1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
何らかの社会問題や政策について、経済学以外の学問(社会学、政治学、法学など)を専攻している人たちと議論していると、
「経済学って、人間が合理的に行動するとかいう非現実的な仮定をおくんでしょ?」
「始めから予定調和的な均衡を想定してロジックを組み立てているのだから、一見もっともらしい結論を出せるのは当然だ」
「この問題は金の問題ではなくて権利の問題なのだから、経済学では扱えない」
といった経済学批判のようなものを聞かされることがよくあります。
その度に私はそれが経済学に対する誤解であることを説明します。
専門が違えばしかたがないことなのでしょう。それ自体は大して苦痛ではありません。
そしてだいたいの場合は納得してもらえます。
ところが、誤解は解いたはずなのに、別の議論でまた同じような経済学批判を言う人がいます。
たくさんいます。というか過半のような気がします(しかもその中には教授という肩書きを持った人もいた)。
私の被害妄想でなければ、彼らは経済学を嫌っていて、
積極的に理解しまいと、理解したことを忘れようと努力しているとしか思えないのです。
あるいは理解していても認めたくないのか。
もしかして経済学には人の怒りを買うなにかがあるのでしょうか?
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/12 22:26:19 ID:4Cg5fN/P
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/12 22:59:54 ID:ErRV6x58
やべぇ。おれ2割に入ってるかも・・・
>>2 どうも。
プリントアウトして、持ち歩くことにします。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/14 05:15:24 ID:2bMlDzNf
役にたたないからでしょ
経済学が役に立つならこんなに経済に閉塞感が
ただよったり不況にはならないはず
また、その役に立たないモノを数式を使って普遍的な法則のように
えらそうに言うやつがいる点
科学のようなような顔をしたえせ科学
>>3 あの書き方見ると、書き手自身が2割に入っていることは確かだ罠
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/14 09:37:43 ID:5TLmYTeu
1の言うところの「誤解を解いた」が具体的にはどういうことを指すのか
詳しく説明してほしいな。
1は納得させたと思ってても聞き手側は納得してなかったってことでしょ。
「こいつバカで言ってることにぜんぜん説得力無いけど、
まともに反論しちゃうとあまりに否定しなくちゃならない部分が多くて、
プライド傷つけちゃって人間関係壊しそうだから適当に納得した振りしておくか。」
なんて相手の人は考えてるのかもね。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/14 11:48:11 ID:gg6+/1xi
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/14 12:11:57 ID:CzRvtvpU
>>1 彼らには学問的誠実さが欠如しているのです。
自分の気に入らない結論を導くような議論は忘れたふりをし,
そしてそのうち本当に忘れ,
忘れたふりをした同業者の著作を読んで元の木阿弥にもどる。
自由貿易に反対する数百年前の議論が同じ形で何度も何度も生き返るのと同じ。
進歩がない。誠実さがない。
彼らには意外性のある理論を経済学者ほど好まないのです。
経済学者は自分の思い込んでいたことや常識を否定するような理論をとても好む。
一方,反経済学の彼らにとって,自分の思い込み(多くは常識と一致)を確認するのが
学問であり,
それを否定されるのは気分の良いことではないのです。
若さがない。遊び心がない。
要するに彼らは真実の探求という学問にたいする姿勢を忘れた
傲慢な者たちなのです。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/14 12:55:09 ID:S9Zzvfxt
社会科学内で経済学だけちょっと浮いちまってるよな。
Dexitも「経済政策の政治経済学」の中でそれはよくないって感じのこと
言ってたけど。お互いちゃんとRESPECTせんといかんよ、みたいに。
>>7 議論の結果、相手の正しさ(自分の間違い)を認める時は、自分がどうして説得されたのかを説明すべきだろう。
自分の意見のどこが間違っていると分かったのか、議論を通じてどのようにそれが修正されていったのかを詳細に。
それができないのなら、自分はまだ「納得していない」のだから、「納得した」と言わずに、
納得できない点について議論を続けるべきだろう。
逆に相手が「君が正しい。僕が間違っていた」と言った場合も、それだけで満足しないで、
「どうして君は考えを変えたのか?議論を始めた時には君はそうは言ってなかった」
とたずねるべきだ。
議論の最後に、その議論の成果を参加者全員で共有する作業をしなければ、
また同じメンバーと同じ議論を繰り返すことになる。それは時間と体力の無駄だろう。
>>1 学問でもないのに「学」を名乗ってるからじゃないの?
意味がよくわからん。
法学も文化人類学も文学もみんな学を名乗っているじゃねーか。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/16 02:32:04 ID:UTwnxDpg
117 :雑感 :03/08/09 10:25
『社会学評論』を見ても、英語の論文ばかり引用しているのに、自分は一本も海外雑誌に発表していない先生方が多い。要するに海外文献の紹介が彼らの「研究」のようだ。
オリジナリティのある研究もあるようだが、日本人の間でしか読まれていない。狭い仲間の間での評価・批判しか受けていない研究が、国際的に競争力をもてるはずはない。
基本的に問題なのは、日本の社会学界の「閉鎖性」だと思う。外とウチの間に見えない区別を作り上げ、自分たちの世界だけで自己満足し、外の世界と競争しようという意識が低すぎるのだ。
「英語で書かなくてもよい」は、第三者から見ると滑稽な意見だが、こういう風土に慣れてしまうと、当然のように感じられるのだろう。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/16 02:38:42 ID:UTwnxDpg
何らかの社会問題や政策について、経済学以外の学問(社会学、政治学、法学など)を専攻している人たち
は、紀要のみでも東大教授になれるからね〜。経済学は憎悪の対象だろう。海外なんぞで論文披露しおってって。
海外
っていうか
世界に対して
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/16 21:55:45 ID:UTwnxDpg
134 : :03/01/23 19:10
理論社会学と呼ばれてるモノの多くは、論理社会学か理屈社会学なんだよな。
論理的にモノを述べてるだけ。理屈こねてるだけ。
理論って反復性が前提なのに、社会学にはそれがないモノが多い。
社会という複雑で揺れ動く対象をテーマとしてるから仕方ない面もあるし、
俺は必ずしも、それは欠点じゃなくて、社会学の可能性とも思う。
でもやっぱり、数理社会学や自然科学から見て、
社会学は「理論」と呼べないよな。一部の哲学にも言えることだけど。
まあ……かくいう俺も「論理(理屈)」社会学やっとります。
ブルデューやらジジェクやらがどうたら、
それらを分析道具として使ってネット社会がどうたら……我ながらクダラネ
分析道具とかカコイイこと言いながら、他人の理屈を借用してるだけ。
論理に破綻がないように、新しい発想と表現をしてるだけ。
ここまで来ると、論理(ロジック)ですらなくて、修辞(レトリック)の世界だよね。
でも、こんなクズな俺でも一流大学院だったりするから社会学って不思議。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/16 21:56:10 ID:UTwnxDpg
24 :名無しさん@1周年 :2001/05/20(日) 11:16
海外のジャーナルに論文を書いている人の割合はかなり多いと思いますが。
威張る? 他の分野の研究者が卑屈なだけです。
それこそ、自分らの論文が、海外のジャーナルで採用して
もらえないから、数理がうらやましく思え、威張っているように
見えるんでしょうかね。
まあ、日本の社会学じゃ、海外ジャーナルへの採用がなくても
研究者として食っていけるのでしょうから、
学内や学会内で権力争いや毛繕いにうつつを抜かしていれば
いいでしょう。暇ですよね、他の分野って。
ちなみにわたしは、数理とは関係ありませんが、オマエモナーを
書いてみたくなりましたので、自虐レスです(笑) 多少は
ムカッとしてもらえたでしょうか。
それぞれ全く専門の違う3人の人から、それぞれ別の機会に、
今の経済学の主流はミルトン・フリードマンのシカゴ学派の新自由主義の人間の尊厳ある生活よりも大企業の利益を擁護する……
というほぼ同じ意見を聞いたんだけど、これって何が元ネタなのか知ってる?
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/18 01:10:11 ID:r+YD3sJ5
株にしろ通貨にしろ景気にしろ地価にしろ上がるか下がるかの2択しかないのに
外しまくりの経済学者。経済学って過去の事象しか説明できないのですか?
地震予知連くらい役立たずだと思います。
いや、学者や研究者は優秀だと思いますよ、ただ役に立たない
おい、坊主、2択が50回あると選択肢がどれくらいあるか知ってるか?
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 20:04:05 ID:YR3iTvQ5
理論と政策は経済学の両輪と言いつつ,
日本の政策計量系の経済学者さんは,
理論通りでつ,理論通りにはいきませんでちた,そんだけ.
どう改善すれば理論が再構築できるかの示唆を与える能力がない.
これは日本特有の現象であって,明らかに,
政策計量系学者さんの理論に関する勉強不足が起因している.
実際,彼らの書く論文の大半はJournalには相手にされていない.
学術へのフィードバックがゼロ.書き捨てレポート.実務担当者への私信.
そんなところだ.
自らの力不足を自覚せず,せいぜい
政策への還元だとか教育への還元だとかとホザくことだ.
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 20:11:40 ID:WtxaP+nx
まあ競馬の予想屋と同じような存在だよ。
予想屋の方が当たるけど
予知連の学者と比べるのは彼らがかわいそう。
少なくとも役立たずであることを自覚してるよ彼らは。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 20:57:19 ID:d9Hl45rp
数理数理とうるさいヤシに限って、眼鏡・デブのオタク系容姿。
人に言わせると、自分の容姿の美醜が数式に求める美しさと反比例しているんだとさ。
はげ・デブ・ちびは存在悪でつか?
>>22 具体的に誰のこと?日本の経済学者全員?
当然Journalに相手されないってどういうこと?
載らないってこと?それとも論争を引用されないってこと?
自分の力不足とは(ry
>>23 どの点が同じなの?
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 21:55:44 ID:xaE2Yvye
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 22:03:44 ID:MKi7bumo
生きていていいんだよ。だって人間だもの
だろ
>>25
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/20 09:40:16 ID:zSnDLAZl
>>11 それちゃんとやると経済学者は社会に存在できなくなりそう。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/21 14:36:02 ID:pSogtB5f
>>28 ちび・デブ・はげの存在悪度ランキング・ギボンヌ!
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/21 21:48:03 ID:VElFq0Jq
日経新聞読むにはケインズ知ってれば足りるから。
あとは無意味でしょ。オナニーだよ、経済学は。
そんなにキモツイイのかー
33 :
あのなあ:04/11/22 12:26:20 ID:b8gzNckD
経済学が嫌われる理由は、一般人からは役に立たないということだろう。
よく言われるのが、「大学の経済学者や経営学者で金持ちになった奴はいない。」
ということだ。それと、経済学者の言うことが、大抵ははったりか詭弁である
ことを、マスコミの連中も知っているからだ。
しかし、学問的な立場から嫌われるのは、まず最初の人が書いているように、
合理的経済人とか予定調和といった非常識で非現実的な仮定を前提している
ことがある。これはもう時代遅れの誤解かもしれん。
次に、もっと本質的で指摘されている点は、そもそも経済学が前提
にしているような人間社会における経済現象が実在しないことだ。
例えば、数理経済学では、いまだに確率統計学をありがたがっているが、
現実の経済現象は、確率統計では記述できないのではないか?
現実の経済社会を、確率空間で近似するのはナンセンスだと思う。
確率統計学の恣意的な非現実性の部分は、既に証明されているぜ。
単に数学の素養がない人が
経済学を難しく感じて嫌気がさしているだけじゃん
みんな関心あるのは自分の経済だけ
他人の経済に関心の無い人はいない
まともな人が
経済学書を読むと
「ずいぶん不自然な仮定だな」と思うのはごく自然なことだ
入門書レベルではしょうがないなぁー
すると、勉強していくと不自然な仮定が不自然じゃなくなる?
40 :
おいこりゃ:04/11/23 00:12:48 ID:SczuYG8e
その通り。経済学を専門にしている連中は、全く非現実的な理論的仮定と、
現実の世界の区別ができなくなっている。
それを是正しようとして、昨今の非線形経済学や情報経済学派の連中は頑張って
いるようだが、今のところ、これらも現実社会の経済現象をどこまで説明できるか疑問だ。
近経に多用されている数学理論の多くは、ベイズ統計に基づいた確率統計学に
頼っているため、現実社会のことを説明するには、各研究者が恣意的な解釈を
するしかなくなっている。あの確率空間論では、現象を本当に客観的に説明することはできない。
これは既にその道の数学者の常識。
いずれにしても、現状の実証できない(せいぜい過去の現象の恣意的説明しかできない)
経済学には未来はない。
学術的価値だの存在意義だのと経済学者が言うのはオナニーだ。比べれば、物理学や化学や
生物学や数学などに対して、あれは机上の空論だ役立たずだと言う奴がいるか比べたらどうだろう?
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/23 00:46:23 ID:EEf+SnfA
>>33 数理経済学 = 狭義ではワルラスの一般均衡理論
ありがたがって使っているのは解析学であって、
効用関数などはすでにあることが前提という恐ろしい世界。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/23 09:42:42 ID:8CIHsFT0
効用関数使わなければイイじゃん
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/25 02:11:30 ID:CYmMzad8
>>41 くそレスに反応するからいけない
”証明されてるぜ”ってなんじゃらほい
恐ろしくない世界で合理的な思考を積み上げていくのは
どのような方法を使うの?
あなたに発展性はあるの?
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/25 09:02:31 ID:YcDCxk76
>ファクト・ファインディング
だけだから調査レポートになってしまっているのでは?
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/25 17:27:17 ID:OVoiNorP
チビ・デブ・ハゲのいる限り経済学は嫌われるのでつか?
このようにして
B⇒Cであることが分かりました
A⇒BであればA⇒Cとなり命題は証明されたことになりますが
A⇒Bの証明は難しくありませんから各自で確認しておくように
さてアナタならどうする?アイフル
答えがはっきり出ないから>1
経済学はすごいよ。
だって、正しさは数学で証明されてるでしょ?
高校のときに、三平方の定理やったよね?
あれ、数学的に証明されてるから、誰もその正しさを否定できないんだよ。
経済学っね、数学使って証明するんだよ。
数学使って。
思い付きじゃなくて、言ってみれば自然法則の発見。
正しさは数学で証明。
数学使う学問なんて、文系じゃそうそうない。
法学や文学なんて思い付きかもしれないでしょ、ただの。
経済学は数学使うんだよ。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/26 03:14:02 ID:Wm4MTV4Y
まあ、嫌われているって考える時点であれだな
嫌いなら他学部へいったらイイじゃん
>効用関数などはすでにあることが前提という恐ろしい世界。
教科書では、まず、消費者の選好関係の公理(推移律など)を仮定(?)
して、その上で選好を表現しうる効用関数の存在を証明してたと思う。
>>51 公理は、定義であって仮定ではない。
その定義のもとで導かれる効用関数は
その定義が成立することを前提とした理論を構成する
つまり、あなたの言う存在の証明はトートロジー
>>52 公理が定義であるとは初めて聞いたように思います。
定義済みの用語だけを使用して記述された公理がありますが、
あれは何の定義を書いていることになるのですか。
具体例でお願いします。
公理とは、その存在が証明できないから公理なのだよ
定義から導かれるものは定理
【公理】
(1)一般に通用する道理。
(2)[数・論]他の命題を証明する前提となる根本命題。理論の出発点として、証明無なしに真であると仮定されるもの。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/27 21:09:24 ID:u7w/xvDl
現実がつらすぎるから
>>5 でも経済学に限らず、人文科学社会科学は非現実的な仮定をして役に立たない理屈を並べてるイメージがあるよな。
景気が悪いままだから経済学が役に立たないという理屈が正しいなら、
社会に閉塞感があり、治安が悪く、政治も腐敗し、教育も駄目になってるから、
社会学も法学も政治学も教育学も役に立たないってことになるはずでは?
何で経済学だけが非現実的で役に立たないと嫌われるのかわからん。
>>20 それでは、法学や社会学や文学はもっと正しく何かを予測できるのか?過去の事象の説明ばかりなのはこれらも同じでは?
■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■ ■
■ ■ この原理を応用すると、まったく新しい
■ ■ コピペが作れる予感。
■■■■■■■■■■■■■■■■
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ_
゙l | :: ゙) 7
| ヽ`l :: /ノ )
.| ヾミ,l _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' } | 久々にワロタ
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ | こうゆう奴がたくさん出没してるのが
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < 今日のラルクスレなんだよな。↑の馬鹿が
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'". | これから増えるのかと思うと呆れる。
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il | \________
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 18:32:43 ID:osFd+FqV
学者が何言っても
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/24(水) 22:28:39 ID:wyAQPA8U
自然科学以外で不自然な前提をおいていない学問ってあるの?
法学とかでも、ルールを守るのは前提になっているような気がするが、、、
それを守らない場合に警察や裁判所があるという批判もあるだろうけれど、それらは効率的に運用されているかと言われると疑問、、、
いずれにせよ完全に人間社会を表現できる学問なんて無いだろうから、せめてどんな仮定をおいているかはっきりしているという意味では経済学は優秀だと思う。
ただ、如何せんまだ未発達だから、仮定をちょっといじると逆の結論が出てくるし、仮定が強すぎるのは問題点だと思う。
少しづつ進化させていくしかないんだろうね。
一方で経済学ではない経済っぽい議論が横行していることは、経済学の信頼性を著しく低くしている理由の一つだと思う。
それにしても効用関数が批判されているようだが、これが全ての人に適用されると思っている経済を学ぶ人はいないと思うが、、、
調整のコストや分配の問題は経済学の範疇でも当然議論されているので、批判対象にはならないと思うが、、、
また合理的に行動しない人間を仮定して話を進められる社会学って、、、どんなのがあるの。
>>61 自然科学でも不自然な仮定はおいたりするでしょ。
真空とか摩擦0とか。
量子力学でも相対性理論でも非ユークリッド幾何学でも日常感覚からかけ離れた前提から展開していくし。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 22:12:58 ID:hhwRYjso
確かにそういう仮定もあるね。
ただそれらの仮定を多少崩しても、結論はそれほどずれないよね。
そういう意味では結構ロバストなので信じられやすいのでしょう。
経済は実証と理論があまりマッチしないからわかりにくいのだと思っているのだが、、、
実証の論文書くときとか、嬉しくない結果が沢山出てきて、なんとか工夫して整合性ある結論に結びつけれるように調整した思い出が、、、
でも演繹的にものが考えられる社会科学として存在価値は非常に高いと思うよ。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 22:39:58 ID:8Kgwf8y+
キモイから
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 23:39:59 ID:HrRTrOd3
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/26(金) 00:14:44 ID:v4k+pO8Z
???
文系ってところが最高に皮肉で笑えるw
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ > おれ、2年前から半年くらいかな。スティグリッツ経済学をはじめ経済学関
>係の本をあれこれ集中的に読んでいたときがあって、経済学がだめ学問で科学
>からは程遠いと思ったのは、理論は未熟すぎて競馬の予想屋レベルということ
>はさておいて、物理学をはじめ自然科学みたいにほんとに命がけで情熱と金を
>かけて観測データを集めてないこと。
(中略)
>ちなみに私、経済学部解体論を勝手に妄想の中で唱えてます。\(^O^)/
中村正三郎の経済学への偏見はまだ続いているようだ。テレビに出てるエセ経
済学者ばかり見てればそういう判断になるのも止むを得ないが。
過去のことは後だしジャンケンでよくわかるし、説明も出来るが
未来のことを予測するのはかなり困難、あまりに必要情報が多すぎる
ご高説はわかった、じゃあこれからどうなるの と聞かれたら正直かなり難しい
しかも予測をはずしたら役立たず扱い
やってらんね
自然科学だって予測はできないよ できるのは管理された実験だけ
TVとかに出るのとか2chに書き込む人たちは、予測に過ぎないものを
あたかも確定情報であるかのように断定口調で発言するからな
発言の厳密性、正確性をもう少し考慮してほしいものだ
十人十色の意見を出すからだろう
ちょ、おまえらwwwww
>>48を華麗にスルーしまくりだな
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/04(土) 21:34:41 ID:tWr4OuZi
まあ
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/04(土) 22:35:38 ID:7cYD+cfk
数式使うだけで拒否反応されるよね
人間味がないとか批判される
数学の使い方があまりに恣意的で詐欺師みたいなことやってるから嫌われてるだけだろ
1.実務家とは見ている対象が違う
実務家は自分が何をすれば良いのかを考えている。
経済学は実務家が何かをやっている事で、市場全体がどういう振る舞いをするのかを調べる。
日々起きるさまざまな事件は、実務家にとっては大事件だが、経済学者にとってはホワイトノイズ。
経済学者にとって重要な全体の変化は、実務家にとってはほとんど認識されていない。
2.実務家の行動を単純化してモデル化している
「お前は利潤最大化行動を取るんだよ」と決め付けられて、心証を害しない実務家は皆無だ。
数式の使い方が恣意的とか、仮定がきつすぎるとかの類の批判はたいていがこれ。
経済学的には、モデルが何であれそれで有益な分析ができてるんだから構わないというスタンス。
3.政策提言で対立する
マクロは政策提言であり、その際には企業家が何をしても関係無いというスタンス。
ミクロは市場の失敗などを持ち出して、実務家が狙っている情報の非対称性を無くそうとする。
4.実務家は自分の望む答え以外聞きたくない
インチキエコノミストだろうが、占星術師だろうが、自分の望む答えを導き出す人の言う事は聞く。
けど、自分にとって聞きたくない答えを言う人は、聞きたくは無いのが人間というもの。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 00:52:00 ID:jZOgDOnZ
数学云々より統計使うだけでキレる人達の方がヤバイ
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 02:25:24 ID:GL98bhln
実務家と経済学を繋ぐ人がいてもいいのにね。
そういうのを名乗る人はたいてい胡散臭いだけ。
ちゃんと業績のある学者が実務家の言うことに
よく耳を傾ければいいと思う。
どちらかと言えば実務家の勉強不足。
Journal学術業績ゼロではどうしようもない。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 22:37:17 ID:OLQWegOm
"何故経済学は嫌われるか?"
それは妄言ばかりはいて行動しないから
"責任無いところに仕事は無い"
ぺちゃくちゃおしゃべりばかり.言説垂れ流し.自分の言説に責任が
持てない.
>>81 それは世の中の学問全部を敵に回す発言とみた。
83 :
81:2006/11/06(月) 00:46:15 ID:9aVhPK3v
まあ悪いけどそんなもんだ…
マルクスも言ってるじゃん
"今までの哲学はおしゃべりだけをしてきた…これから必要なのは
行動である"みたいな事.
世の中の仕事というのはみんな頭脳を動かすのと同時に手足を
動かす仕事なんだよ
頭脳から手足に直結しない学問は単なるブルジョアのオナニー
84 :
81:2006/11/06(月) 00:48:13 ID:9aVhPK3v
評論家つーのもその部類に入るな… あいつらホントクズ
日本経済がどうのこうのとか逝ってるけどああいう寄生虫が
無くなったほうがもっと日本はマシになる
86 :
81:2006/11/06(月) 01:27:16 ID:9aVhPK3v
ハァ?
すぐレッテル貼りして低脳な証拠だなw
評論家の親父連中は、ほとんどがマル経野郎なんだけどな。
フィリップスやクズネッツが地味に集めた資料に対して
あーだこーだ文句言うのが経済学でしょ。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 03:05:01 ID:2vPFnXCn
「分かりにくい」というのは現実社会では、致命傷になると思います。
高機能だが分かりにくい道具より、機能は限定的だが分かりやすい道具の方が普及するものです。
経済学は分かりにくいということが、それだけで「役立たず」の烙印を押されてしまう最大の理由でしょう。
一般人に届く言葉で語る能力を持った経済学者がいないのは、この板でも同じです。
相手に勉強を求め、専門用語の理解を求める、傲慢な態度を改めなくては経済学は役立たず扱いされ続けるでしょう。
一般人に歩み寄り、分かりやすい言葉で説明する義務があるのは、経済学者の方なのです。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 11:02:06 ID:ZL0UX3lB
>>90 わかり易く説明してる人もいっぱいいるよ
経済学者が傲慢なのは他の社会科学に比べて(心理学除く)
学問としてのツールが強力だからだと思うんだよね
経済学がハップル望遠鏡だとすると他の社会科学は双眼鏡
そうすると経済学者は嫌がおうでも傲慢に見えちゃうんだよな
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 12:00:31 ID:TlP5SD+8
ジニ係数すら否定されるよね
竹中みたいな奴が政治に口だしたりしてればそりゃ嫌われるようになるだろ
ゼロ金利政策の功罪とか言うディベート番組がBSで再放送されてるけど、
経済学的に一応マトモな事言ってるのが森永卓郎だけなのには笑った。
しかも森永なんて一般に信用されてないだろ。
経済学教科書的なレベルではともかく、
政治とか他の分野がからむ部分で道化たこと言い過ぎてるからなw
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 13:49:20 ID:tf47AhKR
>90
>91の言ってることは流石に大げさだと思うが分かりやすく説明してる人が
いっぱいいることは確か。なんでそういうふうに思ったのかが不思議。
相手に勉強を求め、専門用語の理解を求めるのは傲慢とか言ってるけど、向学心のあるまともな人間にならともかく、
それらを全くせずに完全に見当はずれの経済学批判とか、完全に間違った俺流経済政策とかを語ってる
分けのわからん傲慢な人間にはこっちとしてもそう言わざるを得ない。
経済学を一般人に分かりやすく説明するのは君の言うとおり経済学者の義務の一つと言っていいと思うが、
経済学者は子供のお守りのために存在してるわけではないってことね。
CS辺りで経済学者だけを集めた番組でもやってみたらどうよ
専門用語を駆使して、高度に抽象的な議論を繰り広げるのが日常として当然になってしまっている人間は、
前提として、相手にも幾つかの専門用語を知っていることを求めます。
しかし一般人は、そんな専門用語は知らないし、一生懸命、辞書などで調べても、研究の先端にいる人間の
考える定義と、古い辞書の定義では噛みあわないことが多々、あります。
こういう場合、なんだ、そんなことも知らないのか、話にならないと話を打ち切ってしまうのは、専門の
学者が良くとる行動パターンです。しかしそうすることにより、逆にその学者は世間との接触を断って
しまっているのであり、一般人からも感じの悪い専門バカだと言われてしまうのです。
あくまで私の経験ですが、この板でも、話の流れの中で、相手が持ち出した専門用語について、自分で
調べて、さらに用語の定義についての確認を求めたのに、ただ嘲弄するばかりで、まともに話をしようと
しないものに何人か、会ったものですから。
私の受けた印象としては、専門用語をそのまま丸暗記的に使っているだけで、それを分かりやすく噛み砕いた
表現に変えようという努力を全くしない経済学者が多いように思われます。
この板は、かなりマジメな学問板で、他の荒れている板に比べれば、荒らしは無きに等しいです。
そうであるのに、いたずらに専門用語を連発し、噛み砕いた説明を求めるとバカにするだけの感じ悪い経済学の徒が
たくさんいるのは、残念なことですね。
>>90より
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 16:10:08 ID:0d9DbzIp
経済学者の性格が悪いからじゃね?
しかも所得、需要の定義は人によって解釈に差がありすぎる
それを利用しつつまともに説明しないで相手を無理解とこきおろすからな
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 23:23:34 ID:2vPFnXCn
わかんねーから無意味だと思うんじゃなくて
わかっても無意味だと思うだろ普通
>>98 つーか経済学やると性格は悪くなる。これほんと。
行動経済学の啓蒙書かなんかに書いてあったw
経済学者は囚人のジレンマ的ゲームで協力行動をとらないんだと。
シカゴ学派の連中のリバタリアンぶりには反吐が出るよなw
102 :
くろしろー:2006/11/12(日) 08:23:35 ID:cAQ+le+U
1みたいに合理的経済人がだめだっていうなら俺の躯経済学みてくれ。不合理をモデルにするのは難しいので、価値感の違いでスティグリッツのミクロ精読しているだけだかね。なにかいいモデルを書いてくれると性格もよくなるかもよ。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 10:24:50 ID:AjRl7VyE
経済学ではとっくに決着ついてる問題(自由貿易とか)について
政治学者や社会学者がスミスの時代レベルの論争しているのを見ると
我々が傲慢なるもの分かる気がする
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 10:37:26 ID:AjRl7VyE
逆に大昔から同じ論争して進歩していない奴等のほうが傲慢に見える
初心者に誠心誠意説明しようと、何でもよいから、教科書レベルのことについて説明しようとしたとする。
そこから1年間分の講義に相当する説明が始まってしまうのだよ。
そういうものだから仕方がない。
問題は、そういう裏づけが無く言いっぱなしをしている連中が、経済専門家を名乗ること。
>私の受けた印象としては、専門用語をそのまま丸暗記的に使っているだけで、それを分かりやすく噛み砕いた
表現に変えようという努力を全くしない経済学者が多いように思われます。
同感。
ホントにわかっている人は難しいことを簡単に説明できる。
馬鹿は簡単なことを難しくしか説明できない。
そういうことだよ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 17:17:30 ID:Lm2SZiXO
別にわかりやすく説明されたとしても経済学が有意義だとは思わないだろ
108 :
90&97 :2006/11/12(日) 17:18:58 ID:fe+rfUWp
>>103 自由貿易について、結論が出ているとは?
それが本当だとしても、それが社会学者や政治学者に理解されていないということは、
経済学者の説明が下手だからですね。悪いのは経済学者です。
>>105 それが傲慢であるという主張です。
自分たちの知識は特別で、一般人に説明するには一年かかるってね。
何の興味も無い人間が、わざわざこの板に来るとでも?
興味があるから来ている人が相手なのに、自分の分野の専門用語が
理解されなかったら、その人をバカ呼ばわりするから、嫌われるのです。
興味があり理解したいと思ってここに来る人間たちからすら嫌われるのです。
例えば「比較優位説」のような、いちばん簡単な論理でもなかなか理解されないよね。
論理としては簡単なのに、人間の自然な直観に反するから。
人間の認知能力の限界なんだろうね。
さらに、論理として理解されたとしても、さらにもう一つのハードルとして、
現実の経済でそれが成り立っているのかどうか、という疑問は払拭されない。
いくら経済学者が「実証しますた」とか言っても、
所詮、自然科学のように厳密にはいかないわけだから、一般人は誰も納得しない。
経済学内部ですら見解は一致してなかったりするし。
>>110の問題で、マリリンボスサバント(自称IQ228)が、
件の数学者達にいくら懇切に説明しても数学者は納得せず、
しまいにマリリンボスサバント(自称IQ228)は「もう黙れ!」
と逆切れするしかなかったそうなw
間違った確率論を信じ込んでいる数学者(本物)に、
ちゃんと納得させるように説明できなかったマリリンおばさんは
頭が悪かった、のだろうか。。
>初心者に誠心誠意説明しようと、何でもよいから、教科書レベルのことについて説明しようとしたとする。
そこから1年間分の講義に相当する説明が始まってしまうのだよ。
そういうものだから仕方がない。
そんな馬鹿なことあるかよwww.
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 18:46:34 ID:4wQQI+32
Aを選んだらCには入ってない。つまりAかBのどちらかには入ってるって?
だったらAを選ぶだけで二択問題に追い込める。
BやCを掴んだ時の反応がわからないが、何の手ごたえも無いとしたら3択だわな。
その条件なら、A連打で50%の勝率、BやCの連打は33%の勝率じゃ無いの?
114 :
90&97 :2006/11/12(日) 18:58:34 ID:fe+rfUWp
>>110-111 何が言いたいんです?
つまり自分たちは、そういう天才数学者並みに頭がいいし、扱っている内容も
高度だから、一般人に理解を求める必要は無いってことですか?
いやー、すっごく、あきれるくらいに、えらそうですな。
そして、その主張が傲慢であることに自分で気付いていない。
はぁ…
>110-111のどこにそんなことが書いてあるんだ
LRmFNJFaは>108で書かれてる君の主張に対して、
>109で簡単な論理でも「自然な直感に反するようなこと」はなかなか理解されないってことを主張してるわけだろ?
それを具体的に示すための例として>110-111の例を挙げてる
どっから
>つまり自分たちは、そういう天才数学者並みに頭がいいし、扱っている内容も
高度だから、一般人に理解を求める必要は無いってことですか?
こういう結論が出てくるんだ?
LRmFNJFaは君が自分の主張を理解しやすいように、さらには自分の言葉が具体的事例に裏づけされない
ただのハッタリでないことを示すために>110-111の例を出しただけのように見えるが
>97までは論理の分かる人間かと思ってたがやっぱただのクレーマーだったか
残念でならない
>108で見られるような「理解されないなら経済学者が悪い」というような考えは間違ってる
君は向学心があるかもしれないし、今までロクな経済学者に会わなかったのかもしれないが、
ハッキリ言ってしまって君の個人的な経験で他人にもそういうことが成り立つと考えるは間違い
一般的に経済学の教科書(特にアメリカのもの)は説明を簡単にするために本質的ではない仮定を使って
分かりやすく説明してあるし、それにもっと重要なことは君が想像する以上に勉強を真面目にやらない人間が多いって事
探せばいくらでも経済学や、経済学を使った現実の経済分析を扱った本はいくらでもあるのに、
それすら読まずに、いいかげんなことを言ってる人間に懇切丁寧に説明する義務など無い
この場合比較優位の理論がそれほど直感に反してると思う直感の方が
どうかしてると思うが。109の説明がド下手すぎるだけだろ。
117 :
90&97 :2006/11/12(日) 21:36:07 ID:fe+rfUWp
>>115 >「自然な直感に反するようなこと」はなかなか理解されないってことを主張してるわけだろ?
>それを具体的に示すための例として>110-111の例を挙げてる
「経済学の論理には自然な直感に反するものがあるから理解されにくい、その例を挙げよう」と表現すれば誤解する
ことも無かったわけですな。なんで、そんな簡単な説明が出来なかったんですかね。
そういう説明能力の欠如に問題があるんだってことに気付きません?
>それすら読まずに、いいかげんなことを言ってる人間に懇切丁寧に説明する義務など無い
また、出ましたね。ここに来ている人間は、いいかげんなクレーマーばかりでマジメに説明する必要なんて無いって
ことですね。いやー傲慢だ。
他の板に比べれば、むしろ過疎板といってもいいくらいのこの場所に、わざわざ来ている一般人を納得させるくらいの
ことが出来ないのであれば、あんたの経済学は実用性皆無だから今すぐ辞めろ、と私は言いたいわけです。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 22:46:18 ID:dxUZas2W
>>115 ちょっと横レス。
講釈たれても、相手は納得せんと思うがね。
とりあえず、話題になっている比較生産費原理。
これを経済学を知らない素人にもわかるように説明してみたらいい。
専門用語なしにだ。
そうすりゃアンタの言い分も相手に伝わると思うがね。
>>116 そうか?一般的な例じゃね
アロー、バグワチィ大先生も比較優位は経済学において論理が直感に反す事例としてとりあげてるけどな
ちなみにモンティホールは厳密に言うと数学者に正しく問題が知らされてなかった
>>117のキチガイぶりは凄いな尊敬したくなる
傲慢と言ってる己が一番傲慢っていうwwwwwwww
0歳児に微分方程式を理解させて来てから主張してくんない?w
>116
理解してる人間はそう思うかもしれない
けど、実際回り見渡してると絶対優位と比較優位を混同した言説が多いじゃん?
今だに国際経済学者が書いた本の中には頻繁にこの種の間違いを指摘した部分が出てくるから、
人間の直感からすると比較優位より絶対優位のほうがしっくりくるってのはあると思うが
絶対優位信仰はまだ根強いんじゃないかな
>117
「経済学の論理には自然な直感に反するものがあるから理解されにくい、その例を挙げよう」と表現すれば誤解する
ことも無かったわけですな。なんで、そんな簡単な説明が出来なかったんですかね。
そういう説明能力の欠如に問題があるんだってことに気付きません?
全く思いません。
>110に「例えば」って例であることを明記してあるのに、その例が前述の議論をフォローするものであると
理解できない人間の国語能力に問題があります。
>また、出ましたね。ここに来ている人間は、いいかげんなクレーマーばかりでマジメに説明する必要なんて無いって
ことですね。いやー傲慢だ。
まず、文章をちゃんと読めば分かるようにこの言葉は君に向けて言ったものではない。
少し前に
>君は向学心があるかもしれないし、今までロクな経済学者に会わなかったのかもしれないが、
ハッキリ言ってしまって君の個人的な経験で他人にもそういうことが成り立つと考えるは間違い
って書いてあり、その前の部分は分かりやすく書かれた経済学のテキスト
(つまり、経済学者が分かりやすく経済学を説明してるものの例として)が書かれてるんだから
普通の国語力があればこの部分は真面目に勉強せずに、
いいかげんなことを言ってる人間にむけて言ってることが分かる
ここにくる人間がいいかげんなクレーマーばかりなんてことは言ってない
むしろ真面目な人間について説明する義務はあるが、そうでない人間については説明する義務が無いと言ってる
テレビなんかで一見もっともな議論をしてる評論家や他学部の学者は、想像以上に経済学の勉強をしていないことが多い
それゆえの基礎的な間違いもね
そういう基礎的な間違いってのは、経済学者がどれだけ分かりやすく説明しようが、何回説明しようが、
根強く残ってる(教科書に書いてあることもある)
結局の所自分で努力をしない人間に教えることは無理
>他の板に比べれば、むしろ過疎板といってもいいくらいのこの場所に、わざわざ来ている一般人を納得させるくらいの
ことが出来ないのであれば、あんたの経済学は実用性皆無だから今すぐ辞めろ、と私は言いたいわけです。
そもそも、俺は君に何を説明しないといけないんだ?
>108に書かれてるような君の主張の誤りだろうか?
それなら>115で説明したし、そもそもこれは経済学の話ですらない。
経済学の実用性云々を言うなら何かの経済問題のことなのだろうか?
これについて君が質問してるところを見たことが無いのだが。
それとも他の何かだろうか?
どっちみち、基本的な文章の論理を追えず、自分の経験から勝手な一般則を作り出し、
それを否定されると単純な人格批判、イメージ戦略に走り、素人であることを免罪符にするような人間は
こちらが何を言っても納得しないんだろうが。
>119
絶対無駄だと思うw
>97までは、彼の主張には一定の説得力はあった
でも、今は>114、>116に書いてあること見れば分かるように、
批判のための批判を繰り返してる
ホントに本人なのか?と思えるほど
そんな人間に何を説明しても難癖つけられるのがオチ
分かりやすく2財モデルで説明してるのに仮定がおかしいから間違ってるとか
言い出すタイプだよ
それで多数財のケースを数学を使って示そうとすると説明が分かりにくいとか言い出すんじゃないの?w
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 23:28:52 ID:dxUZas2W
>>122 そういわずにやってみなよ。
そうすりゃあんたの実力を誰もが認めるだろう。
実力ある人間の言い分は皆耳を傾けるもんさ。
発言力=実績、これ大人の世界の常識だな。
経済理論を優しく説明してる本なんて,いくらでもあるよね,元重ミクロとか.
高校出たての学部一年が分かるように書いてあるんだから,普通の学部
卒なら誰でもわかる.
ただし,あくまで「理論」であるから,どこまで優しく噛み砕いても,一行や
二行のレスに要約できるようなものじゃない.前提を明確に定めて,一歩
一歩,演繹の階段を上っていくというスタイルから外れることは許されない.
ときどき「経済学者は説明責任を果たしてない」という批判が出るのは,
「低級な学問である経済学に,『演繹』だの『理論』だのといった高級なものが
要るはず無い.2−3行で誰にでも分かるように説明できるはず」
という批判者の姿勢にも由来するんじゃないのか.
経済学者が傲慢なのは認めるが,入門書すら読み通さずに,「経済学=低級な学問,
ゆえに誰でも自助努力無しで理解できるはず」と決めてかかる批判者も傲慢じゃないのか?
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 05:05:27 ID:6d1DhMhG
ケッキョク経済学者って自分たちが何をやっているのか知らないってことなの?
127 :
90&97 :2006/11/13(月) 08:24:35 ID:/OG7ysp9
私は
>>108で「自由貿易について結論が出ているとは、どういうことだ?」と
質問をしていますね。しかし誰からも回答が出ない。つまり、説明する能力が
ここに来ている、恐らく複数の経済学の徒の誰にも無いってことですな。
さらに「比較優位」の理論についても、これは私ではありませんが例として
出されているのに、簡明な説明を試みるものも誰もいないと。
ほらね、この調子なんですよ。残念ながら、どこのスレもそうですな。
専門家同士で慰めあって、バカには分からないんだ、うんそうだよと同意し
合っていても、誰からも納得は得られないですね。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 08:53:04 ID:OoJweAQY
私は一応研究者だけれども「自由貿易が正しい」という命題は
未決着だし、常に正しいわけではないよ。
でも、だからといって比較優位の概念が間違っているわけではない。
要するに経済政策や現実経済の現場が求めている答えを学者が完全には
提供できていないことがひとつの問題。研究者サイドはもっと謙虚に
ならないといけない。
一方、学者にアドバイザー的役割を求める実務家も常に即物的な回答を
期待するのは間違いで、自分でも勉強して知見を生かす努力と姿勢が必要。
どんな名医だって治せない難病もある。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 10:13:42 ID:cQPb9XoV
> 128
経済学の研究上の限界と、教育上の困難さとを混同してない?
実際、2chには、研究上の限界を批判する奴も多いけど、
それは相手にする必要ないんじゃない?
大抵、単なる不勉強か勘違いだし、まじめに経済学の研究成果
について関心があれば匿名掲示板なんか信用するはずがないし。
教育上の困難については、
「一定程度以上の知能・知性 + 誠実な向学心」がある人に
理解してもらえないなら、やっぱり教える側に問題があると思う。
一方で、能力や性格の点で、そもそも理解できない奴がいるの
も間違いなく事実。
ちなみに、個人的な基準としては、
知能・知性 = 五科目偏差値55以上
向学心 = 経済学の定評がある教科書2冊以上読破
をおおよその目安にしている。
この基準を満たしていない奴は、単なるバカか、不勉強なの
で、理解できないとしても、教える側に問題があるかどうかは
分からない。
もちろん、より良く理解してもらえるように努力はするべき
だけど、理解できない奴が発生する方が自然だと思う。
この基準を満たしていない奴から「傲慢」とかいわれても、
正直、どうしようもないとしか言いようがない。
つっ込まれる前に書いとくけど、上記の基準は個人的な
「おおよその目安」であって厳密なものではない。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 10:26:07 ID:Fi3F4y/D
>>学者にアドバイザー的役割を求める実務家も常に即物的な回答を
期待するのは間違いで
そういえば、元竹中大臣が「景気はどうなるのか」と聞かれた時。
「もし…ならば、こうなって…」式の解説をしてた。
周りから、そんなの回答じゃない。無責任だ。
なんて野次られていたな。
竹中のは学者の思考法だが政治家にはわからないらしい。
尤も彼は大臣でもあったのだから政治家として答弁すべきでもあるが。
両者の垣根は結構あると感じた。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 10:37:39 ID:MoOTDbBw
即物的な答えが欲しいならコンサル雇って学習してもらえばいいんじゃないw
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 11:20:12 ID:OoJweAQY
>>130 彼は政策の当事者なので、アドバイザー的な回答は許されないでしょう。
リーダーには二つしかやることはありませんから。
ひとつは決断すること。もうひとつは責任をとることです。
一方、アドバイザーは客観的な分析を述べることであって
決断や結論まで要求されるのはおかしな話です。
政策の現場では、当事者が責任をとる覚悟で決断する器ではなく、
アドバイザー的な人材に結論や、ひどいときには責任まで押し付けようと
する傾向があります。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 12:45:16 ID:I3wEOjpb
偏差値40の漏れがきますたよ
>>128 >私は一応研究者だけれども「自由貿易が正しい」という命題は
>未決着だし、常に正しいわけではないよ。
新貿易理論?外部性がある場合には確かに自由貿易が最適でない場合が存在します
でも保護貿易で増える益は微々たるものだし、戦略の応酬を考えれば自由貿易が最適でしょ
と教科書的な回答
僕は政治学うんぬんのレスつけた人ではないが
「政治学などと経済学の貿易論争はまったくレベルが違いすぎる」はガチ
128はその酷さを知らんとみえる
どっからがアドバイザーでどっからが政策担当者なんでしょうね
例えば米の経済諮問委員会はアドバイザー?それとも政策担当者?
経済学が簡単に説明できると言うやからは経済学では日常言語と重複した言語を使いつつも
命題的に研究が進められてるというのを知らんからだとみえる。
「比較優位を素人に教えろ」ってのは「幾何ができない人間に群論教えろ」ってなもん
>>127は理解できないと思うし聞き流してくれてけっこうwww
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 14:34:01 ID:MoOTDbBw
自由貿易が「正しい」ことや「最適」なんて命題は未だ証明されたことはない
>>128と
>>133はちゃんと「正しい」や「最適」の定義をするべき
それをしないから経済学者が実務家に誤解されている
ところで、実務家は法律や条約を所与として行動する人たちだと思うんだけど、
比較優位の理論とか学んで、何の役にたてようと思っているの?
経済学で言っているのは、「各人が変なルール違反せずに、自由に競争した結果、
分業が促進されたら、それは世界全体の生産力のパイを増やす事につながる」
という事にすぎないよ。
特定の実務家が「俺に都合がよいルールの設定の仕方教えろやゴルア!」というん
なら、むしろブラックな法律家に話を聞いた方がよいかと思うぞ。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 20:28:08 ID:VK2d9Jdv
まじめな人がまじめに勉強してもなんの役にも立たん、それが経済学
138 :
90&97 :2006/11/13(月) 20:32:34 ID:x+9Rd4ju
リカードは先進国の人間だったから、先進国に有利な理屈を適当にこしらえて、
それに数字を付けて、もっともらしくしたとしか思えん。
イギリスが工業を、ポルトガルが農業をやって、自由貿易が存在すれば、皆が
豊かになれる、それが一番いいって主張は、寝言だろ?
その理屈で植民地支配を正当化した西洋人のための屁理屈だろ?
外国の工業製品輸入に関税で障壁を作って、国内工業を育成しなくては豊かに
なれないって実例を日本が見せ付けたんだから、国際分業理論なんて寝言だった
って証明されたんじゃないのか?
比較優位って無意味な屁理屈だなーと、経済史をちょっと知っただけで、思った。
間違ってますかね?
( ´,_ゝ`)プッ
>>139 笑い事じゃないぞw
世間一般的には
>>138みたいな人の方が多数派だぞ。
つーか経済学内部にださえ従属理論とかレギュラシオンとかあるんだし。。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 22:31:18 ID:Fi3F4y/D
>>138 誰も反論できませんね。
仰るとおりですよ。
やっぱり経済学なんて大したことないねwww。
ある意味良スレだなこれ。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 22:48:45 ID:Fi3F4y/D
>世間一般的には
>>138みたいな人の方が多数派だぞ。
@比較生産費原理を素人に説明はできない
ということで纏めて宜しいですかね。
その理由は
@この原理は難解すぎ、予備知識のない素人に説明するのは無理
ですね。これで宜しいですね。
後はこの分野の専門家にでも見解をゆだねることにしましょう。
誰かがわかりやすく説明すれば、@Aは間違い。
誰もできなければ@Aは真。
こうなりますね。
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 23:04:13 ID:MoOTDbBw
>>138 >外国の工業製品輸入に関税で障壁を作って、国内工業を育成しなくては豊かに
>なれないって実例を日本が見せ付けたんだから
これは輸入代替工業化政策といって
戦後ラテンアメリカで多く用いられたがことごとく失敗しました
あなたの論理だと
輸入代替工業化政策なんて寝言だって証明されたことになるんだけど
>138
>外国の工業製品輸入に関税で障壁を作って、国内工業を育成しなくては豊かに
なれないって実例を日本が見せ付けたんだから、国際分業理論なんて寝言だった
って証明されたんじゃないのか?
これの根拠が良く分からないんだが
昔の日本が幼稚産業保護をやってたのは事実だし、
今の日本が世界で屈指の経済大国であることも事実だが、
だからといって「これだけの事実から」(ここ強調)
保護してなかったら日本は経済大国になれなかったということにはならない
保護してなくても、日本は経済成長できたかもしれないし、
保護主義が逆に日本の経済成長の足を引っ張った可能性もありうるわけで
輸入を規制しないと技術があり、大量生産の先進国と競争できないという理屈
は良く聞くが、仮に先進国にあらゆる産業で絶対優位があったとしても、
比較生産費の原理より必ず何かは比較優位を持つ産業があるわけだから、
全ての産業で競争ができないというわけではない
君がそうだといってるわけじゃないが、多くの場合そういう人は賃金とかのコスト面を忘れてることが多い
保護をしないで、そういう産業で競争をしつつ資本を蓄えて、
徐々に比較優位が工業に移るのを待って工業化を進めることはできなかったのだろうか?
あるいは仮にそれが可能だったとしても、保護した場合のほうが高い経済成長率を得られたのだ
と考えていいのだろうか?
少なくとも私は輸入代替政策は多くの国で失敗したと聞いたことがあるが
この辺の実証論文は勉強不足で読んでないから分からんのだが、
もし君が、>138ではその根拠をはしょっただけならぜひ教えて欲しい(他の人の説明もウェルカム)
申し訳ないがその辺の実証論文を読んでないので、君の主張の真偽が分からんのだが、
少なくとも>138では論理が飛躍してるように見える
別に煽ってるわけじゃないから気を悪くしないでくれ
146 :
90&97 :2006/11/13(月) 23:48:09 ID:x+9Rd4ju
経済成長の論理では、失敗例として輸入代替型の話は、良く出るよな。
むやみに国内の産業を保護して国産にこだわり、保護を強くする余り、国内の
技術が進歩せず、経済成長も得られないってね。
リカードの考え方が正しいのだって補強に用いられる典型的な材料だな。
だから日本のような、輸出主導型経済成長モデルってのがあるんだろうが。
単に国内の産業を保護するのではなく、競争の激しい先進国(実際には米国)の
市場に製品を輸出して、米国市場で競争に勝つくらいの製品を生産するための
国内産業保護だろうが。
消極的な輸入代替ではダメだな。ラテンアメリカの失敗例は有名だ。
積極的な輸出主導を目指すのが正しいと、そのための国内産業保護だと日本が証明した。
そして日本の成長を見習って東南アジア各国に雁行形態論が広まり、経済成長が
可能になったんだろうが。
お前ら国際経済の授業は受けたことが無いのか?
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 01:14:42 ID:DFiBHn6h
露骨過ぎるから 守銭奴に見えるんじゃね?
>>146 輸出振興が大事だと言うことだが,現実にその政策を実行する上で一番重要な問題,
どの産業を保護すべきかという問題には答えていない
いたずらに複雑にしたくはないので
リカードの例に戻って答えてほしい
1.イギリスとポルトガルが両方とも工業の輸出を促進する
2.イギリスは工業の輸出を,ポルトガルは農業の輸出を促進する
3.イギリスは農業の輸出を,ポルトガルは工業の輸出を促進する
4.イギリスとポルトガルが両方とも農業の輸出を促進する
どれが一番いいのか?
古典派とケインジアンの争いが醜すぎるからじゃないの
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 04:48:30 ID:U/IkEe+B
>>古典派とケインジアンの争い
そんなん、30年前の話だろ。。。
どっかでまだやってんの?
151 :
128:2006/11/14(火) 10:33:10 ID:CjLazD6x
>自由貿易に反論している人
(自由)貿易を原理的に否定するのは、根本的には交換や分業の利益を
否定することと同じです。二つ以上財があるときに、お互いに欲しいものが
違えば交換することにベネフィットがあります。生産に得手不得手があれば
分業の利益も自明でしょう。
以上は原理的な話で、現実の経済が上記のようなナイーブな状況で
ないことも明白です。いろいろと摩擦があって市場メカニズムが
不完全なところで短期的に貿易が常に利益をもたらす保証はありません。
また分配面での効果も担保されていません(得する人と損する人の存在)。
先に述べたように、貿易は根源的にプラスであることは難しい理論を
考えなくても分かります。交換や分業自体は有益です。
問題はこうした有益な効果をどうやったら上手に働かせることが出来るかです。
自由貿易の是非ではなく、自由貿易の便益をどのようにすれば享受できるのか
論じるのが生産的です。
たとえば自国の産業が育つまでは保護貿易でっていう
よくある議論(幼稚産業保護論っていうんだっけ?)は
貿易論から言うとどうなの?条件付きで正当化されるの?
ラテンアメリカはダメダメちゃん
比較優位はそもそも生産力一定であることが条件だから
生産力の変動を考えにいれればまったく機能しない理論になる
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 22:11:02 ID:FraPbU/x
経済学も法学も、政治家と資本家のやってることの正当化にすぎない。
表面的なことばかりみている世間知らず学者なんかにゃなにもわからんよ。
考えるだけ無駄
157 :
90&97 :2006/11/15(水) 00:44:52 ID:ik9Wio/T
>>148 >2.イギリスは工業の輸出を,ポルトガルは農業の輸出を促進する
が、正しいに決まっている。リカードが、そう言ったんだ。
言われるままに農業生産してた国は、ずっと貧しいままで。
言うこときかずに国内産業を保護してプロシアは成長し、
それを真似して日本も成長した。
つまり、比較生産費って理論が根源的に間違ってるってことだな。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 02:13:08 ID:TP+yq6cE
>>157 なぜ比較生産費に基づく2.を選んでおきながら,比較生産費が間違っていると力説するのでしょうか?
それなら別の答えを選ぶべきでしょう
>>154 比較生産費が生産性の変化を考慮していないというのは短絡的な批判です
教育・R&Dなど技術の創造自体を一種の生産活動と考えるならば,
どの技術を発展させるべきかという問題は比較優位によって解かれることになります。
>>158 生産力の変化を考慮するような状況ってのはかなり長期的な展望が必要なわけだけど
実際の投資となるとそこまで長期的な視点で動くわけじゃない。
かなり短期的な投資というか投機に左右されるケースのが多い。
その比較優位によって解かれるってのはすべての人がすさまじく合理的な行動を
とると仮定するくらい無理がある話なわけ。
>>152 幼稚産業保護論は
その産業が長期的に比較優位を持つ産業であって,
短期的には保護がなければ産業が成り立たない場合には
理論的には正当化されます。
ただ幼稚産業保護論の実行上の問題点はどの産業を保護すべきか答えていないことだと思います
誤って比較劣位産業を保護した場合には
潜在的な比較優位産業すらも潰しかねないので注意が必要です。
>>157 実は農業国って結構豊かだったりするんだけどね。
>>159 >実際の投資となるとそこまで長期的な視点で動くわけじゃない
パソコン等は数ヶ月単位でモデルチェンジするように
研究開発の意思決定には短期的なものも多く存在します。
例えば新製品の開発自体は技術に対する投資行動です。
>その比較優位によって解かれるってのはすべての人がすさまじく合理的な行動を
>とると仮定するくらい無理がある話なわけ。
比較優位が不自然なほどの合理性を要求しているとは思いません
むしろ日常の中で自然に現れる考え方だと思います
例えば多国籍企業は日常的に日本の工場でどのような物を作り,
海外の工場でどのような物を作るかと言う決定をしているわけです
ある企業が日本から中国に工場を移したとしましょう。
この企業の意思決定の背後には
日本がその生産に将来的に比較優位を持っておらず,中国が比較優位を持っている
と考えがあるわけです。
163 :
152:2006/11/15(水) 07:30:49 ID:1scRsKNt
>>160 ありがとうございます。よくわかりました。
>>162 比較優位を正当化するにはそれくらいじゃ短期的な見方としかいいようがないな。
本当の安定性を述べるにはさらに長期的な展望が必要。
今は単純に中国人の労働が安いからという視点で動いてるに過ぎない。
しかし労働力の価格というのはそこまで中国や各国の本質ではなく経済状況によって
動くものなわけだ。
それを比較優位で正当化すると奴隷はずっと奴隷として使えばいいって理屈も成り立ちうる。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 11:35:22 ID:eO8naJZe
>>164 賃金が非本質的な経済状況で長期的に動く例を教えていただけませんか?
>>158 「比較生産費」って理屈に基くならば、当然、2を選ぶしかない。
しかし、現実の経済史では、農業に比較優位があるからと、農業だけに
専念した国家の例などは無く、どこの国でも、国内工業を保護して育成しようと
している。失敗成功の例は、それぞれあるが。
比較優位な産業に特化して、国際分業をすれば良いって理屈を、誰も信じていなかった
のが現実では無いですかね?
現実の政策として一度も取られたことの無い理屈が、その理屈だけを見ると、筋が
通っていて間違っていないように見えたとしても、経済学者以外の人間が、誰もその
理屈を信じなかったとしたら、果たして間違っているのはどちらでしょうか?
168 :
90&97 :2006/11/15(水) 18:26:52 ID:JEfbsDyP
>>167も私ですが。
労働集約型産業に比較優位がある、例えば中国のような国は、
永遠に、単純な労働の集積だけの産業で満足していろって理屈にしか
思えないんですよね、比較優位の話ってのは。
中国は国策で、IT産業の保護育成に努めていますが、もちろん現段階では、
中国は、この産業で国際的に見て、比較優位を持たない。
だから、IT育成は止めろって、言えないでしょ?
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 12:02:55 ID:CEe9h9cW
>>168 全くその通りです。
だからと言って貿易をしない方がいいとも言えないでしょ?
貿易の利益を説くのに比較優位説を振りかざす必要はないです。
じゃあ比較優位以外の貿易利益の源泉を挙げてみて
交換の利益だけでは「わざわざ輸入せずとも国内でも作れるじゃないか」という反論に
答えられないでしょ
>>168 比較優位の原理からなんで「例えば中国のような国は、
永遠に、単純な労働の集積だけの産業で満足していろ」なんて結論が出るの?
労働集約産業に特化することで自給自足より発展できると言うのが比較優位のメッセージで,
事実中国ではそうだった
比較優位の原理は「途上国が先進国並みの所得水準に発展できる」という
国際的な所得の収斂仮説とは直接的には関係ないよ
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 15:38:57 ID:r6cR+COg
>>167 >比較優位な産業に特化して、国際分業をすれば良いって理屈を、誰も信じていなかった
>のが現実では無いですかね?
この点は同意する。 確かにこれまでの歴史で政策現場で国際分業については比較優位の考えが優勢になったことはない。
しかし,それは比較優位の考えが間違っていることの証明にはならない。
天動説は発見以来長い間理解されなかったが,天動説が間違っていたことにはならなかったのと一緒。
ただ国内での分業については比較優位による説明が(スミスの分業の利益とともに)不思議と受けいれられているように見える。
だから本当は比較優位によって短期的に判断する場合
っていうのは気候や風土みたいに不変性の高い要素に
左右されるような産業(例えば農業)には有効だけれども工業みたいに
その産業の比較優位性が国の成長によって激しく左右するような場合について
短期的視点で比較優位をもちだすことは恣意的で悪用されることが多いってことでしょ。
90&97は自分の都合の良い問題にしか答えていないのと
コテコテの反経済学イデオロギー塗れなのがな
少しは冷静な視点でレスを読んでみたらどうだ?
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 21:50:09 ID:V9zsL0ZC
俺のミラクル経済学に勝てるやっているの?のはいないわな。
ペタトゥーギガ経済学とナノ経済学を内包する理論に勝てるやつなどいない。
つかさ、比較優位ってのは、「そうすべき」という「べき論」ではなくて、利潤最大化考えて行動したら
自然にそうなっていくことの土台として存在しているんじゃないかと。
で、そのとおりに南北問題とかがおきてきたわけ。
で、政治的外交的に比較優位の結論を受け入れられない政治勢力や企業家の方がたくさんいて、
そういう人たちは、保護貿易や法人税減税による輸出企業の振興や、補助金、輸入品に対する規制
なんかを主張するわけ。
比較優位といっても、結局人種による本質的な差異が無い以上、その時点での資本蓄積の度合いに
よって決まる事だから、産業政策で工業振興なんてのは実際に部分的には成功していたりするわけ。
局所的には得でも大域的には損なこともある
大人になれば誰しもわかることなんだけどね。
最近の自由主義はあまりに局所的な視点で語りすぎる。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 22:04:56 ID:yINkBw5H
比較優位という概念自体は簡単で誰でも理解できる。
ただ、他の考え方もできる中で、比較優位の考え方をどのくらい重く見るか、
については人によってまちまち。
経済学はただの思想なんだから、正しい、正しくないというのは適切でないかも。
こんな例もあったからこっちの考え方のほうがお勧めですよ、とか客引き合戦
見たいなレベルでしか物は言えないのではないかな?
>>178 >経済学はただの思想なんだから
え”???
>>178の考えは根強いと思う
「ある理論が正しい、正しくないというのは適切でない、
実証家は理論をテストするのをやめてパラメーターの推計をすべき」
ってことを主張する実証分析の大御所もいますよ
> 比較優位という概念自体は簡単で誰でも理解できる。
誰でもというのはうそだろ。
実際、かなり頭いいはずの小飼弾が理解してなかった。
>>178 も正しく理解してないんじゃないのか。
>>180 たしかに,単純化しまくりのマクロモデルをGMM推定してる論文とか
みると「本気かよw」と思うことが多々あるな.
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/11(水) 06:42:21 ID:GdodFS/l
良スレ あげ
マスコミを通して自称知識人のみなさんが宣伝してる何の根拠も無い言説とか
偏った経験からくる思い込みをボロクソに批判する人間が多いから嫌われるんって側面はあるんじゃないの
世の中、「俺分かっちゃったんだよね」君が多すぎてうんざりするね
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/12(木) 12:47:01 ID:aDACzd3H
マルクスとか必死に勉強されても
経済学者が経済学の知識のない論争相手やその人の論旨に
「経済学の基礎がまるで分かってない。学部レベルの教科書を読み直せ」
って反論してるケースによく出くわす。
これを見て普通の(ある程度知的好奇心のある)サラリーマンはどう思うだろうか。
やたら高くて分厚くて砂を噛むような教科書を絶対読むわけがない。
普通の自然科学の学者たちは、一般の人に理解してもらおうと、
ブルーバックスみたいな啓蒙書を大量に書き続けてきた。
経済学者はこれまでそんな努力をしてきただろうか?
普通の政治・経済の論争で「インフレ期待」「デフレ期待」なんて言葉を
ごく普通に使う経済学者。しかしこの言葉を聞いて9割以上の人は「人々が
インフレ(デフレ)になるように望んでいること」と解釈するはずだ。それに気がつかない経済学者の鈍感ぶりもダメだとおもう。
>>186 サラリーマンに言っているやつはいないでしょ。
自称専門家の評論家とか、分野外に口出しする経済学者に向かって言ってる人は多いけど。
それを聞いて自分の事のように思ってしまう、自意識過剰な奴の面倒までは見切れん。
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/18(水) 11:35:01 ID:oR0XGsLM
>>186 ホリエモンの『支配』が誤解を招いたのもその辺かな?
9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本には9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり日本に戦争を仕掛けても、本国の、命令をだした幹部の命は絶対に安全なのです。
「安心して戦争を仕掛けられる国」を、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.それは日米安保によるものでは? そして、その日米安保も絶対ではないのでは?
A.中国の良心を信じられないのはなぜですか? そして、日米安保は絶対です。
知り合いの韓国人の評論家も「絶対だ」と言っていますし、私も同じ考えです。
更に、9条が消えても米国の戦争に協力する義務は発生しませんが、米国が被害者の場合は別です。
米国は日本を守る為に戦っても、(9条があれば)日本は米国を守る為に戦う必要がないのです。
Q.9条が本当に「平和」憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか?
A.これは、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に攻撃が届く国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
更に日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した信頼できる国ばかりです。
Q.「9条改憲派」は「戦争反対派」。侵略者に戦争を挑発する、戦争憲法(9条)を撤廃したいのです。
A.それは、貧しい考え方ではないでしょうか?
中国や北朝鮮を信じる「強さ」があれば、そんな考えにはならないはずです。
日本が信じれば、彼らも信じるでしょう。そして、真に美しい関係が始まるのです。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 10:29:09 ID:0NCGT5/k
あのー。
経済学は役に立たないという批判が後を絶たないにも関わらず、
それに対する具体的な反論が皆無なのはなぜなんだぜ?
まさか本当に何の役にも立っていないなんてことはないでしょう?
>経済学は役に立たないという批判が後を絶たないにも関わらず、
これは単なるイメージだね
具体的で説得力のある批判などほとんどない
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 11:30:30 ID:ByRslIYR
平和憲法という路線は貫くべき。ただ自衛隊や集団的自衛権を最小限度で認めればイイだけ。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 11:32:55 ID:ByRslIYR
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 13:24:53 ID:7ahlcGt2
>>193 ほらよ。
具体的事例 根拠となっている経済理論
CO2排出権設定 コースの定理
ユーロ圏通貨統合 マンデルの最適通貨圏の理論
オプションの価格付け ブラック・ショールズのプライシング理論
中央銀行の独立性強化 キッドランド・プレスコット動学的非整合性の理論
独占禁止法の制定 アダム・スミス?ジョアン・ロビンソンの独占的市場理論?
ブラウン運動の発見 ルイ・バシュリエ
GATT・WTOを通じた貿易自由化 比較優位の原理(提唱者?)
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 18:44:47 ID:yKuVcK98
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 21:16:30 ID:X3VfgzXP
>>186 >普通の自然科学の学者たちは、一般の人に理解してもらおうと、
>ブルーバックスみたいな啓蒙書を大量に書き続けてきた。
>経済学者はこれまでそんな努力をしてきただろうか?
経済学で一番売れたのは細野なんとかって言う予備校の先生が書いた入門書じゃね?
学者なら竹中平蔵センセイと団子3兄弟の中の人の「みんなの経済学」かな。
どちらがまともな本かと言えば…(以下自主規制
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 23:25:26 ID:/OyCjtsN
>>191 >>194 もっと分かりやすいのない?
まぁ、こっちの勉強不足といえば確かにそうなんけども、素人にそこで挙げられた
例を指摘してもピンとこないでしょ?
『空飛べるようになりました』とか、『遠距離で会話できるようになりました』等の、
理工系における成果のように、問答無用に役に立っているものは?
出典元のスレでは「そんなもんない」が結論のようだけども。
やっぱり門外漢は、自身が生活を営む上で必要不可欠であると感じられるようなものがないと、
『役に立ってない』と認識すると思われ。
そんな認識は説得力に欠けるただのイメージだから知るかって立場なら、
そんなことどうでも良いのかもしれんけど、その場合素人は
『役に立っていないにも関わらず役に立っているかのように振る舞い、
偉そうだから気に食わない』ってなっちゃうのが実状かと。
>『空飛べるようになりました』とか、『遠距離で会話できるようになりました』等の、
この例だったら飛行機載るのにも電話するのにも理系の学問なんて学ぶ必要はないともいえるな
物理や化学なんて知らなくても飛行機乗れるし電話もできる
文系の方が理工系より海外出張が多いからマイレッジで航空券のアップグレードもできちゃう
別にふざけてるわけでもなく
このスレに書かれている批判なんてどれもこんなレベルだよ
結論は「相手にするな」
>>199の訂正
>このスレに書かれている批判なんてどれもこんなレベルだよ
別のスレと勘違いした
ざっと見直したらこのスレはまだまともな方
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 02:26:45 ID:FYqMyGOv
>>198 >>199 えーと、
>>197では要点がぼやけて、論旨が伝わらなかったっぽいです。すいません。言い直します。
経済学が嫌われる要因の一つに、社会に対する貢献度が分かりにくいという点があると思います。
「物理は役に立たない!!」なんて喚く奴は、「飛行機」って一言言ってやれば黙る。
物理学なしで飛行機作るのは絶対に無理って知っているから。
要するに、物理学を一切勉強しなくても、物理学の社会に対する貢献度は分かるわけです。
このような、当該分野をほぼ勉強しないで批判するような奴を、一瞬で黙らせるような明確な
成果は、経済学にはないのでしょうか?
>>193に挙げられているようなものは、「経済理論なしでは実現or発見不可能かなぁ?」
という印象が。オプション理論だけは別ですけど、ファイナンス畑だし...他にないですか?
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 04:25:13 ID:nXL7XrAs
>>201 経済学で国の経済政策は決められています。以上。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 04:29:22 ID:nXL7XrAs
>「飛行機」って一言言ってやれば黙る。
それは疑問ですね。「物理学がなぜ飛行機に役に立っているの?」と思うでしょう。飛行機に物理学が役に立っていることが分かるには物理学を学ぶ必要があるわけです。経済学もそれと同じです。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 05:20:11 ID:Tf1k6Mxj
社会学や心理学、歴史学や文学と比べて経済学は役立ってないか?
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 06:00:48 ID:6AISLA3j
他のよりかはマシってことですか。
>>202 いや。日本ではそれがそうでも無いから失われた15年が・・・
>>206 それでは経済政策を決めてきたのは誰ですか
経済学はそれを見逃してきたんですか
>>207 国会議員と日銀の政策委員だよ。
例えば、翁vs岩田論争、構造改革vsリフレ論争のような、論争はある。
前者はアカデミックな、後者は掲示板系の。
あと、海外の経済学者はかなりきつい言葉で批判をしている。
問題は、経済学者は、あくまで一国民として投票するくらいしかやる事がないし、
政府側に綺麗さっぱり無視されたら手も足もでないという事。
あと、マスコミバイアスも結構酷いよ。海外の経済学者から酷評されているとかいう
情報を知っている人は少ないでしょ。
ちょっと違うかもしれないけど、歴史を勉強すると
昔の為政者がいかに(今から見ると)おかしな経済政策をやってたかの実例は色々出てくるよ
今じゃ当たり前になってることでも昔はそうじゃなかったし、それを当たり前にしたのは経済学だと言っていいと思うんだけれども
まぁ今もおかしな経済政策をやってることがあるから、未来の人から見れば同じかもなw
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 11:48:03 ID:xrBFl3Wa
>>201 ほらよ、追加。
国民経済計算(SNA)の発明 ストーン
産業連関表の発明 レオンチエフ
日本食認証制度 アカロフのレモン市場理論
所得格差の指標(ジニ係数) ローレンツの曲線
比較優位なんて産業成長妨害理論でしかない。
効用の硬直性と労働市場の流動性を仮定した経済学なんてのは
為政者に都合のいいだけの理論だろう
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 12:50:10 ID:42K6zDTU
「経済学」でひとまとめにして否定していされても、肯定されてもなぁ
>211
こういう馬鹿にはっきりとお前馬鹿だろって言うから嫌われるんじゃないの?w
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 13:17:52 ID:Tf1k6Mxj
>>206-207 バブル期には日銀政策委員会なんか形式だけだった。
当時の政策は大蔵省が決めてた。
確かに98年以降は日銀は独立したが、
日銀マンはFEDと違ってべつに経済学のプロ(PH.D)じゃない。
世界レベルの金融政策の専門家なんかいないし、下手したら
単なる法学部卒。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 17:56:00 ID:9bTrK8YL
経済政策を牛耳ってきた連中への不満はわかるけど、じゃあなんで経済学者は政策から疎外されてんの?
経済学者が経済政策に関われないのは、日本だけなんでしょうか
>>215 たとえば赤道ツバル共和国とかで、経済学者が経済政策決定に関わっているという話は聞いた事が無いな。
>>214 日銀マンは日銀マンとして教育されている、内部で純粋培養された連中だからな。
銀行員にちょっと毛の生えた程度の人間だから、経済学部出だろうと法学部出だろうと
あまり本質的な差異ではないと思う。
組織としての日銀は、そういう人たちの集合体。
意思決定には、国の方針とかそういうものは介在していない。
そもそも、日銀内部の人は、総裁のことを「社長」と呼んでいたりする。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 21:08:55 ID:nXL7XrAs
学者じゃなくて官僚だろ。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 13:38:26 ID:eeJfHx0q
無力な経済学者のためにage
>>9 > 彼らには意外性のある理論を経済学者ほど好まないのです。
> 経済学者は自分の思い込んでいたことや常識を否定するような理論をとても好む。
> 一方,反経済学の彼らにとって,自分の思い込み(多くは常識と一致)を確認するのが
> 学問であり,
> それを否定されるのは気分の良いことではないのです。
> 若さがない。遊び心がない。
それは逆に経済学者への批判としてもよく聞かされることだよ。特に新古典派への。
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 10:50:26 ID:6ZkacUtB
なぜ経済学が嫌われるか?それは既得権益を侵すからだよ。
既得権益にどっぷり漬かっていたい層が日本にはたくさんいて、
やっかいなことにそいつらこそが日本のエスタブリッシュメントであったり
する。そいつらにとってうざいわけよ、経済学は。
え、誰がエスタブかって?それは、政官業とマスコミだよ。あと
裏社会のエスタブとしてヤクザも加えとけ。これで、ガチ。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 12:00:37 ID:I4SZpnjE
>>221 そういうエスタブにとっちゃ、経済学者など吹けば飛ぶ小バエみたいなもん
自分たちのひ弱さを他人のせいにしちゃだめだよ
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 12:16:11 ID:Pg9rZMR4
経済学業界の人達は、この手のスレが次々と現れる原因はなんだと思う?
「そんなこと知るか」でもいいから、何かいってくれ。
経済学のプレゼンスが上がって無視できなくなってきているから
社会学や心理学なんて無視して生きてるでしょ
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 12:32:55 ID:6ZkacUtB
経済学の主張は、参入障壁は低くしろ、規制は少なくしろ、
独占は許さん、等々既得権益を握っている層にとっては敵。
しかも、そう言う既得権益を握っている層こそ日本のエスタブ
であり、声も異様にでかい。
また、経済学業界は他の業界との癒着も少ない。ということは、
他の業界からの援護もなく、孤立無援となる。
いやあ、報われんね。まるで百万の悪に一人立ち向かっていく
ケンシロウのようだ。
>>221 むしろ逆では?
経済学は既得権益を擁護するイデオロギーであるとして批判される
ことのほうが多くないかな? いわゆる異端派の経済学はべつにすれば。
既得権益=レントシーキングを正当化する経済理論はほとんど無い
いわゆる規制緩和の促進はいかなる既得権益の利害も反映していないと言うの?
い
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 16:47:20 ID:EGbNS4gf
経済学が嫌われているかどうかは知らないけど
経済学業界人は充分嫌われていると思う。
>226、228
ん〜。経済学の批判者が経済学を全く理解してなかったり、あるいは完全に勘違いしてることは
「極めて」よくある事だから、そういう批判はひょっとしたら多いのかもしれないけど、
少なくとも既得権益を正当化する経済理論はほとんど聞かないよ
つまり、そういう批判は多いかもしれないけど、たいがいは的外れだろうってことね
規制緩和の促進が既得権益の利害を反映してるって言いたいようだけど、
具体的には例えばどういうこと?
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 14:55:50 ID:+sRdE/Jt
それほど嫌われてないんじゃね
エスタブリッシュメントには好かれているよね。
経済学者も世間でひっぱりだこだし。
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 19:19:44 ID:fzXb2eby
マルクス経済学・マルクス主義弟13 スレをみよ!!
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 23:18:21 ID:+sRdE/Jt
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 05:22:04 ID:gs9CmB30
長文失礼〜
経済学(主にマクロ)が嫌われる理由:
1.あまり科学的ではないのに、やたらと科学性を主張する
理論の有効性を試すのに、過去の統計に頼る他ないため、現象の再現性を保障することが困難。
また、『裁量的な経済政策は有効か否か』等という、根本的な問題においてすらコンセンサスが
得られていない。このように、経済学を科学と称するのは明らかに無理があるにも関わらず、
経済学者はやたらと科学性を主張する。
2.社会に対する貢献度が不明
「不況が起こったりするから、経済学は役に立っていない」という批判があるが、これは明らかに
乱暴な理屈である。自然科学にも現在解決されていない問題は多くあるが、だからといって役に
立っていないとはいえないであろう。しかし悲しいかな、「経済学は役に立っているのか」と
問われれば、「恐らく役に立っている」としか答えられないのが現状。自然科学は工学を通じて、
機械等の手で触れることが出来る実体を生み出すため、その貢献度を実感するのは容易い。
しかし経済政策の有効度を明確に示すことは困難である。それは、例えば景気が回復しても、
それが経済政策の効果なのか、自然な景気循環によるものなのかを完璧に示すことが困難なことによる。
3.無駄に尊大(に見える)
以上のような事柄は、経済学が社会科学である以上、完全な克服は不可能なように思えるが、
経済学者は自身の問題を棚に上げ、他の社会科学を科学性と貢献度の面から蔑む傾向がある。
解決方法:
完全に科学的であることは不可能であり、またその貢献度が曖昧であることは、
社会科学である以上致し方がないこととして受け入れる。
経済学の究極的な目的は、現実の経済的諸問題を解決することにあると自覚し
(まぁぶっちゃけ人それぞれだとは思うけど)、無駄なアカデミズムは排除すべし。
ところで、これって有名なの?:
ttp://www.geocities.com/svnseeds/econ/mankiew.html
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 14:44:12 ID:WNmXDTdG
>>237 概ね同意だが、2.の社会に対する貢献度が不明という点について
若干のコメント。確かに貢献度を数値化するのは無理だが、社会に
対して具体的にどのような貢献をしたかの事例は示すことができる。
具体的事例 根拠となっている経済理論
CO2排出権設定 コースの定理
ユーロ圏通貨統合 マンデルの最適通貨圏の理論
オプションの価格付け ブラック・ショールズのプライシング理論
中央銀行の独立性強化 キッドランド・プレスコット動学的非整合性の理論
独占禁止法の制定 アダム・スミス?ジョアン・ロビンソンの独占的市場理論?
ブラウン運動の発見 ルイ・バシュリエ
GATT・WTOを通じた貿易自由化 リカードの比較優位の原理
国民経済計算(SNA)の発明 ストーン
産業連関表の発明 レオンチエフ
日本食認証制度 アカロフのレモン市場理論
所得格差の指標 ローレンツの曲線
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 15:24:04 ID:48Pio6yI
政策を作っていく際に利用できる限りで役に立っている
貢献なのか単なるイデオロギーなのかいやはや
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 02:18:26 ID:UEpd4ZhH
そういうとこが嫌われるんだよ
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 17:52:41 ID:UEpd4ZhH
嫌ってるのは経済学者を利用できない連中
利用してる側にまわってみれば便利だよ
利用してる側(笑)
>>243 嫌っているよりももっとヒドイなあ
嫌いを超えてまるで馬鹿にしちゃっているじゃんww
政治に関与したい奴ってのは自分のやりたい事がある奴。
それを学問的視点で「間違っている」と真顔で指摘され、
論理的に追い詰めてやったら、嫌うのは当たり前。
要するに、政治の場で露骨に経済学を嫌う奴は、
「胡散臭い山師」だと思っていれば良い。
>>246 その「胡散臭い山師」のほうが大体の場合政治の場では強いから問題なんだが
理屈で何でも通る世の中ならよかったのにねぇ
というか、政治の世界では経済学ってそんなに嫌われてないと思うよ。
いろんな意味で「使える」し、学説と政治の利害が常に対立するとは限らないし。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 10:48:38 ID:FZPlqsyx
まあ折角なのでage
249 :
えみ:2007/05/04(金) 10:51:30 ID:2RijfAVM
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 14:33:09 ID:h0PILGKx
>>246 経済学かじった奴が何かほざいたところで相手にしなければいいだけのことなのに、まともに相手していちいち怒るようなやつは、
どうせただの小物だろうから、たしかに山師扱いでいいかもな。
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 15:01:12 ID:w5idAI1g
>>194,238
それはさ、
具体的事例 ← 根拠となっている経済理論
という因果関係があるなら納得だが。しかし、上げられている大概の例は
具体的事例 → 根拠となっている経済理論
じゃね?事後的に説明してるとしか思えん。全部がそうとは言わんが。
あーあと、ブラックショールズのオプションプライシングは明らかに
「経済理論」じゃないだろ。株価を伊藤過程とみなして熱伝導方程式
の手法で解いただけなんだから・・・。偏微分方程式の応用です。
その後効用関数とか出てくる「経済学の解釈」はでてきたけどね。
CO2排出権なんかも考えたやつは別に経済学の理論を根拠として導いたとは思えん。
政治バランスとかの考慮からだと思うのだが。
アイデアが出た後、経済学で「合理的に説明」はできると思うけど。
ちなみにおいらは経済学をどちらかといえば嫌ってるが、それは
1、半端な数学しか知らないくせに「数学」を使ってると気取ってるから。
2、話を聞いてても景気の予測をしたいのか、社会現象の事後的な説明をしたいのか、
いまいち何がしたいのかよくわから無いから。
特に「半端な数学で社会現象を事後的に説明してる論文」にはなんかイラっとするっす。
>>237 はむしろ納得。経済学は「何をしたいのか」をもう少しはっきりさせてくれ。
事後的な説明が目的ならそれはそれでよし。けど、「役に立つ」ことはないな。
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 15:41:16 ID:nTOw3p8W
>>251 ブラックショールズの根本は効率的市場仮説という経済学理論
CO2排出権取引も市場の欠落の理論から作り出されています
両方とも遅くとも1960年代以前の古い経済理論でどの教科書にも載っていましたので
具体的事例 → 根拠となっている経済理論
というのは傲慢です。
マクロ経済学で言えばここ20年で先進国でインフレが起きていないのは
マクロ経済学の発展のおかげでしょう
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 15:42:11 ID:nTOw3p8W
>>252の第一文は
ブラックショールズの根本は価格裁定という経済学理論
に訂正します
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 16:54:04 ID:ONDVufdS
理系って社会を知らないよね。
つか、事後説明っつーなら、物理学こそ事後説明だろ。
そこで得た理論が演繹的に使えるから、一生懸命事実を探してくるわけで。
そこんところは経済学も一緒だよ。
256 :
251:2007/05/04(金) 18:50:51 ID:w5idAI1g
>>252 いや、市場の欠落理論があるのがどの教科書にもあるのはいいけどさ。
例えば「よってCO2の問題も取引権を制定して解決すべきだ」とどの教科書にも書いてたのかい?
もし書いてるならそれはおいらの勉強不足だ。できれば、適当な例を挙げていただきたい。
そこらへんがわからないのに「作り出された」といわれてもわからないのさ。
ブラックショールズは元の論文を読み直してみる。いや、裁定取引はもちろん知ってるが
元の論文に出てたっけか?保留。
インフレの話は役立っている例かもな。今度使ってみよう。
>255
事後説明であること自体は問題にしとらんですよ。
理論物理が「演繹」を担当、そして実験物理が「帰納」を担当してるように、
経済学だと理論経済が「演繹」、計量経済が「帰納」を本来担当したかったんだろうけど。
物理と違って「経済」という制御しにくいものを扱ってるから事後説明になりがちなの
は仕方ない。
ただにもかかわらず、一方的に役立つよー、普遍的ですよーと主張してる(ように見える)のが
問題ジャマイカ。今のところ役に立たないなら仕方ない。
物理だって最初は役立ってたわけじゃないんじゃないかね。
>>256 横レスだけど、なに専攻してはんのよあんさんは
俺も純粋にCO2の排出権を取引しましょうってなった経緯知りたいな。
これはなかなかの発明品だと俺は思うし。
やっぱ環境経済の人とか詳しいんかな?
>>256 CO2排出権取引のネタは学生の頃の公共経済学の教科書の演習問題で見た気がする。
1980年代後半ね。
あの手のネタは思考実験演習問題が結構あるし、所詮応用力の問題だから。
電磁波を発見してから、レーダーに応用されるようになるまで50年くらいかかっているわけ。
CO2排出権取引だって、あれは所詮公共経済学のベーシックな理論の応用なわけで、
そのフレームワークは50年前に考え出されたものだな。
インフレの話に追加すると、「恐慌」が起きなくなったのはケインズのおかげ。
それでもデフレにしちゃうアホな国がたった一つだけあるけど。
それと、俺は
>>255なんでついでにレスしとくと・・・
学問は役に立つからやるものじゃない。研究者の趣味でやるもの。
役に立てるのは、その成果を覗き見ている人。
物理の成果であれば、その大半は企業家によって世の中に役立てられている。
経済学は企業家が使うようなシロモノじゃない。主として政府部門が使うもの。
企業家が使うのは、応用経済学的領域となって経営学の中で扱われるようになってから。
政府部門が使うものである以上、本来は有権者が、政府がちゃんとやっているのか確認する
ための指標となるべきもの。それなのに、日本人は全般的に経済学を軽んじすぎている。
という思いがあって、どうしても宣伝めいた発言をしたくなる。
物理だって、ここまで日本で受け入れられるまでには、相当な啓蒙活動をしたと思うよ。
まあ、ノーベル賞受賞者がそれなりに出ていることが効いてる面もあるだろうけど。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 22:02:20 ID:h0PILGKx
>>259 あなたは、一般人にとっての経済学の意義は、有権者が政府の政策を評価するための指標とすることだというけど、
その場合どれほどの知識が必要になると考える?あんまり求める水準が高いと大変だよ。
みんな忙しいし、難しすぎるとついていけないしね。
あと、物理学が日本で受け入れられたとしたら、その理由はあなたのいうように企業の活動等を通して世の中に役立ったからで、
別に啓蒙のおかげではないよ。
無論学校における教育の役割は大きいだろうけど、それを行ってきたのは科学者というより政府だしね。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 01:23:09 ID:kfByHgtg
物理学は別に受け入れられていないだろう。経済学も物理学も難しい。そして両方役に立っている(が無知な人にはそれがわからない)。
でFAだろ。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 01:51:15 ID:FrZ/68SR
経済学が一般に受け入れられてないって言うけど、
「ヤバい経済学」って全米で100万冊売れてるじゃん
読んでみたけど、これってふつーにまともな経済学
だと思うけど?
アメリカ人は小説読まないけど経済関係の本は買う
向こうじゃ難しい数式を使ったオプション取引とか先物取引についての本で本屋の棚がうまってる
らしい
邦題つけた奴が頭でっかちだったんだろ
>>260 政策評価の指標にするために必要な経済学のレベルは学部生レベルだな。
全員が知る必要は無い。ブードゥーエコノミクスを垂れ流す評論家連中を駆逐できる
くらいの人数が知っていれば良い。
と考えているんだけど、それくらいだったら人数は十分そろってるはずなんだよなぁ。
経済学部を「潰しが利く学部」と考えて就職前提で入学する奴ばかりなんだろうな。
俺もそうだったけど、一応ちゃんと勉強はしたつもりなので、評論家のいい加減な発言
がどうにも我慢できない状態にある。
それと、君が言及しているのは物理学ではなく工学。
工学と物理学は全然別物。
物理学は企業ではほとんど役にたたない。
工学レベルまで降りてきて、初めて役立てることができる。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 07:27:00 ID:/RK1QnO3
経済学は政策レベルでは役に立ってるが、
一般社会にとっての政策の指標としては十分に機能できてないってことか
それは経済学の怠慢というよりは、経済学を大学で専門として学んだ連中の
発言力があまりに弱いか、または勉強したことを忘れてしまったせいということかね
経済学自体の問題というより、教育や学生の質の問題かもな
TIME誌にその週のニュースな人物の一言を集めたVerbatimってセクションがあるんだけど
先週はNY市長のブルーンバーグの次の一言が写真つきでトップにあって
アメリカでの経済学の浸透度にびっくりした。
'Using economics to influence public behavior is something this country is built on--it's called capitalism.'
MICHAEL BLOOMBERG, New York City mayor, who is considering charging people a fee for driving into the heart of Manhattan
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1615162,00.html
経済学が役に立たないと言われるのは、
全然当たらない占星術であり、
何らかの政策を実施した際に、
うまくいけば「自分が正しかった」で、
失敗すれば取って付けたような理論で言い訳するから。
端から見れば単なる胡散臭い似非予言者であり、
病気が自然治癒しただけでも「治療の成果」と主張するヤブ医者。
>>268 そういうステレオタイプを浸透させようとする奴が一番うざい。
評論家にそういうことを真顔で言う連中がいるが、たいてい自説が攻撃された事に対する恨みや
攻撃される前の予防措置として発言している。で、当の本人の発言内容を検証していくと、
当然のことながら予想的中率は経済学以下だし、占星術並みの根拠レスな願望に汚染された
発言ばかりしている。
しかも、そういう占星術並みの評論家を経済学の専門家だと勘違いしている輩が多数。
俺は、日本人のメンタリティーは、経済学的なものを受け付けたくないという性質を持っているのでは
ないかと思う。賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶというが、日本社会では経験を持ったモノが
圧倒的に強い社会なわけで、経験を持ったモノにとっては理論というのはウザい存在。
ITが浸透しはじめた頃の、爺さん連中の拒絶反応と、経済学を拒絶する奴の反応がほとんど一緒
なのはとても面白い現象。
>>269 日本は長生きした素人が一番有りがたがられる国だよ。
亀の甲より年の功というだろ。実際、日銀の総裁見たらわかるだろ。
重要なポイントは
・長生きすること
・すべてにおいて素人の「瑞々しく柔軟な」感性(苦笑)を持つこと
経験者面して何かを言うのは嫌がられる。したり顔で云々というだろ。
日本人のメンタリティーは科学を受け付けない。
万能の素人という最強無敵の存在がいると信じている。
さらに、万能になるには長生きすればよいという、これまた素朴な信仰を持っている。
老荘思想と道教の国だよ。仙人最強。水戸黄門を週一回全国民が視聴してる国だからな。
ああ、童子と老人に神聖が宿るってあれですね。
あの世との境界線にいるから。
しかも死んだら神になっちゃう。
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 14:22:29 ID:GwKblfdR
>日本人のメンタリティーは科学を受け付けない。
理系は無視ですかそうですか
>>272 理系の人が「文系市ね」というときの対象の事だと頭の中で補完して読めば良いかと。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 14:51:09 ID:GwKblfdR
>>273 なんだ、ただの愚痴か
なかなか受け入れられないからって世間を恨んで拗ねるのはよくない
経験があるってだけで理論を無視するやつらを凌ぐ力を、君らが身につければいい
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 14:52:40 ID:jxITLZz9
そういう人たちを納得させるには理屈は役に立たない
多数派にでもならないと無理だね
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 15:28:33 ID:8p0LN8PU
少数派の諸君!
理屈が通じない土人ばかりでは、民主主義は成立しない。
>>274 ああ、君は理屈が通じない土人だったんだ。
理系理系言ってる人なら、少なくとも理屈は通じると思ったんだが。
経済学が嫌われる理由=「理系を虐げる文系」というステレオタイプの構図に似ている
という指摘をしただけでしょ。その際愚痴っているのは「(自称)理系の人」なんだよ。
>経験があるってだけで理論を無視するやつらを凌ぐ力を、君らが身につければいい
ああ、典型的な優越感欲しさの煽り野郎が来たよw
>>275 多数・少数関係ないんじゃないの?
>>269 でその経済的なものを受け付けるアメリカ人たちは
まっとうな経済活動をしてるとでも言うのかい?
経済学を受け入れたのがあの国の現状だとするならやっぱ経済学は
嫌われて当然だと思うが。
>>279 「アメリカが嫌い」というのと、「アメリカのどこがどうダメ」という話は区別しようよ。
ダメな箇所は具体的に指摘し、それがどのように経済学とつながっているのか示さないと。
君に言い方だと、「アメリカが嫌いだから、経済学も嫌い」という、意味不明の要約にしかならない。
>>279 そもそも何故ここでアメリカが出てくるのか理解できない。
大体、炭酸ガス排出権とか、フェアトレードとか、その手の利用者側に負担させるというか、
利用者側にしっかり説明した上で負担することを自発的に選択してもらう解放の類は、
ヨーロッパの発想。規制は天から降ってくるものではなく、自分たちが納得づくで積み上げて
いくものだという考え。公共経済学的なフレームワークが頭の中にしっかりできていて、自分たち
がそれを構築していく立場だという考えがしっかり根付いている。
アメリカはフリーライド的なやり方をする点で、日本に似ている。経済学が好きなのは、自己
の利益になるという判断の結果だろうな。アメリカ人にとっては、公共経済学も悪用の対象
であり、そういう問題をゲーム理論的に分析する。金融論も大好きだろうな。
そして、こういう部分は、経済学っつーより、思想に近い。
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 21:00:30 ID:GwKblfdR
>>278 >経済学が嫌われる理由=「理系を虐げる文系」というステレオタイプの構図に似ている
>という指摘をしただけでしょ。その際愚痴っているのは「(自称)理系の人」なんだよ。
なんかすごいわかりきったことをえらそうに説教してきてるな・・
>>270に対して、俺が
>>272で科学的思考ができる日本人の存在を示唆したところ、
>>273が、
>>270の批判してる対象を、「理系が「文系市ね」というときの対象」として読むよう指摘したから、
>>274で、そもそもそんな愚痴を言ってもしょうがない、って言ったんだよ。
他人に対して君の誤読に基づく説教をするのはよくないよ。
>>経験があるってだけで理論を無視するやつらを凌ぐ力を、君らが身につければいい
>ああ、典型的な優越感欲しさの煽り野郎が来たよw
なぜ煽りとして読む?君はそこまで被害者意識が染み付いてしまっているのか。
煽りはスルーの方向で
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 23:25:43 ID:jxITLZz9
にしても、なぜこのスレに反経済学厨が湧くのかね?
>>1を読めば、このスレの趣旨がわかるだろうにねぇ。読んでないのかな?
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 00:14:21 ID:Zgi0xLrS
経済学は役に立つよ。
経済学を知ってれば、
会社の経営がうまくいったり、
株で大儲けしたり、
経済動向の予測が当たりまくったり、
女にもてたり、
病気が直ったり、
原子力発電が効率的になったり、
人工衛星の打ち上げ技術が向上したりするからねぇーー。
ああああーーー!信じてないな、おまえ!
信じる者は救われるんだぞ!
信じないと天罰が下るぞ!!
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 13:00:05 ID:XjkSkiBd
俺は某地方国立大の経済学部生だけど
高校の教師も経済学部毛嫌いしてたよ。
まあそういう教師に限って文学部出身なんだが。
恐らく就職に苦労する自分を尻目にぽんぽん内定ゲットした
経済学部生がよほど憎かったんだろうな。
微妙にスレ違いか。
>>288 経済学部生を嫌うのと、経済学を嫌うのとは、別のことだよ。
経済学部の周辺学部、学科で経済学を批判してる人って
大概脳内で勝手に作り上げた主流派経済学とやらを批判してるんだよな…
俺は経営学科なんだが、初歩的な誤解に基づいて自分の妄想で作り上げた
経済学を授業中に批判して悦に浸ってる経営学者の多いこと多いこと
学者のくせに批判する際に基本的なことも確認しない連中からは学ぶことはないと思って
俺は経済学系にシフトしたんだが、彼らは自分のやってることがいかに愚かしいかに気づかないのかな?
基本的なことも確認しないまま批判するような連中から経済学系の人間は傲慢だとか言われたくないんだけどw
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 13:50:42 ID:yXIHza/U
人間の非条理を称揚するのが文学。
人間の行動原理を理性のみとするのが経済学。
相容れない学問。それが故に犬猿の仲。
ちなみにジャーナリストは文学部出身者が多い。彼らが
経済学を嫌うのもむべなるかな。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 13:56:21 ID:yXIHza/U
おそらく現実には、人間には不条理な感情も、合理的な
理性のどちらの面もあるように思う。感情だけを強調するのも
理性だけを強調するのも、バランスの取れた態度とは言えない
だろう。
こう考えると、文学と経済学の確執は不毛なように思う。
局面ごとに人間は感情の動物にもなり、合理的なマシーンにもなる。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 14:14:15 ID:voiTgSnx
漏れは文学部だけど経済学やってるYO。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 14:18:20 ID:Zgi0xLrS
物理実験で予想通りの結果が得られたり、
工学で新しいものをつくり出したり、
化学で新しい薬品を開発したりするような
そういう面白みが経済学にはない。
結局、予測や開発といったものが他の科学より拙劣だから
疑似科学呼ばわりされやすい。
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 14:19:09 ID:voiTgSnx
思想や芸術としてみれば面白いだろ。
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 15:11:38 ID:yXIHza/U
詰まるところは、感情を司る大脳辺縁系と理性を司る
大脳新皮質の相克と言ったところか。
経済学を嫌うということは、大脳辺縁系が大脳新皮質を
嫌うというのに似ている。逆に文学を見下すのは、
大脳新皮質が大脳辺縁系を見下すのに似ている。大脳新皮質と
大脳辺縁系の両者を備える人間のジレンマ、永遠のアンビバレンス。
両者に協調の可能性はないのか。
>>296 協調する必要などないね
もうめんどくせえから経済学帝国主義でいいよ
そもそも嫌われることを気にしてる時点で
理論としては糞なこと認めてるようなもんだろ。
物理なんかは嫌われてようとかまわんというスタイルだしな。
どういう理屈だよw
気にしてるというよりは、無理解に憤ってるというのが、このスレの流れだな
嫌われること自体は、確かにむかつくこともあるが、
そのかわり、こっちとしてはその嫌ってる連中を見下したりできるから、そんなに気にはならん
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:15:36 ID:yXIHza/U
>>297 本当に協調する必要はないのだろうか?協調とは言わないまでも、
お互いに理解し合う必要性もないとお思いだろうか?
それは、いわば自分の中の感情に背を向けることにもならないか?
人間は感情なくして、もしくは大脳辺縁系なくして成立し得るもの
なのだろうか?
私自身は人間の理性を否定するものではないし、そういう意味では
あなたのスタンスに近い。でも、だからと言って、感情など捨てて
しまえという主張には懐疑的にならざるを得ない。もちろん経済学が
人間の感情を分析対象していないことはよく理解している。
経済学板でそもそも議論とするべきトピックではないのかもしれない。
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:24:48 ID:yXIHza/U
よく考えてもみてほしい。「あなた」は感情なくして「あなた」足りえるのだろうか。
もっと具体的に言えば、あなたの脳から大脳辺縁系を捨象したとして、あなたは
大脳辺縁系を保持していた頃のあなたのままでいられるだろうか?
人間の理性は尊いし、またその理性の力に依拠して仮説を立てていく
経済学もまた尊いと思います。経済学の存在基盤を否定するつもりは
毛頭ありません。でも、大脳新皮質と大脳辺縁系では、前者が高々20万年の
歴史しか持ってない一方、後者は魚の時代から何億年もの歴史を有しています。
あなたはあなた自身の中の何億年の歴史を高々20万年の歴史のために
否定できますか?
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:36:45 ID:yXIHza/U
Warm heart and cool head. マーシャルの有名な言葉です。
大脳生理学に置き換えれば、健全な大脳辺縁系と健全な大脳新皮質と
言えるかも知れません。哲学的に言えば、感情と理性です。
マーシャルは少なくとも感情の尊さを否定はしていないことをお忘れなく。
別に俺は文学とか歴史学は馬鹿にしてないがな
他の連中がどうかは知らないが
学問の対象とかアプローチがかなり違う以上、あまり素人考えで口を出すべきではないと俺は思ってる
感情が大事だってことには同意するが、それを学問の中に入れるべきだとは思わない
>>301-302 >感情など捨ててしまえという主張には懐疑的にならざるを得ない。
誰がそんなこと言った?
>>290じゃないけど、まさに勝手に脳内で敵を作ってるな。
学問をするなら理論をきちんとふまえていくべきなのに、
文系の理論が出鱈目なのを批判してんだよ。
そもそも、大脳新皮質と大脳辺縁系の喩え自体おかしいんじゃないか。
>経済学もまた尊いと思います。経済学の存在基盤を否定するつもりは
>毛頭ありません。
わかってるなら、もう一度
>>1を読んでスレの趣旨を確認して、立ち去ってくれ。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:50:56 ID:a5ROwTs7
>>305 経済学を学んでいるやつが他の文系学問を否定するときのその批判ってバカで笑える。
経済学みたいな単純な前提を置かないってことでしょ。経済ヲタはこれだから。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 23:23:06 ID:DcinWt9y
ダニエルカーネマンなんて心理学の教授だけどノーベル経済学賞もらっちゃってるよ
>>306 >単純な前提を置かないってことでしょ
もっと恣意的な前提を置いてるでしょ。
ただ、どういう前提を置いてるかすら明示しないし、そもそも考察すらしないから、それが目立たないだけで。
>>288 その場合、経済学は「妥当すべき資本主義のための学問だから」という理由じゃね?
>>289 文学部の連中にとっては同一じゃないかと思う。
>>291 ちと違うな。
人間の不条理を効用という概念で説明し、そこに合理性があると解くのが経済学。
不条理がなくなったら、葛藤や感情の抑揚がなくなると考えて、拒絶しちゃうのが文学部。
ジャーナリストだって、全てを合理的に説明していたら読者がいなくなっちゃう。
感情をさかなでたり、持ち上げて落としたり、あの手この手で読者の興味を誘う。
>>294 実験のコントロールはできないけど、間違った政策が予想通りの失敗に終わるのを見る事はできる。
上手く行く政策については、なかなか確信をもてないのだけどね。
似非科学的になるのは、実際の政策に移す際に、政治-プロパガンダ-大衆の誘導という、およそ
理性的でない方法をとるケースが多いからだろうな。僕は政策には反対だったが、例えば竹中平蔵
と小泉のコンビなんてのはその典型。
>>298 基本的に、まっとうな学者は嫌われることを気にしていませんし、衆目の集まるところには出たがりません。
クルーグマンみたいなのは例外中の例外。
>>300 斜め天誅攻撃ばかり食らっていたら、さすがに一言くらい文句が言いたくなるわな。
>>303 Warm heart with cool headだな。分析は客観的に、ただしそれを個人的に悪用するのではなく、
社会に役立てよという意味だと思う。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 00:49:02 ID:PKx9pvxy
>>305 では、スレの趣旨に戻りましょう。なぜ他のいわゆる文系の学問が
経済学を嫌うのか?との質問ですが、それは経済学が他の文系学問を
見下しているからだと思います。理性が感情を見下し、感情が理性を
忌み嫌っているのが現在の状況ではないでしょうか。
経済学は人間の理性に立脚して仮説を立てる学問ですが、その手法もまた
科学的であることを指向します。ですが、他の文系学問は人間の理性にのみ
立脚して仮説を立てるわけではありません。人間の感情の重要性も
よく理解しているからです。また、手法自体も科学一辺倒ではありません。
現在の人類のテクノロジーでは、人間の感情というものが科学的分析の
手に余るからです。
私は人間の感情も理性も重要と考える立場です。経済学者が他の文系学問を
見下したような発言をするとき(よく非科学的だと非難されます)、また
他の文系学問が経済学を批判するとき(人間行動は理性にのみ依拠している
わけではない等々)、私はなんとも言えないやるせなさを感じます。
その議論自体が不毛と感じるからです。
>>310 1.それは仮説です。確認をせずに事実であるかのようにいきなり問題として設定するのは論理的ではありません。
2.経済学は社会科学です。ようするに科学であります。シンパシーというのであれば、文学や会計よりも自然科学
に対して感じるものです。そして、経済学を文系に分類したのは経済学の責任ではありません。
3.>人間の不条理を効用という概念で説明し、そこに合理性があると解くのが経済学。
別に馬鹿にしているわけでもなんでもない。合理性を排除したら法則にならんし、現に法則が見出されている。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 01:14:54 ID:glcjBILa
>似非科学的になるのは、実際の政策に移す際に、政治-プロパガンダ-大衆の誘導という、およそ
理性的でない方法をとるケースが多いからだろうな。僕は政策には反対だったが、例えば竹中平蔵
と小泉のコンビなんてのはその典型。
こういうとこなんとかするのが経済学者の役割なんじゃないの?
似非科学でプロパガンダなんかされた日にゃ総スカン食らうのが普通だってのに。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 01:34:27 ID:PKx9pvxy
>>311 >1.それは仮説です。確認をせずに事実であるかのようにいきなり問題として設定するのは論理的ではありません。
その通りです。「他の文系学問が経済学を嫌っている理由は、経済学が
他の文系学問を見下しているからだ」という私の勝手な仮説です。仮説というにもおこがましい
私の勝手な見解です。事実として主張したつもりはありませんでしたが、もし
事実と取られても仕方ないような表現だったとしたら訂正します。
>2.経済学は社会科学です。
政治学や社会学もまた社会科学の一員です。私の表現で、「他の文系学問」と
しましたが、「いわゆる」と留保したのは一般的な社会通念に照らして
経済学が文系学問と認知されているからです。もちろんこの分類が妥当かどうかは
議論の別れるところですが。私個人の見解では、そもそも文系理系の分類がナンセンスだと
思っています。
>3.>人間の不条理を効用という概念で説明し、そこに合理性があると解くのが経済学。
>別に馬鹿にしているわけでもなんでもない。合理性を排除したら法則にならんし、現に法則が見出されている。
合理性を排除したら法則にならないとのことですが、人間の感情面にだけ依拠する
行動においても法則が成立する現象は少なからずあります。卑近な例で恐縮ですが、
たとえば男と女の恋愛です。恋愛行動において全く法則性がないかというとそうではなく、
たとえば女性は優しい男性に好意を示す傾向が見られます。あと母性本能は
どうでしょう?これも理性にのみ立脚するものではないでしょう。本能です。
ですが、法則はあります。
究極的には、大脳生理学の分野になってくるのでしょうが、大脳新皮質のみが
法則の淵源ではないこと、大脳辺縁系から出てくる行動にも法則があることは
理解されるのではないでしょうか。
>>314 経済学が社会科学である以上、理論と現実がイコールで必ず結びつくわけではないのは仕方がない
ただ、経済学の理論を構築するには、自然科学のような手法をとらなければならない。
あくまでも、学問の対象によって、社会科学そして文系と分類されているにすぎない(こういうと自然科学のやつが煽ってくるかもしれんが・・)
>>313 経済学の理論を研究して深めていくことと、それを大衆に浸透させたり、
政策に反映させたりすることとは、それぞれ別の課題だ。
君が言ってるのは、政治学、いやむしろ政治の営みそのものに課せられている課題だ。
そういうことばかり言ってると、
>>278じゃないけど、優越感を欲している煽り屋ってレッテルを貼られるよ。
>>305 あと、スレの趣旨っていうか
>>1の真意は、
経済学の最低限の前提すら理解できてないおかしな連中が多すぎてうざいねっていう、
よくあるネタを肴に、雑談をしつつ、
他の学問に対する自分たちの優越性を再確認することにある。
経済学というか、ぶっちゃけると経済学者に内在したコメント以外は、
どうしても経済学に対する煽りか、今のようにかみ合わないやり取りにしかならないので。
まあ、そっちのほうが盛況になるってのも事実なんだが。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 02:19:03 ID:glcjBILa
「他の学問に対する自分たちの優越性」
アホかコイツはw
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 07:25:11 ID:vt9BjLMl
>>316 > あと、スレの趣旨っていうか
>>1の真意は、
> 経済学の最低限の前提すら理解できてないおかしな連中が多すぎてうざいねっていう、
> よくあるネタを肴に、雑談をしつつ、
> 他の学問に対する自分たちの優越性を再確認することにある。
>>1読む限りではそこまで読み取れないと思うんだけど、このスレもしかして君がたてたの?
>>313 いえ。政治屋さんのお仕事です。
ここを誤解している人が多いんだよなぁ。
>似非科学でプロパガンダなんかされた日にゃ総スカン食らうのが普通だってのに。
でも、テレビ見ると、そういうのばかりでうんざりするよ。
話題になり、注目を集めたら、いつの間にかそれが事実という事になっている世界だからね。
どの分野でも、多少知識がある人間が見たら、「えっ?」と思うような論法がまかり通っている。
これ、経済学に限った話ではない。
念のために言っとくが全ての経済学部の人間が他学部を見下してるわけじゃないことは頭に入れといてね
経済学部の人間は傲慢かもしれないし、俺も昔はそうだったんだが、経済学であれ、他の学問であれ、勉強を深めるにつれ
勉強もせずに勝手な思い込みで批判することがいかに馬鹿げてるかに気づいた
経済学部の人間が他の学部(大抵は周辺学部)を馬鹿にするのは、連中に原因ないし遠因があることも多いってことも理解して欲しい
つまり連中の経済学ないし経済学者に対する批判が明らかに的外れで、学者なら当然やってしかるべき自説を批判的に検証することもやってないことが
明らかだから、非科学的と罵りたくもなるのよ、実際
学部一年レベルの教科書読めば分かるような馬鹿げた批判がどれだけ多いか、経済学をちゃんと勉強したことがある人なら同意してくれると思う
そういう批判を見るたびにうんざりさせられる
俺も昔は似たようなことをやってたが、彼らがいい反面教師になってくれたよ
>>319 確かに他の学問でもいいかげんなことまかり通らせてる部分があるかもしれんが
経済学ほど政治で悪用されてる学問もないだろう。
それは確かに経済学の責任というのは言い過ぎなのかもしれんが
嫌われる理由としては十分だろう。
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 12:41:53 ID:Flx0yySO
>>321 つ
>>22>>208 悪用されているというか、政策と理論との関係に問題があるのでは
おっしゃるとおり、政策に利用される段階になると、経済学者だけではなんともし難い
だからといって、経済学を嫌うってのは、違う話な気がする
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 12:55:16 ID:Flx0yySO
基本的には
>>319のいうとおり、政策に関しては政治の世界の住人が責任を負うべきだと思う
経済学者が政治にどこまでかかわるべきかってのは難しい問題
・・かかわると大体碌なことがないともいえるし
例えば「バローの中立命題」。
これ自体はただの仮説であり、実証的に証明されたことは一度も無い。
にも関わらず、思想系の連中の手にかかると、あたかも重大な法則発見みたいな扱いをされる。
某左翼政党にいたっては、これが事実であるという前提で、政策を主張する。
最近じゃ、財務省の広報チラシにすら書かれている。
こういうところがよくない。
経済学の学問として、こういう命題が提示され、学会騒然のなかそっち方面を研究する人がでて
きて、仮説事態は棄却されても、何らかの形で経済学のリファインに貢献する。科学ってそういう
もんだろ?
で、いったん棄却されたら、10年経ってもオリジナルを主張している奴は馬鹿でよい。でも経済学
に限っては、思想屋さんや政治屋さんが、あたかも事実のように主張するばかりか、それを宣伝し
続けている。
おかしいよね。
>>321 悪用する連中には、2種類いる。一般的には右系と左系と分類する。
彼らの主張を聞いたとき、右系にシンパシーを持つ人は、左系が世の中をダメにしている
張本人だとして過度に左系の主張に注目することになる。ニュー速板で、韓国ネタが
やたらと長く続く真理ね。逆に、左系にシンパシーを持つ人も一緒。右系が世の中をダメ
にしていると考えて、過度に右系の主張に注目する。
そして、その両者に利用されているのが経済学。思想界に与えた影響という点では、
他の社会科学の追随を許していない成果を上げていると思う。しかも、「経済学的には
こういえる」という説明は、シグナリングにも最適。
シンパシーがある人の主張では、「うんうん。経済学も認めているのか。」となるし、逆に
対立者の主張では、「くそ。経済学なんていい加減な学問が余計な事を言いやがって」
となる。で、どちらに着目しているのかというと、やっぱり対立者の主張になる。
例えば、福祉国家と自由主義。どちらも経済学の理論を適当に切り出して、思想面で
応用したものだ。小泉政権の政策も、アンチ小泉の政策も、どちらも経済学がベースに
なっている。経済学を知っている人間からすると、両者の中間に答えがあるのはある程度
想像がついているが、そうじゃない人にとっては経済学なんぞがあるから、自分の意見の
反対を主張する奴が出てくるんだと考えるんだ。
わかりやすい例として右・左を使ったが、およそありとあらゆる経済問題の対立軸で、この
ような現象がおきていると思われる。
>>324 バローの中立命題は「国の借金を税金でまかなおうが国債でまかなおうが国民が払うという点においてはどちらも同じ」
ぐらいの意味だよ 何か別の命題と勘違いしていないか?
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 19:13:19 ID:b1OLlBgc
福祉国家と自由主義が経済学から切り出されたア?
君たちもっと政治学を勉強しなさいw
要するに経済学しか知らない経済学者が多すぎるってことね(激藁
>>327 福祉国家と自由主義は、経済の観点からみると、どちらも経済的な分配をどうするかってことが争点になってるだろ
そしてどちらをとるにしても、両方とも経済学によって正当化できるから、
経済学が政治に巻き込まれ、その結果一部の一般人から信用されなくなってる、
ってことを
>>325はぼやいてるのよ。
経済学の理論が現実政治に取り込まれると、
学問の中に閉じこもってる経済学者からみると突っ込みどころの多い議論になる、という話。
確かに
>>325は他の分野についてはよく知らない人なんだろうけど、
ちと煽りが過ぎるな。
>>326 それに尾ひれがついて、政策効果も一緒という事になってる。
経済学を政治的に尾ひれをつけて利用しているのが
リフレ派を装ったリフレ厨ってことか
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:22:41 ID:GVrZiBoZ
単純に嫌われるのは何でもあり過ぎるからだろ
ある種ポリシーみたいなモンが無く見えるんじゃね
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 15:44:50 ID:qcjVjYok
なんでもありすぎる??
嫌うにしても、よくわからん理由だな
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 15:49:08 ID:woGoYXNA
理由を詳しく聞いてみると経済学者が嫌いなだけだったりする
戦争が嫌いだからって物理学者を嫌う奴はいないだろうに
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:34:17 ID:0VpigPfr
大元ウルス
>>334 1行目と2行目とがどうつながっているのやら
戦後の歴史的発展さえたかだかここ60年。
ライフサイクル仮説を確かめようにもたかだか一世代程度しか観測する対象は
ないわけだ。
間違ってるとは言わんが未熟ではある。
物理実験で予想通りの結果が得られたり、
とか言ってる奴完璧に頭わいてるだろwww
全てはモデル化されていて、現実的に起こらない事を書いてるから意味があるのに
文系に嫌われ、理系に嘲笑され
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 17:32:49 ID:1vakAWPZ
別にいいもん
>>336 「坊主にくけりゃ袈裟までにくい」
って意味では同レベル
>>338 中身は読んでいないので、ここの議論について言及はしないが、
「日本国破産を唱えるやつは池沼」っつーのは正しい。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 10:40:56 ID:2dKRmJKx
リフレ厨来たーーーーーーーーーーーーー
まあ、経済学がありとあらゆる社会問題においてそれなりの理論を提供しているのは事実だからな。
wikipediaの経済学の項見ると、こっぱずかしくなるけどまあ事実だしな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6 [専門分野]
>国際 国際経済学 - 貿易理論 - 国際金融論
>成長 経済成長理論 - 開発経済学
>数量 計量経済学 - 時系列分析 - 数量経済史
>金融 貨幣理論 - 金融理論 - 金融工学
>数学 数理経済学
>法・契約 法と経済学 - 契約理論
>公正 厚生経済学 - 社会選択理論
>産業 産業組織論
>公共・公益 財政学 - 公共経済学 - 教育経済学 - 社会政策論 - 公共選択論
>労働 労働経済学
>情報 情報経済学
>地理・空間 空間経済学 - 都市経済学
>環境 環境経済学 - 農業経済学
>歴史・思想 経済史 - 経済思想史 - 経済学説史 - 社会思想史
>その他 文化経済学 - 経済人類学 - 医療経済学 - 交換理論
あと、こんな事も書かれている。
>[論争]
>経済学は完全な自然科学ではない事、存在自体が社会・政治・経済・政策と不可分である事、そのため学術的な
>論争、政策的な論争、数多の論争を生み出し消化してきた。それによって経済学徒は他学徒に「傲慢である」と印象
>を与えてしまうほど非常に攻撃的な知的スタイルを形成している。また論争は経済学にとって理論を洗練させブレッグ
>スルーを起こす役割を担ってきた。このように経済学と論争は切り離すことはできない、ここでは経済学において歴史的
>に重要な意味を持った論争を取り上げる。
>
>重商主義・重農主義論争
>穀物法論争
>ピグー・ケインズ論争
>経済計算論争(1920~1930)
>日本 日本の経済論争
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 22:25:53 ID:hNOeXt5R
>>346 >>324>>325とかみると、経済学が世の中に影響を与えると、
経済学の理論が一人歩きして素人たちにいいように使われてそれでむかつく、
って意見もあるようだけど
かといって、社会科学である以上は、ひきこもってばかりもいられんしな
日本人研究者の科学論文は、物理学や材料科学などの分野で世界をリードする例が多く見られるが、工学や環境などの分野では、やや影が薄い、という実態が文部科学省・科学技術政策研究所の報告書で4日発表された。
同研究所は、米国の調査会社の論文データベースを使い、1999〜2004年に発行されたもののうち、引用回数で上位にある約1万件の重要論文を分析した。
その結果、日本の占有率は9%で、米国(61%)、ドイツ(13%)、英国(12%)に次ぎ4位だった。5位以下はフランス(7%)、中国(3%)だった。
分野別では物理学や化学、材料科学、動物・植物学などで、日本の占有率が9%以上の領域が多く、特に特定の超電導材料を研究する領域では日本発が約6割を占めた。
生体分子の機能解明や新材料開発といった学際的分野でも、占有率の高い領域が多くみられた。
一方、工学、環境・生態学、宇宙科学などでは占有率が9%を下回る領域が目立った。
また【精神医学・心理学、社会科学、経済学は0%】だった。
(2007年4月5日0時56分 読売新聞)
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/31(木) 17:57:51 ID:N66X0GtF
経済学自体は嫌われていないが、経済学者は嫌われる・・・
科学的中立の顔をしてイデオロギーに首をつっこむところ
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/01(金) 12:14:25 ID:HfB2uFy1
>>350 本人にその気がない場合が一番タチが悪い
日本人研究者の科学論文は、物理学や材料科学などの分野で世界をリードする例が
多く見られるが、工学や環境などの分野では、やや影が薄い、という実態が文部科学省
・科学技術政策研究所の報告書で4日発表された。
同研究所は、米国の調査会社の論文データベースを使い、1999〜2004年に発行
されたもののうち、引用回数で上位にある約1万件の重要論文を分析した。
その結果、日本の占有率は9%で、米国(61%)、ドイツ(13%)、英国(12%)に次ぎ4位だった。
5位以下はフランス(7%)、中国(3%)だった。
分野別では物理学や化学、材料科学、動物・植物学などで、日本の占有率が9%以上
の領域が多く、特に特定の超電導材料を研究する領域では日本発が約6割を占めた。
生体分子の機能解明や新材料開発といった学際的分野でも、占有率の高い領域が多くみられた。
一方、工学、環境・生態学、宇宙科学などでは占有率が9%を下回る領域が目立った。
また、精神医学・心理学、社会科学、経済学は0%だった。
(2007年4月5日0時56分 読売新聞)
精神医学・心理学、社会科学、経済学は0%だった。w
精神医学・心理学、社会科学、経済学は0%だった。w
>>350 >>351 イデオロギーと科学との境界は既存の経済学においてはそれほど
はっきりしているのだろうか?
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/01(金) 18:59:10 ID:l8h7HEMU
経済学の“成果”ってのがイマイチはっきりしないんだよね
科学のふりして思想だし何を目的としてどこに進もうとしてるのかわからない
>>353 はっきりしてないだろう。そのことに無自覚すぎるんだよ。
このスレみてると、経済学の人の中には自然科学に親近感を抱いている人もいるようだな
扱う対象の性質が全く違うというのに
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/02(土) 21:31:10 ID:ygU+2uQS
>>355 >>332をみると、本当に自覚が無いようだ
社会科学なのだから、価値判断から自由なわけないのにな
「需要が増えると価格が上がる」
この命題のどこに価値判断があるのだろうか?
>>354 少なくともいわゆる近代経済学と呼ばれるものの思想は、「プラグマティズム」以外には存在しないと思うけど。
イデオロギーをプラグマティズムとして定義したのは○経だったかな
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/04(月) 04:48:07 ID:GrYK5Euh
>>352ておかしくないか?
経済学は社会科学なのになんで重複して書かれているんだ?
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/04(月) 05:14:49 ID:c0pv9bYe
>>359 個人像などは、リベラリズムが基礎になってると思うが
>>362 だね。リアル個人というよりは、模範主義的個人モデルに依拠した規範主義的リベラリズムね。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/05(火) 02:47:34 ID:MFLsMnNv
リベラリズムというと語弊があるから、自由主義のほうがいいのでは?
あと功利主義。
19世紀的な意味でのリベラリズムなんだけど。
イメージとしてはJ.S.ミル
それは価値判断ではないでしょ
人々が自由主義に従って行動しているかということと
人々が自由主義に従うべきというのは違う
前者なら価値判断ではない
人々は自由主義や功利主義に従って行動している「はず」とされ、
それが政策提言になるとそのまま「べき」に変わる
>>367 意図的に歪曲しているなぁ。
たとえば役人の行動を律するためには、役人に道徳を訴えても無力だ。
奴らが功利主義者だと仮定して、国民が望む行動をとるように導いて
やるべきだというのが経済学の提言だよ。
>>369 367は、実際に政策の段階になると、
学説において仮定されている前提や背景にある思想が、ある種の権力的な強制力をもってしまう、
と言わんとしてるのでは?
371 :
366:2007/06/06(水) 08:52:13 ID:bKtxAO95
それらは単なる3流経済学者への文句じゃないか
だまされないように経済学を少しは勉強しろよ
1流経済学者というのは例えば誰?
その前に、経済学の素人を騙すようなイケナイ「3流経済学者」の例を挙げたほうがよいかと
イケナイ「3流経済学者」の例
竹中とか森永とか榊原とかクーとかか?
>>369 それじゃ
>>367への反論じゃないじゃん。
歪曲しているといいつつ、けっきょく
>>367の言っていることを受け入れることによって、
それは「よいことだ」という」「べき」論で結論づけちゃっている。
でもそれはあんたのイデオロギーでの価値判断だよ。
理系だから
↑
それはない
>>373 >>374 なるべくわかりやすく単刀直入に一流の経済学者を挙げてください。
ところで余談になりますが、リチャードヴェルナー氏は何流ですか?
為替とか金融の安定のための規律をつくれるか、
その規律はどんな理論によって安定性に説得力をもたせられるか、
まだまだ経済学がしなければならんことはいくらでもあるわけだが。
思想だと言われてしまうのはまだまだこういう要請に答えられていないということだろう。
今のところは30年も40年も経てば市場は均衡するだの言ってるお馬鹿な理論以でしかない。
一流の経済学
ケインズ
ハロッド
383 :
366:2007/06/08(金) 10:21:20 ID:ogHMAtKG
>>372 それくらい自分で判断しろよ
でないといつまでも権威主義にだまされるぞ
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/08(金) 19:21:42 ID:fxfVbIqQ
客観的基準としては権威を持ち出すのがベストだと思うよ。
Ph.Dの有無、論文の質・量あたりだな。
大学出てるなら自分の頭で判断しろよ
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/08(金) 23:15:07 ID:fxfVbIqQ
>>386 能力も実績もない奴の意見なんて誰も判断基準にはしないから、心配するなよ。
ただ、
>>371が、学者の能力を判断するまともな基準があって、そのうえで三流といったのか、
それとも何の基準もなく適当に決めつけただけなのかどうかは気になる
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 07:37:12 ID:DNZPDVIS
>>367 「人々は自由主義や功利主義に従って行動している『べき』」と考え
そう行動した結果がいつも最大であるように政策を組み立てていけば
結局「自由主義や功利主義に従って行動している」人々ばかりになり
経済学の仮定は結果的に正しくなります。
つまり経済学は政策を通して人間のあり方を経済学の仮定に沿うよう強制しているともいえる
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 09:12:25 ID:U4mIx20X
>>387 正しい理論と間違っている理論を分けるのでなくて、
学者で判断しようとする態度が権威主義そのものなんだよ
「ケインズやマルクスが偉いから彼らの理論は正しい」という権威主義のせいで
日本の経済学がどれだけ遅れたことか
>>390 それは仕方が無い。日本の経済学は法学部から生まれたからな。
法学部では、学説の正当性が提唱者の地位と経歴で決まるから。
おまけに科学から一番遠いのが法学だし。
そもそも、明治5年に学制が発布された時、高等教育のなかに経済学
なんて想定されてなかった。
「学制」では大学は高尚な諸学を授ける専門科の学校とし、その学科を
理学・化学・法学・医学・数理学(後に理学・文学・法学・医学と訂正)とした。
大学卒業者には学士の称号を与えることも定めた。 (文科省より)
大正7年になって、大学令が発布されて、やっと
学部ハ法学、医学、工学、文学、理学、農学、経済学及商学ノ各部トス
だからね。 おまけなんだよ。
やっぱり初期値は重要だよ。しかも明治維新以降、基本的に同じ体制が
続いてるんだから。
理学部の1学科として存在してたら雰囲気は違ってたかもとは思うな
>>390 >>371も、学者で判断してるな。なるほど。
>>391のいうように、日本の経済学はその沿革からして権威主義になる宿命にあるってわけか・・
制度派みたいなのは結局どれだけ制度を熟知しているかだから、権威主義になりがちだね。
あと、○経も宗教で反証可能性を無視しているから、権威に頼らざるを得ない。
>>390 先端領域などでは、まだ正しい・間違っているの決着はついていない。
先端領域を志向する若手研究者にしてみたら、不確実な将来に対して、著名研究者の
ブランドを重視して進路を決める傾向にあるのは、リスク回避としては当然のことだし、別に
経済学に限った話ではない。
それとケインズが正しい、マルクスが正しいなんて論争は、経済学界ではなかったと思うんだけど。
そんなネタで遊んでいるのは、もっと政治的な人か学生さんじゃないのかな。
いや、経済学説史なんかの領域では、「ケインズが言った事の真意はきっとこうだったんじゃね?」
とかを年中やっているわけだが、それはそもそもそういう研究だから許してやれ。別にケインズが
正しいなんていっているわけじゃなくて、「間違って解釈している奴が多い」って言うくらいだし。
経済学が嫌われる一番の原因は、あまり役に立たなさそうなのに持て囃されてるからだろ。
例えば文学だったら、「あんまり役に立たないだろうな」って自他共に認めているけれど、
経済学はそうじゃない。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 23:51:47 ID:XggV06K9
あと、経済学は寓話にして説明する事が多いでしょ。
で、その寓話では賢者と愚者を描き出して賢者たるべしと語りかける事で理解させようとする。
これはすなわち「あなたは今まで愚者だったんだよ」と言っているようなものなわけ。
たとえば、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶなどといわれて、怒らない愚者はいないw
しかも、「今怒った奴は愚者だ」みたいな嫌味な言い方を得意とする奴が多いのも問題かもw
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/10(日) 00:11:09 ID:KwtbBtzI
そういう啓蒙主義的なところに反感を覚えるっていわれても、困るわな。
経済学者が常に、素人に対して遠まわしに「バーカw」とかいって挑発する傾向があるってわけでもないし。
経済学者が嫌われてるんじゃなくて、露出好きな経済学者に
人格的に変わってる人が多いから経済学やるとおかしいん
じゃないかと思われてるだけだと思います。
詳しくはEU労働法政策雑記帳というブログで「ケーザイ学」
で検索かけてみてください。
まあでも、世間知と戦う事を重視している以上、空気呼んで他人と迎合するのはよしとしない
タイプが多いよね。集団行動の規律を守れと言われたら、脳内に色々な経済学的な問題意識
が沸いてきて、微妙に意見や行動に出ちゃうでしょw
人が3人以上集まると、
1.集団を自分色に染めようとする目立ちたがりな奴
2.集団に迎合しようとするが、自らの価値観との違和感を感じて、なじめない部分について悩む奴
3.他人を客観視して、第三者的視点で、独自行動をとりがたる奴
の3種類にわかれる。
1と2は何とか表面的には繕うことができるが、3のタイプは1のタイプから徹底的に攻撃される。
経済学やってると3のタイプになっちゃうのかな。
>>402 自分では3のつもりでも、客観的に見ると1になってたりするのがイタイ
>>402 学者になるようなタイプは2が多いんじゃないかな?
俺はそうだけど
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 11:54:33 ID:6svlXJVk
学者はまさに、3のつもりで実は1ってやつだらけだわ
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 14:04:30 ID:BYvT53S3
法学ならタイプ1で普通だが。非主流派になるとタイプ3だな。
そしてアンチは常に鬱屈してる。大阪のアンチ東京みたいな感じ。哀れだ。
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 14:15:02 ID:xn0zHt62
国富論なんか読んでいると経済学というより、
哲学や倫理学的色彩が強い。
経済学者が初心を忘れているからでは
学問での成果なんて予測不可能だからな。
皆と同じ行動とる奴は一番大変な競争の渦中に身を投じて
一番期待利得が少ないのに甘んじていることになる。
アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン銀行賞(が適切かはおいといて)が
新しい学問領域を切り開いた者に送られるように、評価というのは常に
誰も手をつけていなかったところに手をつけたことで生じるし、そういう所で
は意外と現実への適用が容易だ。
日本人経済学者が往々にしてそれを選択しちゃうのは何故かという
問題がある。RBC、ゲーム、実証とにかくホットなところにばかり行く。
日本的権威主義体系の中での出世を目論んでいる者が多いのか。
それとも一番大変なところで頑張っている自分を評価してもらいたいのか。
それとも、そういうところに行った奴ばかりが過大に取り上げられるのかな。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 18:48:07 ID:7tsUUw6h
市場原理主義、グローバリゼーションによる格差拡大に対する素人の批判に対して
経済学サイドの人間が今頃になってそれは誤解だとか言い始めてるね。
しかし、誤解もなにもないんだよ、小泉・竹中が改革の美名のもとにあれだけ露骨な
規制緩和政策を行った、経済学的合理性の名において。
民間のエコノミストも、リベラルのメディアもみんなそれを絶賛して支持した。
そのとき、それに対してそれは違う、間違ってると正面切って批判した経済学者がいましたか?
俺の知る限りでは、体張ってそういう批判をやったのは金子勝ぐらいだよ。
だんまりこいてたその他の経済学者連中なんて世間的には存在しないも同然。
あんたら誰?存在してたの?へえ〜って感じ。
タダメシ食っていいご身分ですなあ。
で、「現実に」存在している目の前の格差を解消する処方箋は何かあるんですか?
その研究はやってない?あ、そ。お前らいらね。ってこと。
>>410 経済学的に言えば、小泉竹中ラインの支持者も、金子勝の支持者も、
どちらも政治思想のネタで騒いでいただけで、どちらも経済学的に正しい
事は言っていたわけではない。適当に都合が良いところを引用して、
自分が実現したいことにまぶして発表していただけ。
まずはテレビを捨てよだ。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 20:03:42 ID:6svlXJVk
>>411 上のほうのレスにもあったけど、そういう政策論争めいた言い合いや、下手すると政局の争いにまで、
経済学の知識が流用されることはよくあるのよ
それに対して経済学者はもっと大きな声でツッコミを入れるべきではないか
テレビからの情報を重んじるのもミクロな視点では合理的なことを
有権者はしてるってことになるんだろ
>>413 ならないよ。てか、その合理的の意味よくわからんし。
どういう意味で合理的と言ってるのか?基準と計算を示してくれ。
>>412 それは、ハーベイロードの前提を受け入れたいという事か?
というか、そもそも経済学者で発言している人はそれなりにいるけど、受け入れられないんだよ。
良薬口に苦しって言ってね。
自分に心地よい意見だけ聞きたい人には何を言っても無駄だろ。
たとえばだな。
今ここで、
「年金問題はまったく無駄なことをしている。
10年かけて問い合わせ都度対応すればよかったのを、1年という期間限定でやろうとして
人も費用もかかる。国民がパニックになっているだけだから、正しい情報を伝えて沈静化に
努めるべきだ」
というような事を、専門家が言ったとして、それを取り上げるマスコミがどれくらいあって、
それを聞きたいと考えているマスコミがどれくらいいるのか、考えてみろ。
金子だって、金子の意見を聞きたい&金子を狂言回しにする事で構造改革が進むという
役割を担わされていただけで、それに君が何を期待しようと無駄だったってわかってる?
>>415 心配しなくても、すでになっている。
コールスタッフ大募集中!
http://townwork.net/h/r/Fh30010s.jsp?lac=01&jmc=00302&rid=04189511&rfn=1&axc=03 : [契]年金に関する問合せ対応(1)(2)電話対応(3)リーダー業務
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職種:
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でのお問合せにお答えするお仕事です。
官公庁から委託されるお仕事なので、
安心して始められますよ。
(1)「ねんきんダイヤル」の受電対応をして
頂きます。年金受給者からの、年金の
お受け取りに関する手続き、制度や
加入記録に関するお問合せ等に対応。
☆150名の募集です
>>414 有権者はもっとも労力は少なくて済む方法を合理的に選んでるという意味だよ
もちろん短期的にだが。
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 22:05:50 ID:T8I/Tn28
41:名無しさん@あたっかー :2007/06/11(月) 14:41:49 [sage]
>>11 経営学ってのは社会事象を説明する学問なのか?違うだろ?
経営者のためのツールボックスなんだろ?
一方経済学は社会現象を説明する学問だ。そこには色々なツールがある。
その中から、経営に使えそうなものを引っ張り出して使えばいいのさ。
なぜ、経営系経済論者は経済学と対立したがるのかなぁ。
というか、自分の仕事を見誤って経営者の経験のみで社会現象を説明しようとするのかな。
縄張り意識なのかな。
経済学を道具として使ってやれば他者から一歩ぬきんでることができるのに。もったいない。
そんなこんなで、結局経済学者がこんな本を書いてしまったりするわけ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4532350832/ref=sr_1_8/503-6893139-1484705
>>417 テレビが労力が最も少ないってマジでいってんの?
そう信じたいなら、信じとけばいいけど、あまり経済学的なセンスないね。
テレビは暇な奴が見るもんだよ。そして暇でも忙しくても一票は一票。
暇な奴ほど投票に行く。
これがテレビが有効な理由。つまり選ばれる理由。労力なんてコスト概念
関係ないし・・・・・・
もし俺が採点したら、お前の答えは絶対零点にする。
ちょっと訂正しとく、コスト概念は関係あるが、最小化問題を解いて
テレビを選んでるなんて頓珍漢なこと言い出すのが理解できないって意味ねw
これからは絶対経済学を使った発言をしないように。もしされると、
経済学への誤解がふかまり他の人に迷惑です。
>最小化問題を解いて
テレビを選んでるなんて頓珍漢なこと言い出すのが理解できないって意味ねw
残念ながら最小化問題を解いてテレビを選んでるってことが事実なわけだよ。
そもそも選挙から得られる利益なんてほとんど期待してないのが
無党派って奴だからな。んなもんはバラエティーのついでに見てりゃいいってわけだ。
経済的センスなんてなにかコンプレックスでもあるのかね
このように、ちょっとした論争でも経済学を知っているつもりで、やたら濫用して
自分の意見の補強にしようという輩が沸いて出ます。
そういう人たちに騙されないためにも、皆が経済学という道具、思考方法を
学ぶ方が、特定の有名人に期待するよりずっと効果的です。
>>418 つか、どうでも良いが、それ俺が書いたレス・・・
ついでに言っとくと、
>>77もそうなんだけど。
で、けっきょく、一流経済学者としてみなさん意見が一致するのはだれ?
経済学やってる奴は攻撃的というけど、聞く耳がある素人さんには懇切丁寧に教えるでしょ。
大学の先生が学生の適当な意見に対して、攻撃的に論拠を潰していくなんて事は決してしない。
でな。経済学者同士では、異なる意見の持ち主に対しては、とても攻撃的に対応する。
そうやって議論を磨いていくのが仕事だから。
で、似非とか素人の類が、専門家とみられたくて適当に専門用語ちりばめて支離滅裂な事を
言うだろ?実際、そういう奴はごまんといる。そういう奴の書いた文章は、裏づけとなる理論を無視
して単語の印象だけで理論を組み立てようとするから、ちょっとやそっとでは思いつかないくらい
創造力にあふれた間違いを、100文字に1箇所以上の頻度で犯す。ちょっとした文章に赤ペン
入れだすと、あっという間に真っ赤になる、これが現実。
そういう奴にも攻撃的に対応するのは、一応社会的にプロとして認めてられていそうだから、じゃあ
経済学者同士と同じ扱いをしてあげようというだけのこと。
アマチュア相手なら、もっと教え諭すように説明する。
これはこれで、自意識が過剰な人には嫌味に受け取られてしまいがちなんだがな。
補足。
経済学の世界で攻撃的に議論が行われるのは、結局のところ経済活動は直接観測できないから、
見落としがあるかどうか実験によって確かめるのが難しいという点にある。誰かが思考実験で独創的
な説(テーゼ)を導くと、それに対して周囲の人間がよってたかって反論(アンチテーゼ)をぶつける。
これを繰り返してより正確な理解と新しい発見(アウフヘーベン)が得られる。
そういうものだ。
人間関係がいかれているとか、仲が悪いのではない。
(結果的に仲が悪くなるケースが無いとは言わないがw)
あとな。人は自分の見たい現実を見るのだ。
特に似非評論家の類は、先生先生とおだてられている人たちで、それを失うのがとても怖い。
だから、面子を潰されるのを極端に恐れるし、面子を潰されたときの怒りはすさまじい。
でも、そういう奴には、前段で書いたような経済学の議論は、そもそも参加する事ができないわけ。
すぐに自分の人格が否定されたと勘違いして逆切れし、経済学批判を始める。
経済学が嫌われるようになったのは、こういう人たちの不断の努力の結果だろうw
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 08:23:43 ID:NBJMwGI6
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 09:38:15 ID:TT4VgBd5
まともな経済学的発言をしてもどうせ世間に受け入れられないから、
言うだけムダだから最初から発言しない?
ガキの発想だね。
そういう幼児性が抜けきれないから、実業界の連中にいいようにカモられるんだよ、
経済学者という種族は。
嫌われてない、人格の立派な経済学者も沢山居ますよ。
大事なことはこの辺のことを意識できるかです。
・「死ぬまで他人に恨まれたい方は、人を辛辣に批評
してさえおればよろしい。その批評が当たっておれば
おるほど、効果はてきめんだ」
・「人を非難するのは、ちょうど天にむかってつばを
するようなもので、必ず我が身にかえって来る。
人の過ちを正したり人をやっつけたりすると、結局、
相手は逆にこちらをうらんでくる」
・「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、
他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場
からも物事を見ることの出来る能力である」
・「およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと
思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも
偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するという
事を、良く心得ておかねばならない」』
「人を動かす」
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 10:28:38 ID:ak4Al7gJ
うまく言ってるな。
誰の本?
カーネギーとかじゃね?
経営者ってのは人(従業員)を自分の意のままに動かしてこその経営者だから、
そういう心理学的な話は大事だと思うよ。
だけど、経済学者は他人を動かすのは仕事じゃないでしょ。
そんな暇があったら研究するよ。
経済学の応用は本来実学である経営学あたりがやるべきなんだよ。
つか、自己啓発本にはまった奴って、何時の時代もウザいなw
「経済学者が嫌われる理由」として本人が書く内容とウザさが合致しているのが笑えるが。
>>430 >まともな経済学的発言をしてもどうせ世間に受け入れられないから、
>言うだけムダだから最初から発言しない?
誰もそんなことは書いていないと思うけど。
君がそう思っているなら、他人が書いたみたいに言わないで、自分はそう思ってると書けば良い。
>>431 嫌われていない人格の立派な経済学批判者も沢山居ますよ。
大事なことはこの辺のことを意識できるかです。
・「死ぬまで他人に恨まれたい方は、人を辛辣に批評
してさえおればよろしい。その批評が当たっておれば
おるほど、効果はてきめんだ」
・「人を非難するのは、ちょうど天にむかってつばを
するようなもので、必ず我が身にかえって来る。
人の過ちを正したり人をやっつけたりすると、結局、
相手は逆にこちらをうらんでくる」
・「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、
他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場
からも物事を見ることの出来る能力である」
・「およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと
思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも
偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するという
事を、良く心得ておかねばならない」』
「人を動かす」
旦那に殴られたから
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/13(水) 14:50:15 ID:HxkXZuLk
>>434 誰もそんなことは書いてない?
>>415 が書いてるんだけどw
現実否定に必死だなw
竹中の弟子筋かよw
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/13(水) 15:52:48 ID:UqIhXqWo
>>426-7 嫌われてるのはあくまでも、(良くも悪くも)空気が読めない経済学者で、経済学自体じゃないんとおもうんだがなあ
それはともかく、経済学的用語を玄人面して誤用して、その挙句専門家に批判され逆切れした人って、たとえば誰がいるだろうか
質の悪い議論をだめな例としてあげていくことは、利益があることだと思う
経営学板の惨状を見るとどうでもよくなってきた
>>437 >>415には
>というか、そもそも経済学者で発言している人はそれなりにいるけど、受け入れられないんだよ。
>良薬口に苦しって言ってね。
と書いてありますよ。
発言しているけど、受け入れ側が駄目だといっているだけで、
「無駄だから発言しない」なんて一言も書いてありませんよ。
>>437 つか、竹中が平蔵の事だったらとても心外だな。
あいつはそもそも経済学者じゃないし。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 00:30:16 ID:ZOeqngW7
>>440 受け入れ側がだめだからって、「言ってもわからんやつらなぞ知らん」てな感じで、あきらめるわけじゃないだろ?
>>441 まあ文脈からすると平蔵さんと考えていいだろう
経済学者じゃないといっても、なんたってけいおー大学の教授さんをやってる経済学はかせだからねえw
学問的にはアレでも、世間的には立派な経済学者ですよ。しかもすんごく著名なね
一流経済学者:
二流経済学者:
三流経済学者:
ちゃんと分類してくださいよ。
馬鹿な奴ほど幅利かすから文系学問は馬鹿にされる。
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 15:14:42 ID:5kfezZM7
分かりきったことをわざわざ専門用語とか数式使って説明して、学問の振りしてるから。
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 19:43:07 ID:eofpgR3J
例えば経済学を使って不況対策するなら何ができるの?
経済専攻してる奴、ちょっと教えろ。
どれもどの程度の割合でっていう具体的数値を指摘するのは不可能だろう。
それが経済学の限界なわけ
>>449 可能だよ。
政治的に許容されないのが問題。
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 00:11:34 ID:OQ6I1anW
>どれもどの程度の割合でっていう具体的数値を指摘するのは不可能だろう。
>それが経済学の限界なわけ
知らないくせに知ったかぶりする。学ぶことが山ほどあるのに学ばない。
これがあんたの知能の限界なわけ。
では今どの程度の減税と金融緩和するのか具体的数値で答えてみてくれ。
どうせ労働市場無視したようなめちゃくちゃな理屈こねるだけだろう。
そんなにまっとうな数値設定ができるならばそれをマニフェストあげるなりして
政治家に立候補してみればいい。
>では今どの程度の減税と金融緩和するのか具体的数値で答えてみてくれ。
それは社会状態への価値判断を含むから科学としての経済学の範疇ではない
経済学は何%のインフレのためにはどの程度の金融緩和がよいかと言うような問題だけしか答えられない
では年2%のインフレのためにはどの程度の金融緩和がよいのかね
で、その前提条件はどうやって調べるのかね
どの意味でその数値の精度の信頼を与えるのかね
>>456 アメリカではやってるよ。
日銀はやっていないみたいだけど。
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/18(月) 22:03:15 ID:4DkGASk7
究極的には短期的判断が長期的最適化となるようなシステムづくりってのが
経済学の目的だと思うんだよ俺は。
政策エンジニアリングの分野ってそもそも日本では
専門家がほとんどいないんですよ。
「理論こそが学問」という雰囲気が某大学を中心に
色濃く残っているので。
実証データもしょせんは理論モデルの範疇で役立つにすぎない
という限定的な前提を忘れた実証主義はトンデモですよ。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/27(金) 20:59:34 ID:NozPMAAk
そんな謙虚な経済学者がいたらそれはそれでキモイ
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/27(金) 23:55:36 ID:8FyFoShN
しかし学問というからには物理並にそれが正しい使われ方なのか
専門でない人でも判断できないといかんだろ
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/27(金) 23:57:52 ID:Lo+yrBQ6
正直、物理というか力学のアナロジーで経済を語るのはよしたほうがいい。あれは、本当につまらない。経済学者の
自然科学コンプレックスの表れだろう。経済は古典力学ほどすっきりした系ではないよ。
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 00:52:14 ID:AAut9aaB
なんでそんなコンプレックスを抱く必要があるんだろうな。
学問の対象や目的が違うっていうのに。
はいはい。丸系でもやってろ
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 02:23:17 ID:AAut9aaB
またありがちな反応を・・
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 06:02:28 ID:+zRT+NOM
経済学は役に立つよ
マーケティングの知識と合わせたりする
とりあえず、こうやればこうなるってなことは分かるわけで
そうしたら政府がどんな考えでくるか推測できる
外部環境を海か空か陸にするのか
海ならばそれに対応する為に泳ぐ準備をするわけでね
財政の本を見たら、軍事費と土木を合わせてみたら
土木が先進国で一番使っている反面、
軍事費は一番抑えられている
昔は、舗装率が3%しかなくて上下水道も今でさえ50%ぐらいだと知って
理由がそれなりにあるんだなと体にウロコができたよ
だから海になっても泳げますw
今後は軍事費土木の比率が変わっていくだろうね
まあ漁船に例えると民間企業での経済学は魚群探知機になるかな
ただ魚をとるのは現場の人間
現場の人間は汗汗ばかり言うクズだから
汗をかくとは思えない経済学を言う奴が稼ぐことが妬ましい
だから嫌うんだよ
だけど漁船にレーダーがあるかないか、
どちらがいいかわかるだろうにねえ
嫉妬は醜いよ
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 14:11:47 ID:HL6wsY2o
>>468 経済学の勉強の前に文章を書く練習をしましょう。
470 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:03:01 ID:8/TdIyZ/
>>464 そうは言うが実際金融工学とか勉強してみると
もしかしたら金利なんかは最適な水準ってものがあるんじゃないかと
思ったり数値的によりよい扱いのできそうな分野っぽく思えることもあるんだよ。
>>470 金融工学は「最適な金利なんつーものは存在しない」つー前提から始まる学問じゃないのか?
>>470 いや、あくまでも「っぽく思える」ってことだから
>>470 数量化したりモデル化して扱うことには異存はないんよ。金融工学とかやってれば、っぽく思えるのもわかるんだけどね。
ただ物理の解けてるモデル持ってきて、変数だけ読み替えて、それで現実を近似しちゃうのには違和感があるだけ。
みんながそのモデルを使って将来を予想したら、そのモデルの通りに動くだろうから、間違っちゃいないけど、
みんな、相手を出し抜くためにそのモデル使ってるわけだしさ。意味不明かもしれんが、そんな感じだ。
物理だって数学の解けてる関数持ってきて近似してるだろ
>>473 まっとうに勉強すれば別に他人を出し抜くことを目
的としてるわけではないとわかるはずだが。
先物にしろスワップにしろ最初は安定性を目的としたものなわけだし。
先物・スワップは、「俺だけは他人を出し抜ける」と勘違いしている連中に
リスクを押付けることで現物の価格を安定化させる仕組みだろ。
>>475-476 経済学と金融工学は違うだろ。金融工学のモデルって
>>476みたいな意図は経済学に丸投げしてて、
実際の予想のほうに特化してるんじゃないの?物理のモデルとか使ってさ。
>>477 それは経済物理とか、行動経済学の類では?
人間の非合理な判断傾向を抽出してくることでしょ。
金融工学は人間の合理性を前提にしているよ。
どちらにしても、経済学(理論)と経営学(実践)の境界領域だね。
>>476のカキコは書き方がアレなのでけなしているみたいだけど、
リスクラバーな人にリスクを与える事、急激な実物価格の変化が
抑えられる事などから、全体としての満足度はアップしている。
だからOKじゃないかと思う次第。
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 18:55:03 ID:4KLyCagZ
不完全物権変動説vs公示説
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 00:00:18 ID:4KLyCagZ
――契約は守らなければならない―到達時説が語る契約概念とは―民法学の最前線―
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 00:18:01 ID:UnUl7Nie
――制約可能な『公共の福祉』(憲法13・22・29)とは一体どう捉えるべきなのか??訓示的性格のみなのか、恣意的裁量権を認める外在的性格を持つのか、――いや、あらゆる権利に論理必然的に存在する概念なのだ。『内在的制約説』。――憲法学。
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 00:25:55 ID:8TH+eSlV
只の学説を真理のように言うからさ
484 :
:2008/01/26(土) 01:53:52 ID:ZkKvvRAA
「おまえは経済がわかってない」とか
説明できない奴に限ってけむにまく
ノーベル賞を受賞した経済学者がファンドを立ち上げて破産したから。
あと、ノーベル賞を受賞した経済学者が麻薬の合法化を訴えているから。
麻薬の合法化を訴えている物理学者もいるよ。
ファンドは誰がやってもいつかはつぶすでしょ。
少なくとも麻薬が物理的に良いだとか
そういう発言ではないだろう。
そのへんの思想との切り離しの難しい領域を
平気で結び付けて語る輩が多いから嫌われる。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/04(火) 08:53:29 ID:a5ZVQd+k
数式を使っているだけで拒否反応を起こす猿ばっかりだから。
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 14:15:55 ID:j49y1BAH
イディアの世界の学問だから、馬鹿には、理解できないから。
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/21(金) 04:16:01 ID:jLv/V/ji
創価と同じだな
自分たちに不都合な点ははぐらかし説得力のない理想だけを並べる
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/23(日) 18:09:52 ID:sG0p84Bu
経済学を理解すると女性にもてるようになるよ
僕はまだまだだから魔法使いになっちゃったけどね
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/23(日) 22:03:44 ID:rzrxPpXT
>>491 同意。しかも予想が当たらないどころか学者ごとに違うからますます信用されないw
494 :
獨協大学経済学課卒業生 (男) ◆8VZWmnlL1o :2008/03/24(月) 07:24:18 ID:M/8rp2Yp
A【激嫌派】
*1.[退化類]・・・ 言語内容、及び言葉では記述不可能な論理空間を合理的論理(数学論理)で記述される
事に対し、ある種の精神的アレルギー反応を持つ者達。・・・[退化類]
*2.[進化類]・・・ 科学定義が確立し、それに被覆する学問性質である事が理解されても、理論次元に不完全性
及び未熟な後進的論理に支配された内容への批判派の存在。[進化類]
B【激愛派】
*1.[退化類]・・・ 未完の域の学問体系でも、経済学全体から感じとれる伝統と威厳性への憧れ。
*2.[進化類]・・・ 進化類の能力次元から、直感的(第6感)に認知可能な科学性とそれに準拠した数学言語
及び、整合的理論体系への共感から決定される高次思考ベクトル傾向の愛歓。
C【中立派】・・・・ (A)(B)いずれにも属さない経済人類。
***
495 :
法学板より:2008/03/25(火) 19:30:35 ID:VrLqGOhQ
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/30(日) 16:14:01 ID:+lktePHb
経済学で学位とった奴らはA・マーシャルに万事感謝しなさい。
彼が数学を持ち込んだから経済学に卒業試験を受けさせて貰えるようになったのだからな。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/30(日) 17:23:13 ID:4Un8P/Ia
あ
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/30(日) 17:29:35 ID:4Un8P/Ia
予想が当たらないから〜とか、不景気だから〜とか的外れなこと(なんのデータもない)言って批判してくるから、嫌いなんだよなあ…
ここでされているのは、議論というか、無知のやりとりだね。
そういう種類の火消ばっかで具体的なことはいわないから
嫌われる
500 :
中根慎一@アドバックス:2008/06/21(土) 11:10:40 ID:cAsx6/rx
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:51:20 ID:7tM0EuVS
物理専攻の人間なのですが、経済学に対するインチキ臭さを感じる最大の原因は、現実を理解する気があるの?っていう疑問がすべてなのです。
物理学も、もちろん仮定を置かなければ理論は進められない。
たとえば「エネルギーは保存する」とか「光の速さは一定だ」とか。
けれど、これらの仮定は、これから導かれる結論が現実に則しているかどうか、ただこの一点のみによって正当化されます。
さらに言えば、プロセスとしては
現実の観察→原理の仮定→仮定から導かれる未知の現象の推測→その観察結果と比較
を経て、物理学は構成されていく。
重要なのは、仮定は尤もらしい結果が得られるから仮定として正しいのではなくて、あくまでそこから導かれる観察事実と一致するから、それが認められるわけです。
経済学も、仮定から演繹的に結論を導き出す営みなわけですけど、その仮定の正当性の根拠が
「一見尤もらしいから」
とか
「結果が一見イケてるから」
とかではちょっと学問とは言えないと思うのですが。
勘違いがあればすいません。
経済学者の意見が聞いてみたいです。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:53:29 ID:pqYb+d8u
>>501 >現実を理解する気があるの?
社会科学・人文科学での現実は自然科学で考えるほど単純じゃないよ。
哲学とか勉強したらいい。現象学とか分析哲学とか。
事実とは何か、を考えた20世紀の哲学を。
こんなこと書くと「哲学なんて空論」ってカキコくるだろうけどねww
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 11:19:30 ID:M9D1SEW8
>>498 よくいるよね。予測が当たらないから経済学は役に立たないとか言う人間
予測が外れた時にも最適な制御するってのが重要なんだがね
仮に予測出来たとしてもその予測を元に行動するから予測では無くなる
>>501 まず、あなたがインチキくさいと感じる理論の仮定と結論、
およびなぜインチキくさいと考えるかを明らかにしてもらえませんか?
そうすると皆さんも答えやすいです。
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 15:44:09 ID:LAvMIZE6
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 15:48:27 ID:LAvMIZE6
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/11(月) 03:59:32 ID:P6T638gv
>>468 それができる立場にいなきゃ全然使えねーよwwww
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/11(月) 07:37:29 ID:ka27zjD5
>>507 経済学を学ぶのは「経済学者にだまされないため」と昔、ある高名な
経済学者が言っていた。竹中平蔵センセイをはじめ経済学者の話は
ウソが多いからな。経済学部卒者の感想でした。
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/11(月) 23:57:27 ID:X4Q3EpDI
>>501 >重要なのは、仮定は尤もらしい結果が得られるから仮定として正しいのではなくて、
>あくまでそこから導かれる観察事実と一致するから、それが認められるわけです。
これは経済学でも同じ。
ただ、初学者向けのテキストは仮定を極度に単純化し、
そこから得られる結果も現実と乖離している部分が少ないから
そういう誤解が生まれやすい、と漏れは考えているがね。
たとえば、中古車市場において需要と供給は常に一致するというのは、
すべての自動車が全く均質で情報の非対称性が無くて云々という
現実ではまずない仮定をおいてる。
このうち、車は均質じゃなくて情報の非対称性があったとき、
より現実に近いレモン市場の理論がある。でもこれは初学者には理解しにくい。
それと、学問の対象が最強に訳分かんないヒトだからねぇ。
経済学の歴史なんて200年ちょっと。うまく説明できないことだって多い。
現実と乖離している部分が少ないから
↓
現実と乖離している部分が少なくないから
失礼。
雇用を創出するために無理に消費させられる。無限の消費のために限りなく働かされる。
まさしく、労働のための消費、労働のための労働になってしまっている高度資本家社会の現状。
その労働を転がして遊んでいるマネーゲーム。人的資源論という名の労働スターリニズム。
限りない労働のための歯車としてしか人間を見なしていない既得権益保守経済学。
理系だって実験室内でしか成立しない無意味な発明いっぱいあるだろ