日本の国語教育

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1実習生
前から思ってたのだが学校の国語授業の授業は、
意味がないです。あんな授業受けっても入試で
通用するようにはならない。学校の国語の授業を
10年受けてもレベルは進歩しない

2実習生:02/03/30 05:18 ID:VbyEnKo9
学校の国語の授業ってなんの意味があるんですか?
3実習生さん:02/03/30 05:29 ID:GO7oM7XD
SF・官能小説でも読んどき
4実習生さん:02/03/30 05:32 ID:uWxkLQPX
>>2
国語教員を路頭に迷わせないため
5実習生さん:02/03/30 05:36 ID:KHjyZ7Xe
意味論 統語論 語用論
6実習生さん:02/03/30 05:47 ID:GO7oM7XD
>>5さんの言う統語論てのはね、日本語と中国語を統合する為にね必要に
なるんだね。

ほら、言語学者がhttp://mentai.2ch.net/gengo/
頑張 ってる よ。
7実習生:02/03/30 05:58 ID:VbyEnKo9
日本の国語教育は絶対間違ってます。
貴重な睡眠時間でしかありません
8実習生さん:02/03/30 05:59 ID:GO7oM7XD
えーとね、日本の官僚はね、文系が多数を占めててね
えーと、なんだっけ?
そうそう、中国人は英語使ってよね。だって覚えるの面倒じゃない
9実習生さん:02/03/30 06:11 ID:GO7oM7XD
そうそうナポレオンの3時間睡眠は嘘なんだから信じちゃだめだよ
寝ないとその日の記憶が吹っ飛んじゃうからね。
次の日も物事に集中出来なくなるしね
10実習生さん:02/03/30 06:28 ID:GO7oM7XD
ほら、今もね、↓のスレに嬉しそうに書きこんでる人が居るでしょ

日本一のアホ高校ってどこ???
http://school.2ch.net/test/read.cgi/edu/1000990838/

こんなしょーもない事、覚えて脳内麻薬を分泌するように成ったんは
詰め込み教育の弊害ちゅうやつの所為かもしれんね
11 :実習生さん ::02/03/31 13:05 ID:Cb7UXwgi
age
12辻元清濁:02/03/31 14:48 ID:cES0g8WK
今、日の丸に反対している教員みたいなやつらが
戦争の時には戦争に協力するタイプなんだよ。
13実習生さん:02/03/31 14:56 ID:XJmBtNN6
お前ら、「分析批評」の手法で国語の授業受けたコトあるか?
分析批評を知らないやつは、国語の授業をしてはならない。
文章を読んで、内容を別の言葉に置き換えるだけのつまらない国語と
はやくおさらばせよ。
14国語教師:02/03/31 15:13 ID:AgMeiTR3
残念ながらレベルの低い教員が多いのは確か。
小学校はほとんどの場合国語の素人が教えるわけだし、
中学校でもけっこう免外が多いんじゃないかな・・・・・
誰にでも教えられるようで、実はなかなか教えられない教科、それが国語。
だが>13は国語教育の一面しか語れない受験ばかの可能性あり。
15実習生さん:02/04/06 00:32 ID:FswLZkm8
age
16実習生さん:02/04/06 01:41 ID:t5CfkVIL
 意味のある授業って何よ?そんなに受けたくなかったら
高校行かずに大検受けたらよし。
17実習生さん:02/04/06 01:50 ID:DYD0XiI3
>>13
分析批判は常識ですよね。以前コスモ(現在テラネッツ)と言う会社の
スター☆ミラージュと言うゲームをやったのですが、そこの小学校の
授業シーンで描写されていました。
PBMと言うのは読参小説の発展したようなゲームなのですが、
その授業シーンを書いたY3の秋山真之(あきやままさゆき)マスター
の文章の中に、赤猫スキルやうつしまるくんなどと言う単語が出てきて
驚きました。
それが1999年くらいのことですから、比較分析は一般常識になって
いるとばかり思っていましたが。

1817:02/04/06 02:24 ID:+6RULQFn
すみません。
×比較分析
○分析批評
19実習生さん:02/04/06 02:31 ID:MGsqWDZY
>>13
分析批評ってなんですか?
20実習生さん:02/04/06 02:38 ID:iMPL+XS6
本当に深い言語教育をやろうと思ったら
言語哲学は不可欠。
でも、国語教員志望者の卒業条件に
ウィトゲンシュタインの著作の理解とかを求めようものなら
恐れをなして大学辞めそう。
宮廷の哲学科の哲学オタク達は人格破綻者(本人達はそれに無自覚)
多いので教師には向かないしね。

じゃあ、一体、誰が国語教師をするんだぁァァァァ??????
人がいねぇ。
21実習生さん:02/04/06 02:41 ID:MGsqWDZY
国語を教えるのにドイツ人が書いた本を読まないといけないのか。
大変だな。
22待機:02/04/06 02:51 ID:ol6e4cgf
 すくなくとも漢字教育だけは戦前方式に戻すべきです。
今の学校では、読み・書き・意味・用法を同時に教えています。
しかし、戦前や漢字の本場である中国では、先ず読みをしっかり教え、
そのあとで書けるようにすると言った手順です。
 漢字が自由に読めると言うことは本が読めることであり、早ければ
早いほど以後の学習能力を高めます。今はOA全盛で漢字が書けなく
てもワープロが使えればなんとかなります。しかし、読むことだけは
これからいくらテクノロジーが進歩しても無くなりません。
23実習生さん:02/04/06 03:00 ID:ol6e4cgf
>>19
PBMってやつのリプレイ文章から引用だ。
簡単にどんなものか雰囲気をつかむにはいいだろう。
コスモエンジニアリング(現在テラネッツと改称)のスター☆ミラージュ
と言うゲームの配布文章だ。
たぶん>17kの言ってる奴じゃないかな。

以下、引用。
●初めての授業
 今日から加賀高子が授業に加わる。いつのまにか生徒の半分近くを自分の親派へと取り込ん
だ高子の存在は大きかった。
「まぁ、今日が正念場だな。実力を見せつけてへこましてやりな。大丈夫。あの劇聖(九代目
市川団十郎)も始めは大根と言われたものさ」
 案の定、高子は教師としての緒方を試み
―――――――――――――――――――――
  夏河を 越すうれしさよ 手に草履
―――――――――――――――――――――
 と、黒板に蕪村の俳句を1首書きつけた。
「緒方センセイ。この意味が分からないんですけど。これで授業やって下さい」
(来たぞ。ここが肝心だ)
 緒方は厳しい声で授業を始めた。
「この俳句をノートに写し、ふりがなをつけなさい。3分待ちます。終わった人は起立!」
 時計を見ながら2分を計り、緒方は見回して上級生の殆どが終わっていることを確認すると
追加の指示を出した。
「読み方が判らない人は回りの人のノートを見て書き写しなさい」
 3分後、全員が起立していた。
「そのまま俳句を3回声を出して読みなさい。読み終わったら座りなさい」
 挑戦した手前、高子も素直に指示に従った。最後の一人が座るのを見て、緒方は口を開いた。
「なぜ夏なのでしょう? めるるちゃん、どう思います」
「なぜ“入る”ではなく“越す”なのですか? 高子ちゃん、意見を述べて下さい」
「綾乃ちゃん。なぜ“うれしさよ”と言う言葉が使われているのでしょう。ここを“うれしさ
や”としたら感じがどう変わりますか?」
 いくつかの発問になんらかの答えを出させた後。緒方は俳句の隣に「作者は大人か子供か」
と板書した。
「あなたの判断とその理由をノートに書きなさい。今から5分です」
 5分経つと緒方は行った。
「時間です。もっと時間が欲しい人」
 半数が手を挙げる。
「後2分待ちます。終わっている人は発表の準備にわかりやすくまとめなさい」
 緒方はさらにもう2分待って締め切った。生徒を指名して意見を発表させる。と同時に、椹
原菊奈と椿千志郎に手伝ってもらい黒板に書き分ける。一通りの意見を背景の討論。こうして
瞬く間に1時間は過ぎた。
 即興にしては良い出来だ。これより後は、さすがの高子も緒方を先生として認めざるを得な
くなった。
 こうして、心配していた加賀高子が加わる最初の授業が終わった。その日。神崎佐枝子はい
つに無く自信たっぷりの緒方を怪しんで尋ねた。
「いったい何があったの?」
 すると緒方はこう答えた
「今日、高子ちゃんのおかげで初めて先生になれましたよ」
 それならばと、神崎は失踪事件のどさくさで聞く機会を失っていた例の件を持ち出した。
「緒方くん。以前高子ちゃんと何があったの」
「つまらないことです」
 緒方は笑ってそう答えた。
24待機:02/04/06 03:01 ID:ol6e4cgf
ああ、偉そうにして済みません。
2519:02/04/06 03:04 ID:MGsqWDZY
>>23
難しくてわかりませんでした。
自分で調べてみます。
2619:02/04/06 03:06 ID:MGsqWDZY
わかった。
アメリカ人が考えそうなことだね。
27松本留五郎:02/04/06 03:09 ID:6zRGpgW/
「宝石のかけらを散りばめたようにも見えます」=「大阪書籍小」
「ふたには小さなダイヤモンドが散りばめてあった」=「学校図書中」

「散りばめる」は、誤用です。全ての辞書類にも採録されておりません。
日本語として定着していないということです。
「はがき」は、ふつうは仮名書き、それが、「書き損じの葉書き一枚…」=「東京書籍小」
と送り仮名付きで提出されているのです。「葉書き」は誤りです。
こんなこともチエックできなくて、「文部省検定済み」とはおこがましい。
28実習生さん:02/04/06 03:13 ID:dqCmreKB
>>19
明らかに向山型授業ですね。
秋山氏は卓上ゲーム@2ch掲示板のPBM関係
http://game.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1011011485/l50
http://game.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1014758322/l50
で何かと話題になる人ですが、なかなか調べて書いてますよ。

29実習生さん:02/04/06 03:19 ID:dqCmreKB
>>17
秋山真之は「あきやままさゆき」ではなく「あきやまさねゆき」と読みます。
確か、同名の明治海軍参謀から取った名前です。
30実習生さん:02/04/06 03:28 ID:iMPL+XS6
皮相的な愚策を弄してるようじゃ、現状を変える意味はないよ。
言葉と観念と感情と声の響きと・・・・人間の言語活動についての
多面的で多層的な体験と認識を与えるための改革なら大賛成。
31名無しさん@Emacs:02/04/06 04:28 ID:BH22qd/0
正直、サパーリわからん。
32実習生さん:02/04/06 04:35 ID:8Goldzab
是非、ここをお訪ね下さい
http://www.tos-land.net/
33実習生さん:02/04/06 05:50 ID:MGsqWDZY
>>30
抽象的なやつだなー。
34musicjim:02/04/06 17:38 ID:um6DkuJ+
>>
分析批評をそれほど知っているわけではないが、向山型ではない。
雰囲気どころか、全く異なる。
作業が終わった後に立たせるのは、ひんぱんに行っているわけではない。
写し終わった子に挙手をさせ、教師が把握しておけばすむことだ。
この文章であれば、早くできた子ほどずっと立っていなければならない。
また、「作者云々」の前に行われている一連の発問は、私は応えられなかった。
(「なぜ」発問は、基本的にタブーだったはず。)
「作者」は大人に決まってる。分析批評では、「話者」と言う言葉を使う。
また、何も知らない児童に対していきなり専門用語をぶつけたりしない。
討論をしたとは書いているが、一定の結論は出していない。

向山型を知って、ちょっと授業で実践している人の授業という感じです。
35musicjim:02/04/06 17:39 ID:um6DkuJ+
抜けていた。
>>23でした。
36実習生さん:02/04/06 18:06 ID:NKxm5lsP
>>34
あれは向山型を修行し始めた方の授業と言った感じですが、
決して向山式ではありませんね。
それでもまあ、よく調べました。ところでPBMってなんですか?
37コギャルGET:02/04/06 18:08 ID:WYEJy9+c
http://www.coolranking.net/deai/topsites.cgi?kadokado

究極で会える高校生いつでもヤレル
38実習生さん:02/04/06 19:59 ID:dPHlP6Ke
何型だろうが、スタイルだけをいくらまねても授業者に具体的な目的意識が
なければ魂入れずの仏でしかないのに。
国語は「何を」教えたらいいのか、それを自分で体得するまでが(もしかしたら
一番)難しい教科だと思う。
「何を」……書いてみようと思ったけど、短いことばになりそうもない。
39実習生さん:02/04/06 21:04 ID:fl6/yOYd
>>36
PBMは郵便などを使用して行う、RPGゲーム。
D&Dとかソードワールドとかを代表とするテーブルトークロールプレイング
ゲーム(平たく言えば、大人のごっこ遊びかな?)
を月一の割合で、[行動宣言]−>[結果の小説]−>[行動宣言]
の順で繰り返します。それで1年経って終わってみたら、PC(ドラクエ
なんかの自分が動かすキャラ)が登場するオリジナル小説が完成する。って仕組み。
ただ、参加者が少なくとも数十人。多ければ二千人以上になるため、他の人の思惑
とかあって、なかなか思い通りには行かない。
他の参加者と交流して情報を集めたり、共同戦線を張ったりして、工夫するの。
現実よりも成功率は高いから、比較的派手に活躍することが可能。
但し、回りを敵に回したものの末路は哀れ。ある意味2チャンネルとかと同じ
だよ。
もっと詳しいことは専用のスレに行って聞くと良い。
しかし、たかがゲームの描写にしては勉強している。
いや、他のPBMでの学校描写が酷すぎるからな。
40実習生さん:02/04/07 06:54 ID:DKyBoueF
>>38
読み書きだけ教えてください。
4138:02/04/07 16:35 ID:9ghNqcKV
>>38
多分それでいいって思ってる人もけっこう多いんだろうね。
そういう人は、高校の国語=古典文法&五択の絞り込み用読解技術の修得と考える
のかな。「読み書きそろばん」はとても重要で、これなしに学力もくそもないから
一生懸命やらせる、それは当然のこと。
でも、「だけ」じゃだめです。
すこし書くと、日本の教育において「哲学」に相当する部分を受け持つのは実は
国語です。(これを自覚していない国語の教員が多すぎる)
上でも誰かヴィトの名を挙げてたけど、何もヴィトを教えよということではないです。
小中の社会と道徳・高校の歴史と倫理は、内容から言っても単位数から見ても、その役を背負いきれて
いない(そもそも倫理学は哲学のほんの一部しかカバーしないし)。
4238:02/04/07 16:37 ID:9ghNqcKV
自爆した。41は >>40 です。
4340:02/04/07 16:45 ID:DKyBoueF
>>41
> すこし書くと、日本の教育において「哲学」に相当する部分を受け持つのは実は
> 国語です。(これを自覚していない国語の教員が多すぎる)

俺の考えでは、ここが問題だと思う。
国語の守備範囲が大きすぎ。
教科わけるべき。哲学と日本語に。
で、小中学校で哲学教える必要なし。
4438:02/04/07 19:13 ID:9ghNqcKV
>>43 >小中学校で哲学教える必要なし。
中では必要だと思います。実際、彼等は哲学を切に欲しています。(いわずもがな
だけど中学生が「僕は哲学を勉強したい」と意識の上にのぼしているわけではない)
現在の中学校では、よい国語教師の授業にめぐちあえなかった場合、かろうじて
「部活」が哲学教育の代替機能を果たせる可能性があるものの、それも低確率。

中高の国語を「現代文・古文・漢文」でなく「文学・哲学・言語」に分ける案なら
ちょっと賛成。まあ、どちらの分け方をしても結局相互に干渉しあうのは避けられない
んだけど、後者の分け方でそれぞれの専門教育を受けた者がちゃんと授業を担当すれば
今よりずっといい結果を生むと思う。
45実習生さん:02/04/07 22:46 ID:eabicTYR
>>44
確か、大学の哲学科では国語の免許は取れず、社会の免許が取れたような気がするのですが。。。
46実習生さん:02/04/07 23:06 ID:DKyBoueF
>>45
そういう点も問題って言えば問題だよね。
47実習生さん:02/04/07 23:12 ID:xNkHxpzu
高校ならともかく、中学では教科の専門知識よりも授業での指導力や柔軟な精神力
のほうがより重要なのではと思った私は、あんぽんなのでしょうか。

教職に転職して一年、中2.3年生を教える時、古典と漢文については
大学時代専門で学んだ分野だったのですが(教材の下調べが必要ない程度)
もう一つの教材研究=どう授業を展開するかで悶絶しました。

哲学は、どの教科の中にもうっすらとその影を差しています。
何故なら哲学とは存在そのものについて問いかける学問だからです。
響きは崇高だけど、実は泥臭い日常性のなかにこそ隠れている真理の数々。

それを、個々の生徒が個々の個性に見合った場所で(教科にしろ、部活にしろ)
見いだしその輝きに触れることが出来るように指導できればそれでいいと
思うので、哲学という区分けは必要ないと思います。国語でやらなきゃ、と
気負わないほうがいいような気もするし・・・
例えば、円周率について学んだとき、世の理を深く感じて、感激したり
なんて経験、ありません?

ただ現実には、横並びでお遊戯ちいぱっぱなことをするのが当たり前の現場をみて
とてもショックだった、というのが一年やってみての感想です。青臭くてすみません。

文法をやると(あるいは古典をやると)生徒が国語嫌いになるから、さらっと
流す程度だ、と言って憚らない先輩に唖然としました。それを「面白く」やるのが
毎月のお給料の意味だと思っていたのに・・・

作文一つろくに書けない子供に、評定で5をつけざるを得ないこの不条理。
回線切って逝ってしまおうかと思うほど(本気で)悩んだ一年でした・・・

あ、話は逸れるし、スレ違いだ・・・逝ってきます。
4838:02/04/08 00:40 ID:77Rzypp7
>>47は昨年度が国語教師1年目?がんばって。(作文書けない子に5がつくのは評価
基準の設定の仕方が不条理なものであるということ。それをこそ見直そう。)

哲学科で取れる免許が社会なのは、倫社で哲学史を講ずることを前提に考えられてる
のだと思う。ソフィーの世界みたいなやつ。
「史」でない哲学そのもは、直接的にはしばしば文学の形を借りて語られることが多い。
また、例えばπの神秘は、それ自体はやはりあくまでも数学上の神秘であって
(ひとつの究極といえばeのπi乗=-1かな)、これのすごさは、本当はやっぱり数学を
通してしか感得できない。そして哲学は、世界がそういう真理・神秘を持っている
っていうことについて、言語をもって「語る」ことで得られるもの。諸科学の真理それ
自体と、それについて語ること(哲学)とは、あくまでも別物なんだよね。
すべての教科はもちろん真理への窓口だけど、現状の教育課程にあって学んだ真理の
評価法(つまりメタ言語の扱い方)を直接教授するのは、やっぱり国語以外ないんじゃ
ないのかな。哲学という科目が出現したあかつきには、喜んで譲り渡すけど。
49実習生さん:02/04/25 21:55 ID:nlp/94AY
国語の授業は先生によって全然教え方が違う。なんとかならんかなー
50     :02/04/25 22:05 ID:eev+duOy
1は入試のためにしか勉強しないの?
勉強,おもしろいじゃん。
それがわからないなんて,かわいそうな人。



51実習生さん:02/04/25 22:10 ID:GCG8pn+B
>>50
勉強が面白い?
ウソツキかバカかどっちかだな。
52実習生さん:02/04/25 22:52 ID:Np4ZXp1P
で、>>1の文章を添削したレスは何番にあるの?
誤字脱字じゃなくて、文法的に問題あるでしょ?
>>1は身を以て国語の重要性を説いてくれてるんだよね。
53実習生さん:02/04/26 00:34 ID:G1QN2dVd
>>51
勉強が面白くない?
こりゃ、真性バカだ。(藁
54アンチ文部科学省:02/04/26 01:25 ID:hz3X+dmi
正しい科学教科書を作る方法については
http://nara.cool.ne.jp/mituto/mat.htm
を見てください。
55実習生さん:02/04/29 23:34 ID:283Sf0Lk
勉強は面白い。知らないことを知ることはとても興味深いことだと思います。
56実習生さん:02/04/29 23:37 ID:aa78YDEq
思い切って、高校の現国で三島由紀夫でもやれっつーの。
がぜん盛り上がるぜ。
57実習生さん:02/04/29 23:40 ID:aa78YDEq
面白いっていうより、充実感があるってことならわかる。
58実習生さん:02/05/10 18:17 ID:tmyNPKP/
国語の勉強=人生のための勉強(生き方)
国語の勉強は受験のための勉強だけではないYO

59_:02/05/11 01:04 ID:0uJTpFg0
>前から思ってたのだが学校の国語授業の授業は、 ←授業の授業?
>意味がないです。あんな授業受けっても入試で ←受けっても?
>通用するようにはならない。学校の国語の授業を
>10年受けてもレベルは進歩しない←文末に句点は?

取りあえず、君の国語力が入試で通用するレベルにはないこと、
そしてそれが、
1)君に「学校の国語の授業をうける程度の国語力」がそもそもないこと。
2)君を教えた教師が、残念ながら並以下だったこと。
の、おそらく両方によること、

が見てとれます。

取りあえず、>>1はどんな授業を受けてみたかったのさ?
そこから語るが吉。

60実習生さん:02/05/11 13:50 ID:QPCtNAmJ
おう、警官の帽子をひろった奴。
http://www.nagaiharu.com.cn/messages/sinnyoum.htm

在瀋陽日本国総領事館 総領事 岡崎 清 
在瀋陽日本国総領事館 副領事  貴家尚哉

おまえ、主権侵害されてる現場に居合わせて、帽子拾いかよ。
ふざけんなぁコラ!はやく首切れタコ野郎。

みなさんふるってご参加下さい。
http://www2.mofa.go.jp:8080/mofaj/mail/qa.html
外務省への抗議はこちら!!

中国・瀋陽の日本総領事館事件で、中国外務省の孔泉報道局長が11日に
発表した談話の要旨は次の通り。



 一、5人の身分不明者が正門から総領事館に強行進入しようとしたのを、
中国の武装警察部隊が阻止しようとしたが、うち2人が総領事館に入った。
武装警察官は副領事の同意を得て領事館に入り、2人を連行した。その後、
同館領事が中国側から状況を聞き、中国の公安当局が5人を連行することに
同意し、武装警察官に謝意を表した。

 一、中国側にはウィーン条約に基づき、領事館の安全を保証する義務があ
る。5人は正常な手続きをとっておらず、身分も不明で、領事館と領事館員
に危害を与える恐れがあった。武装警察官の措置は純粋に責任感に基づき、
条約の規定にもかなっている。中国側が無断で総領事館に入ったという言い
方は成り立たず、日本側は中国側の行為を善意に理解すべきで、事態をエス
カレートさせるべきではない。


 一、中国側は一貫して中日関係を重視し、両国間の偶発事件を冷静かつ慎
重に処理している。98年5月、日本の多数の警官が無断で在日中国大使館
に進入し、身分不明者を強制連行した。その時、この精神に照らして対処、
処理した


Japanese police has done the same thing.It is just for safe.
61実習生さん:02/05/11 20:45 ID:l7HJ8YB6
国語の授業はつまらない。
古文・小説は特につまならい。
62実習生さん:02/05/11 20:46 ID:l7HJ8YB6
つまならい→つまらない
63国語の教師:02/05/11 22:41 ID:5cOTFPQY
俺が教えてやれなくてごめんな。
この世は決して平等じゃないよな。
(断っておくがマジレス)
64-:02/05/16 21:45 ID:2Ypa55B7
国語の読解力って結局どのように力をつければいいのでしょうか?
本や新聞を読めろ一般には言われていますが当方は毎日新聞を読んでいますが全然偏差値が
あがらない。学校の授業もノートを取っているだけで全然効果なし。
どなたかアドバイスを?やはり国語と言うのは生まれもったセンスで決まって
しまうのでしょうか?
65実習生さん:02/05/16 23:52 ID:DIkgflve
>>64
> 当方は毎日新聞を読んでいますが全然偏差値があがらない。

朝日新聞にしろ。
66名無しのごんべ:02/05/17 00:02 ID:M8DCkoPh
偏差、上げたいなら、もう塾しかないよ。私、本読むの好きだけど、高2偏差30
でやばって思って塾通ったら、60になった。学校の先生なんてまじあてにならない。
なんで違うのか聞いても、答えがこれだから。だよ!かなりおいって感じ。早稲田なんて
国語で勝負だから、まじめにやんなきゃならんしね。
67実習生さん:02/05/17 00:10 ID:MwCl334O
>>66
偏差値30なんてありえるのか?
68実習生さん:02/05/17 00:11 ID:xDzNbgyf
読み書きを教えればいいの。
69さおりん ◆XhExhfy2 :02/05/17 00:35 ID:armFAKO4
>>65
国語力を上げるなら読売新聞がいいですよ。
体質から「右」にどっぷり染まろう。
70実習生さん :02/05/17 01:17 ID:e+T9tMQR
予備校って偏差値そんなに上がるの?自分が思うには国語の読解力は生まれ
もったセンスが大きいような気がする。友達に読書を全然したことがない奴が
余裕で偏差値55以上取ってる奴がいる。
71実習生さん:02/05/17 02:25 ID:oddDNgEP
とにかく、文章を理解することに興味を持つことだな。
言うのは簡単だけど、人によっては難しい。もちろん、簡単に出来る人もいる。
ややこしい言葉が続いていても、要するとけっこう意味は分かるもんです。
どうしてもわかんなかったら、図解して理解する癖を付ける。
頭の仲でもよし。
72実習生さん:02/05/17 19:09 ID:oRYzGwDZ
>>70
「もって生まれたセンス」という言葉は、いま現在国語ができない者を心情的に
なぐさめるだけ。
実際問題としては、遺伝的な個人差は(ゼロとはいわないが)ごくわずかでしょう。
ただし「出生後現在までの家庭環境」の違いは、かなり決定的に大きいと思う。
(物心がついてからの本人の努力だけではカバーしきれない、という点では似ている)
>>71
あなた自身がおっしゃる通り、言うのは簡単だが難しい人にはやっぱり難しい。
そもそも自分で図解できればそれはつまりわかっているわけで、苦労はない。
トートロジー。
73実習生さん:02/06/08 17:59 ID:Iws88YT+
スレ違いかもしれませんが・・・
一ヶ月前、ある国語教育の研究団体から講演(夏休み期間中)を打診され、承諾しました。
しかし連絡がないので、その団体の会長に私から連絡してみたところ、
「はぁ?あんた誰?」
おいおい、会長さん、あんたがどれだけ偉い方かは知らないけど
仮にも国語教育の団体の責任者が「あんた誰?」って日本語を使うのかい?
という疑問を抑えて、やっとのことで私の主張を伝えると
「あーー。次の機会に講演をお願いすることになってます。」
一ヶ月も連絡をしなかったことを詫びるほうが先じゃないの?

こんな人が率いる団体に所属する国語科の教員。
そしてそんな教員に国語を習う、全国の生徒たち。
気の毒です。
74実習生さん:02/07/01 19:38 ID:lEEC57N3
age
75:  ::02/07/01 19:47 ID:AGW9ZQDq
なんか上げてくれてる方がいるんで書きますね。
現代文っていうのは、一度上述しましたが、本当にパズルです。
読み方、選択肢の落とし方、記述のまとめ方、そして何より重要なのが
問題製作者側の意図を読み取る事だと自分は考えています。
全ての問題には「製作者」がいるんです。
例えば選択肢で2個残ったとしたら、どこかに「引っ掛け」があるんです。
この「引っ掛け」を読み取る方法は、基本的には問題慣れで修得するべきだと思いますが、
それ専門の本(純粋なテクニック本)も売ってるハズです。
現代文の裏技とかだった気がします、読んだこと無いんで分かりませんが。
これは点数をサクっと稼ぐのには非常に有効だと思います。
ただ、やはりある程度難しい学校(早稲田とか)の現代文では、
絶対にこれだけでは解けません。きちんとした読み方・問題慣れの上で
それらの知識を知っていてこそ、有用に使えるんじゃないかと思います。

ここで、特に一番基本となる「読み方」について簡単にレベルアップする方法を書きます。
自分で勝手にやってる方法なので、使えるかどうかは分かりませんが、一応。
まず、問題を軽く読み流してから本文へ入りましょう(俺はいつも忘れてしまうんですが、、、)
そして、ココがポイントなんですが、◆常に話しの流れを頭の中で「イメージ」として作り出す事◆。
◆ただ読み流してるだけじゃダメ◆なんです。
物語を思い浮かべるのではないので、情景とかそうった類の具体的なものではないのですが、
筆者が何を述べているのか、それを飲みこみながら読み進むようにして下さい。
ただ、◆具体例の部分はそんな難しく考えないで軽く読み流しても大丈夫◆だと思います。
◆もし分からなくなったら、分からなくなった部分の少し手前から読みなおし◆ましょう。
少しくらい時間がかかっても平気です。現代文ニガテな人は特にですよ!
◆の間は本当に重要なコトだと、自分では思って書いてるつもりです。
これだけ意識してやるだけでも、文が読めない!って人はずっと楽になると思うんですが、、、

何も縋る物がなく、苦手なのでしたら、是非やってみてもらいたいです。
俺の現代文エッセンスの大事なトコを結構頑張って書いてるつもりなんですよ、これでも。


76実習生さん:02/07/01 20:01 ID:Nkmk7Zj3
>自分が思うには国語の読解力は生まれもったセンスが大きいような気がする。
大きいというよりほとんどそれ(遺伝的なものかどうかは、論じる意味がない)。
解答が記述式の場合は、ある程度、答案を書く練習の効果はある。
マークシートの場合は、ぜーんぜん、ない。
だから、>>1の言っていることは間違い。入試のレベルをあげるための授業だと
思うのが間違い。
77国語教師:02/07/22 00:13 ID:9hZovB5S
国語の成績は「文脈をきちんとたどる訓練」をさせるしかない。
それのできる教師が良い教師。
生徒が嫌がらないように上手にね。

俺はまだ上手くいかない。前の学校に上手な先生がいたよ。
78実習生さん:02/07/24 18:49 ID:qarHjmgM
今日の日経で
小学館が本が売れないから
図書館の貸し出しを有料にしる!とか逝ってる、、
79実習生さん:02/07/24 19:16 ID:zwzSYMHj
>>1
入試でって言う時点でレベル低すぎ。
80実習生さん:02/08/06 06:09 ID:5TolT1Is
age
81どとうとしや:02/08/29 22:08 ID:GxTTEy05
現代国語に関して言えば、
  ・迅速かつ正確に読む
  ・特に、二重否定や引用に気をつける
  ・論点を整理できるようにする
  ・論述には、感情ではなく事実で迫る
 あと日本語論とか、語彙論とか、そういうのを高校課程までに身につけるべき
国語の入試試験の正解を固定するのが無理な場合もある。
学問の構築はいろいろなやり方がある。
反論レス歓迎します!
82実習生さん:02/09/01 23:26 ID:f63nCDAF
このスレに国語教育の専門家がいらっしゃることを信じて、
以下の二点について質問とお願いをします。

私は学校国語教育にほとんど期待していません。(失礼)
自分の子どもには何とか国語力をつけてやりたいと思っていますが(いまはまだ子どもはいません)、
@家庭でできる国語教育について、具体的な方法を教えていただけませんか。

また、このスレの本来の主旨である「(学校における)日本の国語教育」に期待できるような、
Aすばらしい授業を実践なさっている方がおられましたら、その実践をぜひこの場で公開していただけませんか。

ちなみに私が子どもにつけてやりたい国語力は、@他者と言葉で交流する力、A自分の生き方を考える力です。

83 ◆TLe2H2No :02/09/02 02:30 ID:9VaHv8db
>自分の生き方を考える力です。
これは「国語」ではないだろ
84実習生さん:02/09/02 02:44 ID:okk7+AvH
81さんの言う通りで、感覚よりも本文中から答えを見つけ出す方がいいと思う。
>82本の読み聞かせが大事。
>69極端なイデオロギーが表れていない文章が一番
85実習生さん:02/09/02 02:49 ID:Nap6aorc
理数や英語は努力次第でなんとでもなるが、国語ができるかどうかは潜在的能力で決まると言っていいと思う。
86実習生さん:02/09/02 17:26 ID:ySGKFvWq
知り合いに、小学で芥川龍之介や川端康成の文庫本を読み、中学では丸山真男や網野
善彦を読み、と、優れた読書傾向を示していたのに、高校以後、さっぱり本を読ま
なくなった人がいる。早熟の悲劇と言うべきか・・・
「学校の現代文で、くだらない読解を延々とやっているうちに、なんだか読めなく
なった。あれは、誰が決めた理論でやっているんだ? 例えば、文学部唯野教授あたり
に書いてあるような批評理論は、国語の先生はまったく知らないんだろ? テスト
も、つまらないし。作文も、先生の気にいるように書かないと、誉めて貰えないし。
これは社会もそうだった。大筋の把握もなしに、ちょぼちょぼ用語を覚えて、なん
になるんだよ・・・作家や学者たちは、あんなつまらん教科内容、入試を、どうし
て放置してるんだ。真に受けるヤツほどバカになる。学校が、学問嫌い・本嫌いを
作っているんだよ!」
こういう人は、例えば東京の武蔵のような学校に、行くべきだったのだろう。残念ながら、
彼の居住地域に、そんな学校は存在しなかった・・・

そもそも、国語の教科書からして、いまだに、掲載者に、まともな印税を払ってな
いんでしょ。あれは、宣伝になるから、著者も許しているのだ。本音では、ちゃんと
印税が欲しいはずだ。原著作者の権利すら、踏みにじっている教科書で、モノを教えるなボケ!
87 ◆MByk4ZR6 :02/09/02 17:32 ID:0xwZ/ax6
論説文なら最低「二元論」は教えにゃいかん。
二元論は論説文の王道だしセンター試験でも
定石だからね。国語の教科書をただ読んでって
「筆者の言いたいことは。。。」って場当たり的
な授業じゃなしに、もっと一般論的な授業を
せにゃいかん。それと出来るだけ授業では本を
紹介して教養に対する向学心を植え付けてよ。
8882:02/09/03 00:07 ID:FvG5rqQt
>>83
「自分の生き方を」は蛇足だったかもしれません。
ただ私自身、自分の生き方に迷いがあってつらいので、子どもには
しっかりした考えをもってもらいたいと思っているのです。
まあとにかく「考える力」です。考えるときは日本語を使うわけですから、
日本語がしっかりしていないと思考も浅くなってしまうと思うので。

>>84
「本の読み聞かせ」はよく耳にしますが、やはり効果があるものなんですね。
幼児期だけでなく、例えば本嫌いの中学生にやっても効果はあるのでしょうか。
それとも中学生だともう手遅れなんですかね。

>>85
「潜在的能力」って生まれつきの能力ということですか。つまり遺伝ですか。
そんなこと言われると絶望してしまいます。

>>86
高校のときの現代文は授業の記憶がありません。w
古文の文法と漢文の句形の暗記の授業はおぼえてますが。
現代文は何にもきいてなかったのかもしれない。
「くだらない読解」やってたのかな。w

>>87
「二元論」って何ですか。できれば具体的にお願いします。
辞書を引いたら「ある事柄の本質を解釈するのに、二つの対立する観点から
説明しようとする方法(新明解国語辞典 第二版)」とありましたが、
いまいち理解できません。「二元論」を家庭で教えることはできますか。

>出来るだけ授業では本を紹介して教養に対する向学心を植え付けてよ。
はげしく同意。書店や図書館に行くと自分好みの本にしか目がいかないから、
偏った読書になりがちですしね。学校で本を紹介してもらえたらいいですよね。
89元塾講師:02/09/03 14:43 ID:B2pCVhwI
『なぜ?』『どうして?』を考える力をつけるのが国語だと思います
塾講師をしている時にはそのことを意識して生徒たちと接してきましたし
そうした結果全教科生徒たちの偏差値は上がりました

基本を教えることは大事なのはわかりますから
ある程度の詰め込み教育は必要だと思いますが
知りたいという気持ちを育まない国語は無駄だと思います
90実習生さん:02/09/03 16:05 ID:vfVxxjoA
>82
中学生になって親の言う事を聞く子はいるのかな?
91実習生さん:02/09/03 16:59 ID:nzimgcdu
国語の教科書には結構面白い作品が載っているよ。
息子も学校で習った作家に興味を持ってその作家の別の作品を読んだりしていた。
あと小説と論文はちょっと違うんだろうな。
論文は論理的な明快さが必要、小説は生き方を考えるような要素が必要。
まあ面白いと思う本を濫読すればいいんだろうけど。
息子は国語の成績が中学時代から良かったが実に本をよく読んでいた。(地下鉄の暗いホームでも文庫本を読んだりしていたので眼は確実に悪くなってしまったが。)
でも読書量だけでなくやはりある程度のレベルの本を読まないと読解力は伸びないかも知れない。(読解力は精神年齢と関係している気がする。)
92実習生さん:02/09/12 22:08 ID:nhdwTdKY
>>88
二元論。
87じゃないけど、AとBを比較しながら論じていく手法のことでは?
例えば「日本の国語教育」について論じる時に、
「アメリカの国語教育」と比較しながら論じることで、その特徴や問題点をより浮き彫りにする。
あるいは自分は「国語教育の中で読書感想文を重視すべき」という意見であれば、
「読書作文は不要である」という意見と比較しながら論を進める。などなど。

こういったものの見方は、受験に限らず、
自分を他者との関わりの中で相対化して独善的にならないようにし、
自分の意見に説得力を持たせるためには、当然必要とされる態度だと思う。

家庭でも教えられると思いますよ。
石原千秋氏が「秘伝国語入試問題必勝法」で、なんだか大発見のように書いてたが、
国語のできる子はみんな当然のように身に付けているはず。
93実習生さん:02/09/12 22:28 ID:8JkuvR9J
丸谷才一でも参考に読んでみたら、どや?
94実習生さん:02/09/15 23:37 ID:EtNJ0a12
今、情熱大陸を観ていて思い出したんだが、
校長から斉藤孝を見本にして、
リーディングを重視した国語教育をやれ、
と要望されている。
俺も国語教師をやっているからには、こだわりがあって、
リーディングを重視するなら、発声・発音(アクセント・イントネーション)
まで踏み込みたいと思っている。
実際、リーディングを重視している方、いらっしゃったらご意見ください。
(当方、都内私立女子高附属中学)
95実習生さん:02/09/15 23:53 ID:xT/LcFQE
>94
リーディングを重視するなら、発声・発音(アクセント・イントネーション)
まで踏み込みたいと思っている

頑張ってください。最近の若い女の子の話し方ってどうみても馬鹿まるだし。
あゆのせいなのか、もともと蓄膿ぎみなのか、ぽかん口で気持ち悪い。
あんなのが、社会人なれるのかね?まっ学校でしっかりやってくらはい。
96実習生さん:02/09/16 00:02 ID:xj8GohLw
94>

百人一首でも憶えさせてみたら、どや?

滝廉太郎だとか、文語体で書かれた歌を多量に歌わせてみたら、どや?
97実習生さん:02/09/29 09:06 ID:LIjAkBA2
表現力を伸ばすような授業をしてほしい
大体からしてあほうな教師からはあほうな生徒しかできん
そこんとこちゃんと分かって授業に取り組んでほしい
98_:02/09/29 16:13 ID:Vbq4yp39
そもそも豊かな人生経験を通して「感性」を育むことが、何よりも一番大事。
99実習生さん:02/10/01 04:28 ID:Bv7OYwLu
さて「読書の秋」がやって来たわけだが
読書シーズンになると決まって始まる「少年の為の名作読書のススメ」のようなもの。
例を挙げれば「こころ」「斜陽」「変身」「罪と罰」「若きウェルテルの悩み」等。
これが問題なのだ。現代の十代にとってこんな本が面白いわけないじゃないか。
まず難し過ぎる。文学作品に刻まれた難解な意味を読解するなど十代には到底無理である。
更に古過ぎる。いずれも何十年も前も昔の本だ。いくら現代にも通ずるテーマであっても
自分の爺さんが生まれた頃の小説に共感しろというのはそりゃ無理だよ。
難解で古臭い小説を手にした読書ビギナー少年はただ字面だけを追って本を読み、
「読書とは文字を追う事」と認識、以後マンガ以外の一切の本を読む事はないのである。
100実習生さん:02/10/01 05:27 ID:yzeDqJSI
↑浅羽通明?
101実習生さん:02/10/03 00:54 ID:IO9H9TNW
>>98

国語教育のスレなんだから、ナンセンスな発言ではないのか。
こういうやつを減らすことこそ国語教育の使命ではないのか。
102実習生さん:02/10/03 04:01 ID:Th7I8HnO
>>94
些細なことだけれど、国語を教えていて文を読ませるときには必ず
「語尾を上げて読まないように」とだけは言っています。
本当に語尾を上げて読む生徒が多いんだよ..。どうしてだろうか。
103102:02/10/03 04:04 ID:Th7I8HnO
>どうしてだろうか。
思ったので自分でレスしてしまうと、「自分の"読み"に責任を持て」というような
ことかな。
104実習生さん:02/10/03 10:52 ID:ZZdHRlEF
上がり調子にするのは、90年後半?からの
傾向で相手に対し常に確認を求めようとする
心理とか何とか。断定表現を避けるみたいな。
やっぱり上がり調子にならない読み方喋り方
にすべきでしょう。かね。
105_:02/10/03 20:54 ID:dW9JwneP
>101 キョーイクキョーイク言ってたら人間が育つのか?間抜け。

今年のセンター試験の現国問題でもまず読んでみろ。ヴォケが。
106実習生さん:02/10/04 23:10 ID:2mkd1GEZ
>>105
「キョーイクキョーイク言ってたら人間が育つのか?間抜け。」

誰も「キョーイクキョーイク」なんて言ってないし。ドンキホーテ状態ですね。
それに国語教育は学校という制度の枠内の話なんだから、
「豊かな人生経験を通して「感性」を育む」などという言葉は、
教育現実を改善するためには抽象的すぎる。曖昧すぎます。

これこそ国語教育以前の読み書きの問題だと思われ(藁)
107実習生さん:02/10/05 23:33 ID:iGqUcN6h
>>104
たぶん意図的だと思うが、>>104の書き方自体が断定表現を避けてるね(w
108_:02/10/06 00:53 ID:y010qvvL
>106 ますます間抜け。

「学校という制度」の中で「豊かな人生経験を通して感性を育む」ことができないなら
学校なんて本当にいらんぞ。

生徒を教室で椅子に座らせて、ハイ書き取り始め。何分で感想言え…云々。
そんなことしてたら「国語力」が育つという思いこみの方が、非現実的でその効果が曖昧そのもの。

まず、特に低学年の国語教育に携わる人間が、国語という教科を教科の
枠で考えないことが何より大事だ。オレが言ってるのはそういうことだ。わかるか?
109実習生さん:02/10/06 10:58 ID:LGhJGvQr
国語という教科の枠の中で「豊かな人生経験を通して「感性」を育む」?
意味不明。美辞麗句を並べて悦に入ってるだけではないのか。
批判対象の描写も自分に都合よく矮小化してるだけに見える。
110実習生さん:02/10/06 22:03 ID:qJrCzy5G
>>108
「まず、特に低学年の国語教育に携わる人間が、国語という教科を教科の
枠で考えないことが何より大事だ。オレが言ってるのはそういうことだ。わかるか?」

普通わからねえだろ。

「まず」と「特に」を併用している時点でバカだよこいつ。
111_:02/10/08 22:07 ID:bkjjagql
>109 「国語という教科の枠組みでモノを考えるな」と書いた意味が分からない
    阿呆は、黙ってた方が恥をかかなくて済みますよ?

>110 「まず」は「大事だ」に、「特に」は「人間が」にかかってますが、何か?
    公文式の小学5年生国語「修飾語の関係」からやり直した方がいい
    阿呆は、やはり黙ってた方が恥をかかなくて済みますよ?




つーか、この程度の国語力もない人間が国語を語るとはね……やれやれw
112実習生さん:02/10/08 22:51 ID:6Vbu80R8
>「まず」は「大事だ」に、「特に」は「人間が」にかかってますが、何か?
ハッタリかますのやめんかい!
113実習生さん:02/10/08 23:00 ID:tVpv40q2
>>111
「何より」は何にかかっているのか?
114実習生さん:02/10/08 23:03 ID:tVpv40q2
「まず大事だ」で意味は通じるし、「何より大事だ」も通じるのだが、
では「まず何より大事だ」はどうなるのか。これって強調ということ?仰々しくないか?
二十下記子だけど。
115109:02/10/08 23:54 ID:uXc2IhUQ
>>111
「国語という教科の枠組みでモノを考えるな」ならまだ主張自体は理解可能だが、
そこに「豊かな人生経験を通して」がつながるから意味不明だと言っている。
あなたの主張は次のどれ?

1.国語教育の素材として、他者の豊かな人生経験から学べるような文献を扱うべきだ。
2.教師自身が豊かな人生経験を積んで識見を備えた者であるべきだ。
3.国語科において、生徒が豊かな人生経験を積めるような授業をするべきだ。
4.国語科とは関係なく、生徒が人生経験を積めるような授業を行うべきだ。

おそらく3を主張しているのだろうと思うが、国語科の中で生徒に「人生経験」
をさせるとは、はたしてどのようなことを念頭に置いているのか? 具体的な
説明なしに他者に理解させるのは困難だろう。
あるいは、4かもしれないが、それではほとんどスレ違い。
116実習生さん:02/10/09 09:36 ID:WgAtwHkD
修飾語の問題じゃなくて、カテゴリーの問題だろう。
「特に」を受けて低学年の教師が仕事をはじめたら、
中学年・高学年の教師は「まず」を受けられなくなるんだから。

>>110のいいたいことは、そういうことなんじゃないの?
117実習生さん:02/10/09 14:20 ID:bQVjRpfJ
どうでもいいから、小・中ではもっと作文の訓練しろよ。
理工系志望の高3に、小論文指導の前に作文指導が必要ってどうよ?
まぁ、理系で推薦ねらいののレベルだからかもしれんが、
それでもあんまりだ。もう少し書きの訓練させろ。
中身の指導に入るまでに時間がかかりすぎる!
118_:02/10/09 22:37 ID:pQjbZP/o
>115 先に聞いておきたいが、お前まさか生徒に国語なんて教えてないよな?
それだけ確認しておきたいんだw あのな、1〜4全部違う。

そもそも
「国語という教科の枠の中で豊かな人生経験を通して「感性」を育む」
というのは109の阿呆の単なる誤読だろ。

何度も言うが、オレは
「生徒に豊かな人生経験を「学校教育の枠の中で」積ませ豊かな感性を育め」
「国語を教えるからと言って「国語科という教科」や「国語の授業」という枠組みにとらわれるな」
と言ってるんだ。

何も国語の時間に国語の教科書を使って国語を教えるだけが国語教育じゃないと
オレは言ってるのだ。「学校教育の枠組み」という言葉はお前にとって
「授業」と同義なのか?委員会活動だってHR活動だって文化祭だって体育祭
だって掃除だってボランティア活動だって家庭訪問や保護者懇談だって
登下校だって友達関係だって昼休みだって……全てが「学校教育という枠組み」の中のものだ。

いやしくも「国語を教える教師」なら、そのあらゆる機会を捉えて生徒に豊かな経験を
積ませ、それによって感性を鍛え、ひいては国語力を高めることを意識せよ、と。
そういうことだ。

>110、112-114
ああ、ごめん「まず」は「考えない」にかかってるんだったケラケラ
じゃあ、わかりやすく、こう書き直してやるから、もいっぺん自分の書いたレスが
いかに恥ずかしいレスか、読み直して悶えろ。句読点も読めない文盲。

「特に低学年の国語教育に携わる人間が、
 まず国語という教科を教科の枠で考えないことが
 何より大事だ。」
119_(追加):02/10/09 22:40 ID:pQjbZP/o
で、2002年度のセンター試験問題くらい読んだか?
宿題くらいきちんとやっておけ。

http://www.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/02/index.cgi?s=342&p=0&d=1
ほれ、サービスだ。礼はいらんよw
120115:02/10/10 00:16 ID:DGrHToL+
 国語教育はもちろんのこと、初等教育には関与していないので安心しろ。

 ようやく主張が多少具体的になってきたな。質問したかいがあるというもの
だ。

>そもそも
> 「国語という教科の枠の中で豊かな人生経験を通して「感性」を育む」
> というのは109の阿呆の単なる誤読だろ。

「枠の中で」という部分は誤解を招いたかもしれん。国語教育の話をしている
以上、人生経験云々するにしても、国語科から本当に離れるとは予想外だった。
比喩的表現として「国語という教科の枠にとらわれるな」といっているにすぎ
ないと理解したわけだ(たとえば、“国語科の中で将来の哲学的思考の基礎を
身につけさせるような工夫を行うべきだ”という主張が、教科の枠にとらわれ
ない例として念頭にあった。この場合、枠にとらわれないといっても、「枠の
中」ではある)。
 学校制度にまで話を広げるなら、別にここで声高に叫ぶことではあるまい。
あんたの主張どおり学校制度の枠内で人生経験を培う場を充実させるとしても
(それは国語教育にとっても後述の意味である程度は有益だろう)、それとは
別個の問題として、国語教育をどうするかを論じる必要がある。「何よりも一
番大事」(>>98)などと優劣の視点を持ち出すのがおかしい。

 しいて国語科の教育と(何らかの機会に培った)「人生経験」との関連につ
いて考えるなら、経験からその意味を読みとり知識として内面化するための素
養を身につける訓練の場として国語科が果たす役割が大きいと思う。しかし、
自らの経験を素材とするのでなければそうした訓練ができないわけではない。
その意味でも、人生経験が「何よりも一番大事」というのは大げさだろう。
121実習生さん:02/10/10 11:24 ID:b0CIf7qG
>>118
カテゴリーの問題は意図的に避けたね。(笑)
122実習生さん:02/10/10 16:24 ID:8RBQb6QE
にほんじんがのーべるしょうをとったので、「にゅーとりの、ってなんだろう」としらべたら、わかりやすいいいかたでかいてあるHPをみつけました。
ところが、いままでにきいていたこととちがうので、よーくよんだら「にゅーとりの」については、「とってもちいさい」とかいてあるだけで、
そのあとは「げんしかく」のはなしでした。よくよまないと、「にゅーとりのはちいさいげんしです」とよめるので、
りけいのえらいひとも、もうすこし、よみまちがいのないぶんしょうをかいてほしいとおもいました。
123_:02/10/10 21:02 ID:tde6gvvZ
>120 ふむ。アンタとは少しまともに話が出来そうだな。

アンタの言うことは分かる、しかしオレが「特に低学年の教師は」
と限定した意味もまさにそこにあるのだよ。

教育とは積み重ねだ。オレが貼ったリンク先の問題文じゃないが、

「雪を肌に受けて震える身体無しには、『雪』という言葉は単なる
『ゆき』という音声記号でしかない」

のだ。雪なんてみたことも触ったこともなければ、一体雪について書いた文学の
どれほどを理解することができるだろう?
豊富な経験という土台がないところに、高学年、中学、高校になって何を
積み上げようとしても無駄だ。だからオレは低学年のせめて国語を担当する教員に
は、そういう意識をもって教育に当たって貰いたい、と提言したのさ。

ちなみに、これは>121への答えにもなってるはずだがな。意図的に避けた?
>121、お前に読解力ってものが皆無なだけだろw
124実習生さん:02/10/10 22:40 ID:lxHqaI4k
>>123
言葉をささえる経験を豊富にしなければならないという理屈はわかるが、
それならばカテゴリー・ミステイクにも注意しなきゃならんのでは?
>>116の指摘はそういうところにあるんでないの?>>121への答えになってないよ。
125_:02/10/10 22:52 ID:tde6gvvZ
>124
「特に〜教師が」の部分が句読点に囲まれているのが見えるか?
挿入句だ、あそこは。
お前ひょっとして>>118の最後三行を読んでないんだな?

オレはあの文章で「高学年、中高生の国語教育に関わる人間」については
なんらコメントしてない。>>118のそこ読んで、既に理解して貰ってると思っていたが。
せめて相手のレス位きちんと読んでからレスつけようよ。

カテゴリーミステイク?(プッ
126実習生さん:02/10/11 13:44 ID:ForDhTiB
>>125
語用論とか全然わかってないじゃんこいつ。
「まず」とか「特に」とか「何より」とか連発しているんだから、他の何ものかと比較していることは明白。
高学年、中高生については「なんらコメントしてない」とは言い得ない。

>>118のそこ読んで、既に理解して貰ってると思っていたが……」
思うなバカ。言葉を精密に使用する工夫もしてないくせに。

威勢のいい言葉を並べているだけで、「信じろ!」と読者を脅迫してるだけ(藁
127実習生さん:02/10/11 15:13 ID:vBHbyghv
おまえら真面目にやれよ!!!
アニヲタの自覚あんのかよ!!
ラムが基本なんだよ!すべてはここから始まるんだよ!!
原作を完読しれっ!!TVシリーズを10日で全部見ろっ!!
亜空間アルバイトの回やつるつるセッケンの回をキャプしろっ!!!
口付け宅急便の扉絵を涎と精液でドロドロにしろっ!!!
話 は そ れ か ら な ん だ よ !!!
他のキャラに走るのはラムが卒業できてからなんだよ!!!
たとえ卒業できなくたって構やしねぇんだよっ!!!
原点なんだよ!!!伝説なんだよ!!!神話なんだよ!!!
ラム語れねぇヤシが偉そうな口たたくんじゃねぇよっ!!!
卒業できねぇヤシが『本気ラム』なんだよっ!!
もう一回言うぞっ!!!
おまいら真面目にやれよっっっ!!!!

128_:02/10/11 18:18 ID:PwAp3Q4U
>126 お前バカか?

国語教育の教科の枠をこえて考えろってことだよ!
生活科で性生活も教えなきゃならねえし、
そこでフェラチオとか感性を何より大事にするってことさ。
エロ小説読んで子どもができるとでも思ってんのか、バーカ。

オレの言いたいことはそういうことだ。わかるか?
オナニーしか知らねえアホどもが。
129ちんぽが凍る。:02/10/12 00:42 ID:lMeppPtz

         _,,,,,,,,,,,,,,,__
        ┌''ニ三三三三三ミミミ=、,
     ,.-┤三三三三三三ミミミミ,\
    ,/,彡l三三三三三三ミミミミミミミミ\
   /〃,彡レべキ三三三三ミミミミミミミミミヾ、
  ,//〃彡{"     ~゙''=ニ三ミミミミミミミミミミミ;;}
  レ〃三l; ,,        ~゙"''ーーー=弌ミミ三;}
  l/彡三;j , . - ' '   ,   :._,,..-―‐‐、ヾ;三j
  ,!;三;三j ,.-'''~ ̄`ヽ i  ::.,,..-―‐'' 、_!'i"
  'ヾ;三;;j ,.:-'ニ三ニ'⊥  ≡~ ̄    !i
    ヾツ ;      .:;l     i;_       !l
      l! ;!::     ':;l,_;;..  r-' ヽ、,   l !
      .} ;{:::.   ,     ̄   ヽ,     |"   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      {,,.j::::;:: ::'' _,. -― ''''ユ∧   !  < おだまりっ>>127
        ゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐"    /    |  
          :,.ヽ, 、  = = =      ,/     \_______  
         ゙ヾ:; ゝ...         .ノ
           ゙ヽ:;,_    ,.-'' 
          _____.ノ       (⌒)       
        //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐  
       / /:::::::::::|  /:::::ノ__ | .| 
       | /:::::::::::::::| 〈 ̄   `-Lλ_レ 
       レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
130実習生さん:02/10/12 14:52 ID:/SWc1iPj
最近生徒は
「らりってんじゃねぇよ」
って言いますけどどういう意味ですか?
131_:02/10/12 22:49 ID:esKyY+B+
>130
シンナーを吸ったこともなければ、一体シンナーについて書いた文学の
どれほどを理解することができるだろう?
シンナーの経験という土台がないところに、高学年、中学、高校になって何を
積み上げようとしても無駄だ。

だからオレは低学年のせめて国語を担当する教員には、
シンナーを吸って教育に当たって貰いたい、と提言しているのさ。

だからオマエもシンナーを吸え!
132_:02/10/13 00:02 ID:b5KyUeF4
反論できない
   ↓
程度の低い煽り



分かりやすい連中だなあ……(゚д゚)…
>126 語用論「とか」の「とか」ってじゃあ具体的に何を指してるの?
それで「言葉を精密に使用する工夫」ねえ…はぁ。
とりあえず、ヴィトゲンシュタインの探究くらい読んで出直しておいでケツ青野郎。

それと、お前が反論したかったのはオレの言葉の使い方なの?
それとも内容なの?

それとも、内容に反論できないから言葉の使い方に間抜けな突っかかり方してんの?
133120:02/10/13 12:18 ID:zWV3nPVV
>>123
 ウィトゲンシュタインは翻訳を読んだことがあるが、その示唆を得ればこそ、
新たな概念の獲得における人生経験の必要性を過度に強調するあなたの主張に
は違和感を覚える。
 「ことばの宇宙」(=論理空間)といういわば箱庭における、ことばという
「像」の操作によって新たな概念を獲得する、その積み重ねこそが国語教育に
とっては重要であると考える。現に我々の有している知識の多くには自身の実
体験上の裏付けなどない。
 土台となるのは、人生経験というよりむしろ基礎知識というべきだろう。そ
して、基礎知識を身につけるために、とりたてて学校の教科外活動に固有の重
要性があるとは思えない。たとえば、学校活動で涵養が期待される「協調性」
「努力」「忍耐」「奉仕精神」なども、その概念自体を理解することは、たと
え実体験なくしても十分に可能である。
 これが小学校低学年にかぎっては、一転して、実体験が重要となるのだろう
か。雪の例は五官に訴える側面が強いために一見すると説得力があるようにも
感じるが、なお疑問に思う。五官による直覚的理解は、概念理解にとって不可
欠の要素ではない。対象を把握するに必要な性質(寒い時に空から降ることが
ある冷たくて白い、水でできたもの、積もると一面が真っ白になることぐらい
か)を知り、「像」に対応づけられれば足りるからだ。雪に関する直覚を共有
しなければ雪について書かれた文学を理解できないわけではなかろう(野球経
験がなくても野球を楽しめる、絵が描けなくても美術評論ができるのと同様に)。
134120:02/10/13 12:19 ID:zWV3nPVV
(つづき)
 もっとも、五官による直覚が概念の理解を記憶に定着させるに寄与すること
はある。低学年ではその効果が期待できる場面が相対的に多いとはいえよう
(ただし、学校活動をいかに充実させても、国語教育との関連で有益といえる
のは低学年といえどもごく一部だろう)。また、活動の中で、体験の持つ意味
を考えさせるような話しかけをすれば、それは国語教育にも寄与する。このよ
うに体験の有用性をさらに促進する工夫はいろいろと考えられる。しかし、い
ずれの場合も、それがなければ国語教育が土台を失って無意味となるような、
論理必然の関係にはない。
 要するに、人生経験(それも学校活動におけるそれ)と国語教育とが、先決
関係にあるかのような主張は、大げさである。ある種の体験は、国語教育にと
ってというより、人生にとって重要であるということだろう。国語教育にも役
立てられれば儲けものである。
 以上、せっかくだから書いてみたが、多分に机上の空論めいてしまったかも
しれない。長文スマソ。
135123:02/10/13 14:13 ID:SU/k+kzd
>133 体験をヌキにして概念理解が可能、というのがヴィトゲンシュタインを理解した
結果だと主張するのがよくわからん。

そういう、言語をあたかも道具の様に見る見方こそ、後期のヴィトゲンシュタインがもっとも批判した
言語観であることは、ちょっとした入門書を何冊か読めば容易く理解できるはず。

小学校教師、という経験を経て、言いかえれば「(概念)説明で小にゅ意けーとコミュニケートできない相手との
コミュニケートの経験を経て」後期の彼が至った言語観が、あなたの言う

「雪という具体的なものを知らなくても概念理解は可能」

というような言語観かどうか、残念だがもう一度見直されるがよろしい。
そしたらオレがここで書いたことも理解して貰えると思う。

実際低学年の生徒にとって「ある種の体験は…人生にとって重要である」
ことはアンタも認めてくれてるとおり、ほとんど自明のことだろう。オレは、
それを「人生にとってというのは、国語にとっても大事だということだ」と言ってるのだ。

まあ、本音を言えば低学年でも遅いくらいじゃないかと思ってる。
何せ「人生で必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ」なんて本もあるくらいだからな(w






136_:02/10/13 14:37 ID:S3NZz8VN
>>134
いいか。言語の意味はその使用法なんだ。ヴィトゲンシュタインから学ばなきゃならないのはそこだ。
低学年には、砂場で学ぶような人生経験を通じて、
そのコミュニケーションの中で言葉を学んでいくもんなんだ。

言葉の使用についてはろくに教えないで、言葉についてばかり考えたってしょうがない。
ようするに言葉をどしどし使用させるような経験をさせなければならない。
感性が何より大事だってのはそういうことだ!

こういうのは国語という教科の枠におさまっていては、絶対に出てこない発想だ。

>「ある種の体験は、国語教育にとってというより、人生にとって重要であるということだろう。」

オレのいいたいことが全然わかってねーな。
教育を語るなら、『エミール』くらいちゃんと読んでおけって思うぜ(w

137135:02/10/13 15:28 ID:n7RuMsTT
例えば体験を前提に言語が成立しなければならないとすれば、歴史
研究は意味を持たなくなる。弥生時代や戦国時代の経験を現代人が
遂行することは原理的に不可能であるから。「雪という具体的なも
のを知らなくても概念理解は可能」とはそういう意味である。なら
ば、国語教育と人生経験は区分けして議論するべきで、実体験と国
語教育が同時に議論してはならない。
 言葉の意味は使用法であるとは、ウィトゲンシュタイン『確実性
の問題』に書いてあったと記憶するが、歴史を語るには歴史を語る
ための言語ゲームと各人の言語の使用法が成立していればよいので
ある。言語ゲームの経験(体験)を豊富にするという主張ならば、
納得がいく。あなたの後期ウィトゲンシュタイン解釈に疑問を感じ
ざるを得ないのはそのためだ。
 勿論、ある種の経験が言語の意味内容を確保することに異論は無
いし、必要性を感じる。直覚が概念の理解の素材になることは否定
されるべきことではない。
 また、センター試験の問題に不備があったとして低学年の国語科
教育に改善を求めるのは論理の飛躍だろう。体験の有用性、例えば
砂場の経験は生活科という教科が保障してくれるし、生活科の教科
で出来ることは生活科に任せておくべきだ。人生経験と国語教育と
が先決関係にあるかのような主張が大げさなのは、現行の教育課程
全体を見渡した主張ではないからだ。ルソー云々でもない。
 これでも机上の空論だと解釈するならば反論を待つ。率直な批判
を期待する。
138実習生さん:02/10/13 15:50 ID:ZwjmCqvO
>>137
内容はすごく説得力あると思うけど、135じゃなくて「135へ」ってことだよね。
139実習生さん:02/10/13 21:33 ID:vOgxwOCf
>>138
その通りです。混乱させてスマソ…。
140123 ◆JGMxe64F6U :02/10/14 14:04 ID:njvwkc9y
>138 自作自演じゃなきゃ、お前の脳味噌の程度も知れたものだw
>137の反論とやらがずいぶん的外れなんで、おれは頭を抱えてるよ。

ちなみに、136は俺じゃないが、今までの真似っこの中では一番上手いな。
つーか、正論書いてるじゃん。少なくとも137に比べればかなり良い。

1)後期ヴィトの思想を代表する著作は「哲学探究」(究の字がポイントだぜ)だ。
>136が言ってるのも、基はこれだ。ちょっと引用してやろう。

「20 文章の同じ意義とは、それらの同じ適用にあるのではないか。」
「43 語の意味とは、言語内におけるその慣用である」(哲学探究)

2)なぜ「歴史教育」の話になるのか。歴史教育を「体験を前提に」する必要が
あるかないかサッパリわからんが、国語教育は「体験を基にした方が(・∀・)イイ!」と俺は言ってるの。
国語教育と歴史教育はまさに「区分けして議論」すべきだろうなw
つーか、アンタ自分で自分の言ってること混乱してるなあ、と思わないか?

3)センター試験の不備??最後にBIGな謎が来たぞ。
オレはセンター試験の問題文がとても(・∀・)イイ!問題文だよ、言語と身体性の
関わりについて示唆的な文章だよ、低学年の生徒の国語教育問題を考えるについても
面白い文章だよ、と紹介しただけだが、一体いつから不備の有無なんて話になったんだ?
(続く)
141123 ◆JGMxe64F6U :02/10/14 14:04 ID:njvwkc9y
(続き)
最後に、
オレはあんたを「机上の空論」呼ばわりはしてない。
オレの書き込みは
>98 >105 >108 >111 >118 >119 >123 >125 >132 >135 そして今回の二つ(トリップ付き)だ。
ややこしいから123にトリップつけるよ。

で、お前自身の主張はどうなんだ?国語教育と人生経験は関係ない、
取りあえず昔のように漢字詰め込み文章山のように読ませ、が大事、という立場なのか?
一ついっとくと、オレの問題意識は「それで教育が成立していた時代はもはや終わった」
という所から始まってるのだ。
142実習生さん:02/12/01 02:39 ID:g9D5UzbL
age
143実習生さん:02/12/02 04:07 ID:P/4V/3Ho
海外の教育でいわゆる「国語」にあたる教科って存在するんですか?
144実習生さん:02/12/02 04:38 ID:9FlrpUT8
早く寝れ。
145実習生さん:02/12/23 03:37 ID:HDuGuuKT
結局1の疑問に対しては何も答えられないわけだ。
146_:02/12/23 22:05 ID:j9pXDAHR
>145 答えはすでに沢山でてるが、答えを読みとる国語力あるヤシがいない罠。
147実習生さん:02/12/25 14:14 ID:poZov+fw
>>1
予備校の国語の授業ならいいの?
148実習生さん:02/12/27 05:04 ID:A6/av8K/
日本の国語教育は受ければ受けるほど
論理的思考力が退化する。
国語教師なんかほんと国文科くずれの
アホばかり。
生徒とディベートさせたら30秒で
論破されるような香具師ばっか。
149実習生さん:02/12/27 10:47 ID:6+W4aH/D
>>148
論理的思考力の退化する国語教育って具体的にどういうこと?
筋道だてて批判しないと教師を煽りたいだけの中身のないレスにしかみえない。
まあたしかにこんな148を生む国語教育は見直されてしかるべきだが…
150_:02/12/30 23:06 ID:PHucvKX7
>149 へ。>148は自分がDQN高校出身であると宣伝しているも同然
なのだから、放置の方向で……w
151山崎渉:03/01/08 02:00 ID:MBWsv6u/
(^^)
152実習生さん:03/01/13 12:15 ID:iqa+cnjx
120 名前:同定不能さん :03/01/12 12:17
【社会】宮沢賢治のブロンズ像、鎖で巻かれ焼かれる
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1042255126/l50

153共闘先生:03/01/14 07:47 ID:dZZxh0Lm
いい高校行きたくて塾通って、
合格すりゃ予備校通って、
で、将来の夢は教師になることだと?
笑わすんじゃねえ
学校は塾・予備校の次か?
何?
学校で勉強してちゃ、大学まで進学できないだと?
クソガキが生意気な口利くと
北チョソへ連行するぞ
コラ

154公立高校1年:03/01/18 17:12 ID:cCnTYyGM
もう国語という教科そのものがいらない。すぐに廃止すべき。

中学高校4人の国語教師全員が授業の大半は音読だった。しかも詩や短歌は
もちろん評論文までひたすら音読。生徒が一人ずつ読むから遅いし、間違い
まくるし、地方なので訛りまくり。

断言できる。国語の授業をいくら受けても国語の偏差値は上がらないし、入
試の国語で良い点は取れないし、日本語での表現力は育たないし、心は豊か
にならないし、読解力も鍛えられない。
155実習生さん:03/01/20 01:29 ID:Y+40XkoY
148正しいじゃん。

「国語の教育を受けると心が豊かになるのだ」
とか本気で主張しているとしたら、世の中なめてるとしか思えんな。
「国語教育」→「豊かな心」
を示す実証データでもあるのか?
自分の主張を実証しなくても他人が受け入れてくれるはずだ、受け入れるべきだ、
という思い込みは、対等な立場での議論では捨てて欲しい。
156実習生さん:03/01/20 02:48 ID:P7dL6GTt
高校の国語は一旦廃止し、日本語(語学教育)と文学哲学(人文系教養教育)の二教科として再出発すべき。
157実習生さん:03/01/20 02:52 ID:71IZAmBo
英語教育学では、
「こういう教え方したらこれだけ英語力が伸びましたー」
みたいな実証データが蓄積されてるけど、
日本語の場合あんましそういう話聞かないね。
「心を伸ばす国語教育とは?」みたいな、
独善的議論ばっかり。
158山崎渉:03/01/21 15:53 ID:9kDbBB0y
(^^)
159実習生さん:03/01/30 18:06 ID:RFS/Wqa5
>>155
同意
160実習生さん:03/01/31 00:28 ID:hguDKtkF
国語の授業は「日本語」を理解できる生徒が受けることを前提としているから、教養教育としての役割が大きいのでしょう。
だから単純に語学教育である英語と比較して「実証データ」とやらを示せというのはどうかと。
(日本語を母語としない生徒への日本語教育なら「実証データ」が山ほどあるでしょう。)
日本の古典や随筆、評論を読んで教養を身につけるということがいきおい「豊かな心をはぐくむ」などという表現になってしまうこともあるのでは。
161_:03/01/31 00:39 ID:giqywWyA
>156 すまんが、それで現行の「国語」とどう変わるのかさっぱりわからんのだが。

>157 じゃあ、「心の豊かさ」を計るテスト作ってくれ。
    そしたら「これだけ心が豊かになりますた」って実証データだしてやるよw
162実習生さん:03/01/31 16:19 ID:+Evmc0kr
>>160
しかし、子供たちが本当に日本語を理解してるのかどうか、やや疑問。

>>161
>>157は、「心の豊かさ」を計るテストなんて作れないっていってるんだよ。
だから、「心を伸ばす国語教育とは?」というのを、「独善的議論」と表現してる。
163_:03/02/01 01:07 ID:ODhSpxpN
>162 「テストが作れない」と「心を伸ばすことなどできない」というのは同じではない。

「あらゆる音楽を一元的に評価する数値的尺度」など作れないが、
「豊かで優れた音楽と人々が考えるモノ」は厳然と存在してる。

それを独善というのは単なる音楽的無知。
164実習生さん:03/02/01 01:15 ID:iXXk35dB
>>163
プロの音楽家がどれだけ厳しい評価にさらされているか知ってる?

157や162は何が何でもペーパーテストでなきゃいけないといってるわけじゃないでしょ。
「国語教師がどれだけ生徒の心を豊かにしたか」を評価する仕組みが存在しない以上、
結局教師の独善に陥らざるを得ないと言ってるんだと思う。


165実習生さん:03/03/05 06:41 ID:j38vE8oI
高尚な議論に乱入気味で申し訳ないんですが、
息子(小学校一年生)の教科書に納得できない記述がありましたので、
こちらでご意見を伺わせて下さい。

「この かさ あなたの かさ」 「いいえ」
というものです(原文にはカギカッコがついていません)。
小学一年生用とはいえ、助詞がついていない文章が教科書に載るとは。
私は許せないと思うのですが、こんなこと「あり」なのでしょうか?
166165:03/03/05 06:44 ID:j38vE8oI
「伺う」は間違いだったかな?
他板、他スレと違って、書き込むのに緊張するであります。
167実習生さん:03/03/05 17:30 ID:Ps2a8EN3
>>165
結論から言うと「あり」です。
センテンスメソッド(文による導入)かワードメソッド(単語による導入)か、
という問題は現在でも意見がわかれるところです。
168165:03/03/06 15:02 ID:2e6lXuQ5
>>167さん
レスありがとうございます。
う〜ん、6歳って、そんなもんなのか? というのが感想です。
まあ、目指すところがどこなのかが問題で、
導入は「あり」ということなのでしょうね。
でも、活字になると馴染めないんですよね。
しかも回答がないと何を言っているのかわからない。つまり、初見でどう読んだらよいのか分からない。

子供によっては、小学一年生が「言語教育の導入」ではなくて「言語環境の導入」だったりするからか・・・。
ワードからセンテンスに移行する時に助詞を発見させるということなのかな?
だったら不完全センテンスを出してしまうより、「ハナ、ハト・・・」「アカイ、アカイ・・・」
の方が良いと思うのだがなあ。
素人の繰言失礼しました。
169実習生さん:03/03/06 23:39 ID:ay4nYxf1
サイタ、サイタ、サクラガサイタ
ススメ、ススメ、ヘイタイススメ
170実習生さん:03/03/07 01:09 ID:+3G+s8LP
>>168
不完全センテンス、というよりは、話し言葉ではないんでしょうか<このかさ
171_:03/03/08 04:20 ID:uHtPG1Q+
>>170
話し言葉なのは分かるのですが、
それを国語の教科書に載せてどうするのかと思うのです。
最初の一文だけだと、大人でも正しい読み方ができないでしょう。
ニ文あったとしても、意地悪く考えれば「断定に対する否定」も
ありうるわけですし。
172実習生さん:03/03/08 15:50 ID:OfIIACMk
何か一つ決まった漢文か文語文を毎年年度の初めにやらせたらどうだ。
大学とか学問のすすめとか。

毎年違った理解や感じ方を得られて面白いのではないかと
173山崎渉:03/03/13 14:47 ID:HOinCev7
(^^)
174実習生さん:03/03/20 02:39 ID:pTRCBDlq
130 :正しい日本語を守る会(コピぺはご遠慮願います) :

最近よくテレビ放送でやっているCM
■ずや ■ずや って
みなさん、あれを聴いてて 
ちょっと変だな とは感じませんか?
そう、あの「ず」は、実は 英語で That's right!
っていう時の th の音と同じなんです。
歴史的に見て 日本語には こんな音は
ありませんでした。由緒正しい日本語を
話す人なら 決して口にはしない 音なのです。

あと 近頃の若い人の サシスセソ の「サ」の発音
あれも 英語の Thank you! の th の音になっちゃってる
人って いますよね。これも とても 耳障りで
しかたありません。

日本語の乱れは 「ラ抜きことば」に代表される
文法の面だけでは ありません。音の面からも
崩壊が 進んできているのです。これは われわれ
日本国民にとって ゆゆしき問題です。
今こそ 全国民をあげて 正しい日本語教育の推進に
取り組んで行かねばなりません。
175実習生さん:03/03/20 02:46 ID:n6ZCTrHt
>>165
教科書に載ってることが全てではないからね。
それが良くないと思ったら、「これは良くない」って子供に教えればいいだけの話。
176国語教諭志望です:03/03/20 03:12 ID:Cmp+wFLX
苦戦の末(1浪です)、ようやく大学の合格が決まり、うれしくて、こんな時間まで家族全員で起きています。

>>174 大人の方(先生?)に失礼ですが、腑に落ちない
点があります。
    
両親に聞いてみると,,

うちの母(和歌山県出身):(木の)「枝」のことを
「エザ」という
うちの父(高知県出身) :「土佐」の「サ」は「サンキュウ」
                 の「サ」に近い

こういう問題って「音声学」(現国の先生が余談の中で
おっしゃっていた)とかいう学問の知識がいるのかな。
見当違いでしたら、ごめんなさい。
177実習生さん:03/03/20 17:19 ID:1hOyNBe/
大学の英語の授業でトが、音声学の教科書を読んだことあるんだけど、
まさにそんなようなことをやってました。

英語の発音記号の[t]も細かく分けると四種類あって云々とか。
catとwaterの[t]って違うでしょみたいな。
日本語でも「春先」の「る」は[r]で、「昼間」の「る」は[l]だとか。
おいらは、こういうのは全く興味Nothing。
178正しい日本語を見守る貝:03/03/20 19:55 ID:E7Mbjl/u
みなさん 昔 大学の語学の授業で フランス語には 「鼻母音」
なる音がある って習った記憶は ありませんか?
ここだけの話ですが 実は 日本語にも 「鼻母音」 は存在するんです。
冠婚葬祭の席で よく 「僭越ながら」 ってフレーズを
耳にしますが あの 「センエツ」 の 「ン」 実は これって
鼻母音なんです。かつて 「フランス語を国語にしよう」 って提唱した
作家がいましたが これも あながち 一笑に付すべき 
主張では ないのです。
179山崎渉:03/04/17 11:10 ID:suI9tbse
(^^)
180山崎渉:03/04/20 05:30 ID:KnoBs34k
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
181実習生さん:03/04/29 12:28 ID:VQpcQ8bN
高校生にティやヴァやファなど、五十音
図にない文字の入った言葉を板書させました。
ティーバック、ヴァージンなどと書かれて
私は青ざめてしまいました。ちなみに
本校は男子校です。軌道修正しました。ちゃんと。
182実習生さん:03/04/29 12:46 ID:V57IeKPz
>>181
女の方ですか?おぼこっぽいコメント(^_^)
183実習生さん:03/05/09 19:17 ID:t233tMvj
基礎をおろそかにして、「国語表現」という科目に熱を入れてもだめ。
自分史を書かされている生徒、かわいそうだなあ。あんなの国語でや
る必要ない。例外もいるが、たいていの生徒は嫌がっているよ。
184実習生さん:03/05/09 21:52 ID:BwbGDIcj
>>181

僕なら生徒を前にして臆面もなく喜んでしまいそう。でも勤務しているの共学校だし、
そういうこともないだろうな。

>>183

もっていきかた次第のような気もしますがね。あんまり正しい表現がどうのこうのとか、
内容がどうのこうのとかくちばしつっこまなければ、結構生徒は楽しんでやっていく
感じですよ。いや、学年も何も伺ってないので、憶測の域を出ないのですが。

どんなに国語が嫌いな子でも、自己表現みたいなものは、「なんでもあり」という
前提ならば、そんなにいやがらないと思うのですが・・・

「国語表現」という授業のなんたるかをきちんと勉強したわけではないので、
要領を得ない発言になったらお詫びいたします。
185山崎渉:03/05/22 01:24 ID:THHwtr3N
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
186山崎渉:03/05/28 16:25 ID:1VVe44+/
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
187実習生さん:03/06/10 21:19 ID:dHqi3WCO
国語は隠れ社会科になってしまった。
「スイミー」と「大きかぶ」は、権力者に立ち向かうお話です。
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
189実習生さん:03/07/03 09:56 ID:i5eTAx+8
>>178
鼻濁音なら
>ここだけの話ですが 実は 日本語にも
の 「が」は鼻濁音で発音すると習いました。小学校の頃
えっと・・・この「が」文法用語でなんて言うんでしたっけ?失念スマソ
しかしきちんと使わないとなかなか鼻濁音というのはできない
ものですね。

自分も立派なことは言えませんが、ただ国語教育で常々疑問に
思っていることは、英語は発音やアクセントを異常に気にするのに
どうして国語の発音やアクセントを気にする人が少ないのだろう?
と言うことです。きれいな発音の国語を喋れないのに外国語の
発音を気にするのは滑稽ですね。
学校長の朝礼や式典での演説など、不明瞭な発音で何を言っている
のか全く聞き取れないこともしばしばです。大勢の人の前で話す
機会の多い教育者なら日本語の発音くらいは正確且つ明瞭に
して貰いたいものです。
190山崎 渉:03/07/12 17:01 ID:Qi1OAblH

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
191山崎 渉:03/07/15 12:14 ID:P3JL3roR

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
192なまえをいれてください:03/07/20 00:47 ID:JJ8DWwtv
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
193実習生さん:03/07/21 23:17 ID:bhmx/I7Z
数学の文章題が理解出来ない
というか読もうともしないのも
国語教育の所為ですか?
194実習生さん:03/07/21 23:23 ID:4G0ofy0K
>>193
ある意味そうかもね。
教科書内容(指導要領)と、
生徒の実態がかけ離れている。
仕方ないかもしれないが、
全員が「良い子で正しい言葉遣い」だという前提で、
成り立ってるもんだから。
195実習生さん:03/07/22 01:34 ID:qz8on4sa
綺麗なお姉さんのパイパンおま○こ画像を発見でつ!! (´Д`;)ハァハァ

http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/sukesuke_idol/omanko_wareme/
196:http://ura2ch.free-city.net/:03/07/22 01:37 ID:mM6Sfr1H
ura2ch ura2ch
197ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:21 ID:fGJsmXTa
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
198私は国語が苦手科目でしたが:03/08/10 10:56 ID:5bEZbbkK
亀レスですが、>>91の「論文と小説は違う」という主張に賛成します。
国語は、論説文的なことを教える本来の国語と、
文芸的なことを教える教科に分けるべきだと思います。
で、センター試験等の入試には前者のみを使い、
後者は芸術学部等の入試のみに使うようにするべきです。
入試で小説が出た場合は、ほとんどそんなことはないと思いますが
人によってその作品の解釈が少し違っていることがあると思います。
入試そのものの是非についてはともかく、
小説の問題を合否判定の基準にするのはどうかと思いましたので、
このようなカキコをさせていただきました。
199山崎 渉:03/08/15 20:56 ID:17gmP3f6
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
200実習生さん:03/08/22 01:26 ID:fujq0wk0
中学生相手に塾講師やっている学生です。授業していて
思うのですが学校の先生方は現代文法についてどのような
教授法をなさっているのでしょうか?

よく、「文法なんか覚えても意味はない」「日本語くらいそんなの意識
しなくても話せる」などという反論がありますが、私は以下のように考えています。

「ある一定の法則(文法)に基づいて作られた構築物(文章)を、その法則(文法)
を理解することによって解析する能力を身につけるためのものである。」

論理的思考を育てるため数学を重視せよという教育論が最近聞かれるように
なりましたが初等教育においては、この文法教育も十分にその役割を
担っていると私は考えています。

にもかかわらず学校(というか国語のカリキュラムのあり方)では、この
部分をなおざりにしているような印象を受けます、あるいはあきらめている
というべきか。

自分自身の中学時代を思い出してみても非常に曖昧にごまかされていた
ような気がします。
201200:03/08/22 01:52 ID:fujq0wk0
以下は細かい技術論、授業論の話になるかもしれませんが
私が今感じている疑問、不満を挙げさせていただきます。

・文節、単語の分け方が不明瞭
 文節に関してはよく「ネ」、「ヨ」を入れることができる部分
 で切れると教えていますがこれにはあてはまらない例が
 少なからず存在します。また、個人の感覚に依存した判別法
 に思われます。単語にいたっては理解自体をあきらめている
 ような気がします。中学生が、「単語とは意味を持つ言葉の最小単位」
 などと言われても助詞や助動詞を単体の単語として認識するのは
 難しいのではないでしょうか。

・概念の前借り
 文節の説明で、連体(連用)修飾語まで説明することに違和感を
 感じます。体言、用言は単語の品詞の概念であるのにそれに触れず
 連体(連用)修飾語について説明するのは不適切ではないでしょうか。
 そしてこの概念の前借りが文法講義では少なからず見受けられます。
 文法ではありませんが、中学古典で係り結び(ぞ〜なむ、こそ〜けれ)
 のみを唐突に(古典文法を無視して)教えるのと同じ印象を受けます。

上記2点の問題はむしろ文法そのものの持つ問題であるとは思います。
しかし、だからこそ文法に関しては明確な教授法を追求するべきだと思う
のです。この中学での現代文法でのつまづきが、高校で複雑化する
英語文法、古典文法に対する遠因になっているのではないでしょうか?
202実習生さん:03/09/24 01:34 ID:N3helFAF
age
203実習生さん:03/09/24 01:59 ID:xabFFEip
国語教育は、受験を念頭においてる高校生にとっては役立つことは少ないが
高校卒業後は専門学校とか就職と考えている香具師にとっては
現状でも充分な気がしてきた…
204実習生さん:03/09/24 22:06 ID:YnvVFqGO
205 :03/10/06 00:25 ID:cQp6gKle
206実習生さん:03/11/11 00:48 ID:BZDi4O12
>200
ひどく丁寧に文法教育をされている学校もあるようです。
が、まーーーったく文法概念自体持たずに高校に来る生徒もいます。

ハッキリ言えば、バラバラ、ですね。

理由は、ハッキリ言って中学校の先生で文法をきちんと理解している
人が稀だからだと思われます。余談ですが、文法の基礎というのは
以前は小学校の高学年で教えていたと思うのですが、今はどうなって
いるのでしょうか。
207実習生さん:03/11/11 01:03 ID:apHjnX2K
>>206
うちの学校では文法の教科書を使っていちおうちゃんと教えています(なかなか定着しませんが…)。
自分は文法に関する他の本も読んで一生懸命教えているつもりですが、
先生によっては文法があんまり好きじゃない方もいらっしゃって、
テスト(学年共通)ではものすごく基本的なことしか問わないという感じです。せっかく細かいことまで教えたのに…(´・ω・`)
>>200さんのレスを読んで、感服しました〜。
208実習生さん:03/11/11 01:19 ID:apHjnX2K
>>201
>>・文節、単語の分け方が不明瞭
文節は、本当は自立語と付属語の違い(さらに言うと品詞についての知識)を先に学習してからのほうが分かりやすいと思います。
というのは、そもそも〈自立語+付属語=文節〉と言ってもいいくらいですからねえw
単語の定義も、「意味を持つ言葉の最小単位」っていうのは問題視されているように思います。
それは英語などの〈単語〉の定義に近いと思うんです。でもそれは日本語の〈文節〉に当たるわけで・・・。
ちなみに手元の教科書には「文節を細かく切ったとき、これ以上区切ることのできない一つ一つの言葉」と説明しています。

だから、塾なんですから文法書の順番どおりではなく、先に品詞の知識から学習していくというのも手だと思います。
>>・概念の前借り
についても同じことを提案しますが、いかがでしょうか。
209実習生さん:03/11/11 18:52 ID:0WUr5tw7
いわゆる三上文法については
ここにいる先生たちはどう考えてるの?
210実習生さん:03/11/12 01:48 ID:hmrxsCxz
私は文節分けに関しては、「このときはこう分けるんだよ」というふうに教えてます。
原則的には「ね」とか「さ」で分けて、「ようだ」「そうだ」「らしい」の前では切れない、とか。
中学1年生なんか、自立語と付属語を教えたとしても、そもそも単語に分けることが出来ないからあまり意味をなさないんですよね。
「走った」で一語と考えちゃうから。

>>209
すみません。三上文法って何ですか?
橋本文法と時枝文法なら分かるのですが。。。
211実習生さん:03/11/12 09:44 ID:YeVfTlls
西洋の基準を日本語に当てはめて分析する学校文法に対して、
その手法にそもそも無理があるとして三上章氏が提唱した文法です。
「象は鼻が長い」をどう分析するかという有名な例題や、
最近でも金谷武洋氏の『日本語に主語はいらない』という本が出てますね。

参考
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1021896416/
212210:03/11/13 01:20 ID:xikTTawQ
>>211
すみません。「象は鼻が長い」は知ってました。ありがとうございます。
そういえば、文法の授業はするけど、文法の研究をした人の授業はしたことないですね。
中学生相手にどなたかなさった方はいらっしゃいますか?

英文法の歴史とかもちょっと知ってみたいような気もする。
to不定詞の3つの用法とかを名づけた人って誰なんでしょう?
213実習生さん:03/12/10 02:13 ID:ud1b4bT9
まあ国語なんかでここまでウダウダスレ伸ばせるなんて
DQNの1が結局正しいね。
214実習生さん:03/12/10 10:17 ID:gMLkMm+3
>>213
日本の国語教育など、関連業界人のメシのタネに過ぎない。もう終わってるよ。
215過去ログ読まずにカキコ:03/12/18 12:48 ID:13SHHpjb
既出だろうが
>>1の問題点は1の国語能力や日本の国語教育云々以前に

>あんな授業受けっても入試で
>通用するようにはならない。

と、学校と受験予備校の区別が付けられない点だろうね。
216実習生さん:04/01/24 00:45 ID:ONwe+EJ5
芦永奈緒さんの小平村塾ってどうよ?
国語教育にものすごい自信があるらしい。
どうも誇大広告気味のアピールが胡散臭いんだが…
メルマガ購読してるんだけど、成果成果言うばっかりで、
一体どんな方針で教育してんだか、一向に見えんのよ。
どうも本人、ちゃねらーっぽい臭いがするってこともあって、
2ちゃんでの評判を聞きたいんだけど、このスレでいいのかな?
ダメだったらお許しあれ。

芦永奈緒さんのサイト
ttp://www.kit.hi-ho.ne.jp/jimmie/sentence/
217実習生さん:04/01/24 23:27 ID:ONwe+EJ5
あげ。
218実習生さん:04/01/25 16:18 ID:sA30+OXS
大村はま先生ってどうよ?
219実習生さん:04/01/31 01:14 ID:2USOp1qT
今年四月から小学校に勤務予定のものです。
一応国語科で卒業予定ですが、「何を」教えるか
についてはほとんど何一つ分からないのが現状です。

220実習生さん:04/01/31 02:41 ID:2W+76+sE
>219
学校の先生でも誰でも、教壇に立ってみればわかることだと
思いますけど、結局は「何を教えるのか」とか
「どうすればいいのか」とかゆうことがわからないから
試行錯誤するわけで。
それでも完璧な答えが見つからないから、ずっと教師やってるのかも
知れません。答えがわかれば仕事が面白くなくなるだろうしね。

まあけど、『一応公務員だから、教師にでもなっておこうか』って
人も少なからずいることは否定できませんよね。
難しいところです。
221実習生さん:04/02/01 01:36 ID:/050ZpGG
>220

とかゆうことが
とかゆうことが
とかゆうことが
とかゆうことが
とかゆうことが
222実習生さん:04/02/01 17:18 ID:BOuGuAHD
この頃どこでも「誰々がXXして頂く」といういっているのをよく聞く。
正しくは「誰々がXXしてくださる」だ。
一流大学出の人間でも間違った言い方をするから気になる。
国語教師はどう教えているのか?
223実習生さん:04/02/01 23:59 ID:2VjRofSM
>>222
そんな間違い聞いたことない
224実習生さん:04/02/02 11:39 ID:7ci26GXk
 私は現役高校生です。今日は風邪で学校を休んだので2ちゃんしてます。
 私のクラスを担当している国語の先生は、与謝野晶子の「君死にたまうことなかれ」の授業の時に過去、現在、これからの戦争について語ってくれました。
 いつもは話を聞いていない私も真剣に聞き入ってしまいました。
 今の時代、そういう先生が少ないと思います。
225実習生さん:04/02/03 00:29 ID:qaC+z8fC
>>224
かつては反戦教育にばかり利用されてた感じだね。その先生はエライ!
226実習生さん:04/02/03 01:31 ID:yCxe4wWP
宇佐美寛さんの文章は面白いね。こんな所に書くと陰口だと怒られるだろうけど。
宇佐美さんの論を元に授業を組み立てられれば学習者にとって実りある授業に
なるだろうなぁと思う。これからの教育の方向としても合っていると思うし。

反論キボンヌ。
227実習生さん:04/02/03 23:47 ID:yCxe4wWP
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200402030224.html
>小学校で読める漢字倍増へ 「国語力」で文化審議会答申
>--------------------------------------------------------------------------------
>
> 「これからの時代に求められる国語力」について文化審議会(高階秀爾会長)は3日、
>国語教育と読書活動の充実を図るよう河村文部科学相に答申した。指導の重点を「読む」
>と「書く」に置き、他教科も含めた全教員の国語力の向上を求めるなど学校での国語教育
>の見直しを提言している。実現には、中央教育審議会を経て学習指導要領の改訂が必要で、
>今後、論議を呼びそうだ。
> 答申の背景には、02年度実施の学習指導要領で小中学校で国語の授業時間が減ったこ
>とへの危機感がある。時間数だけでなく、全授業に占める割合でも全学年で減った。一方、
>「これから」を価値観の多様化、都市化、少子高齢化、国際化、情報化などの時代と位置
>づけ、外国人と、世代を超えて、あるいは情報機器を通して意思疎通を図るには、これま
>で以上に国語力が求められるとしている。
> 実現のために、学校教育の見直しを提言。授業時間増にくわえ、「国語力は全教科の中
>で養われるもの」として他教科との連携、全教員の国語力向上の必要性を強調している。
> 指導の重点を「読む」と「書く」に置くとし、具体的な目安として小学6年で常用漢字
>(1945字)の大体が読めることをあげた。小学校で習う教育漢字は現在1006文字
>で倍増するが、そのために振り仮名の活用を勧めている。
> また音読・暗唱と古典の重視を打ち出し、教科の内容を明確にするために「文学」「言
>語」の2分野に整理することも盛り込んだ。
> 読書活動の対策としては、学校教育で読書が十分に位置づけられていないと指摘、学校
>図書館の充実を提言している。
> 02年2月に諮問を受け、国語分科会で審議してきた。
228実習生さん:04/02/03 23:49 ID:yCxe4wWP
「国語力」とは何か?
国語の授業で教師は何を指導すべきか?(何を言うべきか)
本当に漢字・音読・暗唱だけでよいか?

分からないことが多い。
229_:04/02/04 00:46 ID:HkxV3zAs
>228 「だけで良いか?」つーのは、「だけ」を教え終わった人間が
    考えることだよ。一応。ツッコンでおくけど。
230実習生さん:04/02/04 23:17 ID:PUhVcIG2
今回の文化審議会の答申で、「もっと本を読みましょう」ということは分かった。
だがそれをどういう風に授業化していくか。教師のあるべき姿とは。何をすべきか。

いままで教材の読解(と言われるもの)に重点を置き、同じ教材(作品)を
何時間もかけて読んでいくスタイルが主流だったけれども、これからはどういう
指導方法が適切なのか。分かる方がいたらご教示願いたいのですが・・・
231実習生さん:04/02/04 23:26 ID:fHAzl+hJ
四六時中、いっぱい読むべし。
232実習生さん:04/02/04 23:30 ID:PUhVcIG2
>>231
いや、子どもは「四六時中、いっぱい読むべし」なんだけれども、
そのとき教師は何もしなくていいのか?ってこと。
233鉄板よりコピペ:04/02/05 14:19 ID:eLhySkr2
14 :名無し野電車区 :04/02/04 01:29 ID:h3escOss
おまえら何で町田って言うかしってるか?

昔東京から神奈川県に調布から鎌倉街道で歩いていったオヤジが
険しい山越えに挑み、やっとのおもいで頂上に達したとき
はるか彼方に町を発見したんだ
そのオヤジはそこで
アッ・・・・・・町だ!!




と・・・逝ったとか逝わないとか



15 :名無し野電車区 :04/02/04 01:41 ID:lgXJvYzJ
そのときオヤジは町にいたとは言わないだろ。
オヤジが町を発見した場所が町になったのか?
発見した場所が町田になったのか?

これを「町田」論争という。





誰だよこんなマニアックなことを貼ったのはw
234_:04/02/07 20:52 ID:EHf6oAtk
>232 「読め」というだけで読むのなら、そりゃ教師の仕事はないだろうが。
235 :04/02/08 22:18 ID:6euA1u+S
斎藤孝(文化審議会の委員の一人だが)のような名文暗唱がこれから
の国語では多くなるんだろうか。

いままで一般にやってきた説明文・物語文の分析・解釈みたいなことは
なくなってしまうんだろうか。
236寺嶋眞一:04/02/09 10:22 ID:1993tw9t
言語能力のこと

2004年2月4日付・読売社説(2)では、[国語教育答申]「精神文化の『核』を確立しよう」と述べている。
 答申は、小学校で国語の時間を増やし、教科書の漢字に振り仮名を付け、古典や名作を数多く読めるようにすることを提案した。
音読や暗唱を重視することも求めた。
その上で、中学校で論理的思考力の育成を図ることが必要とした。
何のことはない、昔ながらの読み書きソロバンの延長線上にある教育である。
わが国語を用いて論理的思考力の育成を図るなど、絵に描いた餅に過ぎない。
かくして、12歳の大人ができあがる。
245文字
You can read more at http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/






237実習生さん:04/02/09 21:29 ID:/WlZNaFt
日本語を用いて論理的思考ができないことはない。もちろん
「かくして」の接続詞の使い方すら知らないような大人には
そんなことはできないだろうが。

寺嶋氏に必要なことは、国語文化審議会の答申の教育方法
が「何のことはない、昔ながらの読み書きソロバンの延長線上
にある教育である。」ことを説明するくらいの論理的思考力
であろう。
238実習生さん:04/02/09 21:44 ID:nKYQ0uxt
私の学校の国語教師は頭が悪い。
テストに、答えの無い問題を出題したのだ。
次の言葉に続く言葉を選びましょう
<二の舞を>
・・・選択肢の中に正しいものは無かった。おそらく、これを
正解だと思っていたのだろう。
<踏む>
国語教師がこれでいいわけが無い。
239実習生さん:04/02/11 02:31 ID:gmR4dVrU
確かに、詩や文学作品を読んでみんなで「感動しました」的な授業ではまずいな。
240_:04/02/11 14:11 ID:g9pkjCDI
>239
「感動スタ(・∀・)イイ!!」

それもひとつの指導だよ。

頭固いな。
241実習生さん:04/02/11 19:30 ID:gmR4dVrU
240氏(じゃなくてもいいけど)
もう少し分かりやすく説明して頂けませんか?
242_:04/02/11 21:04 ID:AlXy8njg
>241氏へ

高校国語は完全に虚学化してしまっている
http://school.2ch.net/test/read.cgi/edu/1045796847/

の415からはじまった話&430、431の結論読んでプリーズ。
243実習生さん:04/02/11 23:31 ID:gmR4dVrU
>>242
なるほど・・・漏れの国語力では理解するのに時間がかかりそうなんで
よく考えてみます。
244実習生さん:04/02/12 17:36 ID:YK8Sb4Mp
>>238
正確な語義で定評のある大辞泉で「二の舞」を引くと、
用例に「踏む」がある。選択肢中に「踏む」があるということだから
別に不適切な出題ではない。

>人のあとに出てそのまねをすること。特に、人のした失敗を繰り返すこと。
>「前任者の―を演ずる」「―を踏む」
245実習生さん:04/02/12 23:14 ID:2+z8wI0D
>>238
「二の足を踏む」+「二の舞いを演ずる」→「二の舞いを踏む」
「二の舞い」を踏めるわけは無い。けれど、
ま、元々の形とは違っても、なってしまったものは、仕方ないやね
246実習生さん:04/02/13 12:20 ID:hbNs7sbD
>>245がいうように、誤用が慣用として定着しつつある一例といえるでしょう。
辞書によっては、慣用として認めているというわけです。
ただ問題に出すだけではなく、そのような説明をもちゃんと加えてくれて
言葉に対して敏感になるような働きかけを行ってくれるならベストの先生でしょう。ただ出題するだけなら普通。

誤用表現に興味ある人におすすめ:
国広哲弥『日本語誤用・慣用小辞典』講談社現代新書
247実習生さん:04/02/13 18:41 ID:INxAFdtI
>>226
>宇佐美寛さんの文章は面白いね。

本当に、論理的かつユーモアがあって、粘着なところが
読み物としてとっても面白い。薄いのにけっこうな値段する
問題意識集を私も何冊か読んでるところです。
もっとも、私自身は、教育関係者ではないので、彼がどんな立場の
人かよくわかりません。癖がありすぎるので、きっと異端者的な
立場だろうと推測しますが、もっと活躍してほしいものです。

印象的な疑問としては、向山に好意的であるようなのが、不可解
なところ。該当の巻の具体的記述を今後読めば納得できる
かもしれませんが。
248実習生さん:04/02/13 19:55 ID:De/ZsEde
国語詳しい方に質問w

「こちらからお電話差し上げます」って敬語ヘンですか?
249実習生さん:04/02/13 20:19 ID:M32HW/Ie
>>248
別に、国語詳しくない人だけど、
電話機あげるみたいだなぁ、などとおもったり。
実際どうなんだろうねぇ。
250実習生さん:04/02/13 20:59 ID:INxAFdtI
「電話する」というサ変動詞の謙譲表現としてみると、
「お〜〜差し上げる」というのはたしかにヘン。
たとえば目上の人の荷物をもつときに
「お持ち差し上げる」なんていわないからね。

しかし、電話で連絡することを意味する名詞としての
「電話」と理解すれば、それをまず丁寧に「お電話」
と表現し、それを相手に「差し上げる」(あげるの謙譲語)
と表現することは適切だ。

要するに、「お電話を差し上げます」ならヘンではない。
提示文は、「を」が抜けている点で、やや粗雑な印象があり
好ましくないとはいえるが、口語で「を」を抜かしてよいかどうかは、
敬語として適切かどうかとは別の問題だろう。したがって、敬語として
誤りとまでは考えない。
251実習生さん:04/02/13 21:05 ID:De/ZsEde
おぉ、ありがとうございます。自分で何気なく使っていた
言葉をオカシイと指摘されたので。違う言い方はいっぱい
あるんだろうけど、自然と口をついた言葉でした。

いちおう国文卒なんだけどなぁw
252826:04/02/14 02:05 ID:qhHHHxtF
このスレに興味ある人には良さそうな本がある。

べんり速算術
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534034652

この本の出版社のレビューには
>掛け算では、「3ケタ以上の掛け算は、分解して2ケタに」する、
>など、便利な例は枚挙にいとまがない。
という記述がある。

さて、いくら99×99までを暗記しても、それより上位
に暗算を拡張できなければたいして意味がない。上記の速算術
の本にその答えが書いてあるかと期待した。
しかし、上の本は、特定の場合について分解して2ケタにする
というだけの、応用度が限定されたものにすぎなかった。
やはり、この本をもってしても、かけ算を九九以上に覚えることに
特段の意味があるという帰結には至れなかった。

かけ算を九九以上に覚えることに何らかの意味があると説得的に
論証した記述に出会ったことがいまだない。
インドは九九を何桁まで覚えているから科学技術が云々なんていう
のは論理的思考力のかけらもないよね。
253実習生さん:04/02/14 02:09 ID:qhHHHxtF
↑スレ間違ったすまぬ
254実習生さん:04/02/14 20:58 ID:IMRc4/Jb
>>247
宇佐美氏が提起した「出口」論争(233のようなのw)で、向山氏は
斎藤喜博氏の論を批判、跳び箱の飛び方の原理を発表し、全国区に。
向山氏らの分析批評実践をその後宇佐美氏が評価、っていう順序だと
思う。

もちろん宇佐美氏はそうは認めないだろうけど、藤岡信勝氏(前期)の
論を向山氏は評価しているのに対し、宇佐美氏は藤岡氏の近現代史の
授業改革を激しく批判している。向山氏・法則化は「語り」を中心とした
道徳授業を提案しているが、宇佐美氏は道徳では分析的な手法を取って
いると思う。

255247:04/02/16 01:51 ID:Rw+CSZEH
>>254
おかげで、これから読んでいくにあたって、見通しが立ちます。
いまは問題意識5集と2集を読んでいるところです。
5集のディベート批判で援用されている一般意味論に関心をもったので、
ハヤカワ氏の本を注文しました。
独学特有の偏った読書に走っている気がしないでもありません。
256実習生さん:04/02/16 12:35 ID:saFkoKE7
>>248
お電話と差し上げると二重敬語はおかしい
電話に「お」つまり「御」を付けるなら
「こちらからお電話します」
でなければ
「こちらからご連絡します」
が妥当じゃないかな?
手紙じゃないんだから「差し上げる」はおかしいと思う

257実習生さん:04/02/16 14:08 ID:A8V6hUZ1
「お話はうかがっております」
「後ほど、ご連絡申し上げます」
等の表現があるから、二重敬語でも問題は無いかな。
ただし、敬語はつなげ過ぎると、嫌みになるから止めろと、言われた事がある。
その辺は、感覚の違いだから>>256の使い方も良いと思う。

自分は「電話する」→「お電話致します」を使ってる。

また、「電話をあげる」→「お電話を差し上げます」については、
自分は「電話をあげる」とは、使わないので、誤りに感じるんだが。
258248:04/02/16 20:10 ID:JwvVFVC8
うーん、だからそれより適切な言葉はいくらでもあるんでしょうが、
「お電話を差し上げます」が誤用かどうかが気になるのです。
259実習生さん:04/02/16 23:12 ID:I4Ai4jfy
>>258
>>257にもあるけれど、私は、誤用だと思う。
なぜなら、平易の言葉を丁寧な言い回しにしたのが敬語。
「手紙をあげる」から「お手紙を差し上げる」とか。
つまり、元の平易の言葉が無ければおかしい。

しかし「電話をあげる」とは使わないので、
「お電話を差し上げます」という敬語の使い方も無い。
260_:04/02/17 18:37 ID:kECbdh8d
>259 「手紙をあげる」もあんまり言わない気がするがなあ。

最近「変な敬語(ファミレス敬語)」がやり玉にあがるが、
そんなことよりやり玉にあげたいことは山ほどあるぞ。

ラジオ聞いててもアナウンサーの喋りに、
「列のサイゴビ(最後尾)に…」とか
「帽子をメブカ(目深)にかぶって…」とか
聞いてていーーーっとなる事が多い。

どうなってんだ?
261実習生さん:04/02/18 00:00 ID:qJ1nmskH
>>260
「手紙をあげる」は使わないか。なるほど。
「差し上げる」は、「やる、与える、あげる」の敬語だから、
「手紙をやる」「手紙を与える」「手紙をあげる」のどれかを使えばOK
電話の場合は、どれも無いから、間違いには違いない。

今日も、どこかのTVで、「侃々諤々」を「喧々諤々」と言って訂正していたよ
262_:04/02/21 14:02 ID:vYvahvJD
しかし、このスレにおいてすらこういうトリビアにしか話が行かないつーのは
どういうことだよ……
263実習生さん:04/02/25 15:38 ID:yrYViNdU
古文や漢文を習ってなんの役に立つのか?????
264実習生さん:04/02/26 14:46 ID:05LCAdY/
古文献が読めない=歴史(社会科)関係を専門とする時にも支障が出る

あとはまあ、正直役に立たんのではないかと。
せいぜい、口論の時に古典引用すれば自分の発言を権威付ける事が出来る、くらいでしょう。
265実習生さん:04/04/09 07:31 ID:ZPy318dK
保守。
266実習生さん:04/04/11 19:44 ID:VpwpSwk7
自国の文化の根源には、原文で触れられる方が良いに決まっている。

まあ、自国文化を殊更に軽視する団塊にはわからんようだが。
267実習生さん:04/05/14 09:07 ID:+76KcBB8
あげ
268実習生さん:04/05/16 06:48 ID:gqqsspJc
age
269実習生さん:04/05/16 08:01 ID:+/2F+3md
「からとみ事件」
http://yumeiro23.at.infoseek.co.jp/karatomi/

笑ったけど、これはからとみ君だけが特殊なんだと考えていいの?
若年層の国語力が落ちてきているのじゃないかと、
前々からとみに心配しているのだが。
270_:04/05/17 00:33 ID:u/38hyG9
>269 ワラタ はるか昔いた「夜叉」タンを彷彿とさせるキャラだ…。

若年層の国語力は確実にこれから富の二極化とともに問題化してくるよね。
つーか、もう落ちてるし。
271実習生さん:04/05/19 14:22 ID:NJ7lQ67q
金田一春彦先生死去
272実習生さん:04/05/19 18:07 ID:RY3npPpa
公文国際学園の国語教師は神。
273実習生さん:04/06/12 23:07 ID:/Bqr5sR/

体育学者必見論文(現代社会における東洋と西洋の体育運動の比較検討)
(財団)水野スポーツ振興助成金研究成果報告書掲載

日本スポーツ史学会に招聘された中国国家体育運動委員会 閻海老教授からの依頼による

今なぜ気なのか?

気ブームのスポーツ史的意味を探る著作記載
中国政府体育運動委員会所属中国人民体育出版社編集委員会 副主任 閻海老教授による
現代社会における東洋と西洋の体育運動の比較検討の論文を紹介していますので
体育学者 スポーツ医学者 学校体育教師 日本武道学会会員 武道武術家 愛好家の方
ご利用ください

当ホームページは日中体育武術武道の文化交流による普及を目的とする啓蒙運動として行なっています
歴代日中剣道連盟http://www.h5.dion.ne.jp/~rekidai/index.htm

274実習生さん :04/07/30 11:38 ID:IFj6IwPX
中学や高校の時って、英語の構文も、古文の文法も同列レベルで
勉強させられるけど、実際は優先順位をつけるべきだと思う。
英語は、将来役立つ可能性が大いにあるけど、
古典や漢文を知っていても、将来殆ど役には立たない。
古文・漢文を削って、英語に充てるべきだと思う。
英語でなければ、中国語とか韓国語とか、ドイツ語・フランス語とかの
第二外国語とか。
あと、小学校高学年で日本史を勉強させるけど、
日本史より、現代社会のシステムについての授業にした方がいいと思う。
古典・漢文・歴史は「趣味」でいいんじゃないかと思うけど。
歴史に興味がある人は、学校の授業でやらなくても、いくらでも自分から進んで
勉強するだろうし。
年表を丸暗記させるなんて、愚の骨頂。

と、個人的には思う。
275実習生さん:04/07/30 18:16 ID:VXc3uHz3
>>274
こういう奴が、月は闇夜を照らすので必要だが、太陽は明るいところにあるのでいらない
とかいうんだろうな
276実習生さん:04/08/07 17:26 ID:hPoi542b
>>275
いや、言わないと思うよ。
>>274は素朴だけど正論。
国語教師や作家以外の殆どの奴の声。
277実習生さん:04/08/10 19:27 ID:Az35xUJ6
>>276
古典や漢文が役に立たないと言う時点で痛い。英語でいったい何をしゃべるの。
人間の素地ができてないやつが何やってもなんにもならない。
278実習生さん:04/08/10 21:25 ID:CUEBkhM1
>277
同じ古典教育やるなら民主主義・自由を肯定したキケロとかの方がいいだろ。
人肉マンセー・専制政治マンセーな価値観にあふれたものを受け入れろとか行ってる今の古典教育は問題ありすぎ。
279実習生さん:04/08/10 22:12 ID:7N56lIJ0
>>277
すぐそういう修身道徳論に行くのな、肯定派の奴って。
古典なんかで飯が食えるか。
専門技術の無い奴が社会に出ても何にもならない。
280実習生さん:04/08/11 20:23 ID:3PRxTsv4
国語の授業では、有名な文学作品を読みながら、文法や文節など
理論的なことも勉強したよね。でも、国語の授業って数学や理科
のように明確な答えが出ない場合が多いから、国語教師は意外と
難しいんじゃ無いかと思うよ。でも、古典は実生活でもほとんど
役立たないですね。古典でも文法など勉強したけど、だから何?
って感じだった。せいぜい、生徒が興味を持って受けられる授業
をしていただければと。それが一番、難しいことだろうけどね。
281実習生さん:04/08/11 20:39 ID:/Lq+WZhP
マジで質問なんですが国語って何をすると力がつくんですか?
というか国語力があるということの意味がさっぱり理解できません。
国語のテストなんかでもできる人とできない人の違い、
正答と誤りの違い、などなどなにもかも納得いきません。
できる人から見ると明確な基準といえる何かがあるんでしょうか?
282実習生さん:04/08/11 21:16 ID:3PRxTsv4
>>281

中学時代、塾で国語が得意な大学生から教わったことです。新聞の
天声人語(朝日新聞の場合。新聞1面の下に時事話がまとめて書か
れてたもの)や社説(新聞社の記者の意見が書かれたもの)の要点
をまとめる練習をすれば国語力が上がると言われ、実際にやった。
ただ、社説は内容的に難しいかもしれないので、天声人語でも十分
かと思う。要点をまとめる練習をすることで、文章の書き方が上達
しました。句読点をどこで打てば良いのか、どのようにまとめたら
わかりやすい文章になるのかが徐々に理解出来るようになる。出来
れば、短くても良いから文章を書く習慣を付けると良いかもよ。

でも、国語は得意な人と苦手な人との差が意外と出やすい科目でも
ありますね。まず、漢字の読み書きは勉強すれば誰でも点数が取れ
るので、ここで点数を稼ぐ。名詞・動詞などの文法関係も覚えれば
確実に稼げるので、ここでも点数を稼ごう。読解問題は作者が何が
言いたいかがわかればある程度、点数が取れるはず。でも、テスト
の正答と誤りの違いは採点をする先生によりけりですね。だいたい
人によって、文章の感じ方が違うわけだから、色んな解答が出ても
不思議では無いかと。でも、要点さえ押さえていれば点数はもらえ
るはずですよ。明確な基準と言われると難しいけど、やはり、作者
が何を言いたいかを理解出来る力があるかどうかかなぁ?
283実習生さん:04/08/11 22:45 ID:/Lq+WZhP
>>282
ありがとうございます。。。ふうむ。
何か客観的な正解があるのではなくて、「世間が正解だと見なしている国語」
というものと共感できる能力を養えってことでしょうか?
結局のところ規範教育なんでしょうか。国語って。
わたしは文章が上手いとか下手とかという感覚もいまだにわかりません。
どんな文章でもわかるような気がしますし、それなりの意味があるように感じてしまうのです。
国語の点数の取り方といわれるようなハウツーをみにつけることの意味もわかりません。
やっぱり、謎だらけの科目です。
284実習生さん:04/08/11 23:20 ID:hoxshfl+
現代文は、古文・漢文の土台があって成立する。
言葉には、背景があり、背景が言葉の意味や使い方を決めるのだ。
その意味で、古文・漢文は必須だし、歴史も哲学もすべてを学ぶ必要がある。
そもそも母語が高いレベルに達しないと外国語を学んでも高いレベルの内容が扱えない。
285実習生さん:04/08/11 23:41 ID:pt7YB70Z
国語擁護。
日本語で思考する日本人が日本語もろくろく扱えないようじゃねえ・・。
多くの文章にふれることで語彙を増やしていく。
よってより高度な思考力を身につけていく。
その文章を読めるようにするのが国語。
古典も漢文も無駄ではない。
蓄積されてきた素晴らしい古人の知。
それらにふれることができるように機会をつくるのが学校教育のお役目。
と考えている国語教諭を目指す小学校教諭でした。
286実習生さん:04/08/11 23:42 ID:KxV947T8
学問というのは、だいたいどこかで繋がってるもんだよ。

古典に限らず、「××は役に立たないだろ」とか言ってるやつはたいてい馬鹿。
287実習生さん:04/08/11 23:47 ID:/Lq+WZhP
>>285
その目標自体はすばらしいように思うのですが、
どうやったらそんなこと達成できるのですか?
世間には私のようなバカもいるので国語という科目でやろうと
していることさえわからない人間もいるんですよ。
すくなくとも今の国語教育から何かを教わったような気がしません。
思考力は数学や哲学で養った気がしますし、語彙は趣味読書で。
古典漢文はわたしはサッパリですが、国語の意味がわかりません。
でも国語が大事だということはなんとなくわかるのです。
でも、今の国語教育って本当に有効なのでしょうか?
288実習生さん:04/08/12 01:02 ID:qiwiY+G5
>>287
 国語で中心に扱うのは言語のリテラシー。自分の言いたいことを正確に伝え、
他人の言いたいことを正確に理解する能力の育成が国語なんです。
 国語がどういう科目なのかわからないとおっしゃってますが、学校の国語の教師でも
国語がどういう科目なのかわかっていない人もいます。「自分にされていやなことは
他人してはいけない」とは「自分にされてうれしいことは他人にしろ」ということだ、と
語った論理思考能力に欠陥のある古文の教師にもあったことがあります。
 国語は必要不可欠な科目ですが、残念ながらそれを認識していない教師にあたり、
意味を理解できずに教育を終える生徒が多いです。
289実習生さん:04/08/12 02:04 ID:mVszR07p
>>287 さん、あなたの文章に取り立てて読みづらい点はありませんし、
論旨の乱れたところもないと思います。
ですから、世間で必要とされる国語力は十分にある、と私は考えます。
「世間には私のようなバカもいる」など卑下なさることはありませんよ。
たとえ、あなたの国語の成績がどんなものであろうともね。
私どもは日頃もっと悲惨な文章を読みなれております。

「古典漢文はわたしはサッパリ」とのことですが、それはもう縁がなかったんだから、
仕方がない。気にすることはないです。
あなたのこれまでの人生で縁がなかったものはいっぱいあるでしょ?
都都逸とかジャズとか盆栽とかアイスホッケーとか。それと同じです。
290実習生さん:04/08/12 02:06 ID:mVszR07p
>>277
> 古典や漢文が役に立たないと言う時点で痛い。英語でいったい何をしゃべるの。
> 人間の素地ができてないやつが何やってもなんにもならない。
これは、古典や漢文が「人間の素地」をつくるという解釈でいいのかな?
その上で「古典や漢文はいらないんじゃないか」という疑問を抱くものは、
数学やっても、ボクシングやっても、ロックやっても、金儲けしても、異性を愛しても、
人命救助しても、ノーベル賞貰っても、「何やってもなんにもならない」という意味に
なるわけなんだが分かってる?

分かってないんだったら、君は馬鹿だし、君に国語力はない。
無理して難しいこと言わないほうがいいよ。
分かってて、なおかつ本気で信じているなら、君は夜郎自大。
視野が狭い上に「人間の素地」ができていないのだよ。
分かってて、かつ信じてもおらず、釣りとして言ったのなら、君は性根の腐ったカス。
夏厨よりも性質(たち)が悪い。

で、どれだ?
私は心優しい人間だから、どれか一つ選ばせてあげよう。
291実習生さん:04/08/12 02:52 ID:VJRe9uMv
司馬遼の「坂之上の雲」を推薦図書にすべきだ
292実習生さん:04/08/12 03:46 ID:kzq5b56C
>>288 さん。
> 国語で中心に扱うのは言語のリテラシー。自分の言いたいことを正確に伝え、
> 他人の言いたいことを正確に理解する能力の育成が国語なんです。
国語の目的が、こういうものであれば、たぶん、どこからも異論は出ないでしょうね。

その上で、古文・漢文をどう扱うべきだとお考えになりますか?

実はこの板の他の国語関係のスレも読んでみたんですが、古文・漢文の話が出ると、
ひとしきり荒れるんですね。で、そのあと結構有益な議論が続いたりする。
問題は、その有益な議論で古文・漢文の話が出てくることはないということなのです。
これって実は国語教師もあんまり古文・漢文をやりたくはないということなんじゃな
いかと推測するしだいですが、いかがなものでしょうか。
293実習生さん:04/08/12 18:33 ID:qiwiY+G5
>>290
276さんそんなに泣かないで。落ち着いて、冷静に。夏休みの宿題は終わったの?
プゲラツィオ
294実習生さん:04/08/12 21:54 ID:6MQ/SQp3
>>293
カスはだまっとれ。
295実習生さん:04/08/25 11:19 ID:62OvYQ6S
age
296実習生さん:04/08/26 17:24 ID:1KHSXJph
高校現代文の諸悪の根源は文学中心主義だよ。
生徒が身体で体得してる若者言葉が「方言」として圧殺され、100年前の作家の言語が「正しい日本語」として「注入」される。

試験では、読めば分かる物をうんざりするような段落分けと引っ掛けの四択問題を三年間やらされる。

現代文を読みこなす能力なんて極論すれば中学生レベルで十分。
高校現代文の「論説文」で扱うようなスコラな文章を読む能力なんて、社会人になってからも要求される事は無い。
297実習生さん:04/08/26 18:33 ID:dE95nvD0
俺は普通に小林秀雄の文章をスラスラ理解できるようになりたいのだが、全然だめだ。
高校の頃も国語は苦手、というか無視していたし。
今から中学受験レベルから国語をやりなおしたら読解力つきますか?
どうやって勉強したらいいのかさえわからないんですがw
298実習生さん:04/08/27 21:52 ID:knouhIG2
>297
小林秀雄の文をスラスラ理解できる奴なんてなかなかいないから気にするな。
小説より論文読め
299実習生さん:04/09/12 01:44:50 ID:HZwTbxnK
古文だろうと漢文だろうと現代文だろうと
同じ「日本語」で書かれたものであるという点で、同じなわけで、
明確に区別しなくてもいいと思います。ただ、文法や表記などが違いますが。

何を読もうと、言語のリテラシーを高める上で有効だと私は考えます。


古文漢文には、今の日本語にはない簡潔さがあったり、季節感がよく表れていたりしますし、
また、文法などの異なる言語に数多く触れることで、言葉の力を高めることができると
思います。


300実習生さん:04/09/14 01:13:53 ID:Pa+cIdYH
age
301実習生さん:04/09/20 16:47:09 ID:0t8tbQdM
質問です。小学生だと、物語文ではどのような点を大事にして指導すればよいと思いますか?
302実習生さん:04/09/20 17:15:44 ID:it6PfQLs
場面の把握。
つまり、「いつ・どこで・誰が」をしっかり把握させること。
その場面を絵に描かせると、これらが把握できているかどうかが分かる。

場面を把握しないかぎり、登場人物の気持ちなんて分からない。
まして、主題なんてぜったい無理。
303実習生さん:04/09/21 20:35:24 ID:bT59qqYq
>>301
読ませるために最低限必要ないくつかの観点を知っておかないと読めないんじゃない?
対比して物をみることとか、比喩とか、学年にもよるだろうけど、これは、何を象徴しているのか、とか
倒置法で、どんなことを強調しているとか、あと、話者は、どんな視点で物をみているのか・・とか

全部いっぺんになんて教えられないけど、そういう物語文がより深く読めるようになるスキルみたいな
ものがあるんじゃないかなぁ?
304301:04/09/21 21:32:17 ID:6s65seRd
>302さん>303さん、ありがとうございました!国語って個人的にとても好きな教科なんですが、教える、となるととても難しいなあと感じていたので、参考になりました。
305実習生さん:04/09/21 23:33:44 ID:PQ9uQb34
>>304
がんばってくださいね。でも、一番大事なのは、301さんが、「国語が好き。」って言うことですよ。
それ、大切にして下さいね。
306実習生さん:04/09/28 23:10:57 ID:/9/GT3VS
私も今、国語で悩んでる講師です。
しかも学指主任が毎時間チェックしてるから鬱。
今は、物語作品を段落ごとに要点まとめてとかやらないんだよねー。
そういう方法しか、頭に入ってないから四苦八苦。
「音読で主人公の心情に迫る」っちゃ何だよ!
上手に音読するためには、言葉の意味とか、行間に込められた思いとか
読解ができてなきゃダメな気がするんだが・・・。
友だち同士の音読を聞きあって、読みを深める、なんて可能なのか?

非常に疑問。
307実習生さん:04/09/28 23:29:47 ID:Pft1uESW
『日本国憲法とは何か』   八木秀次  PHP新書

【第6章 フランス革命と人権宣言−ペインとルソーの「社会契約」】
 フランス革命を通じて、人権と国民主権について考える。
 イギリスの「古来の自由・権利」、アメリカの「天賦の権利」に対して、フランス
革命での人権は歴史からも共同体からも切り離されたものだった。このような過去か
ら切り離された抽象的な人間像を示したのがトマス・ペインである(対してエドマン
ド・バークは、権利や自由を世襲のものと理解した)。
しかし
このような観念的な人権は革命時に守られることはなかった。過去とのつながりを絶たれた自由や権利は暴走や濫用の恐れがあるのだ(戦後日本も同様)。
フランス革命とロベスピエールに影響を与えた人間にルソーがいる。ルソーは一般
意思に帰順することを説くが、この一般意思を僭称する人間が現われるや否や、全体
主義、社会主義を生むことになる。直接民主制という意味で人民主権も、全体主義的
危険を秘める。
308実習生さん:04/09/29 22:39:44 ID:NCmwFVc9
>>306
俺も、言葉の意味もわからず、
物語の筋も理解できず、
登場人物に感情移入もできていない状態で
音読をしても意味はないと思う

音読は、楽器の演奏や絵を描くことと一緒で
表現方法のひとつなんだから、
表現したいものがなかったら
やる方も聞く方もまったく面白くない

文科省は精読を否定するような立場だけど、
俺は必要だと思うよ
だって、精読するのなんて学生の時ぐらいなんだから
それも一つの経験だろ

でも、「段落ごと」っていうのだけでもなあ…
精読もいろいろやり方がある
309実習生さん:04/10/07 22:48:27 ID:6eFdZRVW
>>306
教える相手は小学生? 中学生? 高校生? それによってもちがうだろうけど
小学生(とくに低学年)あたりなら、それも可能かも・・・。たとえば、
小学校2年生にある「お手紙」って教材で、がまくんが「ああ。」っていう所があるんだけど
「さぁ、ここどんな風に読んだらいいだろう?だれか読んでみて。」
とか言って、子どもが読んだら、「ぶーーー。40点。」とか言いながら
とっても上手に普段朗読できる子にも「ぶーー。」とか言って
ヒントはそのページの他の所もよくよんでごらん。
などと言いながら、そこをどう読んだら良いかを叙述から探させたりすると、けっこう楽しく
できるかもしれませんよ。「そうか、がま君は今喜んでいるんだからこの『ああ』はうれしそうによむんだ。」
なんて事ができたりするんじゃない? 乱文失礼。
310実習生さん:04/10/09 13:57:56 ID:mYIiBYW2
>>301
学習指導要領に書いてあることを達成するように注意して指導する。
国語の教科書は他教科と違い教材しかない。
それを使ってどうにでも教えることができる。
何を教えるかは教師の考え方次第だ。
しかしそれでは、教師も保護者も困ってしまう。
どうしても基準が必要だ。
それが学習指導要領だ。
311実習生さん:04/10/09 14:49:41 ID:OhYwkjVh
それが学習指導要領だ。
↑それは違うんで無いかい・・・・
312306:04/10/10 19:05:47 ID:FfpI2ddd
>>309
レスありがとうございます。
>ヒントはそのページの他の所もよくよんでごらん

そうなんですよ!結局は「叙述を元に読解する」ことになると思うんですよ。
音読は手段であって、上手に音読するためにはどうする?よく文を読んで見よう!となると思います。
でも、指導書では「友だちや他グループの音読を聞き、読みを深める」とあるんですね。
でも、友だちの良さを発見するって難しいんです。
声が大きいとか、すらすら読める、とか表面上に目を向けがちになります。
こちらで「気持ちがこもっててたね、どんな気持ちで読んだの?」
とふっても核心には迫れない。
なら、場面をおいつつ、どう読んだらいいかな?どんな気持ちなんだろうね?
と進めていくのが良いような気がするのだが・・・。
自分の心に残った場面しか音読練習しない、他の場面は友だちの音読から読みを深める、
これで作品全体の主題にまで迫れるのか疑問なんです。

でも、詳しい読解はさけて良し!としてるんだよな。
良いのか文化省?



313309:04/10/11 22:01:10 ID:6b5iY6SE
>>312
よくないだろうね。最近の子ども達は、私たちが想像している以上に文章が読めていない。
比喩、直喩、倒置法なんかも、知識としては知っていても読みを深めるための手段となっていない。
それに、よく言われるけどテレビ・ビデオ・ゲーム漬けになっている子ども達は、常に「受け身」の生活
をしているがため、文章から場面を想像することも難しくなってきているよ。
314306:04/10/12 20:56:52 ID:/mO2jAZ8
>>309
またまたレスありがとうございます。

でも、学習指導主任は「指導書にはそう書いてある。やりなさい。」なんだよなー。
二言目には「最近の国語学習の流れは、子ども主体の活動なんだから」・・・。

基礎基本が叫ばれている今、国語だってじっくり読解で良いんじゃないのかな?
もちろん読解を進めるに当たっては、子どもたちから活発な意見がでるように
こちらが工夫しなきゃ行けないけどね。
315文構造を意識して読むべし:04/10/13 17:48:06 ID:6yhwrqjo
 自分の体験→主張という順番になっております。

主語などの省略された語を補い、さらに指示語の指す内容も探す
この作業により、私の日本語読解能力は飛躍的に上がった。
今までの私は、これらを意識せず、『なんとなく』読んでいた。
よく分からなくても、何となく一部の事が理解できていれば満足していたのである。
しかし、これらを意識し始めると『なんとなく』から、より明確に理解できるようになった。

さらに、主語、動詞、目的語などを意識することにより、より日本語を理解できるようになった。
そして、英語でいう従属節(副詞節)などを意識することも、その理解につながった。

私には、学生に、音読やら暗唱やらで慣れさすよりも
むしろ、意識して日本語を読ますことが必要だと思われる。(例えば上記のことを意識させ読ます事が)
なぜなら、『なんとなく』で満足してしまう恐れがあるからである。
316実習生さん:04/10/29 00:11:47 ID:uy3CqHrs
>>314
その主任さん、なんか大切なことを忘れているような気がする。
子供主体の活動・・ったって、それで「何を学ぶの?」ってとこ。
子供主体の活動って、子供がしたい通りにすればいいの?
そういうわけじゃないよね? 指導書に書いてあるから・・・・
は、もはや、指導書崇拝主義とでも呼ぶべきもの。
自分の頭で考えずに、ただ、そこに書いてあるから・・と
いうその方は、たぶん、やらせたら、その指導書の理想通りの
授業ができるとはとうてい思えない。教育に完成はないわけだし、
できるなら、一度、見本見せてもらったら? 
たぶん失望すると思うよ。
317実習生さん:04/11/22 10:20:01 ID:aZdw/VDB
保守age
318実習生さん:04/11/25 22:31:23 ID:k1Hocr8o

【社会】小学生用の漢字書き取り、正答率47%の教員ら免職・大阪市


 大阪市教育委員会は25日、小学4―6年生用の漢字書き取りテストの正答率が47%だった
養護学校の男性教諭(56)ら2人を教員としての適格性が欠如しているとして分限免職にした。
市教委によると、男性は主に数学を教えていたが、指導力不足の教員向けの校外研修で
漢字書き取りテストを実施したところ正答率が47%だった。保護者への連絡帳でも「自信」を
「自身」と書き間違えるなど国語の基礎学力が著しく低く、勤務先で生徒に「ファーストキスは
したんか」など不適切な発言を繰り返した。

続きはコチラ
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041125AT3K2502E25112004.html
日本経済新聞社 2004/11/25/19:31


319実習生さん:04/11/26 15:40:52 ID:Cfu9Tm8s
教師が綺麗な日本語を使わなければ、生徒たちに身につくはずがない。
教師の国語革命を求む。
320実習生さん:04/11/26 16:34:27 ID:Jka7zMc0
仕事で英語と日本語併用しているけど
日本語は,パソコン入力が面倒
とくに音声認識後の変換が大きなネック
また,デザイン性が悪い
OCRでの読み込み制度が非常に低い
他言語との関係がうすい

などなど
欠点ばかり
そく英語を国語にするべきである。
321実習生さん:04/11/26 17:04:20 ID:zVSLBqPI
じゃあ、とっとと日本から出て逝きな
でなければ、ローマ字主義者にでもなれ
322実習生さん:04/12/24 23:19:51 ID:QxgW3Ml2
>>310
>国語の教科書は他教科と違い教材しかない。
えらくカメレスだが、思い上がり甚だしい。
お前は高校程度の数学や物理も何も知らんのだな。
323実習生さん:05/01/11 19:32:09 ID:9gEZ7fJg
【行政】国語力を底上げ:小学校に専科教員=和歌山県教委[050111]

 子供たちの国語力低下にいかに歯止めを掛けるか−。和歌山県教育委員会は
十日までに、中学校の国語教諭を小学校に異動させ、国語の専科教員とする試みを
始める方針を決めた。「すべての教科の基礎は国語力」(県教委)。来年度から
一部地域で実際に中学校の先生が小学校の教壇に立ち、小中一貫の指導を
目指す考えだ。

 文部科学省によると、国語の専科教員を置く小学校は全国でも少ない。

 「メールなどで意思がうまく伝わらずにトラブルになることがよくある。
単語でなく、文章で会話できるようになれば」(市立中の教頭)と期待は大きい。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1105407447/
324実習生さん:05/01/18 05:43:57 ID:i4SnCXrJ
国語教師の教養主義キモイ。
自分たちが文学部卒の国文大好き人間だからって、万人に押し付けるなっつーの。
大体何で日本の紙幣って作家の肖像なんだよ。
普通の国は国王や大統領の顔なのに。
325実習生さん:05/01/18 05:50:02 ID:i4SnCXrJ
>>323
>すべての教科の基礎は国語力

全くそんなことはありませんね。
実際中学受験において一番のキーは算数。
326実習生さん:05/01/18 05:55:21 ID:AT4UOezl
>>324
作家は一人だけですが・・・

>>325
>実際中学受験において一番のキーは算数。
なんだそりゃww どういう関係があるんだよ。
327実習生さん:05/01/18 06:10:04 ID:i4SnCXrJ
あそっか、千円札も変わったんだ。
小学校の国語で、ナレッジの蓄積なんかあるか?
漢字くらいだろ。
他教科の教科書を国語で訓練しなきゃ読めない香具師なんて健常児にはいねーよ。
328実習生さん:05/01/18 06:20:48 ID:DfkERISW
国語の先生の既得権拡大のために、わざと学力底辺層に合わせて、危機感を煽ってる気がしまつね。
329実習生さん:05/01/18 09:03:59 ID:AT4UOezl
>>327
他教科の教科書を読めればそれでいいのかw
文系じゃ使いもんにならないな。
330327:05/01/18 10:23:14 ID:DfkERISW
小中学校の話をしてんだろ。
それに頭いい子は強制されなくたって自分で本を読むし。
331non983:05/02/26 00:44:40 ID:WkF/D14g
文学作品というものは一度権威として確立してしまうと、個々人がいいと思うか否かに限らず裸の王様になってしまう。
誰も批判出来ない。だから誰も読みたくないようなつまらない作品が教科書に載り続ける。

332non983:05/02/26 00:52:28 ID:WkF/D14g
まあ国語の先生というのは国文科で純粋培養されて、バイアスのかかったジャンルの物しか読めなくなった馬鹿ばっかりだが。朝日・岩波を崇拝してるし。
333招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/26 00:58:39 ID:jHqMz7pE
「国語」と「日本語」の峻別に無頓着なまま議論されているのが気になります。

「国語」そのものが歪んだイデオロギーだという論点は?
334non983:05/02/26 01:05:49 ID:WkF/D14g
>>333
その論点はおおありですね。
335招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/26 21:54:16 ID:uORTKJoX
>>315のような無茶苦茶な発言にも驚きです。
そもそも日本語には主語など必要のない言語だった。それは古文を見れば簡単に
分かるはず。明治以降の翻訳日本語の影響と西洋語の文法用語(概念)を無批判に
日本語に適用した結果の誤解ですね。

時枝は泣いてるでしょうね。

もちろん、西洋語の理解もいいかげんな発言が目立ちます。
言語一般と言ってもいいでしょう。

国家=民族=言語(国語)という前提こそを疑うことから始めないと、言葉に敏感な
感性など養えるわけがない。日本国内ではいいとして、外国には一種の偏見として機能
するだけだと思います。
336招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/26 22:00:03 ID:uORTKJoX
>>332
>朝日・岩波を崇拝してるし。

これがバイアスの典型ですね。朝日の記者だった本多勝一郎の「日本語の作文技術」は
秀逸だろう?専門家にも評価は高い。もともと『言語』(大修館)に連載されたのが元に
なってるはず(だったと思う)。しかも、彼は意外と国粋主義で西洋語文法マンセーの
国語学を切ってるしね。

どこがいいのかも紹介して下さい。
337実習生さん:05/02/27 00:44:19 ID:lxE9bmez
本多勝一、だと思うよ。本多勝一郎ではなくて。
338招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 02:01:20 ID:YOhnQw43
>>337
その通り。スマソ
朝日文庫からたくさん出してますよね。
やっぱり、彼は左翼ですか?w
339TK:05/02/27 11:13:45 ID:Bof6HnlC
小学校の教員です。教職免許は国語です。国語科は、すべての教科・領域の学習の基礎となる
最も大切な教科だと思っています。(特に小学校では。)

国語科で育てるのは、「確かな言葉の力」です。言葉を理解する力、言葉で表現する力、
言葉でコミュニケーションをとる力などを備えた「豊かな言葉の使い手」を育てることが
国語科の目標だと思います。

豊かな言葉の使い手となるためには、豊かな言語感覚を身に付けていないといけません。
国語科の読解の学習では、とかく主人公の心情だの主題だのと、文章の解釈に重点を置きがちです。
しかし、そうではなくて、もっと「言葉」そのものにこだわった学習をしていきたいものだと、
ことに最近、強く思うようになりました。

文章を読んでいると、自分の心にぱっと飛び込んでくる「言葉」がありますよね。
その言葉のじっくりと味わうのです。言葉の美しさ、言葉の響きなどをとことん味わう。
声に出して読んで味わう、黙読して味わう、書き写して味わう、その言葉を自分でも使ってみて味わう・・・。
方法はさまざま考えられます。

子どもが「言葉」そのものにこだわりながら学ぶことが大事なのではないかと思います。
「言葉っておもしろいな。」「言葉ってすごいな。」
子どもがこんな風に思ってくれるような授業をしたいといつも思っています。
340non983:05/02/27 14:34:28 ID:nSbfHxyo
>国語科は、すべての教科・領域の学習の基礎となる
>最も大切な教科だと思っています。(特に小学校では。)

「小学校だけでは」というなら正しいかもしれない。中学以上では、持続的な学習が必要となる英語や数学の方が重要だ。
341実習生さん:05/02/27 15:08:17 ID:BB5dCuBi
http://www.tkc.co.jp/senkei/0205/interview.htm

――一方で国語教育はどんどん減らされていく…。

藤原: 小学校の国語の時間は大正時代が14時間。戦前が12時間。そして現在が5、6時間です。
これが日本人全体を思考停止に追い込み、現在の最悪の状況を創り出したといっても過言ではないでしょう。
 

342non983:05/02/27 15:50:32 ID:nSbfHxyo
何をもって「現在の最悪の状況」とのたまってんのか分からんな。今でも優秀な奴は一杯いる。
ありもしない危機を煽って飯を食うのは止めて貰いたい。
343招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 15:56:15 ID:dUbaYfG7
non983氏へ

今の国語教育へ批判的な発言をして、その上国語はどうでもいいという主張は
理解しがたい部分があります。だいたい、英語や数学が重要だという理由は??
344non983:05/02/27 16:11:11 ID:nSbfHxyo
>>343
>英語や数学が重要だという理由は??

系統的な知識の蓄積だから。中学国語なんて、一読すれば分かる文章に一々四択問題とかを課す、無意味な作業を三年間繰り返すだけじゃん。
あんな物何の費用対効果がある?個々の生徒が自由意志で本読んだ方がよっぽど読解力付くよ。
文法や漢字は無意味と思わないけど。ところであなた共産党板で結構有名だよね。
345non983:05/02/27 16:15:59 ID:nSbfHxyo
とにかく俺は曽野綾子といい、この藤原とかいう人といい、「いかにも文系」という思考回路しか持たない人たちが教育行政に介入して来るのが、生理的に嫌なんだよ。
346実習生さん:05/02/27 16:26:05 ID:fm2e8Ij7
>>339
そもそも「国語科」って無批判に言っている限りはダメ。
全然、言語を分析的に見る態度じゃないでしょ。
347実習生さん:05/02/27 16:28:50 ID:fm2e8Ij7
>>341
おいおい、思考停止は戦前だろ。
348実習生さん:05/02/27 16:34:09 ID:BB5dCuBi
>>344
>一々四択問題とかを課す、無意味な作業を三年間繰り返すだけじゃん。

それは同意。小説の登場人物の気持ちに正解なんてあるわけないのに。
でも小学校の読み書きは時間をかけてしっかりやらなきゃいかんでしょ。
349招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 16:37:43 ID:dUbaYfG7
>>344
はい、「反共」という名札が付いてますが。
ここでは「アカー!」という名札に変わります。

>系統的な知識の蓄積だから。

日本語教育あるいは日本語学の成果(まだまだお粗末だとしても)が、学校教育の現場には
まだ降りてきていないのが原因でしょう?
単一民族起源という神話の中に生きているから、言語(母語、言語一般の両方)に無神経
なのがいけないと思います。

>あんな物何の費用対効果がある?

諸外国では尊重しているけどね。従来の国語教育を非難しながら、それを前提に
国語教育の可能性をも否定しているのは気になります。
少々プラグマティズムに偏った判断基準がおありなようですが、アメリカなどの
言語教育はもっと実用的ですよ。議論(discussion, debate)やスピーチの仕方など
社会で役立つことを教育しています。また、作文ももっと”科学的”な指導をしています。
もちろん、読みも同様です。文(sentence)を越えた原理から組織的な読みの指導は
日本の英語教育には取り入れられつつあります。
350招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 16:39:12 ID:dUbaYfG7
続き

日本語独自のテクスト言語学や談話文法、語用論などの成果からやれば
もっと面白い。日本では言葉は科学ではできない。理屈ではないという面が
強調されすぎです。情緒的にすることが立派なように思っている国語の先生が
多すぎなので困ります。少なくとも学問にはつながらない。

>一読すれば分かる文章に

大いなる偏見です。人が笑う時はどのようなときですか?漫才をみたとき?
だれかが失敗したとき?悲しい時、腹が立つときにも笑うことあります。映画で
悪役が最後にビルから落ちていく時に笑うのは絶望からでしょうか?

それらが文章表現のどこから推察できるのか、考えるのは無意味なことですか?
読解とは、世界の読解なのです(ロラン・バルト)。

その読みは日常を生きるために読解できるようにする事前の訓練の場所なんです。
現実ではできるだけ失敗がダメージとならないように、思考実験するのは有意義です。
351TK:05/02/27 16:48:21 ID:Bof6HnlC
実習生さん
>全然、言語を分析的に見る態度じゃないでしょ。

言語を分析的に見るということについて、
もう少しあなたの考えを聞かせてください。
(前の方に書いてあるのかも知れませんが。)

招き猫さん
>情緒的にすることが立派なように思っている国語の先生が
 多すぎなので困ります。少なくとも学問にはつながらない。

言いたいことは分かります。
でも、それが学問にはつながらないというのは、言い過ぎなのでは?
352non983:05/02/27 16:57:41 ID:nSbfHxyo
スゴー。やはり猫は知能が高い動物だ。
俺は対話によってソクラテスを引き立てるカリクレスでしかないさ・・・・。
35318歳:05/02/27 17:27:04 ID:E/DVkxg6
国語は受験のためだけにやるものでないのではないでしょうか。
当たり前ですが、言葉を使って話し、考えることはイコール生きることとだと僕は考えています。
言葉≒命だと思います。
人間らしく日本人らしく生きるためにはやはり国語が大きな土台であると思います。
近年の大変痛ましい事件の裏にも会話によるコミュニケーションの欠如、物事を冷静に見つめる思考力の欠如が関わっていることは明らかです。
当たり前のことしか言うことができず恐縮です。ただ覗いてみたら思うところがあったもので。
354non983:05/02/27 17:40:22 ID:nSbfHxyo
>>353
「日本人らしく生きるために」は蛇足かな。中東的価値観の日本人や中国的価値観の日本人など、いろいろ居ていい。
勿論純日本的な人も。
355招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 18:02:54 ID:dUbaYfG7
>>351
私は、例えば「分析批評(向山)」という”実践”に詳しいわけではないですし、
特定の教育実践の擁護は全く念頭にはありません。最初にそれを申し上げます。

小森陽一が、確か「国文学」で言ってたと思うんですが、まずは二項対立で徹底して
読ませると。同じ事を石原千秋は入学試験問題で行っていますよね。中学から大学まで。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index%3Dbooks-jp%26field-author
%3D%E5%8D%83%E7%A7%8B%2C%20%E7%9F%B3%E5%8E%9F/249-1059667-1456318
ここでも二項対立は徹底した武器となっている。もちろん、それらは構造主義に源を
持つのです、この程度のことを実践している人はどれほどいるでしょうか?

誰か他人の実践を参考にするのはいいことですね。しかし、それだけではダメです。
まして学問にはつながりませんし、本当の意味で実践にも深さを与えません。
理論は上っ面をなでるのではなく、自分が演繹帰納に苦しむ中から得られると思います。
深い理解は柔軟性に富むものです。表面的にだけ真似ると臨機応変に対応できない
ものです。
356招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 18:03:44 ID:dUbaYfG7
続き

先の石原は著書の中で、入試問題や学校空間での読みの限界も同時に告発しています。

国語の時間での”良心的”な読みが道徳の注入になっていないでしょうか?
その反対(例えば、反体制)も同様です。読みの結果の注入が目的となるような
指導であれば、それは道徳の時間です。そんなことからも解放させるには、あえて
「科学的」というスタンスを取ることも大事です。

学問を意識するとはそのようなモチーフもあります。

安易に「感性、センス」などと言うのも困ります。それらは生まれつきや手遅れを
意味することが多いから教育にはマイナスです。読みは技術だから、誰でも学ぶ意味
があり、またそれが可能となるのです。ここにも、モチーフがあります。

バルトはすべての意味が権力によるイデオロギーであると極論しています。
結果としての読み=意味が立派であるかどうかではなく、技術であると割り切って
考えた方がよほど健康的です。科学的、学問的であろうとする態度が真に読みを
解放させてくれるのです。もちろん、入試にも万全です。入学試験を目のカタキに
するのは反対です。それは言い分けです。本当の読解力は柔軟性に富み、かつ出題者
自身をも読解することを可能にしてくれるからです。

説明不足あれば、質問してください。長レスご容赦
35718歳:05/02/27 18:07:46 ID:E/DVkxg6
そうですね!今年から大学で様々なことを学び国語に対する考えを深めて、教員となり自分を磨いていきたいなぁ。
358招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 18:12:51 ID:dUbaYfG7
>>352
読解であろうと、いかなる教科であろうと産婆術は有効でしょうね。
しかし、それを本当に使いこなすには非凡な才能と努力がいるでしょう。
演繹的に明示して教える方がよほど楽です。また、帰納的だと自己満足して
たんなる狭量な経験主義で個人のワクに留まっているのも考えものです。

私は、産婆術ができないとなれば、演繹的な一般性を示すことから始める
のもいいと思います。帰納といえども、狡猾な誘導があるわけでしょう?
だったら、最初から方法論をハッキリ示す方がいいと思います。

どんなに一般化した形であろうと、かならずや自分なりのオリジナリティが
関与してくるものです。そのほんのちょっとしたプラスαは意外と大きな収穫
でもあるのです。
359non983:05/02/27 20:00:51 ID:nSbfHxyo
猫君に匹敵する頭脳を持った国語の先生というのは中々いないんだわ。残念ながらリーマンや一般職の公務員の方が、頭も、人格的なものもウワテな場合が多い。
360招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/02/27 20:44:51 ID:Z5XJxvA7
曽野綾子の話が出てましたね。旦那の方がよほどたちが悪い。
文化庁長官だった人ですが・・・作家なんて、あの程度。

そう言えば、河合長官もくだらん本を出して無料配布した。
危機感感じた池田晶子が慌てて対抗本を出しました。

「走れメロス」の話もありました。太宰なんて、作家ではなくてリーマンだったら
単なる人格破壊者なだけ。ヤク中でアル中。心中で自分だけ生き残り、また繰り返した。
賞が欲しいと井伏に懇願した。リアル人間失格。生徒はどこまで知ってるんだかな。
(最近の教科書はメロスを載せていないようだが)

作品は作家から切り離して読むべき??じゃあ、読書で人間性の陶冶なんて道徳を
語らない方がいい。技術でいいんだ。技術『が』いいんだ。

勝手なこと言ってすいません。皆さんは謙虚過ぎるようです。
喧々諤々の議論しないと本当には何もつかめないと思ったもので。
361実習生さん:05/02/28 20:17:26 ID:P9AmOi9t
聞きかじりの知識を振り回すだけのひとが多いようでー
机上の空論・破綻した弁証法もどき。詭弁の本でもよんだら?
特に招き猫 氏の発言には内容がないですねー
あなたにソクラテスが読めるとも思わないし、
二項対立の源は構造主義ではないです。いまどきこんなこと言ったら笑われます。
ここまで知ったかぶりできれいごとをいう人が教壇に立つから、
教員の信用はなくなるのです。

予備校の講習きいたら? サテではなく。
河合塾なら、無料で受け入れますよ。
小森陽一の院生から、アカポスをめざしてる講師もいるはずですよ。
362実習生さん:05/02/28 20:29:15 ID:fO/R5y9l
おっしゃることは分かります。
私は院でプラグマティズムを専攻したあと教師になりましたが、
周りの教師とは何から何まで全然かみ合いません。
(こちらから仕方なくあわせてますけど)
ふと思ったのですが、「教員の信用」って、難しい問題ですよね。
表現は荒っぽいかもしれませんがあえて書くと、
実際、「へぼ教師が、へぼ保護者から信用される」ってことも多いし
「へぼ教師が、へぼ同僚から信用されてる」ってことも多い気がします…
ですから、教師の信用というのは、難しい問題を含んでいる
といえないでしょうか?

363実習生さん:05/02/28 22:15:46 ID:GdAW8fCP
んな論理ばかり並べたって意味ないんだよ。お前みたいな奴は。人間的に成長しろ。
364実習生さん:05/02/28 22:30:12 ID:MlxDbPmM
禿同。
362の言ってることは、典型的な屁理屈ですね。
365実習生さん:05/02/28 22:47:04 ID:MlxDbPmM
招き猫や362に言いたいのですが、あなたの授業は
生徒に受け入れられてる?
高校もアンケートとるべきかもね。

また、院卒系だったら、もっと勉強しなよ。
悪いけど、教養がないのが見え見えなんだよね。

招き猫の言説の「技術」に対立するのは何だ?
「人間性」と「技術」が対立するとしか読めないんだよね。
馬鹿にしてやろうと思ったけど、情けなくてなみだが出るよ。

本気で言う。
あなたが、教師なら、いますぐ辞表をだせよ。
366実習生さん:05/03/01 01:04:03 ID:TkG6TMMn
暫くぶりに伸びたみたいね。ここまでを読んで。

>983
>誰も読みたくないようなつまらない作品
そうでもない。割合をどう見込むか次第だけれど、教科書(の掲載作品が面白いと思った
こと)をきっかけに作家・評論家・その他執筆者の文章に入っていく生徒もいる。
ぱっと見読みたくなさそうな/自発的にはおそらく読みそうもない文章を、読後に
「読んでみてよかった」と思わせるのも教師の仕事のうちだし。

>猫
>喧々諤々の議論しないと本当には何もつかめないと思ったもので。
あなたの書き込みからは議論が発生しないと思う。その点では893と変わらない。

>時枝は泣いてるでしょうね。
主語を単なる連用成分とみなすのは、学校文法の基となった橋本文法を含め多くの
文法学説が取るところだし、学校文法でも述語の性質を分類する時に四文型を提示
する時に便宜上登場させるに過ぎないです。
ちなみに、時枝文法は、昭和40年代にはオワッてます。

>演繹的に明示して教える方がよほど楽です。
当たり前。ただし「しゃべればわかってくれる」相手を前提としないとそうした
授業は成り立たない。まあ国立大付属の子供達とか予備校の難関大コースなら
喜んで聞いてくれるかもしれないけれど、公立小中〜中堅高程度の子供相手に
それやっても定着度をかせげない。だからみんないろいろやってるわけで。

>ぷらぐま
へぼ保護者はへぼ教師を「信用」するのではなく、わがまま通したいがために懐柔するのです。
367実習生さん:05/03/01 02:22:05 ID:nUsvDlYK
>>365
一体何をいきり立っているのかさっぱり分かりませんが…
貴方こそ典型的に「教師的な人格」に陥っていて
ご自分に他者を裁断する資格があると思い込んでおいでのようですが…

「善を欲して悪をなす」 あなたに贈る言葉です

368実習生さん:05/03/01 02:27:32 ID:nUsvDlYK
>>366
>へぼ保護者はへぼ教師を「信用」するのではなく、わがまま通したいがために懐柔するのです。
この意味はよく分かります。
正確に表現すると、そういう表現にもなるかと思います。
真の意味での信用と呼べるような営みではなく、懐柔である、ということですね。
よく分かります。

ところで、物事をより正確に記述しようとする、その努力に対して
「屁理屈」という形容しか与えられないような「へぼ教師」が世の中に多いとは
思われませんか?彼らは、頭の端っこでしか思考していないかのようでありながら
自分は「現実的かつ知性的な人間」であると過信しているのではないでしょうか?

戯言を申しました。スレ違い、失礼いたします。


369362:05/03/01 02:53:35 ID:nUsvDlYK
ここで私が論理を積み重ねて書き込みをしたとしても
私が現場で仕事する際にも、論理尽くめで仕事をしているとは
限らないと思うのですが、混同されている方もいらっしゃるようです。
そういう認識は乱暴なものだと思いますし、認識力が歪んでいる、
恐らく心も歪んでいるのだと思われます。
感情は認識を歪めますからね。
教師に多いですよね、この手の混同は。
職員会議で不毛な論争をする教師同士はたいていその類です。

そういう方たちには国語教育を論ずること自体を放棄していただきたいものです。
何か瑣末な哲学的議論の彼方で、ご自分の優越感と虚栄心を満たされたらどうかと
思います。そのような人にご自分のことを言及されては、小森陽一先生も迷惑でしょう。

私が院生時代に学会で論争したT大の某教授から受けた印象
尊大にして小心者・・・に似ています。
高等精神病と名づけさせていただきましたが・・・。

スレ違い失礼します。
370362:05/03/01 03:08:35 ID:nUsvDlYK
明日の授業の準備終ったから寝ますわ…
指導困難指定校に配属されて二年目…
腕っ節の強い、いかつい中学生達が、明日も学校で待っている…
頑張ろう!!
371non983:05/03/01 03:59:45 ID:t0e4kiaX
>>361
弁証法が破綻したとおっしゃいますがが私はテオーリア(観想)の手法としての弁証法は今でも使えると思ってますよ。
存在論としては破綻してますがね。二項対立の源はヘラクレイトスでしょうか。
小森陽一先生はこの業界の「天皇」なんですか?私が初めて彼の寄稿を読んだ時に、平易な文章を書くなあ、子供の目線に立ってるなあ、と思って驚いたんですよ。
小森先生は中高生が日頃使っている若者言葉が「方言」として圧殺され、古い作家の言葉が正式な日本語として注入されるのが洗脳っぽくて嫌みたいです。
生徒は現状に不満→教師は現状維持→大権威は現状に不満 という「否定の否定」を辿ってますね。

>>366
誰も読みたくないようなつまらない作品ばかりとは申し上げておりません。つまらないのに惰性で載り続けている作品があると申し上げてるんです。

>自発的にはおそらく読みそうもない文章を、読後に「読んでみてよかった」
>と思わせるのも教師の仕事のうちだし。

教師に習っても「やっぱりつまらない」という生徒がいることは眼中にないようですね。そういう作品は発表された当時すら大衆の需要には答えなかった作品なんですよ。

372non983:05/03/01 04:16:39 ID:t0e4kiaX
国語の先生は旧制高校みたいな校風を理想としてるみたいですが戦前だって私小説なんて誰も読んでないでしょう。高校なんて特権階級しか行きませんからね。
読まれてたのは吉川英治でしょう。戦前の銀行は出版社には「実業でなく虚業である」と言って金を貸さなかった。
文学の地位なんてそんなもんです。昔も今も変わりません。
物事は相対的に考えるべきです。
373non983:05/03/01 06:43:28 ID:t0e4kiaX
さて、私小説がもてはやされる傾向が日本の文学界にはありますが何故でしょうか。一体、私小説とは何でしょうか。
過剰な自意識、根拠のない厭世感、怠惰な生活、ナイーブさ。自己を無条件肯定するが故にいつまで経っても現実と向き合えないのが私小説作家の特徴です。
そもそも私小説などというジャンルが生まれたのも、評価されてるのも日本だけです。世界の文学界の主流ではありません。
私小説などではなくですね、普通に泣き、笑い、労働する生活者を描いた文学、生活者主体の文学を子供に読ませたい。
374non983:05/03/01 06:53:49 ID:t0e4kiaX
名前は忘れましたが、昔の中国の思想家に官僚の偽善的道徳至上主義を批判し、水滸伝のような通俗的娯楽小説を評価した人がいましたね。毛沢東は紅楼夢を高く評価し中国においては「紅学」という独自の学問もあるそうです。
まあ毛沢東にとっては封建制の腐敗を人民に知らしめるという目的もあったんでしょうが。西洋でいう通俗的娯楽小説を書いた人の代表といえばアレクサンドル・デュマでしょうか。
読んで面白くてこそ小説でしょう。映画もそうです。
芸術ぶった退屈極まりない作品が権威を持つ現状はおかしいですね。
375実習生さん:05/03/01 07:41:52 ID:c+8JcSlu
なんか熱く語ってるが。
私小説なんて学校じゃあまり読まないだろ。
376365:05/03/01 11:53:30 ID:uE5cflx5
>>367
人格の問題なんじゃないよ。あまりにも
衒学的で内容がないから言ってるまで。おれのどこが悪かいえるものなら
いってごらん?
縁なき衆生は度し難しというか、何とかにかまうは・・の世界かもね。

>>371
わたしゃ、弁証法が破綻したとか、小森陽一はこの業界の「天皇」だ
なんて一言もいってないんだけどね。
招き猫の書きコを批判しただけだよ。
小森さんの、二項対立はこの業界の「天皇」を教えろ論は、院生時代
の代ゼミ講師体験からきているとみていい。彼の読み方が二項対立と
いうわけではない。
377non983:05/03/01 12:33:57 ID:t0e4kiaX
悪いが私は猫と362に同意。保守派の先生にとっては論理や科学的・実証的手法は敵のようですな。
本音が透けて見えたんで良かったです。論理が要らないというならカオスの方が良いということですか。
まさに百鬼夜行、狂気の世界ですな。
378365:05/03/01 13:40:08 ID:H6NvWzAL
>>377
あなたが誰かに同意することは全然悪くないでしょう。
でもね、「論理が要らない」なんて、誰も一言も言って
ないんですよ。私以外の人も。

論理のすり替えとはこのことですよ。
アッ、カオスという言葉もやめてね。
あなたにギリシャ語読めるとも思えないから。(誤解なら
ゴメンね) 非論理とか恣意的読みってなぜいえないの?

私は、超の字がつくほどの革新派。
だから、猫のような、一般の方からみてちょっと
どうかな? という、酷い知ったか君は我慢できない
のです。多少の知識を振り回す程度ならいいけどね。
379non983:05/03/01 17:54:20 ID:t0e4kiaX
>>378
猫の方が知識多そうだから、やっかみ半分で言ってない?ww知ったかだと思うなら、ちゃんと各論で反対しなさいよ。
自分の言葉でね。大の大人に向かって予備校行けとかワケわかんないこと言うんじゃなく。
380365:05/03/01 19:37:49 ID:ECgyBOrb
>>379
おまえ、本当に馬鹿だし、人格も腐ってるな。
反論してるじゃないか。

>招き猫の言説の「技術」に対立するのは何だ?
「人間性」と「技術」が対立するとしか読めないんだよね。
馬鹿にしてやろうと思ったけど、情けなくてなみだが出るよ。

って。それより、おまえの

論理のすり替え

はどうなったんだよ。

381non983:05/03/01 19:53:03 ID:t0e4kiaX
>>380
その反論が言葉足らずで半端だから、もっと長々と反駁してみて欲しかったのですよ。技術の向上を主眼に置いて国語科(日本語科の方がいいと思うが)の実学的要素を多くしようとしてる猫の言説が気に食わないから、今まで通り人格陶冶・道徳説教的な読みをやりたいんでしょ?
それのどこが超革新的なの?
382365:05/03/01 21:45:01 ID:ECgyBOrb
>>381
相変わらず、自分の思い込みばかりで

人のレスはろくに読まない
他人に指摘された自分の過ちは反省しない
思い込みで感情的な決め付けをする

>今まで通り人格陶冶・道徳説教的な読みをやりたいんでしょ?
そこまで、人のことを想像で決め付けるなんて。

あんた、とんでもないね。
猫の教養のなさと安易な二分法の使用による
言葉遣いの荒さを指摘したというわけ。内容面の批判ではない。
論外なんだから反論なんかないよ。門前払い。
言い方きついけど「百鬼夜行」なんていったあんたは
批判する資格ないよ。

「実学」なんて言葉を使ってるけど、おれは使えない
と思うがな。non983って猫なんじゃないのって思っち
ゃう
383招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 21:55:17 ID:VGVuAO0f
>>366
>あなたの書き込みからは議論が発生しないと思う。

さ、どうかなw
でも一つだけ反省していることがあります。あまりにも高所からの発言に感じられて
不快感を覚えたであろう多くの現場の方に申し訳なかったかなと。しかし、ガチンコ
でないと実りがありませんから。

>ちなみに、時枝文法は、昭和40年代にはオワッてます。

私は「時枝文法」などとは言っていません。時枝は泣いてるといいました。
決め付けた読みでのミスリーディングな発言です。彼が何を背負っていたか
という問題からの発言でした。例えば、「日本精神分析」(柄谷行人)の
第一章『言語と国家』での時枝論を意識して発言しました。よければ、それを
踏まえてレスをお願いします。

>ちなみに、時枝文法は、昭和40年代にはオワッてます。

終わっているのはアナタではないですか?時枝をそんな風に言えるとはさぞかし
立派な方なんでしょうね。ちなみに橋本や山田は最初からゴミでしたが。

山田孝雄は主語(主格)の問題に突き当たり、日本語独自の文法の必要性を痛感した
らしいですね。そもそも西洋語の文法に触発されて始まったこと自体が痛いんですよね。
統語論を意味論でやろうとするような間抜けでオリジナリティを出そうとするのも痛すぎ。
文法とは第一義的には統語論。西洋(特に、まずはドイツ)では当たり前のようにしていた。
音韻論もそうですね。比較言語学とはそういうものです。(対照言語学との違いが分からない
人が多くて困りますね)
384non983:05/03/01 22:07:24 ID:t0e4kiaX
>>382
あー、私は>>363を誤解してたのか??彼がどういう意味でカキコしたのか分からない。
論理外で無秩序な文章を「百鬼夜行」と言っただけで、別に国語の先生を鬼に例えたわけじゃないんです。
385招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 22:07:40 ID:VGVuAO0f
続き

私が時枝を評価するのは、彼が周縁(朝鮮半島の帝国大学!)において核心を止揚しようと
したことです。外国の枠組みに対して無条件に隷属する学問姿勢を指弾したことです。
彼が、宣長を称揚するのは日本語の絶対性を言いたかったのではなく、その隷属から
自由であろうとする精神を見出したからだと思っています。現に、時枝は個別言語の
相対性を主張しています。また、言語を「民族=国家」から独立した系として対象化
させています。

彼の外国に隷属しない姿勢は、同時に隷属させない論理であったことは重要でかつ
彼の立派さだと思っています。外国かぶれの馬鹿や国粋主義のくだらん国学者とは
違っていたのですね。

読みとはそういうものだと考えています。

あなたが時枝を全否定する理由は何ですか?
386招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 22:12:55 ID:VGVuAO0f
続き

>それやっても定着度をかせげない。だからみんないろいろやってるわけで。

だから、何なんでしょうか。
底辺校の生徒は論理的に考えられないのですか?少々、私とは認識が違います。
彼らは教師の権威性にビビラない。だから、納得させる手法が望まれると思います。

馬鹿だから「印象批評」的に煙に巻くのがいいのですかね?
387招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 22:16:39 ID:VGVuAO0f
>>361
文句言うだけで、自分からは何も発信できない。屈折した思い上がりがあるから
名無しで粘着する予備校講師哀れ。。予備校講師にもできる人間知ってるけど、
アンタは違うみたいですね。

>二項対立の源は構造主義ではないです。いまどきこんなこと言ったら笑われます。

はいはい、産婆術も二項対立ですかね。弁証法もヘーゲルからではないよね。
で、予備校で教えてるんだったら文脈を無視しての読みはいけません。読みの理論における
二項対立の起源は明らかに構造主義にある。もちろん、その起源性はいくらでも遡れるでしょう。
しかし、大昔に遡るのは近い過去の隠蔽になる。それも常識でしょう?

>予備校の講習きいたら? サテではなく。
 河合塾なら、無料で受け入れますよ。

あなたの名前教えてよ。ぜひ聞きに行くから!

* よほど予備校講師スレに顔を出したのが気に入らないのか。
  そんなにプライド傷ついたの?
388招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 22:18:17 ID:VGVuAO0f
>>365
何を無意味なこと言ってるつもり??
よほど自分から建設的なことを言うのが怖いみたい。ガラスのような自我では
困りますよ。プライドあるんだったら、コテで自説を展開してみたら?

繁みに隠れて、くだらん罵声だけ。しかし、意味あることは何も言えない。
よほどボロが出る可能性があるらしい。ここは予備校生も見てるだろうから、
一つみんなをうならせるような論を展開してみてよ。でないと、浪人生が
不安になるよ。予備校講師さんの発言が惨めったらしいことくらい、高校生でも
”読解”できると思うけど。

うん、確かに技術より大事なものはありますね。あなたの態度が教えてくれました。
>「人間性」と「技術」が対立するとしか読めないんだよね。
馬鹿にしてやろうと思ったけど、情けなくてなみだが出るよ。

そんな思いやりを捏造しないで具体的に論じたら?しかし、全く読めないようですね。
具体的に言及するとボロが出る。だから、慎重に慎重に枝葉にこだわるということかな。

やはり、卑怯な態度に子どもは敏感なものです。
技術の有無の前に、それには注意を払いたいものです。
389実習生さん:05/03/01 22:18:37 ID:Q4vBPHJ4
反応キモイ奴多すぎ…
390365=382:05/03/01 22:23:28 ID:ECgyBOrb
>>non983
わかりました。ぼくは363ではありませんが。
私に向けてのレスなので。
お互いがんばりましょう。
最後に一言だけ補足すると、予備校の授業は同業者
として聞く価値大有りですよ。もちろん、反面
教師になるような悪いものもありですが、目から
鱗、といいたくなるようなものも。
391招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/01 22:29:36 ID:VGVuAO0f
362氏へ

全く知的好奇心がない人間に教えるのは難しいですね。
しかし、「ワル」というのは自己主張が強いものです。それは頭が悪いことでは
ないでしょう。だから納得させることが大事だと思います。そして、その「ワル」の
頭を納得させたら後は楽なものです。これは生徒指導と同様かもしれません。

私が技術で言いたかったことは、そういうことです。納得することは精神衛生上も
大事ですから。
392実習生さん:05/03/02 12:40:07 ID:H1lQYQLf
マ、こういう奴のことを口先だけというのだろうね。
393欧羅巴の中の人 ◆c258EHgzOg :05/03/02 14:05:34 ID:xznTLq1i
不毛
394招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/03 00:39:24 ID:WG+o2APK
彼女の詩が好きだと言ったら笑われた。
好きな理由?彼女が道徳を免れたからところから詠うからなんだ。

立派な詩が恥辱にまみれている。救おうとして、また笑われた。
もちろん、大人からだけどね。どちらが読めてないのか、ずっと知りたかった。
あなたなら何を読みますか?

    「私と小鳥と鈴と」

   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速くは走れない。

   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。
395366:05/03/04 00:21:05 ID:5soxcNJW
>猫
>時枝全否定
あなたは文法論談義の流れの中で、>>315に対して>>335「時枝泣いてる」と書いた
のではないの?そうでないなら、あなた>>335ですでに>>315をミス"リード"してるって
ことでないのか。(自分が得意で語れる?学際的な領域の話に流れをわざともっていこうと
するためかね)正直、>>383を読むまで、少なくとも私にはわからなかった。
私が否定するのは、時枝文法の権威です。別にトキエダ全否定じゃあないやね。

言語過程説は、(あなたも理解できているならこの言葉を使おう)統語論上のシステム・
モデルと談話の力場のモデルの区別がついていない理論ですよ。そのきっかけになったのは
「原論」にも書いてある通り構成的言語観批判なのだけど、これは完全に時枝が
ソシュールや橋本を誤読した結果に基づいて立論されてる。ありもしない幽霊に向かって
吠えた犬みたいなもんですよ(喩えは悪いが…)。そんな時枝文法が広まったのは、
ぱっと見のわかりやすさとか、彼自身の地位による政治力的な要素が大きいでしょう。
文法学史上の価値はともかく、文法理論に関していえば、山田文法は時枝文法の数段上
です。昭和の後半から現在に至る(国語学系の)文法研究に与えた影響力まで含めても。
396366:05/03/04 00:47:59 ID:5soxcNJW
もひとつ。
>馬鹿だから「印象批評」的に煙に巻くのがいいのですかね?
あのね、底辺校レベルの生徒に(国語的な面で)教えようという試みを経験しての発言?
話はそれからだ、といいたいとこだけど……

馬と鹿の集団に印象批判なんかやらかしたら授業崩壊が関の山ですよ。
言っちゃ悪いけど、そういうとこの連中は、文節10個以上つらなる文になると、
理解できないのよ。耳からも、目からも。興味がないから、じゃなくてほんとに能力的に
受け付けないんだと思う。生徒同士の会話を聞いてたって、複雑な構文を全く発しない。ほんとに。
ゲームとか携帯とか、試行錯誤に対してすばやいレスポンスが返ってくることなら、
そんな子等でもすぐに馴れ親しめる。自分のアクションに対する結果がすぐわかるから
「納得」も早い。納得ってのは、自意識と外世界の現象が一致した瞬間に発生するものだ
からね。
国語のような分野で、そんな彼等を「納得」させたりするのは、至難の業なのです。
こちらが最も扱い馴れた「言葉」という武器が事実上封印されたような状態からのスタート
になるから。
397招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/04 02:27:03 ID:ci84Z4SH
>>395 (レスありがとうございます)

>文法論談義の流れの中

その通り。その中で、わざわざ「泣いている」と表現したことの意味を考えて
もらえないのはなぜでしょうか?

>自分が得意で語れる?学際的な領域の話に流れをわざともっていこうと
 するためかね)

おやおや、できるだけ狭く語った方が都合がいいのですか?他に言及した
バルトやらには全く触れないのはなぜですか?日本語を考えるのは日本人しか
参考にならないとでもお考えではないですか?

>私が否定するのは、時枝文法の権威です。

「時枝は泣いている」という表現は「権威」を語っていると感じるのは読解力
の欠如と申し上げるのは失礼でしょうか?彼は、そんなものの彼岸で泣いている
と思ったんだ。思考停止で西洋語の文法をそのまま適用しようとする愚かさを。
398招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/04 02:44:43 ID:ci84Z4SH
続き

>言語過程説は、(あなたも理解できているならこの言葉を使おう)統語論上のシステム・
 モデルと談話の力場のモデルの区別がついていない理論ですよ。

あなたの批判そのものが正当であるかどうかの前に一言。
統語論は基本的に文文法としてですよね。談話の前に「意味論」との混在を言わないと
いけません。文を越えるのは範疇を別にします。それを前提に、談話を持ち出すのは
少々暴論です。少し前まで日本人の学者で「談話」や「テクスト」の概念を正当に
評価し対象として考えた人間などいません。橋本も山田も同様です。

時枝は徹底して統語論に抽象化させられなかったわけです。と同時に意味論との関係性を
考えることも。この二つを「階層的に」リンクさせて成果を出した学者もいませんでした。

>ソシュールや橋本を誤読した結果

彼がソシュールを誤読したというのは柄谷も指摘していますね。しかし、時枝自身が
ソシュールを演じたという柄谷の指摘は理解できるのでしょうか?

>文法学史上の価値はともかく、文法理論に関していえば、山田文法は時枝文法の数段上
 です。昭和の後半から現在に至る(国語学系の)文法研究に与えた影響力まで含めても。

それこそ、文法史上の評価など知りませんし意味ありません。彼が西洋語の文法を無批判に
受け入れて研究をスタートさせたことは異論がないことでしょう?
399実習生さん:05/03/04 02:48:23 ID:LKnj3LCB
論理エンジンってどうなんだろう
400招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/04 03:06:08 ID:ci84Z4SH
続き

三上章への言及がないことはなぜでしょうか?
彼はが学校文法で当然とされている主語をはっきりと有害無益であると断じています。
またそれに対して「この主張は、日本語の言語事実を正しくとらえた、きわめて正当な
ものであるが、主語という用語が便利なこともあって、文法学界においても
学校文法においても、なかなか受け入れられないというのが、実情である」(日本文法
小事典、大修館)という評価があります。

日本の文法学界は学問的に真摯ではなく、閉鎖的なんですね。
その余波を受けて学校にも影響が・・・。教科書の主語の「定義」を見て
誰が分かるというのでしょう?あなたなら生徒に説明できるのでしょうかね。

>納得ってのは、自意識と外世界の現象が一致した瞬間に発生するものだ
 からね。

いいえ、違います。納得とは信仰に近いような部分あります。ハッタリもときには
必要です。あなたの言われているような生徒には「納得」させないといけない。
能力のない生徒には理解させることはできなくても「納得」させることが大事です。
それは、他の生徒への「シメシ」を付けるという意味においても。

だいたい、「自意識と外世界の現象が一致した瞬間」とは何でしょうか?
カントやフッサールあたりは前提されているんでしょうか?

>国語のような分野で、そんな彼等を「納得」させたりするのは、至難の業なのです。

だからどうなのですか?何か具体的なことを提示してください。批判のための批判??
401招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/04 03:06:58 ID:ci84Z4SH
続き

>こちらが最も扱い馴れた「言葉」という武器が事実上封印されたような状態からのスタート
 になるから。

おやおや、日本語文法には詳しいようですが、言語一般に関する認識は少々甘いようです。
日本語を外国語(正確には第二言語)となるような意識の中で読みを重ねないと本当に
日本語は分かりませんよ。自然で空気のように感じている、その「最も扱い馴れた」という
意識こそを対象化させて考えたことはないですか?

>事実上封印されたような状態からのスタートになるから。

外国語(第二言語)の学習ー教授とは常にそのような状況です。学校教育における
日本語教育もそうあるべきだと思っています。母国語(正確には母語)であり、学校でも
教室でも空気のように流れている状況こそが愚鈍な言語認識を生むのではないですか?

違和感、齟齬という観点から日本語を考えることも非常に大事なことだと思います。
ここでの「齟齬」とは蓮見を十二分に意識したものです。彼の「反日本語論」は秀逸です。

また、「学際的」をやや侮蔑的に使っているように感じました。文法論でしか語れないの
ですか?そんなことで日本語を教えることができますか?逃げているわけではありませんよ。
何なりと文法論を吹っかけてくださいね。なお、当方の論点にもご都合主義でなく、レスして
いただければ幸いです。私は文法論「だけ」がしたいのではありません。それは手段であって
ほんの一つの道具であるだけですから。
402実習生さん:05/03/04 10:51:58 ID:6Wroffwr
某理系教育者の意見(要約)

美術は画家くずれ、数学は計算が達者で数学の出来る人、社会はオタク、
理科も白衣のオタク、音楽は楽器演奏も歌もうまい人、体育はスポーツ万能。
英語は英語がペラペラな人が教師だったから納得して学べる。
しかし、国語に限っては教師の実力がハッキリと示されない。
教師自身の「読み取る力」なんて普通の授業じゃ感じ取れないし、
そもそも国語教師自身の作文は生徒には一切読む機会が与えられない。
それが最大の問題。
そのくせ一方的に作文を書かせて、ただ「感想」を言うだけで良し。
そんなの生徒だって出来る。

要は一方的に高みから指示するだけで、自らは何一つ示さない。それが国語教師。
生徒に客観的に伝わるのはせいぜいその人のロマンチストぶりだけ。
せめて国語の授業内では、模範として自ら作文、読書感想文、詩などを書く程の
気概を見せて欲しい。
403実習生さん:05/03/04 11:59:19 ID:Qyev2yva
>>402
>せめて国語の授業内では、模範として自ら作文、読書感想文、詩などを書く程の
>気概を見せて欲しい。

時々、自己陶酔的なブンガク崩れの方で、それをやる人がいるけどね。これは難しいでしょ?
仮に能力がある人が本格的な批評ごっこを行っても、生徒はついて来ないし。
短歌や俳句なら嗜んでいる人はけっこういるね。現代詩はほぼお手上げだと思います。

正直、本当に読書が好きな人、文章がわかってる人は、まず教師にはならない。趣味にする。
大半は「教科としての国語」が割合に得意→だから教育学部に行ったり、教職を取りました、と
いう人がなる。
だから結局は、修身的な内容を説教して、残りは受験向けに試験問題を演習したり、
「小論文」(これも、いまだに天声人語とか言っててズレまくりな人も少なくないのだが)
を「指導」しておしまいになる。能力的な問題は措くにせよ、現場的にもこの程度で精一杯じゃ?
404実習生さん:05/03/04 12:14:06 ID:+QHDWEyl
>>402
そんな国語教師イラネ。
教室で定理を作る数学教師や、教室で作曲や演奏会をする音楽教師と同じだ。
405402:05/03/04 12:51:09 ID:6Wroffwr

406402:05/03/04 13:14:23 ID:6Wroffwr
>せめて国語の授業内では、模範として自ら作文、読書感想文、詩などを書く程の
>気概を見せて欲しい。

私自身の意見じゃないからアレなのだが、この意見の肝は
前述の別教科教師達のように、国語教師も何らかの手段で
生徒にハッキリとその実力を示してやればよい、という事では?
生徒が教師の程度を測れないから、生徒が不信感を抱く訳で。


歌人の俵真知とか作家の北村薫は元国語教師だったらしいね。
個人的にはそういう人が教師だったら、喜んで授業をうけるんだけどな。
407実習生さん:05/03/04 13:39:57 ID:pfeP/AfX
小論文の自分の解答なら必ず提示するけど…そういうのでいいのか?
408テュポーン ◆c258EHgzOg :05/03/04 14:02:37 ID:UhSNkyx2
国語に哲学なんか盛り込んだらどうよ?

「〜は何だ?」みたいにさ。
理由?
僕が好きだからに決まってる。
409実習生さん:05/03/04 14:56:55 ID:Ea4RaztD
中学時代の図書委員会新聞には顧問やってた国語の先生に
毎号コラムを連載してもらってたぞ。
そういうのでいいんじゃないか?
410実習生さん:05/03/04 15:58:22 ID:+QHDWEyl
>>406
数学や音楽の教師の実力は測れるのか?
教科書の問題が解けるとか、ピアノが弾けるとかそういうことを言ってるの?
そのレベルのスキルが示せない国語の先生は駄目だろうね。
漢字が書けないとか、朗読が下手とか、文章を上手く解説できないとか。

俵万智や北村薫じゃなきゃ国語の先生が出来ないなら、日本中から
先生がいなくなる。もちろん、どの科目もね。
411402:05/03/04 18:42:38 ID:6Wroffwr
>>410
私が思うに、厳密に教師の能力を計測…とかじゃなくて、
要はその教師がその科目における凄さをアピールできれば
それでいいんじゃないかと…ハッタリも含めてね。
例えば国語の実力をアピールするんだったら、
自分の卒論の一部とか見せてやって(高等な内容でもこの際OK)、
「これがスペシャリストの文章だ!どうだ、てにをはも完璧だ!」とかやれば
生徒達はそりゃもう凄い凄いって思えるんじゃないかと。
「漢字が書ける」「朗読上手い」程度は、残念ながら他の教科の先生方でも
問題なくこなしちゃうでしょうし、国語教師特有の力というには弱い気がします。

俵万智(ああ、漢字はこれだった)と北村薫は、
まさに生徒に師と呼ばれるだけの実力が示せてるんだろうなという
一例のつもりで挙げました。
国語教師全てがこんな鉄人にならなきゃダメとは全く思っていませんです、はい。
412招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/04 23:04:49 ID:VdtuKSJC
だから、これを批評して欲しいな♪理屈ばかりでは面白くないし。
使える理屈かどうかも分かるしね。

 「私と小鳥と鈴と」

   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速くは走れない。

   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。
413実習生さん:05/03/05 00:19:16 ID:ij4wrqGu
>>411
「教員が自ら生徒に何かを見せるべき」っていうあなたの議論の骨子には同意。
ただ、「見せる」ものとしては、書いた文章を見せるより、
常に自分が読書する姿勢を見せるほうが、生徒への効果としてはより良い気がする。

自分の体験だけで語るのは危険だとは思うが、
自分の読書ノート(仕事なんで年間100冊ペースでは読む)を生徒に見せた上で、
読書をしてその内容や考えたことを書いてまとめることの有効性を説くと、
やっぱり生徒から、ある種の信用が得られるのを実感する。

授業中に薦めた本を借りてくれる生徒も増えるし、一学年でほんの2、3人だけど、
関心ある分野の新書を自分で読んでノートにまとめる生徒も出てきてくれた。
自分も約束の日までに読んで、放課後にその生徒と本の内容について話し合う。
生徒の成長がわかるし、こういう時間がいちばん国語の教員やってて充実感あるな。
414実習生さん:05/03/05 01:16:26 ID:rvBuKWqU
>>412
タイトルを「私と小鳥とすゞと」と読んで、解釈しようとしてた俺様。
どーでもいいですよー。

この作品は矢崎節夫の気持ちを読み取る教材だと思ってるので、
ポエムの解釈や人権教育はスルーですよ。
あえて言うなら
「みんなちがってみんなよかったら学級崩壊だよね。」
「よいところ」と「そのままでよい」は違うからー。

415実習生さん:05/03/05 02:40:49 ID:yWfg/84a
>>411
漢字っていっても漢検準一級レベル、朗読も人が聞きほれるくらい
のレベルなら、十分凄いと思うが。少なくとも数学の問題が解けたり
ピアノが弾けたりするのと同じくらいは。
416366:05/03/05 17:52:04 ID:6MXba95j
とりあえず猫向け
文法の話に限っていえば(そもそも私のレスはあなたのその部分に食いついた所からだから)、
バルトの話なんかはそもそも出てこない。ともに言語(テクスト?)を扱うっていう一点を
除いては、あまり重なる部分がないしね。フッサールの名前も出てたけど、同じこと。
文法の話に今挙がった人達の業績の何がしかが援用できるとすれば、それは少なくとも統語論
とか文法学で扱う領域の意味論とかからは外れる。「構造」とか「意味」を話の俎上に乗せる
としても、それは文法とは別のことを論じているんだよ。
あなたが時枝の涙を、「おれがせっかく日本語にふさわしい文法体系作ってやったのに」
という意味で紹介したのだったと思った私は、「別にまともな文法たてたわけでもない人の涙
なんか別にどうでもいい」っていうレスをしたのだけど、
あなたが時枝の涙を、もっと大所高所から漏らしたものだというつもりで書いたというなら、
「だったらあなたの語ってることは、すでに言語学の話ではなく、"言語論"になっちゃってる」
(違いわかるよね、多分)という指摘をしたい。
417366:05/03/05 18:07:06 ID:6MXba95j
>……彼が西洋語の文法を無批判に受け入れて研究をスタートさせたことは
異論がないことでしょう?
この「彼」って山田孝雄?山田は、大槻文典など西洋言語学を借りて日本文法の体系化を
試みようとした流れに対して、近世国学以来の、日本人自身による研究成果に再び光を
当てて統語理論を体系化した人です。もちろん、西洋文典から着想した有意義な部分は
うまく取り入れてますが(統覚作用の発想とかね)

「主語」について
子供に教えるのに、「主語」は便利な道具です。特に読解作業や作文指導において、
「日本語に主語などない」という主張よりも、ガ格の名詞句や係助詞がついて提題化された
名詞句の存在に注視しつつ読み書きする作業をさせる方が有益だと思っています。
子供には惑星も恒星もとりあえず「お星様」と教える所から始めるのと一緒だと思って
下さい。最前線の文法研究にとって「主語」という概念が必要かどうかについては
また別の話。長くなるので割愛します(ちなみに私はあっていいと思ってます)
418366:05/03/05 18:22:58 ID:6MXba95j
「納得」について
あなたの言葉が、私の理解と違っているとは思えない。どこが違うの?
「信仰」「ハッタリ」「(生徒への)シメシ」というのは、生徒が「納得」する瞬間の
精神作用自体とは実は関係ない話で、むしろそこへ導くための指導者側の手管に関する
話だよね。ハッタリ、かましてますとも毎日のように。

私は学生時代、日本語教育も副専攻でやってて結局職には就かなかったけれど実習なんか
よくやりました。様々な国の人をまとめて教える(ために学習者の母語に頼らないでやる)
直接法がその中心でした。それでもね、しっかりと母語を習得してる人からは、教えてる
内容と母語との間に類推関係を想起させることができたし、直接法とはいえそうした
学習者の内省に基づく理解に負う所は大きいのです。
それに対して、馬と鹿の集団は、そもそも、母語がダメダメなのよ。(先天的なのか、
生育歴なのか、なんにせよその事自体はかわいそうだとは思うけれど)あなたが現場の
人か、あるいはそういう人達を日頃相手にするような仕事をしてる人なら、この違いが
致命的であることが理解できると思う。
419366:05/03/05 18:45:10 ID:6MXba95j
>猫>>398あたりには触れられなかったけど、すでにレスが十分長すぎるので、もしあなたに
その方面の興味があるなら、またの機会にでも書きます。

別の人向け
>>402 の各教科の教師像について
画家崩れの美術教師が必ずしも優れた教師とは限らないんだけどね。国語を含め他教科すべて
にいえることでもある。国語(だけ)がいつも厳しい目でさらされるのは、学習者が
自分の言語能力をなかなか客観視できず教師とのレベル差を測りづらい点、時として、
学習者の世界認識のあり方とか、言論の正当性に対する評価を下される教科であるため、
厳しい評価が下った時それが「人格否定」のような響きを帯びる可能性がある点で
不愉快な思い出を持つ人がいるせいもあると思います。

>>408
>国語に哲学なんか盛り込んだらどうよ?
教材として取り上げる事を通じて、実質的には盛り込まれている。
そして、哲学と修身/道徳の区別がつかない人には、全部「道徳」に感じられるかも
しれない(そして「国語教師がえらそーに説教してる」と映る)
420招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/05 23:52:44 ID:iDGdOsP3
366氏へ

言語学でも言語論でも何でも言いと思います。理論的な「純血主義」によって
理論的な整合性を持たせることには関心がありません。要は、その人の中で
一貫性をもって働いてくれればいいのです。ただしそれは、個別な学問の不理解を正当化
させるものであってはならないと思います。
人文科学、特に国語教師は自分の正当化のための言辞を翻弄します。
「言葉は生き物だから、理屈ではないんだ」とか。これは、論理的な思考ができない
ご都合主義な情緒的な心性の隠蔽を無意識にせよ、意図していると思います。おそらく
一番の問題はこのあたりにあるのでしょう。底辺校で忙しい毎日だから、勉強など
してる暇などはないというのは情けない。生徒に教えるか否かは別にして、勉強はできる
はずです。少しずつでも。

>言語学
生成言語学への言及も必要かもしれません。これは大志が大きすぎて、いまだ先は見えず、
落ち目という評価もあるようです。純理論的には重すぎだから体系化は至難の技。最近は
認知言語学などと「島」を取り合ってる感があります。しかし、生成文法の研究からは
言語に関する興味深く意義ある知見が数多く出されているのも事実です。英語だけでなく、
日本語も同様です。

自らが日本語を料理する時、そしてそれを教授する時、何でも使えるものは使ったらいい
と思います。痛いのは、何かということではなく、何もないということなんでしょうから。
421招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 00:17:27 ID:EynbIMQM
>主語

もう使わないで語れないようになってしまってるのが実情でしょうね。しかし、
英語なんかの主語とは同列に考えられないということはよく注意を喚起したいものです。
読みの現場では、「行為の主体」もっと簡単には「誰(何)が?」という問いによって
表すことが出来る場合が多いのではないですか?また、その方が適切なことも少なくない
と思います。「主題(主題化、topicalization)」との区別が分からない教授者が安易に
「主語」を使うことには反対です。<あなたの用語では提題化ですね>

”花は桜がいい。””象は鼻が長い。””僕はカレー。””春は曙。”

>直接法

GDMですか。具体的には、Total Physical Responseですか?
422招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 00:18:21 ID:EynbIMQM
続き

>母語を習得してる人からは、教えてる内容と母語との間に類推関係を
 想起させることができたし、直接法とはいえそうした学習者の内省に
 基づく理解に負う所は大きいのです。

類推というより、対比(相対的)させることによって類似性と相似性を
認知することによって習得を助けるということでしょうか。私も個人的には
そのような論理的な知性がモニターするのはプラスの面があると思っています。
第二言語習得ではKrashenらが実証的研究の成果として”革新的な”考えを主張し、
現在でも強力な意見のようですが、狂信しておられないようで同感です。

>馬と鹿の集団は、そもそも、母語がダメダメなのよ。

学校教育におけるトレーニングが必要でしょうね。私が母語でさえも
第二言語のように「学習ー教授」すべきだと言うのは、まさしくそのことです。
ここでも、日本語なんて読んだら分かる的な発言がありますね。そんな情緒的な
ことを言ってるからダメなんだと思います。自然性を疑うことから始める意志を
持たないといけませんね。

国語教師は文学専攻で語学は真面目にやってない人が多いのが問題ですね。
語学は役に立たないとうのは全くの嘘で、単に知らないだけ。無知の隠蔽をそんな
ことで言い分けしてること自体が情けない。そのあたりが、non983 の主張の根底に
あるように思います。
423招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 01:01:35 ID:EynbIMQM
>>414
矢崎節夫は純粋であっただろうし、彼には分かっていた部分もあると思います。
あなたがおそらく仰りたいであろう、道徳教本のような読みは論外でしょうね。

みすヾはそんな馬鹿ではなかったと思います。
掲題の詩に関して
この詩は、人間中心主義の告発なんですね。デカルト以降の西洋の伝統的思考は
当然のこと、日本の儒教道徳からも逃れているんです。
なぜ、人間が小鳥などの小動物や鈴などの「物」と等価になるのかの『意味』を
問うことなしに平気で「みんな仲良し」と読んでしまう。そのような読みを立派そうに
押し付ける人間は「ひと一人の命は地球より重い」などとも別の時には言っている
かもしれませんね。もちろん、明らかな矛盾です。みすヾは人は小鳥と同じだと言って
るんですね。鈴と同じだと。そのことの意味を考えることを全くしていない。

彼女は道徳の外に立っていたんですね。

私は道徳と倫理を峻別して使います。道徳とは共同体の掟です。時間や場所に限定される
規範です。昔は戦争に行くことが道徳的だったのですね。倫理は超越論的な規範です。
彼女は道徳的ではなく、倫理的に考えていたのです。
彼女からは「共生」などという今どきの思想を先取りしていたということも十分に読める
ことでしょう。しかし、「みんな仲良し」ではない。きっと、この「みんな」の前には
『クラスの仲間だから』などという条件が強調されたりするのでしょう。全く違うわけです。
彼女の視点は「開く」ことを要請しているのです。範疇化は排他によってだけ達成される
論理です。「他のクラスの生徒とは仲良くしなくていいの?」
「人間はみな平等・・・」、そんな閉じることで保障される論理を撃墜しているんです。
424招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 01:09:36 ID:EynbIMQM
続き

徹底して外部に立つことを要請しつつ、決して煽らない。その確かさに打たれます。
これほど平易に外部性と他者性を問うている「力強い」詩を知りません。
真なる他者の存在に気付いたら、そしてそれら了解不可能なものに共感させることが
できれば「クラス・・・」は取るに足らないこと。本当に小さいことなんだと。(略)

思わせぶりな”言葉遊び”に溺れている詩を読んでいては阿呆になるだけなんですよね。
しかし、分かる言葉で書くことは大変勇気がいることです。なぜなら、理解されない可能性
があるからです。事実、彼女は教訓を語らされるハメになった。。(略)

遠近法的な倒錯認識(ニーチェ)に気付いていた。人は本当の大きさを知らない。
一番大きな自分を消失点の彼方に見るような再転倒があるんです。(略)

彼女の確からしさに驚嘆しないのはなぜ?(略)

総論を取りとめもなく書きました。各論としての細部の検討はひとまずは放置
ということで。
425実習生さん:05/03/06 02:15:34 ID:3U4uKfjB
なにか凄く国語が出来る人がいるようでワクワクしてきたぞ。
俺は国語は残念ながら全然ダメだ。どうにかして欲しいくらいだ。

で、だ。彼女の確からしさがどうとかいうが、俺はそんなのこれっぽちも感じないね。
何故かというと、俺はお前等とはまるで文脈を共有できていないからだろう。
これが俺が国語がさっぱりな理由かもしれんが、国語教育ではそんな文脈の共有を強要できるのかね?
できるとしてどうやってやるのだ?少なくとも俺は424を読んでも勝手な解釈の強要としか読み取れない。
自己満足の境地に浸るキモイ人間のポエムとしか映らない。何故か?俺に読解力がないからだ。
424に必死に書いてあるポエムを読み取るだけの文脈の共有がない。
俺の目には424の文章は「思わせぶりな”言葉遊び”に溺れている詩」にしか見えない。
いったいどうしたらいいのだ?教えてくれ。何がなんだかわからなくてむかついてきた。
426テュポーン ◆c258EHgzOg :05/03/06 02:54:19 ID:NKaU3WWl
>私と小鳥と鈴と
作者が言いたいことは、要するに、
平等なんてクソ喰らえ、個性を認めろ豚野郎、って言いたいんじゃないか?
たぶん。
427招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 03:01:56 ID:EynbIMQM
>ワクワクしてきたぞ。
>むかついてきた。

矛盾ではないですね。出だしはレトリックですから。

>文脈

背景知識を「文脈」と躊躇なく言ってのけるのは、かなり「>共有」できている
証拠かと思います。しかし、そのような「なりすまし」であるとこととは別に

>文脈を共有できていない

可能性を問うことは大変重要ですね。
根源的には、「読み」は共有できないでしょう。でも、『問う』ことはできます。

「君は小鳥と一緒だよ、と言われて何とも思わない?」と発問することはできると
言うことです。彼の読みは予見不可能です。従って、私の読みは「釣り」でいいの
です。いや、外国語の響きだという諦念で語ればいいのです。詩は、そしてその読みも
基本的にはモノローグだとあきらめてスタートし、何かしらの共有が見出せれば、
それは奇跡として喜べるでしょう。

自動翻訳がなかなか実用化のレベルに達しない理由も、ここにあるようです。
文法の問題は小さい。しかし、人間が持つ「世界知識」をおおよそであれ機械に
教えるのはなかなかできないのです。
428招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 03:02:30 ID:EynbIMQM
続き

>自己満足の境地に浸るキモイ人間のポエムとしか映らない。

彼女の詩作姿勢に転倒性があると言いました。私自身の読みもまた転倒性を
意識しています。あなたのこの感想も全く同様です。

首肯しないこと。それが彼女のメッセージであり、私のメッセージでもあること
の可能性をお考えください。

>俺の目には424の文章は「思わせぶりな”言葉遊び”に溺れている詩」にしか見えない。

いや、全く。読みとは快楽であり、自慰的なものです。
自慰は他人からは醜いものです。自慰は見るものではなしに「する」ものです。
あなたも耽るようお勧めします。あっ、これがそうだったんですね。それでいいのですよね。

☆ なお、上の発言とは別に、生徒と共有する「世界知識」が乏しいというのは深刻な
  問題ですね。特に「馬や鹿」とは共有するものなど無きに等しいかもしれません。
  おそらく、それが一番の問題となっていることでしょう。だからこそ、国語の時間に
  「世界知識」の共有を意識することも重要です。もちろん、他教科も同じです。
  最低限の知識・常識は叩き込まないといけません。こんなレベルで自主性や個性を
  言い出しているのは論外だと思います。なお、最低限の「世界知識」の共有がなければ
  共有はあきらめます。ただ、真なる他者への信仰的な信頼を持てるか否かの
  倫理的な問題として残るでしょうが。

参考:異なるパラダイム間には共約不可能性(incommensurability)があるという
  (通約不可能性ともいう)。
429招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 03:04:16 ID:EynbIMQM
>>426
>平等
>個性

こんなものが無効になる地平に立っていた。
430招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 03:06:50 ID:EynbIMQM
>>428
補足

× 共有はあきらめます。
○ 読みの共有はあきらめます。
431実習生さん:05/03/06 04:19:07 ID:mFAoSb3o
わたしと小鳥とすずと」は自分の解釈は置いておいて、小学生には無理ゲだな。とおもたよ。
小学校高学年なんて、ただでさえ自我がゆらぐ時期だかんね。

すゞを奉るのはドーかと思うんだよね。
難解な日本語をわけもなく繰り出せる◆yk/JpL/Z9Uのような人の解釈でしょ。
ろくな教育も受けてないすゞがそこまで考えてたとは思えないねぇ。
偶然が作り出した茶器に「うーんグレイト」って注釈つける茶人みたいなー。

で、何が言いたかったかっつーと、教える方だって?マーク付くような教材を教エロったって無理ぽ
432366:05/03/06 12:53:41 ID:nu12OMX9
みんな宵っ張りだなあ。

>猫(敬称略)
どうして話題がどんどん拡散していくのかな……もしかして、もはや私なんか相手に
されてないでとっくに>ALLってことかな? だったら粘着って感じですが:
>>420の最初の段落は、何を言っているのかまるでわからないのだけど。
とりあえず国語教師は別に人文学者(人文科学って書かない方がいいと思う)の代表者
じゃない、教科書に書いてあることの解釈作業を導き、それを通して生徒の言語能力を
高めること(そして副次的に、あわよくば教材に扱われている人文学、社会科学の入門
の機会となること)が国語教師の役割だと思う、ってことは指摘しておきたい。
だから、ふつーに授業をしている限り、国語教師は「言葉は生き物だから、理屈ではないんだ」
なんて、口が裂けてもいわない。逆に、みすずで授業をするとしても、生徒に向けて
デカルトなんて名前は出さないしその必要もない。(教師自身は当然、日本の近代思想史
と、それについての西洋文化の影響について理解しているべき。だが生徒に対して、
その知識素養を持っていることが前提となるような読解ができる事を、求めるべきでは
ない。みすずの詩を扱う教材で、おそらくそんなことを学習のねらいとはしてないはず)

言語学と言語論を混同してはなりません。猫はしてないかい、だいじょぶ?
心理学と文化人類学を混同するようなもんだ。で、そういう人こそが、「言葉は生き物」
云々をよく口にすると思う。

生成文法に関しては、理論体系自体はもう囲碁で言えばヨセの段階に入っています。
今まで何度かパラダイムシフトがあったのは、大御所チョムスキーの気まぐれな発言の
揺れに基づく所が一番大きいんじゃないか。彼がお亡くなりになったら、固まると思う。
興味がある人は言語板の生成スレへGO。(もしかしたら猫も"虚無好"氏のファンになると思う)

直接法〜いわゆるDMですが、入門期であったとしても(私の場合は)いい大人相手だった
わけなので、(お子ちゃま相手の)お遊戯しながら…みたいな方法はさすがに無理でした。
「なるべく学習者の母語を使わずに日本語で」ということです(実際はちょっとは使わざるを得ない)
433366:05/03/06 13:14:03 ID:nu12OMX9
>私は道徳と倫理を峻別して使います。道徳とは共同体の掟です。時間や場所に限定される
>規範です。昔は戦争に行くことが道徳的だったのですね。倫理は超越論的な規範です。
>彼女は道徳的ではなく、倫理的に考えていたのです。

>国語教育ではそんな文脈の共有を強要できるのかね?

>ろくな教育も受けてないすゞがそこまで考えてたとは思えないねぇ。

ふむふむ。
"倫"=共同体"。古来、村八分の発動は、道徳からの逸脱ではなく、倫理規定からの
逸脱です。日本語では、"徳"というものこそ、しばしば超越的なニュアンスを伴うのです。
多分、猫さんは漢語/日本語としての峻別ではなく、moral と ethics の峻別を念頭に置いている
のでしょうが、一方で、金子みすずが何か特定の"倫理"体系を学び実践していたとは考えづらい。
(これは、彼女が聡明だったか否かとはまた別問題)その事をよく踏まえて論じた方がいいと思うな。

>偶然が作り出した茶器に「うーんグレイト」って注釈つける茶人みたいなー。
  ↑↑卓見です。皮肉ではないです。
434招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:03:57 ID:ZYfZeNm1
>>432
最初に一つ言っておきたいことがあります。なにかを構築(建設)しようという行為より、
それの否定の方が簡単です。これは論理的には反例をあげることで命題を否定できるという
ことが根底にあります。コメンテーターではなく立論を聞きたいものです。

>みすずの詩を扱う教材で、おそらくそんなことを学習のねらいとはしてないはず)

で、あなたならどう扱い、何を読ませたいのかな?そのような積極的提示を常に回避する
姿勢にあまり意味を感じません。なお、デカルトやらを前提に読みを求めるのは無理なのは
当然です。しかし、それを口にすることは必要です。難しくて無意味なら、社会の時間に
聞くほうが無意味です。聞いたことがあるという経験だけでも有意味だと思います。

>言語学と言語論を混同してはなりません。猫はしてないかい、だいじょぶ?
 心理学と文化人類学を混同するようなもんだ。

これにこだわる理由は何でしょうかね??逆に、あなたがこのあたりの範疇化に関する
問題を正確に理解しているとは思えません。残念ながら。
例えば、あなたの言う「言語学」の定義は何でしょうか??
チョムスキーの著書「Reflections on Language」の邦訳名は「言語論」です。
http://www.bk1.jp/0014/00141150.html

上記の著書でチョムスキーは言語学を心理学の一部であり、それは生物学であると
言明しています。彼の理論はそれまでの伝統的な言語「学」とは根本的に異なっています。
彼は自然科学としての言語学を意図したのですね。正確には現代理論物理学の手法を踏襲している
のです。いわゆる「実験ー観察」という正当化を必要としない理論的な枠組みでの研究です。
その方法論的な正当性はポパーの「反証可能性(falsifiabirity)」に保障されます。
http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/language/chomsky.html また、記述の体系として数学を
意識していることも有名ですね。パラメーターなどの用語を使う理由もここにあります。
彼の言語理論を言語学とするとそれ以外の言語学は何でしょうかね。ちなみに、チョムスキー一派
を「新」言語学と日本では区別することもあります。
435招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:04:52 ID:ZYfZeNm1
続き

さて、あなたがチョムスキーをどれほど理解しているかが問題ですが、あなたが言語論と言語学の
区別をことさら強調する意図は何でしょう?もったいぶらずに仰ってくださいね。

>そういう人こそが、「言葉は生き物」 云々をよく口にすると思う。

愚かな発言で残念です。私は「理屈ではないんだ」 という発言の告発が本意であって
その理由に「言葉は生き物」と言うのは情けないと言いたかったのです。「言葉は生き物」
というメタフォー自体は非常に優れて言葉の本質の一部を表していると思っています。

>生成文法に関しては、理論体系自体はもう囲碁で言えばヨセの段階に入っています。

あなたが理解しているとは思えません。それはヨセの段階か否かとは無関係にです。
細部の議論になればハッキリすると思います。何なりと吹っ掛けてください。

>パラダイムシフト

あなたはパラダイムの意味も理解されていないようです。クーンの「科学革命の構造」は
邦訳でありますし、そんなに厚い本ではないので正確に理解してから発言された方がいいと
思いますよ。なお、彼の理論(パラダイム論)自体に関する問題点はここでは意味がないと
思いますので特に言及しません。
チョムスキー一派自体に「パラダイムシフト」などありません。理論的なブレをそのように
表現することも不適切です。http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Articles/kuhn.html
パラダイムが変わるというのはコロコロ変わることではないんですよ。何しろ「革命」なん
ですからw この点は「共約不可能性」(incommensurability)の視点で考えればわかることです。
チョムスキー一派は「共約可能性」を保持しつつ現在に至っているのではないですか?
どこぞに不連続性が生じたのでしょうか?
436招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:05:40 ID:ZYfZeNm1
続き

あなたは、言語学と言語論という”用語”の区別に粘着することで学問的な厳密さを背負っている
自負を示したかったのでしょうが、お粗末の極みです。必要ならば、もっと他にも指摘しましょうか?

なお、「パラダイムシフト」を日常語として使用している例も検討しましたが、あなたの例は
それにも該当しないようです。いいかげんにタームを使用してこけおどしにするのは慎みたい
ものですね、お互いに。

>興味がある人は言語板の生成スレへGO。(もしかしたら猫も"虚無好"氏のファンになると思う)

2ちゃんで勉強しろとは。。。もう少しマシな紹介をお願いします。

>>433
倫理と道徳

これに関しては、個人的な区別であると言っています。私の個人的な区別を簡単ですが、
説明もしています。それは一般的な理解と食い違うかもしれないからという可能性を
考慮してのことなんです。それくらい読めるでしょう??
柄谷は「倫理21」で倫理の厳密な腑分けをしながら、倫理と道徳を同じような意味で使って
いることもあると、わざわざ但し書きをしています。
私は、意識的に「わざわざ」区別して使っているということなだけです。だから、「但し書き」
をしたのです。
437招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:06:18 ID:ZYfZeNm1
続き

>一方で、金子みすずが何か特定の"倫理"体系を学び実践していたとは考えづらい。
(これは、彼女が聡明だったか否かとはまた別問題)その事をよく踏まえて論じた方がいいと思うな。

学歴が高等女学校であることが「>ろくな教育も受けていない」となるのでしょうか。
みすゞは幼少から家業の本屋の店番をしながら学業に励んだようです。暇な時はいつも
本を読んでいるような毎日を送っていました。彼女は自然科学系の本もかなり読んだようで
強い影響を与えたようです。詩にもそれがはっきりと表れています。

  青いお空の底ふかく、
  海の小石のそのように、
  夜がくるまで沈んでる、
  昼のお星は目に見えぬ。

  見えぬけれどもあるんだよ。
  見えぬものでもあるんだよ。


宇宙物理学者の佐治晴夫が彼女を「科学者」だと評しているのには同感です。
彼女が外部に立てるのはまさしく、そのような「力」のおかげだったと思います。
なお、このあたりはまた詳しく触れる機会があることでしょう。
438招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:07:51 ID:ZYfZeNm1
>>偶然が作り出した茶器に「うーんグレイト」って注釈つける茶人みたいなー。
  ↑↑卓見です。皮肉ではないです。

私にとっては大いなる皮肉ということでしょう。
学校空間に閉じることなく読みを行うことが可能ならば、読書は創造的な行為となる、
ならざるを得ないのですから、仮に”川原の石を愛でる”ような読みであっても
全くいいのです。ただ、その読みが「力」を持つか否かだけが問題になるでしょう。

ま。私は「河原の石」だとは思っていませんが。そうだと思う人間がそれを語れば
いいだけのことです。

しかし、これを「卓見です」などとはバルトは泣いているに違いないな。

(*何度か、バルトを口にしているが一向に噛み付いてこない。この触れないこと
こそを読まないといけないな。ふむふむ。小林秀夫が天皇を語らないことの意味を
示唆した人間もいた。語っていることではなく、語っていないことを読むことが一番
大切なこともあるのです。)

☆ たまには立論してください。攻守を変わるのも悪くないですよ!
439招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:42:39 ID:JhCNj7zE
チョムスキーは高度に抽象化されたものを対象としている点が注意すべきでしょうね。
それは言語そのものではなく、人間の言語習得能力の定式化が目標であることからも
伺えることです。存在論的には遺伝子に組み込まれた生得的な遺伝情報ということです。
そして、DNAによって記述されているであろう、この人間という種に特徴的な
言語能力=獲得装置を言語によって表記することを目指している。言語そのものという
より、人間の知性の中でモジュール構造を取っていると見なした上でのsyntaxにだけ限定
された原初的構造の解明である。従って、チョムスキー一派にとっての言語とは既に十分に
理論的な抽象化を施された対象である。また、その話し手もノイズ的な要素を捨象された
高度に理想化された話し手である。彼らは言語獲得を可能にさせる原初構造をUG(普遍文法)
として取り出そうとするものであるから、個別言語の差異性は捨象される方向にしか考慮
されない。また、西洋語に特化した形で研究がなされた上で「普遍」を語るものであったので、
ある種の言語帝国主義的な陥穽を見出して批判する者もいる(例えば、田中克彦)。(略)
440招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 19:43:01 ID:JhCNj7zE
続き

チョムスキーの「深層ー表層」などの二項対立はソシュールからモチーフを得ているとは
よく指摘されているところである。しかし、それは単なる継承ではなく、止揚された地平での
展開であることに注意するべきでしょう。(略)
私見ですが、彼の深層構造はフロイトからの着想があったのではないかと思っています。
また、この二項対立的図式の「構造」という概念はマルクスの「下部ー上部」に奇妙に対応
している。彼は言語学的に構造主義を受け継いで展開しているだけでなく、はるかに広い意味で
構造主義の最後の人物であり、またその圏外に出ようとした人間であるとも言えます。(略)

また、彼は「思想家」としても有名であり反体制運動の旗手でもあります。少し前になくなった
サイードとは盟友であるのは重要でしょう。チョムスキーはユダヤ人、サイードはパレスチナ人。
サイードに関してはまた詳しく言及することがあるでしょう。(略)

「Government and Binding(統率束縛理論)」が出版されたとき、政治思想の分野に分類されていた
という逸話があります。一般にアメリカでは、反体制運動家としての方が有名だということです。
彼の理論はプロパーな人間にしかほとんど理解されないからです。(略)

ま、最近は関心ないのであんまり勉強してませんが。
441実習生さん:05/03/06 22:14:39 ID:mFAoSb3o
ぶっちゃけチミの文章は難解すぎて読み切れんよ。センセイであるはずの俺様が、だ。
チミたちは国語のプロかも知れんけど、専門性の低い(カバー範囲広い)小学校にそれを求めるのは酷じゃねーか?
怠慢って言われるんだろうけど、指導書と赤ズリ見るだけで限界だっつーの。

小学5年生の国語教材にみすゞがあるわけだ、ちなみに20ページくらい。
内容はというと、「みすゞ探しの旅」つって矢崎さんがみすゞを追いかける様を・・・。って感じ。
ジャンルは当然「読むこと」、教師向けのお題目は、矢崎節夫の気持ちを追うことで〜ってなってたはず。

じゃーおまえらに問うが、
卒業生を送る会やら卒業式やら忙しくて時間がとれないこの時期
実質10時間(45分換算)以下で20ページ近くを読みこなして、さらにナニヤラを児童に伝えることができんのか?
で、
具体的に何をどー伝えるのよ?
442招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 22:39:19 ID:AsAaXnsB
>>441
申しわけありません。366氏から
「>もしかして、もはや私なんか相手にされてないで
  とっくに>ALLってことかな? だったら粘着って感じですが」
というレスももらいましたので無視する分けにもいかないと思い・・

基本的に小学校の先生は大変だと思います。ですから、指導書を頼りに
授業をすることは何も問題ないと思いますよ。指導書がしっかりできていれば
いいのでしょうが。
得意不得意もあることでしょうから、一つでもいいから自分なりの指導ができれば
それ以上は望めないことです。それから、国語プロパーの方がよく分かっていると
は思えません。読書をするけど一番偏っているのが国語の先生のようです。
量をこなしても意外と世界は狭いのではないですか?

>具体的に何をどー伝えるのよ?

実は小学校の教材でどのように扱われているか、具体的には知りませんし、
指導書も見たことありません。みすゞ、あるいは彼女の詩に関しては、あくまで
私見であります。

もう一つ有名な作品に関して、私見を述べたいと思います。逆に、何がいけないか、
何が参考になるのかをお聞かせくだされば幸いです。
443366:05/03/06 23:18:12 ID:LjCGLS8o
猫、がんばるね。
>あなたならどう扱い、何を読ませたいのかな?
学校教育の教材にはね、単元とか学習のねらいとかがあって、年間でいろいろな領域を
バランスよく配分しています。生の文章をぽんと与えて、好きーに読んでいくのは、
市民講座で奥様方を相手に時間をつぶすにはいいのだけど、教室でそれをやっちゃあ
オシマイなのよ。それなしに「あなたは何を教えたいのさ」って詰め寄るあなたに、
このことはわかるかな……
この教材を何年生に対して何を教えるために扱うのかお題をいただければ教案書こうか?
言っておくけど、私には、あなただって「何かを構築しようとして」いるようには
思えない。

チョムの理論はなんだかんだいって何度か根本的な変容をきたしてると思うよ。
それは場合によっては、旧い枠組みはばっさり捨ててより良いものを取る、という
前向きな態度の表れと見たっていいけれど、やっぱりそれに振り回されてる他の人々は
大変だったと思う。私だって最も最近の話はフォローしてません、何とか統率だっけ?
が出てきたあたりでもう門外漢にはついていけない感じがして離れちゃったし。
それから、チョムですらDNAが器官としての統語モジュールを直接的に発生させるなんて
今は(今はね)言ってないと思うから、このスレであんまり電波まがいの発言(と読まれる
恐れのある発言)はよした方がいいと思う。言語板の生成スレ行ってみた?まじめな
いいスレですよ。現役で(海外で)第一線で活躍で活躍してる人とか、学徒の人も
集まってるスレです。
444366:05/03/06 23:43:30 ID:LjCGLS8o
言語学と言語論の違い(がわかってるかどうか)にこだわる理由は、
微視的に言えば、時枝に関する評価ポイントをどこに置くかについて、猫と私の間で
何故いつまでたって共通理解が得られないのか、埋まらない理由をそこに求めよう
としているから。
巨視的に言えば、国語教育で扱われるべき言語能力向上のポイントを論じるのに、
バルトやら純潔主義やら、そんな事がでるようでは困る、ということをわかってもらい
たいから。結局それは、「授業を借りて説教を垂れまくる/自分の趣味を押し付けてくる」
という国語教師についてのよくある批判とつながってるカンチガイかもしれないのだよ。
みすずの詩の扱いで再三言ってるけど、教育には、目的と目標と実践と評価があるの。
それを抜きにして文学や思想を純粋に語るなら、別にこのスレである必要はないし、
小〜高の国語で扱われる全領域に関してトップレベルでいろいうのは無茶な話。
まあおわかりと思うが、私の学生時代の専攻は国語学/言語学(日本語教育)ですよ。
で、読んでておや?という書き込みがあったからツッコミを入れた。
それに対して、「いや、もともとこっち方面を念頭に置いて書いてることだから」と
言ってきた事が、それ自体は言語事項(←これは指導要領等にある用語ね、念のため)
の領域からはどんどん離れていく。そりゃあテクスト論やポストモダンの話で盛り上がって
もいいけれど、文法の話とごちゃごちゃで進めていくことではないわ。
445招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 23:46:25 ID:AsAaXnsB
>>433
>チョムですらDNAが器官としての統語モジュールを直接的に発生させるなんて
 今は(今はね)言ってないと思うから、このスレであんまり電波まがいの発言(と読まれる
 恐れのある発言)はよした方がいいと思う。

ほほー。電波まがいね。よほど頭が悪いか心性が腐っているからそんな風にしか読めないんだ。
で、「>直接的に発生させる」なんて誰が言ったんだい??よく読んでね。

パラダイムにはレスなしかな?高校では現代文でも常識になってるんじゃないの?
バルトは?チョムって・・反証可能性は分かったの?

アンタ、自分が一番の物知りでないと困るみたいだね。気に入らないならスルーしてくれ。
真面目に考えているんだったらコテにしてくれないか?こちらもスルーでいくから。

無知が露見したからといって棄てゼリフ(電波・・)とは恐れ入りました。
さようなら。今後関わりないことを願って。ま、名無しでの陰湿な嫌がらせはあるんだろうけど。
コテだから覚悟はしてます。じゃ!
446招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/06 23:59:48 ID:AsAaXnsB
>>444
>バルトやら純潔主義やら、そんな事がでるようでは困る、ということをわかってもらい
 たいから。

嘘つき。知らないというだけのこと。ご都合主義。パラダイムも知らない。何も知らない。
で、

>国語学/言語学(日本語教育)

だけやってたらいいんだ。こんなもの道具のほんの一つにすぎない。情けない。

>別にこのスレである必要はないし

文法だけしか語れないで日本語を教えることできるの?>>441氏のような人から「オマエ」呼ばわり
されるのは当然だろうけど、アンタには・・・。ま、そもそもアンタを演じようとした意図もあったりしたん
だが。

「現代文学理論」(新曜社)、「読むための理論」(世織書房)あたりで概論くらい理解してね。
http://www2a.biglobe.ne.jp/~kimura/kenkyu1.htm

最後に一言。だから国語の先生はダメだって言われるの。狭い狭い。
447366:05/03/07 00:05:34 ID:T8d7JKqV
その意味では、申し訳ないが
>具体的に何をどー伝えるのよ?
という先生にもツッコミを一発。それは、もし扱うなら「当然わかっているべき」ことです。
極端な話、教科書掲載の教材なら、指導書に書いてある学習のねらいで全然かまわない。
教授者の本領発揮はそれをどう具体化し、完遂できるミッションとするか。の部分のはず。
自分が捜してきて生徒に与えようとする教材なら、自分自身がなにがしかの目的・ねらいを
もっているはず。それは人に聞くことではない、と。

みすずの「倫理」に関していえば、女学校での教育が、彼女に、巷間にあふれる道徳や
倫理を越える何がしかの倫理体系と接触できてるのか、という点で大いに疑問なわけ。
彼女の内側からアドホックに(そして詩的に)わきあがっただけであるなら、それは
ethics とまでは呼べないと思うのよ。まさに「偶然が作り出した茶器」。
448366:05/03/07 00:07:31 ID:T8d7JKqV
お帰り、猫。
あんまり口汚いと、せっかくいろいろな事を書いているのまで疑われかねないよ。
冷静に。
449366:05/03/07 00:25:21 ID:T8d7JKqV
>「>直接的に発生させる」なんて誰が言ったんだい??よく読んでね。
まあ、文字通りには確かに書いてないやね。
私自身は、あなたがおそらく慎重に付け加えたであろう「存在論的には」といった
言葉も見逃さず読んでいる。でも多くの人にとって、言語生得説がDNAといった
刺激的な言葉と結びつくと、言語野の発生が遺伝情報に書き込まれていると解釈し
つつ読んでしまうし、先のあなたの発言はその解釈を妨げるようには書けていない。
もっといえば、UGをそれ自体人類固有の生得的器官であるかのような生成派の主張
自体についても、私自身は懐疑的だし。

テクスト論大好きな人達と、高校国語虚学スレで色々議論してみたのだけれど
(その2でない方)あまり実りがなかった気がする。そういった人達は、どうも
国語教育でなく、文学そのものとか、思想そのものについて議論したがるので。
必要とあらば、中断してしまった立論を再開させて下さい。話がそちらへ流れれば、
無知な私ふぜいでは突っ込みのいれようもないでしょうから。
450招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 00:40:28 ID:QrgqVUd0
>>447
くだらない。

>>448
からんできているのはどちらかでしょうね。みんな見てるよ。

>>449
>UGをそれ自体人類固有の生得的器官であるかのような生成派の主張

あんた、全く分かってないわ。
UGとは「シュレジンガー方程式」みたいなもの。すなわち規則を定式化したもの。

>国語教育でなく、文学そのものとか、思想そのものについて議論したがるので。

猫がいなければ、ここでもアンタが小難しいこと相変わらず言ってたんだろう?ww

で、おしまい。。(みなさん、読解してるよ、アンタを!)
451招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 00:56:15 ID:QrgqVUd0
個人的には、本多勝一「日本語の作文技術」の方がいいんだけど、

大野晋「日本語練習帳」(岩波新書)には、山田、橋本らには敬意を表しつつ
「今の学校文法は、文章の意味の構造を理解するには役に立たないのです。」p.70

国語学プロパーなら役に立つことをここで言って欲しいな。役に立つ文法を。
452366:05/03/07 20:02:37 ID:7v7bZIyj
あ……思ったより打たれ強くなかったのね。申し訳ないことをしました。
もともと生成への言及をこのスレで打ち出したのは猫の方だと思ったけどな。生成が定義
し、扱ってる文法ほど、他の諸科学にその知見をおすそ分けしてない研究対象はあまりない
から、いくらあぶり出しても役に立たないのはしょうがないわねえ。

せっかく出てきた話なので生成がらみはこれで終わりにします。
>UGとは「シュレジンガー方程式」みたいなもの。すなわち規則を定式化したもの。
UGが抽象レベルで定式化できるかもしれないことと、生成の人達が主張してきた
UGの生得仮説とは別次元の話。演算規則の集合という発想からXバーだのθだのに
突入していった結果、計算量爆発のジレンマが持ち上がってきた。一方では、「刺激の
貧困」仮説をまだ捨ててない人が多そうだし。
認知系にひかれる私には、UG生得説は電波まがいです。文法はやっぱりある種のミームだと
見るべきなんじゃないかなという気がしてる。(最近の極小理論なんか、さわりに触れて
みた感じ、実はさりげなく認知科学方面とのすり合わせを狙ってるってことはないのかな?
って印象を抱きました。)
興味のない人にはつまらない話が続いてしまいました。でも、常々文法学とか生成文法って
なんなんだとは思っていた、という方のために手ごろなサイトをいろいろ検索してみた
ところ、以下がわりとしっくり来ました。よかったら。>興味がでた人
http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/language/chomsky.html
453招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:26:17 ID:yqc7iR1j
>認知系にひかれる私
>認知科学方面とのすり合わせ

「ことばの認知科学事典」(大修館)が新しくて包括的。一冊ならこれで決まり。
「辞典」ではなく「事典」で、大項目主義だから通読するようにできている。
もちろん、生成文法も扱っているし、周辺学問にも目配りが行き届いている。

何か具体的な面白い話題があれば突っ込んでください。オーディエンスは退屈だと
思いますので。
454招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:42:43 ID:yqc7iR1j
   「大漁」

   朝焼け小焼だ
   大漁だ
   大羽艦の
   大漁だ。

   浜は祭りの
   ようだけど
   海のなかでは
   何万の
   鰮のとむらい
   するだろう

「心と頭」
ネット上でも、彼女の作品はよく見かけます。しかし「鰮」という漢字に
無頓着で平仮名やカタカナになっているものがあります。これでいくら「優しさ」
や「おもいやり」を説いてもむなしいのではないでしょうか。
彼女が「鰯」ではなく「鰮」を使ったことに、彼女の『心』を見出すのは簡単な
ことでしょう。しかし、それは表面的であって、本当に分かることにはならないと
思います。彼女にそのような漢字を使わせたのは他ならぬ、彼女の知性であったの
です。というのは、いくら心優しくても”頭”がなければ、そんな漢字を知らなければ
使いようがない。第一、思いつかないはずです。私は、この作品で初めてこのような
漢字もあるのだと知りました。

本当の優しさとは、心だけでは人に幸を運ばない。頭も要るんだということです。
455招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:43:45 ID:yqc7iR1j
続き

心ではなく頭、感性ではなく理知、優しさでなく厳しさ、内ではなく外・・・
彼女の作品を読む重要な視線です。

平仮名、カタカナ、二つの漢字でどんな印象を受けるかを考えるのは大変いい勉強
になります。文字言語であるからこその違いを考える。そしてそのような表現に「優しさ」を
載せることを可能にさせる知性に気付かせるのは大事ではないでしょうか。

難しく言えばエクリチュールの意識化とか(略)

「共同体から出る」〜外部性、他者性
彼女はどこに立っているのか?(直接的な意味であると同時に比ゆ的な意味でも)
彼女はどの共同体に属するとされるのか?(誰の仲間?)

この作品を、当の漁師たちが聞けば何と思うことでしょうか?
彼女は漁村に暮らしていた。彼女の家がそうでなくても「共同体=仲間」は皆、
漁師であったに違いない。天候に左右される漁が久しぶりの大漁で、みんな
笑顔だ。しかし、一人悲しそうにつぶやく少女がいる。それほど裕福な暮らしを
していたとは思われない漁師達が聞けば何と思うことであろうか。
456招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:44:23 ID:yqc7iR1j
続き

彼女は漁師達を責めてはいない。彼女自身が外へ立ったのだ。
実際、この詩を読んでいるみすずはどこに立っているのか。私は彼女の視線だけが
複雑に交錯しているだけで、その立ち位置は見えない。海中?
浮遊しているような、それでいて確かな視点がある。しかし、視線は交錯する。

どうして近所に住んでいる漁師さんたちを悪者のように言えるのかな?
君が、君のお父さんが漁師であって、こんなことを言う人がいたら何と思う
のかな?

他人事で読んで、優しさを安易にばら撒くのはいかがなものでしょうか?

彼女の視線は、漁師と鰮の「二項対立」を揚棄していることに気付く。
神・・・共同体を免れるということの別名であるならば。

「光と陰」〜色と明暗という意味において
>朝焼小焼 :鮮やかな光線が漁師達の上気した笑顔を照らし出す。
>海の中  :その光線も届かない薄暗い中にたたずむ者あり。

前半の明るさが最後には消灯するコントラスト。

空、浜、海(海面、海中)の輪郭が際立つ
457招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:45:06 ID:yqc7iR1j
続き

>ようだけど  :逆説に注意。読み手にとっては突然、そして思いがけず

☆ コントラストはこの作品では顕著であり何重にも迫ってくる。
  二項対立の典型として、そして彼女がその埒外にあることで止揚させる
  可能性を保持していることも含めて。

「上下」〜内と外として、
そしてそれらの対立点を無効にする地点への転回の可能性へと
三次元の構造でもくっきりとした構造を浮かび上がらせている。そして、見えるはずのない
海の中を構造的に描き出している。これは彼女の自然科学的な視線が想像力にさらなる「力」
を与えたのでしょう。

「音のコントラスト」
>祭り   :賑やかな笑い声
>とむらい :沈黙か

「温度のコントラスト」
「匂い、気配のコントラスト」
458招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/07 23:52:27 ID:yqc7iR1j
続き

「科学の眼」
彼女が直接見えないことを歌ったことはよく指摘されることです。
不可視なことの可視化を言語によって具現しようという「力」。それは科学の理知で可能と
なることです。想像力とは浮ついた(あるいは熱い)情緒だけでは視線の鋭さを生み出しは
しない。優しさもまた、冷徹な厳しさが本当は必要なのかもしれません。

メタフォーであったとしても、論理的な整合性で支えようとしている切り口



「告発の意味の行方」
『この糞生意気なガキめが・・女子供は黙っとけ・・・』
大抵の人間の見出したがる種類の「優しさ」だけはどこにもない。彼女が大好きだったに違いない人たちへは酷なものとなる視線を注ぐ強さは深い絶望的な悲しみに耐えている
から生まれたのか。
外部に立つことは告発を要請する。見えないものを見るためには、外へ出ないとならない。
本当に見えた人間は告発を余儀なくされる。弱者への視線が強者の告発にならないのは欺瞞
かも知れない可能性を読まないのはなぜ?

認識すること自体が残酷だとニーチェは言いました。

彼女のどの作品からも、笑い声、みすずの笑い声だけは聞こえてこないのは私だけでしょうか。

彼女は見ようとしただけだったのですよね。
459実習生さん:05/03/08 07:04:16 ID:nKApozga
>>454-458 を読んで思ったこと。「そりゃあ、早死にするわな」
460366:05/03/08 20:44:01 ID:tSj79Y4A
>猫
書籍の紹介乙。(私は、キーワード事典の方は持ってたと思う。)
かつて虚学スレで、私と脱構築者達とが一番対立してた点は、文学の授業で生徒に何を与える
べきなのかという点だった。そこに問題点が当たっている限り、私にも議論のしがいがあって、
上の方で実りは少ない(結局落とし所はなかなか見つからなかった)とは書いたものの、
いろいろと考えさせられる点は多かった。

国語の教育に関するスレに集まる人々が読者に想定されているなら、いきなりの
>>454-458 では誰だって面食らう。300番台前半の流れはすっかり私がぶった切って
しまっているので(すまんかった)、仕切りなおしの意味も込めて、何がしたくて
語り出したのか、明示してから進める方がいいんじゃないだろうか。
オレにはこんなみすず解釈ができます!ってだけなら「よくできました(^_^)」で
終わっちゃうよ。切り口が今風で斬新だろうと、それは結局「差異」でしかないって
ことだ。もし生徒の能力向上の手段、という観点がないと、上の方で批判されてた
「印象批評をやらかす教師」を、今度は猫自身が演じてしまうことになるんじゃないかねえ。
今の学校現場の教え方では(生徒の能力向上にとって)不備があるからこういう風に
やるべきなんだ、見よオレの手際を!という試みが提示されるなら、議論は自然と
沸きあがることと思う。
461実習生さん:05/03/08 21:18:22 ID:xtiSKaYB
おい、お前等、国語教育の目的をはっきりさせてくれ。
「正確な読み書き」なのか?それともそこから派生する「教養の導入、深化」を含むのか。
深読みのために要求される知識群の獲得と、読み書きに必要な言語的思考力と、いったいどっちが目的なんだ?
俺は個人的には「教養の導入、深化」なるものは国語で扱うべきではないと思うがね。
教養的な部分、深読みの部分はそこに書いてある事以上のものを要求するものだろ?
それならそれでどこの範囲の知識を前提として思考を展開するのか明示すべきじゃないのか?
国語科一般の問題として何を前提として読み書きを展開すべきなのか非明示のままだから、
何事もあまりに曖昧すぎると思うね。大体教員が生徒に解説をする際に文章外の知識として
どのくらいのことを使用しているのか自覚があるのか?無自覚にあっちこっちから適当に
知識を流用して適当な読み書きをさも意味ありげに展開してるだけだろ?ちがうか?ああむかつく。
462実習生さん:05/03/08 23:13:41 ID:fh/5+h1s
>>461
そりゃ両方目的でしょうな。一般的には。
知識なしに「正確な読み書き」なんて不可能だし。
463実習生さん:05/03/08 23:18:14 ID:xtiSKaYB
>>462
そう。そこだ。考えるべきなのは。
そこが、いったい実際どこまで追求可能なのか。
どこまでの知識があれば、どこまで正確に読めるのか、書けるのか。
どの知識が無いとどこまでが限度なのか。
そもそも正確に読み書きできるというのはどういうことなのか?
464招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/08 23:50:09 ID:gXOu9MTg
>>460
「大漁」を小学三年生対象として

発問
【A】
1)みんな目を閉じてごらん。僕が読むから聞いていてね。(教師の音読)
2)もう一回読むから、情景(場面)を思い浮かべて見てくれないかな?(音読)
3)さあ、もう一回読むから漁師の人はどんな様子なのかな?(音読)
4)今度は鰮(いわし)さんの様子を想像しよう。(音読)
5)朝焼け小焼けって分かるかな?(音読)
6)海の表面はキラキラしてるはずだね。漁師さんの網にかかった鰮さんは
  ピチピチ跳ねてるぞ。その鰮さんにも朝日が当たってきたぁ(音読)
7)漁師さんはお祭り騒ぎみたいだな。さあ、お祭りお祭り(音読)
8)海の中はどうなっているかな?(音読)
9)「とむらい」ってお葬式のことなんだよね。(音読)
10)最後に、全部合体させて絵を描こう!(音読)

☆ 1.音読ごとに目に浮かんだ情景を口々に言わせるという手法
    (指名して言わせるのもあり)
  2.教師は発問以外に何も言わない。ただし、音読は上手に。
  3.10)の後に浮かんだ場面を説明させるときは一人一人指名して

【B】
1)今度はみんなは漁師さんだ。さあ詩が聞こえてきた。(音読)
2)次は、ピチピチはねてる鰮さんだ。(音読)
3)海の中にも仲間の鰮さんがいるぞ。(音読)

<4)みすずはどこに立ってるのかな?(音読)>
465招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/08 23:50:35 ID:gXOu9MTg
続き

【C】
1)色や光は何が見えるかな?浜はどうかな?(音読)
2)海の中はどうかな?(音読)
3)音も聞こえるかな?浜はお祭りだからね。(音読)
4)海の中は何か聞こえるかい?(音読)

【D】
匂い、気配、温度・・・・

【E】
自由に感想を書かせ、発表

【F】口々に言わせるor指名して発表or班別に討議など
1)漁師さんの気持ちを考えよう。
2)鰮さんの気持ちを考えよう(浜、海中)
3)みすずの気持ちを考えよう。

【G】
最後にもう一回、感想を書かせる

【H】オプション
教師の思いを一席ブツ

☆ 総合学習を利用して実際の漁師さんの働いてるところを見る。
  ビデオ等でもいいかも。しかし、生きた魚を実際に触る経験くらいは欲しい。
  早起きして朝焼けを見させる。などなどの共有をさせることは必須。
466366:05/03/09 00:07:33 ID:S3UJVOMo
>教養的な部分、深読みの部分はそこに書いてある事以上のものを要求するものだろ?
>……
>知識を流用して適当な読み書きをさも意味ありげに展開してるだけだろ?

「無自覚に」の一箇所を除いて、なかなかイイ点を突いてると思いますよ。

言い訳するわけではないけれど、一般に出回る文章群は、「(私の)この文章を読むときは、
以下の知識を有することを前提として下さい」という部分をほとんど明示しないでしょ。
どの本/雑誌/コラムに載った、誰の、いつの文章であるか、ということから総合的に
コンテクストを探り当てながら読むのがごく普通のことなのです。
だから、特に高校現代文などでは、ある文章を読むために、自分が今まで蓄積したどの知識、
素養をあてはめるべきか、ということまでが涵養すべき「学力」とか「センス」の中に含まれ
ていると思います。

生徒はとりあえずそれができないから勉強してるわけで、「あっそう、わからないの。
ふーん」とだけ言われるならば、困るわ腹はたつわというのもわからないではないです。
完成期の演習よりずっと手前の練習段階では、最初に前提知識(つまりヒント)を与えて
から読解に入るスタイルを、現状(が不十分であるとするなら)より多くするべきなのかも
知れませんね。
467実習生さん:05/03/09 00:14:56 ID:734ZNco3
>ある文章を読むために、自分が今まで蓄積したどの知識、素養をあてはめるべきか、ということ

を探りあてるにはどう読めばいいのか。そもそもコンテクストを確定させることなんて可能なのか?
コンテクストを誤読すれば別の解釈だって可能になる。その自由度は如何に排除され得るのか。
どういう場合にはその自由度は残ってしまうのか。それはそんなに自明な問題か。
468招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 00:26:54 ID:CLa/oxO3
>>461
>「正確な読み書き」なのか?それともそこから派生する「教養の導入、深化」を含むのか。
 深読みのために要求される知識群の獲得と、読み書きに必要な言語的思考力と、いったい
 どっちが目的なんだ?

この二つを簡単に区別はできないと思います。一見、受動的な「読み」の行為でも
その個人が蓄積形成している『スキーマ』でもって処理しているはずなんです。
世界知識と言ってもいい。もちろん、程度の問題はあるでしょう。現場では世界知識の
下限を見極めないとならない。しかし、個人差が激しいから下限といっても簡単には
決まらないかもしれません。背景知識をプリントで配布するとかが必要です。どうも
日本語だから読んだら分かるというような暴論がある。しかし、読みの能力はこの世界知識
の緻密さが意外と大きな要素になっているのです。指導書にある情報や別に調べた事項を
プリントするのは面倒でしょうが、ぜひするべきだと思います。

なお、国語の受験参考書でもそのあたりは丁寧なものが多くなってきたようです。
しかし、英語の受験問題集の方がそのことの意味を理解して編集してあるものが多いですね。
検定教科書の指導書は会社によって、そのような資料の豊富さが異なっているようでが、ぜひ
利用するべきでしょう。
469366:05/03/09 00:27:25 ID:S3UJVOMo
お、書いてるうちに>>464-465があがってた。
>>464-465
書いてくれたプランは、授業展開の具体的姿からすると、比較的「よくある授業」だと思う
(私には小学校の経験ないのだけれど)
音読には身体訓練の要素が当然あるし、傾聴と発表には、それ自身コミュニケーション能力
の育成に効果があると思うので、小学校低〜中学年には必要な作業であることは自明だな。
群読が入ったりすることもある。で、そこから先なんだが、

>2.教師は発問以外に何も言わない。ただし、音読は上手に。
発問しないことは、「生徒からどんな活動を引き出したいか」考えないことではない。
もし、とにかくいっぱい発言が出ればよくて、どんな意見でも構わないという考え
方だとすると、私はそれをあまり評価しない。(テクスト論好きには教師の誘導を
解釈の強制として嫌う人が多いようだけど)この点は何を目論んでいるのだろう。
あと、「音読を上手に」とは、発声とか滑舌のことだけを考えているのだろうか。
「上手に」読む人は、実はその人の「解釈」を載せていると私は思う。子供にそれを
聞かせることが、子供達の発想形成に実はけっこう決定的なヒントとして作用する
可能性を無視するべきではないと思う。「上手に」とはいかに。
470366:05/03/09 00:31:10 ID:S3UJVOMo
発問しないことは→発問しかしないことは、

に訂正。
471実習生さん:05/03/09 00:39:58 ID:734ZNco3
>その個人が蓄積形成している『スキーマ』でもって処理しているはずなんです

と、いうことは、国語教育はスキーマの形成も目標に含むというわけだな。
では、どのようなスキーマを形成するべきなのか。そのためにはどういった題材を用いて
どういった思考経験を積ませるべきなのか。それ以前の問題としてどういった人生経験が必要か。
そこまで画一的なスキーマを与えることなんて可能なのかね?
だからこそ俺は、教養的な部分と読み書き的な部分とは別の科目に分けるべきだと思うね。
教養的な部分はそれはそれで題材をしっかりと選定すべきだ。
それも古典的で価値の確立したもののみに限定すべきではないのか。
そこに書かれていること、そこから読み取れること、そこで考えるべきこと、それら自体が
獲得目標として明示される科目となるべきだ。
472招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 00:46:01 ID:CLa/oxO3
>>461
>「正確な読み書き」なのか?それともそこから派生する「教養の導入、深化」を含むのか。
 深読みのために要求される知識群の獲得と、読み書きに必要な言語的思考力と、いったい
 どっちが目的なんだ?

この二つを簡単に区別はできないと思います。一見、受動的な「読み」の行為でも
その個人が蓄積形成している『スキーマ』でもって処理しているはずなんです。
世界知識と言ってもいい。もちろん、程度の問題はあるでしょう。現場では世界知識の
下限を見極めないとならない。しかし、個人差が激しいから下限といっても簡単には
決まらないかもしれません。背景知識をプリントで配布するとかが必要です。どうも
日本語だから読んだら分かるというような暴論がある。しかし、読みの能力はこの世界知識
の緻密さが意外と大きな要素になっているのです。指導書にある情報や別に調べた事項を
プリントするのは面倒でしょうが、ぜひするべきだと思います。

なお、国語の受験参考書でもそのあたりは丁寧なものが多くなってきたようです。
しかし、英語の受験問題集の方がそのことの意味を理解して編集してあるものが多いですね。
検定教科書の指導書は会社によって、そのような資料の豊富さが異なっているようでが、ぜひ
利用するべきでしょう。
http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbou_data/a3310009.html
http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbou_data/a3310010.html
http://www.cyber.sccs.chukyo-u.ac.jp/sirai/classes/PsychoLinguistics/Kikuchi2003_Sec7.pdf
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4303716006/250-9563196-5117829
http://www.eigozuke.co.jp/study/study13.html
473366:05/03/09 00:47:40 ID:S3UJVOMo
>>467
>そもそもコンテクストを確定させることなんて可能なのか?

できます。ていうか、できるから「教材」として選ばれてるわけで。
もちろん、広く世の中にはそれができない文章が山のように吐き出されてる。

どうやって……の問いに答えようとすれば、落ち着く先は、案外よくある読解テク談義に
なりますよ。キーワード。対比、換言、比喩その他修辞。接続語からたどる文章構成 etc. etc.
474実習生さん:05/03/09 00:49:50 ID:734ZNco3
>キーワード。対比、換言、比喩その他修辞。接続語からたどる文章構成 etc. etc.

う〜む。ダメだ。俺はそういうのはまるで興味が湧かない。馬鹿馬鹿しくてやってられない。
だからいつまでたっても俺は国語に対する敵意から解放されない。なんとかしてくれ!
475実習生さん:05/03/09 00:54:30 ID:734ZNco3
というか、だな、コンテクストを確定させるためにも文章外の知識を使うだろ?
その知識はどこで獲得するようになっているのだ?国語教育の範囲でそれをやっているのか?
476招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 00:55:13 ID:CLa/oxO3
>>471
世界知識=スキーマは、個人の全人格的な経験と他教科などのすべての
教育活動によって形成されるものです。

国語に限れば、必要な知識をその都度判断して与えていくしかない。
大学入試に出る現代文を対象にすると「MD 現代文小論文」(朝日出版社)
という用語集があります。これは国語辞典と各種事典を合体させたようなもの。
本屋さんで手にとってご覧ください。これに類似するものも結構出ている。

むしろ、もっと重要なのは言語的な情報ではなく、実際の体験でしょう。
上記の詩の扱いでも触れましたが、朝焼けを見たことない人間には見せないといけない。
生きた魚を取って食べる経験を必要かもしれないですね。

それほど簡単に枠組みを提示できるものではありません。
コンピューターの自然言語処理は最後はここが問題でもあるようです。
477実習生さん:05/03/09 00:57:55 ID:734ZNco3
>それほど簡単に枠組みを提示できるものではありません。

そうだろう?どうしてそんなものが教育できるのだ?
国語教育なんて大いなる欺瞞じゃあないのか?
478招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 01:00:15 ID:CLa/oxO3
366氏は、ID:734ZNco3 氏と私が議論している問題を理解されてないようです。
>>473 の発言は何が言いたいのか不明です。

問題の核心は文章そのものにあるんではなく、読み手の中にあるということ。
そしてそれが実は一番大きな問題です。修辞うんぬんは範疇を異にします。

すなわち、言語のメタレベルをどのように理論化し、現場に示せるかという
問題です。言語理解のイロハから復習してください。
479招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 01:03:49 ID:CLa/oxO3
>>477
今、ふと思ったのですが、国語教育が国民形成を意図する陥穽のことを
問題にしたいとか??

支配はまず言語からですね。スキーマなり世界知識が為政者に都合よく
まとめられ与えられる可能性を考えているとか??

勘違いですか?
480実習生さん:05/03/09 01:13:33 ID:734ZNco3
>>479
国語教育は意図してかどうかは知らぬが、思想統制的側面があるんじゃあないか、とは思ってるし、
そういう面がもし本当にあるなら学習者の中にはそれに(無自覚に)反抗する人間も必ず出るはずだ。
だとすれば、国語教育は意図せずして脱落者を産むことを避けられないのではないのか?
そんなものが教育なのか?だから、俺は教養と読み書きを分離すべきだと思うね。
別に為政者に都合が良いとか悪いとかには興味がない。
俺にとって問題なのは俺が国語が苦手で憎たらしい、ということだけだ。
481実習生さん:05/03/09 01:17:45 ID:Ji7+4959
とりあえず国語の授業に古典文学は必要ないと思うよ。
数学の考え方や英語は社会に出てから使うけど、こればかりは使わないし。
近代文学だけで十分。
482実習生さん:05/03/09 01:24:58 ID:734ZNco3
>問題の核心は文章そのものにあるんではなく、読み手の中にあるということ。

まあ、国語がむかつく、という問題は抜きにしてだな、結局問題はこういうことだ。
こういう問題を前にして、では国語はいったい何が目標なのか。何を目標とすることができるのか。
ただの解釈の押し付けに陥らないような国語教育なんて可能なのか?
483招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 01:33:52 ID:g+Jz8PU1
>>480
仰りたいことが少しずつ分かってきたように思います。

自分の読みが認められないというもどかしさ。
恫喝のような読みの強制。一生懸命書いてもテストでは×。。

私も同じような思いを長い間してきました。それが動機となって
勉強したようなものです。

国語教育は道徳の強制みたいな部分があります。詳しくは石原千秋の
1. 教養としての大学受験国語 ちくま新書
2. 秘伝 中学入試国語読解法 新潮選書
3. 大学受験のための小説講義 ちくま新書
4. 小説入門のための高校入試国語 NHKブックス

あたりをお読みください。2.でも十分分かりますが、
学校空間の読みはあらかじめ決定されているのです。しかし、本当の
読みの行為はもっと創造的であり解放されているものなのです。
484実習生さん:05/03/09 01:40:34 ID:734ZNco3
>>483
ガ〜〜ン!なんてことだ!お受験参考書か!
俺が一番忌み嫌ってるやつだなあ。

>しかし、本当の読みの行為はもっと創造的であり解放されているものなのです

そうだろう?俺もそう思う。しかしそんなもの高等教育以外でやれるのか?
なんだかんだ言って日本の教育は受験が中心だ。受験で如何に点が取れるかだ。
そういう国語教育に半端な教養をまじえるのはいかがなものか。
どうせならもっと思い切って哲学をやらせるべきじゃあないのかね?
485実習生さん:05/03/09 02:46:52 ID:wOMX9mee
でもやらないわけにはいかないね。

国語に限らない。社会科などだってそういう問題はある。
でも、教えないわけにはいかないでしょ。
各自勝手に勉強してくれ、では授業にならない。
のがれることはできない。それを背負うのが教員のつとめだ。

構造が変えられないなら、逃げ道を作ればよろし。
逃げ道=自由な教室空間づくり、批判精神の育成
486366:05/03/09 18:57:28 ID:Z2CvfWmQ
レスはついつい猫向けからだな。以下は>>483まで全体に対して。
>>475への答えとしての>>476(第1、3段落)やスキーマの規定について同意。蛇足だが
>コンピューターの自然言語処理は最後はここが問題でもあるようです。
これは、言語を認知科学の領域に引き寄せすぎ。個人的には言語処理と表象処理をつなぐ
インターフェイスの存在を感じる。つまり言語(処理)自体は閉じた系とできるかも、
という期待を私は持ってます。蛇足終わり。

ただ、
>言語のメタレベルをどのように理論化し、現場に示せるかという
>問題です。
初等〜中等教育にこれを持ち込むわけにはいかないの。私が問題を理解していないのでは
なく、学校教育で目論まれている訓練と異なる「読解」を前提に、学校教育を語ろうと
することから来るズレですよ。
学校で扱うコンテクストは、とりあえず教材として企図された領分である限りにおいて、
確定的であるべきだというのが私の立場。「教える」とか「教材」ということの意味を
よく考え抜いてもらえれば、実は自明のことだと思うんだけどな。
そこを疑い出したら、センター試験等の一斉テストなんてそれこそ幻想でしかあり
えないわけで……学校教育は、そもそもそこを疑わないことから出発している。
子供相手にコンテクストの同一背否定から始めちゃった日にゃ、中等教育はいったい
何歳まで行わなきゃならないのさ。そして、育児と教育の境目を一体どこに置くのさ。
(「教える」ことと「学ぶ」こととの間にねじれがあるのは想定済み。んー、でもこの
言葉は、教員的にはある種の負け惜しみかもなあ。)
487366:05/03/09 19:19:48 ID:Z2CvfWmQ
>>480
>国語教育は意図してかどうかは知らぬが、思想統制的側面があるんじゃあないか
国語に限らないけどね。と、この言葉はすでに>>485にあるのか。
お上の方では意図してますよ、おそらく。もし可能なら、戦後60年間の間に刊行
された国語の教科書に採用されてきた教材の変遷を眺めてみて下さい。普遍的である
ようでいて、それぞれの時代を確実に追いかけていますし、"教材の選択(に対する
許認可)"を通して、時々の国民に求める知識、世界観を提示し続けていると思います。

>だから、俺は教養と読み書きを分離すべきだと思うね。
>別に為政者に都合が良いとか悪いとかには興味がない。
>俺にとって問題なのは俺が国語が苦手で憎たらしい、ということだけだ。
分離して、例えば「総合学習B」なんてなったとしても、国が必要とあらば今度は
国語の代わりにそれが強制され、あなたは今度はその教科をやりつつ憎たらしく思う
日々が展開するということです。だから例えば
>>483
>本当の読みの行為はもっと創造的であり解放されているものなのです。
って気持ち、一個人としては肯定してあげたい面もあるのだけれど、その本当の読みっ
てのは、
・学校というシステムとは相容れない可能性が高いから、導入するには今の「学校」自体が
  解体されるべきなのかもしれない。
・(本当の「読み」で時間を費やす結果)今やってる「読み」の場を持たないことで失うものがある
という二点(まだあるだろう)とトレードオフできるのか、という問いに対して
かなり説得的な回答が提示されないとね。
>>454-458>>464-465 はもしかしたらその回答の試案が始まったのかと思って、
ちょっとだけ期待してしまった面があったんだけど……やっぱり無理か。
488実習生さん:05/03/09 20:17:36 ID:zOAs6/14
>>464-465
ツッコミどころ満載で、何から言っていいやら。
専門外の事に首は突っ込まない方がいいっていう見本?

教育制度や実際を勉強する前に
とりあえず実際の小学三年生に触れてみることをお勧めする。
489実習生さん:05/03/09 20:59:22 ID:zOAs6/14
「大漁」を小学三年生対象として
↑この時点で意味不明、教育出版5年の教材だよ。なぜ3年でやるかね?
ちなみに鰯はひらがなだよ。

発問
【A】
1)みんな目を閉じてごらん。僕が読むから聞いていてね。(教師の音読)
↑この時点で授業が瓦解。ザワザワしちゃって聞く体勢をつくるのに5分以上かかる鴨
2)もう一回読むから、情景(場面)を思い浮かべて見てくれないかな?(音読)
↑2度読む意味は?
3)さあ、もう一回読むから漁師の人はどんな様子なのかな?(音読)
↑いきなり「漁師」という用語の出現に子どもは「?」コトバのイミがワカラナイ
登場人物と用語の解説からはじめたい。
4)今度は鰮(いわし)さんの様子を想像しよう。(音読)
↑想像して、それを教師がどうキャッチすんの?表現はしないの?
5)朝焼け小焼けって分かるかな?(音読)
↑もう遅い。用語の解説は1)以前にやっておくべき。
情景を思い浮かべられないのに鑑賞はできない。
6)海の表面はキラキラしてるはずだね。漁師さんの網にかかった鰮さんは
  ピチピチ跳ねてるぞ。その鰮さんにも朝日が当たってきたぁ(音読)
↑この表現は一元的だわな。
7)漁師さんはお祭り騒ぎみたいだな。さあ、お祭りお祭り(音読)
↑シラー
8)海の中はどうなっているかな?(音読)
↑ここまで30分か?期待通りの反応が一人でもでるといいね。
9)「とむらい」ってお葬式のことなんだよね。(音読)
↑繰り返しになるけど、用語の解説してから情景を読み取る、これ基本ね。
10)最後に、全部合体させて絵を描こう!(音読)
↑小学3年生の絵画力なめんな。すげー悲惨な結果になるぞ

で、この授業。どうやって評価とるの?
490実習生さん:05/03/09 21:25:04 ID:DPXtWuJE
なんでも知りたがるような人を「  」な人という
「   」にはいる言葉を教えてください!!
491招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 22:54:07 ID:3kZ0XTzA
>>488>>489
>専門外の事に首は突っ込まない方がいいっていう見本?

はい、私は小学校の教員ではないですよ、国語の教師かどうかも怪しいw
ハッキリと断定したことはないですからね。で、専門って何?現場に立っている
人間しか発言できないの?現場に立っているのに何も知らない人間よりはましでしょ?

>教育出版5年の教材だよ。なぜ3年でやるかね?

それは聞きました。だから、あえて「三年」なんですよ。
教科書「を」教えるんではなく、教科書「で」教えたいものです。

その他、突っ込みがくだらないけど・・例えば、
>5)朝焼け小焼けって分かるかな?(音読)
 ↑もう遅い。用語の解説は1)以前にやっておくべき。

いや、不可能性を認識できることも重要なんです。
だいたい、用語の解説なんて意味ないでしょう?朝焼けを見たことあるかないかがすべてです。
で、見てないなら見ないといけない。それはすでに指摘しています。

お望みなら、すべての指摘に反駁をしますが。もっと詳しくね。
492招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 23:01:36 ID:3kZ0XTzA
366氏へ

あいかわらず教条主義的ですね。

>初等〜中等教育にこれを持ち込むわけにはいかないの。

そんなことはない。「MD]くらい持ってるでしょ?よくお読みください。
ところで、石原の著書は読んだことありますか?彼は教科書の編集もしてるんだけど。

あなたの具体的な立論をお待ちしています。突っ込みだけでは面白くない。
493招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/09 23:17:58 ID:3kZ0XTzA
>>484
>どうせならもっと思い切って哲学をやらせるべきじゃあないのかね?

西洋では「哲学」が独立した教科になっていて必修になっているところも多いです。
日本はよほど、ものを考える人間を育てたくないらしい。

ただし、教科書に載っている文章も十分哲学的ですよ。
大学入試によく出る人間・・・中村雄二郎や鷲田清一などは哲学者です。

「国語」が閉鎖的なのは
1)その名が示すとおり、国策的な意味合いがいまだに強いから。
2)ここでも示されるとおり、「先生」が閉塞的で教条主義だから。

特に国語の先生は視野が狭いものです。

☆ 前に言及した三上章は数学の先生だった。それが国語学を徹底して
  批判したから差別された。これは常識です。こんなくだらん伝統に
  「国語」は立脚しているんですね。それにどっぷりはまるととんでもない
  ことになります。

排他主義こそ「国語」の伝統だと言ってもいいでしょう。
また、作家なども糞が奉られます。志賀直哉は日本語を廃止してフランス語を
国語にしようとマジに考えてました。太宰は・・・「人間失格」ですね。

小林秀夫
あんな日本語にびびっていた自分が情けない。詩的な言語を評論と称した。
彼を理解するためには、彼自身の価値観を共有するようなスキーマを持たないと
いけない。誰でもできることではない。読解以前の問題で決まる典型ですね。
494実習生さん:05/03/10 00:02:20 ID:734ZNco3
>小林秀夫、詩的な言語を評論と称した。

やはりそうか。俺は小林秀雄は大変面白いとは思うが、どうも読解以前の部分、
彼と同じ思考経験が前提として要求されている気がしてしょうがなかった。
彼が提供しようと意図する教養は、彼の文章だけから読み取れるのかどうか。
少なくとも俺は彼の文章は全く自己完結的でないように思うのだが、そういう文章
が名文とされるのだとすると、日本語の文というのは前提とするスキーマがそもそも
多すぎるということじゃあないのか。もちろん、そういう前提を広く共有できている
ことを読者に要求できるなら文章がより簡潔になる可能性もあるんだろうとは思うが。
日本語が要求しているスキーマ、隠れた前提が一体全体どういうものなのか、それを
明示しないのが日本語の美徳なのか?日本語は同じ教養を共有する人間にしか
読み取れないように作られた暗号なのか?暗黙の了解を前提とした国語教育があるのなら
暗黙の了解の実態を追求する国語教育だってなければならないんじゃあないのか。
そもそも西洋なんかじゃこれが哲学として追求されてきたんじゃあないかと思うのだが。
今の国語教育ってのは数学抜きでひたすら算数をやってるようなもんじゃないのか?
495招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/10 00:42:34 ID:4Uy+YWpX
>>494
小林が高く評価されてきたのは国語の先生の無知と閉塞的な心性が大きな
理由でしょうね。分けが分からないけど、何か威圧的に迫ってくると感じるから。
「オマエ、これが分からないというのは日本人じゃないんだぞ」
そう、頭で鳴り響いてくる強迫観念の産物なんですよ。

小林の文章は抽象詩だと思って読めば簡単なんだ。あれを論説や評論だとしてきた
国語の世界が倒錯的なんですよね。もったいぶって、生徒に説明して自分を小林に
同一視している先生がいる。本当にキモイ。あんなものをマンセーにしても無知は直らない。
いや、自らの情けなさに対峙することを回避するために、小林にすがる。。。
ある種の権威主義。
496招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/10 00:43:04 ID:4Uy+YWpX
続き

小林自身、日本の伝統や歴史を「空気」にして美学を語る。
しかし、天皇は決して語らない。阿呆としか言いようがない。本当に語るべき問題
だと彼も思った。でも難しいから回避したにすぎない。どうでもいいことにこそ、
意味と価値を見出す倒錯的な理論を自意識として持つことによって、本質論の回避をする
自分を無意識に正当化していたんだと思うんだ。

ま、勉強にはなるけど。びびることなんかない。
「なぜ無常が分からないのか?それは、常なるものが分からないからなんだ」
こんな理屈ばっかり。アホくさ。

無常を語ってもらっても仕方ない。練炭を抱いてあの世へ急ぐ若者は救えない。
無常を背負って生きることはどういうことかを語れよな。美学はもういいんだよ。
川原の石を愛でる人間がオマエより劣っているという論拠はない。

小林を読むスキーマ。それは沈潜したナショナリズムとでも呼ぼう。
メタレベルで精査することは重要。しかし、溺れてはいけない。

名文ではない。あんな日本語でみんなが語りだす社会はまともですかね。
あれは何も語っていない。ただ、彼と共有できる人間の「資格」を語っている
にすぎない。ま、小林の呪縛から逃れたいというのも勉強した強い動機だった。
その意味ではありがたいことだったかもしれないです。
497招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/10 01:06:36 ID:4Uy+YWpX
>暗黙の了解の実態を追求する国語教育だってなければならないんじゃあないのか。

全くその通り。これは系譜学と言われることかもしれません。
http://blog.tatsuru.com/archives/000204.php
http://www.inscript.co.jp/nishi/nishi3.htm
典型的にはニーチェやフーコーが有名ですが、同様の仕事は多くの人間がやっていますね。
マックス・ウエーバーなども。日本では、井上章一の一連の仕事をお勧めします。
http://www.nichibun.ac.jp/research/staff1/inoue_shoichi2.html
これも面白いのに載ってない・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022640952/250-9563196-5117829

小林の文章の意味を読むのではなく、またその読みを分かりやすく解説するのでもなく、
小林の文章を読むことが可能となる条件(スキーマ)を暴露しないといけないんですね。

あなたの問題意識は、実は私の問題意識の一つでもありました。
498招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/11 22:52:39 ID:VQiseKd5
言葉は「物」そのものではない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400000977X/250-9563196-5117829
499実習生さん:05/03/11 23:01:07 ID:pbBMtgc9
>分けが分からないけど、何か威圧的に迫ってくると感じるから。
>「オマエ、これが分からないというのは日本人じゃないんだぞ」
>そう、頭で鳴り響いてくる強迫観念の産物なんですよ。

教師にとっては全てがそうだろ。
社会科の教師はフジvsライブドアのことが解ってないぞ。


500招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/12 00:07:00 ID:TCmvfd9u
分からないってどういうレベルで??
ま、時間外取引とかを説明しろって言われても困るけど。

社会科ねぇ・・世界史はまだ大丈夫な方でしょ。日本史は・・今の日本や世界
のことに全く関心ない人がいますよね。公民科は・・・人によって月とスッポンか。

専門馬鹿って言っても、非常に狭い専門なら単なる馬鹿になってしまいます。

で、ここも盛り上げて欲しいんですが。
http://school4.2ch.net/test/read.cgi/edu/1098036602/l50
501実習生さん:05/03/12 02:15:34 ID:Sp+P7J1L

 どういうレベルも何も、みな、だんまりw 
一人、勇気のある社会科教師が説明し出したけど、間違ってたw ↓

http://school4.2ch.net/test/read.cgi/edu/1046600089/l50

しかし、チミと同じで“どういうレベルで??”とかって言い訳じみたことばかり言う人もいたなぁ。
でも、結局、その件には触れずじまい。
どういうレベルにおいても社会を理解してないんだよ、社会科教師はw

英語のできない英語教師、社会を理解できない社会科教師・…
502366:05/03/12 15:45:23 ID:tt37DDKr
>>488-489
こまかい生徒コントロールのスキルを現場の人間でない者に期待するのは、猫の試みを
炙り出すためには意味がないと思う。そんなの現場の人間の方が場数を踏んで心得て
いるのは当たり前なんだから。そういう面は修正してやればよいだけのこと。
猫が謙虚な人間ならその部分は普通に受け入れるはず(ちょと心配ではあるけど)。
件の詩を使って何かを小3に教えたいというのであれば、それを見守ること自体に目を
向けた方がいいと思うな。教科書の小五のそれは、みすずの詩自体の学習ではないと
私も思う、つまり善意で解釈すれば、猫の目的はその教材では達成できなのだろうから。
ただし繰り返すけど、私もあの教案では、猫がまだ何を目論んでいるのか読み取れない。

>猫
柄谷の本見つけたので読んだよ。せっかくだから時枝がらみだけでなく、全部読んだ。
くじ引きの話は面白かった。
柄谷はちゃんとネイション=ステートと「国語」のあり方に関わる領域、つまり言語論に
限定して時枝の態度を紹介し、自説の補強に使ってるという印象だった。あくまでも「価値」
についての話だったね。(個人的には、p.97「原論」は日本語を大東亜共栄圏の公用語
として位置付ける≪ために≫書かれた、という分析には首をかしげるけど。)
503実習生さん:05/03/12 16:27:52 ID:ximzyCAd
【キモイ奴の文章例】

330.ねえ〜
キモキモアイドルちゃ〜ん
君の腐ったファンのオバカちゃんに言ってやってよ「早く荒らして〜」って
結構飽きてきたからさ〜適当に相手してやるから早く荒らしてくれないかなぁ?
大体荒らしがなんで板主のキモオタアイドルに迷惑かけるって謝ってんだよ?荒らしはそんなことしね〜よ笑
そこでうそってバレバレだし〜笑
ほらほら、キモオタ君がどこまで荒らせるか楽しみだな〜♪


このレスを2ちゃんねるのどこかに貼り付けてください。
でないとあなたはキモオタに取り付かれます!!
504366:05/03/12 16:34:09 ID:tt37DDKr
続き
あと、国語と国語教育学と国語学とを混同した議論が始まると困るからやめてよ。
(名称が悪いのは認めるけど国語学は、学校の国語とはまるで異なる学問だ。
雑誌の名前以外は学会名を手始めに"日本語学"に統一され始めてはいる。)

小林秀雄
>>494
>俺は小林秀雄は大変面白いとは思うが、どうも読解以前の部分、
>彼と同じ思考経験が前提として要求されている気がしてしょうがなかった。
読解≪以前≫ではなく、これこそが読解ってことでない、むしろ?
ついでに言えば、私にすればバルトだのデリダだのだってその点では何が違うのって
感じ。

国語(教師)批判の道具立てにしばしば「教条主義」という言葉が出てくるのだけど、
実際問題として、個々の国語教師はいうまでもなく、国策としての国語教育課程の流れを
支配する確固たるドグマなんて、実はないと思うんだよ。
あるのはもっとチマチマっとしたもの。目の前の生徒に習得せしむべき語彙、文章作法、
文章理解のイロハ、記憶すべき有職故実の集積 etc. であって、これらがほとんど徒弟
制度的に教師から生徒へ引き継がれ、もと生徒であった者がやがて教壇に立つという
循環を形成してる。あえて閉鎖性を指摘するならこのシステムの是非についてだと思う。
上記のチマチマを伝達する時に使われる練習相手がまさに「教材」で、そして、その時々の
教材がどういう思想を内包しているかついては、教壇に立つ現場の者の都合とは別の力学が
働いている。(教師個々人(例えば私)にそこで突っかかってもどうなるもんでもない。)
かつて小林秀雄が流行ったのは、入試問題に多く採用されたからで、だから、ここ10年
ほどは、古い過去問演習をする時を除き、私が小林の文章を扱うことはほとんどなくなった。
そんなもんだよ。
505実習生さん:05/03/12 16:55:09 ID:+tPLq1Ao
★オウムも創価も統一も在日宗教です。この3つの宗教が、
オウムに流れ込み、北朝鮮がらみの悪事を実行しようとしてたんですね。
要するにひとつの勢力だった。日本には、「日本名」で生活している
半島系譜人、日本に帰化はしたが、心は半島人のままの人たちが
たくさんいます。外見は日本人にしか見えません。彼らの宗主国のひとつは、北朝鮮です。
506366:05/03/12 16:55:33 ID:tt37DDKr
ついでに。
なぜか再度促されてる「立論」だけど、現場で生徒の求めに日々それなりに応じてる
私に、ここで何かまとまった論をぶつ必要性はぜんっぜんないと思う、悪しからず。
(よしんばしたって、複数の話題が交錯して収拾がつかなくなるのがオチでない?)
虚学スレでは、「高校国語は虚学だ」という命題から始まっていたため、私は「実はある」
という論立てをする必要があった。だから矢面に立った(立たされた)だけ。
507実習生さん:05/03/12 22:54:55 ID:M5tvbrik
>>504
>これらがほとんど徒弟制度的に教師から生徒へ引き継がれ、もと生徒であった者がや
>がて教壇に立つという循環を形成してる。あえて閉鎖性を指摘するならこのシステムの是非につ
>いてだと思う。

>そして、その時々の教材がどういう思想を内包しているかついては、教壇に立つ現場の
>者の都合とは別の力学が働いている。(教師個々人(例えば私)にそこで突っかか
>ってもどうなるもんでもない。)

貴方は正直な方ですね。そうか、その程度のもんだよな。学校国語の修身主義には
うんざりしてきたが、業界的にはあれが正しいわけか・・・。
これは前にも書いたかな? 本当に本が好きな人、文章のわかる人はまず国語の教師にはな
らないね。趣味にする。いわゆる学校国語的価値観に抵抗を覚えない人間、そういう学
科に通る程度には「教科としての」国語ができる人間がなる。

こうして退屈は再生産されるわけだが、最近はそれでもいいんじゃないか、という気も
してきたな。ヘタに「改革」するとより悪くなるかもしれないわけだし、皮肉でなく、別に
最大公約数的に退屈な世界のままでも構わないよ。所詮は良くも悪くも学校教育だし。
508招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 00:22:22 ID:7Z5a2xkl
現場に立つのは強力なことですな。それも二重に非常口を設けている。

1)>そんなの現場の人間の方が場数を踏んで心得ているのは当たり前なんだから。

2)>教壇に立つ現場の者の都合とは別の力学が働いている。

1)現場の人間が分かっている、心得ていると考えるのはどうかな?
  予備校や塾の講師は教員免許を持ってない人もけっこういるようです。あなたの
  好きな国語学なんぞ正規に受けていないかもしれない。しかも、「場数」などと
  悠長なことを言ってたら、クビになりますよ。即戦力でないと。彼らが全員、あなた
  より劣っているとは考えられない。なぜなら、淘汰されているだろうから。

  レッテルで考えるのはどうかな?

2)だから、石原の本を読めって。
  彼は入試問題の解法と同時に、学校空間の陥穽を外部的にも語っているぞ。
  また、「ホンモノ」につなげる意図も十分に伝わってくる。例えば、真に小説を味わう
  手引きとなることを自負している。

☆ まず、自分が読めないという認識からスタートすることだろうな。
  自らを読むことから始めよう。

(注)オイラが現場に立っていないという証拠もない。あなたより指導で劣っている
   という事実も確認されていない。この点は「藪の中」なんだが。
509招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 00:34:39 ID:7Z5a2xkl
>(個人的には、p.97「原論」は日本語を大東亜共栄圏の公用語
 として位置付ける≪ために≫書かれた、という分析には首をかしげるけど。)

あなたは柄谷をあまり読んでいないようですね。好き嫌い、良し悪しは別にして
彼は文壇断論壇の「天皇」と呼ばれてきたことくらい知ってるよね。生徒に教える
必要はないかもしれないけど(個人的には必要あると判断してる)、読んでないのは
まずいんじゃないの?何しろヘゲモニーを握ってたんだから。(最近は少々落ち目??)

さて、柄谷の<<ため>>というのは、事後的に遡行して見出したということ。
時枝自身の意識を言ってるんじゃない。無意識であろうと事後的にそのような根拠付けが
論理的にできるということ。歴史性と言ってもいい。

啓蒙主義が市民革命を生んだ。しかし、啓蒙主義者が全員、革命を煽ったわけではない。
それは事後的に位置づけられるということ。

そのような(柄谷のような)読みの是非を問うているんじゃないよ。
彼の読みが読めないということの重大性を指摘しているんだ。

生徒のレベルが低いから、自分も低くていいというのは何かおかしい。
「現場、現場・・」っていう発言にはそのような言い分けを理論的に可能にする
意図を感じる。

>>507は、そのような問題性を浮き彫りにしていると読めたかな?
510招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 00:43:54 ID:7Z5a2xkl
>>507
一点だけ。

>皮肉でなく

いや、皮肉です。全体が揶揄するところを強調する手法としては最高。
皮肉も、さめて言うとあきらめに聞こえます。

突き刺さらないけど、重くのしかかる。熱くなってないから絶望感はよく伝わる。

読みとはそういうものではないでしょうか?
511実習生さん:05/03/13 00:46:38 ID:nqab/IHH
ROMっていたが猫が何をやりたいのかよく分からん。
教育の他のスレにも長文で書き込みしてるし。ただの議論好きの大学院生か?
512招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 01:25:37 ID:7Z5a2xkl
>>511
ヒットしてるのはだいたい古すぎです。
ここ以外は共産板でしか、現在は発言していません。
イロイロ関心があるのは事実ですが、前々から思っていたこと、
考えていたことを言ってるだけです。

>何をやりたいのかよく分からん。

コテで発言すると、潰してやろうとしてくる人間が必ずいます。
同じ発言内容でも名無しとコテでは反応が全く違います。
ガチンコでないと勉強にはなりませんから。

>ただの議論好きの大学院生か?

最近、読むのを止めて吐き出したいという衝動からでしょうか。特に何も
ないです。確かめている目的もあります。

ただし、それほど若くないです。若作りでもないですよ。
513366:05/03/13 12:46:37 ID:ZqTiFyS+
こてにこだわってるようだけど、ここでは全然意味ないと思うがなあ……

私はこのスレでまとまった話を始めると決めた時から366を使いつづけ、以降このスレ
では名無しでの発言をしてない。それと他板でも同じHNを使ってることとの差は、
正直ありません。他板の発言まで汲み取って今の自分の発言の文脈をたどってくれって
いうんだったら甘えすぎです。それって「私の人となりを読解して♥」ってこと
になりかねない。(はっきり言いすぎちゃまたへこみそうで可哀想だけど)

ついでにいうと、自分の言いたいことを明確に独立した文章にする代わりに、「詳しくは
○○に書いてあるから、すでに読んでる人ならわかってもらえると思う。まだなら読んでみて」
と進めるのは、バルトなら許されるかもしれないけど、あなたがやっても>>511のような
反応が返ってきて終わるのは仕方ないと思う。
勉強好きで多読家なのはよくわかったから、こんどは自分の言葉をこしらえる段階に
来てるのではないかな。それにこそチャレンジするべきだと思うよ。2chあたりは、
たとえ否定されまくっても別にプライドが傷つくわけでもないんだから、ほんとに
いい稽古になるんでない?

ちょと人格たたきっぽいレスで申し訳ない。あまり本意ではないのだけど。
514366:05/03/13 13:09:39 ID:ZqTiFyS+
柄谷について
後付けの話は指摘をいただくまでもなく承知。その上で首をかしげてるんだから。
柄谷は彼の都合に沿うような形で、ある意味新たな時枝像を作ったわけですよ。
それに対して別に「柄谷が言ってんだからそうなんだよ」って態度で読むべきものでも
ないでしょ。
ついでに。
小中はともかく、高校で現代文に携わる人間なら、論壇における柄谷の位置付けを知らない
教員はほとんどいませんよ。ただし、件の本は一昨年出版のものだし、2000年以降の
彼の仕事をまとめたものだから、それをリアルタイムで追っかけられてる教員が何人いるか
といえば、多くはないと思う。私も紹介されて今回初めて読ませてもらった。
現実的には多くの国語教師が、本来の専攻でなかった領域に関しては、教科書、模試、
入試の問題文、新聞のコラム等でレビューされているものをきっかけとして読書の幅を
広げていくわけで、どうしても第一線に比べれば数年のタイムラグが生じる。
これを情ないと思うか、まあしょうがないと思うかで意見が分かれるところだとは思うけれど
全国に何万人といる国語教師は、等しく、例えば論壇の最先端の知見を持つべき?
国語学に関していえば、私はそこまで思ってはいない。
そもそも、そうであるべきだ(あらゆる分野の勉強を就職後もガシガシやってくれ)
という期待に応えられるほどの人材としては選抜されていないし、そうした人達を
呼び込み、あるいは働き続けさせるだけの求心力(待遇)がこの業界にはないし。
世間ではそれでも給料もらいすぎって声が高いやね。
今度国家公務員の給与が削減されるから、後れて地方公務員のも下がるでしょう。
今後(団塊定年で)大量に採用される教員のレベルははたして……。
(いや、みんなもうちょっと勉強すれば?とは思ってるけどさ、正直言えば)
515招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 13:16:00 ID:wem/+kIG
>>513
アンタ、気に入ったよ。つくづく読む力がないんだな。>>511さんが、他の板の
発言との整合性を問うてきたから答えたまでのこと。他のスレとの『同一性』で
理解しようと思うんだったら、ちゃんと読んでください、という主旨。でなければ
その発言そのものだけで考えてもらえればいいんだ。

しかし、ここでは検索して過去の犯歴や今の余罪を調べてからレスする人間が多いのには
ビックリする。ま、これもコテの役得なわけなんだが。どこぞの予備校講師からは、スロの
板で発言を取り上げられて「人格否定」もされた。で、乳喫茶にまでコピペまでされた。

あなた、曲解が多いけどリアルは大丈夫。文脈をよく読んでね。

>自分の言いたいことを明確に独立した文章にする代わりに、「詳しくは○○に
 書いてあるから、すでに読んでる人ならわかってもらえると思う。
>こんどは自分の言葉をこしらえる段階に来てるのではないかな。

くだらん「オリジナリティ」の勧めかな。
少々、あなたに合わせたことは認めるけど。国語「学」や言語「学」にこだわって
いる愚かさも同様に知るといいよ。ま、狭いから役には立ちそうにないけど。

共産板では、マルエンを読んでから語れ!とよくしかられたな。
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1080909772/l50
は自分で立てたんだけど。左翼文献はあそこでは私が一番読んでないし、知らない。
ぜも全く気にしてない。勉強のつもりだから。

>別にプライドが傷つくわけでもないんだから

そんなこと気にしてたらコテはやってられない。あなたと同じだと思われる
のはかなり迷惑なんだけど。

で、柄谷の読みについてのレスはスルー??
516招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 13:31:20 ID:wem/+kIG
>後付けの話

それはアンタ。私の時枝発言に絡んできたから、当方の動機の一端を出しただけ。
柄谷のあの論を意識していたことは事実だから。それだけのこと。

>高校で現代文に携わる人間なら、論壇における柄谷の位置付けを知らない
 教員はほとんどいませんよ。

それも嘘。名前しか知らない高校の現代文教員はたくさんいる。読むように
勧めた人間はリアルでたくさんいるしね。(名前も知らないのもいた)
あなたも分かっているようには思えない。「後付」が多いから。

>本来の専攻でなかった領域に関しては

アンタ、これが好きだね。現代文の内容はジャンルを問わないでしょう?
例えば、科学論。これは最近顕著に増加傾向にある。小林が王座の時とは
時代が違う。昔は寺田くらいしかいなかったかな。今は、小論文の素材も
含めて重要だと思う。そこで、パラダイムの理解不足にビックリしたんだが。

>等しく、例えば論壇の最先端の知見を持つべき?
 国語学に関していえば、私はそこまで思ってはいない。

誰もそんなことは言ってない。アンタが「専門、専門」とうるさいから。
粘着するようだが、パラダイムは重要な用語だと思うよ、現代文では。

で、それもかまわないんだ、本当は。忙しく本など読む暇はないって言う人が
ここにもいたけど、ある程度は理解してる。だから、そんなに噛み付いてないでしょ?

しかし、アンタは違う。ダブスタ。都合悪くなったから「素人」を前面に出してきた
だけのこと。最初、登場してからんできた時の発言を精査しようか?
517実習生さん:05/03/13 14:14:34 ID:LfjZKisr
議論の大筋とはまったく無関係な質問なんだが、質問させてくれ。

自分は国語科の教員だが、恥ずかしながら言語学についての素養に乏しい。
(過去にあった言語「学」と言語「論」の区別などサッパリだ)
現段階では、町田健の入門書や佐々木瑞枝のエッセイを読んでいる程度。
あと、上に上がってたハヤカワや池上嘉彦をはじめ、記号論の入門書はいくつか。

はっきり言って、いまの文法の授業じゃつまらないので、
他の文法論を学んで学校文法を相対化する作業をしてみたいし、
あと外国人向けの日本語教育の要素を授業に取り入れられないかとも思ってる。

招き猫や366氏は言語学についてけっこう詳しそうなので、
独学のための参考書をいくらか教えていただけるとありがたいのだが。
518507 :05/03/13 14:15:10 ID:KAHcVlpI
>>507 だけど。高尚な議論も結構ですが、元一生徒としての実感に基づいたこの不満に
ついては、顧みてはいただけないのでしょうか・・・?

ただ個人的には、教師のみなさんの日々の物理的な多忙さ、大変さも理解しておりますので、
そう高いものを求めても意味がないかな、とは思っています。

現実的に、招き猫さんの要求するようなレベルに一般的な教員を引き上げるには、部活指
導や諸々の校務から教師を解放し、授業に専念させねば無理でしょう。ましてや最近は、
総合や選択といったプログラムまでが加わりマヒ状態です。
(総合や選択も理想はいいのですが、一般的な授業・習熟度別への対応、当然、完全に
 塾・予備校に丸投げもできず、公立中高でもそれなりには入試にも対応せねばならないわけで、
 もはや現場の処理能力は限界を超えていると思われます)

生徒の潜在的な日本語力もピンキリです。実際は、単純な基礎的次元での読み書きの反復演習で
精一杯なんじゃないでしょうか? 後は「本を読もう」と説教したり、NIEやら
「声に出して読みたい日本語」やら流行りものでお茶を濁す。
一般的な生徒・保護者の大半も、「国語力とは『国語』の試験問題を解く能力のこと」「文章力とは、
道徳的で模範生的な『作文』が書けるようになること」といった程度の認識しかない。

・・・つまり、事実上は無いものねだりをするだけ無駄なのでは?
519実習生さん:05/03/13 14:36:12 ID:ocqEzgMn
>>517
とりあえず、言語学板の住人になりなさい。
520511:05/03/13 17:58:59 ID:nqab/IHH
>>515
別に発言の整合性と問うたわけじゃないよ。
コテにしてさ、教育板の英語教育にも国語教育にも、あといくつか見かけたような
気がするけど、出てさ、長文書き込みして議論している。

普通に考えれば、あなたがいくら高尚なことを言っても、あー2chで議論好きな香具師
なんだなーとしか思われないよ。

もし、生産的な議論をしたいなら、とりあえず国語なら国語とか絞ればいいんじゃないの?
あるいはコテはやめるとか。
521招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 19:00:47 ID:Gi2Ikyr9
>>518
現状維持でいいじゃなぁーぃい、ということなら何も語る必要はなくなるわけだ。
国語に限らず、まずは教育からというのがもはや世界の常識だからね。よりよく
なって欲しいよ。でも、教科指導より生徒指導で疲弊している現状は十二分に分かって
いるつもりですよ。ただ、他のところでも「馬鹿はクビにしろ」という発言が多い。
だから、腹が立つんだよ。あんなのに言いように言わせてないでって。
522招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 19:08:48 ID:Gi2Ikyr9
>>520
なぜ、コテをやめないといけないの?なぜ絞るべきなのかな?
発言がおかしいのなら、その内容に対して反論すればいいんだ。

生意気で気に食わないのなら、どんどん反駁すればいい。国語スレで
ありながら言論そのものの本質が分かっておられないのかな?

>あー2chで

2ちゃんだから、どうしたっていうの。2ちゃんは意外と閉鎖的だからね。
コテハン叩きで痛い思いをしてる人間の話しを耳にしたことあるけど、
だから余計に止められないんだ。ホームの板(2ちゃん以外の)がお休み
ということもある。どこでも基本的にはこのコテしか使わない。

敵もたくさんできるだろう。しかし、コテのおかげで本当に議論(話し)できる
人間にもめぐり合えることがあるんだよ。くだらん突っ込みと罵声、AAやコピペの
ウエーブに加担するより、こんなのがいた方が面白いとおもうんだけど。
ダメですか??
523511:05/03/13 21:22:06 ID:nqab/IHH
>>522
ごくごく単純に、わざわざコテにして、あっちに顔出して書き込んでます、こっちにも顔出
して書き込んでます(それも結構な内容を)みたいな人のセンスがいまいちな何だかなー、
と思う。

いや、これは俺が思うだけであって他の人は違うかも知れないから気に障ったらスルー
してくれ。
524招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 22:10:07 ID:QhpFu0eB
>>523
あまり嬉しくないけど、その通りだと思うよ。それもこれも全部承知でやってるから
いいんだよ。ま、「氏ね」を連発してる人間よりはだいぶましなはず。
いろんな人間がいてもいいはずなんだ。しかし、2ちゃんでも結局は没個性。
個性を喚いている奴がちっとも個性的ではない。面白くない。

あなたはストレートでいいと思いますよ。少なくともネットなんだから、それくらいは
全くOKでしょう。

>わざわざコテにして

本当に信頼できる人間にめぐり合うためには、これしかない。十分に観察してから
声がかかることもある。また、言論には責任を負うという意味を常に自らに確認させたい。

ただし、オイラのネット仲間はみんなこんな感じだからね。今、2ちゃんに書き込んでいる
のは少ないけど。で、そこでのスローガンは「(大衆による)暴言の解放」なんですよ。

☆ ここでも、一人友達ができましたからね。
525招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 22:18:22 ID:7d0D/Zcx
>>517
町田健・・大して読んでないので評価は分かりません。
佐々木瑞枝・・読んだことない。
ハヤカワ・・一般意味論はあまり聞きなれない。いわゆる「意味論」ではなく
      もっと実用的な意味なんですよね。多くの方に読んでもらいたい一冊。
池上嘉彦・・彼は天才でしょうね。記号論という周辺に強いだけでない。生成文法や
      伝統文法、ロンドン学派など本道の権威でもある。意味論、語用論でも
      トップに来る研究者。詩学や文化人類学にも造詣が深い。英語が専門なんだが
      対照言語学的に日本語も語っている。あれほどできる人は他にはいない。
      彼の本なら何でも間違いはないと思います。

新書でも何でも読んだらいいと思います。概論的なものは勉強にはいいでしょうけど、
面白いかどうかは別問題です。講談社メチエでも面白そうなのが出てますね。
一杯あるから迷うんですが、とりあえず面白そうなのを読むのがいいでしょう。
実用的な日本語に関する一冊なら、本多勝一「日本語の作文技術」がいいと思います。
専門書ではないけど、使えます。後半は要らないかもしれませんが。

専門書ね・・。「言語学は何の役に立つのか」(大修館)これはロシアの研究者が書いていて
「相対化」にはヒントを与えてくれるかもしれません。旧ソ連には200以上の言語がありました。
いわゆる多言語国家。日本とは何から何まで違うから、その意味で外部に出られます。
言語学はたいてい英語学の人が書いてます。外国でもアメリカやイギリス、フランスがほとんど
でしょう。
526招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 22:18:47 ID:7d0D/Zcx
続き

外部に出るという観点から。「日本語の外へ」(筑摩、片岡義男)、「反日本語論」
(ちくま、蓮實重彦 )などはどうでしょう。もちろん、専門の外へ出るという意味でも。
同じく、外部性を小森で確かめるという意味で、「小森陽一、ニホン語に出会う」(大修館)
小森が帰国子女で日本語が本当の意味での母語ではなかったということをどれだけの
人が知っているでしょう。彼は日常の話し言葉も教科書の日本語を話していたという
事実。彼の違和感が研究を開いた可能性を考えたいものです。日本では日本語の文法
をきちんと教えない現状に嘆いています。外国では母語でも徹底して文法を鍛える国が
あるということです。なお、彼の高校での実践記録も載っていて面白い本です。

あまり参考にならないかもしれないです。いわゆる定評のテキストは366氏から
コメントがあるでしょうから。

>他の文法論を学んで学校文法を相対化する作業をしてみたいし、
 あと外国人向けの日本語教育の要素を授業に取り入れられないかとも思ってる。

立派なことです。ぜひ頑張ってください。また、よければ私にもご教授ください。
特に、第二言語としての日本語教育など。
527実習生さん:05/03/13 22:24:27 ID:LfjZKisr
>>519
>>525-526

いろいろとありがと。
とりあえずこのスレで話題にあがった本は読んでみる。言語板も見よう。
議論についていけないから、こんな形でしかこのスレを利用できないけどね。
528招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 22:32:19 ID:7d0D/Zcx
そうそう、これを忘れてはいけない。
「日本語を書く部屋」(リービ英雄、岩波)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000017659/250-9563196-5117829

これを読んだら、「表徴の帝国」(ロラン・バルト、ちくま)のような気持ちになった。
境界に立たないと絶対に見えてこない、日本語も日本も。。
529招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/13 22:35:11 ID:7d0D/Zcx
>>527
遠慮せずに何でも発言してください。所詮、2ちゃん。されど、2ちゃん。
また、感想などもお知らせください。私にも勉強になりますから。
530招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/14 09:24:28 ID:gTodoPcm
ネットでもこんなにしっかりした文法論がありました。
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/
366氏のコメントが聞きたいものです。
531366:05/03/14 20:39:14 ID:UpyXbuB6
あれ、グッドタイミングで到着か?
>>517
↑のサイトは前からちょくちょく見てました。便利。さっと見た限り突飛な逸脱もないし。
でも第二言語としての日本語教育と、母語を育てるための国語教育は必ずしも同じではないので、
私は、日本語教育系の分析・ノウハウがそのまま学校文法にとって変われるとは思って
いないのだけど。
日本語教育筋の文法理論と学校文法をつなぐ流れに"教科研文法"を挙げておきます。
この言葉を聞いたことはあるでしょうか。もし初耳なら、学校文法の相対化には、
(いわゆる言語学系を始めるとドツボにはまる可能性が高いので)
とりあえずは「学校文法VS教科研文法」の構図を概観する所からがいいんじゃないかな。

もうちょっとしっかり学史を追ってからと思うなら、現代日本語講座第5巻「文法」が
けっこう網羅的でお勧め。個人的にベタの言語学より国語学に身を置いた私としては
なじみがあるっていうこともあります。

>猫
精査してごらん。実はそれほど揺れてないことがわかるよ。別に背伸びするでなく、
いつだって平均的(よりちょい上、といいたい気持ちはちょっとあるけどさ)な
高校教員のレベルはこんなもんだろうってレベルですよ。
(勿論文法関係はそれよりちょい深めのつもり。生成の(拡大)標準→GB→ミニマリストの流れ
をパラダイムシフトだって認めなよ。研究対象のUGの規定自体が変化してる。あなた別に
生成の学徒じゃないんだから、失うもの何もないと思うんだけどなあ...)
一個一個のレスに一喜一憂してるから私ごときに振り回されてるんでないの?
もっとしっかりしないと。
532366:05/03/14 21:11:15 ID:UpyXbuB6
>>518>>507)
それでも学校教育の国語は、別に文字通りの修身的なものではありません。
筆者の亡霊を借りて教員が自分の思いをぶち上げるような授業は、実際にはほとんど
ないし、というより、多くの場合、生徒の心の領域にまで踏み込んだ授業まで到達しない
というのがほんとの所。
このレスでも読みの創造性のような言説が出てきますが、それは、創造性を発揮できる
まで言語を練ることができる段階の人にして初めて言い出せるわけで。
なぞらせても真っ白(え、別に……)、あるいはとんでもない誤解(え?ちがうの?)
というレベルの生徒を相手にする毎日からすれば、語義とか、5W1Hとか序破急とか、
「揺れようがない部分をまずきちっと押さえようや」です。
それは場合によっては退屈な授業になるかも知れません。
たまには高みに達していて(家庭教育等の賜物?)、別の意味で不満だった生徒は
いるでしょう。十五の子にも、十八の子にも、たまに「与に語るべき」生徒はいます。
しかし、あまりその子と突っ走ってしまうと、他の子を一気に引き離してしまいます。
だからそんな子には、「今はまあちょっと待て。」という事もしばしば。
不満、とか退屈、といったことに関して、前者と後者を混同してはいけないと思います。
533招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/14 21:56:06 ID:ArRzalUL
>>531
>日本語教育系の分析・ノウハウがそのまま学校文法にとって変われるとは思って
 いないのだけど。

ホンマ何も分かってないな。リービ英雄を知らないか?前田愛の蔵書はどこが引き受けたんだ?
小森陽一くらい読めよ。外部性の問題に気付いてないとはお粗末にもほどがある。

国語学の前に「言語学」をしっかりやれよ。例えば、英語学において伝統文法の大家は外国人が
多いんだよ。イエスペルセンくらい知ってるんかな?

自然性を疑うことをしないのは学問とは言えないんだよ。

で、三上に触れないのはなぜなんだ?やはり、あなたも差別主義者だからかな??
534招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/14 21:56:35 ID:ArRzalUL
続き

>パラダイムシフトだって認めなよ

無知にもほどがある。要点<共約不可能性、非連続性>
http://www.geocities.jp/enten_eller1120/post2/pragmatism.html
「(3) 共約不可能性
なぜなら,たとえば,新パラダイムは,旧パラダイムの用語,装置,概念などを多く用いるが,
それらが互いにまったく同じであるということは稀である.ふたつのパラダイムの間に避け難い誤解が
生じるのは,このような理由にもよる.ニュートン力学では空間は均質で等方なユークリッド空間で
あったものが,相対性理論における空間は非ユークリッド的である.アインシュタインの宇宙に移行
するには,空間,時間,物質,力などのようなすべての概念を変えてしまわねばならないのだ.
これらの例は,…最も基本的な,競合するパラダイム間の共約不可能性(incommensurability)の側面
を示している.…対立するパラダイムの信奉者たちは,互いに異なる世界で研究をしているのである.
…異なる世界で研究をすると,科学者のふたつのグループは,それぞれ,同じ点から同じ方向を見ても,
異なるものを見るのである.一方では空間は平板であるのに,他方では,曲がっているという具合に,
同じものを同じように見ても,そのパラダイムが異なれば,違った風に見えてしまう.だから,
パラダイムを変えるのはなんらかの厳密な証明を突きつけられたからではないのだ.

☆ 理系に弱いならパラダイムなんていうカタカナは使わない方がいいぞ。  
  上のサイトはしっかり説明されているから、せめてあれくらい読んでから
  使ってくださいね。馬鹿の一つ覚えみたいに文法の瑣末なことにだけ
  こだわらないで、こだわるんだったら等しくありたいね。
535招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/14 21:58:23 ID:ArRzalUL
>>532
生徒のせいにしてはいけない。
あなた自身はどうかという問題がまずあるんでしょ?

読めてますか?
536507 :05/03/15 00:02:03 ID:NhcUwE41
>>532
>筆者の亡霊を借りて教員が自分の思いをぶち上げるような授業は、実際にはほとんどない

でも、いわゆる試験問題の解答は人生論的な方向に沿うことで点数が来ますし、作文も
人格修養的な内容を書かないといい評価を得られませんよ?
そういう意味では修身的と言っていいのではありませんかね?

>なぞらせても真っ白(え、別に……)、あるいはとんでもない誤解(え?ちがうの?)
>というレベルの生徒を相手にする毎日からすれば、語義とか、5W1Hとか序破急とか、
>「揺れようがない部分をまずきちっと押さえようや」です。

とはいえ、そういう事情も了解しているので、あんまり高いモノを求める気もないんだけどね。
537招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/15 01:18:42 ID:ufI3ZJTh
>>536
だ・か・ら、石原を読んでよ。お受験の参考書って軽く見たらいけないよ。
だいたい、そんな内容だけだったら、「ちくま新書」「新潮選書」「NHKブックス」で
出るわけないよ。

学校空間の読みとはどういうものであるかを暴いているんだ。自分の頭で考えた結果なんて
本当は問うていない。何を読むべきだと期待されているかを読まなくてはいけない。

>人生論的な方向に沿う
>人格修養的な内容

そんな立派な読みをも期待されていません。簡単言えば、人生を考えるんではなくて
あらかじめどのような人生がいいのかが決まっているということ。どのうような人格
でなければいけないのかが決まっているんですよね。

例えば、親子が出てきたら必ず「和解」しないといけない。
親は子供に自分を見出さなくてならない。子供は親を知る(理解する)経験で
大人への第一歩を踏み出すもの。予定調和を読むしかない。
だから、親子なんて徹底して和解できないという真実は決して読んではならない。

親子なんか異邦人だと思ってからが勝負なんだよね。
538招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/15 01:19:33 ID:ufI3ZJTh
>>語義とか、5W1Hとか序破急

これ「だけ」で何が読めるのかなぁ。。

イソップのきつねはオイラでありアンタ。
イソップは今であり、明日である。
イソップはどこにもない。しかし、どこにでもある。
イソップは嘘の話(虚構)だから、真実を暴ける。

それが中学生や高校生には理論的に語れないといけない。
そう思うのですが。。
539507 :05/03/15 02:17:08 ID:NhcUwE41
>>537
>学校空間の読みとはどういうものであるかを暴いているんだ。自分の頭で考えた結果なんて
>本当は問うていない。何を読むべきだと期待されているかを読まなくてはいけない。

いや、石原さんがそういうことを言っているのは少しは知ってるのよ。ただ、立場上、
「国語」の先生はこの現実を認めることは難しいだろうね。

それに、そんなに高度なことは現場では無理でしょう。>>518 おまけに、教師や生
徒の能力にも個人差があります。基本事項(それこそ「語義とか、5W1Hとか序破急」)
をこなして、予定調和に落とし込んでいくだけで精一杯だと思うよ。

自分、現行の学校教育における「国語」を批判しつつ弁護する、という微妙な役回
りになってしまっているなあ。。。
540実習生さん:05/03/16 00:07:44 ID:YUeeiqdr
当の中高生はウチの場合、授業中寝てますが。
541招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/16 00:11:07 ID:K6reNVaP
>>539
>自分、現行の学校教育における「国語」を批判しつつ弁護する、という微妙な役回
 りになってしまっているなあ。。。

はい、途中からアンビバレンスを感じていました。憶測なんですが、国語の先生ではないですか?
きっと良心的に考えておられるのでしょう。現状には不満がある。同僚にもウンザリすることも
多い。しかし、現場の苦労もよく分かっている。仕方ないとも思う。
でも、なんとなく無念さもある・・

失礼な憶測をお許し下さい。そう「読んで」しまいました。

>それに、そんなに高度なことは現場では無理でしょう。

私の言っていることは高度ですか?石原の新潮選書は中学入試だから、小学生が読むことも
意識しているはず。それでもしっかり暴いてますよ。暴きつつ、入試もやっつけるのが
爽快なんです。入試を非難する人間は、そのような文章が読めないことの言い分けになってる
可能性があります。入試が糞なら、どうして糞なのかを論理的に説明できないといけない。

あなた自身が学校空間で「読む」ことに鬱屈しているのかもしれませんね。
しかし、それを否定することは自らの存在、あるいは自分が属する共同体の否定になりかねない。
ジレンマがあるのでしょう。あなたはできる人です。それくらい分かります。しかも、真摯に考え
ようとしておられる。そう感じます。
542招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/16 00:11:28 ID:K6reNVaP
続き

矛盾は二種類あると思います。一つは見えないから起こる矛盾。そして、もう一つは見えすぎるから
抱えてしまう矛盾。後者はアポリアとして離れてくれません。

>「国語」を批判しつつ弁護する

国語を弁護しつつ批判する姿勢はどうでしょう。この批判とはカント的な意味です。
すなわち、精査、吟味という意味です。この転回は言葉遊びではないです。
国語を背負って立つ。すなわち内部に留まりつつ、外部の振る舞いを自らに課す。
そのような意味です。あなたならできると思います。

読みとは批評です。批評とは危機的なものです。あなたは批評家と作者を演じないと
いけない。大変でしょうが、頑張って下さい。(勝手な妄想をどうかお許し下され・・)
543実習生さん:05/03/16 01:36:46 ID:jsmTefqF
招き猫の文体はどこかで見覚えがあるな。
最近読んだ本、なんだか忘れた。
でも読んでて、エライ人だなと思った記憶がある。。

どうでもいい話すまん。w
544507 :05/03/16 01:38:22 ID:7e4fn0tP
>>541
>憶測なんですが、国語の先生ではないですか?

違いますよ。ただ、現状を見る限り、できることとできないことはあるでしょうね。

>私の言っていることは高度ですか?石原の新潮選書は中学入試だから、小学生が読むことも
>意識しているはず。

貴方は高級だよ。ただ仮に、中学入試を経験する小学生がその程度の「読み」を身に着けている
可能性があるとすると、公立中生との差は開くばかりだな。学力二極化論は事実かもね。
545507:05/03/16 02:02:20 ID:7e4fn0tP
自分が言いたいことは >>507 に尽きているんだな。自分が生徒として習った国語教師たち、
知り合いで国語教師になった何人かの人間たちを観察しての結論だけど、結局、

>本当に本が好きな人、文章のわかる人はまず国語の教師にはならないね。趣味にする。
>いわゆる学校国語的価値観に抵抗を覚えない人間、そういう学科に通る程度には
>「教科としての」国語ができる人間がなる。

という実態があると思うわけ。少なくとも自分が見た限りでは、本当に好きな人は
ほとんどなりませんな。趣味にする。せいぜい、文学を人生論か何かと勘違いしている
エセ文学青年崩れみたいな人がいる程度だね。そして、えてしてそういう人が作文や国語
教育の研究会を仕切っていたりするという、悲喜劇的な構造さえ見えてくる。
(余談だけど、これって、ある意味では恐ろしく文壇共同体的な光景だよね。その劣化バージョン)

こうして、壮大な無駄と退屈が再生産されていくわけだが、一方、それはそれでい
いんじゃないの、とも思っていたりもするわけ。 >>507 >>518
546507:05/03/16 02:04:28 ID:7e4fn0tP
思っているのに、なぜこういうスレについつい粘着してしまうかというと、個人的な怨念に尽きます。
受験スパルタ校におりました当方、散々クソみたいな問題演習に時間を浪費させられた
もので、いまだに私怨が溜まっておりますものでね。
現代文に限れば、途中までは落ちこぼれ、途中から「こう答えて欲しいんだろうな」
というツボを押せばいい、と気づいてからは常時高得点をキープしたけどね。

散々無駄なことをさせられただけに、所詮は学校教育と諦観しつつも、一方では「あの訓練は
いったい何のために必要なんだ?」といまだにムッとしたりもするわけさ。
547実習生さん:05/03/16 07:44:51 ID:poTiyshi
招き猫さんは斎藤孝についてはどうお考え?
俺はあの人の言説はオカルト的と思うが。
「脳内革命」や「粗食のすすめ」、中村天風、PHPなどと同じ匂いを感じるんだよね。
548招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/16 22:51:47 ID:CJW/xU7a
507氏へ
どうやら私と問題を共有しているようですね。ただし、入試問題は一種の読解ゲーム
として取り組むのは悪くないと思っています。問題は教師がそれをどれだけ理解しているか
ということです。何を読むことを期待されているかを知る技術を「持てる」ことも
悪くないはずです。そう説明してくれれば生徒も救われるのでしょうが。
549招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/16 23:21:18 ID:CJW/xU7a
>>543
文体??七変化ですよ。

>>547
いつか話題になると思ってました。
彼は、言語を精神性ではなく身体性にリンクさせようとする点には注意が
必要ですね。ただし、彼の本は立ち読み程度にしか知りません。雑誌や新聞での
発言もよく見かけますが、詳しくないことをお断りしておきます。

一点だけ
彼は、どこかの都立高校のスーパーバイザー(正式な名称は忘れた)をしていて
それに関しての発言を読んだことがある。完全に公権力の手先であることに満足
しているようだった。しかし、彼は自分の公式HPで次のようなことを言っている。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/message.html
「自身が民主主義の主体としての市民であること
 弱者にやさしいこと、弱者に見えるものの中にある豊かさを見いだす力
 制度を換骨奪胎する力
 市民的公共性を身につけていること
 半歩踏み出す身振りが技化できていること
 反民主主義的なことに怒ることができること、抵抗(レジスタンス)の構え」
550招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/16 23:21:57 ID:CJW/xU7a
続き

石原知事が公教育にしていることが分かってないみたいです。
>制度を換骨奪胎する力
とはよく言えたものです。斉藤自身が「制度」を具現して迫っているにもかかわらず。

平積みの本はどれも似たような感じで、よくやるなっていう感じ。
また、音読は思考停止を余儀なくするということが分かっているのかな?
声を出すのは、「刷り込み」にもっとも効果的なことが分かっているのかな?

少なくても、彼の方法論「だけ」では彼が主張するようなことは手が届かない。
そっか。彼の実践も矛盾だから、主張もご都合主義でカッコだけなのかもしれませんね。

しかし、声を出して読むのはいいことです。彼はそれを思想にした。だから罪なのでしょう。
身体性が思想に結びつくことがどれほど重大なことか分かっていない。

君が代を歌えと同じ路線で旗振りしてるんでしょうか。。
551366:05/03/17 00:42:24 ID:GxQhZHZ+
"パラダイム"は古い時代の文法学の用語から始まりました。(いや、これについては今と
なっては言わずもがなか。もうそんなことをとっくに超えた概念だから)
クーン以降、科学論にとって便利な術語となっていったのはその通りだけれど、
クーンはもとは援用的に用いたわけでしょう。
今ではさらにクーンのパラダイム論の範囲に限定されず用いられることも多いし。
別に理系専用の用語ではないって。
(生成だって、GB→ミニマリストがパラダイムの転換だからこそ大混乱をしつつ、
しかも用語や概念の競合/誤解に基づく議論のすれ違いなんかが現に起きてるんじゃ
ないかな。HPSGは生成文法か?なんて議論はまさにそんなののトバッチリを
もろにくらってると思うんだけど。)

552366:05/03/17 01:10:27 ID:GxQhZHZ+
>>536
>でも、いわゆる試験問題の解答は人生論的な方向に沿うことで点数が来ますし、作文も
>人格修養的な内容を書かないといい評価を得られませんよ?

本当にそうでしょうか?評論と文学は分けて論じないといけません。
評論の場合、
・人生論を扱っていて、
・筆者の主張が修身的である時に、
・筆者の主張を問う問題が出されているなら、
上記のことはいえますね。この場合、教員/学校がそういう教材ばばかりを選び、与え、試験に
かこつけて価値観を誘導しているかどうかが議論のポイントではないでしょうか。
最近は、中、高とも環境問題、福祉の問題などが扱われることも多いです。弱者は弱者らしくしろ
とか、どうせみんな死んじゃうんだから今を楽しもうとか、そういう主張の教材は確かに
教科書には載りません。

似て非なるものに、生徒自身の意見、考え方を問う問題もあります。特に小論文などは
そういう問いかけにならざるを得ません(単に文章読み取りを確認したいだけなら、
いわゆる客観テストの方が採点が揺れずに気が楽だもの、そうしますから)
例えば、「京都議定書発効に伴うEUのCO2排出枠取引についてどう考えるか」
という問いに対して、理路整然と「先進国はどんどん高度な産業を続けて、排出枠を
後進国から買って豊かで居つづけるべきだ。後進国には畑でも作っていればよい。」
とか「日本人は日本が大事なんだからポリネシアが水没したって仕方ない。あと50年も
すれば石油だってなくなるしCO2も減るさ」みたいな文章が挙がってきたら、あなたなら
どういう評価をしますか。文章力とか論理性のみを問題にして採点しますか……
いや、答えてほしいわけではないのです。学校国語が道徳涵養の装置になっているのでは
ないか、という事への思いは、ある意味「学校が子供をあずかる」ことそのものの問題と
つながっているのです。
553366:05/03/17 01:33:33 ID:GxQhZHZ+
文学教材に関しては、(上でも少し書いたのですが)学校教育で扱われる教材を、国語の
時間で道徳教材であるかのように読解するかといえば、自分ではあまりそうしている
感覚がないです。正直、小学校などはよくわからないのですが。
中学から高1くらいで読むことの多い「高瀬舟」も、最終的な評価を教室でまとめるまで
強権発動する度胸はなかったし、「こころ」(だいたい、Kの自殺の所)などなら道徳的に
読みようもない気もします。
テスト、ということを考えると、作問はどうしても「答えの揺れない」部分を出したい
のです。となれば、個々人で受け取り方の異なる領域は、実際には試験問題にしづらい
です。よくも悪くも、根拠を説明できる正答を導き出せる問題を作ります。
漢字、語意、事実関係の確認、表現効果・修辞、心情の説明までは比較的揺れのない
問題が作れます。「作者の言いたいことを問う」ことは、実はあまりありません。
テキストの多義性とか難しい話を持ち出すまでもなく、自信をもって○×を付けられ
る問題を作りづらいからです。授業中は(テストには出さないつもりで)そこまで
踏み込むこともあります。その時はもちろん投げかけるだけでなく、私自身の解釈も
話しますし、教材研究が積み重ねられた結果、見解の比較的固い読み方について紹介
したりもします。最近の教員は、生徒が何か発想した時に、なるべく頭から否定しない
よう訓練されてもいます。
(何より、最近の子供達はガラスのハートの持ち主ですし……)
554実習生さん:05/03/17 03:33:03 ID:yraycAWs
>>552
横レスです。

>環境問題、福祉の問題などが扱われることも多いです。

いい事だと思いますね。現実社会は万年保守政治が続いて、資本の意志が貫徹されてるわけで、そういう野党的な問題意識を育むことでオルタナティブな価値観も持てるようになるでしょう。
ただ、福祉問題を教える時に「障害者差別は悪」という前提から「親が五体満足の子供を望むのは差別だから悪」という極論にまで飛躍しがちな気がしますけどね。作文に関して修身的な内容が求められてきたのは事実と思いますよ。
高校では作文なんてありませんね。主に小学校ですか。
あくまで子供らしく、「常に前向き」が強いられる。ませたことやニヒルなことを書くと教師から叩かれる。

555招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/17 23:53:31 ID:2oh7vhoX
>>551
>クーンはもとは援用的に用いたわけでしょう。

「援用的」という言葉の誤使用です。借用したのです。一種のメタフォーとして
象徴させたということ。

>今ではさらにクーンのパラダイム論の範囲に限定されず用いられることも多いし。
 別に理系専用の用語ではないって。
 (生成だって、・・・・

だからね、チョムスキーは「自然科学」としての言語学を始めたわけなんだろう?
全然分かってない。ポパーの反証可能性も検討したかい?

>>552
>評論と文学は分けて論じないといけません。

論外。アンタ、柄谷の「日本精神分析」を読んだんだろう?彼は小説に評論させている
ことが分からなかったのかい?解釈の問題ですよ。小林秀雄は評論??あれは詩だろう。

>「日本人は日本が大事なんだからポリネシアが水没したって仕方ない。あと50年も
 すれば石油だってなくなるしCO2も減るさ」

これは指導者の責任でしょう。倫理的にあるということが分かってない。倫理は道徳を
否定します。例えば、道徳とはナショナリズムとまことに相性がいい。しかし、倫理は
低次元のナショナリズムを否定する形で姿を現します。
「他者を手段ではなく、目的として扱え」と言った時、他者は誰なのか、それが重要です。
他者に対して遠近法的倒錯認識(ニーチェ)から色分けすることは、他者を認めないことに
なるのです。あるいは逆遠近法的に捉えないといけない。消失点の彼方にある他者から始める
ことが重要です。身近な他者だけを念頭に思い浮かべて、論じることの愚かさは簡単に分かる
ことです。地域共同体の”他者”だけを大事にするという発想が、「完全なる」他者の抑圧に
すぎないということ。隣人への言葉は常に独白にならざるをえない。強固に閉じているのです。
556招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/18 00:05:38 ID:299NZykh
続き

しかし、この論理はカントやニーチェを引用しなくても十分に考えさせることができるのです。
みすずの詩はまさにそうだったのです。彼女が、鰮や小鳥、鈴、雪などに視点を合わせること
の意味がそうなのです。完全無欠なる他者から考えることの重要性を見出さないといけないんです。

大変失礼なんですが、あなたは読めるんですか?指導以前の問題こそを問いたいです。

その生徒の発言が「道徳的」なんですよ。極論だから、そう感じないだけです。
その生徒が、それを主張する(無意識にしろ)動機こそが学校空間で練り上げられた
ものなのです。従って、倫理が強く要請されるべきだと思います。

ナショナリズムとは・・同じ日本人じゃないか、と。クラスの仲間だから仲良くしよう。

このような排他の論理は社会学的には、より上位のカテゴリーでしか解決されない。
従って、無限循環的にしか解決されえない。ここで、「まったき」他者から見る
ことが大事になるのです。哲学が社会学の限界を助けてくれるのです。

>自信をもって○×を付けられる問題
>見解の比較的固い読み方について紹介

大事なのは、なぜそうなるのかというメタレベルからの考察を教えるべきです。
ここでのメタレベルとは系譜学を意味しています。

なぜ、それが○なのか、なぜそれが固いのか。それらは文章に根拠付けられません。
外部から支えられているのです。そこを精密に腑分けしないとならないと思います。
557366:05/03/20 12:11:44 ID:JpiymoLG
お久しぶり……って、3日で2人のレスしかつかないのね。教員の3〜4月はむちゃくちゃ
忙しいので私はしばらく、そんなには来られないです。何か新しい話を始めるなら
どんどん進めてください。

>猫
援用→借用
現代ではむしろ語彙表的な意味は薄れてしまっているので、借用(そしてその定着)でもOK。
別に異論はないです。
チョムが自然科学としての言語学を始めたかったのはその通り。でもそれから役50年たち、
今現在、生成自身の人達が「自分達のやってることは自然科学だ」と言ってるだろうか。
(何度もいうように、さりげなーく梶を切ってるように見えますよ)

評論
学校教育の中の国語教育の術語では「評論」とは、ある問題意識のもとに、筆者の明確な
主張を伴う文章を広く指す言葉です。小林秀雄のも評論。第一彼自体は、自分の書く文章を
評論ではなく、"批評"といっていると思う。"批評"は学校国語の用語でなないので、
巷間に理解されている通りの理解でいいです。柄谷が小説に対して行ってきた操作も、
そういう意味での批評ですがね。
558366:05/03/20 12:29:08 ID:JpiymoLG
>大変失礼なんですが、あなたは読めるんですか?指導以前の問題こそを問いたいです。
これは、今、社会がみすずをクローズアップさせてきた意味を読めるのか、ということ?
であれば、私にはみすずの詩をそういった意味で評価する術を持ってはいません。マスコミ
等で評論家がもっともらしく語るのを聞いて、へえっていうくらい。
理解、とか、解釈ということには、私の置かれたポジションとか、精神的な欲求とか、いろいろな
ことが絡んでくると思う。他分野への興味・関心(言語学とはまた別のこと)、職務上求められる
スキルの習得にエネルギーを費やしている現在、私自身には、みすずへの理解に対する欲求が
生まれないというのが正直な所。
みすずの詩ぐらいわかんなきゃだめだあ、という人もいるだろうが、そんな隙があったらもっと
しっかり部活勝たせてよ、という人とか、虐待早期に発見できるようになってよ、という人とか
がいるということです。

>彼女が、鰮や小鳥、鈴、雪などに視点を合わせること
>の意味がそうなのです。完全無欠なる他者から考えることの重要性…
ついでに言えば、小学校の先生が指導上そこまでの理解を子供に求めることはないので、
ある意味では、そういう類の解釈に対しては免責の状態にあると思う。
猫のやってることは、かなりピュアピュア〜な批評活動なのですよ。(もどき、って付けて
やろかと思ったけど怒りそうだからやめとこ)

>大事なのは、なぜそうなるのかというメタレベルからの考察を教えるべきです。
この部分に関して私が示したのが「徒弟制度的な」と表現した読解作法の集積の存在と
いうことですよ。あなたの信奉する石原先生はともかく、予備校系の参考書、問題集を
見ても、本質は同じ(より精緻に記述してあるだけで)ノウハウの解説本であることが
多い。
で、このノウハウの固さの根拠って、結局ある種の「解釈共同体」を前提としてるという
ことでしょう。もう少しこじゃれた扱いにするなら、(上の方で言語に対して使った)
「ミーム」という発想を導入してもいいと思う。
で、現場の教員はそういうものを考察する所から出発するのではなく、とりあえず所与の
ものとして受け入れることからスタートしている(これは上でも書いたことの繰り返し)。
559366:05/03/20 12:37:28 ID:JpiymoLG
>>554
>高校では作文なんてありませんね。主に小学校ですか。
>あくまで子供らしく、「常に前向き」が強いられる。ませたことやニヒルなことを書くと教師から叩かれる。

作文、ありますよ高校でも。小論文という名前に変わっていますが。
教師から、というより「社会から」という方が正しいと思います。これは虎の威を借る話で
なく、高校でも現在おお流行りのAO入試や推薦入試などにおいて、自己推薦文などを
書かされる場面において、生徒はやっぱり「常に前向き」を強いられたりするからです。
慶応大は、入試において国語のかわりに小論を課す学部が多いのですが、そこで小論を
作成する受験生は、ニヒルなこと(←真の意味で)を書く度胸があるでしょうか。
さらに言えば、大人だって「常に前向き」は求められているのではありませんか。それが
学校という空間に下りてきているのだ、というベクトルを見て取る視点も必要です。
560招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/20 19:37:54 ID:TvcUdERX
>で、現場の教員はそういうものを考察する所から出発するのではなく、とりあえず所与の
 ものとして受け入れることからスタートしている(これは上でも書いたことの繰り返し)。

「受け入れる」という言葉が分かってないようですね。
対象化して意識にのぼらせることが前提になりますよね。そんなことしてる人間は例外的です。
それは「自然性」を一度は疑った(対象化した)ことに他ならないのです。

>さらに言えば、大人だって「常に前向き」は求められているのではありませんか。それが
 学校という空間に下りてきているのだ、というベクトルを見て取る視点も必要です。

そのためには外部に立たないといけません。ベクトルのメタフォーでは学校は空間ではなく
点になります。外部に一度は出ることで空間となるのですよ。

何度も言いますが、あなたの主張するようなことはほとんど行われていません。
そして、あなたのこのような表現は明らかに猫の影響下にありますよねw

ベクトルが見えるなら、その始点はどこかも分かるでしょう?
561実習生さん:05/03/20 20:32:58 ID:C7AtrJHm
招き猫さんは賢い方だなあと思いますが、
現実に教室にいる児童・生徒とのずれを感じてしまいます。
学級崩壊になりそうな授業ですね。
562招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :05/03/20 21:26:44 ID:TvcUdERX
>>561
具体的な指導のテクニックだけを論じるのなら、「ハッタリ」や「カマシ」、
産婆術(=おとぼけ)などが重要な要素になるでしょう。場合によっては、遠まわしな
恫喝が必要な場合もあるし、お涙頂戴の浪花節も使うべきでしょう。

しかし、それ以前に本質的にはどのように捉えているかが大事だと思っています。

教育板の各スレを見てると、現場を口実に自らの無知(無能さ、不勉強など)を
正当化する発言が目立ちます。そして反論者は、それこそを突いていると思います。
このような不毛さを打破するためには、言い分けではなく正論から出発して
現場の苦労を知らしめないといけません。反論者のたいていは馬鹿にしているのですから。

現場のしんどさは分かります。苦労している方もたくさんいることでしょう。
だからこそ、教師の力を正論から見せ付けて黙らさないといけない。権威ではなく本当の
力を見せて。

☆ ちなみに、私もリアルではうだつの上がらないペーペーです。もちろん評価など高い
  はずはない、ということです。理屈と現実は違いますよね。それはどのような分野でも
  一緒です。理想の実践は難しいから言葉で代償させているかもしれませんね。
  正直なところは。
563招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/24(木) 20:20:08 ID:GrMtXpWZ
私の教育改革論:
豊かな心、みなで育てよう−−文化庁長官・河合隼雄さん
 大阪府寝屋川市の事件で改めて思うのは、日本人が貧しいころには持っていたシステムが
 壊れてしまったということです。人間は気付いていなくてもある程度不文律に縛られて
 生きている。赤ちゃんを殺したり小学校に侵入するというのは、やろうと思ったら
 一番簡単でしょう。だけども、そんなことは誰も思いつかなかった。今はどんどんやる。
 日本は特に、不文律に相当支えられていたんですよ。それにみんな気が付いていない。

 昔はモノが少なくて家族がたくさんいた。だから、欧米のように幼少時からルールを
 厳しく教えなくても、分け合って食べた。いちいち言わんでも、弱いものいじめする
 やつがおったらものすごく嫌われたでしょ。背景にあるのは、深い意味では宗教。
 「生きてることが全部宗教だ」というアメリカ先住民のナバホに似ています。日本でも
 ご飯を食べる時にそろって「いただきます」と言う。宗教的儀式みたいなもんですよ。
 そういう生き方でずっとやってきたのが、生活がガラッと変わった。豊かになって、
 欧米に近づいた。

 ところが、違うのは、彼らはキリスト教倫理観というのをある程度持っている。親も言葉で
 教え込む。日本は訓練せんでも、みんなで生きていたら自然と倫理観を身に着けるように
 できていた。でも、今はいつでも食べ物もあるし、何でもある。そうなると、努力や忍耐を
 することがないから、システムは機能しない。いちいち、言ったり守ったりする必要のない国
 だったのが、急に豊かになってきたことで、システムがつぶれた。

 それなら、せめて小学校ぐらいから心のこととか話し合わなあかん。それが「心のノート」
(文部科学省が全国の小中学生に無料で配った道徳教材)です。これはええことやろか悪いこと
 やろかと、子どもと考えてみないと。教会も家庭もやらないとなると、エアポケットができる。
 そこに落ち込んだ子は人間としての感情が切れてしまう。事件を起こしているのはそういう子です。
 モノが豊かになった分だけ、心を豊かにせなあかんというのが僕の提言です。
564招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/24(木) 20:21:54 ID:GrMtXpWZ
 お金やモノに力点が行き過ぎている。人間関係の面白さ、楽しさが分かるような体験を学校でも
 地域でも家庭でも持つようにすることが一番大事です。テレビ見て一緒にワハハと笑ったり、
 一緒にご飯を食べてしゃべったり。家で子どもがポツンとおるということがどういうことか考えて、
 早く帰って子どもと遊ぼうとか。いつもお母さんがベタベタいなくてもいい。自分の子どもを幸福に
 したいなら、まず生き方や育て方を考え直してくれ、と親に言うんです。

 警備員や防犯カメラはないよりはあったほうがいい。だけど寂しい子をつくらないようにするほうが
 大事。本当は、地域におる人たちみんなの心が通じていたら、武田信玄やないけど、人が城になるん
 ですよね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/kaikaku/news/20050228ddm004070071000c.html

☆ 批評していただきたい。この倒錯的な文章を・・
565実習生さん:2005/03/25(金) 01:06:45 ID:md/oUACE
批評する価値なし。

猫さんのレスはあまりにも高度だから殆どの人はついて来れないよ。もうちょっと平易なレスを頼みます。
斎藤孝に関していえばあの人の本の題名はあくまで「私が声に出して読みたい日本語」にすべき。俺はあいつの挙げる文章なんか美文だとも何とも思わん。
従って声に出したらかえって気分を害す。あいつが教育行政に本格的な影響を持ち出すとしたら嫌だなー。
愚かな国語教師は自分たちの権威回復の救世主として飛びつくだろうし。
566招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/26(土) 00:05:06 ID:BIE48teX
>>565
>批評する価値なし。

そうなんですが、何が倒錯的なのか、高校生くらいなら理解して欲しいと思ったので。
私の感想はまた改めて述べます。

>猫さんのレスはあまりにも高度だから殆どの人はついて来れないよ。もうちょっと平易なレスを頼みます。

そんなつもりではないんですが・・すいません。。

>あいつが教育行政に本格的な影響

東京都の教育委員会の嘱託みたいなことをやってるようですね。
河合長官といい、斉藤先生といい、なんで国民に人気があるのかなぁ。

567実習生さん:2005/03/26(土) 00:11:04 ID:sfp1+GBG
>>566
言ってることが簡単だから。
おつむの弱い国民には、単純でありきたりな意見が理解しやすいのさ。
568招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/26(土) 00:23:41 ID:BIE48teX
>>567
うん、だからシッカリと読んで理解できる頭を育てるのが国語教育の
役割の一つだと思います。この場合の「理解」とはデタラメさを見抜ける
くらいの力で理解するということです。
569招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/27(日) 00:36:47 ID:70tZCHsl
河合長官の教育論について

 彼は、社会構造的な陥穽から発生して個人に及んだ問題を、その一人一人の
内面の問題に狭小化し解決を迫っています。「>お金やモノに力点が行き過ぎている。」
というのは社会の構造や体制に起因する問題なんです。すなわち資本主義の悪弊。
しかし、河合は決してそれには言及しない。
 「>モノが豊かになった分だけ、心を豊かにせなあかんというのが僕の提言です。」
などと倒錯的なことがよく言えるもんだとあきれ果ててしまいます。人がモノに心を
奪われていること自体が問題なんですよね。テレビやゲーム、PCに向かう時間が
多くなり生の人間と会話することが少なくなる。それを変えようとするということは
モノを取り除くということに他ならない。しかし、それは今の体制を否定することに
なるからモノの増加に比例して心も豊かにしないといけないらしい。決して根本的な
原因を取り除くような考えをしない。
 社会構造的な問題を個人の内面の問題に転化し、「癒す」ことで解決しようという
スローガンの連呼がいかに危険であるかを姜尚中東大教授は問うている。そのような
腐った合言葉がまたも権力から倒錯的な文章で煽られた。
 好々爺であるというのは詐欺師にとって好都合であるというだけなんだ。
 読める国民にならないといけない。河合の文章が論理的にデタラメなものであり、
情緒的に訴えているだけなのだということが分かる力を読解力と言う。国語教育という
ものがあるなら、それはそのような「力」を付与することに他ならない。

 昔々、マルクスは下部構造そのものが内面を決定すると極論した。従って、下部構造
自体の変更でしか解決されないのだと徹底させた。その理論は内面の事実をあまりにも単純化
したものであると非難されるのは仕方ないかもしれない。しかし、河合のような、下部構造から
発生した問題をすべて内面の問題に変容させることを道徳にして迫ってくる人間がいる限り
マルクスの名は忘れてはならないだろう。
 ユングはナチズムを溺愛したようだ。さて、河合は・・
570実習生さん:2005/03/27(日) 02:31:42 ID:BvJAVT8E
バリバリの資本主義政党である自民党の議員が「お金やモノに力点が行き過ぎている」というのも不思議な話だ。
571実習生さん:2005/03/27(日) 02:38:31 ID:BvJAVT8E
お前らが企業と一緒になって組合潰しに精を出したおかげで、「お金やモノに力点が行き過ぎている」社会になったんだろうが。
572招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/27(日) 02:38:38 ID:70tZCHsl
河合長官は議員じゃないんですが・・
573実習生さん:2005/03/27(日) 02:42:33 ID:BvJAVT8E
あ、そうでしたか。
574招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/27(日) 03:10:26 ID:70tZCHsl
http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/fusei1-2.html

なお、ユングの精神分析がナチズムに加担したことは実証的な研究に
より明らかになっている。河合が必死に擁護したにも関わらず。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061493639/3w-asin-books-22/250-0270223-6660269
575507:2005/03/28(月) 00:20:11 ID:RRfjJSkF
>>565 
>愚かな国語教師は自分たちの権威回復の救世主として飛びつくだろうし。

そうだね。ああいうのは受けそう。斎藤氏は、ついでにビジネス指南書や人生指南書まで出してる。
このあいだはZ会の広告まで出ていた。
どっかの対談で「受験勉強は嫌いだった」とか言ってたのに、広告では「勉強して自分を鍛える
ことで云々かんぬん」とか和田秀樹みたいなことを言っていた。いい加減なヤツ。

ああいう怪しげな人間を使わないのがZ会クオリティだと思っていたんだけどな。少子
化で背に腹は代えられないのか?

ところで、斎藤の身体論の元ネタは武道家の高岡英夫なんだってね。高岡先生とは絶縁したのか、
なぜか、斎藤は高岡のことを全く語っていない。いや、そういう「健康法」を全否定はしないけど、街
の道場やカルチャーセンターでやってくれんかな? そしたら文句は言わん。
576507:2005/03/28(月) 00:29:33 ID:RRfjJSkF
>猫さんのレスはあまりにも高度だから殆どの人はついて来れないよ。

そうだね。招き猫さんは高級だよ。何度でも書くが、自分の言いたいことは

>本当に本が好きな人、文章のわかる人はまず国語の教師にはならないね。趣味にする。
>いわゆる学校国語的価値観に抵抗を覚えない人間、そういう学科に通る程度には
>「教科としての」国語ができる人間がなる。

に尽きるわ。自分の出会ってきたごく狭いサンプルを見た限りだけど、十人中九人はこのレベル
だった。もちろん、これは彼らの人格の高低とは別次元の問題だし、学部や院でそれなりの勉強を
してきた人間たちがいることも知っている。
採用試験も努力しないと通らない(どんな問題が出るのかは知らないが) それに、なまじ中途半端に通人ぶ
っている人間よりは、普通の人が普通に努力してモノを教える方がいいだろう。
教師は生徒の10倍の知識が必要と聞くが、いちおう、彼らもその最低線の10倍ぐらいは身に着けているだろうし。
(これは皮肉で言っているのではなく、日本の教師には不満もあるが敬意も抱いている。
 先進国中でも平均レベルで言えば最強の能力のはずだからな。諸外国はけっこうひどい所も多いと聞くし)
577507:2005/03/28(月) 00:38:28 ID:RRfjJSkF
要するに、こういうスレに出没するのは全くの個人的な怨念に過ぎないんだけどね。
(まあいろいろあったのよ)
自分も別に文学や文章を理解している訳でもなく、ましてや勉強家でも読書家でもないが、
うまく言えないが、なんなんだろう、学校における国語教育や読書教育から漂う、あの薄気味悪い
偽善臭とは・・・。最近ではNIEあたりからも漂ってくるよね・・・。

とはいえ、退屈な読解や作文が、仮に「しないよりはマシ」という次元であれ、必要
とされるのもよくわかる。退屈であれ、現状の学校国語教育が辛うじて言語教育の最低線になっ
ているのも事実。あれすら無くなったらもっと悪くなるだろう。
斎藤孝にせよ、これで生徒がほんの少しでも活字を読むようになればアリだろう。

なんというか、彼らの立場も分かる(つもりである)だけに、怒りと言うよりは絶望に近いな・・・。
578招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/03/28(月) 23:18:33 ID:BVp2ItAB
507氏へ

先進国の中でも教育に金をかけないで、これだけの成果を上げてきたのは驚異的だと
思います。これはひとえに教師の努力でしょうね。政府・文科省の成果ではない。
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/jw4.html

だからこそ、現場の先生には頑張って欲しい。そういう思いで発言しているんですが、
どうしても辛口になってしまう。

>あの薄気味悪い偽善臭

ま、それはある程度仕方ないのは分かるんですよね。ただ、そのような「偽善」が生まれる必然と
メカニズムも教えることができると思うんです。
以前、センター試験の評論文を分析したんですが、受験生を分断するような読みは必ず不正解となる。
例えば、都市と地方の差異性に焦点が当たることはない。そのような対立を回避するような読みが
求められるわけです。

せめて、先の河合の文章に騙されないくらいの力を与えて欲しい。
そんな願いがあるのです。
579実習生さん:2005/03/30(水) 17:24:38 ID:g5bxZCoI
招き猫の独談スレはここですか?
580507:2005/03/31(木) 05:46:21 ID:hAAchPt2
>>578
>先進国の中でも教育に金をかけないで、これだけの成果を上げてきたのは驚異的だと
>思います。

今は「行革」絡みでもっとカットしようとしている。義務教育費削減と一般財源化
も迫っている。各省庁と大半の首長たちも賛成している。
皮肉なことに、文科と文教族は反対している(まあ権限は減るからな) 首長だと、
片山善博・田中康夫・石原慎太郎は反対。この件に限れば文科の方が正しい。

あと数年以内に、いよいよ教育現場は無い袖が振れなくなる。これまでも、諸外国では
教師・生徒がやらない清掃などのメンテナンス、生徒指導・部活指導まで引き受けてきた。

2ちゃんのゴム印憎し論者は、人件費の割合が高いと批判するが、各種業務のコストを節約し、教師
の仕事量が増える代償に、個々人の待遇を引き上げてきたと考えることもできる。
待遇引き上げのお陰で、いちおうは学習面でもそれなりの人材が集まっていることも否めない
(フィンランドなどは非常勤が多かったので、最近は常勤を増やす動きもあるそうだ)

2ちゃんのゴム印憎し論者は、公務員・教員の待遇を下げろ、と喚くが、デフレ下で官民の業務
のアウトソース化が進む現状では、それはいずれ、必ず民間にも波及するのに・・・。
581507:2005/03/31(木) 05:52:45 ID:hAAchPt2
指導要領「削減」も、実は最終目標は公教育の経費カットなんだけどね。単純に考えて、
授業時数が減れば教員は要らないでしょ? アメリカの二の舞だな。
もっとも、学力低下批判のせいか、最近ではまた増やせ、勉強させろ、と喚いている。一方
では、習熟度別にしろだの、すでに仕事の処理量は限界に達していると聞く。

>せめて、先の河合の文章に騙されないくらいの力を与えて欲しい。

「心のノート」にお墨付きを与えたのが河合だよ? 現場の教師には無理。そんな
人間は面接の段階で弾かれるやろ? 日の丸・君が代とか、部活の顧問はどうですか
(引き受けてくれますか)とか、けっこうエグいこと聞いてくるそうやで?

それと、河合が「地域」を強調するのは、公的セクターで進む民活化・ボランティア化
に見事に一致する。「官から民へ」と言いつつ民活でアウトソース、ボランティア労働力
で安上がりに行政を行う、これが構造改革ってことだからな。
(大半のゆとり教育・学力低下批判者が駄目なのは、「学力」面ばかり見て、こうした教育の構造改革
 を見抜けないため。むしろ、和田秀樹や西村和雄は教育民営化に期待している始末)

ついでに言えば、善意を利用されているだけなのに、ボランティアで地域を支える、コミュニティ・スクールや
チャーター・スクールは素晴らしい、とか信じているNPO系の阿呆には付き合いきれん。
(ボランティアの全てが悪、ということはないが、現在進められているボランティアは大方が人間の使い捨て。
 人間の善意を利用する巧い手を考えやがったもんだ) 
582招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/04/01(金) 00:04:46 ID:Msm51aCH
507氏へ
釈迦に説法だったようでお恥ずかしい。
なんだかんだと言って、詳しいじゃないですか。

実は、学力の二極化も財界→文科省(審議会)という構図で意図された部分がある
という詳しい分析があります。すなわち、下半分は都合のいい消費者であってくれればいい。
上半分で日本を支えると。
(>こうした教育の構造改革を見抜けないため。)

ここ(教育板)では、そのあたりも意見交換したいのですが、なかなか難しいようです。
低レベルな教師叩きばかりで、うんざりです。

>「心のノート」

池田晶子が執筆の誘いを河合から受けたようだが断ったようです。
で、危機感を感じて出版したのが「14歳からの哲学 考えるための教科書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901510142/249-3729605-7818759
ついでに永井均の「子供のための哲学」も載せちゃおうっと。。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061493019/249-3729605-7818759

>善意を利用されているだけ
>NPO系の阿呆には付き合いきれん。
>ボランティアは大方が人間の使い捨て

なかなか手厳しい。(だんだん猫に似てくる?)
だいたい道徳で煽ってくる人間は別に動機を持っているものなんですね。
年寄りは家で面倒を見るのが人間らしい・・・これも同じ線上に位置づけられる
ようですね。結局は安上がりにしようという意図を道徳で粉飾隠蔽しようという
意図を「読解」しないといけませんね。

で、猫の主張に賛成だということでOK?(笑)
583招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 00:33:42 ID:Msm51aCH
>教育民営化

このあたりは難しいですね。民営化の対極には国家統制が潜んでいます。
為政者はかなり狡猾に矛盾「させて」取り込んでいるようです。

国旗国歌での国家統制主義の刷り込み、ゆとりで個性と主体性の尊重、
塾の公認と下限の引き下げ、国公立医学部を先頭に入試科目数の増加・薬学部の六年化、
ロースクールなどの大学院の充実、ニートの増大・・・

必死になって階級社会を作ろうとしてるようです。

ニートなんて、立派な消費者であるかぎり何の問題もない。
最初からフリーターを目指す高校生も財界には好都合。雇用の調整弁

上澄みでやっていこう、が本音。
公立高校が以前の進学校に回帰している。公立の中高一貫もできてる。

こんなもろもろの問題を包括的に議論できるスレをどなたか立ててくださいませんかね。
(私では色眼鏡で見られてしまう・・)
584実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 01:35:59 ID:3h2z+fdQ


先進国の中でもこれだけ民間に大規模な教育産業がある国はなく、
やっと、これだけの成果をあげてきました。
これはひとえに生徒や親、それと塾や予備校の努力でしょうね。公務員教師の成果ではない。

教育予算が少ないというけど、家計にかかる教育支出は膨大なわけで、
このような事実を全く無視して、行政とプロレスをやってれば自分の取り分が増えると思ってる教師は本当に賎しいですな。




585招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 09:24:03 ID:HtOBVcjH
>>584
くだらん教師叩きしても、学力の二極化などの具体的事実の説明は見えないですよ。
そのあたりも含めて整合性のある分析を聞きたいものです。

民間が頑張って、塾に行くのが当たり前になってから二極化は深刻になった。
なぜ??
586実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 14:00:43 ID:Rk2vMtNA
>>584
>先進国の中でもこれだけ民間に大規模な教育産業がある国はなく、
>やっと、これだけの成果をあげてきました。

その通りだよ。どの国に行っても日本の予備校や塾みたいなのはない。
東南アジアとかだと若干あるけど、上場企業みたいなのはないと思うよ。
日本の教育業界は1兆円産業だとも言われているからね。

教育は国や自治体が全面的に税金を使って面倒見ているにも関わらず、
これだけの産業が育ったんだ。こんな業界は他にない。
つまり、公教育がいかに無駄飯食いの税金泥棒か、ということを表している。



587実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 21:55:09 ID:TqEzFJ4E

教師叩き??

588招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 22:46:31 ID:iEL712aC
>>586
>どの国に行っても日本の予備校や塾みたいなのはない。

アメリカやヨーロッパでもあります。都市部ではかなりポピュラーになってますよ。
ネットでは欧米には塾がないと断定したものが多いですが、事実誤認です。
http://www.tcp-ip.or.jp/~ainuzuka/nichibei/text2-3.htm
589実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 22:58:33 ID:TqEzFJ4E

>>588
規模が全然違うでしょ。
日本には上場企業がいくつもあって、一大産業として成立してるんだから。

590招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 23:23:17 ID:iEL712aC
>>589
確かに、国民(子供)がこぞって塾や予備校に通ってはいませんね。
欧米との価値観の違いが大きい問題でしょう。例えば、ヨーロッパには
大学が少ないです。日本のように誰でも行きたがるというわけではない。
伝統的に職人の社会的な認知が異なっている。そんなもろもろの事実を無視して

>教育は国や自治体が全面的に税金を使って面倒見ているにも関わらず、
 これだけの産業が育ったんだ。こんな業界は他にない。
 つまり、公教育がいかに無駄飯食いの税金泥棒か、ということを表している。

というような断定をしているんだから、それに比べたら塾や予備校の違いなんて
差は小さくなっているということです。

こだわるんだったら、すべての背景事実に等しくこだわった分析であって欲しいです。
結論に都合のいい事実だけをことさら強調するのは論理的ではありません。

591実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:34:17 ID:TqEzFJ4E

>先進国の中でも教育に金をかけないで、これだけの成果を上げてきたのは驚異的だと
>思います。これはひとえに教師の努力でしょうね。政府・文科省の成果ではない。

はっははっはっはっは。 都合のいいことだけ言ってるねぇw


592招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 23:40:02 ID:iEL712aC
>>591
いいや、政府や文科省など行政は先進国では最低でしょう。
予算に占める割合を過小評価してはいけない。

塾や予備校に通う人間が少ないときでも成果は出てたぞ。
593実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:40:40 ID:UffrkP0U
これだけ塾が盛んになってきてるのは、あまりにもDQNが増えたから
じゃないの?公立学校ではあまりにもお粗末な親が多すぎる。
教育がどうだとか、学校の制度がどうだとか言う前に、まず
親は、一市民として法を守り、最低限の集団生活ができるように
しつけてもらわないと、野獣同様の生徒の前には教師など
無力に等しい。その「負け」を教師だけでなく一般の人が
認めないとはじまらないだろう。
594実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:45:38 ID:TqEzFJ4E

文科省も教師も日教組とかも全部同じなの。
教師には文科省と対立してるつもりのもいるかもしれんが、
納税者から見れば、そんなのただのプロレス。しらけるだけ。

>塾や予備校に通う人間が少ないときでも成果は出てたぞ。
今は、塾や予備校がないと教育レベルが維持できないんだから、
制度を変えた方がいいね。

595招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 23:47:45 ID:iEL712aC
普通、教育は
1)家庭教育
2)社会教育
3)学校教育
の三つあるんだが、なぜか3)だけを独立事象のように論じる人間ばかり。
1)や2)の力が低下したしわ寄せまでかぶっていることをどう考えるかですね。
596実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:48:15 ID:TqEzFJ4E
>>593
>これだけ塾が盛んになってきてるのは、あまりにもDQNが増えたから
>じゃないの?

何言ってんだ?? 教師のご都合がバリバリだなw
DQN教師が増えたからだろ。教師が頼りにならないからわざわざ金を払っても塾に行かせるんだから。
597招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/01(金) 23:50:58 ID:iEL712aC
>>594
アンタ基本的に矛盾しているから常に倒錯的な論理になりますね。
枝葉末節、例外の問題ではなく根本の問題。

>制度を変えた方がいいね。


ならば、教師「に」文句を言うな。教師が制度の枠組みを決定できるのか?
教師が制度を決定する権限を持つべきだと言いたいのかな?

恨みつらみの粉飾だから、論理が壊れてる。
598実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:53:52 ID:TqEzFJ4E

しかし、>>588で引用してるサイトを良く見てみたら、
塾については、こんなことしか書いてなかった。

>意外であったのは、アメリカにも日本の塾に相当するものがあり、

要するに、アメリカでは塾なんて珍しいってことじゃねーか。
こんなので、誰に何を納得させるつもりだったのかw でも一所懸命ググッたりしたのかな。

>結論に都合のいい事実だけをことさら強調するのは論理的ではありません。

全くだw
599実習生さん:皇紀2665/04/01(金) 23:57:28 ID:MV4qbXwG
ワロタ
600実習生さん:皇紀2665/04/02(土) 00:00:14 ID:JSadSPhu

制度を変える、これだね。
仕事をしない奴はクビにする、という当たり前の仕組みが教師の世界にはないからな。
こういう当たり前の条件にするないばかりに、バカ教師を減らせないばかりか、
やる気のある教師もやる気をなくすからな。

やる気のある教師は賛同するだろうが、無能教師に限って屁理屈こねて反対するから困っちゃうよな。
上司とプロレスしてるだけで自己満足してる奴もいるしw

601実習生さん:皇紀2665/04/02(土) 00:01:44 ID:JSadSPhu
>>600
>こういう当たり前の条件にするないばかりに、バカ教師を減らせないばかりか、
      ↓ ちょっと、訂正

こういう当りまえの条件がないばかりに、

602実習生さん:皇紀2665/04/02(土) 00:14:11 ID:JSadSPhu

仕事をしない奴でもでかい顔していられる、という異常な条件の職場にいると、
あきらかにドアホウな屁理屈が横行するようになるんだよ。
だから、教師がバカなのも仕方がない。だって、バカがクビにならないんだからw
すべては制度が悪いんだよな。教師は悪くないw
従って、教師が制度について論理的に語るなんてそもそも無理、不可能。

教師に文句なんか言っちゃいけないよ。
教師がバカなのは、制度が悪いんだからw 制度を変えて教師のバカを少しでも直してやらんとな。

アッハッハッハッハ。

603招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/02(土) 00:23:30 ID:7n5ixWZs
都合のいい引用ですな。
「>意外であったのは、アメリカにも日本の塾に相当するものがあり、
  上級学校の受験のために勉強をしているとのことであった。」

筆者が事情をよく知らなかったとういだけのこと。
以前に欧米の塾・予備校の事情に関して詳細なレポートを読んだ。去年か一昨年。
アエラの記事だったから、図書館でバックナンバー揃えてるところで読んでみ。

無知だと、アメリカへ行って「意外だった」と漏らすことになる・・
604実習生さん:皇紀2665/04/02(土) 00:25:52 ID:JSadSPhu

欧米の教育産業ってどのくらいの規模なんだろう?
塾や予備校で上場企業なんてあるのかな?


ないよなw

605招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :皇紀2665/04/02(土) 01:26:28 ID:7n5ixWZs
>>604
それ『だけ』にこだわる心性が情けない。
606実習生さん:皇紀2665/04/02(土) 01:42:09 ID:JSadSPhu

 こだわってみたら、逆に笑い者にされてる奴の方が情けないw

>先進国の中でも教育に金をかけないで、これだけの成果を上げてきたのは驚異的だと
>思います。

教育にはたっぷり金がかかってるんだよ、このボケw 
バカ教師の生活を補償した上に、塾や予備校にも行かなきゃなんないからな。

>これはひとえに教師の努力でしょうね。

ギャッハッハッハhッハッハ。 教師は足引っ張ってるだけえだろうがw
607招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/04/02(土) 03:07:17 ID:7n5ixWZs
>>606
全くオツムも心性も・・

>教師は足引っ張ってるだけえだろうがw

ならば、制度的に変えたいんだろう?
政府に文句を言え!誰なら制度を変えれるんだい?

根本的に倒錯論理なんだよ。
608実習生さん:2005/04/03(日) 00:20:06 ID:ti4+JYn7
>>607

>政府に文句を言え!

ここで言ってほしくないなら、そう言わないといけないよ、キミw
「教師に都合が悪いから、ここでそういうことは書かないでおくれ」とお願いしないといけないんだよな。

根本的に倒錯してるんだよ、キミ自身がw

ちゃんと、お願いすれば、
「事実誤認の書き込みがあったら、これからもその旨指摘します」って答えるからw

609実習生さん:2005/04/03(日) 01:04:10 ID:ti4+JYn7
ところでさ、

>>603
>無知だと、アメリカへ行って「意外だった」と漏らすことになる・・

そのHPを持ち出したのはキミ自身だろw
自分で紹介しHPを自分で批判するなんて、随分倒錯しておるなぁw

610実習生さん:2005/04/03(日) 01:39:48 ID:AFTRT6Q2
m9(^д^)プギャー
611366:2005/04/03(日) 15:23:32 ID:GVIoGG4A
お久しぶり。怒涛の年度末を乗り切ってちょいと一息入れられるんで来てみました。
今はもっぱら公教育の費用対効果の話になってるのかな?
国語の話になったらまた来ます。
612招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/04/03(日) 20:42:10 ID:VV6afeVG
>>611
強引に戻せばいいわけだし。
613実習生さん:2005/04/14(木) 00:17:17 ID:CXWoTyvv

>>612
議論に負けそうになったからって、話しそらすのを他人に頼のむのかよw
614実習生さん:2005/05/06(金) 07:05:12 ID:arq0hN0z
あれてまつね。
615実習生さん:2005/05/06(金) 07:06:15 ID:84w/xABl
野良猫が住み着いちゃったからね
616実習生さん:2005/05/29(日) 17:45:13 ID:dsb+jDd5
「児童ポルノ禁止」NPOの女性理事長は「元ポルノ業者」
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1114574023/

617実習生さん:2005/06/03(金) 05:23:46 ID:ND4pn7Lu
大学入試の現代文はおかしい。わざと煩瑣な悪文を出題している。
ヘーゲル並みの悪文が多い。
618実習生さん:2005/06/03(金) 12:15:52 ID:yUQ0w1Ko
たとえばどこのだよ。
瑣末な一例を取り上げて全体の傾向のように言ってるだけじゃないのか。
何をもって悪文って言うのかもわからん。
別に受験国語を擁護するわけじゃないけど、退屈だからレスしてみた。感謝しろ。
619617:2005/06/06(月) 05:08:59 ID:7He8VDCz
入試問題だけでなく、予備校や高校で使われる受験対策の教材、模試の問題にも悪文が多い。なぜ悪文かというと、政治的に左翼偏向であり、主観的、情緒的、独善的であるから。
また実生活から遊離した内容が多く、平易な言葉で語れる物をわけの分からない哲学用語を多用する。そして問題の作者が文学部出身だからだろうが、理系人や政治・軍事的パワーエリートへのやっかみがそこはかとなく臭うんだよね。

620実習生さん:2005/06/09(木) 13:53:54 ID:zYBcddQ8
あげ
621実習生さん:2005/06/09(木) 13:59:04 ID:VW6To6Xb
狂気の法案を拉致問題の安部晋三先生と阻止しよう!!【■■2ちゃんねるが消滅します】

とんでもない言論弾圧法案=「人権擁護法」が国会に提出されようとしています!!!
この法案の真の狙いは@政治的には、在日参政権反対の自民右派の消滅であり、
A社会的には、2ちゃんねるをはじめとしたネット世界の一般人の小うるさい言論の圧殺です。
民族(朝鮮・中国・韓国)/ 同和 /信条(宗教・層化・赤化)他に関する一切の差別的発言を禁じるという狂気の法律です。
一刻も早く、防戦する安部先生達に、日本国民の怒涛の援護射撃をお願い致します!!!
※※以下4つともアドレス中に★をはさんであります、★を消去の上、どうか必ずご覧下さい!!※※
http://zinkenvip.fc2web.co★m/
http://blog.livedoor.jp/no_gest★apo/
↑↑【凶悪仰天法案の問題点&背景の全て】
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goik★en.html
↑↑【首相官邸ご意見フォーム】イメージと違って、ここは非常に効果ありです!
全部読んでくれます、投稿テーマで返事が変わります!
http://meyasu.jimin.or.jp/cgi-bin/jimin/mey★asu-entry.cgi
↑↑【自民党目安箱】事態は急を告げています。文章は簡単でいいので、
国民の「人権擁護法」への反対意思を、とにかく 1 秒 も 早 く 党本部に伝えて下さい!
622実習生さん:2005/06/09(木) 21:47:33 ID:VnHjZVnO
中学高校ではまともな文章の書き方を徹底的に教えるべき。
読解力なんざ自分で本でも読んで身に付けろ。
623実習生さん:2005/06/10(金) 00:53:44 ID:eKjtAh4v
読解力なしに、まともな文章は書けまいと思う。
624実習生さん:2005/06/10(金) 01:05:00 ID:+1S1KOj8
623に賛成
625実習生さん:2005/06/10(金) 01:42:40 ID:bD2hmUS5
まともな文章を書かせつづけたら、読解力がついたりして。
626実習生さん:2005/06/22(水) 03:22:08 ID:6DBKg+OH
どっちも大事ってことだろ。
しかしインプットばかりじゃ偏った教育にしかならんよ。

読解のみの英語教育を見てみろ。
長文読解できたって英作文うまく書けやせんだろ。
627実習生さん:2005/07/14(木) 14:31:05 ID:VUIbAfPe
門外漢が初カキコいたします。皆様初めますて。
今のとくに「国語」が苦手な生徒というのは印刷物の活字に対する拒絶反応があるような気もします。
携帯やパソのモニタなら無問題というような。
そういう子たちに文字の世界だけでアプローチするのはそもそも限界があるんじゃまいか、と。
意味を伝えるための記号というのは何もコトバの専売特許ではないわけで、
例えば写真であるとかイラストであるとかをつなぎに使って文字の世界に徐々に誘導するのも手かな。
などと思ったりもしておりますです、はい。
628実習生さん:2005/07/16(土) 08:54:01 ID:Nqr9b1dJ
>>1
ワシも前々から国語の先生はいらないと思っていた。
中学校、高校の現代国語では、教科書にのっている小説や随筆などの解説(=教師の個人的感想)ばかりであった。こんな授業受けても、なんの役にもたたない。
629実習生さん:2005/07/16(土) 09:39:52 ID:ZOWmpvrJ
>>628
かわいそうに・・。おまいが、いい先生に恵まれなかったってことさ。
630実習生さん:2005/07/16(土) 17:54:35 ID:RatWMPRk
>>629
いい先生とやらは何割ぐらいいらっしゃるのでしょうか
一割以下なのは明白です。9 割り以上の国語の授業は時間の無駄でした。
631実習生さん:2005/07/17(日) 07:55:29 ID:3T98EuVG
>>629は自称「いい先生」の国語教師
632実習生さん:2005/07/22(金) 22:36:11 ID:S4WZEZtP
>>619

日本の国語教育は読解重視であって
批評は軽んじられてるから、そんな悪文が蔓延るんだろうね。
633実習生さん:2005/07/23(土) 17:27:23 ID:FQxRj3Ps
高校生には批評する能力が無いという、生徒の知性への侮蔑があるんだな。だから主観と思い込みだけで書かれたゴミみたいな文章でもありがたく読まなきゃいけない。
一流私国はまた別なんだろうけど。
634招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/24(日) 11:53:48 ID:9wJenYvr
>>619
意見の是非以前に歪んだ事実認識に基づく断定です。
ちなみに、誰のどんな文章ならいいのでしょうか?ま、

>理系人や政治・軍事的パワーエリートへのやっかみがそこはかとなく臭うんだよね。

という発言からバイアスがかなり漏れているので伺うことはできますが。
635招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/24(日) 11:57:21 ID:9wJenYvr
>>632-634
批判のレベルが低すぎ。いつまでも厨房のルサンチマンを引きずっているようでは
『 批 評 』能力がないと判断されても仕方ないようです。

どんな文章がいいのでしょうか?

ま、的外れなことは言えても積極的に何も言えないということが
日本の国語教育の一番の問題なんでしょうが。
636実習生さん:2005/07/24(日) 19:02:47 ID:LNMyDW6B
あれえ。ママ見て、このおじちゃん自分に突っ込み入れてるよ。
面白いねえ。
637実習生さん:2005/07/25(月) 00:06:09 ID:i2soWY0p
>>636
そんな揚げ足とっても仕方ないだろ。
638実習生さん:2005/07/25(月) 12:10:27 ID:mTK4hhYJ
>>619
>>そして問題の作者が文学部出身だからだろうが、理系人や政治・軍事的パワーエリートへのやっかみがそこはかとなく臭うんだよね。

それ当たってます。読んでるといかにもそういう感じがします。
639実習生さん:2005/07/25(月) 14:23:13 ID:x/T+I9le
>招き猫 ◆yk/JpL/Z9U
お前みたく衒学的なのと議論したってつまらないから。
640実習生さん:2005/07/25(月) 14:50:28 ID:vosGgavV
招き猫 ◆yk/JpL/Z9U は自分こそは真実を知りえる、
自分こそは愚かな他者を啓蒙できる人間だという
高慢な思い込みにとらわれてるから何言ってもムダ。
641実習生さん:2005/07/25(月) 15:18:39 ID:Clmnuvcs
>>619
>>また実生活から遊離した内容が多く、
>>平易な言葉で語れる物をわけの分からない哲学用語を多用する。

解りにくくするのが批評だと思ってたりしてね。
こういう人が実生活に沿ったことを話すとおもしろいんだよ。
ムチャクチャなこと言い出すからw
642実習生さん:2005/07/25(月) 15:19:02 ID:i2soWY0p
どこからそう思える?
よくわからんので、教えてください。
皮肉じゃなく。
643実習生さん:2005/07/25(月) 15:20:22 ID:i2soWY0p
と思ったらすぐ上に。リロードすればよかった・・・
でも、そんなにハズれてる? >>641が指摘してるのなんて、けっこう多い気が・・・
644実習生さん:2005/07/25(月) 23:33:37 ID:gzaDZMe2
どうも国語的には内容のある議論ができない人間ばかりのようでつね。
645実習生さん:2005/07/26(火) 00:51:06 ID:1KHGSdsb
「表現」と「鑑賞」だけで批評の視点がずり落ちてるヒトが多そうなのは事実のようですね。
仲間内での馴れ合いの通じない全き他者とコミュニケーションをとるスタンスに著しく欠けている。
646実習生さん:2005/07/26(火) 08:19:39 ID:WI5GWU2b
文学界というのは、下らない文章を仲間内だけで誉めあい馴れ合ってオナニーしているような世界です。
文学界というのを外部から見ると、>>619のような正常な意見になります。
647実習生さん:2005/07/26(火) 17:17:10 ID:uknldzCE
読解というのは文章の言わんとしているところを
読み取ることであって、その主義、主張を受け入れて
それに従うこととは違うから、内容の如何は
教材としての適否には関係無いんじゃないかな?

下手に内容にこだわるからおかしくなる。
648実習生さん:2005/07/26(火) 19:30:12 ID:HperFpwX
>>647
一回主義主張を受容しないと読解に進まないからね。生徒の価値観を巧妙に誘導することに。
649実習生さん:2005/07/26(火) 19:51:38 ID:FDh8Vsof
>>647
内容はこだわらなくてもよいとのことですが、
例えば、「南京大虐殺が存在した」との全くでたらめな中国人の主張を
入試問題に出題したのでは問題があるでしょう。
それを呼んだ何も知らない学生は「なるほどな〜」と思ってしまうかも知れませんし。

650実習生さん:2005/07/26(火) 19:55:00 ID:FDh8Vsof
↑↑↑
×それを呼んだ
○それを読んだ
651実習生さん:2005/07/26(火) 20:53:22 ID:fnQ9I/Rn
招き猫 ◆yk/JpL/Z9U 氏は現役高校教師(しかも英語の)と聞いたのだが
652実習生さん:2005/07/26(火) 21:31:17 ID:2KFjBVud
>>1
>あんな授業受けっても入試で
>通用するようにはならない

いまさらだが、授業の意味の基準が大学入試というのが笑えるやら情けないやら。

こんな考えが生まれてくるのも、学校の国語教育のいたらなさなのかもね。
653実習生さん:2005/07/26(火) 22:14:42 ID:PZIhdhPp
ところで国語教師のみなさん、
いまも「国語」で通用しているようですが
「日本語」教育に替えようなんていう動きはないんでしょうか。
実は私も「国語国文学科」卒なのですが、出身大学ではだいぶ前に
「日本語日本文学科」に看板書き換えていました。
それからすると、「国語」教育も「日本語」教育に
するのが自然かとも思うのですが…。



654招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/26(火) 23:41:23 ID:xUh++zhN
>>653
「国語」が一つのイデオロギーであるというのは常識ですね。
国民国家(nation-state)形成の装置として機能するわけです。
それに関して論じてある書物も多く出版されています。

日本の「国語」教育がまずいのは、そんな常識的なことにも無頓着な人間が
多いということです。そして、そんな教育によって的外れな言論しか行使できない
人間が誕生するのです。
655招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/26(火) 23:57:22 ID:xUh++zhN
>>645
>「表現」と「鑑賞」だけで批評の視点がずり落ちてるヒトが多そうなのは事実のようですね。

学校教育では、教材が既にフィルターを通したものになっています。ある種の道徳的な規範によって
選別されているということです。この点に関しては石原千秋が繰り返し指摘しています。
従って、「批評」とはそのような学校教育・国語教育の外部に一度立つことから始めないといけない。
しかし、そんな指導は決してなされません。なぜなら、自らを疑わせることになるからです。

>仲間内での馴れ合いの通じない全き他者とコミュニケーションをとるスタンスに著しく欠けている。

おそらく柄谷行人の言説に拠るものでしょう。
しかし、正確さに欠いています。彼はコミュニケーション不可能な存在を「他者」だとしています。
交通(マルクスー柄谷)が容易になされない非対称な存在を考えないといけないのでしょう。
しかし、小林秀雄に代表されるような共同体の成員の「資格」を語ることしかできない文章を読まされる
苦痛は知性への冒涜ですよね。

なお、批評とは危機的なものです(柄谷)。それは西洋語の起源への遡行から言えることです。
critic/crisis は、境界(分水嶺)に立つという事です。真にcriticalであるということは
共同体の境界にあえて立つ精神によってこそ可能です。

それは「国語」と言ってるようでは絶望的に無理なことでしょう。
656招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/27(水) 00:05:36 ID:VV5sYyJ/
>>649
南京大虐殺はあったとすることが知的良心です。なお、それがないと主張するのは
批評の圏内です。ただし、それが論証されないなら単なる妄想となることでしょう。

>>651
別の板では、官僚、宗教家などいろいろ言われています。
で、何か主張したいことはないのですか?

言論の場では基本的にリアルを持ち出すのは馬鹿のやることです。
そんな権威でしか語れないのは糞です。言論とは、その言論の内容でだけ
評価されるべきものです。

ま、厨房は反権威主義の身振りで、実はかなりの権威主義です。

よければ何か主張を聞きたいものですね。
657実習生さん:2005/07/27(水) 00:28:27 ID:ux+WTfhP
招き猫にとっての「他者」とは何か?
658実習生さん:2005/07/27(水) 01:38:57 ID:wITze2C1
現代文の読解を入試に課す必要などないね。入試国語でいう「読解力」なるもの自体が抽象的だ。
興味のあるテーマについての文章かどうかでも理解し易さが違うし、極端なはなし国語教師に工学の専門書を読ませたって読解できないだろう。

659実習生さん:2005/07/27(水) 01:50:35 ID:kBrdCxNf
漫画さえロクに読めない(登場人物の言動に矛盾があるかないかが判別できない)人も結構います。
それでいて自分はその作品のファンだと言う。
660実習生さん:2005/07/27(水) 02:11:45 ID:evZhgrEV
>>655
共同体の成員の「資格」を語ることしかできない文章を読まされる苦痛…

こんな表現をもっと前に知っていれば、違った戦略も立てられたかも。
でも、おおかたの人間はそうした「資格」を得るために「国語」を学ぶ
わけですね、多大な時間と労力を費やして…。


661実習生さん:2005/07/27(水) 02:12:53 ID:7dG32wAn
>>655
レスありがとうございます。引用論評前半部分はそういうことであろうと思います。
後半ですが、当方の言った「他者」とは厳密にマルクスー柄谷行人の用語に負った発言というわけではありません。
>(略)共同体の成員の「資格」を語ることしかできない文章を読まされる苦痛は知性への冒涜ですよね。
これはまったく同感ですw 
>なお、批評とは危機的なものです(柄谷)。それは西洋語の起源への遡行から言えることです。
critic/crisis は、境界(分水嶺)に立つという事です。真にcriticalであるということは
共同体の境界にあえて立つ精神によってこそ可能です。
その境界に立つための一つの道具に外国語があろうかと思います。
私事ですが、訳書では難解だった海外の著作が英米語→フランス語の習得によって
論理的にきわめて容易に理解できて目が醒めた覚えをしたことがあります。
国語というイデオロギーの枠を超えて、言語としての日本語を教えうるスタンスが中等教育にあればな‥‥
などと門外漢ながら思いますね。


662実習生さん:2005/07/27(水) 02:24:24 ID:7dG32wAn
>>638
>現代文の読解を入試に課す必要などないね。入試国語でいう「読解力」なるもの自体が抽象的だ。

いいえ、ありますw 入試問題であるとないとに拘らず。読解力とはテキストを読み取る力であると同時に
書き手(入試問題なら問題作成者)の意図を読み取る力でもあります。興味のない分野のテキストであれ読み
こなす基本的資質のないものは、まず自己教育が先決かと。
663662:2005/07/27(水) 02:28:46 ID:7dG32wAn
アンカーミス失礼しました
×>>638>>658ですた
664実習生さん:2005/07/27(水) 02:47:45 ID:wITze2C1
>>662
いや、学部で使うテクストなり、自分の好きな本なりが読めれば十分ですよ。国語教師だって偏ったジャンルの物しか読めなそうな人が多いし。
生徒にだけ普遍的な読解力を要求しないで下さい。
665662:2005/07/27(水) 03:08:45 ID:7dG32wAn
>>664
言葉が足りませんでしたか。生徒に だけ 要求しているわけではありません。
むしろ先生方にこそ教科の枠をすらりと超えてジェネラルな読解法を会得し伝達していただけたらと。
666実習生さん:2005/07/27(水) 03:18:26 ID:wITze2C1
>>665
それも必要ないし、第一不可能ですね。読解なんて体系化された技術じゃありませんから。
結局フィーリングで授業をし、フィーリングでテストに答えるしかないんだ。
667実習生さん:2005/07/27(水) 03:24:46 ID:wITze2C1
テスト対策のしようがないよ、現代文は。中1から高3までそう。
668実習生さん:2005/07/27(水) 07:39:21 ID:kQroyfwU
>>655
>>南京大虐殺はあったとすることが知的良心です。なお、それがないと主張するのは
>>批評の圏内です。ただし、それが論証されないなら単なる妄想となることでしょう。

南京大虐殺は嘘であったことが検証されつつあるわけだが。
南京大虐殺があったとすることこそ妄想であろう。
669実習生さん:2005/07/27(水) 15:07:07 ID:kBrdCxNf
>>668
まーそれはちょっとスレ違いというか、気持ちはわかるし同意だけどやめとこう。
長くなるし、主旨はそこじゃない。
670ママン ◆Wnuu8oi5MU :2005/07/27(水) 16:17:10 ID:fqO/zMKt
>>658
語学、特に母語は上達の度合いがわかりにくい。
読み書きできるし話せるからいいじゃんっていう話にすぐなってしまう。
フィーリングで読むっていうのは、逆に言えば自分のこれまでの思考体験や読解能力を
総動員しているということだろ。それは自分自身で築き上げてきたその人の思考スタイル
だから、なかなか自覚しにくいし、修正もしにくい。これを鍛えるのは小論文を書いて
批判される体験が一番だと思う。

テクストの内容の是非はともかく、例えば新聞の社説レベルの文章を理解する一般教養
と文章読解能力が必要だという意見はそれほどおかしなものではないだろ。確かに抽象
的だが、かといって全く具体性がないわけじゃない。

さらにそれを批評する能力をつけようというよう話が次に来るわけだが、それは学部
で嫌というほどやらされるはずだ。高校生はテクストの主張に丸め込まれない慎重さ
を身につけとけばいいんじゃないか。どうせ高校の授業じゃたいしたことはできん。
671パル ◆wSzjlzY5Ns :2005/07/27(水) 16:25:26 ID:L5svjJfY
自分は英語を教えているが、英文解釈でものすごくいい点を取る人たちが
いる。←英語がそんなに得意ではない人たちの間である。

>思考体験読解能力総動員

本当にそうだね。それを言うと「では当てずっぽうも力のうちってか?」
とか言って不満げな人たちもいる。でも、口絵や図表やその他
色々利用して書き手が何を言おうとしてるのかを教育的に推測するのは
大事なことだろうと思う。
672実習生さん:2005/07/27(水) 17:49:46 ID:wITze2C1
>>670
>新聞の社説レベルの文章を理解する一般教養
>と文章読解能力
そんなの進学校の生徒は皆持ってる、いや、中学生だってまともな子は持ってると思うが。一々テストする程のものかねぇ。
673招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/27(水) 23:39:29 ID:CHqXmw/R
>>658
それはスキーマの問題ですね。専門的なスキーマの構築は国語教育(日本語教育)の
直接的な役割ではないでしょう。ま、国語の先生は概して理系の文章や外国語に疎い
というのは当たっているとは思います。

>>657
>「他者」とは何か?

非常に難しい問いですね。
自らを他者と見なすような地平に立つことも重要です。また、人間中心主義の陥穽から逃れる
ためには人間以外の存在を他者だとしなくてはいけないこともあるでしょう。
その一見、両極端に思える対象を同時に睨むような姿勢が大事だと思います。
その対立は、例えば弁証法や脱構築などの方法論で思考することが可能です。
ただし、簡単に結論できないことなので、私の課題でもあります。

あなたの問いは大変すばらしい問いです。他者を自明なものとして語るような愚者は
身近な隣人に「だけ」他者を見出し、結局はモノローグ(柄谷)を反復するだけになります。
それは自閉的で、独り言をつぶやくのと全く同じ意味合いしかありません。

あなたの意見も教えてください。ぜひ聞きたいです。
674招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 00:03:23 ID:yFvoi28P
>>660
>こんな表現をもっと前に知っていれば、違った戦略も立てられたかも。

私も読書によって「対話」することで、そのような概念装置を自分のものにしました。
何もない人間が一人で考えても大した結果は生まれません。思考とは対話だと思います。
まず、手始めは読書でしょう。次に自分との対話です。隣人との対話は一時の癒しには
なるでしょうが、本当には何も深めてくれません。それは常にモノローグになるからです。

私がここ(2ちゃん)で「境界」に立つ身振りにこだわる理由がお分かりになることでしょう。

>でも、おおかたの人間はそうした「資格」を得るために「国語」を学ぶ
 わけですね、多大な時間と労力を費やして…。

はい。しかし、実は大きな問題は、そのようなことさえ国語の先生は意識化して
認識しているわけではないという事です。これは重大です。小林の言説が、「資格」
を突きつけているものだという読みを彼らはしません。できません。なぜなら、彼らは
外部に立つ勇気がないのです。外部に立つことは一度「国語」を否定することだからです。

なお、小林は外部の思考によって「資格」を措定しているということも重要です。これは
盲点で、かつ重大な意味を担っています。彼がモーツアルトやベルグソン、ユングなどを
称揚している、彼自身が意識していない『動機』を考えたいものです。
本居宣長がどのように機能しているか、考えたいものです。失われたものとしたことが
動機なのですから。「無常ということ」なども同様です。現代人はもっていないものを
強迫観念のように突きつけてくるのです。あのトリックはたしたものですね。

小林に倣うとは、彼の文章など唾棄するということです。
そして、小林のように、外国や昔の知性に学ぶように努めるべきでしょう。

彼は、隣人(同時代の日本人)には侮蔑的な視線しか持っていなかったと読めないと
悲劇ですね。ま、そんなことも国語の先生は読めないんでしょうが。
675招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 00:08:35 ID:yFvoi28P
>>661
>・・などと門外漢ながら思いますね。

「門外漢」とは外部に立つということ。だから分かることがあるということですね。
従って、「ながら」ではなくて、「こそ」にしないといけないかもしれません(笑)

これからもよろしくお願いします。。
676招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 00:23:08 ID:yFvoi28P
>>671
それはスキーマの問題でしょう。
http://nutshell.txt-nifty.com/mind/08/
http://www.mnet.ne.jp/~tnomura/schema.html

英文の読解などでは、教材にもそれを意識した工夫があるのが当然となってきましたね。
677662:2005/07/28(木) 01:17:51 ID:gfjyJGKO
>>675
こちらこそよろしくです。招き猫さんのレスにはかねてから注目しておりました。
博学もさることながら、その中で自前で編まれてきた思考の確かさに敬意を表するものです。

>「門外漢」とは外部に立つということ。だから分かることがあるということですね。
従って、「ながら」ではなくて、「こそ」にしないといけないかもしれません(笑)

有為な子供たちを指導する資格をお持ちの諸先生方に敬意を表し、
こういうスレでは(も)他者でありたい自分自身を謙っておきますたw
678招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 01:44:53 ID:yFvoi28P
>>677
恐れ多いお褒めの言葉、恐縮です。ここで猫にそんな慈愛溢れることを
仰るのは勇気のいることです。

私は、デタラメな発言に対しては容赦しません。従って、敵もたくさん作ります。
言ってることはもっともだったとしても、言い方が礼儀にかなってないと言われることも
よくあります。傍若無人な振る舞いは自覚的にしている面もあります。

尊敬するサイードは、知識人の役割を「撹乱」だど言っています(「知識人とは何か」)。
これは深い意味があるとは思いますが、ここにおいて私は閉じさせることへの抵抗を
その「撹乱」だと意識しています。

>有為な子供たち

私は、厨房な発言を生温かく迎えることをよしとはしません。
そんな自閉的な癒しは携帯でやってればいいのですから。
ただし、そのようなことを意図したスレには決して乱入しない矜持も持っている
つもりです。

傲慢横柄な私の発言は何かしらを喚起することでしょう。
全力で否定したい気持ち、それは決して無意味ではないと思います。
しかし、最近はコピペでしか反論がないのが残念です。

これからも続くであろう、「反」教育者の振る舞いをお許し下さい。。
679662:2005/07/28(木) 01:57:14 ID:gfjyJGKO
>>678
気に入りますたw

>尊敬するサイードは、知識人の役割を「撹乱」だど言っています(「知識人とは何か」)。
これは深い意味があるとは思いますが、ここにおいて私は閉じさせることへの抵抗を
その「撹乱」だと意識しています。

>私は、厨房な発言を生温かく迎えることをよしとはしません。

衣を来た歯は身過ぎ世過ぎのためだけで充分w
680662:2005/07/28(木) 02:09:33 ID:gfjyJGKO
↑×来た→着た、でした

>これからも続くであろう、「反」教育者の振る舞いをお許し下さい。。

笑)許すもなにも。優れて教育的な、いやいや薫陶的な態度と思いますが。
ただし身振りのヒロイズムには注意ねw いや失礼‥‥
681実習生さん:2005/07/28(木) 04:28:08 ID:Aa06KtzS
私にとっては招き猫さんが既に他者なんですよ。言語空間を共有できない。
>>673>>674など何を言ってるのかさっぱり分からない。小林秀雄にもポストモダンにも全く興味ないから。
それを教養がないと言われたらそれまでなんだが、もし貴方程度の文系的教養を大学進学者全てに求めるなら、明らかに過剰な要求だ。
実学系の学部に進む者には必要ない。
682パル ◆wSzjlzY5Ns :2005/07/28(木) 09:09:23 ID:+4P/oCmE
日本の国語の授業はリーディングとライティングに偏っているように思う。
英語もそうなんだが、その反省から考えるに、もっとリスニングやスピーキング
も授業に盛り込んだ方がいいんじゃないでしょうか?

例えばラジオのニュースを聞いて、その内容について小さなグループで
ディスカッションとか?ディベートも有効じゃないかなあ。
旅行ガイドブックを片手に小さなグループにワンデー・ツアーの
計画を立てさせるとか。

私が働く学校は少数や分数の加減乗除もできない人が多いので、国語で
文学をやるのも、まあ、意味はあるんだろうが、それもそこそこに、もうちょっと
実生活に役立つ国語活動を授業で展開するのがいいんじゃないかな、
って思う。
進学校は違うだろうけど、ね。
683実習生さん:2005/07/28(木) 11:36:52 ID:RLakMc9u
国語の解答解説(特に記述問題の)は正答を
それ1つだけに限定する理由になっていないことがある。
他の解答例とともに比較、検討したり反証があるかどうかを
調べたりして篩にかけるようなこともまったくしないで
実に短絡的に編み出した「正答」を押し付けようとするのだ。
そして生徒はわけもわからず出題者の屁理屈に服従することを要求される。

これが読解力やら思考力やらの訓練になるのか。
こと思考力に関しては逆効果になる恐れがあるのではないか。
上記のような出題者の悪癖に習って、独善的な思考法が染み付いたり、
「反論が無ければ正しい」というおよそ非科学的な誤謬に陥ったりするのではないか。

「読解の試験とは出題者の意図を汲み取る能力を試すものだ」
などと言う者もいるが、解答者にしてみれば、他人の心の中まで
知ったことではないといったところだろう。
例えば、同じ試験問題でも出版社、予備校によって作成する解答が
違うという事実からもわかる通り、出題者の意図は文字通り
十人十色、「正しい解釈」などというものは実にあやふやでいい加減なものである。
ゆえに、読解力の有無の判定もただの偶然の産物に過ぎないのだ。
684実習生さん:2005/07/28(木) 14:33:22 ID:FDuJGNTy
中学校・高等学校の学習指導要領には、「国語」の内容として
「読むこと」「書くこと」のほかに「話すこと・聞くこと」が
記載されています。
中高生のみなさん、授業でちゃんと「話すこと」を鍛えてますか?
もし授業でそういうことをやっていないとしたら問題ある先生です。
そういう無能な教員は教育委員会に報告して辞めさせましょう。
685実習生さん:2005/07/28(木) 18:08:33 ID:GqqaZd8y
>>683
何を言っているんだ。「正しい解釈」が存在しないなんて当然のことだろ。
比較・検討・反証をしろと言うけど、結果の有効性や「正しさ」を誰が判定するんだね?
時空を超えて超越的な、無謬かつ客観的な基準があるのかい。

国語の読解問題(もしくは小論文)は、回答者と出題者の「正しさ」比べの場だ。
出題者は「私はこれをこう読むがお前はどう読む?」と聞いているわけで、
回答者は「私はこう読みましたがどうでしょうか。」と答えているだけ。
「ほう、同じじゃないか」なら満点で、「なんだ、全然違うがや」なら零点。
出題者の解答例の「正しさ」の度合いは、大学一般が世間に認められている「権威」の度合いと
ほぼ同じだろ。常識的な範囲でやりましょうという前提はもちろんあるが、悪問はあるわな。
ただ社会的に批判される場合があるから、それなりの歯止めにはなっているんでねえの。

有名な話だが、『桃太郎』は戦時中、鬼畜米英を倒す日本男児の物語として読まれた。
当時の国語の試験に桃太郎が出たら、その読みを意識して解答すれば満点だっただろう。
現代の国語の試験でその読みをしたら、明らかに零点だろう。

読解力っていうのは単に読む力のことを意味しているのではなく、政治的な部分も濃厚に
含んどる。世間一般の「常識的な読み」ができるかどうか試されているわけだからな。
それをあいまいさと言うのなら、それこそ「外部に立つ」しかないだろう。
686実習生さん:2005/07/28(木) 18:50:51 ID:q96reKf9
>>685 さん
あなたの言っていることは正しい。

でもそんな事に、生徒の貴重な勉強時間をつぶさないで欲しい。
そんな馬鹿な試験をなくすための活動をしてやって欲しい。
687実習生さん:2005/07/28(木) 21:38:29 ID:Tr4M2V0I
>>683
記述問題はふつう、模解と同じでないとバツという採点はしない。
バツにされるのは誤読に基づくものや内容不十分のもの。
その判定基準は、あなたが言うほどバラバラではないよ。

判定すること自体がおかしいとまで言うなら、それはそれで
一つの批判になりうるけど、その場合返す刀で、社会が一般通念と
してもっている言語の枠組みを解体せよと主張をせざるを得ない。
688実習生さん:2005/07/28(木) 21:50:11 ID:Tr4M2V0I
>>685
大筋同意だが、「政治的な部分も濃厚に含」む問題なんてあるのか?
はやりの政治思想を持っているかどうか試す類の問題は、さすがに
ないと思うんだが。

社会を支える思想や知識を背景にもつだけでその問題を「政治的」とするなら、
ほぼ全ての問題が「政治的」だろうけどね。そう見るなら、「政治的」読解力は
社会で必要だし、教えるべきだし、試験でも出題すべきだ。

689えいいち:2005/07/28(木) 22:02:40 ID:RK4Gp7B3
  ,,,,,,,,,,,,,,
 .[,|,,,★,,|]
 (  ´ω`)w とどのつまり、国語のテストは偉い奴のオナニー
690招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 23:41:55 ID:NWhBd0gu
662氏へ

>ただし身振りのヒロイズムには注意ねw いや失礼‥‥

いいえ、これはポイントでしょうね。
特に日本では、言論の内容ではなく、それを語る際の身振りを「道徳的」に
評価します。ここ2ちゃんでも変わりませんね。
私は変わり者(外部者)ですから、そのような共同体の掟には違和感を感じています。
だから、よけいに挑発的になったりします。

こんな人間がいてもいいでしょう?
691実習生さん:2005/07/28(木) 23:44:04 ID:gfjyJGKO
>>690
確信犯ですな(苦笑 
意識してやってんなら許しましょうw
692実習生さん:2005/07/28(木) 23:49:51 ID:gfjyJGKO
>>688
>>685に代わって横槍w
この発言の中の「政治的」というのは「駆け引き」という意味で使われていると
国語素人の私は読みましたが。

もうひとつ。
国語が必然的に政治的なのは、それが国民国家の意識形成のために教授されるというシンプルなことです。
693招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 23:52:42 ID:NWhBd0gu
>>681
>もし貴方程度の文系的教養を大学進学者全てに求めるなら、明らかに過剰な要求だ。
 実学系の学部に進む者には必要ない。

それは違います。ここは「国語教育」を論じる場所。教育の現場に何を求めるかは、その
対象(生徒)の実情によって異なるでしょう。
ただ、指導する側には常識的な範囲だと思います。

>実学系の学部に進む者には必要ない。

この論点は深めるべきことがあるとは思います。
言いたいことはたくさんあるのですが、何か具体的な発言をお待ちしています。
それに対して論じることとします。
694実習生さん:2005/07/28(木) 23:56:56 ID:Tr4M2V0I
>>692
>この発言の中の「政治的」というのは「駆け引き」という意味で使われている

×はやりの政治思想を持っているかどうかを試す
○はやりの政治思想を踏まえて答えられるかどうかを試す

これでいい?
695実習生さん:2005/07/28(木) 23:59:09 ID:gfjyJGKO
>>692
oui.よくできますた。
696招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/28(木) 23:59:58 ID:NWhBd0gu
>>682
そうですね、国語教育では「話し方」などは瑣末なことなんでしょうね。
なお、読み方や書き方などの指導も不十分だと思います。

何しろ「フィーリング」だけが頼りのようですから。
697実習生さん:2005/07/29(金) 00:00:20 ID:gfjyJGKO
自己レスしてどうするんだ俺w
>>694ですた^^;
698招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/29(金) 00:12:02 ID:Uj/G/htR
>>683
おそらく、理数系・自然科学系との比較で仰っているように思います。
しかし、あなたの言説は自然言語の成立そのものを否定していることになるのです。
文字言語であろうと音声言語であろうと、伝達可能だという前提に立たなければ
言語の使用はできませんよね。

あなたが、ここで発言している事実は、何かが伝わることを「信憑」していることを
前提にしているはずです。読解とはそのような「信憑」に基づく行為なのでしょう。
なお、正解云々は別の問題です。常に完璧に伝達することもありえないわけです。
正解が全部異なるわけではありません。全か無かの思考は建設的ではないと思います。

なお、あなたの論理は自らを否定することになっている点も重要です。
御自分の発言は読解と言う行為に「支えられている」ということなのですよ。
699実習生さん:2005/07/29(金) 00:20:57 ID:nQ3puHpc
>>689
全くその通り。それ以上の問答など無用。
700招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/29(金) 00:21:09 ID:Uj/G/htR
>>692
>「政治的」というのは「駆け引き」という意味

政治「力学」、力関係ということでしょうね。
水は高いところから下へ流れる。

>国語が必然的に政治的なのは、それが国民国家の意識形成のために教授されるという
 シンプルなことです。

政治力学(権力)によって意味が先取りされていることをバルトはしています。
だから、日本の俳句のような(無意味な)情緒に訴えるようなものを高く評価します。

「政治」から逃れることができると考える、脳天気な思考が一番危険だというと
また不愉快にさせるのでしょうかね。でも、事実なんですよね。

国語教育によって、国家の存続が根拠付けられるという点も見逃せませんね。
701実習生さん:2005/07/29(金) 00:30:25 ID:DS2KLSYF
>>700
>政治力学(権力)によって意味が先取りされていることをバルトはしています。
だから、日本の俳句のような(無意味な)情緒に訴えるようなものを高く評価します。

そういえば学生時代に読みました。

「政治」から逃れることができると考える、脳天気な思考が一番危険だ

そう思いますが。

>国語教育によって、国家の存続が根拠付けられるという点も見逃せませんね。

そういう所与の役割の向こうまで言葉はいくべきなのですがね。
702実習生さん:2005/07/29(金) 00:31:50 ID:nQ3puHpc
>>698
一流大学の入試現代文があまりにも煩瑣で観念的と思いませんか?伝達する努力の無い文章の方が選抜に役立つんですよ。
703実習生さん:2005/07/29(金) 01:31:52 ID:DS2KLSYF
>>698氏の返答がないのでまたしても横槍。

>>792
一流大学の入試現代文程度の難易度の書物を中高生時代から背伸びして読み慣れたくらいの人が先生になるのだと思っておりましたが。
704実習生さん:2005/07/29(金) 01:33:10 ID:DS2KLSYF
だーめだ俺。またアンカーミス。
>>702
705招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/29(金) 23:55:09 ID:k5SK7IjO
>>701
>そういう所与の役割の向こうまで言葉はいくべきなのですがね。

はい、ですから国語教育は外部に立つことは無理だとしても、境界にまで行くことは
可能です。その点において、石原千秋の一連の仕事(「教養としての大学受験国語」など)は
参考になるでしょう。受験を無意味なものだとする論者は、単に学力がないだけのことです。
読む行為を真に行使できる人間なら、石原のような実践は可能でしょう。

彼は入試問題を料理しながら、その道徳空間を精査し、かつ出題者(=大学教員=石原の同業者
=共同体の隣組)を指弾しています。こんな設問作る人間はお馬鹿なの?と。

国語教員でバルトの名前さえ知らない人間はたくさんいます。
共同体のど真ん中でうごめくのが関の山でしょうね。
706招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 00:06:38 ID:j5TP897k
>>702
鷲田清一や中村雄二郎は糞ですか?今村仁司は阿呆ですか?
漱石は二流ですか?

一流の書き手を非難する意図は?
単に自分が読めないからという理由で不愉快になるだけでないですか?

一流の自然科学系の人間は意外とそれらの本も読んでますよ。

具体的にどのような本がいいのでしょうか?
それが語れないことが問題の本質を見せてくれているように感じています。
707招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 00:09:26 ID:j5TP897k
>>703
>一流大学の入試現代文程度の難易度の書物を中高生時代から背伸びして読み慣れた
 くらいの人が先生になるのだと思っておりましたが。

強烈な嫌味と言うのは失礼でしょうか?
708実習生さん:2005/07/30(土) 00:27:57 ID:2A66YoMq
>>707
もちろんですとも。
709実習生さん:2005/07/30(土) 00:31:26 ID:2A66YoMq
>>707
言葉が足りませんでした。
もちろん嫌味です。そういう意味です。
710招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 00:51:53 ID:j5TP897k
>>709
くだらん確認でした。すいません。

自分が理系でマニュアルのような本しか読まないから入試問題を
観念的と断定する。自分のオツムを疑わない。

ノーベル物理学賞のマレー・ゲルマンはジョイスの作品から「クォーク」を命名した。
免疫学の権威・多田富雄はあまりにも「文系的」妄想を免疫システムに関連付けて
語ることでトンデモ扱いされたことがある。理論物理学の第一人者・佐藤文隆は
「量子力学のイデオロギー」という著書で『思想』を語っている。

渡部淳一は医者で大学講師だった。
湯川秀樹も文才はあったようだ。

理系がみな同じように本を読まない、文系に疎いと考えること自体が傲慢の産物。
一流の理系は決して文系を馬鹿にしない。というより、そちらに傾くことが多い。

一方、文系馬鹿はデカルトが数学者でもあったという事実を考えない。
711招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 00:56:18 ID:j5TP897k
そう言えば、吉本隆明も東工大の卒業でバリバリの理系でしたね。

文理の区別にこだわるのは、知力のない証拠。実にくだらない。
712実習生さん:2005/07/30(土) 00:59:52 ID:2A66YoMq
( ゚∀゚))y─┛〜〜
713実習生さん:2005/07/30(土) 01:45:24 ID:nvX7YW8l
しかし多肢選択問題を論理的に解けるようになっても自分の主張や思いを人
に伝えることがいまいちなのも問題だろうな
714702:2005/07/30(土) 01:49:52 ID:PSnGsxLF
一部の天才を列挙してそれがデフォルトであるとみなすのはどうか。世の中は凡才でもっている。
>>683のような拒否感を持った受験生は決して少なくないと思う。ちなみに私自身の現代文の出来は非常に良かったことを言っておく。
それでもこなすのは苦痛で仕方なかった。
715実習生さん:2005/07/30(土) 02:03:49 ID:2A66YoMq
>>714
>一部の天才を列挙してそれがデフォルトであるとみなすのはどうか。世の中は凡才でもっている。

百歩譲ってそれを認めるとしましょう。だとしてもあなた方教員が指導的立場にあることは免責されません。
インテリゲンチャとしての覚悟と実質をもって児童生徒学生を導くのでなくてはなりません。

>ちなみに私自身の現代文の出来は非常に良かったことを言っておく。
それでもこなすのは苦痛で仕方なかった。

基礎訓練は当然苦痛を伴います。
716702:2005/07/30(土) 02:09:21 ID:PSnGsxLF
>>706
>具体的にどのような本がいいのでしょうか?
>それが語れないことが問題の本質を見せてく
>れているように感じています。
自分が好きなのは露文・印哲などだがそれらの解説文を入試に課すべき等とは思わんね。読解型のテストが不要というスタンスは変わらん。
日常言語が操れるだけでも大学に行くには十分だ。基礎哲学は倫理社会でやるし。

717実習生さん:2005/07/30(土) 02:50:36 ID:2A66YoMq
>>716
>日常言語が操れるだけでも大学に行くには十分だ。
現在の全入間近のその他大勢の大学ならそうかも知れませんね。
大学サイドでは認めたがらないでしょうがw
認めたがらない自負と来てしまう学生の落差があなたの指摘されるような悪問を再生産しているのかもしれません。

ただ、経験上言わせていただけるなら、読んで徒労に終わった書物でも思考の糧にはなります。
学校や社会での勉強同様、場数と量をこなすことでの真贋を見極めるための勘所、
思考の広がりや奥行きだけは得られるからです。
悪問もまた然り。
入試問題の比ではなくさくさくと専門資料を読みこなしていけるレベルへ、
まだまだ読書体験の足りない子羊たちを導くための門であってはいけないのでようか?
718717付記:2005/07/30(土) 03:32:38 ID:2A66YoMq
>>683
(多肢選択問題で導かれる「正答」の曖昧さについて)
>これが読解力やら思考力やらの訓練になるのか。
>こと思考力に関しては逆効果になる恐れがあるのではないか。

コードに即した読解の必要性を理解し自分なりに思考を開始するための契機になります。

>上記のような出題者の悪癖に習って、独善的な思考法が染み付いたり、
>「反論が無ければ正しい」というおよそ非科学的な誤謬に陥ったりするのではないか。

たかが悪問ひとつで染まってしまうようなナイーブな頭脳はいずれ淘汰されるから大丈夫でしょ。
もっとも恣意的な議論をごり押しする悪癖に仮に染まるとしたらタチ悪いですがね。

露文と印哲ですか。ならば議論をふっかけてみようかなw
アンドレイ・シニャフスキーの著作におけるインド哲学の影響と離反について。
719実習生さん:2005/07/30(土) 03:53:41 ID:2A66YoMq
>>713
しかるべき読解力を行使していい文章や著作に馴染めば、
それらを真似て=学んで言語表現する力の礎となります。
ものごとを表現したり正しく他者に伝達すべき必然に捕えられた人間ならそれを起点に精進するでしょう。
あなたが先生なら釈迦に説教かも知れませんが。
720実習生さん:2005/07/30(土) 03:55:59 ID:2A66YoMq
釈迦に説×教○法、でしたね。眠くなったのでやめますw
721実習生さん:2005/07/30(土) 04:07:35 ID:2A66YoMq
>>710-711
言語も数式記号も思考のための媒体であることを考えれば、理系と文系の差は思考の対象が自然科学であるか
人文社会科学であるかの違いでしかないということでしょうね。
理科は死なずに生き延びるためのお勉強。社会はおつきあいのためのお勉強。てなもんで。
722702:2005/07/30(土) 04:13:05 ID:PSnGsxLF
>>718
>アンドレイ・シニャフスキー
存じません(つT)。神智学徒か何かですか。
723実習生さん:2005/07/30(土) 04:25:13 ID:2A66YoMq
>>722
ソビエト時代の地下文学者です。『氷の張るころ』という中編小説をおすすめしてみたいかなと。
ロシア語はやってませんので訳で読みましたが、もうブンガクはこれでいいや!と個人的には思えました。
同時代的、人類史的な問いかけと生命という存在に関する一つの答えを得た思いがしました。
子弟が高名な物理学者になってもいるようです。
スレ違いごめんなさいですたw
724実習生さん:2005/07/30(土) 04:43:59 ID:Fz0B+1rV
横レスですが、ちと書かせていただきます。
>>717 >>718
> ただ、経験上言わせていただけるなら、読んで徒労に終わった書物でも思考の糧にはなります。
> 学校や社会での勉強同様、場数と量をこなすことでの真贋を見極めるための勘所、
> 思考の広がりや奥行きだけは得られるからです。

この点については同意します。

> 悪問もまた然り。
これはどうかな。悪問で選別される身になれば、こんなのんびりしたことは
言えますまい。
他の科目で出題ミスがあれば、採点除外になったり、あとから合格が認められたりします。
でも、国語ではどうですか?

> まだまだ読書体験の足りない子羊たちを導くための門であってはいけないのでようか?
問題は、国語教師が現実にその役割を果たしているかということでしょう。
この点については疑問が大いにあります。

> たかが悪問ひとつで染まってしまうようなナイーブな頭脳はいずれ淘汰されるから大丈夫でしょ。
さて、その淘汰された頭脳がどこに行くのかというのが、また問題ですよね。
「国語教師になる」というのが、こういう貧しい頭脳の発想ですから。

> もっとも恣意的な議論をごり押しする悪癖に仮に染まるとしたらタチ悪いですがね。
ここ暫く、その実例をこのスレで見ているわけでね。
725実習生さん:2005/07/30(土) 04:56:02 ID:2A66YoMq
>悪問で選別される身になれば、こんなのんびりしたことは
言えますまい。

そうですね。まぁ縁としかいいようのない場合もあるでしょうが。

>問題は、国語教師が現実にその役割を果たしているかということでしょう。
この点については疑問が大いにあります。

私も疑問に思っています。ことは「国語」教師に限りませんが。

>さて、その淘汰された頭脳がどこに行くのかというのが、また問題ですよね。
「国語教師になる」というのが、こういう貧しい頭脳の発想ですから。

そうとは限らないんではないですか?教員だけが職業じゃありません。

もっとも恣意的な議論をごり押しする悪癖に仮に染まるとしたらタチ悪いですがね。
ここ暫く、その実例をこのスレで見ているわけでね。

部外者の立場から傍観していましたが招き猫氏だけが正しいスタンスでいうべきことを言っていましたね。
あまりの惨状に嘴をはさんだわけでして。

726実習生さん:2005/07/30(土) 05:12:19 ID:Fz0B+1rV
わお、困ったな。
私としては、「その実例」というのは、招き猫氏だったのですよ。
お互い意見が合いませんな。
727725:2005/07/30(土) 05:20:04 ID:2A66YoMq
招き猫氏だけが〜 というのは言葉が過ぎました。ごめんなさい。

いずれにせよ「国語」というか「日本語」はすべての教科科目にまたがる肝心要のプログラムです。
この点については同意いただけるのではと思います。
しかるに、外部から見て教師にも、文科にも大いに疑問を感じざるを得ないものがあります。
そのあたりの批判軸として、招き猫氏の言論は明治この方のこの国の来し方行く末までを視野に置いた
正しいスタンスに立っていると思った次第です。
728実習生さん:2005/07/30(土) 06:32:44 ID:Fz0B+1rV
> いずれにせよ「国語」というか「日本語」はすべての教科科目にまたがる肝心要のプログラムです。
そうですね。この点については同意できます。
ただね、この板のいろんなスレを見る限り、国語擁護派はこの点に安住しすぎです。
「日本人なら〜はやってしかるべき。やらない奴は馬鹿」といった趣旨を繰り返すだけでね。
その点では、招き猫氏も変わらない。
それでは、>>683 氏も >>702 氏も説得できないだろうなと思います。

問題は「すべての教科科目にまたがる肝心要のプログラム」としての「国語」ないし
「日本語」とは何なのかということです。
それは >>702 氏のいうごとく、「日常言語が操れるだけでも」いいのかどうか。
そうでないとすれば、どの程度まで学ぶべきなのか。
この点について可能な限り論理的に国語擁護派は答えるべきでしょう。

私自身は、国語教育に対しては門外漢です。一方で古文などを理系の人間が
学ぶことには一定の意味があると考えています。

でもね、この板を見ているうちに、「こんな奴らが国語を教えているんなら
無くした方がましだ!」とまで思うようになりました。
729実習生さん:2005/07/30(土) 07:23:26 ID:NX9rKomr
小学生の国語教育は必要だが、中・高の国語教育(現代国語)は、文学、評論や詩の解説に終始しているのみ。
こんな科目は不要だ。
社会・理科など他の科目を学ぶ過程で国語力をつけた方がましだろう。
730実習生さん:2005/07/30(土) 09:25:08 ID:87+q8KFR
「常識的な読み」をすればよいという人もいるけど、
それを実践した結果が>>683

>同じ試験問題でも出版社、予備校によって作成する解答が違う

ていうことじゃないの?
必然的に解答(採点基準)が一つに定まるのかと
言われればやはり疑問ですよ。
(そりゃ同じ大学内なら採点基準は1つだろうが、
俺が言いたいのはそんなんじゃないんで、一応。)

そう考えると、

>読解力の有無の判定もただの偶然の産物に過ぎないのだ。

という指摘もあながち間違っちゃいないと思うんですけどねえ。
731実習生さん:2005/07/30(土) 15:38:51 ID:MKjLPh+U
方法論が重要なんだよ
732実習生さん:2005/07/30(土) 17:03:08 ID:za5tgRBn
>>710
>渡部淳一は医者で大学講師だった。
>湯川秀樹も文才はあったようだ。

この事実は、理系の人間にとって文系がいかにレベルが低いか、ということを意味するのでは?
文学部出身で医者になった奴っているかね?
いないよね。
逆はたくさんいるのにね。

733oo:2005/07/30(土) 19:11:17 ID:MKjLPh+U
でてこい。招き猫。お前の正体は分かっている。お前は・・・・
734招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 23:05:46 ID:DDeTHyUG
>>714
反論になっていないですよ。天才(?)の列挙は蛇足みたいなもの。

>>683に対する私の反論のポイントは
読解という行為が一義的に決定されない、一様な伝達が保障されていないと
主張しているが、まさしくそのように主張する行為は読解に信頼を置いている
ということを指摘した。根本矛盾を明らかにしたんですよ。

そのような本質論がスルーなのはなぜでしょうか?
735招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 23:14:38 ID:DDeTHyUG
>>716
おやおや、そんな提案ですか・・

>読解型のテストが不要というスタンスは変わらん。
>日常言語が操れるだけでも大学に行くには十分だ。

具体的にどのようなテストなのですか?
作文・小論文のテストほどいい加減なものはないんですよ。

>基礎哲学は倫理社会でやるし。

だからどうなの?日本語の文章を読解することは別の問題です。関連性はあるとしても。
736招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 23:24:15 ID:DDeTHyUG
>>727
内部に留まった通時的視点というよりは
共時的かつ通時的に外部に立つと見えることがあります。

西洋史プロパーの人間なんかに語らせたら面白いと思います。
なお、インド哲学の方には例外的な印象を持っています。
737招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 23:53:14 ID:DDeTHyUG
>>728
>「日本人なら〜はやってしかるべき。やらない奴は馬鹿」といった趣旨を繰り返すだけでね。
 その点では、招き猫氏も変わらない。

かなり歪曲した発言ですね。というか、読解力がないのでしょうか・・鬱

「>日本人なら」というような共同体の掟を語ってはいませんよ。
具体的にどのような発言を指しているのでしょうか。

「>やらない奴は馬鹿」」と言った覚えはありません。
分かってないのに分かったつもりでいることを指弾したことはあります。
例えば、あなたのことです。失礼でしょうが。

>「日常言語が操れるだけでも」いいのかどうか

全く鈍いというか・・
あなたの仰る「日常言語」とは何でしょうか?

例えば、日本での言文一致に関しては柄谷行人「日本近代文学の起源」などに
書いてあります。話し言葉と書き言葉をことさら違うことを強調する理由が
不明です。柄谷の言説を私なりに敷衍すると、新しい話し言葉が文学の変化(書き言葉)
とともに誕生したということです。すなわち、不可分性の暴露が彼の仕事の核心です。

イギリスでは、ノーマンコンクエストによって標準語としての英語は崩壊した。
方言しかなかったものを、文学の書き言葉から話し言葉としての標準語が形成された
のです。(かなり端折ってるでしょうが)
738725:2005/07/30(土) 23:54:50 ID:gQAzWYW9
>>736
一つの国の言語が相手ですからおっしゃるとおりですね。

なお当方印哲とは縁もゆかりもありません。
西洋史プロパーでもなく、学徒というもおこがましい広告「業者」の一人です。
739招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/30(土) 23:57:08 ID:DDeTHyUG
続き

>この点について可能な限り論理的に国語擁護派は答えるべきでしょう。

おやおや、「日常言語(?)」のお勉強だけで、議論されている問題に対して
『論理的』に答えることは可能なのでしょうか?それとも、国語プロパー以外の
人間は首を突っ込むべきでないと仰るんでしょうか?

一般庶民は「日常言語(?)」しか学ばないのに、国語プロパーの「論理的」言説
は分かりませんよね。最初から分からないでいいという主旨ですか?
将来は議論などできないですね、ここ2ちゃんではw

自らの言論が、発言の主旨を裏切っていることに気付きませんか?(すなわち、根本矛盾)

私の発言の内容にではなく、身振りの傲慢さに対して不愉快に思った。それは当然かもしれません。
しかし、それを発言内容に対してであるかのような倒錯は認められません。

あなたの発言の前提は、明らかに今ある読解教育の成果に依存しています。
それ自体を問うのであれば、それを前提にしない慎重さが求められるでしょう。

なお、しっかりと読解力を養うとこのような矛盾には気づくことでしょう。
また、それが国語教育(日本語教育)の目的の一つでもあります。
庶民でも、権力の言説を監視できるように・・

期待に応える意味で、あえて挑発的な振る舞いをしました。
でも発言はいたって冷静でかつ論理的ですから、理解していただけると思います。
740招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 00:04:34 ID:DDeTHyUG
>>738
インド哲学・・は702氏のことを言ってものです。

>広告「業者」

いやー、この読解を学校でやればかなり面白い。
もちろん無駄な消費を煽る意図が常に隠されていることを暴露しないといけません。
現代資本制度で、どのような我々の内面は管理されているか、そしてその管理を自発的
なものだと錯誤するのか、それらの読解はスリリングで楽しく頭を鍛えることでしょう。
しかも、実用的。不要なものは買わないようになる。

すいません、威力業務妨害ですね。でも面白いのは確かですよね。
741725:2005/07/31(日) 00:09:03 ID:OWdf0j6M
>>740
そうでしたかw

そうですね。面白いかも知れません。
教育業界と取引関係がなくなった隠居後にでもトライしてみたいかもw
742725:2005/07/31(日) 00:31:50 ID:OWdf0j6M
>>740
良質な広告制作物というのは面白い教材にはなると思いますね。
扱う先生の読解力と見識、指導力さえあればの話ですが。
おまけに広告物は言語だけで成り立つわけではないのですから。
文字の書体や級数、レイアウト、写真やイラストなどのビジュアル素材、
さらにはそれらを統合するデジタル技術に至るまで計算されて造られたものですから、
言語以外の視覚的伝達記号(電波媒体であればさらに音響的伝達記号)までを俎上に載せられます。
743招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 00:39:23 ID:tAkKgOUJ
自明としないで考えることのススメ
こちらの方が分かりやすいかも

柄谷行人『〈戦前〉の思考』文藝春秋, 1994, p.124-125:
「言文一致は、言(話し言葉)を書くということを意味しているように見えます。
しかし、現在でもそうですが、話し言葉は、地域によってまったく違っています。
実際のところ、言文一致は、それまでの文語体において、その語尾だけを口語化
することであり、しかも、その語尾は江戸弁です。その他の地域においては、
この言文一致の文章は、少しも言=話し言葉と合致していないのです。言文一致とは、
実際のところ、新たな「文」であり、また、それは標準語として、日本全域に、
それを「話す」ように強制された「文」なのです。たとえば、沖縄の人たちは、
言文一致の「文」を話すように強制されたわけです。しかし、この新たな文が
標準化されることができたのは、すでに「文」がある程度日本全域に確立していた、
つまり書き言葉としては共通していて、たんに語尾などを変えればよかったからです。
要するに、現在の日本語の文章は、しゃべられていたものを書き写したものでは
ありません。その逆に、われわれは、書かれた文章をしゃべっているのです。」

同上, p.144:
「 たとえば、ダンテの『神曲』、あるいはデカルトの書物や、ルターの聖書の翻訳とかは、
今でもイタリア語・フランス語・ドイツ語で読めますが、それは言葉があまり変わらなかった
からではなくて、実は、それらの作品が各国語を形成したからです。西洋においても、
「言文一致」というのは、新たな文章表現の創出です。それは、その時代の人間がしゃべっていた
言語ではない。」
744招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 00:41:05 ID:tAkKgOUJ
小坂井敏晶『民族という虚構』東京大学出版会, 2002, p.57:
[註30] 「 国語の発展過程には人工的要因が必ず含まれている。言文一致という表現があるが、
それは一般に理解されているように、話し言葉を書くことを意味するのではない。柄谷行人が
説くように、我々が現在使用する話し言葉と書き言葉とがよく似ているのは、その反対に、
書かれた文章を話すようになったためである。イタリア語・フランス語・ドイツ語で著された
ダンテ・デカルト・ルターなどの書物がいまでも読めるのは、これらの言語がそれほど変化
しなかったからでなく、逆に、彼らの作品が各国語を形成したからに他ならない。」
745725:2005/07/31(日) 00:46:44 ID:OWdf0j6M
いやー、、
こういう本質論は夏バテしそうな頭が喜びます。
招き猫さんありがとうw
746実習生さん:2005/07/31(日) 00:56:03 ID:N4Ikan27
>>356
>>また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
>>(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
>>明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。

他の板に行って、わざわざここに来るよう誘ってるみたいですなw


747招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:02:38 ID:tAkKgOUJ
>>742
マドンナのヌード写真集を読解した東大の教科書(「知の技法」)がありましたね。
なかなか秀逸でした。絵画論なども文章読解に役立ちます。
私は、絵画は全くの素人なのですが、「人はなぜ傑作に夢中になるのか」(アメリア・アレナス、
淡交社)などは分かりやすくて非常に参考になります。デリダにもルーブルの依頼で書いた
精密な絵画論があります(「盲者の記憶」)。こちらは超難解・・

ま、広告でも映画でも読解する対象はたくさんあります。狭く考える必要はないでしょう。
ただし、文章の読解は基本です。そして、それは世界の読解の基礎となることでしょう。
読解とは認識の別名。

世界認識を不要だと主張したいのはなぜか、私には分かりません。。

ところで、広告とは読解力のない人間を騙すことを意図している、と言うと
失礼になるのでしょうか?論理的に思考するのではなく、情緒的に反応する
人間であって欲しいという・・
748招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:06:41 ID:tAkKgOUJ
>>745
どこかでお誘いしましたかねw 

>こういう本質論

核心をお馬鹿な厨房は「>明らかにスレ(板)違いな議論を優先」と
するのですよね。私が生温かく対応しない理由がお分かりになると思います。
749725:2005/07/31(日) 01:07:55 ID:OWdf0j6M
>>746に横レス。

意味不明。
>>356
>科学的、学問的であろうとする態度が真に読みを解放させてくれるのです。
というフレーズは至極まっとうな知的態度の再確認で、
スレ(板)違いでも何でもないと思いますが。
750725:2005/07/31(日) 01:17:56 ID:OWdf0j6M
>>747
>ところで、広告とは読解力のない人間を騙すことを意図している、と言うと
失礼になるのでしょうか?論理的に思考するのではなく、情緒的に反応する
人間であって欲しいという・・

はい。ご指摘のとおりだと思います。
ですからある程度の年数やっておりますと空しくなります。
ただし、情緒に訴えて騙す際も自分自身の内的経験や知識を総動員して騙そうとは努めていますし、
その方法の組み方は私の場合は木で鼻を括ったようにロジカルですw
751実習生さん:2005/07/31(日) 01:21:08 ID:N4Ikan27
>>356
>>また、偶然だか必然だかは知らんが、時々現れる猫信者と馴れ合ったり、
>>(これまた偶然か必然か知らんが)時々現れる煽りと
>>明らかにスレ(板)違いな議論を優先して質問をはぐらかす。

最近は、スレや時間も前もって討ち合わせてるみたいですな。

752725:2005/07/31(日) 01:28:02 ID:OWdf0j6M
>>750に付記。
基本的に広告の施策や企画表現というのはある商品を売り込む相手の層を確定した上で組まれます。
これ自体はシンプルに地道で論理的な作業です。
従って、知的に高度な層に売り込む商品であればそれなりの論理性+意外性で相手を引き込むアプローチをひねり出します。
その基盤となるのは正しく広い世界認識と豊富な言語〜芸術体験であることは言うまでもありません。
753725:2005/07/31(日) 01:29:53 ID:OWdf0j6M
>>751
何か香ばしい下司の勘ぐりが来ました来ましたw

ルーティンワークと家族との交流を終えればまあこの時間帯になりますがなw
754招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:36:46 ID:tAkKgOUJ
>>750
よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
意外と戦力になりますよww

>ご指摘のとおりだと思います。

だとすると、読解力のない人間を量産してもらうのが理想的??w
「フィーリングだよ」と言ってる人間がたくさんいる間は安泰なわけですね。

>ロジカルですw


当然です。情緒的に反応させようとすると必ず論理的になる。これは芸術も同様。
ただ、そのロジックが単一なものではないだけ。

フィーリングだけで作った広告には誰も騙されないw
755実習生さん:2005/07/31(日) 01:38:36 ID:N4Ikan27
>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>意外と戦力になりますよww

あっはっは、あーッハッハhッハhッハw
756招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:44:00 ID:tAkKgOUJ
>>752
「日常言語(?)」にこだわる人がいました。
しかし、広告もあえて分かりにくいものにすることがありますよね。
実際、作り手も分かってなかったりして。だから、人の心に引っかかる
ことができるわけです。あえて分かりにくくする効果なんて、意外と
どこにでもあるものです。

しかも、広告は正しい伝達よりも錯誤にこそ依存している面がありますね。
CMタレントを無意識に同一視してしまう効果とか、「背景」が手に入る
ような自主的妄想を狙っているとか。

オイラも作りてー
757実習生さん:2005/07/31(日) 01:46:44 ID:N4Ikan27
>>754 名前:招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:36:46 ID:tAkKgOUJ
>>>>750
>>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>>意外と戦力になりますよww


ギャhッハッハッハッハッハ。  ヒーッヒッヒッヒッヒッヒw


758725:2005/07/31(日) 01:50:37 ID:OWdf0j6M
>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
意外と戦力になりますよww

はっはっは 確かに強力な戦力になっていただけそうではあります。
ただし‥‥
広告制作の過程で企画まではロジックで押しますが、それを表現にブレイクダウンする際は
左脳で詰めに詰めた場所から右脳への飛躍を要します。
この飛躍が意想外なものであればあるだけ表現のインパクトと普遍性は増します。
こういうのについては招き猫氏はいかがなもんでがしょ?

759実習生さん:2005/07/31(日) 01:51:34 ID:GgqRrxnB
招き猫って苺の経済版コテハンのあいつ?
760実習生さん:2005/07/31(日) 01:51:46 ID:N4Ikan27

>>754 名前:招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:36:46 ID:tAkKgOUJ
>>>>750
>>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>>意外と戦力になりますよww

イッヒッヒッヒッヒッヒッヒ。  オッホッホッホッホッホッホッホ。


761725:2005/07/31(日) 01:58:46 ID:OWdf0j6M
>だとすると、読解力のない人間を量産してもらうのが理想的??w
「フィーリングだよ」と言ってる人間がたくさんいる間は安泰なわけですね。

その商品や企業にとってはよき消費者であってくれれば安泰な訳ですからね。
国家にもいえそうですが。
762実習生さん:2005/07/31(日) 02:00:01 ID:N4Ikan27
758 名前:725 :2005/07/31(日) 01:50:37 ID:OWdf0j6M
>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>意外と戦力になりますよww

はっひっはっ、確かに強力な戦力になっていただけそうでワッハhッハッハッハッハッハ。
イッヒッヒッヒッヒッヒッヒ。
763725:2005/07/31(日) 02:04:13 ID:OWdf0j6M
>しかし、広告もあえて分かりにくいものにすることがありますよね。
実際、作り手も分かってなかったりして。だから、人の心に引っかかる
ことができるわけです。

私はその手のは好みませんがそういうギミックはあります。
私が好むのは韜晦です。ワッカルかなー わっかんねーだろうな、っていうあれです。

>しかも、広告は正しい伝達よりも錯誤にこそ依存している面がありますね。
CMタレントを無意識に同一視してしまう効果とか、「背景」が手に入る
ような自主的妄想を狙っているとか。

基本的に「かこいい」がこの国の広告の唯一のコードのようです。
そのモードはファッション業界&芸能界、ポップミュージック業界が決めるようですが。
くだらねー。ゲロゲロ。
764725:2005/07/31(日) 02:11:19 ID:OWdf0j6M
ここらでメディア論か記号論、資本システム論が登場しそうですが、
眠い私には荷が重い‥‥w
765実習生さん:2005/07/31(日) 02:12:23 ID:N4Ikan27

758 名前:725 :2005/07/31(日) 01:50:37 ID:OWdf0j6M
>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>意外と戦力になりますよww


はっひっホw 確かに強力な戦力になっていただけそうではあります。
ただし‥‥
左脳で詰めに詰めた場所から右脳へヴァハッハッハッハッハっッハッハ。

イッヒッヒッヒッヒッヒ。  おーッホhッホッホッホッホッホ



766725:2005/07/31(日) 02:20:43 ID:OWdf0j6M
粘着ヴァカキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
767招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 02:23:02 ID:tAkKgOUJ
>>758
>左脳で詰めに詰めた場所から右脳への飛躍を要します。

はい、飛躍は論理を煮詰めてからではなく、煮詰めるまさにその時、
同時性をもってワープするようなものがいいと思います。
うまく表現できませんが、ある種の分裂性を弁証法的に解消するときに
傑作は誕生するのでしょう。

なお、飛躍での得意分野はありますが、ここでうまく伝えられないのが
残念です。

意外とは裏切り
しかし、どこかデジャビュー漂う感じがあるのがいい
斬新さが受けるのは懐かしさを孕んでいるからか

珍奇、奇抜は下品なだけ

下品な反復は唾棄すべきもの・・・うざいコピペ
768実習生さん:2005/07/31(日) 02:24:10 ID:N4Ikan27
>>754 名前:招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 01:36:46 ID:tAkKgOUJ
>>>>750
>>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>>意外と戦力になりますよww

左脳で詰めに詰めた場所から粘着ヴァカキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!




769725:2005/07/31(日) 02:29:33 ID:OWdf0j6M
デジャビュー漂う意外性。
組み合わせの意外性、ただ、何度も反芻して何故そうなのか考えてみると
ふいにそれまで気づかなかったつながりが発見される類いの。
DNAの古層に訴えてくるのかもな‥‥などと結論しそうになる類いの。
いずれにせよ読解であり解読ですわな。
770実習生さん:2005/07/31(日) 02:33:57 ID:54/glNZR
招き猫氏の言い方では目の前に高校生なり中学生がいて、一生懸命入試問題を解いて
いるんだが、どう考えてもこの文は悪文じゃないかと思うとか、なぜことさら難しく言うのか
とか、この解等おかしいのでは、とか思っている生徒にそれこそ、言葉が通じないのでは?
771実習生さん:2005/07/31(日) 02:34:35 ID:N4Ikan27
我ながらこれは傑作だなw

758 名前:725 :2005/07/31(日) 01:50:37 ID:OWdf0j6M
>よろしければ、ヘッドハンティングしていただけないでしょうか?w
>意外と戦力になりますよww


はっひっホw 確かに強力な戦力になっていただけそうではあります。
ただし‥‥
左脳で詰めに詰めた場所から右脳へヴァハッハッハッハッハっッハッハ。

イッヒッヒッヒッヒッヒ。  おーッホhッホッホッホッホッホ
772725:2005/07/31(日) 02:47:40 ID:OWdf0j6M
>N4Ikan27
おまいリアルで?ぁか厨房だろ?
面白くもねーコピペごっこしてねーで寝ろや
起きたら?ぁかなりに分相応に必死に勉強汁w
773実習生さん:2005/07/31(日) 02:51:20 ID:OEylyY2n
言文一致が話し言葉から書き言葉への影響ではなく、書き言葉の話し言葉への影響の
結果だというのはよくわからんよ。じゃあその新しい書き言葉は一体どこから来たんだ?

おそらく、
話し言葉−(参考)→新しい書き言葉−(普及)→新しい話し言葉
という構図じゃないのかい。

明治の言文一致は小説分野で二葉亭が有名だが、実際には裁判の被告人陳述を速記した
当時の新聞記事も大きな役割を果たしたというのは常識なんじゃないのか?
候文や漢文式描写からの脱却を目指した作家の模索の経緯はかなり調べられている。
漱石の文章論(秀逸!)なんかは小森陽一とかそこらへんがずいぶん紹介してるだろうに。
774725:2005/07/31(日) 03:18:57 ID:OWdf0j6M
>>773
横レス失礼します。

「日常言語」(>>716>>739)

国語教育の目的=権力の言説の監視

自明としないで考えることのすすめ

二葉亭四迷や当時の文部官僚、新聞記者が創造した文章が現在の話し言葉の原型になっている。
言文一致も何も、最初に文章(書き言葉)の創造ありき、ということ

【招き猫氏から先生方や生徒受験生学生への提言】
自前で思考し文章化することから、自前の話し言葉を組む。
そうすることで確かな言論空間の創出を模索しませんか?

という文脈じゃないんですか?
775実習生さん:2005/07/31(日) 03:42:57 ID:OEylyY2n
どうもです。

国語教育の目的=権力の言説の監視?
事態は逆だろう。国語教育=権力の言説の反復と普及なんじゃないのか。
そもそも公立校の先生は公務員じゃねえの。夢みたいなこと言っているんだな。

君のまとめだと、言文一致の前後にある「自明」の話と【提言】はそれぞれ
言文一致とどう関係するわけ?どこをどう読むとそうなるのかよくわからん。
776725:2005/07/31(日) 03:57:14 ID:OWdf0j6M
>>775
そもそも「言文一致」の話になったのは「日常言語」という言説からの逸脱だった気がします。
招き猫氏はその日常言語を説明しようと>>737>>743-744で柄谷他の論考を紹介したまでで、
言文一致とやらを論じようとしたわけではないと読みましたが。
>>774で当方が
「国語教育の目的」と「権力の言説の監視」を統合で結んだのは不正確でしたね。
前項を「あるべき日本語教育の目的」とするべきだったかも知れません。
理由はあなたが
>国語教育=権力の言説の反復と普及なんじゃないのか。
と指摘されているとおりです。
777725:2005/07/31(日) 03:58:20 ID:OWdf0j6M
上記変換ミス一つ
統合→等号
778725:2005/07/31(日) 04:05:54 ID:OWdf0j6M
777おめ
>>俺
779実習生さん:2005/07/31(日) 04:07:37 ID:OG2C08ij
ええっと、国語教育の目的って
「権力の言説」の「普及」だったり「監視」だったり
そんな大層なもんなんかな。
そのどっちが目的だとしても失敗してんじゃないの。
780725:2005/07/31(日) 04:20:45 ID:OWdf0j6M
個人が権力その他に不当に精神の自由を侵されることのない生活を確保(獲得)するための
自立した思考と共同作業のための武器ではありますよね?
>言葉

おこがましくも私に関していえば、幾人かのよき師の国語というか日本語の指導は奏功しつつあるように思いますが。
小学校のときドーデの「最後の授業」に感動しました。
日本が英語の国になっても私の精神の軸は日本語です。
なんてね。教師サイドのことはよく分かりませ〜んw 学校での教職経験ないもんで。
781725:2005/07/31(日) 04:26:35 ID:OWdf0j6M
>>779
あなたにおいて失敗しているということでFA?
782実習生さん:2005/07/31(日) 04:26:44 ID:OG2C08ij
ああ、そうか。そういう話なら分かりますがね。
高校の国語に関してはどうなんだろう。
なんとなく、ここを高校国語のスレだと思い込んでました。
783782:2005/07/31(日) 04:28:03 ID:OG2C08ij
わあ、>782 は >780 に対するレスです。
784725:2005/07/31(日) 04:33:50 ID:OWdf0j6M
>>783
失礼しますたw めんごめんご‥‥

高校の国語の授業もピンキリなんでしょうね。
そういう意味ではけっこう恵まれていたのかも知れません >自分
785ママン ◆Wnuu8oi5MU :2005/07/31(日) 05:30:23 ID:OEylyY2n
言文一致が単なる語尾の変更だなんてとんでもない話だ。表現論に関わるもっと
深い話はないのかね。柄谷を出すなら風景の発見にも言及すべきだろうね。
ところで>>737で突然言文一致の話がでてくるのはどうしてなのかよくわからん。
全然脈絡がないじゃないの。

それはそれとして、
あるべき日本語教育の目的=権力の言説の監視
としたところで、事態は変わらんだろうに。教育そのものが権力の言説の枠内にあるのに、
その枠をどう監視したり批判したりできるわけ?
786725:2005/07/31(日) 05:51:09 ID:OWdf0j6M
>>785
教育から学問への岐路をいつ設定するか。
私の場合さっさとケツを押してくれたのがいい教師だったと記憶しています。
結果高校からいわゆる学校だの先生だのにそんなにも依存せずすみました。
787725:2005/07/31(日) 05:55:56 ID:OWdf0j6M
勝手に読んでいた書物が自分を育ててくれたと思っています。
大学では現代詩ー批評サークルでの年長者に挑発されながらの背伸び、
さらには同人誌体験が。
そうした中で招き猫氏を意気に感じるような思考体験を積んできたように思います。
788725:2005/07/31(日) 06:11:53 ID:OWdf0j6M
高校の折の思い出では英語教師が一橋社会学出の作家志望の変人で、
物好き同士の勉強会に誘ってくれたのも刺激になりました。
男女とりまぜた中でフランスのエロ小説やらシュルレアリスムの絵画などをネタにw
よくわからんながら成熟した精神のあり方などを垣間みた気になって背伸びしまくりましたw
でも、背伸びしない奴の背は伸びませんよね。
たとえばそうした自主性を邪魔する「教育」ではあって欲しくないです。
てなこといいながら息子の教育には理系計算力の徹底指導を求めたりする変節漢ですがw
789招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 09:55:05 ID:xoCpROBv
>>769
というより、斬新さに魅了されるとき懐かしさという心地よさがこみ上げてくる。

>いずれにせよ読解であり解読ですわな。

いえいえ、自然科学の産物ですよ。下條信輔(カリフォルニア工科大学生物学科教授)が研究してる。
「「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061494392/250-1834198-7613843
はよく知られているんでしょうが、デジャビューの件は「AERA SCIENCE 理系生活のススメ」
の中の論文で研究が紹介されてました。
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/aera/mook/rz20050405/

彼の研究は、「広告」の理論にも影響を与えることでしょう。
790招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:06:18 ID:xoCpROBv
>>770
そのような人は今ここに登場していません。
厨房であろうと、高みに立って議論するなら、あなたのような配慮は無用というより
害悪です。無知・歪曲・錯誤・捏造での議論を容赦することこそが罪だと思います。

なお、自らが内部でもがいているという吐露があれば、私はそれなりに対応する
用意があります。そんな議論は今のところありませんよね。

なお、指導の現場では高尚な理論であろうと、噛み砕き消化して生徒におろしてくる
のは当然のことでしょう。生徒を口実に自らの知的不誠実を正当化する輩にこそ注意を
払いたいものです。
791招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:16:17 ID:xoCpROBv
>>773
私は言文一致に関して網羅的な知識を有しているわけではありません。
しかし、柄谷の論は有名であり常識的なことです。どうぞご自分でお読みください。

小森こそは、書き言葉を母語として話したという経緯を持つ人物です。彼は、帰国子女で
日本語を第二言語の「よう」に習得した面があることを自ら詳しく述べています。興味深い
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221511/250-1834198-7613843

なお、小森が柄谷の論(言文一致)に疑義を唱えたということはないと思いますが。
792招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:19:44 ID:xoCpROBv
追記
>おそらく、
 話し言葉−(参考)→新しい書き言葉−(普及)→新しい話し言葉
 という構図じゃないのかい。


新しい「話しー書き」言葉が同時に誕生=言文一致

これが柄谷の論の核心だと思います。
793招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:34:28 ID:xoCpROBv
>>775
>事態は逆だろう。国語教育=権力の言説の反復と普及なんじゃないのか。
 そもそも公立校の先生は公務員じゃねえの。夢みたいなこと言っているんだな。

内部に留まりつつ外部者の思考は可能ですよ。石原が実践しています。

「国語教育==権力の言説の反復と普及」という構図そのものを内部から疑うことを
しないといけないのです。これは制度の問題というより、ひとえに指導者の力量の
問題だと思います。

「内部ー外部」の線引きを自明で強固なものとする思考そのものを疑わないといけない
でしょう。それは弁証法とか脱構築とか呼ばれるものだとする簡単なんですが、そんなまとめ
でなくても十分に理解できることです。
内部は外部(周縁)によって活性化されることは文化人類学などの知見から明らかですよね。
従って、学校空間でも境界に目を向ける契機は存在しているのです。厨房がブー垂れる状況は
その契機を匂わせるのだと感じる知性が必要です。ただし、それをどう料理するかは大変難しい
問題です。アポリアです。

もっと、重要でアポリアの最深部にあるアンティノミーとは。
「権力の言説」を疑う身振りこそが別の「権力」となることです。
サヨクな言説が原理主義・教条主義になっていることから分かることです。
従って、常にダイナミズムとしての理論を考えないといけないでしょう。
立ち止まると淀む=腐臭を放つ。真に知的に疑うこと=思考を伝達すること
を念頭に置きたいものです。
794招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:42:28 ID:xoCpROBv
>>776
そのような(日常言語?)線引きがきわめて情緒的な産物であることを本質論的に
言いたかったのです。

なお、内部制度に取り込まれつつ外部を思考する実践として、デカルト「方法序説」が
参考になります。独我論とか神の証明の部分ではありません。読めば分かります。
795招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:52:56 ID:xoCpROBv
>>779
>そのどっちが目的だとしても失敗してんじゃないの。

と、たっかをくくっている人間がいるからほくそ笑む人間もいるわけです。
権力とは教義の意味での政治権力(為政者)などと思っていると痛い目にあう。

厨房は反権力の意識として教師や学校への抵抗を正当化するのでしょう。
しかし、それこそが資本の「力」のなせる業なのです。立派な消費者としては
邁進するように仕立てられていることを疑わないから厄介です。

「か弱き大人の代弁者=教師」を叩くことで、真に巨大な権力に隷属するよう
改造されつつあることに驚愕しないことが恐ろしい。

資本は狡猾です。日本がどこぞの植民地になっても痛くも痒くもない。
彼らの「力」とはそんな制度を超越しているんです。

さあ、今日もなくても困らないものを手に入れることに快楽しよう!
796招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 10:56:02 ID:xoCpROBv
>>780
>小学校のときドーデの「最後の授業」に感動しました。

これは問題を孕んでいるようです。田中克彦「ことばと国家」
797招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 11:10:41 ID:xoCpROBv
>>785
レベル低すぎ。中途半端だから厄介

>言文一致が単なる語尾の変更だなんてとんでもない話だ。表現論に関わるもっと
 深い話はないのかね。

あなたが語ればいいだけのこと。威勢よく登場。さてどうなるやらw

>柄谷を出すなら風景の発見にも言及すべきだろうね。

どんな興味深い言及があるのか楽しみ♪
「風景」の発見に関しては「瀬戸内海の発見」が秀逸
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121014669/aba-22/250-1834198-7613843?dev-t=DGUBTJUWGK850%26camp=2025%26link_code=xm2

>全然脈絡がないじゃないの。

本質論になるとこういう発言を出してくるのがいる。

>教育そのものが権力の言説の枠内にあるのに、
 その枠をどう監視したり批判したりできるわけ?

どうあがいたって、権力に隷属するしかないという諦めをススメてるの?
権力を指弾する論者が、まさにその空間から多数輩出しているという事実を
どう考えるのでしょうかね。

『国立!』大学のセンセなんて反権力の方が多いんではないですか?

あなたは理論的に無理だとしたいみたいだ。ならば、精密な論をお願いしたい。
力量不足の問題は何度も指摘していますよ。

798つまらん:2005/07/31(日) 11:17:13 ID:+xg9dFKl
公教育が国家権力の国民統制に奉仕し続けてきたこと、し続けていることは自明。
日の丸も君が代も最後の授業も復刻版読ませたい本も作る会本の採用も皆同じ。
権力垂下の規範を離れた指導をしているという自負があるなら言うてみ。
指導要領に則り集団指導をして指導者然として地位を保証された身で
内部にいながら云々は笑止。公僕は公僕である。
公教育の読書指導のおかげや国語教育のおかげで現代日本の青年層が
どれだけ恩恵を得ているか説明してみよ。
生徒に転嫁する輩は糞だが、生徒の現実に目を閉じる輩も同断である。
799招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 11:18:46 ID:xoCpROBv
>>788
>でも、背伸びしない奴の背は伸びませんよね。

背伸びしようとする人間にとって大事なことが、縮こまっていようとする人間
には憎悪の対象となる場合がある。教育の現場では難しい局面となることは
分かるのですが、どちらを尊重するのかは明らかでしょう。

後者を尊重する人間が実は自らの力量不足の隠蔽でないことだけを祈ります。
忙しいからそれどころでないというのも分からないではない。でも、それは
情けない。矜持を持ちたいものです。
800招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 11:25:05 ID:xoCpROBv
>>798
どうも問題を単純化しないと気がすまない人間が多すぎるようです。

>公教育が国家権力の国民統制に奉仕し続けてきたこと、し続けていることは自明。

あっそ。日の丸君が代に必死になる理由がなくなるよ。
ネットウヨはサヨク教師に日本の教育は牛耳られているような発言をここ2ちゃんでは
リピートしてますが。
要は、単純化しないことから始めないといけないんではないですか?

>生徒の現実に目を閉じる輩も同断である。

これに関しては詳しい論が聞きたいです。
801つまらん:2005/07/31(日) 11:29:49 ID:+xg9dFKl
>〜しないといけないのではないですか・・・

〜してない奴の批評家然とした言葉が
よりによって現場に居る者の口から聞こえてくるというのが
公僕輩特有の「他人事自尊主義」なのだよ
ここで言うのではなく、してるか?という問いに応えられんだろ?
802招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:00:38 ID:xoCpROBv
>>801
どんな立場の人間に何をやれと言いたいのか、意味不明でんな。
国語教師でなければ、あなたの条件を満たせないわけだ。

自分自身に関しては、できることはやる。当たり前。
今度、ボランティアで国語を指導しようかな。。
もちろん、境界に立つ読みの実践を。

これでいいか?
803招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:03:12 ID:xoCpROBv
ま、言論の場でリアルの資格を問う人間はいつも糞である。
その人間がリアルな現場で正当化するなら、その現場で指弾すればいい。

ごちゃごちゃにして、言論それ自体を無効にするような印象操作こそが
権力のストラテジー。

反権力の身振りで、権威主義を具現化する阿呆、ここの現る。

で、てめーは何者??w
804実習生さん:2005/07/31(日) 12:18:18 ID:sq8zQhda
>>734

意味不明。

>読解という行為が一義的に決定されない、一様な伝達が保障されていない

というごく当然のことを自覚している人間は発言してはいけないと?

それとも、真っ当な人間なら自分の発言の意図を100%理解できると?

もし後者のように思ってるのなら、自分の意見に沿わない人に向かって
見下したような態度を取るのも納得がいきますがね。

>>683の行為に矛盾は無い。
読解に信頼を置いていないなんて一言も言ってないんですし、
自分の文章が誤解される恐れを考慮していないとは必ずしも言えないのですから。

私は、>>683

>一様な伝達が保障されていない

ものを受験生の選別に利用するのはよろしくない、
丁半博打で合否を決めるようなものだ。

と言っていると読みましたが?
805実習生さん:2005/07/31(日) 12:23:40 ID:sq8zQhda
>>800

>どうも問題を単純化しないと気がすまない人間が多すぎるようです。

問題をムダに複雑化して騙し騙し自分の主張を納得させよう、
自分の都合の良いように工作しよう、とするのは詭弁屋の常套手段ですよ。
806招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:26:20 ID:xoCpROBv
>>804
>それとも、真っ当な人間なら自分の発言の意図を100%理解できると?

相変わらず、all or nothing の思考しかできないみたい。そのような歪曲で
単純化しないと語れないのか。。

>、自分の意見に沿わない人に向かって
 見下したような態度を取るのも納得がいきますがね。

また、道徳ですか。あなたは、さぞ立派な方なんでしょうね。

> >一様な伝達が保障されていない

  ものを受験生の選別に利用するのはよろしくない、
  丁半博打で合否を決めるようなものだ。

で、何を代わりにするのかが語れないことが問題の本質を臭わせます。
作文や小論文はもっと客観性がないよね。面接試験はどうかな?
就職試験なんて、全くの糞になりますね、あなたの論なら。

それとも、受験の時にだけ不適切だという論理があるのかな?

理数系だけで学力を判断するのが適切ですか?

結局、具体的には何も言ってないと思いますが。
807招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:28:20 ID:xoCpROBv
>>805
はいはい、そのように印象操作しないで中身で議論すればいい。
あなたの内容なる議論で私の「詭弁」を証明すればいいだけのこと。

どうせ、捨てゼリフで逃げるんだろうが。
808実習生さん:2005/07/31(日) 12:34:53 ID:sq8zQhda
>そのような歪曲

そういうのはー、
まず自分発言の意図を
きちんと説明してから
言うようにしてくださいねー。
809招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:49:55 ID:xoCpROBv
>>808
相変わらず、中身ある議論はできないようだね。

>>806では具体的にいろいろと言及しているがスルーだね。

>問題をムダに複雑化して騙し騙し自分の主張を納得させよう、
 自分の都合の良いように工作しよう、とするのは詭弁屋の常套手段ですよ。

これを歪曲とするのは間違っているかい?
「詭弁屋」のレッテル貼りをするのは2ちゃんでもかなりの悪質でしょ。
中身ある議論できないからって、これじゃー話しにならないよ。
810招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:53:06 ID:xoCpROBv
>きちんと説明してから
 言うようにしてくださいねー。

自分は具体的な指摘に対してはなんの説明もない。
811ママン ◆Wnuu8oi5MU :2005/07/31(日) 12:54:58 ID:OEylyY2n
>>797
ネコは他を挑発したいのかどうかしらんけど、ちょっと落ち着けよ。
誰も話の流れについて行っていないんじゃないのか。
みんなが君に読んでもらいたいから書いているわけじゃない。
自説擁護者以外の全てに反論をしていたら収拾つかなくなるだろ。
反論のための反論としか読めなくなる。

風景の発見は柄谷自身が述べてる。瀬戸内海の前に言及すべきだろ。
日本風景論について指摘がないのはなぜ?

>本質論になるとこういう発言を出してくるのがいる。

なんでこうなるのかわからん。
じゃあ、>>737で書き言葉と話し言葉の差異の強調を持ち出した理由を説明しろよ。
話はそれからだ。
812招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 12:56:34 ID:xoCpROBv
見下すなーと言って

平気で他人を見下す矛盾 >詭弁屋
813725:2005/07/31(日) 13:05:54 ID:OWdf0j6M
>>789
あなたの博識と原理的思考態度には感服します。
先端脳科学の分野は無知な領域だし、面白そうなので読んでみようかなと思いました。
>>795
海辺に出た。海がもうひとつの巨大な牢獄に見えた(モラヴィア)
>>796
私はそのとき戦中派の父祖伝来のナショナリズムに貫かれたのだ、とのちに対象化しました。
高校時代でしたが。
814招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 13:17:04 ID:xoCpROBv
>>881
>じゃあ、>>737で書き言葉と話し言葉の差異の強調を持ち出した理由を説明しろよ。
 話はそれからだ。

よく読んでね。>>773では、そのような差異性を自明で強固なものとする思考が
愚かであることを示唆している。
「日常言語?」にこだわる論者がいたから、そんな峻別が同様に愚かである
と言いたかった。それは理論的に無理なことだと。

単にレベルが高い低いというような程度のことを「日常言語」などとタームを
臭わす欺瞞性に対する皮肉も多分にあった。ならば、これくらいは考慮しているだろうな、って。

>風景の発見は柄谷自身が述べてる。

何を言及すればいいのかな?
西洋の影響で日本でも「風景」が見えるようになった。
それはカントの「純粋理性批判」に通じるものがある。我々は「物自体」は
知覚できない。我々の脳内システム(ハード&ソフト)が拾ってくれるもの
だけが「世界」なのだと。悟性、感性うんぬん

意味がアプリオリに付与されていると極論できるのでしょう。
先験的論理=純粋悟性概念が対象を形成する。

柄谷の論は、カントの延長線上にあるものだと思います。
なお、バルトは意味は権力によって既に決定されているものだと極論
していますが、これも柄谷の論の類縁に思います。

私の読みの姿勢とは、逃れることができなくとも、それを系譜額的に
問う姿勢を持って読むことは可能だということです。

さて、あなたの論は??
815725:2005/07/31(日) 13:25:01 ID:OWdf0j6M
分かりやすさを旗にかざす声のでかい奴が冷静な議論をかき回す。
先生方が週に1回どっかで経験なさっておられるような風景ですな。けけ。
816ママン ◆Wnuu8oi5MU :2005/07/31(日) 13:29:30 ID:OEylyY2n
>>814
だから、言文一致の話を持ち出すことがなんで

>「日常言語?」にこだわる論者がいたから、そんな峻別が同様に愚かである

ことになるわけ?何をどうパラレルに論じたいの?そしてその併置は妥当なわけ?
君が「日常言語」と何との峻別を問題にしているのかがわからんのよ。
それが話し言葉と書き言葉の差異への言及によってどう理解させようとしているのかも。

>意味がアプリオリに付与されていると極論できるのでしょう。

まあ極論だな。認識論上のパラダイム変換が起こったということでしょ。
あなたの論は?って何を答えてほしいわけ?
817招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 13:34:30 ID:xoCpROBv
>>813
>脳科学

というよりは、認知科学・認知心理学などの方が検索ではヒットするでしょう。
なお、読みの研究は国語プロパーな人より、彼らの方が面白いことがある。
私は何も専門ではないです。ただ、食い散らかしているだけです。ただ、知は
面白い。純粋に

>モラヴィア

なかなか渋いのを挙げらますね。あんまり読んではいませんが。
動物寓話などは日本語の翻訳を国語教科書に載せて欲しいものですね。
小学校でも十分いける。検閲に引っかかるかな??

>ナショナリズム

これはこれで難しい問題ですね。
ドーデの描いたような(多義的な)状況が日本では忘れられていることが
大変重要です。朝鮮半島や中国でのナショナリズムが理解できないのは
このあたりに原因がある。

支配とは言語の問題なんですね。しかし、それらを理解しない人間が
多すぎるようです。本質論をすると「関係ねー!」と必ず言われる。

例えば、「国文学」(学燈)の対談・討論を読んだら、それが当然だと
いう感覚になるはず。本当にここには国語プロパーはいないようですね。

大変残念です。
818実習生さん:2005/07/31(日) 13:36:25 ID:yBbRlzUp
かなり遅いレスだが

>>117
> どうでもいいから、小・中ではもっと作文の訓練しろよ。
> 理工系志望の高3に、小論文指導の前に作文指導が必要ってどうよ?

それは高校入試の問題だと思うけど
自分で選んでおいて文句言うのはどうよ
819実習生さん:2005/07/31(日) 13:40:04 ID:KhfuglvI

─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|   またまた ご冗談を
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、            _,,/,,  ,、.,/   }
   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ

820招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 13:41:49 ID:xoCpROBv
>>816
>言文一致

アナロジーとして語るには十分な正当性があると思うぞ。
なぜなら、日常との乖離を意識した結果が言文一致運動だから。

>差異への言及によってどう理解させようとしているのかも。

誤解を招く発言。差異性を強調しすぎることへの警鐘なんですよ。

>認識論上のパラダイム変換が起こったということでしょ。

「パラダイム」という用語の不適切な使用です。
パラダイムとは共同体での共有がポイントであるから、脳内システムを
説明する上では適切でないと考えます。ま、そのような誤使用もありますが、
個人的にはパラダイム論の核心を無視しているようで賛成できません。

言わんとするところはよく分かりますが。
821725:2005/07/31(日) 13:42:34 ID:OWdf0j6M
あ。俺ずっとageでカキコしてたな
以後sageでいこーっと。
822725:2005/07/31(日) 13:48:09 ID:OWdf0j6M
>>817
動物寓話は英語のクラウンに載ってるくらいだから検閲は大丈夫じゃないですかね、モラヴィア。
823招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 13:49:58 ID:xoCpROBv
>>820 自己レス

ママン氏は、「風景の発見」を共同体の成員に共通するものだとしたのかな。
認識の枠組みが、「我々」に共通して革命されたと捉えると、パラダイムの転換
は適切でしょう。訂正します。
824招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 13:54:15 ID:xoCpROBv
>>822
そうですかね。
ずいぶん昔に読んだ話しですが、文部調査官だった小笠原林樹が言ってた。
英語の教科書はずいぶん甘い。進歩的だということです。
英語は簡単なものでも門外漢は読まないようで、横槍も入らないとか。

よーし、とりあえずモラヴィアをプリントで読ませよう!>ALL
彼はイタリアを代表する作家であり知識人なんだから、申し分ない。
825725:2005/07/31(日) 14:08:34 ID:OWdf0j6M
>>824
検閲に関しては国語は昨今のウヨ路線、英語はアメリカン・スタンダード路線とか
縦割り行政が残ってて相互干渉しないとか?w
てーか単なる無知のような気もしますが、こういうニッチは今後貴重になるかもですぞw
826招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 14:25:47 ID:xoCpROBv
>>825
>国語は昨今のウヨ路線

入試や模試にでる文章は意外とリベラルな香ばしさがあったりして。
なにしろ朝日新聞が大学入試NO.1なんですからね。

>英語はアメリカン・スタンダード路線

うーん、国際語としての英語を意識した作りになっているような感じですよ。
ま、国語とは雲泥の差は確か。

☆ 大学入試も国語教育も読解も全否定するような発言はまともですかね。
  
何か意味はあるんですかね。大学入試から読解問題をなくせ、なんて愚の骨頂。
そんなことを読んだ受験生は責任転嫁の道具にして、勉強しないだろう。
で、当人にメリットはあるの?それを誰に問いたいのか、も分からない。現場の先生
に言いたいのかな?で、センセが現場で指導しない理由になって生徒はまた困るだろう。

入試を叩くのは大いにけっこう。理論は極論でもいい。しかし、代案は現実的に考えないと
無意味ですよね。読解も同様。誤解六回そんなことありうるわけで、だからと言って全否定
することの意味はあるんだろうか。

意外と中庸なスタンスで現実的には強力な方法論を提示しつつ、本質論を開示することはそんなに
腹立たしいのだろうか。
オイラには、他の方の発言が思い付きで煮詰めていないと感じることが多いのですが。。

「あんな文章読んでられねーよ」と言えば気に入られるのかな・・鬱
827725:2005/07/31(日) 14:45:14 ID:OWdf0j6M
>>826
このスレでの発言を通読する限り基本的な読解力にも学際的議論能力にも欠けた人たちが大杉。
招き猫氏は受け持ちの高校生を相手にする程度の難易度に
「トランスレート」「パラフレーズ」して語ってあげないと通じなさそうな気はします。
その程度の言語感覚の持ち主が批判しようと否定しようと
入試も国語もびくともしません。
もう少し勉強してもう一度質問にいらっしゃいてなもんで。

大学入試ですか‥‥古い話で忘れてしまいそうですが、ゲームとして楽しめたと思います。
国語も英語も他教科も本と辞書だけでばりばり興の赴くまま読んでたりしましたので、
そういう我流の知的獲得の度合いを公式に図れるんですからね。こんな面白い「試合」はなかった。
受験テクは某通信教育で事足りましたしね。

>意外と中庸なスタンスで現実的には強力な方法論を提示しつつ、本質論を開示することはそんなに
腹立たしいのだろうか。
オイラには、他の方の発言が思い付きで煮詰めていないと感じることが多いのですが。。

厨房、正確には小児病的反抗期の発育不全の大人によるヒステリーでしょ。
授業が分からん→暴れる、みたいな。
大人なら広い心で受け入れ、厳しい態度でとっちめてやればいいんですよ。
そう、これまでの通りにね。
見てる人間は(たぶん)見てますから。
828招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 14:57:54 ID:xoCpROBv
反論されるのはかまわないんですが、内容がない。

ママン氏も、大人の態度でたしなめつつ交通整理をするような身振りで、
実は、慎重に出方を伺った態度が気になります。自分からは積極的に何も言わない。
思わせぶり。ま、こっちを値踏みしてから発言しようというのは道徳的にいいんだろうね。
日本の道徳はホンマ糞やね。

で、彼はそんな身振りを読解されていないと思っているのかな。。

☆ おーい、受験生ガンバレよー!
  なんか協力できることないかな?
829725:2005/07/31(日) 15:01:05 ID:OWdf0j6M
>>828
たしかに。いかにも高校の管理職的なスタンスではありますわなw >ママン氏

センセたちよりも意欲ある受験生に期待を託したいこの頃。
830実習生さん:2005/07/31(日) 15:04:27 ID:Ny2TU+GV
国語と現代文との意味の相違について簡潔に述べよ。
831725:2005/07/31(日) 15:09:17 ID:OWdf0j6M
>>830
国語=現代文+古文+漢文/語法・読解・記述
現代文は国語のごく一部分。学際的には評価のための時間を経ていないテキストが扱われるため
ときとして正答に発問者のスタンスによるぶれが生じることもある。
832725:2005/07/31(日) 15:10:26 ID:OWdf0j6M
上一部訂正 扱われるため→扱われることもあるため
833725:2005/07/31(日) 15:23:44 ID:OWdf0j6M
遅レスですが理系生徒への夏季休業中の読書のすすめにも最適
>>789
下條信輔(カリフォルニア工科大学生物学科教授)が研究してる。
「「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061494392/250-1834198-7613843
はよく知られているんでしょうが、デジャビューの件は「AERA SCIENCE 理系生活のススメ」
の中の論文で研究が紹介されてました。
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/aera/mook/rz20050405/

朝日の夕刊で連載をもっていたが刮目させられる論考が新鮮だった。
ちなみにジャンルは違うが下條氏の教えるカリ工は世界100大学ランクでMITを超える注目株。
834725:2005/07/31(日) 15:42:48 ID:OWdf0j6M
今年大学入試を受ける生徒の年から指導要領が3割削減になりました。
理由は国家財政の赤字の極大化による経費削減です。
財界〜文部科学省の目論みに従えば受験生は正しく訓練され次代を担う優秀者層と
その他大勢の金を遣ってくれさえすればいい層に二極化することは必至です。
2007年は大学志望者が全員合格できる見込みです。

入試の内容も当然課程の3割削減に対応して易しくなってくれるといいのですが
残念ながらそれは期待できそうにありません。
入試情報に詳しい予備校を利用しつつ、来るべき学問生活入門に備えるべく
勧められた本はとりあえず購入するなり図書館で借りるなりして読破しときましょう。
わからない部分があっても大丈夫です。読書百編意おのずから通ず。
今わからなくてもあとから分かることも人生には多々あります。
以上が読解力向上に関するアドバイス。
思考力向上のためには呼んだ本についての感動ではなく不明点.疑問点を書き出し
ノートにためておくといいと思います。
受験以外にさける時間ができたおりにネットや図書館で調べる。
さらに面白くて刺激的な謎に次々出会えて、
あなたはこれから学ぶことに非常な期待感を醸成することが可能になるでしょう。
835725:2005/07/31(日) 15:48:14 ID:OWdf0j6M
記述力については、書いた文章を他者に読んで添削してもらうのが一番。
例えばこのスレを利用してみるのも手かと。
添削者は猫氏を筆頭にごろごろいますから、いい勉強になると思います。
自信喪失?んなこと気にしたら生きていけないよ。
学生時代だけはドジや失敗が赦される時期です。
意見を臆せず言える力をつけるには皆の前で恥をかく経験を積んだものがちです。
836725:2005/07/31(日) 15:53:02 ID:OWdf0j6M
あ。忘れてましたが、がっこの国語のセンセを添削に利用するのももちろんありかと。
837招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 16:29:03 ID:xoCpROBv
ガンバレ、受験生

大学入試で出題される文章を趣味的に読んでいる受験生などは稀有な存在です。
ですから、覚悟する必要があると思います。

二年生及び時間的余裕のある方へ
まず得意分野・領域でいいから、難しそうで読み通せないような本に手を出すのです。
で、とにかく最後まで読む。用語は調べながら。国語辞典ではダメです。最近は電子辞書に
百科事典が入っているので便利ですね。定番ですが、「MD 現代文・小論文」(朝日出版)は
手元に置いておきたいものです。通読用では、最近出た「高校生のための評論文キーワード100」
(ちくま新書)がいいでしょう。実はこれの元本とも言うべき「思考の用語辞典」(筑摩)は
原典からの引用も豊富にあって面白い。文系上位校志望者はぜひ読もう!

講談社現代新書から出てる辞典も役に立つ。岩波の辞典になると荷が重いでしょう。


受験生・時間的余裕のない人及び次のステップ
迷わず、石原千秋の一連の著書(ちくま新書)をやること。問題集などで他に推薦している
ものがあるから次にはそれをすればいい。
なお、「キイワード」などで概念装置を獲得すること。これがないと読めない。

超不得意の方へ
石原は中学入試(新潮選書)や高校入試(NHKブックス)も出しているから、それからやろう。
ただし、概念装置獲得のために重要な用語は常に深く徹底して理解習得すること。
838招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 16:41:48 ID:xoCpROBv
続き

ストラテジー:@石原が説明する読解の枠組み=パラダイムを熟知しよう。自分が位置する共同体の
        不文律とは何か。
       A二項対立。これは小森も強調していた(「国文学」)。
       B抽象と具体、演繹と帰納、全体と部分、通時(時系列)と共時(空間の布置)などなど。
       C対立(対比、対照)か同値(言い換え)か
       Dその他、企業秘密w

☆ 石原の著書も決して丁寧とは言えないかもしれない。
  できれば、一緒に読みたいね。。       

予備校系の参考書などいいものはたくさんあるかもしれませんね。しかし、境界に立つ=
系譜学的な問いをしつつ読解しているものは他にないと思います。そこが欠かせない。

分からないことは先生に質問して教えてもらうのがいい。徹底した議論は頭を鍛える。
ただし、すぐに「フィーリング」にしてしまう人は避けましょう。

書くことは大事です。人に見せなくてもです。自分で分かったように思っても文章にすると
独りよがりであるとか、矛盾があるとか気付くことがよくあります。そこから、また考えるのです。

追記:中村雄二郎「術語集」正・続(岩波新書)は古いけれど概念装置獲得には悪くない。
   今でも中村は入試に出るしね。
839実習生さん:2005/07/31(日) 17:24:50 ID:Ny2TU+GV
偏差値91の俺がきましたよ
ageさせていただきます
840sage:2005/07/31(日) 20:25:07 ID:RfperCL5
招き猫は議論のための議論がしたいだけの人だから。どこの板でもそう。
自分の主張に沿わない者は婉曲に侮辱する。彼のオナニーに付き合いたい人以外は以後放置で。
841sage:2005/07/31(日) 20:29:22 ID:RfperCL5
>>827
凄い慢心だな。頭でっかちの学者馬鹿同士馴れ合ってろよ。
842実習生さん:2005/07/31(日) 20:37:41 ID:OWdf0j6M
>>841
慢心はしていませんが。日々危機感をもって業務にいそしんでいます。
傲慢というのなら当たっています。ひょっとして用語のミスでしょ?

学者! 一介の売文業者の分際(読めますか?ブンザイ、ですよ)の当方を
お褒めくださってありがとうございます。
843招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 21:19:53 ID:Vao1PIR/
>>840
主張の違いではないですよ。意見が異なっていても、話しができる人はたくさんいます。
事実認識がデタラメであったり、論理が支離滅裂だったり、思い付きをいい加減に話す
人にはハッキリものを言うとそのように受け取られるのです。

あなたも、内容ではなくとにかく人格攻撃がしたい輩なようですね。
よく分かりもしないことに首を突っ込むのは衆愚民主の産物なんでしょうかね。

分からんかったら黙っとけ!とウィトゲンシュタインは言ってます。

はい、これは侮辱です。
あなたのような無礼な人間に穏やかでいれるほど人間はできてませんから。
悪しからず。。
844招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 21:35:08 ID:Vao1PIR/
>>842
要は議論などできない人間が、それを露にされたことへの憎悪ということでしょうか。
過去の怨念をいつまでも引きずって、決して手放さない。発言の内容ではなく、属性や
人格への攻撃に粘着する。

そして、そんな人間が道徳を口にする。

ホント、言論とは何かまるで分かってない。共同体の不文律はかくも強固な
ものなのか。日本が世界で負けている理由はこのあたりにあるようです。
リアルで仕事ができるのか、全く心配です。。糞のような会議しかできないんだろう。

腹芸、以心伝心、言わずもがな・・

単に馴れ合って、癒しあうだけなら携帯で十分ではないですかね。
おそらく、そんな人間を作ることが目的なんだろうね。言論を行使できない阿呆を
量産するシステム・・それが日本の国語教育だと思わざるを得ないです。
845実習生さん:2005/07/31(日) 21:35:24 ID:OWdf0j6M
>>840
ウィトゲンシュタインの言を翻訳してあげましょうかね。
『語り得ぬことについては沈黙しなければならぬ』
846実習生さん:2005/07/31(日) 21:41:41 ID:OWdf0j6M
>>844
>言論を行使できない阿呆を量産するシステム

世界資本の企みでしょう。
847招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 22:04:57 ID:Vao1PIR/
>>841
「論理哲学論考」六・五三〜七 ですね。
彼は次のようにも言っています。

『自然科学の命題以外は何も語らぬこと』六・五三

かれは論理的に厳密さを求めているから『唯一厳格に正しい方法』で考えると
こうなったのだろう。しかし、次のようにも言います。

『私を理解する人は、私の命題を通り抜け−−その上に立ち−−それを乗り越え、
最後にそれがナンセンスであると気づく。そのようにして私の諸命題は解明を
行う。(いわば、梯子をのぼりきった者は梯子を投げ捨てねばならない。)
私の諸命題を葬り去ること。そのとき世界を正しく見るだろう。』

この後に、引用の有名な一節がくる。
我々は自然科学以外も語らなければならない。そのためには、まず梯子をのぼらなければ
ならない。それまでは黙っていろ、と彼は言いたかったんだろう。

☆ 受験生のみなさんへ
  「論理哲学論考」を熟読味読するのはどうでしょうか。一行に何時間もかけて読む。
  最後まで読んだら、入試の長文も稚拙だと思えるかもしれないよ。

さて、語ることは梯子をのぼること。
のぼらず語ることを彼は決して許していない。

*こんなもんでどうでしょう?

『』
848実習生さん:2005/07/31(日) 22:11:30 ID:OWdf0j6M
素晴らしいまとめです。

あと、>>844について箴言。
>ホント、言論とは何かまるで分かってない。共同体の不文律はかくも強固な
ものなのか。日本が世界で負けている理由はこのあたりにあるようです。
リアルで仕事ができるのか、全く心配です。。糞のような会議しかできないんだろう。

少し言い杉でつね。

共同体の不文律なるものについて。
学校の会議は仄聞するのみで直接には知りませんが
何一つ生産的な提案もできないような会議など
企業では資本の要請で責任者の首ごと吹っ飛ばされますよ。
849招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 22:14:25 ID:Vao1PIR/
>>846
そんな企みを読めない人間を作ることを目的としているいう鋭い分析も
あります。(「ゆとり教育から個性浪費社会へ」 ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061517/250-1834198-7613843

学力の二極化も必然の結果。人間から知性(読解力=真なる批判能力)を奪い、
消費するだけの存在に仕立てること。これが狙いだと喝破している。
日本は上澄みの人間が牽引するから、それで十分だと。知識資本主義とはそんな
システムを必然させる。

読解とは世界の読解なんだよね。
850招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 22:31:09 ID:Vao1PIR/
>>848
>何一つ生産的な提案もできないような会議など
 企業では資本の要請で責任者の首ごと吹っ飛ばされますよ。

よく承知しています。
綺麗ごと、馴れ合いが先行するようなところから淘汰されるでしょうから。
皮肉がすぎたようですね。でも、そう実感させるムードがここには漂います。

「入試の現代文なぞ読めなくてもいいんじゃねぇー?」
全く権力の思惑通りに推移しているようです。あんなものから逃げて正当化する。
で、何が読めるって言うんだ、全く。

そんなに騙されたい人間ばかりなのか・・・鬱

社会なんか変えられない。そう思わせるのも狙いの一つ。
でも、分からないのは不安にならないのかな?

分かるだけでもいいじゃない? >未来の大人たち
851実習生さん:2005/07/31(日) 22:32:03 ID:OWdf0j6M
>>849
そのような状況をけしかけることで飯を食っていること。
しかしそれがもたらす結果が決して好ましいものではないと気づいていること。
その2重性の中で後者に比重をおいた発言をしているつもりです。
852実習生さん:2005/07/31(日) 22:39:41 ID:OWdf0j6M
>>851追記
一言でいえば、若者よ賢くなれ。
口当たりのいいものに騙されるな。
ヤヴァイものに疑問を突きつけるための言語の力を鍛えておけ。
853実習生さん:2005/07/31(日) 22:55:42 ID:Ny2TU+GV
あんたらのやってることは結果論にすぎないよ。
854実習生さん:2005/07/31(日) 23:02:36 ID:OWdf0j6M
>>853
結果論というのは世の中こんなにしちゃったんだからもう遅いだろ、という意味合い?
855招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 23:14:11 ID:Vao1PIR/
>>851
私が、あえてこのような話題をあなたに対し粘着する理由をどれだけの人が
真に理解しているのでしょうかね。

私は、あなたの拠って立つところにこそ刃を向けているんですよね。
そして、読解とはその剣術の腕を磨くことだとスレタイに対して本質論的に
連関させています。あなたは、私の辛らつ容赦ないツッコミを冷静に受け止め
られた。心から敬意を払いたいと思います。ご立派な態度です。

引き裂かれた二重性に生きる人間は例外ではないですよね。
若い人は、そのあたりがよく理解できないかもしれない。我々の実存なんて常に
アンビバレンスに彩られています。だからこそ、思考は研ぎ澄まさないといけない。

二重性への自意識だけが、暴走への歯止めになるからです。
ブレーキをかけつつ、余儀なく進むことを卑怯だとは言えない。実は社会をちょっと
ベターにするのは、多くのそういうささやかな良心(道徳ではない!!)なのだから。

二重性への決別を英断だとするのは危険です。
サヨクな原理主義・教条主義は別の暴走を呼び、新たな悲劇の誕生かもしれないのです。

思想において、過激派は歓迎です。
行為や存在においては、二重性への自意識で悶々とする人間こそがまっとうでしょう。
856招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 23:15:23 ID:Vao1PIR/
続き

リアルにおいて、スッキリ割り切るとオウムのようになるでしょう。
彼らは我執を捨て、立派な道徳(人類救済?)を行為したのです。

何を間違えたのか、よくよく考えることは重要です。

ただし、言論や思考において矛盾や倒錯、誤謬に鷹揚であると行為においては
シンプルでまっしぐらになります。恋愛やスポーツではいい場合もあるでしょう。
が、日常はそれを許さないことも多いですよね。

オウムや過激派は決して学力が低いわけではない。
彼らは、境界に立つ知性あるいは系譜学的に問う思考とは無縁の学力でした。

二重性とは、まさしく境界に立つこと。
日本の国語教育はここに立てることを目指さないといけないと思います。

要は、>>852ということですね。
857招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/07/31(日) 23:22:20 ID:Vao1PIR/
>>853
>国語と現代文との意味の相違について簡潔に述べよ。
          ↓
>偏差値91の俺がきましたよ
 ageさせていただきます
          ↓
>あんたらのやってることは結果論にすぎないよ。


よりはマシなはず。で、ID:Ny2TU+GV氏の言いたいことは何でしょうか?
もう少しお話し下さい。
858実習生さん:2005/07/31(日) 23:40:36 ID:Ny2TU+GV
ただの言語オタクですよ。あと少しでID変わってしまいますね、残念。
859実習生さん:2005/07/31(日) 23:49:25 ID:OWdf0j6M
>>855
有り難うございます。

>私は、あなたの拠って立つところにこそ刃を向けているんですよね。

労働を賃金と対価させないと生命活動を維持できないのは人の常。
現世にまみれることなく対価を保証され知の役割を全うしうる教員という立場はうらやましい限りです。
せめても現世の汚濁にまみれずに済む特権をうしろめたさとともに自覚し、
おのが思考と達成のすべてをあとから来た人たちに返して欲しいものですな。
あなた は そこに関して は 誠実かつ緻密にやっていらっしゃると見受けます。

国語教育の目的、寸分の違いもなく同意します。
当方、縁あって教育業界をスポンサーとして仕事をする中で
若い頃にこだわっていた自前の思考の私なりの達成を今こそ伝えねばという気になっています。
さしあたっては自分自身の仕事である広告作品で結実させたいのですが‥‥
それは原理的に無理かも知れません。
本業に戻ります。
教師の皆さんも本業がんばってください。
生徒学生諸君は、よき知の獲得にがんばってください。
ではノシ



860実習生さん:2005/07/31(日) 23:51:26 ID:5Hb5ATQP
>>859
>国語教育の目的、寸分の違いもなく同意します。

なんだこりゃw あなた騙されてますよ。

861実習生さん:2005/07/31(日) 23:53:41 ID:OWdf0j6M
>>860
あなたは誰ですか?
私は私の思考と合致すると賛意を評したまでですが。
862実習生さん:2005/07/31(日) 23:56:21 ID:OWdf0j6M
>>860
そういう突然な反応を返して来るナイーブな知性よりも
私は質量ともに「騙されない」ための知の鍛錬を行ってきていると思います。
OK?
863招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 00:16:21 ID:Cnmo1Zwu
>>859
どうぞ頑張って下さい。

語りえぬものを語ろうとする人間は常にいるものです。
(中身を)語りえぬから、とにかく気に入らないと言います。

そして、決して梯子をのぼろうとしません。そういうものです。

私も無知で馬鹿だと自覚して必死で梯子をのぼった時期がありました。
一つは、不安から。世界が分からない不安。
一つは、語りえぬ辛さ。インチキくさい人間の言に何も言えない辛さ。
一つは、矜持。人はパンのみに生きるにあらず。
一つは、喜び。脳内財産だけは外部システムとは無縁に築ける喜び。

最近は、あなたと同じように伝えたい思いが強いです。
私にとって言論は癒しではない。自己実現とも少し違う。リアルからの逃避や
憂さ晴らしとも違うと思う。

他者が意識されるんですよね。誰かに遺産相続して欲しいというささやかな欲望か。
864実習生さん:2005/08/01(月) 00:22:13 ID:SCZVPp7V
>他者が意識されるんですよね。誰かに遺産相続して欲しいというささやかな欲望か。

これにつきます。
投瓶通信。届くか、読まれぬまま海の藻屑と化すか。
865実習生さん:2005/08/01(月) 00:30:53 ID:1gAs6v09
普通教育に関してはプラグマティズムがいい。言文一致の問題にせよ、メディアリテラシーなどにせよ、文学部で勝手にやれって感じだな。
866実習生さん:2005/08/01(月) 00:37:41 ID:YpuC35Fs
観客不在の独演会だな。
なるほど、>『語り得ぬことについては沈黙しなければならぬ』
黙ってろってことか。しかし、よく連投するもんだ。普通は連投はマナー違反と思うが。
なんで自分のサイトでも作ってそこで議論して結果を発表しないのか不思議だ。

あ、自サイトがあったら教えてくださいね。招き猫さん。
867実習生さん:2005/08/01(月) 01:09:09 ID:1gAs6v09
不要論者を低学力と決め付けて教養主義的な流れに無理矢理乗せようという魂胆が見え見え。大衆蔑視のクソ教員コテが昔から国語スレには多いんだよね。
化け猫は教員じゃなさそうだが。常に悪いのは子供・一般人で学者・作家・教員という文学ギルドの既得権は攻撃しない。
一見批判的でも大枠は護教的。
868実習生さん:2005/08/01(月) 01:23:49 ID:SCZVPp7V
>>867
誤読です。招き猫氏の本質論の展開は教養主義ではないと思いますが。
大衆蔑視と受け取られるとしたらそれは被害妄想です。
蔑視ではなく啓蒙はしていると思います。
それは教員という知的特権空間に身を置くものの社会的使命であってそれ以上でも以下でもありません。
常に悪いのは子供・一般人?どこをとったらそういう言説が見て取れますかね?
揚げ足とり以上ではないと思います。
学者・作家・教員という文学ギルドの既得権?何の既得権ですか?

私なりの招き猫氏の読解。
大衆こそ賢くなって知識資本主義で利益を独占するような世界の企みにあらがいなさい。
と、そういう読みをしましたがね。
私はその呼びかけに関し、異なる立場から援護したり氏のルサンチマン的ブレに関し軌道修正を試みているだけで。
869実習生さん:2005/08/01(月) 01:37:13 ID:mljgMLl8


>氏のルサンチマン的ブレ


870実習生さん:2005/08/01(月) 01:39:06 ID:1gAs6v09
>>868
>学者・作家・教員という文学ギルドの既得権?何の既得権ですか?
雇用だけでも立派な既得権ですよ。朝の読書運動・ゲーム攻撃なども出版業界や作家の利権が絡んでるでしょう。
871実習生さん:2005/08/01(月) 01:43:32 ID:SCZVPp7V
>>868追記
ただ、氏の言論の背後に見え隠れする反資本主義的な香りについては、
安いギャラで搾取される無組織知識労働者を自認する当方としては
じゃあおまいは資本主義の外部で生活できてるるわけ?この税金生活者めが!
という反論を胸底に隠しもってもいますが。
872実習生さん:2005/08/01(月) 01:48:50 ID:SCZVPp7V
>>870
>雇用だけでも立派な既得権ですよ。

これは同意ですね。

>朝の読書運動・ゲーム攻撃なども出版業界や作家の利権が絡んでるでしょう。

ははーん。おまいゲーマーですねw それは利権の問題じゃない。本読まないでゲームばっかやってると
頭脳が痴呆化するからです。大脳生理学研究の上っ面でも調べて見。 
873実習生さん:2005/08/01(月) 01:59:30 ID:SCZVPp7V
>>869
知に働けば角が立つ。漱石の時代から普遍的な知識人のぼやきです。
ぼやかずにおれなくなる心的状況というのは
あんたも社会出て上司の下で働いていたら分かるはずだが。
874実習生さん:2005/08/01(月) 02:15:50 ID:1gAs6v09
>>873
頭の良さは一義的に遺伝であり、エスタブリッシュメントへの批判精神を教育によって養えるか疑問。あなたも結局自分の読書体験が大きかったと書いた。
どこまでを大衆とするかも問題ですが。大卒リーマンは大衆なのか、知識人なのか。
875実習生さん:2005/08/01(月) 02:25:16 ID:SCZVPp7V
>>874
遺伝はあると思うが一義的かどうかは断言できないな。
大昔塾で教えていた劣等生がある小説を機に急に賢くなった例も知っている。
頭脳もきっかけと鍛錬しだいという好例。
教育は人を損なう。ルソーというフランスの自然哲学者の言だが俺も実はそう思うw
ただ、教育現場において思慮深く経験豊富ないわゆるいい教師というのは
教え過ぎずヒントだけ与えてケツを叩いてくれることはある。
優れた教師、優れた友人と出会うために大学選択の必要性はあるわな。
大卒リーマン?知識人としての構えを持って然るべきと思うよ。
2007年全入時代を待つまでもなく大卒者の学力の実態は??????だが。

876実習生さん:2005/08/01(月) 02:27:39 ID:SCZVPp7V
最後の行は言い過ぎた。大学と個人の差がでかいので一概にはいえない。
877実習生さん:2005/08/01(月) 02:27:58 ID:mk30GU+a
>>874
常に知識人であろうとする努力をするものこそ知識人なのではないだろうか。
知識人としての行動を放棄して単純なルーチンにはまる道を選べばそれで終わりではないかと。
878実習生さん:2005/08/01(月) 02:31:45 ID:SCZVPp7V
>>874
余談だが、俺らの時代より少し前のサヨ連中は「学生大衆」などと言っていた。
親に金出させて大衆気取りかよ。てめーが勉強しねー言い訳によ。
そう軽蔑していたが。
879実習生さん:2005/08/01(月) 02:40:11 ID:SCZVPp7V
>>877
同意。
880実習生さん:2005/08/01(月) 04:08:10 ID:mljgMLl8
>877
>単純なルーチンにはまる道を選べばそれで終わり

でも、それは難しいよ。本当に難しいよ。
自分でははまってないつもりで、傍から見ると、はまってるやつは
本当に多いもの。
俺も他人から見たら、そう見えるんだろうなあ。
881実習生さん:2005/08/01(月) 09:11:02 ID:Qe0dbVP3
>>809

あなたが歪曲としているのは

>それとも、真っ当な人間なら自分の発言の意図を100%理解できると?

こちらの方ですよ?はっきりそう書いているじゃないですか。
今一度自分のレスを冷静に読み返してみてはいかがでしょうか?

さらにこのことを踏まえてから>>808の要求にこたえるべき。
唐突に「お前の解釈は歪んでいる。」なんて言われても納得できませんもんね?

>>806

>理数系だけで学力を判断するのが適切ですか?

反語的に理数系だけで学力を判断するのは不適切だと言いたいんでしょうが、
では何故不適切なのですか?

順番が前後しましたが、

>で、何を代わりにするのかが語れないことが問題の本質を臭わせます。

あなたの嗅ぎ取った「問題の本質」を説明してくださいますか?

国語の入試科目としての適否の議論と、
国語の代わりに何を持ってくるかの議論は
全くの別物ですよ。

国語が入試科目として不適切なら代わりを
用意すべきだというのもよくわからないですね。
代わりを用意しない、という選択肢もありますからね。
882実習生さん:2005/08/01(月) 12:45:02 ID:SCZVPp7V
イデオロギッシュな駆け引きの香りが香ばしく漂ってまいりました。

>>881
横レスしますがご容赦ください。

前半部分は私的には解決済みですのでスルー。

本題は後半部分です。
理数系だけで学力を判断するのは不適切ではないというお立場と拝察します。
私の認識では不適切です。
なぜなら、鍛錬された数学の計算力というものは、それ単独では
ときとして超えてはならない一線を超えて致命的な過ちをひき起す遠因となるからです。
理系、なかんずく純粋数学や物理学、化学の数式の美しさには魅了されるものがあります。
問いに対する答えの一対一対応。ふたつのつながりがあるとも思えなかった事象の間に
みえなかった因果の糸が突然みえる驚き。
これに酔いしれると人は他の大事なことを忘れがちになります。
>>856で招き猫氏はオウムの例を引き合いに出していますが、あそこで東大出の幹部が重責を果たしていることを想起しましょう。
彼らに欠けていたのは専門分野の外の哲学や倫理学と
自分の専門との関係を検証しつつ学ぶ「系譜的思考」でしょう。
医学は膨大な知識、理論物理は膨大な思考を要しますからことに専門莫迦が生まれやすくなります。
のみならず、あろうことか、重力の法則に背馳する空中浮揚などといういかさまにいとも簡単に引っかかっていました。
麻原のいんちき具合を、外部すれすれのところに身を置いて冷静に観察し
実証的に批評しうる「言葉」をもっていたなら‥‥

理系偏重の教育というものはこうした危険に対する抑止力に欠けています。

先に私は理系は死なずに生き延びるためのお勉強、社会はおつきあいのためのお勉強と書きましたが、
私の考えではどちらにも、超えてはならない一線を踏みとどまるための叡智が欠かせないと思います。
これを準備させるのが国語という教科の役割だと認識しております。
883実習生さん:2005/08/01(月) 13:03:32 ID:SCZVPp7V
なお、付け加えますと昨今この国の競争力の中核を知的財産におこうという動きが
産業界ー財界ー文部科学省主導で顕在化しています。
もとより資源のない国→モノ造りの卓越性での経済的成功→労働力の安いアジアにモノ造りの拠点が
移行した現状→膨らむ国債→元でのかからない発想と商品化・投資と回収のアタマ商売を
という事態の推移の中でのある意味必然的な流れかも知れません。
けれども、人が真に豊かな自己実現を図るための教育が、学問が、すべてこうした国策に貢献しなければならないというのは
全体主義への敗北です。
884実習生さん:2005/08/01(月) 13:23:05 ID:SCZVPp7V
以上の考えから、外部者である私が国語教師に求めるものもおのずと明らかになると思います。
ある意味非常に荷の重い要求かも知れないのですが、
文学などの専門分野に内向きに閉じこもる研究〜教育姿勢ではなく、
常に自分の専門をアクチュアルにこれから生徒学生が向かうであろう現代〜近未来社会との間で関連づけ
ジェネラルな視野で正しくかつ実効性のある言語の習得へと導くための水先案内人であって欲しい。
そういうことです。
885実習生さん:2005/08/01(月) 15:16:36 ID:SCZVPp7V
さらに付記。>>882のようにいうと、じゃ国語の代わりに倫理・道徳を‥‥などと言い出す勢力が存在します。
それをこそ警戒しなくてはなりません。
なぜなら倫理・道徳を配置した途端、教育・学問への国家意志の介入に歯止めがきかなくなりかねないからです。
全科目にまたがる母語力を、学問的中立性を絶えず検証しつつ、
しかるべき幅と奥行きを備えた系譜学的な思考を踏まえた上で
偏向を排したスタンスで涵養しうるプロフェッショナルこそが求められますし、
それを可能にするのは国語科教員の資質向上以外ないと愚考する次第です。
886実習生さん:2005/08/01(月) 15:18:17 ID:fjhavycc
>>884
国語教師じゃなくてもいますよ、そういう人。
ジェネラルな視野で正しくw水先案内人であるつもりの人ね。
現業の公務員に多いかな。
仕事があってないようなもんだから、自分の趣味に打ち込めるみたいね。
ただ、数が多いかっていうと、スポーツとか釣りとかを趣味にする人が多いんだけど、
少数ながらもいることはいますよ。

でも、まぁ趣味のひとつだからさ、
そんな“荷が重い”とか“水先案内人”とか、
大げさ過ぎるから、やめた方がいいんじゃないかなぁw



そっちの方が仲間も多いし楽しいからだろうけど、へんな使命感は持ってないよ。
本読むのを趣味にしてる人って最近少ないでしょ。
だから、自分で使命感でっち上げないとや


887実習生さん:2005/08/01(月) 15:19:40 ID:fjhavycc
>>886
あ、ゴメン。下の3行消し忘れちゃった。気にしないでねw

888お前の生徒は気の毒だ:2005/08/01(月) 15:33:09 ID:i9KI/pot
分かってないな
現場で役立たずの不能野郎が必死で三流知識の衒学気取り
何が「論理哲学論考」の〜ですね、だ(ヒャハハハ
必死で引っ張り出してきて調べまくって汗だくなのが丸見えでワロタヨ
889実習生さん:2005/08/01(月) 15:33:25 ID:SCZVPp7V
以上簡単にまとめます。

今現在すべての私たちは、国家と資本の2重の企みのもと生命活動を維持しています。
そこで愚民扱いされ騙されて悪い方向へ連れ去られないよう言語の力を磨き抜き、
自立した精神の自由を勝ち取るための課題は少なくないと思います。
‥‥そんな現状を踏まえながら本を読んだり、考えたり、ポップミュージックの甘い罠を解読してみたりするのも
夏休みの過ごし方として悪くないのではないかと思うのですが。
890実習生さん:2005/08/01(月) 15:40:40 ID:SCZVPp7V
>>886-887
スルーしようと思いましたがw
私は教育業界をスポンサーとするフリーランスの広告売文業者です
夏休み前の仕事の追い込みのかたわら仕事では表出できない私なりの思考をまとめています。

>>888
私は招き猫氏ではありませんがみかねて横レス。
あなたは何が分かっているのか2ちゃん煽り語以外のボキャブラリーで語ってみてください。
891実習生さん:2005/08/01(月) 15:49:48 ID:fjhavycc
>>890
あなたが誰だか知らなかったけど、それがどうしたの?

884で、国語教師が荷の重い使命感をしょわせたがってるみたいだから、
ちょっと忠告してあげたんだけど。
国語に限らず、教師なんて結局は現業公務員で、この世で一番楽な商売なのよ。
そういう人たちの中に本好きの人がいったからって、別に“水先案内”なんてできないし、
誰もついて来ないのw

釣りとか、パチンコとかと一緒で、本が趣味だってだけなのよ。
わかった??

892実習生さん:2005/08/01(月) 15:54:42 ID:SCZVPp7V
>>891
侮辱された公務員の皆様に代わって一言。

夏厨丸出しだなおまい。
ナマ言ってねーでゲームでもしてろチンカス
893実習生さん:2005/08/01(月) 15:58:38 ID:fjhavycc
>>892
図星付かれると、罵るだけかい。
日ごろの読書の成果がでてないなぁw

そんなことじゃ、水先案内人になれないぞw

894実習生さん:2005/08/01(月) 16:00:40 ID:SCZVPp7V
895実習生さん:2005/08/01(月) 16:07:48 ID:fjhavycc
愚民扱いとか騙されるのが嫌だったら、
こういう奴らの屁理屈聞くより、数学とか簿記とかを勉強したほうがいいよ。
そして、税金の使われ方でも勉強した方がいいね。

たとえば、現業公務員でも学校関係はひどいぞ。
教師、給食調理員、用務員…、このへんの連中みんな年三回長期休暇があるんだからな。
しかも、仕事なんかいくらサボっても給料変わらない。
こういうのを正さないといかんだろ、先に。

国語にかぎらず教師の言うことなんて、この現状を維持するための屁理屈だからな、みんな。
896実習生さん:2005/08/01(月) 16:22:52 ID:fjhavycc
>>888
>現場で役立たずの不能野郎が必死で三流知識の衒学気取り
>何が「論理哲学論考」の〜ですね、だ

まぁ、現場で役立たずもそうだろうし、気取ってるのもそうだろうけど、
彼らも、生活はかかってないけど、プライドはかかってるみたいよ。
誤訳だらけの翻訳本を一生懸命読んだりするからねw

(ちなみに、売れない翻訳本はチェックする人がいないから誤訳が非常に多い。毎ページにあると言ってもいい。
欧米の哲学書をまじめに読んでる人が気の毒でしょうがないw)

でもこの趣味の困ったところは、なんか使命感もたないと続けるのが難しいことね。
だいたい、エンタでもなければ読書なんてつまらない作業だからね、特に誤訳本はw
それで、“精神の自由だ”なんて言いだす人が多いのよ。

897実習生さん:2005/08/01(月) 16:25:42 ID:SCZVPp7V
>>895-896
これでも買って勉強汁


尽きることの無いあなたの欲望に完全対応!
恐怖の人心操作! このペンで書かれた文を相手は鵜呑みにして受け入れる!
恋、金、権力、望むもの全て、書くだけで願いが叶う悦楽の日々!!
http://www.zyne.co.jp/devil/mind.html
 
898実習生さん:2005/08/01(月) 16:37:14 ID:fjhavycc

そんで、個人的に“精神の自由w”を謳歌してくれればいいんだけど、
この手の人はたいてい“社会を変える”みたいな方向に振れるんだよね、困ったことだけど。
それで、今は資本主義の世の中っつーことだから、社会を変える、となると社会主義とか共産主義になっちゃうわけ。
現業公務員に多いのよ、こういうタイプw

それで、一箇所に集まって“政府が悪い、政治家が悪い”って騒ぎ出すわけ。
それをもう少しややこしくすると“精神の自由”とか“国家と資本の企み”とか難しい話になるんだけど、
この人たちが一番きらいなのは行政改革なんだよねw 公務員を減らすとか、民営化とか大嫌いなんだよねw
だから、難しいこと言ってるように見えて、この人たちの考えてることはとても簡単なのw

899実習生さん:2005/08/01(月) 16:54:34 ID:fjhavycc

そりゃそうだよね。公務員の数を減らされたりしたら、
現業公務員の人たちは悠長に趣味に打ち込めなくなるもんね。それでこれには必死なのw

“精神の自由”とか“国家と資本と産業が〜”なんて言ってる人も別にそんなに本気じゃないのよ。
いってみればプロレスみたいなもんでね。何かと戦ってるポーズだけ取ってるだけなの。
だから、言ってることに実効性なんてなくていいの。むしろ、あったら困っちゃうのよ。
だって、へたすると自分の趣味の世界が奪われて、仕事しなくちゃいけなくなったっちゃうからねw
だからこそ、誤訳本で十分だし、言ってることがチンプンカンプンでかまわないわけw


900実習生さん:2005/08/01(月) 18:48:29 ID:6JV+RS4t
>>898>>899
なるほど。
良く見るとポーズだけか。

精神の自由とか企みとかわけわからん。
901招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 19:44:08 ID:/Z91g7wX
>>868-869
>ルサンチマン的ブレ

おやおや、少々それは違います。あなたのありようについて、既に論じたのと同様
二重性ということです。微動だにしていません。アンビバレンスとも言いました。
境界に立つということの意味をよくよく想起されたく思います。
ただし、アンティノミーを背負うことはあるでしょう。それを「ブレ」と感じるのだと
思います。しかし、それを単純化することは許されないと考えます。アポリアとはそう
いうものです。思考とはアポリアを引き受けることです。

>>871
>氏の言論の背後に見え隠れする反資本主義的な香りについて

これも全く同様です。ここ教育板より以前から同じコテで共産板に常駐しています。
もちろん、『反共』のレッテルを貼られて、サヨクの闘志からは粘着攻撃を受けています。
全く意に介していませんが。自分の考えや言論が左右されような発言に出会っていませんし。
なお、私の思想的スタンスにご興味があるんでしたら、次のサイトにも常駐しているので
ご覧ください。もちろん、ご意見も頂戴したく思います。http://8243.teacup.com/tamo2/bbs
過去ログの精査を希望します。ただし、そこでも私は異端であることはお分かりいただけます。

しかし、どこでもスタンスは変わらない自負を持っていますので、コテは同じです。
902実習生さん:2005/08/01(月) 19:58:36 ID:SCZVPp7V
>>901
決めつけめいて済みませんでした。

あと、当方の書き込みも手伝ってか変なのを涌かしてしまったようで併せて済みません。

またまとまった時間がとれる折にお邪魔してみたいと思います。
903招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:01:19 ID:/Z91g7wX
続き

資本主義を叩くのは資本主義のためです。
体制を野放しにすると腐敗し、結局は原理主義者・教条主義者の餌に
なることでしょう。現在の資本主義とはすべて『修正』です。ケインズは
完全に計画経済ですよね。我々は常に修正を求めなくなくてはいけません。
現体制マンセーな人間こそが滅ぼすのです。こんな簡単な論理が分からない
人間が多くて困ります。カントの『批判』とはどういう意味だったのでしょうか。

日本の資本は腐っています。資本主義のルールを無視した前時代的な錯誤に
甘えています。株式会社は株主が最も偉いのです。そんな理屈もルールも無視した
馬鹿が経営しています。村上が訴えていることはそういうことです。先日(今日)の
テレビでもやってましたね。

なお、マルクスや左翼思想には関心があります。ケインズはマルクスにこそ学び、かつ
その起源を隠蔽したのです。デリダ、ドゥルーズ 、アーレント、サルトル・・
マルクス主義者だとされなくても、マルクスを念頭に置いている人間はたくさんいます。
いや、マルクスを考慮しない知識人は糞ですね。要は知性が足りないだけ。
文壇・論壇の天皇だとされた柄谷も同様にマルクスがキーポイントですよね。

先進国の資本主義こそ、マルクスから最大の恩恵を蒙ったということが分からないのは
阿呆としか言いようがないです。いいところだけ頂戴する。これに気づかないネットウヨが
多いのが痛いですね。

読解とは世界の読解です。
904実習生さん:2005/08/01(月) 20:05:13 ID:SCZVPp7V
ウヨも痛けりゃサヨも痛過ぎますが。
905招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:09:24 ID:/Z91g7wX
>>902
全然、OKです。遠慮は要りません。どんどん突っ込んでください。
馴れ合いをすると、馬鹿な厨房のコピペ荒らしが出てきますしねw

☆ 「全然、OK」は誤用法?もう認められているんですかね。。
906招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:11:24 ID:/Z91g7wX
>>904
はい、両睨みが大事です。
907実習生さん:2005/08/01(月) 20:11:42 ID:SCZVPp7V
認知されちゃってますな。
言葉は誤用さえも飲み込んでアメーバのように育つというか変化する生き物であります。
908招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:21:18 ID:/Z91g7wX
>>866
>普通は連投はマナー違反と思うが。

また、道徳か。
しかし、このような注意をする”良識”ある方はコピペ荒らしなど他にも同様な
注意をしているのか疑わしい。道徳律の適用に不偏性を持たせない。バイアスの
かかった道徳とは常に一番の糞です。

道徳、ルールが根拠・理由・原因ではない。
生意気な奴だ。叩きたい。ならば口実を見出そう。道徳が泣いている。
ニーチェの言を借りれば、「遠近法」的倒錯認識となるのかな。

そんなグロテスクな心性が読解されないとでも考えているのだろうか。。。
909実習生さん:2005/08/01(月) 20:21:42 ID:fjhavycc
いや〜、ここまで言うなら、当然公務員の腐り方には吐き気をもよおしているはずなのですが、
そんなことに気がついちゃうと、生活にかかわりますもんねw

>>日本の資本は腐っています。資本主義のルールを無視した前時代的な錯誤に
>>甘えています。株式会社は株主が最も偉いのです。そんな理屈もルールも無視した
>>馬鹿が経営しています。村上が訴えていることはそういうことです。先日(今日)の
>>テレビでもやってましたね。

日本の公務員は腐っています。納税者を無視した前時代的な錯誤に
甘えています。公務員より納税者の方が偉いのです。そんな理屈もルールも無視した
馬鹿が教員をはじめとした公務員です。行政改革で訴えていることはそういうことです。
いつもテレビでやってますね。
910招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:28:20 ID:/Z91g7wX
>>867
阿呆ですか?

>大衆蔑視

教育で実力を付けて逆転する以外に、このグローバリズムの波をかぶった日本の知識資本主義で
大衆がのし上がる方法があるのか?
アンタも道徳を語っているな。学力の二極化などに関しては本もたくさん出てる。
一体、どう考えているんだ??

大衆は未来永劫、バカでいなくてはならないのか?はぁ?
ニセモノはこれだから始末に悪い。

それともマルクス主義者?w「能力に応じて働き・・・」
911招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:37:06 ID:/Z91g7wX
>>909
無知蒙昧、乙

いやー、大阪市の職員は鬼畜ですね。赤字財政の中、市民の血税をどのように
騙し取るのがいいか、それだけを考えてきたようです。

で、センセも公務員が多い。センセの糞ぶりを具体的に教えてくださいね。

☆ 大阪市の組合員とは、資本家のミニチュアであったいう読みができない
  ことが痛い。

あなたは搾取という言葉の本質を考えたことがあるのだろうか?
条件反射のような発言をする人間が多くなれば、サヨク原理主義者の餌に
なることも分からない・・鬱。

現体制を守りたかったら何をするbげきか、分からないのか?
自分の子供が非行に走ろうとしている。どうするの??
どうも成績が悪くなってきた。気にせず、放置なのかな?

他人の子供には注意はするんだよねw
912招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 20:42:27 ID:/Z91g7wX
>>874
差別主義者ここに現る・・

>頭の良さは一義的に遺伝であり

ほほー、「一義的」とはどういうことかな?
そんな簡単に決め付けて何がしたい?科学的に実証されているのかな?

あなたが、あまり賢くないことは確かなようだが。

☆ どうも大衆が教育でのし上がることに抵抗したい勢力があるようだ。
  彼らは何を企んでいるんだ??
913実習生さん:2005/08/01(月) 20:46:20 ID:fjhavycc

>>911

>で、センセも公務員が多い。センセの糞ぶりを具体的に教えてくださいね。


はぁ? 自分のオトモダチ以外のレスや他のスレも見ることをお薦めしますね。

まぁ、何でも自分の都合のよいように“カイシャク”しちゃうようじゃしょうがないですかね。

914実習生さん:2005/08/01(月) 20:53:49 ID:SCZVPp7V
>>913
おまえが巣に帰れw
915実習生さん:2005/08/01(月) 20:56:24 ID:fjhavycc
>>911

>で、センセも公務員が多い。センセの糞ぶりを具体的に教えてくださいね。

しかし、この“言説w”はなかなかよろしい。
今まで、教師は糞でないと思っていたってというわけで、
マルクスもケインズも出てこないし、公務員教師特有の独善性がまことにわかりやすく表現されてます。
916実習生さん:2005/08/01(月) 20:58:11 ID:fjhavycc
>>SCZVPp7V

なんかキミ、一生ついていきます、って感じだねw


917実習生さん:2005/08/01(月) 21:01:58 ID:SCZVPp7V
>>916
おまえがうざいだけさ。消えてくれw
918招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:03:43 ID:/Z91g7wX
>>875
>教育は人を損なう。ルソーというフランスの自然哲学者の言

ルソーは単なる変態というだけでなく人格破壊者でしたね。
露出狂は有名なようですが、マザコンでかなり年上の未亡人のセクースの道具になっていた。
また、実子を平気で捨てて施設で育てさせました。

ルソーの「自然、ありのまま」というのは、自己の正当化です。すなわち、自らは根本的な倒錯が
教育・啓蒙されなえなかった。人がみなルソーのように生きたらどうなるのでしょうか。
これは、キリスト教や儒教が変身した道徳という規範に違反しているということではないです。
ストロースが明らかにした未開民族の「野生の思考」においても指弾されるべきことだと思います。

注1)ルソーの魅力は、彼が変態・錯誤者であったということです。これは逆説的ですが、何か
   私のような人間には微笑ましくもある。これもまたアンビバレンス・・
注2)思想とその人格は別個だとする意見もあります。確かに、そう考えるべき論理もあります。
   しかし、同時に生き様もまた読解されるべき思想だと考えます。それが勇気を与えることも
   ありますしね。
919招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:13:56 ID:/Z91g7wX
ID:fjhavyccさんへ

反論・罵倒はかまわないから、中身ある発言してよね。
結局、何も言ってないですよ。

面白くない。
920実習生さん:2005/08/01(月) 21:35:31 ID:1gAs6v09
>>882
今更理系批判にオウムとは陳腐だね。東大卒が力を持ってたって事は彼らは入試国語が最高に出来た連中だってことじゃないか。
国立は五教科入試なんだから。空中浮揚がいかさまってあんたはヨガや仏教の何を知ってるんだ。
921招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:38:21 ID:/Z91g7wX
>>881
背理法的な論で、国語不要論をタカピーに仰っている。当方の要点は、

@ all or nothing の思考は適切ではない。これは本質論的にそうです。
  あなたは理系の知識にも疎いようです。例えば、理論物理学における観測者問題。
  決定不可能性の問題などなど。科学的学問的見地から不適。
A 全か無かの思考がお粗末なのは、我々の生きる社会には決定不可能性が満ち溢れている
  ということです。完全に判定できないことを承知で生きていく場面は日常に無数にあります。

  ベストはなくてもベターを選択すべきことはたくさんある。

B 帰納的に考えましょう。就職試験など多くの選抜試験では作文や面接など、あなたの指摘される
  誤謬が潜む選考方法は強力に存在します。なぜ、それらが存在するのでしょうか。

あなたはご都合主義がすぎるようです。せめてBにだけでも的確なお答えをしてください。

>反語的に理数系だけで学力を判断するのは不適切だと言いたいんでしょうが、
 では何故不適切なのですか?

あなたはあまり利口ではないようです。丁寧にレスしますから、よく理解してください。
帰納的に考えましょう。
理系技術者の採用でも、大学院の入試でも面接は大変重要ですよ。
アメリカ発のグーグルがのし上がってきたようですね。あそこはスタンフォード卒が
多いようですが、ペーパーテストではなく、作文・面接を重視して採用しました。
凋落の憂き目に会っているソニーの技術者採用はどうでしょうか?

事実から判断してください。脳内「理想郷」を語るのは馬鹿のすることです。

>あなたの嗅ぎ取った「問題の本質」を説明してくださいますか?

理系マンセーの馬鹿の妄言ということです。それは証明しつつあります。
922招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:39:32 ID:/Z91g7wX
続き

>代わりを用意しない、という選択肢もありますからね。

本当に馬鹿ですか?
就職試験や院の試験での作文や面接の役割を考えていないのですか?それらはなぜ重要視されるのですか?
これは既に論じていることなんですが、都合が悪いようで完全にスルーですね。

面接や作文よりは、国語のテストの方が客観性を持てると思います。
違いますか?

国立の医学部では面接は義務付けられたようです。作文を課すところも多い。
京大は無視していたので、文科省から強力な指導が入りました。多くの専門家は
これを支持しています。

もう少し、事実から考える練習をしましょうね。
923実習生さん:2005/08/01(月) 21:44:26 ID:SCZVPp7V
>>920
理系批判ではありませんが。
優秀者を理系に絡めとろうとする国家イデオロギーを問題にしています。
入試国語?関係ありません。
外部を持たなかったため偏差値では優秀でも
陳腐きわまりない思想しか持ち得なかったことを問題にしています。
あんたオウムくさいね。
924招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:45:47 ID:/Z91g7wX
ならば上げよう

>>888
全く中身が何もない、2ちゃんでしか通用しない発言ですね。
そんなこと平気で言えるリアルはないよなw
925招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:52:47 ID:/Z91g7wX
>>891
>別に“水先案内”なんてできないし、誰もついて来ないのw

要は教師叩きがしたいだけの馬鹿のようですね。
別に教師の現状を擁護することにプライオリティがあるわけではないですよ。

私にも子供がいます。教育の現状を放置できないから注文を付けているのです。
あなたは、取るに足らないことだと言いたいようだ。ならば、黙っておくの
正常な人間の態度だと思います。何を必死こいて言いたいのか、分かりません。

ちけんな存在だと喚きながら粘着するのは根本矛盾。かなりの馬鹿しかやらない。
926招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 21:54:02 ID:/Z91g7wX
訂正

× ちけん
○ ちんけ

これって標準語??
927実習生さん:2005/08/01(月) 21:54:58 ID:1gAs6v09
>>923
東大に受かる程出来てもまだ足りないならやはり入試国語は無意味ですね。学力よりセンスを上に置くわけですか。
>>921で述べられてるように観測者問題、決定不可能性の問題から神秘主義の復興の余地が生まれる。ニュートン〜アインシュタイン的な古典物理だけでは割り切れない世界がある。
彼らは理系だからこそオウムに行った。
928実習生さん:2005/08/01(月) 21:55:06 ID:SCZVPp7V
一応。罵倒語としては全国共通です。
929実習生さん:2005/08/01(月) 21:59:22 ID:SCZVPp7V
>>927
入試が問題なのではなくその後が問題だったといっている。
素粒子のふるまいで地球上の重力が覆りますか?w
身体感覚もおぼつかないほどバーチャルな世界へ逝ってしまったヴァカへの批判です。
930招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:00:05 ID:/Z91g7wX
ID:fjhavyccさんは

教師叩きをしたいだけのようですね。具体的には何も言ってない。代案も全くない。
学校や教育をなくせと言いたいのかな?

確かに、アンタのような文句ばかり言って自分の懐ばかり考えている組合員はいますね。
特に、公務員の。ま、私企業ではアンタのような発言をする人間は使えないわけだ。

それだけはハッキリしてる。なぜだか分かるよね。

「おい、自分の案を出せよ」でサヨウナラ
931実習生さん:2005/08/01(月) 22:06:26 ID:SCZVPp7V
無業者とヒッキーオタは時間あるんでしょ?
昼間運動でもした方がいいよ。いやマジで。
932招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:09:05 ID:/Z91g7wX
告知

公務員、先生でも立派な人はたくさんいます。糞もいます。
それだけのこと。政治家でも医者でも広告屋でもねw

学校、教育、先生を叩くだけの人間が後を絶たないのはなぜか。
馬鹿の妄言に振り回されていていいのでしょうか。

全否定との闘いでくだらないエネルギーを消費することなく、方向性を見据える論を
展開しないといけない。悪貨が良貨を駆逐する前に。
933実習生さん:2005/08/01(月) 22:10:54 ID:1gAs6v09
>>929
それだと入試時点では国語力があったが、その後低下したという事?やはり入試は無意味ですね。
934招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:12:58 ID:/Z91g7wX
>>920
東大の理系なんて国語では差がつかない。これ常識ね。
しかし、理数はかなりできる人間が集まってくる。
935実習生さん:2005/08/01(月) 22:13:52 ID:SCZVPp7V
>>933
学校と予備校で教わった国語を自分の学問追究にシフトして活かせなかったことです。
以上。
936招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:17:29 ID:/Z91g7wX
>>933
アンタの論はお粗末でんな。
東大ではない私大の理系卒の幹部もいたぞ。
どっちが上だったのかな?w

ま、瑣末なことだが。

そんなことにしか粘着できないのかねw
937実習生さん:2005/08/01(月) 22:18:55 ID:1gAs6v09
>>934
いや、国語だってほぼ完璧に出来なきゃ受からないでしょ。センターで何点か知らないけど。
938招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:21:48 ID:/Z91g7wX
>>933
あ、そうそう。。
理系学部から国語の入試をなくしたいんだったら、『理系』の人間に
言わなくてはならない。馬鹿か?理系ならもう少し論理的に考えろよw

学部の教授会で決定すれば、国語を廃止できるぞ。

そんなこと国語のセンセに言っても無駄だよ。
なぜ、東大は国語を入試に入れてるか、分からんのかな?

で、就職、院試の作文(論文)や面接はどうなの?
これをスルーしてるのが痛いぞww
939実習生さん:2005/08/01(月) 22:22:01 ID:SCZVPp7V
自分で対象化できない恨みやらなにやらを
アプリオリに決めた「敵」に粘着することで晴らそうとする。
2ちゃんによく出没して最後にはうざがられシカトされます。
言葉を持たぬ愚か者の典型的な悲惨ですな。
940招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:23:17 ID:/Z91g7wX
>>937
アンタ、素人やね。それだけw

ウィトゲンシュタインは・・・
941招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 22:27:38 ID:/Z91g7wX
>>937
あなたは自分のお粗末を正当化したいだけなんでは?
ま、文章くらい読めなくても気にせず頑張ったらいい。

資本のコマとして。

どうせ、理系技術者の多くは40代くらいには営業職などに
変えられるわけだしね。常識だろ?w そのときに慌てないようにしないと
いけない。
942実習生さん:2005/08/01(月) 22:34:12 ID:1gAs6v09
ヴィトくらい読んでるしむしろ一時期信奉者だったぞ。前期と後期で違うの知ってる?
前期から分析哲学派、後期から日常言語学派が生まれた。
943実習生さん:2005/08/01(月) 22:38:19 ID:SCZVPp7V
>>942
どうした?顔が赤いぞ。
944実習生さん:2005/08/01(月) 22:44:53 ID:1gAs6v09
彼とオーギュスト・コントが分析哲学の父でウィーン学団が形成された。第三帝国下で迫害を受ける。
英米・北欧哲学界の主流だよ。
945実習生さん:2005/08/01(月) 22:46:23 ID:SCZVPp7V
一所懸命調べているんだな。えらいぞ。
その調子で黙ってがんがれ。
946実習生さん:2005/08/01(月) 22:51:24 ID:SCZVPp7V
やべw
こいつ俺の息子じゃねーか?
‥‥心配んなってきたww
947実習生さん:2005/08/01(月) 22:51:25 ID:1gAs6v09
>>945
>一所懸命調べているんだな。
二年ほど前にね。
948実習生さん:2005/08/01(月) 22:54:41 ID:SCZVPp7V
>>947
おまいが誰でもいいが何か面白いこと書けよほら。
949実習生さん:2005/08/01(月) 22:55:25 ID:1gAs6v09
日本では戦前はドイツ観念論、戦後は実存主義やポストモダンなどフランス哲学がもてはやされているが、世界的には分析哲学が主流。それを日本人は知らない。
950実習生さん:2005/08/01(月) 22:56:24 ID:SCZVPp7V
で?おまいの考えはどうなんだ?
951実習生さん:2005/08/01(月) 23:04:22 ID:SCZVPp7V
ぶー タ〜イムアップ。
952実習生さん:2005/08/01(月) 23:06:58 ID:SCZVPp7V
おいおまえ。
それより>>927に答えろよ。
953実習生さん:2005/08/01(月) 23:08:48 ID:SCZVPp7V
まちがいたw >>929
954招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:09:17 ID:/Z91g7wX
ID:1gAs6v09さんへ

そんな紹介しても誰も面白くない。自分のものになってないでしょ。
ウィトゲンシュタインであろうと誰であろうと、道具なんですよね。

>世界的には分析哲学が主流

で、それがどうした?w デリダはアメリカでこそ評価は高いぞ。文学哲学のみならず
法学にまで多大な影響力を与えた。批判法学(critical legal studies)で検索して
みてよ。日本でもかなり影響を与えているぞ。

あのね、哲学者なんてオモチャにするのがいいの。ただ一人に操を捧げるような」
ことをしない。オイラが誰かをマンセーにしてるかい?道具なんだよね。

で、何が言いたいの??
955招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:11:44 ID:/Z91g7wX
>それを日本人は知らない。

そんな哲学入門書の文言なんか意味なし。『翻訳』でいいから、原典は読んでないのかな?w
956実習生さん:2005/08/01(月) 23:18:42 ID:SCZVPp7V
見栄をはるな。
おのれのヴァカをまず認めろよ。
話はそれからだ。
ID替えてきても分かるんだからなw 長く通信やってると。
せっかく恥さらすんならもっと生産的にさらす手だてを考えろ。
>>1gAs6v09
957実習生さん:2005/08/01(月) 23:22:01 ID:w41N6+Ei
招き猫さん、次スレいるかね?
いるなら自分で立ててくれないか?
958招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:22:34 ID:/Z91g7wX
>>942
あのね、ウィトゲンシュタインにおいて、そのような転回はどんな意味を有するか、
考えたことあるのかな?彼は言語を数学とした(論理哲学論考など)。そして、転向して
ゲームだと断じた。これは意味が深い。

オイラはね、ロラン・バルトとの共通性を感じたんだよね。
バルトも最初は、数学のように文学を読むことを目指した。で、「作者の死」を宣告して
転向した。彼は『無意味』を称揚するようになった(例えば、「象徴(記号)の帝国」)。

よくもまー、極論から極論へ行けるなって。結局はスタートの時に設定したアルゴリズムが
うまくいかなかったから、憎悪したんだろうね。情けない奴。

でも、論理哲学論考に見たように、自らの屍を踏み越えていく者を思念している。
そう、自らは種の思考の一瞬なんだと自覚したんだろう。これは、ドーキンスのselfish gene に
通じるものだね。

知は連鎖するもんなんだよ。当人が自覚しようがしまいがね。
959実習生さん:2005/08/01(月) 23:22:49 ID:YbFxAfFP
>>932
>公務員、先生でも立派な人はたくさんいます。糞もいます。
>それだけのこと。政治家でも医者でも広告屋でもねw

 その通り。難しい事は分からんが、これは正しい。
どの板に行っても、必ずその職業(など)について
「○○は、○○だから糞」と、どこかで聞きかじって
来た話をもっともらしく言ってみたり、個人の特定の
体験を根拠に「○○だったから糞」と言う人がいる。

 批判する事によって自分が偉いと感じるのかな。
・・・不幸な人々だ。
960実習生さん:2005/08/01(月) 23:22:50 ID:SCZVPp7V
たかが粘着にここまで親切に応対してやってるスレはないなw
招き猫氏の辛抱強さというか教育的スタンスを離れない逆粘着には感服だよw
俺にはできない。
961招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:33:40 ID:/Z91g7wX
>>957
あなたの、このレスが私には一番痛い。なかなか厳しい。
だから、私は立てることができなくなる。ま、私が立てたスレはないんですが。

ID:SCZVPp7Vさんが立ててくれることでしょう。(丸投げ)
962実習生さん:2005/08/01(月) 23:34:18 ID:SCZVPp7V
>>961
ダメですたw
どなたかおながいしまつ
963招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:37:23 ID:/Z91g7wX
>>959
私は、徹底して批判しますが、そんな低レベルなレッテルを貼って全否定は
しません。たいていの方は言葉は慎重だとしても、そのような低次元での
「過度の一般化」をして断定します。か、目くそ鼻くそ、五十歩百歩の議論で
煙に巻きます。どちらも建設的ではないと考えます。
964招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :2005/08/01(月) 23:42:53 ID:/Z91g7wX
>>960
おやおや、私への諫めの言葉をお忘れか?w
私は、ここでもあそこでもあなたの何十倍も粘着罵倒とコピペのテロを
受けています。もう、慣れっこです。私は常に真面目に言論しています。
気に入らないのはかまわない。しかし、中身で反論できないなら黙ればいい。
これはすべてに優先するマナーだと思うんだが、そうではないらしい。

しかし、私はへたれないよw

で、よければコテで常駐しましょうよ。
その程度で切れたらリアルではやってけないでしょw
965実習生さん:2005/08/01(月) 23:45:40 ID:ggUZm5/Y


─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|   まぁまぁ そう興奮なさらずに
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、            _,,/,,  ,、.,/   }
   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ

966実習生さん:2005/08/01(月) 23:46:37 ID:SCZVPp7V
>>964
そうでしょうな。
こちらも切れたりはしてませんが。
コテですか‥‥どうしようかなぁw
名無しでも分かると思うんだがな‥‥
967実習生さん:2005/08/01(月) 23:50:09 ID:1gAs6v09
素朴な不要論が出て来ると論点を拡張し、本から引用して煙に巻くのが今までの化け猫の論法だった。「不要である理由」なんてないでしょう。
悪魔の証明だよ。だから不要派にとって語りうることが少ないのは当然なんだ。
量で押してるのを論破してると思っちゃいけないよ。
968 ◆2VOjRT2l8o :2005/08/01(月) 23:51:42 ID:SCZVPp7V
じゃあ、えいやっ てなもんで、これで。
969実習生さん:2005/08/02(火) 00:07:16 ID:LDsmdGWN
>>683
>「反論が無ければ正しい」というおよそ非科学的な誤謬に
>陥ったりするのではないか。
970招き猫 ◆yk/JpL/Z9U
コテで常駐する勇気を問いたい、と言うと押し付けがましいですかね。
私はどこのスレでも板でも同じコテにしています。2ちゃん以外でもです。
これは私の矜持です。傲慢な発言をする者はこれくらいの矜持を持たなくては
と考えます。しかし、コテでいること、そして横柄な態度で言いたい放題をすることは
容易ではありません。反感憎悪を抱かせた論者は数知れず。粘着罵倒コピペ数知れず。

しかし、それだからこそ自らの啓蒙になるのだと思います。心地よい言葉は癒しになる
でしょうが、鍛えてくれません。これが私の自らへの「国語教育」かもしれません。

今の学校は甘すぎですね。保身ばかり考えてる厨房とセンセ。
世間も身勝手です。文句を言うが親の義務を全うしている人間は少ない。

ま、私も癒されたいとは思いますが。だから、ID:SCZVPp7Vさんとの交換は
有意義で楽しいですよ。