>勝手口さん、西川口さん 前スレの978・982について、西川口さんの982の説明が近い。 思ったのはネクサスで和訳すると文の論点がぼやけちゃう事。 特にhelpは、使役動詞とは意味合いを一線を隠してやらせることに話の焦点がない。 なんかネクサスで訳すとSVthat文みたいにネクサス部分全体が動詞に作用されて一意を作ってるような錯覚をおこしちゃう。 文意を突き詰めれば This medicine will help.She help her mother.なんだよね。 「この薬を飲めば腹痛がおさまるでしょう」って日本語から英文の文意「この薬効くよ」をどれだけの人が抽出できるだろうか。
1.I saw the gentleman enter a store. 2.I saw the gentleman entered a store. 1は突き詰めればI saw the gentleman. 2は突き詰めてもI saw (the gentleman entered a store).若しくはI saw that.
>>6 説明ありがとうございます。 でも、前にも書きましたが、「S V O to do/S V O C は突き詰めると S V O だ」という考え方には、 まったく賛同できません。学習者にとっても役に立たないと思います。 1は突き詰めても I saw the gentleman enter a store. だと考えます。 (S V O to do/S V O C を内容や用法で区分することは有用だと思います)
「S V O to do/S V O C」と「S V that...」の両方をとる動詞の場合、 文意が異なるとすれば、直接的か間接的かという点であり、ネクサスか否かではないと思います。 (例:「see that...」は「直接見える」ではなく「(新聞などで)見る/知る、話が見えてくる/わかる」)
>思ったのはネクサスで和訳すると文の論点がぼやけちゃう事。 ネクサスは「英文を理解する」ためのものであって、和訳の技巧ではありません (和訳の技巧が必要となるのは、英文を正読した後の話です)。 I saw him crossing the street. (§171-(1)) The bear stood there with his tongue hanging out. (§335-(1)-【7】) などは、ネクサスを意識しないと、返り読みをして誤読する可能性があります。
>「この薬を飲めば腹痛がおさまるでしょう」って日本語から英文の文意「この薬効くよ」をどれだけの人が抽出できるだろうか。 抽出できないとも思いませんが、訳文は文脈に依存するものなので、いろいろ可能性があるでしょう。 むしろ重要なのは、「この薬を飲めば腹痛がおさまるでしょう」を英語で表現したいときに、 「This medicine will help relieve your stomachache.」という文章形式を、選択肢の1つとして思いつくことだと思います。
なお、help は、allow、force などと同類とされ(江川 p.330)、使役動詞として区分されることもあります。 (§170 使役動詞、[2] get, help, bid の用法、(2) help,bid)(江川 pp.335-336) また、『Practical English Usage』では、使役動詞や知覚動詞(感覚動詞)と help とを区別していません。 (PEU, §281 infinitives (3), [2] after let, make, hear etc)
253.(名詞表現:動詞派生名詞) S / has / a {good→} <reading→ knowledge> {←of French}. (文型:S V O) 【直訳風】「彼は、フランス語に関する十分なリーディングの知識をもっている」
動詞から派生した名詞は、元の動詞に「こと」を付ける感じで意味をとらえると良いと思います。 know → knowledge(知っているということ)、see → sight(見えること)、think → thought(考えること) 該当箇所: 「§72 名詞の慣用表現」(特に、[3]〈動詞+名詞〉の慣用表現 名詞表現) 参考: He has a knowledge of French.(彼はフランス語が少しできる) (§44 抽象名詞、(2) 程度の多少を表すとき、[参考] a=some) I hate the sight of him.(訳例:彼の姿を見るとぞっとする) (行方昭夫『英語の発想がよくわかる表現50』p.85)
「a good (形) 名」の good は、「量的に十分/たっぷり」を表すことがあります。 辞書で確認しておきましょう。
cf. He knows how to read French very well.
254.(名詞表現:動詞派生名詞) S / can take / O / M2((when s v x)). (文型:S V O) 【直訳風】「私は、この仕事が終わったら、かなり長い休みをとることができる」
You can depend on (the timetable to tell you.....) (時刻表が...を教えてくれるコトに、頼ることができる。) the timetable tells you... を、不定詞で名詞化→(for) the timetable to tell you... これがdepend on の目的語になったので、for が消えた形。
主文のネクサスに注目すると、 (You can depend on the timetable) to tell you... (時刻表に頼ることができる、(時刻表が)... を教えてくれることに関して)
>>32 「2つのネクサス」という考え方からすると、大きく分けて、 (1):【S V ≪O to do≫】 (2):【S V ≪O】 to do≫ という2つの類型がありそうですね(江川 pp.329-332、安藤 pp.215-217)。 (1)のパターンだと、ネクサス全体が「ネクサス目的語」とみなされ、 (2)のパターンだと、O が目的語として独立していて、 to が「方向」という基本イメージを保持している、といった傾向があるようです。
この視点から、工口さんの発言を再解釈するなら、 help O (to) do は、to が省略されることから使役動詞に分類されることもあるが、元来 (2)のパターンであるから、 O を、ネクサスの主語としてだけでなく、独立した目的語としてとらえる必要がある、 と修正できると思います。
100の文 「あいつって、そのくらいすげぇ優しい性格だよな」と唐突に言われたら、どうでしょう。 「そのくらい」ってどのくらい?と聞き返したくなります。 それが such ... that ... 構文。どのくらい優しいかは、that 以下で説明。 「大声出すの聞いたことがねぇよ、(そのくらい優しい性格)」
such は、「すごく」という反面、どのくらいすごいかは、後から説明しますよ という目印みたいなものです。機能的には、so と同じ。
I have never heard (him speak in a loud voice) He speaks in a loud voice を、不定詞で名詞化 (for) him (to) speak in a loud voice heard の目的語になって、for と to が消えた形。原型不定詞という呼び名もなんとなくわかります。 彼が大声で話すコトを聞いたことがない。
もうひとつのネクサスは、 (I have never heard him ) speak in a loud voice. (今までそんな彼を)聞いたことがない、(彼が)大声で話すのを
....と、今までの理屈で説明しましたが、個人的には、(heard him speak) がひとかたまりに 感じます。
>>49 >一息で読まないとするとどこで区切る? >1.I have never heard /him speak in a loud voice >2.I have never heard him /speak in a loud voice >3.I have never heard him speak/ in a loud voice
>>49 >>I have never heard him speak in a loud voice >一息で読まないとするとどこで区切る? CDでは「3」のようですね。焦点だからだと思います。
258.(現在形:時・条件を表す副詞節での未来の代用) S / cannot tell / <when s v x>,// (文型:S V O) but // M2((when s v x)), / S / will do / O. (文型:S V O)
1つ目のwhen節内は、S / will come (文型:S V) 2つ目のwhen節内は、S / comes (文型:S V)
原則は「従属節の動詞の形は、誤解が生じない限りできるだけシンプルに」 (tense simplification in subordinate clauses) 単純未来の will に関する一般的な傾向としては、 副詞節 - 未来のことを言うときでも、形は現在形を使う(主文に will があることが多いから)。 名詞節、形容詞節 - 未来のことを言うときは、will を使う(主文に will がないことが多いから)。
ただし、 名詞節や形容詞節でも、主文で will が使われているなど、 明らかに未来の話の場合には現在形を使います。(PEU, §580)(例文222を参照)
101の文 The old gentleman crossed the street and entered a store on the corner. これを不定詞で名詞化 (for) the old gentleman (to) cross the street and (to) enter a store on the corner saw の目的語になって、for と to が消えます。
the old gentleman (その老紳士)とa store (とある普通の店) 老人は特定されていますが、店は特定されていません。つまり、焦点は老人の行動にあります。 老人を尾行中の刑事のセリフみたいな感じです。
これが逆に an old gentleman (見知らぬ老紳士)とthe store (その店)の組み合わせなら 焦点は店にあります。その店を張り込み中の刑事のセリフのようになります。
on the corner 「接触」のon (その角にくっついて建っている店)→その角の店
「中」のin を使うと、3Dな感じ。in the corner of the room 「点」のat を使うと、何らかの地点、ポイントを示す。面積的な 広がりを感じない。Turn at the corner. (その角をまがれ)
とりあえずまじめに>>49前半から 俺は2のつもりだったが、確かにCDは3だよね。でもその項を通して聞いてみると 例えばhelp her mother/prepare breakfastだったし、saw the oldman /cross the streetだった。 不定詞の節が短い事も関係あるのかな?あと強弱強(高低高)なイントネーションにも注目。 原形時点でイントネーションを上げて言い足してる感を出してると思うのだが。 原形のみ分詞のみの区切りの文だとそこも含めて1塊で言っちゃう風だったね。 とくにwant you to beやlet you knowみたいに口に馴染んでるよく使う表現は顕著だった。 でもそれはみんなの口に馴染んだから1まとめに言われるようになったとも考えられるわけで。 まあ要は>>6ととる理由を示したかったんだけどね。
just now は、受験英語では「just now は過去形で使い、現在完了形では使えない」 とされることもありますが(江川 p.237)、 現在の用法では、現在完了形でも使われます(文頭・文中・文末、いずれも可)。 (『テンスとアスペクトの語法』p.165) 参考: 「§187 現在完了と過去時制、(2) 現在完了が使えない場合、[参考]〈just now〉と現在完了」
主語のところは「付帯状況のwith」が使われています。 「付帯状況のwith」は「having O C」として理解するとわかりやすいと思います。 cf. A baby was in her arms. 該当箇所: 「§335 with、(1) 同伴・付加を表す、【7】 付帯状況」
103の文 My uncle made me serve as interpreter. I serve as interpreter. を不定詞で名詞化→ (for) me (to) serve as interpreter make の目的語になって、for と to が消えた形。 (私が通訳を務める状況を(叔父が)作った。)
make には、力を加えて加工するというニュアンスがあるので、 my uncle made me というと、強制的、高圧的な感じです。 力を加えて、どういう方向に加工したかといえば、serve as interpreter
>Let me go! (私が行くのを許しなさい)→(離してよ!)。 も行くのの許可を強いてるんじゃなくて、行く事につべこべ口を挟まず黙認しろってことじゃんね。 let it be/goありのままそのまんまである受け入れる let go=lose control let it snow雪やコンコン。 雪が降る事を神様か誰かにお願いしてるんじゃなくて、今降ってる雪を止ませるようなことなく黙認しろ邪魔するなってことだよね。 let me introduceこっちが勝手に紹介するんでつべこべ言うなよって事だよね。
262.(過去形:時制の一致) S / told / O / <that s v x>. (文型:S V O O)
that節内は、M2((whatever might happen)), S / was / prepared / for it (文型:S V C A)(受動態) whatever節は、whatever / might happen (文型:S V)
「be prepared for O / be prepared to do」は「準備が整っている」という状態を表します(他動詞の受動態)。 「prepare for O / prepare to do」だと「準備する」という動作を表します(自動詞)。 わりと間違いやすいので、辞書で確認しておきましょう。 (似たような例として「be determined to do / be determined that...」)
時制の一致については、「第21章 時制の一致と話法」の§350〜§355 を参照。
263.(過去形:時制の一致) S / said / <that s v x>. (文型:S V O)
that節内は、 S / would let / us / 原形不定詞 (文型:S V O C)
「let O 原形不定詞」については、例文102参照。 ちなみに、現在では受動態はまれで、「be allowed to do」などを用います。 該当箇所: 「§170 使役動詞、[1] let, make, have の用法、(1) let」
原形不定詞のところは、 know / M2((later)) / A((about...examination)) (文型:(S) V A)
「know O」だと直接的で、「know about/of O」だと間接的になります(「know that s v x」も間接的です)。
104の文 Somebody sweeps this room clean.を不定詞で名詞化→(for) somebody (to) sweep this room clean have の目的語になって、for と to が消えた形。 誰かがこの部屋をきれいに掃除するという状態を持つ→誰かに掃除させる
使役動詞のmake が、有無を言わさず力ずくでやらせる感じに対して、 have は、「持っている」つまり力を使わずともやらせることができる状況。 つまり子分や下っ端にやらせる感じがあります。上司→部下、客→店、親→子、 シチュエ―ションは様々ですが、何らかの気分的な上下関係があるところで 用いられるような気がします。(ただし、あまり自信無し)
sweep this room clean は5文型
would will は、強い意志を表す助動詞です。I will (やるぞ!)という感じですが、 過去形にして、一歩後退させたwould にすると、I would (できれば、したいなぁ)というふうに、 強い意志とは、ほど遠いものになります。
105の文 Young people were watching the soccer game on television.を不定詞で名詞化 →(for) young people (to be) watching the soccer game on television found の目的語になって for と to be がまとまって消えた形。現在分詞が補語といっても同じ。 (若い人たちがテレビでサッカ―の試合を見ているのを見つけた)
on television 「接着」のon 映像という薄くてヒラヒラしたものがテレビという箱にくっついていると考えます。(あくまでイメ―ジ) 立体的な映像がテレビの中で動いてる、そんな未来なテレビの場合は、in television になるかも しれません。3Dな感じのときは、in です。 I looked at myself in the mirror.(鏡の中の自分を見た)
pubというとイギリスを連想しますが、後半で、soccer game とあるので、アメリカの話??? (*サッカ―は英では、football) スポ―ツを観戦しながら飲むような場所は、sports bar といいます。 アメリカならば、アメフト、野球、ホッケ―、バスケだと思いますが....。
じゃあ I saw young people watching the soccer game on television. I found young people watching the soccer game on television. I found she was angry. I saw she was angry. 違いは?
>>182 他の人と同じようなもんですが、こんな感じでどうでしょ? I saw young people watching the soccer game on television. 「O C」の光景が視界に入ってきて漫然と眺めていた。 I found young people watching the soccer game on television. 「O C」の状況に出くわした。 I found she was angry. 彼女と話していて、あるいは瞬間的な仕草から、わかった/(はじめて)気がついた。 I saw she was angry. 第三者の説明で、あるいは彼女の行動から、わかった/理解した/納得した。
when節内は、 S / came / A((to Tokyo)) / M2((for the first time)) (文型:S V A)
271.(過去完了形:過去のある時までの動作・状態の完了) M2((Hardly [Scarcely])) / had / S / entered / O, // (文型:S V O) when [before] // S / burst / A((into tears)). (文型:S V A)
hardly/scarcely は準否定語なので、文頭に出すと倒置が起きます(例文196-200参照) 強調しないならこんな形。 S had hardly entered O when... 該当箇所: 「§188 過去完了、(1) 過去のある時までの動作・状態の完了・結果」 「§292-[1]-(10)」「§377-[2]-【14】」「§379-(3)」
hardly や scarcely がなくても、 「A when B」=「A、そのとき、B」、「A before B」=「A、その後、B」 と、順序どおりに読むと、パラグラフの情報構造をうまく理解できることが多いと思います (B が旧情報でない限り、次にくる文は B に関わる場合が多い)。
彼女の行動/言動がいつもと違うとか何か思ってたのだろう。それに対して I found she was angry.ああ、怒ってんだ(だからいつもと雰囲気違うんだetc...)。そこで合点がいく。 I saw she was angry.はそういう前後関係がなくただ見ていて彼女怒ってるなってわかっただけ。 そのいみで西川口氏の「!」や勝手口氏の出くわしたって表現はセンスがいいと思う。 尚勝手口氏は見聞きするの意味で取ってた。see thatの大半はその意味だけど、分かるの意味でも使われますよ。 I saw that the door was open. (もちろん気付いたとも訳せそうな文ですが、ドアが開いてるのかな?って思ってて確認したら開いてたって文じゃない。それならfind 見たら若しくは何気にドアを回してみてああ開いてるじゃん、そこでドアに意識がはじめていく表現)
I saw young people watching the soccer game on television. これも眺めてるだけじゃなくて、パブに入ってああサッカー見てるんだ、ただ状況を認識したんだけどそこまで。 I found young people watching the soccer game on television. こっちは、サッカーで盛り上がってたら一緒に楽しみたいとかこのパブでサッカーの試合が見れるんだとか何らかの前提・期待があって パブに入ったら、ああやってるな!って思いで若い子達がサッカー見てるのを認識したわけ。 >自分が自発的に探して ってのはそういう意味だったけどちょっと説明がクソだったかなorz... 勝手口氏の出くわしたという言葉がいいけど、いろんな意味での「出くわした」があるし...いい言葉が浮かばない。
I 【lived? / had lived?】 in Paris for three years when I was a child. (私は子供のころ、3年間パリで暮らしたことがあった)
正解は「lived」で、「had lived」は文法的に間違いです(小説など特殊な用法を除く)。 で、なぜ「lived」なのか、という説明が、 >「子供のころ」というのは過去のある時点を表す副詞(句)であることは間違いないですね... >「子供だったころに」という過去の副詞節があるのですから、当然、過去形に決まっている。 となっています(p.55)。 これでは説明になっていないし、「ある時点」という表現はあきらかに間違いです。 この設問では、「when I was a child」だと「基準となる過去の一時点」にならない、 ということを示さないといけません。 (「パリでの3年間」は「子供のころ」という「過去の期間」の一部)
when節が「基準となる過去の一時点」を表していれば、過去完了形になります。 I had lived in Paris for three years when I got married. (ttp://blog.livedoor.jp/eg_daw_jaw/archives/22512544.html) He had been ill for a week when the doctor was sent for. (『英文法 TRY AGAIN!』p.65)
272.(過去完了形:過去のある時までの状態の継続) S / had not been / employed / M2((by the company)) / M2((two months)) // (文型:S V C)(受動態) before // S / were / recognized. (文型:S V C)(受動態)
「語学力が認められた時点」が基準です。それ以前のことに関して、「2ヶ月間勤めた」を否定しています。 (「2ヶ月間勤めた、というわけではない」) ちなみに、「2ヶ月の間、勤めなかった」だと(否定の作用域に two months が入っていない)、 「for two months」の for を付けないといけません(『ジニ大』not の項参照)。 まぁ、理屈よりもパターンに慣れておいた方が良いでしょうね。
273.(過去完了形:過去のある時までの状態の継続) S / were / delighted / to v x. (文型:S V C to do)(受動態) 【直訳風】「子供たちは、長い間会っていなかった祖父母に会えて喜んだ」
to不定詞のところは、 see / their grandparents, {←whom...time} (文型:(S) V O) whom節は、 They / had not seen / their parents / M2((for quite a long time)). (文型:S V O) ってな形からの変形。 「会って喜んだ時点」が基準です。
109の文 this letter is translated into English を不定詞で名詞化 →(for) this letter (to be) translated into English have の目的語になって for と to be が消えた形。 (この手紙が英訳されている状態を持ちたい) → 英訳してほしい。
get と have の違い get は手に入れるという動的な言葉で、自ら動いて手に入れる感じ。 have は、持っているという静的な言葉で、労せずとも持っている状態。 つまり、want to have だと、苦労せずに、楽して手に入れたいという感覚があります。 本文は、上司からの命令というようなシチュエ―ションでしょうか。
into 〜 は、「〜の中に」が基本で、「〜に変化」という意味につながります。 I translated the letter into English.(手紙を英語に変化)→英語に訳した
into の「変化」がわかれば、未知の動詞を推測できる場合があります。
She ○×△ed him into a frog. 動詞の意味がわからなくとも、彼をカエルに変えたんだなと、なんとなくわかります。 ○×△は、change や turn などの変化系の動詞が来ると想像できます。
I ○×△□ed my father into buying me a camera. 父をinto 以下に変化させたと読めます。 ○×△□にtalk を入れれば、(説得してカメラを買わせた)
He drunk himself into an early grave. (飲んで早死にした) He bribed the witness into silence. (金を渡して黙らせた)
110の文 My purse and commutation ticket are stolen.を不定詞で名詞化 →(for) my purse and commutation ticket (to be) stolen had の目的語になって、for と to be が消えた形 (私の財布と定期が盗まれるという状況を持った)→ 盗まれた
112の文 I found that I could make myself understood. that 以下を「発見した」という内容。thatは省略。「!、理解してもらえたぞ」でもいいかな。
He understood me. 出口氏のサイトにもある通り、私(の内面)を理解したというより、私の話す言葉を理解した、ととらえます。 I can't hear you. (あなたの喋ってることが聞こえません。) I believed him. (彼の話を信じた。)
I was understood. (私の話が理解された)を不定詞で名詞化 (for) me (to be) understood makeの目的語になってfor と to be が消えた形。主語がI なので、me をmyself に変更。 I could make myself understood. 私の話が理解されるという状態を作り出せた。→私の話を理解してもらえた。
Did I make myself understood? (私の話を理解してもらえましたか)は、 会話にも使えて便利。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22I+found+I+*make+myself+understood%22&lr= When I was in Rome, however, I found I could make myself understood by speaking bad French with a Roberto Benigni accent. During a visit to Normandy and Paris I found that I was able to make myself understood in conversational French and this confidence confirms the progress that I feel I have as a result of taking this course. When I arrived in Tehran, I found I could make myself understood at the local grocer's shop by recalling a few words of Turkish. http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22I+find+I+*make+myself+understood%22&lr= I did find that I could usually make myself understood if I repeated or rephrased something a couple of times.
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22I+see++I+*make+myself+understood%22&lr= But from the response that I saw in those issues of El Productor that reached me I see I haven't managed to make myself understood. But I see that I cannot easily make myself understood, because our minds are occupied with different things. But I see I fail to make myself understood by you; let me try again. I see I can't make myself understood here every other time. :) That's always frustrating for me! Why oh why everybody don't speak my language? "I saw that I *make myself understood"に該当するページが見つかりませんでした。
「must be -ing」は、次の2つの可能性があります(安藤 pp.339-340)。 (1)「推量+現在進行」(主語は3人称のみ) 例:He must be lying.(うそを言ってるに決まってる) (2)「義務+近接未来(取り決め)」
279.(現在進行形:確定的な未来・予定) S / is leaving / A((for O)) / M2((on business)) / M2((next month)). (文型:S V A)
未来を表す表現の区別が重要だってのは、最近では入門書でも言われてますよね。 簡単に整理すると、こんなところでしょうか。 will:一般的。未来に関心がある。 be going to:すでにその時点で意図・兆候がある。 be -ing:計画・準備が整っている(例えば相手先もそのことを了解している) 現在形:(公的に)決定している(変更の可能性は低い)。
114の文 are said to ... (...すると言われている) 断定的な言い切りを避けたいときに使う曖昧な表現。挿入句的な感覚。 Americans regard ... と言い切るにはちょっと自信ないな、という時に使える。
Americans .... regard (the amount of ...) as (a criterion of ...). regard A as B (Aを、Bと同じと考える) as は「同じ」が基本。この場合は前置詞。 (稼ぐお金の量)を(能力判定基準のひとつ)と同じと、アメリカ人は考える。
a man makes の前は関係代名詞の省略
a criterion (基準)*複数形は criteria a は one of them なので、「基準のひとつ」という意味 the criterion とすると、「唯一の判断基準」となり、「アメリカ人の判断基準はお金だけ」 という意味になるので注意。
Love is the reason to marry. (愛だけが理由) Love is a reason to marry. (愛は理由のひとつ) ↑テレビの「ハ―トで感じる英文法」で見た覚えがあります。
115の文 He looked upon A time as B time. (彼は、A の時間を、B の時間と同じと考えた。)
A の時間 any time not spent in study (勉強に費やされなかったあらゆる時間) I spent an hour in study. (勉強という状況の中で1時間)→1時間勉強に費やした 本文のspent は過去分詞でtime を修飾。
B の時間 so much lost time (そのくらいたくさんの、失われた時間) あまり深く考えず、頭から訳すだけです。(実は、脚注の説明がいまいちよくわかりません。)
He ○×△ed A as B. (彼は、A を B と同じものと、○×△した。) ○×△には、「思った」とか「考えた」のような思考系の動詞が来そうです。 assume A as B (A を B と仮定する) define A as B (A を B と定義する)
また、思った結果を口に出したり、行動に表したりする場合もあります。 describe A as B (A を B と述べる) treat A as B (A を B として扱う) いずれにしても、A を Bと同じものと考えています。動詞の意味がわからない場合は、 「考える」を当てはめておけば、致命的な誤読は避けられる(かもしれません)
(2)の用法は注意が必要で、「自然とそうなる」という成り行きを表し、 「〜するということになる」といった意味になります。 文脈に応じて、意思と関係のない予定や論理的帰結なども表します。 なお、この用法の場合、状態動詞でも進行形になります。 (例文278の「must be -ing」も同じような用法です。安藤 p.119)
単純未来形と未来進行形の違いは、会話でもかなり重要です。 相手の意思ではなく予定を尋ねることで、丁寧な表現になったり、 何かの親切をするときに「いや、ついでがあるだけだから」と下心を隠すことができます。 参考: 「§192 未来進行形、[注]Will you … ? と Will you be 〜ing ?」
>>320 「so much」だからといって「たくさん」だと考えるのは危険だと思います。 やはり、「そんなに」ときたら「そんなに、ってどれほど?」を考える必要があるでしょう (例文142参照。西川口さんも文法前スレ656でいってますよね)。 『英文法講義の実況中継』では、以下のように言っています(「比較(1)」『英文法 TRY AGAIN!』p.436)。 >as much とか so much とか、そういうのを見ながら、 >いつもきまって「たくさん」という気分になっていた人は根本的に間違っていた、と思ってよいでしょう。
特に、like や as の後ろにくる「so many/much」は原級比較と同様に考えるべきだと思います (like や as の後だと「as many/much」が使いにくいので「so many/much」の慣用句ができたのではないかと妄想)。 辞書などの説明は次のようになっています。 「江川 p. 106」:「as/so many は『同数の』(=the same number of)の意味である」 ODEの「so」の項:「so many/much」-「indicating a particular but unspecified quantity」 ランダムハウスの「many」の項:「so many」-「(2) ((先行する数詞と相関的に用いて))(それと)同数の」 研究社新英和中辞典[第7版]の例文:「The three hours went by like so many minutes.」
出口さんのサイトも指摘しているとおり、 最初の it は、「(you are) (to) know about the real world」を指していると思います。 該当箇所: 「§85 人称代名詞の一般用法、[3] it と they の一般用法、【4】 前に出た句や節,文の内容をさす」
また、ここでの be は、広い意味では「存在する」ということになりますが、 「(出来事・行為などが)行われる、起こる、生じる」(=happen, occur, take place) という意味になると思います。 この用法は、ジーニアスでは、【2】[存在を示す] の中に含まれていますが、 ランダムハウスでは、【1】[存在の be]、【2】[連結語の be]、【3】[出来事の be]、 として独立しています(研究社大英和も同様)。 The meeting was last month.(会合は先月あった)(ジーニアス) The wedding was last week.(結婚式は先週行われた)(ランダムハウス) 参考: 「§169 be, do, have の用法、[1] be の用法」
似た用例として、「安藤 p.164」に以下の文がありました。 I had hoped to go to Paris, but it was not to be. (パリへ行きたいと思っていたが、そうはならなかった)(be = happen)
287.(受動態:英語特有の受動表現) S / were / killed // (文型:S V C)(受動態) and // S / were / ((severely or slightly)) injured // (文型:S V C)(受動態) M2((in the...accident)).
「文 and 文 M2」の形で、M2 は両方の文にかかると考えます(parallelism を優先。例文181参照)
英語では、自分の意思で制御できないことを受動態で表すことが多いですね。 日本語の受け身とは異なる感覚なので、意識しないと間違えることがあります。 事故や戦争で「死ぬ」に die は使いません。 (なお、銃や刃物などで「怪我をする」は be wounded です。江川 p.282) 該当箇所: 「§272 態の転換の一般的な形式、(4) 〈by 〜〉の省略、【2】 動作主が不明のとき」 「§284 英語特有の受動表現、(3) 事故・病気などの表現」
>>392 >>395さん、>>396さんのおっしゃる通りです。 「S V O の受動態」と考えるのであれば、もちろん間違っていません(出口さんのサイトはそうなってます)。 能動態にするなら、 We / will hold / the meeting / M2 M2. (文型:S V O) となりますが、 受動態の文型については、元の能動態の文型で考えるか、受動態自体の形式で考えるか、という観点から、 以下のような考え方があると思います。
(1) The meeting / will be held / M2 M2. (S V O の受動態) (受動態自体の形式的な文型は扱わない。生成文法的) (2) The meeting / will be held / M2 M2. (文型:S V)(ただし S V O の受動態) (be+過去分詞を、1つのまとまりと考える) (3) The meeting / will be / held / M2 M2. (文型:S V C)(だたし、S V O の受動態) (過去分詞を、形容詞などと同様に考える)
289.(受動態:状態を表す受動態) S / is / located / A((within...station)). (文型:S V C A)(S V O A の受動態) あるいは、 S / is located / A((within...station)). (文型:S V A)(S V O A の受動態)
「○○ minutes' walk of... / ○○ miles of...」は、決まった形として慣れておきましょう。 「○○ minutes' walk from... / ○○ miles from...」も使われないこともないですが、 「〜から」の意味で「of」を使うものは、形が決まっているので、意識して憶えておいた方が良いと思います。 of の本来のイメージ(「分離」)そのままなんですけどね。 該当箇所: 「§332 of、(1) from と似た用法」
290.(受動態:受動態の進行形) M2((In...neighborhood)) / S / are ((now)) being / built / M2. (文型:S V C)(S V O の受動態) M2((In...neighborhood)) / S / are ((now)) being built / M2. (文型:S V)(S V O の受動態)
ちなみに、「one after the other」と「one after another」について、 ロイヤルでは「one after the other:2人/個」「one after another:3人/個」で区分していますが、 「one after the other:特定」「one after another:不特定」で区分した方が有益だと思います。 参考: 「§99 other と another の用法、[2]-(2)-【4】 one after the other と one after another」
291.(受動態:get受動態) S / am / ((very much)) surprised / to hear <that s v x>. (文型:S V C to do)(受動態) S / am ((very much)) surprised / to hear <that s v x>. (??文型:S V to do)(受動態)
「be surprised to do」は、 「be+形容詞/過去分詞+to do」で、to不定詞が感情の原因・理由を表すパターンです (例文61、例文273参照)。
that節内は、 S / got / ((badly)) injured / M2 (文型:S V C)(get受動態) S / got ((badly)) injured / M2 (??文型:S V)(get受動態)
292.(受動態:受動態の完了形、句動詞の受動態) S / went A((away)) / M2((from home)) / M2((three...ago)), // (文型:S V A) and // (S) / has ((never)) been / heard of / M2((since)). (文型:S V C)(受動態) and // (S) / has ((never)) been heard of / M2((since)). (文型:S V)(受動態)
cf. We hear of him.(彼のこと [存在] について耳にする) hear of や know of は、存在や名前を知っている場合に使います。 逆に言うと、それくらいしか知らないってことです (about だともうちょっと詳しく知ってる。例文19、例文263参照)。 で、この文は、 S / hear / of O. (文型:S V A) と考えることもできますが、 S / hear of / O. (文型:S V O) と考えることで受動態ができます。of はそのまま添えておきます。
120の文 present A with B (AにBをプレゼントする) 辞書によるとwithは省略可能とのこと。そうなると、give A B と同じ形。AにBを与える。
with を使うgive系の動詞は、次のようなものがあります。 equip A with B (AにBを装備する) provide A with B(AにBを提供する) supply A with B (AにBを供給する) 日本語訳は変化してますが、基本にあるのは「AにBを与える」という意味です。
on leaving high school on は「接着」。「高校卒業」と「教師に時計をプレゼント」が、時間的に接着していること。 つまり、ほぼ同時ということになります。訳は、臨機応変に、「〜するとすぐに」とか 「〜すると同時に」あるいは、本文のように「〜に際して」等、適宜選択すればいいでしょう。
as a token of 〜 (〜のしるしとして) the token of になると、「唯一の」感謝のしるしとなります。感謝は時計だけでOK。送別会を 開いたり、花束贈呈したりする気はないです。時計だけで十分。時計こそが感謝のしるし。 それ以外は必要なし。といった感じになります。先生がかわいそうだと思う人は、 a token of を使いましょう。「感謝のしるしのひとつとして」
なお、【他動詞+目的語+前置詞】の他動詞目的語が主語になる受動態もあります。 元の形を知らないと、けっこうびっくりします(文語体とも言われますが、技術文書ではよく見かけます)。 以下、ロイヤルの例文。 Allowances must be made for his lack of experience. Particular emphasis is laid on social security by the present government. 該当箇所: 「§277 句動詞の受動態、(2)-【2】他動詞の目的語が受動態の文の主語になるもの」
121の文 I regret (that S prevents A from B). (私は残念に思います、SがAの邪魔をしてBさせないことを) → Sのせいで、AがBできないのを残念に思います。
prevent ... from 〜ing ... が 〜することを妨げる。
from 〜は、「〜から」一歩すすんで、「〜から離れて」という分離の意味に発展します。 V + A from B (BからAが離れている状態をつくる)→ A に B をさせない。 stop ... from 〜ing (... が 〜することを止める) keep ... from 〜ing (... が 〜することから遠ざけておく→させないようにする) prohibit ... from 〜ing (... が 〜することを禁止する)
You kindly invite me. (あなたは、親切にも私を招待する) 動詞inviteに注目して、文全体を名詞化。文修飾のkindly(副詞)も kind (形容詞)に変更。 your kind invitation (of me) これがaccepting の目的語になっています。
a previous engagement (先約) これも、I previously engaged ... を名詞化したものととることができます。
296.(仮定法:[条件節=仮定法過去]+[帰結節=仮定法過去]) M2((If s v x)), / S / would hire / O / M2((at once)). (文型:S V O)
if節内は、it / were not / for O. (文型:S V A[C])ってな感じでしょうけど、 「If it were/was not for...」は決まった形なので、このまま憶えておいたほうが良いでしょう。 「But for...」(例文302)、「Without...」(例文304)だと時制を気にしなくて済みます。 該当箇所: 「§270 仮定法を含む慣用表現、[2] if it were not [had not been] for 〜」
条件節は、ifが省略されると倒置になります(「助動詞など」+「主語」+「動詞」の語順。例文197参照)。 この例文の場合は「If it were not for...」=「Were it not for...」。 該当箇所: 「§263 if の省略」
122の文 remind A of B (BをAに思い出させる) 直訳「この写真は、私に、古き良き日々を思い起こさせる。」
of 〜 「〜について」 「〜について」という日本語は、広い意味で用いることができるので、和訳のときには 重宝します。しかし、その反面、使い分けが難しかったりします。
I thought over the problem. 「〜について、くどくどと」 I thought of the problem. 「〜について、漠然と」 I thought about (around) the problem.「〜の周辺的な情報について」 I thought on the problem. 「〜について、みっちりと」
299.(仮定法:[条件節=should]+[帰結節=命令文]) M2((If s v x)), / don't hesitate / to v x. (文型:(S) V to do)(命令文)
if節内は、S / should have / O (文型:S V O)
to不定詞のところは、come / A((to me)) (文型:(S) V A)
例文299〜301は、未来の話をするケースです。 条件節に should を使うのは、「可能性は 0% じゃない。ただしかなり低い」と話し手が考える場合です。 「0% じゃない」の方を重視すれば、帰結節は直説法(現在形)になり、 「かなり低い」の方を重視すれば、帰結節は仮定法(過去形)になります。 基本的には書面での命令や依頼で使われることが多く(『実例英文法』§224E)、 例文299のように命令文(命令法)がくることも多いようです。 該当箇所: 「§262 were to, should を用いた仮定法、(2)〈if+主語+should+原形不定詞〉」
300.(仮定法:[条件節=would]+[帰結節=現在形]) M2((If s v x)), / S / believe / <(that) s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((If s v x)), // (I believe) // S / could come ((up)) / A((to O)). (文型:S V A)
if節内は、S / would give / me / O (文型:S V O O)
条件節に would を使うと、「主語の意志」を表します(例文258の解説参照)。 willを使うのと内容的には同じですが、 「たとえばの話なんですけどね」と、現実から距離をおいて尋ねることで、丁寧な表現になります (「遠景化」と呼ばれます。安藤 p.324)。 帰結節の動詞の形は、話し手の考え方しだいで仮定法にも直説法にもなります。
301.(仮定法:[条件節=were to]+[帰結節=仮定法過去]) M2((Even if s v x)), / S / would not change / O. (文型:S V O)
if節内は、S / were to rise / A((in the west)) (文型:S V A)
未来に関するたとえ話だと明確に表現するとき、「If S were/was to do」を使うことがあります。 (『実例英文法』§222B) 受験英語では「If S should do」(例文299)より可能性が低いとか可能性 0% とか言ったりしますが、 客観的な可能性は問題ではありません。 「予測」ではなく「たとえ話」だという点が重要です。 あくまで「たとえ話」なので、帰結節は仮定法(過去形)になります。 該当箇所: 「§262 were to, should を用いた仮定法、(1)〈if+主語+were to+原形不定詞〉」
なお、「太陽が東『から』昇る」は「The sun rises in the east.」で、 「rise from...」ではないことに注意してください。 from は to(到達点)とセットで考えると用法がつかみやすいと思います。 ○ The sun rises in the east. / The sun sets in the west. × The sun rises from the east to the west. ○ Smoke was rising from the chimney. (to the sky) (例文はOALDより) ○ Bubbles rose from the bottom of the pond. (to the surface) (例文はランダムハウスより)
補足 124の文 one ... the other については、例文12の入口氏の解説がわかりやすいです。
126の文 実は、out of をどう解釈したらいいのか悩んでます。
解釈1 V + A out of B の基本は、Bから外にAを出す。 They could'nt take him out of the building. (建物から外に連れ出せなかった) talk A out of B B から外に、A を引っぱり出す。その手段がtalk という考え方。 説得して、彼をその計画から外に出した→説得して計画をやめさせた
解釈2 V + A out of B には、AからBを奪うというパタ―ンもあります。(117の文の考え方) They cheated him out of his money. (彼をだまして、金を奪った) He robbed me out of my purse. (私から財布を奪った) talk A out of B 説得して、彼からその計画を奪った→説得して計画をやめさせた
説得という行為によって彼を「変化」させた点に注目すると、119の文に通じるものもありそうです。 どちらにしても、V + A out of B は、「AとBとの分離。それをもたらしたのがV」という点では、 共通ではないかと思います
310.(仮定法:as if 仮定法過去) S / felt / ((as)) happy ((as if s v x)). (文型:S V C)
as if節内は、S / were ((still)) dreaming (文型:S V)(仮定法過去)
as if / as though は、「まるで〜のように」という意味で、「たとえ話」の場合には仮定法を使います。 その場合、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去に、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了になります。 (「状態=仮定法過去」「完了=仮定法過去完了」という区分もあります。安藤 p.375) 該当箇所: 「§270 仮定法を含む慣用表現、[1] as if 〜 [as though 〜]」 「§297 その他の副詞節を導く接続詞、(2) 〈as if〉,〈as though〉」 参考: 「§219 to不定詞の副詞用法、[1] 動詞を修飾する用法、[注]2.〈as if to 〜〉」
311.(仮定法:as though 仮定法過去完了) S / pretends / A((as though s v x)). (文型:S V A)
as though節内は、S / had had / nothing {to do with O} (文型:S V O)(仮定法過去完了) あるいは、S / had had nothing to do with / O (文型:S V O)(仮定法過去完了)
「have nothing to do with...」とその関連表現については以下を参照。 該当箇所: 「§169 be, do, have の用法、[2]-(3) do を含む慣用句、【3】 have something to do with 〜」 「§377 否定を表す慣用表現、[2] 注意すべき否定形の慣用表現、【9】〈have nothing to do with 〜〉」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ってな感じで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
312.(仮定法:wish 仮定法過去) M2((When s v x)), / I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2((When s v x)), // (I wish) // S / could speak / M2((...well...)). (文型:S V)
when節内は、S / hear / O / 原形不定詞 (文型:S V O C) O C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、He / speaks / English. (文型:S V O) (例文100、例文305参照)
「I wish/wished <仮定法>」で「たとえ話」としての願望を表します。 as if / as though と同様、主文と同じ時のたとえ話であれば仮定法過去を、 主文より前の時のたとえ話であれば仮定法過去完了を使います。 この形では、通常 that は省略されます。 該当箇所: 「§268 願望を表す構文」
M2((...well...)) のところは、副詞要素の入れ子構造なんで表記が難しいところですが、 ((even)) / ((half)) ((as)) well ((as he does)) ということで、あとは下記を参照してください。 参考: 「§151 倍数表現、[1] 〈as 〜 as …〉を用いた倍数表現、(1) 「AはBの〜倍の…である」の表し方」 「§131 倍数詞」
313.(仮定法:wish 仮定法過去完了) I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 (I wish) // S / had told / O / A((about O)) / M2((beforehand)). (文型:S V O A) S / couldn't do / so / M2((because of O)). (文型:S V O [S V A])
「I wish <仮定法過去完了>」については、例文312を参照。
「do so」の文型って微妙ですね。 参考: 「§96 so の用法、[1] 代名詞的な so の用法、(2) do の目的語になって,do so の形で代動詞的に用いる」
314.(仮定法:wish 仮定法過去) I / wish / <s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 (I wish) // S / would turn ((off)) / O. (文型:S V O) S / is getting / A((on my nerves)). (文型:S V A)
317.(命令法:命令文+AND) Listen M2 / A((to <what s v>)), // (文型:(S) V A)(命令文) and // S / cannot fail / to v x. (文型:S V to do)
「命令文+and (助動詞)」の形です。 あまり言われませんが、後半の文に will などの法助動詞がつくと意識しておいた方が良いと思います。 and は、両方が同時に成立することを表します。 このパターンは「andやorで並列構造にならないもの」としてしっかり憶えておく必要があります。 該当箇所: 「§289 等位接続詞、[1] 連結を示す等位接続詞、(1) and、【3】〈命令文+and〉」 「§36 重文、(3)-[注]〈命令文+and [or] 〜〉」
to不定詞のところは、understand / <what s v> (文型:(S) V O)
fail to do は、be to do や come to do などと同様、助動詞的に考えた方がわかりやすいかもしれません。 該当箇所: 「§377 否定を表す慣用表現、[1] 否定語句を用いない否定表現、(2)-【3】〈fail to 〜〉」 (「never fail to do」の使い方に注意しましょう)
318.(命令法:命令文+OR) Be / C / A((of...language)) / M2((in...others)), // (文型:(S) V C A)(命令文) or // S / will be / C / A((for O)). (文型:S V C A)
127の文 次の文と構造が同じ。 When it rains, it pours. (降れば土砂降り) *when で始まる従属節が主節に先行しているので、anything の後にカンマが必要。 (余談ですが、カンマの重要性をねちねち書いてる本が意外と売れてるみたいです。 "Eats, shoots and leaves" これの絵本版も出ていて、結構笑えます。)
飲み物を勧める場合で、「お茶でも勧めた方がいいかな。たしか、冷蔵庫にビ―ルとオレンジジュ―スもあったし...」 Do you like something to drink? (なにか飲みますか?) *頭の中には、自分の用意できる飲み物像が漠然とあります。
Do you like anything to drink? (なんか飲みたいものがあるの?) *頭の中には、具体的な飲み物像はありません。単に飲みたいものがあるかどうかを聞いているだけ。 さらに言うと、全然勧めてる感じもしません。
Do you need some help? (何か手伝いましょうか?) *頭の中には、何らかの助ける手だてをイメ―ジしています。 Do you need any help? (何か手伝ってほしいことがあるの?) *単に助けが必要かどうかを聞いてるだけ。むしろ逆に、「助けはいらんだろ?」と言ってる感じもします。
I'll do something. (私は何かをやりますよ)*頭の中にできることのイメ―ジがあります。自信満々。 I'll do anything. (何でもやります)*単に決意を表してる感じ。
look to 〜 (〜の方を見る)→(〜を頼る) 上司のJackと客先に打ち合わせに行きました。お客さんから、「こないだの100万円の見積ですが、 なんとか80万円にしていただけませんか?」と言われ、答えに困って上司の方を見る感覚。 I looked to Jack for an answer. 同じ「頼る」でも、depend on のような、べったり依存する頼り方とは違います。
direction は「方向」。冠詞の a や、複数形の 〜s が付いていないので、抽象的な「方向」 右とか左、北とか南のような具体的な方向ではなく、「指導」「指示」といった意味になります。 the をつけると、「一回こっきりの指示」になるので、意味があわなくなります。
>>580 こういうの難しいですよね。 文意ももちろん助けになりますけど、例文437なんかと比べると、やっぱ違うかな。 >>584 his や her の「h」って実際聞こえないですよね(発音されない?)。 んで、リエゾン(アンシェヌマン?)になるんで、一層やっかいです。
321.(命令法:Suffice it to say that...) M2, / suffice / it / ((to say)) / <that s v x>. (文型:(S) V O)(形式目的語のit:真主語がthat節) あるいは、気持ちとしては、 M2, / (suffice it to say that) / S / misunderstands M2 / <what s v>. (文型:S V O)
「Suffice it to say that...」は、命令法もしくは命令の仮定法現在とされますが、 あまりごちゃごちゃ言わずに、そのまま憶えた方が良いでしょうね。 「Suffice to say, ...」という形でも使われます。 該当箇所: 「§270 仮定法を含む慣用表現、[4]-(2)-[参考]仮定法現在の用法、(1) 独立した節で」
[命令法+関係詞]の譲歩節のところは、Let / O / 原形不定詞 (文型:(S) V O C) 原形不定詞のところは、be / <what s v> (文型:(S) V C) cf. Whatever your occupation is, ...
unless節は、S / devote / O / A((to O)). (文型:S V O A)
326.(命令法:[命令法+ever so]による譲歩) M2, / there / is / S {←like O}. (文型:There V S)(there構文)
[命令法+ever so]の譲歩節は、 It / is / ((so)) humble. (文型:S V C) ってな形からの変形。 cf. However humble it is, ... 該当箇所: 「§378 文法上の慣習的倒置、[2]-(2) 譲歩節の中の倒置、[注]Be it ever so …」 「§270 仮定法を含む慣用表現、[4]-(2)-[参考]仮定法現在の用法、(2) 譲歩を表す従節で」
3人称で will を使う場合、通常は単純未来を表しますが、 主に条件節内や否定文で、主語の意志を表すことができます。 否定文は拒絶を意味し、無生物主語でも使われます(comment欄参照)。 該当箇所: 「§204 will の用法、(2) 2,3人称の意志」 「§205 would の用法、(2) 過去の強い意志」
330.(助動詞:過去の習慣的動作を表す would) S / would ((often)) tell / O1 / O2<interesting stories> / M2((when s v x)). (文型:S V O O)
will/would が、主語の「よくやる行動」を表すことがあります(状態動詞には使えません)。 ただし、will/would の用法としては特殊なものなので、はっきりと分かる文脈でないと使えません。 なので、通常は、often や always など頻度の副詞がつき、 would であれば、さらに過去を表す副詞要素が必要になります (助動詞の過去形は、「現在/現実じゃない」と言っているだけで過去の話とは限りません)。 この would は、個人的な回想の文によく使われるそうです(江川 p.311)。 該当箇所: 「§204 will の用法、(4) 現在の傾向・習性・能力」 「§205 would の用法、(1) 過去の習慣」(「[注]used to と would の違い」を確認しておきましょう)
なお、現在の習慣は「現在形」でも表せますが、will を使うと「非難」などの感情が入ることがあります。 (『英文法詳解』p.230) would も過去の行為に対する非難を表すことがあります。 参考: 「§205 would の用法、(6) 非難・いらだち」
try and do = try to do ということです。 try and do は、命令文、助動詞の後、toの後(to不定詞)など、try が原型のときに使うことができます。 該当箇所: 「§222 〈S+V+to不定詞〉、[2]-[注]〈Try and 〜〉」 「§289 等位接続詞、[1]-(1) and、【6】 不定詞の代用」
なお、法律文書/契約文書にかぎり、「3人称で使う shall」は今でも普通に使われます(というか shall が基本です)。 その文書の権利/義務や決まりごとを表しており、「〜するものとする」という訳語が定訳です。 英辞郎の例文: Buyer shall have the right, upon reasonable notice to enter Maker's premises to recover the documents and drawings. 《契約書》買い手は、妥当な通知を行うことにより、メーカーの敷地に立ち入って、文書および図面を回収できるものとする。 参考: 「§206 shall の用法、(4) 約束・予言・規定」
332.(助動詞:相手の意志を聞く Shall I...?) Shall / I / send / A((for O))? (文型:S V A)(疑問文) M2((No)), / thank / you. (文型:(S) V O) There's / no need {←for O}. (文型:There V S)(there構文)
現在の英語で shall を使うとしたら、「Shall I...?」「Shall we...?」という1人称疑問文がほとんどでしょう。 ただし、これもかなりフォーマルな印象を与えるようです(特にアメリカで)。 「Shall I...?」よりも、「Should I...?」「Do you want me to do...?」「Would you like me to do...?」、 「Shall we...?」よりも、「Should we...?」「Let's...!」、 というのが、日常的な口語表現らしいです。 (江川 p.217。『英文法詳解』p.233。『英語ライティングルールブック』p.257。『G3』shallの項) 該当箇所: 「§206 shall の用法、(2) 相手の意志を聞く」
There is no need for O / There is no need (for 人) to do は、定型表現なので憶えておきましょう。 参考: 「§394 Itを主語にした変換、(4) 〈It is 〜 (for …)+to不定詞〉の形になるもの」
[Abstract Verb] to [Concrete Verb] =[Abstract Verb] and [Concrete Verb] =[Abstract Verb] [Concrete Verb] go to get it = go and get it = go get it ×get to go = get go
訳文の最後が「言った」となってますが、ちょっと過去形のイメージが強すぎるかもしれません。 「あの母親は息子さんに〜と言っているんですよ」くらいが良いかなと思います。 あと、個人的には but の前のカンマが気になったんですが(通常、S V X and/but V X ではカンマはつけない)、 出典は Frances Hodgson Burnett の『Little Lord Fauntleroy(小公子)』(1886年)でした。
>>647 >>649さんの言うとおり、だいたい「have a look at O」≒「look at O」で良いと思いますけど、 「a」があるので「ちょっと目を向ける」という感じはあるかもしれませんね。 ロイヤルの該当箇所を挙げておきます。 「§169 be, do, have の用法、[3] have の用法、(3)-【4】 have a talk など」 「§72 名詞の慣用表現、[3] 〈動詞+名詞〉の慣用表現 名詞表現、【1】 have」 「付録1 類例リスト、30.《〈have a look〉などの言い方》」
335.(助動詞:実現しなかった過去の義務を表す should+完了形) M2((Before s v x)), / S / should have read / O / M2. (文型:S V O)
before節内は、S / hand ((in)) / O (文型:S V O) (in は副詞です。代名詞の場合、hand it in to 人 の語順になります)
「should+完了形」は、「〜すべきだった(のにしなかった)」という 実現しなかった過去の義務を表すことがあります(話し手の非難や後悔といった感情が入ります)。 該当箇所: 「§207 should の用法、(1) 義務・必要、【2】 義務の〈should have+過去分詞〉」
なお、「should+完了形」は、他にも「当然〜だったはずだ(のにそうならなかった)」という 実現しなかった過去の当然を表すこともあります。 参考: 「§207 should の用法、(2) 推量・当然、【2】 推量の〈should have+過去分詞〉」
336.(助動詞:提案/要望/命令/決定などで使われる should) S / ordered / <that s v x>. (文型:S V O)
that節内は、S / (should) be / set / SC (文型:S V C+主格補語)(S V O C の受動態) あるいは、S / (should) be set / C (文型:S V C)(S V O C の受動態) cf. They / set / all the slaves / free. (文型:S V O C)
340.(助動詞:would like to do) M2((As s v x)),/ I / would like / to v x. (文型:S V O)
as節内は、S / have / O {←to talk ((over)) M2} cf. talk something ((over)) / M2((with 人)) (talk over something の語順も可能ですが、あまり使われないようです)
would like to do の to不定詞のところは、 call / A((on O)) / M2((between O1 and O2)) / M2((tomorrow afternoon)) (文型:(S) V A)
いきなり、would なんでびっくりですが、旧版では「should like to」だったのかもしれませんね。 法助動詞の過去形が「丁寧」を表すものです(例文327など参照)。 該当箇所: 「§205 would の用法、(10) would を用いた慣用表現、【1】〈would like to 〜〉」 「§207 should の用法、(3) 控え目な表現」
341.(助動詞:可能性を表す can) S / cannot be / ((so)) C ((as to v x)). (文型:S V C)
to不定詞のところは、 indulge / A((in O)) / M2((at the expense of O)) (文型:(S) V A)
「so 形容詞/副詞 as to do」の呼応については、下記参照。 該当箇所: 「§142 程度・強調の副詞、[2] so と too の用法、(2)-【1】〈so 〜 as to do〉〈so 〜 that …〉」 「§219 to不定詞の副詞用法、[2] 形容詞・副詞を修飾する用法、(2) 程度を示す」
can が可能性(〜でありうる)を表す場合、1%でもその可能性があれば成立します。 それを否定する cannot は「1%もその可能性がない=可能性0」という意味になります。 該当箇所: 「§198 can, could の用法、[1] can の用法、(2) 可能性」 「§198 can, could の用法、[2] could の用法、(3) 可能性」
343.(助動詞:cannot help -ing) M2((If s v x)),/ S / cannot help / O<v-ing x>. (文型:S V O) M2((If s v x)),/ S / cannot but object / A((to O)). (文型:S V A)
if節内は、S / want / O<to v o> (文型:S V O) live の目的語は、<a {peaceful and democratic→} life>
「〜せざるをえない」という訳語が定番ですが、 「(意志とは関係なく/意志とは逆に)〜することを止めることができない」といった感じです。 (『受験英語禁止令』p.5 参照。『PEU』§126, "you can't stop yourself, even if you don't want to do it") なお、「cannot but 原形」は文語で、2つを混同した「cannot help but 原形」が米口語、だそうです。 該当箇所: 「§198 can, could の用法、[1] can の用法、(8) can を用いた慣用表現」 「§230 原形不定詞を用いた慣用構文、(3) 〈cannot but+原形不定詞〉」
なお、目的格(=動名詞の意味上の主語)が入る形もあります。 「cannot help O -ing」=「Oが〜するのは、(文の主語)にはどうしようもない/止めようがない」 (江川 p.359。安藤 p.267)
348.(助動詞:推量を表す may) It / may begin / <to v> / M2, // (文型:S V O)(天候を表す非人称のit) so // S / think / <(that) s v x>. (文型:S V O)
that節内は、S / had better give ((up)) / O (文型:S V O)
may は「〜かもしれない(そうでないかもしれない。50%ずつ)」という話し手の認識/推測を表します。 might だと、話し手の確信度が下がります(過去ではありません)。 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1] may の用法、(2) 推量」 「§199 may, might の用法、[2] might の用法、(2) 推量」
349.(助動詞:過去の推量を表す may+完了形) S / may have made / O / M2((in translation)). (文型:S V O)
「may+完了形」は、「〜したかもしれない」という過去の事柄に対する推測を表します。 この形が「許可」を表すことはありません(『英文法詳解』p.348)。 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1] may の用法、(2)-【2】〈may have +過去分詞〉」 「§199 may, might の用法、[2] might の用法、(2)-【2】〈might have+過去分詞〉」
350.(助動詞:祈願を表す may) May / S / come / C! (文型:S V C)
「祈願を表す may」で、文語/格式体として有名でしょう。 文頭だけでなく、hope や pray の後の that節内で使われることもあります。 I hope that the young couple may enjoy many years of happiness together.(『PEU』§341) 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1] may の用法、(4) 祈願」 参考: 「§268 願望を表す構文、(1) 仮定法現在」
351.(助動詞:may well) S / may ((well)) feel / C / M2((this morning)), // (文型:S V C) for // S / were / A((up)) M2((all night long)). (文型:S V A)
may well は、2つの用法に分けることができます。 (1)「たぶん〜だろう」(may 単独よりも確信度が高い) (may は「推量」、well は可能性を補強する役割) (2)「〜するのももっともだ/〜するのも無理はない」 (may は「可能/容認」、well は「十分の根拠をもって」)(『英文法詳解』p.345 参照) 「may very well」のように very がつく場合もあり、また may 以外の法助動詞を使うこともあります。 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1]-(8) may を用いた慣用表現、【1】〈may well 〜〉」 (『英文法講義の実況中継』「熟語の講義(1)」参照)
352.(助動詞:may as well...as) S / may ((as well)) not know / O / M2((at all)), / ((as v x)). (文型:S V O)
as節内は、know / O / M2((but imperfectly)) (文型:(S) V O)(but=only)
may as well...as は、マイナスの事柄を2つならべて、 消極的に「〜するのは〜するのと同じだ」「〜するくらいなら〜したほうがましだ」といった意味を表します。 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1]-(8) may を用いた慣用表現、【3】〈may [might] as well 〜 as …〉」 (『英文法講義の実況中継』「熟語の講義(2)」参照)
なお、実際には、後半の as節のない「may as well」の形がよく使われます。 比較対象が書いてなくても「何と比較しているのか」を考えるのが、比較の基本ですよね。 「このままの状態だと何もプラスはないから、〜する方がましかな」といった意味(弱い助言)になります。 該当箇所: 「§199 may, might の用法、[1]-(8) may を用いた慣用表現、【2】〈may [might] as well 〜〉」
354.(助動詞:禁止を表す must not) S / must not park / O / A((there)) / M2((without O)). (文型:S V O A)
must は「(話し手の主観的な)義務」を表します。 must not は、「〜しないこと」が「義務」となり、「禁止」を意味します(江川 p.300)。 該当箇所: 「§200 must の用法、(1) 義務・強要/(2) 禁止」 (『英文法をこわす』p.31 参照)
なお、マイナーですが、park の過去分詞 parked は、done や gone のように 「自動詞の完了」として使われる場合があるので注意が必要です(例文470参照)。 「Where are you parked?」を受動態と勘違いしないようにしましょう。 (1) I am parked over there. (be動詞+自動詞の完了を表す過去分詞) (2) My car is parked over there. (他動詞の受動態) 参考: 「§186 現在完了 (Present Perfect)、(6)〈be+過去分詞〉の完了形」 (ついでですが、mistaken も要注意です)
>>748 >had better が脅迫のニュアンス持つって知らなかった… 「You had better go home.」はどんなニュアンスか?って、米語ネイティブに聞いてみたんですけど、 「バーテンが、酔っ払ってケンカを始めた客の胸ぐら掴んで言う感じ」 って答えたのが、ちょっと面白かったです。
363.(助動詞:過去の習慣的な動作を表す used to) S / used to get ((up)) / M2((early)) // (文型:S V) and // take / <an...walk> / M2((before O)). (文型:(S) V O)(並列構造:used to (1)get and (2)take)
used to は、熟語的な助動詞で、現在は終わっている「過去の習慣的動作/継続的状態」を表します。 「現在は違う」という意味が必ず含まれ、「used to ..., but now...」といった形でよく使われます。 具体的な期間を示す副詞語句(「for two years」(2年間)など)と共に用いることはできません (江川 p.311。『英文法詳解』p.368)。 なお、否定形は、「didn't used to / didn't use to / usedn't to」などがありますが、 「never used to」が一番よく使われます(『PEU』§604)。 該当箇所: 「§203 used to の用法、(1) 過去の習慣的な動作」 「§205 would の用法、(1) 過去の習慣、[注]used to と would の違い」(例文330参照)
>>768 >質問なのですが、勝手口氏の解説中にでてくる、 s v x のxって何ですか? >v xで出口氏のサイトのXですか? いえ、出口さんのものとは別のものでして、 「主語+動詞+いろんなもの」という未知数の意味で使ってます。 一度に書くと煩雑になるので、とりあえず「ここは文になってますよ」ということだけを示して、 その後、個別にその部分の文型を示しています。
365.(助動詞:義務を表す have to) S / don't have to worry, / M2((since s v x)). (文型:S V)
since節内は、S / have / nothing {to do with O} (文型:S V O) (例文311参照)
have to は、熟語的な助動詞で、must とほぼ同じ意味です(ただし、この have は通常は本動詞)。 一応区別すると、must が話し手の主観的な義務/必然性を表すのに対して、 have to は客観的・状況的な義務/必然性を表します(例文361の説明参照)。 イギリス英語では「have got to」という形もあります(ただし、1回限りの義務の場合。この場合 have は助動詞)。 該当箇所: 「§201 have to の用法、(1) 義務」 「§201 have to の用法、(1) 義務、[注]2. must と have to の違い」 「§169 be, do, have の用法、[3] have の用法、(3) 慣用表現、【1】 have to 〜」
否定文の「don't have to」は、「have to ではない」ということで「不必要」を表します。 「禁止」を表す「must not」とは異なります(例文354参照)。not の作用域に注目しましょう。 「§201 have to の用法、(1) 義務、【2】 don't have to」 「§200 must の用法、(2) 禁止、[注]must not と don't have to」
366.(助動詞:have only to) M2((In order to v o)), / S / have ((only)) to travel / M2((with O)) / M2((for O)). (文型:S V) 【直訳風】「ある人を知るためには、あなたは、その人と一緒に1週間旅行するだけでいい」
have only to は、「have to」に only がついたもので、限定的な義務を表します。 「only have to」の形もあります。というか、こっちの方が普通かもしれません。 また、「just have to」「have just to」など only 以外の副詞も使われます。 該当箇所: 「§169 be, do, have の用法、[3] have の用法、(3) 慣用表現、【2】 have only to 〜」
369.(to不定詞:疑問詞+to不定詞[wh to do]) S / could not make ((up)) / O / A(( (about) <whom to v x>)). (文型:S V O A) あるいは、 S / could not make up my mind / <whom to v x>. (文型:S V O)
make up one's mind / make one's mind up は、「決心する、決断を下す」といった意味で、 about句/as to句、to不定詞、that節、wh節、wh to do、などが後ろにきます。 単なる名詞であれば前置詞がつきますが、to不定詞やthat節では前置詞がつけられず、 wh節、wh to do では前置詞がつかないこともあります。 「be+形容詞+前置詞句」と「be+形容詞+that節」の関係なんかと同じです(例文151参照)。 「make up one's mind / make one's mind up」を「熟語」としてとらえるのも良いと思います。
>>790 たしかに内容としては不自然な文になりますが、 文法的には「レベルの低い」ものではないと思いますよ。 否定の焦点がどこにあるか、部分否定か全体否定か、という問題ですね。 意味的には、 It is not that everyone believed it. Not everyone believed it. となり、部分否定と解釈するのが普通だと思いますので、>>790さんの理解で正しいと思います
って文意がどこにあると思うの?too ridiculousだろ? for以下はridiculousの形容の表現に過ぎないんだけど。 too-to構文の語訳にひっぱられて文が何を伝えてるか見誤らないように。 >It is not that everyone believed it. ってことを言いたいんじゃないんだよ。
373.(to不定詞:as if+to不定詞) S / raised / O / M2((as if to v o)). (文型:S V O)
as if to do / as though to do で、「まるで〜するかのように」を表します。(例文310参照)。 文法的な説明は2種類あるようです。 (1) to不定詞の部分を副詞的用法としてとらえ「as if 副詞要素」の一種と考える(『英文法詳解』p.308) (2)「as if (S wanted) to do」の「主語+動詞」が省略されたものと考える(安藤 p.375, p.613) 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[1] 動詞を修飾する用法、(6)-[注]2.〈as if to 〜〉」 「§270 仮定法を含む慣用表現、[1] as if 〜 [as though 〜]、(2)-[注]〈as if to 〜〉」
「名詞 to live in」が出たついでに取り上げておきますが、 修飾される名詞が place の場合、前置詞を省略できます(『PEU』§431。江川 p.437)。 これは「(4-2)関係副詞的関係」と考えられます(例文379参照)。 I'm looking for a place to live.(格式体では、I'm looking for a place to live in.) It is not a very agreeable place to live, this world of ours. (兎角に人の世は住みにくい。夏目漱石『草枕』アラン・ターニー訳) 該当箇所: 「§218 to不定詞の形容詞用法、[1]-(3)-[参考]place to live」
この点に関し、『英文法講義の実況中継』「不定詞の講義(3)」は、 「a place to sleep」は誤用で「a place to sleep in」が正しい、としていますが、 「a place to sleep」も誤用ではありません。
【ポイント】前置詞が要りそうなのに前置詞をつけないケース (1)関係副詞の先行詞になる名詞 place、time、way、reason(同類として、somewhere/anywhere/nowhere) (2)「副詞的用法」または「to不定詞の意味上の主語」と考えられるような場合 Have you got a key to open this door?(『PEU』§285-[3]) I want a knife to cut this meat.(江川 p.437) He had no money to buy the book.(江川 p.437) 該当箇所: 「§218 to不定詞の形容詞用法、Q&A 76 I have no money to buy a car. に with は不要か?」
378.(to不定詞:名詞+to不定詞−派生名詞) S / announced / O. (文型:S V O)
cf. They / were / ready / to v x. (文型:S V C to do) 文→名詞句のポイント:主語→所有格、be動詞→省略、形容詞補語+to不定詞→名詞+to不定詞 (例文248参照) to不定詞のところは、participate / A((in O)) (文型:(S) V A)
【ポイント】前置詞が要りそうなのに前置詞をつけないケース (1)関係副詞の先行詞になる名詞 place、time、way、reason(同類として、somewhere/anywhere/nowhere) (2)「副詞的用法」または「to不定詞の意味上の主語」と考えられるような場合 Have you got a key to open this door?(『PEU』§285-[3]) I want a knife to cut this meat.(江川 p.437) He had no money to buy the book.(江川 p.437) 該当箇所: 「§218 to不定詞の形容詞用法、Q&A 76 I have no money to buy a car. に with は不要か?」
381.(to不定詞:副詞的用法−目的) S / will come / A((here)) / M2((soon)) / M2((to v o)). (文型:S V A) 【別訳】「彼は、まもなく当地へやって来て、この町の産業を視察します」
おなじみの「目的」を表す用法です。副詞的用法としては最も一般的なものです。 「〜するために/〜するよう」というように、後ろから訳すのが基本だと思いますが、 文脈によっては【別訳】のように前から訳すこともできます。 目的を表す用法だと明確に示す場合には、「in order to」や「so as to」を使います。 なお、否定の目的(〜しないように)を表す場合、 通常は、単独の「not to」ではなく「so as not to」「in order not to」を使います。 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[1] 動詞を修飾する用法、(1) 目的を表す」 「§216 不定詞の否定形と分離不定詞、[1] 不定詞の否定形、(2) 「〜しないように」という否定の目的を表す場合」
382.(to不定詞:副詞的用法−目的) S / stood / A((aside)) / M2((for s' to v)). (文型:S V A)
副詞的用法でも、to不定詞の意味上の主語は「for 目的格」で表します。 「in order for 目的格 to do」の形は可能ですが、「so as for 目的格 to do」はまれだそうです。 該当箇所: 「§226 不定詞の意味上の主語の表し方、(2) 意味上の主語を〈for+目的格〉で表す場合、【3】 副詞用法の場合」
stand は、動作と状態の両方に使うことができます。 また、動作を表す場合、組み合わせる副詞要素によって、 座った状態から立ち上がる動作になったり、立ったまま移動する動作になったりします。 辞書で確認しておきましょう。 (『ヴォイスとアスペクト』pp.75-89 参照)
>>855 >ところで例文385ですが、 >>>M2((To v x)), / S / would think / O / to v c. (文型:S V O to do) >これは、いわゆる五文型にはあてはまらないということでしょうか? 五文型にあてはめれば「S V O C」です。その方がわかりやすかったら、そう読み替えてください。 文型区分はおまけというか気分の問題です。 (「S V O 原形不定詞」も、適切な表記があれば「S V O C」とは書かないんですが、良い表記がないですね)
過去にも触れましたが、『江口 p.331』は、 「『S+V+O+不定詞』の構文を8品詞5文型の学習文法の枠内で処理することは不可能」と言っています。 「『S V O C』と呼ぶのは簡単だが、そう呼んだところでたいして役に立たない」ということだと思います。 個人的には、「S V to do」や「S V O to do」は、「何文型か?」にこだわるよりも、 意味と用法を考えた方が良いだろう、と思っています(各文法書の区分でもそんな感じです)。
【ポイント】「think O C」に関連する区別(ただし、微妙な区別であり書き換え可能なことも多い) (a) I think (that) he is a genius. (b) I think him a genius. (c) I think him to be a genius. (c') He is thought to be a genius. (d) I think of him as a genius.
(a):最も自然な表現。ただし、直接的な経験に基づくとは限らず、間接的な伝聞に基づく判断の場合がある。 (b):直接的経験に基づく。受動態なら to be がつくのが普通(つまり(c')になる)。 (c):直接的経験に基づく。能動態としては格式体(普通は(a)か(b))。 (d):ややインフォーマル。ある側面を特定的に取り上げて言及する。 I think of him as a friend (rather than a teacher). 私は彼のことを(先生というより)友だちと思っている。 (『新英和中辞典 第6版』thinkの項) ((a)(b)(c)の区分については、『PEU』§418-[2]。『英語の感覚・日本語の感覚』pp.71-77) 参考: 「§223 〈S+V+O+to不定詞〉、[2] 〈S+V+O+to be〉、(1) to be を省略できるもの」
>>857 >(a) I think (that) he is a genius. >(a):最も自然な表現。ただし、直接的な経験に基づくとは限らず、間接的な伝聞に基づく判断の場合がある。 はthat節がくるからだろうな。断定文(He is a genius.)にI thinkとつけて語調を和らげたり、断言を避けたり、 自分の思うにはこうだって場合に使うこともある。
(b)(c)が(a)と全く違うのは、(a)は漠然とthat節にくる伝文をthinkしているが (b)(c)は一義的にはhimをthinkした上でhim (to be) a genius(He is a genius)と言及している。
>(d) I think of him as a genius. >(d):ややインフォーマル。ある側面を特定的に取り上げて言及する。 インフォーマルかどうかはともかく、「ある側面」を取り上げると言わしめてるのはofの存在だろうな。
389.(to不定詞:副詞的用法−独立用法) M2((To do O justice)), / S / is not / A((without O)). (文型:S V A)
do O justice / do justice to O で、「〜を公平に評価する」といった意味になります(文型は、(S) V O O / (S) V O A)。 該当箇所: 「§224 独立不定詞、(1) 〈to be frank〉の型」
with=having、without=not having と考えると、わかりやすいことが多いと思います。
390.(to不定詞:副詞的用法−独立用法) S / does not know / O, / M2((to say nothing of [not to speak of] <German or French>)). (文型:S V O)
to say nothing of / not to speak of は、「〜はいうまでもなく/〜はもちろん」といった意味で、 主に肯定文の後に続けて使います。 否定文/否定的内容に続ける場合は、much less / let alone を使うことが多いようです(例文573参照)。 参考: 「§159 比較級を用いた重要構文、(4) 〈much[still / even]less 〜〉」 「§253 命令法、[2] 間接命令、(3) let を含む慣用表現、【2】 〈let alone 〜〉」 「§377 否定を表す慣用表現、[1] 否定語句を用いない否定表現、(2)-【6】〈much [still] less 〜〉」
391.(to不定詞:副詞的用法−独立用法) S / is, // (needless to say,) // C / A((to O)). (文型:S V C A)
独立不定詞が文中に挿入されている形です。 該当箇所: 「§224 独立不定詞、(2) その他」
as well as については、例文211の説明も参照。 該当箇所: 「§346 複合主語と動詞、[1] 2つの主語が接続詞で結ばれている場合、(4) 〈A as well as B〉」
392.(to不定詞:副詞的用法−程度) S / was / C ((enough to v x)). (文型:S V C)
to不定詞のところは、see / <that s v x> (文型:(S) V O) (「see that」=「see to it that」については、例文222を参照) that節内は、S / wanted / A((for O)) (文型:S V A)
おなじみ enough to です。主文が過去形の場合は「結果」の意味を含みます(安藤 p.215)。 なお、enough を副詞として使う場合は、対象となる単語の後ろに置きます。位置に注意しましょう。 We don't have big enough nails to mend the roof. (大きさが十分じゃない。enough は big を修飾する副詞) We don't have enough big nails to mend the roof. (数が十分じゃない。enough は <{big} nails> を修飾する形容詞)(江口 p.147) 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[2] 形容詞・副詞を修飾する用法、(2) 程度を示す」 「§128 不定の数量を表すその他の形容詞、[1] enough の用法、(3) 副詞として用いる場合」 「§138 形容詞・副詞その他を修飾する副詞の位置、[2] 形容詞・副詞を修飾する副詞の位置、 (2) enough は形容詞・副詞の後に置く」
394.(to不定詞:副詞的用法−目的) M2((This morning)) / S / got ((up)) / M2((at O)) / M2((so as to v x)). (文型:S V)
to不定詞のところは、be / A((in time for O)) (文型:(S) V A)
「so as to」を使った、「目的」を表す副詞的用法です(例文12、381参照)。 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[1] 動詞を修飾する用法、(1) 目的を表す」
in time は「間に合って」を意味し、何に間に合ったのか基準を表す場合は、for句や to不定詞を使います (〜に間に合って/〜するのに間に合って)(例文222、497参照)。 ちなみに、「well in time for / in good time for」で「〜に十分余裕をもって間に合う」となります。 該当箇所: 「付録1 類例リスト、23.《無冠詞の名詞を含んだ慣用句》、(2)〈前置詞+名詞〉」
395.(to不定詞:副詞的用法−程度/結果) S / were / ((so)) C ((as to v o)). (文型:S V C)
「so 形容詞/副詞 as to do」の呼応です(例文341参照)。 この形も、主文が過去形の場合は「結果」の意味を含みます(安藤 p.215)(例文392参照)。 なお、依頼をするときに「so kind/good as to」という形がよく使われます(江川 p.325参照)。 Would you be so good as to forward my letters?(『実例英文法』§252C) 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[2] 形容詞・副詞を修飾する用法、(2) 程度を示す、【3】〈so … as to 〜〉」 「§142 程度・強調の副詞、[2] so と too の用法、(2) 「非常に〜なので…」という構文をつくるとき」
いったいどんな格好なんでしょう?法衣(vestment)とかそんなんですかね。
396.(to不定詞:副詞的用法−程度) S / complain / <that s v x>. (文型:S V O) 【別訳・直訳風】「大勢の人が、読書のための時間を見つけるには忙しすぎると不満を言っている」
that節内は、S / are / ((too)) C ((to v o)) (文型:S V C)
おなじみ「too 形容詞/副詞 to do」の呼応です(例文3、137、333参照)。 該当箇所: 「§219 to不定詞の副詞用法、[2] 形容詞・副詞を修飾する用法、(2) 程度を示す」 「§142 程度・強調の副詞、[2] so と too の用法、(2) 「非常に〜なので…」という構文をつくるとき」
397.(to不定詞:副詞的用法−程度) S / was / ((too)) C ((for s' to v)). (文型:S V C)
cf. His story was so ridiculous that it is not that anyone believed it. cf. His story was so ridiculous that no one believed it.
この例文の「(too...) for s' to do」という部分の内容は、 「『誰か一人でも信じる』ということがない」となり、「一人も信じない」という全体否定になります。 参考: 「§375 全体否定と部分否定」(安藤 pp.656-662 参照)
なお、この例文のように、(1)主文の主語が不定詞句内の目的語、(2)不定詞の意味上の主語を表す「for s'」がついている、 という場合には、不定詞句内の目的語の位置に代名詞をつけることがあります(例文137の解説参照)。 該当箇所: 「§219-[2]-(2)、[Q&A] 77 This stone is too heavy for me to lift (it). の最後のitはつけないのが正しいのか?」
398.(to不定詞:副詞的用法−程度) S / are / ((too)) C ((not to v o)). (文型:S V C) 【別訳】「君は、試験に合格しない状況になるには頭が良すぎる」
cf. You are so intelligent that it is not that you are not to pass the test. cf. You are so intelligent that you are to [will/must] pass the test.
不定詞の否定形は、不定詞の直前に not などの否定語をつけます(367参照)。 「too...not to do」は、「『not to do』という基準を満たすにはあまりに〜だ」となります(例文3の説明参照)。 参考: 「§216 不定詞の否定形と分離不定詞、[1] 不定詞の否定形」
また、comment欄にある「not too...to do」の形は、否定の作用域と論理構造に注意しましょう。 not は「too...to do」全体にかかります(例文344、345参照)。 【comment欄の直訳】「行いを改めるのに遅すぎるということは決してない」(『G3』mendの項 参照) 参考: 「§377 否定を表す慣用表現、[1] 否定語句を用いない否定表現、[Q&A 100] 〈not too〜 to …〉を〈so〜that…〉で書き換えるには?」
なお、「only too=very/exceedingly」という用法があり、次の文などは注意が必要です(『英文法詳解』p.397 参照)。 I'm only too glad to be able to help you.(お役に立ててとてもうれしいです) 該当箇所: 「§142 程度・強調の副詞、[2] so と too の用法、(3) その他の意味で、【2】」
>>886 ちょっと誤解を招く表現でしたかね。 「『not to do』という基準を満たすにはあまりに〜だ」 というのは、「文意」(いいたいこと)の話ではなく、論理構造の話です。 やはり「文意」は前後関係で決まるものだと思います(おそらくは『700選』の訳例の通りだと思いますけど)。 もちろん「too-toとtoo- not toは構文が違います」なんて言いません。
>という理解でいいのかな? 誤解です。伝わったでしょうか?
ということで、例文398の説明を以下のように訂正させてください。 【誤】 「too...not to do」は、「『not to do』という基準を満たすにはあまりに〜だ」となります(例文3の説明参照)。 【正】 「too...not to do」は、「『not to do』という基準を満たすにはあまりに〜だ」という論理構造なります (例文3の説明参照)。
>>887 混乱させてしまったみたいですね。すいません。 一応、構造を説明すると、 it / is / not / <that you are not to pass the test>. (文型:S V A) it は形式主語で、真主語はthat節です。 「『you are not to pass the test』ではない」ということです。 論理構造として文否定を示す表記なんですが、わかりにくければスルーしてください。 (ほんとは「It is not so that you are not to pass the test.」とした方が正確です)
「§293 原因・理由の副詞節を導く接続詞、[2] that, now that, seeing that の用法、(1) that」 【1】 〈(It is) not that …〉 「…というわけではない」の意味で慣用的に用いる。 It's not that he needs the money.(彼がお金を必要としているというわけではない)
>>890 107 till now の till は「継続する動作・状態の終点」を示します。 busy という状態が継続しているのですから [A visitor]=S [has kept]=V [me]=O [busy (till now)]=C となります。
108 by the day after tomorrow の by は「動作・状態が完了する期限」を示します。 done には「終える」という完結性の意味が含まれているので [I]=S [must get]=V [my work]=O [done (by the day after tomorrow)]=C となります。
【1】参考になりそうな解説 薬袋善郎『英語リーディング教本』(p.107) She had her piano tuned yesterday. 「yesterday」を「had」にかかると説明。 山口俊治『総合英文読解ゼミ』(p.70) He kept me waiting for a long time. 「waiting for a long time」を目的格補語として説明。 伊藤和夫『英文解釈教室 入門編』(別冊 p.17) He has kept me waiting so long. すぐ下に「cf. I was waiting so long」と併記。
たとえば『英文解釈教室』(p.212)は次の例文で説明しています。 (1) Man in general doesn't appreciate what he has until he is deprived of it. (「until...it」は主文自体のパーツ) (2) He has a large collection of records which he plays whenever he can take the time. (「whenever...time」は which節内のパーツ)
【3】例文107はどちらか? (1):A visitor has kept 【me busy】 till now. (2):A visitor has kept 【me busy till now】.
(1)だとすると「till now」を文頭にだすことができる→ ○ Till now, A visitor has kept me busy. (2)だとすると「O+C」の部分で独立文をつくることができる→ ○ I am [have been] busy till now.
で、両方とも成立するので「どっちにかかるかわかりにくい」という事態になるんだと思います。
【結論】どっちでもいいんじゃないでしょうか。ただし、俺はネクサスを重視したい。
【補足】「till now」が「busy」を修飾する? 修飾するというのではなく、ネクサスの一部だと考えれば問題ないと思います。 ちなみに、『英語語法大事典 第1巻』(p.1104)は、He was busy when I called on him. という文で、 「when I called on him」を「be+形容詞」または「主文全体」にかかると説明し、 「be だけにかかる」と考えるのを誤りとしています。
402.(現在分詞:分詞構文−付帯状況) S / sat / M2((for a long time)), / M2. (文型:S V)
cf. He / listens / A((to O)). (文型:S V A)
分詞句が副詞的に用いられている場合を「分詞構文」と呼びます (分詞の副詞用法と呼んでも良いと思いますが、副詞要素とも言い切れないので微妙です。下記参照)。 「接続詞を使わなくてもわかるでしょ」ってときに使う、と考えておきましょう。基本的に文語表現です。 内容的には、「時(同時/順序)」「原因・理由」「付帯状況」を表します(and や as と同じ感じです)。 「譲歩」「条件」を表すこともありますが、たいていの場合、 「譲歩」を表すときは、主文に still があり(というか、still があるから譲歩に感じられる) 「条件」を表すときは、主文に will などがあります(例文306参照)。 なお、状態動詞の現在分詞による分詞構文(とくに being...)は、通常「原因・理由」を表します(『PEU』§411-[3]) 該当箇所: 「§239 分詞構文の形、[1] 現在分詞と過去分詞の分詞構文、(1) 現在分詞を用いたもの」 「§240 分詞構文の表す意味、(3) 付帯状況」 「§241 分詞構文の位置、(3) 付帯状況を表す場合」
分詞構文を、主格補語の叙述用法ととらえる考え方もあります(『言語学の専門家が教える新しい英文法』p.247) (主語の様態を叙述する主格補語は、文型と無関係に添えることができます。例文7参照) この点に関連し、たまに「カンマがあると分詞構文、カンマがないときは形容詞用法(叙述用法)」 といった誤解をたまにみかけますが、カンマの有無は関係がありません。 Beneath each sentence you will see four words or phrases, marked (A), (B), (C), and (D).(TOEFLの設問です) 関係詞の制限用法/非制限用法に対応させて考えるのも良いかもしれません(『英文法詳解』 p.419)。 参考: 「§235 分詞の限定用法と叙述用法、[2] 分詞の叙述用法、(1) 自動詞の主格補語になる分詞」
He looked {upon any time ←([not spent(pp)] in study)} {as ((so much)→ lost)→ time}
He looked (up)on any time. any timeに関して眺めた。 He looked as lost time. lost timeだと見た。 ってこった。 考えるって言っても外見や表面上表れてるものを見てこうだ、実際のところも(内実も)そうなんだろうと 判断する意味の考えるみなす。
>これのnotはどういう役割を持っているのでしょうか。 any time that was not spent in studyみたいなもんだ。
might(および conceivably)が話し手の判断をあらわすことから、例文405の文章になったと考えられます。 つまり、Though I accept..., I think that he... という意識で言っているのだと思います。 出典は小説の会話文なので、ベントリーは意図的に書いと考えられます。
Admitting what you say, I still think you are wrong. 【訳例】君の言っていることは認めるが、それでもやはり君が間違っていると思う。
M2, / S / ((still)) think / <(that) s v c>. (文型:S V O) cf. I / admit / <what you say>. (文型:S V O) 該当箇所: 「§240 分詞構文の表す意味、(5) 譲歩」 「§241 分詞構文の位置、(4) 条件・譲歩を表す場合」
>>935 ニュアンスというより、形式面での違いが大きい気がします。 補語に名詞がくるときは to be がつくのが普通、形容詞なら省略される、といったことだと思います。
・名詞が補語のときは to be つきが普通(『G3』proveの項) ・名詞が補語のときに to be を省略するのはイギリス英語(安藤 p.52) ・「〜であることがわかる」の prove は、to不定詞を用いるのが普通。 「§221 〈seem to 〜〉 と 〈be to 〜〉、[1] 〈seem to 〜〉、(3) 類似の構文をとることができる動詞」
たぶん、名詞だと補語か目的語かわかりにくくなるから、といった理由だと思います。 「look C」「look to be C」「look like O」なんかもそんな感じですよね。
>>944 「might+完了形」も「could+完了形」も、過去の推量を表す場合は、 「It is possible that <過去の事柄>」という意味になります。 肯定文ではほとんど差がないと言ってよいと思います。
『実例英文法』§134B 「could+完了不定詞」はどんな動詞の場合にでも、 (可能性の)「may/might+完了不定詞」の代わりに使うことができる。 He may/might/could have heard it from Jack.(=Perhaps he heard it from Jack.) (ジャックから聞いたのかもしれない) 『安藤』p.332-333 The letter could have got lost in the post. (手紙は郵送中に紛失したのかもしれない) She might have been killed after her visit, not before. (もしかしたら、彼女は訪問の前ではなく、後から殺されたのかもしれない)
>He may/might/could have heard it from Jack.(=Perhaps he heard it from Jack.) 伝わった内容は結果的に同じだけど、伝えたいことはそれぞれ違いますよ。
couldは、状況から聞いた可能性も捨てきれないと述べている対して may/mightは、そんなもん聞いてる(場合によっては逆)に決まってるだろボケっていう話し手の理解の上で 聞いてる人に対面関係を崩さずに察してもらうように 可能性を捨てきれないって表現で断定を避けてるんだと思いますけど。 >The letter could have got lost in the post. こっちは手紙がどこでなくなったか考えてる。 The letter may have got lost in the post. こっちは紛失した相手を慰めたり、本人なら自分の所為じゃないよ知らないよってはぐらかしてる。
>>955 なかなか興味深い区分ですね。 調べてもそういった説明は見当たりませんでしたが、これから意識して読んでみようと思います。 ただ、>>955の区分と 「殺していたかもしれない」=might still conceivably have killed(>>939) 「殺したのかもしれない」=could still conceivably have killed(>>944) という訳語の選択が、どうつながるのかよくわかりません。
>やはり勝手さんでもmayとcanの感触の違いを区別してないわけですか 「感触」と言われると自信ありませんが、一応、may と can は区別してるつもりです。 ただし、「推量」(認識的用法)に関しては、can と could の区別の方が重要だと考えています。 ・can:理論的可能性/一般的可能性 ・may/might/could:現実的可能性/特定的可能性 (『英語助動詞の語法』p.16。澤田治美『モダリティ』p.226。ttp://www.kct.ne.jp/~takaie/auxiliary.doc 参照)
「推量の could+完了形」を、can から理解しようとすると誤解が生じるのではないでしょうか。 (「can+完了形」は、肯定文では過去の推量を表せません。江川 p.310) 『モダリティ』(p.90)には、 could が「現在の認識的可能性」(=話し手の現在の推量)を表す場合には、could と might は交代可能である、 と記されており、 『英語の使い方』(p.62)には、 may と can の間にある現実的可能性と一般的可能性の差は過去形からは消失し、 may は might、could のいずれによっても言い換えることができる、 と記されています。 やはり、個人的には、「推量」を表す場合の may/might/could は区別しなくても問題ないと考えます。
>>972 ん〜、その区分は面白くありませんね。>>955みたいな語用論的な違いがあると面白いんですけど。 やっぱり、推量の could を can から理解しようとすると、誤解が増すだけだと思います。 (事象や仮説じゃなくて、命題ですね)
413.(補語ではじまる分詞構文:形容詞) M2, / S / had / O {←enough ((to v o))}. (文型:S V O)
cf. He / is / {old} and {((physically)) handicapped}. (文型:S V C)
enough を形容詞で使う場合、今の英語では、名詞の前に置くのが普通だと思います(例文392参照)。 ・例外(1):time enough to do の形は、今でもわりとよく使われる。 ・例外(2):be fool/man/child enough to do のパターンは、enough を前に置くことはできない。 該当箇所: 「§128 不定の数量を表すその他の形容詞、[1] enough の用法」
414.(補語ではじまる分詞構文:名詞) M2, / he / ((never)) speaks / M2((unless s v x)). (文型:S V)
cf. He / is / <a {strange→} fellow>. (文型:S V C)
unless節内は、S / is / spoken to (文型:S V C)(受動態) (句動詞の受動態については、例文292-294参照)
415.(独立分詞構文:意味上の主語+現在分詞) M2, / S / did not understand / O. (文型:S V O)
cf. Their conversation / is / A((in O)). (文型:S V A)
「分詞の意味上の主語」と「主文の主語」が一致しない場合、 「分詞の意味上の主語」を分詞の前につけます。この形を「独立分詞構文」と呼びます。 (形式的な主語である it や there も独立分詞構文の主語になれます) かなりの文語表現で、今では慣用的な表現以外ではほとんど使わず、使うとしても、 「分詞の意味上の主語」が「主文の主語」の一部分となっているのが普通です(例文416-420)。 なお、独立分詞構文はラテン語の模倣だそうです(江川 p.348)。 該当箇所: 「§242 独立分詞構文」
慣用的な独立分詞構文の例: Weather permitting,(天気が大丈夫なら) Such [This] being the case,(こういうわけで) Other things being equal,(ほかの条件が同じならば) All things considered,(あらゆること考慮すると)
416.(独立分詞構文:意味上の主語+現在分詞) There / are / S / travelling ((around O)), / M2. (文型:There V S C)(there構文)
cf. The earth / is / one of the nine planets. (文型:S V C)
「There+be動詞+主語+現在分詞」の形については、例文191参照。 cf. Nine planets / are travelling / A((around O)). (文型:S V A)
>>978 「形容詞用法と解釈する」っていうのは、現在分詞の後置修飾による限定用法と解釈するいうことでしょうか? (The man standing [who is standing] over there(あそこに立っている人)というやつです) そういう意味でしたら、やっぱり止めておいた方が良いと思います。