1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2007/01/17(水) 22:11:45 ID:gipo0U3F
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/17(水) 22:54:30 ID:BHH7+mFF
ケインズって何が革命的だったの?
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/17(水) 23:09:22 ID:5fBYsfDN
価格の硬直性の指摘
ジョン・メイナード・スミス なら知ってる
「需要がなければつくればいいじゃない」
「需要がないのなら作って見せようホトトギス」 ケインジアン 「需要がないのならできるまで待とうホトトギス」 古典派 「需要がないのなら殺してしまえホトトギス」 サプライサイダー
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/20(土) 12:18:29 ID:wMJ8nCvQ
>>7 ケインズは有効需要を作れば後は放任しても経済は勝手に進化していくというスタンス。
つまり、みなが安心して自由競争ができる環境づくりが政府の役割とした。
ケインズは自由競争を否定したのではなく、不況に対して経済が自立回復能力を持たない、あるいは
回復に意味がないほど長期間かかる(=人は長期的には皆死んでしまう)のは意味がないという考え。
一方、シュンペーターなどは不況は資本主義のお湿りであるとして、不況期にこそ産業の進化は進む
のだと不況によるミクロ経済の歪曲を淘汰であると積極的に正当化する。サプライサイダーはこの系譜
であり、それゆえに不況を防止する各種の仕組みを市場原理を阻害する要因である(=不況による
進歩を阻害する)としている。
どちらも自由経済(資本主義)はよいものであると考えている点では一緒。
いわゆるケインズ主義と呼ばれる政治的な主義は、左翼思想がケインズの「政府が積極的に関与
すべき」という部分を取り込んで、いろいろなものをまとめた経済を計画運営する政策パッケージであり、
その主たるものは所得の再分配(マクロ経済学ではなく公共経済学というミクロの系譜)だったりする。
こちらはマルクス経済学の影響を色濃く受けている。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/20(土) 12:50:39 ID:wMJ8nCvQ
>>8 ありがとうございます。
同じ自由主義でも自由放任主義とは違うのかな。。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/21(日) 03:07:27 ID:ADhKUG5u
すいませんが、ケインズとマーシャルとピグーの考え方の類似点と相違点を詳しい人がいたら教えて下さい。 よろしくお願いします。
>>9 この辺は、学説史の人に聞いたほうが早いと思うけど、
所謂、自由主義の代表者とされるハイエクやフリードマンとかも批判者が言うような意味での自由主義者とはちょっと違うみたいらしいし。
まあ、ケンブリッジ学派つってもピグーみたいなのもいるから、自由(放任)主義つってもいろいろあるんだろうな。当たり前だけど。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/21(日) 12:02:00 ID:7qyROHHs
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/21(日) 12:02:35 ID:7qyROHHs
>>10 あんたマルチだよ
過疎だからべつにいいけど
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/21(日) 16:56:33 ID:elHqXNuW
>>11 政治学的には、リバタリアニズムとリベラリズムの違いかな。
一方ケインズはインサイダーで財を成した
>>14 俺はよく知らないが、リバタリアニズムにも再分配を認める人もいたりと、千差万別だからねえ。
当たり前すぎるけど、「市場原理主義者!」といって相手を批判しても、自分の低脳ぶりを露呈するだけになるんだろうな。
俺も気をつけないと、しかし、なんとも難しい世界だ。
ケインズつったら確率論だが、一時期東大ではやったらしい、ナイト流不確実性とかの議論は今どうなっているんですかね?
誰かが書いた株式市場を説明したモデルは見たことあるが、よーわからん。
>>15 ちょww
なんか誤解を招く書き方になったな。
>>16 の表現は自戒的に書いたもので、特定の誰かを叩くつもりではありません。
俺なんかは、よーしらんのに「ポストケインジアンwww」とか結構反応しがちだし…。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/21(日) 18:14:14 ID:C6odmxdR
結論は、よく知らないことに首を突っ込むと自分の低脳をさらすってことか。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/22(月) 10:36:04 ID:H8FVh1zv
ケインズおかまだった。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/23(火) 23:58:43 ID:5AVtAh5m
じゃあなんでケインズは天才なの
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/25(木) 02:31:04 ID:6wWgsrbM
ケインズ自身は上流階級出身だったけれど かなり実務家というか官僚経験に依存する 知見だけではなく、芸術家やムーアとの出会い さらにはインドへの赴任経験があってあのような 功績を残したんだと思う。 彼の先達であったケインブリッジ学派重鎮だったマーシャル の言葉通りインドに行って貧困生活をめにしたりサイケな体験をしたん ではないかと勝手に邪推している。 一般理論ほど曲解して勝手に”ケインズへの死亡宣告”させられた 著書もないと思うけどね。そもそもケインズの考えを 経済成長の理論として拡張したのが間違いだというのにね
ケインブリッジ学派ではなくケンブリッジ ついでに言っておくと経済政策における保守派の 立場は彼が残したフレームワークの土台をただ食いつぶして いきながらえているだけでオリジナルな分析ツールの 開発ってあっただろうか?
なんで今の世の中、旬ペーターもどきが跋扈してるの?ケインズが生きてて日本の現状 見たら嘆いたろうな。
そのシュンペーターもどきが、ケインジアンの系譜を引く者を古臭いと罵倒する構造w
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/11(日) 12:56:27 ID:06uvdM8i
ケインズage
ケインズ アッー
シュンペーターは非常に面白いと思うよ 別に彼だって日本経済の現状を見たら間違いなく 外資防衛としての産業国有化と社民化を推し進めたと思う。 そしてシュンペーター/ケインズ/ヴィクセルの業績をきちんと 理解できる立場の人達が出てくることを祈るよ。 曲学阿世なアメリカ経済学に学ぶ必要なんて無いよ。 アメリカがだだこねていなければ、世界通貨実現と 貿易不均衡を回避しながら途上国の発展が可能 だったかもしれない。
世界通貨?そんな事やったら、各国はどうやって景気の調整するんだ? アメリカがダダこねたんじゃなくて、ドルを世界通貨にしようとしていたわけで、 世界通貨構想はアメリカも持っていたでしょ。単に世界通貨という発想に 無理があっただけさ。 ユーロが同じ道を歩まない事を祈ろう。 世界統一通貨なら、貿易が不均衡で何が悪いのかね?
>>27 一応ドルは世界通貨ですよ。そのままドル使ってる国もあるし、
ドル本位制ならかなりますよ。FRBはそういう国の調整に苦労してますが。
ネタにしてはつまらんです。世界の財政が破綻するとか
金貨屋真っ青の大きな事言った方が楽しいですw
>外資防衛としての産業国有化と社民化を推し進めたと思う。 ?!
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 14:31:43 ID:oJw55x5V
セイの法則と有効需要の原理って本当に対照的なの? 結局同じことを別様に迂回して表現しているだけに見えるけれども。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 18:23:44 ID:rgttB8BJ
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 18:24:24 ID:rgttB8BJ
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 18:24:56 ID:rgttB8BJ
「欧米エリートによる有色人種絶滅計画」
生物兵器・SARSのゲノム解析
http://joi.ito.com/archives/2003/04/13/sars_could_be_biological_weapon_experts.html After seeing that the CDC release the genome for SARS, I ran the genome through a standard word-frequency analysis.
The SARS genome has a high degree of variablilty and is non-repetitious in nature, as you would expect an efficiently compressed set of instructions would be. However there are 8 sets of 10 nucleotide groupings that repeat exactly twice.
CDCが発表したSARSゲノムにざっと目を通したあと、標準的な暗号解読機にかけた。
SARSは非常に多種類のゲノムから出来ていて、自然界にあるような反復性でなく、まるで効率的に圧縮されたかのような配列である。
一体どうして、10bp(10塩基)からなる8配列のグループが、きっちり2回繰り返されるのか。
(通常、自然界の生物のゲノムは無駄な反復があるものだが、SARSウィルスは人工的に作られたようにきれい。)
http://www.asyura2.com/0306/health5/msg/398.html 検出されたゲノムは、
病気:「マールブルグ病( ミドリザル病、致死率の高い出血高熱病」「サルエイズ」「ワクシニア症(種痘症)」「ネズミ肝炎」「クラミジア」「肉腫ウィルス」「ヒト乳頭腫ウイルス」、
動物:ショウジョウバエ、マウス、ヒトゲノム、ゼブラフィッシュ(バイオ操作のクローンでできた小さな熱帯魚)、
植物:オリザサティバ(中国のイネ)、ライスジャポニカ(日本米)、 などのもの。
※ゼブラフィッシュやショウジョウバエ、マウスはクローンやバイオ操作の実験でよく用いられる。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 18:25:38 ID:rgttB8BJ
ベンジャミン・フルフォード著「911テロ捏造-日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ」より
p313「ネットのニュース情報でだめなものはどんどん淘汰される。信頼に足るものが残っていく。その中で消されてしまう情報がある。その典型がSARSだ。」
サーズに関するABCのWEBニュースの初期報道。
http://www.abc.net.au/news/newsitems/s830628.htm April 13, 2003 ABC News
SARS could be biological weapon: experts
SARSは生物兵器の可能性があると専門化が指摘
Russian infectious disease experts say Severe Acute Respiratory Syndrome (SARS) may be a man-made biological weapon.
[...]
The virus, according to Academy of Medicine member Sergei Kolesnikov, is a cocktail of mumps and measles, whose mix could never appear in nature.
"We can only get that in a laboratory," he told a conference in the Siberian city of Irkutsk, quoted by RIA Novosti news agency. It may have spread because of an "accidental leak" from a lab, he said.
Via Ben Hammersley
http://joi.ito.com/archives/2003/04/13/sars_could_be_biological_weapon_experts.html 当初、生物兵器の可能性を指摘したABCも、これ以降は他の大手目メディア同様、生物兵器の件には一切触れなくなった。
米国追随の日本の大手メディアも同様。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/20(火) 18:26:12 ID:rgttB8BJ
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/21(水) 20:14:32 ID:HJ6dGXAf
>>37 ハードゲイつながりで同じってことじゃね?
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/01(日) 23:13:39 ID:kbeIZX+/
ケインズ一般理論の真髄は”有効需要の理論”と”利子率の流動性選好理論”ですが、 枠組みは、あくまで資本設備、技術一定の短期(マーシャルの短期)の理論です。 投資が生産効果を有するまでの期間です。当然の帰結として静学均衡理論です。 その後は、長期化、動学化が課題となり、景気循環理論、経済成長理論に発展しました。 ハロッド、に始まり、ヒックス、サミエルソン、カレッツキ、カルドア、ドーマー グッドウィンなど華麗な展開があり、当時の理論経済学専攻の学生はトレースに熱中 したものです。又ケインズ解説も海外も含め多数出ましたが、誤った解釈がかなり 多く、現在でも検討に値するものは、宮崎・伊東”ケインズ一般理論コンメンタール” ほか少数です。ケインズのサーカスグループ、やケンブリッジの経済学の仲間内の 約束事があり、それがわかっていないと正確な解釈はできません。 最近は、バブル崩壊後のバランスシート不況、長期停滞の経験から、再び景気循環論 経済成長論が見直される気運があるようです。極端な新古典派経済学、アメリカ経済学 一辺倒への反省が根底にあるようです。当然だといえます。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/02(月) 03:23:23 ID:vFwqZnrh
>ケインズのサーカスグループ、やケンブリッジの経済学の仲間内の >約束事があり、それがわかっていないと正確な解釈はできません。 こういう、秘儀性が払拭できないことって、学問として失格じゃね?
そう だから経済学ではケインズの正しい解釈とは何かなどとは問題にはしない
>>7 >>8 > これは正しいの?ケインズも自由放任主義なの??
> レッセフェール
亀レス。
ケインズは、「エンド・オブ・レッセフェール」
って本書いてるよ。
研究社の英語教材になってたよ。
>>40-41 一応、経済学の世界には、経済学説史なる領域があって、そこではマニアックな連中が
解釈の妥当性について、「俺のケインズ解釈が正しい!」「いや俺の方が正統だ!」と
侃々諤々やっていたりする。
秘儀性はなく、反証可能性も拒否していないので、学問ではある。
モラルサイエンスだから仕方ない
>秘儀性はなく、反証可能性も拒否していないので、学問ではある。 歴史学・文献学としてはそうだね。 困ったことのは、それを経済モデルの評価に持ち込む人がいること。 過去の経済学者の説に則っているかどうかなんて、そのモデルの理論的経験的妥当性に とってはどうでもいいことなんだから。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/06(金) 08:21:21 ID:HR+6w1cm
ようはケインズというブランドにあやかるか否定するか、ということ
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/07(土) 11:22:14 ID:lZIJ5vyE
ジョン・メイナード・ケインズ 虚業家。穴を掘って埋め戻すだけの財政政策と札束をバラまくだけの金融政策を提唱。 ペテン師。『有効需要を創る』という詭弁で多くの人類を欺く。 アダム・スミスの経済学を古典派と称し、時代遅れという印象を植え付けて排斥する。 政府による浪費を正当化し、世界経済をインフレ地獄に陥れた20世紀最大の経済犯罪者。 その弊害は役人の権限拡大と増税という形で永遠に広がり続ける。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/07(土) 11:39:49 ID:lZIJ5vyE
ケインズの『裁量的経済政策』は『場当たり的経済政策』と言い換えた方がいいね。
ケインズの時代はバックワードルッキングだったんだよ。 今でもバックワードルッキングで十分だと思うけどなw
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/07(土) 18:39:05 ID:iFlxuUAt
日本経済は、ようやくケインズ経済学のテリトリーに入った
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/08(日) 21:36:43 ID:1R7f3Ixs
ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』を有害図書に指定して焚書にしろ。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/11(水) 07:40:02 ID:yBJadrj/
>>2 政府の無駄遣いを『有効需要創出』と言いくるめて奨励したこと。
>>53 それは後世の政治家の問題かと。
ケインズ自身は景気が良くなったら、税収増加するし増税もできる。それで債務を減らせばよいと
していた。ケインズはハーベイロードの前提でモノを語っていたから、増税を嫌がったのは政治の問題だな。
ただ、そのおかげで1970年代の世界経済はインフレは問題になってもデフレは撲滅できていたりする。
インフレが問題になったのは戦後の話で、それ以前の世界経済にとってはデフレ&恐慌の問題の方が
はるかに大きな問題だった。
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/12(木) 08:06:10 ID:81tYKGiS
>>54 ケインズの論理的な拠り所となった『ハーベイロードの仮定』自体が疑問。
いわば「お上に任せておけば安心だ」という発想だが、現実はまったく逆。
税金が増える上にむちゃくちゃな使い方されて迷惑している。
また、『景気が良くなれば増税できる』とは机上の空論。良くなった景気は
税率が低い前提でのみ成り立っているものであるため、増税すれば景気は
元の木阿弥になる。
それに公共・不況とインフレ・デフレは別個の問題だ。それが証拠に
インフレで不況の『スタグフレーション』も存在する。
結論すればケインズ経済学自体が『詭弁と粉飾のかたまり』だ。
>>55 「ハーベイロードの前提でモノを語っていたのが間違い」ってのは否定しないよ。
ケインズは、「景気が良くなったら増税しろ」といっていたことを無視するなという事。
>良くなった景気は税率が低い前提でのみ成り立っているものであるため
ダウト。そういうことを言っているようでは、このスレでモノを語る資格なしだよ。
インフレ期待というのは、ケインズがアニマルスピリットと名づけたものの現代版だけど、
これはケインズ・非ケインズ問わず当たり前に使われる単語になっている。
>それに公共・不況とインフレ・デフレは別個の問題だ。それが証拠に
>インフレで不況の『スタグフレーション』も存在する。
>
>結論すればケインズ経済学自体が『詭弁と粉飾のかたまり』だ。
スレ違いだな。論争をしかけたいのであれば、それ相応のスレッドでやってくれ。
坊主がにくけりゃ袈裟までにくいという態度のまま議論を挑んだらぼろぼろになる事請け合いだけどね。
ちなみに、スタグフレーションについては解明されているよ。
一般的に2種類あると言われている。
1つは、労働と実物資源の相対価格の変化。一般物価の上昇ではないので厳密にはインフレではない。
もう1つは、自然失業率の上昇。これは高失業率だが不況ではない状態・
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/12(木) 21:41:01 ID:81tYKGiS
>>56 回りくどいこと言ってるわりには論理的な説得力なしだな。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/13(金) 00:43:08 ID:vFnin6Pq
人体を蝕むエイズウイルスのように経済を蝕むケインズウイルス。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/14(土) 23:18:42 ID:WWy1WUt/
皆さん 見たところまともな経済学の教育を受けてきていないようですね! パスします。
61 :
rg :2007/05/07(月) 21:21:43 ID:I3hX5kj/
18世紀の自由放任主義に基づく経済学と、1930年代以降のケインズ経済学への変遷を 誰か説明してください。わかんなくて、困ってます。
自由主義と社会主義とが接近して両者の区別が実際的に希薄になった歴史
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/12(土) 18:35:05 ID:pD7afX2b
>>56 >良くなった景気は税率が低い前提でのみ成り立っているものであるため
ダウト。そういうことを言っているようでは、このスレでモノを語る資格なしだよ。
なぜ?
>>63 学問的に正しいとされている内容について、異論を唱えるのであれば、
実証による証拠を提示するとかしなきゃ駄目。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/14(月) 21:14:37 ID:VcTyCURQ
>>64 それならどう学問的に正しいのか説明しろ。
現実に景気が良くなったときに政府が予定どおりに増税し見込んだ税収を確保できていないことで十分な実証だと思うが。
横レスだが、
>>55 の「良くなった景気は税率が低い前提で【のみ】成り立っているものであるため、」
というのは微妙だな。
税の上げ下げのみで景気を動かせるというのはちょっとキツイ。
あと最近のニューケインジアンみたいにルールで縛り付けた金融政策重視の人たちには、ハーヴェイロードの前提が直撃するとは必ずしもいえない。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/15(火) 05:09:30 ID:pxKbwJdK
>>66 ルールによる金融政策はニューケインジアンではなくマネタリスト(むしろニューケインジアンに対抗する学派)では?
マネタリスト+合理的期待形成+ミクロ基礎+新古典派総合=ニューケインジアンみたいなもんだから そういう区分けは意味がないような気がする。
>>65 租税の弾力性は1.1と実証されていますし、昨年あたりの税収はそれ以上に増えていたと思いますが。
>>67 マクロの世界は、金融財政政策は効果があるし有益という立場で、良い仕組みを考えようとする連中と、
効果が無いし有害という立場でもっていろいろな理屈をこねくり回している連中の2種類にわかれている。
いろいろな仮説を立てて主流派を攻撃するのが学問としての検証として正しいやり方。合理的期待ショック
のように、新しいマクロモデルに組み込まれていくさまざまな概念の多くも、後者の批判的立場の人たちから
生まれ、そして前者の考えがどんどん洗練されていく。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/18(金) 00:50:40 ID:MwKJXyVg
今、「このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)」には 田沼意次について語るスレ が表示されている。 徳川吉宗の享保の改革は緊縮財政によってデフレを招いたんだっけ? 質素倹約を旨とする財政再建路線が財政の破綻を招くという事態を ケインズは危惧していたのでしょうか?
>>71 そのスレを見ている方から、このスレがこんなスレも見ています、
とあったのでここを見に来てしまったが、日本史を論じる人は経済概念が曖昧。
かつ知識を披瀝したら、それが理論だと勘違いしてしまっている。
興味があったら、覗いてみたら?
>>71 吉宗前半はね。
後半は大岡忠助の助言にしたがい、悪貨改鋳して大金融緩和にてデフレ脱出に成功している。
江戸時代は貨幣経済が発達していたから、大飢饉はほとんどデフレによる恐慌だと思う。
しかもお上が豪商お取り潰しとか、相対済まし令、質素倹約令とかで自爆してる。
これ、武士の所得を米価スライドにしていた、制度設計のミスだと思われ。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/21(月) 03:35:59 ID:fSR7xqLd
>>72 その日本史スレにあった「DQN奉行」という単語に吹いたwww
でも、竹中金融庁ってDQN奉行だったんじゃないか?と思うと笑えない・・・
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/13(水) 02:55:35 ID:oDKmbUdz
> 武士の所得を米価スライドにしていた、制度設計のミスだと思われ。 こういうことを考えることが経済史の意義ですか?
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/14(木) 01:00:45 ID:yWqmTFd8
>> 76 社会科学って何だろう???
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/28(木) 00:00:31 ID:SCA7Rmo9
戦後日本の経済政策はケインズ型有効需要の論理を踏襲したと理解して よいのでしょうか? またそれはある意味社会主義的な側面を持って 展開されていたのですか? 無理はあると思いますがケインズ≒社会主義経済 と考えることは可能ですか?
ケインズの予言は外れて、労働時間は一向に短縮されないよ。ケインズもうだめ。
>>79 戦後の日本の経済政策は、傾斜生産などどちらかというとサプライサイド寄りな物です。
批判の多い公共事業も、道路・工業団地が優先されていまして、これらはすべて生産性改善
を意図した投資です。それを許容する理由付けとして、ケインズの有効需要の原理を流用しよ
うとした人もいたと思いますが、根底にあるのは官僚制度による計画的な生産力の向上という、
サプライサイド的な社会主義です。
ケインズ型の政策は、資本主義経済の景気循環による恐慌という欠陥を取り除くための期間
限定政策です。これは資本主義経済の発展に資すものです。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/28(木) 21:36:39 ID:IlOKPMCv
小野善康はケインズの正統な継承者だな
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/01(日) 03:44:12 ID:J+sa9pWD
ケインズとベバリッジはなぜ協働したのでしょうか?
>>82 ,83
うん、当初一般理論の最大の骨子と言われた流動性選好は、理論的に、というよりも
時代に潰された感が強いから…ある意味、今の時期に復活させるのも可能だと思う。
結局、彼のやってることは、ヒックスの以後の流れから抜けて、
先祖帰りするって点では…ケインズ原理主義者かな。
原理主義が、結局どこに行きつくかは、正直なところあまり期待できないけれども、
そういう事をやってるのが一人くらいいても面白いな。
>>84 ベバリッジについては最近新刊(ちょぃ古)が出たから読んでみなよ。
小峯 敦『 ベヴァリッジの経済思想』 昭和堂 (2007/03)
小野といえば、『不況の経済学』(日経、1994)を昔読んだが、
今年の4月に中公新書でまた出したよね。'94年から何か新展開あったのかな?
副題の「不況道学」がマズそうな気がして手にしてない…
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/30(日) 06:13:13 ID:JxzndnOm
>>79 >>81 まあ、『大きな政府』という点で方向性には大差ないと思うけど。
ケインズを需要寄りの政策と考えるのはわからないね。
需要は消費者の側に存在するもので、政府が裁量でコントロール
できるわけじゃないんだから。
むしろケインズが増やそうとしたのは『需要の裏付けがない供給』、
つまりは無駄遣いじゃないのかな?公共事業とか軍隊とか。
ここって、一般理論読まずにレスしてもOKなの?
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/30(日) 14:12:24 ID:61MM5vqb
>>56 >坊主がにくけりゃ袈裟までにくいという態度のまま議論を挑んだらぼろぼろになる事請け合いだけどね。
遅レスになるが、その道の権威ならともかく、このスレに来る程度の奴を論破するくらいなら無理じゃないと思うけど。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/14(日) 21:17:53 ID:ETyv2e/w
岩波文庫から一般理論の新訳が出るって本当?間宮陽介センセの訳で
最近新訳が出たばかりだからそれは無いと思う
>>88 ケインズは市場の不均衡に対し価格が常に弾力的に変動し、
需要は価格変動によって常に供給力と一致するというセイの法則に基づいた古典派に反対するもので、
有効需要の原理に基づく価格の下方硬直性を指摘して、
政府における財政政策と金融政策を中心とした総需要管理政策が重要であると説いたんだが
どういう解釈をしたら需要を興起しない供給を増やすべきなんていえるんだ?
そもそも公共事業は市場の失敗という概念に基づくもので無駄遣いでもないし、
軍隊は政治的な要素が強いんだからケインズ経済とは別の話だろ。
需要が実際にコントロールできるかという実践的な話とは別に、
少なくとも理論としては市場の拡大は需要をいかにして増大させるかという点が
大切であるというのがケインズの考え方ではないのか。
ケインズと古典派の金融政策の違いって何?
>>94 ケインジアンと古典派の貨幣市場の性質の違いは、
古典派は貨幣需要を取引的動機の要素しか想定しておらず、貨幣需要は利子率には依存しないため、
貨幣ヴェール観と呼ばれる貨幣供給量に対し価格は常に伸縮的であるため
物価水準の変動はあっても実物経済に影響を及ぼさないという主張をするのに対し、
ケインズは貨幣需要は取引的動機のほか、流動性選好説にいうような予備的動機、また債券など利子率に依存する
金融商品への投資のための投機的動機といった貨幣の保有目的を想定しており、それゆえ貨幣需要は利子率に依存すると
説いていることにある。
古典派は需要は供給の水準に依存し、国民所得は常に完全雇用が実現される労働市場での生産関数によって
導出されるから、金融政策は意味をなさない。
それに対しケインズ経済は国民所得は財市場と貨幣市場の均衡点によって導かれ、貨幣市場の需給を調整する
金融政策は所得水準に影響を与えうる。
ケインズのほうは古典派のような利子率が貨幣の需要水準に影響を与えない場合も説明可能なため、
General Theory of Employment, Interest and Money とより普遍的な理論であることを著書のタイトルに冠しているわけだ。
>>88 >むしろケインズが増やそうとしたのは『需要の裏付けがない供給』
それ、すごい皮肉だな。
でもまあ生産することもブルトーザーを使ってエネルギーを使う消費だからなあ。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/18(日) 17:19:45 ID:binDB5w8
「隗より始めよ」という言葉をケインズが大恐慌時に主張した政策を例にあげながら説明しなさいという問題があるんですが…
>>91 岩波文庫スレによると1月の新刊らしいですよ
>>99 でも岩波のサイトの1・2月の記念新刊には載ってないね
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/14(金) 13:08:24 ID:5MIXd+cj
すいません、質問です。 なぜ、ケインズは経済学を道徳科学(モラル・サイエンス)だと言ったんですか? それを不確実性の実証と関連して述べなさいっていうのが大学の授業であったのですが 教えてください。
教えてgoo現象ってやつか
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/17(月) 18:57:56 ID:jdpK+o7j
>>93 ケインズの財政政策は市場で売れ残った商品や労働力を税金で買い上げ、形だけ売れたことにする
というもの。だから需要(消費者のニーズ)の裏付けがない供給(商品や労働力)が増える。
商品や労働力を買い上げる財源は税金や負債として国民の負担になる一方、それ自体は負担に見合う
価値が認められない(認められるなら既に市場で売れているから)。結局は無駄遣いになる。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/19(水) 02:37:07 ID:1pLHqD/1
大蔵省の大臣かなにかをやって偉いとされるケインズ それで偉いのなら、イートウェルも同様に偉いはずだ イートウェルも大臣になった。サーの称号ももらっている
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/19(水) 02:40:14 ID:1pLHqD/1
>>96 >需要の裏付けがない供給
根拠のない自信
を彷彿とさせることばだ
根拠のない自信=self-fulfilling prophecy
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/19(水) 17:00:04 ID:6l250W52
>>104 官僚出身で口だけ達者な株転がしの名人。さしずめ現代では村上世彰といったところだ。
そいつがいつの間にか経済学者をかたり、その道の権威に成り上がっていた。お笑いだ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/20(木) 00:15:54 ID:9bMFASi0
不況の原因が需要不足にある場合、生産性を向上させる公共事業を 行うと、需給ギャップが増大し不況が深刻化するから、だから 無駄な公共工事を行うしかない、という意見をケインズだったら どう評価するのでしょう?
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/20(木) 00:25:31 ID:cIommQvP
無駄であればあるほどいいのでは? 無駄なんだけど、有意義であるようにいわないと景気は回復しないでしょう。 リップサービスで、景気はもうよくなっているんですと嘘でもつけば 企業が信じて、そうか、投資をしようというふうにもなる。 期待はとても重要なんですよ 中身がなくても、信じれば実現してしまう。自己実現的予言
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/20(木) 00:37:38 ID:vbjlQaIC
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/20(木) 00:43:04 ID:vbjlQaIC
>>108 新興宗教の教祖か経済革命倶楽部(KKC)の未常識理論みたい。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/20(木) 01:41:01 ID:9bMFASi0
「ケインズは死んだ」と言う本間正明氏の言うことのほうがうそっぽいな。 ケインズと本間氏を比べてみよう。 う〜ん、う〜ん、う〜ん ケインズはまだ生きているんじゃないだろうか。 ケインズの勝ち!!
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 21:00:47 ID:IW660D9v
★★小泉純一郎と安倍晋三は朝鮮人★★
コピペして各板に貼り付けよう 知人にも話そう
小泉純一郎
・戦前大臣を務めた祖父小泉又次郎は純粋な日本人とされる。だが、純一郎の帰化朝鮮人である父が鮫島姓を買い取り
又次郎の娘をたぶらかして婿として小泉家に入る そこで小泉家は帰化朝鮮人である純一郎の父に乗っ取られた
参照
http:// 上下くっつけて
ja.wikipedia.org
/wiki/%E5%B0%8F
%E6%B3%89%E7%B4
%94%E4%B9%9F
・父親の純也は、鹿児島東加世田の朝鮮部落の出身者といわれる 日大卒業名簿には、純也の日本名はなく、
見知らぬ朝鮮名が書かれているという
純也は朝鮮人の帰国事業、地上の楽園計画の初代会長であった
・結婚後、子供をもうけ即離婚した宮本佳代子は在日企業エスエス製薬創業者の孫
・小泉の元秘書官の名前は飯島勲←注目 帰化朝鮮人
・派閥のドン森喜朗も生粋の朝鮮人 ←森も帰化人がよく使う通名
・小泉は、横須賀のヤクザ、稲川会と関係が深い
安倍晋三
・岸家 毛利元就が陶晴賢と厳島沖で戦い大勝を収めた際、寝返って毛利方についた船の
調達人が「ガン」と称する帰化人であったという 毛利はその功績によって「ガン」を
田布施周辺の代官に召したてた このガンを岸家の先祖とする説がある
・祖父岸信介が文鮮明と共に 反共団体 国際勝共連合(統一教会)を設立
・官房長官時代統一教会「合同結婚式」に祝電を送り、話題に
・安倍のスポンサーは、下関の朝鮮人パチンコ業者である
・グリコ森永事件時、明らかになった帰化朝鮮人企業森永のご令嬢と結婚
・そのわが国のファーストレディーは電通(会長成田豊、半島生まれの帰化人)勤務という分かりやすい
経歴の持ち主の朝鮮の血筋
・韓国、中国の留学生に日本の企業に入ってもらうために住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給
日本人のワーキングプア層を全く省みない また帰化系在日系朝鮮人が日本の企業で技術を盗み、半島の現代などの企業に
伝授していることが深刻な問題になっている
・多くの朝鮮人が差別を主張し、警察、原発、自衛隊で職を得ている
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/30(日) 16:34:40 ID:yr7JLJpj
>>2 需要と供給は経済の両輪なので、ケインズが需要寄り、古典派が供給寄りという考えは疑問。
ケインズの特質は需要寄りではなく、需要を政府の裁量でコントロールできると考えたこと。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/31(月) 23:32:22 ID:qbCCa+EE
ケインズが自身で経済学のテキストを書いていたら、使えないIS-LM分析が存在せず、最初からミクロ的な基礎づけをもったもっと使えるモデルが普及してたかもしれないよな。 一般理論は読み方次第じゃ各経済主体のミクロ的な基礎づけに触れてるし
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/02(水) 14:04:15 ID:Bz7QPY3m
雇用,利子および貨幣の一般理論
ケインズ
間宮 陽介 訳
■白145-1
■体裁=文庫判・並製・カバー・400頁
■定価 945円(本体 900円 + 税5%)(未刊)
■2008年1月16日
■ISBN978-4-00-341451-4
--------------------------------------------------------------------------------
経済学の歴史に「ケインズ革命」と呼ばれる一大転機を画した書.
新古典派理論の特殊性と決別し,それに代わる包括的な「一般理論」を打ち立てた.
資本主義の抱える大量失業と不安定な経済循環への処方箋として,
雇用と有効需要,利子率と流動性とを組み合わせた独自の体系を構想.
現代経済学の出発点にして,今なお必読の古典の待望の新訳.
ttp://www.iwanami.co.jp/shinkan/index.html
経済学の古典では一番新しいのかな
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/03(木) 00:58:23 ID:6nfUis5t
サプライサイド理論が全くよくわからん。 簡単に教えてくれ。 例えば、洗濯機の生産量が10倍になれば各家庭10台ずつ洗濯機持つようになるのか?
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/09(水) 22:26:30 ID:UDTGeqlh
今日、中学生の息子が ”日本は今、タグフレーションだって先生が言ってた” といわれたが本当か? ケインズ理論になかったスタグフレーションはすでに25年前くらいに 理論は解明されていると思うが、今の時代とは違うと思うけど、 このスレに合うかどうか分からないけど、誰か解説できますか?
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/09(水) 22:48:17 ID:47OOXjXu
>>118 スタグフレーション いわゆるインフレ地獄だな。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/09(水) 23:50:35 ID:47OOXjXu
>>117 ウィキのページを紹介しておくので参考にしてくれ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サプライサイド経済学 >洗濯機の生産量が10倍になれば各家庭10台ずつ洗濯機持つようになるのか
それは違うな。需要の限界があるからどんなに生産性が上がってもその限界を
超えて取引されることはない。
それなら政府が需要を増やせば取引が増えると考えたのがケインズだが、
これはオレに言わせればまったくの詭弁。ケインズのやり方は税金を使って
在庫を買い取ってるだけ。誰も利用しない商品やサービスを引き取ることが
需要とは明らかにおかしい。
結局市場メカニズムが機能するには需要者・供給者とも多数存在し、その数が
価格によって弾力的に変化するという前提が要るんだろうな。どちらかが
極端に少ないとき、すなわち供給者が少なければ絵画のようにどこまでも値段が
上がるし、逆に需要者が少なければガラクタのように二束三文でも売れない
ということになる。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/10(木) 01:27:28 ID:+Y6QgV6S
>>120 技術革新を続けると、いつか仕事がなくなる日が来たりしないか?
技術革新が起きるたびに再分配を強化しないとホームレスが蔓延する世の中になる気がするんだが。
今は起業を促進し、新産業を生み出すことで失業者を吸収してるみたいだけど、いずれ「新しい仕事」も生み出せなくなる気がする。
公共事業が必要ないなら直接バラ撒けば良いんだよ。
もともと、直接バラ撒くより何かを生み出す方がマシってことで再分配に公共事業が用いられてただけなんだし。
>>118 いや。むしろスタグフレーションとされる状況は、単なる財相対価格の短期的調整過程だったり
好景気なのに失業率が高いだけだったり原因が色々。今回のは典型的な財相対価格の変化
による短期的な調整過程。
現在の経済状態はどちらかというとデフレ。
>>121 それは、典型的な経済学部1年生病だな。
いつかは問題になるかも知れないけど、恐らく1000年以上先の話だ。
「主系列星は最終的に赤色巨星になって白色矮星になって寿命を終えてしまうけど、
その時、地球軌道まで太陽が膨らむそうです。人類はどうしたらよいでしょうか?」
みたいな程度の疑問でしかない。
>>103 税金で買い上げることも消費者のニーズ(政治的ニーズ)の一種じゃないの?
>>121 >>123 仕事が90%〜100%近く消滅するような遠い未来のことをいきなり想定しなくても、
>>121 が言いたいのはそれが現在進行形で徐々にでも起こっていることでしょう?
新しい仕事を生み出すといっても、消費者のニーズがついてこないと意味がない。
>>103 消費者の生活上のニーズがなくてもどんどん新しい仕事だけをつくり出せばいいんだ
という考えに立ったのがケインズの財政政策だったということかな。
ただしケインズは、消費者のニーズが飽和状態に達するような時代(自らの財政政策
すらも通用しなくなるとき)がそう遠くない未来に訪れるだろうということも想定して
いたようだね。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/10(木) 15:31:23 ID:zzamkfdf
金があると色んな需要(ニーズ)が生まれるからね〜。ケインズもまさか糞のついた尻をふく仕事(ウォシュレット)なんてものまで生まれるとは思わなかっただろう…。 これからもドンドンくだらない仕事が生み出されるさw くだらない仕事を無理矢理作るよりも必要な仕事だけに絞って浮いた労働力を平均労働時間の短縮に向かわせた方が幸せになれそうだけどねぇ〜。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/10(木) 18:18:12 ID:UogOiWW7
むしろ現実的には技術革新によって 新しい財やサービスが生まれれば 仕事が生まれる気がする
>>126 ウォシュレットは技術であって人間の仕事じゃないしね。
第三次産業として期待されているサービス業界は金融や保険を除いて
多くを非正規(派遣とかパートとかバイト)にますます頼っていて、
不安定な雇用しか生み出していないし。
>>125 現在進行形の話なら、浮いた生産力で新しい商品を作る事で需要が喚起されて、
むしろ給与所得は増えるんだよ。
それすら超越するくらい技術が進歩したらなんて話をするから、学部一年生病と言われるんだよ。
ケインズが言っていたのは、企業家が、生産力を浮かして新しいことにチャレンジする意欲(アニマル
スピリット)を喪失しちゃったら、それが有効需要の減少であり、こうなるとそう簡単には景気回復しねー
から、自発的に回復してくるまでは政府が支えてあげるのも経済政策だよーっつー事だよ。
消費ニーズが飽和するような状態は全く想定していない。
>>128 それは景気が悪いのに、ケインズ主義をあえて採用せずに、労働市場に自発的に解決させようと
していることが原因で起きている現象だと思う。
>>129 > 現在進行形の話なら、浮いた生産力で新しい商品を作る事で需要が喚起されて、
> むしろ給与所得は増えるんだよ。
「新しい商品を作る事で需要が喚起されて」って、そんなまるで教科書どおりに
現実は行っているんでしょうかねえ? 「で」のところで滞ってるんじゃない?
>>131 現在は、生産力が浮いていない状態。
それが有効需要の不足。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/11(金) 23:55:34 ID:faBCygaO
>>124 そういう屁理屈はいかんな。消費者のニーズとはその財やサービスを利用したいという欲求のことだ。
それに税金を使うということは政府がタダで恵んでくれるわけではなく、結局国民自身の負担になる
ということだ。政府に利用価値のない財やサービスのためにカネを使われるよりはそのカネを国民が
自分の欲しいものに使う方がましだということは明らかだ。
>>126 ウォッシュレットはくだらないとは思えないけど。全員ではないにしろ、かなりのニーズがあるはず。
場合によってはいつまでも汚れのとれない所を簡単に綺麗にしてくれるようになったんだから、実際
価値のある商品だと思うよ。少なくとも株を転がして利ざやを膨らますだけみたいな虚業に較べれば
はるかに素晴らしいビジネスだ。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 00:01:21 ID:faBCygaO
ケインズって経済学じゃなくて、道理をねじ曲げて国民にムダ使いが正しいと信じ込ませる悪徳商法じゃないの?
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 00:16:59 ID:0a9g8lWX
>>134 節約が正しいとでも?
そんな奴は原始時代にカエレ!
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 00:26:25 ID:PRCrZYFB
サービス業が無限の需要を生み出すとか言ってるヤツがいたが、不況に弱いのもサービス業。不況に弱いってことは「金がある時は便利だけど、金がない時には要らない」ってことだ。要するにあんまり必要とされてない仕事。そんなもんで需要を稼いでも仕方ない。 再分配強化して労働時間短縮&時間当たり賃金の向上に向かった方が幸せになれる。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 00:40:29 ID:lbkgOyio
>>135 ムダ遣いが正しいとでも?
そんな奴はバブル時代にカエレ!
>>134 それは、ケインズを利用しようとした後世の左派の連中。
ケインズ経済学とケインズ主義は全く別物だよ。
一回、一般理論を読んでみるといい。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 01:05:02 ID:oSFnRmZa
>>129 > 消費ニーズが飽和するような状態は全く想定していない。
それはあくまでも『一般理論』の範囲内での話でしょ?
だからケインズが全く想定していなかったという話にはならない。
>>130 サービス業を中心とした非正規雇用の増大は、たしか80年代から一貫
して見られたことのはずじゃなかったかなあ。
それを不景気だけで説明できるのかねえ。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 01:06:19 ID:Rj3lFInY
公共事業はそれよりマシな再分配方法がないから用いてるだけだろ。 公共事業より効率良い再分配が発明されればそっち使えば良い。 日本の場合、東京への人口移動を抑制しなかったから結果的に無駄になっただけであって、東京から地方への人口移動を起こせば無駄と批判されるインフラの大部分は活きてくる
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 03:40:38 ID:uJkHfZuB
スレ違いな上に、用語の使い方がおかしいけれど、 ウォシュレットがなんとかとか言ってずっと噛み付いてるヤツの意見も一理あると思うが? ちなみに、どれだけ生産性が向上しても労働時間短縮には向かい難い。 この辺の話は、制度派経済学かじらないとわからないと思うよ。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/12(土) 04:10:29 ID:IaPvYKqI
>>121 公共事業が必要ないなら直接バラ撒けば良いんだよ。
もともと、直接バラ撒くより何かを生み出す方が
マシってことで再分配に公共事業が用いられてただけなんだし。
これは減税の方が公共事業より効果が高いと言う意味?
だったら、違うのではないかな。
>>142 直接ばら撒いても、流動性選考が高いと効果がほとんど出ない。
デフレ下では流動性選好は無限大に近い。
それゆえ、地域振興券は効果が薄かった。
最初にインフラ整備などで「モノを買ってやる」と、物価が上昇して流動性の罠から脱出できるかも知れん。
ただし、現代の経済規模ではたかだか1兆円程度使ったところで、たいした影響は無い。
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/13(日) 14:11:48 ID:N4YnXQqL
>>142 減税の方が公共事業より効果が高いだろ。公共事業の方が効果が高いのは
公共事業による生産物が国民に高い効用をもたらすときのみ。
実際には公共事業はカネを使うこと自体が目的になっているだけで、
生産物がほとんど効用をもたらさない場合が多い。
>>139 一般理論のなかにもそのような記述があったような気がする
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/19(土) 02:22:27 ID:TNrlmJ1s
ところで岩波の新刊読んだかね?誰か感想を。 塩野谷さん版との比較において。はい、どうぞ。
2月だろ
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 14:08:04 ID:KkF0v4/2
>>146 経済学やってるやつってどうせ読まないだろ不真面目だからw
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 21:57:55 ID:Eo4gxF4J
>147 お前は本屋の平積みが目に入らんのか。本屋に行かんのか。 行っても裏口とかから、こっそり入るのか。 それとも目が異常に悪いのか。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 22:48:06 ID:KkF0v4/2
いまいちケインズと現代資本主義についての関わりがわからないんだが、つまりは何だ? ケインズは何を願って何がしたかったんだ? 誰かkwsk
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/21(月) 07:34:10 ID:BOCDn1Fv
>150 ネタです。すいません。 あと出てるのは上巻だけ。下巻はまだ出てない。
>>144 乗数効果を見たら公共事業の方が上。
すくなくとも公共事業分の行政サービスが増えている分だけ、効用面でも公共事業の方が上。
>>151 資本主義経済では企業家のマインドの騰落で好況不況のサイクルが普通に生じるので、
マインドは変えられないけど政府が穴を埋める事が大事。一部のエリートがしっかりと考えて
国政の範囲で安定化を実現すべき。
という事ではないかな。
>>153 使わないサービスの維持費を国民が負担させられても? 夕張みたいに。
Amazonによれば岩波の方が断然読みやすくなったそうな
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/26(土) 14:32:10 ID:lB+j+5YK
>>155 Y=1/1-C と Y=C/1-C の違いじゃないかな?
昔、そう習った。
現実の経済がどう運用しているかは別かもしれないけど。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/26(土) 19:34:24 ID:vxwOWO12
減税っつっても雇用は生まないし法人税が減るだけだからなあ
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/26(土) 21:54:57 ID:zdKQx9JI
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 14:25:09 ID:iOSObdTA
結局、ケインズとフリードマンは 大きな政府(ケインズ)と小さな政府(フリードマン)という分け方で良いの? もっと複雑ですか?
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 15:36:19 ID:3NmH+W9Z
新保守主義は、福祉産業的に小さな政府、軍事産業的に大きな政府の組合せ。
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/28(月) 09:23:15 ID:N/kdfR76
国債が借金であることは事実であるが、それは形式的な議論でのみ妥当 するのであり、国債とは本質的には、総支出(総需要)を調節するため の手段でしかないのだ (ラーナー『雇用の経済学』第一章) それはまた、庶民が想像するところの借金とは異なるものである。すな わち日銀が国債をたとえば、500兆円買取って保有した場合に、その 利息収入は日銀の手にはいるが、その利益は政府に納めなければならず、 単なる帳簿上の債権債務となることから明らかである。 さらに明確に国債の本質をとらえるためには、政府の子会社である日銀 を、年末30日に政府に吸収合併するところを想像すれば良い。そうな ると国債の債権者が政府となるのであり、債権債務が同一人格に帰属す ることになり、民法における混同の法理により、債権債務が消滅するの である。これを借金と呼称することには、いささかの無理があることが 分かるだろうと思う。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/17(日) 23:19:40 ID:X/66FOOx
今日買ってきた岩波文庫ケインズに、ケインズが大きな政府に括られてしまう事について書いてあったなw しかしこれ東洋経済塩谷版より読みにくく感じるのは俺だけ?
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 00:19:35 ID:5UZt/+xV
同じジョンでもローの方に興味があるんだけど 日本語で読める情報って全然ないね
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 14:33:35 ID:MhRnuwo6
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 14:43:04 ID:MhRnuwo6
>>166 山岡洋一氏発行の「翻訳通信」第70号(3月号)
バックナンバーとしてはまだ上がってないかもしれない。
>>166 さん
あなたに感謝し、山岡氏を尊敬します。
ただ、この一事をもって間宮氏を貶めることの無いよう、自戒します。
本物の学問、本物の翻訳家というのは、すげえなあ・・・。
間宮氏ふくめ、上記にあげた誰一人、私は尊敬せずには居れません・・・
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/16(日) 21:45:31 ID:Rx/D9pHi
>>137 デフレギャップを埋める分の無駄遣いなら正しいよ?
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/16(日) 21:48:03 ID:Rx/D9pHi
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/16(日) 22:09:47 ID:h1QqjPOn
小野善康のケインズの解釈はどうなの?
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/13(日) 09:36:05 ID:9jUClOOj
大阪在住だが、駅前の駐車場は3千円の買物で1時間フリーの駐車券をもらえる。 大阪のオバちゃん達は最初に3千円の商品券を買って駐車券をもらう。 後日、その商品券で買物をする。 1度で2度美味しい。 乗数理論を体得している大阪のオバちゃんはやはり世界一だ。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/15(火) 18:42:14 ID:EVVCpieL
エコノミストの声
国の借金が大変なら日銀が買い取れば良い(長期国債買入)
という海外のエコノミストの声
● バーナンキFRB議長
(ノーベル賞確実と言われている経済学者でデフレ問題の第一人者)
「日銀は国債の買い取りを増やして、減税あるいはその他の財政政策
を行うべきだ。日銀の長期国債の保有額は発行済みの日銀券残高を限度
とするという日銀の自主規制は撤廃するべきだ。」
● ポール・サミュエルソン(ノーベル賞を受賞した経済学者)
「3年間の新たな全面的な減税政策を実施するように提案する。
今後も継続して行われる公共投資は、日銀が新たに増刷する円によ
って行われるべきだ。」
(日銀が新たに増刷する円とは、日銀が長期国債を買い、それと引き
替えに出て行くお金のこと)
● ローレンス・R・クライン(ノーベル賞を受賞した経済学者)
「私の提案は、通貨の膨張です。日銀は政府の借金(国債)を買い
取るべきです。減税をやるとよい。しかし、このような財政政策と共
に教育への投資も増やすべきだ。」
http://www.tek.co.jp/p/
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/29(火) 23:04:54 ID:AmPx1kRZ
一般理論の下巻は分量少ないな。 これなら解説とかいらんから一冊にまとめてほしかた
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/02(金) 23:57:25 ID:UJGz323O
ここんとこマーシャル(雑学系新書)とケインズ(『一般理論』)が なにかと取り沙汰されてたり、マクロ・ミクロの書籍が平積みされてたりするが 経済学入門ブームなのか?
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/05(月) 06:55:16 ID:EvWLRdrP
>>175 サブプライム等いろんな問題から興味をもった人が増えたのかね?
でも問題なんて昔から山積みだよな
じゃあ違うか
ケインジアンの懸念事案
ミスター・サマータイム
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 11:05:26 ID:yEGJ9h6H
今、共産党の志井委員長が出演して経済について語っている。 社会主義とかはケインズ以降の市場経済とはやはり相容れないの?
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 13:44:56 ID:IUAHcjku
日本は最も成功した社会主義国らしいぞ
ケインジアンの懸念事案
ゲインジアンの解熱事案
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 08:30:41 ID:7Q0EylHx
ケインジアンの権威自慢
ケゲケの鬼太郎(ジョン)
もっとも成功した社会主義国は実はアメリカ
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 17:23:51 ID:bEZzg5ma
ケインジアンが刑事慰安
ケインジアンへの啓示anan
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:57:54 ID:xNlA33H8
>>170 バブル経済の伝道師みたいな野村総研を本気で信用する奴の気が知れないよ。
あの植草もそうだったな。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:22:42 ID:xNlA33H8
>>170 ケインズだってインチキエコノミストが学者を騙ってるようなもんだから、
比較の対象にリチャード・クーを出してきたこと自体間違いだとは思わないが。
>>117 家電製品を想定しては駄目だ。
魚市場を想定しろ。
今日築地に入った魚は、市場で値段がつけられて全部今日中に売られる。
売れ残りゼロだ。
そのために、大量に採れてしまった魚は馬鹿みたいに安い値段になる。
これが、供給それ自体が需要を生み出すという意味。
ところが、世の中そんな市場の方が珍しくなってしまった。
で、仕方が無いので、「長期的には均衡状態が訪れる」と言い出した。
ところが、その「長期」というのが何年なのか、誰にもわからない。
ある人の人生が終わっても、まだ生まれたときに生じた不均衡が解消され
ない可能性すらあるわけだ。
つまりだ。200年前の経済理論にしがみついていちゃ駄目よという事。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:33:25 ID:OcJSGr7U
家電をサプライサイドの例にするのは良くない事は良く分かった。 築地の話も良くわかる。 つまり古典派の時代におけるサプライサイドの考えは 当時の経済指標があくまで品薄(枯渇)状態である事が前提なんだね。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 19:46:16 ID:hAijyD6N
>>193 雇用についても築地の魚のようにいくらでも賃金が下がるから失業は発生しないから。
>>194 に補足すると、サプライサイドや古典派の世界観では、賃金が速攻で
下がれば失業なんて発生しないはずという事になる。
そこで、現時点で失業が存在しているという事実に対し2通りの説明をし、
それぞれに対して対応する政策を主張する。
1.働きたくない人が自らの意思で失業している
いわゆる、自発的失業という考え方。これが度を越すと、「ニートが日本の
生産性を押し下げている非国民だ!」みたいな意見になる。
2.賃金の下方硬直性が失業の原因で、その障害を取り除くべし
労働市場の流動性を高めるために、各種の労働規制を緩和し、特に派遣業で
低賃金の労働者を企業に伸縮的に供給できる体制を作ろうとする。
彼らにしてみると、一般物価の低下(デフレ)は正常な調整過程なので、
気にすることは無いという事になる。
さて、ここで問題です。貨幣とは何でしょう。
古典派では貨幣は、財サービスの交換比率(実質価格・実質賃金)を、
絶対的尺度であらわすための、ただのヴェールであると考えます。
つまり、貨幣なんて無くても相対価格を適切に知る事ができれば均衡は
回復すると考えるのでした。貨幣の供給量に応じて物価が上昇したり
下落したりするけど、相対価格は一切変動しないと。
いや、金融システムが高度に発達した現代において、流石にこれは
ありえない見方でしょう。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 19:35:55 ID:Mck8v+Vk
>>195 賃金の下方硬直性を認めてるのなら古典派の看板を降ろせと言いたい。
ケインズの意義は失業に関しては賃金の下方硬直性なんだから。
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 22:09:47 ID:3spipGRk
>>196 お前の顔を識別不能になるまで殴打されて2日後に死ね。
198 :
あああああああああああ ◆cR08PK3l1o :2008/05/28(水) 12:27:09 ID:TYIhH3w4
ケインズ
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/16(月) 20:08:00 ID:wdRSSzXO
間宮先生の新訳は塩野谷訳よりすぐれているの?どうすぐれているの?
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/16(月) 21:23:18 ID:pipdckXO
>199 比べてるのはゆーいち先生?つくも先生? 個人的に何故今更新訳?とは思うが・・・。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/08(火) 00:06:26 ID:QBUJfJ5f
最近のインフレ工作もケインジアンどもの仕業か。
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/08(火) 02:59:26 ID:aN1giGXu
>>204 市場が安定しないからって人のせいにしなさんな
ネオリベさん
赤字財政政策を公認したうえでのケインズ貯蓄・投資理論。 今年もまだ続行。巨大累積財政赤字。 マルクス主義者が笑う。 資本主義社会破綻の夜明けのとき・・・・・・
207 :
Logyちゃん ♪(‘0‘@)~ ◆x0AFNEuElQ :2008/07/09(水) 19:51:32 ID:TuknIVFE
経済ブラック・ホール ⇒ 巨大財政赤字(ケインズの遺産) この解決策の方程式を模索すること。
208 :
シュタッケルベルグ :2008/07/09(水) 19:57:24 ID:dmnp8/qA
非ケインズ効果: @財政支出の財源調達を、国際発行によっても増税によっても、 民間消費やGDPに与える影響は同じである。 A財政支出の縮小や増税は、総需要を増加させ、民間消費やGDP にプラスの影響を与える。 どちらがあたりなのか・・・
経済ブラック・ホールってなに? きちんと定義されている用語なの?
210 :
Logyちゃん ♪(‘0‘@)~ ◆x0AFNEuElQ :2008/07/09(水) 20:15:44 ID:TuknIVFE
{Y} 〜 {I(G)}~~∩{S}・・・投資・貯蓄均等(位相同相)定理 (G 〜 投資形態群) I:(Y) = C + S ・・・所得恒等式 ∂{*E}~~∩ 〜 ∂{*(D)~~∩*(S)}:dim Hom ・・・有効需要の位相均衡空間(1次元ホモトープ空間)
211 :
Logyちゃん ♪(‘0‘@)~ ◆x0AFNEuElQ :2008/07/09(水) 20:18:05 ID:TuknIVFE
>>210 補注
3行 > 記号 * ⇒ 共役準同型体
212 :
Logyちゃん ♪(‘0‘@)~ ◆x0AFNEuElQ :2008/07/09(水) 20:29:49 ID:TuknIVFE
>>209 経済空間の底なし穴。
金銭がどんどこどんどこ
際限なく底なし穴に吸い込まれて
ゆく例えから生まれたブラック・ジョーク。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/09(水) 21:23:21 ID:bGw9qmsQ
8月 『ケインズ「一般理論」を読む』 宇沢弘文 岩波現代文庫化
214 :
Logyちゃん ♪(‘0‘@)~ ◆x0AFNEuElQ :2008/07/09(水) 22:19:27 ID:oP1ZC8sf
>>213 絶版本の本が現代文庫版で8月に出るの?
ポリリズム
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/11(金) 01:49:29 ID:99TUdnqM
インフレ地獄を企むケインジアンどもを抹殺しろ。
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/11(金) 04:34:38 ID:jxNPFrrH
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/11(金) 04:46:07 ID:jxNPFrrH
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/11(月) 01:03:49 ID:wrUo3Boa
>>71 近世の日本の経済官僚は不確実性についてどういう認識を持っていたのだろう?
220 :
Logyちゃん♪ (‘0‘@)~ ◆B0gvDPNxVM :2008/08/27(水) 20:24:36 ID:xYrfgTvq
ケインズが現代に残した遺産。 それは、巨大財政累積赤字額。 このことを思うたびに、ケインズは赤軍派じゃあないだろうか? の疑念にかられる思いは自分だけかも・・・
ケインズは景気の良い時には、増税して回収しろと書いている。 それをサボったどころか、財政が潤ったら遣っちまえとなったのは ケインズの責任ではないぞ。つか、これ右派左派の問題ではない。
>>221 確かに【一般理論】乗数理論の箇所と併合させて演繹考すれば、そのとうり
だし事実として原典にも明記されてます。
ただ、ケインズの建て前と現実が一致しなかったその客観状態から単純な形
でコペル二クス的転換論を述べただけ。
一般理論については、完全読破です。
そこまでわかっていたら、変な事を言うでね。 1.ハーベイロードの前提は成り立たない 2.ケインズの歳出増加はマクロ政策だが、それを労働者の待遇向上に 利用したのは後世の左派 という事ぐらいわかってるだろ。
>>220 続文
ケインズの奥さんは、ロシアのバレリーナ。
それと、一般理論を書き上げるだけの能力を有するケインズが、演繹的財政天国論
だけを唯的理論解として限定したであろうか?
赤字財政支出政策がもたらす正と負の動学効用現象解を予測モデルとして導出して
いたのではなかろうか?
ならば、動学不安定要因(公的財政搾取犯罪)からの演繹的類推論も提示される。
以上の複合的要因のリンクから、共産圏側とコンタクトしながら一般理論に着手し
た可能性を考慮するとケインズ赤軍派論理なる仮説が導かれる。
あくまでも仮説だが・・・
225 :
Logyちゃん♪ (‘0‘@)~ ◆B0gvDPNxVM :2008/08/29(金) 13:25:26 ID:+OC0vDCX
>>224 みんなの意見を、お待ち致しますです。
ネット空間だからこそ書き書き出来る奇想天外なる発想だと思うのですが?
いかがでしょうか。
奇想天外すぎてチラ裏にとどめておいて欲しいよw 結論が先にあって、都合が良い部分だけ引っ張ってくるような 論理構成の人とは、何を議論しても「時間の無駄」だという事 が、過去においてネット空間の奇想天外な書き込み群を見て、 良くわかった。
あははははは (^^) なに!タメ五朗?
228 :
デタラメしかいえない :2008/08/30(土) 06:05:54 ID:vRCXN1yI
>>226 > 結論が先にあって、都合が良い部分だけ引っぱってくるような論理構成の人
とは、何を議論しても「時間の無駄」だという事
問題視点に該当せず。
現代数学の専門書を見たら?
例えば【位相幾何 T】(岩波書店)などは、結論命題が先行した後にそれへの証明を
付帯させる論理体系を提示した構成に仕上げられたものになっているよ。
我々からすれば、スマートで合理的に洗練された知的コンパクト構成体を理想とするが?
それが、どうかした?
君が、いちゃもんつけたいスレの方もそれなりに隠喩的に、且、明確な形で証明を与え
ているはず。誰なのかは想像するのに容易だが、たぶん乳児だろう。・・・(爆笑)
、
「都合が良い部分だけ引っ張ってくる」=「都合が悪い反証は無視する」 スマートで合理的に洗練されたコンパクトな構成体だなw
つか、「いちゃもんつけたいスレ」ってのが何なのかわからん。 もしかして、架空の存在に敵対心抱いちゃう人?
>228 デタラメにしてもひどすぎる。 仮定満たしてない反例を挙げてるのとか無視ですか。 あと、 >基本形式は行動方程式を1次基底にしたモデル体系であったな って、汎函数空間でも考えてるのかよ。っていうか、基底取ってる段階で線形じゃないのか。 >政府経済政策の失敗率に対し、比例関数的な逓増率 逓増率なんて数学でも経済学でも聞かない用語。 弾力性のつもり?それとも微分係数のこと? あと、比例函数だからって増加しないしさあ。センス悪すぎ。 さっさと回線切ってLANケーブルで首括って死ねば。ほらほら
まあ、Logyちゃんてのも意味わかんないけどさ。 この2年くらいの間に勝手に2ch経済学板でのさばってるし。 苺のほうだと、本当に精神病院に入ってたやつが、 厚かましいながらも質問しまくって、結果としてEcon Lettersとか出してるわけだ。 それにくらべて2chの基地外どもは…
だれも触れないけど、「容疑者ケインズ」ってどう? 正直、ケインズモデルを後生大事に使ってる人っていないと思うんだがね
サムバディートゥナイト
236 :
デタラメしかいえない :2008/08/31(日) 08:21:39 ID:W45PkNgV
>>232 > 基底とってる段階で線形じゃあないのか。
どの数学教科書にその定義があるんだ。
もっと国語の学習をすべきだ。
【国語辞典】⇒ 物事の基礎。基礎を成している底面。
基本的に行動方程式は非線形テンソル演算型。(君等には難しすぎるかな?)
> 逓増率なんて数学でも経済学でも聞かない用語。
学識経験が浅いROM者には不慣れな用語かもしれない。超1流国大の名誉教授クラス
の誰かに聞いてみな。”学習能力がないなあ〜・・・。”てなこと言われると思うよ。
> 比例関数だからって増加しないしさあ。センス悪すぎ。
事実、政府経済政策の過去の失敗により、企業倒産が続発して経営者や関係者
ばかりか一般民間人も責務と貧困とゆえに自殺者急増の時があったが、それが
比例関数現象じゃあ無いというなら一体なに?もっと常識的時事情報と客観判断
能力を養おうぜ。
それにセンス悪すぎというなら、アンタの無能さはなんでしょうか。(笑)
> 首括って死ねば。ほらほら。
ほらほらって、ホラーホラーか?(爆笑)
貴方の人類存在稼業の放棄に対し、心からお悔やみの弔意を申し上げる。
南無阿弥陀仏。
>>233 おまえも論外。
南無阿弥陀仏。
>>234 > ケインズモデルを後生大事に使ってる人っていないと思うんだがね。
ケインズ理論の誤謬は、ケインズ体系内の部分論理空間に集約されるも
のであり、部分を拾象して全体への拡大解釈とその全体否定は正論が成立
しない。
事実、有効需要の原理・投資誘因論・IS均等原理・乗数波及効果論・ケインズ
安定性論理・ etc ・・などは、現在においても今後も有効論理性を持つこと
を考えれば、ネオ・ケインズ神話の活路すら提唱せざるを得ない。
そして、我が均衡理論体系内にケインズ理論は活用されているし、これからも
後生大事に温存していくつもりである。⇒【ケインズ・パレート安定ファジー帯域定理】
、
>>233 Logyちゃんの名前の由来は、他スレ【一般均衡理論】の最初のスレ部分から
少し進行したスレに名称由来の理由が明記されてるよ。
オレが読んでオレ流に解釈すると以下になる。
新語・新教義なる英語彙 ⇒ neology:(neologism) の neology を neo-logy
なる複合語彙に変換し、neo と logy を分離する。頭英文字 neo は父親を表し
語尾の logy が Logyちゃん本人になる。
ちなみに、経済学ネオロジズム学派をネット内で提唱。
現ポスト・モダニズム派創設理由への政治的位相における経済学研究者への激批判
は有名。(ポスモダ派 vs ネオロジズム派)
>>237 補注
【K・P安定ファジー帯域定理】は、さらに戦略的効用選好理論が被覆される。
ゲーム理論が普及する現状の主流に逆らうが如く、異流パラダイムをもくろむ。
戦略資本ビジネス市場空間に、遊び感覚なるゲーム空間否定論を展開する。
、
ケインズは好景気になったら税収で流動性を吸い上げればいいと言ったが、実際 狂凸搾取率の発生により、下層労働者(消費者大衆)に経済余剰が実現されない ことからワーキング・プア現象が勃発している。 ゆえに、ケインズ理論に間違いはない。 問題の患部は、合理的貨幣循環システムを阻害する社会経済構造システムと、モラル ハザード階層が癌存在化しケインズ論理空間を破壊しているのです。
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/05(金) 09:56:43 ID:M8s5GWT/
ブログでやればいいのに。
>>240 オレも同じく合意。
だから、【寄生動物群棲国家論】* パラサイト・ヒューマノイド形態群像理論〜経済人類学
を提唱したくなる。
すべての問題の原因は、やはりgenom構造だ!
こて先だけの姑息な経済政策だけで、現状の経済諸問題が根本的に解決されるわけがない。
我々の問題視点は、理系人類工学理論に向けられている。
>>240 大五朗ちゃん!
一部だが、おれらに批難猛攻のバカROMがいるぞ。
完全無視だよな。
オヤジ(拝一刀)呼んで、一刀両断にしてやってくれねえかな。(笑)
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/05(金) 17:57:21 ID:4ajC3S6c
分裂ってこわいな。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/13(土) 07:32:45 ID:l9UPdteV
最近出版された「容疑者ケインズ」ってどうよ? 支持してるのか、批判しているのか良くわからなかったけど。。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/15(月) 15:01:42 ID:Lxubvwf2
乗数理論はまったく1=1で効果がないって書いてあったね。 失業者が多い場合は別だけどともあった。 今まで勉強した乗数理論やLM、IS曲線は意味がなかったのだろうか。
日本人は、ケチケチ根性だから限界貯蓄性向が高くて所得増加分が、消費 の方に振り向ける趨勢が小さいんです。 その結果、限界消費性向兀(C)の分量が限界貯蓄性向兀(s) に転化 f:兀(C) ⇒ f:(T)兀(s) してしまうというのが教科書の説明。 いくらなんでも乗数値が1は無いだろう。 少しは発生するよ。
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/14(金) 13:36:30 ID:GGzS6KBe
ふにゃっぷ
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/26(水) 14:05:20 ID:mZRlHVkf
248と249の期間が、異常に開いてるのは何故? ケインズ的には、9月のリーマン破綻はどうなの? どうって言われても一言では説明できないかもしれないけど ていうかあまり関係無いか 質問上げ
いまさらケインズって…
貨幣経済 ーーーーーーー付加価値ーーーーーーーー ↑ ↓ ↑ −−−−−−−−−−− ↓ ↑ ↓ ↓ ↑ ↑ ↓ 労働力=人件費 利潤 資本金 売上 =商品 ↑ ↓ ↓ ↑ ↑ ↓ 労働 = 給料 配当 投資 生活費=消費 ↓ ↓ ↑ ↑ −−−−−−−−−−− お金の円環 この図を書くのに、大学で四年間かけたんだ。 消費がエンジンになってる。 誰か普及して。役に立つと嬉しい。 スタートは労働。それに合わせて、貨幣の循環が回転する。 企業の人件費の公表を義務化するべし。 それにより、利潤だけでなく給与への社会への貢献度がわかる。
>>252 何故、最後の最後に労働価値説になっちゃうんだ?
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/28(金) 02:19:48 ID:3g6OPl5l
手元に間宮訳の「雇用、利子および貨幣の一般理論」がある人いますか?
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/28(金) 03:32:22 ID:hQoCKNIo
なんでケインズ以降、誰も、真の不確実性について言及しなくなったの?
>>253 現在の派遣労働から搾取することへの対抗策です。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/17(水) 21:25:53 ID:tN4wkYj2
世界的にケインジアン大勝利だな
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 18:36:09 ID:g86b9E0v
ケインズの正しさは、アメリカの第二次世界大戦時の戦時特需が 世界恐慌からアメリカを立ち直らせた事実からも明らか何だけどね。
雇用を創出するために無理に消費させられる。無限の消費のために限りなく働かされる。 限りない労働のための歯車としてしか経済学的に見なされていない人間。 まさしく、労働のための消費、労働のための労働になってしまっている高度資本家社会の現状。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 22:22:13 ID:HFhUTG5s
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 23:38:14 ID:g86b9E0v
その労働を人間社会の更なる安定的な発展のために方向づける仕組みこそ 世界に求められているわけで。 労働自体が悪なわけがない。 社会に常に克服すべき問題がある以上それに労働、お金を 配分できていないことが問題。 今の社会が重要性の低い娯楽や過剰な消費に資源を使いすぎていること には間違いはないが…
サミュエルソン、ヒックス、クラインの説明が勝手にケインズ経済学ってことに なっちゃってるし、これらの人の説明では金融恐慌など説明できないのは当然だろう。 貨幣の理論が投資の要因の一つである利子率決定の場として扱われているにすぎない のだから。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/29(月) 00:35:58 ID:q52USi62
人間が生きるのに必要な資源、資材、環境こそ富だ。 古代におけるその成り立ちからして、お金は富とイコールではない。交換の信用だ。
264 :
とんとん :2008/12/29(月) 01:26:19 ID:7i2jbReS
一枚の電車の広告に感動した。 「愛は、育てる」牧場の牛たちを背景とした親子の写真である。 牛も子供も人間の愛情で育つ・・・・富も生み出す。
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/29(月) 08:22:52 ID:q52USi62
バックミンスター・フラーのクリティカル パスという本を読んで欲しい。 お金を違った角度から視ることが出来る、人によってはこれから生きる指針も見つかるだろう。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/29(月) 10:48:13 ID:PHcWYOaP
>>264 牛も子供も人間の愛情で育つ
しかしまぁ、最後は食うんだわさ。
フリードマンは個人を尊重する自由主義を擁護し、政府の役割を制限すべきだとする。 とはいえそれは政府の否定ではない。 法の支配、金融政策、貧困の緩和などは外部効果があるから、それは政府の役割に なる。 ケインズも「自由放任の終焉」(1926年)では、民間にできることは民間に任せるべき だと述べていた。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/04(日) 15:02:06 ID:ZbrvBhZ9
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/05(月) 06:56:48 ID:cnwFYyK8
自由市場経済は何のために有用とされているか、目的を忘れているのでは? 大多数の人が貧困に喘ぎ、お金を得るために何でも言われるがままコントロール されるようでは、制度の変革もやむなしだろう。 このまま自由市場経済で行けば、地球の再生産の受益どころか 元本を食らいつくして、破滅的な未来となる。 一部のペテン師達の贅沢な生活を維持するために全人類が 将来に渡り悲惨な目にあうことは避けなければいけない。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/05(月) 17:16:44 ID:cnwFYyK8
経済とは何なのか?どういう目的があるのか、その成り立ちから考えるべきだ。 人間が安定して生活するための食料・材・サービスなどが 社会に適切に巡るためにお金はある。 少なくとも社会全体の意義としてはそうあるべき。 それが著しい不均衡を起こし、極一部の者が莫大なマネーを持ち、 その一方で多数の人達が最低限の生存にもままならない程 富に欠くこととなる。
「君たちは不況に悩まされているが、心配することはない。資本主義にとって、不況は適当なお湿りなのです」 ヨーゼス・アロイス・シュンペーター
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/05(月) 22:08:11 ID:cnwFYyK8
ルートヴィッヒ・フォン・ヨーゼス
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/21(水) 20:36:17 ID:bW/a/bwR
ケインズの世界通貨が動き出す
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/03(火) 20:27:40 ID:lwleDpWO
まあ、ケインズは金融支配層には認められんわな。 大衆をコントロールするには飢えさせて、殴って、都合のいい情報ばかりに触れさせるのは 古代の支配者からの定番だから…
景気っていうけれども、非正規雇用比率の増加傾向じたいは、少なくとも80年代初頭からの 一貫した現象であって、景気の影響にほとんど左右されていないからなあ。 バブル景気以前からバブルそして平成不況の時期を通してほとんど同じ上昇率の角度を保ったまま。 この問題には景気は本質的には関係ない。景気の悪化で単に目に見えやすくなっているだけの話。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/06(金) 23:18:43 ID:AmXfjEYd
いかにも日銀連中が言いそうな論理展開の仕方だな。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 01:07:28 ID:vgMGMgiJ
日銀連中が言いそうな論理展開への具体的なツッコミの入れ方をどうか御伝授ください。
インフレの弊害が出るところまで札を刷れ。(バーナンキ)
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 10:47:44 ID:4fH+C+3g
名目賃金の下方硬直性なんてもう大企業でも中小企業でも通用しない。 ケインズ理論なんて時代遅れなんだよ。 新自由主義は崩壊したが、やはり、今のトレンドは修正古典派だよ
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 11:09:55 ID:+elDjR6r
バブルの発生を促す行動を起こしておいて、お金の蛇口をキュっと閉めれば 実社会の企業倒産、失業者は増加、個人の所得も減り 政治になんとかしろとケンケンガクガク、そのどさくさになにする 気かね? これから新古典主義というペテン銀行屋の御用学者の 衒学の言い訳のせいで一体何百万の人が不当に職場を奪われ、破綻し、間接的に悲惨に 叩き込まれるかと思うと憂鬱になるのは俺だけかな…
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 14:08:39 ID:W40naNoq
修正古典派? なにこれ?誰がやってるの?
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 15:02:45 ID:4fH+C+3g
スターマンという無名の経済学者か
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/08(日) 03:52:37 ID:YOmU9un9
世界恐慌、双子の赤字、そして今回の金融恐慌と 経済がピンチになる度にケインズ経済学が持ち出されるけど 各国で解釈が全く違うんだよな。 特にアメリカン・ケインジアンやマネタリストの生き残り。 ケインズは金融経済学や金融工学なんぞ頭に入れてねえっての。
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/08(日) 04:18:05 ID:oerTOpga
森嶋通夫「思想としての近代経済学」 西部邁「ケインズ」 福岡正夫「歴史のなかの経済学」 吉川洋「ケインズ」 を読み比べたけど、西部のケインズ像が一番実像に近い気がするな。 なんとなくだけど。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/08(日) 06:09:18 ID:sA90o99i
イギリスの帝国主義はきれいな帝国主義 日本の帝国主義はきたない帝国主義 イギリスの歴史修正主義は正統な修正 日本の歴史修正主義は汚れた右翼の正当化 女王陛下への忠誠は紳士の美徳 天皇陛下への忠誠はファシズム イギリスの投資家は市場を活性化するきれいな投資 日本の投資家は文化侵略による不公平な投資 イギリスの言葉は世界で普遍的に通用する英語 日本の言葉は意味の分からない複雑怪奇なジャップ語 イギリス人のアイルランド人差別ジョークはユーモアの証 日本人の朝鮮人差別用語はレイシズム イギリス人がタイで裸の幼女と遊ぶのはただの観光 日本人の幼女買春は闇の子供たち イギリスの植民地支配は文明をもたらしたきれいな支配 日本の植民地支配は文明を破壊したきたない支配 イギリス兵のための売春宿はきれいな合法サロン 日本の慰安婦は性奴隷 イギリスの戦争は民主主義と平和のための闘い 日本の戦争は侵略と破壊のための闘い
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/08(日) 12:44:42 ID:zwaspGSO
金融工学とか持ち出すバカはなんなの? そんなのは枝葉だろ?金融工学がケインズの論理展開をどう 阻害するのか言ってみろ! まあ新古典とかの連中は金持ちが更に金持ちになり、大衆から更に 搾取することを正当化したいだけの目的だからなw 金持ちは金持ちのままで、貧困はそのままで放置するのが 一番で、社会的に何らかの働きかけさえする必要がないってのが本音なんだから…
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 11:29:48 ID:P+mKRz61
ケインズを原文で読もうとしたけど英語が難しくない? こんな難しい英語書く人初めてかもしれない。 原文で読んだ人いる?
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 23:42:28 ID:iTXd57zx
ていうかケインズ経済学の最近の評価ってどうなの? それについてわかるサイトとか見たいわ
>>288 それはね、時代の問題があるの。
当時の英文を読むと、硬いと言うか、言い回しが婉曲と言うか、今の英語(特に米語)に
なれてると読みづらいよ。
>>289 ケインズ自体の評価は高いけど、いまさらケインズ経済学っていう風に取り上げるってのは
経済学史くらい。
いちいちケインズっていう枕詞はいらない状況。
例えば、最近の物理学ってどうなってるのとは聞いても、最近のニュートン物理学の評価って
どうなの?って質問しないでしょ。それと似てる。
ケインズの英語って、クルーグマンの英語と一緒で、婉曲というより 嫌味ったらしい表現が多いんだよな。読んでるとニヤニヤしてしまう。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 13:33:57 ID:TyoWivNk
ケインズは半世紀以上も昔の人物なので文章は古めかしくて当たり前なんだが それを当たり前と思われないほど、ユニークでレベルの高い 思想体系だったんだね。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/12(木) 23:56:40 ID:+9ECfRl8
ケインズの考えの正しさは、戦後の日本とドイツの経済発展から 証明されているね。 自由資本主義と共産主義を踏まえた全体最適の経済概念だよね。 エコに信用創造を振り向ければ希望が持てるのに。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/13(金) 21:54:21 ID:n1OHqyQi
なんでケインズ主義の経済政策は1970年代に失敗したの? ホントの失敗のメカニズムってなに?
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 02:53:16 ID:G+5jFDfG
どゆこと?
>>294 失敗していない。
ケインズは好景気の時には「増税して回収しとけ」と言っているが、
政治はそれを許さなかった。好景気なのに、景気対策の名目で財政
出動が続けられ、インフレが定着してしまった。
要するに、血圧が低かったから昇圧剤を点滴しとけって話だったのに、
使用する者が万能薬だと勘違いして、既に高血圧状態になっているのに
それを止めなかったら、あちこちで血管がプチっと切れたみたいな。
>>296 ベトナム戦争に無駄遣いしてた(他にもあるけどこれが一番大きい)ので、
ケインズ政策がまともに効かなかったのに、それを全部ケインズ政策のせいに
して、ケインズ政策は効果がないとすりかえたんだね。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 03:53:14 ID:G+5jFDfG
第二次世界大戦中の軍事生産の為の財政支出は成功したのに ベトナムはなんでダメだったの?
>>299 既に景気が良いところに、更に景気を良くする手段をとったので、
インフレになってしまった。それに対する景気引き締め策が政治
的にとれなかった事が問題。
ケインズ政策ではなく、ケインズ「主義」という言葉が存在する
のは、そういう事。否定されたのは、ケインズ「主義」なんだけど
なぜかいつの間にかケインズ政策が否定されたことになってる。
まあ、しばらくすると新自由「主義」も否定されると思うが、これ
が市場経済否定にならないことを祈るよ。既になってるかな。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 05:52:07 ID:G+5jFDfG
やっぱりケネディ暗殺が転換点だったのかな?w 陰謀論じゃないけど、政府発行紙幣を考えてたっていうし。
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 11:04:27 ID:AdHNgk7R
ケインズ政策の効果はないが嘘だというならちゃんとデータで実証しろ!
>>302 ケインズ政策に効果が無いという奴でデータを示した奴は見たことないな。
非ケインズ効果だとか、中立命題だとか、証明も実証もされていない仮説を
持ってきて、否定する奴ばかりだ。
まあ、しばらく待ってれば効果ありってのちゃんと数字で出てくるよ。
アメリカでな。
つか、小渕の時だって、ちゃんと出てたぞ。
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 14:06:47 ID:G+5jFDfG
ケインズの考えは実効性のある理に叶ったものだと思うんだけど ネットでは寄ってたかって批判されるね、中世の宗教裁判みたい… 批判する側の論理は詭弁にしか見えないような複雑でわかりにくく、 要点を飛ばしたり、細部の特異な現象を一般化したり、説明を要する所を 前提にしてしまったり、ムチャクチャに思える… それとも俺の理解が足りないせいなのかな?
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 14:50:39 ID:/bljZWWb
ケインズといえば『一般理論』だけど、あまり注目されていないのが『わが孫たちの経済的可能性』。 こっちのほうが気になる。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 16:07:26 ID:sYPxm1Dv
一般理論は10回読んでもよくわからん。挫折した。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 23:15:25 ID:G+5jFDfG
ベトナム戦争の時のインフレで景気が悪くなるってよくわからない 工業生産が落ち込んだってこと? でも、軍需関係がさかんだったはずだし… なんか工業生産のボトルネックが顕在化したのかな。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/15(日) 01:15:55 ID:dFt51ri9
資本主義というか自由主義圏を救ったのは、ニューディールでもケインズでもなく戦争だろって話?
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/17(火) 17:17:07 ID:jtbMncbe
ケインズの思想は、社会全体のの幸福を願うものだな…
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/21(土) 01:16:22 ID:3WbsYeTE
ケインズの方法は社会全体が豊かになる。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/22(日) 14:24:35 ID:g+5Yq+My
経済の本は殆ど読んでないと言ってもいい俺が今考えている経済とは、 1. 仮に、日本一国で考えた場合、国内全てのお金が1000兆円あったとすると 一人がその1000兆円抱えてしまえば他の人は全く貨幣を持たない状態になる。 2. お金が流れるか、あるいは時間が経過すれば、中央(国)にその一部が流れる 仕組みになっている。それを、また全体に分配する。預金もしかり、銀行がお金 を集め、それを資金として分配(貸出)しお金を回す。 3. 貯蓄(タンス預金も含め)が偉いという価値観と、お金を使う(お金が流れる) ことで景気が良くなるという価値観が根本的に矛盾しており、現在の経済自体が 崩壊に進んでいる。本来であれば国や銀行が再分配の役割を担っているはずがそ の役割を果たしていないことも含めて考えるとシステムの問題である。 4. 実体経済である労働とは別に、お金がお金を生むという金融のシステムは お金を貯めることが良いことであるという、景気とは反対の価値観を生む 大きな原因である。 5. お金の価値は、国全体のお金の量では決まらず、多くても少なくてもある 一定のラインに落ち着くはずだが、それは個人がお金を持ちすぎると崩れ る。それが、デフレである。そうなると、資産の多い個人がより資産の価 値を増やすという経済の崩壊へつきすすむことになる。 6. 単純に、お金を発行すれば、その価値が下がり(インフレ)、使っていな いお金である資産は減り、それに伴い、借金も減ることになる。さらには もともと資産の無いものにとっては、収入が増えると同じくして物価が上 がるので、個人消費自体に影響は殆どない。損をするのはお金を持ってい るにも関わらずその使い方を知らない人間であり経済全体のことまで考え ない自分さえ良ければいいという人間だけであるので問題ない。 7. 国際的な円の価値が下がる、あるいは銀行の価値が下がるという意見があ るが、最終的に大切なのは実体経済である日本の技術であり、それを欲し い人(国)がいれば経済は成立する。 8. 解決策は、お金を持ちすぎると損をするというシステムづくりと、お金が お金を生むという金融のシステムを変えることである。 9. お金を持っていることは偉いことではなく、そのお金を持っているだけの 労働を自分がしているかどうかが大事である。
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/23(月) 15:36:09 ID:FeIoU/58
労働労働っていうけど、労働の価値は需要によって決まるんでしょ? これ以上要らないってもんをあくせく働いてどんどん作って実体経済を 膨らませるだけ膨らませしてもね。大恐慌をまねくだけじゃね?
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/25(水) 00:51:03 ID:DXe6IoPJ
真に価値ある労働とは、人類の衣、食、住を満たすこと、子孫を 生み育てること、それに役立つこと、安全を保つこと、 人類が永続的に発展し続けるための様々な技術を生み出し、実用化すること。 人類全体を一つの生命体、個人をその細胞一つ一つと捉えると分かりやすいかと…。 細胞は生命体全体を生かすことの為に働くことが「自然」なのだとは思わないかな? 経済の目的もその為にサービス・資源・製品を社会全体に 必要な分配を行う仕組みに過ぎない。 体内の血液に過ぎないのだ。 人類の継続的発展を目的としない経済学など、人体の生存に 役立たない血液の循環のごとく無意味なのに…
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/01(日) 20:36:46 ID:xxT/h0SH
その通りだな
一般理論の Let Z be the aggregate supply price of the output from employing N men, the relationship between Z and N being written Z = f(N), which can be called the Aggregate Supply Function. において、aggregate supply price は何を指すのでしょうか? 賃金でしょうか、商品につけられる価格のことでしょうか?
マクロの総供給側曲線じゃね?Ps=Fs(N)。Psは物価指数 みたいな、代表値だから、aggregateなわけ。 そのうちに総需要曲線が出てきて、Pd=Fd(N)と定義して、 需要供給曲線にして、均衡点での物価指数と、雇用数を 問題にしはじめると思うよ。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/02(月) 13:15:48 ID:3NOUjf2E
Y = C +I のYは何の略なんですか?
円・・・ではなくイールド
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/03(火) 01:27:44 ID:PkIontQy
>>319 イールドですか。
金利、収率、利回り、マクロ経済だとどの訳語が適切なのでしょうか。
産出
ケインジアン的なマクロ経済政策のほうだって、いつまでも有効ってわけじゃないよ。 ケインズ自身も資本主義経済の長期展望でその有効期限をだいたい予測していたはずだし。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/16(月) 01:44:16 ID:Batq1PRK
ケインズについて論文を書くけれど、中々題名が決まりませんので案を出してください
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/16(月) 02:26:28 ID:XH1qOCSL
正直ジョン・メイナード・スミスの方が好きです
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 03:17:46 ID:BSbYWzXb
>>55 政治家とか大手新聞社の人とか上層の人たちの出身を調べたら、
パブリックスクール出身が5割をこえていたそうだ
パブリックスクール=私立学校のなかにも、いろんな学校があって、
日本とおなじように学力の低い人が通う私立学校もあれば障害者の
学校も私立学校のなかにある。パブリックスクールのなかで上位
3校に限るとやはり5割近くいくのかもしれない。
上層部がパブリックスクール出身で固められていて、結束も固い。
国のことを考えるエリートだ。ハーヴェイロードの前提はイギリスに
ついては間違っていないんじゃないのか
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/03/21(土) 03:18:48 ID:BSbYWzXb
>>263 ケインズは本当に同性愛者だったのか?
これを調べたらいいよ
ケインズの性的指向性が彼の経済学説に与えた影響について
329 :
名無しさん :2009/03/22(日) 11:08:56 ID:IA4v0mGm
ゲインズ(ドックフード)じゃなくてケインズを霊媒を通じて交霊し有効な経済政策 を聞き出そう。 英国は心霊研究が盛んで霊媒も沢山居るらしいし、幽霊の出るパブも沢山あるので ビールとフィッシュ&チップスで一杯やりながら経済的窮状をケインズの霊に助けて もらおう。
ケインズの経済学を理解するにはウィトゲンシュタイン的なユーモアが必要
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/05(日) 20:28:47 ID:EGbqinlb
ケインズを理解するにはあのわかりにくい英語を理解する能力が必要
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/05(日) 21:58:59 ID:552LUgag
テレ朝のオーラの泉の江原にケインズの霊を呼び出してもらって経済的窮状を救って もらおう。 テレビ朝日も反日活動をせずにチョットは役に立つ番組を作ろうよ! 江原も本物の霊能力者だったら絶対英語で答えるはずだ!
>>332 「リフレ!」とケインズが宣うと思われ。(w
334 :
橋本努の不肖の弟子 :2009/04/05(日) 23:28:52 ID:c9PuXpJv
喫茶店で読むものがなくて仕方なく女性週刊誌を手にとったが、読んで具合悪くなった。 江原を無批判に持ち上げる感性ってどうかしてるんじゃないか? ケインズがヒトの手フェチだったことと植草教授の痴漢癖は何か人間学的に関係があるのかな? なにもないか・・・。
ケインズは、ゲイでもあった件について。
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/06(月) 03:39:17 ID:4FcCW6+Q
ちょっと前にベルサイユ和平条約でケインズがフランスに行っていた ことをテレビでやっていたのをみたなあ。おもしろかった。 WW1で勝った国がドイツにたくさん賠償してもらおうとしたんだけど、 ドイツは調印を蹴って帰ってしまった。それがWW2へとつながっていく
>>336 もし興味があったら、ケインズ全集2巻に入っている
「平和の経済的帰結」ってのを読んでみてくれ。
ケインズがベルサイユ講和会議で見てきたことを、
無茶苦茶毒舌で切って捨てつつ、WW2を予言している。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/07(火) 21:41:32 ID:gU91RUPM
ケインズなら、マルクスの予言が実現されるだろうと予想するだろう。 実際20年後にはアメリカが共産国家になっていたりして
緊急時共産主義
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/09(木) 20:26:41 ID:DVSjomB6
古典派+ケインジアン = 新古典派 でOK? ケインズを理解するには、サミュエルソンとヒックスが必須じゃないの?
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/09(木) 22:34:08 ID:i6UB0h9z
ちがうでしょ。ケインズは新古典派を、おまえらのやってることは 古典派だと決めつけた ケインズを理解するには一般理論を読むしかないでしょ。 ヒックスのISLMの論文を最初は自分の本の内容をあらわしていると いいながら、あとで撤回して、あれは自分のいいたかったことじゃない と言ってのけたから
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 14:19:52 ID:7ceSNMp0
ケインズ経済学はファシズムの一種。
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 21:13:51 ID:btT+CIBZ
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22:12:38 ID:KVAko7Yf
後手後手に廻る政治を怠慢と批評したことにたいする謝罪だから、経済の話をしてるわけじゃないんじゃね?
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 23:02:51 ID:PL9UaZ3a
難しいことの原因まで分析して語ってくれないとね。 実際の政策問題になると、私は政治学の素人だからということになっちゃうのか。
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 23:53:35 ID:NsfAeIb6
>>343 バーナンキは、ケチャップを買いオペしてでもリフレをやってくれるから、アメリカ経済が20年近く低迷するとは思えない。
日本は、日銀券ルールの撤廃が国会で議論されてるから、いよいよ夢にまで見たリフレの予感。
日本も、20年近く低迷すればもういいだろ。ふっかつだー!(w
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/20(月) 22:23:38 ID:1KmqYw+X
「政治家・官僚・ジャーナリストが囚われている“古い経済思想”とは何か」〜池尾和人・慶大教授に聞く(上)
【第66回】 2009年04月08日
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10066/ ―池田信夫氏との共著『なぜ世界は不況に陥ったのか』の本の帯にある「政治家・官僚・ジャーナリストが
囚われている古い経済思想」とは何か。
ひと言で言えば、「俗流化されたケインズ思想」だ。かつて小宮隆太郎氏が使った言葉を借りれば、
「原始的ケインズ主義」だ。ケインズ経済学はもちろん深遠な思考、学問的意義を多々含んでいるが、
それが日本においては「不況期には政府支出や金融緩和で需要喚起すればよい」というようにステロ
タイプ化された経済政策観として、定着してしまっている。
―それは、どうしてか。
本格的なケインズ政策を実施して、失敗した経験がないからだ。日本経済は1980年代初頭まで、欧米の
背中を追うキャッチアップ型であり、成長し続けた。経済社会が成熟し、長期停滞に陥って、需要喚起策が
必要になるという経済構造とは無縁だったから、ケインズ政策は必要なかった。
日本が戦後初めて、赤字公債発行を伴う財政支出に踏み出したのは1975年、福田政権のときだった。
そして、1990年代の長期経済低迷の克服のために財政支出を拡大し続け、膨大な政府債務を背負うことになった。
それでも、長期金利は安定している。いまだに、ケインズ政策によってひどい目にあった、という経験がわれわれにはない。
日本人の経済に関する悲惨な記憶は、第一次オイルショック時の狂乱物価とバブル崩壊だろう。
それは、ケインズ政策とは無縁の原因で起こった混乱だ。
―日本と対照的に、欧米ではケインズ経済学が過去のものと見なされているのはなぜか。
欧米は第二次オイルショック時にスタグフレーションに見舞われ、塗炭の苦しみを味わったからだ。
オイルショックによってサプライサイド(供給側)に大問題が発生したのに、総需要喚起というケインズ
政策で立ち向かい、不況を克服できないままハイパーインフレーションを引き起こしてしまったのだ。
だから、ケインズ政策に対して、欧米には深い懐疑がある。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/20(月) 22:26:22 ID:1KmqYw+X
―手痛い失敗を経験していないからといって、日本の経済政策決定に関わる人々は、
あまりに財政出動効果に安易に頼り過ぎないか。
ケインズ主義は、「自分だけよければいい」と言う発想を合理化してくれる。
今財政支出を増やしたり、減税をすれば、裏側でコストが発生する。いずれ財源が必要になる。
その財源を負担するのは将来世代だ。我々は子どもたちどころか、生まれてきてもいないものたちに
コストのしわ寄せをしている。長期金利が上昇しないのは、コストのしわ寄せがまだ可能だと市場が
判断しているということではあるだろう。だが、世代間不平等が拡大していることは明白だ。
それにもかかわらず、今目の前にある不況の解決を我々は最優先してしまう。ケインズ主義が、
長期的問題の発生に対して目隠ししてしまう効果があるからだ。
―ケインズ主義では、複眼的な思考ができないということか。
ケインズ主義に限らず、全ての理論はそういうものだ。あらゆる事象を視野に納めようと目を見開けば、
光の眩しさによって何一つ見えなくなりかねない。理論はフィルターであって、多くの事象を捨象し、
見るべきものを選択してくれる。フレームで切り取る、という言い方でもいい。だから別の理論、フレーム
から見れば非常にアンフェアであることの実現を、「長期的には我々はみな死んでいる」とか言って、
平然と要求することになる。子や孫の世代は生きているはずにもかかわらず。
したがって、ケインズ主義に立つ人は、知らずに自分の都合のいいことを要求しているなどとは考えもしていない。
その“不都合な真実“を知らされると怒り出すほど、無邪気に原始ケインズ主義に浸っていると言ってもいい。
―古い経済思想が原始ケインズ主義だとすれば、現在の“世界標準”の経済学はどういうものなのか。
例えば米国は、前述した最悪の経済状態のなかでレーガン大統領が登場し、サプライサイドの経済政策に転換する。
以来、四半世紀が経過し、経済学と経済政策は習熟度を高めた。“ニュー・ケインジアン”は、需要喚起だけでなく
サプライサイドの問題に十分に注意を払っている。また、時間軸を考慮し、次世代への影響を重視した経済政策を志向する。
これが世界の標準的なものの見方だ。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10066/?page=2
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/20(月) 22:28:39 ID:1KmqYw+X
―現在の世界標準の経済政策がサプライサイドを重視するのは、なぜなのか。
よりよいものをより安く効率的に作る能力が高くなる、つまり生産性が高まらないと、
社会は豊かになれない。いくら輪転機を回しておカネを刷って配るという究極の需要喚起策
をおこなっても、それだけで豊かな社会が実現できないのは自明だ。
それを原始ケインズ主義者は忘れている。例えば、不況になるとものが売れず、生産過剰に
なるから、供給能力を向上させたら、さらに需給ギャップが拡大して不況が悪化する、などと言う。
だが、それは今日だけを見て、明日を見ていない者の誤りだ。十分な資本の蓄積を怠ると、
もの作り能力、供給能力は知らず知らずのうちに劣化してしまう。
その罠にはまったのが、1970年代の米国だ。ベビーブーマーが社会に出始め、安い賃金で大量の雇用を
行う一方で、研究開発投資や設備投資をサボってしまった。供給能力が低下しているところに、オイルショック
が襲い掛かった。ものを作れる能力を低下させていることに気がつかずに、ペーパーマネーに頼った需要喚起策
に走り、前述したスタグフレーションに突入したのだ。
繰り返すが、イノベーションを起こせるほどもの作り能力の高い社会でなければ、私たちは豊かになれない。
―では、供給能力さえ高ければ、不況に陥ることはないのか。
アダム・スミス以来、「分業体制を採れば生産性は上がる」というのが経済学の常識だ。だが、「分業体制」に
すればただちに「生産性が上がる」というものではない。ポテンシャリテイを存分に発揮するには、分業体制を組む
それぞれが的確な役割分担をしなければならない。それぞれが的確な役割を担うためには、さまざまな社会的調整が
必要になる。それを最近の経済学では、「コーディネーション(相互調整)」と呼ぶ。コーディネーションがうまく
いけば経済は拡大し、失敗すれば不況になる。
例えば、企業と家計は経済社会の構成要員として、重要な役割を分担している。家計は労働力を供給し、賃金という
対価を得る。企業は労働者を雇用し、生産活動を行う。さて、企業の景況感が悪化し、ものが売れないと考え、生産活動
を縮小し、賃金を下げたり雇用を切ると、家計は防衛のために消費活動を控え、経済活動が一段縮小して景況感の悪化を
裏付けるような事態に陥ってしまう。本来のポテンシャリテイを発揮できない悪い均衡だ。これが不況であり、企業と
家計のコーディネーションの失敗の結果だ。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10066/?page=3
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/20(月) 22:31:42 ID:1KmqYw+X
―そのコーディネーションは、誰が行うのか。
コーディネーションを担う機構の代表は、市場だ。われわれは経済活動の大方の調整機能を、
通常は市場に委ねている。だから、「不況は市場の失敗」ともいえる。
悪い均衡は経済活動が縮小していても、それなりに安定している状態だから、なかなか抜け出せない。
そこから脱却するには、均衡を破るショックが要る。例えば、政府が買い手として登場して、ものが売れ
ないと思い込んでいた企業心理にショックを与え、前向きに変化させ、雇用拡大を促す。
今や、こうした市場の機能をベースにした議論が、経済学の世界標準だ。ケインズ主義から出発した
「ニュー・ケインジアン」も、古典派自由主義の流れを受け継ぐ「ニュー・ネオクラシカル・シンセシス(新々古典派総合)」
と呼ばれる人々も互いに歩み寄り、共通のフレームワークの中で経済政策を議論している。
―原始ケインズ主義者と原始古典学派がいまだに対立している日本は、世界の経済思潮に大きく立ち遅れているということか。
そうだ。問題は、そうした古い発想では、不況の本当の原因を突き止められないことにある。
いかなるコーディネーションの失敗で不況に至ったのかを正確に診断しなければ、対処方法を間違ってしまう。
前述したように、サプライサイド、もの作り能力が維持されている場合は、ポテンシャリテイが堅持されて
いるのだから、政府が需要喚起策を行えばよい。そうではなくて、70年代の米国のようにもの作り能力、供給
能力が劣化している場合は、潜在成長率が低下しているのだから、政府が需要を喚起しても、いたずらに財政
赤字が拡大するだけで何ら効果はない。どちらも不況だが、原因は違う。その正確な診断が、原始ケインジアン
がはびこる日本ではできないことこそが問題だ。
☆次週は日本経済の構造問題に焦点を当てたい。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10066/?page=4
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/21(火) 20:04:53 ID:pM3iYOph
「わたしたちが不況の原因を正確に診断できないのはなぜか」〜池尾和人・慶応大学教授に聞く(下)
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10067/ 日本の経済政策に関わる者たち――政治家も官僚もジャーナリストも、「俗流化されたケインズ思想」の
奴隷となったことに無自覚でいる。無自覚ゆえに不況の原因を誤解し、見当違いの需要喚起策に膨大な
政府支出を費やす。池尾・慶大教授は、「日本はいびつな2部門経済であり、原因も解決策も異なる」と強調する。
―前回のインタビューは、不況の原因を二つに大別したところで終わった。一つは、サプライサイド、もの作り能力が
維持されているにもかかわらず、景気の循環によって不況に突入したケースだ。この場合は、潜在成長率(ポテンシャリテイ)
が堅持されているのに、需要不足で実質成長率が下振れしているのだから、政府の需要喚起策が不況打開に有効だ。
二つ目は、1970年代の米国のようにもの作り能力、供給能力が劣化してしまったケースだ。この場合、潜在成長率の水準
そのものが低下しているのだから、供給能力の強化策が不可欠だ。政府が需要を喚起しても、いたずらに財政赤字が拡大
するだけで何ら効果はない。今の日本の不況は、どちらなのか。
答は、たぶん後者だろう。私は、不況が長期化した1990年代から供給能力が劣化し、潜在成長率の水準そのものが低下
していると考えている。
日本は、@輸出型の製造業とAそれ以外の産業の間に分断があるいびつな“2部門経済”だ。輸出型の製造業とは、
トヨタでありキヤノンでありパナソニックであって、日本の国際競争力の高さを象徴する企業群だ。それ以外の産業とは、
国内向けの製造業、およびサービス産業であり、ほとんどの中小企業が該当する。農林水産業も含まれる。
この2部門は、ともに不振に陥っているが、それぞれ原因が違う。
輸出型の製造業は、依然として高い供給能力、もの作り能力を維持している。だが、グローバルインバランス(国際的な経常収支の不均衡)
の解消が急速に進むことで、世界中が不況に陥り、需要が一気に落ちた。輸出中心の売上高は激減し、大幅な生産調整に入った。
一方、それ以外の産業は、そもそも供給サイドに大きな問題がある。30年近くの長きに渡って、いっこうに労働生産性が
向上していない。潜在成長率自体がゼロかマイナスになってしまっているのではないか。こうした停滞は、5年、10年の期間
に起こった問題ではない。
2部門経済なのだから、原因はひとくくりにできないし、解決策も違う。
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/21(火) 20:07:56 ID:pM3iYOph
―政府・与党は追加経済対策を決定した。財政支出は15兆円超、事業規模は56兆8000億円で、いずれも過去最大だ。
不況脱出に有効だろうか。
不況を脱出するには、正確な原因分析が必要だ。繰り返すが、2部門の不振の原因は異なる。そして、政府・与党
の経済対策は、それぞれの原因に対して有効な解決策を用意するというものにはなっていない。
例えば、輸出型の製造業の代表である自動車産業は国内で1100万台、海外で1100万台、合計2200万台生産できる能力
をもっている。日本の国内需要は、600万台がせいぜいだ。とすれば、日本以外で1600万台売れる市場がなければ、世界に
誇る自動車産業の供給能力を生かせないことになる。これまでアメリカ市場の需要規模が1700万台くらいあったのが、
少なくても当面の数年間は1000万台程度に落ち込むことは必至だ。この世界規模の需給ギャップ問題に対して、日本政府が
できることなどほとんどない。低燃費車の買い替え補助金を出した程度で、埋めきれるような需給ギャップではない。
日本の自動車産業は、自力で、グローバルインバランスが解消した後の世界需要に見合う水準まで生産能力を削減するしかない。
削減幅を少なくするためには、新興国での販売拡大を実現する努力(低価格車の開発など)をするしかない。
―事業規模56兆8000億円の追加経済対策は、「それ以外の産業の生産性向上」にも役に立たないのか。
単に需要を付けるだけだと、その場しのぎにしかならなず、生産性向上、供給能力の強化には役に立たない。財政刺激
をやめると、元の木阿弥になってしまう。むしろ農業にしろ小売業にしろ金融業にしろ、その虚弱体質は、政府による長年
の参入規制、過保護政策に原因がある。規制改革を進め、競争を促進しなければ問題の根本的解決にならないことは、明白だ。
多くの人々――政治家にも官僚にもジャーナリストにも、日本経済は輸出型の製造業が主力だという思い込みがあるのではないか。
だが、GDPに占める輸出の比率は15%に過ぎない。また、就労人口のおよそ80%は、それ以外の産業に属している。輸出型の製造業で
働く者は、関連産業も含めて20%程度だろう。日本経済の主体は、それ以外産業である。つまり、日本経済の決定的な病根は、
サービス産業を中心とした“それ以外の産業の低生産性”にある。ここのメスを入れなければ、病状の回復はありえない。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10067/?page=2
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/21(火) 20:10:24 ID:pM3iYOph
―不況の原因を、産業別で2部門に分けたり、また、景気循環なのか潜在成長率の水準低下なのかを区別したりしないまま、われわれがいつも
総需要換起政策に傾いていってしまうのは、なぜなのだろうか。
政治家も官僚もジャーナリストも、俗流化されたケインズ思想に囚われてしまっているからだ。問題の本質を見誤ったり、偏った結果をもたらす
経済政策は、通常は既得権益を巡る争いだと説明されることが多い。だが、ケインズ自身が、『一般理論』の最後にこう述べている。
「どのような知的影響とも無縁であると信じている実際家たちも、過去のある経済学の奴隷であるのが普通である。(中略)私は、既得権益の力は
思想の漸次的な浸透に比べて著しく誇張されていると思う。なぜなら、経済哲学および政治哲学の分野では、25歳ないし30歳以後になって新しい理論
の影響を受ける人は多くなく、したがって官僚から政治家やさらには扇動家でさえも、現在の事態に適用する思想はおそらく最新のものではないから
である。しかし、遅かれ早かれ、良かれ悪しかれ、危険なものは既得権益ではなく思想である」。
ケインズの没後およそ60年を過ぎて、日本においてはケインズ自身の思想が俗流化されて、政策を決定したり、それに影響を与える者たちの考えを支配
しているという皮肉な状態になっているといえる。
―前回のインタビューでは、「ケインズ主義が長期的問題の発生に対して目隠ししてしまう効果」を指摘していたが。
その弊害は、大きいと思う。今回の経済対策も、もちろんフリーランチではなく、将来世代に負担を強いることになる。しかし、
そうした負担を残すことに対する「後ろめたさ」のようなものすら、いまの日本社会にはみられない。
将来世代に負担をかけることになるという自覚がしっかりとあれば、その経済対策によって日本経済の潜在成長率を高め、将来
世代にも恩恵を及ぼすことができるようになるかどうかについて、真剣に考慮するはずだ。ところが、コストについては考えない
ような思考枠組みに囚われてしまっているので、潜在成長率を高めることになるかなどという「長期の」問題には関心を示さず、
目先の便益さえあればよいということになってしまう。
こうした経済政策運営が続くならば、仮に現在の不況から脱却できたとしても、いま生きている者たちがみな死んでしまう将来に
おいても生きているはずの若者や、これからこの国に生まれてくる者たちが不幸になるのは必至だというしかない。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10067/?page=3
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/04(月) 04:18:54 ID:TsZXf2v7
景気良くなって投資が増えれば潜在成長率も増えるだろうに。 逆に、投資不足状態が続けば潜在成長率は増えない。
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/04(月) 09:23:23 ID:GCEeeSYA
> 答は、たぶん後者だろう。私は、不況が長期化した1990年代から供給能力が劣化し、潜在成長率の水準そのものが低下 >していると考えている。 ダイアモンドは昔からこれである。潜在成長率とは、生産能力の上限の天井の勾配のことを言うのだが 天井はGDPのはるか上方にあるため、日本に当てはまるのはどちらかと言われれば前者であろう。 内閣府(前経済企画庁)のデータ分析(特にGDPギャップ)は極めて杜撰であることは、経済に意趣が向くものなら 十二分に承知しているはずである。大阪学院大学経済学部教授、丹羽春樹が詳しい。 この日本の状態を、ケインズは「豊饒の中の貧困」と呼んで強く批判したのである。 総需要(有効需要支出のマクロ的総額)を増やすことで、「真の財源」といえる生産能力の余裕を活用しようという政策姿勢こそが ケインズ経済学の基本的なビジョンなのである。
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/09(土) 10:49:00 ID:83GfNtTf
投資も需要サイドに入るの? 供給サイドじゃないの?
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/09(土) 11:17:31 ID:BFYbmoo6
もはや玉砕しかないんだよ! 大日本帝国万歳!天皇陛下万歳!我 敵艦に特攻をする! ブブブンンンンンンンンンン ドカン!
>>357 投資は需要サイド。
今期消費しない物品の購入だから。
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/12(火) 13:19:20 ID:StHeMiAG
投資が需要なら生産も需要でしょう。
何が言いたいのかわからん。
生産だって投資なんだから、今期消費しない物品の購入だよ。 これを最小限に節約する生産様式がトヨタ式と言われているだけ。
マクロの話をしているんだったら、需要としてカウントしているのは 付加価値の分だけだよ。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/19(火) 15:03:13 ID:6BEU1/d+
労働力供給という人的投資も含まれるの?
というか、国内で生産された付加価値の総和は、労働力に対して支払われる 対価と利子配当などの合計と等しく、それを国内総所得と呼ぶ。 人的投資なんてのは、ただのジャーゴンだから気にするな。 株式投資だって、あれは貯蓄行為だし。
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/19(火) 20:03:17 ID:xRmsQluY
ケインジアンのレトリックにまんまと乗せられている感じw
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/19(火) 20:08:20 ID:qXKgQOSd
山根 イルミ
>>366 株式投資を、投資行為とみなして、「投資を増やしましょう!」とか
言うのって、モロにレトリックだよね。
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/20(水) 15:26:33 ID:ILipUYCO
ケインズ以来、生産の意味が変わった。需要を生産することが生産性の課題の中心になった。 それ以降の生産力といえば、需要をどれだけ刺激できるかということを競うための生産性なのだ。 その発想の芽生は生産と消費をイコールとして考えたマルクスにあったんだろうけど。
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/20(水) 16:04:19 ID:ILipUYCO
ケインズ経済学は、金融政策によってセイの法則を拡張しただけ。
意味不明
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/20(水) 19:11:26 ID:ILipUYCO
セイの法則をその拡張によって擁護したのがケインズ
全く見当違い
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/22(金) 02:25:27 ID:zh2xHgGO
ID:ILipUYCO 煮詰まっているみたいだなw。 そんなのじゃ、レポートも不合格だろうww。
経済学者ケインズが好きな理由は投資家としても成功しているからだ。 口だけ達者な経済学者の何と多い事か。
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 14:23:09 ID:NuDSw5XI
>>375 頭が固い先生ばかりだと学生は苦労するww
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 17:21:32 ID:wLes4eil
■ケインズの心身二元論 心身二元論の罠 ケインズ経済学においては、経済規模を決定するために投資量が大きな影響を持つ。そし て投資量はその投資への期待収益によって決定される。そして投資が株式市場によって 決定されることで、不安定になる。 そのことをケインズは「美人コンテクスト」で例えたのは有名である。しかし「四次、五次、そ してもっとも高次の次元」という予測は、すでに狂気に近づいている。いかに高次に考えよ うと不確実性に解はない。そこに過剰に解を求めようとするとき、それは神経症である。特 に不況時のように先が読めず不確実性が高まったときには、現実にフリーズしてしまうだろう。 先にケインズの経済学とフロイトの精神分析の近似をしめした。特にケインズは不況を分 析したがまさに神経症と重なる。それ故にまたケインズは精神分析と同じ罠にはまっている 疑いがある。 精神分析とは精神を分析するが、そこでは身体が欠落していると言われる。精神分析はそ の成り立ちから心身二元論の構造をもつ。そしてケインズの経済学にも「身体」が欠落して いる可能性があるのではないだろうか。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 17:22:39 ID:wLes4eil
「豊富の中の貧困というパラドクス」 たとえばケインズのいう「豊富の中の貧困というパラドクス」について。このケインズの指摘 では貧しい国ほど完全雇用に近くなるが、実際にはそのようなことはない。むしろ逆である ことが多い。 ここで欠落しているのは、健全な経済「身体」である。先進国のような健全な身体では投資 すれば、それが血肉となり蓄積されて、次の成長へ繋がる。そして経済が成長することで、 富裕な社会でも「十分な投資機会」が生まれつづけ、所得が増えつづける。それに対して 貧しい社会では往々にして経済「身体」は弱く、投資が身にならない。そのために投資が次 の成長に繋がらず、「控えめな投機」も生まれず、雇用が増えない。 >> 豊富の中の貧困というパラドクス・・・貧しい社会は生産物のはるかに大きな割合を消費し がちだが、ごく控えめの投資でも完全雇用を与えるには十分であろう。しかし富裕な社会 は、豊かな成長の貯蓄性向を貧しい成員の雇用と両立させようとするなら、もっと十分な投 資機会を見つけ出さなければならない。社会が潜在能力の面で富裕であっても、投機要因 が弱ければ、有効需要の原理がはたらいて現実の産出量を減少させずにはおかず、最後 には、その潜在的は富にもかかわらず、消費を上回る余剰が弱い投資誘因に見合う水準 に減少するまで、貧しくなってしまうだろう。 もっと悪いことがある。富裕な社会では、限界消費性向が相対的に弱いだけではない。資 本蓄積がすでにかなり進んでいるために、これ以上の投機機会は、利子率が十分な率で 急降下するのではないかぎりますます魅力の乏しいものとなる。P44-45 「雇用、利子および貨幣の一般理論」 ケインズ (ISBN:4003414519) <<
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 17:23:25 ID:wLes4eil
健全な経済身体に健全な自由競争が宿る 経済を成長させる体力、それが経済「身体」の健全さである。世界の不確実性を生き抜くた めの方法論では、社会的な「身体」を鍛えることは基本である。人類史を長期的に見れば、 自由主義経済の以前から技術・道具技術を蓄積し、生存を安定するよう発展してきた。 しかし「身体」を鍛えるために自由主義経済が優位であることを説明しない。身体の鍛え方 には原始共産制や封建社会や社会主義など様々な形式がある。だがとにかく近代化にお いて、自由主義経済が選ばれてきた。そして自由主義経済の「身体」が健全であるために は、効率的に作動するよう規律訓練された環境が必要である。 先にあげたように自由主義経済の「均衡」が作動することは歴史上でみてもそれほど簡単 なことではない。十分に多くの自由な競争者が存在するという、高度な民主主義体制のも とで可能になる。そのためには学校教育によって規律訓練された人的資本や様々なインフ ラの整備などの固定資本が必要である。 貧しい社会と富裕社会の格差は、このような経済身体の健全さに大きく関係するだろう。た とえば貧しい社会の問題として言われるのが政府の腐敗である。先進国との独占的な関 係によって一部の階級のみが富む。それによって健全な自由主義経済環境が生まれず、 自由経済が進展しない。 だから健全な経済身体を作るためにはただ自由放任にするだけではだめで、自由主義環 境を整備することが重要になる。「健全な経済身体に健全な自由競争が宿る」ともいえる。
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 17:24:20 ID:wLes4eil
「生政治」と健全な経済身体 経済でいう「精神」とは貨幣愛のことであり、「精神」の分析は貨幣という一元的な指標に よって分析が比較的容易である。しかし経済の「身体」について分析は地域的、歴史的な 複雑な分析が必要となる。 アダムスミスの「国富論」のはじめから、ヴェブレン、ガルブレイス・・・トフラーまで、あるい はこの不況時にも出版される膨大な経済関連の著書はこのような経済身体分析を補完し ていると言えるだろう。 このような中でフーコーの経済学分析としての「生政治」は、経済身体について分析した有 用なものといえる。フーコーがその初期の研究において知の技術としての精神分析批判を おこなったことは偶然ではないだろう。 近代化の初期には軍隊訓練に近い規律訓練権力が導入され、その後健全化が進むと自 由な経済を推進する生権力が重視する政策が進められた。生政治は計画経済と大きく違 う。むしろ新自由主義政策に近く、計画を管理するのではなく、「自由であるように管理す る」のだ。 そして経済身体を考慮して考えるとき、経済はそれほど大きく変化しているだろうか。たと えばこの不況によって情報化社会、グローバルな金融システム、環境管理技術、そして格 差社会などの生政治の流れは変化することはないだろう。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/24(日) 17:25:08 ID:wLes4eil
経済学には身体がない たとえば悪名高きケインズの公共投資論、不況には「穴を掘って、また埋めるような仕事で も、失業手当を払うよりずっと景気対策に有効だ」ということは、数字(貨幣)計算上の乗数 効果としては有効かも知れない。すなわち神経症(貨幣愛)治療においては有効かもしれない。 ケインズが画期的であるのは新古典派の「精神」も「身体」もない「神の姿」に「精神」を埋め 込んだことにある。ただ「身体」は欠如のまま残された。それゆえに神経症のごとく不安定 であり、公共の計画性に安定をもとめざるおえなかった、ということだろう。 しかし経済身体が欠落することは、ケインズに限らず経済学全般の特性といえる。そして 身体分析の困難さから経済分析は自由主義のような楽観的か、ケインズのような悲観的 かに大きく触れやすい。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/28(木) 04:16:31 ID:vm2BrnRg
>>258 >ケインズの正しさは、アメリカの第二次世界大戦時の戦時特需が
世界恐慌からアメリカを立ち直らせた事実からも明らか何だけどね。
それは偉大なる勘違い。アメリカの景気が立ち直ったのは戦争当事国
を食い物にしたから。アメリカが潤った以上に戦争当事国はダメージ
を受けてる。アメリカの局所的な利益を世界全体の利益と混同してる。
もっとも、アメリカだって稼いだ外貨分の商品を海外から回収でき
なきゃ外貨が不良債権になるか、ドルの価値が薄まってインフレに
なるかで、いずれも損害を被ることになるけどね。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/31(日) 21:06:11 ID:DZrlRMNN
慶應や上智の基金の運用失敗を見ていると、ケインズは凄かったんだなぁ〜。 ケンブリッジのキングス・カレッジの基金3万ポンドを運用して38万ポンドまで 増やしたとは・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ケケ中も偉そうな事を言っているんだから、慶應の基金を運用して約535億円の 損失を取り返してもらいたいもんだよ。 出来ないと思うけど。 所詮日本の経済学者は口だけのヘタレばかりか!
変な論理w
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/06/03(水) 04:23:11 ID:r7z2Hb4x
一般化したケインズ的「マクロ均衡」の均衡条件 @意図された民間投資+政府支出=貯蓄+政府の財政収入 A貯蓄=国民所得×貯蓄性向 B政府の財政収入=国民所得×税率 C意図された民間投資=利子率と資本の限界効率(投資の予想利潤率)の関数 D利子率=流動性選好(現金貨幣需要量)と国民所得の関数 E流動性選好=現金貨幣量 内生変数(未知数)6個 外生変数(所与の独立変数)5個 ・意図された民間投資 ・政府支出(政策変数) ・貯蓄 ・税率(政策変数) ・政府の財政収入 ・現金貨幣量(政策変数) ・利子率 ・貯蓄性向 ・国民所得 ・資本の限界効率 ・流動性選好 未知数6個、方程式6本であるから「解」が得られる。 このマクロ均衡条件のうち、政策変数(外生変数)を、政府や中央銀行が操作することによって 均衡国民所得を完全雇用・完全操業に対応する水準に保つ可能性があるのである。 ※ケインズが強調したことは、この均衡条件を満たした「均衡」が必ずしも完全雇用・完全操業をもたらす保証は必ずしもあるわけではない ということである。自由放任のままでは、失業や設備の遊休といった不況の状態をともなう好ましからざる「均衡」になってしまう危険性が 多かれ少なかれあるということである。 ※外国貿易を考慮にいれたマクロ均衡体系ではない
確率論ってそんなに難しいんですか? 全集にも翻訳、ないんですかねぇ
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/08(水) 15:59:04 ID:upug+MG2
>>384 当時のイギリスの法律がどうなってたか知らないが、本来なら背任罪で告訴されるような行為だ。
大学の基金は大学の運営のためにあるもので、株賭博をするためのものではないから。
損益云々の話ではない。ケンブリッジだって相場次第でKOのようになってもおかしくなかった。
ケインズごときの役人崩れの株屋が経済理論を唱えるなど、思い上がりも甚だしい。
「聞いちゃったんです」ととぼけたあの人か、手鏡で痴漢して捕まったたあの人と同類の人間。
>>388 今とは法律が違うよ。
それと、ケインズの時代はインサイダーOKだったので、
投資の才覚というより、情報が入る場所にいたことが
高収益の原因。
というか、ケインズは株屋でも役人でもないし。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/08(水) 16:40:02 ID:upug+MG2
>>389 ウィキには「1915年大蔵省に勤務」とあるぞ。それにやってることは株屋と変わらん。
少なくとも経済学者よりは株屋の方がずっと近い。
株より商品投機のひとじゃなかった?
インド人から金を巻き上げようといろいろやってたのがこの人 ユダヤの手先
現代でもインサイダーはOKなんだが・・・ 貧乏個人がやるから逮捕されるだけで
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 05:21:12 ID:F1zRTdo4
>>391 どっちも相場もんだからほとんど同類。
言いたいのは経済学者としては評価に値しないということ。
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/23(木) 00:08:06 ID:UFObXlcM
>>387 ケインズの確率論にふれた日本語の本としては
「リスク」「ケインズの哲学」「まぐれ」「容疑者ケインズ」
などあるけど、翻訳本はないよな。
仕方ないから、原書読んでるけど、
内容もだが、英語が目茶難しい。(構文などが)
ようは一般理論ってどういうことなの? わかりやすく教えて
>>396 「アニマルスピリットが景気変動の原因」
>>397 おいどういうことだよ。もっと優しくだよ!
幼女に教えるように!
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/21(月) 11:59:16 ID:01qy8Tj8
政府支出をやりましょう
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/30(水) 07:35:38 ID:8Nfui9C1
タブララサ
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/30(水) 19:45:12 ID:YzLAeACU
バンコールはどうよ? これやってりゃ今回の金融恐慌はなかったとおもうがなぁ…
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/25(日) 00:43:20 ID:Ab3xkjDQ
>>384 38万ポンドって、1ポンド160円くらいだから、5500万円くらいか
大学の基金としては大きくないなあ。貨幣価値がさがったんだろうな。
ケインズが一般理論を書かなかったら、ギリシャだって、イギリスだって、日本だってこんなに
負債まみれにならなかったとおもうよ。だからケインズのおかげでみんな不幸になるんじゃないかな?
大恐慌からアメリカが立ち直ったのだって、ニューディール政策というより、第二次世界大戦で
立ち直ったんじゃない?
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/25(日) 01:17:27 ID:1Wk9n+Pv
つまりだな 景気が良くなると思えば景気が良くなる 景気が悪くなると思えば景気が悪くなる 景気を良くしたいならレッツ・ポジティブシンキングだぜ
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/04/25(日) 20:23:29 ID:Ab3xkjDQ
そうだな。 不景気だとする。 となりのやつに、 「おまえ、金使えよ。景気よくならないだろ」 自分はしっかり貯蓄だな
確率論の邦訳が出る(出た)と聞いて やっとかと言うべきか意外と早かったと言うべきか