【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきり】第38部

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1レオニー怒
池田理代子著「オルフェウスの窓」
に登場する男装の麗人ユリウス・フォン・アーレンスマイヤ
その他魅力的な男性キャラの面々について語っテくれ。

なりきりやSS、
もしもこれをしていたら萌えルってことを
書いてもOK!
時にはエッチなリア語りも、SSのヒントになルかもしれネエぜ。



○コテハンさんやレスへの誹謗、中傷は慎み、不満があれば最悪板へドぞ。
○コテハンさんに対しての過度なリア追求は、本人の露出願望を見極めテ行いまショう。
○必要以上の自分語り、過度な自己主張は荒らしを呼び込ムかもよ?
○教えてちゃん、かまってちゃんは変質者の住人達から歓迎を受けまス。
○980踏んだ方が次スレを。1000いくまでに誘導スレを貼りましょう。
○基本sage進行 (小文字、半角でメル欄にsage)
2名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:34:30 ID:???
3名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:35:26 ID:???
4名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:37:55 ID:???
関連スレ

ロシア支局(そうだ、ロシアへ行こう) 
http://2ch.ru/beta/v/kareha.pl/1202658311/l50
 ※住人達の談話室兼避難所。投稿日時はモスクワ標準時で表示されます。


<オル窓>なりきりスレの不満(ペトロパブロフスク要塞)
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1203658905/

 Let's go to the Petropavlovsk Fortress!
    ,,,,,,,,,,,,            ,,,,,,,,,,,,
   [,,,|,,★,|,,]   >>***   [,,,|,,★,|,,]
   (  ・∀・)   ∧_∧  (  ・∀・)<ユスーポフ侯とロストフスキー大尉殿がお待ちです
   ⊂ 〈V〉+つ○(l|li゚Д゚li)○⊂ 〈V〉+つ
   /___:|__|   丿  ノ  /__:|_|
    (__)__),,,,,(,/(,/   (__)__)



オルフェウスの窓でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156160098/
オルフェウスの窓でエロパロ 【2】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189763878/
オルフェウスの窓でエロパロ 【3】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198761375/

推奨動画 (3つ並んでいるサンプルの右)
http://www.clubseventeen.com/

過去スレを見たい人はこれを使ってみてね
http://www.23ch.info/
5名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:55:11 ID:???
《資料など》

ペテルスブルク・モイカ運河ライブカメラ(静止画像)
http://www.livecam.ru/main.php
同市内バーチャルツアー
http://www.streetroutes.com/map.html
同パノラマ写真
http://www.saint-petersburg.com/panoramas/index.asp
同写真集
http://spbcity.info/eng/component/option,com_frontpage/Itemid,1/
http://www.enlight.ru/camera/index_e.htm
(膨大な量の写真が見れます。ユスーポフ宮殿は330-333)
ユスーポフ邸のモデル/イルクーツク
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/tourist/salmon/samon/2003/030411.jpg
http://pds.exblog.jp/pds/1/200804/13/79/f0008679_1594194.jpg
http://www.panoramio.com/photos/original/7648625.jpg
ロシア情報ステーション
http://www.russigator.ru/index.html
露西亜館
http://www.medianetjapan.com/10/travel/vladimir/russian_house/index.html
По долинам и по взгорьям
http://jp.youtube.com/watch?v=TrR3OseNUQk
(オル窓サントラのレオニードのテーマに使用された曲)


オフ会開催予定ホテル
http://www.sheremetevpalace.com/virtual/tour_en.html
(旧シェレメーチェフ伯爵邸)
6名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:58:28 ID:???
《ドイツ関連資料》

聖ゼバスチアンのモデルとなった建物(トゥルン・ウント・タクシス城)の紹介-音声付き
http://www.thurnundtaxis.de/

レーゲンスブルクの風景-写真
http://commons.wikimedia.org/wiki/Regensburg?uselang=de

マインツのカーニバル(イメージ画像)
http://www.rheinbruecke.de/karneval7.jpg
http://psg-germany.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/02/11/karneval2008_99_36.jpg

ケプラー記念碑(イザークが『皇帝』を弾いた)-写真
http://kem3.com/esrp/photogallery/eDNA06/Kepler5.jpg

クラウスがユリウスと逃げ込んだヴァルハラ宮殿-写真
http://www.dkimages.com/discover/previews/929/50541799.JPG

レーゲンスブルク中央駅-写真
http://sakura20205.img.jugem.jp/20080209_316200.jpg

カーニバルの劇「ニーベルンゲンの歌」-イメージ写真
http://www.german.leeds.ac.uk/RWI/2002-03project2/Images/Nibelungenlied.jpg

クリームヒルトの衣装モデル-写真
http://www.sacred-texts.com/neu/tml/img/08400.jpg

キリエ・エライゾン『主よ憐みたまえ』(ミサ曲)イメージ-動画
http://jp.youtube.com/watch?v=EgLPqNs5Eeg&feature=related

ベートーベン『ロマンス』(クラウスとユリウスがミモザ館で合わせた曲)-動画
http://jp.youtube.com/watch?v=psPLxfhTk1E&feature=related

「テレマン…か…いいよ」-イメージ動画
http://jp.youtube.com/watch?v=JDzwDE3xf3k
7名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:59:43 ID:???
★★★このスレの主要メンバー紹介★★★

ダー担さん・・・レオ(本家)、青年Д、ダー、他。
         ここの萌えの中心であり、住人たちの心の拠り所。
         細やかな気配りの反面、イタズラ大好きで住人の肝を冷やし、楽しませる。
         スレ繁栄の為であれば手段を選ばない。
         「いつ消えるかわかンねぜ、あしかラず」

クラ担さん・・・クラウス(アレクセイ)、レオニー怒、ケレンスキー他。
         ロシア関連の知識が深い、アイデアと実行力の熱血漢。
         軍事板に出張して喧嘩するのが趣味。ダー担さんと共にSS神職人。
         ここの世話人的存在で、ロシア支局スレ主でもある。
         「アレクセイ?悪いけどそんな奴には興味ねえんだ」

イザ担さん・・・イザーク、ユリウス、オレ様レオ、ズボフスキー他。
         中途半端と亀レスが持ち味の、ここのマスコット的存在。
         レ怒様に萌えるあまり、誰も成し得なかったユリ役を完璧にこなす。
         不満スレの管理人だが、降ってわいた大騒動をキョトンとして見ている事も。
         「ぼ、僕だけが知らなかったのか・・。迂闊だった・・・orz」

関西さん・・・ベルスレからやってきた親善大使的存在。
        宝塚歌劇に精通し、白人男性と同棲の経験からスレ一の色香を放つリア読者。
        時々思い出したようにオスカルになりきる。
        「私は、バラの花びら等、食べないぞ」

関東軍さん・・・関西人ばかりの中で一人頑張る東京人。
         ウナギのように掴み所が無く、都合の悪い質問をされると喘息持ちのボケ老人を装って逃走。
         バレエファンでもある。
         「後ろに道がある限り、逃げ続けますじゃ」

スリコギさん・・・ここの最年長住人でリア読者。
          住人達が腹の中で思っている事を率先して発言、
          時には荒らしにネチネチと説教し、住人一人一人に濃い愛情をそそぐ。
          「ちょっとあんたたち!逃げる気じゃないだろうね?」

13万字さん・・・オル窓の神に憑依され執筆の日々を送る有望新人。
         現在ここに大長編SSを連載中。
         真面目さゆえにまだまだ壊れ代があるらしく、そこに住人は興味津々。
         「元の生活に戻りたい〜〜(泣)」
8名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:10:25 ID:???
>>1-7
深夜にお疲れ様でした!
さすがここのダークラコンビw
スマートなスレ立て及び誘導に感謝します!
これで心おきなくまた語れますね〜w
9名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:13:32 ID:???
さっそく・・13万字さんあの続きが気になります。
とりあえず素晴らしすぎてGJとしか・・・
今日の夜も楽しみにしていますね!
10名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:17:43 ID:???
>>1-7
本当にお疲レ〜!!
11名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:21:34 ID:???
>>1-7
レ怒様、ダー様
お疲れ様でございました!!
もっともっと労いたいのですが・・睡魔がw
では早速逃げ・・じゃなかった寝ますw
(早速テンプレにのっけてくれて有難うございます)
12名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:24:53 ID:???
>>11
おやすみなさ〜いw関東軍さんもお疲れ様でした!
13名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:27:56 ID:???
さて私も寝よう・・・
おやすみなさい・・zzz
14レオニー怒:2008/06/26(木) 02:36:03 ID:???
スレ史上初の1000に満たぬ内の容量超えにより、突然の深夜の移動となったが、
新しい住人諸君は迷わずに来るであろうか。

私もこれで失礼する。では。
15名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 04:14:46 ID:???
>>1-7
スレ立、乙です。
昨日、13万字さんへのレス書いて、朝、早いから寝落ちしてる間に、スレが移動していて、ビックリしましたw
夢を見てるのかと思いましたよw

クラ担さん、ダー担さん、イザ担さん、関東軍さん、深夜にご苦労様でした。ありがとうございます♪


16RON:2008/06/26(木) 15:36:59 ID:???
夕べ、13万字様へのレスを書き込もうとしたら、今までに見た事のないメッセージが出てエラーになりました。
訳が分からずにあきらめて寝てしまったのですが、
>>14 1000に満たぬ内の容量超えにより・・・
という事だったのですね。
はぁ〜 37部は力作がてんこ盛りでしたものね。
こんな事があるんですね。

という訳でレオニー怒さま、お陰様で私は無事にここに辿り着きましたよ。
17RON:2008/06/26(木) 16:02:14 ID:???
13万字様
私は今、素晴らしすぎて呆然としています。
当分は貴女の世界に引き込まれて、出られそうもありません。
13万字様の小説は、もうSSとかいうレベルではないです。
構成はしっかりしているし、ディテールにも手を抜いていないお陰で話に現実味があるし、
何よりもストーリーの展開の仕方といったら!!!
とても素人とは思えません。

私は図らずも、2月26日に13万字様の『妄想のスイッチ』を押してしまいましたが、本当にあのレスを書いて良かったです(涙)
そのため、あなたさまの大事なリアをぶっ壊し、その結果ハリセンでシバかれましたが、
それがナンボのもんじゃい?
こんな素晴らしい小説を読むことができるなんて!!!(感涙)
あぁ、もっとキチンとした形でまとめて読みたいです。

18レオニー怒:2008/06/26(木) 16:13:47 ID:???
>>16
やはりエラーメッセージの意味がわからぬ者がいたのだな。
スレッドには容量というものがある事を知らぬ者も多いであろう。
ペトロパブロフスク要塞に行けば昨夜の事の始終がわかる筈だが、
ともかくRON、そなたの無事の到着を歓迎するぞ。

スリコギスカヤがそろそろ現れる時間だが・・・。
19名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:02:20 ID:???
>>1-7
深夜のスレ立て乙でした!資料集もますます充実して、このスレの発展を現しているような。
>>18
これはユスーポフ侯、お気にかけて頂き恐悦至極、わたくしスリコギスカヤ無事に辿り着きました!
>>17
貴方も13万字さんも揃ってシベリウスが好きなんて、やっぱりお二人は運命のコンビ。ここで篤い友情を育んでいかれるのを傍観者として楽しみにしておりますw

13万字さんGJでした!
読むことに少し恐怖感を感じるのも、オル連載の時以来です。あの頃は次号を待ちかねて、いざ手に入るとビクビクしながら読んでいました。
ウォホン、ところで・・・・。アレクユリの性描写はあるんですかぁ?
私の妄想の中ではあそこまでレオ様の色に染められたユリが、アレクに(略、(・・というのはこの前言いましたがw)
20クラウス:2008/06/26(木) 17:44:50 ID:???
>>19
おう、来たなスリコギ。
お前の事は心配してなかったが、問題は不満スレを覗かない連中だ。
あいつらもちゃんと辿り着ければいいんだが・・。

>>17
>キチンとした形でまとめて読みたいです。

おれは縦書きに印刷された紙のページをめくりたいぜ。こんなふうに思ったのは初めてだ。
(本をパタンと閉じて溜め息をつき窓の外に目をやる、作中の動作をしたいもんだぜ)
21名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:55:10 ID:???
>>20
PC画面は老眼&乱視の高齢者住民にはキツイですネ。カーソルで指しながらでないと、どの行を読んでるのかわからなくなるし・・・。
22RON:2008/06/26(木) 18:11:03 ID:???
>>18 歓迎だなんて、もったいないお言葉・・・有難うございます。

>>19 シベリウスはいい曲を作るから好きなんですけど、ファーストネームが
   「ジャン」なのが 焼肉のたれ のようで残念なんです。

>>20 私も縦書きで、落ち着いて読みたいです。
   ところで、シベリウスのヴァイオリン協奏曲は綺麗ですよ。
   私の中のイメージでは、クラウス、貴方にぴったりなのです。
   シベリウスはフィンランドなのですが、ロシアとは寒い所つながりと言いましょうか、
   寒くて夜の長い所で頑張って耐えている人間に共通する何かがあります。
   そんな訳で、是非クラウスが弾くのを聴きたいのです。

23いけるかな:2008/06/26(木) 18:32:43 ID:???
昨夜、短編職人さんのレスまで読んで寝落ちしたのですが、
その後よもやこんな事になっていようとは・・・。
前スレの大量投下犯として、深くお詫び申し上げます・・・。
クラ担様、夜中に急遽スレたて、本当に本当にお疲れ様でした。
うう(泣)。

ロシア支局は連投後はなぜか今度は書き込みできず・・・
でも

>>945
連投しすぎルと、「ばいばいさるさん」か何カにはなっテ、
15分(ぐらい?)投稿できなくなルんだけど、

を拝見して、アク禁は早トチリだったのか?とどきどきしながら書いております。
お騒がせしといて、また・・・。
最初にさるさんが出てからしばらくたってtryしても駄目だったので
アク禁くらったかと思ったのですが・・・。
さるさんは連投回数で出るのか、ボリュームなのか2ch歴半年に満たない私には不明。
少し1回ごとのボリュームを落としたほうがいいのでしょうか・・・。
(>>21 ほんと読みにくいと思います。すみません。書いてる私も改行等思い通りにならず相当不満です。
なんだかword(すみません、横書きです・・・)の原稿とは違うものに見えます。
3章は何か形を考えねば。)


>>875
浮気者の私としては、ユリがなぜクラウスにそこまで拘るのか理解不能と言えない事も無いです。
それこそ宗教みたいな物で、それを無くすと自分が消える・・というやつでしょうか。
(ああ、一途にクラウスだけが好きだった中学生の頃の純な私も消えているorz)

なんでユリがクラウスでないと駄目なのかは、なんとなく自分の中では納得済みなのですが
クラウスファンだった私たちが「彼がええ男だから」と即答できないのは本当に・・・(涙)。

うう、短編職人さんにもRONさんにもお返事したいですが、とりあえず投下できるかテスト。
レス数節約のため成功したらトン無しで投下します。
(それで今度は5つぐらい投下したら休憩入れてみよう。)

駄目ならネカフェか・・・。
2413万字:2008/06/26(木) 18:37:02 ID:???
「ユスーポフ候はずいぶんと長い視察だったそうね。親衛隊の任務が解かれたそうそう、そんなに長く首都と陛
下のお傍を離れるとはよほどペテルスブルグがおいやなのかしら?それとも噂どおり実は宮廷がお嫌いだった
?アデール、あなたも長年よく辛抱していることね?」と露骨にあてこすった。新年の参賀にはふさわしくない、
そしてアレクサンドラらしくもない皮肉に広間中がユスーポフ夫妻の次の言葉を聞き漏らすまいと静まり返った。
(世間で流布しているほどアレクサンドラは強権をふるうような皇后では無かったが、この時の彼女は果てる事の
無い儀礼に疲れ、奥で休んでいる皇太子の身を案じて気がたっていた。)
(やれやれ、この参賀の場で引導を渡されるとはな。)とレオニードは衆人環視の場での屈辱を甘受する覚悟を固
めたが、意外な事にそこにアデールの甘やかな笑い声がこぼれおちた。

「皇后陛下、お気遣い、ありがとうございます。本当に夫は私をいつも放りっぱなしですわ。この人の頭はいつも
皇帝陛下と軍務のことばかり。でもそんな忠勤な夫こそが私の誇りですの。皇帝陛下は私に本当に素晴らしい伴侶を
与えてくださいましたわ。」と言ってそれは優雅に一礼した。
アレクサンドラは憮然とし、ニコライはほっとした表情でレオニードに長い任務の労をねぎらうと、次の者の拝謁を
合図した。彼らの離婚はすでに秒読みというのが公然たる認識だったので、アデールの答えには宮廷中が唖然とし、
鼻白んでいた。

「アデール!」ごったがえす宮中で真空のようにぽっかりと人の姿が一瞬消えた回廊でレオニードはアデールを
やっと捉えた。「さっきのは何のつもりだ。」
振り返るとアデールはあたりを見回して周囲に人影が無いのを確認すると、やはり激しい調子でささやいた。
「あなたこそどういうおつもり?私が何も知らないとお思いなの?邸の者から聞いてますわ。あなたのような立
場の方が、無用心なことをなさっておいでね。他所にお囲いになるならとにかく。その内噂にでもなったらどう
なさるおつもりなの?あまり私に恥をかかせないでちょうだい。お忘れかも知れないけれど、あなたの妻はこの
私なのよ。」
「我々がいつまで名のみの夫婦でいられると思ってるのだ?もう時間の問題だ。さっきの皇帝陛下のご様子を見
てもわかるだろう。」
「それでもまだ私はあなたの妻ですわ。そしておかしなものね、結婚して以来、今ほど離婚したくない気持ちに
なった事はありませんでしたわ。」
暗い回廊でアデールの頬にきらりと光るものが流れるのが見えた。
「アデール・・・。」
「でもあなたは違う。むしろ皇帝陛下が離婚を命ぜられるのを待ち望んでおいでね。わかりますわ。ご心配なさ
らないで、陛下の命がくれば、受けますわ。でもそれは陛下のご命令を拒めないからではない。あなたが喜んで
受け取ってくださるのはそれだけだからよ。私からの自由、私からあなたに差し上げられるのはただそれだけな
のね。」
アデールはそう言うと、これ以上涙を見られることを恐れるように顔を背け、レオニードの返事を待たずに歩み
去った。その後姿は内面の動揺を写すことなく、あくまでも典雅だった。レオニードは初めて妻の心を見た驚きで
その場に立ち尽くしていた。だが、妻の後を追うことはしなかった。
2513万字:2008/06/26(木) 18:41:36 ID:???
(7)
「兄上、お願いがあるのですが。」数日後の晩餐の席でリュドミールが切り出した。
「改まって、何だ?」
「ユリウスを連れて射撃場に行ってもいいですか?」
「射撃場?フォンタンカのか?」「ええ。」
レオニードはぴんときた。リュドミールは幼年学校でたいそう優秀な成績をおさめていた。ことに実技の中で射
撃にずばぬけた才能がある事を学校側も興奮した筆致で成績書にわざわざ書き添えていた。将官となる身分では
実技に卓抜している事は特に重要では無かったが、リュドミールは少年らしくユリウスに自分のいい所を見せた
いのだろう。(まだまだ本当に子供だな。)とレオニードは思った。
「そんな危ないところに女を?駄目だ。」一言で切って捨てられ、リュドミールはふくれ面をしかけたが危うく抑
えて、「危ない所なんかでは無いですよ。兄上だってまだ僕が幼い時分、何度も連れて行って下さったじゃないで
すか。」ともう一押しした。「駄目だ。」とレオニードは繰り返した。「兄上が最初に僕を連れて行って下さったの
は確か8つの時でした。ユリウスはそれに比べれば随分大人だと思いますが。」
「リュドミール、お前は学校で指揮命令系統の基本を最初に教えられなかったのか?いい加減にしなさい。射撃
場は子供が女性を連れて行くような場所ではない。」

変にこじれてきた会話に残りの二人はやや呆気にとられていた。ヴェーラは仲介に入るつもりは全く無く傍観を
決め込み、それを察したユリウスは所在なくグラスをとるとワインを少しだけ口に含んだ。その動きでレオニー
ドがちらりと彼女を見た。
(お前は?行きたいのか?)レオニードの目は問いかけていた。ユリウスは射撃場自体には全く行きたいと思わ
なかったが、リュドミールの希望ならなんでもかなえてやりたかった。彼のわがままを聞く機会がこの先二度と
あるかわからなかった。
「リュドミールの休暇もあと少しだし・・・。」ユリウスは自分の言葉にわずかに哀願じみた調子がにじみでるこ
とに、自分もずるいなと思った。僕は女の武器という奴を会得してしまったのか?レオニードは一瞬の気の迷い
から「ではロストフスキーを連れて行け。それでないと駄目だ。」と言ってしまった。言った端から彼は後悔した
が、一度許したことを取り下げる事は無様過ぎてできなかった。それに彼はふと、ユリウスが過去の痛手をどの
程度乗り越えているのか知りたくなったのだ。彼女の美しい体に残された二つの銃創、それは現在と過去が繋が
っている事を声高に主張するものだった。もし射撃場に行って彼女が平気でいれるなら、それはレオニードにと
って良い兆候だった。

一方、ロストフスキーが大の苦手のリュドミールは(よりによって・・・)と思ったが、それだけ兄は用心し
たいのだなと感じた。ヴェーラは事の成り行きを見守りつつ、(リュドミールは反抗期に入ったのかしら?それに
してもユリウスはリュドミールに弱く、お兄様はユリウスに弱い・・・。そしてリュドミールはお兄様と私に弱
いわ。どちらかというと私により弱い。さて、私とお兄様は?)と作戦を練っていた。参賀の際のアデールのあ
てこすり、兄は何か言ってくるかと思っていたのに、まだ全く触れてきていなかったがそのままで済む筈が無かった。
2613万字:2008/06/26(木) 18:44:32 ID:???
あまり深く考えずに同意した事に、射撃場に着いたそうそうユリウスは後悔していた。射撃の音が想像もしなか
った程、過去の苦い記憶を甦らせる。おまけに当たり前だがそこにいるのは男性ばかりで、男装していても一目
で女性とわかるユリウスには一斉に好奇の目が注がれた。貴族や上級軍人しか利用できない射撃場とはいえ男は
男で、以前なら気づかなかったかもしれないが、今のユリウスにはそれらの視線に含まれる性的な興味、次第に
それらが粘つくようなものに変わっていくことが肌身で感じられた。これはレオニードが渋る筈だ。しかも同行
者はまだ少年のリュドミールと明らかに随行者の立場に過ぎないロストフスキーでは、周囲の目が無遠慮になる
のを止めるものは無かった。尤も気味悪いほどの静けさをまとったロストフスキーのおかげで、さすがにユリウ
スに直接声をかける者はいなかった。だが人々の好奇の目は、リュドミールが銃を撃ちはじめた途端、驚きと賛
嘆に変わった。

最初に彼が拳銃を選んだ際、「おやおや、坊やにはまだ水鉄砲を用意した方がいいんじゃないか?」と無作法な声
が聞こえたが、リュドミールは落ち着き払って流れるように美しく構え、一発目で過たず的の中心を撃ち抜いた。
射撃場全体が静まりかえった。それはこの年端もいかぬ少年が見事に命中させたからではなく、その銃と一体に
なったかのような美しい姿勢とまれに見る集中力、少しでも射撃をかじった人間なら、恐らく一生のうちに一人
見れるかどうかの天才をいま目の前にしているという事に気づかざるをえなかったからだ。皆、射撃場にまぎれ
こんだ男装だが妙にそそられる女の事は忘れ、かたずを飲んで、リュドミールが次々と銃を替え、何発撃とうが、
どの種類の銃だろうがすべて外さずに的のど真ん中を、あるいはきれいな円形を描かせて打ち抜いていくのを魅
せられたかのように見守っていた。

 ユリウスに自慢したくて射撃場まで連れ出したリュドミールだったが、銃を構えるといつものように、世界か
ら他の全てのものが消えた。あるのはただ、銃となった自分と標的だけだ。そして自分と標的の間には1本の輝
く細い糸があり、自分は正しく構えるだけで弾は勝手に標的に引っ張られていくのだ。自分が当てるのではなく、
標的が弾を吸い寄せる。そうとしか思えなかった。賞賛される度、なぜ皆はあの糸に気づかないのだろう?と
リュドミールは不思議にすら感じるのだった。

 ロストフスキーすら幼い頃からよく知っているリュドミールの思いがけない一面に驚かされ、見入ってしまっ
ていた。だから彼は傍らに立つユリウスの顔色がどんどん蒼白になっていくのに気が付くのが遅れた。彼女の体
がゆらりと揺れてからあわてて抱きかかえる始末で、そうでなければ、すんでのところでユリウスを泥だらけの
地面に崩おれさせるところだった。さすがに人々も魔法が解けたように、リュドミールから、謎のその連れに視
線を戻してどよめいた。ちょうど銃を替えようとしていたリュドミールも異変に気づき、明らかに意識を失って
いるユリウスを抱きかかえたロストフスキーのもとへあわてて向かった。観衆達はこの少年に拍手を送ったが、
リュドミールはそれに応える余裕はとても無かった。
2713万字:2008/06/26(木) 18:47:11 ID:???
 間もなくユリウスは射撃場の控え室の寝椅子で意識を取り戻した。
「ユリウス!だいじょうぶ?」と目を開けたユリウスにすぐさまリュドミールが覗き込んで声をかけた。そのあ
まりにも心配そうな様子に、「あ・・・、ごめん、せっかくリュドミールが集中してたところだったのに・・・。」
というユリウスに「そんな事・・・、それより気分は?ああ、起きないで、まだじっとしてて。今お医者さんも
来るから。」「お医者さん?おおげさな・・・。ただの貧血だよ。必要ない、今からでも断って。」
まさか過去、二度撃たれた記憶が甦って失神してしまったなどと言えたものでは無かった。

ユリウスはリュドミール達が意外に思うほど頑強に言い張って、ついに医者には会おうとしなかった。それでも
少し横になって、だいぶ楽になったユリウスはもう大丈夫だからと帰り支度を始めた。そしてこの事がレオニー
ドに知れたら、ますます自分の行動は制限される事に気づき、ロストフスキーに「ロストフスキー大尉、この事
はユスーポフ候には言わないで。」と言った。リュドミールは少し驚いてユリウスを見た。もちろん彼は兄にこっ
ぴどく叱られる事は覚悟していた。
案の定ロストフスキーは「あなたの護衛が今日の私の任務でした。それに失敗した以上、候にご報告しないわけには
参りません。」としかめつらしく答えた。
「失敗なんて・・・。貧血を起こしただけで何ともなかったのだし、言っても彼を不快にさせるだけだ。」
ロストフスキーは露骨に無関心そうに答えた。
「私は候に嘘はつけません。」

なんとなくきまずい空気で3人は車寄せに向かった。そこでリュドミールは手袋を忘れてきた事に気づき、ユリ
ウスをロストフスキーに託し急いで取りに戻った。二人きりになって、ユリウスはさっき意識を失う前の最後の
瞬間に彼に抱きとめられたことを思い出し、ふと考えた。「ロストフスキー大尉、もしかしたらあの時も・・・。」
言いかけた言葉を途中で飲み込んだ彼女をロストフスキーはいぶかしげに見下ろしたが「ごめん、なんでもない。」
と言われ、また前方に視線を戻した。戻ってきたリュドミールとちょうどやってきたユスーポフ家の車に乗り込
みながらユリウスは思った。(今さら、わかったとて仕方が無い。あの時、僕をそもそもユスーポフ邸に運び込ん
だのが誰だったかなど。)

車中で、リュドミールはユリウスの顔色がやっと戻ってきた事に安堵し、多弁になった。以前から兄には筋がい
いと褒められていたが、多忙な兄にはそうそう射撃に連れていってもらえなかった事、昨年、実技演習で初めて
本格的に取り組み、自分にとってはごく自然な動作だがひどく皆に驚かれ、おかげで難しい先輩達にも一目おか
れて学校生活が随分楽に過ごせている事などを早口でしゃべった。だがユリウスはなぜか聞いている内に古い銃
創が熱をもってきたように感じてひどく疲れがでてしまい、リュドミールに悪いと思う間もなく言葉がするりと
零れ落ちてしまった。
2813万字:2008/06/26(木) 18:52:39 ID:???
「でもリュドミール、君は撃たれた事は無いだろう?最初に体にはすごい衝撃が走るんだ。全身の骨の分子がば
らばらになるような。そして少し遅れて焼けつく様な痛みがやってくる。それは切ったり刺されたりする痛みと
は全然違うんだ。」
リュドミールは思わぬ言葉に驚いてユリウスを見た。運転手の隣に座っているロストフスキーもバックミラー越
しに彼らを見た。ユリウスははっとして「ごめん、リュドミール・・・変な事言ったね。どうか気にしないで。
忘れて。」
リュドミールはユリウスはもしかして過去の何かを思い出したのかと不思議に思った。だがそれよりも自分の話
の何かがユリウスの心を傷つけたらしいのが気になり、「ごめん、気分が悪かったのにぺらぺらしゃべって。」
「・・・ううん、気にしないで。あんな才能に恵まれてるなんて素晴らしい事なんだ。素人の僕がつまらない事
を言ってごめん。」
「・・・ユリウス・・・、僕はむやみに、命あるものを意味無く撃つようなことはしないよ、約束する。だから
安心して。」
「リュドミール・・・。」
ユリウスは彼の若い、まだ稚なさを残した顔を見つめた。この子は軍人になる。いつまでも動かない標的だけを
撃っているわけにはいかないだろう。彼のためにもそんな約束をさせてはいけなかった。
「リュドミール、そんな約束はしないで。」いつに無い強い口調にリュドミールは少し驚いた。「ユリウス?」
「約束してくれるなら・・・、必ず生き延びると言って欲しい。何があっても。君を愛する者のところへ生きて
帰ってくると。」
「ユリウス様」珍しくロストフスキーが言葉をはさんだ。「お言葉ですが。」ユリウスははっとした。
「何だ、ロストフスキー、黙ってろ。」リュドミールが背伸びした口調で乱暴につっぱねた。
「ああ・・・、僕、また変な事を言ってるね。ごめん。多分今日は僕は何をやっても駄目な日なのかも。少し眠
るから、リュドミール、手を握っててくれる?」「・・・うん。こう?」
「うん。ありがとう。」そう言ってユリウスは目をつぶった。
ミラー越しに注がれるロストフスキーの軽蔑しきった視線を感じながら。


実りの無い会議に倦んでレオニードは一人長い廊下に立ち、葉巻を吸いながら窓の外を眺めていた。誰かの足
音が近づいてきて、彼の傍らで止まった。異例の若さで秘密警察の副総監の座が近いとささやかれているグルシ
ェンコフだった。
「これはユスーポフ候。お久し振りにお目にかかります。私のことは憶えていただけてますでしょうか?」
「今やあなたの事を知らぬものは、少なくともここにはおりますまい。」と答えてレオニードは微笑んだ。
一見目立たない小男だったが、グルシェンコフは恐ろしいほど有能な男だった。そして係累も資産も持たぬ彼が
このように早く、それも秘密警察という特殊な部署でのし上がってくるには相当な暗躍もあった筈だが、確たる
噂をのぼらせない事がかえって彼の底知れなさを示していた。「いつもの副官どのは今日はご一緒でないので?
あのような人材は貴重ですな。できれば私の部署に欲しいほどです。」
レオニードは口元だけ微笑んで聞いていた。この男がただの雑談で声をかけてくる筈はなかった。果たしてグル
シェンコフは無駄話はせず、すぐに本題に入った。
2913万字:2008/06/26(木) 19:00:44 ID:???
「ところで候はアナスタシア・クリコフスカヤ嬢をご存知ですな?」
「妹の友人で幼馴染ですな。私は数年お会いしていないが。」
「ところが妹君は交際を再開されたようです。あなたの視察中に、かなり頻繁に車が往来している。好ましくな
いですな。アナスタシア・クリコフスカヤは革命分子です。」レオニードはさすがに驚き、グルシェンコフの次の
言葉を待った。
「驚かれたようですな。」
「・・・。確かに。思いもかけない事だ。しかしそれではなぜ放置を?」
「我々は言わば彼女を泳がせているのです。彼女の資金と社会的地位を利用すべく様々な連中が寄ってくるので、
彼女を張っていれば自然に情報が集まってくる。※※通りのマダム・コルフの店が連絡場所として使用されてい
ることなど、我々には実に有難い情報でした。ああ、娼館です。いや、尾籠な話で失礼した。なかでも我々が特
に興味があるのは海外の資金提供者達の情報です。どのようなルートで、誰が資金や武器を提供しているのかを
ね。彼女を張っていれば必ず浮かんでくる筈だ。その為なら、いま大した動きはできない国内の革命派の動きな
どしばらくは放置しておけます。今彼女を捕縛してしまうより、そのほうが我々にはよほど得る物が大きいのです。」
レオニードは黙って聞いていた。

「彼女が加わっているのはボリシェビキの一派で名門貴族の令嬢が加わるのはいささか不向きな集団だ。育ちの
良い彼女は甘い。女だてらにルジェノフスキー将軍を暗殺した奴を覚えておいでかな?彼女は下級貴族出身だっ
たが、顔面が一生元に戻らぬほど殴打され乳房を焼かれた上、お聞き苦しい話ですが、取調べの口実で繰り返し
陵辱されても転向せず、口を割らなかった。逮捕から5年以上、いまだに監獄で頑張っておりますよ。だがクリ
コフスカヤ嬢にその根性があるとは思えませんな。そのうち必ずぼろを出すでしょう。まあ、遅かれ、早かれ時
間の問題ですが。」黙って聞いていたレオニードに向かい「なんとも長話で失礼した。そういうわけで、アナスタ
シア嬢は妹君にはふさわしくない交際相手と存知上げるが。」とグルシェンコフは話を結んだ。
「ご親切、いたみいる。」とレオニードはグルシェンコフの方を向き、にっこりと笑った。グルシェンコフはそれ
を受けて、軽く礼をすると、再び歩きだそうとした。そこへレオニードは声をかけた。「しかし、なぜわざわざ?」

グルシェンコフは振り向いた。お互い、微笑みは目には及んでいなかった。彼は言った。
「私は常に保険をかける男です。異常値を見つければそれを排除し、均衡を保つ。そしてまた次の異常値を潰す。
異常値同士はたいがい関連しております。そして世界は異常値の上位にいくつかの極点があって均衡を保ってい
る。失礼ながらあなたは宮廷内のもう一方の隠れた極点で、私の世界の均衡を保つには大事な存在なのです。」

(食えない男だ。)レオニードは思った。彼はラスプーチンの引きも強い男で、異例の速さの出世にはその影響も
ささやかれていた。ロシアの早い夕日にグルシェンコフが長い影を落としながら廊下の角を曲がって姿を消すと、
まるで入れ替わるかのようにロストフスキーがこちらに歩いてきた。


 帰宅した二人はヴェーラと食堂で午後のお茶を飲んでいた。そこへレオニードの足音が聞こえてきて三人は顔
を見合わせてため息をついた。ユリウス達を邸に送り届けた足でロストフスキーは軍部に戻ったので今夜はレオ
ニードにこってり絞られることは覚悟していたが、まさかこんなに早く戻ってこようとは。案の定、勢いよく食
堂の扉が開いたかと思うとつかつかとレオニードが入ってきた。リュドミールは慌てて立ち上がり、ユリウスは
レオニードから視線をそらした。
3013万字:2008/06/26(木) 19:06:07 ID:???
レオニードはまずユリウスを見て「何で起きてるのだ。休んでなさい。」と言った。
「ただの貧血だったのだし・・・」とユリウスは言いながら、レオニードがリュドミールに向き直るのを見て
「レオニード、リュドミールには何の責任も」とさらに言葉を継ごうとしたが、「おまえには関係が無い。これは
私と弟の問題だ。行きなさい。」と言われ、引き下がらざるを得なかった。リュドミールはレオニードと書斎に向
かいながら(だいじょうぶだから)と目顔でユリウスに伝えた。ヴェーラはやれやれと二人についていった。

リュドミールは兄の前にうなだれて立っていた。ユリウスにはああ目顔で合図したものの、静かな分、兄の怒り
は本当に久しぶりの大きさで彼を威圧していた。そんな弟を机に腰をかけた格好で腕組みし、しばらく黙って見
つめていたレオニードはようやく口火を切り、
「私の言いたい事はわかっているな?」と言った。「はい兄上。」うなだれたままリュドミールは答えた。
「・・・今日の事は私が許可した。だから私の過ちだ。お前達を行かせるべきではないとわかっていたのだから。」
「・・・。」
「だが。」と言うとふいに身を起こしてレオニードはうつむいていた弟のあごを開いた手で力任せに掴み、驚いた
顔を仰向かせると、
「リュドミール、これに懲りて二度と己が護るべきものを自らの手で危険にさらすような事だけはするな。取り
返しのつかない事になって後悔するのはお前自身だ。わかったな。」と言い渡した。リュドミールはしばらく硬直
していたが、やがて「わかりました。」と慄える声で言った。「よし。」と言うとようやく弟から手を離し、「もう
良い、下れ。」とレオニードは命じた。それまで黙って見ていたヴェーラもリュドミールについて書斎を出ようと
した時、「ついでだ。ヴェーラ、お前は残りなさい。」と声がかかり、ヴェーラは(ついにきたか)と思い、しょげた
弟の後ろで扉を閉めるとレオニードの前に進んだ。


ヴェーラはまず自分から口火を切ろうとしたが、兄に先手を取られた。だがそれは彼女には意外な言葉だった。
「ヴェーラ、おまえは最近アナスタシア・クリコフスカヤ嬢と近しいのか?近頃ひんぱんに外出しているという
が行き先は彼女のところか?」「・・・え・・・?」「どうなのだ?」これはユリウスの事を聞かれるのだろうか?
ユリウスがアナスタシアとのレッスンの事を兄に話した気配はまだ無かった。ヴェーラは一瞬頭の中で思いを巡
らせた。射撃場で倒れてしまったすぐ後でこの話となると、ユリウスはますます外へ出されなくなり、アナスタ
シアの求めに応じられなくなるかもしれない。「ええ・・・。夏、久し振りに偶然会いましたの。しばらく彼女と
は会っていなかったのですが、それ以来、またお付き合いさせていただいてますわ。」
「彼女にはもう会うな。」ヴェーラは思いがけない物言いに少し驚いた。

「・・・理由はお聞きできますの?」「聞くな。ただ、交際を控えればそれでよい。」いつものヴェーラなら、
さすがに自分の旧友との交際に関してとあってはもう少し食い下がっただろう。だがユリウス、さらに何と言っても
シチューキンとの交際を兄に認めさせたい彼女としては、ここは1歩譲る事にした。ユリウスにもこの事は伝えて
話がこじれないようにせねば。
「・・・理由を教えていただけないのは残念ですわ。でもご命令ですのね。お話はそれだけ?」
「私からはな。お前の方が何か私に言うべき事があるのではないか?」
兄がこう出るとは思わなかったが、アナスタシアの件でこちらが譲った今はいい機会だ。ヴェーラは淡々と答え
た。「折を見てお兄様にはご報告しようと思っておりました。新しい友人が出来て、近い内にお兄様にもお引き合わ
せしたいのです。」
3113万字:2008/06/26(木) 19:11:37 ID:???
「あれのあれこすりは本当だったわけか。お前も一応未婚の娘だ。立場はわかっているであろう。婚約もしてい
ない男としょっちゅう会っているという事か?」
「お義姉様が存外我が家の事をご存知なのには驚きましたわ。無関心ではおられないのですね。」
「アデールの事はいい。お前の話だ。」ヴェーラは軽くため息をつくと兄を見つめなおして言った。
「ええ、貴族の娘としてははしたない行動かもしれませんわね。でも私はあの方と出会えて幸運だと思っており
ます。相手の方の名前はセルゲイ・シチューキン。貴族ではありませんが、私には何の問題もありませんわ。」
「シチューキン・・・。あの布屋のか?」
ヴェーラは軽く肩をすくめた。シチューキン家はいまやロシア有数の財閥だったが元々は繊維業で頭角をあらわ
した一族だ。だが兄はじめ、頑迷な因襲制階級主義の貴族の眼には「布屋」に過ぎないのだろうと、まるであんな
に嫌っていた共産主義者のような感想を抱いた。

「身分など関係無いと言いたげだが、我々侯爵家の人間の結婚には皇帝陛下の許可が必要な事を忘れたわけでは
あるまいな?それとも純粋に『友人』として火遊びで留められるのか?」
「あの人に会っていただければお兄様もおわかりになりますわ。」
今度はレオニードが肩をすくめた。ブルジョアになど会う気は無かった。ヴェーラもまさか一度で兄を説得でき
るとは思っていなかったので、今日のところは最小限の話だけでも出来た事に満足し、アナスタシアの件につい
て掘り下げるところまで頭がまわらなかった。

弟、妹と説教を続けてうんざりしたレオニードは、着替えようと従僕を呼んで居室に入るとそこにユリウスが
いて、少し驚いた。
「・・・寝ていろと言ったろう。」と大きな椅子にすっぽり包まれるように座っているユリウスの髪に思わず触れ
ながら、レオニードは口調だけは咎めるように言った。「病気でも無いのに寝れないから。」とユリウスは答え、
レオニードが着替え始めると立ち上がって窓際に行った。軍服を脱ぎながら彼は声をかけた。

「そう楽しい所では無かっただろう。」
「・・・うん。銃声を聞いているうちになんだか気が遠くなってしまって・・・。」とユリウスは外を眺めながら
正直に報告した。(やはり駄目だったか。)とレオニードは思った。
「でもリュドミールは本当に凄かった・・・。何を、何発撃っても決して外さなかった。みんな集まってきて、
びっくりしてたよ。あんなに美しい構えを初めて見るって誰かが言ってた。」
「・・・そうか。」
「僕が自分で判断して行ったんだし、リュドミールは実に見事だったんだ。それだけはあなたに言っておかないと
と思って。」「わかった。」
話しながら、二人ともこんな風に普通に会話するのは実に久し振りだと気づいていた。着替えを終えたレオニー
ドは従僕を下がらせ、窓の方を向いたままのユリウスに近づくと射撃場でさぞ他の男の視線にさらされていただ
ろう彼女の体に後ろから腕をまわし、自分の中に包み込むようにした。
ユリウスはその抱擁にかかとから力が抜けるような安堵感を感じた。あの射撃場で男達に浴びせかけられた全身
を撫でまわすような視線を思い出し、自分が今日は本当に異質な緊張感の中に居た事を実感し、それが彼の腕の
中でゆっくりとほぐれていくのに任せた。レオニードは無事彼女を取り戻せたとでも言わんばかりの自分の態度
の情けなさに腹を立てつつも、しばらく身を離す事ができなかった。先ほど弟に言ったことは、まさに自分に向
けての言葉だった。弟にではなく、自分自身に怒っていたのだ。この女を護りぬけなかったら、傷つくのは彼自
身だった。
3213万字:2008/06/26(木) 19:17:06 ID:???
RON様、リロードしてなかったので飛び出しちゃいました。
すみません〜。

本日投下分は以上です。
※13万時は銃については大きい(長い)のと小さい(短い)のがあるというくらいの認識しか。
※根性のある女革命家の挿話はウィキ丸写しです。
33RON:2008/06/26(木) 19:23:59 ID:???
>>23-31
13万字様、いくらでも飛び出しちゃって下さい。
もう、私、この世界にどっぷりと浸かっております・・・。
それで、読むだけ読ませて頂いておいて、感想が・・・書けない(涙)
私の下手な感想文なんて、とてもとても(号泣)

それにしても13万字様がアク禁でなくて、本当に良かったです。
これも常日頃の行いが良いからですね♪
34RON:2008/06/26(木) 19:49:02 ID:???
・・・以前 私はアレク(クラウス)×ユリ派だと言いましたが、
13万字様の小説を読みながら「このまま、レオ×ユリで落ち着いて欲しい。
なんとかこの二人を幸せにする事は出来ないのか・・・・。」と考えている自分がいます。
あ〜 13万字様はこの先、このふたりをどうなさるおつもりで?
気になる・・・
気になるけれど、家族に晩御飯を食べさせねば・・・
35レオニー怒:2008/06/26(木) 20:17:22 ID:???
>>34
思想教育(洗脳とも言う)の成果が早くもあらわれてきたようだな。
ペトロパブロフスクで見かけたもう一人の反逆者支持の者の転向ももはや時間の問題だろう。

(今YouTubeでそなたに紹介されたシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いているところだ。
 担当はギドン・クレーメルが好きだが ヒラリー・ハーンで我慢するとしよう。
 第一楽章は白夜の光と影を思わせる、そして相変わらず呪文のような曲調だな。
 第二楽章が気に入ったぞ。やつは性格が大人しいせいか往々にして第二楽章を好むようだ)
36Д:2008/06/26(木) 20:21:24 ID:???
13万字
GJGJGJ...!!!

前スレから一気に読ませテもらっタぜ!!すごい速さで...w
未だ興奮が冷めやらぬ...

ウ゛ェーラの新しい安定しタ恋に心温まり、
ユリウスの嘘がいつ見抜かれるかハラハラし...

13万字の心の内がレオユリの幸福を強く願っテるのかと思っていた内は、
愛人関係になっタ二人を受け入れるのが、自分も辛くてたまンなかっタけど、

13万字のいい意味での冷酷さ(それが作中レオや、迷いのないタッチで流れ、終末へとひた走ル厳格な文面にも反映されテて萌える)
妥協の無さが、伝わってきテむしろ痛快さもあっテ...!
今後、どんな展開も受け入れられそうダw何でも来いよ。

リュドがレオを殴るシーンが楽しみダw

お疲れサマ!

>>34
お疲レ!w

その「幸せバージョン」をSSにシて公表しテみよウ!!
レッツトライ!!

By:合理主義者

みンな、ここに辿り着いテくれタようで
よかっタぜ!
37名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:28:03 ID:???
昨日の不満スレ736>>です。
スレ違い失礼しました。><。。。
737>>イザ担さん?740>>クラ担さん?766>>ダー担さん?
レスとスレチ教えてくださってありがとう。
ここって、不満?って思ったときには時既に遅し…
そうです、粗忽者は私自身でした〜〜
内容よりレス貰えたことに狂喜乱舞でした。
2ch初心者ってことでお許しを。。。

740>>クラ担さん?
あ、ご安心ください。
レオ様の偉大さは充分理解しておりますが、断じてアレクに銃口は向けません!
でも、援護射撃の弾があたったりして…

スレ立てお疲れ様です。
いろいろな画像を観ているだけでうっとり…
さらに13万字様のSS?(小説ですよね!)素晴らしすぎて、どっぷり…嵌ってます。
38レオニー怒:2008/06/26(木) 20:32:01 ID:???
>>23
>前スレの大量投下犯として、深くお詫び申し上げます・・・。

いや、私が甘かったのだ。
AAが大量に投下されるスタスレでは1000に満たぬ内の容量超えなど毎度の事であるゆえ
レス数が800を超えた辺りでバイト数を気にかけながら書き込んでいるのだが、
灯台下暗しとはよく言ったものだ、
よもや足元でこのような事態が起こっているとはな。

SS、この時間の投下が最適と思えるが、後二日で終りなのだな。今から一抹の寂しさを感じるぞ。
39クラウス:2008/06/26(木) 20:37:29 ID:???
>>37
お前が無事に来れる事はわかっていたぜ、同志粗忽者。
「スレチ指摘」は食いつくネタ探しに余念の無いイザ担の冗談レスだから気にするな。

お前も大事な仲間だ。ここで一緒に萌えを語りあおうぜ。
40名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:43:54 ID:???
39
><...はい、監獄から頑張って逃げてきました。

でも一日一回カキコできたらいいんです。
陰から見てるのが、いいんです。  変態かな?
41名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:44:52 ID:???
13万字さんのSSで今回印象に残った所は一番最後の、ユリがほっとする場面です。
見知らぬ男どもからの、舐めるような視線っておぞましいものがありますよね。(とくにラテン系の男w)
とくにこのユリの立場(外部と遮断され大切に守られている)では一層気味悪く感じられることでしょう。
それこそキリストの言う姦淫そのものw

GJGJ、明日も楽しみです!

クラ担
42クラウス:2008/06/26(木) 20:52:59 ID:???
>>40
陰から見てるのが好きなのか。
ともあれ覗き趣味者満載のオル窓にふさわしい奴だな。
(お前はダーヴィトか?w)

それにしてもここはお前好みのアレクユリSSは無いからなァ。
期待できないが、一応年末にダー担によるSSが投下される予定はあるんだ。

ところで同志、お前がオル窓に出会ったのはいつだ?
43名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:56:40 ID:???
>>40
帰ってきてくれて・・・ありがとう

(関東軍とやらも、覗きを何ヵ月かやっタ挙げ句、
今の常駐率はすごいものダぜ。

お前もその内、テンプレの紹介欄に名を連ねルことであろう。)
(脅し)
44名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:01:04 ID:???
クラウス様〜
一日一回って言ってるのに三回目…

ダーヴィット? 考えても見なかった

いつって、、、すっっごい前です。うっ、年齢ばれる
ここらで、撤退。
お許しください。。。おやすみなさーい??
45おへんじ:2008/06/26(木) 21:05:02 ID:???
あっ新人さんが行ってしまった。


短編職人様

短編職人様はアデ萌えかと思ってたら基本はレオアデ夫婦萌えだったのですね。
そ、そういう萌えの形もありますよね。
設定が定まらないとの事ですが、私は逆に「こうでないと!」とFIXされてしまい、
別バージョンを考えても自分に説得力が無く楽しめません。それも不幸かもです。
「レオの愛人か妻になりたい!」というのはここの住人の大勢の心(体?)の声かもですね・・・。
(でも私は夫にするならクラウス/アレクかも・・・。少数意見・・・)



スリコギ様

アレクユリの性描写・・・。ネタバレ@きわめておざなりに(笑)。
でもどうなんでしょう、女の方が充分開発されてたら逆にわずかな刺激で・・・って事もないですかね。

ダー担様

お久しぶりです!ありがとうございます・・・。
ええと興ざめなネタばれAですがリュドがレオに殴りかかる場面は3章なのでございます・・・。
46クラウス:2008/06/26(木) 21:10:57 ID:???
今年度上半期の流行語大賞に「13万字」も推薦したい。おいダー担、いいだろう?

>>43
住人が増えるのは嬉しいことだな。
ここのところずっと、ここから叩き出される奴が多かったから
続々と現れる新人に感無量だ。
(しかもアンカー符の付け方を知らん初心者なんてイザ担以来じゃねえかw)

>>44
すごい前とは、おれの担当と同じ中学生時代か、
関東軍のように小学生時代なのか?

おお何だ、撤退しやがったな。
まあいい、ウォッカを飲ませて徐々に裸にしてやるぜ、楽しみだな。
47クラウス:2008/06/26(木) 21:19:11 ID:???
>>45
>(でも私は夫にするならクラウス/アレクかも・・・。少数意見・・・)

平和時におれと結婚したら楽しいって事は間違いないぜ。

だがおれにはユスーポフのおっさんのような確信に満ちた態度や威圧感は無いからな。
ここの住人の大半はおっさんのそんなところに萌えてるらしいから仕方ねえ。
48名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:33:25 ID:???
>>46
>「13万字」
もちろンもちろン!!

あ...4時代もいいし迷うなア。
この際2つでもw
おネさん達も、他にいいのがあっタら、
お願いネ!

新語大賞で
「○○じゃのう」「○○ですじゃ〜」

なんテねw
49名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:35:05 ID:???
こんばんは〜
みなさん無事にいらしたみたいですネ。
13万字さん!アク禁かと思ってたら、また続きが拝めるとはw
みなさんがいっぱい語ってくれてるので私には言葉が残されていない・・orz

スリコギさんじゃないですが、今後アレクと会って、彼への想いは幻想だった
レオ様やっぱり凄かった(何が?w)って〜なるのかな?

ひとつひとつのエピソードが全てに意味と勢いがあって、ほんとにのめりこみますね。
2章に入ってからは自分の思い入れがどうこうではなく、もう純粋に展開が楽しめます。

今日もありがとうw

あのぅ・・
>>43
>覗きを何ヵ月かやっタ挙げ句
だから、初めての方にどうしてそんな・・

>>44
>ダーヴィット? 考えても見なかった
考えて下さい!(真剣)はじめましてどうぞよろしくw

>>46
>「13万字」も推薦したい
横ですが、大賛成w
50クラウス:2008/06/26(木) 21:35:33 ID:???
以前、叩きスレでおれの担当と (*´3`)チューを交わしたのはダー担と、ここにいる誰かなのか?
いたら返事をしてくれ。

(何、連投しすぎだと?今日は寝すぎて元気がいいんだw)
51名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:40:49 ID:???
>>49
>今後アレクと会って、彼への想いは幻想だった

そういう事って現実の恋愛にはありがちだよな。単なる自分の思い込みで、
現実に直面すると百年の恋も何とやらで、はははw
52名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:48:28 ID:???
   ,,,,,,,,,,,,          ,,,,,,,,,,,,
   [,,,|,,★,|,,]   >>37   [,,,|,,★,|,,]
   (  ・∀・)   ∧_∧  (  ・∀・)<そう簡単には逃げられないよ♪
   ⊂ 〈V〉+つ○(l|li゚Д゚li)○⊂ 〈V〉+つ   さあ、要塞へ帰ろう。
   /___:|__|   丿  ノ  /__:|_|    
    (__)__),,,,,(,/(,/   (__)__)

>>39
フォロー助かりましたw
>>40さんが、これほどまで初心者で本物の粗忽者だったとは・・(お前が言うなと?w)
新しい住人さんが激増して嬉しいですね〜w

13万字さんのSSもったいなくてまだ今日の分読んでない・・。
いつ読もうか・・・今すぐ読みたいのに何故だか緊張が。

イザ担
53名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:51:29 ID:???
>>49の住人はネ、
スカートが強風にめくれタ話を嬉々としちゃっタりすル変態さんダよ。

新人さん、
お見知りおきを!

あ〜ん、とか書くしやっぱMっぽいよナw
54名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:52:49 ID:???
>>50
はーいノシ 

あれはクラ担さんでしたか・・w
55名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:54:50 ID:???
>>50
モウセンゴケっていうネーミングの女も、
シベリアでチューしてタな。
イザ担と。
56名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:55:48 ID:???
>>53
この際、変態度順位もはっきりさせませんか?(なんてw)
57名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:57:06 ID:???
>>55
タイミング逃してお礼言ってない・・orz
モウセンゴケさん、ここ来られてませんか?
あの時はどうもでしたwあなたのチューに濡れました・・
58名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 21:59:22 ID:???
>>56
そンな順位、
13万字も葱坊主も短編職人も新人も、
興味ネんだよ。
59名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:00:00 ID:???
>>54>>55>>57
じゃ、あの時の4人はおれ(最初のチュー)とダー担(横からだけどチュー)と、
イザ担は(私も欲しい)と、
あとチュー返し、って奴がモウセンゴケだったのか?

全然違う?
60名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:02:00 ID:???
>>52
こンばんはW
61名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:03:06 ID:???
>>48
そういや関東軍さんが衝撃を受けた事件で思い出した。
青年Дも初登場が1月でしたね。
もはや旬じゃないけど流行語として上げておきたいな。

その日初登場なのにやたらと仕切る青年Дさんに、
「青年Дさん、あなた今日初めて来た人だよね...」
て突っ込んでたレス面白かった(過去話すみません)
62名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:04:55 ID:???
>>60
こんばんは、Wさん
63名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:06:04 ID:???
>>59
私のは当たってますよw イザ担
64名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:08:19 ID:???
>>58
www

クールな彼女らをつなぎとめるにはどうしたらいいんだろう・・w
65名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:11:07 ID:???
>>58
おいダー担、テンプレのクリームヒルトの絵は誰の絵だ?
似たようなタッチで、水面に散った花とともに浮かんでいるオフェーリアの死体の絵を知ってるんだが。

ヴァルハラも意外な場所だったぜ。山腹とは・・・。
なぜか街中にあるものとばかり思ってたからな。
66名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:11:54 ID:???
>>61
>やたらと仕切る青年Дさんに

あの時、雰囲気悪くしちまっタのをどうしようと心臓バクバクだっタんだ...いろいろしテみようと思うものの、コケてばっかw
スレチになっテきたから終了w
青年Дは却下なw
67短編職人:2008/06/26(木) 22:13:51 ID:???
>>45
>でもどうなんでしょう、女の方が充分開発されてたら逆にわずかな刺激で・・・って事もないですかね。

五木寛之の『朱鷺の墓』に、そういう描写がありました。
ヒロインはロシア軍人と金沢で祝言も挙げ夫婦になるんですけど
セックスではサイズの問題があって、最後まで夫と結ばれることがないまま
生き別れた後、女郎に売られてしまい、最初は拷問を受けても客を取るのを
拒むのですが、遊廓専門の開発屋(老人)に開発され、哀しい開花をします。
ロシアの軍人は彼女を探しあて、夫婦は数年ぶりに臥所を共にするのですが
開発されまくったヒロインの体は僅かな刺激で反応してしまい
そんな自分に嫌悪を抱いたヒロインは再び夫の前から姿を消してしまいます。
日露戦争〜ロシア革命の時代のロシア・日本・中国を舞台に
ロシアの軍人貴族と日本の芸者の愛を描いた小説ですが
芸者時代のヒロインの有力な旦那候補である名家の若様が
どこかレオを彷彿とさせる人物像でした。

スレ違い、失礼しました。
68名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:26:22 ID:???
>>66
おk w
>>65
船乗ったりしなきゃ行けないへんぴな所みたいですね。
走っていくのはとてもじゃないけど無理だとかw

>>67
いえいえ、スレチなんてとんでもない。
いろんな情報を与えて下さってありがとうございます!
69名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:27:45 ID:???
>>65
あれは、ドイツ表記のクリームヒルトで見つけたものデ、
作者がわからナイ。


モローの「オルフェウス」という絵画がある。
川に投げ捨てられたオルフェウスの首と竪琴を、
それが流れついタ先の島の女が悼み、大事そうに抱き抱えてルのが、
印象的。

携帯からデ、リンク貼れないけド。
70名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:28:47 ID:???
>>67
読んでみたくなりました。ありがとうございます。
(まだ読んでないけど)13万字さんのSSに重ね合わせてしまう・・。
そろそろSS読んでこよう・・ドキドキ・・・(自分語りスマソ・・)
71名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:30:30 ID:???
>>69
かわりにペタ。
http://art.pro.tok2.com/M/Moreau/mor10.jpg

↑ですね?
72名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:32:07 ID:???
>>65
>似たようなタッチで、水面に散った花とともに浮かんでいるオフェーリアの死体の絵を知ってるんだが。

それはジョン・エヴァレット・ミレーのオフェーリアだと思います。
19世紀中ごろのラファエロ前派の一員だった人でモデルはやはりラファエロ前派の主要人物だった
画家で詩人のロゼッティの妻だった人。オフェーリアのモデルの際には
何時間も冷たい浴槽で浮かばせられ肺炎になったとか。
(後に夫とその親友W・モリスの妻の恋に悩み自殺してます。気の毒な。)

クリームヒルトの絵は当時はやった画風のものですね。
73名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:32:17 ID:???
クリームヒルトならこの絵も。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~aw2t-itu/onmyth/sigurdr/schnorrvoncarolsfeld1.htm

ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト(Julius Schnorr von Carolsfeld;
1794-1872)は、ライプツィッヒに生まれた、ドイツ・オーストリアの画家。
宗教画、歴史絵画を描く。イタリアに十年ほど滞在し、ナザレ派と呼ばれる
ドイツ人芸術家グループに加わる。カジノ・マッシモにて『怒れるオーランド』
のフレスコ画を制作。1827年に、バイエルン国王ルートヴィッヒ一世に召還され、
『ニ ーベルンゲンの歌』のフレスコ画を制作。上に掲げる絵もその一つである。
74名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:34:06 ID:???
75名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:34:42 ID:???
>>67

その「開発」のシーンがエロくて高校の時その巻がクラスでまわったのまわらないの・・・。
確か宝塚の舞台にもなったのでは?
76名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:42:37 ID:???
>>72>>74
おお、ありがd!
だけど、今見たら全然違うタッチだったじゃないかorz
おれの記憶もいい加減だな。
77名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:43:58 ID:???
>>74
ミレイのオフィーリア夏に日本にきますよ〜楽しみ
東京は8月末から、巡回するんじゃないですかねえ。
10年近く前のテートギャラリー展、平日なのにオフィーリアの
前だけ人山だった・・orz
78短編職人:2008/06/26(木) 22:45:00 ID:???
調子に乗ってスレチと知りつつ
『朱鷺の墓』についてもう少し

ヒロインの金沢の花街の芸者は笛の名手で
ゆくゆくは芸者置屋の跡継ぎにと大切に、つまり処女のままでいます。
彼女の贔屓客に、名門の若様(妻子持ち)がいて
贔屓客からやがては旦那になると、誰もが思っているのですが
若様はヒロインを可愛がっても男女の中にはなぜかなりません。
この二人も別離があり運命の再会をするのですが
機会はいくらでもあったのに芸者時代のヒロインには手をつけず
ヒロインがロシア軍人の妻になるのを黙って見過ごしてきたのは
やはり、ヒロインを深く愛していたから、でした
『朱鷺の墓』がもしオル窓3部よりも前に書かれていたら
もしかしたらレオニードのもう一人のモデルは、この若様ではないかと。
これも妄想ですが。
79名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:53:31 ID:???
>>67>>75
「白夜我が愛」(星組)鳳蘭サヨナラ公演でした。丁度、同時期に週刊マーガレットで、柴田あや子さん(?)が、漫画化してましたね。

両作品共、余りエロい場面は、なかったような…w
80名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:54:51 ID:???
>>78
まだ物語の最初の頃に、一瞬ヒロインとそういう空気になりかけて
でも何もせずその瞬間は過ぎ去り、ヒロインが「この人とは多分一生そういう関係にならない」
と悟るとこが妙に記憶に。
あの若様は零落しちゃうんですよね、確か・・・。
若様が最後どうなったのか思い出せない・・・。
81名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 23:27:34 ID:???
>>28
>ミラー越しに注がれるロストフスキーの軽蔑しきった視線を感じながら。

あは・・・ヤパーリロスはユリを軽蔑しているという設定なのねw
82名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 23:55:21 ID:???
>>81
ロス君の単なる嫉妬だったりして・・w
83名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:02:11 ID:???
>>24-31
遅くなりましたが、GJ!!アク禁じゃなくて、本当に良かったです。;;
皆様も、おっしゃってる様に、是非、一冊の小説の様にして、読んでみたいと思いました…是非、実現して欲しいのですが…

そして、いつの日か、サイトやブログを作って頂きたいです!!
84名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:20:24 ID:???
自決前のロス君のキモいアップ、将来(4部)の劣化・崩壊の方向性を示してるよなあ。
ダーファンは4部の絵柄の彼、平気?
85名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:34:52 ID:???
>>23-31
感想なんて、もう出尽くしてるものの、書かずにおられない・・。

レオニードが優しくて、心を締め付けられました。
もうすぐレオニードにユリの裏切りがばれてしまうんですよね?
ユリの気持ちになっても、レオの気持ちになっても辛くて、
続き読むのが怖いです。

射撃場で男の目に晒されるところ、ユリの男を虜にする美しさが浮かびました。
男達のイヤらしい目つきって、「綺麗・美しい」等を連発するより説得力があるんですね・・!w
いろんなことが同時進行で起こってるのに、全部辻褄あってて凄い・・・。

明日の投下も楽しみなんですが、
その分楽しみが減っていくことを思うと・・orz
今日も本当にGJでした!
いい物読ませて貰ってありがとうございます。
86名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:38:52 ID:???
本日は読んでいた文書の一文に「・・・送付書ヘダーの・・・云々」とあり・・
「送付書へ、ダーの?」ダーの?ダーの??動揺していたところ
ヘダーがヘッダーのことと思い当たり、自嘲いたしました。

>>53
その後同じ場所で同じ惨劇にあっている娘っこをみましたがの・・
ありゃ丸見えだw

「生田流 お こ と」の看板を毎度「生田流 お と こ」と
読み違え2度見し、脳裏に白ふんどしの男性が思い浮かんだことを恥じる
変態さんでした。(流れぶったぎってスミマセン おやすみなさい)
87名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:54:43 ID:???
>>86
変態さん、いい夢見て下さいねw
88RON:2008/06/27(金) 01:20:46 ID:???
>>35レオニー怒さま。
私も2楽章が好きです。(この曲に限らず)
アンダンテ・カンタービレ
ラルゴ
レント
落ち着きます。癒されます。
でもベートーヴェンの皇帝の2楽章は“落ち着く”を通り越して眠ってしまう事が多いですが。(イザーク、ごめんね。)
(言葉を換えれば、優秀な睡眠薬ということで。)
ショパンのピアノソナタは4楽章まであるんですけど、3楽章のラルゴが珠玉です。
同じくショパンの『子守唄』に通じるところが・・・。

ギドン・クレーメル・・・旧ソビエト出身なのですよね。
私、彼の『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ』持っています。
第1番〜第6番までの全曲
やはり第2番の5楽章「シャコンヌ」は素晴らしいですよね。
私の好きなスペインの香りもするし・・・

レオニー怒さまは、誰のどんな曲がお好きなのでしょうか?

89レオニー怒:2008/06/27(金) 02:00:36 ID:???
>>88
そなたが眠くなるという皇帝の第二楽章はどういう訳か
街灯の明かりの中に照らし出されて見える降りしきる雪を思い浮かべるのだが・・
ヴィヴァルディの「冬」などより余程凍てついたイメージだ。

ギドン・クレーメルのシャコンヌは鬼気迫る名演奏だな。
彼ほどヴァイオリンを歌わせる演奏家は滅多にいないと思うぞ。

私はロシアの香りのするラフマニノフとチャイコフスキーが好きだ。
秋の午後の弱い陽の光を思わせるような作品が特に気に入っている。

以前ここで聞かれた時に「ジョン・ケージの4分33秒だ」などと冗談を言ったこともあるがな。
(当然時代設定無視の話だ)

RON、そなたはモーツァルトをどう思う?
私はあの軽さが苦手で、底辺に流れる悲しみなど到底見出せないのだが。

(返信は明日でよいぞ)
90レオニー怒:2008/06/27(金) 02:09:35 ID:???
葱坊主が姿を見せなかったようだが、他の新人達も無事に辿り着いた事であるし
心配は要らぬだろうな。

そなたの「煩悶」の続きも待っているぞ。
私が内面の葛藤を抑えきれず、あれに辛く当たるらしいが・・
ふっ、それでは「やつ」の煩悶ではなくなるのではないか?
91レオニー怒:2008/06/27(金) 02:32:19 ID:???
>>68
>ヴァルハラ
Google Earthで確認したが
街からは9キロばかり離れているではないか。 座標は49°1'53.01"N  12°13'26.73"E
しかも周囲には民家とて無い見通しの良い場所だぞ。

反逆者を9キロも追跡した挙句取り逃がすとは、わが国の密偵の無能ぶりは目を覆うばかりだな。
92レオニー怒:2008/06/27(金) 02:42:22 ID:???
以前「最終列車」などと呼ばれた深夜の見回りを久々にしていたが
どうやら皆寝静まったようだな。

2時40分か。では諸君、また明日会おう。
93名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 12:14:08 ID:???
昼間はここ、誰もいないの?
94名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 12:59:22 ID:???
>>93
最近は、昼間の住人さんは、いらっしゃらないみたいです。(最近は、たま〜にしか覗きませんが^^;)

あなたは、新人さんですか?

95名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 13:10:09 ID:???
きゃあ☆お返事が!
一週間ほど前に読みきったばかりの初心者です(笑
96名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 13:27:05 ID:???
>>95
なりきりのみなさんや殆どの住人さんは、平日の昼間は、お仕事をされているので、夕方から深夜にかけていらっしゃると思いますw
あなたは、昨日きた方?

「オル窓では、誰が好きですか?w昨日、答えてたらごめんね。」

9795:2008/06/27(金) 14:11:51 ID:???
>>96
ぎゃあ!!!またお返事戴いているとは露知らず、遅くなりました。
ごめんなさい><
ここに書き込んだのは今日が初めてです。
考えなしに落としたレスに返信があって大変大変恐縮で御座います!!
クラウスが好き!!!死なないで欲しかった。あんな最後かわいそうすぎる。
読んで以来心が落ち着かなくてこんな所に来ちまいました。
また夜ここ見にきます!有難う御座いました!!
98RON:2008/06/27(金) 16:27:52 ID:???
>>97
はじめまして♪
クラウスがお好きなんですか?(アレクセイは?)
私もそうだったんですけど、このスレに来ると不思議とレオ様ファンになってしまいますよ〜。

99RON:2008/06/27(金) 16:50:04 ID:???
>>89
レオニー怒さま。
昨夜も随分遅くまで見回りをされていたのですね。
御苦労さまです。でも、お体を壊しませんようにご自愛くださいませ。

私もロシアの作曲家は大好きですが、ラフマニノフは別格かも知れません。
アシュケナージが演奏したラフマニノフはおそらくすべて集めていると思います。
それ以外の演奏家のラフマもいろいろ集めていまして、聴き比べをすると新たな発見がいろいろ・・・です。
(手を出せるレベルのものは自分でも弾いてみたりします。)
ところでラフマニノフといえば、『断片』『前奏曲 ニ短調 遺作』をご存知ですか?
どちらも1917年11月14日と15日にかかれた曲です。
彼のロシアでの最後の作品です。2分弱の短い曲ですが、泣けてきます・・・。

モーツアルト・・・若い頃は苦手だったのですが、最近なんとなく世間様で言うところの
良さ・・が解るようになってきたのかも知れません。
ほら、野菜ですらモーツアルトを聴かせながら育てると、病気や害虫にやられにくく
育ちも早いらしいですし・・・
私のハートではなく、老いた細胞にダイレクトに語りかけているのかもしれませんね〜。
100名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:28:58 ID:???
>>94>>95>>98
関西さん、昼間のスレの見回り乙でした!貴方がいてくださってヨカッタヨカッタw
RONさんも呪いが解けたようで人の姿に・・・おめでとうございます。貴方を救った王子様はどなたでしょう?w
新人さんいらっしゃ〜い!久し振りに若い血の匂いが・・・うっふっふw
>>23−31、>>45
13万字さんGJ!なんとなく伏線が見えてきて、あと二日でパズルのピースが埋まるのですね!
伏線放り出した御大に、貴方の爪のアカを煎じて飲ませてやりたいです・・!
(あ、私の妄想は気にしないで下さいね。そうあって欲しいという、単なる願望ですからw)

えっと、あの・・・例の逆駅弁の動画を見つけましたので、ロシア支局に貼っておきますね。
とにもかくにも、禿げ萎え動画です・・・男がデブ・ハゲ・オヤジの三重苦で・・orzどういう風に女性を支えてるかを見るだけにしてください・・・ではこれで・・・。
101名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:31:40 ID:???
>>97-99
こんばんは〜!!(スリコギさんもw)
お昼に、カキコんだ者ですが、仕事の合間なので、中途半端で、ごめんなさい。

新人さんが、急に増えたようで、賑やかになって、嬉しいです^^
暫くは、質問責めに合う事と思いますが…御覚悟をwww

RON様は、音楽にも、長けてらっしゃるようで、しかも、ヴァイオリンを奏でられるとは、憧れてしまいます。

モーツァルトで、好きなヴァイオリン曲は、『ヴァイオリンとヴィオラの為の協奏交響曲変ホ長調K.364』です。(特に2番)美しく、もの哀しい曲ですよね。
102RON:2008/06/27(金) 17:55:18 ID:???
>>100
また、いつ犬の姿になるか分かりませんよ?
なので自分でもヒヤヒヤです。
でもブラックスでいると、クラウスがムニエルを御馳走してくれたり
部屋に泊めてくれたりするので、あの格好もなかなか良いものです。


>>101
長けているのは『トシ』だけですよ・・・。

>ヴァイオリンとヴィオラの為の協奏交響曲変ホ長調K.364
モーツァルトは脳天気な曲が多いから、珍しいですよね。♪
10313万字:2008/06/27(金) 18:47:38 ID:???
新人さんがまた一人!いらっしゃいませ!
クラファン率が増えるのは今の私にはありがたい事・・・。

>>81
ええと興ざめレスですが、この場面ではロスはユリの「発言」を軽蔑いたしました・・・。


今日の投下ぶんですが
※問題の礼拝堂がでてきます。その節は調子に乗ってまことに非礼をば・・・。
※読み返すとエピにカラ兄がまじってる事に気づきました。
夜が昼になってるだけだという。トホホ。
ではトン。
10413万字:2008/06/27(金) 18:51:46 ID:???

(8)
リュドミールが短い休暇を終えて学校に戻る日が来た。「今度はユリウスがモスクワに遊びに来てよ。絶対だよ。」
彼はそう言って、敬礼をしてみせた。入学前、ここを発つ時の見よう見まねのそれとは違って見事に決まって
いて、逆にユリウスは噴き出してしまった。「何だよ、ひどいなあ。」と言いながらリュドミールは笑って「じゃあ。」
と大きく手を振ると、車に乗り込んだ。ユリウスは車がユスーポフ家の門を出て見えなくなっても、いつまでもその方向
を見送っていた。

あの日、リュドミールがレオニードに酷く叱られた事をユリウスはヴェーラからそれとなく聞かされていた。
リュドミールは気にしないように振舞っていたが、兄弟間に何かしこりが残されたような気がしてユリウスは少
し心配だった。だがそれより衝撃だったのは、ヴェーラがアナスタシアとの交際を禁じられたという一件だった。
ヴェーラもいつもの彼女ならもう少し食い下がってもよさそうなものなのに、理由は良くわからないが、彼女な
りの判断で少し様子を見るつもりらしかった。
ユリウスは激しい不安を感じた。レオニードがヴェーラに理由を告げずに交際を禁ずるというのは、もしかして
アナスタシアの活動が漏れているのではないだろうか。何か他の事に気をとられているようなヴェーラにそれ以上
聞けず、ユリウスは不安で煩悶した。
そして彼女をさらに陰鬱な気分にさせるのは、そんな会話があったとは知らず、あの日晩餐前の短い時間だという
のに、あのままレオニードに抱かれていた自分の救いがたさだった。それはむしろ自分から求めたといってもいい
程で、それ位彼女は射撃場での経験に脅えていて彼にそれを鎮めて欲しかったのだ。レオニードは求めるでなく静
かに抱いていただけだったのに、ユリウスはそっと体の重みを彼に預け、それは抱いてくれと合図したのも同然
だった。結局立ったまま求め合い、身を壁に押し当てられ両足を抱え込まれ、彼の首に腕をからめてしがみつき、
レオニードを受け入れながら、ようやくユリウスは人心地がついた思いだった。
どれだけ自分がこの男に依存してしまっているのか、ユリウスは最悪の形で思い知った。そしてアナスタシアの
件が彼女の心に不安の楔を打ち込んでいた。

下町を、ヨシフは心配事で頭を一杯にしながら歩いていた。今日の午後は休みをもらって、洗濯女のジーナと
落ち合う約束をしていた。なけなしの金を奮発し映画を見て、何か食べさせて・・・。だが彼の頭を一杯に
している心配事とは付き合っている彼女の事ではなく、とある疑問と不安だった。
(おかしい、報告書の並びが違う・・・。候のご帰還前に直しておいたけれど一体、なぜ・・・。叔父にも言えな
い、こんな事は・・・。動かすとしたら彼女しかいないのだけど、そんな筈もない。僕も中身は知らないけれど
女性が見たがるようなものではないのだし・・・。)
誰にも言えないだけに日に日にその心配は膨れ上がり、いまや彼の頭はその事で占領されていた。だから彼は突
然ものすごい勢いで荷馬車が飛び出してくることに、最後の瞬間まで気づかなかった。気づいた時には信じられ
ない程の激痛と共に道路に転がり、上に荷馬車の残骸がのしかかっていた。誰かが「御者が逃げたぞ!」と叫ぶ
のを聞きながらヨシフの意識は薄れていった。

それは吹雪とまではいかないものの、雪が絶え間なく降り続ける日の事だった。ユリウスは朝食の後も軍部に
向かう様子もなく、新聞に手を伸ばすレオニードを不思議に思い、訊ねた。
「こんな時間なのにまだいても良いの?」
「もう少ししたら礼拝所で葬式だからな。」
10513万字:2008/06/27(金) 18:54:24 ID:???

「・・・お葬式?」意外な答えにユリウスは目を見張った。ユリウスはロシア正教であるユスーポフ家の礼拝所
に足を踏み入れた事は無かった。使用人の葬式も邸内で行うとは知らなかった。
「従僕が一人死んだ。まだ若い男だったが、かわいそうにな。」
「・・・全然知らなかった。気の毒に。僕の知ってる人だろうか。」
「お前は知らぬのでないか?ヨシフは入って日が浅かったからな。」
瞬間、ユリウスの体は硬直した。(いけない)、と思う間も無く彼女は「ヨシフ?」と問い直した。
レオニードは怪訝そうに彼女を見た。ユリウスは(中途半端な嘘が一番危険なのよ。一部省略された事実という
のが人を欺くには最も効果的ね。)というアナスタシアの言葉を思い出して言った。
「朝、書斎にいる人でしょう?一度鉢合わせした事がある。」
「ああ。」とレオニードは納得した様子で新聞に目を戻した。
(葬式に僕も出たいなどと言うと疑われるだろうか・・・。疑われるだけだ・・・。それに女主人のアデールや
ヴェーラならとにかく、僕はそんな立場の人間では無い。僕はたまたま存在を許されている愛人にしか過ぎない
のだ。使用人たちの僕を見る目には「堕落した女」と書いてある。僕が葬式に出るのはむしろ死者への冒涜とと
られるだろう・・・。)ユリウスは汗ばんだ手を握り締めた。
不安という楔が打ち込まれて出来た心の亀裂が、疑惑という介添えでまた一層深く、大きくなるのを彼女は感じ
ていた。


「侯爵様、これは何て書いてあるんですか?私は学が無くて字が読めないのです。」葬儀が終わった後、目を真っ
赤に泣き腫らした若い女がレオニードに尋ねた。ヨシフの恋人ででもあったのだろうか。周囲の使用人たちが非
礼を咎めて彼女の袖を引いたが、レオニードは構わず答えた。
「これはラテン語という昔の言葉だ。読めずとも困らん。ここには『神は与え、また奪い給う』と書いてある。
お前も知っている言葉だろう。」
「・・・ええ、聞いた事あります。大事な人を無くしたら、みんな同じような事を考えるんですね・・・。
ありがとうございます、侯爵様。」
切れ切れにそういうと女は使用人仲間に囲まれて礼拝堂を去っていった。埋葬までは付き合わないレオニードは
その姿を見送った後、再びその墓碑銘に目をやった。それは何代か前の侯爵夫人が幼い長男に与えた墓碑銘だった。

ユリウスはその夜まんじりともできず横たわっていた。ヨシフの死は恐ろしい衝撃だった。レオニードは幸い葬
儀の後は軍部に行ってしまい、そのまま泊り込みだったので、硬直した体で抱かれて不審を抱かれる危険は少な
くとも昨夜は免れることができた。

事故だとレオニードは言っていた。ユリウスは後で執事を呼び止めて詳しい事を聞いた。外出先での事故。
突然突っ込んできた荷馬車。だが御者は姿をくらましてしまい、ヨシフは死に損だ・・・。かわいそうに、
敗血症さえ起こさなかったら2〜3ヶ月寝込んだだけで回復したろうに・・・。あんなに長い事苦しんで・・・。

事故・・・。本当に・・・?いや、ヨシフを狙って、何の得があるだろう。報告書はアナスタシアからそっくり
の封蝋で閉じられて返され、ユリウスが元の場所に戻しておいた。今更ヨシフを手に掛ける必要は無い筈だ。
ユリウスは夜通し寝返りをうち、寒気がするのに何度も額の汗をふいた。違う、絶対に違う。だが確かめように
も、
脱出の合図がくるまで彼女からアナスタシアに連絡をとることは不可能だった。ユリウスは闇の中で顔を覆い、
うめいた。「絶対に違う。」だが、闇は何も答えず、いっそう暗さと密度を増してユリウスを押し潰すようだった。
彼女は結局一睡もできず朝を迎えた。あの、昔なじみの罪の感覚がまた彼女をがっちりと掴み、あまり強いとは
いえないその精神を握り潰そうとしていた。
10613万字:2008/06/27(金) 18:55:34 ID:???

(9)
翌朝、ユリウスは自分の目が信じられなかった。ロシアの冬としては奇跡的な事に空は一片の雲も無く晴れ渡り、
真っ白な外界は一面にきらきらと、いや目がくらむように輝いていた。ユリウスは朝食も取らず、サロンから
呆然とそれを眺めていた。そしてまるでその輝きに吸い込まれるように扉を開け、外に、白色と光の世界に踏み
出していった。誰かが止めようとしていたが、その声は全く彼女の耳に届かなかった。

「あれは?」朝になってようやく帰邸できたレオニードは軍帽をとり、外套を脱ぎかけながら聞いた。
「は・・・。それが晴れてるからと言って庭の方にお出になってしまいました。随分お止めしたのですが・・・。」
雪かきした石張りのテラスから足跡が点々とすっかり白一色となった庭園についていた。レオニードは外套を
まとい直し、急いで足跡を辿った。

何度もその下でリュドミールと共に寝転んだニレの大木の近くでユリウスは一人、ずいぶん長い時間立ちつくしていた。
青い空は自分を吸い込んでいくようだった。庭も木立も邸も雪に包まれて白く、昨夜の煩悶の闇が嘘のように、
どこまでも白と青の清浄な世界にユリウスは立っていた。
全ての罪も過ちもまるで存在しないようだった。そんな事は錯覚だとわかっていても、今、ユリウスは世界の
全てが自分を包み込み、昼間なのに突然空が透明になり、星までが見え、天空が自分を吸い込んでいくような
感覚に襲われた。なぜこの罪深い自分がそんな風に思えるのかわからなかった。だが、罪も過ちもそのままに、
自分は今大地に立ち、世界と向かい合っている。何もかもが一瞬で永遠だ、罪も穢れも慟哭も。ただ自分は生ま
れてきてここに在る。
ユリウスはいま全てを了解し、許し、許されたと感じた。自分が負う負債は人の世の時間と矩の中で返すべき時
が必ず来るだろう。だが今、自分はこの一瞬、それを離れた時間にいる事を何者かが許したのだ。この奇跡の感
覚を失うまいとユリウスは空を見上げた姿勢のまま目を閉じて立ち尽くしていた。

みじろぎもしない彼女の様子に声をかけそびれて少し離れた所からユリウスを見ていたレオニードは、ふと彼
女が実際よりひどく遠い所にいるような気がし、その名を呼んだ。

「ユリウス!」
10713万字:2008/06/27(金) 18:57:50 ID:???

ユリウスはその声でふっと遠い所に行っていた何かがまた体内に戻ってくるのを感じた。そして振り向いて、
今しがたの不思議な感覚で洗われた目でレオニードを見た。
背の高い、強い、自分を愛している男。

レオニードは大股で近づいて来て言った。
「何をしているのだ。少し晴れてるからといって不慣れなお前が一人で出るな。ロシアの冬を舐めてはいけない。
庭で凍死などいい笑いものだ。」
ユリウスはどこか不思議な表情でレオニードを見つめていたが、ふと頭をめぐらせ、木々の梢を見て言った。
「ああ・・・ヤドリギが見たくなって。ほら、あそこにある。」
「下まで行ってキスでもするか?」「大晦日はとうに過ぎたよ。」
だがレオニードは笑ってユリウスを捉えてくちづけした。そしてそのまま彼女を抱くとしばらくじっとしていた。
「レオニード・・・?」ユリウスのいぶかしげなな問いかけに、「いや、何でもない。晴れている内に戻らねばな。」
と言ってレオニードは外套を片袖脱ぐとユリウスを引き寄せてその中に包み込み、彼女の肩を抱いて邸の方へ歩
き始めた。
「ほら見ろ、雪雲が出て来た。あっというまに吹雪になるぞ。」

ユリウスはそっと彼の肩に頭をもたれかけさせた。さっきの不思議な感覚がまだ残っていて、それが彼女にもう
突き詰めて考える事をやめろと告げた。高まる緊張を勘づかれ、怪しまれれば全ては水泡に帰してしまう。自分
の命は惜しくはないが、クラウスの計画だけは頓挫させてはいけない。
ユリウスはクラウスの脱獄は魂の全てをかけて念じていたが、自分が脱走しおおせるとは何故かどうしても信じ
られなかった。しかし警察に引き渡されて口を割るくらいなら、殺された方がましだった。
だがレオニードは自分を他人の手に引渡しはしないだろう。必ず自分の手で始末をつけようとする筈だ。彼女は
半ば死を覚悟していた。それに一方ではレオニードに応えずにおれない自分がいる事もまた真実だった。それが
たとえ愛ではないにせよ。
真実の中の偽り、偽りの中の真実。どちらかだけを抽出する事など出来るだろうか?いずれにせよ残されている
時間はもう少ない。もうすぐロシアの長い冬も終わる。そしてシベリアにも春が来る。本当にあと僅かな時間、
自分の生に残されたのはこの僅かな時間だけなのだ。ではその間だけでも自分はレオニードのものでいよう、
例えそれがどんなに欺瞞に満ちた残酷な仕打ちでも、誠実さのかけらもない事でも。自分は必ずその負債を払うだろう。
ユリウスは善悪の彼岸に立ち、ただ自分の生を燃焼させろと何者かが言う声を聞いていた。この時ユリウスは気
づかなかったが、出会って以来初めて彼女はレオニードよりも高い地平に立っていた。
10813万字:2008/06/27(金) 18:59:35 ID:???

次の朝がきた。レオニードの腕の中で目覚めたユリウスはカーテンから差し込むまだ弱弱しい冬の朝の光を見つ
めていた。いつかの朝もこうだった。レオニードに全てを明かしてしまったあの夜が明けた時、濁流から打ち上
げられたような思いで朝の光を見ていた。あれからどれだけの時が過ぎたのだろう。あの時、多分自分は生まれ
変わったのだろう。今の自分は記憶を失う前とも、記憶を失っていた時とも違う人間だった。おそらくこの傍ら
で眠っている男が、真実を恐れない男が僕を作り変えてしまったのだ。かつて罪から逃れてきた孤独な、17歳の
自分、決してあれから自分の力で強くなったわけでも賢くなったわけでもなく、ただこの男の強い腕に護られて
力を与えられ、正気を失わずに生きてこれただけだ。でも今、僕はその中からすり抜けようとしている。生きた
ままでなのか、死体となってかはわからないが、もはやこの腕の中に留まることは叶わなかった。
(時が近づいている。)そう思い、自分でも気づかなかったがユリウスは微かなため息をついた。

すると眠っているとばかり思っていたレオニードが彼女を引き寄せた。そして横たわったまま長い指でユリウス
の髪を直してやりながら、寂しいか?と聞いた。ユリウスはすぐに彼が聞いているのがリュドミールの事とわか
り、小さく微笑んだ。レオニードには寂しさを見抜かれていたが、その本当の理由まではわかっていないだろう。
あなたは?弟が手元にいなくて本当は寂しいのでないの?一笑にふされると思っていたのにレオニードは返事を
せず黙ったままユリウスを見つめて微笑んでいた。ユリウスはふとその微笑みに触れたくなり、手をあげると彼
の頬にさわった。レオニードは一瞬驚いた顔をしたが目を閉じ、やがてユリウスの指先が離れると優しくその手
を握り、そっと手のひらにくちづけした。

「あいつがもう少し長く家にいたらきっとお前に惚れていただろう。そうなると面倒な事だ。」レオニードはユリ
ウスを自分の上に抱き上げながら感傷を断ち切るように言った。
「まさか。」レオニードは笑った。「お前は本当に男を知らぬな。」ユリウスも笑って首を振った。わかっていない
のはレオニードの方だった。リュドミールは決してそんな目でユリウスを見る事は無いだろう。彼らはいわば何
かの間違いで別の親から生まれた兄弟のような存在だった。だがもう自分は彼には会えない。あらゆる裏切りの
中で一番辛いのはもしかするとこの事かもしれなかった。だがレオニードはいつまでもユリウスを物思いにはふ
けらせなかった。たとえ弟であろうとこれ以上この二人の時間に誰かを割り込ませるつもりは無かった。彼はさ
っさと仕事にかかった。
10913万字:2008/06/27(金) 19:01:49 ID:???

それからしばらくたったある日の夕方、レオニードは執事と女中頭が廊下でひどく深刻な表情で顔を付き合わせ
ているところに通りがかった。珍しい事に二人は何やら意見が割れているようだった。
「どうしたのだ?」 「は・・・。いや、こんな事をお耳に入れるのもどうかと思っておりましたが、洗濯女が
一人、最近おかしくなってしまって段々手に負えなくなってきたので、その処遇をいかがしたものかと・・・。
先日のヨシフの葬儀の時、身分もわきまえず、旦那様に話しかけたあの娘でございます。」
「どうかしたのか?」
「はあ・・・。実はどうもヨシフと言い交わしておったようで、看病も彼女があたう限りついてやっておりまし
た。ヨシフは敗血症だったので随分うなされていたようで、繰り返し同じうわごとを言っていたとかの事で。」

女中頭が言葉を添えた。「あの娘も・・・まあ前から少し変わった娘ではありましたが・・・葬儀の後、明らか
におかしくなって、憑かれたようにその事ばかり言っているのでございます。仕事の最中にいきなり叫びだしたり
・・・かと思うとじっと石のように固まっていたりで。昨日はついに3階の窓から飛び出そうとする始末で。この
ままでは、とてもお邸には置いておくわけには。かと言って帰せる里もあの娘にはもうありませんし・・・。」

レオニードは少し興味を引かれて聞いた。「ヨシフは何と言っていたのだ?」
「はい・・・しきりに、順番が違う。彼女が。と繰り返していたそうで。娘の方は言い交わしていたのに、他に
女がいたのかと大層裏切られた気持ちでおるようで。でも何もそのような事ぐらいであんなに。やはりもともと
あの娘は少しおかしかったのでございます。」
だがその瞬間レオニードは立ち尽くし、足元に亀裂が走るのを感じた。グルシェンコフの声が聞こえた。「異常値。」


執事達はヨシフの作業の具体的な事は知らないだろう。彼らにとっては毎朝届けられる機密文書もただの「書類」
だ。
もちろん余分な好奇心など抱かれては論外だ。ヨシフとてその内容については全く知らず、興味も持たず、ただ
定められた手順通りに勤めていたろう。だがその厳密に定められた書類の並べ方、「順番」はあの若い従僕には大
きな意味を持っていた筈だ。それともあの哀れな娘が思い込んだようにヨシフの「女」の順番か?前者の場合で
は「彼女が」とは何だ。どちらにせよ確かめる方法は一つだった。黙ってしまった主人を訝しげに見つめる執事
達に「金はかかってもよい。その娘の事は、悪くないようにしてやれ。」とだけ言うとレオニードは足早に書斎に
向かった。

廊下を歩みながら、彼は最近この邸内に起こっているいくつかの出来事を思い浮かべていた。異常値はどれだ。
たわいも無いものもあれば、単独のものもあるだろう。だが、関連しているものが確かにある筈だ。ヨシフの唐
突な事故と死、おかしくなった洗濯女、アナスタシアとヴェーラ、妙にまだ邸内の事にくわしいアデール、ヴェ
ーラとシヴェンスキー、子供から男になりかけているリュドミール、リュドミールとユリウス。
11013万字:2008/06/27(金) 19:03:40 ID:???

ユリウス。そこまで考えたところで彼はちょうど隠し部屋の前に立っていた。明らかにヨシフの死に驚いていた
ユリウス。彼女は気の優しいところがあり、それがいいか悪いかは別として使用人の自尊心を認める類いの人間
だった。だからヨシフの存在に気づいていても不思議ではない。だが。
レオニードは退屈さえ感じさせる一連の作業を経て隠し部屋に入った。暗号化された報告書。同じものは視察先
にも数日遅れで届けられており、帰還後は朝届けられたものに目を通すと彼はすぐ暖炉で燃やして処分していた。
だから彼はうかつにもしばらくこの隠し部屋に保管してあるものの処分を怠っていた。(処分は必ず彼自身が行っていた。)
一番下段がそれだ。彼は膝をつき、封筒の並びを確かめた。一見同じに見えても微妙に異なる紙質の封筒。
決して時系列順に並ばないように順番は厳密に定められている。見たところそれは破られていない。ではこの事
ではないのか?どちらにせよこれらはもう焼却せねばならない頃合だ。レオニードはいくつかの封筒をまとめて
引き出し、そして気づいた。封蝋は偽造だった。
ヨシフは封蝋の偽造には気づけなかったろう。かなりよい出来だったからだ。だが、今までの人生で何百、いや
何千何万という封蝋をペーパーナイフで切ってきたレオニードは違う。彼はありとあらゆる封蝋を見ている。爵
位、皇室、軍隊、年齢、様々な階位による差意がそこにはあった。そしてこれは偽者だった。彼は丹念に見てい
った。ある一定期間のものだけが偽の封蝋だ。彼はその一つ一つを開けていった。中身は本物だったが、いつも
開封する時の、あの手が切れるような感触は無く、明らかに既に人手が触れていた。
もう認めざるを得なかった。この邸にはスパイがいる。またしても。

晩餐の席でヴェーラは執事に訊ねた。
「お兄様は?今日は早く帰っておみえでなかったの?」
「何か調べ物があるとかの事で、今日は書斎の方に軽食をお持ちするようにと。」
「あら、最近の兄上にしては珍しいわね。」
ユリウスも少し怪訝そうな表情を浮かべていた。ヴェーラの見るところ最近の二人の関係は随分安定してきてい
た。ユリウスは幸福そうとまではいかなかったが何か以前とは違う落ち着きをまとっていたし、兄は明らかに態
度を改めていた。今はシチューキンという存在が心のあらかたを占めていたので、ヴェーラは兄とユリウスを割
と気楽な気持で見ることができるようになっていた。一瞬、ヴェーラは兄も居ないこの席でシチューキンとの事
をユリウスに話しておこうかと思ったが、何かに気をとられているユリウスの様子を見て、やめにした。

レオニードは書斎で一人、灯火もつけさせず、闇を見つめていた。幾つかの可能性があっても最も疑わしいもの
がどれかは考慮の余地も無い程だった。後はそれを自分が受け入れられるかどうかだけの問題だった。何かを振
り切るように立ち上がると、彼は夜半だというのにロストフスキーに車を出させ、邸を出て行った。市中を走ら
せてくれというあいまいな命令で、途中下町の火事にぶつかり、車は止まらざるを得なかった。ロストフスキー
は恐縮したが、レオニードは黙って少し先に見える炎と煙の方を見ていた。ようやく車が動き出し、冬宮前の広
場に停めさせると、一人車外に出てじっと冬宮を眺めていた。結局その晩は彼は軍部に戻り、その日は邸には帰
らなかった。
11113万字:2008/06/27(金) 19:12:20 ID:???

ユリウスは一人、レオニードの寝室で暖炉の火を見ていた。期日は定められていなかったが、アナスタシアから
の使いがくるまで、もうそんなに日数は残されていない筈だった。もし来なければ?このまま何らかの理由で放
置されたら?そんな疑いがふと胸をよぎったが、その問いは意外な程重みを持たなかった。その時は自分は死を
選ぶだろう。ひどくあっさりと何の気負いも無く、ユリウスには自分の選択が見えた。アナスタシアの(あなた
は生きる事を恐れているだけだわ。)という言葉が脳裏をかすめたがユリウスは首を振った。彼女と自分の生き方
は違う。
こうやって一人で夜半、暖炉の火を見ていると、あの夜をどうしても思い出す。母はひどくやつれた顔で聖書を
燃やしていた。ふとユリウスは母を哀れに思った。だがそれはもう遠い遠い過去の事だった。今夜のユリウスは
レオニードを待っているだけの、ありふれたただの愛人だった。やがて廊下を歩む足音が聞こえてきて、ユリウ
スは微笑んで立ち上がった。

だがその晩ユリウスは彼の激しさに驚いた。レオニードは寝室に入ってくるなり無造作に灯りを全て消してし
まい、無言でユリウスを突き倒すように横たえた。こんな抱き方をされるのは久し振りだった。だが短い時間で
絶頂近くまで追いやられた後は、あと少しというところで何度もそらされ、ユリウスは不満に泣き叫びそうにさ
せられた。長い時間繰り返し焦らされ、おかしくなりそうになったところでレオニードは一転して滅茶苦茶に突
いてきた。まるで彼女を壊そうとでもするかのように。
ユリウスはもう何が何だかわからなくなり、自分が泣いているのか獣のように叫んでいるのかも把握できず、こ
のまま気が狂っていくのでないかと快感の中で自らをあやぶんだ。お互いの表情も見えない闇の中、小さくなっ
た暖炉の火だけが彼らの体の輪郭をなんとか浮かび上がらせていた。まるで闇そのものに抱かれているようで、
幾度目かの絶頂に追いやられた後、ユリウスは失神同然に泥のような眠りに落ちていった。

 だがレオニードは違った。彼女が規則正しい寝息になると、そっと身を起こして小さな灯りを手に、眠る彼女
を見つめた。そして彼女の喉に触れた。細い、白い喉。シャツの襟元から見えるこのたおやかな線に、彼は今ま
で幾度熱い思いに駆り立られてきた事だろう。だがそう望めば同じ部分を締め上げて、片手でその命を奪う事も
また容易だった。
偽りでもいいではないかと、彼は一瞬思った。彼女をこうやって手の中に収めておけるのであれば。かつてそう
していたように。しかるべき手をうった後、このまま気づかぬふりをしていればこの嘘吐きの小さな生き物を失
う事はないのだ。

だが、自分がそんな事は出来ないのはよくわかっていた。目の前の事実を直視しなければ、いつか致命的な失敗
に繋がるという事は骨身に叩き込まれている。見たいものだけを見ていては、最終的には勝利どころか全面的な
敗北を喫すだろう。その誘惑は優れた軍人なら最も犯してはならない禁忌だった。そして彼の本性は軍人で、
その本性を偽る事だけは彼にはできない相談だった。
11213万字:2008/06/27(金) 19:13:49 ID:???

ユリウスが目覚めた時、レオニードはもう着替えを済ませてベッドの足元の方に腰掛けて彼女を見つめていた。
一部の隙もない軍装の彼とあられもない姿勢で目覚めた自分の有様はあまりにも対照的で思わずユリウスは上掛
けに手を伸ばし、身を覆った。「・・・起こしてくれたら良かったのに。」恥ずかしさのあまり思わず恨みがまし
い文句が口をついてでた。レオニードは無言でかすかに微笑んでいたが腕をのばして彼女の頬に触れるとしばら
くそのままでいた。あまりに長く彼が黙っているので「レオニード?」とユリウスが問いかけると、ふっと微笑
んで手を下ろし、「もう起きなさい。朝食はたまには食堂でとろう。」と言って立ち上がった。
 いつも早起きなヴェーラは朝食をとっくに済ませてしまっており、レオニードとユリウスだけが席についた。
ユリウスは身支度はしたものの、まだどこかぼんやりした体と頭で給仕を受けながら、こうして二人きりで夫婦
然として朝食をとる事に何とも居心地の悪いものを感じていた。だから途中でロストフスキーが戸口に現れ、目
顔で合図されたレオニードがユリウスの肩に軽く手を触れて席を外した時はむしろほっとした。そして耳は自然
と二人の会話に吸い寄せられ、そしてユリウスは凍りついた。
きれぎれに耳に入ってきた言葉。「・・・書斎・・・報告書の・・・順番・・・並びが違う」「・・・本当に
・・・?」「・・・いや、今日はもう出ねばならない。明日、確認・・・」
自分の血がすっと足元まで下がっていくのが分かった。レオニードはユリウスの元まで戻り、「途中だがもう行く。
今夜は向こうに泊まりだ。」と声を掛けるとロストフスキーを従えて出て行った。

ユリウスは夜半まで待った。こんなに時間が過ぎるのが遅い一日はいまだかつて無かった。幸いヴェーラは出か
けていたので落ち着き無く室内を歩き回る彼女の姿をいぶかしまれる事は無かった。食事も喉を通りそうに無く、
誰とも顔を合わす自信の無かった彼女は結局運んでもらった夕食も手付かずで下げてもらわざるを得なかった。
そして皆が寝静まったと確信できる時刻になってから灯火を手に部屋を滑り出て書斎に向かった。そして隠し部
屋の前でしばし躊躇した。自分は今、何か愚かな事をしているのかもしれない。だが、(クラウス・・・。)
ユリウスは隠し部屋を開けると、中に入り、順番通りに戻した筈の封筒に手を伸ばした。

「・・・こんなに簡単にひっかかるとはな。」
ユリウスは驚愕して振り向いた。レオニードは戸口にもたれて彼女を見つめていた。ユリウスの表情が真相の全
てを語っていて、怒りと悲しみが酸のように彼の心を灼いた。そして驚愕と共に彼女の眼に微かにうかぶ哀れみ
の表情、それはレオニードにとっては最も耐え難いものだった。
11313万字:2008/06/27(金) 19:15:08 ID:???

彼が一歩室内に踏み込むと、ユリウスは封筒からそっと手を離し、床に膝をついたままの姿勢で一瞬目を閉じた。
そして聞いた。
「なぜわかったの?いつから?」それは修辞的なものでなく、純粋な疑問からだった。
「説明してやる義理が私にあるのか?」レオニードは静かに答えた。
「反対に教えてくれ。一体どうするつもりだったのだ?何もばれずに逃げおおせられると思っていたのか?それ
とも」
と言うとピストルの台座をユリウスに向けて言った。
「私を撃って逃げるか?」
「やめて。」震える声でユリウスは言った。
「僕はもう誰も殺したくない。」
「だがヨシフは死んだな。違うか?」「あれは・・・事故では」
「相変わらず甘いな。本気でそう思っているなら、おまえは革命家になどなれぬぞ。それともそう信じたいだけか?」
ではやはりそうなのかとユリウスは目を閉じた。また新たな血を僕はこの手に塗っていた。

うなだれて床に膝と手をついたユリウスを見下ろしながら、昔、同じような事があったとレオニードはこんな時
なのに、出会った年の事を思い出していた。あれだけ日々を経ながらも、結局彼らの関係は振り出しに戻ったか
のようだった。あの時はアレクセイ・ミハイロフの逮捕予定を知らされた彼女が駆け出したところを自分が転ば
せて、その手を軍靴で踏みにじったのだ。自分は今でも同じ事ができるだろうか?その少し前、秘密警察の手に
引き渡すと脅した事もあった。あそこの拷問にかけられれば、この女はひとたまりも無く吐くだろう。この女は
弱い。だが、自分にそれができるのか?あの時ですら、なぜか残虐な気持ちにかられるまま口先でいたぶっただ
けで決して本気では無かった。
そしてグルシェンコフ。レオニードは知っていた。あの立ち話で触れられた取調べの指揮をとっていたのは実は
他ならないグルシェンコフで、彼は筋金入りのサディストだった。どこか嗜虐心を誘うユリウスは格好の獲物だ
ろう。
そもそもあの時、グルシェンコフはクリコフスカヤのもとに出入りしていたのは本当はユリウスの方だという事
は掴んでいた筈だ。奴はヴェーラとこいつを取り違えるような中途半端な事はしない。あの時はあえてそれを伏
せ、まだ何も気づいていないレオニードを嬲り、恫喝していたのだ。お前の愛人も道を違えていれば同じ目にあ
わせるぞ、と。

追憶を振り払い、もう一度レオニードはユリウスを見つめた。彼女はもう彼を見ようとしなかった。抗弁もせず、
ただ頭を垂れてまるで彼の裁きを待っているかのようだった。
おまえの人生は偽りばかりだな 。 そうでない物はあったのか?レオニードはよほどそう言ってやりたかったが、
それは逆を返せばユリウスの真実はただ一つで、結局変わらなかった事を認める言葉でもあった。やつへの忠誠
心。いま彼女はそれだけを守り抜こうとしているのだ。文字通り身を捨て、命を捨てて。
そしてレオニードがそう考えたまさしくその瞬間、ユリウスは顔を上げ静かな眼差しで、彼が最も聞くのを恐れ
ていた言葉を言った。
「お願い。僕を撃って。あなたの手で。」
彼の愛を見透かした上でそれを逆手にとる懇願に、レオニードは目の前が真っ白になる程の怒りを彼女に感じた。

11413万字:2008/06/27(金) 19:17:28 ID:???
本日投下分は以上です。
長い一方で未消化な運びですが、おゆるしください・・・。
115名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:32:34 ID:???
>>114
素晴らしかったです。とても・・・
読むことが出来て本当に幸せです。
ため息が出ます。
ありがとうございました。もう一度最初から遡って読んでこようと思います。
116今日は一番乗り?:2008/06/27(金) 19:36:44 ID:???
13万字

すごい...!
もうホント凄いありがトう...!

物語の展開が、核へ向かってまタ大きく着実に動いタ...。
レオが全てを見破っテいたシーンの臨場感には、
鳥肌ものダったぜ。

あっテほしくないト、心のどこかで願っていたユリの秘密、欺きを恨めしく思いながらも、
それをはるかにしのぐ愛情からユリを憎みきれないレオの心情が伝わっテきて...

敵同士になるべくしテなっタ二人...ならざるを得なかっタ..両者が始めから予感しテいタことなンだよな...

早く明日にならないかな...
デも、なっテしまえば13万字は...

流行語大賞に「憑き物」もノミネートしたイ。
117短編職人:2008/06/27(金) 19:40:28 ID:???
本当に素晴らしかったです。
レオとユリの関係、心理描写も見事なのですが
13万字さんのSSには、哲学、真理のようなものが散りばめられていて
まさに大河小説を読んでいるかのようです。
レオユリに愛着も萌えもお持ちでしょうに
あなたご自身が定めた物語の帰結点に向かって非情に冷静に物語を進めていく
決してブレない書き手である13万字さんに、乾杯。

こんな素晴らしいSSを読ませてくださる13万字さんへの
ささやかな恩返し、に、ブレまくりの私がいつか私なりのレオユリの帰結点
を見つけたら、ここに書くことでご恩返ししたいです。

では。
118名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:03:03 ID:???
SS、すごく真剣にのめり込ませテもらっテたんだけド、
途中に煩悶という単語が出てきた時には思わず和んだというか、
少し笑ったw
葱坊主への愛が...!(←これはネタ)
119名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:14:40 ID:???
>>116
「憑き物」入れて欲しいです!w
>>117
短編職人さんのも是非是非待っています!!

新しい方もいらっしゃいませ!
人が増えて本当に嬉しい・・!
13万字さんの、最初から読むのに探すの難儀したので、
新しい方も増えていますし目印で貼っておきますねw

本スレ6章730〜
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1204017556/701-800
なりきりスレ36部775〜
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1210435519/701-800
120新人歓迎!:2008/06/27(金) 20:16:21 ID:???
>>97
よう、一年坊主。
文庫版9巻をみてから言え。
俺の死体は見付かっていないとされているんだ。
ばかたれめ、俺を殺す気か。

(本物のすばらしいクラウスがもうすぐ...しばしお待ちをw)
121名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:17:57 ID:???
13万字さん、すごいです!
読みながら心臓がバグバグしてきて涙でてきました。
なんか、ぼぉぉっとしてます。

何をどう伝えれば、言葉にならないです。
怖いくらいに素敵なSSです!
ありがとうございます!!
122RON:2008/06/27(金) 20:22:53 ID:???
>>103-113
13万字様
あぁ、もう鳥肌が・・・
それでもって何故か涙が・・・
この焦燥感は、何?
私、変になりそうです。(号泣)
123葱坊主:2008/06/27(金) 20:27:40 ID:???
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
13万字さんのSS、素晴らしすぎ!

偽りの中で生きたいという願いが頭の中をかすめながらも、軍人として現実を
直視することを選ぶレオニード、愛する女に裏切られた彼の怒り・・・

あと一日で終わりなんて、惜しすぎる!
124マダムコルフ:2008/06/27(金) 20:34:20 ID:???
侯爵様、宮廷やご家庭でもストレスだらけのご様子
ぜひ、わが館にお越しくださいませ。
ブルネット・金髪・赤毛、肌の色は黒〜白まで
ありとあらゆるタイプの娘たちが侯爵様を楽しまようとお待ちしております。
いかがでしょう?
125名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:37:36 ID:???
>>119
GっっJ!!
これでみんな読みやすクなるぜ!

>>99
横レス失礼。

ラフマで手を出せるレベルっテ例えばなぁに?
俺は今まで弾いたことなかっタけど、
エレジー買ってみタw

モツの煮込み、彼は謎の多い人物だナ。

ス○○○好き、少年時代で14の言語を会得、
6歳でアントワネットにプロポーズ、
一番謎なのは、サリエリに毒殺されタのか否かっテいうこと。
でも、その噂が元で映画「アマデウス」がつくられたんだよナ。

クラ担の言うように、
彼の曲から奥深い悲しみは、あまり感じられず、
むしろ数少ない短調作品から、
その奥に軽快さや、ユーモラスを感じル。(でも作曲の手直しをしない天才!)

そんな俺は、交響曲25番、40番が好き。
(メジャーだなw)

ピアノ曲では発表会で弾いたソナタ14番に思い入れがある。


ユリウスは、
「ベートーベン、モーツアルトは金持ちだったか?」という意味あいの事を言ってタけど、

モーツアルトは浪費家で人生を棒にふっタんじゃなかったかナ??

(RON、不満スレ782も見てネ!w)
126名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:46:10 ID:???
>>114
前の人達の感想に全く同感した上で・・・。

私的には、今日の部分が今までで一番素晴らしいと思いました。
心理描写、情景描写、どちらも的確で一切無駄の無い、最も濃い言葉で表現された
凄い密度の文章に圧倒されました。

二人の間にあるのはやはり一種の強い愛であると感じざるを得ませんでした。
地獄に生きる者同士の、どうにも救いようの無い愛といいますか・・・。

カラマーゾフ、アレクセイが大地に接吻する場面のことですね?
いやむしろ13万字さんはかの文豪を上回る表現力と感性を持っていらっしゃいます。むこうは泥臭いですから。

いよいよ明日で終りですが、私の心の中では決して終わる事無く、
原作に対してそうしているように、このSSを元に想像が羽ばたく事でしょう。

(昨夜はEURO2008の準決勝ロシアvsスペイン戦をスタスレの同志達と応援して2時間しか眠っておらず、
 さらにこのSSを読んだ後、寝ようと努力したのですが全然眠れませんでした。
 神よ、今夜ここの騒乱に参加する体力を与えたまえ!)
127126:2008/06/27(金) 20:50:02 ID:???
もうひと言・・・。結構オカズになりま  ドカッ ・∵
128名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:56:56 ID:???
ギリ・・・

>>127の手を、痣ができる程踏みつける音)
129RON:2008/06/27(金) 20:57:50 ID:???
>>125
うふふ♪
不満レス、見てきました。
>人に物を尋ねる際のルール
おっしゃる通りでございます。私は日本人に一番多い、アレです。
私の型は意味のない・役に立たない所に細かい、疲れる性格だそうです・・・・。

ところでラフマニノフのエレジー!!
それですよ、それ。
実は彼の作品の中で一番好きです。
もちろん自分でも弾きますよ〜♪
左手のアルペジオがでかいので、カニさん歩きのようにえっちらおっちら往復・・・。
ところで、あなたさまは・・ナニ担様でしょうか(汗)・・
エレジーのアルペジオ、手首を返して弾きますか?
130レオニー怒:2008/06/27(金) 21:19:34 ID:???
>>99
実は昨夜そなたにレスした直後、しまったと思ったのだ。
何故なら、そなたは私に尋ねたというのに
担当は私の口振りで自分語りをしてしまったのだからな。あれは「なりきり」ではない。

レオニード・ユスーポフとしての答えならば、他に言い様があったはずだ。
例えばもう少し重く難解な曲を挙げるなどすれば良かったのだが
如何せん、担当は俗物ゆえ万人が納得するであろう返答は望めぬという訳だ。
ふっ、まだまだ修行が足りぬということだな。

>アシュケナージが演奏したラフマニノフはおそらくすべて集めていると思います。

担当が初めて聴いたラフマニノフのピアノ協奏曲はアシュケナージの演奏だったため、
冒頭部分はアルペジオだと思い込んでいたようだぞ。

>『断片』『前奏曲 ニ短調 遺作』

寡聞にして知らなかった。探して聴いてみよう。
彼の作品にはどうしても何かへの憧憬の念を感じてしまうな・・。
決して叶わぬ事への想い、望郷の念であったり、懐古であったりと・・・

ふふ、また担当の自分語りが出たようだ。

ところでRON、そなたは反逆者アレクセイ・ミハイロフの部屋に犬に身をやつして入り込んだそうだな。
スパイとして見込みのある奴だ。
どうだ、私の為に任務を果たしてくれる気は無いか・・?
131名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:24:28 ID:???
RON専さんのお陰で音楽三昧w
沢山素敵な音楽紹介ありがとうございます!
>>129
横レスでバラしていいのか分かりませんがw
カタカナ交じりの文をかいてらっしゃるのがダー担さんです。
青年Дという架空キャラになりきっておいでなのです。
(意味の分からん説明だ・・w ですが、そういうことなのです。w)
132ダー担:2008/06/27(金) 21:30:35 ID:???
>>129
不満スレ見てきタか...w
そしテやっぱあの型かw(そンな匂いがしタw)
俺のも正解w

俺は以前いタ、フリ担っテいうなりきり兼SS職人に、
お前の雰囲気と似たものを感じル。
(ちょっト自虐っぽいところや、言葉遣いの丁寧なところ。感激やさんなところ←そんな人多いけどw)

ま、それは別としテ、
エレジー(俺も一番好き!やっタ!!!)、
アルペジオの掌返し...しテるよw
俺は最高9度までと、手が小さめな為たいへんダ。

同じようナ、アルペジオのゆったりしタ曲で、
ドビュッシーの「夢」があるが、
こっちも好きでよク弾く。

(しかし、ラフマ、ショパン、ベトといい、
第2楽章が物足りなく感じテしまう俺は、
精神的成熟度がまだまだ足りないからなンだろうか...)
133名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:32:48 ID:???
『断片』『前奏曲ニ短調遺作』

そのリンク貼ってほしいナ...
探しても見ルけど。
134名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:34:45 ID:???
>>131
コノおせっかい野郎!
お前の性癖もバラシテヤル!!!!
135クラウス:2008/06/27(金) 21:42:35 ID:???
>>97
おお何だ、見かけねえ顔だと思ったら新入りか。
しかも一週間前に読みきっただと?それでよくここを見つけたな。
ふ、まあいい。来たからには大歓迎だぜ。
だが、きゃあきゃあ言ってられるのも今のうちだ、
今にここの連中に身ぐるみ全部剥ぎ取られるに決まってるからな。
覚悟しておけ。

ところでお前・・・おれのファンだというなら、おれが一年坊主や転入生をどうするかくらい知ってるだろう。

(97の腕をぐいと掴む)
さあ来い!おれの部屋でロシアのウォッカを飲ませてやるぞ!
136名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:44:26 ID:???
>>134
や・・めて・・・(恍惚の表情)
137名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:47:40 ID:???
>>136
言葉のわりにここは喜んで受け入れているようだが・・・
どうしたいのだ?
138名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:50:17 ID:???
>>137
あっ・・・
新人さんが見てる前で・・・そんなこと言わせないで・・っ
139135:2008/06/27(金) 21:51:47 ID:???
ぎゃあ!!かっこいい!!
本物のクラウスだぁ!!
(なりすまし)
140138の懇願を受けて・・・:2008/06/27(金) 21:53:15 ID:???
なんていうか、>>138のユリウスは、
周りを窺っているような、少々卑屈な印象を受けますね。
141クラウス:2008/06/27(金) 22:02:30 ID:???
>>120
代打乙

>>123
葱坊主、新スレ初カキコおめでとう!
そりゃそうと、おれの煩悶は棚上げか?この野郎!

>>139>>140
なりすまし乙。ばかたれが

(↑寝不足で機嫌が悪い。晩メシも食いそびれた)
142自演援護射撃w:2008/06/27(金) 22:04:05 ID:???
>>140
そんなことないです!138サンのユリウスは立派なユリウスですよ!
138サンはそんな人じゃないと思いますが、やっぱり出来る人の意見じゃないと納得しないんじゃないかな?
140サン、ユリウスやってみて下さい。
143名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:05:56 ID:???
>>141
まあ食え
(ザワークラウト、アイスバイン、ズッペ、国産ウナギの薫製etcを差し出す。)
144名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:06:27 ID:???
あ・・スプさん・・w
(ハイ、流れぶったぎります。ごめんなさいw こんばんは)
>>103-113
すご・・い
すごすぎて笑いまで出てきたw
またもや、いちいちドキドキを抑える為に休み休み読了w
ストーリーの内容はもちろん、読み進めるということは
13万字さん、あなたとの時間を消費していくようで辛いのです。

ユリウスが許しを感じた永遠の1瞬に感動しました。
こちらも救われた1瞬です。
昔、歴史主義かなんかの本で「その瞬間を連続性としてではなく永遠の高みに、
絶対的な輝きを〜・・」みたいなトコに感動したことを思い出したの
ですが何故うろ覚えなんだ・・orz
ゲーテの「瞬間こそ永遠なり」こっちは短いから忘れていな、さすがにw

連続と言えば〜、今新しい方がドンドコいらして、いろいろ楽しいお話が
広がって、短編職人さんなんてここに恩返しをしてくれるらしい(私はまるもうけw)
それも13万字さんが作り出した世界のエネルギーが強いから。

そんなこんなも含めて、ホントに感謝します。
永遠にここにいらっしゃいますよ・・ね?
145名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:10:59 ID:???
>>144
(こんばんは〜w)
146名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:13:17 ID:???
>>144
○○落ちかと思った。
でも時期的に無理かもねw
147名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:16:23 ID:???
>>146
なぜ私が○○中だと・・しかもいつも正確なのに今日・・(驚愕)
148名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:21:39 ID:???
>>147
失言を垂れたかと>>146のレスをもはや悔いていたが、
まことか・・・

レオ
149名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:24:53 ID:???
>>148
ホントなんだ・・何年も狂ってなかったのに・・
これでまた変態さんだと思われてしまう・・orz
150イザーク:2008/06/27(金) 22:26:39 ID:???
>>97
僕ではだめか・・・僕ではだめなのか・・・・!
(冗談ですww
今はクラウスファンでも、きっとすぐに洗脳されるはずですw
昨日の新人さんも今日の新人さんもまだなのでしょうか・・?w)
151クラウス:2008/06/27(金) 22:30:32 ID:???
>>142
おいスプ、その後○○○は買ったのか。
いいのがあったらおれの担当に紹介しろ。

>>143
ちきしょう、何だってドイツなんかに亡命しちまったんだろうな
冷てえ料理ばっかり食わせやがって・・ブツブツ

>>144
関東軍か?安心しろ、おれもさっき抜いて来たところだw
152名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:58:54 ID:???
>>142
え?スプさん、元気してますか〜?又、ちょくちょく顔だして下さいよw

>>103-113
毎度ながら、映像の世界をありがとうございます。私は、あなた様のストーリーを勝手に脳内で、映像化させて、見ております。最近は、チト重症で、夢の中でも、オル窓13万字ワールドが、繰り広げられてますwww


いよいよ、悲しい再終話(2章)が、明日なんですね。;;

いや、きっとあなたは、近い内に次の作品を投下される事でしょう(予言w)
153レオニー怒:2008/06/27(金) 23:00:52 ID:???
>>150
私の担当は此処へ来て一週間も経たぬ内に洗脳されたが、
清廉潔白居士よ、そなたの担当は長い間私やロストフスキーを恨んでいたそうだな。

一体いつから洗脳されたのだ?切っ掛けと呼べるものは無かったのか。
154短編職人:2008/06/27(金) 23:11:13 ID:???
ユリの裏切りを知るレオの悲しみと怒りと失望

モーツァルトの『後宮からの逃走』のサルタンのようです。
コンスタンツェを愛しているが故に
身も心も欲しいからと待っているのに
コンスタンツェの心は初恋の男にあり
彼と手に手を取って逃げようとサルタンを欺く。
後宮で絶対権力者のサルタンは
「さぁ、命令して、私を処刑しろと」
そう歌う捕虜のコンスタンツェの前では無力なように
レオもまた、ユリの前では無力、なのでしょうか。
155レオニー怒:2008/06/27(金) 23:24:10 ID:???
>>152
関西よ、昼間の訪問客の接待ご苦労であったな。
昼間のスレ主と謳われたそなたならではの気遣いに感謝している。

(レス不要)
156スプ(なりすまし):2008/06/27(金) 23:59:07 ID:???
>>144>>151>>152
関西サンに関東軍サン、ご無沙汰してます^^

クラ担サンったら…w
アレは壊れてしまったんですけど、今お金がないので、泣く泣く壊れたの入れて手動でグイングイン回して頑張っています。
新しいのが欲しいんですけど、なかなかいいのが無くて…
今度は壊れない丈夫な○○○が欲しいです。
157RON:2008/06/28(土) 00:04:21 ID:???
>>130
レオニー怒さま・・・
私には工作員の才能などありません。
なにせ私は犬ですので、餌に釣られて尻尾を振ってどこにでも行ってしまう性なのです・・・。
158RON:2008/06/28(土) 00:12:30 ID:???
>>131
教えて下さって、有難うございます。
以前、陰から秘かにこのスレを覗いていたときにも、
言葉の調子とか特徴などから勝手に、このレスは○○さんかな?
などと思ったりしていたんですけれど、全く分からない事も結構ありまして、
今回も自信がなかったのです・・・。
人違いは失礼ですしね〜。
159名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:24:53 ID:???
>>84
亀ですが
ダー様、頭皮に亀の子たわし植毛したんですか?・・
前髪のカット自分でして失敗しちゃいましたか?
スーツの模様〜〜orz ど・・どこで購入を?(ネクタイもひどいのありますねorz)
トレードマークの長いまつげはどこに捨ててきたんですかあ〜(泣)
ただ・・ダー様だけがどうこう言うレベルでは・・そうだ、ダー様は悪くないw
160RON:2008/06/28(土) 00:25:02 ID:???
>>132
ダー担様。
私が貴方のSSを初めて拝読したのは確か・・・
『伝説の11日間』だったような?(間違えていたらごめんなさいです。)
あの時、ついROMっていられなくなり
「これは女性の方が書かれているのですか?」の様な質問を書き込んでしまったのです。

ところで、『エレジー』魅せられますよね。
先日 映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」を観たのですが、
亡命先で落ち込んでピアノを弾く気になれないでいるラフマのところに、
ライラックの花が届けられて・・・ピアノの上に花を載せて上機嫌で
弾いた曲が『エレジー』
効果的な使われ方をしていました。
それにしても、あの映画の題名は『ライラック』の方がずっとしっくりします。
変な邦題をつけないで欲しい・・・。
161クラウス:2008/06/28(土) 00:26:26 ID:???
>>158
>人違いは失礼ですしね〜。

そんなことはよくあるこった、気にするなRON.。
おれなんかダー担の力作をフリ担作と間違えて熱弁を振るって褒めちぎったんだぜ。
ダー担が「あの・・・」って名乗り出て来た時のバツの悪さといったら無かったぜ、
まったく穴があったら入れたい・・ゲホゲホ
162名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:27:35 ID:???
>>158
また遠慮無く聞いてくださいね〜w
163名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:30:37 ID:???
>>153
僕の担当は、読後長いことユリウスとクラウスを陥れたあなた方を恨んでいましたが、
とあるサイトで見たレオユリに激しく萌えて、
ここに書き込むようになる前にアレルギーは治ったんですよ。
そのサイト見たお陰でここに興味持つようになって・・w

アレルギー治った後もクラユリ・ダーユリもなんでもオッケーだったんですが・・w
レオユリしかだめだという偏食状態に陥ったのは紛れもなくクラ担さんのせいです。
あの共同は凄かった。レ怒様に魅せられて、自分が本当にユリになったような気持ちでした。

でも、ダーユリとかクラユリでも、嫌ってわけではないんですよねw
エロい描写にはやはり反応してしまうわけでして・・(苦笑)

でも心までがっちり掴まれてるのはレオユリ以外ないなぁ。
レオ様じゃないと中逝きは絶対に無理・・・(と質問外のこともべらべらとw)
164RON:2008/06/28(土) 00:33:01 ID:???
>>161>>162
あっ、有難うございます♪
165名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:39:48 ID:???
>>160
私も見ました!音楽は効果的で良かったですね〜w
でも女革命家とのアレはいらんかったような・・
亡命のシーンにうま〜いこと居合わせるしw
でもあの人いなきゃ話が進まなかった、か・・?w
166RON:2008/06/28(土) 00:56:00 ID:???
>>165
あの人はあの人で、可哀想だったような気が・・・。

ラフマさんは革命政権から逃げる訳ですから、
ボリシェビキが、まるで帝政ロシアの憲兵のような描かれ方でしたよね。
・・・実際の革命軍は本当にヒドかったらしいですし(私はどうしてもアレクセイやズボさんと
重ねてみてしまうので、違和感がありますが・・・。)
167名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:56:52 ID:???
>>154
『後宮からの逃走』見たことないのですが、
そんなこと聞くとみてみたくなります。
13万字さんのSSが明日で一旦の区切りと思うと寂しいな。
13万字さんに触発された職人さんたちのSSが今後は楽しみになりそうですw
168レオニー怒:2008/06/28(土) 00:57:35 ID:???
>>163
それは私の担当と同じ経過だな。
私の担当は私を憎んでこそいなかったが、
やはりあれと反逆者の事でわだかまりを抱いていたようだ。
パロ板のSSを読み、此処に腰を据えて一週間で洗脳されたものの、反逆者への想いはなお続いていたのだが、
あの男への想いも何もかも忘れさせられたのがダー担との共同だったという訳だ。

(ユリウス(イ)、中逝きはその後も続いているか?)
169名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:12:19 ID:???
>>166
あの人はあの役割を果たす為だけに出てきた感じで、かなり気の毒でしたよね・・。
ラフマ、明らかに彼女のこと愛してないし。
独りよがりで、自分でも分かっていそうな所が痛々しい・・

ボリシェビキ、私はもっとえげつないことするのかと思ってましたw
(勉強不足の癖に、スターリンスレを見ている影響でしょうか・・w)

亡命する為列車に乗り込むシーン、
オル窓のでヴェーラとユリがわりとキチンと並んでるシーンを思い出して、
やっぱりこっち大混乱のほうが現実みあるなぁwと思いましたw
170名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:23:30 ID:???
>>168
レオニー怒、あなたの担当も(大方知っていたけどw)同じ経緯だったんだね・・・

(中逝きは、今は・・・orz
一昨日ぐらいに○理になってしまったんです・・・
ここのところ人が増えて楽しみも毎日あるし、興奮しっぱなしで、
何だか自分でもわけの分からないレスをつけてる気分だったんだけど、
どうやら生○前の気分の乱れだったみたいです・・w
早く○理終わらないかな・・・。出来ないとイライラする〜
ああ、夜更かし癖も治さないと・・orz)
171RON:2008/06/28(土) 01:23:59 ID:???
>>169
駅での大混乱!!
赤ん坊抱えて、まるで押しくらまんじゅう!
子供もいるっていうのに・・
本当に映画の方の混乱ぶりが、現実味がありますよね!
172名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:29:11 ID:???
>>132
>第2楽章が物足りなく感じテしまう俺は、
 精神的成熟度がまだまだ足りないからなンだろうか...

いや、多分おれ達がヘトヘトになっているだけだろうぜ。おれの細胞も老いてるんだ。

>>99
>野菜ですらモーツアルトを聴かせながら育てると、病気や害虫にやられにくく
 育ちも早いらしいですし・・

おれの担当の家で使っている醤油は備前焼の甕に入れて
モーツァルトを聴かせながら熟成させてるものだそうだぜ。おそらく音波の振動が程良いんだろうな。
(ものすごいリア語りだな、すまんw)
173名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:31:50 ID:???
>>172
醤油にモーツアルト・・w
和の音楽を聞かせてあげたいと思ってしまうのは私だけでしょうか・・w
174名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:36:16 ID:???
>>170
ヒソ(私は中逝き出来るのは5回に1回くらいだよw
  ○○○の刺激だけじゃ絶対駄目だ。妄想力がものを言うね・レス不要)
175RON:2008/06/28(土) 01:38:49 ID:???
>>172
すごい!高級醤油!!
デパ地下とかに行けば手に入るのかな?
さぞ良いお味がするんでしょうね。
176名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:40:20 ID:???
>>171
加えて、関係ないですがアメリカ人も皆ロシア語だったのが笑えましたw

ではそろそろ私はこれでw
RONさん、遅くまで付き合ってもらってありがとうございました^^
最近寝不足ぎみじゃありませんか?w
早寝しないと癖になりますよ〜w
RONさんクラ担さん、皆さんおやすみなさーい!

(新人のお二人来られませんでしたねw遠慮してるのかなw)
177名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:43:04 ID:???
>>175
ヒソ(そっか・・おk!妄想がんばってみるw)
178RON:2008/06/28(土) 01:43:47 ID:???
>>176
確かにアメリカ人もロシア語でしたね。

こちらこそ、お相手して頂いて有難うございました。
では私もそろそろ寝ますね・・・。
皆様、お休みなさい。
179名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:50:14 ID:???
>>175
いや、高級じゃないよ、普通の値段。
関東人には薄すぎるかもねw

>>176
昨夜2時間しか寝てないけど
なぜか目が冴えてきた・・・・

お休みなさい、また明日〜!
180RON:2008/06/28(土) 02:13:54 ID:???
>>179
お休みなさいを言っておいて、また出てきてしまった(汗)
(13万字様の小説を再読していたのです。何度読んでも、胸がドキドキする・・・あぁ、苦しい。)

>関東人・・・私の実家は四国なので、味の好みは関西ですよ。

そんなこだわりのお醤油が普通の値段?
羨ましい限りです。

では、今度こそ寝ます。
181蛇足&おへんじ:2008/06/28(土) 14:47:17 ID:???
夜は不在なので昼間のうちに・・・。

RONさんのレスでラフマニノフがいろいろ聞きたくなって潜ってたら
「ある日どこかで」が出てきて感涙。
http://jp.youtube.com/watch?v=Vf6oq7dKku8
いわゆるタイムスリップものの名作で、ヒロインのJ・シーモアの美しかったこと・・・。
いまDVD出てるかわからないし、舞台は確かアメリカだけど
20世紀末か初頭のお話でとてもロマンティックで美しい珠玉の小品、
もし発見されたらオススメ・・・。(エロはないが・・・。)
J・シーモアが美しいのでフィルターかけやすいです。C・リープはなんだが。
ユリにもう少しいいもの着せてやればよかった・・・。それでダンスの一つくらい・・・。
あ、それはきっと短編職人さんが。


短編職人様

過分な評価をいただいてますが、私の書いてるのは真理がどうとかいう事はま〜ったく無く
いろんなクリシェやパターンを自分の気分のいいように並べ替えてるだけという気が猛烈に。
それが二次創作の醍醐味かもしれませんが★。
でもそんな代物でも何かの刺激にになったのなら嬉しいです・・・。
ぜひ皆さんを楽しませてあげてくださいね。


「煩悶」が終わった葱坊主さんにはぜひ次は「法悦」をテーマにしていただきたいですw。
(ベルニーニ割と好き)


※興ざめ楽屋裏

1章を投下した時点では、レオの帰還から昨日投下ぶんはまだ手付かずでした。
あまりきちんと考えてませんでしたが、自分の中ではレオとユリはあのこじれた関係のままで
露見までいってしまいそうで、レオは人が普通に手に入れてる、「恋人がベッドで自分に微笑みかける」という
幸福を知らずに終わったな、かわいそうだな、でも自業自得だなと思っておりました。

でも1章投下後の、皆様の「レオ酷い・・・」の声に「いやひどいのはユリだが・・・」と
思いつつ、嫉妬シークエンスも自分の中では終わっていたので、ふと優しい/自分の愛と向き合える
レオも書いてみようかと。
レオには余計気の毒な事になりましたが書けてよかったです。
皆さんのおかげです。ありがとうございました。
(でも3章の書き上げぶんと矛盾が少々発生・・・。)
正直、2章もここに投下するのはかなり迷いがあったのですが、今の状況だとブログやHPなんていつ開設できるか
わからないし、皆様のおかげで書けた部分をやはり読んでいただきたく、長いものですが投下させていただきました。

※本日投下ぶんはだいぶ以前に書いた部分なので、昨日ぶんとは少しテンションが違うかもしれません。
これが締めかい!という声も予想されますが・・・。RONさんはじめクラファンが増えてよかった。
彼らは点が甘くなるはず。と思いたい。いや逆だ。彼らのハードルは高いんだ(汗)。

※本スレ投下ぶんを含みますがご容赦ください。

では最後のトン。
18213万字:2008/06/28(土) 14:48:13 ID:???

夜半、ヴェーラはロストフスキーに起こされ驚いた。信じられない無礼に怒り、
「な・・・これはどういう事ですか?」と咎めようとしたが、彼に冷たく「候がお呼びです。」
と言われ何事か起こった事を察し、急いで夜着をはおるとロストフスキーについて兄の書
斎に向かった。そこで彼女が見たのは書斎の隠し部屋の扉が開き、床に座りこんでうなだ
れているユリウスに兄が短銃を向けている姿だった。彼女は自分の目が信じられなかった。
兄がユリウスに視線をそそいだまま聞いた。
「ヴェーラ、お前も知っていたのか?こいつは誰に情報を流していたのだ?」
「お兄様・・・。何のこと・・・?何をなさっているの?」とヴェーラは事態を半ば察し
つつも、認めたくなくて兄に問い返した。、
「時間稼ぎをするな。ヴェーラ、私の不在時に起こっていた事だ。こいつが外部と接点を
持てたどうかはお前が一番良く知っている。それとも答えられないのか?お前もぐるか?」

(ああ、アナスタシア、あなたがまさか・・・。言えない、もう私にも兄上にもこれ以上
血を流させないで・・・。)
ユリウスが突然顔を振り上げて叫んだ。
「彼女を巻き込まないで、彼女は関係ない!」我知らず目をつぶっていたヴェーラは「彼
女」とはアナスタシアの事を言っているのかと思ったが、目を開けるとユリウスは自分で
はなく、レオニードを必死なまなざしで見上げていた。ユリウスが庇っているのはヴェー
ラだった。
レオニードは黙ってユリウスを見下ろした。その黒い瞳は妹が初めて見る非情さをたたえ
ており、ヴェーラは背筋が冷たくなった。
「お兄様・・・お願い、ユリウスの話を聞いて。何かの行き違いではないの?ユリウス!
そうでしょう?」
ヴェーラは必死だった。ユリウスが何か申し開きをしてくれれば・・・!それがどんなに
怪しいものでも自分はそれを頼りにきっとなんとか兄を説得してみせる。兄だって本当は
ユリウスを撃つ気などない筈だ。兄の手は愛する者の血で汚れるためになど出来ていない。
本当は人一倍愛情の強い彼がそんな事をすれば、きっと内面の何かが崩壊し、二度と取り
返せない傷を負うことになるだろう。そんな事を兄にさせてはいけなかった。
「ユリウス。お願い、何か言って。」ヴェーラはできるだけ落ち着いた声を出し、何とかユ
リウスの視線を捉えようとした。だがユリウスは再び目をつむり、かたくなに口を閉ざし
てしまった。「ユリウス!」ヴェーラはついに悲鳴じみた声をあげてしまった。ユリウスは
自分だけでなく兄をも破滅させてしまう事がわからないのだろうか。(ユリウス、あなたは
それでもいいかもしれない、でもそれはあまりにも身勝手だわ、あなたはお兄様の心まで
殺そうとしているのよ、なぜそれがわからないの!?それともそんな事はどうでもいいと
思っているの・・・?)

「もう良い。お前にはもう聞かぬ。」レオニードはヴェーラに言った。
「この女は認めているのだ。だがこのユスーポフ家から裏切り者を出すわけにはいかぬ。」

そして「立て。」とユリウスに言った。ユリウスはのろのろと立ち上がり、レオニードをま
っすぐに見た。レオニードも彼女を見返した。そして銃を持つ腕をのばし、冷たい銃口が
ユリウスのこめかみにあてられた。次いで安全装置を外す音が室内に響いた。
18313万字:2008/06/28(土) 14:51:19 ID:???

ヴェーラは悲鳴をあげそうになり両手で自分の口を押さえて、次いで兄を止めようとした
がエフレムとユリウスが重なり、涙で喉が詰まり声が出なかった。ふだん不気味なほど無
表情なロストフスキーでさえ、主が女を撃つ惨さに耐えられず目をそらしていた。
だが当のユリウスは静かに目を閉じた。
(これでいい・・・。これでいいんだ、きっと。できる事ならクラウスにもう一目会いた
かったけれど・・・これでいいんだ。)
口元にはわずかに微笑みさえ浮かんでいたかもしれない。
レオニードは恐ろしいほど落ち着き払っていたが、ユリウスのやすらかな表情を見て冷た
く「気が変わった」と言い、ロストフスキーに裏手に車をまわすよう命じた。
ロストフスキーが部屋から出て行くと、ヴェーラはようやく出た声をふりしぼって恐る恐
る尋ねた。
「お兄様・・・。どこへ・・・どこへ連れていくおつもりなの?」
(まさかどこか別のところで射殺なさるのか、憲兵に引き渡しておしまいになるのか・・・)
だが兄の返事は予想外のものだった。
「ヴェーラ、こんな事をしでかす女が正気だと思うか。しかるべき病院で監視下に置くし
か仕方あるまい。狂人は狂人として遇するのが一番だ。」と冷然と言い放った。
「お兄様、まさか精神病院へ・・・?お願いお兄様、そんなむごい事は、ユリウスをそん
な所へだなんて」懇願するヴェーラをさえぎり、無言のままのユリウスを見て
「狂ったものは仕方がない。他に方法があるか?こいつは自分で選んだのだ。」と冷たく言
い捨てるとレオニードはユリウスを引き立て、連れ去った。
ユリウスは無抵抗に車に乗せられ、レオニードの隣で運ばれていった。無言の内に彼の白
熱した憤怒が伝わってくるようだった。先ほどからレオニードはユリウスに直接には一言
も言葉をかけていなかった。ユリウスはその沈黙に、どんなひどい言葉でもいい、何か言
ってほしい、それでないならいっそ先程のように銃口をあてひと思いに殺して欲しいと心
中で願ったが、一方でレオニードの選んだ処罰はなんであれ自分は受け止めねばならないと
わかっていた。彼の心を贖うために、自分ができるのはそれだけだった。そして彼が選んだ
処置がこれだった。異国の精神病院で一生幽閉され朽ちていくこと。長い緩慢な死、多分
この世で最も彼女を知っているレオニードがそう決めたのなら、それはもしかしたら今まで
自分の犯してきた罪に最も効果的な罰なのかもしれなかった。

ロストフスキーが運転する車は、真夜中の屋敷街を離れ暗い街頭を長いこと走ったのち止まった。
窓は目隠しされていたのでユリウスはどんな所に止まったのかわからなかったが、観念して
レオニードに従って車を降りた。だが彼女の目の前に広がっていたのは、まだくすぶっている
れんがづくりの建物の焼け跡だった。
18413万字:2008/06/28(土) 14:52:30 ID:???

ユリウスはわけがわからず呆然と廃墟を見つめた。隣に立ったレオニードが外套のポケ
ットに手を入れたまま、無表情に言った。

「よいか。よく聞け。お前は3月の7日、このストルスキ病院に入院したのだ。そして、
翌8日にこの病院は出火し、患者は全員焼死した。医者や看護で生き残った者達も口も
きけぬ重態でもう長くあるまい。当然記録などもみな焼けている。つまり、ユリウスと名
乗っていた女は一昨日ここで死んだのだ。」
今度はレオニードの顔をユリウスは呆然と見つめた。レオニードはまっすぐに廃墟に瞳を
すえていた。
「おまえはもう誰でもない。わかるか?私の言っていることが。」ユリウスに向き直ると
レオニードは言った。
「お前は自由だ。何処になと望むところへ行け。この混乱したロシアで辛酸をなめつくし
て生き抜くか、それとも故郷へ帰って身を隠すか、何を選ぶもお前の勝手だ。」
愛する男のところへ行けとだけは、レオニードはさすがにどうしても言葉にできなかった。
だが自由になった瞬間、ユリウスがアレクセイ・ミハイロフのもとへ、たとえそれがシベ
リアの監獄だろうと瞬時に走っていくだろうことは以前から、そう、初めての出会いの時
から、ずっとわかっていた事だった。

「レオニード・・・!」
見る見るうちにユリウスの瞳に涙が珠のようにたまってきて、レオニードの胸には鋭い痛
みが走った。だがこの苦しみももうこれで終わると、その時の彼は思った。

「だが一つだけ条件がある。」しっかりとユリウスの瞳を見つめてレオニードは言った。

「スイス銀行の隠し口座のこと、あれだけは決して誰にも漏らすな。よいな。革命派の奴
らには扱いきれない代物だ。彼らが飛びついても災いが災いを呼ぶだけだろう。そして、
もし洩れたときには、私は今度こそお前を地の果てまででも追って殺さねばならない。言
っていることがわかるな?」
ユリウスは涙をたたえたまま、黙ってうなずいた。アレクセイ・ミハイロフにも決して言
うなとレオニードは言っているのだ。そしてユリウスもあのアーレンスマイヤ家にまつわ
る全ての悲劇と惨劇を生んだ隠し口座にこれ以上人生を狂わされる気は全く無かった。
レオニードが望む通り、この秘密は死ぬまで守り通す覚悟ができた。彼を最悪な形で裏切
った自分だが、この誓いだけは決して破るまい。レオニードもその決意を見てとり、「よし」
と言った。そしてユリウスに手もふれぬまま、
「話はそれだけだ。もう行け。この通りをしばらく行けば※※通りにでる。マダムコルフ
の店がお前の仲間達のたまり場だ。娼館だから気をつけろ。」と告げてあごで方向を示した。


「レオニード・・・ありがとう・・・。」とユリウスに言われた時、彼は思わず顔をゆがめ、
早口で「早く行け、私の気の変わらぬうちに。」と言うのが精一杯だった。
ユリウスはなおも涙をたたえて彼を見つめていたが、やがて一瞬固く目をつぶり拳を握ると
「・・・さようなら・・・!」と言い、差し示された方向へ、足を踏み出し、早足で歩き
かけた。だが突然振り返ると、レオニードのもとに駆け戻り激しく口づけした。それはユ
リウスから与える初めての、そして最後のキスだった。強く強くレオニードをかき抱き、
次の瞬間はじかれるように身を翻すと、ユリウスは今度こそ振り返らず闇の中へ走り去っ
ていった。
残されたレオニードは身じろぎもせず、彼女が消えた闇の先を見つめていた。そのまま長
い時間が過ぎ、やがて彼がついに振り返りロストフスキーの待つ車へ歩き出した時、その
表情は氷の刃と呼ばれたレオニード・ユスーポフ候へと完全に戻っていた。
18513万字:2008/06/28(土) 14:53:31 ID:???

ペテルスブルグの街から雪がすっかり融け消えた頃の事だった。
「お兄様、私は家を出て行きます。」
あの夜、レオニードがユリウスを伴わず帰宅して以来、兄の目を見ようともしなかった
ヴェーラが、書斎を訪れて言った。しばらく黙っていたレオニードは「どこへ行く気だ?」
と訊ねた。
「結婚します。シチューキンと。ずいぶん前に求婚されておりました。」
「どんなに金持ちでも平民だぞ。ユスーポフ家の人間にそんな結婚が許されると思うの
か?」わかっていても、あえてレオニードは言った。ヴェーラが言葉を続けやすいように。
「ええ。その通りですわ。あの人は侯爵家の娘としてでなく、身一つの、ただのヴェーラ
で良いと言ってくれました。かつて私のおかした過ちもご存知です。その上で私を望んで
下さったのです。ですから、私は本当にその通りにしようと思います。」
「・・・そうか。好きにするが良い。」というとレオニードは椅子を廻して、窓の外を眺め
た。
「・・・よろしいのですか?」少々拍子抜けしてヴェーラは訊ねた。
「よいも悪いもお前はもう決めているのであろう。好きにしろ。欲しいものは持っていけ。」
とまだ新芽をふかない木々の梢を眺めながらレオニードは言った。
「お兄様・・・。」
「お前が選んだ男だ。間違いはあるまい。」
ヴェーラはふいにあふれてくる涙をこらえきれず、瞳をそっと押さえた。
「泣くな。だがこの家を出て行く前に聞いて欲しいことがある。もう少しこちらに。」椅子
を戻してレオニードが言った。ヴェーラは素直に兄の傍によった。立ったままのヴェーラ
と腰かけたレオニードは彼がひじをついた机をはさんだ形で相対した。
「ユリウスの事だ。」ヴェーラはまさか兄が自分からその話を持ち出すとは思わず、驚き、
緊張のあまり蒼白な顔になって話の続きを待った。
「私は以下のように皇帝陛下に報告した。長い幽閉生活に耐え切れず、精神に変調をきた
した彼女を3月の7日、偽名でストルスキ病院に入院させた。だが、翌8日にこの病院は
出火し、患者は全員焼死したと。わかるか?」
「・・・3月の8日。・・・ストルスキ病院。」とヴェーラは繰り返した。兄はじっと彼女
の目を見上げていた。
そんな筈は無かった。忘れようがない。あれは全て3月の10日に起こったことだ。そし
てあの病院に入院させたのは・・・あの少し前に執事が言っていた。洗濯女が一人、変調
をきたしたと。とても邸に置いておける状態でなく、身寄りもいない女で・・・。
「ストルスキ病院は突然の出火で何もかもが焼け、入院の記録なども何も残っていない。
患者だけでなく、医師や看護人すらも焼死してしまった。ユリウスはその中にいたのだ。
なにせ精神病院で、遺骸も引き取り手の無いものも多く、我が家もそこまでする義理もな
かったので彼女のなきがらは他の患者達とまとめて埋葬された。私が直接遺骸は確認した
上でのことだ。私達が彼女に会うことはもう無いだろう。」言い含めるように兄は続け、ヴ
ェーラは了解した。
「3月の8日ですのね。」
「そうだ。お前は我が家の出納を執事だけにまかせず自ら管理しているだろう。間違いが
ないようによくあらためておきなさい。」とレオニードが言った。ヴェーラはその言葉をか
みしめた。つまり兄は皇帝陛下を欺いてユリウスを逃がしたのだ。兄は彼女を殺さなかっ
た。彼女はどこかで生きているのだ。
「陛下はお信じくださいましたの?」
「さあな。まあ私が独身に戻る日が早まったのは確かだ。」
ヴェーラも兄の様に苦笑しようとしたが、耐えきれずに涙がこぼれた。
18613万字:2008/06/28(土) 14:55:38 ID:???

それが兄にとってどんなにそれまでの自らを否定する行為だったかヴェーラにはよくわか
った。あの夜、短い時間に知りうる限りの偶然をつかまえ危険を承知で、兄はいわば対岸
に跳んだのだ。それも愛する女の命を救い、しかも彼女を手放すためだけに。ヴェーラは
もう感情が抑えきれず、顔を覆いながら、
「ええ・・・、よくわかりましたわ。我が家の記録をよく見直して、間違いがあれば直し
ておかないと。」と答えた。そして言った。涙を流しながらだが、その瞳は晴れやかだった。
「お兄様、私も同じですわ、きっと。私もあの人を・・・シチューキンを守ってあげたいの
です。あの人はあまりにも純粋で・・・。たとえそれが・・・世の中全てから守ることなど
能わないとわかっていても、それでも彼の幸福のため私は戦えますわ。私は・・・私のできる
最善の事をあの人にしてあげたい。お兄様が彼女になさったように。」
レオニードは立ち上がり、妹の傍らにまわると彼女を腕に抱き、「幸せになれ。」と言った。
ヴェーラも兄をしっかりと抱きしめた。

数週間後、ペテルスブルグに一斉に春の花が咲き開く頃、シチューキンとヴェーラの結婚
式が行われた。それはロシア有数の財閥の人間とユスーポフ侯爵家の娘の結婚としては考
えられないほど質素なものだった。招かれたのも家族と限られた友人だけのもので、こと
に花嫁の家族は幼年学校から休暇をとってきた年若い弟だけだった。だが新しい夫婦は十
全に幸福そうで、出席した人々にこの二人の幸福な結婚生活が末永く続く事を充分に予想
させるものだった。

18713万字:2008/06/28(土) 14:58:04 ID:???

シベリアの人里離れた小さな小屋でアレクセイが意識を取り戻した時、心配そうに彼をの
ぞきこんでいたのはミハイルと、忘れようにも忘れられないズホフスキーの顔だった。
「アレクセイ・・・!大丈夫か?俺達がわかるか?ああ、まだじっとしていろ。」
「ズボフスキー、ミハイル・・・!ああ、再びこんな風にお前たちと会えるとは・・・。
ズボフスキー、心配してたんだ、よかった、生きていてくれたんだな・・・。」
「アレクセイ、それはお前こそだ。あの監獄でよく生き延びてくれた!もっと早く出して
やりたかったが・・・。やっと。・・・やっと、お前は自由だ。」
彼らは固く手を取り合い、互いを抱擁した。しばらくは3人とも無言で、この再会の喜び
をかみしめていた。やがてミハイルが照れくさそうに涙を外套の袖で無造作に拭うとアレ
クセイに言った。

「もう一人、お前に会わせねばならん人がいる。その人がいなければこの脱走計画は無残
な結果になるところだった。」
「?同志の誰かか?」
「厳密には同志と言えるかどうか・・・。だが誰よりもお前を愛している人だ。窓から見
える、あの木のところで待っている。できればもう少し、身奇麗にしてから会わせてやり
たかったが一瞬でも早く会いたいというご希望だから、仕方ない(笑)。ほら、行ってこい
よ、色男!」

アレクセイは弱った足で少しよろめきながら小屋の外に出た。小屋のすぐ目の前の丘、シ
ベリアには珍しい落葉樹のもとにほっそりとした人影が見え、それは彼が出てきた気配に
気づいた様子ではっとこちらを振り向いた。ばさりと、木から雪が落ちた。
ああ・・・あの振り向き方・・・あの金髪はまさか・・・まさか・・・!
「ユリウス!」
アレクセイは叫ぶと獄中で何度何度も、繰り返し夢に見た恋人に向かって走り出した。


一方のユリウスは最初、小屋の中、不安な気持ちで彼の目覚めを待っていた。意識を失っ
たまま樽から抱えだされ、ベッドに寝かされた彼の顔を見た時、ユリウスは全てを忘れた。
どんなにやつれ、垢や汚れにまみれていても、それは彼女の唯一人愛する男の顔だった。
ただ無言で涙をぽたぽたとたらしながらアレクセイに寄り添うユリウスをミハイルとズボ
フスキーも微笑んで見つめた。
「大丈夫だよ、ユリウス。すぐに気づくさ。」
だが、もうひと時も離れたくないという気持ちと裏腹に、彼女を見た時に彼がどんな反応
をするかユリウスは恐ろしく(もしまたあの時のように突き放されたら・・・。)、時間が
たつと共に胸の鼓動は怖くなるくらい高鳴ってきた。
「どうしよう、僕、このままクラウス・・・いや、ごめんなさい、アレクセイを見ていた
ら、倒れてしまいそう・・・」と言って、ミハイル達にはあきれられたが、少し小屋から
離れたところで彼女は動悸を鎮めようとしていた。だが小屋から出てきた彼の姿を見た瞬
間、すべての恐れや不安は吹き飛んでしまった。振り向いた時木の幹に勢いよく体がぶつ
かり、その衝撃で枝に積もっていた雪がばさりと、ふりかかってきたが、彼女はそれにも
気づかず、雪まみれのまま走り出した。
18813万字:2008/06/28(土) 15:00:20 ID:???

二つの人影は雪原をころがるように駆け下り、足を雪にもどかしくとられながらお互いに
向かって走りよった。
「ユリウス・・・!」「クラウス!クラウス・・・!」
そしてお互いに一杯に開いた腕の中へ飛び込んでいった。しばらくは言葉にならずに抱き
合い、信じられずに顔を見つめ、笑い、自らが泣いていることにも気づかず、また抱きあ
った。
「信じられない・・・!本当に、本当にお前なのか・・・?」
「クラウス・・・!長かった・・・!」
「ああ、神は俺を罰している、試練にさらしていると思っていた。だがいま俺はこの腕に
お前を抱いている・・・!これが夢でなければ、神よ、感謝します・・・!」
あまりの驚きと喜びで惑乱して、アレクセイは戦闘派の共産主義者でありながら神の名を
唱えていた。だが次の瞬間、アレクセイは雷にうたれたように、自分がかつてユリウスを
冷酷に振り捨てたことを思い出した。
「ユリウス・・・俺がお前にしたことは・・・。許してくれ・・・!いや・・・許される
筈はない、ああ俺はなんてことを。許さなくていい、だがどうか抱きしめてさせてくれ・・!
お前は本当にここにいるんだな、ユリウス・・・」
「そんな昔の事、忘れたよ・・・クラウス・・・。そうだよ、僕だよ。君を探して、やっ
と・・・やっとここまでたどり着けたんだ。抱いて・・・もっと強く僕を抱きしめて・・・!」

雪原の中で二人は固く抱き合い、雪にまみれてまるで一つの雪像のようだった。ミハイル
達は小屋の戸口でずいぶん待っていたがあまりにも二人が動こうとしないので、やれやれ
と首を振り、彼らが凍死しないうちにと二人のもとへ向かっていった。

その五日後の夜、ようやくアレクセイとユリウスは二人きりで向かい合っていた。あれか
ら一行は全速力でシベリアを離れ、五日目にしてそこそこの大きさの地方都市に着いてい
た。彼らがやっと人にまぎれることが可能な大きさの街だった。それまでも二人は橇の中
で片時も離れず手を握り合っていた。語り合いたいことは山のようにあったが、二人とも
まだその力はなく、ただ互いの存在を傍らに感じるという奇跡に満足しきっていた。だが
この街に着き、ミハイル達が悪気無くからかいながら別室に去った後、二人きりになった
彼らはどこかきまずいような思いでぎこちなく、向かい合っていた。

アレクセイは、ただ照れくさくて黙っていただけだがユリウスは違った。再会できるとわ
かった時から彼女は覚悟していた。今までの事を何も言わずにクラウスと人生を共にする
わけにはいかないと、いまだに男心にうといユリウスは考えていた。隠し口座の事は別に
して、彼女には彼を欺くようなことはできなかった。果たして許してもらえるのかはわか
らなかったが、今度こそユリウスは過去を知ったクラウスが彼女を捨てようとも、どこま
でもついていく覚悟だった。言うなら、初めて二人きりになった今をおいてなかった。


18913万字:2008/06/28(土) 15:04:48 ID:???

「クラウス・・・いやアレクセイ。聞いて。君に聞いてもらわねばいけないことがあるん
だ。それを聞いて、まだ君が僕を求めてくれるかはわからないけれど・・・。僕は君に会
うまで、このロシアで・・・」
アレクセイは、ユリウスが何を言おうとしているか察しがついた。ここ数年、ユリウスが
いい暮らしをしていたらしい事は身なりや彼女の話す上流階級のロシア語などからも明ら
かだった。何の係累もない異国の若い女がそのような暮らしを営めるにはよほどの幸運か、
なんらかの犠牲が必要な筈だった。
「ユリウス・・・。何も言うな。全て、俺があの時お前を置き去りにしたから起こったこ
とだ。その後、お前に起こったことは俺がお前にしたも同然なんだ。責任は俺にある。で
ももしもお前があの過ちを・・・俺を許してくれるというなら・・・。どうか言わないで
くれ。」
「クラウス・・・でも僕は」

「すまない・・・もし聞かねばならないなら・・・ずっと先にしてくれ。二人の関係が強
固に、誰にも、俺たち自身にも壊されなくなった時に、全てが昔話になった時に。俺は監
獄で様々なことを見た。人間は驚くほど強く・・・そしてもろいものだ。
だから今は言うな。聞いてやれない俺の弱さを許して、黙って俺におまえを抱かせてくれ。
そして俺ら二人が二度と別たれることがないように祈ろう。俺達に与えられたのは昨日で
も、明日でもなく、今日だけなのかもしれない。明日には、いや今晩だって一瞬先には何
が起こるか本当にわからない・・・。
過去を振り返って、お互いを傷つけあう時間は、今の俺達には無いんだ、ユリウス。」

ユリウスはアレクセイを見つめた。垢をおとし、ひげもあたったアレクセイはかつての面
差しを取り戻していたが、5年にわたった牢獄暮らしはさすがに彼をやつれさせ、老け込
ませてもいた。だが亜麻色の髪の中で輝く瞳の暖かい色は初めて出会った頃と変わらずユ
リウスの心をわしづかみにした。そしてアレクセイは膝を突くと彼女の両手をとった。

「ユリウス、こうやって膝まずいて頼む。俺の傍にいてくれ。もうこれから先は、俺の妻
として生きてくれ。お前には何も約束してやれない。辛苦と危険が常につきまとう暮らし
になるだろう。でもどうか俺の身勝手な望みをかなえて、妻になってくれ。」
ユリウスは涙ぐみながらも微笑んで言った。
「そして君が僕の夫なんだね。・・・なんだかおかしい。」
アレクセイも微笑んで言った。
「笑うなよ。俺はいつもお前の事を心の中で、俺のエウリディケと呼んでいた。光り輝く
髪をした、俺のエウリディケと。」
ユリウスは熱いもので胸がいっぱいになり、笑いながらすすり泣いた。
(ああ・・・やっぱりこの人を愛している。僕の、運命の恋人はあなただ・・・!
あなただけだ・・・!)
もうそれ以上彼に抗がって言葉を続けることはできず、ユリウスは自分の前に膝をついた
彼の頭を身をかがめて抱きしめた。それが彼女の答えだった。…アレクセイは下から微笑
んで彼女を見上げたが、ふいに恐ろしいほど真剣なまなざしになり、彼女の顔を両手では
さむと深く深くくちづけした。それが二人が再会以来交わす最初のくちづけだった。
アレクセイの愛撫はレオニードとは異なり、性急で未熟ですらあったがユリウスが感じて
いたのはそれまで感じた事の無い、ただ涯のない祝福に満ちた幸福感だった。ともに爆ぜ
散った瞬間、ユリウスの脳裏に誰かの黒い瞳がかすかに浮かんだが、すぐに消え去り、二人
は至福の中、抱き合ったまま眠りに落ちていった。春とはいえまだ雪が残る小さな都市での
静かな、星々達だけがにぎやかなありふれた夜、よくある誓いに満ちた恋人達の夜、だが二
人にとってはそれは運命の夜だった。

第2章 了
19013万字:2008/06/28(土) 15:08:02 ID:???

2章はこれで終了です。読んでくださって本当にありがとうございました。
拍子抜けされたこととは思いますが、彼らの物語自体はこれで終わりでなく、
この先まだ原作とは少々異なる航跡を描いていくので、
自分の中で帰結した彼らの最後をいつか読んでいただけたら嬉しいです。言い訳くさい(泣)。

※ヴェーラは2章でロシア篇からは退場です。
ユス家の兄弟も一人くらい幸せな生涯を送ってもバチはあたるまいという。

未練がましいですが、ご挨拶にはまたあらためておうかがいします。
191RON:2008/06/28(土) 15:24:40 ID:???
あぁ・・・偶然にもこの時間にPCを開いていて良かった・・・。
やっと、やっと・・・一緒になれたのですね(号泣)
やっぱり私はユリ×アレク派です。
優柔不断で御免なさいね。昨晩まではレオ様が可哀想で泣いていたっていうのに・・・。

13万字様
本スレ6章を読んでいた時と、今の感想は全く違います。
やはり、最初からお話を追いかけていると、主人公さん達に深く同調してしまうし、
擬似体験している気分になりますし、共感度がまったく違います。
もう感動の嵐です。(あ〜変な日本語。私の語彙って貧弱〜)
今まで何度も言ってきましたが、本当に原作よりずっと面白いです。
キチンとした『本』として読みたいです。
出版して下さい・・・買います。買わせて頂きます。(叶わぬ夢?)

ところで、第3章もモチロンあるのですよね?
リュド君がレオ様をぶん殴るという・・・
楽しみに待っています。
首を長くして。
私の首の骨が1本増えて、計8本になる前に是非、
「では、トン」
を拝見したいものです。
勝手な我儘を言いますが、私の頭の中は貴女の小説の世界でパンパンなのです。


192アレクセイ:2008/06/28(土) 15:37:44 ID:???
>>190
・・・・・・。

おい13万字。
お前がおれにユスーポフのおっさん(またはレオユリ)の千分の一、いや万分の一も萌えていないのが
手に取るようにわかったぜ、このばかたれが。

シベリアの場面から一気にジュニア小説化しやがって。
憑き物が憑いていないのがまるわかりだ。

クラ担は喜んでいるが、おれは怒ってるんだ、
そこのところ、わかるな!

(ちゃんとしたGJ感想はまた晩に書くそうだ、悪いな、あばよ!)
193名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 16:10:13 ID:???
>>156
スプさんへ。

操作性の良いほうの○○○が数日前から不調で、
強弱の一番使用頻度の高い段階の、そこだけが動かなくなる症状に見舞われております。
まあ、ほぼ毎日使い続けて楽しめたのだから、十分モトは取ってるんだけど・・・(^^;
貴女がなさっているように、手動も交えてやっております。
ホント新しいの、欲しいですね〜。
でも3回目になると、今までは上手く誤魔化せたけど
今度は中身について家族に何か聞かれそうで、
気が引け、中々行動に出れそうもありません。
○゛ー担さんや○○゛担さんがデ○○○か○○○を注文なさったら
私も勇気百倍なのですが・・・。

(レスは不要ですw)
194名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 16:25:44 ID:???
>>193
は、早い!!www
使用頻度が、違うのだろうか?‥‥w
最近は、疲れてるのか、余り使用してません^^;
195名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 16:38:52 ID:???
>>181
キャサリン「あなたなの・・・?」

「ある日どこかで」、10年くらい前にレンタルビデオをダビングしたものが家にあるよ。
あの頃はコピーガード機能なんかなくて、ダビングし放題だった。

J・シーモアはNHKで長い間放映していたドクター・クインを見て好きになって
その映画も見たんだけど、最後は涙で画面が見えなくなったっけ。
キャサリンは、服装のわりにお茶目な性格で・・可愛かったな。
「ラフマは好きなアーチストだけど、その曲は知らないわ」って彼女が言うのが
パガニーニラプソディ第18変奏。美しい映像と相まって、もう・・・(悶)

ところでドクタークインの、ヒロインを支えていく武骨で無口な男が
アンドレフィルターを掛けられると、どこかのサイトで見たけど
私的には目つきがクラウスっぽくて好きだったなあ。口元は似ても似つかんが・・・。
あれは6年くらいのシリーズだったから、その俳優がどんどん老けていったのが残念だったorz

クラ担
196RON:2008/06/28(土) 18:01:29 ID:???
>>181>>195
「ある日どこかで」
タイムトラベルして会いに行く・・・。
私も会いに行きたい・・。(誰に?)

パガニーニのカプリース第24番
主題はたった12小節なのですが、リストもラフマニノフもブラームスもこの12小節にえらく魅せられて
自分の曲に引用しているのです。
言わば音楽のSS !?
リストは「パガニーニによる大練習曲 第6番」を。
ラフマニノフはクラ担さんが書かれている「パガニーニの主題による狂詩曲」を。
でも・・・この第18変奏の部分だけは引用ではないですよね。
ラフマニノフのオルジナルだと思われます。
美しい!
本当に鳥肌モノの旋律です・・・。
映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」の中でもラストの感動?のシーン(だって、お隣に座られていた方が泣いてらしたんですもの。)で、
この第18変奏が流れるのです。
197名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 18:12:52 ID:???
13万字さん、本当にGJでした!!!
内容については、もう素晴らしいの一言で、、、。
もう何日間も、原作が連載されていた時の心理状態がよみがえって、貴方様のSSの世界にどっぷり浸ってしまっていました。
エロ部分も、「曖昧表現」が効果的で、中年の妄想をいたく刺激されましたw

原作と、このスレで一定の方向性に凝り固まっていた妄想が「上書き」された状態でしたが、
今日、最終場面を読んで、何故か現実に引き戻されたような感覚になりました。
魔法が解けた感覚と言えばいいのでしょうか、
とりあえず、レオユリファンの私にとって凄く良い終わり方です!(上手く説明できませんが、本当にそうなんです!)
クラ担さんが仰るように、レオ様に比べてアレクの人間性の薄っぺらさよw
ユリはこんなにつまらないものを欲しがってたのかぁ〜、ホント、女の幸せって何〜?

(目茶苦茶な感想失礼しました。取り急ぎ、何も考えず、とりあえず、感覚的な事を書きました。)
(ロシア支局に貼った動画、大顰蹙を受けなくてよかったです、ホッ。)

では・・・。
住人S
198アレクセイ:2008/06/28(土) 18:27:05 ID:???
>>197
何て感想を言うんだ!
ああそうだよ、おれの存在は「癌」なんだ!お前達を一気に白けさせるな!!

>>195
ヒロインの名前はキャサリンじゃなかったぜ、すまん。
古い話だから記憶力の弱い担当が勘違いしてたようだ。
199名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 18:47:35 ID:???
13万字さん、ありがとうございました。
貴方のSSを読むことが出来たことの出会いに感謝します。
どう伝えたらいいのか。。。(ごめんなさい)
ホントにありがとう!

皆さんがおっしゃっているようにアレクセイは所詮そこまでなのか!と思い知らされたような。
私の中ではここ数日でユスーポフ候が遥か高みに昇りつめてしまい、アレクセイの未熟さが…
ユリウスに対しては、何で気が付かないの?と心の中で叫んでいる自分がいました。(ごめんねアレク)
私の中で革命が起こってるのでしょうか。。。

これからの成長をアレクセイには期待してしまうんですけど…ね。
(シベリアから戻ってんのにぃ?いいの!自問自答だぁw)

またいつの日か、第3章を拝読できることを祈ってます。
200粗忽者:2008/06/28(土) 19:01:24 ID:???
今日は13万字さんのSSの前にコッソリ書きこもうとしたら
既に、 トン の後でした。
どうにか気持ちも落ち着いてきたので…

昨晩は13万字さんのSSに感謝を贈った後
震えがくるわ、呼吸も落ち着かず、何かに身体が支配されて身動き取れませんでした。
皆さんにレスをしなければ!と思いましたが、早々にホカ論抱えて休ませていただきました。
と言うことで、亀亀ですがお返事。。。

>>52
そうなんです、正真正銘の粗忽者ですよ。
陰から覗く → 
陰ながら見守る なんだけど…(でも同じだな^^;)
アントニーナ旦那は…こわっ!

>>42クラユリで、一応年末にダー担によるSSが投下される予定はあるんだ。
楽しみにして待ちます。いつまででも待ちます!

>>43お前もその内、テンプレの紹介欄に名を連ねルことであろう。(脅し)
これだけは丁重にお断りをせねば…

>>46(しかもアンカー符の付け方を知らん初心者なんて・・・)
ははは…粗忽者ですからね!(知識無いだけですw)
今日はアンカー符ちゃんと出来てるのでしょうか?しんぱい><。。。

>>46すごい前とは、おれの担当と同じ中学生時代か、
関東軍のように小学生時代なのか?
うわ〜、何でバレてんの?レオニー怒様だから??
そうです、小学生です。ガキんちょのくせに意味わかってたんでしょうか?
幼い頃の擦り込みはすごくて未だに消えてくれません。

>>46まあいい、ウォッカを飲ませて徐々に裸にしてやるぜ、楽しみだな。
徐々に裸にされるの〜〜(違う意味で嬉しいけど…^^)

>>49ダーヴィット? 考えても見なかった
ダーヴィットは登場するたび訳もわからず怖くてドキドキしてました。
でも、今は大きな愛だったのだと理解しとります。
ユリウスが安息できる大切なヒトの一人であったと思っています。

時々、カキコさせてくだいね。
長々と失礼しました。ペコリ
201短編職人:2008/06/28(土) 19:13:07 ID:???
13万字さん、お疲れ様でした。
そしてありがとう。
私の中のレオユリもいつ帰結点を迎えるかわかりませんが
その時が来たら、私達の心を魅了してやまない
誰よりも自分に厳しくけれど熱い心を持つ氷の男と
彼が熱愛してしまう血の匂いのする男装の美女の物語を
いつかはお約束はできないけれど
ここで書くことで、あなたと再会できれば、と思います。
202名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:14:34 ID:???
こんばんは
おお、またこんな意外なタイミングにトンとは・・・w
13万字さんGGGGJJJJJ!!!!!

レオ様は夢(極上のw)アレクは現実かw
叶わないから魅せられて、美しくて永遠なんですね〜
(現実世界といえばヴェーラの幸福!ホント救いだ〜)

25日のトンで
レオ様が「会いたかった・・」「愛している。」と言ったのが衝撃的で
(だって13万字レオ様は絶対口にしないと思ったw)
でもこの素直に愛を口にするレオ様はこのスレに落としたから生まれた
レオ様だったのですね(感激)
読んでる時はユリウス同様、「お願いだから、どうか言わないで・・・!」
って気持ちで・・この愛の言葉が裏切られると思うと苦しくて・・唯一泣きましたw

余談ですが、バレエのロミジュリを観るときも、一番美しく愛を謳いあげる
バルコニーのシーンが、一番幸福で・・でも観ている側からするとこの先の
展開を想い、悲しいのですが・・それに近い感覚でした。
でもそれが結局好きで何度も劇場に通うわけですね〜。
(え、Mですって?(怒)カタルシスを求めているんですw)

第3章はいつまでも待ちます(期待)
キリンだって人間と同じ骨の数らしいですよw
相方のRONさんの骨が増えてしまう前に・・

>未練がましいですが
なんて言ってますがいつでも手ぶらでくればイイのに〜
(未練がましいのはどっちだw)

まずはお疲れ様です。今日も感謝!!

関東
203葱坊主:2008/06/28(土) 19:25:31 ID:???
>>190
GJ!GJ1
あ〜、原作に対して感じていた胸のつかえがとれていくような…
こういうレオ様を御大の絵で読みたかったでつ。
なにはともあれ、お疲れ様です。
第3章、ここのみなさんといっしょにお待ちしてますよ。

>「煩悶」が終わった葱坊主さんにはぜひ次は「法悦」をテーマにしていただきたいですw。
>(ベルニーニ割と好き)

「法悦」ですか・・・わたしには難しいですね・・・
204アレクセイ:2008/06/28(土) 19:36:26 ID:???
>>200
おう来てたのか、同志粗忽者!
アンカー符を学習したようだな。

時々カキコさせろだと?ばかたれが、毎日来い!

>>119はお前の感想か?
おうさ、おれはそこまでの人間なんだ。
お前の心の中の革命はきっと成功し、未体験の新しい世界が始まるだろうよ。
恐らく年末までにお前の銃口はこのおれに向く。

昨日イザ担におれの担当の浮気のいきさつをレ怒が改めて話したのは
お前たち来たばかりの連中にこのスレの思想教育の恐ろしさを知ってもらうためだったんだ。

おれの成長だと?悪いけどそりゃ無理だ。
(原作の)おれは(13万字の)ユスーポフのおっさんのように
嫉妬を自分の中で昇華させられなかったんだからな。
(嘆息)
13万字のSSは結局おれの人間性のうすっぺらさを白日の下に晒すものでしかなかったな・・・。
205名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:39:48 ID:???
アレクセイとして文句を言い続けてたら、精神が分解してきた・・・・orz

果たしてちゃんとしたGJ感想が書けるだろうか・・・・。

クラ担
206名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:41:44 ID:???
>>200
>ダーヴィットは登場するたび訳もわからず怖くてドキドキしてました
それは・・あなた・・ひょっとして恋だったのではなくて・・?w
(丁寧にお返事有難うございましたw 関東)

>>204
アレクセイ
安価が間違っていてよw(鞭でビシ!)
(119じゃナイですよね・・w)
207アレクセイ:2008/06/28(土) 19:48:35 ID:???
>>206
久し振りにやっちまった・・orz
お前が来る前はおれはここのアンカーミス王だったんだ。
イザ担は誤爆王だったが現在では誤爆王といえば(ry

>>204のアンカーはもちろん>>119ではなく>>219だ)
208粗忽者:2008/06/28(土) 19:48:39 ID:???
>>204
そうなんです、粗忽者の感想なんです。
許して…><。。。
このスレに来てる時点でユスーポフ候を受け入れてるから何とも言えません。
嫉妬…いいじゃないですか!人間味あふれるはぁとの熱い男ってことですよ!
それに、アレクセイあってのユスーポフ候!って思ってますから。
これって、褒めてます?
209名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:51:33 ID:???
>>207
ちょwww
>>219ってwww
粗忽者さん219にぜひ書き込みを!!
210名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:55:47 ID:???
>>209
かしこまりましたっ!!(ウソ)
私もちゃんと見てないで返事してるし…ww
やっぱ… 粗忽者でした。
211短編職人:2008/06/28(土) 19:58:56 ID:???
ヒロインは心に初恋の男の面影を抱きつづける美貌の女。
そのヒロインを愛するのは、金も地位もある大人の支配的な男。
初恋の男を思い続けるヒロインを苦しみながらも愛しぬく。

このシチュって、万国共通のロマンスの王道、かもしれませんね。
212名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:28:13 ID:???
13万字さん、長い間素晴らしい夢の世界の住人でいさせて頂いた事、
深く感謝しております。
あなたが構築した世界の恐ろしいまでのリアルさは、
冷徹な「作家」としての気構えから来るものでしょうか。

私達は御大のことを虚仮にしがちですが、二次創作でここまでのものが生み出されるのは
やはり作者の人物設定の類を見ない秀逸さによるものでしょうね。
それが、とうの昔に終わった漫画なのに私達がここにこうして集う磁場ともなっているのでしょう。

しかしアレクはどうしようもない!
スリコギさんではありませんが、一気に「俗」に引き戻されました。
ユリがレオを拒絶する理由が、必死で求めていたものが、こんなに取るに足らないものだったとは。
手に入らないものがよく見えて、間近にある自分にとって最も大切なものが見えず
ないがしろにしてしまうのは人の常なのですが、本当にどうしようもないですね〜。

シベリアパートにはさながら原作の第4部に匹敵する「弛緩」を味わわされました!w

第3章を13万字さんが楽しみながら書かれる事を望んでやみませんし、
これからも普通の住人としてしょっちゅう気軽に参加される事を望みます。

最後にもう一度。GJGJGJ・・・∞!!!

クラ担
213207:2008/06/28(土) 20:32:01 ID:???
>>209
おれはどうかしちまってるようだな・・・
ちょっと目覚ましにコーヒー飲んでくるぜ

(粗忽者2号)
214名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:43:37 ID:???
>>212
>手に入らないものがよく見えて、間近にある自分にとって最も大切なものが見えず
>ないがしろにしてしまうのは人の常なのですが、本当にどうしようもないですね〜。

光源氏も、紫の上という最愛の人がありながら、今は亡き初恋の人、藤壺の
面影を求めて、女三宮を降嫁させ、そのために不幸になっていきましたっけ。

215アレクセイ:2008/06/28(土) 20:45:51 ID:???
>>208
>これって、褒めてます?

もういい、同志粗忽者、
大昔に読み終えてるなら、お前のおれへの想いはとっくに風化し始めてるはずだ。

嘘だというなら、おれをオカズにしてると言ってみろ。
216名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:54:39 ID:???
>>215
トライしてみましょう!
(オカズって…!! やぱ、畏れおおいです…)
217RON:2008/06/28(土) 20:54:54 ID:???
わーん(泣)
皆がアレクの事を薄っぺらいと言う・・・
確かに作品の中におけるアレクの比重は・・・だけど。

13万字様
アレクは今、ユリの話を聞く器を持っていないようですが、ユリから聞かなくても
ズボさんとかミハさんから、ユリが『アレクの脱走計画』にどういう貢献をしたか、
聞きますよね?
ついでにユリがユスーポフ侯爵家にいた事も・・・
そうでなくてもユリは「初めて」ではなかったのを自分の身体で知ってしまった訳だし・・
3章でその辺のところに触れたりするんでしょうか?
218名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:59:27 ID:???
>>214
藤壺って読者の私達からしたら何の魅力も感じられないってことも(クラウスと)同じだね。
何かこう、観念的な存在でしかなくて。

存在しないのに、源氏と妻(葵上、紫の上、女三の宮)の幸せを、悉くぶち壊していく。
作者の紫式部にとってはありがたいキャラだったんだろうなあ。。。
219名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:06:39 ID:???
>>218
訂正

×源氏と妻(葵上、紫の上、女三の宮)の幸せを、悉くぶち壊していく。

○源氏と妻(葵上、紫の上、女三の宮)の、4人それぞれの幸せを、悉くぶち壊していく。
220アレクセイ:2008/06/28(土) 21:19:15 ID:???
>>217
RON・・・・お前は読了が去年だと言ったか?

多分お前の心の中にはおれ(クラウス)の残照がここの連中より強く残っているんだろうぜ。
思想教育は難航するかもな。

(レオユリ共同でユリ役を担当すれば一撃で落とされる可能性大だがw)
221名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:19:33 ID:???
13万字様、お疲れ様でございました!!皆様が、素晴らしい称賛の言葉を述べてらっしゃるので、何を書いたらいいのか、迷う所ですが……

本当に、充実した日々で、これ程、毎日の投下を心待ちにした事は、スリコギさんも、おっしゃってる通り、連載以来じゃないかと思います。

益々、レオの懐の深さと頭脳明晰さに感銘を受け、更に惚れ直してしまいました。(すみません、言葉のキャパが狭いので、平凡な言い回しになってしまって…)

どなたかが、おっしゃってた様に、一遍の大河ドラマを見終えた、充実感を得る事ができました。そして、3章への密かな期待を、心待ちにしております!!(凄く!)

あなたの才能を、このまま埋めさせては、いけません!!
今は、ゆっくりなさって、時期がきたら、続きを是非、宜しくお願い致します。

本当にありがとうございました!!GJ!!!!
222アレクセイ:2008/06/28(土) 21:28:32 ID:???
>>221
おう関西、感想引っ提げて帰ってきたな。

イザ担ダー担は遅刻か?「きゃあ」の一年坊主は覗いてるのか?

なりきりが萌え度ゼロのおれ一人だと住人が退屈するぜ。
おれもそろそろ退散してレ怒になって帰ってくるかな・・・・。
223名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:31:41 ID:???
>>220
> (レオユリ共同でユリ役を担当すれば一撃で落とされる可能性大だがw)

RON様、是非、共同されて下さいよ。落ちる事、間違いなしですよ。ふふふ…(期待してま〜す!)
224名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:48:23 ID:???
13万字さん、先ほどは「アレク脳」になっていたため、
一番大事な事を言うのを忘れておりました。(粗忽&迂闊者)

本スレで最初に読ませて頂いた部分だけでは全くわからなかった事ですが、
レオ様がユリに対する誰にも真似の出来ないほどの深い想いで
ユリのこの世での存在を抹殺し自由にしてやった、ということが今回はっきりとわかり、
とても感動しております。
レオ様ハァハァです。

そんなレオ様とユリの絆など、アレクは一生理解出来ないかも知れませんね・・・w
225名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:05:34 ID:???
一部のクラウスはあれだけ魅力的だったのに
アレクは妄想をそそらない。
池田先生の情熱が、レオニード一筋に注がれたから、なのか。
226名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:22:44 ID:???
>>225
> 池田先生の情熱が、レオニード一筋に注がれたから、なのか。

最初は脇役のつもりで、レオを描いていたと思うが、段々、主役を超える存在になっていったのかな?読者のレオへの反応も、凄かったし…(ベルのオスカルみたいに)

アレクには、悪いけど、レオには、魂が入ってる感じがするよ。もし、センセが、レオをおざなりに描いてれば、アレクの存在感は、凄い事になってたカモ?
227名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:25:01 ID:???
>>225
モスクワ蜂起までは魅力的だったと思うよ。
ユリウスを突き放したのは泣けたけど、重みがあった。
シベリアから帰ってきてから緊張の糸が切れたようだったな。
想いが叶えられてしまうと妄想が現実に負けてしまうんだろうか?
池田先生には後半の流れをもっとじっくり描いてほしかったよ。
228名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:32:16 ID:???
>>225>>226
アレクは凡庸の一言に尽きるよね。
あのキャラのままなら登場場面を何倍にしたって人気は出ないと思うなあ。
読み手が彼の視点で読むようになるだけで、
登場回数では遥かに劣るけれどキラリと光るものがある脇役に注目が集まるだけなんじゃないかな。
229名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:33:25 ID:???
>レオには、魂が入ってる感じがするよ。

一部のクラにも魂が入っていた。

ロシア編は、魂が入っていたのはユスーポフ家の面々と
ズボ&ガリーナで
主役のユリとアレクは、魂がない残骸のようだった。
230名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:37:55 ID:???
>>229
3部のユリは、レオの嗜虐心をそそるための存在だったのか?と思えてくるw
231名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:40:32 ID:???
何年も前の過去ログを読んでいたら、
「終盤、目が意地悪っぽくなったレオニードはアシ絵ってホント?」というカキコがあった。
御大お抱えのアシは変質者風の顔しか描けないと思っていたけど・・・。
232名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:50:21 ID:???
>>231
どうだろうw
御大の絵は、段々、終盤になるにつれ劣化していったし……
急激に変わってたら、アシ絵かも。
一部の瞳のレオも、見てみたかったなw
233名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:53:49 ID:???
どこかのサイトか何かで、池田先生の絵でも
レオ様にはちゃんと下睫毛が描かれてるのに
アレクには描かれてなくて手抜きだ!って言われてましたっけ。
234名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:57:56 ID:???
>>233
アレクやベルのアランに下睫毛があったら不気味かもw
235名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:59:39 ID:???
ベルばらではアンドレとオスカルが遂にセックスするのに
感動したんだけど
アレクとユリには微塵も萌えなかった。
なんか、割れ鍋の綴じ蓋という言葉が似合うカップル。
236名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:00:09 ID:???
目を開けないキャラはダーとヤーンと・・・
他に誰かいるっけ
237名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:02:25 ID:???
>>235
もう、残飯同士おんなじバケツに入れとけ! という感じだw
238名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:06:46 ID:???
ここ、叩きスレでしたっけ・・・。
239名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:09:15 ID:???
>>235
> アレクとユリには微塵も萌えなかった。

一部で、結ばれて欲しかったな!!(元クラファンの言葉w)
240名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:11:19 ID:???
>>236
アンドレーヴィッチ
あ、死体でしたね。
241名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:11:58 ID:???
>>238

> ここ、叩きスレでしたっけ・・・。

私も、一瞬、アレっ?と思ったw
242名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:12:34 ID:???
>>238>>241
おそらく13万字さんのSSの結末により、原作のアレユリカプがここで改めて怨嗟の的となっていると思われw
243名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:42:17 ID:???
クラウスは魅力的に描かれてたなあ。
学園の人気者の上級生、ヴァイオリンに天才的な腕を持っているにも拘らず不良、
そんな彼が陰で何か秘密の活動をしているし、生い立ちすら一切語られないとなると・・・。

3部ではその全てが消滅したからorz
今振り返ると1部の彼の魅力の要素もその実・・・となってしまう。

こりゃレオ様にはとてもかなわないわ。
244名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:58:55 ID:???
>>243
3部でシベリア行くまでは良かった。
辛いロシアでの過去が明らかになって、尚のこと1部のクラウスが輝いて見えた。
1部読み返して泣いたもんなぁ。
245名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:03:39 ID:???
レナーテはアルフレートにすぐに飽きて捨てられてしまったけど、ベッドの中で
マ○ロ状態だったのかな?

それに比べてユリは(以下ry
246名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:06:46 ID:???
ちょいと置きレス失礼します。

>>190
あんまり上手く言えないんですが、しっかり2章は終わり!
と終止符を打ってある感じで、冷静に物語構築されてて、
はぁ・・・終わってしまった・・とぼんやりしてしまいました。
他の人が全部言いたいこと言って下さってるので、
言うことないんですが、やはり思いの丈は少々宣いたいw

緊張のシーンから開放されたはずのに、手に力が入らなくて、胸苦しさでヒイヒイ言ってます。
冷静にアレクの頂けない部分を見せつけられてるようで、それにも苦しい・・
はぁ・・・しばらくこの何とも言えない苦しさは続きそうです。
まるで原作を読み終えた後のような・・。

本当にGJでした!!3章、待ってます。
13万字さんに憑き物がまたつきますように〜w
247名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:09:30 ID:???
>>245
アルフレートってセック○うまかったのかな?
奥さんにも浮気されてることだしw
248名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:11:05 ID:???
>>247
ユリってかわいい・・・ハァハァ・・
249名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:11:06 ID:???
ユリもアレクも実は貴族が妾に産ませた私生児
二人の絆を強くしただろう共通点なのに
温帯は完全スルーw
250名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:12:13 ID:???
伏線たくさーんあるのに生かせていないorz
251名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:12:34 ID:???
>>243
一部のクラウスは妖しい男の色気があったけど、三部は、「何じゃ、こりゃぁっ〜〜!!」ってな感じw
252248:2008/06/29(日) 00:13:31 ID:???
大して重要じゃないけど、間違った。
アンカー>>245
253名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:15:01 ID:???
>>251
リュドミール助けたところは格好良かったよね?ね???
254名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:17:47 ID:???
>>253
(横から)
ビシとした軍装のレオ様と同じコマにいる顔が泥で汚れたアレクは見劣りが。。。
255名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:23:19 ID:???
>>253
> リュドミール助けたところは格好良かったよね?ね???

そこは、カッコよかった!!
256名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:29:48 ID:???
>>254
そこがまた哀しくていいんだ〜。
1部のかっこいいクラウスを思い起こさせる最後のシーンかな、と(悲)
顔は汚れても魂は汚れていないというかw
257名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:30:58 ID:???
1部のヴァイオリン弾いてるクラウスに萌えてたけど
3部シベリア帰りのアレクが弾いてるシーンは・・・orz
最近では低俗な感じの音色が脳内再生される始末 トホホ
258名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:34:11 ID:???
>>257
読んですぐの頃は、あのまま音楽の道に進んでいて欲しかったと悲しんだけど、
最近ではどうでもいいや、みたいな気分なのはどうしてだろう・・トホホ
259名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:35:36 ID:???
何故か1部のクラウスの方が大人にみえる。
10代なのに。
260名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:36:18 ID:???
RONさんはあのベーリンガー邸での演奏はロマンスでいいと思いますか?

何か他にピッタリの曲を思い浮かべておられるなら教えてw
261名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:37:49 ID:???
1部の方が大人にみえる。
10代なのにね。
262名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:47:23 ID:???
アレクの話、すればするほど萎えるorz

原作のこいつに萌え要素はねえわ
かなり短気なキャラだからなりきって会話するのは面白いが。
26313万SSを読んだズボの独り言:2008/06/29(日) 00:57:28 ID:???
アレクセイ、話は聞いたぞ・・。
今は辛いだろうが、しっかり彼女を支えてやるんだぞ・・。(同情の眼差し)
264名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:06:06 ID:???
>>262
最近クラ担さんがクラウスでなくアレクセイのコテをつけてるのは、
どうしても萌えられないからなんですね?w
265レオニー怒:2008/06/29(日) 01:12:21 ID:???
RON、そなたに紹介されたラフマニノフの「前奏曲ニ短調 遺作」を聴いたぞ。
不安感に苛まれるような曲調に、
思わず(拳銃が入っている)机の引き出しに手が伸びそうになったではないか。

(担当はもう少しで不整脈を起こすところだった)
266レオニー怒:2008/06/29(日) 01:17:12 ID:???
>>264
いや、そうではない。
単に13万字のSSに関する話題に対応してアレクセイになっているだけだ。
267RON:2008/06/29(日) 01:22:28 ID:???
う〜・・・。
こんばんは・・・
なんだか昼間から放心状態です。
13万字様の小説、何度読み返しても、心臓バクバクです。
本当に、ここのレオ様は素敵です。
でも、原作のレオ様は?
ここのレオ様とならユリと幸せになって欲しいと思うけれど、原作のレオ様は・・・?

>>260
ロマンス、いろいろなロマンスがありますけれど、あのミモザの夜のシーンに
ぴったりのロマンスってなかなか見つけられません。
少なくともベートーヴェンのロマンスは「これ、違うでしょう!」と思いました。
シューマン・チャイコフスキー・ルビンシュタイン・・・・
本当にどの「ロマンス」なんでしょうね?

268RON:2008/06/29(日) 01:26:40 ID:???
>>265
侯爵様、早まられてはいけません。
音楽くらいで、そんな物騒なモノを・・・。

前奏曲ニ短調 遺作・・・CDで聴かれたのですか?
それとも You Tube で?
269名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:27:55 ID:???
>>266
なるほどそうでしたか〜w読みが浅かったようですw

>>267
>でも、原作のレオ様は?
>ここのレオ様とならユリと幸せになって欲しいと思うけれど、原作のレオ様は・・・?

共同したら、すぐにでも原作のレオ様の深い愛が見えるようになりますよ〜w
270名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:28:57 ID:???
>>268
便乗して聞きたいです。
ネットで探したのですが、音質悪いのしか見つけられなくてorz
271名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:31:21 ID:???
>>267
こんばんは〜!大丈夫ですか?
あなたの心の中は今混沌としているけれど、やがてそれが治まった時、
アレクへの想いは消滅している可能性がw

「ロマンス」以外なら、何かいいのがありますか?
272レオニー怒:2008/06/29(日) 01:35:11 ID:???
>>268>>270
そのどちらでもない。
このサイトのものを聴いたのだ、音質は良くないが・・。

http://www.geocities.jp/unknownmidi/
273270:2008/06/29(日) 01:38:53 ID:???
>>272
レ怒様と同じ所の聴いてたw
いい音質の、ないのかなぁ・・
274RON:2008/06/29(日) 01:39:26 ID:???
>>271
・・・・混沌・・・確かに仰る通りでござ・・・はぁ(溜息)

「ロマンス」以外ならリストのコンソレーション(慰め)第3番を
ヴァイオリン+ピアノの伴奏・・・に編曲したものがあるのですが、
ミモザナイトにはぴったりかと思います。(個人的にはですよ!)

275名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:43:22 ID:???
>>274
「慰め」という文字にもエロさを感じる・・・ハァハァ

RONさんもそのうちにわかる・・・。

(紹介ありがd!また探して聴いてみますw)
276RON:2008/06/29(日) 01:44:38 ID:???
>>272
行ってきました。
いろんな便利なサイトがあるものですね〜。
277名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:44:52 ID:???
>>274
すっごい合います!!いいっ!!
ピアノのしか聴いたことないですけど、ぴったりで涙が出そう。
278名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:47:26 ID:???
>>277
「いいっ!!」と聞いただけでまた・・・ハァハァ (病人)
279RON:2008/06/29(日) 01:48:19 ID:???
>>275
「慰め」という文字に、エ、エロさ・・・?
280名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:53:19 ID:???
>>279
以前のSSでレオ様が「ここを慰めてやらねば」と思って行為に移すシーンがありまして(^^;
281RON:2008/06/29(日) 01:54:54 ID:???
>>272>>273
やはり、CDの音はいいですよ。
DECCAから出しているアシュケナージのラフマニノフ
ダー担様と私のお気に入りの曲『エレジー』も収録されています。
1枚、如何ですか?

・・・て、私はCD屋さんの回し者か?
282RON:2008/06/29(日) 01:56:47 ID:???
>>280
そ、そんなシーンが・・・(汗)
で、「ここ」とは一体・・・?
283名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:00:46 ID:???
>>282
いやんっ!RONさんたらエロい・・・分かってるくせに。。。
(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア
284RON:2008/06/29(日) 02:02:49 ID:???
>>283
「ワ、ワン、ワンワンワン?」翻訳→「あ、あら、何のコトかしら?」
285名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:04:14 ID:???
>>281
オススメ紹介ありがとうございます。
どの演奏家にしようかといつも迷っちゃうんですよね〜。
とりあえずアシュの買ってみようかなw
286名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:04:33 ID:???
>>281
(せっかくハァハァしてる時にすまん)

CD持ってるのについ手軽さからネットで聴いちまう。

そうだ、ここでも散々言ってきたが、
おれの担当はアンドレイ・ガヴリーロフやアルカディ・ヴォロドスの爆奏に耳をやられてるんだ。
あいつらの音に慣れると、アシュケは優等生すぎて物足りねえ。(昔大好きだったのにな)
287RON:2008/06/29(日) 02:12:21 ID:???
>>286
べ、別に私はハァハァなどとは・・・

ネットで聴けるなんて、すごい時代になりましたよね♪
288名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 02:16:41 ID:???
>>287
ネットで聴いて、気に入ったらCDを買う・・・便利になったもんだ。

イザ担はもう寝るらしいから、おれたちもそろそろ落ちようぜ。

じゃまた明日な、RON。
289RON:2008/06/29(日) 02:21:20 ID:???
>>288
おやすみなさい・・・ムニャムニャ・・
290名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:28:22 ID:???
ダータン外泊カ?
291名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:29:22 ID:???
soumitaidane.
292名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:35:18 ID:???
レオ様かダー様似の男に(ry  (ノД`)・゜・。
293名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:36:55 ID:???
>>247
レオ様も奥さんに浮気されてるけどな。
294一発屋にもなれず・・・:2008/06/29(日) 11:52:14 ID:???
あ、誰もいない時にと思ったら住民さんが!
いやいや今日はもうこれないからやはりこの時間に。


う〜ん。やはり(笑)。いや、思った以上に。
昨夜帰ってきてご挨拶しようとしたら、アレユリの叩きスレ化してて、とても入れずあわてて寝オチ。
私は何かトラウマを刺激したのでしょうか?
皆さんのレスの節々から聞こえてくる失望と怒りの声・・・。
ごめんなさいとしか言いようが(笑)。
やはりラストは投下しないほうがよかったか・・・。
(しかし素人創作に皆さんなぜそこまで信頼を寄せてくださってたのか。
今後13万字の名は「期待はずれw」の代名詞として使われるのかも・・・嗚咽。)
薄い薄いって、何もそこまで・・・。いや、全てアレクを魅力的に描けない私の筆力が・・・。素人の馬脚が・・・。

でもそれだけ皆さん、のめりこんで読んでいてくださったと思えば、
わたくしも感慨・感謝ひとしおでございます!
おざなりなGJより本音の一言!

でもこれは「そういう」物語でもあります。
どんなにがっかりされようが弛緩と言われようが俺はこの構成に悔いはないぜ!(誰だこれ。)

描けてないものを説明するのはホントイテテですが、言い訳させてもらうと、
この妄想の中ではユリは何度か俗世とあの世を往還します。
何人かおっしゃってるように、ここでいわばユリは俗世/現世に戻ったと思っていただければ・・・。
レオとのことはユリにとっては深いとこまで潜り過ぎて、いわばタナトスの世界。甘美ですが永続できる関係ではありません。(レオにとっては違いますが。)
アレクは現世のパートナー。
もともと罪からの逃避でロシアにユリは来たのですから、過去不問のアレクといればユリはもう難しい事は考えずに済むのです。(原作3部ユリ化)
ユリの身の丈にあってるのは、日常の幸せを与えてくれるのは彼のほうなのです。たとえ生活の安定度は逆でも。

1章の完全に閉じた世界が、少しづつ外界に侵食されていく2章を経て、いま完全にユリは結界の外へ出ました。負債を何一つ返さぬままレオの手を離れて。
ネタバレせずに言い訳するのは難しい(笑)。っていうか今ネタバレしたかも。
まあいいや。最後まで読んでもらっても逆に怒り倍増の可能性も大★。

>>192
いや、ここはなんと意外にも憑き物パートなのです。
>>199
いや、やつはこのままです。
>>217
ふふふ・・・。どうでしょうね。(御大化)

>>212
同意!です。

正直、オル窓は必ずしも私のオールタイムベストではないのに、なぜこんなに周期的にハマってしまうのか・・・。
10数年きれいに忘れていたのに、今回は人生3回目のハマりでついに積年の不満解消ヴァージョンに手をつけてしまったわけですが。

やはりそれは原作の魅力あっての事で、御大の偉大さを実感したこの数ヶ月。
よしながふみさんがアニメ化・ドラマ化羽海野チカさんに「最後に残るのは原作だから」
と言われてましたが、まさに!
本当にありがとう御大!
295名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:57:29 ID:???
>>292
ウラヤマシ〜!!doudatakana?
296ごあいさつ:2008/06/29(日) 12:01:22 ID:???
ええと流れを気にせず自分語りを続ける。(外泊か・・・ニヤリ。)

最後でがっかりさせてしまいましたが(笑)、読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
ふりかえるとなんだか夢のような3ヶ月でした。
リアが脳内物語世界に侵食されて地に足がつかず、いつも傍らには妄想が。
あれは一体何だったのでしょうか・・・。
次にどなたかのとこへ憑き物が行ったら、どうぞ受け入れてやってくださいね。
そりゃあもう楽しい、ロハスな日々をお約束できます。

なにか満足したのか、ここ数日はもうシベリアスレも叩きスレも見なくなりました。
なりきりスレは、まさか自分がこんなにどっぷり入り込む事になるとは
夢にも思いませんでしたが、暖かく受け入れてくださって、本当にありがとうございました(涙)。ここ数週間は憑き物だけでなく、ここの皆さんも一緒にいたような。
お一人お一人の個性や知力、優しさには毎日どきどきしておりました。
自分に力量があれば、完全オリジナルで皆さんを小説/脚本にしたいくらいです。
ある物語を核にいくつもの語りやリアが重なり合って、最後一つの声に・・・。
私の頭の中では皆さんが映像化されて天海祐希や深津絵里や和央ようかや宮崎あおい、その他いろいろがベタにキャスティングされております。(誰が誰とは聞かないで・・・。)

ええと、話を戻すと妄想3章はシベリア編以上の?かもしれませんが、なんとかリアとバランスとって書き上げられたら1・2章とあわせて何らかの形にしたいと思ってます。
(あまりにも萌えの無いパートなので3章に関しては最初からここでは無理と思っておりました・・・。)
存外早くて数ヵ月後か、2年後(誰がおぼえてんねん)になるかはともかく。
告知する板が残ってれば告知させていただき、もし無ければ13万字のキーワードを残したサイトにいたします。その頃、憶えてらした方が何かのご縁で見ていただけたらラッキー♪。
なんか電波っぽい話になってきた(汗)。


最後にRON様

あなた様に押された妄想スイッチ、お恨み申上げたほうがいいのか
感謝したほうがいいのか今となってはよくわかりませんが・・・(笑)。

これ以上ここにいると、せっかく憑き物も去っていったところなのに、
また奴が目覚めてしまいそうなので逃げ出します。後はよろしく。
でもあなた様は既にりっぱな定着住民、このスレの繁栄にご尽力を〜。
(共同も洗脳も近そうですね♪。)
他の新人さん達もどうか定着されますように・・・。
萌え満載のレオユリSS、沢山読めそうですね。

それでは皆様、本当にありがとうございました!
アデュ・・(誤爆)じゃない、再見、いつか♪。
297名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 12:28:22 ID:???
>>294>>296
お疲れ様でした!!きっと、あなたの事は、皆の胸の中に深く刻み込まれた事でしょう。又、いつでも、きて下さいね♪

サイトやブログも、期待してますよ。これだけの才能が、あるのなら、もっと多くの人々のの目に触れてもらいたいものです。行く末は、小説化も希望!!!!

今は、ゆっくり、頭も体も休め、次の3章や番外編(勝手にすみません;)に向けて、エネルギーを蓄えて下さいね!!
298名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:10:38 ID:???
>>296
盆と正月くらい遊びにコイヨ!
299年間行事予定:2008/06/29(日) 13:27:49 ID:???
●1月初旬「新年会(姫始め共同など)」
●5月5日「大人の日」(内容→大人トーク)
●7月某日「上半期流行語大賞・新語大賞発表」
●8月某日「納涼祭」(内容は未定)
●12月下旬「忘年会」(内容→オル窓はもちろん、池田作品のキャラになりきって(共同もOK)、翌日キャラ主を発表)
     「下半期流行語・新語大賞発表」
●12月31日〜翌1日「カウントダウン」

新しい方もロムの方も、妄想から逃げ出した方もふるってご参加をw
300レオニー怒:2008/06/29(日) 13:58:17 ID:???
RONへ。
ラフマの「断片」も聴いたぞ。
一度聴いたら忘れられない旋律だな。わが国の情勢にも似て寒心に耐えぬ。
胸が掻き毟られそうだ。

(Rachmaninov Etude Op. 33 No. 4 でYouTubeを探した)
301RON:2008/06/29(日) 14:01:36 ID:???
>>294>>296
13万字様〜
行ってしまうんですか?
私を残して?
そ・・・そんな、寂しいじゃないですか(号泣)
せっかく文明の利器(PC)を介してではありますが、御縁が出来たと言うのに〜!!!

リアがお忙しいのは分かります。
でも・・時々でもいいのでお顔を見せて下さいね。
元気にしていらっしゃる事が分かれば安心ですし、13万字様のサイトが開設される日まで
胃を傷めることなく待てる気がします。
302アレクセイ:2008/06/29(日) 14:16:51 ID:???
>>294
>いや、全てアレクを魅力的に描けない私の筆力が・・・。素人の馬脚が・・・。

そんなことは無い。お前の筆力を持ってしてもおれのキャラはどうにもならん。
掘り下げられる人間性の深さも無いからな。それだけの奴だったってこった。
お前が書いた以上でも以下でもない、気にするな。

それにしても読み手を一気に俗世界に引き戻し、ここを叩きスレにするおれは一体w
303RON:2008/06/29(日) 14:22:32 ID:???
>>300
レオニー怒さま。

YouTube、聴いてきました。
・・・ですが、この曲ではありません。
エチュードのFragmentsではなくて、『Fragments(1917)』という曲があるんですが・・・。
私もネットで聴けるところはないのか探しているのですが、まだ見付けられていません。
結構、病んでいる曲調なので人気がないのかも?・・・です。

304レオニー怒:2008/06/29(日) 14:49:08 ID:???
>>303
RON、
実は最初に見つけたのがこのヴォロドスのCDだったのだ。
(試聴・45秒)
曲調からYouTubeにある方がそなたの言う「断片」だと判断したが、こちらが正解か?

http://gw.jmd.ne.jp/media.asp?ShopCode=WR009&Pass=xsk28guk91&LinkCode=CL00052077&Track=&ref=http://joshinweb.jp/dp/4988009249933.html

(IEでなければ聴けぬようだ)
305304:2008/06/29(日) 14:51:55 ID:???
リンクはこの方が良かったかも知れぬ。

http://joshinweb.jp/dp/4988009249933.html
306RON:2008/06/29(日) 15:03:48 ID:???
>>304
そうです、これこれ!
(リンクは>>304の方がダイレクトでしたよ。)

・・・ね、病んでいるでしょう?
この後アメリカに亡命して、でも望郷の念にかられて、新しい曲が全く作れなくなったんです・・・。
307RON:2008/06/29(日) 15:14:23 ID:???
レオニー怒さま

ところで私は「エチュードのFragments」←知らなかったのです。
ラフマは一通り食べているつもりだったのに・・・
教えて下さって有難う御座いました。
たしかにレオニー怒さまがおっしゃるように、Fragments(1917)よりもエチュードのFragmentsのほうが
イメージに合いますよね・・。
308イザーク:2008/06/29(日) 15:17:27 ID:???
>>294>>296
13万字先生!!!お願いです!!もどってください!!!!

このスレの指揮を!!どうか・・・先生!!!!
リアなんてこの際どうでもいいじゃないですか!!w
もどってください!!

13万字せんせ〜〜〜〜い〜〜〜〜!!!
13万・・・字・・・・・・ orz

(不満スレ>>806さん、先生はまたSS引っさげてきっと戻ってくださいますよ・・!
僕たちは希望を捨てずに待っていましょう。
案外柱の陰からこちらを覗いていらっしゃいますよw
話しかければ余裕のある時にお返事下さるかもしれませんしねw)
309レオニー怒:2008/06/29(日) 15:20:14 ID:???
>>306
確かに病んでいるな。閉塞感とでも言おうか・・・
鬱気味な上に微熱があるようだ。

全曲を聞きたいものだが、ロシア語で探しても無駄だろうな。

>>307
いや、礼を言うのはこっちの方だ。
ここの住人達にもそなたの音楽知識を色々教えてやるがよいぞ。

ところでRON、そなたの大病とは胃だったのか。
担当は過去、原因不明で4年間苦しめられたのだ。
310RON:2008/06/29(日) 15:25:10 ID:???
>>309
原因不明で4年間・・・
井戸水とか、飲まれましたか?

私は甲状腺なんです・・・・。
311レオニー怒:2008/06/29(日) 15:33:31 ID:???
>>310
犬から感染したのかも知れぬし、
知人に言わせればその甲状腺の異常かも知れぬということだ。
水を飲むのさえ苦しく、数十キロ痩せたぞ。

そなたはもう大丈夫なのか?毎晩夜更かしをしているようだが・・。
312RON:2008/06/29(日) 15:38:33 ID:???
ところで
>全曲を聞きたいものだが、ロシア語で探しても無駄だろうな。
まったくです。
試聴45秒だなんて、ケチケチせずに全部聴かせてくれたらいいんですよね♪
(最後まで聴いても1分43秒しかない短い曲なのに)
313クラウス:2008/06/29(日) 15:39:28 ID:???
>>308
イザークが連れ戻しに行ったからおれはピアノの手配をしておくか。

万が一ショルツが駄目ならローゼンホーニヒがいる。
314RON:2008/06/29(日) 15:42:27 ID:???
>>311
侯爵様に御心配して頂けるなんて、もったいのう御座います。
一度再発してしまいましたが、その後はなんとか落ち着いているようで・・・

>夜更かし
家族に見つかったらヤバイです。
でも・・何故だか神経が冴えて・・・寝られない・・
これって、現実逃避?
315レオニー怒:2008/06/29(日) 16:06:14 ID:???
>>314
その系統の病には夜更かしはよくないと聞くが・・・。
だが、したいこともせずストレスを溜め込むのは更に良くないだろうな。

現実逃避などと・・・ふっ、何を今更。
ここの住人は恐らく全員それだ。

私の担当はここでお休みを言った後も更に2時間近く起きて妄想と快楽に耽っているのだが、
そなたも日は浅いがこのスレ中毒に罹ったに違いない。
治す方法は私も知らぬ。
無駄な抵抗は諦めて道を究めることだな。

(ではこれで一旦失礼する)
316名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:33:49 ID:???
>>294
>ユリの身の丈にあってるのは、日常の幸せを与えてくれるのは彼のほうなのです。
>たとえ生活の安定度は逆でも。

やっぱりそうですか…まあ、ユリは本来、容姿以外はごく普通の、平凡な女の子ですから。
317名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:34:52 ID:???
>>294
13万字さん、長いこと、お疲れ様でした、そして有難うございました。

タナトスの世界とは、、、確かにレオ様の元ではユリはペルセポネ状態、または、月明かりの世界の住人の感は受けますね。顔色が蒼い。
現実に引き戻されたのは私ではなくユリだったというわけですねw貴方のSSの中では、彼女はこれから地に足をつけて堂々自力でと歩んで行きそうですが、
いかんせん原作ではアレクと暮らしても、自立には程遠かったので何とも、、、おばあさまの元に預けられて再び「(元)侯爵家暮らし」に逆戻りで・・orz
おっといけない、貴方にグチってもしようがないですねw

さよならは言いません。貴方がここの皆さんからお別れの言葉を貰うことで、縁を切る力になそうとしているのがミエミエですからねw
いつでも名無しとしていらっしゃい!w

レ怒様RONさん、YouTubeのエチュード、大きな変化が訪れようとしていた当時の不安定なイメージにピッタリですね。
弾き手によっては最後、「熱情」っぽい?
RONさん、貴方の知るイメージ曲をどんどん紹介してください。
(そんな皆さんに比べて変な動画を貼ってる私って、、エロ中年orz)

レオ様贔屓だからでしょうか、13万字さんのようなSSを創作出来る深いキャラは、オル窓広しと言えど、彼しかいないと思います。
アレクも「主人公」イザークも足元にも及ばないですね。何故か満ち足りた、勝ったような気がする今日この頃ですw
318名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:43:03 ID:???
連載当時、「池田理代子漫画論」みたいな本が出て、そこには
「彼女の書く登場人物たちは、他の少女漫画の多くが描く平凡な、目立たない、どこにでもいるような人物ではなく、特異なエリート達だ」とありましたっけ。

裏を返せば人並みに生きていけない人、という事でしょうか。
319アレクセイ:2008/06/29(日) 19:37:37 ID:???
おれは作中でユリウスに「ガリーナがその命をかけてお前を守ってくれた」と言ったが
あいつを長い年月守っていたのはユスーポフのおっさんだってことに全く気付いてないぜ。
このへんの浅さはどうにもならん。
320ケレンスキー:2008/06/29(日) 19:50:25 ID:???
どうしたって言うんだ、今日は馬鹿に静かじゃないか

これは一体どう言う事だ
あれほどアレクセイを叩いて騒いでいたやつらが・・・・
リアで何かあったのか
どこかで情勢を変化させるような事でも起こったと言うのか
321名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:14:13 ID:???
前スレの646で、「シベリアのアレクの命を餌にしてレオがユリに迫る」というのを
どなたかがカキコしてらしたので、そのバージョンを書いてみました。

■■■■■

その日、アレクセイが部屋で本を読んでいると、外でバタバタという騒がしい足音がし、
部屋の中のものを隠す暇もなく、憲兵が乗り込んできた。
「アレクセイ・ミハイロフだな!?」
(くっ・・・!しまった・・・)
そういうと彼らは家宅捜索を始め、机や戸棚から革命関係の文書・新聞・書物などを
見つけ出した。
「アレクセイ・ミハイロフ、おまえを反逆容疑で逮捕する!」
そう宣言されると、憲兵たちによって小突かれ、あっという間に護送馬車に乗せられてしまった。
てっきりペトロパブロフスク要塞に連行されるのかと思っていたら、馬車はネフスキー
大通りをまっすぐ進み、豪奢な貴族の邸の前で止まった。
「降りろ!」
といわれ、邸内の一角の部屋の中に入れられた。
しばらくすると、部屋のもう一方の入り口から、一人の軍人が入ってきた。
「・・・!」
その男には見覚えがあった。

(あのときの少年の兄だ・・・!汽車に轢かれそうになったとき助けてやった・・・
そう、確かレオニード・ユスーポフといった・・・)
「久しぶりだな・・・アレクセイ・ミハイロフ・・・反逆者ドミートリィ・ミハイロフの弟・・・」
「いったい俺に何の用だ?」
「ほかでもない。おまえに会わせたい人間がいてな。」
そういうと、召使に向かって合図をした。
しばらくして、部屋に入ってきた人物を見て、アレクセイはわが目を疑った。
ふわりとなびく眩い金色の髪、少年の服装、まぶしい蒼い双眸・・・
(ユリウス・・・!?そんな馬鹿な・・・いったい、おまえがどうやってここへ・・・)
ユリウスは青ざめた顔でアレクセイを見つめ、アレクセイは目の前にいる人間が
幻ではないかと思い、思わず手を伸ばして頬に触れた。
ユリウスは何も言葉を発せず、ただだらだらと涙を流し続けている。
「この女はな、わざわざロシアまでお前を追ってきたのだ。わたしはこの女に、
お前に会わせてやると約束したのでな。」
そう言って、レオニード・ユスーポフは皮肉っぽい目で二人を見つめた。
アレクセイの当惑ぶりを意地悪く面白がっているふうでもあった。
322葱坊主:2008/06/29(日) 20:15:25 ID:???
失礼、>>321の名前は葱坊主です。

そのとき、ユリウスがいきなりアレクセイに抱きつき、
「クラウス・・・クラウス・・・」
と言った。
アレクセイがどうすることもできず、ただユリウスの背を撫でてやると、
「どうした?おまえをここまで追ってきた女に対して、何か声をかけて
やらないのか?この女はお前の何なのだ?」
とレオニードに言われ、はっと気づいた。
(もしユリウスがおれたち革命家の仲間だと思われたら、彼女の身にまで
危険が及ぶことになる・・・!)
そう考えて、ユリウスの身体を押しやり、こう言った。
「俺の亡命先のドイツで知り合った女だ・・・俺に片思いをしていて、しょっちゅう
つきまとわれて迷惑していたものだ。まさかこんなところまで追ってくるとはな。
俺たちには縁もゆかりもない女だから、さっさとドイツへ送り返してやってくれ。」
「・・・!」
ユリウスの顔色が変わるのがわかった。
「クラウス・・・なっ・・・」
「ほう・・・」
レオニードが皮肉な視線でクラウスを見た。

しばらくの間、ユリウスは信じられないという表情でクラウスを見つめ、
アレクセイは彼女と視線を合わすことを避けていた。
するといきなりレオニードが、
「憲兵隊!入れ!」
と叫んだ。
憲兵たちが部屋の中に入ってくると、
「この男をペトロパブロフスク要塞まで護送せよ」
と命令し、アレクセイは部屋の外へ出され、再び邸の外で待っていた
護送馬車に乗せられた。
「クラウス・・・!」
と言ってユリウスがその後を追おうとすると、レオニードにがっちりと腕をつかまれた。
「放せ・・・!」
「追ってどうする?あの男はおまえにつきまとわれて迷惑だと言っていたぞ。
それともペトロパブロフスク要塞の中までついていくつもりか?」
(革命の闘士に恋など何の価値があるものか)という、過去のレオニードの冷酷な
言葉が心に浮かんだ。そう・・・クラウスにとって、自分は足手まといになる存在なのだろう。
ロシアに行こうと決心してから、そのことからは目を背けていたが、ここに至って現実を
直視せざるを得なくなった。
次の瞬間、はっと気がついて、レオニードに次のような質問を浴びせた。
「ユスーポフ侯!彼は・・・これからどうなるんだ?」
レオニードはユリウスを冷然と見下ろしたまま言った。
「おそらくは、ペトロパブロフスク要塞に監禁の後、裁判にかけられ、練兵場に引き出されて銃殺刑だ」
「銃殺刑・・・」
頭の中がくらくらして、思わずその場にへたりこんでしまった。
323葱坊主:2008/06/29(日) 20:15:58 ID:???
しばらくの間、絶望感に支配されていたが、やがて顔を上げると、
「ユスーポフ侯・・・何とかして彼の命を救う方法はないのか!?」
とレオニードにたずねた。
「ないこともない・・・が、おまえにそれが可能かな?」
と、レオニードはユリウスに背を向けたままで答えた。
「なんでもするよ・・・ぼくにできることなら。だから、彼の命を助けてくれ」
「そうだな・・・それでは、お前がこのわたしに身を任せるがよい。そうしたら、
あやつを死刑から無期懲役に減刑するよう嘆願してやってもよい」
「・・・!!」
クラウスの命を救うために他の男に身を任せる・・・それは、ユリウスにとって、
あまりにも残酷な選択だった。
そもそもユリウスが死ぬほどの思いをして国境を越え、ロシアにまでやってきたのは、
クラウスの腕に抱かれるためだった。
クラウスに会えるという希望があったからこそ、最後の力をふりしぼることができたのだ。
しかし、このままでは彼は確実に死刑にされてしまうだろう。
ユリウスの脳裏に、血まみれになって処刑場に横たわるクラウスの姿が浮かんだ。
「ああ・・・!」
ユリウスが絶望に満ちた叫び声をあげると、レオニードは、
「別に無理にとは言わんぞ。奴はお前に、『「俺の亡命先のドイツで知り合った女だ・・・
俺に片思いをしていて、しょっちゅうつきまとわれて迷惑していたものだ。まさか
こんなところまで追ってくるとはな。俺たちには縁もゆかりもない女だから、さっさと
ドイツへ送り返してやってくれ。』などと冷酷なことを言っていたではないか。そんな男の
ために犠牲になる必要もあるまい。」
と、冷ややかに突き放した。
ユリウスはしばらくうなだれていたが、やがて涙に濡れた顔を上げ、
「しばらく考える時間をぼくにくれ・・・」
と絶望に満ちた表情で言った。

自室に戻ってから、ユリウスは苦悩のあまりあえぎそうになった。
確かに彼に会うことはできた、クラウスが逮捕されるというかたちで。
そして革命家である彼は、いまや死刑の執行を待つ身なのだ。
「彼の命を救うために、この身を投げ出そうか。」
けれど・・・クラウス、クラウス、君だけがぼくのただひとり愛する男性なんだ。
ぼくが抱かれたいのは、君の腕だけなんだ。
他の男に身を任せるなんて、死んでも嫌だ・・・
ロシアに行きさえすればクラウスに会える、そこにこそ光があると信じて
生命の危険をおかしてまで彼を追ってきたのだ。けれど今直面しているのは、
ドイツにいたときよりもはるかに耐え難い苦悩だった。
ロシアに行くことを決心したとき、万一クラウスのもとにたどりつけなくて、
辱めを受けるようなことがあったら服毒自殺しようとまで考えていた。
ぼくにとって、クラウスの命と、自分の貞操と、どちらが大事なのだろうか?
うめき声を上げ、床についてからも悶々と考え続けた。
324葱坊主:2008/06/29(日) 20:16:47 ID:???
3日後、ユリウスはレオニードの書斎を訪れた。
彼女の顔は青ざめ、目には泣きはらしたあとがあった。
「ユスーポフ侯・・・ぼくは決心したよ。ぼくはあなたに身を任せる。だから、その代わり、
アレクセイ・ミハイロフの命を救ってやってくれ。」
「ほう・・・」
レオニードにとっては意外なユリウスの答えだった。てっきり彼女が拒否すると思っていたのだ。
(この少女はそこまであの男を・・・あの男のために己を犠牲にするつもりなのか・・・)
そう思うと、もとはといえば自分が言い出したことなのに、なぜか無性に腹が立った。
「おまえはそれで本当によいのか?後悔はせぬのか?今なら、まだ取り消すこともできるぞ。」
レオニードがそういうと、ユリウスは彼の顔を見つめて、
「しないよ。彼のためなら・・・」
と言った。
「よかろう。奴の助命嘆願書を書いてやる。お前はもう下がれ。」
そう言い捨てて、レオニードはユリウスを自室にひきとらせた。

その夜、レオニードはユリウスの私室を訪れた。ちょうど長椅子にもたれかかっていたユリウスは、
はっとして立ち上がった。
レオニードが近づくと、彼女は身体を硬くし、かすかにその身体を震わせていた。
彼がユリウスの手を取ると、震えはますます大きくなり、両の目から涙がこぼれ落ちた。
次の瞬間、ユリウスは気が遠くなって、ふらりと倒れそうになり、レオニードはあわてて彼女の
身体を支え、そのまま抱き上げて寝台まで連れて行った。
しばらくして、ユリウスの鋭い叫び声が、ドアの外まで聞こえてきた。
ショックと痛みで死んだようになっているユリウスを残したまま、レオニードはさっさと衣服を
身につけ、彼女の部屋を後にした。
325葱坊主:2008/06/29(日) 20:18:28 ID:???
その後、夜になると、レオニードはしょっちゅうユリウスの部屋を訪れるようになった。
一度、ユリウスが彼に抵抗すると、
「この際、おまえにはっきりいっておく。
もしおまえがわたしを拒めば、わたしは上部に願い出て、あの反逆者を死刑にするか、監獄での
待遇を特別に悪くしてもらう。
あるいはまたおまえが自殺したり、この邸から逃亡を図ったりしたときも同様だ」
それを聞いてユリウスはぐらりとなった。
(ぼくは虜囚なんだ・・・黄金の鳥籠の中に入れられた小鳥・・・)
彼はユリウスの身体を愛撫しながら言った。
「あの反逆者は、お前の片思いで、付きまとわれて迷惑だと言っていたが、実際のところは
どうだったのだ?」
思わず、(違う・・・!)と言いたくなるのを必死にこらえた。
「あの男にとっては、どうやらおまえよりも革命のほうが大事だったようだな。おまえもわざわざ
ロシアまでやつを追ってきて、とんだ骨折り損だったものだ」
残酷な言葉とは裏腹に、レオニードの愛撫はどんどん優しく繊細なものになっていった。
彼女の身体に刺激を加えながら、冷ややかにそれを観察している。
その黒い眼が、さあ、おまえはどう反応するかな、といっているようで、それが恐ろしかった。
何度も身体を重ねているうちに、最初の苦痛は徐々に消え、甘い疼きを感じるようになっていたのだ。

ある夜、ユリウスはとうとう耐えかねて、
「いや・・・もうやめて・・・お願いだから・・・」
とレオニードに哀願した。
すると彼は、
「そんなにいやなら、なぜお前の身体はわたしを受け入れている?」
と答えた。
「もしわたしがおまえを自分のものにしたと知ったら、あの男は平気でいられるかどうか、わからぬな」
「ユスーポフ侯・・・!」
ユリウスの顔が青ざめたのをみて、レオニードは彼女のひざを割り、再びユリウスの中に入ってきた。
そして彼女の身体を愛撫しながら、
「おまえは、このことがあの男に知れるのが恐いのか?」
と嘲笑するように言った。
やがてユリウスから身体を離したレオニードは、まだ快楽の余韻に我を忘れ、息をはずませて
横たわっている彼女を冷ややかに見下ろしたまま、
「女は心と身体を使い分けられるのだな。お前のあの男への愛はその程度のものか?」
愛してもいない男に抱かれるのもさることながら、それ以上に辛いのは、彼に言葉でネチネチと
いたぶられることだった。
彼の言っていることがいちいち的確であるだけに、なおさら彼女の苦悩は深まっているのだった。
ユリウスの頬を涙が伝い落ちるのを見て、さすがにレオニードも良心が咎めた。
(わたしはなぜ、ここまでこの女を嬲る必要があるのだ?こいつが反逆者の女だからか?)
アレクセイ・ミハイロフが逮捕された今、この女はもはや用済みだ。ドイツへ強制送還しても
いいのではないか?)
――それにしても・・・この少女は何者なのだろう?身に着けていたものの上等さや、言葉遣いや、
物腰からすると良家の子女に見えるが、それにしては身体に銃創があるし、なによりもアレクセイ・
ミハイロフのような革命家とつながりがあったというのが解せぬ。
そしてあの男は、わたしの知らぬこの女の正体を知っている・・・わたしの知らぬ、この少女の
人生の一部分を・・・
そう思うと、自分でもはっきりわからないながらも、妙な煩悶を感じた。
一方ユリウスは、レオニードの人の心の底まで見抜くような眼、こちらの感情の動きまで
知られてしまいそうなその冷徹な眼つきが恐ろしかった。
彼女がおびえたような表情を見せると、それに嗜虐心をそそられ、レオニードは再び彼女の上に
おおいかぶさった。
326葱坊主:2008/06/29(日) 20:19:02 ID:???
ある日、レオニードはユリウスを裸に剥くと、そのままの姿で寝台に横たわらせた。羞恥で消え入りそうな
思いをしている彼女を見ながら、ランプの光を向けると、暗闇の中で彼女の白い裸身が彫像のように
くっきり浮かび上がった。
(わたしにはどんなことだとてできる。この女を憲兵隊に引き渡すことも、寝台の上でこの女を嬲ることも、
この細腕を折れそうなほどねじって、身元を吐かせることも。けれどこの女の頭の中にある、
あの男への想いだけは破壊できぬ・・・)
そう思った次の瞬間、ユリウスの身体をうつぶせにし、うなじから背中へと、その白い肌の上に指を滑らせた。
酒・葉巻・皮革などのいりまじった男の体臭が漂い、その愛撫の心地よさにユリウスは目を閉じた。
頭はくらくらし、全身が火照り、体中の血が騒いだ。
男の指が背中の窪みや腋下を滑るとき、なにかせつない快感に彼女はわなないた。
ユリウスは全身総毛立ちながら、この愛撫が少しでも長く続くことを願った。危うくその快感に屈服しそうに
なったとき、クラウスの顔が浮かび、はっとしてとび起きた。
起き上がってからレオニードの顔を見ると、彼の眼は暗く、そして冷たい怒りが燃えていた。
一瞬、殴られることを覚悟したが、彼はあくまで冷静で、服を身に着けると、身を翻して部屋を出て行った。

次の朝、ユリウスは食卓でレオニードと顔を合わせるのが怖かった。
「彼を怒らせてしまった・・・まずい・・・」
おそるおそる食堂に下りていくと、レオニードはもう先にテーブルについていて、彼女を冷たい眼で見据えた。
ヴェーラが気をつかっていろいろと話しかけてくれるので、なんとかその場をしのぐことができた。
ばつの悪い気持ちで食事を終えると、レオニードはさっさと出かけてしまったので、ほっとした。
その後一週間ほど、レオニードは仕事で軍部に泊り込んでいたので、その間はユリウスもリラックスして
すごすことができた。
邸の主人がおらず、アデール夫人も社交界を出歩いてしょっちゅう留守にしている今は脱走するには
格好の時期だった。
(でも・・・もしぼくが脱走したことを知ったら、ユスーポフ侯はクラウスに何をするかわからない)
それに、ロシア語もろくにできず、金もないユリウスが脱走したところで、どこにも行く当てはなかった。
そうしてユリウスが迷っているうちに、レオニードが邸に帰ってきてしまった。
(ああ、また夜になると言葉で責められるのか)
そう考えて憂鬱になったが、その夜のレオニードはいつもとは違っていた。
彼女を傷つけるようなことは何も言わず、ベッドの中に入ってくると、彼女の華奢な肉体を捕らえ、
乳房をまさぐり、唇を接吻で塞いだ。
これまでは彼女の反応を冷たく観察しているだけだったのに、今夜は彼自身も燃えて、彼の荒い息が
狂おしげにユリウスを欲するのを感じた。
彼の手と唇が、彼女の肌の隅々までまさぐり、味わい、最後にレオニードは彼女自身を貫いた。
男の興奮を感じながら、彼女の側でもいつの間にかしっかりと彼の身体にしがみついていた。
やっとのことでレオニードがユリウスの身体から離れると、彼女も愛の行為の疲れで間もなく
寝入ってしまっていた。
その顔を見つめながら、
(わたしはこの女の肉体を支配している・・・だが、精神的には逆にこちらが振り回されているのだ。
この少女のあの男への愛は揺らぐことはなく一貫している。だがわたしのほうは・・・)
そう思うと、自分自身の愚かさに自嘲的な気分に陥り、ふっと笑った。

THE END
327葱坊主:2008/06/29(日) 20:20:12 ID:???
投下は以上です。
前スレの646さん、創作のヒントを与えてくださってありがとうございます。
328名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:53:47 ID:???
>>321-326
13万字さんのSSが終了したところで暫くはSSの空白状態が続くと思っていたら、こんなに早く良作が!(驚嘆)
キチークなレオ様久し振りのご登場に(;´Д`)ハァハァ

葱坊主さんGJGJ!!

アレクセイ:「おい、おれの煩悶は萌えねえからついに打ち切りかよ!」
329名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:54:25 ID:???
「断片」の全曲、YouTubeで意外なほど簡単に見つかったorz
何でわからなかったんだろう・・・。

http://jp.youtube.com/watch?v=GvvvUvKH0Zg

レオニー怒:「それにしてもこの無気力感はどこから来るのだ・・・?」
330名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:59:35 ID:???
>>327
ぬ、濡れますた・・・・・ハァハァ・・・・・
レオ様・・・・・・・・・

緻密に構成されたSSの次はエロの職人さんの降臨・・・
素晴らしいスレです・・・・・・葱坊主さんGJGJGJGJ!!!!!!
331名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:43:14 ID:???
>>321-326
葱坊主様GJ!!!!
キチークなレオ様に嵌りそうな自分が、恐いですw
萌えさせていただき ありがとうございます。

ナンテ素晴らしい職人さんが多いのだろう!!
妄想を更に膨らませてこのような、立派なSSに出来上がるとは・・・

色々なバージョンのSSに期待してま〜す!!
ありがとうございます。
332名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:40:56 ID:???
>>304のCDに収録されてるスクリャービンの「舞い躍る愛撫」って何を表現してるんだ?
教えてくれ、エロい奴。
333短編職人:2008/06/29(日) 23:06:51 ID:???
>もともと罪からの逃避でロシアにユリは来たのですから、過去不問のアレクといればユリはもう難しい事は考えずに済むのです。(原作3部ユリ化)

13万字さんのSSが、原作に見事なまでに回帰していった物語展開はさすが、です。

ただ私は、原作のアネロッテ殺しは微塵も良心の呵責を感じていないようなユリが
正当防衛と言えるヤーン殺しにいつまでも拘ってるのが解せなくて、
自宅に金品狙いで押し入ってきた北軍兵士を射殺して遺体を埋め
いささかの良心の呵責も覚えないスカーレットのような開き直りと強さを
ロシア編のユリが持つことを夢想してしまいます。
彼女が一部で読者に見せてくれた、イザやダーの友情&愛情さえ利用しようする
強かさをロシアでも保ったまま、なら、アレクとレオとの関係も庇護される一方ではなく
スリリングなものになっただろうな、と。
妄想が具体的な形をとらないのが辛いところですが、夢見てしまいます。
334名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:47:56 ID:???
葱坊主さんの鬼畜レオに触発され、すりこぎさんがロシア支局で紹介の動画で
鬼畜っぽいの探す旅に思わず出てしまったw
335名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:58:01 ID:???
>>333
それは夢見てしまいますよね〜。
もう妄想のほうが大きく膨らみすぎて、現実(原作)との堺が分からなくなってきた(重症)
336名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:05:07 ID:???
>>334
あのサイト、フィルター掛けられるの無いかとかなり探したけど
鬼畜系統は見かけなかったなあ・・。
いいの見つけたらおせーてw
337アレクセイ:2008/06/30(月) 00:30:39 ID:???
同志粗忽者がペトロパブロフスク要塞から脱走しようとして狙撃されたと聞いて
もう駄目かと思ったが、
あいつが逃げ足の速い関東人だということを忘れていたぜ。

真の闘士なら必ず息を吹き返しておれたちのアジトに戻って来るはずだ。
ズボフスキー、あいつが帰って来たらかくまってやってくれないか。 (←ここでも丸投げ)
338名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:41:25 ID:???
>>336
http://www.redtube.com/8222
フィルター掛けられるかは分かりませんが、男の顔さえ見なければ
肉体鍛えてある感じでレオ様フィルターかけられるかな?w
どうでしょうか・・w
裏切りがばれた後にユリを荒々しく抱いたレオ様にフィルターかけました。
339ズボフスキー:2008/06/30(月) 00:48:17 ID:???
>>337
やれやれ・・・・
まあ、それはかまわんが・・・・
どうして一緒にくらしてやらんのだ?(ズボも意味不明w)
340名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:57:37 ID:???
>>338
うはっ、男の体カコイイ!うんうん、フィルター掛けられるね!
ナニもビッグサイズだし、いいの見つけたね、GJGJ!

(ところで女性が靴やサンダル履いたままのが多いのは何で〜?
 素足にエロを感じる私としては納得できないw)
341名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:09:18 ID:???
>>340
それ思った思った〜!すんごいヒール履いてるのとか多い。
靴下とかww納得できない〜
342名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:18:08 ID:???
葱坊主さんGJです〜!!
しかし次から次へ凄いですね。脳みそ見てみたいw
それで、アレク叩きではなく
鬼畜レオ様で今夜は盛り上がっているのですね。

ユリウス、イエスと言うしかないですよね〜。
どのみちユリウスって発狂しそうな立場に追い込まれるんですね。
>妙な煩悶を感じた。煩悶という言葉にどうしても反応してしまうw

(こんばんは〜 そして おやすみなさい)
343RON:2008/06/30(月) 01:19:29 ID:???
すみません・・エロくない話を置きスレさせて頂きます・・・。

>>329
>YouTubeで意外なほど簡単に見つかった

あれ?私、ずっとYou Tubeで探していたのに見付けられなかったです。
検索ベタ・・トホホ

ところで、貴方様はクラ担さんですよ・・ね・・?
ヴァイオリンを弾いていたというのは貴方様でしょうか?
344アレクセイ:2008/06/30(月) 01:19:46 ID:???
>>339
一緒に暮らす・・・!
どれくらい昔かわからん小学生時代におれを愛したという事実を認識しているに過ぎない女とか!?

(ますます意味不明)
345名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:25:37 ID:???
>>343
はい、クラ担です^^

ヴァイオリンはクラウスファンになった中学生から始めたので、
自分の出す音がどの程度のものかはっきり分かる年齢だったから
音に酔って気分が悪くなっちゃって長続きしなかったですorz
 
346レオニー怒:2008/06/30(月) 01:57:07 ID:???
ダー担の姿が見えぬ事を除いては充実した二日間であったな。

もう2時か・・、ペトロパブロフスク要塞も鎮まったようであるし私もこれで失礼する。
関西、昼間の見回りはそなたに任せたぞ。
では。
347名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:06:17 ID:???
おやすみって言ったけど戻ってきてしまった・・はは
13万字さん・・もうあっぱれです。かっこよすぎ。
スリコギさんのレス読んで、お別れの言葉やベソベソするのも
どうかと思ったんですが・・ベソベソ・・w
またアデュって・・誤植してますよお!w 
と再度指摘させていただいたところで
今度こそ・・おやすみなさ〜い!
348名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:13:17 ID:???
スリコギさてはSSヨンデ動画ミテ寝ちまったナ
ダータン今夜は来ルカ?
349名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:37:56 ID:???
http://www.artrenewal.org/asp/database/image.asp?id=1411
レオ様に抱かれているときのユリちゃんは、こんな表情をして恍惚としていたかもw

http://www.artrenewal.org/asp/database/image.asp?id=1066
レオ様の裸体はこんな感じかなあ?
350RON:2008/06/30(月) 20:01:37 ID:???
う・・・。。。13万字さまぁ(力なく呼んでみる)
本当にもう行ってしまわれたの?
ココを覗いてもくれないのかしら?(涙)
351RON:2008/06/30(月) 20:20:31 ID:???
クラ担さま

ギドン・クレメール著の「クレメール青春譜」という本をご存知ですか?
私も新聞の読書欄の記事で知っただけで、読んでいないのですが・・・。

クレメールの若き日を綴った自伝で、音楽の話以上にソ連社会の徹底的な管理主義と
腐敗について書かれている本だそうです。
(恋愛についてもかなり積極的だったというエピソードも書いてあるらしい)

私は約20年前にブーニンの本を読んだのですが、やはりソ連当局に監視・管理されていた・・
それが嫌で亡命した・・・のような内容だった記憶があります。
なのでこの本も似たようなものか?
似たような本を2.835円出して購入するか?
と言った理由でなんとなく躊躇しているのですが・・。

しかし、あの見事なヴァイオリンを弾く彼が書いた本。
やっぱり興味があるんですよね〜
352名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 20:25:33 ID:???
>>349
>レオ様の裸体はこんな感じかなあ?

イイ!!レオ様(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア


ところで、西洋絵画の女性は肉付きがよすぎるし、顔もイマイチなのが多いけど
ブーグローのそれは日本人好みだね。
翼の生えた女性(天使?)がヴァイオリン弾いてるのとか、いいなあ〜。
353短編職人:2008/06/30(月) 20:50:07 ID:???
ユスーポフの家〜リュドミール〜回想〜その1

ある朝、軍人達が慌しく屋敷に何かを運び込んだその日は、
本当なら僕は姉様と少し離れた領地まで馬車で出かけるはずだった。
もう馬車の仕度は整い、召使がトランクを運び込もうとしたその時
ロストフスキーから何かを告げられた姉様は踵を返して行ってしまい
外套を着たまま玄関に捨て置かれた僕は、失望が怒りに変わり
泣き暴れたけれど、姉様は一向に戻って来ず、結局その日一日
子供部屋に閉じ込められたのだ。
侍女たちの噂話で、僕の屋敷に運び込まれた「それ」は少年の服を着て
雪と泥にまみれていたけれど、実は女の子で
おそらくロシア人ではないということを僕は知った。
余所の女の子にかまけて、僕との約束を反故にした姉様にも
その女の子ばかりに気を取られている侍女たちにも、憤懣やるかたなかった僕は
たった一人で朝食を食べた後、僕も雪と泥にまみれれば、姉様も屋敷のみんなも
僕だけを大切にしてくれるんじゃないかと思い、庭に出て暴れまわって屋敷に戻った。
「リュドミール様!まったく、ヴェーラ様に言いつけま・・」
そこまで言って言葉を呑んでしまった侍女の視線の向こうに、「それ」はいた。
白い服、白い顔、背中を流れる金色の光、呼吸すらしていないような表情
「白い貴婦人だ!」僕は直感した。
家庭教師から習ったその白い貴婦人は、誰の知り合いでも友でもないのに
ある日屋敷に現れる。彼女が現れた家は滅びゆく宿命。
僕の家が滅びるなんて!僕は、白い貴婦人を退治する石を拾おうと玄関に走り出たその時
「騒がしいぞ、リュドミール」ぶつかって転びかけた僕を支えた兄上は
いつものように僕の巻き毛に手を入れ、あの厳しいが優しい顔で微笑みかけようとしてくれたのに
すばやく僕の前を走りぬけ、階段を駆け上がった。
白い貴婦人が兄上の頭上からゆっくりと落ちてくる。
だめだよ、レオニード兄様、それは凶の化身、僕達の家が滅びてしまう!
そう叫んだつもりだったのに、僕の耳には僕の声が聞こえず
僕は、白い貴婦人が僕に呪いをかけ、口をきけなくしてしまったと思ったけれど
呪いから逃れたらしい僕の目は、朝の陽光を受けて怪しいまでに輝きながら
流れ星のように落ちてくる白い貴婦人を兄が抱きとめ、
その瞬間、兄の大きな背中のマントが、つむじ風のように揺れるのを見ていた。
兄様が焼け落ちてしまう!僕と同じ恐怖を抱いたのだろうか
「侯!」階段の下で、ロストフスキーが叫んだ。
随分長い時間だったようにもほんの一瞬のようにも思えるその不思議な瞬間
まるで僕の家中の時計が止まったようだった。
「客人を寝室へ運ぶ。ロストフスキー、軍医の報告書を持って私の部屋へ」
振り返りもせず、背中越しに告げて階段を再び上っていく兄の軍服の腕から
金色の髪が覗いていて、それは意志を持った蛇のように兄の腕から体へと
巻きついているように見えた。
細い蔦が、大木をも倒してしまうことを庭師の爺さんから聞いて育った僕は
今度こそ、白い貴婦人から兄を助けようと階段に向かって駆け出したが
「いけません」ロストフスキーに制止され、泣き喚いた僕は
あっさり侍女に引き渡された。
「離せよ。離せったら」僕は、泣きながら叫んだけれど、虚しかった。
354名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:03:51 ID:???
(短編職人さんSS投下中?待っていたんですが、え〜い送信!)

>>351
ああ知っているぞ、まあ食え・・・じゃなかった、知っていますがまだ読んでないんです(^^;
(チト高すぎやしませんか)
ソ連時代のアーティスト達は皆似たような体験をしているんですね〜。
以前ロシア支局で「闘う白鳥」〜マイヤ・プリセツカヤ自伝〜の話もチラとでましたがw

身体の拘束は耐えられるが、精神の身動きを取れなくされるのだけは耐え難い、
ソヴィエト体制の真の恐ろしさはそこにある・・という芸術家(誰だったか失念orz)の言葉は
「国が芸術家を保護する」という一見天国のような制度がどれだけ醜く歪んだものになるかをよく表してる・・・。

それはそうと、クレーメルのヴァイオリン、楽器そのものが命を持って歌っていると思いませんか?
だから魂を揺さぶられるのだと思いますが、

>恋愛についてもかなり積極的だった

あの顔で?ブハッ
355名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:10:43 ID:???
>>350
我々は底なし沼に足を取られるもよしとしてる享楽派人間なのであったorz
356RON:2008/06/30(月) 21:18:24 ID:???
>>354

>楽器そのものが命を持って歌っている・・・
おぉ、詩人ですねぇ!
本当に、あんな『音』どうすれば出せるのか・・・。

>あの顔で?ブハッ
  ↑
笑いました。
クラ担さん、彼の「音」以外はノー・サンキューなんですか?
357短編職人:2008/06/30(月) 21:19:28 ID:???
ユスーポフの家〜リュドミール〜回想〜その2

「ぼっちゃま、あのお部屋には行ってはいけません」
これは、僕には探検に行け、という暗号だった。
大人しく図書館で本を読んだフリをした後、僕はこっそりと
あの白い貴婦人の寝室に行って、寝台の下にそっと隠れた。
ロシア語でヴェーラ姉様が話しかけたが返答はなく
侍女のいつもの悲壮ぶった嘆き声「まぁ、どういたしましょう、ヴェーラさま」
それに答える姉様のいつもの「落ち着きなさい」
それから姉様はフランス語で話しかけ、安堵のため息をついたその時
ドアが開き、足音だけで僕はレオニード兄様が部屋に来たのがわかった。
寝台の下から見た兄様の軍靴は、黒々と光っておりどんな雪原を歩いても
雪にも泥にも汚れないように見えて、僕は心強くなった。
白い貴婦人の横たわる寝台から少し離れて礼儀正しく揃えられたその軍靴が
ゆっくりと踵を返したその時、白い貴婦人が叫んだ。
「ねぇ、アレクセイミハイロフを知っている?」
擦れてはいるけれど、夏の雲雀のようなよく響く声。
フランス語だったけれど、彼女の口から出た人の名は、子供の僕でも知っている
皇帝が口にするのを禁じた名で
それは、この部屋の空気を凍りついたものに換えてしまった。
ああ、どうしよう、やはり彼女は白い貴婦人で、
口を開いただけで、僕の姉様も兄様も氷の柱に返られてしまったのかしら?
不安に固まってしまいそうな僕は
ゆっくりと兄の軍靴が再び寝台に向き直ったのを見て、安心した。
「君に忠告しておこう。ロシアにいるならその名は口にしないことだ」
兄様の声音には、暗い深い闇夜に瞬く三つ並んだ英雄のベルトのように
辺りを払い、少ない語彙の底にわかる人間にだけわかる命令を潜ませているのも
いつものとおりだった。
(リュドミール、後でお前がこの部屋にいた理由を聞こう)
兄は寝台の下を覗き込んだりしなかったのに、僕がここにいるのはお見通しだった
寝台の下で僕は、これから起きることを考えて苦しくなり
それもこれも、吹雪のように予告なくこの家にやってきた白い貴婦人のせいだと思って
ますます彼女が嫌いになった。
兄の軍靴が扉の向こうに消えてしまったのと同時に
姉様が「兄はあれで優しい人だから、安心して。さぁ、眠って」
そう優しく(ちょうど、僕を寝かしつける時のように)呟いて
彼女が睡ってしまった後、僕の隠れていた寝台のシーツがそっと持ち上げられた。
「出ていらっしゃい、リュドミール。
 お客様を起こさないようにそっと静かにね。
 そうすれば、お兄様のところへ行くあなたの騎士を務めてあげる」
僕は思わぬ騎士の申し出に多いに安堵した。
姉様に手を引かれて部屋を出る直前、そっと盗み見た彼女は
吹雪の中、還る巣を見失ってしまった小鳥のようで、
ついさっきまでキライだったのに、なぜだか胸が痛んだ。
358短編職人:2008/06/30(月) 21:32:18 ID:???
すみません、今日はここまでにさせてください。
週末、にまた来ます。
359名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:33:45 ID:???
>>356
>クラ担さん、彼の「音」以外はノー・サンキューなんですか?

いや、それはその、まあアレだ、
とても愛嬌のある顔だと思ってますよ、とくに口元なんかもう。。。

(詩人?いいえ。あんまりイケメンだと自分の中で音だけを正当に評価出来ない私は俗物orz)
360RON:2008/06/30(月) 21:37:13 ID:???
>>353>>357

短編職人さま

美しい表現の数々・・・
なんだか『詩』を読んでいるような気分になりました。
週末を楽しみに待っています。

361名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:38:35 ID:???
>>358
短編職人、いいぞいいぞGJGJ!
週末?ああ、待ってるぞ。

(ところでお前の心の中にはおれが入り込む隙間はこれっぽっちも無さそうだな)
(だがそれがいい)
362RON:2008/06/30(月) 21:40:27 ID:???
>>359

く、口元〜 (あはははは!)
363葱坊主:2008/06/30(月) 21:42:45 ID:???
>>358
GJ!GJ!
短編職人さま、ヨーロッパの童話かファンタジーを読んでいる気分にさせられます。
週末にまた投下ですね?
364クラウス:2008/06/30(月) 21:47:38 ID:???
>>363
葱坊主はオル窓初読は何歳の頃だ?
365RON:2008/06/30(月) 21:47:55 ID:???
>>361

「だがそれがいい」って、ど〜ゆ〜事ですか?
大体、私がこっそり覗いていた頃から思っていたんですが、貴方は御自分(クラウス)を
馬鹿にしています!
私はクラウス(アレクセイ)のファンだっていうのに〜(大泣)
この間も、貴方の自虐レスがきっかけで、ここが叩きスレに・・・(号泣)
366葱坊主:2008/06/30(月) 21:49:40 ID:???
>>364
中学生のころですね。
そのころはもうコミックスになっていたので、小遣いで毎月1冊ずつ買って
読んでいきました。
367自虐クラウス:2008/06/30(月) 21:54:45 ID:???
>>365
うるせーっ!犬みたいにワンワン泣くな!

クラウスを馬鹿にしてるんじゃないぜ、アレクセイが嫌いになっただけだ。
そんなに言うなら、おれ(アレクセイ)がユスーポフのおっさんより優れてるところを言ってみろ。
368ブラックス:2008/06/30(月) 21:56:45 ID:???
>>367

「ワンワンワン!ワンワンワンワンワン!!!ワンワンワンワン?」
369クラウス:2008/06/30(月) 21:59:45 ID:???
>>366
中学生・・・、そうか。
お前は少し毛色の変わった住人だから
最初おれじゃなくて他の奴を好きだったんじゃないのか?
370名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:00:20 ID:???
こんばんは〜
>>>>353>>357
GJ!!ほほえましい。
物語の世界に入り込んでしまっている少年の、その物語にさらに
こちらが入り込んでしまってるみたい〜。
続きも楽しみです。

ところで、りゅどみいるぼっちゃま・・ゴホゴホ
ダー担さんはお忙しいんでしょうかね?
今日久しぶりに携帯で覗こうとしたら・・ビックリするくらい
2ちゃんに繋がらない(他のサイトは問題ナシ)
誤爆祭りの謎が解けた気がしますw
(戻るばっかり押してるとドコにいるのか分からない・・)

それでは、アレクセイ談義お続け下さいw
371クラウス:2008/06/30(月) 22:06:20 ID:???
>>368
(こいつ都合が悪くなったら犬に変身しやがった。
 さすが関東人だな、あっちはボケ老人だが・・・)

(バウリンガル スイッチオン)

なんだと〜?縛られない自由な精神だと〜?
この馬鹿たれが、おれをニート扱いする気か!?
372クラウス:2008/06/30(月) 22:09:47 ID:???
>>370
お前は関東軍か?

いいところに来た、お前も談義に加われ。(今はPCからなのか?)
373ブラックス:2008/06/30(月) 22:11:21 ID:???
>>371
「ハァッ ハァッ ハァッ お腹すいた〜 ムニエルおくれ〜」
374名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:18:50 ID:???
>>372
確かに、私はボケ老人かもかしれませんがのぅ・・
お前さんの見方はしてやれませんのじゃ・・

ん?違うのか。お前さんは、自分の良いところを認められず、
自分のイイトコを語れと、言っておるのか(しかも犬に)、かわいいやつよのぉw

(PCですよ)
375葱坊主:2008/06/30(月) 22:19:11 ID:???
>>369
いいえ、最初はわたしもクラウス(アレク)ファンだったんですよ。
で、大人になって読み返してからはレオ様のファンにw

ソ連崩壊後の今、御大が『オル窓』を描くとしたら、アレクの職業を革命家
ではなくてヴァイオリニストにしたほうがよかったんじゃないかな。
(レオの設定はあのままでいい)
あの時代のロシアは、いわゆる「銀の時代」と呼ばれる文化・芸術の黄金期。
そこを舞台に活躍する天才的ヴァイオリニストのアレク、もちろん革命や
宮廷の謀略も織り交ぜて。
やがて第一次世界大戦が勃発し、戦争に出征したアレクは、戦場でかつての
友人であるイザークと相まみえる…
(イカン、また妄想が…)
376クラウス:2008/06/30(月) 22:19:30 ID:???
>>373
おっと、悪いが今日はムニエルはねえんだ。
さっきダーヴィトがくれたアールズッペ(うなぎスープ)があるが
あいつ、顔に陰つくって笑っていやがったから恐らくこいつは中国産だろうぜ。
(何を食わせて養殖してるのかはわからんが)

ほれ、食え!
377ブラックス:2008/06/30(月) 22:26:16 ID:???
>>376
「キャイ〜ン キャイ〜ン キャイ〜ン!!!!」翻訳→「ち、中国産!殺す気ですか?」

(まさか!あの優しいクラウスが動物虐待をするなんて!!!)
378名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:31:57 ID:???
>>375
初読の頃は革命家に特別な思い(萌えといっていい)を抱いてたもんだが、
今は趣味人に毛が生えたようなものに見えてくるぜ。
色んな社会的な責任を背負い、がんじがらめになりながら
それでも自分を通す生き方の方に萌えるようになった。

だがお前のその話、もっと聞きたいぜ!ユリウスはどういう風におれ達と関わるんだ?
(葱坊主の妄想のスイッチオン)
379RON:2008/06/30(月) 22:33:14 ID:???
>>375
葱坊主さま

その妄想の続きも是非♪
380クラウス:2008/06/30(月) 22:41:32 ID:???
>>377
うなぎの一匹や二匹食ったくらいで死ぬわけねえだろう!
この野郎、犬のくせに健康志向か?

まあいい、食いたくなきゃ食わなくていいんだ。
こいつはイザークにやる事にする。

それよりお前、風呂に入ったり家の事はしてこなくていいのか?
381葱坊主:2008/06/30(月) 22:55:43 ID:???
>>378
>>379
この設定の場合、ユリをどう絡ませるべきか…

アレクを追ってロシアまで来て、演奏会か何かで偶然レオに出会った際に、つい
うっかり「ユリウス・レオンハルト・フォン・アーレンスマイヤ」と名乗ってしまい、
皇室の隠し財産の秘密を守ろうとするレオによって監視下に置かれる。
一方アーレンスマイヤ家の秘密を知らないアレクは、なぜ恋人が拉致・監禁
されたのかがわからず、ユリを救出しようとしてレオと果てしないバトルを
繰り広げる…

(ユリとレオは隠し財産の秘密を共有しているが、アレクはそのことをまったく
知らないので、アレクが探偵のように謎を解いていくというサスペンスストーリーにできたかも)
382KYN:2008/06/30(月) 22:56:56 ID:vrFmXmEu
13万字さま、いま、SSを読み終えましたわ。
すごいの一言。原作よりレオさまに萌え。

383クラウス:2008/06/30(月) 23:03:02 ID:???
>>374
レスを見落としてた、すまん。

ああ、味方はいらねえぜ。お前はダーヴィトファンなんだからな。

お前もユリウスになりきってダーヴィトとの会話を楽しんだらどうだ?
もちろんお前のほうからあいつに話しかけるんだ。
そうしたらまた新しい世界が開けるぜ!
384クラウス:2008/06/30(月) 23:04:37 ID:???
>>382
おう、そこの新入り、sageるんだ!

(興奮してるのはわかるが)
385クラウス:2008/06/30(月) 23:21:50 ID:???
>>381
面白そうじゃないか!
おれは下手をすると事の重大性に全く気付かず、余計な事に首を突っ込んでますます事態をこじらせる・・・
ということになりかねんな。
原作での挫折(シベリア流刑)に匹敵する代償をそこで払わせられるような気がするぜ。

(好き勝手な便乗妄想スマソw)
386KYN:2008/06/30(月) 23:40:09 ID:vrFmXmEu
私は、ユリウスとイザークが結婚するのが幸せと思っています。
あまりそういうSSないですよね。
387名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:40:10 ID:???
>>353>>357
おおお・・・!!短編職人さんgj!!
また週末楽しみにしてます!
りゅどみいるぼっちゃまの活躍に懐かしい思いが募ります〜!
388名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:52:54 ID:???
>>386
イザークだけでなく、ドミートリィやラインハルトのSSもないよね。
二人ともオル窓で一、二を争う美形なのに。
389イザーク:2008/06/30(月) 23:54:07 ID:???
>>386
そ、そうでしょうか・・・・(ちょっと自信アップ)
よし、じゃあ頑張ってみるよ。

ユリウス!!
愛しているんだ。
ぼ、僕と結婚してくれないか・・・?

だなんてこと、僕には・・・はぁ・・・・orz
僕にもう少し甲斐性があれば・・・・(ウジウジ・・)

(こんばんは!初めてお目に掛かりますね!)
390名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:55:33 ID:???
>>386
あまり、と言うか・・一度も見たこと無いね、そう言えば。

(メール欄に半角小文字でsageと入力してね!)
391名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:57:09 ID:???
>>388
ユリウスと面識がないって事が何か関係あるのかな。
392名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:57:58 ID:???
>>386
二人でウィーン行っちゃえば、すべてが丸く・・・ならないかorz
でも1部のイザークがもう少しがんばれば、ユリウスを守ってあげられたかもしれないのに(悔)
もっと男らしさを見せてくれ・・・イザーク・・orz
393名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:00:06 ID:???
あ、でもイザユリの結婚生活のSSは見たくないかも・・・
なんか馬鹿馬鹿しそうじゃないですか?w
くだらないシーンしか思いつかないw
394名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:01:49 ID:???
>>387
>りゅどみいるぼっちゃま

この文字の並びを見ただけで覗き妄想にスイッチが。ハァハァハァ
395名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:03:03 ID:???
>>393
レオユリと違って悲劇要素がゼロだからね〜w
396RON:2008/07/01(火) 00:04:18 ID:???
>>380
家の事をしながらPCで遊んでいたんです。
今日はダンナが飲み会とやらで遅いので、子の世話だけだし・・
(すみません、イヌの分際でダンナだの子だのと)
でも、さすがに浴室にPCは持っていけないでしょう?
なので今までオチていました。

>犬のくせに健康志向か?

ファンケルだのDHCのサプリメントで美に?磨きをかけております。
ほ〜ら見て、この毛並み!ツヤツヤでしょう?
ノミだって撃退よ!
397名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:04:27 ID:???
>>386
KYNさんはイザファンなんですね?
398RON:2008/07/01(火) 00:10:39 ID:???
>>386
こんばんは。

イザークと結婚!
そりゃ、親友だし、ピアノ弾き同志だし、気は合うだろうけれど・・
あんな重荷を背負っているユリを、イザークがどんな風に支える・・と?
399名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:11:35 ID:???
>>395
ドミートリィ×アルラウネ、ラインハルト×フローラも萌えんな〜
悲劇の恋人たちなのに。
400RON:2008/07/01(火) 00:14:04 ID:???
>>381

>アレクが探偵のように謎を解いていくというサスペンスストーリー
          ↑
面白そうじゃないですか!!
401名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:24:50 ID:???
>>399
出会いから描かれてないからかな?
あ、でもイザユリは丁寧に描かれてる。だけど萌えない。

「萌えないカプ」の共通の要素は何なの〜?
402名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:47:57 ID:???
イザユリは一応窓で出会ってるし、作者もはじめは彼らの悲恋を書く予定だったのかも知れない

で、その場合どういうドラマチックな設定での、それはそれは悲惨な運命の愛になるんだろう?

相手がイザだと萌える・萌えない以前に、基本的な設定さえ想像出来ないんですけどw
403名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:16:54 ID:???
イザユリで想像してみた。
イザが指動かなくなってユリが身を売って〜・・ってイザ情けないよイザ・・。

恐らく結婚してもイザはユリがまだクラウスのことを好きなんだろう、と
ウジウジイジイジ悩むんだろうな・・w
イザのことを考えるとアレクと同じく萎えの一途だなぁ・・
2・4部さえなければまだマシだったのに・・。

ユリがアレクを思ってることを知りながら、
決して自分中心の思考に陥らず、全体を見渡して苦渋の決断を下すレオとはえらい違い。
レオ様かっこいいなぁ・・・・。

頼りなくておバカなイザだけど、やっぱり好きなんだよねぇ・・・
バカな子ほど可愛い、という心境なのか・・・

>>402
>相手がイザだと萌える・萌えない以前に、基本的な設定さえ想像出来ないんですけどw

激しく同意www
404名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 02:35:22 ID:???
こんばんわ〜

亀で失礼します。
葱坊主さん、SSいいです〜
アレクのバイオリニストのバージョンも期待してますね。

イザークファンの方もいらっしゃったるのですね。
イザークは第1部ラスト、ユリとの別れは時はかっこいいと思った。そのせいか過大な期待をしてしまって。2部は…あれれ?

アレクもイザも等身大の男だから弱さも自分勝手なとこがあって、そこがダメな処でもあり魅力でもあるんだけどな…私だけかなw

カキ逃げしまーす。
おやすみなさーい。
405名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 10:28:07 ID:???
>>404
そんなことないw私もアレク、イザ好き。
叩きどころも多いけど、憎めない存在かな。
レオよりも現実にいそうなタイプだと思う。
406名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 12:04:00 ID:???
>>294
>ユリの身の丈にあってるのは、日常の幸せを与えてくれるのは彼のほうなのです。
>たとえ生活の安定度は逆でも。

でもそれならアレクよりもイザークのほうが平凡な幸せを与えてくれそう。
ユリはどうも自分から波乱万丈の人生に飛び込んでいっているような・・・
407名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 13:31:53 ID:???
>>406
ユリはクラウスの抱える陰の部分に、自分を重ねたんじゃないかな。
イザだとお気楽すぎてユリの心の理解者にはなれないもんね。
408名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:24:22 ID:???
>>407
そこまで考える程ユリは大人でも女でもないよ。
クラ>イザ、だったのは、原作でもユリが言ってるとおり
「人には好みというものがある」ってことが全て。
窓でイザユリが会ったのは偶然だけど
イザから窓の伝説を聞いた上でユリはクラと窓で鉢合わせ。
もしかして、窓の運命の恋人=イザ、なんてとんでもねー
誰か上書きしてくれないかなぁ、って窓の下をウロウロしてたのかもw
409名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:41:49 ID:???
>>408
>窓の運命の恋人=イザ、なんてとんでもねー

「僕がイザークと・・・ふざけた伝説だ!」って嫌悪感丸出しだったもんねw
410名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 17:08:48 ID:???
SS職人さんたち、GJGJです!絵画、動画も萌えました、有難う!動画、スペイン語ですよね?w○○○れ!って言ってますね〜、キャー!

え〜っと、本スレっぽい流れの中、ひさびさになりきりサン達にインタビューさせて下さい!

【そこが知りたい】

まず、クラ担さんから。
貴方が、自分にとってゼンゼン萌えないクラ(アレク)役を喜んでなさってるのは何故ですか?w多くの住人の疑問だと思います。

ダー担さん、貴方は何故、クラ担さんがクラウスになりきって半コテさん達と会話なさってるように、ダーになって会話をなさらないんですか?
そのほうが関東軍さんたちも喜ぶと思いますが?w相手が「ユリウスなりきり」でなければ駄目ということも無いでしょう?だって貴方は以前(以下略w

イザ担さんは共同でレオ様役をなさる気は無いんですか?(お相手は例えばRONさんや葱坊主さんで・・w)
それと、偏食・中○きと、体質に変化のあった今、共同でイザ役をやるのはもう億劫になったりしていませんか?w(ずっと前に聞かれた時は「イザ役やりたい」と仰ってましたが)

宜しくお願いします!
411忠犬ブラックス(RON):2008/07/01(火) 19:48:45 ID:???
(割り込み・置きレス、失礼させて頂きます。)

13万字様がこのレスを見てくれると信じて。

「ワンワンワンワンワンワンワン!!!」
翻訳↓
「わたくしRONは、貴女が遊びに来てくれる事を信じて、ず〜っとここで待っていますからね!!!」
412KTN:2008/07/01(火) 21:19:00 ID:???
おばんでございます。前回は失礼しました。
〔うーん、このパソコンのキーボード使いにくい〕
私、しいていえばユリウスファンです。イザークさま、ごめんなさい。
ただイザークがデビューするころのウィーンの音楽界や芸術家集団にとっても
興味があって、もしイザークとユリが結婚していたら、どんな芸術家たちと
どんな交流をしたのかな、なんて空想しておりました。ユリはおそらく芸術家
たちのミューズとなったでしょう。この時代、写真や映画と新しいジャンルの
アートが出てくる時期ですよね。そうなると、天才ピアニストだけど、男としてドラマ性の乏しいイザークは、
ユリをキープできるのかしら。私的には、ユリにはちゃんと罪をあがなわせ
てあげたい。
でもそうしたら、レーゲンスブルグにいられなくなって、ロシアかウィーンに
行くだろうけれど、マリアバルバラ姉さんなら、ウィーンに出すと思うのです。
そうしたら、イザークとくっつくしかない。
でも、イザークとは婚約〔結婚でも可〕するけれど、途中、アナスタシアの
登場でクラウスの行方を知り、イザークを捨てて、単身ロシアに行って、、、って
流れになるかな、と。ロシアに行ったら、どこかで、レオ様に会って、監禁
されちゃう。



















413名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:41:43 ID:???
>>412を見上げ・・空が・・広いなw
(相当キーボードが使いにくい・・みたい?w)

確かにユリは芸術家達の想像力を掻き立てる
ミューズになりそうですね。
そんなユリにイザは嫉妬しそう・・いやイジケルかw
414名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:44:02 ID:???
あの空白にはきっと何か意味があるんだ!そうに違いない・・w
415クラウス:2008/07/01(火) 21:46:19 ID:???
>>411
おお何だ、ワンワンうるせえな、朝っぱらから!
(窓を開けて覗く)

何だまたお前か・・・あいつを待ってるのか?
そういえばあの野郎、お前に「支え合って生きていこう」なんて調子のいい事を言ってたからな。

おれもお前が銅像なんかにならねえ事を祈ってるぜ。

>>412
おお、雪が真っ白に降り積もってると思ったら今度は余白か!
sageは学習してきたようだが・・・
416名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:00:08 ID:???
《番組の途中ですが、ニュースをお伝えします》

昨晩、中国産ウナギを使用したアールズッペを食べた兄妹が、
嘔吐と下痢の症状を訴え、病院に搬送されました。
現在搬送先の病院で手当を受けています。
吐瀉物からは、有機リン化合物が検出され、
食べ残しのアールズッペからも同様に検出されたとのこと。

このアールズッペは兄が友人から貰った物だということで、
国家警察は関係者から事情を聞くと共に、いつどのようにメタミドホスが混入したのか、
混入経路の特定を急いでいます。

以下、入院中のイザーク・ヴァイスハイトさんのコメント。

>>380
クラウス・・・・あんまりです・・・・
おえぇぇぇぇ・・・・・・(吐)
417名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:00:44 ID:???
アレクがバイオリニストという設定なら、レオ様に捕らわれたユリを助け出すために、
レオの政敵のラスプーチンに近づくという手もありかな。
(でもアレクもラスプーチンのことは毛嫌いしそう)

で、アレクがいろいろと嗅ぎ回るのが厄介になったレオは、第一次世界大戦が
勃発すると、皇帝に願い出てアレクを戦場に送ってもらうとかw

418名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:03:39 ID:???
>>417
レオ様あったまいい〜ww
アレクは劣化するまでは、レオ様といいライバルっぽいのにね・・。
途中で劣化してしまって残念だ・・
419名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:06:40 ID:???
>>418
レオ様とタメを張れるのって、十三万字さんのSSに出てきた、グルシェンコフ
という名の秘密警察長官ぐらいじゃないのかな。
420名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:11:39 ID:???
>>419
頭の回転という意味ではそうですね〜。
色男対決で言ったら劣化前アレクも結構頑張ってるんじゃないかとw
421クラウス:2008/07/01(火) 22:14:02 ID:???
>>410
また厄介な事を聞いてきたな、スリコギ。

担当がおれをやってるのは楽だからだ。先輩だろうが目上だろうが言いたい放題出来るからな。
性格が似てるからやりやすいってのもあるぜ。

ははは、萌えないどころかこのスレ一おれ(帰国後のアレクセイ)を嫌ってるのは担当かも知れんぞ。
萌えとなりきりは別だな。

>>410
お!あのウナギそんな毒物が混入してたのか、食わなくて助かったぜ!

いや・・待てよ、おれに嫌疑がかかったらまずい事になる。何とかせねば・・・。(←イザーク兄妹の事は眼中に無い地下活動家) 
422ケレンスキー:2008/07/01(火) 22:18:56 ID:???
>>418-420
何をおっしゃっているのですかな、住人諸君。
皇帝と上官以外でユスーポフ侯を黙らせる事が出来たのは
作中では唯一このケレンスキーだけですからね、ふっふっふ。
423名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:34:59 ID:???
>>418>>419
劣化というよりも・・・

ミュンヘンに向かう汽車の中ではファシストギャングに張り付かれていても
「まいてやるさ、目の玉をひん剥くがいい」とふてぶてしくてカコヨカッタのに、
ロシア編になった途端、ズボさんと帰る途中に「つけられているぞ」と言われて走った後のビビリぶりに幻滅。
424名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:20:41 ID:???
>>423
第3部のアルラウネとアレクは、女教師と生徒みたい。

レーニンが発行している『フペリョード』という新聞を印刷所に持ち込んで、
そのせいで同志のザハールが憲兵に捕まるという迂闊さ。
425ブラックス:2008/07/01(火) 23:27:29 ID:???
>>416
昨日クラウスがボクに差し出したアールズッペは薬臭くて、とても食べられるような
ものではありませんでした。(ボクは鼻がいいんです。だって犬だもん)

イザークさん、具合は如何ですか?
ボクが食べなかったから、イザークさんがあのアールズッペを食べるハメに
なったのですね・・
あの可愛い妹さんも嘔吐していらっしゃるんでしょうか・・・(涙)
426イザーク:2008/07/02(水) 01:24:53 ID:???
>>425
(意識が朦朧とし、犬の甲高い鳴き声にうなされる)

う・・うう・・・父さん・・・
僕たちはどうしてこんな目に・・・・
427名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:27:41 ID:???
>>410
>イザ担さんは共同でレオ様役をなさる気は無いんですか?(お相手は例えばRONさんや葱坊主さんで・・w)
>それと、偏食・中○きと、体質に変化のあった今、共同でイザ役をやるのはもう億劫になったりしていませんか?w(ずっと前に聞かれた時は「イザ役やりたい」と仰ってましたが)

レオ様役はどう考えても無理ですね〜w
ダー担レオ様とクラ担レ怒様が素晴らしいので、これ以上いらないでしょう。w
自分にはそれをするだけの能力がありませんw
ユリばかりやらせてもらって申し訳なくはありますが・・orz

ところで、13万字さんSSを読んで私の中の記憶喪失のはずのユリが
クラウスを思い出しかけて、しばらく精神不安になりました・・w
SS、凄い威力でした・・

偏食・中逝きの重症レオ萌えになったとはいえ、
ユリ萌えでもあるので、今でもイザになってユリにキスしたり、
いろんなことしちゃいたい欲求はあるにはあるのですが、表現力が・・w
それに、皆さんの「イザユリきもい」目線に耐えられるかどうか・・ww
挿れる直前までいって、ユリに嫌がられて断念ていうパターンを何故か夢みてます(変態だ・・w)

さて、ようやく生○も終わったので、共同レス考えながら○○しよう・・w
(そんなことばかりしてるから進まないのか・・orz 皆さんおやすみなさい)
428名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 14:00:14 ID:???
今の時期、ペテルスブルグは白夜なんだけど
オルの中ではアルラウネの科白があるだけで、ちゃんと表現されてないな。
13万字さんのSS、本当は高緯度のペテルスブルグには冬、朝は無くて、
外が朝のふいんきになるのは昼前ごろだと思う。

(原作に突っ込むように突っ込んでみますた。)
429名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 14:09:13 ID:???
>>326
葱坊主さんのSS、このあとユリウスが妊娠、
レオニードは原作なみのツンデレに・・・・・なわけないか、ゴメ。
430名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 16:03:22 ID:???
クリスチャン・カリオン監督の『戦場のアリア』という第一次世界大戦を
描いた映画があるんだけどさ、この戦争にテノール歌手のシュプリンクという人物が
出てきて、クリスマスに塹壕で歌を歌う場面がある。
(最後には、テノール歌手は恋人と一緒に亡命するという情けなさ)

第一次世界大戦に従軍したイザークにフィルターをかけて見てしまいますた。
431名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 17:13:08 ID:???
映画ピアノ・レッスンの「取引」、ピアノのキー1本とH1回だと、葱坊主さんのSSを読んで勘違いして思い出した私・・。
今調べたらレッスンが交換条件だったorz(それはそれでキチークでいい鴨)
検索にニコ動が引っ掛かったので貼っておきます。(登録しないと見れませんが、登録はタダです)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1573634

このテーマ曲良かった〜。ピアノ弾けないけど、これ、弾くのが難しい曲なんですか?
432名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 17:42:48 ID:???
>>421
>このスレ一おれ(帰国後のアレクセイ)を嫌ってるのは担当かも知れんぞ
そうかも知れませんね、好きだった男に幻滅させられて、嫌いになったようなものじゃあないですかね・・w

>>427
>レオ様役はどう考えても無理ですね〜w
それだけお好きなら、出来そうな気がするんですが・・・。
これ以上いらない、じゃなくて、オレ様レオ様の共同を見てみたいんです。(強欲クレクレ厨)

ダー担さん、来られませんねぇ、釣堀りにはおられるのでしょうか・・。「いつ消えるかわかンねぜ」←不吉!
関西さんも姿が見えないような。妨害電波のせいでしょうか?w
433レオ:2008/07/02(水) 18:31:15 ID:???
>>431
曲だが、マイケル・ナイマンの「幸せを希う心」だな。
担当も数年前にケー○○TVでこの旋律に出会い、
楽譜を買いに走ったものだ。

>釣堀にはおられるのでしょうか・・。

いや、あの地もここも13万字のラストが投下された日曜から、
軍務の増加により足を踏み入れていなかったのだ。

民衆よ・・・すまぬな。
この戦況の中だが、物資(イメージ曲、動画)や飢え(SS不足)に苦しむことはなかったと見ているが・・・。

RON、そなたの活躍には目を見張るものがあるな。
気の済むように書き込めばよいが、守るべきものがあるゆえ、生活の基盤(家族との交流)、
をないがしろにしてはならぬぞ。

434青年Д:2008/07/02(水) 18:41:27 ID:???
>>410
>ダーになって会話をなさらないんですか?

今は何故か向こうから話しかけられないト、
しタくない気分カナ??w(←狭量)
ついでに、関東軍に質問だけド、
ダーをやってみタくはならない?
(SSのダーすごくよかっタぜ!)

お前やクラ担はよく、
顔に影つくっテ覗きをしてるシーンを嫌悪しテいるが、
俺は、無理キスのあとにひとりでいるユリの元に、
楽譜をバサッと投げツける行動が嫌いだナ。
大人げなくテ嫌ダw
すごく遅くなっテごめンだが、4部のダーの絵柄、
あれは、それ以上にユリやイザ、(もうみンなだな。)が劣化しテるから、
別に気にならない。
435青年Д:2008/07/02(水) 18:55:32 ID:???
>>412
初めましテ!
イザユリの妄想SSを書いてみたりしない?
楽しみに待ってまス!(他力本願でごめン。)

13万字、
すっごくよかっタぜ。
みンなと同じで、最後に出てくるクラユリの微笑ましい流れが、
レオの素晴らしさを際立たせテるって思った...!
本当にお疲れ様!


葱坊主、
アレクの命をエサにユリを抱くなンてレオずるイ...w
デも、面白く読ませてもらっタぜ!

短編職人、
リュド目線新鮮だネ。
この続きもぜひ読みたいナ!!

みンな、ありがとう!
436ブラックス:2008/07/02(水) 19:00:32 ID:???
>>434
「ワンワンワン♪」
「ハッハッハッ・・・」

(懐かしくて足元にまとわりついている)
437RON:2008/07/02(水) 19:12:00 ID:???
>>431
ビデオ持っています。(・・・と言っても、もう何年も観ていませんが)
確か、腕を切り落とす?衝撃のシーンが!!!

>マイケル・ナイマンの「幸せを希う心」
綺麗で、聴き映えのする曲ですが、簡単です。
同じパッセージの繰り返しで構成されているし・・・。

(実は息子が小学生の頃、私が弾いていると「この曲、綺麗だね。なんて曲?僕にも弾ける?」
「もう少し手が大きくなったら弾けるよ。」という会話があったのですが、映画が映画なので、曲についての
詳しい事は何も話してやれず・・・)
438忠犬ブラックス(RON):2008/07/02(水) 19:18:46 ID:???
「ワオ〜ン!ワオ〜ン!!ワオ〜ン!!!」(悲しみの遠吠え)

じゅっ・・13万字様〜元気にしてますかぁ?
439RON:2008/07/02(水) 19:21:55 ID:???
>>433
レオ様、お気遣い頂きまして有難うございます。
わたくしイヌの分際で、今から料理なんぞ致しますので、これで消えます。
440ダー:2008/07/02(水) 20:14:05 ID:???
>>436
やぁ!忠犬ブラックス、久しぶりだね!
ご主人様は今日もお前を置いて散歩かい?

では、ご主人様には内緒だがいいものを食べさせてあげような♪

・・・ほら、いつも食べてるよりりっぱなソーセージだろう?
心ゆくまでお食べ・・・・
そぅっと・・・そう・・・噛み切ってはいけないよ・・・
美味いか・・・?

>>438
彼女は当分来ないさ。

初めの宣言を撤回、あっさり裏切る行為などできる人ではないからね。
さぁ、彼女との短い、だが情操に満ちた思い出を噛み締め、ここ(胸に手をあてる)に大事に抱いていような。
441名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:17:32 ID:???
>>438
>今から料理なんぞ

順序を変えタほうがいいンじゃないかナ?
ここに来る為に、がんばっテ早い夕食を!(偉そうでごめン)
悪いようにはならナいと思うけドな...。
442名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:40:36 ID:???
>>328
>アレクセイ:「おい、おれの煩悶は萌えねえからついに打ち切りかよ!」

続きを書いてみたけど…恐ろしくつまらない話になってしまったorz

*****

アレクセイは、レーニンをはじめとする革命家たちに多大な影響を与えたといわれる、
セルゲイ・ネチャーエフの著書をひもといてみた。

「革命家は死を宣告された人間である。彼は、個人的関心、事情、感情、愛着物、財産、
さらに名前すらももたない。彼のうちにあるすべては、ただ一つの関心、一つの思想、
ひとつの情熱、つまり革命によってしめられている。」
「革命家は死を宣告された人間である。彼は一般に、国家にたいしても、特権をもった
教養ある人々の世界にたいしても憐みはもたず、彼自身にたいする憐みも期待しない。
この両者のあいだには、公然、非公然を問わず、生死をかけて連続的な非和解的な
たたかいがおこなわれている。つねに彼は死ぬ用意がなければならず、拷問に耐えうるよう
自己を鍛練していなければならない。」
「彼は自己にきびしくあるとともに、他の人々にもきびしくしなければならない。家族、友情、
愛情、感謝、さらには名誉といった柔弱で女々しい感情はすべて、彼のうちでは、革命の
事業をめざす唯一の冷徹な感情によって抑制されねばならない。彼にとっては、ただ一つの安らぎ、
慰め、報酬、満足が、つまり革命の成功があるだけである。昼夜をわかたず彼は一つの思想、
一つの目標を、つまり仮借なき破壊をいだいていなければならない。冷静にたゆむことなく
この目標の達成につとめながら、彼は、みずからが非業の死をとげる用意があるだけでなく、
目標の達成を妨げるすべての者をみずからの手で殺す用意がなければならない。」

そうだ。しょせん、ユリウスは“同志”ではないのだ。俺たちの側の、献身的で、俺たちの
綱領を完全にうけ入れた女ではない。それどころか、いまとなっては俺たちの敵である
ユスーポフ侯の愛人となった女だ。
そう考えて、アレクセイはユリウスへの想いを振り切った。
「おれにとって本当に確かなもの、命をかけるに値するものは、祖国への熱情だ。
過ぎ去った青春の日々の思い出などではない。」
443名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:41:35 ID:???
ある日、ユリウスが自室で本を読んでいると、玄関のほうでガヤガヤと騒ぎがし、まもなく
執事の、「若様っ!大変でございます!」と叫ぶ声が聞こえた。
ホールのほうへ降りていくと、レオニードやヴェーラたちが集まっていて、
“サライェボ”“オーストリア皇太子夫妻”などという単語が途切れ途切れに聞こえてきた。
その後、レオニードはすぐに自室にひきとり、外出の仕度をしたあと、従僕とともに邸を出て行った。
あとになってヴェーラが、事件について教えてくれた。
「ユリウス・・・大変なことになったわ。サライェボを訪問していたオーストリア皇太子夫妻が暗殺されたの。
撃ったのはセルビア人の青年らしいわ。」
「・・・!」
「お兄さまは当分、仕事で忙しくて邸には戻れそうにないわね」
その後も次々とニュースが入ってきた。
「オーストリアがセルビアに最後通牒を突きつけた」
「ロシアが総動員令を発動」
「オーストリアがセルビアに宣戦布告」
「ロシアとドイツが戦争状態に突入」
「フランスが参戦」
「イギリスが参戦」
・・・・・・
リュドミールがユリウスに、
「街はすごい熱気だよ。みんな戦争に熱狂している。『オーストリアとドイツを叩き潰せ!
スラブ民族の栄光とギリシャ正教会を守るのだ!バルカンからオーストリアを追い出せ!』
と叫んでいる」
と言ってから、はっとしてユリウスの顔を見た。ユリウスがドイツ人であることを、つい忘れていたのだ。
ユリウスはリュドミールとヴェーラの顔を見ながら、
「二人とも気をつかわないで。ぼくはこの国に来たときから、この地で朽ち果てるつもりだったのだから」
気まずい沈黙が広間に漂った。
ヴェーラは思った。
(いくら故国を捨てる覚悟で来たといっても、まったく気にならないということはないはずだわ。この人にも、
故郷に家族はいるはずだし)
そう考えて、ユリウスが哀れになった。

久しぶりにレオニードが邸に帰還したが、その表情は暗く、疲れきっていた。
帰宅した彼はヴェーラとリュドミールに、
「わたしは会議で最後まで反対したが、結局、ロシアはこの戦争に参加することになった。
いまは民衆も熱狂しているが、戦争が長引き、生活も苦しくなれば、必ずや厭戦気分がみなぎってくるだろう」
と語った。

その夜、レオニードは久々にユリウスの部屋で過ごしてくれた。
「すまぬ。」
「え・・・?」
「とうとうロシアはお前の祖国であるドイツと戦争をすることになってしまった。おまえにとっては
つらいことだろうな。わたしがおまえを愛人にせず、故国に送り返してやれば、こんな苦しい思いを
せずともよかったのだ。」
「ううん・・・そんな・・・どのみちぼくは、殺人を犯したせいでもう故郷には戻れないんだから。」
ユリウスはひさしぶりに、マリア・バルバラのことを思い出した。
(マリア・バルバラ姉さまは、今もあの邸で、アーレンスマイヤ家を守っているのだろうか・・・)
しばらくして、レオニードはユリウスの髪をかき上げ、そのうなじにそっと口づけをした。
その合間に漂ってくる男の匂い・・・今では、第二の自分のように感じられるものだった。
彼に抱かれて寝台に向かうユリウスの頭からは、戦争のことも、故郷のことも消えていた。
444外野:2008/07/02(水) 20:43:16 ID:???
(久々のエロいダー様にニラニラww)
445名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:43:26 ID:???
1916年の雪の日、ユリウスが窓から外を見ていると、ユスーポフ邸の前に馬車が止まった。
馬車から降りてきたのは、意外なことに、かつて皇帝の命でレオニードと離婚したアデール夫人だった。
レオニードが玄関まで彼女を出迎えるのが見えた。
「アデール夫人・・・いまごろ何の用があって、この邸にやってきたんだろう」
その夜、レオニードは遅くまで彼女と二人で話しこんでいた。
数日後、ユリウスはどうしても好奇心を抑えきれなくなって、ヴェーラに、
「この間、アデール夫人がこの邸に来ていたけど、何の用だったの?」
と聞いてみた。するとヴェーラは、
「あの人は、お兄さまのある計画に協力してくれることになったの。政治向きの話だから、
今は言えないけれど、何もかも終わったら、きっとお兄さまの口からあなたに打ち明けてくれるわ」
「・・・・・・」
もちろん、普段からレオニードは、政治や軍の仕事にかかわることはユリウスに話さないように
していたから、それは当然のことだった。
しかし、アデール夫人がそこにかかわってくるとは意外だった。
(夫婦間のことは、他人にはわからない・・・あれだけ冷え切った仲でも、やっぱりあの二人は
夫婦だったのか・・・)
クラウスのことを思い出して、
(人の心とは勝手なものだな・・・僕自身、クラウスのことを完全に忘れたわけではないのに、
アデール夫人がレオニードに協力するという話を聞いただけで落ち着かなくなる・・・)

数週間後、ユリウスは、ユスーポフ家の召使たちが興奮した口調で叫んでいるのを耳にした。
「ラスプーチンが何者かに殺されちまったってよ!」
「ほんとうか!?」
「死体は毛布にくるまれてネヴァ河へ放り込まれていたそうだぜ!」
「なんでも、ラスプーチンを暗殺したのはうちの旦那様だとか・・・」
「そんなまさか!」
「でも、街の連中はみんなそう噂してるぜ」
(ラスプーチン・・・)
ユリウスはかつて、ユスーポフ邸から憲兵によって拉致され、冬宮のなかで会ったあの不気味な
僧侶のことを思い出した。あの青灰色の目、あの薬物の異様な香り、あの人を催眠状態に
おちいらせる声・・・思わず身震いし、
(あの僧侶を、レオニードが・・・じゃあ、アデール夫人が協力者になった計画というのはこのことだったのか)
とさすがに驚いた。
446葱坊主:2008/07/02(水) 20:44:15 ID:???
数日後にレオニードが邸に帰ってきた夜、ユリウスは彼に直接聞いてみた。
「レオニード・・・あなたは、ラスプーチンを・・・」
すると彼はふっと笑って、
「街じゅうの噂になっているからな。ああそうだ、わたしが奴を暗殺した。アデールは、奴をおびきだすために
協力してくれた。これでお前も、あやつに付け狙われずにすむぞ」
「で、あなたに対する処罰は・・・」
「皇帝陛下はわたしのやったことを了解してくださった」
「そう・・・よかった」
ラスプーチンが死んだこと、またレオニードが罪に問われなかったことでほっと安堵の息をついたが、
ユリウスにはもうひとつ、気になることがあった。
「アデール夫人は・・・なぜあなたに協力してくれたの?」
「あれも、ラスプーチンを憎んでいるという一点では昔からわたしと共通していたからな。これで
ロマノフ王朝は長い長い悪夢から覚めるといっていたぞ」
「そう・・・」
それっきり黙りこんでしまったユリウスをみて、レオニードは、
「なんだおまえ、アデールのことが気になるのか?」
「いいえ、そんなこと・・・むしろ、あなたがたの長年のこだわりが取れてよかったと思っている」
「まさかわたしが、おまえに対して心変わりしたとでも思っているのか?」
「ううん・・・」
そうはいったものの、内心の落ち着かない気持ちが顔に出たのか、
「どうした?まさかわたしが、アデールとの関係を復活させたとでも疑っているのか?」
とからかうようにいわれた。
「アデール夫人は・・・皇帝の姪で、ちゃんとした実家があって・・・その上、あなたの政治上の
協力者にまでなってくれたんだよね。それにひきかえ、ぼくはいつもあなたに頼り、甘えかかって
ばっかりだ・・・」
「なんだおまえ、そんなことを気にしていたのか!?」
そう言うと、彼はユリウスの手をとり、
「おまえは今のままでいよいのだ。わたしは、あるがままのお前を愛したのだからな」
そして彼はいつものようにユリウスを寝台に導いた。
寝台に入ってからも、ユリウスが浮かない顔をしているのを見て、レオニードは、
「さあ、もう機嫌を直せ。さもないと、わたしは本当にあれとよりをもどすぞ」
といい、とうとう彼女の身体を開かせてしまった。
久々の愛の行為に、ユリウスの身体のほうも歓びに震え、最後には十代の子供にかえった
ような気分で、レオニードの身体にしっかりとすがりついていた。
447葱坊主:2008/07/02(水) 20:45:05 ID:???
ある日、ユリウスは身体の不調を感じて、ヴェーラに頼んでユスーポフ家の侍医に身体を診てもらった。
診察の結果は――驚くべきものだった。
妊娠したというのだ。
もちろん、あれだけ長い間レオニードと愛し合っていれば、子供ができても不思議ではなかった。
しかし、なぜか、自分自身の身にそのようなことが起ころうとは、考えてもみなかったのだ。
当初の驚きの感情が落ち着くと、ふとクラウスのことを思い出した。
(クラウス・・・これでもはや、ぼくは永久に君のもとに行くことはできなくなってしまったのか・・・)
そして、自分が1905年にサンクト・ペテルブルクの駅に降り立った日のことを思い出し、
運命の皮肉に思いをはせた。
(あのとき、ぼくはただひたすらクラウスに再会することだけを夢見ていた・・・でも今や、ぼくと
彼は敵同士の立場に・・・)
ユリウスの妊娠を知って、レオニードも彼女に負けず劣らず驚いた。そして、いまの動乱のロシアの
政治情勢を考えると、改めて彼女を愛人にしたことは軽はずみだったのではないかという考えが
浮かんできた。
ユリウスの部屋へ彼女を見舞うと、体調の悪さから、もうベッドに横になって眠っていた。
そばの椅子を引き寄せて座り、彼女の寝顔を眺めながら、何があってもこの女のことは最後まで
責任を持とう――そういう考えが浮かんできた。そして眠っている彼女に接吻し、そのまま
部屋を後にした。
ユリウスが身ごもってから、ヴェーラはこれまでのぴったりした男物の服に替えて、ゆったりした
女物の服を用意してくれた。最初、ユリウスは女物の服を着ることを嫌がったが、ヴェーラから、
「これからお腹が大きくなってきたら、どのみちその服では無理よ」
といわれて、しぶしぶ同意した。
ヴェーラがあつらえてくれた服を着て、鏡をのぞくと、そこに映っている女の姿に驚いた。
母、レナーテにそっくりだったからだ。どこか悲しげで、頼りなげな女・・・
(母さん、ぼくはいつのまにか、あなたと同じ道をたどっている・・・)
ユリウスは15歳のころ、正妻がありながら自分の母を権力ずくで愛人にして、みごもらせたまま
捨ててしまった父を憎んだことを思い出した。
そして、アネロッテから、前アーレンスマイヤ夫人がシュワルツコッペン大佐と密通していて、
「お父さまがあなたのお母さまを愛したのは、何もかも知っていらして母さまの裏切りに苦しんで
いらしたからなのかもしれないわ」
と言われたことも。
(人の心というものはわからないものだな・・・自分の心の中でさえ、見定めることはできないのに、
まして他人の心の中など・・・)
448葱坊主:2008/07/02(水) 20:46:14 ID:???
ボリシェビキは、女中に身をやつしてユスーポフ邸に潜入していた女性の同志に、ユスーポフ侯
暗殺計画の指令を出した。
彼女は長い間邸に勤めている間に、ユスーポフ一家の日常生活にも通じるようになっていた。
出入りの商人に扮したもう一人の同志が、しょっちゅう彼女と会い、ダイナマイトを少しずつ
邸宅に持ち込んだ。
彼女は、邸の構造に関する知識を得た結果、召使たちが住み、彼女自身も住んでいる1階の
部屋が、ちょうどユスーポフ侯の書斎の真下にあることがわかった。これなら、彼が帰宅して、
書斎に入ったときに、ユスーポフ侯を暗殺することができる。
しかし、1回の召使部屋と書斎の間には護衛兵たちの部屋があって、もしダイナマイトを爆発
させれば、彼らも巻き込むことになる。だがボリシェビキの幹部は、平然と命令をだした。
1回から爆発の力で書斎の床板をぶち抜くには、大量のダイナマイトを集める必要がある。
彼女は、毎回同志に会うたびに、少量のダイナマイトを持ち帰ると、それを自分の部屋に隠しておいた。
そして、最終的には100キロ以上のダイナマイトを蓄えることができた。

その日の夜、レオニードは食卓にユリウスの姿がないのを見て、ヴェーラに、
「あれはどうした?」
と聞いた。ヴェーラは、
「つわりがひどくて、食事を受け付けないので、自分の部屋にこもっています。お兄さまも、
あとで見舞ってあげてくださいませ」
と言った。
食事を終えたあと、レオニードはまず書斎へ行って書類を片付け、それからユリウスの部屋へ向かった。
彼女が女物の服を着て、長椅子にぐったり寄り掛っているのをみて、
「どうしたのだ、おまえ、その服は。」
「ぼくは嫌だって言ったんだけど、ヴェーラに無理やり着せられたんだ・・・こんな歩きにくい服、嫌だよ・・・」
レオニードはふっと笑って、
「いいではないか。おまえはもともと女なのだから」
と言った。
奇妙なことに、妊娠してからの彼女は、それまでよりもいっそう美しくなっていた。レオニードの愛人に
なってからは、それまでの少年のような中性的な美しさが消え、妖艶さをましていたのだが、今は
その上に面やつれし、憂愁をおびた陰りを漂わせた瞳に吸い込まれそうだった。
レオニードが彼女の横に腰かけ、あごに手をかけて顔を上に上げ、接吻しようとすると、足元の床が
震え始め、邸内で、重い、ただならぬ轟音がした。
「レオニード・・・!なっ、なに?あれは・・・」
「落ち着け!いいか、おまえはこの部屋でじっとしているのだぞ」
彼は急いで部屋の外へ駆け出していった。
レオニードが自分の書斎の方角へ戻ると、空気中に、火薬のにおいが広がっていた。
レオニードや従僕たちが書斎の中に入ると、すべての窓が壊れ、壁の数ヶ所に穴が開き、
家具は倒れ、あらゆるものが濃い埃と灰の層に覆われていた。
レオニードは書斎の状態を見とどけてから、すぐに下の護衛兵たちの控え室に行った。
そこは灰や煙が充満していて、床は吹き飛ばされ、割れた板や石や灰が山積みになっていた。
いたるところに、腕や足など人体の一部が散乱していた。
ランプの光に照らされて、壁に黒い染みができているのが見えた。
護衛兵たちには、負傷者、瀕死の者がおり、うめき声と助けてくれと懇願する声が聞こえた。
レオニードは直ちに部下に命じて、消防隊員と医者と看護婦たちを呼ばせた。
449葱坊主:2008/07/02(水) 20:47:01 ID:???
悪夢のような一夜が過ぎ、おおかたの状況が判明した。
もしレオニードの書斎の部屋の床が硬い花崗岩でなかったら、書斎も護衛兵たちの詰所と
同じように吹き飛んでいたに違いなかった。
彼は護衛兵たちの葬儀と埋葬を命じたあと、報告のために軍部に向かった。
ヴェーラは、ユリウスの身体を気遣ってあまりこの件について彼女に話したくなかったのだが、
「ぼくは大丈夫だよ。どんな話を聞いても動転しないよ」
とせがまれて、詳しい状況を話してやった。
「・・・おそらくボリシェビキのしわざでしょうね。召使を雇うときに、もっと身元を注意深く確認
すべきだったわ」
「ボリシェビキ・・・」
(じゃあ、じゃあクラウスもこの計画のことは承知だったんだろうか?彼はぼくがこの邸に
いることを承知の上で、暗殺計画に賛成したのだろうか?)
もしユリウスがレオニードの書斎にいれば、彼女も巻き込まれていた可能性が高い。
クラウスはそのことを承知の上で・・・
(クラウス、きみはぼくをもはや完全に敵と見做しているのか・・・)
ユリウスの顔が青ざめているのをみて、ヴェーラは、
「ごめんなさい、やっぱりこんな話をすべきではなかったわね」
と言った。
そのころ、ユスーポフ邸に潜入していた女性の同志は、無事ボリシェビキのアジトに
逃げのびていた。
彼女は、ユスーポフ侯暗殺に失敗したことで、ひどく落胆しているようだった。
「召使部屋と書斎の間に護衛兵の詰所があってね・・・あれさえなければ、書斎も
ぜんぶ粉々に吹っ飛んだはずなんだけど。でも、あの夜、たまたまユスーポフ侯は
彼の愛人の部屋に行っていて、書斎を空けていたのよ」
「残念だったな、同志」
報告が終わると、みなで今後の対策を練った結果、解散して帰路についた。
彼女はアレクセイのそばに寄ってきて、
「同志アレクセイ、結局、暗殺計画は失敗に終わってしまったわ・・・ごめんなさい」
「君が気に病むことはない」
「ふだんの侯は夜、長い間書斎で調べものをして過ごすんだけどね。あの日に限って
愛人の部屋に行くとは思わなかったわ。彼女が妊娠しているので、気をつかって
見舞いに行ったのかしらね」
「妊娠・・・?」
「ええそう。ユスーポフ侯の愛人は、このごろとみに美しくなったわ。憂愁を帯びて、
神秘的にすら見えるほど。あれでは侯ならずとも、男なら誰でも心を奪われるでしょうね」
(ユリウスが・・・あいつの子を身ごもって・・・)
アレクセイは、もはやユリウスを“敵の女”とみなすことにしていた。だからこそユスーポフ邸を
爆破する計画が持ち上がったときも、それに反対しなかったのだ。
だが今の同志の言葉は、彼の胸を突き刺した。

(※レオ様暗殺未遂事件の描写は、アレクサンドル2世暗殺未遂事件からそっくりそのまま
借りてきました)
450葱坊主:2008/07/02(水) 20:52:10 ID:???
失礼、>>442>>443>>445に“葱坊主”の名前を入れ忘れてしまったorz

投下は以上です。どうも、わたしのSSの中では、ユリの存在はアレクにとって
ふり払っても、ふり払っても追い払えない亡霊のような存在になってしまっている…
ユリは相変わらず日陰の花のような存在だし。
451444:2008/07/02(水) 21:03:31 ID:???
>>450
面白く読ませて頂きました!!!!!
GJGJGJGJ!!!!
やっぱりアレクは情けない〜〜〜・・w

途中しょーもないレスを差し挿れてしまい、申し訳ありませんでした・・・・
リロードすることを覚えます・・orz
452名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:13:51 ID:???
>>450
葱坊主さんの妄想SSが進めば進むほど
アレクの情けないキャラが際だってくるのが笑える・・w
ユリ、アレクじゃなくレオ様のお子を妊娠して良かったね〜w

でも‘うっかり出来ちゃった’っぽいのがちょと悲しい・・w
レオ様はしっかり責任持つだろうけど、そんな迂闊なレオ様はやだやだ〜ww
と、人の妄想にいろいろ妄想してしまうな〜
453名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:18:00 ID:???
>>442-450
GJGJ!「恐ろしくつまらない」なんて事は無いです。こういう話、大好きです!
レオ様とユリの関係が穏やかでほほ笑ましいです^^

アレクセイ:
(SSを読んで噴く)
「おうおう葱坊主! タイトルはアレクの煩悶≠ナも、おれの出番なんか殆ど無いじゃないか!
 まるっきりアウトサイダーだぜよ、まいったな。添え物だ、サブキャラでさえない、くっくっく・・」

(↑自虐的バカウケで涙目)
454名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:24:49 ID:???
>>452
昔はスポンジ(海綿)を使って避妊していたみたいね。
ゴム製のコンドームは、1844年に、英・ハンコック社と米・グッドイヤー社が
開発している。
1885年には、ドイツの医師メンシンガがペッサリーを発案している。
ちなみにオランダでは、19世紀後半から避妊クリニックが開かれ、看護婦や
助産婦などの教育を受けた女性が全国50以上の避妊クリニックで働いていたけれど、
アメリカでは宗教上の理由から、20世紀に入っても避妊は違法だった。
ロシアではどうだったんだろう?
455名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:27:40 ID:???
>>431>>433>>437
すみません、ちょっと質問を・・・
「楽しみを希う心」でおkでしょうか?
ニコ動見られないので、ちょっと分からなくて・・。
456クラウス:2008/07/02(水) 21:31:42 ID:???
>>438
おうおう!お前がギャンギャンうるせえからこっちはすっかり寝不足だぜ。
お蔭でゆうべはおれとした事が早くに寝入っちまった。
(昨日は仕事帰りにネカフェでコーヒーフロートをガブ飲みしたせいで仮眠できなかったんだorz)

>>434
ほーっ、ダー萌えのお前でもあいつの嫌いなシーンがあるのか。
おれの担当はユスーポフのおっさんの嫌いなシーンは咄嗟に思い浮かばないが、
少し考えてみることにする。
(考えなければ出てこないのなら無いも同然だが、終盤のあたりにあるかも知れん)
457名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:35:00 ID:???
>>456
>終盤のあたりにあるかも知れん

叩きスレで前に話題にのぼってた、最後ッ屁は?w
458名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:47:02 ID:???
>>454
ペッサリーて子宮の大きさ測らないといけないんだよね?
もしロシアで避妊が合法だったとして、
レオがユリにペッサリーつけさせる為に医者手配してたら、とか考えると萌える。
459名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:51:01 ID:???
>>458
それをネタにSS書けそうw
460名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:51:11 ID:???
>>454
ロシア正教の教義はわからないし話が逸れるけど、
アメリカの地方では宗教上の理由でオーラル禁止ってのが未だにあると聞いた。
でもそういった縛りをかけるような教義(避妊も含め)が現実に超プライベートな空間で守られてるかどうかはまったく怪しいけどw
「してない!どこに証拠が」で済むもんね。
461名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:55:58 ID:???
>>459
か、書いて下さい・・・w(涎)
462名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:05:10 ID:???
ユリが医者に子宮の大きさ測られてるのを、椅子に座って腕組みしながら見てるレオ様
463名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:08:35 ID:???
>>383
>もちろんお前のほうからあいつに話しかけるんだ。
ダ、ダ、ダーヴィト、僕だよ。わ、分からないの?(棒読み)

>>434
>ダーをやってみタくはならない?
ユ、ユ、ユリウス、この美しい金髪の天使が目に入らないとは
やはり・・僕の目は・・ひ、開いていないようだね。(さらに棒読み)

(どっちもナイナイw 堪忍しとくれやす)

>>450
葱坊主さんGJです。
何故かキャラみんなが愛しく思えてくるのは・・
書き手の何かが投影されて・・るのかしら?w

>>440
ダー様・・(ぽっ)

ペッサリー談義(ぽぽっ)お続け下さいw
464RON:2008/07/02(水) 22:20:39 ID:???
>>440
「ワンワン頂きま〜す♪がぶっつ!」
465名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:22:56 ID:???
>>458
当時は子宮口のサイズによって14種類がそろっていたとか。
弾力のあるピアノ線を輪状に巻いて、これを縁としてベレー帽のように薄い
ゴム膜を張った器具で、8の字状にゆがめて膣から挿入、子宮口にかぶせる。
これで精子を遮断する。直径6〜9センチまで2.5ミリおきのサイズ。
クリニックでは、女性自身が装着できるようになるまで指導が行われていた。
466名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:25:04 ID:???
(KYレスごめん)
>>457
>最後ッ屁

ざっと読み返してみて、嫌いな「シーン」はこれといって無かったけど
ラスプ暗殺以降のレオ様は全体的にイマイチかな。絵も劣化してるし、彼本人いっぱいいっぱいだし。

>>455
それでおk。ニコ動面白いから是非登録を。
467名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:26:47 ID:???
>>454
>アメリカでは宗教上の理由から、20世紀に入っても避妊は違法だった。

アメリカは州法だから、州によるんじゃないの?
21世紀のアメリカでは、今も売春が合法的な州もあるんだから
避妊・堕胎も州法によると思う。
キリスト教徒的にどうかと言うと
カトリック教徒は、法王庁が唯一認めた避妊法
日本のオギノ式のみを認めていて
この方法で避妊すれば、宗教的には罪ではない。
ドイツ人でアメリカ国籍を持つ
マレーネ・ディートリッヒは、実の娘が暴露してたけど
セックスの後膣をウオッカ・ビネガーで洗うことで避妊してて
ただの一度も、やっべぇマッズーの妊娠はなかったって。
468RON:2008/07/02(水) 22:28:31 ID:???
>>449
ね、葱坊主様・・・
ユリが巻き添えになる危険性があるのに、
ユスーポフ邸 爆破計画に反対しなかったなんて・・・
ひどいっ!
そんなのアレクじゃない(号泣)
469名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:31:42 ID:???
>>460
ロシア正教では避妊は禁じられているそうでつ。
帝政時代のロシア女性は一般的に子沢山だったとか。
もっとも、貴族や金持ちの場合だと、こっそり避妊具を手に入れることも
できたのかなあ?
470名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:39:36 ID:???
明治時代〜戦前の日本も堕胎は法律で禁止されてたけど
貧農の主婦は、間引きで子供降ろしても逮捕されなかったし
上流階級は上流階級でお抱えの産婦人科医がいて始末なさったから
帝政ロシアも似たようなものかと。
471名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:53:10 ID:???
ロシア正教で嫌なところは、イコンや僧侶が持つ十字架に大勢がキスしてるところだね。
オルキャラ達のイメージに合わない。
472名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:04:52 ID:???
>>466
そっか、ありがd!^^
473オレ様レオ:2008/07/03(木) 00:34:14 ID:???
今夜は宗教の話で盛り上がっているようだな。

>>432
>オレ様レオ様の共同を見てみたいんです

貴様・・・リクする理由というのは本当にそれだけか?(睨む)

相手はRONか葱坊主か短編職人か、新人といったところか・・・
場合によって関西、関東軍もあり得るかもしれん。

分かった、考えておこう・・・。

(勝手に決めさせて貰った。RON、悪いが君に相手になってもらうことにする。)
>>438
13万字を探していると言ったな?
ふん・・低脳な女どもが恋に身をやつすのはうんざりするほど見てきたが、
そんなにあの男が恋しいか?
(泣き崩れるユリウス(RON)の腕を強引に引き上げ、冷酷な眼差しで見据える)

お前はもはや私の手の内にあるのだ。
ここにいれば近いうちに奴に会わせてやれるだろう。
だがその時、奴に会わすことが出来る体であればいいがな・・。

まあいい今夜はゆっくりと休むといいだろう。
処遇はゆっくりと考えることとする。

(呆然とするユリウスを残し、扉をバタンと閉めて退室)
474ブラックス:2008/07/03(木) 00:46:48 ID:???
「クウン クウン クウン・・・・。」(情けない声で怯える)
475名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 00:48:09 ID:???
イザ担のレオはどうもいまいちだな・・・・
自信のなさがレスに表れて、何というか、周りを伺っているような卑屈さを感じる。w
RONさん、試験的なレスなのでスルーでおkですからね〜w
(実験に巻き込んですまないwおやすみなさい)
476イザーク:2008/07/03(木) 00:50:20 ID:???
>>474
あれ?ブラックス!!
どうしたんだい、こんなところで・・・
震えてるじゃないか。w
(リロードせずに>>475投下してしまった。まだ起きてらっしゃったんですねw
早く寝て下さいよ〜w)
477クラウス:2008/07/03(木) 00:51:43 ID:???
亀だが
>>440
ダーヴィト、相変わらず♪をつけやがって、ははは!
懐かしい風が吹き込んできたような気がしたぜ。

やはり色男のお前がいなくてはここもエロスレとして格好がつかん。
また明日も来てくれるだろうな?
478オレ様レオ:2008/07/03(木) 00:54:02 ID:???
>>474
ふん・・そんなに私が怖いか。
まあかまわん。せいぜいあの男に助けを求めることだな。
お前の愛に奴が報いるのか見ものだ。
ふ・・・・
479ブラックス:2008/07/03(木) 00:58:26 ID:???
「クウン クウン・・・(涙)」
480名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:04:20 ID:???
>>473>>475
今日はオレ様レオもお出ましかァ。

ところで横からだがイザ担、お前は共同は無理だと言ってるが、
そんなことは無いと思うぜ。
お前の理想のあいつになって振舞えばいいんだからな。
お前が○○の時に妄想するあいつはどんな事をしてる?
それを文章にすればいいんだよ。

共同だけではなく、いつかお前のレオユリSSを読みたい。
そう言えばかなり以前に一度だけ、軽いものを書いていたよな?

(レスはいらんからRONとの共同を続けてくれ)
481オレ様レオ:2008/07/03(木) 01:05:18 ID:???
>>479
う・・・・(涙に怯む)

(私はどうしたというのだ。
氷の刃と恐れられるこの私が、女の情なんぞに心を動かされるとは。)
(思わず震える手で頬の涙を拭ってやる)
482ブラックス:2008/07/03(木) 01:08:56 ID:???
クンクンクン・・・・手の匂いを嗅ぎながら
そっとペロッと舐める・・・
483名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:14:00 ID:???
>>480
(RONのレスを待つ間にレスをしたいのですが、
RONが意外にも(?)反応が早い・・w
私が亀なだけか・・w取り急ぎ、dです!w)
484名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:24:52 ID:???
RONには天賦の才があるようだな・・・。
フリ担が抜けた今、共同が出来る住人の登場は喜ばしいぜ。
485オレ様レオ:2008/07/03(木) 01:25:00 ID:???
>>482
な・・・・!!どういうつもりだ。
私に体を売って奴を助けようという算段か。

お前がそれほどまで低脳な女だったとはな。
ふん・・・それもいいだろう。

(言うなりブラウスをたくし上げ、ユリウスの表情を見ながらゆっくりと胸を揉みしだいていく。
涙を浮かべながら愛撫に耐えるユリウスに、残虐な焔が心の中に灯るのが分かった)
486ブラックス:2008/07/03(木) 01:29:35 ID:???
>>485
「ワンワンワンワン・・・・」(消え入りそうな声で)
翻訳↓
「あなたは、残酷な人だ・・・」
487ブラックス:2008/07/03(木) 01:35:17 ID:???
>>484
あの〜、犬がただ鳴いているだけなのです。
これでは共同とは言えないでしょう。

申し訳ない事に、犬は吠えるか鳴くかしか出来ませんので、イザ担さんが一人で奮闘されているのです・・・。

488名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:38:48 ID:???
>>487
いや、それにしても凄い即レスだぜ。
イザ担やおれが相手ではうさぎと亀になっちまう。
ROM専だと言ってたが、2ch歴は長いのか?
489RON:2008/07/03(木) 01:45:17 ID:???
滅相もございません。
未だに『用語』など、殆ど解らず?検索までする(笑)事もあるくらいで・・・

2chを最初に見たスレが、結構 人間不信に陥るようなところだったので、
「やっぱり2chって怖いんだ!!」と思い、遠ざかっていました。
今でもオル窓スレ以外は覗きませんしね〜。
490オレ様レオ:2008/07/03(木) 01:45:58 ID:???
>>486
ふん・・そうか・・。

(お前は私に対して残酷だと言うが、本当に残酷なのはどちらなのだ。
他の男のために体を投げ出す女を抱く私の苦悩など分かるはずあるまい。
そう思うと同時に、心の中がひんやり冷め切っていくように感じた。
たくし上げていたブラウスを引き裂くように脱がせ、ズボンも下着も全て剥ぎ取ると、
一糸まとわぬ姿で横たわったユリウスを軽蔑しきった眼差しで上から見据えた。)

お前はこれから何が起こるのか分かっているのか?
それを承知のうえで私を誘ったのか?
491業務連絡@オレ様レオ:2008/07/03(木) 01:47:32 ID:???
>>489
いい加減にユリウスになったらどうだ(怒)w
492業務連絡@オレ様レオ:2008/07/03(木) 01:51:40 ID:???
>>487
一人で奮闘、それもなかなか面白いものだが、そろそろ虚しくなってきたぞw
(そろそろ2時ですし、今日の所は打ち切りといきますかw)
493RON:2008/07/03(木) 01:51:50 ID:???
>>490
あなたがこんなひどい事をするなんて・・・
心のどこかで信じていたのに・・・

それに僕は誘ってなんかいない!
つい、うっかり手を舐めてしまっただけだ!!
494名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:55:36 ID:???
ボソ(オレ様レオ、意外とSだったんだな。お笑い懸ってると思ったら)
495名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:05:59 ID:???
>>492
>一人で奮闘、それもなかなか面白いものだが、そろそろ虚しくなってきたぞw

それこそこのシチュにおけるユスーポフのおっさんの心理状態そのものじゃないのかw
496オレ様レオ:2008/07/03(木) 02:06:22 ID:???
>>493
ふん・・・ついうっかり、か。
そんなお前を奴は待っていてくれるだろうかな。

(シーツを放り投げてよこし、さっさと退室)
(RONさん、長時間お付き合い頂きありがとう御座いました。
果たして有意義な時間だったのか?w勝手にすみません・・^^;)
497オレ様レオ:2008/07/03(木) 02:08:33 ID:???
>>494-495
貴様・・・横からネチネチと傷口に塩を塗るようなことを・・(怒)w
498RON:2008/07/03(木) 02:10:35 ID:???
>>496
いえいえ、こちらこそ。
犬畜生を相手にさせてしまって、申し訳ありませんでした。(私にユリなんて、無理ですよ)
それでは、おやすみなさい。
o(ブラックス)o...zzzzzZZ

499名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:12:09 ID:???
>>497
おいおっさん、本番は無しかよ!期待してたんだぜ、ブツブツ

(いつかユスユリも頼む)
500名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:15:47 ID:???
二人とも遅くまでお疲れさん!
イザ担、なかなかやるじゃないか、RONも初共同おめでとう!

新しい歴史の第一歩だぜ。立ち会えたおれはラッキーだな。
夜更かしだって三文の得だw
501オレ様レオ:2008/07/03(木) 02:18:03 ID:???
>>498
氷の刃と恐れられた私が、スリコギスキーに唆されたとはいえ、
あれと間違えて犬畜生を抱くところであった。
あいつ(スリコギスキー)め・・・・。
(ronさんおやすみなさいw)

502名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:23:27 ID:???
>>501
まあ、幾ら鬼「畜」とはいえ獣姦はねえからなw
503オレ様レオ:2008/07/03(木) 02:25:55 ID:???
>>499
お前のレスで一瞬私の時間が止まってしまったではないか。
以前ユスユリがプガチョフコブラがどうのこうのと言っていたが、
あの時私は、陛下の命に背いてでも、ひどく抱きたい気持ちになったものだった。
いつか・・・。いいのだな?

(その前に、あやつを抱いて貰わねばな・・w)

>>500
(いつも見守って下さって、クラ担さん本当にありがとうございますw
そういえばいつも本番までいけないなぁw)
504名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:28:44 ID:???
>>502
www 危ないところだった・・w
505オレ様レオ:2008/07/03(木) 02:37:19 ID:???
もう3時前か。
ユスユリ、今日は私のベッドで寝るといい。
軍務続きだったからな・・。久々にお前の匂いが嗅ぎたくなった。
(かき抱くように抱きしめて眠る)

(おやすみなさいw)
506名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:39:44 ID:???
>>503
何でプガチョフ・コブラなんぞでお前が発情したのか、今でもさっぱりわからんが・・・。
その時が来たらよろしくな。

(新入り達には何の事かわからんだろうなw蛇の話じゃないぜ)

本当に本番まで行けねえな。イザユリ共同でも確か・・。
現在進行中のレ怒ユリ、がんばろうぜ。
じゃ、イザ担、姿無き住人達お休み!
507ユスユリ:2008/07/03(木) 02:42:22 ID:???
>>505
あ・・・ん・・レオニード、そんなにきつく抱いたら苦しいよ・・・。

(お休みなさい・・)
508名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 07:29:59 ID:???
クラ担さん、イザ担さん、RONさん、ロム名無しさん、
遅くまでお疲れ様でした!

葱坊主さんGJ!
ボリシェビキがユス邸を爆破・・・新しいね。アレクがどんな戦略に出ても(出るほど)ツキはレオ様のほうに・・・w
続き、期待してるよ。
関西さんは今日は来るかな?
・・・ではまた!
509オレ様レオ:2008/07/03(木) 07:32:54 ID:???
>>507
ふ・・・昨晩はよく乱れていたな。
(愛撫の痕を指先で撫で、キスを落としながら呟く)

・・・では、行ってくる。
(眠っているユリウスの夜着の乱れを直してやり、
起こさぬようにそっと衣服の上から抱きしめ、戸口へ向かう)
510オレ様レオ:2008/07/03(木) 07:38:16 ID:???
>>508
早朝からそなたもご苦労であった。
ではまた夜に会おう。

>>506
(お前をそのような角度で貫きたいと思ったのだ。)
511名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 07:49:51 ID:???
>>498
>私にユリなんて無理ですよ

そんなことないと思いますがね〜w
いつか、楽しみにしていますw
512名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 14:04:48 ID:???
>>405
>そんなことないw私もアレク、イザ好き。
>叩きどころも多いけど、憎めない存在かな。
>レオよりも現実にいそうなタイプだと思う。

レオよりもドミ兄のほうが非現実的に思えるなあ。
天才、美形、名門貴族の御曹司という出来杉なところもさることながら、
おばあさまの信頼を裏切っていることにまったく罪悪感を感じていない。
レオ様だったら、あんな残酷な形で肉親の信頼を裏切るなんてできないと思う。
死ぬ直前に叫んだのも、恋人であるアルラウネの名ではなくアレクの名。
513名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 15:37:42 ID:???
>>512
あー、今まで気づいてなかったわ。
ぼんやりとこの人美形なのにいまいちだなって思ってたけどそこか!
514名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 16:38:03 ID:???
>>403
>頼りなくておバカなイザだけど、やっぱり好きなんだよねぇ・・・
>バカな子ほど可愛い、という心境なのか・・・

言葉を替えていえば、人間的ということでもある。
ドミ兄には複雑さとか人間味が感じられない。
この人、苦悩とか葛藤にはあまり縁がなさそう。
515名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:06:11 ID:???
>>442
葱坊主さんGJ!
>恐ろしくつまらない話になってしまったorz
イイエ、おそろしくつまらないのはアレクという人物そのものがです。SSは大変面白かったし、「おめでた」で幸せな気分になれましたw
>(母さん、ぼくはいつのまにか、あなたと同じ道をたどっている・・・)
作中でイザもそんなことを言ってましたね〜。読まなくなった1部を思い出しました。
>>434
話しかけられないとしたくない気分、ですか。
それはダーヴィトのプライドなんでしょうか、そこんとこ、よくわかりませんねェ〜。
>>501
オレ様レオさま、まさかリクしたその日に貴方様の共同が見られるとは(驚愕
ますます表現力に磨きがかかって・・・これはクラ担さんとの共同がますます楽しみになってきました。
RONさん、張り付いておられるんですねェ〜ニラニラ

コブラにウナギにダックスフントに・・・・ここは長いものだらけじゃないか。長いものが嫌いな私はいつになったら枕を(ry
516名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:18:15 ID:???
>>514
ドミはアレクだけのために創作されたキャラみたいだし。
叩きスレ143
>コンスに決闘を申し込んだりしなかったのは、やっぱりもう愛情が冷めていたから?
侯爵家の体面をつぶしたのはコンスじゃなくてアデでしょう。アデを始末した方が合理的>クロイツェルソナタみたいに。
・・・というのは冗談で、
そういう方面には無視を決め込む(金持ち喧嘩せずw)レオ様だからこそ、アデはコンスとあてつけ浮気してるわけだしw
そんなことで決闘するような男ならアデも・・ね。
517名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:26:07 ID:???
クラウスが良く見えたのは、学校という閉鎖空間の中だからでしょう。
ほら、群れの中で最強のオスだけがモテる動物の世界なんですよ。
私達読者は、最強でルックスもいい彼の遺伝子を欲したわけでw
で、舞台がロシアに移ると、最強最良の遺伝子持ってる別のオスが存在して、哀れ井の中の蛙はわれわれメス達からシカト。
518名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:31:27 ID:???
>>514
>>コンスに決闘を申し込んだりしなかったのは、やっぱりもう愛情が冷めていたから?

レオは貴族社会に属する人。
で、あの時代の貴族社会はフランス貴族社会萌えで
貴族の夫婦はお互い浮気して見て見ぬフリが粋。
間男に旦那が決闘申し込んだりしたら、
噂好きな社交界の犬共に、生肉放って喜ばせるようなもの。
妻の浮気が社交界周知の事実でも、夫が騒がなきゃ
「あ〜、○○夫人の浮気ねぇ、あれタダの噂じゃないの?」
「ひどい噂ね〜」
で体面は繕える。
519名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:57:10 ID:???
このエロ動画の女の子のやる気の無さにワロスw
下手くそFはユリフィルター・・・なわけないですネ。

http://www.tube8.com/hardcore/just-married/13278/

(宵の内からお目汚し失礼致しましたm( _ _ )m)
520忠犬ブラックス:2008/07/03(木) 19:13:15 ID:???
気付いたら日が長くなりましたね。
まだ外が明るい・・・そうか、とうに夏至は過ぎたんだ。
ペテルスブルクは白夜ですね。

(夕暮れ・・・帰って来ない主人を思い、たそがれて・・寂しくなり遠吠えする・・・。)

「ワオ〜ンワオ〜ンワオ〜ン・・・・」

13万字様・・・うっ・・・(寂)
私が野垂れ死にする前に帰ってきてくださいね・・・
521名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 20:10:49 ID:???
>>518
ほぇぇ・・勉強になりますね〜(なりすまし)

でも、アデのネックレス引き千切ったレオ様w

>>515
>話しかけられないとしたくない気分、ですか。
気持ちが終始一貫しテない(気分屋)ので、まタ急に変わるかもネw
・関東軍および、ダーファンの名無しにまたまた質問しまスw
ダーの嫌いなシーンはありますか?
(俺は、例によっテ楽譜を投げつけるシーン。
もっト言えば、失恋を乗り越えるとこまでは余裕なさげでちょっと・・・。
「きちがいじみてるぞ」発言とか。)
522名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 20:53:45 ID:???
こんばんは

亀あ〜んど横ですが
>>427
>皆さんの「イザユリきもい」目線に耐えられるかどうか・・
んなこた〜ないかとw
なんだかんだ言って(言ってないけどw)
イザの清廉潔白ぶり(モチ1部限定w)はユリにとって、手の届かない
ものっ凄い憧れなんだと思いマス。

はじめ〜の方の「・・ここはまぶしすぎる」ってのもイザの事かと思ってた。
ヤーンセンセの事件のあと、まず会いに行ってるし。(やっぱ失った潔白の象徴かなって)
でも事件の前の、もっとライトな感じの時に、自分が持ち合わせていないイザの
まっすぐなトコにイラついてるユリが良かったな〜。
(あ、だからユリユリちゃんが、イザにかわいくキレテル会話が好きでしたw)

聖イザーク、がんばれ〜(エール)

あ、昨日のオレ様レオ様(なんかクドイ呼び方だw)かっこ良かったです。
ブラックスGGJJ!!です。

関西さんはお忙しいんでしょうか〜・・無理しないでほしいけど、お会いしたいw

(あ、レスいりませんよ〜)

じゃあの

と思ったら
>>521が・・こんばんは〜
亀になりそうだけど考えて見ますw
523クラウス:2008/07/03(木) 21:00:48 ID:???
>>518
おれは読んだ事はないが、
貴族社会にはゴシップ専門の新聞があるんだ。その手の話題には事欠かないってこったな。
一々決闘なんてしてたら男はいなくなるぜ。

プーシキンはアフリカの野暮天だからあたら命を落としたんだろうが。
(実際は4分の一だ)

>>520
おいブラックス、お前のそんな姿を見ると
置いてきぼりにされたあいつの姿に重なって胸が痛むぜ。
今日はロシア支局に関西の置手紙まであったからな。

(遠くロシアの方角の空に目をやりながら)
13万字も関西も・・・リアはそんなにあいつらをひきつけて止まないものなのか・・・・。
524名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:06:49 ID:???
が〜ん。ロシア見てなかった・・・・(ショックだ・・)
525クラウス:2008/07/03(木) 21:08:59 ID:???
>>521
聞かれてねえが、ダー嫌いのおれの担当の次点は
おれとイザークがレッスン室のドアを開けた時、お前がユリウスの隙に乗じて腕を捻り上げてた時だ。
嫌われてるのがわかってるのに、自制できねえセクハラ親父状態だな。
あの頃のお前には爽やかさってものが全然無かったぜ。
526名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:14:22 ID:???
>>522
こんばンは!

>あ、だからユリユリちゃんが、イザにかわいくキレテル会話が好きでしたw

原作ユリウスじゃなくテ、よく見たら・・・ユリユリかw(過去を懐かしむ)
・・・ありがとう。

>「・・ここはまぶしすぎる」ってのもイザの事かと思ってた。

初めて見る意見で面白い。
あれは、自分なりの解釈ではユリは、
自身だけが放つ(イザに言わせれば外見、クラに言わせれば妖気)まぶしさ、輝かしさに気が付いていないっテいうシーンなのかト思っタ。 (アネの外見、マリアの風情、カタリーナの気品にも憧れていたよネ。)

何よりまぶしいのはお前じゃンってw
あくまで勝手な解釈でース!
527名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:19:00 ID:???
>>525
うん、そうそう!(←クラ担風)
過去に恋人を失ってるから、悟りの境地・・・と、本スレには書いてあっタけど、
過去のあの従姉妹は、相思相愛っぽかっタ。

自分が追いまくル立場になっタのは、
ユリが初めてだっタとか...。
528クラウス:2008/07/03(木) 21:26:29 ID:???
>>519
こいつ本当にやる気が無いなw
却って新鮮だぜ、これからって時にクッキーをバリボリ食ってる女っているか?

>>517
言い得て妙だな。全て優良な子孫を残すための太古からの本能か。だからおれは萌えられねえんだ。

ところでここまで無視されてるおれだが、
ロシア編に於いておれ以上ユスーポフのおっさん未満のキャラっているのか?
腐っても鯛ってやつだぜ、おれは。
ズボフスキーやミハイルやあの坊主(ラスプじゃない、リュドだ)にはまだ負けないぜ。

そこで、全編を通じてレオ、クラ、イザ、ダー、の次に来る第5の男は誰だ?ヴィルクリヒか?
529名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:28:44 ID:???
叩きスレを含む最近のアレク、イザ叩きにがっかりしテる住人もいルようだが、
(俺も、ここでのアレク叩きの流れ見て一瞬スレ間違えたかと思っテ目をこすっタぜw)

アレク、イザはツッコミどころが多いだけデ、
けっしテ嫌われてナイなって思う。
主役級キャラとしテ置かれてルから、読者は必然的にそれ相応のものを求めてしまうンだろうけど、
それはもう御大が・・・(ry

ダーは生理的に・・・っテいうこトで、
触れられてもナイもんネw
憲兵、ヤーン、レナーテ・・・本当に人としテ終わっテるキャラは、
話題にものぼらナイ。
530ユスユリ:2008/07/03(木) 21:32:42 ID:???
>>510
>お前をそのような角度で貫きたいと思ったのだ。

7・80度だからあなたは立ったままになるね・・・。
531名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:39:34 ID:???
>>519
もしかしテ、こないだも宵の口から
二つの画像貼ってくれテた?
何はともあれ、サンキュな!
(ユリは奉仕下手っテ、前はよく話題になっテたぜw)
532アレクセイ:2008/07/03(木) 21:50:24 ID:???
>>529
おれの担当は本当におれを嫌ってるぜ。間違いない。

初読の時は、ロシア編でがっかりさせるような行動をおれがとっても
あいつは強いてそれを見ないようにしていた。イメージが変わりすぎて受け入れる事を拒否したんだな、
あいつの心の中ではおれは上級生の奔放な天才のままだった。

だがユスーポフのおっさんに浮気しやがった時から、
あいつがおれに勝手に貼り付けてた鍍金がはがれ始めたんだよ。
今はおれが出てるシーンは見たくも無いらしいぞ。
好きだった反動は凄いもんだぜ。

ところでおれの兄貴の事だが、
写真での初登場の頃、担当はおれの兄貴だからどんなにいい男かと
まだ見ぬキャラに色々想像して萌えてたんだが、読み進んでそりゃがっかりしたそうだ。
想像と全然違ったらしいぞ、ははは。
533名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:02:05 ID:???
>>532
人の心はまさに振り子ダな...。
お前がいかに(アルラウネの服をドクロ柄にしテしまうほど、)
クラ好きだっタかがわかるようダぜ。
失望の大きさも...w
ドミの写真、
クラと似てねーっテ突っ込んだぜw
534名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:11:29 ID:???
>>533
人骨と言ったがドクロじゃないぜ、大腿骨みたいな真っ直ぐな骨だ(どうでもいがw)
だがおれの担当のセンスは良かったんだ。
数年後、某イケメンアイドルが着てた浴衣、縦じま模様だったが
カメラが寄ると人骨がびっしり並んでたんだからな。

ところでダー担、お前には「失望キャラ」「天から地へ」はいないのか?

(他の連中にも聞いてみたいぜ)
535名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:14:01 ID:???
叩きスレのファシストギャング論争、御大がこういう思考だったってことか?
(スタスレより)

642 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/07/03(木) 17:17:27 ID:???
   中核派が革マルをファシストと罵ってるのにワラタ
536名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:31:52 ID:???
(少しだけ浮上してきた・・w)
>>521
なんだか・・結局登場シーンが少ないんですよね〜・・w
生理的に・・って次元ってことで、私はドコのシーンも大丈夫かも。
(私のことを生理的に嫌いにならないで下さい・・泣)

楽譜バサ〜のところも、ああいう態度に出ないと、
ほれ、きまず〜いまんまで上手く演奏会の準備にかかれないという
計算ずくの態度かと・・(無理がアリマス・・?w)

ユリウスの隙に乗じて腕を捻り上げてた時は〜計算とは逆に、
ホントに怪我したことが心配で心配で、安堵の気持ちがあふれて
言葉にもできなくてあんなんしたのかと・・決してセマッタわけでは・・

(なんか書いてて虚しいけど・・・w  終わりマス)

>>526
>まぶしさ、輝かしさに気が付いていないっテいうシーンなのかト思っタ。
なんかその解釈の方がカッコイイ!(早速揺れているw)

傍から見たら美点だらけなのに、気づかない以前に
自分が嫌いでしょうがないのかなと思ってました(環境がそうさせたんだけど)。
我ながら卑屈だw
537名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:34:12 ID:???
>>534
ここデ書くにふさわしくナイけど、
イメージ転落は記憶喪失以後、もっト言えば結婚後のユリだナ...。運命のせいダったんダと、無理矢理自己解決しテるけどネ。
(叩きスレで叩いたことは無いぜ。むしろ本スレ時代、理不尽な叩きに擁護はしタ。)

アルラウネも一部のミステリアスな雰囲気がなくなっテ、
ただ感情的になっテしまっタ印象。

男キャラでの転落はクラ→アレクが若干だけど、
一部→二部のイザークと、フローラ絡んでからのラインハルトだナ...。
538名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:58:43 ID:???
>>535
以前、セミヨノフスキー連隊、モスクワ蜂起でググッたら、例によってオル窓関連リンクが...w
ゲオルクス・ターラー(こっちの区切りが正解らしイな)
も、リンクが驚くほど少なかった記憶が...。
>>536
嫌いなシーンが無いなンて感心ダなw
愛はすべての憎しみに勝る...か?w
10〜20代の少なくともリア日本男児なら、余裕の無い男はいっぱいいるように思うンだけど、
漫画だからつい上から目線になっテ、理想を叶えテくれる、
精神的充足感を与えてくれるキャラを知らず求めてしまう...みたいなw

アレクやイザは身近にいそうっテことで、
親近感あるのも確かだナ。

539名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 23:57:59 ID:???
>>536
再レス。

あらためテ関東軍、おまえ懐広いナ...。
なンかすごく感心しテしまっタ。

お前に愛された人は幸せダ...!
でも
(省略されました・・全てを読むには不満スレを踏んでください)
540名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:26:41 ID:???
RON
541540:2008/07/04(金) 00:29:17 ID:???
誤爆った、すまん。

RONも昨夜遅くまで頑張ってたからくたばってるのか?
まあいい、たまには早く寝ろ。
おれはこれからフィルター掛けられる動画探しの旅に出る。
542名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 00:35:33 ID:???
>>541
(私ならここで静かにROMっていますよ。)
543名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 14:55:54 ID:???
レオ様は女を軽蔑していたけど…
もしアルラウネのような超・頭のいい女に出会っていたらどうなっていたかな。

544名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 15:02:28 ID:???
肉体関係には発展しないだろうなーw
しかしアルラウネは真の意味で頭良かったのか、悩むところだね
545名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:25:12 ID:???
アルラウネを引き合いに出さずとも、ヴェーラという聡明な女性が妹なわけで、特に珍しがることも無いんじゃない?
546名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:47:05 ID:???
>>528
>全編を通じてレオ、クラ、イザ、ダー、の次に来る第5の男は誰だ?ヴィルクリヒか?
それにはまず異議あり!
それはここで話題になる4人であって、原作的にはダーよりモーリッツが格上でしょう。
>>537
>もっト言えば結婚後のユリだナ.
(記憶喪失後)ユス邸にいた頃と、結婚後とではユリのキャラ、変わってますか?(よくわからないw)
むしろユス邸にいた頃のほうが甘えん坊さんだったような印象で、ダー担さんの好みから遠いんじゃないかと、、。
>>541
ああ〜、ひとこと言うの忘れてました〜。昨日紹介したサイト、いいのは無いですよ。(多分)
骨折り損なさったんじゃないでしょうか。

関西さんがロム専になられて、リア読者は私だけになったんでしょうか?チト心もとない・・・・。
彼女だけが持っているオル小説の面白いところ、もっともっと紹介して欲しかったですねェ・・。
547忠犬ブラ公:2008/07/04(金) 18:11:36 ID:???
今日は蒸し暑くて蒸し暑くてグッタリです・・・
あ〜 この着ぐるみ、脱いでやる!!
毛のないハゲ犬ブラックス

さて、今日も一発吠えるとするか・・・
「アオ〜〜ンアオ〜〜〜ンアオ〜〜〜オオン・・・」
(ジュッ・・13マンジ・・サマ・・・)

いかん、力いっぱい吠えるとまた汗が噴き出してきた・・・
548ダー:2008/07/04(金) 18:52:27 ID:???
>>547
やぁ、名犬ブラックス!今日もご主人様は留守なのかい?ははっ、あまり吠えたら汗が噴き出ちまうよ。
あとで水浴びでもするか?
(動物アレルギー克服中)
549クラウス:2008/07/04(金) 18:54:10 ID:???
今日も暑かったな。いよいよ長い夏が始まったのか?

>>547
おい、その格好はどうしたんだブラックス!
あいつを待ってるストレスで毛が全部抜け落ちちまったのか!?

(このままだと首も長く伸びちまって大変な事になる・・、どうすればいいんだ、
 おれにはこいつを助けてやる術も無い、あいつが近々来るかどうかさえもわからん・・)

>>546
ははは、おれとしたことが元相棒を忘れてたぜ。そうだな、モーリッツこそ4番目だ。

それより、あのサイトは本当にろくなのが無かったぞ!お前知っていたんだな?
おかげで眠気が来て早々に寝ちまった。(今も眠くない)
550クラウス:2008/07/04(金) 18:58:16 ID:???
>>548
うわっ、お前も来てたのかダーヴィト!

お前が関東軍にダーネタをリクエストしたように、
おれもRONに「アレクなりきり」を勧めてみるか。
あいつなら自虐キャラでない本物のおれ(アレクセイ)になれそうだからな。

(RON、考えておけ)
551名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:00:44 ID:???
>>546
レス見て気付いタけど、
アレクといるユリより、レオといるユリが単にいいっテだけなのかもw
みんなのように、物語を深いとこまで探求することができないし、変わりモノだしw3部のユリに今はあまり魅力を感じられないので...(←みンな程楽しめなくテ哀れ)

ただ、けがれ無い純粋な心を自分が持っていないから、
そのほとンどが、羨ましさの裏返しなんデース!
(ユスユリ、ユリ(イ)、ユリ・はちっとも悪くない、ホントにごめんナ。)
552迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 19:06:25 ID:???
>>548
「ワンワン♪水浴びだ!水浴びだ!ダー様とお風呂だぁ♪」

>>549
(ネコには毛のない品種スフィンクスというのがいますが、犬はどうなんでしょうね?)

とりあえず、可哀想なボクの肌に、スカッとするローションを塗っておくれよ〜
で、その後ムニエルね♪
553名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:15:51 ID:???
ごめン、一旦はずしまス!
554クラウス:2008/07/04(金) 19:27:11 ID:???
>>552
>スフィンクス
(wikiった・・・。皮膚が不気味すぎるぜorz
 猫ってやつは寒がりなのに毛が無いと冬場はどうなるんだ?
 犬も頭部にしか毛が無い奴がいるが、お前みたいな胴長じゃないぜ)

おう、海水で洗って潮風に当たって・・・(それこそダー担のアレルギー源の動物の話だ)

冗談だ。
スカっとするローションだと?そんな気の利いたものは持ってねえんだ。
変わりにおれの唾をつけてやる、さあ来るんだ!

(ムニエル?今夜はウナギのムニエル・マラカイト・グリーン風だ。
 そういえば夕めしの支度はどうした)
555迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 19:38:27 ID:???
>>554
か、海水!
そんな・・しみるワン(怯)
シーブリース風呂に入れておくれワン♪

ま・・マラカイト・グリーン・・・・
死の臭いがするワン
(チュウゴクジンデスラ、タベナインダワン)
ボクがこれを食べなければ、またイザークさんにあげちゃうの?
556ダー:2008/07/04(金) 19:42:00 ID:???
>スフィンクス

う〜ん・・容姿の恵まれなさはさておき、
数歩譲ると兎の赤ちゃんのようだね♪

>>552
ローションか・・
季節が季節だから、メンソレータムなんてどうだい?
暑さに朦朧とした頭もシャープになるさ。
ほら、ここにも・・・

(ダーと動物の物語は夏生まれル...?
もうすぐ夏休みなだけにお子様向けの...?)
557RON:2008/07/04(金) 19:46:12 ID:???
>>556
ダー様
動物の毛アレルギーの人でもネコを飼えるようにするには・・・
という目的で『スフィンクス』は誕生したそうです。

ダー様は何の毛アレルギーですか?
558クラウス:2008/07/04(金) 19:52:23 ID:???
>>555
>シーブリース風呂に入れておくれワン♪

だから、そんな気の利いたものはねえって言ってるだろう!
そういうことならダーヴィトに頼むんだな。あいつならプレイ用のオイルだって持ってるはずだぜ。

イザークに?あいつはまだ入院中だからな(目もやられたらしい)。
これは寄宿舎の主にやる事にする。この前ユリウスが来た時に借りたお茶のお返しをしてなかったんだ。

>>556
>ダーと動物の物語は夏生まれル...?

そう言えば縁起でもねえな・・・・。RONが将来袋叩きに?

↓こいつ新入りだから解ってないぜ。仕方ないが・・。
>ダー様は何の毛アレルギーですか?
559ダー:2008/07/04(金) 19:55:38 ID:???
>>557
う・・ん、人間のエゴの結晶というわけか・・・。
(無学ゆえの曲解w)

毛のアレルギーだって?
あはは、面白いことを聞くんだなぁ!

では、お前にだけこっそり教えてあげような。
見ると鳥肌がたってしまうのは、ギャラン・ドゥだ。
おっと、理由は聞かないでおくれよ♪
知らなくてもいいことだから、今の言葉はすっかり忘れておしまい。
560ダー:2008/07/04(金) 19:58:00 ID:???
>>463
>僕だよ。わ、分からないの?

分かるさ・・
目を閉じていようとも、こうして触れるだけで・・・
561名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:01:33 ID:???
>>558
ブラックスはスレチじゃナイだろうw
(といいつつ、犬スレを探しまわり、誘導する2ヶ月後の自分をチト想像してしまっタw)
562RON:2008/07/04(金) 20:02:41 ID:???
>>559
ギャラン・ドゥ・・・?
秀樹?
・・・・・・・
・・・・・・・・・あっ!!
もしかして、ひょっとすると、そ〜ゆ〜事?
563ダー:2008/07/04(金) 20:05:27 ID:???
>>562
ヒデキって誰だい?
ここでは聞かない日本人の人名だな。
564名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:07:23 ID:???
「夏休みの宿題」
「スイカ割り」はNGワードw

プールは「水浴び」で解決w
565RON:2008/07/04(金) 20:08:10 ID:???
>>563
なんだ、違うんですか〜(落胆)
もしそうならば、相撲の支度部屋に行けば、凄いのがいっぱい見られると・・・
566クラウス:2008/07/04(金) 20:09:21 ID:???
>>561
ああ、そうだったな。ブラックスは押しも押されもしない原作キャラだ。

(まあRONは常識派だから、犬スレに流刑にはならんだろうよ)

>>564
ビーチでのお前とのゲロキスを思い出すぜ・・・(遠い目)


(レス不要w)
567迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 20:10:20 ID:???
>>564
犬に宿題ですかワン?
無理だワン・・
脳みそ、犬レベルだワン!
568ダー:2008/07/04(金) 20:10:30 ID:???
>>565
へ・・・ぇ、お前、犬なのに日本の文化に詳しいんだな。

ん?
(ブラックスの姿はそこになく、黒髪の従姉妹を彷彿とさせる女がそこに・・・)
569名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:12:47 ID:???
>>566
スイカ売りのおじさんが来ちゃうかもネ!w

なんテ冗談
570クラウス:2008/07/04(金) 20:13:32 ID:???
>>568
黒髪・・・・。お前はかつてあいつをお下げ髪の彼女になぞらえて・・

(ますます縁起が悪いな・レス不要w)
571迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 20:14:17 ID:???
>>566

>犬スレに流刑!!!

意味が解らないワン?
でも、なんとなく怖いワン・・
572ダー:2008/07/04(金) 20:16:01 ID:???
>>567
もちろん宿題なんてないさ。
お前には、ウィーン、カーレンベルクの友人への手紙に貼る切手を舐める手伝いをしてもらおうか。
ほら、今日は2通だ。
573迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 20:18:05 ID:???
>>572
「ぺろっ」「ぺろっ」
「ワンワン♪ハッハッハッ・・」
574名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 20:19:05 ID:???
>>570
(オルキャラになるよう強引にでも仕向けて、
先回りしテ叩きを回避しようと目論んだンだ。
でも、はっきり言わなかっタ俺も...)

不要と書いてるのにごめンw
575ダー:2008/07/04(金) 20:20:05 ID:???
>>573
上出来だ!助かったよ♪他に舐めたいものはあるかい?
576575自己レス:2008/07/04(金) 20:23:19 ID:???
>>575
「ダ様のお○ん○○!!」


逝ってキマス...
577迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 20:23:26 ID:???
>>575
クンクンクンクン・・・(匂いを嗅いで)・・・ぺろっ
578クラウス:2008/07/04(金) 20:24:12 ID:???
>>571
>意味が解らないワン?

マジレスすると・・・
昔の話だが、おれ達は二人ともそれぞれ相手のユリウスを失ったんだ。
おれのユリウスの担当は女子高校生だった。ダー担のユリウスも若かった。
おれ達に萌えすぎて周りが見えなくなったあいつらの振る舞いが住人達の怒りを買って、
ものすごい荒れを引き起こしちまったんだよ。

結局、二人ともここにいられなくなったってわけだ。

>>576
ばかやろう、逝って来い!!
579迷犬ブラックス:2008/07/04(金) 20:24:49 ID:???
>>576
ぺろぺろぺろ・・・・がぶっつ!!!!
580ダー:2008/07/04(金) 20:24:55 ID:???
>>577
あははっ・・くすぐったいなぁ・・
どこを舐めているんだい?
581RON:2008/07/04(金) 20:37:09 ID:???
>>578
はぁ・・・そのような事があったんですか。
ダー担さまもクラ担さまも、ギャルズ・キラーだったのですね。
お二人とも、とても魅力的ですから、若い子が夢中になるのも仕方ありませんね〜♪
582名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:00:49 ID:???
>>578
今更話、
ゼバユリがあれほどに名無しや青年Aとして17歳を主張した心理は何だっタんだろう?

はじめに18歳未満指摘されテ「また18になっタらキマース」
と書いてたのに、ほどなくしテ青年Aになっテ
「ゼバユリは案外17歳ぐらいの女子高生〜年齢詐称がバレタら〜」「各担当の年齢ゼバユリちゃん17〜20etc...」
って自分でレスしテる...

17、17と書き込む深層心理は何かの自己暗示かおまじない...?
今更ながら気になル。
人の心理に鈍感だからまっタくわからナイ。。
583葱坊主:2008/07/04(金) 21:04:18 ID:???
流れ豚切りスマソ。

《ユリの脱走 その2》

シベリアの兵士の反乱を鎮圧して、ペテルスブルクに帰ってきたレオニードは、その日、
窓から民衆のデモを見ていたとき、不意にめまいに襲われた。
ちょうどアデール夫人がでかけるところだったので、ロストフスキー中尉を含む護衛兵たちは
正面玄関に集まっていて、裏口にはだれもいない状態だった。
それを見たユリウスは、隙を見てユスーポフ家の裏口からこっそり出て行った。
しばらくして、レオニードは召使に助け起こされて、自室に戻って休んでいたが、数時間後、
ヴェーラが、
「あの・・・お兄さま・・・じつは、あの子の姿がどこにも見えないのですけれど・・・」
と、青ざめた表情でやってきた。
「なんだと・・・!」

「申し訳ございません、侯・・・ちょうどあのとき、奥さまがでかけようとなさっていまして、
召使たちも全員お見送りに集まっていたものですから」
恐縮するロストフスキーを前に、
「よい、わたしも迂闊だった。それより、一刻も早くあの娘を探し出してくれ」
ロストフスキーが部下たちを連れて出て行った後、
(なんといっても女の一人旅だ、そう早く遠くへは逃げおおせまい。ロシア語もできない
外国人の身では、すぐに不審人物とみなされるだろう・・・)
と考えたが、一種の怒りといらだちはなかなか消えなかった。
(あの娘・・・また性懲りもなく脱走しおって・・・今度連れ戻したら、どうしてくれようか・・・)
584葱坊主:2008/07/04(金) 21:04:47 ID:???
(なるべく上流階級の人々が出入りしないようなところへいこう・・・)
そう考えたユリウスがたどりいたのは、ペテルスブルクのセンナヤ広場だった。
強盗、泥棒の巣窟であり、イカサマ賭博の賭場やいかがわしい娼家がひしめいている。
日曜ごとに開かれる市には、スリ、空き巣、ひったくり、詐欺、強盗、その他もろもろの
不正手段で手に入れた品物が売りさばかれる。
さすがのユリウスも、最初にここに足を踏み入れたときは怖気づいたが、
「クラウスに会えるのなら・・・」
と考え直して、木賃宿に泊まることにした。
意外なことに、ここでフランス語のわかる一人の男性に会うことができた。
その男性は、もとインテリゲンツィアの革命家で、シベリアから脱走して舞い戻ってきたのだという。
「ここには、法律に照らして潔白な人間などほとんどいないからね。脱獄囚や強盗も、一時の
隠れ家をここに求めるのさ」
とその男は言った。
「ぼくにでもできるような仕事はこのあたりにはない?ピアノなら弾けるんだけど。それが無理なら、
給仕の仕事でも・・・」
「ロシア語ができないんじゃ話にならないな」
木賃宿の自分の部屋に戻ったユリウスは、
「どうしよう・・・手持ちの金を使い果たしたら、もうここにはいられなくなる・・・」
と考えて、ベッドに入った。

次の日、ユリウスは宿から出て、通りを歩いていたが、彼女の身に着けている上等な服は、
この地区の住人の中ではいやでも目立つらしく、みんなの視線が注がれるのがわかった。
(まずいな・・・市でもっと安手の服を買おうか)
そう思ったとき、ユリウスの前に、一人の男が近づいてきた。どうやら泥酔しているらしく、
酒の匂いがぷんと漂ってきた。
「なっ・・・なんの用だ!?」
そう言ってから、ここではロシア語しか通用しないことに気づいた。次の瞬間、男はユリウスの
腕を引っ張って路地裏に連れ込み、彼女のポケットから金を探って引き出した。
ユリウスが悲鳴を上げて逃げ出そうとすると、後ろから男が追ってきて、彼女の身体を捕まえると、
胸もとに手を入れてまさぐったので、彼女は恐怖にかられ、パニック状態に陥って、再び悲鳴を上げた。
次の瞬間、銃声がして、男がうめき声を上げ、身体が彼女から離れ、ぐらりと倒れた。
驚いて顔を上げると、ロストフスキー中尉と彼の部下たちが、彼女と倒れた男を取り巻いていた。

ユリウスは、馬車に乗せられた後になっても、まだ恐怖と興奮がおさまらなかった。
自分に向けられるロストフスキーの冷ややかな視線を感じながらも、泣くのを止めることができなかった。
585葱坊主:2008/07/04(金) 21:05:21 ID:???
その日、レオニードが書斎にいると、執事が、
「若さま!ロストフスキー中尉が、無事あの娘を連れて戻ってまいりました!」
と叫んで、部屋に駆け込んできた。
「そうか・・・!」
ほっと安堵の吐息をついて、階下のホールに下りていくと、服に泥がつき、ブラウスの一部が
破れたユリウスが、ロストフスキーに引き据えられていた。涙が頬を伝い、彼女はしゃくり上げていた。
「愚か者め。本気でこの邸から逃げおおせると思っていたのか?」
そういってから、召使に、
「この娘を着替えさせて監視しておけ」
といいつけ、ロストフスキーに、
「お前の報告を聞こう」
と言った。

「・・・危ないところでした。もしあのとき我々が駆けつけなかったら、あの娘は酔漢に暴行される
ところでした」
「・・・そうか、今日はご苦労だったな、ロストフスキー」
ロストフスキーが下がってから、ふーとため息をついて、
(あの娘の様子を見に行こうか・・・)
と考えて、廊下を歩いていると、偶然ヴェーラとすれ違った。
「あ・・・お兄さま。」
「なんだ?」
「ユリウスのところへ行くのなら、彼女を厳しく処罰したりなどなさらないでね」
一瞬驚いたが、思わず、次の瞬間、
「わかっている」
と答えていた。
娘の部屋へ入ると、彼女はわたしを見て、おびえた表情を浮かべた。
わたしはつかつかと娘に近寄ると、
「馬鹿な女が。このわたしから逃げられるとでも思っていたのか?」
娘は顔をそむけた。
「おまえがここから脱走しても、以前にも言ったように、不審な外国人として官憲につかまって
ペトロパブロフスク要塞に放り込まれるか、あるいは街娼にでも身を落とすか、どちらかだ。
その程度のこともわからぬのか?」
娘はまだ恐怖とショックが消えないらしく、身体がかすかに震えていて、手で涙をぬぐっていた。
それを見ているうちに、当初の怒りがだんだん消えていった。彼女が脱走した直後は、もし無事に
戻ってきたら殴ってやろうかとすら考えていたのだが。
レオニードは心の中でうめいた。
(わたしはなぜ、この女を殴ることができないのだ?わたしに逆らって、2回もこの邸から脱走を
企てたこの女に。)
この少女は、どうしようもなく弱く、愚かしく、一途で、そして美しかった。命令に逆らって逃げ出した
彼女に対して怒りを感じる一方で、ユリウスが、酔漢の手から無事救出されてこの邸に戻ってきた
ことを、心のどこかで喜んでいる自分がいた。
「よいか、3度目の脱走を企てたら、今度こそわたしはおまえを憲兵隊にひきわたすぞ」
そう言い捨てて、バタンと扉を閉めた。

THE END
586クラウス:2008/07/04(金) 21:26:20 ID:???
>>583
超多作の葱坊主GJGJ!
おれと違って同志ロストフスキーも格好いいじゃないか。

この後ユスーポフのおっさんによる性的$ワ檻が・・・・という話は
以前ダー担レオが共同で見事に演じていたぜ。

お前が次から次へと中・短編を生み出すのを見てるとどうしても、
さっきから話題になってる「ゼバユリ」というなりきりの事を思い出しちまう。あいつも多作だった。
(その性的折檻を受けたユリウスはゼバユリだった)
587名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:31:54 ID:???
>>583
レオ様クールでいいなぁ!
最後の短い捨て台詞が、冷たさの中に衝動をとじこめテしまっテるようで...
よかっタぜ!

>>586
君の心は時をへてなお
あざやかにゼバユリの存在でいっぱいダ
588最低よこしま当て推量革命家@スレチ:2008/07/04(金) 21:33:34 ID:???
>>582
いや、おれもその心理はまったくわからんが、
あいつがおれと同じ目立ちたがりな性格だとしたら
30年前の漫画であるオル窓の読者が集まってるっていうんで(つまり全員年食ってる)、
その中での自分の特異性をアピールしたかったのかも知れん。
589葱坊主:2008/07/04(金) 21:33:56 ID:???
>>468
申し訳ありません…
以前本スレで、アレクを目的のためには手段をえらばない冷酷な革命家として
暗黒化するという案が出ていたので書いてみたのですが、アレクをかっこよく
することは難しいな…

>>586
ユリが不審人物として捕まって、ペトロパブロフスク要塞に送られるという
バージョンも考えていたのですが、あまりにもエグい話になりそうなので
やめました。
590クラウス:2008/07/04(金) 21:45:58 ID:???
>>587
>君の心は時をへてなお
 あざやかにゼバユリの存在でいっぱいダ

あの事件でなりきりの厳しさや、周囲との調和の重要性を思い知らされたからな。
ターニングポイントでもあったわけだし。

もしも忘れちまったら、先に地獄が待っている。自分にも相手にもな。
591さらに宛て推量スレチスマソ:2008/07/04(金) 21:48:13 ID:???
>>588
特異性か...

「自主リクぐらい文体変エロヨ見てて恥ずかしい!!」

なーンてねw
考察ありがトう!
592名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 21:53:02 ID:???
>>590
縁起でもないがもしも我々が散るようなことがあれば、教訓を残せる散りかたをせねばな。
いつしか笑うことを忘れたフリ担にも、
楽しんで参加する重要性を教わった。
593クラウス:2008/07/04(金) 21:55:55 ID:???
>>589
おれが暗黒化すればユスーポフのおっさんと両極で拮抗出来るだろうが、
ますます読者の心が離れちまうだろうよ。
ダースベイダーにはなれんorz

エグいって、言ってみれば原作であいつがラスプーチンの手に落ちた時みたいな話になるのか?
594名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:01:45 ID:???
>>592
ところがフリ担の教訓はおれを更に駄目にする要素をはらんでるぜ。

どうせ破滅するなら、我慢した挙句のそれではなく、
やりたい放題やって一人だけ楽しんで、萌え死んでの破滅のほうが絶対にいい、ってな
595葱坊主:2008/07/04(金) 22:03:53 ID:???
>>593
いえ、ユリがペトロパブロフスク要塞で憲兵に拷問を受けて、ロシアの監獄が
どんなところか、身をもって味わうという話ですorz

スレ違いだけど、ロシアの大地に足をつけて、農民としてたくましく生きていく
ユリというのも想像できないなあ〜
悪臭のする、蚤・虱だらけの服を着て、塩漬けの牛の頬肉のかけらが泳いでいる
野菜スープを木のさじですくい、飢え・リューマチ・皮膚病・胃腸カタル・梅毒・
かさぶた・潰瘍に悩まされながら生きていく。

少女漫画のヒロインが〜(泣)
596短編職人:2008/07/04(金) 22:07:12 ID:???
ユスーポフの家〜リュドミールの回想3〜

決まってそれは、兄様が居ない日だった。
彼女は遠い祖国に置いてきた彼女の物語を僕に話してくれた。
「彼はイザークって言うんだ」
その人が奏でる旋律は天上の調べ、
今に世界中の人が彼の名を知るようになると、彼女は言った。
僕は、英雄と聖人の名を持つその人は、僕の兄様のように軍人だと思っていたから
ピアノの学校の生徒だと聞いて、いささかがっかりしてしまって
彼女の物語でもっとも胸躍るお話、あるカーニバルの日
お姫様と騎士を悪い奴らが襲撃し、騎士は姫を守って
ヴァルハラ(ああ、なんという響きだろう!)に難を逃れた話をせがんだ。
その騎士の名前は「クラウス・ゾンマーシュミット」。
湖の騎士ランスロットのように、彼には尊敬を捧げる貴婦人がいて
その美人の名は「アルラウネ」。断頭台の側に咲く花と同じ名のそのレディは
無慈悲で残酷で、でも魅惑的だという。
「悪い人たちから逃れた姫様は、どうなったの?」
「離れ離れになった騎士とまた会うために冒険の旅にでたんだ。」
「女の人が?あなたみたいに男装をして?」
「そうだよ」
男装の彼女は、初めて階段の踊り場で僕を震え上がらせた
あの白い貴婦人の禍々しさはなく、むしろ、家人が寝静まっている間に
家のミルクをそっとふやしておいてくれたりするいい妖精のように見えた。
「魔女ってのは、昼間は正体を現さないもんですよ。ああ、恐ろしい!」
僕が生まれる前からこの屋敷にいる、生まれつき頭の足りない下女は
彼女を見ると、決まって十字を切って、姉様に嗜められていたが
魔女と呼ばれた本人は一向に気にしなかった。
僕も、彼女がもしかしたら白い貴婦人であるかもしれないということは
ちっとも気にならなくなったが、僕の屋敷で暮らす彼女は
何事にもうわの空で、彼女の心はどこか遠くにあることがありありとわかるだけに
今こうしてこの屋敷に現実に彼女と暮らしている僕達は
実は彼女の見ている夢の住人でしかないような不安な気持ちにさせた。
「ねぇ、何か弾いてよ」そんな時僕はいつも彼女に頼んだ。
その日もいつものように彼女がピアノを弾いていて
演奏に心奪われていた彼女は、兄の足音にもドアの開いた音にも気づかなかった。
「兄さ・・・」言いかけた僕を手で制した後、兄様は指をそっと口に当て
静かに長椅子に腰を下ろした。腕を胸のところで組み、彼女をじっと見つめていた。
兄さまの組まれた腕に守れた胸に、その時どんな思いが去来していたのかは
僕にはわからないが、兄様が、この時まだ青年と呼べる年齢だったことに
気づいたのは、遥か後だった。
597短編職人:2008/07/04(金) 22:08:22 ID:???
ユスーポフの家〜リュドミールの回想4〜

「後で書斎へ来なさい」唐突に声をかけた兄様の存在に
椅子から跳ね上がるようにして立ち上がった彼女は、自分を注視していた兄様を
決意を固めた小鳩のような目で睨みかえし、部屋を出て行く兄様の後に従って
部屋を後にした。ピアノを弾いている時と、兄様と対峙する時だけ
彼女自身は気づいていなかったかもしれないが、彼女は夢の住人ではなく
この現世に『生きて』いる人間だった。
僕は、礼儀作法を謹厳に守る兄様が、いくら男装してるとはいえ
女性である彼女のためにドアも開けず、処刑人よりも無愛想に
彼女に一瞥もくれずにさっさと階段を上って行き
一方彼女は彼女で、ドラゴンの洞窟に向かう騎士のような不敵な後ろ姿で
兄様に従っている、そんな二人の様子は、
僕と姉様、そして屋敷の召使たちを心配させ、
そして、よくないことだが、わくわくもさせた。

彼女の異変に気づいたのはその翌日の晩餐だった。
絹の手袋をした手で食事をするよりも
素手でパンをちぎるのを好むのはヴェーラ姉様と同じだったのに、
彼女の手は絹の手袋で覆われていた。
わけを知っていたのだろう、姉様は非難の一瞥を兄様に投げかけ
兄様は、憮然と姉様を睨み返し、
ユリウスは、相変わらず、心をどこかに置いたままの風情で
その彼女に給仕をする召使は涙ぐんでいた。
僕は・・・その日は僕の大好きなブラマンジェが早く出てこないかを
考えることにして、その晩餐をやり過ごした。
後で、二人になった時彼女に手袋をしてる理由を聞いたけれど
どうして?と聞いても「ロシアは寒いから」としか彼女は答えなかった。

「なんてことをなさるの!
 この家を収容所にして
 侯爵のお兄様は看守に成り下がるおつもり!」
激高した姉様の声は兄様の書斎のドアを抜けてしまい
家中がこの家の女主人である姉様の機嫌の回復を願うと同時に
姉様を激高させた兄様を非難する空気になった。
兄様は、さっさと軍務にでかけてしまい、残された僕達は
なんとか姉様の機嫌を取ろうと知恵を絞った。
この家の女主人である姉様の激高をなだめようと、女中頭が僕に
「リュドミール様、納屋に行ってリンゴをいくつか取ってきてくださいな。
 ヴェーラ様のお好きなリンゴのジャムを皆で作りましょう」
あのジャムは僕も大好きだったので、彼女の思いつきに異を唱える理由もなく
駕籠を持って出かけようとすると
「お供いたします、リュドミール様」そう言ってエフレムがついてきた。
田舎訛の抜けない下男だけれど、文字が読め、僕に木の枝を使って
ダビデが持っていたような武器を作ってくれた彼を、僕は好きだった。
納屋につき、エフレムが樽を開けて、僕はどのリンゴを選ぼうかと吟味していた時、
エフレムが聞いてきた。「あのお客様にもお持ちしましょうか?」
「ユリウスに?」
「ユリウス、とおっしゃるのですか。皆がドイツ人だと噂してますが」
「レーゲンスブルグにいたんだ。そこにはクラウスもいて」
僕はユリウスが話してくれた、騎士と姫と悪者のヴァルハラの話を
エフレムにもしてあげることにした。
「クラウス・ゾンマーシュミット!」
エフレムは息を呑んだが、僕は彼がなぜユリウスの語るその騎士の名を聞き
絶句したその理由は、エフレムが
僕とリンゴを取りにやってきたこの納屋の下で、絶命する日まで知らなかった。
598短編職人:2008/07/04(金) 22:16:30 ID:???
葱坊主さんの投下とタイミングが被って失礼しました。
遅筆な私とちがって、勢いのある葱坊主さんのSS
いつも楽しませてもらっています。

リュドミール編は4で一端置きます。
子供だった彼から見ると、
ユリウスと兄レオニードの邂逅は神話かおとぎ話しのように見えたかも
そんな妄想で書きました。
599クラウス:2008/07/04(金) 22:38:13 ID:???
>>598
短編職人、担当はお前のSSの投下を今日会社にいる時から楽しみにしてたんだ。
週末っていうから今日か明日だと思ってな。

これはおれの隠れ場所の密告があった日とその翌日のエピだな?面白かったぜ。

葱坊主も短編職人もGJGJ!

>>595
ははは、あいつが農民!
帝政時代のロシア人の平均寿命は30歳を少し切るくらいだったらしいぜ。

主要キャラで農民姿を想像できる奴は・・・ってのを考えるのも面白いな。イ・・ゲフンゲフン
600葱坊主:2008/07/04(金) 22:40:48 ID:???
>>596>>597
GJ!GJ!

>僕は、礼儀作法を謹厳に守る兄様が、いくら男装してるとはいえ
>女性である彼女のためにドアも開けず、処刑人よりも無愛想に
>彼女に一瞥もくれずにさっさと階段を上って行き

ここ最高ww

>「クラウス・ゾンマーシュミット!」
>エフレムは息を呑んだが、僕は彼がなぜユリウスの語るその騎士の名を聞き
>絶句したその理由は、エフレムが
>僕とリンゴを取りにやってきたこの納屋の下で、絶命する日まで知らなかった。

エフレムを登場させるというのが斬新ですね〜続きの投下をお待ちしております。




601イザーク:2008/07/04(金) 22:44:10 ID:???
>>599
>主要キャラで農民姿を想像できる奴は・・・ってのを考えるのも面白いな。イ・・ゲフンゲフン

ヘックシ!!!!・・・・・・誰か噂をしているのかな・・・

(こんばんは〜w今夜も盛り上がってますね!
葱坊主さん、短編職人さんのSSじっくり読んできます。
お二人ともGJ!!!充実していて嬉しいですw)
602クラウス:2008/07/04(金) 22:58:30 ID:???
>>601
おい、イザーク
お前が酒場で歌ってた曲くらい探してきて紹介したらどうだ。
テレマンの曲程度のものがテンプレを飾ってるんだぜ。
お前のほうは歌詞までkwsk書かれてるってのに何やってるんだ。

何、誰も興味無さそうだと?まあそういじけるな。
603イザーク:2008/07/04(金) 23:44:22 ID:???
>>602
ええっ・・誰も萌えないのに・・・・
僕はそこまでMじゃ・・・

(おkですwちょっくらまとめてみますかw
ウィーンも資料集めしたいなと思いつつ、
2部になんぞ興味ねーーー!!と袋叩きに会うのが恐ろしかったんだ・・・←言い訳
ぼちぼちと集めますかw急がなくたって需要ないし〜・・w

今日の夕方からの流れ見てついつい過去スレ見に行ってしまった・・w
あの流れは、深く関わっていなかった僕にとっても強烈な思い出ですからね・・。
自分の中で、負の世界遺産に登録されてる感じです。)
604名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:15:00 ID:???
>>585
レオ様がユリのことを無意識に心配してることが分かって、幸せ〜ww
鬼畜な感じを匂わせつつ、本当の鬼畜話にはならないところが、絶妙でいいです〜
レオ様、うっかりユリを慰めそうになってたのが素敵だった・・wハァハァ・・

>>598
4で一旦終わりなのがショックだ・・。続き期待してますよ〜!!!
短編職人さんのを読んで、エフレムもかなりいい男じゃないか、と・・・。
下手したら、腐っても鯛のアレクセイよりももしかすると・・・w

お二人共GJでした!!!
続きを・・・!  (クレクレ厨)
605RON:2008/07/05(土) 00:24:15 ID:???
>>583-585
葱坊主様 脱走編、面白かったです。
そうですよね〜 お金も持たず、言葉も通じないんじゃ無事に脱走できても、
その先が見えていますよね・・・。
606RON:2008/07/05(土) 00:29:51 ID:???
>>596-597
短編職人様

>「クラウス・ゾンマーシュミット!」 ・・・息をのんだ・・
エフレムはアレクセイの偽名を知っていたのですね。
この後、エフレムとユリとアレクセイが、どんな風に繋がってくるのか・・・
楽しみです。
607名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:31:10 ID:???
二日前、レオ様とユリがお風呂につかりながらHしてる夢を見た。
いいところで目覚まし時計が鳴りやがったw

休みの日の朝に見たかったなあ。
608名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:33:03 ID:???
>>605
やられそうになった時、ロス君駆けつけてくれてかっこよかったですねw
馬車の中で冷ややかにユリを見てるのもロスっぽくていいw

(今日はこれで、RONさん、皆さんおやすみなさ〜い)
609名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:35:18 ID:???
>>607
ええっ、いいなぁ・・。羨まし杉!!
暑くなると寝苦しくて夢よく見ますよね。
想像したらムラムラきた・・・wおやすみなさい!!
610名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:37:23 ID:???
>>603
ウィーンの資料といえば、「カーレンベルクのMホテル」って作者の自己満の匂いがしない?
御大が利用したホテルのような希ガスww
611名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:39:26 ID:???
>>609
おなすみ〜!
今日も抜いてから寝るのかな・・w

葱坊主さんはキャラをオカズにしないんですか?
612名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 00:43:23 ID:???
>>560
うれしいよ・・君が・・・・戻ってきてくれて。(ギュウ)
・・・おやすみ!(ダダダダッ・・退却。)

(はい、限界w 振り切りました・・・ おやすみなさい)
613名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 12:26:11 ID:???
みンな、遅くまでお疲れサマ!!

スリコギへ
ロシア支局に書いたレスを見テね。
(それでも多分ここで叩かれルんだろうな〜w)
614名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:17:44 ID:???
(横ですが〜)
僕をおい・・て・・?ブラックスと・・?嘘だ・・w
ダーヴィト・・大好きだよ。

>急に参加が途絶えたりしテも心配しないデね
そんなことが出来る人たちでないと・・分かりきって言っているね?

(ロシア情勢が不安定で、ココ、荒れるんじゃないですか(煽り)
>荒れたりしタら、
ココで大活躍してくれるんですよね?w  うう、でも出掛けなければ。)

君の活躍が見られなくて・・残念だよ(期待してマス!)
615忠犬ブラ公:2008/07/05(土) 18:37:49 ID:???
(蒸し暑くて、ぐったり・・・吠える元気が、ない。)
通りすがりのそこの貴方。
13万字様を見かけませんでしたか?
見かけたら教えて下さいね。
それと、ボクは喉がカラカラで干物になりそうなんです。
哀れな犬ッコロにビールを一杯恵んでおくれ。
616名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:42:32 ID:???
ジョボジョボジョボ・・・・・・・・・・・・

(頭からビールをかけるw)


モーリッツ風いじめっ子
617忠犬ブラ公:2008/07/05(土) 18:47:29 ID:???
あ〜 気持ちいい。
遠い東洋の国、日本のエビスビールの味がするぞ!!

でも、ちと目に沁みるなぁ・・・
618名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:56:18 ID:???
>>617
ちっ!イジメがいの無いやつ犬だなw

四つんばいになれ!じゃなくて、ユリになれ!w
(ユリになって待ってたら、帰ってきた13万字さんに抱いてもらえるかもよ?w)
619名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:08:39 ID:???
>>615
>13万字様を見かけませんでしたか?

そのストーカー度には原作ユリもびっくりw向いてルと思うゼ!
ぜひユリになっテ四つんばい...じゃなくテ、
オレレオ様に抱いてもらっテね!
620忠犬ブラ公:2008/07/05(土) 19:10:29 ID:???
>>618
えっ、それは本当ですか?・・・って、ダメダメ。
(なれるワケがない・・・だってボクは畜生ですよ?)
621忠犬ブラ公:2008/07/05(土) 19:14:36 ID:???
>>619
ス・・・ストーカー!?
そんなぁ、ボクはここ(レーゲンスブルク駅前広場)で主人の帰りを
ひたすら待っている哀れな犬ッコロなのに・・・(涙)
622イザーク:2008/07/05(土) 21:17:18 ID:???
ブラックス・・・
まだ校長先生を待っているんだ・・・
校長先生はもう・・(縁起でもないことを言い出すw)

うわ、もうこんな時間か・・急いでアルバイトに行かないと・・!

今日は2曲歌います。皆さん、聞いて下さい・・・!(歌手気分で調子にのる)

‘若者は乙女を愛す’(イザが初めて酒場で歌った時、客からリクエストのあった曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=1DePXBcq8eE&feature=related

‘二人のてき弾兵’(同じく客からリクのあった曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=ESRBUVk24mY&feature=related
*後半にラ・マルセイエーズの旋律が入っていますw
 ケレンスキーの臨時政府の国歌もこの旋律入ってますね♪
623名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:00:38 ID:???
>>622
おう、もう見つけてきたのか、早かったな。
早速聴いて来たぜw

‘若者は乙女を愛す’
こいつは「ちょうちょ」(ドイツ民謡)みたいな歌だな。おっさん声だからイザ声フィルターは無理だ。

‘二人のてき弾兵’
・・・・・・。聴いてるだけで疲れてくるぜ。2度聴きたいと思わん。
(作者はこんな曲も好きだったのか、目から鱗だな)

原作には具体的な曲名はあまり出てこないから、これでも数少ない貴重品ってことか。
624名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:13:05 ID:???
>>623
おっさん声の上に、酒場でこんな曲聞いたら気分が落ち込みそうですよね〜。
酔いつぶれて鬱になってるおっさんばかりの酒場を想像してしまうw

また少しずつ他のも見つけてきまーすw
なかなかぴったりくる音源に出会えないんですよね〜。

>>614
何というか・・上手いこと言いますねwこっそりGJ!
625ダー:2008/07/05(土) 22:13:14 ID:???
>>622
ははっ! 君にふさわしくない曲だなぁ!休暇明けにクラウスと合わせていれば、彼も奏法の変化を一発で見抜いただろう・・・。

僕達ドイツ人は元来体も大きく声量もあるといわれているが、
君はまさかこの為に、ボイストレーニングをしたのかい?
歌はあくまで飾りという概念か?

ゴットフリート・・・やはり、彼の認めた叙事詩「トリスタンとイゾルデ」の悲恋に自らを重ねてつけた源氏名ってわけか?
626ライン君:2008/07/05(土) 22:30:13 ID:???
>>622
僕が作中口にした『プゾーニ』について
調べる気はないか?

あのレーゲンスブルクから来た、
ダーウ゛ィトという男がかつてピアノに座る金髪の下級生に投げつけた楽譜さえ、
イメージソングとしてここのテンプレに飾られているけど。

>>602
ウルセー!!!アレデモ聴き比べテ吟味シタンダ!!!!!
627クラウス:2008/07/05(土) 22:33:11 ID:???
次は順番から言ってモーリッツが酒場で歌っているイザークを見つけた時の曲だな。
この調子だと、また2度聴きたくねえ曲の気がするぜ。
628クラウス:2008/07/05(土) 22:42:54 ID:???
>>626
>ウルセー!!!アレデモ聴き比べテ吟味シタンダ!!!!!

いきなり怒鳴るなと言ってるんだよこの野郎、
誰も悪い曲だなんて言ってないぞ。
お前何を興奮してるんだ、落ち着けったら!

おっと、挨拶を忘れていたぜ
よろしくな、ラインハルト・エンマーリッヒ。
おれはヴァイオリンのクラウス・ゾンマーシュミットだ。

なるほど、あのチェロみたいな楽器がヴィオラ・ダ・ガンバってやつだな。
実際に演奏されてる映像は初めて見たぜ。
629レオニー怒:2008/07/05(土) 22:46:28 ID:???
>>626
そこの見かけぬ青年よ、ブゾーニだ。
ふっ、そなたの担当は濁音と半濁音を押し間違える癖があるようだな。

(揚げ足取りレオ)
630名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:31:30 ID:???
イザ担さんが>>629見て○○落ちしてたら、
真の変態決定!w
631ライン君:2008/07/05(土) 23:39:59 ID:???
>>629
いや失礼!
押し間違えるつもりはなかったのですが。あは・・・

濁音を半濁音で発音するのは、
韓国人に多いらしいですね。

どうかきみ、気を悪くしないでください。
愛人との戯れの邪魔にならないように退出します。
632イザーク:2008/07/05(土) 23:45:12 ID:???
>>625
>ゴットフリート・・・やはり、彼の認めた叙事詩「トリスタンとイゾルデ」の悲恋に自らを重ねてつけた源氏名ってわけか?

ダ、ダーヴィト!
は、恥ずかしいのでそれ以上言わないで下さいよ・・・!汗

>>626
ラ・・インハルト・・・(滝汗)

(こ、こうやって何もかも僕に押しつける気だ・・・
ラインハルト・・君は・・・・!!orz
ブ、ブゾーニもぼちぼち取りかかる・・よ・・)
633名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:48:16 ID:???
>>630
あのぅ・・・むしろそういう煽り言葉に弱いんです・・
何ともなかったレスが急に・・・・・(濡 
634名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:49:13 ID:???
>>631
ライン君wwww
初めて素敵だと思ったww
635名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:52:28 ID:???
>>627
それプラス、最初に歌った‘枯れた花’(シューベルト)もいいの見つけないといけない・・w
636名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 23:55:16 ID:???
>>628
>なるほど、あのチェロみたいな楽器がヴィオラ・ダ・ガンバってやつだな。

ほ〜。そんな名前だったんですか・・。
あの奏者の人ダーっぽいw
637ライン君:2008/07/06(日) 00:00:20 ID:???
>>632>>635
いや、バックハウスが先だと思うけれど。
638ライン君:2008/07/06(日) 00:02:04 ID:???
>>634
身に余るお言葉です。(←キャラ微妙)
639レオニー怒:2008/07/06(日) 00:05:57 ID:???
>>637
万人の知るバックハウスなど、わざわざ貼る必要があると思うか?
640ダー:2008/07/06(日) 00:08:47 ID:???
>>636
>あの奏者の人ダーっぽい
ははっ、僕に気づいてくれたかい?光栄だな!
それも選んだ一因なんだ。
641クラウス:2008/07/06(日) 00:10:53 ID:???
RONは声楽はどうだ?特に好きな歌手なんかいるのか?
642ダー:2008/07/06(日) 00:12:21 ID:???
>>639
マイナーなテレマンの選択は正しかったと言われているようだよ♪
643レオニー怒:2008/07/06(日) 00:14:21 ID:???
>>642
程度の問題だな。
644レオニー怒:2008/07/06(日) 00:18:15 ID:???
>>636>>640
担当は今まであの奏者を女だと思い込んでいたぞ。
隣のリュート奏者に比べれば、手も顔も小ぶりだからな。
645名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:18:21 ID:???
>>641
気になりますね・・!
RONさん、イザークが作中に歌った曲に興味はありませんか?w
(↑押しつけようと画策w冗談です。でもいいのがあればヨロw)
646名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:18:58 ID:???
>>643
ごめンどういう意味?詳しく...
読解力無いやw
647名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:22:26 ID:???
>>646
あ、ごめん、レ怒だと言葉数に制限があるんで^^

クラウス:「マイナー過ぎるんだよこの野郎!普段忘れてるシーンの曲なんか貼りやがって!」

という意味ですた。。
648名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:26:57 ID:???
確かに普段(ダーファン以外はw)忘れてる・・w
マイノリティー化しているダーファンのささやかな自己主張か・・w
649ライン君:2008/07/06(日) 00:32:37 ID:???
>>647>>648
多勢に無勢ってとこだね。

(俺のせいでダーファンのイメージまで悪くなっタみたいだ...w
テンプレの最後のは、落ちというかもはやギャグのつもりだw
関東軍や他の隠れダーファンは悪くネぜw)
650RON:2008/07/06(日) 00:34:09 ID:???
こんばんは〜

>>641
いますよ♪ロシア人の男性にひとり。

>>645 >>622聴いてきました。なんとなく酒場には「二人のてき弾兵」が似合いますよね。

    「若者は乙女を愛す」←これは・・ちょっと?タイトルとのギャップがあるような(笑)
     綺麗な声のお兄さんが歌うとまた違う・・かも?ですね。
651クラウス:2008/07/06(日) 00:37:20 ID:???
>>648
ははは、そうか、あいつのここ一番の、千載一遇のチャンスだったんだな。

そう言えばハンガリアン・ラプソディーも有名すぎて貼れないぜ。
聴くチャンスが少なくて作中ではわりと印象に残ってる曲というと
やはりイザークの歌だろうな。

3部で出てくる曲は「皇帝」だけだったか?

それにしてもシベリア帰りのおれがヴァイオリンを買っていたとはな。
やはり音楽を捨て切れなかったのかも知れんが(←他人事)
学生時代と違って演奏する姿はジプ・・じゃない、まるでロマ人だぜ。
652クラウス:2008/07/06(日) 00:45:38 ID:???
>>650
>ロシア人の男性

それはテノール歌手なのか?
具体的にどういうところがいいと思う?
担当はカレーラスと
赤軍合唱団のレオニード・プシェニチヌイが好きだ。(それこそマイナー中のマイナーだがw)
653名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:50:59 ID:???
やばッ...
ダーファンの痛さを助長しテしまっタ!!

俺のせいで他のダーファンまで誤解されかねネエ...!

...逃げまース!w
ダー絡みの会話は、俺よりセンスありそうな関東軍におまかせw

じゃあRON、クライザ担、みンなお先〜〜!
654名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:52:51 ID:???
>>649
(周囲を伺いながら・・)
いや、ダーとダーファンを目の敵にしてるのは、実際は
スリ●●さんと、●ラ担さん・・だけかと・・・w
レスに威力があるからびびってしまうだけで・・・
ダーファン堂々としていたらいいのに・・・
(と小声で言うw 小心者イ●担)

>>653
あっ!逃げたwwおやすみなさーいw
655RON:2008/07/06(日) 00:53:33 ID:???
>>652
Dmitri Hvorostovsky というバリトンの歌手です。
以前、チャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」を観てハマりました。

カレーラス、私も好きです。
ですが、赤軍合唱団のレオニード・プシェニチヌイ・・・知りません。
赤軍合唱団って・・!?
興味津津です。今から調べに行きます♪
656名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:58:22 ID:???
>>654
(おkwwあいつらの視界に入らないよう、
時間帯考えテがンばるぜwサンキュw)
657名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:59:45 ID:???
Dmitri Hvorostovsky をぐぐりつつ、
不満スレおかずに今日は寝よう・・w
皆さんおやすみなさーい!
658名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:03:12 ID:???
上半期新語:「おなすみ」
659RON:2008/07/06(日) 01:03:24 ID:???
「赤軍合唱団のレオニード・プシェニチヌイ」

YouTubeで発見しました!
こっ、この髪型は一体!?
広場を埋め尽くす熱狂的な観衆・・・ちょっと、興味ありです。
なので、じっくり観てきます。
660クラウス:2008/07/06(日) 01:05:42 ID:???
>>655
ドミートリー・フヴォロストフスキー、と読むのか。初めて聞く名前だな。
後で探して聞いてみるよ。

レオニード・プシェニチヌイは、以前ここに貼ったことがあるやつをもう一度貼っておく。
ロシア民謡を歌ってる。
(歌声だけだ・写真は何の関係もない)

http://jp.youtube.com/watch?v=himc214KJmU
661ブラックス:2008/07/06(日) 01:06:37 ID:???
そして誰もいなくなった・・・
「アオ〜ンオンオン アオ〜〜〜ンオンオン・・・」

(月も出ていないのに遠吠えをする。)
662ブラックス:2008/07/06(日) 01:08:59 ID:???
あっ!ひとりぼっちだと思っていたらクラウスが!!
>>660 貼ってくれて有難うです。
663名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 01:11:42 ID:???
>>659
おいおい、それはレニングラード・カウボーイズじゃないか?

(後ろにいるのは赤軍合唱団に間違いないと思うが・・)
664RON:2008/07/06(日) 01:16:17 ID:???
あれっ?私、まだよく分かっていないみたいですね・・(汗)

ところで

http://www.super-audiocd.com/software/artist.php?ano=151312


ここにドミトリー・ホロストフスキーがいます。
665RON:2008/07/06(日) 01:19:39 ID:???
・・・664に貼ったのはいいけれど、肝心の『音』が聴けないんですね・・
失礼しました。
666クラウス:2008/07/06(日) 01:19:50 ID:???
>>661>>662
またおれ達だけになっちまったようだな、ブラックス。

仕方ない、寄宿舎へ来いよ、今夜はボルシチの残りをサービスしてやる。
肉の一切れくらい入ってるだろうが、味については文句は無しだぜ。
(こいつ明日も駅前広場でで頑張るんだろうな、かわいそうに)

>>664
お!気が利くじゃないか、さっそく聴いて来るぜ。
667クラウス:2008/07/06(日) 01:20:39 ID:???
>>665
なんだ、そうなのかw
668クラウス:2008/07/06(日) 01:28:55 ID:???
YouTubeをХворостовскийで検索したら、
ジュラーブリ(鶴)を歌ってるのを見れたぜ。中々いい男じゃないか。

この歌好きなんだ。戦場で倒れた兵士たちは白い鶴に姿を変え故郷に帰ってゆく。
あの群れの中の小さな隙間はやがて私が入る場所なのだろうか・・・という意味だ。

そう言えば担当が好きなロシアの戦闘機もジュラーブリクだぜ。美しすぎる。コブラも、何もかも・・・(恍惚)
669ブラックス:2008/07/06(日) 01:29:12 ID:???
わ〜い♪ボルシチだボルシチだ!!
ところで今夜は泊めてくれるの?
今、目の前でデッカイ野良ネコが縄張り争いをしていて・・・怖いんだ(ブルブル)
だから、クラウスの部屋に泊めておくれワン♪
670RON:2008/07/06(日) 01:34:01 ID:???
ルックスはまぁまぁ・・でしょう?(ニヤニヤ)
ジュラーブリ(鶴) 私も聴いてきます。

クラ担さんは、本当にロシアがお好きなんですね・・・
戦闘機って・・恍惚って・・・
671クラウス:2008/07/06(日) 01:41:31 ID:???
>>669
おうさ、泊めてやるぜ。
だが遠吠えはするなよ、舎監に見つかったら即つまみ出されちまうからな。
おっと、ベッドはだめだ。そこの椅子で寝るんだ、わかったな!


>>670
いや、本当に戦闘機萌えなんだ。こういう動画が好きで毎日見てる。

http://jp.youtube.com/watch?v=5yDfIyNeAtE

立った姿勢で空中で停止してるのがプガチョフ・コブラという技。
(スレチすまん)
672RON:2008/07/06(日) 01:41:38 ID:???
http://jp.youtube.com/watch?v=yuJrUxJ8mqA

貼っておきます。
673RON:2008/07/06(日) 01:47:30 ID:???
>>671
へぇ!
You Tubeって、何でもあるんですね!(驚)

私が住んでいる土地の近くには有名な米軍基地があって、
ファンの方達が、立派な望遠レンズの付いたカメラを三脚に立てて、よく撮影しています。

・・・でも、↑これは合衆国ですね。
クラ担さんの好きなロシアでは、ない。
674クラウス:2008/07/06(日) 01:57:03 ID:???
>>673
ホロストフスキー、元々黒髪だったのか?
見れば見るほどいい男じゃないか。ロシア人にしては珍しいぜ。
頭の薄いやつが多いからな。(後退してる奴も)

(基地って横須賀基地か?Google Earthで覗いたことがあるが、軍艦が何隻か停泊してたな)

もう2時か。ブラックス、そろそろ寝るか?
675RON:2008/07/06(日) 02:05:23 ID:???
>>674
いや・・・多分 銀髪だと思います。
し・・白髪じゃないよ・・・ね・・?(自信がない)

基地・・横須賀も近いんですけれど、側にもっとデカイのがあるんです。
お祭りの時は解放されて、日本人も中に入れるんです。
・・・で、米人の作ったホットドックなんかを食べながら航空ショーを観たり、
展示してある戦闘機のコックピットに乗ってみたりするんです。

もう2時ですね〜 寝るとしますか!
・・・この椅子かぁ。
まぁいいや。
クラウスが眠ったら、こっそりベットに忍び込もう・・・・
676クラウス:2008/07/06(日) 02:16:40 ID:???
>>675
>多分 銀髪だと思います。

それにしては眉毛の色が黒すぎないか?(食い下がってみる)

ホットドッグ・・・この時間必ず腹が減ってくるんだが、今日は格別に何か腹に入れたくなったぞ。
ダックスフントの事をソーセージ・ドッグとも言うのを知ってるか?
(ブラックスを妙な目つきでジロジロ見る)

取って食ったりはしないから安心して早く寝ろ。じゃあな。
(ベッドに横たわる)


(RONさんお休み〜!)
677名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 02:18:39 ID:???
キョロ
はて・・荒れてない・・な〜んだ(がっくりw)
嘘ですw 平和が一番☆

ああ・・番犬がいるから・・平和が守られて・・
チロ・・>>669を見る
>怖いんだ(ブルブル)
あれ・・怖がりさんか・・w

皆さま良い夢を〜
678クラウス:2008/07/06(日) 02:22:04 ID:???
>>677
(真夜中に幽霊のように現れる野郎だぜ・・・ZZZZ)
679ブラックス:2008/07/06(日) 02:23:42 ID:???
>>676
ま、眉毛の色!!
うっ・・(確かに)・・でも、現在45歳なのに、こんなに真っ白になりますか?(涙)

クラウス、お休みなさい。
早く寝入って下さいね。
そうすればボク、ベットに忍び込めるんですから・・・
680ブラックス:2008/07/06(日) 02:26:45 ID:???
>>677
キャイ〜ンキャイ〜ンキャイ〜ン で、でたぁ〜 (怖じる)

(お休みなさいませ)
681名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 17:35:30 ID:???
>>622
うわぁ〜、レオ様とラインとダークライザブラックスの夢の顔合わせだ〜!
これこそなりきりスレの醍醐味ですね、もっと続けて下さい、お願いします!w

イザークの歌は・・・orzイメージに合いませんね〜。ドイツ語って独唱だと特に汚い響きが強調されるようで・・・。
(ヒトラーの演説なんかだと迫力満点で効果的なんですが)
>>628
クラウスさん、「フォン」が抜けていますよ。(揚げ足取りw)
>>672
ホロストフスキー、全然知りませんでした。というか、ロシアの歌手は一人も知らないorz
でもこの人、顔がオルキャラ系?私と同年齢ですが、こんな白髪はありえない!でもスラブ系のロシア人にプラチナブロンドは「?」
>>671
あら、久し振りの戦闘機動画w
でも・・連続2回転の時、バックしてませんか?( ゚д゚)ポカーン

不満スレ830
「机」じゃなくて小さいテーブルに女の子が寝て、男性は立ったままのH動画を紹介しまーすw(フィルターは無理)

http://www.amateurporntv.com/8665/Ahh-Your-Tongue-Feels-So-Good-In-My-Pussy-I-Am-Cumming/

※右側に縦に並んでる動画は違います、ご注意!
682RON:2008/07/06(日) 18:20:38 ID:???
>>681
こんばんは。
スリコギさん・・・ですか?(間違えていたら御免なさい)
ホロストフスキー、オルキャラ系だと思われます?

そうですよねぇ・・この若さでこんな白髪ってないですよね?
683忠犬ブラ公:2008/07/06(日) 18:27:53 ID:???
ここはレーゲンスブルク駅前広場
今日は日曜日なのでカップルの待ち合わせが多いなぁ・・・
みんな「相手」と出会えているのに、どうしてボクだけが・・・(ウルウル)
チクショー 一発 吠えてやるっ!

「アオ〜〜ンオンオン アオ〜〜〜〜ンオンオン アオッ(びっくりして息をのむ)」
684名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 19:10:44 ID:???
>>683
ま・・あ。
この暑いさなか、吠えまくっているヤケクソな犬がいるわ・・
「カップル」「相手」・・ですって!
そんな言葉に無縁な人間もいるということを覚えておおきなさい!!

ああ、私としたことが、犬あいてに本気で怒ったりして(イジイジ)

マリバル

(こんばんは〜!関東)
685忠犬ブラ公:2008/07/06(日) 19:22:03 ID:???
>>684
こんばんは。
そこの美しいお姉さん、ボクは喉がカラカラなんです。
ドイツ名物のビールを一杯御馳走して下さいませんか?
(ソーセージも付けてね)
686名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 19:30:03 ID:???
>>685
>美しいお姉さん
ま・・(ちょっと気を良くする)
ふ・・・ん。よく見たら愛嬌がある顔立ちといえないでもないわね。
確かこの近くに、ユリウスの友達でこっぱずかしい名前をした黒髪の少年が
歌を歌っているという店があったはずよ。
そちらへ参りましょう。
687忠犬ブラ公:2008/07/06(日) 19:32:27 ID:???
>>686
ハッツハッツハッツ♪(短い尻尾を懸命に振ってついて行く。)
688名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 19:39:55 ID:???
>>687
さて・・着いたけれど・・あの少年はまだ歌っていないようね。
あ・・ボーイさん。とりあえずジョッキ生2つと
ソーセージ盛り合わせを。

(頼んだものが到着)
さあ、暑い日だったわね。一気に空けて頂戴!

(あの〜、お忙しい時間帯では?)
689ブラックス(RON):2008/07/06(日) 19:46:35 ID:???
いっただきま〜すワンワン♪
あ〜、生き返るぅ
やっぱり本場のはイケるワン〜

・・・その少年の歌はいいんですか?
犬にも訴えかける何かを持っている?
楽しみだワン♪
早く歌わないかな・・・

(どこをほっつき歩いているんだか、家族が帰って来ないんですよ(笑)忙しくなるのは奴らが戻ってきた後ですね(汗))
690名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 19:55:33 ID:???
>>689
あら・・あなた、イケル口なのね。
私も・・ぐび〜(一気飲み)

あ・・ら、回ってきたみたい・・年をとると弱くなって・・
あ〜少年の歌〜?昨日別の人が歌ってたけど〜おっさんの声で〜
なんか〜しけてたわ〜(ひっく)
若い男の声でききたいわ。(人格崩壊w)

あ〜、おに〜さ〜ん。ビール追加ね〜
691葱坊主:2008/07/06(日) 19:58:50 ID:???
流れ豚切りスマソ

《酒》

その夜、書斎で調べものを終えたレオニードは、めずらしくウォッカを飲んでいた。
それを見ていたユリウスが、
「ねえ、レオニードはお酒に強いんだね。あなたが酔っ払ったり、乱れた姿を見せたりしたところを
見たことがないよ」
といった。
レオニードはふっと笑って、
「わたしが近衛連隊の士官だったころは、こんなものではなかったぞ。近衛連隊の士官将校は、
皇族および名門貴族の子弟と決まっていて、18、9から20代の若い近衛士官たちのどんちゃん
騒ぎは有名だ。窮屈な邸を離れて、士官たちは傍若無人に飲み騒ぐものだ。学生たちの馬鹿騒ぎより
すさまじいぞ。『肘で飲む』という方法があって、肘の長さにグラスを並べて、一気に飲み干すと
いうやり方がある。あるいはまた、『階段で飲む』というのもあって、階段の一段ごとにグラスを
並べ、飲みながら上まで登る。たいがいの者は途中で酔いつぶれるがな。
もっと凄まじいのは『狼飲み』で、冬のさなか、素っ裸で雪の中に飛び出し、シャンペンを満たした
バケツに口をつけ、狼のように吠えながらがぶがぶ飲む。そしてジプシーたちの集落に行き、一夜を
あかして一緒に踊り歌う。首都の郊外に住むジプシーたちは、放浪はせず、訪れる客に音楽と
踊りと性的な享楽を与えて生計を立てている。」
「そ、そうなの・・・?ロシア人のお酒の飲み方はすごいんだね・・・」
ユリウスも、聖ゼバスチアンに通っていたとき、上級生が隠れて酒を飲んでいるところに
ときどき出くわしたし、カーニヴァルの乱痴気騒ぎで町の人々が泥酔しているところもよく
見たが、ロシアの場合はスケールが違うらしい。

実は近衛連隊には、暴飲乱酔、放蕩無頼のほかに、もうひとつの悪徳がある。男ばかりの
集団の中で、必然的に、男同士で愛人になるものが多い。ジプシーの集落になだれこんで、
士官同士抱き合い頬をすりよせ踊る姿を、レオニードは何度も見てきた。さすがにユリウスには
そのことは言わなかったが。
692葱坊主:2008/07/06(日) 19:59:15 ID:???
ユリウスは好奇心にかられて、
「ねえ、それ、ぼくにも飲ませてくれる?」
と言った。
「おまえが・・・?」
ユリウスはいつも食卓でワインをたしなむ程度で、ウォッカやブランデーといった強い酒は
口にしたことがなかったのだ。
「酔いつぶれてもしらんぞ」
そういいながら、レオニードはもうひとつグラスを取り出し、そこに酒を注いで、ユリウスに
渡してやった。
ユリウスは口をつけたものの、あまりの強さにむせ返り、せきこんでしまった。
それを見てレオニードは笑いながら、
「そら見ろ、やっぱりおまえには無理だ」
そう言われてユリウスはむっとして、
「そんなことはないよ。慣れればぼくだって・・・」
と言いながら、ちびりちびりと飲み続けた。
そのうち、アルコールの酔いがまわって、ユリウスの頭はくらくらしてきた。顔が火照り、
まっすぐ立っていられなくなりそうになり、レオニードの胸にもたれかかった。
息づかいが荒くなっている。彼女の身体のかぐわしい香りが、レオニードの官能を刺激した。
レオニードは若いころ、仲間の士官たちと一緒に遊んだときの経験で、女が自ら防備を解くとき、
酔いは格好の自己欺瞞の口実となることを知っていた。
こういう場合、彼女らは、自分が男にもたれかかっているのは、酔いのためであって、淫らな
振る舞いではないと、自分を納得させるものだ。
しかしユリウスにはまったくそんな下心はなく、本当にはじめて飲んだ強い酒のせいで、
倒れそうになっているらしかった。
彼は我慢できなくなって、彼女を引きずるようにベッドまで連れて行った。
「レオニード・・・なに・・・」
意識が朦朧となったユリウスが聞いた。
彼女の身体をベッドに横たえると、その髪が金糸のように乱れて散らばった。
一列に並んだ服のボタンをひとつずつ外していくのももどかしかった。
693葱坊主:2008/07/06(日) 19:59:43 ID:???
女の身体は複雑だと、レオニードはいつも思う。ユリウスの身体は、彼と戯れているとき、
思いがけないところが蜜に変わり、喜悦の沼は底なしになる。
レオニードの手は彼女のうなじを滑り、乳房をなぞり、下腹に移動し、叢を分け入って、
ユリウスのもっとも敏感な部分にまで入り込んだ。
彼がユリウスの下腹部に顔を埋めると、彼女はすぐに甘い声を上げ始めた。
しばらくすると、ユリウスはレオニードの頭に手を掛け、懇願するような表情でなにかを口走った。
その意味を察したレオニードは、彼女の両脚を肩に担ぎ、腰を引き寄せて、彼自身を指を添えて
あてがった。
ユリウスの声が、最初はうめき声に、次第に泣くような高い声になっていった。

ようやくレオニードがユリウスの身体から離れたとき、彼女は自分が眠っているのか
目覚めているのか、よくわからない状態だった。
ようやくユリウスの気分が落ち着いたとき、レオニードは、
「やっぱりおまえにはあの酒は強すぎたかな」
「う・・・ん、そうだね、まだ頭がくらくらしてる」
「下手にわれわれロシア人の酒の飲み方を真似ないほうがいいぞ。恐ろしいことになるからな」

THE END
694ブラックス(RON):2008/07/06(日) 20:00:47 ID:???
ボーイさん、生ジョッキ2つ追加だワン!

ところでお姉さん、>>672の彼、どうです?
ロシア人だし、そんなに若くはありませんが・・・
695名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:11:51 ID:???
>>694
(2杯目も豪快に空ける)ひ〜っく
672の彼ね・・年上もアリと思ったわ〜
美形じゃない!(ウットリ)オッサン臭皆無だし〜w
Youtubeでも聴かせていただいたわ。素人にでも、いやらしくない歌声と
言うのが分かって・・逆に女の部分がうずいたわ〜(キャラ崩壊中w)

あら〜、葱坊主さ〜ん(何故か親しげw)
タイトル《酒》なんて、流れにピッタリですわ

(ちょっと読んできますね)
696RON:2008/07/06(日) 20:12:39 ID:???
ね、葱坊主様
こんばんは〜 >>691-693ユリには強すぎる・・と言いながらレオ様、オイシイ思いをされたんですね。
(『狼飲み』のところは想像してしまって大ウケです。)

ところで、ボクはマリア・バルバラさんとビールを飲んでいるのですが、
葱坊主さんも一緒に如何ですか?
697葱坊主:2008/07/06(日) 20:17:53 ID:???
>>696
ご一緒させていただきます。
ところで、皆さんの好きなお酒の種類は?
わたしはジントニックです。
698ブラックス:2008/07/06(日) 20:24:25 ID:???
>>697
ジンとはお洒落だワン♪
ボーイさん、ジン・トニック持ってきてワン!
ボクはドイツ犬だから(本当か?)やっぱりビールかな?
で次は梅酒!

葱坊主さんの頭の中って凄いよね〜
お話が次から次から浮かんでくるし、またそれをキチンと文章にできるし!
一体どうなっているのかワン?
699名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:38:12 ID:???
>>691-693
レオニードずる〜い!!!(GJです)
>格好の自己欺瞞の口実
今のはこたえたな・・(何故かオスカルw)
そうですわ、今の私は真実の私ではありませんわ・・ひ〜っく

あら・・知らない間に次のお酒にw
私はカンパリが好きですわ・・じゃあソーダ割でw
葱坊主さん・・今日は私のオゴリです。壊れて下さいなw
肘で飲む・階段で飲む・狼飲み・・みんな初めて知りましたわ
相当な読書家ということでよろしいのかしら?
(私は相当な積読本家・(そんな言葉あるのか?)です)
700ブラックス:2008/07/06(日) 20:43:08 ID:???
>>699
イヌの世界では『つん読』(積ん読)と言いますワン♪
701葱坊主:2008/07/06(日) 20:43:42 ID:???
>>698
わたしのSSなんか、ロシア関連の本を読み漁って、当時の風俗習慣について
述べてあるところをそのまま引っ張ってきて、適当に自分の妄想と混ぜ合わせた
だけのシロモノ。
いわば半分創作、半分パクリです。^^;

>>699
>今のはこたえたな・・(何故かオスカルw)
>そうですわ、今の私は真実の私ではありませんわ・・ひ〜っく

マリア・バルバラ様もダー様と?
702ブラックス:2008/07/06(日) 20:51:48 ID:???
>>701
>いわば半分創作、半分パクリ・・・プロの作家だってそんな感じだワン!
ボクは楽しみにしているから、もっと書いて欲しいんだワン!!

あれ?酔いが回ってき・・た・・・かな?
景色がぐるんぐるんしているワン・・・ウイック

・・・・・o( 酔潰れ)o...zzzzzZZ


703名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:52:31 ID:???
>>701
>マリア・バルバラ様もダー様と?
そそそそそれは、いったいどういう意味なのかしら?
(急に酔いが覚め・・動揺w)

じゃ、逃走w(お風呂いってきま〜す)
704名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:17:50 ID:???
>>691-693
いいぞいいぞ葱坊主、
酔っ払いユリウスのレオユリはありそうで無かったから新鮮だったぜ。
だんだんそっちの表現もエスカレートしてきてて先が楽しみだ、GJGJ!

(ところで葱坊主、お前、レオなりきりをやらねえか?
 作中のあいつの言葉遣いの完璧さに才能を見たぞ)
705スレチ爆弾:2008/07/06(日) 21:21:48 ID:???
葱坊主さんGJ!!
みなさん早くからお疲れ様です。


ぶしつけで悪いけど、
前前スレで私のレスに、

>どれだけ上から目線なんだか…呆れる人だ

ってレスしたのは葱坊主さんですか?
それとも短編職人さん?

どうしたら上から目線にならないか
教えてくださーいwずっと悩んでまーす!
年はほとんどの方より下だと思いますので、よけい生意気に写るのかな。
やっぱ、敬語でイザ担さんや関西さんみたいなレスのつけ方にしたほうが、
いいのかな??


ダー担
706705:2008/07/06(日) 21:24:26 ID:???
>>704
あ、こんばンは!


他の住人は横レス禁止www
しタら、あっちで拷問!!
707イザーク:2008/07/06(日) 21:28:18 ID:???
あ・・あの・・・えーと・・・
今から僕弾こうと思ったのに、葱坊主さんのSSやら酒に酔いつぶれて誰も聞いていやしない・・
ユリウスのお姉さんは帰ってしまったし・・・

しかたないな・・。KYでも仕事だから弾かなくては・・

(モーリッツがロベルタを轢いてしまって、イザの働く酒場に初めて来たときに、歌ってた曲)
モーツァルトの‘クローエに’
http://jp.youtube.com/watch?v=-hSydMDw-mQ&feature=related

(↑コレ、一回歌った後もしつこく続いて鬱陶しい動画であります。
他にも動画はありましたが、これは髪型がイザークっぽくて萎えたwじゃなくて笑えたので貼り付けときますw)
708名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:29:27 ID:???
葱坊主さんの、今からゆっくり読んできます!
マリバル姉さんGJ!!!上手い〜w
ブラックスも柔軟ですね〜楽しませてもらいました♪
709名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:37:34 ID:???
>>708
お疲れサマ!
まタPCからゆっクり...!
ブラックス(RON専)は、
快活であっさりしテて(中の人の人柄も)
好きダ!

絡みやすいw
710名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:46:30 ID:???
>>709
ですねw
(あの・・上のレスに横レスしたくてしかたがないのですが・・w)

葱坊主さん、僕は共同のたった1レスを落とすのにもこんなに時間がかかるっていうのに、
貴女という人は・・・・ハァハァしました・・・
酔ったユリはすんごい乱れ方するんだろうなぁ・・・
711葱坊主:2008/07/06(日) 21:51:54 ID:???
>>704
あー、わたしにはレオなりきりは無理かと(汗

>>705
>どれだけ上から目線なんだか…呆れる人だ

それはわたしではありません。

>>707
なんだなんだ、かんじんの音楽が今夜に限ってしめっぽいじゃねえか!!
おーっ、飲め飲め、景気つけてもっと派手にやれ。
(イザに無理やり酒を飲ませる)
712レオ:2008/07/06(日) 21:56:50 ID:???
>>711
手間どらせてすまない。
では、残るはやつだな?
(短編を睨み据える)←単純&失礼すぎ
713名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:00:54 ID:???
>>707
やれやれ、やっとお前らしいまともな歌じゃないか。
モーツァルトは軽薄で嫌いだったが、あんな曲が2曲続いた後では爽やかに感じるぜ。
714イザーク:2008/07/06(日) 22:05:32 ID:???
>>711
ぼ、僕はまだ未成年で・・・・
うわっ・・・・



そのうち、アルコールの酔いがまわって、イザークの頭はくらくらしてきた。顔が火照り、
まっすぐ立っていられなくなりそうになり、葱坊主氏の胸にもたれかかった。
息づかいが荒くなっている。彼の身体のかぐわしい香りが、葱坊主氏の官能を(ry
715名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:08:25 ID:???
>>705
>年はほとんどの方より下だと思いますので、よけい生意気に写るのかな。

ほんとうに生意気な方ねw
716名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:10:11 ID:???
>>681
ははは、フォン・エンマーリッヒだったな、2部なんか10年以上読んでないから忘れてたぜ。

>連続2回転の時、バックしてませんか?
あれはバックしてるように見えるのはカメラアングルのせいで、画面左側が下だと思う。

(動画の女かわいいじゃないか。また新しいサイトか、お前も好きな奴だな)
717ダー:2008/07/06(日) 22:10:36 ID:???
すまないね・・・葱坊主、短編職人という名の令嬢に
プライベートな質問をしてもいいかい?

作中の僕のことはどう思ってくれている?

(お世辞抜き、辛口で構わナイぜ。ヨロシクw)

予想レス:「生理的に〜」、「スルー〜」
718葱坊主:2008/07/06(日) 22:17:27 ID:???
>>717
いっしょに暮らす相手としてはいいと思いますよ(笑)

ところで、ダー様はお酒を飲むときもやはりエレガントに?
イザみたいに、酔っぱらってカタリーナに介抱してもらうようなことは
ありませんよね?
719名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:19:02 ID:???
>>697
ビール、日本酒、焼酎以外なら
おいしク飲めまース!

弱くてあまり飲めないンだけど、強いて言えば、スプモーニが美味しいと思っタぜ!

青年Д
720名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:24:52 ID:???
こんばんわ〜
葱坊主さんSSよかったです〜
お酒飲んだレオ様は饒舌になるんですね〜
酔っても肝心なところは外さないのね…w
また楽しみにしてまーす。

今晩の皆さん、ホロ酔い加減がいい感じに伝わってきますよ〜
721ダー:2008/07/06(日) 22:33:52 ID:???
>>718
ははっ、僕にとって
相手の体調管理も、飲みに含まれているからなぁ!
同性と飲む時もそうだよ。
乱れて素を出した女の表情は無垢で綺麗さ・・・。
ちっとも見苦しくなんかないよ。
それを、自分が酔いつぶれてしまうことで見られなくなっちまうことほど
悲しいことはないね。

僕と一緒に暮らす・・?
もったいないほどの光栄な言葉だけど、
夜はどうするんだい?
722名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:34:08 ID:???
>>697
クラウスのイメージを壊して悪いが、アルコールには弱いんだ。
しょっちゅう飲んでるのは梅酒(水割り)くらいのもんだ。

ウィスキーは嫌いだし、ワインも美味いとは思わん。
ビールもプライベートでは一切飲まんが、カナダのLabbatの味が好みだな。
723イザーク:2008/07/06(日) 22:34:19 ID:???
>>713
ぼ、僕らしい・・・そ、そうですか?(照れる)
次は何にしようかな・・と・・・
4部のユーベルが弾いてるのは・・・
(実は、見たくないからパラっと飛ばして、何の曲弾いてるのかハッキリ読んだことがない・・w)

>>681
>うわぁ〜、レオ様とラインとダークライザブラックスの夢の顔合わせだ〜!
>これこそなりきりスレの醍醐味ですね、もっと続けて下さい、お願いします!w

ああ・・僕も嬉しいです・・!
かつての賑わいが・・・ww
724葱坊主:2008/07/06(日) 22:39:27 ID:???
>>719
スプモーニといえばあのイタリアのカクテル…
わたしも日本酒と焼酎は好みでないんですけどね。

>>721
もちろん夜も御一緒にw
でもダー様にはもうマリア・バルバラ様がいらっしゃるからw

ところでオル窓のキャラの中で、酒に強い/弱いのはどのキャラかなあ?
レオ様、アレク、ミハイルは強そう。
725マリア・バルバラ:2008/07/06(日) 22:40:43 ID:???
アーレンスマイヤの農園で取れたぶどうで作った
アイスヴァインが私は好きだわ。
726名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:45:31 ID:???
>>720
こンばんは!!

>>723
テンポのいいコテつきの短レスが並んでルの見て、
去年の台風の夜を思い出しタぜ。

(お前はまダ来てなかっタな、ごめンw)
あの時はスリコギ、夜にも来てくれてタからナ...!
懐中電灯持ってサ。

Д
727レオニー怒:2008/07/06(日) 22:47:06 ID:???
>>725
クリミアワインも中々のものだぞ。

(帝政時代にはユスーポフワインというものがあった)
728名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 22:48:58 ID:???
>>725
>アイスヴァイン
好きです〜。でも250mlで5000円位しますよね〜
最後に飲んだの何年前かなw
729ダー:2008/07/06(日) 22:50:53 ID:???
>>724
夜も・・・いいのかい?
大事にするよ。

ダー
>>725
アイス・バインは、煮こごりをラーメンのスープにしテ食べても、
格別らしイな。

(おまえドイツ人だから、ラーメン食わないナ、w)
730Д:2008/07/06(日) 22:53:56 ID:???
>>724
酒は、ロシア勢が強いと思うゼ。
ウ゛ェーラとかもw

ドイツ人は、酔いつぶれてるシーン満載だっタな。
ロベ、イザ、モリ...

ヘルマンはウイスキーとか好きそうダけど...
731クラウス:2008/07/06(日) 22:56:34 ID:???
>>726
(あらためて「おう!」。さっきは横レスするなと言ってたからスルーさせてもらったぜ)

ははは、スリコギヤーコプだな、
でもあいつの懐中電灯の電球、割れてやがったぜ!
732クラウス:2008/07/06(日) 22:59:21 ID:???
アイスバインとアイスヴァイン、似てるから混乱しそうだぜorz
733名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:00:45 ID:???
>>726
ダーヴィトはスマートに飲んで、つぶれた皆をみて やれ、やれ… とか言いそぉですね。大人だ!

ロシアではズボさんが皆の介抱してそうだぁ〜
734729:2008/07/06(日) 23:03:00 ID:???
こめン、アイスウ゛ァインっテ酒のことだっタんだナ。
アイスバインっていう豚肉を脂が抜けるぐらい炊いテ、
冷蔵庫で寝かせる料理の方と勘違いしテましタ。

スルーしテくれw
735名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:07:22 ID:???
>>734
どうりで!!!ww
思わずググってしまったじゃないか〜w
736Д:2008/07/06(日) 23:07:43 ID:???
>>733
学生時代のダーは、
クラとともに、悪酔いしタ下級生達の介抱に手をやきそうダけど、
(特にクラは)飲ますこともしそうw

ズボはガリーナの前だけでは、
酔ったフリしてそれを理由に膝枕(はっ・・隠語かも・・)
しテもらっテたりしてw
737ラスプーチン:2008/07/06(日) 23:17:47 ID:???
ふっふっ・・・しばらく来ぬうちにおなごが増えたようじゃのう・・

葱坊主、RON、関東軍とやら、
そなた達も13万字・関西と別れて何かと寂しかろう、
どうじゃ、三人ともこの聖者のものになる気は無いか?
わしの聖なる力に帰依すればこのスレでの快楽は思いのままになるのじゃぞ・・。
738名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:27:28 ID:???
>>731
(やっぱスリコギは、1レスでも強烈なインパクトの持ち主っテことで...w)
739名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:29:36 ID:???
>>737
寂しい・・(トロンとした目で怪僧を見つめるもハッと我にかえる)
アッ・・アシ絵キャラになるのは・・イヤですじゃ〜!!
あとの2人は・・・知らんがのw
740名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:33:44 ID:???
>>739
好きだよダーウ゛ィト・・・
741名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:37:25 ID:???
和気藹々と楽しかっタぜ!すごク...!!
葱坊主もダーのお相手サンキュ!

まだまだ楽しんデくれ!お先〜!
742クラウス:2008/07/06(日) 23:37:54 ID:???
>>736
おれはタチの悪い上級生だろうよ。
「この野郎、おれの酒が飲めねえのか!」ってな。

ダーヴィトにはわざとこぼれるまで注いで嫌がらせをする。
743名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:39:57 ID:???
>>740
僕が、ダーヴィトに見えるのかい?
これは・・随分と飲んじまったようだねw
さあ、送るよ。
(はい、限界w)
744名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:42:00 ID:???
ボソ(今夜のオカズは葱坊主のSSで決まりだな)
745名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:45:44 ID:???
>>743
あり・・がとう。
(そんナこたない、サンキュ!!)

じゃ...
746クラウス:2008/07/06(日) 23:47:58 ID:???
>>745
ダー担、同志粗忽者からお前宛のメッセージがペトロパブロフスクにあるぜ。
読んでから落ちろ。
747クラウス:2008/07/06(日) 23:57:47 ID:???
>>723
>(実は、見たくないからパラっと飛ばして、何の曲弾いてるのかハッキリ読んだことがない・・w)

実はおれの担当も4部のストーリーは殆ど覚えていない。
通読したのは2回程度だろう。
3部はまだ何となく内容を覚えているが、4部はとにかくどうでもいい。
(描いた方もどうでもいいみたいだったしな)

(おれも落ちるぜ。風呂だ)
748名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:58:11 ID:???
>>746
おうサ!
749ブラックス:2008/07/07(月) 00:02:37 ID:???
>>737
あなたのモノになれば、脚が長くてスタイルの良い、イケメンな犬になれるのですか・・・?

い、いかん!ボクとした事が・・・
ボクはドイツ犬の誇りにかけて、ロシアの坊主の言いなりになんてならないぞ!!
750名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 00:30:32 ID:???
さて・・私もお勘定しておいとましますわ。
おにいさ〜ん。お会計お願いしま〜す!
ええええ、こんなに?大衆酒場なのに・・・どんだけ飲んだの・・?
おのれ・・イザーク・・(←意味不明w)

ユ・・ユ・・ユリウス・・ニ、ニッテナウの果樹園・・売却してもいいかしら?w

>>749
よしよし。我が家の猟犬みたいになりたいのね。でも、あなたはそのままがお似合いよ。
(今日はありがとうございましたw 
1レスで書き逃げるつもりだったのに見事に転がされてしまいした)

一足お先に・・おやすみなさ〜い  
751ブラックス:2008/07/07(月) 00:38:42 ID:???
そして今夜も誰もいなくなった・・・。
寂しくて吠える。「アオ〜ン アオオ〜〜ン!」
あっ、ボクが遠吠えしたら雨が降ってきたぞ。
雨乞い犬ブラックス
(おっとイカン、窓 閉めなきゃ降り込んじゃうよ・・)

>>709 『ポッ』←恥ずかしくて赤くなっている。が、毛の色が黒いので、そうとは分からない。
    嬉しくて短い尻尾をパタパタパタパタ・・・
752ブラックス:2008/07/07(月) 00:42:07 ID:???
>>750
あっ、ユリウスの綺麗なお姉さん!
今日は御馳走さまでしたワン♪
また、奢ってワン?

(転がす・・?誰が誰を・・?  お休みなさいませ。)
753アネロッテ:2008/07/07(月) 00:44:56 ID:???
>>750
お姉様ったら、あんなまずい経営をなさるなんて・・・・
しかたがないわね・・。

サラサラ・・・・(○ー担のパクリ、毒物混入)

うふ、永遠に眠って頂こうかしら・・・・
お や す み な さ いwwww
754レオニー怒:2008/07/07(月) 00:58:17 ID:???
ペトロパブロフスク要塞も賑やかになったものだ、
まさかあそこに常駐する新参者が現れようとはな。

さて休みも終りだ、皆明日からの一週間に備えて早めに床につくがよい。
では。
755ユリウス(イ):2008/07/07(月) 00:58:29 ID:???
>>751
やあ、ブラックス・・・
君も寂しいんだね・・・・
僕ももう長いことレオニー怒と肌を合わせていないんだ・・・
早くレオニー怒と・・・・(涙

ごめんよブラックス、悪いけれど少しの間君を抱かせてくれるかい・・・?
(ぎゅうっと抱きしめる)

レオニー怒・・・・・(妄想しながらスヤスヤ・・・zz)
756名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 01:00:59 ID:???
>>754
おなすみなさいw
757.。・:*:・゚'☆星に願いを☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 16:41:53 ID:???

           ,イ二ニ=、
    ,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
  /ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ "     |/   iヽ:::::| \:|
            i \|  !
         ┌──┐
         │会 レ |
         │え オ│ 
         │ま 様 | 
         │す に | 
         │よ   |
         │う  │   
         │に  │ 
         │   │ 
         └──┘ 
758ブラックス:2008/07/07(月) 18:05:54 ID:???
(ここはレーゲンスブルク駅前広場)
わぁ〜 >>757 綺麗な七夕飾りだワン♪
ボクも短冊に願い事を書くんだワン♪
『校長先生(13万字様)が帰ってきますように。』
『校長先生が帰って来るまで、食いっぱぐれないように、皆がボクにエサをくれますように。』

今夜は吠えないで歌うことにしよう・・・
「さ〜さ〜の〜葉〜わんわんわん のきばにわんわんわん
お〜星さ〜ま〜わんわんわん 金銀わんわんわん♪」
759名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:25:23 ID:???
>>757
かわいい〜〜〜!!!!
でもストーカー的な陰気さを感じてしまう願い事にワロタwww
GJ〜〜!!!
ああ・・・私もレオ様に会いたい・・・
760イザーク:2008/07/07(月) 18:38:26 ID:???
>>758
ブラックス、きっと校長先生は帰ってきてくれるよ。
それまでいい子で待っていようね。

>『校長先生が帰って来るまで、食いっぱぐれないように、皆がボクにエサをくれますように。』

お腹が空いているんだね・・・。
でも僕には君に食べさせてやれるものなんて何もないんだ・・・orz

うう・・・なんて僕は不甲斐ないんだ・・・
ブラックス一匹養ってやれない・・・!!

そ、そうだ・・・ブラックス、悪いけれど僕にはこれしかないんだ。
僕を食べてくれ・・・(嫌がるブラックスに○○○を差し出す)
761ブラックス:2008/07/07(月) 18:51:21 ID:???
>>760
イザークさん!
そうなんです。ボクはお腹がペコペコで目が回っているんです。

・・・これ、何だろう?
(よく分からないけれど、ボクのお腹の状況は選り好みを言っている余裕はないんだ。)
なので、遠慮なく頂きま〜す♪
「がぶっつ がぶっつ!」
762.。・:*:・゚'☆クラウス☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 18:57:38 ID:???
>>758
(七夕仕様のコテ飾り、ちょっと拝借したぜ)

今夜はここも七夕祭りかァ。
おれも願い事を一つ書くとするか。
ええっとそうだな・・・「祖国と祖国の人民に永遠に幸あれ」

>>760
おいイザーク、くだらねえ事考えてないでもっと崇高な願い事でもしたらどうだ?
ほれ、短冊だ。

>>758
お、ブラックスもいたのか。
一年に一度でも会えるのが確実だってのなら待つのもそれほど苦しくもないが、
あてがないのは辛いもんだぜ。

(空を見上げている間にブラックスがイザークの差し出す○○○に・・・)
763RON:2008/07/07(月) 19:01:27 ID:???
>>762
(レ怒さまは、どんなお願い事をするのでしょう?)
764.。・:*:・゚'☆ケレンスキー☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 19:03:29 ID:???
私の願いはもちろん首相の座につく事ですよ、他に何があるって言うんです?
まあ、これは決まったも同然ですがね、ふはははは・・。

おっと・・・就任演説の原稿を用意しておかねばならないんだった。
「歴史に残る名演説となりますように.A・ケレンスキー」
765。・:*:・゚'☆イザーク☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 19:04:00 ID:???
>>761
うああああああああ・・・・・・っっ!!!!(痛

ブ、ブラックス・・・も、もっと優しく・・・・

>>762
あっ、クラウス!(コ、コテが眩しい・・・!!僕もパクらせて下さい)
いたのなら、そんな涼しい顔してないで助けて下さいよ・・!!

僕の短冊まで用意して貰っていたとは・・・ありがとうございます!!
(ではご飯食べてきます〜w)
766。・:*:・’☆ダー☆・:*:・’:2008/07/07(月) 19:10:46 ID:???
>>758
ははっ、笹を用意してくれたのかい?これはめずらしい!
平均気温の低いドイツでは、笹や竹は自生しないんだよなぁ。
では僕も失礼するよ。

「この世の美しいもの全てに幸あれ♪」


(携帯で作成シタ名前欄につき、出来がいまいちかもナw)
767.。・:*:・゚'☆レオニー怒☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 19:13:43 ID:???
(おのれクラ担め、私の名にまで余計な細工を・・・)

>>763
願い事だと?ふん、くだらぬ風習だ。「星と星が」など、まやかしに決まっているではないか。

(軽蔑し切った態度にがっかりしているユリウスにチラと目線を投げかける)
768☆ダー☆:2008/07/07(月) 19:20:50 ID:???
>>758Bambusblattn〜wauwauwau〜〜〜♪
(一緒に歌う)

やぁ、名犬ブラックス!
君はご主人様が留守の間に太ったんじゃないかい?

769.。・:*:・゚'☆ラスプーチン☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 19:28:53 ID:???
笹の枝などにすがる心弱き者たちよ、目を覚ますのじゃ。

夜の祭りも願い事も全てこのわしに委ねるがよい、
さすればこの世の快楽も栄達も全て思うがままになるのじゃぞ。
さあ、聖なる儀式に堅苦しい衣服などいらぬ!
今宵はここの住人皆、わしと喜びを分かち合おうではないか、ふっふっふっ・・
770:。・:*:・゚'☆ブラックス☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 19:29:19 ID:???
>>765でイザークさんが暴れたのでびっくりして○○○を放し、代わりにコテをパクる)

ダーヴィトさん、こんばんは。
さすがに歌がお上手ですね。(聴き惚れるワン♪)
こんなに上手なのならイザークさんのバイトを手伝って、一緒に唄えばいいのに・・・

>太った!? 嘘だ!! だってこんなに空腹なのに・・・
771☆☆青年Д☆☆:2008/07/07(月) 19:31:06 ID:???
>>762
おまえが流れたモイカ運河、ユリウスが流れたベルリン川

二つをギリシャ神話のベガとアルタイルに例えるト、
それを阻害すル白鳥座に相当スるものは何かナ??
それはどこかデ合流し、出会う事がデきタんだろうか?
(無理だろ...w)

(文庫版オル窓の解説に、『同じように川を流れていった二人にどこかで出会えているという希望を〜』
みタいなくだりがあっタのでw
無理難題押シ付けw
772☆☆青年Д☆☆:2008/07/07(月) 19:34:15 ID:???
>>769
まずはその暑苦しい髪と髭を切れ!よク見たら枝毛だらけじゃん...!!呆
...話はそれからダ!
773:。・:*:・゚'☆ブラックス☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 19:36:45 ID:???
>>769
昨日の怪しいお坊さんだワン♪

>堅苦しい衣服などいらぬ!
というけれど脱いだらボク、スゴイよ?
774☆☆モーリッツ☆☆:2008/07/07(月) 19:38:40 ID:???
>>765
僕が代わりに君の願いを書いておいてやるよ。

「☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆・・・・」

ふふ・・そうに違いない。
卑しい人間の考えそうなことじゃないか。
775.。・:*:・゚'☆クラウス☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 19:38:51 ID:???
>>771
無理に決まって・・(と言いかけて、ここにはアレクファンもいるので口を噤む)

白鳥は例のユピテルだな、おれもあいつのように姿を変える事が出来たなら・・・

(まったく無理難題だぜ、メシを食いながら考えるよ)
776名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:39:40 ID:???
ユス家の大広間にある笹の葉に
「アレクセイに再会できますように」
そう書いた短冊をつけようとするユリだが
高い場所に手が届かない
背後から手が伸びて、高い場所に短冊をつけるレオ様
背中にレオが密着してしまい、硬直するユリ。
「ふん」そういって、踵を返すレオ様だが
振り向いて「私も奴には会いたいからな」
ニヤッと不敵に笑う。
「あなたなんて大嫌いだ!」叫ぶユリに
「好かれたいとも思わん!!」と言い返すレオ。

ヤレヤレ、またかよ、と目配せしあってるユス家召使&ヴェーラ&リュド
777☆☆ダー☆☆:2008/07/07(月) 19:42:30 ID:???
>>770
僕は歌が上手いのかい?
そいつは初耳だなぁ。
だが光栄だ♪

>イザークさんのバイトを手伝って

それも初耳だ。君は何か知っているのかい?
それは僕が知ってしまっていいことなのかい?
778:。・:*:・゚'☆RON☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 19:44:50 ID:???
>>776
おぉ〜
>「私も奴には会いたいからな」
ニヤッと不敵に笑う。

ここ↑ツボです!
779.。・:*:・゚'☆クラウス☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 19:47:37 ID:???
おい、ここを今夜覗いてるオル窓ファンの奴ら、
お前たちも願い事を書くんだ。
780☆☆青年Д☆☆:2008/07/07(月) 19:49:36 ID:???
>>776
>「私も奴には会いたいからな」

これ、いろンなシーンで使えそうダな!
GJ!


(今日も楽しいゼ〜!!ごはん落ちしテきまース!)
(関東およびダーファン、俺達も>>776に匹敵するダーユリ七夕バージョン考えようゼ...!!
....むな〜...w)
>>777
(し、しまったワン〜
口が滑ってしまったワン・・・)

ダーヴィトさん、所詮 犬畜生の言うことです。
犬の戯言は忘れてしまって下さい。
真に受けるなんて事がありませんよう・・・
782マダムコルフ:2008/07/07(月) 19:52:41 ID:???
>>779
ユスーポフ侯爵のお相手を一晩だけでも務めたい
783レオ:2008/07/07(月) 19:54:39 ID:???
姿を見せない、ぎゃあ!!、kYN、短編、その他のROMの者も、
願いを書き込むのだ。
よいな?

叶う保障などどこにも無いがな・・・。

(こんどこそ落ち)
784フリデリーケ:2008/07/07(月) 20:41:06 ID:???
まぁ、七夕がなんて綺麗なの。

あぁ、おにいさんの夢が一日も早く叶いますように…
いろんな夢が…
785.。・:*:・゚'☆アレクセイ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 20:47:02 ID:???
天の川、か。
おれはユリウスに出会って以来水難続きだから、へブロス川も星の川もご免だぜ。
(ヴィルクリヒのバケツの水、カーニバルずぶ濡れ持久走、ボート転覆、鉄橋飛び降り、モイカ運河転落)

ちょっと質問の意味を読み取り難いが、
>それを阻害すル白鳥座に相当スるものは何かナ??

おれ達は阻害されたわけじゃないだろう、何もかも自業自得ってやつだ。

>『同じように川を流れていった二人にどこかで出会えているという希望を〜』

そいつ、おれを殺してものを言ってるじゃないか。おれ達は同じ「末路」を辿った、ってな。
(どこかって海か?ほーっ、壮大な話だぜ)

ところでダーヴィト、お前までがおれの川転落を知っていたとは、相当のロシア革命マニアだな。
歴史書でも書くといいぜ、どうせ無職みたいなもんなんだろう?(←自分を棚に上げている)
786名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 20:48:43 ID:???
ダー様の赤ちゃん産みたい
787.。・:*:・゚'☆ヤーコプ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 20:52:37 ID:???
「アネロッテ様をもう一度抱かせてくだせぇ!」
788.。・:*:・゚'☆小文字荒らし☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:02:52 ID:???
ダ-担いつまで晩飯落ちシテンダヨ

早く戻ってなりきりをシロ
ホカノヤツラノ亡命先ト、援助シテイル貴族ノナマエヲ
ハイテモラエマスヨウニ☆             
790ダー:2008/07/07(月) 21:14:04 ID:???
>>785
>相当のロシア革命マニアだな。

いや、ロシアでの血の日曜日事件の際のあいつ(ユリウス)の取り乱しようを見てもしや・・と思ったんだ。(←嘘つけw)
(うう...4部のダーになるの苦手ダ...
マリアにも話しかけタかっタんだが...)

>>788
(ワルカッタナ!!食べるの遅いンダヨ!!!!)
「どうか侯がわたくしの気持ちにお気付き下さいますように」

ハッ、いかん、私としたことがこんな私利私欲を・・・・。
しかし・・・ああ・・侯・・・。

セルゲイ・ロストフスキー、天の川の果てまでも侯のお供致します・・・。
792.。・:*:・゚'☆ユスユリ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:18:23 ID:???
「レオニードが・・・・」

・・・だめだ、僕には書けない・・・(涙ぐむ)
793ダー:2008/07/07(月) 21:19:21 ID:???
>>781
聞き間違いだったのかもな。
僕もこの暑さで頭の中が沸いてしまったのか・・。
ははっ・・・!

あいつに限って自らの才能を退化させるような馬鹿な真似、
するわけないからなぁ。
794☆☆ロベルタ☆☆:2008/07/07(月) 21:20:59 ID:???
ゴットフリートがあの女のことを忘れますように、と。
795.。・:*:・゚'☆クラ担☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:22:54 ID:???
>>790
>4部のダーになるの苦手ダ...

あれ、1・2部と4部とではどこか違う?
クラ⇔アレクの場合、アレクはテンション低めでやってるつもりだけどw
796☆☆ダー☆☆:2008/07/07(月) 21:27:10 ID:???
>>786
君、はじめてかい?
あまりの直球ぶりに参ったよ・・w

>>795
(ああ、年上に話しかけるダーが苦手なだけダw
あまり首つっこまナいでくれw)
797☆☆小文字荒らし☆☆:2008/07/07(月) 21:28:35 ID:???
ダ-タンガハヤクシボウシマスヨウニ
798☆☆ローマ字荒らし☆☆:2008/07/07(月) 21:30:00 ID:???
>>797
sonotouri!!
799.。・:*:・゚'☆マルヴィータ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:30:30 ID:???
モーリッツが奥さんと別れてくれますように。

(↑フランツ頭に片隅にも無しww)
800☆☆フランツ☆☆:2008/07/07(月) 21:33:58 ID:???
マルウ゛ィーダと早く再会できますように。
(799と温度差w)
801.。・:*:・゚'☆レーニン☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:41:19 ID:???
萌えない同人誌イスクラがもっと売れますように。
802☆☆青年Д☆☆:2008/07/07(月) 21:44:15 ID:???
>>785
再レス☆☆

ユリウスに出会う前の水難トいえば、
大雨の中、マルコーと...
(こじつけw)
(イザークは女難かナ??)
803リュド君:2008/07/07(月) 21:46:54 ID:???
汽車から、僕を助けてくれたあの人に逢えますように
804.。・:*:・゚'☆ヴィルクリヒ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:47:13 ID:???
復讐が遂げられますように☆
ヘルマンの瞳が私に輝きますように
関西:早く、リアが、暇になりますように…
レオユリH隠し撮りビデオ欲しい。
808☆☆りゅどみぃるぼっちゃま☆☆:2008/07/07(月) 21:51:31 ID:???
お兄様とユリウスのお馬さんごっこに、
こんどは僕も参加させてもらえますように。
13万字:また憑き物がつきますように
810.。・:*:・゚'☆異常性欲者☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 21:55:58 ID:???
レオ様になってユリちゃんの○○を△△たい、ハァハァ
もう二度とおイタをしてしまいませんように
ユリウスとイザークが結婚しますように
ミハユリさん、フリ担さんが帰ってきますように
814☆☆名無しさん@天の川(煽り)☆☆:2008/07/07(月) 22:05:53 ID:???
アレクファン、
ダーファンがレオファンの迫力に負けずに萌えを語り続けられますように!
815☆☆スリコギ(代打)☆☆:2008/07/07(月) 22:07:09 ID:???
リアルタイム参加の夢がまた叶いますように。
葱坊主さんのSSがどんどんエロくなりますように
817☆☆短編職人(代打&煽り)☆☆:2008/07/07(月) 22:09:54 ID:???
私にコミュニケーション能力と、雑談の神が降りてきますように。
818☆☆短編職人(代打&煽り)☆☆:2008/07/07(月) 22:10:18 ID:???
私にコミュニケーション能力と、雑談の神が降りてきますように。
これ以上○ー担さんにつけ狙われませんように。
ダー担さんがもっとレオ様になりきってくれますように。
821.。・:*:・゚'☆変態性欲者☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 22:16:57 ID:???
○○○所持者が増えますように
挨拶と雑談一切無しの、SSと共同のみの私好みのスレになりますように
823。・:*:・゚'☆*常駐住人*☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 22:20:10 ID:???
今ロムってる人全員が書き込んでくれますように〜
御大がこれ以上余計な発言をしませんように
825。・:*:・゚'☆イザーク☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 22:29:09 ID:???
流れぶった切って、叩きスレ住人に叩かれませんように・・・

ライン君にヌスドルファー通りの酒場で聴くようなヘンデルと言われてしまった
ヘンデルバリエーション(マイナーじゃないけど一応貼っときます)
http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/brahms/001067.html
826☆☆820に対抗する関東軍(代打&煽り):2008/07/07(月) 22:30:03 ID:???
○ー担さんがもっとダー様になりきってくれますように。
827。・:*:・゚'☆*りよたん*☆・:*:・゚' :2008/07/07(月) 22:30:45 ID:???
目立つことしてテレビ出て、もっと発言の機会に恵まれますように
828☆☆池田理代子☆☆:2008/07/07(月) 22:35:19 ID:???
私の天上の調べのような歌声を、
人々の耳にもっと届けてあげられますように。
829ライン君:2008/07/07(月) 22:39:44 ID:???
>>825
くっく・・・

あは・・・
あはははは・・・
あはは

笑うつもりはなかったのですが・・・
つい思い出してしまったもので

じゃあ
イザ担さんが共同で○○ばかりしてませんように。
逃げ道が常に用意されていますように・・・ダッ・・(逃走!)
レオニー怒に淫乱で○○ばかりしている女だと思われませんように・・・(涙)
833☆☆スレのみんな(総意)☆☆:2008/07/07(月) 22:50:43 ID:???
関東軍の逃げ道が破壊されますように
834☆☆フリ担(代打)☆☆:2008/07/07(月) 22:57:20 ID:???
私からマイナス思考と自虐の神が去りますように
835☆☆アネロッテ☆☆:2008/07/07(月) 23:01:31 ID:???
お母様が死にますように→叶った!
お父様が死にますように→叶った!

ったく、マリアったらしぶといわネェ・・・
オル窓の愛蔵版、ベルの愛蔵版ぐらい質のいい物が発売されますように
837みんなの願い:2008/07/07(月) 23:04:16 ID:???
ユリになって贔屓の男キャラに抱いてもらえますように☆☆☆
838☆☆スレのみんな(総意)☆☆:2008/07/07(月) 23:11:31 ID:???
次台風が来たら、(スリ)レオ様が壊れていない懐中電灯で、
明るく私達を照らしてくださいますように。
839名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:14:20 ID:???
レオ様と一緒にお風呂に入りたい。逞しい背中に光る汗を流してあげたい。
我慢できずにピトっと肌をあわせたい
840名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:16:04 ID:???
>>838
あそこも照らされるのかしら?
ハズカシィ・・・////
841☆☆ロストフスキー☆☆:2008/07/07(月) 23:16:37 ID:???
>>839に天罰が下らんことを!
ユリになって暴風雨に痛めつけられる樹木のようにレオ様に一晩中愛されたい。
ユリになってレオ様に抱かれるなら、一度くらいは軍服を着たままの彼に抱かれたい。
体位は駅弁、机の上で屈曲、・・・・でもバックは嫌w
844.。・:*:・゚'☆ドミートリィ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 23:48:56 ID:???
こんな活動をしている事がおばあさまにバレませんように。
幼い弟をオルグしたこともバレませんように。
845.。・:*:・゚'☆アルラウネ☆・:*:・゚':2008/07/07(月) 23:52:26 ID:???
わたくしが3部で変わったなんて言われませんように。
1部では出番が少なくて、読者が勝手にイメージを築き上げていただけだという事に気づいて頂けますように。
846。・:*:・゚'☆イザ担☆・:*:・゚' :2008/07/08(火) 00:00:12 ID:???
コッソリ(亀レスがマシになりますように)
847:。・:*:・゚'☆ブラックス☆・:*:・゚' :2008/07/08(火) 00:03:08 ID:???
『脚が伸びますように。』
848名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:04:49 ID:???
>>846
イザークさん、日付・・8日になっちゃいましたよw
849名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:08:05 ID:???
>>848
そうなんだ・・迂闊だったよ・・・
まさか君にも気づかれていたとは・・・orz
850レオニー怒:2008/07/08(火) 00:21:55 ID:???
(笹に飾られた多くの短冊に冷ややかな目線を送りながら)

愚かしいにも程があるな。
このような馬鹿げた風習があのクソ坊主に幅を利かされる土壌ともなったのだ。

(つと近寄り、一枚の短冊を手にするがそこには見慣れた字で露骨な願いが記されていた)
851名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:27:16 ID:???
www
852名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:46:32 ID:???
(その夜、ユリウスの一際高い声が窓の外の星明かりの庭にまで届いた)
853名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:49:45 ID:???
昨夜は皆さん七夕祭りを楽しまれたようでなによりw(代打、有難うございました〜。)
>>759
ストーカー的陰気さ、、、私に元祖小文字荒らしの才覚があるとでも?w

ブラックス君はダーイザ両名に変なモノを食べさせられたんですね〜。イザユリちゃんに抱きしめられて寝たのが救い?

遅くなりましたが、>>691〜葱坊主さんGJ!飲酒の次は喫煙(葉巻)バージョンでしょうか?w

今日は特にネタが無いので、リアルタイマーの豆知識を。
オル窓第三部は毎月44ページのペースで連載されていましたが、途中御大が急病で、28ページになってしまった事があったんです。
貴重な幻のの16ページとは、よりにもよってレオ様膝枕の回でした。
(アルラウネとユーリーの再会〜エフレム射殺事件)

一番ノッていた頃だけに、今でも非常に残念で・・・・・。16ページもあれば、レオ様とユリの登場がもっとあったでしょうに。
854RON:2008/07/08(火) 18:04:55 ID:???
>>853
貴重な証言・お話を有難うございました。
あと16ページあれば、「僕は、ぶしつけな事言った?」の後に、
あ〜んなコトやこ〜んなコトができたのかも・・・
むむむ、そう考えると本当に残念ですね〜


855ブラックス:2008/07/08(火) 18:27:07 ID:???
(ここはサンクトペテルブルク駅前広場)
夕べ、通りすがりのおじさんの鞄に入って遊んでいたら、うっかり
そのまま眠ってしまったらしくて、気付いたらロシアに来ていたのワン!!
     ↑
(たった1日で着くのか?犬のホザく事です。お気になさいませんよう・・・)

せっかくだから、レオ様のお屋敷を見学して来ようっと。
856アレクセイ:2008/07/08(火) 19:01:30 ID:???
>>853
何だとォ!そ、それは本当か!?
(悔しくて今夜は眠れん・・・orzなぜそこで病気になったんだ、御大・・・)

>>855
(偶然駅前広場に来たアレクセイ、ブラックスに似た犬を見かけて近付いてくる)

お前、あいつにそっくりじゃないか、懐かしいな・・・青春時代を思い出すぜ。

(ブラックスとの日々を思い出して遠い目)

思い出すと言えば、そうだ、こいつをユリウスに見せてやろう、もしかしたら・・・。

(またもや嫌がるブラックスを強引に拉致、アパートに連れ帰る)

ユリウス、客人をお連れしたぞ!

――――――――――――――――――――――――――――――――

(だれかユリウス役を頼むw)
(RON、ユスーポフ邸にはおれが後でジジイの変装で送り届けてやる)

(では一旦落ち。また後で来る←無責任)
857ユリウス(代打):2008/07/08(火) 19:32:40 ID:???
>>856
ブラッ・・ク・・ス?

ああ、今僕にははっきり分かるよ…!
僕には分かる。
この懐かしい香り、短い足…

いくたび出会っても(略)
(ひしっ)嫌がるブラックスを抱きしめる。


ではどなたが続きを…w
858Д:2008/07/08(火) 19:34:10 ID:???
>>853
そうダッたの?
その後作品自体が勢いを失っテるように見えルから、
もし病気シテ無ければ...とも考えテしまう。
サンキュ!

前も上がったケド、
レオがユリにキスするシーンの時には月刊に変わってタらしいから、
リア読者は一ヶ月も待たされタっテことだよナ...たまんネ。
ここのジラされ好きの住人達がリア読者だっタら....w

もし週マのままだっタら、アレクユリベッドシーンも、
もっと味気無いものになっテたのカナ。
よクわからネけど...w
859ブラックス:2008/07/08(火) 19:41:49 ID:???
>>857
(最初、ユリウスの腕の中でもがいていたブラックスだが、ユリウスの懐かしい香りに
遠い記憶が呼び戻され、おとなしくなる。)

クゥ〜ン クゥ〜ン クゥ〜ン←甘えた声で鳴く
ペロッ ペロッ←ユリウスの口元をなめる
860名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 19:48:20 ID:???
>>786
睫のなが〜い女の子を産む。で、ニコニコしてあやしている
ダー様を見て・・・自分の娘にやきもちを妬きたいw
861アレクセイ:2008/07/08(火) 19:51:48 ID:???
>>859
(ブラックスのユリウスへの馴れ馴れしい態度に嫉妬心に駆られかけるアレクセイ)

イザークという名に聞き覚えはないか?じゃあ・・・フレンスドルフ校長は・・・?
ようく考えてみろ、聖ゼバスチアンのことでもいい、何か思い出せることは無いか!?
862レオ:2008/07/08(火) 19:54:33 ID:???
>>855
(シャ!)

ここで何をしている!?
わたしの書斎と知ってひそんでいたのか!?
863ダー:2008/07/08(火) 19:56:34 ID:???
>>860
そんなかわいい娘を産んでくれるのは他ならぬ君なんだろう?

そんな大事な君をさし置いて、娘に首ったけなんてことはありえないさ。
864RON:2008/07/08(火) 19:59:11 ID:???
865レオ:2008/07/08(火) 20:00:14 ID:???
>>848
そなたは願いを書いたのか?
それとも物陰から覗いていただけか?
だとすれば正しい選択だったな。
ここの女どもは、まやかしに目をくらまされているだけのだ。
866RON:2008/07/08(火) 20:01:23 ID:???
す、すみません・・・慣れないもので、手元が・・・
(では、もとへ)

>>861
(アレクセイ、貴方ともあろう方が犬ッコロに嫉妬ですか・・・?)
867Д:2008/07/08(火) 20:03:06 ID:???
>>857
代打っテなんだよー...w
雰囲気出てルじゃン!!
868ユリウス(代打):2008/07/08(火) 20:09:56 ID:???
ん・・ブラックス・・くすぐったいよ・・(こらこらw)

イ・・ザーク?分からない・・ああ、何故夜中にひとりで
『迂闊だったよ』って・・つぶやいてる声が・・・聞こえるよ・・
フレンス・・ド・・ルフ・・?
ああ!その紅茶を飲んではいけない・・!!!先生・・好きだったのに!!
(ばったりと倒れる)

今度こそどなたか・・続きを w ゴハン行って来ます。
869名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 20:10:53 ID:???
>>866
(ああ、3部のおれといえばジェラだからな)

―――――――――――――――――――

(ユリウスがブラックスの事以外何も思い出さないのでやや落胆)

このアパートでは動物は飼えないんだったな・・・。
だがこいつを路頭に迷わせるわけにはいかん。どこかの金持ちの家にでも押し付けるか。

(そう言うと名残惜しそうなユリウスを尻目にブラックスを袋に詰め込み、ユス邸に向かう変装アレク)
(ミハ邸でそうしたように、ユス邸の柵の中に袋ごと放り込む)

元気でいろよ、ブラックス。縁があったらまた会おうぜ!
870869:2008/07/08(火) 20:14:42 ID:???
おっといけねぇ、コテ付けるの忘れてた。アレクセイだ。

>>868
やれやれ、おまけにリロらずに書き込んじまったぜ。今夜も酒場のような混乱だな。
871Д:2008/07/08(火) 20:15:14 ID:???
>>868
超GJ!!

俺も一旦落ちルぜ。

>>869
じゃナ!
872アレクセイ:2008/07/08(火) 20:16:13 ID:???
じゃ、おれも夕めしだ。食ったらまた来るぜ。
873名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 20:17:49 ID:???
>>863
ダーヴィト・・ほんと・・に?きっとだよ。
(だが、ひそやかに覚めた一点で、真実を克明にみていた私であった)
終わりw
874ブラックス:2008/07/08(火) 20:24:03 ID:???
>>869
(袋に入れられて・・しばし・・・突然すごい衝撃と共に全身を打ちつける)

キャイ〜ンキャイ〜ンキャイ〜ン!!!!

袋から出てあたりをキョロキョロ見渡す・・・「ここは、どこだワン?」
875行き倒れブラックス:2008/07/08(火) 20:27:47 ID:???
(庭を数歩 歩いたところで、意識が薄れ倒れる。)
ぱたり
(どうやら脳震とうを起こしたらしい・・・。)
876名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 20:45:01 ID:???
>>875
(気絶したブラックスはリュドミールによって居間まで運ばれていた)
877アレクセイ:2008/07/08(火) 20:58:01 ID:???
>>868
お、おいっユリウス!!

(卒倒したユリウスをベッドに運び)

無理に思い出させようとして悪かった。
あの犬がお前の精神を追い詰めるとは思わなかったんだ、
やはり記憶喪失は素人の手に負えるものではないらしい。

>>869に続く
878ロストフスキー:2008/07/08(火) 21:40:31 ID:???
(庭の片隅で発見されたという小汚い袋を手に)

使用人のものにしては汚すぎる。一体誰がこんなものを・・・。
だがこんな些細な事まで侯にご報告申し上げる必要もあるまい、処分しておくがいい。

(エフレムに渡す)
879エフレム:2008/07/08(火) 22:52:33 ID:???
>>878
(納屋の中で)

この袋はたしか前に一度使った事がある
布が二重にできていて極秘連絡に使うものだ。
ま・・さか・・・

(果たして中から紙切れが)

『○月×日、国立銀行の正貨準備金である五百トンの金塊が二十八輌の貨車で疎開先のシベリアに向かう。
 燃料補給のため途中停車する△△駅を襲い、金塊を強奪せよ』

・・・・!!

(だがしかし、日付は半年前のものだった。血の気が引くエフレム)

なんて事だ!!どこの粗忽な同志がこんな重要な連絡が入っているのを見落としたんだ、あああ!!!
880粗忽革命家:2008/07/08(火) 23:00:34 ID:???
(金塊の一部は戦後東京湾と隅田川から引き上げられたらしいが、
 詳しいことはわからん)
881葱坊主:2008/07/08(火) 23:13:34 ID:???
《エロ要素なし》

クラウスは・・・そのことのためにぼくの心を去り・・・レーゲンスブルクを去ったのか・・・!?
ぼくがあれほどにも知りたがってきたのは・・・これか・・・!?
労働者や農民たちと一緒に皇帝にはむかって闘うこと・・・!?
由緒ある侯爵家だとヴェーラはいっていた。そんな貴族の生まれの彼がなぜ・・・
ここへくるまえに街中で見かけたあの異様な連中の仲間だと・・・
なぜ・・・!?なぜ・・・!?
あのすばらしい才能をこのことのためにひきかえにしたのか!?
身分をかくし、憲兵に追われ、こそこそと逃げまどい、みずから望んでこんな地獄を背負って・・・
ああ!ぼくはここにきて何ヶ月もの間いったいなにをしていたんだ!
知らなくてはいけないことはいっぱいあったのに!見なくてはいけないことはいっぱいあったのに!

ユリウスはクラウスの思想を知りたくて、レオニードの留守にこっそり彼の書斎にしのびこんだ。
驚いたことに、そこにはマルクスの『資本論』をはじめ、革命関連の書物も数多く置かれていた。
ユリウスは知らなかったが、ロシアでは、たとえ皇帝が禁止した書物でも、賄賂を使えば、
外国から持ち込むことができるのである。そして、禁止されるとかえってそれを読みたくなるのが
人情というものである。かくして、それらの本は、全ロシアの教養階級に読まれることとなるのだった。
882葱坊主:2008/07/08(火) 23:13:59 ID:???
ユリウスは、リュドミールに勉強を教えに来る家庭教師に、隙を見て話しかけてみた。
「ねえ先生、教えてもらいたいことがあるんですけど」
「なんの御用でしょう?」
「ロシアの労働者や農民たちの生活は、どんなものなの?」
「なぜそんなことに関心がおありなのです?」
「ぼくはこの邸から出ることが許されていないから・・・でも、この国の事情をもっと知りたいんだ」
家庭教師は一瞬ためらった。この外国の少女に、そんなことを話してもいいのだろうか?しかし
彼女には純粋で、なにかしら人の警戒心を解かせるようなものがあった。
しばらくして、彼は、
「この国の民衆の生活は悲惨です。工場で女工が失敗すれば罰金を取られます。罰金をとられない
場合は、かわりに鞭打ちの罰が待っています。農村から都市へ出稼ぎに来た労働者は、1日に
12時間以上も働かされ、賃金は低い上に支払いも不規則で、ときには大規模な労働争議が
起きるときもあります」
「農民の生活も惨めなものです。先々代の皇帝アレクサンドル2世の時代に農奴解放が行われて、
農民は自由な身分になりましたが、与えられた土地は十分ではなく、多くの農民は貴族地主から
土地を借りざるをえませんでした。でも農民のほうは、高騰する地代を現金では払えないので、
地主の手元に残った土地を耕すという方法に頼らざるを得ません。
彼らは人頭税や地方税のほか、分与地の償却支払金を毎年政府に納めなければならず、そのため、
収穫した穀物の多くを売らなければならないのです。食糧不足のため、地主から借金したり、
家畜を売ったり、隣人に物乞いをしなければならない場合もしばしばです。凶作に襲われた年には
飢饉が発生します」
ついユリウスに対して熱く語ってしまった家庭教師は、はっとして、
「わたしがあなたにこのような話をしたことは、どうかユスーポフ侯には申し上げないようにお願いします」
「ううん、そんなことはしませんよ。先生も、ぼくがロシアの事情についてたずねたことは、ユスーポフ侯に
言わないでください」
そう言ってユリウスは彼と別れた。
883葱坊主:2008/07/08(火) 23:14:28 ID:???
どうやら、ロシアの民衆が相当に悲惨な生活をしているらしいというのは理解できたが、それと
革命を起こすということはユリウスの心の中ではなかなか結びつかなかった。
信仰心の強い彼女には無神論はなじまなかったし、テロを正当化するというのもよくわからなかった。
レーゲンスブルクにいたころも、キッペンベルク家の横暴に対しては怒りを感じたが、だからといって
資本家や皇帝を倒すなどという考えは心に浮かんだことはなかった。

ある日、ユリウスは部屋でヴェーラと二人きりになったとき、彼女に対して質問してみた。
「ヴェーラ、ぼくはこの国に来てすぐ、街中で集会やデモをしている異様な連中を見たんだ。警察に
逮捕された仲間のために、建物の中から狙撃している者たちもいた。・・・あれが・・・革命家たち
なの・・・?」
ヴェーラは彼女の問いに驚き、ユリウスに対してこんなことを話していいものかと迷ったが、
ずっとユスーポフ家に軟禁されている彼女を気の毒に思う気持ちもあったので、
「そうよ」
と答えてやった。
「皇帝陛下を倒して、ロシアを社会主義への道へ進ませるのが、彼らの目的」
「革命家たちの主張の中には、男女平等や身分・階級制度の廃止というのもあるわね。
人々は旧弊なしきたりから解放されるべきだと」
そのとき、ヴェーラの声がかすかに震えたのがわかった。
「ドミートリィとアレクセイのミハイロフ兄弟だけど・・・彼らは貴族でありながら、なぜ革命運動に
身を投じたりしたんだろう?」
ヴェーラはため息をついた。
「ユリウス・・・ロシアではね、昔から貴族がそういう活動に携わる例が多いのよ。この国は
西欧に比べて、ブルジョワジーが未発達だから、近代的な高等教育を受けられる者の
ほとんどが貴族なの」
「・・・・・・」
そのとき、ヴェーラがはっとして扉口のほうを見たので、ユリウスも振り返った。そこには、
レオニードが立っていた。
彼は冷たい眼で二人を一瞥してから、ユリウスに、
「ユリウス、わたしの書斎へ来るように」
と声を掛けた。
884葱坊主:2008/07/08(火) 23:14:57 ID:???
ユリウスが彼の後を追って書斎までついてくると、レオニードは椅子に腰掛けたまま、
「おまえは、なぜヴェーラにあのようなことを聞いていたのだ?」
一瞬、躊躇したが、ごまかしても仕方がないと考え、
「革命家たちの思想と、彼らがなぜあんなことをするのか知りたくて・・・」
と答えた。
するとレオニードは皮肉な口調で、
「おまえは反逆者アレクセイ・ミハイロフを追ってロシアまでやってきたのだろう?
にもかかわらず、奴の思想について何も知らなかったのか?」
と言った。
その言葉はユリウスの心を突き刺したが、反論することができなかった。彼の言っている
ことが本当だったからだ。
「あの男の思想も、この国の実態も知らず、ただ恋慕の情だけで奴をロシアまで追ってきたのか。
まったく女というものは愚かしいものだな」
ユリウスが思わず、
「彼は・・・貴族の生まれでありながら、なぜ富も名声も地位も捨てて、あのような
活動に身を投じたのだろう・・・」
とつぶやくと、レオニードは、
「お前こそ、良家の子女でありながら、なぜ安楽な暮らしを捨てて、奴をロシアまで追ってきた?
故郷で平凡な幸福を手に入れようとは思わなかったのか?」
と尋ねた。
ユリウスの脳裏に、レーゲンスブルクを発つ前、イザークに、
「ほしかったのは・・・きみだけだ!ぼくではだめか!?ぼくではだめか!?」
と言われて、このままこの腕にふみとどまり、すべてをゆだねてしまえばという
思いに駆られたときのことが浮かんだ。
レオニードは、おもわず黙り込んでしまったユリウスをしばらく見つめていたが、
そのうち、ユリウスにとっては意外なことを口にした。
「先々代のアレクサンドル2世陛下は農奴を解放なさったが、その結果、どうなったと思うか?」
「・・・・・・」
「陛下は、『人民の意志』党員のテロに斃れることとなった」
「・・・!」
ユリウスは驚き、
「なぜ・・・?農奴を解放した皇帝が、そんな目に・・・」
「それがロシアという国だ・・・革命家のやつらがやろうとしていることは、月曜日から
いきなり水曜日に跳ぼうとするようなものだ」
そしてレオニードは、彼女に、
「もういい、行け」
と言った。
885葱坊主:2008/07/08(火) 23:15:26 ID:???
レオニードの書斎から出て廊下を歩きながら、ユリウスは、ロシアという国も、革命家
たちのことも、ますますわからなくなっていた。
(わからない・・・わからない・・・クラウス、君はいったいどういうつもりで・・・)

ユリウスが出て行った後、レオニードはしばらく考え込んでいたが、おそらく、今の彼女には
革命家たちのことも、ロシアのことも理解することはできないだろうと思った。
なんといっても彼女はまだ十代の少女だし、ずっとユスーポフ邸に閉じ込められていて、
ロシアの労働者や農民と接触する機会もない。
そして、アレクセイ・ミハイロフへの想い・・・あの少女は、やつが自分の恋を受けいれて
くれると思っているようだが、あまりにも甘い考え方だ。革命の闘士にとって、同志でも
ない女など、足手まといでしかないことは容易に想像できる。
だがユリウスはロシアの政情も、革命活動の実態もよくわかっていないようだ。
この邸に閉じ込められて、生活の変化もなく、食事と住まいだけは確保され、あくせく働く
必要もない状態では、追憶を繰り返すほかはなく、男に対して幻滅をおぼえる機会はなく、
初恋の男の姿は純化され、ひたすら心に刻みつけられていくだけなのだろう。
これだから女というものは・・・

THE END
886名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:29:50 ID:???
葱坊主さん今夜もGJです!!!!!
最後の3行が達観したレオ様らしくて素敵でした〜!
ユリの中のアレクは美化されてるけど、
実際のアレクはレオ様にとっちゃ雑魚みたいなものなんだろうな〜
887名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:41:48 ID:???
>>865
レオ様〜
昨日は〜私頭が悪くてぇ・・流れについていけなくてぇ
あ、でも1個だけ書いたんですけどぉw
>>881->>885を見たら〜
やっぱ頭が良くなりたいって思って〜w(葱坊主さんGJです!相変わらず知的)
い・・今から短冊書いても・・間に合いますかぁ〜?

(間に合いません・・ねw レス不要です)
888名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:48:33 ID:???
>>881-885
エロでなくてもいいぞいいぞGJGJ!
原作のシーン・台詞を嵌め込んだ事で、本当にあったエピのようで◎だな。

(ところで葱坊主、初見参から全て合計すればもう相当な字数になってるだろう。
 そろそろ10万字超えか?w)

スリコギの言う喫煙バージョンもよかったら・・。
889RON:2008/07/08(火) 23:49:43 ID:???
>>881-885
葱坊主様
ヴェーラやレオが革命について語る・・・。
二人ともフェアですね。
890葱坊主:2008/07/09(水) 00:05:03 ID:???
>>888
喫煙(葉巻)ですか・・・
酒と違って、エロに結びつけるのが難しいですね。
ク○ン○ン大統領がホワイトハウスで実習生に対してやったようなことを、
レオ様にやらせるのは嫌だし(汗
891名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:15:39 ID:???
>>890
「アメリカの大統領は・・・」と時代設定無視で、
ユスーポフのおっさんが葉巻を見て連想するという
ネタに毛が生えたようなエピなら昔書いた事があるぜ(汗)

ところで葉巻ってのは煙を吸い込まないものらしいな。
ふかして香りを楽しむだけだそうだ。
間違ってタバコのように吸い込んだらえらい事になるぞ。

(確かに直接にエロと結びつかないな)
892名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:29:01 ID:???
ブラックスがユス邸で目を覚ましてからの展開に期待w
893RON:2008/07/09(水) 00:32:16 ID:???
>>892
いつ、目を覚ますんでしょうね・・・?
(こんな夜中に目を覚ましても、リュド君は眠っているだろうし・・・)
894名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:34:45 ID:???
>>853
御大の病気中断、じわりとショックが這い上がってきた(何故か今頃・・遅い・・)
895名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:49:14 ID:???
>>893
目を覚まし、廊下の床の匂いを夢中で嗅ぎながら進むブラックスの鼻先が、
黒光りする軍靴に突き当たる。
驚いて見上げるとそこには・・・、みたいな怖ーい展開を予想w
896名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:54:13 ID:???
>>894
どうせなら、アレクユリ再々会後に病気になれよorz

ホンマ、よりにもよってって感じだよ、
心の変化をもっと細かく描写して貰いたかった場所じゃないか〜orz
897アレクセイ:2008/07/09(水) 00:58:41 ID:???
>>887
おれも今更遅いんだが、七夕のコテ飾りの☆マークは赤星にするべきだった。

.。・:*:・゚'★アレクセイ★・:*:・゚'

革命家としての自覚が足りん・・・orz
898名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:58:58 ID:???
>>893
邸中の者が皆寝静まった夜更け、ブラックスは目を覚ました。
どこか懐かしい匂いがする・・・。
夢中で匂いを辿っていくと、ある扉の前に着いた。

ユリウスの愛液の匂いと男の匂いが入り交じった濃密な香りが、ブラックスの嗅覚を部屋の外からでも否応なく刺激する。
くちゅくちゅと水の滴るような音と犬の鳴き声にも似た切ない喘ぎ声も漏れ聞こえ・・・(みたいな展開を妄想w)
899名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:01:35 ID:???
>>898
ダー担か?w GJGJwww
900RON:2008/07/09(水) 01:01:45 ID:???
>>895
ぞっ・・ブルブル 想像しただけでも怖いですよ、その光景は。
そんな恐ろしい目に合わせるんですか?
はるばるロシアまでやって来たブラックス君を?

でも、意外な事に小動物を愛でるレオ様だったりして♪
(ありゃ、見ない顔でちゅね?君はここで何をちてるんでちゅか?)とか・・・m(_ _)mスミマセン・モウ、フザケマセン
901名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:01:54 ID:???
>>896
完璧なレオユリとのギャップでさらにアレクに非難ゴーゴーw
902RON:2008/07/09(水) 01:05:11 ID:???
>>898
お、おおおままかせし、しします。(何故だか、どもる。)
903名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:05:41 ID:???
>>900
ワロタ〜wwwwかわいい・・・・w

>>899
いえ、人違いですじゃ〜w(関東軍にならって逃げwイザ担)
904Д:2008/07/09(水) 01:06:21 ID:???
>>881-885
GJ!!!!
なンでそンなに次から次へとストーリーが思いつくんダ...!
今回も面白かったぜ!!

>>898
いいネいいネ!覗きシリーズ満載!!
>>899
違いまース!

>>895
だれかそのレオをたのんだ!!

俺は>>862をブラ公にスルーされチまっタからww
905名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:08:25 ID:???
前に新語候補で「おなすみなさい」あがってたけど、随分前からクラ担さん使ってたような〜・・?w
と思いつつ落ちwおやすみなさーいw
906Д:2008/07/09(水) 01:09:17 ID:???
>>901を見て...
ロムを含めたアレクファンの諸君、気を落とすことはナイぜ。
これ以上叩きが続いたら、アカトゥイ(人物叩きスレ)へ送りこンでやルw
907名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:10:30 ID:???
>>905
そうダった?
ごめンねw
記憶障害なんデース!
908名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:10:42 ID:???
>>902
ちゅ、ちゅ中途半端な、ぼ、ぼ僕には、む、むむむ無理です・・orz
(RONさんヨロw)
909名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:11:29 ID:???
>>903
何だお前だったのか、イザ担。
(いいぞいいぞ、その調子で続きも行けい!)

>>904
>俺は>>862をブラ公にスルーされチまっタからww

KYレオ乙w

>>906
真っ先にそこへ送り込まれるのは何を隠そうおれ自身w
910RON:2008/07/09(水) 01:13:34 ID:???
>>904
Д様
えっ!? 862?
・・・・あっつ!!!

も、申し訳ございません・・・。
なにぶんヤツはイヌ畜生ですので、一度にいろいろな事に頭が回らないようなのです。
説教しようにも、いまだ気を失ったままですし・・・
後でよく言って聞かせますので、なにとぞ今日の処はご勘弁を・・・・。
911名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:17:04 ID:???
>>900
>(ありゃ、見ない顔でちゅね?君はここで何をちてるんでちゅか?)とか・・・

厳格だったオトーサンが、仔犬が来た途端に赤ちゃん言葉になったという話を聞いたことがあるw
912名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:19:45 ID:???
KYレオに笑い死にしそうだ・・・w

>>895
怖いレオ様、想像しただけで痺れる・・・心拍数がぁ〜・・

(くそう・・スレが気になる・・が、今度こそ落ち!!)
913名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:20:35 ID:???
>>911
それは貴女様のオトーサン?w
914名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:21:05 ID:???
>>911
(風俗で赤ちゃんプレイにはまる大企業の役員もいるとかいないとか・・・)
915名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:22:16 ID:???
>>914
(レオ様がそうだとは思いたくない・・wケレンスキーは何故か想像出来る)
916名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:23:26 ID:???
>>913
うちで生まれた仔犬を買った人のオトーサンw

(ブリーダーさんの犬(ゴールデンレトリバー)を1年ほど預かっていて)
917名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:26:40 ID:???
>>914
りゅどみいるぼっちゃまは「赤ちゃんごっこ」だと勘違いしてたね〜w
918RON:2008/07/09(水) 01:41:08 ID:???
>>916
ゴールデンレトリバーかぁ(溜息)
短足胴長のブラックスとは対極にあるような、格好のいい犬じゃないですか!
レトリバーなら、レオ様にだって堂々と会えるのにな・・・
ブラックスは夕べ、短冊に『脚が長くなりますように』って書いたんですよ。
ところが・・・その時は既に日付が・・・(悔)
919RON:2008/07/09(水) 01:43:09 ID:???
あぁ、もう私泣きながら寝ます・・・・。おやすみなさい・・シクシク
920名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:49:47 ID:???
>>918>>919
顔はドーベルマンと瓜二つなのをブラックス本人(本犬)が知らないだけで・・・。

(ドーベルマンの本性は3部ユリというのは誰も知らない)

おやすみなさ〜い。
921レオ:2008/07/09(水) 01:51:00 ID:???
(気をとりなおす)

>>919
ふん・・・
どうせ行く宛てなど無いのであろう?
(窓ガラスを叩きつけるような豪雨を見て・・・)
お前なんぞ逃そうと逃すまいとスパイになりうるわけもあるまい・・。

(ソファに寝床をこさえるとそこにブラックスを促し、
自分は何くわぬ顔で机に向かい、羽ペンを握り調べものにとりかかる。)
922名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:53:19 ID:???
>>921
レオ様、また明日も会えると嬉しいです。おな・・おやすみなさいませ。
923レオ:2008/07/09(水) 02:00:46 ID:???
>>922
何故どもる?
私がそんなに恐ろしいか?

(おネさん達またネ!)
924名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 18:13:13 ID:???
(音楽聞いてたらまた寝てしまった・・・・orzアカンわ、もう年だ・・・)

ベレゾフスキー、左手だけでショパンの革命を演奏!!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm415805

好評連載中の「ブラックスの冒険」、楽しみにしています。なりきりさんたちガンガレ〜!
925RON:2008/07/09(水) 18:48:30 ID:???
>>924
・・・なんだか、びっくりして声もでません!!
「左手のための〜」とは訳が違いますよね・・・。

・・・・あ・・なんだか急にものすご〜く気分が落ち込んで来たんですけれど・・
はぁ(溜息)
私、音楽の才能ないなぁ・・・・
926外国犬ブラックス:2008/07/09(水) 19:05:23 ID:???
>>921
こ・・ここはどこだワン?
(早朝、書斎の豪華なソファの上で目が覚める)

きょろきょろ・・・あたりを見渡すが、誰もいない。
クンクン・・床に付いた複数の匂いを嗅ぐ
(!!あれ?この間ボクをハグハグしてくれたユリウスのいい匂いもするぞ!)
嗅ぎながら部屋をうろついていると、ドアが少し開いていたので廊下に出た。

とりあえず食べるものを探して屋敷の中を徘徊する・・・。
927名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 19:51:18 ID:???
>>924
おお、こいつは凄いな!
映像が揺れまくるから目をそらし気味に聴いてたら
両手で演奏してるように錯覚したぜ。

ダータンこの手ブレ映像に耐エラレルカ?

「この動画を見た人はこんな動画も見ています」のガキ、
たしかに上手く弾いてる(指が見えん)が、ただそれだけだな。曲に魂が宿ってないぞ。

>>925
よし、目を覚ましたなブラックス。
その邸内にも数人のおっさんとユリウスがいるから気をつけろ。

(また後で来る)
928Д:2008/07/09(水) 20:56:10 ID:???
>>924
感動ダ...!!
CGデもなんでもネな...!右手がちゃンとピアノの上に!!

(これは夢なんかではないね)
サンキュ!

>>927
酔っタ...w
929レオ:2008/07/09(水) 21:06:40 ID:???
>>926
(目を覚まし、廊下の匂いを夢中で嗅ぎながら進むブラックスの鼻先が、
黒光りする軍靴に突き当たる。
驚いて見上げるとそこには、
軍靴の黒に匹敵するほどの光を宿さぬ黒い瞳が、
小さな犬を捉え、映し出していた。)

出口か・・・?
一歩外に出れば極寒の地。さまよったところで、のたれ死だ。

(口元を少し弛め、鼻で嘲るような、やや威圧的な態度をとる。)
930Д:2008/07/09(水) 21:08:10 ID:???
さっそくダけど落ちマス。
ごめンね!
931ロストフスキー:2008/07/09(水) 21:49:05 ID:???
また侯のご寵愛を横取りするものが現れたというのか・・・
しかもあの娘と同じドイツから・・・くうっ・・
932ブラックス:2008/07/09(水) 22:15:45 ID:???
>>929
クゥ〜ンクゥ〜ン・・・←怯えて鳴く
(・・・が、動物は本能的に自分に危害を加えるものと、そうでないものを見分ける。)
このヒトはきっと優しい人に違いない!
ブラックスは勇気を出して、その人の口元をユリウスにしたように舐めてみた・・・・。
ペロペロ・・・
933短編:2008/07/09(水) 22:29:40 ID:???
ここ数日、妄想がどど〜っと来て
捕まえる暇もないくらいさ〜っと退いた
と思ったら、またわ〜っと来て
何も書いてないのに消耗して、虚脱気味。
そのくせ、何かが出口を求めてガンガン叩いてて。
SSを描く皆さんも、こんなのを経験されたんでしょうか?
934アデール:2008/07/09(水) 22:41:09 ID:???
>>932
(が〜ん)
あ・・あの人がいつから・・・あの犬と・・?
私には一度だって・・
何をいっているの?
どうせあの人は皇帝の姪だということで仕方なくわたしと・・うぅ

(ダダダダッ 駆け去る)
935名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:45:02 ID:???
>>933
こんばんは!
妄想って身も心も消耗するんですねえ(私は妄想力がナイので・・w)
毎日蒸し暑いしw
虚脱を抜けたらまたきっと憑き物がおりてきますよきっと!(期待w)

関東
936名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:02:05 ID:???
>>933
なんか、虚脱されてる様子が文に現れてて笑いましたw
短編職人さんの妄想が、ちゃんと文になって出てきますように〜!

>>934
アデール夫人・・・w(爆笑!GJでし!)
ブラックスの活躍にも癒されるなぁ・・・w

スリコギさん紹介のニコ動、何故かいつも見られない・・orz
原因はなんなんだ・・
皆さんのカキコで映像想像してしまってオエっとなった(苦笑)
見たかったな・・・

(ロシア支局の990はイザ担です。紛らわしくてすみませんw)
937短編:2008/07/09(水) 23:06:17 ID:???
オルのある時代・ある人物に焦点を当てて書いているのに
そこには書かないはずのキャラがやってきます。
オル窓のキャラの濃さと存在感の凄みを
身を持って経験してる感じです。
938名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:14:10 ID:???
>>937
そこには書かないはずのキャラというのは、作中のキャラですか?
いろいろ妄想が膨らんでいろんなキャラが絡んでくるのでしょうか?
早く読みたいなぁ・・・
939名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:18:03 ID:???
短編職人さんは、なりきりする気ありませんか?w
940リュドミール:2008/07/09(水) 23:21:58 ID:???

どこに行っちゃったんだろ、、僕が拾ったワンちゃん…
(レオ様にすりよる犬を発見して)

に、にいさまは、僕の好きなものをみんな連れていってしまうんだね…
ユリウスも…ワンちゃんも…
941RON:2008/07/09(水) 23:23:51 ID:???
>>933>>937
短編職人様

・・・・それは、『産みの苦しみ』というヤツでは?
頑張って陣痛に耐えて、可愛い作品を生んで下さいね。
942ユス家召使い:2008/07/09(水) 23:32:53 ID:???
リュドミール様!
知っていますよ、昨日居間に変な犬を連れ込んでいたのはぼっちゃまだって事はね!
ほんとに!レオニード様にせいぜい叱っていただか・・・

(レオニードが当の犬を抱いているのを見て驚愕、慌てて口を噤む)

し、失礼いたしました旦那様・・

(そそくさ)
943名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:38:00 ID:???
>>933
毎晩それの繰り返し。私の場合○○という出口がちゃんとある。

by最低○○中毒患者
944名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:54:20 ID:???
短編職人さんは出口を○○に頼らずにペンでおながいしますw

by○○落ち常連・・orz
945ブラックス:2008/07/09(水) 23:56:00 ID:???
>>942
(おとなしくレオニードに抱かれていたブラックスだが、ふと大事なことを思い出した。)
「そうだ!ボクはお腹がペコペコだったんだ。」
ブラックスはレオニードの腕をすり抜けて、リュドミールと呼ばれている男の子の足元にまとわりついた。
「クウ〜ンクゥ〜ン」←お腹がすいたよぉ
946本家レオ代打・レオニー怒:2008/07/10(木) 00:06:04 ID:???
>>945
ふっ、私も嫌われたものだな。
リュドミール、そいつは何と言っているのだ。

(口元を舐められてもどう対処してよいかわからず、
 結局何もしてやらなかったのでブラックスに見限られたと判断するレオニード)
947リュドミール:2008/07/10(木) 00:13:49 ID:???
>>946
にいさま、きっとお腹がすいているんだよ。
でも、犬って何を食べるんだろう?
にいさま、知っている?
948青年Д:2008/07/10(木) 00:19:43 ID:???
>>933
聞いテくれるのはいいケど、
みンなが親身に答えテくれてるのに、
そのまま反応無く去っていっ茶っタの...?
呆れる人ダw
949レオニー怒:2008/07/10(木) 00:20:02 ID:???
>>947
夫婦喧嘩以外なら何でも食うというぞ。
950Д:2008/07/10(木) 00:21:59 ID:???
みンななんて優しいンだぜ?
うう...(涙)

>>946
代打乙デス!w
951リュドミール:2008/07/10(木) 00:22:50 ID:???
>>949
ふ、夫婦・・喧嘩・・
(リュドは兄夫婦の口論を思い出して固まってしまった。)
952レオニー怒:2008/07/10(木) 00:23:11 ID:???
>>950
Д、帰っていたのか。では私と代れ。

>>948
奴らしいではないか、放っておけ。
953レオ:2008/07/10(木) 00:24:13 ID:???
>>931
・・・何か言ったか?

>>932
私の口元に何か付いているのか・・・?
954Д:2008/07/10(木) 00:28:07 ID:???
>>952
なるホド。
「らしさ」の尊重ダナ?
みンななんて心の広い...笑 呆

お疲れサマ!

みンなもお疲れ!
955ブラックス:2008/07/10(木) 00:28:07 ID:???
>>953
初めて舐めるのに、どこか懐かしい味がしたんだワン♪
でも、それが何でなのかは解らないのワン・・・。
956レオ:2008/07/10(木) 00:32:07 ID:???
>>955
犬だてらに不適な笑みを浮かべるでない。
階下に行けばお前の取り分(朝食)があるが・・・。
その気であれば付いてくるがよい。
957レオニー怒:2008/07/10(木) 00:33:09 ID:???
>>954
>「らしさ」の尊重ダナ?
ふん、そんな気の利いたものではない。

そういえばユリウスはどこに行ったのだ。

(独り言だ。私はいないのだから放置してくれ)
958名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:35:19 ID:???
>>955
(ブラックス、お前何気にエロい奴だなw)
959ブラックス:2008/07/10(木) 00:36:05 ID:???
>>956
「ワンワンワン・・・」短い尻尾を懸命に振り振りついて行く・・・。
(足元で8の字を書くようにまとわりついて歩き、危うく踏まれそうになる。)
960Д:2008/07/10(木) 00:37:37 ID:???
携帯2chがひどク繋がりにくイ...
残念だけド今日はここまデにしまス。

おネさん達、
楽しんでネ!じゃ...!
961聾唖ブラックス:2008/07/10(木) 00:38:10 ID:???
>>958 聞こえません・・・・。(ニヤニヤ)
962緊急代打・レオニー怒:2008/07/10(木) 00:48:49 ID:???
>>959
おっと、私に踏まれたいのか?

(片手で抱き上げ階段を降りる途中ユリウスに出くわす)

どうした、朝食はこれからだぞ。

(ユリウス役、誰かいるか?)

>>960
唐突な奴だが携帯の不調では致仕方あるまい。
963短編:2008/07/10(木) 00:50:14 ID:???
>>938
原作に登場しない人物まで降りてきます。
例えば、マドモアゼルシャネル。
(リュドはパリで彼女に会い、芸術家達が出入りした彼女の高名なサロンで
彼が少年の頃見たユリ&レオの物語を語ります。)
シャネルは最初は登場しない予定だったんですが、唐突にやってきて
この人も濃いわ、自己主張が激しいわでw、オル窓から離脱した話しになりそうで
しばらく、黙っててくださいとお願いしてる最中です。
前スレに書きましたが私はユス侯爵夫妻萌えなので
アデールを描きたいのに、レオの心にはユリがいて彼女を無視もできず・・・
あくまでも私から見たユリとレオの邂逅をさっさと書き終えて
私の命題であるアデールとレオの物語を書きたいのに
リュド&ヴェーラ&ユス家使用人に宮廷人たちまで
「自分のみたレオ&ユリ」を語りだして
頭ガンガン、ボーッ、虚脱、の繰り返しです。
彼らの話を少しずつ聞き取る事から始めてるんですが
投げやりに聞いてしまう私の態度が勘に障ったのか
こちらが聞く姿勢を見せると、彼らはピタリと黙ってしまい
行方をくらましてしまったり。翻弄されまくりです。
964名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:55:16 ID:???
>>936
おいイザ担、ニコ動が見られないってどういう風に見られないんだ?
動画が動かないって事か?
965RON:2008/07/10(木) 01:03:19 ID:???
>>963

>「自分のみたレオ&ユリ」を語りだして

とりあえず、降ってくるモノを全部書き留めてみてはいかがですか?
文法とか、話のつじつまとか、細かい事は全部無視して。
・・・で、落ち着いた頃にゆっくり取捨選択していけば・・・

なんて、SSを書いた事のない私が偉そ〜に言えることではありませんが・・・。
(短編さんは、モーッアルトではなくチャイコフスキーなのかも?です。)
966緊急代打・ユリウス:2008/07/10(木) 01:05:10 ID:???
>>962
あ・・レオニード・・・・
その犬は・・・・?

(鼻先に顔を近づけるとペロペロと舐められた)
あはは、やめておくれよ・・・くすぐったい・・w

967名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:07:59 ID:???
>>964
どうやらアドレスが拒否されてるみたいなんですよ・・。
何故なのか・・携帯アドでもないのになぁ。

>>963
短編さんは私以上に亀とみたw
968名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:09:25 ID:???
唐突な質問だが、ラインハルトが作曲した難曲に匹敵するような
超絶技巧を要するピアノ曲って実際にはどういったものがある?
イスラメイくらいしか思い浮かばないぜ。
969967:2008/07/10(木) 01:13:02 ID:???
補足。動画が動かないのではなく、ニコ動にログイン出来ないということなのです。
過去の楽しそ〜うな動画も全て見られずで口惜しい・・
アドレスの入力が間違ってるのかな?いや、何度も確認したはずだし・・
970レオニー怒:2008/07/10(木) 01:16:37 ID:???
>>966
我が家の庭に紛れ込んでいたのをリュドミールが見つけたのだ。
まったく、ドイツ出身らしい身元不明者はお前だけで沢山だがな。

(ブラックスとユリウスを見比べる)
971ブラックス:2008/07/10(木) 01:19:53 ID:???
>>970
ハッハッハッ・・・舌を出して嬉しそうにユリウスに抱かれている。
972名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:22:22 ID:???
>>969
それなら一旦登録を取り消してみらどうだ?

(全くわからんから、いいアドバイスが出来ん。すまん)
973名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:25:24 ID:???
>>972
いえいえ、ありがとうございます!
一回やってみますねw
974レオニー怒:2008/07/10(木) 01:32:50 ID:???
>>971
(ユリウスに)

お前が気に入ったようだな。知り合いか?

(いささか皮肉っぽい笑いを浮かべる)
975名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:33:30 ID:???
>>968
ぺトルーシュカの第3楽章なんかは?(詳しくないんですが)
976名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:41:32 ID:???
>>975
ぺトルーシュカ、バレエなら音楽が騒がしかった記憶が・・・(おれも詳しくない)
977天国から…:2008/07/10(木) 01:41:59 ID:???
>>879
(書き逃げとのことでしたが…)
おにいさん…
名前を間違えられたことで嘆かないで…
耳の病気をお持ちの方だったのよ。
でなければ、相当お歳をめ…

それにお兄さんの名前は、このドナウを越えてウィーンから世界へ…

(ホントに粗忽者ですみません。。。w
深呼吸してからカキコONにします。反省)
978名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:43:08 ID:???
>>977
天国から誤爆乙!wやっぱり粗忽者〜w
979ブラックス:2008/07/10(木) 01:43:50 ID:???
o( ブラ公)o...zzzzzZZ  空腹のまま眠ってしまう・・・
980名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:44:03 ID:???
>>970-971
そっか・・・・お前はご主人とはぐれて紛れ込んでしまったんだね・・・

僕もここでお世話になっているんだ。
お前と僕は何だか境遇が似ているんだね・・・
(憐憫の表情をブラックスに向けながら抱いていると>>947の質問を浴びせられ、はた・・と考え込む)

この短い足・・・・どこでだったか、僕はこの犬を知っていたような気がする・・!!
なぜこんなところで・・・・
思い出せない!!僕はどうして・・・・

(青ざめた表情でブラックスを見遣る)
981レオニー怒:2008/07/10(木) 01:44:37 ID:???
>>977
そこの天使、地上のどこに向かって話しかけておるのだ。

(アンカーを間違っているぞ)
982ブラックス:2008/07/10(木) 01:45:28 ID:???
脚を引っ張られて目が覚める。

天真爛漫な顔でユリウスを見つめる
983名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:48:13 ID:???
>>980
イザ担、ロシア資料に手を加えたい。スレ立て>>4までコピペして待っていてくれ

(間に合うか?)
984名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:49:09 ID:???
(今夜の代打ユリです。
遅レスなのでブラックスにもレオニー怒にも申し訳ないです・・・
しかもエロくないしw
どうぞ寝て下さいましw)
>>979
お腹が空いていたんだね・・。気づかなくてごめんよ・・・
(グルグルなっているお腹をさすってやる)
おやすみ、わんちゃん・・・
985名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:50:26 ID:???
>>983
>>4までをロシアに持って行けばいいということでおkですか?
了解!!
986名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:51:50 ID:???
>>985
よろしく頼んだぞ〜。
987イザ担:2008/07/10(木) 01:52:32 ID:???
>>983
おっと、980踏んでたのに気づかずでしたw>>985は勘違いレスです。
了解しました。待ってますねw
988最低あほあほ粗忽者:2008/07/10(木) 01:53:39 ID:???
>>977
誤爆です。
すみません
(シニタイ…)
989名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:54:28 ID:???
>>987
はは、おれもお前が言ってる意味を勘違いしてたぜ。
ロシアじゃない、次スレだ、ははは。
990イザーク:2008/07/10(木) 02:03:01 ID:???
>>988
頼む!死なないでくれ・・・・!
お前は次スレまでついてくるん・・だ・・ッ・・・w

>>989
(レスの消費が早くて、こんなに来てると思わず、面くらいましたよ・・w
クラ担さんが言って下さらなければ、また不満スレに誘導レス貼ることになっていたかもですw)
991名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 02:12:10 ID:???
>>988
革命運動家達が毎日シベリアに送られたり、
処刑されたりしているのをご存知でしょう?
シニタイなどと言ってはいけませんわ・・
同士粗忽者さまw

アナスタシア

>>990
まさか今日、大本営の移転とは・・有難うゴザイマス!
992レオニー怒:2008/07/10(木) 02:17:15 ID:???
>>980
(ユリウスの異変に気づき、
 記憶を取り戻す切っ掛けになるかも知れないと危ぶむ)

ダックスフントはけっして珍しい犬ではない。
見知っていても何の不思議も無いだろう。

それに今は朝だぞ、おやすみとは一体・・・(>>984
ふっ、もう寝たいのか、そうか。

(意味ありげに笑ってみせる)
993イザーク:2008/07/10(木) 02:20:08 ID:???
深夜の移動になってしまったので、もう寝られている方も多いかも知れませんが、
テンプレの住人紹介、変更希望の方は不満スレにて受け付けますw
タイムリミットはイザ担がスレ立てし終わるまでですw
(少しテンプレ等いじるので、スレ立てはゆっくり行うつもりです)
994レオニー怒:2008/07/10(木) 03:02:17 ID:???
イザ担め、タイムリミットとは一体いつの事だ。
明朝か?明晩か?
はっきりせぬ辺りがあの原作のピアニストを彷彿とさせるではないか。

では私はこれで落ちるぞ。失礼。
995名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 03:08:09 ID:???
>>994
あ、私も粗忽者でした!スレ立てて、4で止めておいて欲しいということですね?
理解力が無かった!ごめんなさい遅くまで起こしてしまって。。おやすみなさい!
朝までにはたてときますので皆さん書き込み控えて頂くようよろしくお願いします・・
996イザ担:2008/07/10(木) 03:58:14 ID:F3BAeels
住人の皆様へ。
スレ立てに手間取っておりますので、しばらくこちらでご歓談下さい・・・
誠に申し訳ありません

(不満スレ)
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1203658905/
997名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 04:03:05 ID:???
うるせーよ! んなことより、早く1000取り合戦しよーぜ!
998名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 04:19:54 ID:???
            ____
          /   u \
        / _ノ  ヽ、_ \
       / u(●)::::::(●)  \
       | ヽ   (__人__)'  イ |  早く再開してくれないと、
       \  u `⌒´      /    漏れのオナニータイムが……!
       γ⌒           ⌒\
       (   (         ___) \
.       \ \    γ' ____)
         \、'./⌒\J    \
          /    )  .\  \
          ( /  /  ./..\ ..\
         /  /ヽ_ノ    (__  ’\
        /  /            \_)
       ノ. /
      (_/ 
999名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 07:48:12 ID:???
誰が取るのかな
1000名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 08:07:05 ID:???
1000なら俺は誰だ
10011001

   ⊂⊃  /~~\ ⊂⊃
...............,,,,傘傘傘::::::::傘傘傘.............

       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        (    スレッドも立てようか?
   。o ○\_____________/
  ∧∧ヘヘ.     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  (  ノ  ) 。o○(   「も」って何よ、「も」って?          
 /  |   \    \_______________/  
@__ノ(___ノ  

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