【出る杭は・・】個性的だと叩かれるのが辛い

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1実習生さん
よく、個性的だと叩かれやすいっていいます。
私は個性的な人の典型的なタイプです。
何もしていないのに、攻撃を受ける。
そんなに個性的なものはいけないのか・・・。
2実習生さん:04/05/01 15:04 ID:oKf9ps32
2ゲツ!
3実習生さん:04/05/01 15:11 ID:oKf9ps32
おお!初2ゲツしてしまった。ってのは、いいとして「私は個性的です」
と自己紹介する奴って、大抵ただの変な奴って場合が多くない?
周りの人ははっきり「てめー変なんだよ、キモいんだよ」と言うと
傷ついちゃうかな?と思って「個性的だね」と声をかけ、それを本人
が真に受ける。>>1ってそういうタイプじゃないの?
本当に個性的な奴って、自分が個性的だなんて自覚してないじゃん。
>>1の見解ではどうよ?
4妄想性人格障害:04/05/02 03:33 ID:JOBuXpZr
個性とは人格障害のことです
5実習生さん:04/05/02 15:33 ID:M8wBjW3o
 ヲタがコンパに迷い込んだ時、よくそうやって自己紹介するよな。
6実習生さん:04/05/02 20:24 ID:flee9dby
漏れは自他共に認める超個性的な香具師らしい。
やっぱり、辛いね。

誰だろう、これからは個性の時代っていいだしたのは。
全然そんな時代は来ないし・・・・。

個性的だと、いちゃいけないのか・・・。

普通の香具師で群れないとだめなものは
個性的なのを怖がったり嫌うからな。
だから敵対するんだろうな。
こっちは何もしてないのに。
7実習生さん:04/05/02 22:45 ID:p1Iv6fmm
「個性的」ってのは、どうにも褒めようがないときに使うんだろ?
8実習生さん:04/05/03 14:49 ID:+E5OPkMT
>>7
違うと思う・・・。
9実習生さん:04/05/03 21:16 ID:vQPuIa1P
「人は○○だが、俺は絶対××だ!」というやつが「個性的」
「ボク△△なんだけど気が付いたら人はみんな□□だった」という輩も
「個性的」に入れてしまうから>>1 のような勘違いが出てくるのよね。
10さおりん ◆y.XhExhfy2 :04/05/03 22:07 ID:psX+8uyz
出る杭は打たれるなんて文化がなくならない限り、
二度と日本の景気浮揚はないでしょうね。
11実習生さん:04/05/04 00:15 ID:sPKcD1rx
>>10
出る杭は邪魔なのだから打たれるのは当然だろう。
本当の個性ってのは、人の邪魔になるような杭のことではない。
12実習生さん:04/05/04 00:15 ID:JiHEniHc
打たれる覚悟もないのに出てきて、打った方が悪いと喚く。迷惑なだけ。
13さおりん ◆y.XhExhfy2 :04/05/04 00:25 ID:vpFdrMXA
>>11
では何故、欧米諸国にはそのような風潮がないのですか?

【出る杭は打たれるという風習を持つ国の例】
日本、韓国、北朝鮮、イラク

>>12
確かにそれは同意。
14実習生さん:04/05/04 00:30 ID:sPKcD1rx
イラク戦争を見る限りではアメリカも出る杭は徹底的に叩く国だと思うが。
15さおりん ◆y.XhExhfy2 :04/05/04 01:34 ID:vpFdrMXA
一個人と国家を比較してどうする・・・。
16実習生さん:04/05/04 01:48 ID:Znk9ws8p
>>1 自分で自分を「個性的」と呼ぶ・・?ただの変わり者だろ
17実習生さん:04/05/04 02:56 ID:7HVXugJg
>>12
出る覚悟なんかないからこそ、打たれた時に抗議するのでしょう。
もっともらしく稚拙な文章を書かれない方が‥
18実習生さん:04/05/04 04:19 ID:bBbzmHH0
>>1
個性の質によるだろ。良い個性なら周囲から認められるし、
どうしようもない個性ならはじかれて当然だわな。
19実習生さん:04/05/04 06:03 ID:MM/adOJu
そもそも「出る杭」の杭を「個性」と解釈することから変じゃん。
20実習生さん:04/05/04 06:21 ID:UgDqaN21
>>17
何で「出る覚悟」って書き換えてるの?
21実習生さん:04/05/04 06:34 ID:puXhkpf5
>20 脳内変換だろ
22あぼーん:あぼーん
あぼーん
23あぼーん:あぼーん
あぼーん
24実習生さん:04/05/04 22:58 ID:IkADXIzz
個性的だけど、自分は何もしてないのに・・・。

自分たちと違う香具師はこわいんだろか・・・。

出る杭は伸びる!でいきたいな・・。
25実習生さん:04/05/05 15:47 ID:OaWjwXVo
正しいものはいつも迫害される運命なのか・・・。
26実習生さん:04/05/05 16:23 ID:91gn8kb8
小学生のころ、かなり個性的だった。
そのころ担任にずいぶんと叩かれた。なにかと目のカタキ状態。
大人になるにつれ、とにかく目立つのが恐くなった。人の顔色をうかがって発言をするようになった。
これはトラウマだと思う。
27実習生さん:04/05/05 18:00 ID:qBFsrRy0
面白ければ認められるって聞いてからとにかくその方面の雑学を
片っ端から吸収して、個性的で面白い人を確立できたよ。
っていうかもともと天然の気はあったからそれを磨いただけなんだけどね。
28あぼーん:あぼーん
あぼーん
29 ◆vpCpXM4oWw :04/05/08 08:35 ID:4nAu3/6u

/// はじめに 4 //////////////////////////////////////////////////////////

 バブル景気の崩壊−ただこの一事で日本に対する評価は大きく変わった。電子通信
や映像ソフトなどの先端産業では欧米に大きく遅れた。金融市場では、米英ばかりか
香港やシンガポールにも抜かれてしまった。物流はコストが高すぎるし、建設工事は
極めて非効率、初等教育は個性を失わせていじめを生み、大学や大学院は人脈と規制
で新しい発想を生まない。独自技術を目指した研究開発の多くは失敗、大都市開発も
地方振興も停滞している。
 自慢の経済力にも陰りが見える。90年代に入ってからの成長率は先進国中でも最低
に属し、製造業の海外流出が始まった。財政は大赤字で、企業の投資資本利益率は
極端に低い。
///////////////////////////////////////////////////////// 1997年刊 ///


30実習生さん:04/05/08 11:51 ID:2oSb51HF
>>25
何言ってるんだよ、正しけりゃ個性的でも叩かれないもんだよ。
個性とキチガイを履き違えるな。叩かれる杭は邪魔な杭でしかない。
個性とは違うんだよ。
31実習生さん:04/05/09 21:04 ID:Sknd9wtI
俺はくじけないぞ!
最後に笑うのは我々!
32実習生さん:04/05/10 19:56 ID:rkDDc7gK
最後に嗤うのは、オレ、オレ!
33 ◆vpCpXM4oWw :04/05/10 20:39 ID:4s/DCJEf
日本において、個性を生かすような教育を行うには、健全な競争原理の導入が大事では
なかろうか?規制、横並びでは、全てが同じになってしまう。
健全な市場原理の重要性がもっと認識されるべきである。

/// はじめに 1 //////////////////////////////////////////// 講談社発行 //
堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

はじめに
    「遅進国」になった日本

 10年前の1980年代末−日本は世界の最先端を往く経済大国であった。
 生産力は極めて大きく、一人当たり国民総生産は、人口一千万以上の国では最高だった。製造業の
国際競争力は素晴らしく強く、急激な円高にもかかわらず輸出は減らず、企業利益は史上最高、倒産
件数近年最低の好景気を満喫していた。
 失業率は極めて低く、犯罪は少なく、街は清潔で、公共機関は正確に動いていた。福祉の水準も高
いし、公害の防止にも成功していた。この国こそは、近代工業社会の成功例、いわば「現代の天国」
と主張することができた。
 それというのも、この国には、一方に優秀にして清潔な官僚の指導があり、他方には有能にして積
極的な経営者と忠誠心に富んだ従業員を持つ強力企業群があったからだ。しかもこの両者の間には、
官民協調体制が確立しており、終身雇用と企業系列は厳格に守られていた。日本の官僚たちは世界に
向かって「日本式の産業政策を見習え」と説教を垂れ、日本の経営者たちは「忠誠心と仲間意識で結
ばれた日本式経営は無敵不敗」と胸を張っていた。
 ところが、それから10年たった1997年には、日本は世界の先進国の中では、むしろ遅れた国になっ
てしまった。90年代に入ってバブル景気が崩壊、土地と株式が大暴落して金融機関や建設会社など多
くの企業が巨額の不良債権を抱え込んだ。この間に日本に起こった「急な変化」といえば、ただそれ
だけである。世界的に見れば、ソ連邦が瓦解して東西冷戦構造が消滅したのは、はるかに大きな事件
だが、日本にとっては「めでたい」ことで、これが日本が諸外国に遅れた直接の理由にはならない。

/////////////////////////////////////////////////////// 堺屋 太一 著 ///
34 ◆vpCpXM4oWw :04/05/10 20:41 ID:4s/DCJEf
教育においても規制緩和が必要ではないだろうか?

/// はじめに 2 //////////////////////////////////////////// 講談社発行 //

 バブル景気の崩壊−ただこの一事で日本に対する評価は大きく変わった。電子通信や映像ソフトな
どの先端産業では欧米に大きく遅れた。金融市場では、米英ばかりか香港やシンガポールにも抜かれ
てしまった。物流はコストが高すぎるし、建設工事は極めて非効率、初等教育は個性を失わせていじ
めを生み、大学や大学院は人脈と規制で新しい発想を生まない。独自技術を目指した研究開発の多く
は失敗、大都市開発も地方振興も停滞している。
 自慢の経済力にも陰りが見える。90年代に入ってからの成長率は先進国中でも最低に属し、製造業
の海外流出が始まった。財政は大赤字で、企業の投資資本利益率は極端に低い。
 その上、95年の阪神大震災を契機に、日本の安全神話も否定された。地震ではどこの国よりも多く
の建造物が壊れたし、原子力施設では事故が続発した。医薬品からはエイズが拡まったし、学校給食
では食中毒が続発している。
 それもこれも偶然ではない。官僚たちは頑固に規制を続け、改革への意欲も時代への理解力も持ち
合わせていない。
 企業経営者の多くは、官僚主導の談合体質に慣れ、事なかれ主義に堕している。金融機関は土地か
株を担保にする以外には審査能力がない。このため、ベンチャー企業の育成ができない。学者や芸術
家までが人脈に閉じ篭り、異能の人を受け入れる度量がない。
 要するに日本の全てが立ち遅れている、というわけである。
 たった10年足らずの間に、最先端の経済大国から世界の流れに遅れた国になったとすれば、日本は
恐ろしく進歩の遅い国、いわば「遅進国」だということになるだろう。
 逆に、日本以外の諸国、とりわけ大胆な自由化を行った米英と経済成長著しいアジア諸国の進歩は
速かった、ということでもある。
 オリンピックの水泳や体操で、かつては数多くのメダルを獲得した日本が、今は予選落ちの常連と
なってしまった。日本選手の記録が落ちたのではなく、世界の水準が猛烈に上がったからだ。同じこ
とが、この10年間に、経済と技術の分野で起こったのである。
////////////////////////////////////////////////////// 「次」はこうなる ///
35 ◆vpCpXM4oWw :04/05/10 20:46 ID:4s/DCJEf
もっと一般国民の個性による、選択に任せて、政府、文部科学省の規制を解除し、多様な個性
に合わせた多様な教育が供給されるようにすべきだ。

/// はじめに 3 //////////////////////////////////////////// 講談社発行 //

    「総資本主義化」の潮流

 1980年代の先進国・日本を置き去りにして進行した世界の飛躍−それを一言で言えば、「総資本主
義化現象」と呼べるだろう。
 あらゆるものを商品化し、供給者の自由な競争と消費者の厳格な選択によって、徹底的な効率化と
限りない多様化を進める、というシステムである。
 80年代の初めから米英に始まったこのシステムは「消費者大衆の選択こそ正しい」という市場経済
・消費者主権の倫理に立っている。情報があまねく拡がり、多様な生産と迅速な物流が可能になった
現状では、官僚や団体役員に指導規制してもらわなくとも、消費者自身が好みに応じた選択ができる。
そしてそれで選ばれる商品を最適の方法と最低のコストで生産販売する企業こそ正義の実現者、伸び
る権利と利益を上げる正当性がある、という考え方である。
 これに対し、日本は、いまだに明治以来の近代工業社会の発想から抜け出せていない。官僚は国民
を信頼せず、自分たちが指導と規制をしてやらなければ、日本人はきっと間違える、と思い込むエリ
ート意識に浸っている。大企業の経営者は競争を恐れているし、職場の管理職は個性的な部下を毛嫌
いする。医師も教師も農民も、官僚の規制と業界の談合が失われれば、厳しい競争に曝されると怖がっ
ている。
 ジャーナリストでさえもが、再販制度がなくなれば、大変な打撃を被ると信じている。この国には、
自由に活躍できる競争市場が発展の好機を与えてくれると期待する者は少ない。大抵の既成業者は、
競争は自分たちの利権を脅かす厳しいものだと考えているようだ。
 もしそうだとすれば、現在の日本の専門家は、−官僚や企業の経営者から医師やジャーナリストま
で、自分の能力に自信がなく、自らの未来に対して夢の乏しい人々、ということになる。これでは日
本が、進歩の遅い「遅進国」になるのも、不思議ではあるまい。・・・・・

///////////////////////////////////////////////////////// 1997年刊 ///
36実習生さん:04/05/10 20:48 ID:qGgHro9J
みろ、出る杭とは>>33-35のような事を指すんだよ。
要するに空気の読めない奴ということだ。
37実習生さん:04/05/12 00:05 ID:62qF+PWi
>>37
ワラタ
38実習生さん:04/05/14 10:33 ID:QWnK22+j
>>35
みんなで助けあう共産主義の精神こそが今の時代には必要だ。
39 ◆vpCpXM4oWw :04/05/18 21:09 ID:AiaCnUgK

横並びで個性、特徴がない人々には、魅力がないだろう。

/// 魅力のない国 1 ///////
堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

第二章 外される国ニッポン
   1 魅力のない国
        観光客も直接投資も日本に来ない

 "日本は近い将来、国際的に孤立化するのではないか"
 "日本はアジアの田舎になってしまうのではないか"
 これは、私が数年前から抱いてきた危倶である。悲しいことに、いまやこれが現実のものとな
りつつある。つまり、日本は世界の中心から外れた国、魅力のないアジアの田舎になりつつある
のだ。
 たとえば、一九九六年、日本から外国へ行った旅行者は一千六百七十万人にも達したが、日本
へ来た旅行者はわずか三百二十万人であった。その双方から、やむを得ない業務客を引くと、大
ざっぱに見て一千万人対百万人、大体十対一だといわれている。日本は観光や遊びに来る魅力の
ない国になっているのである。
 また、日本へ留学してくる外国人の数も、九六年には減少した。特に日本に来る途上国の私費
留学生はきわめて少ない。費用を日本側が持つ国費留学生でさえも、優秀な有資格者を集めるの
に苦労することもある。

/////////// 1997年刊 ///
 


40 ◆vpCpXM4oWw :04/05/18 21:10 ID:AiaCnUgK

また、そのような人ばかりになると社会や国にも魅力がなくなってしまう。

/// 魅力のない国 2 ///////

 戦前は、とかくの批判があったが、中国などアジア諸国の留学生がたくさん日本へやって来た。
蒋介石も孫文も魯迅も日本に住んだことがある。
 ところが、いま、中国やアジア諸国の未来を夢見る青年たちのほとんどは、アメリカやヨーロ
ッパに興味を示し、日本など視野にもない。
 もちろん、出稼ぎのつもりで来る就学生は相当数いるし、企業が呼んでいる研修生も少なくな
い。これらは、日本の楽しさ、面白さ、あるいは日本文化を期待してやって来る人たちではない。
日本は、働き稼ぐ点ではまだしも有利だが、遊ぶ点でも学ぶ点でも魅力のない国に転落してしまっ
た。
 さらに、功なり名を遂げて資産を蓄えた外国人が、引退後の人生を送ろうとする時、その居住
地に日本を選ぶことは皆無といってよい。引退したスポーツ選手や映画俳優、親譲りの資産家が
暮しの場として選ぶのは、アメリカかフランス、スイスなどに限られている。
 かつては神戸あたりに、アラブの王様のおじさんが住んでいるとか、中国の富豪が別荘を構え
ているという例も結構あったが、いまはほとんどない。まず日本は「ヒト」にとって魅力がない
国なのである。

//////// 「次」はこうなる ///



41 ◆vpCpXM4oWw :04/05/22 09:21 ID:wuWxIuOe
あーせにゃならん、こーしなければいけないと規制、管理が強いと、特徴、個性が
なくなってしまう。

/// 魅力のない国 3 ////

 第二は、投資である。日銀と大蔵省がまとめた国際収支統計によると一九九五年度に
日本に対して行われた直接投資は約二十億円、それに比べて、日本から外国に対して行
われた直接投資は約二兆一千八百億円。何と千百対一である。もっとも九五年は急激な
円高で、その前後は日本に対する投資ももう少し多いが、それでも十対一を越えること
はない。日本は投資対象としては、まったく魅力のない場所なのだ。
 日本は資本利益率が低い上に、様々な規制があって自由な発想が発揮できず、事業と
しての面白みも、未来の成長性も乏しいと見られているからだ。加えて賃金が高くて雇
用が固定していて、商習慣も難しい。事業に対する官民双方からの制限が多すぎるのも、
嫌われる理由だろう。
 また、東京証券市場における外国企業の株式の上場数が年々減少していることも良く
知られている。最高時には百二十七の銘柄があった東京証券市場の上場外国株式が、い
まや六十四(九七年七月一日現在)になってしまった。
 商品市場でも、日本を舞台に取り引きをする外国商品取引業者は非常に少ない。やは
りニューヨークかロンドンで取り引きされているものが多く、日本は取引所としても魅
力のないところとなっている。

//////// 講談社発行 //


42実習生さん:04/05/30 10:32 ID:k77STpWe
おまいら『バカの壁』読んだか?
読めば「個性重視の教育」なんて言葉が欺瞞だと
分かる。個性より大事なモノがあるってことも。
43実習生さん:04/05/30 10:45 ID:xk6jN3qR
44 ◆vpCpXM4oWw :04/05/30 21:35 ID:E1qfxDJa
物価が高いなどの負の要因により魅力がなくなると他国の人、事業などが訪れない国に
なってしまう。

/// 魅力のない国 4 ///

        日本のローカル化が進む

 第三の問題としては、航空機や船舶の寄港数の減少があげられる。
 各港湾のコンテナの取扱い量を見ると、日本最大の神戸港が阪神大震災直前の一九九四年
には、シンガポール、香港、高雄、釜山、ロッテルダムに次いで世界六位だった。震災後に
さらに減少、十六位(九六年)になったのは止むを得ない(日本では十位横浜、十一位東京)
としても、それを契機に香港や高雄や釜山で大型船舶からローカル船に積み替えて日本に運
ばれる例が急増している。何しろ、日本国内の高速道路を三百キロ走ると、日本から釜山に
運ぶ三倍も費用がかかるのである。
 航空機に至ってはもっと極端だ。現在、日本の十八の空港からソウル直航便が出ているが、
その半分以上はソウルを経由して欧米へ行く旅客で占められているという。成田空港が国内
線とつながっていないので、羽田へ来てから成田で国際線に乗り換えるには、大変な時間と
費用がかかる。
 関西空港は完成が遅れた上、成田と同じく着陸料が非常に高い。それならむしろ地方空港
からソウルを経由して外国へ行ったほうが便利だ。値段の点でも、安売り航空券を利用しや
すい。
//// 堺屋 太一 著 ///
45 ◆vpCpXM4oWw :04/05/30 21:37 ID:E1qfxDJa
そのような寂しい国にならないようにするためには、魅力ある個性を育てることが大事では
ないだろうか?

/// 魅力のない国 5 ///

 世界的な航空ネットワークから見れば、日本は明らかにメインの航空路から外れたローカ
ル線と化しつつある。
 さらに、韓国がいまの金浦空港につづいて仁川空港を完成させ、中国が上海の浦東空港を
供用するようになると、この傾向はますます激しくなるだろう。それというのも、日本のす
べての値段が高過ぎ小煩い規制が多過ぎるからだ。
 たとえば、台湾の人がニューヨークから帰国する途中で日本へ立ち寄るとしよう。成田か
ら都心までタクシーを使えば往復約五万円、ホテルに二泊で七万円、それに観光と食事をす
れば、二十万円は用意していなければ心もとないという。関西空港でも十二、三万円はかか
るそうだ。他の場所、たとえば、ポーランドやソウルに立ち寄るのに比べると、数倍の費用
がかかるのである。
 だから、台湾の人がニューヨークからの帰りに日本へ立ち寄ったといえば、「おお、贅沢
して来たな」と思われるという。これでは日本に発着する航空路線が増えないのも不思議で
はあるまい。
//////////// 1997年刊 ///


46実習生さん:04/05/30 22:25 ID:vBE5iLXE
個性的な先生たくさんいるよ!いいじゃない。
47 ◆vpCpXM4oWw :04/05/31 21:12 ID:Uu6nIAmL
個性を持つためには、個人が必要である。

/// 魅力のない国 6 ///

        日本には情報発信能力がない

 第四の重大な問題は、情報発信能力である。学者や芸術家が日本の学会や演奏会で
新説新曲を発表したとしても、世界に対する影響力は非常に低い。
 日本人のファッション・デザイナーでも、パリでファツション・ショーをやるときには二億
円の持ち出しを覚悟する。東京なら一億円、大阪なら一千万円という。
 パリでファッション・ショーをやると、全世界のファッション雑誌や新聞に載る可能性が
高い。東京でやると日本の全国紙に載る。大阪でやると地方面にしか出ない。この情報
発信力の差が、その持ち出し金額に反映される。
 それでも日本のファッションデザイナーなら、東京で一億円かけるが、外国のファッション
デザイナーになると、パリで二億円かけても、東京や大阪では持ち出してまでショーを
やらない。トーキョー・コレクションか大阪のイースタン・ストッフに招待されなければ、
日本でファッション・ショーをやる意味がないのである。
 ファッションの場合、まだ日本はブランド商品の売れる大きなマーケットだから、招かれれ
ば無料奉仕ぐらいはする。これが音楽になると、日本の演奏会が世界に中継されることなど、
ほとんどない。スポーツでも、日本での試合が海外に向けて放映される機会はきわめて稀だ。

/// 「次」はこうなる ///

48実習生さん:04/05/31 21:48 ID:vLD4as9e
◆vpCpXM4oWw って、他のスレッドでも同じもの貼り付けてるな。

http://money3.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1067902438/
49実習生さん:04/05/31 22:04 ID:ZGyWq0zI
一流の芸術家なら別だが、一般人について言えば、
「個性的」というのは、どうにも誉めようのない変な人をどうしても誉めな
くてはならないときに使う窮余の策。

>>1
が単なる変人ならたたかれて当然だし、一流の芸術家なら、叩かれることを
一流の証と自信を持てばいい。
それだけのこと。

50 ◆vpCpXM4oWw :04/06/02 21:20 ID:I5dVFTgY
個人があれば、他と違う独自の情報を発信することができるだろう。

/// 魅力のない国 7 ///

 学術論文でも、日本の雑誌に発表しても世界で波紋を呼ぶことはめったにないが、アメリカ
やイギリスの雑誌に発表すれば、多くの研究者の目に止まり、適切な評価が得られる。拙著
『知価革命』も英文に訳されてフランクフルトのブックフェアに出ると、たちまち六ヵ国語の
翻訳が出、全世界的な評価を頂いた。日本語版から翻訳されたのは、韓国語と中国語の
二つだけである。
 これには、日本の情報発信者の視線の低さも大きく影響している。日本人の考える企画は、
大部分が外国を真似た二番煎じ、三番煎じ、中には十番煎じぐらいのものも沢山ある。しかも
この国の学者や文化人は、外国人の真似が上手なことを誇りとし、オリジナルな独創は「我流」
と呼んで軽蔑する。これでは日本から魅力的な新文化、新技術の発信がないのも当然だろう。
 バブル景気華やかなりしころの日本は、その他の点では魅力に欠けていても、とにかく「お
金を出す国」としての魅力はあった。海外の金融関係者は日本へ目をつけ、日本に関する情報
を欲しがった。だが、いまやそれすらなくなってしまった。
 私は、「財団法人アジアクラブ」に私費を献金して、日本理解に役立ちそうな英語で出版さ
れた書物を選んで、英語圏の有識者二千人に贈呈する「ファット・イズ・ジャパン・プロジェ
クト」をやっているが、その審査対象になる出版物が年々減少している。九二年ころまではか
なりの点数に上ったものの、九五年、九六年になると、選考対象を探すのに苦労するほどである。
 それに比べ、中国に関する英語の出版物は、九〇年代に入ってから急増している。欧米人の
アジアに関する知的好奇心が、日本から中国に大きくシフトしていることが窺えるだろう。

/// 堺屋 太一 著 ///

51実習生さん:04/06/02 22:06 ID:Z3oozNWV
個性的なのはいいがまわりを不快にさせるのはこまったちゃんですな。
52実習生さん:04/06/02 22:34 ID:4HZFFLhw
確かに、せっかく利権を作り上げてきたのに外国がどうのとか言われるのは不快だよ。
やめてくれや。
53実習生さん:04/06/03 03:56 ID:RVw0qpSf
個性的なだけで叩かれるなんて嘘だ。
叩かれるのは個性とは別の理由があるんだよ。
そこから目を反らして個性のせいにするのは見苦しいな。
54 ◆vpCpXM4oWw :04/06/04 20:34 ID:F1AEApXs

そもそも魅力ある人、国とは何か? それに必要な教育は何か?

/// 自己表現ができる国に 1 ///

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

        自己表現ができる国に

 では、日本が魅力ある国になるためには、どうすればいいのか。それにはまず、
「魅力ある国」とは何かを、本音で知らねばならない。本音とは「ファット・ツー・ドゥー」、
みんながしていること、自分がやっていることである。
 魅力ある国とは、第一に「稼げる国」である。
 人間は経済を無視するわけにはいかない。いや、これこそ最も一般的な基準だろう。
したがって、まず第一に、「稼げる国」こそ魅力のある国ということになる。求人募集が
多くて給与の高い国、自由に事業が興せて成功率の高い国、自分の特技やアイデアを
活かせる国である。
 第二には、稼いでもどんどん使わねばならない仕組みになっている国は魅力が薄い。
つまり、「貯められる国」でなければならない。物価が安くて税金が少なくて、医療が
受けやすくて、住宅事情も交通事情もよい国である。大いに稼いで、大いに貯め、
そして故郷に錦を飾るか、その国で豊かな生活ができるとなれば、やはり「魅力の
ある国」といえるだろう。

/// 堺屋 太一 著 ///


55 ◆vpCpXM4oWw :04/06/06 19:54 ID:QQ/3Qqtq

もっと自己、自分を主張、表現する能力を養う必要があるのではないか?

/// 自己表現ができる国に 2 ///

 第三には、情報発信が盛んで、人を見る目のある社会ということだろう。あの国なら才能
が認められる、自分の主張が世界に伝わる、そんな情報発信のできる国は魅力がある。
 日本の地方は若者にとって魅力がない、とよくいわれる。その理由の一つは、自己表現の
許容範囲が狭いことだ。東京なら奇抜な服装、奇妙な髪形をしていても、道行く人が振り返っ
て面白がりはしても、蔑みはしない。あれはタレントではないか、あれはファッション・モ
デルだろう、ひょっとしたらプロレスラーじゃないか、と見てくれることもある。
 ところが、地方の町村へ行くと、タレントもファッション・モデルもプロレスラーも住ん
でいないから、変わった恰好をしていると、「イカレた奴」という蔑みの視線を浴びること
になりやすい。つまり、好みの自己表現ができないわけだ。
 このため、若者たちの間には「十七時間族」となる者もいる。土曜日の夕方から日曜日の
昼まで十七時問だけ東京へ出て、好みの姿形になって自己表現を楽しむ者が、年間九百万人
から一千万人もいるそうだ。飛行機や新幹線の中で服を着替え、十七時間だけ変身するため
に何ヵ月もかけて、一生懸命貯金をしているのである。

/// 「次」はこうなる ///


56実習生さん:04/06/06 20:09 ID:Fd9FlCCU
独特の自己主張なんてのは、周りを納得させられるだけの実力がなきゃ出来ないよ。
髪染めてる奴が自己主張?テレビの真似じゃん。
派手な服が自己主張?それで何を主張したいんだ?
57実習生さん:04/06/06 20:17 ID:ngSpufX9
「みんなが認めてくれない」ってのはダメ人間の常套句
58実習生さん:04/06/07 08:30 ID:kY2am3j4
個性的なだけで叩かれるなんて嘘。
わかりやすい例を出してやろう

個性的だが叩かれない・・・ビートたけし
個性的で劣っているから叩かれる・・・窪塚
59 ◆vpCpXM4oWw :04/06/08 20:06 ID:AiD+iNsa

周囲に合わせてばかりいることの短所も考えなくてはいけないだろう。

/// 自己表現ができる国に 3 ///

 世界的に見ると、日本はやはり田舎である。ニューヨークやロンドンに比べて、自己表現
の自由が制限されている。とくに中学、高校の段階では、化粧をしてはいけない、服装を
奇抜にしてはいけない、髪形も校則通りにそろえなければいけない、言動もみんなに
合わせなければいけない。とにかく目立った自己表現は一切禁止、という没個性教育をする。
このため長じたのちも自己表現の能力が低くなるし、他人に対する許容度も乏しい。
これでは、統制的いじめっ子社会ができてしまうのも当然である。
 もう一つ、表現や主張を考えるうえで重要なことは、前述の世界に向けてどれほどの
情報発信が行えるかだ。ここでも日本の水準はたいへん低い。
 もし日本が、本当にアジア地域を大事にするなら、アジア地域の情報発信の舞台となる
ことは可能だろう。しかし、日本人は欧米からの文化はよく受け入れるが、アジアの情報は
受け入れない。とりわけ、アジアの現代文化に関する理解度は著しく低く、アジア諸国に
対する情報発信の舞台を作る努力をほとんどしていない。

/// 1997年刊 ///



60実習生さん:04/06/12 09:35 ID:bWSRnuNd
個性が強すぎるとカッター振り回す怪物が発生する。
よく考えろ。大切なのは「他人の気持ちが分かる」ということだ。
61実習生さん:04/06/12 10:07 ID:xSTeix32
「横並び意識」が悪く言われているが
その「横並び意識」を持ってない奴って
ヒッキー、オタ、無職、気違い、果ては犯罪者等になりやすい。
62実習生さん:04/06/15 10:23 ID:N2hS+gf+
社長、偉人、金持ち、芸能人にもなりやすいけどな。
63実習生さん:04/06/15 11:57 ID:B1frO0gz
医師・学者・小説家・画家にもなりやすい。横並び好きなら→サラリーマン・教師になりやすい→生真面目→神経症→鬱病→精神病の恐れにまっしぐら。横並び大好き生真面目のほうが精神病になりやすい
64実習生さん:04/06/15 12:03 ID:B1frO0gz
>61 メンヘル板・心理板・哲学板・医学板を見てからコメントすれば?あと人はみな精神病にも解釈できます。完璧な精神・完璧な人格のマニュアルサンプルが未だ発見されてないし。安易に基地(精神病)を語らないように。浅薄な知識と経験で。
65実習生さん:04/06/15 12:09 ID:B1frO0gz
>61 人はみなオタク・基地(精神病・神経症)変態の要素はある。完璧な人格者と自覚してて、他人ごとのように安易にオタク・ヒキ・精神病というのは自分自身を鏡に写せない愚か者 あなたは完璧な人なのか?
66実習生さん:04/06/15 12:16 ID:B1frO0gz
>4 個性とは人格障害??人格障害が無いと廃人と同じ。全く人格・性格に欠点の無い人がいたら、世紀の発見(釈迦・イエス以来)人格障害と性格の短所の境界線自体曖昧なんだよ。あと変態じゃないやつはインポテンツ(不感症)だよ。
67実習生さん:04/06/15 12:56 ID:vIPkHtDP
まーなんだ
一言

個性的だから、素晴らしい人・伸びるべき杭とは限らない。

素晴らしい人・伸びるべき杭だから、個性的とも限らない。

素晴らしい個性的な人がいるからといって、個性的な人が全て素晴らしい人というわけでもない。

個性的=受け入れられるべき人 とはかぎらない。
個性的=拒否するべき人 とも限らない。

ケースバイケース。

殺人マニアから、ガリレオまで全て個性的で括れるかもしれないが、内容は全く違う。
68実習生さん:04/06/15 13:01 ID:vIPkHtDP
個性的→拒否される

の思い込みはよくない。
69実習生さん:04/06/15 22:58 ID:exNeIheD
>>63-66
なんとなくお前の精神が心配だ。。。
70実習生さん:04/06/15 23:19 ID:bDi4zrty
ところで、個性って何よ?ヨクワカラン?
71実習生さん:04/06/16 01:55 ID:5ZBpuVoO
>>70
家に帰って「ただいま」を言うまでが、個性です。
72実習生さん:04/06/16 01:59 ID:fGdlBW2M
「ただいま」を言わない子供は常に個性的である訳だな?
73実習生さん:04/06/16 22:51 ID:C3cdUm/s
出る杭は叩かれる。
されども、出すぎた杭は叩かれず。
何事も中途半端はよくないってことだよ。
個性は隠したりせずに、長所として伸ばしていくことが大切だと思う。
74実習生さん:04/06/17 03:12 ID:iGan0vRe
つまり必ず突き抜けていないといけないってか?>>個性

しかも世間様から叩かれない事が良いことであるから、そのために個性的であれってか?
75 ◆vpCpXM4oWw :04/06/17 19:46 ID:AqMfNuiB

規制ばかりがたくさんあると、何も自主的に表現、活動できなくなってしまう。

/// 自己表現ができる国に 4 ////

 国際会議などの誘致を地方自治体が熱心にやっている。だが、そこから情報を世界に
発信しようという意識はほとんどない。日本の自治体が熱心なのは、それぞれの国際会
議を誘致した功名を、県民市民の方に喧伝することだけである。あくまで内向け、仲間
向けの情報発信ばかりだから、国際会議を開いても、外国からの参加者には魅力がない。
 また、大いに意義のある国際会議が催され、重要な人物が日本を訪れたとしても、警
備ばかりが異常に厳しく、参加者たちが自己顕示するチャンスが乏しい。
 たとえば、アメリカ大統領が来てジョギングをやりたいといったことがあるが、警察
は警備上の理由で「お止め頂くように」勧告、アメリカ大使館の中庭で走り回るような
状態に押し込んでしまった。アメリカ大統領は、自国の選挙民にも、世界の政治家にも、
自分の健康と意気軒昂さを示したかったのに、それができなかったわけだ。何とも魅力
のない国ではないか。
 日本は、自己表現や情報発信ができないようにしている国、いわばたいへんな費用を
かけてつまらない状況をつくっている国なのである。

//// 堺屋 太一 著 ///



76実習生さん:04/06/18 12:31 ID:3AitRV39
>>74
どういう飛躍してんだお前はw
77実習生さん:04/06/18 16:12 ID:B8mwwSe1
>>1
>私は個性的な人の典型的なタイプです。
典型的ってことはつまり、個性的ではないってことだ。

      糸冬   了
78実習生さん:04/06/18 20:21 ID:2yw1997O
1の叩かれた具体例を聞きたいんだが
79実習生さん:04/06/18 23:37 ID:/Tw71EVW
>>77
最初にそこを突っ込むべきだった・・・反省。
80 ◆vpCpXM4oWw :04/06/22 21:36 ID:8hvpxLh3

個性を生かすためには、個性にあった選択肢があることが必要である。

/// 選べる国に 1 ///

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

        住居や教育は「選べない」

 第四の魅力は、「選べる国」ということである。
 この「選べる」対象にもいろいあるが、最も重要なのは、「住居」「教育」「医療」
「消費」「職業」の五つだろう。
 まず「住居」について見てみると、今日の日本はきわめて制限されていろ。
単に土地が高いだけではなく、不動産の売買に伴う税金と手続き費用が大きな
負担となっている。このため、いったん家を買うと、生涯その家に住み続けなけ
ればならない。自分の好みや家族の状況によって作み替えることが難しい。

/// 堺屋 太一 著 ///


81実習生さん:04/06/22 21:50 ID:8NG7XDWL
教師って、社会的に見たら、
めちゃくちゃ個性的で「出ている杭」の人間が多いよな。
そのくせ生徒の個性はいやがる。

結局、精神年齢が低いガキ大将なんだな。
82 ◆vpCpXM4oWw :04/06/23 20:57 ID:8OCxG+40

土地、住居などでも流動性がないと状況、個性に応じた買い替えなどができない。

/// 選べる国に 2 ///

 これは日本が土地を資産として捉え、資源と考えていないからだ。
土地は、いまや資源である。したがって、最良に利用する人々の手に渡るべきだ。
ところが、土地を資産として考え、「資産再配分」の見地から土地所有に重い負担を
課す発想がいまだに強い。これが日本の住居問題を決定的に悪くしている。

/// 「次」はこうなる ///


83実習生さん:04/06/23 21:01 ID:J6FTi+uo
>>1 惜しい。たたかれて大喜びしてたらみどころあったかも・・。
84実習生さん:04/06/24 01:46 ID:qOxnIHqi
>>81
何で生徒の個性はよくて、教師の個性はよくないんだ?
85さおりん ◆y.XhExhfy2 :04/06/24 01:52 ID:7elgfLYP
>>84
指導要領に沿った、均質な義務教育の提供ができなくなるから。
86実習生さん:04/06/24 02:53 ID:wji2xEfa
>>76
>73は>74のように読めなくもない。
裏返すと妙な主張になりかねないということだろう。
87実習生さん:04/06/25 11:24 ID:sTudjU0n
>>1
>私は個性的な人の典型的なタイプです。
典型的ってことはつまり、個性的ではないってことだ。

      糸冬   了
88 ◆vpCpXM4oWw :04/06/25 20:29 ID:ON2MeE8V

東京は仕事の選択肢は多いが、逆に日本の地方は選択肢がすくない。

/// 選べる国に 3 ///

 さらに、東京一極集中を促す政策が頑固に続けられているため、多くの職業は東京
でしか成立しない。そのため、国際関係や文化・芸能の仕事に携わる者は、東京での
高価で狭小な住居を強いられる。
 日本企業の本社活動も官庁のある東京以外ではやり難いようにしてある。シアトルや
アトランタでも、世界を相手にした大企業が育つアメリカとはまったく違う。官庁の主導で
各種業界団体を全国統一で作り、その本部事務所は必ず東京に置かせる。そして
その全国団体の会長にならねば、高位の勲章は出さない、といったやり方である。

/// 「次」はこうなる ///




89 ◆vpCpXM4oWw :04/06/26 09:09 ID:4KlYuG2X

アメリカでは、各地方に独自の独立した産業がある。

/// 選べる国に 4 ////

 アメリカで映画産業が興ったとき、映画人たちはニューヨークではなくカリフォルニアの
ひろびろとした場所に、大都会とは違った生活様式をつくりあげた。これは初期の
アメリカ映画人の先見の明だった。いまやそれがピッツバーグにも拡がり、フロリダ
にも拡がり、至るところに文化・芸能に関係する人々が生活できるようになった。
 これは「自由の国アメリカ」が生み出した一つの成功例だが、官僚主導国家の
日本はまったく逆をやっている。創造的な活動を東京一極に集中すべく、特定目的の
施設(例えば歌舞伎専用劇場や格闘技専門競技場)は、東京以外にはつくらせない
政策を採り続けている。

//// 講談社発行 ///


90実習生さん:04/06/26 09:38 ID:ItzDTe9i
注意しておくけど。引用も限度ってものがあるんだぜ。

単に書いてあることをそのまま転載するのは、引用ではありません。
著作権侵害になるから、もう書くなよ。
91 ◆vpCpXM4oWw :04/06/27 09:05 ID:yj4DMgxt

日本では、個性にあった教育の選択ができない。

/// 選べる国に 5 ////

 二番目は、「教育」の問題だ。人生は教育からはじまる。ところが、学校教育の場では、
昭和十六年に国民学校令が布かれて以来、いわゆる一学校一通学区域制による
「強制入学方式」が採られている。このため、教育の消費者である生徒と父兄には
学校を選ぶ自由がない。また、選ぼうとしても、学校の種類が非常に限定されており、
小、中、高ぐらいまでは教育内容もほとんど文部省の定めたカリキュラムで一律に
縛られている。
 文部省の官僚や教育評論家は、国民が受験熱にうかされているので、教育の消費者の
ほうが多様な選択をしないだろうと主張しているが、これはまったくの間違いである。
 現に、何らかの分野でエリート・コースとされる教育機関には、応募者が多い。たとえば、
東京芸術大学は東京大学よりずっと競争が激しいし、宝塚音楽学校はそれ以上に
競争が激しい。将棋の奨励会や相撲の新弟子も応募者が多かった。一時は女子
プロレスの選考会でさえも二千人が集まった。だから、特定目的のエリート・コースを
つくれば、大勢の生徒が集まり、教育が多様化することは明らかである。

//// 1997年刊 ///



92 ◆vpCpXM4oWw :04/06/30 20:23 ID:I6SMigGK
多様な教育、選択の自由が、生徒・父母の希望、個性を生かすために必要だ。
これにより、教師の個性も生きてくるだろう。

/// 選べる国に 6 ////

 もっとも後述するように、最近は没個性化教育の浸透と教師の平凡コース指導の
徹底で、こうしたコースの応募者が減り出している。成功者も出るが落伍者も出る
コースを薦めて失敗されると、教師の責任が問われることを恐れるらしい。これも
教育の供給者(学校と教師)による悪しき規制の一例といえるだろう。
 いま、日本に必要なのは教育の多様化と消費者選択の自由化だ。たとえば、
医者になることを目指した小学校とか、中小企業の後継者になるための中学校や
高等学校、あるいはアメリカの大学へ行くことを前提にした高校などをつくれば、
それぞれに需要があって、個性的な生徒が現れることだろう。
 ところが、現行の教育制度では、一学校一通学区域を設定しているため、生徒は
各通学区域の学校に強制入学させられる。私立学校に対しても、わずかな補助金を
与えることでカリキュラムを画一化している。これでは自分の個性と才能にあった
教育が選べない。 もっと教育を多様化して、長所を伸ばす教育を選べるように
するべきではないか。

//// 堺屋 太一 著 ///


93 ◆vpCpXM4oWw :04/07/03 20:07 ID:NWyDyzGb

医療も供給者主体で、消費者の患者の方が長く待たされたりしている。

/// 選べる国に 7 ///

        医療も消費も選べない

 第三には、人生の終末に係る「医療」がある。医療についても日本では厳しい制限を設
けている。
 この国には、昭和十六年(一九四一年)に定められた「標準医療」の発想が続いている。
これが医療保険制度によって固定化され、全患者に同型の医療サービスを行うよう管理さ
れている。
 その上、各地域の医療機関数は人口割りで制限されているから、消費者の側には選ぶ余
地が少ない。魅力ある生活環境をつくるためには、供給者の側の競争を激しくすることに
よって、消費者の側に選べる自由を与えることが重要だ。そうすれば医院も病院も多様に
なり、コストが下がり、よりよい医療ができるはずである。
 第四は、「消費」の、特に買い物の選択である。たとえば、どのような小売店で買うの
がよいかなど、消費者がそれぞれの好みで選ぶべきことであり、大店法(大規模小売店舗
法)で制限すべき問題ではない。

/// 「次」はこうなる ///


94実習生さん:04/07/07 11:46 ID:7u3NY0lu
>>1 たたかれたっていーじゃん、別に。
95 ◆vpCpXM4oWw :04/07/08 19:58 ID:LIuS7jYj

買い物でも、消費者の自由な選択がもっと必要かもしれない。

/// 選べる国に 8 ///

 セルフサービスの安売り店を利用するか、店員が丁重なサービスをしてくれる高価店を
選ぶか、商品知識のあるところを選ぶか、まったく対話のない自動販売機を選ぶか、自由
にできるようにすべきである。日本では大店法によって、小売店の形態が非常に歪められ
ている。その結果、コンビニエンス・ストアと自動販売機ばかりが異常に増える。アメリ
カにおけるコンビニンス・ストアの売り上げは、年間およそ三兆円といわれるが、日本の
それは約五兆二千億円(九六年)、自動販売機だけでも約五兆円(切符類をのぞく。九六
年)にもなる。
 流通機構の中で、コンビニと自動販売機ほど無駄の多いものはない。それなのに日本に
限って急増したのは、大型店舗を制限したため、出店がしやすいこの二つに投資が集中し
た結果である。

/// 講談社発行 //


96実習生さん:04/07/09 21:09 ID:/3oewzZx
小中学校で戦争のビデオを見たとき、コンサートや学校祭、体育祭などのイベント
の感想文を書かされたあと担任に
「おいお前ちょっと来い。何だこの文は?今すぐ書き直せ。」
とか言われたことがある人。
97主幹:04/07/10 22:42 ID:0/L2KrCZ
出る杭は素晴らしいだよ〜ん
98 ◆vpCpXM4oWw :04/07/13 20:35 ID:AySjQAhe

日本で受験競争が激しいのも、終身雇用制により最初の一回の就職が大事で、
かつ、卒業大学で判定されていたためなのが大きな理由ではないか。

/// 選べる国に 9 ///

・・・・・
        職業の選択も一回限り

 最後に重要なのは、「職業」の選択である。私たちは長い間、終身雇用こそは日本の
勤労者に安心を与える非常にいい制度だ、従業員を大切にする人本主義だ、と信じてきた。
 しかし、考えてみれば、これには十八歳か二十二、三歳で決断した職業選択の責任を、
生涯背負わす残酷な制度という一面もある。就職してから「えらい会社に入ってしまった」
と思っても取り返しがつかない。途中で退職すると、次の就職は不利になり、生涯賃金
でもかなりのハンデを負う仕掛けになっているからである。
 人間は自分の適性がすぐに分るほど利巧ではない。就職する企業や職場の雰囲気も、
事前には分らない。だれもが適職適所を得るためには、少なくとも二十歳代までは、
自分の天職を探して職業を替えられるほうがいいのではないだろうか。

/// 「次」はこうなる ///


99実習生さん:04/07/16 11:37 ID:x8qZu5yX
こんなやつ よくない
政経 石井清志
100実習生さん:04/07/18 00:27 ID:eTeEMFpM
>96
>「おいお前ちょっと来い。何だこの文は?今すぐ書き直せ。」

あ〜、自分も怒られたことある!読書感想文だったかな?
何かにつけて冷めてたガキだったので自分ならこんなバカな事しない、みたいな
内容書いて提出したら即行書き直し。こういうこと言うのって体育会系の教師に多くない?
101 ◆vpCpXM4oWw :04/07/18 08:03 ID:X0OBnTp7

転職が自由にできることも、個性、能力を職業で発揮するためには重要だろう。

/// 選べる国に 10 ////

 アメリカでもドイツでも転職は自由だといわれるが、経理士や看護婦など有資格者の
場合はともかく、一般的な事務職や工場労働者なら、いくつになっても転職が多いと、
やはり評価が下がる。しかし、二十歳代では、勤め先を替りながら、自分に適した
職種と職場と居住場所を探す人が多い。
 ところが、日本の場合は、学校卒業の際に選んだ職業と職場を生涯にわたって背負う
ことになる。このため、会社の辞令一本で居住地も近隣の付き合い、子供の教育までもが
変更されることが珍しくない。単身赴任という家族離別さえ強いられることもある。
 終身雇用には、失業の心配からまぬがれる安心感がある反面、すべてを会社の命令に
従わなければならない軍隊的苛酷さもある。特にこれからは、職種や産業によって成長性に
差が出てくることが予測される。当然、給与にも差が出てくる。能力と好みに応じて自由に
転職できなければ、不利なところへ入った人は大変な不運を招くことになるだろう。

/// 1997年刊 ///


102 ◆vpCpXM4oWw :04/07/22 20:02 ID:V1U7TdmG

教師という職業においても、もっと流動性を増した方が教師自身にとっても
快適な面もあるだろう。

/// 選べる国に 11 ///

 その人に適した環境と職業を選べば大きく成長したであろう個性が、不適任な仕事と
不愉快な人間関係で腐ってしまっている例が、この国にはたいへん多い。これからの時代、
「選択の自由」という面から雇用形態を再構築する必要があるのではないだろうか。
 特にベンチャービジネスを興す場合や個人事務所を営む場合は、被雇用者の個性と
雇用主の個性が直接向き合うだけに、雇用する側にも選択の権利を与えなければなるまい。
 日本では一度雇った従業員はなかなか解雇できないが、外国では「都合により解雇」と
いうのも、正当な手続きを踏めば簡単に行える。日本ではこれが難しいばかりに、お互いに
嫌なままで向かい合って何十年も過ごすという悲劇が起る。さらには、一旦雇えば解雇
できないから雇うことにも慎重になる。このことが新規事業を興す妨げにもなっている
ことが結構多い。
 職業紹介の方法から資格制度、さらには雇用慣行に至るまで、改革すべき問題は多い。

/// 堺屋 太一 著 ///


103寺嶋眞一:04/07/22 20:12 ID:vmtQyFwy
各人の個性を認めれば、解雇も可能になる。
You can read more at http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/

104実習生さん:04/07/27 13:47 ID:emPKEZIa
いじめっ子など結局暴力しか出来ぬ
能無しのゴミだ
105 ◆vpCpXM4oWw :04/07/27 20:24 ID:kVmHT6K/

個人、個性を守るには、プライバシーも重要である。

/// 選べる国に 12 ///

        全体主義思想の呪縛

 魅力ある社会の第五の要素として大事なのは、「隠せる社会」「秘匿性のある世の中」
である。自由競争の社会では、供給者はすべての情報を公開しなければならない。
商品やサービスの選択を消費者が誤りなく行うためには、供給者はすべての情報を
明らかにしなければならない。玄人の供給者が素人の消費者を騙すのを見逃せば、
自由経済、消費者主権は成り立たない。
 ところが、消費者としては私生活(プライバシー)は「秘匿する権利」がある。この点
をおろそかにすると、悪しき官僚や怪しげな供給者が消費者に対して圧力を加えたり
することになる。たとえば、政治の供給者である政治家は、政治に関係するすべての
ことを公開しなければいけない。その中には、彼の人柄や生活資金の問題も入るので、
ある程度は私生活も公開せざるを得ない。

/// 「次」はこうなる ///



106 ◆vpCpXM4oWw :04/07/30 20:10 ID:6F7PLxGu

校則などで下着の色などまで規定、チェックされてはプライバシーがない。

/// 選べる国に 13 ///

 けれども、政治の消費者である一般有権者は、誰に投票したか、どんな集会に出たか、
完全に秘密にできなければならない。同様に、人柄や生活資金を問題にされる必要のない
職業の人々、たとえば通常のサラリーマンや自由業の人は、消費者としての日々は完全に
秘匿する権利を持つ。
 しばしば若者が、「田舎は隣近所がうるさいから大都市に住みたい」という。その一因は
プライバシーの秘匿性が大都市の方が高いからだ。このことから見ても「魅力ある国」の
条件の一つが、「隠せる社会」であることは、明らかだろう。
 ところが、日本の役人は何でも知りたがる傾向がある。たとえば、つい最近まで、「米の
生産、流通、消費は国が管理すべきだ」と称して、米の消費まで監督していた。同様に、
教育の消費者である生徒や父兄、自動車交通の消費者であるマイカー運転者なども
管理したがる。これは「消費の平等」を目論んだ右翼全体主義思想の残滓といってよい。

/// 講談社発行 //


107実習生さん:04/07/31 17:41 ID:Qukakyqd
公立では個性的な人間は叩かれやすい。
だから私は公立が嫌いだ。
108実習生さん:04/08/01 19:41 ID:njsWLZjb
109 ◆vpCpXM4oWw :04/08/03 19:53 ID:D30U92jV

全体主義においては、個は蔑視、抑圧される。

/// 選べる国に 14 ///

 全体主義には、左翼社会主義と右翼民族主義とがあるが、この二つは、資本主義的
自由競争の結果として生じる格差を縮小することを意図して起った点では、共通の
倫理基盤を持っている。
 違いは、社会主義は「入口論」、右翼民族主義は「出口論」ということだ。つまり、
左翼社会主義者たちは、生産手段によって生じる所得の格差に問題があると考え、
生産手段の国公有化を主張した。
 一方、ナチスやファシズムなどの民族全体主義は、財産を所有して上手に運営する
のは国民経済にとってプラスだから生産手段の私有は許すべきだ、問題はそれに
よって得た所得で個人的に贅沢をする奴がいる点にある、財産に不均衡があっても
消費を平等にすればよい、と主張した。
 そのため、学校は全部国民学校、自動車は全部国民車、服装は全員国民服、
遊びに行くのは国民休暇村、医療は一律の標準医療と、消費の規格を試みた。

/// 堺屋 太一 著 ///


110実習生さん:04/08/06 15:21 ID:b4NeOPkD
このスレ、議論はないの?
111実習生さん:04/08/08 12:17 ID:jUoJ/kQK
昔、学校ではっちゃけてた(よく理解してなかった)ので、
そのときの事が今でも伝わって回りからジロジロ見られ、
まるで俺は、動物園の動物のようだ・・・・・・・・
見せもんじゃねえぞ!ゴルァ!!(怒
112 ◆vpCpXM4oWw :04/08/08 19:06 ID:txLQvrBf

日本では、統制思想が未だに強い。

/// 選べる国に 15 ///

 右翼民族主義者は消費を監督したがる。そのため「民族の文化」という均質性を
生み出そうとする。これがいまも日本の官僚社会には強烈に続いている、いや、
いまこそ強くなった、といってもよい。
 学校の教師が生徒の服装や髪形を管理したがるのは、学校全体主義だ。
県の教育委員会や文部省が一律化して、より大きな全体主義をつくろうとする。
こんなことが許されている限り、日本が魅力的な国になることは絶対にあり得ない。
 税金は払わなければいけない。けれども、税金を払った残りを何に使っているか
など、国が関心を持つべきことではない。
 一部の週刊誌は覗き趣味的な編集を行う。これは止み難い人間の「悪しき欲望」だ。
けれども、国が消費に対して監督することを肯定する思想だけは、完全になくさ
なければいけない。日本には、いまなお全体主義的官僚統制思想が根強く残って
いるのである。

/// 「次」はこうなる ///



113りんか ◆LuRinKaV7w :04/08/14 00:02 ID:jTCv8x/5
個性的なボクがそんなに邪魔?
114 ◆vpCpXM4oWw :04/08/21 22:01 ID:FiV6T7Eh

何のために管理や統制が行われているのかを考える必要がある。

/// 選べる国に 16 ///

        「管理基準」が「安全基準」になっている

 九四年一月十六日ににロスアンゼルスで地震が発生、ビルや高速道路がかなり
倒壊した。この時、日本の建設関係者は、「アメリカは効率第一主義で、日本に比べて
半分以下の費用でビルや高速道路を建設している。だから壊れたのだ。日本は
厳しい規格基準によって多額の費用をかけているから、建造物が地震で壊れること
などあり得ない」といったはずである。少なくともわれわれ国民はそう受け取った。
 ところが、それからちょうど一年が経過した九五年一月十七日に発生した阪神大震災
では、どこの国よりもたくさんのビルや高速道路が潰れた。
 そうすると建設関係者は、「われわれは日本の施設が絶対に安全だなどといった
ことはない」といいだした。もっぱら現在の基準は安全のためよりも管理のしやすさの
ためにつくられているのだ、というのである。

/// 堺屋 太一 著 ///


115 ◆vpCpXM4oWw :04/08/26 20:17 ID:rt4KdXXM

また管理が役に立っているかどうかも確かめる必要がある。

/// 選べる国に 17 ///


 実際、建築基準法をはじめ、多くの基準法は、耐震、耐風基準よりも資材基準に
照準を定めている。ここはJISマークの何々を使え、ここはこういうものを使用しろという
指定が多くて、最終的な強度を主眼とした仕組みには必ずしもなっていないのである。
 阪神大震災をきっかけとしたように、日本の安全性を疑わしめる事件が相次いだ。
高速増殖炉「もんじゅ」の故障をはじめ、動力炉・核燃料開発事業団の施設には次々と
事故が起った。病原性大腸菌O-157が至るところで発生する。
 大蔵省が監督をしているから絶対に潰れないといわれた日本の金融機関は、どこの
国よりもたくさんの不良債権を抱え、倒産や業務停止命令まで出た。大勢の警察官僚が
関与したパチンコのプリペイドカードには巨額の偽造が出た。世界一厳しい制限を行って
いた新薬の許可では、規制が厳し過ぎたが故に加熱血液製剤が使えず、エイズ患者が
発生した。

/// 「次」はこうなる ///


116 ◆vpCpXM4oWw :04/09/01 21:58 ID:+eHX4I9Q

厳しいだけで実効果のない管理基準もある。

/// 選べる国に 18 ///

 さらに、消防法は世界一厳しいのに焼死率は高い。心臓麻痺を起した人が救急車で
救命される率はたったの二・五パーセント、欧米に比べればはるかに低い。諸外国では、
救急隊員に応急手当を認めているが、日本は医師法によって手当は病院に着いてから
しかできないからである。最近になって応急手当の有資格者が乗る救急車もできたが、
まだごくわずかである。
 日本の規制や基準値は、官僚が管理しやすいように設けられているのであって、必ず
しも安全のためではない。
 もう一つ加えれば、アメリカに依存して来た防衛も、必ずしも「安全」とはいえなくなった。
東西冷戦の終焉によってアメリカには「西側防衛」の必然性がなくなってしまったからだ。
極東有事の際に、アメリカ軍がどれだけ日本を守ってくれるのか、武装難民が大量に
押し寄せて来た時、日本は対応できるのか、難しい限りである。

/// 堺屋 太一 著 ///



117実習生さん:04/09/05 18:21 ID:yNaJ3IK5
公立は個性的なものが叩かれる。
だから俺は公立が嫌いだ。
118実習生さん:04/09/05 19:27 ID:ARp5Rc8x
つまらん親が子育てしてるからだよ。育児版で、障害児叩きをして、
育児ノイローゼ解消しとるぞ。
119実習生さん:04/09/05 21:50 ID:KUWIKWds
「個性」は叩かれてはいけないが、「個性的」なんて
叩かれよーが、どーしよーが、どーでもいい。
120実習生さん:04/09/06 16:38 ID:UCGn3iun
個性がどうこう言うより、そもそも公立がおかしい。
みんな一緒じゃないと気に入らないって言う姿勢が間違っている。
大体、人間がみんな一緒のわけないじゃん。
121実習生さん:04/09/07 23:14 ID:YiRzHhZl
私立でも同じだろ。
どこの学校でも、管理しにくい生徒は嫌われる。

無論、管理したい教師には、だが。
122 ◆vpCpXM4oWw :04/09/20 19:00:15 ID:3BdMusjG

管理による安心が揺らいでいる。

/// 選べる国に 19 ///

 「安全」とは似て非なるものに「安心」がある。ここでも日本は「安心な国だ」という
神話があった。それを支えたのは、一に終身雇用、二に土地の値上がり、三に
年金の高さだった。
 しかし、ここでもすべてが疑わしくなって来た。いまや、終身雇用は揺らぎだして
いる。これからの国際的大競争時代には、終身雇用は徐々に消滅するだろう。
前述のように、むしろそれは歓迎すべき一面もあるが、「安心」という観点からすると
後退である。
 土地は必ず値上がりするから、土地(住宅)さえ持っていれば安心だ、という神話は、
もうまったくなくなった。地価は上がることもあれば下がることもある。これからは、
「うちはこれだけ財産があるから安心だ」といえる人は、ごく少数になるだろう。
これからの少子化時代には、土地を「資産」として考えるのは危険である。

/// 「次」はこうなる ///



123 ◆vpCpXM4oWw :04/10/09 09:04:11 ID:Odf39dXq

安心が消えてしまう。

/// 選べる国に 20 ///

 そして第三の年金も、低金利によって予想通りの給付ができないという事態も
予想されている。
 現在は石油と食料が安くて円高状態が続いているから、日本の物価は非常に
安定している。しかし、二〇〇〇年代の十年間には、国際収支が赤字になり、
円安が進行する可能性が高い。これに石油や食糧の値上がりが加われば、
日本の物価は著しく上昇するだろう。このため、年金が実質的には大幅に目減り
する心配が出てきた。
 多くの意味で日本の「安心神話」は、大きく揺らいでいる、揺らいでいるどころか、
もうじき立ち消えになりそうだ。
 日本は多くのことを犠牲にして「安全」と「安心」を追求して来た。この二つが
揺らいだら、日本には何の魅力もないことになってしまうだろう。

/// 1997年刊 ///


124鴇雄:04/10/09 13:33:04 ID:x4UlrQGV
個性的と言ってる段階でもうだめぽ
125 ◆vpCpXM4oWw :04/10/15 20:39:08 ID:1DviySzt

平等主義で管理されていると、自分より恵まれた状態の者に嫉妬が生じる。

/// 選べる国に 21 /////

        嫉妬を正義にした愚かさ

 それでもなお、一つだけは日本人にとって大きな魅力が、この国には残っている。
それは、平等主義の故に嫉妬を正義として主張できることだ。
 現在の日本の正義を作り上げて来たものの一つは、嫉妬である。1970年代からの
日本は、あらゆることを犠牲にして、国民の中に渦巻く各種の嫉妬に迎合して来た、
といっても過言ではない。
 たとえば、年功序列で賃金が一斉に上昇する制度は、抜擢される者を嫉妬
しなくても良い、という利点がある。高額所得者に高率の累進課税をかけることで、
低額所得者は溜飲を下げることができる。

/// 堺屋 太一 著 ///



126 ◆vpCpXM4oWw :04/10/23 18:51:11 ID:JFws8OGm

嫉妬を正当化する横並び平等主義は、排除されるべきである。

/// 選べる国に 22 //////

腹の立つ土地成金は、超高率不動産所得税と地価税でやっつけた。それでも
残す奴からは相続税で大部分を取り上げる。豊かな者は悪評を蒙り、貧しい
庶民は慰めが得られる。
 こうした社会的な嫉妬が、日本の政治、日本の社会構成、日本の経済条件に、
非常に大きく影響している。そしてそれが、官僚統制の大きなテコにもなっている
のである。
 それというのも、1970年代から、新聞やテレビをはじめとしたマスコミが、嫉妬に
基づく主張に安易な正義感を付与してしまったからだ。
 嫉妬は人類が持つ最悪の劣情である。劣情に基づくシステムは悪しきシステム
である。だから、日本が本当に魅力ある国になるためには、嫉妬に基づくシステムを
排除する方向に動かなければいけない。

/// 堺屋 太一 著 ///



127実習生さん:04/10/23 19:03:27 ID:RQTFvhOg
叩かれるような個性は本当の個性じゃない。個性は誰でも持ってるんだから。
それが「世間」で通用し、認められるようになって、はじめて本当の個性といえる。

128実習生さん:04/10/23 23:09:11 ID:joBdswJe
うまく言えんが、なんかそれは違うと思う、、、。
129実習生さん:04/10/26 21:27:42 ID:JOhvg2o+
ボクもそう思う
叩かれるかそうでないかは関係ないと思う
130実習生さん:04/10/27 12:59:04 ID:Nz5pGbwK
個性かどうかはわからないけど、今日古典の先生に「精神構造疑う」っていわれました。
131実習生さん:04/10/27 13:01:32 ID:itBPOR8q
【家庭教師】南山大学生がロリわいせつ行為にトライ7【円光動画】
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1098811454/
132実習生さん:04/10/27 13:47:27 ID:xLNwk7g6
個性は嫌われるものです。
「私の友達すごく個性的なの〜」とか言われてる友達は個性的ではないです。
なぜならば本当に個性的な奴は嫌われてるはずだから友達なんていません
133 ◆vpCpXM4oWw :04/11/04 19:09:10 ID:IbqRWX/E

正当な成功者に対しては嫉妬せずに讃え、かつ真の社会的弱者を保護すべきである。

/// 選べる国に 23 /////////////////

 自由競争、自由経済は、機会の平等を重視する。機会が平等なら結果は不平等に
なるを得ない。それを心理的に克服して全ての人間の社会的な安全を維持する。
いわば「ホームレスのない自由社会」こそが、これからのあり得べき世の中であろう。
 いま始まろうとしているメガ・コンペティションの時代に、日本が世界の仲間入りを
するためには、競争社会において成功した人間を讃える美風が必要である。
 世界がメガ・コンペティションの時代に進んでいる時、日本だけが嫉妬に基づく政治、
行政、社会制度を維持しようとすれば、「魅力のないアジアの田舎」になるばかりか、
「嫌われる国」となるだろう。国内における嫉妬のシステムは、国際的な嫉妬、成長
する国々に対する憎しみともなるからである。我々は今、このことを敢えて勇気を
もって語らなければいけない。・・・・・

///////////////// 「次」はこうなる ///


134 ◆vpCpXM4oWw :04/11/14 18:38:37 ID:Wn2kxrxs

平等な中でも差を追求する。

/// ニッポン少子化社会 1 ////////

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

第四章 「ニッポン少子化社会」を襲う国難
    3 少子化社会の心理学
        微細な差異にこだわる社会

 ・・・・・戦後の日本は、限りなく平等化を目指して来た。食事も服装も差がなくなった。
しかし、平等にしようとすればするほど、人間は他人との間に差をつくりたがる。
平等になればその差は小さくなり、実質的影響のない微細なところまで追求する。
特に少子化で大切にされる子供の世界では、それが著しい。品川ナンバーや
携帯電話の番号は、その典型だろう。

/////////////// 堺屋 太一 著 ///


135 ◆vpCpXM4oWw :04/11/20 19:59:55 ID:AtcsurhY

横並び平等主義の下ではみんなと違うものが嫌われる。

/// ニッポン少子化社会 2 /////

 微細な差を重視するものは、著大な違いを嫌う。特に日本の子供たちは、平等均質を
善とする教育の結果、上下にかかわらず「変わった者をいじめる」感覚を持つように
なった。昔は学業の成績がよければクラスの中で尊敬され、いじめの対象になることは
なかった。「ガキ大将」は大抵、学業成績もよければスポーツも上手な少年だった。
 ところが最近は、学業成績のよいことがいじめの原因になることも多い。「みんなと違う」
からである。恐らくこれも「団塊ジュニア」のあとの「急減世代」の心理的一面であろう。
これは、競走でも一等二等の表彰はしないとか、服装髪型を校則で定めるとか、
他人との違いを罪悪視する学校教育の弊害でもある。

/////////// 「次」はこうなる ///




136実習生さん:04/11/20 20:12:06 ID:5UsiADnb
>>135
そうだそうだ。
戦後教育は間違っている。
戦後の悪平等主義が国をおかしくした。今こそ戦前の精神を取り戻すときだ。
13720代男性:04/11/22 18:20:38 ID:mI8gQQzJ
「個性」って言葉は嫌いだね。他人と違っていることには大した意味はない。
能力とか努力、主体性、人の痛みを推し量る配慮のほうが大事じゃないの。
養老も「バカの壁」に書いてたけど、個性なんていうことを教育現場で声高に叫ばない方がいい。
個性的に生きようとして、他人との差異ばかりに神経質になって、
単にキャラを立てようとして、本当に自分の力になるような勉強をおろそかにする奴らの蔓延には目も当てられない。
漢字や敬語など学童レベルの基礎学力はおろか、本もろくに読まない、
口の利き方も知らない、馴れ馴れしさをフレンドリーとはき違えてるような連中に、
偉そうに「個性じゃん、いいじゃん」なんて屁理屈抜かして欲しくないね。
138 ◆vpCpXM4oWw :04/11/29 19:00:15 ID:bS1SwFLU

子供達の夢が小さくなる。

/// ニッポン少子化社会 3 /////

 こうしたことは、子供の夢を小さくする。これもまた少子化社会の重大な問題であ
る。子供たちの眼線は低くなり、わずかな優越感で満足する人間が増える。その一方
では、はっきりと分る違いに対しては「いじめ」が流行する。少子化社会の心理が、
大きな夢のない社会を生み出し、精神的活力を削ぐとすれば、経済以上の大問題だろう。
 実際、既に僅差を目当てにした青少年向けの職業も流行ってくる。「モノ・マガジ
ン」などという雑誌を見ると、雑貨やおもちゃのような商品が、差別性や稀少性の故
に、かなり高価で買われている。「繊細な心理」といえば聞こえはよいが、大きな夢
のない子供たちが社会全体に及ぼす影響は小さくないだろう。・・・・・

//////////////// 1997年刊 ///

 



139 ◆vpCpXM4oWw :04/12/08 19:33:12 ID:OEPLbP4f

封建制下での平等とは何か?

/// ニッポン少子化社会 4 ////////////

        日本で尊ばれたタテの平等とは何か

 ・・・・・この時代には、前述した少子化社会の心理ともいうべき現象が起きている。
つまり極めて繊細な美意識、微妙な格差をほじくり出す嫉妬心が拡まったのだ。
ところが、その一方では、生まれながらの大きな格差については、まったく無関心
でもあった。
 江戸時代には、大名と足軽がいた。武士と農民がいた。これは当時もみんな知って
いた。それにもかかわらず、当時の政治の基本は「貧しきを憂えず、等しからざるを
憂う」であった。もちろん、だからといって、大名と足軽、武士と農民の差をなくそうという
革命思想があったわけではない。
 ここでいう「等しからざるを憂う」の「等し」とは何の意味か。それは「タテの平等」
である。

/////////////////// 堺屋 太一 著 ///




140 ◆vpCpXM4oWw :04/12/14 19:30:06 ID:9iZbbhWX

二種類の平等がある。

/// ニッポン少子化社会 5 /////////

 平等には大きく分けて二つの種類がある。一つは「機会の平等」だ。フランス革命が
旗印にした「自由・博愛・平等」の「平等」とは、「法の前の平等」、つまり「機会の平等」
である。誰でも何にでも就けるチャンスが等しく与えられている、ということだ。
 それに対して、もう一つの平等は「結果の平等」である。そしてそれには、さらに
「タテの平等」と「ヨコの平等」とがある。
 「ヨコの平等」とは、現在ただいまの状態が同じことをいう。たとえば、所得水準が同じ、
社会的な扱いが同じだと言うことだ。社会主義が目指したのも、民族全体主義が
提唱したのも、「ヨコの平等」である。その中で社会主義は「所得の平等」を実現する
ために、所得の不平等の原因になっている生産手段の個人所有を禁止する方法、
つまり生産手段の国公有化を提唱した。いわば平等化の「入口論」である。

////////////// 「次」はこうなる ///



141実習生さん:04/12/14 19:34:35 ID:7h1jDpx3
べつに個性的でもいいけど、
人を言うコトをきくとか、団体行動がしっかりできるやつがじゃないと
ムカツク対象になるぞ
142実習生さん:04/12/14 22:01:07 ID:5AjOWphM
おかげで
三年二ヶ月の過酷な一人旅
143実習生さん:04/12/14 22:51:22 ID:kuiRUmvQ
>>1
下記の様なことを考えたことはありませんか?
周りが笑っていているときに、何故ここで笑わなければならんのだ。
とかはじめて出会った女の子がやさしく話しかけてくれたのに
何故この子は初対面の俺にこんなになれなれしいのだ?
とか

144実習生さん:04/12/22 14:48:14 ID:/P2lFS7V
社交的でない奴の個性は叩かれ、
社交的な奴の個性は叩かれない。

これってどうよ?
145 ◆vpCpXM4oWw :04/12/23 19:16:45 ID:jHkmakRu

身分階層内の平等である。

/// ニッポン少子化社会 6 /////////

 それに対して民族全体主義は、所得や資産の格差よりも、消費の格差こそなくさ
なければならない、と主張する。だから消費を統制して、消費財やサービスを均一
規格化すべきだ、と考えた。
 これに対して、江戸時代の日本で尊ばれたのは「タテの平等」である。つまり、
出発点で同じだった者は到着点でも同じ状態にあること、つまり人間の生涯という
時間軸の中で新たな格差をつくらないことだ。例えば、二十年前に同じ足軽だった
人たちがいまもみな足軽なら平等である。二十年前に大名だった人はいまも同じ
大名で、その間に差が出ていないとすれば平等だ、という発想である。

//////////////// 講談社発行 ///

 




146 ◆vpCpXM4oWw :05/01/01 00:20:25 ID:Gi38D6IY

身分制では階層間で競争する必要が無い。

/// ニッポン少子化社会 7 /////

 このことの利点は、知り合いの中で嫉妬する必要がないし、競争する必要もない
ことにある。「あいつは初めから大名だ。俺たちとは違う」で済まされる。農民は農民で
みんな同じ。二十歳のとき村の衆で一緒だった者は、六十歳になったときも村の
年寄りで一緒だ。そうすると互いに嫉妬することがなく、「あそこに大名がいるがね、
あれは親の代から大名だから、われわれとは違うんだよ」で済む。これが「タテの平等」
であり、日本には根強く残っている思想である。
 徳川時代を通じて、日本の道学者はみんな「タテの平等」を主張した。この思想は
儒教にもつながっている。孔子は「世の秩序」、つまり春秋時代の階級制や家族内の
長幼の順を尊いものとした。それを不易の秩序と考えたからである。

///////////// 堺屋 太一 著 ///




147実習生さん:05/01/02 16:38:06 ID:X3vZlroi
堺屋太一のコラムうざい。

個性とはかんけーないけど、クラスの男子が自分以外の女子とは楽しそうに話すくせに
自分が話し掛けるとそっけなかったり嫌そうに対応したりするよね。
なんでそんなに態度かえるの?なんで差別するわけ?それだけが許せない。
あと、授業中当てられた時とか自分の時だけ静かになったり、ワザとらしく咳払いしたり
ここの住人はこんな経験したことありませんか?
148実習生さん:05/01/02 17:01:49 ID:++hnrvcU
どう個性的なのか説明してみたらどうやと
149実習生さん:05/01/02 17:08:35 ID:hX/PKPqs
出る杭は打たれる。出ない杭は腐る。
150実習生さん:05/01/02 17:09:17 ID:G4GWkytS

             /": : : : : : : : \
           /-─-,,,_: : : : : : : : :\
          /     '''-,,,: : : : : : : :i
          /、      /: : : : : : : : i     __________
         r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i    /
         L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   /生徒・児童にわいせつ行為を
         /●) (●>   |: :__,=-、: / <  しなければ負けかなと思っている
        l イ  '-     |:/ tbノノ    \       (24・教師)
        l ,`-=-'\     `l ι';/       \ 
        ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヾ=-'     /








151 ◆vpCpXM4oWw :05/01/09 18:43:02 ID:bt3fy8m6

世襲制社会が固定化する。

/// ニッポン少子化社会 8 //////////

 徳川時代二百六十年間は封建時代といわれるが、本当に世襲的封建制が確立
したのは、享保から文化文政までの百年余りだけである。
 その以前、特に元禄時代までは社会的流動性が高かった。たとえば、「忠臣蔵」に
出てくる四十六士を見ても、(親子で討入りした子の方を除くと)親の代から播州
浅野家に仕えていた人は三分の一以下である。お家断絶の時、浅野家には家老が
四人いたが、家付き家老は大石内蔵助ひとり、他は一代家老である。有名な大野
九郎兵衛は、どうやら明石の方の百姓の息子だったらしい、といわれている。百姓の
息子が一代にして城代家老になれる世の中だったのだ。
 ところが、元禄の繁栄が終り、人口が減少に向かうようになると、大名の子は大名、
足軽の子は足軽という世襲制が確立する。八代将軍吉宗は、そうした社会の
固定化を実現した人物である。・・・・・

/////////////// 「次」はこうなる ///


152山田さんでっか??:05/01/09 21:30:09 ID:r5olLFqS
俺は昔から体がでかく、小学入学時には150近くあり、中学入学時には180をこえたほど。よくからかわれたけど、巨体ゆえ怪力でしかも運動神経がバリバリ良かったからむしろメリットと思って生きてきたよ。服が無い以外は困ったことない。
153 ◆vpCpXM4oWw :05/01/22 17:57:59 ID:FSdXzhMG

徳川時代は安定重視だった。

/// 日本人が捨て去るべきもの 1 /////

堺屋太一著, "「次」はこうなる", 1997年 講談社刊 より

第五章 日本人が捨て去るべきもの
・・・・・
        「自由」は日本の正義ではなかった

 戦後の日本は、効率、安全、平等の三つを「正義」としてきた。この三つが「正義」
なのは、現代の先進工業国としては珍しいことではない。だが、この三つ以外に
「正義」がないのは、戦後日本のユニークなところである。
 徳川時代には、効率が正義ではなく、安定こそが最大最高の正義だった。旅人の
往来や物資の流通が多くなりすぎると、人口の偏在や産業の盛衰が激しくなり、
地域的安定が損なわれる。このため徳川幕府は、あえて大井川に橋を架けなかった。
人々の往来と物資の流通を不便にすることによって、地域的な自給を維持し、安定を
保とうとしたのだ。

/////////////////// 堺屋 太一 著 ///




154実習生さん:05/01/22 18:04:41 ID:lKgTp8HU
>>147
俺、男だけど似た経験あるよ
155実習生さん:05/01/22 23:48:59 ID:7e8fyvgG
ほな逝こか?
156 ◆vpCpXM4oWw :05/01/31 19:32:20 ID:99LEJNsa

明治時代は効率と忠義と孝行が正義だった。

/// 日本人が捨て去るべきもの 2 /////

 同じ目的で、複数の帆柱を持つ船を禁止し、海上交通を不便かつ危険にした。
そうすることで、物資の流通を少なくし、地域市場圏を保とうとした。人口の移動を妨げ、
条件の悪い地域の産業も維持できるようにしたのである。
 ところが、黒船が来て、近代化の倫理を持ち込んだ。産業革命以来の近代思想、
つまり効率を正義とする思想である。幕末の日本人はまず、外国人に蔑まれない
祖国を創ることに正義を感じ、そのためにも効率重視の近代思想を肯定した。
 明治においては効率が正義となり、国家の栄光も正義になった。同時に家系の
継承も引き続き正義だった。おそらく明治から太平洋戦争までの日本の「正義」は
この三つ(効率と忠義と孝行)であったろう。ここでは安全は「正義」のうちに入って
いなかった。

///////////////// 「次」はこうなる ///


157実習生さん:05/01/31 21:54:59 ID:pVKx4smE
「ロッキンオン・ジャパン」平成8年1月号(1996年)、小山田圭吾2万字インタビューより引用

「あとやっぱりうちはいじめがほんとすごかったなあ」
●でも、いじめた方だって言ったじゃん。
「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」
●やっちゃいけないことを。
「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」
●(大笑)いや、こないだカエルの死体云々っつってたけど「こんなもんじゃねえだろうなあ」と俺は思ってたよ。
「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイディアを提供するだけで(笑)」
●アイディア提供して横で見てて、冷や汗かいて興奮だけ味わってるという?(笑)
「そうそうそう!『こうやったら面白いじゃないの?』って(笑)」
●ドキドキして見てる、みたいな?
「そうそうそう!(笑)」
●いちばんタチ悪いじゃん。
「うん。いま考えるとほんとにヒドイわ」
158H先生:05/02/01 01:58:20 ID:fZo8mwa8
 個性というのは,好きなこと嫌いなこともして,勝手気ままに振る舞ったり,抑圧されたりしてはじめて見えてくるものでしょう。
未成年に個性なんてあるのだろうか?
159 ◆vpCpXM4oWw :05/02/11 09:05:50 ID:aHjJPkxD

戦後は安全が重視された。

/// 日本人が捨て去るべきもの 3 /////

 したがって、国家の栄光のために危険な戦場へ征くことも、子供が健康を損なう
ような重労働に従事して病気の親を養うことも、麗しい美談だった。戦前には、
安全は「正義」ではなく、「あったほうがよい」という程度のものだったのである。
 ところが、戦後は、安全が正義の中でも最大となった。
 安全の第一の要素は平和である。世に戦争ほど危険なものはない。安全を正義の
第一とした戦後の日本では、平和は何ものにも替え難い正義である。軍事施設も、
軍事思想も、兵器の販売も、自衛力の増強も、悪と見なす一国平和主義が
横行している。この発想は、まだ百年ぐらい続くだろう。
 第二の安全要素は無事故、無災害である。このためには、効率を犠牲にして
事故防止施設や完壁警備にやたらと費用がかけられた。

///////////////////// 1997年刊 ///




160 ◆vpCpXM4oWw :05/02/19 20:32:43 ID:Qpf4eTVq

規格維持も重視された。

/// 日本人が捨て去るべきもの 4 /////

 しかし、安全の問題が主として官僚の規制管理に委ねられたことから、行き過ぎと
変質がはじまった。一九七〇年代のある段階から、安全重視が規格の維持のほうに
すり替えられてしまったのである。
 官僚の側では万一のことを考えて規格基準は厳しい方がよいという発想が定着し、
民間企業では規格基準に適したものをつくっておけば安全問題で責任を問われる
恐れがないという考えが拡がった。その結果、本当の安全性は無視され、手続上の
完全だけが追求され出した。阪神大震災での甚大な被害やO−157の多発のような
事件が起るようになったのは、このためだ。

////////////////// 堺屋 太一 著 ///



161 ◆vpCpXM4oWw :05/02/28 20:10:54 ID:1k0U7EIj

形式化すると安全でなくなる。

/// 日本人が捨て去るべきもの 5 /////

 平和と無事故に次ぐ安全の第三は健康。現在のヒステリックなまでの健康ブームや
清潔希求は、安全重視の表れである。だが、ここでも形式化が進み、手続きが終るまで
加熱製剤は使えなかった。このため非加熱血液製剤事件などが発生した。日本の
救急車は、搬送中の救命行為を行わなかったため、心臓麻痺の救命率がドイツの
十分の一しかない。
 効率、安全と並ぶ戦後の第三の正義は、平等である。
 戦後五十年の歩みの中で、一九七〇年代までは効率が正義の中でも重視されていた。
高度経済成長時代には、経済を成長させ世の中を便利にすることが大事な正義だ、
と信じられていた。このおかげで規格大量生産が非常な勢いで進み、すべてのものが
大型化し、効率が改善された。

//////////////// 「次」はこうなる ///





162 ◆vpCpXM4oWw :05/03/09 20:26:04 ID:xAdI9+VH

自由よりも平等主義にウェイトが置かれた。

/// 日本人が捨て去るべきもの 6 /////

 一九七〇年代からは安全が重視されたが、これが形式化する中で、しだいに
平等にウェイトが置かれるようになった。そしてその平等を実現する方法として、
規格化基準化が進み、効率を犠牲にしても地域や学校の格差を是正し、企業の
保護と業界の談合を推進する方向へと動き出した。地域格差の是正や中小企業保護、
大規模小売店の規制、公共事業落札の持ちまわり、学校における平等主義、
累進課税の徹底と福祉の拡大等々である。
 効率と安全と平等が「正義」であることは悪いわけではない。問題は「自由」や
「楽しさ」が、この国の正義に入っていないことだ。自由は「あったほうがよい」という
程度のもので、「社会的正義」ではない。したがって、自由と平等とが、あるいは
自由と安全とが対立したら、政治問題にもならないで、行政レベルで自由のほうが
却下されてしまう。

////////////////// 講談社発行 ///




163 ◆vpCpXM4oWw :05/03/19 20:56:51 ID:cWEp6obb

自由や楽しさが軽視された。

/// 日本人が捨て去るべきもの 7 /////

 正義と正義との対立が政治問題である。たとえば、効率と安全との対立をどう
判定するか。公害防止を厳しくすれば安全は高まるだろうが効率は落ちる。では、
どの程度で妥協するか。これは政治問題である。自動車のスピードをどんどん上げれば、
効率はいいけれども事故が多くなる。これをどの程度まで抑えればよいか、これもまた
政治問題である。
 ところが、「自由」や「楽しさ」は、そうではない。「こういうことをしたい」、「これは楽しいぞ」
といっても、それが危険と見なされたなら、どんなに小さな危険でも行政レベルで
禁止されてしまう。「こんなお祭りをしたい」、「こういう行事をすればおもしろそうだ
といっても、いささかでも危険があれば、道路交通法か消防法で不許可になる。

////////////////// 堺屋 太一 著 ///





164狼?:05/03/19 21:17:55 ID:qF0qwiFA
今は個性を伸ばす時代なんだろ?
子供を育てる立場にあるべき存在が擁護しなくて良いのか?
叩くヤツラは何故叩く?
叩いてオモシロイからか?負い越されるのがいやだからか?自分が普通だと信じる枠からはみ出すのがいやだからか?
小さい連中よ…
こんな器が小さいのが多い世の中で個性を育むことが出来るのか?
叩いて潰して「これが試練だ」といきがってんじゃねェよ…
異を唱えることを、突出することを、枠にとらわれないことを正しいと教えろよ…
しかし、やってはいけないことはきちんと躾ないと、子供が死ぬぞ?(いじめで殺される)
しっかりその小さな芽を守ってやろうよ…
165実習生さん:05/03/20 10:32:02 ID:3TWbRGh+
>>164
学校ごときで潰されるような個性は
社会に出たら何の役に立たんよ。

個性っていうのは才能や基礎・基本があって初めて意味を持つんだよ。
それ以外はただの「わ が ま ま」

思春期の頃は「自分は個性的だ。特別だ。才能がある。」って思いたいやつがほとんど。
そして無論そのほとんどが勘違い。
その勘違い呪縛から逃れることが「大人になる」ってことだ。

「個性を伸ばす教育」なんてのをやってると
勘違いしたまま社会に適合できない不幸な大人(極論すると犯罪予備軍)を
どんどん世に送り出すことになる。
っていうかもうなってるけどな。
166実習生さん:05/03/20 11:36:41 ID:sFYtqsuj
どう個性的なのか、という話が全然出てこないな。
自分が個性的で叩かれてると思ってる人は
具体的にどのように個性的なのか説明してみてほしい。
大半は個性的なんじゃなくてただの我侭や空気が読めてないだけなんじゃないか?
167実習生さん:05/03/20 14:29:30 ID:UMKvq/C2
凶ハラ警報発令中!!
168狼?:05/03/20 14:39:00 ID:5nkNqljJ
理科が得意(大好き)な生徒を、教科書に記してあることを先読みして提示した生徒をなぜ先生が叩く?
あいつが嫌いだからいじめたと言う意見を聞き入れてあいつらにいじめられたから助けて欲しいと叫ぶ子供の意見を聞き入れない。
本を読む生徒に暗いからやめろと言い、何のために学校に行き、生きているのか?真剣に悩んで出した質問に答えない。
自分が何に適しているかもまだわからない子供に、方向を提示するのではなく、様々な方向への道を叩き潰す。
そんなのが教師で良いのか?と俺は問いを立てたまで。
教師が子供を差別して良いのか?悩みを聞かなくて良いのか?子供の道を叩き潰して良いのか?
個性を見つけ、引き出し、育てるのが大人であれば、子供の欲求を全て我侭とくくり上げて始末する阿呆どもの世話にはなりたくない!!
169実習生さん:05/03/20 15:17:01 ID:PwOtEji5
>理科が得意(大好き)な生徒を、教科書に記してあることを
>先読みして提示した生徒をなぜ先生が叩く?

でも例えば手品師が人の手品見て
「あ、そのネタしってる!」っていったらどう?
そいつは空気読めない奴だろ?

伸ばすべき「個性」ってのは「能力」だよ。「性格」ではない。
例えば野球がうまかったら性格的にはごく平凡で常識的でも
そいつはもう立派に「個性的」なわけ。
逆に勉強苦手な奴でもそれはそれで個性。他の個性を見つけりゃいい。
性格まで個性的な必要はない。まして伸ばす必要はない。
他人に迷惑ならやはり正すべきだよ。
それで「個性を消された!俺の才能まで潰された!」って嘆くなら甘えだな。
許されるのはせいぜい小学校低学年までだろ。

どうも「個性的」=「性格まで個性的」と捉えてるな。
170実習生さん:05/03/20 15:36:52 ID:PwOtEji5
>自分が何に適しているかもまだわからない子供

そんなの大人になってもわからんよ。
それでも生きていくため家族養うために仕事してる。
そのなかでなんとかプライドや喜び見つけてる。

そんな親の飯食っときながら、
「俺は親のようにはなりたくない。ここは俺の居場所じゃない。
俺には俺の才能が活かせる道がある。」
っていって道端で歌や絵や詩を垂れ流す。逆に引きこもる奴もいる。
それが思春期。「若さ」ってやつだ。

それはそれで構わないんだけど、そのまま社会に溶け込めないまま
大人になっていく奴がかなり多いのが問題だっていってるんだよ。
171実習生さん:05/03/20 21:24:54 ID:sFYtqsuj
>>168
いじめの話はそのまま事実だとしたら先生が悪い。
質問に答えられないのも先生の力不足。
でも、それは個性とは別の話。
172 ◆vpCpXM4oWw :2005/04/02(土) 19:30:32 ID:TkCPrgdn

体育で競走が禁止された。

/// 日本人が捨て去るべきもの 8 /////

 言論の自由は憲法で保障された基本的人権だが、それが平等を損なう差別用語
となれば、行政やマスコミの自主規制で禁止され、それが政治問題となることさえない。
学校の体育でも、平等を損なうから、楽しくとも競走をしてはいけないというところも多い。
 七〇年代後半からは、公共事業の配分も平等重視の地域配分主義となり、企業の
平等を考えて中小企業のみを対象とした指名入札が行われている。効率の悪い配分、
コストの高い発注方法を採用しているのだ。

//////////////// 「次」はこうなる ///



173実習生さん:2005/04/02(土) 19:33:05 ID:DyAXKL/m
個性とわがままを勘違いしてる奴は多いぞ。
それを考えろ!!!
174実習生さん:2005/04/03(日) 00:57:55 ID:qCdv3id9
個性なんてものは全てワガママだと勘違いしているものも多い。。
175実習生さん:2005/04/03(日) 08:51:57 ID:j0WIoxIY
集団社会のほうが、根回しが上手い 集団のほうが我儘やエゴを水面下で行いやすい。個性を無くしたフリをしてカムフラージュしてエゴを水面下で発揮させる。
176実習生さん:2005/04/03(日) 08:57:01 ID:j0WIoxIY
大人社会は集団同士の対立が強いから 個性がある個人是々非々主義は、両者から邪魔な存在になる(坂本竜馬みたく)だから我儘みたいな言葉で悪に仕立て上げたりする。これが大人社会。ストレートな個人主義者は嫌われる
177実習生さん:2005/04/04(月) 00:08:27 ID:8/7iwSVD
 教育の現場は個性を嫌ってると思うよ。個性を伸ばすなんて言っているのは
本当に建前論。実際は管理教育への道を走っている。生徒をがんがんに管理し
ているくせに自分の子供は管理の緩い学校に平気で入れる教師もいるしね。人
の子は道具で自分の子だけがかわいいだけ。本音はそんなところでしょう。
178実習生さん:2005/04/04(月) 04:00:49 ID:LCqHvidD
>>1

叩かれて辛いと思う程度の個性なんか個性じゃない。
無理して個性だと思い込んでるだけ。
ホントの個性は叩かれたぐらいでは凹まない。
「私は個性的な人の典型的なタイプです」
って言ってるけど、俺には個性的には見えない。
どんな風に個性的なのか教えて欲しいもんだ。
179実習生さん:2005/04/04(月) 04:07:09 ID:2VQbtJWI
「個性」「常識」「非常識」「良い人」「悪い人」「愛」これらの語句は安易使えるほど世の中は単純じゃない普遍的・客観的な認識で断定しずらい
180実習生さん:2005/04/04(月) 04:09:17 ID:LCqHvidD

てゆか、ホントに「個性的」なら、自分が「個性的」だなんて思わない。
「自覚」がある時点で「偽りの個性」
181実習生さん:2005/04/04(月) 04:20:10 ID:r9X84thD
>>180
自分の個性に否応なく気付かされるとき、
そしてそれを変えられない自分に気付くとき、
人は生き方を選択する。
孤独を選ぶか布教を選ぶか、それとも両方か。
個性が信念と結びついてしまっている人は
いずれ必ずこういう局面に遭遇する。と思う。
182実習生さん:2005/04/04(月) 04:30:50 ID:LCqHvidD
>>181

あなたはどっかの宗教家ですかぁ?
そんな重いもんでもないでしょう。
「孤独を選ぶか布教を選ぶか、それとも両方か。」
ってどんなシチュエーションだよぅ?
183実習生さん:2005/04/04(月) 05:01:40 ID:r9X84thD
布教ってのは宗教のことではない。
個性的であるということはは深刻で重いものだ。
苦しみ、淋しさを伴うものだ。
自分の経験で理解できないなら所謂個性的な人物
の伝記などを読むといいと思う。滲み出ている。
184 ◆vpCpXM4oWw :2005/04/16(土) 20:01:04 ID:+A4BO8ae

自由と楽しさをもっと重視する必要がないか?

/// 日本人が捨て去るべきもの 9 /////

 しかし、国際化の中でどこまで平等が維持できるか、難しい問題である。一方には、
外国人も完全に平等に扱うことができるのか、外国企業にも平等の権利と機会を
与えられるか、という問題があり、他方にはメガ・コンペティションの時代に平等優先では
国際競争に対応できない、という問題がある。
 現在の改革論議においても「自由と楽しさを正義の一部に入れよう」という発想を
大切にしなければならない。世界の流れは総資本主義化、実質と効率の競争、人々が
ホンネで喜ぶ楽しさの時代になっている。しかし、それぞれの各論になると、この発想は
まだ容易に受け入れられないだろう。そのためには、平等と安全という仮面をかぶった
官僚規制を撤廃しなければならない。・・・・・

///////////////////// 1997年刊 ///




185実習生さん:2005/04/16(土) 20:47:25 ID:u2g9AA/Y
俺はツッコミタイプなのでクラスにボケタイプの生徒がいた方が授業しやすいよ
真面目でおとなしい生徒ばかりだと盛り上がりにかける淡々とした授業になってしまうんだな
個性は欲しいね
186実習生さん:2005/05/04(水) 17:08:17 ID:XGqvbNNk
個性的ってのは「奇面組」のメンバーみたいなのを言うんだよ。
187 ◆vpCpXM4oWw :2005/05/04(水) 19:11:54 ID:/OD2s7/u

横並びの均一性を打ち破り、個性と創造力に富む社会を創る必要がある。

/// 日本人が捨て去るべきもの 10 ////////

    日本が「卒業」すべきもの
        均質社会を放棄するとき

 ・・・・・改革によって失われる第三のものは、社会の均質性だろう。いやむしろ、
均質性を打ち破り、個性と創造力に富む社会を創ることが、平成改革の狙いでもある。
 まず、少子化が続くと、相当多数の外国人が入り込んでくるのは避け難い。また、
人口の地域集中化、過疎と過密の極端な進行、そして産業技術ワンセット主義の
放棄にともない、社会の均質性を維持することは難しくなる。その結果、日本国民の
間でも、美意識と倫理観の共通性が失われることになるだろう。

///////////////////// 堺屋 太一 著 ///





188 ◆vpCpXM4oWw :2005/05/18(水) 19:24:40 ID:Sc5GssBh

多様な価値観が必要である。

/// 日本人が捨て去るべきもの 11 /////

 これまでの日本では、たとえば勤勉は善だ、清潔なのはよいことだ、そうみんな
信じていた。人間の美意識というのは、本来は地域や習慣、職業や個性で違う
ものだが、今日の日本では驚くほど均質的になっている。
 ところが、これからは外国人勤労者の増加によっても異質のものが加わる。
ゴミ捨て一つを取っても、外国人にとっては充分きれいにしたつもりでも、日本人から
見ればきれいになっていないというケースは、すでに各地で起っている。これからの
日本人は、そういった異なる美意識とも共生していかなければいけない。

///////////////// 「次」はこうなる ///





189実習生さん:2005/05/19(木) 01:43:54 ID:3CIhGP8y
個性的が生きる仕事につけばいいのでは?世の中はきっと広い
190 ◆vpCpXM4oWw :2005/06/01(水) 21:05:37 ID:P0DZiNIL

均一な価値観は異なるものに嫉妬を生む。

/// 日本人が捨て去るべきもの 12 ////////

 美意識と倫理観の均質性が失われると、消費の規格化、標準化も失われる。
このことは、米国社会に見られるような多様な文化や慣習を生む一方、
ローコストの生活を可能にすることにもなるだろう。
 いまの日本では、小学生ですらブランド品を持たないと修学旅行に参加できない
ような雰囲気になっている。こんな社会心理は不幸であり不便だ。個人が自らの
好みで選んだものを堂々と発露できる情況にならねばならない。
 美意識と倫理観が共通なら、国を管理する上では楽だが、尺度が共通なだけに
嫉妬を生みやすい。そしてその嫉妬が正義を粧って主張されるとすれば、
みんなが不満と脅えを持って生きることになるだろう。

////////////////////// 講談社発行 ///






191実習生さん:2005/06/02(木) 20:27:22 ID:OrbGWKWR
【個性】は英語で personality 性格,性質,人格,人柄、人間的魅力。
そしてその語源の person は【人】
さらに person の語源のペルソナは【人格】【仮面】という意味がある。

個性があるということは、それだけ人であるということじゃないかな。
【仮面】を捨てるっていうのは、それだけ誇りを捨てるってことだと思うよ。
192 ◆vpCpXM4oWw :2005/06/18(土) 19:44:49 ID:4pb70Utz

嫉妬は正義ではない。

/// 日本人が捨て去るべきもの 13 //////

 これからの日本人にとって大切なのは、嫉妬は劣情だということを
十分に理解することだ。
 古来、嫉妬は人間の持つ最も卑しい感情とされてきた。多様化、
国際化の中では、他人が自分より豊かだからといって羨み妬む心理
からは離脱しなければいけない。
 いま、試みられている改革に対する抵抗の中には、「嫉妬は正義」
という前提で主張されているものも少なくない。逆にいえば、改革の
成否は、「嫉妬は劣情」という価値基準を国民多数が承諾できるかどうか
にかかっている。
 自由と楽しみを正義とするか、嫉妬を正義とするか。この選択が
これからの一番の政策論争になるだろう。サッチャー元英国首相が
いったように、「金持ちを貧乏にしたからといって、貧乏人が金持ちに
なるわけではない。みんな貧乏になるだけ」である。・・・・・

////////////////// 堺屋 太一 著 ///




193実習生さん:2005/06/19(日) 00:07:45 ID:igSLA5ct
出る杭は叩かれる   出すぎた杭は抜かれる
194実習生さん:2005/06/23(木) 18:45:16 ID:+pmSMxzA
>>1
教師はまとめにくくなるから、
個性には反対する。
社会性を身に付けさせるとの名の本で、
全体主義の押し付け
195実習生さん:2005/06/23(木) 19:59:01 ID:5Y4NYv6g
そう、効率重視の理想主義教育。
現代教育は子供を殺す教育だ。
「命の尊さ」をうたう教育者達のなんと恐ろしい事か。
196実習生さん:2005/06/25(土) 20:44:49 ID:X4yDasMS
>>195
その通りですね。
197実習生さん:2005/06/25(土) 21:22:46 ID:XxR87AiD
>>177
個性を嫌う事が何か悪いことのように考えておられるようですが・・・。

教育は子供を一定の型にはめる作業です。教育の目的は画一化です。
社会を維持するのに必要な人間を作るために、子供を画一化する作業が教育です。
そして、社会は大多数の個性的でない人間によって維持されているのです。
社会の多数の人間がやたら個性的では社会は維持できません。
社会は個性を嫌います。教育も個性を嫌います。
それは、教育の目的から言えば当然過ぎるほど当然の事なのですが。
198実習生さん:2005/06/25(土) 21:29:56 ID:m7vDlwH3
>>197
クズ野郎
199実習生さん:2005/06/25(土) 21:43:51 ID:X4yDasMS
>>197
真性ファシスト。
教師だとしたら、
公教育の場から追放したい。
200実習生さん:2005/06/25(土) 23:24:05 ID:XxR87AiD
>>198
では、教育の目的は何だとお考えですか?
201実習生さん:2005/06/25(土) 23:26:00 ID:XxR87AiD
>>199
ファシストと何の関係もありません。
教育というモノはそういうモノです。

あなたは教育をどんなものだとお考えなんでしょうか?
あなたは公教育の場はどうあるべきだとお考えなのでしょうか?
202実習生さん:2005/06/26(日) 02:26:23 ID:gmvVZ7Vg
>XxR87AiD氏
統合します。
教育とは何か?教師に問いつめてやるスレ
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/edu/1074650067/
203 ◆vpCpXM4oWw :2005/07/13(水) 22:15:16 ID:qAin34wM

競争結果による格差の多様性が是認されるようになった。

/// 日本人が捨て去るべきもの 14 /////

 ・・・・・一九八○年代に入って、まずイギリスとアメリカが、続いてアジア諸国や
ヨーロッパが急激に格差の是認の方向へ進み出した。これがいわゆる
総資本主義化(または総商品化)といわれる現象である。
 社会主義の目指した平等主義が破綻し、いまや世界はメガ・コンペティション
時代だ。競争とは優劣によって生じる結果としての格差を是認することである。
そしてその上で、人間としての尊厳を守る保障制度を行うのが、自由経済の
正しい道であろう。

////////////////// 「次」はこうなる ///




204実習生さん:2005/07/14(木) 18:28:27 ID:k73Q++hQ
社会の画一システムが意外性に対応できてないから、想定外の事故に対応できなくなる。マニュアル固定観念に犯される。日本の愚かな部分をつくりだした教育の責任は重い。社会はトラブルだらけ 臨機にあらゆるトラブルに対応しなきゃならないのに
205実習生さん:2005/07/14(木) 18:32:00 ID:k73Q++hQ
画一な教育→画一な社会は ありとあらゆる多角的にふりかかるトラブルに対応できなくなる。社会の安全神話が崩れる昨今に画一思考の人間だけじゃ危険過ぎる。
206実習生さん:2005/07/14(木) 18:36:28 ID:k73Q++hQ
社会は常に進化する それと同時にトラブルも進化する。それに対応できるのかな?画一人間は?画一人間は進化しないからねぇ。 トラブルに対応できるのは複数の違う個性ある人間の多面的対応だよ
207実習生さん:2005/07/15(金) 07:36:51 ID:B5HLTApK
>197 個性が無い=社会を維持するのに必要?それは企業の派閥や根回し主義に都合の悪い人間を排除する為に今までそういわれてきた。建設会社の談合に個性的な奴(悪い事は悪いと意見を言える奴)は必要無いから
208実習生さん:2005/07/15(金) 07:40:52 ID:B5HLTApK
>197 輸入なのに和牛だと偽る為には個性的な人はちくるので目ざわり!すなわち個性的=企業・社会で必要無い=企業・社会の汚い・膿の部分を言ってるんだよ!教師はそれを道徳論・綺麗事でとらえるとこが世間知らずだね
209実習生さん:2005/07/15(金) 07:45:51 ID:B5HLTApK
個性的=社会に必要無い 本質が悪でも集団が善と言えば善。本質は悪と言う人間は集団には邪魔な存在。それが今までの企業ことなかれ主義の病んだ部分。教師は個性的=社会に必要無い=協調性と勘違いしてる馬鹿(世間知らず)笑
210実習生さん:2005/07/15(金) 07:50:13 ID:B5HLTApK
世間知らずの教師さんよ。協調性=みなで足並みそろえて社会に貢献しよう。だけじゃなく臭いモノを集団で蓋をするのも社会や集団の協調性と言う事もお忘れなく。都合の悪い臭いモノを公にするのも個性的な人間だったりします
211実習生さん:2005/07/15(金) 09:55:48 ID:4stQAFTV
私は小さい頃からやたら大人とかリーダー格の子の目につくらしくて、
それこそ本当に目の敵状態で叩かれてたのね。

高校生になった今も学校ではそう。
今だに全く個性を認めてくれない先生には真っ向から反抗しちゃうし。
認めてくれる先生とはすごい仲良くなるけど。

トラウマはあるしね。

でも今のバイト先はみんなオタクではなく個性的でさ、
見た目は普通で美形揃いなのに学校ではちょっと浮いちゃった経験あります
みたいな人ばっかでさ。
なんか落ち着くっていうか、多少変なことしちゃったのかも?
ってときもそれに悪意がないって分かってくれるからやりやすい。

そこでももちろん個性的なんじゃなくてただの空気読めないオタクは浮くけどね。

だからオタクとか空気読めないんじゃなくて本当に個性的な人は
何かしているうちに絶対自分の居場所みたいなの見付かるよ!!!
212実習生さん:2005/07/15(金) 21:43:11 ID:csFLIBSC
>>207
「悪い事を悪い」と言うのは当たり前の事ではありませんか?
「悪い事を悪い」と言う事が何故個性的なのでしょうか?


213実習生さん:2005/07/15(金) 22:49:24 ID:2X+Z1FDH
>>212
そうだよな
214実習生さん:2005/07/16(土) 04:17:57 ID:ZL8iaSAb
企業の不祥事は集団で隠す。集団で隠す協調制ってのもあるんだよ!臭いモノに蓋をする協調制を乱すのは歯車になって無い人間 すなわち協調性の無い個性的な人間
215実習生さん:2005/07/16(土) 04:22:15 ID:ZL8iaSAb
組織の歯車で協調制のある人間は、企業がアスペストを使用しても、自動車欠陥あっても、橋の談合があっても、輸入牛を偽っても、エイズウイルスの血液剤があっても蓋をするもんだよ!
216実習生さん:2005/07/16(土) 04:27:33 ID:ZL8iaSAb
協調制のある組織の歯車は悪い事は悪いと言ったら企業の為にクビが飛ぶ 故に臭いモノに口うら合わせて見て見ぬふりをする。 社会の為じゃなく組織の為に悪い事は悪いと言えないのが、今までの個性より組織に従順になれと教育されたツケなんだよ
217実習生さん:2005/07/16(土) 04:34:38 ID:ZL8iaSAb
企業に入れば悪い事は悪いと言えるのか? 個性より歯車・組織重視して悪い事を悪いと言えない人たちが今までの不祥事をつくって隠してきたんじゃないの?
218実習生さん:2005/07/16(土) 04:41:29 ID:+bdCaO/z
相当病んでるな
219実習生さん:2005/07/16(土) 04:45:32 ID:ZL8iaSAb
じゃあ反論してみたまえよ
220実習生さん:2005/07/16(土) 04:47:02 ID:ZL8iaSAb
論理的にちゃんと反論してみたまえ
221実習生さん:2005/07/16(土) 04:50:29 ID:ZL8iaSAb
ネット弁慶くん 口だけかい?直接会わないかい?待ち合わせ指定してもいいぞ
222実習生さん:2005/07/16(土) 04:57:37 ID:ZL8iaSAb
組織に従順な奴は個性的じゃなくて 個性が無い奴の事。個性的と個性を組織に売り渡した奴は別。「社会に個性は必要無い」と言った教師らしき奴に反論したまで!
223実習生さん:2005/07/16(土) 06:42:27 ID:tgaxb48c
>>214-222
お前の話はずいぶん勧善懲悪な世界だな。
マンガやドラマの見すぎか?
絶対社会人じゃないだろ?

例えば内部告発する奴は元々は組織に従順な人間だよ。
お前の言う「組織の歯車」だ。
それで裏の行為もだんだんわかってきて
そして正義感とか組織の論理とか今の自分の生活とか死ぬほど葛藤しながら
内部告発に踏み切るもんだ。

大体最初から協調性のない奴は不祥事を知ることもできないだろ。
会社も馬鹿ではないからな。


224実習生さん:2005/07/16(土) 11:41:06 ID:iKapgZ+x
>>207
企業の派閥や根回し主義や建設会社等の談合は、日本の社会のあり方、
日本人の集団の作り方、人間関係の持ち方の問題であって、教育の問題
ではないと思いますが。

どのような社会でも、教育は、次の世代を育てて社会を維持するために行われます。
その社会の規範に価値をおきその社会の規範を守っていく人間を育てるのが
教育の目的です。その為に、教育はどうしても画一化を目指す事になるのです。

日本の場合は、その「維持すべき社会」が、自閉的共同体の集まりであるという問題を
抱えているというだけの事で、教育が画一化を目指すかどうかとは別の問題だと
思いますが。
225実習生さん:2005/07/16(土) 13:01:20 ID:iKapgZ+x
>>207
企業の派閥ってどんなのかは知りませんが、自民党の派閥なんかは特徴的ですね。

自民党が1つの自閉的共同体となっています。
共同体の中が「身内」で、外が「身外=他人、敵」です。
自民党は、共通の政治理念なり政策なりでまとまっている集団ではなく、
「世話になった」「してやった」などの直接の人間関係によってまとまっている集団だと思います。

そして、自民党の中に派閥という自閉的共同体がたくさんあります。
その派閥もそれぞれいくつかの自閉的共同体の集まりになっているでしょう。

しかし、この集団の作り方は、自民党に限らず、日本のどの集団においても同じだと思います。
そもそも日本における集団はすべて自閉的共同体でしょう。
「身内」と「他人」を区別して、共同体内部の身内同士で気を使い合うような集団なのです。

だから、日本においてそういう集団の作り方をやめる事ができるのかという事が一番の問題になると思います。

226実習生さん:2005/07/16(土) 13:21:37 ID:iKapgZ+x
>>207
談合も自閉的ですね。
談合に参加しているメンバーが「身内」となっています。
談合は、身内相互の利益を確保するために行われています。
身内同士はお互いに相手に対して配慮し合っています。
だから、談合に参加するメンバーにとっては談合は素晴らしいシステムです。

しかし、談合によって発注者は不利益を被る事になります。
また、談合は排他的で、身内以外の参加を拒否します。
談合に参加できない者は競争そのものに参加できず不利益を被ります。

日本には、このような自閉的共同体がいたるところで見られます。
身内と他者とを線引きし、身内同士は配慮しあうが他人には冷たいという
集団の作り方をどの日本人もやっているように見えます。
227実習生さん:2005/07/16(土) 13:27:30 ID:iKapgZ+x
>>208
>輸入なのに和牛だと偽る為には個性的な人はちくるので目ざわり!

輸入肉を和牛肉と偽る行為は詐欺行為ですよね。偽る人の人間性の問題が大きいと思いますが。
だたこの場合も、自分達だけで自閉的共同体を作っていて、身内のこと以外は考えないという態度は
共通しています。身内以外の人間を騙そうが何しようが罪悪感を持たないんですね。
身内さえうまくいっていればいいという感覚ですよね。

これは、自閉的共同体を形成する日本人共通のメンタリティーではありますね。
228実習生さん:2005/07/16(土) 13:43:46 ID:iKapgZ+x
>>208
>企業・社会の汚い・膿の部分を言ってるんだよ!

あなたは顔を見知った同士で仲の良い集団(仲間)を作って、
そうではない人がその集団に入って来るのが少し嫌だったりしませんか?
また、仲間同士で仲間以外の人の悪口を言い合ったりしていませんか?

あなたは顔見知りの仲の良い人たちから認められる事を大事にしていませんか?
周りの人達から「そんなヤツだとは思わなかった。」などと言われても傷つきませんか?
例えば、自分が正しいと信じることを、それをすると周りの仲間が自分を見限るあるいは
最低だと評価すると分かっていても、正しいのだからそうするのは当然だと思って
何の迷いも不安もなくそうする事が出来ますか?

日本人が自閉的集団を作るのは、そうしないと精神が安定しないからです。
日本人の精神が安定する為にはそういう集団が必要なのだと思います。

「企業・社会の汚い・膿の部分」は個人の精神の安定の問題と深く繋がっているのだと
思います。だから、各個人が周囲の人々からの是認によって精神が安定するという事情を
放っておいて、「企業・社会の膿」を問題にしても、問題は解決しないと思いますが。
229実習生さん:2005/07/16(土) 20:12:42 ID:iKapgZ+x
>>209
>個性的=社会に必要無い 本質が悪でも集団が善と言えば善。
>本質は悪と言う人間は集団には邪魔な存在。

善悪は相対的なものなので「本質が悪」という意味は分かりませんが、
「集団が善と言えば善」になるのは何も日本に限った事ではないでしょう。
どの社会においても、どの集団においてもその社会や集団の中で善だと
認められたモノは善になるでしょう。

集団において膳だと認められたモノを悪だと判断する個人は、どの集団においても
異端です。集団にとって邪魔な存在でしょうし、排除される存在でしょう。
そもそも物事の善悪は集団における共同幻想ですから。
230招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 20:50:16 ID:9qKi4qHu
ID:iKapgZ+x 氏は一見まともなことを言ってるようだが、支離滅裂で
論理が倒錯しています。結論は現状追認、体制擁護、そして教育的には
思考停止でしょうか。

>>224
>企業の派閥や根回し主義や建設会社等の談合は、日本の社会のあり方、
 日本人の集団の作り方、人間関係の持ち方の問題であって、教育の問題
 ではないと思いますが。

ふむふむ・・。ここの部分を@としよう。

>どのような社会でも、教育は、次の世代を育てて社会を維持するために行われます。
 その社会の規範に価値をおきその社会の規範を守っていく人間を育てるのが
 教育の目的です。その為に、教育はどうしても画一化を目指す事になるのです。

これをAとします。@とAをじっくり見比べましょう。なんか変ですよね。
Aでは現存の社会構造や体制の維持が教育の目的であると断定しています。ならば、談合などの
社会悪が消えることなく続いていくことは、教育の責任ではないですか?
なぜ、教育がそのような構造の維持に邁進すべきでしょうか?

教育とはそのような社会的構造や習慣などすべてのものを自明のものにせず、対象化して
判断するべき能力と意志を目指すべきです。それは遠くの理想であったとしても原理的には
そうでないと困ります。

教育が談合などを続けさせている原動力であり、またそうでないといけないと主張です。
糞ですね。論外
231招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 20:50:54 ID:9qKi4qHu
続き

>日本の場合は、その「維持すべき社会」が、自閉的共同体の集まりであるという問題を
 抱えているというだけの事で、教育が画一化を目指すかどうかとは別の問題だと
 思いますが。

これをBとします。@Aとよーく見比べて何度も読んでみよう。
結局は論理的に倒錯しているだけの言い分けですね。あなたの主張なら、
社会が教育を規定するんだから、教育の現実は社会を映す、あるいは要請に
よるものになります。

>自閉的共同体

教育が現状追認であるから閉じるのです。世代を越えて閉じていく。教育が社会によって
規定されるという前提こそが社会を閉じさせている。その論理が分からないですか?
無限循環。。糞です。

論理的に支離滅裂が分かりませんか?
232招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 20:54:58 ID:9qKi4qHu
>>225
>だから、日本においてそういう集団の作り方をやめる事ができるのかという事が一番の問題になると思います。

それが教育の役割でしょ?
社会構造や慣習を追認する人間を育てて社会が変わることはないでしょ?

あなたの主張が理解できないです。あなたの提示した問題を解決=連鎖を断ち切るのは
どこですか?社会で?ならば、そのような人間を育て社会に送り込むことが教育の役目に
なりますが。

難しそうなことを仰りたいのは分かりますが、結局は整合性がない主張ですよ。
233実習生さん:2005/07/16(土) 20:55:56 ID:JgMEnTBs
アメリカの空爆とアルカイーダのテロは同じだね。
宗教等、元々の土俵が違うんだから論理的な話し合いは出来ないんだ。
だから直接攻撃するしかないんだ。動物なら当たり前のことだね。

だから、つべこべ言う教師は殴って埋めるのが正解。
自分の理屈を曲げて、相手の理屈に合わせるのはいけないよ。
234招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:00:34 ID:9qKi4qHu
>>226
一見まともそうなんだけど、根本的な間違いの上にすべてが成り立っています。

>だから、談合に参加するメンバーにとっては談合は素晴らしいシステムです。

明らかな嘘です。談合に関する情報がリークされるのはすべて内部告発です。
すなわち、内部でも力学が支配しているから、弱い企業は常に泣きをみる。
すなわち、下克上が原理的に封じられるということ。もちろん、小さいところは
少ないメリットで細々とやれということでしょう。「生かさず殺さず」
しかし、『健全な』競争こそが資本主義の生命線です。

内部でも泣いている人間はたくさんいます。デタラメの上に言説を重ねることは愚かです。
235招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:04:08 ID:9qKi4qHu
>>227
>自閉的共同体

何でも、これで語ろうとするのは「過度の一般化(overgeneralization)」
であって、社会科学では厳に慎むべきものです。

詐欺という犯罪はそんなものとは全く無関係です。
236招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:09:15 ID:9qKi4qHu
>>228
厨房並みのオツムですね。

あなたを抹殺することが「>個人の精神の安定」になるのだったら、何でもいいのですか?
そんな個人の精神の安定を求める人間の心性こそを問題にするべきです。
あなたは、なぜ、個人の精神の安定を自明な前提とするのですか?
237招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:16:45 ID:9qKi4qHu
>>229
>集団において膳だと認められたモノを悪だと判断する個人は、どの集団においても
 異端です。集団にとって邪魔な存在でしょうし、排除される存在でしょう。

世界という集団の中で日本という「個」が悪だとされれば無条件に受け入れるべきなんですか?
あなたの論理は、ある限られた対象にだけ限定されているものです。もっと、普遍的な論理の
適用で考えたいものですね。

ところで、あなた個人が上位の集団=共同体から悪だとされても「無条件に」かまわないのですね??

>そもそも物事の善悪は集団における共同幻想ですから。

吉本ですか?彼もいい迷惑ですね。
幻想に従うべきだとあなたは言いたいのですか?

あなたの主張はただ一つ。現状の体制に隷属する人間の称揚ですね。
違いますか?
238実習生さん:2005/07/16(土) 21:19:10 ID:j8UHl3p4
招き猫 ◆yk/JpL/Z9U

↑NGにしたほうがいいよ。頭の悪いクソだから。
239招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:22:09 ID:9qKi4qHu
ID:iKapgZ+x 氏の意見は結局は深いところで>>233のような馬鹿と通底している
ということが分かりませんか?

我々、個人は他者や全体(より上位の集団=共同体)との関係において、どのような
折り合いをつけていくか、それを慎重に考えるべきです。
あなたのような、全体への隷属こそが、くだらん全否定を生み出すのです。

○か×か。全か無か。all or nothing これこそが最も回避すべき思考だと考えます。
240招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:23:02 ID:9qKi4qHu
>>238
さんくす♪
241ホビット族:2005/07/16(土) 21:28:24 ID:JfzVljJN
じゃ招き猫さんはどう考えろと。この世の中で二項対立的に物事を考える
のが現代の常識ではないのですか。それに代わるものとは何なんだ!
242実習生さん:2005/07/16(土) 21:28:28 ID:JgMEnTBs
あのね、ボキュよくわかんないんだけどね、なんかね
どういうわけかね、論旨というかね、なんかね、意味っていうかね、
着目点っていうかね、なんかね、ずれてるとおもゆんだ〜www
243ホビット族:2005/07/16(土) 21:32:14 ID:JfzVljJN
あんたのものの考え方は昔に戻れと言う事じゃないんですか?
そんな事で暮らしていくのならあんたを一番に殴ってやるよ!
244実習生さん:2005/07/16(土) 21:37:29 ID:7DCH/Xil
                招き猫 ◆yk/JpL/Z9U

みなさん、放置したほうがいいよ。こいつ↑は頭の悪いクソだからw

245実習生さん:2005/07/16(土) 21:38:23 ID:mEdVV9xH

猫は放置が基本です。
246実習生さん:2005/07/16(土) 21:38:59 ID:iKapgZ+x
>>236
招き猫さん、
あなたは顔見知りの仲の良い人たちから認められる事を大事にしていないのですね。
周りの人達から(あなたが大事に思っている仲間から)
「お前がそんなヤツだとは思わなかった。」などと言われても傷つかないのですね。

あなたは、例えば、自分が正しいと信じることを、それをすると周りの仲間が自分を見限る
あるいは 最低だと評価すると分かっていても、正しいのだからそうするのは当然だと思って
何の迷いも不安もなくそうする事が出来るのですね。
247実習生さん:2005/07/16(土) 21:43:59 ID:iKapgZ+x
>>231
>教育が社会によって規定されるという前提こそが社会を閉じさせている。
>その論理が分からないですか?

実際に教育は社会によって規定されている訳ですから、それを前提にしなければ
非現実的な話にしかならないような気がするのですが・・・。
248実習生さん:2005/07/16(土) 21:45:55 ID:mEdVV9xH

だ・か・ら、
猫は放置が基本です。
どうせ猫は議論する気が無いんですから。
249実習生さん:2005/07/16(土) 21:49:05 ID:iKapgZ+x
>>248 そうなんですか。失礼しました。
250招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 22:32:19 ID:LrnvTEGt
>>247
教育が社会によって規定される部分もある。しかし、それは談合などを正当化、あるいは
必然化させるものではありません。常に全か無かという論理で動いていません。
漸次変化するのです。だから、社会は変わってきたのです。
251招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 22:33:49 ID:LrnvTEGt
>>248
何も言えないんだったら、黙ってたらいいものを。
252実習生さん:2005/07/16(土) 22:35:51 ID:7DCH/Xil
>>251
あれ? オレにも“さんくす♪”って言ってよ。同じこと言ったんだからw

253招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 22:39:58 ID:LrnvTEGt
ローソン
254実習生さん:2005/07/16(土) 22:42:16 ID:7DCH/Xil
招き猫 ◆yk/JpL/Z9U

↑NGにしたほうがいいよ。頭の悪いクソだから。

ゲラ

255招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 22:50:14 ID:LrnvTEGt
ID:iKapgZ+x 氏は立派そうなことを言いながら、こんな↑馬鹿と手を打つ。
ゴミを許容する共同体は糞だと、いみじくも証明された結果になりました。
256実習生さん:2005/07/16(土) 22:54:56 ID:7DCH/Xil
238 :実習生さん :2005/07/16(土) 21:19:10 ID:j8UHl3p4
招き猫 ◆yk/JpL/Z9U

↑NGにしたほうがいいよ。頭の悪いクソだから。

240 :招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/16(土) 21:23:02 ID:9qKi4qHu
>>238
さんくす♪

ゲラゲラ
257実習生さん:2005/07/17(日) 00:00:15 ID:jKl+eCAO
独立行政法人 日本学生支援機構がたたかれてるぞ!
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1120615715/
258実習生さん:2005/07/17(日) 16:16:48 ID:xWka6W7k
>>232
>それが教育の役割でしょ?

教育がそんな役割を担うことは無理でしょう。
日本人の人間関係の築き方を変更する事はたぶん不可能だと思いますが。

>社会構造や慣習を追認する人間を育てて社会が変わることはないでしょ?

変わらないでしょうね。
でも、どうやって社会構造や慣習を追認しない人間を育てるのでしょうか?
それをするためには、教育する側の人間が社会構造や慣習を追認しない人でなければなりませんが、
それをどうやって実現するんでしょうか?
まず、教育する側の人間がそういう教育を受けていなければならないのでしょうか?

もしそうであれば、教育は常に社会とズレていないといけないことになりますが、
そんな事はあり得るのでしょうか?
259実習生さん:2005/07/17(日) 16:29:34 ID:xWka6W7k
>>230
>Aでは現存の社会構造や体制の維持が教育の目的であると断定しています。
>ならば、談合などの社会悪が消えることなく続いていくことは、教育の責任ではないですか?

教育の目的は社会の維持です。社会には社会を変革する力はないと思いますが。
260実習生さん:2005/07/17(日) 16:30:58 ID:xWka6W7k
招き猫さん >>246 に対して答えてもらえませんか?
261実習生さん:2005/07/17(日) 17:21:58 ID:xWka6W7k
>>230
>教育とはそのような社会的構造や習慣などすべてのものを自明のものにせず、対象化して
>判断するべき能力と意志を目指すべきです。それは遠くの理想であったとしても原理的には
>そうでないと困ります。

教育がそういうモノであるべきであるという事は、どういう根拠からおっしゃてるんですか?
そうでないと困るのは誰ですか?
262実習生さん:2005/07/17(日) 19:28:24 ID:xWka6W7k
>>234
>談合に関する情報がリークされるのはすべて内部告発です。

リークするのはある意味、外部の人間でしょう。

自閉的共同体の内部の人間は互いに互いの利益を守りあいます。
内部の人間同士の結束は堅く、リークは考えられないでしょう。
外部の人間で(談合による利益を享受できない立場にあって)
その情報を手に入れる事が出来た人がリークするんだと考えられます。
「あいつら悪い事やってるよ。」ってな感じじゃないでしょうか。

また、内部にいて「やはりこういう風に談合をするのはよくないんじゃないか。」と
思うようになって内部告発するという事が考えられますが、
その場合は、「よくない事だ」と思い始めた時点で「内部の人」ではなくなっていると
考えられます。
自閉的共同体の内部の人間は共同体をいいモノだと思っているでしょうし、
そのような行為は内部の人間を裏切る事になるという事も知っているでしょうから。
263実習生さん:2005/07/17(日) 19:45:17 ID:xWka6W7k
>>235
>何でも、これで語ろうとするのは「過度の一般化(overgeneralization)」
>であって、社会科学では厳に慎むべきものです。

自閉的共同体で説明できる事をこれで説明しているだけですが。それは「過度の一般化だ」
というのなら、その根拠を示さなければならないのではないですか。

>詐欺という犯罪はそんなものとは全く無関係です。

輸入肉を和牛肉だと偽る人たちの気持ちの中に「自分達(身内さえ)がよければいい。」
「自分達の見知らぬ他人(身外)が不利益を被っても知らないし、その為に痛みも感じない。」
という気持ちが働いているだろうと言っただけです。

身内の事は配慮するし、身内からの評価は気にするが、身外の人間に対しては配慮をしなくても
気にならないのです。
そして、それは日本人に特有なモノだという事です。

詐欺をする人間に本当にそういう気持ちが働かないのですか?
それでは、どういう気持ちが働いているんでしょうか?
264実習生さん:2005/07/17(日) 19:50:10 ID:xWka6W7k
>>236
精神が安定しないと生きていけないでしょう。
個人の精神の安定などどうでもいいという理論ですべてがうまくいったとしても、
その理論は空論にしかならないでしょう。

人間が自分の精神の安定を求める事を否定するのですか? >>246 に答えてくださいね。
265実習生さん:2005/07/17(日) 20:01:26 ID:xWka6W7k
>>237
>世界という集団の中で日本という「個」が悪だとされれば無条件に受け入れるべきなんですか?

そうなるという事は世界のほとんどの国々が「日本は悪い」と判断している状態ですね。
世界のほとんどの国々がすでに「日本は悪い」と判断しているその状況でどのように抵抗するんですか?

私は別に無条件に受け入れるべきだとも何とも思っていませんが、
その状況で例えば日本が「自分は正しい」と主張しつづければ、「日本は狂ってる」とか
「日本は訳の分からない理屈を並べて勝手な言い訳をする悪い国だ」などと判断されるだけでしょう。
無条件に受け入れないとすると後は暴れるとかそういう事をするのでしょうか?
それだと、日本が全世界を相手に戦争をするという事になるんでしょうけど。

なぜ、このような仮定の話をしておられるのか分かりませんが、もし、無条件で受け入れるべきでないと
思っておられるなら、どのような抵抗の仕方があるのか参考にお聞かせ願えないでしょうか?
266招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:02:41 ID:pZggON3K
>>246
あなたの回りには馬鹿ばかりですか?
私は大勢に順応しないかもしれない。守旧派は敗れていくものです。

現実的には実社会において、いつまでも古い体質を構造的に抱えたものがダメになっている。
あのソニーでさえもそうだった。

リアルでも最近は風向きがよくなってきてね。トップも認めざるを得ないようにするのが大事。
仲良しだけでやっていても、クライアントは付いていかないぞw

アンタの現実は甘いようですね。
267招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:08:49 ID:pZggON3K
>>258
あまり利口な方ではないようですね。従って、一つずつ確認しながら反論したいと思います。

☆ まず、私は全か無か、○か×か、all or nothing の考え方を退けています。
  それを前提に受け取ってください。

>日本人の人間関係の築き方を変更する事はたぶん不可能だと思いますが。

そんな馬鹿な。。ここ数十年でもずいぶん変わってきました。それを認めない人間がいるとは?
正気でのレスですか?

>変わらないでしょうね。

ほほー、あなたの論なら社会が変化してきたことの説明が付かないですよね。
地域共同体(の人間関係)が変化してことが問題視されるという事実は無視ですか?
268実習生さん:2005/07/17(日) 20:10:52 ID:jJ3YTGZP
俺には
>>246は日本人の気質について言っているように思える
>>266は組織の構造について言っているように見える
論点がずれているように見えるが?招き猫って馬鹿でFA?
269招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:15:23 ID:pZggON3K
>もしそうであれば、教育は常に社会とズレていないといけないことになりますが

あなたは理論的なことと、現実を同一視して考える傾向があるようです。
ま、素人が厨房を相手に与太話をしているくらいならいいでしょうが、真面目に議論する気があるなら
社会科学一般の基礎論的なことは常識として前提させてくださいね。

教育の現場では、判断の結果ではなく、判断の基礎を養うところです。
為政者でも、体制の追認を声高には言いませんよ。例え、本音がそうであろうと。
なお、馬鹿サヨ教師も同様なことが多いですね。彼らも別の体制に隷属することを
目指していて、そのような教師自身が思考停止です。

あなたのような原理主義・教条主義の傾向を持つ方は、サヨクになっても困る存在でしょう。
270招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:17:47 ID:pZggON3K
>>268
馬鹿がしゃしゃり出てw

そう判断する論拠は?
結局は印象批評だろ?w

要は猫を叩きたいだけ。阿呆が
271招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:22:32 ID:pZggON3K
>>259
論理的矛盾、すなわち条件を前提とし、結論にまでするという倒錯。
そして無限循環論法・・・阿呆にはそれでいいのかもしれませんが。

>教育の目的は社会の維持です。

そんなことは指導要領に明記されていません。例え、本音がそうであろうと。
そう断定する論拠は?

☆ 守旧派なら指導要領くらい前提にしようよ。建て前であろうとね。
  あなた自身が、そんなものを無視して「反」社会的な身ぶりで語ることが滑稽です。
272実習生さん:2005/07/17(日) 20:24:57 ID:xWka6W7k
>>266 では >>246 の答えになっていません。
ちゃんと答えてください。

あなたは、自分が正しいと信じることを、それをすると周りの仲間が自分を見限る
あるいは 最低だと評価すると分かっていても、正しいのだからそうするのは当然だと思って
何の迷いも不安もなくそうする事が出来るのですね。
273招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:33:46 ID:pZggON3K
>>261
学習指導要領より
「各学校において,生徒に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かし特色ある
教育活動を展開する中で,自ら学び自ら考える力の育成を図るとともに,基礎的・基本的な
内容の確実な定着を図り,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。」

『創意工夫、自ら、個性・・』などからは、あなたの主張する守旧てきな臭いは感じられませんよ。

「教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき,人間尊重の精神と生命に対する
畏敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心をもち,個性豊かな
文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め,進んで平和的な国際社会に貢献し未来を拓く主体性
のある日本人を育成するため,」

『創造的』とは大勢順応を意味しない。『個性』とは、全体への隷属を意味しない。
『発展』とは変化を自明の前提としている。『国際社会』の中の日本(人)として考えているから、
あなたのような外部社会=国際社会を無視した論は話しになりません。

あなたが、ことさら指導要領を無視するという反社会的な行為で語るスタンスは、
自らの主張と根本矛盾するのではないですか?
274実習生さん:2005/07/17(日) 20:34:55 ID:xWka6W7k
>>237

>>209 に関して >>229 で書いたのは
「集団が善と言えば善」になるのは、あらゆる集団に妥当する事だという事です。
あらゆる集団に妥当するモノが原因で、日本に特有な問題(談合や事なかれ主義や派閥など)が
生まれるというのはヘンな話じゃないかという事です。

「現状に隷属する」というのはどこからそういう結論になるのでしょうか。
275招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:38:22 ID:pZggON3K
>>272
あなたの前か無か、という考えには閉口します。
自分の考えが全体の方向性にピッタリ一致する時もある。少々、向きが異なることもある。
それも様々な程度がある。また、結果として、その判断が正しいこともある。間違いである
こともあるででしょう。

あなたの主張の問題点は。判断や行為の判断基準として、「全体との関係」しか上げられていない
ことです。それは多くの要素の一つです。他の要素との関連性に言及した上でレスしてください。
粗雑過ぎて閉口します。
276招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:42:56 ID:pZggON3K
>>274
集団には位階があります。より上位の集団では異なることを無視した発言は無意味です。
小さい共同体ではOKでも、社会では犯罪だとされることがありますね。
カルト集団などがそうです。あなたの論なら、彼らはすべて正しいということになります。

そして、基本的には最上位としての集団に世界がくるのでしょう。
世界の大勢に従うということが日本の過去との決別であることもあるわけです。
あなたはそのような細かい議論はしない。すべて粗雑に単純化する。なぜですか?
277実習生さん:2005/07/17(日) 20:45:33 ID:xWka6W7k
>>271
>そんなことは指導要領に明記されていません。例え、本音がそうであろうと。
>そう断定する論拠は?

何故ここで指導要領の話が出てくるのかさっぱり意味が分かりませんが・・・。

社会はその社会の規範を社会の構成員に守らせなければなりません。
そうでないと社会は維持できません。
さらに、社会は新しく入って来た構成員にその規範を知らせ、守らせなければなりません。
そうしないと社会は続いていきません。
そして、その為にあるのが教育でしょう。
278招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:50:19 ID:pZggON3K
>>262
このような強弁から自己矛盾が噴出する典型例です。

>リークするのはある意味、外部の人間でしょう。

>そのような行為は内部の人間を裏切る事になるという事も知っているでしょうから。

まるで、暴力団の掟みたいですね。しかし、内部告発を「外部」だと強弁する神経に参ります。
2ちゃんで、日本の社会や政治に疑問を持つと「日本から出て行け」という馬鹿なネットウヨの
心性が見えます。糞ですね。

この>>262は、ネットウヨの本性が露見した発言として記憶に留めておくべき貴重なものです。

倒錯的妄想はこのように具現する。
279実習生さん:2005/07/17(日) 20:51:02 ID:wphxtu2T
>>271
教育の目的を論じたいなら、まず教育基本法からのほうがよくないか?
280招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 20:58:33 ID:pZggON3K
>>277
あなたはマジですか??それとも真性の阿呆ですか?

>社会はその社会の規範を社会の構成員に守らせなければなりません。
 そうでないと社会は維持できません。

あのね、あなたは教育の問題を社会との関係から論じているですよ。
教育の現場(学校)=社会・共同体の最高規範として指導要領があるんでしょ?
だから、指導要領の精査から始めないといけないのは自明なことです。にもかかわらず、

>何故ここで指導要領の話が出てくるのかさっぱり意味が分かりませんが・・・。

などと、倒錯的なことを平気で言う。理解不能です。馬鹿な厨房相手にだけ妄想を語たるしかできないのか。

さて、指導要領とはより上位の共同体である国家からの義務的な要請であるんだよね。
それこそが社会の規範だよ。少しはオツム使って理解してね。

言ってることが支離滅裂で崩壊してます。立て直してください。
281招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 21:01:25 ID:pZggON3K
>>279
社会や規範によって教育が規定されるとしながら、指導要領を無視する大胆な人です。
そんな法律を出してもまだ無駄だと思いますが、どうぞご自由に突っ込んでください。

指導要領でも「基本法」に基づくことが明記されてるんだしね。お待ちしています。
282招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 21:03:31 ID:pZggON3K
シンプルに一点だけでも、まともなお答えを

集団の規範を声高に主張しながら、
教育の現場での指導要領を無視する理由は?
283実習生さん:2005/07/17(日) 21:06:43 ID:bwhd9VeA
どうでもいいけど、真性の阿呆とか煽ってると
削除依頼されて荒らし認定になるが・・・
まともな意見だったとしても荒らし扱いになるからな。
284招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 21:08:51 ID:pZggON3K
>>283
てめーも糞な人間だな。当方はそんな煽りの被害は日常茶飯事なんだよ。

ご都合主義は痛々しい。
285実習生さん:2005/07/17(日) 21:41:51 ID:5a+9vbzo

具体的な問いには答えずスルー、それが猫クオリティー。
猫はハナから議論する気が無いので、猫は放置しましょう。
これは命令というよりむしろお願いですw
286招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 21:59:30 ID:pZggON3K
>>285
具体的な問い??
社会や規範を語っている文脈では何が意味あるのか分かってるのか?

で、自分は具体的な反論は何もできずに印象批評、乙ww
287恋のマイアヒ:2005/07/17(日) 22:01:30 ID:oY+6Wbn0
マイアヒー マイアフー
 282 の反語修字疑問文に無理矢理お答えしちゃおう・・・
正解は 論理に明らかな矛盾点があるから
あとー招き猫君はニーチェ的思想が裏に潜んでいる感じが見受けられるが、君は
ニーチェとは違って少年時代に受けた劣等感からのカタルシスをここで開放したい
だけのちんけな男?女?なのではないのか?(心理的アプローチ)
288招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 22:26:10 ID:pZggON3K
>>287
共産板からの遠征ストーカー部隊長かなw

修辞だよ。

ここでの発言はニーチェとは無縁だな。それを強引に根拠付けるから
お里が知れます。

>カタルシスをここで開放したい

正確には解放することそのものが「カタルシス」
ニーチェと強引に関係させたいのだから、ルサンチマンの解放とか
言えば整合性もあっていいぞ。中途半端だからおもろくないしね。

ニーチェは少年時代、キリスト教マンセーの子供だった。それが反転すると
あれだけの憎悪がみなぎる。

>ニーチェ的思想が裏に潜んでいる

と断定しながら

>ニーチェとは違って

と決め付ける根拠は?また、そのような整合性のなさを強引に結論付ける意図は?

猫は真のニーチェリアンでないと言いたいのか?
289招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 22:29:26 ID:pZggON3K
どうも馬鹿は論理的な整合性などには関心がないようだ。

思想信条、意見主張、趣味性向の問題なんか関係ない。
すべてそれ以前。言ってることが支離滅裂。だから、ポイントが
崩壊分裂してる。大抵の人間は印象的にしか読まない。だから平気なようだ。

そんなことには無頓着で議論という・・
290実習生さん:2005/07/17(日) 22:32:19 ID:5a+9vbzo

【教育・先生板ローカルルール】
■教育全般をテーマとする教育・先生板に、ふさわしい話題を書き込みましょう。
・板にふさわしくない話題、荒らしは完全放置でお願いします。
・板違いスレや誘導済みのスレには、レスをつけるのをやめましょう。


荒らしにレスするのも荒らしです。
荒らす人は放置しましょう。
291恋のマイアヒ:2005/07/17(日) 22:46:03 ID:oY+6Wbn0
まiahi maiaho−
個性と言う言葉をこの国で、くちにするということ自体に根本的な間違いが見られる
北朝鮮のように束縛し尽くされない限り個性は生まれてくるもので学校での束縛程度
はかえって個性の意味を生徒たちに与えるきっかけとなれるつまり個性などという物
は常にどこにでも存在しているものである よってここで問題になっている個性は
本当の個性ではなく。わがまま、かってさなーのさー
292招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:04:13 ID:pZggON3K
>>291
いいところまで行きそうで、途中で大きく旋回し不時着が残念です。

>北朝鮮のように束縛し尽くされない限り個性は生まれてくるもので

それはどうかな。旧ソ連はどうだ?北朝鮮の人間の中には体制の転覆を願っている
者も多い。しかし、物理的な条件のために行為できないだけ。「個性」などという
内面の問題ではないな。

>学校での束縛程度はかえって個性の意味を生徒たちに与えるきっかけとなれる

この点は基本的に賛成だ。細部を語ってくださいな。

>個性などという物は常にどこにでも存在しているもの

うん、どんな方法手段を使っても取り去ることができないものが人間にはある。
一方、社会的に後天的に学習して身に付ける部分もある。それらが不可分に人間の
内面を構成している。だから、外部要因=環境(例えば、学校や地域共同体、国家んど)も
大きなファクターであることは間違いない。
ただし、学校なんて昔のような権威は剥奪されてる。だから、生徒はみーんな小馬鹿にする。
その一方で学校を非常に大きな存在だという前提で語られることが多い。根本的倒錯ばかり。

学校がちんけな存在で、糞なところなら、何があっても放置しろ。どうせ、後数年で卒業だろ?
学校を過大に見て重要視するんだったら、まずはその権威を認めろ。それがスタート。

権威なきゴミ捨て場=学校に何を求めるんだ、畜群は?

些細なことで大騒ぎする人間に限って、学校を糞だとするから始末に困る。倒錯なんだから。
293実習生さん:2005/07/17(日) 23:23:48 ID:864Q8j8U
>>275
あなたが意識的に >>246 に答えないという事がよく分かりました。
この事からやはり、

あなたは顔見知りの仲の良い人たちから認められる事を大事にしているのですね。
周りの人達から(あなたが大事に思っている仲間から)
「お前がそんなヤツだとは思わなかった。」などと言われればも傷つくのですね。

あなたは、自分が正しいと信じることを、それをすると周りの仲間が自分を見限る
あるいは 最低だと評価すると分かっていても、正しいのだからそうするのは当然だと思って
何の迷いも不安もなくそうする事が出来る・・・という訳ではないのですね。

我々日本人は、周囲の人々から是認される事によって精神が安定します。
自分が仲間だと思っているあるいは自分が認めて欲しいと思っている人々から
認められることによって我々の精神は安定するのです。
それは、キリスト教とが神から認められることによって精神が安定するのと同じです。

周囲から認められないと精神が安定しないので周囲の目を気にします。
周囲から「後ろ指を指されないように」気をつけるのです。

我々日本人の精神が周囲の人々に認められて初めて安定するというその事実によって
日本人の人付き合いの仕方が決まってしまうのです。
この条件を抜きにして、日本人の集団の作り方を問題にしても始まらないと私は思っています。
294実習生さん:2005/07/17(日) 23:29:43 ID:864Q8j8U
>>276
いろいろなレベルで集団がある事は存じております。より上位の集団を無視したつもりはありません。
私が「集団が善と認めれば善となると書いた「善」は「その集団における善」です。
ですから、その集団の中において「正しい」事でしょう。それだけの事です。
すべて正しいとは思っていません。
その善なるモノが、それより上位の集団で悪になることもある事は承知しています。

そもそもどの集団に持っていっても客観的・普遍的に「正しい」事など存在しないでしょう。
295実習生さん:2005/07/17(日) 23:37:15 ID:5a+9vbzo

具体的な問いには答えずスルー、これが『猫クオリティー』。

また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。

それが『猫クオリティー』

猫は議論する気が端からないのです。

猫は放置が基本です。
296招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:39:11 ID:pZggON3K
>>293
あなたは結局、利己主義のススメをしたいようですね。
集団とは言いながら、一部の人間の意向がトップダウンするだけの組織が多いですね。

私は、そんな集団の意向に従うこと「だけ」で精神的な安定をえることはできません。
また、集団から排除されないようにと、一部の意向に一喜一憂なければならない組織原理で
窮屈に生きている人間もたくさん見ています。彼らは、果たして精神的な安定が得られるのでしょうか。

少なくとも、あなたのような人間の原理で動いている組織集団は糞です。そんなものに従って
生きることはできないですね。また、知る限りの共同体はあなたの言われるほど糞でもないです。
程度の問題ですからね。

あなたは、「周囲」などと共同体の成員を印象的にしか語りません。果たして、共同体の成員がすべて
対等に位置していますか?

集団や共同体を語りながら、その内部構造に言及しないのはなぜですか?
少なくとも、リアル実社会では、どのような構造にするかが常に問題なわけです。

企業も、まず構造の変革から始めているでしょ?
三洋電機の野中は完全なる「外部者」ですね。彼女が内部の規範になる論理を考えていますか?
外部に開かれたからこその結果でしょ?

馬鹿な厨房の煽りに浮かれていないで、もう少し現実的な視点で考えてください。
あなたのような集団組織共同体は存在しませんよ。

なぜ、抽象論を印象的に語って誤魔化すのですか?
一例でいいから、ケーススタディをお願いします。
297実習生さん:2005/07/17(日) 23:40:34 ID:864Q8j8U
>>276
>世界の大勢に従うということが日本の過去との決別であることもあるわけです。

集団に追従ですか?
日本が何故過去と決別しなければならないのですか?
298招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:41:44 ID:pZggON3K
>>295
だったら、黙ってろ。てめーが自分の言説に違反してるだろ?ww
困った奴やな。自己矛盾の典型w

で、どっちが抽象論で誤魔化してるか、分かってるのかな?
>>293のどこに具体性があるんだ?
299実習生さん:2005/07/17(日) 23:42:23 ID:864Q8j8U
>>278
>この>>262は、ネットウヨの本性が露見した発言として記憶に留めておくべき貴重なものです。

私は右翼と何の関係もない人間だと思っていますが、
あなたは私の意見のどのあたりから私を右翼と判断されたのですか?
今後の参考の為お聞かせください。
300実習生さん:2005/07/17(日) 23:43:52 ID:864Q8j8U
>>278
>まるで、暴力団の掟みたいですね。

暴力団も日本においてできた集団ですから自閉的共同体となっています。
自閉的共同体は同じような特徴があるのは当然です。
301招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:44:49 ID:pZggON3K
>>294
だから、どのように折り合いを付けるかが集団の論理でしょ?
それを無視するのはなぜですか?

>>297
第二次大戦後は典型例でしょうね。しなければならない理由は内部からではなく、
外部=より上位の集団の要請であるということです。理解力がないのですか?

もう少し、具体例を示して話してくださいね。
302招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:47:03 ID:pZggON3K
>>299
ネットウヨは右翼とは何の関係もないことは常識だとおもっていましたが。
なお、ネットウヨに関してはご自分で検索してお調べください。
現代人の弱い心性が具現化したものだという分析が見られることでしょう。
303実習生さん:2005/07/17(日) 23:48:49 ID:5a+9vbzo

無駄ですよ。

猫は決して答えませんから。
皆さんが明らかにおかしな猫に反レスしたい気持ちは分かりますが、
そもそも猫に議論する気が無いの無駄です。

猫は放置が基本です。
304招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/17(日) 23:54:47 ID:pZggON3K
>>293
何度も言いますが、言ってることがデタラメや支離滅裂を前提にしているんですよ。

>それは、キリスト教とが神から認められることによって精神が安定するのと同じです。

あのね、神は『外部』に位置している=超越論的な存在。こんなの常識でしょ?
それを内部論理のアナロジーに仕立てるとは恐れ入りました。難しいことを語ろうとして
無茶苦茶を言ってはいけません。

なお、僧侶階級(ニーチェの意味で)が神を利用して畜群を支配(=内面の支配)するのは
内部論理になるでしょうね。しかし、それはあなたの主張する「>神から認められる」とは
無関係です。そのような言説を振りまいて大衆の内面を支配する人間がいることが
ポイントです。

>我々日本人の精神が周囲の人々に認められて初めて安定するというその事実によって

あのね、日本人全体を考えた時、その「周囲」とは世界ということになるでしょ?ということ。
ならば、世界を重要視しないといけない、ということになる。
あなたは、自分の言っていることの論理性に無頓着すぎます。デタラメすぎです。

よーく考えてください。このあたりは、それほど難しくない矛盾ですよ。
305招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 00:01:04 ID:pZggON3K
日産自動車が破綻した時、当時の社長の石原は日本では日産を救えないと思った。
なぜなら、日本的しがらみで助かる者も全滅するという危機感から、外国に助けを
求めたんだ。ゴーンは工場の閉鎖やらリストラを進めて最初は非難ごうごう。
しかし、今では救世主のように言われ、最も従業員から慕われ尊敬される経営者だと
されている。どうして、こんな常識を検討しないんだ?

なぜ、ソニーもアメリカ人がやってきて建て直しなんだ?それなりの雑誌には
詳しい分析レポートがあったはずだ。膠着した官僚主義が・・・とか。

そういう具体的な事例を念頭において考えてるのかな?
あなたのような考えが失敗の原因だとみーんな言ってるぞ。

少しは、事実に言及してください。
306招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 00:11:04 ID:VDX9I8lF
嘘デタラメを根拠はやめてくれー!

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/364067
「かつてソニーは、奇人変人ばかりだった。その奇人変人の中でも、さらに尖がった人たちが
集まる「奇人変人の会」もあったほど(笑)。もっともっと尖った人が入ってくるような企業で
なくてはならないし、その人たちが住みにくくなったら駄目なんです。」

「また、新しいことにチャレンジして、一方で古いものを捨てていく勇気も必要です。これらも
継続的に取り組まなくてはならない事柄です。」

三菱自動車の例も検討しようか?




307実習生さん:2005/07/18(月) 00:19:32 ID:1BWFfFM2
>>273
「学習指導要領」なんて誰かの作文なんじゃないですか?
これには、教育について正しい事が書かれているんですか?

私は「個性を尊重する教育」というのは嘘だと考えています。
だから、「学習指導要領」が「個性の教育」を謳っているのであれば
それは嘘でしかないと思っています。

教育からそういう奇麗事の嘘を取り除いていかなければ
ならないのではないかと考えています。

現在の日本で、教育に関して嘘が蔓延しているならば、その嘘を暴いていく事が
日本を変えていくことなのではないでしょうか?
「教育指導要領」から始めていたのでは、日本がついている嘘から抜け出す事は
出来ないのではないですか?
308実習生さん:2005/07/18(月) 00:21:45 ID:3aIVpVSa
>>304
でも西洋の個人主義は
宗教を基本として成り立っているよ。

彼らは最終的には宗教を拠り所としている。
というより宗教に基づく道徳心ね。
モラルでもいいし、正義でもいいけど。

日本はないからね、宗教が。
個人主義の世界では弱いよね。
309実習生さん:2005/07/18(月) 00:40:45 ID:1BWFfFM2
>>304
>あのね、神は『外部』に位置している=超越論的な存在。こんなの常識でしょ?
>それを内部論理のアナロジーに仕立てるとは恐れ入りました。

人間は自分の外部にある何かに精神の安定を支えられていないと生きていけないのだという事を
言いたかっただけです。

西欧人は神という超越した存在に精神の安定を支えられており、
日本人は自分の属する身近な集団から認められることに精神の安定を支えられている
という違いはありますが、どちらも自分の外部にある何かに精神の安定を支えられている
という状況は同じです。

そういう事を言いたかっただけです。
310実習生さん:2005/07/18(月) 00:43:16 ID:1BWFfFM2
>>304
>あのね、日本人全体を考えた時、その「周囲」とは世界ということになるでしょ?ということ。

この周囲は日本人においては自分が属する自閉的共同体という事になります。
日本人にとっては自分の属する自閉的共同体=世界となるのだと思いますが。

自閉的共同体の外は世界の外なので視野に入って来ないんだと思います。
311実習生さん:2005/07/18(月) 00:48:52 ID:3aIVpVSa
>>307
それはあなたが家庭や個人の塾で言うなら自由だけど、
公教育ではそうはいかないだろうね。

奇麗事でも嘘でも建前でもそれを尊重して進めていかないと
それこそ危険でしょう。

ただ大元の教育基本法なんかは実質外から入ってきたものだから
日本人には理解できない。「個性って何?」ってかんじ。

誤解されそうでこわいけど、
教育勅語(の一部)の方が日本人にはしっくりくるんだろうね。
312招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 00:51:35 ID:VDX9I8lF
まっとうな方が発言されだして、大変よろこばしく思います。

>>307
はい、指導要領は糞ですね。
教育を語るときに規範を出しながら、指導要領を無視する人間の『嘘』を
暴くためにあえて出しました。結果は、予想通りでした。

>現在の日本で、教育に関して嘘が蔓延しているならば、その嘘を暴いていく事が
 日本を変えていくことなのではないでしょうか?
 「教育指導要領」から始めていたのでは、日本がついている嘘から抜け出す事は
 出来ないのではないですか?

全くその通りですね。昔は、「個性」「自分探し」などを煽った朝日や毎日でも
完全に論調が異なっていますね。
http://www.asahi.com/kansai/wakuwaku/class0510-2.html
「  ● 個性重視の風潮が生んだ
  ○ 「自分探し」、悲劇です。」

こんな見出しが躍るんですよね、今の朝日は。指導要領の文言なんか全くの無意味。
2ちゃんではサヨク認定されてる朝日でさえも、そんなのん気なことを言ってない。

もちろん、為政者の思惑もそんなところにない。
だから、国旗国歌にだけ粘着するんです。

「指導要領」の欺瞞性を考えることから始めるのが手っ取り早いとは思いますが。
313招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 01:00:22 ID:VDX9I8lF
>>309
>人間は自分の外部にある何かに精神の安定を支えられていないと生きていけないのだという事を
 言いたかっただけです。

いいえ、それでは最初と正反対になりますよ。内部に『閉じている』ことを必死に強調していましたね。
「閉じている」ということは外部の否定です。完全崩壊です。
難しいことを語るんだったら、一度徹底的に煮詰めて考えた方がいいと思います。
少々考えた、思った程度では思いつきの域を出ません。僭越ですが。

>どちらも自分の外部にある何かに精神の安定を支えられているという状況は同じです。

ならば、西洋的であってもいいということになりますよね。
あなたは日本の独自性を主張する文脈で「神」を出してしまった。その結果、このような
矛盾が出てくるのです。
自分の外部が、集団組織である必然を語る必要がある。そして、その集団組織が「神」と同様な
働きをすることの証明が必要です。あなたは証明すべき命題を前提にしてしまっているという過ちを
犯しています。
314招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 01:02:07 ID:VDX9I8lF
追記

西洋の「神」とはあらゆる集団の外部に位置しているということ。
それが神の存在証明なんだよ。おわかり?

デカルト「神の証明」
315実習生さん:2005/07/18(月) 01:06:19 ID:8CqvKcxO

「個性的」だなんて一種の欲求が生み出したものだ。
「個人・個物を他の人・物から区別しうるような固有の特性」
なんてそもそも無理。
どんなに個性的であるとして有名な人物でも、
その人物を性格だけで決定付ける事はできない。
「個性的」である事は人類の「絶対的なもの」であるための欲望であり、
結局のところオンリーワンの人間ではあり得ない。
人が神をつい信じたくなってしまうのはこの「絶対的なもの」に対する憧れの為だ。
絶対的なものを認識すれば、自分が特別な存在であると思い込みやすい。

1は「自分が叩かれるのは個性的だから」と考えているようだが、
本当は「私は個性的だから叩かれるのだ」と思い込みたいだけだ。
「自分は個性的、特別な存在なのだ」と考えれば確かに気は安らぐだろうからな。
だが実際、1のような人間は世の中にはごまんといるし、決して特別製では無い。
「個性」にしがみつく事は止めるべきです。
316招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 01:16:19 ID:VDX9I8lF
>>308
>彼らは最終的には宗教を拠り所としている。
 というより宗教に基づく道徳心ね。  
 モラルでもいいし、正義でもいいけど。

ベネディクトですか。罪と恥・・
ニーチェはそれを糞だと言いましたね。私はそれに賛成ですが、それに耐える
内面の強さがあるかどうかは難しい問題ですね。

>でも西洋の個人主義は宗教を基本として成り立っているよ。

その点に関しては、subject という語が主体を意味すると同時に従属を
意味します。これは神への従属として考えるのが適切でしょうね。神に対しては
皆対等に結びつくから、そこから演繹される関係として平等な個人主義が生まれる。
まだスコラ哲学の圏内かもしれませんがね。デカルトというより。しかし、デカルト
でさえもまだスコラの陰影を残しているのは間違いない。

>日本はないからね、宗教が。
 個人主義の世界では弱いよね。

いわゆる世界宗教(柄谷)に根拠付いてないという意味ではそうかもしれませんね。
仏教なんて葬式のときだけ。キリスト教もクリスマス。神様は正月だけ。
それもまた宗教ということができる。しかし、西洋の神のような働き=罪が生まれない。

だから、「恥」なんでしょうが。
しかし、共同体の成員が相互監視するようなシステムを道徳にしないといけないのは
情けないですね。共同体自体が堕落したら、手の打ちようがない。そんなほころびが今の
日本を覆っているのは間違いない。

それでもまだ、それに固執する人間がいるとは・・信じられません。
317招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 01:21:26 ID:VDX9I8lF
>>310
何度も言いますが、支離滅裂だと言っているのです。
発言を途中で修正するのはかまいませんが、根本的に印象派だから
困るのです。

>自閉的共同体の外は世界の外なので視野に入って来ないんだと思います。

だったら、西洋の「神」のアナロジーで語るな、ということです。
神は、その世界の外部に位置しているんだよ。

どこが同じなんだよ、全く。論外
318招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 01:32:43 ID:VDX9I8lF
>>315
集団で叩かれる理由は「個性的」が理由だけではないのは、仰るとおりです。
また、叩かれるから自分は個性的だと「癒し」を行うことも情けないですね。

本当に有能なら、少々個性的でも有能なら簡単には集団から排除されません。
それが集団にマイナスになるという判断があったときだけです。

しかも、集団内部では妬みやひがみなどが渦巻きます。それによって、個人が萎縮
するのも集団全体にとってはマイナスですから、調整機能が働くでしょう。

個性的か否かではなく、有能であるか否かという問いにしないこと。。そのあたりに
本音がありそうだという嗅覚は間違ってないでしょう。

真に有能な人間は、集団でのチームワークもよーく分かっているものです。
現代社会の集団とはそういう集団ですからね。
319恋のマイアヒ:2005/07/18(月) 02:15:24 ID:/a3xum5H
マイアヒー マイアフー マイネームイズタリラリ
神は死んだ、
      ていうか神その物がはじめから存在していないんだよ
宗教、ていうのは死の恐怖から開放されるための手段、考え方でしかないんだよ
それを、神がいる、いないで議論すること自体宗教の意義、価値を無視している
ことはなはだしいんだぴょーん
320実習生さん:2005/07/18(月) 02:29:37 ID:8CqvKcxO

ちなみにデカルトの証明とか基本無意味だから。
(なぜって結局その証明の定義もデカルトが勝手に定義したものだから)
(あとカントかなんかが否定してたよね)
変なものを持ち出すのは止めてください。
321恋のマイアヒ:2005/07/18(月) 02:46:13 ID:/a3xum5H
良い子はもうねる時間だからもうねる。
こういう経験も僕の人生においていい経験だった。
二度と僕は登場しないだろう。ありがとう。
322実習生さん:2005/07/18(月) 03:43:29 ID:jIluzlqa
詭弁猫のディベート場はここですか?
323実習生さん:2005/07/18(月) 13:40:39 ID:1BWFfFM2
>>313
>>人間は自分の外部にある何かに精神の安定を支えられていないと生きていけないのだという事を
> 言いたかっただけです。

>いいえ、それでは最初と正反対になりますよ。内部に『閉じている』ことを必死に強調していましたね。
>「閉じている」ということは外部の否定です。完全崩壊です。

よく読んでください。「自分の外部」にある何かに精神が支えられていると書いただけですよ。
 自分の外部ある何か=自分に身近な周囲の人間から認められる事
です。
自分の身近な周囲の人=同じ共同体に所属するメンバー
です。
まあ、考える態度があなたと私とでは根本的に違うようなので話は噛み合いませんね。
これは仕方のないことだと思いますよ。


324実習生さん:2005/07/18(月) 13:49:45 ID:1BWFfFM2
>>313
>>どちらも自分の外部にある何かに精神の安定を支えられているという状況は同じです。

>ならば、西洋的であってもいいということになりますよね。

何故「ならば」なのか、何故「西洋的であってもいいという事になる」のか分かりませんが・・・。

自分の外部にあるモノに精神の安定を支えられているという状況は同じですが、
西洋人は「神」を支えにしており、日本人は「周りの評価」を支えにしているという違いがあります。
そして、この両者を取り替える事は不可能です。
西洋人はどう転んでも「周りの評価」で精神を支える事は出来ませんし、
日本人はどう転んでも「神」を精神の支えにはできません。

>自分の外部が、集団組織である必然を語る必要がある。そして、その集団組織が「神」と同様な
>働きをすることの証明が必要です。

このような事を証明できる訳がありません。私は証明が必要だとも思っていません。
私にとっては、私の精神と行動や周囲の人間の行動を見ていれば了解できる「事実」なんですが・・・。
まあ、そんな事を言っても仕方ないか。

325実習生さん:2005/07/18(月) 13:53:35 ID:1BWFfFM2
>>308
>個人主義の世界では弱いよね。

弱いというより、日本人には無理なような気がしますが。
326実習生さん:2005/07/18(月) 13:59:33 ID:1BWFfFM2
>>317
>だったら、西洋の「神」のアナロジーで語るな、ということです。
>神は、その世界の外部に位置しているんだよ。

話が噛み合ってないですね。
西洋人も日本人の自分の外部に自分の精神の安定を支えるモノが必要だと
言ってるだけなんですが。
西洋人の場合はそれが「神」で、日本人の場合はそうじゃないと言ってるだけなんですが。

伝わらないようですね。
327実習生さん:2005/07/18(月) 14:13:08 ID:1BWFfFM2
>>316
>しかし、共同体の成員が相互監視するようなシステムを道徳にしないといけないのは
>情けないですね。共同体自体が堕落したら、手の打ちようがない。

西洋のモノは素晴らしくて、日本のモノは良くないという発想ですね。
そういう発想からなかなか抜け出せないんですね。

「しかし、神というような架空の存在を道徳の支えにしないといけないのは情けないですね。
神の虚構性が明らかになってしまえば手の打ちようがない。」
などと同じような事が言えるでしょ。

精神の支えに「神」を持って来るのも、「共同体からの是認」を持って来るのも、どちらも根拠のない
幻想であるという点で同じです。どちらも大きな欠陥を持っている事は間違いないでしょう。
でも、どちらかが優れていてどちらかが劣っているという事はないでしょう。
328197:2005/07/18(月) 14:43:53 ID:1BWFfFM2
329197:2005/07/18(月) 14:44:29 ID:1BWFfFM2
330197:2005/07/18(月) 14:44:56 ID:1BWFfFM2
331197:2005/07/18(月) 14:45:22 ID:1BWFfFM2
332197:2005/07/18(月) 14:46:03 ID:1BWFfFM2
>>323 >>324 >>325 >>326 >>327

以上が私が書いたものです。それがどうした?と言われると困るのですが・・・。
333実習生さん:2005/07/18(月) 15:56:19 ID:EA4KcB9F
それがどうした?
334197:2005/07/18(月) 15:58:48 ID:1BWFfFM2
日本人は元来、自分の属する共同体の他の構成員から認められる事によって精神の安定を
支えていたのだと思います。
自分の精神の安定がかかっているので周囲の人々からの評価を非常に気にしましたし
周囲の人々からの評価を怖がりました。
また、だからこそ周囲の人々とうまくやっていく事を大事にしました。
日本人が周りの目を怖がったり世間体を気にするのも同じ事です。
日本人の精神の安定には周囲から認められる事が必要なのです。

ただ、そう言う事をいちいち気にするのはなかなか大変です。
「義理と人情」とか、「しがらみ」とか言われる面倒臭そうなモノは、
そういう日本人の精神の支えと関係しているのでしょう。
335197:2005/07/18(月) 15:59:09 ID:1BWFfFM2
その日本人の前に、明治になって西欧人がやって来ました。
西欧人を見ていると、「しがらみ」などなさそうで、人の評価を気にしたりすることなく、
自分の意見を堂々と言ったりしているのでした。
周囲の人から認められなくても平気で、世間体を気にすることもなく、自由に自分の意思を
表明する西欧人は、日本人からすれば、非常に強い人間に見えたでしょう。
自分達が精神の安定の支えにしている「周囲の人々の是認」を、西欧人は必要としていない。
西欧人の精神は、何にも支えられることなく自律的に見えたでしょう。

実際には西欧人も日本人と同じく精神の安定の支えを必要としていたのですが、
西欧人は、「神」というものに支えを置いていたため、それは、日本人からは見えず、
その結果、日本人は西欧人の精神を誤解してしまいました。

何の支えも必要としない強くて自由な精神・・・西欧人がそんな精神を持っていると
日本人は誤解し、自分達の精神は遅れている、古い、弱い・・・などと考え、
早く自分達も西欧人のように強い自由な精神を手に入れなければと考えてしまった。
336197:2005/07/18(月) 16:02:28 ID:1BWFfFM2
西欧人は何物にも支えられない強くて自律的な精神を持っている・・・・
この誤解が、日本人の悲劇の始まりでした。
337きゅーじぅ:2005/07/18(月) 18:09:46 ID:vfyfYKOF
おおう。おいらが見ているところは招き猫さんが。
関心が近いところにあるからか、招き猫さんの書き込み範囲が
広いからか。後者かな。きしし。
>>295
こいつぁきっとおいらもその一味だな。

>197さん
おいらは>>197の意見とかなかなか同意しますが、その一方で、
個性を伸ばす、とまでは言わないまでも、個性を受容する、という
ことについてはどう考えてらっしゃいますか?
個性的で叩かれやすい、とかいう問題は規範や画一化というよりも、
>>228で指摘しているような空気の問題のような気がしていますが。

個性で思うこと2件。
・だれが言ったか忘れたが「金になるようなのを才能、金にならんのを
個性という」という言葉は当たっていると思う。
・たとえ「空気読めないヤツはいじめられて当然」だったとしても、
「空気読めないヤツをいじめてもよい」とは言えない。
338 ◆vpCpXM4oWw :2005/07/18(月) 18:25:44 ID:1YsbRACl

嫉妬を正義とする時期を早く卒業する必要がある。

/// 日本人が捨て去るべきもの 15 /////

 おそらく、これからの何年かには多少の揺り返しが来て、また格差是正の
風潮が強まる時期もくるだろう。しかし、大きな流れは、一九三〇年代から
七〇年代までを平等化(社会主義的方向)が肯定された時代とすれば、
八○年代からは、結果の格差を是認する競争時代になったといえる。
日本はいまのうちに改革しておかないと、それが成就する前に平等主義への
揺り戻しが来て、強烈な平等主義から官僚統制と規制強化に逆転する
可能性が高い。
 私たちは、嫉妬を正義とする時期を早く卒業しなければならない。・・・・・

///////////////////// 1997年刊 ///





339197:2005/07/18(月) 21:34:36 ID:1BWFfFM2
>>337
教育は、子供が社会に適応できるように、子供を一定の型にはめる作業だと思っています。
社会のルールを身に付けさせる、文化を身に付けさせる・・・それらはすべて
型にはめる作業だと思います。
子供が将来ちゃんと社会生活を営めるようにするには、この型にはめる作業は必要です。
しかし、その作業は子供の持っている可能性を摘み取るかもしれない作業です。

ですから、この型にはめる作業は必要最低限に留めるべきであり、できる限りゆるい型に
すべきだと思っています。

だから、空気の問題はよく分かりませんが、できるだけ「個性を受容する」方向で考えるのが
いいかなと思いますが。
340招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 21:37:24 ID:aD4XlQjK
>>337
お久しぶりですね。
>>197そのものには噛み付いてないですよ。その後の論の展開はいただけない。
>>228が「空気」を示唆するとしても、西洋の神とのアナロジーなどになると
かなりのトンデモになります。「空気」と「神」では話しになりません。

個人的には>>197を掘り下げて欲しかった。

ちょっと前に読んだ北米とアジアの教育システムの違いを論じる文章では、
よくある単一民族を根拠にしていました。一方、アメリカは有象無象という
ことです。ま、著者はアメリカ人だったから、バイアスがかかっていますが、
知識重視などのよくあるポイントも押さえてあったんだけど。

ま、そんな展開をここで期待するのは無理だとしても、もう少しあまりにもトンデモ
には反応してしまうんです。どこでもそうですが。
341きゅーじぅ:2005/07/18(月) 22:24:00 ID:vfyfYKOF
>招き猫さん
お久しぶりです。
あー、まぁ、おいらも西洋の神のことはよくは知らないし、
ご指摘の通りのトンデモかどうかはわからないけれど、おいらには
そんなには違和感はなかったのです。よく言われる話だし。
『菊と刀』でしたっけか?恥と罪みたいな話で。(読んだことはないです。)
それよりも、197さんがどんな現場の実践をしているかに関心があります。

で、197さんへ
>>338
おいらの言っている空気というのは要は>>228のような話、と理解して
いただければ結構です。つまり、>>228のような現実認識をふまえた上で、
197さん自身はどうそれに対峙しているのか、そのへんに関心を持っています。

半分独り言:
「大教室で授業の終わりに質問はないか、と問うたとき、その問うた文言
自体はなんの意味もない、単なる授業が終わりのときに発する符丁であり、
他のやる気のない学生は、ウゼー、とっとと早く終われ、という空気を
発しているにも関わらず、そんな空気も読めずに本当に質問をしてのける
バカ」とか。
そういうやつを見ると愛しくほろ苦く「ばかだなぁ」と思い、一方、ウゼー、
という空気を発する連中は絞めころしたくなる。
342きゅーじぅ:2005/07/18(月) 22:38:37 ID:vfyfYKOF
上の>>338というのは>>339の間違いです。
343実習生さん:2005/07/18(月) 23:14:52 ID:soAgHyF0
>>1
叩かれたw
個性的で叩かれらん人と叩かれる人の差がわからんw
344招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 23:23:04 ID:aD4XlQjK
>>341
>現実認識をふまえた上で、197さん自身はどうそれに対峙しているのか、
そのへんに関心を持っています。

それに関しては、現状追認だと思ったのでかなり突っ込んだんですが、それが当然
という返事しか返ってこないから・・

>大教室で授業の終わりに質問はないか、と問うたとき、

はい。でも、途中での質問は深まるし歓迎されることが多いかも。

>そういうやつを見ると愛しくほろ苦く「ばかだなぁ」と思い、一方、ウゼー、
 という空気を発する連中は絞めころしたくなる。

すんばらしい事例ですね。アンビバレスを「空気」に感じるのが自然なことが多い。
それを簡単に割り切ることが一番罪深いと思います。
345実習生さん:2005/07/18(月) 23:29:01 ID:19uEIMWj
猫は理屈ばっかつめこみすぎ
招き猫の脳味噌って混ぜすぎて不味くなった生クリームみたい…
346招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/18(月) 23:33:36 ID:aD4XlQjK
>>345
無知な頭が印象にすぐさま飛びつき条件反射するのがいいか?
347実習生さん:2005/07/18(月) 23:45:20 ID:19uEIMWj
>>346
人が読んでわかる言葉でたのむよ
348実習生さん:2005/07/18(月) 23:48:10 ID:19uEIMWj
理屈っぽいしゃべりかたして、わかんねえと見下す奴って多い…。
人にわかるようにはなすのがコミュニケーションで、それがわかんないでテングになってる馬鹿。
で、猫もそうなのかい?
349実習生さん:2005/07/18(月) 23:50:19 ID:19uEIMWj
会話も議論も「わかりやすく」!
これは当たり前だと思うんだけどね。
350招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/19(火) 00:10:48 ID:uVqV/pIW
高校一年生の現代文(評論文)程度だと思っています。
わざと難しく言っているつもりはないです。

ただし、ID:19uEIMWj さんの忠告は念頭において、できるだけ発言したいと
思います。とりあえず、分かりにくいところを質問してください。
351実習生さん:2005/07/19(火) 02:49:06 ID:hwnMfkbm
確かに難しいことを分かりやすく話す奴見ると
「本当に頭いい奴ってこういう奴なんだろうな。」とは思う。
天才とは違う意味でね。
それに面白さを加えて話せる奴はさらに尊敬する。



でもまあ、招き猫の語り口は芸風だろ。
それはそれでいいんじゃない?
352きゅーじぅ:2005/07/19(火) 12:57:45 ID:sIj8syyS
難しいことをわかりやすく説明できることって、よく
いわれるし、確かにその通りだと思うけれど、それが
不得手だったとしても、そんなに駄目なことでもないと
思うけどね。まずはその水準で適切に語れればOKだと
思う。
353実習生さん:2005/07/19(火) 19:52:20 ID:KXCfqOXd

具体的な問いには答えずスルー、これが『猫クオリティー』。

また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。

それが『猫クオリティー』

猫は議論する気が端からないのです。

無駄ですよ。
猫は決して答えませんから。
皆さんが明らかにおかしな猫に反レスしたい気持ちは分かりますが、
そもそも猫に議論する気が無いので無駄です。

猫は放置が基本です。
354 ◆vpCpXM4oWw :2005/07/19(火) 20:23:16 ID:EAjheI7b

イデオロギーよりも一般消費者の選択が重視されるようになった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 1 //////

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

第六章 絶対平等主義ニッポンは孤立する
    1 世界は「総資本主義化」へ
        コマーシャリズムが創る「本音の世の中」
・・・・・
 冷戦構造の崩壊以来、非常に明確になってきたことは、「総資本主義化」、
または「総商品化」といわれる現象である。
 戦後第一世代は、第二次世界大戦を指導者として戦い、自ら冷戦構造を
作り上げた。第二世代はそれを継続し、結着にまで導いた。この二世代が
指導したのは、二十世紀的特徴である「イデオロギー時代」であった。
 したがって政治が優先し、政治的配慮が支配的な影響力を持っていた。
ところが、九〇年代になって、第三世代の時代に入った時には、イデオロギーの
対立が消滅し、政治よりも経済が優先されるようになった。政治宣伝よりも
収支の正負を重視する総資本主義化の時代がはじまったのである。
 このことは、最も単純で大規模な国際行事、オリンピックを例にすれば
わかりやすい。

///////////////// 堺屋 太一 著 ///




355実習生さん:2005/07/20(水) 00:15:00 ID:qtDntj+Y

具体的な問いには答えずスルー、これが『猫クオリティー』。

また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。

それが『猫クオリティー』

猫は議論する気が端からないのです。

無駄ですよ。
猫は決して答えませんから。
皆さんが明らかにおかしな猫に反レスしたい気持ちは分かりますが、
そもそも猫に議論する気が無いので無駄です。

猫は放置が基本です。

356実習生さん:2005/07/21(木) 01:12:56 ID:7GbXk/9h
また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。


ズバリ、だなw
357 ◆vpCpXM4oWw :2005/07/30(土) 21:31:04 ID:Olv02HfD

昔は、オリンピックは巨額の公費を使用していた。

/// 世界は「総資本主義化」へ 2 //////

 戦後第一世代のオリンピックはコマーシャリズムを排除した純真な理想追及
行事だった。東京オリンピックはもちろん、復興日本の権威をかけた国家行事
だったが、次のメキシコ大会まではそんな理想追求型が続いた。
 ところが、その後は、世界の冷戦構造を反映して、テロ事件や人種問題
などの政治的な事件がオリンピックを揺るがした。同時に、ステート・アマチュア
といわれたソ連や東欧圏の国家育成選手たちが大活躍、それに対抗して
西側諸国も愛国心や自由の尊さを訴える宣伝を派手にやった。このため、
オリンピックは巨額の公費を喰う政治行事になってしまった。

//////////////// 「次」はこうなる ///




358 ◆vpCpXM4oWw :2005/08/13(土) 19:53:00 ID:HzFtHYae

ロスアンゼルスでは、興行の収支が重視された。

/// 世界は「総資本主義化」へ 3 //////

 政治オリンピックの頂点を極めたのは一九八○年のモスクワ大会、ついに
東西対立の激化を反映して西側諸国がボイコットするに及んだ。
 ところが、一九八四年のロスアンゼルス・オリンピックは、初めてコマーシャリズムを
許容して、「税金を費やさない行事」として開催された。ピーター・ユベロスという
旅行会社の経営者だった人物が全大会を取り仕切り、テレビ放映権や会場広告料を
取ることによって、「収支の合う興行」にオリンピックを変えたのである。
 とはいえ、観客はまだまだ政治的だった。ロスアンゼルス大会でアメリカの観客が
最大の拍手を送ったのは、ソ連の出場ボイコット要請を無視して参加したルーマニア
選手団だった。行事はコマーシャリズムを許容しても、観客の反応は、まだ東西対立
を色濃く反映した政治的なものだった。

////////////////// 講談社発行 ///




359実習生さん:2005/08/15(月) 11:23:37 ID:lx6CZNK8
胃腸が日勤教育してます
360実習生さん:2005/08/19(金) 22:04:31 ID:7zwqhtGX
出る杭というのは、非常に優秀な者だという意味なのですが。
個性的だという意味ではありませんが。
361実習生さん:2005/08/19(金) 22:18:08 ID:3Pa1jMvq
出る杭(くい)は打たれる
(1)頭角を現す者はとかく他の人から憎まれ邪魔をされる。出る釘は打たれる。
(2)よけいなことをする者は他から制裁を受ける。
362 ◆vpCpXM4oWw :2005/08/31(水) 21:03:30 ID:7c0akEPa

イデオロギー的な反応も残っていた。

/// 世界は「総資本主義化」へ 4 //////

 とはいえ、観客はまだまだ政治的だった。ロスアンゼルス大会でアメリカの
観客が最大の拍手を送ったのは、ソ連の出場ボイコット要請を無視して
参加したルーマニア選手団だった。行事はコマーシャリズムを許容しても、
観客の反応は、まだ東西対立を色濃く反映した政治的なものだった。
 次のソウル.オリンピック(一九八八年)は、新興韓国の意気を発揮した
国家行事だったが、東西対立の政治宣伝色はあらかた消えていた。
いわば、「過渡期の行事」だった。

//////////////////// 1997年刊 ///




363 ◆vpCpXM4oWw :2005/09/10(土) 18:55:25 ID:O8WShItR

コマーシャリズムが定着した。

/// 世界は「総資本主義化」へ 5 /////////

 そして、その次の九二年のバルセロナ大会においては、すっかり
コマーシャリズムが定着した。最もコマーシャル効果が大きいアメリカの
ゴールデン・タイムに合わせて人気競技を行ったり、企業名や商品名の
ついた服装や用具を見せるために、入賞選手のインタビュー時間を
つくったりした。ロスアンゼルスでは「許容」だったコマーシャリズムが、
バルセロナでは「尊重」されのである。

///////////////////// 講談社発行 ///




364 ◆vpCpXM4oWw :2005/09/17(土) 19:58:19 ID:L5XkAoAN

プロ選手が招待された。

/// 世界は「総資本主義化」へ 6 //////

 さらに、九六年のアトランタ大会では、コマーシャリズムは「尊敬」される
ようになった。ロスアンゼルス大会では、まだプロに転向した選手が招待
されることはなかったが、アトランタ大会では、最高の名誉とされる聖火
リレーの最終ランナーをモハメド・アリとイベンダー・ホリフィールドが務めた。
どちらもプロに転向して最高に稼いでいるボクサーだ。プロになった
オリンピック出身者の商業的・経済的な成功例を見せることが、オリンピックの
誇りであり、きわめて重要な意義のあることになったのである。

///////////////// 堺屋 太一 著 ///




365実習生さん:2005/09/17(土) 21:37:28 ID:twi9mcpk
ばーか。
366実習生さん:2005/09/17(土) 21:42:32 ID:twi9mcpk
>>1
君は個性的ではなく。変なだけ。
367実習生さん:2005/09/17(土) 22:29:47 ID:L/UuRVLB
自分で言うのはただの精神異常者
368 ◆vpCpXM4oWw :2005/09/29(木) 22:22:54 ID:679W+qdm

一般大衆が自分の好みと個性で選ぶことが尊ばれるようになった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 7 //////////

 オリンピックに限らず、非営利事業とされた多くの活動で、いまや
「コマーシャリズムこそ美しい」とさえいわれるようになった。税金を使って
政治家や官僚が自分の権力や権限をひけらかすのは醜いことだ。
市場原理に基づき、消費者大衆の支持を得ることこそ美しい、と
いうのである。

/////////////////// 「次」はこうなる ///




369実習生さん:2005/09/29(木) 22:53:38 ID:FpUCcLRq
個性的と関係あるかどうかしんないけど、子供のときとか
周りのみんなと、興味を感じることやや面白いと思うことが違うと、かなり孤独感を感じるんじゃないか…とも思う。。
例えみんなと一緒に会話してるときとかでも(給食のときとか)

・・・ところで、ここって教師多いの〜??
370実習生さん:2005/09/29(木) 23:35:12 ID:SPtN38Js
自分で個性的とかいってんじゃないよ。
どうせわがままなだけだろう。
371実習生さん:2005/09/29(木) 23:39:58 ID:/a2+oHhg
個性をわがままとのたまうのも大人の悪いところだな。
372実習生さん:2005/09/30(金) 01:52:55 ID:gi2rSjcE
373実習生さん:2005/09/30(金) 17:10:31 ID:DpFhhLzs
個性は誰にもあるよ
374実習生さん:2005/09/30(金) 17:20:30 ID:AfxGUq0H
うん。そうだ。
>>1は個性的というより、個性を抑えて皆と同じにするのが嫌なんだ。
なんだかんだいっても未だ学校は反個性主義だと思う。
375実習生さん:2005/10/01(土) 15:23:22 ID:grtZGLee
つうかさ、個性的ってどういうことを言うんだよ??
個性って何だよ??
376実習生さん:2005/10/01(土) 15:31:53 ID:g9f7z1zW
>>375
教師失格
377実習生さん:2005/10/01(土) 15:35:02 ID:nl7RaVwL
>>376
馬鹿。
378実習生さん:2005/10/01(土) 15:53:33 ID:grtZGLee
いや・・・マジで個性ってわかんねぇよ・・・・教えてくれ・・・
379実習生さん:2005/10/01(土) 17:30:25 ID:GFXTI8iS
>>377
単細胞
380実習生さん:2005/10/01(土) 19:22:34 ID:VSCIvTW6
いっそ単細胞生物になりたい
381 ◆vpCpXM4oWw :2005/10/12(水) 21:52:32 ID:LEfNYCeg

権力による強制でなく、大衆の支持で経済的に成り立つことが大事になった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 8 ///////////

        消費者の選択を信じよう

 実際、採算に合うことの重要性、つまり政治宣伝と政府官僚の支配を
受けることなく、消費者大衆の支持によって大衆から料金が頂けることこそ
文化としては重要だという考え方が、全世界的に広まっている。これは
西側諸国だけでなく、社会主義が崩壊した東側の国々でも、またアジア
諸国でも強く見られる流れである。
 かつては、広告や看板が汚い、という声もあったが、いまやそれも世界中に
ほとんどなくなった。わずかに日本の都市計画官僚や自治体官僚、それに
同調するマスコミ文化人などには存在しているが、世界的には珍しくなっている。
つまり、反コマーシャリズムという社会主義的発想に基づく考え方は、
官僚支配の強い日本にだけ残存しているのだ。

//////////////////////// 講談社発行 ///




382実習生さん:2005/10/12(水) 23:47:52 ID:4I9zfWE4
自称個性的は個性ではない。わがままと言うんだ。
383実習生さん:2005/10/13(木) 06:11:13 ID:eQ8eLU6y
>>382
学校がアンチ個性だからそうやって自分を取り戻そうとみんな必死なんだよボケ
384実習生さん:2005/10/13(木) 08:08:57 ID:uWhYxAAB
馬鹿、阿呆、間抜け、ワガママ、利己主義、独りよがり、ナルシスト、へたれ…

これらを「個性」だと思って、できそこないの自分を守ろうとするクズにはなりたくない。
385実習生さん:2005/10/13(木) 15:49:44 ID:a4puPAZx
10代とは、個性的になりたいと思うが、
結局周りと同じ格好をしてしまう時代である。
386実習生さん:2005/10/23(日) 10:27:18 ID:fCRc7ozt
「生徒たちを個性的に育てるにはどうすればいいですか?」
「教師が個性的になることです」
387実習生さん:2005/10/23(日) 12:14:13 ID:Uz+jxsr5
個性的に「育てる」必要はない
勝手に個性的になるものだ
学校は基礎を徹底的にやろう
388実習生さん:2005/10/23(日) 18:30:10 ID:iVFWhcCV
>>383
プギャー!!学校程度のことで個性が埋もれたつまらない人間の常套句だな。
お前の個性なんてその程度のもんだっていつ気づくかね
389実習生さん:2005/10/23(日) 22:02:14 ID:7FUM0G/n
まじめで協調性があり、他人に対して思いやりがあり悪口を言わない。

これも個性だと思うが、こういう人が叩かれたという話はめったに聞かない。
390実習生さん:2005/10/26(水) 04:50:31 ID:U1D+U/xh
>>389
大人にとって都合がいいからだろ
391実習生さん:2005/10/26(水) 04:51:23 ID:U1D+U/xh
>>388
おまえは右に習えで無個性
392実習生さん:2005/10/29(土) 16:53:25 ID:dC31BGE2
プ、本当に馬鹿だらけだな。
個性とは何か、自力で考えてから来い。
393 ◆vpCpXM4oWw :2005/11/03(木) 19:44:47 ID:OXwDb1bk

商業主義排除の発想が消えた。

/// 世界は「総資本主義化」へ 9 //////////

 もちろん、広告や看板などには汚いものが多い。デザインや文言の悪い
広告や不適当な場所に立てられた看板は実に多い。けれども、何事にも
良いものもあれば悪いものもある。綺麗なものも汚いものもある。だから
コマーシャリズムはすべて良いわけでも、広告や看板はみんな許される
わけでもない。ここでいうのは、広告だからすべて悪い、看板だから全部
汚いという商業主義排除の発想がなくなった、ということである。

//////////////////////// 1997年刊 ///




394実習生さん:2005/11/09(水) 23:08:29 ID:x/FJgVWP
>>393
まじでいい加減にしろよ。
395 ◆vpCpXM4oWw :2005/11/10(木) 22:36:56 ID:bxWmfkjS

賭博も許可されるようになった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 10 //////

 もう一つの顕著な現象は、賭博、特にカジノの類を許可するところが
増えてきたことだ。アメリカでもカジノを許可している州は、一九七〇年には
ネバダ州だけだったが、七四年にニュージャージー州が認めたのを契機に
急増、いまでは十州に及び、十数州が検討中である。ヨーロッパでもドイツや
イタリア、イギリスにはかなりの数があるし、オーストラリアも十年あまり
前から許可しだした。
 そのほか、競馬、ドッグレース、ハイアライなど様々なギャンブル競技が
行われている。特にサッカーは賭け事として大流行だ。

//////////////////// 講談社発行 ///




396 ◆vpCpXM4oWw :2005/11/12(土) 19:16:50 ID:aYTjyTla

プロサッカーでも賭けが行われる。

/// 世界は「総資本主義化」へ 11 ////////////

 プロ・サッカーを賭けないで観ているのは日本人と韓国人だけといわれるが、
ヨーロッパや南米では、日本の競輪や競艇のように専ら賭けるための競技
とされている。したがって、ルール自体も賭け(トトカルチョ)に合わせて、逆転や
大穴が出やすいものとなっている。
 日本人は賭けないで観ているから、「もう少し得点が入りやすいようにゴールを
広げては」などというが、ヨーロッパや南米人にはとんでもないことと思われるらしい。
本来、賭けのための競技だから、逆転や大穴が出なければ面白くないのである。
そんなプロ・サッカーでも、いまや恥じることなく話題にすることができるようになった。

//////////////////////// 堺屋 太一 著 ///




397実習生さん:2005/11/14(月) 20:15:43 ID:A8og6ug2
>>1 「個性」は悪い事ではないと思うが。

ただし「個性」は時代に受け入れられると ネ申 のように扱われ、
もしも受け入れられなければ異端者のように扱われる。

ピカソのゲルニカも第二次世界大戦が無ければ生まれなかったかもしれないし、
ドイツが戦勝国になっていたらピカソは邪悪な作家と思われるかもしれない。
まずそのような解釈が最初に重要じゃないのか?

その解釈の上で自分がどのように行動出来るか考える。
自分が「個性的」だと思うなら勉強や本を読んで周りを勉強する。
そして自分の個性をどのように運用するのかを考える。

このような生き方は「個性的」でない人でも同じだよな。
398実習生さん:2005/11/14(月) 21:09:52 ID:qh3yji79
個性的なのと、自分勝手で我儘なのは違う。

それまでを個性だとほざく輩が増えたから、こんなスレができるんだな。
399実習生さん:2005/11/15(火) 07:01:59 ID:KTYqMVgm
その通り。

それに個性的じゃない人などいない。
皆人格が違うわけだから、皆個性的と言える。


>>1は「個性的」って言葉で自分を括っているが、もし、多くの人から認められない個性なら、
「個性的」っていう言葉は独り善がりの甘えだろう。
自分の一部の性格に問題があると思った方がいい。
400実習生さん:2005/11/15(火) 10:19:38 ID:oR6OnQck
馬鹿と天才は紙一重。
世間に認められた者を天才と言い、
認められない者を馬鹿という。
両者の本質が同じであったとしても。

ゴッホは生前馬鹿だったけど、死後は天才扱いだし、
エジソンも、少年時代は馬鹿扱いされてたけど、
その後の事は言うまでもない。
401実習生さん:2005/11/15(火) 10:29:43 ID:KTYqMVgm
二人とも、好きなことを追求し、努力した結果だろ。

馬鹿扱いはされてないし天才ではない。
天才なら、ゴッホは苦労したり薬や酒に溺れたりしない。
ちなみにゴッホはホモ。

エジソンも天才なら、若い優秀な部下に、自分が追い越されそうになっても、汚い手を使って蹴落とす事もしない。
部下が発明したモノを、自分の発明品にしようとはしない。
402実習生さん:2005/11/15(火) 10:55:05 ID:oR6OnQck
う〜ん、「天才」を何とするかについて、
解釈の違いがあるようだな。
403 ◆vpCpXM4oWw :2005/11/16(水) 22:57:22 ID:pVPlGGj3


「結果の平等」より個性に応じた多様に楽しみが重要になった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 12 //////////

 賭け事の許容もまた、大きな文化思想の変貌を意味している。賭け事は
結果の格差を作ることでスリルを楽しむ行為である。それが広く認められる
ようになったのは、二十世紀の大半を覆って来た「結果の平等主義」から、
「楽しみ重視主義」へと世界の流れが変わったことを示している。
 社会主義や民族全体主義が求めた「結果の平等主義」は急速に衰退し、
「結果の平等」よりも過程を楽しめる社会が重要になった。人々が好みに
応じて楽しみの機会を持てるように多様な娯楽を提供する。その中で、大衆の
支持によって採算に乗るものこそ良いものだ、と考える消費者主権の発想が、
スポーツや文化芸術の社会にまで拡まったわけだ。

//////////////////////// 講談社発行 ///




404実習生さん:2005/11/16(水) 23:28:56 ID:NuI+6j39
エジソンは学校行ってなかったわけだが。
だからこそ自由な発想が出来て、やりたい事を追求する事が出来たわけだ。

学校は愚民製造工場なんだよ。
405実習生さん:2005/11/17(木) 00:36:22 ID:1Gi0fJI/
出た。強引な解釈ですね。じゃあがんばって実践してください。
そんな気もないだろうけどね。
406実習生さん:2005/11/17(木) 18:14:43 ID:PxLe9oOj
自分で自分の事を個性的と言う奴は大体平凡な奴。個性的な性格に憧れる凡人。
407実習生さん:2005/11/18(金) 01:35:05 ID:zgy9RZ+0
>>406
まあそうだけど、管理教育の中で溺れないようにあがいてるんだよそういう奴は。
個性的って言ったら本来みんな個性的なんだ。
個性を無くす事はある意味死ぬことだからな。
あがいて自分を取り戻すしたがる奴の気持ちはわかる。
408 ◆vpCpXM4oWw :2005/11/23(水) 20:15:48 ID:2LOVGDjm


国家機構による統制より、大衆に選択を委ねる「総資本主義化」が
最良の方法だった。

/// 世界は「総資本主義化」へ 13 //////////

 社会主義やファシズムは、崇高な理想を掲げたイデオロギーだ。だが、
人類が二十世紀の大半を費やし全世界を巻き込んで行った壮大な実験の
末に辿り着いた結論は、大衆に選択を委ねる「総資本主義化」である。
このことに、失望を感じる人も少なくないだろう。しかし現実には、それこそが
豊かで楽しい世の中を創り出す最良の方法であったことは紛れもない
事実である。・・・・・

//////////////////// 講談社1997年刊 ///




409実習生さん:2005/11/23(水) 21:43:17 ID:sVIplZVy
「にちゃん名物きもかっぺの特徴」  
* 根拠を言わずに決め付ける
* 自慢が多い
* 自分の事しか話さない
* 具体例を言わず抽象的
* 女とまともに喋れない
* 自分の物と他人の物が区別できない
* 貧乏で育ちが悪い
* 自分の価値観で判断
* 他人の権威を借りる
* ケチばかりつける
* 済んだことを蒸し返す
* 前頭前野が退化してるので自分で物事を判断できない
* 何でもかんぐる
* 人の目をやたら気にする
* 成功者を妬む
* 少ない情報で決め付ける
* スポーツ新聞などの知識を自分の意見のように話す
* 自分を権威づけようとする
* 人の話を聞かない
* 知ったかぶりをする
* 差別意識を口に出す
* 人の考えをすぐ鵜呑み
* 難解な事を言って煙に巻く
* 挙動不審でぷるぷる震えてる
410 ◆vpCpXM4oWw :2005/12/17(土) 18:28:03 ID:wmGvovzV

規格統制、平等化を脱却し、個性化を受け入れられるのか?

/// ジャパン・パッシングの時代 1 ////////////

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

・・・・・
    3 ジャパン・パッシングの時代
        日本をパスするアジアの人々
・・・・・
 日本がアジア諸国から見て魅力ある国家になれるかどうかは、一九九三年
頃から政治と経済を担当するようになった戦後第三世代の肩にかかっている。
日本の第三世代が、第二世代の築き上げた規格統制と平等化政策の体制を、
どこまでどれほどの速さで脱却できるか、つまり世界の総資本主義化の流れを
どこまで受け入れられるかである。

//////////////////////// 堺屋 太一 著 ///




411 ◆vpCpXM4oWw :2006/01/01(日) 00:16:26 ID:s504ypCS

特定のエリートなどの決定より、消費者大衆の選択が優先されるのが、消費者主権だ。

/// ジャパン・パッシングの時代 2 ////////

 いまの日本は、依然としてコマーシャリズムを排除し、看板の規制も賭博の禁止も
きわめて厳しい。依然として「自由」と「楽しさ」を「正義」としていないのである。
 総資本主義化の時代を支配するのは、「大衆から代金を取って成り立つものが
生き残る権利がある」という消費者主権の原理である。特定の役人や文化人が
大衆市場から離れた評価を下して、税金(強制的に取り上げたお金)で文化や
産業を養う時代ではない。商品として消費者が購入する、産業として成り立つものが
生き残り栄えるべきだ。つまり、消費者大衆の選択こそ正しいというのが、消費者
主権の考え方である。

/////////////////// 「次」はこうなる ///



412 ◆vpCpXM4oWw :2006/01/14(土) 18:29:00 ID:+Uv0NlCb

文科省が、政府が、日本全体の教育を規制、統制しようとする。

/// ジャパン・パッシングの時代 3 //////

 消費者主権への回帰という世界的潮流に一番遅れているのは、日本の
官僚ではないだろうか。彼らは、消費者大衆に任せたらろくなことをしない、
と思い込んでいる。「われわれ官僚が指導してやらなければ、われわれが
規制しなければ、国民は必ず間違える」と信じている。そんな考え方の
官僚が権限を握っている限り、世界の総資本主義化の中で日本だけが
取り残されてしまう。いや、既に大きく遅れてしまった。

//////////////////////// 講談社 ///



413実習生さん:2006/01/14(土) 19:31:21 ID:Hvx6AxrT
私、個性的ってよく言われるよ。〇〇みたいなタイプの
人には出会った事無い、とか、変な子とか。不思議ちゃん
とか。でも、イジメられないよ。むしろ面白がられ
てる感じ。自覚無いけど。こーゆー事言うと叩かれるのかなぁ?ちょっと、
自分に合ったスレ見つけたと思ったんだけだよ。
414鬼教師:2006/01/14(土) 20:24:53 ID:uYgqcZij
俺は、英語の教員だ!生徒でプリキュアの人形で授業中遊んでた奴がいる。それを取り上げ、みんなの目の前でプリキュア人形をバラバラにしてやったぜ!
415実習生さん:2006/01/14(土) 20:31:16 ID:NNiLIWYW
個性は誰にでもあるものです。
それが社会で認められるものになって
初めて「個性」と呼べるのです。
416 ◆vpCpXM4oWw :2006/01/28(土) 18:12:26 ID:9nK1nDD0

留学生が日本に来なくなる。

/// ジャパン・パッシングの時代 4 /////////

 このため、「アメリカのほうが面白い」とアジアの留学生はみなアメリカヘ行く。
アメリカのビジネスマンも、中国や東南アジア諸国のほうが妙味があると、
みな日本を飛び越えていく。このままでは、日本はひとりで「ああでもない、
こうでもない」とブツブツいっている面白くない「横町の老人国家」になって
しまうだろう。・・・・・

/////////////////////// 講談社発行 ///




417 ◆vpCpXM4oWw :2006/02/12(日) 17:30:36 ID:XkZFo9gI

/// ジャパン・パッシングの時代 5 /////

・・・・・
        「楽しさ」を阻む官僚たち
・・・・・
 一九八三年頃から河川管理が強化され、河川上を縦に走る道路をつくることが
ほとんど許可されなくなった。河川を横断する「橋」はよいのだが、河川を流れに
そって縦に使う高架道路や鉄道は許可されていない。
 「そんなことはないでしょう。東京の日本橋でも、大阪の堂島でも、川の上を
高速道路が走っているじゃないですか」
 「いや、実はその二つの例で困り果てた結果、二度と許可しないようにして
いるんです」

///////////////// 堺屋 太一 著 ///



418 ◆vpCpXM4oWw :2006/02/18(土) 18:18:31 ID:s0a6SZRV

河川でも管理が優先される。

/// ジャパン・パッシングの時代 6 /////

 「困り果てているというのは、あの高速道路を造ったため洪水が起きたんですか。
川の水が淀んで悪臭が発生したんですか。それとも、誰かが衝突して怪我でも
したんですか」
 「いや、そんな小さいことじゃありません。河川管理の行政が思うようにできなく
なりました。その上、環境眺望の点でも近隣住民から苦情があります。”川は川に
返してください”ということですよ。消費税をニパーセント上げれば五兆か六兆円
税収が入るんですからね。道路が欲しかったらそれで民間の土地を買収すれば
いいじゃないですか。河川はわれわれ川の専門家にまかせてくださいよ」

//////////////// 「次」はこうなる ///



419 ◆vpCpXM4oWw :2006/02/22(水) 22:01:54 ID:nxddYLjv

中学・高校の校則が強化された。

/// ジャパン・パッシングの時代 7 //////////

 ”川は川に返せ”というのは、美しい言葉だが、その実態は”河川官僚たちの
自由にさせてくれ”ということなのだ。
 一九八三年から八四年にかけて、規制が強化された例はこれだけではない。
その頃は中曾根行革で、官僚の間には権限が削られるという危機感が広まった。
このため消防法や建築基準法から中学高校の校則まで一斉に規制が強化された。
「規制緩和どころか、これこれの危険があります」といい出したのだ。

/////////////////////////// 講談社 ///



420実習生さん:2006/02/23(木) 15:14:37 ID:tBQnmnu+
■□■□-------悪徳行政処分-------■□■□
  
  ≪ベ○ト21≫の教材!
  http://beyond.2log.net/akutoku/archives/qa/pslg130325.html


   被害にあわれた方は各自治体の消費者相談センターへ!!
      
          ⇒http://www.shousen.org/index.html
421 ◆vpCpXM4oWw :2006/02/25(土) 20:17:55 ID:85inocmg

国民の幸せより管理者の都合が優先された。

/// ジャパン・パッシングの時代 8 ////////

 規制の多くは技術的なものだったから、その中身が何をいっているのか、一般には
理解し難い。だから、たとえば「川は川に返してください」といわれれば、何も知らない
自然環境保護派は「そうだ、そうだ、高速道路反対」などといったのだが、それが
結果としては川を市民から遠ざけ河川管理者の独占物にしてしまった。
 要するに、一九八○年代からの日本は、管理しやすさを第一の重要目標とする国に
なり下がった。こういったことが日本を「気難しい老人国家」にしているわけだ。
 それと同時に、官僚たちの事務能力や先見性も衰え出した。他者との競争も
なければ、消費者の批判も受けない権力者は、必ず能力が低下するのである。

/////////////////// 講談社1997年刊 ///



422 ◆vpCpXM4oWw :2006/03/01(水) 21:53:12 ID:QfJdtn9k

/// ジャパン・パッシングの時代 9 ////////

        多様性の「許容」から「歓迎」へ

 日本ではいまもまだ、娯楽とかスリルとかを個人の責任で選択することに対して、
非常に危惧する傾向が強い。特に学校教育においては、「個性化」は「不良化」と
ほとんど同じ意味に受け取られている。
 「あの子は不良化している」というから「どこが不良化しているのか」と聞けば、
「変わった服装をする。髪の毛を茶色にしている。言動も他の生徒と違う」という。
みなと違うのは全部「不良化」なのだ。こういう教育が続けば、日本は文化や思想の
多様性を受け入れられない国になっていくだろう。

////////////////////// 堺屋 太一 著 ///




423喪男初号機:2006/03/04(土) 09:25:25 ID:88wqDrTZ
個性個性て逝ってる香具師共よ
自分の子と考える暇があったらすこしはほかの事考えたらどうなんだ?
自分が存在している時点で自分に個性はあるんだから
自分のことを考えるだなんて無意味だ
受け入れられなくとも気にすることは無い
受け入れてもらうために個性があるわけではない
424 ◆vpCpXM4oWw :2006/03/05(日) 19:00:43 ID:DXkiwh3b

日本の高校は生徒の茶髪やピアスにさえ寛容ではない。

/// ジャパン・パッシングの時代 10 ///////

 しかし、急速に進む少子化の中では、日本も多様な文化を許容できる国に
ならざるをえない。
 外国の文化や外国人の倫理に対して、日本人の多くは「寛容」という言葉を
使って来た。寛容とは寛く容れる、つまり、望ましくないものも心を寛くして
容れてやるという意味である。
 ところが、本当に国際的多様性を受け入れるとすれば、「寛容」ではなく
「許容」にならなければいけない。いや近い将来には多様性を「尊重」できる
ようにしなければならない。現在では、日本の高校は生徒の茶髪やピアスにさえ
「寛容」でないから、到底外国の文化や倫理まで「許容」できるとは思えない。

////////////////////// 講談社発行 ///


425実習生さん:2006/03/06(月) 02:44:10 ID:KmUeTDl+
ジャパンバッシングか…
外国人にどんどん日本の異常さを叩いて欲しいよ
426 ◆vpCpXM4oWw :2006/03/08(水) 20:59:31 ID:MZiuNzNh

/// ジャパン・パッシングの時代 11 ////////

 しかし、急速に変わる可能性も十分にある。
 いまから十年か十五年前には、実業団のバレーボールやバスケットボールに
外国選手が大勢出るなどは考えられなかった。だが、いまではトヨタ自動車対
いすゞ自動車の男子バスケットボールの決勝戦に出ているのは、半分が外国人だ。
シャンソン化粧品などの女子バスケットボール・チームにも何人もの外国人選手がいる。
東京オリンピックで日紡貝塚の「東洋の魔女」が優勝したときには、ほとんど
考えられなかった光景である。
 大学駅伝でも山梨学院大学チームなどは外国人選手が加わっている。それが
いまでは、あまり違和感を持たれない。もう十年たったら、さらにその許容性が
高くなるだろう。外国人が主力となり得るのは、いまはまだスポーツや芸能の
段階に限られているが、やがては企業経営や団体運営にも及ぶだろう。

//////////////////// 堺屋 太一 著 ///



427実習生さん:2006/03/10(金) 16:56:25 ID:87j+9kbn
漫画家になりたいと思い、その夢をかなえたものは、
巨額の資産と、夢といきがい、現世肯定の精神を得る。
夢やぶれ、リーマンになったものは、
少額の給与のために、夢もなく、いきがいもなく、世をはかなみながらいきる。
若者を見てムカツキ、こんなはずではなかった! 人生やりなおしたいと毎日
思いながら、歳をとっていく。救いようのないコンプレックスを生きるしかない。

なんということだ、オール・オア・ナッシングだ!
428 ◆vpCpXM4oWw :2006/03/18(土) 18:38:09 ID:VhwtCw37

/// ジャパン・パッシングの時代 12 ///////

 しかし、それによって日本の文化が崩れるとは思わない。問題は、多様性を
頑固に拒否する人たち、あるいは拒否することで利益を得、権力を握っている
人たちが存在することだ。
 これまでの日本は、中国やアジア諸国より一世代先行していた。これからも
アジアの第三世代と協調できる「一歩先の国」であることが望ましい。そうでなければ、
多様な文化と個性の尊重とにおいてはるかに進んでいるアメリカとアジアが直結し、
日本は「淋しい老人国」になってしまうだろう。

・・・・・

堺屋太一著 "「次」はこうなる" 1997年 講談社刊 より

/////////////////// 「次」はこうなる ///



429実習生さん:2006/03/18(土) 18:42:17 ID:ZMK4f/XP
悪徳宗教団体創価学会を潰したい人集合
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1142669687/

創価・公明が薦めてるやばい法案
http://jinken-vip.tripod.com/flash.html

このやばい法案の反対署名と創価公式に砲撃する勇者を急募します
経験年齢問いません、一緒に日本を救いませんか?
430実習生さん:2006/03/18(土) 18:48:20 ID:RFDTcUAA
日本のガキ共って何でいつも集団で行動するんだよ!
あいつら戯れるのがそんなに好きなのか? しかも子供や幼児など社会的弱者に嫌がらせしたり最悪!
あいつら全員ヒョードルのパウンドで処刑だな!
431実習生さん:2006/03/18(土) 19:01:18 ID:ZMK4f/XP
>>430
創価乙
432実習生さん:2006/03/23(木) 03:20:43 ID:TltGXRCS
運動会のシーズンが近づいてまいりました。

近隣への騒音に配慮してスピーカーの
ボリュームは程々にお願いいたします。


433 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/03/27(月) 22:00:51 ID:NzoexkOy

/// 日本への警告 1 ////////////////

堺屋 太一 (著); 『あるべき明日―日本・いま決断のとき』
PHP研究所 1998年発行、 ISBN:4569602118、 \1,500 より

・・・・・
  序章 日本への警告
    一、「アジアの田舎」にならないために
      戦後の最も暗い年末

 今年、一九九八年は明治百三十一年になる。明治維新から丸百三十年、
ほぼ四世代が経過した。これは近代日本を振り返るのに十分な期間だろう。

/////////////////// あるべき明日 ///

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569602118/qid=1140187066/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-0063927-4915570
http://www.bk1.co.jp/product/1577392
http://item.rakuten.co.jp/book/990293/

434 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/03/29(水) 21:55:48 ID:UiU/PHQv

/// 日本への警告 2 //////////////////

 昨一九九七年末で日本の戦後総決算をしてみると、どんな結果になるだろうか。
確かに膨大な債務がある。だが、資産ははるかに多い。ただし、その中には
不良債権、不良資産がたくさんある。非収益性の資産も多い。これをいかに整理
すべきかは、今後の問題である。しかし、それでもなお多くの優良資産のあることを
忘れてはならない。
 一九九七年末は、戦後で最も暗い年の瀬だった。
 それは経済状況が悪化して景気が悪かったというにとどまらない。政治的にも
改革の規模は縮小し、この国を導く政治カの稚拙さが痛感させられた。

///////////// 日本・いま決断のとき ///

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9971620049
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30432932
435 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/02(日) 17:07:17 ID:g+wbh7TJ

/// 日本への警告 3 ////////////////

 社会的に見ても明るい話題は乏しく、面白いイベントもなかった。プロ野球も
盛り上がらなかった。ワールド・カップ出場決定でいくぶん盛り上がったサッカーも、
全体としては下火である。相撲にも格闘技にもニュースターは登場しなかった。
 特に文化・娯楽の点で新しい出発がまったく見られなかった。この十年間、若者
たちを熱狂させたテレビゲームのソフトも、急増した携帯電話も、頂点を極めた感じだ。
若者用の需要は、ファッション衣料から劇画雑誌まで、すべて前年比マイナスだった。
 一九九七年は、一九九〇年からはじまった「戦後の終り」の「終りの年」だった。
しかし、「新しい時代のはじまり」ではなかった。

/////////////////// PHP研究所 ///

436 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/03(月) 21:57:01 ID:A8MsQcMk

優れた個性は知られていなかったが、一流の経済国だった。

/// 日本への警告 4 ////////////////

      最適工業社会を実現した日本

 つい八年前、一九九〇年の日本は、世界一流の経済大国であり、金融超大国だった。
 その頃の日本は、「良質の工業製品を大量に吐き出すブラック・ボックス」などと
いわれた。日本を象徴するような「顔」、つまり優れた個人や知られた文化はないが
「規格大量生産の上手な国」だった。つまり「最適近代国家」だったのだ。
 自動車や電気機器など近代工業を代表する産業の生産力が大きく、国際競争力は
非常に強い。ゆえに貿易は巨額の黒字となり、世界一の債権国となり得た。
 日本型の官民協調体制は最良のモデルであり、その国の「産業政策」は諸外国も
見習うべきものといわれていた。

/////////////////// 1998年発行 ///

437 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/05(水) 22:03:09 ID:Sgt8ZSuX

/// 日本への警告 5 ////////////////

 終身雇用と集団主義を特色とする日本式経営は無敵不敗で、日本の企業は
アメリカの映画会社からオーストラリアの荒野までを限りなく買収していた。
 その上、日本国民はこのうえもなく勤勉で規則正しく清潔好きだ。従って日本の
社会には集団的正確さがあり、日本の工業製品は細部に至るまで磨き上げ
られたように精密で、きわめて故障が少ない。
 外国の企業が日本の市場にアプローチするには、この勤勉で清潔好きの
日本国民を納得させなければならず、勤労倫理の低い外国企業が参入する
ことが難しい、といわれていた。

////////////////// 1,500円(税込) ///

438 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/07(金) 20:50:04 ID:k7im0+P4

/// 日本への警告 6 //////////////////

 また、日本人は均質的で、協調性やガバナビリティに優れ、集団に従順かつ
忠実である。特に職場に対する忠実さと従順さでは、日本人に敵う者はいない。
このため、工業化が進んでも犯罪は増えず、豊かになっても勤勉さは失われず、
すべての人々が未来の希望に燃えて貯蓄に励み、企業忠誠心をもって
長い時間よく働く。
 要するに日本は、政府官僚機構や企業から個々の勤労者まで、供給者に
とっては最良の条件を整えた「天国」だったのである。
 反面、消費者としての日本人は、それほど幸せではなかった。一般には、
日本人はマクロの経済力で表示されるほどには豊かな生活をしていない、
日本国民は自分の好みを選べない官僚規制と相互抑制の中にいる、
と見られていた。

////////////////////// 堺屋 太一 ///

439 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/09(日) 18:08:46 ID:QwwLdTgR

学校では軍隊的統制が敷かれていた。

/// 日本への警告 7 ////////////////

 九〇年当時、日本人の抱いていた自己イメージでは、住宅や社会資本は
貧困であり、休暇は少なく、娯楽施設の利用は休日に集中するため、全体の
操業率は低いのに大半の利用者は楽しめない。物価は相対的に高く、人々に
選択の余地は少ない。学校では軍隊的統制が敷かれ、病院は窮屈で、
交通機関は混雑する。その上、多くの人々は長時間通勤を強いられている。
 要するに、「供給者の天国、消費者の地獄」―それが一九九〇年における
日本のイメージだったのではないだろうか。
 何故にそうなったのか。ひとことでいえば、それこそが明治以来の日本が
理想とした近代工業社会の「あるべき姿」だったからだ。

////////////////// あるべき明日 ///


440実習生さん:2006/04/11(火) 20:21:44 ID:hckmaMJa
新学期になっても相変わらずいじめられてるのか
441実習生さん:2006/04/11(火) 20:34:17 ID:AhlBYnyd
個性的って何ですか?
個性は一人一人違うのに、なぜ個性的だから叩かれると嘆くのですか?
個性的と言えば、すべての人が個性的。


ただ、子供は勘違いしやすいんだよ。
個性的とただのわがままをね。

わがままを言って、『個性なのに!』『やっぱり個性的だと叩かれるんだ!』『認めろよ!』
と言うのは間違い。

そんなわがままは誰にも認められないし、この自己中で自分勝手な考えなまま大人になった時、ろくな社会人にならない。
442実習生さん:2006/04/11(火) 20:35:17 ID:hckmaMJa
いいじゃん、世間に負けて社会的に死んでくだけなんだから
443喪男初号機:2006/04/11(火) 21:38:57 ID:7BVXW8sX
>>441
個性についてだなんて考える暇があったら
もっと別のことに時間を当てよう
444 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/11(火) 21:51:27 ID:IMxU29Lf

消費者にとっては、個性に合わせた選択の余地が少なかった。

/// 日本への警告 8 /////////////////

 近代国家の行政機関は、供給者別に編成され、各分野の供給者の保護と
育成に努める形になっている。従って、各官庁が、その職員が職責を完遂
すれば、「九〇年の日本」のような供給者の天国になる。
 同時に、近代工業が規格大量生産によって効率を高めるものであれば、
供給者の天国を目指せば、消費者にとっては選択の余地が少なく、利用
できる施設が限られるのも、また必然である。
 そうであってみれば、「九〇年の日本」は、人類が模索した一つの理想の
極致、つまり「最適工業国家」だったといえるだろう。

///////////// 日本・いま決断のとき ///


445実習生さん:2006/04/12(水) 02:11:05 ID:AG0qhZMQ
>>441
同意。
446実習生さん:2006/04/12(水) 02:14:41 ID:rhYsILd9
>>441
わがままのなにがいけない?
わがままを許してもらえなかった子どもこそろくな大人になれん。
447実習生さん:2006/04/12(水) 02:23:25 ID:rhYsILd9
社会に出たらどうだなんて社会を知らない教員が口にしていい言葉じゃねぇぞ
いざ社会に出てみれば教師が言ってるようなものとは全然違う
学校で真面目に規則を守ってた奴が社会では淘汰されてる
無責任すぎるぞ貴様ら!!
448実習生さん:2006/04/12(水) 02:33:52 ID:PTWmmrwL
日本人は村八分とか昔からやっているわけで、伝統なのよ。
恥という概念は西洋には無い。日本人特有のもの。
西洋はそのかわり自らを咎めるという概念がある。恥は他人に対して
恥ずかしいとかなわけ。空気を読めとかも同じ。
だから2ちゃんねるも皆やるし、人を気にするわけね。
西洋は違うから。町で見知らぬ人にも声かけるし、明るいよ。
日本人は根暗人種。見知らぬ人には声かけないし、人目を気にする。
臆病。だから日本にいるときは、日本人に合わせて、外国に行ったら
明るくすればいいんじゃないの?TPOだよ、要はね。
でないと村八分になるってことよね。昔は恥じて切腹までしたぐらいだから。

449実習生さん:2006/04/12(水) 02:38:44 ID:nqayhtqY
勉強して成績優秀に甘んじてたツケが回ってきただけじゃん
450実習生さん:2006/04/12(水) 03:57:17 ID:AG0qhZMQ
>>446
思い込み乙。

ずっとわがまま放題やって、我慢する心や協調性が全く無い大人になる方が恐ろしい。

君はまだ子供だから分からないんだろうが。
451実習生さん:2006/04/12(水) 20:07:51 ID:JNeaAIIP
>>446
子供なのにろくな大人になれないなんて妄想してる馬鹿ガキwww
452 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/13(木) 21:05:46 ID:OfIVU9uP

/// 日本への警告 9 //////////////////

      九〇年代の日本は「遅進国」だ

 ところが、それからわずか八年、一九九八年を迎えた日本は、経済は
不振にあえぎ、金融機関は膨大な不良債権を抱え、国際的影響力も
著しく低下してしまった。
 一九九三年からの四年間を見ると、日本はOECD加盟国の中で最も
経済成長率の低い国の一つだ。東京金融市場は衰退著しく、外国の資金や
人材が流入しにくくなった。航空機も船舶も日本への寄港を回避するような
情況が拡まっている。

///////////////////// PHP研究所 ///


453 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/15(土) 18:08:20 ID:vp3CBvz+

投資先、観光地として、魅力ある個性でなくなった。

/// 日本への警告 10 ///////////////////

 日本からは膨大な資金と多数の工場が流出するのに、海外から日本への
直接投資はきわめて少ない。日本から出る直接投資に比べて日本に入るそれは
十分の一にも満たない。世界でも、これほどの差のある国は珍しい。
 観光客も日本から出るのは多いが、日本へ来るのは少ない。一九九六年には
千六百七十万人が日本から出国したが、日本に入国したのは三百四十万人。
その双方から業務客を引いて、楽しみのために来た人々のみを計算すると、
千二百万人対百万人と推定される。日本は投資市場としても観光地としても、
「魅力のないところ」になっているのだ。

/////////////////////// 1998年発行 ///


454 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/17(月) 21:31:08 ID:4yTI+5cp

/// 日本への警告 11 ///////////////

 一九九〇年年頭の日本の輝かしい地位と、九八年の日本の暗い状態とを
見ると、この八年間の進歩が恐ろしく遅かったことに気づくだろう。九〇年代の
日本は、「遅進国」なのである。
 これは、あたかもオリンピック種目における日本の成績を彷彿させるものがある。
一九六四年の東京オリンピックでは、日本は十六個の金メダルを獲得した。
水泳や体操、レスリング、重量挙げ、女子バレーボールは常に優勝候補に
その名を連ねていた。
 それが一九九六年のアトランタ・オリンピックでは金メダルが三つ。
柔道だけである。

/////////////// 1,500円(税込) ///


455 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/19(水) 21:29:32 ID:thK91czF

/// 日本への警告 12 ////////////////

 三十年前に優勝候補だった種目のほとんどが、いまでは予選落ちになってしまった。
かつての栄光を知る者には、サッカーのワールド・カップ大会に出られるだけで
騒いでいるいまの若者が気の毒に思えてくる。
 しかし、こうなったのも、決して日本の記録が低下したからではない。世界の
レベルがものすごく上がったのだ。それに追いつかなかったという意味で、日本は
スポーツの分野でも「遅進国」である。
 同じことが、九〇年代には経済の場でも起っている。もともと苦手な文化創造の
場面では、それがさらに著しい。

////////////////////// 堺屋 太一 ///

456 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/21(金) 22:54:26 ID:oKn+wsqw

教育などの問題の解決が見つかっていない。

/// 日本への警告 13 ////////////////

      戦後の決算報告書

 いま、日本が抱える問題はたくさんある。
 たとえば、お米をどうするか。これだけでも非常に難しい問題だ。あるいは
土地制度をどうすべきか。これも日本経済の再建には避けて通れない大問題だ。
さらに、財政の問題、行政機構の問題、経済構造の問題、教育の問題、そして
何よりも高齢化と少子化で激変しつつある社会構造の問題がある。
 こういった諸問題は日本国民に強く意識されるようになっているが、その解決
については、まだ何も出ていない。つまり、戦後の日本がやってきたことが、
ここに来てすべて行き詰った。しかし、それを突破する解決策はまだ見当らない
のである。

/////////////////// あるべき明日 ///


457実習生さん:2006/04/22(土) 22:30:24 ID:i4M0SJth

458 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/23(日) 19:55:28 ID:+aghSgTO

/// 日本への警告 14 //////////////

 いまの日本にまず必要なことは、「戦後の総決算」ともいうべき現状を、
粉飾することなく国民に報告し、正確な財産目録を提出することだろう。
 国民は日本の現状に対して危機感を抱いている。政府の示す財政収支や
公共事業政策に深い疑念をもち・政治行政を信じなくなった。これこそが
現在の投資の停滞と資本の流出と消費の低迷を生む根元に違いない。
 いま、日本が直面している最大の選択は、このまま「戦後」を続けるのか、
二十一世紀に向けた新たな「泡後(バブルのあと)」の時代をはじめるか、
という問題である。

//////////// 日本・いま決断のとき ///


459 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/25(火) 22:20:00 ID:wrpuY9Fk

教育改革など6大改革を掲げた。

/// 日本への警告 15 ////////////////

 橋本前内閣は「六大改革プラスワン」を掲げ二〇〇一年初頭までの「千日の変革」
に挑戦した。
 六大改革とは、行政改革、財政改革、金融改革、経済構造改革、社会保障改革、
教育改革であり、「プラスワン」は首都機能移転である。これらの改革が劇的な結果を
生めば、「戦後」は終り、新しい「泡後」の時代がはじまると見られていた。だが、
九七年秋からは、官僚機構やそれに繋がる族議員の反発でトーンダウン、結果としては
国民の信頼を失って退陣した。これからの政権が、それらの改革にどう対応するか、
もしこれが挫折すれば、日本の「戦後」は続き、二十年後には発展途上国に逆戻り
しているだろう。

///////////////////// PHP研究所 ///

460 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/04/28(金) 22:03:21 ID:XekBkqD/

/// 日本への警告 16 ////////////////

 「このままでは日本が亡ぶ」
 などとよくいわれる。いまもそんな危機感をもつ者は少なくない。しかし、
「亡ぶ」といっても国土がなくなるわけでもなければ、国民がいなくなるわけ
でもない。昔なら列強の植民地になることであったが、いまでは他国を
植民地にしようなどという野心をもつ大国もいない。
 従って、「日本が亡ぶ」というようを漠然とした危機感を掻き立てるのは
正しい警告とはいえない。現実の問題として、日本が直面している危険は、
「発展途上国に逆戻り」することだ。世界の中で相対的に経済水準が低くなり、
政治的交渉力と文化的影響力を失い、カネと人と情報が来ない「片田舎」に
なってしまうことだ。
 戦後の体制をあと二十年も続けたら、日本は確実に発展途上国に
逆戻りするだろう。

///////////////////// 1998年発行 ///


461 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/02(火) 22:14:22 ID:6mOy5mgN

/// 日本への警告 17 ////////////////

    二、総資本主義化の世界
      「原始」に戻った資本主義

 では、一九九〇年代に入って、なぜ日本は遅進国になったのだろうか。その最大の
原因は、戦後の日本を成功に導いたシステム、「官僚主導型業界協調体制」にある。
 このシステムは、ある段階までは日本の進歩と成長に大いに役立った。欧米の
優れた技術を導入して、いわゆるキャッチアップ効果を発揮するのには適していた。
リスクを全業界全社会に拡散する「リスクの社会化」によって成長分野への集中投資を
実現し、規格大量生産型の製造業を急成長させるのに、大いに貢献した。

////////////////////// 堺屋 太一 ///


462 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/04(木) 22:03:58 ID:PHa4pyM8

日本の戦後の体制では、創造的個性が育成されなかった。

/// 日本への警告 18 ////////////////

 しかし、それが完了したとき、このシステムでは、それ以上の発展は困難になった。
自ら創造性を発揮する個性の育成と活用ができないからである。
 一方、一九八〇年代から九〇年代に入ると、世界は著しく変わり、猛烈な速さで
進み出した。
 その進歩をつくりだしたのは、冷戦構造の終焉によってはじまった総資本主義化
現象である。総資本主義化とは、資本主義の基本的な原理、つまり新規参入の
自由と消費者主権を全面的に適用した社会のことである。
 官僚の規制や政治的な保護を排除して、誰でも供給者として自分がよいと思う
商品を発売し、優れていると信じる仕組みを実行できるようにする。そしてその中で
何がよい商品かどれが優れた仕組みかは、消費者の選択によって決める。
拘束なしに消費者が選んだものが成長し拡大するのを肯定するのである。

////////////////// あるべき明日 ///

463 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/07(日) 20:08:28 ID:xcO7yvbo

/// 日本への警告 19 ////////////////

 こういえば、十八、十九世紀の原始資本主義の復活と思われるかも
しれない。誤解を恐れずにいうならば、「そう」なのである。ただし、その
背景には、産業構造と組織形態の劇的な変化があり、一般消費者に
対する情報量の拡大があることを忘れてはならない。
 たとえば、産業の構造がソフト化し、巨額の資本や巨大な組織がなくとも
大企業が育つようになった。ビル・ゲイツ氏は短期間のうちに世界最大の
企業を興した。中堅企業がより大きな企業を買収することもあれば、勇気と
英知の持ち主が金融市場で巨額の資金調達をすることも可能である。
その限りでは、原始資本主義の時代と似たアイデアと才覚の競争市場が
再現している。

///////////// 日本・いま決断のとき ///

464 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/09(火) 21:53:04 ID:3OwUJwYB

/// 日本への警告 20 ////////////////

 二十世紀の前半に恐れられた「市場の失敗」の危険がなくなったわけでは
ないが、民間資本による独占はまず不可能になった。冷戦の結果、世界が
知ったのは、「市場の失敗」よりもはるかに恐ろしい「官僚の失敗」である。
 こうしたことが、経済の自由化を促し、総資本主義化の基本的条件を
生み出した。だが、これに対して、長い間、日本は懐疑的だった。
 総資本主義化には、それを実行しているアメリカやイギリスにも批判はある。
「アメリカの経済は成長し、大小の企業が大量に誕生して失業者が減り、
技術は進歩して非常に活性化しているのは事実だが、貧富の差が拡大して
国民多数は必ずしも幸せになっていない」というのがそれである。

///////////////////// PHP研究所 ///

465 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/11(木) 21:53:35 ID:tGPOtXTq

/// 日本への警告 21 //////////////

      ニューエコノミー VS ブラック・マンデー

 実際、この批判は、多くの人々に古くからある危険を思い出させる。
その一つは、ブラック・マンデー再来の心配だろう。
 一九八七年十月十九日、アメリカの株価が暴落した。この日は今も
「暗黒の月曜日」と呼ばれている。あれから十年余、アメリカの株価は
四倍以上に上昇したが、それだけに暴落を危倶する声は大きい。その
背景には、貧富の格差の拡大はいずれ需要不足を生み大不況に繋がる、
という伝統的な経済理論がある。
 ところが、現実には、アメリカ経済の活力は一向に衰えない。そうなると、
貧富の格差は拡大しても不況にはならない、それはむしろ肯定すべき
現象だ、というニューエコノミー派が登場した。

/////////////////// 1998年発行 ///


466 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/14(日) 19:48:58 ID:J9b0Maif

優れた経営者などには高所得が当然だと認識されるようになった。

/// 日本への警告 22 ////////////////////

 アメリカに住む単純労働者は、アメリカにいるがゆえにメキシコにいる人の
数倍、中国四川省にいる人の百倍の賃金を得ることができる。アメリカには
単純労働者でも高い生産性を上げられるような優れた組織や施設があり、
優れた経営者や技術者がいるからである。
 そうであれば、それをつくりだしている優れた人たちが高所得を得るのは
当然であり、そのことによって、より優れた組織や施設ができるのであれば、
全住民にとってよいことではないか。優れた人たちに高所得を認め、その結果、
一般労働者も高賃金を得られるとすれば、社会の幸せ(福祉)は向上する、
という絶対水準の議論が広がっている。

///////////////////// 1,500円(税込) ///



467 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/16(火) 21:23:08 ID:x5Ko4QxO

/// 日本への警告 23 ////////////////

 二十世紀の中葉、一九三〇年代から七〇年代までの半世紀は、すべての
人の所得を限りなく平準化するのが望ましい、という厚生経済学の思想が
強かった。その発案者ともいうべきアーサー・ピグーは、こう考えた。
 高額所得者のもっている一万円は、低額所得者のもっている一万円よりも
限界効用が低い。従って高額所得者の一万円を累進課税によって吸い上げて
低額所得者に与えれば、社会全体の幸せ度は増大する。
 ただし、これをあまり徹底すると、高額所得者は勤労意欲を失うから、
彼らを働かせるための報賞は必要だ。これでは、所得の格差を認めるのは、
高額所得者の勤労を促し、社会の効率を維持するための「必要悪」だ、
ということになる。

////////////////////// 堺屋 太一 ///


468実習生さん:2006/05/16(火) 23:57:43 ID:R3tZ67up
おまいらwww「君が代」をオリコン1位にしようぜwwwww 4
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147789979/


469 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/18(木) 21:11:20 ID:/ZnfZz38

/// 日本への警告 24 ////////////////

 ところが、ニューエコノミーは、高額の所得を得ることのできる人々が
効率的な組織や技術を生み出すから、低額所得者にも利益が及ぶ。
従って、彼らが高額な所得を得て、それをさらに効率のよい投資に回すのは
社会全体の福祉に役立つ。格差の拡大が悪でなく、高額所得を得られる
人々が存在することこそ、好ましい現実の結果だ、と考える。
 ニューエコノミーの議論は、まだまだ未熟である。しかし、このような
議論を声高にできるようになったのは、世界が「結果の平等」を志向する
社会主義や全体主義を否定し切ったことを示している、といえるだろう。

/////////////////// あるべき明日 ///


470実習生さん:2006/05/19(金) 13:10:08 ID:tdovKbeb
人生なんて死ぬまでの暇潰しなのだ。どれだけ楽しめるかが勝負。
コミュニケーションというものも所詮は暇潰し。
他にすることがない、あるいは優先したいからやっている。他人を利用する行い。
人間だけでなく他の動植物も出来る。高尚なものではない。強制するものでもない。
他に面白いことがあれば、そちらをやればよい。人間の行為は全部暇潰し。
睡眠・ぼーっとすること・食事・読書・勉強・仕事・買い物・遊び・ゲーム。

人間にとっての狭義のコミュニケーションとは決まりを守らせること。
自由があるから争いがある。自然界の掟、弱肉強食。
人間は法と秩序を守ることで人間足りえる。最近では守れない奴等が多い。
唯一神に代わってそんな子供、修正してやる。
471 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/20(土) 22:06:06 ID:eyrV5yLN

/// 日本への警告 25 ////////////////

    弱者救済を誤用する官僚

 それに対して日本は、いまだに官僚規制と業界協調の戦後体制から
脱出できないでいる。その背景には、マルクスや毛沢東もいわなかった
ような弱者救済論の誤用がある。
 そもそも「弱者救済」とは人権の擁護、あらゆる人々の人間としての
尊厳を保つことである。従って、その対象は人権をもつ自然人に限られる
のは当然だ。つまり、いかなる「弱者」といえども、人間は人間としての
人格があり基本的人権をもつがゆえに人間らしい生活をする権利がある。
これを擁護するのは社会の義務だ、というのである。今や、この考えを
全面的に否定する者は、先進国にはほとんどいないだろう。

///////////// 日本・いま決断のとき ///


472 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/23(火) 22:19:54 ID:ToWX7kIm

教育サービスの供給者である教師の利益などが、優先されていた。

/// 日本への警告 26 ////////////////////

 ところが、日本の官僚とそれに保護された業界は、「弱者」という言葉を
供給者に当てはめる。このため、「弱者救済」の名で、人権の擁護ではなく
利権の保護が行われる。
 たとえば、中小金融機関や零細建設会社はそれぞれの業界の「弱者」
だから、保護しなければいけない。小規模小売店は大規模店に比べて
「弱者」であり保護すべきだ。さらには、すべての開業医に患者が来るように
医療機関の数を制限して保護しなければならない。教師は全員が定年まで
勤務できるよう通学区域によって生徒(教育の消費者)を分配すべきだ、
等々である。

//////////////////////// PHP研究所 ///



473実習生さん:2006/05/25(木) 16:42:21 ID:inXhDTZw
心がスカスカだね、もう原型を留めてないでしょう?w

それはマイノリティだからだよ
マイノリティが異端として取られない為には納得させるだけの根拠が必要だよ
打たれたとか潰されたっていうのはわかる。でも、相手が手強いのも知ってたでしょう?
それだけじゃない、マイノリティには踏襲も敵になるんだ
みんなにはできないことができるから潰される。
そういう「考え方」が「方法」が「実践」ができるから
できない人にとっては否定する以外に道はないでしょう?

マイノリティには努力も必要だけどそれ以上に覚悟が必要
潰されることを覚悟することじゃなくて、相手を納得させる覚悟だよ
474 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/05/27(土) 21:08:06 ID:SqB1BdCJ

/// 日本への警告 27 /////////////////////

 これも一見「弱者保護」のようにみえるが、実は利権の保護であって、
人権の擁護ではない。この結果、下手な医者や不適任な教師や
非効率な建設会社や低金利しか支払えない金融機関の消費者になる
自然人は、その人権を踏みにじられることになる。
 日本の官僚たちは、供給者保護のために、弱者救済論をあえて誤用し、
そのことによって権限の拡大を行ってきた。これこそが、今日の日本を
遅進国たらしめた最大の理由である。世界が総資本主義化へと進んで
いる今、日本だけが競争を排除した官僚保護体制を持ち続けているのは、
進歩と創造をなくす危険な行為である。
 「泡後」の日本を創り出すためには、まず、この間違いを改めて、
「戦後」を終焉させることが必要である。それには、官僚主導に代る
新しい「文化」を築かなければいけない。

///////////////////////// 1998年発行 ///



475 ◆bzJ.FiCBD6 :2006/06/03(土) 19:08:17 ID:tRVZbFIS

/// 日本への警告 28 ////////////////

 いま、われわれにとって急がれるのは、官僚主導の文化、つまり
官僚が優秀で高潔で、これに任せておけば間違いない、という
神話に対する「信仰」を打ち切ることだ。
 明治以来、百三十年問続いてきたこの国の官僚主導文化を断つことが
できるだろうか。私は可能かつ簡単だと思う。日本は、これまでにも
古い文化を完全に断絶した経験が何度かある。
 その最も完壁な例は明治維新だ。明治維新は「武士の文化」を否定した。
徳川幕府の成立以降でも二百六十年、鎌倉幕府が生れたときから
数えれば六百七十年も続いた「武士の文化」というものを、明治維新は
わずか十年で否定したのである。
・・・・・

堺屋 太一 (著); 『あるべき明日―日本・いま決断のとき』
PHP研究所 1998年発行、 ISBN:4569602118、 \1,500 より

////////////////// 1,500円(税込) ///


476実習生さん:2006/06/05(月) 23:43:19 ID:IvnzJ6nP
ま〜、日本は騙したり、稼ぐところであって、人と関わる国ではないわな。

村上ファンドの問題もマスゴミは感情論垂れ流し
477実習生さん:2006/06/06(火) 16:23:50 ID:bEEQtgWV
日本に生まれた宿命です
嫌なら海外で人種差別されながらも生きるか
国内で思想差別されながら生きるか
478実習生さん:2006/06/11(日) 18:23:39 ID:bQCg06SK
エッセイ:「デンマークでの経験とラーンネット設立まで」

○デンマークの豊かな生活

 デンマークには受験戦争も塾もありません。皆が自然とふれあいながら
伸び伸びと生活しています。仕事の面でもほとんどの人は午前8時から
午後4時で仕事を終え、その後は家族とのんびり過ごしたり、日の長い夏は
外やサッカー、コンサートに出かけたりします。ゴルフのラウンドも出来ます。
夏休みはたっぷり1ヶ月とります。
だからといって日本に比べて仕事の面で劣っていると言うことは全くありま
せん。デンマークは日本に対して貿易黒字です。また、一緒に仕事をした
人々も大変優秀で、特に英語でも自国語でもその高いコミュニケーション
能力には目を見張りました。議論も上手で結論が早くでるので、仕事も
速く終わるのです。

 なぜ、こんなにも違うのか不思議に思い、いろいろ尋ねてみたところ、
子供の頃の教育に原因があることが分かってきました。

479実習生さん:2006/06/11(日) 18:26:33 ID:bQCg06SK
エッセイ:「デンマークでの経験とラーンネット設立まで」

○デンマークの教育

 デンマークでは子供の頃から、一人一人が自分の意見を持ち、それを表現
すること、また、人の意見を尊重することを学びます。また議論をぶつけ
合った上で、みんなで決めたことにはきちんと従います。こういったことが
日常の学校の授業で行われているのです。学校のシステムも大変柔軟です。
学校を自由に選択出来るし、誰でも自由に学校が作れる。またその学校に
対して公的補助が与えられます。これにより、幅広い学校の選択肢があります。
例えば校舎がなく、毎日アウトドアで過ごす学校もあります。子供は多様な
選択肢の中から自分にあった教育を選ぶことが出来ます。また、中学3年
の頃、高校3年の頃には、知育をせず、旅行などをして自分を見つめ直す、
モラトリアム的な期間を過ごすことも選択できます。高卒で就職し、経験を
積んだ上で大学に行くことも多いです。要するに決まり切ったパターンが
あるわけでなく、自分の興味に応じた教育を受けることが出来るわけです。
私の娘もデンマークでモンテッソーリ教育を受けましたが、少人数の
こじんまりした学校で、一人一人の個性を尊重し、能力を伸ばしてくれる
教育は初めての経験であり、大変感動しました。
480実習生さん:2006/06/11(日) 18:30:06 ID:bQCg06SK
エッセイ:「デンマークでの経験とラーンネット設立まで」

○日本に帰って

 こういうデンマークでの体験の後、日本に帰り、娘を入れる幼稚園、
小学校を探しましたが、いいところがなく、愕然としました。 まず近所の
幼稚園を見学し、教室の後ろに飾られている絵を見たところ全員が全く
同じ構図、同じ色使いなのです。先生が一生懸命指導したのでしょう。
本来子供は一人一人表現したいことが違うはずなのに、皆同じ枠に
はめられてしまうのです。 小学校でも全員が全く同じことを同じペースで
学ぶ事が求められます。その結果、自分の得意な分野では退屈し、
苦手な分野ではついていけないという問題が必ず起こります。また先生に
教えられることに疑問を持つことは奨励されず、そのまま受け入れることが
求められます。その結果質問をしない、何事にも疑問を持たない素直な
子がいい子とされ、問題意識のある子はうるさい子ということになります。
また、なんでも先生のいうとおりにすることに慣れ、自分で考えない、
決めない、また責任もとらない人間になってしまいます。高度成長時代で
いわれたとおりやっていれば何とかなった時代ではこれでもうまくいった
のでしょうが、現在のように世界が急激に変化し、判断力が求められる
時代では、これでは大変苦労することになります。 結局迷ったあげく娘は
インターナショナルスクールに入れることにしたのですが、大変悔しい
思いでした。日本人なのに日本に入れたい学校がないなんてなんという
ことだ。こうなったら自分で作るしかない、と感じました。

http://www.l-net.com/tshp/essey01.htm
481 ◆hibjLQgrXg :2006/06/23(金) 22:22:37 ID:SXPMdZg1

///////////////////////// あるべき明日 ///

堺屋 太一 (著); 『あるべき明日―日本・いま決断のとき』
PHP研究所; 1998年発行; 1,500円; ISBN: 4569602118

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569602118/qid=1140187066/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-0063927-4915570
http://www.bk1.co.jp/product/1577392
http://item.rakuten.co.jp/book/990293/
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%82%A0%82%E9%82%D7%82%AB%96%BE%93%FA
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30432932

/// PHP研究所 /////////////////////////////



482 ◆hibjLQgrXg :2006/06/25(日) 17:59:43 ID:PAQpjBog

/// この国の気持 1 /////////////////

堺屋 太一 (著); 『あるべき明日―日本・いま決断のとき』
PHP研究所1998年発行; 1,500円 より

・・・・・
第二章 この国の気持
    一、古い理想を追う日本
        日本の選択肢

 日本の国家や社会のコンセプトは、時代によって大きく変化してきた。
中でも重大なのは、徳川時代の安定一途の社会コンセプトから
規格大量生産型の近代工業社会の形成へと大転換した明治維新である。
 日本は明治以来、このコンセプトを継承し、約百年後の一九七〇年代には、
見事にそれを達成した。七〇年代末からの日本は、世界で最も成功した
近代工業社会、いわば「最適工業社会」であった。

/////////////////// あるべき明日 ///


483 ◆hibjLQgrXg :2006/07/05(水) 22:15:23 ID:bdj9mEHA

/// この国の気持 2 /////////////////

 ところが、その頃から世界は大きく変化し、近代工業社会とは別の、
新しい歴史段階を目標とするようになっていた。それは、比較的低コストで
多様な生産と流通を実現できる技術の進歩を反映して、人々の多様な
発想を実現し、多様な欲求に応える自由経済民主主義の社会である。
 日本は明治以来の夢を実現した。これは偉大なことだ。従って、この
成功を誇示して成功体験に長く酔い痴れたい気持が、今の日本にはある。

///////////// 日本・いま決断のとき ///




484 ◆hibjLQgrXg :2006/07/15(土) 19:37:58 ID:EaBvUR20

/// この国の気持 3 /////////////////

 また、それに成功した手法を継続していれば、これからも繁栄が続く
はずだ、と信じたい気分も強いし、これを改めることへの危倶や不安も
大きい。もちろんこれを変えることによって損失を受ける既成の勢力や
知識の持ち主も多い。
 世界の冷戦構造が終焉した一九九〇年、世界の経済と文明の
構造は変っていた。だが、日本は過去の成功のゆえに、佇み戸惑った。

///////////////////// PHP研究所 ///



485 ◆hibjLQgrXg :2006/07/29(土) 19:50:41 ID:KE8Qt2AI

/// この国の気持 4 /////////////////

社会主義の消滅を構造的変化ではなく、ソ連など社会主義国指導部の
失敗と見る論説さえ、少なくなかった。そんな惑いがこの国を、進歩の
遅い「遅進国」にした。世界の先進国が「近代」を超えた新しい歴史的
発展段階である「新代」に向って非常な勢いで走りだしていたとき、
日本はその方向へ進むことができなかった。
 私たちはこれから新たな目標を設定し、新しい選択をしなければ
ならないところへ来ている。では、われわれの前にはどのような
選択肢があるだろうか。

///////////////////// PHP研究所 ///

486実習生さん:2006/07/29(土) 20:17:58 ID:kDnz7HDW
秩序と称して、自分の都合を押しつける大人が多いのは、そういう社会だし、
自分もそうされてきたから。この国の最大の病。どう変わるとしても、少しづつ
しか変わらない性質のものだ。だからこそ危険。
487 ◆hibjLQgrXg :2006/08/09(水) 21:56:36 ID:HoJDrVLN

/// この国の気持 5 /////////////////

        失われた目標を追い続ける

 第一に考えられるのは、いままでと同じ目標を追い続けることだ。つまり
規格大量生産型の近代工業社会を理想と信じ、これからも徹底した規格化を
維持することである。
 それによって一世代前の人々が夢見た社会が実現し継続するとすれば、
それもよいではないか。わずか一世代前の一九六〇年代に世界の人々が
夢見た世の中を、この国に実現させてなぜ悪いのか。それはそれで素晴らしい
ことではないか、というわけである。

///////////////////// 1998年発行 ///



488 ◆hibjLQgrXg :2006/08/15(火) 20:38:14 ID:He1I1gd3

/// この国の気持 6 /////////////////

 この逆を選択するとすれば、国内的には急激な変化は避けられる。
戦後の官僚主導と業界協調体制を維持すればよいはずである。
 現に、外国からの圧力や国際競争に曝されない分野においては、近代
工業社会の目標に沿ってつくられた基準が頑固に維持されている。その
最も典型的な分野は教育だ。
 橋本前内閣は「六大改革」の中に、財政改革、行政改革、社会保障制度改革、
金融制度改革、経済構造改革と並んで、教育改革も採り上げたのだが、
議論されていた教育改革の方向は、明治以来、文部官僚が夢見てきたのと同じ、
「規格大量生産に適した人材を大量に育成すること」の域を出るものではない。

////////////////// 1,500円(税込) ///



489 ◆hibjLQgrXg :2006/08/30(水) 22:13:26 ID:NqHHV7z6

/// この国の気持 7 //////////////////

 規格大量生産に適した労働力となる人材とは何か。その第一は、共通の
知識と技能をもっていること。みな読み書き計算ができ、文明の利器を利用でき、
ある程度の外国や歴史の知識をもっている。新聞雑誌を読み、買い物の
計算ができ、規則通りに動く習慣があり、時計、電話、テレビ受像機が使えて
自動車の運転もすぐに覚える。つまり、近代工業社会において生活するのに
不便がなく、大量生産の現場で働いてすぐ役に立つ人間である。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



490実習生さん:2006/09/05(火) 11:31:39 ID:bYcm+GoW
人間は全員違うのだから、個性があるのはあたりまえだ!!

だから、人それぞれの個性を認めないのはおかしい。
491実習生さん:2006/09/05(火) 11:34:05 ID:bYcm+GoW
>>478
>>479
>>480←その通り
492実習生さん:2006/09/05(火) 17:09:15 ID:xEfa4COs
493実習生さん:2006/09/06(水) 14:41:20 ID:w3dyYqmN
>>490
全体主義の鬼畜どもにゃ何言っても無駄。
494 ◆hibjLQgrXg :2006/09/06(水) 22:41:34 ID:0fwJkHGC

/// この国の気持 8 /////////////////

 近代以前の教育は、職能教育を前置して、一般教育を後置した。
農民の子は親に連れられて農業の手伝いをすることで職能教育を受け、
やがて寺子屋に通って読み書きそろばんという一般教育を受けた。
武士の子はまず親から武士にふさわしい行儀や挨拶を躾けられ、
それから読み書きそろばんに入った。そしてその中で特に才能があると
認められた者だけが、都に上って偉い先生について専門的な知識と
技能と人脈を学んだ。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



495 ◆hibjLQgrXg :2006/09/13(水) 20:26:19 ID:QNJ2ONHh

/// この国の気持 9 /////////////////

 ところが、十九世紀から世界に広まった近代教育は、まず読み書き
計算の一般教育を施し、職能教育はあとからする。
 このような教育こそマルクスのいう「自由なる労働者」、つまり「財産も身分も
利権もないがゆえに自由な勤労者」には適している。彼らは、将来どんな
職業に就くか分からないし、いつ職場を変るかも分からない。どこに居住するか、
どんな人と結婚するかも分からない。従って、どのような場合にも有用な
基礎知識をもたせた。職場の側からいえば「雇ってすぐ役に立つ人材」である。
 このような規格大量生産向きの人材を大量につくる「近代教育」において、
最も完成度の高いのが今日の日本である。

/////////////////// あるべき明日 ///



496実習生さん:2006/09/14(木) 23:13:09 ID:fwgjZgwC
>>494
寺子屋みたいに自主的に学べたらどんなにいいかね…。
497 ◆hibjLQgrXg :2006/09/20(水) 21:40:02 ID:KQL5jAKX

/// この国の気持 10 /////////////////

        「この国の気持」を示す教育

 一つの国(社会)の未来を創るのは次の世代である。従って、「次世代」を育てる
教育には、その国の現世代の期待が表現されている。親の世代が願ったように
子の世代はならないことは多いが、教育に託された理念には、親たちの理想が
表われている。いい換えれば、一つの国の教育制度や内容を見れば、「この国の
気持」が、つまりその国の人々が目指している未来像が分かるわけである。
 では、今日の日本の教育の仕組みはどうなっているか。その大枠を定めたのは
昭和十六年の「国民学校令」だ。「何をまた古いことを。五十年も前に廃止になった
勅令を何もいまさら」と思われる方も多いだろうが、実はここが大切な点である。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



498 ◆hibjLQgrXg :2006/09/30(土) 23:47:03 ID:FOAR5YFk

/// この国の気持 11 /////////////////

 国民学校令は、ナチス・ドイツの「フォルクス・シューレ」の制度を、その名も
そのままに模倣したものだ。この制度の主な柱は三つある。第一は、初等教育は
全人格的に公の認定した学校で行う。家庭や地域社会や教会は深く関わる
必要がない。学校が知育、徳育、体育のすべてを行う。
 第二は、初等教育の学校はすべて公認制、原則として公立(市町村立)にする。
私立の小中学校の新設は原則として認めず、現存の私立学校もなるべく縮減し
公立に集約する。
 第三は、公立学校には一学校一通学区域の厳格な学区制度を設け、居住地
による強制入学制度を実現する。

///////////////////// PHP研究所 ///


499 ◆hibjLQgrXg :2006/10/08(日) 20:02:14 ID:ANk9P+9U

/// この国の気持 12 /////////////////

 以上の三つを組み合せると、教育の消費者である生徒と父母から、
学校選択の自由を奪うことになる。しかもその学校が、知的教育だけではなく、
生活の躾から体育や美意識までを教えるとなれば、官僚の指定する学校が
子供たちの全人格形成を支配することになるだろう。
 そうであれば、どの学校も同じ教育内容でなければならない。学校に
優劣があれば不公平が生じるし、教育内容に違いがあれば不適切な結果
になる。ある学校が「音楽に重点を置く」とすれば、音楽好きの数人は喜ぶが、
あとの何十人かは困ってしまう。なにしろ入学する学校を選択することも
転校することもできないのだ。

///////////////////// 1998年発行 ///



500 ◆hibjLQgrXg :2006/10/14(土) 19:51:16 ID:hQZkFc1T

/// この国の気持 13 /////////////////

 従って、すべての学校は全国一律、どこからも非難の出ない「国定」の
教育にならざるを得ない。さらにこれを生活の躾や徳育、体育にまで拡げれば、
全日本人の能力や価値観を一律同型にすることも可能だろう。これこそが
「国民学校令」の主旨であり狙いである。
 ここで指摘しているのは、「一律の価値観に育てる仕組み」であって、その
価値観が「軍国主義」か「経済主義」か、「忠孝」か「会社人間」かといった
中身ではない。この仕組みこそが、今日も頑固に、ますます強固に維持されている
日本の教育の根本なのである。
 なぜ戦時中に採用されたナチス型全体主義の教育制度が、戦後の民主化時代
にも維持強化されたのか。その理由は、戦後の社会全体が規格大量生産の
確立を目的としてきたからである。

////////////////// 1,500円(税込) ///


501実習生さん:2006/10/14(土) 20:10:59 ID:eW/Rtp0Q
そりゃモノマネ王座決定戦にでるしかないわ。
あの人らも個性的だっちゅーの。
502 ◆hibjLQgrXg :2006/10/29(日) 00:03:27 ID:WCCJQATW

/// この国の気持 14 /////////////////

        日本教育の目標――知識、協調、辛抱

 明治以来、日本の教育は、規格大量生産型の近代工業社会で役立つ人材を
大量に育成することを目指して来たことは前述した。そのために、基礎教育には
三つの目標を掲げてきた。
 第一は、生徒に共通の知識と技能を付与すること。規格大量生産に従事しようと
すれば、みなと共同作業をするので、共通の知識や技能がなければ困る。
 「高卒の新入社員を百人採りました」といえば、「高卒ならこの程度の読み書き
計算ができ、この程度の知識があるはずだ」という前提で社員教育をすれば、
全員が習熟できる。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



503実習生さん:2006/10/29(日) 08:22:54 ID:OWv89UXi
本当に個性的な香具師は叩かれることを何の苦とも思わない
504実習生さん:2006/10/30(月) 20:04:20 ID:vAVa7F8j
正解!!
505 ◆hibjLQgrXg :2006/11/11(土) 18:44:06 ID:Zh5h0maU

/// この国の気持 15 /////////////////

 「今年は優秀な大卒が十人入りました」といえば、だいたいこういう職場で
こういう訓練をすれば、やがてこういう管理職に育つ、ということが予想できる。
それこそが教育の第一の目標だった。
 このことは人材を規格化し、「先物買い」を可能にした点でも、日本の雇用慣行に
重大な影響を与えた。終身雇用や年功による昇進制度ができたのも、このためである。
 第二は、協調性を強めること。同じ時間に出勤して共同作業をし、勤務地や役職が
替ってもすぐにみなと協調できる、それには周囲と同じように生き、同じように
考えることが大事である。

/////////////////// あるべき明日 ///



506実習生さん:2006/11/13(月) 15:20:45 ID:TiJmg6iT
昔から個性的だと言われていた私。
個性的と言われると、変な人なイメージしか無く、嬉しくも無かった…
最近は自分でも個性的だと思うようになった。
むしろ、もぅ開き直って自分の趣味 言動に嘘はつかないで生きています。
我ながらセンス0です。
507実習生さん:2006/11/13(月) 19:08:18 ID:l3E4xiBq
叩かれても耐えよ!
508実習生さん:2006/11/13(月) 20:54:42 ID:YgWujjCv
>>507
他人事だもんなww
509実習生さん:2006/11/13(月) 23:29:17 ID:pX7U8HNE
個性的とただの変人は別物だろ。
変な人のイメージで見られるなら実際変な人なんだよ
510実習生さん:2006/11/13(月) 23:43:19 ID:YgWujjCv
おまえみたいな差別者から見れば人と違ったらイコール変人なんだろ。
違いがそのまんま個性なんだよ。
511実習生さん:2006/11/13(月) 23:56:12 ID:pX7U8HNE
違いがあるのは当たり前だろ。
それでもなお変な人のイメージで見られたのならそいつは実際変人だってだけだ。
ただ違うだけのものを個性的というか、君は?
512実習生さん:2006/11/14(火) 02:14:38 ID:2UY/UH2S
つまり、個性的な人とある意味個性的な人がいるわけですね?
私はある意味だと思います( ^_^)/でも今はまともに見られたい衝動がなく、満足です☆
513実習生さん:2006/11/14(火) 13:44:28 ID:1khb6stK
個性的だと自分で思っている人は多くいるが実はただの変わり者である場合が殆どだ。
514実習生さん:2006/11/14(火) 15:36:34 ID:2UY/UH2S
>>513
そぅそぅ↑>>512ですが、それだと思う!
こだわりも特に無いし。
515実習生さん:2006/11/14(火) 15:39:47 ID:skH6WD0q
変わり者で何がいけないの?
変わってることはそのまま個性。
516実習生さん:2006/11/14(火) 15:46:53 ID:skH6WD0q
いったい個性を何だと思ってるの。
「本当に個性的な奴は…」だとか言ってる人は何?
単純に人との違いの事だよ。
個性に本当も何もない、全ての人に備わってるものだよ。
顔や体格から、種別の能力差、考え方から体感時間まで。

ここは教師の画一化思考がよく現れてるスレだね。
517実習生さん:2006/11/14(火) 23:42:41 ID:QuxsIy4a
馬鹿じゃねーの。人間と暮らしたことあるか?
個性的ってどういうときに使うんだ、お前は?
ただ違うだけで「個性的だなぁ」なんて言うのか、お前は?
518実習生さん:2006/11/16(木) 02:26:24 ID:HM9xWglP
実は自分が人より違っていた件
519実習生さん:2006/11/25(土) 13:57:50 ID:YkgJgK7h
いじめで子供を失った親たちが集まって、いじめと戦うNPO法人に
寄付をした。夫は、「オレが明日にでも会社を辞めたいのを知っているだろう?
それなのに、何で寄付なんかするんだ!寄付する金があるなら、お前の貯金
全部俺によこせ!いじめなんかより、オレの気持ちのほうが大事だろう!」
と怒り狂った。夫がパワハラで苦しんでいるのは判るが、その言葉を聞いて、
あまりの情けなさに、リストカットしてしまった。
520 ◆hibjLQgrXg :2006/11/25(土) 18:33:49 ID:7UCFtcke

/// この国の気持 16 /////////////////

 現在、各企業は新入社員として採用したいのは「個性と独創性のある人」という。
しかし、各企業のそれぞれの課で欠員が出たとき、支店で増員を行うとき、「どんな
人が欲しいか」と聞いたら、課長や支店長がいうのは「協調性のある人」であり、
「個性の強い奴だけはよこさないでくれ」というのが本音だろう。「会社としては、
個性のある人材を採らなければいけないが、うちの課(支店)では困る」というのである。
 第三は、辛抱強いこと。規格大量生産に従事するのは面白いことではない。だから、
辛抱強くなければ勤まらない。嫌いなこともしなければならない。特に配置換えや
機械の変更があれば、否応なく対応するだけの辛抱強さが必要だ。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



521実習生さん:2006/11/28(火) 11:01:22 ID:XbUntGPf
なんかこのスレを見て絶望した
ここまで日本は腐ってるのかと

いじめる馬鹿・子を殺す馬鹿 そういう愚民共は片っ端から抹殺していけばいいのに
必要のないゴミは排除すればいいのに
522実習生さん:2006/11/28(火) 23:24:52 ID:Nhtrevza
実際に排除されてるいじめられている人間はやはり
必要の無いゴミだと思われてるんだろ。
お前もいじめる人間と同じだよ
523実習生さん:2006/12/01(金) 14:46:46 ID:9Bqu0ReO
>>522
たしかに。
524実習生さん:2006/12/01(金) 23:00:52 ID:tkUl5JkM
何でもかんでも「個性」だから
で規律の乱れた社会になった感もある。
525実習生さん:2006/12/02(土) 11:37:06 ID:zaqVoptN
実際に個性が大事にされたことなんて無いけどな。
526実習生さん:2006/12/02(土) 23:34:08 ID:LjRXXJ0j
芸術関係しか聞いたこと無い。
リーダーシップとかも個性だって言えばもっとたくさんあるだろうが。
527 ◆hibjLQgrXg :2006/12/10(日) 18:45:22 ID:4E12+ZxB

/// この国の気持 17 /////////////////

 辛抱強くなる教育となれば、子供の頃から嫌いなことを多くさせた方がよい。
だから、学校は面白くてはいけない。学校は辛いことを辛抱した末に褒められる
ところなのだ。
 好きな学校を選ぶのではなく、強制的に割り当てられた学校に送り込まれる。
授業では不得手なことを長時間する苦痛に耐える習慣をつける。これが日本の
教育の重要なポイントである。
 そもそも人間は、生れた途端から本当にしたいことから目をそむけるように
教えられる。たとえば子供が転んで膝小僧を擦りむいたら、母親は「飴玉をあげる
から泣きやみなさい」という。子供が本当にしたいのは膝の痛みを取ることなのに、
「口の甘味によって膝の痛みを忘れろ」と命じられるのだ。そして、それで
泣きやんだら「よい子」であり、泣きやまなかったら「ごんた」である。

///////////////////// PHP研究所 ///


528実習生さん:2006/12/11(月) 03:41:21 ID:U5JuYCdl
本当におかしい奴って温存されてる。中間層が強くて、
叩かれるのは上位層。
529実習生さん:2006/12/11(月) 21:44:46 ID:6Q7x+hLm
Yahoo!知恵袋

- 質問 日本のいじめは、世界でもまれにみる陰湿さらしいですが、何故ですか?


- ベストアンサー に選ばれた回答

日本人は協調性を大事にします。

しかし、これが悪い方向へ進んでしまうと
いじめにつながっていきます。

日本人は自分と同じ価値観しか受け入れない傾向があるため、
個性的な人を拒みます。その上、集団で行動するのを好みます。
一応悪いことと分かっているので人前を気にするので
どうしても影で悪事をするようになってしまうのです。
『赤信号、皆で渡れば怖くない』的な発想で集団で虐めをすることにもなりかねません。
こんな背景があるから、陰湿な虐めにつながってしまうのではないでしょうか。。。

いじめを『犯罪』のレベルまで持ち上げるしかありませんね。

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=10085629
530 ◆hibjLQgrXg :2007/01/01(月) 00:22:22 ID:cu0yT3SB

/// この国の気持 18 /////////////////

 長じてくると、それが一段と強くなる。常に自分のしたいことを隠し、他人の
期待通りに動く方が有利益なことを教えられる。これを繰り返していると、
辛抱強い人間になる。
 それを徹底させるため、日本の学校は嫌なことを長い時間させる仕組みを
つくりあげた。長所を伸ばすよりも欠点をなくすことを教育指導目標としたのである。
 たとえば体育が上手で算数の下手な子には、算数の補習をする。理科が好きで
国語が下手な子供には、国語の宿題を出す。したがって学校では、下手で嫌いな
時間が増え、得意で好きな時問は減る。そんな苦痛に耐える辛抱強さこそ、
よい子の必須条件である。

///////////////////// 1998年発行 ///


531実習生さん:2007/01/05(金) 13:27:27 ID:7CAiNKZL
フロイトの友人のフリースが、
やはり鼻の特定のスポットの異常から神経症になるという説をたて、
鼻反射神経症(だったかな)と名付けた。

532 ◆hibjLQgrXg :2007/01/21(日) 13:51:28 ID:+fIndxGX

/// この国の気持 19 //////////////////////

        個性と創造カの否定

 もう一つ、日本の教育で重要なのは、個性と自己顕示欲をなくし、創造力を
抑制することだ。
 規格大量生産では群の中に個は埋没する。一人だけ自分のつくった部品に
名前を書くようなことは許されない。誰がやっても同じものができる。製品に
個性がないから労働にも個性がない。労働に個性がないから労働者にも
個性がない方がよい。誰と入れ替えても同じものができる、これが規格大量生産
にとっては重要である。

///////////////////// 1,500円(税込) ///



533実習生さん:2007/01/21(日) 15:18:42 ID:6XQ4GBOE
ちなみに>>1はどう個性的なんだ?
興味あるから質問に答えてくれ。
534実習生さん:2007/01/27(土) 22:03:50 ID:vI0PnUY6
日本人の定型指向について  上
2006.07-2006.10 大塚いわお
----------------------------------------------------------
日本人は、考え方が型にはまっている、というか、一般常識という名の「型」通りに行動しよう
とすることが多い。
何事も外型から入ろうとする。例えば、何か習い事を始める際に、まず必要な道具を買い揃える
ことに夢中になる。まずは、外から見える範囲で、型を忠実に踏襲していることを、周囲に向けて
アピールしようとするのである。
こうした人たちは、一般常識とされる型や作法から外れること、知らないこと(不作法)を、
みっともない、恥をかくとして、何よりも恐れる。
作法とか、権威者の作った型通りに動こうとする。型を忠実に正しく模倣しようとする余り、
覚えるべき、注意すべきことを、逐一、先生、師範役に手取り足取り教えてもらい、その通りに
厳格に「正しく」動こうとする。そのため、身動きや心構えが知らず知らずのうちに固くなり、
思考の柔軟性に欠ける面が出てくる。
あるいは、高校の数学等で、公式を丸暗記し、予め正答の決まった問題に対して機械的に
当てはめるのを好む。この場合、公式が、守るべき「型」の役割を果たしている。
日本の人たちは、予め学校の先生とか、家元とかの権威者の定めた「正解」を、その通りに、
忠実に模倣、暗記、学習しようとする。「正解」から外れないように細心の注意を払う。
535実習生さん:2007/01/27(土) 22:06:17 ID:vI0PnUY6
日本人の定型指向について  下

「習い事」「学習」とは、予め権威筋の決めた、かくあるべきという「定型」「正解」「正しい道」を、
決まった道具を使って、決まったやり方で、一挙手一挙動毎に、正確に真似することである。
そこから少しでも外れると、「間違った」「いけません」として非難され、嘲笑され、
「やり直し」させられる。
権威筋の定めた「正解」から外れた結果ばかり出していると、権威筋とその集団から追い出され、
居場所がなくなる。どこかの集団に必ず所属しなければならないと考える日本人にとっては、
最も避けるべき事態である。
そのため、予め決まった型、道筋や定められた範囲から「外れる」「逸脱する」ことを忌み嫌う。
自分から定型を外れて新境地を開く試みをすることを恐れ、そうして失敗した人のことを嘲笑して
助けようとしない。
定型通りに「正しく」動くことを守ろうとし、そこから外れることを、「エラー」「間違い」「失敗」
と一律に見なして、非難、批判、嘲笑の対象とする。失敗すること、間違うことを極端に忌み嫌う。
エラーが人間に付きものである(人間は間違うものである)、という考えを受け入れにくい。
ヒューマン・エラーを、エラーを起こした当人の個人的な責任、能力不足、注意不足と見なし、
背後の組織やシステムの抱える問題に考えが及びにくい。

http://iwao-otsuka.com/com/jpntypical1.htm

536 ◆hibjLQgrXg :2007/02/10(土) 18:58:17 ID:iICidgSh

/// この国の気持 20 /////////////////

 規格大量生産というのは部品の製造と組み立てから成り立つ。従って部品をつくる
素材(材料)は品質が一律であって、加工に当って判断が要らないものほど好都合だ。
木目や節目のある材木よりも、そういったもののない鉄板の方が近代的素材である。
プラスチックはさらに特色がないから、より近代的だ。個性のない素材で個性のない
部品をつくり、それを個性なく組み立てれば、個性のない規格品ができる。
 部品組み立て方式を最初に実行したのは、サミュエル・コルトだといわれている。
一八五四年のフィラデルフィア博覧会で、サミュエル・コルトは数百丁の拳銃の部品を
ごちゃ混ぜにして何度も組み立て、全部が同じにできることを実演してみせた。
これが西部劇でよく見るコルト式拳銃である。この方式がやがてフォード・システムに
発展する。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



537 ◆hibjLQgrXg :2007/03/03(土) 19:35:47 ID:Lt7Qm7op

/// この国の気持 21 /////////////////

 ちなみに、ヘンリー・フォードの考えたフォード・システムは、サミュエル・コルトの
組み立て式と、シカゴの精肉業者がやっていたベルトコンベア移動装置と、
テーラーが提唱した「一労働者一作業」のテーラー・システムの三つを組み合せた
ものといわれている。
 個性を発揮していけないのなら、当然、自己顕示欲もない方がよい。自己顕示欲が
あると、変ったことをしようという気になるから、規格大量生産では危険である。
だから全員が同じような発想をし、同じような行動をする。各人は一つの動作しか
しないでよい。チャップリンは『モダン・タイムス」でこれを椰楡したが、規格大量生産を
目指した近代工業の行き着く先は、個性のない機械のような人間を求めるのである。

/////////////////// あるべき明日 ///



538実習生さん:2007/03/03(土) 19:54:34 ID:9HMUJey+
いいじゃん、個性的で。
俺はもう気を遣うのに疲れた。最小限の挨拶だけ頑張ってマイペースは絶対に崩さない。
539実習生さん:2007/03/20(火) 12:57:21 ID:SoMZhvXU
俺は出る杭を打たない
540 ◆hibjLQgrXg :2007/03/24(土) 18:50:46 ID:/T4m+Ttz

/// この国の気持 22 /////////////////

 このことはまた、創造力をも否定する。創造力をもつと必ず規格大量生産に対する
叛乱を試みたくなる。それができないのは本人の苦痛でもある。創造力のある人が
創造力のない仕事をするのは苦しいことだ。
 規格大量生産の現場では自分の意見や発想はもたないで、いわれたとおりにする
者が優れている。従って教育の場でも、教えられたことを丸暗記しろ、それができる
者こそ優秀だ、と体験的に覚えさせる。今日の日本の受験システムがそれである。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



541実習生さん:2007/03/28(水) 22:41:12 ID:MGnUEkea
何年もコピペ続けてるなwww
精神病コワス
542 ◆hibjLQgrXg :2007/04/07(土) 19:59:48 ID:wMnAKUQ1

/// この国の気持 23 /////////////////

 受験では、自分で考えたのでは正解にならない。先生のいったとおりに、教科書に
書いてあるとおりに覚えればよい。教科書に疑問をもたず、別の答えを求めずに
生きるのが有利なことを徹底的に教え込むのが受験教育である。
 そういった仕組みでできた日本の教育は、他の自由主義先進国の教育とは大いに
違う。他の国々の教育は、個性の育成、つまり長所を伸ばすことに熱心だ。その方が
近代工業社会の「次の時代」である知価社会には適しているだろう。アメリカでは
八○年代に入ると、教育も多様化が進み、人種平等化のためのバス通学も廃止
されてしまった。

///////////////////// PHP研究所 ///



543実習生さん:2007/04/09(月) 14:44:39 ID:IpDNf0I9
>>1に私が答えを教えよう。
人間は『本能的』に自分と違うものを攻撃する。
これが答えだよ。
544悪党日教組:2007/04/09(月) 16:23:01 ID:URH2ncD3
個性的だから叩かれんじゃないよw
叩かれるのは人格に重大な欠陥があるからだ。
つまり人柄が悪いと。
545実習生さん:2007/04/18(水) 22:37:26 ID:f/IOkBah
>>543
> 人間は『本能的』に自分と違うものを攻撃する。

日本人の特性を人間の本能にすりかえんなボケ!!
546 ◆hibjLQgrXg :2007/04/21(土) 19:34:39 ID:5JF3IDOW

/// この国の気持 24 /////////////////

        ますます強まる没個性教育

 日本の教育官僚たちは、明治以来こういう規格大量生産向きの人材を育てることを
目標として、教育制度を作って来た。そしてそれが完成したのは昭和十六年
(一九四一年)の国民学校令によってである。
 戦前、昭和十五年までは小学校の設立はそれほど難しくなかった。一時ベストセラー
になった黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』に書かれているトモエ学園は、
古い路面電車を教室にしていた。戦前はそんな学校でも認められたのだ。いまの
塾をそのまま学校としても認めるような状態だった。

///////////////////// 1998年発行 ///



547 ◆hibjLQgrXg :2007/04/29(日) 21:08:15 ID:e6o+SoVZ

/// この国の気持 25 /////////////////

 ところが、国民学校令で私立小学校の新設は事実上禁止になり、トモエ学園も
路面電車の教室が戦災で焼けたあとは再開が許されなかった。戦後、小・中学校で
私立の新設が認められた例は、大学の附属などを除いてはきわめて少ない。
 終戦直後に連合軍司令部(GHQ)は学校新設を認める法律をつくらせたが、認可の
ための施設基準を政令で定めることとした。そしてその政令ではまた、それを省令で
定めることにした。だが、小・中学校の基準を定める省令は、五十年後の今もまだ
できていない。そのため、どんな施設をもっていっても駄目といえるのである。
 法律に定めたことを省令でできなくする例はほかにもいくつかある。官僚たちは、
たとえ法律で定められたことでも、やりたくないことはやらない仕掛けを設けるわけだ。

////////////////// 1,500円(税込) ///



あー、社会のシステムをそのまま学校に使いたいよー
ガキのやる気がなかったら即クビ、遅刻なんて1秒でもしたらクビ
社会じゃあ当然だよな、勉強に来てるのに授業に遅刻って。
他の先生とか甘いんだよなー、14才とかにもなってるガキに対して
ワザと怒ったり、悲しんだり、、、でもこうしないとスネちゃうんだってw
会社じゃあ仕事中スネたりしたら即クビだよな。
で、なんかちょっと勉強はできるけど斜に構えてるやつとかいるんだけど、
けっきょく周りの事気にして必死なんだよねー、単純に勉強してくれよw
俺の設定した評価基準はテストよかっても斜に構えてるみたいなやつは
評価が低いから評定1にしていいんだよね?社会じゃ当然。
あと、この前パソコンの調べ学習にたまたま入ったんだけど、なんかヲタみたいな
やつがキーをわざとカタカタ鳴らして得意げに操作してんのwおまえも結局そうなのかよw
まぁ一番笑えるのはヤンキーだな、上記のやつら全員「かまってちゃんのガキ」だけど
ヤンキーは一番の寂しがり屋、教師が相手にしてやらないとスネる、スネるw
悪いのがカッコいいなら学校来ないで銃乱射でもしとけよw
いつも10分遅れてくるんだけど、遅刻しない奴は1分前から10分前ぐらいまでの適当な時間に登校する。
でも、ヤンキーは必ず決まって10分遅れてくるんだ、そして心暖かい生徒指導の教師にかまってもらってるw
毎日毎日、時間計って10分遅れる涙ぐましい努力だねー、コンビニとかで時間調整してんのかな?
とにかく全員が先生に逆らってかまってもらいたいガキばっかり。
だいたい授業妨害や万引き、喫煙等は即通報だろ?それが社会のルール、なのに他の先生はやさしいんだよ
ヤンキーは最初はすごむものの、10分も立てば親に甘えるような感じになるね
あー、社会のルール導入して、やるき無いやつは「評定1」、じゃまするやつは「即クビ」にしたいよー
会社じゃあこれがあたりまえなのにー 。
まぁ子どもの権利を守るために、通報、出席停止、1評定を職場、教育委員会、文科省に働きかけますね
やるきも無く学校や教師の文句だけ言ってるガキを許している教師は法律違反ですから。
なにより大勢の「ほんとうに勉強したい生徒」の権利を侵害しているガキを許すわけにはいきません。
549 ◆hibjLQgrXg :2007/05/12(土) 21:06:05 ID:XOmS9chB

/// この国の気持 26 /////////////////

 こうして私立の小・中学校を抑制する一方、公立学校は厳格な一学校一通学
区域制にした。つまり、教育の消費者である生徒と父母から、学校選択の余地を
奪う強制入学制度にした。何故そんなことをしたのか。その狙いは、均質型
没個性教育の徹底である。
 私立学校を減らし、公立学校を通学区域別の強制入学制度にすれば、どこの
学校にも「平均的生徒群」が入学する。ある地区に算数の上手な子供が集中的に
生れることも、体育の得意な子供ばかりが住むこともない。どこの学校にも平均的な
生徒の群が来る。従ってどこの学校でも同じ教育をせざるを得ない。個性的な
教育をすると、その個性に適さない生徒は困ってしまうからである。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



550実習生さん:2007/05/26(土) 20:11:27 ID:dfQD1J8e
今日日の日本人の狂い方を見事に説明し
あなたの人生観を180度変え悩みを吹き飛ばすベストセラー
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4877282432.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4344001311.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/434400356X.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/409389051X.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/459402937X.html
引きこもりを防止しイジメを避け人生を明るくする魔法の書。一読を。
よろしく。。

張り逃げなので苦情は受けない。
皆様コピペ張り逃げにご協力を。
さようなら
551 ◆hibjLQgrXg :2007/06/02(土) 19:57:37 ID:ZKmbMAGF

/// この国の気持 27 /////////////////

 戦後、昭和三十年代になると、この仕組みをより強固にしたい、という熱気が
官僚たちの間に起りだした。
 戦争中の理想を戦後に実現しようとして、規制を強化したのは、教育に限った
ことではない。製品規格や施設基準でも、東京一極集中の地域構造でも、戦争中には
理想としては掲げられたが、現実には物資の不足や戦災であまり実行できなかった。
ところが昭和三十年代に入り、戦後体制が整うと、戦前に描いた官僚主導の理想を
実現しよう、という官僚たちの情熱が燃え上がった。文部官僚も日教組の組合官僚も、
この点では一致していた。その頃から作られたのが『学習指導要領」である。

/////////////////// あるべき明日 ///


552 ◆hibjLQgrXg :2007/06/23(土) 19:09:25 ID:ET6VqToM

/// この国の気持 28 /////////////////

 そこに書いてあることを要約すると、子供の長所を伸ばすのではなく、欠点を
なくせよ、ということだ。すべての生徒を長所も欠点もない「まんまる人間」に
するのが学習指導の目標なのだ。五段階評価法なら、普通の子供は全科目
3が並び、優等生は全科目5が並ぶ、これが戦後教育の理想である。
 「まんまる人間」ばかりなら、直径だけ測れば生徒の順位が分かる。この直径を
表すものが「偏差値」だ。だから「偏差値一つで全部が測れる」ということになった。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



553牧原:2007/06/28(木) 22:14:27 ID:JWQN5PBH
おんなじ事をやらされて できないと寂しくなった
たいした事でもないのに 重大事件みたいにさ

(中略)

出る杭はすぐに打たれて そしてタテマエを覚える
みんなと同じでなければ なんだかんだビビらされる

(中略)

何でも規制するんだな 面白い事は何でも
何でも禁止するんだな 面白い事は何でも
面白くやりたいだけさ 楽しく生きていきたいな
頼むからほっといてくれ 俺の邪魔をしないでくれ

(真島昌利 「関係ねえよパワー」より引用)
554 ◆hibjLQgrXg :2007/07/11(水) 22:09:43 ID:S9HMFtAd

/// この国の気持 29 /////////////////

 しかし、そこで止ったわけではない。さらにもう一度、一九八○年代の臨教審が
行われていた頃、「いまもなお個性と自己顕示欲と独創性のある子供がいるでは
ないか、こんなことでよいのか」という反省が教育官僚や組合型教師の中で起った。
 このことから、学校の規則で生徒を拘束する「校則主義」が生れた。それ以前にも
校則はあったが、規格化が進んだのはこの頃である。女生徒の髪形は眉毛が
隠れてはいけないし、肩にかかってもいけない。男子生徒の上着は指先より四センチ
以上短くなければいけない。歩くときは左足から第一歩を出し、手を挙げるときは
右前方七〇度にせよ等々、実に細かなことまで校則で定めている学校も珍しくない。

///////////////////// PHP研究所 ///


555実習生さん:2007/07/14(土) 20:01:31 ID:fsesBd3G
出る杭は打たれる 標準化 均一化 組織運営 歯車
556実習生さん:2007/07/27(金) 13:55:32 ID:bdCkLj4S
さかな君は個性的で子供の時いじめられたんだって。
個性的な奴って幼児期大変だと思うよ。

ちなみに息子(小学生)も個性的で遊ぶ友達がおらん
しかも・・・夏休みなのに誰もおらん。。
557 ◆hibjLQgrXg :2007/07/28(土) 20:01:42 ID:WHRFf2Le

/// この国の気持 30 /////////////////

 教育界においては、今も「個性化」と「不良化」はほとんど同意語になっており、
個性排除の動きは強い。最近のバタフライナイフの問題もそうした文脈の中で
騒がれた事柄の一つだ。いじめの問題や少年犯罪を挺にして、より徹底的な
統制をしようという意見が強くなり、持ち物の検査や読書傾向の指導、さらには
幼少年の見るテレビ番組の制限まで、さまざまな統制的主張が生れている。
一つの事件をセンセーショナルに発表して統制を強める口実にするのは、
統制主義者の伝統的なやり方である。
 いじめの問題の根本は、好みの学校を選べない、嫌な学校をやめられない
点にある。つまり、通学区域制度こそすべての原因である。しかし、これだけは
教育官僚の権限としても、教師の間の競争を避けるためにも、手をつけたくない。
今日の教育改革も、この問題を回避している。

////////////////////// 1998年発行 ///



558 ◆hibjLQgrXg :2007/08/17(金) 20:35:17 ID:RC0c6rn9

///////////////////////// あるべき明日 ///

堺屋 太一 (著); 『あるべき明日―日本・いま決断のとき』
PHP研究所; 1998年発行; 1,500円; ISBN: 4569602118

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569602118/qid=1140187066/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-0063927-4915570
http://www.bk1.co.jp/product/1577392
http://item.rakuten.co.jp/book/990293/
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%82%A0%82%E9%82%D7%82%AB%96%BE%93%FA
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30432932

/// PHP研究所 /////////////////////////////


559実習生さん:2007/08/26(日) 12:26:30 ID:4tz0cQqf
なぜ、こんなに団塊世代が叩かれるのか?

それは、肌身で感じているからです。
嫌な思いをした人が多いという事です。

気付きませんか?意外と根深いかもしれません。

560実習生さん:2007/08/26(日) 12:55:21 ID:ccJMd++q
個性的というのは、結局のところ全員が個性的なのが当たり前。別の人間なのだから、同じな訳がない。
なのになぜか、表面に現れたものだけをして個性的と言っている。奇抜な格好をしている、強く主張をする、など…。本来の意味を追求したら、地味なのも意見を強く主張しないのも個性のはずだが。
当たり前の事だけれども、強く主張をする者の方が主張をしない者よりも目立つ。人それぞれいろいろな考え方があるから、その主張が広く受け入れられる物でなければ、当然叩かれる。
それでも主張を押し通したければ、説得に努めないといけない。説得というのはなかなか根気のいる地味な作業だから、主張しておきながら諦める者も多い。
自分で諦めておいて、「個性的だから叩かれた」では、ただの愚痴だ。個性的な主張をしたければ、それなりの苦労は覚悟しなければ。新しい物が生み出される時は、いつもそんなものだ。
それに個性を強く押し出す者は、自分と全く違う者も尊重できないとおかしい。尊重できないというのなら、それは個性的なのではなく、ただの我が儘になる。
自由と同様に、個性的である事にも責任が伴う。個性的であるためには、叩かれてもくじけない強さと、自分に対しての厳しさを持たないとやっていけない。しかしやはり個性的な主張ができる人というのは、民主主義の世界では欠かせない人だ。しっかり頑張ってほしい。
561実習生さん:2007/09/01(土) 21:45:28 ID:Z/b9oqUP
>>545
>人間は『本能的』に自分と違うものを攻撃する。

しない!!

562実習生さん:2007/09/01(土) 21:47:42 ID:Z/b9oqUP
>【出る杭は・・】個性的だと叩かれるのが辛い

いつの時代の話ですか?wwwwwwww
563実習生さん:2007/09/01(土) 21:53:56 ID:Z/b9oqUP
人間というのはどうしても、自分にないもの、自分の持っていないものを持っている(もしくは、持っていそう)は人にひかれてしまうところがあるようです。
優柔不断な人は、テキパキしていてズバッとモノを言う人にひかれる。強引な人は穏やかな人にひかれる。スポーツが苦手な人は運動神経がバツグンな人にひかれる。
背があまり高くない人は、高い人にひかれる。ノーと言うのが得意でない人は「いやだ」と平気で言える人にひかれる。
http://premium.nikkeibp.co.jp/mail-sol/column/sakai/13/
564実習生さん:2007/09/01(土) 22:05:04 ID:Z/b9oqUP
日本は下記のようなスレが立つ国です。

声質が個性的なアーティスト
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1179225558/1-100

各球団、ホームを個性的な球場にしてほしい
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/base/1176364782/601-700

おまえら個性的な振りするな
http://school7.2ch.net/test/read.cgi/design/1004512935/701-800
01/10/31 16:22 ID:???
わざと変な行動して無理矢理個性つくってんじゃねえ
美術系はそういう奴多いからむかつく
個性ないのバレバレなんだよ、きしょい






565実習生さん:2007/09/01(土) 22:20:46 ID:Z/b9oqUP
個性こそ命
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1145755701/1-100

【個性が】どんなシューズ使ってる?【光る】
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/volley/1079247427/601-700

自分の店の個性を語ろう
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/conv/1150820920/1-100

【カコイイ】!日産車のデザイン!【個性的】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/art/1035258980/301-400

【個性的】アルバン・プレオベール【愉快】
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/skate/1174568277/1-100

どうして個性を出さないんですか?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/art/1027065408/101-200





566 ◆hibjLQgrXg :2007/09/02(日) 20:23:29 ID:RO5jcFfb

/// この国の気持 31 /////////////////

        競争カを失わせた医療統制

 要するに、世界の国々のゴールが変ったにもかかわらず、日本の教育は
近代工業社会をさらに徹底させる方向を続けている。
 同様のことは、医療についてもいえる。
 日本の医療費は国民一人当り約二十一万五千円(一九九五年度)、アメリカの
約三十六万円(一九九四年度)よりもかなり少ない。これが日本の制度を
擁護する口実になっているが、その内容は大いに違う。

////////////////// 1,500円(税込) ///


567実習生さん:2007/09/02(日) 21:44:05 ID:2G1+m5Cb
>>556
俺は変人と言われてたけどね。
好意的な意味で。
今は年よりも知的で常識があると言われるが。

結局、周りの環境と本人の受け止め方次第。

息子さんの環境を変えてみるのもいいかもね。
美術館とか博物館などに行ってみるとかは。
子供というだけで尊重される事も多いよ。
同じような興味の子もいるはずだから、学校を超えた付き合いになればいい。

ただADとかなら診察受けたほうがいいけど。
568実習生さん:2007/09/05(水) 23:18:15 ID:1f4eWuU6
>【出る杭は・・】個性的だと叩かれるのが辛い

いつの時代の話ですか?wwwwwwww
569実習生さん:2007/10/06(土) 21:33:24 ID:/OR4A6x4
教師間で出る杭打って、責め上手が責め上手でない教員を潰しているんだから
生徒のいじめなど無くなるわけがない。
570 ◆hibjLQgrXg :2007/10/07(日) 20:08:09 ID:/rIDe+SC

/// この国の気持 32 /////////////////

 アメリカの場合は死亡前一年の末期医療が高いのに対して、日本は投薬や
検査が多い。つまり、規格大量生産型なのだ。
 当然、日本は医薬品の大市場であり、大生産国である。それなら、医薬品の
国際競争力は強いはずと思われるかもしれないが、医薬品の輸出は輸入の
五分の一しかない。つまり日本の医薬品産業は国際競争力はきわめて弱いのである。
それというのも日本の製薬行政では、独創性のない製品をつくるのが有利な
仕掛けになっているからだ。健康保険の薬価制度によって、そんな仕掛けが
できているのである。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



571実習生さん:2007/10/07(日) 23:11:58 ID:0zQsWfeC
個性的って言われる人って
自分のした事、言った事感じた事を相手に話すのは好きだけど
相手の事には無関心で空気が読めない人が多い気がする。
それと場を盛り上げようと1を9にも10にも膨らませて面白い話をしようとする奴。

相手「〜〜だったんだー」
個性的(笑)「へーそうなんだーそういや私もこの前さー(延々自分語り)」

もっと相手を思いやる力をつけましょう。相手の話を聞きましょう。
572実習生さん:2007/10/08(月) 18:48:01 ID:QDR3ENLf
いやです。
面白くない人の面白くない話なんか聞きたくないわw時間の無駄。
面白い人の面白い話は進んで聞くけどね!
573実習生さん:2007/10/10(水) 12:05:42 ID:d0IE1mj4
>>571
はは、それあるある。
574実習生さん:2007/10/19(金) 22:34:21 ID:EVD8C92Q
協調とは本来、同一化することではない。違いを認め合い、その上で譲り合うことだ。互いの理解も尊重も無しに協調等成り立たん。
がんじがらめにされて、すぐに空気読め発言をする奴は個性を埋没させている。
575 ◆hibjLQgrXg :2007/11/04(日) 19:30:22 ID:LpNhQnW/

/// この国の気持 33 /////////////////

 現在の医薬行政の体系でいうと、まったく新しい薬を発明すると、許可を得るまでに
長い時間と複雑な手続きが要る。しかも新しい大発明の新薬に高い薬価がつけられる
という保証もない。つまり、そんな革新的分野に研究開発投資をするのは経営的には
危険であり、企業としては利口な方法ではない。
 一方、旧薬は、企業努力を期待すると称して、年とともに薬価が下がる仕掛けに
なっている。そうすると、開発費のあまり要らない従来の薬の成分を混合したような
「新薬」を出して高い単価をつけてもらうのが最善、ということになるだろう。これを
各分野で五年に一回ずつぐらい繰り返さなければ、製薬会社は成り立たない。

/////////////////// あるべき明日 ///


576実習生さん:2007/11/11(日) 13:28:00 ID:jT3PPeH2
個性には大きく分けて2種類ある。
正の個性と、負の個性。
これらを絶対化する基準はないが、
後者の存在を認識していない人が多い。

個性を尊重、個性を伸ばすなど
あらゆる場面でこれらの言い回しは多用されるが、
話し手受け手共に、個性という言葉は曖昧なまま都合よく解釈されている。

全ての個性が尊重されるべきではないし、
全ての個性が伸ばされるべきでもない。
577実習生さん:2007/11/11(日) 13:58:06 ID:C9dgoE0m
>>1
関西行け。
日本で唯一個性を認めてくれる。
578ボクサン:2007/11/11(日) 14:31:08 ID:qp+fZwDE
気持ち悪い風土だな。
あっちは。
579実習生さん:2007/11/11(日) 14:36:42 ID:DYfBByIP
>>577
関西人の立場から言うと叩かれるような性格だったらやっぱり叩くよ。
関東でウザいヤツは関西でもやっぱりウザい。

580 ◆hibjLQgrXg :2007/12/02(日) 20:18:15 ID:oDTTwHso

/// この国の気持 34 /////////////////

 厚生省がある製薬会社の新薬許可を数年間止めれば、その製薬会社の経営は
破綻する仕掛けともいえるだろう。これでは厚生省の権力が強大になるのも当然だ。
医療統制には巧い制度ではないか。
 医療についても、昭和十六年に「標準医療」なるものがつくられた。その後、標準の
数値は何度か改正されたが、仕組みは同じである。標準を超える部分については、
いわゆる「差額ベッド」問題が生じる。医薬品も医療機器も、病院施設も、医者の
教育や患者の扱いも、すべて規格大量生産型になっているのである。

///////////// 日本・いま決断のとき ///


581実習生さん:2007/12/30(日) 19:26:35 ID:F2b8xPg4
横並びをやめよう。
582 ◆hibjLQgrXg :2008/01/01(火) 00:04:59 ID:Oa+vl7Bo

/// この国の気持 35 ///////////////////

 もう一つ、日本が国際的に孤立している重要な分野として、司法がある。ここでは
官僚である裁判官が判決を下し、素人の介入、つまり陪審制度をまったく認めていない。
官僚主導の司法は、いまや先進国ではほとんど日本だけである。フランスもドイツも
一定の範囲で陪審制度を導入した。実は日本にも刑事裁判には被告が陪審裁判を
選ぶ制度があり、一九二八年から四三年までの間に五百件近い実施例もある。ところが
戦争の激化に伴ってこの制度は「停止」された。戦後はこれを復活する法律もでき、
一九四六年には閣議決定も行われている。だが、いまだに実施はされていない。
これもまた、政府官僚が実施を怠っている例の一つである。

/////////////////////// PHP研究所 ///

583実習生さん:2008/01/03(木) 21:50:13 ID:sqhjNkDA
ほとんどの奴が出る杭は打たれると思ってるから打たれる。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
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日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
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日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。日本は出る杭は打たれない。
584 ◆hibjLQgrXg :2008/02/02(土) 17:36:49 ID:FRiavS0o

/// この国の気持 36 /////////////////

 日本の刑事裁判の特色は、有罪率が非常に高いことだ。被告が犯行を否定する
係争裁判でも、九割以上が有罪になっている。諸外国では、この率は五割から七割なのに
比べて非常に高い。日本では「合理的な疑いがまったくないまでに証明されなければ
有罪にしてはならない」という「推定無罪」の原則が守られていないのではないか、
という疑いを持つ外国人も少なくない。田中角栄裁判のように、法廷における反対訊問の
機会が与えられないまま、嘱託訊問調査が証拠採用された例もある。
 また、司法に関わる人の数も非常に少ない。司法試験の合格者が年間七百人あまりに
抑えられているので、弁護士の数が諸外国に比べてきわめて少ない。

///////////////////// 1998年発行 ///

585 ◆hibjLQgrXg :2008/03/08(土) 21:07:07 ID:+D074D4I

/// この国の気持 37 /////////////////

 そもそも日本には行政の越権の救済を司法に求める習慣がない。裁判に訴えれば
行政と対立することを覚悟しなければならないからだ。
 たとえば、税金のことで税務不服審判所へ訴え出て、それでも片がつかなければ
裁判所に訴える道は残されている。これを実行する者は年間数百件あるが、これをやると
税務署からは睨まれるし、判決までの期間も非常に長い。結果としては、勝訴しても
得にはならないので、よほど意地っ張りでなければ裁判はやらない。
 司法が司法官僚の独裁となっているのも、十九世紀型工業社会の特色である。
ここでも日本は、「失われた目標」を追い続けているわけである。

////////////////// 1,500円(税込) ///



586実習生さん:2008/03/21(金) 14:24:01 ID:KPfjVvWo
最近の若者は個性が無いと言いながらいざ個性があると
押さえつけようとする byブルーハーツ
587実習生さん:2008/03/21(金) 15:11:41 ID:AzttTYX/
40:(-_-)さん :2008/03/19(水) 17:42:51 ID:???O
俺はちっちゃい頃は明るくて天真爛漫だったな。
人に対して無警戒だった。内と外とか、本音と建て前とかいう区別が感覚として身についていなかった。
正しいことが通らないのが許せなかった。
それでどんどん浮いていった。

もし『弱肉強食が正しい、賢い者強い者は威張っていい、バカで弱い奴は権利を奪われる。人間は平等じゃ無い』と
教わって育ったんなら、多分一所懸命努力して、友達作って、一緒に仲良く遊んだり
バカで弱い奴をイジメたりする『普通の子』になれたろうな。

なんで普通の子は教わりもしないのに自分が有利に生きられる生き方が分かるんだ?
なんで親や先生に教わった『正しい事』を信じて育った俺が今こんなことになってんだ?
学校って社会に適応する人間に育てるためのところじゃないのか?
親は今でも俺のことを『優しい』と言うよ。でもそれが何になった?その親でさえ仕事をしてない友達もいないとバカにする。
なんで『正しいこと』が好きだった俺がこんなに苦しいんだ?
俺をイジメていたやつらは普通に働いて結婚もしているのに。


なら初めからこの世は弱肉強食が正しいと教えてくれたらよかったのに。
人権だの平等だの優しさだの思いやりだの、そんなん舐められてバカにされて苦しいだけじゃん。
強くてしたたかでクールな人間に育ててくれたらどんなに人生楽しめたろう。
588実習生さん:2008/03/21(金) 15:13:21 ID:AzttTYX/
【世間とは】阿部謹也【何か】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1205065407/
589実習生さん:2008/03/21(金) 15:16:18 ID:AzttTYX/
『パリ』      高村光太郎/

私はパリで大人になつた。
はじめて異性に触れたのもパリ。
はじめて魂の解放を得たのもパリ。

パリは珍しくもないやうな顔をして
人類のどんな種属をもうけ入れる。
思考のどんな系譜をも拒まない。
美のどんな異質をも枯らさない。
良も不良も新も旧も低いも高いも、
凡そ人間の範疇にあるものは同居させ、
必然な事物の自浄作用にあとはまかせる。
パリの魅力は人をつかむ。
人はパリで息がつける。

近代はパリで起り、美はパリで醇熟し萌芽し、頭脳の新細胞はパリで生れる。
フランスがフランスを超えて存在する
この底無しの世界の都の一隅にいて、
私は時に国籍を忘れた。
故郷は遠く小さくけちくさく、うるさい田舎のやうだつた。

私はパリではじめて彫刻を悟り、詩の真実に開眼され、
そこの庶民の一人一人に文化のいはれをみてとつた。
悲しい思で是非もなく、比べやうもない落差を感じた。
日本の事物国柄の一切をなつかしみながら否定した。
590実習生さん:2008/03/29(土) 10:20:47 ID:gDvOZm3d
589乙
591 ◆hibjLQgrXg :2008/04/08(火) 22:04:51 ID:U9SBnUXB

/// この国の気持 38 /////////////////

        十九世紀のプロイセン

 現在の日本の仕組みは、教育や医療や司法においても、官僚主導型の近代工業社会
向きになっている。これを今後も守り続けることは、世界の理想ではなくなった古い
理想を追い続けることを意味する。そんな例も、歴史の中にはいくつかある。たとえば
十九世紀のプロイセンは、その典型の一つだろう。
 プロイセンとい畠は、現在のドイツ東部からポーランド北部に当るが、もともと気候寒冷で
土地生産性は低い。ところが、十八世紀からは馬鈴薯やライ麦の耕作が進み
十九世紀には「ユンカー農法」と呼ばれる大規模農業が発展した。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



592実習生さん:2008/04/18(金) 14:15:32 ID:e/E6R+hf
協調とは違いを認め合い、その上で譲り合うことだ。
互いの理解も尊重も無しに協調など成り立たん。
593 ◆hibjLQgrXg :2008/05/04(日) 19:39:58 ID:TskdYidS

/// この国の気持 39 /////////////////

 ユンカーとは「若様」という意味だが、下級貴族の称号、日本でいえば旗本が
自立したような封建的地主階級である。十九世紀に入ると、彼らが農場経営者となり
そこにいた小作農を「拘束された農業労働者」にした。日本の教科書にはこれを
「農奴化」と書いているが、実は農民を組織化して統制下で働かせることで効率のよい
大規模農業を実現したのである。
 このプロイセンの農業大規模化は、当時の農耕社会としては効率的な生産力と
秩序感覚を発揮、イギリス向けの輸出が増大した。その頃イギリスでは産業革命が起って
農地囲い込み(第二次エンクロージャー)がはじまり、食糧生産が激減していたのだ。
これによってプロイセンは貿易黒字となり、経済力が拡大、それがやがてドイツ統一の
原動力になったのである。

/////////////////// あるべき明日 ///


594中本 博美 ◆/sYQkvDLto :2008/05/11(日) 10:48:23 ID:vEzLnZNJ
これでも簡易プロフィール
北多摩地区の展覧会入選、バレーボール大会の主力での優勝、体育祭の200mでは激戦区で予選を勝ち抜き決勝で3位入賞、
高校時代は体育祭の全員リレーでアンカーを3回やり、1位と3位にクラスを1回ずつ導くなど、
日本人が切った事のない100m走を10秒台で走る陸上部に圧勝、全国歌手オーディションでは、
3800人中27人として合格し、特待生になったが辞退、3年次のサッカー大会では、サッカー部が5人いるクラスに途中勝ち、
決勝では3-2の勝利の中、決勝点を含む2点を俺が決め優勝、
2回留年したものの、2006年10月14日付の本当に強い日本の大学100にて、
トップ5入りしている創価大に現役で入り無事に卒業するなど、大学進学率が50%の中で希少価値を見せつけ、
卒論も参考文献無しで東大名誉教授に承認され、時給1000円で8時間31日働くと24万8000円のファミマの夜勤で、
月30万円を超えるという伝説以上の伝説を作り、サークルでは2年次に渉外部長と広報室長、3年次には指導部長を見事に務め、
東大慶應よりも上の立場で11大学・4社会人団体のイベントの委員長をやり、
募金先のユニセフ協会から、第9回創価大学云々と明記された表彰状を受け取り、
るーまにあ大使の前でデモをしたところ、俺の指導能力が優れていたため大使館に2日間呼ばれ、
浅草という梅雨頃のイベントでは1年生を交えて14人でデモをするなど力の違いを見せつけ、
1年〜3年までの間にモロ抱きで100個の名門女子大生のおっぱいをコレクションし、
その8年後、wikiにリンクがある5000動画以上のぶようブログを作成し、
リードメール運営では0.01を話題沸騰させ、小野なんとかという奴も必要以上に燃えさせるなど、
映画電車男にて生ログにはないセリフである、男偏差値が0.01上がったと、そっと喜んでおけというものを、
小野の破局する前の彼氏のささきなんとかに言わせたが、
その2年後、俺が運営していたサイトと似たような名前のサイトが俺のサイトに間違われた。
2008年以降も俺の発明した0.01円は好調で、西成のクイズ(当初の0.01から0.02へ変更)、
天空の玉手箱、爆走、ペガサス、天空のオートサーフ、ゆにおんのPTC、
たまごの期間限定激安広告、複数のサイトのWM広告、閉鎖連絡等で重宝されていて、
26歳という若さで誰もが知っている大手の店長を務めた現実もある。
595実習生さん:2008/06/09(月) 17:33:26 ID:FUlvMmBE
日本人は同調を強いるから嫌いとか言うな
俺みたいにそうじゃないのもいる。


協調性というのはみんなが同じ考えをすることもなければ、集団の中で個人が犠牲になることでもありません。
各個人が尊重され、また多種多様な考え方が共存するというのが真の協調性です。

「共生社会」を作るには「皆同じことをする」のが大事なのではない。互いに「認め合う」のが大切なのだ。
596 ◆hibjLQgrXg :2008/06/16(月) 20:58:20 ID:9G3ivpT5

/// この国の気持 40 /////////////////

 産業革命がはじまってからしばらくの間、イギリスの経済は疲弊した。ビフテキで
有名なフランスの小説家で外交官のシャトーブリアンは、ナポレオン戦争のあとで
駐イギリス大使になり、「このロンドンのみじめな状態を見れば、(ナポレオン)戦争の
勝者はわがフランスであることを疑う者はいないだろう」といっている。ちょうど
『三文オペラ』や『オリバー・ツィスト』に出てくるような、ホームレスと売春婦と
追い剥ぎがあふれ、煤煙に汚れたロンドンがそこにはあったのだ。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



597実習生さん:2008/06/16(月) 23:05:18 ID:B0jaxVA9
自分で「変わっている」「個性的」って言っちゃってる人って、
どちらかと言えば、元々から個性的とか変わっていると言うより、
自分が個性的な人でありたいって感じの人が多い様に思う。

選んで人と違う事をするのに頑張っちゃってて、自然じゃないと言うか。
周りがそういうのに違和感を感じて出る杭を打ってしまうのかも知れないな。

本当に周りが認める変わった人でも、自分では
「これが自然」「これが普通」「これが美徳」と思ってやっている事で、
変わっている事やはみ出した事を選んでやっている訳でないと思う。

長文すみません。
598実習生さん:2008/06/18(水) 20:04:47 ID:AECwn6/S
個性って出すもんじゃなくて出るもんだよね
自分で個性個性言ってる奴はそれがわかってない
個性を謳いながら周りの目を気にするこの矛盾
599実習生さん:2008/07/06(日) 16:54:44 ID:SW8lYMLj
はじけてる奴が個性的なのだよ。集団かどうかは本質的には関係ないんだ。
それに個性と協調性は両立できるんだよ。
600実習生さん:2008/07/08(火) 09:36:06 ID:hjgdkX9Z
「オレ流」で個性的な中日の落合監督は、01年春に横浜臨時打撃コーチに就いた。
その後、落合は『コーチング』ダイヤモンド社(01年8月)を出したが、
当時の横浜キャンプでは主に、多村仁(現・ソフトバンク)、石井義人(現・西武)、田中一徳(引退)の3人の打撃指導をした。 多村は04年に40ホーマーを放ち、石井義も05年に西武へ移籍してから芽が出た選手だが、当時の落合はまだ彼らのことを簡単にしか知らなかった。
当時の横浜は、前任監督の権藤博の「マシンガン打線」と称されたアベレージヒッターが多く、石井琢朗や鈴木尚典(首位打者経験有)などが主力であり、落合は彼らには打撃指導をしていない(彼らが質問に来た際のみ簡単にアドバイスをした程度)。
なぜか。
石井琢や鈴木尚のような3割打者に細かく(弱点や欠点を)・打撃指導をした場合、打率が3割5分までアップする可能性もあるが、2割5分(あるいはそれ以下)まで落ちる可能性もある。
だから、チームの主力であり、数字を残している選手や実績のある(億単位の年俸を貰うような)選手は手がつけられず、指導者としての冒険はできないのである。
しかし、打率1割台から2割程度の1軍半バッターを2割8分〜3割くらい打てるように取り組むことは楽だ(当時の多村や石井義はまだそのレベルだった)。
なぜなら、現状でダメなのだから、何かに取り組んでダメでも諦めがつき、指導者も選手本人も納得するからだ。

さて、この落合臨時打撃コーチの話を学校教育や授業に置き換えて考えよう。
例えば、数学で通知表の学年末評価を4(以上)を取っている生徒やまた中学・高校を通して学年末評価で4以上を(1年間でも)取ったことがあるような生徒。
落合の話からすれば、数学の先生がこうした生徒を細かく(弱点や欠点を矯正)指導すれば、5にアップ可能性もあるが、一方で3(あるいは2以下)に落とす可能性もある。
だから、細かく指導するなら、通知箋の評定が1や2の生徒を捕まえて3(あるいは3以上)を目指す教育をしたほうが得策だと言えるのではないか。
落合は、よく「見ているだけのコーチ」などと言うが、口を酸っぱくして指導したため、かえって主力選手を潰してしまったという話もあるが、
学校の授業でも口を酸っぱくして指導したために、かえって生徒(主力)を潰した教師も少なくないはずだ。
601実習生さん:2008/07/10(木) 22:52:14 ID:nhzCUiER
yahoo知恵袋
質問
どうして自分と違う価値観を持つ人と出会えることが楽しいんでしょうか?
質問の意味がわかりにくくてすみません。
私はおしゃべりが大好きなんですが、いろんな人と話すのって楽しくないですか?
とくに仕事や人間関係などの話など、その人の考え方がわかるような話は
本当に楽しいです。人が多く集まるサークルに参加するのだって
自分自身では「違った価値観を持つ人に会える」からだと思っています。
でもなぜ??人間の知的好奇心みたいなものをくすぐるからでしょうか・・・?
自分自身でもなぜ楽しいのかよくわからないんですが、どなたか分かる、もしくは
こうじゃないのって意見ありませんか?

回答
自分と違った価値観を持つ人に会う=自分の価値観の幅が広がる、ということですよね。
ベースとなる価値観を持っておく必要はあるでしょうが、それでも自分と違う価値観の持ち主
と出会う、ということは、次にその価値観と似通った価値観の持ち主とであったときも、わだかまり
なく交流することができますよね。何より、新しい情報を手に入れることが出来る!!これに尽きますよね。
勿論、時には「受け入れることが出来ない」価値観の持ち主とであうことも有りますが、
その人の持っている情報には興味があったりします。
こうやって人は、人間性の幅を大きくしていくんでしょうね。
ほんとに、もっともっと、色んな種類の価値観の人に出会いたいです。
602実習生さん:2008/07/10(木) 22:53:07 ID:nhzCUiER
回答
私も自分と違った考え方の人と話をするのが大好きです。
私の考える理由としては行動の意味が分かるからじゃないかなって思っています。
自分一人だと自分と違う行動をする人って何だろ、って思うけど
そういう人と話をすると「それでね。」ってなるので。
直接話を聞いたので納得できます。

回答
男と女は違から互いに興味を持つのである。自分と異なる考え方、価値観を持つ者に興味が湧くことは良いことであり、
それだけ貴方が探究心、好奇心が旺盛ということでしょう。
無気力ともいえる人が増えている中、貴方は頼もしい方ですね。

603実習生さん:2008/07/13(日) 11:56:09 ID:1DFp28OL
画一宗教国家日本(笑)
604実習生さん:2008/08/22(金) 21:20:47 ID:MUVRfUg9
http://find.2ch.net/?STR=%83%5C%83t%83g%83%7B%81%5B%83%8B%81@%8B%E0%83%81%83_%83%8B&TYPE=TITLE&BBS=ALL&ENCODING=SJIS&COUNT=50

たくさんの人達がソフトボールの金メダルを「おめでとう」って言っています。
出る杭を打つ方々は彼らを見習ってください。
605実習生さん:2008/09/01(月) 16:09:05 ID:BxN9vvTe
お前(このレスを見てる人)にも個性があるだろ?
だから他人の個性も認められるよね?
606 ◆hibjLQgrXg :2008/09/10(水) 23:38:12 ID:/IN+sqeE

/// この国の気持 41 /////////////////

 当時のイギリスでは農業の衰退が早くて、製造業の雇用増も追いつかなかった。
このため失業者が街にあふれ出し、その一部は不労の罪(失業の罪)でオーストラリア
などへ送られた。オーストラリアに送られた囚人の多くは、「不労の罪」に問われた
人々である。
 しかし、それから二世代後の十九世紀後半になると、イギリスは「世界の工場」として
繁栄、七つの海を支配する超大国に発展する。これに対してプロイセンは、
労働移動の制約と工業部門への投資の遅れから工業化が進まず、ドイツの中でも
経済的には最も遅れた地域になってしまった。プロイセンがドイツ帝国統一を成し得たのは、
ユンカー農法とは縁のない西部ドイツ(ライン河流域)を領地として軍事力を伸した
からである。二十世紀末の今でも、旧プロイセン地域は貧しい農業地域に止まっている。

///////////////////// PHP研究所 ///


607実習生さん:2008/09/14(日) 22:48:57 ID:4pQkykL7
能力なんてどうでもいいから、人と違うことをやったほうがいい。人と違う感性を大切にしたほうがいい
日本ではそういう生き方は受け入れられないかもしれない
でもそんなことどうだっていいんだよ
人と違うということこそが最もすばらしく芸術的なのだから
608実習生さん:2008/09/16(火) 01:26:22 ID:zPo4Wu7h
そういう事を考えたり口に出したりする奴は
たいてい個性的ではない。
ほんとに個性的な奴は無意識で個性的。そして稀に芸術的。
609実習生さん:2008/11/05(水) 00:11:56 ID:JRkzW2j8
個性というが全国で見ると同じようなやつはたくさんいる
610実習生さん:2008/11/05(水) 02:03:57 ID:hyVQ2Qi6
私が中学生の頃、靴下は三つ折にするものだった。
何でか知らんが女子はみんなそうしてた。
私は普通にはいてたんだが、「どうして貴女は三つ折にしないの!?そういうことしてると上級生に目を付けられるよ!」とか同級生に言われてた。
どうしてって…
お前らこそ何でだよ何の意味があるんだ、
と、相手にしなかったんだが
三年後ルーズソックスが流行って、私はやっぱり普通の靴下をはいてたんだが
今度は「何でルーズソックス履かないの?」
…こういう奴らが普通ってつまんないとか
個性的なのがいいとか言うから
バカバカしくて嫌だ。
611実習生さん:2008/11/05(水) 02:16:00 ID:Z2rv2jIN
>>609
ビデオ君は個性的だから叩かれるのではなくて
頭がおかしいから叩かれるんだよ
612実習生さん:2008/11/05(水) 18:47:41 ID:Hj4MGWCx
>>609
それが全国の中でどうやってわかるんだよ。
同じレベルと一方的に思われて不快になる奴の方が多いんじゃないのか?
613 ◆hibjLQgrXg :2008/11/09(日) 19:43:14 ID:92OeY0OY

/// この国の気持 42 /////////////////

 もしこれからの日本が、現在の制度を頑固に継続していくとすれば、十九世紀の
プロイセンと同じように、「古い理想を実現した国」ということになるだろう。
 これは、国内的には摩擦が少ない選択に違いない。いままでの成功体験を続けて
いくのだから、改革の決断も既存勢力との摩擦もない。だがその結果は、プロイセンが
工業化に立ち遅れたのと同じように、知価社会には立ち遅れてしまうだろう。
そして恐らく、数十年先には発展途上国へ逆戻りしているに違いない。
 もちろん、国民がそういう生き方を選ぶのであれば、それもまた、国家運営の
哲学の一つだろう。だが、それにはそれなりの覚悟が必要である。この国には、
プロイセンの発展を支えたラインラントに当るところがないからである。

///////////////////// 1998年発行 ///


614実習生さん:2008/11/10(月) 18:58:52 ID:x6Xn/pxQ
俺は小さい頃から祖父っ子で、祖父に習った礼儀作法を遵守していた。
そんな俺が小学校に入った。
「起立」の声と共に立ち、礼で礼をし、号令にあわせていた。
気を付けは、祖父に習った物を使っていた。
体側に手を付け、顎を引き背筋は伸ばして足は45度に開く。
そして返事は明瞭に聞き取りやすくしていた。

担任教師に、「みんなと一緒にしなさい」と言われ、親を呼ばれた。
その時俺が「わざわざ態度を悪くすることはない」といったら、何故かキレだした。
「年に合わせなさい!お母さん、変な子ですよ!」とか言い始めた。

後日、怒った祖父が怒鳴り込んだ所、ソイツは軍国主義的だとか喚いたそうだ。
615実習生さん:2008/11/10(月) 22:29:21 ID:PYdlNnMP
>>614
社会に出て役に立ったのはどっちだ?
616実習生さん:2008/11/13(木) 22:57:07 ID:6dWZgQ8A
>>614
そんなんで親呼ぶ教師がアホすぎて話しにならん。
ぶっちゃけどうでもいいよそんなの。
617実習生さん:2008/11/16(日) 21:49:29 ID:Qx7uZDtU
>>607俺は受け入れる

個性がないと嫌われる
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3339783.html
618実習生さん:2008/11/16(日) 21:51:55 ID:Qx7uZDtU
こんなスレも立ってます 落ちてますが
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1226194382/1-100
619実習生さん:2008/12/18(木) 22:13:45 ID:2FjoZj9G
よく私たちは「誤解された」といって憤慨することがありますが、そのような人は自分の考えをはっきりと発言しているのでしょうか。 
自分の意見を明確に発言もしないで、誤解されたと憤慨するのは、
自分で一言も発言しないで「俺の考えていることを当てて見ろ」と言っているのと同じことではありませんか。
お互いに自分の意見をもっとはっきり言うべきだと思います。 
自己主張をするときに最も注意すべき点は、感情的にならないことです。 感情的になったら、勝ち負けを争っていることになります。 
主張するときは冷静で、しかも論理的に話すことが求められます。 
自分の常識が相手にも通じる時代は終わったのです。 自分と相手の常識は違うのです。 よく言えば価値観が多様化してしまったのです。
620 ◆hibjLQgrXg :2008/12/22(月) 21:22:02 ID:be9toHus

/// この国の気持 43 /////////////////

    二、日本の新しい「文化」の模索
        グローバル・スタンダードヘの接近

 日本が選び得る選択肢の第二は、「グローバル・スタンダードヘの接近」である。
それは、二十世紀に登場したさまざまなイデオロギーと体制の中で、現在も繁栄を
続けている自由主義市場経済に接近することを意味している。
 自由主義市場経済は「アメリカ発」だとか、「アングロ系の発想」だという人もいる。
確かにこれがはじまったのはイギリスであり、現在の旗手はアメリカである。だが、
およそ制度や思想や技術を語るのに、それがどこで生れたかを問題にする必要はない。
会社制度は北イタリアからはじまったし、キリスト教はヨルダン川のほとりで生れた。
コークスで鉄を精錬する技術は中国で発見された。大事なのは、今日の世界の
支配的な体制が、自由主義市場経済だということである。

////////////////// 1,500円(税込) ///

621実習生さん:2008/12/25(木) 04:18:42 ID:QBk/c4cF
若い作家の本がベストセラーになったとか、
ホストの月収が何百万円だとかって聞くと鬱になる。
彼らは、金もヤリガイもあって、
俺は、金もヤリガイもない・・・・・
自分が惨めになるよ・・・・
622実習生さん:2009/01/14(水) 05:09:53 ID:QCdeRyKY
>>610 そいつらは個性がない、自分の意見をちゃんと持てる奴が本当に個性があるんだと思う。自分が意味のないと思う変なルールに従わなくていい,今の時代は個性を履き違えててすごく閉鎖的
623実習生さん:2009/01/20(火) 21:41:15 ID:6cAe3Orw
このあいだ、近所の子どもを叱ったら、
テメェに言われたくねぇよ、
地位も名誉もないくせに!
その歳になるまで何してたんだ!
って言われました。何にも言えなかった。
624実習生さん:2009/01/20(火) 23:24:25 ID:v4+rR8vM
>>623
近所でも有名な引き蘢りさんか?
625 ◆hibjLQgrXg :2009/02/11(水) 22:46:17 ID:vA0/GM46

/// この国の気持 44 /////////////////

 民族全体主義(ファシズムやナチズム)が滅び、社会主義が崩壊し、福祉国家も
行き詰った。日本型官僚主導主義も斜陽化し、アジア型開発独裁が破綻した。
唯一生き残った自由主義市場経済こそがグローバル・スタンダードだといわれるのは
故なきことではない。自由主義市場経済の論理では、生き残ったものこそ適者だからである。
 日本もこれに接近して、世界の仲間入りをすべきだという声は強い。しかし、日本が
これに接近しようとすれば、まず制度や体制を基本的に変えなければいけない。
それは単に制度や組織の改革ではなく、美意識と倫理観の変革、つまり「文化」の
変更でもある。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



626 ◆hibjLQgrXg :2009/02/11(水) 22:48:25 ID:vA0/GM46

/// この国の気持 44 /////////////////

 自由主義市場経済は、古い思想だ。その発生は十八世紀後半の産業革命初期にまで
遡る。
 産業革命の初期には、いろんな製品、いろんな方法、いろんな組織が生れた。
その中でどれがよいのか、誰にも分からない。なにしろ当時は千年間も信じられた『聖書』の
言葉が疑われる時代だから、役人や学者の言葉を信じることなどできない。
 では、どうするか。われと思わんものは誰でも供給者になれる権利を確立し、自らが
よいと思うものを売り出すことができるようにする。そしてその中で、どの製品がよいか、
どの制度が優れているかは、消費者大衆に選ばせるしかない。少数の専門家や
貴族に頼るのではなく、不特定多数の消費者の判断、つまり市場に委ねるのである。

////////////////////// 堺屋 太一 ///



627実習生さん:2009/04/03(金) 01:55:46 ID:GliDYUoZ
その通りだわ
628 ◆hibjLQgrXg :2009/04/03(金) 23:17:01 ID:RdWQyu8f

/// この国の気持 45 /////////////////

 従って、自由主義市場経済の第一要件は、新規参入の自由、言葉を換えていえば
「法の下の平等」である。第二は「消費者主権」つまり消費者の選択によって供給者の
栄枯盛衰が決るという民主制度(デモクラシー)の発想である。そしてこの二つを
公正に実現するためには供給者の情報公開と消費の秘匿が実行されなければならない。
素人の消費者が正しく判断し好きに買い物をするためにはこの二つが必要条件だからだ。
 自由主義市場経済とは、供給者の新規参入の自由と消費者主権と情報の公開や
消費の秘匿―この三つが三位一体となって、はじめて成り立つ仕組みである。

/////////////////// あるべき明日 ///



629実習生さん:2009/05/11(月) 05:45:53 ID:vfcmepZc
恐れをしるべきだ。
630実習生さん:2009/05/12(火) 07:33:30 ID:uAD5zOaR
631 ◆hibjLQgrXg :2009/08/06(木) 22:56:52 ID:PXl+VGTQ

/// この国の気持 46 /////////////////

 民族全体主義(ファシズムやナチズム)が滅び、社会主義が崩壊し、福祉国家も
行き詰った。日本型官僚主導主義も斜陽化し、アジア型開発独裁が破綻した。
唯一生き残った自由主義市場経済こそがグローバル・スタンダードだといわれるのは
故なきことではない。自由主義市場経済の論理では、生き残ったものこそ適者だからである。
 日本もこれに接近して、世界の仲間入りをすべきだという声は強い。しかし、日本が
これに接近しようとすれば、まず制度や体制を基本的に変えなければいけない。
それは単に制度や組織の改革ではなく、美意識と倫理観の変革、つまり「文化」の
変更でもある。

///////////// 日本・いま決断のとき ///



632 ◆hibjLQgrXg :2009/09/27(日) 20:33:14 ID:G2B0Q05m

/// この国の気持 47 /////////////////

 官僚の選別なしに誰でも自由に参入できるということになると、当然、猥雑なものも
入ってくる。そしてそれを淘汰するのも消費者の選択だけである。官僚の役割は、
消費者主権を侵害する者を取締ることであって、消費者主権を制限することではない。
もちろん新規参入者を選別したり規制したりしてはならない。
 政府(行政)の役割は、主導性(裁量)よりも事後取締りに重点が置かれることになる。
アメリカでは、公正取引委員会や証券取引委員会など取締り型の官庁が強い権限を
持っている。この面を強調して「アメリカは自由だというが、政府の取締りは日本より
厳しい」という人もいる。

/////////////////////// PHP研究所 ///



633実習生さん:2009/10/16(金) 15:16:39 ID:rM3xRs5f
日本では、「協調性」 ばかりが重視され、「個性」 ・ 「主体性」 は軽視されています。
協調性ばかりが重視される社会においては、個人の自由が尊重されず、また、各個人が自分
を見失ってしまって 「楽しく生きる」 ことができません。そして、個人の自由が保障
されていない社会は、最終的には破滅への道を歩むのです。
確かに協調性、チーム・ワークといったものは必要ですが、それらは強烈な個性と個性が
集合し、互いに火花を散らして激しくぶつかり合うような集団に初めて必要になってくる
高度な理念です。ところが、日本の教育では、子どもたちに個性を持たせるステップを
省略して、協調性だけを教育するのです。
これでは 「協調性」 の教育もおかしなことになってしまいます。
個性を持たせずに行う 「協調性」 の教育は、「協調性」ではなく 「均一性」 の教育で
しかありません。日本には 「協調性」 を 「均一性」 のことだと勘違いしている人が
多いのです。均一性に重きを置く教育というのは、多種多様な考え方を認めない非民主的
なものであるばかりか、多数派がすべてを支配してしまう 「全体主義」 を許してしまう
危険性をはらんでいるのです。
協調性というのはみんなが同じ考えをすることもなければ、集団の中で個人が犠牲になること
でもありません。各個人が尊重され、また多種多様な考え方が共存するというのが真の協調性です。
今日までの日本において 「みんなが同じであるのが望ましい」 という教育方針は、
教育をする側にとって大変都合のよいことでした。 画一的な教育をして、子どもたちを型にはめこみ、
均一化してしまいさえすればそれでよかったのですから。つまり、今日までの日本の教育は教師本位のもので
あって、子ども本位のものではありませんでした。

みんな仲良しというのは所詮ありえない幻想、、世の中には色んな人がいて
気が合わない人、分かり合えない人がいて当然で、その中でうまくやっていく事や
集団への同調ではなく、互いに個性を尊重することを考えれる人を育てることが
日本の空気の支配を弱めるには必要だと思う
634実習生さん:2009/11/21(土) 00:32:02 ID:ougg4I94
★「自己的で独創的な人はいらない」 トヨタ子会社のセントラル自動車役員「求める人材像」講演

 本社・工場が大衡村に移転してくるトヨタ自動車の生産子会社「セントラル自動車」(神奈川県)の
加藤正勝取締役総務部長が19日、大崎市内で「当社が求める人材像」と題して講演した。

 県高校PTA連合会大崎支部の研修会に招かれたもので、約100人のPTA関係者が参加した。

 同社では車体の組み立てという仕事の性格から、「自己的で独創的な人はいらない」と特異性を強調した。

 ボディーを傷つけるピアスは禁止され、抜けた髪や整髪料が塗装に影響を及ぼすことから長髪も
禁止されていると説明した。

 採用試験では面接の比重が全体の4〜5割を占めると説明した。特に身だしなみや話し方を重要視しており、
電車の中で物を食べたり化粧をしたりする若者を引き合いに出し、「親によって子の常識が変わってくる」と
親たちにクギを刺した。

 同社は08年3月以降、県内で計137人の高卒・専門学校卒者を採用・内定している。

(2009年11月20日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091120-OYT8T00140.htm
635実習生さん:2009/11/24(火) 17:21:14 ID:RtAUdRY+
個性、価値観、趣味の自由は我が侭ではない。
かつて日本の教育改革を担当したGHQの役人は、こう豪語したそうだ。
「日本の教育を変えて、今後は天才が出ないようにします」
戦後、彼らが押しつけてきた教育プログラムの要点は、次のようなものである。

第一に、白人に対する徹底的な劣等感を植え付けること。
第二に、アメリカは素晴らしい国だと信じ込ませること。
第三に、自分独自の意見を作らせないこと。
第四に、討論や議論を学ばないこと。
第五に、受身のパーソナリティを作ること。
第六に、一生懸命勤勉に仕事させること。
第七に、目立つ人の足を引っ張ること。

これらは、イギリスの植民地だったインドで実践された教育方針そのままだ。要するに、
上からの命令に疑問を持たず、与えられた課題だけ勤勉にこなす”しもべ”を作る教育である。

人はそれぞれ違うことを考える。それでいいのだ。人と違っていいのだ。
何も同じ場所を見ることはない。上を見たり、右を見たりしてもいい。
ものの見方や感じ方は人それぞれで違っているのが当然であり、その違いを互いに認め合うこと。
636実習生さん:2010/01/01(金) 13:03:07 ID:dtv8Y9iC
http://find.2ch.net/enq/test/read.cgi/18/1240030816/101-200

このグラフを見よ。
”世間一般”などというものはない。
このグラフを見ただけで人はそれぞれなのが分かる。
趣味なんてそれぞれでいいと思います。
637実習生さん:2010/01/01(金) 18:31:44 ID:Y8u06PA3
結局、サラリーマンはセレブの庇護の下で暮らしているわけだからな。
セレブが日本国をデザインし、サラリーマンがその枠のなかで平々凡々と暮らす。
それを自覚しないサラリーマンが非常に多いが、結局、サラリーマンはセレブのおかげで生きられる。
638実習生さん:2010/02/16(火) 04:08:52 ID:iDvbZgCN
教師に個性なんて必要ねえよバーカ。
必要な事ちゃんと教えるのが仕事だろ?
個性なんてちゃんとはじめっから生徒には備わってるの。
639 ◆hibjLQgrXg :2010/02/18(木) 21:16:36 ID:UXRu0B/Z

/// この国の気持 48 /////////////////////

 事後取締り型の行政が、裁量主導型よりも安価で公務員が少なくて済む、とは
限らない。この制度の要点は、民の選択を完全にすることによって常により好ましい
(と民が思う)ものを生み育てる仕組みであって、行政コストを引き下げることではない。
 日本がグローバル・スタンダードとなった自由主義市場経済に接近するためには、
この国の体質の変化と気質の変更が必要である。経済や税制はもちろん、教育制度も
医療制度も、司法制度や土地の流通所有に関する制度も、大改革が避けられない。
 つまり、これまでの裁量行政の前提となっている明治以来の日本のコンセプトを
変えなければならない。そこまでの改革をこれからの数年間にやるとすれば、
「心理的な革命」が必要だろう。

//////////////////////// 1998年発行 ///



640 ◆hibjLQgrXg :2010/05/25(火) 22:58:39 ID:+rd5ysoT

/// この国の気持 49 /////////////////////

        日本的新基準を創造できるか

 そこで登場してくるのが第三の道、日本的新基準(ジャパニーズ・スタンダード)を
創設しようという意見である。
 両極が対立するときに、第三の道を提唱するのは恰好いい。それゆえ、これには
飛び付く者が多いだろう。しかし、「ジャパニーズ・スタンダード」なるものはあまりにも
漢然としている。どこにも具体的な提案はないのである。
 たとえば、西欧的な自由主義の中に、日本的な終身雇用や系列取引をいくらか加味
してはどうか。あるいは、官僚の主導によって供給の「弱者保護」を実行、新規参入を
いくらか制限してはどうか、などである。もっと漢然と「西欧的自由主義だけではなしに
心の問題や人間性を加味せよ」といった話をする人もいる。ここまでくると、
もう意味のない言葉の羅列に等しい。

//////////////////// 1,500円(税込) ///



641実習生さん:2010/05/25(火) 23:00:39 ID:IJTYqzyL
個性的な、ハトさんは、足を引っ張られてる。
642実習生さん:2010/05/26(水) 00:32:17 ID:UKtrvjts
出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない
643実習生さん:2010/06/03(木) 19:45:01 ID:ZYOUdNva
すべての人が同じ考えをしている社会は、暴走し始めても誰もブレーキを踏まず、暴走をくい止めることができません。
また、個性を持たずに生きる人は、主体性のない人であるということであり、 そういう人は権力に支配され易いのです。
つまり、国民の一人一人が個性を持っていないような国は
ファシズム (全体主義) を許してしまう可能性が強いということなのです。
本来、健康的な社会にはさまざまな個性が存在しているものであり、
すべての人が同じ状態であるのは危険な社会です。
したがって、支配されることを避けるためには、国民は常日頃から個性を持つことを心がけなければなりません。
また、子どもたちに、常日頃から個性を持たせる教育をしておかねばなりません。
「自由」 と 「楽しさ」 が一体のものであるのと同様に、「自由」 と 「個性」 も一体のものです。
すなわち、自由な社会は個性を尊重し、個性を尊重する社会はさらに自由になってゆくのです。
自由のあるところにはさまざまな個性が生まれ、その多様性が織りなす織物が 「文化」 となります。
また、強烈な個性の存在は自由社会を守りさらに発展させてゆくことに貢献します。
人生を楽しんでいる人、自分が本当に欲していることを実行しながら生きている人、
自分が自分であることを楽しんでいる人はとても魅カ的です。個性的魅カを有する人々の存在は社会を豊かにします。
さまざまな文化が融合して新しい文化が生まれるのと同様に、社会に存在するさまざまな個性が融合することによって
新しい何かが生まれ、それが社会の発展を促進するのです。
ところが日本では、「協調性」 ばかりが重視され、「個性」 ・ 「主体性」 は軽視されています。
協調性ばかりが重視される社会においては、個人の自由が尊重されず、
また、各個人が自分を見失ってしまって 「楽しく生きる」 ことができません。
そして、個人の自由が保障されていない社会は、最終的には破滅への道を歩むのです。
644実習生さん
真に自由で多様性を大切にする社会は、「殺してもいい」とか「泥棒してもいい」とは言わない。
倫理的不寛容は、自由な社会を作る上で、欠かすことのできない条件である。
「自由だ!」と叫びながら、罪を容認すると、かえって社会は奴隷状態になるのだ。
たとえば、自由主義経済は、「ウソをついてはならない」という倫理的規範を重視する。
なぜならば、商取引において、互いにウソをつき合うと、信用取引ができなくなり、
保険やら、担保やら、いろんな制約をつける必要がでてくる。
また、警察が怠慢になり、罪を放任するようになれば、夜一人でコンビニなどに行けなくなることにもなるだろう。
犯罪に対する寛容は、社会から自由を奪うのである。