「円の支配者」とは? (1) 「円の支配者」とは、ドイツ人の経済学者、 リチャード・A・ヴェルナーが10年前に書いた、 中央銀行の仕組みを解き明かす、経済学書である。 (2) 一般国民は、 「不況は政府のせいだ」 「収入が下がるのは自分達の努力が足りないからだ」 と長年教え込まれてきた。 (3) が、しかし、もし、中央銀行が、意図的に 信用創造を増やすことでバブルを作り出し、 そしてまた、意図的に信用創造を締め上げることで バブルを崩壊させていたとしたら、、、、 (4) しかもそのすべてのオペレーションを、 一切外部に公表せず、秘密裏に行っていたとしたら、、、
(5) 「そんなことができるはずがない」 そうあなたは言うかもしれない。 「中央銀行は、金利の操作しかできないはずだ」と。 「金利の操作しかできない中央銀行が、 直接的にマネーサプライをいじれるわけがない」と。 たしかに我々はみな、そのように学校で教わってきた。 テストでも、そう書かないとバツをもらった。 (6) このおどろくべき本では、信用創造の「本当の」秘密を 大胆に解き明かしていく。それは、我々が教え込まれてきた 信用創造とは、まったく違ったものだった、、、、
はいー、前説(マエセツ)は終わりです。 あと勝手にしゃべってくださいー
バーナンキってハーバードの学部を最優等で卒業してるんだよな。 日銀総裁が東大卒は常識だけどアメリカの人事としては案外新しい。 日本化するアメリカ・・おれの妄想ですか?
9 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/04(日) 21:21:18
>>6 高校時代はオールA。
71年の州のカレッジ入試試験で1600点中1500点。
当初はブランダイズ大学(名門ユダヤ大学)に出願しており、専攻希望は物理。
ハーバード大学を奨めたのはラビ(ユダヤ教師)。
ベンは専攻希望を数学と経済学に変更してハーバードに入学した。
両親は熱心なユダヤ教徒。
ベンのヘブライ語はきわめて高いレベルに達し、彼の息子と娘がユダヤ教成人式を迎えた時には、
ラビの助けなしに司祭を行っている。
以上、ソースは『バーナンキのFRB』(ダイヤモンド社)
FRBはソロモン神殿で議長はその司祭なんだなとつくづく思う。
肝心なところを書き間違えた。 ×71年の州のカレッジ入試試験で1600点中1500点。 ○71年の州のカレッジ入試試験で1600点中1590点。 人間じゃないと思う。
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/06(火) 10:52:19
市中銀行は、日銀の当座預金残高に基づいて、 それにレバレッジをかけて、信用創造が可能だと思いますが、 日銀自身も信用創造は可能なのでしょうか? たとえば、売りオペして、日銀券を得た場合には、 それを元に、日銀自身が信用創造できるのかということが分かりません。 また、ゼロ金利+量的拡大を採用していたときに、 日銀当座預金残高を意図的に増やしたと思いますが、 その資金を日銀はどのように調達したのでしょうか? 拙い疑問なのですが、専門知識をお持ちの方、 教えていただけないでしょうか。
日銀は何も「元に」しないで信用創造します。 なので日銀が何かを買えば買うほど、世の中にマネーが増えます。 量的緩和にしても同じことです。 日銀が資金を調達するという概念がそもそも存在しません。 自分自身が資金の供給者だからです。それがつまり「貨幣発行権」です。
ま、至極簡単な言い方しちゃえば、日銀はいくらでもカネ使いたい放題の存在ってことですね。
>>12 教科書には、「信用創造」しか書いてありませんが、
実は
(1)「民間銀行の信用創造」
と
(2)「中央銀行の信用創造」
の、2種類の信用創造があります。
じゃあなんで2種類ある、って教科書に書かないかというと、
そのへんをあえて、わざとまぜこぜというか、
あいまいにしておいて、真実を国民どもに教えない、
というのが最大の目的です。
パソコンショップにパソコン買いに行くときに、
ノートなのか、デスクトップなのか、
店員に一切伝えないで希望の機種を買うようなものです。
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/06(火) 16:02:50
>>13 >日銀が何かを買えば買うほど、世の中にマネーが増えます
ではなぜ日銀は国民の労働力を買ったり、技術力を買ったり、知識を買ったり
しないのか? それは日銀が日本国民に奉仕する為の組織では無いから、では
ないのか。
>>13 >なので日銀が何かを買えば買うほど、世の中にマネーが増えます。
それはそうなんですが、あえて主張させてもらうと私はちょっと違う捉え方をしてます。
日銀が銀行から国債を購入すると、その銀行名義の日銀口座の数字を加算します。
確かに何もないところに数字を創っただけで購入します。
しかし私はこの日銀当座預金を『世の中の』お金だと思っていません。
私はこれは銀行界という名の『天上界』のお金だと思ってます。
なにしろ一般企業や個人はアクセス出来ないお金ですからね。
マネーサプライの定義にも入っていません。
日銀当座預金の総額をどれだけ増やそうとも、
我々の住む下界で流通するお金が増えるとは限らないという点は力説すべきだと思います。
あと日銀は負債を創って資産(主に債券)を購入するわけですが、その方法で消費財やサービスを買うということはしません。
そこはちゃんと書いた方がいいと思います。
こんな細かいことをいちいち書くのにはもう一つ理由があります。 FRBが金融機関に供給したお金の使い道もすごく気になるからです。 そのお金は彼らの決済にはおおいに活用されます。 かれらが運用する市場とは? 金融市場です。 FRBが大量供給したお金を誰がどのように使ったか、非常に気になります。 なんで7月の米大手銀の決算ってあんなに良かったの?ってことです。
弱った。亀井氏の悪人面が麗しく見えてしまう。残念なことに同感としか言いようが無い。
確かにCPや社債だと札割れするかもしれないが、
だったらCPや社債が発行できない中小企業に資金が届くようなことをしろよ!!
亀井氏「日銀は寝言言うな」 出口戦略は時期尚早?
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091006-00000553-san-bus_all 日銀が金融危機対応策として実施してきた、企業発行のコマーシャルペーパー(CP)と
社債を市場から買い取る措置を年末で打ち切る検討に入ったと報じられていることについて、
亀井静香金融担当相は6日、「日銀は寝言みたいなことを言う」と批判し、
「景気が回復過程に入っているとは思わない」として、緊急時の措置を通常に戻す「出口戦略」は時期尚早との見方を示した。
また中小企業向け融資や個人向け住宅ローンの返済を猶予する「モラトリアム法案」については、
対象を保険会社や住宅ローン支援会社など、預金取扱金融機関以外にも広げる意向を示した。
ただ亀井金融相は「消費者ローンは含めない」とも述べており、流動的な部分も残っている。
一方、返済猶予対象となった債権を不良債権と見なさないとする亀井金融相の方針に対し、
金融界から「日本の金融機関の信頼性を損ねる」といった懸念が出ていることについて、
「おかしいとは思わない。(外資も)『郷に入れば郷に従え』だ」と述べた。
>>17 厳密には勿論そうです。
ただ、質問された方がまだそこまでは気にしてないようなので、
あえて細かい部分は省略しました。
>>17 そうだと思いましたが、ちょっと気になったのであえて書かせて貰いました。
え?このスレって解説できる人 2人もいたっけ?
おれは普段解説役してないけど、ある程度解説できるくらいの勉強はしてるつもりだよ(笑)
円の支配者って罪な本ですよね。 やっかいなことにとても面白い。 これをきっかけに銀行システムについて調べちゃうと、もう異端者になってしまう。 銀行システムはおかしいとか、亀井さんが言ってることは一理も二理もあるとか(笑)。 我ながら何だかな〜(笑)。 この間も知人に 「亀井って社会主義者だよね〜」って言われて 「うん、でも今や欧米も社会主義だよ」ってうっかり返してしまって怪訝な顔されました。 以前は気にならなかったニュースや事象が気になってしかたなくもなりました。 10月の米銀決算ってどうなんだろう? なんで金ってこんなに上がってるんだろう? BRICsはなんであんなにIMFに協力的なんだろう? 世銀はなんであんなにドル基軸体制を攻撃するんだろう? バーナンキって最近変じゃね?
原油取引でドル決済中止? 英紙報道「湾岸諸国が秘密裏に交渉」
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20091006AT2M0602Y06102009.html 【ロンドン=石井一乗】6日付の英インディペンデント紙は、中東の湾岸諸国が原油取引で
ドル決済をやめる案を日本や中国、ロシア、フランスと秘密裏に交渉していると報じた。
仮に実現すればドルの基軸通貨としての地位低下につながることになる。
この報道を受けて外国為替市場で一時、円買い・ドル売りが進む場面もあった。
同紙が湾岸諸国や中国の銀行業界の情報として伝えたところによると、
ドルに代わる通貨バスケットとして、円や人民元、ユーロ、金、
さらにサウジアラビアなどが計画する統一通貨などを組み込む案が浮上しているという。
ただ一部米メディアは、ロシアなどがこの報道を否定したとも報じた。
29 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/07(水) 09:19:19
>>13-15 >>17-18 回答いただいて、ありがとうございました。
日銀の信用創造は、当座預金残高に該当する
ハイパワードマネー相当のものは、必要なくて、
ただ、資産となるもの(ほとんどが国債)と
日銀券を交換する方法で発券(口座残高をプラス)
しているということですね。
量的拡大のときには、市中銀行から国債を購入(買いオペ)して、
日銀当座預金残高を該当分増やす操作ををおこなう。
そういった意味では、日銀の信用創造の上限は、市中銀行が保有する
国債の総量(CPや株式等の債券類を例外的に持つとしても)で近似できそうですね。
30 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/07(水) 09:28:19
寝言を言うなというのは、当然だと思う。 亀井氏は知っているかどうかは不明だが 日銀は本当に札を刷っていない(欧米は刷りまくりだ) これではいつまで経っても経済は回復しないよ 日銀ともかくデフレを止めろと 亀井氏は、そういって欲しい
>>29 むっちゃ理解が早いですね! 答えた甲斐があったというものです。
その話の流れで言えば、もう一歩踏み込みますと「銀行券ルール」なんてのもありますよ。
まあ、これについては私が解説するより、ネットで検索しちゃった方が早いと思います。
…しっかし29さん、理解早いなあ。すごい(笑)
>>27 異端者になると余計なこと色々考えちゃうし、お話しのように世間と話が合わなくなるし、ある意味疲れちゃいますよね…
経済板ですら、信用創造理解してるかどうかで全然話が合わないし。ま、色々考えるのは楽しいんですが。
そういう意味ではこのスレはほんと居心地がいいっす。しみじみ。
5555でピッタリ並べたヤツは誰やねん
>>29 FRBなんてわずかな間にバランスシートが倍に膨らみましたからね。
中央銀行がハイパワードマネーを創造する仕組みを知っておくと
民間銀行の信用創造の理解もしやすいです。
本質的には同じなんです。
あなたが住宅ローンを組む時、銀行はあなたの口座に数字を入れるだけです。
銀行は資産の部に債権、負債の部に預金を対創造するのです。
この預金は銀行が新たに創り出したマネーであり、
マネーサプライの大部分は現金ではなく預金という名のマネーなのです。
法定準備率はこの預金と言う名のマネーを創る上での制約条件にすぎないのです。
まあ、預金が負債、って感覚が 一般人には理解しがたいんだとおもう。
>>36 そうですね。
預金がマネーってことやそれを民間銀行が創っている、って所も理解しがたいと思います。
銀行に現金を預けると預金口座にその記録が記入されるって感覚ですから。
実はこのときも日銀発行のマネーと民間銀行発行のマネーを交換してるんだとはなかなか気がつかない。
そして、融資の時にはそれこそ無から預金というマネーを創って貸してるんだけど、
これもなかなか腑に落ちなくて銀行は預金者と企業の間を仲介しているだけだと思ってしまう。
民間銀行がマネーサプライの大半を創っているのだと気がつけば、公益の為に銀行を護らざるを
得ないのも分かるし、逆に銀行が単なる民間企業の一形態のように振舞うのはけしからんとも思う。
超特権的な存在だからね。
中学の義務教育で教えないといけない。 特別会計の中身も解明して、 義務教育で教えて、 なぜ、借金が増えるのか教えないといけない。
義務教育って所詮国にとって都合の良い衆愚をつくるためのものだろ?
そもそも、国が国債を発行して、借金をする必要は無い。 国はお金を無限に作れるので、必要な分だけ作れば良い。 国はお金が足りなくなる事なんて無いのだ。 需要と供給の均衡から、インフレになったら、お金を減らす。 新規通貨の発行を止めたり、税として回収したり、対策は色々あると思います。
よく中央銀行は実際の紙幣の取引など行わずコンピュータに数値を入力するだけ とか言われる。だがそれは「状況に拠る」としか言えない。金融危機直後の FRBは実際に大量の紙幣を印刷して主要金融機関の要請で準備金として充当した。 信用収縮が起きている中で非常に多額の資金流出が予想される為だ。そして これは予想のみに留まらず実際に流出した。これら民間に存在する大量の紙幣は 空中を漂う煙のような速度で再び陰陽のマネタリーシステムに回帰する。
>>41 それはそうですね。
時系列としてはオペレーションの支払いは口座の加算で行います。
当座預金口座ですから銀行が現金引き落としを要求した時には現金を支払います。
中央銀行はこの時に銀行券を発券して渡すことになります。
このプロセスが同時に行われることはあっても不思議ではありません。
それはつまり民間銀行も現金払い戻しの要求にさらされている時であり、
銀行システムにとっては、ちょっとヤバくなっている状況でしょう。
結局のところ、銀行様の完全勝利に終わるようですね。
政府保証がついてのモラトリアム。。。
損失が膨らんでから資本注入してやるというのとは真逆の決着です。
最初から仕組まれていた茶番劇だったとは思いたくない。
突っぱるにも世論がね〜。身の危険も感じただろうし。。。
まあ、これでも何もしないよりはずっといいです。
政府保証で元利返済猶予を導入 最長3年、中小企業支援
ttp://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100801000869.html 金融庁の大塚耕平金融担当副大臣と与党は8日、返済猶予制度をめぐる実務者協議を開き、
中小企業の借金に政府保証を付けて、元利金の返済を猶予する仕組みを導入することで大筋合意した。
返済猶予の期間は最長3年間とする。
対象金融機関は銀行や信用金庫などに限定するとともに、義務付けは見送る。
不良債権基準の緩和などを実施し、金融機関が返済猶予に応じやすくする環境も整える。
政府は臨時国会に法案を提出する方針。法案は年内に施行し、1年間の時限立法とする。
大塚副大臣は9日に、亀井静香金融担当相に与党と合意した原案を報告し、最終案の取りまとめを急ぐ。
原案では、資金繰りに苦しむ中小企業が、最長3年間の返済猶予や返済期限の延長など融資条件の
変更を金融機関と協議することを規定。銀行などが条件変更に応じにくいケースには、
緊急保証制度や企業再生支援機構などを活用し、実質的に政府保証を付ける。
緊急保証制度は新規融資が対象となるため、既存融資から借り換えることで新たに保証を付ける手法を検討する。
国が中小企業の返済を保証し、借り手が破綻(はたん)しても元利金とも全額が返ってくることから、
銀行は条件変更に応じると期待している。
新たな財源は使わないが、破綻が相次ぐと、国民の税金による穴埋めが膨らむ恐れもある。
金融庁は、追加融資が滞らないよう金融検査マニュアルを見直し不良債権の分類を緩和。
融資状況の検査内容を国会に報告し、制度の実効性を高めるようにする。
一通りネットニュースを見たつもりですがモラトリアムに否定的な論調はすっかり無くなったようです。 納税者にとっては損な方向に舵が切られたわけですが、これから世論も肯定的になっていくのでしょう。 それならそれでもいい。 現実を受け入れる以外に何か選択肢はあるだろうか? 民間金融システムに代わる政府決済システムがあるわけではないのだから。 金融とは資金の賃借のこと。 決済(交換)システムが金融(賃借)と不可分になったのはいつからだろう?
今朝の日経は否定論調を張ってたよん。 しかしこの政策、最初の意気込みからするとちょっとトーンダウンした感じあるよねえ。 それでも改めて冷静に捉えれば勿論やった方がいいんだけど。
結局いつもの骨抜き制度か・・・
>>45 うん。
何もやらないよりやったほうが100倍いいんですけど、
この人に対する信頼感は元の位置の「ややネガティブ」に戻します。
この内容なら他の人で十分。
悪人とは思わないけれど、国民の目を覚まさせるというよりは混乱させるタイプ。
それにマスコミ、世論のバッシングによって
あまりにも劣勢に立たされていたので責める気は起きないのだけれど、
理由はどうであれ、自らチキンレースを仕掛けておいて先にブレーキを踏んでしまい、
金融勢力との格付けが出来てしまったのは事実なわけでこれからは勝負出来ないでしょう。
さっさと他の人に役割を譲った方が良いのではないかと思います。郵政担当も。
またまた今朝の日経ですが、国民新党は本当に自己資本規制の撤廃をやるかもとのこと。 国内銀行の4%についてのみ、ということですが。
>>48 それはある程度実現するでしょうね。
地銀はそもそもBIS規制につきあう義務?は無く準拠した国内ルールをやってるだけづすよね。
そしてモラトリアム法案をやるなら自己資本規制の変更は必要になります。
でも威勢のいいことを言っていても実際の落とし所は、
政府保証がついている部分は国債と同じ扱いにするってところでしょう。
それでも不況の最中に自己資本規制を厳格するという暴挙から解放される分は良いかもね。
でもこの件は本質的には規制当局自身はだれがどうやって規制するのかってことですよね。
金融庁は誰がどうやって規制するのか?
日銀は誰がどうやって規制するのか?
BISという組織は誰がどうやって規制するのか?
>>50 ・・・誰かにいい加減にしろ、と叩きのめされない限り止まることが出来ないんでしょうね。
金融とはその名が示す通り資金の融通、つまりお金の賃借のことを言います。
そこに道徳のかけらもありません。
旧約聖書を読んだ時に感じる薄気味悪さそのものです。
人を金で売買するし契約は一人息子の命より優先されます。
一方でお金に執着するパリサイ派をマムシの子孫と非難し、
神殿から両替商を叩き出して、その報いとしてお金の力で殺されたキリスト。
彼は神とマモン(強欲)に共に仕えることは出来ないと説いています。
藤井さんにせよ亀井さんにせよ言わんとしていることはなんだか同意しちゃうんですよね〜。 そのやり方はうまくないんじゃないの?と思うところはあるんだけど心情的にはね。 サンプロで藤井さんが自らの言葉で語ったのを聞きましたが、マスコミを通したのと違うな〜。 歴史認識から来る『通貨の切り下げ合戦は止めましょう』という提言が円高容認発言にすりかわっちゃうんだから怖い怖い。 率直な言い回しが政治的には甘いんだろうけど正直聞いていて分かりやすいんですよね。 民主党のやり方ってわきが甘いってのは事実なんだろうけど国民も一緒に勉強できる利点もあるような気がします。 そんな余裕は無いのかもしれませんが。。。
GDPや株価を指標にするならマネーを創れば良い。 マネーが交換される量が反映される数字ですから。 そして現代のマネーは負債なんだから負債だらけにしましょうという話。 (ちなみにスティグリッツはGDPは必ずしも豊かさを示さないと言っている。) FRBは金融機関に1兆ドル、実に90兆円もぶち込みました。 銀行だけじゃ〜ない。 プライマリーディーラーにも。 どうぞ、投資して稼いで下さいというわけです。 そりゃあ、資産価格は上昇に転じるでしょう。 雇用なき景気回復とは良く言ったものです。 でも、おかげで情報開示が出来ません。いつかはしないといけないでしょうけど。 それとシナリオが崩れたら再度の公的資金投入は無理でしょう。 このあたりが次なるリスクかな? そろそろ回収を始める議論が始まってるみたいだし。
どんなにマネーを創っても、それが単に金融資産の売買に使われるだけならインフレにはならない。 円の支配者を呼んで目から鱗が落ちた点です。 理由は簡単で、そういうものの価格は物価の算出に用いられないから(笑)。 そのうち資産効果で銀行のBSが改善されて 実体経済向け貸し出しも増えるでしょうから、インフレの遠因にはなるでしょうけど。 この理屈だと銀行の調子が良くなってから、ようやくインフレを心配すればよい。
>>54 > 『通貨の切り下げ合戦は止めましょう』
私もその意味では共感できるんだけど、そういうこと以前に藤井は国民を貧乏にしてもなんとも思わないタイプに見える。
実際しゃべってるところは見てないので、見たら印象変わるかもですが。
>>60 確かにお大尽といいう雰囲気はありますね。
あの率直さは周りからは好かれる気がするし、まともな世の中なら良いと思いますよ。
ただ、良識派ほど国民を貧乏にしてしまうかもしれませんね。
それより米銀決算です。
雇用なき景気回復。
もっといえば金融市場(商品)だけ好調。
お金を入れれば活況は人工的につくれるわね。
さ〜て、それが実体経済に波及するとこまでいくかどうか。
そもそも金価格が気持ち悪い。
単にそこにもお金が流れたってことだけなのか、もっと深い理由があるのか?
歳入不足が問題になっています。 民主党は不急のお金を回すと言っていますが簡単にはいかないようです。 不急のお金と言えば外為会計を使うという非常手段は無理なのだろうか? 外為会計が保有する米国債の一部を日銀に売りつけちゃいましょう。 これで例えば10兆円分位の円を調達します。 続いて財務省が新発国債を発行し、先ほどの外為会計の円で購入させます。 これなら経済からお金を吸い上げることなしに新たなマネーで歳出出来るし、 間接的に為替を牽制する効果も出るはず。 ま、無理でしょうけど。
やっぱ銀行やるなら 大きくしないとね。 小さいままの銀行なんて ゴミクズ程度の価値しかない。
10月決算が最後の分岐点だと思ってました。 7月に続き10月も好決算だということで文字通り景気づけになり、 大反転するってことは無くも無いのかと。 それがこの程度では、ロケット点火失敗な感じが。。。 どうする? 一段の財政支出?公的資金の再投入?更なるFRBのバランスシート拡大? 成行き的にどれも難しくなってきていると思います。 では、どうなってしまうんだろう?
スクレをすぐくれ
73 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/10/24(土) 20:51:06
>>61 >そもそも金価格が気持ち悪い
ドルの値下がりと金の上昇はズバリ、ドルの不信任票の程度と見ておkでしょう。
いわゆる「雇用無き景気回復」ですが、これはアメリカの場合当然ドル建てでの
回復です。今はまだアメリカの回復力(クリントン政権時代に印象付けた)に
世界の期待が集まってますが、そもそも本当に回復する力があるのなら何故
こんなにも派手にバブルが弾けたのか、という疑問が湧きます。馬鹿げた
住宅コロガシと海外投機で作り上げた虚構の上の景気だったのです。当局が
金融緩和をやったところで何か新機軸があるわけもなく単に「ゲームの続行」
が宣言されるだけ。ではそこで勝てるか? 今度はハンデを背負っての戦いです。
背負うのは今度は景気ではありません。国運が懸かっています。
>>73 かなり苦しい戦いですね。
ドル失墜を拡大通貨圏の創設につなげ最終的には世界通貨を目指している勢力の方に分がありそうです。
GDP成長ゲームにせよ金融市場拡大ゲームにせよマネーサプライ増大、つまり債務増加とコインの裏表
の関係になっている限り、どうあがいても持続可能では無いんです。
なので繰り返しクラッシュが起きることを前提に戦略をとっている側の方に分があると思います。
マトリックスは良く出来た映画でその辺の事が折り込まれてるんですよね。
持続可能でないシステムであることを自覚している管理者。
そこで偶発的クラッシュを最悪と考え前兆が起きた時点で管理・計画されたクラッシュをやる仕組みにしている。
むしろそれをシステムのバージョンアップに利用する、というわけです。
ロスチャイルドの家訓 その3 自分の資産を決して外部に公開しない
「ロスチャイルド、 通貨強奪の歴史と そのシナリオ」 今読んでるけど、結構いいよ よくまとまってる でも20分くらい読むと 飽きてくるんだよな。
>>81 うなるほどはないと思いますが補正は必要でしょうね。
問題はどっからお金を持ってくるか。
当面は国債の需要は高いという話を聞きますが、
裏返すと銀行は国債に移行したくて仕方が無いということだから
迂闊にやると民間融資が引き上げられるだけで効果が無いかもしれない。
モラトリアム法がそれを防ぐかというと既に骨抜きになっているし。
亀井さんが頑張って財源をひねり出さないと。
日銀から借りるとか。
日銀直受を視野に入れればうなるほどあるんですけどねえ… 民主政権じゃ亀井が何言っても無駄でしょうな
「ロスチャイルド、 通貨強奪の歴史と そのシナリオ」 読んだ?
>>83 鳩山さんが蛮勇をふるわない限り無理でしょう。
日銀も向こう三年デフレを予想してるんだけど、
無目的会議を重ねるだけで何か新しい試みはしない。
最大限に善意に解釈して無力感からの不作為。
悪ければ陰謀(笑)。
最善を尽くしたとしても何もしなかったのと同じくらい悲惨な結果が見えてるんじゃないかな?
頭の良い人達には。
下手なことをやってのっぴきならない立場になるくらいなら何もしない方がマシなんでしょう。
>>84 Yes.
ヒットラーに国際銀行家が 融資してたというのが理解できないんだよな だって国際銀行家とかって ほとんど全部ユダヤ人でしょう? ヒットラーはユダヤ人を殺しまくったよね?
>>86 ヒトラーのユダヤ人虐殺に関しては
意図にせよ規模にせよいろんな説があるようですがあまり興味がわかないんですよね。
ってかどの説が本当っぽいのか全然わかりません。
ただ、ユダヤ陰謀説だってユダヤ人がみんな陰謀団っていう説ではないのでは?
それにこの類の話は特に不思議に感じないです。
モーセにユダヤの民は沢山殺されてるし。
>>86 陰謀論的には当時少数派だったシオニストのユダヤ人が
ナチスを応援して一般ユダヤ人をパレスチナに誘導したと言われてるみたい。
ほとんどのユダヤ人は住み着いた地で同化するつもりだったけどシオニストがそれを許さなかった。
でもそもそもユダヤの陰謀なんて銀行家が隠れ蓑に利用してるだけだよ。
これ以上はどんどんスレから脱線するので黙ります。
どうせ書き込みないんだから もっと書け
>>88 これはスティグリッツの
後継者がほしいってことかな?
あと、ソロスと 国際銀行家がつながってるって いうのは本当なの?
2009年度9月 企業物価指数 前年比▲7.9(速報値) 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合) 前年比▲2.3 「国債の価値を目減りさせるためにインフレ的な政策を採れば・・・」 は分からんでもないが、ますはデフレという足元の問題を解消する為の政策をとりましょうよ。。。 白川日銀総裁、財政再建の必要性強調 ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091103-OYT1T00559.htm 日本銀行の白川方明総裁は3日、都内での講演後に参加者との質疑に応じ、 国債の大量発行が続く日本の財政について「世界的に見ても悪い状況。 健全なバランスを回復する必要がある」と述べ、財政再建の必要性を強調した。 ただ、「国債の価値を目減りさせるためにインフレ的な政策を採れば様々な問題が起きる」として、 国債の買い支えなどではなく、当面は超低金利政策で景気回復を後押しする考えを示した。 白川総裁は講演で、「米国のサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)問題は、 住宅購入後の値上がりによる利益を見込んで、収入で返せる以上に巨額のローンを 借りてしまったことがきっかけだった」と述べ、リスクを理解して投資することが重要だとの認識を示した。 (2009年11月3日16時53分 読売新聞)
「エコノミック・ヒットマン」 読んだ?
101 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/03(火) 23:56:58
白川氏はこれから亀さんにいじめられるんじゃないかと思います。 それをきっかけに、にわかに日銀が注目を集め 今まで不作為を批判しなかったマスコミに安心しすぎたつけを払うことになるかもしれません。 勿論ちゃんとした言い分はあるでしょうが このパフォーマンスでは成果主義の民間企業なら最低の査定になるはずです。
>>101 そういうのを読んだり自分でも考察するのは面白いですよね。
私も法定通貨に裏付け資産は必要ないと思います。
中央銀行自身もそう認識しているはずです。
でもそれを実行したら政府じゃなく中央銀行が紙幣を発行していることの説得力は限りなくゼロに近づくはずです。
故にあくまで銀行の形態を取り続けると思います。
ここの人達は養老孟司の唯脳論は読んでますか? 唯脳論的にはお金は脳の信号に似ているということだが > われわれの社会では言語が交換され、物財、つまり物やお金が交換される。それが可 > 能であるのは脳の機能による。脳の視覚系は、光すなわちある波長範囲の電磁波を捕え > 、それを信号化して送る。聴覚系は、音波すなわち空気の振動を捕え、それを信号化し > て送る。始めは電磁波と音波という、およそ無関係なものが、脳内の信号系ではなぜか > 等価交換され、言語が生じる。つまり、われわれは言語を聞くことも、読むことも同じ > ようにできるのである。脳がそうした性質を持つことから、われわれがなぜお金を使う > ことができるかが、なんとなく理解できる。お金は脳の信号によく似たものだからであ > る。お金を媒介にして、本来はまったく無関係なものが交換される。それが不思議でな > いのは(じつはきわめて不思議だが)、何よりもまず、脳の中にお金の流通に類似した
唯脳論的には我々の脳は物事を構造と機能に分けて認識するらしい 昔の貨幣(例えば金貨など)は構造(金としての価値)と機能(通貨としての価値)を共に持っていたが 現代の貨幣は限りなく機能だけのものに近づいて来ているのが面白い 最終的には全て機能だけの電子マネーなどになるのだろうか その時には全ての人が日銀に口座を持ち、買い物をする時には手の平をスキャナーにかざすだけで一瞬で決済出来たりとかするのかとか妄想する
>>109 唯脳論は読んだこと無いですがマトリックスってのはその手の話なんじゃないですかね?
指導者が善人であれ悪人であれキャッシュレスに向かうと思います。
それを民営(私物化)でやるか官僚主導でやるか国民主権でやるか、の選択肢があります。
礎となるインフラは日銀ではなくゆうちょ銀だと睨んでいます。
ゆうちょの私物化は阻まれましたが国民主権ではなく官僚主導になるのかな?と眺めています。
日本は天然社民主義、和をもって尊しとする国なので、それでもそんなに悪くないのかもしれません。
具体的な方法としては全ての国民と法人名義の当座預金を整備したら基本的に完了でしょう。
あとはクラウドコンピューティングの技術と組み合わせてぃけば結構早くキャッシュレス化は進むと思います。
技術的には機が熟してるんですよね。
ひっかかるのはそういうのは黙示録に示唆されてて獣の仕業になってるんですよね。
やる人によって良くも悪くも働くと思います。
政府と日銀の両方が何もやらなければひどい状況になるわけですが批判は政府に向くでしょう。 政府が単独でやろうとすれば国債を市中消化しての財政支出ですが、 これは一時的な生命維持装置としては働いても全体としては効果が出ずデフレはより進んでしまうはずです。 借金が大幅に増えたのに結局は二番底となれば大失政としか見えないでしょう。 この過程で資金が引き上げられてしまうところが続出するので失政に見えやすいのです。 いまのままいくと結局はずるずると借金が膨らんで、 ある時プライマリーディーラーにそっぽを向かれ市中消化が出来なくなり、 同時に国際金融が売り一色になって市中消化どころじゃなくなるとこまで行くと思います。 そうなると結局は日銀引き受けになるんですけど、これは証文の出し遅れとなります。 それが来年なのか10年後なのか分からないけどフラッグは立ちっぱなしな気がします。
銀行の自己資本比率の 強化の話の記事、新聞に 出たけど、よんだ?
>>115 その記事では物別れということになっていますが管さんは意外と分かっているようです。
>「日銀がやってくれるなら明日にでも言おうかという気はあるが、どこかのお金を持ってきて一時的に使っても、
> 結局どこかのお金が使えなくなって返さなければいけなくなる」
その通り。日銀が協力してくれない限り効果なしかむしろ逆効果になります。
勝間氏も日銀を説得するように言ったわけだから、その記事が言うような物別れではなく、
経済政策に対する見解は一致していて、ただ日銀の協力を得られるかどうかという点に対する
見解の相違でしかないと思います。
管氏の方が実体験において日銀が協力しないことを知っているんでしょう。
我々がおかれている状況は深刻です。
日銀が動いたとしても結局どこかのお金が使えなくなって返さなければいけなくなる カンはこう言いたいのかと思った
119 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/08(日) 02:56:56
第5回「デフレの解消を至上課題として、直接それを解決する方策」
2002年12月採録 / 2003年12月25日掲載
http://www.rieti.go.jp/users/iio-jun/discussion/05.html 深尾:
> 現金には何の価値もないんですよ、ということを思い知ってもらう必要があるわけです。現金というのは単なるきれいに刷った紙です。
これの価値がどんどん上がって困っているわけだから、そんなに欲しいのであれば、価値が下がるまでいくらでも供給しましょうといって供給するわけです。
> それは、銀行券というのは単に人間が刷って配っているきれいな紙だということを、理解していないというだけのことです。
この価値が上がっているのがデフレです。デフレを止められないはずがないでしょう。
昔の深尾光洋は良かった
感動したw
それを本当に理解するには 自分が銀行券を発券する 立場になってみなければならない。 しかし普通の人間が中央銀行を 勝手に設立したりとかは、普通はできない。 ならば書物での勉強となるが、 文字ばかりでは難しくて理解できない。 それならどうしたらいいのか? そう考えた結果、「ゲーム化する」って考えになったわけです。
くだらん。知ったか論客に経済が動かせるか。 どうせ銀行券増刷しろってことだろ?馬鹿馬鹿しい。 できないことを、さも簡単なように言うな!
お金の価値を下げる議論をするとなぜかヒステリーになる人がいるのが面白い やはりお金は脳内の神経伝達物質と何か関係があるんじゃないか 例えばセロトニン=お金と考えると分かりやすい 脳内のセロトニンの量と流れが低下すると鬱(depression)になる 経済のお金の量と流れが低下すると不況(depression)になる のは同じ事ではないか 鬱も不況も英語でdepressionなのが面白い 経済学は最終的には脳科学になると予想する 唯脳経済学とでも呼ぶか
>>119 逐一いいこと言ってると思うんだけど、ヘリコプターマネーのくだりが納得いかないなあ。
以前もこのスレで深尾と政府紙幣の話のときに書いたんだけど、
何故マネーは単なる紙だということをそこまで理解してるくせに、日銀の帳簿を異常に気にするのか。
この神経が全く理解できない。
>>122 苫米地って脳関係の学者が信用創造にも詳しくて本書いたりしてるんだよね
128 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/09(月) 19:53:52
ヴェルナーはゾルゲと逆でやっぱ天才だった。
129 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/09(月) 23:55:43
133 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/13(金) 02:23:49
134 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/13(金) 02:42:33
7−9月期の実質GDPは年率4.8%増 7−9月期の名目GDPは前期比0.1%減、年率換算では0.3%減 あんまりじゃないでしょうか、日銀さん。 デフレに対応出来ない組織がインフレには対応出来るとも思えないんですけど。 FRBみたいに金融市場ばかりジャブジャブにしてるのも問題ですけど。 中央銀行制度はあまりにも不公正というか庶民に背中を向けすぎです。
ようやくデフレ宣言です。 銀行が自己資本比率をあげなくてはいけない時に 大規模な財政をやって日銀がファイナンスしなけれがばデフレになる。 これは理屈でもそうだけれど現実のよって証明されたようです。 さて、これは政治の問題としてやるなら特例法案を創って日銀引き受け(満期保有)を数十兆円やらせるべきでしょう。 その為には議会承認、つまり与党の中でコンセンサスを創りだすという作業が必要です。難しいでしょうね。 あくまでも日銀マターとするなら次善の策としての長国の買い切り増額が考えられます。 これには金融政策委員会の決定が必要です。 しかし発表を見るとデフレに対する危機感は乏しく自分たちの失敗と認識してるそぶりも無いので難しいでしょう。 新日銀法の欠陥は日銀が国を潰すようなことをしても何のお咎めがないことです。 どうしてもそこまでの身分保障が必要と考えるならば、 客観指標が失敗を示した際には自ら責任をとるような責任感の強い人を選ぶことが必要です。 展望レポートでむこう三年のデフレを折り込んでて予想通りだよ、なんて論外です。 7年の凶作を預言した(創り出した)ヨセフを気取ってるんだろうか。
137 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/23(月) 03:26:22
白川は昔から量的緩和やゼロ金利に反対してたらしいので、本人の資質なんじゃないですか。 まあ白川の言いたいこと自体はわかるんだけどね。 問題なのは、そういうことを踏まえた上でもできることが山ほどあるのに、 何もせず人ごとみたいに3年は物価が下がるとか言い放つところ。
>>139 ええ、以前から超過準備目標は意味が無いという意見でした。
でも、それは金融緩和を否定したのではなく方法論を否定していたのかと思ってました。
ところが超過準備額で説明しようとしているのでびっくりです。
信念を持って発言しているのか意図的に煙に巻いているのか分かりませんが
この調子だとデフレと円高が継続するであろうことを確信するに足るコメントです。
> 超過準備額で説明しようとしている あ、ほんとだ。見落としてました。 んー、これはつまり、「GDP比6%も供給したのに」という意味で、やっぱり方法論としての否定なんじゃないですか? まあどちらにしろ、 ・日銀はベースマネーにしかアクセスしない ・ベースマネーはインフレにする力がない ・つまり日銀に責任はない という力強い宣言(笑)ですね。これは彼なりの信念なんでしょうね。一刻も早く捨ててほしい信念ですけど。
>>141 単に頑固なだけでしょうか?
白川氏って就任最初の頃はもっと論理的だった気がしますけど今は説明になっていないような。。。
何か強い力が働いている気がします。
米債務圧縮の為のドル安-円高容認。。。のような気がします。
片方の大債権国の中国も元切り上げ(金融危機で再開したドルペッグの解消)をしつこく要求されてますよね。
まあ、あそこは強硬につっぱねてますけど(元高を容認するときはドルに息の根を止めるときではなかろうか?)
日本はといえば白川-行長ラインで債権圧縮を飲んでるような気が。。。
G30でそういう話がついてるんじゃなかろうかと勘繰ってしまいます。
> ドル安-円高容認 なるほど、それは充分にありえますね。 それくらいのこと言われてもなんらおかしくないし、 藤井大臣の奥歯にものがはさまったような円高関係の発言も合点がいってしまう…
行天だった。 ビックリぎょうてん第二プラザ合意? 味をしめてるわけだからとりあえずやろうとはしますよね。 ところがどっこい中国が従わない。
145 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/11/27(金) 03:45:13
次から次へと奇っ怪な人材が出てくるね… もうちょっとまともな人はおらんのかいな
一瞬84円台になったみたいですけど介入した様子はないみたいですね。 肝心なことは国民の手に届かないところにあるんですよね。
民主が小泉のマネして「聖域なき〜」とか言ってるけど、 真の聖域である日銀に手を付けたらその点だけは褒めてやってもいいな。
これだけの円高は国際金融資本が動いてなきゃ進まないんでしょうけど金利や成長が目当てとは思えませんよね。
デフレ政策-円高容認が続くと分かってるとしか。。。
円買って日本株を買うってならまだ許せるけど、円買いながら日本株を売り仕掛けるってのはホント許せない。
外だけでは出来ない話だからね。
>>148 ホント聖域だね。
ってか事業仕分けとかってカムフラージュだと思う。
肝心なことから国民の目をそらす為の。
そうでなくともそもそも増税の前段階だし。
首相と日銀様が会談。
日銀様はどう出ますかね?
協調するのか?
それともいつもの日銀文学か?
ミスター円みたいに円高は国益とか言ったりして。
首相が日銀総裁と来週にも会談 円高・デフレを協議
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20091128AT3S2801B28112009.html 鳩山由紀夫首相は来週にも日銀の白川方明総裁と会談し、急激な円高やデフレ対策などについて意見交換する。
政府関係者が28日、明らかにした。政府が週明けにもまとめる追加経済対策もにらみ、財政・金融政策で政府と
日銀の足並みをそろえるのが狙いとみられる。
鳩山政権発足後、政府と日銀は菅直人副総理・国家戦略相や藤井裕久財務相と白川総裁らによる定期協議の
枠組みを設ける方向で検討中だが、まだ開かれていない。 (20:51)
最近マスコミが急に厳しくなってきて日銀が態度を軟化してきてますかね? 政府のデフレ宣言は遅かったものの効果あり? 期待したい新金融緩和策は外債オペレーション、あるいは外為会計の米国債の買い切りです。 輸血をして時間を稼いでいるうちにゆうちょ銀の民間向け融資が始まるのではないでしょうか? 全銀システムと連結させてから民営化を白紙に戻したっていうのが計画的行動だったら凄いことです。 政府が信用創造機能を獲得するわけですから。
> 外債オペレーション、あるいは外為会計の米国債の買い切り いいですね。外債オペは以前、例の中原伸之氏も提言してたようですね。 > 計画的行動だったら凄い さすがにないですよ…と書こうと思ったものの、考えたら意外とあるかも… そもそも国民新党が一枚噛んでなければ白紙に戻すことはなかったと思いますが、 当の亀井大臣がゆうちょと地銀を強調させて中小などに融資させたい旨を発言してますね。
>>153 本気で計画的行動だとは思っていません。
災い転じて、というところでしょう。
順調に民営化が止まらない流れが出来て、
2008年05月27日に全銀システムへの連結を承認したんだけどそのあとに郵政私物化グループが自滅した。
好事魔多し、というやつで油断したんでしょうかね?
とりあえずゆうちょ銀が私物化されなかったのはいいけど、今度は全体主義の道具にされる心配をしなければいけません。
すいません。よろしければ、ここに言う外債オペについて説明してもらえませんか。
>>155 銀行が保有している米国債を買い取ることで日銀当座預金を加算するんです。
あくまでもベースマネーを増やす手段としてやるわけですが、間接的に円を刷ってドルを買うことになると思います。
この方法はオペレーションの対象に米国債を加えるだけですから金融政策委員会の決定だけで出来るはずです。
ただ、日銀の見解は借り手需要がないから銀行に資金を供給しても効果が無いというものでしょうから、
だったら外為会計が保有している米国債を買い取って政府預金を加算する方が良いと思います。
これは法律改正か特例法案を創らないと出来ないかも知れませんけど。
あらら、日銀様、見事にお茶を濁しましたね。 これは量的緩和ではなく銀行の短期資金繰り支援と言ったところでしょうか。 こんなのでも日銀批判の矛先は分散されるのでしょう。 白川さんはもう学者じゃなく政治家ですね。
政治圧力が来たらすぐさましょぼい策を出すあたり、なかなかのものです。
しょぼいというか子供っぽい愚弄の仕方ですよね。 みなさ〜ん、王様(首相)は裸ですよ〜って言ってるんです。 鳩山さんもいまごろ側近に教えられて激怒してるかも。 日銀様も悪乗りしすぎじゃないですかね。 こんなことをやっては人が裁けずともいずれ天に裁かれ自滅する気がします。 ライヤーゲームじゃないんですから騙される方より騙すほうが悪いんです。
ふと思ったんですが、全然別の事が起きてるってことはあるのかな? コール市場に潤沢な余剰資金があるのにわざわざ日銀様から借りる銀行って。。。 他の銀行にヤバイと思われた銀行??? まさか、デフレ対策とは表向きで、本当はドバイショックでそういう銀行が発生したのかな? そういう銀行が当座の現金確保の為に金融資産をたたき売るよりは確かにマシです。 まあ、考え過ぎでしょうけど。
>156 ありがとうございました。
株価急落したら白川総裁がお辞めいただくよう手続きをとるまでだ 日銀の制度欠陥をこれ以上放置するのは国家の存立を危うくする
今NHKでマイケルムーアが映画の宣伝してたんだけど、 全ての問題は元をたどると結局は資本主義にいくつくとのことで、 今までの活動の集大成として資本主義をテーマに撮ったらしい。 で、思ったのは、「貨幣」についてどんくらい掘り下げてるのかなあ、と。 番組見てても(ずっとTVの前にいた訳じゃないからあれだけど)特にそういうことは言ってなかったんだよね。 貨幣について理解が広まるきっかけにでもなればいいな〜と思うんだけど。
>>163 おもしろそうですね。
資本主義そのものがレバレッジポイントになっているという切り口で映画を創るんですね。
そこでいう資本主義ってなんなのかな?
WIKIによると
社会に貨幣を投下し、投下された貨幣が社会を運動してより大きな貨幣となって回収される場合、
この貨幣が「資本」とよばれる(資本を参照)。
資本が利潤や剰余価値を生む社会システムのことを「資本主義」という。
とありますからひたすら貨幣を増やすことを目指す経済システムのことを指してるんでしょうね。
ただ、貨幣そのものが悪いという話ではないでしょう。
資本主義じゃなくても貨幣は使いますもんね。
推測するにモラルと独立あるいは相反する利益率の最大化という論理が入り込んできたことが悪さをしてるっていう内容かな?
話は変わりますが思いのほか円安に振れて株価が急上昇しましたね。 あの程度の発言でこの結果は日銀は大誤算なのでは? これから金融緩和派の論拠として頻繁に使われることでしょう。 実際に最初から円高を抑制しておけば、たとえばドル100円でとめておけば こんなことにならなかった気がしますけどね。
相場的な見方をすれば、大したことのない材料で大きく動くということは、 何かしら目に見えないところで不安定化の材料が発生しているのかもしれません。
169 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/12/05(土) 02:08:24
イギリス金融界死亡?取締人がイギリスにとって死神か救世主か?これが日本にとってプラスとなるかマイナスに なるかはまだ不明だ。イギリス人の豚箱になるのは確定だが、イギリスのグローバル企業(ユダヤ系とか)に どう影響する のかはまだ分からない。イラン大統領が言う小悪魔であるゴキブリはもう潰されたも同然か? (今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 Nicolas Sarkozy hails EU appointment to 'clamp down on City of London' (ニコラス・サルコジ:EUによる「シティ・オブ・ロンドン取締」人の指名を賞賛) By Andrew Hough Telegraph:02 Dec 2009 フランスのニコラス・サルコジ大統領は英国政府の経済危機対応へのあからさまに非難し、 EUの新金融担当委員の任命はシティ・オブ・ロンドンの行き過ぎを取り締まるための チャンス、と賞賛した。 サルコジ氏は、国際金融危機は英国と米国が好む「アングロ・サクソンのやりたい放題」 の責任だと非難し、その一方で、「金融資本主義の行き過ぎとは無縁」の欧州的思考を賞賛した。 しかしアリスター・ダーリン財務相は、ミシェル・バルニエ氏がシティを統治する規制に介入 することにきっぱりと警告を与え、EUによる外国の介入は「混乱」の原因となるだろうと述べた。 スピーチの中でサルコジ氏は、自分の元農業相を通じて英国の銀行と金融サービスを裁き、 支配するチャンスに満足していることを隠せなかった。 「50年ぶりに初めてフランス人の欧州担当委員が、金融サービス、そしてシティ(オブ・ロンドン) を含む域内市場を仕切る姿を見ることが、私にとってどのような意味を持つかお分かりか」と サルコジ氏はラ・セイン・シュ・メーユで語った。 「世界にはヨーロッパ・モデルの勝利を目にして欲しい。ヨーロッパ・モデルは金融資本主義の 行き過ぎとは一切無縁だ」
>>168 覚醒しましたかね。
為替も一気に91円になりましたね。
しかしあれだけ渋っていたのにやるとなると極端ですね。
日銀プットで円高日本株売りのポジションをとってた輩の狼狽ぶりが目に浮かぶようです。
171 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/12/06(日) 11:40:24
532 :名無しさん@十周年:2009/12/05(土) 00:45:32 ID:fl9ShSoO0
>>497 あなたの理解は残念ながら両方正しくない。
16兆7600億円の供給といっても、大半は1日-1週間程度ですぐに回収。
ごく一部が3ヶ月とか長期国債(とはいっても何年も前に発行されたもの)
を買っているだけ。
要するに、グロスの供給量を宣伝しているだけであって、回収分を含めた
ネットの供給量は全然違う数字。
ネットの供給量は2日が−1700億円、3日が−1600億円、4日が+8000億
円、3日合計で4700億円の供給増加。このくらいの変動は普段の操作の
中で普通に起こる現象。特別のことではない。
日銀は実効性のない政策変更を行った時、大量供給を行ったとウソの大
本営発表をよくやる。
16兆7600億円の供給というのは、回収金額を示さない限り、全く意味の
無い数字である。
>>171 それはごもっともです。
日銀当座預金残高を確認したら
125,700(2009年12月4日) ですね。
日銀当座預金増減要因と金融調節(毎営業日更新)
を逐一見ていけば中身は分かるわけですけど相変わらず姑息なことをしますね。
一瞬マスコミの話題が日銀に行ったんですが論調は今度は政治の問題だ、変わってきています。
上手ですね。
と、なると先週円高抑制されたのは (後半はドル安是正という側面もあるでしょうが) 基本的に市場の勘違いと国際金融家のしめしあわせですか。 となるとG30以降が怖いですね。
恩着せがましく「異例の措置」と言っていた社債買い取り。
こういう偽善的なパフォーマンスというか煙幕にはいい加減いらっと来ますね。
日銀は国民に何の恨みがあるんだろう?
日銀、最後の社債買い取りも「札割れ」
ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091207AT2C0701607122009.html 日銀は7日、最後の社債買い取りを実施した。企業の資金繰り支援に向けた「異例の措置」
の一環として3月に始めたが、社債市場が改善し、すべての買い取り希望が入札予定に
届かない「札割れ」に終わった。ただ、制度の恩恵を受けにくい中小企業にはなお、
資金繰りに厳しさが残る。
7日の社債買い取りは1500億円の入札予定額に対して応札額は32億円にとどまり、
全額が落札された。落札額は最低額を更新。社債市場は「企業の起債が順調に増え、
スプレッド(基準金利に対する上乗せ幅)も低水準が続く良好な環境」
(みずほ証券の香月康伸氏)が続いている。
社債買い取りの対象は償還までが1年以内で、信用力の高い「A格」相当以上の格付けを
持つ社債が対象。昨秋の金融危機で優良企業でも社債発行が難しくなった事態に対応した。
月1回のペースで続けてきたが、金融危機の後退で一度も買い取り希望が入札予定を
上回らず、予定購入総額1兆円に対して買い取り残高はピークでも2500億円にとどまった。
良く資金需要が無いとのたまう人たちが居ます。 私には彼らが何を見てそう言っているのかさっぱり分かりません。 日銀は毎月金融経済月報というのを出しています。 資金需要に関わるところは図表35企業金融の (1)資金繰りD.I. (2)企業からみた金融機関の貸出態度D.I. の二つ。これらを見れば資金需要が無いなどとは口が裂けても言えないと思います。 良く問題にされるのは銀行は0.1%で資金が調達できるが、 銀行はそんな低金利で中小零細には貸さず、 かといって高利を課したら悪評が立つので、融資しないという選択をし、 そのかわり系列ノンバンクを紹介するといいます。 あら不思議、肝心の資金需要がひっ迫しているところは高金利でしか借りられないという悲劇。 亀井さんの蛮勇を非難ばかりは出来ません。
もっと簡単なこと言っちゃえば、金利ゼロなら資金需要なしなんてありえないよね。 資金「需要」なんてクチでは言ってるけど、資金供給=銀行の論理を言ってるだけだよな〜。
英米は分かりやす過ぎて問題になってますね。 金利ゼロで借りられる立場の人たちは多いに借りて金融市場で運用して大儲けしました(少なくとも表帳簿では)。 おかげで高額ボーナスを求めるんで収拾付かない問題になっています。 公的資金を入れて貰った上にゼロ金利で調達できて中小企業・個人には貸さずボーナスは沢山よこせ。 おさまんないよな〜。 は〜、日本は相対的には多少はましなのかな? 銀行も儲かってるようには見えない。 このままみんなで仲良く貧乏に?
ところで今日でG30閉幕。 果たして決まった(指示された)内容とかって報道されるかな? されないんだろうね。
国債の発行額でもめてるようです。 私は一般会計から国債整理基金へ支払うのをやめるべきだと思います。 国債整理基金は別に債務税というのをつくってそこから歳入を得るべきです。 新規国債を60兆円発行するなら償還が終わるまで毎年1兆円税をとります。 それでも良いから足元の財政政策をやろうということでなければ国債を発行すべきではないと思います。 でも現にお金が無い!財政政策どころか歳入が全然足りない!! 日銀から直接お金をかりればいいと思います。国債でも日銀直受けなら賛成です。 そもそももしかしたら為替介入だけでも十分効果があるかもしれません。 為替介入の時は政府短期証券(FB)を発行して介入資金を調達するわけですが、どうもこの時には日銀直受けが可能とのことです。 沈んだ日本経済に活を入れるためにも景気づけに日銀砲をぶっぱなせ〜、とりあえずドル円100円じゃ〜、非不胎化介入じゃ〜、 と思います。 でも現実には「グループオブ30」で何が話されていたかさえ我々には知らされません。。。 「こっぷなんちゃら」という無目的会議の報道は寒々しい。
> どうもこの時には日銀直受けが可能 なんと! まだまだ知らないこと・勉強せにゃならんことが多いな〜。
>>180 但し、可及的速やかに償還を受ける扱いとなっている、そうですが、まあ、小さなことは気にしない。
また、日本銀行が保有する国債のうち、償還期限が到来した国債等の借換えのための引受けはOKで
今も各年度の予算策定手続の中で国会の議決を経た上で行われているので組み合わせれば
現行法でもなんとかならないものか?と思います。
182 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/12/10(木) 06:54:14
> 金融システムという金の卵を産むガチョウ 苦笑いするしかないね
英米の強欲主義者ははんぱない。
オーナーたるウォール街のわがままに雇われ店長のオバマも大変でしょう。
<米金融大手>6社そろって公的資金完済にめど
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000066-mai-bus_all 12月上旬にバンク・オブ・アメリカが450億ドル(約4兆円)の一括返済で米政府と合意したのに続き、
14日には事実上の公的管理下に置かれていたシティグループが200億ドルの返済と、
10年末までの完済見通しを発表。ウェルズ・ファーゴも同日、完済に向け増資に踏み切る方針を明らかにし、
米大手金融機関6社がそろって公的資金完済にめどをつけた。
金融大手各社が完済を急いでいるのは、公的資金受け入れ金融機関に対する報酬制限などの
規制強化を米政府が進めているためだ。
オバマ大統領はここ数日、「太った猫(俗語で「金持ち」の意味)を助けるために選挙を戦ったわけではない」
「金融規制改革を阻止するため、金融業界は今年だけで3億ドル超も(政治献金などに)費やした」など、
「金融機関たたき」の姿勢を強めている。(以下略)
おどろきました。
アナウンスするだけでも。
次は実際の行動で驚かして欲しいものです。
日銀会合:デフレ脱却へ0%以下のマイナス許容せず−物価安定の「理解」明確化
ttp://www.bloomberg.co.jp/news/index.html?nonflash 日銀は18日午後、同日開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.1%前後に据え置くことを全員一致で決定した、
と発表した。日銀は決定会合で「中長期的な物価安定の理解」について検討し、
「委員会としてゼロ%以下のマイナスの値は許容していない」ことを表明した。
随分と態度が変わってきましたなあ。 まあ実質の中身は変わらないと本人も言ってるみたいですが。
口先だけでも変わってきたのは良い傾向です。 0〜2%でもルーズな目標と言われていたのに目を覆うパフォーマンスですから。 通貨安定、つまり物価安定や為替安定に役立たないような中央銀行に存在価値はありません。
191 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2009/12/21(月) 05:44:09
バブルが長引いたのは量的緩和して資本の健全な再配分をじゃましたからじゃないの? デフレでええやん、ダメリカがふつーだったらw
今夜のWBSに白川総裁が出演、今までのデフレとの戦い(笑)や今後のデフレ克服策を語ってくれるそうです。
>>191 うーむ、英語じゃわからん〜!
>>192 ?
>>192 日本のバブル崩壊後の不況ね
ただ今回は国内の問題じゃないから舵取りが難しいんだろ
>>193 録画予約しました。
学者、白川さんとしてはそれなりに一貫性があるんですよね。
もともと低いインフレ率のまま資産インフレが起きることが難問と言う主張をしていたはずです。
きっと個人的にはCPI上昇率0〜2%という「中長期的な物価目標」は不本意なんでしょう。
しかも、白川さん個人だけじゃなくて日銀全体が本音ではデフレ目標な感じがありますね。
でも公的に掲げている目標に反したことを、しかも責任を問われるリスクなしでやっているので
信念でデフレ目標をやってるのか、外国資本を利する為にやってるのか、我々はどうやって判断すればいいんでしょうね?
力が抜けていく。。。底が抜ける予感。 白川さん、WBS,中島厚志さん、大丈夫なんでしょうか? これは経済テロ? 日銀の不作為宣言と強力なデフレ期待を電波にのせて。。。何てことするんでしょう。。。
ちょいと遅れましたが、録画見ました。 精神論言い出したときには「何言ってんだコイツ」と苦笑いしましたが、 立て続けに構造改革論(と言わずともその手の)を言い出したときにはもう苦笑いすらできず。 あれが貨幣を理解してる者の姿なんですかねえ…。
円の支配者P8 不況によって、日本の古い経済体制はもはや機能しなくなった、だから根底から変革しなければなら ない、というのが通り相場になった。識者の大部分は、「なにがなんでも」構造改革が必要だと主張し ている。日本の中央銀行の幹部はほとんど毎日のように構造改革を叫んでいる。アメリカ流の資本主義 を導入しなければならないというわけだ。 だが、ほんとうに日本流の資本主義を捨てる必要があるのだろうか?この主張を裏付ける唯一の根 拠は1990年代の不況である。ところが80年代には、日本の経済体制はいまよりはるかに閉鎖的で、 カルテルが幅をきかせ、統制されていたのに、誰も当時の経済成長率が低すぎたとは言わない。1950 年代と60年代にも同じことが言える。明らかに同じ経済構造でも成長率は高くも低くもなるのだ。 じつは経済成長は何かべつの要因で左右されている。本書は、この不況が景気循環を推し進めている あるものに起因していることを明らかにする。それはお金である。構造改革論者の急先鋒が、まさに日本 のお金を支配している当人たちであるのは偶然ではない。
円の支配者P12 1990年代の大きな謎は、なぜ日銀はもっとお金をつくって景気回復を図らなかったのか、という ことだ。1992年、わたしは日銀の客員研究員だったが、おおぜいのスタッフにこの問題を訊いてみ た。ようやく、あるセントラル・バンカーが驚くべく回答を与えてくれた。「もっとたくさんお金をつく ったら、景気は回復するでしょう。だが、それではなにも変化しないでしょう。日本の構造問題は 解決しないのですよ。」
昔の日本型資本主義をお手本に中国は躍進し、米英化を目指した日本は沈む。
政府による信用割り当ては低コストで効果的な成長戦略。
国債発行など愚の骨頂。
中国、適度に緩和的な金融政策維持しつつ融資抑制へ
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13080720091223?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0 <抜粋>
・声明は「われわれはマネーや信用の伸び率をコントロールし、金融機関が安定的に融資し、過度な変動を防ぐよう誘導する」としている。
・銀行には、政府の産業政策に沿う企業やプロジェクトへの「タイムリーで効果的な」信用供与を求める。
・政策に合わないプロジェクト、設備過剰問題を抱える業種への融資はしないよう求める。
・温暖化ガス削減プロジェクトへの支援を強化。エネルギー集約セクター、環境汚染をもたらすセクターへの融資を禁止。
・代替エネルギー、省エネ、環境保護、新素材、新薬、電気自動車などの分野への金融支援を強化。
・設備過剰業種、政府の優先政策に沿わない企業が債券・株式発行で資金を調達することを禁止。
・重要な技術・機器の輸入に向けた融資拡大を銀行に求める。
・高い技術を持つ製品などの世界シェアを維持するため、主要企業が海外で販売・マーケッティング網を構築するのを支援。
・海外でエネルギー、鉱物資源を取得する主要企業への金融サービスを拡大。
・個人金融を充実化させ、試験的に消費者金融業者を展開させる。自動車金融も促進する。
以前から話があったFRB債より直接的な方法を模索しているようです。
こういうのは部分的には合理的、全体的にはおとぎ話です。
そもそも無からマネーを創造し供給しているわけで、
それを預かることで金利を支払うっていうんですから。
もともとFRSは危機に際して大株主を救う=有税者に損失を移転する為に設立された訳ですから職務に忠実なんでしょうけど。。
今までも不良資産をキャッシュにかえて上げて、更にゼロ金利で融資しどうぞ儲けて下さいとやりました。
仮に10年債だけで運用しただけでも3%以上の利鞘が稼げます。もっと効率よくやったでしょうけど。
故に次の決算でも(巨額の運用資産を供給されている)大手銀は好調である可能性が高いと思います。
でも金融システム全体で見た時の危機のの水位はむしろ上がっているかもしれません。
米FRBがターム物預金制度の創設提案、資金吸収手段に
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13137220091228
2009年、中央銀行は三種類のスタンスに分かれたと思います。 第一は英米を代表とするマネー資本主義。銀行の繁栄なくして国民におこぼれは回らないというスタンス。 第二は社会主義資本経済ならではの中国式信用割り当て。旧日本式資本主義。 第三は日本独自の資産インフレを意識しすぎるあまり軸足がデフレにおかれるデフレターゲット。 どれがベターかは歴史が明らかにしてくれるはず。 しかし、ここ二年半で一番下落したものは資本主義に対する信仰心かもしれない。
変形ロボwwww
すいません誤爆しました
207 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/01(金) 00:34:06
国内の情報しか持ってないアホはほっといて、(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳で 日本と世界を相対的に見よう。 (今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 A property is repossessed every 11 minutes, according to Credit Action (英国:11分に1戸が差し押さえ) Telegraph:02 Nov 2009 New figures from Credit Action show that a property is repossessed every 11 and half minutes as the recession begins to bite. クレジット・アクションは、不況の影響が本格化するなか、11.5分に一軒物件が 差し押さえられていることを示すデータを公表した。 数字で知る現代英国 市民相談所を訪れる人: 9,300人/日 一世帯あたりの借金: 平均58,340ポンド 英国で支払われる利息: 1億8,200万ポンド/日 物件の差し押さえ: 11.5分に一軒 解雇される人の数: 2,553人/日 自己破産する人の数: 3.97分に1人 国の借金の増加: 4,110ポンド/秒 やるじゃんwww
自分が偉いと思ってるみたいだね 阿呆はおまえじゃ
新年早々、寝ぼけまなこで朝生を見てしまいましたが、 日銀の話をしたがってる人、結構増えてますね。 司会の田原が良くわかんないようですぐに他の話題に振ってしまいますけど。 自民も下野したことだし、そろそろ田原さんも身を引いてもらいたいものです。 細かい数字や込み入った話になるとすぐにその話題を止めちゃうんで議論が深まらなくて物足りないです。 ちょっと専門的になっても日銀、FRB、人民銀行の政策を比較する番組をやれば、 意外と視聴率がとれるような気がします。
>>204 わかりやすいまとめですね。
その通りだと思います。
>>207 ローンの利息って、個別で見ても「相当だな〜」と思うけど、
改めてマクロで見てもやっぱとんでもないですな。
>>209 デフレが単なる言葉としてですがそれなりに浸透しましたからね〜
成長戦略における涙ぐましい表現。 「名目成長率の実現を最重要課題と位置付けた経済運営を行う」 「2020年度までの平均で名目3%、実質2%を上回る成長」 この表現はデフレ脱却を目指すことを示唆はしていますが、 それをストレートに書けないのは政府が日銀に命令できないからでしょう。 また、その事実を必要以上に国民に知らせたくもないという心理も伺えます。 開き直ってデフレ脱却法というのを作って 「30兆円をデフレ脱却の為に使う。 この特別な理由に対し財政法第5条但書を適用し日銀より30兆円の融資を受ける。」 としたらどうなんだろう?これなら政治マターでデフレ対策が出来ます。
いやあ、ストレートに書けないのは「菅の理解不足」によるものだと思いますよ〜 むしろ、名目値に注目できるようになっただけ勉強したんだなあ、と
>>212 デフレ宣言した張本人なのでデフレ脱却という文言は書こうとしたような気がします。
でも、周りが懸念して止めたんじゃないかな〜っと。
ストレートに書くと「じゃあ、どうやるの?日銀に命令できる立場じゃないのに。」と問われて面倒なことになると。
私だったら金融政策決定会合に亀井さんを毎回出席させると答えますけどねw
議決権はないけど意見は言えます。議事録に残るから無視はできないでしょう。ってか怖い。
それはさておき、ホント、名目値に軸足を置くようになったのは良いことですよね。
名目マイナスなのに実質プラスを強調した発表をやられるとイラっと来ますからね。
> 私だったら金融政策決定会合に亀井さんを毎回出席させると答えますけどねw あはは(笑) > 実質プラスを強調した発表をやられるとイラっと 全く同感! マスコミも実質値の話しかしないんですよね〜 まあ少しずつ流れが変わってきてるので、それを素直に喜ぶしかないですなあ
>>214 流れが変わってきてる気がしますね。
民主党のヒットは大塚副大臣を表に出し続けていることではないでしょうか?。
多忙なはずなのに鳩山献金問題とか普天間問題の逆風の中で頑張るな〜と思います。
いまやお茶の間は日銀総裁を知らなくても日銀出身の大塚副大臣はよく知っているでしょう。
政府は腐敗してたり愚かなので金融は任せられない、という思い込みは少しずつ和らいでいくように思います。
ちなみにその大塚氏は12月以降の日銀のスタンスの変化を評価するコメントをしてますが、
本気で擁護しているというよりは政府の立場としてはとりあえず肯定しておいた方が良いという程度に見えます。
亀井氏がショックを与え、大塚氏が落とし所を示して安心させる、もしかしたら名コンビ?
中国、外貨準備を原油などに投資すべき=人民銀行高官
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13178120100104 [北京 4日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)の高官は、外貨準備を原油や他の戦略的資源に投資することで、
運用先の多様化を図るべきとの考えを示した。
金融時報が中銀の遼寧省部門のディレクター、Sheng Songcheng氏の発言として伝えた。それによると、同氏は
外貨準備運用の多様化に向けた投資は、専門の投資会社が中銀から購入した外貨で行うべきとの見方を示した。
中国は既に、外貨準備運用先の多様化をある程度進めている。中国の政府系ファンド(SWF)、
中国投資有限公司(CIC)は昨年、海外の商品(コモディティ)関連企業への投資を行ったほか、
国有企業は海外の鉱山会社や石油関連企業へ出資したり、提携を結んでいる。
同氏はまた「外貨準備の拡大により人民元上昇の圧力は高まるが、人民元上昇は他の多くの要素に左右される」との見方を示した。
217 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/05(火) 01:00:41
(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 Herald Tribune (US) / 2007-02-23 10:26:08 Japanese rate increase is unlikely to interrupt flow of yen overseas (日本の利上げが海外での円流通を阻害する事はありえなす) ヘラルド・トリビューン By Martin Fackler IH:February 21, 2007 日本の中央銀行が水曜日に行った利上げ。これは借り入れコストを押し上げた。 が、今現在、世界中の株式と不動産市場を盛り上げるお手伝いをしている、莫大な額であつつ不安定にもなり得る “安い日本円”の流通を妨げるには「不十分」。エコノミスト達は、そんな風に語った。 円キャリー・トレードとして知られるこの流れ。 これはどん底サイテー円借入金利と、他の国々での遥かにもっともっと高い金利との、大きな隔たりの産物である。 これは日本の個々人に、高い金利を求めて海外に金を流出させた。また、金はガイジン投資家から流入してきてもいる。 彼らは海外で不動産だのなんだのの市場で投資しようと、日本で安く借金に来ているのだ。 このキャリー・トレードは、世界にとって低コスト資本の主な供給源となっている。 ウォール街の株式から、南朝鮮、インド、更には東欧の不動産まで、ありとあらゆるものにこの金が流れ込んでいる。 エコノミスト達は、キャリー・トレードのリスクってのをこう語る。 これが突然枯渇したら、いや、もっと酷いケースとして、日本の投資家連中が金を引き上げ始めたら、世界市場は 大暴落。 ブカレストのマイホーム・バイヤーからニューヨークの年金貯蓄口座の持ち主まで、誰でも彼でも酷い目 に合わされる、と。というわけで、一部のエコノミスト達はこの取引を、安い日本の債権から資金を得る 『ジャイアント・バブル』と呼ぶようになった…弾けるのを待つだけのバブルとね。
218 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/05(火) 01:09:10
だが、水曜日の利上げは、このバブルを自然と弾けさせる事はなさそうだ。 この巨大資本の日本からの流出。それは他の主要通貨に対する円安を招いた。 キャリー・トレードの投資家連中が、円を安く借りて、海外で投資しようと、ドルだのユーロだのを買おうと(円を) 売り飛ばしているからだ。 これまで、日銀マンだの議員だのは、キャリー・トレードには不干渉を貫いてきた。 まあ、多分円安の方が政治的に人気がある、と知っているからかもしれない。 だって下がり続ける円は、輸出業者の儲けを増やしたし。 日本の個々人の海外投資の価値も上がってるし。 外貨準備の一部として外国債券を約$9,000億ほど抱える財務省すら儲けさせている。 政策立案者達も、気づいているようだ。 キャリー・トレードの殆どってば、大体外債ファンドに投資して貯金の利回り改善!を目指す日本の個々人が 原動力じゃん、って。J.P.モルガンの菅野は、日本人が海外に持っている資産は、1999年以来大体30兆円ぐらいに 増えたんじゃないの、と見積もる。で、この3/4ぐらいが、キャリー・トレード関連なのだ。 残りの殆どはガイジン投資家が握っている、と菅野さん。 これじゃ日銀がキャリー・トレード裏切るような真似するわけねーじゃん、とエコノミスト連中。 つか、一番やばいショックって海外発じゃね?と彼らは言う…。 南朝鮮の加熱し過ぎ住宅市場が飛ぶとか。アメリカで連続金利引き下げとか。 これは日本との金利の差を縮めちゃうわな〜。
口先介入って効果あるんですね。 日本経済に惚れて円を買ってるわけじゃないもんな。 ところでFRBは金融危機が始まって早々にフロアシステム(準備金への付利)を取り入れました。 最近はターム物預金制度の創設を検討中との報道もありました。 これらが意味するところは量的緩和の中での利上げが可能ということ。 (間接的な納税者負担により成立するのですが。) 銀行自身は実質ゼロ金利を継続しつつ一般企業や個人の借り入れコストは上がるというわけです。 そろそろ使い時かもと思いますが、これやると円安要因になるんでしょうね〜。
223 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/08(金) 00:17:53
質問です。 資産の証券化と銀行の貸し出しの関係について。 「証券化の対象となる資産はリースやクレジットの債権、銀行の貸出債権や不動産、さらには事業収入など様々である。」 ということですが、銀行の貸出債権をオフバランス化する時に、 資産の貸し出しと負債の預金は、引受先の特定目的会社に移動するのですか? それとも、負債の預金は移動などしないのですか?
>>223 それ気になりますよね。
よく銀行が資産と負債を簿外に移す手法という書き方がしてあるんですけど、
(1)親会社と法的に分離した特別目的会社を作る
(2)特別目的会社が証券化可能な資産を購入する。
例えば、親銀行の債権を購入する。
(3)購入の資金は投資家に証券を売って調達する
わけですから、直接的には負債の方は減らない気がするんですよね。
複数の銀行が協力することで外せそうですけど、まあ、ようするに良くわかんないです。
CDO関連はホントいろんなことやってるみたいですね。
本から引用するには長すぎますし、そもそも理解し切れてません。
ただ、いざ問題が起きると何故か親銀行のバランスシートに戻ってきてましたよね。
あれはそういう契約があったらしいです。投資家も知らないところで。
表向き債権を別会社に切り離すことでBIS規制を逃れておいて、
しかしいざという時は買い戻す契約になっていたというのはあきれはてた話です。
226 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/13(水) 03:03:51
>>224 ありがとうございます。
預金は銀行のバランスシートに残されているんですね。
預金までオフバランスしてしまったら本当に詐欺ですよねw
227 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/15(金) 04:24:49
(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 Telegraph (UK) / 2008-11-03 16:56:55 Japan's desperate £260bn bid to kick-start economy (日本、2,600億ドルで経済に必死の喝) By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph:30 Oct 2008 10年に亘るデフレとの闘いの中、日本は6年近く金利をゼロにしてきた。 それで足りなければ、 「量的緩和」という手段に出た。 これは大規模に通貨を印刷する、という意味だ。 日本には15兆円の貯金と、約3兆ドルもの海外投資資産があり、他に大きく差を開けて世界第1位の債権国だ。 この国のセンチメントの揺れは、世界史上に物凄い影響を与え得る。 保険会社、年金基金、FX口座を持つ主婦、そして海外のヘッジファンドの混成部隊は、信用バブルの最中、 世界中の高利回りを追い求めるべく、ほぼゼロ金利で金を借り、オーストラリアから南アフリカ、ブラジル、 イギリスまで様々な国の資産価格を押し上げた。 総額1.4兆ドルとされるこの円キャリー・トレードは、今や逆回転し、円が物凄い勢いで国際市場から 逃げ出して帰国している。これにより8月以来、円はユーロとポンドに対して40%も値上りし、豪ドルに 対しては50%近く値上りした。 高いレバレッジをかけてキャリー・トレードをしていた投資家は、追証の猛攻に見舞われて資産を 処分せざるを得なくなった。 そしてこれが更に円を押し上げ、悪循環の引き金を引いた。 今週は、アメリカの利下げと新興市場とのスワップ協定締結で、世界的な信頼が或る程度回復し、 円も少し値下がりしたものの、警戒を解いても大丈夫などと思っている人間は、日本には殆どいない。
228 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/15(金) 04:31:12
(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 Telegraph (UK) / 2007-08-16 16:11:32 Yen surges as carry trade unwinds (キャリートレードが巻き戻される中、円高騰) By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph:16/08/2007 この数日間の劇的な円高は世界的資産ブーム向け流動性の主要供給源を減らし、 最新の混乱が始まって以来始めて、新興市場からのパニック売りを引き起こした。 BNPパリバのカランシー・チーフ、ハンス・レデカーは、ファンドが 「キャリートレード」のポジション巻き戻しを急いだせいで円が急騰し、これは 世界的な金融危機において重大な要素となったと語った。 日本の投資家や海外ファンドがほぼゼロ金利で借り入れていた総額は、国外で ヘッジされていないポジションでおよそ$1.2兆となっており、BNPパリバによれば、 その殆どは東アジアや遠いところではアイスランド、ニュージーランド、ブラジル まで広がる金利の高い市場につぎ込まれているとのこと。 より小規模なスイスフランのキャリートレードも東欧で同様の役割を演じており、 地域的な不動産バブルの資金を供給している。昨年出されたハンガリーの全住宅 ローンの80%以上がスイスフラン建だった。 「我々は現在この全てが逆回転する悪循環を目撃している。影響は甚大なものに なるかもしれない」とレデカー氏は言った。 「銀行はヘッジファンドへの貸出を停止しているので、可能なところで資金調達 をしなければならない。つまり、最も流動性のある資産を値下がりし続ける市場で 売り飛ばさなければならないということだ」とレデカー氏は言った。 「世界の安易な流動性が終わりを見せる中、我々は誰がその流動性でバカ騒ぎを したのか見つけようとしている。東欧の一部では化け物バブルを目撃した」と彼は言った。
229 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/15(金) 04:36:20
(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 Financial Times (UK) / 2007-05-27 08:19:25 Japan denies low rates boost carry trade (日本、低金利のキャリー・トレード煽りを否定) By Michiyo Nakamoto in Tokyo FT:May 25 2007 日本の財務相は金曜日、同国の低金利が、ヘッジファンドやその他の投資家による投機的取引を、 もしくは世界的な資産バブルを奨励している、との見解を一蹴した。 「日本の不動産基準はヘッジファンドの増加と何の因果関係も持っていない」と尾身幸次は国会に 語った。「日本の低金利は多くの事について批判されているが、日本経済が全体的にスムーズに 回復しているのを考えれば、日本の経済政策は適切だ」と彼は言った。 尾身氏のコメントは、日本の低金利政策は、投資家達に高金利市場で投資する為に円を借りる事を 奨励しており、いわゆるキャリー・トレードの中、南朝鮮やニュージーランドからアイスランドまで、 様々な国で資産価格バブルに燃料投下している、との懸念の最中で出された。 日本はまた、ヨーロッパやアメリカの事業者メーカー・ロビー団体からも、主要通貨に対して 21年ぶりの円安を保っている、低金利政策への批判を浴びている 政府のデータは、積極的なキャリー・トレーダーである日本の投資家達が、海外資産に大規模に 投資している事を示した。日本の純対外資産は記録的な215兆810億円へと19%増加し、2006年には 16年連続して、日本は世界の主要債権国にしそうだ。 「日本の資金は飛んでもないスピードで海外に流出しており、これが世界的な資産価格上昇に 燃料投下している事は、疑いの余地もない」と東京のクレディ・スイスの白川浩道チーフ・ エコノミストは言った。 だが当局のマッコーリー・セキュリティーズ証券のリチャード・ジェラムは、世界的資産価格 上昇は、より広範な原因によるものだ、と語った。 世界的資産バブルの上昇は「明らかに(日本銀行の)法的権限外の事だ」。
230 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/16(土) 00:02:58
>>229 この円キャリートレードの件だけど、外国の投資家が日本でお金を借りて、
海外に投資することですよね。
日本人が円を借りて海外に投資することも円キャリーと言うのですか?
また、円キャリーするときに新しくマネーは創造されているのでしょうか?
> 日本人が円を借りて海外に投資することも円キャリーと言うのですか? これは知らないけど、 > 円キャリーするときに新しくマネーは創造されているのでしょうか? これはそうですね。勿論、銀行融資の場合。 ただこの手の話のとき忘れられがちなのが為替ですわな。 円キャリーでジャブジャブで海外がバブルに!なんて単純にはいかない…はず。
232 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/16(土) 00:59:49
>>232 うーん、これは知らなかった。面白いっす。
234 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/01/17(日) 06:17:21
(今日の覚書、集めてみました)経由の翻訳による情報。 円キャリは日本人だよーだ(と飽くまでも言いたいらしく…)@FT Financial Times (UK) / 2007-03-08 11:23:10 Grey power plays the yen long game (老人力、円のロングゲームをお楽しみ) By David Pilling and David Turner in Tokyo FT:March 7 2007 円キャリートレード調整の壊滅的状況についての興奮したお喋りは、自分達のレバレッジを ブイブイ効かせたポジションを死に物狂いで解除する、シカゴだのロンドンだのの狡賢い ヘッジファンド族のイメージを呼び起こすものだ。 だがしかし、キャリートレードの大規模調整を心配しているアナタにとっては幸運にも、 真実とやらはもっと平々凡々だったりするかもしれないのだ。 男性ホルモンが体内駆け巡る20代のトレーダー…つか、一番前線にいるのはどっちかっつーと、 白髪頭の日本人年金生活者だったりする可能性が高かったり南下するのだ。 で、彼らはパニくってないっぽい。 或る定義によれば、国内の金利が安過ぎるので益々海外に乗り出している、60代や70代の 日本人投資家連中は、全くキャリーとレーダーとされないのだ。 円以外の資産に投資する為に借金するんじゃなくて、彼らは単純に円預金を、海外の ポートフォリオだの、出なければいわゆる売り出し債権、つまり日本で発行されている 外貨建債権に移すわけだ。 が、しかし、その影響は同じである。 彼らの取引ってのが円安圧力をかけてたわけで、彼らの投資資金がなだれ込んでいた 通貨だの資産だのに値上がり圧力をかけてたわけだ。
235 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/02/07(日) 02:14:36
236 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/02/07(日) 16:12:28
日本人が新興国バブルを作り出して日本人が破裂させている。 自業自得 良くやるよってことにしたいわけだな。 大前研一なんかいつもユーロー圏に投資しろ EUは巨大な 国家だといい続けて日本人のマネーをそっちへやろうとして いるのだがあいつは誰からゼニもらってるの?
大前は頭が悪いだけのような気もするけど
238 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/02/21(日) 01:34:38
239 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/02/21(日) 02:59:34
>>236 お金はシステムを作る奴や投資家に回るように出来ているから・・・・・賃金労働者
や小規模自営業者は部品みたいなものになるな。
240 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/02/21(日) 05:59:39
>>236 3週くらい前の東洋経済でロシアとトルコのEU加盟についてまた力説していたが、
ヨーロッパ人でもそこまでEUの将来バラ色だと思っている人はいないだろ。
俺はトルコのEU加盟の可能性はほぼ絶たれたと見ているし、ロシアの加盟の
可能性など本気で信じている人物は大前以外にいるの。
EUバブルはこれから弾けてEU懐疑派が推進派と同じくらいにまで増えるだろう。
今年9月から12月の間にソシエテジェネラルを震源地として欧州金融危機が
発生する可能性が高いが、EUは正念場を迎えることになるだろう。
大前の脳味噌は90年代以降進歩していない。EU幻想に浸り続けているのが
その証拠だ。2000年代は何とか過去の余禄で食ってきたが、2010年代に大前バブル
も崩壊することになろう。地位もお金も得たのだからもう勉強する必要性など
なくなったことが大前の言説が説得力を失った根本原因だろう。
241 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/03/14(日) 21:06:31
大前は自分の本で私は本を読まないと書いてたな。 自分で考えることが大事なんだと。
242 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/03/26(金) 02:35:39
質問です。 全てのお金が借金だとしたら、 日本の家計が資産と負債を比較して資産超過の場合、 家計の資産超過を、企業部門と政府部門の赤字超過が 負担していると考えて良いの?
243 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/04/05(月) 12:25:45
EU加盟は自国通貨の消失を意味する 勝手に刷る事が出来なくなる ギリシャも馬鹿な事をしたもんだ
244 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/04/05(月) 20:28:13
>>243 ユーロ圏に入れたおかげで2000年から今まで
分不相応の贅沢ができたんだからいいんだろ。
ドイツでさえ年金需給は63歳からなのにギリシャは
58歳から受給できるようにした。
自業自得だなw
245 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/04/13(火) 17:35:55
ところで、世界各国のの信用創造量ってどこで見ればいいんだ?
>>242 日銀が借金の背負い手の場合もあるし、色々あるよね。
正直難しい。その辺は私も詳しく知りたい。
>>245 ヴェルナー自身がデータ集めて売ってたよね、昔。
今は…自分で統計集めていくしかない?
邦銀は中小企業にお金を貸さず外国に貸しました。 自由経済でそれを咎めることはできません。 しかし、それでは国を護れないのも事実。 日銀を頂点とする銀行システムが機能しないならゆうちょ銀を使うしかありません。 良い人がやれば救国、悪い人がやれば独裁。
>>249 そのグループ、「金融の問題」って言い切っちゃうところがなあ…
政府の問題(税制、雇用、etc...)でもあることもちったあ考えてくれよ。
>>250 それはそうですが手術に際しては輸血が要るのが当然でマネーの供給をなんとかするのが優先だと思いますね。
日銀が全身管理を引き受けてくれなければどんな優秀な外科医でも患者を死なせてしまうんじゃなかろうか?
民主が優秀な外科医かどうかは別として。
亀井さんなんかは既存の銀行システムに依存しなくてもよいようにゆうちょを使った金融社会主義を目指してるんでしょう。
一方で空に向かって語りかけるような虚しさを顧みず日銀に働きかける人達が居てもいい気がします。
輸血さえすればムチャクチャな手術をしてもいいと思ってないか?という印象を受けちゃうわけですよ。 現実問題を考えれば「日銀に働きかける人達が居てもいい」というのはまさにその通りだとは思いますが。
253 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/04/23(金) 00:47:11
ゆうちょ銀行は企業などに貸しだしているのだろうか? 民間銀行と同じように預金を作り出している? それとも預かったお金を右から左に流す生保と変わらない?
現状してなくて、これから具体的にその辺決めていくんでしょ?
ゆうちょ銀は企業や個人向け融資をしていなかったし、 以前は全銀システムに接続させて貰ってなかったとので信用創造機能が限定されてたんですよね。 しかしこれからは信用創造の大きな部分を占めるようになり、日銀を頂点とする銀行群の聖域を侵害するようになる 可能性を秘めているわけで、それを警戒するむきはマスコミをとおして金融社会主義の出現だと牽制しているようです。 でも、昔から金融を通した全体主義は行われてるたいですよね。 で、いまも自分たちこそが信用創造を担うべきだと争っているだけ、 マネーサプライをコントロールする権利=リソースの配分を決定する権利は国民にあるべきだという人はいないようです。
259 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/06/14(月) 03:09:25
最近書き込みないね〜
中国の窓口指導は機能したが、今後は金利政策の活用望ましい=日銀
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16056920100629 [東京 29日 ロイター] 日銀は29日、「中国の窓口指導の有効性と金融環境」と題するリポートを
発表し、中国での窓口指導は相応に機能してきたものの、今後、その有効性は徐々に低下するとみられる
ことから、今後は金利政策をより活用していくことが望ましいと指摘した。
中国では、2009年後半以後、不動産投資などの過熱が懸念されたことから窓口指導を強めている。
日銀は中国での窓口指導について「金融政策の目標達成のために相応に機能してきた」と評価し、
その背景として、窓口指導対象金融機関による貸し出しが資金仲介の大半を占めていること、
政策当局が銀行の預貸比率の指導・管理などプルーデンス政策を併用していることなどを挙げた。
日銀は1950年代半ばに窓口指導を導入したが、金融市場の自由化や規制緩和、短期金融市場の
整備で金利政策のトランスミッション基盤が整備されたことなどを背景に有効性が徐々に低下、
バブル期を経て1991年に廃止された。
日銀では、日本の教訓として「金融市場整備や金融自由化が進めば、
窓口指導の有効性が徐々に低下するため、金利政策をより活用していくことが望ましい」としたうえで
「中国の今後の政策運営においても、この教訓が生かされることを期待したい」と指摘した。
そういえば数日前、日経で竹森俊平(だったかな)が、 不況下で中央銀行が銀行を儲けさせるシステムを解説していた。 こういうこと書くなんてこの教授やるじゃん!と思った。 まあおれもヴェルナー本で知っただけだけどさ。
>>262 ヴェルナー本に出会う前は銀行って右から左にお金を回しているだけだと思ってて興味ありませんでした。
ましてや中央銀行なんてね。
おおげさじゃなく世界観が変わりました。
2007年7月19日にバーナンキがラッパを吹いてから早三年がたとうとしてます。 振り返れば早かったし、手際良く権限の拡大も起きた。 4千年前の世界なら七年の凶作による権限拡大ですけど、今や七年も凶作があったら誰も生きられません。 どうであれ、あと半年でかたをつけてくれるといいんですけど。
266 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/07/24(土) 14:58:23
政府が市中銀行から100兆借りりゃ良いんだよ
>>266 ヴェルナーが提言してますね。
国債をやめて国が銀行から融資を受ければ良いと。
これは是非とも試してもらいたいところですが、なかなか意味が伝わらないところでしょうね。
大抵は同じことだと思われてしまいます。
268 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/07/24(土) 17:15:41
oh、ベルナーの本は一切読んでなかったけど
日銀が諸悪の根源だと思って久しぶりにいろいろぐぐってる内に、このスレにぶち当たって
他のサイトでここの過去ログを幾つか読んで、たった今アマゾンのレビューで
ベルナーがその事を書いてるらしい事を読んだあと、丁度
>>207 だ
過去ログの流れからベルナーの言ってる事から直感的にそう思っただけだけど、
実際そう書いてあるみたいだな
269 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/07/24(土) 17:26:31
んー、読んでないせいでこの意味の終局が何かスッキリしない
信用収縮を中央銀行がカバーしようとすれば狂ったような供給が必要になるわけですが恐慌マニアのバーナンキは思い切りよくやりました。 しかしボルカールールが始動すれば金融向け融資の引き締めになるはずで、また追加の資産買い取りプログラムが必要になるはずです。 すでにモラルハザードが問題になってしまったのに、本当にそんなことが出来るのでしょうか? 仮にうまくいったとしてもやっぱり今の金融システムっておかしいと思わざるを得ないです。
15年ぶりの円高。円の支配者的には当然かな?
最近ヴェルナーなんか発言して無いかな?と思って久しぶりにググってみるとおもろい書き込み発見。
ttp://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5963057.html >「円の支配者」出版の1年ほど前に、ヴェルナー本人と会って、彼がこれから書こうとする本について話し合いました。
>ヴェルナーは当初、金融を牛耳る「世界の黒幕」について書きたかったのですが、私が強硬に反対論を述べて、
>日曜の午後、約4〜5時間ほども激しい議論になりました。ヴェルナーは、結局、私の主張を受け容れて、
>日銀について書くことにしました。(以下略)
これホントだとしたら、なんか腑に落ちます。
円の支配者の後半ってそんな感じが染み出してましたもの。
今の世界的な金融危機において日銀は沢山ある興味の一つにすぎないでしょうね。
272 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/24(金) 03:35:05
質問です。 銀行が超過準備状態の日銀当座預金から国債を購入した場合 日銀のバランスシートとしてはどう変化するのでしょうか。 1銀行が国債を購入 <銀行のバランスシート> 借方(国債) 貸方(当座預金) <日銀のバランスシート> 借方(当座預金) 貸方(政府預金) 2、政府が銀行から得たお金で公共事業を行った場合 <日銀のバランスシート> 借り方(政府預金) 貸し方(現金?) 、 日銀のバランスシートの負債項目から 当座預金も政府預金もなくなるので お金を創造した痕跡が無くなるってことですかね?
日銀のバランスシートという観点では中立ですね。 ▼新発国債を銀行が購入 --------------------- |政府預金+ |日銀当座預金- ▼政府が支出 --------------------- |政府預金- |日銀当座預金+ 銀行貸出し、マネーサプライへの影響はなんとも言えないかと思います。 ケース・バイ・ケースとしか言いようがなく、新発国債発行が自動的に お金を創造することにはならない、ヴェルナーもそういう主張だと思います。 ヴェルナーは国債で調達するのはやめて直接銀行から借りるべきだって 提言しており、面白い観点だと思います。
どうもずれるな。 ▼新発国債を銀行が購入 --------------------- |政府預金+ |日銀当座預金- ▼政府が支出 --------------------- |政府預金- |日銀当座預金+
あっと、ケース設定は超過準備状態でしたね。 だとしたらマネーの創造を促す方向に働くと思います。 実際にそうなるかどうかは銀行の全体の行動次第でしょうけど。
276 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/24(金) 07:23:07
>>273 ご回答いただきましてありがとうございます。
日銀のバランスシートでは中立ということは、
銀行が当座預金から引き落として購入した
国債から、政府に移動して使われたお金は、
日銀のバランスシートの当座預金の項目に
しっかりと記録されているということですね。
ところで、量的緩和以前の銀行は、
超過準備状態でない状況で
国債を購入していたわけですが、
その時は銀行は購入してもマネーが増えなかったと思います。
しかし、量的緩和以降の銀行による国債購入は
マネーを政府を通じて増加させたと思いますが
どうお考えですか?
277 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/24(金) 07:35:30
>>275 って答えてましたね。
投稿が重なってしまいました。
すみません。
ところで、超過準備状態で国債発行を行えば
市場へのマネー供給になるはずなんですが、
国債購入にリンクするように銀行貸し出しが減少していますね。
その理由は、預金者への金利支払いは超低金利で安全な国債購入
で十分。不況期にリスクをとって企業への貸し出しを行う
必要なんて無いという銀行の方向性のあらわれなんですかね。
>>276 政府が借金を増やすたことで信用収縮分を埋めたと考えるか
政府への債権が増えたから貸しはがしが加速したと考えるか割り切れないところです。
調子が出て来たところで超過準備政策をやめて急速にベースマネーを引き揚げてしまいましたからね。
あの引き上げのあわてぶりを見ると、本来は効果があるんでしょう。
横から失礼しますが、私は信用収縮分を埋めたと考えていいんじゃないかと思いますよ。 緊縮財政+生産性重視政策→総需要減→デフレ→税収減→赤字国債発行
悩ましい政策でしたね、超過準備政策。 銀行間市場のお金を増やしたので銀行間でやりとりされる物の値段は上がった。 つまりコールマネーや流通国債の金利は下がった。これは分かる。 では実体経済で流通するお金が増えたかといえば、さほど増えなかった。 しかし減るのを防いだのではないか?と言われればそうなのかもしれません。 あ〜、こんな悩ましいチャンネルでやるより財政ファイナンス+財出の方がはっきりするんですけど。
281 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/25(土) 03:54:56
ところでヴェルナーの言うように 中央銀行の創造したお金と銀行貸し出しの総額が 現在の潜在的な購買力の総額ということは 実際のところ740兆円くらいということですか? そこにオフバランス化した貸出債権を プラスしなければならないのでしょうか?
>>281 Yes。端的にいえば
▼返済
-----------------------
貸出残高- |預金-
これはマネーが減りますが、
▼不良債権処理
-----------------------
貸出残高- |資本-
はマネーは減らないということですね。まあ、そうでしょうね。
なのでB/Sや統計値で単純に分からないとこがあってややこしい。
アメリカはサブプライムローン問題で明るみになったけれど他にも大規模な
オフバランス化が行われている。なのでヴェルナーの方法論(=貸出サイドで計測する)
ではアプローチ困難、あるいは全然出来ないかもしれませんね。
283 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/25(土) 09:06:36
いい本
284 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/25(土) 15:36:01
>>282 不良債権処理を行うと貸出残高は減少するんですか?
日本の場合は、アメリカと違いオフバランス化された
貸出債権はそんなに大きくないですよね。
住宅ローン債権や一部の証券化商品ですかね。
その総額残高ってどこを調べればいいんでしょうね?
>>284 >不良債権処理を行うと貸出残高は減少するんですか?
減ります。
B/S上は回収不能と処理したわけなのでごもっともとして統計上の扱いもそうなってます。
なので、例えば「預金が貸出に比べて大きい」という統計事実に接したとして、
それは資金需要の少なさを意味せず不良債権処理が行われた結果かもしれません。
補正方法ですがおそらく時系列的にこつこつと貸倒引当金を追っていくんでしょうが良く分かりません。
>その総額残高ってどこを調べればいいんでしょうね?
多分、日本の場合無視して良いと思います。
特別会社を作ってオフバランスするなんてことはしていないと思います。
アメリカでも規制が厳しくなって出来なくなってきてるんじゃないですか?
アメリカの統計上の貸出残高が増えてきてますが、それはオフバランスしてたのが戻ってきてるからで
実質の信用創造量は減っているというのを雑誌で読んだことがあります。
通貨の流通量が正確に測定出来るようになれば、金融政策もアートからサイエンスになるかもしれませんね。 マネタリーベースの量の増減によってコールレートをフィードバック制御するだけで物価の安定が実現する なんてジョークにしか思えません。制御屋さんが金融政策を理解したら、それはフェイルするだろって言うと思います。 そもそも今は付利によってコールレートを殺してるわけですから、日銀は本当は何か他の数値とロジックで金融調節を 運営してるはずで、それは一体何なんでしょう?
287 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/26(日) 01:50:21
>>287 間接償却というのを調べたら実質保留みたいなものでしたね。
その場合はB/S上の貸出残高は減らないでしょうし統計値も減らないんじゃないですか?
>証券化のオフバランスに関しては、
日本でも多少はあるんですね。
自然な流れと言えばそうでしょうし、文句言われる筋合いも無いでしょうけど、
お金の増減の計測が当局以外にはいよいよ難しくなってきます。
金融統計月報の国内銀行の主要勘定の中にMEMOとして貸出動向があって、
内訳としてe)特殊要因調整後というのが載っており2009年7月以降は見れます。
これが使える値かどうかもよく分かりませんが。。。。
いずれにせよ、貸出に関するどの数値を見てもマイナスです。
289 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/26(日) 16:36:21
>>288 不良債権について少し調べたら
面白い記事がありました。
http://hide-log.jugem.jp/?eid=652 日本の預金取扱金融機関は、
1999年3月から2009年3月までの10年間で
65兆円の不良債権処分損を計上している。
日本のGDP約500兆円の10%以上が
不良債権の処理で消えたことになる。
過去10年間の処分損の内訳をみると、
約50%が貸倒引当金の繰入、
約35%が貸出金の償却、
約15%がバルクセールによる売却損等、
となっている。
(転載終了)
ということは、21兆円ほどの
貸出金償却が行われたということですかね。
ただ、この不良債権償却の過程の中では、
預金は減らないということですか?
>>289 返済ならともかく資産が回収不能になっても銀行の負債である預金は減りませんね。
ヴェルナーの考え方でも不良債権処理でお金が消えると言うことはないです。
おおがかりに不良債権処理が行われている時は統計値の見方として気をつけないといけないと言っています。
それを含めて公表されている貸出量でお金の増減を見るという方法は難しくなってきていると思います。
291 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/26(日) 18:52:50
>>290 不良債権処理の場合
・貸し倒れ引当金
・貸し出し償却
・バルクセールによる売却損
などとなっていますが、
間接償却が貸し倒れ引当金(貸出金を減らさない)
直接償却が貸し出し償却ですよね。(貸出金をを減らす)
バルクセールによる売却損というのは
どちらなんでしょうね?
貸し出しを減らすものなのでしょうか?
>>291 債権を叩き売りして幾ばくかの現金を得るわけですから貸出から消えるでしょうね。
(バルクセールと言えば小説「ハゲタカ」を思い出します。ドラマも面白かった。)
ヴェルナーの方法でマネーの量を計算しようとしてますか?
難しいと思いますよ。そこがあの本の欠点だ。
そこはヴェルナーの会社から買ってね、という体(てい)だったもんね
>>293 そうそう。
聖人君子であることを求めないけど売ってた内容を事後的に公開してくれると良いのにね。
10年ぶりに本出さないかな。無理か。
295 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/28(火) 00:39:12
>>292 確かに難しいでしょうね。
何せ本にも総額は載っていないんですから。
しかし、総額を求めるのは当たり前のことですよね。
何せ、マネーストックはあまり当てにならない指標ですから。
296 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/28(火) 00:48:46
>>295 その通りだと思いますし、水を差すつもりはありません。
私も何度か挑戦し、しかし不良債権処理の壁で自信が持てない結果になりました。
>>296 おー凄い。
生まれ故郷のドイツに関してですか。
このタイミングでドイツに関して出すなら自信作でしょうし面白いでしょうね。
多分、日銀との対比も出るんでしょうし、マネーのキングにも言及するんでしょうね。
邦訳が出たら一万円でも買うけど出るかな?
298 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/09/29(水) 04:01:17
>>297 正確に出す必要は無いと思うんですよ。
もちろん正確に総額を出せたら素晴らしいと
おもいますが。
だいたいの試算でも経済の現状を把握する上では
有効だと思っています。
ヴェルナーの本ですが、以前チェックしたときは
今年中に出る予定だったみたいですよ。
2年も延びてしまった・・・
>>295 さんが言うようにマネーストックが大事なのではなく、大事なのは「信用」なので、
大雑把な指標としては日銀短観の貸出態度なんかは使えます。
>>299 同感ですね。
「借り手から見た貸出態度」は有用だと思います。
ようするに銀行が貸し出す時にお金が生まれ、
貸出すかどうかは主に貸手の都合で決まるという二点があの本から得られた大事な観点です。
ヴェルナー理論によれば中央銀行が市中銀行の不良債権を買い取ってしまったり資本注入すれば 金融危機は解決する。もちろんそれは極論で、それが良いこととも政治的に許されるとも書いては なかったが、理論上の遊びとしてはそういうことになる。 これは中国ならやりかねないと関心を持って記事を見ていたが報道ベースでは確認のしようがなかった。 しかしレナード・サントウ著の「FRB議長」にこんな記述がありやっぱりかと思った。 本来ならとっくにバブルが弾けてないとおかしいと思う。 しかしやり通せるものなのか? FRB議長 (レナード・サントウ著) P64から引用 中国人民銀行が担当するきわめて重要な問題でありながらほとんど言及されない分野は、 中国の銀行システムにおける深刻な資本問題である。最近、中国人民銀行は中国の各銀行に 対し、巨額の資本注入を目立たないように実施している。
ほんと中国はシステムを理解した上での政策を採るので面白いですな。 日本はシステム理解を放棄しよう放棄しようとするのでものすごくつまらない。
>>302 ホント、日中を見比べると好対照で面白いんですよね。
善悪でいえば中国のやり方が善とはとても言えませんがシステムの観点の正誤でいえば正でしょう。
FRBが流動性の無くなったMBSを買い取った時も同じことが言えます。
善悪でいえばあれはどう考えても悪でした。でもシステムを護るという目的に限定すれば正といえます。
「第1に、実質ゼロ金利政策を採用していることを明確化することとした。」 マニアックというかコケにしているというか、この緊迫したご時世によくやります。 FRBは0.25%に付利をした状態で誘導金利を0〜0.25%にしています。 これは実質ゼロ金利です。 日銀も0.1%の付利をした状態で誘導金利を0.1%にしてたのでとっくの昔に実質ゼロ金利です。 なので「明確化」なのであり中身が変わったわけではない。
ほんと、ゼロ金利なんて言うからどれどれと新聞読んだら、金利なんも変わってなかった(笑)
「第2に、物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまで、実質ゼロ金利政 策を継続するとともに、その際の判断基準が「中長期的な物価安定の理解」である ことを確認した。」 これも当然といえば当然のことですが、 今までは約束してた訳ではないよ、と改めて言ってるわけで驚きあきれる話である。
「第3に、短期金利の低下余地が限界的となっている状況を踏まえ、金融緩和を一 段と強力に推進するために、長めの市場金利の低下と各種リスク・プレミアムの縮 小を促していくこととした。(以下略)」 これ以降は意味があります。 しかし、方向性を示しただけで明示的に約束したことが何もないのが気になります。 それにしても世界中が新機軸を模索してる時に我が国は狭いところで何をしとるんだ、というところです。 時代の転換期にあまりにもみみっちい。
日銀の不作為もひどいがバーナンキも半端じゃありません。
ここから更に1兆ドル!?
信用収縮を中銀が埋めるとここまでいくのか。。。
銀行によるマネーシステムはやはり異常で安定・公平は望むべくもないようです。
不換マネーシステムをとことんやる米中も異常なら、全くバランスを考えない日銀も異常。
円高の構図 米が“物量作戦”で圧倒!日本は“竹ヤリ”抗戦
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101012-00000594-san-bus_all <抜粋>
・市場への資金供給規模を示すFRBの資産規模を2兆ドルに維持することも表明している。
・さらに、11月3日には、「最大1兆ドル規模の国債買い増しに踏み切る」との観測が強い。
・一方、日銀が追加緩和で打ち出した国債などの金融資産の新規購入規模はわずかに5兆円。
「兆ドル」単位のFRBに、80分の1の「兆円」単位で立ち向かっている。
市場は間違えず合理的。 そういう無根拠な信仰を広めておいて実際には歪みをついて儲けるといいます。 日銀は10/5の ---「包括的な金融緩和政策」の実施について--- において 「実質ゼロ金利政策を採用していることを明確化することとした。」と記しています。 しかし、このことを解説した報道は見当たりません。 「ゼロ金利政策にした」ではなく「実質ゼロ金利政策を採用していることを明確化することとした。」です。 分かる人には分かる文言ですが、それでも市場は反応しました。 市場は合理的では無くこういう歪みは簡単に生じるということです。
311 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/11/09(火) 00:07:03
マネー製造合戦では先進国に分がありませんね。
エコノミストが邪魔をする。
FRB追加緩和策への批判、G20から米国内に“飛び火”
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000610-san-bus_all <抜粋>
先週ソウルで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議で、「ドル安誘導策」と中国などから
指摘された6千億ドルの国債購入による米連邦準備制度理事会(FRB)の追加緩和への批判が、
米国内に“飛び火”している。
保守系エコノミストや共和党議員によるもので、
金融緩和への疑問とともにG20での声に“便乗”するオバマ政権への糾弾といった面も強いようだ。
「通貨価値の下落とインフレの危険にさらす。雇用促進というFRBの目的を達成するとは考えられない」。
16日付のウォールストリート・ジャーナルに、公開書簡という形の一面広告が掲載された。
FRBが景気下支えを目指して踏み切った追加緩和について、米共和党系のエコノミストら23人が
バーナンキFRB議長に「中止すべきだ」と再考を求めた内容だ。
(以下略)
315 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/11/29(月) 00:07:58
>>315 どの程度のニュースか分かりませんが、
どうやらヴェルナーは宗旨替えせずにやっているようですね。
よかった、よかった。
ポジティブマネー、ネガティブマネーはなかなかのネーミングです。
ホント、ネガティブマネーがあらゆる問題の核心的な原因だと思います。
317 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2010/12/26(日) 00:34:30
円の支配者が再販されるとか聞きましたよ。 ところで現在の世界の通貨の総額って現在どれくらいなんですかね?
319 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/01/08(土) 00:03:56
>>318 お金の定義にもよるけど、皆さんの考えはどうでしょうか?
>>319 興味としてどれくらいあるかと知りたい場合は例えばドルベース換算のマネーストック合計なんでしょうが、
MV=PY のMをどう考えるかという目的に関しては、全く意味がないと思います。
むしろ経済・分野を再分化して各々のセクションで流通しているMとPYが計測できるなら、とても意味があると思います。
ドルベースGDPの世界トータルを見たってあまり意味が無いのと同じで、
そういえばドルベースGDPでは日本はとても高成長ですね。
321 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/01/10(月) 05:01:20
円高になっていますからね。
>322 この人事はどういう意味があるのか、気になります。
報道ベースによると中国の2011年の目標は2010年よりは引き締め決めになるとされている。 しかし、 成長率は8%。 インフレ率は4%。 新規融資目標は定めない(少なくとも7兆元(約88兆円)との報道もあり)。 マネーサプライ(通貨供給量)の伸びは16%を目標。 というように、それでもまだまだ高水準で悔しい位に妥当な線。 これでは日本のようなバブル崩壊が起きる筈が無い。 少なくとも2011年はない。 なにせ中央銀行が国債を直接引き受けたりドルペッグもやってるし銀行に資本注入までやる国。 なんか先進国が馬鹿に見えますが、当然、金融資本は分かってて放置してるわけだから、 なんでか知らないけれど中国の急速な台頭を望んでるわけですね。なんでだろう?
放置してるだけじゃないよね。 ステルスなんて中国の自前の技術力で作れるわけがないし。 日本だってその片棒を担がされている。 ODAをいまだに続けているし、新幹線などの技術も惜しみなく供与してきた。
中国は窓口指導を行っているのでかつての日本のバブル崩壊の真相の検証になる。 一般的な理解では風船のように膨らんだバブルはなにかのきっかけでパンと弾ける。 中国バブルはいつはじけても不思議じゃないと数年前から言われている。 ヴェルナー理論を信じれば今年も中国バブルは弾けない。 アクセルが多少ゆるめるだけでブレーキは踏まれていない。
この瞬間にはじけてもおかしくないのがアメリカのバブルだね。 世紀の大暴落が待ってそうだ。
次の危機はソブリン債と言われてますが、 意外と資源バブルやグリーン投資バブルの崩壊の方かもね。 先進国の金融政策は公開市場操作でマネーの供給先は金融市場。 なのですぐにどっかの市場でバブルが起きますね。 信用収縮時は国債直受けでの財出が一番安全な供給方法だと思うけど 通説とかけ離れ過ぎてて身近な人間にさえ主張する気になりません。
330 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/01/16(日) 11:04:00
包括的緩和について質問なんですが、日銀のETFやREITの購入は銀行から購入 するんですかね? それとも市場から?
詳しくは「資産買入等の基金 基本要領」を。 (1)国債 金融機関(規定内容は省略) (2)CPおよび社債 金融機関(規定内容は省略) (3)共通担保資金供給オペ 金融機関(規定内容は省略) (4)ETF、REIT 信託銀行に金銭を信託して買い入れる。 ETF、RIETは市場から買うと言って良いと思います。 広い意味ではいずれも金融市場へのマネー供給であり、 これがどういうチャンネルで実体経済に波及するかは考察が必要でしょうね。
ところで金融危機が始まって約3.5ヶ月。 一つの節目ですかな。 すっかり世の中が不安定化し仕掛ける方が優位で護ろうとする側は手に負えないでしょうね。 PIIGS? アメリカで債務上限の拡大が妥協できず? 日本で国債特例法案が成立せず? グリーンバブルの崩壊? 資源バブルの崩壊? 次は何が来るのか。 ホント、金融が頭で現実が尻尾ですね。
333 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/01/16(日) 15:16:00
>>331 ありがとうございます。
ETFもREITの購入も当座預金を通じて行われるんですかね?
>>332 間違えた
×3.5ヶ月
○3.5ヶ年
>>333 それはそうでしょうね。
一々確認してないけど。
(絶対ではないけれど)日銀が関わる金融機関は日銀当座預金を開設してて、
そこを通さずにやることは無いはずです。
日銀当座預金を用いるということは数値を加算するだけということですから。
信用システムの肝ですね。
国債特例法案についてですが、 予算案自体は衆議院の過半数があれば参議院で反対されても自動成立するそうです。 特例国債(赤字国債)は例えば平成22年度の予算総則を見ると 第6条2 「平成22 年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律」(仮称)の 規定により公債を発行することができる限度額は、37,950,000,000 千円とする。 とうたってあり、これ自体は予算案として成立します。 ところが面白いことに 「平成22 年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律」 そのものは法律案なので仮に参議員で否決されれば衆議院で2/3による再議決がない限りアウトなわけです。 平成23年はねじれ国会なのでここが焦点になるようです。 ところで日銀引き受けは財政法の第五条但し書きにちゃんとあり、財政法22条を見ると予算総則の項目のようです。 即ち法律案ではなく予算案でやれるようです。 どうも特例公債の発行を認めること(法律案)よりも、発行された公債のうち日銀がいくらまでなら引き受けて よいかを決めること(予算案)の方がハードルが低いようです。面白い話です。
>>335 おおー、面白い発見ですね。
第五条の国会議決が必要のくだりは割と有名?ですが、22条含めてのそこまでの話はあまり…というか全然ネットでもされてないですよね。
衆議院過半数でできるんなら、全然ハードル高くない!
>>336 更に考えると皮肉なことですが法律を順守すれば今みたいになっていなかったと思われます。
財政法は本来は赤字国債を認めてないのだから、デフレ対策として
「赤字国債を発効して減税する」
「赤字国債を発行してなんちゃら手当てを出す」
というのは選択肢としてあり得なかったわけです。
財政法を遵守する中でデフレ対策をやろうとしていれば
「建設国債を日銀に引き受けさせる」
となってたはずで、その年の内にデフレは解消したかもしれません。
米金融危機調査委、規制緩和志向と政府の対応不足を批判
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110128-00000592-reu-bus_all <抜粋>
今回、2009年11月にバーナンキFRB議長に対して行った聞き取り調査の内容も明らかになった。
それによると、バーナンキ議長は、先の金融危機は大恐慌を超える金融史上、最悪のもので、
最も深刻化した2008年には米金融機関大手13社中、ゴールドマン・サックス<GS.N>を含む
12社が破たんの危機に瀕していたと指摘した。
バーナンキ議長は「その時期に厳しい状況に置かれた金融機関を考えると、
1社だけが深刻な破たんリスクにさらされていなかった」としたうえで
「ゴールドマンでさえ、破たんの可能性があるとわれわれは考えていた」と述べた。
ヨセフは食料とひきかえにエジプト全土をパロのものとして(買い)集め、 人間も家畜も(その他)いっさいパロの財産にしてしまった。 飢饉の年が終わるとヨセフは領民の者に、八年目に種子をまくようにと 種子と食料を給した。 <ヨベル書> いろいろと疑問がわく。 ヨセフが飢饉を予知して穀物を蓄えたのは施しをする為ではなかったのか? 何故、七年も飢饉だったのに(飢饉が続くメリットのなくなった)八年目には、 このような大胆な施しをしたのか? 夢のお告げだからと言えばそれまでだが、ヨセフはメソポタミア出身の商人の子孫である。 この時代、洋の東西を問わず、暦をあやまれば飢饉となり、 故に暦を発行する者は重大責任だった。 一年を360日で数えれば、調整は頻繁である。 7年の飢饉はファラオとヨセフが共謀すればすれば実現可能だったに違いない。 4000年前の陰謀説。 さて金融危機から3年半が過ぎたが、まだ飢饉を続ける必要を感じているかどうか?
341 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/02/15(火) 23:19:27
よく財政赤字の問題が言われるが、殆どは国内の金融資産で購入されているので 破綻はしないと言われる。 それならば、国内で購入しているかぎりはいつまでも発行可能なのでしょうか?
>>341 基本的にはその通りでしょ。
国債をいくら発行しようが、マネーストックは減らないのだから。
よく日本全体の銀行預金額分国債発行したらそれで打ち止めみたいに言われるけど、それ完全にウソ。
国債発行というのはあくまでカネの移動であって、カネの量が減る訳じゃない。
ただ、利払いは増加するけどね。
でもそれだって発行不可能になる問題ではなく、財政政策の足かせになってしまうとかそういう意味での問題だ。
>>341 話を簡単にする為に銀行が直接国に融資することを考えると、
名目貨幣上の理屈の上では幾らでも出来ることになります。
現実には、インフレという制約が生じます。
また法的な縛りがあり、特例公債はいつでも発行不能になりえます。
それと論理的に回収不能になった時、つまり利払いが税収を上回ったときに
それでも銀行が国債を引き受けるかというとそれは無理だと思います。
デフレの時は日銀が国債直受けをやると法律で決めてほしいものです。 デフレの時に財政を悪化させて、あげくに国内消化なのに破綻となったら 末代までの恥というものです。
財政破綻による社会混乱は好ましいものではありますが、 むしろ増税を繰り返して騙しだまし手当てする方が最悪な展開だと思います。 コンソル危機の一つの帰結は年金基金の崩壊でしょうが、 しかし、いつの世もお年寄りは現役世代の労働力で面倒を見ているわけで お年寄りが債権者で若者が債務者というのは金融の歪んだ理屈です。
×財政破綻による社会混乱は好ましいものではありますが、 ○財政破綻による社会混乱は好ましいものではありませんが、
で、
>>341 はどうした。
たった一言のお礼すら書けないやつは大嫌いだ。
2月以降、展開が早く成りました。 穀物市場に流れ込んだマネーはエジプトを崩壊させ、 反政府運動はバーレーン、リビア、イランに波及しています。 で、マネーの行き先は既に不合理に高い原油と、危ないはずのコンソル債。。。 マジックですな。 次はコンソル債危機で儲けて、行き場の無くなったマネーは穀物へ? やめて欲しいものです。
350 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/03/03(木) 18:09:43.92
:【 財政法第五条を活用し、日銀による国債直接買取りを! 】 :2011/02/05(土) 19:11:09 ID:h9Pr1B3V0 財政法 第5条 すべて、公債の発行については、 日本銀行にこれを引き受けさせ、 又、借入金の借入については、 日本銀行からこれを借り入れてはならない。 但し、特別の事由がある場合において、 国会の議決を経た金額の範囲内では、 この限りでない。 日銀法を改正しなくても、 国会の議決で日銀による 国債直接買取りは実現出来る ! 新規国債は全て0金利で発行し、 日銀が市場介入した国債も、 全て0金利国債で買換えれば良い。 円高に困窮する今だからこそ検討すべきだ。 国内で揚げ足取りに終始している 時間はもう無い !!!
>>350 確かに日銀直受けは予算案で出来ます。
でも予算案はもう出してしまいましたね。
それと特例公債法案が通らないとなんともなりません。
今年は去年までと全く違う局面になっています。
ところでアメリカでも債務上限問題があって不思議とシンクロしています。
震災に対する恐怖と悲しみはこの島で住んでいる人なら共有できる。 震災復興で与野党は結束するはずで日銀だって目が覚めよう。 日本全体で復興の為の労働力は十二分にある。 復興支援国債を発行し日銀に買い取らせ可能な限りのことをすべきだ。
ほんと、日銀使えばいいのにね。 菅や谷垣の頭じゃ無理だろうけど。
>>353 金融の理屈で行き詰ってた所で目が覚めるきっかけになると信じたいです。
環太平洋で起きていることを見ればこれで終わりと誰も思わないだろうし、
これは誰の上にも降りかかるわけで今こそ真剣に考えると思います。
>>356 火事場増税ですか。
助け合うという精神は賛成ですが今はデフレなんでね。
緊急補正予算(日銀直受け枠を入れる)+復興債発行法案の方がいいのに。
どうであれ小田原評議は終わり動き始めるでしょう。
さすがに増税は防げたようですが天災以上に怖い話ですね。 命がけでなんとかしようとしている人達もいるのに。 当面はTB/FBを日銀に引き受けさせて最大限のことをやってほしい。 その間に緊急補正予算と復興債を立法。 どうしてもまとまらないならせめて個人向けの無利子物価連動債の発行を立法。 募金ではさすがに限界があるが、元本保障なら集まるお金は桁違いに増えるはずです。
この期に及んでまだ菅と谷垣と白川が行動を共にしていないとは。 誰一人として現場を見て来たという閣僚が居ないというのもなんなんだ? 現場の情報や無人偵察機の情報は一部の人間だけのもの。 ある組織は相変わらず人間よりも信用制度を優先している。 多分今起きているのはワーテルローであり天保の大飢饉だと思う。
日銀はクレジットを護るために金融の世界に数十兆円を供給しました。 的確な行動でそれでハイパーインフレになどなるわけありません。 同じように人間界、この場合は政府にお金を供給すれば良いのです。 そうすれば余っている財やサービスが復興地域に届くのですから。 それで仮に高インフレになったとしても、それは致し方ないのでは。 ただ日銀には震災者を救済する義務がないので反対するかもしれません。 政治が決断するしかないと思います。
362 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/04/07(木) 03:13:37.50
日銀の国債引き受けは絶対に行わないという与謝野大臣。 これがいる限り、景気回復は無理だろう。
原発の建物を護ることと原発事故を防ぐことがイコールと考える手合いです。 手遅れになって原子炉を全部放棄する羽目になって更に災厄を残す。
まあなんつーか、今現在のキーパーソンって菅、谷垣、与謝野、野田、あとは仙谷とかでしょ? このメンツで何を期待できるというのか(笑)
遠くの方に津波が見え始めてるけど現実感なくて茫然としてしまってるかんじですね。 今回はマネー起因のデフレ不況じゃなく本物のどうしようもない国難です。 1965年以前の日銀引き受けしか選択肢がなかった時代に戻ったつもりで何でもやってほしい。 さすがにここまで状況が悪化してからの直受けはインフレという放射線をまきちらかすことになるでしょう。 でも、今ベントを開かなければもっとひどいことになると思います。
366 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/04/08(金) 10:36:33.87
>>360 わからんよ。円が強かったのは生産力があったればこそ。
原発事故騒ぎで、日本製品が買ってもらえなくなったら・・・
>>366 円安が進むということでしょう。
それでも日本製品を買わないという頑迷な運動が起きれば通貨の信認も糞もありません。
マネーを供給した影響とは別次元の話です。
国債直受けによって震災復興を行うとは、震災地に購買力を与えることで他の地域から
財やサービスを移転させることを意味します。
この購買力はインフレで賄われることからインフレ税ともいわれますが、
まともに増税でやった場合、被災地以外のアクティビティも下がるのに対し
お金のメカニズムでやった場合、逆にアクティビティは増すだろう、と思います。
規模は月1兆円×12ヶ月でどうでしょう? 瓦礫の撤去、インフラ整備、使えなくなった土地の買い取り、 住宅補助金、全国規模で太陽電池と燃料電池への補助金、 被災地の一次産業の復興、野菜工場の建築、 被災地以外の一次産業のフル生産。 幾ら労働力を投入しても足りない感じです。 お金を作って国民総動員状態を生じさせることが復興の肝だと思います。
政府と日銀がこのまま今まで通りのやり方を続けると仮定する。 東日本だけでなく西日本もサプライチェーン問題で経済停滞。 銀行の不良債権が増え、金融システムを護るために日銀は銀行にのみ多額の資金を供給。 ベースマネーは急増、しかし銀行はB/Sの民間貸出を国債に変えるのみで実体経済のマネーは増えず。 円安が進み世界的な資源高と相まって輸入物価上昇、これが一般物価へ波及。 物価上昇するが名目成長はゼロというスタグフレーション到来、失業率は高まりマネーゲームは激化。 銀行は預金金利を上げざるを得なくなり、それが長期金利に波及。 名目成長ゼロで長期金利は上昇という局面を受け金融・財政が完全にコントロール不能となる。 保身から日銀と政府の対立は激化し、国民もあきれはて、さすがに日銀の国営化議論がわき起きる(日銀の東電化)。
>>369 全くもってその通りですね。
でも、最終行の予想は私は違っていて、
「日銀批判は起こらず。国民の非難の行き先は政府。政府の無駄がここまでの景気悪化と国の借金増を招いたとして、
消費税増税や構造改革や仕分けといったデフレ政策が一層加速。国民の犠牲者が増える」
書いてて気付いたけど、まあ今までと同じっちゃ同じだね(笑)
>>370 >>369 にも
>>370 にもなって貰いたくありません。
当局者はスタグフでも、いやスタグフの方が資産を増やせるかもしれませんが
我々民草はそうはいきませんからね。
ちなみに私はデフレはもうないと思ってます。
震災で時計の針は決定的に進みました。
もうインフレかスタグフのどちらかを選ばないといけない局面だと思います。
デフレなんか最初から存在しなかったろ。 消費者物価指数の品目を勝手に決められれば、デフレだろうがインフレだろうが好きなようにできるわ。 デフレにしたいから高校授業料を無償化したんだろ。 牛丼の値下げ競争もデフレに寄与したんだろうが、値下げ競争の仕掛け人が誰なのか、疑ったことはないか。 政府筋ということがありそうだが。
>>372 消費者物価指数なんかそもそも気にしてない。
大事なのはGDPデフレータ。
>>373 オレもアンタも消費者物価指数なんか気にしてないが、
一般庶民が気にするように宣伝されているということだよ。
円の支配者の後半に書いてあったのは 米国発金融危機→共通通貨圏の拡大→ドル崩壊→世界通貨 こういう道筋が描かれてるというのはいよいよ本当っぽくなってきた感じです。 これから10〜20年位のスパンで見ればあたりそうかな?
ユーロの失敗を見る限りないなw そもそも共通通貨圏は同じような規模の経済だから成り立つ話で そうじゃなければ再分配などで調節しない限り落ちていくだけ
>>377 BRICSでユーロみたいなことになるのは確かに想像がつきませんね。
しかし決済通貨にドルを使わず域内通貨を使って互いの通貨の交換を
簡単にできるようにする位の事は出来るでしょう。
拡大通貨圏と言うのはその程度の緩やかな物でスタートすると思います。
また共通通貨の話は詳しくは書いてなかったけど陰謀論の類の話で、
それがみんなにとって好ましいとかそういう次元の話では無くて、
かけられているバイアスの話と理解してます。
円の支配者P103〜104 日本銀行は購買力の創出と配分のコントロールセンターとして活動した。 (中略) 彼らのおかげで、資源は戦略的な重要性をもつ産業に分配された。 戦争中は軍需産業、戦後は輸出部門である。計画された全体の生産高に応じて、 借り手は三つに分配された。 (中略) B部門への資金配分は抑制され、C部門は融資を受けることがほぼ不可能だった。
米、追加量的緩和を終了へ=ゼロ金利政策は据え置き―FRB
時事通信 4月28日(木)3時0分配信
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27の両日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、総額6000億ドルの米国債を購入する追加量的緩和策を予定通り6月末に終了することを決めた。…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000012-jij-int NY株、2年11カ月ぶり高値=FOMCで買い安心感〔米株式〕(27日)☆差替
【ニューヨーク時事】27日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加量的緩和策が予定通り6月末で終了することなどが連邦公開市場委員会(FOMC)声明などで示されたため、買い安心感が広がった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000002-jijc-brf というわけで、QEは6月で終わることが決まったようだ。とは言っても、前言を翻すこともあるかも知れないが。
しかし、QE終了で買い安心感が拡がったとは?
ゴミのような米国株を買うためのカネはどこからも出なくなる、という脈絡で考えれば安心できないはずだが。
愚者の楽園を見ているのか?とも思ったが、たぶんそう言うことではなく、風説の流布と株価操縦を同時にやっているだけの話なのだろう。
>>382 QE終了で買い安心感ってのは妙な感じの記事ですね。
金融市場を護る為のQEという感じだったのですから。
もうQEで支える必要は無くなったのを好感、って記事なら
ギリギリわからんでも無いですが。
どっちにしても実際は財政問題が全く解決していないのと
グリーンバブル(=原子力ルネサンス)によって癒す戦略に
黄色信号が付いているので無事にすむとは思えないんです。
384 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/01(日) 19:58:59.80
ところで、震災の後に日銀は100兆円を市場に供給したというけど そのお金はどこにいったの?
>>384 なんかそんな記事ありましたね。
短いスパンの供給(吸収)を繰り返した場合、平気で供給のトータルを書きますから気にしないことです。
実際は20兆円強を金融機関を護るために供給してましたね。
銀行は本当のお金(ハイパワードマネー)をたいして持ってないので、
有事だからといってハイパワードマネーの払い戻しを要求されるとクラッシュするからですね。
日銀はそういう所は十二分に一生懸命やるのですが、天界(金融界)だけでなく我々の住む下界にも
ほんの少しだけ関心を抱いて頂きたいものです。
このさい贅沢は言わないのでせめて震災地の人々にお金を届けて上げてほしいです。
復興債の直受けを望むということです。
そうそう20兆円の行方ですが 天界に供給されたお金はそれを下界におろす行為をしない限り天界に留まったままですね。 天上人同士の決済には使われるので 彼らが取引する何らかの金融商品の価格を上げる効果は出ていることでしょう。
日銀は28日に何をやるかと思えば被災地金融機関向けの低利融資を決めた。 いつも通りのやり方でこれで震災者にお金が届くかどうか分かりません。 と、いうよりこれでは届かないでしょう。 こんなメッセージが聞こえます。 日銀はこれからも国民の為に直接的に何かをやる予定はない。 金融機関の幸せ無しに国民がおこぼれに預かれると勘違いしてはいけない。
388 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/01(日) 22:33:03.54
>>385 なるほど。
一般の市場に対する銀行貸出は増えていないということですか。
ところで、日銀が日銀当座預金を通じずに直接市場にお金を供給することって
あるんですかね?
389 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/01(日) 22:35:32.00
>>388 例外はあるでしょうが基本的には無いようですね。
戦後の復興期の法王一万田の時代にはあったようですが詳しくは知りません。
国債の直受けが一番近いと思います。
私は買いオペによる資金供給というのがですね、いくら常識になっているとはいえ気に入らないんですよ。 歴史的を調べるとFRBがこれをやると景気刺激策になることに『偶然』気が付いたというわけです。 これは資産価格も実体経済の成長も両方を促したんですね。 で、調子こいてやった結果、いきすぎて大恐慌になったわけです。 それでもこの供給方法は定着したんですよね。 その理由は金融界にとって都合のいい方法だということがあるんじゃないかと思います。 冷静に考えれば誰でもわかると思うんですが、バブルが崩壊したとします。 するとこの方法にしたがって金融の世界にお金が供給されます。 金融界は損得勘定で行動しますから、 てっとり早くはブームになりそうな金融市場につぎ込みますよね。 実体経済にお金が届くころにはどこかの金融市場はバブルになってると思うんですよね。 これがバブル崩壊→別のバブルを作って癒す→バブル崩壊っていうサイクルがあたりまえになった理由だと思います。 こんなの金融村の人はみんな分かってると思うけど、 自分達にとってメチャクチャ都合良いんで賛成してると思うんです。
じゃあ、どうすればいいかというと、 (1)政府と日銀と国民が三つ巴で監視し合える体制を作る。 (2)デフレの時は日銀が政府にお金を貸して政府が適切な用途に支出する。 →この適切な用途というのが難しいが震災の時なんかは明確。 (3)景気が過熱しすぎたら増税する。 (4)銀行には民間への融資・投資に専念してもらう。 これだけ政府が信頼されていない時に日銀直受けを主張したところで 良識派が聞く耳を持たないのはごもっともなことでそこが最大の難点ではあります。
人間がわずか数日食べないと死んで、もう生き返らないのと同じで
法人も一定期間キャッシュフローが途切れると死んで生き返りません。
しかも連鎖します。
給水は銀行までは行ってもその後は選別配給されます。
震災関連倒産、間接被害で全国に…最多は関東
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110501-00000212-yom-bus_all <抜粋>
帝国データバンクによると、震災の関連倒産(倒産手続き中を含む)は3月11日〜4月末の約1か月半で57件に達した。
1995年の阪神大震災の時の2倍を超えるペースだ。
取引先の被災など「間接的な被害」を受けた企業の倒産が全国に広がっているのが特徴だ。
394 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/03(火) 00:41:48.96
>>390 CPFFとかはどうですかね?
FRBが行ったCP買取はその類に近いと思っています。
395 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/03(火) 01:12:06.99
>>395 「発行されたCPの多くは、金融機関が仲介しており、それらの金融機関
がCPを売りさばくことが難しくなっているために、企業や家計の資金ニ
ーズを満たすことができなくなっている」
「CPFFは、特別目的会社を通じて、米国のCP発行者の流動性支援を
行う。その目的会社は、適格性を有する3ヶ月ものの無担保のCP及び
有担保のCPを適格性を有する発行者から購入する。適格性を有する
発行者とは、NY連銀から融資を受けている発行者である」
分かりにくいですね。いずれにせよ対象は
『NY連銀から融資を受けている発行者』
とあるから一般企業のCPを買うというわけでは無いですね。
ってことは三井物産ってNY銀の融資対象になってるのか?
そうであればそのこと自体が既に「へ〜」なんですが。
政府紙幣や日銀引き受けを否定する良識派が心配しているのはインフレ税です。 そもそも石をパンにかえたり水をワインに変えたり出来ません。 それでもやるべきだと思います。 デフレの時はマネーの量が交換経済が大きく成る上でのボトルネックになるから インフレにならない範囲で増やすべきだというのがヴェルナー理論のコアでしょう。 今はボトルネックが変わってマネー制約では無く供給制約です。 (供給制約という言葉は白川総裁が好んで使っていますがこういうところは的確です) なのでマネーを作って国に使わせる意味が全く変わります。 その意味は余剰能力の徴収と配分です。
お金を刷っても石がパンには変わりませんが、 余剰労働力に活を入れることは出来ます。 失業者(不景気なので企業内にも潜在失業者が沢山居ます。他人事ではない。。。) に直接・間接に震災地に役に立つ仕事をさせることが出来ます。 これは無から有を創り出したわけではないからマジックではありません(一種の税です)。 こういうのは生きてく上で必要な物がこの国に不足している状況では無理です。 しかし本当は日本(だけでもなく世界中に)余剰労働力はいっぱいあるのです。 (そういう労働力をいかに気が付かれずに債務奴隷にするかということが4000年位行われている) 仮に徳とカリスマ性のある為政者が居て、 「みんな北日本が大変なことになっている。震災地の為に働こう。 震災地の為に働いている人の為に働くことも同じくらい重要だ。 余っている食料・資源はそういう人にちゃんと供給しよう。」 こういうのを期待しがちです。 しかし、悲しいかな、今の世の中、為政者にも我々民衆にもそんなメンタリティーはありません。。 奇特にも会社の仕事を投げ出してボランティアしてれば失職してあっというまに貧困層の仲間入りです。 次善の策はマネーによる労働支配のメカニズムを善い方向に使うことだと思います。
例えは刷ったお金で建築資材として国内の杉の木を買うことにする。 これは形をかえた税とはいっても木を売った人が直接損をするわけではない。 しかも必ずインフレ税になるというのは悲観しすぎである。 増えた購買力を吸収するだけの供給能力があれば経済成長につながるだけだ。 では深刻な資産インフレを招くだろうか? これも成金を大量に作るほど極端に偏った買い方をしなければ懸念するほどのことにはなるまい。 これは一例で他にも屋根に太陽電池をつけるとか野菜工場を作るとかいくらでもあるだろう。 それらを刷ったマネーでやるのは悪くてもインフレ税、うまくいけば経済成長である。 一番の心配は何をやるにも公平には成りえず、利権が絡むので腐敗が起きやすいということ。 そこをうまく乗り越えてマネー社会主義とでもいうことをやらないといけないと思う。
400 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/05(木) 20:08:14.20
>>397 CPFFによって三井物産は直接FRBから融資を受けたということですよね。
企業に直接融資という方法について日銀も利用すればよいのにと思ってしまいます。
>>400 そのHPの内容から判断すると元々三井物産はFRBから融資を受ける
ことが可能な対象であり、新規発行のCPを直接的に購入してもらった
ように読み取れます。本当かな?本当なら日銀より数段先鋭的ですね。
>企業に直接融資という方法について日銀も利用すればよいのにと思ってしまいます。
ホントそう思います。特に民間銀行が委縮してる時はね。
パキスタンの首都の豪邸に居を構えていたのも大胆なら 殺害して水葬しましたという発表も大胆です。 真偽はともかくこれからはこれで通用するんですかね。 大胆と言えば為替と金銀原油の値動き。 一体どれだけのマネーを動かすとこういうことが出来るのやら?
アメリカ人にだけは通用するけど、 世界は白けた目で見てることでしょう。
信用があればこそ水をワインと信じさせることが出来るんですがね。 アメリカ人のはしゃぎ方がなんだかヤケクソ気味にも見えてしまいます。 なにしろ前日までオバマが本当にアメリカ生まれかどうかを真剣に 議論する位、信用が失墜してたのですから。
MB M3 貸出金 GDPデフレータ 2005 +2.0 1.8 -1.8 -1.3 2006 -13.3 1.0 +1.6 -0.7 2007 -7.8 1.6 +0.8 -0.9 2008 +0.1 2.1 +2.2 -0.5 2009 +5.8 2.7 +2.9 -1.3 2010 +4.8 2.8 -1.9 -2.8〜-1.6 何度見直してもひどいパフォーマンスです。 どう見てもマネーが足りません。 金の採掘力に制約されてるなら仕方ないけど日本って金本位制だっけ? また単純にMB(マネタリーベース)をターゲットにしても(為替は別として)効果的じゃありません。 如何にマネーストックに働きかけるかが大事で、国債直受けなら固いでしょう。
資産買い取りの形で供給されたマネーは金融市場を潤し、商品市場にも流れ込み、 コストアップによる物価上昇を招いてしまいます。 これからこれを抑えにかかるわけですが、これはまずいと思います。
>>406-407 有用な情報さんくすです。
これを見るに、やはり日本で必要なことはマネーストック増加ではなく信用量の増加であると改めて確信しました。
マネーが2〜3%増えているならデフレータは少なくともプラスになっていなければおかしい。
デフレ体質に構造改革された日本ならではの現象でしょうね。
>>409 もともと金融政策は信用量に働きかけるやり方で、日銀もこまめに統計や貸出態度IDを取ってモニターしてますからね。
ヴェルナー流では実体経済向けに供給された信用量の増加率と名目成長率を比べることになっているわけですが結構面倒です。
円の支配者には具体的な計算プロセスが書いてなかったのでさらにやっかいです。
為替に関してはヴェルナー流は中央銀行が供給した信用量の比を見るのですが、
これはソロスチャートのMBの比という考え方とそんなに違わない結果になるはずなので、既に検証されてることになります。
411 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/14(土) 10:09:04.64
米国がデフォルトすると言う話がありますが、米国ってデフォルトするんですかね? 米国債そのものがドル建てですよね。 つまり通貨価値を切り下げれば借金も目減りする。 また、FRBが買い取り続ければいいだけの話。 米国がデフォルトする必然性ってあるんでしょうか?
412 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/14(土) 10:15:32.92
>>411 今言われている米国のディフォルトとは、
米国債の発行限度枠があって、その上限にきてしまっているから。
国債の発行枠を拡大する法律が、連邦議会を通れば、
当面の危機は回避される。
>>411 デフォルトさえしなければハッピーというようなことを言ってるのではないと思ってます。
例えばギャロッピングインフレとデフォルトの選択っていうのは
大増税とデフォルトの選択と同じですよってこともその議論の中にあると思います。
あと世の中は金融の理屈だけでは動きませんからね。法律の問題もあります。
なので自国通貨建て国債のデフォルトは名目貨幣という理屈のみを考えれば起きないけれど、
だからといって現実世界で絶対に起きないということにはならないと私は思います。
資源も食料も労働力も不足していないのにお金でもめて動かなくなってしまいました。 お金のかからない菅いじめをするだけの国になってしまいました。 さっさと復興債を日銀に引き受けさせていればこんな閉塞状況は防げただろうに。 人命を信用と言う名の人造神に捧げてしまう、史上最悪の燔祭ではなかろうか。
金融緩和+積極財政から金融緩和+緊縮財政に変わったせいかイギリスはマネーストックが減少に転じています。
しかしインフレ率は上昇。
ここで機械的に引き締めると危なそうですが、そんな間抜けなわけもなく。
インフレ早急に目標に戻そうとすれば景気に悪影響=CPI受け英中銀総裁
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000504-reu-bus_all <抜粋>
4月の消費者物価指数(CPI)が前年比4.5%上昇となり、中銀目標の2%を大きく上回る2年半ぶりの高水準となった。
これを受けてオズボーン財務相への書簡でキング総裁は、1月の付加価値税引き上げ、エネルギーと輸入物価高の3点が主な要因と指摘。
「これらの要因を正確に数値化するのは困難だが、これらがなければインフレは大幅に低い水準となり、おそらく目標を下回った」と述べた。
416 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/19(木) 05:29:36.46
>>413 なるほど。
確かに金融の理屈から考えれば、アメリカのデフォルトはありえない。
しかし法律と権力の問題があるのでデフォルトの可能性を否定することは出来ないですね。
そう考えると、経済の予測というのは経済学の問題というよりも社会科学的なアプローチ
のほうが有効なのでしょう。
417 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/19(木) 05:34:04.77
>>414 日銀引き受けの問題も経済学の観点からだけではわからない問題ですね。
何故、引き受けることが出来ないのか?
その背景にあるのは
・経済学の問題
・権力の問題
・国際政治の問題
ですね。
日銀引き受けはいろんなレベルで防がれてしまいますね。 国民投票をやっても成立する可能性は極めて低いと思います。 が、議論すらさせたくはないでしょう。 金融資本のポジションは明確ですね。 引き受けるから恒久的な利払い保証として増税をしなさい。 直受けだって?そんなことしたらカルテルは一斉に手を引きますよ。 そんなチキンレースをやらずに互恵関係を保ちましょうよ。 いざとなったら利払いを減免するなりして政府の顔を立てますって。 かわりに支払期間は延ばしてね。
419 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/20(金) 23:39:42.90
預金者への低金利と購入した国債の金利に利ざやで金融機関は利益を出し続けていますか。 現在の日本は活かさず殺さずと金融資本権力の計画にコントロールされていますね。 独立国でないことを痛感します。
正しいことをしたいのなら、つまり大手金融資本にきちんと物を申したいなら、 その前に政府が自らマネーストックを作る権限を持たなければいけません。 しかしこれが難問で、日本だけの問題ならいざしらず、相手は中央銀行ネットワーク、IMF,BISといった 超国家的な枠組みですからね。
422 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/22(日) 21:29:57.16
>>421 超国家に対抗するには超国家で対抗しないといけないですね。
例えば、中国やベネズエラなどと共同するとか。
>>422 それは賛同しかねますが中国の独自路線は気になります。
昔の日本を参考にしてるかと思えるやり方ですが、指導しているモノが居るようで
お国かえ、もしくは狡兎に三窟あり、という戦略なのかもしれませんが。
ところで原発事故後にシーベルトという単位が有名になりましたが、
考えてみれば名目GDPだの売り上げ、利益、労務費採算性といったお金で測るロジックでは無く、
命に換算される単位を元に議論されるのって久しぶりな気がします。
mSV/円 とかって言いだしそうな気がしてたんですが、まだそこまではいってないようです。
欧州共同体に続いて東アジア共同体、中東共同体、アフリカ共同体なども出来そうだ。 自然な動きというわけではなく、指導しているモノが居るんだろうね。
ゴールだけを決めておいて機に臨んで変に応じたり、危機を仕掛けたり、 危機に対して周到に用意していた処方箋を示したりするという手法で 偶発史観論者が納得する形で目標に近づいていくことはさほど難しくないですからね。 紀元前に既に孫子は書かれているわけで、人はそういう知恵を昔から持っていますから。 そのうち偶然が重なってドルが危機に瀕して、たまたま準備が進んでいた複数の通貨圏設立が加速し、 念の為と言う形で世界通貨が議論され始めて、そうこうするうちに複数通貨圏の問題を露呈する 経済危機が起きて、こんなのどうですかと世界通貨が実現し、あ〜先見性のある賢人達が いてくれて我々は幸運だったと繰り返し聞かされる時がいずれやって来るのでした。
426 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/24(火) 01:52:28.16
>>425 相当長い期間かかるシナリオですが、それが可能になるシステムになっています。
世界の人類が気づくのが先か、システムが完成するのが先か。
忘れかけてましたが日本だって公債特例法が通ってません。 さすがに日本はもう駄目かもしれませんね。 いっそ、はじめて公債特例法案を通した1965年以前にまで時計を戻しましょう。 そうすれば日銀ファイナンスが唯一の選択肢です。 あ〜、全く現実味がないな。 いろんな選択肢の中で一番ダメな選択しますからね、与党も野党も。 今の世の中はマネーが第一で人間は後回しです。 血に飢えた信用の神にたいする燔祭だとしか思えません。
日銀の代わりになる組織を民間で作れないのか
5/23公表の金融経済月報をみるとありとあらゆる値が憂慮すべき 事態を示唆しており、どうして現状維持にしたのか理解に苦しみます。 他の国がいいとは言わないですが今日の日本のようにな状況であれば 政治と金融の両面から矢継ぎ早に手をうつでしょうに。 JOB I'm just looking. people Why?
× JOB ○ BOJ
打ち出の小づちはない? そんな講釈はいいから国ははやく日銀引き受けを立法し、被災地に購買力を供与することです。 白川さんは自分としては絶対に賛成できないという立場の表明と、 その理由を文学では無く論理的に国民に向かって語れば良いのであって、 それ以上は議会に委ねるべきです。 日銀総裁は一体何人の国民の支持によって選ばれたと言うのでしょうか?
ほんと、さっさと被災者のみんなに何百万、何千万、ばらまけばいいのにね。 でも絶対そんなことしないんだよな… 日本てなんなんだろ。
日銀直受けを禁じるとか、日銀券ルールとか、自己資本比率とか、 そういったことは重視するのに、 政策目標をきちんとコミットメントするとか、天下りをやめるとか、 説明責任を真摯に果たす、 といったことを軽視しすぎです。日銀は。
国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)を見ると (億円) 貸出金 国債 資産合計 2008 4,368,485 935,127 8,132,883 2010 4,204,178 1,462,547 8,147,716 2011.02 4,186,167 1,507,754 8,208,878 商業銀行が国債ばかりを買うようになるとろくなことがありません。 国民は銀行の為に税金を払っているようなものになりますから。 以前、急激に国債にシフトした時期は、 国債 資産合計 1998年 313,335 7,786,468 〜 2004年 1,020,586 7,401,032
ずれた。大雑把に書こう。 年________貸出金_______国債_______資産合計 2008年__436.兆円_____93兆円_____813兆円 2010年__420兆円____146兆円_____820兆円
民間が使わない代わりに国が使った結果、というならまだいいのですが 金融経済月報で公共投資を確認すると03年からのってるんですが 09年に一時上昇に転じただけでず〜っと下がってるんですよね。 そもそも公共投資を減らしてるのに国債残高がどんどん増えていき、 それが銀行の収入源になってるって構図で経済が良く成る道理がないですね。
そういうことを国民に教えないとどうにもならないと思う。 池上が2時間かけて解説でもしないと。
>>439 池上さんはなんだか社会現象になってましたね。
ちょっとしたスーパーマンというべきで、あれくらいの人が言えば違うでしょう。
が、やや日銀ビューであまり日銀批判をしてなかったような印象です。
報道は受ける側の利益のためにあるのではなく、発信する側の利益のためにある。 「このように受け取って欲しい」という発信側の期待に添うように、編集・加工されたものが報道されている。 そのような報道の本質をわかっていますか? 池上も発信側の振り付けで動いているだけですよ。スターのように祭り上げてね。
>>441 そういう側面は多分にあるでしょうが、そういきり立つもんでも無いですよ。
また、彼がちょっとしたスーパーマンと言うのは善悪の話じゃなく能力の話です。
ロイターなんてもろ金融関係の報道機関なんですが、そうと分かっててみる分には参考になります。
池上氏がどの程度、日銀応援団として振舞っているかどうかは自分で判断することです。
本人のスタンスとして日銀批判をすることは少なかった気がしますが、
こういう批判もありますというのは伝えていたと思いますよ。
>>442 「本人のスタンス」というものは存在しないですね。
それはともかく、「発信側」も一枚岩ではないことは意識すべきでしょう。
>>443 >それはともかく、「発信側」も一枚岩ではないことは意識すべきでしょう。
そうだと思います。
何となくのバイアスはかけるでしょうけどガチガチは無理でしょうね。
高橋洋一みたいな奴は一人で十分でしかも時間帯を選ぶとか、
そういうさじ加減はあるでしょうけどね。
ちょっと思いついたので加えておくと、辛抱はかなり日銀ビューですよね。 あれもそう仕向けてるというより、そういう人を選んでます。
『円の支配者』を興味深く読んだ人なら(本の主張を受け入れるかどうかは別として)、 支配者たちがどれほどのプロパガンダをばらまいてきたか、現在もばらまいているか、はよく分かっていることと思います。 さらに、プロパガンダは国民の各層向けにきめ細かく分化しています。 池上は平均的な一般大衆向けの宣伝役を担っているようです。 「エコノミスト」の肩書きがつく宣伝役はインテリ向けです。 メディア別に言えば、テレビはもちろん一般大衆向けです。新聞もそう。 テレビや新聞の、表面的な解説に飽き足りない人たちはもちろんいます。 このいわゆる「斜め読みしたい層」に対して、うがった、しかしやはり外した説明をする週刊誌というメディアもあります。 インターネットのブログも週刊誌的な役割を負っているようです。「きっこのブログ」とか。
なにしろお金を握られてますからね。 少なくとも91年までは窓口指導をしていて場合によっては貸出先まで口を出してた訳です。 今だって公式にはやめても非公式ではどうなってるか?もともと制度じゃなく道徳的説得というやつですから。 控えめに見ても、日銀批判なんか流したら資金調達がやりにくくなるかも、くらいは普通に思うでしょうね。 マスコミ自身にとってもそのスポンサーにとっても最大限に配慮せざるを得ない相手であるとは言えるでしょう。 御用学者についてもね、 原子力村と御用学者というのの存在が明らかになってしまいましたが、 そのスケールアップ版があるんだろうなと、普通は考えますよね。
448 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/28(土) 19:16:47.65
一つ質問なんですが、銀行が国民から一生懸命預金を集める理由がいまいち分からないのですが。 銀行は預かるお金を貸し付けているわけではないですし、 現金を預かったからといって自己資本は増やさないですよね。 預金準備率に関しては、1%と世界最低のまま。 量的緩和を行っているので、預金準備率は自然に満たされたままですよね? 現金を集めて、資産商品を購入し自己資本比率を上げたいからでしょうか? 一般人からお金を集めたがる理由ってなんでしょうか?
>>448 銀行業の建前と言うか基本的なビジネスモデルはあくまでも預かったお金を貸し付けるんですよ。
信用創造ってのはぶっちゃけテクニックというかなんと表現するのが適切だろう?
金融の本で信用創造の記述を呼んでください。
あくまでも結果的にマネーストックの大部分を担うことになっている、というようになってます。
歴史的には確信犯的に始めてて、裁判とかにもなってて今では合法なだけじゃん、
と思わずには居られませんが、それは一般通念ではないと思います。
そもそも銀行って一般人から積極的にお金を集めたがってますか?
そりゃあ口座を開いてもらうことには大きな意味があるでしょうね。
自行の預金通貨の決済範囲が広がることは望ましいことですし
自動車ローンとか住宅ローンを組んでもらうチャンスにつながりますよね。
448じゃないけど、私も厳密にはよくわからないなあ。 準備預金を自分から5%や10%に積み増しちゃえば貸出余力増えちゃうもんね(今はBISあるので単純ではないけど)。
>>450 厳密には良く分からないってのには同感ですね。
一つ目は建前。ポーズ。
二つ目は法定準備率。しかしこれは微々たるもの。
三つ目はBIS規制の制約。しかし、これも預金は資本とは直接関わらない。
四つ目はお金を集めたいというより口座を開設してもらいたい。
五つ目は現金が余分にあれば不足している銀行に貸し出せる。でもこれも今はたいしたことない。
六つ目は積極的な理由では無く支払い要求が殺到すると困るからということの逆。
こんなとこかな〜。
逆説的にいえば、銀行業に関心が無ければ疑問に感じないことですけどね。
452 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/29(日) 21:53:50.55
>>451 >三つ目はBIS規制の制約。しかし、これも預金は資本とは直接関わらない。
現金で国債やその他の資産を購入した場合はどうでしょうか。
自己資本比率を向上させることになりませんか。
BISの自己資本比率は分母をリスクアセット=Σ(資産×リスクウェイト) で計算しますが国債も現金もリスクウェイトはゼロなので影響しないでしょう。
454 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/05/30(月) 18:25:35.74
>>453 確かに分母ではそうです。
一方、国債の損益は分子の自己資本に反映されますよね。
また他の資産も。
そういった資産を購入する時に必要になるのが現金の項目ですよね。
なので、一般からお金を集めたがる理由のひとつは、現金で資産を購入し
自己資本比率を上げるため、というのもあるのかなと思いました。
455 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/01(水) 15:26:13.26
要するにロスチャイルドが欧州制服を果たして、その後FRBを乗っ取って、FRBが日銀を乗っ取っちまったわけでしょ? でもさ、だからといって1個人にどうしろっていうのかね?
日銀の最大株主は日本政府。 日銀総裁人事権も日本政府にある。 ついでに言えば日銀が日銀である根拠の日銀法も日本政府による法。
457 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/01(水) 16:32:25.96
>>456 でもその日本政府が、アメリカ(FRB)の属国であると。
458 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/01(水) 16:50:12.03
だからね、乗っ取られてようが牛耳られてようが、法的権限は日本国民の手にあるの。 1個人1個人が自覚して目を覚ますしかないの。
日銀は法的根拠よりも(金融)市場の声とかを重視する傾向がありますよね。 だったら国内法よりも国際金融資本の常識の方を重視しても不思議じゃない気がします。 つまり、法がどうなっていようと最大株主の意向はやっぱり重視するんじゃないですかね。
来週自民党が出す「Xデープロジェクト」には金利急上昇の時には 国債の買い切りオペ額の大幅な増額を図らなければならない、というのが 盛り込まれている、との報道です。 手順前後も甚だしいのですが、(日銀も思いもよらなかったであろう)、 こういう方向付がされてしまうんですね。そしてきっといつかそれが現実になり、 一番悪い形での買い切りオペ増額になり、狼少年の言葉が真実になるわけです。
462 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/02(木) 00:15:46.29
>>461 自国通貨建てなら、破綻はありえないですよね。
日銀が買い取りに協力するならだけど。
463 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/02(木) 00:18:55.15
円逝ったああああああああああああああああああああwwwwww 更にダウナス逝ったああああああああああああああああwww これで終わりやああああああああああああああああwwwwwwww
> 手順前後も甚だしい 全くその通りですね。 国民のことなんか全く考えてないというのが端的に出てますね。
465 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/04(土) 18:47:51.85
おまえらキモい 何も知らないこと丸出しだな。
アメリカでは債務上限引き上げ法案がなかなか通りません。 日本でも特例国債法案がとても成立する道筋が見えません。 たった数ヶ月後が全く見えません。
雨は自爆したいんだろう。 日本はどうでも良いはずだが、いちおう主人にならっとかなきゃと思ってるのかな。
468 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/07(火) 00:41:30.63
>>466 債務上限を引き上げないということは、債券価格を暴落させて
通貨の価値を引き下げようってことか
>>468 逆じゃね?
日本同様、引き締めによるデフレ誘導、通貨高。
470 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/08(水) 02:38:41.01
>>470 何度も空売り攻撃されてるけど、全て逆襲・撃墜済み。
>>471 威勢はいいけど、そのお陰で国内景気ボロボロだけどなw
473 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/09(木) 18:13:17.63
イックゥ〜〜〜〜〜!!
474 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/09(木) 21:30:13.51
せっかくこの本を読んだのなら、世界経済がマジやばいということに気づけよ。 米国経済は崩壊寸前だ。大変なことになる。 金本位制は国家レベルでは無理だろうが、暴騰するだろう。銀もな。
476 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/10(金) 11:29:57.20
金本位制だろうが米デフォルトだろうが日デフォルトだろうが中東イスラム戦争勃発だろうが全部目的はいっしょさ 今流通してる貨幣資産(紙幣だろうが金地金だろうが株だろうが全て)を大暴落させて 破産者わんさか出させて、そいつ等の実物資産(家とか土地とか社屋とか社員とか何でも)を底値で買い漁るって事な んで、そいつ等に更なる借金をさせて金利漬けにして支配する 今の落ちぶれてしまってる第三世界ぜーんぶコレだろw 1907年もそう。1929年もそう。その後延々と続いてきたバブル崩壊も全部いっしょ。 結局世界は既に国際金融資本家の手中に落ちてるもう手遅れさw
477 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/06/11(土) 00:10:39.25
M3の発表の中止の理由って何だと思う? 過剰な証券化のオフバランスし数字がバレナイヨウに したってことかな?
支配者つながりってことで書き込むが、 「石油を支配するものは世界を支配する」 はどう思うかな? 荒っぽい話をすると、石油を支配するものにとっては原子力は敵だ。 だから原発反対運動のパトロンは石油資本ということは大いにありそうなんだが、 それよりももっと効果があるのは、爆発させてつぶすやり方。 そう考えれば、なぜ日本が(日本に限らないが)、わざわざ危険なやり方で原発を作り続けてきたかがわかる。 例えば新幹線は半世紀の間一度も重大事故を起こしていないが、それは安全対策のたまものだ。 その半分の努力を東電がしていればどうなっていただろうか。
まあ実際は順序が逆だ。 世界を支配するものが重要な資源を押さえるのは当然だ。 >458や>476にあるように、「世界は既に国際金融資本家の手中に落ちてる」 ということは国際金融資本は石油も原子力も押さえている。 だから、独占を守るために原子力をつぶしているわけではない。 目的は被支配者たちに選択肢を与えないためなのだろう。
日銀が景気判断を引き上げたのはとても良かったです。 おかげさまで、ホント、日銀って変かもねって友人から言われました。 元ネタの金融経済月報を見てみると、持ち直しとかプラスとか増加といったポジティブな言葉のオンパレードです。 いやー、これだけ下界と正反対の判断をしてくれると白黒はっきりしやすくていいですね。さすがです。
日銀は総需要無視して潜在成長率のことばっかり気にするサプライサイダーだからね
きそうだなシャ○ハイバブル
「超党派議員:増税に反対、日銀は復興債の全額買いオペを−211人署名」 という報道により、日銀ファイナンスを推す声が決してマイノリティでないことが分かります。 日銀マターの買いオペより政治マターの引き受けを選ぶ方が筋だと思うのですが この際、細かいことを突っ込むのはやめにしましょう。 さて、日銀はやはり無視でしょうか?
議員211人って結構なもんだね! 政治家も捨てたもんじゃないなあ
2010成長率 名目成長率 実質成長率 デフレーター前年比 日本 +0.4 +2.3 -1.9 米国 +2.9 +1.0 ユーロエリア +1.7 +0.9 イギリス +1.3 +2.9 2011Q1もデフレーターは前年比-1.9%。もちろん日本。 2000年を100として今や86.3。 この国はしんどい中銀を背負いました。
しんどいのは中銀だけじゃないよ。 政治家、財務省、国民、マスコミ、財界、みんなデフレ政策主義者なんだもん
お国柄の差を感じさせる記事。 確率の高低は別にして備えはするもの。 まさか地ならしではあるまい。 FRB、デフォルト時の緊急対策を準備=地区連銀総裁 [フィラデルフィア 20日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は20日、 連邦債務上限引き上げが期限の8月2日までに合意されず米国がデフォルト(債務不履行)に 陥った場合に備え、連邦準備理事会(FRB)が準備を進めていることを明らかにした。 ロイターとのインタビューで語った。
すごいな。国破れて中銀あり、を実現させようというのか。
と、いうか債務上限の引き上げが断固妥協されない場合は 論理的にはデフォルトに至る可能性が低く無いわけで、 想定されうることに対して準備を行なうのは考えてみれば当然。 日本に置き換えれば特例公債法が断固否決され続ければ 論理的にはデフォルトに至る可能性が出てくるわけなので 同様な議論を日銀はしないといけないと思う。
米国の債務上限の引き上げ交渉はほとんど進展してないんだが、 株価なんかは脳天気に高値追いしてるな。NYも東京も。 本当に米国がデフォルトするかどうかはわからないにしても (どうするかは「ドルの支配者」が決める) 少なくとも経済が破局の淵に立ってることは明らかなんだが。 「愚者の楽園」だな。やっぱり。
ジェットコースターを起こすのが好きだからね〜。 今の総楽観は危険な傾向。 反対をやってくるとすれば一旦否決か? で、株価の暴落を受けて緊急的に承認されるという流れかな? 報道ベースによると債務が上限に到達する8月2日以降の支払い日程は *8月3日:社会保障を受けている5500万人の米国民に対する支払い(610億ドル) *8月4日:短期国債の満期(300億ドル) *8月11日:短期国債の満期(270億ドル) *8月15日:利付き国債の四半期ごとの利払い日(256億ドル)
諸手続きの時間を考えれば、デフォルト回避はすでに時間切れかも。 もし株や米国債が暴落したら慌てて回避しようとするかも知れんが、今のところは誰も驚いてない状況だな。 だからデフォルトするんだろう。 デフォルトしたらさすがに世界は驚くと思うんだが。 ともかく見物だ。
日本の経済報道だとギリシャ危機ばかり取り上げてるが アメの財政危機に比べればどうでも良い罠。 78円すれすれの円高も無視してるし。 無理に首を曲げて目をそむけてるようだ。
正直我々としてはこういう話は大きすぎて、しかし途方もなくバカバカしくもあり、考えるのが面倒になります。 しかし例えばFRBの株主どもはこういうのを現実の話として直視しており、 常に情報を持ち、また操っているわけで、そういう輩が世の中をコントロールするのは当然。 実(リアル)による、尊敬を集めての支配では無く、 信用や情報と言う虚(イマジナリー)を駆使した、大抵は混乱に乗じての支配なので この世はいつも騒がしく、右往左往するだけの世の中になってしまったんだと思います。
円の支配者にあったドルの失墜。 浅い論理では起きないはずの事が現実に起きようとしている。 教訓。 あり得ないなんてことはあり得ない。 資本主義とは少数決。
496 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/07/31(日) 06:57:31.62
497 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/07/31(日) 09:01:14.41
過去の金融恐慌より今回のは規模がでかすぎるからな。 いつでも戦争を起こして借金の返済と富の略奪できる条件である。
499 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/09/10(土) 06:14:28.88
質問さしてください ビス規制があるから、預金が増えれば銀行は日銀からお金を借りなくなるのですか? 銀行の資産は自己資本の12倍ですよね だったら、国債を発行しても意味がないんじゃないですか? 日本は貯蓄率が高いので預金に廻るし、そしたら銀行は日銀から、お金を借りなくなるし 打倒ビス規制には国債の発行は意味がないんじゃないですか?
>>499 意味がない、ってのがどういう意味で言ってるのかよくわからないけど、
国債発行は滞留してるマネーを吸い上げてフローに乗せる信用量増加効果(銀行の信用創造増加ではなく)があるよ。
>>499 >ビス規制があるから、預金が増えれば銀行は日銀からお金を借りなくなるのですか?
No.
502 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/02(日) 08:23:10.15
>>501 なんでノーなんですか?
銀行にとって、預金と日銀から借入金は、負債ですよね
国債を発行して国内にお金を供給しても預金率が高いと
結局かなりの部分が預金に廻るわけなんだから、
そうすると、日銀からの借入金を減らさなければならないんじゃないですか?
ビス規制の対策としては、国民に銀行預金をさせないということじゃないですか?
>>502 例えば銀行は元々あまり日銀から借り入れていませんよ。
金融危機の最中に資本規制を厳しくするのはホントにまずいと思いますが、 それは銀行が日銀からお金を借りなくなるからではなく、銀行が企業などに お金を貸さなくなるからです。
505 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/02(日) 11:37:03.28
MBA持ってる人に聞きたいんだけど WSJすらすら読めるかな
506 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/02(日) 16:13:34.43
>>503 ということは、強引に銀行に預金という負債を持たせることによって、
強制的に銀行に投資をさせるということなんですか?
国もスゴイことを考えてるんですね
>>506 No.
無から預金を作って貸すことが出来る、というのが銀行にしか出来ない荒業であり、
それが信用創造と言われるものの正しい理解です。
信用創造の真の意味を海外の金融・経済本を読むとか何んでもいいから理解しないと
バーゼル合意の意味も、逆にそれを批判する人が居る理由も理解出来ません。
508 :
わかりません :2011/10/12(水) 00:39:58.98
市場本位制 ?
http://www.musha.co.jp/3312 陰謀論から解くとネクストマネーワールドは
世界統一政府発行の新たな通貨(石油?覇権?)を基にした信用創造だけど
これだと少し趣向が違う?
その定義がよくわかりませんが
(マネー)市場はドル(FRBの刷った紙)を基準にしていたところ
それ自体が基準になるとは矛盾してないのだろうか?
>>508 Yes.矛盾。
俗に土地本位制と言われていたことに対する概念としてのキャッシュフロー本位制なら分かる。
銀行の融資基準に関する話で、これはこれで重要な見方だと思う。
ただ金本位制やソブリンを裏付けとする制度と同じ次元で語っているのは違うと思う。
510 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/18(火) 01:02:46.01
デフレの一番の原因は供給に比べ需要が少ないことが原因になっている。 ならばどうしたら需要を作り出すことが出来るか。 昔ならば戦争をして需要を作り出した。しかし核戦争時代には危険な方法だ。 ならば政府紙幣を発行して需要を作り出せばいい。
513 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/18(火) 01:41:19.96
「政府紙幣が無視し続けられる理由」は、「政府紙幣」が、経済支配層の経済利益を脅かすものだからである。 この理解ができなければ、近代経済システムを理解することもできないだろう。 農業を含むあらゆる経済活動が、通貨をより多く稼ぐことを目的とするようになったのが近代経済システムである。 そのような経済システムを構築したのは、金融家である。 金融家は、中央銀行制度を確立することで、経済社会を貨幣経済化し、日々の経済活動が自分たちの利益に直結するようにしたのである。
514 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/18(火) 01:43:54.03
「政府紙幣」は、世界経済支配層にとって、「近代経済システム」(貨幣流通が中央銀行の貸し出しから始まるのが近代経済の特質。)を根底からひっくり返してしまう“害毒”なのである。 貸し出しを通じて供給されない通貨を経済支配層が認めるというのは、私の「利潤なき経済社会」を経済支配層が認めるに近いものなのである。
515 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/20(木) 00:36:32.81
国債発行でも銀行が購入すれば信用創造するという意見は皆さんはどう思いますか?
517 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/20(木) 15:33:29.07
>>516 滞留しているマネーを吸い上げるというところではなくて、
実際にマネーを創造する機能についてですよ。
どこでそんな意見があるのか知らないけど、銀行が国債を買うこと自体に信用創造機能はない。 多分、間接的に日銀が絡んだり、フロー増加による景気向上→貸出増などの例を言ってるんだろうね。
519 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/20(木) 16:40:02.32
>>517 公共事業に対する私見から述べます
国債元本+利子+箱物なら維持費を費用、税収増and/or税収増に繋がる生産性向上を便益と表記
赤字国債発行による異消費性向階層間の貯蓄吸収+再分配による償還迄の異時点間政策
消費性向・貨幣乗数の兼ね合いで事業実施後一時的なGDP増+税収弾性値に基づく便益
公共事業=箱物の場合、便益が費用を上回る事はほぼあり得ない。下回れば費用分増税必須
(東京ドーム並の利用頻度・売上ならあるいは)
スティグリッツ的な公共事業=起業や研究支援・労働者教育支援なら費用<便益の確率高くなる
ヴェルナーの主張もスティグリッツ的な生産的案件への予算制約を信用創造で回避可能という事
逆にバブル投機の様な非生産的信用創造は実体経済成長の裏付けがなく、必然的に不良債権化
…しかし便益>費用の投資対象を政府が見出だせるのかという疑問は残る
次に提示先の主張も確かに信用創造ですが、これはケインジアンの想定する乗数とは違うんじゃ?
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9f/c5/eishintradejp/folder/725004/img_725004_14938145_1?1239633140 通常財政出動→固定資本形成の過程で大幅にロス生じる筈ですがそれがない
故に公共事業の乗数は1.2位、一方上記は9、準備率次第な信用創造そのもの
つまり費用が人件費のみの人的資本形成以外あり得ない
お尋ねしますが、この廣宮孝信さんって方はスティグリッツ派の財政出動論者なんですか?
520 :
519 :2011/10/20(木) 18:31:29.71
>>517 失礼、銀行→国・財政出動で民間に支払い→銀行って形からですが、確かに信用創造になってますね
ただ、これは普通の信用創造(民間→銀行→民間)に需要がないから国が割り込んでるだけです
アメリカとは違うんで、日本の信用創造にも国債必須って訳じゃないですよ
>>515 中立。
基本的には国債を購入したという行為だけでは信用創造は起きない。
国債は預金を作って買うことが出来ず、ベースマネーで買わなければいけないから。
間接的には信用創造につながる場合もその逆もあり得る。
(ケース1)当座預金残高が不十分な時
国債を購入する為に貸し出し残高を減らして自由準備を確保しなければいけない。
1億円の購入枠を得る為に、場合によっては10億円程度融資残高を減らす。
1億円は経済に戻ってくるものの、このケースでは間接的に信用収縮を誘発している。
(ケース2)豚積みが十分に余っている時
銀行は融資残高を減らすことなく国債を購入する可能性がある。
銀行がそういう行動を取った時、間接的に信用創造につながる可能性がある。
現実には銀行は不況時にB/Sを大きくするような行動を取らないようだ。 国債の購入を増やした分、貸出残高を減らしてバランスを取るとっているように見える。 その場合、財政支出によって信用創造を誘発しようとしても、それは不発に終わる。
おれも国債発行の実際のメカニズムはわかったようでわからない状態だったけど、
改めて色々とぐぐって、それなりに理解できたわ。
端的に言えば、銀行のB/Sの資産を使って購入するわけで、資産を使って民間に貸出するのと同じ事だ。
預金に手を付けずに預金額マネーを使える時点で、購入対象が国債だろうが貸付債権だろうが同じく信用創造する。
厳密に言えば、
>>521 の言うように国債購入に必要な資金を預金ではなく資産売却などで調達した場合は相殺され信用創造にならない。
でもそれは貸出にしたって同じ事だし、まあ端折っていいでしょう。
あともう一つ厳密に言うと、政府の預金はマネーストックに計上しないためその時点でマネストは増えない。
でもどうせ支出して民間に行ってその時点でマネストが増えるので、これも端折っていいでしょう。
結論、信用創造する。
実務的に色々あっても、基本的にはこういうことだと思う。もし間違ってるのなら、是非教えて欲しい。
ちなみにこれがはっきりしたことで、以前話が出てた 「銀行は無から有を生み出せるのに何故預金を集めるのか」も理解できた。 預金という賢者の石がなければ錬金はできないわけだ。
最近は銀行や中央銀行のバランスシートが拡大したかどうかという観点で 語られることが多く、そちらがより分かりやすい見方かもしれない。
アメリカの金融安定化法案の時も欧州のEFSFの拡充の時も 成立の名目は別だがいつのまにか銀行救済に使えることが折り込まれていた。 つまりはそういうこと。 銀行は経済を人質に取っており、政治家は国民の目を欺いて銀行を護るのが役割である。 生贄にされる銀行はあるが大手銀行は潰されていない。
>>524 「虚構の終焉」P167L15-P169L8範囲内から抜粋
『近代経済学の大半が前提とし、政策立案者が定期的に引用するのは、
企業が調達して投資できるマネーの総量には物理的な限界となる一定の貯蓄量があるとの考えである』
『より多くのマネーが投資に必要である場合、銀行は単純にそれを創出できる』
『銀行融資は預金の増加に反映された個人貯蓄の増加により拡大するのではない。
因果関係は銀行による購買力の創出から始まる』
『いったん購買力が創出されると、おそらくは投資家から企業へ、さらに企業から企業の従業員に循環する。
その後、従業員はマネーを貯蓄し、銀行預金に預け入れるかもしれない。いずれにしてもマネーの大きな部分は銀行預金となる。
さらに、貯蓄は金融セクターによって決定されるため、信用供与の直接的な抑制要因とはならない』
『貯蓄は、購買力と購入可能な財の量のバランスをとるために必要である。
銀行が融資を供与することで追加的な購買力を創出し、国内生産が一定だとした場合、人々が貯蓄を増やし、
それによって購買力を減らさないかぎり、価格は上昇するはずである』
『そのため、貯蓄は投資に先立つ必要はない。反対に、投資は信用創造でまかなわれるが、これは名目所得を拡大し、貯蓄を増加させる』
『もちろん、重大な問題は新たに創造された信用が生産的な目的に使われるかどうかである。
新たなマネーが非生産的に使われた場合、物価を押し上げるだろう。生産的に使われれば、インフレには結びつかない。
これは経済資源が有休化し、失業がある場合には容易に達成できる。
そのため、とくに景気後退時には新たな信用が生産的に使われると容易に確認することができる。
したがって、新たな信用創造はインフレではなく、景気回復につながる』
>>526 国際的に業務展開してるメガバンクはバーゼル3で信用創造に上限設定、皮肉な事に信用創造能力は下がった
しかも残された希望である中小銀行は救わず放置、一体どうするつもりなのかと
>>525 同上P170L18-171L4より
『なぜなら、信用創造は信用需要とは切り離されており、中央銀行は単に公開市場を利用して国債などの資産の購入を増やすことで、
新たに創出したマネー(信用)をつねに経済に「強制的」に投入できるためである。
売り手がある価格で債券を販売したくない場合でも販売を希望する価格があるはずである。
中央銀行は新たに創出したマネーでその価格を支払えばすむ。したがって中央銀行の信用創造は疑う余地なく外生的であるが、
これが信用創造全体に占める比率はほんのわずかである』
FRBのQE1・QE2、日銀の国債引き受けやreit購入、成長産業枠もあったか
FRBのが僅かであるかはともかく、資本市場介した資金調達の発展で信用創造の拡大速度は鈍ってる筈
対策として政府は株の配当・売却益双方に対する適用税率上げる
中央銀行は社債発行欲失せる程の低金利維持・民間銀行による中小企業への融資時に金利一部負担
+債務保証
これ併用で嫌でも信用創造拡大する…んじゃないでしょうか
529 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/21(金) 23:41:31.45
>>523 別に国債じゃなくても、どんな資産でも銀行が購入したら良いのかね?
>>529 預金を原資にした買い物ならね。
「預金によって発生したB/S資産の現金」は、預金に手を付けないのに何故か使える錬金マネーだから。
ユーロ危機の処方箋としてユーロ解体と財政統合の二つの選択肢が示されている。 なるほどこういう進捗をするものかと感心する。 いまさらユーロを捨てられるか? 後者を選べば国家の統合に等しい。 危機が起きなければ出来ないこと。
そうだね。マッチポンプだ。 「雨降って地固まる」 しかし政治の世界では常に地を固めるために雨を降らす.
ソブリン危機→銀行危機→EFSF再拡充 →財源としてユーロ債の必要性が高まる →発行元としての欧州財務省設立 ここまで一本道。タイミングとしては12月のEU首脳会議。
12月が熱い
535 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/10/27(木) 00:00:47.75
>>530 どういうバランスシートの処理になるの?
537 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/11/02(水) 01:24:17.15
大規模な為替介入を行っているけど、政府が発行した政府短期証券を市場に販売して その金で為替介入するみたいだけど、全部日銀が購入しているの?
539 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/11/22(火) 20:51:52.51
540 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/04(日) 16:54:14.81
テレビで、たかじんという芸人が景気対策のために、 お金を発行しろ、という旨を言っていたのですが、 それはなぜなのですか? 銀行がbis規制のために、お金を借りようとしなかったら意味がないと思うのですが。 それは円安になるからですか? そもそもお金を発行したら、円安になるのですか? いまいち理解ができません
> お金を発行しろ、という旨を言っていたのですが、 > それはなぜなのですか? 日本は経済規模の割に出回っているカネが少ないことがネックの国だから。一言で言うとデフレ。 > お金を借りようとしなかったら意味がないと思うのですが。 銀行なんか無視して政府がカネを刷ればいい。 > そもそもお金を発行したら、円安になるのですか。 結果的に円安になるでしょう。 しかしそれが主目的ではなく、大事なのはデフレ脱却。
なんも知らん芸人の方が的を得たことを言う。 日銀がやる金融緩和ってのは銀行が保有する債券を買ってあげるということで その時にベースマネーを作って買うから俗に金を刷るという。 しかし、そのやり方では刷ったお金は銀行間市場までには確実に届くが、 その先の実体経済に届くかどうかは銀行の行動次第となる。 単純に刷ったお金を実体経済で使えば(例えば東北の復興に使えば)実体経済に届く。 生産力が余っている間は刷ったもん勝ちになる。
実はデフレになっていないのだが、政策の都合上デフレにしたい。
なんでたかじんがそんなこと言うかというと、 以前たかじんの番組に丹羽春喜が出て政府紙幣のレクチャーをしたから。 頭の悪い辛坊は理解できなかったようだが、たかじんは理解したんだろうね。
公平に見て辛抱はいろんなことを広く知っているが 中央銀行がやっている技術的なことには興味がないと見える。 まあ、経済通を自称する人は大抵広く浅くであり、それはそれで凄い知識だけど。
546 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/06(火) 21:49:56.38
もし、お金を刷って景気がよくなったとして、 そのお金の多くは銀行預金に回されますよね だとしたら、銀行の経営は苦しくなりませんか? 銀行にとって、預金は負債だから、自己資本比率の分母が増えるわけですよね 分母が増えたままなら倒産だから分子を増やさなければならない 要は増資ですよね そんなに簡単に資本金って増やせるんですか? 銀行にとってとても酷な気がするんですけど
547 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/06(火) 22:03:56.40
>>546 景気が良くなるってことは、お金が世の中でぐるぐる回ってることになるので
預金されずに使われうる量が増えたり、預金されても多くは決済を通じて人から人にわたるよ。
もし大きな預金があったとしても、それが貸し出される先もある。
預金が増えれば、銀行はそれを担保に人にお金を貸せるから
貸出量の方が増えるよ。
自己資本は、銀行が儲けた分だけ増えていくから、預金が増えれば運用益が出るし
貸出が増えれば金利収入が増える。お金が流れれば手数料収入が増えるけど?
>>546 「預金は負債」?
例えば取り付け騒ぎが起きると預金は大量に引き出されるから、銀行は大量に負債が減ってバランスシートは改善することになる。
ちょっと変だね。
何が変なのかは自分で考えて欲しいが。
預金が負債と言うのは正しいが BISの定める自己資本比率の分母は、リスクアセット、つまり資産の質でカウントする。
お金は、物価が安定するように通貨供給しなければならない、ってのが管理通貨制度。 日銀が、モノよりカネの量を少なくしてるので、デフレ円高不況になってる。 物の価値は、需要と供給で成り立つ。 お金は、信用創造で、借金で作られているので、 借金できなくなると、通貨供給量が減り、デフレ不況になる。 信用創造は、利子分を通貨供給しないので、どうしても利子分足りなくなる。
551 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/07(水) 00:29:31.69
546は、質問の前提から間違えてるから、まず自分の考えのどこが おかしいのかを質問してほしいな。 このスレにいながらそのレベルかよ、ってのは敢えて言わない。
> このスレにいながらそのレベルかよ、ってのは敢えて言わない。 確かに言わないで欲しい。そういう論調は面白くない。
日銀はドル供給によく協力するが、細かいやり方が良く分からない。 スワップ協定とセットだし貸付方法が電子貸付だから下記なのだろうと予想する。 日銀が円を作り、連銀がドルを作る。 これを交換する(帳簿上というか電子的に)。 日銀はこのドルを金融機関に貸す(一方で連銀は円を帳簿上に置いておくだけだろう)。 銀行間市場からドルを供給できない銀行が多いという事実が深刻すぎて混ぜっ返す気もしないのだが 事情がどうであれ日銀が円を刷るのは嫌がるのにドル刷りには協力的なのは少なからず釈然としない。
554 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/11(日) 07:13:19.54
今のデフレ圧力は、そもそも銀行が持ち合い株の株価の下落による損失、 又は保有外国債の為替損から発したといっていいと思うのです だったら何で銀行は罪に問われないのでしょうか? 銀行は貸し出し業務だけにして、持ち合いや外国債保有を禁止するべきです
>>554 全部それが原因かは別として、なるほど一つの筋としてありうるね。
557 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/15(木) 12:35:05.10
日銀が国債を引き受けないことがデフレ圧力に繋がっているならば、 銀行に国債を買わせればいいのではないか? 銀行の国債の買いはビス規制に参入しなくていいんですよね なんで銀行は国債を買わないのですか?
めちゃくちゃ買ってるやん。
国債が大量発行されているおかげで、民間向け融資を減らしても銀行業が成り立っているという見方もできる。 いろいろ議論があるが、国債直受けという主張には深い意味があり、他の方法では代用しにくい。
560 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/15(木) 23:14:50.82
>>559 深い意味?
日銀にベースマネーを増やさして、そのお金を使って銀行が国債を買えば、
無限に国債は発行できるじゃないか?
どうもよく分からん
>>560 大抵の議論はされているので見直せばいい。
掲示板は1レスあたりの文字列が限られてて効率的な議論に向かない。
557と560は別人だと思うが。
政府通貨を発行して、ベーシックインカムをやるという方がある。
政府通貨か直受けかという話は細かい差はあるが、とりあえずはどちらでもいいや。 制度上、実現しやすいのは直受けではないかな。限定的には既にやられているので。 ベーシックインカムは議論が分かれる(私も賛成では無い)ので 復興という分かりやすいことに使った方がいいと思う。 でも趨勢は世界的に債務奴隷としての政府化。ってことで増税路線。 欧州は税制統合→政治統合。 環太平洋はTPP。これも通貨・財政統合→政治統合の伏線でしょう。
×欧州は税制統合→政治統合。 ○欧州は財政統合→政治統合。
政府通貨も、すでに発行されて、使われている。 500円硬貨は、政府が発行してる、政府貨幣(政府通貨)ですでに、みんなが使ってるもの。 政府貨幣の材質は何でも良いので、電子マネーでも良い。 政府が日銀に電子マネーを渡すと発行されて、政府預金に通貨発行益シニョリッジが入る。 そのカネで、物価が安定するまで、ベーシックインカムを続ければ良い。
震災復興は、建設国債で良い(実質の復興国債)。 政府通貨発行or日銀引き受けで作ったカネを、どう使うかに問題が出る。 震災復興は公共事業と同じ考えで良い。 つまり、建設国債は、未来の子供に引き継がれるから、発行しても良いといわれるもので、 震災復興も未来の子供に引き継がれるものだから、建設国債(復興国債)で問題無い。 通貨発行益(シニョリッジ)を復興財源に使った場合、 政府が復興の何に使うか考えて決めるわけで、 重要な復興もするが、無駄な復興にも金を使う。 ベーシックインカムなら、無駄なお金の使い方は存在しない。
たしか、虚構の終焉でも、国民におカネ分配した方が良いと書いてあったと思う。
ベーシックインカムがデフレ解消に効果が無いとはもちろん思わない。 ただ、賛否が分かれやすくて議論に時間を食うどころか、実現しにくい政策の一つだと思う。 政府通貨か直受けかも同じで、究極的には政府紙幣の方に賛成だが、 受け入れられやすい方でやればいいと思う。
政府通貨発行で、デフレ手当てをやれば良いと考えている。 景気回復の為に、 政府通貨を発行して、物価コアコアCPIが2%になるまで、毎月ベーシックインカムを続ける。 労度意欲の議論は、 支給額を、ギリギリ生活できない額にすれば、働かざるを得ず、労働意欲が低下する余地は無い。 (大体最大4万円ぐらいなら、生活できないか?) 通貨供給の最良の方法だと思う。 景気回復という、錦の御旗。 政府通貨発行なので、誰も損をしない。 労働意欲は低下しない。 非の打ち所が無いッッッ!!!
「議論」と言っても、 国民が、量的緩和して通貨供給量を増やし景気回復させる必要があるという事を、 絶対的に知らない事が問題で、議論が起こらない事自体が怖い。 テレビ、NHK、マスコミ、学校自体が、 中央銀行が金融政策で物価を安定させる事を理解できてない事が致命的。 国民は、ネットで自ら勉強するしかない。
それか、円の支配者読むかw
日銀が国債を引き受けるべき大きな理由はここにもある。 通貨の価値補償は、事実上、国債を誰が保有しているのかでも決定的になるからだ。 日銀が売り払いに出ない限り、国債の価値は保たれ、つまりは通貨価値が保たれる。 だから通貨を信用創造で作成するシステムを用いるのであれば、 日本が発行する国債は日銀がしっかりと全ての面倒を観るべきなのだ。
貨幣発行と国の財政政策は本来セットのものだしね。
日銀の仕事は、「物価の安定」だからね。 日銀は、バブルを潰して、20年デフレ不況を続けて、まともに仕事をしていない。 信用創造で物価の安定が出来ないのならば、 量的緩和で物価を安定させないといけない。 おれは、日銀が信用なら無いので、 ベーシックインカムで通貨発行した方が良いと考える。
575 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/23(金) 12:02:35.59
>>574 日銀と銀行だろ
銀行は公な存在のはずなのに、その自覚がなさすぎる
576 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2011/12/23(金) 12:09:10.37
日本もアメリカみたいに、銀行の参入を自由化するべきだよ 日本は沢山のお金を持っているんだから、 それを資本にして、みんなが銀行業をできるようにするべきだ 今の銀行は国民の視点がないから、いい加減なんだよ
577 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/01/09(月) 07:10:31.57
為替の変動は通貨量で決まるっていうソロスチャートって、もろヴェルナーの理論だ。 5年ほど前まで経済学では為替の変動は金利で決まるって散々言っていたくせに 何時のまにやら量のほうが主流になっているw
578 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/01/09(月) 08:23:06.88
銀行はもはや役人が国債で庶民の貯金を分捕るための隠れ蓑に過ぎない ただの詐欺の箱
579 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/01/09(月) 08:24:30.07
貯金箱でさえ無い。 貯金は既に役人が使ってしまって無いからね。
変なやつ来たな…
581 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/22(木) 02:18:20.74
あげ
582 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/15(日) 21:06:17.98
バーゼル3を分かりやすく理解できる方法を教えてください それと、バーゼル3が始まると、銀行が国債をユーロ債やドル債に 買い換えると聞いたんですが、その理由がいまいち分かりません 教えてください
583 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/19(木) 04:52:47.52
これから世界経済はバーゼル3を中心にして動いていく
585 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/28(土) 08:01:15.76
バーゼル3への日本の銀行の対応は、おそらく増資しかないと思う なぜなら銀行の負債は預金だから。資産圧縮による信用収縮は起きない 要はバーゼル3による不況は日本では起きない。 ただし、銀行の破綻の可能性がある 問題は欧米で銀行の負債は中央銀行からの借入金が中心だから、 負債を減らす可能性が高い 要はバーゼル3による不況は欧米で発生しやすくなる
586 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/06/01(金) 21:52:25.88
質問さしてください 1.国債を日銀に買わしたがっているのは、バーゼル3の レバレッチ規制が原因なのか? 2.都市銀行は国際決済業務を簡単に離脱できるのか? 3.バーゼル3が原因で大恐慌につながるのではないのか? 正直、都市銀行がバーゼル3をクリアできると思えない 公的資金も注入不可ならば、都市銀行の破綻という最悪の事態が 起きるのではないのか? 恐ろしい事が起きそうだ
587 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/06/01(金) 22:13:54.66
586の続き 後、銀行が株を発行してそれを株式市場で売る増資も バーゼル3の自己資本比率に参入してもよいのか?
「安全資産としての米国債」という虚構が終焉を迎えそうなんだが、 このスレはあまり盛り上がってないな。 ぎりぎりで堪えているダムが雨が強まって決壊、という意味で 「QE3をやったら終わりだ」 と言われている。 まあ、受け売りだし、すぐに何か起きるかどうかはわからんが、 どう見ても異常なことが、平然と行われていることは確かだ。
危険な副作用を伴うQE3を実施するためには立派な大義名分が必要だ。 QE3待ったなし、というところまで株は崩落するのだろう。 NY株は高すぎるから、明日のFOMCではQE3は見送るのではあるまいか。 実はNY株はQE3期待だけで上げていた。それを見送ったので失望売りが発生する。 環境は極端に悪いのでひどい下げになるかも知れない。 株暴落を受け、重い腰を上げてQE3実施を宣言。 そしてドル壊滅。虚構の終焉。 こんなシナリオが書かれているかも知れない。 どうだろうな。
591 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/09/13(木) 18:24:02.27
]
592 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/09/28(金) 01:15:41.03
;
どうせ神にすがるしかない状況なんだから、幸福実現党に入れてみようかな。 うーむ。
安部蚤屑はこのスレでは話題にならないか。 冗談は相手にしない、ということだろうか。
596 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/01/03(木) 12:49:27.82
報道ステーション SUNDAY 2012年11月25日 安倍晋三「日本の中央銀行は雇用については全く責任を負っていない。日本銀行法を改正するのであれば雇用という実体経済について責任を負ってもらう。」 www.youtube.com/watch?v=gkaMRrkjfyM#t=7m ↓ リチャード・A. ヴェルナー,石井 正幸(2003)「福井日銀 危険な素顔」 ヴェルナー:昨年(2002年)の11月に福井さんに会った時、彼は「失業率は8%を!目指すべきだ」と耳をうたがいたくなるような言葉を口にした。… 石井:…福井さんは国民が不況に苦しんでいてもなんとも思わない。
597 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/01/30(水) 22:12:35.26
実はフルフォード情報でこんなのがあります。
東京の○○公園に十年前から核爆弾が埋められてるという情報がある。
ロシアの連邦保安局からこういう情報が入っているという。
東京直下の地震を引き起こして日本を破壊するために埋め込んでるんだと思うんですよ。
しかも不気味なことに、嫌なのがあるんですねこれ、これそっくり。
このカードがね、ビッグベンなのか、和光堂なのか銀座の、議論されてるんですよ。
ビッグベンだとね、ここが数字じゃないので和光堂だろうと、しかも形そっくりなのね。
だからこれをモデルに書いたとしか思えないものなんですよ。
でこれオリンピックの年を、この人たちの服の色がね、象徴してるんだろうとかね。
(1時間27分頃)
陰謀論だと言って馬鹿にできないのが、
イルミナティカードというのには前例があってですね、
これ有名なやつですね、これ1995年に出たカードなのに、
2001年のツインタワーが崩壊してる映像が出てるんですね。
でご丁寧にペンタゴンまで燃えてる、これがあまりにもリアルなので、
おかしいぞこのカード、という陰謀論者のですね、興味を掻き立てるカードなんですね。
(1時間30分頃)
こういうのもありましてね、はいこれですよ、またイルミナティカードね。
ほら津波でしょ、津波で建物が襲われてる状況ですね、そしてこれ明らかに原発だよね。
原発が破壊されてる状況がありますね、これイルミナティカードなんだよね。
これをねひっくり返すんですね、そうすると確かに311が出てきてるんだね。
これ311が、ひっくり返すと出てくるんだよね、よく見つけたなと思うよ、最初に見つけた人。
これを見せられるとね・・・まぁ偶然でしょ多分、嫌なものを感じますね何か。
(1時間33分頃)
http://www.youtube.com/watch?v=2FhVLj4HfPg
今日のDQNの書き込みへの反応にしても 面白いと言った後に書き込みがあり、行ってやろうかと 発言してたのもお前達だったのか やっと見つけた
599 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN
?
600 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN
601 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/11/16(土) 18:51:03.31
ドル廃止マダー?
602 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2013/11/17(日) 11:18:08.05
つ〜ポール・マッカトニー来日公演陰謀論の提案(誤爆陳謝!陰謀系メイン弾かれます)
http://www.universal-music.co.jp/paul-mccartney 新譜のジャケットが意味深だなあ 333 グランドには乱れた反射の333
立川(断層)と読めてしまうではないか!((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ガクガクガクガク
20・13・11・22は加算して66で今年最大の特異日だけど、ポールは出国前かな?
そういえば来日早々の地震でholly shit!とかツイートしてたけど
11/22はケネディ暗殺から50年で、その娘のキャロラインは15日から駐日大使
福島第一は原爆投下から66年で、NHKではポールのOK(666)サインを取り上げてたよ
ツアータイトルはOut There! なんでしょ、もうなんだかサイン出まくりでマジ怖い!
この頃は関東の地震活動が活発なのでみんなホンとに気を付けて!
603 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :
2014/04/02(水) 01:31:54.28 ★★★【糞汁の特徴】★★★ ・中学の頃(あるいは小・高校で)壮絶なイジメに遭い引きこもりに ・何度か挑戦しようと試みるも、社会復帰の機会を失い現在に至る ・自らの存在の喪失感や焦燥感に襲われ、巨大掲示板を荒らしから守る という使命を自ら課して、そこに生き甲斐を感じる。 ・はじめは禁煙の計画に夢を抱くも、口だけで行動せず「エンジン博物館の 掃除夫になりたい」という禁煙の他力本願な態度に失望。 ・にも関わらず、何者かが「禁煙ブログ」のコピペを始める、これは 荒らしの行為であるので見逃せない、にも関わらず、禁煙はその事には 触れずに黙認し、今日も好き勝手な事を語り周りを煙に巻くので、 怒りの対象に。 ・ニート、働け、糞汁、新聞配達しろ、という罵声は冷や水を浴びせられ、 自らの現状を再認識し、現実逃避から引き戻されるので、逆にニートは禁煙である とする事で、精神のバランスを保とうとしている。新聞配達は誤配が多い。 ・精神疾患を患っており、野に放たれると大変危険。市民生活が脅かされる。 ・マクドナルド、豊中市からは「キチガイ」クレーマーとしてブラックリスト入り。 ・禁煙に謝罪と賠償をしろ。指詰めろ。偏執狂、ストーカーして相手を刺すレベル ・ニートのくせに規則正しい生活で、会社員を装う。その社会性ゼロな感覚で、 ニートとバレバレ。青臭い主張から女経験ゼロと推定。 ・自分のちんこを舐めようとして、失敗。激しい腰痛持ちになる。 その武勇伝から、3代目「マスターオブちんこなめ蔵(ぞう)」を襲名。 ・第三者を装い、非難を繰り返すが、2chは原則荒らしはスルー。その意見 を無視して煽り続けると本人が炙り出され登場→まさにバカそのもの。 ・とにかく学習しない。何度も同じ手に落ちるw鶏頭(とりあたま)。 ・「糞汁は禁煙だ!」との主張を繰り返す。よほど頭に来たらしい。自分で 新しい言葉を考える力が無い。まさに「ゆとり」教育の弊害。 ・下らない下品なAAを貼り付け悦に入る。品性の欠如モロ出し。 ・火病を発動すると同じ言葉を3回繰り返す。←ここ特に大事!試験に出ます。 ・つまらない事、無意味な事に執着し、それを何度も繰り返し同意を求めるが、 2ch住民からはスルーされて、さらに怒りが増幅。