「私はあの瞬間のあなたの本心を知りたかったけど・・・・。代わりでもあなたの姿を見たいと思ったの。
過去のあなたじゃなくて、本当に今の生きているあなたを。」
「どうしてそう思った?」
「別人でも良いの、あの頃の私をどう思っていたのか、聞きたかった。」
「そんなことは決まっている。」
「え・・・」
「この世界もどの世界も俺の気持は同じだ。お前は俺の妻だ。他の誰でもありえない。
だからこそ、生きていてほしかった。俺の分身と共に。こっちの世界でも何度も死にかけたり、
実際に死んでいた。そのたびにお前たちだけは・・・・そう思っているから、戦ったんだ。」
トランクスが言っていた通りだった。この世界の彼は、本当に家族を愛していたのだ。
今、私も彼の口から(愛してるとは)言われなくても、その言葉の端々から、読み取れた。
「お前は・・・あいつから聞いた。大変な未来を必死に生きてきた女だと。
俺は相変わらずだったんだろう。この世界のお前からいつも責められているからな。
その世界の俺の代わりに謝っておこう・・・すまない。あの頃の俺にはそんな言葉を言える余裕は無かった。」
「そんな。もう良いのよ・・・・こうして、自分の行動でこの世界が幸せなら・・・それを知ったから、
私は十分だわ。別の世界でも私たちは幸せに生きている。」
涙があふれた。こんなやさしさをあの、ベジータが持っているなんて。
いつしか・・・彼の胸の中で泣いていた。
「ブルマ・・・」
彼が優しく口づけてきた。私も迷わなかった。体が勝手に密着する。バスローブが落ちた・・・・
「何度、こんな風に抱いたか分からない・・・でも今夜のお前は・・・お前であってお前ではない・・・
でもブルマだ・・・俺は止められない・・・良いか・・・?」
返事の代わりに、私は彼に抱きつき・・・・体を預けた。
知っている彼の抱き方とは違っていた。官能的なのは変わらなかったが、あの頃と違って大人だった。
キス・・髭が邪魔だわ・・・そんなことを思いながら、その髭が体を這うたびに体の中から喜びの震えが止まらなかった。
ただ、触れ合うだけでこれなのだから、それこそ・・・・・。
私はされるままでは自分を見失いそうなので、背中に回って彼の体をなぞっていった。
首筋をそっとキスして、腰に手を回した。
「なっ・・・止めろ・・・うっ・・・」
「感じて・・・ベジータ・・・私だけじゃなくて・・あなたも・・・」いつしか手が・・口が・・彼自身を弄んでいた。
「うぅぅぅ・・ああぅぅ・・はぁっ!」彼の切ない声を・・・聴いていると、私も堪らなくなってくる。
髪をなでられながら、彼自身が私の口腔で大きくなっていくのを感じていると、
「もう・・我慢できん!止めろ・・今度は俺が・・・」 私は口を離す。
上半身をベッドに預けて、私を後ろから攻め上げた。
「うぁぁ・・うぅぅん・・はぁぁぁ・・い・・いぃぃぃ・・・ああん」声にならない声が出る。
もう下半身がいうことを利かなかった。愛液が溢れて腿を伝うのをぼんやり感じていた。
グチャグチャと淫らな音が響く。中の逞しさが一層感じた時、放たれた感触を受け止めた。
彼の腕の中で、何度果てただろうか。お互いが夢中だった。もう精も根も尽き果てていた。
クタクタになった私を・・・・彼が髪を撫でている。
見上げると・・漆黒の瞳に私が映っていた。オンナになった私が。
しばらく髪を撫でていた彼が、沈黙を破った。
「やっぱり、ブルマだな・・お前は・・・。」
「同じだった?」
「そうだな・・・・だが、あいつは今どうしてるんだ?」 覗き込んだ私から、目を逸らして思い出したように言う。
「会社の近くのホテルに居るわ。」
「こうなるって、言ってただろう。」 赤くなるのを彼の胸で隠して、私は頷いた。
「俺は、お前以外は抱かないからな・・・・今までもこれからも・・・。」
「ありがとう。」 再びキスを交わす私達。
確か、最期の前の日も同じようなセリフを聞いた。今までどの女ともこうならなかった、私だけだったと。
「今、この世界にはブラが居るのね。」
「ああ・・・お前が女の子が欲しいとか、言いやがるから。」
「私にそっくりじゃない?心配なんでしょ?」
「ふ・・ふん、見た目だけでなく、ずぅずぅしいところもそっくりだ。」
「まっ!失礼ねぇ!」
「きっと美人になる・・・そして・・・誰かに恋をするんだろう。」
そう言う彼の顔は父親の表情だった。あのベジータが・・・こんなことを言うなんて。
「あの子にはあなたも頭が上がらないようね。」
「馬鹿を言え。」 照れ隠しに必ず言うセリフは、どの時代も変わってないようだった。
「あんなにベタベタされると妬けちゃうわ。私にそっくりだしね。」
「娘だぞ?何を考えてるんだ。」 私は娘の若さに嫉妬をしているのだった。
「トランクスにも優しくしてあげてね。」
「あいつは俺の息子だからな、強くならないと駄目だ。」
男の子だから・・・・仕方ないのかもしれないけど、この時代の彼はトランクスに接していた通り
厳しさは同じようだった。それでもあの子はこの人を父親だと思っている。
ブラの存在を知らない彼に、こんな様子を話せない。不憫になってきた私だった。
「そうそう、トランクスね・・・重力室を作って欲しいって、平和になった時一番にお願いされたわ。
あなたとの修行を忘れられなかったんでしょうね。今もちゃんとトレーニングしているのよ。」
「俺にとって・・・あいつは・・・本当に息子だった。」
「こっちのトランクスに失礼でしょ。」
その言葉に、救われた思いだった。赤ん坊のトランクスよりは、心を通わせて貰えたのだから。
そして忘れてはなかったのだ。
「こっちのあいつは甘い、優しすぎる。この平和に慣れてしまってるからな。吾天と一緒に鍛えてきたが・・・・」
「でも力はあなた以上なんじゃないの?」
私の息子は自分で言っていたから、この世界の彼も同じではないかと聞いてみた。
「どうして分かる?その通りだ。だから、その力に慢心している感じだ。昔の俺を見ている気がする。
あれでは・・・本当の危機が来た時に戦えない。それを心配しているんだ。」
「大丈夫よ。あなたの息子よ?」
「ああ・・・そっちのトランクスもな。」
「本当はあなたに会いたかったのはあの子だったのにね・・・私が来てしまったわ。」
「もう、そんな話は止せ。」
(どうして、そんなに優しいのよ・・・こんなのあのベジータじゃないわ・・・)
そう思いつつも、彼の腕の中に身を預けてしまう。いつしか眠っていた。
「すまない・・・・ブルマ。」
誰に言っているのだろうか。今の私?この世界の私に?
「俺は・・お前を愛している。今なら言える。」
眠っていると思って、彼はそんな言葉をつぶやいた。
スッキリした朝を迎えて、私達はシャワーを浴び、朝食を食べていた。
「ねぇ?ママ、何か良いことあったの?」
「えっ・・・?どうして?」
「だって、なんだかキラキラしてるもん。」
私にすれば、ブラの若さが眩しいのだけど・・・眼を大きく見開いて問いかけてくる。
「ね、パパ?今日のママは今までで一番綺麗だわ。そう思わない?」
どうも、この子は思ったことをすぐ口にするようだった。
じっと見つめるベジータの視線に、顔が赤くなる。
「そうだな・・・。」
何事も無かったかのように、食事を続けている。誤魔化しているけど、彼の耳は赤かった。
夢のような日々はすぐに過ぎて行った。幸いにも子供たちは私に気が付いていなかった。
春休みだったこともあって、ブラとも買い物に出かけ、娘のいる時間を私は楽しんだ。
さすがに彼はついて来なかったが。
トランクスは研究所に泊りこんで何かをしているようで、戻ってこなかった。
あの日から3日後に私がこっそり戻ってきた。
「どうだった?お二人とも。」 あっけらかんと言い放つ私に、彼はムッとしているのが分かった。
「何を考えてやがる、お前は。」
「ありがとう、幸せだったわ。」 お互いに別々の意見だったが、私は構わなかった。
蜜月を味わった二人をこの世界の私は、意味深に笑いつつ科学者の顔になった。
「これが、このシステムの内容なのね・・・。」
「そう、この装置が・・・」
そんなやり取りを、退屈そうに見ていたベジータだったが、ふとエンジン部分を見て気がついたようだった。
「この動力部分!!」
「そう、よく気がついたわね。孫君が戻って来た時の宇宙船の部品だった所よ。
これで光以上の速度で加速して時空を超えたの。」
「今の時代なら、復元可能だわ。」
「この世界だと部品の原料があると思うの。私の世界には物資が不足しているので・・予備を作ってもらえないかしら?」
「任せて。すぐに取り掛かるわ。」
私たちの会話を耳にしながら、じっと設計図を見ていた彼はまじめな顔でつぶやいた。
「やっぱり・・・科学者同士だな。」
「あら?今回のマシーンのメンテと改造はトランクスなのよ。」
「そうか。こっちでもあいつは同じようなことをやっている。時々破壊と爆発が起きるから、
研究所に泊まることも・・あっ!あいつ・・・・」
「どうしたの?」と聞く前に、彼はエアカーで研究所に私達と共に急いだ。
私達は分からなかったが、彼は気がついていたのだ。そこには二人のトランクスが居た。
「ど・・・どうして!?」
「ふん、お前らの考えそうなことを俺が分らぬはずがないだろう。」
うろたえてシドロモドロの彼らが、恐怖している様子は不本意ながら愉快だった。
父親が怖いのはどの時代でも同じなのかもしれない。
それでも私は聞かなければならなかった。この時代に私を来させた本当の理由を。
「どういうこと?説明しなさい、トランクス。」
「母さん・・・・ごめん。僕、どうしてももう一度行きたかったんだ。
一年前にこっそり来たとき、この世界の僕に偶然会ってしまった。」
続けて、もう一人が話した。
「それで、僕がお願いして・・・マシーンの改造とメンテナンスをさせて貰って・・・・
そしてもう一台を完成させてみた。それを使って僕が過去の時代へ飛んで・・・。」
「じゃあ、草原で話をしてたのは・・・・あなただったの?トランクス。」
この時代の息子は頷いた。
「騙してゴメン・・・第2のマシーンの調子を見たくって・・・・母さんをこの世界に来て貰った。
僕ももう一台で後を追って・・・・ここで二人、新しい部品を作って同じ性能にしてたんだ。」
「もう完成したから、こちらにもタイムマシーンが出来たんだよ。」
「じゃ・・・・このマシーンって、あんたが作ったの?トランクス。」
「そうだよ、ママ。」
黙って聞いていた、ベジータの血管が額に浮き出てきた。かなり怒っている。
「バカ者!!そんなことに親を利用しあがって!!二人とも、鍛えなおしてやるっ!!」
息子達は、ベジータに連れられて消えた。
残された私達は笑ってしまったが、二人の息子の成長を感じていた。
「あの子たちにまんまと乗せられてたってわけね。それにしても・・・・・やっぱり天才ね。」
「そりゃぁそうよ、あのベジータと私達の子だもの。」
「でもタイムマシーンの乱用は止めたほうが良いわね・・・・。」
科学者の本能から時空が歪むようなことは避けたかった。
「今度は私が超時空を渡れる装置を開発してあげるわ。」
この世界の私の科学者としてのスイッチが入ったようだった。
とりあえず、今のマシーンで帰る私達だったが、もう一台の旧式は残すことにした。
性能が良いのはこちらだったし、このマシーンはこの世界のトランクスが作ったのだから、私の資料は必要なかった。
一緒に鍛えられて、多少くたびれた息子とともに帰る道すがら
夢のような彼との日々を胸に、私はある決心をしていた。
「もう・・・あの世界へ行ってはいけないわよ。」
「どうして?」
「時空を超えるのは何かがおかしくなるかもしれないから。」
「でも・・・」
「どうしてもって時は、仕方ないかもしれないけど。それまでこのカプセルは使わないで仕舞っておくから。」
不服そうな息子の頭を撫でながら、もう二度とあの人に会うつもりは無かった。
それはトランクスにも分かっていたのだ。あれ以来、タイムマシーンの話はしなかった。
ただ、時折思い出しているようだったけど。
草原に綿毛が飛んでいる時期に、トランクスに連れられてもう一度私はこの大地に来た。
「ねぇ・・・あの世界のあなたは幸せそうだったわ。私も少しだけその幸福を味わった。
それで十分だったのに・・・・ね。」
今、私の体の中に新たな生命が宿っていた。
「やっぱり、時空を超えるのは何かがおかしくなるのよ。」
「でも、母さん・・・・父さんの子だよ。女の子だと良いね。」
「この年でまさか・・・だけど、嬉しいわ。」
少し目立ってきたお腹を、私は満足げにさすって思いを馳せた。
トランクス!ブラをそんな風に抱っこしたら落っこちるわよ〜!」
「ハハ・・・・ゴメンゴメン。あ、笑ったよ、母さん。」
「女の子って可愛いわね。きっと私に似て美人になるわね!」
「本当に母さんは自信家だな・・・。父さんもだったけど。」
翌年の春、親子3人で草原に来た。
たんぽぽは変わらずに満開だった。
大地に溢れる花に、私は彼の愛情を感じていた。
〜「完」〜
−−−もしも、未来のブルマが本編の時代へ来て入れ替わったとしたら・・
と、妄想してみました。結構強引な展開ですが。
スレ占領してしまってすみません。
読んでいただいてありがとうございました。
面白かったおー!!
こんな未来があっても良いな〜と思った
ラブシーンもドキドキしたし最後の展開も驚いた
また思い浮かんだらSS投下して下され!
>>511さん
感想ありがとうございます。
面白かったですか?良かった・・。
>>473の方を後から書いていた関係で
微妙に誤りや脱字を ハケーン・・・申し訳ないです。(汗)
優しく読んでくださってありがとうございます。
これ浮気なのかな?と思ったりですけど、
未来のブルマが幸せならば良いヤ・・と書きました。
需要あるのか分からないですが、ご迷惑じゃなければ・・
また思いついたら投下したいです。(短めでw)
この話、まちゃくちゃ面白いな〜
一気読みしちゃいました。ありがとうございます。
ちょっと最後は、本気で切なくなっちゃいました・・(TTウルウル
もう一つの世界のブルマがけなげで・・
今日の改のベジ様の裸を思い出しながら読んでました・・・ww
>>513さん
長いのに一気読みですか・・w 感想ありがとうございます。
楽しんでいただけて良かった〜。ちょっと感傷気味なんで・・
また思いついたんで、投下したいと思ってます。
セクロスから離れていくなぁ〜人情話ですみません。
こんな話でもおkなのかしらね・・。
スーパーデンデの降臨中に突然で申し訳ないが、ベジータの喘ぎ声について。
戦闘中に放つ獣の咆哮のような「ぐあっ!」とか「うぐ!」とかは、アニメから
持ってこればいいのだが、もっと切ないほんまもんの甘ったるーい声はどんなんなのかと
気になって仕方ないんだ。
聞いてみたいもんだ…
残酷王子ベジータでも蜜色に濡れた声を漏らし羞恥に頬を染めるのかどうか…
しかしこれはベジータが童貞でブルマが 悪魔的に テクニシャンでなければかなわない話だ。
どんな声なんだ。高いのか。低いのか。小さいのか。大きいのか。抑揚に富むのか。掠れているのか。
それとも強固なプライドで押し殺して必死に声を殺しているのか。
声を殺す代わりに脚は指のつま先まで突っ張って震えているのか?どうなんだ畜生ーー!
下品な話ですまん。どうにもこうにも叫びたくて仕方なかったんだ。
>>515さん・・・ww
気持は分かりますヨ。
書いてる時は・・・雰囲気としてはつぶやくような声のトーン?
低い声をイメージしてます。
抑えようとしてるけど漏れてしまうみたいな・・
トレーニング中の「ハァハァ」な喘ぎもありで。
絶頂の時は・・・その時にも寄りますね。
「おぉぉぉぉ」な場合や「はっ・・・くっぅぅぅ」な場合も有り?
目は燃えていて・・顔は紅潮してるけど暗いから分らない。
そんな感じで妄想シテマスケド(恥ずかしいナァ)ww
ベジータってやられ声がセクシーってよく言われるけど
ところどころ疑似喘ぎ声の様に聞こえなくもないよね
実際原作のベジータだとセクロスの時どんな声なんだろうな
原作に描かれてないから(当然だがw)どういうのもアリって妄想出来るけど‥
ハァハァ声は普通に敵にやられて息切れてる時とか、お料理地獄とかwで聞けるけど
あとはベジータではないけどドラクエ5のCDシアターで
主人公が夢の中でうなされてる時かなり長くハァハァやら、っく!とか言っててちょっと嬉しい気分にw
あと
>>515さんが聞いてみたいと言ってる「切ないほんまもんの甘ったるーい声」は
ニコニコでもあがってる某CDドラマの中でやってくれてるんだけど
ただ○L系なもんでここに書くのはどうかなってとこです
>>516さん
こんな変なテンションのレスに返してくれてありがとうございますw
低い声いいですよね。
516さんの作品のベジータは抑えた感じの低い声ってのが凄い伝わってきます。
普段&耳元で囁かれる時なら低い声が良いですな…。
だが騎乗位では…騎乗位ではどうなんだ…。低い声ではいられんのではないのか…?
クソ…妄想が止まらん。
>>517さん
うおお貴重な情報をありがとうございます。○L系を堀川氏が…?いや知らんかったです。
頑張って探してみるですよ。
改の、ベジータが死に際で泣くシーンの声も聞きようによっちゃ喘ぎ声に
聞こえない事もなかったかな、と今は思うです。
>>519 517です、ごめんよーっ
今自分も探してみたら○Lはもう消されてしまってたみたいだorz
堀川氏単体スレで去年の8月頃話題にあがってたんだけど‥。
ドラクエの方ならば「CDシアター ドラゴンクエストX」で検索して
「その05」からが丁度うなされてるとこでしたワ
攻め攻めな俺様とか、
>>516さんのみたいな低い呟いてるようなのとか
同じ感じで低く囁いてる様なのとか、他にもあったら良いのになぁ擬似でもいいからw
まぁでもベジータもブルマも良い声してるから、ここでSS読んでても
それを当て嵌めやすいと言うか、より想像しやすいなーと思う
SS中で声や、ベジータに関しては歌のネタも登場する訳だし
>>520 王子「け、消されていただと……?おのれェ〜!くそったれな地球人どもめーーッ!」
…冗談はさておき、またまた貴重な情報を本当にありがとうです!
教えてくれんかったら延々ネットをさまよっていたに違いありませんww
ドラクエの詳しい事も教えてくれて非常に感謝感激… アリガタヤ〜
有り難くチェックさせて頂きますです!
あのーすいません。…童貞ベジータの作文、読みたい方いますか…?('A`)
>>521 自分も他スレなんかでベジータ関連情報を教えてもろたりして
楽しんだり堪能したりして感謝感謝と思ってるからドラクエの方は堪能してくれるとイイナ
もうひとつの方は実に残念でした、王子〜… しかしベジータにくそったれ言われるなら本望だなww
>>522 はいはーい!!読みたいっす!投下して下さいまし!!wktk
>>522さん、ぜひお願いしたいです・・が
思いついたので、アクセス規制がまた始まらないうちに
先に投下させて下さい・・スミマセン。
微妙に、
>>510からのつづきになっています。
その未来と、トランクスが中学生になった頃の
>>451の現在と時代が変化します。
連投規制がありますので、途切れていたら気にせずレスください。
気に入らない方はスルー願います。
朝チュン…程度しかエロはありません。ほのぼ・・の?の部類です。
「迷子の子猫」
ある日曜日、ベジータは一人で近所の公園に散歩に来ていた。
彼がここに来るのは日課になっていたが・・・家族は誰も知らない。
最初にここに来た時、公園の噴水が見事なので、ベンチで見入っていた。
ふと見ると、ソーダファウンテンの屋台があるので、のどが渇いた彼は
買ってみることにしたのだった。常日頃から、ブルマに「ゴールドカード」なるものを
渡されていたが、そんな物を使う買い物はしたことがない。
どちらかといえば、小銭程度の買い食いはしていた。
そのお金は、ブルマから貰ったものではなく・・・・以前に発見した鉱山の原石を
博士から業者に引き取ってもらって稼いだお金だった。
そこは普通の人間が入れる場所ではなく、彼だから発掘出来ていたので
働く必要が無かった。・・・と言えば、聞こえはいいのだが、結局は博士の計らいで
不自由なく暮らしているに過ぎない。
近寄って「抹茶ラテ」なるものを注文しようとしたら、公園でも評判の
嫌がらせをするチンピラが店主に絡んでいた。
「ほらほら・・・俺らが注文したらよ、スペシャルでサービスするのが当たり前だろが」
そう言いつつ、店の売上金を巻き上げようとレジに手を突っ込んで、3人がかりで脅していた。
ベジータは別に店主を助けようとしたのでは無かった。
ただ、飲みたかっただけなのだったが・・・・一瞬で彼らを打ちのめし、地面に転がしてから
「その抹茶ラテを1つ貰おうか。ラージサイズだ。」
と注文していた。
・・・・・それ以来、そいつらは来なくなり、公園の平和は保たれた。
そんないきさつから、この店に来ると「いつものですね?」と言わなくても
1杯はおごりで出てくるのだった。彼は必ず、2杯頼むのが習慣だった・・
今日もそうするつもりで、店の前に来たら
「おや、今日は可愛いお連れもご一緒ですか?」と言われた。驚いて振り返ると、野球キャップを目深にかぶった子が後ろに居た。
見ると男の子らしく、年は4歳ぐらいか・・・リュックを背負っていた。
「知らん、他人だ。」と言いかけた時、
「お金ならこれ・・・。」とリュックから財布を取り出し・・・・出したお金は
オモチャの札だった。さすがにベジータも驚いた。ところが、なぜか・・・・店主に首を横に振りながら、この子の分を出していた。
心得たように店主は、「はい、ご注文は何かな?」とそのオモチャのお金を受け取って
ベジータのお金から「スペシャル・ストロベリー・サンデー」を用意してくれた。
渡しながら「ほら、あそこのベンチが空いてるから・・・パパと一緒に行っておいで。」
ベジータは否定しようとしたのだが、その子がニッコリ笑って
「うん、アリガト。」と言っていたので、そのまま2人でベンチに向かっていた。
「名前も知らない人だったけど・・・あんな子供がいたんだねぇ。可愛い子だ。
奥さんに似てるのかな?きっと美人なんだろう。」そう考えながら、店主はベンチの2人を微笑ましく見ていた。
無言で、噴水を見ながら2人はお互いの注文を楽しんでいた。ベジータはその子を横目で見ながら
「お前・・・・名前は?いくつなんだ?誰かと一緒じゃないのか?」と聞いていた。
ベジータの問いに、ビクッとしたが、その子はハッキリとした物言いで答えた。
「名前は言えない・・。年は4歳・・・今日はお兄ちゃんと来たんだけど・・・」
「ふん・・・変なヤツだ。早くそれを食ってしまえ。見つかると何か言われるぞ。
後で一緒にそのお兄ちゃんとやらを探してやるから。」
そう言われ、少し安心したのか嬉しげに食べていた。
口の周りがクリームでベトベトになっていたのを見て、つい・・・・ベジータは
「ほら、ついてるぞ。」と紙ナプキンで拭き取ってやった。
(ん・・・?この顔・・・どこかで・・・・)ふとそんな気がした。
その子は恥ずかしそうに
「あ・・・アリガト・・・」と目を伏せた。
疑問が晴れないまま、2杯目を注文しに、また屋台へ戻った時だった。
「きゃぁぁぁあ!」 ラブラドール・レトリバーが、その子に飛びついていた。
ベジータは、反射的に走り寄り、犬からかばって抱き抱えていた。
「す・・・すみませ〜ん!!」飼い主らしき若者が走ってきた。
「気をつけろ、リードぐらいしっかりしたモノを使うんだな・・・」
睨みをきかせながら、声が無意識に怒っていた。
「は・・はい!」 彼はこんなマナー知らずの公園の利用者を、そうやって度々注意していたので・・・
ますます店主は「良い人だ」と思っていた。
2杯目をベンチまで持って来てくれていた。
「大丈夫だったかい?」 その一言で、抱きついていたその子は大声で泣き出した。
ベジータは驚いたのと、人目があるのでつい・・・頭を撫でて抱きしめていた。
帽子が取れていた・・・長い髪が現れて、その感触に覚えがあった。
そして・・・涙に濡れた大きな青い目が、じっとベジータを捕らえた。
(コイツ・・・・そうか、ブルマに似てるんだ!)
「怖かったんだねぇ・・・さ、これもおごるから持って行きなさい。」店主は誤解したまま、ベジータにカップを渡すと戻って行った。
震えながら、抱きついた幼子に何か・・・胸の奥深くから湧き上がる感情にベジータは戸惑っていた。単にブルマに似ているだけではなく・・・・もっと・・・
「守ってやりたい」気分になる感情だった。
しばらく、泣きやむまで抱きかかえてベンチに座っていた。クスンクスン・・と泣く女の子とベジータは周囲が見れば
まるで親子のようだった。本当なら子どもは苦手の彼だったのに。
ふと・・・気がつくと、その子はそのまま眠っていた。
「お・・・おい!!こら・・・起きんか!!」 安心しきって彼の胸で眠るその子は、本当にブルマそっくりだった。
「あらあら・・・大変だわね〜眠っちゃったのね」と見知らぬ夫人に言われながら、
仕方なく抱きかかえたまま家に戻るしかなかったベジータ。
よく考えてみれば「誘拐」とも取られかねない行動に、彼は気がつかないでいた。
家に戻ると、誰も居なかった。トランクスは週末から、悟天の家に泊まり込みで遊びに行っていた。
別棟のブリーフ夫妻は、「学会」なるもので夫婦で不在で・・・・コゲも居なかった。
ブルマは友人のパーティだとかで、これもまた居なかった。だから、彼は公園に居たのだが・・・・
「しょうがないな。」とリビングのソファにその子を寝かせて、掛けるものを探した。
丁度、ブルマの大型ショールがあったので・・・掛けてやる。バスタオルを枕にして、荷物を脇に置いてやった。
(それにしても・・・これからどうするんだ?多分、迷子だろう。確か警察とやらに届ければ良いと聞いたことがあったが・・・・起きたら行くとするか。)
そう考えて、腹ごしらえにかかった。食事は、全部メニューをキッチンロボが作ってくれるようセットしてくれていたので、
大量の夕飯を彼は胃に納めていた。
(コイツにも少し、置いておいてやるか・・・どうせ、連れていくんだしな)
柄にもなく、優しい気持ちが湧いてきた。そんな自分を変だと思う。
(似ているからか?)とも考えた。
用意していたら、目が覚めたのか起き上がり・・・ぼんやりしていた。
「起きたのか?まったく・・・ずぅずぅしいガキだ・・・」と近寄って行くと
真っ赤になりながら、ショールを握りしめ、睨みつけて
「あ・・・アタチが、可愛いからって・・・変なことしちゃダメよ!」
と・・・・どこかで聞いたようなセリフが返ってきた。
「き・・・貴様・・・・・!!(何て言いぐさだ!助けてやったのに失礼な!)」
と言いかけた時、またジッと青い目で見られた。
その瞬間・・・胸の奥で無条件に、許してしまう何かが、ベジータの感情を支配した。
「さ、飯の用意をしたから・・・さっさと食え。」と言っていた。
「・・・・うん、アリガト・・・」
素直に席について、モグモグ食べているその子を見つめて
ますます・・・・何かこみ上げる物を感じていた。
(にしてもコイツは誰なんだ?)
「・・・ねぇ、この家は誰も居ないの?」 不意に質問をされていた。
「ああ、今日はみんな出かけて俺1人だ。」
「ふぅ〜ん・・・ね、後でお庭見せてくれない?」
「なんでだ?それを食ったら警察へ行くんだ。お前は迷子なんだろう?」
「・・・違うわ。迎えが来るのを待ってたの。」
「?お兄ちゃんと来たとか言ってなかったか?」
「うん・・・途中ではぐれちゃったの。でも迷子じゃない、きっとアタチを探してくれると思う。」
「それは確実なことなのか?」
「え?」
「だから、絶対にココが分かる何かをお前は持っているのか?」
うなずきながら、彼女はリュックから発信機を取り出し、スイッチを押した。
「・・・・そうか。じゃ、ここに居ろ。俺も警察へ行くのはあまり好まん。」
「うん!」ニッコリ笑って、残りの食事を食べ始めた。
後片付けをし、食器を洗浄機に入れ終え、言われるままに中庭へ2人で出た。
「わぁ・・綺麗ね。さっき窓から見えたの。バラがいっぱい・・・」
そう目をキラキラさせながら、ベジータの手を取っていた。背が高い花の所は、彼が抱っこして見せてやった。
(俺はなぜ・・・こんなマネをしている?)疑問を抱きつつ、体が勝手にそうしていた。
中庭のアーチをくぐるとベンチがあり・・・そこにチョコンと腰をかけたので、隣に座った。
日が沈み、夕闇がバラの香りを運んでいた。ライトアップしていたので その灯りに誘われ、白い蛾が舞っていた・・・。
それが近くに飛んできた。
「きゃあ!いやぁ〜・・・」とベジータに抱きついてきた。
「ただの虫だ。放っておけば居なくなるから、安心しろ。」
背中をポンポンと叩いて、そう言う自分をおかしいと感じていた。
2人に会話は無かったが・・・静かな時を一緒に過ごしていた。
ベジータの手をギュッと握る小さな手に・・・愛おしさを感じていた。
見るとその子もべジータを見た。青い目を見開いてジッと見つめる。
そして・・ニコッとしてくれるその笑顔が・・・ブルマそっくりだった。
ベジータはどんな顔をしていいのか分からず、ただ見つめていた。
だが・・・その子は(本当に真っ黒なおメメね。お兄ちゃんやママと全然違う。)
と瞳の奥まで覗き込んでいた。その視線に口元がゆるんでくるのを
べジータは感じていた。時が静かに流れ、座ったままじっとしていた。
急に光る物体が現れ・・・驚いて立ち上がる2人の前に、タイムマシーンが現れた。
「お兄ちゃん!!」
「ブラ!ここに居たんだね!・・・あっ!父さん!!」
(シマッタ・・・と言う顔で、ベジータを見た)
「ト・・・トランクスなのか?!」
2人の言葉に驚いたベジータ。その子は・・・走り寄り、トランクスに飛びついていた。
「お前の知り合いか・・・?」
「は・・・はい。すみません、・・・し、親戚の子なんです・・・ちょっと目を離した隙に居なくなって・・・・」
「・・・・・・マシーンを乱用するのは止めるんだな。」
「す・・・すみませんでした。さ、帰ろうか。」
「・・・・うん。」
荷物を渡し、1人で見送るベジータ。その目はトランクスを見ていなかった。どうしてもあの子に視線が行く。
泣きそうな顔でベジータを見つめていた。それを見つめるベジータも・・・
複雑な表情をしているのに、トランクスは気が付いていた。
(もう会えないのか・・・)
べジータがそう思っていたら、その子がトランクスに耳打ちした。うなずいたトランクスに微笑んで、こちらへ来て言った。
「ねぇ・・・しゃがんでくれる?」
しゃがんだベジータの首に抱きつき、頬にキスをし、ささやいた。
「アリガト・・・パパ。」
ベジータはそう言われて・・・胸の奥が苦しくなった・・・。思わず抱きしめて
「気をつけるんだぞ・・・」そう言っていた。
トランクスは・・・その光景を見て、涙が出そうになるのを堪えていた。
「さようなら・・・父さん、お元気で。」
「ああ・・・そっちの世界でも油断するなよ。」
「バイバイ・・・・」
そして、2人は消えていった。
・・・・・その出来事は、べジータだけの胸にしまわれていた。
なぜか誰にも言いたくなく、ブルマにも内緒にしていた。そして、時々思い出していた。
(俺のことをパパと言っていたな・・・だが、未来の奴らにあの子は存在しないはずだ・・・
きっと、本当の父親に似ていたとかで連れてきたんだろ・・・アイツならやりかねん。)
そう結論付け、自分を納得させていた。
〜つづく〜
−ここから未来−
タイムマシーンで人気のない場所へ戻り、カプセルにしまい、兄妹は手をつなぎ、歩いて家路に向かっていた。
「勝手に居なくなって・・・・探し回ったぞ、ブラ。」
「だって・・・早くパパに会いたかったんだモン。」
最初は中庭に座標をセットし、あの世界のブラが存在しない時代へ行ったのだった。
ベジータだけに会う予定が・・・誰も居なくて、ブラだけをマシーンに残し、様子をうかがう為にトランクスだけが家に入った。
が・・・入れ違いに外に出てきたベジータを見つけたブラは、勝手に後をつけて公園へ行ったのだった。
だから・・・男の子として、紹介するはずで・・・恰好もそれらしくしたのに、女の子とバレてしまった。
「名前とか言わなかっただろうね?」
「安心してよ、大丈夫。・・・デモ、お兄ちゃんが言ってたでチョ!」
「うん・・・まさか、一緒だと思わなくて・・・多分、大丈夫だろ・・・」
「そう・・・よね?(パパって言ってしまったこと、内緒にしとこ)」
「いいかい、今度のことはママには内緒だよ。」
「うん。でも、ブラ・・・パパと素敵な時を過ごせたから、ママがチッたら、ヤキモチやくかもね・・・・ウフフフ。」
「だったら尚更、言うんじゃないぞ。何がウフフフだ、しょうがない奴だなぁ。」
歩きながら、今日の出来事をトランクスに話すブラ。それを聞いて驚いたり、納得したりで彼もまた、父を思い出していた。
「やっぱり、お兄ちゃんに似てたワ。パパ・・・・・」
少し涙目になっていた、ブラの背中をトランクスはポンポンと叩いて励ました。
2人がタイムマシーンを使い出かけたのを、ブルマは気が付いていた。
だが、トランクスを責められなかった。以前に過去へ戻った時、向こうの世界のブルマがくれたベジータの写真を見つめ
「パパ・・・」とブラが時々泣いていたのを知っていた。
だから・・・帰ってきた2人に、知らぬふりをしてくれた。
そして、満足そうなブラを思い切り抱きしめて「お帰りなさい」とだけ言っていた。
−そして現在−
その日から・・意識しなかったと言えばウソになるだろう・・・
だが、ブルマを抱く時 2人目を考えていたのはベジータだけでは無かった。
「もう1人ぐらい・・・欲しいわね。」
そう告げるブルマに、つい・・・願いを叶えてやりたくなった。
無意識に、注ぎ込む力が強くなっていた。自分の快感より、そちらに集中していた。
その後、ブルマから妊娠を告げられた。
「女の子が良いな・・・僕。」
「そうよね、私に似たら美人よ〜きっと。」
などと言う2人の会話を黙って聞いていた。・・・・密かにベジータもそう思っていたのだった。
そして、産まれたその子を初めて抱いた時、あの日と同じ感覚が蘇ってきた。
「その子の名前ね・・・ブラってつけたの。良いでしょ?反対からだとラブ・・・ふふふ。」
そう言われて、ベジータは気がついた。(トランクスがあの子を呼んでいた名前だ・・・)
だが、何も言わず微かに笑いながら
「ああ・・・お前の子らしい・・・・良い名前だ。」
とブルマにそっくりな顔で眠る、わが子を愛おしく見つめていた。
(アリガト・・・パパ)
なぜか、あの子の声が聞こえた気がした。
部屋の中にバラの香りが窓辺から漂っていた。
いつか、この子も同じように自分を呼ぶのだろう、
「パパ」と・・・。
そう思うベジータは、父親の顔になっていた。
〜「完」〜
セクロスはどこへ・・・?ま、ブルマが妊娠しているので・・・想定下さい(汗)
ベジータが生涯愛した女性は、ブルマとブルマに似ているブラの2人と
妄想して・・・父性愛に目覚める彼を、書いてみました。(チョット危ない気もシマスガw)
読んでくださってありがとうございました。
>>518さん、亀レスなんですが・・・
童貞ベジータがブルマにフェラされたSSで
>>210に 「女のような悲鳴をあげた・・・」と書いたので、
ウチの設定ではソンナトキは力を放出する時の「はあぁぁぁぁぁ〜!!!!」に近い
高い声デス。音量抑えめデw 騎乗位も同様にその様に妄想シトリマスデス。
>>517さん・・・情報アリガd。
でも最初OL系・・って読んでました・・(●L系ダッタノネ)
>>522さん、お先に失礼しました・・・思いっきり書いて下さい!!
お待ちしてます!!
ワタクシ、しばらくはエロSSが投下出来るよう、修行・・・シテキマス!!(チョット弱気w)
>>534 毎度思う事なんだけど、あなたは本当に素敵な家族愛を描かれるなあ〜…。
こんなクールで、でも優しいパパベジータと暮らしてみたい。
作中の、子供の瞳がブルマにそっくりでベジータが見入ってしまうシーンは
危なげな感じがしてドキドキしたw自分が変態脳なので余計にwww
もっと感想あるが長くなる…いや面白かった!
このSSの後に童貞王子(どうしよーもなくヘタレ)をぶっ放すのはどーなのかと
膝が震えてますがまた後で書きにきます('A`)
す、すんません…。チョット事情があって童貞王子投下出来んくなった…
また機会を改めますです…。申し訳ない。
引き続きSS&雑談をよろしくお願いしますです。失礼します〜。
537 :
534:2010/02/26(金) 17:55:08 ID:???
>>535さん、感想ありがとうございます。
変な方向に行かないよう頑張りマシタ(笑)
邪心で書いてるのにお誉め頂いて恐縮です・・・
>>536 そ、そうなんですか?待ってますから!お願いしますネ。
>>537 いや邪心で書いてるようには見えませんよ。なんともない。全体が綺麗だから嫌な感じも全然ないし。
ドキドキはしたけどw
自分、こちらでいくつか作文書かせて貰ったけど作文て難しいなーと凄く痛感してきたw
他板で鬼畜王子書いてたら、なんかガタガタッときたw 愚痴吐いてスマンw
もちっと精進してから書きに来ます〜('A`)
それまでネタとか雑談で参加するですよ。
539 :
534:2010/02/27(土) 03:54:43 ID:???
>>536さん
マタマタ恐縮ですが・・イヤ、文面はドウデアレ、頭ン中は邪心の妄想でイッパイw
細かい描写って苦手なんで、皆様の脳内変換に頼ってしまうんで
かなり省略シテマスから、楽しいSS書ける方が裏山シイデス。
作文って難しいデスヨネ・・ワタクシも以前、ピンク板で妄想ドラマを投下してたことがアリマスガ〜・・
職人同士で刺激しあってました。(過去ログニナッテマスガ)
未だに脱字とか・・アルシ(汗)優しく読んでくださってありがとうデス。
妄想を形にするって難しいですよね。デモ雑談ネタを使ってみたくなったり
職人同士で楽しめるスレって良いなって思いマシタ。ソントキ個性って大事だと痛感マシタヨ〜。
同じネタでも、全然違う閃きでSSが投下出来る、ココは素晴らしい。
改めて、スレたて下さって>>1さん、ありがとうございます!!
>>538さん 待ってますから、Sベジや童貞王子ネタ、投下お願いしますw
モチロン、雑談&ネタ妄想も楽しいので、ワタクシも参加サセテクダサイww
>>534 ベジータとの別れ際のブラの行動に思わず涙が…
前回のSSの続きとの事で期待して読んだけど期待通りの面白さだたよ!
517での情報にも反応dです 確かに携帯でスレ見たら自分もOL系に見えたw
>>538 538さんの投下も心待ちにしてますー!
541 :
534:2010/02/28(日) 03:06:22 ID:???
>>540さん
感想ありがとうございます。
家族の人情話&朝チュン路線なのに、楽しんで頂けて良かった〜
未来のブルマもブラも結構健気デスネ。書いておいてナンデスガ。
情報でのボイス、しっかり聴きましたヨ〜アリガト!
読み違いしてゴメンナサイネ・・(笑)
521です。
>>520さん、教えてもらったドラクエの素敵なやつバッチリ聴きました!
なんというヤバさw鳥肌立ったwwエロすぎやろコレはwww
堀川氏凄いよ…
これを参考にして童貞王子妄想してがんばって書こうと思いました。
マジで教えてくれてありがとうございます!!
>>539さん
ぜひその邪心の妄想を披露していただきたいものですw
でもこの板だと思いきり書くのが勇気いりますな…。ここの皆様は心が広いから
何もおっしゃらないけれど。
自分は未だエロの部分はびびりながら書いてます。自分の場合、倒錯wしがち
なのでそこも気をつけなくちゃいけない。
ピンクで書かれてたんですか?あー…読みたかったな〜…ベジブルですか?
自分過去ログ読めないから残念だ…。
>同じネタでも、全然違う閃きでSSが投下出来る、ココは素晴らしい。
本当ですよね、実に面白いです。自分には思いつかない発想とか、びっくり
します。それに皆優しく読んでくれるから嬉しい。
自分も539さんの作品を待っていますよ〜!
>>540 ハイ。また出来上がったらボチボチ投下さしてもらいますです〜。
亀レスなんだけど・・改の放送、悟空の妄想(とは言わないかw)の
ベジータはナンデ裸体なの〜?見た訳でもないのにネww
尻尾付き&背面モードで・・・思わず「サービスなのかっ?!」って声がデタw
>>542さん
ピンク板はアニメジャナカッタノデス。見る方法はアルミタイデスケドネ。
(ちなみに朝ドラ)今読み返すと・・・ああ未熟ダナってオモウワ。
邪心妄想を・・精製出来たら、投下したいと思いますw
ピロー・トークって、ベジブルでは毎度あると・・つい妄想で考えてマス。
セクロスって始めるキッカケの言葉も重要な気が。
馴れ初め最初は勢い(w)もあるけど、2回目以降の2人のシチュはドーダッタンダ?
気になる・・・つい簡潔に書いてるケド。
ピロートークキボーンw
ブルマがなんか喋ってて、それをベジータが黙って聞いてるだけ、とか、
目だけで語る、とか…そんなもんしか想像できない。
始めるキッカケのやりとりも想像しにくい。やっぱこれもブルマから働きかける
のかな〜?
Sベジだったら何の前触れもなくいきなり抱きついてきて、
「さあ…お遊びの時間だブルマ…」
「きゃ!なにすんのよいきなり」
「ふふふ今夜も存分に天国にいかせてやる…いや、もしかしたら地獄かもな?
眠らせないから覚悟しろ!」
とか言っておっぱじめる。
事が済むとさっさとシャワー浴びに行ってとっとと自分の部屋に戻って寝る。
酷いw
改の裸王子は…なんでだろうねアレw
ピロー・トークかぁ・・このスレだと
>>86〜
>>89 のが一番萌えたシチュだったなぁ。
>>裸王子www
ファンサービスだとしても、誰に対してなんだよ〜ww
>>541>>542 DQ5でのうなされ声はベジータのイメージと離れてないから
そのままベジータ変換可能+エロいしで最高ですよねw!
同じベジファン同士で堪能出来てヨカタヨカタ♪
ところで改での裸王子wはあれが悟空の白昼夢みたいなものだから
深層心理で引っ張って来ると裸のベジータ=ベジータの本音・本心の象徴で
悟空にはベジータの本音として聞こえたしそう見えた、って演出かな?
切られてないはずの尻尾があるのもより「サイヤ人」て部分を強調してると思う
Zではベジータのシャワーシーンとかのサービスもあったから
今回の裸王子もサービスの意味合いが強いのかも知れないけどw
馴れ初め1回目は勢いとか色々あってやっちゃったかーって想像するけど
2回目って何か・・気まずいって言うか難しい気がするな
1回だけなら言い訳出来ても2回目するって事は「そういう関係になりまーす!」って事だもんねえw
>>546 ドラクエのやつは絶対消されて欲しくないよ〜。今日はニコニコでベジータ聴きまくったわw
裸王子の考察アリガトン。深い読みになるほど納得。…でもでも、やっぱりあの
裸は見てて照れるんだw
そうそう、二度目の二人は想像が難しいよね。ベジータなんかは特に複雑な心境に
なってんじゃないかなあ。しばらくはブルマを避けてたりすんのかな。
男はどう考えるのかな、と思い、連れ合いに、ベジータとブルマのくっつき方を
想像して貰ったんだが、「あの二人だけは絶対無理がある、未だに信じられん」の一言で終了だった。
「でも原作者の頭の中にはちゃんと恋愛劇が出来てるらしいよ」、って教えたら、
激しく食らいついてきたw
自分の妄想では、セクロス体験しててもあんまし興味なし・・のベジータが、
勢いでブルマとそういう関係になってしまって、「思いのほか良かった」wで
「誰にも渡したくない」つー執着で2回目トライ!って思ってますが〜w
ブルマも彼と相性バッチリだったんで・・・「待ってたわ」で合意なのかなって・・。
>>202はそんなイメージで書いたんですけどねw
デモ、普通に健康な男女が、お互い露出気味な格好でウロウロしてて
変な感情わかないのはオカシイ、と思ってしまうワタシがオカシイの?
興味本意はブルマからだろうけど、男の部分ではベジータも興味あったと
思うんだけどナ。なんだかんだで一緒に居たみたいだしネ。
どちらにしろお互いある程度以上の好意や興味はあったと思う
いくら勢いったって普段からあんまり好きじゃない相手だったり
逆に全く関心ない相手だったらそんな勢いも生まれないと思うしw
550 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:07:01 ID:Bz3rBvJc
わ〜やっと戻った・・・良かった!!
すみません、アクセス規制がまたあっても困るので・・投下します。
>>202からの続きとして・・・初めてから、2回目のシチュを妄想してみました・・
レストークで2回目って「そういう関係になりまーす!」(
>>546さん、ナイス!)
なんで、結構プライドが高い二人にはハードルがあると思われw
で、こんな話になりました。連投規制がかかったら、途中で止まりますが、気にせずにレスください。
では・・・・
551 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:11:25 ID:Bz3rBvJc
〜「恋の媚薬」〜
(最初はベジータの語りから)
昨夜の出来事を、俺は忘れようと必死になっていた。重力室では飽き足らず、こちらでは北の都と言うらしい
極寒の大地で巨大な氷山を相手に気功波をぶっ放していた。だが・・・
(狂ってしまうんじゃないかと思ったワ・・)
アイツの声が、アイツの匂い、アイツの肌の感触・・・がチラつく。
「はぁああああああああああ!!!!!」
最大の力を加減しながら10個近く、氷山を粉々にした。
息が上がっていた。肩で息づいているにも関わらず、俺は肉体の疲労感より、気持ちの乱れのほうが
耐えきれなかった。今度は東の都へ向かい、山脈のクレパスを高速で移動しながら岩を砕く。
・・・・そんなことを一日中していた。さすがに腹も空いてきた・・身も心もフラフラになっていた。
「忘れろ・・忘れちまえ・・・くそっ!くそったれ!!」
そう思えば思うほど・・・目を閉じただけでアイツの顔が浮かんできた・・・それも・・・裸体で俺を誘うアイツが・・・・。
「逃れようとするから、こうなるんだ・・・・そうだ、こうなったら俺の女になったんだ、
支配して静かにさせてやればいいんだ。」
結局はそう結論づけるしか、自分を誤魔化せなかった。
552 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:16:36 ID:Bz3rBvJc
(ブルマの思い)
私は朝目覚めると、彼は消えていた・・・。せめて朝ぐらい一緒に迎えてほしかった。
でも・・彼にそれを求めるのは無理だろうと思った。
「いつかは一緒にそうなれたらいいのに」
無意識にそう考え、自分で戸惑っていた。
今度・・・?そうなるのだろうか?昨夜は「はずみ」とも言える行動だった。
彼も突然だったのと、免疫が無かったからああなれたんだろうと思う。
私だってそうだ・・・・こちらから、なんてもうできそうにもない。
だからと言って、彼からそういう風に誘ってくれるなんてありえないこと。
「もう・・・抱いてもらえないの?」そんな下品な考えが頭を離れなかった。
それぐらい、昨夜は素敵だった。
彼の逞しさ、彼の匂い、彼の体温・・・淫乱な女に落ちた気がする。
朝食も喉を通らなかった。仕事も手に付かず、つい・・・サボってしまった。
パパは心配していたけど、体でなく気持ちの問題だった。
これは恋なのかもしれなかった。何かをしていても、彼の顔や体がチラつくのだから。
気持が体についていかない。
体から始まった関係だけど・・・私は彼を愛しているかも・・・と思った。
553 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:18:50 ID:Bz3rBvJc
(ベジータの言い訳)
俺は何かのせいにしたかったのかもしれない。ブルマのもとへ行く前に貯蔵庫から、ラム酒を3本飲んでいた。
アルコールで酔って行けば理性を失って・・・と言い訳を作る自分に嫌悪した。
なのに・・・俺の体は長年の軍人生活からこの程度では酔うことは不可能だった。
だが、アイツに「酔っている」と思わせることが大事だった。そのぐらい、俺は・・・・切羽詰まっていたのだ。
(ブルマの思惑・・・そして訪問者)
私はもう自分の気持ちを抑えることができそうにもなかった。
だから・・ショットグラスを2つとブランデーを用意して彼のもとへ行こうと考えた。
我ながら情けない考えだった。アルコールを使って・・彼を誘うとしている。
姑息な手だな、とも思ったけど・・・それでも、自分に正直になれるにはこれ以外無かった。
どこかで言い訳が欲しかったのだ。「酔ったせい」にしたい、それだけだった。
ベランダに人の気配がした。見るとベジータが入って来た。
「ど、どこから入ってくるのよ!ドアから来ればいいでしょ?もう・・・」
といい終わらないうちに抱きしめられ、キスをされていた。驚いたのと、その舌使いに体はとろけそうだった。
同時に「酒臭っ!」とも思った。どうもラム酒の香りだった。あんなに度数の高いのを飲んでいるなら、
相当彼は酔っていると思うと・・・彼の行動をそのせいにしたかった自分がいた。
(でも本心はどこなのよ・・・?遊びなの?それとも・・・?)そうどこかで考えていた。
手が・・・胸を弄っていた。下着を着けていないナイトウェアの上から・・・乳首が敏感に反応する・・
恥ずかしいぐらいに感じていた。そして・・一度唇が離れた。
酔っていても、目は爛々としていて燃えるような瞳を見据えて私は言った。
「酔ってるのね・・・ベジータ。」私の問いに彼はうなずいていた。
554 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:20:35 ID:Bz3rBvJc
「私も飲みたい。ねぇ一杯つきあって。」
さっき用意したグラスにブランデーを注いで渡した。
私が一口含んだとき、彼はもう一気に飲んで・・・ベランダへグラスを投げていた。
遠くで割れる音がした。
私も・・・残りを飲み干し、ベランダに近寄って同じように投げた。
今度は近くで落ちた音がした。
振り返ると、黙って見つめる彼の瞳が燃えていた・・・その眼差しに耐えきれなくて・・・・私は彼に走り寄っていた・・・・。
抱きしめられ、もう一度同じ香りのする唇が触れ合い、同じ味のする舌が絡み合った。
ナイトウェアは・・破られていた。下に落ちて、彼は自分の服も・・・破り捨てた。
ショーツは剥ぎ取られ泉は溢れていた。二人は裸で立ったまま・・・お互いを貪っていた。
執拗な胸の愛撫に耐え切れず、背を向ける。後ろから抱き締められ、片手で胸を揉まれ・・・
片手は泉に指が沈んでいた・・・卑猥な音が響き、私は声をあげていた。
555 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:21:45 ID:Bz3rBvJc
もう何も考えられなかった・・・でも体はこの快感に溺れるのを避けようと逃げ出していた。
ベッドへ逃れようとする私を抑え込みながら、移動する。
上半身をベッドに預けた私を 背後から愛撫してくる彼自身は・・・熱く臀部にその存在を感じていた。
そして・・・尻の割れ目から自身の愛撫を受けた。
なかなか入れてもらえないもどかしさと、入り口でじらされている快感は私を狂わせていく。
「お・・・お願い・・・い・・欲しい・・・欲しいの・・貴方が。」
消えそうな声でお願いする。羞恥心で体が熱くなった。
「イヤラシイ体だ・・・この淫乱が・・・だが・・俺はそんなお前を・・」
つづきは肉棒の挿入で聞こえなかった。
頭がスパークした。下半身に電流が流れる感覚だった。
「あっ!あああぁぁぁぁ・・・・あああん!ああん!」
動かされるたび、感じる部分を突き上げられて自分を失いそうだった。
顔が見えないから・・・恥ずかしさが少しは薄れていたのに、
背後から足を広げられている格好を思うと堪らなかった。
でも「もっと嬲られたい・・・もっと恥ずかしくして欲しい・・」オンナになっていく自分を感じていた。
556 :
名無しさん?:2010/03/04(木) 19:23:12 ID:Bz3rBvJc
一度イカされ、ぐったりした私の体を仰向けにして、今度は乳房を吸い上げていた。そんな彼を愛おしく思っていた。
堅い髪を撫でながら、別の感情が私の体を駆け抜けていた。
「うぅぅん・・・イヤン・・・」乳首を吸われ、触れるか触れないかのぎりぎりで体中を撫でられていた。
そして・・・膝を曲げられた脚を思い切り広げられた。
「や・・・止めて・・・イヤ・・・よこんなの・・」言葉はウソだった。どんなことをされても拒めない私がいた。
「うるさい女だ・・・感じていれば良いんだ、黙れ・・・こんなに・・・濡らしあがって。
さっき入れてやった部分がヒクついてやがる・・・フン・・どうして欲しい?言ってみろよ・・・」
何もしないのに、言葉でいたぶられていた。
(言えない・・言いたい・・・言えない・・・言いたい・・・)頭は理性と本能で混乱していた。
ジワリ・・とまた溢れるのを抑えられない。
「イヤラシイ体だな・・・・また溢れてきたぞ。体は正直だな。」そう言いつつ、指を入れられた。
敏感な蕾を弾きながら、別の指が曲げられて動かされていた。私の一番感じる部分を・・・彼はいたぶっていた。
「ハゥゥン・・・ァァァァ・・・イ・・・イヤァァァ・・・ァァァァ・・・・ウウウウウン」耐えようと必死になればなるほど、私は感じていた。
「どうする?止めるか・・・」指を抜こうとする彼の手を押さえていた。二人の眼があった。
次の瞬間、彼は私の中に居た。お互いがお互いに溺れていた・・・・
異星人とか、敵だったとか、そんなことは忘れ・・・この空間ではただの男と女で居たかった。
〜つづく〜
連投規制になるのでつづきますが、気にせずレスください。
(ベジータ視線での語り)
俺は、この体をどうしても支配したかった。この間みたいなことはゴメンだった。
俺の手で、自分の女にしたかった。酔ったと思わせたのは成功したが、向こうも飲みたいと言ってグラスを渡された。
大した威力は無いと思った。だが・・・一気に飲みグラスをほおり投げ、アイツを見た。
同じようにベランダに近寄り、残りを飲み干しグラスをアイツも投げていた。振り返ったその青い瞳を見つめていたら・・・
駆け寄ってきた。そして・・・抱きしめていた。気ばかり焦り、服を破っていた。どうしてもアイツを早く抱きたかった。
この胸の柔らかさはどうだ・・・この唇の感触は・・・舌の動きにこのまま飲み込まれそうだった。
アイツの愛液は溢れ出して、腿を伝っていた。(イヤラシイ体だ・・・だが・・・俺の女なんだ・・・もっと声をあげろ・・・ブルマ)
逃げようとする体を離したくなかった。そのままベッドにいざないながら、倒れこんだアイツを背後からいたぶった。
俺の股間は熱く燃えたぎっていた。すぐに入れてしまっては面白くもなかった。
じらしてやりながら・・・アイツの懇願する声に酔っていた。(そうだ・・・そう言え・・・)
「イヤラシイ体だ」そう言う俺は・・・本能でこの女のことを「美しい体だ」と評価していた。それを好いように扱えるんだ。
「そんなお前を・・・・俺は・・・(離しはしない・・・俺の女なんだ・・この俺ダケの女だ・・・お前は・・)」言葉は発しなかった。
俺自身でその続きを体に刻みこんでやっていた。声をあげるブルマをどうしようもなく、こみ上げる感情は抑えられない。
自分の女を抱く・・・それだけでこんなに心満たされるものなのか・・・。
女のナカの快感を先端で味わいながら、いつまでも聞いていたい声が弱くなり、ヒクついた部分から抜きとっていた。
(まだ俺は満足していないんだぞ・・・ブルマ)
どうしても顔を見ながら、その先を楽しみたかった。仰向けにさせると・・・涙に濡れた瞳が訴えていた。
(もっと欲しい)俺にはそう見えた。豊かな胸を見ると吸いたくなった・・・・あの時と同じ、本能がそうさせていた。
この肌を味わいたい・・・手が勝手に撫でていた。壊さぬように・・・優しく自分でもおかしいと思いながら。
そして・・・締まった足首を掴んで膝を曲げさせていた。膝を割って・・・見つめてやった。
俺がさっき可愛がってやった肉ひだが濡れて、またどろりと流れだしている・・
それは俺にとってこの女の美しさの一つだった。(いたぶってやる・・・)どうしてもそう思う。
女の言う言葉は嘘だと、指で愛撫していると分かる。どんなに拒む言葉を発していても、体は俺を求めている。
だから・・・・俺はコイツの中に溺れたかった。抱いているのは俺だったが・・・本当は抱かれているのだ・・・。
男の部分ではコイツを支配できても、この体には・・・・俺は子どもだった。
だが・・・それが一番求めていたことに今気が付いた。支配するなどと己の思い上がりだった。
(ブルマ・・・俺は・・・お前を・・・)
異星人同士など、関係ない・・・この空間では俺達はただの男と女として居た。
(そして終焉・ベジータの結論)
お互いの煩悩が満たされた後、横たわりながら・・・ブルマは俺を見つめていた。
「なんだ?」
「うううん・・・素敵だったなって思ってたの。」
「あれがか?お前は嫌じゃないのか?」
「だって・・・嘘でしょ?本当は酔ってなんかいないんでしょ?」
見透かされていた・・・。だが、言い訳するのも面倒だった。それよりも、この体を自分の物だと主張したかった。
「・・・・ああそうだ。お前は俺の女なんだから・・・言うことを聞いていればいいんだ。」
「何、それ。もう!意地っ張りね。体は私を「愛してる」って言ってるのに・・・」
「だ、誰がだ!!ふん、勝手に思っておけ!」
俺は立ち上がって、シャワー室に向かおうとした。その手を掴んでブルマは言う。
「ここに居て・・・」
そして・・・・・俺はその場を離れなかった。
俺の腕の中でコイツは・・・語っていた。
「私ね・・・はずみとか、タマタマとかで終わりたくなかったの・・・。本当は私から貴方の処へ
行こうと思ってたのよ・・・・」
「ああ・・・」
「貴方が異星人とか・・・元敵だったとか・・・忘れていたわ。」
「なぜだ?」
「貴方が男で、私が女だから。」
そうだ・・・それは俺も考えていたことだった。この宇宙の片隅で・・・俺たちは出会ってしまった。
ただの男として、そしてコイツも女として・・・惹かれあった。これは運命なのだろう・・・。
「そうだな・・・」無意識に髪を撫でていた。
「また・・・抱いてくれる?」伏し目がちに小さな声で聞いてくる。
「お前が望むならな・・・」唇が重なる。
俺の腕枕で寝息を立てて眠るこの異星人の女に・・・俺は完敗していると感じていた。
だが、なぜか怒る気にもなれない。そして、穏やかな気持が生まれつつあった。
支配するつもりが、かなわない何かをコイツは秘めていた。
それに溺れてみたい俺は・・・捕われてるのかもしれなかった。もう否定する気も起きない。
お互いがお互いを求めて何が悪いんだ。誰も俺達を止められやしなかった。
ただ、言えることはあの媚薬を2人で飲み干した時点で、俺達は「始まった」のだ。
そして・・・・その後、俺は超化するのだ。アイツに溺れ、アイツを知ったこの体で。
〜「完」〜
長々とすみませんでした。
一応、ピロー・トーク?ありなのですかね・・・。エロって難しいワ。
お粗末さまでした。
それにしても、2ちゃんのサーバーがえらいことになってしまって・・・
スレが消えたらドーシヨって考えてました。でもSSは書いてしまう。
ではまた閃いたら投下したいと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
途中ageてシマッテマシタ・・・スミマセンでした。
規制に巻き込まれて前スレで学校編書いたまま今日まで書けなかった…(´ω`)
>>563 GJGJ!!
凄い良かった面白かったーー!!
お酒のせいで誤魔化して欲望と言うか気持ちのまま行動してるベジが何ともイイ
読んでてむっちゃテンション上がったしブルマと同じ様にドキドキwktkしたよ〜w
読んでて思ったのはベジータって純粋だよなぁってw
原作でもベジータは戦う事や強くなる事に関してもそうだけど
ブルマとのセクロスとか愛に関してとか、それ以外にも
ほんとある意味この人凄く純粋だよね
「純粋な悪」って本人言ってたけど悪以外にも純粋だべさ
自分もスレ開く事すら出来なくて何が起こったのかと‥
いきなり書き込みストップした感じだったし2ちゃんが一時的に壊れたのかな?とか‥
サーバーが攻撃されてダウンしてたってね・・
実際壊れて消えてしまったらしいスレもあるし、ここはそうならなくて心底良かった…!
>>564 それはえらく長い規制だったんだね…復活オメでとう!!
社会人編とか、また待ってますよん!
>>565覚えててくれたんですか(´ω`)涙
proxy規制ってのに巻き込まれたんですが荒らしとかしてないのに・・・もう書けないと思てた
頑張ってまたお粗末ながら投下したいと思います(´ω`)
>>564さん、復活おめでとう!前スレ覚えてますよ〜
投下してください!待ってます。
>>565さん
GJ&感想ありがとうございます。
2回目で自分の気持ちに素直になるベジータになってしまいました。
2人が男女だったことで、始まる恋もあるんじゃ?と書いてみましたが。
ベジータだと純粋になるのかな・・・
この後ずっと関係は続くんですけどネ「誰も俺達を止められやしない」だしww
このスレが無くなったらドーシヨって本当に心配シマシタヨ〜
実際、無くなったスレもあるんですね・・・本当に良かった・・
またスレトークでネタを頂いて、投下出来たらイイナ。
>>538さんも、投下待ってますよ〜。
>>566 はいな!ベジータ先輩カコ良くて大好きでしたもの♪
>>567 202から始まるSSの話の続きでベジブル2回目って事だったので
その
>>202からのSSと今回の新作SSとを続けて読んだのだけど、
だからよりテンション上がった気がしますw
丁度いい具合に202からのSSの話も忘れかけてたから余計にうっとりw
そう言えば話ちと遡りますがドラクエのCDシアター
うなされハァハァしてるのは「その05」からなんだけど
「その08」では最後の超一瞬でほんとにベジータ出て来たりしますw
あと「その14」ではピロートークが聞けたりして「大好きだ、チュッ」とかやってて何だかw
ベジータはそういう事しないだろうけど‥どうしてもベジータが浮かんじゃったりするw
ベジータは実際に心で思ってても口には出さないかな〜?でも目で語るのはありそう
熱い目で語って欲しいわw
>>551 GJです!酒のせいにして行動起こす王子、ヨカタですw
ピロートークもしっかりやってくれる王子…拝めて幸せです。運命という言葉
がよく似合うよねえ、王子とブルマは。
二度目の情交を妄想するのは難しいと思ってますので(少なくとも自分は難し
かったw禿げるような思いで二度目のシチュ絞りだして作文を書いてますた…)
余計にGJです。
また投下をお待ちしております!
>>564 お帰りなさい!規制長かったんですね…大変でしたね。もう戻ってこられない
のかなあと寂しかったので、また書き込みがあって嬉しいです。
あれから、社会人編が気になってしょーがなかったですw
もし投下できたらしてくれると嬉しいです、マターリ待ってますんで…
>>568 うおぉ、ドラクエの細かい情報ありがとうございます。なんて親切な人なんだ…
ピロートークをちゃんとしてくれる王子が理想だけど、なかなか妄想が沸かんw
551様は妄想できて裏山だ〜。
ブルマがペラペラ喋ってて、その間王子は仰向けで目を閉じてて、「ねえ私の
こと好き?」とか肝心な言葉だけに反応して瞼をあげて、瞳を動かしてブルマを
じろっと見つめてきて
『いちいち言わせるなくそったれが…』
『これだけ可愛がってやったのにまだわからんのかお前は』
『なんだ?まだ抱かれ足りんのか?もう一度やるか?オレならかまわんぜ』
などなど、目だけで語る王子、というのが妄想できる限界だw
>>551です。(蓬莱?wwww)
みなさん、ご感想ありがとうございます。
実は・・自分で書いてて
>>202の設定を忘れてまして(恥)
コレ書くのにもう一度読みなおしましたw
邪心でいっぱいな頭なんで・・ww
「体から始まる恋」が二人にはお似合いなシチュって考えてます。
>>569さん、その続きが読みたいデス!瞳だけで語る・・良いですよねぇ。
基本は無意識に見つめあい心を奪われている二人が
本能で男と女になる・・設定です。(ひとめ惚れではない)
もっと動物的な魂の求めあい?だから体からw
妄想でなく煩悩で書いてますw
二度目だろうが、三度めだろうがやることは同じなんですが・・
やっぱり体の相性はバッチリなんだろうなぁ・・この二人って。
でも言葉ではけして言わない。
「愛してる」は体で・・「好きだ」はキスで・・
「離したくない」は抱きしめて・・酒で酔わず、ブルマの声で酔う。
そんなベジータを書けたら・・と思ってますが、
甘すぎかなぁクールさはどこへ?って感じですネ。
また閃いたら投下したいです。ピロー・トークでw
>>569 ぐわー堪らんですー!!その妄想だけでニマニマが止まらないw
それ口に出してくれたらめちゃめちゃ殺し文句なのに〜
ベジなら目だけでも(あとは表情とか)殺せるだろうけどもw
ベジブル最高だー
>>570 甘過ぎって事ないと思います♪
ベジータもブルマの声に酔うのかぁw
自分も鶴さんの声が好きで好きで大好きだった頃があるのでベジータが酔う気持ちも分かるな
でもベジータの声も凄い良いと思うので‥ブルマもベジータの声に酔ったり何か込み上げたりするんだろうなって思う
(カッコイイし色っぽいのにわざとらしさとかこそばゆい感じしないのが良いなーと)
ピロートーク是非とも!待ってます!
ここは女子の書き手さんだけ?つーか読み手に男子はまだいるのか?って感じかもしれんけど…。
男子が思いっきり書くSSも読んでみたいと、ずっと思ってるんだ。
サイト探してもベジブル書きは女性が圧倒的に多いので、おねだりしたくなったw
男性でベジブル好きもいるだろうけど、どっちかと言うとブルマをベジータ以外と絡ませるのが好きな人が多い気がする
男性向けの本だと亀仙人とかウーロンとか名無しのモブみたいなのとか…
>>573 レスありがとう。なるほど。
男の人って、ベジータだとドリームが湧きにくいんかもな…とオモタ。
逆に女の人はベジータにドリームたくさん見れそう。
ドリーム・・・私的には男性のほうがあるんじゃないですか・・?
ただSSになると表現しないといけないから、
女性のほうが書き手が多いだけではないかと。
で、書いてみましたので投下したいと思います。
ピロー・トークになるのかな?
途中で連投規制がかかったら気にせずレスください。
>>569さんのレス設定をちょっと使わせて頂きました。ごめんなさいね。
「彼と彼女の輪舞」
−「彼女」は思う−
情事の終わった後、私はいつも彼の左側に寄り添う。腕を枕にして・・そっと彼の胸に耳をあてていた。
言葉の代わりに心臓の鼓動で彼の気持ちを読み取っていた。
日常彼はあまり私と身長の差が無い。だけどこの時だけは・・・彼を見上げる角度になり・・・
なんとなくだけど、従ってしまいたくなる気持ちになる。そして・・・この時の彼の横顔を見つめるのが好きだった。
そんな私を、横目でチラリと見る以外はずっと目を合わさない彼は
私の頭を左腕で抱えるようにして、髪に触れる。時には指でくるくるとすく時もあって・・・遊んでいるのが分かる。
「地球人は髪が伸びるんだな・・・」そう言っていたので、きっと不思議なのかもしれない。
私が眠っていると思って・・・片腕で抱きしめ、頭部に唇をあてている時があった・・・。
そんな彼の鼓動は早く、私が何か言った時はもっと大きく聞こえる時もある。
無表情なのに、分かりやすくってそれが可愛いと思う。
そんなことは口にすると不機嫌になるから、内緒にして楽しんでいた。
「ねぇ・・・私のこと好き?」
そう聞いても絶対に答えてはくれないのに、いつも聞いてしまう。
もちろん、言葉は無くて、代わりに髪を撫でてくれる。
『ブルマ・・俺は・・・お前を・・・・』 抱かれるとき無意識に彼はそう言葉を発するのだけど、
途中で終わる言葉だから、その続きが聞きたかった。
彼の右手を掴んで、自分の手に合わせたり・・・つい遊んでしまう。そうしながら、聞いてみた。
「ねぇ、いつも途中で終わる言葉の続きって・・・何なの?」
「何がだ?」
「ほら・・・『俺はお前を・・・』って、その後何を考えているの?」
「・・・・さあな。」
「もう!・・・いっつもそうやってはぐらかすんだから。教えてよ・・・ダメ?」
「ああ、そうだ。」
ムッとしたので、彼の形の良い鼻を摘まんで
「意地悪!」 と向きを変えて、腕枕から外れた。
そんな私を背後から抱きすくめてくれる。
その位置も大好きだった・・・後ろから彼の体温を感じて、首筋に彼の呼吸を意識する。
そして耳元で言われるのだ。
「馬鹿野郎・・・そんなことは決まっている。体で聞け。」
私のウエストに手をまわして首筋にキスをされる。
「うん・・」 どうでも良くなるのだった。彼の手が、胸に移動し・・・
持ち上げるように乳房に触れる。親指で突起を弄ばれて、声が出てしまう。
「ア・・ン・・・イヤァン・・・ウゥン・・・イヤァァァン・・・」
それを合図に・・・後ろの彼自身が、熱くなっていくのを感じていた。
「もっと・・・声をあげろ・・・ブルマ・・・どうして欲しいのか言え・・。」 低く囁くように耳元で彼の声が響く。
「イィ・・・アァァ・・ンン・・ハァ・・・ンンンン。」 無意識に唇で指をくわえて耐えてしまう・・・。内股になり・・腿をもじもじさせてしまう。
なのに・・・彼は何もせず、胸だけを丹念にイヤラシく揉む。
「もっと・・・声を出せ・・。」 耐えきれずに、彼の手を押さえてつぶやく。
「もっと・・感じさせて・・お・・・お願いヨ・・・」
「ふん・・・仕方ないな。」 彼の手が胸から下腹部へ・・・そして私の泉へと移動する・・・
「アッ・・・!クッ・・・ゥゥゥン・・・ァァァ・・・イ、ィィの・・」
「どこがいいんだ?ホラ、言ってみろ。」
「モォ・・・い、意地悪・・・ゥぅぅんハッ!ゥウウウウ・・・ゆ、指・・だけ・・で・・」
「指だけで、なんだ?」
「イ…イッチャウ・・・イヤァ・・・あ、貴方の・・・が・・・イイ・・・」
「ワガママな女だ・・・」 その手を止められて・・・・・放っておかれる。
「・・・なんで?ヤメチャウ・・の?」 向き直って恨めしく言う。
「もっと楽しみたいからだ。」 口元で笑い、起き上り私の上に被さって、
腕で上体を支えて下の私の目を見る。
「本当に意地悪なんだから・・・」 目を閉じると彼の唇が私に触れた。
−「彼」は思っていた−
一度目の情事が終わると、いつもコイツは俺の左側へ体を寄せてくる。
「ドキドキいってる・・・」 なんのことかと思えば、俺の心臓の音を聞いているらしい。
勝手に人の気分をそれで推測している。もう面倒なので放っていた。
普段生活上は目線が同じだが、このときだけは俺の腕の中に頭がすっぽり収まり、
コイツを下に見ている。この感じが好きだとコイツはつぶやく。
俺もこの形が気に入っている。コイツを自分の女だと思えるからだ。そして・・・勝手に話をするのを、ぼんやり聞くのも悪くは無かった。
ときどき、質問され聞いていないから適当にはぐらかす。そんなやりとりも・・・心地よかった。
俺の空いている手を時々おもちゃにする。自分の手を合わせてみたり・・・指をくわえてみたり。
「やっぱり大きい・・・」 「爪・・・綺麗ね・・・なんだか妬けちゃう。手入れしてないのに」 とか言ってやがる。
そして・・・何かの拍子に後ろを向く時がある。そんなときは俺がコイツの声を聴きたくなる。
「もっと声を出せ・・・」 感じる部分を攻めてやる。
「ゆ・・・指だけで・・・イッちゃう・・・」 そう呟きながら、声をあげる。
コイツの声は俺にとって媚薬なのだ。どうしても酔いしれてみたくなる。
もっと・・もっと・・・出させてみたい。そんな衝動を抑えられない。
「どうしてほしい?声を出せ・・・」 楽しみたくなると、わざと止めてやる。
懇願するコイツをじらして、もっと感じさせてやりたくなる。
「意地悪なんだから・・・」 すねるように、甘えた声で俺を上目づかいで見る。その表情を見て続きをしてやるのだ。
ブルマ・・お前は・・俺の女なんだ。「好き」か?なんてくだらないことだ。
お前を俺は全身で愛撫する。それが答えなんだ・・・・離しはしない。
囚われているのは俺なのかもしれない。だが・・・お前を俺は生きている限り可愛がってやる。
その声をあげさせ、その声で酔いしれる為に・・・今夜もお前を抱く。
だから・・・離れないでいてくれ。そばにいてくれ。それが・・・俺の願いなんだ。
知っているか?ブルマ。お前は極上の女だということを。その体も声も俺の物なんだということも。
二人の間にそんな会話は無い。だが・・・彼らの輪舞は生きている限り回り続ける。
彼も彼女もお互いを求めあう限り。異なる気持ちを繰り返し交わりながら。
〜「完」〜
お粗末さまでした。
一応・・・ピロー・トークとして書いてみました。
きっと言いたいこともあるんでしょうが、体で対話なのが二人にはお似合いなのかと。
ブルマが語って、聞いているけど、答えは体で感じ取れよ、なベジータです。
「愛している」とは・・・言わないけれど、ブルマは受け止めています。そんな感じですかね。
読んでくださってありがとうございました。
ピロートークだけじゃなくてセクロス描写も有りで‥
ご馳走様でした!!
セクロス中の会話と言うかやり取りがまたエロさがあって気分盛り上がる感じでした♪
こんなにベジに甘えられるブルマが羨ましいーーっね!w
>>581 ピロートークありがとん。オラのネタ少しかすってくれたのですねw GJです。
髪の毛クルクルとか腕枕とか…ブルマが裏山なんですけど!畜生されてみてェー!
どうも、581です。
>>582さん
お口に合いましたでしょうか・・良かったw
全文章 ピロー・トークってこの二人には
ちょいと無理があるのかな、とこんな展開に。
>>583さん
感想&GJありがとうございます。
ネタ使わせて頂いてすみません。
二人のベッド位置関係の妄想でした。願望?かもしれませんww
本当、ブルマ裏山デ!
ベジータにここまで思わせとるんか〜☆デス
ベジータ童貞バージョンの二個目を書きます。
ものすごいヘタレに仕上がっています。
情けないサイヤ人など必要ない!と思われる方は気をつけてください。
「ブルマ教授の夜間教習 2」
戦闘服に身を包んだベジータが、暑苦しい密林の奥地を当てもなくさまよっていた。
ブルマに騎乗位で童貞を奪われた直後、無我夢中で家を飛び出してこのジャングルに
辿り着いてすでに5日…
ベジータはろくに食料も摂れないまま飢えと乾きに苦しめられていた。
ベジ「あの果実は食えそうだな…」
疲れた体に鞭打ち、フワリと浮いて高い樹木の枝先の果実をもぎ取ると、葉陰から
灰色の獣がキーと威嚇してきた。
見るからにまずそうな動物だったので、ベジータは無視した。
いくつか果実をもいで地上に降りる。
地に脚をつくと、瞬く間にブーツにおびただしい数のヒルが這い登ってくる。
バシュ!!と気を放出してそれらを滅殺するも、すぐさま新たな虫けらどもが這い登って
きて鬱陶しいことこの上ない。
気味悪い生物たちに進路を邪魔されながら、鼠様の獣を何匹か捕まえて、急いで密林を
抜け、ひらけた平野に移動すると、もうすっかり夜だった。
草原の中に大きめの石があったのでそれに腰かけ、朽ちた木をくべて気功波で火を起こす
と、鼠みたいな物体を放り投げて焼き始める。
ベジ「参ったな……食料収集がこんなにめんどうなものだったとは…」
…意外なことに、ベジータは食料を集めるのが下手だった。
フリーザの命令で他星の侵略に駆けずり回っていた頃、食料収集などというくだらない
雑用は殆どナッパにやらせていたためだ。
生きるためとは言え、王子の身分である自分が食い物を探して回るなどという卑しい真似は
プライドに障って出来なかったのだ。
587 :
586:2010/03/15(月) 23:11:34 ID:???
ベジ「今思えばナッパはどんな星でも美味いものを調達してくる奴だった。いつかの星
でも、到底食えそうもないような宇宙人の死骸を躊躇せず毒見して、美味であることを
確認してオレに与えたっけな。やつは瞬時に食物の良し悪しを見分ける才があったのかも
しれん…。殺してしまったのは勿体無かったかもな」
焚き火がパチパチとはぜて火の粉が舞った。
炎の揺らめきを見つめるうち、台所のコンロで調理するあの女の後姿が目に浮かんだ。
ベジ「……あの女の料理……うまかったな……」
ベジータは弱々しくつぶやき、うなだれた。
空腹と疲労が、いやおうなくこの男の強靭な精神を蝕んでいた。
ベジ「ああ…しかし気持ちよかったな……女の体は……あれが女というものか……」
どす黒いクマのできた疲れた目で、ベジータは満天の星空を見上げる。
スッと青白い流星が天を疾走して、その美しさに、あの女の、淫らに濡れた蒼瞳を思い出す。
ベジ「知らなかった… この世に、殺し以外にも快楽をもたらす行為があるなどと…。
オレは、女と交わることはただ子孫を残すための『作業』なのだと思っていた。それが
あんなに快感を伴うものだったとは……あ、あんなのを…あんな気持ちのいいことを……
ナッパの野郎は………!!」
天を仰ぐベジータの額にブチブチを血管が浮き出て、歯が食いしばられてギリギリと
鳴った。
数々の命を惨たらしく奪い去ってきた忌まわしき拳は、手袋が千切れんばかりに握り
しめられ、ブルブルと震えている。
588 :
586:2010/03/15(月) 23:13:22 ID:???
ベジ「オ…オレがせっせと書類作って……フ、フリーザのクソ野郎に説教喰らってる間に
……ナッパの奴……ナッパの奴……慰安所で女とやりまくってやがったのか……あんなに
気持ちいい事を……!!く、くっそーーー!!許せん!!絶対に許せんぞナッパーー!!
てめえをぶっ殺しといて正解だったぜ!!フハハハハ!!ざまあみやがれェ〜〜!!」
屈折した男の高笑いが、静謐の夜空に空しく突き抜けてゆく…。
ベジ「はっ!しまった、鼠が焦げているぞ」
ひとしきり笑って正気に戻ったベジータが、炎の中から鼠様の物体を掴み、あちこち
角度を変えて嫌そうに眺め回した。そしておそるおそる背中のあたりの肉をかじるも、
すぐに口から吐き出した。
ベジ「食えたもんじゃないぜ、くそったれ。なんてまずさだ!」
苦々しく顔を歪ませて、丸こげの物体を思い切り地面に叩きつけると、渾身の力で
踏みにじった。
ベジ「昔はもっといろんなモノが食えていたというのに…ッ あの女のせいだ!あの女の
料理を食わされたせいで俺の舌が肥えちまったんだ!畜生〜〜!!あの女!!あの女……!!
あの… 女……… 」
……ゆさゆさと揺れる白い乳房を思い出し、しばし呆然とするベジータ……
ベジ「……はっ!だ、駄目だ駄目だ!考えるな忘れろ!あ、あんな所には二度と戻らんぞ!
次に何をされるか解らん!あのアマ最後に妙なことを言ってやがった!前からだの…
後ろからだの…フェ、フェラチオがどうとか………ああ〜〜!なんの事だ畜生ーー!
分からん!分からんぞ!」
589 :
586:2010/03/15(月) 23:16:05 ID:???
ベジータは海老のように体を丸め、悩ましげに頭を抱えた。
そして狂ったように頭を振ってあの夜の甘美な出来事を脳裏から振り払うと、眼差しに
凶悪な光を取り戻し、再び天空を仰いだ。
ベジ「オレは超サイヤ人になってカカロットを倒す!そして今度こそ宇宙最強の男となる
のだ!そうだオレは誇り高き戦闘民族の超エリート!!あんな下級な地球人の女ごときに
うつつなど抜かしてたまるか!!見ていろよクソ女〜〜!!オレは一人でこの星で
生き抜いて見せる!!お前の料理の出番はないぜーーー!!!」
ベジータはこぶしを握り締めてそう叫ぶと、採集してきた果実を掴み、思い切りかじり
ついた。
じゅわっと、ぬめりけのある果汁が口内に広がり、甘みと同時にビリっと刺激を感じたが、
次には痒みがきて、それがだんだん針で刺すような痛みに変化した。
ベジ「うえッ… あ…ッ」
その異常な感覚に目が見開かれ、顎がガチガチ痙攣してきた。
かじった果実の欠片が、口からポトリと地面に落ちる。
ダララッ!!とよだれが溢れて、ねばっこく垂れ流された。
舌の感覚が失われ、金属の塊のように硬く萎縮しながら喉の奥に引っ込んで気管を塞いだ。
ベジ(なんだこれは…!毒…?毒か!! し、舌が…痺れ…!!)
ベジータは慌てて口に指を突っ込み、舌を押し下げて気管を確保した。
ベジ「ぐえッ… ガハッ……」
腰掛けていた石から転げ落ち、ベジータは地面に横臥した。口の粘膜から毒が回ったの
だろうか、じわじわと全身まで痺れあがってきた。
これは相当の強毒だ…!
ベジ(い……息が……苦しい…!み、水!! 体が…動かせん…… ナッパ……!
来てくれ…! ナッパ…!! ナッパーーーー!!)
590 :
586:2010/03/15(月) 23:17:38 ID:???
◆
そしてその翌朝…。
一晩中苦しみぬいてようやく毒の抜けたベジータが、フラッフラしながらブルマの家の
前に降り立った。
さんざん考え抜いたあげく、この男は野生のサバイバルをあきらめ、のこのこと戻って
きてしまったのだ。
ベジ(くっ……このオレ様が……なんたる醜態……無様だ……)
悔しさと惨めさと空腹と疲労とがいっしょくたになって、ベジータの顔から血の気を失わせて、
全身から覇気を奪い去っていた。
それでも気力を振り絞り、ギリリと歯を食いしばり5メートル先の玄関を睨みつけ、ゆっくりと
右足を一歩前に出す。
ベジ(くっそ〜〜〜!あの女に会うのは厄介だが……い、命には代えられん!オレはなんと
しても生きて超サイヤ人になって…カカロットを…!カカロットの野郎を……!!)
スタッ スタッ スタッ スタッ…
…ベジータは忘れもしない…
あの夜の、かつてない屈辱と逸楽。
女の濡れた瞳と耳にもぐりこむ妖しい囁き、目の前で揺れ動く白い裸体と猛った性器に
ぬめりつく熱い秘肉…
一歩一歩玄関に近づくにつれ淫猥な記憶がリアルに思い出されて、鼓動が速くなり、変な汗が
出て脚がすくみそうになった。
591 :
586:2010/03/15(月) 23:19:03 ID:???
だが彼はエリート。誇り高き戦闘民族の王子。
幼き頃より培ってきた、青く冷徹な理性をあらんかぎり総動員して、脳裏を侵食する猥雑な
記憶をふっとばし、むず痒い股間の高ぶりを見事に抑圧してのけた。
そして歩く。雄雄しく、気高く、貴公子然と!
おそらくこの家の中にあの女はいる。だがベジータはそんなゴミ女は無視することに決めた。
黙って食料をかっぱらって食う。何か言ってきたら、思い切り睨みつけて黙らせてやる。
これまで数々の戦闘のなかで洗練してきたのは殺しの技術だけではなかった。
この男はその漆黒の瞳に、世にも恐ろしい残酷と狂気の光を宿らせる事が出来るのだ。
それに睨まれた者は、普通ならたいてい動けなくなる。酷いと失禁する。
糞を漏らす奴だっている。
ベジ(地球人の女め…今日はお前を徹底的にビビらせてやるからな…覚悟しやがれ!)
ついに女の家の玄関が眼前に迫った。
金属製のドアノブに手を伸ばす。ノブの鏡面に、自分の顔が歪んで映っている。
大丈夫、眼光に淀みはない。これならあの女を圧倒できるはず。
ベジータが瞳をギラつかせながらドアノブに手を触れた瞬間、それがグルッ!と勝手に回った。
ベジ「何!?」
バアン!!!
ベジ「うわっ!!」
突然ドアが勢い良く開かれて顔にぶつかりそうになり、ベジータは反射的に飛びのいた。
ブル「ん? あーー!!」
なんとブルマがこの絶妙なタイミングで現れた。白い白衣に身を包み、堅苦しい黒縁の
眼鏡をかけて、片手に大量の書類を抱えて、真ん丸く目を見開いてベジータを凝視した。
592 :
586:2010/03/15(月) 23:21:19 ID:???
つづく
キャアアー!!!!
待ってました
594 :
586:2010/03/16(火) 13:35:25 ID:???
お世話になります…。
読んでくださってありがとうございます。
では続き…
595 :
586:2010/03/16(火) 13:36:58 ID:???
何日ぶりの鉢合わせであろうか。
ベジータはブルマの顔を見るやいなや、再びあの夜の淫靡な情事を思い出しかけて、その場に
ビタッ!と固まってしまった。
言葉が出ない。眼を光らせ睨みつけるどころか、緊張で瞬きするのがやっとだった。
ブル「ベジータじゃないの!!あんた今まで何処いってたのよお!!」
ずいっとブルマがベジータに顔を近づける。
弾けるような、それでいて少し怒りの篭った高い声で怒鳴られて、ベジータは思わず
気圧されてしまった。
ブル「黙って行くことないじゃないの!私はねえ、あんたがいつ帰っても大丈夫なように
あれから毎日重力室の調整やら食事の用意やらけなげにやってあげてたのよお!?なんなのよ
いまごろ帰ってきて!!」
ベジ「……う」
ブル「ふん!!どーせ外で修行してて、食べもので困って帰ってきたんでしょ!一人じゃ
生きてけないくせに意地はっちゃって!で?どうだったの?外で修行して少しは何か
閃いたわけ!?あーあ、いいわよねあんたは自由きままで!会社の人間関係も無いし仕事の
ノルマも無いし!……あらやだ、こうしちゃいられないわ、この書類を早く研究室に
持っていかないと……」
ベジ「……あ」
ブルマは困惑するベジータの横を颯爽と駆け抜けた。その美しい髪がなびき、かぐわしい香り
がベジータの鼻腔をくすぐった。
相変わらず固まったままのベジータに、ブルマがあっ!と気がついたように振り向き怒鳴った。
ブル「あーーそうそうベジータ!お腹減ってるなら冷蔵庫の中に昨夜作った分が残してあるから
適当に食べてて!私今夜は仕事で遅くなるし、夕飯は作れないかもしんないわ!
ホットケーキの粉があるから自分で焼いて食べてなさいよ!言っとくけどちゃんと
フライパン使いなさいよ〜!?変な火の玉出して焼くんじゃないわよ!?いいわね!?」
596 :
586:2010/03/16(火) 13:39:41 ID:???
ベジ「な、なんだと!?オイ待て!!」
ブルマの生意気な口調にベジータは腹が立って文句の一つも言ってやろうとしたのだが
白衣姿はあっという間に走り去って視界から消えてしまった…
ベジ「あのアマー!このオレに向かってなんという口の利き方を…!!」
めっちゃくちゃ悔しかったが、とりあえずあの気まずい女がすぐに消えてくれたのは
好都合だった。
女の消えた方向を睨みつけると、スパッと頭を切り替えて家の中に入っていく。
さっさと食事を済ませて、クソ忌々しい女の家から遠ざかりたかった。
冷蔵庫を開けるとドドーッ!と料理の皿が落っこちそうになってベジータは慌てて抑えた。
ものすごい量の料理が庫内に突っ込まれていた。
ベジ「な、なんだこれは…全部オレのか?」
良く見れば全て女の手作り。ずっと食べたかった例の女の料理。
ベジ「こんな量をオレのいない間も毎日作ってやがったのか?重力室の調整も毎日してたとか
言ってたが…そこまでして何のメリットがあるというんだ……なんなんだあのアマ…」
ベジータは訳が分からなかった。あの女に関わらず、地球人の考えてることはさっぱり分からない。
他人のための無償の行動とか、情けとか、そんなものはベジータの中に持ち合わせていないのだ。
彼にとっては殺しこそが、戦いの勝利こそが全てだったのだから。
ベジ「そうだ、オレには戦いこそが……カカロットを倒す事こそがオレの……」
597 :
586:
そう思うとにわかに、戦闘民族の血がたぎってきた。
あの女の無償の行為の意味を考える事などどうでもよくなってきて、脳裏の隅っこに
追いやると、空いた部分になだれ込んでくるのは悟空の顔…。
そしてひたすら冷蔵庫の中の皿を片付けていった。食って食って、悟空の顔を思い出して
憎しみに震え、また食って食いまくる。
やがて満腹になると、ちょっと頭が冷めてきて、汗と土ぼこりで汚れた体が気持ち悪くなって
きたので、シャワーを浴びることにした。
ベジ「くそっ…また散らかしやがって…」
シャンプーとリンスと石鹸の位置がバラバラなのが気になってベジータは整理整頓した。
惑星ベジータでも、惑星フリーザでも、自分は王子として特別高級な扱いを受け続けて
きたため、不潔で雑然とした環境には我慢ができないのだ。
乱暴に全身を洗って、タオルで体を拭く。脱衣所に自分のパジャマがきちんと畳んで
置かれていた。女のかいがいしい行動を不思議に思いながらも、そのパジャマに手を触れる。
生地がすべすべして気持ちよかった。
ベジ「アンダースーツも汗まみれで汚れているな…。洗っとくか…」
洗濯乾燥機にアンダースーツを放り込みスイッチを入れ、そのパジャマを着た。
最高級のシルクで仕立てられたそれは非常に肌触りが良くて、ベジータは密林での疲れも
あったのか、猛烈な眠気に襲われた。
ベジ「あの女今日は遅くなるとか言ってたな…。少し眠るか…。奴が帰ってくる前に家を出て、
また腹が減ったら食い物を強奪しに来ればいい…。ふん。いいように利用してやれ、あんな
訳の分からんお人よしのクソ女…」
そしてベジータは自分の部屋に行き、実に6日ぶりに清潔なベッドで泥のような眠りについた
のであった……。