!そして有難うございます】

【名前】通称:ナイトメア 本名:ビオティーテ(仇名の知名度が高く、本名を知る者は少ない)
【ルーン】夢(背面、腰の上から肩下までの一面に広がっている)
【能力】視認した相手の距離感や方向感覚、認識能力を狂わせる幻惑系。1回の能力の影響は一分弱程。
    対象を視野に入れる必要のある特性上、視覚外からの不意打ちや遠距離攻撃に対しては無効力。
【年齢】19
【性別】女
【職業】フリーランスの傭兵(現在は革命軍と契約)
【種族】人間
【容姿】163cm B86W55H80 漆黒の長髪と瞳 色の白い象牙色の肌
    大人しげな楚々とした容貌。線が細く、華奢な体型だが胸は結構大きい。
【装備】細身の長剣 黒いロングドレス(喪服) 左薬指に指輪 短剣6本(銀製が1本)
【戦闘】女の身の非力さを、身のこなしで補い、技巧で敵を翻弄するテクニカルファイター。
    紋章による特殊能力を用いて単身で多数の敵を撹乱する対集団戦闘で最も真価を発揮する。
【性格】戦場では冷徹な面が際立つが本質は温和で内気。
    過酷な過去から他者への警戒心が強いが、一度心を開いた相手には深い情を傾ける。
【NG】猟奇・スカ・恋愛関係におけるカップル化。
【備考】死を連想させる喪服姿の不吉さと敵手を徹底的に翻弄する戦闘スタイルで、対峙した者を
    悪夢の中にいる様な錯覚に陥らせる事から、ナイトメア(悪夢)の仇名で知れ渡る傭兵。
    生存が絶望的な状況で行方を絶った最愛の男を探し続けて各地の戦場を転々と彷徨った後
    ルーンに導かれる様にして、革命軍に流れ着いた。
    紋章の力の負の影響も強く受けていて、時折、夢遊病状態に陥って夢現で恋人を探し彷徨い歩き、
    その時に出会った相手の態度次第では恋人と誤認し身体の関係を持ってしまう事がある。
【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロール※攻めと夢遊病時以外の和姦は設定上、難しいと思われます。

【プロフ貼り付けがてら待機します】
29ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 21:48:22 ID:7FX12FC8
(柱の影から手だけを出して小さく振っている…)
【12時くらいまでの雑談でよろしければ、お願いします。プロフィール、投下します】

【名前】ティスラ・デュール
【ルーン】肉欲(首筋)
【年齢】18
【性別】女性(両性)
【職業】雑用係
【種族】人間
【容姿】身長153センチ、体重不詳、97−56−84。背中まである黒髪をアップにし、
    やや切れ長の目は潤んだ黒。ほんのり朱に染まった頬に少々低めの鼻、ぽってりと厚ぼったい唇。
    無駄な肉のない引き締まった体だが、胸だけは異常なほど発達している。
【装備】戦闘用の装備はなし。普段は体のラインを隠すようなゆったりした服。身体が疼きだすと、
    脱ぎやすい(脱がされやすい)ワンピースに着替える。
【戦闘】非戦闘員のためNG。
【NG】拷問など体に傷が残る行為、戦闘行為。
【備考】城内の掃除、兵士たちの衣服の洗濯、町への買出しなど雑用全般を任されている下働き。
    難民として城下町に流れ着き、自身が戦闘に向いていないので打倒帝国の願いをこめて革命軍の下働きになる。
    首筋のルーンの力により、不定期に異常なほど性欲が高まる。その時は、股間からペニスが生える。
    子宮にもペニスにも、子供を作る能力はない。(ルーンにより、快楽最優先になっている)
    性格は内気で、目立たないように、人目を避けるように仕事をしている。性欲が高まっている時も、
    謝りながら相手の身体に溺れるような状態。
【提示できるシチュ】エロールと雑談。
30ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 21:51:08 ID:8tilvDmH
(一人、そぞろ歩く城の廊下、ふと見知った気配を感じて振り返れば、そこには予測通りの人物が。
 小さく微笑むと手を振り替えして)

【ティスラさん、今晩はーノシ、勿論、大歓迎ですよー。シチュ等は如何いたしましょう?】
31ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 21:56:30 ID:7FX12FC8
【城下町に市が立って、二人でウィンドーショッピングなんていかがでしょう?】
【あるいは、二人でのんびり釣りでもしながら雑談はいかがでしょう?】
32ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 22:08:15 ID:8tilvDmH
【ではではウィンドーショップの方でお願いします。
 あまり時間がない、という事ですので、打ち合わせに時間を取るのも何なので 
 前者で書き出させていただきますね】

(夏の輝く様な日差しはとうに去り、冬の気配が近付く肌寒い秋の高い空の下、
 生命の最も謳歌する季節が通り過ぎた後でも、湖の城に程近い城下町には未だ活気が満ち溢れている)
……うーん……?
(――多くの人が賑やかしく、或いは忙しなく行き交い、露店商が客を引く声やら、
 他愛無い噂を交し合う声やらが響く中、影の様にひっそりと佇む女が、
 何やら色とりどりな布地を扱う露天の前に立ちすくみ、腕を組んで首を捻っては
 真剣な表情で売り物らしい華やかな布地を見詰めていた)
……やっぱり、こういうの……よくわからないわ。
(小さな溜息と共に、聞く者のいない―露天商は他の客を接客中だった、
 或いは女があまり長い時間そうしているので声をかけるのを躊躇ったのかもしれない―呟きをこぼす)

【それでは宜しくお願いしますね。なるべく短めに、早くレス出来る様に努力する所存です!】
33ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 22:19:51 ID:7FX12FC8
【ウィンドーショッピング、承知しました。よろしくお願いします】

(月に一度の休日。普段は取り立ててやることがないため、自室でゆっくりしているか
結局仕事に就いているかだったが、今日は城下町に露店が並ぶということで、
決して多くはない給金を携えて町に出てきていた)

あ…っ。
(特に何か買うつもりではなかったが、カラフルな布地を売る露店の隅に手織りの
フリルを見つけた。その織りの精緻さもさることながら、スズランを模した模様が
「私を買って」と言っているようで足を止めてしまう。そのフリルにかけられている
値札に書かれている金額は持ち金に比較すれば決して安くないが、心をつかむ
なにかを放っているそれに引き寄せられ、すぐそばに黒衣をまとう知り合いが
そばに寄っていた事に気付かないほどに、心を奪われていた)
34ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 22:32:34 ID:8tilvDmH
(「お、お嬢さん、お目が高いね!それはまだ名の知られていない駆け出し職人の品でね。
  作り手が無名なぶん、そう高価な値はついちゃいないが、中々よい物だよ」
 丁度、前の客との会話を終えた露天商が、新たに現れた客を目ざとく見つけて声をかける。
 ティスラの手に取ったフリルが、どれだけ丁寧に作られた物か、そしてそれを作った職人が今後が
 期待される若手だとか、そんな話しを立て板に水とばかりに喋りかけてきて)
……あら?
(その店主の声につられて、ようやく布地の群れから目を離した女が、
 いつの間にか傍に来ていた知己に気付いた。
 ――こんなに傍に見知った気配があるのにも気付けない程に集中してしまっていたのか、
 一般的な意味で服飾に夢中になっている女性、とは違うのだが、こんな面で自分にも
 年頃の娘らしい一面があったのか、と小さな驚きと共に微苦笑する)
今日は、貴女もお買い物?
(幾度かの邂逅で、どうやら自分と同様に、そんなに人付き合いの得意なタイプには見えないティスラに
 助け舟を出すつもりもあって、そう声をかけた)
35ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 22:43:37 ID:7FX12FC8
(フリルを巻き止めているリールに目を奪われたれたままの私に、露店の店主が
話しかけてくる。とにかく良いもので値段も手ごろだと言ってくるが、そういった
服飾品の値段にうとい自分には高価なのか廉価なのか分からず、ただ曖昧な
相槌をうっている)

え…?
(店主の売り口上になんと返答していいか迷っている時、横から聞き覚えのある
声が耳朶を叩き)
あ…、ナイトメアさま…。ナイトメアさまも、この市に…? 私は、今日はお休みなので、
なんとなく…。はい、特に何か買いたいとか、そういうのじゃ…。
(そう言いつつも、フリルのロールは手放していない。店主も、長めに買ってくれるなら
安くしとくよと攻めの姿勢だ)
36ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 22:55:52 ID:8tilvDmH
ええ、そう。特にどうしてもって買い物があった訳じゃないのだけど。
何となく……新しい冬の服を仕立てる、良い布はないかな……って。
(どうやら知り合いらしい二人が会話を始めたのを見た店主の口勢は、最初のものよりは控え目になった。
 とはいうものの、それでも二人の会話の継ぎ目を縫う様に、安くしておく、だの、
 ここで逃したら次には買えないかもよ、だのと押し出しを崩さないのは、流石といった所か)

でも、駄目ね……。
無骨で粗野な身だもの、こういの、さっぱり分からなくて……。
どんなのが良いのか、とか聞かれても、「良い」って何がどう良いのか、
とかそんな所から、もう全然分からないの。
(流行がどうのだの、似合うかどうか等よりも、もうずっと基本的な
 「自分の好み」といったもののすら分からないのだから、
 商売上手の店主もお手上げで放置しておくしかなかったという訳だ)
……貴女はそれ、買うの?
(ティスラの手にしたフリルに目をやり、ティスラの顔とそれを交互に眺めて)
素敵ね。
この模様は鈴蘭かしら。野に咲く可憐な花……貴女に良く似合うと思うわ。
……こういうの、さっぱりだって言ったばかりの私がこんな事いうのも何だけど。
37ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 23:15:05 ID:7FX12FC8
そう、ですね…。それでしたら、こういったお店で布地を買って、裁縫屋さんで
仕立ててもらったら、普通に服を買うより安く…、
(その言葉に割り込むように、店主が冬用の厚手の布を勧めてくる。それに合わせ、
フリルももうすぐ売り切れるような事を言うと、こちらの心は動揺してしまい)

それは、私も同じです…。故郷が帝国軍のせいで灰になっちゃってから、生きるだけで
精一杯だったから…。このフリルだって…、
(手に抱えているフリルのロールを、そっとなでる。自分の顔と手元を交互に見るナイトメアの
視線に、なぜか頬を染め)
はい、スズランです…。故郷じゃ、夏近くなると町の近くの草原にいっぱい咲いてて、
告白の時にプレゼントすると両想いになれるって言い伝えが…。
(いとおしげにフリルを撫で、やがて決意したような顔をし、店主に向き直り)
あの…、このフリル、ヤード(約1メートル)じゃなくてフィート(約30センチ)で
売ってもらえますか…? あんまり、お金ないので…。

【途中で消えちゃったので、遅くなってしまいました。申し訳ありません…】
38ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/03(土) 23:29:47 ID:8tilvDmH
既製品を買うのも良いんでしょうけど、そっちもそっちもで……まるっきり分からなかったり……。
(むしろ型がどう、とか、デザインがどう、とか判断の材料が増える為、余計、困惑してしまうのだ。
 改めて「女としての嗜み」が欠如している自分が、まざまざと浮き彫りになる形になってしまい、
 肩を落として軽く落ち込む)
……一から仕立てて貰ったほうが、身体のサイズに合うのを探さなきゃならない手間が省けるし、ね……。
(自分の至らなさを誤魔化す様に付足した言葉にも、何処か覇気がなかったりした)

まぁ、こんな時代だものねぇ……。
でも……こんな殺伐とした時代にも関わらず、こんな風に綺麗なものを生み出す人がいて、
そうしてそれを綺麗だと感じる心を持った人がいて……。
(頬を染めているティスラを見て、頬をゆるめて)
……そういうの、見ていると、ああ、こんな世の中でも捨てたものじゃないなぁって思うのよ。

聞いた事、あるわ。確か「幸福が訪れる」とか……そんな寓意が花にあるんだったのよね。
白い花が階段みたいに咲くでしょう?
だから「天国への階段」なんて呼ばれる事もある様よ。
(そんな他愛のない会話をしている間にも、ティスラと店主の交渉は続いていて……。
 あまり短くても安くできないよ、と難色を示している店主と、ひたむきに相対しているティスラ、
 そして未だにティスラが握るフリルを見て)
ねぇ、それ……長く勝って貴女と私で分けたら駄目かしら?
そうすれば、短く買うより安いお値段で、必要な分だけ買えるでしょう?
(ふ、と思い立った提案をしてみる)

【いえいえ、御気になさらずー】
39ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/03(土) 23:46:51 ID:7FX12FC8
既製品が悪いってわけじゃないですけど、体に合わないと着てるだけで疲れることも
あるから、ちゃんと採寸して作ってもらった方がいいですよ。私のお給金だと、
服を買うのに半年以上お金ためないといけないけど、それでも、仕事にさしつかえる
服は着れませんから…。
(ナイトメアの口調がややトーンダウンした理由がわからず、少しだけ首をかしげ)

ええ…、横暴な帝国も、自分のできることで人々に喜んでもらいたいって頑張る人の
腕だけは折れないって、信じたいです…。
(少し視線をずらすと、ナイトメアの微笑が。それにつられるように微笑をかえす)

「天国の階段」ですか…。私の故郷では、小さな花が連なって咲いてるから「神様のベル」って
呼ばれてました。スズランの鳴る音を聞いた人は、神様に守られて一生幸せでいられるって…。
(そこで、店主の言葉が入ってくる。小切り販売では利益が少ないため、難色を示してくる。
しかし、手持ちの金では長くは買えない。少しだけ愁眉をひそめた時、ナイトメアから
提案があり)
え、と…、よろしいんですか…? ナイトメアさまが無理されたりは…?
(こっちはかまわないよ、と店主が割り込んでくる。同時に手元に置いてあった
フェルト製のワッペンを見せ、買ってくれるならこれをおまけにつけようと食い下がる)
40ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/04(日) 00:01:12 ID:8tilvDmH
ああ……貴女みたいに、普段使いの服で動き回る方は、尚更、よねぇ……。
私はほら、動く必要のある……「仕事」の時に着る服は、決まりきっているから、
街中や城で着る服には、そこまで気を遣わなくても良いのだけど。
(戦場仕様の衣服、といえば、今も身に着けている特注品の黒喪服であるが、
 普通のドレスにはない様な仕掛けがあちこちに施されている完全オーダーメイドだ。
 ――簡素な造りにみえるドレスであるが、実はティスラが知れば目を剥く様な高価なものだったりする。
 そう、普通の……そこそこ上等な既製品のドレスが20着は買える様な)

ええ、貴女とお話しをしながらそれを見ていたら……何だか欲しくなっちゃった。
それに、服を作る布地を買おうにも……何をどう選んで良いのかもさっぱりだったもの。
でも、それを買うなら、布地も合わせて選べばいいでしょう?
(判断の材料が多すぎて絞るのが出来ないのであるなら、選択の為の焦点を絞れば良いのだ。
 いってみれば、良いきっかけである、と微笑んで)

(商談成立、とみた店主が、ここぞとばかりに二人合わせてどれだけの量が必要か等と具体的な
 商談に移りはじめ「二人、お揃いだね」等と言いながら笑顔でフリルのリールを手繰り長さを測り始める)

【さて……お名残惜しいですが、もうお時間ですね……。
 次あたりで〆るなり、凍結なりー】
41ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/04(日) 00:17:59 ID:VSoM7e5b
まあ、それが仕事ですから。浴室の掃除などは、服を脱いで下穿きだけですることも
ありますけど…。
(頭の中で、下着姿になって地下浴場の壁にへばりつく自分を想像してしまい、
顔を真っ赤にしてしまう)
それはいけません。ナイトメアさまはおきれいな方なんですから、服も黒ばかりに
なさらず、もっと色々と、そう、こんな生地なんていかがですか?
(露店に出品してあった布地、オレンジ地に淡い黄色のチェック柄のそれをとり、
ナイトメアに差し出し)
こちらなんか、温かい雰囲気で、似合ってますよ、とっても。

これと、合わせて…、そうですね…。きっと、ステキな服が、できあがりますね…。
(浮ついたような生返事。というのも、自分はこのフリルをストッキング(靴下)か
ドロワース(パンティー)につけようと思っていたからなのだ。服の表地にフリルをつけると
どのような感じになるか、イメージしきれず乾いた笑みを浮かべるにとどまった)

(共同出資でフリルを購入し、仲良く折半する。その夜、ティスラの部屋から
楽しそうな鼻歌が聞こえたと同僚が証言した。そして次の日、ドジして転んだ時に
フリルつきのドロワースを雑用係長に見られ、「雑用係の身分で派手な下着を身につけるとは
なにごとか」と長々と説教を受けることとなったのだが、それでも当人は嬉しそうだった)

【それでは、こちらはこれで〆とさせていただきます。お相手していただいて
ありがとうございました】
【お先に失礼させていただきますね。お休みなさいませ…】
42ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/04(日) 01:23:46 ID:BULvdjul
服を着たまま浴場の掃除なんかしたら、濡れてしまうでしょうし……。
(真っ赤になっているティスラを見ているうちに
 何となく下着姿で風呂掃除をしている図を想像してしまい、こちらもちょっと顔を赤らめて)
でも、そんな格好でお掃除をしていて、誰かが入って来たら由々しき事態じゃない?
本当、貴女達のお仕事って……大変よねぇ……。
(改めてティスラ達、雑用係が務める日々の仕事の重篤さと苦労を思い、敬意を抱いた)

え、ええっと……そう?
(過ぎる程に控え目な、常のティスラらしぬ威勢に言葉につまってしまう)
……有難う。
(結局、押し出しに負けて差し出された布地を手に取ったのだった。
 それに話題の流れで、とはいえティスラがわざわざ
 「自分の為に」選んでくれた事には素直に感謝していたのだ)

(ティスラが何処か虚ろな笑みを浮かべるのを見て、ああ、もしかしたら服飾の選び方としては、
 間違った事をしてしまったのか、と、思えば改めてこうした方面への無知を晒した形の自分に
 何とも言えない羞恥と気まずさを覚える、が、布地を扱う露天商は、そのフリルに合わせた布地を
 選んでくれ、という女の依頼に何なく答えてくれた)
『……ええっと……もう、どうしようもない位に壊滅的、
 徹底的に可笑しな事だったら、流石に指摘してくれる……筈』
(内心、冷や冷やしながらも、結局、シェアするフリル、それに合わせて店主が勧めた
 ―もう、選ばせるよりも「これ」と一点を押し付けてしまった方が良さそうだと店主も見切った様だった―
 枯葉色とハシバミ色のモスリン生地をそれぞれ二枚、
 そしてティスラが勧めてくれた橙色の地に薄い黄色のチェックが入った柄の布地を
 それぞれ一着分ずつ購入して、二人並んで帰路についたのだった)

(――結局、女の動揺とティスラの戸惑いを他所に購入した布地とフリルは
 後日、仕立て屋にて無事に衣服となる。
 羊毛を平織りにしたモスリン地を二枚重ねて作られた新しい服は、
 その柔らかな感触で暖かく彼女を包み。
 袖と裾に控え目に覗くフリルは、それを購入した時の思い出と、分け合った人との絆と共に
 彼女の心を暖かく満たしてくれるだろう――……)

【此方もこんな感じで〆にしますねー。服の描写に迷って、とんでもなく時間がかかってしまいましたが; 
 お付き合い、どうも有難うございました!
 これからのロールのネタにも使っていきたい材料と合わせて感謝感謝です♪
 ではでは、またの機会がありましたら、是非ともよろしくお願い致します。お休みなさいませノシ】
43サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/06(火) 22:59:23 ID:GFiIndoe
【こんばんは。ロール解凍の為スレをお借りします】

>>ルミエール
【一足先にレスを書いてきますので、しばらくお待ちくださいorz】
44ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/06(火) 23:03:24 ID:0bCGgVh/
【スレお借りします】
【そしてこんばんわ〜、座してお待ちしておりまする】
45サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/06(火) 23:14:17 ID:GFiIndoe
>>22
あはは、それなら誘ったあたしも嬉しいよ。
うわ!?
…それにしても何て言うか、相変わらずの引き締まったスレンダー美人だよなぁ…
(先に浴場に到着していたルミエールは既に上半身裸になっており、思わずその体を見た感想を漏らしていた)
(感想の前に驚いてしまったのはさっきの一件で複雑な感情を抱いていた為でもある)

あ、うん、そだな。
誰も来ないうちに無垢なお湯をたっぷりと、な?
(ルミエールから遅れること数十秒、こちらも元々軽装備であるため脱衣は汗で張り付いて引っかかることを除けばスムーズで)
(実戦訓練のために機能性を重視した下着を脱げば、引き締まった体では珍しく脂肪の多い部位である胸がぽゆんと弾み)

…ふいぃ、今日もいい具合に沸いてるなぁ。これなら疲れも一気に取れそうだ♪
(浴室に入った時に体を包む蒸気だけで湯船の具合も分かるほど、ここのお風呂が気に入っていた)

はは、ルミエールはホントお風呂好きだよなぁ。
やっぱりリラックス出来るからとか、そういう理由かい?
(伸びをする彼女を見て和やかな表情で問い掛けた。もちろん彼女のルーンについて特に知識はない)

【お待たせしました、今日もよろしくお願いしますねー♪】
46ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/06(火) 23:35:20 ID:0bCGgVh/
んっ……ふぁあ〜!
(桶で掬ったお湯を頭から浴び、身体を震わせながら歓喜の声を上げる)
(まるでこの世のしがらみから一切合財解き放たれた爽快感を表現するように)

そういう理由というかそれに尽きるというか、そんな感じね!
私が初めて覚えた娯楽みたいなものだっていうのもあるけど……
そんなどうでも良い理屈は抜きに心底気持ち良いからね♪
(声をかけてきたサーシャへ振り返りながらもう一度湯を浴びる)
(至福を絵に描いたようなゆるゆるな笑顔を浮かべつつ)

うんうん、今日もとっても良いお湯よ。
サーシャさんも存分に堪能してね♪
(熱烈に囃し立てつつ、サーシャの身体を正面からジッと見る)
(引き締まった身体に、存在感のある胸)
(戦士としての能力と女としての魅力を高次元で兼ね備えたハイレベルな身体つき)
(女の目から見ても羨ましくなるような、そんな身体を笑顔で見やりつつ、心の中で軽い挫折感を味わってみたりもした)

ホント、胸だけはどうしようもないわよね……
(身を清めるために垢すりを手に取りながら、そっと自分の胸に手をあててボソッと呟いた)
(天は二物を与えないという言葉へ疑問を抱きながら)

【リロミスしました……orz】
【ではでは今夜も宜しくおねがいします〜】
【リミットは何時頃でしょうか?】
47サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/06(火) 23:52:23 ID:GFiIndoe
あはは、同感。
こういうのは理屈じゃなくて、実際に気持ちいいって事が重要だ、ってね♪
(ゆるゆるに緩みきった笑顔のルミエールを見ながら自分も頭からお湯を被る)
(濡れた髪は艶が増したものの、ボリュームを失ってぺたんと頭の形に密着して情けない姿になっていた)
(平常時、それもリラックスタイムだからこそである)

じゃあ、お言葉に甘えて…
…あれ、どした?もしかしてさっき矢が当たったとこに傷でもある?
(ルミエールがじっとこちらの事を見つめているのに気づいて彼女に聞いてみた)
(とは言っても彼女の心中を察することが出来るわけもなく、全く見当違いの事ではあったが)

……………?
あ、良いこと思いついた。ちょっとそれ貸して?
(ルミエールの呟き…というかボヤキなど露知らず、何かを思いついて彼女から垢すりを貰い)

お客さん、かゆい所はございませんか?
…なんちゃって。
(手早く石鹸を泡立てると満面の笑顔で冗談混じりに垢すりを持った手を差し伸べた)

【ドンマイです♪】
【リミットは1時半から2時くらい…ですかね】
48ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/07(水) 00:08:41 ID:aAv+68QX
まあ、さっきも言ったけど私は頭使うの苦手だからね〜
感覚とかそういうのが何よりも大事で信じられるって所かな。
幸いにも、それで今まで何とか乗り切ってこられたんだし。
(最高潮まで高まった高揚感も少し落ち着き、ゆったりとした口調で語る)
(こちらもサーシャ同様、髪がベタッと身体に張り付いている。長さがある故になかなか滑稽な姿だが本人はまったく気にしていない)

え? ううん、何でもないわよ?
ほら、傷でも付いてたら申し訳ないかなって思ってさ。
(手をひらひらと振ってやんわりと受け流そうとする)
(殺傷能力の無い矢が防具越しに当たったところで痣の一つも出来そうも無いのは明白だったが)

ん? え? お?
(不意に垢すりが手から離れ、目で追うと目前まで迫っていたサーシャの姿)
(チラッと目線を上げればたわわな果実越しに満面な彼女の笑顔)
(健康的な男だったら憤死ものだなと思いつつ、こちらも笑顔を返し)

ああ、そういう事ならお言葉に甘えちゃおうかなぁ……
全部♪
(その笑顔のまま。力強く一言だけ告げる)
(この場合の全部とは全てサーシャへ委ねると同義である)

【リミット了解です〜】
49サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/07(水) 00:24:36 ID:Qs+TIUKY
ほへぇ…つまりは磨き抜かれた勘が今までのルミエールを支えてきた、って訳かぁ。
何か凄い話だなぁ…。
さっきも言ったようにあたしも頭を使うのは苦手だけど、あたしの場合は悩む前にとりあえずぶつかってきたからなぁ…。
(ルミエールの言葉に素直に感心する一方で、自分はいつも力押しだったなぁと少々反省していた)

そうかぁ?
あたしも防具着けてたし、あのくらいじゃケガはしないと思うんだけどなぁ。
うん、やっぱりケガはないやね。でも心配してくれてありがとな?
(自分でも胸元を確かめてみたが、胸元には傷はおろかせいぜいルーンくらいしかなく)
(それでも素直に彼女にお礼を言っておいた)

はは、流石にガラじゃなかっ…へ?全部って…
(受け流されると思っていたのか苦笑いを浮かべて垢すりを返そうとしたが)
(思わぬ展開にこちらが一瞬フリーズしてしまった)

…お、おーけー。
謹んで洗わせてもらうよ、うん。
(何とか我に返ったものの物凄くぎこちないしゃべり方で垢すりをルミエールの背中に当て)

…痛かったら言ってくれよ?
(まずはゆっくりと背中を流し始めた)
(が、洗っているうちにちょっとした悪戯心が芽生えてきたようだ)
50ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/07(水) 00:40:51 ID:aAv+68QX
うん、何か知らないけど、昔から勘だけはやたらと良かったのよ。
(チラッと右手の甲を見て小さく肩をすくめ)
あ〜、でも流石に今日はちょっと疲れたなぁ。
良く考えたら、あんな短い時間であんな沢山撃つなんて機会そうそうあるもんじゃないわよね。
(それでも最後までペースを落とすこと無く続けられたのは日頃の鍛錬の賜物か)
(突っ張った腕をグルグルと回しながら笑った)

そんなお礼言われるような事でもないって〜。
ほら、女にとって大事な大事な所でしょ? 心配するのはむしろ常識♪
(口元に手を当てて背中越しにクスクスと笑う)

そうそう全部。
ふふ、宜しくお願いしまぁ〜す♪
(背中を向けたままペコリと頭を下げる)
(暫くして垢すりが背中へ当てられると)
あ〜、痛いなんてとんでもない……すっごく気持ち良い……
(他人に背中を洗って貰う事の心地良さに目を細めて間の抜けた声を上げた)
(半ば放心状態に陥ったこの状況では持ち前の勘の良さも鈍りに鈍って、サーシャがすぐ背後で何かよからぬ事を考えていようが全く気付くことは無かった)
(暢気に心地良さそうな声を上げながら無防備な姿を晒し続けている)
51サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/07(水) 01:02:09 ID:Qs+TIUKY
>>50
ふぅん?
じゃあ迷った時なんかも勘でスパッと解決出来ちゃったりした訳?
あ…流石にそういうカンとは別物かな?
(ツッコまれる前に自分でセルフツッコミを入れ)

たはは、お疲れさま♪
あたしもあれだけの矢を射かけられたのも初めてだよ。
あの時間であんなに撃つことなんて、それこそ決戦とかくらいじゃないか?
(お互いに超がつくほどのハイペースで動いたもんな、と付け足して)

ん、んー…何かそう言われると逆に気恥ずかしくなってくるなぁ。
でも、まぁいっか。
(結局ルミエールに最後まではぐらかされていた)

ふふ、そうかい?
そういや、誰かの背中を流すのなんてえらい久しぶりのような気がするよ。
(ルミエールの背中全体を泡が覆う頃、こちらはこちらで自分の体に石鹸を塗っており)

んっふっふ…今度はもう少しキメの細かい垢すりで洗ってあげるよ。
………うりゃ、どうだっ♪
(暢気に無防備な姿を見せ続けているルミエールに背後から抱きつくと)
(自分の胸を使って彼女の背中をこすり始めていた)
(ようは悪ノリであり、彼女が背中の違和感に気付いた時の反応が楽しみでもあり、心配でもあった)
52ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/07(水) 01:21:54 ID:aAv+68QX
そうねぇ……。
まあ、悩む事自体あんまり無かったっていうのは置いといて。
あとはもう単純に運が良かったってところ?
運も実力の内とは言うけどもね。
(偶然が良い方向へ向かった結果がたまたま何度も訪れただけかもしれない)
(それを引き寄せたのは運なのか、それとも運命とやらなのか)
(苦笑してこれ以上言及するのは避けた)

決戦、そうね。攻城戦ともなればあれくらいは撃つかしらね。
サーシャさんほど動き回る的ってのもそういう時にはあんまりいないだろうから、もう少し楽かもしれないけど。
(肩をグルグル回し、首をコキコキと鳴らし、腕を揉みながら頷いた)

へぇ〜、ちなみに最後に流したのはいつ? 何処で? 誰と? どんな時に?
(チラッと背後を振り返って何かを期待するような眼差しでニヤニヤしながら尋ねる)

ん? キメの細かい?
(はて、そんなのあったかなと首を傾げた頃には背中へ柔らかいものが当てられていて)
っ!? ちょ、ちょっとサーシャさん……?
(ビクッと背筋を強張らせ、小さく声を震わせながら恐る恐る問いかけた)
(肌へ吸い付くような滑らかな感触、ほんのりとした暖かさ、そして何物にも形容しがたい柔らかさ)
(自分でも良く知ったその感触、だが、口にするのが躊躇われるその感触)
(振り返れば答えは明白だが、それをしてはいけないような重圧)
(しかし、時折ゾクッとするような心地良さは本物で、ただただサーシャにされるがままに身を任せていた)


【お時間大丈夫ですか?】
53サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/07(水) 01:25:24 ID:Qs+TIUKY
【先にお返事だけさせて頂きます】

【次のレスを返すまでは大丈夫そうですので、もう暫くお待ちくださいorz】
54サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/07(水) 01:45:44 ID:Qs+TIUKY
なるほどねぇ…。
何だか納得出来た気がする、かな。
(苦笑いを浮かべたルミエールの様子から、あまり突っ込んだ質問は自粛した)

そりゃそうだろうなぁ。
あたしは攻城戦はズブの素人だから詳しくは分からないけど、やっぱりそこらの山賊とは規模が段違いだろうしな。
ふっふっふ…いないとは言い切れないぞー?
もしかしたらあたし以上の奴がいるかもしれないぞー?
(真面目な事を言った次の瞬間には再び冗談をカマしていた)
(それでもルミエールを労うかのように肩をマッサージしてあげたりと、行動自体はかなり甲斐甲斐しいものだった)

えーと…最後に背中を流したのは…まだここに来る前かな。
そうなると…あぁ、旅に出る前夜に師匠に今までのお礼を込めて、かな。
期待に添えなくてすまないけど、ね?
(記憶を辿りつつ、行き着いた答えは恋愛ではなく師弟愛の話になって)

んー…?何かなぁー?
(いかにも恐る恐る、といった様子で聞いてきたルミエールにワザと白々しく聞き返し)

ルミエールは…こういうの嫌だった?
嫌なら…普通に洗うけど…?
(彼女に体を密着させたまま、耳元で目一杯の絡みつくような声で囁いて)
(彼女の背中に押し付けられた胸は柔らかさを主張するかのように歪に形を変えていた)

【という訳でお待たせ致しましたー】
【なんだか悪ノリというかオイタが過ぎてるような気もしますがorz】
55ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/07(水) 02:11:31 ID:aAv+68QX
うん、世の中上には上がいるっていうし、油断だけはしちゃいけないよね。
ああ……そこ凄く良い……。
(肩を揉まれて凝りもほぐれ、ますます身体は心地良さに包まれていくのであった)
(そして両腕を左右に広げて大きく伸びをし、深呼吸を一つ)

う〜ん、正直言うと期待通りの話では無かった……けど
(少し残念そうに唸りつつ、ふと顔を上げて)
師匠、ね。
どんな人だったの?
(良く良く考えれば、そこまで尽くせるような人物はそれはそれで興味がある)
(そんな好奇心から何気なく尋ねてみる)

ああ、い、いや、嫌いじゃない、けど……
(確かに心情的には穏やかではないが、心地良さといった面からみればかなり上等なものであることも確かなわけで)
(断る要素が特に無い、というのがまた困った事であり、結局断ることは出来なかった)
っ……
(まるでさっき自分がやった事をやりかされているような甘い囁き声)
(自分より幾分か年の重ねたサーシャのそれは艶っぽさや色香といった面では上回っている)
(否応無しに意識せざるを得ない背中の感触と心を揺さぶる声色に背筋を震わせながら、サーシャに主導権を握られて今はただジッとしているしかなかった)


【遅れましてすみません……】
【少し時間過ぎてしまいましたがどうしましょうか?】
【流れについては大丈夫ですよ〜】
56サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/07(水) 06:07:19 ID:Qs+TIUKY
【気が付いたらこの時間…】
【寝落ちしてしまい、大変申し訳ありませんでした】
【こちらは今週なら金曜日が空いていますので、詳しくは避難所で相談できると幸いです】
【重ね重ね寝落ちしてしまったことをお詫びします。すみませんでした】
57ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/07(水) 06:12:06 ID:aAv+68QX
【いえいえ、こちらこそレス遅れで大変ご迷惑おかけしました……】
【御相談の件承りました〜】
58ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 21:17:34 ID:2+5Ubm8/
【待機します。プロフは>>28です】
59名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 21:33:02 ID:o4lIFjMM
【こんばんは!お相手をお願いできますか?】
【エロールのできるシチュ希望です!】
60ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 21:37:32 ID:2+5Ubm8/
【今晩はーノシ はい、大丈夫ですよー。
 ただ、エロールの出来るシチュ、となるとキャラ的に……
 1・夢遊病状態での和姦。
 2・正気状態での無理矢理系。
 と、いう感じで限定されてしまうのですが、それでも宜しければ】
61名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 21:45:06 ID:o4lIFjMM
【では、2の方向性で、こちらは以前「ナイトメア」と戦場を共にしたことのある、格下の荒くれ者の傭兵。
 ナイトメアが想い人を探していることを知っており、その男についての情報があると近づいて、
 情報が知りたければ一晩慰み者になるように要求するというのはどうでしょうか?
 もちろん情報というのは口からのデマカセなので、ビオティーテさんの設定に影響を与えるものではありません。
 こんな流れでいかがでしょうか?】
62ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 21:53:28 ID:2+5Ubm8/
【大体の流れとそちらのキャラについては了解です。
 ただ、単に「知っている」と仄めかされるだけでは、身体を任せるまでには至らなそうなので、
 その「情報」に何がしかの「信憑性」を付加してくださると、話しがスムーズにいくと思われます。
 例えば、ですが……そちらが、恋人が行方不明になった件に関係ある人物と接触したことがある、とか
 有力な情報屋が何らかのトラブルで死ぬ前に最後に会ったのがあなただった……とか、ですね。
 あげたものはあくまで一例ですが】
63ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/07(水) 22:03:50 ID:o4lIFjMM
【下手に信憑性と言ってこちらで設定してしまうと、ビオさんの設定にまで影響してしまうような・・・。
 それでは「恋人の情報がある」と言って近づき、不意に幻覚剤のようなものを嗅がせ、
 ビオさんを夢遊病状態にさせてエロールという方が自然にできるかもしれません。
 夢遊病の症状について、以前共に仕事をしたことがあるので偶然知っていたということで・・・】

【名前】 ギード
【性別】 男
【年齢】 36歳
【職業】 傭兵
【種族】 人間
【容姿】 お凸が出たスキンヘッドで目は細目で目つきが悪い。
     歯並びは悪く、戦闘により何本が失っている。
     肌は浅黒く、中背の小太り。
【状況】自分の欲望に忠実な、どこにでもいるような荒くれ傭兵。
     金と酒と女を得るために傭兵をやっている。
     自分は少し頭が良いと思っているが、大してそうでもない。
     以前ビオティーテと傭兵として共に戦ったとき、彼女に一目惚れしている。
そのときは正面から告白したが、当然フラれている。

【ちょっとして設定を考えてみました】
64ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 22:10:40 ID:2+5Ubm8/
【いえいえ、信憑性といっても、確定された事実的なものでなければ、こちらでいくらでも調整可能なので。
 でも色々とお気遣いくださって、有難うございます。
 そちらのプロフについても了解しました!】

【では……、恋人の情報を知っている、と言って近付いてくる開始は決定として、後の展開では、
 1・最初の提示案の通り、交渉による半無理矢理系(正気モード)
 情報の信憑性については、こちらで描写しても……。
 2・後述の交渉→夢遊病シチュ。
 と、私はどちらでもいけそうなので、そちらの御気に召す展開で
 書き出しをお願いしてしまっても宜しいでしょうか】
65ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/07(水) 22:21:45 ID:o4lIFjMM
【気遣いというか、エロールに対する執念とも言えます(マテ
 では2で始めさせてもらいます。今夜はヨロシクお願いします!】

(帝国軍との大きな戦があり、城下町がその勝利の美酒に酔いしれていたある夜のこと)
(今回の戦いに傭兵として革命軍に参加していたギードという男は、ある女の後を追っていた)
(戦場で見つけた、かつてことごとく告白を断ってくれた女傭兵ナイトメアの後を・・・)

へ・・・へへへ・・・。
いいぜ、このまま人気のない方へ行くんだ・・・!
(ナイトメアの後を追う、どこにでもいる風貌の傭兵の男の姿がそこにはあった)
(自分の思い通り、ナイトメアが人通りの少ない道へ入って行くのを建物の影から見守っているが)
(実は自分自身がナイトメアに追跡を悟られ、人通りの少ない場所へ誘導されているとは気付いていない)

【こんなところでお願いします!】
66ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 22:37:06 ID:2+5Ubm8/
【その執念に乾杯ですwでは2ですね、了解しました!】

(月は中天から下りの斜線にかかり、夜も更けた時刻……だと、いうのに湖の城の近くに位置する街は、
 活気と熱気に満ち溢れていた。
 それは酒や一夜の快楽を供する歓楽街で最も顕著であり、酒杯を掲げて大声で歌い騒ぐ者達、
 酒場から漏れ聞こえる嬌声めいた女達の笑い声……肌寒い秋の夜の風情を吹き飛ばす様な有様だった)
……。
(そんな、久しくなかった大きな戦勝に浮かれ騒ぐ人々の間を縫って歓楽街の一角を歩く黒衣の女が一人。
 擦れ違う酔漢を交すために時折、身体を左右にずらす事はあっても、歩く速度は人ごみでも変わらず、
 どよもす声や笑いに掻き消される、さやかな衣擦れの音と、腰の剣帯の金具が触れあう小さな音だけと
 共に、まるで水面を滑る影の様に歩いて行く……)

(女の足はそのまま人通りの少ない小路に向かい……
 やがて周囲には歩く者もいない鄙びた路地裏へと辿り着く)
――……私に何か用かしら?
こんな夜更けに女を後からつけ尾け回す、なんて……。
(行き止まりに差し掛かった女は、振り向かないまま背後の追跡者に話しかける。
 ――女の静かな、冷たい水を背筋に差す様な声が、遠い喧騒の中、染み渡って響く)
見知った者でなければ……問答無用で一刀両断していたわよ。
(女がゆっくりと振り返る。薄闇の中、秋の月に照らされた女の顔に表情はなく
 ただ凪いだ湖面の様な漆黒の双眸が、静謐に相手を見据えていた)

【それでは、こちらはこんな感じで。此方こそ宜しくお願いしますね】
67ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/07(水) 22:44:55 ID:o4lIFjMM
んなっ・・・!?
(立ち止まったナイトメアの発した言葉に、やはり只者ではないという思いと、
(それでこそ俺の惚れた女だという倒錯した思いで息を飲む)

へへっ・・・バ、バレてたのかよ・・・。
久しぶりだな、ナイトメア・・・?
まさかお前とまた同じ戦場で戦ってたとは思わなかったぜ・・・。
(卑屈そうな声とともに男は女の前に姿を見せる)
(女の射抜くような冷たい視線に軽く勃起を覚えるのは男がマゾヒストの気があるからなのか?)

ったくよぉ、冗談でも一刀両断なんてキツイこと言うなや・・・な?
せっかくオメェに面白い情報を持ってきてやったのによぉ・・・へへへ・・・。
(面白い情報などと詳細を隠し、ナイトメアの逐一の反応を伺う)
(乗ってくるか、乗ってこないのか)
(どちらにしろ獲物を吊り上げるには餌を差し出すことに変わりはないのだが・・・)
68ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 23:00:13 ID:2+5Ubm8/
(気まずそうな言葉と共に姿を見せたギードを見据える女の黒瞳は変わらず冷厳なものだったが、
 それでもその様子に敵意や害意はなさそうだ、と判断したから、身に纏う雰囲気は少しばかり和らいだ)
ええ、久しぶりね……。
とは言っても、私は貴方があの戦場に居たのを見ていたけれど。
……全く。全然、気付いていなかったのね。
貴方、敵兵に石弓で狙われていた事も……その敵兵を私が斬り斃した事も。
恩に着せるつもりはないけど、戦場ではもっと周囲に注意を払わないと、幾つ命があっても足りないわよ。
(自分よりも年長でそれなりに戦場経験のあるのだろう傭兵に、今更言う様な事でもないのかもしれないが。
 ついつい嘆息まじりにそんな事を言ってしまうのは、生来のお節介な気質ゆえか)

冗談……?本気よ。
夜道に無言で後ろから女を尾行してくる男なんて……碌な目的じゃないのは知れた事だもの。
相手が武器を持っているのなら、尚更よ。
(相も変わらず、冷たい、とすらいえる静かな態度で淡々と応じていたが……)
……面白い情報?
(「情報」という言葉には眉が動く。情報と言われて表情が変わってしまうのは、やはり長年、
 人の行方を求め情報を探し続けてきたものの性であろうか)
何かしら?
(言葉少なではあるものの、ギードを見詰める女の黒瞳には先刻までなかった「熱」の様なものが
 確かに存在していた)
69ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/07(水) 23:12:39 ID:o4lIFjMM
へ・・・へへっ、嬉しいねぇ・・・。
オメェがそんなに俺様のことを心配してくれてたなんてよ・・・。
思わず・・・あ、愛を感じちまうじゃねーか。
(ナイトメアの忠告を良い方に解釈し、勝手な勘違いをして年柄もなく頬を赤く染める)

ま、まぁ、傭兵なら当然だわな・・・。
お互い、他人に怨まれることは数知れずやってんだ。
(そこは妙に納得し同意をするのは男もまた、短くない年月を傭兵として生きて来た証なのか)
(だが実際には捕虜の虐待や、戦地になった村娘の陵辱などによる恨みが大半なのだが)

へへっ・・・。
(ナイトメアの変化を察知し、舌を舐め擦る)
オメェの欲しがってる情報と言えば、一つに決まってんだろうが・・・。
・・・あ、あの男のことだ・・・へへへ・・・。
(あの男と思わせ振りなことを言って、鎧の隙間からみすぼらしく折りたたまれた紙を取り出す)

こいつにあの男の情報が書かれている・・・。
俺様がいくつもの戦場を駆け巡って、やっと得た確かな情報だ・・・。
ほ、欲しかったら、取りにきな・・・へへっ・・・。
(薄気味悪い笑みと黄色い歯を見せ、情報の書かれたという紙をちらつかせる)
70ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 23:31:38 ID:2+5Ubm8/
何を勘違いしているのか知らないけれど……。
「貴方」を助けた訳じゃないわ。戦場では一人でも味方は多い方がいい、
だから助けられる味方は助ける、それだけよ。
(夜目は利く方であるが、流石に月明かりがあるとはいえ暗い夜道で、
 相手の染まった頬までは視認出来はしない。
 ――しかし雰囲気からその様子は感じられるのか、心底、呆れた様に目を据わらせて首を振る)

ええ、そう……「兵」ならば、ね……。殺し殺されるのが生業だもの。
……ただ不必要な怨恨を買う行為は、どうかと思うけど、ね。
(戦場では殺人者であり、また仕事のない時は野盗や賊の真似事すらする事のある荒くれ者の
 実態を知る女の声音は、最後にちくりと針を刺す様な非難を帯びていた。
 ――目の前の男が、そう行状良い方ではないことを思い出してもいた)

彼、の……どうして、貴方がそれを……?
(自分が行方知れずとなった恋人を探し求める事は、知られていてもおかしくはない。
 だが、遠い地で行方を絶った恋人に関する情報を、ギードが知っているのは……不可解である。
 理性が警鐘を鳴らすが、確かな情報が書かれている、という紙を見せつけられると、
 長い年月、探し続けた最愛の男へと至る、手掛かりの一助となるかもしれない可能性に……。
 溢れる感情が理性の警鐘を押さえ込んでしまったのか、女は常にない酔った様な足取りで
 ふらふら、と数歩、ギードに近付いて行く……)
それで……それを私に提示するって事は、おそらく取引がしたいって事よね。
(情報が本当に確かなものなら、金なら言い値で支払っても良いとすら思っていた。
 いつもの強い警戒も、切望の念にはかなわないのか……或いは幾度か戦場を共にした相手が
 行状良からぬとはいえ、自分に悪意や害意を抱いているとは思えなかった所為か。
 常になく彼女は無防備で……そう、女はその時、「油断」していた)
71ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/07(水) 23:44:44 ID:o4lIFjMM
情報の出所は言えねぇな・・・。
オメェも傭兵なら情報も出所も、対価次第ってのは知ってるだろ?
(食いついてきたナイトメアにヘラヘラとした笑みを見せる)

そうだ、取引だ・・・。
対価は・・・オメェ自身だってなぁっ!!
(隙だらけのナイトメアを見逃さず、紙をナイトメアの顔の前で両手でパンと叩く)
(すると紙の内側に付着していた幻覚剤が舞い上がり、ナイトメアは幻覚剤に包まれる)
(それを数歩下がって見届けるギードは・・・)

へっ・・・へへへ・・・やった、やったぜ!!
これでナイトメアは・・・ぐひ、ぐひひひっ!!
(ナイトメアが幻覚剤により、夢遊病状態になるのを今か今かと待ち焦がれて思わず叫びだしてしまう)
72ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/07(水) 23:59:49 ID:2+5Ubm8/
(そこに愛する者へと至る情報が記されているかもしれない、その思いだけにかられて紙を取ろうと……、
 或いは紙を掲げもつギードへと取引を呼びかけようと手を伸ばした、その時だった)
……っ!
(ギードの叫びと共に撒き散らされた幻覚剤が襲い掛かる。
 咄嗟に手で紙を払いのけるものの、既に拡散した粉塵を防ぐ手立てはなく、
 目、口、鼻……粉塵に覆われた顔面の無防備な部分から幻覚剤を吸入してしまう)
ごほっ……ごほっ……!
(背を丸めて咳き込み、そのまま力を失ったかの様に、がくりと膝をつく)
……な……ぜっ!
(粉が目に入り、更に咳き込んだ事で、うっすらと生理的な涙が浮かぶ漆黒の瞳がギードを睨みすえる、が)
ぁ……あ……。
(すぐにその瞳からは力がうせ、とろん、とした何処か虚ろなものになる)

……。
(そのまま茫洋と、ギードを見詰める女には、常の張り詰めた拒絶も冷厳な雰囲気もなく……。
 下卑た笑いを浮かべるその姿を見る目には、嫌悪も怒りもない)
……サダル……スード……?
(似ても似つかぬその様に、それでも女の口から最愛の男の名が紡がれたのは……。
 先刻までその存在の事で思考が埋め尽くされていたのが原因なのか。
 ――或いは背に負う「夢」のルーンが所有者である女自身をも
 「夢」に沈めんと力を発揮しているからなのか……)
73ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 00:11:49 ID:eMA7G+Oy
そ、そうだ・・・俺様はサダルスードだ・・・。
(思った通りにことが運んだことに驚きつつ、自らをナイトメアの口にした恋人の名で語る)
(そして殺気も警戒感も失い、ただの女となったナイトメアに近寄り肩に手を置いて)

あ、愛してるぜ、「ビオティーテ」・・・。
(どこかで聞き知っていたナイトメアの本名を、恋人役として囁いてやる)
(まだどこか半信半疑で、でも期待を込めて・・・)

・・・へへっ。
(舐めるようにビオティーテの身体を頭から足の爪先まで凝視する)
(この身体を自由にできる権利を得たのだと思いながら・・・)
74ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 00:25:57 ID:pCfpd0YF
……ぁ……サダ……ル……。
(正気を失った者の虚ろな瞳で近付いて来る男を、ただ見詰め……。
 本来の状態ならば、触れる所か此処まで近寄る事すら許さないだろう女は、肩に手を置かれても
 抵抗する様子も拒絶する様子も見せなかった。
 剣を振るう者としては信じ難い位に細く、小さな肩が男の無骨な手で包まれる。
 簡単に握りつぶせそうな程、細く儚いながらも女性特有の柔らかさを備えたその感触は、
 今はギードのモノとなった、漆黒の喪服の下に隠された肢体への想像を喚起させるものだった)

……。
(虚ろな瞳でただギードを見上げていた女だったが、「名」を呼ばれ、愛を囁かれると、
 まるで虚無のベールを剥いだ様に、甘やかに微笑んで、
 そっと自らの手を伸ばして肩に置かれた手を握る)

愛しているわ……「サダルスード」……。
(これまで見せた事のない、甘く蕩けきった微笑を浮かべたまま……女は自らを凝視するギードに寄り添う。
 近い距離で身体が触れ合う程に近く寄り添うと、髪の手入れに使う香油や服に染み付いた香袋の香り、
 そして女の体臭が交じり合った、何とも言えない甘い香りがギードの鼻腔を擽る)
75ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 00:35:39 ID:eMA7G+Oy
【うぐ・・・すいません、ちょっと用事ができてしまいました】
【凍結をお願いしても構わないでしょうか?】
【近い所だと明日or日曜日の夜なら来られるのですが・・・】
76ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 00:38:43 ID:pCfpd0YF
【いえいえ、此方こそ展開が遅くて申し訳なく……。凍結、了解しました。
 では日曜日は予定が不透明なので、明日でお願いしても宜しいでしょうか?
 開始時間はそちらに合わせられると思いますが、リミットは夜中の1時位になるかと】
77ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 00:45:28 ID:eMA7G+Oy
【いえ、こちらとしても拙いロールで申し訳ないです。
では明日21時から1時の予定でお願いします!
おやすみなさい!】
78ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 00:52:52 ID:pCfpd0YF
【明日の21時開始ですね。分かりました!
 では本日は長い時間お付き合いくださり、また色々とシチュ相談から気遣いいただいて有難うございました!
 ではではお休みなさい、また明日にノシ】
79ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 21:01:30 ID:O3Olk+gD
【ギード ◆C5HoOhHmqYさん待ちで解凍待機します】
80ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 21:06:15 ID:eMA7G+Oy
た、たまんねぇぜ・・・。
(ビオティーテの微笑みに男心を擽られ、今すぐに犯したいという思いに駆られてしまう)
よし・・・こっちだ!!
(そして周囲を探り、真っ暗な茂みの方へとビオティーテの腕を掴んで連れて行く)

(月明かりの指す木の下で、ビオティーテを力強く抱き締めて)
お、お前とヤリてぇ・・・。
なぁ・・・わかるだろ?
俺様の股間のものが・・・いきり立っているのがよぉ・・・?
ビオティーテの中に・・・突っ込んで・・・突いて・・・掻き回して・・・グチャグチャにしてぇ!!
いいだろ・・・?
なぁ、ビオティーテ・・・?
(服越しにビオティーテの腹部に硬直したものを擦りつけ、自分の欲望を打ち明ける)

【こんばんは!お待たせしました。
念願のエロール!今夜もよろしくお願いします!】
81ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 21:22:28 ID:O3Olk+gD
……あっ!
(腕を強く引かれた瞬間、全くの無防備だった女は小さな声を上げて、引かれる力のままに
 よろめいて倒れかかり、そのままギードに身を預ける形になった。
 これまで視姦することはあっても、直接触れることなどありえなかった女体、その黒い喪服の胸元を
 豊かに盛り上げ存在を主張する双球が、ギードの腕に強く、確かに押しつけられる。
 しなやかな女肉が腕に当たって潰れ形を変える弾力と柔らかさが、服越しにも確かに伝わって)
……。
(そのままギードに引かれるままに、何処か頼りない足取りではあったものの、従順について行く)

(そうして辿り付いた木陰で、男の力強い、無骨といってしまっていいほどの腕に抱すくめられた女は、
 かすかに苦しげに眉を顰め、小さな息を吐く。
 ――けれど、未だ「夢」から醒める様子も、ギードを拒絶する様子もなく……)
……うん。
(「お前を抱きたい」と「いいか?」と尋ねられれば、童女の様にあどけない微笑で頷いて)
いいわ……。それが「貴方の」望みなら……。
私の全ては「貴方の」ものよ。
(彼女の愛する男なら、口にしそうにない露骨なまでに欲望に満ちた告白。
 ――けれど、それでも……今の彼女にとって、
 それは誰よりも愛する男の口から出たもの、何よりも愛する男の望み――……)
……だから、好きにして……?
(ならば、彼女に「拒否」するという選択はないのだ。
 その望みなら全て叶えてあげたい、それが自分の身で購えるものであるのならば、尚更。
 だから、女は虫を誘う蜜を湛えた花の様に甘やかに、そして艶を帯びた微笑を浮かべ、
 腹部に押し付けられた、男の「欲望」にそっと手を触れさせ、優しく撫でた)

【やった!ついに念願n(ry……!っていう感じでしょうかw
 ではでは今夜も宜しくお願いしますね!】
82ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 21:37:18 ID:eMA7G+Oy
お、俺様のもの・・・!?
(ビオティーテの口から出た言葉を思わず繰り返すのは、これが現実であることを確認するため)

お、おうっ!!
(ズボンの中で待ちわびる剛直を上から撫でられ、思わず変な声を発してしまう)
(思えば娼婦以外に積極的な女なんて生まれてこの方初めてなのかもしれない)

ま、待て・・・すぐに出すからよ・・・。
(ビオティーテの手を振り解き、ファスナーを下ろしてビオティーテに向かってそそり立つものを見せ付ける)
(黒褐色に月明かりに鈍く光るそれを、片手で根元を持って支え、もう片手はビオティーテの手を取って逸物を握らせる)

どうだ・・・オメェの欲しがってるものだぞ・・・?
愛しい恋人のマラだ・・・。
まずは口で味わってくれや・・・?
(征服欲を満たすため、まず手始めにビオティーテにフェラチオを要求する)
(綺麗な女の唇に、汚いモノが包まれるのを想像すれば、勃起はさらにいきり立つのであった)
83ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 21:55:08 ID:O3Olk+gD
ええ……そう。私の全ては「貴方の」ものだわ……。
だから……もう、私を置いて何処かへ行ってしまわないで……ね。
(捧げた言葉を反芻する様に繰り返す男に、女は同じ言葉を返す事で確かな確約を与える。
 夜闇の中、微かな月光をも照り返して輝く女の顔、肌が白いので闇の中でも白く光を放っているかの様に
 浮き上がる繊細な輪郭の中で、薄紅の唇が動いて吐息と共に声を届ける。
 痛い程に切ない願いを込めて誓約と隷従、そして切望の言葉を紡ぐ女には切なる願いと共に、
 肌にも負けない白い歯が覗く、その奥にちらちらと蠢く赤い舌が同時に艶かしさをも演出していた)

(手を振りほどかれた時も、そして露出させたソレを改めて握らされた時も……、
 女は抗う素振りはまったく見せなかった。
 ただ為されるがままに、そして求められるがままに従い)

(口でしてくれ、と願われれば、何処か虚ろでありながらも蠱惑を湛えた微笑と共に頷いて、
 男のモノを細く繊細な手で包んだまま、その場に跪く)
……ぅ……ん、ふ……ちゅっ……。
(両手を肉茎に添え優しく上下に擦りたてて刺激し、亀頭の先端に唇を落とす。
 幾度も先端部にキスを繰り返し、時折吸い立て、充分に唾液に濡らしてから裏筋に舌を這わしていく……。
 夜の月明かりの下、男の黒褐色の肉茎に女の唾液と彼の体液が、ぬめり光り、
 女の赤い舌が蠢く様が、何処までも淫蕩な光景であった)
84ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 22:07:47 ID:eMA7G+Oy
へ・・・へへっ、あたりめぇだ・・・。
オメェのような良い女・・・誰が手放すもんかよ・・・。
(跪き、男の欲棒を愛しげにフェラするビオティーテの頭を撫でてやる)
(綺麗な顔が、嫌な顔一つせずに美味しそうに味わう様は、何よりも快感で・・・)

最高だぜ、ビオティーテ・・・。
ヤケに上手ぇが・・・俺様がいねぇ間・・・俺様以外に奉仕してやがったのか・・・?
(女の今を征服すると、今度は過去すらも支配したいという思いに駆られるのが男の性)
(ビオティーテに他に付き合っていた男がいないかどうか、尋ねつつ腰を前後に揺すってみる)

あぁ・・・いいぜぇ・・・。
最近はてんで抜いてなかったからな・・・一発・・・ここらで抜かせてもらうぜっ・・・!!
そらっ・・・全部、飲むんだ・・・っ!!
(ビオティーテの頭を抱えると喉の奥まで勃起を突き刺し、そのまま奥で粘っこい精液を射精する)
あぁぁ・・・まだ・・・出るぜぇ・・・。
(ドクドクと止め処なくビオティーテの口内を、汚臭のごときギードの精が犯していくのだった)
85ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 22:34:39 ID:O3Olk+gD
(男への奉仕を続ける中、頭を撫でる手の優しい感触と、そして「手放さない」という、
 何よりも望んだ「言葉」を与えられ、夢の狭間でまどろむ女は、それが偽りと知る由もなく陶然と微笑んだ)
んぅっ……ふ、ぁ……ん、ちゅぱっ……ちゅっ……。
(醜悪とすら言ってしまってもいい黒光りする肉棒に、この上なく幸福そうな表情のまま、女は舌を這わせ、
 繊細な手で撫でしごいていく。
 亀頭の先端から溢れる先走りを舐め取り、咽る様な雄の匂いと舌を刺す味に微かに眉宇を潜めながらも、
 健気に鈴口から裏筋へと舌を滑らせ、ぬめる筋を残しながら丁寧に舐め、舌先で擽る)

(そのまま熱く脈動する血管を浮かべた茎も舌で辿ると、飲み込みきれない女の唾液と男の体液が
 混じり合って茎を伝って滴り落ちる)
は、ふっ……ぅ……ちゅっ……んんっ……!
(ひとしきり舌を這わせた後は、小さな口を精一杯に開いて男の一物を先端から咥え込む。
 頬をすぼめ、喉の奥で吸引しながら刺激を与え、淫らな水音と吸引音を響かせながら舌先を動かして)
ん、んぁっ……っん、んんっ……んぐっ……!
(男からの意地悪な質問がされたのは、ちょうど女の口が男のモノを中程まで飲み込んだ時だった。
 サダルスードがいない間……「夢」に侵され、幾人もの男に抱かれた事がある。
 その事実が胸にちくり、と棘を刺した。と、同時に霞がかった様な思考の中に、現状への疑問の様な
 ものも浮かび上がり、刹那、幻覚の霧が脳裏から払われかけるが……)
ふぁ……んんっ……んっぐっ……ぁ……っぷぁ、んっ!!
(男が腰を振り出した事で、喉奥をつかれ、口の中を肉茎で一杯にされ支配されてしまうと、
 再び意識は混濁としだし、夢の中へと誘われていってしまう)

(口一杯に加えさせられた肉棒が、ドクン、と脈打つ様にその大きさを増した、次の瞬間……!)
んん、んっ、ふ、んぅうううっ……っ!!
(とても飲み込みきれない大量の粘液が口内にぶちまけられる)
ぅ、ふんっ……げほっ……こほっ……!
(口腔内に溜まった唾液と共に大量の精液が一度の女の喉奥へと下り、口の中に収め切れなかった分が
 薄紅色の唇から溢れ出して女の顔と身体を汚した。
 唇から迸った白濁液は、粘りを引きながら女の口許に飛沫を散らし、鼻から滴り落ちて、
 黒衣に包まれた胸元までをも白く染めていた)
86ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 22:48:33 ID:eMA7G+Oy
おっと・・・出しすぎだったかな・・・?
(ビオティーテが飲み込めなかった精液は顔や胸を白く染めることとなり、それはそれで男の征服欲を満たすもので・・・)

へへっ・・・すっかり俺様の色に染まっちまったようだな・・・?
・・・この際、オメェに過去は問わねぇ・・・。
何たって、今から身も心も俺様のものになるんだからよ。
(指で顔についた白濁を拭うと、精のついた指先をビオティーテの唇に押入れて舐め取らせる)

・・・じゃあ、服を脱ぐんだ・・・。
そして木の幹に手をついて、ケツを俺様に向けろ。
そうすれば俺様が、ビオティーテを目一杯愛してやる・・・!
(黄色い歯を見せてニヤリと笑い、一歩下がってビオティーテが服を脱ぐのを視姦することにする)
87ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 23:08:15 ID:O3Olk+gD
こほっ……はふっ……はぁっ、は、……はぁ……んぁ……っ。
(呼吸も出来ない欲望の迸りから漸く解放され、女は咳き込み、荒い息を吐きながら
 両手を地に吐き、蹲っていた。
 微かに開いた唇からは未だ白濁混じりの唾液が滴り、
 粘着質の糸を引きながら地に落ちて小さな水溜りを作っていく)

はふっ……。
(酸欠で紅潮し、うっすらと涙を浮かべた黒瞳で茫洋とギードを見上げる女は、何処まで彼の言葉を
 「理解」しているのかは定かではなかった。
 こんな仕打ちでも、それでも今の彼女にとって、これは愛する男からの行為であり、
 それ故に、その全てをただ享受している)
んぁっ……ん、くぅ、んんっ……!
(指で顔を拭われると咄嗟に目を閉じ、そのまま歯列を割って口腔に押し入ってきた指を、
 女の口は温かく包み込んだ。
 ギードの指を熱を孕んだ湿った粘膜が柔らかく触れ、関節には女の歯が触れるコリコリとした感触を与え
 指先には舌が絡みつく舌が擽っていく……)

ふ……ぁは……っ。
(息も整わないままに突き入れられた指に、えづきそうになりながらも、女は「愛する男」のそれを
 求められるまま、丁寧に舐めしゃぶり、ちゅぽんっと小さな水音と共に指が引き抜かれると、
 安堵とも落胆ともつかぬ嘆息を漏らした)
……。
(熱のこもった荒い息を吐きながら立ち上がった女は、月光の下、男の視線に晒されながら、
 腰の剣帯を外し、一枚一枚、着衣を剥ぎ取っていく――……。
 濡れて肌に張り付く黒い喪服の胸元を肌蹴れば、日頃、晒す事がない分、
 白い肌の中でも一層白く月光を照り返して闇夜に浮かび上がる胸元が露わになる。
 袖を抜き、肩から落としたドレスが地に落ちれば、身に纏うのは胸から腰を覆うコルセットと
 白い下穿きのみの下着姿になる)
88ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/08(木) 23:19:52 ID:eMA7G+Oy
くくくっ・・・。
(互いに言葉を交わすことなく、ただ着衣を脱いでいくビオティーテの眺めるギード)
(白い肌の面積が増えるごとに、男の本能もまた硬さと体積が増していく感じがする)
(そうして体のラインの露になった下着姿になったところで、それをしっかりと目に焼き付けて・・・)

全部だ・・・全部脱ぐんだ・・・。
そうせねば愛してやらんぞ・・・?
(普段のギードが口にすることのない愛を、恋人役として口に出してやる)
(夢の中にいるビオティーテにとって、これほど甘美な誘い文句はないはずだと踏んでのこと)
(ギードはそれを口にして、やはり自分は頭が良いと思いなおすのだった)

全部脱いだら木に手を付くんだ・・・。
最初は・・・バックから・・・たっぷり愛してやる・・・。
(この綺麗な女を背後から犯す様を想像すると、辛抱たまならなった)
(それも無理やりではなく、同意で、求められ、愛されて犯すのだということに)
(口元は緩み、声は歓喜でかすかに震え、呼吸は少し荒くなってきていた)
89ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/08(木) 23:40:18 ID:O3Olk+gD
(今は夢の中にいて、目の前の相手を誰よりも愛しい恋人だと誤認しているとはいえ、
 やはり羞恥心は捨て難いのか……下着姿になった所で止まってしまった女の手が
 ギードの誘い文句をぴくり、と震える)
……はい……全部……全部、脱ぐから……だから……愛して……私を。
(羞恥に頬を染め、震える指でコルセットの紐にかける。
 もつれる指先は、見守るギードにも脱衣する女自身にも、もどかしい程の時間をかけて結び目を解き、
 紐を解いていく……。
 ――女体を締め付けるコルセットの上部分に、その柔らかさを見せ付ける様に大きく揺れる肉の双球が
 まろび出ると同時に、コルセットが解けて胴から離れ、ドレスと同様に地に落ちる)

(最後の一枚を脱ぎ捨てるのは、やはり躊躇われるのか、腰の両脇で白い下着を止める紐にかかる
 指は逡巡する様に彷徨っていたが、ギードの視線に促され、やがて意を決したかのか、
 指先が紐の片端を掴んで引くと、そのままするすると結び目が解けていく)
……!
(はらり、と片側の腰布が解け、半分だけ女の下腹部から股へのラインが露出する。
 もはや耐え難い程に身を焼く羞恥に、耳まで紅く染めながら、それでも女は「愛する男」の所望に
 答えようと震える手でもう片方の紐も解く。
 もはやただの布切れと化した、女の最後の砦もひらり、とゆれながら地に落ちて)

(衣服を全て脱ぎ去った女は、ギードの命じるままの姿勢を取る。
 期待か恐れか羞恥か……それともその全てかに背と木についた手を震わせながら、
 首を巡らせた女の漆黒の瞳が、これでいいのかと問う様にギードに向けられる。
 紅く染まった頬に影を落とす長い睫を震わせて、涙と熱で潤んだ様な黒瞳――……。
 素肌のみならず、女はこれまで一度たりともギードに見せた事のない姿を晒していた)
90ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/09(金) 00:01:31 ID:5pJSgLe2
・・・かはは・・・こいつはすげぇ・・・。
(命令通りに従順に行動するビオティーテに、これは夢ではないかと錯覚しそうになる)
(事実、夢や妄想では何度も見た光景だったが、頬を抓ってみるとこれは現実なのだと解る)

よし、そのままだ・・・。
そのままでいろよ・・・?
(興奮を抑えきれない様子でビオティーテの背後に回り、陶器のように白く滑らかな尻に手を触れる)
(それは冷たく、しかし瑞々しくて吸い付くようなもち肌で、とても傭兵のものとは思えなかった)
ゴクリ・・・。
(息を飲み、鼻息を荒くしながら勃起の先端をビオティーテの割れ目に宛がう)
(亀頭の先にはカウパーが滲み出ており、それがビオティーテの入り口に触れて糸を引く)

さぁ・・・おねだりするんだ・・・。
そうしねぇと、オメェがずっと探していたものは手に入らねぇぞ?
(腰は体温を感じるほどの距離で留め、手はビオティーテの双乳へと伸びる)
(両脇から持ち上げるように膨らみを揉みしだき、ビオティーテの耳にフッと息を吹きかける)
91ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/09(金) 00:28:22 ID:KcfhOCbg
(そのままでいろ、と命じられると震える睫を伏せて、こくり、と頷き)
ふ、ぁ……あ……っ。
(背後に迫る男の気配が近付いてくる度に木について体を支える手が奮え、体ががくがくと揺れる。
 唇からは熱っぽい吐息と共に小さな声が漏れ出て)
ふ……っあ、ぁん……っ!
(男の手が肌に触れた瞬間、仰け反った際に月夜の下で濡れた様な輝く長い黒髪を躍らせ背を仰け反らせ
 一際、蠱惑に満ちた声を上げた)
ぁ……ふぁ……っ、く、ぅ……んっ……!
(男の手が尻を這い、肉剣の切っ先が秘所の入り口に触れる。
 背後の男の動きに合わせ、女の腕は奮え、熱と艶を帯びた声が漏れる。
 がくがくと脚と腕が奮え、最早、体を支えているの困難な様だった)

おね……だり……?
(首を巡らせ、潤んだ熱っぽい瞳で、ギードの顔―今の彼女にとっては恋人の姿に映っているのだが―を
 見上げ、幾度も口を開いたり閉じたりしながら逡巡の様子を見せていたが――……)
私が……探して……。
そう……私は……貴方を探して……ずっと……探して……。
貴方が……私の前から……いなくなってしまったから……私を……置いて……。
(生存が絶望的な状況で行方を絶った、最愛の恋人。
 覚えている。生きている者のない焼け落ちた山村、幾多の死体の中を、ただただ、
 最愛の男の姿だけ求めて探したあの日。
 爪が剥がれ、指から血を流しても……、そんな痛みよりも尚、身の焼き尽くした焦燥と絶望。
 彼はもう死んだ、と幾度も言われ、だからもう諦めて新しい幸せを探せ、と……彼を知る者達から
 告げられる喪失の言葉――……)
私……を……置いて……。
(――共に生きられないなら、一緒に死んでしまいたかった。
 でも、彼の死体はあの場にはなかったから……もしかしたら、もしかしたら、と一縷の希望に縋って、
 縋らざるを得なくて自ら命を絶つ事も出来ず……。
 ギードの言葉に掘り起こされた、今もこうして女を夢に沈めている原因である「痛み」だけが
 彼女の心を塗り潰す。
 胸を弄る手にも、耳朶にかかる息にも、もはや人形の様に反応を返す事はなく)
言えば……帰ってくるの?手に入るの……?私が……ずっと……。

――下さい、「貴方」を……。
どうか、ちょうだい……!貴方を、生きて、私の傍にいる貴方を、貴方の想いを……!
(男女の情交の色めいた響き、というよりは痛みに泣く様に、悲痛に女は「男」を求める。
 ――ただ、ギードが戯れに放った言葉に縋って――……)
()
92ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/09(金) 00:50:53 ID:5pJSgLe2
あぁ、俺様はビオティーテ・・・オメェのもんだ・・・。
お望みどおりの・・・コイツもなっ!!
(これ以上、焦らすことはジード自身にも出来なかった)
(ビオティーテの魅力の前に屈服し、彼女の望みのままに腰を前に進める)
(熱く濡れそぼった淫裂を分け入り、ジードの剛直がビオティーテの膣内にじっくりと挿入されていく)
(押入れるほどに中で潤っていたと思われる愛液が結合部から漏れ出し、結合をよりスムーズにさせ・・・)

すげ・・・中はキツイが、吸い付く・・・いや、飲み込まれる感じだ・・・。
そんなに欲しかったのか・・・?
俺様のイチモツがよ・・・?
(スムーズに根元まで繋がると、思わずビオティーテの胸を揉み寄せて)

どうだい・・・?
俺様の先っぽがオメェの子宮口に当たってるぜ・・・?
ここで俺様の想いを射精したら・・・ビオティーテは孕んでくれるのか・・・?
(ビオティーテを抱き、孕ませるという渇望に近い願いを口にしてみる)
(もし本当に自分がビオティーテの恋人であれば・・・そんな願いを込めながら・・・)

・・・くっ、じっとしてらんねぇや・・・。
そろそろ、動かせてもらうぜ・・・ふっ!!
(勢いをつけ、背後からビオティーテに腰を激しく打ち付けて行く)
(レイプではなく、同意の上での・・・あくまでビオティーテを気遣いながらの腰使いで・・・)
んっ・・・ふっ・・・ふっ・・・!
(呼吸を荒くしながら膣内を摩擦し、子宮口を突き上げる)
(我慢できずにカウパーを膣内で滲ませ、射精に向けて懸命に腰を振るう)
93ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/09(金) 00:57:08 ID:KcfhOCbg
【さて、とても良い所で大変恐縮なのですが……、このまま私が次レスを書いていると、
 間違いなくリミットを越えてしまいそうですので、
 この当たりで凍結、もしくは破棄、または置きレスにて後日の〆……のいずれかを
 お願いしてしまっても宜しいでしょうか?】

【凍結の場合、次にはっきりと可能だと予定が建てられるのは、来週の水曜日か木曜日になります。
 前日の打ち合わせで出た日曜日でも可能かもしれませんが、
 明日夜以降にならないと予定がはっきりと立てられ無い状況です。
 もしも可能ならば、後日に避難所にて連絡を、という形でも良いのですが……】
94ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/09(金) 01:03:59 ID:5pJSgLe2
【熱中してたらこんな時間になってたんですね・・・フェラくらいまでは時間の概念があったのですが・・・。
流れは順調に来ていると思うので破棄は勿体無いかと(汗
置きレスでもオチまで持っていくのは少しかかりそうなので、できれば凍結をお願いしたいです。
それでは日曜日、もしくは水曜日でお願いできればと思います。
都合の目処が付き次第、避難所かこちらにどちらの日程かを書いておいてもらえればその日時に参りますので。
本気でここまで来ての破棄は悲しすぎるのでorz】
95ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/09(金) 01:11:16 ID:KcfhOCbg
【私も、ギードさん側に負担を掛けてしまう位なら……と、断腸の思いで提示の一つに入れた案ですので、
 継続を選んでくださって良かったですw
 ここまで進めて来て破棄してしまうのは、私としても本意ではないので……】

【では、明日、遅くても明後日の夜には避難所の方に再会可能な日程を伝言しておきますね!
 それにしても……本日は「多分、ギードさんの望んでいる方向じゃないんだろうなぁ……」と
 思いつつも、キャラ的にどーしても重苦しい方向に進んでしまう事があって申し訳なく_| ̄|○
 エロールの展開があまり上手くない上に、レスが長くなってしまいがちな私を、
 レスの切るべき所は切って上手に展開をいなしてくださる事に感謝とお詫びを申しつつ……、
 本日はこれにて失礼致しますね。
 ではでは、本日も長い時間のお付き合い、本当に有難うございました!お休みなさいませノシ】
96ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/09(金) 01:22:29 ID:5pJSgLe2
【いえ、エロは負担にはなりえないので無問題です(マテ】

【はい、伝言を待ちつつ、それまではどういうオチをつけるか妄想に耽っておりますので。
一応ギードも根っからの悪人ではないので、後味の悪い結末にはしたくないですし、
かと言ってこのままビオティーテさんの恋人の座をゲット!!は無理だろうなキャラ的に、とw
ビオティーテさんと和姦という幸せな時間が再開されることを願いつつ、おやすみなさい!!】
97ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 17:33:33 ID:lz/o3xzm
【今夜20時30分からこちらで凍結解除のロールを致します。
皆様ご理解とご協力のほどをよろしくお願い致します】

>>ビオティーテさん
【返事が遅くなりましたが、こちらも提示していただいた時間でOKです。
よろしくお願いします!】
98ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 20:31:02 ID:KlleLnwU
>>97
【ギードさん、連絡有難うございました!
 ではギードさんをお待ちして解凍待機します】
99ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 20:37:01 ID:lz/o3xzm
【こんばんは!今夜もよろしくお願いします】
100ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 20:39:46 ID:KlleLnwU
【今晩は、ギードさん。はい、よろしくお願いしますね!
 特に〆にむけての相談事などなければ、このまま続きを投下してしまってもよろしいでしょうか?】
101ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 20:41:00 ID:lz/o3xzm
【もうここまで来たら流れのままにということでw
では続きの方をお願い致します!】
102ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 20:54:51 ID:KlleLnwU
【了解しました!それでは改めまして……今夜もよろしくお願いしますね!】

>>92
ぁ……ひぁっ!
(確たる質量を持った肉剣が、女の秘めたる花弁を割り開いて侵入してくる。
 先刻の口淫奉仕でたっぷりと味わった「雄」の匂いと味と触発されてか、秘花の奥から滲み出した蜜が
 その抽送を助け、潤滑なものにしていく)
あ、あ……っ、くぁ……っ、あっ!
(柔軟に男の物を受け入れる女の内部は、
 しかし、同時に激しい電流に当たったかの様な衝撃を女に与えていた。
 肉の剣が花弁を割った刹那、女は目を大きく見開いて華奢な肢体を仰け反らせる。
 男のモノが内部に突き進み、その威容を増していく度に抑えきれない声を漏らす)

ふ、ぁ……んっ。
(男の肉剣を最奥にまで受け入れ、深く繋がる。
 外気の寒さを払拭する熱と、体奥を征服される圧迫感に女の身体が過敏に震える度に
 肉剣を包み込む媚肉もまた煽動して絡みつき、まるでしゃぶりあげんばかりに
 先端から雁首と胴の間のくびれまでも、全体をあます所なく締め付けていく)
あ……。
(「生きて、其処にいる」確かな熱と感触を持った「恋人」の存在、それを欲しかったのか、と
 問われれば、紅潮した頬を更に羞恥に染め抜きながらも頷いて。
 外気の寒さに触れて冷えていた肌全体も薄紅に染まり、背後から揉みしだかれる胸は汗粒を浮かべている。
 ギードの手に身を委ね、木から離した手を、肩上から背後のギードの頭部に回し、
 剣を持つ者とは思えない繊細な手つきで、その禿頭を愛おしげに撫で付ける)

はっ……!ぁ、ああっ……ふぁっ、あ、……んっ!!
(ギードの動きに合わせて迎え入れる女の腰も淫らに動き、唇から熱い喘ぎを漏らしていた)
ひぁっ……ふ、あ……っ、んんっ……あ、ああっ!
(ギードが動く度に、充血して容積を増した幾重にも重なる襞が打ち付けられる肉剣をしぼりあげ、
 ざらつく天井部が亀頭を吸い付けんばかりに撫で擦る。
 一夜の夢に浸る男女が淫らに蠢く度に、二人の息遣いと結合部から滴る淫らな水音が響き渡った)
103ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 21:12:46 ID:lz/o3xzm
た、たまんねぇ・・・。
(腰を捻るようにして打ち込み、様々な角度からビオティーテの子宮口を攻め立てる)
(あらゆる角度からビオティーテを味わうように、ビオティーテの弱い部分を探すかのように)

んっ・・・くっ・・・、くそ・・・さっき出したってのに、もう・・・。
ビオティーテ・・・一度、出させてもらうぞ・・・?
オメェも・・・、一緒に・・・イカせてやる・・・っ!!
(ギードの経験上、ビオティーテの中は間違いなく名器)
(その名器の前には口ばかりだったギードには、長時間耐えることなどできるはずもなかった)
(射精に向け、ピストンの速度を増し、ビオティーテの胸に回していた手を腰へを移動してそこを掴む)
(力強く、何度も何度も最奥を攻め立て、自身とビオティーテを快楽の絶頂へと追い立てていく)

こ、ここが弱いみてぇだな・・・?
そらっ・・・くっ、イクぞっ!!
(感覚的にビオティーテの弱点を感じ取り、その角度で何度も強く責め、そして最後に強く最奥へ肉棒を思い切り突き刺す!!)

ぐ・・・おおぅっ!!
『ドビュッ、ドビュッ、ドビュンッ、ドクッ、ドピュッ・・・!!』
(腰を強く尻に密着させ、獣のようなスタイルのまま美女の胎内へと野獣の精をぶっ放してしまう)
(鈴口から溢れ出る精液はビオティーテの子宮口をこじ開けるようになだれ込み、ビオティーテの中を満たしていく)
た、たまんねぇ・・・。
(中出ししたことで、ビオティーテを完全に自分のものとしたような気分に酔いながら、荒い息を吐き続ける)
104ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 21:41:43 ID:KlleLnwU
ぃ、あっ……やっ、ひぅっ、ああっ!
(体奥の一点を突かれる度に、熱く、蕩ける様な悦楽が下腹部から沸き起こり、
 甘美な波となって全身に波及していく。
 物欲しげに収縮してギードのモノを咥え込んでいる入り口から少し奥まった場所を雁首の先端で
 刺激されると身体がピクリッと跳ねて反応する)

あっ、んぁっ、ふっ、ぁはぁっ!!
(強い反応があった部分を責め苛まれ、急激に性感が膨れ上がっていく。
 瞼の裏側で白い光が瞬き、下腹部から沸き起こる快楽の波は新たな波を飲み込んで大きくなっていき、
 全身を快美感で埋め尽くしていく)
っや、はぁっ……あぅうっ!
(快楽に踊らされ、不安定に揺れる身体を支える支柱となっていた胸元の手が離れると、
 上体を支えきれずに、がくりと崩おれかけ、快楽にうかせる意識の中で、
 咄嗟に目の前の木に再び手をかけた。
 ――しかし力の抜けた腕は自重と背後からの抽送の勢いを支える余力は残っていない。
 縋り付く様に木にしがみつきながらも、ずるずると腕は滑って上体が下がり、
 木に抱きついて背を屈め、臀部をギードに向かって突き出した様な姿勢になってしまいながら、
 そのまま貫かれ続けている)

ひぅっ、はっ……!や、ぁぁあああっ、んんっ!
(ギードの動きが激しさを増し、容赦なく媚肉を攻め立てられ、甘い嬌声をあげながら切なく身を捩る。
 絶頂の近付いた秘所は収縮を繰り返し肉剣を甘く甘く締め上げ
 熱に溶ける様にドロドロになった天上部が
 打ち付けられる亀頭の先端に吸い付く様なキスを繰り返して……)

ふ、うぁ!ぁぁぁぁあああああああっ!!!
(凄まじい勢いで体内に注がれる欲望の迸りに子宮を焼かれ、
 一際高い絶叫と共に法悦の極みへと舞い上がった。
 木にしどけなくしがみついたままの細躯が、弾かれた様に弓なりにしなり、がくがくと奮える)
……ぁ……ふぁ……あ。
(媚肉に染み渡る精液が女の体奥から滲み出る濃厚な蜜と混じり、結合部から滴となって滴り落ちる。
 女は快楽のあまり、未だ意識が朦朧としてるのか……ただ呆然と甘く掠れた声と共に
 荒い呼吸に胸を上下させていた)
105ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 21:59:14 ID:lz/o3xzm
へっ・・・へへへ、どうやら一緒にイケたようだな・・・。
ビオティーテ、愛してるぜ・・・。
ん・・・よっと!
(愛を囁きつつ、共に享楽の絶頂に至った愛しい女を結合したまま抱きかかえ、起用に反転させる)
(駅弁スタイルでビオティーテを抱きしめて)

んちゅっ・・・。
(ビオティーテの唇を奪い、その甘い唇を貪るように味わって・・・)

ビ、ビオティーテ・・・もう一回いいか・・・?
オメェの中は最高だ・・・何度出しても、出したりねぇよ・・・。
(そう言って繋がったまま地面に寝そべり、騎乗位となってビオティーテの双乳に手を伸ばす)

今度はビオティーテが動いてくれ・・・。
オメェの好きなように、俺様に奉仕するんだ。
(最早、ビオティーテは自分の女なのだと錯覚し、ビオティーテに奉仕を命じる)
(愛する女に奉仕される悦びを味わうために・・・)
106ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 22:28:05 ID:KlleLnwU
ふ、……ぁ。
(頬は悦楽に紅潮し、漆黒の瞳は潤んで揺れ、口の端からは間断なく繰り返す浅い呼吸に、
 嚥下しきれない唾液が僅かに零れ、月の光を映して銀色に光っている。
 快楽に屈した「女」の顔を晒しながら、愛の言葉に女は首を巡らせてギードを見上げ)
あ……わ、わた……し……くぁっ、んんっ!!
(私も貴方を愛している、と言葉を返そうとするものの、未だ下腹部で繋がれたまま身体を
 ひっくり返されれば、充血して膨れ上がった媚肉が抉られ、絶頂の余韻を残して未だ過敏な
 其処から炸裂する強い快楽に意識を焼かれ、甘く上擦った嬌声をあげる事しか出来なかった)

ふ、ぁ……っ、んんっ……ちゅっ、ちゅぱっ。
(未だ収まりきらない悦楽の波に翻弄されながらも、合わされた唇を迎え入れ、舌を絡める。
 激しい水音を立てながら、重なり合った口腔の間で互いの唾液を攪拌していく)

(――身を焼き続ける快楽の熾火は、未だその火勢を緩める事なく女の身と意識を苛んでいたが、
 「愛する男」の望みを断る事等、彼女には出来ない。
 全身に汗の玉を浮かべ、荒い息を吐きながら、頷いて)
ひぅ……んっ、ぁ、はぁ……っああ!
(情交の悦びに浸る為に、というよりはむしろ全身の力を使い果たしたかの様に腰が落ちる。
 絶頂の余韻が残る媚肉が抉られ、自重で奥部を突かれると、それだけで再び悦楽が全身を支配して
 甘い声をあげ、力なく身を捩った)

……はっ……ぁ、ああっひぅっ……。
(精液と愛液で濡れに濡れた媚肉が、肉茎に絡みついて煽動し、女の動きと共に締め上げと収縮を繰り返す。
 一度、達した身体はたやすく新たな絶頂感に研ぎ澄まされる。
 全身が痺れる様な快楽に撃たれながら、それでも女はか細い肢体を懸命にくねらせ、
 尻を浮かしては落とし、男の肉茎を体内で受け止めようとしていた)
ふぁっああっひぁっ、は、ぁっ、ああ、ぅっ!
(下から揉みしだかれる胸は、女の腰が淫らに踊るに合わせて妖しく揺らめく。
 薔薇色に上気して張り詰めた双球の先端部は、熟れきった快楽に色付いて赤味を増し、
 ギードの掌で存在を主張する)
107ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 22:40:17 ID:lz/o3xzm
あぁ・・・いいぜぇ、ビオティーテ・・・。
もっとだ・・・もっと淫らに腰を振るんだ・・・。
でねぇと、俺様の子種はやれねぇぞ・・・?
(下卑た笑いを浮かべ、女の腰使いに発破をかける)
(ビオティーテは俺の女だと信じて疑わず、胸を弄り、人差し指は先端の突起を何度も弄って・・・)

オメェは俺様のモンだ・・・。
絶対に離さねぇ・・・絶対にだ!!
(ビオティーテの腰の動きに合わせ、下からも激しく腰を打ち付け始める)
(すでに弱点を見抜いており、そこを刺激するように角度をつけ、
ビオティーテの快楽に歪む顔を楽しみながらセックスに興じる)

おら、そらっ・・・!!
どうだ・・・またイキそうになってんじゃねぇのか・・・?
俺様のモノでイキたいか・・・?
だったら言うんだ・・・ちゃんとオネダリするんだ・・・へへっ・・・。
(幻覚剤の効果時間・・・その時、ギードはそれを完全に失念していた)
(そろそろ切れるとも知らず、ビオティーテに次々に命令などをして、快楽に耽って・・・)
108ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/11(日) 23:07:26 ID:KlleLnwU
んんっ……あっ、ぁっ、はぁああ、んんっ!
(腰を浮かせる度に内の肉茎に襞を抉られ、媚肉が引きずり出される様な感覚に、
 背筋を焼き尽くされる様な快楽を覚え、背を仰け反らして悶え、
 腰を沈める度に、最も甘美な火花を散らす子宮口を激しく疲れ、身体が砕けそうな悦楽に
 翻弄され、上体を倒してのたうった)
ふぁっ、ひ、んっ、ぁああっ、ひぁっ……あっ!
(男の望むままに淫蕩に腰を振って肉剣を媚肉で貪り、尻を振り立てて乱れ、
 紅く色づいた先端の尖りを弄ばれる度に、身体を震わせ艶かしい鳴き声を響かせ、
 艶かしい鳴き声を響かせた)

はぁうっ!?ふ、ぁっひぁっ、あああっ、はぁんっ、んぁっ!!
(自らを苛む動きに加え、下から男が動き始めると、既にじっくりと煮込まれていた官能の波が
 全身から全身の細胞に行き渡ったかの様に沸騰する。
 快楽に溶けそうな意識で、最早、何を考える事も出来ずに、ただただ、官能の津波に流される。
 下から突き上げられる度に、浅く達し、一突きされるごとに果てていく。
 眉根を寄せ、開いたままの口の端と焦点を結ばない眦から滴を零し、その顔を
 快楽に支配された女の喜悦の表情を浮かべて、よがり泣く)

(果てて、果てて――幾度なく果てて、上げる嬌声は甘く擦れ、絶え間ない悦楽に脳髄を焼かれる。
 ――幾度も女の意識をさらった小さなエクスタシーを越える、一際、大きな快美の大波が
 体奥からせりあがって来る)
んぁッ……はぁっ……イ……っ!!
(掠れた声で、官能に煮える意識で……「愛する人」の命令に従って言葉を発しようとして「彼」を見た。
 ――快楽に潤んだ視界で、女は眼下の「愛する男」を捉え――……)

【次レスで正気に戻っても良いでしょうか?】
109ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/11(日) 23:35:01 ID:lz/o3xzm
へへっ・・・イキまくりじゃねぇか・・・。
くっ、俺様も・・・余裕なんて、ねぇけどな・・・。
(柔らかな魅惑の双乳から手を離すと、腰を掴んでラストスパートに向けて荒々しく腰を突き上げる)
(ニチャニチャと淫靡な水音を響かせながら、勃起は今まで一番大きく膨れ上がり、ビオティーテの奥を責める)

たまんねぇ・・・たまんねぇよ、なぁ、おい!!
俺様みたいなブ男がよぉ・・・オメェみてぇな美女とヤレるなんて・・・、こんな上等な話があるかよ・・・。
(ふと視線を上げるとビオティーテと視線を合わせる形となり・・・)

行くぜ・・・なぁ、ビオティーテ・・・。
俺様の女・・・最高の女だ・・・へへっ・・・、くぅっ!!
(ビオティーテへの愛しさが込み上げ、上体を起こしてビオティーテを力強く抱き締める!!)
(そして対面座位で激しく腰をぶつけ合い・・・)

イ、イクぞ・・・ビオティーテ・・・。
オメェも・・・一緒に、俺様と・・・いっしょ・・・く、んっ・・・うおぅっ!!
(最後の一突きで腰を限界まで密着させ、ビオティーテの身体を抱き包むように強く抱き締めて三度目の絶頂を迎える)
『ドビュルッ、ドビュンッ、ドプッ、ドグンッ・・・』

おおぉ・・・おぉぉぅ・・・。
(排精の悦びに身体を小刻みに震わせながら、ビオティーテの胎内に大量の精液を吐き出して行く)
あ、愛してる・・・愛してるぜ、ビオティーテぇ・・・。
(いつまでも続く射精と共に、ビオティーテに頬擦りし、ビオティーテという女を全身で味わう)
(・・・幻覚剤の効果切れに気付かないままに・・・)

【はい、お願いします。悲しいけど、夢の終わりと行きましょう・・・】
110ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/12(月) 00:06:02 ID:CMPDlD82
(――「男」が動く。眼下に見下ろす、「最愛の男」、彼に突き上げられるごとに、白い光が脳髄を焼く。
 ――「女」が動く。身体を貫く悦楽の杭を刻んで、「愛する人」の望むままに……)
はぁっ、ああっ……ふ、はっ、はぁああっ!
(涙の幕で覆われて、歪み揺れる視界で見下ろすのは――……。
 官能の只中で揺れながら、朧な意識で見下ろすのは――……)

『サダル……スード……?』
(赤味の強い金褐色の髪、猫を思わせる形をした琥珀色の瞳、人懐っこい、子供の様な笑顔を浮かべる……
 彼女が誰よりも何よりも愛した男の筈だった。
 その願いなら、どんな事でも聞き届けたいと思う程に、心を委ねた人でなければならなかった)
ふぁっ、はっああっ……!
(混濁した思考とは裏腹に、身体は淫欲に耽り、意識を無視して快楽を貪り、甘いよがり泣きを続けている)

『――そう、私は「彼」の女、この身も心も……「彼」のもの……この……人……の……彼……の』
――――――――――――――――――――――。
『――――違う!』
(下半身を繋げたまま上体を起こした「男」に強く強く抱き締められる。
 ――触れる、手。
 ――密着した、体の感触。
 ――呼びかける、声。
 ――鼻腔に届く、体臭。
 ……そして。
 ――……そして、身体を貫く「杭」の、違和感――!!)
……やっ!

(この「男」は違う――!!!意識よりも、思考よりも早く。
 身に染み付いた五感が、体感が、女の「魂」全体が、「これ」は「愛する男」ではない、と悟った。
 ――だが……)
い、や……!いやぁぁあああああああっ!!!
(その瞬間、身体の奥で「男」の欲望が迸る!
 「愛する男」ではない、ただの「男」を甦った意識が拒絶するのと、限界までに高められていた
 官能が肉体を絶頂の高みへと押し上げるたのは、全くの同時だった。
 「愛する男」ではない、ただの「男」に抱かれて達する、彼女の精神にとって最も苛烈な絶望が、
 子宮を焼く欲望と同時に身体の奥へと注がれる)

――――っ!!
(未だ収まらない迸りを流す肉茎を、胎内から引き抜き、萎えた全身を嫌悪感で奮い立たせて立ち上がる。
 自分を抱き締め頬を寄せ、愛を囁く「男」を女は物言わずに跳ね除けて)
……!
(剣はない。短剣をくくりつけたベルトも、服を脱ぐのと同時に地に落とした。手の届かない場所にある。
 だが女は、僅かの躊躇の逡巡もなく、行動に出た。
 先程までよがり狂い、喘ぎ泣いていた「女」とは思えぬ、冷徹で迅速な動きで、
 右手の人差し指と中指を固く立てて握った手で、ギードの眼窩を抉ろうと……!)

(――しかし、その手はピタリ、と止まる。
 立てた指先が、ギードの眼球に触れるか触れないか、刹那の距離で)
……っ!!
(眦を吊り上げ、憎悪と嫌悪に黒瞳を燃やし、奥歯を音を立てる程に噛み締めた女の顔が
 ギードの前にはあった)
111ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/12(月) 00:28:41 ID:0gRAWAJO
んなっ・・・!?
(夢のような時間は突如終わりを告げ、ビオティーテは叫び声と共に精を放ち終えていない逸物を吐き出し立ち上がる)
(一瞬、何が起こったのかギードには理解できず戸惑いのような表情を浮かべ・・・)

なっ・・・!?
(先ほどまでの快楽に溺れた、恋人を見つめるような優しい表情ではない、憎しみに満ちたビオティーテの顔が視界に入り、
彼女は状況の読み込めていないギードの目を狙って・・・しかし、その指はギードの目の前で止まり・・・)

・・・へ、へへっ・・・時間切れって訳か・・・。
(すぐに状況を理解する)
(クスリが切れたのだと・・・)

・・・俺様は頭が良いからよ・・・覚悟は出来てるぜ・・・。
もう・・・アンタの好きなよう、煮るなり焼くなりしてくれや・・・。
(全てを悟りきり、大きくため息を吐いて地面に胡坐をかいたまま目を閉じて俯く)

アンタを抱けて・・・俺様はもう夢が叶ったんだ・・・。
もう思い残すことはねぇ・・・。
本気でホレた女と・・・生まれて初めて愛し合えたんだからよ・・・。
アンタの囁いてくれた愛が、俺様ではなくサダルスートへのものだったとしてもだ・・・。
(これは出自に恵まれず、容姿にも恵まれず、特別な能力もない不器用な男の一世一代の大勝負だった)
(やり方は間違っていると分かった上での、それでも好きな女をモノにしないと一生後悔すると思った哀れな男の・・・)

悪かったな、"ナイトメア"・・・。
オメェの弱点に付け込むような真似して抱いちまってよ・・・。
(ビオティーテをナイトメアと呼び、全ての終わりと、現実を受け入れる覚悟を決め、
目を閉じて俯いたまま、落ち着いた口調でビオティーテに謝罪を口にする)
112ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/12(月) 01:06:01 ID:61+Tmm0k
――彼の……。
(ギードの眼前に指先を突きつけたまま、淡々とした声で女は問う。
 事態を察した刹那、女はギードを殺すつもりだった。
 眼窩に指を突き立て脳髄を抉れば、武器を持たない女の細腕でも大男に致命傷を与える事が出来た。
 ――だが、そうしなかったのは……事のきっかけとなった「情報」、
 ギードの提示さたそれに思い至ったからだった)
サダルスードの行方に関する情報があると……あの話しは嘘だったのね……?
(ギードの態度と言葉から、それが真っ赤な嘘偽りであろうことは予測がついた。
 だが……それでも、そう尋ねてしまうのは……、女が最愛の恋人の行方を切望しているが故だろう)

(愚かと知りつつも、尋ね、予測通り失望をもたらす答えしか帰って来なくても、
 女は突きつけた指を進める気はなくなっていた。
 震える指を収め、萎えた身体に鞭打って身を離し立ち上がる。
 ――思い出したからだ。ギードとは……今日、戦場で同じ旗の下で戦った。
 つまり彼は、今は革命軍に所属する「傭兵」である。
 同じく革命軍に所属する傭兵である女が今ここでギードを殺傷するのは、
 革命軍との契約に反する事になる。
 戦場での緊急時、または止むにやまれない状況で反するのならともかく、己の失態からなる
 個人的な確執で契約を反故にするのは、歴戦の傭兵としての女の矜持が許さなかった)

――殺してやりたい所だけど……雇い主との契約に反する訳には行かないわ。
……革命軍に雇われていた、自身の幸運に感謝することね。
(感情を窺わせない、冷たい―ギードのよく知る常の彼女の―声で言い捨てると、女は瞠目して頭を垂れる
 ギードに背を向け、地に落ちた衣服と武器を拾って立ち去って行く)

――……卑怯者。
(立ち去り際に残した、細い、泣き出しそうな、独白の様な女の声は……ギードの耳に届いただろうか?)

卑怯、だわ。本当に……。
(背後から追ってくる気配がないのを確認し、女は自分の肩を抱いて聞く者のいない独白をする)
これだけ好き勝手しておいて……!
ここまで人を貶めて……!
それで……あんな風に……謝る、なんて。
(ただ欲望に凝り固まっただけの男なら、容赦なく切り捨てればよかった。
 ただ自分を貶めたいだけの、戯れでの行為なら、唾棄すべき外道と蔑む事が出来た。
 ――だが……ギードの中には、それだけではない、真情の様なものが、確かにあった。
 例え、結果として起こした行動が悪辣なものであったとしても、死すら受け入れ様としていた
 ギードに偽りはなかったのだ。
 彼のした事を許すつもりは、ない。許せは、しない、絶対に。
 だが、それでも――……ただの憎むべき陵辱者と割り切る事もまた、彼女には出来なかったのだ)

――――……憎ませても、くれないなんてね。
本当に……卑怯な男。

【では、私の方はこれにて〆にします。三度の凍結を挟んでのお付き合い、本当に有難うございました!
 そして、どーしてもエロールになるとレス遅くなって申し訳ないです……_| ̄|○】
113ギード ◆C5HoOhHmqY :2009/10/12(月) 01:33:09 ID:0gRAWAJO
あぁ、オメェが知ってる以上のことは知らねぇよ・・・。
全部オメェを抱くための方便だ。
(正直に全てを話すのは許しを得るためではなく、置き土産のつもりだから)

・・・ナイトメア。
(軍規を盾に、ビオティーテはギードに危害を加えることなくこちらに背を向けた)
(その気配を察知し、ギードを頭を上げて目を開き、ビオティーテの後姿を見守る)
(だがしかし、武器を広い上げてもナイトメアはこちらに向かってくることはなかった)

・・・ちっ、やっぱ良い女だわ・・・チキチョウ・・・。
(ビオティーテの後姿が見えなくなると、大の字になって地面に横に寝転がった)
(契約、幸運、そんなことを言っているが、ギードには確信があった)
(ただ冷血なだけの女なら、自分が惚れるはずがないと・・・)

あんな良い女を泣かせて・・・このまま革命軍に居るって訳にもいかねぇよな・・・。
そうさ・・・俺様はもう夢が叶ったんだ・・・。
だったら、拾った残りの人生・・・あの女のために生きてみるのも良いかもな・・・。
・・・へっ、他人のためだなんて、俺様もヤキが回ったかな・・・?
(苦笑しながら起き上がると、ギードは革命軍の事務室へと向かい除隊を申請した)


さぁて、どこから探せば良いのやら・・・。
生きていてくれよ、サダルスートさんよぉ。
(翌朝、城門を出て、探す当てもない旅へと出るギード)
(今度こそ、ビオティーテにサダルスートの行方を知らせられるように)
(愛した女が、幸せになれるように・・・)

【こちらもこれにて〆させてもらいます。こちらこそビオさんとエロールできて幸せでした。
レスの遅いのはこちらも同じなのでお気になさらずに・・・。
旅に出たギードの物語はこれでお仕舞いです。お相手して下さり有難う御座いました!】
114ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/12(月) 01:41:11 ID:61+Tmm0k
【〆、見届けましたー。こんなに未熟なエロールで、そうまで言っていただけるとは恐縮の限り……。
 そしてギードさん、結構よいキャラでした♪分かりやすいヒーロー等ではもちろんなく、
 かといってテンプレタイプの悪人でもなく、「人間」の弱さからくる悪と、
 情からくる善が程よくブレンドされていて……とっても「生きた」キャラだったと思います。
 これでお終いにしてしまうのは、ちょっと勿体ない、と思ってしまうほどですw
 エロールに限らず、もっとお相手くださる方にも楽しんでいただける様、
 精進していきたいと思っておりますので、いつかまた気が向いた時に機会があったら、
 声を掛けていただけたら嬉しいです!】

【ではでは、お相手、本当に有難うございました!私はこれにて失礼しますね。
 お休みなさいませ、良い夢をーノシ】
115サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/13(火) 22:55:12 ID:fR7iHjXB
【よっす、ちょっと早いけどロールの解凍にスレを借りさせてもらうよ】

【あと、スッゴく今更なんだけど前スレのURLを修正しとくのを忘れてたよ。正しくは】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1243776018/だね

>>ルミエール
【一足先にレスを書いてくるから、ちょっと待っててなー】
116ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/13(火) 23:03:58 ID:WNPtb8wm
【こんばんわ〜】
【>前スレurl】
【……全然気付かなくてスミマセンorz】
117サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/13(火) 23:10:27 ID:fR7iHjXB
>>55
そうそう、油断は禁物だぞ?
それにしてもやっぱり弓使いだなぁ…。肩だけじゃなくて、腕もかなり凝ってるぞ?
(伸びをしたルミエールの腕も解すように丁寧にマッサージをしていく)

ははは、当たり前のように昔の男相手だと思ってた?
(マッサージを続けながらも残念そうなルミエールに笑いかけ)

んー…師匠はあたしにとって父親みたいな存在だったかなぁ?
師匠と弟子だから忠誠心って訳でもないし、かといってあたしらと一緒に酒飲んでバカやるくらいだから、ガチガチの師弟関係って訳でもないし。
改めて思うと、やっぱり父親みたいな存在…かな。
(彼女の質問に首を捻り、記憶を辿りながら答え)

……嫌じゃないなら…このままもう少し綺麗に洗ってあげる。
(そっと囁くとそのままルミエールのお腹の辺りに手を回し、より体を密着させ)
(体全体を使うようにして彼女の背中を擦っていく)

…どう?気持ちいい…かな?
(唇が耳たぶに触れるか触れないか微妙な距離で囁いた)

【という訳でお待たせしました。今日もよろしくお願いしますねー】
【ドンマイです♪>前スレURL】
118ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/13(火) 23:30:15 ID:WNPtb8wm
うん、実はそう思ってた。
(マッサージによって解された腕を軽く回しながら笑う)
父親かぁ。父親ねぇ……。
(サーシャの言うような人物像を想像してみるが、思うようにいかなくて首を傾げる)
父親ってそういうものなのかな。私、そういう人がいなかったから分からないや。
(年の差を考慮しなければ仲の良い兄妹とか、やっぱり恋人みたいな関係みたいだなという想像しか出来なくて小さくため息をつく)
あれ、そういえば、サーシャさんの本当の父親って……?
(師匠が父親代わりと聞いて、もしかしたら触れてはいけない所かもしれないが、つい口にしてしまう)

あ、いや、嫌じゃない、けど……。
(特に不快でも無いが、緊張とか照れとかが相まってどうしても身体が固まってしまう)
(まるで抱き締められるように腕を回されると胸の鼓動が自然と高鳴っていく)
っ……うん、気持ち良い……かな。
(耳元で囁かれると微かな吐息に擽られてピクッと背筋を震わせた)


【それではよろしくお願いします〜】
119サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/13(火) 23:45:05 ID:fR7iHjXB
>>118
やっぱりかぁ、でもあたしはあんまり色恋沙汰には縁がなかったんだぜ?
…初恋だって遅かった訳だし。

…へ?あたしの親父?
んー…特に良くない話は聞いてないから、多分相変わらず田舎で畑を耕してるんじゃないかなぁ。
(ルミエールが何だか気まずそうに話題を振ってきたものの、彼女の気遣いなど無用とばかりにあっけらかんと答えていた)

師匠が父親がわりって言っても、あたしの場合は弟子入りしたのが早かったからさ。
…恥ずかしながら、実はその時にホームシックにかかっちまってね。
それからかな、ぬいぐるみとかが好きになったのも。
(照れくさそうに鼻の頭を掻きながら)

嬉しいな…。
あ、そうだ…背中だけ洗ったんじゃダメだよね?
…どうする?前も、洗おうか?
(お風呂の湯気以外にルミエールから伝わってくる熱もあって、自分でも頭がぼんやりとしてきている気がしている)
(後ろから抱きしめているためにお互いの顔を確認出来ていないが、多分お互い頬を染めているだろう)
120ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 00:00:51 ID:4AeY9DG5
いやぁ、ちゃんと恋をしたって言い切れるんだから遅いか早いかなんて、この際どうでも良いんじゃない?
私は誰かに恋したことありますかって聞かれたら多分答えられないもの。
(うん、と頷き)

あ、ああ、そういう事かぁ……。
良かった……。
(迂闊な事を口にして気まずい空気を作る羽目にはならなくてまずは一安心)
ぬいぐるみ好き、良いじゃない。私も好きよ。
それに、それって逆に考えたら、ぬいぐるみのおかげで何とかそこに踏み留まって頑張れたって事よね?
別に恥ずかしい事でもないと思うな。
(余り公言する必要もないと付け加え、クスクスっと笑った)

え? 前?
(前もと言われ一瞬目を丸くする)
(ここまで来たら最後までというか、折角の好意を断るのも何だか悪いような)
(それに、前なら多分普通に洗わざるを得ないだろう)
そうね……折角だからお願いしようかな?
(風呂の熱気や自身の熱で頭の回転が鈍ってるので、どうしても細かい所まで考えが巡らない)
(薄紅に染めた頬を緩ませて微笑みながらサーシャへ告げた)
121サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 00:17:14 ID:57jbWn86
そ、そうかなぁ?
じゃ…じゃあ、そういうことにしとく。うん。
(こちらもふふ、とつられるように笑い)

…まあ、ね。
よくよく考えたら、オモチはあたしが一番最初にもらったぬいぐるみなんだよなぁ。
…夜になったら抱っこして寝てたっけ。
そうそう。こんなの、ルミエールにしか話してないんだからな?
(十数年ほど昔のことを懐かしく思い返し、彼女以外に話した事のない過去だと改めて強調して)

ふふ…了解…♪
…お姉ちゃんに任せなさい?
(ルミエールが頬を染めて了承したのを確認すると、手にたっぷりと石鹸及び泡を取り)
(背後から密着したままで彼女の体…お腹や整った胸に手を滑らせていく)
(あらかた上半身を洗ったところで、続いて下半身へと手を伸ばしていった)
(もっとも、洗っていると言うよりはルミエールのスレンダーな体を存分に堪能していると言った方が正しいのだが)
122ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 00:31:03 ID:dz573r7g
へぇ〜、オモチってそんな年季あったんだ?
(物持ちが良いというレベルを通り越している所に素直に感心して)
そうなるともう、只のぬいぐるみなんて言えないかなぁ。
本当に家族みたいなものだね。
(ある意味、サーシャの足跡をもっとも長く間近で見続けたものの一つだろう)
(もし口が利けるなら色々と話を聞いてみたいものである)
あら、私だけ特別……?
なら今日の事はうっかり漏らさないように気をつけなくっちゃね。
(微笑みながら、唇を指でなぞり、口を硬く閉じる仕草を見せた)

うん、よろしくね、お姉ちゃん?
(何か自分もこう言わなければならない雰囲気に飲まれて、ちょっとはにかみながらもハッキリと告げる)
(やがてサーシャの手が身体を洗い始めると息を潜めて身じろぎ)
ん……
(他人に身体を洗って貰うと随分と違う感触を覚えるもので)
(心地良さとかくすぐったさとかそういうものも相まって、思わず声を出してしまう)
(慣れたお陰でもあるのか、硬直してた身体はサーシャへ軽く寄りかかる程にすっかりリラックスしていた)
123サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 00:44:57 ID:57jbWn86
まぁね、その次がテンプラだったかな。
この辺はもう十年以上一緒にいるかもしれないや。
ふふ…そうやって考えると、あたしは色々家族がいるんだなぁ…
…実家に、師匠たちに、オモチたちに、ここのみんな。
みんな、あたしにとって大切だよ。
(しみじみと、実感を込めて呟いて)

そうだよ、あたしが言えたことじゃないけど酔った勢いでポロッとか勘弁してよ?
…あたしのガラに合わないっていうか、ね。
(冗談めかした口調で念を押していたが、少なかれ本気であるのも事実で)

…ルミエールの体、スレンダーで締まってるとこは締まってるのに柔らかいとこはちゃんと柔らかいね…?
ここだってそうだし、それにここも…
(最初はお尻の辺りをゆっくりと撫でていたが、次第に両手を使って胸を愛撫、もとい洗っていた)
(下からすくい上げるようにしてその柔らかさを楽しみつつ、先端まで含めて石鹸で滑る手で慈しむように撫でさすっていく)
(それでも無意識のうちに遠慮しているのか、下腹部、所謂女の子の部分には触れようとはしていなかった)
124ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 00:59:54 ID:dz573r7g
う〜ん……ちょっと羨ましいかな……
(聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうような事実に微笑を浮かべつつ、呟いた)
そこに私が入ってると思うとね、ありがたいやら照れくさいやら……
でも、大切なのは全面的に同意かな。
(こちらもサーシャの言葉に共感して頷く)
いやいや、その辺は大丈夫だって。
……多分。
(さりげなく目を泳がせながら乾いた苦笑を漏らした)

え? ふぇっ……!
(腰から下の辺りを撫でられても殆ど反応しない程に油断しきっていた為か、そこへ手を掛けられると過敏に反応してしまう)
(余りにも無防備だった胸を弄ばれて気の抜けた声を上げ、抵抗するわけにもいかずにただただ身を震わせる)
んっ、ぁ……
(それでもサーシャ自身への不信も泣ければ不快でもないのでまるで抵抗しない、出来るはずも無く)
(次第に心地良さを一段飛びぬけた感覚に思わず艶っぽい声を上げてしまうのだった)
125サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 01:14:42 ID:57jbWn86
色んな意味で、あたしは幸せ者だね…♪
(はにかみながらもそのささやかな幸せを改めて噛みしめていた)
(オモチやテンプラの件よりも、むしろこっちの方が自分のガラに合わないと言われそうなのは秘密)

………頼むから、マジで勘弁してよ?
(ルミエールの目が泳いでいるのを敏感に感じ取ると、ジト目でもう一度念を押した)

ルミエール、可愛い…♪
こんなに反応してくれるなんて、あたし嬉しいよ…?
(胸を滑る手は時折その先端をキュッと摘み、指で転がしては放しを繰り返し)

…でも、これ以上したら、あたしが止められなくなっちゃうよ…
だって、ルミエールが可愛すぎるんだもん…。
ごめんね?ルミエール。
(彼女の声に艶が混ざり始めると、自分も段々悪ノリを越えて本気で発情してしまいそうな気がしてきたのか)
(胸から手を離すとばつが悪そうに囁いた)
(…というか、本気でルミエールを襲ってしまいたくなる前に辛うじて理性を働かせた結果である)

【ちょっと焦らしてみたくなったり…;】
126ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 01:29:40 ID:dz573r7g
や、可愛いって……んんっ……!
(何とか口頭での否定は試みる)
(が、そんな足掻きも自ら無駄にするように、サーシャが思うがままに反応しおてしまうのであった)
(もう、ただの戯れから逸脱する寸前にまで身体が熱くなり始めていた)

はぁ、はぁ……
(あと一歩、いや、半歩踏み出せば後戻り出来なくなる所まで踏み込まれた寸での所で踏みとどまられてしまった)
(少し乱しながら息を整える様に安堵や少し残念なような思いを含めつつ)
いや、別に、謝ることでもない、けど……
(サーシャが可愛いという事は、彼女がぬいぐるみを見るときと同じような感覚で見られているのだろうか)
(それはそれで光栄な事だが、果たして自分にぬいぐるみのような愛くるしさがあったのかどうかという疑問が浮かんでくる)
(大分赤らんだ顔で微笑みつつ、気にしないでくれというように手を振った)


【焦らしますね〜】
【ところでお時間は大丈夫でしょうか?】
【このまま一線を超えると締めまでまたしばらく日にちを置きそうなので、今日はこの辺でというリアル焦らしプレイ(?)も如何かと思いますが】
127サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 01:33:58 ID:57jbWn86
【…てへ♪】
【じゃあ、お言葉に甘えてリアル焦らしということで…】
【次はいつにしましょうか?こちらは土日月以外なら空いていますが…】
128ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 01:44:16 ID:dz573r7g
【こちらは明日を除くとまた来週ということになってしまいますね……】
【スタートが少し遅くなっても大丈夫なようでしたら木曜の夜でも可能でありますが】
129サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 01:47:32 ID:57jbWn86
【明日というと水曜でしょうか?それで問題なければこちらは構いませんよ】
【時間は何時にしましょう?】
130ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 01:50:40 ID:dz573r7g
【では明日、空いてれば本スレという事でお願いします】
【時間はいつでも大丈夫ですよ〜】
131サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 01:52:02 ID:57jbWn86
【了解しました、それでは夜10時からでいかがでしょう?】
132ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 01:55:25 ID:dz573r7g
【了解です〜】
【ではまた明日宜しくお願いします】
【ではではお疲れさまでした♪】
133サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 01:56:39 ID:57jbWn86
【はーい、こちらこそありがとうございましたー】
【それではおやすみなさいませノシ】
134サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 22:02:35 ID:57jbWn86
【よーす、ロールの解凍があるからしばらくスレを使わせてもらうよ】
135ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 22:04:39 ID:dz573r7g
【こんばんわ〜】
【今夜もよろしくです〜】
136サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 22:05:55 ID:57jbWn86
【こんばんはーノシ】
【こちらこそ今日もよろしくですー】
【今レスを書いてますのでもう暫くお待ちをorz】
137サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 22:18:42 ID:57jbWn86
>>126
ははは…参ったね、どうも。
(手を振るルミエールに照れくさそうに答え)

…あたしはノーマルなはずなのに、思わずルミエールにムラってしちゃったよ…
いくら何でも相手の気持ちを考えないと、流石になぁ…
(彼女に聞こえないようにボソッと呟いたが、距離が距離なので聞こえていても不思議ではない)
(さっき口にした可愛い、はもちろん性的な意味合いである)

な、なぁ。
ルミエールは…その…女同士ってどう思う?
(散々愛撫しておいて今更何を、と言うような質問だがとりあえず律儀に聞いていた)
(余談だが上目遣いに濡れた髪、と見る人が見ればかなり色っぽい姿である)

【お待たせしましたー】
138ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 22:35:14 ID:dz573r7g
ん、と……。
多分それは、サーシャさんの今までの話を聞く限りじゃ、欲求不満ってやつが溜まってたんじゃないかなと……。
(チラっとサーシャの方を見つめてこちらもボソッと呟く)
その、最近はこういう事、あんまりというか全く無かったみたいだし……?
(再び視線を外しつつまたボソボソと呟いた)

っ……いや、女同士?
あ〜、私は別に、全然おかしくないと思うな……。
(サーシャの眼差しをまともに見詰めてしまい、かぁっと顔が火照るのを感じた)
(元々自身が男っぽい部分があると言われてきたためか、もしかしたら精神的にもそんな部分があるのかもしれない)
(それはともかく、今の彼女の持つ大人びた色気に当てられて身体が熱くなっているのは事実だった)

【ではではよろしくです〜】
【今夜のリミットは何時頃でしょうか?】
139サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 22:48:00 ID:57jbWn86
へ…?
き、聞こえて…っ!?
(自分と同じようにボソッと呟いたルミエールに面食らってしまうが)

…う、うん、実は…ここ暫く…
あたしは気にしてないつもりだったんだけど、やっぱり溜まってたのかな…あはは…
(隠す必要もないかと正直に頷いて)
(何だか心を見透かされたような気がして、思わず苦笑いしていた)

ほ、ホント?
…あ、でもやっぱ無し、なんて言うなよな?
やめるなら今のうちだぞ、ホントに。
(おかしくない、との言葉に目を輝かせたがすぐにまた落ち着きを取り戻していた)
(なぜか妙に慎重になっているのはここ暫く…数年単位で色恋沙汰とはご無沙汰だったため)
(いちいち相手の反応を確認してからでないと先に進む勇気が出ない、というのが答えである)

【今夜も一時くらいを目処にお願いしますー】
140ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 23:02:11 ID:dz573r7g
いやいや、この距離じゃ聞こえないようにするの方が難しいから……。
それにほら、頭では気にしてないつもりでも、身体はそうは思ってないなんてのは良くあるし。
(こちらも苦笑いして手をパタパタ振る)

……さっきも言ったけど、私は別に構わないよ……?
ここまできて引き返すってのも、ね……。
(ジッとサーシャの目を見つめながら呟いて)
変にわだかまり残すくらいなら思い切っちゃう方がサーシャさんらしいわよ?
(真っ直ぐに見つめたまま更に告げ、微笑んだ)


【リミット了解です〜】
141サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 23:11:54 ID:57jbWn86
……えと、えと…
…火が点いたら、あたし、ホントに止まらないからね…?
(迷いに迷った結果、最終的に自分の背中を押したのはルミエールの言葉だった)
(いつの間にかしっかりとその気になっているのか、情欲に満ちた瞳でじっと彼女を見据えていた)

ちゅぅぅ…ちゅ、ちゅっ…
(何かを決意したのか小さく頷くと、そのまま彼女を押し倒して唇を重ね)
(それでもまだ若干の遠慮があるのか啄むようなキスを何度も降らせた)

ふふ…ルミエールの体、石鹸でぬるぬるしてて…ちゃんと触ろうとしても滑っちゃうよ?
(それと同時に胸だけでなく体中に手を滑らせていき、滑るようなフリをしながら彼女の体の敏感であろう部分…具体的には胸の先端や内股を撫でさすっていた)
142ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/14(水) 23:29:50 ID:dz573r7g
それでも中途半端に立ち止まるよりはよっぽど良いでしょ……?
後腐れないほうが、さ。
(そう呟くのと同時に身体がフワリと浮くような感覚と共に背中が床へ押し付けられていた)

んっ……ふむ、ちゅ……
(すかさず寄せられた唇を受け入れ、サーシャの動きに追従するように動かして行く)
(押し倒された拍子に投げ出された腕を引き戻して彼女の背中を抱いて)
んちゅっ、ふむぅ、ん……くふ、ぅん……
(少し重ねた会話の間に落ち着いていた身体の火照りもサーシャの手に撫でられた部分から瞬時に再燃し)
(息継ぎの合間に艶めいた声を漏らしながら小刻みに身を捩った)
(乳房の先端を弄られては背中が仰け反り、内股が撫で回されては徐々に脚が開かれていく)
143サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/14(水) 23:44:45 ID:57jbWn86
ちゅぅ…くちゅ…っ…ふ、ぅ…
(こちらの動きに応じるようなルミエールの動きを受け、彼女の口内に舌を滑り込ませた)
(舌を絡ませるように動かしながら、その一方で彼女の歯列をなぞるように内側から舌を滑らせていく)

ふはぁ…ルミエール、今度はここを…食べちゃうぞ?
ちゅ…ちゅっ…あむっ…
(口を離して一度彼女の名を呼ぶと、今度は胸元に口を寄せ)
(存在を主張するかのようなその突起を口に含み舌と唇で転がしていた)
(口の中に彼女の肌の味以外に石鹸の味も広がるが、それでもお構いなしといったふうである)

こっちも、してあげるから…ね?
(内股を撫でていると次第に彼女の脚が開かれてきたのを感じ)
(そっと下腹部から秘所にかけてを撫で、敢えて中心ではなくその周りの茂みの辺りを二度三度ノックした)
144ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/15(木) 00:03:23 ID:FkQJGBMc
んふっ……んむ、ぅん……
(サーシャの舌が差し込まれるタイミングと此方が受け入れるタイミングがほぼ一致していた)
(滑り込むように潜りこんできた舌を直ぐに舌で受け止め、ねっとりと絡みつかせていった)

ん、は……ぁぁっ、く……
(暫し濃密な唇と舌との工作を堪能した後、不意に解放されたと思った次の瞬間には緊張した乳首へ刺激を受けていた)
(気の抜けた瞬間にその強い快感は思わず声を上げてしまいそうなほど甘美で、切なげな表情を浮かべて懸命に噛み殺した)
(弓なりに仰け反った背中を震わせて声を上げる代わりに身体を侵食していく快感を表していた)

やっ、はぁ……ぁん……
(自然と開かれたのは力が抜けていたからか、或いは無意識の内に求めていたからか)
(兎にも角にもサーシャをその部分へ受け入れ、軽く触れただけで全身を巡る快感に押し殺しても抑えきれない小さな嬌声を上げた)
(下腹部を撫でられれば腹部がキュッと締まり、秘所の周りを刺激されれば脚がピクリと震える)
(声を上げる代わりに呼吸を乱し、そして身体を使って自身の昂ぶりを精一杯体現していた)

145サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/15(木) 00:21:27 ID:EyJBinqP
ルミエールのおっぱい、美味しいよ…?
だから、我慢しないで…可愛い声、もっと聞かせて欲しい…
(切なそうな彼女の表情から声を出すのを我慢しているのが見て取れ、空いている手を使って彼女の唇にそっと触れた)

こんなに、感じてくれてるんだ…?
ふふ、それじゃあ、そろそろもっと気持ちよくしてあげるよ…?
(こちらの責めに敏感に反応してくれるルミエールに嬉しくなったのか、お腹にも数回キスをして)
(少しの間彼女の秘所の入口を指でなぞり)

痛かったら、言ってね…
(と彼女を気遣いつつも、その胎内へ指を沈めていき)

うふふ、ルミエールの中、もうどろどろだね…?
それに、あたしの指が溶けちゃいそうなくらいに熱くて、きゅうきゅうして…
さぁて…ルミエールの気持ちいいトコはどこかなー…?
(指が根本深くまで入るとくるりと手首を回転させ、指先で彼女のそこを探るようにしていた)
146ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/15(木) 00:44:04 ID:FkQJGBMc
や、ん……だって……ふぁっ……!
(声を出せないのにも色々と理由があるのだが、どちらにせよいつまでも我慢しきれるものでもなかった)
(腹部への口付けで押さえつけていた力が緩み、同時に秘所を責められては抑えるものも無くなって気の抜けた吐息と共に抜けるような嬌声を上げてしまう)

はぁ……ぁ、うん……
(一度深く呼吸して出来る限り下半身から力を抜き、秘所を割っていく指をスムーズに受け入れる)
(先程までたっぷりと愛撫されていたお陰でその必要も無い程に潤っていた膣の上を滑り、サーシャの指はすんなりと奥まで飲み込まれていった)
んんっ、や、ぁあ……はぁっ、ん……
(手首の回転と共に膣内で指がグルリと回り、肉壁全体をまとめて刺激される)
(どこが一番気持ち良いか探られる所の話ではなく、その刺激の強さに弾かれるように腰が浮いた)
はぁっ、はぁっ、んくっ……んぅ……!
(膣の中をサーシャの指が弄り始めてから程なくして、粘り気のある淫らな水音が静かに響き始める)
(締まりも持ち前の肉体の強さも相まって強弱がハッキリとしていて、弱い部分を刺激されるとサーシャの指を強く締め上げた)

147サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/15(木) 00:48:20 ID:EyJBinqP
【すみません、良いところなのですが思ったよりも早く限界が来てしまいましたorz】
【次の再開は来週のいつにしましょう?】
148ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/15(木) 00:58:51 ID:FkQJGBMc
【リアルに支障が出てはいけないのでお気になさらず〜】
【次週はまだ予定が未定なので分かり次第連絡しますよ♪】
149サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/15(木) 01:03:30 ID:EyJBinqP
【ありがとうございますorz】
【了解しました、それでは連絡をお待ちしますね?】

【ではお先に失礼します、本日もお相手ありがとうございました…ノシ】
150ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/15(木) 01:04:16 ID:FkQJGBMc
【は〜い、お疲れさまでした〜ノッシ】
151ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 21:38:17 ID:nEjf+lz8
【待機させていただきますね。プロフは>>29です】
152名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 21:55:34 ID:1a/ZFXr8
>>151
【名無しでもよければお相手いいかな?】
【必要とあれば簡単な設定くらいは作ろうと思うけど】
153ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 21:59:17 ID:nEjf+lz8
【こんばんは名無しさま、お待ちしておりました。もちろん、大歓迎いたします。
こちらとしては、軽い雑談をと考えていた程度でしたので、ご希望のシチュがございましたら、
それに合わせたいと思います。特にないのでしたら、シチュをいくつか考えようと思いますが。
設定を作るかどうかについては、シチュの内容によるということで…】
154名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:06:00 ID:1a/ZFXr8
【ありがとう】
【以前からティスラのことを気にかけていて、こちらから話しかけたりとかかな】
【甘い感じでやっていけたらいいかも】
【まあ希望のシチュというほどのものでもないんで、他のでも全然】
【参考までにそっちの望むシチュとかも聞かせてもらっていい?】
155ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 22:11:41 ID:nEjf+lz8
【そういうこと、でしたら…】
【こちらが仕事中にそちらが話しかけられてくるとか、休憩時間中に(略)とか、
町に買出しの時にお手伝いしていただくとか…】
【名前と、おおまかな立場だけ決めていただいてよろしいでしょうか?】
156名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:24:42 ID:1a/ZFXr8
【名前】ラルド
【年齢】20代半ばほど
【性別】男
【職業】雑用係
【種族】人間
【容姿】それほど大柄でもないが無骨なイメージ
【NG】スカ、グロなど
【備考】以前は最前線で戦っていたが、負傷を機に雑用の手伝いをするようになる
     主に力の必要な仕事を担当している
     元兵士だけあっていかついが性格は気さくなほう
     いつも自信なさげにしているティスラのことが、前から気になっているらしい

面倒なので【】は省くよ
大雑把にこんな感じで
具体的なシチュはティスラに任せてみたほうがいいかな
157ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 22:32:16 ID:nEjf+lz8
【プロフ、承知致しました。それじゃ、上で列挙しましたシチュを全て忘れて、
夜遅く、仕事も一段落して寝る前のちょっとした時間で夜空の下でくつろいでいる時に
ラルドさんが話しかけてくるって流れで…】
【導入書きますので、少々お待ちください】
158名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:33:21 ID:1a/ZFXr8
【了解、待ってるよ】
159ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 22:45:23 ID:nEjf+lz8
これで、今日の分、終わり…っと。
(少しだけ糸の残った縫い針を針山に刺し、繕いの終わったシーツをキレイにたたんで
棚に置く。キャンドルライトを持って作業室から出ると、外はすっかり暗くなっており)
うわ…。早く休まないと、明日につかえるかな…。でも、オフロにも入らなきゃ…。
(作業室前の回廊から、中庭と言ってもいい吹き抜けに出る。上からやや冷たい風が入り込み、
ローソクの炎を揺らす。しかしその冷気が心地よく感じ、何気なく壁に体をもたれさせ)
今日は、星空見えるんだ…。なんか、まともに夜空見るって久しぶりな気がする…。
(特に理由はないはずだが、満天とは言いがたい星空に感慨を感じ、深く息をつきながら
夜空に見入っていた)

【あらためて、よろしくお願いします。リミットですけど、1時でお願いしたいのですが…】
160ラルド:2009/10/17(土) 22:59:16 ID:1a/ZFXr8
お疲れさん
仕事はもう上がりか?
(空を見上げて佇むティスラの姿を見つけ、声をかけた男が近寄って来る)
(肩に大きな荷物を担いでいる様子からして、こちらはまだやることが残っているらしい)
(それでも油を売りに来るのはやはり気になることがあるのか)

うーん、いい風だな
こういう日は夜空を見てロマンチックにって感じか?
(荷物が邪魔で上を向けないため、ひとまずその場に下ろすことに)
星が綺麗とかあんまり考えたことなかったな
月が出てるかどうかはよく気にしてたもんだけどな
照明がない時は月明かりだけが頼りだった
(戦場での経験を語るその表情は、思いの他穏やか)
(星とティスラの顔を交互に見て、にこっと相好を崩す)


【一時ならちょうど同じくらいだな】
【それを目途によろしく】
161ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 23:17:29 ID:nEjf+lz8
(目をつぶり、大きく息を吸い込み、吐く。また目を開き、星空を見上げようと
した瞬間、聞き覚えのある声が耳朶を叩き)
あ、ラルドさん、お疲れさ…、
(その方向に顔を向け、少しだけ心が沈んだ。皆からラルドと呼ばれている同僚は、
肩に荷物を担いでいたからだ。それはつまり、彼の仕事は終了していないということ。
少し申し訳なさそうな声で彼に声をかける)
あの、ひょっとして…? えっと、お手伝いできることがありましたら…。

そう、ですね…。力仕事で火照ってる体には、ちょうどいいかもしれまんね…。
私には、ちょっと寒いかなって感じですけど、でも、それも気持ちよかったりして。
(ティスラから数歩離れた位置に荷物を降ろすラルドをちらりと見て、再び
視線を上へ向け)
ロマンチックっていうのと、ちょっと違うかも…。なんだか今まで忙しすぎて、
星空を見る心の余裕もなかったのかなって。心に余裕がないと、仕事も雑になっちゃうから、
気をつけないとダメだなって…。
(ここで一度大きく息をつき、視線をラルドへ移す。その時、空と自分を交互に見ていた
ラルドと目が合ったような気がし、少しだけ頬が赤くなり)
月は…、星よりずっと明るいですものね。月明かりがあれば、夜明け前の掃き掃除も
ちょっとだけ楽になりますし、夜のお使いも安全ですし…。
(笑顔で空を見上げているラルド似たいし、自然とこちらも笑顔となり)
162ラルド:2009/10/17(土) 23:29:27 ID:1a/ZFXr8
お手伝い?
じゃあこれ運ぶの手伝って……ウソウソ、気持ちだけもらっとくよ
その代わりちょっとだけ休憩させてもらおうか
(布きれに巻かれた細長い塊を指してからからと笑う)
(古くなった武具の類だと思われるが、女の力ではおよそ役に立ちそうもない)

ああ、気持ちいいな
一人でぼーっとするのも退屈だけど、女の子がいるからちょうどいいや
男ばっかりじゃ気が滅入るぜ
(工場(こうば)のほうは基本的に男しかいない)
(彼らにとって、ティスラの存在はちょっとしたオアシスのようなもので)
はっはっは、真面目だなあ
ちょっとくらい手を抜いたってバレやしないって
適度にさぼっとかないと結局は効率が悪くなるぜ?
せめてこういう時くらい、仕事を忘れたっていいじゃないか
たまにはロマンチックにいこうぜ、ロマンチックに
(自分にまるで似合わない言葉が面白かったのか、ロマンチックを繰り返す)
(その一方でちょっとした目配せもしたつもりだが、果たして意図が伝わっているやらいないやら)
163ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/17(土) 23:41:49 ID:nEjf+lz8
ホントに、よろしいんですか…? 私、あんまり力ないけど、それでも、少しは持てますから…。
(布に巻きつけられた細長い塊。それがなんなのか、どれだけ重いのか想像できないが、
それでも「仕事」となるなら苦とは思わないようにしている)

女の子、って…。
(仕事中は気にしないことにしているが、それでも男性からその単語を投げかけられると
自分が女性であると意識させられ、なぜか羞恥心が胸の奥にくすぶり、かすかな
頬の紅潮がもう少し赤みを増す)
いえ、私たち、それでお給金もらってるんですから、手を抜くなんてとんでもないです。
こちらのチーフが言ってましたけど、サボること覚えたら、もっとサボろうとして
結局満足いく仕事ができなくなるって…。だから、仕事と休憩はきっちり分けて、
自分の行動にメリハリをつけなさいって…。

ロマンチックに、ですか…。でも私、ロマンチックにひたれるほど、まだ心の余裕ないし、
兵士の皆さんが戦場で苦労されてるのに、私だけって、考えちゃうし…。
(また少し心が沈み、顔を地面に向けて大きくため息をつく。ラルドの目配せにも
気付かないまま)
164ラルド:2009/10/17(土) 23:53:29 ID:1a/ZFXr8
いや、だから冗談だって
こんなもんティスラに持たせたら同僚の連中に袋叩きにされるわ
ここは俺を助けると思って!
(本当に運び始めかねないので慌てて止めに入る)

だってティスラ人気あるんだぜ?
可愛くて気が効いて、そのうえおっぱ……ゲフンゲフン!
俺だって大好……ゲフンゲフン!!
(本音が出そうになって言い繕えばさらなる墓穴を)
ふむ、そのチーフの言う通りだな
仕事と休憩はきっちりわけて、自分の行動にメリハリを!
今は休憩中なんだから仕事のことは置いときなさい
(仕事中に仕事のことを放っているような気がするのはきっと気のせい)

俺もこっちに来てすぐはけっこう腐ってたかもな
でもいつまでもそれじゃあつまらない
今じゃそれなりに、雑用の仕事に誇りだって持ってるんだぜ?
心の余裕の作り方、教えてやろうか?
(放っておくと勝手に沈んでいくティスラに苦笑交じりに言う)
(何やらたくらみがあるのか、自信はあるようだ)
165ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/18(日) 00:08:21 ID:B2HFjBt9
いえっ、持つのが大変でも、たしか近くの倉庫に台車があるはずですから、それを使って
運べば…、
(休憩モードから仕事モードに頭が切り替わり、やや呼吸を荒くしつつ提案するが、
鬼気迫る雰囲気でやめるよう言われ、少々気圧された感じになり)
そう、ですか…。ラルドさんがそこまでいうなら…。

人気あるなんて、とんでもない冗談です。だって私、まだまだ仕事遅いし、キレイでもないし、
ミスも多いし、それに…、
(またさらに、気が沈む。壁から背を離し、ラルドにも背を向け)
聞いてるでしょう? 私が、どれだけいやらしい女か…。時々、男性に抱かれないと
気が狂いそうになって、記憶がない事もあって、目が覚めたら複数の兵士の方と
一緒に、寝ていたことも…っ! 私に人気があるのだとしたら、男性にとって
都合がいいからで…。
(なにについて都合がいいのか、あえて言葉を省く。目頭には涙があふれそうになっていた)

心の余裕の作り方、ですか…? それが本当にできるんでしたら、いくらか仕事の
効率もあがるかも、ですけど…。
(沈んでしまっている心を、少しだけ奮い立たせ)
満足なお礼もできないかもしれませんけど、よかったら、お願いします…!
(ラルドへ向き直り、勢いよく頭を下げる。それにつられて胸部の脂肪の塊が
誘惑するかのように揺れる)
166ラルド:2009/10/18(日) 00:21:53 ID:Q9ZJD7xy
道中道が荒れてるから台車はちょっと使い辛いんだよなあ
だからこうして人力で運んでるんだけどな
うんうん、その気持ちだけで十分だから
(サボっている上にティスラまで使うのはさすがに気がひけるものがある)

聞いたことがないと言えば嘘になるかもしれないが……
若いんだから少々突っ走り過ぎることもあるだろ
まあほどほどにしといたほうがいいけどな
(ルーンの存在は知らないらしく、せいぜい酒癖が酷いのだろうという程度の認識だが)
……自分で自分を見下すのはよくないな
(朗らかだった顔が一瞬だけ鋭い目付きになる)
(傍から見れば、ティスラをいじめているようにしか見えないかもしれない)

もっと自信を持つことだな
どうやって自信を持つかって?
自分が人に必要とされている人間だとわかれば、生きる価値のある人間だとわかればいいんだよ
だから俺がその役を買ってやる
俺にはティスラが必要だ
(せいいっぱい格好つけたつもりでティスラの肩を抱く)
(揺れるに乳房に目がいってしまったために、いまひとつ決まり切らなかったが)
167ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/18(日) 00:36:32 ID:B2HFjBt9
分かり、ました…。でもでも、私でも、力ないけど、役に立ちますから。いえ、
ラルドさんの役に立てるように、努力しますから…。何かあったら、遠慮なく
声をかけてください…。
(同世代の少女達よりずっと膨らんでいる胸に手を当て、ラルドの目をじっと見つめ…)

見下してなんか、いません…。ホントに私、どうしょうもないいやらしい女だから…。
本来なら、ここでラルドさんに声をかけていただく資格もない、女だから…。
(精神的な負のスパイラル。その場にしゃがみこむ。その衝撃で、目頭にたまっていた
涙が頬を伝った)

自信…、ですか…。私のこと、必要としてくれる人って…、
(雑用係は、軍のヒエラルキーで見れば最下層に相当する。それゆえに、ティスラ自身も
替えのきく駒としか自分を認識していない。しかし、ラルドの手が肩に触れ、
ティスラが必要だという言葉を聞いて、心拍数が一気に上昇し)
信じて、いいですか…? その言葉…?
(肩に置かれた手に、そっと自分の手を重ねつつ、頭を傾けて頬を寄せる。ラルドの手の
感触を、頬で感じようとして)
168ラルド:2009/10/18(日) 00:47:09 ID:Q9ZJD7xy
それが見下してるってことだよ
ティスラが価値のない女なら、それに惚れた俺はなんなんだ?
クズ以下の生きる価値もない人間か?
(責めるような目付きには、死線をくぐってきただけのすごみがある)
どうよ?
人に必要とされてたら迂闊に卑下することも出来ないだろ?
(ころっと表情を変え、いかめしい顔を照れ臭そうなものに変化させる)

他の誰でもない
この俺がティスラを必要としてるんだ
ほんの少しでも俺の気持ちに応えるつもりがあるなら、今後一切そういうセリフはやめてくれ
(骨ばって浅黒い大きな手と、華奢で白く小さい手が重なる)
もちろん
というか信じてもらわないと困る
こんな言葉、恥ずかしくっておいそれと言えるもんじゃないだろ
多分もう言わないから今日限定だな
(目尻に滲んでいた涙を指で拭き取り、そのまま顔を近づける)
(肩にあった腕は背中にまで回り、大きすぎる胸を押し潰すくらいに引き寄せて、力強いキスを)


【そろそろ時間が近いか】
【これで〆てもいいし、もし可能なら凍結でも】
169ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/18(日) 01:03:04 ID:B2HFjBt9
私…、わたし、は…、
(惚れた、という単語が耳から脳に到達し、理解し了解するまでいくらかの時間を要した。
今まで性欲の対象か労働力としてしか見られていなかったため、認識にはかなりの
情報バイパスが必要となっていた)
それって、違う、私…、ティスラって、ほかにも、いない、えっと…?
(混乱してしまい、意味不明な言葉が続いていた)

あんまり自信ないけど、ラルドさんがそうおっしゃるなら、努力します…。
(ラルドの無骨な指が、目尻を拭う。次の瞬間、無意識に微笑が浮かび)
私、自信家じゃないから、ラルドさんのその言葉、たくさん聞きたがるかも…。
こんなわがまま、お嫌いですか…?
(あまり面識のない男性の顔が、すぐ目の前まで近づいている。それでも、不快感は
全くない。抱きしめられた時に肺の空気がほとんど抜けてしまい、少しだけ
苦痛の吐息が漏れるが、それすらもなぜか甘美に感じ、互いの唇が触れた瞬間、
なにかを吹っ切るかのように目を閉じて…)

【では、なんかいい雰囲気なので、凍結お願いしたいです。現在の時点で解凍可能なのは
次の金曜日の夜ですが、よろしいでしょうか?】
170ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/18(日) 01:07:06 ID:Q9ZJD7xy
【ありがとう、では凍結で】
【次の金曜ってことはちょっと間が空きそうだなあ】
【22時からでいいなら問題ないけど、他の日にちはきつい?】
【明日なら昼からでもお相手出来そうなんだが】
171ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/18(日) 01:12:21 ID:B2HFjBt9
【明日って、一応夜明け前だから日曜日ってことですよね? 友達づきあいとか
色々あって、ちょっと…。平日(翌日平日)もリアル仕事の準備とかいろいろあるから…。
そちらの提案の金曜日22時からは大丈夫です】
172ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/18(日) 01:15:12 ID:Q9ZJD7xy
【日曜のことだね、ごめんごめん】
【忙しそうなのに無理を言って悪かった】
【金曜の22時からでってことでよろしく頼むよ】

【今日は遅くまでありがとう】
【来週を楽しみにしてるよ】
173ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/18(日) 01:17:36 ID:B2HFjBt9
【はい、それでは23日金曜日の22時からで…】
【あと、この流れでいくと、エロールになっちゃう可能性もあるので、それも
了承していただけると嬉しいです】

【金曜日、楽しみにしています。それでは、お休みなさいませ…】
174ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/18(日) 01:19:41 ID:Q9ZJD7xy
【もちろんエロールも含めて楽しみにしてるから】
【じゃ、おやすみなさい】
175ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/18(日) 23:43:05 ID:tCmU8vCJ
【連絡に1レスお借りします】

>149 サーシャさん
【遅くなりましてすみませんでした】
【此方は火曜か木曜なら何時でも大丈夫です】

【では、失礼致します】
176サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/20(火) 14:34:31 ID:u/sJDMc1
【連絡に1レスお借りします】

>>175
【こちらこそ、連絡が遅くなってすみませんでした】
【それでしたら今日は少し厳しいので、木曜日の22時半でお願いしますね?】

【それでは失礼します】
177ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/21(水) 21:29:42 ID:nt9R7O/n
【待機します。プロフは>>28です】
178ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/10/21(水) 21:49:31 ID:rGT1Ov3K
【ロールよろしいか…といかないのがくやしいな。毎週水曜が残業指定日でなることが
残念でならない。よき相手に恵まれることを心から祈っている。一緒に、これを置いていくよ】

つ【部族に伝わる幸運のお守り(木彫りのラクダ)】

【では、これにて…】
179ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/21(水) 21:57:02 ID:nt9R7O/n
>>178
あら、今晩は。
なんだか貴方に会うのは、随分と久しぶりな気がしてしまうわ。
(城内哨戒中らしい同業者に行き会うと、久方振りに目にした堂々たる体躯を見上げて、かすかに微笑う)
幸運の御守り……?これを私にくれるの?
貴方も私も、共に生死を賭けて明日をも知れぬ戦場に出る身、幸運は貴方にも必要でしょうに。
……でも、有難う。素直に受け取っておくわね。
(心尽くしの贈り物を受け取り、哨戒を続けるらしい大きな背中を見送ったのだった)

【今晩はーノシ そして残業、お疲れ様です!逆に私は定休日の関係で、
 水曜日以外は安定していなかったり……。ちょっと残念ですが、お仕事、頑張ってくださいね】
180名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 22:28:52 ID:5lDA2Udh
むぅぅ、時間があればお相手願いたかった……。
折角だから秋の山海の幸の詰め合わせ差し入れとくね。
皆に美味い物ふるまってあげてくれ〜ノシ
181ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/21(水) 22:40:39 ID:nt9R7O/n
>>180
今晩は、貴方も忙しそうね?
なんだか、一人ぼんやりとしているのが悪い気がしてしまうわ……って、え?これを私に?
(城内散策中に、今度は名を知らない革命軍メンバーと会い、挨拶もそこそこに
 脂の乗った秋の魚や獣肉、山菜や海草、貝などなどの、抱えきれない程の食材を差し出されて)
凄い……豪華ね。
ええ、確かにこれは一人じゃ食べきれない……っていうか、料理するのも一人じゃ大変そうな位。
腕の振るいがいがありそう、ね。
貴方も時間が出来たら食べに来てね。
(手を振って去り行くその後姿を、先程の同僚と同様に見送って……もっとも両手が荷物で
 塞がっているので手を振り返すことは出来ないのだが)
さ、て……食堂でも借りて……下ごしらえから始めるとしましょうか……。
(その背中が見えなくなってから、こちらもくるりと背を向け食堂に向けて歩き出した)

【有難うございますーノシ 時間がある時に機会があったら、その時は是非w】
182名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 22:59:31 ID:2rI0LFRT
(それからしばらくして、時間外にも関わらずに食堂は賑わい始めるのだった)

まだかな、まだかな?
俺もメシウマな嫁が欲しい……
おい、誰か口説いて来いよ
良し、それなら俺は失敗する方に秘蔵のワイン一本だ。
待て待て、賭けにならん賭けはよせ。
お前、そういうの得意だったよな? さあ行け、行って俺達を楽しませるんだ。
いや、まだ死にたくないんだけど俺……
女じゃだめかなぁ……?

(などといった会話が彼女が料理をしている後ろで飛び交っているのであった)
(何故こんな騒ぎになったのか、噂の出所と広まり具合というのは何時の世も謎である)


【時間無くてお相手願えない無念3号です】
【流れに便乗して置きレスしてみますた】
【今度会ったら夜露死苦!】

183ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/21(水) 23:18:13 ID:nt9R7O/n
>>182
『全部、聞こえてるんだけどなぁ……』
(食堂の調理場に立つ女は、内心でぼやきつつ刃を振るう。
 いつもは戦場で剣を振っているその手で料理用の小刀を握り、慣れた手付きで魚の鱗を削り、
 内臓を取り出し……と、料理の下ごしらえを進めていく)
……後ろで見ているのはいいけれど……あまり近付きすぎると危ないわよ?
(取りあえず、魚を捌き終えた小刀を手の中でくるくるっと回して、振り向かないまま
 後方のギャラリー―野次馬だかご飯を待つ欠食児だか―に警告はしておいた)
それにしても……こんなに早く人が集まるなんて予想外だったわ……。
(食材と料理の件は、自分と自分に食材を渡してくれた相手しか知らない筈なのだが、
 なんでこんなにも早く話しが広まり、人が集まったのか……不可解な謎に小首を傾げる。
 ――何時の世も、人の噂の伝達具合というのは、予想を大きく上回るものである)

(――それから暫時、時は流れ……調理場の一角からは魚や貝、そして肉が焼ける匂いと音が広がり、
 完成した料理の数々がテーブルに並び出した)
ああ、先刻、秘蔵のワインを賭けるとかって言った人?
それは勿論、皆に振舞ってくれるのよね?
こんなに沢山、肴があるのに、お酒がないなんて淋しいもの、ね。
(豪華な山海の食材を惜しみなく使った料理の皿を並べながら、耳ざとく先の会話を聞きとがめていた女が、
 秘蔵のワインと口走った人物をじぃっと見据える)

(結局、女の視線の圧力と周囲のギャラリーの歓声とに逆らえなかったその人は、
 泣く泣く秘蔵のワインを差し出す羽目になったとか。
 そして、そのまま食堂は宴会場になってしまったとか何とか)

(――今日も革命軍は平和であったとさ)

【声かけ、有難うございますノシ 差し入れ&メッセージラッシュにちょっとびっくりですw
 はい、今度、時間のある時にお会い出来ましたら、是非とも4649!】
184ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/21(水) 23:19:57 ID:nt9R7O/n
【ではお名残惜しいですのが、本日はこれにて失礼致します。
 声を掛けてくださった皆さん、本当に有難うございました!まだ見てくれている人が沢山いるんだなぁ、と
 とても励みになりした!ではでは待機解除です、お休みなさいませノシ】
185サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/22(木) 22:33:36 ID:i9QrTMQx
【そろそろ待ち合わせの時間かな?】
【先に続きのレスを書いてくるから、しばらくお待ちくださいorz】
186ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/22(木) 22:35:49 ID:3uYHz1DG
【こんばんわ〜】
【正座して待ってますね〜】
187サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/22(木) 22:58:16 ID:i9QrTMQx
>>146
あは、ルミエールってここが弱いんだ?
ここをいじくった時だけ反応が全然違うよ?
(元々締めつけの良いそこをこじ開ける、と言うほどではないのだが)
(ある場所を刺激すると彼女が過敏に反応する所があり、その反応を楽しむかのように丁寧かつ大胆に愛撫を続けていた)

ん…ぁむ、ちゅ…ここも一緒にしてあげる…ちゅぱ、ちゅぅ…
イキたかったら、ちゅぅ…イっていいからね…?
(このまま焦らすことも考えたものの、あんまり焦らすのも可哀想に思えたため)
(彼女の胸の先端も合わせて攻め立てていき、少しでも彼女に気持ちよくなってもらおうとしていた)

お姉ちゃんに任せて、気持ちよくなっちゃいな…?
(胸から口を離すと不意に耳打ちして、そのまま何事もなかったかのように責めを再開して)

【お待たせ致しました、そして一度書いたレスを誤って消してしまったという情けなさ…orz】
188ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/22(木) 23:24:55 ID:3uYHz1DG
>>187
ぃ、や……はぁぁん……!
(自分でも弱い部分の有無は良く分からないが、確かにある部分へ刺激を受けると身体が一層強く反応する)
(抑えきれなくなった声が次第に強まり、快楽の昂ぶりを自然と訴えかけていた)

そ、んな……あぅんっ!
(秘所の中でも特に弱い部分、そして再び始められた乳首への愛撫)
(彼女の言葉を否定するには余りにも酷な状況だった)
(もう自分の意思とは無関係に、身体は絶頂へ向けてますます熱くたぎるのだった)

っ、くふ……んんっ! ふぁあ……あ……
(それでもなかなか一線を越えるには何らかのきっかけが必要だったのだろう)
(既に限界を迎えつつあり、その奔流を押さえていたしがらみを解いたのはサーシャの囁きだった)
(ほんのちょっとした安心感はほんの一瞬だけ緊張を解し、そしてそれは堰に穿たれたほんの小さな穴)
(気の抜けたその隙になだれ込んだ快楽の奔流は瞬く間に理性の堰を破り散らし)
(そして肉体はその奔流へ完全に飲み込まれ、絶頂を迎えた)

はぁっ……はぁっ……ぁ、んん……
(女の悦びを余す事無く露にした痴態と嬌声をサーシャの前に晒した後、更にだらしなく四肢を投げ出して未だ熱の収まらぬ淫らな顔で息つく姿を晒していた)
(床に滴る程の愛液の処理に困ることはない場所だったのは幸いだったか)


【ドンマイです】
【それでは今日も宜しくです〜♪】
【今回辺りでそろそろ〆に向かいませう】
189サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/22(木) 23:37:02 ID:i9QrTMQx
>>188
ルミエールのえっちぃ顔…可愛かったよ?
あたし、思わず妬いちゃった。
(責めていたのは自分なのだが、今のルミエールの姿は同じ女としてちょっと嫉妬してしまいそうなくらいに悩ましく)
(指を彼女の秘所からゆっくりと引き抜くと、それもまた新たな責めとなっていく)

ね、ルミエール。
今度はお姉ちゃんにも…して?
(くたりと体を投げ出している彼女をよいしょ、と抱き上げるとそのまま膝枕をして)
(秘所を責めていたのとは反対の手を使って彼女の髪を撫でていた)

ルミエールの可愛いところを見てたら、あたしも何だか我慢出来なくなっちゃって…
(たった今絶頂を迎えたばかりの相手に言うのも酷かな?とは思ったが)
(実際自分の中の情欲の炎を誤魔化すことも出来ず、瞳を潤ませていた)

【こちらこそよろしくです。そう言って頂けると助かりますorz】
【そうですね、こちらもそのつもりでいましたし】
190ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/22(木) 23:59:53 ID:3uYHz1DG
はぁ……はぁ……っく……
(絶頂を越えたとはいえ、まだまだ敏感になっている肉体はほんの些細な刺激でも過敏に反応してしまう)
(秘所から指を抜かれただけで背筋を何かが駆け抜けるのを感じた)
(そのお陰で朦朧としていた意識が少し覚醒したのではあるが)

あ、りがとう……って、いうのかな……?
(褒められてるのかどうかと言われればきっと褒められているのだろうが、素直に喜ぶべきかどうか悩んでしまう)
え、私が……?
(そしてサーシャの次なる言葉で少し驚き、目を見開く)
(少しで済んだのはこうなる事を心のどこかで予測していたためだろう)

……ん、分かった。
(意識だけは大分はっきりしてきたが、身体だけはやはりまだ鉛を括りつけられたかのように重い)
(膝枕された体勢のままなんとか腕を持ち上げると、サーシャの胸へ伸ばして乳房を包み込んだ)
う、おっきぃ……
(乳房を掴んだ手を動かして少し揉んでみる)
(柔らかさといいボリュームと良い、正直羨ましくなる位の物がそこにはあった)
(身体の気だるさや重さが拭われるまで、しばしそのままサーシャの乳房を揉みこんでいく)

【了解です〜】
【今日の時間は何時頃でしょうか?】
191サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/23(金) 00:15:09 ID:r8jf35Uf
>>190
誉めてるんだから、素直に喜んどきなって。
(普通そういう所は誉めないとは思いつつも、つんと彼女の額をつつき)

そうそう、今度はルミエールにして欲しいな…?
…むむ、何だかあたしが頼むのを見越してた感じがする…
(彼女があまり驚いたようには見えなかったためか、少し口を尖らせていたが)
(そもそもが自分がむらむらして半ば彼女を襲ったのがきっかけとも言えるは秘密)

ん、ありがと…っ…
へへ、ちょっと照れるね…
(膝枕の姿勢のまま、下から胸を掴まれるのは結構新鮮な感じがして)

そんなにおっきいかぁ?
正直、あんまりおっき過ぎても、邪魔なだけ、なんだ、けど、なぁっ…
(ルミエールの手の中で形を変えながら弾む胸を見て、我ながらえっちぃ光景だなと感じていたが)
(快感は確実にせり上がってきており、世の女性が聞いたら憤慨ものの言葉を発していても)
(所々で息を呑む音に切れ切れになっていた)

【一応1時半くらい、といった所ですね】
192ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/23(金) 00:32:53 ID:D/X3MCYx
>>191
んっ……果たして喜んで良い事なのかどうか……
(額をつつかれてクスッと笑う)

うん、私もここで色んな人の見てるけど……
(サーシャの乳房を揉みながら記憶を思い起こし)
結構、大きい方だと思うよ……?
(少しずつ身体の自由も取り戻しつつあり、更には両手で両乳房を揉み始める)
まぁ……邪魔って言ったら邪魔だろうね……今は、さ。
(含みのある言い方をし、乳房を揉む力を少し強めて)
けど、いつか女としての役目を果たす時には……大きな武器になると思うよ。
文字通り……。
(そして私にはそれが無い、とボソッと呟き、身体を起こして乳首へ吸い付いた)

ん、ちゅ……、んむ……。
(口に含んだ乳首へ啄むように吸い付き、舌を伸ばして乳輪から乳頭を舐め、そして乳首を転がす)
(その間も乳房を揉む手は止めず、時々軽く歯を立てて甘噛みをしながら責め立てて行く)
(それを左右交互に何度も繰り返し)


【リミット了解です〜】
【〆はフェードアウト方式になってしまいそうですね】

193サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/23(金) 00:52:36 ID:r8jf35Uf
>>192
ふぅん、そうなのか、ぁ…っ…
別に、おっきいだけが、武器じゃない、ってばさ。
世の中には、ぺったんこじゃなきゃ嫌だ、ってくらいの男だっているんだからさ…ぁふっ…
(ルミエールのぼやきも混ざった言葉に応えながら、彼女の体をひっそりと支えていた)
(答え方も聞きようによってはフォローになってなかったりする)

うぁ、それすご…ゾクってする…っ…
…ひゃあぅっ!?今の、すごい…って…
(胸のあらゆる場所に与えられる快感に思わず背中を震わせ)
(先端を甘噛みされるとその度に敏感に反応してしまっていた)

…は、あぁぁ…ルミエールぅ…そこ、気持ちい…よ…?
お願い、もっとして…?
(思わず自分の胸に彼女の顔を押しつけさせるような形で抱きしめていた)

【ありがとうございますorz】
【そうですねぇ、もしくは2人してのぼせた状態で発見されるのもアリかもですw】
194ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/23(金) 01:06:14 ID:D/X3MCYx
ん、んむ……
是非、その割合が知りたい所よね……っちゅ
(乳房を揉みしだき、乳首を責め立てながら器用に苦笑する)
(何となく意地悪したい気分になったので、ちょっと強めに歯を立ててみたり)

喜んで貰えたようで、なにより……はむ
(乳首への甘噛みが余程効いたらしく、サーシャは強い反応を示した)
(こちらはその期待へ応えるべく、更に激しく彼女の胸を責め立てていった)

んふっ……!?
ちょ、サーシャさん……くるし……
(不意に胸を押し付けられて顔が乳房に埋もれ、一瞬息が出来なくなって軽く動揺する)
(逃れるように首を振ってそこから抜けると、口を離した代わりに指を使って乳首を弄り始めた)
(胸から離しついでに顔をサーシャの腹部へ寄せ、口付けを落としながら腹筋の割れ目に沿って下へ下へと滑らせて行く)


【正にさじしんですね? 分かります】
【ではそんな感じでよろしくです〜】

195サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/10/23(金) 01:26:58 ID:r8jf35Uf
え、えーと、それはその…
今度、アンケートでも取ってみる?
そもそもルミエールはおっき過ぎず小さすぎずで、形も整ってると思うんだけどなぁ…
…って、ひゃぁぁんっ!?
(こみ上げてくるような快楽を何とか我慢しながら、彼女の疑問に答えていたが)
(あるタイミング…要はルミエールが強めに歯を立てた時に自分らしからぬ『女の子』の声が出てしまっていた)

自分でも、びっくりしたよ…
あんなにゾクってするなんてさ…
(思っても見なかった弱点に、熱っぽい息を漏らしながら苦笑いをしていた)

あっ…悪い悪い。
(ルミエールの声に我に返ると今度は腹筋の辺りを)

ふふ、お腹をそうされると何か変な感じだな…
何て言うのかな、自分じゃ知らなかった世界、みたいなさ?
(へその辺りにキスを落とされているうちに、だんだん開発されているような気がしてきていた)


…ちょっと…はしゃぎ過ぎた…かな…?
(それからしばらくきゃあきゃあと戯れていたのだが、浴場という場所が災いしたのか完全にのぼせてしまい)

……………きゅう……
(2人して、ようやくたどり着いたらしい脱衣場で素っ裸のまま倒れているのをお風呂に入りにきた女性兵士に発見されたのは言うまでもない)

【ちょっと強引ではありますが、一応こちらはこれで締めとさせて頂きますね?】
【長期に渡ってのお相手、本当に感謝です】
196ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/10/23(金) 01:49:58 ID:D/X3MCYx
アンケ……?
おっきいのちっちゃいの……どこからおっきくてどこからちっちゃいと思いますか、的な?
(会話は結構アレな感じだが、サーシャを責める手付き自体は至極真剣で)
(胸を揉む手付きも乳首を弄る指先も力を強めていくのだった)
(思わず上がったサーシャの声を聞いて満足そうな笑みを浮かべ)

お腹はね、意外と盲点よ……?
私は結構好きなんだけどね……
相手に一番無防備な所を見せる、安心感とか信頼感みたいなのがさ。
(おへそ周りを少し念入りに唇で拭って舌先を軽く潜りこませてくすぐってみたり)
(それだけでは飽き足らず、唇は下腹部を通って更にその下へ滑っていった)

……ちょっと、じゃないと思うけど……
(互いに精根尽きて冷静になってみれば、一体何をしていたのかと思う)
(心身ともに無防備にする余り、ほんの些細なきっかけで理性をも簡単に振り切ってしまう)
(お風呂の持つ魔性の力を改めて思い知ったひと時であった)
(とんでもない姿で発見されたのが良心的な女兵士だったのは2人の名誉に取って非常に幸運だたに違いない)


【ではではこちらはこれで〜】
【こちらこそお付き合い頂き感謝感激ですよ〜】
【それではお疲れ様でした。お休みなさいませ♪】
197ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 21:59:46 ID:7t60n2Mh
【ラルドさんを待たせていただきます…】
198ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 22:00:39 ID:DFQ3WWNA
【ティスラとのロールに使わせてもらうよ】
199ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 22:02:30 ID:DFQ3WWNA
>>169
これだけやって人違いなんて笑い話にもならないだろ
正真正銘、今ここにいるティスラのことだよ
(当惑気味の頬に手を添え、嘘や冗談ではないことを改めて伝える)
自信家じゃないのはよく知ってるさ
でもだからってそれは……ちょっとなあ……
いや、別に嫌いってことはないんだが、如何せん俺が恥ずかしくてだな……
(慣れないセリフをせがまれると途端に困ってしまう)
(柄にもなく顔を赤らめて後ろ頭を掻いていたが、すぐにきっと振り返り)

男は口より行動!
これで勘弁してくれよ
(豊かすぎるほどの乳房に比して、体は小さく華奢)
(抱けば折れそうな細身を包み込むようにして唇を重ね合わせた)
(ちっとやそっとのキスでは納得してくれまいと考え、息もつかせずに舌を貪っていく)
(舌を絡め、歯列をなぞっては甘い唾液をすすって)
(彼女の自身と男に対する不信感をまとめて飲み込むつもりで接吻に耽る)


【前回の続きからということでよろしくな】
【希望やNGがあればその都度言ってくれると助かる】
200ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 22:14:26 ID:7t60n2Mh
でも、でも、えっと…。
(混乱状態のまま、それでも言葉を紡ごうとするが、それより前にラルドの手が
頬に触れ、舌が固まってしまい、顔を赤くしながら上目づかいにラルドを見つめ)
信じて…いいですか…?
(なんとか、それだけ言葉を搾り出した)

じゃあ、二日に一回…。三日に一回でもいいですから…?
(不安げにラルドを見上げたまま)

ん…っ!?
(唇を重ねるだけのキスが続くと思っていた。唐突に舌が割り込んできた時には
一瞬困惑したが、それでもそれを受け止めるように自分からも舌を伸ばす。
ラルドの舌と絡み、あるいは彼の歯ぐきを舌先でくすぐり、口中にたまった
唾液を飲み干す。触れるものがなく宙に浮いていた両手は、ラルドの背中に回され、
彼の背中をくすぐるようにゆっくりと動いていた)

【はい、今日もよろしくお願いします】
201ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 22:27:08 ID:DFQ3WWNA
俺ってそんなに信頼ないか?
裏切ったりしないからさ、好きなだけ信じてくれ
(いまだに納得しきれていない様子に苦笑気味に言う)
いや、こういうのは頻度の問題じゃないと言うか……
……わかったよ
三日に一度くらいは言うから勘弁してくれって
(なかば押し切られるような形で厄介な約束を引き受けてしまう)

さっきの話だが……
(キスを一度区切り、舌を唇から首筋へとじょじょに下ろしていく)
もしどうしようもなく身体が火照った時は俺を頼ってくれないか?
満足させられるかどうかはわからないが、誠意は尽くさせてもらうよ
誰だかわからない奴に抱かせたくはない
それに何より、俺自身がティスラを抱きたいからな
(長く思いを募らせてきた相手が今、自分の腕の中にいる)
(雄としての欲求は当然ながら存在し、硬く充血して存在を示している)
202ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 22:38:31 ID:7t60n2Mh
信頼ないっていうか…、ラルドさんとは部署ちがうし、あんまり話したこともないし…。
だから、なんで私をって…。ごめんなさい…。
(苦笑気味にこちらを見るラルドに、こちらの意思が伝わっているかどうか分からないまま
不安顔で視線を返し)

(ラルドの唇が自分の唇から離れ、互いの舌先から唾液のアーチが出来て、一瞬で切れる。
切れたアーチの片方が、ティスラの唇から首筋へと移動してゆき、その感触に
体を小さく震わせるが)
あっ、あのっ、汚いです…。仕事で汗かいてるし、オフロにも入ってないし…。
だから…っ、
(ラルドの背中に回していた手が離れ、両胸の前へ移動。無意識ではあるが、
自身の体を守るようにガード体勢に)
それにっ、私の、その、エッチな気持ちって、すっごく突発だから、気付いたら、
誰かとエッチしてるっていうか…。ラルドさんのところまでガマンしますけど、
約束、できません…。
(目に涙をためながら、申し訳ない気持ちで一杯の視線をラルドに向けていて)
203ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 22:52:42 ID:DFQ3WWNA
そ、そう言えばそうか
俺が一方的に気にしてただけだもんなあ
まああれだ、お互いのことをもっと知り合っていければ、な
(後ろ頭をぽりぽりとかきながら)

ちょっとくらい汗臭いほうが俺は好きだよ
ティスラの匂いがして、すごく興奮する
(首から肩へ、さらに胸の前に回ってきた腕にまで舌を滑らせていく)
(曖昧に防御する手首を優しく掴み、小さなキスをふらせながら)

いや、別に強制とか束縛のつもりで言ったんじゃないんだ
ティスラ本人がそれで居心地の悪い思いしてるんなら、せめて俺を頼って欲しい
道具のように扱われるなんて俺も嫌だし、ティスラも嫌だろ?
俺に出来ることなんてたかが知れてるが……
可能な限り力になりたいと思ってる
(悲痛なおもいに満ちた視線に、頑なで力のこもった視線を返す)
(ほんの少しでもこの苦痛を和らげることが出来たら、と)
204ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 23:04:43 ID:7t60n2Mh
それって…、お見合いみたい、な…? 少しずつ理解して、結婚するか決めるって感じ…?
(かなりイメージの湧きにくい解答になっていたかもしれないが、男性との交際経験自体
ほとんどないティスラのため、このような言い回しになってしまっていた)

でっ、でもっ、わっ、わたっ、恥ず…っ!
(顔を真っ赤にしながら両手で胸をガードしていたが、ラルドの手に手首をつかまれ、
手の甲へのキスが繰り返されるたびに腕の力も抜けていき、両者の間を隔てるものは
布地だけとなってしまう)

うれしいです…。今まで、そんなこと言ってもらったこと、なかったから…。
でも、私…、こういう時、なんて答えたらいいのか、知らないんです…。ごめんなさい…。
(涙が溢れだす直前の状態で、上半身を少し前に倒す。手の甲にキスしていた
ラルドの額に育ちすぎと言っていい女性らしさの象徴がもたれかかり、同時に
表面張力の限界を超えた涙が数滴、ラルドの頭に当たる)
205ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 23:17:01 ID:DFQ3WWNA
お見合いに結婚!?
いきなりそこまでいかなくても、もう少し時間をかけてだな……
あまり急ぎ過ぎてもいいことはないと思う
ただそうだな
ティスラが望むなら俺はやぶさかじゃないとだけ
(騎士がお姫様にするように、手の甲に忠誠の口付けを)

甘酸っぱい匂いがするよ
脳みその奥まで侵入してきて、不思議な気分になる香りだ
(隔たりのなくなった胸に直接、顔をうずめていく)
(すうっと空気を吸い込めば、ティスラそのものの体臭が鼻孔をくすぐって)

繰り返すが、急ぎ過ぎてもいいことはないからな
時間をかけてじっくり考えていこう
ティスラが納得してくれるまで俺も待っ――てるように頑張ろうと思うから……
(思いきり顔面に押し付けられた乳房に思わず息が詰まる)
(自分の言葉の手前、これ以上の手出しは控えようと思う)
(反面、魅力的すぎる肢体への誘惑も拭いきれず、少々尻すぼみになってしまったが)
206ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 23:29:29 ID:7t60n2Mh
え…?
(急に歯切れの悪くなるラルドの言葉。しばしその理由が分からなかったが、
それが自身にあることにようやく気付き)
ちっ、ちがうんです、知り合うってそういう感じなのかなって、それだけで、
私が結婚したいとか、そういうのじゃ…!
(それでも、絵物語のワンシーンのような手の甲への口づけに、少しだけ陶酔感を
覚えるティスラだったが)

…っ!?
(雑用係といえど、否、兵士の衛生面に関わる仕事だからこそ、普段から清潔を心がけることを
係長から散々言われ続けてきたティスラだけに、体臭について何か言われると
羞恥心が全開になる。先ほどまでとは別の意味で顔を真っ赤にしながら)
あっ、あのっ、やっ、あ…!
(緊張と羞恥のあまり、舌もろくに回らなくなり)

ありがとうございます、ありがとうございます…。
(胸元にあるラルドの頭をそっと抱きしめ、また数滴涙をこぼす。そのまま、
少しだけ腕の力を強め、それにともなってラルドの顔も胸の谷間へと埋め込まれてゆき)
207ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 23:43:40 ID:DFQ3WWNA
【すまない、ちょっとした用事が入ってしまった】
【もう五分ほど待ってもらっていいかな?】
208ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/23(金) 23:45:40 ID:7t60n2Mh
【分かりました…。急ぐと失敗のもとですから、あせらず用事をすませてくださいね】
209ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/23(金) 23:52:13 ID:DFQ3WWNA
結婚を前提にしたお付き合いってか
ティスラらしくていいんじゃないか?
稼ぎはそんなにないし甲斐性もないが、せいいっぱい大事にはさせてもらうよ

どうしてそんなに恥ずかしがる?
いい匂いだって言ってるんだから素直に喜んどきなって
(そうやって調子に乗っていると、ずいっと巨大な胸が迫って来て)
ちょ、ちょっと待っ……うぐぐ
(人よりはるかに大きい乳房の塊は簡単に人間の頭を飲み込んでしまう)
(呼吸が遮られた苦しさに脱出しようと手をかけると、今度は鷲掴みするような形に)
(なんとか脱出して紅潮した顔で溜息)

ふう、時間かけるつもりだったんだがなあ
あんまり押し付けられると俺も我慢できなくなっちまうぜ?
(上体を起こすと、こぼれ落ちる涙をぺろっと舐める)
(理性と本能の間で揺れていたが、そろそろ我慢するのも辛くなってきたらしい)
(手にかけた乳房をたわませ、熱のこもった目でティスラを見据える)


【いや申し訳ない】
【どっちつかずのままだと進まないんでエロールに入らせてもらうよ】
210ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/24(土) 00:04:17 ID:7t60n2Mh
だって、だって…。ラルドさんは、係長から注意されたりしなかったんですか…?
(変わらず顔を真っ赤にしながら、ラルドを見つめて)

(再び、ラルドの顔が近づく。とっさに目をつぶり体をすくめる。ラルドの舌が
目尻をなぞると、触れられたわけでもない背筋がゾワリと震え)
あ…っ。
(たわわと表現してもよいほどに膨らんでいる胸に、ラルドの指がしっかりと
食い込んでいる。それは決して痛くなく、それどころかラルドの指先から甘美な電流が
流れているような感触もあり)
その…、誰か、来ちゃうかも…。近くに、倉庫、あるし…。
(気付かぬうちに、それへと誘うような言葉を発していた)

【はい…。ラルドさんのお好きなように…】
211ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/24(土) 00:19:47 ID:xHXCYVAa
これだけ大きいといろいろと不便もありそうだな
でもだからって嫌いになったりしないでやってくれ
俺はこの胸も含めて、ティスラのことを可愛がってやりたいから
(関節を曲げれば指は際限なく乳房に飲み込まれていく)
(一目するだけで大きさのわかるそれは、実際に触れてみると想像以上のボリューム)
(触れれば触れるだけ形が変わり、いくら揉んでも飽きることはない)
(性欲のためにだけに貪るのではなく、不器用ながらも気持ちをこめて、愛撫を施していく)

ここでしてしまうってのもそれはそれで楽しいぜ?
冗談だよ冗談
倉庫ってのはあれのことだな?
(目標の倉庫を見つけるとティスラをひょいっと抱え上げてしまう)
(誰にも邪魔されることのない二人だけの密室の空間へ)


【場面転換できりがいいから今日はこのへんだろうか】
【途中手間取ってしまって悪かった】
【出来れば最後までやり遂げたいところだが……】
212ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/24(土) 00:30:32 ID:CAJM+jvZ
はい…。かわいがって、くださ…っ!
(言葉の途中で、肺の中の空気が空になる。ラルドの掌が、指の一本一本が胸へと
食い込むたびに、胸を通り抜けて体の中心をくすぐっているような錯覚に捕らわれる。
その微妙な動きのたびに、口からは甘さの混じった吐息が漏れ、自分の手をそっと
彼の手に重ねる)
もっと、強くても大丈夫です…。痛くても、ガマンできるから…。

きゃ…っ!
(抵抗する気などなかったが、しかしそれこそ抵抗する間もなく抱きかかえられ、
ラルドのたくましい腕の中に体がすっぽり納まってしまう。倉庫への移動の時の
彼の温もりと微妙な揺れに、なぜか安堵感を覚え)
…。
(無言のまま、頭をラルドの胸板に当てて目をつぶっていた)

【私は、まだ大丈夫です…。明後日(日曜日)は用事があるので、凍結しても
明日(土曜日)の夜はあんまり遅くまでは無理です…。今の感じだと眠気が
きつくなるまであと1時間ちょっとって感じですね…】
213ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/24(土) 00:36:09 ID:xHXCYVAa
【ああごめん】
【こっちが辛くなってきたんでとりあえず今日はここまでにさせて欲しい】
【日曜は空いてるんだが土曜は俺が厳しそうなんだよなあ】
【そうなるとまた来週になりそうか?】
214ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/24(土) 00:38:12 ID:CAJM+jvZ
【そう、ですね…。現状ですと、また来週の金曜日か、再来週の月曜日になるかと…。
ただ、まだどちらも流動的なので、近くになったらどちらににするか決めませんか?】
215ラルド ◆ubU/HhQFdE :2009/10/24(土) 00:40:45 ID:xHXCYVAa
【そうしたほうがよさそうだな】
【都合がわかり次第打ち合わせスレのほうに連絡してもらえると助かるよ】

【ではそろそろ失礼させてもらおう】
【今日はありがとう】
【また会えるのを楽しみにしてるよ】
216ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/24(土) 00:42:43 ID:CAJM+jvZ
【承知しました。それじゃ、詳細が決定したら打ち合わせスレに書きますので】
【それでは、私もこれで失礼させていただきます。お疲れ様でした…】
217ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/10/25(日) 20:57:29 ID:gilXp25z
【名前】ノネット・テイルズ
【ルーン】賢者(胸元)
【年齢】不明(外見は20歳前後)
【性別】女性
【職業】精霊術師
【種族】九尾の狐
【容姿】身長:162cm(耳を入れると175cm) 3サイズ:89/56/85
    髪は金髪のストレートのロングヘアで、前髪が右目に掛かっており隠れている。
    頭には金毛の狐耳があり、瞳は金色でツリ目がち。肌はもっちり色白。
    胸元の開いたスリットのある黒のロングドレスを着て、同じデザインのアームドレスを付ける。
    足元は黒のハイヒール。お尻部分から一本のふさふさの金毛の狐の尾が生えている。
【装備】武器類の装備はなし
【戦闘】火・水・風・土の精霊を使役する精霊術を使用する。
    しかし精霊とは正式な契約をしておらず、術の発動は運任せな部分も・・・。
【NG】グロスカ系・消滅など
【備考】帝国で酒に酔って大暴れして倒された狐の幻獣の魔力の一部が、人の姿で顕現した存在。
    現在、本体は帝国に封じられているが、封印前の記憶や知識はほとんど保持している。
    今の姿になった時にルーンに目覚め、自身の本体を取り戻すために革命軍に参加した。
    魔力のほとんどを今の身体の維持に使っており、魔力を温存するために精霊の力を使う。
    長い年月を生きているため古風な言葉を話し、寿命の短い人間を子供扱いする傾向がある。
    人懐っこく無邪気でスケベで悪戯好きで、無類の酒好きだが酒癖は余りよろしくない。
    魔術の知識や技術に長けており、革命軍では若い魔法使いたちに魔法の指導をしている。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロール、飲み会

【さて、久々に待機させてもらおうかの】
218名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:32:54 ID:A1l/BBOw
【質問。ノネットは魔力で体を作ってるようだけど、姿は変えれないの?】
【魔力の温存なら子供の姿の方が小さくて良いと思う】
219名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:35:21 ID:/pO7vtWj
くそう……何でこう間が悪いんだ俺は……orz

秘伝のリンゴ酒差し入れとくから、今度尻尾もふもふさせておくれ〜
あと、適当におつまみの詰め合わせも置いとくよ!
220名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 21:36:37 ID:A1l/BBOw
>>219

【俺は質問だけなので遠慮なく】
221ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/10/25(日) 21:40:27 ID:gilXp25z
>>218
【ふむ、確かに子供の姿の方が魔力の消費は少なくて済むやもしれぬな】
【じゃがそれでは、わらわの大好きな酒を店が飲ませてくれぬかもしれんがの】
【そういうわけで、わらわは今の姿の方が色々と楽しめるというわけじゃ】

>>219
【ほう、リンゴ酒とな?】
【ふむ、おつまみ共々いただいておくとしよう】
【ふふっ、御代はしっぽのもふもふとはスケベな奴よの?】
222ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/10/25(日) 22:33:05 ID:gilXp25z
【ふむ。ではリンゴ酒を寝酒として、今夜は落ちるとするかの】
【さらばじゃ】
223ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/28(水) 20:57:21 ID:Lzp1O+ts
【待機します。プロフは>>28です。
 また、規制中だけどロール希望な方がいらっしゃいましたら、
 避難所の方からその旨お伝えいただければ移動しますです】
224ティスラ ◆5VTzaZek0A :2009/10/28(水) 21:08:11 ID:1ZDQbrCF
【こんばんは、ナイトメアさま。凍結中のため、ロールをお願いできないのが残念です。
私で何人目になるか分かりませんが、置き土産、させていただきますね】

つ【ラベンダーとローズヒップのアロマオイル&アロマポット】

【またいつか、ナイトメアさまとロールできますように…】
225ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/28(水) 21:08:48 ID:Lzp1O+ts
【待機したばかりなのですが、背後の方でちょっとした問題が発生しました……。
 急ですが待機を解除して落ちます。大変失礼いたしましたノシ】
226ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/10/28(水) 21:10:35 ID:Lzp1O+ts
>>224
【おっと、書き込んでいる間に……!ちょっとバタついているので、贈り物へのレスはまた後日として、
 また今度、機会と都合に恵まれた時にお会いできましたら、その時は宜しくお願いしますね。
 声かけと応援、有難うございました!ノシ】
227ティスラ(携帯):2009/11/01(日) 21:03:33 ID:tAPITrVz
【解凍時間には少し早いのですが、ラルドさんへの連絡に1レス使用します】

【ただいま、民主党と社民党主体で言論弾圧を行っていて、大規模な規制になっていて、
私も書き込み不可になっています。ですので、再開は避難所でお願いしたいのですがよろしいでしょうか?】
228ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2009/11/03(火) 22:03:58 ID:dNAg9k/k
>>1-14乙!】【名前】ミゼリア・ウォーレン
【ルーン】葡萄酒(つむじ。髪で隠れる)
【年齢】24
【性別】女
【職業】吟遊詩人
【種族】人間
【容姿】T166B99W66H92
    ゴージャスな美女(実は化粧技術で割り増しているだけ。素顔はかなり地味)
    ウェーブのかかった白ワイン色のプラチナブロンド(長さは肩くらい) 赤ワイン色の瞳。
【装備】原色使いの派手な色と地味な色のリバーシブル外套。中は派手な服。ヴァイオリン。
【戦闘】護身術ていどに蹴りを主体とした格闘技
【NG】グロやスカ・重傷や妊娠などの後々までひびく設定のロール
【備考】夢を売る吟遊詩人のくせにリアリストで皮肉屋。
    音楽と酒と恋さえあればごきげんで束縛されるのと面倒くさいことは大嫌い。
    商売の種になりそうな「英雄譚」の臭いを嗅ぎつけ革命軍を訪れたらルーン持ちだと発覚。
    革命軍が勝った方が聴衆受けする歌を作れそうだとそれだけの理由で革命軍に肩入れする。
【提示できるシチュ】NG以外なら大体のことはOK。ただし特殊シチュは事前に相談を。

【プロフ投下落ちだよっと】
229ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2009/11/07(土) 16:40:08 ID:GEbDjnS2
【ちっとばかし待機するよっと】
【プロフはすぐ上を見とくれ】
230ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2009/11/07(土) 17:30:15 ID:GEbDjnS2
【ほい撤収〜ノシ】
231ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/18(水) 21:39:46 ID:l+yWIqwo
(隙間だらけの木の扉からゆっくりと体を出し、大きく伸びをする。
少々体が鈍っているせいか、肘と首の間接が音を立てた)
やれやれ…。革命軍の保護を求めてきた女性を強姦しようとした男を殴り倒しただけで
独房入りとは。規律とやらも、度が過ぎれば自分の首を絞めるだけになるだろうに。
(その殴り倒された男は重傷で未だ病床にあり、強姦未遂の咎で完治後放逐が決まっていた。
一応ケンカ両成敗の形をとったのだが、そのことはジャグレスには知らされておらず、
不満顔を隠そうともしなかった)
まあいい、この鬱憤は帝国の司令官にでも叩き付けるとするか。と…、
(手の中にある、1メートルほどの鉄の棒を見つめる。投獄されていても筋肉は
衰えさせまいと持ち込んだものだ。しばらくそれを見つめ、牢屋の入口に置く)
これはもう用済みだな。次にこの部屋に入る奴への土産としておこうか…。
(そのまま振り返ることなく外への廊下を歩いていく。新たなる戦場、新たなる光へと…)

【祝、規制解除! というわけで、次にスレを使う人のために置き土産をしていこう】
つ【トレーニング用鉄棒。長さ1メートル、重さ10キロ。素振りにも筋トレにも使える仕様】
【それでは、一言落ちさせてもらう】
232ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 21:33:13 ID:z8VDGK99
>>231

……ん、んんっ……!!
ぅんんっ……っ!!
(ふ、と目に付いた場所に置かれていた、いかにも重そうな鉄の棒。
 おそらく訓練用と思しきそれを、何気なく持ち上げようと、手に力を込める。
 事前の予想を遙かに上回る重さに、ふ、と諦めるの気持ちがよぎらないでもなかったが、
 何だか悔しい様な意地の方が勝り、顔を紅潮させ、脚を踏ん張って……)
ぇ、ええいっ!!
(勢い良く持ち上げてみたものの、重量級と呼ばれる武器の2倍はあろうかというその重さに、
 細身の身体相応の腕力しか持ち合わせていない女が、耐えられる筈もなく……)
あっ……!
(そのままバランスを崩して、持ち上げた鉄棒もろとも後方に倒れこんでしまった。
 ――ガッシャーン!!と無機質な衝撃音が響き、もうもうと埃が舞い散る中、
 黒い瞳にうっすらと涙を浮かべつつ、思いっきり打ち付けてしまった腰を擦っていた……)
233ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 21:34:59 ID:z8VDGK99
【それでは待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所から声を掛けてくだされば移動します】
234ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 22:25:10 ID:w6fl5a/i
【さて、その鉄棒を置いた男の参上だ。よく見たら、まだこのスレにプロフを
落としていなかったな。プロフ投下後、お相手願いたい】
235ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 22:27:59 ID:w6fl5a/i
【プロフィールを投下させてもらおう】

【名前】ジャグレス・アル・ファヒム
【ルーン】恐怖(背中)
【年齢】28
【性別】♂
【職業】傭兵
【種族】人間
【容姿】身長189センチ、体重84キロ。逆三角形のマッチョ体型。浅黒い肌に黒い髪。玄武岩のような
険しい顔立ちは、髪と同じ黒い瞳に目は細長く釣りあがっており、口は一文字に引き締まっている。
【装備】主武器として長さ2.5mの柄の先に剣先と斧を取り付けたハルバードという武器を使用、
副武器として1mほどの剣を腰にさす。
胴体及び上腿を鉄の鎧で覆っているが、腕の防御は動きを阻害しないために厚手の布でカバー。
頭には兜の代わりにターバンを巻いている。
【戦闘】接近戦メイン。状況によっては騎馬戦も行う。
【NG】ウホ並びに特殊な行為(要相談)
【備考】「鋼の竜巻」の通り名を持つ傭兵。砂漠の遊牧民族出身。悲惨な戦場ばかりを渡り歩いてきたため、
本人にも悪い噂がまとわりついている。しかし、本人は戦闘を離れると平穏な性格。趣味はオカリナ。
革命軍の噂を聞き、戦闘に事欠かないだろうとやって来た。
【提示できるシチュ】戦闘、雑談、エロール。
236ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 22:29:42 ID:z8VDGK99
>>234
【これはタイムリーな登場w
 勿論、大歓迎ですよー。何かシチュに希望等はおありですか?】
237ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 22:33:43 ID:w6fl5a/i
【では、雑談か共闘をお願いしたい】
【雑談であるなら、城下町の酒場で飲み代のアシが出た俺はオカリナ吹奏で
返す事になり、その場に偶然ナイトメアが来る。共闘であるなら、どこかの戦場で
偶然同じ隊に配属になる、という流れを考えてみた。如何であろうか?】
238ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 22:36:42 ID:z8VDGK99
【雑談か共闘、了解です!では私のこのレスの秒数下一桁が、 
 偶数なら雑談、奇数なら共闘で如何でしょう?】
239ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 22:39:29 ID:w6fl5a/i
【共闘、だな。戦闘と言っておきながら、どのような戦闘にするか考えていなかった…(汗】
【ある程度大きな戦い(互いに500人以上参戦)の激戦区での共闘でよろしいか?】
240ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 22:42:41 ID:z8VDGK99
【戦闘の規模についてはお任せします。
 激戦区の中、戦線を切り開く為に敵陣の中に入り込みすぎて孤立、そこから共闘で危局を脱する……、
 なんて展開もおもしろそう……なんて思い浮かびましたが。
 戦闘規模や状況はお任せしますので、書き出しをお願いしてしまっても宜しいでしょうか?】
241ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 22:50:07 ID:w6fl5a/i
【なるほど。では、前線からやや離れた丘陵地帯に弓兵部隊があり、その狙撃により
味方は大きな被害を受けている。俺とナイトメアを含む少数の兵は敵陣深く斬りこみ、
弓兵部隊を無力化する任務を受け、突撃。苦難の末、任務を果たす。という流れを提案する】

【それではしばし待たれよ】
242ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 22:52:05 ID:z8VDGK99
【導入と展開、了解しました。ではまったりとお待ちしておりますので、のんびりとどうぞー】
243ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 23:00:35 ID:w6fl5a/i
くそっ、固まっても散っても狙われる! 厄介を通り越しているぞ、すでに…!
(戦いの発端など分からない。小競り合いのはずが互いに援軍を呼び、いつのまにか
一大会戦になっていたという、ありふれた戦況だった。目の前に敵がいる以上、
戦わざるを得ない。そんな固定観念が殺し合いの連鎖の鎖をより強固なものにしていく。
そんな、歴史書に記す価値もない戦いの一つ…)
みんな下がれ! 矢が降ってくるぞ!
(視界のやや上に光を感じ、声を限りに叫ぶ。味方がばらけつつ下がり始めた瞬間、
光の正体が束になって地面に突き刺さる。そのうちの一本が、ジャグレスの頬をかすめ、
赤い糸を首筋へとたらす。同時に、矢をかわしきれなかった数人の革命軍兵士が倒れた。
矢の雨がやんだのを見計らい、帝国兵が押し寄せてくる。その繰り返しだ)
このままでは…!
(歯噛みするも、状況を変える方策など思い浮かばず、ただ状況に対処するしかなかった)

【あらためて、よろしくお願いする】
244ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 23:14:32 ID:z8VDGK99
……!
(視界の端に光の反射を捉え、目の前で首筋から流血の赤い飛沫を噴きながら崩おれる、
 切り伏せたばかりの敵兵の襟首を掴み、光の方へと掲げる。
 聞き知った声が警告を発するのと、彼女が敵兵の影に隠れたのは、ほぼ同時であったろうか)
……確かに、このままでは悪戯に被害が増えるばかり。
……埒が明かないわね。

(女の盾の役割を果たし、額と腹、右足に3本の矢を刺した敵兵の亡骸から無造作に手を離す。
 ――ずしゃりっと湿った重苦しい音を立てて哀れな死骸が転がるのには視線も向けず、
 乱戦の間、いつの間にか近くに来ていたらしい警声の主――同業者である偉丈夫を探す。
 図抜けた長身大躯は、乱戦の混乱の最中にあっても容易に見つける事が出来た)
戦線が乱れきっているわね。
切り込み役の私達の様な傭兵は兎も角……正規兵の間で統制と連携が取れていないのは致命的だわ。
――隊長格はどうしたの?
(足早にジャグレスに歩み寄ると、周囲に警戒の視線を向けたまま、矢継ぎ早に質問を繰り出す)

【此方こそ宜しくお願いしますね!】
245ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/20(金) 23:27:41 ID:w6fl5a/i
(弓兵による狙撃と歩兵の前面制圧。それが何度繰り返されたか覚えていない。
しかしそのたびに味方の数が減り、少しずつ押されていた。こちらもかなり疲労しており、
大きく息をつきながら周囲に群がる敵兵を睨みつける。その時、視界の端に
明らかに帝国兵の鎧とは違う黒い影をとらえ)
…ナイトメアか…。同感だな。すでに傭兵も正規兵もない、ただ己の身を守ることで
精一杯になっている。それにひきかえ…
(殺到してくる敵兵の一人をハルバードの切っ先に引っかけ、振り回して投げ飛ばす。
敵兵が地面に落ちるまでの間に、二人の帝国兵があおりを受けて転んだ。それを見て
少しだけ呼吸を整え)
指示監察官は下がった。戦況を立て直すために司令部で会議をすると言っていた。
戻ってくるまでこの場を抜かれるな、とよ。
(息を吐きながら頬を拭う。拭いた傷からまた少し血がにじんだ)
246ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/20(金) 23:45:30 ID:z8VDGK99
(ジャグレスの言葉を聞きながら、此方に攻撃を仕掛けて来ようとする敵兵の方へと剣を向けかける、が……)
……敵は後方支援の確保による精神的優位、それに戦況の有利もあって勢いに乗っているわね。
(それよりも早く、長大な得物を一閃させたジャグレスによって、瞬き一つの間に3人の敵兵が地に伏した。
 ――結局、出番の無くなってしまった形になった女は、吐息を一つ、吐き出すと
 ジャグレスの「それにひきかえ……」に台詞を続けた)

(ハルバードの切っ先に掛けられた一人は死亡しており、煽りを受けた二人も戦闘不能になった様だ。
 敵兵の内、3,4人が倒れて呻く二人に負傷者を後方に引き摺って行き、
 残った敵兵も、一瞬のうちに3人を打ち倒された一幕に、腰が引けたのか……、
 ジャグレスの持つハルバードの届くだろう攻撃範囲の外に下がり、囲む様にして此方を窺っている)
……会議。この状況で……?
(呆れて物も言えないとはこの事だ。戦線が広がり、統率が欠け、部隊としての統率の乱れた部下を置いて、
 後方に下がる?下策中の下策だ)
下がるなら下がるで……私達、傭兵は戦線維持に残しても、
まだしも正規部隊は連れて行くべきでしょうに……。
指示統率の取れていない軍隊なんて、ただの烏合の衆……無駄死させるだけだわ。

……ぼやいていても仕様がないわね。
「頭」がいないなら正規の兵はあてに出来ない。
私達が何とかしなくては……。
……此処を抜かれるな、とか言ってたみたいだけど……、この場をさっさと離れてしまった間抜けの
言葉を律儀に守って、無駄に死体を増やす事はないわ。
何とか声を掛け合って……彼らは後方に、せめて弓兵の攻撃範囲からは下がらせましょう。
247ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 00:01:02 ID:FBSmcV/C
…そうだ。昔の偉い軍略家の言葉だったと思うが、兵をよく戦わせるには
勢いに乗せるのが一番だそうだ。兵の末端までが「勝てる」と信じた時ほど
兵を強くさせるものはない、と。帝国は、まさにそれを実践しているのだろうな。
(ナイトメアの後をつぎ、言葉を続けた。そのような余裕ができたのも、こちらに
恐怖を感じて攻撃を手控え始めたからに他ならない。その分他の者達への圧迫が
強まるため、喜んではいられないが)

同感だ。正規兵どもは、上官の命令に従うことはできても自分で考えて行動することは
苦手のようだからな。帝国野郎が脅えている間に、正規兵たちをまとめ…、
(言葉を最後まで続ける前に、伝令兵が前線まで出てきた。掩護と思しき兵を
数名連れている。それによっていくらか状況は改善されたがやはり焼け石に水だ。
その伝令兵が)
「鋼の竜巻殿にナイトメア殿ですな? (後ろを指差す。その方向に、前線司令部を示す
旗が翻っていた)指示監察官より、新たな任務を与えるので、司令部まで移動するようにとのことです」
(その伝令兵は、周囲にいた傭兵5人ほどにも声をかけて回る。聞いた傭兵達は、
司令部のある旗まで移動を始めた)
…俺たちも行ったほうがよさそうだな。戦局を打開できるなら、その方策を聞いておくのも
悪くなかろう。
(ナイトメアをしっかりと見据え、司令部へと足を向ける)
248ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 00:19:46 ID:CHk+sv5V
そう……。「勝てる」と信じて士気も高まっている……反面、此方は勢いに押され気持ちで負け始めている。
負の連鎖ね。
……この状況を覆すには……何処かで敵の意気を削がなくてはならないわ。
敵の意気を支えているのは……後方支援の存在が大きい。
あれさえ、何とか出来れば、一気に戦況をひっくり返す事が出来るのでしょうけど……。
(それが出来そうなのは、今の状況では自分達位しかいない……だが、現状で自分達が
 抜けた後、味方がどれだけ戦況を保っていられるか疑問だ。
 ――せめて、援軍か部隊を纏められる指揮官がいれば……と、歯噛みする様な思いで考えた所で)
……援軍?それにしては少ないけれど。
(伝令兵とそれに連れられた援護が前に出てきた。
 ――焼け石に水とはいえ、無いよりはマシだ。疲労と憔悴の極地にある前線の兵と異なり、
 後方で余力を残していた援護の兵は、疲弊した味方を庇う様に前に出て敵と相対し始める)

……そうね。
(不利な状況で奮戦を続ける味方を置いて下がる事には忸怩たる思いがあったが、
 素直に頷いてジャクレスの後に続く。
 前線に部下を放って後方に下がる様な司令官に対する不信は拭えず、
 大した方策があるとは望めなかったが、伝令兵が指し示した先にあったのは戦線司令部を示す旗。
 ――おそらく後方に下がった指示監察官では埒が明かないと見た本陣の中央指令部から、
 上官が同行してきたのかもしれない、と判断したらだ)
249ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 00:36:18 ID:FBSmcV/C
戦況をひっくり返す、か。それこそ、あの狙撃部隊を壊滅でもさせない限り難しいだろうが…
(受け答えしつつ、大きく一歩踏み出す。それによってハルバードの攻撃範囲も移動し、
運悪くその中に入ってしまった初陣らしい少年兵が餌食となった。先端の剣先を大きく振るった
次の瞬間、鎧ごと胸の筋肉を切り裂かれ、派手に血を噴き出しながら倒れる。
切っ先についた血をこれ見よがしに振り払って見せ、敵の恐怖心を煽る)

(後方に回り込もうとしてた軽装快速部隊をいなしつつ、司令部のある旗の場所まで
移動。そこには先ほど声をかけられた傭兵が自分たちをのぞいて5名、すでに待機しており、
その中心にややくたびれているが上等な鎧をまとった壮年の男性が立っていた。
肩には上級指揮官を示す紋章が掲げられている)
「集まったな。では単刀直入に行こう。君達は敵の前線を切り裂き、丘の上で
弓を放つ以外に能のない連中をねじ伏せて自力でここまで戻ってきてくれ。方法は
諸君らに任せる。この戦線は私が指揮を引き継ぐ。君らがいなくとも、1時間は持ちこたえられるだろう。
よって、ただいまより1時間以内に作戦を終了してくれ。以上だ」

(黙って聞いていたジャグレスが、口を開く)
ならば、戦線に傷を作り、広げる役目が必要だな。俺がなろう。敵が混乱したら、
みなは一気に丘を目指してくれ。では先に!
(ハルバードを両手に抱え、再び前線へ駆けていく)
250ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 00:43:18 ID:FBSmcV/C
【記入すべき箇所が抜けていたことに気がついた】
【作戦を指示している上級指揮官は、支持監察官より上の人間だ】
【記入漏れがあった時は、またこのように追加させていただきたい。見苦しい点は、
どうかご容赦を】
251ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 01:04:46 ID:CHk+sv5V
(司令部に赴く途上に、恐らく司令部の旗が目に付いた事で、
 司令官を討ち更に戦況を有利に傾けられると目論んだか……、
 もしくは挟撃による混乱に拍車をかけようと狙ったのだろう遊撃部隊と折衝した……が、
 そこでも女の出番は殆ど無かった。
 ――瞬く間にジャグレスの手にした斧槍が鋼の旋風となって吹き荒れ、彼らを薙ぎ払い、
 その一閃による被害と恐怖に意気を駆られた遊撃隊は、瞬く間に撤退してしまったからだ)
まぁ、諦めの良さも長生きの秘訣……よね。
(脱兎の如く駆け去って行く敵兵の背中を見送りながら、抜いたものの出番の無かった長剣を鞘に仕舞い
 溜息混じりに呟くのみ、であった――……)

(――そんな障害ともいえない障害を乗り越えて辿り付いた司令部には、既に5人の傭兵が待機していた。
 雇い主も立つ戦場も自身の意思で違える者の常として、名と実力のある同業の情報は確保している。
 5人が5人共、形は違えど、それなり以上の実力を持って知られる者達であった)
……。
(まずは中心に立つ司令官に、ちらり、と、目をやった後、無言のまま5人の傭兵達に視線を向ける。
 ――視線が交錯したその一瞬に、彼らもまた、自分とジャグレスの存在を知り覚えていると察せられた)

了解。
(司令官の命令に言葉少なに応えを返す。さて、作戦を考える前に、まずはチームプレーとなるなら
 暫定的にでも「頭」を決める必要がある……等と考えている間に、
 ジャグレスが真っ先に飛び出して行ってしまった)
ああっ……もうっ!
指揮官殿!前線は間抜けの指示監察官殿が放置した所為で戦線が伸びきってしまっているわ。
援軍の到着で何とか持ち堪えてはいるけれど……。
早急に指揮を継いで陣を持ち直してちょうだい!
(指揮官に後を託し、5人の傭兵と目配せを交し合うとジャグレスの後を追う)

……以外と鉄火な気質なのかしら……?
それとも分かっていて面倒くさい役を私に押し付けた……?
(視線が交差した一瞬で、5人の傭兵と彼女達2人の間の力関係の様なものが決していた。
 ――即ち、ジャグレスと女以外の5人は、「ナイトメア」と「鋼の竜巻」を、自分達より上と認め、
 作戦の主導権を譲る気構えであった。
 ――要するに、ジャグレスが先鋒をかって先に飛び出してしまった以上、後に残った自分が
 彼らを纏め、作戦を立てる役をしなければならないということだ)
――まずは続くわ!彼のハルバードの範囲に入らない様に注意して!
(5人の傭兵に声をかけ、ジャグレスの開いた戦端を駆けていく)
252ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 01:06:17 ID:CHk+sv5V
>>250
【前後の文脈から、その辺りは何となく読み取れたので大丈夫ですよ。
 此方こそ、また怒涛の長文になって申し訳なく……】
253ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 01:24:03 ID:FBSmcV/C
(ほんの短期間、独房に入っていた以外は常に心身を鍛えていた。それゆえに、
多少の疲労は疲労のうちに入らない。上級指揮官のブリーフィングの間にも
体力はいくらか回復した。後ろでナイトメアが周囲になにか指示したようだが
こちらに直接関係するのでなければ気にする必要もない。後方を気にしつつ、
引き離さない程度の速さで前線へと向かう)

待たせたな! いや、待っていなくても来てやったぞ! 死にたい奴から順に
かかって来い!
(程なくして敵味方が入り混じる地点に到着。入り混じると言っても、革命軍が
優勢な範囲と帝国軍が優勢な範囲とで色分けされている状態だ。走ってきた勢いそのままに
帝国軍の集団へ突進し、当たるを幸いという言葉そのままに敵兵を蹂躙していく。
ハルバードの切っ先に突かれ、あるいは斧で腕を断ち切られ、またはハルバードの柄で
殴られて一回転して動かなくなる者もいた)
死にたくなくば道を開けろ! 鋼の竜巻、触れればただではすまぬぞ!

(そんなジャグレスの気迫に感化されたか、革命軍兵士も勢いを取り戻し始めた。
各所で戦線を押し返し始める。しかしそれは他方に圧力を分散するということ。
そう、ジャグレスが切り開いた戦線を修復するように、ジャグレスを取り囲むように
帝国兵が動き始めた)
この穴は、まだ使うんだよ…!
(その動きに気付き、後続の傭兵達が突破しやすいように大きくハルバードを振るう。
再び敵国側の戦線は乱れ始める)
254ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 01:50:50 ID:CHk+sv5V
(長大な槍斧、そしてそれを振るうのは巨躯の偉丈夫。
 得物の長さと持ち主の体躯が合わさる事で、その間合いは恐るべきものとなる。
 触れるもの巻き上げて蹂躙し、更なる勢威を広げていく――、
 それはまさに「鋼の竜巻」の呼び名に相応しいものだった。
 敵はその猛威に畏怖と恐怖をおぼえ、味方は士気を鼓舞されて勢いを取り戻していく。
 ――とはいえ、それは一過性のものにすぎない。
 確固たる後方支援と部隊の統制、兵の数に戦力……今はまだ、全て敵側の有利にあり、
 たった一人の奮戦で全ての戦局が覆せるものでは、ない)

でも、それでいい……!
(ジャグレスの間合いから離れて戦況を見ていた女が、微かに口角を吊り上げて囁く。
 そう、それでいいのだ。
 ジャグレスが敵を蹂躙しながら突出する事で、敵陣に開いた僅かな穴。
 鋼の竜巻の気迫と敵に与えた恐怖で、僅かに甦る味方の戦意。
 ――そう、これで、いい……!)
敵が戦線の穴を埋めようとした間隙を狙うわ……!
ただ、狙うのは「穴」そのものじゃない、そのすぐ横よ。
(一過性とはいえ、士気のあがった味方は、それだけ強く、敵の攻撃を持ち堪えられる。
 そう。後方から新たに来た指揮官が、その指揮権を発揮するまで。
 そして敵の意識がジャグレスに集中し、また双方がぶつかり合う、そのすぐ横合いには
 ジャグレスの存在に気を取られた敵の、意識から外れる間隙が生まれるのだ)

……行くわ!
「鋼の竜巻」が切り開いてくれた道、ゆめゆめ無駄にしないで……!
(遠すぎては、分散された敵の圧力の勢力範囲に入り、
 近すぎては、ジャグレスと敵兵の戦いに巻き込まれる。
 猛威を奮う竜巻とは比べるべきもない、小さく、かそけき漆黒をまとった風が
 ジャグレスが大きくハルバードを振りかぶった、その瞬間、
 敵の意識がもっともジャグレスに集中した、その間隙を縫って駆け抜けた)

(黒衣の女と、それに引き続いた5人の傭兵が、敵兵がジャグレスに相対し戦力を密集させた事で
 生まれた、小さな「穴」を抜けた)
――後は任せたわ!
(既に後方に置き去りにしたジャグレスに声をかける。
 このまま敵兵を薙ぎ払って自分達に続くのも、或いは留まって自分達の突出を助けるのも……。
 ジャグレスならば、その場で最良の判断を下せるだろう、と信じているが故の、白紙委任状である)
255ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 02:12:55 ID:FBSmcV/C
(まさに暴風。自身に宿った「恐怖」の紋章の加護もあろうが、ジャグレスの攻撃範囲と
その若干の外側は、恐怖で支配されていた。それを知っているからこそ、大きく振りかぶり、
突き、切り裂き、薙ぎ払う。そしてつぎの一撃をと大きく振りかぶった瞬間、
黒いつむじ風が敵兵の意識の隙間を縫って通り抜けた)
よし…!
(「後は任せた」という言葉が耳朶を叩く。次の瞬間、戦況から次善の策を
考え…)

(考えあぐね、結局自分のできることを過たず遂行するということに落ち着いた。
即ち、丘陵地帯へ向かったナイトメアたちを帝国軍が追わないようにすること。
そのためには…)
ここまで殺されても、一矢報いることすらできないか! 帝国の兵とは、腰抜けばかりか!
(殊更に敵を罵倒し、こちらに注意を向ける。それによって、ナイトメア率いる傭兵部隊が
目的を達しやすくなるからだ。これはある程度効果があったようで、遠巻きながらも
こちらに集中してくる。無論、及び腰の兵など敵ではない。そこに慢心があったのかもしれない、
丘陵地域の弓兵がジャグレスに狙いをつけていることに気付かなかった)

【丘の弓兵部隊は総勢20名程度、安全地帯と考えられていたので護衛の歩兵等はいないと
いう設定でしたが、そちらで変更してくださってもかまいません。なお、5人の傭兵のうち、
一人は弓の名手なので、制圧後に帝国軍の陣へ狙撃というのもありです】
256ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 02:24:20 ID:FBSmcV/C
【申し訳ない、いい感じのところなのだが、眠気が辛い。4時起きでもラストまで
がんばれると思っていたのだが、きつくなってきてしまった】
【そちらがよろしければ、凍結をお願いしたいのだがいかがであろうか?】
257ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 02:39:17 ID:CHk+sv5V
(鋼の竜巻が猛威を奮えば、それだけ敵の意識がジャグレスに集中する。
 突すれば叩かれる――それは、女と5人の傭兵から敵の意識から逸らす効果があると同時に、
 ジャグレスが「敵」の攻撃を集中して受ける事を意味していた。
 「敵」――それは即ち、この戦局の趨勢を占める丘陵地帯の弓兵も、である)
――間に、合って……!
(岩石の如き威容を誇る鍛え抜かれた体躯と、それを包むは鉄の鎧。
 軽装でひ弱な自分と異なり、遠方からの射撃がそのままジャグレスにとって致命傷になる可能性は低い。
 ――とはいえ、運無く当たり所が悪ければ、可能性は0ではないし、
 致命傷ならずとも傷を負えば、それだけ体力気力が削がれ、更に次の負傷を招くことにもなる。
 そういう意味では、戦場では小さな傷でも命取りになり得るのだ……!)

(間隙を縫って突出してきた傭兵達に気付いてた、分散していた敵兵が
 左右からその疾走を止めようと押しかけて来る)
……2人!左右を止めて!
(女の声に従って近接武器を持った2人の傭兵が、押し寄せて来た敵兵と対峙する。
 「鋼の竜巻」には及ばねど、彼の働きぶりを目の当たりにして、自らの力を示せないのは名折れ、
 名の知れた傭兵としての意地を見せんと発奮して、迫り来る敵兵を切り結ぶ。
 2人が左右から来る敵を止めている合間に、女は駆ける――丘陵で弓を引き絞る敵兵を、
 悪夢の仇名の由来である能力の範疇におさめる「視線」の先に収めるべく!)
……っ、間に、あって……!!
(――女が弓兵を見据え、夢の紋章の「能力」が弓兵達を包んだのと、
 乱戦の最中にもギリギリと音が聞こえそうな程に引き絞られた弓が矢を放ったのは、ほぼ同時であった)

――……っ!!
(自分の能力の発動が間に合ったのか、間に合わなかったのか……、
 確実に知覚する事も覚束ない程にギリギリのタイミングだった。
 だが、能力の行使が間に合ったのかどうか、後ろを振り返って確かめる暇はない。
 ただただ、ジャグレスの無事を祈りつつ、女と、女の後ろに続いた3人の傭兵は
 任務を果たすべく武器を振るう)

(高台の安全地帯とタカを括っていた敵兵は、接近される事など考えてもいなかったのだろう。
 護衛の兵も置いていなかった彼らは、弓を放って無防備になった所を襲撃されては
 ひとたまりもなかった。
 ――瞬く間に丘陵が流血に染まっていく)

【設定、了解です。ところでお時間は大丈夫ですか?
 もう良い時間ですし、大変そうなら急いで〆に向かうなり凍結なり、後日、置きレスにて〆なり……で】
258ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 02:40:46 ID:CHk+sv5V
>>256
【おっと、リロードミスをしておりました……!
 はい、では凍結でお願いいたします。私の方は取り合えず……明日の夜は大丈夫ですが、
 それ以降は、まだ予定が不透明な感じなのですが……】
259ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 02:44:51 ID:FBSmcV/C
【それでは明日の夜、というよりすでに今日の夜、だが。こちらは21時くらいから
体があくので、解凍はそれ以降可能。ナイトメアの時間の都合はいかがであろうか】
260ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 02:52:43 ID:CHk+sv5V
【そうですね……、もう「今日」ですよね……。
 では私も、それ位の時間から開始出来ると思うので、本日の21時再開で宜しいでしょうか?】
261ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 02:53:51 ID:FBSmcV/C
【はい、「今夜」の21時より、私のレスからで】
【それでは、寝落ちという醜態をさらす前に失礼します】
262ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 02:59:14 ID:CHk+sv5V
【了解です。では本日はこんな遅い時間までの長いお付き合い、本当に有難うございました!
 では私も此方はこれにて失礼致します】
263名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 15:29:05 ID:Y7C3QemO
浮上
264ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 20:57:41 ID:FBSmcV/C
(油断したつもりはなかった。だからこそ、丘陵地帯からの矢もギリギリで気付き
紙一重でかわせた。しかし、かわすために少々足がもつれ…)
くっ…!
(体勢を崩したところに剣を腰だめに構えた敵兵が突進してくる。それをかわそうと
さらに体勢が崩れたところに背後から別の兵士が…)
……っ!!
(左脇腹に一瞬の違和感の後、熱覚と痛覚が猛烈に抗議をあげる。そのために
体が硬直するが、それも一瞬。ジャグレスに傷を負わせたことに狂ったように興奮している
敵兵へとハルバードを振り抜き、首に柄をかけられた敵兵は骨の折れる大きな音を
一つ立てて地面に転がった)
不覚、ではない…。この程度の負傷など、戦場では茶飯事…!
(痛みで意識が散りそうになるのをこらえつつ、再び大仰にハルバードを振り回す。
視界の端に入った、指揮官らしき装飾の施された鎧を着込んでいる兵に切っ先を向け)
将たる者、兵の模範でなければならぬ! 貴様がその器か、この俺が試してくれる!
(今まで以上に大きな胴間声で、指揮官らしき兵に一騎打ちを要求する。これは
ある意味危険な賭けだった。敵の指揮官が一騎打ちに乗らず、総がかりを命じれば
討ち取られる危険性は格段に高くなるだろう。息を荒くして周囲に気を配る。
敵兵たちは指揮官の命令を待っているらしく、ジャグレスの周囲から離れながら
攻撃態勢を整え始める)

【少し早いが、同業者ナイトメアを待たせていただこう】
265ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 21:00:33 ID:CHk+sv5V
【今晩は。只今参りました。今からレスを書くので、少々お待ちください……】
266ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 21:19:53 ID:CHk+sv5V
(傾斜を昇り切ってしまえば、丘陵地帯の制圧は呆気ない程、簡単に終わった。
 近接戦闘に対応する為の護衛兵の不在、矢を放った直後の硬直、そして「ナイトメア」の仇名の由来である
 「夢」のルーンの力による認識能力の撹乱……、女と3人の傭兵が丘陵の頂上に達した時には、
 これまで革命軍の陣に対して猛威を振るった弓兵は、抵抗といえる抵抗も出来ないまま
 黒衣の女の剣にかかり、或いは後ろから続いた傭兵の武器の前に斃れた)
貴方……!弓の使い手だったわよね。
せっかく制圧した高台を無駄にする手はないわ。
貴方は此処から、帝国軍の尻に火を付けてやって!
(やや品に欠ける言い回しで、高台から眼下の帝国軍陣に向けての狙撃を指示した所で……。
 眼下に広がる戦場に、新たな動きが生まれたのを見つけて注視する)
……あれは……。
(ジャグレスと、彼を囲む帝国兵の間には、隙間が大きく円形に出来上がっているので、
 遠目にも分かり易い。
 そこに、周囲の兵とは異なる、一際、立派な武装に身を包んだ兵が前に出るのが見えたのだ)

あれは……指揮官、ね。
あれを狙える?指揮官さえ討ち取れば、敵は総崩れになる。
状況を一気にひっくり返せるわ。
(女が尋ねるのに、弓の名手として名を知られる一人の傭兵が前に進み出、任せておけ、と、
 片目を瞑って見せた後、弓を構えて引き絞った――)

(敵指揮官がジャグレスの挑戦に応じようとしたのか、それとも、前線に進み旗下の兵に
 包囲殲滅を命じようとしたのか――……、それは丘陵の上の女には分からない。
 だが、一歩、前に進み出た敵指揮官めがけ、一本の矢が唸りをあげて飛来する――!)

【それでは本日も宜しくお願いしますね】
267ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 21:45:40 ID:FBSmcV/C
我は貴殿との一騎打ちを所望する! 数多の士卒を率いる身、しかも鎧を纏いて
敵兵の眼前に出てくるとあらば、些かなりと腕に覚えはあろう、いざ!
(帝国軍が、革命軍以上に指揮官なしではまともに動けないと判断しての挑発。
こちらの読みどおり、攻撃できる態勢を整えながらもジャグレスに攻撃しようとしない。
当の指揮官も、思考の枠組みから外れた状況には対処できない石頭らしく、
誰かに回答を求めるかのようにしきりに周囲を見渡していた。その顔には、
狼狽の色がありありと見て取れる)

兵に勇を示すか、臆病をもって兵たちに俺を討たせるか、如何に!
(脇腹から血が流れ落ちる感触がはっきり分かる。本来なら今すぐ止血するところであるが、
少しでも気を抜けば帝国兵が殺到するだろう。そうなれば、止血の間など与えられるはずもなく
砂漠の神のもとへ送られる。それも悪くはないが、今はまだ死ぬわけには行かない。
覚悟を決めたのか、指揮官が抜いてあった剣を構える。その格好は及び腰で素人そのもの。
討ち取るのは簡単そうだが、その後どうやってこの包囲から脱するか、考え始めた時)
っな…!
(ジャグレスと帝国指揮官の間に矢が刺さった。ジャグレスはそれを丘陵地帯制圧の
合図と認識したが、帝国軍指揮官は意味が分からず狼狽し、剣を落としてしまう。
その隙を見逃すジャグレスではなく)
ぬんっ!
(大きく3歩踏み出し、ハルバードを振るう。自身の武器の間合いは熟知している。
3歩で敵指揮官の首に届く。その目算は正しく、指揮官の頭が体から離れた次の瞬間から
規則正しく首から血が噴出し、ゆっくりと後ろに倒れた。それを見届け、ハルバードを
高々とかかげ)
敵将、討ち取ったり!
(特に、勢いを盛り返しつつある味方へ聞こえるように、大声で。そして、矢を放ってくれた
丘陵地帯へ向けてハルバードを軽く振って見せた。帝国軍は混乱の兆しを見せ始めており、
方々へ逃げはじめる者達、武器を捨ててしゃがみこむ者たち、ひたすら武器を振り回す者達など
組織だった行動はできなくなりつつあった)

【よろしくお願いする。本日のリミットであるが、23時より〆へ向かい、
24時を目処に終了したいがよろしいだろうか?】
268ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 22:23:46 ID:CHk+sv5V
ふぅ、取り合えずは……何とかなったみたいね。
(丘陵地帯の高台から遠目にすれば、巨躯のジャグレスも小さく、また、彼を中心に円環状に広がる
 敵部隊も玩具の人形の軍隊の様な小ささに見える。
 その輪の中心で、ジャグレスが此方に向けハルバードを振ってみせるのを見て、また彼を囲んで
 広がっていた円環の形が唐突に乱れ始めたのを見て、敵将を討ち取ったのだと状況を察した)
とはいえ、まだ完全に終わったわけではないわ。
……逃げる者は射たなくていいけれど、抵抗を続けている小隊は射ち落として。
(狙撃手にそれだけ指示を出すと、斃した敵弓兵が取り落とした弓と地に散らばる矢を拾い上げ)
貴方達も私と一緒に。
彼と違って「狙って撃つ」のは無理だとしても、同じ方向に同じ角度で矢を放つ事くらいは……できるわよね?
(残りの2人に尋ねる。
 遠方から、狙った標的を過たず射抜く様な精密射撃は、相応の弓術の技量が必要であり、
 門外漢が一朝一夕で身につけられるものではない。
 だが、方向と密度を定め、点ではなく一定の面に向けて矢を放つ技術ならば、
 弓の腕前に特化した者でなくとも、比較的、身に付ける事は容易い技術である。
 戦場ではまず、遠間から矢による応酬で戦端が開かれる事が多く、
 故に戦場に生きる傭兵の中には、簡単な弓矢の扱いを身に付けているものは多い。
 この2人も例に漏れず……だった様で、当たり前だと頷いて、女に続いて弓を広い、矢を構える)
……行くわ。まずは2時の方向……、敵後方を狙うわ……!
(指揮官が打たれ、乱戦の様相を呈して来たとはいえ、後方に位置していた兵は、
 まだ多くの余力を残している。女はそこを狙って弓を引き絞り……)
……射って!
(女の声と同時に3本の矢が、敵陣営後方に突き刺さる。
 ――たった3本。だが指揮官を失った混乱に浮き足立っている所に、これまで自分達の有利を
 支えていた、絶対的支柱であった丘陵からの射撃を向けられた事……。
 敵を更なる混乱の坩堝に陥れるには、たった3本の矢で充分だったのだ)

(幾度も、幾度も、女の声を合図に、敵陣営に矢が降る。
 帝国軍は潤滑な資金に任せ、丘陵の弓兵に充分な矢を用意していた。
 ――散々、革命軍の陣営に矢の雨を降らせ……それでもなお、有り余る程に)

(狙撃手は正確な射撃で、小隊を纏める者、士気の高い者等から順に射抜いていき、
 一度は敵を押し止める為に麓に残ったもう2人の傭兵も合流し、
 丘陵の上から帝国陣営に矢を降らせる。
 ――形勢は完全に逆転。
 当初の指揮系統が乱れ、高台からの射撃に晒され右往左往していた革命軍と、
 後方支援を確保し、優位な情勢で嵩に乗っていた帝国軍。
 今となっては両者の立場は完全に引っくり返っていたt)

【〆とリミット、了解しました!もっとも、この展開だとリミットよりも早く〆に持っていけそうな気もしますが、
 その辺りは臨機応変で】
269ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 22:42:03 ID:FBSmcV/C
(現在の位置からあまり遠くない場所から喚声が上がる。それとともに遠方から
旗が近づくのが見えた。まごうことなき前線指揮官を示す旗。それがあるということは、
指揮官を守るための兵力が前線に出てきたということ。自身が率いる兵ではないが、
それを利用しない手はなく)
敵は崩れたぞ、押し返せ!
(声を限りに叫ぶ。ジャグレスの声に牽かれるように、革命軍の前進速度が速まった。
戦線のあちこちで帝国軍をねじ伏せ、蹂躙し、包囲する光景が展開する。それを見て
気が抜けたか、脚に力が入らなくなり。その場にしゃがみこんでしまう)
俺の出番は、ここまでだな…。報酬分は働いた、手当てを…。

(腰のポーチに入れておいた白い布を脇腹の傷口に当てる。当ててすぐ赤く染まるが、
一応止血代わりにはなっているようだ。負傷兵を後送するための衛生兵を見つけ、
当て布をきつく縛って固定してもらい、救護所へ移動しようとする。その時、
再び喚声が上がった。抵抗を続ける敵部隊の部隊長が矢で射抜かれ、部隊丸ごと
降伏したとの事。やるではないか、と考えつつ、帝国軍と合わないよう注意しながら
後方の救護所へ到着。出血のためか、粗末なテントの中に入った瞬間、意識を失って
柱にもたれかかるように倒れてしまった)
270ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 23:10:38 ID:CHk+sv5V
(丘陵から弓を引いて矢を放ち……腕が痺れて来る頃には、もう眼下には革命軍の旗が
 多くはためいており、もう狙い打つ敵を識別する方が困難な状況になっていた)
もういいわ。射ち方、止め。
(5人の傭兵に合図を送ると、構えていた弓を下ろす)
終わったわね、完全に。
任務完了、よ、お疲れ様。司令部に戻りましょう。
……当初の契約にはない仕事を果したのだもの、後金をたっぷりと上乗せさせてやりましょう。
(剣程は慣れない弓を撃ちすぎた疲れで重苦しく感じる腕を軽く振りつつ、共に危局を潜り抜けた
 5人の傭兵を振り返り、悪戯っぽい微笑と共に任務の完遂と、互いの無事を喜びあう。
 ――此処にはいない、もう一人を思いながら)

……無茶をしたものね。
体格に恵まれているからって……自分の体を過信しすぎじゃなくて?
(――負傷兵をまとめて寝かせる救護のテントの中、即席の敷布に横たわる偉丈夫を見下ろし、
 女は呆れた様に……或いは咎める様に声をかける)

(女と傭兵達が丘陵の麓に降り、前線指揮官の元に出向する頃には、戦場は掌握、
 敵残兵の制圧もほぼ終了していた。
 前線指揮官の慰労の言葉を聞きながら、ジャグレスの姿がこの場にない事を不審に思った女が
 指揮官にその行方を訊ね……、そうして教えられた情報を元に、テントを訪れたのだ。
 ――5人の傭兵も一言、見舞いにと共にテントを訪れたのだが、怪我人がひしめく中、
 図体のでかい男5人は邪魔だと追い払われ、
 代表という訳でもないだろうが、彼女一人に見舞いの言葉を託し、帰っていったのだ)

敵の攻撃を全て身体で受け止めるのは、ただの蛮勇にすぎるというものよ……。
(衛生兵の手で敷布に横たえられた、意識があるのか無いのか、分からないジャグレスに、
 なおも説教めいた言葉をかけて)
全く、貴方は少し、敵の攻撃を躱す事と、傷を負わない様に上手く立ち回る術を覚えた方がいいわ。
いくら資本といえる体躯に恵まれているからって、その資本をただ浪費するばかりじゃ……。
体力だって無限ではないのよ、いつか磨り減って、底をつきてしまうわ……。
271ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/21(土) 23:26:31 ID:FBSmcV/C
(最後に見た光景は、救護所のテントの柱。そして今、眼に映る光景はテントの天井。
再び目を閉じようとした時、聞きなれた女性の声が鼓膜を刺激し、少し首を向ける)
分かっている…。若さも体力も、ずっと続くものではないということは…。
分かってるのだ。俺が、俺自身の膂力を頼みにした戦いしかできないことを。
だから、そうならないために勉強してはいるのだが、いざ戦いになると体が勝手に
動いてしまう。たしかに、長生きはできないかもしれないな…。
(苦笑しつつ、---苦笑しているのだが、表情にはほとんど表れず---痛む腹を
我慢しつつ、ターバン越しに頭をかく)
だが、ナイトメアのような人間が俺を諌めてくれれば、いくらかは長生きできるかもしれん。
今回の俺の増収分はナイトメアにやろう、気がついたことがあれば、教えてくれ。
(少しだけ安堵の表情を浮かべ、目をつぶる)

【こちらは次で〆にしたいが、よろしいだろうか?】
272ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/21(土) 23:52:29 ID:CHk+sv5V
ええ、そう……。若さも体力も……自分が思っているよりも、もっとずっと早くに衰え、失っていくものだわ。
でも自分自身では、それが分からずに、かつての体力を過信するあまりに、
体力と体格が充実している頃の戦い方を続けて、酷い怪我を負い……下手をしたら命を落とす……。
そんな男を、私は何人もこの目で見て来たわ。
(意識を失っているかの様に微動だにしなかったジャグレスが、女のかけた声に答える様に首を巡らす。
 その動きと、話をする語調がはっきりしている事に、彼の容態が深刻でない事を実感できて
 安堵の息を吐く――しかし、説教めいた文句は、未だ止まる所を知らないが)
膂力も体格も……貴方の特性だわ。
自分の特性を知り、それに見合った戦い方をするのは、決して愚かな事ではないわ。
愚かなのは、自分の利点を過信する事と自分の欠点に目を向けずにいる事……、
そして、自分自身の力を、ただ一点だけと思い込んで、諦める事、よ。
(苦笑したのか傷の痛みに表情が歪んだのか……今一、判別のつきかねるジャグレスの顔を
 少し哀しげな、それでいて起こっている様な……複雑な表情で見下ろして)
「気持ち」で負けたら、本当に負けてしまうわよ?
人生……ただ「生きる」事も、ある意味……戦場なのだから。

――……傷が癒えたら、頼まれなくても、じっくり、しっかり、話してあげるわ。
(ようやく腰を落ち着ける気になったのか、横たわるジャグレスの傍らに座りながら、
 幾分、柔らいだ声音で語りかける)
傷の手当てと痛み止めに使った薬の影響で、眠い筈よ。
今はゆっくりと休んで……体力と気力を回復しなさい。
休むべき時には休んでおく……傭兵の鉄則の一つでしょう。
(一つの戦場は幕を閉じ、安らげる時が訪れた。
 だが、この休息もまた、束の間のものに過ぎず……自分もジャグレスも、
 戦を生業とする者の性として、安寧に浸る間もなく、次の戦場へと旅立たねばならないだろう。
 ならば、今は……傷を負って伏せる今くらいは、束の間の休息にまどろんでいさせてやりたい、と……
 そう思い、女は目を閉じたジャグレスが、眠りの淵に沈んでいくまで、傍らで静かに見守っていた)


【それでは私の方はこれにて〆にしますね!2日間に渡る長いお付き合い、有難うございました!
 ジャグレスさんには久しぶりのロールになりますが……少しでも楽しんでいただけたなら幸いです】
273ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2009/11/22(日) 00:04:27 ID:c8eiwnia
ああ、分かっている、分かってはいるのだ。理解はできても感情が追いつかないだけで…。
だからこそ、「学ぶ」ということの大切さを、この痛みで感じているところだ…。
(やや眉を顰めながら、脇腹の傷口に手を置く。鎮痛剤でも使われたのだろうか、
痛みはあまり感じず)

ああ、そうさせてもらおう。そして目が覚めたら、また次の戦場が待っている。
ただそれだけだが、それでも…、
(言葉が途中で途切れる。薬の効果であろうか、ほどなく規則正しい寝息を立て始めた。
意識が夢の世界に連れ去られる直前、こうやって女性に見守られながら眠りにつくのは、
子供のころに熱を出して母親に添い寝してもらって以来だろうかと考えた…)

【こちらも、これで終了します。2日にわたってのロール、ありがとうございました】
【そうですね、ずいぶん久しくロールしてませんでしたね。こちらこそ、拙い面が
あったためにビオティーテ様には楽しんでいただけなかったのではないかと
少々不安です】
【それでは、これで失礼します。お休みなさいませ】
274ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/22(日) 00:11:34 ID:juZncD8s
【〆、見届けましたー。いえいえ、此方こそ共闘シチュは久し振りで色々と上手く出来なかったのでは、と
 心配ですが……、でもシチュ立てから展開までしっかりとリードしていただけで、楽しかったです。
 それにしても……展開的に早く終わるかと思いきや……私が長文長考すぎた所為で、
 リミットぎりぎりまでになってしまって申し訳なく……。
 これに懲りずに、また機会がありましたら声を掛けてやってくださると嬉しいです。
 ではでは、私もこれにて失礼致します。お休みなさいませノシ】
275ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2009/11/23(月) 19:48:00 ID:lmCx/vX4
【待機するよっと。リミット合わせて23時には撤収なんで軽い雑談ていどでよろしくだ】
【プロフは>>228を見とくれ】
276ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2009/11/23(月) 20:38:24 ID:lmCx/vX4
【撤収〜ノシ】
277ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/25(水) 21:07:06 ID:DXNciRNK
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所から声を掛けてくだされば移動します】
278ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2009/11/25(水) 22:03:04 ID:DXNciRNK
【おっと!避難所からお声が掛かりましたので移動します!
 此方はこれにて落ちますので空きとなります】
279名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 14:00:27 ID:jhfN4WFt
>シャロン
名前がQMAの人気キャラまんまパクり。
フルネームは既に指摘されたようにフランスとドイツが混じっていて意味不明。
衣装が二つあるのはキャラ二人を掛け持ちするのと同義のためルール違反。
ていうかビキニアーマーはリアルファンタジーでは有り得ない。
つかビキニアーマー自体がパクり臭い。
錬金術の定義は決まっていないため、錬金術を出すのは世界観の決め付けに成り兼ねない。
というか鋼の錬金術師みたいだと無敵になりそう。
ホムンクルスは不死なの?定義は?誰の子扱い?
やりたいことはアトリエシリーズのパクり?
このスレでわざわざやる意味なくない?

設定がパクりのオンパレード。
以上、後はビオに任せる。
280名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 14:45:16 ID:jhfN4WFt
調べてみると、どうやらシャロンはマリアの転生だったようだな。
しかも貴族とか言って帝国の手先かよw
最初から設定が破綻してるし。

そこまでして何でこのスレでやりたいのか全く理解できない。
281名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 11:13:01 ID:Kx2LM/I0
やっぱりシャロンはマリアでFAだったか。
キャラハンは騙されないように。
282名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 13:50:25 ID:VVKzjGiE
>>280
何をどうやって調べたの?
283名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 15:07:52 ID:OrVbDyX2
スーパーハカーw
284ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/12/01(火) 21:33:15 ID:58kMvVaZ
【さて、生存報告のついでに待機させてもらおうかの】
【プロフィールは>>217じゃ】
285名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 22:21:35 ID:O3+rUdyP
こちらが一気飲み勝負を持ちかけるも返り討ち
酔いつぶれたところを悪戯される、なんて流れを思い付いた
286ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/12/01(火) 22:34:13 ID:58kMvVaZ
【悪戯といってものう・・・】
【例えばどういうものなのかの?】
287名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 22:35:19 ID:O3+rUdyP
気乗りしないならいいよ
思い付いただけだし
じゃね
288ノネット ◆zoQYyHd66s :2009/12/01(火) 22:42:26 ID:58kMvVaZ
【うむ・・・?】
【では残念じゃが、わらわも今夜はこれで落ちさせてもらおうかの】
【また週末にでも顔を出せばよいのじゃが。ではさらばじゃ】
289サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 21:34:38 ID:JYH6gHe5
【よっす、暫く待機させてもらうよ】
【プロフもまだ貼ってなかったからついでに貼らせてもらうとするかねぇ】

【名前】サーシャ・ドルトレント
【ルーン】誓約(胸元)
【年齢】27
【性別】女
【職業】剣士
【種族】人間
【容姿】161cm 89/59/87
紫のショートヘアで鋭い目つき。普段の服装はおへそが出るくらい丈の短い上着と、同じく丈の短いズボンを着用。
【装備】背中に長さの違う2本の剣を担ぎ、懐には護身用のダガーを備えている。また、防具は重い物を好まず胸当てなど軽装の物を愛用している
【戦闘】封印が解かれた剣を両手にそれぞれ持ち、二刀流で戦う。
片手で剣を振り回すだけの腕力もあるので、素手での戦いも一応可能
【NG】汚物とかそういうのは無理
【備考】性格は男勝りで姉御肌。
剣術の師匠から授かった背中の剣は志と違う使い方をしないように普段はルーンの力で封印されているが、戦闘の時には封印が解けて抜く事が出来るようになる。
また、師匠の元で修行していた時は周りに男しかいなかったため、入浴後に裸のままうろつくなどかなりがさつな面がある。
更には見た目で誤解されやすいが実は可愛い物が大好きで、たまにぬいぐるみに話し掛けていることも。
【提示できるシチュ】戦闘、雑談、恋愛、エロール何でも大丈夫。
290ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 22:13:58 ID:uGoQ8nzY
【こんばんわ〜】
【良かったらお相手宜しいですか?】
291サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 22:22:39 ID:JYH6gHe5
【気付くのが遅れたね、あはは…】
【こんばんは、こちらこそ是非お願いしますー】
292ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 22:29:21 ID:uGoQ8nzY
【いえいえ、大丈夫ですよ〜】
【早速ですが、何か御希望のシチュエーションなどございますか?】
293サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 22:34:25 ID:JYH6gHe5
【ありがとうございますーorz】
【そうですねぇ…たまには共闘してみたいなぁ、とか思ってみたりしてますが、そちらはいかがでしょう?】
294ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 22:42:52 ID:uGoQ8nzY
【共闘ですか、了解です〜】
【ちなみにこんな状況でやりたいみたいな御希望はございますか?】
295サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 22:49:20 ID:JYH6gHe5
【うーん…山賊退治とかオーク退治とかの結構軽めのものか、もしくはあたしらが劣勢の友軍を支援に行く、みたいなのしか思いつかない…orz】
【そちらに何かいいアイディアがあれば、それに乗っかったり、なんて】
296ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 22:59:32 ID:uGoQ8nzY
【山賊退治良いかもです】
【サーシャさんの美貌を囮にして釣られた輩を軽く狙撃して、混乱した所をフルボッコなんていかがでしょう?】
297サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 23:04:08 ID:JYH6gHe5
【あたしが囮…!(わくわく)】
【了解しました、それで行きましょう】

【それではこちらから始めますので暫くお待ち下さいorz】
298ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 23:10:06 ID:uGoQ8nzY
【了解です〜】
299サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 23:21:46 ID:JYH6gHe5
(ある日のこと。上層部から山賊退治の任務を言い渡されたあたしは、ルミエールと共に山あいの村にやってきていた)
(そこの村長さんから色々と情報を集めた後に作戦をまとめ。いざ作戦実行の時がきた…のだが)

はぁ…。
いくら囮だからって、何であたしがこんな服を着にゃならんのさ…。
これ、いざって時に逃げられないんじゃねぇ?
(教えられた山賊のアジト付近。あたしはいわゆる『色仕掛け』を実行するために)
(普段なら絶対着ないような胸元の開いたロング丈のドレスを着て、いかにも道に迷った妙齢の女性を演じていた)

……はぁ、ホントにあたしでうまく行くのかね…
(内心はルミエールの方が適任じゃないかとも思ったのだが、彼女の狙撃を最大限活かすためにこうなったので今更グチってもどうにもならない)

【お待たせしましたー。改めまして、よろしくお願いしますね?】
300ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/13(日) 23:41:24 ID:uGoQ8nzY
ちょっと不自然だった……かな?
(サーシャからやや距離を置き、木立の中を進みながらポツリと呟いた)
(作戦としては悪くない。ただ、思っていた以上にサーシャの美貌が映え、囮としては些か目立ち過ぎるのではないだろうか)
(きらびやかな彼女とは裏腹に、こちらはなるべく木立に紛れて目立たないよう全身を地味な配色のカモフラージュで覆っている)

……?
(と、特に目立ちやすい赤毛を隠すために目深に被ったフードの中で瞬時に顔付きが険しくなる)
(滅多に往来の無い山道に複数現れた人の気配)
(方角からして、恐らくは例の山賊達の可能性が高い)
(事前の情報で誉められるほど知謀に長けているような連中ではないようだが、仮にも彼等のテリトリーに侵入している以上は油断禁物である)
(一層注意深く周囲へ目配せをしながら、不測の事態に即座に対応出来るよう静かに身構えた)

(気配はすぐ側まで近付きつつある)



【それでは宜しくお願いします〜】
301サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/13(日) 23:58:05 ID:JYH6gHe5
あれぇ…変だなぁ…?
確かこっちに行けば村があったはずなのになぁ…
(山賊の気配を感じたわけではないが、わざと目立つために白々しくない程度に声をあげながら辺りをうろついていると…)

『よう、お姉ちゃん。そんな格好でこんな所に1人でくるなんてどうしたんだぁ?』

ええ、友達の結婚式に行く途中で迷ったみたいで……っ!?
(声をかけてきたのはもちろん山賊の連中。危うく先制攻撃を仕掛けそうになったものの、自分は囮であることを思い出して)
(驚きのあまり腰が抜けたようにその場にへたり込んだ。もちろんこれは演技で近くに潜むルミエールの射線に入らないようにするためだ)

『へっへっへ、そうかいそうかい。じゃあアンタのお友達が結婚式を挙げてる間、アンタにはよがり声でもあげてて貰おうかぁ!』

いやぁぁぁぁ、誰かたすけてぇぇぇ!
(山賊はあたしを取り囲むとそのまま覆い被さろうとしてきた)
(あたしは酒臭さと生臭さの混ざった口臭と笑えない冗談と自分自身の鳥肌が立ちそうな演技に、内心で色々なものを我慢していた)
302ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/14(月) 00:24:15 ID:MYGXRDc4
…………
(予想通りというべきか、予定通りというべきか)
(囮の質が良かったためでもあるのだろう。ものの見事にこちらの思惑通りに彼等は食いついた)
(一瞬、そのまま返り討ちにしそうな素振りを見せた時に、こんな回りくどい作戦なんかいらなかったんじゃないかとふと思ってしまう)
(が、演技とはいえ、彼女は複数の男に囲まれて組み敷かれようとしている非常に不利な状況だ、このまま黙って見ているわけにもいかない)
(こちらが確保した場所と彼女の機転によって開かれた射線は実に理想的な広さを形成している)

────っ!
(正に選り取りみどりだが、手当たり次第というわけにもいかない。万が一にも誤射があってはならないのだ)
(複数の目標からサーシャを囲む輪から一歩外れた男に狙いを定め、躊躇無く第一射を放つ)
(わずかに空を切る音が響いた直後に、急所を射抜かれた山賊の1人は悲鳴を上げることも無く地に伏した)
(狙いを付けられたのは運が悪かったが、仮に生き残ったとしてもどの道以降の人生に先は無い身の上だ)
(今ここで楽に逝けたのはある意味幸せかもしれない)

っ!
(ここでようやく異変に気付いた山賊達だったが、突然の出来事に動揺してしまったようだ)
(訓練された部隊であれば即座に何かしら行動を取っていただろうが、これが山賊などに身をやつしている者の限界か)
(敵はまだ複数。統制を取り戻されてはサーシャに危険が及びかねない)
(まだ敵中が混乱している間に二の矢三の矢を即座に放つ)
(ほんの短い時間に仲間を数人失って流石に警戒を強めたか、身を固めて周囲を警戒する山賊達)
(なるほど、少しは利口なようではあるが、既にサーシャへ気を向けている余裕が無いのが彼等の限界だろう)
303サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/14(月) 00:49:33 ID:tFd/exNh
『へっへっへ、久しぶりの上玉だ。大人しくしてりゃあ可愛がってやるからよぉ?』

……………
(へたり込んだままで山賊の動向をうかがっていると、不意にその中の1人が地に伏した)
(予定通りルミエールが狙撃を始めたようで、山賊達は不格好ながらも密集隊形を取り始めた)
(飛んでくる矢の方に全ての注意が向いているからか、誰もこちらを警戒していない)

………さぁて、そろそろあたしも始めるかね。
(ルミエールの狙撃の腕前に舌を巻きながらそう呟くと、低い姿勢を保ったまま手近な山賊に足払いを仕掛けた)
(体勢を崩す彼らとは対照的に、ルミエールの射線から外れた事を確認したあたしはそのまま立ち上がり)

……3秒だけやる。祈れ。
(外道畜生が相手なら遠慮はいらない、とばかりに、動きやすいようにドレスの長い裾を破り捨てると)
(さっきまでとは別人のような殺気を放ちながら、倒れた山賊の武器を拾い上げてそのまま飛びかかっていった)

せいっ!はっ!てやぁぁぁ!
次はどいつだ、覚悟が出来た奴からかかってきな!
あたしの恥ずかしい姿を見た奴は問答無用でぶっ飛ばすけどな!
(半分八つ当たりではあるものの、不意を突かれた山賊を文字通りフルボッコにしていった)

【そういえばお時間は平気ですか?】
304ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/14(月) 01:07:50 ID:MYGXRDc4
ひゅう……♪
(淑女の殻を脱ぎ捨て瞬時に戦士と化したサーシャの奮闘ぶりに思わず口笛を鳴らしてしまう)
(同時に、本当に回りくどい作戦はいらなかったようだ)
(不意に不意を重ねられた彼等にもはや抵抗らしい抵抗は出来ず、1人また1人と次々にサーシャの餌食となっていった)
(無用な手出しとは思いつつも念には念を入れて時折援護をし、後は露になった彼女の際どい脚線をじっくり観賞させて貰う事にした)
(しかし、見ていて惚れ惚れする程の見事な立ち回りであった)
(気付けば既に彼女の周りは死屍累々の山と化していた。息のある者も若干いるようだが、見ていて哀れになるほど酷い状態だ。立ち上がることもままならないだろう)
(それでもなお視線が無残に散ったサーシャのスカートの中なのは悲しい男の性か)

……お疲れさま。
(静かになってしばらく周囲を警戒していたが、もう人の気配はサーシャや息のある者の以外には感じられない)
(そこでようやく安全確保と任務完了を判断し、カモフラージュをしたまま木立の中から現れて労いの言葉をかける)
(鬱陶しそうに脱いだフードの下からは互いの無事を喜ぶ笑みが浮かんでいた)

ふふ、結構派手にやったわね。
まあ、何はともあれ無事で良かったわ。
(主にサーシャが成敗した男達と、露になった脚線とを交互に見比べてクスッと笑い)
さ、長居は無用だし撤収しましょうか? 寒いでしょ、その格好。
(笑いながらからかうように言って肩をすくめる)


【こちらは大丈夫ですよ〜】
【サーシャさんはいかがでしょうか?】
305サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/14(月) 01:33:42 ID:tFd/exNh
ほらほらぁ、次はどいつだぁ!
女にボッコボコにされて恥ずかしくねぇのかよ、この腰抜けがぁ!
(切れ味の悪い武器を使って、なるべく少ない動作で最大限のダメージを与える方法。それは要するに急所を狙うことであって)
(山賊達を挑発しながら、すれ違いざまに向かってくる奴の首筋に小さく一閃を叩き込んでいく)
(結果、こめかみの辺りを蹴り飛ばしたりして斬撃を与えていない連中以外は見事に首から血を流して倒れていた)


やぁやぁ、相変わらずナイスな狙撃の腕前で。
おかげで安心して戦えたよ。ありがとな?
(ルミエールが木陰から出てきたのを確認すると途端に殺気はなりを潜め、いつものお気楽なお姉さんに戻っていた)

んー…まぁね、久しぶりに本気で暴れた気もするなぁ。
(彼女の言葉に大きく伸びをしながら答えると)

確かにちょっと寒いかな…。
こうなったらさっさと撤収して風呂と酒で暖まるとするかぁ。
それにしても、いつの間にかずいぶんとセクシーな服になってんのな。
(元ロングドレスは自分で破ったのと、動いている間にほつれたりしたからか、かなり深くスリットが入ったようになっていて)
(歩く度に横からちらちらと太ももや下着が見え隠れしていた)

【もう少しくらいは大丈夫ですよー】
306ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/14(月) 01:53:22 ID:MYGXRDc4
お風呂やお酒よりも優先する事があるような気がしなくもないけど……
ま、いいか。
(セクシーという域を超えてるような彼女の姿に思わず苦笑しつつ、カモフラージュ用の外套を脱いで差し出した)
村までこれ使う?
結構あったかいし、いくらなんでも村の中までその格好で歩くのは色々ダメだと思うの。
若い衆が張り切っちゃうと思うし。
(外套の着衣を薦めながらクスクスと笑う)
まあ、出発する前から結構張り切ってたのが多かったみたいだけど。
(からかうように言って外套の窮屈さに凝った首周りを鳴らした)

ああそうだ、今日中に城に帰っちゃう? それとも村で一晩世話になっちゃう?
報告やら何やらで遅くなりそうだから私としては是非とも一泊コースを推奨したい所だけど。
……地酒が美味しいって噂だし。
(ここより砦までは今ならまだ夜までに帰れない距離ではないが、個人的には強行軍は控えたい所存)
(今からではどのみち夜道を歩く羽目にはなるし、元々予定では数日の期間がある)
(何よりも、久方ぶりに質の良いベッドが横になれそうなのだ)
(情報収集の傍らに仕入れた情報で揺さぶりをかけつつ、尋ねてみた)


【では、次くらいで〆の方向に向かいましょうか?】
307サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/14(月) 02:09:24 ID:tFd/exNh
まぁまぁ、そうカタいこと言いなさんな。
何だかんだでルミエールだって乗り気なんだろ?
(苦笑いを浮かべるルミエールとは対照的にへらへらと笑いながら、彼女のわき腹を肘でつつき)

ん?あぁ、だいじょう…いっきし!
……ありがたく使わせて貰うよ。
(くしゃみを一発かますと大人しく外套を受け取った)

そんなに張り切ってたかぁ?
まぁ、馴染みの薄い女2人が来たから物珍しさの方が大きかったんじゃねぇの?
(あくまでも自分が注目を集めていたとは思っていないため、結構トンチンカンな事をのたまっていた)

え?あー、そうだなぁ…
(日帰りするか一泊するかの選択を迫られしばし思案していたが、この後のルミエールの言葉で迷いは吹っ切れることになる)

喜んで一泊していこうじゃないの。
あたしが聞いたところだと、川魚が美味しいらしいし。
…ふっふっふ、こりゃ夜が楽しみだ!
そうと決まれば、ほら、早く戻ろうぜー?
(ルミエールの方を振り返るとそのまま村へと走りだした)

【そうですね。では、こちらはこれで締めにしますね?】
308ルミエール ◆c2HQf07GeM :2009/12/14(月) 02:37:20 ID:MYGXRDc4
ん、まあ、ね。うん
(小突かれた脇腹をさすりながら肩をすくめ、クスッと笑った)
(風呂という一点に関しては砦に及ぶべくもないが、それを差し引いて余りある村落の開放感は魅力的である)
(たまにはこういう日があっても良いだろう)

はいはい、セクシーなのは結構だけど風邪なんか引かないでね?
(サーシャのくしゃみをからかうように笑って外套を手渡した)

いやぁ、物珍しさだけであんな熱視線は送られないでしょうに。
まあ、自覚が無いのがサーシャさんの良いところなんだけどね。
見る人が素晴らしいと思えばそれで良いんだし。
(何となく、ジーッとサーシャの顔を見つめてみる)

魚かぁ。
正に酒の肴ってやつね。
新鮮なのってなかなかお目にかかれないし……。
うん、意義無ーし。
(一足先に駆け出したサーシャの後を遅れて駆け出した)
(村へ戻り報告を終えるとささやかながら戦勝祝いのような催しが開かれた)
(戦う事でしか、誰かが手を汚す事でしか守れぬ平和もあるという事を改めて認識する一時であったが……)
(祝いの席で無粋な話をするのは止めておこうか)


【それではこちらはこれにて〆です〜】
【お付き合いありがとうございました♪】
【次の機会があればもう少しシリアスかつピンチ演出なんかも挑戦してみたいですね】
【ではではお疲れ様でした〜】
309サーシャ ◆mxMGYsOA5o :2009/12/14(月) 02:43:32 ID:tFd/exNh
【見届けましたー】
【機会があれば是非、といったところですね>シリアス演出】

【こちらこそ、お相手ありがとうございました。それではおやすみなさいませ…ノシ】
310名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 14:48:31 ID:8HgCdtmY
>ミュウ
先回りして一言。
本スレ待機は最低でもビオティーテの推敲後にしてくれ。
本気で参加したいなら中途半端なプロフよりも、多くの意見を取り入れた物の方が良いし。
311ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2009/12/20(日) 19:25:33 ID:cvpBcZxb
【名前】ミュウ
【ルーン】獣(左わき腹)
【年齢】14歳
【性別】女
【職業】偵察兵
【種族】ネコ系獣人のクォーター
【容姿】147cm B78/W53/H81
    ネコ系獣人のクォーターで、その血の名残として頭頂部にネコ耳がある。
    肌は色白で身体は小柄。髪は黒のロングでポニーテール。瞳は黒で切れ長。
    耳以外には外見的に人間と変わらないが、俊敏性はかなり高い。
【装備】武器は左手に装備した三本爪の鉄の爪。手首から先を覆っており、盾の役割にもなる。
    上半身がノースリーブの黒い服に紺色のショートマント
    下半身はボアショートパンツ・革のブーツ
【戦闘】素早さを活かし、鉄の爪によるヒット&ウェイが戦闘スタイル。
    偵察が主な仕事のため、出来る限り戦闘は避けるのが基本姿勢。
    怒りの感情が高まると赤い瞳になり、猫の特性で夜目も利き、運動能力も高まる。
【NG】グロスカ・殺傷行為など
【備考】数年前に動物と会話する能力に目覚めた孤児院育ちのネコ系獣人のクォーターの少女。
    始めは能力を獣人の血によるものと思っていたが、後にそれが獣のルーンによるものと知る。
    自分の能力を活かし、帝国軍の戦火から動物たちを守るために革命軍に参加した。
    また人語を解さない魔物とも会話でき、帝国軍に従う魔物の説得に当たることもある。
    そのため能力の特性からも戦闘要員ではなく、偵察や調査任務が主になっている。
    年の割にどこか大人びていて、冷めている印象を与えがち。
    けれど大切なものに関しては芯が強く、また熱くなり易い真っ直ぐな性格。
    動物と会話出来る様になってから肉は食べられなくなり、魚や野菜中心の食生活。
    一人称は「ボク」で、驚いたりした時は無意識に「ニャッ!」と悲鳴を上げることも。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、恋愛、エロールなど


【初待機です。よろしくお願いします】
312ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2009/12/20(日) 20:45:36 ID:cvpBcZxb
【残念ながら、どなたもいらっしゃらないので今夜は落ちます】
313ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 20:41:25 ID:krviVms/
【あけましておめでとうございます】
【新年初待機です】
314ジャグレス@携帯:2010/01/06(水) 21:06:43 ID:laH7Qfnt
【あけましておめでとう。俺でよければ、といきたいところだが…】
【水曜日は残業の日というのが悲しいな。まだ職場にいるのだ。よきロールに
恵まれることを祈っているよ】

【以上、一言応援レスである】
315ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 21:10:50 ID:krviVms/
>>314
【こんばんは】
【また機会があればよろしくお願いします】
316名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 21:47:37 ID:aW/avWmH
質問。

ミュウは猫みたいに発情期はあるのかな?
317ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/06(水) 21:57:07 ID:+lFSFMdW
【名前】ザリア・ロクサーヌ
【ルーン】鮮血(背中一面)
     自分の血液をある程度操ることができる。操るためには自分の近く(50cm以内)でなくてはならない。
     武器に血液を詰めておき、それを刃の先端から伸ばして間合いを広げる戦術を好む。
     出血した血液を剣などにすることも可能だが、出血により体力を失うことを考えると危険である。
【年齢】34歳
【性別】女
【職業】軍人(士官)
【種族】人間
【容姿】身長177cm。体重69kg。筋肉質の身体。胸や尻はそれなりに出ている。
    くすんだ赤銅色の髪。セミロングのボブカット。瞳は翡翠のような綺麗な緑で、切れ長の細め。
    長年の戦場での生活で肌は浅黒く焼けている。
【装備】全長3mほどのグレイブ(所謂薙刀。握りに装飾があり、刀身には作者の銘が打たれている。また、少し改造されている)
    90cm程度のショートソード(グレイブが使えない時に使う近接武器。腰に吊っている。また、少し改造されている)
    獣の革を幾重にも鞣したスタテッドヘビーレザー(鋲の打たれた革鎧)
    普段着としては、軽装な装いを好む。ビスチェのような上着にハーフパンツ、といった感じ。
【戦闘】主にグレイブを持って戦う。
    グレイブとショートソードには改造がされており、柄の部分に液体を詰められるスペースがある。また、そのスペースと刀身は柄の内部を通じて繋がっている。
    そのスペースに自分の血液を詰めておき、望んだ時に血液が刀身に流れ出すようになっている。
    流れ出た血液は刃のようになり、間合いを広げることができ、それで不意を打つ。広げられるのはおよそ10cm程度。
【NG】猟奇的な行為。(四肢欠損など)
【備考】元は帝国軍の武将。中央での派閥争いに巻き込まれ、地方の閑職に飛ばされる。
    戦果を立てても認められず、互いの足を引っ張り合う無能な同僚や上司たちに嫌気が差して、出奔を決意。
    民の味方をする革命軍に投降する気になった。
    髪の色と苛烈な戦い方から「血風将」などと呼ばれる。
    ただ、渾名や風評ほど本人が強いわけではなく、部隊指揮や新兵調練に力を発揮するタイプである。
    性格は剛胆だが、平素はそこまで苛烈ではない。趣味は料理で、特に野戦料理などは得意。家事などもある程度はこなせる。
【提示できるシチュ】戦闘、調練、雑談、エロールなど


【失礼する。規制解除祝いに、プロフ投下だ】
【そして、もし、立候補者が居らぬのなら手を挙げさせて貰おうか】
318ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 21:58:12 ID:krviVms/
>>316
んっと、そういうのはないと思う。
だってボク、3/4は人間だから・・・。

残りの1/4だって、猫そのものじゃなくて獣人なんだし。
319ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/06(水) 22:00:13 ID:+lFSFMdW
>>316
【おっと、すまぬ、先客がいたか】
【横入り御免。一旦退かせてもらう。失礼するぞ】
320名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 22:01:26 ID:aW/avWmH
ぬ?

ザリア嬢とかち合ってしまったか。
どうしたものかな。

なるほど。
発情期はないということか。
ではマタタビなどは効くのかな?
321ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 22:14:57 ID:krviVms/
>>319
【立候補ありがとうございました】
【また今度よろしくお願いします】

>>320
・・・マタタビで酔っ払うかってこと?

匂いに気付きやすかったりするかもしれないけど、
それにのめり込むようなことはないと思う。
322名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 22:20:25 ID:aW/avWmH
ふむふむ。

ではエッチなことに興味はあるのかな?
経験の有無も教えて。
323ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 22:27:01 ID:krviVms/
>>322
別に興味はないけど・・・。

したこともないし。
324名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 22:31:07 ID:Xb2+XJdw
さっさと帰れオーラがぷんぷんしててワロタw
325ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/01/06(水) 22:37:11 ID:krviVms/
【今からだと余り長くロールできそうにないので、今夜はこれで落ちます】
【失礼しました】
326名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 22:40:14 ID:Xb2+XJdw
素直に合わないと言えばザリアともロール出来たのにw
327ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/16(土) 19:42:29 ID:6/EUGtXP
【さてと、しばし待機してみるかの】
【プロフは>>217じゃ】
328ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/16(土) 20:58:00 ID:6/EUGtXP
【む?避難所に人がおるようじゃな】
【移動してみるかの】
329ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/22(金) 22:47:09 ID:M4jWfCTy
【さて、今夜も待機してみるかの】
【プロフは>>217じゃ】
330ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/01/22(金) 22:57:47 ID:3M+KCDvt
【ロールお願いしたいのに時間がないって、とっても悲しいですね】
【ステキなお相手に恵まれることを祈念して、一言応援レスです】

【あっ、よかったら、使ってください】
つ【尻尾のお手入れ用ブラシ】
331ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/22(金) 23:03:39 ID:M4jWfCTy
【うむ、応援感謝しておるぞ?】
【ほう・・・これは尻尾用のブラシとな?】
【ふむふむ、では今度使わせて頂くとするかの】
332ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/22(金) 23:33:19 ID:dBdEZZBg
【失礼する。狐の賢者殿だな。初めてお逢いする】
【プロフは>>317だ。貴殿がよければ、お相手願おうか】
333ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/22(金) 23:37:37 ID:M4jWfCTy
【うむ、こちらこそお願いするぞ?】
【ザリア殿は何か希望のシチュはあるかえ?】
334ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/22(金) 23:41:07 ID:dBdEZZBg
>>333
【勢い、スレを開いたそのままに書き込みをした故、大した腹案はない。スマンな】
【ただ、貴殿が、エロールが続いている故に他のロールをしたい、と言っていたのを覚えている】
【それを汲んだ形で、戦闘ロールか、日常ロールがよかろうと思うが、いかがだろうか】
335ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/22(金) 23:51:14 ID:M4jWfCTy
【キャラ的にエロールは一向に構わぬのじゃが、賢者のルーンを持つ魔法指導者として余り見られていない気がしたものでな】
【その設定を上手く利用したロールであれば、エロールでも大歓迎じゃ】
【どちらかといえば、日常ロール・エロールともに酒絡みでのシチュが多かったのでな】

【主は新兵を鍛えておるのじゃろう?】
【ならば剣と魔法、どちらが強いのかという話になり、我ら指導者同士で模擬戦をするのはどうかの?】
336ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/22(金) 23:55:23 ID:dBdEZZBg
>>335
【対魔法戦闘か……】
【悪くなさそうだな。それで行こう】

【ただ、先に一つ言っておくとすれば、私は剣と魔法の強弱に興味はない】
【用途も使い手も全く異なるモノを比較したところで、不毛なだけだからな】
【どう使えば戦場で役に立つか。威力を発揮するか】
【それしか私には興味がない】

【……故に、対魔法調練の一環として、貴殿に力を借りる、その方が素直なシチュエーションになるだろう】
【貴殿の方からは、何かあるか?】
337ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 00:04:58 ID:sYXR4YDr
【出だしは勝負自体は血の気の多い若い兵どもがどちらが強いか口論しており、その流れで・・・と言ったところかの】
【わらわ自身、魔法が万能などとは思っておらぬしな・・・今のわが身の境遇からしてもの】

【わらわからは・・・わらわが子供扱いしておる「人間」の強さを見せてもらえれば本望じゃ】
338ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 00:10:12 ID:tOw2ktVZ
>>337
【子細了解した。泥と血肉を浴びた軍兵の強さ、とくと見せてやろうぞ】
【書き出しを含め、細かなシチュエーションはお任せする】
【それで構わんか?】

【ちなみに、こちらのリミットは特にない。眠くなったら凍結、と言ったところだ】
339ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 00:13:53 ID:sYXR4YDr
【了解じゃ】
【では次から始めさせてもらうかの】

【今宵はよろしく頼むぞ?】
340ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 00:17:58 ID:tOw2ktVZ
>>339
【うむ、こちらこそよろしく頼むぞ】
【願わくば、血沸き肉躍る闘争を。我が全身にてお応えしよう】

【では、貴殿の書き出しを待たせてもらう】
341ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 00:27:06 ID:sYXR4YDr
(ある日のこと・・・)
(革命軍の訓練場へと赴くと、魔法訓練生と剣士見習いの若造どもが何やら揉めており)
(話を聞いてみるや、他愛のない「剣と魔法はどっちが強いのか」ということであった)

どちらが強いか決まっておったら、弱い方は世に残ってはおらぬわ。
(そうは言ってみたものの、自身の進んだ道を信じる興奮した若造どもの耳には届くわけもなく・・・)



はぁ・・・まさかこんなことになるとはのぉ・・・。
(今、目の前で対峙しているのは元帝国軍の女武将)
(彼女もまた、剣の道を信じる若者たちに担ぎ上げられた今回の被害者で・・・)

剣と魔法の勝負とはのぉ・・・。
(余り気乗りのしないまま、苦笑し、ザリアに同情の目を向ける)
342ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 00:41:16 ID:tOw2ktVZ
>>341
訓練と思えば、得るモノもある。貴殿の魔法を見たこともないからな。
魔術師と言えば、その数だけ術の使い方があるだろう。
故に、経験の重みは、戦場で大きく響く。
(巻き込まれたのは事実だ。後ろの方でしぶしぶ矛を収めた件の剣士からは、射るような視線が飛んできている)
(そして、こういう展開になったのは今日が初めてというわけでもなかった)
(故に、ザリアの方は特にこらえた様子もない。ただ、自然体で構えを作っている)

(得物は、長柄の薙刀。それを下段に左半身に構えている)
(鎧は、いつもの獣皮の鎧だ。盾は使わない)
(赤銅色の髪がはらりと揺れて、瞳に闘気が宿っていく)
(ザリアが戦闘態勢に入った証だ)

……さぁ、どこからでも来るが良い!!
(薙刀を一閃振るうと、再度、構え直す)
(油が滴るような、磨かれた刀身が日の光にきらりと光って)
343ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 00:59:56 ID:sYXR4YDr
ほぉ、やる気満々じゃな・・・?
(ザリアの瞳に戦士としての本能のようなものを感じ取り、思わず微笑する)
(こちらは気乗りしておらぬというのに、まったく人間というものは・・・と思いつつ)

わらわはこのような"遊び"で魔力を使うわけにはいかぬのでな。
精霊術でも一向に構わぬな?
(そう言うと両の手を前に突き出して・・・)

来たれ、この地に宿りし火の精霊・・・そして風の精霊よ!
(ノネットの手の平の前で、右手では炎が、左手では風が小さく渦を巻き始める)
(正体が幻獣であるノネットにとっては、精霊とは人間の精霊術師のような契約を結ぶことはできず)
(このような召喚の可否は精霊たちのまったくの気まぐれに近いもので、同時に二つを召喚して二つとも成功するのは稀であった)

ふっ・・・今日はついておる。
(ポツリと呟くと、右手をさらに前に突き出すようにして、炎の玉をザリアに向けて放った)
344ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 01:15:23 ID:tOw2ktVZ
>>343
貴殿が児戯と思うのは勝手だ。
しかし、私は私の流儀を貫かせてもらう。
(轟々と燃え立つ火の精霊と、荒々しく渦を巻く風の精霊)
(それらを睨め付けながら、ザリアは決然と言い放った)

……往くぞっ!! おおおっっ!!
(咆哮。ザリアの脚が地を蹴った)
(ノネットへ突っ込むように、猛然と走る)
(ぐいぐいと、火球との距離が縮まる。しかし、ザリアは左半身の構えを崩さずにいる)

ちぇりぇぁっ!!
(下段の構えから、横薙ぎに薙刀を振るう)
(丁度、柄の部分で、火球を痛烈に殴打したのだ)
(闘気を篭めたその一撃に、火球は弾かれたように向きを変え、地面を焦がす)

牽制にしては、手緩い……ッッ!!
(火球を弾き飛ばした勢いのままに、ノネットへと吶喊する)
(薙刀を下段から横薙ぎに払う)
(狙いは脛。訓練用の刃を潰した得物だとはいえ、直撃すれば相当に痛い)
(しかし、ザリアには遠慮はなかった。遠慮こそ、相手を辱めるものだと考えているからだ)
(血風将の渾名そのままに、紅い髪を振り乱し、薙刀を振り抜いた……!!)
345ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 01:29:13 ID:sYXR4YDr
ほぉ、精霊の炎をも薙ぎ払うとは・・・なかなかの魔法耐性を持っておるようじゃな。
(放った炎は一見すると炎の玉だが、あれは小さな炎の精霊自身を投げつけたもの)
(それを物理的に防いだザリアは並々ならぬ実力者であることは容易に判断できた)

じゃが・・・。
(ザリアが薙刀を振り抜いた刹那・・・一瞬ノネットの姿が薄くなったかと思えば、振り切った後もノネットの姿はそこにあった)
(何事も無かったかのように、先ほどからとずっと同じ場所に立って・・・)

甘いのは主もじゃ。、
(薙刀を振り抜いた直後の隙をつき、眼前のザリアの腹の前に風の渦巻く左手を翳す)
(すると突風がザリアを襲い、ザリアの身体を後ろへと吹き飛ばさんとする)
346ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 01:39:08 ID:tOw2ktVZ
>>345
ちぃ、拐かしか……っ!?
(捉えたはずだった。しかし、斬撃に手応えはなく)
(空を切った薙刀を手元に引き寄せたその時に、相手の反撃が打ち込まれた)

ぐぅっっ……!!
(壮絶な突風だった。決して軽くはないザリアの身体が宙に浮かぶ)
(まともに風を受けてしまえば、それをかわす手段は無い)

うおお……ッッ!!
(吹き飛ばされ、身体の遷移を失ったのは一瞬だった)
(即座に体勢を立て直すと、空中で一度宙返りを打ち、そのまま着地を決める)
(強烈な突風だったが、目立ったダメージはない)
(しかし、また間合いを空けられてしまったのも事実だ)
(遠間では、戦士は魔術師に勝てない。それは、自明の理だった)

この程度で、我が刃は止まらぬぞっ!!
(薙刀を振りかざし、再度地を蹴る)
(ザリアの戦意と闘気は、些かの衰えもない)
347ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 01:54:24 ID:sYXR4YDr
くっくっく・・・即座に向かってくるとはのぉ。
(先ほどの斬撃を回避できたのは、ノネットが魔力で実体化させた身体であるため)
(その実体化を一瞬解くことで物理的なダメージを逸らしたに過ぎず、肉の身体を持つ人間の魔法使いには出来ない芸当だった)
(勝つつもりもないが負けるつもりもないノネットは、それに囚われず挑んでくるザリアに素直に歓心し、嬉しく思う)

来たれ、水の精霊、そして土の精霊よ!
(ノネットの右手に蒸気のようなものが集まり、左手は・・・不発だった)
はっ!!
(間髪を入れず、右手を横一文字に振り、周囲に霧を発生させる)
(そして霧に紛れ、ザリアの前からスーッと姿をくらます)

さぁ、武器を下ろすがよい。
さもなくば、9つの炎の玉が主を襲うことになるぞ?
(霧に隠れ、声を霧に反射させ、ザリアに降参を勧告する)
(これは駆け引き・・・9つの炎・・・嘘か真実か・・・)
348ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 02:02:47 ID:tOw2ktVZ
>>347
(ノネットの放った霧が、まるで蜘蛛の糸のように絡み付く)
(ぽっかりと包み込まれ、視界は乳白色に包み込まれている)
また拐かしか……!!
(視界は無に等しい)
(激しく反響するノネットの声が、耳殻を震わせる)
(……しかし、ザリアには「視えて」いた。ノネットの位置が)
(左後方。声は四方八方より響いても、気配までは殺し切れない)
(視覚や聴覚を超越した、第6感で、その姿を探し当てていたのだ)

……笑止!! この程度で、この「血風将」が止められると思うてか!!
おおおおっっ!! 吹き飛べぃっ!!
(薙刀を頭上に持ち上げ、猛然と回転させ始める)
(風車の要領で、惑いの霧を吹き飛ばそうという腹積もりだ)

はぁぁぁっっ!!
(上段からの、捻り込むような渾身の一撃が、ノネットらしき気配のそこへと叩き込まれる!!)
349ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 02:25:37 ID:sYXR4YDr
・・・。
(ザリアの攻撃を受けたのはノネットの背丈ほどの盛り土)
(それは霧に紛れた直後に再度土の精霊を召喚して作ったものだった)

残念、こっちじゃこっちじゃ。
(霧を解き、元の空間に戻すと、ザリアの背後数メートルのところで両手に炎の玉を持ったノネットの姿)
振り向かば、その瞬間先ほどの予言どおりに炎が襲うがよいかの・・・?
(炎は9つどころか2つでしかないが、何度も惑わすことで相手の意思を挫きにかかる)
(そうして人の心を惑わす術もまた、長い時を生きてきたノネットの身に付けた力の一つでもあった)
350ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 02:34:43 ID:sYXR4YDr
【すまぬ、そろそろ睡魔がきつくなってきおった・・・】
【凍結を頼めるじゃろうか・・・?】
351ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 02:36:09 ID:tOw2ktVZ
>>349
くっ……!!
(読み違えた。今まで戦場で魔術師と対峙したことはある。しかし、今回は、どうにも捕まらない)
(炎を斬る。雷を避ける。氷を弾く。これらは、ザリアにとって難しいことではなかった)
(しかし、幻術とも言うべき幻惑の手管には、さしものザリアの武術は空回りしているようだ)

炎が怖くて、戦場に立てるものかッッ!!
私の流儀で、参ると言ったハズだぞ……!!
(身を翻し、ノネットへと向き直る)
(それはまさに稲妻の如き脚捌きだ)
(抜き撃ちのような、斬撃を伴って振り向く!!)

(拐かされようと、愚直なまでに斬撃を続ける。瞳は、ただ切っ先をまっすぐ見つめて)
(無論、ザリアとて、無策で薙刀を振っているわけではない)
(……が、今のザリアには、ただ、ひたすらに薙刀を振るうことしか、術が無かった)
(時が満ちるまでは、それしかない。脳裏に描いた戦術を発揮すべく、血風将は薙刀を振るう)
(刃を潰した得物にも関わらず、首の一つくらいなら斬り落とせそうな、壮絶な一撃だ)
352ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 02:40:36 ID:tOw2ktVZ
>>350
【ああ、構わんぞ】
【解凍の予定だが、貴殿の予定はいかがかな?】
353ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 02:41:53 ID:sYXR4YDr
【今夜はどうであろうかの?】
【時間は21時頃からなら来られるのじゃが・・・】
354ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 02:45:24 ID:tOw2ktVZ
>>353
【スマン、土曜日はすでに予定が入ってしまっていてな……】
【日曜日に関しては、少し早めのスタートならいけるのだが】
【合わないようであれば、来週以降でお願いしたい】
355ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/23(土) 02:49:48 ID:sYXR4YDr
【では日曜21時で頼めるかの?】
【限界ゆえ、今宵は先に失礼する。さらばじゃ】
356ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/23(土) 02:54:22 ID:tOw2ktVZ
>>355
【日曜日の21時だな。了解した】
【うむ。お疲れさまだ。お相手感謝する】
【では、また逢おう。失礼する】
357ザリア ◆ZnzGoSJicU :2010/01/24(日) 14:18:22 ID:qgxUMVqO
>>ノネット殿
【すまない。今日の21時だが、時間が取れなくなってしまった】
【今日から明日にかけて、すっかり緊急用件が入ってしまってな……】
【申し訳ないのだが、別の日程で調整してもらえないだろうか?】
【火曜日以降で、21時以降なら、ある程度調整できると思う】
【貴殿の都合のいい日時を指定してくれれば嬉しい】

【では、伝言のみで失礼する】
358ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/01/24(日) 19:43:26 ID:yfNdDe+R
>>357
【ふむ、了解した】
【平日はわらわもいつ時間が取れるか、今はまだ明言できぬ】
【故にまた後日避難所にて連絡させていただこうかの】
【ではよろしく頼むぞ?】
359ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/01/25(月) 18:29:28 ID:BMxZEWjD
【名前】ラスティ・トウドウ
【ルーン】鋼(右の肩甲骨)
【年齢】25
【性別】男
【職業】鍛冶屋兼傭兵
【種族】人間
【容姿】赤錆び色の弾けた髪と眼を持つ。職業柄、腕っ節は強い。
【装備】一般的な兵よりも少し上等な鎧や、自作の武器。
【戦闘】基本的に刀。が、他の武器も使うことはある。
【NG】ウホ、スカ系統。
【備考】東方の国の民族の血が混じっている男で、先祖代々の鍛冶屋。
     武器を作ることが生きがいであり、様々な国や地域の武器を見るために渡り歩く放浪者。
     その中でも特に日本刀がお気に入りでよく作っている。本人はブシドーソードと呼ぶ。
     製作した武器や創作武器を試すために自ら傭兵として戦闘に参加している。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロ等々。

これから宜しく頼むぜっと。んじゃ引き上げるか。
360ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/02/06(土) 20:15:28 ID:4rsyQ4cC
【こんばんは、ただ今から待機させて頂きます】
【プロフィールは>>311をご確認下さい】
361ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/02/06(土) 20:26:33 ID:3SS7FB9q
【雑談をお願いしてもよろしいでしょうか…?】
【こちらのプロフィールは>>29です】
362ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/02/06(土) 20:45:40 ID:3SS7FB9q
【ミュウ様になにかあったのでしょうか?】
【今日の所は失礼します…】
363ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/02/06(土) 20:53:46 ID:4rsyQ4cC
>>361-362
【すみません、急な用事でレスができず申し訳ありませんでした】
【今夜は一旦失礼致します】
364ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 21:14:31 ID:lqttFEJG
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
365ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/13(土) 22:22:55 ID:GaCnr6bk
【お、ハジメマシテって奴か?】
【俺に見つかったのが運の尽きってことで相手してくれないか?】
366ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 22:26:33 ID:lqttFEJG
【今晩はノシ はい、初めまして、ですね。プロフも確認しました。
 では改めて……初めまして、そしてようこそ紋章水滸伝へ。
 さて、ラスティさんにシチュの希望や案はおありでしょうか?
 もしも特にこれといってない様でしたら、例によっていつもの如く、此方で幾つかひねり出してみますが】
367ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/13(土) 22:33:53 ID:GaCnr6bk
【初顔合わせだしな、かるーく挨拶程度ぐらいでいいんじゃねーかな。】
【具体的に挙げるなら、新参の俺の働き振りを視察しにくるもよし、依頼でもよし、酒の場でもよし】
【あと質問なんだがよ、この城ってーのには鍛冶が出来るような工房は備え付けられてるのかい?】
368ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 22:43:52 ID:lqttFEJG
【鍛冶工房については、具体的な設定はありませんね。
 と、いうより城内施設や設定を明確に決定してしまうのは非推奨です。
 以下、参考に、このスレを立てた方の発言を抜粋】
---------------------------------------------------------------------------

 城のイメージ、出陣の設定についてお話させていただきます。
まず結論を言いますが、設定を具体的に決めるつもりはございません。
私的見解として湖に浮かぶ西洋風の城、それだけあれば充分だと考えております。

次に何故、そう考えるのかをお話させていただきます。

新規参加の方が入りやすいように、という配慮となります。
懸念するのは、設定が多いことによる加入の辛さです。

どこの隣に食堂があって、出陣はどんな形で、船が出る門はあるのか無いのか。
設定というものは細々と決めはじめるとキリがありません。
キャラクターテンプレートなどと違い、大層なものになるでしょう。
そして、そういった長い設定は読む方を疲れさせてしまいます。

ですので、城という舞台の設定、革命軍の設定、帝国軍の設定については、細々と
決める必要は無いと考えています。

キャラハンさん、名無しさんにお願いです。
もし多少の矛盾が出た場合も、特に気にせずこのシチュではそういう設定なんだと
割り切っていただくようにお願いしたいと考えております。

また今後、何かの相談をする場合、考えられる一つの結果を先に提示するのではなく
先にご相談いただければと思います。
今回を例に取れば、画像をあげる前に「城の外観などを決める予定は?」などです。

敢えて、厳しい言い方をとらせていただきますが、”みんなのスレ”です。
だけの遊び場ではございません。
「他の方のイメージを崩す結果とならないか」「新規加入さんの足枷とならないか」
城の設定よりも、まずはじめに他の方への配慮を考えてくださるようお願いします。

---------------------------------------------------------------------------

【あくまで私の主観ですが、具体的に申し上げるとしたら、
 他の方も共有して認識していなければならない、公式的な設定にしてしまうのは問題ですが、
 鍛冶場もラスティさん個人が使用する小規模なもの等に留めておくのならば、
 個人の設定として出してしまい、後は多少の矛盾があったとしても気にしないでいられる範囲ならば
 大丈夫では、とういのが私の意見です】

【ではロールのシチュですが……軽く挨拶、初邂逅という事で、
 書き出しをお願いしてしまっても宜しいでしょうか?
 場面設定など、適当に書き出していただければ、此方から合わせていきたいと思います】
369ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/13(土) 22:52:12 ID:GaCnr6bk
【なーるほどな。大体分かった。】
【つか、いきなりこんなめんどくさいことさせちまって悪かったな…】
【仕事場がなけりゃ仕事が出来ねーから、どこかに自分の作業場があるってことにしとく】

【分かったぜ、んじゃちょっと待っててくれ】
370ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 22:53:52 ID:lqttFEJG
【いえいえ御気になさらずー。それではのんびりと待っておりますね】
371ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/13(土) 22:59:44 ID:GaCnr6bk
くっそー、腹減ったな……ちぃと頑張りすぎたか…
(言った途端、俺の腹が豪快に「ぎゅごるるる」なんて鳴りやがった。)
(絶対に周りにも聞こえてる音量だ。)
オイ、腹の虫さんよ。腹減ってんのは分かってんだよ。
俺が身にしみていっちばん良く分かってんだよ。
だからちょっと黙れ、な?
(そんな俺の問いかけにも関わらず、虫さんはまた鳴きやがる。)
ちくしょう、誰でもいいから俺に飯をくれぇぇ!!
(辛抱たまらず、俺は叫んだのだった。)

【こんなもんでいいのかね。何せまだ慣れてねぇから按配が分からん。】
【まーとりあえずヨロシク頼むぜー。】
372ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 23:14:12 ID:lqttFEJG
(革命軍の城、そこを囲む湖の畔……厳寒が続いた冬の日よりには珍しく過ごしやすい暖かな日差しが照る下を
 黒衣の女が両手に大きな籠を抱えて歩いていた)
きゃっ!?
(急に響き渡った「俺に飯をくれぇぇぇ!!」という大声上。
 それは湖の水面に波紋をす生み、梢でさえずっていた鳥たちを激しく羽音を響かせながら飛び立たせる程のもので、
 不意をつかれた形になった女は、驚いて手にした籠を取り落してしまった)
ああっ!!
(籠の中には、顔見知りの衛兵への差し入れにしようとした軽食がつまっており……、
 落ちた拍子に籠の中から、肉を挟んだパンの包みが一つ、転がり出て……)
ちょ、ちょっと待って……!
(転がり落ちた勢いのまま、転がっていく包みを籠を拾い上げた女は慌てて追いかけていく)

(ころころ……っと転がっていった、パンの肉挟みの包みは、ラスティの足元へと辿り着く。
 ――奇しくも、「飯をくれ」と叫んだ男の元に飯が転がりこんできたわけだ)

【全然問題ないと思いますよー。ただ場面だけ、簡単にですけど決めさせてもらいました。
 では、此方こそ宜しくお願いしますね】
373ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/13(土) 23:36:31 ID:GaCnr6bk
ちっ、叫んだら余計腹減った…
(再び「ぐぐぐぅぎゅう」と鳴りやがるマイストマック。)
(自分の腹ながら貪欲過ぎて呆れちまう。)
しゃーねぇ、どっかに調達でも……お?
(俺が一歩踏み出した瞬間、何か柔らかい感触がした。「ぐにっ」ってのが一番合う擬音か。)
(何時の間にか足元にあった、神に包まれたそれを踏んじまったんだ。)
何だコレ。……メシの匂いがする!
(拾いあげたら何とも美味そうな匂いがしやがるじゃねーか。)
(幸い紙に包まれてたお陰で汚れちゃいねぇ、潰れて見てくれが悪くなろうが食えば同じだ!)
イヤッホォウ!まさか俺の叫びをカミサマが聞き入れてくださるとはなぁ!
早速頂こうじゃねーか!はぐっもはんがぐぉ!
(ああ、美味ぇ、実に美味ぇ。空きっ腹に染み渡っていくぜ。)
(そしてあっと言う間に食い終わった俺は、今更ながら転がってきた方を見たってわけだ。)
374ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/13(土) 23:51:18 ID:lqttFEJG
……もうっ、何処まで……っ行くつもり!?
(転がる包みを小走りで追いながら、そんなぼやきめいた問いを洩らすが、
 肉サンドパンにそんな事を聞いた所で答えが返ってくる筈もないし、元から答えも期待していない。
 なら何故、そんな問いを発するのか、といえば……。
 きっと自らを奮い立たせる為か、ただの愚痴なのだろう)
はぁっ……確か、こっちに……あ?
(聊か元気がすぎる程に勢い良く転がっていった紙包みを追って駆けて来た女の目に入ったのは、
 この上なくうれしそうな声と共に、お手製サンドイッチを口に納めていく男の姿)
……あ。
(声を掛ける暇もあればこそ。
 瞬く間に―正に瞬きひとつの合間に―食いつくされていくサンドイッチ……と、いうよりは
 平らげていく男を、ただただ茫然と見つめることしか出来ずにいたのだった……)

……っ。
(驚異の速度で食べ終わってしまった男が、こっちを振り向く。
 当然、為す術もなく、ただ茫然と男を見ていた女とは、ばっちり目が合う形になるわけで。
 漆黒の瞳を驚きに大きく見開いて、びくっと肩を震わせた女は……)
ええっと……今日は……?
さっきの大声、もしかして貴方……?
(おそるおそる、といった様子で声をかけた)
375ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/14(日) 00:06:58 ID:6bd1tKIh
(カミサマがくれた食い物が転がってきた方には、)
(なんとも若くてべっぴんな姉ちゃんがいた。)
(その姉ちゃんの荷物を見れば、どうやら俺が食ったのと同じような包みがゴロゴロしてる。)
(つまり、元は姉ちゃんので、カミサマがそれを落としてくださったワケだな。)
いよう。確かに叫んだのは俺だ。
(話しかけられたからこっちも挨拶した。しかしやっぱり聞かれてたか…)
それから、悪りぃな、多分姉ちゃんが落としたんだろうメシは既に俺の腹ン中だ。諦めてくれ。
もしカレシに食わすための大事なもんだったりしたら、そうだな、
詫び代わりに一仕事タダで引き受けてやる。ナベカマ、ナイフ、剣でも鉄製品なら何でも持ってくるといい。
ちっと前から「かくめーぐん」とやらに雇われた鍛冶師のラスティだ。よろしくな。
376ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/14(日) 00:25:58 ID:ruRdXty0
そう……。
(大声の発生源だという返事が返ってくるのに、半ば以上確信はあったものの言葉少なに頷いて。
 何となく腰がひけているのは、生来の人見知りの気質のほかに、
 男が発するエネルギーの様なものに圧倒されている所為もあるのだろう。
 こういう気力と元気に満ち溢れている様なタイプには、
 気力も元気も持ち合わせの少ない女は気圧されてしまうのだ――ある種の位負けといえる)
いえ……別に……、お昼時に見張りをしている知り合いの人達への差し入れ程度、だから
そんなに気にしなくてもいいのだけど……。
あ、私は「ナイトメア」。
貴方と同じく革命軍に雇われた……傭兵よ。
(名乗られたら名乗り返すのが礼儀というもの。
 咄嗟に本名でなく仇名を名乗ってしまうのは、長の傭兵稼業の習慣の様なものである)
……別にタダで引き受けてくれ、とは言わないけど。
そうね、使っている剣が欠けたりしたら修繕をお願いする事もあるかもしれないわ。
その時はよろしく。
(腰に吊った長剣をそっと叩く。
 小さな欠けなら自分で研ぎなおせるが、大きなものになるとやはり専門職に頼らなければならない)

ええっと……叫ぶ程、お腹が空いていたなら一個じゃ足りないんじゃ……?
良かったら食べる?
(先ほどの食べっぷりから見るに、相当に飢えているらしい男を放っておく事は出来ず……、
 また、5人程の衛兵への差し入れのつもりだったので、量にはかなり余裕がある。
 ここで、この男にいくつかあげたとしても、大差はないだろう……と、そう思ったので聞いてみる)
えっと、こっちがハムとチーズで、こっちが鶏肉とマスタードとレタス、で、こっちが根菜と卵で、
これはデザート代わりの果物とカスタード。
(移動の間に汚れない様に、そして冷めてしまわない様に、と油紙で包んだ籠の中のサンドイッチを
 指さしながらひとつずつ中身を説明して)

377ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/14(日) 00:56:21 ID:6bd1tKIh
ふーん、ほー。
優しいんだなぁ姉ちゃんは。
こんなにべっぴんでしかも優しいならこりゃ男はほっとかんだろうな。
(ついついいつものクセで茶化してしまった。)
(若ぇ姉ちゃんを見るたびに言ってるような気がするが気にしねぇ。)
ナイトメア…な。よしよし、覚えた覚えた。
(ま、本名ではないんだろうな。娘にそんな名前をつけるのはいないだろうぜ)
(っていうか、居たら俺がブチのめす。)
おう、任せとけ。新品同様にしてやっから。
腕については信頼してくれていいぜ?先祖代々鍛冶してる一族の出だからな。
(ひっひっひ、と自慢しながら笑ってやった。)

ああ、滅茶苦茶腹減ってる。
さっきのと同じサイズのならあと15個は食えるな。
流石にそんなに食っちまうと差し入れ先の兄ちゃんどもの分がなくなっちまうなぁ。
(俺の食う量はとんでもない。燃費が悪いどうのこうのの問題じゃねぇ。)
んー…どれもこれも美味そうだな。
とりあえずこれから頂くかな。やっぱ肉だよ肉。
(鶏肉が見え隠れしてるのを選ぶと大口でがぶりっと。)
もがっ、むしゃむしゃ。んっ、この辛味が何ともいえねぇな。美味い!

【悪い、妙に接続の調子が悪くなっちまって】
378ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/14(日) 01:16:23 ID:ruRdXty0
全く……どうせ女の人を見るたんびにそんな事を言ってるんでしょう?
(こう正面から「別嬪」だの何だのと言われるのには、やや不慣れで照れがあり、僅かに頬に朱がのぼる。
 しかし目の前の男の様子からして、行ってる当人にとっては挨拶の様な軽いものなのだろう、
 と察せられれば大分、気恥ずかしさも薄れるもの。
 短い言葉を交わすうちに最初に感じた気おくれも消えていったのか、
 呆れた様に軽い溜息をつきながら、軽口を返す余裕が生まれていた)
……まぁ、でも……言葉はともかく、腕の方は信頼させていただくわ。
貴方の佩いているそれ、異国の剣でしょう?
(生業ゆえか相手の持つ武具等には目ざといので、ラスティの持つ刀にもしっかりと目をつけていた)
確か製造にも直しにも特殊な技術がいるものな筈……。
少なくとも、それを自分自身で保持できている、というのなら……確かに大した腕なのでしょうね。

15個……!?
(思わず目を剥いてしまう。自分なら二つで満腹になりそうなサイズのものである。
 大の男の食欲で考えても5個も食べられれば、かなり健啖家な方なのではないだろうか。
 ……だが、先ほどの食べっぷりから見るに、あながちただの大言とも言い切れないものも感じる。
 本当にそれだけ食べられてしまったら、ほんの数個しか残らなくなってしまう)
そ、そうね……15個は確かに……。
全種、一個ずつ位にしておいていただけると……。
(食べつくされてしまうのは困るが、だが美味しそうに食べてくれる姿というものは、
 料理を作った者にしてみれば、何よりも嬉しいもので)
ふふ……有難う。
パンは逃げないから、あんまり慌てて食べなくても良いわよ。
ほら、お茶も飲んで……。
(籠の中にサンドイッチと一緒に詰め込んでいた紅茶の入った水筒を取り出し、差し出す)

【いえ御気になさらず。後、リミットはどれ位になりますか?】
379ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/14(日) 01:45:36 ID:6bd1tKIh
美人にだったら会う度言ってるな。べっぴんさんにべっぴんて言わねぇで誰に言うんだ?
俺は世辞を言う趣味はねぇからな。
(世辞を言わないがためにえらい目にあったこともあるが、それはまた別の話だ。)
(とりあえず、今はっきりしてることは、目の前の姉ちゃんがべっぴんと評するに値するってぇこと。)
お?なかなかいい眼の付け所してんな。
俺のご先祖様が、東方の遠い国の出身らしくてね。
俺のファミリーネームは「トウドウ」ってんだ。ここいらじゃ聞かねぇだろ?
んで、そのご先祖様から伝わってきてんのがこいつさ。
(俺の相棒に手を触れるとガシャリと音が鳴った。)

お陰で食費がかさんでジリ貧さ。
かといっていいモノを作るにゃ素材に妥協は許されねぇかんな。
なかなか金は溜まりそうもねぇな。
(収入と支出における俺の食費の割合をみられたら、)
(きっと大目玉を喰らうんだろうよ。)
分かってる分かってる。俺一人で姉ちゃんの手作りを食い尽くしたなんて知られちゃ、
後で兄ちゃん共にどんな目に合わされるか分かったもんじゃねぇし。
(しかも美味いからな。男共にとっちゃ喉から手が出るほど欲しいもののはず。)
(男の女が絡んだ執念ってやつぁ、本当恐ろしいもんだ。おまけに、食べ物の恨みになるしな。)
この匂いは…紅茶か。あんまりこういうもんは飲んだことねーんだよなぁ。
普段はもっぱら水か酒だな。
(喉を大きく鳴らしながら、飲んだ。)

【そうだな、そろそろいい時間だし、あと一遍ずつくらいでどうだい?】
380ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/14(日) 02:13:17 ID:ruRdXty0
もう……そんな風にあんまり、あちらこちらで女の人に軽い事を言っていると、
あらぬ誤解を招いたり、本命の人に本気にしてもらえなくなったりしてしまうんじゃないの?
(悪びれもせず返ってくる言葉に、心底、呆れた様に頭を振って。
 もっとも、このタイプの人間というのは、そうやって撒いた種でもってトラブルに巻き込まれたとしても
 何故か如才なく対処できてしまうものであるが。
 そうとは思っても、御小言めいた事を言ってしまうのは、彼女の性分ゆえだろう。
 頭が固くて真面目なのだ――おまけに心配性でお節介でもある)
東方の刃は神掛った切れ味を持つそうね。
あまりの切れ味に、東方の剣士を魔法使いと評する者もいる程だとか。
もちろん、使う人の腕もあるのでしょうけれど。
(がちゃり、と音を鳴らす刃に目を据えながら、その一風特徴的な拵えの奥にある刃をも
 見透かそうとするかの様な眼差しでもって、淡々と語る)

いい物を作るには素材からって言うのには同意見だけど……。
高価ならば良いってものでもないわよ?
安価でも質の良いものも探せばあるし……やりようはいくらでもあるでしょうに。
(どうもこれまでの対話から見るに、この相手はやりくりとか後先を考えそうにないタイプに見えた。
 ――もしかしたら偏見かもしれないが)
真昼間の……それも職務中の人への差し入れに、お酒を持っていけるわけはないもの。
残念だけど、紅茶で我慢してもらうより他はないわ。
――どうせなら、お酒の方がいいって言うのは分かるけどね。
もしも、今度、貴方に差し入れを持っていくことがあれば、その時はお酒を持って行くわ。
ただし、勤務中を除いて……だけど、ね。
(ラスティが一通り食事を終えるのを見届けてから、食べ終えた後の紙と水筒を片づけ)

さて……じゃぁ、別な腹ペコさん達が待っているでしょうから、私はもう行くわね。
そうそう……お腹が空いてても、あんまり大きな声で叫ぶのは止めにしといた方がいいわよ?
本当に吃驚したんだから。
(片付けた荷物をまとめ、最後に悪戯めいた微苦笑と共に、小さく手を振り
 冗談半分、本気半分の注意を残して女は当初の目的地であった衛兵の詰め所へと
 向かって歩き出したのだった。
 ラスティ・トウドウ……異国風の響きを持つ名前は妙に心に残り、社交辞令の挨拶ではなく
 鍛冶の手が必要な機会があれば、彼を訪ねてみよう、と心の片隅で思いながら)

【それでは此方はこんな感じで〆にしますね】
381ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/02/14(日) 02:42:38 ID:6bd1tKIh
そういう時は態度と行動で示しゃいいんだよ。
案外ラフな付き合い方でも上手くいくときあるぜ?
(どうも堅苦しいのが苦手な俺は軽っぽくなるが…)
(下手になれないことをするよりは絶対上手くいくんだな、これが。)
(色恋沙汰にも各々のスタイルってもんがあるんだろうな。)
あー…確かに、刃自体がこの辺りで出回ってる剣とは次元の違う鋭さだがな。
ただそれだけじゃねーな。やっぱりこの武器特有の剣術を修行した奴でないと。
ま、またの機会に披露してやるよ。
(職人と使い手の双方が生み出すこいつの美しさは常々誰かに見せたいと思ってる。)
(次の機会にはいい一品を仕上げておくかね。)

安モンなんかで作りたくないんだよな。拘りっつーか。
でも、…安くていいのが手に入るのならそれもアリか。
(今まで高ければ質が良いと思い込んでた俺には少々新しく聞こえる。)
(しかしそうなると探すのにまた手間がかかりそうだな。)

あぁ、美味かったぜ。また姉ちゃんの手料理を振舞ってもらえるなら有り難いね。
俺が満足する分の量を用意しようとおもったら大変だろうがな。
そんなに吃驚するほどだったか?普通だろ。
んじゃ、達者でなー!……なかなかオモシロイ姉ちゃんだったな。

【そんじゃ、俺もこれで〆だ。】
【ちょいとレスが遅くなりがちで本当申し訳ねぇ。改善出来るよう練習しておくわ。】
【お疲れさん、ありがとな!】
382ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/14(日) 02:48:47 ID:ruRdXty0
【〆のレス、見届けましたー。
 いえ、私の方も長文長考ですので、レス速度はお互い様ということで御気になさらず。
 では本日は遅い時間までのお付き合い、有難うございました!
 それでは御休みなさいませノシ】
383ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2010/02/14(日) 14:23:35 ID:gmqZl//g
【おっひさーちっとばかし待機するよ】
【プロフは>>228にあるよっと】
384ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2010/02/14(日) 15:15:42 ID:gmqZl//g
【ほい撤収〜ノシ】
385ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/02/14(日) 19:50:52 ID:Eq60ZCHL
【こんばんは。今から待機させて頂きます】
【プロフィールは>>311をご確認下さい】
386ミュウ ◆MEW/rNbFfM :2010/02/14(日) 20:50:03 ID:Eq60ZCHL
【待機を解除します】
387ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/17(水) 21:05:04 ID:skjRJQSi
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
388ジャグレス@携帯:2010/02/17(水) 21:18:30 ID:8WGF5uNe
【運が悪いとは、俺のことを言うのだろうな。指定残業日に残業がなく、喜んでいたら
上司から飲みに連れ回され、たまたまスレを覗いたらナイトメアがいる、とは…】
【例によって一言落ちだか、相手に恵まれることを願いつつ、置き土産をしていこう】

つ【俺の知っている限りの『有名な傭兵』の情報をまとめた冊子(報告書風)】
389ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/17(水) 21:30:23 ID:skjRJQSi
>>388
……あら?
(ふ、と目を止めた机の上に置いてあった小冊子を手に取る。
 ぱらぱらと数ページめくりながら内容を流し読みして)
大体は……私の知っている名だけど、見たことのない名前もあるわね……。
(その小冊子は有名所の同業者を網羅したものらしく、女の知っている名が殆どであったが
 中には知らない名前も、逆に知っている名の記載漏れがあったりもした。
 腕一本で戦場を渡るフリーの傭兵にとって、こうした些細な情報が命綱ともなりえるもの)
……これで、よし、と。
(未取得であった情報はしっかりと脳裏に納め、逆に冊子に未記載だった情報は、
 この冊子を置いた者への情報料代わりにと、手近にあった紙に書き連ねて後ろのページに挟んでおく。
 作業を終えた女は満足気な笑みを浮かべ、小さく頷くと元にあった場所に冊子を丁寧に戻し
 部屋から歩み去っていった)

【今晩は、ジャグレスさん。お仕事とそれに伴うお付き合い、お疲れ様です……。
 もしも今度、御忙しくない時にお会い出来たらその時は宜しくお願いしますね。
 差し入れ、有難うございましたノシ】
390ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/17(水) 22:34:01 ID:skjRJQSi
【おや、避難所にて声が掛った様なので、移動しますね。
 此方はこれにて失礼致しますノシ】
391名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 12:57:21 ID:XpIJMX6O
またスレが荒れる予感
392ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/24(水) 23:27:19 ID:rnLb76wh
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ

■現行避難所
【打倒】紋章水滸伝避難所21【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1258548539/

----------------------------------------------------------
>>393 キャラハン一覧
----------------------------------------------------------
>>394 ルーン一覧
----------------------------------------------------------

◆参考資料◆
【ルールテンプレ全文(軽量化前)】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1258548539/1-10

【革命軍のリーダーシリウス(王冠)のプロフィール※資料プロフ】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1258548539/10

【キャラクターメイキング参考資料】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1258548539/12
393ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/24(水) 23:35:25 ID:rnLb76wh
◆ルーン所持者(キャラハン)一覧◆

----------------------------------------------------------
男 シリウス◆108/3728gM   (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
    女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>>28 女 ビオティーテ ◆eqfBIotITE    (夢)
    女 ユーリ ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
    女 ジノ ◆Jyno/i2leI (蜘蛛)
>>228女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
>>29 女 ティスラ ◆5VTzaZek0A (肉欲)
>>235男 ジャグレス ◆uZVnHLsOk (恐怖)
>>289女 サーシャ ◆mxMGYsOA5o (誓約)
>>317女 ザリア ◆ZnzGoSJicU (鮮血)
>>217女 ノネット ◆zoQYyHd66s (賢者)
>>311女 ミュウ ◆MEW/rNbFfM (獣)
>>359男 ラスティ ◆yGiJPoranI (鋼)
    男 ダン・エルト ◆HS4pvM9pII (策士)
    女 ルキア ◆LuciaJe1ZY (生命)※
----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。
394ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/02/24(水) 23:37:11 ID:rnLb76wh
◆108のルーン一覧◆

×王冠      愛        雨        意志     海        鱗
  運命      永遠      円        鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望    ×恐怖      教養      金貨     首輪
  雲      ×蜘蛛      軍旗    ×獣      ×賢者     恋人
  荒野      幸福      氷        篭手      金剛石  ×策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長    ×誓約      水晶   ×生命    ×鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力        月        翼
  剣        罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車    ×鋼        蜂蜜      罰        花        庇護
  瞳        秘密      舞踏    ×葡萄酒    船        憤怒
  変化      萌芽      奉仕      豊穣      星        母性
  炎        微笑      未完      無垢      森       門
  病      ×夢        夜        勇気      理性      竜
--------------------------------------------------------------
※現在使用中の物を×表示してあります。

・マリア ◆PmGCTrhGgA (恋人)
参加取り止めにより、紋章チェックを解除しました。

・ジノ ◆Jyno/i2leI (蜘蛛)
・ユーリ ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
復帰により、紋章チェックを追加しました。

・ミュウ ◆MEW/rNbFfM (獣)
・ラスティ ◆yGiJPoranI (鋼)
・ダン・エルト ◆HS4pvM9pII (策士)
・ルキア ◆LuciaJe1ZY (生命)
新規加入により、紋章にチェックを追加しました。
395名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 00:03:37 ID:qKmxiHOo
まだやってたのか
396ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/02/27(土) 22:12:40 ID:hTazKKqn
【名前】ルキア・パークス
【ルーン】生命(ルーンは子宮にあり、能力使用時や共鳴時には下腹部に浮かび上がる)
【年齢】17歳
【性別】女
【職業】治癒術師(ヒーラー)
【種族】人間
【容姿】身長157cm B84/W56/H83
    髪は陽光に煌くキャラメル色のロングヘア。瞳はターコイズブルー。肌は色白。
【装備】膝上丈の白いワンピースを身に纏い、肩にはケープを羽織っている。
    足元は革のショートブーツ。
【戦闘】非戦闘員のため戦闘は行わない。
【NG】グロスカ・その後に影響を及ぼす殺傷行為
【備考】革命軍の医療班に所属し、生命のルーンを持つ治癒術師の少女。
    城にいる際は軍の診療所で患者の世話をし、戦場では能力で負傷兵を癒す役割を務めている。
    戦火に村を焼かれた孤児として修道院で育ち、数ヶ月前ににルーンに目覚めて革命軍に参加した。
    ルーンの力により自身の生命力(気力や体力)と引き換えに、対象者の体力や怪我を癒すことができる。
    しかしその特性のため自身を回復させる事は出来ず、力を使いすぎると自身が倒れることになる。
    また癒しの力はルーンと相手との距離に影響され、離れていると治癒効果は発揮されない。
    治癒の対象が紋章所有者の場合、ルーンが共鳴すればより高い癒しの効果を示す。
【提示できるシチュ】雑談、治療、恋愛、エロール

【初めまして】
【本日は初めての待機をさせて頂きます】
【よろしくお願い致します】
397名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 23:05:58 ID:utUaTKF8
【こんばんはー。まだいらっしゃいますか?】
398ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/02/27(土) 23:06:49 ID:hTazKKqn
【こんばんは。まだ居ります】
【ロール希望の方でしょうか?】
399名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 23:09:33 ID:utUaTKF8
【はい。…とはいえ気付いたのが遅く時間があまり無いので】
【軽めの雑談メインのシチュでルキアさんが良ければ、と声かけした次第です】
400ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/02/27(土) 23:12:44 ID:hTazKKqn
【有難う御座います。私の方は2時くらいまでは大丈夫ですので・・・】
【今夜はどういったシチュエーションがご希望ですか?】
401ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/02/27(土) 23:41:04 ID:hTazKKqn
【お返事を頂けませんが、落ちられたのでしょうか?】
402ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/02/27(土) 23:54:42 ID:hTazKKqn
【お返事がありませんので、申し訳ございませんが今夜はこれで落ちさせて頂きます】
【お休みなさい】
403ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/03(水) 21:03:00 ID:ArMQciEr
【待機します。プロフは>>28です。
 規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
404ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/03(水) 21:48:49 ID:ArMQciEr
【おっと、避難所からお声掛かりがあった様なので、此方は落ちて移動します】
405ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/03/04(木) 19:52:47 ID:+E6Qy99T
【名前】ジノ・ルザベスタ
【ルーン】蜘蛛(喉元)
【年齢】24
【性別】女
【職業】魔術士/占い師
【種族】人間
【容姿】90・59・85 身長160cm、体重は秘密
    色白、腰辺りまである栗色の髪、ワインレッドの瞳。やや釣り目    
【装備】黒いローブ、銀の杖
【戦闘】魔法での攻撃・補助など(修行の途中で破門されたため、時々失敗する)
【NG】猟奇・スカ
【備考】明るくお節介な魔術士兼占い師。
    元々は帝国領から遠く離れた国で、師匠について魔法を学んでいた。
    15歳の時に発現したルーンの力を利用して占いを始めたのだが、いつしか魔術の鍛錬より
    占いに熱を上げてしまい、師匠の怒りに触れて破門される。
    放浪中に立ち寄ったこの地でルーンのことを知り、運命に身を委ね革命軍に参入。
    自分のまいた種とは言え、本業の魔術士よりも占い師として名前が売れているのが不満。
    それでも恋に悩む老若男女を、楽しそうに温かく見守っている。
    《ルーンの効果》
    一人の人間に意識を傾けることで、絆を『糸』という形で見ることができる。
    例えば家族愛や友愛は右手の薬指に青い糸、恋愛感情は左手の薬指に赤い糸が見える。
    想いが一方的なら糸は相手の指に弱く絡まる程度で、両想いならしっかり結ばれている。
    また、その想いが強いほど、糸の色は鮮やかに見えるという。
    ただし、自身に繋がる糸は見ることが出来ない。
【提示できるシチュ】恋占いを通した雑談、小規模戦闘でのサポートなど
          エロールは甘々でも陵辱でも

【随分と間が開いてしまいましたけれど、またよろしくお願い致します。】
【しばらく待機していますので、気軽に声を掛けていただけると嬉しく思います。】
406ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/03/04(木) 21:13:05 ID:+E6Qy99T
【では、そろそろ失礼致します。】
407ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/03/06(土) 21:27:15 ID:TVPPTBaV
【こんばんは】
【今夜は待機をさせて頂きます】
【プロフィールは>>396にありますので、お気軽にお声掛け下さい】
408ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/03/06(土) 22:25:29 ID:TVPPTBaV
【今夜はこれで失礼します】
409名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 13:52:46 ID:I/ELYpQv
服の布率少ない人ランキングまだ?
410ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 21:16:47 ID:zFqHs1i9
【さて、待機してみるかの】
【プロフィールは>>217を参照じゃ】
411ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 22:03:24 ID:6rdxIeIp
【まだいるかい?】
【暇だったら相手してくれよ。>>359が俺のな。】
412ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 22:07:58 ID:zFqHs1i9
【ふふっ、妾はまだおるぞ?】
【ラスティ殿とは初めましてじゃな】
【希望のシチュエーションなどはあるかの?】
413ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 22:13:46 ID:6rdxIeIp
【そっちの挨拶が抜けたな、悪ぃ悪ぃ。】
【あんまり長時間ってわけにはいかねぇからなぁ…】
【普通に雑談か、或いはちょっとした小競り合いぐらいか。】
【そっちは何かあるか?】
414ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 22:20:35 ID:zFqHs1i9
【長くなりそうであればこちらは凍結アリでも構わぬのじゃが・・・】
【では、主は鍛冶屋ということじゃが、包丁なども作っておるのかの?】
【妾が包丁を一本分けてもらいに行ったところから流れを作ってみるのはどうかの?】
415ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 22:24:14 ID:6rdxIeIp
【凍結もハッキリと暇な日ってのが分からねぇもんでな。】
【流石に迷惑かけちゃいかんだろう。暇になればとことん暇なんだがね。】
【包丁か。勿論あるぜ。俺のイメージじゃナイフが一般的なカンジだから、】
【包丁目当てに来てくれりゃ結構ウレシイもんだな。へへへ。】
416ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 22:26:57 ID:zFqHs1i9
【ふむ・・・】
【では包丁を求めて主の所を尋ねたいのじゃが、部屋か店かどちらがよいかの?】
【よければ主から初めてもらえると助かるのじゃが・・・】
417ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 22:31:43 ID:6rdxIeIp
【ま、軍お抱えなわけだし店って感じではないだろうな、多分。】
【まぁ適当に描写してみるわ。ちぃっとばかり待っててくれ!】
418ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 22:33:29 ID:zFqHs1i9
【ではよろしく頼むの】
419ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 22:43:21 ID:6rdxIeIp
はぁっ…こんなところかね。一服入れるか…
(乱暴に置いた金槌がうるせぇ。とにかく良く働いた。)
(暑いから上半身は脱いだままで腰掛け一服することにする。)
(全く作業場は暑くて熱くてかなわんね。)
そろそろまた鉄を仕入れにいかねぇとなぁ…
馬車借りれるようにしとかねぇとな。
(頭に手ぬぐいを巻きつけ、背筋を伸ばすとボキバキ言いやがる。)
(まだ冷たい風が吹いてる昼下がりに俺は自分の仕事の跡を眺めてた。)

【こんな感じでどうだろう?】
【慣れてない感じバリバリで申し訳ねぇぜ…】
420ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 22:56:27 ID:zFqHs1i9
ふむ・・・ここかの?
(革命軍に鍛冶屋を兼ねている男がいる)
(そんな話を聞いて、その作業場へと辿り着いて)

ラスティ殿はおるかえ?
(ドアを二回ノックすると、返事を待たずして扉を開けて・・・)
ぬっ・・・!?
(開けた瞬間、中から熱気のようなものが流れ出て来て思わず顔をしかめるも、そのまま身を乗り入れる)
(そして中で腰を掛けて一休みしている東洋風な匂いのする顔立ちの男を見つけ・・・)

主がラスティ殿かの?
突然じゃが、妾に包丁を一本分けてもらえぬかの?
(黄金色のふさふさの尻尾を揺らしながら、出会い頭に微笑みながら包丁をねだったりして・・・)

【では作業場でよいのかの?】
【今宵は楽しい夜にしたいものじゃな】
421ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 23:08:14 ID:6rdxIeIp
んぉ?おお涼しい…
(扉が開くと何とも冷たくていい感じの風が吹いてきた。)
(正しく言えば熱気が逃げていっただけなのかもしれんが。)
(で、その扉を開けたのが…何か変わった姉ちゃんだった。)
んぁー…どこからつっこんだもんかな。
(金髪ロン毛とかはどうでもいい、気になるのは頭に見える耳っぽいのと、)
(後ろからのぞいてやがる尻尾っぽいやつだ。アクセか?)
まぁ気にしねぇことにすっか。そうしよう。
確かに俺がラスティだ。よく来たな姉ちゃん。こんな暑いところへ。
(この空間だけ真夏のようなうだる暑さだったが扉が開いたからちったぁマシか。)
包丁?珍しいな、包丁を欲しがるたぁ。どっかで聞いてきたのかい?

【おう、大丈夫だ。】
【よろしく頼むぜ】
422ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 23:22:25 ID:zFqHs1i9
ん・・・?
(ラスティの視線が頭の上と尻尾へ向かったのを見逃さなかったのは、それが初対面の人間が見せるいつものパターンだから)

妾は狐の幻獣のノネットじゃ。
耳や尻尾以外はこの通り、人間のおなごと同じじゃから安心せい。
(この身体が化身であることの説明は省き、怪しい者ではないことの証明にくるりと右に一周して見せる)

ふむ、確かに鍛冶場というところは熱いのぉ。
まるで溶岩の傍の如き熱さじゃの・・・。
(胸元を手団扇で扇いだりして、谷間が蒸れないよう風を送ったりして)

うむ、包丁じゃ。
行き着けの酒場の主人の包丁が欠けてしまっての。
そこで新しい包丁をもらうために、妾がお使いに来たというわけじゃ。
(そう言いながら興味深そうに作業場の中をキョロキョロを見回したりする)
423ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/09(火) 23:39:16 ID:6rdxIeIp
キツネ?
ほーぉう、あれか、所謂獣人ってやつか。初めて見たわ。
(異種族に会ったことがないわけじゃないが、)
(こんな風に人間の割合が高めなのは初めてだな。)
(俺が良く会ったのはトカゲ七割人間三割みたいなそういうのだ。)
まーな。鉄が真赤に焼けるまで火をおこしつづけるわけだからな。
慣れないやつがここに長い間いると汗の出しすぎでぶっ倒れちまうな。
ヘヘヘ、なんだサービスってやつか?そのエロっちぃおっぱいは。
(服の隙間から見える谷間はなかなか極上そうだ。良い。)

そうか、しかし一口に包丁と言っても色々あるワケだが…
(ごそごそと奥から箱をいくつか取る。俺が今までに打った在庫だ)
どれがいい?ま、大きく分けるとすると魚用と野菜用だな。
それにそれぞれサイズがあるんだが。
(箱の蓋を開けると妖しく光る刃物の数々。)
(んー、いつ見ても俺が打ったのは中々の一品だと自分で納得できらぁ。)
424ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/09(火) 23:50:56 ID:zFqHs1i9
(幻獣と言ったはずだったが、まぁ区別のつかない者もおるのだろうとそこは受け流して)

ふふっ、何じゃエッチな目で見おって・・・。
妾の胸が気になるのかえ?
(ドレスの胸元に指をかけ、少し下ろしてさらにサービスをしてみたりして)

ふむ・・・何にでも使えるものはないのかえ?
その酒場は店にある材料であれば、言えば何でも作ってくれる店なのでの。
(ラスティの見せる包丁類に視線を走らせるが、どれがよいのか迷ってしまう)
425ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/10(水) 00:03:09 ID:TPqx4F4y
へへっ、イイね姉ちゃん。そりゃ気になるぜ?
っつか、姉ちゃんも見てもらいたいから、
そんな胸元ぱっくりしてる服着てるんじゃねーのかい?
そうじゃなきゃフツーはもうちっと隠したりするもんだ。
(なんて煽ってみる。いやーすばらしい眺めだなこりゃ。)
(鼻の下のびてるんだろうが、隠す必要は感じねぇ!)

万能なやつか…俺作ったっけなぁ?
(どうも俺は専門性の高いもののほうが好みであまり万能なのは作らねぇ。)
(がさごそと埃を立てながら探してみる。)
あぁ、あったあった。ちっと古いが錆びはきてないからこれでいいだろう。
(剥き身でぽんぽんとジャグリングして、姉ちゃんに渡してやり)
426ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/10(水) 00:26:16 ID:f2j6U1xD
ふふっ、まぁ否定はせぬが、これ以上はお預けじゃ。
スケベな男は嫌いではないが、昼間から盛られても困るのでな?
(欲望に正直なラスティの反応を愉快に思いつつ、サービスはここでお仕舞いにして)

ほぅ、これはなかなかじゃの・・・。
(受け取った包丁をまじまじと眺め、自分用ではないが手に馴染む感じに感心する)

ではこれを頂いて行くとするかの。
お代は・・・まぁ、夜にでも店にとりに行くがよい。
二階が宿になっておる通り沿いの酒場じゃから、すぐに分かるじゃろ。
(そう言って包丁を袋に仕舞い・・・)

それにしてもここは暑くて敵わぬ・・・。
包丁も手に入れたことじゃし、そろそろお暇するかの。
それじゃ、世話になったの。
(最後に挨拶をすると、ラスティに背を向け、尻尾をふりふり扉から出て・・・)

そうじゃ・・・。
(何かを思い出したようにラスティを、ふっと振り返って)
さっきの続きに興味があれば、今宵はさっきの店のカウンターで飲んでおるので妾に声を掛けるがよい。
まぁ、主に妾を満足させる自信があればじゃが・・・ふふふっ。
(意味深な言葉と不敵な笑みを残し、ラスティの作業場から去っていく)
(ラスティが姿を見せれば今夜は奢らせてタダ酒じゃな、などと思惑を立てながら・・・)

【では明日(と言っても日付は変わってしもうたが・・・)は平日ゆえ、このレスで妾の方は〆させてもらうかの】
【最後の〆はよろしく頼むぞ?】
427ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/03/10(水) 00:52:42 ID:TPqx4F4y
おいおい、流石に俺にも自制心ってもんくらいはあるぞ?
鑑賞して楽しむが、手出すときは同意ぐらいとるもんさ。ひひひっ。
良かったぜ?いいもん見れた。
(なかなか面白い姉ちゃんだ。結構気が合うかもな?)

そうか、おつかいだったっけな。
りょーかい、後でしっかり回収にいくさ。
ただ問題はそこの出す飯が美味過ぎると折角回収した金も全部そこで消えちまうかもしれねぇってところだな。
(美味ぇもんを食うと際限なく食っちまうクセがあるからな…)
(気付けば持ち金全部使っちまってたなんて何度もあった。)

ほぅ?いいのかいそんなこと言っちまって。
この百戦錬磨のラスティさんは忙しさのあまりご無沙汰だ、
ひんひん鳴くハメになっちまうかもな?ヘッヘッヘ。
ま、仕事が片付いて時間があればな。それじゃーな。また用があったら来な。
扱ってるのは刃物だけじゃねーからな。よろしく頼むぜ?
(形のよさそうなケツに目立つ尻尾をバッチリ拝んでから見送ってやった。)
(さぁて…今夜はどうなるかな。楽しみなもんだ。)

【時間かかっちまったがこれでシメとさせてもらおう】
【楽しかったぜ、ありがとな!】
428ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/10(水) 00:55:31 ID:f2j6U1xD
【見届けさせてもらったぞ?】
【こちらこそ感謝じゃ。では、またの】
429ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 20:50:29 ID:if1ZNEpK
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
430名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 20:52:13 ID:Kd5ynyOl
【こんばんはーノシ】
【お相手願えますか?】
431ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 20:56:38 ID:if1ZNEpK
【反応、早っΣ(゚Д゚;)と、思いもかけぬ素早い声かけにびっくりしつつも大歓迎です♪
 名無しさんは何かやってみたいシチュや、キャラ等はおありですか?】
432名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 21:03:46 ID:Kd5ynyOl
【これは今夜出会う運命だったのかもしれませんな?(マテ】
【やってみたいのはエロールですが、和姦は駄目なんですよね?】
433ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 21:09:12 ID:if1ZNEpK
【運命の出会い……なんかロマンチックですねw
 それはそれとして……エロールに関しては残念ながら……ですね。
 夢遊病状態で名無しさんを恋人と誤認している状態の非正攻法的な和姦か、
 もしくは正気の状態ですと、どうしても無理矢理系になってしまいますね……。
 合意の上(一応)と、いうことでしたら、夢遊病状態か、もしくは何らかの取引等で
 嫌々ながら身を委ねざるを得ない状況……とか、それくらいしか対応出来ませんね……】
434名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 21:18:40 ID:Kd5ynyOl
【ではエロールの方は全然ロマンチックじゃないですが、帝国軍に捕まった革命軍の捕虜を救助に来た所を逆に捕まり】
【帝国軍兵士たちに凌辱されるというのはどうでしょう?】
435ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 21:24:16 ID:if1ZNEpK
【ロマンチックと和姦からは大分離れてしまいましたが、私はその方向でも大丈夫です。
 ただ、導入としては単身で捕虜救助……だと、状況説明その他やモブの扱い等が大変になってくるので、
 いっその事、戦地でいっしょくたに捕縛されて、一緒に捕縛された仲間の命を盾に……という
 感じの方が展開がスムーズに行くかと思われます。
 と、そんな感じで宜しければ、書き出しはどちらからに致しましょう?】
436ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 21:27:36 ID:if1ZNEpK
【ああ……!大事な事を言い忘れてました!
 設定リセット非推奨ですので、最後には成敗するか逃走するかの流れになるかと思いますが、
 それでも宜しければ……です】
437名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 21:27:52 ID:Kd5ynyOl
【了解しました】
【では書き出しはビオティーテさんがやりやすい形で先行してもらえますか?】
【こちらはそのレスに合わせて動かせてもらいます】
438名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 21:28:57 ID:Kd5ynyOl
【あ、それは承知の上ですので大丈夫です】
439ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 21:29:55 ID:if1ZNEpK
【それでは、捕縛されてピンチですって感じの所から書き出してみますので、少々お待ちください……】
440ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 21:45:51 ID:if1ZNEpK
……。
『まずい事になったわね……』
(目を伏せたまま控えめに周囲を見渡して唇を噛み締めれば、ジャリッと砂を噛む感触がする。
 戦場の戦塵にまみれてもなお黒い衣を纏った女を先頭に、その場には革命軍の兵士が20数名程、
 武装を解除されたうえで後ろ手に縛られて、ごつごつとした岩の浮き出る荒地に座らされていた。
 その周囲を囲むのは、手に槍や剣を持った帝国兵がいて、
 捕虜に武器を突き付け無言の恫喝を与えている――少しでも、おかしな動きをしたら……と、いうわけだ)

『……でも、なんとか彼らだけでも生かして返さないと』
(彼らと同様に拘束された女は口内に侵入した砂を吐き出し、決然と顔をあげて正面を見据えた。
 そこには、帝国兵の中心と思しき人物がいて――その後ろに鹵獲された彼女らの武器が
 無造作に地に投げ捨ててある)

(何はともあれ……今は相手の出方を見るしかない。
 こうしてわざわざ捕縛したからには、即座にこちらを殺害する心算はないのだろう、
 油断は大敵だが、軽挙妄動に走るのはもっての他……、今はチャンスを待とうと考えていた)

【度々と申し訳なく……では本日は宜しくお願いしますね】
441名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 22:04:12 ID:Kd5ynyOl
はっはっは!
革命軍の紋章所有者が率いる救出部隊と聞いていたが、たいした事はなかったな。
(帝国軍の部隊長がそう大声を張り上げると、帝国兵たちからはげびた笑いが漏れる)

よし、いつも通りに女は残し、野郎は始末しろ。
「いえーっ!」「死ねぇ、革命軍!」「くたばりやがれっ!」
(命令を受けた帝国兵士たちは口々に叫ぶと、ビオティーテの周囲にした男兵士たちを各自の武器で無慈悲にも刺し殺した)
(その鮮血は血飛沫となってビオティーテや他の女性兵士にも飛び地っていた)

革命軍の女は全員、俺達帝国軍兵の慰みものだぁ!
あいつらのようになぁっ!!
(部隊長が合図をすると岩影から全裸で手足を鎖で縛られた革命軍の女兵士数名が帝国兵士たちに連れられて来る)

「ナイトメア様…?!」
「そんな…紋章を持つ方までもが…」
(全身に痣を作り、凌辱を受けていたと思しき女兵士たちは、同じく捕われの身となったビオティーテの姿に絶望の表情を見せる)

【よろしくお願いします!】
442ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 22:25:00 ID:if1ZNEpK
……っ!!
(帝国軍部隊長の号令の下、帝国兵が繰り出した穂先に散らされた血飛沫が、
 容赦なく女の顔に服に注いでいく。
 熱い血潮が頬にかかり、やがて熱を失い伝っていく感触に女は唇を噛みしめ、表情を歪める。
 ――捕虜の扱い方かもなっていないとは……どうも、この部隊は当初の予想よりも
 ずっと低俗な……雑兵のような下位部隊であった様だ)

……生存者は……あれだけ……?
(先行した部隊が奇襲を受けて多数、捕縛されたらしい、との情報があり、それゆえに
 女が今、この様な体たらくをさらしている訳だが……、
 先に出た部隊の編成人数を考えれば、帝国兵に引き据えられて来た女性兵士の数は
 少なすぎた。
 ――男性兵士は既に殺されている……先に彼らがとった行動を考えれば、自明の利。
 敗北は死、それは戦場の習いとはいえ、救出活動がまるきり無駄になった無念さに
 愕然と呟くと表情を歪め、更に強く唇を噛みしめる――血が出る程に強く)

(だが、不幸中の幸いか……元々の捕虜であった女性兵士達は、此方の存在を見極める程度の
 判断力と自分の足で立てる程度の力を残している。
 ……せめて、彼女達だけでも救わなければ――女は絶望の表情を浮かべる女性兵士達を
 力づける様に、しっかりと見詰め返す)

【これ以上は後味が悪くなってしまうので、できれば女性兵士達の殺害は避けていただきたく……】
443名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 22:38:16 ID:Kd5ynyOl
んー?紋章だとぅ!?
(部隊長は捕虜が口に出した紋章という言葉を聞き逃さず、その視線の先を見遣る)

お前が革命軍の紋章所有者かぁ?
(部隊長はビオティーテの横にいた革命軍の女兵士に詰め寄る)
(しかし怯え震える彼女は答えることが出来ず、ビオティーテに縋るような視線を送るが)

何とか言えや、オラァッ!!
(激しい恫喝とともに女兵士の服を引きちぎる)
(すると帝国兵士たちは歓喜の声を上げた)

【女性は性欲処理として殺害することはないのでご安心下さい】
444ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 22:52:12 ID:if1ZNEpK
(部隊長に絡まれた当人だけでなく、他の女性兵士もまた脅えきっているのか
 青ざめた顔で震えるばかりで、まともに言葉を発する者はいない)
――私よ。
(帝国兵達がわきたつ声だけが響く中、すっと冷たい刃を差しこむ様に女の声が通る。
 決して大声ではなく、荒げた訳でもないが、高く通りのいいメゾソプラノは
 男達の銅間声にも掻き消されることはなく)
彼女達が紋章所有者だと言ったのは、私の事よ。
(凪いだ夜の湖面の様に感情を窺わせない漆黒の瞳で、部隊長を見据えて
 自ら前へ、部隊長の方へと歩み出る)

【先に申し上げておけばよかったのに、後だしで申し訳なく……そして有難うございます】
445名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 23:05:53 ID:Kd5ynyOl
あぁ?
(自ら前に出た黒装束の女に部隊長は怪訝な表情を向ける)
(他の帝国兵士たちもまた、ビオティーテに視線を移し、様子を伺う)

…ほぉ、なかなか良い女じゃねーか。
(値踏みするようにビオティーテを観察するとニヤニヤと笑い、岩山にポンと叩く)

おい、お前。
ここに手ぇついてケツ捲ってこっち向けろや。
じゃねーと他の女どもも命ねーぞ?
(今の状況であれば強引に犯すことも可能だが、あえて自分から誘わせることにする)
(紋章所有者のプライドをずたずたにするにはそうするのが良いと思ったからだ)

おら、さっさとしろや!
他の女から犯っちまうぞ、オラァッ!!
(部隊長が合図をすると、帝国兵士たちは他の女兵士や捕虜たちに襲い掛かろうとした)
446ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/10(水) 23:30:24 ID:if1ZNEpK
(女の一声で水に落とした滴が波紋を広げる様に、下卑た喜びに沸き立つ男達の声が静まっていく。
 帝国の兵と、そして捕虜になっていた女達、その場に生きて動く者全ての視線を一身に集め、
 女は声を発した時と変わらず冷然と立ち、部隊長の値踏みの目をも静かに受け止める)

……。
(ただ力でねじ伏せ犯すだけではなく、女の誇りと人格をも侮蔑し、
 それを嘲笑おうとする下卑た心算は、すぐに察せられた。
 女自身を貶めるのみならず、おそらく女性兵士らが縋る「紋章所有者」という偶像を
 破壊する事で、彼女らの希望もまた、踏み躙ろうというのだろう……と、いう事も。
 この状況で彼女らの心をも挫いてしまう事には忸怩たるものがあったが、
 帝国兵らが、そうして彼女達を弄んでいる間は、少なくとも殺される事だけはない)
『いいでしょう、付き合ってあげるわ。貴方達の「御遊び」に……』
(心の中で決然と呟くと、女は顔を上げて)
生憎と……命令通りにしたくても、こうして縛められては無理な話よ。
(拘束された我が身を示して肩をすくめる)

――やめてっ!
言われた通りにすると言っているでしょう!
(焦れた部隊長の合図で、帝国兵が女性達に向かっていくと、流石に色をなして大きな声をあげる)
言われた通りにするから、この縄を切ってちょうだい。
(すぐ傍にいた剣を手にした帝国兵に目をやって、腕を後ろ手で縛める縄を示す)

(帝国兵が、にやにやと嫌らしい笑いを浮かべながら剣で縄を断ち切ると、
 きつく縛られて血流が留められ、痺れる腕を何度か擦りつつ、
 部隊長が示した岩山へと歩み寄る。
 ――途中、捕虜になっていた女性兵士達が悲鳴の様に名前を呼ぶのに振りかえり、
 「心配するな」と、いうように微笑み)
――これで、いいのかしら……?
(言われた通りに、ドレスの裾を捲りあげて白い臀部を晒し、岩山に手をついて振りかえった)
447名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 00:05:51 ID:zCMFrM/F
あぁ、それでいい…。
んじゃ、いただきます…っと!
(ビオティーテが振り返ると同時、部隊長はすでに背後に回っており、一物を宛がい、一気に挿入した)

まだ濡れちゃいねえが、悪くねーな。
よっと、早く濡らさねぇと辛いのはテメェだぞっと。
(捕虜となった革命軍の女兵士たちにも見えるよう、大振りにビオティーテに腰をぶつける)
(女兵士たちは目の前の光景に悲鳴を上げ、悲壮な目でビオティーテを見つめる)

俺ばっか楽しんでも仕方ねぇよなぁ?
オメェらもやっちまえ!!
「ウオォー!!」
(部隊長の許可に帝国兵士たちは雄叫びを上げて捕虜たちに襲い掛かる)
(十代後半から二十代の若い女たちが、野獣のような帝国兵士たちに地面に押し倒される)

「いやーっ!!」
「助けて、お父さん、お母さんっ!」
「おぉっ!?こいつ血ぃ出てる!処女やりぃ!」
「聖なる帝国兵士様の精液で浄化してやれ!」
「うお、出る出るーっ!」
「な、中は…いやぁーっ!」
(酒池肉林の地獄のような光景が繰り広げられる)
(それを肴に部隊長もビオティーテを背後から満足そうに犯していた)

へっ…革命軍といえども、俺達帝国兵士にかかればただのメスブタだな。
今は抵抗を口にしても、すぐに快楽の虜になりやがる。
そしたら奴隷商人に売り払っておしまいってわけさ。
だが、テメェは特別に助けてやってもいいぜ?
俺様専属の性奴隷としてだがな…ふはははっ!
(ピストンを続けるうちに濡れて来たビオティーテの奥を激しく突き上げる)
448ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 00:36:07 ID:FWTxy09r
……んっぐぅっ!!
(受け入れる為の準備が何も施されてない秘唇に、いきなり挿入されると、
 流石に、これまで冷静を装ってきた女の口からも苦鳴が漏れる。
 咄嗟に体を支え切れずに岩山に体ごと押しつけられる形で、幾度も幾度も叩きつけられる様に
 岩山の上で女の上体が揺れ、挿入と痛みから逃れようと動く腰は岩山に阻まれる形になる)
はっ……あ、くっ……う、ぁっ!!
(部隊長が乱暴に腰を振るうたびに、女の顔は苦痛に歪み、黒い髪が舞い乱れる。
 男の動きに呼応して、抑えようとしても抑えきれない悲痛な声を洩らしながら女は岩山に置いた
 手を固く握りしめては唇を噛んで、必死に堪えようとしていた)

……っ!!
(烈しく背後から突き上げられている状態では、しかと確かめる事は適わなくても、
 耳に届く声から周囲でどんな災禍が女性兵士を襲っているのか、手に取るように分かる)
あぁ……っ、くっ……!
(部隊長に犯されて苦悶の声をあげる女の、ぎゅっと瞑った目尻から、
 堪え切れない滴が浮かんで零れた)

(幾度も突かれ、擦られていく内に女の体は、粘膜組織を守る為に、愛液を分泌する。
 ただ乱暴に犯されるだけの性向に、男が言うような快楽等は欠片も感じていなくとも、
 まるで感じているかの様な反応を肉体は示すのだ)
……奴隷……あ、っぐ……商人……くっ?
(女を犯しながら、更なる侮辱を与えんとする男の戯言に、ただ黙って耐えていた女だったが、
 その最後の台詞には、大きな反応を示した)
やはり……これまで……う、っぐっ、捕虜に……っなった……くぁっ……。
(大きく身を震わせた女は、仰け反る背中を捩じり、背後の部隊長を振り返ると、
 乱雑に揺すられ、合間に悲鳴を混じらせながらも、懸命に問いかける)
女性……っく、ふぅっ……達も……その奴隷……商人……にっ……!?
(大口を開けて笑いながら自分を犯す男に、これまでの捕虜の女性も
 やはりその奴隷商人に売り払ったのか、と問い掛けて)
449名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 00:55:49 ID:zCMFrM/F
あぁ、み〜んな奴隷商人に売って金に変えてやったさ。
今頃は悪趣味な貴族の玩具にでもされて、ペットのゴブリンやオークの性欲処理に宛がわれてるかもな。
それに比べたら俺達は人間同士…人道的だろう?
(お上品な革命軍の人間たちが知らないような闇が世の中にはあることを帝国軍の軍団長は耳元で語る)

よぉし、まず一発…そぅれっ!!
(ビオティーテの腰を抱え、強く突き上げて最奥で精を放つ)
(激しい脈動を子宮に送り込み、快楽をフルに感じる)

ふぅ…。
なぁ、次はテメェも楽しめや?
頑なになったところで革命軍なんかにゃ未来はねぇよ。
もちろん奴隷商人に流されても、だ。
だったら俺のモノになれ、な?
(ビオティーテが気に入った部隊長は気を緩め、繋がったままのビオティーテの腰を掴む力が弱まった)
(周囲でも凌辱は一巡したらしく、女たちは気を失い、帝国兵士たちも果てて一休みしている)

【では次で終結といきましょう】
【ビオティーテさんの納得のいく解決策をお願いします】
450ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 01:25:35 ID:FWTxy09r
(耳朶に生臭い息が掛る程に近く寄せられた口から語られるおぞましい事実が、
 湿り気を帯びた熱い呼気と共に耳の中に入りこんで来る。
 そのおぞ気を振るう感触と、語られる内容の凄惨さに、女は体の震えを抑えきれずにいた)

あ、くぅっ……ぁ、あああっ!!
(体を貫き、その熱と威容で灼熱の苦痛を女に与え続けている怒張が、
 女の秘奥で烈しく震え、膨張する。
 男が精を放つ、その前兆を体の奥で感じた女が身を捩って悲鳴をあげ、抵抗の素振りを見せた)
やっ……ぃ、や……ぁ、ああああ……っ!!
(苦痛に表情を歪めはしても、表面上は冷静さを保っていた女も、
 ここに至っては生のままの感情をむき出しにして、子供がする様に嫌嫌と頭を振って叫ぶ。
 ――しかし、そんな女の拒絶等、お構いなしに音御の精は体奥に放たれる。
 熱い飛沫が体奥で破裂し、奥の奥まで浸透していく感覚に、耐えきれずに
 女の体は脱力し、上体を岩にもたれさせる。
 男の射精が終わってからも、暫く、突っ伏したままくぐもった声を洩らして震えていた)

(青ざめ、震えている女に最早、害となる要素はないと判断したのか、さっきまで背後で
 烈しく女を犯し、強くその身を抑えつけていた部隊長が、
 幾分か優しい……と言える声音で語りかけ、締め潰さんばかりに腰を扼していた手から力を緩めた)
……確かに……奴隷にされ……魔物に犯されるくらいなら……人間の相手をする方がずっといい、わ。
(ゆっくり、ゆっくりと呼吸を取り戻し、体の震えをなだめた女は、そっと後ろに手を回し、
 愛撫するかの様に男の首筋に触れながら言う。
 ――背後の男の申し出を肯定するような女の言葉と媚びる態度に、男は喜色を浮かべただろうか?)
――相手が、「人間」なら、ねっ!!
(一息に振りかえると、女は部隊の首に這わせた腕に力を込め、全体重をかけてその頭を
 眼前の岩山に叩きつけた!
 そのまま身を捩じって未だ体内に収まっていた萎えた肉棒を引き抜き、
 部隊長が身に帯びたままだった武器に手を伸ばし、抜き様に延髄に叩き下ろした)

【このまま反撃で成敗してしまっても、大丈夫ですか?】
 
451名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 01:50:04 ID:zCMFrM/F
ぐあぁっ!!
(頭を岩に叩き付けられ、思わず悲鳴を上げずにはいられない)
(部隊長の異常な叫びに帝国兵士たちは我に帰り、ビオティーテと部隊長を見て)

「て、てめぇっ!?」
「隊長に何てことを!」
「ぶ、ぶっ殺すぞ!」
(兵士たちは慌てふためき、騒然となって武器を持ち立ち上がる)
(ビオティーテ一人が自由になっただけで、多勢に無勢は変わってはいなかった)
(しかし、ビオティーテは隊長に武器を叩き下ろそうとしたその時!)

「待て、こいつらがどうなってもいいのか…?」
(冷静に戦況に気付いた兵士の一人が、犯された革命軍女兵士の首元に剣先を近づける)
(それは先程まで凌辱されていた年端もいかない気を失った少女兵士)

「隊長から離れるんだ…。こいつらの命は惜しいだろ?」

【ついついこんな流れに…】
【後は成敗でも敗走でも構いませんので】
452ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 02:49:43 ID:FWTxy09r
……。
(少女を人質に取った帝国兵に制止され、目だけ動かして視線をやった女は、部隊長の延髄を
 突きさす直前で刃を止めた。
 そのまま立ち上がって部隊長から離れようとする素振りを見せ――やはり人質の命は惜しいか、と
 周囲の帝国兵が胸を撫で下ろしかけた、まさに、その時だった。
 気の緩みが生まれる一瞬の合間を狙って女は手首を返して部隊長の足の腱を切り裂いた)

(瞬間、真っ赤な血が飛沫となって部隊長の足から噴出し、悲鳴があがる。
 だが、その頃にはもう女はそこには立っていなかった。
 一陣の黒い風となって駆けた女は、突然の事に呆然としていた、捕虜の女性兵士達の元に駆け寄ると
 その傍にいた――彼女達を犯していた帝国兵を一刀で斬り伏せる。
 停滞する事ない動きで続け様に返す刃で、もう幾人かも薙ぎ払った。
 周囲の敵兵らを斃した事で、安全となった、元々の捕虜だった女性達を背に庇い、
 血に濡れた刃を一振りして血脂を払った女は、残る帝国兵士と対峙する)

……おかしいとは思わなかった?
簡単に事が運びすぎるとは、思わなかった……?
(――だが、少女兵士には刃が突き付けられたままで、他の女と共に捕らわれた女性兵士達も
 未だ敵の只中にいて、危険の渦中にいる事には変わりない。
 これでは元の捕虜は助けられても、随伴してきた女性達は助けられない。
 一応の救助された捕虜の女性兵士が、怪訝な顔で女を見やり、帝国兵らが
 女の浅知恵による無駄な抵抗と蔑みの笑みを浮かべた、その時に女は静かな問いが響く)
いくら辺境の弱小反乱組織とはいえ、軍を名乗り仮にも帝国に反旗を翻そうという組織の部隊が、
一度、破れて捕縛の憂き目にあった直後に、全く同じ轍を踏む愚行を重ねるなんて。
特に……女性を酷く扱うと分かり切っている貴方達との戦に、こんなに多くの女性兵士を差し向けるなんて。
貴方達に大した犠牲もなく……私達……いいえ、「私」を捕縛してしまえたのを?

(女が指を鳴らす、ぱちんという音と同時に、犯されて気を失ったまま転がっている女性兵士、
 そして真っ先に殺害されて骸となって転がっていた男性兵士の死体が、
 複雑な魔術文字の刻まれた手の平大の人形に変わった――いや「戻った」。
 もちろん、兵士に人質とされている年端もいかない少女も、だ)
魔術でまるでそこにある「実体」であるかの様な「幻覚」を見せる「幻影兵士」。
実体がないぶん、戦力にはならないハリボテ人形、子供騙しの玩具の様なものだけど……。
欲にこりかたまって理性を失くした獣には、こんなものでも充分だった様ね?

(捕虜を奴隷商人に売りさばいていた事も確認出来た。
 その流通の中心人物であった部隊長ならば、取引の証文等、手掛かりになるものを持っているだろう。
 また、捕虜の女性達がこの場に拘留されていた事もふまえ、取引の相手はそう遠く離れた所には
 いないだろう事も察せられる――細かい事は足の腱を斬って逃走の手段を奪った部隊長を
 然るべき者が尋問すれば、明らかになる筈だ)
さあ……悪夢を見る覚悟は出来たかしら?
(こんなに長々と種明かしじみた話しをしてやったのは、ただの道楽ではない。
 話しをしながら、帝国兵らを見渡し、ルーンの効果範囲である「視界」に納め……、
 幻惑の術に納める為の手管であり、挑発めいた口ぶりで相手が冷静さを失ってくれれば幸いとの
 腹つもりもあった)

(――その後、荒地に血の花が咲く事になった。
 単身で多数に相対し、撹乱と同志討ちを狙う戦いを得手とする「悪夢」の名を冠する傭兵の
 真価がいかんなく発揮される事となったのだ。
 更には、幻影兵士の術の解除を合図として、離れた場に潜んでいた革命軍部隊が進撃し
 幻影の女を思う様犯して、脱力し大勢も整っていない帝国兵士らに刃を向けたのだ)

(捕虜となっていた女性兵士達は救出された。
 ――奴隷商人に売られたという女性達も、救助が早ければ幾らかは救いだせるだろう。
 だが、それでも……全てを救いだせるわけでもないだろうし、先に命を落とした兵は
 二度と帰っては来ない。
 ――戦の世の無常に、ただ剣を振るうしか出来ない無力な己を噛みしめて女は戦地に佇んでいた)
 
453ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 02:52:07 ID:FWTxy09r
【あああ……本当に申し訳ありません!専ブラの調子が何だかおかしな事になってしまて、遅れてしまいました。
 まだ、いらっしゃるでしょうか?
 少々、強引な所もありますが、私の方はこれにて〆に致します。
 取りあえず、名無しさんの返信をお待ちしてから落ちますので……本当に申し訳ありません】
454ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 04:08:40 ID:FWTxy09r
【再起動したのでID変わっているかもしれません。
 どうも原因は専ブラウザではなくて、ウィルスセキュリティソフトだった様です】

【そして、名無しさんは、やはり、もう落ちてしまわれた様ですね……。
 折角声を掛けてくださったのに、事前にお話ししておくべき所が後出しになってしまったり、
 最後にトラブルでレスが大幅に遅れたりと、本日は本当に色々と不手際が多く、
 誠に申し訳ありませんでした……。
 本日は声を掛けてくださり、また、長い時間をお付き合いくださって本当に有難うございました。
 それでは私もこれにて失礼致しますノシ】
455名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 20:06:57 ID:zCMFrM/F
ぐああぁぁぁっ!?
(部下の兵の交渉も虚しく、足に斬撃を受ける)
き、貴様ぁ…っ!
(激痛に顔を歪ませながら頭を上げる)
(しかしすでに時は遅く、次々に部下たちは切り伏せられていった)

こ、これは…。
(ビオティーテが見せていた幻は魔法ではなく、紋章による力だと気付く)
(そして間もなく、帝国兵として生き残った最後の一人となり、ビオティーテと対峙する)

敵に幻想を見せる…それが貴様の紋章の力か…。
それだけの力…さぞかし大きな代償を払ったのであろうな…?
我が故郷でも紋章所有者の伝承はあったが、そこでは『奪われし者』として謳われていた…。
失った対価が大きいほど、より強大な力を得るのだと…。
それだけの力だ…貴様はさぞかし大きなモノを失ったのだろうな…?
その力を使い…失ったモノを取り戻そうとして革命軍に居るのだろうが…。
だが…貴様は失ったモノをもう二度と手にすることはできぬ…。
これより先、どれだけの屍の山を築こうとも…。
貴様が力を使い続ける限り…くくくっ、ふははははっ…!
我が帝国軍に…栄光あれーっ!
(部隊長の体が閃光に包まれ、そして爆音とともに霧散した)
(自爆魔法で自ら命を絶ったのは戦士としての誇りか、帝国の狂気によるものか…)
(そうして革命軍と帝国軍の小さな一つの戦いが幕を閉じたのだった)

【すいません、寝落ちしてしまいました】
【こちらもこれにて〆にさせてもらいます】
【伝承についてはあくまで部隊長の故郷にあったものであり、真偽は不明です】
【ビオティーテさんの心に何かを残せたらと戯れ心によるものですので悪しからず】
【ではお付き合いありがとうございました】
456ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/11(木) 21:43:27 ID:FWTxy09r
>>455
【そちらの〆、見届けさせていただきました。
 元々、私の方でレスが遅れてしまったのが原因の様なものですし、
 寝落ちの件は気になさらないでください。伝承の件も了解です】

【けれど……実は伝承の内容よりも、「代償」と「力を使い続ける限り〜」のくだりの方が
 ビオティーテの心に深く突き刺さったりしていたりw
 ……実は、この状況下で自分が率いていた人達が殺害される……という終わり方だと、
 キャラ的に立ち直れず、次回のお相手に否応なく鬱なロールを押しつけてしまう懸念がありましたので、
 かなり強引なのを承知の上で、あの様な終わりにさせていただいたのですが……。
 「代償」の件は、逆に良い意味で後のロールに引き継げる様な……、
 キャラとしてのビオティーテの心に深い楔を打ち込む置きみやげでした。
 少し形は変わってしまったかもしれませんが、名無しさんの戯れ心、
 しかと受け取らせていただきました♪】

【では繰り返しになりますが、お相手くださって本当に有難うございました!】

【名無しさんへの返信のみ、一言落ちです】
457ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/03/12(金) 20:33:35 ID:z2niJ46D
【待機させていただきます。プロフィールは>>29です…】
458ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/03/12(金) 21:31:52 ID:z2niJ46D
【これで失礼します…】
459ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/13(土) 21:56:36 ID:K7ucIyXx
【少々待機してみようかの】
【プロフィールは>>217をチェックじゃ】
460ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/14(日) 00:04:29 ID:FPBiFTAO
【すまぬ、パソコワのトラブルで返事が遅くなってしもうた…】
【希望者もおらぬので今夜はこれにて落ちさせてもらおうかの】
【さらばじゃ】
461ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/03/14(日) 20:26:25 ID:6moVkN/D
【ただ今から待機をさせて頂きます】
【プロフィールは>>396にありますので、お気軽にお声掛け下さい】
462ルキア ◆LuciaJe1ZY :2010/03/14(日) 21:56:08 ID:6moVkN/D
【今夜はこれで落ちます】
【失礼しました】
463ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 21:24:12 ID:gWDRp2Oo
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
464名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 21:36:23 ID:lXcm6CIt
【こんばんは、エロール希望ですがよろしいですか?】
465ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 21:38:26 ID:sdxOHPaF
【何か規制解除されてたんで久々に本スレに顔出してみました〜】
【っと、宜しければお相手いかがですか?】
466ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 21:43:58 ID:gWDRp2Oo
【おっと、ちょっと目を話した隙に……;】

>>464
【今晩は、名無しさん。まずはシチュの相談からさせて頂いて宜しいでしょうか?
 此方はプロフの通り、エロールについては夢遊病モードでの和姦系か正気状態での無理矢理系に
 限られてしまうので、名無しさんにご希望はおありでしょうか?】

>>465
【ルミエールさん、今晩はーノシ 規制解除、オメです♪
 さて……折角の申し出なのですが……今回はタッチの差で名無しさんの方が先でしたので、
 名無しさんを優先させていただいても宜しいでしょうか?】
467ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 21:45:31 ID:sdxOHPaF
【ありゃりゃ】
【それでは引っ込みま〜す】
468ケビン ◆EdTdYOdfpg :2010/03/17(水) 21:48:21 ID:lXcm6CIt
【名前】ケビン
【性別】男
【年齢】13歳
【職業】世話係
【種族】人間
【容姿】どこにでもいる平凡な少年
【状況】革命軍の戦士に憧れる少年。
     今は見習いとして軍関係者の世話係をしている。
【希望シチュ】洗濯物を届けにビオティーテさんの部屋を訪ねたところ、
         夢遊病状態だったビオティーテさんに逆レイプされる。

【こんな感じでいかがでしょうか?こちらが受けでの無理矢理系になります。】
469ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 21:57:42 ID:gWDRp2Oo
>>467
【折角、声を掛けてくださったのにすみません。
 また機会に恵まれたら、その時は是非ともお話ししましょうね!】

>>468
【うーん……。プロフと希望シチュを拝見しましたが……。
 夢遊病状態だと、夢現で半ばボーッとした状態ですので、幾ら最愛の恋人(に見ている)相手であっても、
 逆レイプする程、能動的には動けませんし、基本的に警戒心が強い性格なので、
 世話係さん等を部屋に入れる事もありません、自分の事は自分でやってしまいます。
 なので、そちらの希望シチュに沿うのはビオティーテでは難しそうです……申し訳ありません。
 ただ、逆レイプ……ではなく、夢遊病状態で出会って、
 恋人と間違われてスキンシップされている間に……と、いう様な感じで、
 そちらが「流される」様な形で動いてくれれば、何とか……といった感じでしょうか。
 ただ、プロフにもある通り、ビオティーテは受け手側でエロール希望の方向きではありません。
 なので、そちらにも少々、無理をしていただく形になりますが、それでも宜しければ……
 と、いった感じですね】
470ケビン ◆EdTdYOdfpg :2010/03/17(水) 22:01:56 ID:lXcm6CIt
【では異性が気になる年頃のケビンは媚薬を持ち歩いていて、
その瓶をうっかりビオティーテさんの前で割ってしまい、
夢遊病で発情状態になったビオティーテさんに犯されるなんてのはダメですか?】
471ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 22:06:36 ID:gWDRp2Oo
【うーん……たとえ、どんな前提があったとしても、能動的に誰かを「犯す」ことが出来る程、
 性に対して積極的なキャラではありません。 
 名無しさんが、あくまでも「受け」でのエロールを希望を、ということでしたら、
 申し訳ありませんが、お互いの希望と可能シチュが一致しないという事で御断りさせてください】
472ケビン ◆EdTdYOdfpg :2010/03/17(水) 22:08:53 ID:lXcm6CIt
【では今回は諦めて出直します。おやすみなさい】
473ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 22:13:21 ID:gWDRp2Oo
【せっかく声を掛けてくださったのに、ご要望に沿えずに申し訳ありません。
 名無しさんが、お互いの希望の一致する良いお相手にお会い出来る事を、影ながら祈っております。
 それでは、おやすみなさいませノシ】

【さて、それでは改めて待機を続けますね】
474ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 22:30:39 ID:sdxOHPaF
【ゾンビのようにヌルヌルと這い上がってみました(´・ω・`)ノ】
【良かったらお相手かがですか?】
475ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 22:34:18 ID:gWDRp2Oo
【では、そのはい上がってきた手を掴んで引っ張りあげてみましょう♪(´・ω・`)人(´・∀・`)
 勿論、大歓迎ですとも♪こんなにすぐに「またの機会」が巡ってくるとは想像してませんでしたがw
 ルミエールさんには何かご希望のシチュ等はおありですかー?
 特にこれと言って……なら、例によっていつもの如く、幾つかシチュを捻りだしてみますが】
476ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 22:44:36 ID:sdxOHPaF
【次の機会は翌週以降とも翌月以降とも言ってない……! その気になれば即日でも可能……! てな感じでしょうかw】
【シチュに関してですが、帝国に捕まった捕虜救出に成功したけど逆に自分が1人捕まって助け出される】
【なんて感じのを考えてたのですが、前回の名無しさんとのロールに微妙に被ってる気がしますのでお望みのシチュがあれば是非ともそれに相乗りしたい気分であります】
477ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 22:55:13 ID:gWDRp2Oo
【こういう誤算なら大歓迎ですね♪
 シチュは……そうですねー……ルミエールさんが、考えてくださったシチュでも、
 前の名無しさんとやったロールのシチュと繋げて……とか面白そうですが、
 ルミエールさんが捕まっている……とか聞いたら、
 間違いなくビオティーテはバーサーカーモードに突入してしまうそうなw】

【その辺をふまえて私からの提案としましては……、
 (ルミエールさんのアイディアを生かしてみるテスト)
 1・前回の捕虜救出の勢いのまま、別所に捕まってたルミエールさんも救出してみる。
 2・前回のryの時に、実はルミエールさんもその場、もしくは近くにいました的な続きモノ。
 3・逆に前ryの件で弱った私が捕縛されてルミエールさんに助けてもらいました、みたいな逆転(?)モノ。
 (いや、別の視点からシチュをさぐってみましょう的パターン)
 4・もうすっかり春が近いですが……季節遅れの雪が降り、ルミエールさんと「雪の思い出」を作ってみる。
 5・前回の名無しさんの置きみやげで精神的に不安定になった私が、悪い夢を見たと
   ルミエールさんのベッドに訪ねていってしまう。
 ……と、私からの提案としましては、こんな感じですがルミエールさん的に良さげなモノは
 ありましたでしょうか?】
478ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 23:05:31 ID:sdxOHPaF
【ふむふむ、選り取りみどり過ぎて嬉しいやら生殺し過ぎるやら】
【秒数末尾で3も良いですが、私の場合兵種的に考えて狙撃無双になってあっさり終わってしまいますので、ぞろ目で自己主張激しい5でお願いしても良いでしょうか?】
479ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 23:10:59 ID:gWDRp2Oo
【ずっと俺のターン!ですね、分かります。
 たまにはそういうのも良さそうですが、狙った訳でもないのにゾロ目で主張している5番で、
 違う意味で生殺しにしてみるのも面白そうです♪
 では書き出しはどちらからに致しましょう?あ、あとルミエールさん、プロフの投下がまだですよー、と、
 こんな容量的に終盤に入ったスレで呟いてみますw】
480ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/17(水) 23:15:38 ID:sdxOHPaF
【名前】ルミエール
【ルーン】狩人(右手の甲)
【年齢】22
【性別】♀
【種族】人間
【職業】革命軍弓兵兼食料調達係
【容姿】おさげにした赤髪ロング。女性にしては長身で顔つきにも男性的な雰囲気が漂う。
【体形】身長175cm B82 W60 H85
【装備】タイツ状の防刃服(上半身と下半身のセパレートタイプ)の上にレザーのベスト、パンツ、グローブ、ブーツと軽装。ベストの胸部とブーツの爪先と踵が金属で補強してある。
武器は状況によって色々な弓を持ち替え、御守り程度に短剣を身につけている。
【戦闘】前衛の援護、上空からの攻撃に対する遊撃等の後方支援が主。領内に侵入した怪物の狩猟なども
【NG】猟奇、鬼畜系
【備考】革命軍に参加する以前は猟師や用心棒など、色々な職を転々としてきた経歴の持ち主。
しっかりと鍛えられた身体に刻まれた数々の傷跡が歴戦の証。
狩人のルーンを宿していて、集中力や気配を察知する能力が優れている。
性格は明るく前向きでサッパリ系。
対象を【獲物】と認識すれば、動物であろうと人間であろうと眉も動かさずに射抜ける非情さも合わせ持つ。
ルーンの加護とやらは結構厄介で、寝ている時ですら気を抜けない程に気配というものに対して敏感。
特に人の多い屋内などの閉鎖空間に長時間いると気が滅入ってしまう。
暇さえあれば外に出て独り黙々と鍛錬に勤しんでいたりする。
唯一の娯楽である入浴の時だけは別人のようにリラックスしているらしい。
革命軍に所属してからルーンとそれに纏わる伝承について知り、半信半疑ながらも取り合えず付き合ってみようか程度には協力的な姿勢を見せている。
【提示出来るシチュ】戦闘、訓練、狩猟、雑談、エロール


【本当に久々なんですねー……(;´д`)】
【では、書き出しお願いしても良いでしょうか?】
【別の意味で生殺しとは……gkgk】
481ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 23:20:58 ID:gWDRp2Oo
【もう長らく規制で避難所生活でしたからねー(;´∀`)
 いやいや、言ってみたもののそんな大した事にはきっとなりません。
 ええ、ちょっと一つ布団の中で、あんなこんな誘惑しちゃったりする位ですw
 では、今から書き出してみますので、少々お待ちください……】
482ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/17(水) 23:46:13 ID:gWDRp2Oo
遠きあなたに想いを寄せて、そっと囁く声を織る……。
夜に、夢に、寄せて返す波に……。
(――それは、星の光が降りる音すら聞こえてきそうな、静かな夜の事……。
 昼の喧騒から離れ静寂に包まれた城の壁に、女のかそけき唄声が沁み通ってゆく。
 空に立てた爪程に細い月の光明よりもひそやかに歌うは、人夜の闇よりなお暗い漆黒の髪を揺らして
 人気のない廊下を歩む黒衣の女)

(黒衣の女が口ずさむのは、彼女が知り、歌う事の出来る唯一の歌曲――。
 彼女が誰よりも何よりも愛した男が教えてくれた、彼の故郷に伝わる古い歌。
 女は、何か不安事や気落ちする事がある時、自らの慰みにこの歌を歌う……。
 ――革命軍に来て暫く……口ずさむ事のなかった歌に溶かそうとして、消すことの出来ない
 暗く重い気持ちは、先日の任務で相対した帝国軍武将の言葉に拠る)

(「我が故郷でも紋章所有者の伝承はあったが、そこでは『奪われし者』として謳われていた…。
 失った対価が大きいほど、より強大な力を得るのだと…。
 それだけの力だ…貴様はさぞかし大きなモノを失ったのだろうな…?」
 ――旋律に紛らわせて、考えるまいとしても、その声は女の脳裏深くに刻まれてしまっている)

この声があなたに届くように、この祈りがあなたを守るように……。
風に、雲に、流れ渡る鳥に……。
(「だが…貴様は失ったモノをもう二度と手にすることはできぬ…。
 これより先、どれだけの屍の山を築こうとも…。
 貴様が力を使い続ける限り…くくくっ、ふははははっ…!」)
……鳥……に……。
(何度も、何度も……まるで耳元で直接語りかけられているかの様に繰り返し響く、その声に。
 とうとう、女は歌い続ける事すら出来なくなって唇を噛みしめて立ち止まる)

(もう、数日の間、安らかな眠りを享受していないのだろう。
 目に隈が浮かんで憔悴の浮かんだ顔を、今にも泣き出しそうに歪め……。
 そのまま、暗闇の廊下に立ち竦んだまま黒衣の裾を掴んで震えていた)

(辛い時に、頼ってしまいたい人がいる。きっと……今の自分を暖かく包んでくれるだろう、人が。
 ――けれど……そうして甘えきってしまう事に躊躇いのある女は、
 その人――ルミエールの部屋へと続く廊下と自分の部屋を幾度も往復しては、
 途中で立ち止まって戻り、また心痛に耐えきれずに廊下へ進む……そんな事を繰り返していた)

【も、申し訳ありません……!しょっぱなから怒涛の長文に……。
 ではルミエールさんの部屋に向かっている途中で……それでは本日も宜しくお願いしますね!】
483ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 00:06:36 ID:pdKgJP+Z
…………
(春の嵐が過ぎてから早数日。日を追う毎に春の足音が近付いてくるのを肌で感じられるようになった昨今)
(部屋の壁に申し訳程度に設えられた窓からぼんやりと夜空を見上げて火照る身体を冷ましていた)
(入浴を終え、就寝前の軽い運動を終え、後は気持ちよく眠りに付くだけ)
(……のいつもと変わらぬ夜を過ごす筈だったが、何故だか今夜は妙な胸騒ぎがしてなかなか寝付けない)
(今夜はいつにも増して暖かい夜だからだろうか? それに関しては下着姿同様の格好で問題解決している筈だが)

ん……?
(不意に暖かい風が吹き込んで髪を揺らした丁度その時、部屋の外に人の気配を感じて振り返った)
(とはいっても、見ず知らずの他人のそれではなく、非常に親しい間柄の人物である事に疑いようも無い確信を抱いてはいたが)
(しかし、普段から慣れ親しんだ彼の人物のものとは明らかに異質な気配に只ならぬものを感じ、表情を引き締めた)
(いつもなら冗談の一つも飛ばしながら迎え入れる所だが、今宵は少し気を落ち着かせて扉を開ける)
(扉を開けて廊下へ顔を覗かせれば、やはりそこには彼女の姿があった)


【ではではこんな感じで宜しくお願いします〜】
【此方の性格上、もしかしたら結構スッパリとキニスンナと切ってしまうかもしれませんが御了承くださいませ】
484ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 00:24:29 ID:57hBZPY7
……。
(幾度か進んでは戻るのを繰り返す内に、徐々に目的の部屋に近付いていってしまったらしい。
 ずっと廊下で逡巡している間に、すっかり慣れてしまった目をあげれば、
 ぼんやりと映るのは見覚えのある扉で)

……ぁ。
(――今、自分が抱える懊悩はルミエールには何の関わりもない事である。
 で、あるのにルミエールにまで、その重荷を背負わせる様な真似をしてしまう訳にはいかない。
 やっぱり帰ろう、帰って一人で眠れない夜を過ごし朝まで、まんじりと過ごせばいい。
 そう思い、身を翻そうとした……、扉が開いたルミエールと目が遭ったのは、まさに、その時だった)

今晩は……ルミエール。
ごめんなさい、起こしてしまったかしら……。
(そこここに暗い影の蟠る薄暗い廊下でも、太陽の光を映したかの様な赤い髪は鮮やかに目に映えた。
 その姿を見た途端……今まで堪えていたもの、これからも自分で堪えていこうと思い定めたものが
 胸郭の奥から氾濫して女の感情を大きく揺り動かして止まらなくなる)
……。
(今にも泣き出しそうな子供の様な顔で、暫くじっとルミエールの顔を見ていたが)
ごめんなさい……嫌な夢を見るの。眠れなくて……。
(耐えきれない感情に急きたてられて、ルミエールの前まで足早に歩みよると、
 申し訳なさと心細さに、揺れる表情でルミエールを見上げ、切々と訴えた)
あの、一緒に……また一緒に寝ても、いい……?
(泣き出しそうな、不安そうな表情で、そう頼み込む彼女は、
 まるっきり「怖い夢を見た」と泣きながら親の寝台に潜りこむ、子供そのものの様相であった)

【むしろ、その辺りは互いの性格の違いが楽しい所なので、思うがままにスパッと切ってくださいw】
485ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 00:39:58 ID:pdKgJP+Z
ええ、こんばんわ。
(感が良すぎると言うのもこれはこれで厄介な時もままあるが、こういう時にはその感の良さに感謝したくなる)
(先程感じた予感は見事に的中していたようで、顔を出した先で目を合わせた彼女は明らかに暗い影を背負っていた。闇に溶けそうな髪と衣服に伴い、その存在すらも儚く消えてしまいそうに)

(もし、後ほんの少し扉を開けるのが遅れていたらもしかしたらとても大きく後悔していたかもしれない)


ううん、ちょっと寝付けなくてまだ起きてたわ。
いつもより気持ち多く身体動かしたからかもしれないけどね。
(笑みを浮かべていつもの調子で軽口を言ってはみるものの、どうも彼女の背負ったものはこちらの想像以上に重そうであり)
(その表情がいまにも泣き出しそうなくらい落ち込んで行くのを目の当たりにして口をつぐんだ)
(そして部屋を出て静かに歩み寄り)

うん、良いわよ。そういえば久しぶりかな、こういうの。
(手を取ってギュッと強く握り、微笑みかけた)
(断る理由など微塵にも無い。そう言いかける様に力強く)


【ありがとうございます〜】
【では改めて宜しくお願いします】
486ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 00:56:50 ID:57hBZPY7
ごめんなさい……。
(ルミエールは明るい調子で、気にする事はないと言ってくれるが、たっぷりと運動をして
 そのままだったら気持ち良く眠れる筈だったろう所を、結果として邪魔してしまったのが申し訳なくて、
 女は俯いて謝りながら、歩みよってくるルミエールの脚を見ていた)

……っ。
(握られた手から感じる力強さと暖かさに、胸が熱くなって溜まらない。
 手を握られ、微笑みかけられた女は、はじかれた様に顔を上げ、くしゃっと表情を歪める。
 今にも泣き出しそうな表情をしていたが、それがまさに決壊寸前といった感じになった)

そう、ね……。いつか似た様な感じで夜に押し掛けてしまって以来……かしら。
(いつかの夜……ルミエールと今の様に深い絆を抱く事になった切っ掛けとも言える夜の事を思い出して
 目の下に隈を作り憔悴しきっていた空気を漂わせていた顔を、僅かに微笑に緩めた)
……駄目、ね。私……。
辛い事があるとこうして……またこうやって貴女に頼り切って、寄りかかって……。
全然、進歩していないんだわ……。
(あの時は、忘れ物を届けるという「口実」があったが、今回はその口実すらない。
 ただ不安に眠れない夜と繰り返す悪夢に耐えきれず、救いを求めてやって来てしまったわけで)
ううん……、もっと悪くなってるかも。
今までなら、一人で我慢するしかないって……ちゃんと堪えていられた筈なのに。
(――ルミエールへと傾ける気持ちの角度が、どんどんと深くなっていっているのを、
 改めて思い知らされて……女はそのまま、そっとルミエールの肩に頭を預けた)
487ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 01:11:58 ID:pdKgJP+Z
もう、そんな事気にしなくって良いって前にも言わなかったかしらね?
ふふ、それでも此方に気を使ってくれるのが貴方の良いところなんだけどね。
(彼女はほんの些細なきっかけで泣き出してしまいそうな表情を浮かべ、こちらの肩にを乗せた)
(そんな彼女の背中をふわりと抱いて、身体ごと引き寄せるようにしてキュッと抱き締める)
(背中を優しく叩きながら柔らかな声色で囁きかけて)

進歩してないとは言うけれど、人は一歩一歩歩いて行くしかないのよ。
あの時に比べたって、そんなに時間が経ってる訳じゃないし、気負いすぎちゃダメよ?
私だってこうやって偶には頼りにされるの嬉しいし……ね。
(泣き子をあやすように背中を優しく叩き、時にはさすり、穏やかで柔らかな声色で言葉をかけていく)

……ま、こんな所で立ち話もなんだから、ね?
(背中に片腕を回したまま半歩引き、扉を開けたままの部屋へ招き入れた)
488ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 01:29:39 ID:57hBZPY7
ぅん……。
(柔らかく抱き寄せられ、ルミエールのしなやかにして力強い腕に包まれると
 胸にこみ上げる想いに多くの言葉を紡げなくなってしまう。
 こくん、と頭を上下させて頷く女の仕草は、まるきり童女に戻ってしまったかの様なもので)
……。
(背中を叩かれる優しい感触、そして抱きしめられ、触れ合う全身から伝わる温かさに
 鼻の奥に、ツンと熱いものがこみ上げてきてしまう。
 強くしがみつく様にしてルミエールの背に腕を回しながら、堪え切れない熱い滴が一滴、
 瞼の淵に盛り上がって、それを隠そうと押しつけたルミエールの胸に吸い込まれて消えていく)

一歩でも……ちゃんと進めているのかしら、私……?
なんだか、ずっと同じ所で足踏みばかりしている気がするの……。
(そうしてルミエールの温かな手と声に、荒れ狂う心の波をようやく落ち着けていくと
 涙の残滓を残して潤んで揺れる漆黒の瞳でルミエールの蒼い瞳をじっと見上げる)
……早く、進んで行きたいのに。
少しでも貴女に追いつきたいのに……。
貴女はずっとずっと先の所を、どんどん、どんどん進んでいってしまっている気がするの。
私ばかり足踏みしてて……、このままじゃ、置いていかれてしまうんじゃないかって……。

(引かれる手には素直に従い、もう何度足を踏み入れ、
 共に過ごしたか分からないルミエールの部屋へと立ち入る)
子供みたいって……思う……?
嫌な夢を見て眠れないから、一緒に寝てくれ、なんて……。
(自分でも子供じみた甘えを自覚しているので、そう訪ねる表情はバツが悪そうなものだ)
489ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 01:52:16 ID:pdKgJP+Z
いやぁ、それはちょっと買いかぶり過ぎじゃないかなぁ。
(室内へゆっくりエスコートしながら思わず苦笑する)
私だって足踏みしてるようなものよ?
ただ、それが悪い事だとも思わないけどね。
(ジッと瞳を見据えて頷く)
次のステップに進むためにはちゃんと足元固めていかないとね。
足場が脆いと踏み出すのにも失敗しちゃうものよ。
(後ろ手に扉を閉じて部屋の隅まで歩き、寝台に腰掛けた)

それに、貴方が一歩も進んでないとは思わないし、そうじゃないのも自分だって分かってる筈よ。
初めて会った頃の事、思い出してみて?
こんな風に誰かを頼ったり、挙句に抵抗無くお風呂とか入れるようになったのって、結構変わったなって思わないかな?
(じぃっと彼女の瞳を見つめたまま続けて)
自分の弱い所、脆い所が自覚出来てるのは考えようによっては良い事よ。
改善すべき所が分かるんだからさ。
(私もそれで鍛錬すべき所がどんどん増えて今では……としみじみ呟く)

ん〜?
私は別にそんな事思わないわよ。
嫌な夢を見て眠れないのがそれで解消出来るならいつだって私の胸に飛び込んできなさいって感じ?
(クスッと笑って両腕を広げてみる)
490ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 02:12:35 ID:57hBZPY7
例え足踏みしていたとしても……貴女の足踏みは、足元の地面を踏み固めるしっかりとしたものだけど、
私の場合はただただ意味なく右往左往しているだけの様な気がするんだもの。
(此方を見据える蒼い瞳をしっかりと見詰め返し、互いの顔が互いの瞳に映り込むほど近く見詰め合って)
……私も。
私も貴女にちょっとでも頼りにしてもらえるように……。
今の私みたいに弱くなってしまっている時には寄りかかってもらえるように……。
貴女のこと、ちゃんと支えられるように少しでもしっかりしたいのに。

(ルミエールが寝台に腰を下ろす際に、その腕からするりと抜けて正面に立つと、
 座ったルミエールを上から見下ろす位置になる。
 今度は先程までとは違い、見上げる位置でなく下を向く形で目と目を合わせながら静かに耳を傾けて)
そう……そう、ね……。
確かに、私は……ちょっとずつでも変わっていっている、のよね。
以前だったら、とても考えられなかった、誰かの前の無防備でいること、
彼以外の人を信じられること……。そう、確かに私は強くなって……。
でも、以前だったら、ちゃんと一人で我慢していた寂しさや辛さに……
もう一人では耐えられなくなってしまっている。同じだけ、弱くもなってしまっている。
(ルミエールがしみじみ呟く、その鍛練が形作ったのであろう、力強く逞しい肉体を
 あますところなく瞳におさめる。
 目に見える身体同様に、強靭でしなやかな精神、双方ともに羨ましくてならない)
私も……いつか強くなれるのかしら……身も心も……貴女みたいに……。

……っ。
(迎え入れる様に腕を広げるルミエールの微笑を見ると、胸に熱い想いがこみ上げて堪らなくなる。
 思わず、誘われるままに……心のままに勢い良く、その胸に身体ごとぶつかる様にして抱きつく。
 ――その瞬間だけはいつもの気遣いも何処へやら行ってしまったのか、
 ルミエールがそのまま倒れてしまうんじゃないか、とか、勢いがよすぎるんじゃないか、とかいう
 考えは全く頭に浮かばなかった。ただ気持ちの導くままに飛び込んでいく。
 ――こんな所もまた、ルミエールの言う様に彼女に訪れた変化の一つなのだろう)
491ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 02:42:14 ID:pdKgJP+Z
おっ……と……
(言ったとおりに、文字通り飛び込んできた彼女の身体をしっかりと抱き止める)
(寝台に腰掛けた不安定な体勢ではそのまま受け止める事は出来ないので、飛び込んできた勢いを上手く殺しながら軽くもつれ合って寝台に横たわった)
(2人並んで寝台に身を横たえ、抱き合ったまま鼻先が触れそうになるくらいの距離でジッと見つめ)

私もね、1人だと気持ち良く眠れることって結構少ないのよ。
寝る前の運動とかで誤魔化してはいるけど、部屋の外に人が通りかかっただけで目が覚めちゃうの。
(そっと額をくっつけて微笑し)
でもね、貴方と眠ると本当にぐっすり眠れるの。
お風呂に入ってるときと同じくらい油断出来るって言えば分かって貰えるかな?
私、いっつも目覚めるの貴方より後でしょう?
(貴方が思ってる以上に頼りにしてる、と付け加えてクスクスと笑う)

……さっきも言ったけど、人は一歩一歩進んで行くしかないのよ。
貴方みたいにこうありたいと強く思ってるなら、最初の一歩はちゃんと踏み出してる。
そうね、それが例えば私みたいに、というなら、確かに一年や二年じゃなかなか追いつけないかもね。
私はこうありたいと思って、それに踏み出して、ここまで辿りつくのにその倍以上に時間かかってるから……。
(背中へ回した手で優しく叩き、さすって)
ちょっとガッカリさせちゃうような事言ったかもしれないけど、逆に考えて?
人はそんなに直ぐには変われないからさ。
良いじゃない、時には挫けたって右往左往しちゃったって。辛さや寂しさを我慢できなくなっちゃったって。
躓くことも、誰かに頼る事も、誰もそれを責めたりなんてしないし出来ないわ。
(キュッと強く抱き締めて頷いた)
492ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 03:14:51 ID:57hBZPY7
……きゃっ。
(やはり後先考えずに思いっきり飛び込んでしまった所為か、勢いのまなルミエールと共に
 寝台に倒れ込む形になり、思わず小さな声を上げる。
 二人分の体重が一気にかかり寝台が僅かに軋んで音を立てた。)
――ふふっ。
(それでも流石に鍛え抜かれた肉体と反射神経の賜物、というべきかルミエールはしっかりと
 こちらの体を抱きとめて支えてくれた。
 受け止められるしなやかな肉体の感触と、間近で見詰める優しい瞳が嬉しくて。
 身じろぎする身体の下でシーツが立てる衣擦れの音と共に女の口から漏れた小さな笑い声が
 耳を叩く――それは彼女にとって数日振りに唇にのぼった笑いであった)

(――そう言えば、と思い出す。確かにルミエールが言うように
 二人で迎える朝―稀に朝では無いこともあったが―では、いつも女の方が先に目を覚ましていた)
私も……貴女と一緒に眠ると、本当に気持ち良く起きることが出来るの。
朝起きた時に、隣に誰もいない寂しさを、感じないですむから。貴女が……居てくれるから。
(急な衝撃にシーツから立ち上る埃も、こうして二人で額をつけて吐息が触れる程
 近くで囁きあう幸福感には全く水を差すものではなかった)
私……貴女にとっては、安らかな眠りを提供出来る存在になれるのね。
「悪夢」じゃなくって、良い夢に……。
(嬉しい、と、本当に心の底からその言葉を肯定する微笑を開花させ、女はルミエールの背に腕を回す。
 二人がクスクスと笑う声が重なり絡んで夜の部屋に浸透していった)

倍……かぁ……。
(ルミエールが歩んできた時間、重ねてきた鍛練……その全てを女は想像で補うしかないが、
 それが決して安易なものでは無かっただろう事は、想像に容易い。
 果たして自分は……例えルミエールが来た道をそのまま辿っても、
 同じ時間で同じ場所に辿りつけない気がして呆然と呟く)
私が……今のルミエールに追いつくには、きっと更にその倍の倍は掛りそう……。
でもそうやって追いついた時には……貴女はきっと遥か遠い高みに行ってしまっているんだわ。
(少しむくれた様な顔を作って、ちょっとだけ恨めしそうにルミエールを見詰めてから
 おもむろに背中に回した腕に力を込めて、強く抱きついて耳元に唇を寄せ、ひそやかに囁く)
だから……待っててくれる……?
どれだけ時間が掛ってしまっても、いつか貴女に追いつくから……頑張るから……。
その時まで……待っていて、くれる?
(それは、「それまでは離れない」という約束でもある。
 勿論、それでルミエールを拘束したりは出来ない、いわば戯れと気休めの様なものだと分かっていた。
 それでも……今は、小さな気休めが欲しかった。
 ――もう、これ以上……失うのは耐えられないから、何かの代償にしてしまうなんて、考えたくもないから。
 だから、こうして「言葉」を求めてしまうのも、また「甘え」なのだろう。
 躓きも、寄りかかる弱さも……責めたりはしないルミエールへの――……)

(強く、強く……その存在を自分の体全てで確認する様に抱きしめて、女はその胸の中に
 顔を埋めて瞳を閉じる……きっと、この腕の中でなら……ここ数字とういうもの
 自分を苛み続けた悪夢も不安も焦燥も……忘れていられるだろうから)
493ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 03:48:56 ID:pdKgJP+Z
そうそ、1人で何でも出来るように思えても、案外何にも出来ないものよ。
身近に在るかそうじゃないかってだけで、何だかんだで人って色んな形で支えあってるのよ。
貴方にとっての剣も、私にとっての弓も、自分で作れるわけじゃないしね。
(彼女の表情にようやく余裕が生まれたのを確認してこちらもますます表情が綻び)
私も1人は慣れたもんけど、やっぱりこうして誰かと一緒に眠れるって凄い安心感っていうか、そういうのがあるわ。
ふふ、改めてありがとうって言わせて貰おうかな?
(ニコッと微笑んで抱き締める腕に力を込めた)

でも、その追いつきたくても追いつけない、けど絶対に追いついてみせるって思いは大きな原動力になるわよ。
決して自己満足しないって事はいつまでも歩み続けられるって事だから。
今から半年後、一年後にはきっと見違えてるんじゃないかしらね。
(耳元に囁かれて背筋をゾクゾクっとしたものが走る。こちらもお返し、とばかりに耳元へ唇を寄せて)
ええ、待ってるわよ勿論。
私だって貴方の願いが叶うのを見届けたい。だから、いつまでもずっと待ち続けるわ。
嫌、と言われても離れないかもね……?
(最後に少し冗談ぽく言ってクスッと笑った)
(彼女の願いを見届ける、それには2つの意味がある)
(1つは今彼女自身が告げたもの、もう1つは彼女が想い人と再会を果たす事)
(後者の成就は恐らく、同時に別れを意味する事になってしまうが、それでも互いに後悔する事はないだろう)
(少なくともその別れは、彼女の心に深い傷を作った別れではなく、心からの笑顔を伴ったものになるはずだから)
(何があっても、決して彼女の望まざる別れ方だけは絶対にしない)
(その強い思いを込め、強く強く抱き締めた)
494ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/18(木) 04:24:12 ID:57hBZPY7
そう、本当の意味で一人きりで生きていける人なんて、きっといないんでしょうね。
誰もが……どんな形であれ、誰かと関わって生きている……。
(力強い腕の中で陶然と目を細めながら唇には笑みを刻み)
でも……誰かに支えられて生きる、誰かと共に生きるって事と、
誰かに頼り切って依存して生きるってことは、まるで違う事だから……。
だから、私も……やっぱりもっとちゃんとしっかりしなくちゃ。
いつか、貴女みたいに「一人でいるのも、誰かでいるのもいいものだ」って言える位に。
(目標を新たに決意として胸に刻んだのだった。
 力だけでなく精神だけでなく……本当の意味で強くなろう、と。
 ――今は自分を支えてくれる、力強いこの腕が……いつか力失って折れる事があるとしたら、
 その時に確実にしっかりと支えることが出来るように。
 ――もう、二度と……伸ばした腕の隙間から大切なものを失ってしまわない様に……)

ふふ……まるで人参を目の前にぶら下げられて、必死に走る馬みたい。
でも……ええ。
ちょっとずつ……ちょっとずつ……進んで行くしかないものね。
貴女が待っててくれるなら……貴女が一緒にいてくれるなら……私はきっと頑張れるわ。
(耳朶を擽る囁きに擽ったそうに身を捩った女は、ささやかな仕返しとばかりに頬を擦り寄せ)
あら……そんな事を言って……本当に嫌になる位、私が離れないでくっついていたら、どうする?
ずっとずっと……こうして抱きしめたまんまで……。
(――間近で瞳を覗き込んで悪戯っぽく微笑すると、そっと触れる口づけを頬に落とす。
 どんなに傍にいたい、と望んでも……離れたくないと思っても……。
 人の願うもの「夢」は儚いものだと、彼女は良く知っている。身をもって知っている。
 それでも今だけは、この安寧に浸っていたかった。
 交わす言葉も、触れ合う体温も……何よりも強く彼女を安心させてくれた)
貴女が好きよ……。
(だから、自分がもらった温かい想いの分だけでも、ルミエールに返したかった。
 自分はルミエールに何を与え得るのだろうか?持っているものはこの身と心だけだというのに――)
大好きよ、ルミエール……。
(彼女に贈れるのは、ただ心の底よりの想いだけ。
 一人で居る事に、孤独で在ることに、慣れてしまったというルミエールに……。
 貴女はもう一人ではないのだ、と。「好き」だという存在の全てを肯定する言葉を心の底から)

忘れないでね……、どんな時も……貴女は決して一人じゃないってこと。
絶対に……絶対に……私が一人になんてしないってこと……。
私が……貴女を大好きだって……こと……。
(ルミエールの腕の中で絶対的な安堵を与えられ、ここ数日の寝不足からくる疲弊が、
 ドッと襲ってきて、睡魔がずるずると彼女を眠りの淵へと沈めていく。
 重い瞼を懸命に持ち上げようとしながら、女は囁く。
 途切れ途切れに囁く言葉は、だんだんと脈絡がなくなっていってしまうけれど、
 せめて、その真心だけは届くように。
 ――どんな結末を迎えようと……私もまた、貴女だけを置いていくようなことはしない、と)

(かの帝国兵の残した不吉な言葉が残した影が全て払拭されたわけではない。
 未だに蟠る不安も不信もある……が、それでも今は眠る女の顔は安らかで……。
 ――そして今後とも眠れぬ悪夢に苛まれる程の負の感情を引きずることはないだろう)

(悪夢の名で呼ばれる女は、ルミエールの腕の中で悪夢から解き放たれて安らかな寝息をたてていた)

【それでは眠気がマックスにきてしまったので、こんな感じで〆にしますね。
 悩み内容を話すには至らず、バッサリ切り捨てが見られなかったのがちょっと残念ではありますが……。
 次回以降にお楽しみの要素を残せた思えば、それもまたよし、ですね絵w
 ではでは本日も長い時間の遅くまでのお付き合い、本当に有難うございました!
 またお会い出来る日を楽しみにしつつ……お休みなさいませーノシ】
495ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/03/18(木) 04:32:20 ID:pdKgJP+Z
【相も変わらず見事な〆ですので、蛇足にならないようにここで〆といきましょ〜】
【予定通りにいかないけどそれもまた良しって、なりきりでは良くあることなんで問題無し、です】
【であであこちらも長時間ありがとうございました〜、お休みなさいましノッシ】
496ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/18(木) 21:33:52 ID:9uHYc10/
【さて、今宵も待機してみるかの】
【プロフィールは>>217じゃ】
497ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/18(木) 22:34:37 ID:9uHYc10/
【そろそろ落ちるかの】
【さらばじゃ】
498名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 03:18:30 ID:lZsQnFAC
残念
499ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2010/03/22(月) 14:03:30 ID:sG7PQKqh
【おっひさーちっとばかし待機するよ】
【プロフは>>228を見とくれ】

500ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2010/03/22(月) 14:56:17 ID:sG7PQKqh
【撤収〜ノシ】
501名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 01:12:50 ID:gAZpWr6W
まだまだ寒い日が多いから
人妻と一発やってあったまろう!
http://www.wife-stage.com
安くてかわいい店ばっかりなのでハズレなし!
http://www.wife-stage.com
この不景気の時代、エロにお金かけるのは嫌ですよね?
あと、割引情報とかあって最大で半額くらいまで料金落ちる店舗もあるみたいです。
僕の場合は30%OFFでしたが
http://www.wife-stage.com
502ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/27(土) 19:47:31 ID:vhELrX3w
【世間はサクラの季節のようじゃな】
【今宵は待機させてもらおうかの】
【プロフィールは>>217じゃ】
503ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/03/27(土) 21:22:07 ID:vhELrX3w
【ふむ、誰もおらぬようじゃの。今宵はさらばじゃ】
504ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/31(水) 20:59:54 ID:iCtL/O7Y
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所から声を掛けてくだされば移動します】
505ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/03/31(水) 21:27:39 ID:q5q9RYrt
【実は早めに帰宅していたのだ。明日4時半起きで出勤することを条件に…】
【雑談できても10時半までのため、かえって迷惑になるだろうから、一言応援レスを
させていただく。例によって置き土産をさせてもらおう】

つ【砂漠の部族の民間伝承をつづった小冊子。傲慢な大男が子供の知恵にやりこめられる話】

【ナイトメアによき相手があらわれることを砂漠の神に祈りつつ、退散することにする】
506ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/31(水) 21:44:31 ID:iCtL/O7Y
……。
(時折、顔をしかめたり小さく唸ったりしながら手にした冊子に視線を落としている。
 何気なくページを捲った、この近辺でよく使われる馴染みのある文字で
 遠い異国の物語を綴ったその本は、瞬く間に彼女を遠い砂漠の、物語の世界に引き込んでしまった。
 主要な登場人物である大男の傲慢さには不快そうに眉を顰め、力も体格も遥かに上の
 大男相手に挑む少年の機知には、ついつい感嘆の声が洩れ……。
 真剣そのもののその様子は、冊子に綴られた物語に夢中になって没頭しきっているものであった)
……っ。
(物語のクライマックス、遂には小さな少年が発想と智慧のみで見事に大男を謀り下した場面に至っては
 喜色満面に握りこぶしを固める始末である)
ふぅ……。
(パタン、と本を閉じて満足気に吐息を洩らした女は、それから暫く瞠目して物語の余韻に浸っていた)

【よ……四時半ですか……;まだまだ真っ暗な時間ですよね……。 
 いつもながら、お仕事お疲れ様です。そしてお忙しい中、応援レス有難うございました!
 私もジャグレスさんに良きロールの機会が巡ってきます様に祈っていますノシ】
507ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/03/31(水) 22:21:03 ID:iCtL/O7Y
【それでは待機解除します。お休みなさいノシ】
508ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/16(金) 22:07:10 ID:0TaPI87H
【解除されておれば待機してみるかの】
【プロフィールは>>217じゃ】
509ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/16(金) 23:07:09 ID:0TaPI87H
【落ちるとするかの。さらばじゃ】
510名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 23:12:36 ID:nbZ9YLCA
このスレ完全に派閥ができてるよなw
511名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 23:25:09 ID:GzcmK2R9
もっとひどいスレがあるだろ
512名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 04:53:18 ID:LCV1wpXd
一ヶ月以上来てない人のルーンを使うのはありですか?
513名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 18:55:49 ID:harV2Iy6
あり。
ただしテンプレとルールは必修のうえで。
強制ではないが設定に粗誤がないか避難所にてプロフ推敲を推奨。
あくまで推奨であって強制ではないが。
514ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/23(金) 22:06:51 ID:L9iSH81E
【今宵は待機じゃ】
【わらわのプロフィールは>>217を参照するがよい】

515ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/04/23(金) 22:56:03 ID:d7+QGrr/
【ふぐががが、折角見つけたってのに1時まで居られるかどうか微妙な状態だぜ…】
【流石に短すぎるよなあ…】
516名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 22:57:13 ID:hqe2alEq
なああ〜!
もうちょい早く帰宅してればノネットとイチャイチャ出来たのに……。
取り敢えずお近づきの印に秘蔵の白ワインを提供しようじゃないか。
つ【それなりに高級な白ワイン】
517名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 22:58:40 ID:hqe2alEq
うほっ! ラスティ来た! これで勝つる!
ワインはそのまま提供しとくから二人で酒盛りでもしておくれw
518ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/23(金) 23:07:46 ID:L9iSH81E
【うむ・・・?】
【この場合はどうしたものかの】
【酒は有難く頂くとするが・・・】
519ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/04/23(金) 23:13:57 ID:d7+QGrr/
【あっちゃぁ、やっぱ駄目みたいだわ…タイムアップまであと40分も無いわ。】
【悪ぃがまた今度ってことで。本当にすまねぇ!】
520ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/23(金) 23:17:28 ID:L9iSH81E
>>519
【時間がないのでは仕方がないの】
【共に酒を飲める機会を楽しみにしておるぞ?】

【さて、名無し殿に頂いたワインじゃが、一人で飲むには忍びないの・・・】
521名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 23:19:57 ID:hqe2alEq
ラスティぃぃぃ!?

あー、まあ、そういう事じゃしょうがないな。
冴えない名無しの民草ですが宜しければ晩酌に付き合わせて頂けますか?
余り長居は出来ませんが……
522ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/23(金) 23:23:41 ID:L9iSH81E
【くっくっく・・・】
【週末の夜じゃと言うのに、酒を飲むだけで済むと思っておるのか?】

【冗談はさておき、立候補したからには希望のシチュや主の名などを教えてもらえるかの?】
523名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 23:36:52 ID:hqe2alEq
【え、なにそれこわい】
【うーん、差し入れで退散する予定だったから特に何も考えてない……w】
【でもまぁ、週末って事なんで、砦の食堂で一緒に晩酌でもしましょうか】
【こちらは一緒に飲む程度に気心知れた名も無き一般兵Aみたいな感じで】
【名前は今考えてみます】
524ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/23(金) 23:51:02 ID:L9iSH81E
【ふむ・・・外の店ではなく、砦内の食堂とはハメが外せぬな・・・】
【それに他の兵たちの目もあるであろうし、わらわと二人で飲んでおると、後ほど主が冷やかされたりせぬものかの?】
【どうも食堂というと、混雑している印象なのじゃが・・・】
525名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 00:04:09 ID:VTELekRp
【夜中の誰もいない状況を想定してましたが……】
【う〜ん、部屋飲みにしちゃいます?】
526ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/04/24(土) 00:13:02 ID:1Wlon4oX
【すまぬ、急な用事で落ちねばならぬ】
【また機会を改めて酒に付き合ってもらえるかの?】
【白ワインは大切に飲ませてもらうぞ】
【では先を急ぐゆえ申し訳ないがこれにてさらばじゃ】
527名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 00:25:49 ID:VTELekRp
【あらら、乙〜】
528ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/04/28(水) 20:35:00 ID:/0v4qzBu
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所から声を掛けてくだされば移動します】
529ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/04/28(水) 21:57:06 ID:/0v4qzBu
【避難所からお声掛かりがあった様なので、移動します。
 移動につき、此方はこれにて失礼致しますノシ】
530ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 20:07:41 ID:prA2TTjU
待機させていただきます。
プロフィールは>>29です。
531ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 21:02:15 ID:7NaRKg4x
【ティスラさん、今晩はー。そしてお久し振りですノシ
 私で良ければ、お相手に立候補させていただいても宜しいでしょうか?】
532ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 21:05:01 ID:prA2TTjU
【お久しぶりですナイトメアさま。とってもうれしいです! 帰省を一日早く切り上げた
かいがあったっていうか…!】
【でも、ナイトメアさまに合うようなシチュが思いつかなかったり(悲】
533ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 21:16:54 ID:7NaRKg4x
【私も久しぶりに元気そうなティスラさんの姿が見れて嬉しいです♪
 それではシチュについては例によっていつもの如く、思いつき気味に幾つか挙げてみるならば……。
 1.重要人物の娘さんなり、貴族の御姫様なりを革命軍で保護もしくは護送するミッション。
   娘さんに似た容姿のティスラさんが影武者の様に身代わりになり、私がその護衛についたり。
 2.前にティスラさんにお会いした時に買い物した品物(フリルとか布とか)に絡めて、
   買った品で作った物について話してみたり見せあいっこしてみたり。
 3・夜の夜中に真っ暗な城の回廊か何処かで灯明に油を足す仕事をしているティスラさん、
   そこに真っ黒な人影(黒づくめの女)がゆらぁっと現れて……。
 4・美味しい保存食の作り方の研究をしている私、そこに通りかかったティスラさんに助言を求める。
 5・買い物か何かで城や城下の外に出たティスラさんが山賊が何か攫われた!
   これは大変だと助けに行く私。
 ……と、パッと思いついたのはこんなものですが、ティスラさん的に良さげなモノはありましたでしょうか?】
534ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 21:22:30 ID:prA2TTjU
【なんかどれも楽しそうです…。とても選びきれないので、このレスの秒数の下一桁を
使わせてください。1か6で1を、2か7で2を、3か8で3を、4か9で4を、
5か0で5を。いかがでしょうか?】
535ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 21:24:36 ID:7NaRKg4x
【0秒なので5番ですね。
 では、山賊さん(他の何かでも可)に、攫われたティスラさん救出作戦!で。
 書き出しはどちらからに致しましょう?】
536ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 21:28:28 ID:prA2TTjU
【それでは、状況説明も含めてナイトメアさまの書き出しをお願いしたいと思います】
537ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 21:29:45 ID:7NaRKg4x
【了解しました。それでは今から書き出してみますので、少々、お待ちを……】
538ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 21:52:30 ID:7NaRKg4x
(太陽の恵みが増し、新緑が芽吹き、花が開く……春。
 しかし、暖かく豊かな季節であるこの時季には、同時にまた開いた花を散らすが如くの強い風が
 吹き荒れるのも、また常である――)
……はぁっ。
(小さな嵐の様な風が吹き荒れる春の街道を、一騎の馬が駆けてゆく。
 風に抗い、吹き付ける風よりも早く走らせる馬の手綱を握るのは――
 「悪夢」の仇名でもって呼ばれる黒衣の女だ)

(馬はもうかなりの道程を限界に近い速さで走らされているのだろう。
 その口元からは小刻みの呼吸と共に泡をふき出し、目は血走っている。
 ――平素ならば、家畜とはいえ他者に無理を強いる様な女ではないが、
 今は仔細にかまけている余裕も暇もなかったのだ)

(女の元にその知らせが届いたのは、つい先刻の事――。
 汗みずくになり衣服も髪も乱れに乱れた行商人らしき男が、山賊に少女が……、
 それも革命軍の城で働く者が攫われた、と騒ぎ立てながら町の門をくぐったのだ。
 おりしも……と、いうかちょうど門付近にいた女は、その声を聞きつけ、大変だとわめきたてる
 男をひっ捕まえて、事の仔細を聞き出し……、彼が目撃した情報の全てを吐き出させた)
……無事で……いてくれるといいけどっ……。
(動転して支離滅裂になる商人の証言を、なだめすかして何とか筋道の通ったものにしてみれば、
 彼の目撃した「攫われた少女」は、自分の知り合いである可能性が高かった。
 女は、商人に革命軍の城へと知らせに行く様に告げると、近場を歩いていた町人の馬を
 半ば強引に奪い取る様な形で借り受け、取るものも取らずに駆けだしてきたのだ)

【一方、その頃――山賊達がアジトとしている必要性がなくなり放棄された砦の中では】

(攫ってきた少女を前にして……欲望のままに彼女に手をつけようとした山賊と、
 それを止める者とが言い争っていた。
 ――止める者も、何も義憤や慈愛で止めのではなく……、革命軍に関わりのある少女を使って、
 身代金なり何なりを引きだすか、もしくは奴隷商人に売り払うなりするのに、
 彼女を「キズもの」にされては困る、という利己的な理由から、だ)

(いずれにせよ、欲望に身を任せようとする者、あさましく利をはかろうとする者。
 ――ここには少女の「味方」は一人もいない。
 春の嵐が吹きつける音が幾重にも重なって不気味な重低音を響かせる、埃っぽ廃墟の中で、
 少女をめぐる男達の争いは、やがて殺気立ったものへと変じていく)

【状況説明でかなり長くなってしまいましたが……本日も宜しくお願いしますね】
539ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 22:11:33 ID:prA2TTjU
(さらわれたという自覚があまりない、というのが現状に近いだろうか。雑用係長に
命じられて近隣の村に行商に来ていた商人を迎えに出た帰り、林道の草むらに隠れていた
10名ほどの集団に体を拘束され、そのまま森の中へ連れ込まれたのだった。目隠しも
されていたので、ここがどこか分からず、目隠しを外された時はすでにどこかの建物の
中だった。荒々しく埃まみれの空き部屋に放り込まれると、そのまま外から鍵をかけられ)
あっ、あのっ、わたし、まだ仕事が残ってるんですけど…! お願いですから出して
いただけますか…?
(ドアを叩きながらお願いしてみるが、返答はなく、しばらくして、その場にしゃがみこんでしまう)

(やや諦観の心境で、埃まみれの石床に腰かける。これから何があるかはある程度想像できる。
故郷を失ってから革命軍の城にたどり着くまで、幾度となく女衒にだまされて
娼館に入れられ、それと同じ回数だけ脱走した。だから、いくらかでも逃げる
「手段」は思いつくが…)
…っ!
(脱走も大事だが、その前にこの部屋の汚さはどうなのだろうか。まるで何年も
掃除していないかのような誇りのたまり具合に、天井近くには蜘蛛の巣が幾重にも
張り巡らされている。この部屋にいるだけで、精神的に参ってしまいそうだった。
誰の部屋、誰の家であれ、これは許せないと感じた。だから)
すみません、聞こえてらっしゃいましたら掃除用具をくださいませんか? この部屋じゃ、
いるだけで病気になってしまいそうなので…。
(無駄と知りつつドアをノックして掃除用具を要求した)

【こちらこそ、よろしくお願いします。こちらの行動ですが、わたしの扱いで
対立してる山賊さんたちをいつの間にか使役して砦の大掃除をしているオチと、
なんとか目を盗んで脱出するという流れと、どちらがいいでしょうか?】
540ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 22:33:16 ID:7NaRKg4x
(元が荷運び用で、最速の駆け足で長距離を走る事になれていないのだろう馬が、脚をゆるめかける度に、
 手綱を鳴らして急きたてて走る事、暫く……漸く女は商人が誘拐を目撃した現場に辿り着いた。
 強い風になぶられるままに長い黒髪を踊らせて女は馬から降りる)
6……7……、大体10人かそこら……靴も軍靴ではない……。
(踏み荒らされた土をしゃがみ込んで見下ろし、そこに残る足跡から相手の人数等を推測する。
 ――滅茶苦茶に乱れた複数の足跡の中、一際異彩を放つ小さな足跡は……誘拐された少女のものだろう)
……折れた枝も、何もかもそのまま……さほど手慣れた集団ではない様ね……。
(その安否を思い、ギリッと音がする程に強く奥歯を噛みしめて、女は集団が残した痕跡を辿る)
陽動……偽装という可能性も捨てきれないけれど……。
確か……あちらには古い砦があった筈……。
(たとえば、ならず者の巣窟に、或いはよからぬ事をたくらむ侵入者の根城に。
 不逞の輩に利用される可能性があったり、有事に利用する事も考えられる軍事施設の類は、
 戦場に生きる者の心得として、それが遺棄されたものであっても把握していた。
 女は、再び馬に跨ると、つかの間の休息が破られて不服そうな馬を急きたてて砦へと向かうのだった)

【一方、その頃の山賊のアジトでは】
(ティスラの閉じ込められた部屋の前で所在なさげに見張りに立つのは、まだあどけなさを残した少年だった)
「え……」
(急に誘拐され、明日をも知れない身の少女のものとは思えない要求に、彼は戸惑ったが、
 まあ、泣かれたり騒がれたりするよりはいいが……と。
 ちょっと待ってろといいおいて、しばらく離れて後……)
「掃除用具……こんなのしかないぞ」
(柄の部分が折れ掛け、ほとんど先も抜けてしまったスカスカの箒と、穴の空いたバケツ、ボロ布の様な
 雑巾を、扉を僅かに開いて差し出した)

【一番目w攫われてしまう、という緊迫した導入から一転、一気にコメディになってしまいますが、
 そうとは知らずにシリアスかつ殺伐と乗り込んだ私が唖然……と、いうギャップが楽しそうなので、
 此処は是非とも大掃除オチでお願いしたいですw
 しかしティスラさん、つよいw】
541ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 22:47:36 ID:prA2TTjU
あ、ありがとうございま…
(言葉が途中で止まる。わずかに開いた扉から差し出されたのは、掃除用具とは
名ばかりの単なるガラクタに近いシロモノであったが)
ま、無いよりマシですよね…。
(申し訳程度に先が残っている箒の柄を持って感触を確かめつつ、バケツに水が
入っていないのを見て、再び扉をノックし)
あの、バケツには普通水を入れて出すものなのですけど…。横に穴が開いてますから、
入る範囲でいいですから、水もお願いします。ここに置いておきますので。
(扉の向こうに聞こえるように、わざと大き目の音を立ててバケツを置く。そして
扉から離れ、スカスカ箒の柄のギリギリ端を持ち、天井の蜘蛛の巣を払おうとしたが、
折れている柄の長さでは足りず、ジャンプしては少しだけ巣を引っかけることを
繰り返していた。「捕らわれの身」となった自分を救おうと必死になっている
黒衣の傭兵がいるとは思いもよらず…)

【それでは、雑用係スキル全開で山賊さんたちと接することにしますね】
【それはもう、気が強い方じゃないですけど、今やれることはきちんとやる性格なのでw】
542ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 23:05:17 ID:7NaRKg4x
(――走る、走る、走る。
 森の中の道なき道をひた走る。
 張り出した枝が腕や頬をかすめるのも、
 揺らして落ちた葉が髪や肩に降り注ぐのも気にはしていられない。
 思うは、賊徒に攫われ、その手に落ちた少女の安否ばかり――どうか、どうか無事でいてくれ、と
 痛い程に願いながら――)

(やがて遠目に砦が確認出来る位置まで来ると、女は馬を下りる。
 嘶きや蹄の音で賊に気付かれては捕らわれた少女の身の安全に関わるからだ)
……人が、いる。
どうやら辺りだった様ね……。
(遠目にも砦の窓から揺れる灯りが確認し、馬を近くの木に繋ぎとめると、
 女は下生えや木枝を揺らさない様、細心の注意を払いながら砦の門扉へと歩いていった)

【――一方、その頃の砦中では】
(ティスラと同じか少し下の年頃だろうか。見張りの少年は見るからにみすぼらしく薄汚れた格好をしていて、
 元は黒髪だったのだろうと思われる頭髪には、所々に蜘蛛の巣が被さっていたり、埃にまみれたりで
 灰色になってしまっていた――おそらく、この汚れに汚れた砦で長い日数を過ごした結果だろう)
「……お、俺達、掃除なんてしないからよ……水だな水、わかった!」
(線もひょろっこく細く、山賊というよりは、何処ぞの路地裏の孤児の様な風体の少年は、
 ティスラの言葉に慌てて、バケツを取ると、扉の鍵をしめなおす事すらせずに
 何処かへと駆けだしていき……)
「お、お待たせ……それ、取りたいの?俺、やろうか?」
(バケツに空いた穴から道々、盛大に埃と煤の浮いた薄汚れた水をこぼしながらも、
 ティスラのいいつけ通りに、水を汲んで戻ってくる。
 天井の蜘蛛の巣空いてに悪戦苦闘しているティスラを見て、気の毒になったのか……、
 彼女よりは背が高い自分が手伝おうか、と手を差し出す)
543ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 23:19:22 ID:prA2TTjU
(外から鍵が開き、手だけ入ってきてバケツを持っていく。ティスラはというと、
蜘蛛の巣との格闘に夢中で男性が鍵をかけ忘れたことに気付かなかった。
バケツに水を汲んで戻ってきた男性。中に入ってきたその容姿を見て、内心少しだけ
驚く。年齢は自分より一つか二つ下だろうか。山賊というより浮浪者といっていいほど
痩せていて、行動もどこかか弱そうだ。しかしティスラの目に入ったのは)
…あの、あなた、お風呂入ったの、いつ…?
(まるで何日も野山を駆け回ったあとのような風体に、肩が落ちそうになる。
軽く頭を振り、この埃まみれ蜘蛛の巣まみれの建物ではこうなるのも仕方ないと
考え直し)
あとで、お風呂に入ってくださいね。お風呂が無いなら濡らしたタオルで頭から
順番に拭いていくだけでもいいですから…。
(手伝おうかと言ってくる少年に少々驚くが、この部屋のあまりの汚さに辟易
していたところなので)
それじゃ、お願いしますね。わたしは窓を雑巾がけしますから)
(少年に箒を手渡すと、そのまま背を向けてボロボロの雑巾を水で濡らし、窓を
拭き始める)
544ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/04(火) 23:38:14 ID:7NaRKg4x
見張りがいない……?
(物音を立てず、気配を殺し……息を吸い、吐く、その行為にすら細心の注意を払い……、
 細い糸の上を歩く様に緊張しながら砦へと近付いた女が訝しげに眉を顰める)
灯りがある時点で無人の偽装には意味がない……なのに、何故……?
(――しかも門扉は開け放たれており、廃墟とはいえ砦という建築物の最大の利点である、
 閉塞性を投げ打つかの様な無警戒さは、罠と考えても無駄が大きく腑に落ちない)
……考えていても、仕方がない、か……。
(裏を考えて足が止まりかけるが、時は一刻を争う。
 ここは多少の危険は承知の上でも、急がなければならないだろう。
 女は、まるで鋭い牙を光らせた魔獣の顎に身を投げる覚悟でもって
 守る者もいなく、無防備に開放されたままの門扉をくぐって中に足を踏み入れるのだった)

【――一方、その頃……】
「ふろ……?」
(ティスラの言葉に怪訝そうに首を傾げるその様子からして、
 そもそも少年が「入浴」という習慣すら馴染みがないのだろう)
「おう!」
(そういや、前に川で体洗ったのはどんだけ前だっけと、両の指を使って数えだした少年だが、
 ティスラから、お願いします、と言われると嬉しそうににかっと笑って箒を取り、
 ばっさばっさと乱雑に振り回して蜘蛛の巣を払い始めた。
 ――当然、天井からもうもうと埃がまい落ちるわけで……)
「おい!何やってんだ!?」
(さて、ティスラと少年がそうやって掃除をしている物音を聞きつけてか……、
 離れた場所でティスラの処遇について議論を戦わせていた山賊の一人が様子を見に来た。
 ――少年に負けず劣らずの薄汚れた格好した男は、山賊というには……、
 やはり余りにもみすぼらしく、ついでに言うなら栄養の足りてない様相をしていた。
 ――山賊、というよりは難民といった方がしっくり来そうだ)
545ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/04(火) 23:52:31 ID:prA2TTjU
…っ!
(にかっと笑って箒を受け取った少年が、乱雑に蜘蛛の巣を払い始める。その動きは、
蜘蛛の巣についていた埃を集中豪雨のごとく室内に撒き散らすこととなり、その
濃密さのために呼吸も難しくなってしまった。慌ててポケットのハンカチを鼻と口にあて、
埃を吸い込まないように注意する)
あっ、あの…! もう少し、優しく…!
(少年に、力加減を考えるように伝えようとしたその時、扉が開き、別の男性が
入ってきた。埃で視界が妨げられている中、その男性を見ると…)
あなたも、ですか…。
(ややげんなりとしてしまう。その男性も、少年に負けず劣らす汚れ放題の
なりをしていたからだ。舞い上がっている埃がやや落ち着き、呼吸に支障が
無い程度になったところでその男性に近寄り、口に当てていたハンカチで男性の
汚れた顔をそっと拭ってやり)
捕われのわたしが言っても説得力ないかもしれませんけど、いい仕事をするには
身だしなみに気を使うことも大切だって係長に習いました。もう少し、身ぎれいに
することを考えてはどうですか?
(真剣に男性を見つめる。その後、窓拭きですっかり汚れてしまった水の入っている
バケツを男性に差し出して)
新しい水がほしいのですけど、汲んで来ていただけますか? わたしは捕われの身ですから、
勝手に部屋を出るわけにはいきませんので。あと、もう少し状態のよい掃除道具があると
嬉しいのですけど。
(少し笑顔を男性に向け、お願いしますというように軽く頭を下げた)
546ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 00:11:49 ID:pN/uK8QZ
(かなり昔に打ち捨てられた、小規模なものとはいえ、元は戦の際に要所を守るべく作られた要塞である。
 砦は一人の人間を探して歩くには、広く、閑散としていた)
……。
(それでも鋭敏な感覚に人の気配を感じ取りながら、女は砦の中を進んで行く。
 黒い衣を纏った姿を、壁の影から柱の裏……暗がりに身を溶け込ませ、己の息遣い一つも殺しながら――)

【――一方、その頃……】
「げほっごほっ」「ぶぇーっくしょぃいいっ」
(天井に溜まっていた埃を根こそぎ、室内に降り注がせた少年と折悪しくも、もうもうと煙幕の如くの
 粉塵が舞い散る中に思いっきり大声を上げつつ扉を開けてしまった男、
 双方が盛大に咳き込み、くしゃみをする)
「お、おま……なにやっ……!」
(咳き込んだ所為でかすれる声で、勝手な行動をしている虜囚と見張りを怒鳴りつけようとした男だが
 荒れてすさんだ生活をしていた身では、見る事も触れる事も無かったような、染み一つない
 綺麗なハンカチで顔を拭われ、あまりの驚きに言葉を失ってしまう)
「お……そ……う……」
(あまつさえ、柔らかい声音で愛らしくも見目よい少女―更に言うならスタイルは反則級―の
 笑顔と優しい言葉をかけられては、もう照れの混じった混乱の局地に達し、
 無意味に唸るだけになってしまっていた)

(ついさっきまで、目の前の少女を売り飛ばすとか犯すとかけんか腰の議論をしていた事も忘れ、
 男は壊れた人形の様にかくかくと頷くと、差し出されたバケツを持って、
 すっ飛んで水を汲んで、ついでに幾つかの掃除用具を抱えてきた。
 最も、それらは最初に少年が持ってきた箒やらと似たり寄ったりの状態だったが……。
 ――この状況に興味を引かれたのか、年はまばらだが、少年達と同様に薄汚れた浮浪者風の男達が、
 何だ何だと、様子を見に押し掛けて来て……)

【リミットは何時頃になりますか?】
547ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 00:24:08 ID:DLohiLXb
あ、りがとうございます…。
(お願いどおり、男性が掃除用具を持ってきてくれたものの、それは最初に
入手できたガラクタの近似物と大差なく、やや失望の笑顔を作りながら謝意を述べた。
その間に、少年が天井の蜘蛛の巣を払い終わったようで)
あ、終わりました? それじゃ、隅から順番に床を掃いてきていただけますか?
今度は埃が舞ったりしないように、そっと…。
(いつのまにか、少年を自然と使い立てしていた)

(騒がしくなり始めた、攫った女性の部屋に興味を持ったのか、他の人たちも
部屋に集まり始める。その風体は、最初の二人とさして変わりなく、小さくため息を
ついてからリーダーらしき人を見つけて話しかける)
あの…。ひょっとしてこの建物って、この部屋に負けないくらい埃まみれなんですか?
(それならいっそ、全部の部屋を掃除したほうがいいかもしれないと考え始めていた)

【リミットは眠くなるまでと考えていましたが、今の感じですと3時くらいが
限界かなって考えてます】
548ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 00:48:08 ID:pN/uK8QZ
(使われなくなって、もうどれ程の年月が経つのだろうか。
 老朽化した建物は、一部の壁や階段、通路等が崩れて外が見えていて、
 それはより風雨に晒される外側、つまり外壁や門扉に近い場所程、崩落と荒廃が顕著であった。
 ――で、あるならば……、少数であるとはいえ集団が寝起きでき、かつ虜囚を閉じ込めておけるのは、
 おそらく中央部の一部分であろう、と見切りを付けた女は、砦の中心部に向かって歩を進める)
……。
(所々、瓦礫に足を止められ、また埃を舞い散らせる事すら憚られる程に隠密を計っての事、
 その道程はじれったくなる程、遅々として思う様に進まない。
 ――一刻も早く、目標の少女を救出しなければ、という焦燥。
 しかしその少女を無事に助けるには、敵に気付かれてはならないという配慮……。
 急きたてる思いと、張りつめた緊張感に焼かれながら、女は一人、暗い廃墟を進んで行く……)

【――その頃、中心部では】
「な、なんか他にほしいもん、あるか!?してほしいことは!?」
(見るからに女性に免疫のなさそうな男は、失望を取り繕ったものとはいえ年頃の女性の
 笑顔を二度も向けられて、完全に舞いあがってしまったらしい。
 上擦った声で落ち着きなく尋ねる――今ならば、ティスラが「そこの窓から飛び降りろ」とでも
 命じれば、素直に実行してしまいそうな勢いですらあった)
「床をすみっこからだな!へへっ、そっと……そぉっと……」
(一方、男よりも先にティスラと接していた少年も似たり寄ったりである。
 嬉しそうに笑うと、ティスラの言葉に忠実に従って床に這いつくばる様にして雑巾がけを始める。
 慣れない手つきでぎこちなくはあるが、注意された事には従って、今度は埃を立てる様な真似はしない。
 ――どうも、女性に慣れてなく、更には嫌がられるか怖がられるかだけだった彼らは、
 はじめて、そういった負の感情でなく接してくれた年頃の女性―しかもスタイルは稀に見る極上の―に
 すっかり崇拝にも似た感情を抱いてしまったらしかった)

(一方、思いも寄らない状態と、自分達を恐れて嫌い、泣き叫ぶとばかり思っていた少女が、
 真っ向から話しかけてくるのに戸惑ったリーダー格が、しどろもどろに説明していわく、
 この砦は何所もかしこも埃まみれで、建物の大半は崩れていて吹きさらし。
 ティスラを閉じ込めていた部屋が「一番まし」な状況だそうだ。
 ――周りを囲む男達は、ティスラと話しているリーダーや、あれこれと指示をもらってる少年を
 何だか羨ましそうに見ていた)

【リミット、了解しましたー。
 でも流れ的にそれよりも早く〆に持っていけそうな気もしますね】
549ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 01:04:34 ID:DLohiLXb
(リーダーらしい、山賊を自称する浮浪者の集団をまとめている人の言葉では、
ティスラが閉じ込められたこの部屋が「一番まし」とのこと。一番上等な部屋で
この状態なのだから他の部屋はどれだけの惨状を呈しているのか、想像するのも
怖かったが、それでもリーダー格の男性に向き合ったまま)
それではいっそ、この建物をきちんと掃除しませんか? 汚れたままの建物に
住んでいると心も汚れてしまって、悪いことをしても心が痛まなくなるって
聞いたことがあります。皆さんだって、悪いことをしたくてここにいるわけじゃ
ないんですよね? でしたら、一度建物と心をきれいにしてみませんか?
(ここで、リーダー格からこちらを見ている男たちに体を向き直る。少々
勢いをつけすぎたのか、つられるように胸が弾んで)
皆さんもそう思いませんか? どうせなら、キレイな部屋で気持ちよく生活したいと
思いますよね。そんな部屋を、自分の手で作りませんか?
(作り物でない笑顔を向けながら、やや首をかしげる。そのための掃除用具も
この部屋に集まっていた)

【ですね。これでみんなが掃除を始めてくれて、ナイトメアさまがここに来たら
〆直前な雰囲気ですものね】
550ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 01:32:04 ID:pN/uK8QZ
(油断なく周囲に目を走らせながら、滑る様に音も無く廃砦を進む女が、視界の隅に動くものを捉え、
 刹那、表情を険しくする……が)
……。
(それは敵影などではなく、もう役目を終えた建物の窓枠に残滓の様にからみついていた、
 おそらく元は紗幕かカーテンか何かであったのだろう、分厚いボロ布であった。
 瞬き一つに合間に判断を下した女は、その場で腰に佩いていた剣を抜くと、抜き身の白刃を
 ボロ布で包み、右手に下げ持って再び崩れかけた回廊を進み始めた)

(――剣を抜くと鞘走りの音が響く。抜き身の白刃は光の反射で敵に位置を知らせる危険性がある。
 故に敵に音が届く前に、こうして抜き放った剣を布で包めば、隠密性と必要な時に即座に
 刃を振るえる即時性を同時に得ることが出来るのだ。
 ――敵は、近い。
 近付く気配に意識を向ければ、人の気配は一つの場所に集まっている様だ。
 女は、焦りも憂慮も……全ての感情を消し去り、戦場で見せる「悪夢」の
 静謐なる闇を湛えた漆黒の瞳で前を見据えて、剣の柄を握り締めた)

【――一方、女が意識を向けている、その場所では……】
(誘拐してきた女性に諭されて戸惑っていたリーダー始めとする面々であったが、
 「悪い事をしたくてここにいるわけじゃないんですよね?」との問いかけに、
 今にも泣き出しそうに、くしゃりと顔を歪め――……)
「そうだよ!俺達だって俺達だって……!」
(そのままの勢いで、異口同音にそれぞれが思いの丈をぶちまけ始める。
 何しろ10人近い人間が、一辺に口を開いてああだこうだと、がなり立てるものだから、
 全てを聞きとるのは至難のわざだが、彼らの話しを纏めて要約すると……、
 故郷の村が戦火に焼かれ、耕す田畑も帰る家も何もかもを失った難民。
 それでも村の多数の者は、他の地を一から開墾するなりで、新たな生活を切り開こうとしたが、
 元が農耕に適さない荒れ果てた地と、貧しく、戦火に怯えるみじめな暮らしに嫌気がさした
 一部の若い男衆が集落を飛び出したなれの果てが彼らであるらしい。
 ――最初はまともの一旗あげるつもりであったが、鍬をふるったことしかなく戦い方もしらない
 彼らに、戦場働きが出来る筈もなく……初戦からして、ほうほうの体で逃げ帰り、
 その後、盗みをはたらいたり戦場跡で死者の所持品を漁ったりしながら、なんとか生きてきたが、
 本当ならば、悪事を働いて人に後ろ指を差され嫌われる様な生き方はしたくなかった、と)

「きれいに……なれんのかな……こんな汚れちまった俺達でも……」
(急な事に未だ戸惑いのあった山賊―もどきの浮浪者達―であったが、
 向き直ったティスラの見事な胸の揺れと、心からの笑顔が止めとなった)
「俺……やるよ!」
(最初に部屋を見に来た、あの男の一言がきっかけで、全員の心が一つになった。
 薄汚れやつれた顔で……しかし目だけは輝きを取り戻して、口々に賛同の意をとなえて)
「で、姉ちゃん、俺はなにすりゃ……!」
「ばか!俺が先だ……!」
(先を争う様にして、ティスラの指示を仰いだ。
 ――最早、今の彼らにとって、彼らに新たな変化を促したティスラは女神にも等しかったk)
551ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 01:49:06 ID:DLohiLXb
(ティスラの言葉のうち、どれが彼らの心に届いたのかは分からないが、まるで
神の前で懺悔をするかのように胸のうちを吐露しはじめる男性達。みなが口々に、
しかも同時に語るので、ティスラには聞き取れていない方が多かったが、それでも
自分が城にたどり着くまでの苦難と変わらないほどのそれを味わってきたことだけは
感じ取れた。ゆっくりとまたリーダー格の男性に向き直り)
…辛かったんですね…。
(その手を握ろうと、そっと手を伸ばす)
でも、もういいんですよ。心と身辺をキレイにしていれば、どんな逆境にも
負けない強さをもてますから。そしてそれは、いつか皆さんが幸せをつかむ
きっかけになりますから…!

えっとそれじゃ…。
(我先にと詰め寄るように指示を求める男性達に、自分の言いたいことが伝わったと思い、
改めて笑顔を向けて)
この中から5人の人は、それぞれ箒を持って、部屋や廊下の蜘蛛の巣を払ってください。
その際に、埃が立ちすぎないようにやさしく払ってくださいね。
あとの人は、バケツじゃなくてもいいので大きめの桶に水を汲んできてください。
天井から埃を落とした石床は、水をかけてその水を拭き取れば一気にきれいになりますので。
あ、一人だけ私のそばにいていただけますか? 雑巾代わりになる厚手の布とか
探したいので、どこに何があるのか教えてほしいんです。
(すぐそばまでナイトメアが来ていることに気付かないまま、男たちに掃除の指示を
与えていく)
552ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 02:08:42 ID:pN/uK8QZ
(ゆっくりと、しかし着実に歩を進めて女はとうとう、人の声が聞こえる所にまで辿り着いた。
 話の内容が分かる程、近付いている訳ではないが、女はそこで足を止めた。
 相手の声が聞こえるという事は、同等に此方の立てる物音も相手の耳に届くという事であり、
 相手の姿を目で捉えられるという事は、等しく此方も相手から見えるという事でもある。
 ――此処からが正念場である、といえた)
……。
(女は光源と反射の位置に神経を払ってから、刀身に巻いた布を剥がす。
 壁を背に、柱の陰に隠れながら、手にした剣を掲げ持つ。
 ――鏡の様にして離れた角度を映し、己が身を隠しながら、敵と救出すべき少女の位置を
 探ろうというのである)

(僅かに、僅かに、細心の注意でもって手にした剣の角度を調整する。
 細身の剣に映るのは、小柄な少女を囲む10数人の男の影――。
 少女の無事に内心、胸を撫で下ろしながら攻撃の機会を計っていた――……)

【――一方、その頃の壁と柱の向こう側では】
(ティスラの細く、柔らかい手で手を握られたリーダー格の男は、最早、感涙にむせび泣きそうであった。
 それは他の男達―床を磨いていた少年ですら―が、嫉妬と羨望の入り混じった射抜かんばかりの
 視線で睨んでいた)
「有難う……有難う……!ああ、あんたは本当に女神さまみたいだ!」

(指示を受ける時、ティスラは自分の方を向いてくれ、自分に微笑みかけてくれる!
 男達は無我夢中になって誰よりも先にと、ティスラの指示を受けようとしていた)
「蜘蛛の巣だな!」
「俺は水を……!」
「あ!ずるいぞ、それは俺が……!」
(中には気が急くあまりに、箒やバケツの奪い合いをする者すらいて、場はちょっとした騒ぎになった)
「あ!俺俺!たしかどっかにボロ布が残ってんのを見た!!」
(一人の男が、ここぞとばかりに挙手して告げる。
 ――因みに男が言うボロ布は……彼らの知る由もないことだが……今、彼らを皆殺しにせんと、
 ひっそりと彼らの様子を窺う女の手にした、この場を映す剣に、巻きつけていた例の布だったりする)
553ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 02:23:21 ID:DLohiLXb
そんな、おおげさですよ。わたしはただのお城の雑用係なんですから。
(組織のリーダー――今ティスラが手を握っている男性――に、他の男性からの
視線が集中する。嫉妬という負の感情が多分に含まれた、視線に熱があるならば
リーダーが燃え尽きそうなほどの視線が。そしてそれはティスラに向けられたものではないので、
その感触を感じ取ることはなく)
それじゃ、掃除を始めましょうか。

(我先にと箒やバケツを持つ男性達。騒ぎとともに、奪い合いになりかけているところもあり)
あの、順番にお願いします。壊れやすいですから取り合いしないで…!
(壊れかけのバケツに左右からかけられている手にそっと自分の手を重ねて)
掃除は、奪い合いじゃないんです。自分ができることを、心を込めてすればいいんです。
道具がないなら他のもので代用できないかとか、他に自分にできることがないかとか、
考えてみてください、ね?
(一つのバケツをつかんでいる二人に、笑顔を向けて)

あ、では、その場所に案内していただけますか? 雑巾はたくさん必要ですから。
(布が残っている場所を知っているという男性のそばに寄り、歩き出してくれるのを待つ)
554ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 02:46:05 ID:pN/uK8QZ
(何やら急に騒がしくなった。
 男達が一斉に何かを言う声と、それに掻き消されそうな少女の声とが、城壁を揺らす風の音と重なりあい、
 広い壁と天井に反響して不協和音を響かせる。
 情景を映す刀身の中で――少女を囲んでいた男達が動き出した)
――っ!!
(賊どもが行動を起こした、という事は少女に危害を加える前触れの可能性が高く、切迫した状況であり、
 同時に攻撃を仕掛けるチャンスでもあった)

(――男達は何故か他方に散る様に動き……少女の傍に一人だけが近付いて行く。
 最早、迷っている暇はない。女は片手に剣を、もう片手に先程、剥がしたボロ布を握り締めて、
 柱の陰から踊り出た――可能な限り身を低くし、最後の一瞬まで影に隠れる様に移動して……、
 ――――一息にティスラ達がいる室内へと踊り出た!)

【――――そして、その時は訪れる】
(ティスラにやんわりと手を触れられた二人の男は、見る間に薄汚れていても分かる程に赤くなり、
 子供の様に素直な返事を返して、バケツの奪い合いを止めて、仲良く水を汲みに行こうと
 背を翻した。
 ――そして、案内を頼まれた男が満面の笑みでティスラに近付いて、頷こうとした、まさにその時だった)

……はぁっ!
(壁の作る影の中から、黒影が飛び出して来たのは――。
 黒衣を纏い、黒塗り鞘の長剣とボロ布を握り締めた女は、左に持った布切れを、水を汲みに行こうと
 していた男達に被せる様にして叩きつける。
 頭上から布に襲われ、何が何やら分からないまま顔を覆われて視界を奪われてもがく彼らに
 目もくれず、一挙動の一閃でティスラの傍に立つ男に斬りかかり――……)
……え?
(此処でようやく、様子がおかしい事に気付いた。
 床に這いつくばって掃除する少年、めいめいがらくた未満の掃除用具を手にした男達……、
 何よりも、全く緊張感も恐怖心も見せていないティスラ……)

(――唸りをあげて男の血を吸わんと迫った白刃は、間一髪、髪一筋程の距離でぴたり、と止まる)
…………。
ええっと……どういう事……?これ……?
(男の首筋に剣を吐きつけた格好の黒衣の女が発した問いは、ある意味、その場の全員の
 疑問でもあっただろう。
 ――沈黙が蟠る中、ただただボロ布の下でもがく二人の男の呻きだけが響いていた――)
555ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 02:59:11 ID:DLohiLXb
(全ては一瞬に満たない間に起こった。壁の影から、その影よりも黒い何かが飛び出して
鋭く光るものがティスラの道案内をしてくれている男性の首筋へと襲いかかり…
直前で停止する。その禍々しいまでの光に目を灼かれ、その場にしゃがみこんでしまい)
ぁ、あ…?
(何があったのか、誰が何をしようとしたのか理解できないまま、おそらく一瞬以上の
時間の経過の後、聞き覚えのある声がこちらに質問してきて)
…えと…。多分、それはこちらの聞きたいことになるかと…。この人たちは、
この建物を掃除するところで、それでわたしが掃除の方法とか教えてあげていて…、
(その時、背後からくぐもった呻き声が周囲に漏れだした。それは、たった今
ナイトメアが投げつけた布に絡め取られた哀れな男二人の悲鳴であった。あわてて
その布を外してあげる。その時、ナイトメアがここまで来た理由に思い当たり)
ひょっとして、さらわれたわたしを助けに来てくださったんですか? だとしたら嬉しいです。
(取り払った布を脇に置き、ややぎこちない微笑をナイトメアに向ける)
556ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 03:07:41 ID:DLohiLXb
【申し訳ありません、大分眠気もしてしまったので、凍結をお願いしたいのですが
よろしいでしょうか?】
557ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 03:16:06 ID:pN/uK8QZ
……掃除……この建物を……?この人達と……?
(急に現れた女に殺されかけた男達や、馴染みのない荒事にいきなりさらされたティスラは
 何が何やら訳が分からないといった所だろうが、それは助けに来た筈の人物が、
 誘拐犯に掃除を教えている、とか言われてしまった女も同様であった)
……ひょっとしなくても、その通りなんだけど……ね。
(何だか力が抜けてしまった気がして、肩を落としながら答えを返し――どうやら敵ではなさそうな、
 誘拐一味の男の首から剣を離すと鞘に納める)

(しゃらん、という刃が金属製の鞘を滑りぬける音が、妙に白々と埃だらけの部屋に落ちた)
……でも……まぁ……とりあえず、貴女が無事で……元気そうで良かったわ……。
(それでも、ぎこちなくはあったが笑顔を向けられれば、やはり安堵がわきでてくるもので。
 女もまた柔らかく微笑みを返して)
さて、じゃぁ……まずは最初から事情を聞かせてくれる?
どうして誘拐された貴女が、掃除を教えてるなんて愉快な事になったのか……。
(商人の目撃証言からして、この男達が誘拐犯である事は間違いない。
 なのに何故……何がどうなって、こんなにほのぼのとした事になっているのか……。
 あれだけ緊迫して救出活動に向かった自分は一体なんだというのか……、
 とりあえず、胸に去来する感情を色々とあったが、まずは事態の推移を説明してくれ、と望む)
ああ……革命軍に通報する様に言っておいてから……きっとそう遅れずに
城からも一部隊来るんじゃないかしら。
彼らにも……ね。

(――さて、春の嵐と共にもたらされた革命軍の雑役婦誘拐事件は、この様にして幕を閉じた。
 この後、改心し、ティスラのとりなしを受けて革命軍にて、更生と社会復帰に励むことになった事や、
 元山賊の誘拐犯が暫くはティスラの信奉者の様に後をつきながら、掃除や洗濯の技を習っていた事、
 習得した技術をもって、各所に掃除に回る「お掃除団」として第二の人生を出発する次第になった事は
 …………また、別の機会に語られる話であったろうか)

(――いずれにせよ、城勤めの平凡な少女が、語り草になる武勇伝を刻んだのは間違いなかった)

【それでは此方はこんな感じで〆にしますね。
 結局、リミットをオーバーしてしまって、ごめんなさい】
558ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 03:17:38 ID:pN/uK8QZ
>>556
【ああっと、リロードミスをしておりました!
 一応、こんな感じで〆にしましたので、眠気が辛い様でしたら、これで〆にしてしまっても、
 或いはまた後日にでも〆レスを投下してくださっても……です】
559ティスラ ◆5VTzaZek0A :2010/05/05(水) 03:23:03 ID:DLohiLXb
【〆のレス、読ませていただきました。このレスに付け加えると蛇足になりそうなので、
こちらのレスはせずにこれで終了にさせてください】
【とても楽しい時間をすごさせていただいてありがとうございます。そして、
ナイトメアさまのみならず山賊の方々まで動かしていただいて負担が大きかったのではと
反省しております。もし次回お会いできた時は、ナイトメアさまにももっと楽しんで
いただけるよう頑張ります】
【それでは、これで失礼します。お休みなさいませ…】
560ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/05(水) 03:31:15 ID:pN/uK8QZ
【いえいえ、私も楽しかったですよw それにしても当初はもっとシリアス路線を想定していて、
 「あーティスラさんに後々、重苦しい影響がない様に……未遂で(←)助けられる設定にしなきゃ」
 「よし、御都合主義に、現場近くにいたことにしよう!」とか色々と考えを巡らせていたのが、
 まるで嘘の様な展開に!
 私の思いつきにティスラさんがアイディアを追加してくださって、
 良い意味で予想が裏切られる楽しいロールとなりましたw
 山賊パートとビオティーテパートで、どうしてもレスが長く、遅くなってしまったのが申し訳ないですが……、
 ティスラさんの新たな一面にも触れられ、私的には大満足でした♪】

【ではでは本日は遅くまでの長いお付き合い、本当に有難うございました!
 これの後日談でも別のシチュでも……また次にお会い出来る機会を楽しみにしておりますね。
 それでは、御休みなさいませノシ】
561名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 17:57:37 ID:rzm9M8Hr
562ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 19:35:32 ID:x7o5Neq6
【待機させてもらおうかの】
【わらわのプロフィールは>>217を参照するがよい】
563ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 19:53:38 ID:++6NbayR
【お初にお目にかかる。邂逅スレでも酒場での雑談でも…と言いたいところなのだが、
現在所用の途中につき、ロールできない状態でなのだ。9時には終わる予定なので、
もしその頃に予定が空いておればロールをお願いしたいのだが、以下がであろうか?】

【9時近くに、改めてスレを確認させていただく】
564ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 20:02:44 ID:x7o5Neq6
【ジャグレス殿とは初めてになるのかの?】
【せっかくのお誘い、悦んで受けさせていただくとしよう】

【ではわらわも9時に改めて顔を出すとして、一旦席を外すかの】
【男と逢瀬するには、女にも準備が必要じゃ(クスクス】
【ではまた、後ほど・・・】
565ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 21:01:08 ID:++6NbayR
【ロール伺いを受領したいただき、感謝する。こちらのプロフは>>235である】
566ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 21:05:40 ID:x7o5Neq6
【待たせたの?】
【さて、今宵のロールじゃが、ジャグレス殿は何か希望のシチュエーションはあるのであろうかの?】
567ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 21:08:53 ID:++6NbayR
【いや、希望シチュと言えるほどのものはなかった。ただ、俺のプロフには「オカリナが吹奏できる」
とあるのにそれを生かせていなかったので、今回かなうならそれを絡めてみたかったとは考えていた】
【精霊術師ノネットには腹案がおありだろうか?】
568ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 21:18:42 ID:x7o5Neq6
【ふむ、では月夜の湖畔でジェグレス殿のオカリナの音に惹かれ、わらわが姿を見せるというのはどうであろうかの?】
【初めての邂逅とするか、すでに顔見知りであるかはジャグレス殿に任せたいと思う】
【そして雰囲気次第では、エロールにまで発展できると嬉しいのじゃがな?(クスクス】
569ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 21:23:08 ID:++6NbayR
【承知した。では精霊術師ノネットの提案に従い、湖畔での邂逅としたい。書き出しは
こちらでする故、しばらく待たれたし】
【ただ…、こちらの設定では肌を重ねるどころか女性に触れるだけでとても重い意味を持つゆえ、
そちらが触れようと手を伸ばしてもやや逃げ腰に避けるため、エロールは難しいと
思っていていただけると助かる】
570ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 21:32:28 ID:++6NbayR
(戦勝記念の凱旋パーティー、といえば聞こえは良い。しかしその実は、帝国と革命軍が互いに
数多の戦死者を出し、かろうじて勝ったと言えるだけの戦果を残せたため、犠牲による
厭戦気分を払拭するための乱痴気騒ぎに過ぎない。そしてジャグレスは、そういった
無意味な宴は好きではなかった。ただ酒を飲み、狂ったように笑い歌う同僚達を尻目に、
ややうんざり顔で宴会場を出た。見上げると、十六夜の月がこちらを見ている)
あの月からは、俺たちの戦いはどのように映っているのだろうか…。いや、俺は
俺のできることをするだけ、だな…。
(やや肩を落としつつ、通用門の一つへ歩いていく。革命軍の城は周囲を湖に囲まれているため、
正門以外は警備が厳重ではない。その通用門も同僚が警備していたため、簡単な手続きで
外に出ることができた。そのまま、湖の水際まで歩いていく。靴先が水に濡れる直前で
立ち止まり、そのまましばらく湖を見ていた)

【改めて、よろしくお願いする】
571ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 21:46:35 ID:x7o5Neq6
また馬鹿が一人、逝きおったか・・・。
(革命軍の戦勝パーティーが繰り広げられている夜のこと、城の物見塔で月を仰ぎ見る狐耳の女の姿があった)
(女は革命軍で若い魔法使いの指南役を務めるようになり、これまでに何人もの魔法使いや魔法戦士を育てて来た)
(その生徒であった一人の若者が、今回の戦で命を落としたらしい)

こういう事はいつまでも慣れんな・・・。
・・・ん?
(眼下に目をやると、パーティーの最中にも関わらず城の外へと向かう大柄な一人の男が目に留まった)

ふむ・・・。
(今更酒を飲みに騒ぎに戻る気にもなれず、ふと気になったその男を追ってみようかと思い、ノネットは塔を降り始めた)


【まぁ、女と言ってもわらわの正体は幻獣・・・しかも本体ではない魔力が実体化したものじゃ】
【ノーカウント扱いで、オカリナ同様に提示できるシチュの一つをクリアしてみるのも一興かもしれぬぞ?】
【しかし異性と肌を触れさせないことがジャグレス殿の信念であれば、そこは尊重したいが・・・】

【では今宵はよろしく頼むぞ?】
572ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 21:59:21 ID:++6NbayR
(己のすぐ足元で、満々と水を湛える湖。軽く膝をかがめ、指先を水で濡らす。
そしてゆっくり立ち上がり、濡れた手を軽く振って水滴を振り払う)
いや、陰にこもる考えはよくないな。気を変えねば明日からの仕事に差し支えるか。
(大きく息を吐き、水際から数歩下がる。その場に腰かけようとした時、脇腹の
ポケットに違和感を覚え)
持ってきていたの、だな。
(ポケットから「それ」を取り出す。何の気なしにそれを眺めていたが)
まぁ、こんな夜にはいい代物かもしれないな。
(それ――素焼きのオカリナ――を構え、大きく息を吸い込み、ゆっくりと吹き込み
始める。蛙の鳴き声が少しだけ治まった音のすき間に、オカリナの悲しげな曲が
流れるように染み入っていく。砂漠の神のもとに召された戦士を送るための曲が、
周囲の雰囲気を壊さない程度に響いていた)

【失礼ながら、「それでもなお…」と言わせていただきたい。ジャグレスはエロールを
想定していなかったし、そうなるとしても本当に親しい女性のみと考えていた。
軽々しく女性に触れようとはしないゆえ、どうかご容赦いただきたい】
573ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 22:15:52 ID:x7o5Neq6
確か、こちらの方じゃと思ったが・・・。
(物見塔を降りている間に男の姿を完全に見失ってしまったようで、城の外へと出て周囲を散策する)
(城内の騒ぎが一転して、風と虫の音しかしない静かな夜の湖畔をとぼとぼと歩く)

・・・ん、これは?
(風に乗って、どこからともなく繊細な吹奏楽器の音が聞こえて来る)
(目を閉じ、大きな耳をより大きく立てて、その音の聞こえる方向を探る)

こちらかの・・・?
(オカリナの音の流れて来る方向を察知し、そちらに向かって歩を進める)
(するとしばらくして水際に近いところで、先ほどの大柄な男の背が見えた)
(普段の精神状態であれば「戦士の男が楽器など」と茶化すところであったが、今宵はそんな気にはならなかった)

良い音じゃな・・・。
少し聞かせてもらってもよいかの?
(男を警戒させない程度の距離を取って声を掛ける)
(風にそよぐ金色の髪をかき上げながら、どこか物憂げな表情で・・・)

【ふむ、では仕方がないの】
【ジャグレス殿にいつか親しい女性とやらが現れるよう祈らせてもらうとしようかの】
574ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 22:24:45 ID:++6NbayR
(風の音虫の声を邪魔しない音色が、夜の空気に染みわたっていく。その調和の中に、
不意に女性の声がまじり、オカリナの音が止まる。ゆっくりと声の方へ向き直り)
誰だ…と聞くのは不躾か。帝国の偵察兵ならわざわざ声をかけたりはしないだろうからな。
…好きにするがいい。
(再び湖へ顔を向け、オカリナを吹き始める。その音色は、死した戦友を悼むかのように
淡々と、しかし切々と響き渡っていた)

【願いを聞き入れていただき、感謝する。ちなみに、現在吹いている曲のイメージは
滝廉太郎の「荒城の月」と思っていただけるとうれしい】
575ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 22:38:42 ID:x7o5Neq6
ふふっ・・・感謝するぞ?
(女の扱いが不器用そうな戦士の答えに、どこか親ししみを覚える)
(先の戦いで命を落とした生徒である魔法戦士の出会った頃の面影に近いのだと気付く)

うむ・・・。
(座るのに都合の良い大きさの石を見つけ、そこに腰を下ろし、音色に耳を傾ける)
(どこか悲しい音色に、命を落とした戦士たちの鎮魂を祈る)

・・・・・・。
(ふと、オカリナを吹く男の横顔を伺い見る)
(この男も、誰か見知った者を失ったのだろうかと)
(そうしているうちに、胸元に僅かな違和感を覚える)
(ルーンの共鳴・・・それはこの男もまた、運命を共にする紋章の戦士であることを示していた)
576ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 22:51:02 ID:++6NbayR
(物悲しいメロディが淡々と流れる。しかしそれも程なくしてゆっくりと、小さくなっていく。
曲の最後の部分を吹きながら、背中に違和感を覚えていた。最初は背後の女性の
気配を感じ取っているものと思っていたが、それとも違う。では何かと言われると、
その答えを持ちえていなかった。その違和感を抱えたまま、ゆっくりと曲を終え、
オカリナから口を離して月を見上げ、散った戦友が砂漠の神の御許で安らかに
眠ることを祈った。そして背後の女性へ向き直り)
貴殿も、よく知る者を亡くされたのか? いや、答えなくてよろしい。今度の戦いでは
敵も味方もたくさん死んだ。それを知るからこそああやって、
(大まかな方向ではあるが、城の宴会場の方へ顔を向ける。そちらからは、わずかだが
兵士達の乱痴気騒ぎの笑い声や歌が漏れ聞こえており)
明日をも知れぬ命であることを忘れようとしている。それはそうと貴殿、俺を
知っていないか? 貴殿が背中から俺を見ていたとき、妙な違和感を覚えたのだ。
単なる人の気配とは違う、何かをな。貴殿は、それがなにか知っているのではないか?
(一歩だけ近寄り、女性の顔を見つめる。城の外のため、十六夜の月とはいえ
かなり暗い。その女性に人間らしからぬ耳や尻尾があると見てとれなかった)
577ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 23:03:56 ID:x7o5Neq6
ふふっ、気遣うなら始めから口には出さぬことじゃな。
主の配慮は70点じゃ。
(確かにお互いに失った者について語り合ったところで、ただの傷の舐め合いにしかならない)
(ならば語らず、尋ねずで正解なのであろう)
(アヤツらはわらわの記憶の中に生き続けるのだからと)

主は見たところ、前線で戦う兵士のようじゃな。
わらわは普段、城で魔法の指南役をしておる・・・。
(すでに気付いているであろう、耳を尻尾をピクリと反応させて示す)

・・・違和感というのは、これのことであろう?
(静かな笑みを浮かべ、ドレスの開いた胸元に手を添える)
(すると月下の元、肌に紋章が浮かび上がって見える)

わらわは賢者のルーンを持つ、精霊術師のノネットじゃ。
(真っ直ぐに男を見据え、同じ運命を持つ勇者に向かい立ち上がる)
578ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 23:19:40 ID:++6NbayR
俺の配慮は70点か。それはすまなかったな。
(ややぶっきらぼうに、それだけを言う。特に気分を害したわけではないが、
他者への気づかいや機微を推し量るのが少々苦手であったため、言葉が少なくなっていた)

…?
(先ほどまでは、月に薄いとはいえ雲がかかっていたため、周囲はかなり暗かった。
その雲も月から外れ、明け方ほどではないもののそれなりに明るくなる。その
月明かりのもとで、向き合っている女性の頭に飾りらしきものを見つけ)
あー…、いや、なんでもない。
(他人の服飾の趣味に干渉するのはよくないだろうと、質問をやめた)

(目の前の女性が、ドレスの胸元に手を添える。砂漠の部族の感覚では裸同然ともとれる
その服装から目をそらしてしまうが)
…っ!?
(同時に、背中に息苦しくさせるような灼熱感を感じ取った。これがなんなのか
分からないうちに、女性の方から自己紹介され)
そうか、貴殿もルーンを受け継ぐ者の一人なのか。俺もだ。ジャグレス・アル・ファヒム。
ジャグレスと呼んでくれるとうれしい。
(胸元を晒したままのノネットから視線をそらしたまま、こちらも自己紹介する。女性の
肌どころか女性そのものを凝視することは恥ずかしいことだと教わってきたため、
自分のルーンがなんであるかを言うのを忘れていた)

【リミットは何時と考えているだろうか。こちらは、遅くとも1時には終了したいのだが】
579ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 23:30:15 ID:x7o5Neq6
ほお、ジャグレス殿か・・・。
(意識的に自分から視線を外そうととするジャグレスに気付いて)

何じゃ・・・わらわの格好ごときで緊張しおるのか?
女を知らぬ年でもあるまいに・・・。
それで、ジャグレス殿は何のルーンを持っておるのじゃ?
(要領を得ないジャグレスに、歩み寄り、下から覗き込むようにして尋ねる)
(切れ長の瞳を細め、不敵な笑みを浮かべつつ、狐耳を大きく開いて・・・)
580ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/15(土) 23:30:58 ID:x7o5Neq6
【こちらも1時頃が限度じゃな】
581ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/15(土) 23:38:46 ID:++6NbayR
おっ、女を知る知らぬは個々人の差異が大きかろう。それに砂漠の男は、力か
財を示した者しか結婚を許されない。俺はまだその域に達していないというだけのことだ。
(そらした顔の先に、ノネットの顔がのぞきこんでくる。その顔と真正面から向き合ってしまい、
その下の開かれた胸元を一瞬とはいえ凝視してしまい、顔を真っ赤にしながら
逆の方に顔を向け)
こっ、これは失礼した! 俺が受け継いだルーンは「恐怖」、背中にある!
それより、聞いてよいか分からぬから、答えたくないなら答えなくていい。
その猫の耳と尻尾のような装飾は貴殿の部族の掟なのか? この城の住人にも
見かけたことはない。よろしければ、貴殿の部族について教えていただけると
ありがたい。
(あくまでノネットから視線をそらしたまま、ややうわずった声で質問する)
582ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/16(日) 00:03:55 ID:CRhvzKKp
ほぉ・・・。
古来より続く、過酷な砂漠の民ならではの掟じゃの。
力と財だけが女を幸せにするとは限らぬと言うのに・・・。
(長い時間を生きる賢者として、その風習の知識はあった)
(そしてそれに対して思うところがあるのもまた、様々な風習を知っているからこそ)

恐怖か・・・ふふっ。
女に免疫のない男が「恐怖」とは、なかなか愉快じゃの?
いや、戦闘ではさぞかし強いのであろうな。
(からかいつつもフォローは忘れず、再び顔を逸らすジャグレスを見つめる)

ん・・・装飾じゃと?
(耳と尻尾をピクピクとさせて)

わらわは人でも獣人族でもなく、狐の幻獣じゃ。
ある時は悪獣と呼ばれ、またある時は神とも称えられたこともある・・・。
今は帝国に本体を封じられ、魔力により実体化させた化身の身じゃがな。
(包み隠すことなく、自分の正体について語るのは、それが自身の戦う理由でもあるから)

ちなみに好きな物は酒じゃ。
わらわに酒を奢れば、何か願いを叶えてやれんこともないかもしれぬぞ?
何せ、わらわは「神」じゃったのじゃからの。
(様々な伝承や神話で神々が酒好きなのと、一時自身が「神」と呼ばれたことを引っ掛け)
(そんなことを冗談めかして、声を上ずらせるジャグレスに言ってみる)
583ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/16(日) 00:25:57 ID:x5O0JGrD
そうかもしれん。だが、力であれ財であれ、結婚して一家の主となるに必要なものではある。
それなくて家を、妻や子を守ることは難しい。だからこそ、砂漠の民は結婚するに相応しい
技量を備えているかどうか、厳格に見ているのだ。
(いまだに砂漠以外の地域に関する知識は多いとは言いがたく、反論とはいかない
程度の言葉で、視線はそらしつつも向き合おうとする)

笑わんでもらいたいな。免疫がないのではなく、砂漠の民の掟に従ってみだりに
触れようとしないだけだ。
(からかうような口調、というより雰囲気がノネットから伝わってくる。それに対し
やや憮然に近い口調で応えた)
無論、戦いで遅れをとったことはない。この膂力をもって敵をねじ伏せてきた。
そしてそれは、俺が衰えるまで続くだろう。だからこそ、おれは「鋼の竜巻」の
二つ名を敵味方の両方から奉られてきた。この名、当分返上する気はない。
(ノネットの胸元が見えない程度に顔を向け、少しだけ唇の端を上げる)

狐の、幻獣か…。そのようなものが存在するとは初耳だ。悪獣にも神にもなるとは、
どれだけの力を持っているのか、そばにいるだけで恐ろしい気がするが…
(言葉を途中で止める。しかし、帝国にその本体を封印されているということは、
じつはあまり力を持っていないのではないかとも思えるからだ)

願いを叶える、か。悪いが願いとは自力でなんとかするものだ。砂漠の神は言った、
「最初から神の助けを求めるような人間は助ける価値がない」と。だが…、
(ポケットから小さな瓶を取り出す。先の凱旋パーティーに先立って振舞われた
酒の小瓶だ。飲もうと思いつつもポケットに入れたままになっていたものだ。
それをノネットの前に差し出し)
今はないがそのうちできるかもしれん。助けはいらないが、助言はしてくれると
嬉しい。いつか貴殿の知識、貸してくれるとありがたい。
(やはりやや視線をそらしつつも、唇の端を少しだけ吊り上げる。本人としては
笑顔のつもりだ)
584ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/16(日) 00:45:33 ID:CRhvzKKp
ふむふむ・・・どうやら結婚願望はありそうじゃな。
(掟に従いつつも、決して向上心がないわけではなさそうな気配を感じ)

ほぉ、鋼の竜巻とな・・・?
それはなかなか・・・いや、かなり激しそうじゃの。
(ジャグレスは感ずくことはあるまいと思い、それとなくジャグレスの男女の営みを妄想してみる)

わらわは魔力こそ強いが、戦いに強いというわけではないからの。
確かあの時の呼び名は・・・男を色香で惑わす悪獣、知識を授ける神・・・じゃったかの?
それに帝国には酒に酔ったところを仕留められたものでな・・・。
あれは流石に迂闊じゃったわ。
(苦笑を浮かべ、ジャグレスの差し出した小瓶に視線を落として)

ふむ・・・ならば「神」としてではなく、「仲間」として主の願いを聞いてやらねばな?
(差し出された酒の小瓶を受け取り、後ろ手に持って)
じゃが、「仲間」ならば、ちゃんと顔を見て話せねばの・・・?
(子供に言い聞かせるかのように、上目遣いでもう一度ジャグレスを妖艶な瞳で見上げる)
585ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/16(日) 00:58:18 ID:x5O0JGrD
…?
(鋼の竜巻という言葉にノネットがなにを想像したのか分からぬまま、ほんのわずかだけ
首をかしげた)

なるほど…。酒に酔っていたがために封印されてしまったと…。砂漠の民の伝承に、
オアシスを荒らしていた悪鬼を酔わせてその隙に壷に閉じ込めた話があるが、
そのような…いや、貴殿を悪鬼に例えるのは失礼だな、すまなかった。
(言葉を途中で区切り、深々と頭を下げる)

(「神」ではなく「仲間」だと言って再び見上げるように覗き込んでくるノネットの
顔を、ややたじろぎながらではあるが正面から見据える。男としての本能を奮い立たせる
ほどの官能が体の奥で燻るのを感じながら、乱れそうになる呼吸を必死で整えつつ)
ああ…。だから、貴殿も困ったことがあったら言ってくれ…。俺で力になれることがあれば、
手伝おう。俺たちは、…仲間…だからな。
(「仲間」の部分の声が少々小さかったが、それでもしっかりとノネットを見据えつつ、
言葉を紡ぎだした)

【間もなくリミットなので、これで〆とさせていただく】
586ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/16(日) 01:08:48 ID:CRhvzKKp
ふふっ、では期待しておるぞ?
(いつか、ジャグレス殿に何を頼んでやろうかと思うと、なかなか愉快で)

さて、そろそろわらわも酒でも飲みに行くかの。
いつまでもここにおっては、わらわの分までなくなってしまうわ。
主がいくら強くとも、夜の野外は危険がつき物じゃ。
余り遅くならぬようにな。ではまたの?
(まぁ一歩前進とジャグレスの成長(?)を見届け、ヒラヒラと手を振って去っていくのだった)


【こちらもこれにて〆じゃ】
【今宵は相手を務めてくれて感謝しておるぞ?】
【では、さらばじゃ】
587ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/05/16(日) 01:12:38 ID:x5O0JGrD
【精霊術師ノネットの〆を確認させていただいた。楽しい時間を過ごさせていただいたことに感謝を】
【それではこちらも落ちさせていただく。よい夢に恵まれんことを…】
588名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 23:44:04 ID:AyxlpTso
浮上
589ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 20:45:37 ID:qyjCL9gx
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
590ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 21:27:17 ID:/OJ/2IRj
【|・)…】
591ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 21:28:09 ID:qyjCL9gx
【おや。今晩はノシ お久し振りですねw】
592ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 21:30:55 ID:/OJ/2IRj
【|∀・)ミツカッチマッタ】
【おー…なんかかなり間が空いちまったもんで勝手を色々と忘れちまったが。】
593ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 21:33:33 ID:qyjCL9gx
【それは見つけますともw そしてなんだかんだで一カ月ぶりほどですか……。
 時間がおありなら、リハビリがてらに軽いロールでもしていきますかー?
 避難所に場を移しての雑談でも構いませんが】
594ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 21:38:48 ID:/OJ/2IRj
【今見てきたら余裕で1ヶ月以上来てなかったみたいだぜ…】
【4月の頭が最後くせぇ】

【シチュは任せた。久々だし思いつかねーや】
595ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 21:46:27 ID:qyjCL9gx
【もうそんなにですか……;時が経つのは早いものですねー……】

【シチュについては了解です。ではでは私からの提案としましてはー……。
 1・私が手持ちの短剣のメンテをしている所に、本職のラスティさんが通り掛って……。
 2・大食らいと大酒呑みで、酒場で酒宴でもしてみたり。
 3・武器作りに必要な特殊な金属の取れる鉱山に魔物が棲みついてさあ大変!二人で退治に行くことに。
 4・戦で傷んだ武器の修繕を頼みにラスティさんの鍛冶場を訪ねてみる。
 5・酒場か何処かで、どちらかの喧嘩にもう片方が巻き込まれる。
 ……と、私からの提案としましては、こんな感じですが
 ラスティさん的に良さげなモノはありましたでしょうか?】
596ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 21:56:26 ID:/OJ/2IRj
【飯シチュは前もやったし流石に…と思う部分があるからパスだ。】
【となると残りの1・3・4・5だが…】
【3はちぃっとしんどい。ブランクがあるしな】
【となるとやはり4かね?】
597ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 21:58:19 ID:qyjCL9gx
【そうですねー。ある意味一番オーソドックスなシチュですが、それ故にリハビリには丁度良いかと。
 ではでは書き出しはどちらからに致しましょう?】
598ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 22:02:40 ID:/OJ/2IRj
【じゃぁすまねぇがそっちからで頼むー】
599ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 22:04:01 ID:qyjCL9gx
【了解ですー。今から書き出してみますので、少々、お待ちをー……】
600ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 22:12:20 ID:qyjCL9gx
ここの角を曲がって……っと。
確か、こっちで良かったはずだけど……。
(湖に囲まれた城砦の一角、主塔部分からは外れに位置する場所を黒衣の女は歩いていた。
 手にしたメモに記された道順に従って、目的地を探してそぞろ歩く女の腰では黒塗りの鞘に包まれた
 細身の長剣が揺れている。
 先の戦で傷みの見えた剣を修繕してもらう為に、武器鍛冶を得手とする鍛冶屋の元へと赴く途中であった)

……ここね。
(時折、メモに目を落としつつ暫く道を辿っていると、もうもうと天へと昇る煙が見えた。
 おそらくあれが、鍛冶仕事の場であろう)
ごめんくださーい……。
誰かいるかしら……?
(扉の前で立ち止まり、そっと声を掛けてみた)

【ではでは、こんな感じで本日も宜しくお願いしますね】
601ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 22:34:22 ID:/OJ/2IRj
(最後の一仕事、この瞬間に武器というものは初めて産声をあげるってもんだ)
(俺の銘と共に、桐の花をあしらったシンボルを刀身に彫り込む)
(汗に塗れた手でカリカリと一字一字彫り込む瞬間はたまらねぇ)
……ふぃー…出来た出来た。
この金属光沢…やっぱ出来たては惚れ惚れすんなぁ。
(日光を受けて銀色の輝きを返す大剣の刀身に見ほれちまってた俺は、)
(そこでようやく扉の外で誰かが呼んでるのに気付いた)
あー?
はいはいはい、一体どこのどいつ様ですかっと。
(剣を肩に担ぎながら、どかんと乱暴に扉を開け放ってやった。)

【腹が痛くなって遅くなった、わりぃわりぃ】
602ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 22:52:33 ID:qyjCL9gx
(中からどたどたとした足音と声が聞こえて来てはいたので、いきなりと言う事もなかったし、
 心の準備も出来てはいたとはいえ、やはり蹴り破らんばかりの勢いで扉が開かれると、
 どうしても驚いてしまうというか、身が竦んでしまうもので……)
……っ。
あ、あの……。
(びくっと肩を震わせ、数歩下がり、来訪の目的を告げようとした所で、扉の外から差し込む
 初夏の日差しに照らされた相手の顔に、見覚えがある事に気付いた。
 そう、日の光を白銀に反射して輝く、真新しい剣を肩に担いだ男は、いつぞや湖畔の小道で、
 腹が空いたと騒いでいた人物であったのだ)

……あら?貴方は確か……ラスティ……だったかしら?
(女が今日、ここを訪れたのは、ここで鍛冶場を開いているのが、
 既知の間柄の人物だと知っていたからではなかった。
 元々、武器の修繕等は、城下にある武器を扱う大きな店へと赴き、そこへ依頼していたのだが、
 つい先頃、ことに武器に関する取り扱いを得意とする鍛冶屋が城内で鍛冶場を設けたらしい、との
 情報を小耳に挟み、更に彼女にその情報を伝えた人物の強い推薦があったからだ。
 評判も上々らしく、かなり熱心に、その鍛冶屋を勧めてくれた顔見知りの兵士が、
 わざわざ鍛冶場までの地図を書いてもたせてくれた、というわけだ)
お久し振り。新しく鍛冶場を開いた鍛冶士って……貴方のことだったのね。
……私のこと、覚えているかしら?
いつだったか、差し入れのお弁当を分けてあげたことがあったのだけど……。
(――そんな、事情であった為、扉を開けて出て来た相手が、いつぞやの腹ぺこさんだった事は、
 彼女にとっても意外な出来事であった)

ええっと……先の戦で刃零れした剣の修繕をお願いしに来たのだけど……。
今、受け付けてくださるのかしら?
(そんなに深い知り合いでは無いとはいえ、まったくの初対面よりは、やはり顔と名を知っている
 人物であった事で、幾分か女の緊張も薄まったらしい。
 強張っていた肩から力が抜け、浮かべる表情も柔らかいものになっていた)

【御気になさらずー。しかし体調が宜しくないのなら、無理はなさらず……です。
 ここで凍結にしても、始まったばかりですので破棄にしても……。
 いずれにせよ、リアルのお身体を一番に考えてくださいね】
603ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/20(木) 23:13:18 ID:/OJ/2IRj
んぁ?
何だ姉ちゃん、びくびくしちまって。
(外に居たのはこの糞暑いってのに黒尽くめの姉ちゃん)
(ん?だがなんとなく知ってる顔のような?)

そうだ、俺がラスティだが?
差し入れ、弁当…?
あー…、あー!あったな、確か。やっと思い出したぜ。
名前はなんつったっけな?忘れちまった。
(道理で見たことがあるはずだ、)
(この姉ちゃん、結構美味いメシを持ってたあんときの奴だ)

剣?何だ姉ちゃん、そんなほせぇ体の癖して兵士か?
全く肝が据わってらぁ。女なのに剣を手にとるたぁな。
まぁ、今丁度一仕事、俺の持ってるこいつを完成させたばかりでな、手は空いてるぜ。
(それじゃこいつは扉に立てかけて、っと。)
(大男用に作ったやつだから姉ちゃんの身長より長ぇな、うん)

【大丈夫だ、大丈夫。】
【ただやっぱ久しぶりで筆がおせぇのなんの…】
604ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/20(木) 23:40:14 ID:qyjCL9gx
大丈夫……。ただ……あんまり元気が良すぎるものだから、びっくりしただけよ。
(勢いに押され気味であったのも、やはり知った顔となれば多少は緩和されるのか、
 緩やかに小首を傾げて微苦笑しつつ答える様子は、すっかり落ち着いたものになっていた)

私の名は「ナイトメア」……革命軍に雇われた傭兵よ。
そう言えば……あの時、名乗ったかしら……?すっかり忘れてしまったわ……。
(改めて名乗りを―いつもの癖で仇名の方だが―を返してから、以前の邂逅で名乗ったかどうか思いだせずに
 小首を捻っては考え込む素振りを見せる。
 ――ただ単純に時が経ちすぎて忘れてしまった……と、いうよりは、あの時の食べっぷりに圧倒される余り、
 他の事柄が記憶に残り難かった所為でもあった。
 最も、その辺りは「差し入れ」「弁当」のキーワードで此方を思いだしたらしい相手を見れば、 
 余り気にするべき事柄では無いのかもしれない、とも思ったが)

……一応、ね。さっきも名乗ったけど、傭兵よ。
(常に帯剣しているとはいえ、黒塗りの鞘柄の長剣と、同じく黒皮の剣帯は、黒衣に紛れて見分け難い。
 元より、その辺りを計算に入れての黒拵えである。
 何よりもか細く華奢な自分の見掛けが、荒事とは無縁に見られがちなのも承知の上であるので、
 剣を生業とする身である事に異をとなえる様な発言を受けても、むきになって反論する気は起きない)
それは……丁度良かった……の、かしら。
では一仕事を終えたばかりで大儀な事で申し訳ないけど……お願いしてもいいかしら?
これなのだけど。
(置かれた時に地響きすら立てそうな、長大な大剣を呆れた様に見やってから、自らの腰に差した剣を抜く。
 しゃらん、と、涼しげな鞘走りの音と共に抜き放たれた長剣は、扉脇に置かれた、
 一体、誰がこんな得物を使うんだ、と、疑問に思う程の威容を誇る大剣に比べるべくもなく、
 身幅も狭く、厚みも薄い細身の剣であった。
 ――戦場で幾人もの血肉を啜った刃は、決して取れる事のない曇りが浮かんで、
 照り返しも煌めく新品の鋼とは異なり、日の光に鈍い輝きを返す。
 持ち主相応に華奢な剣は、しかし剣身は長めの造りになっていて、
 幅の薄さとあいまって余計に細長い印象を強くしている。
 剣は長く、薄くなる程、折れやすくなるものだ。元より打ち合う事を想定して作られていないのだろう。
 起こりが片刃になっていて、切っ先側の三分の一程が両刃という変則的な構造の剣身の、
 切っ先側の両刃部分に、大小幾つかの刃零れが見える)

【体調が大丈夫なら良かったですー。
 私の方も長文長考気味なので、レス速度については御気になされず……】
605ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/21(金) 00:10:32 ID:Y8m8UKk0
ナイトメアな。まぁ今度こそ覚えるだろうぜ。
そもそもお前の名前自体を忘れてたからな、
名乗ったかどうかなんて全く覚えちゃいねぇや。
(正直メシの美味さぐらいしか覚えてねぇー…)

なんだ、服装だけじゃなくて鞘まで黒か…
この糞あちぃ日中によくそんな格好できんな。感心するわ。
(ま、俺が暑いのは火の傍にいるからっていうのもあるんだろうが…)
(それでも炎天下の中この服装はちっと真似はできねぇ、いや、したくねぇ)

へぇ…奇妙な剣だな。ひねくれてやがらぁ。
ま、どんな剣でも直してやるよ。寿命じゃねぇ限りな。
(工房の奥からでかめの5種の砥石と水を引っ提げ、)
(早速作業に取り掛かるとするぜ。)
随分と長く使ってるみたいだが、修理は今回で最後だと思っといたほうがいいぞ?
そろそろ寿命も近い気がするぜ?こいつ。
(デカイ刃こぼれはまず一番粗い砥石でがりがりやっていく。)
(そこから徐々に細かいもので仕上げていくって手順を踏むぜ)

【そろそろ眠気がビッグバンだぜ…】
606ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/21(金) 00:26:31 ID:OuFW+K4J
良く言われるけれど、ね……。
もう、慣れたわ。ずっと続けている慣習みたいなものだもの。
それに涼しげな格好をしたとしても、どの道、髪は真っ黒だもの。感じる暑さは、大差ないっていうか。
(辛気臭くて気が滅入る、年頃の娘にしては華が足りない、等と並んで、装束については
 良く―特に夏場―言われる感想、「暑そう」に対して微苦笑で答え)

捻くれている、とは言いえて妙、ね。
(突き刺しにも斬りにも用いる事が出来、刃の形状から戦法を窺わせない、変幻と惑乱の為の剣。
 技巧と身のこなしでもって敵を欺き、翻弄する戦い方を得手とする持ち主と合わせて、
 彼女の剣と相対した者が少なからず抱く感想であろう表現に、可笑しそうに肩を震わせる)
そうね……元々、構造的に長持ちさせるのは難しくもあるのよね。
折れ易いし、重量もないから切れ味重視で、刃が鈍くなると使い物にならないしで。
(手際よく修繕を進めていくラスティを入り口に立ったまま、見やりながら、
 その手腕には内心、素直に感服していた)
そう、ね……。評判に偽りはなし、で、確かに大した腕前の様だし……。
新しい剣を作ることになったら、貴方にお願いしても良いのかしら?
(勿論、他の依頼と重なったりする事もあるだろうし、どうしても絶対に、とまでは言わないが……。
 もしも運の巡り会いが上手く重なる様なら……新しく自分が振るう剣を、
 ラスティに頼んでみるのも良いかもしれない、と、まるで魔法の様に輝きと鋭さを取り戻していいく
 愛剣を見ながら、考えていた――)

【おや、それは大変w さて、凍結をお願いしようにも、ちょっと私の方の予定が
 不透明な部分もありますので、今回はちょっと急ぎ足でこんな感じで〆にしますねー】
607ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/21(金) 01:23:07 ID:OuFW+K4J
【どうやらラスティさんは眠気に攫われてしまった様ですね……。
 それでは私もこれにて失礼致しますね。私のこのレスで〆にしても、
 後日にでもラスティさん側の〆を投下してくださっても、どちらでも宜しい様に終わらせていただければ、と。
 ではでは本日はお付き合い、どうも有難うございました。お休みなさいノシ】
608名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 01:46:19 ID:3okNMaFL
609ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/21(金) 21:23:21 ID:4njPpqs/
【今宵は待機させてもらおうかの】
【わらわのプロフィールは>>217じゃ】
610ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/05/21(金) 22:31:32 ID:4njPpqs/
【そろそろ落ちるかの。さらばじゃ】
611ラスティ ◆yGiJPoranI :2010/05/23(日) 00:46:39 ID:7pEVhWv7
>>607
【悪い、寝落ちしちまった。】
【しかもしばらく修羅場でレスも書けず…申し訳ねぇ】
612名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 17:14:20 ID:VvpeMBSW
乙。
とりあえず謝りもせずにとんずらこく最低野郎じゃなくて安心した。
寝落ちもやっちまったもんはしょうがない。繰り返さないよう気をつければそれでいい。

あとは具合悪かったり都合つかない時は無理しないようにな。
やれるだろう大丈夫だろうで途中落ちしたり必要以上待たせたりじゃ、結局お相手に迷惑かけるハメになる。
引く時には引くのも大人の判断だ。
613名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 01:01:07 ID:pVQCSVQO
余計なお世話
614ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/05/26(水) 19:36:52 ID:sAxYbLS6
>>611
【返信、確認しました。寝落ちに関しては、眠気の限界が来た、と先に申し出てくださった後の事ですし
 今回はお気になさらずに。以後、同様の事を繰り返さない様に気をつけていただければ充分です。
 私の方も先にリミットを尋ねるなりしておかなかったのは配慮不足でした。
 レスも同様に。それでは今回のロールは私の先日のレスで〆ということで了解しました。
 どうもリアルがご多忙で大変な様ですが、くれぐれも体調にはお気をつけて健やかにお過ごしください】
615ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/09(水) 21:26:54 ID:DC/lpPfo
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
616ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/09(水) 22:01:09 ID:DC/lpPfo
【避難所の方からお声掛かりがありましたので、移動します。
 此方はこれにて落ちでノシ】
617ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 20:46:39 ID:wfoDQbSm
【こんばんは、久しぶりに待機させてくださいな。】
【プロフは>>405にございます。】
618ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 21:00:49 ID:+u9lfkRj
【では、その待機に応じさせてもらおうか。こちらのプロフは>>235だ】
【明日も仕事のため、12時をリミットにさせていただきたいが、よろしいか?】
619ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 21:07:46 ID:wfoDQbSm
【あら、こんばんは。お久しぶりですわね?】
【リミット了解いたしました。私も明日は早いので、その方が助かりますわ。】
【さて、今日はどういたしましようか?】
620ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 21:09:20 ID:+u9lfkRj
【うむ、酒場での邂逅以来だな。そちらにシチュ案がないのであれば、ふたつみっつ
案を出すが、いかがであろうか?】
621ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 21:14:45 ID:wfoDQbSm
【ちょっと考えてみたのですけれど、あまりいい案が浮かばなくて…】
【よろしければ、ぜひお願いしたいです。】
622ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 21:20:41 ID:+u9lfkRj
【承知した】
【1 城下町の酒場で飲んでいたが飲み代が足りず、代金のかわりにオカリナを吹いているところにジノが入ってくる】
【2 鍛冶師ラスティより受け取った巨大剣(本人了承済み)の試し切りをしているところに(ry】
【3 帝国レンジャー部隊が城下町を襲う可能性ありと情報を受け、町を守る任務につく。城門近くにいる時に(ry】
【お気に召したものはあっただろうか?】
623ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 21:25:40 ID:wfoDQbSm
【そうですね、悩みますけれど…迷っていては時間が勿体ないですわね。】
【今日は13日ということで、日付の下一桁をとって3番目でいかがでしょう?】
624ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 21:26:50 ID:+u9lfkRj
【3番、承知した。導入を書くのでしばらく待たれたし】
625ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 21:35:39 ID:+u9lfkRj
(革命軍の城よりほど近い林道で惨殺死体が発見されたのは5日前。調査のために町を出た
城下町の衛士たちが一人を残して死体となったのが2日前。生き残った衛士の証言と、
魔法使いによる探知魔法の行使によって、帝国軍の1隊が周辺に潜伏していることが
判明した。城下町から革命軍に防衛の要請があり、精鋭を含む30人あまりが城門とその
近辺を警護することになった。その中に、「鋼の竜巻」の異名をとるこの男もいた…)
…とはいうものの、城門は開かれたまま人の出入りはほとんど自由。敵が潜伏するつもりなら、
これほど容易い状況はないだろうに…。
(一人愚痴る。それでも、挙動不審な者がいないか往来に神経を尖らせていた)

【それでは、改めてお願いする】
626ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 21:55:19 ID:wfoDQbSm
(厳戒態勢が敷かれていることなど知る由もない占い師は、隣町から城への帰路を)
(のんびりと歩いていた。)
(幸い女が向かっていたのは遺体が発見された林とは別方向の町だったため、事件に)
(巻き込まれることも、噂を耳にすることもなく帰って来たのだった。)

見えてきましたわね…あら?
(城門が近くなって、やっと異変に気づく。いつもよりも多い見張り、緊迫した空気。)
(何やら胸騒ぎがして足を速め、程なくして顔見知りの姿にも気付く。)
ジャグレス…?
(城門警備では見ることがなかった傭兵の姿に、胸騒ぎは更に大きくなる。)
お久しぶりですわね…何か、ありましたの?
(一言挨拶をすませると、険しい顔つきの男に不安そうに尋ねて)

【書き出しありがとうございます。】
【こちらこそ、よろしくお願いいたします。】
627ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 22:08:51 ID:+u9lfkRj
(衛士と組んで警備にあたる。とはいっても、派遣された革命軍の兵士達は
町の門衛などなれていないので、不審と思われる隊商や人間などを呼びとめ、
場合によっては衛士に尋問させるにとどまるが。開かれた門の近くで仁王立ちになり、
門を通ろうとする者達老若男女を問わず余計な威圧感を与えるジャグレスに
声をかける者がいて、警戒を解かないままそちらを向く)
たしか、占い師のジノ、であったな…。酒場で会った以来か。あの時のバカどもは、
占い師ジノに悪さなどしていないだろうな? 何かあったら遠慮なく俺に…
(言葉を途中で区切る。背中にある「恐怖」のルーンの力もいくらかあるだろうが、
革命軍の兵士も含め、ほとんどの人間には近づきたくない存在と映るらしく、
話しかけてくる者もめったにいない。その俺に、おそらくごく普通に接してくる
人間の一人であったジノ。そのジノが、不安げにこちらを見ており)
いや、大した事ではない。だが、用事がないならすぐに町に入り、夜も部屋から出ない方が
いいだろう。
(帝国の兵士が付近にいることはすでに公然の秘密となっているが、それでも
必要以上に吹聴して不安を煽ることもないだろうと考え、最低限の言葉だけにとどめた)
628ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 22:21:55 ID:wfoDQbSm
覚えていてくださったのね、嬉しいですわ。
(ジャグレスが自分の名を呼べば、嬉しそうに微笑む。)
(その様を遠巻きに眺める兵士たちの目に、自分がどう映るかなど気にも留めない。)
ふふ、相変わらず頼もしいですわね。
…それにしても、なぜ貴方が城門に?

(男が多くを語らないことが、かえって明確な返答となった。)
(ここまで警戒を向けなくてはならない相手は、帝国を置いて他にないだろう。)
(その帝国が、どうやら間近まで迫っているようだと。)
…そう、わかりましたわ。
今日は早めに部屋に戻って、大人しく本でも読むことにしましょう。
(冗談めかして肩を竦めて見せるが、表情や声色が固いと自分でもわかる。)
(見えない手から身を守るように、羽織ったショールの裾を無意識に握りしめて)
(それでも何とか笑顔を繕ってみせる。)
629ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 22:36:36 ID:+u9lfkRj
…俺を怖がらない人間は珍しいからな。逃げ出す大人は忘れても、寄って話しかけてくれる
人間は忘れないさ。
(ほんの少し。ほんの少しだけ相好を崩しかけ、視界の端にある男を見て取る。
行商人のなりをしているが、足運びは訓練を受けた兵そのものだ。力を抜きかけた
顔が再び引き締まる)
…すまん、ちょっと待っててくれ。
(返事も聞かず、その男の方へ早足で歩いていく。その男を持ち上げんばかりの勢いで
つかみ、悲鳴を上げる男を衛士に突き出す。衛士と男が話すことしばし。男は
昔この町の衛士だったため、兵としての訓練を受けていたことが判明。ブツブツ言いながら
城門をくぐる男を見送ってジノのそばへ戻ってきた)
…で、先ほどの話だが。俺がここにいるのは、まあ訓練のようなものだと思ってほしい。
(ごまかしとなっているか分からないが、知らない方が安全を保てることもあることを
知っているので、あえて詳細は語らないことにした)

(俺に向けられるジノの笑顔。女性の顔を真正面から見据えたことなど数えるほどしか
ないジャグレスにとって、それが心からのものなのか無理に作ったものなのかは分からない。
だが、だからこそその笑顔に応えなければならないという心情もあり)
ああ、そうしてくれ。守ることは俺たち兵士の役目だ。革命軍の未来も、そして
占い師ジノ、貴殿の笑顔もな。
(いささか気取った物言いとも思ったが、とっさに出た言葉だったので撤回もできず、
ややごまかし加減に一人大仰にうなずいた)
630ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 22:58:22 ID:wfoDQbSm
あらあら、そんな…
(男の顔が柔らかく緩みかけるが、それも一瞬のこと。)
(ジャグレスの顔が既知から兵士へと変貌する様を目の当たりにすると、こちらまで)
(妙に緊張した気分になる。やはり、大変なことが起こっているのか、と。)
(戻ってきた男は、こちらの不安を取り除こうとしてくれているのだろう、心配ないと)
(言うように言葉を重ねてくれる。)
…そうなんですの。
任務も色々とあって、大変ですわね。
(詳しく聞いたところで不安は解消できないし、彼を困らせるかもしれない。)
(そう思うと、これ以上踏み入った質問は出来なかった。)

まぁ…
(厳格そうな男からそんな言葉を聞くとは思っていなかったため、不意を突かれて)
(葡萄色の目を丸くする。)
(言っている本人も、照れているのか、何やら大げさに頷いていて)
…ふふ、ありがとうございます。
(大柄で強靭な男であるはずの彼が、急に可愛らしく思えて笑みがこぼれる。)
(胸を締め付けるような不安も、嘘のように消えていた。)

あまり長居しては邪魔になってしまうし、そろそろ帰ろうかしら。
…お仕事、頑張ってくださいな。
(穏やかに告げて小さく頭を下げると、ローブを翻して歩き始める。)
(城門をくぐったところで、来た方向を振り返ってジャグレス達の姿を見やり)
631ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 23:20:35 ID:+u9lfkRj
まあ、傭兵の仕事も剣を持って敵に挑みかかるだけではない、と考えてもらえばいい。
生き残るために、雇った側を勝たせるために、頭を使わなくてはいけないことも多々ある。
今がその例の一つだということだ。
(家族以外の女性に触れることは、砂漠の部族にとって最大なタブーの一つである。
幼い頃より事あるごとに言い聞かされてきたジャグレスにとって、女性に触れるどころか
こうやって普通に会話していることさえも生けないことではないかと考えることがある。
少しだけ視線をそらし、これ以上この件に触れないよう話題を考え始める)

(先ほどまでと明らかに雰囲気の違うジノの笑顔。その笑顔を向けられて、心拍数が
一気に上昇した。ハルバードを持つ手に力が入り、少しだけ乱れた呼吸を知られないように整えるのに、
少しだけ労力を必要とした)
礼を言われる筋合いのことではない。力を持つものが力を持たぬものを守るのは当然だ。
だからこそ、一家の主たる力を示すことができた、結婚することを認められた男は、
同時に長老会議で発言することを許されるのだ。

ああ…。繰り返すが、夜は部屋から出ない方がいい。どうしてもの理由がある場合は、
最低でも三人以上と連れ立って速やかに用事を済ませ、速やかに部屋を戻るようにしたほうがいい。
何かおかしいと思ったら、自分で解決しようとせずすぐに衛士を呼んで…む、帰えられるか。
町の中だからと言って油断せず、人通りの少ないところは歩かない方が無難だろう。
気をつけていかれよ。
(ジャグレスと比べて30センチあまり低い体を少し前かがみにして、城門へ
向かって歩き始めるジノを見つめる。その視線には「守るべきもの」を守ろうとする
決意が滾っていた。彼女が城門をくぐる直前、城門に背を向け、再び不審者がいないか
玄武岩のごとき顔を周囲に向け始めた)

【少し早いが、こちらはこのレスか次のレスで終了とさせていただく】
632ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 23:39:21 ID:wfoDQbSm
(部族の仕来りを語る彼の顔はやや険しく見える。厳しい戒律の下で育ったのだろう。)
(彼の纏う厳しい雰囲気は、その生い立ちのためなのかもしれない。)
そう、貴方にとっては当然のことなんですのね。
いつか…もっと時間のあるときに、貴方の部族について教えて下さいます?
(怖い、近寄りがたい…と誤解を受けてはいるが、そんなものは彼の表面にすぎない。)
(彼を知り、周囲との橋渡しが出来たらという思いで、首をかしげて尋ねてみる。)

(女が振り返った時には既に、彼は兵士の顔に戻っていた。)
(声を掛けるのは憚られるが、かといって何もしないのも寂しいような気がする。)
(ほんの少し考えた後、彼らに向けて小さく手を振って、再度踵を返した。)
(小さな合図は、鋼の竜巻に届いていたかどうか――それは占い師自身も知らない。)

【では、こちらはこれで〆としますわね。】
【お付き合いありがとうございました。楽しかったですわ。】
633ジャグレス ◆uZVnHLsOk. :2010/06/13(日) 23:53:34 ID:+u9lfkRj
いずれな。だが、砂漠は生きるものを拒む地だ。砂漠に暮らす民にとって、砂漠は
世界そのものであり、死でもある。教えてほしいなら教えるが、聞いても楽しいものではないぞ。
(別段脅しをかけたつもりはなかった。それが現実であったから。昼は肉を灼くほど暑くなり、
夜は酒を凍らせるほど寒くなる。そして行けども行けども砂以外なにもない地。
それが砂漠。目の前で首をかしげる女性に、どう説明すれば分かりやすく伝わるか、
少しだけ考えをめぐらせていた)

まて、お前。その袋は…、
(人間が入りそうなほど大きな袋を背負っている男を呼びとめ、袋の中を確認
しようとする。その脳裏には、先ほどまで会話していた占い師は残っていなかった。
与えられた仕事を確実にこなす。それが、砂漠で生き残る術の基本であったから。
ただ、女占い師が町の雑踏に姿を消してしばらくの後、ふと城門のほうを振り返り、
その方向をしばらく見ていた。その行動が何を意味するのか、それはジャグレス自身にも
分かっていなかった)

【こちらも、これで〆とさせていただく。ロールの相手をつとめていただき、感謝する】
【また会えた時にはそれに相応しいシチュでお相手願いたい。これにて失礼する】
634ジノ ◆Jyno/i2leI :2010/06/13(日) 23:56:47 ID:wfoDQbSm
【見届けましたわ。私もこれで失礼します。】
【おやすみなさい。】
635ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/06/15(火) 20:51:59 ID:6M62HkOM
【少々待機してみるかの?】
【わらわのプロフィールは>>217じゃ】
636ノネット ◆zoQYyHd66s :2010/06/15(火) 21:37:51 ID:6M62HkOM
【ふむ・・・落ちるかの。さらばじゃ】
637名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 00:57:01 ID:w/wrUesc
また引き分けか
638ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/16(水) 21:17:54 ID:Eb7fAMAf
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1258548539/779

それは……褒めてくださって有難う、と、言わなければならないかしら?
(相手の出方を計りながらも殊更に軽口を叩こうとするが、人ならざる瞳に宿る真摯さを見ると、
 気圧されてしまうというか……気恥ずかしくなってしまい真剣な賛美に含羞の笑みを見せるに留まる)

……っ!
(全ては瞬き数回分に満たない時間に起こった。
 疾風の速度で先刻まで会話していたリーダーの目前にまでに迫り、咄嗟に防御回避の構えを見せる、
 その前で方向転換、金属鋲を織り込んだ固いブーツの底が柔らかい森の土を踏みしめて抉り――)
く……っ!?
(眼前に突きつけられた白刃を前にして急制動を掛け、止まる)

……そうね。少しばかり身誤ったみたい。
(隊伍の強みは、指揮官を先頭に統制を徹底する事による、集団が一個の意思によってまとまる
 集団戦闘の態勢をとれること……故に生き物であれば「頭」の位置を務める隊長の存在と生存は不可欠。
 ――特に個々の役割が明確に割り当てられ、分断されている軍隊であれば尚の事……、
 そう思ってはいたのだが)
次善であっても指揮を取れる者が他にもいるのなら……一個人としての指揮官に拘る必要はない、か……。
徹底した合理主義……と、でもいうべきかしら。
個を編重せずに、全体をまっとうする、徹底した集団優先ね。
……異種の貴方がたならでは、かしら。
人は……特に立場に拘泥する者は、どうしても己を唯一無二の位置に置きたがるものだから、
階級戒律でがちがちに固まったのが多い、帝国軍には特に有用な手だと思ったのだけど、ね……。
(草と土を踏みしめて、此方に向かってくる相手を油断なく見据えながら、肩をすくめて。
 絶体絶命といえる状況で、まだ軽い口調で応えを返すのは……おそらく土を踏みしめるて
 迫る音もまた、此方に心理的圧迫を与えんとする相手の手管とみて、
 必要以上に威圧されないようにという身構えの一つであり、まだ余裕を保つそぶりで
 敵を警戒させる為の駆け引きの一つでもある)

どうかしら……ね。
吟遊詩人の歌では、事に自己犠牲は美徳と悲劇に糊塗されがちではあるけれど。
100を生かす為に99を殺すのは、ただの必要悪だけど、
1を生かすために99を殺すなら……それはただの愚行でしょうね。
ただ人は……そう簡単に数で物事を割り切ることが出来ない、というだけで。

【たびたび、申し訳ありません……それでは改めまして宜しくお願いします……orz】
639 ◆EOd3dsi9do :2010/06/16(水) 21:19:17 ID:KmfUTWp+
【どんまいです(笑)、改めてよろしくお願いします】
640 ◆EOd3dsi9do :2010/06/16(水) 21:42:52 ID:KmfUTWp+
おまえを見て感じたことを言っただけだ。
喜んでもらおうだとか、油断させようなどという心積もりは無い。
(爬虫類独特の、射竦めるような眼差しを向けながら)
(淡々と言い放つ。虚飾も外連味もない分)
(その真剣さが逆に奇妙なのかもしれない…)

…そうだな。多様な個のあり方は、
時には重いがけない躍進や発見をもたらすが、
逆に個を主張しすぎて、統率を乱すこともよくある。
(相手の口ごたえに、気を乱されることも無く冷静に応じ)
(喉元に刃を突きつけたまま、油断や勝ち誇った様子も見せず)
(相手の出方を伺いながらも、このまま捕まえて突き出すことに)
(逆に敗北感のようなものすら感じ始めていて)

数では物事を割り切れん…そうなのだろうな。
それがおまえたちニンゲンの強さであると同時に、弱点でもある。

…だが、さっきまでのおまえの身のこなしを見ていると
戦場で命取りになる、軽はずみな行動を取るような使い手とも思えん。
理解していながら、危険を承知で大事なものを掴む…と?
(人ならざる身では、理解が及ばない思考に思いをめぐらせながら)
(ほんの少し、切っ先に迷いが生じたかのようにぶれていて)
641ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/16(水) 22:13:35 ID:Eb7fAMAf
もしかしたら、貴方達の様な異種族とは違って、絶対数が多すぎるからこその特徴なのかもしれないわね。
(――喉元に突きつけられる剣を前にしても、抵抗の素振りも怯懦も見せずに、
 ただ淡々と言葉によるやり取りを続ける)
体力、腕力、瞬発力……そして環境適応能力。
「個」としての身体能力は、どれを取っても貴方達、異種族に分があるにも関わらず、
私の様な人族が地上の覇者であれるのは、圧倒的に数が多いから。
多様であるが故に、異なる発想と刺激で発達と前進を繰り返し、互いの不足を補って。
異なる個性に埋没したくないと他者と己を比較しては、嫉妬や差別を生んで、時には足を引っ張りあう。

貴方達には、きっとそれが出来るのでしょうね。
例え、あそこで指揮官の貴方が欠けても他のだれかが、それを補って指揮を執る。
そんな風に、自分自身をも全体を支える歯車の一つとして、完全に割り切ることが。
(――森林と追跡が彼らの領域であるのと同様に、剣と戦が彼女の領域。
 完全に包囲をし、今、こうして剣を突き付けられた彼女に対し、相手が即座に捕縛行動に出ないのは……、
 優位故の余裕と同時に、下手に手を出すことにより手勢に無用な犠牲を出さない様にという
 警戒もあるのだろう、と踏んで、会話を続ける。
 ――彼女は突きつけられた剣と、包囲の網で身動きが取れない。
 相手は、優位にあるが故に、言葉による説得と威圧で彼女を制圧するのが、無駄な犠牲を生まない手段。
 情勢は平行ではなく、圧倒的に相手側に傾いた状態で、それでもなお、奇妙な膠着状態が生まれていた)
――……それが、厳しい世情の中で少数の種が生き延びる為の手段であったとしても。

そう言ってくれるのに申し訳ないけれど。きっと私は……軽はずみで愚かなのでしょうね。
(策は敗れ、追い詰めらて剣を突き付けられ……それでも相手を見据える彼女の顔に浮かぶのは勝者の笑み)
でも、こうして貴方達、有能な追っ手が私を追い掛けて、こうやって私にかまけていれば……。
その分、私が守るべき私の味方は確実に落ち延びる事が出来る。
(――それは守りたい誰かを確かに守り通した、と確信した、どこまでも透明な微笑……)
貴方流に言えば……「身を呈して他社を守った」と言ったところかしら。
「より多くの味方を危険から遠ざけるために」……。

まぁ、本当の所は賢明な手では無かったし……美徳でも何でもないなのだけど。
そうやって守られた人は、きっと私の犠牲を喜ばない。
私はそれを知っていても、それでもこうしたかった……ただの自己満足、ね。

【またしても避難所に誤爆を……orz 専ブラの調子が何だかおかしい……?のでしょうか。
 すみません、お待たせしました!】
642 ◆EOd3dsi9do :2010/06/16(水) 22:55:07 ID:KmfUTWp+
ふん…ニンゲンにしておくには惜しいくらいに聡明だな。
戦士としてでも十分に脅威な存在なのに、
おまえが軍師になっていたらと思うと、生きた心地がせん…
(軽く歯軋りしながら、背筋が一瞬ぞくりと凍りついて)
(これでは、追い詰められているのがどちらだか分からない)
…それも見方次第だ。競争があるから良いものが生まれる、
嫉妬があるから誰かのことをより真剣に考える…裏返せば、そういうものだ。

…よく言うぜ。おまえとて、ニンゲンでありながら
窮地においても、個としての私欲を律する強さが見受けられるぞ。
追走劇を演じて、少し言葉を交わしただけだが、そのくらいは分かる。
(挑発するような、自尊心を刺激するような、奇妙な化かし合いじみた会話)
(緊迫した空気は緩まないのに、不思議な心地よさを感じ)
(心のどこかで、この相手を認めている自分がいることに気づいて)

――それが狙いか…!
己が身を呈して、我々を引き付けようと…!
(勝ち誇った、それでいて下卑た精神性を感じさせない笑みに)
(釣られたように、口の端を歪めながら、驚愕に目を見開いていたが)

…ふん、たしかにおまえの目論見は成功したかもしれんが、
我々は、あの場にいた使い手の中では、おまえがいちばん厄介だと踏んで
おまえを狙ったのだ――…そして、その判断は間違っていなかった。
他の雑兵が全員生き延びようと、おまえ一人を生かしておいたほうが脅威ということだ。
おまえは強く、聡明だが――己の価値を過小評価しすぎだ。
この場で捨て石になることのほうが、革命軍にとっては痛手だろう――!
(冷たく言い放つと、彼女の白い喉へと刃を針の先ほど当てるが、そこで手が止まる)
(このまま首を掻っ切ってしまうことは簡単だが、それでいいのか?)
(それ以上、刃は進まずに…張り詰めたような時間が流れて)

…く…うぅ…ッ。いいだろう、俺の負けだ。
俺は…もう、おまえをこの場で殺すことに、敗北を感じてしまっている!
(夜の冷たさをはらんできた風が木々をざわめかせて)
(その風に撫でられて、敵意が薄れてしまったかのように呟いて)
(突きつけていたナイフを戻して、腰の鞘に収めながら)

…だが、このまま何も無しに解放してやるわけにもいかん。
少し、楽しませてもらおう……いかがわしい意味ではないぞ?
(軽く手を挙げると、周りを取り囲んでいた兵が、音も無く後ずさっていき)
(包囲を解くと、含みのある言い方でさらりと言って)

【どんまいです…こちらもえらく時間かかってしまい恐れ入ります…】
643ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/16(水) 23:37:25 ID:Eb7fAMAf
それはどうかしら……?軍師としてやっていくのには、私の視野はあまりに狭窄的だわ。
戦場の片隅、私自身の手の届く範囲までしか見極められない……。
戦場全体を鳥瞰的に見渡せなければ、軍師なんていう全体の推移を左右する職には就けない。
(こうして暫くの間、顔を突き合わせて話しをしていれば、個の違いや表情の分かり辛い異種族の様相も、
 ある程度は区別がつくようになるもので。
 相手の様子から、自分に向けられた脅威や苛立ちの様なものが感じられる様になっていた。
 なんだか、それが可笑しくて少し微苦笑する――そして同時に思った。
 今、自分を囲むリザードマンの小隊、またはもっと多い群れの只中にあったとしても……、
 おそらく私は「彼」を見失う事はないだろう、と)
むしろ、貴方の方が向いているかもしれなくてよ?
自他を含めて全てを俯瞰的に見渡せ、自己すら切り離して考える事が出来るのだから……。
最も、ヒトという種はとても狭量で……同種の人同士ですら、己と差異ある存在を認められないもの。
異種である貴方が帝国で指揮鞭を執る機会は……おそらく無に等しいのでしょうけど。
(――何処か畏敬の眼差しで相手を見詰めながら思う。
 圧倒的な数で構成され、数多の異種族をも抱える帝国が、真の意味で彼ら異種の者を認め、
 正しく資質を見極めて、相応しい位置に配したとしたら……それは、とてつもない脅威だろう、と。
 結局の所、今の時点で彼女含めた反帝国勢力が何とか帝国とわたりあっていられるのは、
 彼ら自身の狭量さと愚かさに付け込んでいられる部分があるからなのだろう、とも)

貴方にそう認めてもらえるなら……私も少しは自負しても良いのかしらね?
(不均衡な膠着の中で、互いに意図を探りあう様な会話の中で、
 不思議と相手の度量を素直に認めることが出来る……)
こんな短い間、言葉を交わしただけの間柄だけど……心底、勿体ないと思う。
おそらく帝国では……地位身分に凝り固まって、異なる種族を軽んじる帝国では、
貴方の力を生かしきれないでしょうに。
そう……こんな些細な、たった一人の女を追走する役目しか任せられない程度には。
貴方の生き方を指図するつもりはないけれど……もっと自分を生かせる場所に立ってみたら?
革命軍には色んな種族の人がいるし……常に新しい戦力は歓迎しているけど?
(冗談めかしてはいるものの、半ば以上、本気で勧誘をかけてみる。
 ――是と返事が返る事はないだろう、と確信はしつつも……。
 そう、おそらく彼にも背負うもの、立場があってこの場に立っているのだろうから)

……。
(梢を揺らした風が、女の黒い衣と長い髪を揺らす。
 木々のざわめく音の中、首筋に突きつけられた刃が進むチクリとした感触を感じながらも、 
 ただ静かに、相手の瞳を見詰めていた――刃が離されて鞘に収まっても、変わらぬ様子で)
言われなくても、いかがわしい意味でなんて思っていないから大丈夫よ。
それで、私に……何を求めているのかしら?
(――尋ねつつも、何とはなしに予測はしていた。
 おそらく「個」としての互いを認め合ったからこそ、数を頼みにして追い詰めた状態で、
 自分を仕留める事に敗北感を感じ……その誇りゆえに「個人」として、向かいあいたいのだろう、と)

【いえ私の方も長く、遅くで申し訳なく……お時間は大丈夫でしょうか?
 私の方は1〜2時くらいまではいけますが……】
644 ◆EOd3dsi9do :2010/06/17(木) 00:18:59 ID:5qWbgTLd
視野だと?そんなものはこれから鍛えればどうにでもなるだろう。
俺が脅威に感じたのは、おまえのその思考力、判断力、胆力…
そして、上手くは言えんが…その…魂のようなものだ。
(微笑ましく思われているのだろうか…相手が漂わせる雰囲気が)
(ほんの少し綻んでいて、だけど悪い気はしなくて)
…ばかな。俺とて、同じ種族で構成された小隊を束ねるので精一杯だ。
この程度の規模のほうが管理が行き届くし、性に合っている…


もちろんだ、誇っていいことだと思うぞ?
…そうは言っても、おまえはきっと思い上がったりすることは無いのだろうがな。
(敵同士という立場から、尊敬できるほどの使い手に見えるのは)
(ほとんど奇跡といってもよくて…この奇妙な邂逅に感謝しながら)
…ふん。おまえほどの使い手に、そこまでの言葉をかけてもらえただけで十分だ。
俺にも、帝国に身を置かねばならん事情がある。
おまえも、それほどの技量と才覚があれば…今以上の地位も名誉も手にすることができるはず。
それをしないのは、謙虚さ、慎ましさももちろんあるのだろうが…
自分なりの事情と目的があるからだろう。
(やんわりと申し出を退けながらも、その気持ちには感謝を捧げて)
(同時に、今後も彼女とは敵同士とならねばならない運命に、諦めのような気持ちを抱き)

なに、少し戯れに付き合ってもらうだけだ…ついて来い。
これ以上刃物を突きつけなくとも、おまえは逃げんだろう…
(他の兵を、残党狩りという名目で下がらせて、副官らしき兵に後の指揮を任せ)
(もっとも、その残党は彼女の時間稼ぎのおかげで、とうに逃げおおせているのだが)
(黒衣の女傭兵を連れ立って、夜の山を降りていく)

(中立地帯の町へとたどり着くと、ウロコを人の肌の色に近く擬態させて)
(フード付きの外套を深く羽織り、そのまま酒場へ)
(店の片隅で酔っ払いが騒いだり酔いつぶれているのを尻目に)
(カウンターの席へと座るよう、相手を促して)

……飲み比べだ。おまえが勝てばこのまま解放してやる。
俺が勝てば…そうだな、この店の勘定をおまえに持ってもらう。
もちろんおまえが勝てば、支払いは俺が持つ。
本来なら始末するか、捕虜として突き出されるところをこの条件だ。
革命軍での思い出話でも聞かせてもらいながら、勝負といこうかッ!
この店の主人が立会人だ、いいなッ!
(人の肌の色をした、四本指の手をグッと握り締めながら、くわっと言い放つ)
(自信ありげなようだが…蟷螂の斧をもって龍車に向かっていることを、まだ知らない)


【無理があるかもしれませんが…酒盛りの案を盛り込んでみました】
【そうですね…おそらく、次のビオティーテさんのレスまでになりそうです】
645ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/17(木) 01:14:16 ID:utkJkonX
魂、か……。
私と貴方、ヒトと異種族……姿形に違いはあっても、魂とか心とか、
……きっと皮一枚分の虚飾を全てを剥ぎ取ってしまった後に其処にある、最後の最後に残る
「芯」の様なその部分だけは、きっとそんなに違わないものなのでしょうね。
――……私もまた、貴方の「魂」に敬意を。
例え、敵同士であったとしても……いいえ、敵であるからこそ。
(いつの間にか微苦笑はなりを顰め、真摯で真っすぐな夜闇の瞳を相手に向けて誓約の言葉の様に囁く。
 敵対する立場であるからこそ、敬意を捧ぐべき存在を素直に尊ぶ事を、疎かにしてはならないと思うから)
そう……?まぁ、貴方自身がそう言うのなら。
それに戦争も軍隊も……軍師や指揮官といった「上」だけで成り立つものでもないし、ね。
規模の大小が枢要を占めるものでもない……最も、人はどうしても重篤で華やかに「見える」
そこだけを重視してしまいがちで、そうでないものを軽視するきらいがあるのは
否定出来ない事実だけど。

ならば、多少は胸を張る事にしましょう。
私自身の自負よりも……私を認めてくれた貴方への信任として……。
(確かに敬意を抱ける相手が己を認めてくれるというのなら、それを固辞してまで謙るのは……、
 相手に対する非礼というものだろう、と思う)
……ままならないもの、ね。私も、貴方も……。
(予想通りで、そうなるだろうとは分かってはいても、やはり断られれば残念な気持ちになる。
 ――むしろ、自分自身で思っていたよりも、よほど落胆が大きい事に却ってびっくりしてしまう)
思えば、国だの所属だのと……他人が勝手に定めた線に分けられて、
しがらみに捕らわれ、抜けられず……、
個人としては憎んでもいない相手とも殺し合わなければならないなんて。……今更、だけど。
(深く、深く溜息を吐く――本当に今更、だ)

(勿論、もはや今となっては逃げる理由などなかった。
 一半日程続いた追掛けっこは、追っ手が彼女を捕まえる、という形で一旦の終息を得たのだから。
 相手に言われるままに付いていき、麓の町へと辿り着く)
……器用ね。
(人里に出たのと同時に、まるで環境に擬態するかの様に鱗の色を変じる相手に軽く目を見開いて)

(――そうして連れられて来たのは、女にとっては馴染みとなっている町の酒場であった。
 促されるままにに腰かけた女に、呑み比べを挑んだ相手を、カウンター向こうのバーテンダーが
 同情の眼差しで見詰めていたことに、彼は気付いていたであろうか?)
……受けて立ちましょう。
(おおよそ、呑み比べと題したもので負けを見た事のない女は鷹揚に頷いて、
 相手の提案を受け入れた――そう言えば……この店で彼女に飲み比べを挑んだのは、
 彼でちょうど100人目では無かったろうか、等と記憶を辿りながら)

そうね、ただ量を飲み干すだけじゃつまらないものね。
貴方の話しも聞かせてもらいながら、ゆっくりとやりましょう。
マスター、とりあえず強めの蒸留酒を20本程、ちょうだい。
(そして、カウンターの上におびただしい量の酒瓶が置かれる。
 ――そう、リザードマンの小隊を鬼として彼女が逃げる側だった追掛けっこは、
 彼女が捕まって一段落得た。
 そして鬼ごっことは……捕まった側が新たな「鬼」となるもので……)
じゃぁ取りあえず……長い夜に、乾杯。
(杯を掲げ、大の男でも一口で目を回す様な強烈な酒を、水でも飲むかの様に飲み干していく女は、
 酒に形を変えた「鬼ごっこ」の鬼として、相手を追い詰めていくのだった……)

【了解しました!それでは私の方はこんな感じで……。
 これで〆にしても、或いはそちらからのレスをいただいた後に、もう一レス返して〆にしても、どちらでも、です】
646 ◆EOd3dsi9do :2010/06/17(木) 01:44:17 ID:5qWbgTLd
さっき、おまえは多少は胸を張ることにする、と言ったが…ありがとう。
俺の賛辞を素直に受けてくれたことに。
おまえは、謙虚すぎる…少しくらい自信を持つくらいが丁度いいはずだ。
(相手の隣に腰掛けつつ、さっきの話題に終止符を打ちつつ)
(何を注文しようか、思考を巡らせていく…)

それにだ、俺は…おまえと言葉を交わせたことは、
おまえを捕らえて武勲を打ち立てることよりも貴重だと感じたのだ。
(先ほどの申し出を断ったときの相手の残念そうな顔を思い出し)
(それを取り繕うかのように、改めて彼女を認めていることを告げながら)
(ついでの夕食にと、魚料理と合わせてラム酒でも頼もうかとしていたところ)

今後、敵同士として戦場で見え、おまえに討たれることがあったとしても
俺は、おまえを殺さなかったことを後悔しな―――20本だとッ!?
(常人からすれば、ゼロがひとつ多い注文の数を聞いて、耳を疑い)
(思わず擬態が解けそうになるほど動揺しつつも)
フ…フン。いいだろう。そうやって俺に動揺を与える作戦だな?
だが俺とて、帝国軍の誇りにかけて、いざ!
ああ、おまえほどの使い手に出会えたことに、乾杯だ。

(虚勢を張りながら、自分も飲み進めて行くが、彼我の戦力差は歴然としていて)
(彼女が注文した半分も飲み終える頃には、酔い潰れる寸前で)
(とっくに降参の意を示しており……なぜか、周囲の客まで勝手に参加して)
(彼女の飲みっぷりを見守る事態にまで発展していた)

(飛び入り参加した酔っ払いが酔い潰れて屍を晒し)
(吟遊詩人が彼女の飲みっぷりを即興の歌にして奏でる中で)

な、長い夜に…完敗…。
(遠のきそうな意識を繋ぎとめながら、弱弱しく呟いた)

【こちらはこれで締めます。645で締めるかどうかわかりませんが】
【そちらのレスを待ってますね】
647ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/17(木) 01:57:40 ID:utkJkonX
【〆、見届けましたー。とても綺麗に〆ってますので、余計な蛇足は加えずにこれにて〆と致しましょう。
 乾杯と完敗を掛けたオチにちょと笑ってしまいまいましたwとても面白かったです。
 では間を挟んでの長いお付き合い、本当に感謝です!
 もしもまたお会い出来る機会があったら、また遊んでやってくださると嬉しいです。
 ではでは、本日は遅い時間まで本当に有難うございました!お休みなさいませノシ】
648 ◆EOd3dsi9do :2010/06/17(木) 02:02:00 ID:5qWbgTLd
【こちらこそ、ありがとうございました】
【またお会いできたら、こちらこそお願いしますね】
【遅くまでありがとうございました、おやすみなさい】
649ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 20:51:28 ID:p71jNxw1
【待機します。プロフは>>28です。
 もしも規制中でロール希望な方がいらっしゃいましたら、避難所からその旨伝えてくだされば移動します】
650ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 21:23:18 ID:NdWHYHkV
【壁|ω・)物陰からこっそり覗いてみたり】
651ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 21:25:53 ID:p71jNxw1
【ルミエールさん、今晩はー( ・∀・)ノ 規制解除、オメです♪
 避難所では何度かお話しさせていただきましたが、此方でお会いするのは
 何だかとってもお久し振りな気がw】
652ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 21:32:14 ID:NdWHYHkV
【そういえば随分とお久し振りですね〜】
【規制だったりリアル忙しかったり……】
【まあ、それはさておき、お相手宜しければ何かお望みのシチュエーションなどございますか?】
653ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 21:43:00 ID:p71jNxw1
【規制、長かったですね……(遠い目)
 そうですねー……、希望というよりは思いつきですが、幾つかあげてみるならば〜
 (季節ネタ)
 1・折角、水辺に居を構えているので、夜の湖畔で蛍でも眺めてみたり。
 2・町か森かに出かけた所、急な雨に降られて二人っきりで雨宿り。
 3・夏至に絡んだシチュで、夜の夜中に一人で踊る私を見掛けて……。
  (↑ちょっと重苦シリアス系になるかも……です)
 (その他)
 4・二人で特にすることもなしに、一日ベッドでごろごろべったりしてたりする、ただれた休日をw
 5・先日のロールからの引き続き系で、無茶な真似をした私が、その時の仲間にひったてられ(?)
   「姉御、この人叱ってやってください!」とルミエールさんの前に引き出されるw
 ……と、私からの提案としましては、こんな感じですが、あくまで希望というより思いつきですので、
 もしもルミエールさんに何かやりたいことがありましたら、そちらでも……です
654ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 22:00:42 ID:NdWHYHkV
【う〜ん、シリアスも良いし、季節がら雨絡みも良いし、だらだらとただれるのも良いし……】
【唐突に折衷案が浮かび上がりました】
【山村か何処かで魔物退治を終えて、下山しようと思ったら急に土砂降って急遽お泊まりする事に】
【激しい雨音でちょっとしたトラウマみたいなのが蘇ってブルーになっちゃったのをベッドでお話ししながらそのうちだらだらと?】
【ちょっと詰め込み過ぎたかもしれないですが】
655ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 22:03:11 ID:p71jNxw1
【いいですね、折衷案w ではでは折角ですのでルミエールさんのアイディアに乗せて頂きましょう♪
 それでは、場所や状況の設定等も含め、書き出しをお願いしてしまっても宜しいでしょうか?】
656ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 22:30:13 ID:NdWHYHkV
お、良い部屋じゃな〜い♪
(ここは日々寝床としている革命軍の砦……ではなく、とある山村の宿、その一室)
(都会の高級宿と比べてしまうと見劣りしてしまうが、砦内で宛がわれた自室と比べると雲泥の差もある)
(木の香りが微かに漂う部屋は、戦闘で使われるのを前提にした石造りの壁に囲われた息の詰まるような冷厳さとは真逆の、過ごしやすさを念頭に置いた暖かさを感じる)
うはっ、凄い! ふかふか♪
(室内に備え付けのベッドに手をついてその弾力を確かめながら、まるで子供のようにはしゃぐ)
(これも都会の高級宿備え付けのものと比べてしまうと随分見劣りするが、砦内の自室に置かれた簡易的な寝台と比べると雲泥の差である)
(久方ぶりの普通の部屋で過ごせる一夜を思い、連れ添いの事を思わず忘れてひとしきりはしゃぐのであった)


【導入の導入部分から始めると余りにも長くなりそうなので、部屋から始めてみました】
【問題無さそうでしたら宜しくお願い致します】
657ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 22:47:04 ID:p71jNxw1
そうね、思ったよりも広くて……。
(砦の中にいるよりも、生き生きとして上機嫌な連れの様子に微笑を浮かべながら答える。
 最も、その相手は常にない嬉々とした様子でベッドで戯れていて、返事が耳に入ったかどうかは怪しい。
 堅固な石壁に囲まれた城砦よりも、柔らかで解放感溢れる木造の建物にいるのが心地良さそうなのは、
 元が自然の中を駆け回る狩人だからだろうか)
ルミエール、ベッドがふかふかで嬉しいのは分かるけど……本格的に寝転がるのは、
着替えて身体を拭いてから、だからね?
(いつもは頼りがいのある年長の女性が見せる、子供の様な無邪気さを微笑ましく思いつつも、
 口うるさく釘を刺すのは忘れない)
急に雨に降られた時は、どうしたかものかと思ったけど……上手い事、空き部屋が取れて良かったわね。
(山の天気は変わり易い。唐突に降られた雨に濡れて元よりも黒の深みと重みを増した様な
 長い髪を宿で用意された手拭で拭きながら、窓の外を見やって息を吐く)

(――二人して宿に駆けこんだ時には、まだ降り始めといった様子でぱらついていた雨は、
 いよいよ本格さを増し、滝の様に天から零れ落ちては、やはり城砦とは比べものにならない位に
 開放的に設けられた窓を激しく叩いていた……)

【全く無問題でありますよー。此方こそ土砂ぶ描写を入れてしまいましたが……。
 ではでは本日も宜しくお願いしますね!】
658ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 23:05:50 ID:NdWHYHkV
お……? おお、は〜い。
(しぶしぶ、といった風に返事はするものの、結果的に彼女の打ち付けた釘によって折角のベッドが台無しにならずに済んだ)
(寸での所でベッドにダイブする体勢を解き、面積の広さゆえにかなり雨水を含んでしまった髪や身に付けた諸々の品の状態をようやく把握した)
まあ、下りようと思えば出来なくもないけど、何かあったら大変だしね。
どっちみち予定より早く終わったし良いんじゃないの? こういうの怪我の光明って言うんだっけ?
あれ、違う? まあ良いや。
(最後は誤魔化すように笑いながら、手拭いの一枚を取り髪やらを拭っていく)

あー、それにしても天気良ければなぁ……。
もう少し登った所に良い湯治場があるって聞いてたんだけど。
(ふと、窓に額をくっ付けて空を見上げる)
(どんよりとした黒い雲が空一面を覆い、樽をひっくり返したかのような勢いで盛大に雨粒を吐き出している)
(これでは止んだら止んだで、土壌の状態が悪すぎてすぐ下山出来そうにない)
(部屋に入った直後の上機嫌さは何処へやら。まるで空模様につられるように重く深い溜め息をつき、おもむろに雨粒を吸った衣服を脱ぎ始めた)


【ではではあらためて宜しくお願いします〜】
【振りたいお話しがありましたらどうぞご遠慮なく〜】
659ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/26(土) 23:27:14 ID:p71jNxw1
まぁ……無理をして強行軍しなければならない程、切羽詰まった用事は確か無かったものね。
本来の予定から考えれば一日二日、ゆっくりと骨休めをしても、問題ない筈よ。
(長く、真っすぐな髪はしっとりと水気を帯びて肌に張り付く。
 拭っても拭っても纏わりつく髪が鬱陶しくなった女は、ある程度、水気を拭き取った所で髪を一つに束ね、
 纏めて手拭の中に押し込めてしまった。
 ――こうしておけば、手拭がいい感じに髪の水気を吸い取ってくれるだろうし、寝台や枕を濡らさないで済む)

あら、天気が良かったら……元の予定通りに下山する筈じゃなかった?
(丁度、ルミエールに背を向ける格好で髪を纏めながも、誤魔化し笑いの声に釣られ小さく笑いながら
 からかう様に問い詰める降りをして)
山の天気は良く変わるって言うじゃない?案外、この雨もすぐに止んでしまうかも。
そうしたら……。
( ――髪をまとめ終えて振り返れば、先程までご機嫌で笑いを弾ませていたルミエールが一転、
 窓の向こうの曇天が乗り移ってしまったかの様に沈んだ様子で……)

……。
(それは何だか、ただ単に急な雨に予定を崩されて鬱屈している、とか、
 湯治場に行けなくてがっかりしている、等といった単純なものには思えず……)
……きっと、すぐに止むわ。
(かと言って、ルミエールの心を覆う暗雲の正体を知る術もなく、不躾に尋ねるのも憚れる女は、
 気休めの様な言葉を囁くと共に、そっとルミエールに寄り添うと、衣服を脱いで露わになった素肌に
 沁みついた雨水を拭おうと、そっとタオルを持った手を、その肩に伸ばして)
止むのが早ければ、道もそんなにぬかるんでしまわないでしょうから……。
そうしたら、貴女お奨めの湯治場にも寄ってみましょう……?
(とにかく、少しでもルミエールの気分が上向きになれば、と思うのだが……咄嗟に出るのは、
 こんな単純で仕様もない言葉ばかりで……。
 肝心な時に上手い言葉が紡げない自分自身に内心で歯噛みしつつ、肩からタオルを
 ふわり、と、くるむ様にしてつつみこもうとした)
660ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/26(土) 23:48:38 ID:NdWHYHkV
ん? うん。
ビオさえ良ければ一日くらい休んじゃおっかな〜とか思ってた。
(素直に頷き、包み隠さず本音を告げた)
(その顔は冗談でも何でもなく本気だという表情を浮かべている)
……止むと良いねぇ。
これじゃ気持ち良く寝られないもん。
あーあ、下着まで濡れちゃってるよ。
(もう一度小さく溜め息をつき、肌に張り付いた下着を指で摘まんで剥がしながら眉を潜めた)

そうだね、こうなったら意地でも湯治場には行かないと。
次にいつ来られるか分からないし。
(肌から引っぺがした下着を忌々しそうに脱ぎ、途中で巻き込んで乱れてしまった髪を整えながら息をつく)
(ようやく妙な圧迫感から開放されて気分良くなったのか表情も幾分か和らぎ)
ん? ふふ、ありがと♪
(肩にタオルがかけられると同時に顔を向けて微笑んだ)
そういえば着替えなんて持ってきてないんだよね……。
乾くと良いけど。
(雨水を吸ってすっかり縮んでしまった元下着を摘まんで苦笑する)
661ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/27(日) 00:08:35 ID:KCb2eNNE
あら、それならもっとちゃんと早くに言ってくれれば良かったのに。
雨が降らなかったら、あのまま下山しちゃった所よ?
(何の衒いもなく本音を告げてくるルミエールに、微苦笑を返し)
……ええ、本当。早く止んでくれるといいのだけど……。
(窓の外、未だに止めどなく降り注いでは窓を叩く雨を見上げて、溜息混じりに呟いた)

簡単な着替えなら、宿の人に言えば貸してくれるわ。
屋根と寝場所があればいいって木賃宿ならともかく、こういうちゃんとした場所なら、
そういう用意もあるものでしょうし。
(肩から回したタオルで、擦りたてずに優しく触れ、撫でる様にして顔周りから首、肩から胴へと拭っていき、
 背中も同じ様にして拭いてから、さり気なく、そのまま回した手でそっと抱き締める。
 ――上手な言葉には出来なくても、こうして抱き締めてみることで、心の雨が少しでも和らぐ様に、と)

……折角、拭いたのにまた濡れてしまうわね。
(――暫し、そうやって抱き締めていてが、未だ水気を纏って肌に張り付く服を纏ったままの自分が、
 そうしていては、タオル越しとはいえ、ルミエールの肌も濡れてしまう。
 ふ、と我に返って慌てて身を離し)
後は、自分で、ね?
私はちょっと着るものを借りに行ってくるわ。
(何せ服を脱いで裸になってしまったルミエールが部屋の外に出るわけにはいかない。
 と、なれば、まだ服を来ている自分が行くべきで……。
 手にしていたタオルをルミエールに押し付ける様にして渡すと、髪に巻きつけて纏めていた手拭を
 引っ張って外す)
ちょっと、待ってて……ね?
(幾分、手拭に水気を吸われた黒髪が、勢い良く乱舞するのを手で押さえながら、
 そのまま背を翻して、部屋の扉へと向かって歩いていく)
662ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/27(日) 00:31:22 ID:ejxMu+3U
ああ、まあ、無ければ無いで別に構わないんだけどね。
寝る分には困らないし。
(しかし、仮にも戦闘にも耐えられるように作られた衣服は着心地を余り考慮してないので素肌で身に付けるのは余り好ましくも無い)
(もし天候が芳しくないまま下山せざるを得ないのであればやはり必要なのだ)
……んっ、ぅんっ、ちょっとくすぐったい……♪
(裸身になった上体をタオルで優しく拭かれるものだから妙にこそばゆく、揺らすように身体をくねらせて多少大袈裟にアクションしてみる)

え? あれ、私は全然……
あ〜……
(抱き締められてはさり気なく腰を抱き返し、彼女の柔らかい肌の感触を楽しもうとしたのも束の間)
(気遣ってくれて嬉しいやら、律儀過ぎて悲しいやら、贅沢な悩みではあるが、タオルを渡されて一人残されてはちょっと寂しい気分にもなる)
(名残惜しそうに背中を見送り、上体を拭くついでに履き物も脱いで下肢も拭っていく)
(ひとしきり身体を拭い終わってどうにも手持ち無沙汰というか落ち着かず、大きく伸びをして体を捻ってみたり軽く柔軟運動してみたりする)
(一人で大人しくしているという事がどうしても出来ない性分らしい)


【少し遅れてしまって申し訳ありません……】
【こちらのリミットは二時頃ですが、そちらは如何ですか?】
663ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/27(日) 01:01:14 ID:KCb2eNNE
(濡れそぼつ黒髪の流れの尾を引いて遠ざかった背中は、そのまま扉の向こう側へと消えた。
 ――慌てた様な素振りの中でも、うっかり外廊下から室内のルミエールのあられもない姿が、
 他人の目に止まらない様に、と、最小限に僅か開いた扉の隙間から、するり、と抜け出ていく辺りは、
 抜け目がないと言うべきか。
 普段は戦慣れの影響か、殆ど足音を立てずに猫の様に歩く彼女にしては珍しく、
 パタパタと忙しない足音を立てて歩き去って行くのが、扉を隔てても響いては小さくなっていく。
 ――やはり、城砦を離れ、しかも傍にいるのは気心の知れた仲のルミエールだけ、とあって、
 彼女の気も多少ゆるんでいるらしかった)

(……。
 …………。
 ……………………――待つこと、暫し。
 一人、退屈に耐えきれなかったらしいルミエールが、ひとしきり柔軟体操をこなした辺りで、
 扉の向こうから、忙しない足音がまたしてもパタパタ、と、今度は近付いて来た)
お待たせ。
(やがて、扉がまた僅かに開くと、その隙間から滑り込んで来た女の手が、水の入った盥を置く。
 次いでするりと入り込んで来た女の手には、二人分の簡素な衣類が抱えられていた)

やっぱり、私達みたいに急な雨に降られて非難してくるお客がいるみたい。
貸出用の衣服も用意してあったわ。
最も、外歩きが出来る服じゃないし……さすがに下着までは借りられないけど。
(説明しながらルミエールに手渡したのは、着る者の体格に、ある程度は合わせられる様な、
 前合わせのゆったりした裾長の服を、帯で簡単に止める――いわば浴衣やガウンの様なものであった)

服はともかく、下着なら……今から洗って干しておけば、きっと朝には乾いているから……。
今夜は、これで我慢しましょ。
(質素ではあるが、肌触りの良い木綿のそれの片方をルミエールを手渡すと、今度は
 ルミエールの脱いだ服を、部屋の梁に掛けていき、下着等を水を貼った桶に入れる。
 ―これは後で自分のものと一緒に洗うつもりだ―)
どうせ、もう寝るくらいしか、する事ないし……大丈夫よね?
(そこまでしてから、ようやっと自分の服の、肌に張り付く襟に手を掛けるのだった)

【私の方もそれ位になるかと……、ルミエールさんは凍結でも大丈夫でしょうか?
 そして此方の容量が結構、いい所に行ってしまってますね。
 ちょっと次スレ建てに挑戦して参ります。】
664ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/27(日) 01:26:41 ID:ejxMu+3U
……ふぅっ!
(単なる暇つぶしのつもりだったが、いつの間にか随分と熱が入っていたようで)
(ひとしきり運動を終えた後には雨で冷えた身体がすっかり温っていた)

ああ、お帰り〜♪
(身体が火照って軽くなったような感覚は気分を上向きにさせるのか、部屋へ戻ってきた彼女を迎える顔はいつもの明るさを取り戻していた)
まあ、無いものねだりしてもしょうがないしね。
着る物が貸して貰えただけ有難いよ。
(宿の主から彼女が借りてきた衣服を広げ、しげしげと眺める)
(余り縁が無いタイプの着物で、興味津々の様子)

何か悪いね。
こういう時は何だかんだでいつも頼りっぱなしでさ。
(広げた衣服に腕を通しながら、苦笑する)
(こういった生活面では殆ど世話になりっぱなしである)
(何か手伝おうとしても逆に効率が悪くなったりするので見てるしかない自分にもどかしさを覚えつつ)
(そういう役割分担みたいなものが明確に出来ていてちょっと嬉しかったり)
(衣服の前面を少し大きく広げてゆとりを持たせながら帯を締めた頃には口元に微笑が浮かんでいた)

ん、今から何かしようっていう気分でもないしね。
見てるのも私だけだから大丈夫だよ♪
(襟に手をかけた所で満面の笑みを向けた)


【凍結は大丈夫です〜】
【スレ立て宜しくお願い致します】
665ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/27(日) 01:37:26 ID:KCb2eNNE
【スレ建て、完了しましたーノシ
 それでは今から私がレスを書いていると、リミットを超えてしまいそうですので、「
 ここいらで凍結をお願いしても宜しいでしょうか?
 私の方は明日以外でしたら、ある程度、ルミエールさんの都合に合わせられるかと思います】
666ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/06/27(日) 01:43:53 ID:ejxMu+3U
【スレ立てお疲れさまでした〜】
【っと、色んな意味で良い所で凍結ですねw】
【私の予定も明日にならないと分からないので、判明次第連絡させて頂きます〜】
【それでは一足先にお暇致します。お付き合い有難う御座いました】
【お休みなさいませ〜ノッシ】
667ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/27(日) 01:50:55 ID:KCb2eNNE
【いえいえ〜。では避難所の方をちょくちょく覗いてみる事にしますね。
 此方の方こそ、遅い時間までの長いお付き合い、有難うございました!
 ここから、どうやってトラウマ話の流れに持って行こうか、楽しく頭を悩ませつつ、続きを楽しみにしてます♪
 それでは私も連絡事項を貼ってから、失礼しますね。
 ではではお休みなさいませーノシ】
668ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/06/27(日) 01:53:23 ID:KCb2eNNE
◆連絡事項◆

【次スレのお知らせ】
----------------------------------------------------------
【英雄】紋章水滸伝18【革命】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1277569081/

【このスレを使い切ってから移動してください】
----------------------------------------------------------
669ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/07/01(木) 12:59:18 ID:mktZlVuF
【ルミエールさんをお待ちして解凍待機します】
670ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/07/01(木) 13:07:00 ID:vN4azpEj
【お待たせしましたこんにちわ〜】
671ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2010/07/01(木) 13:14:12 ID:mktZlVuF
>>670
【ルミエールさん、今日はーノシ
 それでは続きを投下しますね。何だかまた長くなってしまってますが、
 ――で区切ってある前の部分は、もうすっぱりと切ってくださって無問題ですので!】

>>664
そうね、濡れた服のままでいたら風邪をひきそうだし、
かといって幾ら部屋の中といっても裸でいるのも……だし。
(さっきまでの翳りの様子はどこへやら、すっかりいつもの調子を取り戻しているルミエール。
 借り物の衣服―と、いうよりは部屋着や寝間着の類だが―の形態が物珍しいのか、
 ためすながめつしている様子を、安堵の籠った微笑で振り返り)

ううん、気にしないで。
私が好きでやってるだけだもの。
(似た様なやり取りを、もう何度したか分からないが、親しくなって随分と経つ間柄である。
 いつの間にか役割分担というか関係がしっかりと出来あがってしまっている事が、少し可笑しく、
 それでいて妙にくすぐったい様な嬉しさがあって、小さく笑いながら、「いつもの」返答を返す)
普段、他の所では私が寄りかかってしまいがちだから……こういう風に貴女の役に立てるの、嬉しいの。
(思えば何くれとなく時には過剰なまでに世話を焼きたがる自分と、こういった生活方面には疎いというか、
 大雑把というか……頼りなくなってしまうルミエール。
 互いの不足分を上手く補えていて、相性が良いのかもしれない――そんな考えも、また小さな喜びで。
 脱いだ衣服を干す彼女の動作は、浮き立つ様に軽やかで、
 ルミエールに背を向けて作業している間も、その頬はずっと緩んでいた)

……。
(――そうして一仕事終え、自分の服も干さなくては、と、水気を含んで肌に張り付く服に手をかけた所で、
 ルミエールから満面の笑みで言葉を掛けられて、襟元をくつろげようとしていた手が止まる)
えっと……その……、貴女は大丈夫でも私は気になるって言うか……その……。
あ、あんまり……じぃっと見ないで、ね?
(幾度も入浴や寝所を共にして、素肌やもっとあられもない姿を晒し合った事のある仲で、
 何を今更……という感じだが、それでもやはり恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
 見る間に朱が上っていく顔で、上目でじっとルミエールを見詰めながら懇願するのだった)
ほら、見て楽しいものでもないし……。
(――それでも、いつまでも濡れた格好のままでいられないので、気を取り直して脱衣を進める。
 可能な限り、見られる範囲を減らそうと、背を向けて肩からはタオルまで被る念の入り様で、
 ――それでも努力の甲斐なく、袖から腕を引き抜く時等には肩や背の素肌が露わになるし、
 足からスカートを取る時に前かがみになれば、どうしても何も身につけてない腰を付き出す様な
 形で晒してしまう事にはなってしまうのだが……)

――――――――――――――――――――――――――

(着替えも洗濯も終わらせて、二人並んで寝台に入り……、後は明日の朝と、雨上がりを待つだけとなった。
 ――――……しかし)

(――時が経ち、夜が更ける程に雨は更に強くなっていく様で、窓の外で雨粒に打たれた 
 木々の枝が揺れて葉がざわめく音が、建物を穿たんばかりの雨音と共に部屋に響いていた)
……ねぇ、ルミエール……起きてる?
(梁に吊るした衣類が落とす影が揺らめく部屋で激しい雨音だけが耳を叩く中、
 何とはなしに不安に駈られて隣に寝ているルミエールにそっと声を掛けてみるのだった)

【それでは本日も宜しくお願いしますね!】
672ルミエール ◆c2HQf07GeM :2010/07/01(木) 13:29:50 ID:vN4azpEj
(雨止みの気配は未だに伺えず、砦と違い壁も薄い室内には叩きつけられる雨粒の音が大きく重く響き渡っていた)
(会話の途絶えた状況では尚の事、である)

……ん? うん、起きてるよ。
(隣で寝ていたビオティーテに声をかけられ、すぐに返事をして顔を向ける)
(声をかけられて目を覚ましたというよりは、始めから寝つけていないといった感じで)
雨、凄いね……。
全然寝られないや。砦だとあんまり気にならないんだけどさ。
(囁くように言いながら苦笑する)
(顔だけでなく身体ごと彼女の方へ向き、軽く腰を抱くように腕を回して)


【では、場面転換というお話でしたのでここから始めさせていただきました】
673ビオティーテ ◆eqfBIotITE
うん……本当に。
やっぱり、音も大きく響くわね……壁や屋根が抜けてしまうんじゃないかって不安になる位……。
(やはり寝付けないのはルミエールも同様だったらしい。
 雨音にまぎれる位の小声だったにも関わらず、間髪をいれずに返事が返ってきた)
砦は……ほら。雨どころか、矢や投石機が降ってくる事を想定して作られているから、ね。
(軽口を返しながらも、腰を抱き寄せれれば、此方からも身を擦り寄せ様にして
 ルミエールの肩辺りに額を当てて)

……本当、なんでかしら。
砦とは違うとはいえ、きちんとした建物の中にいるのに……雨や風の音って、
何だか妙に心を不安にさせる気がして……。
(夜闇と、干した衣類の揺れる影が落ちる薄墨色の視界の中、言葉を肯定する様に
 不安げに揺れる漆黒の瞳でルミエールを見上げる)