たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart21

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739Classical名無しさん:04/08/10 19:05 ID:GMZ1gl/M
>>689
いえいえ、恐れ多いです(汗)こちらとしてもサイヤンキラー作者さんが元気を出していただけたらと
レスしたので。。大ファンがいると気づいてくだされば本望です。

なかなか大変なようですが、いつでも待ちますんで、気楽にいきましょう^^
(視界悪っ・・・海水浴には向かないなこの星は・・・)
ヤムチャはのんきな事を考えながらひたすら海の底を目指して泳ぐ。ほどなくヤムチャは見
つけた。巨大なオレンジ色の球体、中心に赤い星のマークがついた物を。
(でかっ・・・さすが本場のドラゴンボール・・・地球とは比べ物にならない大きさだ・・・)
ヤムチャは驚いて息をすべて吐き出しそうになるくらい驚いた。大きさが地球のドラゴンボ
ールとは全くの別物だったからだ。少なくても十倍はある。それが二つほぼ同じ位置にならん
で海底に落ちていた。ヤムチャはそれを両脇に抱えて海面に上がるために足に力を込めて、息
を吐く。当然だがここは水中だ。
「ごばぁっ?!」
息をすべて吐いてしまったヤムチャに想像を絶するほどの苦痛が襲い掛かる。ヤムチャは苦し
さから逃れるためにすぐに上方へ向かって跳んだ。そして足をばたつかせなんとかあがろうと
するが手が使えないために中々あがれない。冷静になれば一度ドラゴンボールをおいて呼吸を
しに行くなり気を放出して一気に上昇するなり考え付くのだが、ヤムチャにそんなことを考え
ているヒマは無い。苦痛から逃れたい、ただ一心でひたすら足をばたつかせる。酸素欠乏でヤ
ムチャの顔色が青くなってくる。同時に意識も途切れ途切れになる。ヤムチャの頭に不吉な考
えがよぎる。
(あ・・・俺もう駄目かも・・・)
嗚呼・・・うpが遅い上に他作者と才能の差を感じる・・・
なんか感想とか表現とか苦手なんで他の作品の感想とかすごいとしか
かけないのが申し訳ないです。
742Classical名無しさん:04/08/10 23:45 ID:fyEB7RjA
>>741
感想は苦手なら書かなくても良いんじゃないかな
作者さんは作品投下で十分スレの活性化に貢献してるわけだし

あと、できれば>>731のように前回の話にアンカー付けてもらえれば助かります
743k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:13 ID:8jGov97o
>>710-719
3年間

------------------------------
第30話 存在理由
------------------------------

「グハァ!!」
またしても敵の攻撃をまともに喰らってしまう。

俺は思考する事も困難になってきた。
視界も、そろそろ消えかかっている。
朦朧とした感覚の中、ドンっ!と何かに躓いて倒れてしまった。

『ソレ』は、ほんの先刻まで名前を持った『人間』だったモノ・・・
恍惚の表情のまま、この世に別れを告げた若い女の肢体だった。

「ローザ・・・」

俺の攻撃か、敵の攻撃か判らないが、どちらかに巻き込まれてしまったのだろう…
だが、彼女のことを憐れむ余裕など、今の俺には無かった。

「ほっほっほ、どうです?
 だんだんと痛みを感じなくなってきているでしょう?
 ソレはただの麻薬じゃありません。
 忌まわしき『アレ』を造るために、
 『彼』がどうしても欲したものなのですよ・・・」
「人類の夢・・・不老不死を、そして全てを壊す力を!」

「私と彼はもうすぐ手に入れるでしょう……」
744k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:14 ID:8jGov97o
ラルフが何か叫んでいる気がするが、良く聞こえない。
俺は何とか立ちあがろうとする。
しかし激しい衝撃と共に再び倒れてしまう。
一撃だけを見れば、そこまでの威力ではないが、
ココまで連続して受け続けるとさすがにヤバイ。

『もう諦めな・・・お前には無理なんだよ』

俺の中の『闇』が優しく語り掛けてきた。


もう・・・いいや…
そろそろ肉体は悲鳴をあげ始めている。
薬のおかげか、さほど痛みは感じない。

俺・・・何しに来たんだっけ?
だんだん意識が揺らいでくる。

まったく………最期まで損な役回りだったぜ。
745k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:14 ID:8jGov97o
「ほっほっほっ、そろそろ限界のようですね〜」

今度ははっきりと聞こえた。
『限界』
そのとおりだ。俺にはもう立つだけの力も残ってない……
薬のせいか、敵の攻撃のせいか、
とにかく俺の身体は言うことを聞かない。

俺はずっと、ずっと自分を裏切り続けてきた。
才能を言い訳に、修行をさぼって……
そのツケがまわってきたようだな。

俺がこの世界に存在する理由など………どこにも無い。
俺はこの世界から必要とされてないのだから。
746k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:14 ID:8jGov97o
「ほぅ、中々諦めの悪い人ですねぇ。
 もっとも今さら立ち上がったところで
 貴方には何の力も残ってないでしょう」

「ほっほっほ」

耳障りな声だ。大体、俺にはもう立つ力なんて残っちゃいない。

・・・?

俺は、ぼやけた視界の中で自分の足元を見る。

どうやら俺は立ち上がっているようだ。
(なんで俺は立ってんだ?)

ラルフの言うように今さら立ち上がったって、何も出来やしない…
攻撃が来る……判っていても避けられない。
抵抗するだけ無駄なんだ……

ドォーーーン!!!

けたたましい爆音が響き渡る。
気付けば、俺は無意識のうちに気功波を放っていた。
747k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:14 ID:8jGov97o
「まだ抵抗する力が残ってましたか。 
 やはり、貴方は侮れない人ですねぇ・・・
 絶対にそいつを殺しなさい!!いいですね!!」

抵抗?何を言ってやがる。
俺はもう何もする気なんてない・・・

思いとは裏腹に、薄れ行く意識のなか、
俺の身体は敵の攻撃を避け、打撃を加えていく。
『銃』に対しては、気功波で迎え撃つ。

段々と動きがシャープになっていく。

俺は何をしてる?
こんなことしたって無駄だ・・・

俺は………

「・・・ム・・チャ・・・」
748k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:16 ID:8jGov97o
その時だった。

ただの聞き間違いかもしれない。
薬のせいで幻聴を聞いたのかも知れない。

でも確かに"聞こえた"

俺を呼ぶ声が・・・(俺を呼ぶのは誰だ?)

「ヤ・・ムチャ・・・・・」

彼女が、俺を呼ぶ声が聞こえる。
彼女? 彼女は誰だ?
そうだ・・・アイツは・・・・
アイツの名前は・・・

ランファン………ランファン…!!

「ランファ----------------ン!!!」

俺は、ありったけの力を込めて叫んだ…
749k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:17 ID:8jGov97o
そうだ。俺は何を諦めてたんだ?

せっかくココまで来て、
また前と同じように闇に溺れるのか?
大好きな女が目の前で苦しんでいるというのに、
俺はまた逃げるのか!?

そんなのは、もうイヤだ。
俺は……
俺はランファンを助けるんだ!
例え、この身がどうなろうとも。

「オレはランファンを助けるんだ!!!」

そうだ。それが今の俺の『存在理由』だ。

アイツは不幸になっちゃいけない。
俺は、何としてもアイツを助けなきゃならないんだ。

俺自身の、ためにも……

俺は全身の力を振り絞り『気』を解放した。

『Justification for Existence』

750k ◆UZiLh1JQ :04/08/11 00:24 ID:8jGov97o
というわけで今回は1話あげました。
ヤムまさんも戻られたみたいで、
作品も増え、ちょっとずつ活気づいてきた感じですね!
力及ばずですが、自分も出来る限り
良い作品になるよう努力します。
スレの活性に貢献できたら、なんて思います。

>ヤムまさん
お久しぶりです!ついでに格好いいヤムチャさんも久しぶりですね。
魔王の子・・・これからますます活躍が期待できそうですね♪

>ヤムロット伝さん
すっかり突っ込み担当の天津飯と、キレモードのチャオズが
いい味出してますねぇ〜。
それにしてもヤムチャさんの本気が5秒とはw

>温泉饅頭さん
いや、自分は楽しく読んでますよ。
気を使わずに足でばたつくヤムチャさんの姿が
想像できて笑いましたw
751Wolf:04/08/11 19:16 ID:WPdb.a.w
>>685
第十九話「

地面に叩き落されるヤムチャ。辺りに土煙が舞い、視界がゼロになる。
ヤムチャを襲った人物。薄い緑色で、黒点がポツポツと一面に広がっている皮膚。
ピッコロのような触角が生え、クリリン位の身長。目は尖がった垂れ目。
とても非力そうな人間ではあったが、姿とは裏腹に、その力は悟空でさえもたじろぐ程の物だった。

「これで・・・・終わりだーーーっ!!!」
右手と左手を重ね合わせ、前にある左手の掌から、巨大な光線を放つ異星人。
その光線は土煙が舞っている全域を包み込む程の大きさで、威力も山を3つ程壊すものだった。
ズドオォォン――――。
大爆発が起こり、爆音が轟き、土煙が更に増す。
地面は中心が数メートル程削れ、近くにあった岩などは粉々に砕け散っていた。
数分程すると、土煙が収まり、何処にも人の姿など無かった。
「消し飛んだか・・・・」
異星人が立ち去ろうとした刹那、左方からヤムチャのストレートが異星人の左頬に炸裂する。
752Wolf:04/08/11 19:16 ID:WPdb.a.w
「ほげっ!!!」
奇声を発しながら吹き飛んでいく異星人。
ヤムチャの姿は衣服ボロボロ、髪はボサボサ。鼻血や吐血、額や腕、足からの出血。
既にはぁはぁと息が切れ、気も少なからず減少している。
「早めに終わらせてもらうぜっ!!!」
かめはめ波の溜めの構えをするヤムチャ。
「か〜め〜は〜・・・・」
刹那、異星人の姿が消える。
ヤムチャは異星人が消えた事で戸惑い、かめはめ波を止める。
辺りを見回すが、そこには異星人の姿は無い。
よく居そうな頭上も見るが、やはり異星人の姿は見えず。
「下だっ!」
その声を聞き、下を向くヤムチャ。しかし異星人の姿は無い。
「馬鹿めっ!掛かったなっ!」
異星人の見事な踵落としがヤムチャの頭に直撃する。

今度は地面に叩きつけられなかったが、かなりのダメージを負うヤムチャ。
そして意識が朦朧となりながらも、ヤムチャは考える。
(一体何が・・・・確かに頭上は誰も居なかった筈だ。どうして・・・・)
そう考えている間に、瞬時にしてヤムチャの眼前に現れる異星人。
異星人は超高速のパンチをヤムチャに繰り出す。それはまるで、鬼そのもの。
異星人の猛攻は、止まらない。
753Wolf書いてる輩:04/08/11 19:19 ID:WPdb.a.w
タイトル無題でスマソ。
第十九話は「能力(上)」です。
754急襲:04/08/12 15:57 ID:XKA9ZqNU
そろそろ次スレの季節かな
「ぶばぁ!げはっが、がはっ!ごほっ!」
ヤムチャは両脇に抱えたドラゴンボールを適当な場所に放り投げ地面に大の字になって寝転がり、
酸素を思う存分吸った。やっと頭が通常並に働くようになってくる。ヤムチャは立ち上がってド
ラゴンボールを眺める。
「しっかしでかいなぁ・・・地球のとは大違いだ・・・っていってもたぶん大きさに比例して性
能が上がるわけじゃないだろうけどな・・・」
ヤムチャはとりあえず、ズボンのポケットから何故か入っていた替えのパンツに履き替え服を着
なおした。ちなみに濡れたパンツは気攻波で焼き払った。もともとガラが気に入ってなかったの
でこの機会に焼き尽くしてしまおうというよく分からない理論だ。焼いたパンツを海に投げ込み
ながらヤムチャはドラゴンレーダーをてきとーな場所においたことを思い出した。なくしたら暴
行を加えられるだけではすまないかもしれない。ヤムチャは急いでレーダーを置いた場所へと走
った。
「あれ〜・・・誰もいねぇや・・・」
悟空は部屋の中を見回して言う。部屋の中は広く、大きな椅子だと思われるものが悟空の数m先に
おいてある。悟空はそこで目に入ったものに迷わず飛びついた。
「ドラゴンボール!やっぱここのもあったのか!しかも二つも・・・これでクリリン達を生きかえ
らせる道に一歩近づいたぞ!」
「し、侵入者!総員フリーザさまのお部屋に集まれ〜!」
悟空がドラゴンボールにほお擦りしている間に背後に敵が回っていたようだ。悟空はめんどくさそ
うに背後を向く。その時にはすでに十数人の敵が悟空に銃を向けて騒いでいた。
「貴様どうやってここに入ってきた!」
「ここまで巨大な戦闘力を我々が逃すはずないだろう!」
「ところであいつの戦闘力ってどのくらいだ?」
「計ってる途中でスカウター故障して爆発したからわかんねー」
などと騒ぎ立てている。悟空はドラゴンボールを抱えて部屋の出口に向かって歩く。当然それを敵
は阻む。
「馬鹿めが!馬鹿めが!ここを通すと思ったか!俺のスカウターは最新式だ!これで貴様の戦闘力
を計ってやる!」
敵のうち一人が後方で叫びながらこそこそとスカウターを装着してスイッチを押す。そして、数秒。
見る見るうちに顔色が青く、青くなっていく。
「ははは!部下その一!こいつの戦闘力はどのくらいだ!」
先頭で悟空と向かい合っていたやたら毒々しい顔色の異星人がスカウターを装着した異星人に向か
って声を上げる。もはや顔色が青を通り越して群青色になっている部下その一とやらが答えた。
「せ、戦闘力・・・37000?!」
宇宙船が、集まっていた異星人全員の悲鳴で揺れた。
757テンプレ案:04/08/12 17:50 ID:XXCDOQ.s
〜サイバイマン撃破!! 勝つのはオレだ〜

エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を・・・
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。

誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。

これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

※ヤムチャ以外の小説・ネタも大歓迎!おまえらも妄想爆発させようぜ?
【前スレ】
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart21
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1089533106/l50

【小説作品保管庫】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/index.html
【お勧め作品】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/recommend.html
【過去ログ倉庫】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako/log.html
今日もわずかばかりうpしてみました。そういえば前に指摘された事をすっかり
と忘れてました・・・手遅れとは思いつつもやってみたり。
>>740
759Classical名無しさん:04/08/12 23:45 ID:XY4yqo5A
次スレはまたクラウン?
760Classical名無しさん:04/08/13 00:16 ID:yPinUYjU
とりあえずクラウンでいいんじゃない?
作品もそこそこあるし、サイヤんキラーも復活するし、

とりあえず、心配は無いんじゃない?
761Classical名無しさん:04/08/13 02:32 ID:LdaPyKzg
>k ◆UZiLh1JQさんへ
「三年間」がめでたく100kBを越えました。
もし、ここからここまでが第何部とか、要望がありましたらお気軽に病的まで
お伝えください。まとめサイトの掲示板などでもかまいません。
762ヤムチャの牙:04/08/13 18:53 ID:/8ezeMvY
1話「ヤムチャ」
地球に突然サイヤ人がやってきた。名前はラディッツ。
孫悟空の兄だ。ラディッツと戦った孫悟空は死んでしまう。
1年後、新たなサイヤ人が二人来るという。
神様に言われてヤムチャやクリリン達は展開で修行を始めた。
神も超えたヤムチャ達は地上へ降り、サイヤ人の到着を待った。サイヤじんたちが来た。
クンッっとナッパが腕を振り上げると、ナッパの周辺の土地全てが吹き飛んだ。
新たなサイヤ人はそれほどすさまじい力の持ち主だった。
ヤムチャやクリリンはサイヤ人の元へ向かった。ピッコロと御飯は先についていた。
その後クリリン、天餃子。そしてヤムチャと続いた。
サイヤ人の二人はサイバイマンという化け物を出した。そしてそれは襲い掛かってきた。
最初に天津飯がそれを相手にした。あっさりと倒した。だがサイバイマンは本気を出していなかった。
次のサイバイマンはヤムチャと対戦した。本気を出したサイバイマンはそれなりの戦いを見せる。
だがヤムチャの相手ではなかった。ヤムチャは牙を発動させてサイバイマンを攻撃する。
ずたずたに切り裂かれたサイバイマンは絶命したかに見えた。

続く。
763Classical名無しさん:04/08/13 21:14 ID:sT5QON8k
青龍刀伝説のオマージュっすか?
>>755-756


「え〜っとたしかここら辺に・・・」
ヤムチャはそこまで言って、両脇に抱えていたドラゴンボールを地面に落とした。ドラゴンレーダー
をおいた場所は見つかった。が、その場所には先ほどまでなかった瓦礫の山が積まれていた。すぐ横
の民家らしきものが崩れたらしい。ヤムチャは呆然として自分の末路を頭に浮かべる。激怒、失望、
そして、惨殺された一匹の狼・・・
「ま、まだだ!ひょっとしたら奇跡的にレーダーが無事かもしれん!」
ヤムチャはそう言うと物凄い勢いで瓦礫を掘り起こし始めた。地面に伏せて両腕を振り回し瓦礫を掘
り起こしている姿は荒野のハイエナや狼よりも『哀れな野良犬』の方が似合っている。ヤムチャは半
泣き状態で瓦礫を掘り続ける。背後に迫る敵の影にも気づかずに・・・
765Classical名無しさん:04/08/14 09:08 ID:0iy/SYwk
・・・それだけっすか
766Classical名無しさん:04/08/14 09:58 ID:ByvyI/3Q
饅頭、さてはもうやる気ないだろ?
767Classical名無しさん:04/08/14 12:33 ID:ByvyI/3Q
饅頭、チャパプットとはもう縁をきれ。
>>766
いえありますよ。>>764後に視点変わるの忘れて前々回に入れ忘れてたんです。
それは置いといて、またもやPCの中身がブッ飛んでほぼ消えちゃったので
三日〜一週間書き込みを休んで書き直します。読む人はほぼいないでしょうけど
迷惑掛けてすみません。
769Classical名無しさん:04/08/14 22:44 ID:km8nKxLw
読んでるよ
ただ、そういうのはちょこっと書いて欲しいかな
作者さん飽きちゃったのかな、と心配になってしまう
未完が一番嫌だしね
770Classical名無しさん:04/08/15 08:52 ID:VLBKG2hw
どんなPC使ってんのよ
771ヤムチ〜星の戦士〜:04/08/15 11:41 ID:/8ezeMvY
1話 「ヤムチャ星」
ヤムチャは自分に問いかけた。
ヤムチャ「オレは何をやっているんだ」
ヤムチャはブルマの家に向かった。宇宙船を貸してくれ。ブルマに言った。
ブルマ「いいわよ。でも壊さないでね。」ブルマは宇宙船の鍵をヤムチャに手渡した。
ヤムチャ「宇宙船に乗ったぞ。これで宇宙を旅するんだ。カチャ。スイッチオン」
宇宙船は白い煙を出しながら空高くあがっていった。
ヤムチャ「もう地球があんなに小さくなった。すごいなぁ%」
ナッパ「ぐふふ久々の獲物だぜ」
ヤムチャ「なんだこのハゲは」
ナッパ「ハゲじゃないナッパさまだ」
ヤムチャ「うるさいただのハゲじゃないか」
ナッパ「もう許さんハッ」
ナッパの放ったエネルギー弾は、宇宙船をバラバラに破壊した。
宇宙に投げ出されたヤムチャは死を覚悟した。しかし。
?「ヤムチャよ。お前の隠された力を覚醒させる時が来たのだ」
ヤムチャ「誰だ」
?「お前の祖先だ」
ヤムチャ「そうかじゃあ頼む」
?「ほい」
ヤムチャ「力がみなぎってくるー」

ヤムチャ覚醒。

続く
772Classical名無しさん:04/08/15 16:14 ID:9W9sMEKg
>>すごいなぁ%
ワラタ
773k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:26 ID:5xUbE2PE
>>761
保管ありがとうございます!
まとめ掲示板のほうに書き込み致しましたので、
よろしくお願い致します!
そろそろ次スレですかねぇ。
とりあえず今日も1話上げます。
774k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:27 ID:5xUbE2PE
>>743-749

3年間
------------------------------
第31話 覚醒
------------------------------

「うぉぉぉぉおおお!!!」

俺は声にならない声で叫ぶ。
激痛と快楽の狭間に酔う自分の身体を
無理やりに突き動かすために。

周囲では、3人の男が交互に『銃』を放っている。
「はぁ!!」
「なっ!?消え・・た??」
瞬間の超スピードにより敵の眼から逃れる。
と同時に背後に回りこんで至近距離からのエネルギー波を放つ。

『1点』に全ての力を込めた攻撃。
さながらピッコロの『魔貫光殺砲』のような一撃。
どんなに高性能な防具でも、一点に集中すれば貫けないことはない。
僅かとは言え、俺はその防護スーツに『ヒビ』が入ったのを見逃さなかった。

(倒す方法は・・ある!)

俺はさらに力を込める。
もう少し・・・もう少しだけ持ってくれ。俺の身体よ……
そう思うと同時に敵の身体は内側から爆発していた。
775k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:27 ID:5xUbE2PE
「ねぇ、ヤムチャ〜、私達ってさぁ……似てると思わない?」

ふとランファンとの他愛の無い会話がフラッシュバックする。

「ん?あぁ、そうだなぁ〜似てるな」

(出会ったときから、そう思っていたな)

「どこが、だと思う?」

「んー、世の中のはみ出しモンってトコかな?
 親も知らず、不幸に育ってきたもん同士だもんな」

そう言って自嘲気味に笑う俺を見て、ランファンは微笑みながら言った。

「あはは。そうかもね。でも違うわ」

「ん?何が〜?」

(違う?何がだ?)

「私は今、最高に幸せよ。貴方と一緒に居れて幸せだわ♪
 例え偽りの時間でも……ね」
776k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:28 ID:5xUbE2PE
「はは……」

苦笑する俺をよそに、ランファンは満面の笑みを浮かべていたっけ。
あの頃の俺は、ブルマともランファンともどっちつかずで、
どちらにもいい顔をして、適当な相槌を打って・・・
本当に最低なヤツだったな……。

彼女は判っていた。自分の"立場"を。
自分が所詮はただの"浮気相手"でしか無いことを。
それでも彼女は、『自分は幸せだ』と言った。

「貴方は違うわ……貴方はきっと今、不幸な時間を生きてる。
 ブルマさんとも上手く行かなくって、修行も捗らなくって……
 でもそのお陰で一緒に居れるんだもの。感謝しなくちゃね♪」
「ふふふ♪」

そう言って悪戯っぽく笑うランファン。
そういう時ほど余計に可愛く見えたものだった。

「ははは……そうだな」

俺は適当な相槌を打っていた。
777k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:28 ID:5xUbE2PE
「でも、私達はよく似てるわ・・・」

その時、ふと彼女が見せた寂しげな表情が忘れられない。

「貴方も…私も…出会った相手を
 不幸にする事しか出来ないって思ってる……」

図星だった。
俺はいつだってそう思って生きてきた。
プーアルと居た時も、仲間と居たときも、
ブルマと居るときも、そしてランファンと居るときも……
俺は相手を不幸にしてしまう、周囲の役には立てない。
俺には誰かを幸せにしてやれるだけの力などないんだ・・・と。

「ふふふ。世の中からハズレた者って良い表現ね♪」
「でも貴方は本当は違うわ・・・
 私の届かない高い空まで行ける翼を持ってるの…」
「忘れないで・・・私は貴方に会えて幸せになれたのよ……」
そう言って背中越しに抱きついてきたランファン。
俺は彼女に悟られないよう、引きつった笑いを浮かべる事しか出来なかった。

その時は――
778k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:34 ID:5xUbE2PE
(ランファン……きっと君も同じ悩みを抱えてたんだな)

今なら判る。彼女の気持ちが。
彼女もずっと同じ想いをしてきたのだ。

俺がブルマのことを思い出すたびに、
俺が愛想笑いを浮かべるたびに、
彼女の心は泣いていたのだ。

『自分には、この人を幸せにすることは出来ない・・・』

そんな現実を突きつけられたような気分だったのだろう。

「ごめんな・・・」

ぽつりと呟く。
今までの形だけの謝罪とは違う。
強い決意を抱いた言葉だ。
779k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:33 ID:5xUbE2PE
君に会えて、俺は変われたんだ……
あんなに苦しい想いをさせていたのに、
それでも彼女は、『俺に会えて幸せになれた』と言ってくれた。

……今度は、今度は2人で幸せになろう!

こんなトコで、こんなコトで、こんな形で、
終わっちまうわけにはいかない!

壁の向こうでは相変わらずの狂った惨劇が続いてる。
こちら側には煩い蠅が2匹、部屋を飛び回っている

「邪魔なんだよ!てめぇらは!!!」

俺は更に気を高める。薬に溺れそうな意識を必死で繋ぎとめる。
この『意思の力』の最大の源は、おそらく怒りだろう。
俺の中で、ラルフへの怒りと『自分への怒り』が激しく渦巻いている。
780k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:33 ID:5xUbE2PE
俺の周囲には紅く燃える炎のような『気』が具現化している。
『界王拳』と呼ばれる技――
己の力を数倍にも高めてくれる技だ。
だが、同時に肉体には激しい痛みが伴う。
そういえば界王星では、俺が一番最初にこの技を習得したんだったな。
その時に、やたらと天津飯が怒っていたのを想いだす。
初めてちょっとした優越感に浸れた瞬間だった……
ヤツの滑稽なほどの激高ぶりを思い出し含み笑いをこぼす。

こんな時におかしな事を思い出すもんだ。
そんな事を考えながら、俺は更に気を高めていく。
痛みの感覚が薄れている今なら相当な力が出せそうだ。
後は目の前の蠅どもを叩き潰すだけだ。

……きっと勝てる。

「行くぜ!!!」
781k ◆UZiLh1JQ :04/08/16 01:35 ID:5xUbE2PE

『Awakening』 完です

レス消費すみません(汗
782Classical名無しさん:04/08/17 09:42 ID:N4CG3ASQ
あげ
783Classical名無しさん:04/08/17 13:13 ID:9Mh08KFk
急に寂れたな
不思議だ
784Classical名無しさん:04/08/17 13:46 ID:7VNEXVFc
次スレが立たないからじゃないかとオモ
785急襲:04/08/17 16:44 ID:XKA9ZqNU
じゃあ立ててくる。とりあえず板はクラウンで
786急襲:04/08/17 16:48 ID:XKA9ZqNU
立てられなかった……。
787Classical名無しさん:04/08/17 17:01 ID:BZgafyiM
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart22
ttp://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1092729591/l50

立てた
みんな移動よろ
788Classical名無しさん