1 :
名無しさん?:
2 :
名無しさん?:2010/03/16(火) 13:56:19 ID:???
前スレの586です。
投下の最中で容量超えてしもうた…びっくりした。
とりあえず新しいスレ立てました。
3 :
名無しさん?:2010/03/16(火) 15:00:12 ID:???
雲行さんはほんまランチさんが好きなお方やで
4 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:20:37 ID:???
◆
次に目覚めたときには、部屋がすっかり暗くなっていた。
ベジータは素早く目だけを動かし窓際のデジタル時計を読む。
時間は夜の7時をすぎていた。
ベジ「しまった…もうこんな時間か。あの女が帰ってくるまでに出て行かねば」
スッと上体を起こし、ベッドの小さな照明を点ける。よく眠ったので体の疲れは完全に取れていた。
洗濯乾燥機に放り込んであるアンダースーツを取りにいこうとして、ドアに向かう。
ドアノブに手をかけようとしたら、グルッ!と勝手にノブが回った。
ベジ「!?」
ベジータが驚いてノブを凝視していると、ゆっくりとドアが開いて、暗い部屋に光の筋が
押し入ってきた。
ドアの隙間が広がるにつれベジータの目も大きく見開かれた。
ドアの向こうに、白いシーツで全身を覆い隠したブルマが立っていたのだ。
べじ「な… 何…?」
ベジータはその女の存在が信じられなくて一歩後ろに退いた。
てるてるぼうずみたいな格好のブルマがニッと笑って、それを追うように一歩近づく。
ブル「おはようベジータ。よく眠れた?あら、随分顔色よくなったんじゃない?」
ゆっくりと首をかしげながら、男にささやくブルマの声はいやに色っぽい。
ベジ「……なぜ……なんの……用だ……」
『お前今夜は遅くなるんじゃなかったのか』という指摘もすっ飛ばして、ベジータは言葉を
詰らせながら質問をぶつける。起きたばかりの頭はまだ冴え切っていない。これは夢なの
ではないかと混乱した頭でベジータは思う。
…そしてすぐに、夢であってくれという切迫した願いに変化していった。
ブル「なんの用って…。ひどいじゃないベジータ。私が言った事忘れたの?この前の
夜の続きをしにきたのよ…その為に今日は仕事を大急ぎで片付けてきたわ」
ブルマが切ない目をして、ゆっくりとベジータに歩み寄ってきた。
5 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:24:02 ID:???
ベジ「……うっ」
忘れてはいない。忘れられるわけがない。濃密な吐息と共に、耳の奥から忍び込み、頭に
貼りついて離れない淫らな言霊。
―もっとセックスしようね、ベジータ… もっともっと… なにもかも忘れて…―
あの夜のブルマの声音が脳内で再生され、ドキンと心臓が跳ね上がった。
緊張で硬くなったベジータの喉が、ゴクリと鳴った。
ブル「私、あれからずーっと待ってたのよ?毎日毎日…。ひょっとしたらもう帰ってこない
んじゃないかって心配しちゃったわよ。でもやっと帰ってきてくれたわねベジータ。ねえ、
外には食べ物なんてなかなか無いでしょ。地球に来たばかりだし、この星の植物や動物に
ついてもほとんど知識が無いんじゃないの?」
ブルマがズバリと言い当ててきた。
果実の毒にあたった間抜けな自分を透視された気分だ。
ベジータは馬鹿にされたみたいで腹が立った。
だが腹が立つのに、何か言い返したいのに、何も言葉が思い浮かばない。
口の中がカラカラに乾いてきて、勝手に喉がゴクリと鳴って、喉の奥の粘膜がくっついて
一度むせた。
ブル「…どうしたのベジータ…。なんだか具合が悪いみたい。…熱でもあるの?」
ブルマが上目遣いに笑みながらシーツの中から右手を出して、ベジータの額に当てようと
してきた。
ベジ「触るな」
なんとか言葉が出たが、乾ききった口でかろうじて放たれたそれは、ひどく掠れて、情け無い
ほど小さい。しかしブルマの耳にはしっかり届いたようで、ふふっと笑うと、そのまま無遠慮に
手を伸ばしてきた。
6 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:25:07 ID:???
ベジータはその手にビクつき、避けようとして一歩後ろに後退した。
その時、膝裏に何かが当たって後退を阻止した。
何事かとびっくりして振り向くと、もうそこにはベッドがあって、ベジータは真っ青になった。
信じられないことに、知らぬ間にこの女から後ずさっていたのだ。もう逃げ場が無い。
ブル「あら、熱はないみたい」
ベジ「やめろ!!」
必死に怒鳴って、額に当ててきた女の手をなぎ払った。
ブルマの息を間近に感じると、あの夜の情事がドロリとベジータの脳に溢れてきて
心臓が早鐘を鳴らしはじめ、顔が熱くなるのを感じた。
確かにあの夜の行為はこの男にものすごい快感をもたらした。それは否定できない。
だが女に、しかも地球人などという下賤な種族の者に、主導権を握られた状態で好き勝手に
弄ばれる事はこの男のプライドをズタズタにしてしまうのだ。
もう二度とあんな屈辱的な目には合いたくなかった。
ベジータのこめかみに、汗が一筋落ちる。
ドキドキと打つ心臓の音に翻弄されながらも、女の向こうに光っているドアの隙間と自分の
背後にあるガラス窓に意識を払い、逃走の手段を考える。
ブル「ベジータったら赤くなっちゃって。かわいいんだから」
うふふと笑って、ブルマが、ネットリとした眼差しでベジータを射止めてきた。
その言葉と、笑い声に、ベジータは頭をぶん殴られた気がした。下劣な地球の女一匹ごときに
軽くコケにされた事が、男のプライドを揺り起こす。腹の底から猛烈な怒りが噴出して
きて、女の色香で緋色に染まっていた脳が、真っ青に覚醒してきた。
ベジ(なぜこのオレが逃げねばならんのだ!!こんなクソ女相手に…!!)
打って変わってベジータの目つきが凶暴になり、かみ合わされた歯がギリリと鳴った。
そしてブルマの全身にザッと目を走らせる。まるで毛虫を見るような憎々しげな眼差しだった。
ベジ(どうせそのシーツの中は素っ裸なんだろこの前みたいに!それを見せてオレを驚かし
てどうにかしようってハラか?なめやがって…!今度は絶対に負けんぞ!お前が素っ裸に
なった所を笑い飛ばして、二度と立ち上がれんぐらいに罵倒してやる!!)
7 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:26:19 ID:???
そう頭の中で素早く算段を立てると、背筋を伸ばし胸いっぱいに息を吸い込んだ。
ベジ「調子にのりやがってこのくそったれが!やれるもんならやってみやがれ!このオレに
同じ手が通用すると思ったら大間違いだぞ!!」
ベジータは仁王立ちで大声を張り上げた。
ナメック星でフリーザと対峙した時を彷彿とするような怒声だった。
その声にはもう怯えも混乱も無い。頬から紅が取れて、表情は戦闘の最中のそれと化している。
戦闘民族の王子が勇ましく戦いの狼煙をあげると、向かい合う女が不敵な笑みを返す。
黒瞳と蒼瞳の間に、壮絶な火花が散った。
先に動いたのは女の方だった。
ゆっくりとした動作で、体を覆っているシーツを両手で割って、それを左右に開いていく。
同時に、みるみるとベジータの目が見開かれた。
ブルマは、シーツを全開し、ドラキュラさながらの捕食的な表情でベジータを見つめて、
クニュッとしなを作って見せた。
ブル「うふふ。どう?私、綺麗?」
…ベジータの予想は完全に外れてしまった。
ブルマは全裸ではなかったのである。
8 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:27:38 ID:???
ベジ「……あぁ……」
男の口から思わず感嘆の声が漏れた。
ぽっかりと開かれたベジータの瞳に飛び込んできたのは、たっぷりとした胸を隠すブラジャーと
面積の狭いショーツ、そしてパッツパツのストッキングを引っ張りあげるエロティックなガーター
ベルト。
ブラジャーもショーツも贅沢なレースで仕立てられていて、乳首も恥毛もうっすら透けて
見えていた。ストッキングの入り組んだ網目から、肌の断片がチラチラとのぞく。
そしてそれらの下着の色は、全て黒。
シャープな黒い繊維が、ブルマの真っ白な柔肌をいろいろな形に分割し、その白さと柔らかさを
強調して魅せ、男の色欲を引きずり出そうと挑発していた。
ブル「ねえ何か言ってよ。ベジータのために買ってきたのよ。あんたが何色が好きなのか
分かんなかったから、あんたの目の色と同じにしてみたけど、ねえ、この色好き?」
ベジ「…………………………」
男の口から何も言葉が出ない…。
裸よりも遥かにセクシーな女の姿に目が釘付けで、胸がドキドキして動けない。
ベジータは頬や耳はおろか首までもまっ赤っ赤だ!
9 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:29:40 ID:???
ブル「ねえったら。黙ってないで感想を聞かせなさいよ…」
上から物言う声でブルマがささやき、パサッとシーツを床に落とした。
そしてブラジャーの肩紐をスルリとずらしながら、ベジータにくっついてきた。
真っ赤になって黙りこくる男に、薔薇のような唇が迫ってきて、柔らかなキスを施し、
細い腕がぐるりと首に巻きつけられる。
ベジ「んんっ!」
ブルマが口の中に舌を差し込んできて、ベジータは思わず唸った。
その甘美な感触に脳裏は熱くとろけて、ドクドクと心臓が打った。フニャ…と体から力が
抜けたかと思うとあっけなくベッドに倒れこむ。
そして覆いかぶさるブルマがヌルヌルとベジータの舌を貪ってきた。
押し付けられる乳房の柔らかさを感じて、男は息が詰った。
ベジ「…はッ」
ベジータは必死に顔をそむけてブルマの唇から逃れる。
半分酸欠状態で荒い呼吸を放つも、すぐにブルマの唇が追ってきて、その苦しげな唇を塞いで
きた。温かな女の舌が、再びベジータの舌をなまめかしく犯した。
そうやって、キスされただけでベジータはもう駄目だった。体が言うことをきかないのだ。
なんとか女の舌から逃げようとするが、力なんか全然入らなくて、毒蜂にさされた芋虫の
ように愚鈍にもがくだけだった。
ブル「ベジータの唇は柔らかいね。うふふ」
ブルマが唇を離して、男の唇を指でつっつきながら笑った。
ベジ「…う………」
ブル「肌も綺麗よね…。男とは思えない位、キメが細かいの。女の私でも羨ましいって思うわ。
それにやっぱりこの体つきが最高よ。完璧なスタイルじゃん。自分でも思わない?」
10 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:31:31 ID:???
ブルマが手品のような手つきでベジータのパジャマのボタンを外しはじめた。
男がギョッとして女の手首を掴んで阻止する。
ベジ「オイやめろ!!」
と叫ぶも、すぐにブルマは濃厚なキスをして、その反抗を封じ込めるのである。
前回の童貞喪失時と同じくブルマに負けてる自分に悔しさを感じるのだが、どうすればこの
状況を打破できるのかさっぱり分からない。
…ベジータは戦闘においては確かに天才に違いない。エリートと自負するだけあって才能も
実力も溢れんばかりに持ち合わせている。
しかし女に関しては丸っっっきりダメダメだ!才能だってあるんだかどうだか怪しいし、
なにより圧倒的に経験不足だ!
ベジ「くッ… やめろ!触るなー!!」
ブルマがパジャマの合わせ目を開いて体を撫で回すと、ベジータはそのいやらしい手つきに
羞恥を覚えて怒鳴りつけた。
体が警戒態勢になっている分、感覚が鋭敏だ。戦闘中なら敵の気配や動きを感じ取るセンサー
となるこの感覚が、今はやたら快感を増大させて男を苦しめている。
ブル「ベジータは感じやすいのね。うふふ。女の子みたい」
ベジ「うっ…ああぁ…」
ブル「ココとか弱いの?ココは?」
ベジ「…あッ…はっ……」
ブル「クスクス…これじゃどこが一番感じるんだか分からないわよベジータ」
ベジ「ち…く…しょ…おォ〜〜〜〜」
ブルマが色んな所をくすぐったり舐めてきたりして、そして困ったことにそれのどれもが
快感を呼ぶのだ。
悔しくて恥ずかしくてベジータは必死に身を捩り、体を横に向けて逃げようとした。
するとブルマが、今度はパジャマを捲り上げて背中に舌を這わせてきた。
11 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:34:29 ID:???
ベジ「ッ!! ああああ!!!」
その途端に、ひときわ大きな嬌声をベジータが放った。
ブルマがびっくりして、舌を放して様子を見ると、男は小刻みに震えて顔を真っ赤にして
シーツにしがみついていた。
ベジ「やめろ!も、もうやめろ!」
ただならぬ怯えかたでベジータが怒鳴った。
敵に背後をとられる事はすなわち死を意味するため、背中というのは他の部位に比べて
特に感覚が鋭敏なのだ。そこを、生まれて初めて性的に愛撫されたものだから、その快感と
いったら尋常ではなかった。
ベジ「ううっ…」
ベジータが、相手の動きが止まったのを感じ取り、必死に這いずってベッドから逃げる。
男の色姿に見とれていたブルマがハッと気づいて、逃がすまいと背後からしがみついてきた。
ブル「だめ!待って!」
ベジ「は、放せ!」
ブル「ダメだったら!待ちなさいベジータ!」
ベジ「放せクソ女ーー!」
ドターン!!
二人がもつれあってベッドから転げ落ちた拍子に、ベジータの掴んでいたシーツが
ビビーーーーッ!と破けた。
床では、ブルマがベジータに騎乗した格好になっていた。
ベジータはその体勢にあの夜を彷彿として、もう逃げることもかなわないような気がしてきて、
屈辱の予感に血の気が引いてきた。
ベジ(ナッパ……ナッパ……オ、オレはどうすればいいんだ……教えてくれ……)
12 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:38:32 ID:???
ブル「背中が気持ちいいの?ベジータ」
目を妖しく光らせたブルマが、ベジータの頬を両手で挟んで顔を寄せてきた。
ベジ「…くっ…」
ブル「ふふ…そうなんだ。じゃあもっと気持ちよくしてあげる…うつぶせになってみて」
ベジ「だ、誰が!調子に乗るんじゃねえ!このクソ女…!」
ブル「あら、懲りて無いのねえ。ブルマさんにそんな失礼なこと言っていいの?」
ブルマがキッとベジータを睨みつけて、床と男の背中の間に手を滑り込ませると、ベジータが
声をあげてのけぞった。
ベジ「ああっ!!……やめッ……背中は……よせ……」
ブル「凄い。背中触っただけでこんなに感じるの?なんていやらしい体なのベジータ!」
ベジ「だ、だ、黙れェ〜〜〜!!」
ブル「そうやってのけぞってるから床と隙間が出来ていっぱい触れちゃうわよ、ほら…」
ベジ「アッ……アッ……」
男がビクビクと震えながら切ない声を出した。
ベジータの痴態を見るにつれ、その可愛さにブルマはさらに虐めてやりたくなった。
10本の指を全部使って、鍛え抜かれた背筋をゆっくりと撫であげ、わき腹に指を滑らせ
ながら腰に戻ってくると、ああっ!!とベジータが仰け反ってブルマの両手を掴んできた。
ベジ「やめてくれ…!!頼む…背中は…!!やめてくれ…!!」
きつく目を閉じたベジータが、快感に耐えられなくなってとうとう懇願の声を漏らした。
男が放った甘い声にブルマは、妖しい優越感を覚えてうちふるえた。
凶暴なはずの男が、自分の下で愛撫に身悶えている様はブルマをますます興奮させ、
熱いため息を吐かせる。ドロドロと溢れた愛液が黒いショーツをベットリと濡らし、
体が疼いてたまらなくなってきた。
13 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:47:20 ID:???
ブル「いいわよ、やめてあげる…。でも今日は私ちょっと怒ってるの。ベジータったら逃げ
ちゃって、私を何日も一人ぼっちにして…。ブルマさんを悲しませた罰を受けてもらうわよ。
この前は色々教えてあげるって言ったけど、今日は何も教えてあげない。私の好きなように
させてもらいますからね」
ブルマはゆっくりと背中から手を放して、勝ち誇ったような目付きでベジータを見下ろした。
女の高慢な態度に、ベジータは怒りを感じて殺人的な眼差しを向けた。
しかしこの後何をされるかわからない不安が同時に芽生えてきて、体がガチガチに緊張してしまう。
ブル「あら、顔が青いわよベジータ、怖いの?」
ブルマが優しく言いながら、素早く男のズボンの中に手を突っ込んだ。
ベジ「うわっ!」
硬くなった自身を握られ、慌てて女の手を掴んだ。ベジータの顔はいよいよ真っ青だ。
ベジ「はなせ!汚い手で触るな!」
ブル「まあ、なんて失礼な事言うの。…でもここは素直よね、もう先が濡れてるみたい」
ベジ「………ッ…」
ブルマの指が、濡れたペニスの先端をニュルニュルとこね回すと、男はビクリと全身を
強張らせた。
ゾロゾロとした快感が、性器から脊椎を通って這い上がってきて、同時に声が漏れそう
になる。ベジータは喉の奥をつぶしてその声を押し殺した。
ブル「ねえ、我慢しないで声出していいのよ」
ベジ「……うっ…ぐ……」
ブルマの手がペニスの根元まで滑り、裏筋に指を這わせてそっと先端までなぞりあげ、
一番太い部分を触れるか触れないかの力で優しくさする。
湧き上がる快感に体を震わせながらも、ベジータは息を止めて声を殺し続けた。
しかしブルマが指を下に滑らせて、さする手に力を入れ始めると、声を殺していたベジータ
の口から「んあああ!」と嬌声が押し出されてしまった。
14 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:49:27 ID:???
ブル「気持ちいい?ねえ気持ちいいの?」
ベジ「ああッ!…や、やめろ〜〜! お前はなぜ……なぜこんな事をッ…」
ブル「なぜって……好きだからよ、ベジータが…」
ベジ「何を……ほざいて……あうっ!!…」
ブル「これだけでこんなに感じてくれるなんて…。可愛いわ。ねえ、ベジータでもやっぱり
自分で慰めたりするの?どんな事を想像してマスターベーションするわけ?ああ、知りたいわ、
もっとあんたの事を…」
ベジ「なっ…なっ…」
羞恥で真っ赤になったベジータが口をパクパクさせて、下品な女に抗議しようとしたが、それを
封じるようにブルマが熱烈なキスを施した。ベジータは悶絶しながらそれを受ける。
ブルマの手の中で男のものは痛いぐらいに怒張した。
ベジ「ぷはっ…! お、お前…頭おかしいんじゃないのか…!オレを好きだと…!?オレが地球や
ナメック星でやったことを忘れたのかーー!」
ベジータが死に物狂いでブルマの唇から逃れて、息絶え絶えに叫んだ。
ブル「もちろん覚えてるわよ、ひどいことしてくれたもの。地球じゃ私の恋人を殺したのよ、
孫君にもひどいことして。ナメック星では罪の無い人たちをたくさん殺して私のことも
怖がらせて…」
ブルマがにわかにベジータをにらみつけ、少し腰を浮かせて黒のショーツをずりおろした。
そしてすっかり濡れた膣に、ベジータの切っ先をあてがう。
それを感じとった男がビクリと体を震わせて、怯えを含んだ眼差しでブルマを睨み返した。
15 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:51:39 ID:???
ベジ「だ、だったら…オレが憎いはずだ…!なぜだ!オ、オレの世話をしたりして…!
畜生どういうつもりだー!」
ブル「そりゃ大嫌いだったわよあんたなんか…。でも地球で一人ぼっちのあんた見てたら、
なんだかほっとけなかったのよ!」
ベジ「ッ……!! うああ!!」
ブルマがゆっくり体重をかけはじめると、ズブズブと男が飲み込まれていく。
蜜で濡れた膣壁が、男をグニュグニュと擦りながら迎え入れ、切っ先が最奥まで到達すると
ブルマもベジータもほぼ同時に熱いため息を吐いた。
ブル「はあ……入ったわよベジータ……どうしてほしい?」
ベジ「……抜…抜け……やめ……」
ブル「何?抜くの?こう?」
ブルマが素早く腰を浮かせてペニスを抜いた。
男が一瞬安堵したのを認めると、クスリと笑って再び腰を落とし、ズブッとペニスを飲みこんだ。
ベジ「ああう!!」
ブル「あン…抜いたわよベジータ…こんな風にやって欲しいの?いちいち抜いて刺せばいいの?」
ベジ「ちが……違……あっ!あっ…!」
ブルマがベジータの言葉を無視して徐々に腰を動かしはじめる。
十分に濡れた女の秘部からはすぐに淫らな音が鳴った。
膣の中でグチュグチュ擦られると、快楽の波がペニスから全身に巡って男の肢体がピンと
突っ張った。
ベジータが必死になって、女の腰をどかせようと両手をかけると、ガーターベルトが指に
引っ掛かってパチン!と音を立てた。
そのいやらしさに驚いて、ベジータは思わず手を放してしまった。
もうどうしたらいいのか分からない。
16 :
前スレ586:2010/03/16(火) 15:54:15 ID:???
とりあえずここまでで。
スレッドまたいでしまってスマーンです。
17 :
名無しさん?:2010/03/17(水) 01:15:26 ID:???
乙です!!
前スレが途中で容量オーバーとは驚いたけどスレ立ててくれてdでした
これはベジータかわいい 考えてる事も反応も言ってる事もw
喘ぎとか漏れ声も脳内再生してしもた
ナッパに対する態度(って言い方も変だが)も何か…憎みきれんわ
ナッパは殺されちゃった方だからあれだけどこんな王子、
怖いと思うとこはありつつもかわいかったんじゃないかなと
ベジータは地獄へ行ったらナッパと仲直り(って言い方も変だが)して仲良くやって欲しいとオモタw
18 :
名無しさん?:2010/03/17(水) 18:54:05 ID:???
>>1 スレ立て乙です。
容量越える事なんてあるんだねー。驚いた。
19 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:31:11 ID:???
ベジ「やめろォ…!違…う… ああっ…!!」
ブル「何が違うのよ、わからないわベジータ…」
ベジ「う、動かすな…!やめ…!うぐッ…」
ブルマは秘肉で責めながら、ベジータの頬を両手で挟み顔を近づけた。
ベジータの目が、見開かれたりきつく閉じられたり半開きになったり目まぐるしく変わる。
腰の動き一つで敏感に変化する男の表情が、ブルマの興奮をどんどん高めていった。
なんという可愛い男…!
ブル「ねえベジータ、覚えてる?ナメック星での事。あんた、クリリン君にこう言ったのよ…
『きさまだけではなくその女も死ぬことになる』って…ハアッ…あのときのベジータの目…
凄く怖かったわ……その後にさ…髪の毛の長い宇宙人がやってきてさ……」
ベジ「あぁっ…はっ……ああっ」
ブル「ベジータと戦闘を……ベジータが凄くたくさん火の玉打って…すごい地響きが
起きて…ま、まともに立ってられなくて…私とクリリン君が逃げようとしたらベジータが
こっちにも打ってきた…
あっ…あの時私怖くて怖くて…あんたに殺されるんじゃないかって……マジで漏らしそうだったわ…
それなのにベジータ!…なんで今は…アアッ…私の下で…そんなかわいい声出してるのよォ!
ねえ〜なんでよォ〜〜!ねえッたら!!ねえ〜〜〜〜ッ!!」
ブルマの動きがどんどん速くなっていく。凶悪なはずのベジータの被虐的な艶姿は、ブルマの
官能を激しく刺激して腰の動きを淫らにさせた。
この男のこんな姿を知っているのは自分だけなのだと思うと、ゾクゾクと征服感が沸いてきて
めちゃくちゃに責め立ててやりたくなるのだ。
20 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:32:03 ID:???
ベジ「ち…く…しょ… ッ………」
『かわいい』の言葉に怒りを感じて声を殺せば、鼓動が恐ろしいほど大きく耳を打つ。
目の前で下着姿の女が上下して、ブラジャーのカップにたっぷりと収まった乳房が揺れているのが、
裸のそれよりも扇情された。
ベジータはそれを触りたい衝動にかられて、ギュッと目を閉じる。
しかし目を閉じると性器に加えられる快感が際立って余計にどうにかなりそうだった。
すぐに目を開けて、今度は思い切り顔を背ける。
するとそれをブルマが許さないのだ。首筋ががら空きになった途端に舌を這わせて、耳を噛んでくる。
ベジ「ッ…んッ………あ!!」
ブル「そっぽを向いちゃイヤよベジータ。ちゃんと見て。私を見て!」
ベジ「………ッ……」
ブル「声を出しなさいよ……ねえ」
ベジ「……………んああッ!!」
背中にブルマの手が滑り込むと、男の肢体がビクッとはねて嬌声があがった。
声を殺していた分、発せられる嬌声は大きくて艶かしい。ベジータは自分のあられもない声に
恥辱が湧き上がり、再び噛み殺そうとしたが、もうそれも出来そうになかった。
背中も性器も同時に責められて、あっという間に絶頂が近づいてきた。
ベジ「ああ!はあ…ッ!あう!ああーっ…!」
ベジータの喘ぎっぷりが派手になって、声のトーンがどんどん高くなっていく。
ブルマの腰を押しのけようとして掴んだ手に力が入って、指が肉に食い込んだが女は動じない。
ブルマは男の嬌声に感じいって、もっと声を聞きたくなり、ギリギリまで登り詰めさせて寸止め
してやろうとたくらんだ。
21 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:33:58 ID:???
ブル「気持ちいい?ハアッ…ねえ!…気持ちいいの!?」
ベジ「も…駄目だ…出る!ああーっ…!どけェッ…!」
ブル「だめよ…もっともっと気持ちよくなってからよ…ハア…ハア」
ベジ「は…早く…どけ!…本当に出る……出したらガキがッ……ガキが出来ちまうんじゃ…」
突如放たれた男の生真面目な言葉に、ブルマは仰天して目を見開いた。
そんな事を気にするのかこの男は!信じられない。本当にこれがあの冷酷非道な戦闘民族の男
なのだろうか。
しかしそんな疑問は、すぐに愛おしさに変化して女の動きをさらに猥褻にするのだった。
もう寸止めなんかどうでもいい。
この愛おしい男を早く絶頂に導きたくなった。
ブル「いいの!いいのよベジータ!今日は大丈夫な日だから!」
ベジ「ああう…なんなんだあ〜〜〜!一体オレとお前はなんなんだ…!こ、婚姻もしてない
者が…ああッ!…なぜこんな行為をするんだ……!」
ブル「ああ!ベジータ…!そんな堅苦しい事考えなくていいの!私を感じて!」
ベジ「ま、間違っているんじゃ……こんな事……王子のオレが…!ハアッ!ああッ!もう…
駄目だ…!いくっ…」
ブル「いくの!?いいわよ!中に出してベジータ!」
ベジ「ど、どけブルマ…!早くッ!!…ガキが…!ガ…ガキが……!あはッ…!!」
ブル「ベジータ聞こえないの!?いいから中に出してよ!出しなさい!早く…!!」
22 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:36:28 ID:???
ベジ「はッ…………ッ……」
ベジータが眉をひそめて大きく仰け反り、ほとんど声にならない叫びをあげて震えた。
体の奥底から突き上げる強烈なエクスタシーに、身も心も奪われる。
ドロドロに泥酔した黒瞳に涙が滲んだ。
熱い女の奥にドッと精液が注がれ、ドクドクと注がれる間も女は絞りきるように腰を動かし
続けた。
ビクビクと不規則に痙攣を起こしながら、ベジータが淫らに喘いで最後の射精を終えると、
ブルマが愛しげな眼差しで黒瞳を覗き込んできた。
ブル「ハア…ハア…いっぱい出たわよベジータ…ほら…見なさいよ」
ブルマが腰を上げて、ズルリとペニスを抜く。
数秒遅れて、ブルマの秘部からドロッと精液が漏れ出て、太ももの内側に白濁の筋を何本も
作った。
そのあまりのいやらしさにベジータは、あっ…と泣きそうな声をあげて目を伏せた。
くたばりかけていたペニスがすぐさま屹立を始める。
ブル「凄い…もう大きくなってきた…もう一回しようねベジータ…」
ブルマは目をキラキラさせながらベジータにキスをすると、再び男の切っ先を膣にあてがい
一気に腰を落とした。
23 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:37:36 ID:???
◆
次に目覚めた時にはもう昼近かった。
ベジータは乱れたシーツに包まれて床に寝転がっていた。のそりと上体を起こし、はだけた
パジャマや体に残された汚れを見るなり、わなわなと震えだした。
ベジ「く…くそーーーーー!!!」
怒号をあげて憎々しげにシーツを壁に投げつけると、すぐに浴室に向かった。
体の汚れを徹底的に洗い流す。昨夜の出来事も一緒に払拭するように…
…あれからベジータはブルマに2度も絶頂させられたのだ。騎乗位のままで。
そして「明日はちゃんと教えてあげるからね、もう逃げちゃだめよ…」という妖しい囁き声
を聞くと同時に気絶するように眠りに落ちてしまったのだった。
完全にベジータの負けだった。大惨敗だ。
脱衣所の棚に用意されていた戦闘服をひったくって素早く身に着ける。
汚れたパジャマを洗濯乾燥機に入れようとしたら、中に、昨夜ブルマが身に付けていた黒い
悩殺下着が入ってるのが見えて股間が熱くなった。
ベジ「くっ…!畜生…!」
ベジータは目をギュッとつぶってパジャマを中に放り込む。
猛烈に腹が減っていたのでドカドカとキッチンへ向かう。テーブルにはブルマの用意した
朝食がてんこもりにのっかっていた。そして重力室の鍵とメモが置いてあった。
『おはようベジータ 今日は早く帰るからね 絶対逃げちゃ駄目よ♪ ブルマより』
24 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:39:00 ID:???
ベジ「ぐああああああ!!!」
ベジータは鬼気迫る勢いでメモを握りつぶし、エネルギー波で一瞬に灰にした。
ベジ「ふざけやがってェ〜!!あのアマ…!!もう殺す!!殺すしかない…!!」
両手で髪をかき乱し、ガタガタと震えるベジータの顔は蒼白だった。
戦闘民族サイヤ人のエリートの面子がマジで丸つぶれだ。絶対にあの女を許すわけにいかない。
…しかしいざ女の顔を思い浮かべると、殺意などどこかへ吹き飛んでしまった。
胸がドキドキして、顔が赤くなってくる。淫らな情交が脳裏に蘇ってきて、体の芯が火照って
くる。
悟空に抱くような鋭利な殺意が、ブルマには抱けないのだった…。
ベジ「うう…」
とてつもない敗北感がじわりとベジータを包む。
ベジ「オレはどうすればいいんだナッパ…なぜこんな時にオレの傍にいないんだナッパ…」
子供の頃から、従者以上に、肉親以上に、ベジータに尽くしてきた忠臣…
最もベジータを理解し、敬意を表し、教え、時には自ら盾となり守り育ててくれたあの
大男の存在がどれだけ大きかったか今は痛切に感じられた。
ベジ「…ううっ…オレは…オレはベジータだー!!て、てめえがいなくたって…オレは…!!」
ベジータは朝食にがむしゃらに食らいついた。必死になって悟空の顔を思い出す。
悟空を倒すこと、超サイヤ人になることだけを考え、ひたすら食い物を腹におさめて
いった…
………
25 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:40:21 ID:???
数時間後。
重力室で、汗まみれのベジータが力なくひざまずいていた。
先程から何度も300倍の重力に挑戦するのだが、全く耐えることができない。それどころか
100倍の重力でさえ5分ともたずに息があがってしまう。
あの女の裸が目の前をちらついて集中できないでいたのだ。
ベジ「ば…馬鹿な…ありえん…このオレが……訓練で集中を欠くなど…」
ベジータは目をつぶって悟空の顔を思い出す。
変な頭のサイヤ人。下級戦士。
王子である自分を出し抜いて超サイヤ人になった憎たらしい下賤の男。田舎なまり。
すぐに憎しみが沸いてくるが、体を戦闘モードに切り替えたとたん、サッと脳裏をよぎるのは
ブルマの体。
戦闘態勢の緊張が、昨夜の情事で覚えた緊張とリンクして否応にも女を思い出してしまうのだ。
これにはベジータも参ってしまった。
戦う事よりも、性欲の方が今は勝ってしまっているということか。
これは大問題だ!
ベジ「…オレは戦闘民族だ!…オレは戦闘民族だ!」
ベジータはガタガタ震えながら、呪文のように繰り返し、己を鼓舞した。
しかし駄目だった。ブルマの柔肌の感触や、性器に与えられた刺激や、妖しい息遣いが、勝手に
蘇ってきてベジータの体を熱くする。
戦いよりも女を欲してしまう。
ベジータは自分のどうしようもない状態に泣きそうになって、無我夢中で重力室を飛び出した。
26 :
前スレ586:2010/03/18(木) 06:44:44 ID:???
◆
ベジ「……というわけだ。オレはどうすればいい。貴様の知恵を貸せ」
ベジータは目の前の長身に、女とのやりとりを赤裸々に告白すると、吐きそうな顔で俯き
助言を求めた。
他人にアドバイスを求めるなど、この男のプライドが到底許さない事であるが、今はそれどころ
じゃなかった。戦闘民族にとって戦えなくなる事は、ほとんど死ぬ事に等しい。
目の前の長身は腕組みして、はじめからずっと黙りこくっている。
ベジ「オイ!なんとか言え!このオレがこうしてたずねてきてやってるんだぞ!貴様は
オレより地球人と付き合いが長いし、奴らの習性に関しても詳しいんじゃないのか!?
性を超越した貴様なら分かるんじゃないのか!オレはどうすればあの女を超えられるんだ!?
黙ってないで何か言え!ピッコロ!」
名を叫ばれたピッコロは腕組みしたまま、狼狽しきったサイヤ人を難しそうに睨みつけていた。
二人の間に沈黙が続く。
風がそよぎ、ピッコロのマントがゆったりとはためいた。
ピッコロがため息をついて首を振り、冷静に言葉を紡いだ。
ナメ「…お門違いだベジータ。人間共の恋愛やら生殖の事など、オレには知る由もない」
ベジ「………」
みるみる真っ青になっていくサイヤ人を、ピッコロはハラハラしながら見守る。
ナメ(…まずいな…ここで下手な事を言うと、あのトランクスとかいう人間の存在が
危うくなってしまうかもしれん…しかし、オレには人間の恋愛の事なんぞさっぱり分からん…
この男になんと言ってやればいいのだ…)
ピッコロは首をひねる。目の前のサイヤ人は今にも死にそうな顔をしている。
そして、ふと思い出した。
ナメ「…ヤムチャに聞けばどうだ。奴はその女とかなり親しい関係だったと聞いたことがある。
何かヒントをくれるかもしれんぞ」
ベジ「…ヤムチャ?誰だそいつは?」
27 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:45:41 ID:???
ナメ「覚えてないのか。貴様らサイヤ人が地球に侵略してきた時に殺した長髪の男だ。
今はもうドラゴンボールで生き返っているはずだ。…もっとも貴様にはまだ恨みがある
だろうから、そう簡単に協力は仰げんかもしれんが」
ベジ「…長髪……」
ベジータは眉をひそめて記憶の糸をたどる。
なんせいっぱい殺してるもんだからいちいち覚えていられないのが実情だ。
ベジ「はっ…!長髪ってまさか…!あの…サイバイマンの自爆でくたばったボロクズの野郎か!?」
ナメ「そうだ…まあ貴様から土下座でもすれば助言の一つももらえるかもしれん。割と友好的な
性質の男のようだからな」
ベジータはわなわなと震えだした。サイバイマン一匹ごときにくたばったゴミみたいな
弱い奴が、女に関しては自分よりも上。という現実……
そんなことは認めたくない。認めてはならない…。しかし、
サイバイマン>>>ボロクズ>>>>>>>超えられない壁>>>>>>オレ
という図式みたいのが頭に浮かんで、ベジータは「うわーーーー!!」と絶叫した。
髪やら顔やらをむちゃくちゃに掻きむしる。混乱して自我が崩壊寸前だ!
ナメ「ベジータ…!落ち着け!」
ベジ「うるさい!黙れーー!誰があんなクズに頼るか!!貴様なんかに期待してたずねて
きたのが間違いだったぜ!!くそったれーー!!」
混乱を引きずったままのベジータが、地平線を睨みつけ、飛び立つ姿勢を取った。
ナメ「待てベジータ…」
ピッコロが手を伸ばした時には、もうサイヤ人は地平の彼方へと飛び去っていた。
遅れて吹いてきた風がマントを揺らす。
ナメ(オレの対応はこれでよかったのだろうか…。トランクスの誕生に差し支えなければ
いいのだが…。全く…なんて面倒臭い奴だ…)
28 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:47:50 ID:???
ベジ「……どうした。かかってこい。このオレが手合わせしてやろうと言ってるんだ」
強風が吹きすさぶ荒野で、腕組みしたベジータが男を睨みつけていた。
対する男は眉をひそめてベジータの表情を読もうとしていた。
不思議でならない、といった感じで、その目には警戒の色すら見える。
ベジ「貴様ほどの強さともなれば、手合わせの相手にも不自由してるんじゃないのか。どうした、
こんなチャンスは滅多にないぞ。オレが相手になってやる、カカロット」
ベジータがおもむろに腕組みを解き、脚をジリジリと肩幅まで開いた。
その構えに目を走らせ、再びベジータの顔に視線を戻すと、悟空は慎重な調子で口を開いた。
悟空「…やだよ。オラ今はおめえと戦いたくねえ。先に人造人間をやっつけなきゃなんねーんだ。
その前におめえとやって大怪我なんかしたくねーよ。仙豆も出来るだけ残しときてえし」
ベジ「……分かっている。誰も本気でやれとは言っとらん。ただの組み手だカカロット。
気功波の類は無しだ。それでどうだ?」
悟空「く、組み手ェ〜〜!?」
悟空がびっくり仰天して叫んだ。
悟空「ベジータおめえ頭でも打ったんかあ?気持ちわりい事言うなよォ!ヒョウが降るぞ!」
ベジ「ガ、ガタガタ抜かしてないでかかってこいカカロット!貴様はオレと同じサイヤ人だ!
一人で修行するのは味気なくて退屈じゃないのか!?オレは毎日死ぬほど退屈だぜ!だから
退屈しのぎに貴様と軽く遊んでやろうというんだ!分かったらさっさとかかって来やがれ!!」
29 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:50:12 ID:???
上空に暗雲がたちこめ、雷鳴が轟いた。本当にヒョウでも降ってきそうな雲行きだった。
風が強さを増し、雨粒が混じり始めて、二人の男の頬にバチバチと当たった。
…悟空は黙ったまま動かない。ジッとベジータの表情を伺い続けている。
ベジータはイライラしながら悟空が動くのを待ち構えたが、やがて業を煮やして絶叫した。
ベジ「どうしたカカロット!貴様はそれでも戦闘民族か腰抜けめ!!そっちから来ないなら
こちらから行くぞーーー!!」
ドン!!!
ベジータがいきなり大地を踏み切って悟空に突進した。
急激に間合いが詰る。
そして悟空の顔めがけて思い切り拳を繰り出し、わき腹に切れるような蹴りを放つ。
攻撃の一つ一つに、焼けつくような気が満ち満ちている。軽い遊びでは無いのは一目瞭然だった。
悟空は避けたり受けたりして相手の攻撃を丁寧に防きながら、後退していく。
ベジータは打ち返してこない悟空にイライラしてきて、さらにパワーとスピードを増して
猛攻をしかけた。
ベジ「どうした!!打って来いカカロット!!」
バチッ!と横から飛んできたベジータの強烈なパンチを、悟空は肘で防いだ。
雨あられのごとく放たれる攻撃を防御しながら相手を睨みつける悟空の目つきは冷静だ。
まだベジータの真意を量りかねているといった様だ。
ベジ(畜生!かかってこいカカロット!オレは貴様と拳を交えなければ…!貴様でなければ…!)
30 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:52:56 ID:???
ドガガガガガガ!!!
ベジータが猛烈なスピードで悟空に打撃を食らわせる。
悟空はその攻撃の全てを完璧に防ぎながら、変わらず後退し続けていた。
そしてベジータの回し蹴りを避けると同時にダーン!と地を蹴って遥か後方に飛び退くと、
岩山の上に着地し、仁王立ちの姿勢でベジータを見下ろし叫んだ。
悟空「やだっつってんだろ!オラおめえとは今は戦う気になれねえ!人造人間の事もあるけど、
今日のおめえは何か変だ!組み手なんかおめえの柄じゃねえだろ!なんかわりい事でも企んで
んじゃねーのかベジータ!!」
ベジ「……くっ」
ベジータは困窮してきた。
悟空は自分と同じく戦闘民族。戦いには目の無い単純そうな悟空の事だからこちらの誘いに
簡単に乗ってくるものと高をくくっていたが、とんだ誤算だった。
悟空はただの戦闘馬鹿では無いようだ。
そして自分は丸きり信用されていない。まあそりゃそうだ。
地球とかナメック星とかで滅茶苦茶やってきたんだからそりゃ疑われて当然だ!
しかしベジータはどうしても今ここで悟空を拳を交えなければならないのだ。どうしても…!
悟空「何も答えないんならオラは帰ェるぞ。おめえとの勝負は人造人間をやっつけた後にきっちり
つける。約束する」
悟空は重厚につぶやくと、額に指を当てた。
瞬間移動をするつもりだ。
ベジ「待て!!カカロットーーーー!!!」
31 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:56:18 ID:???
ギュア!!とベジータの掌に光が凝集したと同時に、それは目にも留まらぬ速さで悟空に向かって
放たれた。
ドーーン!!
ベジータの気功波が遠くの岩山を貫通して派手に爆発した。
瞬時に避けた悟空はソレをあっけにとられて見て、ベジータに向き直ると開口一番、
悟空「話が違うじゃねーかベジータ!気功波は打たねえっておめえ…」
ベジ「うるさい!!黙れーーーーーーー!!!」
ズドドドドドドドド!!!!
けたたましい爆音とともに、ベジータの気弾が間髪なく悟空に打ち込まれた。
「おわ!」と悟空が驚いて、弾をはじき返して避ける。
悟空「くそっ!なんだってんだよベジーター!!」
素早く体を移動させて逃げるが、ベジータがそれを先まわりするかのように執拗に気功波を打ち
込んでくる。
鬱陶しい攻撃だ。その気功波は、地球で戦った時よりも遥かにパワーもスピードも増していた。
ベジ(かかってこいカカロット!!オレと戦え!!戦ってオレに思い出させてくれ!!貴様と
同じ戦闘民族の血を…!!そして忘れさせてくれ!!あの地球人の女を…!!!)
ベジータはギラギラと悟空の気を探りながら、ますます激しく気功波を連発した。
そうやって悟空の闘争心をあぶりだそうとした。
本気になった悟空と無我夢中で戦えば、あんな女の事など一瞬で吹き飛んで無くなるのでは
ないかと考えたのだ。
悟空との戦いが最後の望みだった。逃がすわけにはいかない。
32 :
前スレ586:2010/03/18(木) 12:59:16 ID:???
悟空「あんにゃろ…!」
悟空はベジータの気功波の雨がいよいよ鬱陶しくなってきて、ギュン!と天空に向かって飛び
上がったが、弾幕から抜け出た途端、後方に大きな気を感じて振り返った。
悟空を追って上空に飛び上がり回り込んだベジータが、渾身の気を込めて巨大な気功波を放った
のだ。
瞬きする間もなく気弾が悟空の目の前に迫る。
悟空は冷静な眼差しでそれをにらみつけ、総身に気を充填した。
………………
猛烈な雨が地面を叩きつけていた。
ベジータは泥水の中に片膝をついて、真っ青になりながらゼイゼイと喘いでいた。
口端から、ダラダラと血が流れ、咳き込むと、片肺に満ちた液体がドバ!!と吐き出されて
地面に真紅の華が咲く。
悟空「ベジータ」
傍に立つ悟空が歯噛みしながらベジータを見下ろしていた。
悟空の瞳は翡翠。髪は逆立ち金色に染まり、豪雨をものともせず瘴気とともに揺らいでいた。
悟空「わりい。思い切りやっちまった。でもこうでもしねえとおめえは家まで追ってきそう
だったかんな」
ベジ「…うっ……」
33 :
前スレ586:2010/03/18(木) 13:01:43 ID:???
―まさに一瞬の出来事だった。
腹に強烈な激痛が走って、目を見開けば、目と鼻の先に超サイヤ人と化した悟空の顔があった。
ギャリック砲を撃った直後に、超化した悟空の拳がバッチリ腹に食い込んでいたのだ。
たったその一撃だけで、ベジータは派手に吹っ飛ばされ、岩山に激突するともう動けなくなって
いた。
圧倒的な力の差―
悟空「それにオレはこれ以上見たくねえ。今日のおめえはひでーよ。隙だらけじゃねえか。
一体どうしちまったんだよベジータ。そりゃスピードもパワーもめちゃくちゃ上がってっけど、
地球で戦った時のおめえの方がもっと凄かったぞ。ちょっとがっかりだ」
ベジ「なん…だと…」
ベジータは愕然として悟空を見上げた。
悟空「おめえほどプライドの高い奴が戦いに集中できねえなんて、よっぽどじゃねーのか。
なあ、なんかあったんか?」
ベジ「………う…」
悟空「まあいいや。とりあえずコレ食え。仙豆だ」
悟空が道着のポケットから仙豆を一つ取り出し、ベジータの前でしゃがみこんで掌に乗せて
みせた。
ベジ「くっ…要らん!誰が貴様の助けなど…!!」
ベジータが憎々しげに悟空に吐き捨てたが、長くは睨みつけることができず目を伏せた。
いくら努力しても自分がなれないでいる超サイヤ人の神々しいまでの姿を、今はとても
正視できない。正視してしまえば己の無力と無様さがますます浮き彫りになりそうだった。
34 :
前スレ586:2010/03/18(木) 13:09:41 ID:???
次で終わり。
長い上に読みにくくて申し訳ない…
35 :
前スレ581:2010/03/18(木) 18:16:51 ID:???
>>1 スレだててくれてアリガdです!!
容量超えてたんだ・・・スンマセン。
続きが気になってたんだヨ〜
ラウンジ板見りゃ良かったんだネ。
まさかのピッコロゲストにオドロイタ。
続き待ってます〜
36 :
名無しさん?:2010/03/18(木) 18:51:22 ID:???
パンパンパンパンパンパン・・・・・うっ、カカロットォーーーー!
37 :
前スレ586:2010/03/18(木) 19:38:34 ID:???
悟空「食えベジータ。人造人間やっつける時にはおめえも大事な戦力なんだぞ。回復まで
の時間が勿体ねえ」
ベジ「…!!ふざけるな!!オレは人造人間の事なんかどうでもいいんだ!!オレは貴様を…」
そう叫ぶと、ベジータは再び吐血した。
悟空が真剣な顔つきになって、ベジータの体に触れようとしたが、ベジータはすかさずその手を
叩き払った。
悟空「…おめえ、たぶん肋骨折れてっぞ。いいから食えって!」
ベジ「要らん…オレに命令するな…ゲホ…下級戦士の分際で…」
悟空「そんならオレに掴まれ。瞬間移動で送ってやる。ブルマんとこでいいんだろ?」
ベジ「へっ…誰が…貴様に助けられるぐらいなら…死んだ方がマシだ…」
口端の片方をヒクヒク持ち上げて、ベジータは必死に見得を切る。
そして腹をかばいながらよろよろと立ち上がった。
ベジ「次に会う時は…決着をつけるぞカカロット…オレは貴様を超えて…必ず貴様を…」
掠れきった声でベジータはうめいた。瞼が重く垂れ下がってくる。
なんとか目を開けて、まだしゃがみこんでいる悟空をにらみつけたが、視界がぼやけて、悟空の
表情はよく見えなかった。
そして膝を少し曲げて、ふわりと舞空し、豪雨の中を飛び去っていった。
38 :
前スレ586:2010/03/18(木) 19:40:22 ID:???
◆
……策が尽きた。
戦いの敗北感が心身のダメージをさらに増してベジータを絶望に突き落とす。
あの女に会いたくない…。
あの女に関わると、自分が自分でなくなる気がして、どうしようもないほど不安だ。
どうすればいい。どうすればあの女に動じない精神を得られるのだろうか。
分からない。
そして今の自分には、帰る場所がここしか無い。
息絶え絶えに喘ぎながらドアにもたれて、ベジータは震える手でノブを回した。
ブル「ベジータ?」
パタパタと駆け寄ってくる女の足音。鈴のように澄み切った声がベジータの鼓膜を震わす。
ブル「べ、ベジータ!!どうしたの!!」
ブルマが玄関にたどりつくと、鈴の声が切羽詰った絶叫に変わった。
同時にベジータの膝がガクガクと折れ、その場にひざまずいた。
ブルマも座り込んで男の顔を両手で包む。ベジータは真っ青だ。目が閉じられ、睫が
小刻みに痙攣していた。
ブル「どうしたの!びしょ濡れじゃないの!その血はどうしたの!?きゃあ!プロテクターが…」
39 :
前スレ586:2010/03/18(木) 19:42:11 ID:???
よほどの衝撃でなければ絶対に壊れないブルマの自慢のプロテクターに、亀裂が入っている。
ブルマはベジータの肉体のダメージを推測すると血の気が引いてきた。
ベジ「うおえッ…」
ビシャ!とベジータの口から血が吐き出され、ブルマのブランド服を真っ赤に染めた。
ブルマがキャー!と叫んでベジータを抱きしめた。
ブル「ベジータしっかりして…!死なないで!…ああ、そうだわドクターを…ドクターを
呼ばなきゃ…!!」
ブルマの瞳が、ベジータと電話機の間を往復する。
その瞳にみるみる涙が浮かんだ。そっといたわるようにベジータから体を離すと、いそいで廊下の
壁の受話器をとった。
そしてドクターに早く来るように怒鳴りつけると、すぐにベジータの元にすっ飛んできて
男の顔を両手で撫でた。
ブル「今…今呼んだから…すぐドクターがくるから…ベジータ……」
ブルマがぽろぽろと涙を落とす。
その女の泣き顔を、ベジータは半開きの目でぼんやりと見つめた。
こんなに優しい包み込むような眼差しを、今まで誰かから向けられたことがあっただろうか…
フワフワと暖かい真綿の中に包まれるような感覚。
メディカルマシーンの中でさえこんな感覚は得たことがない。
生まれて初めての安堵…。
40 :
前スレ586:2010/03/18(木) 19:44:18 ID:???
この女は下品だ。そして訳が分からない。気に入らない事も多々ある。
しかし今はこの女に身をゆだねるしかないような気がした。
この女がいなければ、自分は超サイヤ人になるどころか、地球で生き延びることさえ困難なのだ。
ベジ「……ブル……マ…」
しぼり出した声は完全にかすれて音にならなかった。
しかしブルマは、その声を聞き漏らすことなく、「ん?なあに?」と真摯に顔を寄せてきた。
涙で濡れた女の蒼い瞳は、静謐な湖の底のようで、見つめるうちに吸い込まれそうだ。
静かに言葉をつむぐ柔らかな唇は、真紅の薔薇のよう。
朦朧としながらも、その神秘的な美しさに男は深く魅入られた。
ベジータは震える両手でブルマの後髪を掴むと、その薔薇に唇を寄せた。
おずおずとぎこちなく唇を重ねて、血と共に情欲の証を付けると、ガクリと頭を落として
女に抱きしめられたまま気を失った……
―果たしてベジータは女の体を克服することができるのだろうか。
そして、超サイヤ人の壁を突破することが出来るのだろうか。
…ベジータの苦難は今後もさらに続くのであった。
〜終わり〜
41 :
前スレ586:2010/03/18(木) 19:50:29 ID:???
なんぞこれは… も、ものすごいヘタレっぷり…
本当にすみませんですた。
ただただ女に慌てふためくベジータを書きたかっただけなんだが…
読んでくれてありがとうございます。ペコペコ
42 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 01:38:21 ID:???
良かったよー凄く!面白かった
最後のベジータとブルマには何かもう美しさを感じた
この続きも読みたいな〜もし浮かんだらまた書いて下され!!
ところで、ナメってww吹いたww
それとヤムチャに聞きに行っちゃうのかとドキワクしたけどほっとしたw
43 :
前スレ581:2010/03/19(金) 10:55:23 ID:???
ヘタレなんだけど・・・憎めない王子w
×××で考えてしまう体を、どうしようもなく持て余してる感じが伝わるデス。
(×××は良心の自重ww)
スレたてと、連載お疲れ様デス。
ゲストが出てきて相談するベジータにオドロキ。
ナメ=ピッコロデスネw
GJ!面白かった。トランクス誕生までにオトコにナッテネ、王子。
ワタクシもまたこちらで投下させてもらっても良いでしょうか・・?
44 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 11:42:44 ID:???
>>41 ひえー凄い面白かったです
そして最後が…美しいなんて!この展開で。
ぜひぜひ続きを!!!
目覚めてく王子を!!!ww
45 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 15:56:04 ID:???
本当はスルーしようかと思ったけど・・一回だけ言わせて欲しい。
面白いけど全体的に長いよ。
読んでて疲れるし、展開についていけない時がある。
せっかく綺麗に終わってもそれが残念。
SS書くのって大変なんだろうけど
全部書いてから投下してるのかなって思う時がある。
何日も引っ張ると(今回はスレ立ててるんだけど)
ロム側も他のSS書く人も困るんじゃないのかな。
前スレも前々のスレも読んでるけど
せっかくいい作品なのにそれが勿体ない気がする。
46 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 16:08:27 ID:???
超面白かったwwwwww
47 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 18:00:00 ID:???
前スレ586です。
大変申し訳無いっス!長い、引っ張りすぎ、読みにくい、のご指摘は
その通り過ぎてグウの音も出ないわ…。長くて読みにくいのは、当然の事だが自分が下手だからです。
投下が途切れるのは、8レスで規制かかってしまって書けなくなるからなんだけど、
これは何時間経てば再び書けるもんなのか?てのがよくわからず、
適当に間置いてますた…すみません。職人の方々、ロムの方々、迷惑かけてすみません〜!
今後は十分気をつけますので、どうかご勘弁を。本当にごめんよ。
あとこんな作文に温かなコメントつけて下さった方々、ありがとうございました。
48 :
前スレ581:2010/03/19(金) 18:53:29 ID:???
>>47さん
急に容量オーバーだもん仕方ないデス。
ワタクシも規制に引っ掛かりますヨ〜 8レスぐらいですかね?
そんな時は 約1〜2時間で規制解除になります。
間に誰か レスくれたら 書き込み可能デス。
「途切れてたら、レスして下さい」としてるのはその為ナンデ。
批判の人も楽しみにしてるからだと思うし
また続きお願いします。連投お疲れ様でした。
49 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 19:04:35 ID:???
>>47 1話目からファンです。
迷惑なんてありえません!
どうかどうかどうか続きを…!
こういう輩もいるってことで。
文才ない自分にとって
ここは本当にオアシスっす。
50 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 19:15:42 ID:???
>>48 そうなんですか…2時間で解除されるんですか。知らんかったです。
親切に教えてくれてありがとうです〜。無知でスマーン。
なんか自分のせいで本当にごめんよー。
是非あなたの新作の投下を…!お待ち申し上げております!
皆様今まで申し訳ありませんでした。ペコペコ
51 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 19:32:07 ID:???
>>49 自分の拙い作文に…。お、恐れ多いお言葉です。ホントにありがとうです。
ダラダラに長くなるのは自分でも嫌でしたから、もっと研鑽しないと駄目ぽいス。
もっと精進しますです。
そして他の職人さんの作品をwktkでお待ちしてます!
52 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 20:27:47 ID:???
自分も初代スレからの住人でずっと読んでるけど、前スレ586さんの作品どれも大好きだよん♪
すっきり纏まってるのも読みやすくて好きだけども
長いのも前スレ586さんのは面白いしツボだったり、色んなシーンを味わえるから
読みごたえあって好きだお〜
つまらなくダラダラしてるのはマズイんだろうけど必要以上に削ったりはしないで欲しいな
好みは人それぞれあるんだろうけど^^;
他の作家さんのも、前スレ586さんのも、また作品投下楽しみにしてます!
53 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 22:20:37 ID:???
>>52 う… 温かなお言葉ありがとうございます。んでもやはり、上の方のご指摘は
その通りだと思います。
前スレ容量オーバーした時は自分のせいだーと血の気がひきましたw
自分の作文が一番長ったらしいからね。
精進します。皆様が不快にならないような作文をいつか書けたらいいなと思います。
ではでは、何度もでしゃばっちゃってすみません。失礼しますた。
54 :
前スレ581:2010/03/19(金) 23:53:13 ID:???
いやいや・・・
>>52さん
ワタクシも長いSS投下してましたので 容量使ってました。
この場を借りておわびします。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした・・・。
みなさま、ごめんなさいね。
今回スレ立ててくださって、本当に感謝デス。
またネタレスで盛り上がって、SS書いて下さい!
今回のブルマの下着はエロかった〜ww
セクロスはドッキドキシマシタヨン!!
凄く好きな設定なんで、このまま続いて欲しいデス。
ヤムチャが出てくるんかと別に意味でドキドキw
反発してもやっぱりブルマが気になるんだ。
王子・・・可愛いデス。
それにしても、前スレはこのままだと どうなるんでしょう?
誘導したくても書き込めないし・・・困りましたね・・・。
55 :
名無しさん?:2010/03/19(金) 23:55:25 ID:???
>>53さん
でしたね・・アンカー間違えてスミマセン。
56 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 00:26:08 ID:???
前スレはずっとあのまま書き込みなかったら
今気付いてない人がいたとしてもそのうち気付くんじゃないかなぁ
そしたらラウンジ板へ探しに来たりするだろうし
どこかのスレにもし質問あったりしたら誘導すれば良いんではないかと思います
別スレでの話だけど途中で容量オーバーで止まった時があって人気スレだったのに2日程書き込みないから不思議に思って
コメント入れたら「容量オーバーでこれ以上書き込めません」てメッセージが出て気付いたよ
あと前スレの容量オーバーは作家さんが沢山SSを投下して下さるのはありがたい事です
これからもこうやって読めたら嬉しいし
ただ容量が前スレは501KBで止まってるから今後はスレが400KBとか450KBぐらいになったらみんなで気に掛ける様にしたらどうかな〜
57 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 03:55:37 ID:???
>>56さん
ありがとうございます。実はここも同じようにメッセージで気がつきました。
600KB前後になったら 投下する前に 次スレのトークを心がけます。
忘れていたら どなたか 誘導お願いします。
この流れで投下するのも・・なんなんですけど・・・
前スレで
>>570さんのトークネタを使って
前スレの
>>576の別視点からで書いてみました。
お気に召さない方はスルーください。ピロー・トーク中心です。
58 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 03:59:34 ID:???
〜「その声でささやいて・・・」〜
−ブルマは思う−
抱かれた後・・・彼は無言でいつも私に腕枕をしてくれる。
でも・・・何も語らず、私の話を黙って聞いている・・・と思っていた。
質問しても、全然的を得てないので
「ねぇ、私の話聞いてる?」 つい聞いてしまった。
「・・・・ああ・・・」
やっぱり聞いてないと思って、ムッとした。
「どーしてそうなのよ。抱いてくれてる時は・・・私の声を聞いてるのに。
酷いわ・・私達、愛し合ってるんじゃないの?!」
くすぶっていた感情がそう口走っていた。
「愛し合ってる・・・?!意味が分らんな。お前も俺もただ・・・求めあってるに過ぎんだろう。」
信じられないぐらい冷静な答えが返ってきた。
「なっ・・どういう意味よ!」
思わず起き上がって、睨みつけていた。
「俺はお前をオンナにしているだけだ。それに・・俺もお前にオトコにされているだけだろう。」
そんな風に言われると・・・怒りを通り越してなんだか悲しくなってきた。
59 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 04:02:00 ID:???
「そ・・うかもしれないけど・・・でも・・・私は・・少なくとも私は・・貴方が好きなのよ・・・貴方は違うの?」
「好きだとか、愛してるだとか、貴様ら地球人は・・・まったく言葉にしないと気がスマンらしいな。」
そう言いながら、腕を伸ばして私の頬を指でなぞり・・・顎を手にとって、腕を掴んで引き寄せた。
「あっ・・・」
私は彼の胸の上に抱かれていた。そして・・・彼の心臓の音が聞こえた。
規則正しく・・・ドクッドクッ・・と聞えるその音が・・・早くなっていく。
しばらく沈黙し、ため息を一つし、こう答えてくれた。
「・・・・俺はお前しか抱かん。それ以上何が望みなんだ・・・馬鹿野郎。」
彼の言葉はいつも簡潔でそして無駄がない。そっけなく聞こえるけれど・・・本当はそうではないことを
鼓動が教えてくれる。頭上で彼の吐息を感じていた。
私の頭を手で押さえこみ抱かれているから・・顔が見えない。
でも・・・段々鼓動が早くなっているから・・きっとどんな顔をしているのか想像はつく。
初めてキスをした時の・・・彼の顔は真っ赤だった。そして睨みつける眼が・・・動揺していた。
いつか一緒にシャワーを浴びた時に、小さな声で「・・・きだ」と言ってくれた。
昼間にあんなにケンカしていても、触れるその手は優しい。
意地悪なことをするけど、結局は私を感じさせる手段でしかない・・・そして・・体では
「愛している」と充分伝わっている。
60 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 04:04:53 ID:???
でも・・一度でいいから聞いてみたい・・その素敵な声で・・・。
そんな願いは叶えられそうもないけど。
彼の手をそっと掴み、腕を解いて私は彼を見上げた。
怒ったような顔で・・・少し赤い頬をしている。そして・・・私は彼の眼を覗き込んだ。
「ねぇ・・・「愛してる」って言ってくれない?」
甘えた声が出ていた。漆黒の目が・・・私を映していた。
すると眉間のしわを深くして、彼は起き上がり、体を反転させた。
今度は私が下になった。上から顔が近付く。
キスをされると思って、目を閉じたら・・・耳元に彼の息を感じた。
「ふん・・・仕方ない・・な・・・・あ・・・「愛してる」・・・・これでいいのか?ブルマ・・・」
その言葉で驚いて・・・目を開けると涙が溢れてきた。
「なぜ泣く?」
「だって・・・だって・・・嬉しいから・・なのに・・涙が止まらないの・・・。」
たまらなくなって、私は彼から離れて背中を向けて泣いた。
そんな私を・・・彼は背後から抱きしめる。
彼がそんなことをするのは・・・私をその気にさせる行為のはず、だった。
61 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 04:09:43 ID:???
なのに、耳元でささやかれた
「二度は無いぞ・・・ブルマ・・・・「お前が好きだ」・・これで満足か?」
その声で私は幸福の彼方に居た。
あのベジータがそんな言葉を発してくれた・・・・。それだけで充分だった。
「うん・・・うん・・アリガトウ・・・私も愛してる・・・大好き・・・」
抱きしめる腕に力が入っていた。涙は止まりそうもなかった。
「まったく・・・面倒な女だな・・・」
そう言いながら、私を振り返らせて・・・指で涙をぬぐってくれた。
優しくキスを交わしてくれ・・・私も彼を抱きしめる。
その後幸福に酔いしれた私は・・・彼にオンナにされていた。
そして彼も・・・私にオトコにされていた。
お互いがお互いを求めて何が悪いの?だって・・私達は愛し合ってるのだもの。
言葉なんて関係ないのよ・・・身も心も一つになる・・・それ以上何があるの?
彼も私も・・・男と女なだけ。でも誰でも良いんじゃない、貴方だけ・・・私だけ・・・
62 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 04:19:07 ID:???
その夜から、何度お願いしても彼は一度も「愛の言葉」は口にしなかった。
でも・・・「お前だけ」とは言ってくれる。
「好きよ・・・ベジータ」そう言う時、彼の鼓動は早くなるのだ。
(・・・知ってる?ベジータ・・・私はこの時が一番好きなの。
抱かれている時よりも貴方を身近に感じられるから。
ひと時のピロー・トーク・・・・今夜もきっと私の話は聞いてはいないでしょう?
でも、優しく腕枕をしてくれ、髪をなでてくれるのよね。
それが私の至福の時なのかもしれないわ。)
心で彼にそう私は語っている。
「愛してる」・・・言葉にすれば簡単だけど、彼はそうはしない。
だけど私に言ってくれたのだ。一度だけ・・・素敵なその声で・・・
そして・・・私は今でもその声に酔いしれている。
あの・・・ささやくような愛の言葉に。
〜「完」〜
63 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 04:41:08 ID:???
同じネタで何度も・・お粗末さまでした。
セクロス無くて申し訳ない・・・朝チュンで甘杉・・・スミマセン。
読んでくださってありがとうございました。
>>57 600KBだと超えとりますネ(汗) 400KB前後で心がけます。
レス数でなく容量が重要なのですね。
投下させて頂いてて 申し訳無かったと思います。
>>1 さん 改めてありがとうございました。
朝チュンでも 良かったら またお邪魔したいです。
64 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 09:16:59 ID:???
>>63 失礼します、長文の者です…。
ああ〜!早速の投下ありがとうです〜!こんな空気作っちまって、
投下しにくいんじゃないかと不安だったですが。GJです!
二人の甘いひと時にメロメロでございますw王子に頭なでられてーよ〜!
そしてやっぱりSSはこのぐらいすっきりしたまとまりがちょうど良いね。
読みやすいしね。勉強しますです。
…ふと思ったんだけど、ベジータの頭ってナデナデしたらどーなるんかな。
髪が倒れてもピンピン!!と瞬時に立ち上がるん?どーでもいい話でごめんw
容量については400〜500らへんで次スレの話題書けば良いのですね、了解でございます〜
65 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 14:31:40 ID:???
ども、63です。
感想&GJありがとうございます。
いや、ワタクシのは元々 詩的に書いてるクセなんで・・・
個性は大事だと思いますヨ。
逆に簡潔杉ですから、
>>1さんを 裏山と・・・思ってます。
同じネタで別視点で書いてしまうし。
もっと情景とか描写とか細かく書けたら良いのになぁ。
ベジータの髪って、くせ毛と同様なのかな?と想定してます。
濡れたら寝るんですね。乾いたら戻るw
ちょっと固めで 結構痛まない髪質・・・かな?
撫でたら戻るけど、ネコ毛と同じではないかと。
それだと柔らかいんですけどね〜w
やっぱりエロって難しいなぁ・・・いつもほのぼのでスミマセン。
66 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 18:55:16 ID:???
>>65 そんな事ないです。全然駄目ですよ自分は('A`)
文章くどいし読みにくいし。
今日自分の過去の作文色々読み返したけどゲンナリしました。
あのー…このスレで身勝手甚だしい質問なんですが、皆様は何レスぐらいの作文が
読みやすいんでしょうか?なんかもう、考え過ぎて訳分からんくなってきたw
67 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 20:13:58 ID:???
>>63 投下dです!!いつも投下ありがとうございます!!
あまーい!んだけど、ブウ編のベジータとか見てると違和感感じなく読めてしまうw
ベジータに頭撫でられたいし自分も撫でたいw
>>64-
>>65 自分もベジータの髪撫でたり触ったらどうなるんだろうって思ってましたよ〜
カチコチだったらちょっと嫌やんとか、やわ肌に突き刺さって痛かったら嫌やんとかw
でも今原作確認したら地球来て悟空とやり合ってる時は思い切り風や圧力に髪なびいたり変化してた…
ナメック星でも水の中ではゆらめいたり・・て事はやっぱり硬めの髪質だけど
撫でて手を離したら元に戻る感じかね?短髪硬めの人の髪を下から上に撫でた時みたいな感じ?
>>66 何レスぐらいが読みやすいかって言うと・・うーん
66さんの作品だと「ブルマ教授の夜間講習」の1作目とかは短めで読みやすかった気がします
この作品も凄い好きだけど66さんの作品で自分が一番好きなのって
長いSSであろう「桃色地獄ショーの第三章」と「バレンタインに死す」です♪
で、長さって二人だけでいちゃこらしてるのは比較的短くて済むと思うんだけど
色んな描写とかゲストとか出てたらやっぱりそれなりに長くなると思うしそう言うのが面白さのひとつにもなってたりするし…
と思うですよ あ、勿論二人だけでいちゃこらオンリーも好きですよラブラブなのとか、紆余曲折とかでも!
68 :
名無しさん?:2010/03/20(土) 21:03:01 ID:???
>>67 66です〜。うおお、なんかものすごく丁寧に答えてくれてありがとうです。
長さの件、とても参考になりますた。しかし第3章は確か60レスは越えてたし長すぎたので
かなり失敗作だったのですが、気に召して貰えてたとは…マジ泣きそうです。
本当に丁寧なレスありがとでした。精進します。
自分結構、風や水中でなびくベジータの髪の毛が好きですw
69 :
名無しさん?:2010/03/21(日) 05:58:18 ID:???
>>67さん
感想ありがとうございました。やっぱり甘杉たかな・・・w
まだ子どもが居ない時期での 二人を想定してるんで
だから「貴方は違うの?」と聞いてみたいブルマです。
一緒に寝る位置が定着してきた頃・・・なのデスヨw
>>68さん
マジレスしますけど、ワタクシが投下してるのは
アナタの作品に触発されて・・・が大きいのですヨ。
長い話でも勢いがあるし、描写の巧さでは真似が出来ない・・・・。
最初は詩的なモノしか書けませんでしたけど 物語を作る気持ちになりました。
未来のブルマを投下したくなりましたし。エロ描写もデス。
長くなる話は 全体をメモ機能などで書いてから
8レスで区切って 上・中・下 みたく内容で分けて
連投されたら 良いのかもしれません。
レス数でなくて、読みやすさで考えれば良いのでは?
食べ物の扱いや、色彩描写は素晴らしいんですから。
過去に別板で 散々叩かれた覚えがありますが
でも「書きたい」気持ちは無くなりませんでした。
それだけ読んでくれてるんだって思ったのと
けして 悪気があっての批評では無かったからです。
だから・・・自信を無くさないで下さいネ!
70 :
名無しさん?:2010/03/21(日) 16:26:32 ID:???
>>69 長文の者です〜。まあ、あの、実際凹んでますw
桃色地獄一作目以降は、メモ機能に全部書いて完結してから投下してますが、
未練たらしく寸前まで何度も読み返したりちょっと手直ししたりとかなり慎重に投下してるもんで、
全部書けてねーんじゃね?と疑われても仕方ないのかなと。
駄目ですね〜、思い切りが無くてwつまり自信が無いのですよwワハハ。
長さが気になる=文章下手、腕不足って事に尽きると思います。おもしろければ長くても
気にならないもんですし。
とにかく研鑽を重ねる、投下は起承転結に区切り一気に落とす事を心掛ける、を目標に勉強しなおしっス。
ダラダラと構ってチャン状態になりましたが皆様あたたかい励まし本当にありがとうございました。
71 :
名無しさん?:2010/03/21(日) 19:40:59 ID:???
69です(なんだこのアンカー・・・ww)
読み返して凹ムのなんてワタクシなど・・・毎回デス。
直前まで書き直すのも毎回デス。
でも温かく読んでくださる方が多いので
アリガタヤ〜と甘えてマス。
ここでお詫び・・・ごめんなさい。投下してから気づくナンテ。
↑のSS 前レス
>>571さんのレストークで書いてるのに、アンカー間違ってマス。(汗)
こんなワタクシがSS投下してて良いのデショウカ・・・スミマセン。
>>70さん自信持って!なんの励ましにもナラナイケド・・・
アナタのSSを読まなかったら、ワタクシSS投下してないと思います。
こんな風に書きたいな、が切っ掛けダッタンデスヨ〜
また続き投下してください、待ってます!
72 :
名無しさん?:2010/03/21(日) 22:52:35 ID:???
70さんまたSS投下して下さいね
今回の件でもう70さんのSS読めなくなったりなんて事が無い様
切に願うであります
考え過ぎちゃって気になって投下出来ないよ〜ってなったら悲しいっす
意見くれてた人も、その人なりの感想と言うか意見だったと思うので‥
あんまり考え込まないで欲しいなと 楽しみにしてる人も沢山いると思うだよ
これ以上何だかんだ言ってるといい加減しつこいぞ!って思われたらあれなんでこの辺で終わっときます;
ところで童貞ベジの続きも気になるんだけど、
ドSベジータシリーズでドSなんだけどラブラブ‥とか読んでみたいなー
ドSでラブラブってのがそもそも有り得ないのかな??どうなんでしょう?
>>71 71さんアンカー訂正dす
気にする事じゃなかと思うwアンカー見直して成程と思ったおw
ベジータもブルマも良い声でいいなぁ
リアルに自分の周りで声に酔う程の良い声(美声って事でなく魅力的な声って意味で)の持ち主って・・いないw
73 :
名無しさん?:2010/03/22(月) 01:19:01 ID:???
70です。何度も出てきてスマーン… なんかもう励まされまくりで恐れ多いです。ペコペコ
ダイジョブですネタはあるです。ただ文章化が大変なもんで…(特に王子とブルマの会話が大変。
原作じゃ二人は殆ど喋ってないから妄想するのが難しいw)
ドSの癖にラブラブってのも、それらしきネタはあるですが、力不足で脚本が進まねえw
でんでんむし級の遅さになるかと思いますが、またなんか書けたら投下しにくるとオモ。
いやお騒がせして本当に申し訳無い。ではでは〜。
74 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 06:25:21 ID:???
ちょっと雑談いい?
ベジータの戦闘服以外の格好って皆さんどんなのを想像します?
原作見てると動きやすそーなラフな服装とかですね。
ドSベジが好きな自分は、ぜひとも黒レザーを履かせたいですよ。
そんでブルマを抱く時全部脱がない。ベルト外してジッパーを下ろしただけの、
バックルカチャカチャ鳴らせながらの着衣バック責めとか想像するともうアカン。
75 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 10:45:04 ID:???
意外とブルマが適当に買った服を 無造作に来てる雰囲気かなぁ。
レザー・・・か。自分で買うとか想像つかん。(そこから妄想かヨ)
基本 ラフなシャツにボトムは ジーンズ系か?
ベルトはしてない。
ユ●クロだとか 無●とか right●nとか コム●とか・・・
そんなモデルが着てる服装?がイメージに浮かんだ。
(そんなメーカーしか知らないのバレバレww)
着衣でセクロスは妄想したことない。
アレって服汚れる・・・かもで
潔癖症(か・・分らんが)なベジはせんのではと勝手に想像。
やっぱ、全裸しか思いつかんww
ネタでは考えたことあるけど。そんでもボトムはズリ下げ状態で尻出しw
Sベジなら・・・
>>74さんの想定は めちゃくちゃ萌える、萌えるゾー!!
ブルマはうつ伏せ尻上げバックで ショーツは破ってトップはボタンハジケさせてモロ出しで・・
アカン、妄想止まらんww
76 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 10:49:42 ID:???
↑
>>来てる→× 着てる→○ ね、スマソ。
服装からエロに走れる・・・ベジブルって 奥が深いw
77 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 12:26:38 ID:???
>>74ですが
>>75さん、なんかもう…こんな雑談にお付き合いありがとうw
私もベジータはかなりの潔癖症だと思っております。
Sベジも潔癖症だと思うですが、そこはあえてレザーを履いたままで交わるんですよ。
で、ブルマが達したあと、
「オイ見ろよ。お前がいっぱい垂らしたせいで俺様のレザーがドロドロだぜ。
どうしてくれるんだ?この淫乱」
というトドメの責め文句を浴びせて悦にひたるドS王子を想像してしまう訳ですよ。
なら最初から脱げよwと言いたいとこだが常に虐める文句を言いたくてたまらない
Sっぷりなのでどうしよーもないです。うつ伏せ尻上げバック最高すぐるw
アニメ話だとブルマがピンクのシャツw着せてたので、もうお前に俺の服の選択はさせん!
つって、ごくたまに一緒に買い物行ってるかも?と妄想しますた。
ブルマの行きつけのブランド店で、高級黒レザーに目を光らせるS王子w
でもやっぱ、
>>75さんの言うとおり、カジュアルをサクッと着こなす王子が
やはり王子らしいですね。
割と普段着には無頓着そうだし、徹底してこだわるのは戦闘服の方だろうし。
78 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 15:04:43 ID:???
>>77さん・・・・
ワァァァ ダメだぁ〜!!その妄想最高すぐるゾ〜!!
徹底したSっぷりがタマラン。
買い物はゴールドカードで一括払いか?ww
サインぐらいは習得させられてるのか?ww
変な妄想に走ってしもうた。
79 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 17:21:35 ID:???
ベジータはちゃんと店員とコミュニケーション取るのかいう疑問もアリアリなんだが
その辺どうなんだろうw
ただの他人に喋るベジータというのが想像できん。
「お客様…」と揉み手で寄ってくる店員のセールストークに、一瞬でブチブチ額に血管が浮く
ベジータしか想像ができんw
80 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 22:41:01 ID:???
戦闘服以外の普段の服装ってなるとやっぱり原作にあった様なラフな格好がそれっぽいけど
少しカジュアルでちょっとしたかっこ良さが感じられてくれたら嬉しいんだけどな、妄想的に
休日のお父さんみたいにはならないで欲しい願望w
セクロスは裸の方がお互いの素肌を感じられて気持ち良いだろが!
って事で基本的には裸なイメージだけど
例えばCC内でも自分達の部屋以外の共同スペースで、とか
外で、とか車の中で、とかでする場合は脱ぎかけセクロスも良いかもとオモタ
ところでベジがレザーってのは考えた事なかったけど、バックルがガッチャガチャ鳴るとか
あとうつ伏せ尻上げでショーツ破いて‥ってツボったーw
ガンガンに攻めで行ってくれいと!
81 :
名無しさん?:2010/03/23(火) 23:17:24 ID:???
ヨウツベにいくつかあるsaiyanbloodで、レザーじゃないんだけど黒のボトム
履いて上半身裸のベジータが、後ろ向きでニヤリと振り向いてる図があるんだが
あのボトムがなんともサディスティックでエロカッコ良くてたまらん。
82 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:44:37 ID:???
何が気になるって・・・原作最後の戦闘服?
セパレートなのか、繋がってるのかサッパリ分からない点。あれって・・・ウエストゴムなのかな?
Sベジが攻めてくれるのを願いつつ・・・
働くベジータを妄想し、書いてみてこんな話になってしまいました。(汗)
あまり需要は無さそうですが・・・セクロスは朝チュンで一応あります。
一部関係ない人物が登場しますが、名前や外見の詳しい描写はあえてしていません。
ご想像で脳内補てん願います。気に入らない方はスルーください。
途切れていたら 連投規制なので気にせず レス願います。
では・・・投下します。
83 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:46:40 ID:???
〜「C.C.レボリューション」〜
-プロローグ-
初夏になろうとする、ある5月の午後。僕は初めて試みる実験の準備をしていた。
それは・・・前から作ってみたかった、薬の一つで・・・
僕もやっぱり母さんの子だなって思う代物だった。
もっとも、母さんのは役にたたない発明だったけど。
週末を利用して、悟天と2人で自由研究と称してデータを取るつもりで作った。
「さ・・・これでOKだ。後は・・・っと、適当な容器が無いなぁ。そうだ、味も重要だしこれで割るか。」
半分ほど残っていた、ソーダでその薬を割ってみた。
「濃度は10倍だから、1回10mlぐらいで良いかな。」
一応 僕の名前をマジックでデカデカと書いて(こうしないと勝手に父さんが飲むから)
冷蔵庫に保管しておいた。
そして、そのまま・・・学課忙しくて・・・・忘れていたのだった。
84 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:49:29 ID:???
・・・その3日後・・・の 昼下がり
「はぁ〜疲れた。やっぱりバーゲンは燃えるわぁ〜!」
久しぶりの有給を利用して、ブルマは買い物をして帰ってきた。
沢山の紙袋を抱え、ダイニングへ足を運んだ。
「ああ、のどがカラカラよ〜・・・」
荷物をソファに置き、冷蔵庫を開けた。
「あ・・・これしかないの?もう!またベジータったら全部飲んだのね!」
見ると 「トランクス専用!触るな」 と書かれたソーダだけだった。
「あの子怒るかな・・・でも ま、後で新しいの入れておけば良いか・・・」
と、グラスに注いていたところに ベジータが現れた。
「あ、貴方ものど乾いたでしょ?一緒に飲む?」
グラスを追加し、2人で飲んだ。・・・までは良かった。
同時に飲んだ途端、光が2人を包んだ。
気を失って・・・・眼覚めた・・・・
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ベジータの声が家の外まで響いた。
その声を聞いて、ちょうど学校から戻ったトランクスは 慌ててダイニングに駆け込んだ。
「と・・・・父さん?!!」
「ト、トランクス。何をしたのよ!!!」
85 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:51:41 ID:???
この光景をなんとすればいいのだろう・・・・僕は無言でしばらく見つめていた。
父さん(中身は母さん)が、涙を流しながら・・・自身を抱きしめて、震えて床に座り込んでいた。
その横で、ソファに座り眉間にしわを寄せて・・・・母さん(中身は父さん)が僕を睨んでいた。
「落ち着きやがれ・・・まったく、トランクスお前は何をしたんだ?
これは一体どういうことなんだ?説明によっては容赦せんぞ・・・・」
母さんの声で、そんなことを言われても迫力に欠けたけど・・・父さんが聞いた。
「その・・あの・・・これは・・・・研究中の薬で・・・同時に飲むと
2人が入れ替わって・・・面白いかなぁって・・・作ったんだけど・・・・」
説明もシドロモドロだった。
黙って聞いていた母さんの姿の父さんは
「それで、実験台に俺達を利用したのか?」
睨んでいた。中身は違うけど、同じ顔で母さんに叱られた記憶が蘇った。
「ち、違うよ、僕と悟天でやろうって・・・入れ替わって皆を驚かしてやりたかったから・・。」
それを聞いていた、父さんの姿の母さんが
「そ・・それで?この薬ってどのぐらいで元に戻るの?」
心配そうに聞いてきた。
「え〜っと・・・全部飲んだんだよね?半分として・・・・ソーダ加えて約250mlづつで・・・
濃度が10倍だから・・・50時間ぐらい?本当は10mlで・・2時間ぐらいの設定だったから。」
その説明を聞いて、父さんの顔で母さんは青ざめた。
「ど・・・どうしよう!!明日 南の諸外国開発の重役会議なのよ〜!!!
こんな姿で行けないじゃないの〜わぁぁぁぁん・・・・!!」
父さんの姿の母さんは、泣き出した。
86 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:53:38 ID:???
そんな姿をますます眉間のしわを深くして、母さんの姿で父さんは言った。
「・・・・・しょうがないな、俺が代わりに出てやる。ただし、出るだけだがな。」
その言葉で、涙に濡れた顔の父さんの・・・(アアややこしい!)母さんは驚いていた。
「出来るの?」
「仕方ないだろう。だが、一応教えろ。それと、お前もそばに居るんだ分かったな。」
「ベジータ・・・・」
「?なんだ?」
「しわなんか寄せないでよ!!!お肌に悪いじゃないの!!」
立ち上がって自分の顔に向かって、怒鳴っていた。
「じゃ、まず会議の内容や資料を用意するから・・・・部屋にコレ片づけてくるわ。
良いわね、ちゃんとしないと許さないから!!」
父さんの姿で母さんは、足早に部屋へ向かった。
残された僕と母さんの姿で座っていた父さんは・・・・しばらく見つめあっていた。
「・・・・・父さん・・・・。」
「・・・なんだ?トランクス。」
「パンツ見えて・・・・」
ゴッ!!! 言いかけた時、鉄拳が僕の頭を直撃した。
母さんの姿の父さんだったから、気を失わなくて済んだ。
87 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:55:42 ID:???
とりあえず、3人でこの状況を考えて行動した。
「いい?まずこの会議の意義はね・・・」と資料をめくりながら、父さんに説明する母さん。
その横で、僕は明日に備えての準備をさせられていた。
「この服でいいのかなぁ・・・・」
唯一あった、パンツスーツを用意した。さっきの座り方からいって、絶対いつものミニなんて
はけそうもない。股を広げて座るなんて・・・・重役連中が引っくり返ってしまう。
胸元も控え目になるように、タイの付いたブラウスにした。
(まったく、母さんってこんな服ばかりなんだなぁ。父さんが怒るのも無理ないか・・・)
2人のやり取りを横目に、クローゼットからバッグとクツを出していた。
僕には分らなかったけど、父さん自身 本気を出せばかなりの企業戦士になれる、
と以前母さんが語っていたのを思い出した。
「やる気がない」のが一番で、「稼ぐ気もない」のでC.C.の一員には入れなかったらしい。
「戦闘マニア」は治らなかったとぼやいていた。
だけど、今の2人のやり取りを見る限り、父さんって凄いと思った。
まったくノータッチなはずの、会社経営のノウハウは頭に入ってる感じで・・・・
重役の顔や名前も名簿で覚えてるようだった。
「・・・・で、まあ秘書が優秀だから大丈夫とは思うけど。必要以上にしゃべらないでね。」
「決定事項だけを判断すれば良いわけだな?」
会議には出席しないけど、僕と父さんの姿の母さんは 先に窓から入って社長室に控えた。
様子は極秘で取り付けてある、隠しモニターで見れることになっていた。
88 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 03:58:07 ID:???
朝一番に 秘書である男性社員が迎えに来た。俺より上背があり、顔も今風の野郎だ。
会議に必要な資料に目を通しながら、不必要に触れてくる手を払いのけていた。
俺はこの男を以前から気に入らなかった。単に虫が好かないのが理由ではない。
長年の軍人生活で、人を見る目はあるつもりだった。
「今日は・・・珍しくそんなスタイルなんですね。それもまた魅力的ですが。」
「・・・・ありがとう。それより、以前に見た赤いファイルが無いみたいだけど?」
それを聞いてギクリとしていた。
「あ・・・あれは・・ですね、今回には関係ないと思われまして・・・・」
「そう?分かった。しばらく黙っていてくれない?」
ブルマの話し方を口にするのが苦痛だった。
資料のまとまり具合からして、この男はかなり優秀だと判断できた。
だが・・・何かを企んでるのは明確で、それをブルマは知らない。
以前に社長室で待たされた時、赤いファイルを俺は見たのだった。
それには今回の決定事項の、極秘内容があったはずだ。
南の諸外国はまだ、都になるまでに至っていない国家の集まりだった。
その発展の途中での土地の様子や、人種、経済内容があったと記憶している。
それと・・・気になる文書も2〜3挟んであったと思う。
会議室に入ると、もうすでに役員たちは着席していた。
全員で12名・・・重役はそれで全部だった。
「総務部の部長が・・・どうも何かあるみたいなんだけど・・・シッポがつかめないのよ。」
以前に愚痴とともに話していた事を思い出した。なるほど、ひと癖ありそうな顔つきだった。
その横の開発企画部の部長以外、俺自身が信用出来そうなヤツは知らなかった。
遅くなったブルマを迎えに空から来たとき、この男だけ遅くまで残業を一人でしていた。
しかも・・・部下は全部帰らせ、資料を作っていたのを覚えている。
それを心配そうに見ながら、帰って行く女子社員が居たことも。
89 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:10:47 ID:???
そんな俺の思惑とは別に、会議は何の問題もなく進んでいった。
俺の役割はその内容を一応聞き、「最終決定」を発言するだけだった。
途中で休憩があり・・・・とりあえず、社長室へ戻った。
秘書は付いて来ないように追っ払い、安心した様子の2人を見て俺はトイレに立った。
・・・女は個室でするので、厄介だ。しばらく悪戦苦闘していると
役員以外は居ないはずの会社に 女子社員が2〜3名入って来た。
俺が居るのを知ってか知らずか・・・・おしゃべりをしていた。
内容からして、お茶出しだけで出勤させられているようだった。
「本当に、頭くるわよね!!あのタヌキ顔の総務部長。」
「そうよ、あの企画だってさ・・・本当はあなたのだったのに。」
そんな2人の会話を黙って聞いていた1人が口を開いた。
「・・・・もう良いじゃないの。私の願いはあの諸外国が発展して・・・他の都と同じようになることなんだから。」
その声に聞きおぼえがあった。以前・・・受付で俺が来た時 とても親切だった娘の声だ。
まだ幼いトランクスに笑顔で対応していた。
そして・・・あのタヌキ野郎が課長だった時に、セクハラされていた。
「クビが飛ばされたくなかったら、その手を放すんだな・・・」と庇った記憶があった。
90 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:21:50 ID:???
「そうか・・あなたのお父さんって、その国でボランティア活動してるんだっけ。」
「うん、だからこの企画は・・・ずっと考えていて、だから開発企画部で頑張ってたんだけど・・・」
「でもね、あなたの思いはきっと企画部長が発言してくれると思うわ!」
「ありがとう・・・。」
「女だってやれば出来るって、認めて貰いたいもんだわ!社長なら分かってくれそうなのに・・・な。」
「絶対私ね、秘書の男って怪しいと睨んでるのよ。ブルマ社長が就任した時、あなたが秘書になるはずだったのに、
あの部長・・・画策したの覚えてるでしょ?外部の人間を抜擢するんだもの、しかも優秀だけど・・・女たらしで!!」
「私の従妹がね、ホテルウーマンなのよ。そこで見かけたらしいの・・・タヌキと密会してるの。
私の家系って一度人の顔を見たら忘れないらしくって、絶対間違いないって。」
「ブルマ社長・・・・大丈夫かしら?って思ったもの。」
俺の感は当たっていた。そう思っていた時・・・
「そうそう、ブルマ社長の旦那様って見たことある?」
「ええ・・・一度だけだけど。」
「格闘技家って噂で、どんな人かと思ったけど・・・意外と小柄で筋肉質なのに細身だったのよね。
でもストイックな感じで・・・ちょっと悪い雰囲気とあの眼力が結構イイのよね〜・・・」
「ねぇ、トランクス君て、旦那様に似てるんでしょう?いいなぁ、私見たことないのよ〜
だとしたら・・・きっとイケメンでしょうね〜。」
「ええ、良い人だったわ・・・タヌキに・・・セクハラされたとき助けてもらったの。」
「わあ〜・・・良いわねぇ!羨ましい〜会社でも その姿見た人少ないのよ。」
「私、写真持ってるわよ〜ふふふ良いでしょう〜」
「いやぁん!見たい!!」
「ゴホッ・・・お褒め頂いて・・・ありがとう・・・」
「あ!!!ブルマ社長!!」 3人組は、俺を見て驚いていた。やっぱりあの時助けた娘がその1人だった。
出るに出れない感じだったが、気になることもあるので とりあえずこの3人に願い出た。
「ねぇ・・・さっきの話だけど、内密に教えてもらえないかしら?」 ブルマになりきり、俺はある計画を立てていた・・・。
91 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:34:31 ID:???
休憩後に、始まった会議で俺は提案を一つした。
「・・・・この決定事項は、一度南の諸外国の視察へ私自身、行かねばならないと思います。」
その言葉に、タヌキは青ざめていた。俺の隣で秘書が小さく呻いたのが聞こえた。
「で、ですが・・・社長これからですと、予定や日程を変えるなどと・・・・」
物流統括部長が慌てていた。資源管理部長も焦っているようだった。
「あら、安心して。休日返上で明日、出かけますから。」
俺はニッコリ笑って(引きつっていたかもしれんが)そう答えた。
「えっ!!!」
その場に居た誰もが、社長室ではブルマとトランクスが驚きの声を上げていた。
-次の日-
・・・家で散々叱られた俺だったが、俺と秘書は専用ジェットに乗り込んだ。
「社長・・・」
「何?」
「ずいぶんと思い切ったことをしましたね・・・。」
そう言いながら、肩を抱いてきた。顔が近くに来る。俺はヘドが出そうだったが理性で耐えた。
「ま・・・大胆ね。何をする気?」
「あなたのロクデナシの旦那など・・・捨てて、私を選びませんか?
この数年間・・・あなたの魅力に僕は参ってしまった・・・それに・・・・」
「それに?」
「ここで既成事実を作って・・・この計画に・・・あなたも乗ってもらいたい。」
「そう、やっと正体現したわね!」
逃れようと、俺は体を離そうとした・・・が、女の力がそれを許さなかった。
「逃しませんよ・・・これをネタにアナタを利用し・・・私がC.C.を動かすんだ・・・ハハハ・・一生離しません。あのファイルはね・・・
その計画が書かれていたんですよ・・内緒にしてたのにどこで見たんだ?いつもエロイ格好でチャラチャラしているくせに。」
「イ・・・ヤ・・・止めろ・・・クソ野郎!!」
抵抗した・・・が、力が入らない。今日に限って俺はブルマのコーディネイトでいつものミニのスーツだった。
ヤツの手が・・・そのスカートの中に入ってくる。胸のボタンを外され、ブラに手が伸びてきた・・(このゲス野郎!!!)
覆いかぶさってきた体を離そうと 脚が空しく宙を蹴っていた・・・・。
92 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:42:13 ID:???
その時だった、光が俺の体から放たれた。
そして・・・俺達の後ろから、現れたトランクスと・・・俺の姿が目に入った。
次の瞬間、俺はこの男の首根っこを掴み、わき腹に一撃をくらわせた。
「グッ!!」声も出さずに、ゲス野郎は倒れこんだ。
「キャ!乱暴にしないでよ!!まさか殺してない・・・わよね?」
「安心しろ、肋骨が4本ぐらい骨折した程度だ。」
足元に転がった気絶している奴の体を、足でひっくり返してやった。
「乱暴だなぁ・・・父さん。」
「元はと言えば、お前のせいだろうが!!」
そんな状況で・・・男を乗せたまま、俺達は南の諸外国へ向かった。
そこには、あの有能な女子社員とその父親、そして信用できそうなあの企画部長が待ち構えていた。
あの時居た2人の女子社員は、その後のタヌキを監視してくれ連絡をくれた。
その1時間後・・・タヌキは行方をくらましたらしい。
元秘書の男は、現地の病院へ送り西の都には永遠に戻らなかった・・・。
「・・・・やれやれ、やっとお役御免だ。」
そう呟きながら、トランクスはこれまでの研究データを記録した。
あの薬はしばらく封印とした。
93 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:45:49 ID:???
「なんだか不思議だったわ。」
「俺もだ。」
ブルマの部屋で2人は語っていた。
「女の体は不便だな・・・」
「男だってそうよ。私、あなたの体トイレで困ったわ・・・」
あの日、ブルマも同じようにトイレの個室でタヌキと秘書の会話を耳にしていた。
「元々変だとは思ってたけど・・・あの2人が首謀者だったのね。」
「俺が常日頃 クソ野郎と、言ってたのが当たっただろうが。」
「だって・・・単にヤキモチだと思ってたんだもの。」
会話をしながら、ベジータの肩にもたれるブルマを 抱き寄せていた。
「貴方・・・だわ。」
ベジータの首に手を回し、見つめあう・・2人の瞳に相手の姿が映っていた。
「ああ・・・お前だな。」
お互いを確認し、キスを交わしていた。体を入れ替えていたせいで・・・触れあえなかったもどかしさが、彼らを燃えさせていた。
「あの野郎・・・もう少しで、汚い手で俺・・いや、お前を・・・・クソ!!」
「もう良いじゃないの・・・無事・・・だったんだし・・・ぁ・・・」
彼が彼女を感じさせるのに、時間は必要無かった。嫉妬もエッセンスでしか無かった。
いつもより激しい抱き方に ブルマは歓喜の声をあげていた。
「この体は・・俺のモノなんだから・・・誰にも触れさせるんじゃないぞ・・・」
「ぁ・・・ん・・・もう・・・ヤキモチ焼き屋さん・・・ね・・・ふふ・・・ぁ・・ぁ・・・ゥン・・」
ベジータの手の動きにブルマはもう・・言葉にならなかった。
「もっと声を上げろ、もっと感じろ・・・」
「ハァ・・・ン・・・ぁぁ・・・」
その夜は・・・・何度も何度も抱き合っていた2人だった。
94 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:50:07 ID:???
-エピローグ-
「トランクス社長、これからの日程を申し上げますね。」
秘書の報告事項を耳にしながら・・・僕は、南の都のそんな経緯を思い出していた。
「聞いてますか?」
「ああ・・・ゴメン。それにしても、君には母さんの時から世話をかけるね。」
「今更何を?逆に感謝しています。あの時私を秘書に抜擢下さって・・・・
南の都の発展はC.C.のバックアップがあればこそ・・・でした。」
彼女はあの時の女子社員だった。
父の話と母の計らいで、あの男の後に秘書に就任した。
他の2人も、1人はその特技で人事主任になり、C.C.の社員人選に力を貸してくれた。
もう1人は受付の花になってくれ、会社の窓口を管理してくれた。
そしてあの訪問で、彼女の父親の話と企画部長の資料を合わせて
一番望ましい形を諸外国の国王と画策し、C.C.の支店を設立し国家を豊かにし・・・
経済的に統合することになった。結果的に今の「南の都」の建設に貢献出来たのだった。
あのタヌキは、諸外国王の側近と結託し・・・・その資金を流用しようと企んでいた。
秘書をスパイさせて、決定事項に「すべての権限を彼らに委ねる」と
二重契約書を作成していたのであった。それを父はあのファイルで見ていたのだった。
95 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 05:53:40 ID:???
彼女も結婚し妊娠もしたのだが、その能力を惜しんだ母が託児所を設立した。
ちょうどブラが産まれた時期でもあり、彼女が働きやすい職場を作ったのだ。
勝手にそこの責任者に父の名前を明記していたのは、僕しか知らない。
思い出して笑っている僕を見ながら、彼女は続けた。
「お父様とは・・・やはり違いますね。でも、社長・・・時には非情におなりなさいませ。」
「分かっているよ。僕もあの父の子だからね。」
あれから時々、社内の様子を見るために父と母は薬を使っていたようだった。
それからも相変わらず、父は家でトレーニングをしていて、
会社の事は無関心で一貫している。結局、父は働かない人間のままとなっていた。
でも・・・彼女を見て思う、仕事とは目に見える働きだけではけして出来ないのだと。
そんな父を僕は尊敬している。母もだからこそ、そのままで良いと思っているんだろう。
C.C.は世界的企業でもあるけど、その社員の家族の為の企業でもあるのだから。
「今日も暑くなりそうだね・・・南の都は。」
彼女は少し微笑んで、僕にアイスコーヒーを運んでくれた。
「現地の直輸入です。父からの贈り物ですわ・・・どうぞお飲みください。」
その一杯が作られるまでの国家の重みを 僕は敬意とともに口にしたのだった。
〜「完」〜
働くベジータを妄想しましたが・・・結局こうなるのでした。
セクロスもちょっぴりで申し訳ないです。
読んでくださってありがとうございました。
96 :
名無しさん?:2010/03/24(水) 18:42:11 ID:???
95なのですが・・・
>>81さん
その図見マシタ!確かに不敵な笑いダ・・・
ケツが見えそうで見えないずり落ち感がタマラン!(え?意味がチガッタ?)
Sベジにラブなブルマを妄想してみるも・・・
上のレスからうつ伏せ尻あげ状態から
危ない方向にイッてしまうなぁ。ww
ベジ「ホラ・・・ケツ上げろよ・・イイ眺めだぜ・・」
ブル「うぅぅぅ・・・(泣きながら)お願い・・・シマス・・・・アアアア・・・」
ベジ「はっきり言え!ナニが望みなんだぁ〜?」
ブル「××・・ガ・・・」
ベジ「はぁ?聞こえんなぁ・・・止めるか」
そのまま放置しようとする。
ブル「い、イヤ!お、お願い!ベジータ・・・!!キテ!!
あ、貴方の×××で・・・ワタシをメチャクチャにしてぇぇぇ!!」
ベジ「ふん、この淫乱がっ!じっとりと濡らしあがって・・変態だな」
前戯無しでイキナリぶち込むか? じらして言葉でいたぶるか?
どちらにします?・・・・・・て妄想シテしまった。
でもどんなに凌辱状態になっても「アアン、ベジータ・・・もっともっと攻めてぇ」
とブルマの体は彼の虜で、いつでも彼の言葉にパブロフ濡れ濡れ。
アカン、脳がオカシイデスwww
97 :
名無しさん?:2010/03/25(木) 18:57:17 ID:???
てす
98 :
名無しさん?:2010/03/25(木) 21:25:59 ID:???
投下dです〜!
ベジとブルが入れ替わるネタって初めて読んだ気がする
ベジータが女子社員に男としての評判が良いのは嬉しいw
99 :
名無しさん?:2010/03/26(金) 08:04:14 ID:???
>>98さん
感想ありがとうです。ありがちなネタでしたが・・・
もっと面白くしたかったのに パンツ見せるぐらいしか無くてすみませんです。
上のネタでSベジ←ブルマを書いてみたら
誤った方向(危ナイ)へ イキ杉たので投下はやめます。
しかし・・随分過疎ってしまって・・申し訳ない。
しばらく修行して出直してきます。
>>99 Sベジをブルマが攻めるって感じでしょーか?
想像つかないけど面白そうw
危ないって激し過ぎって事かいの??
ベジータスレを他にもいくつか見てるけど
どこも最近過疎気味だったり盛り上がり度が低かったりで寂しい‥
なんでだろ?丁度改でベジータが死亡中だからか?
99さんは別に謝る事ないっちゃよ!
>>99さま。
ベジータ…ブルマの口真似一生懸命やったんだろな…女言葉を喋るのは大変だったんだろな…
人を見る目があるのはさすがだよな…
すごい、働いてるよ、あのベジータが…。
…と思いながら読ませて貰いますたw
面白SSありがとうです〜。
なんか、最近携帯は短パンだったり、時期的にリアルが忙しかったりで、なかなか
来れなかった。コメントが遅くなってスマーンです。
ところでアブナイ話とは一体なんじゃろ。アブナイと一言で言っても色々ありますぜ姐さん…
そしてそのボーダーラインってのも人それぞれなんですぜ?姐さん…
>>96 ヨウツベの件書いたの自分ですが、あ、確かにケツがギリギリwなのもいいんだけど、
あれ、なんだろ、細いベルトみたいなやつ、腰に絡んでるやつ。
アレが好きなんスよ。腰の細さは強調されてるし、あのキュッと緊縛されてる感じも、
Sっ気の中にMっ気が混じっているようで、なんとも魅力的だなあと。
S王子のプレイをお書きになってますが、自分の脳内でもそのぐらい王子は責め責めやし
ブルマは超MMですよ?(゚∀゚)
S王子だと妄想が尽きんわ…。
>>75 個人的にユ●クロを着てるベジータは嫌だw
CC一家は金銭感覚が狂っていてほしいな
ブルマやブルママが買ってきたたっかーい服を、
完璧に着こなし、すぐ汚したりやぶいたりするベジがいい
>>99 できる男なベジータ様ステキです!
おもしろかたー
携帯は去年の11〜12月頃?の規制からずーっと書き込めない
今月に入って2日程書けた時があったけど・・携帯書き込み自体少ない気がするわ
規制されてる人多いんじゃないかな
ども、99です。
皆さまコメントありがとうございました。
自身、回線工事とリアル腹痛で来れなかった・・・。
規制もあるんでしょうが、やっぱセクロス少ないしなぁ〜
もっと面白く書けてたらなぁ〜と思った訳でゴザイマス。
>>100さん、
>>101さん
痛めつけ系ナンデ・・・万人の好みかハ・・・(汗)
ちなみに「→」は攻めでなく 「LOVE」の意味デス。
ドーデショウ・・・リアルSM系ダカラナァ(え?大したこと無いデスカ?)
素敵なSベジ拝見してるから・・やっぱネェ・・
>>102さん
腰のあの細紐・・もタマランよね・・・(ジュル)
Sベジの妄想は何杯でもイケますネ。
超MMなブルマ・・・
SMのSは結構お世話が大変だと思います。
>>103さん、ありがとう!
アクセス規制は急に来ますね・・・
104さん、携帯は規制大杉みたいです。
また雑談等でお邪魔させてください。
>>105 そか、イタメつけ系か〜。王子がブルマをやっつけるんかしら?
SMだと、鞭、縛り、蝋燭までなら自分はダイジョブやけどw
上手なSなら、血も出さないし傷も残さないとか聞くし。(ホンマかどうか知らんw)
しかしこれは好みは別れるですなあ。SSの冒頭や名前欄にデカデカと注意書きを
掲げて、ダメな人にはスルーを徹底して貰うとか…。うーん。難しいかの…。
>>106さん ありがとう。
ベジが上手かは知りませんがw 痕も傷も残る話デスカラネ。
(それで2人とも 覚醒シテイクンデスケド)
はっきり言って・・・ソフトにしてもドウダロウ?な内容なので・・
(書いてる本人も痛くナッタ) ここはラウンジ板デスカラネ。
・・・また違う話を考えれたら、投下したいです。
何度も失礼しました〜。
でも衣装の雑談は続けたいワ・・・レザー Sベジ萌えマスw
なんかいまだにラウンジ板ってなんなのか解らない。
なんでもありな板なのかなあ。
ここのSSはなんでも読みたいな。ドSでも純愛でも童貞でも朝チュンでも
パラレルでもバカバカしいギャグでも。
長くても短くても。
自分は何だって歓迎するけどなあ。
だから職人さん方、気楽に書いて下さい。男子の職人さんも待っとるよー。
そうだね、気負わずに気楽に書いて投下して欲しい
死にネタとか、グロとか、・・の場合は書き始めの時に申告して欲しいけども
「ねえ、お願いベジータ…」
「……」
「ねえ、して…」
「…今はそういう気分じゃない、自分で処理しろ」
「私はして欲しいのよお」
「チッ…」
「早くぅ…」
「他の奴に頼め。俺なら構わんぜ」
「いや!ひどい!そんな事いっちゃいや!」
「…しつこい」
「早くこれ…使って…」
「…ふざけるな。俺様は道具を使って戯れる趣味はないんだ」
「だってだってこの前はやってくれたじゃん!気持ちよくしてくれたじゃん!」
「……」
「ねえん…」
「……」
「してくれたらまたあの超高級な中華のお店連れていってあげる……」
「………。横になれブルマ」
「ね、ベジータ、優しくして…」
「…黙ってろ。俺様にやって貰えるだけでも有り難いと思え」
「いきなり奥まで突っ込んじゃいやよ…ゆっくりよ…?」
「……」
「あっ…」
「…これでいいんだろ?」
「ああ…そ、そう…」
「……」
「あう…気持ちいい…」
「ふうん。俺の舌よりもか」
「舌じゃ…舌じゃ届かないところが…あっ…痛い…」
「…道具の方が気持ちいいだと?なめやがって…」
「痛い…優しくして…」
「…ティッシュどこだ」
「あ、どこだっけ…」
「あー面倒だぜクソッタレ!」
「や、やだあ!そんな所で拭かないで…!」
「オイじっとしてろ」
「あ…あ…」
「ふふっ」
「なんで…こんな…上手…」
「『なんで』だと?馬鹿め。このベジータ様の手にかかればこの程度の戯れなど…」
「ああ…」
「ほらもう十分だろう。後は一人でやってろ」
「え、いや、待ってベジータ!」
「うるさい…もう飽きた」
「そんな!だってまだ右側しか…」
「オイいい加減にしろ!耳かきぐらい自分でやりやがれーー!」
パソコンが規制かかっちまって作文投下出来なくて話にならん…。
皆も規制なのかい?
人が少ないから寂しいなあ。
>>112 規制中なのにGJ! サンクスです。
そうなんです(涙)。
全サーバ規制で書けない状態が続いてます。
雑談も出来ず・・・寂しいよね。
ベジ「ぜ…全サーバ規制だと…?な、何故だ…畜生!なんて事だぁーー!」
困ったですなー。携帯からだと上のしょぼい小ネタレベルしか投下出来んよ。
それに小ネタなんか普段考えてないから上みたいなんしか出てこんし。
せっくすもしてないし!
なのにGJありがとうw
やっと規制解除しました・・・さささと投下しておきますw
原作初期のブルマとベジータが出会っていたら・・と妄想して書いてみました。
前スレ
>>487のその後の設定です。現代はブラが12〜3歳の時期のベジータと、
ブルマが16歳で「ドラゴンボール探し」に出発する時代と交差します。
途切れていたら、連投規制ですので、気にせずレス願います。
では・・・
-「記憶の中の貴方(ベジータ)」-
〜プロローグ〜
ある日、中庭でブルマが懐かしい代物を出して何やらしていた。
気になった俺が近寄って行くと、荷物を入れてどこかへ行こうとしているようだった。
「おい、何をしているんだ?」
「わ、びっくりさせないでよ。」
「こんなもの持ち出して何をしようと言うんだ?」
「懐かしいでしょ?前に未来のあの子が置いて行ったタイムマシーン。
ほら、こっちのトランクスが作ったから新型と交換したじゃない?」
「ああ、だが歴史が変わってしまうから・・で使わないはずじゃ無かったのか?」
「いいじゃない、一度ぐらい使ってみても・・・と思ったから、ちょっと10代の貴方を
見にに行こうかなぁなんて思ったのよ。どう、貴方も一緒にあの頃の私も見に行かない?
すっごく可愛いんだから〜ふふふ!貴方の分も荷造りしたから。2〜3日旅行気分でね。」
「・・・・貴様は本当に科学者か?」
「え?どういう意味よ・・それ。」
「馬鹿野郎、俺はその頃ココ(地球)には存在しないだろうが。」
「あ・・・そうか!もう・・・早く言ってよネ。」
「少し考えれば分かるだろうが?で、どの時代に行くつもりだったんだ?」
「えっとね・・ちょうどドラゴンボールを探しに行こうとしていた時代に
年号をセットしたのよ。で・・・時間は私が家を出る1時間前かしら。」
「ふぅん・・・その時、ガキだったカカロットと出会ったんだな?」
「そうよ、どう私だけだけど・・・きっと見たら惚れ直すぐらい、可愛いんだから!」
「・・・今のブラと大して変らんだろうに。」
「まあ!失礼ね!!私はあの子よりプリプリでモテモテで美人だったのよ!」
「・・・興味はないがな。」
そう言いつつ、俺はマシーンへ乗り込んで、内部の様子を見学した。
「ここがメイン画面で・・・こうなってて、このスイッチで時代を設定して・・・」
と一応の使い方を教わった。
「戻る時は ここで時代を合わせて・・座標はこの中庭にしておくと便利よね。」
その時に携帯が鳴った。
「もう!また?さっきから何度もトラブルでかってくるんだから!」
と不機嫌なまま、先にマシンからでて、俺は置いて行かれた。
じっくりと中を見ていたら、俺の携帯にも呼び出しが鳴った。
見るとブラからメールだった。
『今日はコンサートで遅くなるから、パンちゃん家に泊まります。
怒らないでネ(≧≦) パパ大好き(〃∇〃) 』
「あんのぅ不良娘が・・っ!悟飯の娘だと思って安心してたら、次から次へと
変なこと教えあがって!!家に戻らんことが多すぎじゃないか!!」
無意識に拳で座席を殴っていた。
その振動で・・・メインスイッチが誤作動を起こした。
「お待たせ、ベジータ・・・」
ブルマが外で俺を見た時、タイムマシーンは光とともに
俺だけを乗せて時空を超えたのだった。
なんの支障もなく、俺はC.C.の自宅中庭に到着した。
1 時間前と言っていたのは 朝の6時ごろだった。マシーンを降り、カプセルに詰めた。
荷物を用意してくれていたので、しばらくは問題なく・・・行動出来そうだった。
俺が普通の食欲でないので、ブルマはフルコースを外で食べる為に
胃の中で100倍に膨れる、固形シリアルを作っていた。それも含めた食糧も入っていた。
見つからないように様子をうかがうつもりで、浮かび上がってブルマの部屋を覗いた。
何やら慌てて着替えをしているようだっ・・・・た・・・・。
パンツ一枚で・・・部屋をうろ・・・ついていた・・・・。俺は・・・見るつもりは無かった・・のに目が離せなくなった。
(惚れ直すぐらい可愛いんだから!)アイツの声が聞こえた気がした。
確かに・・・俺のオトコの部分が、若い彼女をオンナとして見ていた。
若い姿態は、乳房に幼さを残しつつも、しっかり女の体だった。
豊かな胸が走るたびに揺れる・・・後ろを向いてかがむと、形の良い尻が・・・パンツから
はちきれそうに俺を誘っていた。手足もしなやかで・・肌も今とは比べ物にならないぐらい
美しい・・・顔はやはりブルマなのだが・・頬がふっくらしていた。
長い髪が上半身にまとわりついて、それがたまらなくそそる・・・。
柔らかなその体がいずれ、自分の妻になるのだと思うと・・・俺はたまらなくなってきた。
「少し頭を冷やすか・・・」 俺は上空をしばらく漂って熱くなった体を冷ましていた。
「じゃ、行ってきま〜す。」
「気をつけるんじゃぞ・・・」
「お手紙ちょうだいね、ブルマさん」
両親に見送られて、彼女は出発したようだった。俺ははるか上空からつけることにした。
何か危険が迫れば助けるつもりで、監視していたのであった。
「まだ街中だしな・・大丈夫だろう。」
と、思っていた矢先
「オイ、姉ちゃん。俺達と遊ばねーか?」
どう見てもゴロツキ風情の連中に もう取り囲まれていた・・・・。
「チッ、仕方ないな・・・」
俺は気で竜巻を起こして、ヤツラを飛ばし別の場所で動けなくして、再び様子をうかがっていた。
「ヘ〜イ彼女!俺と〜」だの、 「お嬢さん、こっちに乗り換えて僕と〜」だの
街から郊外へ出るまで、10回以上そんなことが繰り返されていた。
さすがに俺も(いい加減にしてくれ)と、不満を漏らしていた。
ところが本人は
「おっかしいわねぇ〜今日は、何回も風が起きたと思ったら、男の子達消えるんだから・・・」
どうも危険だという自覚が無い。しかも声がかかるのを当たり前だと思っている。
「この尻軽が!俺が居なかったら貴様はとっくに慰み者だ!くそったれ!!」
と俺は毒づいていた。
郊外へ出ても、橋が壊れていたら木を倒して道を作り、川が増水していたらせきとめて
渡れるようにしてやったり・・・・で、本気で一人旅をする覚悟があるのか?と思うぐらい
のん気にバイクを走らせている若いブルマに、俺は血管が浮き上がるほどムカついていた。
「人が助けてやっているとも知らんで好い気なもんだ!」
そう思っていたら、道の石でイレギュラし、いきなり湖に転落していた。
「あのバカ!!」 体が勝手に動いていた。
潜ると、すでに目が閉じられ・・・息をしていない様子だった。
とりあえず、コイツを脇に抱えて、バイクを掴み水中から救出した。
うつ伏せにして、水を吐かせ・・・人工呼吸をしていた・・・。躊躇する暇も無かったが・・
息を吹き返したとき、その唇に触れた感触が俺の理性を揺るがしていた。
本当は隠れるつもりだったのに、目を覚ますまで・・・気で温めながら抱いていたのだった。
「う・・・ん・・・あれ?アタシ・・・どうしたの・・・?」
「気がついたか?」
青い瞳に俺が映る。俺自身もびしょ濡れで、髪からしずくが垂れていた。
「あ・・・そうだった、落ちたんだアタシ・・・あ!!」
俺の腕から離れ、自分を確認するかのように自身を抱きしめていた。
「怪我も無いようだな・・・じゃ、俺は行くから。」
と その場を去ろうとしたら、手を掴まれた。
「あ・・ありがとう・・貴方は命の恩人だわ。お礼がしたいし・・それにその格好だから・・」
ポケットからカプセルを取り出し、近くへ投げていた。
簡易のハウスが現れた。
「こ、ここでシャワーを浴びて、着替えて・・お願い・・そばに居て・・・」
潤んだ瞳で俺を見る。その言葉に俺は・・・従ってしまっていた。
この「お願い」に何度心が動かされるんだろうか・・・しかも今は親子ほど年が離れている
状況で・・・見た目は30代とほぼ変わらない俺だったが。
先にブルマにシャワーを使うようにし、着替えを用意した。
そして、俺もシャワーを浴びて・・・出てきたら、コーヒーを用意してくれていた。
「本当に・・・ありがとう。今日から一人旅で・・心細かったの。」
この旅の理由と、ドラゴンボールの話を俺にした。
「良かったら・・一緒に旅をして貰いたいのだけど・・・駄目ですか?」
「・・・・見知らぬ男と2人で旅行?貴様、気は確かか?何があっても助けなんか無いぞ。」
「そう?貴方には・・・そんな感じ受けないっていうか・・・身内みたいだから・・・」
こんな無防備で旅をさせると、俺以上に危険な男に何をされても文句が言えないだろう。
そう考え、3日だけと条件を付けて同行することにした。
本当はまずいのだが・・・仕方なかった。
それに、わずかながらカカロットの気を感じたのもある。初めて悟飯と出会ったときより
かなり小さな気だった。だが、地球のゴミどもを退治するぐらいは大丈夫だろう。
この調子なら、3日ぐらいでヤツと遭遇する。それまで・・・と考えていた。
(この人・・目つきは悪いけど、割といい男ダワ。それに・・・逞しいのね。)
上半身裸でシャワー室から、髪を拭きつつ出てきたベジータを見てブルマは思っていた。
男の裸など、しょっちゅう見るわけでは無かったが、同級生の水着姿のそれとは
全然違っていた。どこかで「オトコ」を意識する・・・。
「素敵な恋人が欲しい」という願いを叶える為に、始めた旅の一日目に
理想と違うけれど・・・かなりイイ線を行っている彼に、少しオンナの部分が揺れた。
思えば、友人はみんな体験していた。自分でも恋人は作っていたつもりなのに、
殆どが「逆玉狙い」や、自分の能力を認めてくれない男の子ばかりが寄ってくる。
子供と見下してしまい、年上に目が行くけれど彼女の知識についていける男性は
どこか変人で・・・とてもステディな関係になれそうもなかった。
目の前の男は、少し話しただけで話題も豊富で・・・知識も並み以上と分かった。
しかも「ドラゴンボールの話」を笑わないで聞いてくれた。
髪が乾いて逆立ち、額をあらわにする髪型が少し好みでなかった。
(さっき濡れていたとき前髪降りてたのに・・・そっちのほうがイイ男だったわ。)
彼が気を悪くするといけないので、言わなかったが。
「初めての男の条件」を彼女は決めていた。
まず、「男らしい人」 「顔がハンサム」 「自分を守ってくれる人」
「自分を認めてくれる人」 「C.C.を忘れてくれる人」 があった。
最後以外、彼は当てはまっている・・・・。
それだけで、心は持っていかれていた。キスされても良いな・・・とか思っていた。
彼と眼が合うと・・・心臓が早くなった。
〜つづく〜
書き込みがないからショボーンしてたら規制だったのか・・
>>112 そんな中携帯での投下dです!!
何も知らないでそのまま読む1回目と、ネタ分かってから読む2回目で全然違った楽しみ方が出来るーw
>>116 うおめっちゃ面白そう!
ゆっくり読みたいので話はまだ読んでないのですがwktkで明日読ませて貰うおー!!
>>124さん ありがとう!期待に沿えるかナァ・・
では
>>123 からのつづきです。
「ねぇ、名前はなんて言うの?」
そんなブルマの質問に俺は答えられない。
「理由があって、言えん。だが、好きに呼べ。どうせ3日だけだからな。」
「何?理由って・・・危険な人なの?」
「いや・・少なくともお前の敵ではない、安心しろ。」
「年はいくつなの?・・・・30歳ぐらい?」
「・・・・・そう思いたければ思っておけ。」
「じゃ、『おじさま』って呼んでいい?」
「な、なんだ・・・まぁ良いだろう。」
「ねぇ、アタシも同じでいい?」
どうも「ブルマ」の名前が気に入らないらしく
偽名か愛称で呼ぶように言う。「ハニー」だの「ダーリン」だのをあげてくるが、
「2人しかおらんのに、愛称に何の意味があるんだ?貴様は「オイ」で充分だ。」
強引に決めたら不服そうに、睨んでいた。
夕飯は固形シリアルのおかげで通常人の食欲になり、怪しまれずに食べた後、寝床の用意をされた。
「せまいけど・・・このソファでお願いね。」
「充分だ・・じゃ寝るぞ。」
静寂を破ったのは・・・コイツの寝相の悪さだった。
『ズシーン!』 地響きがした。
慌てた俺はコイツの部屋にいきなり入った。
だが・・・ベッドから落ちたくせに、そのまま寝入っていた。
「チッ、世話を焼かせやがる・・・。」
抱き上げようと、そばに寄った。月明かりで、照らされた無防備な姿態が・・・
脱がせやすそうなナイトウェアの裾がまくれ、太ももがあらわになっていた。
パンツは・・・横が紐になっていて、「ほどいてくれ」と言わんばかりで・・・
寝返った胸は・・乳首の形が浮き出ていた。
俺は・・・俺は・・・ゴクリ・・と生唾を飲み込んで、首を振って邪念を捨て・・・(たつもりだった)
抱き上げ・・・ベッドへ寝かせ直した。
枕に頭を乗せていたら・・・・・「うぅん・・・・好きよ・・・」と、俺の首に手を回してきたのだった。
寝ぼけているのは分かっていた・・・分かっていたつもりだ・・・なのに・・・俺は・・・
コイツの薄桃色の唇を奪い・・・キスをしていた。
「ぅぅ・・・ン」 寝ぼけながらも抵抗したコイツの唇から、離れた。だが、もう止められなかった。
目を覚まさないのを良いことに・・・そのまま、ナイトウェアを脱がせつつ、
手と唇でコイツの全身を愛撫し始めた。
眠っているくせに、妙に色っぽい声をあげる。弾力のある若い肌は想像以上に・・・俺を虜にした。
柔らかな胸にいくつものキスマークをつけていた。そして・・・まだオトコを知らない体は・・・
俺に開かれつつあった。パンツの紐をとく・・・幼い茂みがあらわれて、まだそこは濡れることも
知らないでいた。そっと・・・指で撫でてみる。少し潤っていた・・・が、まだまだ受け入れられそうもない。
じっくり可愛がってやろうと・・・太ももを丹念に撫でていた。柔らかなクレバス近くを撫で回し・・・茂みに刺激を与えた。
そして・・・蕾を探って固くなっているのを確かめ・・・触れるか触れないかで・・焦らしていた。
「アァァ・・・・・ン・・・アッ・・・アッ・・・・」声が上がる・・・。
もう俺は我慢出来なかった。膝を立てさせ・・・・開いて見る。
そこは・・・まだオトコを経験してはいない様子で・・・濡れてきていた。
ゆっくり・・・指を入れてみた・・・
「ハッ・・・ハァウン・・ァァ・・・ウッ・・ゥゥゥゥ・・・・ン」 声はますます大きくなった。
2本入るまでになっていた。そして・・・俺の世界のコイツが一番感じる部分を弄ってやった。
「アッ!!・・・・アアア・・・・・・アアアアアア・・・・!!」 感じているコイツを見て俺は初めてのオトコとしての
征服感と少なからず罪悪感も感じていた・・・。
アソコはいきり立ち・・・・熱くなっていた。(入れたい・・・めちゃくちゃにしてヤリタイ・・・)
そう考えて、膝を立て直し・・・入口にそっとあてがった。
「い、いやぁあああ!」 青い目が俺を見ていた。
「お、起きていたのか?」 涙で濡れた目が・・・うなずいていた。
「凄く・・・感じて・・・・私・・・貴方なら・・・って・・・思ってたけど・・・怖い・・怖いわ・・・・」
怯えて震えている体に、俺は躊躇した。
「・・・・すまない。」
体を離し、ベッドに腰をかけた状態で俺は頭を抱え込んでいた。
(どうして・・・抑えられなかったんだ・・・まったく俺はどうしちまったんだ)
後悔してもどうにもならなかった。そんな俺の背中に、ブルマは体を預けてきた。
「!な、何を・・・」
「怖かったけど・・・素敵だったの・・・あ・・貴方になら・・でも・・・優しくしてくれる?」
「保障は出来ん・・今だって・・・抑えられなかったんだからな。」
背中に耳を当てている気配を感じていた。
「ドキドキ言ってる・・・おじさまも・・恥ずかしかったのね。」
「・・・当たり前だ・・・・お前は・・・俺には眩しすぎる・・・」
しばらくそのまま肌を密着したことで、ブルマは落ち着いたようだった。
「ねぇ・・・もし、アタシがすごくお金持ちのお嬢様だったら・・・貴方どうする?」
「?・・・変な質問だな。お前が何をしようが、お前がどうだろうが、お前はお前だろうが。
金持ちだの、貧乏だの、関係などあるのか?」
俺の言葉を聞いて、背後から抱き締めてきた。乳房を背中に感じた。
肌と肌との触れ合いが・・・俺の落ち着こうとしたモノをたぎらせていた。
向き直って、腕を掴んだ。ブルマはもう抵抗しなかった。目を閉じ、俺の行動を待っていた。
もう一度、その柔らかな唇にキスをする・・・もう優しいキスでは済ませられない。
舌を絡め・・・お互いの体液が混ざり合っていた。押し殺したあえぎ声が・・・また興奮させた。
さっき潤っていた場所に・・・指を潜り込ませて・・確かめていた。
「入れるぞ・・・優しくなんぞ無理だが・・・力を出来るだけ抜くんだ・・・」
うなずき、広げた脚の間を・・・俺は突き上げていた。
「イッ!痛い・・・イ・・・ウゥウゥ・・・」
「そうだ・・・我慢しろ・・・段々変っていくんだからな・・・」
「ハッ・・・ハゥ・・・ゥゥン・・・」
俺の腰の動きに合わせるように、声が変化していった。
同時に締め付けも変化した。狭くて動きの無かった膣(ナカ)が収縮する。
俺自身を飲み込もうとするように、うごめいていた。
「ああ・・・イイぞ・・・お前はオンナになるんだ・・・俺の手で・・・」
「お・・・おじさまぁぁ・・・変・・変なのぉぉ・・・ア・・アァ!アァ!アァァァァ!!!」
ビクンッビクンッ!とひくついて、ブルマはイッた。
その後、俺はコイツの膣(ナカ)に熱い体液をほとばしらせていた・・・・。
終わった後・・・知っている訳でもなかろうに・・・現代(いま)のブルマと
同じ位置で、コイツは俺の左横に密着していた。
腕枕で・・俺も同じ行動をしている。それをコイツは同じように見上げていた。
「ねぇ・・・アタシ・・初めてだったの・・・。友達なんかはもう経験していてね・・
ちょっと焦ってたけど・・・貴方で良かった。」
「お前の寝込みを襲ったんだぞ・・・それでもか?」
その答えを、恥ずかしそうに俺を見つめて言う。
「だって・・・素敵だったんだもの・・・あんなに感じて・・自分が変になって・・・あれがイクっていうことなの?」
「ああ、そうだ。」 無意識に同じように髪を撫でていた。
「また・・・してくれる?」
「お前が望むならな・・・だが、3日後にココを出る。それまでだ・・・」
その言葉を聞いて、ブルマは泣き出した。
「いや・・・いや・・・そばに居て・・・離れないで・・・」
俺は黙って抱きしめるしかなかった。
10数年後に出会うはずが・・・歴史が変わってしまったのかもしれない。
そんな精神状態では、道が進む訳がないので、俺がバイクを運転した。
二輪車の楽しみを知った俺が、数年前に免許を取ったのが役に立つとは。
コイツは後ろでしがみつき、俺を全身で感じていたようだった。
バイクの振動までもが・・・官能的になっていた・・・休憩するたびに俺を求める。
一度オンナになった体を・・・人目が無いのを良いことに、昼夜問わず抱いていた。
2日が経過した・・・もう俺達は、オトコとオンナだった。コイツはすでに俺の女になっていた。
俺は・・・何度コイツに恋をするんだろうか?
未来のブルマもそうだった。過去のコイツも・・・同じだった。
だが、いつまでもこのままで良いはずがなく、ここから俺は去らなければならない。
「明日、俺はここを発つ。」 最後の夜にそう告げた。
分かっていたことなのに、コイツは涙を流していた。そして・・・一晩中俺は可愛がってやった。
目覚める前に、出発した。朝を一緒に過してしまうと離れがたくなる、と考えたからだ。
眠っている顔に・・・・キスをした。
外に出て、タイムマシーンを出す。座標も年号も元の俺の世界に合わせ、乗り込んだ。
数分後にはC.C.の中庭に戻っていた。最初に出発した20分後の世界だった。
「ベジータ!!良かった・・・無事だったのね?」 俺を心配したブルマがそこに居た。
「ああ。大丈夫だ・・・・。」
後ろめたさがあったのを、俺は隠そうとしていた。
同じ女とはいえ、過去のコイツをオンナにしたのは確かだ。歴史が変わったのか心配だった。
しばらく、俺を見ていたブルマは、なぜか俺の頬をつねって言った。
「貴方、何かしたでしょ?」
「ナ・・何を根拠にそう思う?」
「・・・・さっきね、記憶が蘇ってきたの。貴方、やっぱり過去の私に会ってるわね・・・。」
顔が赤くなっていた。
「忘れていた、とかじゃないわ。記憶が上書きされている感じよ。だから・・・さっきまで
居た過去の世界で・・貴方は・・私を・・・もう!この浮気者!!」
「・・・・浮気になるのか?お前を抱いただけだ・・・。」
「もう・・・馬鹿・・・」
この世界のコイツを、俺は抱きしめて言う。
「俺はお前しか抱かん・・・過去も未来も・・・。」
「だが・・・このままで良いのか?過去が変わったのは事実だろう・・・」
「それなんだけど、私の記憶が蘇ったってことは、何かが変化してる可能性はあるわ。
でも、トランクスもブラも存在している限りは・・・あれからそこだけ変化したようね。
事実私も忘れていたようになっていた訳だし・・・実際あの3日間では
あの後の奇想天外な出来事で、記憶が遠のいても変じゃないから・・・このままで
良いかもね。それに・・・・・」
「それに?」
「あんな素敵な出来事・・・忘れたくないもの。」
その夜俺達は、ベッドで語り合っていた。この世界のコイツは確かに年を重ねている体だが・・・やはり
今の俺には最高なのはこちらだった。あの若い姿態を味わったのは偶然なのだろうが
俺がオンナに出来たことが・・・2人には忘れたくない記憶として残っていた。
だが、そう簡単に忘れるのだろうか?不安感はぬぐいきれなかった。
過去のブルマがカカロットと出会い、無事に旅を終えてくれることを祈っていた・・・。
---数日後、ブルマはべジータにそう言ったが、自分でも不安になっていたので
ある薬を手に・・・彼が発って30分後の過去の世界へ飛んでみた。
簡易ハウスのベッドで目覚めた自分は・・・しばらく涙が止まらず、ベッドで彼の残り香と
ぬくもりを感じながらシーツに包まり泣きながら寝ていた。
「おじさま・・・名前ぐらい聞いておけば良かった・・・あんな男(ヒト)もう巡り会えないわ。」
そんな自分を窓から覗いて、胸が痛んだが・・・キッチンの砂糖の中に 薬を混ぜておいた。
そして・・・物陰から様子を伺った。
シャワーを浴びて、コーヒーを作りその砂糖を混ぜ飲んでいた。
そして・・・彼女からベジータの記憶は無くなっていった。
同時に、自分の脳裏からもそのことは消えていくのを感じていた。
「実験成功・・・だけど、これで良かったのよね・・・」
歴史を変える訳にはいかなかったブルマは、数日間の記憶を消せる薬を用いた。
元々はトラウマを抱えた子供の為に、開発していた科学者の実験薬だった。
自分を研究に使うのは気が引けたが、仕方がない事態だったので利用したのだった。
〜エピローグ〜
「ねぇ?10代の私ってどうだった?」
「・・・聞いてどうする?」
「だって・・・やっぱり惚れ直すぐらい可愛かったんでしょう?それに今よりプリプリだったもの。」
「ああ・・・だから、ああなったんだがな・・・」
照れくさそうにその3日間を彼の口から聞いて、別の意味で記憶を作っていた。
今回の事で、私は実感した。地球に飛ばされた彼をどうして受け入れたのかを・・・
無意識の記憶が、そう行動させていた事実を知った。
そして・・・・なぜあんなにも、初めから求めあってしまったのかも。
それは現代(いま)の彼が、私をオンナにしていたからだった。
本当に私を愛している彼だったから・・・・私はそうなったのだ。
その切っ掛けを作ったのは、自分だという事も。
この時期にタイムマシーンを出してきたのは必然だったのだ。
過去も未来も自分が関わっていた運命を、私は恐ろしさと共に受け入れなければならなかった。
科学者である自分は、その宿命に立たされていたのだ。
彼が自分からタイムマシーンを使うはずはなく、あの時私が提案しなければ
おそらくこんなことにはならず、彼と出会っていても受け入れていたのかは謎だった。
魂の求めあいは、きっとあの3日間がそうさせていたのだと思う。そのことは彼には内緒にしておくつもりだった。
今日も彼は、私のママと薔薇園の手入れを手伝っていた。
パパが亡くなる前にした約束だとかで、ママのそばに居ることを頼まれていた。
2人の会話は成り立たないけれど、ママはベジータと幸せそうだった。
「ねぇ、ベジータちゃんお茶にしましょうか?」
「ああ・・そうだな。」
そのティータイムに、私も参加してC.C.の午後は今日も平和に過ぎるのであった。
〜「完」〜
随分長い話になってしまいました・・・。すみません。
もしも・・と妄想して、ベジブル成立の原因?になってしまいました。
実は単に、若いブルマに欲情するベジータを書きたかったダケかもw。
エピローグの「薔薇の世話をするベジータ」は、また別の話なのですが
まとまったら投下したいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
>>133 GJですー!エロおもしろかったよー!
バージンを王子に貫かれるブルマ…自分も妄想しがちだったなので書いてくれて
すごい嬉しかったw
おじさまwの呼び方は受けるけど、でもなんか妙な妖しさがw
あとバイク!バイクにニケツ萌えますた。バイク→セクロスも好きだわ…。
あー他にもツボがいっぱいで書ききれん。凄くよかったです。ありがとう。
また次回作出来たら投下待ってます〜。
どうも、133です。
>>134さん
GJ&感想、ありがとうございます。
ところが、また
>>113と同じ状態にまたなってしまいました。(涙)
つかの間の規制解除で、よく投下出来たな・・と思います。
返答&解説したいところでしたが・・
規制が解除されたら、またお邪魔します。
>>133 面白いー!!GJでした!!
過去のブルマと会うのは現在(未来)のベジータだったのかぁ!
初体験の相手がお互いなのに初めて同士ではない、と言うちょっと不思議な素敵な現象
エロも良かったし、133さんの時代超えモノいつも面白いっす!
早く規制解除されるといいねぇ。。
137 :
136:2010/04/01(木) 01:11:54 ID:???
スマソ…↑でモロネタばれ的な事何の考えもなしに書いちゃってorz
次回からもう少し気にして気を付けます;
>>133さまの規制解除を激しく願いつつ…
作文書いてみた。全部で27レスぐらいです。 今日中に全部投下できると…思う。
下手な作文だからなまぬるく読んでくらさい。
※注意事項※
・ベジータがサドで背徳風味の仕上がりとなってます。
・ブルマを虐めるサイヤ人など必要ない!と思われる方々は読まない方がいいです。
・童貞派、純愛派の方々、本当にすいません。
「ベジータ様の旅立ち」
はあ?なんで私があんな変な異星人に惚れたかって?
知らないわよ。わかんないわよ私にだって。
だってそうでしょ?私のタイプの男っていうのはねえ、背が高くって、甘いマスクで、優しく
って、紳士で、私だけを100%愛してくれて、なんでもわがままきいてくれて、宝物みたいに
大切に守ってくれる、すっごく素敵な王子様みたいな人なのよ?
なのに何なのよあいつは!『王子』しか当てはまってないじゃないの!
あ〜むかつくわ!いっつも私に偉そうに命令してきて、好き勝手やりたいほうだい!
忘れもしないわよあの時のベジータの台詞!!
☆・゚・。★・゚・。☆
「オイブルマ。アンダースーツの耐久性が甘い。どーにかしろ」
「はあっ?それ3日前に改良したばっかのヤツじゃん!んも〜一体どんなトレーニングしたら
そんなボロボロになるわけ!?」
「さあな。お前の技術のレベルが低いからこうなっちまうんじゃないのか。つべこべ言わずに
もっと性能をあげやがれ。この三流科学者」
「なっ…なんですってえ〜〜〜〜〜!?」
☆・゚・。★・゚・。☆
―ねえ信じられる?
ベジータのバカはね、このブルマさんの科学者としてのプライドを、あの気取った憎ったらしい
白いブーツで踏みにじったのよ!
なんてヤツなの!許せないわ!頭にきたからたったの2時間で、パワーアップさせた新型
アンダースーツを作ってやったわよ!
140 :
139:2010/04/01(木) 03:12:11 ID:???
そん時ばかりはさすがにベジータもびっくりして目を丸くしてたわ。
ふっふっふ!ザマーみろ!
思い知ったでしょベジータ!私はこの地球上で1、2を争う天才科学者なのよ。
もう一度言うわよ?
私は 天 才 科 学 者 なの!
…でもこの類まれなる天才ぶりにベジータは感激したのか知らないけど、その後あいつの要求は
さらにエスカレートしてくのよね…… ああん、天才って辛いわ〜。
☆・゚・。★・゚・。☆
「オイブルマ、トレーニングに最適の場所を見つけたぞ」
「どこよそれは」
「海溝だ。あそこには重力室では得られない苛酷な条件が揃っている。今すぐに酸素ボンベを
作れ。手に収まる位の超小型のサイズで、丸一日もつぐらいの物をだ。早くしろ」
「はあっ?今すぐって…馬鹿じゃないのあんた!私はそんなに暇じゃないのよ!重力室準備
してあげてるだけでもありがたいと思いなさいよ!」
「うるさい。つべこべ言わずにさっさと作りやがれ。なんだ?もしかして作れんのか?やはり
お前の科学力などその程度なのか?天才などとでかい口叩いてる割には役に立たん女だなあ。
フハハハハ!このエセ科学者め!」
「なっ…なっ…なんですってええええ〜〜〜〜〜〜!?」
☆・゚・。★・゚・。☆
―ベジータ。
あんたの育ち方のせいなのか、もともとの性格のせいなのかは私は知ったこっちゃないわ。
でもね、その罵り癖をもうちょっとなんとか出来ないわけ?
まともな頼み方ってものを知らないの?
141 :
139:2010/04/01(木) 03:14:54 ID:???
……あんたマジで許せないわ……。
頭にきたから私は仕事を一日休んで、寝ずに作りあげたわよ!
ベジータの頼んだ酸素ボンベよりも、さらに小さくて高性能の代物をね!
そしたらベジータは黙ってそれをひっつかんで海へ飛んでったわよ。
あんた一言ぐらい褒めるとかお礼とか言えないわけ!?ベジータのバカ!
ああもうめんどくさいから略して『バカベジ』でいいわ!!
…まあでもね、そういう腹立つことばかりでもなくて…
☆・゚・。★・゚・。☆
「オイブルマ、メディカルマシーンを作れ」
「メ…?何よそれは」
「フリーザ軍で使われていた治療用カプセルだ。アレがあれば瀕死の状態であっても1時間も
あれば全回復できる。お前の原始的な看病で回復を待つ暇など無い。
戦闘力を向上するにあたって、あの回復にかかる時間のロスは大きすぎる。早く作れ」
「作れったって…メディカルマシーンなんて見たこともないし、どんな構造なのかも全然
分からないわ。いくら私が天才だからって無茶言わないでよ」
「ちっ…仕方ない。何か書くものをよこせ。オレ様が図で説明してやる。いいか、メディカル
マシーンというものはな…」
カキカキ…
「………ぷっ……くっ……ご、ごめんベジータ……絵が下手すぎて何がなんだかわかんない…
あははは!何コレ〜〜もうだめ〜〜!!あはははは!」
「なっ…!なんだとォ〜〜〜!?/// きっさまーー!!!下級民族の分際でこのオレ様を
愚弄するとは…!!許さん!!許さんぞーーーーーー!!!」
142 :
139:2010/04/01(木) 03:18:17 ID:???
ビリビリビリーーー!!
「きゃーー!乱暴はやめてベジーターー!」
「なめた口ききやがって…!お前は朝までだ!!朝まで徹底的に嬲りつくしてやる!!このオレ様を
怒らせた事を後悔させてやるぜブルマ!!覚悟はいいかーー!!」
☆・゚・。★・゚・。☆
―とまあ、ちょっと足りないっていうか、未熟っていうか、幼稚っていうか…
完璧そうで完璧でない所があんのよ、ベジータには。
あんなえらそーな顔して、『オレはエリート』だの『サイヤ人の王子』だの豪語してるくせに
どこか間抜けで可愛い所があるのよね…。だから、つまり、最終的には、なんていうか。
憎めないのよ。
…でも怒らせるとすっごく怖いわ。そしてすぐに襲い掛かってくるの。
今までにベジータに破かれた服なんて数え切れないわよ。破かれる度に、頻繁に下着をお店に
買いに行くのも恥ずかしくなっちゃって、今じゃ専ら通販で購入よ……
ショッピング大好きなこの私がよ?
ヤムチャはね、すごく優しいセックスをしてくれる男だったから、私はなんとなくセックスの
標準はそういうものだと思ってたの。お互い気遣いながら、お互い気持ちいいか確かめながらの、
思いやりに溢れた行為、それがセックスだって思ってた。
でもベジータは違うわ。
最初にベジータに襲われたときは本当に怖かった…。
私はさ、昔、孫君と色々冒険してきて、結構度胸はついてたつもりだったけど、ほんとに
あの時の恐怖といったら……
この私が精神科にお世話になったぐらいだから、そのへんはご想像にまかせるわ。
143 :
139:2010/04/01(木) 03:21:25 ID:???
でも、怖いんだけどね、だんだん慣れてきたって言うか…。まあその、乱暴は乱暴なんだけど、
こんな事言うのも悔しいけど、上手なのよね。ベジータは。夜のアレが…。
☆・゚・。★・゚・。☆
「??…オイブルマ。なんだこのチャンネルは。これは一体どういう番組だ?」
「ギャ!!ベジータ!どこのボタンいじったのよ!それピンクチャンネルじゃないの!」
「…なんだこいつらは。裸で交合してるだけじゃないか。…誰が見るんだこんなくだらん
茶番を」
「いやあの…こ、この方達はこの道のプロなのよ。コレを見て、その、地球の男は勉強したり
コーフンしたりして…その…」
「…プロ?…プロだと?この下手くそな男がか?はっはっは!冗談よせよ。じゃあ何か?
地球の男連中はこんな稚拙な性技を有難がって必死に習得してるってのか?ふはははは!ゴミ共め!!
…………なあ、オイブルマ……」
「うっ……な、何よ……その目は……」
「…お前はつくづく幸運な女だぜ。だってそうだろ?地球の男共には到底紡ぎ出せん快楽を
お前は夜な夜な享受できているのだからなあ。このベジータ様の手によって…!」
ビリビリビリーーー!!
「いやあ!!なにすんのよベジータ!!」
「ブルマ…よーーくこのゴミ共を見やがれ。絶対にTV画面から目を離すんじゃない…
そしていかにオレ様の愛で方が洗練されているかじっくりと味わうんだ…お前がどれだけ恵まれた
女か改めて教えてやる…」
「あ…いや…やめて…」
「ふっ…なんだあの女。下手な歌い方しやがって。オイお前も聴いてみろ…」
「や…やだベジータ…!!ボリュームあげないでよバカー!ああん…!」
「くっくっ…がんばれ…お前も負けずに大きな声で上手に歌うんだ…さあ…!」
「ああっ…!あああ〜〜〜ん」
144 :
139:2010/04/01(木) 03:23:11 ID:???
☆・゚・。★・゚・。☆
―いや…もう…白状するとね、上手なんてもんじゃないのよ。なんなのかしら、あのセックスは。
悪魔の手?神の舌?
私はヤムチャしか知らないし、他の男とくらべてどうこう言えるほどの経験を持ってないけど、
ベジータのは絶対尋常じゃない。
はたから見れば倒錯してるし気違いじみてるし、普通ならご勘弁願いたい行為なんだけど、でも
駄目なのよ。
ベジータの手にかかると気持ちよくて気が狂いそうで逃げられなくなる
ベジータに抱かれると、普段から積もり積もったこいつに対する不満とかイライラとかふっとん
じゃって全部帳消しになってしまうのよ。
そして何度かベジータに抱かれるうちに、私は本気でこの男を好きになってしまった。
だってね…気のせいかもしれないけど、乱暴の中にも優しさが垣間見えるのよ。必ず。
達する時、私はベジータと魂が溶け合うような、不思議な感覚に見舞われるの。
それってたぶん、あの気難しいベジータの核に最も近づける瞬間なのよ。
あの瞬間をどう言葉で説明すればいいのかしら…。とにかくヤムチャと感じたものとは
全っ然違う。
だってベジータは異星人よ?殺戮が大好きな凶悪な戦闘民族よ?
そんな男の核に触れるんだから、決して100%甘い瞬間じゃないわよ。
食べられちゃいそうで守られるような…
奈落に突き落とされるようでいて天高く舞うような…
とにかく怖くて死にそうで幸せで…不思議な感覚なの。
145 :
139:2010/04/01(木) 03:26:45 ID:???
ヤバイ女って思われるかもしれないけど、私はベジータと達する瞬間が一番好きよ。
きっとその瞬間が私の人生で一番…。
ベジータ…。
あんたは私をどう思ってるか知らないけど、私はずっとあんたと一緒にいたいって思うわ。
―『戦いこそが全てだ』って、あんたから何度聞いたか分からない。
それはきっとあんたの本心よ。見てりゃ分かるわ。あんだけ毎日訓練積んで、ボロボロに
なって死にかけても、あんたは絶対超化することを諦めない。弱音すら吐かない。あの執念。
なんかもう、その姿、必死すぎて見てらんない。だから私は文句言いながらも手伝ってしまう。
…でもね、私があんたを手伝うのは、あんたを強くするためじゃないのよ。
あんたを死なせないために手伝ってんのよ?
だからプロテクターとか、防御に関するものならいくらでも改良してあげる。
でも重力室はアレ以上パワーアップしない。
あんたには悪いけど、本当は超サイヤ人になんかならないで欲しい…。
孫君倒したら、あんたは地球にいる理由なんてなくなるんじゃない?
だってあんたは戦闘民族なんでしょ?
孫君に勝ったら今度は…別の星に行ってもっと強いヤツを探して…一生戦い続けるんじゃないの?
戦闘民族サイヤ人。戦いのエリートのベジータ。
それが何よ。知るもんですかそんなこと…。私はあんたと離れ離れになるなんて絶対にイヤよ!
絶対絶対どこにも行かせないんだから!!
…だからある日、ベジータが真顔でこう言ってきた時、私は心臓がぶち破れるんじゃないかって
思ったわ。
………………
146 :
139:2010/04/01(木) 06:12:45 ID:???
「オイブルマ。オレは今から他惑星に行く。食料カプセルと宇宙船の鍵をよこせ」
「……は…?何?」
いつものように、壊れた重力室を修理していた私は、ベジータの突然の言葉が飲み込めなくて、
握っていたマイナスドライバーを落としてしまった。
「…なんですって?」
私は背後を振り返ってもう一度聞きなおしたわ。
いつの間に私の後ろに来てたのかしら…。修理に没頭してたから気づかなかった…。
白いブーツ、ブルーのアンダースーツ、硬質ラバープロテクター、全部全部、今の私が出来る
限りの技術を駆使して限界まで耐久力を高めた戦闘服。これがベジータの正装。
それをピシリと着こなして、腕組んで偉そうに立ってたわ。
「…オレはこれまで、この地球上で思いつく限りの苛酷な環境に身を投じて鍛錬してきた。だが
とうとう壁は越えられなかった…。さらに厳しい条件を克服しなければ、オレにはなれんのかも
しれん。超サイヤ人に…」
ベジータは静かにつぶやいたわ。ほとんど独り言みたいに。私の顔なんて見てなくて、それこそ
宇宙の果てに想いを馳せるみたいな遠い目で。
「そんな…ベジータ…。他惑星って、一体どこよ…」
「この宇宙には死にかけた惑星が山ほどあるだろ。それを探して、終焉間際の莫大なエネルギーに
立ち向かえば或いは…」
言葉を切って少し天を仰ぐ。ベジータの黒い視線が遥かかなたの天空へ向く。遠い目の中にも
鋼鉄のように硬い決意が宿ってて、私はそれ見たら肌が粟だったわよ。
147 :
139:2010/04/01(木) 06:14:28 ID:???
「ええ!?そんな…!危険すぎるわよ!メ、メディカルマシーンだってまだ設計段階で全然
出来てないし!大怪我して動けなくなったら…。それにあんたが大丈夫でも、宇宙船が
壊れちゃったらどうすんのよ!帰ってこれないじゃないの!駄目よ!絶対駄目!」
私、慌てて立ち上がったから、工具箱を蹴飛ばしちゃって、中の道具がぶちまけられて
ベジータの脚にぶつかったけど、ベジータはそれを意に介することもなく、変わらず冷静な
声で続けたわ。
「黙れ。オレに指図するな。早く宇宙船の鍵をよこせ」
「駄目ったら駄目よ!そんな危険な場所に行かせるもんですか!どうしても乗るんなら今から
宇宙船ぶっ壊してくるわ!絶対に行かせないんだから!!」
私はカンカンになって怒鳴った。信じらんない!何馬鹿なこと考えてんのよ冗談じゃないわ!!
散らばった工具を無茶苦茶に箱にしまいこんで、私はすぐに宇宙船の所に行こうとしたわ。
一番手っ取り早く壊す方法を、頭の中で猛スピードで算段しながらね。
でも歩きだした私の手をベジータがすばやくひっつかんできて。
「…ブルマ。言うことを聞け。オレはなんとしても超サイヤ人にならねばならんのだ。
カカロットの野郎を倒すためならオレは…」
…ああっ!と呻いて、私は目をつぶって天を仰いだ。
また…?またそれなの!?
もう聞き飽きたわよその台詞!カカロットカカロットカカロット…!
どうしてあんたはいつもそうなのよ!
私が作ったご飯食べてるときも、私が一生懸命楽しい話してるときも、二人でソファーで
くつろいでいるときも、あんたが私を抱いた後、私があんたに熱っぽい視線を送ってるときも
あんたは私の事よりも孫君のことばっかり…!!私は一体あんたのなんなわけ!?
こんなに一番そばにいて、こんなにいっぱい手伝ってあげて!こんなにこんなに…!!
148 :
139:2010/04/01(木) 06:16:51 ID:???
「イヤよ!!そんなものに命なんかかけて…マジで頭おかしいんじゃないの!?あ、あんたが
死んじゃったら…私はどうすりゃいいのよ!!こんな可愛いレディを一人ぼっちにして…
何が超サイヤ人よ!!バカじゃないの!?そんなものクソ食らえだわ!!」
私、泣きそうになってそう叫んだわ。絶っっ対にベジータに言っちゃいけない事を。
だってベジータを危険な所に行かせたくなかったのよ!仕方ないじゃない!
…でもやっぱり私が叫んだ途端に、遠くに目をやっていたベジータの顔つきが険しく変わった。
ソレ見たら、私の体がビクって震えたわ。
ベジータの視線が急に鋭くなって、ナイフみたいに私の目にズバズバ刺さってきたから。
「……。今なんて言った?……少しうるさいなお前は。………黙らせてやる」
そう低くつぶやくと、ベジータはあっというまに私を担ぎ上げて、私の抗議の声も無視して
廊下を歩き出した。
…………
バン!!
「ぎゃう!!」
ベジータが、ぶっ壊す勢いでドアを蹴破る。そして私をベッドに乱暴に放り投げる。
絶妙のコントロールでベッドに着地して、私がシーツにしがみついてドアの方を見たら、
ベジータが少し首をかしげて、虫を観察するみたいな冷たい目つきで私を見てた。
ヤバイ…。この始め方は超ヤバイ…。これは最高に怒ってる時のやり方だ…。
ベジータの目、凄い…
瞳孔なんてギリギリまで絞りきられて、まるで毒蛇みたいよ。
その毒々しい、ギラギラ光る目で私をまっすぐに射抜いてくる。……マジで怖い。
149 :
139:2010/04/01(木) 06:19:00 ID:???
「オイブルマ。お前は一体何のためにこの世に存在してるんだ?……答えてみろ」
低い冷たい声で言いながら、ベジータがドカッ!と馬乗りになってきた。
重たいから肉体的に逃げることは勿論無理なんだけど、それ以前に、私はベジータの突き刺す
ような視線から逃げられない。
普通なら、怖いモノからは目をそらすわよね、反射的に。でもベジータの目はそれが出来ないの。
…毒虫を、おぞましく思いながらも、なぜかジッと見入ってしまうような、そんな感覚分かる?
ベジータの黒い瞳には、そういう蠱惑が宿ってるのよ。怖いのに…どうしても目が離せないのよ…。
「どうしたなぜ答えん。…分からんのか?」
「キャッ!!」
片手で私の髪を乱暴に掴んで、ベジータが顔を寄せてきた。
黒い目が私をじーっと見つめてくる。それはただの黒なんだけど、なんかもう…この世の色じゃないの。
ああ、あんたって、なんて凶暴な目をするんだろう…
私は怖くて瞬きすら出来なくて…
「教えてやろうか?オレが思うにはな、お前はオレの自由にされる為だけに存在しているんだ。
天の決定だとか、運命だとか関係ない。当然の事だがお前の都合も全く関係ない、このオレ様が
そう思うからそうなんだ、分かるか」
ベジータの冷徹な饒舌が終わらないうちに、私の服のボタンが勢い良く飛んだ。
ああ、私のお気に入りのオーダーメイドのワンピース…!
私が叫ぶ暇もなく、すぐに下の方でビリって音がして、ああ、ショーツが破かれたんだって
思った矢先に、いきなりアソコにベジータの指が突っ込まれて…
「ああっ…!!」
150 :
139:2010/04/01(木) 06:22:24 ID:???
急に入ってきたベジータの指が、ゆっくりゆっくりなめらかに、奥まで沈んでは引き出されて。
「…さらに教えてやるとな、お前は絶対に忘れてはならん事がある。とても大切なことだから
よく聞くんだ…。お前はオレに指図したり説教したりするために存在してるんじゃないんだ。
それは今までも教えてきたよな?しかし何故だ。お前は頭のいい子のはずなのに、そのことに
ついてはバカみたいに忘れん坊なんだな…」
「あ、あ、あ、あ、」
私の大事な所から、クチュクチュって水音が聞こえた。
いつのまにこんなに濡れてたのってぐらい、ヒドイ洪水になってたわ。
ベジータが私の中で、いろんな角度で指をねじり動かして、悦楽を引きずりだそうとしてて、
冷たい瞳は相変わらず私をギラギラ睨みつけてて…。
怖いよ、怖いよお…ベジータ…
でもそんな風に睨まれて怖いはずなのに、どうして私の口から「あんあん」っていやらしい
声が出るの?ねえなんで?イヤよ恥ずかしいこんなの…
やめてやめてやめて…
「…こういう時のお前は嫌いじゃない…。オレが碌に触ってないのに、お前はオレの眼力だけで
こんなに濡れちまうからだ…。なんていやらしい奴…」
「あん…あっ…はあん…」
「卑猥な声出しやがって…。その口。さっきまでオレに楯突いてた奴と同じものとはとても
思えんぜ…。…ああ、なんだこれ。酷いな…。グッチャグチャだ…」
「いやっ…んっ…」
ベジータが冷静な声で、私の体の様子を実況してくるから、恥ずかしくて顔が真っ赤になる…。
脚…脚を閉じなきゃ…、って思って、ギュッと太ももを合わせたら、ベジータがそれを
許さなくて、脚の間に、空いてる方の手を突っ込んできて…
私の片脚を持ち上げて肩に担いで、完璧に束縛してきた。
もう駄目逃げらんない…
151 :
139:2010/04/01(木) 06:23:54 ID:???
「ふふっ。なんだ腰なんか動かして…。天井を触ってほしいのか?なあ…」
「はあ…はああん…」
耳元でベジータが低く囁いた。おどろおどろしい低い声。聞いただけで全身総毛立つみたいよ。
すっごいゾクゾクする……怖い、素敵、怖い、素敵、
私は返事の代わりに腰をくねらせて『ハイそうです』って伝えたわ。
だってもう、気持ちよくって頭なんか痺れて、言葉なんて喋れないのよ。
そうよ触ってほしいのよベジータ…一番感じるところを早く触ってよ。早く早く早く…!
いつもみたいに、指をカギみたいに曲げて、いっぱい押してよいっぱいいじくりまわして。
「ああう…あ、あ、あ、あ」
私が体をくねらせておねだりすると、クスクスって、私の耳のなかに、ベジータの忍び笑いが
もぐりこんできた。馬鹿にしたみたいな笑い方…。悔しい…。
そして、ああ、ベジータの指が。
たぶん中指と人差し指。
それがアソコの天井をグリグリ押してきて、私、ビクンって体が震えて、また「あんあん」って変な声が
出てしまって、顔が真っ赤になって、見られるのが恥ずかしいからベジータを思いっ切り抱きしめたわ。
そしたらベジータは私の首筋を舐めながら、もっと指を強く動かしてきて、私、あんまり気持ちいいから、大きく
ぐぐーーって仰け反ってしまって…
「あはあっ…!」
「逃げるな淫乱!」
「いやっ…!いやっ…!」
「『いや』じゃないだろやって欲しいんだろブルマ!こんなに濡らしやがって何が『いや』なんだ!
一体どの口がそんな戯言抜かすんだ!?」
152 :
139:2010/04/01(木) 06:26:06 ID:???
グチュグチュグチュグチュグチュ!
ピストンが…ベジータの指のピストンが、どんどん速まってって、濡れた音が大きくなってって、
私もう、そんないやらしい音が自分のアソコから出てるなんて信じたくなくて、恥ずかしくて
めいっぱい顔を背けたんだけど。
「やだあ〜!あはっ…ベジータ…!」
「オイブルマ聞けよ……顔を背けるな聞け!この音だ!この音をよく聞け!これがお前の本当の
言葉だ!あー気持ちいいですもっとしてくださいあなたの指で早くいかせてくださいって
そう言ってるんだこの口は!
お前も少しはこっちの口の正直さを見習ったらどうなんだ〜!?なあオイ!!」
「んん…!!いやあ!!はああん!!」
ベジータが私の耳元で怒鳴りつけて、指が凶暴に私の中をかき回すと、グチュグチュグチュって
いやらしい音が部屋中に響きわたって、私、気持ちよくって恥ずかしくてたまらなくって
仰け反り続けてたら、体がずり上がって頭がベッドの端にぶつかって、もう逃げられなくなって。
いや、だめ、ベジータ、やめて、いっちゃう、ベジータ、いきそう、やめて、だめ、いく、
…私頭の中でそうやって叫んだ。
頭の中でいっぱいいっぱい叫んだ。
だって、声出なかったから……
ベジータにディープキスされて口塞がれて、声出せなかったから……
ベジータの熱い舌が口の中いっぱい舐めまわしてくる、なんなのよこれ。舌じゃないみたい。
別の生き物みたい。
口なんて通り越して脳髄までドロドロに溶かされるみたい…怖いよ気持ちいいよ
もう、心臓、ドキドキしてぶちやぶれそう…!
153 :
139:2010/04/01(木) 06:27:34 ID:???
ベジータのキスは激しい…舌なんか食べられちゃうんじゃないかって思うぐらい凶々しく
犯してくるし、その激しさに私は恐怖を感じて、ビクビク震えてしまった。
そしたらいきなり、ベジータの指が、今度は優しい動きになったのよ。
…私もう、涙出てきたわよ。
だってひどいわ。ベジータのやりかたはひどい。
なにがひどいって、こうやって凶暴さと優しさを同時にみせて、私をめちゃくちゃに翻弄
するからよ。
こんなのほとんど拷問だわ。
…あ、でもそっか、私は今拷問受けてるようなもんよね…私が宇宙船の鍵を渡さないから…
言うこときかないから怒ってるんだっけ、ベジータは……
そうぼんやり考えてると、ベジータの舌がやさしくなって、私の口の中をとろかすみたいに
絡めてきた。
ふわあ、気持ちいいって思ってたら、さっきまでやさしかった指が一変して凶暴になった。
今度はもう容赦ない。
グチュグチュ激しい、大きな動きで徹底的に私のアソコを虐めてきた。
ああああああって思いっ切り声出したいんだけど、口を塞がれてるから出せなくって苦しくって。
私、たまんないからお尻を浮かせて逃げようとしたわ。
そしたらベジータが、空いてる腕を私の腰にまわして捕まえてきて、膣に突っ込んでる方の手を
ガタガタ小刻みに震わせて、Gスポットに連打するみたいにトドメさしてきた。
「ん〜〜〜〜〜〜!!!」
…ねえ、口を犯されながら、アソコをイかされるって、ほんと辛いのよ?
いやらしいエネルギーって、声と一緒に放出されないと、体に半端に残って、いつまでも
うずくの。だから私がイって、ベジータが口を離した瞬間「ばかーーー!!」って泣いた。
154 :
139:2010/04/01(木) 07:59:52 ID:???
「馬鹿はお前だ。オレの言うことを聞かないからだ」
「ううっ…ふわああん…」
「どこだ鍵は…」
…ベジータが、まだまだお前を虐めてやるぜって、そんな上から目線の顔してる。
弱者をいたぶるような嗜虐的なその口調。
私は毎度毎度、この口調にマジで腹が立つ。でもどうしようもなくゾクゾクする。
「言う…もんですか…絶対……教えるもんか……!」
…我ながら肝っ玉の据わった女よ、私は。こんだけ快感で朦朧としててもね、残った理性全部
引っ張り出して、喉から捻り出してやったわよ。もう必死よ!
死なせたくないからよ!あんたを行かせたくないからよベジータ!
私が思い切り睨みつけてやったら、ベジータは私の髪をグッと掴んで耳に口を寄せてきて
「そうか、せいぜいほざいてろ。そんな生意気な口をいつまで叩けるのか見ものだぜ。
がんばれよブルマ」
って言って、高笑いしながら、私の体をあっというまにうつぶせにした。
……………
「んああああああ…」
…おなかの底から、戦慄と一緒にいやらしい声が湧き出てきて、我を忘れそうになる…
ああ…入ってきた…入ってきた…
私の一番大事なワレメに、いつものベジータの、硬くて熱い肉の槍が、メリメリ襞を広げて
侵入してきて、ズンッ!て奥まで突いてきた。
155 :
139:2010/04/01(木) 08:05:46 ID:???
「はん!!」
もう、そうやってベジータが入ってきただけで、私のお尻はクイッて勝手に上を向いちゃう…
ベジータが、私の髪を両手でグシャッて掴んで、私を逃げられないように束縛してくる…
一番恥ずかしくて、一番屈辱的で、一番気持ちいい、犬みたいな格好。
ベジータが、私に何か言うこと聞かせたり、何か白状させたりするときにはいつもこの体位を
使うのよ。
私はこの屈辱的な格好が大嫌いよ!こんなことするベジータなんか大嫌い!!
でも悔しい。
だってすっごい気持ちいいから。最後はいつも泣いて、言うこと聞いちゃうから。
「ハア……」ってベジータが色っぽいため息をついた。これ、本当なのか演技なのかわかんない。
でもその声だけで感じちゃうの私…。腰、動かしたくなる…自分から…
でも我慢…!今日だけは…!絶対絶対!ベジータのいいなりになっちゃいけない…!
絶対言うもんですか!鍵の隠し場所なんか!!
…そう決心固めて、ギリギリ歯を食いしばってたら、ゆっくりとベジータが動かしてきて。
「あ、 あ、 あ、 あ、」
…歯を食いしばってたのに…勝手に口が開いちゃう…
ズンズン押してくる動きと同じリズムで、変な声が漏れでて、いやらしい音楽歌っちゃう…
ああ…すっごい硬い…あっつい…ベジータ…!
しょっぱなからモロにポイント突いてくる…快感の波が、ドン!ドン!って全身に伝わって
くるみたい…
そうやって5、6回突いた後、ベジータが一度アソコから抜いて、太ももにダラダラ滴ってる
愛液を指ですくって、私のお尻とかアソコの周りとかにベチャベチャ塗りたくって、再び
ズンッ!!て突っ込んできた。
156 :
139:2010/04/01(木) 08:09:43 ID:???
「ふあああああ!!」
今度はいきなり激しいピストン。バチュバチュバチュ!ってすっごい大きな音が鳴った。
「い、やだあ〜!いやああ〜〜!」
いつも…思うけど…こんな…ガンガン押されて、内臓が…ずれちゃったりしないのかしら…
体の中なんて電撃が走り回るみたいで、も…ダメ…、手で、体、支えてらんない…
ベジータ…ベジータ…やめてよ…気持ちいいから…
「ふあ…」
ガクンと腕が折れて、顔がシーツに突っ伏して、お尻だけが上がってる格好になってしまった。
もう…いやよお…こんな格好…!はずかしい…もうやめて…気持ちいい…やめて…
「何をなまけてる」
「あうっ…!!」
ベジータの鉄の声が降ってきて、私の体が弓みたいに反り返って、顔がシーツから離れて、
よだれが糸を引いた。
ベジータが私の髪をわしづかみにして、思いっきり持ち上げたのよ。
コレだけの力で掴まれてるのに、よく髪が切れたり抜けたりしないなあって思うわ。
…きっと今まで、何人もの女の髪掴んできたんだ…こうやって…だから慣れてんでしょ…?
「あ、あ、あ、あ、あん、」
バック、バック、バック。ひたすらバック。バチバチバチバチ音鳴らして…。
凶暴なベジータの槍が私のアソコをリズミカルに貫くたび、体中に快感が突き抜けてく。
私のアソコからはドンドン愛液が滲み出てきて、いやらしい音いっぱい出て…
私は耳まで真っ赤になっちゃう…
157 :
139:2010/04/01(木) 08:14:45 ID:???
それだけでもめちゃくちゃ恥ずかしいのに、ベジータはさらに私の髪を引っ張り上げて、
ギリギリまで私を反らせて、耳元で低い声で、「もっとしめつけろよ」とか、「いいのかよ
これがいいのかよ」とか、「これだけやって貰って礼も無いのか」とか、「有難うございます
ベジータ様って言えよ」とか、いっぱい言葉で虐めながら突きまくったり止めたり突きまくっ
たり止めたり………
悔しいに決まってんじゃない!こんなひどいこと言われて…ひっぱたいてやりたいわよ!!
でも気持ちいいから、体が言うこときかないから…まるでマゾ女みたいに「ごめんなさい
ごめんなさい」って呻くだけで精一杯だった…
「…違うだろ。『ごめんなさい』じゃないだろう」
「ひんっ…あんっ…」
「お前は頭のいい子なんだろ?ちゃんと今まで学習してきたじゃないか。この状況でこの場合、
何て言うのが正しいんだ?ほら答えてみろ」
「あっ…あはっ…わか…わかん…」
「分からない?なぜだ?天才天才っていつも自負してるお前がそんな事も分からんのか?
やはりエセなのかお前は。なあブルマ…」
「いや…あう…」
「また教えてやらねばならんのか?…答えはこうだ。『ああ有難うございますベジータ様、
こんなに気持ちの良い事をして頂いて私は光栄です、お礼に鍵のありかを教えてさしあげ
ます』……さあ言ってみろ」
「や……だ…絶対……!言わない……言わないんだから……!」
「……くくっ……ブルマ……相変わらず強情な女だお前は。いつもいつもいつも!
オレ様に楯突きやがって…ギリッギリまで歯向かいやがって…ああたまんねえぜお前は!!
ここまで虐め甲斐のある女にはそうそうお目にかかれんぜ!!」
氷みたいに冷たかったベジータの声が、いきなりドロドロにうわずった。
そして髪を掴んでいた両手を離して、私の体中を優しく撫で回してきた…
虐められてた緊張で、私の体はガチガチだったから、その優しい愛撫を受けたとたんに
私、一気に悦を極めてしまって…
158 :
139:2010/04/01(木) 08:18:52 ID:???
「あああーーーーーーーー」
って絶頂の声が絹糸みたいに引いて、ブルブル痙攣する私の体を、ベジータは変わらず撫で
続けて、私のうなじにナメクジみたいに舌を這わせてきた……も…やめて…ゾクゾクする…!
そして…またゆっくりと槍を突きたて始めた…
涙出てくる…!ちょっと待ってよ…!まだ私の痙攣終わってないじゃん…!ベジータ…!
やめてよお!グチャグチャ音たてないでよお…!!
「や…やすませて…!いやあっ…!!」
「駄目だ」
「も、もう、うごかさないで…!し、しぬ…!ベジータ…!」
「死ぬのか?ああ…それは困るな…」
「やだ!!さわ…さわんないで! はあん!」
「…知るか…くそったれが…これはオレのもんなんだよ…」
「はっ…んっ…も……いっ……くっ……」
「…いくのか?…ハア…まだ駄目だ……鍵のありかを吐いてからだ…」
ベジータが腰の動きをピタリと止めて、私の体中をヌルヌル舐め始めた。首とか背中とかわき腹とか…
槍は私のアソコに入ったまま…それはドクドクと脈が打つのが分かるほど熱くって硬くって。
動かして欲しくてよだれが出るから、私逃げようとして、必死で身じろぎしたわ。
でもベジータに肩掴まれて、体半分ひねられて、乳首を甘噛みされた。
「あっ」って私が仰け反ったら、それを合図にするみたいにチュパチュパって音たてて
激しく乳首吸いまくってきた。猛獣みたいに…。も…だめ…たまんない…!
「いやっ…はあん…ベジータ…」
159 :
139:2010/04/01(木) 08:23:06 ID:???
乳首に与えられる快感が、ダイレクトにアソコにリンクするみたい…
妖しくっていやらしいミミズが、胸から脊髄通ってヌルヌル這いずって、アソコに溜まって
悦楽の塊になって膨らんでくみたい…
ベジータ…なんとかして…
あんたの槍で…なんとかして…
その熱い槍で、突いて突いて突きまくって、このいやらしいミミズ全部ぶっ飛ばして早く…!!
「ハアッ……どこだ……愛してるぜ……どこだ……」
ビクンッ!!て、私、体が跳ねた。
ベジータが優しく私の胸を揉みながら、耳の中に情欲まみれの低い声ぶち込んできた。
「早く言え…そうしたらもっと愛してやる…愛してやる…愛してやる…愛してやる…」
ああああって、勝手に私の口から悦楽の叫びが漏れてしまった。
もうダメかも…もうダメかも…もうダメかも…!
うそつき。うそよ。あいしてるなんて。そんなコトバ。あんた、なんてサイテーのオトコなの。
でも、でも、もうダメかも…もうダメかも…もうダメ…もうダメ…もうダメもうダメもうダメ…!!!
「ひっ…あっ……けっ…けんきゅう…しつの……」
「……ハッ…ハアッ…ハアッ…」
ベジータの強烈な自白剤で、頭の中がドロドロにイカれて、私の口がパクパク動き出した。
自白を始めたとたんに、ベジータの呼吸が苦しげに荒れてきた。
「ハアッ…研究室の…?…ハアッ…どこだ……続けろ……」
「あ、あ、あ、あ、あ、」
ベジータの槍が…私のアソコの…一番感じるところ…グイグイ押してきた…ゆっくりゆっくり…
ゆるやかなピストンで、早く言え、早く言えって、命令してる…
160 :
139:2010/04/01(木) 08:26:24 ID:???
「ひんっ…あん…ひ、ひ、…ひだりから…2番目の…あう…あはっ……あ、あ、あかい、
赤い棚の…」
「赤い…?あの小さな………引き出しのたくさんあるヤツか…?…はあッ…」
ヌチュ…ヌチュ…ヌチュ…
「やっ…だ…ベジ……やめ…て… だ、だ、だめ… おし、おしえない…」
「やめていいのか…?こんな途中で…やめていいのか…?我慢できるのかお前……」
「ふあっ…ひっ…やだああ…」
「言えよ…言えよ…言えよ…」
「だめ…いや…言わない…行かせ…ない…」
「言えよブルマ!!吐けよ吐けよほらあ〜〜〜〜〜!!!」
グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!
「ふわあああん!!ナンバーは!!ナ、ナンバーは!!あはっ…!!引き出しのナンバーは!!
に、に、21番…!か、かいじょう、開錠コードは…!」
「ハアッ…ああ〜〜!!ハアッ!!そうだ!!早く言えーー!!ああッ…お前の中ドロッドロ
だぜ!!もう…いっちまう……!!」
「いやああ!!ベジータ…!!ベジータ…!!」
私…ベジータの大きな淫声と激しいピストンに支配されて…マジで頭狂う…!マジでマジで!
か、快感が…、快感がアソコから体の末端に向けて、ガンガンガンガン!て駆け抜けてって、
頭おかしくなるんじゃないかって…
ド、ドロドロになってるって、どこ!?どこの事!?どこなんだか全然分かんない…!
分かんないよベジータ…!
161 :
139:2010/04/01(木) 10:09:47 ID:???
73990!
73990!
73990!
何度も何度も私、5桁の開錠コード絶叫しまくった、何度も何度も73990って壊れた
レコードみたいに繰り返した…
べジータがハアハア息を荒げて、私の胸揉みまくって、バチュバチュアソコを犯しまくりながら、
何か大声で喚いてるけど、何言ってるか意味分かんない…!!何…!?なんていってるの!?
ねえベジータ…!なんて……
わ…か…ん…な…い…ッ…!!
もう駄目ベジータ…!もう駄目ベジータ…!もうダメ…!もういく!いくいくいくいく……
………そして……頭の中……真っ白に。
何も聞こえなくなって。
無限の空間をストーンと堕ちていって。
同時にふわーっと天空にひっぱりあげられるような。訳のわかんない感覚が何度も何度もきて。
少し我に返ってくると、私を力強く抱きしめてるベジータが、私と一緒に小刻みに震えているのを
感じて、ああ、私の中で射精してるんだなって、なんとなく分かった。
「……くっ……あぁ……」って最後にベジータがうめくと、やっぱりその声もあんまり切なそうで
いやらしかったから、私はそれ聞いただけでイっちゃって、「はん!」って体が反り返って涙出た…
…………………
「……あっ…んっ」
「こぼすんじゃない…一滴たりとも…このオレ様の…貴重な蜜だろ?」
「いや……いやあ〜…」
162 :
139:2010/04/01(木) 10:14:20 ID:???
セックスが終わって、慎重に肉の槍を抜いたベジータが、私のアソコから滴る精液を指ですくって
何度も中に押し込んでくる。
私が宇宙船の鍵の場所を白状して、やっと地獄だか天国だかわからないセックスから解放されたと
思ったのに、ベジータの怒りはまだおさまっていないみたいだった…
「よく聞けブルマ。オレ様はな、超サイヤ人になる為ならどんな危険も厭わん。超サイヤ人
になれんぐらいならこの命など捨ててしまってもかまわない」
「あっ…はあん…」
「…なあブルマ…。お前はオレのこれまでの死に物狂いの訓練を、最も間近で見てきた人間じゃ
ないのか?なのになぜだ。オレ様の崇高な挑戦を『バカ』の一言で片付けるとは一体どういう
了見だ?…ふざけやがって」
「ご……め……ごめんなさ……」
ベジータの声は静かだったけど、その奥底にふつふつと怒りがたぎってるのが分かる…
だって凄いもん…静かな声なのに、鼓膜がビリビリするんだもん…私、怖くて震えたわ…
「まあお前にはこれまで世話になった事だし鍵のありかも吐いたから許してやる。…それに
お前はオレに惚れてるんだろ?だからこれは置き土産だブルマ。この気高いベジータ様の
蜜を、お前の体の中に残しておいてやる。…たっぷりとなあ…。オイもっと脚を開け」
ベジータの支配的な饒舌に、私は全身総毛立つ……悔しくてはずかしくてたまらない……
でも私の体はとっくにベジータの肉欲の奴隷と化していたから…言うとおりに足を開いたわ。
よつんばいで……
ベジータが、零れる精液を何度も指ですくっては私のアソコにねじりこんでくる…
そのたびにクチュ…って濡れた音がして……あんまりいやらしい音だったから私、思わず
声あげて気をやってしまったの…
ぎゅううってアソコが締まっちゃって、太ももに、ドバーって熱いモノが流れるのを感じた…
「クッ」ってベジータが笑った…
そして私の髪を優しく撫でて、耳もとに口を寄せてささやいた…
163 :
139:2010/04/01(木) 10:18:18 ID:???
「なんだ?こんなのでいっちまうのか?淫乱にも程があるぜブルマ。ああ…折角オレ様が
お前の中に恵んでやった貴重な蜜が全部出ちまって台無しだ……どうしてくれるんだ」
「も……いやあ〜……いわないでェ……」
「本当にお前の言うとおりだな…オレが死んじまったら、お前はこの先どうやって生きていけば
いいんだろうな。こんな淫乱な体を一人でもてあまして。…そう考えると、お前が必死になって
オレを引き止める気持ちも分からんでもない。こうやって体をなぐさめてくれる男がいなくなる
のはさぞかし辛かろうなあ。くっくっ…」
「…いやあ…違う…私はあんたが…ベジータが心配で……」
私は真っ赤になって、ぶんぶん頭振って、必死に否定した…
「ふふっ…そうなのか?まあそんなに心配するなブルマ。オレは必ず帰ってくる。超サイヤ
人となって…。そして今度こそ…。あの野郎を…。カカロットの野郎を超えて…。
ジワジワと徹底的になぶり殺しにしてやるぜ……血の雨を降らせてやる……」
…すさまじい殺気のこもった、淫らな声が、私の耳の中に忍び込んできて、頭の中、ねばっこく
響き渡って、私は怖いながらもウットリと痺れてしまう……
怖い気持ちと、いやらしい気持ちが、グチャグチャに混じって、エクスタシーすら感じる……
164 :
139:2010/04/01(木) 10:22:06 ID:???
ああ…
あんたは怖い男だわベジータ……
でも愛してるわベジータたまんない……
だからお願い絶対に死なないで………
私を一人ぼっちにしないで………
「…帰ってきたらお前と死ぬほどやってやるさ。それこそ毎晩毎晩。お前が『休ませて』と
言ってもオレはやめないし、お前が途中で気絶してもオレは叩き起こすし、お前が『やめて』
と言った数だけ絶頂に導いてやる。…だからブルマ、楽しみに待ってろ。オイ、聞いてるか?」
「……う……」
私はお別れが辛くて、言葉が出せなくて、泣きながら、コクコク頷いた……
そしたら、ベジータが、乱暴に私を仰向けにして、バチッ!!て顔を両手ではさんできて、
「ああっ…!いい子だ!それでいいんだブルマ…!!」
…ってうわずった声で叫んで、私に狂おしくディープキスをしてきて…
その熱い舌の動きだけで感じちゃって、私はまたイってしまって、体が弓になった………
そしてベジータは行ってしまったの…さよならも言わず…私を振り返りもせず…
宇宙船の通信回線も切ってたし…ベジータの居場所も分からないままとなった……
………………
165 :
139:2010/04/01(木) 10:25:33 ID:???
「死なないで…!帰ってきて…!ああっ…!ベジータ…!!んんっ…!!」
…ベジータが行った後、私は泣きながら自慰に耽ったわよ毎晩毎晩。
私をあさましい女だとバカにするやつがいるかもしれないけど、そいつらは知らないのよ。
ベジータの狂気じみたあの最高のセックスを。
地獄と天国を往復する快楽のエレベーターを。
あのオトコの印を刻まれた女の運命を。
「あっ…神様…お星様…!どうかお願いします…あっ…あの人を…ベジータを…お守り下さい!
…し、死なせないで……ああんっ…」
私はお祈りしながら、アソコを指でいじくりまわしたわ。
私の柔らかくて細い指では絶対にベジータの愛撫は再現できないけど、一生懸命ベジータの
指の動きを思い出しながら、いっぱいいっぱいいじくりまわした。
「分かっています…あの人はとっても悪い人です…!悪い人は助けてくれませんか?でも…
お願いします…私のためにお願いします…!私はあの人がいないと…生きて…生きていけません…
だから神様…私のために……あっ…あっ…ベジータ……!!!」
甘やかなエクスタシーが体の奥から湧き上がってきて、私の体がのけぞった。
ブルブルって痙攣が起こるけど、すぐに止んじゃった…。
ベジータの愛撫だったら、永遠に続くんじゃないかってぐらいもっともっと長く痙攣できるのに。
寂しくてため息をついて、涙で滲んだ目で、ふと窓を見たわ。
そしたら、カーテンの隙間から、夜空を疾走する流星が見えたの。
ああ!神様が!返事してくれたんだって!私は顔をほころばせたわ。
…でもすぐに涙がボロボロ溢れてきた。
…天を堕ちる流星が、ベジータの死を連想させたから…。
だから私はその夜、いつまでも子供みたいに泣いたわ。ベジータの名を何度も呼びながら…。
★・゚・。END・゚・。★
166 :
139:2010/04/01(木) 10:36:57 ID:???
悲しい終わり方になってしまったなー。あんまり面白ネタもなくて薄っぺらくてスマーン。
そして王子バリバリ鬼畜でスマーン。あーブルマが可哀想だーー。
地球来襲〜ナメックまでの凶悪王子が好きなもんでこうなってまうんです御免なさい。
ベジータが他の惑星に行くネタはアニメであったっぽいのをパクりますた。
読んでくれてありがとうございました。
167 :
名無しさん?:2010/04/01(木) 21:58:00 ID:jpbtlRre
>>139 GJ!!!!!!!!
サドベジータ大好物だから最高です!!
ベジータ早く帰ってきてあげて〜ブルマがかわいそうだ。
しかしいつみても神のsベジータは最高ですね。
>>139 GJでした!!
ベジータが行っちゃうのは寂しいね〜・・
でも約束してくれるベジータは優しいとも思ってシマタ
マジで「ベジータ様」って呼びたくなるドSベジですのう!w
ブルマちゃん可愛いっす♪
133です。
>>139さん、楽しいSSありがとう。やっと規制解除になりました。
Sベジ再びなのかな?ワクワクで読ませてもらいました。
お疲れ様、GJでした〜。「73990!」が頭を離れランナイわ〜ww
>>136さん、感想&GJありがとう!
「時代超えモノ編」ww 新たなジャンルですかねw
別にネタバレでもないですよ。読んでみないと内容分かんないですからネ。
注意事項に書かなかったんですが・・・
サラリと死にネタを入れていた・・・すみませんです。
でもまた規制がかかるかもしれんので・・・ちょっと投下しときます。
>>129の 数行でサラッと流していたエロ部分を少し拡大して、書き下ろしてみました・・・。
>>134さんが 萌えて下さった(笑)ので
私も結構アレ、妄想に駆り立てられましたんでございます。
バイクで二人乗り → 密着 → 振動で・・・ → 体が・・・ → セクロス な、流れです。
短編なんで、セクロス中心です。
では・・・
〜「ダンデム」〜
あんな夜を過ごしてしまい、少し寝過した俺達は 昼前に出発した。
「普通に歩けない・・・」
と恥ずかしそうに、足が開き気味になるブルマを
「仕方がないな、俺が運転するからお前は後ろに乗れ。」
と、提案しバイクを走らせた。
俺が大型バイクの免許を取ったのは、つまらないことからだった。
ちょうど、ブラが幼稚園で送り迎えがあり・・・車の免許を必要とした俺は
強制的にブルマから取得させられた。(まあ、あんなものはすぐだったが)
その時、大型二輪の案内パンフレットを目にした。
なにやら気持ち良さそうに走っている奴らを見て、あえてこの不自由な乗り物を試してみたくなったのだった。
普通免許があっさり取得出来たので・・ヒマな俺はついなんとなく始めてみて・・・
この体が一体になる乗り物の楽しさを知った。
以来、ハーレーを愛用している。自分でカスタムをすることもあった。
ブリーフ博士の研究所を借りていたので、家族には公表はしていなかった。
時折一人でふらりと出掛ける時もある。
道中でそんな地球人と・・・交流したこともあった。ただ、なれ合いはしなかったが。
道を教えあったり、途中まで同行したこともあった。
地球人とコミュニケーションを取るなど・・・今までの俺では考えられなかったが、
それだけ馴染んだのかもしれない。
そんな奴らは、男女問わず気持ちの好いヤツラが多かった。
運転には自信があった。昨夜のこともあるので、出来るだけゆっくりと走らせて
コイツの体を気遣ってやっていた。2時間ぐらい経過したので、休憩を取ることにした。
俺自身は不眠不休でも運転は可能なのだが、コイツの為だ。
「・・・大丈夫か?しばらく休憩するとしよう。少し、休め。」
ずっとしがみついていたので、バイクのケツは辛いと思われた。
少し青ざめている気がする。抱きかかえて降ろしてやった。
だが、コイツはじっと黙って俺を見つめるのだった。
「・・・?なんだ?気分でも悪いのか?」
「ち・・・違うの・・・ア・・アタシ・・アタシ・・・ね・・・体が変なの。」
何を言っているんだろうか?意味が分からず肩に手を置いたら、恥ずかしそうにうなだれていた。
見ると・・・足をもじもじさせ、股間に手を当てている。
「トイレか?」
「ち・・違うの・・・アタシ・・・濡れちゃって・・・もう・・・グショグショなの・・・」
「!?」 思わず、俺はコイツをバイクの上に寝かせ・・・膝を曲げさせて脚を広げて見た。
「い・・・イヤァァァ!!な、何をするのよぉ!!酷いわ!おじさまのバカァ!!」
パンツはぐっしょり・・・濡れていた。しかも腿まで伝っている。
バイクの座席も濡れていた・・・・。
俺は・・・つい、そのパンツを
「そいつは・・・気持ち悪かったな」 と破いていた。
「キャアアアア!!」 大声をあげるが構わなかった。
濡れて光っている、昨日オンナにした部分はまだ・・・綺麗なピンク色をしていた。
誰も居ない荒野の明るい日の下で・・・見たコイツは・・・何てイヤラシイ体になったんだろうか。
俺は・・・
「こんなに濡らして・・・そうか・・欲しかったんだな・・・」
指でその液をすくい・・・
「ほら、お前のココはこんなに俺を求めているんだ。どうして欲しいか言え。」
昨日まで処女だったのに・・・濡れた指を見せ、言葉でイタブッテしまった。
見ると涙を流し、俺を睨んでいる・・・だが・・・口から出た言葉は
「お・・・おじさまのバカ・・・そんなの・・・そんなの・・・決まってるじゃないの・・・
バイクで・・おじさまの体温を感じてたら・・・振動がたまらなくなってきて・・・
アタシ、もう・・・駄目なの・・・して・・して・・・うぅぅぅ・・・。」
泣きながら、自分の服を脱ぎ始めた。その手を止めて・・・俺は深く深く・・口づけをした。
服をそっとめくりあげ、肩から露わにし・・・胸をはだけさせた。
俺も、上着を脱ぎ・・・上半身は裸になっていた。
キスを交わしながら、抱き合い肌と肌を重ね合わせ・・・お互いの体温を感じていた。
ふっくらとした乳房を片方の乳首を刺激しながら、片方は口に含む。
「ア・・・ン・・・アッ・・・ウゥン・・・」 声が出ていた。
ゆっくりと・・・指で焦らしながら、俺はボトムのジッパーを下し・・・ベルトのバックルを外した。
・・・下ろしたボトムから熱くたぎったソレをコイツの中に突き入れた。
「ア・・・・アアア・・・・イイ・・イイノォ・・・アッ・・・アッ・・・アッ・・・」
腰の動きに合わせて、コイツは声を上げる。
両脚を俺の腰に巻きつかせ・・・・肉壁は俺自身を締め上げてくる。
「なんて・・体だ・・・一晩で・・・こんなにイヤラシク男を飲み込みやがって!
もっともっとだ・・・お前が満足イクまで、可愛がってやろう・・・覚悟しろ・・・いいな!」
「ウゥン・・・おじさま・・・アタシを・・めちゃめちゃにしてぇ・・・もっと・・もっと・・・アアァン!アアァン!」
ブルマは何度もイッたようだった。俺は、狂ったように腰を振っていた。
何が休憩なんだ・・・何が気遣う必要があったんだ・・・俺達は、完全にオスとメスだった。
終わっても、潤んだ目で俺に密着する。バイクはただの愛撫の道具になり果てていた。
簡易ハウスを出し・・・食事もソコソコにキッチンでも・・・立ちバックで突き上げていた。
そんな調子で、時間が無駄に過ぎていく。
「・・・・そろそろ行くか?」
「うん・・・。」
俺達はベッドの上で裸で座っていた・・・そして・・・出発することにした。
またあの振動で・・・濡れるのだと分かっていた。だが、交通手段はこれしかない。
荒野では人目も無い。男と女は邪魔が無いのを良いことに、本能のまま生きていた。
ブルマの体は・・・完全にオンナになっていた。俺に触れると・・・とたんに濡れているのだと言う。
そして、脚が閉じれないぐらい、求めているのだと。
それは俺もだった。バイクを運転していると、コイツの体温と胸の膨らみを感じずには
いられなかった。そして・・・股間が熱くなるのを理性で抑えていた。
もし、交通量が多い道路ならヤバかったかもしれない。
少しの休憩では、濃厚なキスを交わし、ゆっくり時間を取る時は
コイツがイクまで、可愛がる・・・・その繰り返しで旅は進んで行った。
「ずっとこのまま・・・でいたいな・・・アタシ。」
「何を馬鹿なことを。ドラゴンボールを探すんじゃないのか?」
夜はベッドで語り合っていた。何度達しても何度抱いても、飽きることなど無かった。
お互いがお互いの体に溺れていく。そんな日々が瞬く間に過ぎて行く。
明日にはもう俺は、自分の世界へ帰らねばならなくなっていた。
「イヤよ・・・ねぇ・・・このまま、一緒に居て・・・居て・・お願い、おじさま。」
濡れた瞳で俺に懇願する。そんなブルマをたまらなく愛おしく感じていた。
だが・・・コイツはあくまでも過去のブルマなんだ。俺の妻になるには、まだ時間があり過ぎた。
(今、この瞬間だけなんだぞ・・・分かってくれ・・・すまない。)
そう考えていたが、何をしても過去のブルマを幸せには出来ないもどかしさを感じていた。
(あと十数年待て、とでも言えばいいのか?それも無理だろう)
せめて・・・と思い、今夜は眠らせないぐらいの気持ちで 全身を愛撫し始めた。
「アアア!!・・・ン アアア!!」 最後の夜だから・・・その刹那な時間が
俺達を燃え上がらせていた。何度も同じ部分を愛撫してるのに、またもや達する。
少女からオンナへ変わった体を・・・いつまでも、俺は突き上げていた。
(なんてこった・・・この俺がブルマとはいえ・・・若い小娘に・・・夢中になるとは・・・)
終わることのない、宴は・・・彼女が気絶するまで、続くのだった。
夜明けを迎えた。朝日が窓から入ってくる・・・その眩しさもあるが、朝日の中でほほ笑むように眠る・・・
まだ幼さの残ったブルマの顔は・・・忘れることが出来ない位、可愛い・・・と思った。
「惚れ直したかも・・しれんな。」 独り言をこぼした。
そっと頬を指でなぞって・・・顎を上げ、キスをした。柔らかな薄桃色の唇を何度奪ってきたのだろう。
これで最後なんだと思うと・・・離れがたかった。
上着を着て、荷物をカプセルに詰めた。タイムマシーンのカプセルを出して・・・振り向いて言う
「さらばだ・・・ブルマ・・・十数年後に、また会おう。」
俺の言葉を聞いてはいないはずなのに、彼女は笑った気がした。
〜「完」〜
エロ妄想だけで、6レスも使うとは・・・どこが短編なのでしょうか?(笑)
まぁ、そんな邪心でバイク愛好家は乗らないでしょうけど、(シート汚すなどアカンやん)
フィクションですので・・・お許しを・・・。
実際、バイクに乗ってエロ・・・・そんなこたぁ無いと思われますが・・・あるのかなぁ?
ここでのベジは「パンツ」と言いますが、「ショーツ」という言葉を知らないからですw
推定年齢50代・・・凄い体力・・つーか精力・・・若いブルマも体力あるナァ。
「おじさま」と呼ばせてみたのは・・・年齢的に「なんとなく」です。
自分で書いてて、色々突っ込んでしまいましたw
温かく読んでくださってありがとうございます。
こんな内容で失礼しました。
>>175 GJ!&うわああオラの好きなバイクネタ書いてくれてありがとうww
ゴチです!!!
バイクの震動とか密着は絶対気持ちいいと思う。実際バイクに乗った後ホテルで
休むとかありがちじゃねーの?とか勝手に思ってるから、自分はフツーに読んだw
この二人しょっちゅう休憩してるから旅も遅々として進まないんだろうな、とか
思うと萌えてしょーがない……
おじさまという呼び名にそこはかとなくエロティシズムを感じるのは自分だけ…
なんだろうな、うん。
現在ベジはハーレーなんですね。自分もハーレー妄想してたから嬉しいw
バイク絶対合うよ。ギュンギュン髪靡かせて疾走するベジータ。
どうも175です。
>>176さん 萌えてくれました?ヨカッタ〜w2日ぐらい予定がズレたんでは?と思わせて、
バイクでベジが猛スピードで飛ばすンデスヨ。で・・・エンドレスw
「おじさま」・・・は、はるか昔の何かで萌えアニメキャラが居たケド
ハーレーは愛好者が身近にオリマシテ。その親も・・・と代々愛好者とかあるので、
将来トランクスとツーリングとかしないかなぁ・・・と思ったり。
・・・エロから遠のいて妄想wメットは被らんとアカンので・・髪はなびかない・・かな?
真面目に免許取得しとるしw
>>139さんのSSを読んで、コレも読むと・・・脳内がエロモード1色にナリマスw
とても表現力は追いつかないのデスケドネ(汗)
実はまたアクセス規制に巻き込まれました・・・解除されたらまたお邪魔します。
ドラゴンボールの世界ではメット着用義務とかそのへんはどーなんだろ。
って真面目に考えちまったw
トランクスもバイク似合うなあ。ツーリングがリアルに想像できたよ。
やっと規制解除になりました・・・(涙)
>>178さん すみません、悩ませてw
バイクを止めて、メットを外すしぐさが好きなもんで・・・
トランクスも似合いそうですよね!でも免許取る暇無いかw
投下しようか悩む処ですが、また規制があるかもしれんので
連投ですけど・・・しちゃいます。
>>116 の時代と前後しますが・・・ベジータとブリーフ夫妻の話を、チョッピリ・・・セクロスを交えて考えてみました。
ほのぼの領域です。(でも死にネタアリなので・・・ご注意)
前の話で、サラリと博士を・・・(汗)なので・・・今さらなんですが。
需要の無い話ですが、気に入らない方はスルー下さい。
連投規制&アクセス規制が入って途切れていたら、気にせずレス願います。
では・・・・
〜「約束」〜
(そういえば・・・)と ふと、ベジータは思い出した。パンチーとの会話を。
「ねぇ、ベジータちゃん?うちの子にならない?」
(何を言ってやがる、この女) 当時はそんな感情しか抱かなかった。
今思い出すと、凄い話だ。「うちの子」=「ブルマの夫」だったのだから。
最初はあの訳のわからん女の「たわごと」ぐらいにしか、思っていなかった。
いつも的外れな事を・・・・いや、思い出すと予言とも言える発言の数々。
そしていち早く自分達の関係にも、ブルマの妊娠にも気づいた鋭さ。
「苦手な女」から「油断ならん人物」と思っていた。
だが・・・・あんなに親切に親身に世話を焼いてくれた人物は生涯に置いて居なかった。
料理も美味しく、(ブルマのそれは食べれた物では無かったが、当時は食っていた)
俺の身近な身の回りの品々を揃え、そして気を配っていた。
動物の世話と同等と思えなくも無かったが、一応は人間として見ていたらしい。
それに会うたびに「素敵だわ」「可愛いわね」と賛辞を言う。
あんな母親だったから、あの女が育ったのかとも思ったが・・・親子でまるで似ていなかった。
まだ父親とは会話が出来た。だが・・・・未だにあの母親とは会話が成り立たない。
一方的に言われて、相槌ぐらいしか出来ない。
しかし、彼女はそれを不満に思うどころか「カッコイイわ」とさえ褒める。
さっぱり分からない。だが、不快とも思わなくなって来ていた。
万人に振る舞う無償の愛。それを地球では「慈愛」と言うらしい。
「あながち、あの女はそうなのかもな。」
そんな独り言を漏らすと、中庭で出くわした。
「あら〜ベジータちゃん、相変わらずストイックで素敵だわね。どう?お茶にしましょう。」
「ああ・・・」 珍しく、無視せず付き合うことになった。
トランクスは出かけていて、ブラはブルマと買い物だった。
ブリーフ博士は研究所で、思えば二人きりでお茶など・・・今まで無かったのかも知れなかった。
「珍しいわね、私たちだけなんて。」
「ああ・・そうだったかな。」
「ねぇ、ベジータちゃん。私ね、本当に貴方がブルマさんのお婿さんになってくれて・・嬉しいのよ。」
「ああ?」
「ブルマさんって、ああいう性格だから・・・絶対合う人なんて居ないんじゃないかと思ってたの。」
「・・・・俺の前に居た男は無視か?」
「ヤムチャちゃんは、永遠のお友達でしょ?」
(鋭いんだかなんだか分らん話だが、当たっている事実があるな・・・)
「絶対、お婿さんには向かないって思ったの。でも、ベジータちゃんは別。
私、最初に見たときに感じたもの。ブルマさんにぴったりだって。」
「・・・・なぜそう思った?」
「あら、気付かなかった?ブルマさんが連れて来た客人で貴方だけはね・・・・
何から何まで自分でしようとしたんですもの。」
「ああ?異星人だからだろう・・・当然だ。」
「いいえ、ナメックの方々は別の人に任せていたわ。それに服のことなんて考えてなかったし。
あなただけは特別扱いでしたよ。自分の事が一番だったブルマさんが、あなたのサポートを自分から
かって出たとき、私は「この人だわ」って思ったもの。」
ベジータは言われて気がついた。そうだ、誘ったのも・・・衣食住も・・・アイツが付きっきりだった。
だが、他の人間にも同じだったのではなかったのか?
「それにね、ブルマさんの才能を伸ばせるのもあなただけだって考えたのもあるわね。
知っていて?あなたとケンカする度に、ブルマさんやる気になってね・・・今まで失敗ばかりだった
研究も成功しだして・・・・パパを超えたのよ。今じゃ会長だし。はっきりいって前のままじゃ・・・・
C.C.も終わりかな・・ってパパも他人に譲るつもりだったのだもの。特許でも暮していけますからね。」
「そうか・・・知らなかったな。」
初めてまともな会話が成り立っている事実に、驚くベジータ。
「でもね、一番の理由は私がベジータちゃんを素敵な人って思ったからよ〜うふふふっ♪」
「な、何を・・・・」
「あら・・赤くなっちゃって・・・本当に可愛い人ね。お茶もう一杯いかが?」
「も、もういい、出かける。」 席をあわててはずす、ベジータ。
その後ろ姿をニコニコしながら、見送るパンチーだった。
「やっぱり調子が狂う。話してるとまともかと思ったが・・・・・」
しかし、ベジータは発見した。パンチーの考えなしで行動していない事実を。
恐るべしはブルマの母。
「意外だが、宇宙最強の女かもな。」 そう思って、トランクスを鍛える為に空を飛んだ。
「おや、ベジータ君。どうかね、コーヒーでも。」
それから2〜3日後、ブルマの使いで研究所へ行くと、博士が一服しようとコーヒーを入れていた。
「・・・いや・・・」 断るつもりだったが、ふと思い直した。 「もらおうか。」
「珍しいね、君が来るなんて。」
「トランクスが留守で、仕方なしだ。本当は来るつもりなんて・・・・」
「ま、掛けたまえ。久ぶりに人間と会話出来るから嬉しいよ。」
設計図や機器の散らかった、デスクや足もとに目をやるベジータ。
「・・・・また、何か作っていたのか?」
「そうだよ。ま、これも趣味の一環みたいなもんでね。習慣と言ったほうが良いかな?
幸い、あの子がやってくれるから会社のほうも任せきりで・・・安心さ。」
「あまり根を詰めると、あいつらが心配するぞ。」
「嬉しいね、君からそんな言葉を聞けるなんて。」
時々、ブリーフ博士はベジータの心を見透かしたように話をするのだった。
本当はベジータ自ら様子を見に行くつもりで、ブルマの用事をかって出たのだった。
最近年を取った博士を、ブルマもパンチーも心配している。
だが、博士専用の研究所はそうそう2人が行ける所でもなく・・・パンチーは動物の世話もあるので、
比較的「暇な」この男は時々様子を見に行っていた。
そのことは誰も知らないはずだった・・・・だが、トランクスは薄々感づいていたので、
ブリーフ博士にさりげなく言ってたのであった。
「・・・・一度、家に戻るなら一緒に戻ってやるが。」
「そうだね。いいかもしれないね。キリが着く訳でもないから。
でも少し君と話がしたいと思うから、ちょっとつきあってくれないかな?」
「長い話か?」
「いいや、コーヒータイムに昔話って感じかな・・・。君が来た頃の打ち明け話だから。」
「は?この前も貴様の妻が、そんな話を俺にしたぞ、何なんだ一体・・・。」
「ははははは、夫婦って似た思考があるからね。」
「そうだったな、君をブルマが連れてきた時に感じたことだけど。あの子が初めて自分から
何もかもしたい人物は君だけだって気がついたんだな。」
「また、夫婦で同じことを。」
「そうか、やっぱり彼女も思ったんだな。わしもピンと来たんだよ。「君は特別なんだ」ってね。
今まで・・・ま、ヤムチャ君は腐れ縁みたいなもんで、君が現れる前からもうダメだろうって思っててね。
きっかけが欲しかったような感じだった。でも彼が一度死んで、その為にナメック星へあの子が行くって
言った時は本物かと思ったけどね。結局は君を連れてきたわけだ。」
「それは、俺が暴れたら困るからだろう。何せ異星人で凶悪なサイヤ人だったからな。」
「もちろん、それもあったかもしれないけどね。でもあの子はそんな注意深い子ではないだろう?
無意識に行動している。それも自分の思うままに。わがままだけど、本当は強い子で・・・あの子に合う伴侶は
現れないだろうと、ワシもアレも思っておったんじゃ。しかし、君だけは違ったよ。」
「ふん・・・そう思いたければそう思っていれば・・・・」
「いやいや・・・わしらは、君に段々惹かれている娘の気持ちを知っておったからな。」
「・・・・・・どこが?あの頃はケンカばかりで、しかも俺に楯ついて・・・」
「い〜や、君らは惹かれておったはずじゃ。時々見つめあっておったじゃろ?違うかな?」
いたずらっぽく笑う博士。そんな彼の言葉に赤くなるベジータ。
それを見て
(うん、パンチーが可愛いと云うのも無理はないのう。) と言葉にせずに思う博士だった。
「君が行き詰っていた時・・・・娘もかなり精神的に追い詰められていた。
だから・・君を支えたかったと思っていたんだろうて。君が心を開いて接してくれる事を祈っておった。」
「じゃ・・初めから知っていたのか?」
「そうじゃよ。」
ニコッと笑うブリーフ博士を見て、「夫婦で油断ならん人物だ」と心で叫ぶベジータ。
「思惑通りになってくれて、嬉しかったなぁ・・・。よくパンチーが言っておっただろ?「うちの子にならない?」って
あれは「ブルマと結婚してくれ」って言う意味だったからね。」
「う・・・それは、最近気がついた。あの頃からそんな事を考えてやがったのか・・・くっ。」
「今、あの子は幸せだろう?それは君が居たからだよ。」
「・・・・俺は何もしていない。働かないし、はっきり言って利用しようとここに居た。それでもか?」
「でも君を邪魔だとか、嫌だとか思ったことは無いよ。ワシもパンチーも自分の息子が出来たって 思ったものさ。
君は純粋に強くなりたかっただけだし、異星人だから地球に馴染めないのも仕方なかったしね。
それに、君に興味があったのも事実だし・・・・何よりも娘には本当にいい刺激だった。
君が居たから、あの子の才能も開花したんだから。あのままだったら、きっと「変な発明家」で終わってたよ。
科学者としてのプライドは育たなかったんじゃないかな?
ワシらは娘と可愛い孫を君に育ててもらったようなもんさ。」
「偉い褒められようだがな・・・俺は何もしていない。それは事実だ。」
「そんなに自分を卑下しなくてもいいんじゃないのかい?君は誇り高きサイヤ人。
それだから、ブルマもわしらも・・・君を愛したんだからね。」
博士はコーヒーを飲みほして、そう締めくくった。ベジータは何も言えなかった。
「さ、帰ろうか。運転してくれるんだろう?ちょっと待っててくれるかな?」
「ああ・・・準備しておく。」
今まで気付かなかった、彼らの愛情に今更ながら複雑な気分になるベジータ。
それに甘えていた事にも気付かされた。「油断ならない二人」は「守ってやるべき二人」になっていた。
どうすれば良いのかは分からなかったが・・・できる限りの手助けはするつもりだった。
そんな彼にまた博士は付け加えるように、車内で話した。
「そうだ、ベジータ君・・・・わしのお願いを聞いてくれるかな?」
「・・・・なんだ?出来ることしかしないぞ。」
「ああ、簡単じゃ。パンチーの庭仕事を時々手伝ってやってくれないか?
あれも結構な年だからね。ああ見えて・・・・ブルマじゃ出来ないんだ。あの子は植物を育てるのが苦手でね。
君なら注意深いし、もの覚えも良いから薔薇の栽培を手助け出来るんじゃないかな?」
「何の事か分らんが、やれることはしてやってもいい。だが、会話が成り立たん。」
それを聞いて博士は笑った。
「ああ、パンチーのアレは癖みたいなもんでの。機嫌が良いなら適当に合わせておったらいいんじゃ。」
「・・・・貴様も同じなのか?」
「ふん、ああ見えて鋭い女じゃから。あまり話しこむと何でも見透かされておる殊に怖くなるからの。」
「そうか・・・油断ならんな。」
「そういう事じゃ。」
2人は笑い合った。そんな事は今まで無かった。ブリーフ博士は本当の息子と一緒の気分だった。
それから・・・・3年後に彼は息を引き取った。
最後の2ヶ月は病床だった。末期ガンだった・・・・あの時から、予感はあったのかもしれなかった。
あの会話の後、心配した家族の勧めで精密検査をしたら、ガンが発覚した。
それでも研究熱心な彼は、日常を変えなかった。ベジータは彼の監視役兼、助手として常にそばに居た。
パンチーとも薔薇の栽培に付き合っていた。もちろんトレーニングは欠かさなかったのだが・・・。
「筋が良いわ・・・私のお願いなんだけど・・・この薔薇園、いつか任せても良いかしら?
ブラもきっとブルマさんと同じだから、あなたにしか頼めないの。」
博士は遺言とも言える言葉を彼に残した。
「のう・・・ベジータ君。ワシが死んだらパンチーを支えてやってくれんか?あれも寂しがるだろうから。」
だからトレーニング以外はずっとそばに居たのだった。
〜つづく〜
ん?これはまだ続きの投下あるんだよね。
わっふるわっふる
そうです、遅くなってすみません・・・。
>>186からのつづきです。
博士の最期から半月間は涙していた彼女だった。人前では涙を見せない彼女は、ベジータの前では泣いていた。
「ごめんね、ベジータちゃん。私ね・・・寂しいの・・・堪らないの・・・」
今まで笑顔しか見たこと無かったので、ベジータは優しく彼女を抱きしめてやっていた。
それから薔薇の栽培に精を出した2人だった。
「この一角はね・・・あなた達の記念になった日に植えた薔薇なのよ。
これが、うちの子になってくれた記念日。これがトランクスちゃんの生まれた記念日。これが・・・・」
「一体いくつ植える気だ・・・・それになんだ?うちの子って?」
「あら、ブルマさんと夫婦になった日よ。」
「は?」
「あれから、ベジータちゃん落ち着いてくれたものね・・・・」
ベジータは真っ赤になった。(この女、あの夜のこと知ってやがったのか!!)
それは、行き詰った2人がひとつになった日だった。
「これは、ベジータちゃんが初めて「ママ」って言ってくれた日の記念日。」
「そんな事言ってないぞ!」
「あら、そんなことないわ。「貴様のほら、ママが!」ってブルマさんに叫んでたじゃない?」
「いつの話だ・・・・」
聞いているとクラクラしてくるベジータ。遺言を忠実に守るが辛くなるのだった。
時々買い物にも付き合う。無論一人では嫌なので無理やりトランクスを引っ張り出す。
が、息子も心得ていて、頃合いをみて逃げ出していた。
ショッピングが終わると一緒にお茶をさせられるのが、ベジータには苦痛だった。
必ずケーキを一緒に食べるのだが、クリームが付いているだの世話を焼かれるわ、
「ああ、本当に素敵だわ」と賛辞を並べられるわ、近くの客から
「どういうカップルだろう」とヒソヒソされるわで、目立つからだった。
実際、この二人は目を引くのだった。
若いのだかサッパリわからない貴婦人に、目つきは悪いが魅力的な男性が付いている。
あれはツバメか?それとも息子か?で話題を呼んだ。店の店員も同様だった。
そんなぐらいなら、薔薇の世話をしている方がまだマシだった。
なので、2人は薔薇園に居ることが多かった。
かなりの速さでベジータは薔薇に精通した。ついには個人で品種改良にまで手を出した。
そんな頃、パンチーは倒れた。
彼女は脳腫瘍だった。後半年もモタナイ命。それを知ってか知らずかベジータに「薔薇園」を託していた。
「ねえ、ベジータちゃん。」
最期を迎える前に彼女は病床で言った。
「お願い、一度でいいから私を・・・「ママ」って呼んで・・」
「・・・・・一度だけだぞ。」
「ええ・・・。」
その言葉を聞いて、満足したように彼女は眠った。
それから3日後に彼女は息を引き取った。
彼女が埋葬された、夫妻の墓前にベジータ達は立っていた。
ブリーフ博士も同じように 「ワシを「パパ」と呼んでくれんかのう?」
と言ったのを思い出したベジータだった。
「夫婦そろって・・・何なんだ。」
「あれ・・・ベジータ・・・」
と声をかけようと思ったブルマは止めた。
「あ・・パパ・・・」
と行こうとするブラを連れて一人にしてあげた。
トランクスは何も言わず、同じようにふるまった。
2人の墓前に立っていた男の頬には涙が流れていた。
「俺にとって・・・貴様らは・・・本当の意味で親だったんだろう。ベジータ王や王妃とは全く違うが・・・
俺は何も出来なかった・・・・すまない。」
彼らの明るい笑顔が浮かんで・・・涙で滲んだ。
「パパ・・・ママ・・・今頃は天国か?カカロットと会ってるかもな・・・」
そう呟いて、男は空を見上げた。涙はいつしか止まっていた。
一人にしてくれた家族の温かみを感じながら、家路へ飛び去ったのであった。
その日、初めて交配した薔薇が咲いていた。
後日、その苗を二人の墓前に植えた。
「これでいつでも花があるだろう。」
柄にもないことをしていると思った。だが・・・・他に何が出来ただろう。
今の彼にはこれが精一杯の彼らへの愛情だった。
----そんな話をベジータは、ベッドでブルマに語っていた・・・。
「そうだったの・・・ありがとう・・貴方のおかげで、パパもママもきっと最期は幸福だったわ。」
彼の左胸に頬を寄せ、ブルマは見上げていた。今でも彼らの位置は変わらないでいた。
「私も・・・幸せよ・・・」
その言葉を聞きながら、腕の中のブルマを見るベジータ。
「そうか・・・なら、良いんだ。」
体制を変え、ブルマに口づける。
「ヤン・・・もう・・・一度・・・なの?」
「ああ・・・良いだろう・・・ブルマ・・・感じてくれ。」
窓から薔薇の香りが部屋に入ってきた。
ひとつに繋がりながら、この事を自分達がいつか・・・子ども達に語ろうと思っていた。
彼と彼女の出会いと・・・そして物語を。
〜「完」〜
・・・・なんとなく感傷的な話になってしまいましたが。
きっとブリーフ夫妻はそんな感じで、彼を受け入れていたのでは・・と妄想しました。
異星人で敵だった男を「可愛い一人娘の婿にする」・・・普通じゃ考えられない、
宇宙的な広い心を持ったブルマの両親に、こんな風に愛されていたんでは?
と考えてみました。
何度も同じネタで申し訳ない。
前スレ
>>525 ←(数字のゴロが子猫・・・w)
未来から来たブラが見た「薔薇園」はこうして引き継がれていくのでした。
彼は仕事しないけど、こんなのは・・・してくれそう・・・かな?
>>116 で書き忘れてましたが・・・
ベジータは自分のバイクを運転しているで・・・(常にカプセルで携帯)
ブルマは彼のバイクに乗せてもらっているのでした。分かりにくくてスミマセン(汗)
どちらも・・・読んでくださってありがとうございました。
ちょっと雑談になるのですが・・・
>>139さんの どの作品のSベジも読んでると・・・彼に対するブルマの気持ちを思うと
自分の中では 「誰より好きなのに」 の 曲と歌詞が 浮かぶんですね。
もちろん 全部はあてはまらないけど
「やさしくされると〜・・・」からのサビのところとか・・・
そんなのワタクシだけでしょうかネ?
話はハードなんだけど・・なんていうか、凄く「好きなのに」って・・・もどかしい〜!
気づいてやれよ〜ベジータ!とか思ったりw 童貞ベジもねぇ・・・気持ちヤキモキw
ちなみに、ウチのベジータのイメージソング(?)は
「身も心も」・・ですww(古いなぁ)
ありゃ・・・(汗)失礼しました!
>>ベジータは自分のバイクを運転しているで・・・→×
>>ベジータは自分のバイクを運転しているので・・・→○
なんだよ、いるで・・・ってww ああ、情けない、レス無駄遣いデス。
ごめんなさい、すみません、申し訳ないデス。
ジーンときた。感動した。GJ。
ベジータ泣くんやね。この頃にはもうすっかり「人」なんやねえ。あのベジータが…。
バラは難しいんだよね、育てるの。病気と害虫との格闘。観察眼も必要。
交配は根気いりまっせ〜。
冬の剪定で、刺などヘッチャラで鋏でバチバチ切る王子。
秋バラの花びら舞い散る中、夫妻に思いを馳せ、じっと花園に佇む王子。
ブラにせがまれ、バラを一輪摘んでやる王子。
深紅のバラが咲き誇るアーチのそばの洒落たテーブルに足組んで腰かける王子。
いや、純白でもいいな。
なんかそんな図が容易に思い浮かんだ。
>>194は
>>192さん宛てです。
雑談の件。Sベジの者ですが、ソングまでイメージしてくれてるとは…w驚き&ありがとん。
しかし自分、歌には疎くてですね、おっしゃる曲がどんな曲かわからない…。うわああ泣
書く際も、曲がイメージとして浮かぶ事は殆どなくて、エロくて凶暴なハウステクノ
思い浮かべるぐらいwで変態まっしぐらです。はい、すいません。
192さんは絆とか恋愛をきちんと描かれてると思うですよ、だから優しいですよねSSが。
自分はとにかくベジータの凶暴性とか戦闘民族の血とかそんなん書きたいばっかり…。
ニコニコのゲーム動画で、ベジータがメカフリーザをボッコボコにする
やつとか見ながら作文したりww そんなんです('A`)
どうも・・
>>192です。
>>194さん、感動・・・ですか、恐縮デス。GJありがとう!
そうなんですヨ。ワタクシもそんなイメージデスヨ!いいですよねw
>>195さん
曲は・・・ヨウツベで聴けますヨ。
タイトルで検索すれば・・きっと。(いい加減だ)
「誰より好きなのに」(古内東子)デス。
「身も心も」(ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンドor宇崎竜童)デス。
個人的なイメージなんで・・・それは自由ですからね〜w
ただ浮かんだだけですからン。詩とか曲は割とありますね。
動画は無いなぁ・・・脳内マンガはあるけど。
>>196 ここIDあぼ〜んできないんで名前欄にタイトルか数字を入れて
作品を投下してもらえませんか?
本当はコテハンになってほしい
語尾の無意味なカタカナ変換レス見たくない…
198 :
196:2010/04/06(火) 03:10:27 ID:???
↑
これでいいんですかね?
SSでならともかく、レスの表記で「見たくない」と
言われたのは 初めてです。
それも覚悟で投下してるのですけど、
透明にしたいから「コテハン」と言われるとは・・・。
ここはsage進行のため、IDが出ないのは仕方ないので
以後 数字を入れるようにします。
しばらく投下はしませんので、ご安心ください。
自分の作品やレスで不愉快な思いをさせてしまった方々、
本当に失礼しました。
ちょ。ええー?自分は…不愉快ではないけどな…。
あああ、
>>198さん、居なくなっちゃったりしないで下さいよ?
マジで。
あなたのSS読めなくなったり雑談できなくなったりなんて寂しすぎるから。
うわーんマターリしようよー…
いや、あぼーんしたいからコテハンして欲しいとか数字入れてくれって方がどうかと思うんだが・・
みんな規制かなぁ
SSの感想とか雑談ももっと色々したりしたかったけど
リアルが忙しかったり規制になったりで…
自分はSS読むのも雑談するのも楽しんでるし
>>198さんのSSも今までみたいに読みたい!
202 :
196:2010/04/08(木) 03:50:18 ID:???
>>199さん
>>201さん
ありがとうございます。
少し 冷静になりたいと思いました。
>>200さん
SS書く身としては「消えて」ぐらい・・・あります。
そんな覚悟もなく投下してませんから、居なくなりはしませんし
「つまらない・気に入らない」方には申し訳ないですが
投下するかは別で、作品は書くと思います。
他のSS職人の方々に悪いのですが
「書いても良い」と >>1さんに お許しを貰えたなら、
数字を入れて、投下したいと思います。
その時はよろしくお願いします。
203 :
1:2010/04/08(木) 06:26:06 ID:???
>>202 許すも何も…今まで通り思いっきり書いて下さいよ。
あなたが居なくならなくてヨカタよ。
またSSとか雑談楽しみにしとるです!
…ところで聞きたい事があるんだが、このスレのKBってどこ見たらわかるんだ?
アホな質問でごめん。
204 :
196:2010/04/08(木) 07:55:45 ID:???
>>1さん ありがとう!
KBは・・・ブラウザIEで見てるなら
新着レスのすぐ下に
【2ちゃんねる 3億PV/日をささえる〜】
の前に 赤字であるのが 今のKB数。(現在201KB)
専用ブラウザ(Jane Styleなど)
だと欄外下にある スレ名に続く(ラウンジ案内)の横にあります。
(ここだと200KB)←どっちが正しいのだろう?・・・
では・・またお邪魔します。
>>204 ぬああーここか!ごめん思いっ切り見落としてたww
丁寧に教えてくれてありがとう。
207 :
196:2010/04/08(木) 19:16:57 ID:???
お邪魔します。またほのぼのなのですが・・・「キス」をテーマに書いてみました。
ゲスト・・は3歳ぐらいのブラです。セクロスから離れますが・・・ま、箸休みと思ってください。
気に入らない方はスルー願います。
〜「いばら姫」〜
「あ、ここに居たの?」
木陰に座っているベジータと・・・その腕に抱かれて眠っている娘をブルマは見つけた。
その声に、口に指で(静かにしろ)と指示するベジータ。
隣に座って、小声で話しかけるブルマだった。
「飲み物を持ってきたのよ・・・。どうぞ。」
「ああ・・すまん。」
冷やしたレモネードを渡して、二人は飲んでいた。
「ここでこうしてると・・・思い出さない?」
「何をだ?」
「もう〜・・忘れちゃったの?貴方との初めての・・・キス。」
それを聞いて、噴き出すベジータ。
「もう・・・やだ、ブラにかからなかった?」
「う・・・だ、大丈夫だ・・・」
「あの時もこんな風に貴方、座って眠ってたのよネ。」
ベジータは思い出したくもない記憶がよみがえってきた。
208 :
196:2010/04/08(木) 19:17:41 ID:???
あれは・・・重力室をブルマが管理しだして、半年がたった頃の
ある日の午後、昼寝をしている俺にそっと近づいてくる気配を感じた。
敵が居ないのも手伝って、俺は木陰でトレーニングの合間に眠っていることがあった。
もちろん何かがあるとすぐ起きているのだが、時々ぐっすり眠っていたこともある。
ある日、いつもの木陰で座って昼寝をしていたら・・・・目が覚めたらコイツが寝ていた。
人の膝で気持ちよさそうに。
ムッとした俺だったが、ブルマの顔をこんなに間近で見たのはそれが初めてだった。
長い睫毛・・・・触り心地の良い髪・・・・柔らかそうな唇・・・・肌も・・・触れてみたい・・・
そんな衝動が抑えきれそうにも無かった。いつしか、俺は・・・コイツの髪を撫でていた。
そして・・・頬に触れ「柔らく温かな女の体」を感じた。そっと起こさないように、膝から外して体を抱いてやる。
腕で支えて、太ももに座らせる形から、抱き上げた。それから、俺はそのままコイツの部屋に運んでやった。
「あら〜ベジータちゃん、ゴメンナサイネェ・・・・ブルマさんたら!」
途中でこいつの母親に会わなかったら、抑えれていたか疑問だった。
ベッドに運んで、眠らせておいたが、あの抱き上げた感触を思い出すと体が火照った。
209 :
196:2010/04/08(木) 19:18:34 ID:???
次の日、その出来事を顔を赤くしながら謝って来た。
あの木陰で休んでいる俺の顔を見ながら、うとうとしてしまった、などとぬかし上がった。
人の隙に付け込んで、油断ならん女だ。
ただ、その日を境に俺の昼寝場所へ訪れる事が多くなった。
俺は別のある日、眠ったふりをしていた。
「ベジータ、眠っているの?」
声をかけられたが、わざと無視してやった。そしたら、コイツは・・・・俺の体に密着してきた。
そして事もあろうか、唇を重ねてきやがった。
「うふふふ♪眠ってる顔は可愛いんだから・・・。ついキスしたくなっちゃうのよね。
少年みたい・・・普段もこうしてたらいい男なのに。いつもしかめっ面なんだから。」
俺は赤くなりそうになるのを、理性で抑えた。
なのに、コイツは・・・ますますエスカレートしてきた。
人の手袋を外して、俺の手を自分の頬に当てて独り言を言ってやがる。
「ベジータ・・・・好きよ。だから無理しないで。」
しばらくそのまま動けなかった。ブルマもその手をずっと握っていた。
何分経っただろうか・・・・手袋を元に戻すと、頬にキスをして走り去って行った。
残された俺は・・・どうしようもない感情に支配されそうになっていた。
「アイツが・・・俺を?殺されかけたくせに何を考えてやがる?
そうか、あの日もこうやって俺に・・・・まったく油断ならん!」
憤慨しながらも、あの唇が触れた事で俺にも別の気持ちが生まれてきた。
その時、体が違う感覚に包まれていた。いつもと違う、だが大きな気を持った感覚だった。
パワーが体からあふれ出して、軽くなる。
後で気がついたのだが、スーパーサイヤ人になりかけていたらしいのだった。
210 :
196:2010/04/08(木) 19:19:35 ID:???
ブルマは
「じっと見つめていると、眉間にあるしわが消えていて・・・・本当はこんな安らかな顔になれるんだわ。
髪型は気に入らないけど・・・やっぱり好い男だわ。すっと通った鼻筋、やや薄めの口元、色白で・・・
なのに逞しい体・・・小ぶりなのにしっかり男なのよね。」
と思っていた・・・と言っていた。
初めて年齢を聞かれ、驚かれたのだが、俺はコイツより年上だった。
見た目が若いのはサイヤ人の特徴なのだから仕方がない。
それに長年の惑星への移動で、コールドスリープ状態が続いていたおかげで
肉体は若い状態が続いていた。地球(ココ)に居ついてからは、
重力の加減で緩やかに年相応になってきてはいた。
普通に話せる時に感じていたらしいが、コイツが言うには俺はかなりの博学で、
しかも宇宙理論も科学力の分野も精通していた。
ブルマの知識についていける男など、今まで居なかっただけにかなりの衝撃があったらしい。
ドラゴンボールでの願い事に関しても、無駄がないといつも言う。
別の日も、そんな俺をじっと見つめて・・・・頬にキスをしてきた。
俺は戦士であることも忘れ眠っていたらしく・・・
「うぅん・・・」 と眉間にしわが寄せ、起きることもなくまた寝入った。
その様子にもっと・・・もっと・・・と、触れたい衝動を抑えられなかったと言っていた。
また・・・コイツは俺の唇に自分の唇を重ねたのであった・・・・・
「私ね・・ドキドキが止まらなかったわ。貴方に初めてキスした時に、
三十路も近いくせに、乙女になった気分だった。」
後にそう告白していた。そっと重ねるだけだったのに・・・・コイツは・・・・もう一度キスをした。
その時、俺は目覚めた。
211 :
196:2010/04/08(木) 19:20:33 ID:???
彼の驚く顔を見ると、その漆黒の瞳に私が映っていた。もう言い訳が出来ない状況だった。
「何をしている!」 ふいに突き放されて・・・私は我に帰った。
「キスよ。知らないの?」 とつい悪態をついた。
「貴様、何のつもりだ!眠っている俺に何をするんだ。今度やったら・・・・」
そう言い終わらないうちに私は彼の唇を奪った。
最初・・・拒否しようとしていた彼は・・・なぜか私を抱きかかえる形になった。
そして・・・私が熱く濃厚なキスになった時・・・彼も答えるように同じ行為をした。
何分経ったのか・・・・私達はずっとそのまま行為を続けていた。
「ブルマさ〜ん!お茶が入ったわよ〜」
ママの声に私達は、現実に引き戻された。
あわてて、私は彼から離れ逃げるように走り去った。
(あれは・・・何だったの?彼も私を・・・?まさか・・・でも・・・男だもの本能よね。)
そう思いながら、何事も無かったように私はリビングへ戻った。
残されたベジータは・・・しばらく、その場を動けなかった、と数年たってから聞いた。
その日を境に私を意識しだしたらしく・・・必要以上に話そうとしなかったのだった。
そして・・・あんなことがあって・・・現在に至る。
212 :
196:2010/04/08(木) 19:22:37 ID:???
お互いが・・・そんなことを思い出していた。
「ねぇ・・・この本ブラが読んでたのね。」
「ああ。」 傍らにあった「いばら姫」の絵本を見てブルマは尋ねた。
「ねぇ・・・私も・・・同じように・・ね?」
そう言って、仰向けになり目を閉じた。手を胸下に組み合わせ・・・本の表紙絵の姫と同じ格好をした。
「・・・・なんのつもりだ?」
「いいじゃないの・・・ね?お・願・い。」
「・・・仕方ないな。」
俺はブラをそばに寝かせ直し・・・ブルマにキスをした。
「王子様のキスで・・・お姫様は目覚めました。うふふ・・よく出来ました。」
「ふざけるな・・・こんな所・・・ブラに・・・」
そう言っていたら、後ろで
「あ〜!ずりゅい!ママだけ!!!」
ブラが起きて、こちらを見ていた。(まずい・・・)俺は背を向けながら、頭が痛くなった。
「あら〜・・・起きてたの?じゃ、パパ、お願いね。」 ブルマは笑いながら俺の後ろを指さす。
振り返ると、ブラは同じ格好で
「パパ・・・アタチ、お姫様なのよ。」 近頃、ブルマの真似ばかりするのだった。
「まぁ、ブラったら・・・さ、がんばって王子様。」
「な・・何を!」 背中を押された。
213 :
196:2010/04/08(木) 19:24:54 ID:???
ブルマそっくりの寝顔で、待つブラを見ると・・・変な感じだった。
「仕方ないな・・・」 俺は頬にキスをした。
起き上ってブラは不服そうに、睨んでくる。
「なんだ?」
「もう!ヘタね!!パパ。」
「頬のキスに上手いも、下手もあるか!何を考えてるんだ馬鹿野郎!」
「もう・・・ママには、ちたくせに!」
「・・・・そんな事は・・・お前が大人になった時に、俺じゃないヤツにとっておけ。」
「・・・ベジータ・・・何・・言ってるのよ・・・プププ。」
ブルマが震えながら、笑いをこらえて俺に言う。
気付かなかったが、俺はそうとう変なことを言ったらしい。
「ワカッタワ、パパ。アタチの王子様に・・・、ちょうしてもらうワ。」 嬉しげに、本を抱えて
「先におうちに帰るね〜」 と走って行った。
「お、おいこら!!待て・・・・なんだ、アタチの王子様って!!」
柄にもなく焦っている俺を見て、後ろでクスクス笑うブルマを
「笑うな!!」 と怒鳴っていた。
「・・・あの子だって、いつか大人になるのよ・・・そして、私みたいに王子様に・・出会うの。」
俺に近づいて、じっと見つめる青い瞳・・・この瞳に何度惹きつけられるんだろうか。
「もう一度・・目覚めさせて・・ね。」
「仕方ないな。」 ブルマは俺の首に手を回し、俺はブルマの腰を抱えた。
そして・・・木陰で俺達は、あの時に戻ったようにキスを交わしていた。
〜「完」〜
214 :
196:2010/04/08(木) 19:29:10 ID:???
お粗末さまでした。セクロスは・・・この後に夜あったと想定ください。
なんで「いばら姫」なのかは・・・王子に薔薇を絡めたかったダケwです。
書いてるとき オリジナルラブの「接吻」がグルグルしました。
あんまり接点無い話なのにね。
読んでくださってありがとうございました。
需要のないSSばかりで申し訳ないですが
また お邪魔させていただきたいです。
不愉快な気持ちにさせてしまった方々、失礼しました。
>>214 GJ!!
短い話なんだけどドキドキ&優しい気持ちになった〜!
ベジータ、当時よく寝たふり続行出来たなぁ
さすがエリート!ww
キスSSなんだけどこれも馴れ初めのひとつと言うか
やっぱり馴れ初めはワクワクしてドキドキする
216 :
196:2010/04/09(金) 08:37:56 ID:???
>>215さん
GJありがとうございます。
キスってある程度 気持ちが無いとしない・・・ものだと思うんです。
セクロスだけの関係もあるけど、この二人は
「甘いくちづけ」で、馴れ初めとしたいと考えました。
(前の作品は無視かよ〜w)
久しぶりに「接吻〜kiss〜」を ヨウツベで視聴したら
もう15年以上前の曲だった・・・w
子どもが居ても いつまでも恋人気分でいて欲しい。
そして「仕方ないな」で 言いなりなベジータ王子なのでしたww
もうじき「改」で、「あんたも来たら〜?」が観れるかな。
217 :
196:2010/04/10(土) 09:27:34 ID:???
お邪魔します。ぼちぼち、規制も解除されたようですね。
しかし・・・こう過疎ってると 寂しいですねぇ。
雑談なのですけど、いつの時代のベジブルが萌えますか?
ワタクシは「馴れ初め〜トランクス妊娠まで」が一番好きです。
若さ(微妙w)と勢いで・・・戸惑いながらのセクロスシーンを
妄想することが多いです。全然違う時代のSS書いてるけどw
ほんと過疎気味だよね〜・・
漫画キャラ板のベジータスレはいつもそれなりに賑わってるけど
それ以外のベジスレは結構寂しい
ところで「接吻」!!最初に言われた時自分もその歌なんとなく覚えてて
合いそうだな〜って分かる気がしたんだけど今ようつべで聴いたらSSのイメージに凄いピッタリ!!
つーか15年ぐらい前の曲なのか‥‥懐かし過ぎる
ベジブルでの最萌えは
「あんたも来たら?」からトラ妊娠発覚ぐらいまでかな
あとはパラレル的なのもかなり萌えます、原作じゃなくなっちゃうけどw
219 :
196:2010/04/11(日) 09:42:39 ID:???
>>218 さん
休日だからなのかな?レスありがとう。
古い曲で・・・w 聴いてくれたんですね。
結構カバーされてて 女性も歌ってるのに驚き。
原曲以外のもイイ感じ。プライマル・・もあって懐かしい。
やっぱりその時期が萌えポイント大きいですよね。
パラレル・・かぁ。全然違う世界の話で妄想したことあります。
別の出会いとか・・ベジも地球の別の国の王子とか・・
原作飛び越えてベジブルは 楽しめますよねww
221 :
196:2010/04/12(月) 23:10:24 ID:???
>>220さん
・・・読みたいですか?規制が解けたら投下考えときます。
視聴しましたw 意外と短い曲で、すごく可愛いラブソング♪
SSに関係なくイイ曲ですね。
イメージ頂いて恐縮ですが、書いてるほうはもっと生々しいのを考えてて
だから「接吻」を思い浮かべていましたww
コットン・ガーデンの方が 原曲より好きかな・・・。
しかし またまた全サーバ規制ナンデス。
辛いですよねぇ(涙)
>>221 読みたいですよー投下待ってるので良かったら是非!
あと曲も聴いてくれて感想までdです〜
196さんのSSのベジブルは自分的にはエロあっても柔らかくて優しいイメージ
そんでこの曲は柔らかい曲調なんだけど結構歌ってる事は
「困るとこもっと見たいナ」とか「色んなとこ触って」とか「大切だから時々意地悪したくなる」とか
グイグイなんですよねw
規制・・辛いすねぇ
ベジブルはどんな体位が好きなのかな
規制受けてる人多いんだろうな
どこも書き込み少なくて寂しいわ‥
自分は去年の一斉規制の時に1000モリタポ払ってP2での書込みを有効にしたから
規制あっても一応書き込めるんだけど…
規制時でも書き込み可能なのはぴんく難民の一家スレぐらいだもんね
早く規制解除されて欲しい〜
225 :
196:2010/04/19(月) 11:51:32 ID:???
>>224 まったくだ 規制本当どうにかして欲しい・・・・
>>223 どんな体位でも、最後は正常位でフィニッシュであって欲しいw
子どもが寝静まってから、リビングで背面座位・・・
服に手を突っ込んで、胸をモミモミ
その間、耳元でなにやらゴニョゴニョw
お互い、ボトムはずりおろし状態で・・・インサート
動けなくてもどかしくなってきたら、
体制を変えて バックで突きまくる。
最後は顔を見ながらキスして、ブルマがイクのを見て
満足したら自分もイク、ベジータ。
・・・なんて妄想した。
自分のSS読み返すと、「また君に恋してる」や「君の詩」みたいな
内容になってるなぁ・・・別にビリー・バンバン
聴いて書いた訳じゃないのに。
原作のベジって結構トラブルメーカーなんだけど・・
ベジブルで考えた時、なんでこんなにラブラブにしちゃうんだろ。
願望かなぁ・・・。
226 :
196:2010/04/19(月) 11:57:17 ID:???
って言ってたら、解除されておった・・・
>>220さんのリクエスト?で書いてみました。
パラレルなんで、かなり偏ってます。気に入らない方はスルーくださいませ。
{ 注意書き }
原作と大きく異なる人物設定と 相互関係になっています。
ベジータには 弟ターブル(2008年企画アニメ)が居ます。彼らは異星人ではなく・・
別の国の王国の王子の設定です。ベジータの性格も人情味があります。
ゲストが多いので・・・そのあたり、温かく読んでいただける方のみご覧下さいませ。
気に入らない方はスルー願います。セクロスはもちろんあります。
書いた時期がかなり前なんで、今までの作品に類似点が多いです。
長くなるので、3回に分けて連投します。規制で途切れたら気にせずレス続けて下さい。
では・・・
「パラレル 〜another love story〜」
その夜のブルマは気分が重かった。
父親の代理でパーティへ出席をすることになっていたからである。
正式なパーティではないので、同行者は必要無かったが・・・・
C.C.の一人娘なので、嫌でも注目の的になるからだった。
まだ未婚の彼女を「息子の嫁」と考える企業や、関連会社の連中がウヨウヨ居るような場で、
政略結婚させようとする輩も 沢山来るのだから・・・・たまったものではない。
どんな好奇な目で見られるのかと思うと、気が進まないのも無理はないのだった。
しかし、仮にも企業の重役でもある彼女は出席しないわけにはいかなかった。
ため息交じりに、今夜のドレスを身にまとい会場へ向かった。
「これはこれは、C.C.の薔薇、ブルマ嬢よくお越しくださいました。ささ、あちらが会場です。」
主催者の ICチップ産業 ロイヤルカンパニーのバニラ会長が直々に迎えてくれた。
227 :
196:2010/04/19(月) 11:58:19 ID:???
「まあ、今宵はブルマ嬢でしたか。」
「こんばんは、ご機嫌いかがでしたか?お久しぶりですね。」
「お母様はお元気ですか?」
社交辞令的な個々の挨拶を流しながら、ぐるりと会場を見渡した。
見ると今夜の客人は皆、年配者・・・・つまり自分は完全に浮いている状態であった。
「パパったら・・・・こんなつまんないパーティへ私を寄こしたのね!」
と内心面白くなかった。
つまりは、本当に自分は品定めされるダケの状況に居るのであった。
もちろん食事も豪華であったが、喉を通らなかったし、飲み物もただ潤す程度であった。
ダンスもあったのだが・・・・お年寄り相手に踊るのはかなり苦痛だった。
そんな時間が過ぎて行き、早くも帰りたくなるのであった。
「ちょっと、酔ったみたいなので・・・外の空気を吸いますわ。」
と、理由をつけて中庭に出た。
ここの庭は広く、ビクトリア様式で噴水は立派だった。
流れる川のようになっているので、ついブルマは誰も居ないのを確かめ
裸足になって石垣に座ってその水に足を漬けた。
「ああ〜・・・気持ちいい。まったくやってられないわ。」
そんな独り言を漏らしていた時、人の気配を感じた。
あわてて立ち上がった瞬間、滑ってしまった。
「あっ!」
倒れて濡れてしまう!と目を閉じて体を固くした時、フワリと体が浮いた。
228 :
196:2010/04/19(月) 11:59:31 ID:???
「え・・・?」
「何をしている?」
見ると、小柄だががっしりとした男性に体を支えられて持ち上げられていた。
眼と眼が合った二人は
「なんて深い漆黒の瞳・・・・」
「青い・・・地球の色だ・・・」 と思い合った。
ハッとしたブルマは
「あ・・・ありがとう。」 と云うのがやっとだった。
「気をつけるんだな。なんでこんな処に1人で居るんだ?」
(自分だってそうなのに・・・)と思いつつ、彼の質問に答えた。
「父の代理出席で初めから気が進まないパーティだからよ・・・・。」
思わず本音が出てしまい、(しまった)と思ったが遅かった。
「あ・・あなただって、なんでこんな処に居るの?」
話題を逸らそうと逆に質問した。
「俺も同じだからだ。」
きっぱりと答える彼に、親しみを感じ笑ってしまった。
「フフフフ。似てるわね、私達。」
そのまま、抱きかかえてくれた彼はブルマを石垣の上に座らせた。
「濡れているぞ。」
ポケットからハンカチーフを出した。
「あ・・ハンカチーフなら私も・・・」 そう言ったが、もう遅かった。
彼の手が、ブルマの裸足に触れた瞬間心臓が震えた。
ドキドキしている自分に、気づかれないように必死だった。
229 :
196:2010/04/19(月) 12:00:37 ID:???
そんな彼女をお構いなしに、彼は話を続けた。
「だが、貴様は・・・楽しんでいるのではなかったのか?ダンスもして、食べて飲んでたし。」
「見てたの?!・・・あれは、社交辞令よ。こういう場ではそうしなきゃ会社の付き合いなんだから。」
「ふぅん・・・俺は、まっぴらだ。だから、挨拶したらここへ避難だ。」
「でもね、本当はダンス好きなのよ。今日はお年寄りばかりだから・・・・」
「じゃ、俺が踊ってやろうか?」
偉そうな物言いだったが、気分は悪くなかった。靴をはき終えて、支えて貰った。
背丈はあまり変わらなかった。少しだけ大きいぐらいだったが、ダンスには支障なさそうであった。
「ちょうどワルツだ。聴こえてきただろう。」
噴水の周りを彼のリードで踊った。
(上手だわ・・・この人)今まで踊ってきた誰よりも、息もぴったりで驚いた。
それに、自分の足も自然にステップを出せた。
一曲終わって彼が言った。
「流石だな、なかなか上手いもんだ。」
「あ・・・あなたのリードが良かったからよ。でも・・今まで一度も会ったことないわね。」
「さっきも言っただろう。俺はこんな場は好かない。今夜は仕方なく親父の代わりだ。」
「あなたの名前は?」
「俺はベジータ。サイヤン鉱石コーポレーション専務だ。」
「ええっ!じゃ・・・あなたが、あのサイヤン社長の息子だったの?」
230 :
196:2010/04/19(月) 12:02:35 ID:???
サイヤン鉱石Co.は・・・・その昔、R.R軍のミサイル実験の失敗で滅んだ国の国王と
その生き残りで立ち上げた会社だった。
国そのものは西の都の5分の1ぐらいだったが、その国民の殆どが死滅したのだった。
幸いにも2人の王子は留学中で、国王も側近数人と一緒に別の国へ視察へ行っていた。
だが・・・王妃とその家臣、国民は犠牲になった。
各国の援助もあったので、国は再建したのだが、頑なに国王は他の民族を住まわせず、
国そのものを企業にしたのだった。
国土にはミサイルのおかげで、鉱脈が発見され・・・・皮肉なことにそれが資源となり
会社は繁栄したのだった。しかし、社員は生き残りの人間だけで構成されており、
世界的企業にしては小規模の会社であった。
ブルマのC.C.とは、原材料の調達をここから60%取引しており、実際会ったことは無かったが
面識はあった。ただ、息子達のことは噂でしか聞いておらず、見たことも無かった。
理由の一つは兄の王子は気位が高く、人づきあいが苦手であること。
それに加えて仕事の鬼で人当たりが厳しく、誰もそんな場に彼を招待しなかったこともある。
弟は病弱なので、主に企業の内部取引をCPで制御する担当だったので、公には出ていなかった。
父親のサイヤン元国王は、そんな息子たちをかなり心配していた。
特に・・・・ベジータは・・・「嫁を迎えよ」とお見合いするも、すべて断られていた。
ベジータにその気は無く、わざと断れらる様に持って行ったこともあるが、
最大の原因はその食欲だった。
どんなやさしい娘でも、あの食事風景を見たら・・・・断るだろうとあきらめていた部分もあった。
そんな経緯が、ブルマの頭の中でグルグルした。
231 :
196:2010/04/19(月) 12:05:35 ID:???
「噂は聞いているわ。でも・・想像してたより・・若いのね。」
「貴様はC.C.のブルマだろう?俺も知っている。そういえば、囲っていた男はどうなったんだ?」
ムッとした彼女は声を荒げて答えた。
「何よ、それ。失礼ね!!囲ってたんじゃないわよ!居候!! ちゃんと家賃だって納めてたんだし、恋人だったんだから!」
「・・・フン。どうであれ、そう言われる状況だったんだろ?今じゃフリーで選り取り見取りって噂だぞ。」
ある意味真実なので、ブルマは落ち込んだ。
黙っている彼女に少し言い過ぎた気がしたベジータは
「・・・気にするな。噂なんてそんなもんだ。俺だって苦労した。」 と励ました。
「そんなんじゃないのよ。結局、彼は私との結婚は望んでなかっただけ。」
寂しそうに答えたブルマの横顔を見て、自分と同じ環境にいる彼女に少しだけ興味を覚えた。
「お互い、辛いな。結婚相手なんてどうでも良いのにな。」
勝手に同じだと思い込んでいる彼はそうつないだ。
「?・・・どうでも良くは無いわよ!私だって年頃なんだから、自分の王子様を夢見たいわ!」
「そ、それは失礼したな。だがなんだ?王子様って?」
「女の子はね・・・一度は夢に見るのよ『いつか素敵な王子様が私を迎えに来る』って!
あなたなんかに分かる訳ないでしょうけど。」
「・・・・ふん、滅んだ国の王子の気持ちも分らんくせに偉そうに。」
それを聞いてブルマの心は痛んだ。
「ごめんなさい・・・・」
いつもの彼女なら言わない言葉だった。
「謝らなくても良い。さ、俺はもう帰ろうと思うが・・・貴様は戻るのか?」
「あ〜・・・そうだ!ねぇ、私に合わせてくれない?お願い!」
「は?ま、帰れるなら・・・」
勝手にブルマのペースになっているベジータだった。
232 :
196:2010/04/19(月) 12:08:09 ID:???
「すみません、バニラ会長・・・私、気分がすぐれませんの。
丁度、ベジータさんが送ってくださるそうなので・・・・ご厚意に甘えようと思います。」
「おお、それはいけません。では、ベジータ専務くれぐれも大事ないようお願いします。」
その言葉を聞き終わらないうちに2人は腕を組みながら、出て行った。
後で少し噂になっていたらしい事実を知るのはもっと先の話である。
「よくも、そんな嘘を言えたもんだ。」
「何よ、文句ある?あれが一番不自然じゃない去り方なのよ。」
「俺も一緒か。」
「いいじゃないの、こんな美女を送れる名誉を与えてあげたんだから。」
(偉そうな女だな・・・・)
「何か言った?」
ジェットフライヤーで同乗しながら、彼は彼女の横顔を見ていた。
(黙って居れば・・・そう悪くはないな)
今までお見合い相手にも、見てきた女性にも抱かなかった感情だった。その事実に気がついて、焦ってきた。
「ねぇ・・」
「なんだ?」
「このまま帰るの勿体なくない?」
「は?」
「良いところ知ってるのよ、丁度その道具もあるし・・・・
材料だけ調達して、あ、着替えも一緒に持って行ってバーベキューでもしない?」
「・・・・いきなり初対面の男と何を考えてるんだ?貴様・・・仮にも・・・」
「嫌だ、何誤解してんのよ。あなたとは気が合いそうだから、楽しみたいだけよ。」
「ま、別につきあってやっても良いがな。」
「じゃ、その前に服をなんとかしなきゃ。私の普段着はあるんだけど・・・あなたのは・・」
「心配ない。着替えなら持ってる。いつまでもこんな格好でいられるか。」
「じゃ、決まりね。」
「そういうことだ。」
233 :
196:2010/04/19(月) 12:08:58 ID:???
その後、ブルマのお気に入りの場所で 満天の星空の下でバーベキューを楽しみ・・・・
簡易ハウスで一夜を共にした。
但し、やましい事は何もなく「仲間」としての付き合いが始まったのであった。
お互いの家には「友人の家に泊まる」と伝言はしたのだったが。
2人きりで、色々な話をした。
今までの会社の社史や、恋人の話、両親の話、部下や仕事の話・・・将来の考え、夢などを。
ブルマの知識にベジータは負けては居なかった。
帝王学を学び、博士号を取得していた彼は、並みの科学者より優秀だったのだ。
今までの男達は、彼女の優れた部分を認めようとしなかった。
どちらかと言えば「女は家庭に入れ」な輩ばかりで、企業同士の結婚を望んでいた。
科学者としてのプライドを傷つけられたこともあった。
ベジータはそんなブルマを気の毒に思った。
2人とも天才と言われていたが、人に言えない努力の積み重ねで、今の自分を作っていた共通点が
沢山あった。今や巨大な企業となった自分の親の会社の行く末を考え、行動しているのも同じだった。
「私達、同志なのかもね。」
「ま、そうだな・・・惜しいな、貴様が男だったら・・・・親友になれただろうに。」
「あら、それは心外だわ。女でもいい関係は持てると思うのに。」
「・・・・そうとも言えまい。」
深い意味は無かったが、ベジータは本能でブルマの女の部分は武器にはなるが、
心情としては自分・・つまり男にとっては不要な部分であった。
特に「友情」と限定されると・・・・その先は無理だと言われているようなものだった。
そのくせ、やたら親しくなろうとするから厄介だと思った。
それらをこの数時間で学ぶべジータも大したものだった。
普通の男なら、勘違いしてブルマに平手打ちされて終わりなのだった。
・・・・ベジータはその点でも賢かったと言える。
234 :
196:2010/04/19(月) 12:10:56 ID:???
つづきます。
連投規制があるので、また後ほど。気にせずレス願います。
きゃー!待ってました〜!!
仕事中(今は昼休み)なんで家帰ったら読むお
超楽しみ
236 :
196:2010/04/19(月) 13:32:48 ID:???
>>235さん、どうもです。期待に添えるとイイですが・・・
>>233からのつづき〜
そんな彼の考えに全く気付かずに ブルマはあっけらかんと言った。
「でも、もう仲間よ。」
「そうだな。」
「今度またパーティがつまんなかったら、この手で抜け出しましょうよ!」
「おまえは気楽だな・・・・。」
笑いながら、ブルマも思っていた。
(この関係は壊したくないな・・・・。ベジータ、うん素敵な友達だわ。)
ブルマはその時は・・・そう自分を納得させていた。
何かの話で「トレーニングウェア」がしっくりこないとベジータが言うので、
「じゃ、私が開発してあげるわ!」と約束した。
週末、ベジータの家に訪れたブルマは驚愕した。
「無駄に広い家ね・・・・」
「ああ、俺と親父と弟、部下2人だけだからな。」
「ね・・・ここってもしかして、宮殿じゃないの?」
「・・・・そうだ。こことこの先の別荘だけが・・・なんとか残ったんだ。修復して住んでいる。会社も兼ねているがな。」
「いらっしゃいませ、ブルマ嬢。若から話は伺っております。」
背の高い、長髪を結わえている男が迎え入れた。
「ラディッツだ。あの滅亡の日・・・・俺の世話役だったから助かった。」
「よろしく、ブルマです。」
握手をして、そのままトレーニング室へ案内された。
237 :
196:2010/04/19(月) 13:35:20 ID:???
ベジータは実は格闘技を極めていて、自己流であったがかなり強かった。
聞けば、悟空のように空も飛べるし、気功波も打てるらしい。
サイヤ人の特性をラディッツから聞いているうちに、ふと孫悟空も似たような感じだったことに
ブルマは気がついた。
「ねぇ?私の知り合いに孫悟空クンって居るんだけど・・・・同じ特性があるのよ。
もしかして・・・・サイアン国の血を引いてるんじゃないのかな?」
「なんだと?本当か?なら、一度会いに行ってみたいな。ブルマ、案内してくれ。」
「ええ、良いわ。このあとでね。」
トレーニング室にはスキンヘッドの大男が、メンテナンスをしていた。
「おお、お待ちしておりました。さ、こちらです。ラディッツ、御苦労だったな。
後は俺が引き受けた。・・・・飲み物を用意しますから、お待ちください。」
体に似合わず、丁寧な様子に思わず笑顔になった。
「こっちがナッパだ。」
簡単な紹介をし、彼が支度をするために部屋を出たときベジータはブルマに言った。
「・・・・ナッパは最後までこの国を守ろうと力を尽くした兵士の生き残りだった。
王妃を守れなかった責任を感じて、何度も自殺しようとしたが・・・俺が許さなかった。
あいつは俺のお目付け役で・・・ずっとそばで面倒を見てくれた存在だったからな・・・・。」
「そうだったの・・・。」
過去を振り返るベジータはどこかいつも寂しげだった。
人を寄せ付けないのはプライドもあったが・・・よその国の人間を信用出来なかったことも原因にあった。
なぜか・・・ブルマだけにはそんな話も出来る、と語った。
238 :
196:2010/04/19(月) 13:38:44 ID:???
「これがいつも使っている、ウェアだ。」
「へぇ・・・変わった素材ね。」
「原料はこの国のものしか使ってはいない。だが、収縮は良いのだが・・・あらゆる点で不満がある。」
「任せて、このブルマさんの天才的頭脳で必ず満足いくものを作るわ!」
そんな二人の様子を蔭ながら見守るナッパ。
「今までの王子なら・・・・あんな風に女性を連れてくることも、話をすることも無かった。
これは、良縁だ!絶対ブルマさんをこのサイヤン国へお招き出来るように俺らも協力せねば!!」
「意気込むのは良いがな・・・ナッパ。あんまりそのことに触れると、気難しい王子のことだから、
気まずくなって破局なる。そっと見守るほうが良いと俺は思うぞ。」
「そ・・・そうか?」
「まあ、あの王子を気に入ってくれている稀な人物の一人だと気楽に思わないと・・・・
でも、王子面食いなんだなぁ。王妃様も美しい方だったが、匹敵するぐらい美人だ。」
「そうだな・・・タイプは全然違うけどな。」
2人は顔を見合わせて、クスクス笑った。
あの悲劇からがむしゃらに働いてきた2人にとって、心から笑えた瞬間だった。
2人は王子と共に、国王を支え、もう1人の王子も世話してきたのだった。
「おい、ラディッツ!!喜べ、お前の弟が見つかったぞ!!」
それは悟空の家から帰ってきた王子の第一声だった。
聞けば、初めて自分に戦い方を教えてくれたバーダック、つまりラディッツの父親と
そっくりの顔の男が孫悟空だったのだ。
出生の話を、彼の育ての祖父にあたる孫悟飯から聞いていた話と、幼いころにさらわれたカカロットと
酷似していた点、それとシッポが生えていて変身する点、強さが人並み以上な点・・・・
とサイヤン国民と同等だったのもあった。
239 :
196:2010/04/19(月) 13:41:03 ID:???
ラディッツの元へ孫悟空一家が、その後遊びにやってきた。
孫悟空の顔を見たラディッツは「本当に生き写しだ・・・・カカロット・・・俺の弟に間違いない・・」
言われる前に血液検査をブルマにしてもらったおかげで99.9%間違いなかった。
適当な学校も無い状態だったので、ラディッツが週末に息子の悟飯をここに寄越して勉強を見た。
ベジータもそうして家庭教師を彼にしてもらっていたが、元来天才的な頭脳の持ち主では
物足りなかったそうだ。
悟飯は伯父さんも出来、遊びに来れる広い宮殿が大好きになった。
ナッパにも懐いて、格闘技を覚えていった。
ブルマは週末にいつもやって来た。そしてベジータと開発したウェアを通じて親しくなっていた。
時にはお揃いのウェアでテニスをしたり、宮殿を案内されつつ話をした。
孫悟空一家も度々お邪魔して、楽しいひと時を過ごした。
「子供の声や笑い声なんて何十年ぶりだろう」
サイアン社長はターブルとほほ笑みあった。 体が弱かった彼は、外であんなに跳ねまわった記憶がない。
ベジータも彼に遠慮して、見える所ではそんなふるまいをしなかったからである。
「ねぇ、父さん。」
「なんだ?ターブル」
「ブルマさんが、兄さんの御嫁さんになってくれると良いですね。」
「そうだな・・・一度正式に話を進めたほうが良いのかもしれないな。」
「駄目ですよ、分かってないな・・・・兄さんの性格からいって、それじゃ逆効果です。」
「何か作戦でもあるのか?」
「ま、僕の考えですけどもうしばらく待ってもらえますか?」
「そうか、お前も一人前になってきたな。よし、その件は任せよう。」
「ありがとう。僕も兄さんには幸せになってもらいたいから。」
240 :
196:2010/04/19(月) 13:43:23 ID:???
それから何カ月が経過した。もうブルマは週末は、宮殿に宿泊するほど親しくなっていた。
「戻ると面倒だし。」
と、トレーニングマシーンまでメンテナンスすることになった彼女だった。
ベジータのプライベートタイムはほぼ、彼女と過ごす事になっていた。
話は尽きることなく、未来の事も時折混ぜて話していた。
お互いの会社の事を思い、半永久的に取引を行えるように計らう事や、
仮にお互いが家庭を持とうとも、この友情関係は途絶えないようにしたいとだけ告げていた。
言ってしまってから・・・2人とも黙りこんだ。
(なんで・・・恋人になろうって言ってくれないんだろう・・・) とブルマは考え、
(どうして、恋人になってくれって言えないんだ・・・) とベジータは後悔した。
最初に友情を出されてしまったので、ベジータはブルマをなるべく女性と見ないでいた。
だが、ブルマは・・・そんな彼を歯がゆく思った。自分で言い出したことなのに。
それでも、この微妙な関係は世間的には「恋人同士」と捉えられていた。
チチはお節介を焼こうとするが、兄から口添えされていた悟空は
「ソッとしておくんだぞ」 と釘を刺した。
無邪気な悟飯だけは・・・
「ねぇ、ブルマさんいつ結婚するの?」 と質問をしては困らせていた。
そんな時、慌ててナッパが抱えて走った。
なるべく、2人きりにさせようと言う空気が周囲の暗黙の了解なっていた。
広い宮殿なのでそれは可能だった。2人きりだと素直になれそうな感じではあったが・・・
時折、ブルマが転びそうになって支えたり・・・のハプニングでもない限り、抱き合うとか、
手を繋ぐも無かった。流石のブルマも女としての自信が揺らいだ。
だが、ベジータは必死で堪えていたのだった。ふと無防備にしがみつくブルマの体温を感じる時、
襲ってしまいそうになる自分がそこにいた。
241 :
196:2010/04/19(月) 13:46:57 ID:???
トレーニングマシーンの調整をしてもらっていて、木陰で寝そべって待っていた彼はウトウトしてしまった。
連日の激務で寝る暇があまりなく、それでも週末はブルマの為に開けていた。
「終ったわよ・・・あ・・ベジータ。眠っているのね・・・」
その安らかな寝顔は、年齢よりも幼く見えた。
「フフフ・・・可愛い♪」
ブルマは横に座って、見つめていた。
そして、彼の頭をそっと抱きあげ・・・膝に乗せた。
「ムゥ・・・・」 と顔をしかめたが、起きなかった彼をますます可愛く思った。
その寝顔を見つめ、「このままいつまでもこうしていたいな。」と考えていた。
そして・・・彼は目覚めた。
「なっ・・なにをっ・・・」 この状況に焦り、慌てて飛び起きて体制を整えた。
「よく眠っていたわ。疲れていたのね・・・もう少し休んだら?」
「・・・いや、もういい・・・すまん。」
背を向けた彼に愛おしさがこみ上げてきたブルマは・・・
「・・ベジータ・・・」 と背中に寄り添った。驚いたベジータはブルマの体温を感じていた。
「ブルマ・・・」 向きなおり、彼女を見た。潤んだ青い瞳が自分を映していた。
その瞳に惹かれあうように・・・ベジータはブルマにそっとキスをした。
そして・・・彼女を抱きしめた。時間は止まり、何も聞こえずお互いだけが存在していた。
木陰で寄り添う二人を偶然目撃したターブルは 「そろそろかな・・・」 と計画を実行する決心をした。
しかし、ベジータの態度は その後も今までと変わらなかった。
むしろ、距離を置こうとしている気がした。あの出来事は・・・・忘れられないものだったのに、
何事もなかったかのように振る舞う彼に、何も言えなくなったブルマだった。
(どうして・・・?!ベジータ!あれは気まぐれだったの?) と聞くのが怖かった。
だが・・聞いたとして、この微妙な関係が無くなるほうがもっと怖かった。
242 :
196:2010/04/19(月) 13:52:39 ID:???
(ブルマ・・・!!許せ・・俺は・・このままだとお前を抱いてしまいそうだ・・・)
そう彼が自制させて居ることを彼女は知らなかった。
(所詮、女と友情を深めるなんて無理なんだ・・・俺が押さえないとどうにもならないんだ) と葛藤していた。
その2週間後に、仕事場でブルマに偶然会ったベジータは、彼女から
「もうすぐお見合いがあるの」と相談を持ちかけられた。
週末、2人は今は使われていない別荘に居た。
「本当は嫌なの。でも・・先方が強引で断り切れなかったんだって。会うだけって口では言ってるけど
絶対この話は進められる感じなの・・・もうここにも来れないかもしれないわ。私・・・どうしたら・・・」
悲観に暮れる彼女に 何と言っていいのか困っている自分がいた。
「・・・・オマエはどうしたいんだ?逃げ出したいなら協力するが・・・それでC.C.が救われるのか?」
つい、心にもない事を口走ってしまう。
企業を背負う立場の人間は、個人を優先するわけにもいかなかった。
それはブルマも同じでわかり過ぎるほど分かっていた。でも、そんな答えを望んでは居なかった。
「・・・・・ベジータ・・・」
そう云いながら、見つめた彼女の瞳は涙が溢れて止まらなかった。
見つめていたベジータの理性の糸が切れた・・・。気が付いたら、抱きしめていた。
「ブルマ・・・離したくない・・・俺は・・俺は・・・誰にもオマエを渡すもんか!」
「ベジータ・・・私も、私も・・・アナタ以外 駄目・・駄目なの・・・」
言い終わらないうちに、2人はキスを交わした。それはやがて濃厚になり・・・ベッドへ誘った。
「あ・・ん・・」
「後悔しないな?」
無言で頷くブルマの服を脱がそうとするが・・・余裕は全く無かった。
「自分で・・脱ぐから待って・・」
そっと手を止めて、下着だけになった。
先に全裸になっていたベジータを見て、ブルマはその身体の美しさと妖しさに息をのんだ。
243 :
196:2010/04/19(月) 13:57:10 ID:???
「来て・・・ベジータ」
「ああ・・」
わずかの布をはぎ取ると、豊かな乳房と滑らかな肌がそこにあった。キスを首筋から這わせ、体中に刻印を残していく。
その行為はぎこちないまでも、愛情に溢れていた。何をされてもブルマは震えるほどの快感があった。
「好き・・・愛してる・・・」
彼の髪を梳きながら、つぶやいた。
「俺の・・・ブルマだ・・・誰にも・・・」
そう云いながら、秘所に手が伸びた。彼の指でが敏感な部分を弄ぶ。
「こんなになってるぞ・・・」
「イヤ・・言わないで・・」
溢れるほどの愛液でベジータの右手は濡れた。
「触ってみろ・・・」 自分の熱くなったモノをブルマに握らせた。
「・・・!!む・・無理じゃない?あ・・あたし壊れちゃう・・かも」
「力を抜け・・ゆっくり入れるぞ。」
心配したが、彼の誘導で少しの痛みが走ったが・・しっかり咥えこんだ。
(・・・ああ・・・なんて・・気持が好いんだ・・) とベジータは思った。
(うぅぅ・・痛い・・・苦しい・・でも・・やっと彼と一つになれた・・) とブルマは喜びが大きかった。
「動くぞ・・・」 グラインドが激しくなるにつれ、何かの波がブルマを巻き込んだ。
「ああ・・ぁぁ・・・フゥゥン・・・アッ!」
声が自然に出てしまう。しばらくして、意識が飛んだ・・・・ベジータはその瞬間ブルマの中で爆発させた。
「・・・ルマ、ブルマ・・・」
意識が戻ってきた。自分を呼ぶベジータが心配そうに見ていた。
「あ・・ベジータ。」
「大丈夫か?すまん・・・乱暴にして・・・抑えきれなかった・・・・」
「あ・・・私?あ、気を失っちゃったんだ・・・あんまり気持ち良くって・・・」
「そ、そうか・・・良かった。あ・・・」
「・・・・?どうしたの?あっ・・・」
244 :
196:2010/04/19(月) 14:00:04 ID:???
シーツに赤いシミが広がっていた。
「は・・初めてだったのか?」 ブルマは真っ赤になった。
「そ・・そうよ、悪い?」
恋人がいたのでは?と思って不思議そうにシミを見ていたベジータにブルマは言った。
「恋人がいても・・・私、身持ちは固かったのよ・・・あの彼に抱かれたくなかったの。
浮気症なのもあったけど・・・なぜかね・・邪魔が入って駄目だったの。」
「噂もあてにはならんと言うことだな。」
そっとキスしてブルマは言った。
「そうよ、私の王子様。」
「・・・あの時の話か。」
あの瞬間・・・出会った時にお互いが心を奪われていたのだと、思えた。
「ねぇ、お見合い話はこれで断ってもいいよね。」
寄り添いながら聞いたブルマだった。
「いや・・したほうが良いだろう。」
意外な答えが返ってきた。
「どうして?!遊びなの!」
「違う・・・その場に俺が行ってやる。そして、オマエを連れ去ってやる。
後はちゃんと正式に迎えられるよう手はずは整えてやるから。」
「・・・それ、なんかの映画の影響?でも・・・そのほうが真実味があるのかもね。
きっと先方に言葉で言っても信じないだろうし。」
「では・・・後で場所と時間を教えてくれ。」
「後でって・・・あ・・・」
2人は第二ラウンドに突入したのだった。
245 :
196:2010/04/19(月) 14:20:15 ID:???
側近2人はベジータからの連絡を受け、食事の用意をロボにインプットして待っていた。そこへターブルがやって来た。
「あの別荘は思い出が多すぎて、近寄らなかったのに・・・。兄さんはブルマさんと一緒なんですか・・。」
「あ、これはターブル様。どうされました?」
「ナッパ、ラディッツ・・・これから僕が言う計画を確実に実行して欲しい。」
「は?・・・はい、若の為なら俺は喜んで。」
「俺も異存はありません。でも・・・本当にこれで大丈夫ですか?」
「あの兄さんにはこれが一番なんですよ。」 自信たっぷりに答えた。
そして・・・運命の日。
「なんだと!俺も見合い?!」
「そうなんですよ・・・すみません、連絡が遅くなってしまって・・・」
「行かんぞ。」
「は?御冗談を」
「行かんぞ!!!!」
気功波ではじけ飛ばされそうになりながら、ターブルから貰った秘策の薬を飲ませていた
ベジータはすぐに動けなくなった。
「き・・・貴様ら、俺をたばかったな・・・く・・・ブ、ブルマ・・・」
携帯も取り上げられ、支度を整えられてしまった。
向かった先はブルマも見合いする場所だった。
自力でなんとか逃れようと必死のベジータは・・・信じられない力でエアカーから逃げだした。
「だ・・大丈夫でしょうか?」
携帯で様子を伝えたナッパにターブルは答えた。
「計画通りですから、心配なく。」
ブルマは、これまで見たこともないほど美しく着飾っていた。
両親から「ここからはお互いで話あってね」と特別に用意された部屋に置き去りにされた。
携帯でその部屋の番号をベジータに知らせた。だが・・返事がない。
246 :
196:2010/04/19(月) 14:23:59 ID:???
ベジータは受信していたのだが、電源が切れかけた状態で画面を見るのが精いっぱいだった。
ただし、部屋の番号は分かった。
「ヤツが来る前に・・・!」
知りもしない相手に戦闘状態になっていた。
部屋を乱暴に開け、「ブルマ!!」
泣きそうになっていた彼女を抱きしめた。
「・・・・誰も居ないのか?」
「分からないの、ここで一人で待ちなさいって・・・本人同士で話し合ったほうが良いからって。」
「で・・・オマエの相手って誰なんだ?」
「あ!そういえば顔も知らないんだった。確か・・・この釣り書が・・・」
その封書を開いて二人は驚いた。
「えっ・・・!?これ・・って・・・ベジータ?」
「お、俺じゃないか・・・」
「「どういうことだ?」」
いぶかしがる2人だったが、
「でも・・・私の相手なのよね?」
「ああ、そうみたいだな。」
「私は異存ないわ。」
「俺もだ。」
「じゃ・・・言ってくれる?」
「結婚しよう、ブルマ。俺の・・俺の子を産んでくれ・・・良いか?」
「了解。」
そう答えた瞬間、後ろから拍手があった。見るとナッパ、ラディッツ、サイヤン社長、ブルマの両親だった。
そして・・・ターブルが言った。
「話し合いはすみましたか?兄さん。」
247 :
196:2010/04/19(月) 14:27:26 ID:???
「・・・!!分かったぞ、お前か!」
「どういうこと?」
「そういうことです。兄さんはね・・ブルマさん、他人に取られると思ったら絶対に自分の物に
したがる性格なんですよ。すんなりいくことを望んでなくてね、結構あまのじゃくなんです。
素直になれないんですよ、昔から。そのくせ・・・自制心が強くて損ばかりしていて・・・。
僕はアナタなら、きっとよきパートナーになれると考えてました。
でも、それを他人から言われると余計に意固地になるから・・・こうしたんです。
いささか、拍子抜けするぐらいうまく行きましたけど。」
「この・・・!兄をなんだと思ってやがる!」
「ありがとう、ターブル君・・・そうね、そういうところあるわね。でもいつかはこうなれたと思うわ。
私が相手だもの。その点では、彼には私が向いていたのよ。フフフ。」
「サイヤン社長、いや・・・親父。俺は会社も大事だが、彼女も大事だ。
ブリーフ博士、ブルマと俺を認めてくれるだろうか。」
「ふぉほっほ、ワシらに異存はないよ、ベジータ君。こんな良縁 他には臨めんからなのう。」
「そうよ、ベジータちゃんが息子になるんだったら、ママ毎日デートに誘っちゃうわ。」
「ベジータ、お前のことだから将来の事も会社のことも考えているのだろう。私には何も云う必要はない。」
「若、俺らも力になりますから。」
「未来は安泰ですぜ。」
「兄さん・・・もし、会社が負担に思えるなら、僕がなんとかします。だから、ブルマさんを幸せにしてあげてください。
ブルマさん、兄さんをよろしくお願いしますね。」
「生意気言うな!」
「ええ、こちらこそ、よろしくね。」
2人を残して皆は退散した。その特別室はスイートだった。
つまり・・・事実上、彼らの黙認でそこで過ごせということだった。
248 :
196:2010/04/19(月) 14:31:45 ID:???
「なんだか・・照れちゃうわ。」
「ああ・・でも折角だから、ルームサービスを取るか。」
大量の食事を納めていくベジータを見て幸せを感じていた。
「・・・・お前は最初から,俺の食事風景を嫌がらなかったな?」
「そう?感心はしたけど。あ、孫クンがそうだったからかしら?
サイヤン国民はみんなそうなのかなっ・・・てぼんやり思ったわ。」
「・・・戦闘能力が高いほどそうなんだ・・・、ターブルはそうじゃない。」
「じゃ、孫クンはそうなんだ。どうりで強いはずね。」
「ヤツのお陰か・・・」
「え?」
「今まで、お見合いはすべてこの姿を見せて 断らせていたんだ。」
「え?そうなの?でも私は・・・?」
「その必要はなかったからな。お前は同志で親友で・・・恋人になった。」
「で・・今度は奥さんになるのね。」
「そういうことだ。」
「食後のデザートは何を頼む?」
メニューを開こうとする手を・・・ベジータは掴み言った。
「そんなものはお前で充分だ。」
「・・・・もう、バカ・・・。」
その後・・・ワインと甘い口づけで幸福に酔いしれた2人は、ベッドで愛を確かめ合っていた。
・・・・それから数十年間のC.C.とサイヤン鉱石Co.の発展は、彼らの息子トランクスが力を尽くし
ターブル会長の娘と共に世界的に業績ナンバーワンになっていったのであった。
〜「完」〜
249 :
196:2010/04/19(月) 14:46:27 ID:???
お粗末さまでした。・・・こんな話ですみません。
王子、動けないサイヤ人を大事にしてるしw ゲスト大杉なお話になってしまいました。
だんだん「友情」→「愛情」になっていく・・・お話のつもりだったのですが、
なんか違う方向へイッてしまうなぁ。すんなり結婚すりゃいいのに、ですしw
今回、規制が長かったので、違う出会いでのシチュを他にも妄想してみました。
需要がありましたら、またの機会に投下したいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
>>249 GJ!!面白かったよ〜!
他シチュも是非お願いします!
>>225で書いてたセクロス妄想も興奮したww
「また君に恋してる」は改めて歌詞見たけど196さんのSSに合いますね
あとベジブルのベジを素敵に妄想しちゃうのは、やっぱり多少なりとも願望あるんじゃないかな
自分もベジを見たり語ったりする時、やっぱり多少願望も混じってると言うか
贔屓目で見てたりもすると思うw
251 :
196:2010/04/20(火) 10:10:27 ID:???
>>250 さん
こんなお話で・・・GJありがとうございます。
サイヤンをサイアンにしておるし・・C.C.もなんか変換オカシイし・・
「誤字ータ」なワタシで失礼しました。
225の妄想エロww 何かでまた使えたらイイなぁ。
家の中や庭で 家族の目を盗んでセクロス・・・
結構萌えますよねw
SSのベジはやっぱり願望なんでしょうねぇw
いつまでも恋人気分で居て欲しいのも
言葉に出さずに家族を愛してるのもw
別シチュは 短いので・・・連投になりますが、
また規制にならないうちに投下します。
252 :
196:2010/04/20(火) 11:19:48 ID:???
これも微妙に「パラレル」です。違う出会いと考えて・・・
なんか間違えてる気もする話になってしまいました。(汗)
朝チュン程度のエロですが。気に入らない方は、見逃しスルー願います。
〜「芽生え」〜
「いつか王子様が・・・」と夢見て、旅に出た私は
いろんなことを経て、今自分の家で普通の高校生として
生活を送り・・・今は大学院生だった。
途中で一緒になった、仲間と彼氏を連れて帰って・・・暮らしていた。
でも、彼とは浮気されたり、ケンカばかりしていて、本気で別れようか?
と考えあぐねていた。
その日もイライラした私は 「どこか遠くへ行きたい」と
パパが作った宇宙船を利用した。
まだ試作品で・・・一人乗りだった。本当は持ち出し禁止だったけど、
とにかく私は、もう地球で同じ空気を吸いたくなかった。
反省させたくて、心配させてやろうと考えたのもあった。
星の広がる宇宙空間を漂って・・・ぼんやり地球を見ていた。
そしたら・・・突然・・・計器が狂いだして・・・軌道を大きくずれていた。
「やだ!!戻れなくなっちゃう!」
焦れば焦るほど、ますます軌道が外れていき・・・・ガクン!と大きく揺れたと
思ったら、何かの空間へ引きずり込まれていった。
「助けて!!パパ!ママ!!」そう叫んだ時、意識も飛んで行った・・・・。
253 :
196:2010/04/20(火) 11:21:06 ID:???
「おい、おい、起きろ!」 人の声が聞こえた。
「私・・・生きてる・・・生きてるわ!!」 そう叫んで、起き上った。
見ると・・・どこかの草原に寝そべっていたようだった。
「やっと目が覚めたか。いきなり人の目の前に現れやがって!
衝突しかけたのを救ってやったんだ、ありがたく思え!」
乱暴な話し方をする男の子を・・・私は見た。
髪の毛が逆立っていて、目つきは鋭く・・・幼そうだけど、物言いは偉そうだった。
まだ4〜5歳ぐらいなのか? でもどこか整った身なりなので品があった。
「こ・・・ここはどこなの?」
「変な奴だな。ここは惑星ベジータ。俺はこの星の王子だ。」
その子はそう答えた。
その経緯をブルマはその子から聞き、自分が宇宙空間の亀裂から
別の惑星へワープしたのだと考えていた。
(でも・・・どうやって帰れば良いのよ!)
「貴様はどこへ行くつもりだった?どこから来たんだ?」
彼の質問はブルマを困惑させるだけだったが
「地球・・・から来たんだけど・・・きっと戻れない。」
こんな幼子に言っても仕方がないのに・・・涙がこぼれた。
254 :
196:2010/04/20(火) 11:23:41 ID:???
「ふん・・だったら、俺の家来になれ。ここに住めば食べさせてはやる。」
そう答えた彼をまっすぐ見た。
すると・・・そのブルマの目を見た彼は、顔が赤くなっていた。
「な・・・何をそんなに見つめる、や、ヤメロ!」
そんな彼を思わず抱きしめ
「ありがとう!いい子ね。お姉さんはブルマって言うの。」
と感謝を表したのだが、ちょうど胸が顔にきたベジータは
息苦しいのと、その柔らかさで、戸惑いもがいた。
「や・・・ヤメロ・・は、離せ!!」
「あ、ごめんなさい。」
慌ててブルマはその手を解いた。
ベジータは、まだ5歳になったばかりで・・・王妃である母親が亡くなった所だった。
戦闘民族サイヤ人は、親子の情が無い育ち方をさせられていた。
子孫を生むだけの王妃は、その美しさゆえにベジータ王から寵愛を受けていたが、
後継ぎが生まれた時点で、彼女は抹殺される運命なのだった。
非情になれなければ生きられない王族は・・・弱点ともなる存在は消されるのだった。
もちろん、彼女もそのことは知っていて・・彼が物心つくかつかないかで引き離された。
だが・・・王はそんな彼女が殺される前に、王子とひと時を過ごさせてやっていた。
人並み以上に賢かった王子は、記憶に母を残していたのだった。
だが、彼女が処刑された時点で甘さは無くなっていた。彼もまたサイヤ人であったのだった。
遊びついでに宇宙船で惑星を回っていたとき、ブルマの宇宙船が目の前に現れ・・・
衝突しかけた。それを制御し・・・自分の宇宙船に回収しここへ連れてきたのだった。
本当はそんな得体のしれない物など、抹殺せねばならないのであったが。
255 :
196:2010/04/20(火) 11:25:27 ID:???
なぜかベジータはこの女を介抱してやった。・・・・まだ記憶に母が残っていたのだろう。
無意識に女性を求めていたのだった。
さっきの柔らかさに、懐かしさを感じていたが・・・それとは別の感情も生まれていた。
性の目覚め・・にはまだ早かったが、幼いなりにオンナを意識していた。
王子はもうじき、フリーザの元へ連れて行かれることになっていた。
事実上、人質扱いであった。民族を守るため、国王はフリーザと取引をしていたのだった。
戦闘能力を買われ、協力する代わりに物資や援助を受けていた。
そんな王を王子は「すべては強くなれば問題ないはず」と軽蔑していた。
それまでの・・・休息として、惑星の近くの衛星に暮させていた。
だから、彼は本当はベジータ星に居たのではなかった。
ここは月とほぼ同じ大きさで、重力も地球と同じようだった。
ブルマは、そんな経緯を知らず、言われるままにこの男の子の家来・・・というか
世話係になった。彼は気難しかったので、側近は一人も付けなかった。
食料も無人ロケットで運ばれてきた物を、自分で用意していたのだ。
この衛星で、今・・・彼らは二人きりだった。
256 :
196:2010/04/20(火) 11:27:39 ID:???
「さあ、お風呂に入りましょう!王子。」
「な・・・何をする!!」
シャワーの準備をして、ブルマは自分も入るつもりで裸になった。
服を脱がすと、裸の王子は幼い体ながら筋肉で整っていた。
そして・・・色気があったのに、ドキリとしたブルマだった。
「可愛いわ・・・ふふふ。」
そう言わねば、自分で危ないと思えた。
「な、何を言うか!クソ!!離せ〜!!」
シャンプーをしてやった。逆立った髪もおとなしく降りる。
体も洗ってやり、シャワーで泡を流した。
「ほら、男前になったわ!」
自分に向き直らせた王子にジッと見つめられた。
その視線に、裸の体を見られていると意識した。
「やだ、そんなに見ないでよ。」
「ふん、おまえは俺の家来だろう!命令するな。」
そう言って胸を鷲掴みされて、悲鳴を上げた。
「きゃぁぁぁ!!!何するのよ!エッチ!!」
思わず、突き飛ばしていた。
「ふん、これぐらい、なんだ。」
普段の彼なら殺しかねないはずなのに、それだけ言って去って行った。
「子供だと思って油断したら・・なんてやつ!」
憤慨しながら、自分の体を洗うブルマだった。
257 :
196:2010/04/20(火) 11:30:27 ID:???
その夜・・・泣いている声を耳にしたブルマ・・は、王子が泣きながら寝ているのを見た。
「この子・・・そうか・・・お母さん亡くなったって言ってたものね。」
可哀想に思ったブルマは、そっと添い寝をした。
すると・・・ベジータは、無意識にブルマの胸をまさぐってきた。
ブルマは・・・そんな彼にボタンを外して好きにさせてやった。
起きているときは、生意気でも自分に母を求めている彼の
泣き顔を見ていると愛おしく思えたからだった。
「は・・母上・・・」 胸を撫でながら、突起を口に含んでいた。
その瞬間ブルマは母性を感じ・・・同時に変なエロティシズムを覚えた。
彼の手と唇の動きは、単に幼子がする行為とも思えないぐらい・・・
感じずにはいられなかったからだった。
胸を彼に預けて・・・ブルマは堪らなくなってきた。
声を押し殺し・・・胸だけでイッてしまいそうな変な感覚だった。
彼は・・・満足したのか、寝息を立てて深い眠りについていた。
その寝顔にキスをして、「お休み・・・ベジータ王子」と隣で眠った。
朝、目覚めたベジータは、隣のブルマに驚いていた。
その寝顔を見ていて・・・頬に手が伸びた。そっと触れ、彼女の美しさに息を飲んだ。
スミレ色の髪・・・・色白の柔らかな頬、長いまつげ・・・そして・・・目覚めた彼女の青い瞳に
彼は心奪われていったのだった。
「おはよう・・王子。」
昨夜の後ろめたさもあり、顔がまともに見れないブルマ。
「あ・・・ああ。」
無意識にオンナに目覚めた早熟な王子は、恥ずかしさで彼女を見れなかった。
258 :
196:2010/04/20(火) 11:33:27 ID:???
日中は王子の偉そうな態度に閉口したが、夜には泣きながら母を求める彼に
毎晩同じようにして・・・慰めてやっていた。
そんなぎこちないながらも、平和な日々が続いた。
ところが・・・・いきなり彼は何も告げずに、従者に連れられ去った。
彼女が衛星を探索に行っていた間に。
何も知らないブルマは、戻ってこない彼を探し、待ち続けて・・・
あの滅亡の日がやってきた。
惑星ベジータはフリーザの手で崩壊された。
誰もブルマがこの星に居るなど知らなかった。
衛星の危機を感じた彼女は 自分の宇宙船に乗りこんだ・・・まではぼんやりと覚えていた。
そこから、また軌道が修正されていた。
気がつくと、地球の周りを回っていた。
「あれ・・・私・・・どうしたのかな?長い夢見てたみたいだけど。」
あの記憶は爆発とともに、消えていった。
「さ・・・地球に戻ろうかな。もうヤムチャも反省しただろうし!」
彼女は知らなかったが、この時過ごしたことは・・・2人の無意識の記憶として残った。
ベジータもまた・・・薬によるマインドコントロールと、過酷な戦いの中で
彼女の記憶は消滅していったのであった。
259 :
196:2010/04/20(火) 11:37:36 ID:???
そして・・・今、彼らは地球のベッドに居る。
「なぜ、私は貴方が怖くなかったのかしらね・・・?」
情事を終えて、煙草に火をつけ思い出したように ブルマは聞いた。
「さぁな・・・」
ぶっきらぼうに返事をするベジータ。
(コイツの瞳を見たとき・・・俺の中で何かを思い出しかけたが・・・なんだ?)
彼もまた不思議に思っていた。
「そんなことはどうでもいい。」
彼女の煙草を奪って、口にした。
「もう・・・吸うなら自分でつけなさいよ。」
奪い返そうとしたその手を掴み、煙草を咥えつつ不敵な笑顔を浮かべる。
「お前のがいいんだ。」
「・・・もう・・・ダメよ。」
彼の口から煙草を奪い返し、お返しにキスを交わした・・・
あの頃は出来なかった行為を彼らは楽しんでいた。
〜「完」〜
260 :
196:2010/04/20(火) 11:45:14 ID:???
お粗末さまでした。
なんだかとりとめない内容ですが・・・読んでくださってありがとうございます。
ある意味アブナイ話でしたw
あり得ない話ですけど、こうして幼いベジに出会っていたら・・・
刷り込み(パフパフw)されて 再会で「一目惚れ」。
なんて・・・あるのかなぁと妄想w
「枯れ木も山のにぎわい」になったでしょうか・・・
あまり過疎ると スレ落ちしちゃう・・・なんてこともあるらしいので。
スレ汚しですみませんでした・・・。
262 :
196:2010/04/22(木) 19:04:33 ID:???
>>261さん どうもです・・連投ですが 書いてみたので投下します。
馴れ初めしばらくの、ブルマとベジータの日常の一部を妄想してみました。
セクロス中心です。短めです。
〜「愛憎」〜
「ヤ・・・止めて・・・・よ・・・」 その言葉は嘘だった・・・。
彼はいつしか、私を黙らせる方法を知っていた。
一度関係を持ってしまってから、私の体は彼に溺れた。
日中、何かトラブルを起こされると、つい言い合いになる。
通常・・・私が一方的に文句を言い、彼はしかめっ面で聞いている。
そして、しばらくしてその場を無言で去るのだった。
「ちょっと!まだ話終わってないのよ!!どこへ行くのよ!」
声が大きくなる。
その日もあまり重力室を 無茶な使い方をするので 追いかけて行った。
庭に出た彼を追う。後ろも振り返らず、歩いていく。
場所は・・いつも昼寝をする木陰だと、私は知っていた。
「待ちなさいよ!!」
腕を掴むと、睨みつけながら振り返った。
「・・・うるさい女だ。」
「なっ!なによ!!あんな使い方してたら・・・・体持たないわよ!
それに、私だって暇じゃないのよ!!分かってるの・・・・!」
言い終わらないうちに、私の両手首を掴み、石塀に背中を押しつけられた。
「な・・・何するのよ!放して!!放し・・・」
彼の顔が近付いてきて・・・私は自然に目を閉じていた・・・。
263 :
196:2010/04/22(木) 19:06:18 ID:???
彼の唇が私の口を塞ぐ・・・そして、段々それは・・・熱く深いキスへと変化した。
体は正直だ・・・私はそれを受け入れていた。全身で彼を求めていることに震えた。
力が入らない。抵抗もしなくなっていた。
しばらくその状態が続き、ふいに唇が離れた。・・・・・本当はもっとして欲しいと思っていた。
手はそのままで、彼は言う。
「お前の口を黙らせるには丁度良いな。」
口元で笑うその顔を、憎らしく思うと同時に・・・狂おしくなるぐらい愛していると気付く。
「手を放してよ・・・」
そう言うのがやっとだった。足も立てなくなるぐらい・・・感じていた。
「ふん・・良いだろう。」
素直に外してくれた・・・と、思った途端に私の足の間に自分の腿を割りいれ・・・
今度は服を捲りあげ、胸を露わにされ・・・揉まれた。
悲鳴をあげても良いはずなのに、私は彼を無言で睨む。
「・・・・なんだ?」
目の前の彼が問う。悔しいのと、なのに体は反応してしまう自分を恨めしく思う。
いつしか・・・私の手は彼の背中に回っていた。
「ヤ・・・止めて・・・よ・・・」
言葉は反対のことを意味していた。
264 :
196:2010/04/22(木) 19:14:54 ID:???
彼の指が私の乳首を挟み撫で上げる・・・、耳を軽く噛まれ・・・・
首筋を唇がはっていく。乳房を刺激されつつ、
赤ん坊のように私の乳首を吸い上げ・・・舌で転がしていた。
「ハァ・・・・ン・・・ア・・・ア・・・・・」
「・・・・声がでかいぞ・・・こんな時もうるさい女だ・・・。」
「だ・・って・・・貴方が・・・イヤラシイんだもの・・・・」
「黙れ・・・。」
もう一度唇を塞がれる。手はいつしか、一番感じる部分へ移動していた。
強引に、ショーツが破られた。
(今日のは・・・お気に入りだったのに・・・バカ!)
声が出ないから、背中を殴っていた。そんな抵抗なんて・・彼には通じない。
片方の太腿を上げられ・・・彼の熱いモノが・・・入ってきた。
卑猥な音が・・・響く。声を出されないように 上の口も彼の舌が入ってきた。
同時にインサートされていると・・・彼が、私の一部になった気がする。
震えるような快感と・・・下半身の喜びは・・・私をオンナへと変化させた。
(もう・・・あああ・・駄目よ・・・あ・・・あ・・・・)
そう思っていたら、唇が離れた。
「感じてるんだろ?膣(ナカ)が締め付けてくる・・・この時だけは大人しいんだな・・」
そんな意地悪を言われて、恥ずかしくなるけど、体は彼の動きに反応していた。
「い・・意地悪・・・イ・・・良いの・・・ア・・・アア・・・イッ・・ちゃう・・・・」
「クッ・・・・出すぞ・・・」
彼は避妊などしない。それは・・危険な行為なのに・・・私はむしろ望んでいるのだ。
265 :
196:2010/04/22(木) 19:18:14 ID:???
「あ・・・あああ・・・・頂戴・・・あ・・あな・・たの・・・・を・・・」
痙攣が起きて・・・彼をきつく抱きしめていた。そして・・・熱いモノが体内に流れた。
力が抜け、立てない私を 彼は身支度をしながら言う。
「お前は俺の言うとおりにしていれば・・・いいんだ。判ったか。」
その顔に平手打ちをしようした手が 空しく掴まれていた。
「・・・馬鹿、馬鹿、・・・貴方なんて・・・貴方なんて・・・・」
「なんだ?言えよ。」
涙が流れて彼の顔が滲んで見えない。なのに、笑っている気がした。
憎らしい・・憎いはずなのに・・・私は、こんな男を・・・・。
「バ・・馬鹿!馬鹿!馬鹿!だいっきら・・・」
言葉は遮られた。
「うるさい女には・・・こうだ。」
・・・・優しいキスで私は黙らされた。私達は抱き合って・・・そして時は止まった。
〜「完」〜
終わりなき、抱擁はこの後も続くのでした・・・・。
もっと激しいエロを考えても、この程度。スンマセンです。
お粗末さまでした。
SSdです!
改も丁度ベジブル到来したから、合わせて妄想しちゃうww
267 :
196:2010/04/26(月) 15:48:17 ID:???
>>266 さん どうもです。
前スレのSSも改めて読むと 改での妄想も広がる・・かなw
なんのかんの言っても、この2人はくっつく運命だもんね。
しかし・・・規制がまだ解除されないんでしょうかね・・・
なんとも寂しいです。
雑談もできないなんて(涙)
もしもしっぽが再生したら、いきなりプレイの幅が広がるから困ったもんですよ。
まずは第三の手のように使ってブルマの太股やらなんやらを緊縛する支配の方向。
逆に生えたばかりで鍛えられてないから弱みとなり、ブルマに握られて弄ばれる方向。
顔や言葉は冷たくしてるくせにしっぽではブルマをナデナデしてツンデレ大爆発させる方向も
当然あるんでしょう?あるに決まってますよ。
非常にけしからんですよ…しっぽというのは全く…許せませんねえ。
>>267 原作じゃ戦いにしか興味なさそうなのに裏じゃこんな事を…とか思いながら読んだら
色々ベジータにツッコミ入れたくなっちゃうw
>>268 その語り口調…あなたはもしやフリーザ様ではありませんか!?
尻尾を使ってのセクロスプレイや尻尾で優しくナデナデやツンツンしてあげるのも良いし
あとは尻尾でご機嫌な状態や逆にご機嫌斜めな気持ちを無意識に表現しちゃったりするのもあって欲しいです
尻尾はたまに生えてくるべき!
ほんまや。ちょっとフリーザ口調になってましたね、失礼。
それはそうとベジータは、フリーザの尻尾使いの上手さにはおそらく及びませんね。
しかしベジータの尻尾には情念や淫猥が宿ってそうで困りますねー。
なんてはしたないんでしょう、王子のくせに。
フリーザ→極上絞首プレイ
ベジータ→情交のスパイス
悟空→魚釣り
尻尾は生えるべきです。
悟空 魚釣りクソワロタwww
ですね。戦闘での尻尾プレイは誰もフリーザ様に勝てません。
ベジータには戦闘での尻尾の活用は大猿になったり怒って逆毛立てたりで活用して貰えればいいんで!
セクロス関連の時はベジータ尻尾器用だなーぐらいが丁度良いかと思われ
オレはもう戦わん… の後なんかは毎晩ブルマを抱いてる。
273 :
196:2010/05/02(日) 03:22:28 ID:???
やっと解除になりました。全サーバー規制に巻き込まれてました・・・亀レスになりますが。
>>269さん、そう・・・原作に無いから妄想なんですよ〜w
自分でも突っ込みながら書いてます。
>>270さん SSでは尻尾が生えたプレイって妄想したこと無いですが・・・
その設定いつか使ってみようかと思います。
でもなんで・・・悟空は魚釣り〜www
「尻尾の痕が感じる部分」つーのは、以前使ったことあります。
そろそろ「ベジブル」も、改で出てきたことですので・・「馴れ初め」での妄想SSを投下します。
原作に忠実ではありませんので、片寄ってます。セクロスはもちろんあります。
ブルマの語りですが、途中客観的に物語になっています。気に入らない方はスルーください。
規制で途切れたら、気にせずレス願います。
では・・・
274 :
196:2010/05/02(日) 03:26:51 ID:???
〜「出会い −ブルマ回想−」〜
思い出すとおかしいのだけど、私は時々今の幸せの前の出来事を考える。
あの頃・・・
そう、初めは何の気もなしに「あんたも来たら?」と誘ってしまった時点で、もう私は彼を受け入れていた。
初日は、部屋や家の中の説明をし、そのほかのシステムの機能と使い方を教えた。
彼は一度言ったことはすべて把握していて、力任せで壊した以外は、何も問題が無かった。
最初に彼のために私がしたことは、衣服の用意だった。
「そこに立ってくれる?」
自動サイズ測定ゾーンへ立たせて、すぐさまC.C.の衣料部門へ直に連絡した。
「そう、とりあえずアンダー7着分と、日常のカジュアルウェア・・・と、
そうね・・・・トレーニングウェア近いものが必要だわ。パジャマ・・・3着と・・・
後は靴下、靴だわね。また後日買いに行くから、至急今の内容で持ってきて。」
と頼んだのだった。その日からの着替えは間に合った。
「これを先に着て・・、これは・・・」 と着方と内容を説明した。
戦闘服がボロボロだったので、シャワーに入ってもらった時点で洗濯を施した。
異星人の服など珍しいので、私は科学者として彼の服を分析をしたいと思い、こっそり自分のラボへ持ち去った。
最初は仕方なく、彼はそれらを身に付けてくれていた。身に付けた彼を見たとき、意外とセンスがあると思った。
どんな服も彼にはなんというか・・・似合っているのだった。
275 :
196:2010/05/02(日) 03:34:16 ID:???
彼と話すようになったのは、生活のリズムを覚えるまで、2人で食事をすることが多かったからだった。
食べる量が半端ではないので、私のほうが先に終わるのだけど、
飲み物を口にしつつ留まっていた。そんな彼の食事風景を見るのが習慣になっていた。
よくよく見れば「イイ男」の部類だった。目つきは悪かったけれど。
来たころに比べると大人びてきたのにまず気がついたのだった。
最初は子供だと思っていて、つい「君」付けで呼んでいた。
彼はそれを嫌がっていた。・・・・言葉の言い回しから年相応ではないと感じたので聞いた。
「じゃ、あなたの本当の年齢はいくつなのよ?」
手と口を止めてジロリと私を見た。
「・・・そんなことを聞いてどうする?」
最初は会話が成り立たず、こっちが質問して彼が答える気になったら 回答する感じだった。
その時は答えて貰えなかったが、本当の彼の年齢は私より上だった。
私は驚愕した。どう見ても最初は15、6歳にしか見えなかったからだった。
彼曰く、幼い時から宇宙の銀河や惑星を飛び回らされていた間、コールドスリープ状態だったらしい。
「浦島効果」と地球では言われる現象だった。
つまり、宇宙船の中では時間は止まっている状態になる。
外の年数は経過していても、中の時間は経過せず、当然中の人間も成長しない。
宇宙では移動によって時空が歪むし、彼は惑星から惑星へ移動ばかりしていた。
普通は成人してから、フリーザ軍に入隊する異星人が多かったが、
彼だけは・・・少年期、青年期と過ごしたおかげで成長が止まっていたのだった。
戦いに明け暮れていたので、戦闘能力だけが生きてきた証しだった。
ただ、地球にとどまっている間は時間の流れが正常になったのと、
ママの栄養満点の食事のおかげで年相応に成長してきていたらしい。
ここでの重力は惑星フリーザなどとは比べ物にならないぐらい軽いらしかったから。
276 :
196:2010/05/02(日) 03:39:09 ID:???
・・・気がついたのは数週間経った時だった。
「あら?ベジータ・・・・あなた顔が・・」
そう言いながら、つい私は無意識に彼の頬を両手で挟んでじっと見た。
彼の顔が赤らむのを(あ・・・可愛い)と思った。
「な・・・何をするんだ!」
振り払われて、そう考えていたのを言うのを止めた。
「あなた、成長してない?なんだか顔が大人になってきてるし・・・背も・・あそこに立ってくれない?」
そう言われて彼が例の自動サイズ測定ゾーンに立った。
「・・・やっぱり。服、サイズ合わないでしょう?なんで言わないのよ。」
全部買い替えしないと、彼のサイズは一回り違っていた。
「丁度良かったわ。私もちょっと買い物したかったし・・・一緒に行きましょう。」
そう言って、無理やり彼を連れだした。
「いい?地球人の振りをしてよね。変な事言わないでくれる?」
と約束はさせて・・・今思うと、よく言うことを聞いてくれていたと思う。
彼の性格からして、本当は嫌だったのだと後から思った。
「アンダーは・・これで良しっと。じゃ、普段着ね・・・これだとサイズの自由の利くのを
買ったほうがイイかもね。スポーツウェアで対応しようかしら・・。」
そう思い、C.C.ブランドのウェアを購入することにした。
彼にはつい着せ替え気分で試着してもらった。実際、着てもらってると・・・やっぱり成長していると実感できた。
男らしくなっているのが、ウェアを通して分かった。希望があったので重力室を用意したからだと思った。
「カカロットを超える」のが目標だから、他で何かされても困ると思ってのことだった。
普段着は、前のデザインでサイズを変えて用意した。
靴のサイズも当然大きくなっていて、気分は成長期の息子の買い物に行く母親の気分だった。
何を着せても、さまになっている彼に私も得意になっていた。
277 :
196:2010/05/02(日) 03:41:55 ID:???
今でも小柄だけど・・・身長は私と変わらなくなっていた。
少しはお互いの呼吸が読めてきたので、会話がしやすくなってきたころ、私は思い切って聞いてみた。
「ねぇ、恋人とか彼女とか居たの?恋愛経験・・・うううん、あんたって特定の女性と付き合ってたことあるの?」
「は?どういう意味だ?」
「だから・・・同じ人間の作りだから・・・結婚しようとか、したとかあったのかなって思って。」
「ああ・・・そっちの話か。フリーザは俺たちサイヤ人の繁殖を望んでいなかったからな。
特に俺は・・・だから、そんな行為をしても相手を殺す必要があった。
貴様らが言う、生ぬるい関係は一切無い。婚約者も居たことは居たが・・・惑星が滅んだからな。」
「じゃ・・経験はあるのね。」
「まぁ、そういうことだ。だが、俺はそんな暇はほとんど無かったから、特定の女は居なかったことになる。」
「ふぅん・・・。」
「そんなことを聞いて何の得になるんだ?」
「うううん・・・女慣れしてないから・・・興味無いのかなって思ったの。」
「ふん、貴様らはよると触るとそんな話ばかりだな。ほかに興味は無いのか。」
「失礼ね、人生に置いて特に私は恋愛体質なんだから。戦闘マニアに言われたくは無いわ!」
そんな軽いケンカもできるようになってきた。でも意外だったのは、彼が女性体験があったことだった。
最も話の内容からして性行為そのものだけみたいだった。
それでも・・・・経験しているということは、女性を抱ける体質なんだから・・・
私に眉ひとつ動かしもしない、あの興味の無さは なんだか腹が立った。
この魅力的な女性を目の前にして・・・どういう神経をしているんだろう?
278 :
196:2010/05/02(日) 03:48:36 ID:???
ここでの彼の生活は規則正しく、朝は夜明け前に起きているようだった。
重力室で起きてからトレーニングをし、朝食を取りまたトレーニング。
そして昼食までここに居て、昼食後にはどこかへ行って鍛えているようだった。
夕飯には戻って、夕食後にまたトレーニングしている。その合間に私に付き合わせていた。
その時の彼を そこまで追い立てていたのは孫クンの存在だった。
ナンパなヤムチャとは比べ物にならない、練習量だった。
それに、一途で他に目移りはしなかった。私の事はどう思っているのか分からないけど、
純情ぶりは相変わらずで、時々赤くなるのを可愛いと感じていた。
(ヤムチャもああだったのに・・・)
切っ掛けは「困らないように」と浮気をしたからだった。
いつもそんな雰囲気を作られても、何か気に障る事があれば許せなく・・・そんな私に嫌気がさしたのか・・
彼も男だったのか・・・自信をつけたのが良くなかったのかもしれない。
求められる女性が居たら、その誘いに乗ってしまうバカになってしまった。
ケンカは絶えなく、目移りする彼が許せなかった。「私だけの人」ではもはやなくなっていた。
そんな矢先の、サイヤ人の来襲。彼を失って「真実の愛」を求めた。
だが・・・・亡くなってしまったくせに、天国での対話が出来、ドラゴンボールが存在してしまうと・・・
彼のことを軽く考えている自分がいた。
その時は気がつかなかったけど、私の心はすでにベジータのものだったようだ。
あの漆黒の瞳に見つめられ、何かの拍子に抱きかかえられたら・・・体はどうにでもなっていただろう。
彼は極力私の女の部分を見ないようにしていたようだった。
彼は・・・女である私ではなく、科学者である私を認めていてくれる唯一の男性だった。
そのことが一番嬉しかったのだ。ヤムチャは違った。普通の女性を私に求めた。
それだけの違いが、一番大きかったと言える。
279 :
196:2010/05/02(日) 03:52:17 ID:???
ポルンガをデンデ君が呼び出して・・・結局その時に孫クンが生きていた事実を知った。
それでクリリンとヤムチャが生き返った。
「ヤムチャ!」
「やぁ・・・・戻ったよ。」
その時の私は嬉しかったのだ。心から・・・なのに、次の瞬間目はべジータを追っていた。
抱擁されているにも関わらず。
ベジータは私に目もくれず、「生きていやがった・・・カカロット。」そう呟くと重力室へ向かって行った。
最初、ヤムチャはベジータの存在を恐れていたけれど、彼の行動を把握すると黙認した。
ただ、私が重力室のメンテナンスを一手に引き受けている事実は 嫌だったようだ。
彼とケンカする様子も・・・・後に言われた。「お互いが必要と認めあっている、惹かれあう存在だっただろ?」と。
一度ベジータに 彼と喧嘩して泣いていた時 意見された。
「貴様は・・・ヤツが生き返る為にナメック星に来たのでは無かったのか?
それなのに、行動を束縛して自分の思い通りにしないと気が済まないらしいな。
フリーザと同じだ。気に入らないとすぐに怒りをあらわにする。
貴様らの関係は服従でないのに、どうしてそうカッカするんだ?変なヤツらだな。」
そう言われ、私はハッとしたのだった。結局、彼とは結婚するつもりもなく・・・・お互い執着していただけだった。
もっとも彼は少しは私を思ってくれていたらしいけど・・私の中ではもう終わってたのだった。
その後ナメック星人が戻り、餃子や天津飯が戻り・・・・日々は過ぎた。私とヤムチャはやはり、元には戻れなかった。
彼の行動の甘さとベジータの行動を比べると私は余計な事をつい口走っていた。
「少しはベジータみたいに修行に熱を入れてたら?他の女の子を追っかける暇があるんだったら。」
未来から来た少年と出会い、お互いの気持ちがズレていき・・・私達は別れた。
ただ、ドラゴンボールで結ばれた「大切な仲間」であることは変わりが無かった。
そして・・・・私はベジータのサポートにのめりこんだ。
彼の行き詰った様子を心苦しく思って、何かしたかったのもあった。
280 :
196:2010/05/02(日) 03:56:14 ID:???
ある日、ベジータは出かけてずっと戻ってこなかった。
心配した両親に言われて、食料と念のためメディカルロボと簡易ハウスを持って、私は捜索に出かけた。
スカウターを修理していたのですぐに見つかったのだが・・・彼は傷だらけで・・・意識がなかった。
傷を負った彼を乗せてC.C.へ戻ろうとした・・・・そこで気流の波に巻き込まれ・・・までは覚えている。
そして・・・私達は地球とは別の空間に居た。なぜか切り取られたような、四角い世界。
花や草は咲き乱れ、動物もいるので・・・・孤島の楽園のような妙な空間だった。
なぜ空間と分ったかと言うと、フライヤーは故障していなくて、飛ぶと世界が四角だった。
長方形で切り取られた空間。生活には不自由なさそうだったが・・・・
「冗談じゃないわよ、こんな所で2人で暮せっていうの?!」
それよりも彼の介助が先だったので、簡易ハウスを用意し、ありったけの手当を施した。
メディカルロボを連れてきていて本当に良かった。一人では無理だったから。
孫くんから「仙豆」を一粒もらっていたので、食べさせようとしたけど意識が無いので呑み込めなかった。
「しかたないわね・・・」
私は自分の口でそれを噛み砕いて・・・ミネラルウォーターで彼の口に・・・くちづけて流し込んだ。
ゴク・・彼の喉が動いた。飲み干した処で、意識を取り戻した。
その時は夢中だったけど、後から彼の唇の感触を思い出すと恥ずかしくなった。
そして・・・私はその行為を、当然のようにしていたことにも気づいた。
「ベジータ・・私が分かる?」
「貴様・・何しに・・うっぅ・・」
「動いちゃダメ。まだ完全に回復してないのよ。あんた、重傷で意識が無かったの。
さっき仙豆を食べたから・・・大丈夫だと思うけど。」
彼の回復を待って手短に説明をした。
意識を取り戻す前に、着替えや清拭してあげたので・・・彼の裸を全部見てしまった。
傷だらけだったけど・・・とても均整が取れていて筋肉質だった。小柄なのに、立派な体だった。
そして何か色気があったので、私は焦ったのだった。それらが目に焼き付いて離れなかった・・・。
281 :
196:2010/05/02(日) 04:00:19 ID:???
「ふん・・・お前が来なけりゃこんなことには・・・な。だが、厄介だな。
おそらく時空の切れ間に地球のどこかが切り取られたんだろう。
そこへ入ったんだな。何か爆発させて空間を抜け出すか・・・・だが、成功するかは分らん。
しばらく様子を見るんだな。」
「じゃ・・・どうにか出来るかもってこと?」
「それは分らん。ただ、そういう空間から出てきたヤツを知っているだけだ。」
「取りあえず、傷が癒えたら俺が見てやる。その前にメシだ。」
「なによ、偉そうに。ま、あんたに食料を持ってきたのが幸いしたわね・・・でも2か月分しか無いわよ。」
「外に何か無いのか?」
「動物も植物もあるにはあるけど・・・・」
「構わん、俺が狩ってくる。」
そんな生活が1週間経った。傷は癒えたが、別の問題が二人には起こっていた。
風呂もトイレも一つなので・・・・どうしても、意識しないといけない。
ベッドも簡易サイズが二つなのを、無理やりくっつけてベジータを介護していた為、私は床に眠るしかなかった。
最初のトラブルは風呂から出たところで、ベジータとはちあった。
「キャッ!」
そう叫んだ時、バスタオルが落ちた。全裸を見られたショックは隠しきれない。
しかもベジータは固まっていて、その場を動けなかったようだった。
私もいつも半裸に近い格好のくせに、すべてを見られた恥ずかしさで、少し触れ合うだけでも意識してしまった。
282 :
196:2010/05/02(日) 04:02:00 ID:???
トイレもこっそり済ませないと・・・・そんなときに生理になってしまった。
キットは持ち合わせていたから、大事無かったが・・・それをベジータに知られた。
「地球人も同じな訳だ。」 訳知り顔で言われると、恥ずかしかった。
ただ・・・心持優しかった。無理な注文はせず、床に自ら寝ていた。
そんな柄にもない心づかいで、気持ちが揺れた。
その後、彼の風呂上がり姿を私は見てしまっていた。
彼は気付かなかったが・・・・たまたま鏡に映った裸を目撃したのだった。
その体は・・前にも見たにも関わらず・・・エロティックだった。逞しさの中に美しさが・・あった。
男性自身を見たことは数えるほどだったが、それでも彼のイチモツは造形も良く・・・・
体に似合わず・・・大きかった。
そのおかげで、意識すると夢に見てしまった。寝言で彼の名前を呼んでいるのを・・・・
聞かれたらしい。そんな生活を続けると、お互い健康な体で男と女・・・変な気持になる。
ある夜、自分から誘うつもりは無かったけど・・・
「ベッド、半分こで寝ない?床も辛いでしょ?」
と提案してしまった。
「責任もたんぞ。お前は・・・何をされても文句言わないなら、そうしてやる。」
「あら、責任って何よ?」
「ぐ・・・」
素知らぬ顔で後ろを向いて私は眠った。ひとつ溜息をして、諦めたように彼も横になった。
283 :
196:2010/05/02(日) 04:06:39 ID:???
−−−次の朝、その腕の中に眠るブルマにベジータは困惑した。
お互いが無意識に抱き合っていた。柔らかい感触と、無防備な寝顔にドキマギする。
「助けなんか無いんだぞ・・・」
そう呟きつつ、じっと見ていた。間もなく目が覚めるブルマ。
その状況を把握するまで、うとうとしていた。
が、ハッと気が付き・・・・ベジータの顔を見上げた。
宇宙の闇のような漆黒の瞳と、地球のような青い瞳がぶつかった。・・・引きつけられるように、唇を重ねた。
最初は軽く・・・そして、段々と濃厚になった。本能のまま、求めあっていた。
朝日の中で、2人は抱き合った。厭らしさより、美しさのほうが勝った。
そっと触れあいながら、服を脱ぎ合った。
すべてを脱ぎ棄てたベジータは、何も着けていないブルマを下に見た。
その体は今まで見てきた女達とは、比べ物にならないほど美しく・・・・息を飲んだ。
ブルマもまた、彼の姿を下から見上げた。その体は逞しさと妖しさがあった。
「後悔しても助けはないぞ・・・」
「う・・ん・・・いいの。抱いてベジータ・・・」
キスから首筋に唇が移った。手で胸を揉みながら、指で突起を転がす。
胸にキスしてきた時、思わず声が上がった。
「あっ!・・ん・・・・んん・・・。」
「感じてるのか?・・・もっと声を出せ。」
「意地悪・・嫌い・・・よ。」
284 :
196:2010/05/02(日) 04:08:20 ID:???
胸から臍へ吐息がかかった。そして・・・敏感な部分を弄られた。もういつでも受け入れられる泉になっていた。
「こんなに濡らしあがって・・・下品な女だ・・。」
「もう・・・そんなこと言わないでよ・・私だって・・恥ずかしい・・のに・・くぅぅぅン・・」
「もっと恥ずかしくしてやる。」
「えっ!い・・イヤァ!!」
ベジータはブルマの脚を思いきり広げた。恥ずかしい場所は丸見えになり、溢れる愛液でピンクに光っていた。
(コイツ・・・くそっ!なんて美しさだ・・・いたぶって・・・めちゃくちゃにしてやりたい・・・)声に出さず、彼は思っていた。
「イヤァァ・・・・・!!」 声では嫌がりながら・・彼女の体は反応して待っていた。
それを舌と指でいたぶるベジータ。ブルマは耐え切れなくなってきた。
「もうぅ・・アアァアァァン・・ダメェ・・・き・・来て・・」
「・・・もう止めれん・・・からな。入れるぞ・・・」
ブルマは彼のソレを受け入れた。
今まで感じたことが無い、入った瞬間に失神するほどの快感だった。
ベジータは己に纏わりつく、肉襞を味わいながら擦れる度に達しそうだった。
自制でコントロールしないとすぐに爆発しそうになった。
そして二人は・・・突き上げるたびに湧き上がる、喜びのような快楽を何度も味わった。
何度も何度も、イッては抱き合い、抱き合ってはイッた。
お互いを貪り合っていた。気がついたら、昼を回っていた・・・・。
その日から、食事と観察以外は抱き合った。ただの男と女になっていた。
一緒に暮らしていると・・・・それが当たり前になっていた。
285 :
196:2010/05/02(日) 05:47:10 ID:???
「このまま・・・暮らしてもいいな・・・」
「何を馬鹿なことを。方法が見つかったらなんとかするんだろうが。」
「でも・・・誰にも邪魔されないんだもの。」
情事の後、ベッドで抱き合いながら、会話するのも普通になった。
ブルマがお互いの手を重ねあって、体を密着させるのも当たり前のようになった。
(こんなに相性が良いって思わなかった・・・・私・・ずっとこうしていたいな)
(今までこんな女は居なかった・・・俺はこいつと離れられないかもしれんな・・・)
そう思いながら、口には出さず手を回すベジータ。それを受け止めるブルマだった。
「ねぇ・・戻っても、こうしてくれるの?」
「お前が望むならな・・・。」
「当たり前でしょ。」
ふと・・・尻尾のことを思い出して聞いてみた。
「やっぱり、生えてたほうが良いの?」
「別に無くても困りはしない。だが・・・戦闘力は下がる気がする。」
「ふぅん・・そういえば、痕があったわね。」
「き、貴様!手当にかこつけてドコみてやがったんだ!」
顔が赤くなっていた。そんな彼を可愛いと思っていた。
「ここ・・・感じるんでしょ?」
軽く尻尾の痕に触れて聞いてみた。
「お前は・・・知っててやってるんだろう・・・触るんじゃない。」
グラインドされているときに、その部分を撫で回すと 彼自身が大きくなるのに気づいていた。
手を払われてムッとしたので悪戯っぽく、鼻を摘むブルマ。
そんな行為を嫌がっていない、自分に妙な気分になるベジータ。
だが、それが心地よいと感じていた。そして・・・また抱き合っていた。
286 :
196:2010/05/02(日) 05:50:19 ID:???
ところが、ある日地震が発生した。2人はハウスを片づけて、フライヤーで飛んだ。
そこで意識は途切れた。気がついたら、最初の場所にフライヤーごと戻った。
「な・・・何?」
「戻ったみたいだな。」
「あ!日付が・・・・」
計器の日付と時間の掲示が戻っていく。そして・・・あの日で止まった。
だが、2人の手は繋がれていた。無意識に抱き合っていた。
「ねぇ・・私、貴方が・・・好きよ。」
「馬鹿を言え。」
悪態を付きながらも、その腕の中にブルマは居た。
あの空間で過ごした快楽の記憶は2人の中に残っていた。
その夜戻ってから、この世界での2人は・・・・始まった。
287 :
196:2010/05/02(日) 05:52:16 ID:???
戻ってから、私のママはお節介でうるさかったが・・・私たちはこれまで通り、昼間は重力室でケンカをし、
夕飯も別にしていた。それぐらい用心していても 両親にはつつぬけだった。
「式はいつにする?ブルマさんももう若くないんだから・・」
と言われていた。ベジータに対しても息子扱いで、ますます厄介だった。
夜になると私は彼をベランダから招き入れた。几帳面にちゃんとシャワーを浴びて来る。
私はもどかしくて、ナイトウェアの下には下着も着けずに待っていた。
彼ももどかしいのだろうか・・・僅かの布地は剥ぎ取られ・・・私は彼の行動をすべて受け入れてしまう。
手が私の大事な部分や乳房に触れると・・・体が敏感に反応する。そして濡れていくのだった。
何度も同じ行為をしているのに、毎回新鮮だった。そして何度も絶頂を迎えて・・・彼も果てる。
もう私は彼なしでは居られない体になっていった。彼に抱かれることで生きることを実感していた。
そして・・・・彼は・・・いつしか超化できるようになっていた。
私はその後、トランクスを身ごもったのであった。
「丈夫な赤ん坊を産めよ。」 孫クンの言葉を思い出していた。
288 :
196:2010/05/02(日) 05:54:32 ID:???
後に私は彼から告白された。この時精神的に参っていた体に
私の体で癒されていたこと、本気になった女は私ただ一人だったと。
愛されていたと実感するのはまだ数年を要したのであった。
それでもこの時期の私達は本能のままではあったけど、確かに愛情は育っていたと思う。
子供がお腹に居るのを一番に気づいたのは彼だった。その時から、抱き方が微妙に変わっていった。
激しさは少なく・・・・その代り優しさとツボを責められた。
私も彼の喜びそうなことをすべてしていたと思う。
心を許したのは私だけだったと、後に聞いた。生と死を隣り合わせに生きてきた男は
決してそんな所を舐めさせたり触らせることは無かったと言っていた。
そんな私達を、両親は知っていても見逃してくれていた。
それどころか、知らないふりをして妊娠も喜んでくれたのだ。
ベジータは相変わらずぶっきらぼうだったにも関わらず、両親ともとりわけ母は彼を溺愛した。
料理をなんでも美味しそうに食べてくれると、私に出来ない家事で世話を焼いてた。
「だってね、私はベジータちゃんのママになるんですもの。」
と本当に心から嬉しいようだった。
彼はそんな母を迷惑そうだったけれど。
それでもこんな扱いを受けたことが無かった彼には、
母の愛を感じれる唯一の女性だったと後に告白してくれた。
人造人間や魔神の出現で、一時私たちは別れることもあったのだけど、
このころのときめきは今でも思い出すと体が熱くなる。
289 :
196:2010/05/02(日) 07:02:09 ID:???
そんな回想をしていると、傍らに彼がやって来ていた。
「何をにやにやしているんだ?」
「うん・・・私たちが初めて・・・お互いを必要とした時期を思い出してたのよ。」
「いつことだ?」
「もう!初めて・・・・抱いてくれた時よ!」
「げ・・・下品な事言うなっ!」
「ふぅん〜・・・・そんな私をずっと今でも離さないのは誰よ?」
「うっ!」
今でも相当熟年夫婦なのに、彼の肉体はまだ若いままだった。
私は・・・少し衰えてきたのに、まだ彼は愛してくれている。
もちろん、努力はしたのだけれど サイヤ人のその肉体は地球人とは時間の流れが違うようだった。
・・・・自分だけが、年を重ねていくことがたまらなく悲しい。
「ブラは・・・お前にだんだん似てくるな。」
ふと、そんなことを口にする。
「そう?あの時期の私はもっとプリプリだったけど?」
「まっまた、下品なっ!」
「あら〜だって、亀仙人のおじいさんは・・・あのころの私をいつもセクハラしようと狙ってたのよ。」
「あのジジィ・・・・ちっ!」
290 :
196:2010/05/02(日) 07:03:53 ID:???
「そうね、孫クンぐらいよね。関心無かったの。」
「そうだろう、サイヤ人はそうなのだ。」
「でも、電光石火でチチさんと結婚しちゃって・・・すぐ子供作っちゃうのよね〜」
「お、俺は違うぞ!!」
「あら?そうだったかしら?体を許したら毎日なんて・・・ねぇ?」
「ぐっ・・・」
「子供もすぐに出来たしねぇ。ホホホホ」
「何がホホホホ、だ!失敬な!」
真っ赤になって怒ると、昔を思い出す。
やっぱり今でも可愛い所があるのね、ベジータ。
私はあなたが大好きよ。
いつもまっすぐで、純粋で、決して自分を曲げない処も。
そして言葉では乱暴でも、私を愛してくれているんだもの。
子供達は敏感で、とりわけトランクスは私達を理解してくれていた。
姿はトランクスは本当にベジータにそっくりだった。
たち振る舞いも、行動も。髪の色と眼の色は私に似てるのに。
彼に言わせれば、軟弱なのは私に似てるとか言うけど。
天才2人の血を思いぞんぶん受け継いでいるのだった。
291 :
196:2010/05/02(日) 07:10:47 ID:???
ブラは・・・・姿は私にそっくりなのだけど、胸は・・・・普通だった。
私より頭や行動力はベジータに似ている気がする。
なにより、ベジータの言うことしか聞こうとしないのだから、始末が悪い。
彼もブラの言動だけは、何もかも許している気がするので、かなり私はイライラするのだった。
娘より私でしょ!!やきもちなのだと改めて思う。
年数が経つにつれ、私のベジータへの思いは深くなる。
彼もそうだといいなぁと思う時、私の心は出会ったころに戻っている。
そう考えていたら・・・彼の手が、私の顎を持ち上げた。
「またくだらんことを考えてるんだろう?」
「くだらなくなんてないわ・・・大切なことよ。」
「ふん・・・そうか?」
「そうよ・・・。」
優しいキスを彼はくれた。それは・・・今の私へのすべての返答だった。
〜「完」〜
お粗末さまでした。長々と・・・妄想してしまいました。
読んでくださってありがとうございました。
GJ!
今日の改がベジブル回で何かスレを探していたらこのスレを見つけて読ませて頂きました!
二人がラブラブ過ぎて読んでて色々温かくなってきましたよ…!
293 :
196:2010/05/02(日) 14:47:38 ID:???
>>292さん GJ&感想 ありがとうございます。
いつもラブラブ&スイーツな 2人のSSで失礼してますw
妄想は果てしなく・・・エロOKな こちらのスレで投下させて頂いてます。
規制続きで 寂しいですねぇ。
スレ主さん、住人の皆さま お元気なのでしょうか・・・
>>293 1だお。元気だお。相変わらず甘ーいベジブルでほほえましい…。激しい規制の最中GJです!
あ、ちなみに自分268です。
もし尻尾SS書けたらぜひ投下ヨロww待ってるww
自分尻尾ネタあるけど多分非常に変態なアレなので投下はものすごく躊躇
しますねえ。まー自分のはいつでも変態ですけどねえ。
いずれスレに隙が出来た時にでもぶちかましますかねえ。
まーしかしどこもかしこも人の少ないこと…
初代スレの繁栄ぶりが夢のようですなあ。
296 :
196:2010/05/03(月) 02:30:04 ID:???
>>294 主様、デンデ様、おお!お元気でしたか〜ヨカタ!
↓ そうだったんですね〜ww
>>268 読んで、レスしようって思ったら 全鯖規制・・・(涙)
以前の2ch大規模恐慌から ず〜っと 規制、解除、規制、解除・・・繰り返し。
やっとまとめて投下しようと思ったら、全鯖規制。
もう、笑うしかございませんわ・・・ホホホホ。
その尻尾のネタSS、プリーズですよ〜是非!
ワタクシなんぞ・・・最初つい・・それとアレで前後を・・とか
それでチチ・・鷲掴み・・とか、それで痴漢プレ・・など
逆に それを利用されて感じさせられ・・・アアナッテ・・とか
(ナンダヨ、それにアレって・・・ww)
イカン妄想に走ってしまい・・アワワww
また思いついたら書いて(それとは違う発想でw)みたいです。
毎回、似たようなネタですみませんけど・・・。
ホント、規制なんとかして欲しいですわ!!
>>296様w 「それ」とか「アレ」とかなんですの?非常に気になりますわw
しっぽプレイは永遠の憧れなので自分的にはニヤニヤが止まりませんねー。
規制は凄いみたいですなあ。しかし自分は携帯もパソも全くへっちゃらw
スレ立てた以上、できる限り保守は責任持ちますので。
なんか今は書くより人のを読む方が楽しいもんで、作文はまたそのうちに。
そうそう、コールドスリープの件は感心しますた。SFの事よく解らんから
そんな事は毛ほども発想できない自分。タイムマシン関連も難しくて絶対発想
できない自分w
またSS書けたら投下の方宜しくお願いしますです。
299 :
196:2010/05/03(月) 22:23:24 ID:???
>>297さん・・・ww
「それ」=尻尾 「アレ」=ベジの・・・ ですw
分かった人はオ・ト・ナw それらしいプレイ構想&妄想中です。
まとまったら・・また規制だったりしてね。
保守頂いてる身で・・・甘えてSS投下すみません。
しかもスイーツだしw
>>298 元ネタはSFでなくて・・昔好きだった少女マンガです。
長くなりますが〜・・こんな内容でした。
「3人の学生仲間が、1人が宇宙飛行士、1人は科学者、もう1人女性は
宇宙飛行士の妻になり・・・宇宙で生きる彼と同じ時間を過ごすために
地球でメディカルマシーンのようなカプセルに入って コールドスリープ状態で
何年も、生き続けるのです。 科学者の1人だけが、通常の時間で生きていました。
ところが、ある日事故で宇宙飛行士の彼は肉体を失います。
死んだことにしていたのに、彼女は信じませんでした。
密かに愛してくれていた科学者の「一緒に老いてくれ」 の言葉を聞かずに・・・
彼は帰ると信じて、また眠ります。 で、10数年後・・・サイボーグで昔の姿に戻ってきた彼を
老人になった科学者は、眠っている彼女の元へ連れて行きます。
(愛しているから・・だから待つの) その姿を初めて見た彼は・・・
また夫婦として彼女と生きていくのでした。」
その内容が頭にあったので・・・ハッキリいってパクリですw
タイムマシンネタも、藤子不二雄先生のお話がベースなの
(ドラ○もんではありません)でした。ちなみにSF=すこし・ふしぎの頭文字だったw
面白くて好きなんですよ・・先生の作品。マンガだけじゃないし。
んだから、大したことは・・・ありません(盗作じゃないけど)です。
スレ主さんのSSも 他の方のSSも待ってますので・・ワタクシもお願いしますです。
196さん!
>>274からのSS、GJでした!
やっぱりベジブルいいよ最高だよ〜
エロも良くてお話も面白かった♪
ところで藤子先生のSF(すこし・ふしぎ)シリーズ、私も10年以上前に文庫版で読んだけど大好きでした
特に2巻が好きだったような‥ 面白いですよね!!嬉しかったのでついw
>>294 尻尾ネタ、変態でもバッチ来い!!で読みたいです!
尻尾ネタ以外でも、また気分乗られたら是非投下して下さいまし♪
301 :
196:2010/05/04(火) 10:43:25 ID:???
>>300さん
GJ&感想ありがとうございます。 喜んでいただけて良かったw
文庫版でご存知でしたか〜嬉しいナァ。
「ノスタル爺」が大好きでした。映画にもなった「未来の想い出」とかあったなぁ・・
マンガでも大人テイストが多くありました。ああ懐かしい。
尻尾ネタ、ワタクシも読みたいですヨ〜待ってますね〜
196さんとSFシリーズの話してたらむしょうに読みたくなって検索してたら
SFシリーズの文庫や異色短編文庫とか色々あるみたいで「ノスタル爺」は未読だた‥
アニメで衝撃受けたのは「ミノタウロスの皿」で、漫画では「流血鬼」が驚きの発想・結末・価値観
大人が読んで面白くて考えさせられたり深いですよね
んーでもベジブルは悲しい事とか考えたくないしハッピーエンドで幸せでいて欲しいなぁと思っちゃいます
未来編とか絡むとどうしてもちょっと悲しくなちゃったり‥それはそれで好きな二次創作沢山あるんですが
196さんが前に書かれてた、未来のブルマが過去へ行ってそしてブラが…の話は寂しさの中にも幸せも有りで面白かったです
ところで。尻尾ネタにはロマンがありますね
いまだかつて他作品等で尻尾萌えとかした事もなかったけど
ベジータやベジブルで考えると堪らないのはどーしてなんだろう
303 :
196:2010/05/05(水) 05:49:09 ID:???
>>302さん ワタクシも読みたくなってタイトル検索したらば、ヨウツベで読めるみたいですよ。
「ミノタウロスの皿」は結構衝撃的でした。ワタクシはマンガだったんですが。
すこしふしぎ、どころではない深い話が多くて、大人になってももう一度読みたい作品が多いです。
前スレの作品覚えていてくださって、ありがとうございます。どこか幸せな処が無いと悲しいですものね。
あの作品は自分でも気に入っている部類のSSでした。その後のブラとのやり取りのSSも書いてて楽しかったです。
尻尾ネタ・・まとめたら・・・全鯖規制でした・・・(涙) 解除されたら投下したいです。
なんとも、冗談だったのに、本当になってしまったw
>>303 ノスタル爺みたお
教えてくれてdです これは泣ける…けどいいラストかも
里ちゃん出て来た途端何か妙にベジブルに重ねて見ちゃった 最後の曲もつべorニコにうpされてる感動系ベジブルMADの曲と同じで驚いた
ベジブルに似てる訳じゃないんだろうけど‥196さんの作品の中のベジブルに雰囲気似てるものがあったのかなぁ
196さん、ちょくちょく規制来るですね><
解除されたら投下是非にー!!待ってるす!
305 :
196:2010/05/07(金) 22:40:14 ID:???
・・・やっと解除ですよ〜・・・
>>304 ご覧になったんですねw 最初消音で読んでたので、曲まで気がつかなかったです。
なるほど・・・偶然にしては出来杉?テーマがきっと「純愛」だからじゃw
ベジブルに重ねちゃったのも曲のせいかも・・・でも時代越えモノばかり投下してたのもあるかもですね。
なにゆえにベジブルに萌えるのか?
まったく異質の2人が出会った事で、トランクスが産まれ(その前の過程もw)世界が変わった事と
あのベジータがブルマによって人間らしくなっていく処が・・・妄想に駆り立てられるからでしょうか?
「愛」を知らない男が、「家族」が出来た事で「愛」を知っていく・・・ああベタな展開でも萌えますw
ついスイーツにしてしまうのは・・・だからでしょうねぇ。
どんなベジブルを妄想しても、「そんなの、愛だろ、愛しかないだろ〜」と思って書いてるしw
で、・・・・デンデ様、書いてみました(笑)
全然ご期待に添えない気がしますが・・・間違った方向でもご容赦ください。
毎度お願いですが、連投規制があるので途切れていたら、気にせずレス願います。
セクロス・・・はモチロン!ありますww
気に入らない方は スルーでお願いします。では・・・・
306 :
196:2010/05/07(金) 22:41:51 ID:???
〜「異変」〜
その日、俺はトランクスが何やら作っていたのを、一つ頂いたのだった。
以前にブルマがブラに作ってやっていた、「ドラジェ」とか言う菓子だと
記憶していた俺は、気に入っていたので拝借したのだが・・・。
「と、父さん!ここにあったの、食べたの!?」
青ざめた息子が俺を見ていた。
「ああ、なんだ?コレ・・・あのアーモンド菓子ではないのか?変な味だったぞ。」
「・・・・れ?体、なんともない?」
「ああ?また、お前何かしたのか!?」
「い・・・いいんだよ・・・失敗だったのかな・・・?何かあったら、言ってくれる?」
「コラ!!話は終わってないぞ!!」
残りの菓子を抱え、逃げるようにその場からトランクスは消えた。
逃げ脚だけは早くなったようだった。最近、研究だとかでトレーニングをサボっているくせに・・・
卒業試験があるとかで、ブルマから止められているので、目をつぶってやっているのに。
時々、変な薬や実験をしているらしく、以前もブルマと入れ替わったりで、とんでもないことを
やらかしてくれる。まったく、しょうがない息子だ。
「おっかしいなぁ・・・失敗なのかな?」
そう呟きながら、薬の調合を化学式から確認をするトランクスだった。
「あ!!そうか、ここが間違ってたんだ・・・!」
原因が分かっても、これから起こるベジータの異変まで彼は気がつかなかった。
307 :
196:2010/05/07(金) 22:43:05 ID:???
その夜・・・
いつもの通り、ブルマを抱こうと俺は全裸になってベッドで彼女を下に見た・・・
途端に、心臓が「ドクン!!」と激しく動き・・体が熱く、苦しくなって・・・床に倒れこんだ。
「ベジータ!!どうしたの・・・・!!」
ブルマの声も遠くに聞こえた。
「俺は・・俺は・・・うぅぅぅぅ!!ぐ、苦しい・・・ああああ!!体が、体がぁぁあ!!」
呻きながら、全身が気で光り始めた俺を・・・なすすべもなく、ブルマは見つめていた。
「ハァァァァァァ!!!!!」 雄たけびと共に、体が変化していく。
そして・・・・
「・・・・!!!ベジータ・・・それ・・・」
呼吸が落ち着き始め、臀部に違和感を覚えた俺は、後ろを振り返ると、尻尾が生えていたのだった。
「!(どういうことだ?)」 しばらく声が出なかった。やっと体が起き上がれるようになった。
近づいてきたブルマは、恐る恐るソレに触れた。
俺は尻尾に電流が走ったが、忘れていた感覚を取り戻していたので、平常心でいられた。
「触るな・・・。」 そう言うのが精いっぱいだったが。
「やだ・・・どうして?今になって生えたのかしら・・?」
大丈夫そうな俺を確認し、好奇心が勝ったコイツは、俺の声が聞こえないふりをして・・・ソレを撫でていた。
「意外と柔らかい毛並みなのね・・子猫の感触だわ・・。それに・・・やっぱり貴方の一部なのね。温かい・・・ふふふ。」
「・・・聞こえなかったのか?触るな・・!」
声では怒っているが、その行為を嫌がっていない自分に俺は嫌悪した。
308 :
196:2010/05/07(金) 22:44:26 ID:???
あんなに苦しんだのに、生えると何も変化がなく・・・体調もおかしくなかった。
(やっぱり、アイツは何かを俺に飲ませたんだな・・・!!)
少しムカついたが、尻尾があるこの体に戸惑いと懐かしさがあった。
今・・・ソレをコイツが撫でたり、頬ずりしたり、オモチャにするのを しばらく黙って好きにさせていた。
「長いのね。孫クンの昔見たことあるけど・・・こんなだったかなぁ?」
「アイツと一緒にするな、俺は血筋が違うんだ。毛並みも・・・く、止めろ!!」
逆なでされると、力が抜ける。随分無かったせいで、鍛えて居なかったから敏感になっていた。
「やだ・・・コッチは固く大きくなってるわ・・・。」
「こ、コラ!!何を・・・」
触られて俺の体は興奮していた。いつもより・・・膨張しているのに気づいていた。
「さ、触るな!!」
つい乱暴に尻尾で手を払いのけた。その時、偶然に・・・ブルマの乳首を尾の先がかすめた。
「あっ・・・ぅん・・」 俺もだが・・・彼女も感じたらしい。
「もう!!乱暴ね・・・でも・・手と同じように、動かせるのね。ね、何が出来るの?」
「見世物じゃないぞ。」
「あ・・・これから、服は穴が必要なのかしら?でも邪魔になるわね・・・」
「ふん、こうするんだ。」
俺は、以前にしていたように、腰に巻きつけて見せた。
309 :
196:2010/05/07(金) 22:48:42 ID:???
「へぇ・・・便利ねぇ。ねね、他にはどんな風に動かせられるの?」
「だから!見世物じゃ・・・」
言いかけて、この女を少し虐めてやりたくなった。尻尾を・・・腰から外し、彼女の頬を撫でた。
「いやぁん・・くすぐったい・・・でも気持ちいいわ。」
そして、首筋を這わせて耳の穴周辺を撫でまわしてやった。
「ハァ・・・ン・・や・・・止めてよ・・アアン・・・」
「さっき、お前だって俺が言うのを聞かなかっただろうが。」
「そ・・そうだけど・・ねぇ、もう止めて分かったから・・ね?」
感じているくせに、俺に訴える彼女を見るとますます・・・虐めてやりたくなった。
「いいや・・・これから、こんなことも出来るって教えてやる。」
「えっ!!」
俺は、ブルマを後ろ手に羽交い絞めにして、ベッドに腰掛けた。
膝の上で腕を拘束された状態の彼女を・・・尻尾で・・・虐め始めた。
「ヒッ!イ・・・イヤァ!!」
「うるさい、静かにしないと・・子ども達に聞こえるぞ!」
片手で腕を動けなくし、もう片手で口を塞いだ。
耳から・・・首筋を這わせ・・・鎖骨をなぞり、乳房の谷間を通過させる。
そして、片方づつその乳房を底辺から円を描き・・・先端を触れるか触れないかで・・・弄んでやる。
「グ・・・ゥゥウゥ・・ン・・・ゥゥ・・ウゥゥゥゥ・・・」
声が出ない分、体が反応していた。先端を行き来するたびにビクッとなる。
面白さと、興奮で、俺は何度も何度も彼女をいたぶり・・・遊んでやった。
口を押さえた手に・・涙が伝ってきた。(苦しいぐらい感じてるんだな・・・)
自分の中の悪魔が少し治まってくる。口から手を離してやった。
310 :
196:2010/05/07(金) 22:50:20 ID:???
「ぅ・・ぅぅぅ・・・馬鹿・・・こんなに・・・感じさせて・・馬鹿!!」
その言葉が聞こえないフリをして、尻尾はわき腹から腰回りを撫でまわし・・
臍から・・その下へ行こうとした。
「や、止めてよ!!そ・・・そこはダメぇ!」
膝に乗せているので、自分の腿を開き・・・ブルマの股を広げてやった。
ヘアの周辺を尻尾が弄ろうとしていた。
「どうするかな・・・?」
俺はわざと声に出して、彼女に質問した。
「や・・・嫌よ・・・貴方の尾っぽは好きだけど・・・そんな変態行為・・だわ・・イヤ!」
本気で嫌がっているらしいので、止めてやることにした。
「じゃ・・・何が欲しいんだ?言えよ・・・」
代わりに言葉で虐めることにしたのだった。
「い・・・意地悪・・言えないわよ・・・そんな・・・」
「じゃ、入れるか。」
「イヤ!!イヤイヤ〜!!わ、分かったわよ・・・言う・・・わ。
貴方の・・・・・・・・が欲しいの・・・・。」
「はぁ?聞こえんなぁ・・・入れるとしようか。」
「ヤメテェ!!あ、貴方の ○○×が、欲しいの!!欲しいのよ!」
「へぇ・・・下品な言葉を吐くんだなぁ・・お前は。良いだろう・・・じゃ、自分でしろ。」
「えっ・・・?」
俺は拘束した腕を解き、体を放してやった。
「自分で、俺にまたがれよ・・・ブルマ。」
座ったまま、俺は誘った。しばらく、戸惑っていた彼女は・・ゆっくりと俺の膝からベッドへ上がり・・
いきり立った俺自身の上に腰を沈めていった。
「ハァウン!」 ズルリ・・と彼女の中に俺は入った。その温かさと、肉壁の締付けは・・・いつも新鮮だった。
「あぅぅぅ・・・」 思わず、声がでていた。
311 :
196:2010/05/07(金) 22:51:22 ID:???
だが、俺はワザと動いてやらなかった。今度は腰を拘束して、尻尾で背筋をなぞってやった。
「キャッ・・・イ・・イヤァ・・・・」 感じる部分を攻めてやる。
声をあげるたびに、締付けが強くなるのを楽しんでいた。尻や太腿も撫で回し・・・足の裏も・・・
そして・・・うなじ、髪をかきあげ・・・手では乳房を攻めたてていた。
キスで口を塞いで・・・あらゆる方法で、声を出させずに感じさせてやった。
口を離すと
「も・・・う・・・やめて・・・お願いよ・・・・ね?・・・」
涙に濡れた青い瞳が、俺を激しく責めてた・・・。急に俺は、自分がとてつもなく悪人に思えてきた。
同時に、ブルマを「愛しい」と強く思った。全身でコイツのすべてを愛してやりたくなった・・・。
そっと・・ベッドへ寝かせていた。
「悪かった・・・。」
髪を撫でながら、許しを乞う。
「うううん・・・イイの・・貴方なら・・・良いのよ。でも・・・」
「でも?なんだ?」
「まだ・・・イッてないの・・・私も貴方も。」
目を逸らし、頬を染めていた。その横顔を見ていたらたまらなくなっていた。
俺の中の野獣が・・・・彼女をもう一度、いたぶるのだ。太腿を広げ・・思い切り腰を沈めてやった。
「アァウン!!アアアアア・・・・・アッ!アッ!アッ!アァァッ!アァァッ!」
もう止められなかった。今夜の俺は尻尾が生えたおかげで変な興奮があった。
その夜は・・・もうすぐ満月になろうとしていた・・・月明かりのせいかもしれなかった。
312 :
196:2010/05/07(金) 23:13:40 ID:???
いつもより、激しくグラインドしていた。ブルマの歓喜の声に酔いながら
俺は子ども達のことなど、脳裏から消えていた。
俺達は獣のように・・・・激しく愛し合った。少なくとも、俺は・・・。
そんな俺の意識に関係なく、尻尾は・・・ブルマを攻めている時でも彼女を感じさせる部分を
撫で回していたようだった。
「あぁぁん!ああぁぁん!!イイ、イイのぉぉ・・・・アアァァァァ」
彼女のイク声を聞きながら、俺は・・・中で溺れてイッたのだった。
尻尾は、それから2日間生えていた。
意志に反して・・・いや、本当は俺の願望だった。勝手に動いて彼女のスカートの中に侵入し、
パンツを下してみたり・・・服の間から、胸を揉みしだいたり・・服を脱がしてみたり・・・
喧嘩した時は、彼女の腰を拘束し・・・密着して濃厚なキスを交さないと・・・離れなかったりした。
そして・・・3日目の朝には、消えていたのだった。
「ああ・・・残念だわ。」
そう言うブルマに俺は問うた。
「何が残念なんだ?嫌がっていたくせに。」
「あら・・・そうだった?でも・・素敵だったわ。また生えてこないかなぁ・・・って思うけど。無理かしらね?」
「あんな苦しみで生えるなら・・・いらん。」
そして俺は忘れていたが、この原因の元凶を思い出した。
313 :
196:2010/05/07(金) 23:15:45 ID:???
「ねぇ・・?トランクスちゃん・・・?ちょ〜っと良いかしら?」
母さんの猫なで声が、僕はとても怖かった。父さんのあの尻尾が生えたのが僕の薬のせいだと
知られたのは、ちょうど3日目の朝だった。
ちょっとした、実験のつもりで作ったのは・・・「本音を語る花」が生える薬だった。
口では喧嘩が絶えない2人に、いたずらする気で作っただけなのに・・・・。
計算を少し間違えてしまったせいで、父さんにはそういう効果が表れてしまったらしい。
それを説明し、本来の試作品をブラを呼んで・・・食べさせた。
先に自分の体で実験し、今度はタフィーにしたので味も結果も問題なかったからだ。
「・・?お兄ちゃん、何どうしたの?」
「ブラは・・・父さんが嫌いなのかい?」
最近、何故か父を避けるので・・・一度本心を知りたかった。頭には小さなデイジーが咲いていた。
「そう!パパなんて大嫌い!!」
ブラが言葉を発した時、頭の花が語った。
「ウソ、ウソ、ホントウハ パパ ダイスキナノ。パパニ オコラレタ カオガ コワカッタノ。」
それを見た両親は驚いていた。
父が数日前・・・僕が空を飛んで行ったのを真似して、ブラがベランダから飛ぼうとしたのを
真剣に叱ったことがあったようだ。常日頃、親バカで甘い父が、ブラを叱ったのはそれが初めてだった。
「ブラ・・・パパは本当にアナタが大切だから、叱ったのよ・・?」
「本当?ブラが嫌いだからじゃないの?」
「ああ・・そうだ。」
2人の言葉を聞いた途端に花が語る。
「パパ、ダイスキ! ブラ パパト ケッコンスルノ!」
聞いてた僕らは噴出した。笑わなかったのは父だけだった。
ブラはその父の腕の中で笑っていた。
314 :
196:2010/05/07(金) 23:17:58 ID:???
「本心が分かる・・・花ねぇ・・。」 タフィーを眺めながら、ブルマは俺を見た。
「俺は、食わんぞ!」
「別に食べて、なんて言ってないじゃないの。」
「お前の考えそうなことだろうが!」
焦る俺を、ブルマは微笑んで見た。そして・・・自ら食べていた。頭には深紅のバラが咲いていた。
「これは、そんな2日も咲いてないから。そうだね・・・10分ぐらいかなぁ。」
トランクスはそう言っていた。
「ベジータのバカ・・大嫌いよ。」 そう彼女が語ると
「ベジータ、アイシテル、ダイスキ・・・ダイスキ・・・」 花が喋り出した。
「本人以上に・・・・うるさいな。」
そんな俺に、近づいてキスをする・・・・と、口の中にタフィーが入ってきた!
思わず食ってしまい、俺は焦った。
「何か言ってよ・・・?」
「言わん。」
俺の頭には花が咲いていた。が・・・・花は俺が語らないのにしゃべりだすのだ。
「ブルマ・・・オレハ オマエヲ・・・アイシ・・・・」
必死になって、ベランダから俺は空へ飛んだ。
後には、笑いながら
「「私もよ〜!愛してるわ〜ベジータ!!」」 と花とダブルで叫ぶブルマの声が響いていた。
「ふふふ、おかしいわね。トランクスは・・ブーゲンビリアだったらしいし。
ブラはデイジーで・・・彼は・・ピンクのチューリップだなんて。」
俺はこの時知らなかった。後で聞いたが、花は本人の性格や本質で決まるらしかった。
〜「完」〜
315 :
196:2010/05/07(金) 23:20:53 ID:???
ま〜この程度しか妄想できませんでした・・・お粗末さまでございます。
失敗したとはいえ、薬はトランクスが作ったわけですから・・・
天才ブルマさんは、きっと改良開発して「尻尾薬」を作るんじゃないかなぁと
思います。あのプレイは忘れらんないだろうしww
しかし、規制には参りましたね。何回も繰り返し・・・たまりませんわ。
雑談すら難しい状態でしたから。
また書き込める状態が続いたら、お邪魔します。
読んでくださってありがとうございました。
ホッホッホ。
>>305さん。あなたは何か勘違いされているようですねえ。
>>1はデンデなんかじゃありません。ただの変態なんですよ。
つか早くも尻尾SSキターーーーーーー(゚∀゚)
グッジョブです!感激!感激!夢の尻尾プレイ!エロ王子ww
ブルマ気持ちよさそうじゃねえかチクショーーー!
全くもってけしからん淫らな尻尾堪能させていただきました。ゴチです。
最後の本音のとこでベジータ逃走ワロタw開発ネタおもすれーです。
そして全体を包み込むほのぼの家族愛。すばらしいの一言。
面白SSありがとうございますた!
しかし書きあげるの早いですね。驚きますた。
317 :
196:2010/05/08(土) 11:12:19 ID:???
>>316 イエイエ、ワタクシにはデンデ様ですからw
しっかし・・・もっとエロく出来んのかい?と反省。
10レスですからねぇ。早いかどうかは・・・表現力も皆さまの
脳内補てんでプリーズですから・・グッチョブ貰えて感激です。
最初 エロシーンが脳裏に浮かんで、原因を考えて繋げた話でございます。
GW=SW(尻尾ウイーク)に なっちまいましたww
「本音花」は元ネタ 多分何かのパクリですネ。
花言葉で 頭の花を選んじまいましたよ。
変態なプレイも考えましたが・・・ちょっと表現でつまづきました。(汗)
2日間あったので、きっと・・ww と、ご想像ください。
猫のしっぽでイメージしたので、ソフト感触の毛並みにしちゃいました。
サワサワされると気持ち良いんですよね。ブルマも気持ち良・・・ww
この時期の、ベジータ一家が一番幸せなんじゃないかと思えます。
ブラが3〜4歳で、トランクスが17〜18歳ぐらい?かな。
父親の自覚と家族愛に目覚めてる頃だしww
また、雑談からSSネタ頂け書けたら 規制中にまとめますw
(本当にそうなると思われ・・・どーにかして欲しい)
>>1さんも・・・書いてください〜お願いします。
318 :
196:2010/05/08(土) 11:16:46 ID:???
>>317 あらら・・・ グッチョブ → × 正しくは グッジョブ でした。
wwwww何考えてるんだ〜失礼しました。
頭寝てるんでしょうかねw
せっかく 318(サイヤ)番号 なのに・・・こんなレス(汗) すみません。
尻尾エロありの家族ほのぼの団らんもありので短めながらとってもヨカタ!!
320 :
196:2010/05/09(日) 15:15:40 ID:???
>>319さん
ども・・ありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいですw
「改」で トラも出てきたし、ベジブル妄想が広がると良いなぁ。
わーい!196様のSSが他スレで好評のようで嬉しい限りですよ!!
そこのスレで、他の住人さんが読みたいと言ってらして、「そのSSが読める
スレはどこ?」って聞いてらっさるんだけどここの事ちょこっと教えてあげても
いいんかなあ? 決断力の無いヘタレな自分('A`)
これを期にこちらにも住人さんが増えてくれると有難いのう…。
>>321 ども、196です。
スレ主さんがよろしければワタクシは
依存ございませんワw
URLの貼り付け誘導はチョットですが・・・
検索で探して貰えれば良いのかもしれませんね。
ここがsage進行なのもアゲ厨と荒らしと煽り
防止でマターリしたいから・・・でしたもんね。
・・・逆に聞きたい・・どこのスレ?そんな意見が??
>>321 ども、196です。
スレ主さんがよろしければワタクシは
依存ございませんワw
URLの貼り付け誘導はチョットですが・・・
検索で探して貰えれば良いのかもしれませんね。
ここがsage進行なのもアゲ厨と荒らしと煽り
防止でマターリしたいから・・・でしたもんね。
・・・逆に聞きたい・・どこでそんな意見が??
324 :
196:2010/05/11(火) 21:50:53 ID:???
なんで2回もww 書き込みで誤作動が起きました、失礼しました(汗)
>>322 宜しいですかい?
どうしよ、「ラウンジ板で『ベジータとブルマ』、で検索してみてください」とかでええのかな?
ゆ、誘導なんて、初めてなんだぜ…
ベジブル一家のスレで言われてますたよ。
ほのぼのしてヨカタ、な意見が出てますた。こういうのって、嬉しいもんですねえ。
>>325 おおうナカーマ!
自分もベジブル一家スレで196さんのSS話題に出てて嬉しかた(自分一切SS書いてないくせにw)
と同時にコメは書かないけどスレ見て読んでる人は結構いるんだな〜と思ったよ
ここの初代スレも普段そんなに人いなそうだったのに、ある時の事が切っ掛けで沢山書かれて
意外と住人多かったんだねぇと思ったもんね
P.S
誘導はそんな感じでいいと思うお
>>326 そうだねえ、結構ロムってる人いるのかもしれんですね。
あんまり書き込みがないからこのスレ需要無いのかと心配してたけど、良かったよ。
じゃ、じゃあちょっとあちらさんに宣伝してくるお。 ス、スレ主だからな。頑張るぜ
「ラウンジ板で『ベジータとブルマ』、で検索してみてください。ほのぼのSSは
そこの196さんが書いてます。サゲスレなので宜しくお願いします」
こ、これでいくお。
宣伝してきた… なんかすんげえ緊張したおwww
>>329 背中押しサンクスコww
332 :
196:2010/05/11(火) 23:02:39 ID:???
>>330 お疲れ様です・・・w
アレ?以前そのスレ 3レスで落ち・・・復活したのか〜w
さっき検索して見ました。(ホントにワタクシの事?)
でも規制で書き込めないだけで、
住人さんは多いのかも・・と思ってました。
喜んでもらえたなら、嬉しいですね。
スレ主さんありがとうございました。
ほのぼのSSといったら
>>332様しかおりません。
ベジブルのちゃんとしたSSは2ちゃんの中ではここぐらいしか無いはず。
間違いないぜ。
一家スレは元はぴんく板に立ってたんだけど荒らされたりした経験からID出る板へ移動して立てたら
板の特性からあっと言う間に落ちw元のぴんく板の方に立て直したところ今は安定してる感じだお
自分も、ほのぼのがイイって話題出たのは196さんの事だと思うし
>>1さんもSS書いてくれてるからひっくるめてここのスレの事だと思う
335 :
196:2010/05/12(水) 09:22:41 ID:???
>>334さん そうだったんですか へぇ・・・
ほのぼの=ワタクシ そ、そうですかw
スレタイ 考えたら変な書き手w
残念なのは前スレの続きになっちゃってる
>>4からのSSですね・・・
専ブラだと読める人もいるみたいだけど
途中からでも 楽しめる内容なんで問題ないかな?
馴れ初めじゃないけど、スレタイにあったSS
投下したい・・と思います。
でもゲスト視点で
それも・・・変な位置づけで・・どーだろう?な感じです。
そんでも良ければ、また・・ほのぼのボノボノでw
モリタポを買っても過去スレ見れるんだけどお金かかるしねぇ
自分は買ってでも読みたい!って思うけども
でもこのスレだけでも充分楽しめるよね
ほのぼのとか家族愛とかのテーマは196さんですな!
投下待ってるよ!
投下の前に・・雑談いいですか?
「ぼのぼの」ってマンガありましたよね・・・
登場人物をDBで当てはめたら、
主人公以外ですけど
スナドリネコ=ピッコロと浮かんで
ベジータは・・・フェネックギツネって思ったのですがw
そんなの考えたのワタクシだけだろうな・・・いや・・すみません、忘れてください。
ぼのぼのはラッコとリスは分かるんだけどな
フェネックギツネ、画像見たら可愛かったw
これなら不満なしw
339 :
196:2010/05/13(木) 02:24:23 ID:???
いろいろな妄想からまとめたSSです。他の作品とは違う視点で書いてます。
思いついた時点でメモったのを物語風にしたので・・・色々原作と矛盾があります。
そんなの関係なく温かく読んでくださる方以外は、スルー願います。
4作あるのですが、小出しでw ちょこっとづつ投下したいと思います。
規制があったりで、途切れていたら、気にせず
他の書き手の方の投下や、雑談レスをお願いします。 では・・・・
「ベジブル 妄想A」
〜孫悟空の視点から〜
あの未来から来たトランクスと別れて、あれから半月ほど経った。
オラも聞いた以上は、修行に励んだが・・・一方であの二人の行方も気になっていた。
ピッコロも時々様子を伺いに、カプセルコーポレーションへ行っているらしい。
大した進展はないようだった。
第一、まだヤムチャは一緒に暮している時点で、あの二人がそうなるとは言えなかった。
「ヤムチャには悪りぃけどな・・・・・早いとこ、くっつかないとトランクスが生まれねぇゾ。」
時々オラも様子を見に行っては、独り言をこぼした。
340 :
196:2010/05/13(木) 02:28:28 ID:???
どういう経緯で二人がそうなるのか、さっぱり分からない。
しかし責任がある以上は、そうなるようにこっちが気をくばってやらないとダメかもな。
そんな風に思っていた矢先、ピッコロからヤムチャが出て行った事を聞いたオラは
喜んで良いのか悩んだ。
どう考えてみても、あのベジータがブルマをどうこう出来るとは思えない。
ブルマのほうは多少世話焼きだから、あいつからだろうなぁ・・・とぼんやり考えてみた。
うっかり余計な事を言ってしまうと壊れるかもしれない関係を、傍観するしかないのか?
しかし・・・・・なんとか、そうなってくれないとな。
瞬間移動で、オラはとにかくブルマに会いに行った。
ブルマはリビングでお茶を入れてくつろいでいた。
「あら、孫くん。久し振り〜どうしたの?」
「ん・・オッス。あのよ・・・・ベジータどうしてる?」
「ああ・・・あの居候ね。」
(そんな険悪な言い方を聞くと、どうも進展どころじゃねぇなぁ・・・と考えたオラだった)
「相変わらずよ。戦闘マニアは・・・・重力室を壊しまくりよ!おかげで私はつきっきりでメンテナンス修理に
追われて、美容に悪いったら!!!パパももう年だから、私に負荷が思いっきりかかるのよ!!
しかも、感謝も無く食べまくるわ、生意気だわで!腹が立つったら!!」
「そ・・・そうか・・・で?スーパーサイヤ人にはなれたんか?」
「さぁ〜多分まだだと思うわ。最近、思いつめて自分を痛めつけてる感じだし・・
ねぇ、孫くんからも言ってやって!そんなに無茶すんなって。私の言うことなんか聞きゃしないんだから。」
言い方は不満を含んでいたけど、心配している様子からブルマの生活の殆どはヤツの管理を占めている感じだった。
341 :
196:2010/05/13(木) 02:33:15 ID:???
「つまり・・・・それって、四六時中一緒って事だよな、ブルマ。」
「私は修行には付き合ってないわよ。でも呼び出されるし、修理に追われるし、寝る間も無いぐらいよ!
でも、彼・・頭はイイのよね。この天才の私の知識についていけてるんだもの。時々すごいアドバイスされるし。
もっと自分の体を大事にしてもらえればね・・・・・ついでに、私に感謝ぐらいしろっての!!」
聞いてるとドンドン不満が出てくるようなので、かえって逆効果な気がする。いくら鈍いオラでも閉口した。
「ま、そう言うなよ。一人でも戦士は多いほうがいいしな。アイツなら結構やれるんだろうと思うゼ。
見捨てないで面倒みてやってくれよ、な。」
「うん・・・・あれで結構・・・・それに寂しそうだしね。なんかね、人を寄せ付けないけど・・・・気になるっていうか・・
うちのママはなんだかんだで、気に入ってるらしいの。」
「そ、そうだよ。アイツ今まで生きるか死ぬかでギリギリのとこで生きてきたんだからさ。」
「そう思ってるから、こっちだって親切にしてやってるんじゃないの!なのにアイツときたら・・・・・
あ〜なんかムカついてきた。」
「じゃ・・・オラ帰るわ。」
「あら?様子見に行かないの?」
「オラが行くとさ、アイツ余計に無茶しそうだからな。もう行くさ・・・・」
そう言って帰ろうとした所に、ベジータが現れて
「おい、ブルマ。今夜、おまえの部屋に行く・・・・」
そう言いながら来たのをオラは聞き逃さなかった。
「お・・・お前!何しに来たんだ!!」
「よ、オッス。ベジータ。あんまり、ブルマに心配かけんなよっ!」
そう言って逃げるように帰った。
342 :
196:2010/05/13(木) 02:35:45 ID:???
「ふ〜ん・・・・あの言い方からすると・・・もしかすっと、もしかするかもな?」
そう思ったので、いっちょ確かめてやるか!とオラは夜にそっと行ってみた。
ブルマの部屋が見える処で様子を窺ってみた。
「昼間、孫くんが言ってたわ。アンタを見捨てないでやってくれって。」
「失礼な言い方だな。ほっといてくれ。」
「でもね・・・・やけに私達の事を聞くのよ。もしかして・・・気付かれたかも・・・。」
「ふん、かもな。」
「あ〜なによ、その言い方!」
何やら揉めている感じだったが、やがて抱き合っているのが目に入った。
オラは・・・見てはいけないと思いつつ・・・ついそのまま凝視してしまった。
「あのベジータが・・ブルマに自分からキスしてやがる・・・・しかも・・・なんだ?あのアツアツぶりは?」
そのまま明かりも消さずに、二人はベッドに倒れて続きが始まった。
ブルマは自分から、脱ぎ捨ててベジータを誘っていた。
「ねぇ・・・今日はどうするの?明かりはそのままにするの?それとも・・・・」
そう言いながら、胸を持ち上げて足を広げていた。
「相変わらず下品な女だな・・・オマエは。ふん・・・今夜は月明かりだからな。消してやろう。」
明かりを消したが、二人は開け放たれた窓から月明かりで丸見えだった。
全裸のベジータはオラが見ても、綺麗な肉体だった。
男でもそそるカラダを見たのは、後にも先にもそれが初めてだった。
343 :
196:2010/05/13(木) 02:40:19 ID:???
思わず生唾を飲み込んだ。
ブルマの乳房を揉みしだいて、体にキスをしているベジータを見て本当にブルマを愛してるんだと
オラは感じていた。それがただの性欲なら、こんな優しい抱き方をアイツはしないだろう。
ブルマはブルマで声にならない声を出して時々「ベジータ・・・愛してるわ・・・」とつぶやいていた。
しかも、ヤツは・・・・・ブルマの大事な部分を・・・執拗に、丹念に舐めている。
あの極悪非道で殺戮者の男が・・・女を喜ばしているんだから、オラは目を疑った。
「あぁぁ・・・もう駄目ぇ・・・」
「どうして欲しいんだ?言えよ・・・ホラ」
「うぅぅぅん・・・はぁぁ・・・欲しいの・・・入れて・・ほ・・しい・・のぉぉ」
「これが欲しいのか?」
そう言って、ブルマの顔に自分の猛々しいモノを近付けている。
その形の良さと、体に似合わない逞しさにオラも股間が熱くなりそうだった。
ベジータは男から見ても魅力的な体をしていた。断わっておくが、オラはノーマルだと思う。
しかし・・・もしヤツと二人きりであんな感じになったら、オラは拒めないだろうな・・・とふと変な想像をしてしまった。
そう考えていた事をブルマはしていた。
ムシャブリついて、ヤツのソレを舐めまわしていた。
苦痛と快楽に顔が赤らんでいるが、眼は燃えているベジータ。
「くっぅ・・・もういい!」
乱暴に、ブルマを押し倒すと思いっきり股を広げさせた。
「こんなにグチャグチャに濡らしあがって・・・・本当に下品だぞ。でもな・・俺はそんなお前を・・・」
言いながら、腰を突き上げた。
344 :
196:2010/05/13(木) 02:50:31 ID:???
「はぁぁん!!あああぁぁ、イイ!イイのぉぉ!!」
「どう良いんだ?言ってみろよ・・・くぉぉぉ・・・・」
「あぁぁん、うぅぅん・・・・貴方のぉぉ・・・が・・・私の中で大きく・・・あぁぁンイイ!・・のぉ・・・!!」
「お前のナカも最高だ・・・この締め具合・・・もう・・・俺も・・・」
「んぁ・・ああン!ああン!ああン!もうイッちゃうぅぅ・・!!」
「くっぅ!」
「アァァァァァァァァ・・・ァァァ!!!!」
二人は同時に果てた。
オラはこの光景を焼き付けて帰った。
「ま、これでトランクスは生まれそうだな。」 そう呟きながら。
僅かに、ベジータの髪が金色に変わりそうになっていたのをオラは見逃さなかった。
「ヤツももうじきスーパーサイヤ人だな。二重に嬉しいぜ。」
帰ってから、チチを熱く抱いたオラだった。
〜「完」〜
・・・・これでは覗きじゃないか〜と突っ込みながら、書いてしまった作品でした。
で、つい別視点で書きなおしたのが次のSSです。
連投規制に引っ掛かるので、しばらくしたら投下します。
気にせずレス願います。 こんなのですみません・・・w
345 :
196:2010/05/13(木) 04:33:42 ID:???
>>344から引き続き、視点を変えての妄想で投下します。
さっきは ゲストでしたが、今度はベジータです。
勝手な解釈で偏っている内容なので原作とは違います。
一部、アニオリの設定をパクリました。では・・・
「ベジブル・妄想A」
〜ベジータ視点〜
俺はいつからこの女を抱くようになったんだろう?
ふと、今夜も部屋に入っての行為を楽しんでいる自分に自問してみた。
あれは・・・・・行き詰っていた俺が、ボロボロで帰って来た時だったか。
ブルマが涙を浮かべて訴えてきた。
「もう止めてよ!そんなに自分を傷めつけないで!!
死んじゃったらどうしようもないじゃないの!」
重力室を爆破してしまい、自ら重症で意識を失った俺を看病してから・・・・
やたらとうるささに拍車がかかったようだった。
あれからしばらくして、コイツとあの男は別れたらしい。
原因が俺ではないと思うが・・・思っていたが・・・・。
どうも、この女は俺に構い過ぎる嫌いがあった。
それが面白くなかった男は、己の限界を知ってか消えた。
もっとも修行だのしたところで、あの戦闘力では役に立たずに終わるだろうと
俺は見向きもしなかったが。
346 :
196:2010/05/13(木) 04:37:38 ID:???
それ以来、俺の目の届くところにいつもブルマが居た。
メンテナンスだの、修理だのもあったが・・・・・
何かと意見する事も多く、お互いを知っていく時期でもあった。
この女は、頭脳だけは宇宙的に天才だった。
この俺でも舌を巻くほどの、科学力を備えている。
父親も超えているらしく、俺の重力装置はコイツが担当することになるのだった。
これで物静かなら、まだ我慢が出来るのだったが、
やれ「ああしろ」「こうしろ」と命令口調でこの俺に何を言ってやがる。
二言目には「態度がデカイ居候」呼ばわりだ。
大体、俺が強くなれば必然的にお前達の命も助かるって事を忘れているようだった。
カカロットだって、自分の家族以外をそう簡単に助けに来るとは思えない。
何も俺はこいつらを助ける為に頑張ってる訳ではないが・・・・・・一応の恩義は返してやらんと
とは密かに考えているの。この女の頭脳は捨てがたい。
仮に人造人間がいかに強かろうと、地球の科学技術なのだから最終的にはこいつらの域だろうと
俺は判断している。やみくもに戦って消耗するよりは、判断してから対戦したほうが効率が良いはずだ。
俺に出来ることは、カカロットを早く超えることなのだ。
なのになかなか超化出来ずに、肉体を痛めつけて回復力で戦闘能力を上げる事を繰り返していた。
メディカルマシーンが無いのは痛手だったが、サイヤ人の体力の回復能力は、宇宙でもトップクラスなのだ。
半日も眠っていれば、ほぼ普通に動けるようにはなる。
ただ、普通に生活するには、だ。
だから俺のように休みなくトレーニングや戦闘をしていれば、死も覚悟しないといけない。
だがそんな間抜けな事を俺はしない。
計算ですべて行動しているのにもかかわらず、この女は勘違いしていた。
347 :
196:2010/05/13(木) 04:41:33 ID:???
なのに、だ。
星のような青い瞳を涙で潤ませて、俺の胸に飛び込んで来る。
そのやわらかな感触がくすぐったい・・・・。髪から甘い香りがした。
これ以上近づかれると、こっちもどうにかなりそうなので、乱暴に振り払って日々が過ぎて行った。
「あの女は危険だ」
男の根っこの本能で俺は感じていた。
何か溺れそうになる危険性が常にあった。
こっちはそれどころではないのだ。早くアイツを超えないといけない。
なのに・・・・どうしてか、ふとブルマを眼で追っている自分が居た。
四六時中一緒でも無いが、俺を探し回っているらしく、いつもスカウターで場所を確認に来たりする。
C.C.でトレーニングしていても、食事の時には一緒だった。
そしてジッと俺を見つめている。
「何だ?何か言いたいならさっさと言え!気が散る。」
「なによ、いいじゃないの。アンタの食べてる所面白いんだもの。」
「ふん・・・・・食わないなら、よこせ。」
「あ!イチゴはダメよ!!」
トレーニング中も監視しているかのごとく、モニターから呼びかけがある。
うるさい女だ。しかし、何か俺に起こっているとすぐに飛んで来て手当が始まる。
最初は嫌だったが、いつしかその手を待っている自分に嫌悪する。
密着するとろくなことが無いと感じていた。
なのに、あの女はベタベタ触ってくる。無意識なんだろう。
半裸に近い格好で寄ってこないでくれ!
348 :
196:2010/05/13(木) 04:53:31 ID:???
抑えるのに必死な俺を知ってか、知らずか、誘ってくる。
ある夜、酒を勧めて俺にキスしやがった。
こっちも悔しいので、思いっきり濃厚なのをお返ししてやったら、本気にしやがった。
それから・・・・お互いの理性が飛んだ。
覚えているのは、白い肌と今まで感じたことのない感覚。
そして快楽に溺れそうな男としての感情だった。
ブルマは、俺にしがみついていた。
下半身の気持ち良さにお互いが、溶けてしまいそうになった。
好きな女を抱く、こんなに心が満たされるものなのか、と。
ブルマは「こうなりたかったの」と言っていた。
もう言い訳も何も無かった。誰も俺達を止められやしなかった。
ブルマは「愛している」と言うが、俺には「愛」がなんなのか分からなかった。
ただ、女を抱いたのはこれが初めてだった。
抱きたいと思ったのもこの女が初めてだった。
戦闘で明け暮れた俺は、そんな機会が無かった訳ではないが・・・・
自分と同じ能力が無いバカな女を相手にはしたくなかった。
こいつは違う。体も頭脳も宇宙でもまたとない逸品だろう。
そんなことを言うつもりは無いが、こう伝えた。
「ブルマ・・・お前はベジータ王家の最後の王妃だ。」
そして、今夜もお前を抱く俺がいた。
〜「完」〜
お粗末さまでした。
>>339 と一緒に読んでくださってありがとうございます。
また別視点で書いたのがあるので、次回投下したいと思います。
>>339からのSSありがとうです、GJでした〜
悟空結構好きだからゲストで出てきてくれて嬉しいなあ。
「あ!イチゴはダメよ!!」が、なんかツボww そんなの取り合ってる二人がかわいーよww
まだ投下予定あるとのことなのでwktkして待ってます。正座で。
ところで。まだ次スレの話なんて早いんだと思うんですが、どうですかね、この
激しい規制の最中、書き手さんも読み手さんも、結構ストレスとか感じて
ないですか?
SS書きたいのに書けない、雑談したいのに書けない、って困ってる人って結構
いるのかなあ、どうなんだろう。
自分は今のとこ規制は食らってないですがこないだから携帯は駄目になってしまって
ちょっと心配になってきた…。前にも、作文投下しようとしたら規制という事が
一度あって、そんときのガッカリ感、脱力感といったら半端じゃなかったです('A`)
雑談に参加したいのに出来ない時のストレスもすげえですww
次スレは、規制中でも書ける板に引越した方が良いのか?と、一人、ふと思った次第です。
皆はどうなんだろう… って、意見を聞きたくても規制で書けない人がいると
思うとなんだかもう…。はあぁ…
350 :
196:2010/05/13(木) 21:04:51 ID:???
>>349 ども、196です。こんな内容で・・GJありがとうございます。
悟空・・・ブルマの裸体は無視wwって、投下してから気がついた(汗)
危ない思考(一応断ってますが←誰にだw)にならんでヨカッタ。
そうですね、そろそろ400KBに近くなってますし。
ラウンジクラッシック板あたりか・・・な?
ワタクシなんて〜もう毎回ですからww
マターリスレだから、良いかともオモッタのですけど、
段々過疎ってるのは・・・きっとそのせいかも。
でも ロムされてる人は多いと思います。
皆さんの意見が知りたくても・・・書けない方は
規制代行スレもありますよ〜
GJ−!!燃えた〜
悟空さん、そんな、覗きなんて…いいぞもっとやれー!
って思ってたら想像以上に最後まで見届け実況してくれたww
ほんと、言われたらベジータには反応してるのにブルマの裸には‥ww
2つ目のベジータ語りのSSも良かったよ!
残りのSSも楽しみだ
ところで新スレ立てる場合の話だけど、ラウンジ板はまったり出来て好き
でも規制の影響どのくらいあるんだろう?自分はラウンジ板がダメなら他の大体の板もダメだったと思う
規制中でも書き込める板ってあるけど・・
ラウンジクラシック板はスレ落ちるの早いから危険だと思う しかも落ちたらもう見れないんだもん過去ログ倉庫とかにもないし
モリタポすら使えないし
352 :
351:2010/05/14(金) 02:00:04 ID:???
でも折角SS書いて下さってる方が規制に阻まれるのは勿体無いし
規制中でも書き込める板への移動って言うのはあってもいいかも‥と思うです
このスレを見つけてからずっと不思議だったんだけど
全年齢板にこういうスレって立てていいものなの?
そりゃ法的には文章での性描写は年齢規制の対象外だけど、
少なくとも2ちゃんでは「18禁、21禁と思われる話題はそれにふさわしい板で」
がマナーになってるよね?
あからさまな性描写があって当然のスレだから、全年齢板に立てると
ローカルルール無視のスレとして削除依頼を出されても文句言えないんじゃないかな。
それに、スレタイを見て不快な気持ちになるドラゴンボールファンやべジブルファンも
きっといると思う。
だから自分としては、次スレは18禁板だといいなーと思ってる。
354 :
196:2010/05/14(金) 03:02:02 ID:???
>>351さん
GJありがとうございます。
>>346で一部「だ」が抜けてる箇所ハケーン(汗) ベジがオネェになってしまったw
別視点の投下は、次スレの雑談の後にしますね。
(そんなタイソウな内容ではナイのでw)
ああ、そうなんですか・・・クラッシックはdate落ちしますね・・
初代スレでの職人さんが立ててたスレも あの恐慌で消えてしまったですし・・・
規制は辛いけど、無くなったら怖いですし。
以前も「ピンク難民」とか考えてたと思うんです。
荒しが多いので、ココが良いだろうと、なったでは無かったかなぁ・・・。
>>353さんのおっしゃる通り
本当はエロSSはピンク板で・・・なんですよね。
ラウンジはそのあたり厳しくないのか?と思ってたんですが・・
年齢制限ウンヌンがあるとは思いますし。(朝チュンSSもあるんだけど)
エロSSで行くなら、スレタイに合うピンク板でしょうね。
規制中でも書けるか?と言えば無理ですけど。
「アク禁になった人の為にレス代行するスレ」がありますから、
そちらで雑談の返答とか出来るので・・・規制された時は
解除されるまで利用されてもいいかもですね。
思い出した
最初にこのスレがラウンジ板に立って、だけどエロありだから次からはぴんく難民に立てようって話になり立てたところ
即効で荒らされて、やっぱりあそこじゃダメだラウンジならマターリ出来るからラウンジに立て直そう
って事で結局ラウンジ板に落ち着いたんだったよ
ぴんく難民のスレはそのまま放っておいて落ちるようにしたの
自分としてはスレタイにSEXって入ってる時点でお下劣下ネタ好きホイホイみたいにならないかが心配なんだよね
漫画のキャラだからそこまでは行かないかな‥?うーむ
ただぴんく難民は規制中でも書き込めるよ
↑下ネタ好きホイホイって書いたのはぴんく板にこのスレ立てた場合ってコトです
今のところラウンジでのこのスレはそう言う荒らされ方はした事ないので…
357 :
196:2010/05/15(土) 04:03:12 ID:???
>>355 そうでしたね〜 今回は次スレのこともマターリ雑談して
誘導さえしっかり出来たら、スレタイ変更しても大丈夫なのかも
ピンク板は エロ当たり前だから 堂々とSEXって入ってると・・・ねぇ
ここが落ち着いてるのは 多分そんなところでは無いからでしょうか
「紳士淑女の憩いの場」・・って一応、大人な方々が秩序を持って
自己責任でスレ立ててるという意味なのかしら?
考えとしてはこんな感じですか?
ここに残すならスレタイ変更し、断り誘導する でも規制あり
ピンクorピンク難民へ移動なら、誘導しっかりしておいて
スレタイはこのままで でも荒しに注意する・・・ただし、難民は規制が無い
いっそのこと、ローカルルールに沿って ピンク難民へ
スレタイ変更して しっかり誘導もしておいて
規制なく出来るようにする?か・・・
ピンク難民のスレを知らないのですけど
最初はSSより 妄想とか雑談で始まって・・
デンデ様君臨、ほかの書き手の方々が表れ
楽しくなってきたら なんだか荒れてきて(汗)
前スレから流れが出来て ロム・投下と両方楽しんでました
初代スレの最後に メルヘンエロw を受け入れて貰えてから
ずっと そんなんしか書けないので・・・ここは居心地がヨカッタですw
でも ベジブル=エロ が当たり前な処ありますよね?
だから妄想で萌えるので・・SS書くときは 339の悟空と同じ視点かもw
妄想のネタを また雑談で頂けたらなぁ〜と 近頃思います
自分はピンク難民が一番いいような気がするです。
ラウンジは確かに平和で居心地いいのですが、ルール違反であることの後ろめたさは
拭えませんし、何より、他のDBファン、ベジブルファンに不快な印象を与える
事は、個人的に最も避けたい所です。
ピンク系では、他に該当する板が無いような気がするので、やはりピン難で…。
で、
>>357さんの言うとおり、荒らし対策のため、スレタイは変えたほうが良いと思う。
ピン難にベジータのマニアックなスレがあるけど、そちらは名前の一文字だけを
平仮名にして、簡単に検索できないように工夫してたような…気がする。
>>355さんの言うとおり、お下劣下ネタ好きホイホイwにならないようなスレタイを
ひねりだしてピン難に引越し、誘導もしっかりする、って感じで自分は良いと
思っとります。
皆さんどうも意見有難うです。知恵出してくれて乙です。
他にも意見ありましたらどうぞよろしくです。
>>350 >悟空・・・ブルマの裸体は無視ww
それはほら、きっとさ、ガキの頃からブルマの股を枕にして寝てたりしてたから
今更ブルマなんぞに何にも感じないんだよ、きっとww
悟空にとっての女はこの世でたった一人だけなんだよ、きっとwww
360 :
196:2010/05/15(土) 18:23:12 ID:???
>>358 ぴんく難民へ行く方向になりますかね。スレタイは工夫が必要だと。
ドラゴンボール=DB にされるほうが良いのかな?
ベジータとブルマ=VE&BU とかw
「★DB★ VE&BU 〜〜」 みたいなのとか・・・分かりにくいか
ああ、発想が貧困だから 浮かばないわ どなたかお願いします(涙)
>>359 (サン・悟空?ww)
>>女はこの世でたった一人だけ
それ、なんてメルヘン・・・こっちのサイヤ人も スイーツってことでw
>>361 ごめん。言い過ぎた。友達だから性的対象にはならないのでは、と勝手に
思っただけ。しかし言葉が非常に悪すぎたね。正直すまんかった。
ブルマごめん。ブルマファンの人ごめん。本当にすまんかった。
【DB】萌え雑談&SS【ベジブル】
【DB】ベジ×ブル妄想劇場
【DB】ベジータとブルマに熱く萌えるスレ
【DB】ベジ×ブルの絡みってどんなん?
【DB】王子×ブルマにハアハアする大人のスレ
【DB】ベジ☆ブル☆メイク☆ラブ
【DB】官能ベジブルスレッド
難しい…スレタイ他になんか無いですか?
ここの雰囲気からして
【DB】萌え雑談&SS【ベジブル】・・・・OK
【DB】ベジ×ブル妄想劇場・・・・OK
【DB】ベジータとブルマに熱く萌えるスレ・・・・OK
【DB】ベジ×ブルの絡みってどんなん?・・・・微妙かな
【DB】王子×ブルマにハアハアする大人のスレ・・・・別の意味でウ〜ン
【DB】ベジ☆ブル☆メイク☆ラブ・・・・意味的に微妙
【DB】官能ベジブルスレッド・・・・ややOKか・・
いや〜スレタイって本当に難しいデスナァ
それにしても よくこんだけ考えましたね 尊敬します
最初のが一番合ってる気がしますよ
スレタイが決まったら 内容の定義?も考えないと・・・
・毎日のSEXの様子を小説風にお話つくってみようぜ・ヮ・
→ ・ヮ・ って何なんでしょうか?ずっと謎〜www
ぴんく難民は今ベジブルのスレがひとつあるから
そっちとは別の内容のスレだと分かる様なタイトルがいいと思うんだ
同じ板でキャラ被っても内容が別なら大丈夫みたいな前例(今も?)あるし
ただカプ被りはどうか分からないけども‥なので出来ればはっきり違いが分かるのが理想かな〜と思うだよ
366 :
365:2010/05/16(日) 00:11:57 ID:???
今あるベジブルのスレタイが
ベジータとブルマ〜ベジブル一家スレ2
で、スレの説明としては「ベジブルとその一家の雑談関連何でもおk」だから
こっちのセクロススレの方は基本はベジブルのセクロスSSとそれに関する妄想・萌え語りってのが分かるような
>>363さんの提案タイトルから持って来させて頂いて
【DB】ベジ×ブル官能SS&妄想劇場
【DB】ベジータ×ブルマ官能SS&妄想
とかどうかな?
タイトルの最初に【DB】入れるとひょっとしたら字数が足りないかもだが
>>366 それなら
【DB】ベジ×ブル 妄想劇場
がいいのでは?
ベジ×ブル で カプが分かるし(SEX含みで)
官能以外のSSもOKだろうし ネタやエロ雑談も混ぜて
妄想スレではないか と思う
文字数がひっかかるならば それが簡潔で良いなぁ
ぴんくの板にあるから 官能とか必要ないかも
どうでしょうか?
>>367 シンプルで分かり易くていいかも
最初の説明でSSの事やえっちネタの事も書いておけばいいだろうし
>>364 ・ヮ・←これは顔文字じゃないかな?こんな感じの(^▽^)(・ヮ・)
自分は顔文字の意味とワァ☆みたいなニュアンスで受け止めてたw
【DB】ベジ×ブル 妄想劇場
そうですね、シンプルでいいかもだね。妄想劇場という言葉の響きでなんとなく
スレの雰囲気も表れてるような気がする。
テンプレはどうしましょう?いまのままでもいいのでしょうか。
それともSEXという単語はやめたほうがいいのだろうか?
・ヮ・←これは残したいなあw
370 :
196:2010/05/16(日) 21:17:51 ID:???
>>368 さん ども、364です。
>> ・ヮ・←これは顔文字じゃないかな?
教えてくれてありがと! そっか・・・謎が解けたw
個人的にリニューアルなら 輪郭入れてあげて欲しいな → (・ヮ・) で♪
テンプレはそのままでいんじゃないですか?
後 何か思いついたの追加する形で・・・
「ほのぼの」OKとかw
>>370 謎解決してヨカタw
それじゃあ
ベジータとブルマのSEXの話をみんなでつくろうぜ
・SEX中の会話
・SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子
を小説風にお話つくってみようぜ(・ヮ・)
・sage進行です
・アゲ厨と荒らしと煽りはスルーでお願いします
・「ほのぼの」や「妄想語り」もおkです
でどうだろ
ぴんく板だからsage推奨→sage進行に直して、後は一番最後の一文を増やしてみた
372 :
196:2010/05/17(月) 08:00:02 ID:???
>>371 そうですね。
ベジータとブルマのSEXの話をみんなでつくろうぜ
・SEX中の会話
・SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子
を小説風にお話つくってみようぜ(・ヮ・) ←アリガトww
・sage進行です ← 「」とかつけて、強調しますか?
・アゲ厨と荒らしと煽りはスルーでお願いします
−−−ここまでは 歴代引継ぎですから−−−
・「ほのぼの」や「妄想語り」もおkです ← すみませんww
追加で入れるとしたら、後なんだろ・・・
「これだけは守ってほしい」ような内容ですかねぇ・・
「ラウンジ」 → 「ぴんく難民」 の経緯を 前スレ貼り付け前に
明記されますか?
・・・って、スレ立てないヒトが 提案して良いのかなぁ
おお、皆さん、テンプレ考えて下さってありがとうね。自分は、
ベジータとブルマのSEXの話をみんなでつくろうぜ
・SEX中の会話
・SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子 を小説風にお話つくってみようぜ(・ヮ・)
・「ほのぼの」や「妄想語り」もおkです
・sage進行です
・アゲ厨と荒らしと煽りはスルーでお願いします
↑ぐらいでいいかなあと思いますが、スレッドの容量に注意して、何KBぐらいで
次スレを立てる準備をするのか、とかもテンプレに入れといた方がいいのか…?とオモタ。
皆がうっかり忘れないように。
あとは書き手さんに守ってもらうルールかなあ…。
あまりにアブノーマルな内容や死ネタなど、ショックの強いSSには冒頭に
注意書きヨロ、とか。でもこんなのテンプレにしなくても書き手さんが
ちゃんと自分で判断してやってくれるかな。要らないか。
>>372 >「ラウンジ」 → 「ぴんく難民」 の経緯を 前スレ貼り付け前に
>明記されますか?
その方が良いかもです。…誰かうまいこと明記できる人おらんですか?
375 :
196:2010/05/17(月) 12:36:23 ID:???
>>373 >>スレッドの容量に注意して、何KBぐらいで次スレを立てる準備をするのか、
とかもテンプレに入れといた方がいいのか…?
↑
それは良い案ですね。 前スレと時ビックリでしたから。
>>374 こんな感じ?
「初代〜#3スレまでは ラウンジで マターリしてましたが
ローカルルールに合わせて スレ立て変更致しました。
ベジ×ブル にはエロは不可欠w と アダルト妄想が多い為
このたび ぴんく難民へ移動となりました。
前スレまでの ルールは引き続きよろしくお願いします。
自由な妄想で雑談、SSはOKですが、投下前に
死にネタや 過激な内容は 冒頭に注意書きなど
ヨロシク〜☆ 」
コレからアレンジされて、文章考えてみては?
何か見本みたいなのが無いと 発想も広がらんので・・
ああ、でも上手く表現 出来なくてすみません。
どうぞ、好きに変更ヨロシクです。
このスレは、以前ラウンジ板にあった「ドラゴンボール ベジータとブルマのSEX 3」の後継スレです。
規制回避のため板移動を行うにあたり、性描写など未成年の閲覧にふさわしくない
書き込みが多いスレである点を考慮し、ぴんく難民板でのスレ立てとなりました。
それに伴い、トラブル回避のためにスレタイも変更しております
詳細は前スレ
>>351以降の流れをご参照ください。
・規制中の人も書き込めるように
・18禁要素を含むスレなのでそれにふさわしい板に
・トラブル回避のためにスレタイを変更
この3点は入れといた方がいいのかなと思ったのでそんな感じで考えてみた。
叩き台ってことで、削ったり付け加えたり書き変えたりよろしくお願いします。
次スレに関しては、SS投下系のスレはだいたい容量が
470〜490KBに達した時点でスレ立てとなってる場合が多いかな。
このスレの速度なら490KBになったらスレ立てくらいで大丈夫だと
思うけどどうだろう。
377 :
376:2010/05/17(月) 12:38:32 ID:???
ごめんちんたら書いててリロードしてなかった
378 :
196:2010/05/17(月) 13:15:15 ID:???
>>377 いんや〜素晴らしいです!
軽い感じで考えてシマッタ自分は・・・www
最初のテンプレって大事だし、
そのまま利用で良いんじゃないですか?
多少の付け加えや、削除もありですが・・・
思いつかないぐらい、完璧って感じですよ〜w
あ、でも前スレアンカーでの参照は 見れなくなった時困るので
なんらかの表記は必要ですかね?
相談するレスも考慮して・・・400KB超えから
こうやって忘れないようにレスされると良いかと・・・
タイミングはSSまたぐ場合は 先に次スレ立てて
消費分で 誘導する・・とか?
そうなると 490KBで立てても大丈夫でしょうか。
よくわからないので、どなたか詳しい方よろしくお願いします。
今さらだけど、板移動の経緯って必要かな?
あんまり色々書きすぎるとぜひ読んでほしい注意事項が埋もれてしまうから
テンプレは最小限に抑えるべきだと思うんだ。
>あ、でも前スレアンカーでの参照は 見れなくなった時困るので
>なんらかの表記は必要ですかね?
レス番まで入ってるんだから、気になる人は自分で過去ログあさればいいと思う。
変換サイト使えば誰でも過去ログ見られるんだし。
>>379に同意
移動の経緯は別に書かなくてもいいと思う
もし書くならばもっと簡潔に、前スレタイトルとURLを貼った後にでも
「エロ内容を含む為1〜3まであったラウンジ板からぴんく難民へ移動&タイトル変更しました」
ぐらいでいいんじゃないかな?
KBの件は最初の注意書きの最後にでも
「※要量501KBに達すると書き込み不可になります。470KBに達した辺りで次スレの準備をしましょう」
とか
テンプレ審議中のこの機会に、今まで気になってたことを質問。
ほのぼのや妄想がおkなのは今のスレの様子を見てたらよく分かるんだけど、
逆にちょっと殺伐系のSSとかは投下しても大丈夫なんだろうか?
あと、エロがないSSはこのスレ的にはナシ?
経緯については
>>2に載せるに一票。
>>1はできるだけ短い方がみんなちゃんと読んでくれると思う。
>>382 エロがなくてもベジブルならたまにそう言うのあってもいいんではないかい?
殺伐がどんなのかよく分からないんだけど、最初に「殺伐としてまっせ」と書いたりすればおkな気がする
あとは書く前に「こんな感じの書いていい?」と確認とるとか
「こんなの書いても平気かな〜?」とかってそう言うの気にしてくれる人はまず大丈夫なんじゃないかな
384 :
196:2010/05/17(月) 23:12:54 ID:???
>>382 殺伐系・・?は分かりませんが、
エロ無しで投下したこと(あったことにしてもらって)ありますよ。
朝チュン的なのも(あったとした)同じく。メルヘンもあったしw
個人的には直接表現なくても そこから 妄想エロへ繋がって
別の方がSS創作に発展とかあるだろうし。
雑談で 「〜なの読みたい」とか 「〜なの妄想した」とか
で創作も楽しいだろうし。
痛いS系は・・・今度は投下してもおkかな・・・
1スレは ずっと表示されるから
しっかり読んでもらえる感じがいいですねぇ。
殺伐系はよく分らないですが、冒頭に注意書きされたら
なんでも投下OKとは雑談でありましたね。
385 :
384:2010/05/17(月) 23:15:02 ID:???
1スレ → 1レス でしたね、失礼しました。
皆様、会議乙です!
>>381の案で自分はおkだと思うですよ。
>>382 殺伐というと、愛がゼロだったり、純粋に強姦だったり、暴力まみれだったり
という感じなのかなあ…
自分は、ここは何でもアリなスレだと思ってますし、「ああこれは読む人を
選ぶなあ」と少しでも思うなら注意書きをすればいいと思うお。
「なんでもバッチ来いや!」な読み手さんもいるだろうし。
あとエロ無しでもいいと思うお。朝チュンもおkなんだお。
多種多様なベジータとブルマのSSで溢れかえって欲しいお。
縛りの無い、ゆるーいスレで、職人さんはのびのびとSSを書いて欲しいんだ…。
387 :
386:2010/05/18(火) 00:47:58 ID:???
すいません、
>>381の案、経緯は2レス目に明記する、に一票って事です。
388 :
196:2010/05/18(火) 11:23:59 ID:???
まとめてみた。
>>349〜360 で 「ぴんく難民板」へ次スレ移動 OK
>>363〜369 で スレタイは 「【DB】ベジ×ブル 妄想劇場」 でOK
>>370〜387 で テンプレ案
ベジータとブルマのSEXの話をみんなでつくろうぜ
・SEX中の会話
・SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子 を小説風にお話つくってみようぜ (・ヮ・)
・「sage」進行です
・アゲ厨と荒らしと煽りはスルーでお願いします
→までは 歴代から引き継ぎで OK
追加分
・「ほのぼの」や「妄想語り」もおkです
・容量 400KB超えたら 次スレ相談 490KBで 次スレ立て 誘導願います
→ これは
>>380 案の
※要量501KBに達すると書き込み不可になります。470KBに達した辺りで次スレの準備をしましょう
でも 良いし、
・自由な妄想で雑談、SSおk 投下前に 死にネタや過激な内容は 冒頭に注意書きください
→これも
>>373 案の
あまりにアブノーマルな内容や死ネタなど、ショックの強いSSには冒頭に注意書きヨロ
でも 良い
・・・ここまでを 1レス目に表記。
経緯を追加するなら 2レス目に
>>376 案を端折った、
>>381 案の
「このスレは、ラウンジ板にあった「ドラゴンボール ベジータとブルマのSEX 3」の後継スレです。
規制回避と、性描写など未成年の閲覧にふさわしくない 書き込みスレであり、
こちら ぴんく難民板に 次スレとしました。トラブル回避のためにスレタイも変更しております。
詳細は前スレ
>>351以降の流れをご参照ください。」 とするか、
>>380 案での 前スレタイトルとURLを貼った後の 1レス目に
「エロ内容を含む為1〜3まであったラウンジ板からぴんく難民へ移動&タイトル変更しました」 でOKなのかな?
389 :
196:2010/05/18(火) 11:34:19 ID:???
↑
って、まとめましたけど 実際スレ立てしたことないんで・・・どうすればいいんだろう?
出来るなら、頑張って・・・・いや、ここまで考えて頂いてるのに
ミス連発しそうな自信は あるから自分じゃ駄目だ(汗)。
容量が 490KBになった時 詳しい方どうかよろしくお願いします。
他力本願ばっかりですみません・・・。
>>380 ぴんく難民は512KBまで書き込めたような…気のせいだろうか。
あと、
>>1や
>>381の過去スレリンクでレス番指定してあるのは何か意味があるんだろうか?
>>381を見るとこのスレもレス番号指定のURLを載せるって風に見えるけど
スレのURLだけじゃ駄目なの?
381 だけど
過去のをコピペしただけだから、きっと今までもスレ立てするとき
見てたスレのを貼ってただけじゃないかな?
それも含みで訂正箇所が他にもあるかも
512KBまで書けても、落ちたら誘導できないから
次スレ立ててから雑談とかで、消費しても構わないと思う
実際スレ数より容量が大事みたいだし
まとまって来てるとこ申し訳ないんだけど
>★ベジータとブルマのSEXの話をみんなでつくろうぜ
>
> ・SEX中の会話
> ・SEXにいたるまでの話
> ・毎日のSEXの様子 を小説風にお話つくってみようぜ(・ヮ・)
この部分、自分はリレー小説を連想する。このスレでも最初は勘違いしてた。
あと、
>>381案では他の注意書きと同列に箇条書きされてて
ちょっと分かりにくい書き方だと思う。
箇条書きではなく、「ベジータとブルマの恋愛やSEXを妄想し、
自由に書きつづるスレです」みたいにまとめてしまっては駄目かな。
「妄想語りもおk」を「SSも妄想語りもおk」にすればスレの主旨は伝わると思うし。
394 :
196:2010/05/18(火) 19:19:34 ID:???
多分、箇条書きなのは読みやすさでしょうね。
文章でまとめちゃうと 伝わりにくいから・・・じゃないのかな?
>>393さんの案は 確かに一理あるよ。
最初の一行を使えば 誤解は無くなるかな?
☆ベジータとブルマの恋愛やSEXを妄想し、自由に書きつづるスレです。
・SEX中の会話や、SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子など小説風にお話つくってみようよ (・ヮ・) ←これは残したいw
・「ほのぼの」、「殺伐」、「エロ有り」、「エロ無し」での SSも おk
死にネタや過激な内容の場合は、投下前に注意書きをお願いします。
・「雑談」、「妄想語り」も 自由に書き込み おk
・「sage」進行です
・「age厨」、「荒らし」、「煽り」はスルーで!
・容量が490KBに達したら、宣言した上でスレ立てをお願いします。
〜 ここの部分は 省略 〜
※エロ内容を含む為、1〜3まであったラウンジからぴんく難民板へ移動&タイトル変更しました。
・・・・こんな感じで 1レスまとまるのかなぁ もっといい案やご意見願います。
リレー小説とは考えなかったけど、雑談や妄想語りから
話が広がって SS創作したりもあったので みんなで作った感はありましたね。
伝わりやすい表記・・・・かぁ なんて難しいんでしょ(汗)。
あんまり内容細かくしないほうが 自由に書き込めそうなのかなぁ。
次スレは490KBになったらって部分は確定?
容量512KBまで書けるなら490KBで良さそうだとは思うけど
470KBという意見も出てるので。
あと句読点の代わりに半角スペース使うのは読みにくいと思う。
「490KBになったら次スレ立てて」と書くよりその時の流れや進み具合や立てれそうな人が立てる様にした方が良いと思うから
「470KBぐらいで次スレの準備をしよう ※容量501〜512KBに達すると書き込み出来ません」
って書き方&余裕持った見方がいいかな〜と
それ以外は
>>394さんのテンプレ案でいいかな
一応これまで話し合って進めて来たテンプレだし^^;
前スレのURLは一応2レス目に貼ったら親切かな〜と思うけど結構面倒だし;
別にスレ立てた人が貼らなくても他の人が貼ってもいいだろうし住人に任せていいんじゃないかな
このスレ速度で470KBでスレ立て準備は気が早くないかい?
残り容量40KBだから、全書き込み容量の10分の1近く残ってることになるよ?
470KBで次スレの話題が出る→まだちょっと早いかなと一旦流れる
→「次スレいつ立てればいいんだろう…」とじりじりしながらスレを進める
という流れになりそうな気がするんだけども。
ちなみに
>>399-348の投下が全部でだいたい12KBね。
399 :
196:2010/05/18(火) 23:02:02 ID:???
>>397 さん
今の雑談や短編SSでの速度だと、そんな感じですが・・・
SS連投で、フルで行数使っての投下時は、1レス=1KBな進行でした。
多分、
>>396さんは
スレをまたいでSSが進むことも考慮して、470KBから
意識しだして、490KBでスレ立て宣言かな、という案だと思うです。
準備というか・・忘れてたら誰かが「そろそろ気をつけよう」と
教えてくれたらレスした時点で、490KBの人が宣言スレ立て
・・・な流れで行きたいんだけど・・・それをどう表現すれば良いんだろうね。
「470KBぐらいで次スレの準備をしよう ※容量501〜512KBに達すると書き込み出来ません」
↑ ↑
この部分を変えればいいのかな? ここの注意書きは必要だよね
難しいなぁ・・・良い考えお持ちの方、どうかご意見下さい。
400 :
396:2010/05/18(火) 23:05:29 ID:???
お、おうそうか
>>398さんd!
確かに早めに次スレの話題や準備し出すと↑の様な事もあるだろうし
あと余裕あり過ぎて色んな意見が出て纏まらなくなったり同じ様な事繰り返したり…
って事過去にも他スレであったし
490KBor490KB過ぎたら立てるでいいのかな
401 :
396:2010/05/18(火) 23:13:47 ID:???
リロってなかったので
>>399さんもフォローdです
>スレをまたいでSSが進むことも考慮して、470KBから意識しだして
>準備というか・・忘れてたら誰かが「そろそろ気をつけよう」と
はい、そんな意味合いで書いたですが意味伝わりにくいのかも
「490KB近辺で次スレの準備とスレ立てをしよう ※容量501〜512KBに達すると書き込み出来ません」
でどうかな?
容量の限界が近づいて来てるからそろそろ次スレの季節だね
と気づいて声かけしてくれる人は、テンプレに書いてあろうがなかろうが
関係なくそうしてくれる人だと思うんだよね。
スレに長くいると、テンプレの内容なんて忘れちゃうもんだし。
何KB時点で次スレかだけはっきり決めとけば
あとはその時々のスレ住人がうまくやってくれると思うよ。
>>402さんの意見もごもっとも
重要事項を纏めると
次スレは→ぴんく難民板へ立てる
タイトルは→【DB】ベジ×ブル 妄想劇場
内容は→ベジータとブルマの恋愛やSEXを妄想し自由に書きつづる。エロあり無し両方可、SSや妄想語り可。
注意点は→501KB〜512KBぐらいで書き込み不可になるからその前に次スレを立てようね(○○○KBに達した時点で)。
このぐらいだよね
【DB】ベジ×ブル 妄想劇場
☆ベジータとブルマの恋愛やSEXを妄想し、自由に書きつづるスレです。
・SEX中の会話や、SEXにいたるまでの話
・毎日のSEXの様子など小説風にお話つくってみようよ (・ヮ・)
・「ほのぼの」、「殺伐」、「エロ有り」、「エロ無し」での SSも おk
死にネタや過激な内容の場合は、投下前に注意書きをお願いします。
・「雑談」、「妄想語り」も 自由に書き込み おk
・「sage」進行です
・「age厨」、「荒らし」、「煽り」はスルーで!
・容量が490KBに達したら、宣言した上でスレ立てをお願いします。
(※501〜512KBを超えると書き込み出来ません)
※エロ内容を含む為、1〜3までがあったラウンジ板からぴんく難民板へ移動&タイトル変更しました。
↑これ(
>>404)を次スレ立てる時
>>1に貼って、後はもうこれ以上細かい事言ってたらきりないと思うし
みんな大人だからこれだけ書けば充分じゃないかな
あと残り100レスぐらいあるけどずーっとこの事議論してたら勿体無い気がするんだぁ
少し前に上がった意見、半角スペースはスレ立てる人が読み辛かったら自分で間詰めればいいし気にならなかったらそのままでいいと思う
406 :
196:2010/05/19(水) 07:54:43 ID:???
>>405さん
おおお!ありがとうございました。
そうですよね、スッキリまとめていただけて!!
感謝、感謝でございます。
490KBになった時、宣言して
>>404で
次スレ立てですね。
ワタクシもそれが良いと思います。
1です。皆様、色々知恵を出してくださって有難う&乙です。
自分の張った過去スレのリンクも直してくれてありがとうです。
なんか自分の貼り方おかしいみたいで気になってたのでヨカタです。
とても良いテンプレが出来あがったですね、要約力が凄い…。
とても自由な感じが出てるので、参加しやすいスレッドだと思います。
まだこのスレの容量の残りに余裕ある感じなので、短めのssだったら投下
しても大丈夫じゃないかい?
もしよかったら。
410 :
196:2010/05/19(水) 20:57:20 ID:???
まだ規制に引っ掛からないうちに
>>348から
続きを投下してもよろしいのであれば・・・
412 :
196:2010/05/20(木) 01:11:06 ID:???
>>404 と
>>407 を合わせて、次スレテンプレが
完成して良かった良かった。
まだ容量がありますので、お目汚し投下させて頂きます。
>>338 すっごい亀レスですが・・・「フェネックギツネ」髪型と耳の形が、ベジに似てるだけかもw
本人ここまで陽気じゃないし。体が小さくて、歌が上手いって設定でした。
何気に強いらしく・・・性格はチビトラに似てるかな?
じゃ・・ベジはそのお父さんギツネに似て・・う〜ん。
どっちも小柄で可愛いですよw
次はブルマです。アニオリと勝手な理由づけで構成されています。
原作と違いますので・・・・ヤムチャ、すまん、な構成です。
途中連投規制がありますので、途切れていたら気にせず
レス願います。
では・・・・
413 :
196:2010/05/20(木) 01:12:34 ID:???
「ベジブル・妄想B」
〜ブルマ視点〜
いつからだろう?私がこのサイヤ人を「男」として見ていたのは。
最初は何となく、ほっておけない感情からだった。
でも・・・・ヤムチャが戻ってくる前から、私はこの男が気になっていたようだった。
一時、宇宙船を泥棒して居なかった時期があったが、密かに私はレーダーで位置を確認していた。
戻ってからも、あの少年が現れてからも、ずっとずっと見ていた。
そんな私の行動に一番敏感に感じ取ったのはヤムチャだった。
自分の浮気症を棚に上げて、私を責めるのだった。
二言目には「あんな野蛮な男、構う事ないじゃないか!」と言う。
そんな彼に我慢がならなかった。
「止めてよ!敵だったけど、今は同じ敵を相手に戦う戦士の一員でしょ?
それに、何よあと3年しかないのよ?命がけでトレーニングしている彼をサポートしないで
どうするのよ?アンタだってさっさと修行するかと思ったら・・・・何のんびりしてるのよ!!」
・・・・売り言葉に買い言葉。もう私達はヤムチャが殺される前から駄目だったんだろう。
彼に言わせれば「クズ同然の戦闘能力」と批判される身にもなってほしいところだろうけど。
でも・・・きっと戦えるのは、ピッコロと孫悟空親子ぐらいだと私も感じていた。
そう思うと、彼を少しでも戦士として立派にしてあげたい親心が芽生えていた。
スーパーサイヤ人に目の前でなられたのだから、あのプライドの塊が我慢できるはずもない。
414 :
196:2010/05/20(木) 01:14:35 ID:???
それにしても・・・あの子は誰なんだろう?C.C.の服を着ているから、きっとうちの会社の社員の子供だろう。
でも、サイヤ人なのよね?だとしたら、今生きているサイヤ人は・・・孫悟空親子と、ベジータしか居ない。
孫くんが浮気するはずがないだろうから、きっと・・・・
その可能性を考えると、あのベジータが誰かと子供を?と結論が出る。
うちの社員の子供って事は・・・・・どこかで、何かするってこと?
あの型物男が、そんなマネ出来るとは思わない。
だって・・・この魅力的な私に何も感じないなんて、男として狂ってるとしか思えない。
いや・・・分からないけど、彼も男だし。外で修行とか言って、女を密かに作ってると思うと無性に腹がたった。
探りを入れてみようと、スカウターで追っかけたりしたが、その影は全然無かった。
と、言うより元から彼は地球の人間に自ら接することをしなかったから。
そう言えば「純粋なサイヤ人は黒髪」と彼は言っていた。
孫悟空親子は元から、黒髪のチチさんが母親だから・・・・・きっとあの子の母親があんな髪なんだわ。
じゃ・・・誰よ?
あの色・・どっかで見た感じよね?ふと鏡を見て私は気がついた。
一つの可能性を考えて顔が赤くなった。
415 :
196:2010/05/20(木) 01:18:59 ID:???
「わ・・・私?」
そう言えば、あの子はベジータに似ていたけど、私を見て何か言いたげだった。
それに、あの科学力を集めて作ったタイムマシーンはよっぽどの天才でないと無理だろう。
「やっぱり、私なのね?」 鏡に向かってそうごちた。
あのベジータの「子供」を私が産む。
なんだか、体が熱くなった。そんな運命も悪くないじゃないの?
それにこの私の頭脳をもってすれば、未来も変わるかも!?と楽観的に考えていた。
そう思うと、ますます彼に興味が湧く。彼がいつ、私にその眼を向けてくれるんだろう?
いつ、私とそういう関係になってくれるんだろう?それを考えると女としての目覚めがあった。
何かと彼と密着するようになったのはそれからだった。
彼はあまり私と二人っきりを好まなかった。
最近は何となく感じているのだけど、何かを抑えているようだった。
「つまり・・・私をどうこうしたいって事よね?」
と勝手に想像するのだけど、あながち外れでもなさそうだった。
なぜなら木陰で眠っていた彼に、こっそりキスをしてから・・・・態度が変わったから。
きっと気付かれたんだと思う。あのベジータだもの。
それでなのか、私を避けている。顔を見ないで話をする彼を変だと感じていた。
それなのに、時々ジッと私を見ているのだった。
自分から誘うしかないのかな?と考えている処に、思いがけずその機会が訪れた。
416 :
196:2010/05/20(木) 01:32:00 ID:???
あの夜・・・お酒を彼に勧めてみた。
「どう?アンタの星でもアルコールはあったんでしょ?」
「ふん・・・そうだったな。祝杯どころじゃなかったが。時々口にしたことはある。」
珍しく、その誘いに付き合ってくれた。
「ねぇ?アンタっていくつなの?」
「年のことか?」
前から聞きたかったが、自分の年齢も言わないといけないので、
この話はあえてしなかった。でも・・・・一度は聞いてみたいと思っていた。
だって、私は年下は好みでは無かったから。
「そう。だって年下かと思ったら、なんだか違うみたいだし・・・・孫くんより上なの?」
「ラディッツは俺より一つ上だったと思う。だから・・・カカロットよりは5歳ぐらい上だろう。」
「えええええええぇえ?!」
私はあまりの衝撃にグラスを落としそうになった。
「何を驚いている?」
彼はさも当然のように私を見た。
「だって・・・だって・・・どう見ても、20歳そこそこ・・・10代だってうなずけそうな若さだわ!」
この地球に来てから、彼は初めて出会った頃から比べて かなり大人びてきた。
この一年あまりで身長も伸び、逞しくなっていた。
それでも地球人の年齢からすれば、かなり肉体的には若かった。
「サイヤ人は若い時期が長い。戦闘能力による。俺はサイヤ人の中でも群を抜いていたからな。
もっと強くなると思われる戦士は若い時期がさらに長くなる。幼い頃から宇宙船で移動していたから
もあるだろう・・・普通は成人してから入隊するものだが。俺はその頃から戦闘能力はサイヤ人最大だった。
この地球に来てからは戦闘していない時期が長いから、少しは緩やかに年相応になっているんだろう。」
身長が伸びたことを言ってるらしかったが、それでも顔つきや体はまだ幼い部分があった。
彼もそれを感じていたのかもしれない。私が子供扱いすることを最初怒っていたから。
417 :
196:2010/05/20(木) 01:37:46 ID:???
沈黙の後・・・私をジッとみつめてこう言った。
「お前は、カカロットより上だろ?だったら結構な年齢だな・・・ハッハッハ」
私は気にしていることをズバリ言われてムッとした。
「何よ、酔ってんの?失礼しちゃうわね!そうよ、もうすぐ30歳よ!」
そんな私をからかうように
「ふん、お前もその割には若く見えるようだぞ。この前、ちょっと街中を見てきたが・・・・
お前より美しい女はそう居なかったからな。年齢を言ってる女を見たらもっと老けていた。
ま、お前の母親のほうが若々しいだろうがな。あの女は訳がわからん。」
ママはベジータよりも謎な人だったけど、私をそう評価しているなんて、夢にも思わなかった。
「ま!何よ、お堅いと思ってたら・・・アンタ、そんな事して地球の女を物色してんじゃないでしょうね!!」
訳もなく、他の女を見ていた彼に嫉妬していた。
「何考えてやがる?見かけただけだぞ?それに、俺がそんな関係になりたい女が居るとは思えん。」
そんな私を面白そうにそう言うのだった。
「アンタの理想ってあるの?」
思わず、口から出た言葉だった。
仮にも王子なのだから、きっと許嫁ぐらいは居たのだろうと思う。
好みがうるさそうな感じもしたので、聞いてみたかったのかもしれない。
答えると思わなかったのに、酔っていたのか饒舌だった。
「そうだな・・・俺と同等の能力があって、美しい女が条件だろう。何といっても王妃になる女だからな。」
腐っても王子・・・・でもそんなことを考えているのには呆れた。
「アンタまだそんなこと言ってるんだ・・・・居候が何寝ぼけてるんだか。」
418 :
196:2010/05/20(木) 01:43:17 ID:???
そんな私に憤慨してる様子だった。
「何を言うか、惑星ベジータは滅んでも俺がいる限り、王家は滅ばない。
俺の妻に相応しい女などそう居るもんじゃない。」
そんなことを言うので、つい言ってしまっていた。
「私は?」
はぐらかすと思ったら、真面目に答えてくれた。
「ああ・・お前なら、良いところまで行けそうだな。但し、品がない。」
そう言ってふっと口元で笑って見せた。
彼の駆け引きなしの笑顔?を見たのは初めてだった。
可愛いと思っていた心とは裏腹に、最後の言葉に過剰反応していた私だった。
「何よ!!それ!散々世話になっているくせに、お世辞でも私なら王妃に相応しいとか言えないの!!」
そんな私を面白がっている。それを私も楽しんでいた・・・・。
アルコールのせいで、お互いがなんとなく変だった。
ふと、彼は言った。
「試すか?」
そう言って彼は私の腕を引き寄せ、顎を持ち上げた。
そんな行為をするとは思ってなかった私は驚いたが、同時に喜びもあった。
「何をよ?」
覗き込んでいた瞳に私が映っている。そして・・・私は彼に自らキスをした。
最初戸惑っていた彼だったのに・・・・もっともっと濃厚なキスをされた。
さっきつまんだチョコの味がした。
レス!
420 :
196:2010/05/20(木) 02:21:53 ID:???
もう・・・・私達は止まらなかった。私の部屋だったのが幸いした。
ベッドは広く・・・・このフロアは誰も来ない私だけの空間だった。
それからはあまり覚えていない。
ただ、「お前はベジータ王家の最後の王妃だ・・・」 とつぶやく声が耳に残った。
下半身がとろけそうになりながら、私は彼にしがみついていた。
彼の裸は女の私が見ても美しかった。品があるのは生まれつきなんだろうか・・・とぼんやり思っていたら
「お前は美しい女だな・・・」 そう私を評してくれた。
抱き方は優しかったと思う。ただ、何度も何度も絶頂を迎えて、体がフラフラだった。
朝になって、目覚めると・・・シャワーを浴びている音がした。その音が止まり・・・彼がこちらに来る。
私は恥ずかしくて眠ったふりをしていたけど、そばに座ってきた彼の手が私の髪を撫でた時にバレた。
「起きているのなら、お前も浴びてこい。」
(・・・まったく、誰のせいよ。シーツだってぐちゃぐちゃだわ。洗濯しなくっちゃ。)
それを巻きつけて、シャワールームへ歩いた。するとその後ろから抱きしめられた。
こんな甘いことをあのベジータがするなんて・・・・・
「腹が減ったな・・・」
ムードぶち壊し!と、ムッとしていたけど、振り向かされて口づけをされると、もうどうでも良くなった。
その日から、私の部屋に彼は訪れるようになった。
毎晩・・・・のときもあれば、外に出かけていない時もあった。
そんな夜は寂しいと感じている、オンナの私が居た。
・・・・それから、数ヵ月後に私は妊娠した。
421 :
196:2010/05/20(木) 02:27:04 ID:???
「やっぱり・・・あの子は私の子だわ。」
確信したのは、彼が未来から再び現れて、ピッコロから告白されたからだったが、
母親の本能は正しかったと思えた。
その時にトランクスから、未来の私達の馴れ初めを聞いて「嘘」だと思った。
「寂しそうな父さんと・・・なんとなく」
きっと彼には理解出来ないと考えて、未来の私はそう伝えたんだろう。
はるか太古の昔から、男を奮い立たせるのは女なのだから。
どんな英雄にも女性の影があった。あのクレオパトラだってそうだ。
男が居て女が居て、そして始まるにはお互いその気がないと無理だから。
きっと私から、彼をその気にさせたのだろう・・・体から始まる愛情もあると信じたかった。
「私にしか分からない彼の優しさ」は、そこから生まれているのだから。
〜「完」〜
原作では 後で知らされるのですけど、ここでは「なんとなく」予感してます。
よく考えたら、分かりそうな事なんですけどね。
賢い2人は「うすうす」感づいてたのかもww(関係もった段階で)
だから〜ベジブルは萌えるんですよねw
最後は別視点をまとめた感じなので、また後ほど投下します。
>>419 さん レスありがとうです!
GJGJ!!
ブルマの恋心が伝わってきゅんとした!
ストレートに気持ちや考えを言うベジータにも体温上がった!
読んでるこっちもメルティーw!
原作はさっぱりで、それで良いんだけど、実際こんな思いがあったら嬉しいなって思う
423 :
196:2010/05/20(木) 02:57:19 ID:???
>>422さん
リアルタイムでw、GJ&感想ありがとうございます。
メルティー(ラブ?)でしたかw
原作があっさりしてるので、余計に妄想広がりも激しいですわw
シナリオの行間読む、みたいな感じですね。(読み杉ダロw)
あと1つなんで、間を空けて、しつこく投下したいと思います。
他の職人さんも作品投下、どうかお願いします。
時間が遅かったから寝なきゃと思いつつ読んで
そしたら途中で止められなかったw
リアルタイムでレス役に立って良かったw
読みながら入り込んでテンション上がってベジータの言動にとろけた〜のメルティーでした♪
ブルマの問いかけとか返しとかも良かった
次のSSも待ってるお!
同じく他の作家さんも投下待ってるお!
425 :
196:2010/05/21(金) 02:26:03 ID:???
>>424さん
眠れなくしてゴメンナサイw
会話は勝手に彼らが頭の中で話すので、それを書いてます。
しか〜し、今までブルマに両親のことを、「パパ、ママ」と言わせてましたが・・・
原作は「父さん、母さん」だったと思われ(汗)
ワタクシのSSの中の彼女はそうなんだと、設定することにしました。
(開き直りw)アニメではそう言ってた気がするけど・・・記憶が曖昧。
別視点で3作品投下しましたが、これで最後になります。
しつこいですが〜・・・もう少しお付き合いください。
短編なので、すぐ終わります。連投規制にもなりませんw
では・・・
426 :
196:2010/05/21(金) 02:31:54 ID:???
「ベジブル・妄想B」
〜2人の視点から(別エピ)〜
ブルマはしばらく考えていたが、今夜こそ決行しようと行動に出た。
このモヤモヤした気分を確かめたかった。本当は自分の気持ちはもう決まっていた。
「ベジータが好き」この気持は揺るがなかった。
最初はなんとなく気になるぐらいだったが、ヤムチャとのやりとりで
自分の気持ちがはっきりした。その時点で彼とは終わったのだった。
何があっても彼をサポートする決意は固かった。
正し、あの異星人には皆目通じてなかったが。時々優しさは見せてくれた。
疲れて重力室のメンテナンス中に居眠りしていたら、部屋へ運んでくれていたり・・・
酔って潰れた時、いつの間にかベッドにいたのは、彼のお陰だったと後に知った。
427 :
196:2010/05/21(金) 02:37:28 ID:???
決定的だったのは、荒野で修業している彼の元へ様子を見に行った時・・・・
ジェットフライヤーが故障し、やむなく二人きりで一夜を過ごす事になった。
言葉を交わしていても、今まで聞いたこともない過去の話をお互いがすることになった。
彼の幼い頃のフリーザ一味からの虐待ともいえる、洗脳と殺戮の日々。
そして・・・聞いていられないぐらいの悲惨な少年期の・・・戦闘。
ブルマは聞きながら、自分はなんて幸せな日々をそのころ送っていたのだろうかと考えていた。
素敵な恋人を夢見て、ドラゴンボールを探して・・・・そしてその恋人とは別れた。
その男(ひと)は一生の相手では無かった、と気がついたと告げた。
そして・・・つい彼の過去を振り返って・・・泣いてしまった。
涙はしばらく止まらなかった。
そんなブルマを見て、
「何を人の事で泣いてやがる。変な女だな。俺は自らの過去をそんな風に思っていない。
どんな過去だろうが、それが俺の生きてきた証しだ。惑星ベジータは滅んだ。
だが、王家は俺が生きている限り滅びはしない。王が生きられなかったのは弱かったからだ。
母親と引き離されるのはサイヤ人では当たり前のことだ。強さこそが、俺達戦闘民族の誇りなのだ。」
そんな彼を涙を浮かべて見つめるブルマ。
ベジータは妙な気分になってきた。同情されてるのだろうが、何を人の事でそんなに思いつめるんだ?
その泣き顔を見ていると心がざわめいてくる。正視していられなくなってきた彼は
「もう・・・こんな話は止めだ。」
と自ら打ち切った。
428 :
196:2010/05/21(金) 02:43:35 ID:???
そしてこうブルマに告げた。
「もう泣くな。妙な気分になる。」
「え・・・?」
立ち上がり、外に出て行こうとするベジータ。その彼を無意識に背後から抱きしめたブルマ。
彼は背中から体温を感じ、彼女はわずかに震えた彼を、心の寂しさも一緒に受け止めようとした。
少しの間二人はそのままだったが・・・・
「離せ。」
と言われ、そっと離れていった。
振り返って彼は言った。
「二度とそんなマネはするな。俺はサイヤ人だ。それを忘れるな。」
そう遮断されてしまった。その夜、彼は戻ってこなかった。
しかし、翌朝起きるとC.C.から予備のフライヤーカプセルを持ってきたのは彼だった。
「これで帰れ。」
気まずそうに渡した。
「あ・・・ありがとう。あ・・あのね、ベジータ・・・・」
言いかけた処で、遮られた。
「お前の母親に言っておけ、何もなかった、とな。勝手に勘違いしやがって。」
そう言って去って行った。
戻ったブルマにパンチーは質問した。
「あら〜ブルマさん、おかえりなさい。どうだった?二人っきりってロマンティックねぇ〜
早く孫の顔が見たいわ〜。私はベジータちゃんのママになれるのかしら?嬉しいわぁ。」
これが、彼を不機嫌にした原因かと、頭を抱えたブルマだった。
「ママ、勘違いしないでね。私たちはそんなんじゃないから。それにベジータに失礼よ!
彼は私に指一本触れてないんだもの・・・・・。」
そう言いながら、なんだか自分が惨めだった。彼の為に尽くすのが辛くなってきた。
429 :
196:2010/05/21(金) 02:49:28 ID:???
「尽くすタイプ」ではなかったはずなのに、つい彼を眼で追って・・・・何かと世話を焼いてしまう。
それを黙って受け入れてくれてはいる。でも・・・・それ以上は無い。
「私のことをどう思ってるの?それだけでも聞きたい・・・」
そう思う時点で、もう心は持っていかれている。
ベジータはベジータで自問していた。
「俺はあの女をどうしたいんだ?」
あの天才的頭脳と、ここの重力室など設備を利用する為に、この家に入り込んでいたが、
彼女の小言やお節介に翻弄されながらも、それを黙って受け入れている。
「過去の俺ならどうしていた?」
殺すと脅しながら、命令してそうさせていたはずだ。
なのに・・・・自然と対等に話までしている。
どこかであの女を自分と同等に扱っている。しかも・・・・別の感情もあった。
それを認めれるほど、経験が無かった。
恋愛も知らずに、青年期を迎えてしまった哀れなサイヤ人。
しかも純粋培養されている、王家の子孫なのだから、
なおのこと邪な事を知らずに過ごしてしまった。
思春期は殺戮で終わった。わずかにあった純粋な心も消えた。
そんな人の心を持たないで過ごした日々に安らぎなど無かった。
殺さなければ殺される。生きなければ死があるだけだった。
430 :
196:2010/05/21(金) 02:55:25 ID:???
今、やっと安らぎとは何かとぼんやりと感じている。
誰も脅かすものがいない世界を知ることが出来た。
戦いの為に強くなるのではなく、強くなりたいから自分と闘っている。
それを支えてくれるあの地球人の女。
見た目は悪くない。美しさは宇宙でも稀なぐらい引けを取らない。
頭脳も驚異的に天才だ。
ただ・・・・下品でなければ・・・いや・・・あの肉体はどうだ?
どの星にも女は居た。だが、目を奪われるような容姿は稀で・・・
そんな女は上司が奪っていった。心を持っていかれる事もなく。
今、彼は初めての経験をしている。
「自分の気持ちはどうなんだ?あの女をどうしたい?自分こそが下品なのではないのか?」
その昔ベジータ王は、幾人もの側室がいた。
だが・・・本気で愛したのは自分の母親だけだったと側近から聞いたことがある。
その証拠に子供を産ませたのも、その母親だけだった。
「俺は・・・あの女に自分の子供を産ませたい・・と思っているんだろうか?」
431 :
196:2010/05/21(金) 03:00:49 ID:???
未来から来た少年。ヤツはサイヤ人だった。もしも・・もしも・・・可能性が無い訳ではない。
「自分の子供だとしたら?あの目つき・・・・昔ベジータ王を思い出すと・・・似ている気がするのは気のせいか?」
髪の色を考えると、ブルマの色と同じだったと今更考える。
「では・・・どうだ?試してみるのは悪くはないではないか?試す・・?何を?
やはり、俺も下品な想像をしているだけではないか?」
こんなことを考えているから、超化出来ないのだ。今はそんなことは忘れて・・・
そう思っている矢先、ブルマが目の前に現れた。
「ねぇ?お酒につきあわない?」
その夜をきっかけに・・・・俺達の関係は始まった。
〜「完」〜
ここから、
>>416に続く・・・と思ってくださいw
バラバラに妄想して繋げる方法(今まではそれでした)もアリですけど
オムニバス的に、視点を変えて書いてもアリかな?と、書いてみました。
何度も同じ感じのSSで申し訳ないです。
同じ話で、登場人物の視点を変えて、書くの結構スキなんですよね。
絵画なら平面ですけど、彫刻とか同じ立体を方向を変えて見てる感じかな?
妄想ネタをどなたか雑談でいただけて、また何か書けたらいいなぁ。
お粗末さまでした。読んでくださってありがとうございます。
>>413>>426 グッジョブでした〜。2個もSS投下ありがとう。
ベジータもブルマもいいんだけど、パンチーが出てくるとニヤニヤしてまう。
面白いw
433 :
名無しさん?:2010/05/21(金) 13:21:59 ID:h7r0C2oo
この話で良かったのはブルマが男に尽くされる女から男に尽くす女に変わるきっかけが描かれた事かな。ベジータに会う前のブルマは我儘で男に尽くされるのを望みヤムチャに大して色々と命令する女だったもので。
434 :
196:2010/05/21(金) 17:30:24 ID:???
>>432さん
グッジョブありがとうございます。
ブルマの母=パンチーと、してますが・・・
実は原作でも一度も名前は出てません。
鳥山氏がつけるとしたら・・・の仮説の名前ですw
自分の設定では、ベジータが地球人で唯一、
駆け引きなしで従っていた人物としています。
>>180はそんな関係を書きましたw
>>433さん
ブルマにとってベジータは、初めて自分以上のワガママな人だったんでしょうw
良いほうへ変化出来て、魅力的な女性になれたと思います。
お互いを高めあえるベストパートナーだったのかもしれません。
感想いただけて嬉しいです。他の職人さんのSSも待ってます〜。
435 :
196:2010/05/23(日) 12:39:05 ID:???
・・・過疎ってますね〜w
寂しいので、ちょっと投下させていただきますね。
お目汚し、失礼します。
なんとなく、ヤムチャを「いいひと」として書いてみました。
過去を振り返る・・・・でも、後悔はしていないはずなのに「あの頃」を
思い出すと〜・・・複雑な男心になるのかなぁ。
エロはありません。でもこの後、ブルマは日常へ戻るのできっと・・・その夜と想定下さいw
短編なので、規制も無いと思いますw
では・・・・
〜「想い出」 ヤムチャ回想〜
「やあ。」
久しぶりに偶然、ヤムチャとブルマは出会った。
「こんな街中で・・本当偶然ね。」
「今からどこかへ行くのか?」
「ええ。ベジータと待ち合わせなの。」
「そうか・・・俺も、人と待ち合わせなんだ。」
「でもね。先にちょっとショッピングでもしようかと1時間前に出てきたから・・・」
「おれも同じさ。じゃ・・・そこでお茶でもしようか?」
「ふふふ・・・ベジータが知ったら怒るかもね。」
「アイツ、そんなにやきもち焼きだったか?ま・・・意外ではないな。」
そんな会話をしながら、俺たちは昔話をした。
ブルマは綺麗になった。以前から美人だったが、俺と付き合っていた頃とは全然違う。
内面から幸福が溢れている感じだった。もう2人の子どもの母親だから・・・落ち着きもあるんだろうが。
俺と結婚しなくて良かったのかも知れない。そう自分に言い聞かせてきた20年間だった。
436 :
196:2010/05/23(日) 12:40:07 ID:???
「どう?最近はどんな娘と付き合ってるの?」
「人を節操無しみたいに・・・。ま、途切れることは無いけどな。結婚はしない主義だ。」
「へぇ〜意外ね。でも安心したわ。」
「幸せそうだな・・。」
「そう見える?そうね・・・やっぱり色々あったし。子供も大きくなってきたから。」
「それと、アイツの存在だろ?」
「ふふふふ・・・そうね。やっぱりあんなでも私を愛してくれてるもの。」
「そうか。俺の予感は当たった訳だ。」
「どういうこと?」
「お前は鈍かったからなあ・・・・知ってたのは、俺とお前の母さんぐらいだったからな。」
当時の事をさまざまと思い出しながら、俺は語った。
最初に気づいたのは、ヤツはけしてブルマを無視してない、という事実だった。
俺にしろ、ブルマの両親にしろ、プーアル達はことごとく無視なのに、ブルマだけは・・・・
名前で呼ぶ、話はする。最初のコンタクトの仕方だと思っていたが・・・・
決定的だったのは、俺が泣かせる度にわざと騒動を起こしていた事実に気づいたからだ。
何かをさせていれば、「俺とのケンカや揉め事を忘れさせる=泣きやむ」と考えている事実。
普通の男なら、その隙に慰めの言葉なんかでうやむやに付け入るのだが、ヤツはそんなことはしなかった。
437 :
196:2010/05/23(日) 12:42:07 ID:???
それどころか、ブルマの才能を存分に伸ばして、なおかつ前向きにさせていた。
それは無意識ではなく・・・・やはりあの頃から、ヤツはブルマを意識していたと考えるとしっくりくる。
時々、泣いているブルマを触発させて怒らせ、やる気にさせて忘れさせていた。
そして、ヤツとケンカしているブルマは・・・生き生きしている事にも気がついた。
俺とは後ろ向きな感情しか抱かない彼女を、女としても人間としても向上させていた。
ヤツの知識は彼女をしのぐほどだと、何気ない会話を耳にして俺は驚愕したものだった。
ヤツのトレーニングにも・・・・・それを支えれるのが、彼女だけだと気がついたのにも。
そんな話をしているうちに、当時を振り返って思い当たることに 今更気づくブルマを見て
俺は段々やりきれなくなるが、事実だから仕方がない。
「それにさ・・・お前ら・・・惹かれあっていただろ?気づいてなかったのか?時々さ、見つめあってたこと。」
「え?そうだった?」
「ああ・・・最初はお前がじっと見ていた。それに気づいたアイツも・・・お前の瞳を覗き込んでいる事も。」
「あ〜そうね。お互いの目の色になんだかね・・・吸い寄せられてたの。それは時々私達も言うことだわ。」
「それと、お前の母さん・・・・最初からあの人は、ベジータのヤツを溺愛してただろ?」
「そうね。ママの彼への接し方は尋常じゃ無かったわ。」
「俺さ・・・聞くつもり無かったけど、聞こえたんだ。」
「何を?」
438 :
196:2010/05/23(日) 12:44:41 ID:???
それはブルマの母親とベジータとの、噛み合っていない会話だった。
「ねぇ・・ベジータちゃん?うちの子にならない?私もパパもあなたが大好きなんですもの。」
「な、何を言ってやがる。」
「え〜いいじゃない。私、ずっとあなたみたいな息子がほしかったのよ〜」
ベジータは返事をしなかった。フイっと姿を消すことで、否定したかったらしい。
そんな光景をしばらく見ていた。何度かそれらしい会話を聞いたことがあった。
「ママったら・・・何を言ってるのかしら。」
「でもな、俺にはけして言わなかった言葉だ。」
「え?そうだった?」
「だから、予感してたのかもな。お前の夫になれる人物だって。」
「ママ・・・。そうだったの。」
「それに、絶対お前の母さんの料理を残さなかっただろ?アイツは。」
「ああ、それはガッついてたからじゃないの?」
「いいや、アイツはさ、好きだったんだじゃないのかな?最初から。
お前の母さんが・・・優しくしてくれる初めての地球人をさ。
アイツは気に入らないものは口にしない主義だっただろ?
でも、お前の料理でも母親の料理でも手を加えていたのは食べていた。
加工品や嗜好品は手をつけない物もあったんだ。知らなかっただろ?俺は知ってたからさ。」
「・・・・・・・そうだったんだ。なんだか私、あの時あの人のこと見てなかったのね。」
「仕方ないさ、俺は傍観者だったから分かったんだし。知ってて言わなかったのは・・・嫉妬もあったから。
いずれ惹かれあってる者同士は絶対くっつくだろうと踏んだんだ。だから出て行った・・・。」
439 :
196:2010/05/23(日) 12:47:37 ID:???
「ごめんね。ヤムチャ、ありがとう。」
思いがけず、謝るブルマに俺は慌てた。
「い、嫌だなぁ・・・昔話じゃないか。それに今、幸せなんだからいいじゃないか。」
「うん・・あ、時間ね。そろそろ行きましょうか。」
「ああ、じゃまたな。」
お互いそれぞれの道に分かれた。
振り返らずにヤツの待っている場所へ歩いて行く彼女を見送り、俺は歩き出した。
「さ、家に帰るか・・・・俺もお人よしだな。そんな話するつもり無かったのにな。」
プーアルの待っている家へと、俺は歩いて行った。
昔の彼女が幸福でいることに、満足しながら・・・・。
440 :
196:2010/05/23(日) 12:51:13 ID:???
その夜、ブルマはベジータの腕の中で昔話をした。
ヤムチャから言われたことを、確認したかったのかもしれなかった。
時々思い当たるのか、彼の鼓動は早くなった。
だが・・・ベジータは言うのだ。
「ふん、そうだったかもな。そんなことは・・・どうでもいい。」
顔をそむけているのは、照れているからと今のブルマは知っていた。
「あっ・・・・もう・・・」
その手が・・・別の刺激を与えてきた。
そして・・・・彼らの幸福は、誰にも邪魔されはしない。
過去がどうであれ、現在(いま)の二人を引き離せる者など居ないのだから。
〜「完」〜
お粗末さまでした。
原作にはそんなことまったく触れてもおりません。完璧妄想でのお話です。
「元カレ」「元カノ」が昔を思い出す時は、若干美化&脚色もあるかと思うのですが
それが「良い思い出」として残って、友人で居られる関係は本来あり得ないですよね。
やっぱり男性側が一歩引いて、暖かく見守るしか・・・ってメルヘン?
女性側のほうが結構割り切り早い気がします。(偏見だけど)
ベジータは基本、「やきもち焼き」と思ってます。
でも「ブルマは俺だけを愛している」的なw、揺るがない自信があるから
何があっても平気なフリが出来る・・・と、ココでは想定してます。
読んでいただいて、ありがとうございました。
441 :
名無しさん?:2010/05/24(月) 15:17:59 ID:5FdsXobJ
ここのSS素晴らしいですね!皆さん神職人!最初からすべて読みたい。。。
>>441さん
ありがとうございます。
最近は他の職人さんが規制などで投下出来ずなんでとても残念。
過去ログスレは・・・見る方法はあります・・・検索してみてください。
それと「sage」て下さいね。
196さんGJー!投下dです
ヤムチャも好きだから幸せになって欲しい、
でもブルマの事もある種特別な(思い出としてでもいいしそれ以外でもおk)存在であって欲しい
と思ってしまう我儘心w
実際にはヤムチャはその時々の彼女とそれなりに〜な関係で上手くやって
別に未練はないんだろうとは思うんだけども
444 :
196:2010/05/25(火) 00:13:50 ID:???
>>443さん
GJ&感想ありがとうございます。
DBの登場人物は、主要メンバー以外悪役でもどこか憎めませんね。
ヤムチャは嫌いなタイプではありませんし、「いいひと」だと妄想してます。
でもブルマを受け止めるだけの器では無かった・・のでしょうかねぇ。
彼のいい処は好い意味でベジータを認めているし、
ブルマのパートナーと思っている処だと思います。
過去を知らせて「改めて惚れさせる種」を蒔いて
ちょっと後悔・・であって、別に未練じゃないつもりです。
今のブルマが綺麗なのは「アイツの存在」なんだな、と素直だしw
と勝手に設定して書きました。
彼も渋いオジサマになってますし、もう20歳若いなら・・・
ブラちゃんとの恋愛劇もあったかもしれませんが。
その前に、ベジータに殺されてしまうかなw
・・・・なんて妄想しちゃいますよ。
近頃、ナッパが好きで仕方ない・・・自分ですがw
彼も方向性によっては、モテキャラになれたんじゃないのかなぁ・・(え?スレチ)
2ちゃんだとヤムチャはへたれだとかブルマをとられたとか捨てられたとか
散々な言われようだけど、個人のファンサイトとかだと
結構好意的な解釈も多いよね。
自分もそういう捉え方のほうが好きだなー。
ベジータともそれなりに良好なつき合いをしてたんじゃないかなと思う。
ナッパはサイヤ人の女性になら普通にモテるのかもw
エリートだし、何だかんだ言ってベジータと長年うまくやってくるだけの
コミュニケーション(&子育て)スキルも備えてたんだろうし。
外道な性格として描かれてたけど、サイヤ人の女性となら
意気投合する可能性は十分にあるよね。
446 :
196:2010/05/25(火) 14:03:59 ID:???
スレチ気味のレスにお付き合い、ありがとうございます。
そう、ナッパって意外とエリートさんなんでw
「ナッパさん」と気さく(?)に兵士に呼ばれてるし、最初ラディッツを生き返らそうと提案するし
サイバイマンの栽培は丁寧だったしw 見た目のギャップにちょっと萌えます。
サイヤ人女性には、王子より人気があったかもしれません。
最期が悲惨なので、SSではつい人情で「イイ男」にしてしまいました。(汗)
別のパラレルでもそんな扱いw
なんだかんだ言っても、ベジータを育てたのは彼だと思う。
なんかのサイトで「ナッパ様」の解説?読んだら噴きましたw
20代からベジータ(我儘王子)と・・・なんか涙。
きっと大人な予備知識も彼が・・・とも思えます。
ある意味「知ってて良かったね、ベジータ」w 違うかな?
>>446 >なんかのサイトで「ナッパ様」の解説?読んだら噴きましたw
もしかして、アンサイクロペディアのやつっすか?違ったらごめん。
ナッパはサイヤ人の中でも、保護本能の強いタイプって感じだよねえ。
自分はベジータとナッパのコンビ大好きだわ。スレチすまん。
ヤムチャのSSありがとう&GJでした〜。
ヤムチャはいい奴だなあ。ヤムチャはなんか…、妄想すると切ないわ。
関係ないけどベジータとヤムチャが焼肉食べに行きました、みたいなスレが
あって凄く面白かた。
SSあるんだが、長めだしエロありだし、この残りのKBで投下できんのか
わからんし規制も怖いしで投下しづらいので、次スレ建ったら投下させてもらうお。
449 :
196:2010/05/25(火) 15:26:56 ID:???
>>447さん
そうです〜初めて知った時、ワクワクしましたw
ヤムチャは切ない立場になってしまいますね。
本人は気にしてないだろうけど。
そのスレ、知ってますw 面白かったのに落ちたみたいですね。
>>448さん
どのぐらいの長さか・・・1レス32行=ほぼ1KBと考えて、
大体60〜70レスぐらいなら、70KBは大丈夫だと思われますが。
今410KBだよね?詳しい方教えてください。
450 :
名無しさん?:2010/05/27(木) 18:40:53 ID:qYZoRfjL
ベジブルサイトストーリー
前回の改を見ていて妄想しました
良かったら読んで下さい。
重力装置の爆破に巻き込まれて深手を負ったベジータ
からの続きです
悪夢から目覚めるとあの地球人の女が
サイドテーブルで眠っていた
俺は・・爆発に巻き込まれて・・
それで死に掛けていたはずだがコイツが又・・
くっ まだ体は動けそうにないな・・情けないなあの程度の事故で・・
又この女が俺を助けたのか・・
何の利益があってそんなに俺の世話を焼くのか。
地球人のような下等生物に世話になるのはプライドが傷つくが
せいぜい利用させてもらうさ・・この人のいい科学者一家に。
でも、この女は・・この女だけは
下等生物と呼ぶにはもったいないような気がするがな・・
しかしここに同居しているあの下等生物の男と
昔からできているようだし、所詮は下等生物には違いないな・・
見た目と頭脳は惑星ベジータでもなかなかいない上玉だがな・・
などともやもや考えていた。
451 :
450:2010/05/27(木) 18:53:56 ID:???
sage進行にするの忘れてました・・すいません・・
するとそこでブルマが
「ん・・んん」
どうやらうたた寝から目覚めたらしい。
ベジータはじっと彼女を見つめていたのを隠すように寝たふりをきめこんだ。
「ベジータ・・」
ブルマが近づいてきた
「あら、呼吸器が外れてるわ・・あ・・でもちゃんと息してる。良かった」
顔をベジータに近づけて確かめる。
「ベジータ・・」
ブルマがベジータの頭に触れながらその寝顔をじっと見つめている
(どうした・・この女・・さっさと立ち去れ・・)
が、その瞬間
ブルマがベジータに口づけたのでベジータはびっくりして
閉じていた目をカッと見開いた。
「貴様 一体何のマネだ!!」?
「きゃぁっ!!!」
「ベジータ 起きてたの??!!」
452 :
450:2010/05/27(木) 18:55:06 ID:???
ブルマはびっくりして大きく後ずさりした。
「ご・・・ごめんなさい。。まだ気絶してると思って・・」
「・・・どういうマネだ??一体! 貴様はあの地球人とデキてるんだろう
それとも地球式ではこの程度は普通なのか??」
「できてたって・・そんなの過去の話よ・・」
「そうか?少なくとも奴はそう思ってないだろう。貴様は男なら誰にでもそうやってするのか?」
「ち・・違うわ!私・・あなたがずっと気になって・・それで・・
あなたがこうやって寝てる間に何回もキスしたわ・・ごめんなさい」
「なんだと?俺が着になる??ははは面白い冗談だな!それは」
「冗談じゃないわよ・・あなたが着になって仕方がないの。」
ブルマがこぶしをにぎってじっとベジータを見据えた。
そのブルマをベジータはじっと見つめる。
453 :
450:2010/05/27(木) 18:56:38 ID:???
「・・そうか。」
ベジータが唇の右端を吊り上げた
「それは光栄だな。天才科学者にほれられるとは・・さすがベジータ様だ。
よく惚れたとお前をほめてやろう。」
「な・・なによっ!」
「こっちへ来いよ。俺は動けないからな・・・」
「え・・・」
ブルマが縮こまったまま動揺した。
「早く来いよ。お前の気持ちを受け入れてやる。
お前は確かに俺にとって大切な女だからな。受け入れてやるよ」
(スーパーサイヤ人になるために・・な)
「べ・・ベジータ・・?」
再びブルマがベジータに近づく。
「もっとくっつけよ。」
「ええ・・・」
ブルマはベジータにおずおずと近づくと
掛け布団をめくってベジータの隣に横たわった。
「ブルマ・・お前はいい女だな。本当に。
さぁ、さっきの続きをしてくれ」
「・・・」
ブルマはベジータをじっと見つめると再びそっと口付けた。
今度は長い口付けだった。
454 :
450:2010/05/27(木) 18:58:29 ID:???
ブルマはベジータにおずおずと近づくと
掛け布団をめくってベジータの隣に横たわった。
「ブルマ・・お前はいい女だな。本当に。
さぁ、さっきの続きをしてくれ」
「・・・」
ブルマはベジータをじっと見つめると再びそっと口付けた。
今度は長い口付けだった。
「ベジータ・・すき。・・すきよ。多分初めてあったときから」
「ハハハはじめての時・・か?本当に変わった女だな。はじめての時といえば
俺はお前の男を殺したんだぞ。まぁ、俺にとっては
下等生物のゴミクズだがな。」
「そうね・・確かにあの時あなたを憎んでいたのだけど。。
あなたなりの立場があることとか・・何も知らなかったし・・。
今のあなたはそんなことしないでしょ??」
ブルマはベジータの硬い左腕にその頭を横たえた。
ベジータは少し間をおいて再び話し始めた。
「さあな。お前が裏切ったら再び奴を殺すだろうな。」
ニヤリと再び唇を吊り上げる。
その表情もブルマにとってはいとおしくて仕方ないのだ。
「そんなことしないわよ・・私はもうあなたのものよ。」
「ふふ・・かわいい女だな。ブルマ。それに俺にはお前のその頭が必要だからな。そういうイミでもな」
「わかってるわよ。ほとんどそういう意味でしょ」す
ブルマがぷくーとほほを膨らませた。その表情も愛らしい。
「それも含めてな・・でないと俺様が女ごときを愛でると思うか??」
「もう。全くあなたって人は・・」
仕方ないわね。。という表情をブルマは浮かべる。
今は彼のどんな状態も受け入れられるのだろう。
455 :
450:2010/05/27(木) 19:05:02 ID:???
「ブルマ」
ベジータが真剣な声でささやく。
「なぁに?ベジータ」
「俺のパワーを抑制する装置を作れないか?」
「え??」
想定外のベジータの話にブルマはその大きな硬い胸に埋めていた顔を見上げた。
「怪我が治ったらちゃんとお前を抱いてやる。
だけど俺はお前を抱き壊してしまうかもしれないだろ?
俺様は他の地球のゴミクズどうでもいいが、お前だけは殺したくないからな。
だから、ちゃんと抱けるように俺のパワーを抑制する装置を作ってくれないか?」
「ええっ・・そんなこと急に言われても無理よっ」
ブルマはしばらく考え込んだ。
「・・・でも、やってみるわ。私もあなたといろいろ・・したいし」
ブルマは頬を赤らめながら目をきらめかした。
「この天才科学者のブルマ様ならできないはずはないわ。待っててね。ベジータ!」
「ああ・・・楽しみにしているぞ・・くくく・・
あと、重力装置も400倍に以上になるようにな・・こっちも頼むぞ。」
(むしろこっちがだけど・・・なククク・・・)
456 :
450:2010/05/27(木) 19:10:34 ID:???
つたない文章読んでくださった方いたらありがとうございます。
続きはまたまとめて投稿させてもらっていいでしょうか??
SS書くの初めてで・・見苦しくてすいません。
457 :
450:2010/05/27(木) 21:49:09 ID:???
「でっ・・できたわっ ついに・・完成よ!! ハァハァ」
ブルマが研究室で叫んだ
「こっこれでベジータと・・」
ブルマは頬を紅潮させてベジータの病室へと急いだ。
もう大分怪我は良いようだ。彼は腹筋をしているところだった。
「ベジータ!!またそんなに動いて・・」
ベジータがブルマを見てトレーニングの動きを止める。
「何だ。ブルマか。怪我ならもう大丈夫だと言っただろう。
そんなことより重力装置は完成したのか??」
「ええ、そっちはもうちょっとよ。それよりこれなんだけど・・」
完成したベジータ用のパワー抑制装置を見せた。
「ね、早速だけどちょっとつけてみてよ!これ!」
「ほほう、もうできたのか、早いな。」
「ええ、ね、つけてみてよ〜」
ブルマがいつものようにベジータにすりよった。
「ああ、後でつけてみるから置いといてくれ。」
と、ブルマの期待をスルーするかのようにベジータは
ブルマを軽くあしらったのである。
「そう・・ごめんね。トレーニングの邪魔して。じゃ・・」
ブルマはやや落胆しながらも彼の部屋を立ち去った。
彼がつれないのはいつものことだが、今日だけはいつもよりこたえた。
458 :
450:2010/05/27(木) 21:50:04 ID:???
(何よ・・もうちょっと喜んでくれるんじゃないかって・・期待してたのに。
やっぱりベジータにとっては私は女として用があるんじゃないのね・・)
それでもブルマは毎夜ベジータのことを部屋で待ち続けた。
きちんと身なりをきれいに整えて、勝負下着を毎晩身に着けて・・
しかし、ベジータはブルマの部屋には姿を現すことはなかった。
それどころか自分から現れるのは食事の時くらいで
我慢できなくなったブルマはいつも自分からベジータの部屋を訪れるのである・・
が 彼の姿はいつもそこになかった・・
夜な夜な彼はどこかに出かけているようである。しかも抑制装置を身につけて。
そして、400倍の重力装置が完成するといよいよ彼は
その姿を現さなくなったのである。
ブルマは半分諦めていた。所詮彼は女としての自分に用があったんじゃない・・
科学者としての自分に興味があっただけなのね・・
(くすん・・・ヤムチャともちゃんと別れたのに・・さみしいわ・・私
せっかく抑制装置を作ったのにカラ周りしちゃっただけみたい・・
一体夜な夜などこに出かけているのかしら・・このまま絶対に諦められないわ・・)
459 :
450:2010/05/27(木) 21:51:39 ID:???
ブルマは夜になると家からいなくなるベジータの尾行をすることにした。
もういてもたってもいられない気分だった。
(絶対につきとめてやるんだから・・)
が・あっという間にその姿を見失ったのである。
当たり前である。ブルマの自家用ジェットがベジータの舞空術に追いつくはずもない。
「ふっふっふ・・こうなることくらい最初からわかってるわよ。
だから、抑制装置にGPSを仕込んでおいたのよね・・じゃじゃじゃ〜〜ん!」
ブルマはポシェットからレーダーを取り出した
「名づけてベジレーダーよ。よし、さっそく使うわよ」
カチっ
ピッピッピッピッ・・・
「ええっ・・!!ここから100キロもある街じゃない・・しかもここは・・もしかして・・」
「いいわ。早く行きましょう!]
460 :
450:2010/05/27(木) 21:53:19 ID:???
たどり着いた街は、俗に言う「花町」・・だった。
なんでベジータがこんな街に出入りしてるの・・・?どうして・・・??
ピッピッピッピッ・・・・
「ベジータがいるのはここね・・」
ベジレーダーが示したのは繁華街の裏手の小さな娼館・・
「こんな場末のお店に出入りしてたなんて・・信じられないわ・・」
私が毎晩心をいためてベジータのことを待ち続けていたのに
こんなところにいたなんて・・
ブルマはベジータが出てくるのを待ち続けた
が、ベジータは思ったより早く出てきたのである。
「ベジータ・・・」
「!?ブルマか!。お前なんでこんなところにいるんだ。」
ベジータは目を丸くした。
「つけたのよ・・あなたって人は・・最低よ!!信じられないわ!」
「ちっ 余計なことをしやがって。お前がそんなことをする女だったとはな。」
そういってベジータは全く悪ぶれることもなく取り乱すブルマの腕をつかんだ。
「俺様がお前のところを訪ねるまで大人しく待てなかったのか?
なんならすぐ抱いてやろうか?」
「はっはなしてよ!サイテーよ!そんな誰かを抱いてきた手で触らないで!!」
「なんだと!?誰に向かって言ってる??最低だと??貴様地球人の分際で
この俺様に・・」
しかしブルマがわんわんと泣き崩れたのでベジータは言葉の暴力を浴びせるのはやめた。
「私がどれだけ待ってもベジータ全然きてくれなかったじゃない!!
それなのにこんなところに出入りして女と遊んでたなんて!!
信じられないわよ!!もう誰も信じられないわ〜うわわ〜ん!もう帰る!!顔も見たくないわ!」
「ブルマ!待て!違うぞ!!話を・・」
ブルマはベジータの腕をふりほどいて再びジェットにまたがって帰っていったのである。
461 :
450:2010/05/27(木) 22:28:53 ID:???
ブルマはその夜帰ってからも当然まくらを濡らして泣いていた。
楽天的な彼女がここまで落ち込むのは初めてなので
ブリーフ博士もパンチーもおろおろするばかりだった。
「ブルマさん?入っていい??」
「入ってこないで!誰も!」
「ブルマ 何かあったのか?教えてくれ」
二人はブルマの部屋の扉の前で呼びかけるが
ただブルマの嗚咽とすすりなきがかすかに聞こえてくるだけだった。
「おい」
突然二人の背後から声がかけられた
「べ・ベジータくん。」
「ベジータちゃん・・」
「やはり何かあったのかね?あのブルマがこんなに悲しむなんて・・」
「何もない。どいてくれ おいブルマ!聞こえるか
ここを開けるんだ」
ドアのむこうからか細い声が聞こえてきた
「なによ〜・・・何しにきたの もうあなたの顔はみたくないわ!出てってよ〜」
「いいからっさっさと開けろ」
「ベジータ君!」
「君が娘をこんなに悲しませたんだね。」
「・・・・」
ベジータがブリーフ博士をぶっきらぼうに見つめた。
「悪いがこれ以上娘を悲しませるようなら、ここにいてもらうわけにはいかないね。
私たちは、娘が君に好意を寄せているのには最初から気がついていた。
当たり前だ。娘のことだからね。だけどブルマのこの悲しみようは普通じゃない。だから・・」
「何を言ってる。俺はアイツを悲しませるようなことをしたつもりはないんだが。」
「ベジータちゃん・・だけど・・」
「おいブルマ!さっさと開けないとここをぶちこわすぞ!」
462 :
450:2010/05/27(木) 22:37:28 ID:???
キイィィ・・・
しばらくして部屋の扉がわずかに開いて隙間からブルマの地獄のように暗い顔が現れた
「約束どおり来てやったぞ。待ってたんだろ?俺様を中に入れろ。」
「・・・何よ。それ・・」
「私たちはむこうに行っていよう。」
ブリーフ博士とパンチーは心配しつつも姿を消した。
「来ないでよ・・ヤリヤリ男!」
ブルマはベジータに手当たりしだいものを投げつけたが
当然ビクともしない。
ベジータはどんどん迫ってきてブルマの腕をつかんだ。
「いやっ!」
「ブルマ・・貴様思っていたより頭が悪いみたいだな」
「なにっ・・知らないっ!!」
当然振りほどけるはずもない。
「俺様が好きこのんでお前以外の下等なメスどもを抱いたとでも思ってるのか?」
「なによそれ!!」
「当然お前を抱く前に試させてもらっただけだ・・お前を本当に抱き壊さない保障はないからな。
そして自信をつけた。まぁ最初の2人は死なせてしまったが・・・」
「ヒッ・・・」
ブルマの顔がみるみる真っ青になった。
463 :
450:2010/05/27(木) 23:27:23 ID:???
「し。。。死なせたって・・どういうことよ・・私のために・・?!」
「そうだ。仕方ないだろう。」
「そ・・そんなのいやよ・・なんでそんなことしたのよ・・」
「くく・・何をそんなに怯えているんだ??
俺が今まで一体何人も殺してきたと思ってる?貴様も知ってることだ。
お前のために二人や三人いまさら殺しても変わるもんじゃあるまい」
「やっ・・・」
ベジータはブルマの腕を引っ張った
ドサッ
ブルマはそのままベッドの上に放り出された。
「いやだ・・やめて・・おねがい・・」
「何を言ってるんだ。やめるわけないだろう。」
ギシッ ベジータがベッドに手をつく音がした。
「私とこんなことをするために・・?二人も殺したの??そんなのいや・・・私のために・・」
「何を言ってるんだ。喜べ。このベジータ様がお前を喜ばせるために
やりたくないことをやったんだぞ。」
「そんなの嬉しくないわ・・」
「いつまでもうるさい唇だな!!」
「うっ!!」
ブルマは無理やり唇をふさがれた
ベジータの舌が口の中に割り込んでくる。
こんなのって・・・私の望んでる恋愛じゃないわ・・・
464 :
450:2010/05/28(金) 00:00:10 ID:???
妨害するブルマの手を払いのけながらベジータが苦戦していた
「この服はどうやって脱がすんだ?ちっ邪魔するなブルマ!!じれったいぞ!」
ビリビリビリーー 派手な音を立ててついにブルマの衣服が破られた。
「きゃぁぁっっっ」
白いブルマのからだが半分あらわになった
「貴様がいつまでも大人しくしないからだ!いいかげんあきらめたらどうだ!!」
ブルマはただがたがた震えた。
「おねがい・・乱暴しないで・・約束どおりに・・ちゃんと・・」
「フン 最初っからそうやってしおらしくしてろ」
そういってベジータは残りのブルマの衣服をはぎとった。
「いい眺めだな・・くっくっく」
「待ってろ・・すぐに気持ちよくしてやる・・」
ベジータの器用な手がブルマの体をまさぐりながら
同時に舌先は耳の穴を刺激した
「あっあっ」
「どうだ?女はここが特に感じるんだろ?」
耳から首筋、背中へとベジータはブルマの体に沿って舌を這わせた
「ああっ・・やっ・・だ ベジ・・」
その動きに合わせてブルマの体がびくんびくんとしなる。
「くくく・・ もっと感じていいぞ。ブルマ 感情を抑えてやがるな・・」
「あっ・・だって・・はん」
「やっだ・・・」
「ほんと感じやすいからだしてやがるな・・ブルマ・・・
やっぱりあのくずやろうはぶっ殺しとけばよかったぜ・・・こんなに開発しやがって・・」
「やだっ・・・そんなこと・・やめて・・ね・・・お願い・・あっ」
ベジータはくちゅくちゅと音をたててブルマの陰部を執拗に吸った。
「あっあっあっあっきもちいっ・・・」
ブルマのあえぎ声が部屋中に響いた
465 :
450:2010/05/28(金) 00:17:30 ID:???
「だめ・・こんなこと・・地獄に落ちちゃう・・やめて・・・」
「なんだ・・まだそんなことを言ってやがるのかよ。」
「許されることじゃないわ・・お願い・・」
「いいかげんにしろよ・・お前の気はもっともっと もっとやってベジータ様って言ってるぜ・・」
「あっああっ」
「入るぞ・・お前の中に・・はぁ・・」
「ああっ」
ふたりはゆっくりと一つに重なっていった。
ベジータは最初ゆっくりとした動きで腰を動かした
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・すげぇ・・お前の中・・」
「ああっベジータ・・すごい・・どうしよ・・あ・・」
ブルマはベジータの首に手を回してしがみついた
「ブルマ・・しっかりつかまってろ・・ついてこい・・」
ベジータのピストン運動の動きが徐々に加速していった
「あんっあんっあんっ」
二人のハァハァ言うあえぎ声と激しく肉のぶつかりあう音が部屋中に響き渡った。
そしてベジータはブルマの中に精を放った。
こうしてその晩の二人は飽きることなくお互いの体を貪りあった・・・
466 :
450:2010/05/28(金) 00:20:03 ID:???
はぁ〜 もうこれが限界です。
板汚し すいませんでした。
性描写は本当に難しくって・・
皆様の素晴らしい作品からちょっとぱくらせて
もらってしまいました・・申し訳ありません!!
こんなSSでも読んでくださった方もしいたらかんしゃです〜☆
ではおやすみなさい!!
>>450 グ… GJです〜!
サドっ気の強いベジータが大好きな自分にとっては、これは最高のSS…
二人殺してる所は怖い、けど、大っ好きなんだぜ…
そんな悪の華を咲かせるベジータが。
エクセレント。
絡みも良かったです〜。ありがとうございますた。
468 :
196:2010/05/28(金) 08:23:10 ID:???
>>450さん、お疲れさまでした〜
他の方の投下待ってたから、嬉しいです。
初めてでこれだけ書けたら凄いです。
ただ、ちょっと残念なトコがチラホラ・・・う〜ん惜しい!
投下するとき緊張したのでしょうか?
勢いが良いので、あまり気にならないです。
途中で終わってるので、続きあるならまた投下して下さい。
エロはワタクシも苦手なんでw
楽しませていただきました、ありがとう。
469 :
196:2010/05/28(金) 08:35:53 ID:???
ところで・・・
>>448さんは投下されないのでしょうか?
今、428KB・・・60レスぐらいならSS投下大丈夫と思うのですが・・・
無理かなぁ?
出来れば、デンデ様のSSでラスト飾っていただきたいなぁ・・・
もしそれ以上になるならば次スレの最初などw
容量が気になるので、妄想雑談したい処ですが
投下されるなら、長編は今のうちだと思われます。
>>469 デンデの呼び名は恐縮ですお。何か気を使ってくれて… ども有難うです…
ほんと優しい人だなあ。
あのー、自分の書いたやつよくよく行数数えてみたらさ、全然長くなかったよw
18レスしかなかったww バカスwww
だから全く余裕で投下できると思うし、自分の後にも他の人のSSの投下は
可能なはず。
>>450様が投下されたばかりだし、もちっと間を置いてからササっと投下
させてもらうです。
しかし本当に嬉しいなあ…他の職人さんが来てくれて。また書いてくれると
嬉しいなあ…。
471 :
196:2010/05/28(金) 23:11:33 ID:???
>>470さん、嬉しいなぁ〜お待ちしてます!!
容量があって良かったw
やっぱり、職人さんのSSあてのスレですから
投下作品が読めるのは嬉しいですね。
>>450さんのSSで花街が出てきたので、そんな話が書けたらなぁ。
他の方の作品から閃いて触発されて妄想が広がるのがとても楽しいです。
もちろんSSに限らず、妄想雑談もしたいですw
>>469 >出来れば、デンデ様のSSでラスト飾っていただきたいなぁ・・・
そんなこと言ったら、他の書き手さんが投下しづらくなるんじゃ…
それはともかく、196さんはそろそろトリップつけた方がいいんじゃないかな。
コテつきで目立ってるから、たまたまスレを覗いた変な人に目をつけられたら
なりすましとか面倒なことになりそう。
>>472さん、ご忠告ありがとう。196です。
>>197でのことで付けてただけで、深い意味はありません。
トリップを付けることにします。
確かに他の職人さんに失礼な発言でしたね、すみませんでした。
全鯖規制がまた発生してまして・・・しばらく来れませんので、
ロムに徹します。
>>473 また規制かあ…。解けたらまた来てください。待っています。
作文書いたから投下させてもらいますよ。
全部で18レス。今日中に投下できると思う。
長文マンドクセな人は、最初の3レスは飛ばして読んでも大丈夫かもしれない。
ベジータがややサド寄りなので、嫌いな人は注意してくらさい。
ブロンド <Vegeta>
オレがこの地球に飛ばされて以来。
戦い時に戦えず、殺したい時に殺せない状況に置かれ、戦闘民族の本能を思いのままに満たせ
ない事は、未だに大きな不満であり、オレのストレスの種だ。
それでもあの下級戦士の野郎を超える目標があるだけマシで、日々トレーニングに明け暮れ、
食いたい物をたらふく食って、戦闘力を高める為に様々な思考を巡らせて、毎日忙しくやって
いるのだから、あの青い目の女に『人殺しは絶対ダメよ!』と念を押されるまでもなく、オレは
暴力衝動をこの星のゴミ共にぶちまけるなどという下らん真似はせずにいられた。
ただやはり、戦いの無い日々は退屈だ。
戦闘ばかり繰り返していたあの頃が、まばゆい程に懐かしい…。
ああ戦いたい殺したい。
殺して殺して殺しまくって、生命の尽きた肉塊を踏みにじって、思いっきり笑い飛ばしてやりたい。
オレの力の全てを敵の体中に刻み付けて、オレと対峙してしまった不運を嘆く様を、じっくり鑑賞
してやりたいもんだぜ。
真紅の血の色を想像すれば、真っ先にオレは思い出す。
フリーザの軍隊でこき使われていた頃、あれは確かオレが14の齢だったか、ナッパとラディッツと
他に雑兵を10名ばかり従えて、惑星アンバーを侵略した時の事だ。
珍しくも橙色の大地に覆われ、豊かな資源と清い水と適度な重力を持つ価値の高いその星を、
フリーザは6日間で乗っ取れと命令してきた。オレとナッパがいるのだから、6日とかからず
ゴミ共を抹消出来るだろうと意気揚々と出陣した訳だが、その惑星アンバーというのが想像以上に
強大な軍隊を持つ星で、温和な面の民族のくせして戦闘力は粒ぞろいに高かったのだ。
6日どころか、10日もかかった。
連れて来た雑兵共は全て殺られた。
最期には、自らを弾にしてまで襲い掛かってくるアンバー星人の執拗さと自虐性。
あの気色悪い連中をそこまでして突き動かす信念はただ一つ。
“王を守る為”だと。
476 :
475:2010/05/29(土) 14:06:14 ID:???
笑わせやがって。
虫唾が走るぜ。
いわゆる『献身』とかいうやつだ。
このオレの大っ嫌いな種類の民族だ。
フリーザに命じられた期限など、たちまちどうでも良くなった。
オレはいつにも増して殺し方に工夫を凝らし、残虐を極め、一匹一匹じわじわとシラミつぶしに
素手を使って殺してやった。
今でも鮮明に思い出せるぜ、奴らのあの赤い血、内臓の温かさ、骨が砕ける感触、一体何匹殺した
事だろうなあフフフフ。数えときゃ良かった。
オレが遊んでる一方で、ナッパはかなり焦ってやがった。フリーザに命じられた期限も過ぎて
いたし、後の処罰を恐れていたのだ。気弾をバンバン撃ちまくってやがったな…。
ラディッツは相変わらず下手をうって、敵にフクロにされかけながら頭の悪い戦法でギリギリの
所を生き延びていた。
お前は本当にしょうがない奴だなラディー…。もっと強くなれんのか?
奴らは強力な軍隊には違いなかったがオレとナッパがいるんだ、多少の時間はかかったがオレ達は
ほぼ無傷で軍隊を全滅させた。
しかし王族の連中はさすがに別格だった。
ラディーはスカウターで王族共の戦闘力を知るや否や、ダッシュで逃走しやがった…。
くそったれの弱虫ラディーめ。
普段からナッパに使いっ走りさせられてるだけあって、ダッシュだけは光の速さだ。
早く強くなって、いい加減パシリを卒業したらどうなんだ?ラディーよ。
…本当ならば王族の奴らも素手で殺したいところだったが、王を守る最後の砦の8人の王子が
一斉に飛び掛ってきやがって、そいつらの息の合った巧みな連携にオレもナッパもてこずった。
ナッパは腕を1本折られたし、オレも脚に傷を負って血を流す羽目になった。
2人して気弾を撃ちまくって、8匹のガキ共をぶっ殺したところで、ようやく王のお出ましだ。
王室から出てきた奴を見て、オレは目を疑った。なんとそれは女だったのだ。
艶やかな銀髪と、褐色の肌。琥珀色の瞳を光らせる、おぞましい程美しい魅惑の女……
477 :
475:2010/05/29(土) 14:09:30 ID:???
スカウターで測らずとも、その滑らかな肌から立ち上る地獄の炎のような凄まじいオーラで、
どれ程の戦闘力か、すぐに見て取れた。
あのナッパが青くなって後ずさりしやがった程だ。
仕方ないからオレ一人が相手になったさ。
柔和な菩薩のような面をしながら繰り出してくる女王の戦法は、見たこともないような奇抜なもので
オレは何度も隙を突かれて殴られ蹴られて……頭にきたから気弾を連発して全力で戦ったんだ。
たかが女ごときに、このオレ様がだ。
女王の心臓を拳で突き破って命を奪い取るまでに5時間だ。5時間戦い続けた。
その後、オレは逃げて隠れてやがったラディーに命じて、アンパー星人の死体を集めて山積みにさせた。
高さは400メートルか、500メートルか…
まあとにかくデカい肉の山が出来たさ。
その山の頂点に、美しい女王の死体をまつりあげ、その腹の上にオレは立って、綺麗に掃除された
惑星アンバーを見回して腹の底から笑ったぜ。
それはなんと清々しい眺めだったことか。
…やがて死体の山の底辺から、6本の真紅の川が流れ出して橙の大地を潤す様を目にした時、オレは
歓喜のあまり感じ入って、思わず戦闘服の中に白濁を漏らしちまった。
極まりに堪えきれずに『ああっ』と声が漏れて、それをスカウターで聞きとったナッパが、『しょうが
ねえなあベジータは』と言って笑いながらオレを見上げていたっけな……。
そうだ。オレは感じるんだ。
戦いに勝利する事は、オレにとてつもない快感を与えてくれるのさ。
サイヤ人なら誰だってそうに違いない。
だから戦いを求め続けるんだ、何度も何度も飽くことなく………
……しかし今夜はどうした事だろう……。
過去の事など振り返る暇があれば、この先どうやって戦闘力を高めるかに、頭と時間を使うオレが。
なぜだか分からんが、昔の戦歴ばかりが頭をよぎってどうにも落ち着かん……。
478 :
475:2010/05/29(土) 14:19:44 ID:???
「ベジータ」
およそ戦闘の情景にはふさわしくない鈴の声音に、ブツリと思考を断たれて、オレは目を伏せて
舌打ちした。
「うるさい」
「何よお。まだ何も言ってないじゃないのお」
「断る」
「だからあ〜。まだ何も言ってないじゃんか〜」
……ぬるい現実に引き戻されて、深いため息が出る。
オレが寝転がっているソファーに、いつのまにかブルマがにじり寄ってきていたのだ。
ああ、耳障りだ、その声。
お前の声のせいで、かぐわしい血の匂いも、身震いするほど心地よい断末魔も、一瞬のうちに脳裏
から掻き消えちまった。どーしてくれるんだ。
「うふ。ベジータ。あんた今、すっごくヤラしい目付きしてたわよお〜〜」
「何い?」
そのベットリとしたブルマの言い草に不快を覚えて、オレは薄目を開けて睨みつけてやった。
うすっぺらい娼婦みたいにニヤニヤしやがって…なんなんだお前は。
「なんかねえ、あの時の目みたいだったわよお。さてはあんた、この私の事を想像して、エッチな
アレコレを考えていたんでしょお〜〜。うふふふ…」
「…………………。」
オレは開いた口が塞がらん。
…なあ、ブルマ…。お前はどこまで自惚れの強い女なんだ。どのように育てられればそんな風に
自分に都合よく全てを解釈出来るようになれるんだ…?
分からん……全く分からんぞ……誰か教えろ………。
479 :
475:2010/05/29(土) 14:21:19 ID:???
「何を勘違いしている。お前の事なんか毛ほども考えとらんぞ」
「うそ。ベジータ。今日はなんだかソワソワしてるじゃん。ここしばらくご無沙汰だったし、
そろそろ溜まってきてんじゃないのお〜〜?うふふふふ…」
「…………………。」
…なあ、ブルマ…。なおらんのか?…やはりなおらんのか?お前のその、下品極まりない、
あけっぴろげな言動は……。
オレはもう…呆れて説教する気も起こらんぞ…。うっ…早くも頭痛が襲ってきそうだ…。
誰かどーにかしてくれ………。
「何をふざけた事を…。オイ、あんまり近寄るな。お前また変な匂い付けてやがるな…。
オレは香水が嫌いだって何度言えば分かるんだ」
「あら!変な匂いだなんて…失礼ねえ〜〜。それにこれは香水じゃないわよお。“イランイラン”
っていうアロマオイルでねえ、これを嗅ぐと性欲が高まるんですってよお?…ねえん、どお〜?
ねえん感じる〜?ベジータ〜〜〜」
「…………………。」
…何か『ねえん』だ…。ご無沙汰で溜まってるのはお前の方だろうが…。オイやめろオレに
じゃれつくな。
ブルマの口から強く香る複雑な匂いに嫌な予感がして、オレは首をひねってキッチンのテーブル
を見た。
ああ…案の定だぜ、なんてこった。テーブルの上に酒瓶が1、2、3、4… ビールの缶が3本、
色んなつまみが食い散らかして放置してある。
…この女相当呑んでやがるぞ…。
「うふふん。ベジ〜タ〜。ベジ〜タ〜〜」
酒で緩んだツラでニヤニヤ笑いながら、ブルマはオレの太ももに頬ずりしてきて、そのまま腰に
跨ってきた。
480 :
475:2010/05/29(土) 14:24:03 ID:???
「な。……オイどけ。オレの上に跨るんじゃねえ」
「いやよ〜〜〜。うふふふふ。ベジ〜タ〜。ニャ〜ン。ニャ〜ン」
「…………………。」
「ニャンニャンニャ〜ン。やりたいニャ〜〜ン」
「…………………。」
……ここで言いたいことはいくつかあるが。
まずはブルマがオレの上に下品に跨ってる件……。
以前のオレなら、ブルマがオレに跨ろうとする素振りを見せた時点で、髪を引っつかんでベッドに
放り投げて説教しながら蹂躙してやる所だ。
しかしオレは、超サイヤ人に覚醒して以来、少々性格が変わってしまった。
このようなブルマの不埒に対して、さほど腹が立たなくなったのだ。
それを知ってからというもの、ブルマは隙を見てはしょっちゅうオレに跨ったり乗っかったり
してくる。
ベタベタと鬱陶しい事この上無いが、いちいち押し戻すのも最近は面倒になっちまった。
……そしてブルマが今も口にしているこの「ニャーニャー」……。
まあこれには話す価値も無いほどの下らん事情があって………
〜回想〜
「わ、悪気があってやった訳じゃないわよ!あんたってどんだけガキなのよ!王子様王子様って
甘やかされて育ったからそんな性格なんじゃないの!?何よ!そんな事でブチキレるなんて!!
馬鹿じゃないの!?」
「そんな事…!?そんな事だと!?このオレには重大な事だ!!辛さが強かった事も腹立たしいが
そんなことはどうでもいい!!お前は…お前はオレの言いつけを破りやがった…!!あれほど
入れるなと注意を受けていながら、オレに食わせやがったんだ!!ニンジンを!!!
圧倒的な不味さを誇る、クソ忌々しい野菜のニンジンをだ!!!」
「い、いつまでそんな子供みたいな好き嫌いしてんのよ!!ニンジンにはいっぱい栄養があん
のよ!?いいこと!?これでも私はねえ、ベジータの体の為を思っていつも献立を…」
481 :
475:2010/05/29(土) 14:27:07 ID:???
「うるさい!!!黙れ黙れ黙れェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「いやっ!何すんのよ!なっ…何よそのロープは!!や、やめて!!やめてーーーー!!
いやあっ!!ヘンタイ!!!」
「カレーにニンジンを入れるんじゃねェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
――当時は超サイヤ人に覚醒出来ない苛立ちの為か、オレはささいなことでしょっちゅう
激怒し、それは大抵ブルマに対する性的衝動へと昇華したもんだ。
そしてこのニンジン騒動の際は、特に気が荒れていて、普段はあまりしない特異な虐め方をして
やったんだ、つまりこんなふうに――
「うっ……うう……」
「……どうした。このオレ様が直々にお前の為に首輪を作って着けてやったんだぞ?さあ、
鳴け。鳴いてみせろ」
「うっ……誰が……そんなみっともない真似……するもんですか……」
「おかしいな。…なぜ猫が人間の言葉など喋るんだ?ふざけやがって。お前のような可愛げの
ない猫には徹底した躾が必要だなあ。………脚を開け」
「あっ…いやっ…あうん!」
「くっくっ…さあ鳴け。鳴かんと最後までやってやらんぞ?それともずーーーーーっと指だけで
お預けを喰らいたいのか。このメス猫め!さあ鳴け!鳴くんだ!!」
「うっ…ふううっ…に……にゃ……にゃ……」
「ふっ…。全然聞こえんなあ…。ああそうか、この猫はただのヌイグルミなのか。じゃあ指で
弄くってても仕方がないな」
「にゃっ…!にゃ…… にゃあ!」
「まだ聞こえん」
「にゃーー… にゃああ!にゃあああ!」
「もっと!!」
「にゃーー!にゃああ〜〜ん!!ううっ…!!にゃあ〜〜!!にゃあ〜〜ん!!」
「ふはははははは!!ああ!これはなんとサカリのついたメス猫だ!!うるさくてかなわんぜ!!
今から主人のオレ様が、存分に可愛がって発散させてやるから有難く思えよ〜〜〜〜〜〜!!!」
「にゃっ…んにゃあっ!にゃ〜〜〜〜!ああ〜〜〜!ああん!!」
482 :
475:2010/05/29(土) 14:29:19 ID:???
〜回想終わり〜
……羞恥で顔を歪ませて、嫌々猫の真似をするブルマと交わるのは楽しくて仕方なかったが、
オレはすぐに飽きてしまって、この一回限りで淫靡な猫との関係は終わったはずだった。
しかしブルマの中にはこの遊びがインプットされてしまったようで、酒に酔った時に限り、
猫真似をしながらオレに迫るようになってしまった。
……今では後悔している……。猫の真似なんかさせるんじゃなかったと……。
恥と屈辱に震え、悔し泣きしながら猫を演じるブルマだからこそ、オレ様は恍惚となれるのだ。
こんな酒に酔った、破廉恥丸出しの、理性の欠片も無いような下品な猫などに、オレは何も感じない。
正直興ざめだ……。
しかも酔っ払ったブルマはしつこいから厄介だった。
こいつがニャーニャー言い出したら最後。突き飛ばして外へ逃げるしかない。
オレが部屋に鍵をかけて閉じこもっても、電動ドライバーやらチェーンソーやら持ち出してきて
無理やりこじ開けやがるからだ。
「にゃあ」
と鳴いて、ブルマがオレの首筋を舐めてきた。
下品なサカリ猫の舌なのに、不覚にも背筋に鳥肌が立ってしまった。
…おかしい…。…妙だ…。
いつもなら、反吐が出そうな程の嫌悪感が走って、間髪入れずに突き飛ばす所なのに。
なぜか手が出せん……。
「やめろ」
「うふふん。いやよ」
「……痛い目に遭いたいのか。さっさとどけ」
483 :
475:2010/05/29(土) 14:32:58 ID:???
「うふ。たまには痛い事されてもいいわよお〜〜。にゃ〜ん、早く首輪を着けて下さいご主人
さまあ〜〜。早くいっぱい命令して下さい、にゃんにゃんにゃあ〜ん」
「……………………。」
…へ……変態だ……。
なんという下品な醜態だ……。
いや、待て……。最初にこんな真似を叩き込んだのは、このオレ自身じゃないか、自業自得だ……。
いや、しかし…。自分で仕込んでおいてなんだが……これはあまりにも酷すぎる……。
と…とても見てられんぞ……クソ…早くこいつをぶっ飛ばして地球の反対側へ逃げねば……。
オレ様はこんな下品な猫などと交わる趣味は無いんだ……。
「明かり消すわよお〜〜」
ピッ。
「あ」
「んふふ……んふふふふ……」
「あっ」
暗闇に目が慣れない中で、猫がオレの首をヌラヌラと舐めながら、体中撫で回してきた。
な、なんでオレの口から『あっ』って漏れるんだ、声が……。
……おかしい……。……変だ……。
「むちゅ」
「ん」
今度は猫の口がオレの口を塞いできやがった。
…調子に乗りやがってこのメス猫め!入れさせてたまるかお前の下劣な舌なんぞ!
484 :
475:2010/05/29(土) 15:16:56 ID:???
「んんんっ!」
「んふふ、んふふふん」
「……………………。」
……おかしい……絶対におかしい……
なんなんだこの状況は……。
なぜオレの口の中に猫の舌が潜り込んできてるんだ。
オレが猫の髪を掻き回しながら、舌を絡めあってんのはなぜだ。
猫を突き飛ばせんのはなぜだ。
こんな下品な猫に、オレ様の情欲が燃え上がるのはなぜだ。一体どうなってんだ。
「はあ〜ん、ベジータどうしたのお〜?今日は逃げないのねえ〜」
「…黙れ…」
「やっだあ〜、なんかエッチな声してるわよお〜?アロマが効いちゃってんのお〜?それとも
やっぱり溜まってたんじゃないのお〜〜〜?」
「うるさい!!ぶっ殺」
全て言い終わらないうちに、思わず猫の耳に噛み付いてしまった。
「にゃん!」と鳴いて、猫の柔らかな身体がオレにしがみついてきて、オレは密着するそれを
がむしゃらに掻き抱いて、訳の分からん熱い情動に突き動かされるまま猫の服をひん剥くと、
すぐに白い裸が出てきて、その匂い立つような艶肌にますます情欲が燃え盛った。
く…くそったれ!!馬鹿みたいに簡単すぎるぞ!!
お前はなんでいつもいつもノーブラTシャツにパンツ一丁なんだ畜生ーーーーーー!!!!
「あうん!」
「ああ…はあ…」
「ふにゃん!あん…にゃあん…あはあん…」
485 :
475:2010/05/29(土) 15:19:55 ID:???
信じられん事に、オレの口からは、一切の言葉が出てこない。
明かりの消えたリビングには、切なく色っぽい猫の鳴き声と、オレの熱い吐息と、猫の柔肌を
吸って舐める、淫欲にまみれた粘っこい水音だけが響く。
熱を帯びた愛撫に感じ入り、「にゃあん!」と叫んで、猫がオレの髪を両手で掴んできても、
オレは腹立たしさよりも、猫を貫きたい欲望の方が遥かに勝っていて、礼を欠いた猫の行動など
捨て置き、首筋から鎖骨を通って、汗の滲む胸の谷間へと舌を這わせてやった。
するとビクッと猫の身体が反って、「ふにゃあ!」と叫んで、怒張しきったオレの性器を無造作に
掴んできて、その刺激にオレの身体も猫に負けないぐらいに仰け反ってしまった。
「あう…ご主人さまあ…ご主人さまあ…ネ、ネコは…ネコは早く…ご主人さまが…欲しいです…」
「……くっ……」
「あはあ〜〜ん…ご主人さまあ〜…何か…何か言ってください…あの時のように…命令して
ください…ブルマは一生懸命ネコになります…上手に鳴きますから…にゃあ…にゃあ…はあん…」
「…はあっ…あぁ…」
一言一句、オレがあの時教えた通り、忠実に、変態じみた台詞を吐き続ける猫。
その猫の、白い裸体を、片っ端から舐めて吸って甘噛みして、揉み飽きた胸を揉みしだいて寄せて
尖った乳首にムチャクチャにむしゃぶりついて、その甘ったるい味にオレは頭の芯が蕩けるようで、
無我夢中の愛撫に陶酔するばかりで息つく暇もない…
…おかしい……変だ……絶対に……こんなのは……オレ様の情交ではない……
このオレが…こんな猫に溺れるはずが無いんだ…一体どうなってやがる……
「ああっ…ベジ……ご、ご主人さま!ソ、ソファーが…ソファーが汚れてしまいます…!ネ、ネコは、
ベッドの上で…可愛がって貰いたいです…!」
「はーー… はーー… はーー…」
「にゃ…!にゃあにゃあ!は、早く…!早くベッドに…!ご主人さま!ソファーが…ソファーが…
150万ゼニーのソファーが…」
「うるさい…!そんなもの……知るか……!買い直せ!!」
「きゃん!!」
486 :
475:2010/05/29(土) 15:23:15 ID:???
…いや…猫の…この猫の言うとおりだ…。
100歩譲って、この下品な猫を愛でるとしてもだ…オレはこんな場所でやるのは絶対にごめんだ。
オレ様は…不潔な情交は大っ嫌いなんだ…。
まっさらな、清潔なシーツの上でなければオレは………
しかしなぜだか、ベッドまで赴けん。ソファーの上で体勢を変え、猫の身体を下にすると、股に
食い込んでる紐みたいなパンツを引っ剥がして捨てた。
暑っ苦しい自分の服を全て脱ぎ捨てて、猫の脚を開いて身体を入れ、豊満な胸を両手で掴みながら、
猫の下腹に舌をあてがってゆっくりと顎の先まで舐めあげる。
その快感で猫が叫びやがる前にオレは素早く唇を塞いで、鬱陶しい猫の声を封じてやろうと、舌を
がんじがらめに攻めまくってやったら、猫の奴は反撃するようにオレの性器を手で扱いてきやがった。
「くあっ!!」
すぐにオレの唇から叫びが漏れた。
なっ… なんたる不覚…!!なんたる不覚だ信じられん!!
こんな下品な猫の手ごときで!!このオレ様の愛撫が、中断させられるだとお〜〜〜!?
ふざけやがってちくしょおおおーーーーーー!!!!
「にゃあん!」
頭にきたから、ソファーに染みが出来る程に愛液を垂らした猫の赤い秘裂に、指を2本差し込んで、
グチャグチャと思いっきり音を立てて仕置きをしてやったら、猫は叫んで身体を反らしやがった。
弓状の身体が戻らないうちに、素早く指を引き抜いて、代わりにオレ様の怒張をその熱い肉の中に
一気に捻り込んだ途端、
「にゃああん!!」
とまた猫が叫んで、さらに身体を反らした為、オレは強烈な締め付けに見舞われて天を仰いで
487 :
475:2010/05/29(土) 15:27:23 ID:???
「あああーーー!!」
と派手に喘いでしまった。
…い…いや、待て… いやいやちょっと待て…!
なぜこのオレ様がこんな初っ端から『あああーーー!!』なんだ!!
おかしいおかしい!!こんなの絶対におかしいぞ!!!
「ううあ……ブルマ……ブルマ…」
「にゃう!あん!はあっ!だめえ!ソファーが…!ソファーが…!」
「ソ…ソファーがなんだってんだ…くそったれ…ハアッ…んっ…くっ…あっあっ」
「にゃう!あう!にゃん!あん!」
どうなってるんだ訳がわからん…!
猫の後ろ髪を引っ張ったり撫で回したり、白い首筋に印を付けたり、耳に舌を差し込んだり、
ハープを奏でるような指の動きで猫の体中をなぞったり、薔薇色の肌に舌をズルズル這わせたり、
愛撫、交わり、愛撫、交わりの繰り返しばかりで、何も責め言葉が出てこない…!
頭の中は桃色一色だ……なんなんだコレは!
「にゃあ!にゃああん!ああん!」
「うっ…うっ…引っ込め…!お前は引っ込めメス猫…!主人の命令だ!ブルマを出せ!ブルマを!」
「あんっ!ああー!ベジータ!ベジーター!」
「んあああーーー!!!」
猫の下品な声が失せて、可憐な鈴が耳をうつと、オレの劣情は一気に煽られた。
ブルマの、熱くぬめった中に腰を打ち付ける度に、性器はますます充血し、膨れ上がった分だけ
余計に肉襞に引っ掛かって擦れ、全身を舐め回すような強烈な快感の波が休む事無く襲ってくる。
腰が止まらん。
488 :
475:2010/05/29(土) 15:29:48 ID:???
「ふああ!いっ!いっく!ベジータ!いっちゃうう!」
「ハアッ!ハアッ!ああっ!はあっ!」
……そうだ……
お前は主人の命令をちゃんと聞いたのだから……
お望み通りに最高の絶頂を迎えさせてやろうと思い、ブルマをきつく抱きしめて、膣の唇付近まで
怒張を引き抜き、トドメを刺そうとした時だった。
暗闇の中、コバルトに沈んでいたブルマの瞳が、突然セルリアンに光り輝いたのだ。
そしてオレは見てしまったんだ、ブルマの瞳を明るく照らす、窓の向こうの光源を。なんの疑いも
無かった、どうせ外を走る車のヘッドライトか何かだと……
しかし違った…!
なんなんだアレは!
なぜ、雲の切れ間に、あんなものが浮かんでいるんだ!?
アレはとうの昔に破壊されたはずじゃなかったのか!?
「うわっ!!」
背筋が凍って、とっさにブルマの身体から身を引いた。
そして目を閉じ、さらに両手で覆って、その光を遮断しようとしたがもう既に遅い。
「ベ…ベジータ?」
そろりとオレに寄ってきて、オレの身体に手を触れてきたブルマを思い切り突き飛ばすと、
「きゃっ!!」
とブルマは床に落ちて頭をぶつけたような音がしたが、オレはそんな事は構っていられないんだ、
そんな事よりも、そんな事よりも……!
489 :
475:2010/05/29(土) 15:32:20 ID:???
「ぐううううう…」
ソファーの上で、目を両手で押さえ、小さくうずくまりながら、オレは必死に迫りくる衝動を
抑制する。
1700万ゼノのブルーツ波。
その光線を一瞬でも目の中に入れちまったからには、それは寄生する主を捜すように全身の神経を
ビリビリと凶暴に駆け巡る。
オレにはもう尾は無いのに、まるでそれは、大猿に化ける時の高揚感にそっくりだった。
しかし、そっくりなようで………どこか異質………
「ブルマ……出て行け…」
「……え?」
「…ここから……出て行け……今すぐに……」
鼓動の大きさも、湧き上がるパワーも、抑えがたい歓喜も、大猿の時によく似ている……
しかし違う……
大猿の時には感じないもの……
それは、床に落ちている女を犯しまくりたい性欲求と、あともう一つ………
「ベジータ…?何よ、どうしたのよお…」
「つべこべ言ってないで……どっか行け……早く…!」
未だに、ポカンとした声で床に残っている女に無性に腹が立ち、睨みつけて脅してやろうと目を
細く開けた瞬間、パールのペディキュアに反射した白い光が目に飛び込んできて、オレは自制心が
ぶっ飛びそうになって怒鳴りつけた。
「聞こえんのか!!早く出て行け!!このオレにぶっ殺されたくなければ……!!オレから
離れるんだ早くしろーーーーーーー!!!!!」
「キャーーーーーー!!!」
490 :
475:2010/05/29(土) 15:34:57 ID:???
ブルマはオレの怒声にビビッて叫びやがったんじゃない。
オレの体から発した稲妻のような閃光に驚きやがったんだ。
大猿の時には感じないもの…
それはオレの自慢の青い理性が…みるみる赤いもので侵食されていく感覚だった。
この赤いものは一体なんだ…… 殺意か……!
「な、な、な、なんで?ベジータ、なんで超サイヤ人になっちゃってんの?」
「ブルマ……!畜生……!早く……!」
「べ、べ、べ、ベジータ… あわわわわ…」
「何をグズグズしてやがる!!さっさと失せやがれ!!このノロマーーーーーー!!!!」
ドガーーーーーン!!!!!
「ふぎゃーーーーーーーーーー!!!」
残された青い理性をオレは必死に引きずり出し、気弾でリビングの壁をぶっとばし、ブルマの
片脚を引っ掴んで外に放り投げてやった。
数秒の後、ドボーーンと派手な水音がして、素っ裸のあいつがプールのど真ん中に着水した事を
察すると、オレは再び赤い侵食との戦いに集中した。
「ギャーつめたーーい!!バカーー!!いきなりなにすんのよーーーーー!!!」
…プールはかなり離れた場所にあるにも関わらず、どでかいブルマの声がオレの耳元までキンキン
届く。全くなんて声だ…。
オイブルマ…うるさいぞ…お前がもたもたしてやがるから…
このオレ様がわざわざ手を貸してやったんだ…感謝しろ…くそったれが…
ああしかし、これほどの乱れた精神状態であるのに、オレ様の投腕の的確さには舌を巻くぜ…。
相変わらずなんと優れたコントロールだ… やはりオレ様は天才だ…
ふ、ふはははははは…
491 :
475:2010/05/29(土) 15:36:53 ID:???
「ベジータ!!ひどいじゃないの!!私はねえ!!まだイッてないのよお!?折角久しぶりの
セックスだったのに!!女を最後までイかせずに終わって!!あんたそれでも男なの!?
ベジータ!!なんとかおっしゃいよ!!ベジータァァーーーーーー!!!!」
「……なっ……!!」
でっ… でかい声で何てことを言いやがるんだあの女は…!!
下劣にも程がある!!
しかもその言い方だと、このオレ様が早漏なのだと誤解を招きかねんぞ!!
くそ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
「でかい声で下品な事ぬかすんじゃねェーーーー!!!そんな調子だと、お前の両親にも、使用人
共にも、CCの社員寮の連中にも全部丸聞こえじゃねえかバカヤローーーーーー!!!!!」
「フン!!何よ!!そんな事気にして!!あんたどんだけケツの穴の小さい男なのよ!!
さ、寒い!!ちょっとお!!早く迎えに来なさいよお!!カゼ引いちゃうじゃないのーー!!」
「知るか!!この欲求不満のメス猫め!!お前は朝までそこで泳いで遊んでやがれェーーー!!!」
「なっ!!なんですってえ!?あんたマジでサイテーー!!もうご飯作ってあげないわよ!!
泣いて土下座して頼んだって絶対作ってあげない!!もう知らないんだから!!!」
「なっ…!なんだとお〜〜〜〜〜〜!?」
…さ…最悪だ…… 最悪の夜だ……
ま、また自炊生活をせねばならんのかオレは……面倒な事になったぞ…
いや、いや、それよりも……それよりも今は…この赤い侵食をなんとか食い止めなければ…!!
オレは…オレ様は……この気高い超サイヤ人の姿で……女を犯すなど…絶対にせんぞ!!
なぜならばこの姿は……戦いの為だけにあるからだ……!!!
1000年に一度の……伝説の……宇宙最強の……誇り高き………!!!!
しかしなんという衝動だこの赤は……!!なんて厄介な……どうすりゃいいんだこれは……!!
畜生!!畜生!!畜生ーー!!
…そしてオレはこの時、心の底から恨んだんだ。生まれて初めて……。
網膜に焼き付いて、今も視界を支配する、夜空に輝く純白の真円を。
(終)
493 :
名無しさん?:2010/05/29(土) 16:59:12 ID:0NxsQoTR
ほんの数日見てない間にSS投下がふたつも!!
>>450さん、投下dです!絡みシーンは何だか興奮しちまったw
嫌だと思いつつも感じてしまうブルマが良いですね♪
またSS書かれたら是非投下して欲しいです!
>>475さん、ベジータが頭良くて(間違いなく頭良さそう)かっこ良くて
そしてブルマとのやり取り(ベジータは心の中で思ってるだけだったりするけど)
が笑えたですw
これまでのセクロスと少し違う状態になってるベジータもヨカタ!
ベジータはこのどうすりゃいいんだ状態の後、大丈夫だったんですかね?
そんでそろそろ次スレの心の準備しといた方がいいんだろうか〜
495 :
494:2010/05/30(日) 02:43:22 ID:???
あ、スマソ…全然勘違いしてた
まだ460KBでした 随分余裕あるw
>>475さん、GJ!面白かったです。
ニンジン入りカレーにマヂ切れ王子w
その後に続くSべジータの攻めも最高ですね。
勘違いなら申し訳ないのですが
べジータ様の旅立ちを書かれたネ申ですよね・・・
ぜひにべジータ様のご帰還編をーーー!!
注文ばかりでごめんなさい
>>475さん、GJ!葛藤しながらもついつい・・w
いつも堪能させて頂いて、ありがとうございます。
猫プ・・・ww 面白いなぁ。最後ブルマには気の毒な展開驚きました。
色の描写がイイですねぇ。
感想を書こうと思ったら、規制になってしまいまして・・・
まだ容量あるようですから、やっと解除されましたので投下しますね。
今回からクリップ付けました。
色々ありましたので次スレの時また・・考えたいです。
>>450さんが先に書かれてますが、ワタクシも隙間用に
編集してましたので・・・同じネタになるのですけど
「改」でアニオリでの部分の続きの話を書いてみました。
短編です。時代はセル編が終わって、回想しています。
勝手に解釈と想像で構成しています。原作は全く関係してません。
エロ・・・もありやせん(汗)。では・・・
クリップじゃなくて・・トリップね、失礼ww
〜「あのとき」〜
俺は重力装置の爆発事故で重傷を負い、意識が戻った。
それからいく日が過ぎたであろうか・・・・。
昨日からブルマの姿が見えない。
さっき何気に聞くとあいつの母親が
「そうなのよ〜・・・インフルエンザになっちゃって。
移るといけないから、私で我慢してね♪」
と俺の世話に来る。どうもこちらでの伝染病に罹っているらしい。
次の日、なぜかその母親も来なかった。
ブルマの父親が来て言った。
「すまんのう・・・二人ともダウンしとってな〜お手伝いさんと
看護婦を雇うからのう。」
と言っていたヤツも次の日から見かけなかった。
「お三人ともベッドでお休みです。私がお世話に来ますから。」
と老婆の家政婦がそういった。
俺はもう一人で起き上がれるようになっていた。
アイツの顔をもう3日間見てない。
「どんな様子か見てきてやる。」
この俺様がワザワザ行ってやるんだからな・・・・
あの時の恩からなのか、別の感情が俺にはあった。
アイツの部屋は少し歩いた角だと記憶している。
一度だけ入ったことがあるから。
ドアは自動で開いた。
中でアイツが赤い顔をして寝ていた。
熱があるんだろうか・・・そんな考えから無意識に手を顔に当てている自分が
信じられなかった。
「俺は何を・・」
その時アイツの目が開いた。
「ベジータ!!どうしてここに!」
「ふん・・・誰も俺の部屋に来なくなったから、来たまでだ。」
「バカ!!!移ったら困るのはあんたなのよ!!早く出て行って!!」
そう叫んで俺に枕を投げつける、下品な女。
なぜか怒る気も失せて、そのまま部屋を出た。
あんなヤツの事をなぜ見に行ったんだろう・・・・自分でも分からない。
無言で自分のベッドに潜り込んだ。
次の日・・・頭が痛い。目の前の焦点が合わない。
誰かが来て俺の腕に何かを、刺した感触と頭を冷やされた感覚だけがあった。
それから意識を失っていった。沼に沈む感覚で眠りに落ちた俺だった。
気がつくとベッドの脇でブルマが眠っていた。
椅子に座って傍らにいたらしい。
あのときと同じだった・・・ただ、頭が俺の脇にあった。
髪から何か分からない、くすぐったいような甘い香りがした。
無意識に俺はその髪をなでていた。
こんな変な感じは初めてだった。
そんな俺の行為で目が覚め、起き上った。
「あ・・・気がついた?大丈夫?何か飲み物をもってくるわね。」
俺が答える前に部屋を出ていく。
人の話などまったく聞かない、強引な地球の女。
その女が進めるままに、地球の甘い飲み物が喉を通って行く。
「おいしい?あなた、私のインフルエンザが移って丸三日眠っていたのよ。
でも、そのおかげで傷も治ったみたいね。良かったのかしら?」
そう言いながら顔を近づけて額を当ててきた。
別の熱いものが俺の顔を赤くした。
「あら、熱がまだあるのかしら・・・」
そう言って、じっと俺の顔を覗き込む瞳に耐え切れなくなってきた。
「貴様はもう良いのか?」
いつもの俺なら絶対言わない言葉だった。
こんな!下品な女に何を言ってるんだろう・・・・!
「あら・・・心配してくれてたの?もう大丈夫よ。誰かさんもお見舞いしてくれたことだし。」
「な、何を言ってやがる。腹が減った、何か持ってこい!」
「なによ〜急に偉そうになるのね!ママ!こんなやつに何もあげないで良いわよ!」
そう言って部屋を出て行った。
「もう・・・アイツの顔は見れないんだろうか?」
なんて事を考えている自分を、俺は嫌悪するのだった。
その日は来なかったが、ずっと次の日からアイツの介護が始まった。
半ば強引に、無茶な要求を俺にする。
もう争う気持にも成らなかったから、そのまま言いなりになっている自分に慄く。
今の俺は俺じゃない。
こんな体でなかったら・・・・こんな病気でなかったら・・・。
そんな言い訳めいた事をこのときの俺は考えていた。
だが・・・今なら分かる。
本当はずっとブルマにそばに居て欲しかったのだと。
そして俺だけを見て欲しかったのだと。
あのときの俺は・・・子供が母親に甘える感情を彼女に抱いていたんだ。
俺は今、傍らに眠る地球の女の寝顔を見て、過去を振り返っていた。
隣のベビーベッドにはトランクスが寝息を立てている。
未来から来た少年が自分の息子であると知って・・・・俺は嬉しかったのだ。
ただ、感情に支配されることを自ら拒んだ。
あの戦いをカカロットの死とヤツの息子で終わらせて、
俺はもう戦わないと・・・思った。
だが・・・・サイヤ人の血がそれを拒んでしまう。
「未来のあの子の師匠は悟飯クンだったのよね。
この世界のこの子は誰が鍛えてあげるの?」
この女はそう俺を挑発した。
そうだ、コイツは俺の息子なのだ・・・サイヤ人である俺の・・・。
俺は決意した。それまでにカカロットを超えるほど己を鍛えようと。
今・・これが幸せなのだと実感出来る。
だが、このままでいられる訳がないことを予感している。
新たな敵が現れないとは限らない。
だが・・・今はこの安らぎが愛おしいと感じているのだ。
〜「完」〜
まあ、こんなことを思って毎日トレーニングに精を出したのかも知りません。
働かないでw
そんなベジータを、「大好き」と思えるトランクスに育てたブルマは偉いですね。
他人には悪口を言っても、息子には「パパは凄い」と教えてたのかもw
悟天も何気に懐いてましたから、よく顔はあわせてたのかもしれません。
おやつ一緒の食べてたら笑えますがw
ブルマとベッドで一緒に寝てるから、セクロスはあったとしてください。
無意識に家族一緒の部屋にしてしまいました。広くて部屋数も多そうなC.C.なのにw
こんなお話にお付き合い、ありがとうございました。
>>503 またまたSSdです!
色々SS読めて至福スレだぁ
>>503様
素敵なSSありがとうございます、GJ! 筆が速い…。
>子供が母親に甘える感情を彼女に抱いていたんだ。
これは自分もあると思うんだよなあ〜。王子はマザコンの気があるような
気がするんだよ。
母を知らないもんねえ。ベジータ産んですぐに死んだんだっけ?王妃って。
ちょっとうろ覚えだ…。誰か教えて…。
また何か書けたら投下してくらさい〜。待ってます〜。
>>505 >ベジータ産んですぐに死んだんだっけ?王妃って。
原作ではベジータの母親については一言も触れられてなかった気がする。
いつだったかのお祭りアニメでは何歳か離れてるっぽい弟が出て来たから
少なくとも「ベジータを生んですぐ死んだ」って公式設定はないと思う。
読んで貰った上にコメントまで貰える、優しいスレッドに居られて非常に幸せです。
>>494様
ありがとござます。
>ベジータはこのどうすりゃいいんだ状態の後、大丈夫だったんですかね?
自分、中途半端な終わり方するのが好きなもので それぞれの御妄想にお任せ
しようかとも思ったのですが、自分の妄想では、大丈夫だったと思うです。
大猿になっても保っていられる強固な理性と、魔導士バビディに支配されながらも
失わずにいられるプライドの持ち主で、しかもブルマを大事に思っている男なので
意地でも耐え抜いた…と自分は妄想します。
>>496 ハイ。旅立ちを書かせてもらった者です。読んでくれてありがとです。
王子帰還編はですね、一応ネタぽいのはあるんですけど、お約束は出来ない
かも。もし書けたらまた投下させて貰うですよ、折角リクくれてるのにすまんこ…。
>>497 読んでくれてありがとです。
猫か犬か赤ちゃんか悩んだ末、猫に落ち着いたお。ブルマ猫っぽいしなあ。
ホントはつるっつるのレザーの首輪を付けさせたかったが流れ的に無理だった。
ブルマ気の毒な展開w そうですね、ブルマ可哀相だったかも。ブルマすまんこ。
しかしこれが悟空とチチだったら、チチはもっと可哀相な目に遭ってます。
さて、ここで板違いスレ違いも甚だしい、ゲッスい宣伝をば。
ご存知の方も居られるかもですがエ○パロ板に悟○とチ○の満月の話を投下
しておきました。読み比べると双方の違いが際立つのではないかと。ゲスでホントごめんね〜
>>506 ああっ。早速教えてくれてありがとう。そうなんです、原作では母親のエピソード
出てこないんですよね。でもなんだったか…なんかの家計図みたいので、
ベジータの母親、すぐ死んだ、みたいな事書かれてたような気がして。
ホンットうろ覚えなんだけど。
でもそうだね、アニメで弟が出てくるから、確かにすぐ死んだ訳ではない事になる。
…ベジータは母の記憶あるのだろうか。気になる。
>>504さん喜んでもらえてヨカタ、
>>505さん、GJありがとう。
これは以前に書いてたのを編集しただけなので・・・早いとは言えんかもw
別の話は最近書いたのですが、10レス程度なんで・・規制になる前に
また投下しておこうかと思います。13KBは使うかな・・・。
今、470KB?そろそろ心づもりは必要かもしれません。
>>507さん、教えてくれてありがとうございます。
「なんだか悟空さ、生き生きしてねぇだか?」とチチ口調で読みましたw
不本意ながら、興奮状態で!萌えてしまいましたよ・・・GJです。
別の登場人物でワタクシも書いてみたくなりますわw
次はブルマもイカセてあげてくださいww エロパロ・・・懐かしいなぁw
ウィキでもベジータの母親は省略されてますよね。
自分の妄想の域では勝手に「絶世の美女」で
ベジータのことを思いながら死んだと設定しました。
(弟の存在は無視w 母親同じとは限らないだろうし)
惑星が滅んだときに彼女も亡くなったんじゃないのでしょうか?
彼には記憶はあるような〜ないような〜感じかな。
5歳からフリーザに人質扱いだし。オッパイだけは覚えてたとかw
>>509 >オッパイだけは覚えてたとか
わろうたw
10レスぐらいならまだダイジョブだね、確か前スレは501KBでダメになった
んだよね。
なんかまた…規制ひどいのかね2ちゃん。めんどくさいね…。
投下待ってますよ〜。
お言葉に甘えて・・今のうち投下しておきます。たぶん13KBは使う・・・です。
毎度お馴染みのw C.C.騒動「発明編」です。
今回はブルマの個人的な企画で、とんでもない目にあうベジータw
ほのぼの家族話です。エロは・・・あるような、ないようなww
無理やりな展開で原作は思いっきり無視です。
温かい目で読んでくださる方以外は、スルー願います・・・
短編になると思いますが、連投規制で途切れていたら気にせず
レス願います。
では・・・
〜「再生」〜
この数年間、ブルマはべジータとの肉体年齢の差を考えると、開発せずにはおれない状況だった。
一時は神龍(シェンロン)に本気で願おうかとも思った・・・だが、
「何を気にする必要がある?俺にとって、どうなろうともお前はお前だろうが。」
その一言と、変わらず愛してくれていると実感出来たから思いとどまっていた。
だが、自分は科学者なのだから・・・何か手立てがあれば、開発してみたい気持は
性分もあるが抑えれなかった。
やはり発明家でもある、自分の能力を試したい・・・そんな思いもあった。
そんな彼女がやっと試験的に作り上げたのが、「若返りの薬」だった。
材料は・・・・古代から伝わる秘薬や・・・効果のある漢方薬、特別に用意した深層水や
その他怪しい物が入っている為、味や匂いについては保障がしかねたので「糖衣錠」にしてみた。
好みでパステルカラーのまるでマーブルチョコのような・・・そんな感じに仕上がった。
薬の効果はラットの実験でかなりの成果はある。だが、仙豆を隠し薬に使ったので効果は一時的だった。
「ある意味失敗・・・なのかしら?回復効果が薬からの回復だなんて・・・皮肉ねぇ。」
それでも、成功はしたのでせめてプライベートで使おうと思い、そっとドレッサーの引き出しに閉まっておいた。
ところが・・・それをブラが見つけて食べようとした所をベジータが発見し・・・取り上げていたのを
ブルマは知らなかったのであった。そのまま・・・彼がそれを自分の部屋に持ち去ったのも。
「後で、ブルマのヤツに文句を言わねばな・・・」
そう思っていた本人も忘れていたのだった。
それから、数日間過ぎた。部屋に置いてある小瓶を見て・・・ちょっと甘いものが欲しくなったベジータは・・・
「少しぐらいなら、文句も言われんだろう。」と数粒口に含んだ・・・・
「ブッ、なんだ?この変な味は・・・・チョコレートじゃないのか?」
台所へ急いだ・・・までは良かったのだった。
「ただいま。」
今日は会議だけだったので、午後からブラをお迎えに行くつもりで帰ってきたブルマは・・・
台所の水道が出しっぱなしなのに驚いた。慌てて、蛇口を止めて・・・・ふと違和感を覚えて、足元を見た。
「アー!アー!ブ〜・・・」
そこには、1歳ぐらいの目つきの悪い赤ん坊が・・・こっちを睨みながらハイハイで足にしがみついてきた。
「えっ!?どっ・・・どこの子?」
その子は裸で・・・どこかで見たような顔つきで・・・髪形も・・・テーブルの横に・・・ベジータの服が落ちていた。
赤ん坊と目が合ったブルマは・・・その子が誰だかやっと分かった。
「べ、ベジータ?!ど・・・・どうして?!」
「アア〜!ア〜!!」
しゃべれないので、雄たけびで抗議するしか無かったようで・・・抱き上げた。
トランクスの赤ん坊時代を思い出した彼女は、つい・・・可愛く思えたブルマはその顔にキスをした。
「いや〜ん・・可愛い。あんなでも、赤ちゃんの時はこんなだったのね・・・ココもふふふ。」
「ダァー!!ダァ!!!!」
つい、大事な部分を笑って見てしまい、赤ん坊ながら抗議するベジータを抑えて、
「服を着せないとね、そうそう・・・確かトランクスの赤ちゃんの時の服があったわ!」
部屋へ連れて行ったのであった。
「まあ〜ピッタリ!可愛いわぁ・・・」
「ブ〜!!」
「そんなに、怒らないでよ・・・あの薬・・・貴方が持ってたのね。」
ベジータの部屋にあった、小瓶を見つけ錠剤の数を見てブルマは続けた。
「まぁ・・・随分飲んだわねぇ。これね、即効性はあるんだけど切れるのも早いのよ。だから数時間で戻ると思うの。
でも、5錠以上飲んだでしょ?だから1日ぐらいかかるわよ・・・もう、確かめてから何でも口にしなさいって、
何度も言ってるのに・・・本当に子供みたいなんだから〜。でもなんだか楽しいわ・・・不謹慎だけど、貴方をこんな風に
抱っこ出来るんですもの。うふふふ。」
「ブゥ・・・ウ〜ウ〜!!」
抱きしめて、頬ずりしながらブルマはベジータにそう言った。
彼はさっき、お漏らしをしてしまい・・・かなり精神的に屈辱を味わっていた分、大人しかった。
ブラの時の紙オムツが幸い残っていたので・・・それを履かされていた。
食事も歯がやっと生えてる状態なので、オートミールの粥ぐらいしか喉を通らない・・・
仕方ないのでベビーフードを用意され、それをスプーンで食べさせて貰っていた。
体は赤ん坊なので、すぐにお腹は満たされ・・・不本意ながら眠くなった。
ウトウトしてしまい・・ブルマの腕の中で眠るしかなかったのであった。
「まぁまぁ・・・お眠なの?おやすみなさい・・・ベジータ。うふふふ・・・」
ブルマの胸に顔をくっつけて寝入った寝顔は、トランクスの赤ん坊の時にそっくりだった。
母性が溢れてきて、愛しさで抱きしめていた。
ベビーベッドも引っ張り出したので、そこへ寝かしこれからの彼への接し方を考えた。
「1時間ごとに成長するから・・・服を用意しておかないとね。目覚めた時には2〜3歳だわ。」
服を着替えさせ・・・オムツも大きめに取り替えておいた。
トランクスの服を置いておいて本当に役立った。初めての子供の服は捨てることが出来ないのは・・・
やはりブルマも母親だったからだろう。しかもピッタリなので・・笑ってしまう。
忘れていた「あの頃」を思い出しながら、嬉しくあった。ましてや赤ん坊や子供のころの彼を知らないのだから
喜びもひとしおだった・・・。
「そうだ!いい機会だから撮影しておきましょ!きっと嫌がるだろうから・・・隠しカメラで。」
眠っているのをいいことに、色々準備をするのであった。
「ただいま〜」
そうこうするうちに、トランクスが帰ってきた。
「お帰り・・・あ、良かった。ねぇトランクス、今日あなたがブラを迎えに行ってくれない?」
「え・・・!ぼ、僕が?嫌だなぁ・・・・ね、父さんはどうしたのさ?」
しぶる彼の腕を掴んで、自分の部屋へ連れて行った。
ベビーベッドに眠る・・・幼児がそこにいた。
「やっぱり、大きくなってるわ・・・」
「え?こ、この子!」
「そう、ベジータよ。私の発明した薬を・・・本当にうっかり屋さんなんだから。飲んだのよ・・・
多分、効果は一日だから大きくなって・・・戻るはずなの。だから・・ね?お願い、ブラを迎えに行って。
ハイヤー使ってもいいから。」
「それなら、瞬時に走って飛んで帰るよ・・・あそこへ行くとさ・・・とんでもないことになるから。」
トランクスは、幼稚園でかなりの人気があるとブラから聞いたことがあった。
見た目もあるが・・・気さくな性格なので女の子や、先生からの人気が高いらしい。
ベジータは怖がられて近寄られないが、彼は親しみやすい礼儀正しさから・・・囲まれるのであった。
しかも母親達からも、「若い男の子」と云う立場とC.C.の御曹司なので注目も熱かった。
そんな息子を嫌々行かせて、ベジータをそろそろ起こすことにした。
「起きた?ベジータ・・・どう?気分は。」
「ふぁぁぁ〜・・・ブルマ、キチャマ・・・!」
「プッ・・!あ、ゴメンね、話せるようになったわね。」
まだ、幼いので舌が回らないらしいのと、その可愛らしい声に笑ってしまった。
その瞬間でも、遠隔操作でカメラにその姿を撮影していた。
まもなくブラも帰ってきた。
「ただいま〜ママ!今日ね〜お兄ちゃんたら・・・」
「こら、余計なこと言うなよ!」
「先生に囲まれて・・・クラスの女の子からキャーキャー言われたのよ〜」
走りながら、近寄ったブラはブルマの腕の中にいる男の子に驚いていた。
「お帰り、ブラ。この子ね・・・・」
「ぱ、パパ!!どうしたの?」
「えっ!ブラ・・・分かるの?」
「パパが・・・パパが・・・小さくなった・・・・」
「母さん、僕だけどブラも気が読めるみたいなんだ。だからすぐ分るよ。」
「そうだったのね、ショックだろうけどすぐ戻るからね、ブラ・・・」
「イヤ〜ン!!!可愛い!」
そして、彼女はブルマと同じようにベジータの頬にキスをした。
「こ、コラ!!ヤメリョ!!」
暴れる彼を抱きしめて、
「一緒に遊びましょ!!ね、オヤツ食べてからね?」
と、手をとりお姉さん気取りだった。実際、ブラより少し年下のようだった。
「な、なにを・・・ワラッチェあがる!!」
愛らしい声でそう怒鳴っても、目つきが悪くても・・あまりの可愛らしさに
気にもならないほど、笑っているブルマだった。
〜ベジータの心の声〜
俺は・・・眠る前に、思わず漏らしてしまい・・・恥ずかしくて消えてしまいたかった。
羞恥心でいっぱいの俺を笑いながら見つめ、愛しげに世話を焼く。
そんなブルマに・・・母親の顔を見た。そして・・赤ん坊の身に甘んじることにした。
オムツはさすがに恥ずかしかったが・・・仕方がない。
話を聞くと即効性はあるが、持続性はあまりないから1日で戻るらしい。
ならば・・・我慢するしかあるまい。まったく、どうして俺ばかりこういう目にあうんだろう。
もうじき話せるだけの年齢に成長したら・・・文句をいっぱい言ってやる!!
だが、問題があった。子供たちが俺を見て・・どういう反応をするだろうか?!
トランクスは、後で締めるとして・・・ブラは!!
父親としての威厳は全く無くなりそうな危機に俺は立たされていた。
空腹には勝てず・・・俺は粥を食べさせられ・・・ベビーフードで満たされた体は
眠りに落ちて行った。
目覚めたとき、成長していたので少し話せていた。
なのに・・舌が回らん。しかもこの声はなんだ?貴様、笑うな!馬鹿野郎!!
鏡を見せるな!なんだ?この服は・・・はっ、トランクスの!!馬鹿にしやがって!
裸で居るわけにもいかんし・・・仕方があるまい。クソッ!
ベジータは話が出来ない分、そう頭で葛藤していた。
〜「ブルマの心の声」〜
「記念撮影しましょ!」
と、提案し・・・珍しい4人の写真は撮影された。
ブラとツーショット・・もあった。
少しお姉さんな彼女は、ベジータと手を繋ぎ嫌がられながらも
一緒に立って撮影されていた。
そして、オヤツも一緒に食べ・・・おままごとに付き合わされ・・・
時間が経つと、彼はまた成長した。
2時間後には少しお兄さんのベジータに、ブラは抱きついて離れなかった。
「お兄ちゃんが二人居るみたい!」
トランクスは後のことが怖いので、何も語らなかった。
ただ、ブラが無茶なことをしないように注意を払っていた。
そして、夕飯後にさらに少年期になった彼を見て・・・私は胸がときめいてきた。
トランクスとほぼ同年代な彼は、若々しく幼さもあったけど・・・出会った頃より初々しかった。
息子には何も感じないのに、彼には・・・こみ上げる熱いものがあった。
まともに見れない、もうこの時期の彼は声も今の彼だし・・・何よりも目つきは同じだった。
ブラは「パパが戻ってきた〜」と、一緒にお風呂へ入って行った。
「なんだかいつもより細いねぇ・・・パパ。ブラ抱っこ出来るぅ?」
「馬鹿にするな。お前ぐらいなんでもないぞ。ほら、しっかり浸かれ!」
「アタチ、背中流してあげるね!」
「コラ!!パチパチ叩くな!!お前は・・・!サイヤ人なんだから加減しろ!!」
ブラは無意識にサイヤ人の力を発揮する時があるので、ベジータでないと危険な時があった。
友人たちにはしないが、身内だと忘れてしまうらしい。
幸い、私達の知り合いは鍛え上げられている人ばかりなので、被害は無かった。
規制回避どっこいしょ〜
>>519さん、ありがとう!
>>518よりつづき〜
今の彼の服を着ることが出来た彼は、もう現在の彼・・・に近かった。
風呂上がりの彼を見ると・・・やっぱりドキドキした。
若さ・・・というか、肉体的に変わらないと思っていたのだけど、まだ何も知らない体に見えた。
不謹慎だけど・・・私のオンナの部分が・・・彼を別の眼で見てしまう。
なのに、今の私は・・・本当なら自分が彼に近づきたかったのに、彼を遠のかせている。
ブラを寝かしつけてくれ、ほぼ戻りつつあった彼とビールを飲みながら、
今日の騒動を話し合った。
「可愛かったわ・・・ふふふふ。」
「俺は屈辱だったぞ・・・クソッ!もっとマシなもの発明しやがれ。」
「やだ、気にしてるの?オムツ姿、愛らしかったわ。」
「あんなこと・・・二度とゴメンだ!動けないんだからどうしようもなかった・・・」
ブスっとしている彼をなだめながら、私は言った。
「でもね、貴方の小さい時なんて知らないじゃない・・・だから今回でその成長と可愛らしさを体験出来て
とても嬉しかったわ。もう一度子育ても出来たし。トランクスの赤ちゃんのころ思い出したら・・・なんだか・・・ね。」
「何を泣いているんだ?」
そう言いながら、肩を抱いてくれた。(ベジータ・・優しさは今も同じね)
「男の貴方には・・・そう問題無いのかもしれないけどね・・・女は・・・年齢を感じるものなのよ。
特に、サイヤ人と時間の流れが違うのは・・・とても辛いものよ。だから・・・作ったのにね。
仙豆のおかげで、回復が早くなってしまうなんて・・・やっぱり自然の法則に逆らわないほうが良いのかな・・・」
肩に頭を預けて、私はそう語った。
「お前は・・・馬鹿だな、サイヤ人でも寿命は変わらんのだぞ・・・見た目だけで俺だって年はくってるんだ。
それに、どんな姿になろうとも・・・お前は俺の・・・クソッ・・・・!うまく言えん!・・・だから、だ・・・その、
俺にとっての女はお前だけなんだから・・・それで何が不満なんだ?」
「うん・・・その台詞、恥ずかしくない?」
「ばっ!!せっかく俺が・・もう寝る!離れろ、ふん!」
その手を掴んで、私は言う。
「ありがとう・・ベジータ。私、馬鹿だったわ。こんな薬・・・作ってしまって。でも・・・時々使っても良い?」
「ふん・・・ま、害がない程度にならな。」
「ええ・・・じゃ、今飲むわ。」
「ばっ!馬鹿!!!」
私は、2錠口に含んだ。ゴク・・・呑みこんだ・・・20年は若返っている筈だった。
「お・・・お前・・・・」
「どう?今の私。出会った時より、少し前に戻ったのよ。」
「あまり・・変らんな・・。」
「そう・・・それほど効果ないのかしらね・・・。」
「それは試さんと分らんがな。」
そう告げると、彼は私を抱き上げ部屋に向かった。
「では、それをこれから確かめるとしよう。俺ももう大人の体に戻ったようだし。」
「もう・・・あの可愛らしい赤ちゃんは何処へ消えたのかしら・・・ね?」
「黙れ・・・。」
部屋へ向かうまでに、何度も彼とキスを交わした。
そして・・・その夜はいつもより長く熱く、2人を燃えさせたのだった。
彼は現在(いま)に向かって成長し、私は現在(いま)に戻りながら。
数年後、このとき撮影した写真はアルバムに残され、いつまでも語り草になるのであった。
〜「完」〜
その夜のセクロスは・・・ベジータの貞操が奪われ、ブルマも初体験なのでしょうかw
プリプリ健在な体に戻ったブルマとベジとの熱〜い夜を、皆さんの頭の中で迎えて下さいませ〜
元ネタは「ミラクルキャンディー」ですね。手塚先生、ごめんなさいw
読んでくださってありがとうございました。
連投規制を回避くださってありがとう!!
>>522 何コレおもすれえ〜w GJですた〜!ベジータ可愛いよベジータwww
アニメ化して観たいんですけどwww
リアルタイム投下に付き合えてよかったです。
投下するときの連投規制ってイライラするもんね。(自分は凄くイライラするw)
つか。
実は。自分もミラクルキャンディーで若返りのネタ考えてたからちょっと驚いた!
まだ全部書けてないし、内容も勿論違うんだけども。
投下は次スレになると思うんだけど、ネタ被ってしまう…ごめんよ。
>>523さん、同じネタでも全然違う発想と面白さがあります!!
次スレになってしまい、申し訳ないですが・・・ぜひ!投下願います。
GJありがとうです。ベジータのオムツ姿、想像で良いからアニメで出ないかなぁw
漏らした時のブルーに沈む赤ちゃん姿が浮かんでしょうがなかったw
規制中は用事して待ちますw ロムの方がイライラかもですがw
無駄にレスを使ってる気がする・・・すみません。
もう短編でも難しい気がしますね容量的に。(今 487KBですしね・・)
妄想雑談・・になるのかな。なんだか申し訳ないです。
おおおおお・・・おもしろすぎる!!!
!!GJ!!
ぜひにも、若かりしお二人の初セクロスを読んでみたいだす。
>>522 ミラクルキャンディーって名前知らないけど手塚先生って事でメルモちゃんでしょうか?
赤ちゃん時代や子供時代のベジータ、可愛いだろうな〜ww
ちょっと若い同士の二人のセクロスもぐっと来る
>>523 キャンディーで若返りネタ、次スレで楽しみにしてますお!!
そんでもって自分も今からエロパロの方見て来ます♪楽しみ楽しみ♪
どうも・・・
>>522です。
「若返った2人のセクロス」キボンが多いようですので・・・超短編で投下したいと思います。
おそらく、途中で490KBを超えますので、次スレも立てるつもりです。
って、失敗したらどなたかフォロー願います・・・(汗)
〜お断り〜
次スレは「ぴんく難民板」へ移動します。経緯は
>>349〜
>>408にあります。
内容は
>>404に
>>407で致します。
で、SSですが
>>521からのつづきになります。
話の途中で過去のSS>>117や、前スレ
>>576などが交差します。
が・・・別に知らなくても大丈夫な短編ですねんw
では・・・
〜「ときめき」〜
部屋に入ったベジータは、ベッドに腰かけブルマを降ろした。
「では、見せてもらおうか。」
そう言って、彼女に服を脱ぐよう促した。
「ええ・・・見て頂戴・・・これが今の私よ。」
服と下着が、足元に落とされた。照明を落としていたが・・・彼女の裸体は
間接照明に浮かび上がり・・・神々しかった。
思わず、ベジータは息をのんだ。そして答えた。
「ああ・・・お前は美しい女だ。俺の妻に相応しい・・・そして・・・俺もどうだ?」
ベッドから立ち上がり、彼も服を脱ぐ。
均整のとれた彫刻の青年像のような肉体が、若いオーラを出しながらそこにはあった。
「ええ・・・素敵よ・・・出会ったときより少し若い・・でも・・・ちゃんと男だわ。」
お互いが、歩み寄った。
そして・・・一つに重なる。さっき何度も口づけを交わしているくせに、改めてもう一度触れ合う。
何十回、いや何百回も同じ行為を繰り返してきた2人なのに・・・今夜の彼らは・・・違っていた。
〜ベジータの心〜
いつも「ブルマはブルマだ」と思っているが、まだ幼さ残る十代の彼女を抱いた時も
以前に未来から来た彼女を抱いた時も、やはりどこかが違っている。
だが・・・俺にとっては彼女以外、女とは認めて居ない。どの時代もこいつしか抱きはしない。
今夜のこいつは・・・成熟した女の体だった。そして、言われた通り若さがあふれている。
濃厚なキスをし、俺は彼女を抱きながらベッドに腰をかけた。
膝の上に座らせる形でお互いを確認するかのようにまさぐっていた。
彼女は俺の頭を抱きかかえる姿勢で、胸が目の前に揺れていた。
今の彼女の胸は「プルン」と言いそうなぐらい、弾力があり柔らかさの中に瑞々しさがあった。
その乳房に・・・俺は夢中で顔を埋めていた。
赤ん坊になった俺もだったが、この豊かな胸の感触は何物にも代えられない魅力があった。
「ア・・・ンン」声が出る。
片方をなぞりながら揉みしだき、片方は乳首を吸い上げ・・・甘えている自分におののく・・・。
膝に乗せている彼女の股から、愛液が垂れてきた。それが・・・俺の太ももを濡らすのだ。
「感じてるんだろ?」
「意地悪・・・ねぇ・・私も貴方を感じさせてあげる。」
〜ブルマの心〜
体を離し、一度私は彼から降りた。
「一度に楽しめる方法があるのよ・・・」
ひざまづいて、そそり立った彼自身を自分の乳房で挟み込んだ。
「ウッ・・・!」
思わず漏れた彼の声を聞いて・・・私は若いエキスを出している先端にキスし、舐めていた。
オスの匂いがプンプンしていた・・・やっぱり薬は彼を、大人になりたての男の体にしていた。
私自身の体もメスと化していた。若さの中の衝動的なエロスが・・・行動にかりたてていた。
乳房で挟み・・擦りながら、チロチロと先端を舐めまわす。
(可愛い・・・・あの幼かったコレが・・・こんなに立派になるのね。ああ・・・たまらないわ。
オスの味がする・・・うぅぅん・・・あああ)
いつしか、口に含んでいた。そして、彼の呻くような喘ぎ声を聞きながら、私自身濡れていった。
「あ・・・あ・・・ブルマ・・・はぁぅ!あ・・・うぅぅぅ・・・・」
耐えている声だろうか?口から離して私は言う。
「感じてるんなら・・・良いのよ、もっと声を出しても・・・耐えなくても良いの・・・」
続けて、口腔内で舌を動かしていた。
女のように切ない声を彼があげだし、まもなく私の中で若い白濁の液が放たれた。
「うぅぅ・・・・」
若さは抑えることが出来なかった。ベジータはブルマのフェラで出してしまった。
だが、この解放感と屈辱感の混じった感情は彼女でしか味わえないのだと知っていた。
「気持良かった?いっぱい出したのね・・・飲みきれないかと思ったわ。」
初めての時と同じように、彼女は彼のすべてを受け入れ・・・それすらも呑み込んでくれた。
「お前だけが楽しむんじゃないぞ・・・。」
少しムッとしたような声でベッドへ押し倒していた。
「あ・・・・!」
「ここは・・・少し狭くなっているようだな?」
指が入口に差し込まれていく。2本・・・3本・・・それ自体が別の生き物のように、膣(ナカ)をうごめいていた。
「アアッ!イッ・・・嫌ぁ・・・・」声はともかく、体は嫌がっていなかった。
「どんな味なのか見てやろう・・・メスの匂いがするな・・・イヤラシイ体はいつの時代も同じ・・・か?」
「意地悪・・・ね・・・ハァゥン!」
彼の舌が入口を刺激していた。愛液を味わう卑猥な音が響く。
(ああ・・・本当だ・・・若い匂いがする。だが・・・どんな体になっていても俺は・・・俺は・・・)
さっき放たれた彼自身が、また疼いて大きく膨らみそそり立っていた・・・。
「もう、良いだろう・・・入れるぞ?」
「ええ・・・来て・・・」
突き上げた瞬間、ブルマに痛みが走った。
(イッ・・・・!痛っ!)声も出なかった。
なのに・・・痛みが段々・・・・快感に変化し・・・オンナの体にされていくのだ。
ベジータは精神に体がついていかないまま、若さで彼女を制していた。
余裕が感じられず、ただただ快楽で彼女の体に溺れていた。
だが、一度出していた体は少しは落ち着いていたのか声が出ていた。
「ブルマ・・・・俺は・・お前を・・・生きている限り可愛がって・・・やるぞ・・・。」
それは、以前に聞いても答えてくれなかった言葉だった。時折云うセリフ「お前を・・・」までは聞き取れていた。
(そうだったの・・・ベジータ・・嬉しい!嬉しい・・・)ブルマは泣きながら、彼を受け止めていた。
やがて・・・大きな波と、彼の熱い液が彼女を溺れさせ・・・・絶頂を与えてくれたのだった。
お互い、果ててからいつもの位置で語り合う。まだ肉体は若いままであった。
「どう・・・だった?」
「ああ、やはり違うな。だが、お前はお前なんだ、それを忘れるな・・・」
「うん。貴方も・・・今日はなんだか可愛かったわ・・・」
「ふん、馬鹿にするな・・・・体がついてこないんだ、仕方ないだろう。」
(照れているのね・・・ふふふ)女のように声を出していたことを気にしているのだった。
「今日はあなたの全てを見た気がするわ。だから・・・ベジータ、あの言葉ありがとう。」
「・・・・何をだ?」
「いつも聞いても答えてくれなかった言葉よ・・」
無意識に発していたので、彼は自分で言った言葉を思い出し・・・・
「ばっ!馬鹿野郎!!わ・・・忘れろ!あれはたまたま・・・・」
「嘘よ、いつも言ってるじゃないの。」
「う・・・くそっ!」
腕枕を外して、彼はシャワールームへ向かうため立ち上がった。その背中を私は抱きしめて言う。
「愛してる・・・ベジータ。」
耳を背中に当ててたお陰で彼の鼓動が大きくなった。
向き直った彼は、私を抱きかかえてくれた。
「お前も一緒に連れて行ってやろう。」
「うん。」
シャワー室で2人はまた一つになり・・・現在(いま)の体に戻ったのだった。
〜「完」〜
・・・とまあ、こんな感じだったのでは?みなさまのお好きなように妄想で
楽しんでいただければ・・・幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。
次スレでもよろしくお願いします。
頑張って立ててみますです。
スレ立て&誘導、乙です。
無事ピンクに引越しできて、これで心置きなくエロ雑談やらエロssやら
書けますな。よかったよかった。
>>534さんのssがちょうど良い長さで、このスレの良い締めくくりになったのでは
ないでしょうか。色んな意味でGJです!
週末くらいまではこっちのスレ残ってた方がいいかな?
>>585さん、GJありがとう!
次スレは板変わりしてるから、誘導も兼ねてしばらくここは残しておきたいな、と思うです。
埋める時期は新スレで決めたほうが良いですね。埋まっちゃうし。
ちょっと遅くなったけど埋めます
うめうめ
容量埋め
埋め立て中