円の支配者★リチャードヴェルナ-U★虚構の終焉】

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1金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
引き続きヴェルナー理論について語りましょう

前スレ
★★リチャード・ヴェルナーは正しかった★★
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/eco/1072543203/

著書
『円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか』
『虚構の終焉―マクロ経済「新パラダイム」の幕開け』
『なぜ日本経済は殺されたか』 吉川 元忠 (著), リチャード・A. ヴェルナー (著)
『不景気が終わらない本当の理由』
『謎解き!平成大不況―誰も語らなかった「危機」の本質』
『福井日銀危険な素顔 』リチャード・A. ヴェルナー (著), 石井 正幸 (著)
『知れば知るほどコワくなる!日本銀行24のヒミツ―不況をつくり、悪化させたのは日銀だった!』(絶版)

英語版
『Princes of the Yen: Japan's Central Bankers and the Transformation of the Economy』
『New Paradigm in Macroeconomics: Solving the Riddle of Japanese Macroeconomic Performance』

2金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:09:55
2
3金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:27:47
989です。

>>993
>説明2が現実に行われていることなら、最後まで載せるべきだ。

どういう意味でしょう?
何度も言いますが、説明1=説明2です。
4金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:31:18
前スレのまとめね。

信用創造に対する前スレの807(http://money4.2ch.net/test/read.cgi/eco/1072543203/807
の説明1と説明2の議論。
マネーの定義について
国債発行は信用創造するのか?
郵貯は信用創造するのか?
金利と量の関連
アメリカのFRBの話
ドイツや欧州の中央銀行の歴史について
金細工師と銀行業の発生
国際金融財閥の現状と歴史について
アジア通貨危機について
インフレ、デフレについて
等々・・・・

5金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:33:47
>>3
つまりね、説明1だけだと、信用創造の概念の意味が捉えにくいってこと。
説明2をみれば銀行の信用創造の意味がすぐに理解できる。
説明1の信用創造の仕組みをすべての経済学の学生が学んでいるはずだが、殆ど理解できていないよ。
6金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:45:46
>>5

説明1がベースなので これが理解できていないと説明2など意味がないのだがね。
(自称)経済学者、エコノミスト、経済ジャーナリスト、日銀官僚等も
信用創造は理解していないと思う。
8金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 21:48:12
説明1を理解するには説明2を見せることで容易に理解が出来るようになると思う。
大衆が真実を理解しにくいようにしてると思う。
だから大衆の殆どが民間銀行が信用創造を行うことを知らない。
経済学で一番最初に理解するべきところなのに。
前スレ後半のやりとりで
ヴェルナー信者が反経済学のトンデモであるという事実が暴露されてよかったじゃないかw
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 22:03:04
>>8
>経済学で一番最初に理解するべきところなのに。

それは同感。
現代の経済は貨幣経済、貨幣の増減方法が理解できていないと経済への理解は不十分。

では、国債発行でも信用創造になっていることを納得して頂けたでしょうか?

11金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 22:04:27
>>9
理解レベルは人それぞれ。
説明1をヴェルナーは否定はしていないよ。
12金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 22:10:52
私は >>989・・です。

>>9
>ヴェルナー信者が反経済学のトンデモであるという事実が暴露されてよかったじゃないかw

私は ヴェルナー信者がトンデモと思っておりません。念のため。
13金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 22:21:00
>説明2]
>銀行はあなたの預金100円を準備金として日銀当座へ預ける(貸出す)ことで市中に最大900円まで貸出しすることが出来ます。
>つまりあなたの預金100円を合計1000円の貸出に変えることが可能です。

これは明らかにおかしい。
銀行のBSを見てみろ。
預金総額=貸出し+証券保有
となっている。

この理論が正しいなら
預金総額<貸出し
となるはずだ。
14金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 22:24:25
>>10
私は>>8ではないが、
>では、国債発行でも信用創造になっていることを納得して頂けたでしょうか?

あなたは銀行の信用創造のことを言ってますか?
それとも中央銀行の信用創造を認めた立場で言ってますか?
このスレッドではそこは重要です。

反証っていうものは一個だけ挙げればいいんですよね。
少数とはいえ、一般投資家も国債を買います。これはどちらの立場に立っても信用創造ではありません。
中央銀行の信用創造を認めるならば『国債発行が信用創造につながることがある』という主張には同意出来ます。
>>13
質問が少し説明不足ではないでしょうか?

[説明2]をもう少し大胆に言うと日銀当預に預けている1/準備率だけ銀行はマネー(預金証書)を作っても良いよ、です。

作った預金証書は預金受け入れの時に日銀券と交換されたり、貸出しに対して使われたりです。
また、本来の銀行業である貸し借り以外、例えば有価証券の取得にも使われるでしょう。
故に預金総額>貸出し、ですよね。
どっちにしろ、数学的には[説明1]と[説明2]は同じです。事後的には同じという言い方をしましょうか。
私が資本金を1000万円で銀行を始めたら、B/Sは例えば

資産 1000万円(分かり易いように日銀券で1000万円とする)
負債・資本 1000万円(内、預金0)

某優良企業が5000万円の融資を希望してきました。
融資担当者の躊躇わず預金証書を発行します。

資産 6000万円(内 日銀券1000万円 貸出し5000万円)
負債・資本 6000万円(内、預金5000万円)

おっと準備率が守れてない。そうそう準備率は1%にしましょう。
あわてて日銀に日銀券で50万円を入金します。

資産 6000万円(内 日銀券950万円 貸出し5000万円 日銀当預50万円)
負債・資本 6000万円(内、預金5000万円)

あっと預金者が来ました。日銀券で100万円です。忘れないように1万円を日銀に入金しときましょう。

資産 6100万円(内、日銀券1049万円 貸出し5000万円 日銀当預51万円)
負債・資本 6100万円(内、預金5100万円)

他の投資は止めときます。利子が付くのが楽しみです。準備金の調査でも起こられずに済みそうです。


17金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:14:49
989です。

>>14
>少数とはいえ、一般投資家も国債を買います。

95%は金融機関の国債買いです。さらにその中の日銀買い入れ分を除いた額は信用創造されませんか。
尚、日銀の国債買い入れは買いオペレーションに分類され、発券機能です。信用創造ではありません。

18金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:19:58
ヴェルナーさんの「円の支配者」で
>金細工師と銀行業の発生
を読んだとき、実際には保管してない金の預り証を発行した”豊田商事”
の詐欺事件を思い出した。銀行の生い立ちは豊田商事と同じ詐欺を合法
化したものなんだなあと。やっぱり金融界はいかがわしい。

19金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:23:27
>>15
>作った預金証書は預金受け入れの時に日銀券と交換されたり、貸出しに対して使われたりです。

預金証書は預金者にとってはお金と同等だが、それを発行した銀行にとっては、借用証であって、お金ではないことを解かっておられますか?
そのような文章には読めないのですけど。
20金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:25:36
銀行が国債を買った時は信用創造はするのか?
生保がしないのはよくわかるが。
>>17

えっと、『中央銀行の信用創造』の概念を使わなくとも、
銀行が買ったときに信用創造が起きることはありそうですね。

でもそれでも『国債を発行したから』ではないですよね。
銀行が国債の購入の為にマネーを創造しようと思ったからでしょうね。
具体的には政府の口座を作って、そこに数字を入れることで買ったら信用創造かと思います。
(預金が増えた分の準備金チェックは怠り無く)
しかし、そうだと貸出しで測るのは拙いか。。。この辺り、どうなんでしょうね?
まあ、国債を銀行に売るぐらいなら直接借りろよって小一時間政府に言いたいところです。
国民に変な借金意識を持たせるなってね。
22金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:29:39
>>16
>某優良企業が5000万円の融資を希望してきました。
>融資担当者の躊躇わず預金証書を発行します。

銀行はその融資分の現金の調達はどうしますか? できますか?
それが出来ないと貸し出せないのですよ。
>>19

文章では分かりづらいので>>16を買いたんですけど。
下の方に日銀券で預金を受け入れた時のことが書いてあります。

まあ、テキストベースで議論する話じゃないね。
>>22

銀行業は常に危険と隣り合わせです。
だから金細工師ギルドが存在しまし、私がいきなり銀行業を始めれないところです。

[説明1]でも第1の預金者と第2の預金者が同時に日銀券で寄こせって言ったらどうなります。
同じこと。
他所の銀行から調達するだけのことです。
現実にはそんな大金借りたら、すぐに振り込みで何か買いますって。
それが私の銀行の別の企業の口座だったりね。マネーが動くってそういうことだと思いますよ。
25金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:38:37
つか、貸出金を10年か20年で回収すると考えれば
10倍や20倍の信用創造は、驚くほどのものではないと・・思う
>>22

×それが私の銀行の別の企業の口座だったりね。マネーが動くってそういうことだと思いますよ。
○買った先も企業も私の銀行に口座を持ってたりしてね。マネーが動くってそういうことだと思いますよ。
26はアンカー付け間違い。
>>22ではなく>>24の修正ね。
28金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/14(日) 23:56:38
説明1と説明2が同じであるならば、>>16の説明は正しい。
説明1は預金証書が現金よりも増加していく仮定で新たな購買力が生まれる。
しかし現金は預かった回数の準備率分減少していく。
増加した預金証書を預金者が引き下ろそうとすれば、中央銀行や他行から現金を調達しなくてはいけない。
だから、>>16のように現金を融資する段階で調達するのも可能ではないかと
29金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 00:01:09
説明1の信奉者たちは、きっと住宅ローンや車のローンを組んだとき、
自宅に札束をかかえて帰らないと気がすまないのだろう。
ヴェルナーの説は理論としてはかなり信頼できると思っているのだけど、
日銀が大蔵省を無視して(ばれずに?)経済的独裁を発揮できたとは
ちょっと信じられない・・・

と思ってたら、前スレでも出てきた
tp://www.adpweb.com/eco/eco367.html
tp://www.adpweb.com/eco/eco369.html
tp://www.adpweb.com/eco/eco370.html
を読んで納得。

バブルの責任は日銀にあり = 日銀陰謀説 or 日銀無能説
だけど、このコラムの説明が自分的にちょうどいい「落とし所」だった。
31金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 00:30:13
>>30
FRBと昔の大蔵省日銀は構図が似ている。
ニューヨーク連銀は公開市場操作を担当している。
これはマネーの量的政策を一手に引き受けている事を意味する。
他の地区連銀は金利政策は提言を出来ても、公開市場操作の政策にはタッチできない。
実質、経済における決定権を握っているのはニューヨーク連銀だけだ。
他の地区連銀はジャンクであり、金利政策に世間の目を向けさせる役割を果たしているだけ。

この関係は昔の大蔵省と日銀の関係に近い。
大蔵省は金利の決定権を持っていたが、マネーの量的な政策に関しては日銀が決定権を持っていた。
大蔵省を他の地区連銀、日銀をニューヨーク連銀と捉えればやっていることは同じである。
アメリカでこのシステムが確立されたのは1920年代だ。
戦後の日本はそのアメリカのシステムを移植したにすぎない。
ウォール街が日本を間接的に支配しようと考えているなら、経済の根幹である日銀を影響下におくのは当たり前である。
32金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 01:45:11
国債の発行が信用創造になるのかどうかは、国債を発行した時のB/Sを知らないとだめだと思う。
政府は銀行に口座を持っていたりするの?
それとも現金で交換するのかな?



33金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 07:28:21
>>20
>銀行が国債を買った時は信用創造はするのか?
>生保がしないのはよくわかるが。

生保の国債買いでも信用創造します。
[説明1]が理解できていれば、はっきりとそう言えますが、
[説明2]が本質だといわれる方にとっては迷うことでしょう。

[説明1]が本質で、[説明2]はそれを簡潔にしたもので、=で結ばれると理解しなければ、事実を正確に把握しているとは言えない。

    by >>989
34金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 07:57:20
>>24
>[説明1]でも第1の預金者と第2の預金者が同時に日銀券で寄こせって言ったらどうなります。
>同じこと。
>他所の銀行から調達するだけのことです。

昭和初期だったと思う、
台湾銀行に取り付け騒ぎが起こり、預金者に現金を渡せなくなって、その後倒産しました。
自己資本比率が低かったのでしょうね。だからどこの銀行も現金を融通しなかった。で倒産。

本来の信用創造は現金の入金がまずないと貸し出せないのだが、
それがなく、一つの銀行内部で、お金と貸し出しにパカッと割れるような信用創造を想像しているなら、
そんな、自己資本比率を考慮するような、貸し出しについては想定外ではないですか?
35金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 08:41:25
>>33


ばーーか。生保が国債買ってどうして信用創造するんだよ?
アホ
36金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 11:28:38
>>35
意味のない批判ではなく理由を書こうね。
807 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/06(土) 16:22:40
>>806

>日銀には信用創造機能は無く、
ここはやはり違うと思います。

その前に先ずは信用創造機能のおさらいをしましょう。二つの説明方法があります。
準備金を10%とし、あなたが預けた現金100円がどうなるかで見ていきましょう。
[説明1]
100円の内10%の10円を日銀当座預金に準備金として預け、90円が貸出に回ります。
この90円は長い目で見るとどこかの銀行に預金されるでしょう。
再びこの90円のうち9円が準備金として日銀当座預金にプールされ81円が貸出されます。
これが無限に行われたとして
預金総額:100+90+81+72.9+65.61+・・・=1000円になります。
あら不思議、現金100円が1000円の預金総額に変わりました。
一般式にすると [元出100円]÷[準備金10%]=[預金総額1000円]
これが信用創造機能の非常に疲れる説明です・・・。

[説明2]
銀行はあなたの預金100円を準備金として日銀当座へ預ける(貸出す)ことで市中に最大900円まで貸出しすることが出来ます。
つまりあなたの預金100円を合計1000円の貸出に変えることが可能です。


さて、[説明1]と[説明2]は結果的には同じことですが本質はどちらかというと説明2のようです。
ここは私もなかなか理解できなかったのですが円の支配者の4章脚注10を読んで納得しました。
結論として信用創造とは文字通り『マネー(信用)を創造すること』という理解でいいことになります。
(ここらへんで準備金比率が0%ならば銀行が無制約にマネーを作れることに気づきます。)
続いて中央銀行の信用創造についてです。
808 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/06(土) 16:24:32
中央銀行の信用創造についてはヴェルナーはやや説明不足だと思いますが無くはありません。
円の支配社P89に"(中央銀行による資産の売買の差引額として経済に注入される)中央銀行の信用総増額 "
という表現があります。まだ良く分かりませんね。P172からの説明で何となく分かってきます。
新たに造ったマネー(紙幣やコンピューター・マネー)で民間部門から資産を買い上げることのようです。
資産は実際には国債やCPを購入することが多いとあります。このあたりはオペレーションのことを言ってますね。

ここでも結局は 信用創造=マネーの創造 ですね(勿論、刷っても使わなければ信用創造したとは言えません)。
で、具体的な計算方法ですが、
「短期金融調整」と呼んでいるもの(つまりオペレーション)を総和するだけではダメとあります。
"日銀の全ての取引を合計する"だそうです。ここが具体的にどうすれば良いのか分かりません。。。。
日銀は発券機能やオペレーション以外にも「政府の銀行」、「銀行の銀行」、(政府委託で)為替介入、等
いろいろやるので何をどう合計すればいいのかがよく分からないのです。
出来ればヴェルナー氏の言う「日銀先行リクイディティ指数」がどこかに公表されるといいなと思っているんですが。。。
39金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 13:48:24
>>37>>38

ばか丸出し。
日銀がつくるのはベースマネーなんだよ。ベースマネーは信用創造とは言わない。
信用創造は、事業会社への貸付と預金が同時にできるところだけが可能。
40金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 20:21:50
>>29
>説明1の信奉者たちは、きっと住宅ローンや車のローンを組んだとき、
>自宅に札束をかかえて帰らないと気がすまないのだろう。

説明1=説明2という意見です。というより単純な事実ですが。

住宅ローンも車のローンも電子マネーという現金を借りています。

銀行はサラ金と同様に貸し出しを行いますが、その方法はサラ金と同じで、まず現金を用意してから貸し出しを行います。
貸し出す現金が手元にないのに貸し出すことはありません。これが原則です。
説明2が本質という方は、コレデハ信用創造が起こらないと想っているのではありませんか?
41金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 20:42:50
>>35
>ばーーか。生保が国債買ってどうして信用創造するんだよ?

多分あなたは、説明1が正確に理解できていないのです。

トンデモスレだな。
43金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 21:02:15
>>41
生保の国債買いでも信用創造します。


生保が1億円国債買いました。
はい、それからどうなって信用創造するのか具体的に書いてみ。
信用創造とやらの妄想を書いてみろ。


4443:2006/05/15(月) 21:03:42
>>41
ベースマネーは信用創造じゃないから、そこんとこ捻じ曲げんでな
>>40

数学的に同等でもね、見方が違うということは極めて大きな差異になるんですよ。
ニュートンの運動方程式と正準方程式が数学的には等価って言ってもこの差は大きいでしょ。

創造(クリエーション)って言葉はね、日本人にはピンとこないけど無から有を生み出す時に使うんですよ。
それ以外のときは別の単語を当てるわけ。
だからね、最初に信用創造って言葉を作った人々はきっと[説明2]だったと思いますよ。
金預かり書のエピソードでピンと来ませんかね?

>>貸し出す現金が手元にないのに貸し出すことはありません。これが原則です。

いいでしょう。あなたは銀行家が本当に大量の金を保有していたと信じた絶対君主と同じです。
取り付け騒ぎなんて(今は知らないが)初等教育の教科書にも出てくる話で、
銀行がいざとなったらいつでも危機に陥ることなんて誰でも知っていると思ってたんですけどね。
46金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 21:13:36
>>40
>銀行はサラ金と同様に貸し出しを行いますが、その方法はサラ金と同じで、まず現金を用意してから貸し出しを行います。

サラ金は、自分の手持ちの日銀券か銀行から貸出を受けなければ「現金」を用意できなければ、
他人に貸出できませんが、銀行は、手持ちにまったくなにもない状態から、
自分の銀行の貸出人名義の口座に数字を打ち込み、「現金」をクリエイトできます。

>貸し出す現金が手元にないのに貸し出すことはありません。これが原則です。

この表現は微妙ですね。
銀行は、貸し出す直前まで、「現金」もっていません。
他人に貸し出すと同時に「現金」を手元に作り出し、それを他人に貸し出します。
しかし、サラ金は、「現金」をつくりだすことができません。
結局、貸し出す以前に「現金」を手元においておかないといけません。

こうかけば、まさに銀行は「信用=現金」創造している、ってことがはっきりします。
手元に現金がないのに、他人に貸出ができる。
まるっきり詐欺ですね。
これが歴史です。
>>41

私も知りたいですね。ちゃんとプロセスを書いて下さい。
また、『現金』ということばを使う時はあらかじめ日銀券のことか
ハイパワードマネーのことかを定義して使ってください。あとで定義を変えるのはダメですよ。
48金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 21:49:32
41です。

>>43
>生保が1億円国債買いました。

その代金一億円は政府口座に振り込まれます。
その後そのお金は政府の支出として民間に渡ります。
それを受け取った民間はそのお金を銀行など金融機関に預けるでしょう。
預けられたとき預金は増加すると同時に
そのお金を受け取った金融機関は再びそのお金を貸し出したり国債を購入します。
そうやってぐるぐると現金が回り、金融機関に預けられ、
銀行が、貸出債権を買い入れるたびに預貯金マネーは増加していきます。

これが信用創造でなくて何なのでしょう。
>>34
>自己資本比率が低かったのでしょうね。

>>16を書くときに、B/S書くからにはBIS規制のことを言い出す人がいるかな、
なんて思いながら書きました。見事な自己資本比率でしょ。

実際問題、突然自己資本比率に規制を入れられたら銀行は危機に陥りますよ。
慌てて分母の圧縮、つまり融資の回収に走らなければいけません。
BIS規制ってのは『銀行の健全性の確保』という棘のあるバラだったわけです。
>>48

・・・・・・きっかけは国債の発行かもしれないが・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいや、何でもない・・・・・・・・・・
51金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 22:08:44
>>48
でもそれだと、国債発行が信用創造ではなくて、生保が民間に融資することも信用創造になるのでは?
生保が民間に融資する。株や社債などで。
そのお金が企業にわたり、設備投資などに使われる。
設備投資に使われたお金を、受け取った業者が銀行に貯蓄する。
それを繰り返すことで信用創造になる。
直接的な信用を作る行為を信用創造というなら、生保の国債購入や民間投資は単なる金融仲介業でしかない。
52金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 22:10:59
ところで当座預金残高って現金じゃなきゃいけないの?
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 22:11:14
(貸方)   (借方)
現金 100  準備 100
貸付 100  現金 100
現金 100  預金 100
貸付 100  現金 100
現金 100  預金 100

・・の無限ループが信用創造
貸付けた現金は、支払先を通じて預金として戻ってくるのがミソ
もう、ヴェルナーのスレッドじゃないな。
55金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 22:18:36
34と40です。

>>45
>それ以外のときは別の単語を当てるわけ。
>だからね、最初に信用創造って言葉を作った人々はきっと[説明2]だったと思いますよ。
信用創造論の単語起源説ですか?
信用創造とは時間的ずれがなく、パカッとプラス・マイナスのお金に分かれると思っておられるのですね。
そんな権限を民間金融機関に対して、日本政府は与えていないと思いますよ。
与えている許可は、貸し出す業務と預金業務です。この二つの業務を許可した結果として、信用創造機能が行われるのです。
それから、日本の昭和初期でも信用創造機能は行われていたのですが、この時代では、パカット割れる信用創造機能などは現実的に機能しないのではありませんか。
>>52
結局、話が噛み合わないのはそういうことなんですよね。
日銀当預を理解してない、理解しようともしない人が多いからです。
日銀のホームページで調べれるのにね。
自分で読んでどう思ったか是非聞かせてください。
あれ、マネーが創造されてるぞ、って思ったらもう一息です。

http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf/chapter6.pdf

>>55さんも読んでみてね。頭が少しは柔らかくなるかも。
57金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 22:32:47
>>55
>信用創造とは時間的ずれがなく、パカッとプラス・マイナスのお金に分かれると思っておられるのですね。
>そんな権限を民間金融機関に対して、日本政府は与えていないと思いますよ。

ここは極めて重要な問題。
教えて、エロイ人。
あっそうそう。
>>56に挙げたpdfでは日銀が91年まで窓口指導をしていたことも書いてある。
91年までは日銀も認めているんだってちょっと面白かった。
91年・・・。バブルがはじけた年。
銀行法の・・・条で禁止されていると指摘されれば>>16は引っ込める。
読めてないから。
但し、資本金が10億円無いじゃんってのは勘弁してね。
60金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 23:06:43
>>56
メチャクチャ長い・・・・・・
どこのページにマネーが創造されていることが書いてあるか教えて。

しかし何て丁寧な文章なんだ。
窓口指導が91年まで続いていたと正直に書いてある。(爆
ここを読めば日銀の具体的な金融業務が解るね。

>>60

いや、簡単には分かりません。私がここがそうだと言っても納得する人としない人が居るでしょう。
だからご自分で読んでどう感じたかを聞きたいんです。
ヴェルナーの本を読んで、これを読んで、普通の銀行のことに思いを馳せると、何かが見えてくる。
そして、円の支配者の原注を読むことも重要です。
62金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 23:20:51
>>58
>挙げたpdfでは日銀が91年まで窓口指導をしていたことも書いてある。
これは通貨の発行のこと、あるいは発券機能と読んでも良いか?、
結果生まれるお金を、ハイパワード・マネー=マネタリーベース(ベースマネー)=現金+日銀当座預金残高≒現金

民間の信用創造機能によって生まれるお金とは異なります。
>>62

違う、違う。全く違う。
日銀が民間銀行に貸出し額や貸出し先を『指導』していたことで、
『円の支配者』の重要なファクターだよ。本当に読んだの?
じゃあ、pdfの何に注目して欲しいかのヒント。

よく読めば、そしてよく考えれば日銀が銀行から国債を購入すると日銀当預が増えることが分かる。
何で買ったの?
日銀当預に数字を作り出すことで買ったんですね。

さて、日銀に言ったら統計の時系列の日本銀行勘定を探しましょう。
沢山あるけど見るのは資産の『現金』『手形』『国債』、負債の『発行銀行券』『当座預金』位でいいでしょう。
ここまでやれば、日銀当預の理解はバッチリです。それからもう一度考え直しましょう。
日の丸は、朝廷に貢献した大名などに下賜して有り難がらせて
またバカをやらすことに使われたもので、
いわば天皇家の象徴。
その朝廷は日本を征服支配した朝鮮人が作ったもの。
つまり、日の丸は、朝鮮人による日本支配の象徴なのである。
【中国】「出世のために統計でっち上げ」人民日報が警告[05/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1147677597/
67金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 23:46:15
68金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/15(月) 23:54:47
>>48その代金一億円は政府口座に振り込まれます
・・・そうやってぐるぐると現金が回り、金融機関に預けられ、
銀行が、貸出債権を買い入れるたびに預貯金マネーは増加していきます

生保が国債買わずに、1億円を銀行預金したままで、それを銀行が企業に貸付
すれば信用創造するわけで、国債買っても信用創造なんかされてないだろが。
生保が国債買ったから信用創造したんじゃなくって
銀行が貸付したから信用創造してるんだろ。
生保が国債買うっていうことは信用創造でもなければ、信用創造と因果関係すらない。
なぜなら、生保が国債買う直前に銀行預金に1億円あったわけで、
それで貸付できるから。
おまえ、ごまかすのもほどほどにしな。
つーーか、ベースマネーと信用創造の関係すら理解できないアホ。


>>68

念のために言っておきますが>>48氏の主張はヴェルナー氏の主張とは
全く関係がありませんから。念のため。
70金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 00:00:21
>>63
>違う、違う。全く違う。
>>56
>あれ、マネーが創造されてるぞ、って思ったらもう一息です

マネーが創造されてるとは思うけど、預貯金マネーではないね。
≒現金です。
ところで、預金マネーと現金マネーの区別は出来ていますか?
71金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 00:03:09
>>68
>つーーか、ベースマネーと信用創造の関係すら理解できないアホ。

どれだけの日本人が信用創造について本質的に理解しているのか?
ここのスレのいいところは余り語られることのない、しかし重要な信用創造について議論できるところでしょ。
異論反論することで理解が深まっていくんだからいいじゃない。
>>70

まあ、いいから、もう少し考えてみてね。
日銀当預が何であるかをね。
あなたって現金と言ったりハイパワード・マネーって言ったり局面で使い分ける人でしょ?
じゃあ、日銀当預は理解しなくっちゃ。
73金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 00:06:04
支離滅裂だな。(貸方)   (借方)が。
それに、現金で貸し出しなんかしないだろ。


>>53 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2006/05/15(月) 22:11:14
(貸方)   (借方)
現金 100  準備 100
貸付 100  現金 100
現金 100  預金 100
貸付 100  現金 100
現金 100  預金 100

・・の無限ループが信用創造
貸付けた現金は、支払先を通じて預金として戻ってくるのがミソ
>>16

[説明1]は1000万円だけ融資して、後は気長に誰かが日銀券で預金するのを待つばかり。
[説明2]は5000万円全額を融資して、しかも手元に日銀券を残す。

どっちもOKなら[説明2]の方が圧倒的に賢い。
[説明2]を否定するものは銀行法から読み取れない。
っつうか[説明1]で銀行業やってたら潰れるんじゃないの?
75金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 00:56:02
本源的な意味での信用創造とは預金創造なのかも知れないが

広義に捉えればクレジットも電子マネーも国債や土地などの保有資産も信用創造と言えるんじゃないの?
クレジットは文字通り信用ですね。電子マネーも文字通りマネー。
でも国債は違いますね。購買活動に使えないもの。土地も一緒。

マネーって物々交換じゃあ大変なので変わりに購買活動を担うものですよね。
最初は貴金属とか珍しい貝殻だった。
その後にヨーロッパでは金預かり書ってのが出来て紙幣につながった。
今では電子情報が紙幣とってかわろうとしている。

昔は貴金属を手渡すことで購買活動が行われた。経済活動は貴金属の保有量に制約された。
今では口座の数字が動くだけで購買活動が行われる。
77金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:10:27
マネーも進化しているってことだね。
その度に詐欺の手法も変わっていくんだろうね。
78金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:12:52
てかさ、市場が有りいつでも通貨に換えられる
もしくは担保価値があり融資を受けられるのだから
国債や土地も通貨同等物としていいんじゃないの?
79金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:19:40
通貨に変えられるとしても、市場で交換される場合は信用を増やさない。
信用は銀行を通さないと創造されない。
だから銀行が土地を買えば信用を創造することになる。
しかし銀行以外の市場が買えば信用創造にはならない。
ようは銀行を介するかどうかってこと。
80金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:23:15
>信用は銀行を通さないと創造されない。

これが理解できないんよ。
たんに「信用創造」の定義ってこと?
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:28:43
>>79銀行が土地を買えば信用を創造することになる

あほ

8279:2006/05/16(火) 01:33:07
>>81
間違った。
超過準備の当座預金残高から引き落とせばねw
83金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:38:39
>>82

なんで??
84金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 01:49:44
>>76


クレジットは信用ってか? そんなこといえば、掛け売りも全部信用じゃん。
クレジットカードは、訳せば信用だが、売り手、買い手の両方を合算すれば
支払い手段の創造はしていない。
なぜなら、現金で支払う代わりにクレジットで払っているだけで、
買い手の支払う側が現金を留保した分、売り手の現金入金が遅れている
に過ぎないから。 買い手が払う前にクレジットカード会社が
売り手に入金したとしても、それはクレジットカード会社の預金が
売り手に移転しただけでチャラ。 その分を銀行が融資して初めて信用創造
が行われる。
8579:2006/05/16(火) 01:51:00
なんだかよくわかんねーやw
また出直してくるわ。
質問。

業務局って英語名はなんていうの?
87金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2006/05/16(火) 03:26:30
イラン空爆の不安が高まっているから、信用創造が拡大して景気が良くなっても株が上昇しなくなってる
88金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 07:24:43
>>46
>こうかけば、まさに銀行は「信用=現金」創造している、ってことがはっきりします。
>手元に現金がないのに、他人に貸出ができる。
>まるっきり詐欺ですね。

そう、だからこれが事実ではなく、貴方やベルナー氏の勘違いということです。
現代貨幣システムは辻褄の合うものでサギではありませんが、
そのシステムを正確に人々に知らしめていないことをサギといえばそうかもしれません。

89金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 07:37:35
>>79>>81
>だから銀行が土地を買えば信用を創造することになる。
>しかし銀行以外の市場が買えば信用創造にはならない。
>ようは銀行を介するかどうかってこと。

これは事実です。預貯金マネーが増加することを信用創造と定義するなら、まさしく信用創造です。預貯金が増加するからです。
但し、預かり金での購入に限ります。銀行の自己資本での購入ならば、お金(預貯金マネー)の移動に過ぎませんので、預貯金は増加しません。
90金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 07:58:17
>>64
>よく読めば、そしてよく考えれば日銀が銀行から国債を購入すると日銀当預が増えることが分かる。
>何で買ったの?
>日銀当預に数字を作り出すことで買ったんですね。

その数字に見合う日銀券(現金)を資産の部に計上しているはずです。
違法を行うわけがないじゃないですか?
これらに対する権威ある専門家の全てが日銀が中央銀行になった明治期から全て日銀シンパであるわけではないのですからね。

日銀当座のことを理解していないというのは貴方ではないのですか?
長い文書を読めというなら、それで何が言いたいのかあなた自身が明確にするが常識というものです。
91金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 17:48:10
信用創造が増えるのは民間銀行が貸出を行ったときと、
中央銀行が新たなお金で買いオペなどマネーを供給したときのみ
ということか?

買いオペでも、すでに持ってる資産などを売って買いオペしたら
売り買いで相殺になるからマネーは増えないということだな。
この点は「福井日銀危険な素顔」などに書かれてる。

戦後すぐ焼け野原の時代は、日銀が戦争国債や武器メーカーなどへのローンを買い上げ、
コストゼロで問題解決したことは「日本銀行24のヒミツ」などに書かれてる。
日銀はコストゼロでマネーを作れるようだ。
>>90
二種類の人が居ていいと思うんです。

日銀が銀行から資産を買えば日銀当預が増えることが当然で違法でも何でもないと分かる人とそれを受け入れられない人。
>>16を読んでそういうこともありえるかもと思う人と絶対にありえないと思う人。
銀行に融資を頼むと預金証書の数字が増える形で貸出してくれる事実を経験している人とそれがピンと来ない人。
日銀券でしか買い物をしたことがない人と銀行振り込みでも買い物をしたことがある人。
振込みは日銀券の手渡しのかわりに口座の数字をこっちからあっちに動かしているんだと分かる人と分からない人。
銀行にとって利益になるのは預金を受け入れることだと思っている人と貸出しをすることだと思っている人。

>>91
そうですね。その結果、日銀の資産合計はどんどん膨れ上がって来ています。
負債である発行銀行券と日銀当預が増えても誰も危機感を抱きません。そう、危機などないからそれでいいのです。
政府の国債発行残高が増えたからと言って大騒ぎするのと大違いです。
>>84

クレジットがマネーか?って聞かれればそうだとしか答えようがありません。
クレジット会社が信用創造するかと聞かれればノーと答えます。
94金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 22:11:52
90です。
>>92
>日銀が銀行から資産を買えば日銀当預が増えることが当然で違法でも何でもないと分かる人とそれを受け入れられない人。

この通りに、なります。買いオペは日銀当座預金残高を増やす行為です。ハイパワード・マネー=日銀マネーと呼ぶなら、それを民間に供給する行為です。
実際に日銀券を民間に手渡さないのであればm、そのお金は日銀当座に積みあがります。そしてその分の日銀券が日銀の資産の部に計上されるのですね。

しかしこれは一般に言われる信用創造機能とは違います。
一般に言われる信用創造機能は預貯金マネーは増加させますが、日銀マネーは増加させないからです。

注意しなければならないことは、日銀マネーが増加すると金利低下に貢献しますが、
預貯金マネーが増加すれば どちらかと言うと金利高に貢献するのです。
>>94
>しかしこれは一般に言われる信用創造機能とは違います。

その通りです。しかし、このスレの理解者はそんなことは分かった上で論じているのです。
教科書になんて書いてあるかを論じるならここに居る必要はないのです。

マネーの創造が購買力を生み出して景気循環からGDPから為替まで説明できるという
ヴェルナーの新規な考え方は本当かどうかを議論しているのです。
その初歩の信用創造についてすらここまで物議を醸し出しているのです。
『中央銀行の信用創造』についても簡単には否定してはいけないと思いませんか?
否定などいつでも出来るのです。
ヴェルナーは金利は第2の変数だと言っています。
原因ではなく結果だと。
また、カムフラージュにも使われていると。

日銀当預を過剰にする政策で一見銀行は融資をし易くなりました。
現実は最近まで貸出しは減る一方でした。
何故、日銀は金利や日銀当預はトップページに乗せて、
本来の目的だったはずの肝心の貸出し残高は統計ページにしか載せないのでしょうか?

量的緩和政策とは何だったのでしょうか?
日銀当預が増えたのは実は結果です。原因は月額1.2兆円の長期国債の買い切りオペです。
巨大な買い手が債券市場に居すわったのです。
銀行が貸出し業などそっちのけで長期国債を買い漁り利益を挙げたのは当然です。
国が国債発行残高を増大させている間に銀行は救済されていたのです。
結果、景気は回復しますが、このようなアンフェアな方法以外に選択肢は無かったのでしょうか?

量的緩和解除?
確かに、短期国債売りオペなどで日銀当預は減って行っています。金利上昇圧力は働くでしょう。
しかし、月1.2兆円の長国買切りオペは続行中です。
この買切りオペの額が長期金利の真の操縦桿だと予想しています。
長期金利上昇のタイミングが分かれば銀行は再び儲けることが可能です。
政府系の銀行を犠牲にして(但し公的機関は取得原価会計で一応は時価の影響は受けない)。
97金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/16(火) 23:10:24
>>94
>買いオペは日銀当座預金残高を増やす行為です。ハイパワード・マネー=日銀マネーと呼ぶなら、それを民間に供給する行為です。
>実際に日銀券を民間に手渡さないのであればm、そのお金は日銀当座に積みあがります

生保や年金基金から買いオペを行った場合は、現金で渡すの?
それとも銀行の預金に振り込むの?
>>97

>>94に変わってお答えします。
確か生保の代理口座は民間銀行にあったと思います(間違っていたらごめんなさい)。
ですから生保の口座がある銀行の日銀当預が一瞬増えて、次に生保の口座に移転されるというプロセスのはずです。
>>98

×ですから生保の口座がある銀行の日銀当預が一瞬増えて、次に生保の口座に移転されるというプロセスのはずです。
○ ですから生保の口座がある銀行の日銀当預が増えて、次に生保の口座も増えるというプロセスのはずです。

ややこしいです。毎回、B/S書かないと間違えるな。。。
>>94
>実際に日銀券を民間に手渡さないのであればm、そのお金は日銀当座に積みあがります。
>そしてその分の日銀券が日銀の資産の部に計上されるのですね。

後半は勘違いされていますね。
資産の方は既に国債が入っています。
負債である当座預金はそれと同額増えるのです。
この取引に日銀券は全く関与致しません。
銀行貸し出しじゃないとマネーが増えないというのはおかしくないか?
銀行が国債社債や株式の購入ばかりで融資をしなけりゃ本当に増えないのか?
生保や証券会社あるいは金持ってる奴が直接債権買っても増えるんじゃないか?
銀行なんか存在しなくても金の貸し借りをすればマネーサプライは増えると思うのだが。
102金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 07:16:22
>>95
>その通りです。しかし、このスレの理解者はそんなことは分かった上で論じているのです。
>教科書になんて書いてあるかを論じるならここに居る必要はないのです。

では次も理解されていますか?↓

★注意しなければならないことは、
★日銀マネーが増加すると金利低下に貢献しますが、
★預貯金マネーが増加すれば どちらかと言うと金利高に貢献するのです。

日銀のマネーの創造は通貨発行と呼ばれるもので、民間金融機関が相互に連携して行われている信用創造機能とは
経済に与える影響はまるで違いますがこの事理解されていますか?

あなたは日銀マネーも預貯金マネーも 完全に=で結ばれていると思っておられるのではないですか?
ここは重要な質問です。
103金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 07:18:04
「金持ってる奴」は
その金を、どこから得たのかという話だろ
業務局って英語でなんていうの?
105金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 07:27:42
あるいは
「金持ってる」とは、どういうことなのかという話
>>102

>>96で間接的に答えたつもりだったのですが。
時間がないので今夜お答えします。
短期金利と長期金利についておさらいしておいて下さい。
107金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 12:04:13
>>106
>96で間接的に答えたつもりだったのですが。

預貯金マネー総量の金利に対する影響が書かれていないです。

>短期金利と長期金利についておさらいしておいて下さい。

日銀の公開市場操作はおさらいの必要もないわかりきったことです。
693 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2006/04/21(金) 22:12:12
信用創造さえ理解できていれば経済なんて超簡単。
インフレもデフレも単なる受給のギャップ。
供給を決めるのは市場の生産能力。
需要を決めるのは信用創造量。
その増加率が同じなら物価は安定したまま経済成長。
需給の増加率のバランスが崩れたら、インフレもしくはデフレになる。
791 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2006/05/05(金) 14:46:55
<ベルナー氏の誤り>
国債での借金は信用創造量とは無関係との言説。

実は、国債発行でも銀行での直接買い入れでもどちらでも信用創造量は増加します。

つまり、国債発行も信用創造機能の一部に組み入れられているのです。
この点をベルナー氏は 勘違いされています。


793 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/05(金) 17:01:10
>>791
勘違いしているという通貨の供給量の定義の問題でしょうね。
普通預金や定期預金は直ぐに現金化出来るから通貨扱いだとか
短期国債は直ぐに現金化するから準通貨だ ではなく

通貨供給量=貸出残高+中央銀行の全取引の総和

という定義をしています。なぜ、こう定義したのかを飲み込むのは容易ではありません。
おそらく「経済活動を最も良く説明できるから」と答えるでしょう。「既存の通貨測定法って役に立たないジャン」と。
円の支配者を繰り返し読むと「信用創造量が購買力を決定する」という根本原理を掲げていることが読み取れます。

私が財布の中の一万円札で国債を買ったならば私の持っていた購買力が国に吸い上げられて国の購買力にかわります。
この場合トータルの購買力は変わりません。
私が銀行から一万円を借りてそれで国債を買ったならば新たな購買力が発生したことになります。
この時は購買力が増えたことになります。しかしこれを計測するには国債発行額ではなく貸出残高の方を見る方が適切です。

ヴェルナーの本を読むとき、先入観を捨てて且つ、自分の頭で考えながら読まないとダメです。
簡単に信じてもダメだと思います。
110金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 15:52:02
>>108
>信用創造さえ理解できていれば経済なんて超簡単。
>インフレもデフレも単なる受給のギャップ。

言わんとされることは良くわかります。
この場合、信用創造量+マネタリーベース≒ お金の総量(信用創造量) と言う語句の使い方かと思います。
けれどもお金の総量を量るのはこれではまだまだに不十分です。
現代ではお金は比較的容易に現金に返還しうる資産も考慮し算入される必要があります。その代表は投信であり、株式であり、不動産であります。
これらは民間の人々の購買力に大きく影響しています。
その代表例はアメリカです。
かの国は現金に容易に換えうる不動産の価格を高止まりさせることによって 国民の購買力(需要)を維持しているのは広く知られるところです。  

111金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 16:13:59
「金融資本主義の権力者たちには一つの遠大な目的があった。
それは、民間の手で世界的な金融管理システムを作り上げ、各国の政治システムと世界経済全体を支配できるようにすること。
それ以外の何ものでもなかった」
キャロル・キグリー博士『悲劇と希望』より

112金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 16:28:48
1966年、アメリカで「世界の権力構造を解明した作品」と大書された「悲劇と希望」が刊行された。
ジョージタウン大学歴史学教授キャロル・キグリーという人物の著書である。
彼は著書の中で、「現実世界を牛耳っている人々の心を理解したいなら、その心を形づくっているこの本を読めばいい。
金融資本主義権力が抱く遠大な計画は、各国の政治体系と全世界の経済をみずから牛耳ることができる世界的な金融支配体制の構築に他ならない」と語っている。
キグリー教授自身、「国際秘密ネットワーク」の一員であり、この著書でワンダーランドの住人(一般大衆)に権力構造の最高機密をあえて暴露した。
ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンといった超富豪達による国際金融支配の歴史はマーケットにも大きくつうじている
113金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 16:40:55
全世界の市民よ、目を覚ませ!
中央銀行と金融資本の独裁体制の確立が進んでいる!
114金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 18:02:10
>>113
>全世界の市民よ、目を覚ませ!
>中央銀行と金融資本の独裁体制の確立が進んでいる!

状況証拠に過ぎないが、そのように思えてならない。
けれどもこのスレでも解かるように、人々の思い込みはあまりに深く、
また 物事の検証方法さえも人々の間で定かでない。
ベルナー氏支持者でさえ、残念なことに
ベルナー氏が言うところの、「演繹法を捨て、帰納法につけ」の言葉さえ、空回りしているのではなかろうか。
115金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 18:42:40
>>114
銀行のビジネスモデルの原型が、金細工師たちのいかさまである、
ということを生理的に受け入れられない人も多いみたいだよね。

本質的に詐欺的行為なのに、合法のおすみつきをみせらて、
「中身に道徳的に問題あるはずがない」
と思い込んでしまうのは、
社会的存在としての人間のさがなのかもしれない。
116金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 19:44:46
>>115
>銀行のビジネスモデルの原型が、金細工師たちのいかさまである、

原型はいかさまだった。
けれども現在は、合法です。
117金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 20:01:58
>>116
まさに典型てきな、

「合法のおすみつきをみせらて、
 「中身に道徳的に問題あるはずがない」
 と思い込んでしまう」

ひとですね。

やっぱり理性でなく、生理的に受け入れられない、ってことですね。
118金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 20:42:15
>>117
やっぱり理性でなく、生理的に受け入れられない、ってことですね。

生理的に受け入れないのではない。道徳的な問題があるとも思わない。
理性的に考えて今の貨幣システムは合法です。正確には誰も騙していません。 ただ正確で詳しい情報をあえて教えていないのかもしれません。金融の支配者達はね。
その点をベルナー氏は示唆したが、
重要な点を彼は勘違いしたのです。
つまり、今議論している信用創造についての正しい概念です。

119金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 21:02:37
118の続きです。

今の貨幣制度は合法で正しいのですが
それを民衆のためになるように運営しているかといえばはなはだ疑問です。
ところが人々は金融の為政者達が、正しく運営していると思い込み、
彼らが我々を裏切っている、もしくは彼ら為政者達も現在の貨幣システムを熟知していないかも知れぬことを露ほども疑っていないことに人間社会の将来を憂うざるを得ません。

さあ、ベルナー氏も勘違いした信用創造機能を
頑張って、正しく認識しようではありませんか。
>>102>>107
>日銀マネーが増加すると金利低下に貢献しますが、

教科書的ですね。もう少し分解しましょう。先ずは短期金利、つまり銀行間市場の金利からです。
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf/chapter6.pdf
にも書いてありますように、日銀貸出しによるコントロール言いかえれば公定歩合によるコントロールは時代遅れです。
では他にどんな手があるのか?書いてあるように日銀当預を過不足に調整することで銀行間市場の金利を調整出来ます。
銀行間市場で取引きされるのは日銀当預です。なぜ取引されるかというと預金準備高を守るためです。
毎月15日の調査時に 
銀行の日銀当預残高>銀行の預金総額×準備比率 
でないと注意を受けてしまうからです。そこで日銀当預が余っている他の銀行から購入しようとします。
ですから全銀行で見た時の日銀当預が過剰であれば金利は下がり、逆に不足気味ならば金利は上がります。
現在準備金として必要なのはせいぜい6兆円なので少し前みたいに日銀当預が全部で30兆円もあれば、
(公定歩合がどうであれ)必然的に銀行間市場の金利はゼロに近づきます。
但し、この銀行間市場は我々個人や一般企業はアクセス出来ないので市中の金利への影響は間接的です。
銀行に融資をし易くする条件は設定したが銀行が融資をするかどうかはこれでは決まりません、ということです。

ここで、一休み。次は預貯金の金利に間接的ではなく直接的に影響するのは何か!です。
そうそう、元FRBのグリーンスパンが短期金利が上昇するのに長期金利が低下する減少を受けて「謎だ」って
言っていた時期がありましたよね。一般人には謎でも債券市場の魔術師たる彼には良く分かっていたはずです。
続いて我々に密接に関係する預金の金利です。
預金の金利を決めるのは銀行です。
預金の金利と貸出しの金利の差で銀行は儲けます。基本的にはですが。
実は預金の金利と長期国債の金利は密接に関係します。
この説明はネットの中でもそこ等中にあるので私が下手な説明をしない方が良いでしょう。
教科書的では無い物を選んで読んで下さい。

もし、なんらかの方法で長期国債の金利を低く誘導出来れば、全ての銀行で預金金利を
上げる合理性を失う為、必然的に預金金利を下げます。
これもそこら中に上手な説明があるので略しますが長期国債の金利は長期国債の価格とトレードオフの関係にあります。

この後は円の支配者のP297からが参考になります。
「コンセンサスを信じるな」で始まるこの章は秀逸です。通常の経済書ではあり得ないでしょうね。

ここまでの予備知識があると日銀の月額1.2兆円の長国買切りオペの意味が見えて来ます。
(効果1)日銀当預を過剰にして銀行間市場の金利を下げた。
(効果2)長期国債の市場に巨大な買い手(日銀)が居座ることで長期金利を下げた。
・・・二つが同時に起きるので伝統的な公定歩合によるコントロールと同じようなことだと錯覚します。

(効果3)債券市場に人為的な相場を作ることと買いオペそのもので銀行を儲けさせた。
・・・これでバランスシートが改善された銀行はようやく本来の貸出し業務に復帰出来ます。

(効果4)長期金利が低いと政府が助かる為に政府関係者に借りを作りつつ行える。

(効果5)一見すると『中央銀行の信用創造』はヴェルナー氏の言うほどの経済効果がない様に見える。
・・・銀行を経由する為に、銀行が貸出しではなく債券市場で儲ける方に走った為です。
  (この時期の貸出し蛇口は大企業と海外とサラ金にのみ開かれていました。)
  ヴェルナー氏の言うように国債を直接日銀が引き受ければもっと早く効果が出たと思います。
  もっとも日銀の国債直接購入は禁止されていますので誰も文句は言えません。

実に魔術的な金融政策ではないですか。
アンフェアですが腹を立てるべきか頼もしき思うべきか分からなくなって来ます。
122金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 22:24:32
>>119
>今の貨幣制度は合法で正しいのですが

金融の支配者たちは、当然、信用創造の本質がいかさまであり、
それを行使することで、他人の労働力をかすめとることが可能となることは熟知している。
自分達の悪事を問題視されないため、為政者をコントロールし、自分達の行為を合法化する。
本当の悪党は非合法なことをしてつかまるようなへまはやらない。
自分達の行為が合法となるように世の中・法律・価値観を変えるのです。

>それを民衆のためになるように運営しているかといえばはなはだ疑問です。

もちろん、民衆のために運営されることなどありえない。
そもそもが金融支配者を肥え太らせるためのものだからね。

それは、ちょうど年金制度が国民福祉のためではなく、
それを運用していた社会保険庁のような役所に利益をもたらしているのと似ている。
民衆のうち先に受給を受けた人もいて利益を受けうるが、
それは後の世代にばばを引かせることによってのみ可能だ。
いずれにせよ、民衆から富を吸い上げ、その一部だけを民衆に還元し、
システムの管理者は、システムの維持管理費、の名目の元、
合法的にべらぼうな富を手にするのです。
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 22:44:18
トンデモさらしあげ
124金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 23:06:57
>>122
日銀は意図的にデフレにしたり、銀行つぶしたりしたのかよ。
125金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 23:27:32
>>121
>ここまでの予備知識があると日銀の月額1.2兆円の長国買切りオペの意味が見えて来ます。
↑これと↓これ、市中への日銀マネーの供給量への効果は同じではないですか?
>もっとも日銀の国債直接購入は禁止されていますので誰も文句は言えません。

矛盾したことを言っています。気が付きませんか?

それから、
>実は預金の金利と長期国債の金利は密接に関係します。
>この説明はネットの中でもそこ等中にあるので私が下手な説明をしない方が良いでしょう。
↑私の質問はこれではなく、
預貯金量の増大、つまり信用創造量の増大は長期国債の価格(市中金利)を上昇させるほうに貢献しますが、その理由は何ですかと問うたのです。
こんなことどんなの教科書にも書いてないことの筈です。当然、ネットにも解説はないはずです。
しかし、日銀マネー=マネタリーベース(≒現金)と預貯金マネーの区別が出来ていれば容易に説明できます。

従って、貴方も、説明1が信用創造の本質であるのに、それが理解できないままでおられると言うことです。
ベルナー氏の勘違いを指摘できないようでは、ベルナー氏のせっかくの業績も無意味なものになってしまいますね。
126金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/17(水) 23:33:12
>>124
>日銀は意図的にデフレにしたり、銀行つぶしたりしたのかよ。

状況証拠ならいっぱいあります。
>>125
>矛盾したことを言っています。気が付きませんか?

銀行を経由することなんか関係がないと思っているんでしょ?
ところがですね(効果3)がある為に銀行はリスクのある貸出しを忌避するようになるのです!
実際に貸出し残高は減る一方でした。ここがポイントです!!!銀行を経由させなければこうはならないです。
実際に貸出しがようやく増加に転じた時にはいきなりとんでもない利益が上がっていたのは周知の通りです。


>預貯金量の増大、つまり信用創造量の増大は長期国債の価格(市中金利)を上昇させるほうに貢献しますが、

あなたは[説明1]派ですから預金が増大するに伴って市中から日銀券が不足すると考えます。
あなたは銀行が日銀券を手に入れるのに苦労するだろうと考えます。
その結果として預金金利が上昇すると考えます。

私は現在の長国買切りオペ下では長期国債の価格が上がり(長期金利が下がり)、その結果として銀行の貸出しが減ったと考えます。
私は[説明2]派ですので貸出しと預金は同時に作られます。つまり上記局面で預金総額は減ります。
困ったことにわたしとあなたで預金総額と預金金利の因果関係は違いますが表面上の相関関係は同じになってしまいます。
唯一検証する方法は、十分に長い期間で見た時に預金総額と預金金利の関係が維持されているかどうかです。
20年位遡れば大丈夫でしょう。

日銀統計データから探すことにします。既に持っていたら示して下さい。



>>127の補足

>私は[説明2]派ですので貸出しと預金は同時に作られます。

勿論[説明2]派でも単純に窓口に日銀券を持ってこられた場合も預金総額は増えます。
[説明1]程に比べて日銀券を消費しないプロセスだということです。>>16って感じです。
129127:2006/05/18(木) 00:23:05
もう一個、補足。
私の方の考えでは長い目で見れば預金総額と預金金利の関係は余り良くないということになります。
調べる前に言っておきます。
で、調べようとは思うのですが今すぐはやる気が起こらないのでその点は勘弁ください。
そのうちに調べます。
130金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 00:31:20
>>126
潰された銀行はインナーでなかったとw
131127:2006/05/18(木) 00:40:56
度々補足というか訂正ですね。
>>127
>私は現在の長国買切りオペ下では長期国債の価格が上がり(長期金利が下がり)、その結果として銀行の貸出しが減ったと考えます。

は幾らなんでも日銀のせいにしすぎですね。アンフェアな言い方でした。

>私は現在の長国買切りオペ下では長期国債の価格が上がり(長期金利が下がり)、その結果として預金金利が下がったと考えます。
>不良債権が残っていた銀行としては債券市場で儲けることが出来る状況の為に積極的には貸出しをしなかった(結果的に減ってしまった)。

位に緩和させて下さい。

132金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 00:43:28
BIS規制とか考えないのかな?
それも陰謀?
BIS規制も重要ですよね。
銀行業は根本的にインチキなのでいきなり
「全部、日銀券でよこせ!」 とか
「自己資本比率がそんなんでええのか!」っていうのに弱いのです。

「銀行業が自己資本比率が低くて何が悪い!!」って開き直れないからね。
あわてて融資の回収に走り、エライことになるんです。
134金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 00:57:29
>>133
金本位制が正しい金融システムなんですよね。
どうなんですしょうかね?
金本位制の時代も結局は『中に金など無い』だったんだからね。
インチキがバレた時に逆に更にインチキを深めた彼らの勝ち。
今では幾らあるか分からないデリバティブ。
無から有が作られていることに気が付かない者の負け。
>>121

効果3はちょっと違うでしょ。
金利が下がるんだから、購入時の国債価格も上がってるということ。
日銀が買うときは市場価格と大差がないので、買いオペしても銀行の保有する国債が日銀券に置き換わるだけで儲けなんか全然でない。

>>125

矛盾してない。直接引き受けと買いオペは違う。
買いオペは金融機関が勝手からしばらくしてから日銀が買う。直接引き受けは発行時に日銀が買う。

>>127
>実際に貸出しがようやく増加に転じた時にはいきなりとんでもない利益が上がっていたのは周知の通りです。

最近銀行の利益が大幅に増えたのは決算とか見ればわかるが、貸し出しや国債の利益じゃなくて、
引当金を過剰につまされたけど想定したほど父さんが増えなかったからそれが利益になってるだけ。
過去に過大に損失を出してることにさせられてたのが沿うじゃなくなったから利益が出たかのように見えてるだけ。


137金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 01:26:22
>>135
あなたは、どんな金融体制をのぞんでいるのですかw
>>121
>金利が下がるんだから、購入時の国債価格も上がってるということ
>日銀が買うときは市場価格と大差がないので、買いオペしても銀行の保有する国債が日銀券に置き換わるだけで儲けなんか全然でない。

新発と市場取引の関係。
あと買いオペは入札制度なので応札が多い時は確かに市場価格に近くなりますが、それ以上にはなります。
新発の競争力がが高くて且つ、買いオペ応札の競争力が高いっていうのはこれ如何に。
まあ、そのうち買いオペ額を減らす時が来るから分かりますよ。
量的緩和解除の記事の近くには、必ずひっそりと買い切りオペ続行の記事があったもんですよ。これからも注目してみて下さい。

>引当金を過剰につまされたけど想定したほど父さんが増えなかったからそれが利益になってるだけ。

そこは否定しません。その説明は知っていますが釈然としないものがありました。しかし否定する根拠もありません。
>>137
分からないですねw
ただ金細工師はうまいことやりやがったなあ、とは思います。
正直言うと頭にくるより面白いなあって感じの方が強いですねw
ここまで堂々と上手に騙せるもんかってね。
タネがあるって分かってても見抜けないマジックみたいなもんね。
飛行機が飛ぶのはおかしいとか、
地球は丸いのがおかしいと考える人がいるんだなあw
どこの国でも中央銀行は政府の言うことを聞かないみたいね。
特にFRBはウォール街がお好き。


米財務省、ヘッジファンドが市場などに及ぼすリスクを調査=クオールズ次官
http://www.excite.co.jp/News/economy/20060517080240/JAPAN-213568-1_story.html

米FRB議長、ヘッジファンド規制強化に対し警告
http://www.excite.co.jp/News/economy/20060517100636/JAPAN-213587-1_story.html
142金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 04:32:03
ただいま信用創造についての神学論争が続いております。
143金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 07:56:32
>>142
ただいま信用創造についての神学論争が続いております。

神学論争というのは根拠のない論争ということですか?
事実は 根拠が理解できない論争なのだから、その言い方は不適切では?


>銀行業は根本的にインチキなので

こういう人はすごいよね。
ごく普通に日常生活を送っているのが不思議だ。
>>144

いんちきだって、最初のうちはまともに見えるもんですよ。
年金、健康保険、介護保険、etc。
最後にババをひかされるまでは、みんなごく普通に生活してるし、
またそのいんちきをうけいれて生活せざるを得ないのです。
で、いんちきを民衆におしつけている連中は、合法y的に
おいしい思いができるわけですね。
146金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 22:17:00
>>145
>いんちきを民衆におしつけている連中は、合法y的に

信用創造が 説明2のように民間銀行において、貸し出しと預金が同時に作られているとするならば、
まずその預金の名義は誰のものなのかという疑問を持つし、
そのような信用創造機能なら、ベルナー氏が言うように日本経済が悪化するように、
日本銀行が民間金融機関を誘導するのは不可能なのではないかと思う。

147金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 22:37:24
>>146
>まずその預金の名義は誰のものなのかという疑問を持つし

銀行から貸し付けを受ける人じゃないの?

>日本経済が悪化するように、 日本銀行が民間金融機関を誘導するのは不可能なのではないかと思う。

バブル崩壊で不良債権抱えて、担保主義も崩壊して新しく貸し出すことが出来なくなったからでしょ。
148金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/18(木) 23:08:45
>>147
>銀行から貸し付けを受ける人じゃないの?

そうでしたね。

>バブル崩壊で不良債権抱えて

日銀がどのようにしてバブルを崩壊させたか?
説明2が本質なら、日銀にその力があるとは思えないのだが?
>>148
日銀自身の資料である
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf/chapter6.pdf
の127ページに書いてある『窓口指導』。これは銀行貸出し増額を指導することである。
91年まで続けられ、突然終了した。
窓口指導と3ヶ月の貸出し残高実績はピタッと一致する。銀行は日銀の『指導』を従順に守っていたのである。

82年から90年までを通じて前年同期比10%以上の貸出し増額を『指導』された銀行は
土地を担保にその評価額の70%までは積極的に貸した。
この貸出し増額を消化するには生産的な分野だけでは到底無理で不動産融資が急増した。
全ての銀行の融資担当者が(必然的に)同じパターンで動いた結果、
地価の上昇→担保価値の上昇→不動産への再投資というスパイラルが生じた。
即ちバブルの発生である。
生産を伴わないこのバブルは極めて危険であり、常に融資を増大させ続けることで維持拡大を続けた。
一見好調な土地バブルは立ち止まったら金利も払えなくなるような状態であった。
崩壊させるのは僅かにブレーキを踏むだけで良かった。

90年まで前年同期比+10%を続けさせた日銀は、91年に突如として0%に絞った。
こうしてバブルは崩壊し、偶然にも!窓口指導は91年をもって突如として終了した。
不良債権が生じた銀行は88年から準備が始まったBIS規制の為に急いで自己資本率を
回復させなければならなかった。その結果、健全な貸し手であった中小の製造業からも融資を引き上げ、
信用収縮を引き起こしてしまった。

複雑に見えてもレバレッジポイントは2つしかない。あとは必然だ。
82年から90年までの過剰な貸出し指導と91年の突然の引き締めだ。
150金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 00:15:29
今、日経平均のチャートグラフを見ているが、82年から急激に右肩上がりになっている。
82年の10月は6849円だった。
89年12月29日に過去最高の38915円をつけるまで上昇を続けた。
5倍以上の上昇率だった。
殆どのエコノミスト、新聞報道は金利やせいぜいベースマネーのことばかりを声高に言う。
日銀の窓口指導や長国買い切りオペ、金融庁からの様々な通達など、
銀行の行動に直接影響することは、ひっそりと目立たない様に報道される。
152金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 00:16:57
不動産はもっと凄いのかな?
地価のグラフを知っている人いない?
>>138
>新発の競争力がが高くて且つ、買いオペ応札の競争力が高いっていうのはこれ如何に。

何の不思議もないことだろ。現金のままより国債のほうがマシなのは明らかなんだから。

>あと買いオペは入札制度なので応札が多い時は確かに市場価格に近くなりますが、それ以上にはなります。

ほとんど0金利なのに少々上回ったところで大して利益になんかならんよ。

>まあ、そのうち買いオペ額を減らす時が来るから分かりますよ。

買いオペを増やすかどうかは経済全体には大きな影響があるが、銀行が大きな利益や損失を出すことにはつながらないよ。
微々たる利子なんだから。貸し出しや保有株の動向のほうがはるかに影響大きい。


>>145

国は半永久的に続くわけだから結局社会保険や貨幣制度でばばを引く人なんかいないよ。
>>153
最もリスクの低い運営方法は新発の国債を買い償還まで持ち続けることです。
そして国債の金利は長期な物ほど良いですが反面長期にマネーを拘束されます。
短期でマネーに戻る短期国債は残念ながら低金利です。
そうそうおいしい話はないですよね。

ところが長国買切りオペが『おいしい話』を作り出します。
長期保有リスクなしで金利の高い金融商品をゲット出来るのです。
しかも長国新発入札も長国買切りオペ応札も誰でも出来る開かれた世界の話ではありません。

元々オペレーションは相手が応札しないと意味を成さないのです。
オペレーションは常に相手にとってなんらかの『おいしい話』になるように出来ているのです。
日銀は儲ける必要がなく(ある意味儲けてはいけなく)、取得原価会計でもあり、こういうことが可能なのです。
興味深いデータがあります。
http://rank.nikkei.co.jp/keiki/kinyu.cfm

見て欲しいのは「国内銀行貸出約定平均金利」と「新発10年国債利回り」の関係です。
広く信じられている程の大きな差はないのです。
銀行は貸出金利を高く設定しないかわりに貸し手を選別するのです。

それでも銀行のバランスシートが健全ならば貸出しを選択するでしょう。
しかし、銀行がリスクをとれない状況下では、且つ特定金融機関にとっては日銀が買い手として
居座ってくれると宣言してくれているわけですから必然的に国債運用の比率が増えていた訳です。
勿論今後は違います。貸出しは急増すると思います。

また、量的緩和解除なのですから本来ならば長国買切りオペは不自然ですね。
そういうことの意味を報道が説明しているのは見たことがありません。
ただ、続行するという事実だけをひっそりと伝えます。

金利やエコノミストの分析は話半分にしておいて日銀と財務省の暗闘ぶりや金融庁の通達とかに
注目しながら報道に接した方がずっと面白いと思います。それが銀行貸出しにどう影響するかを
予想すると面白いです。最近は物凄く雄弁ですから。
157金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 07:28:16
>>149
>の127ページに書いてある『窓口指導』。これは銀行貸出し増額を指導することである。
>91年まで続けられ、突然終了した。
>窓口指導と3ヶ月の貸出し残高実績はピタッと一致する。銀行は日銀の『指導』を従順に守っていたのである。

ベルナー氏の著書は読んでいるのでこの事は知っています。
私が納得したい部分は、日銀の窓口指導に民間銀行が従わざるを得なかった理由です。
説明2が本質なら、民間銀行は貸し出しあるいは決済による資金ショートを起こすこともないのだから、国民のためにならない、もちろん銀行自身のためにならない窓口指導に従う必要はないように思えます。


>>157

様々な理由が挙げられるでしょう。
金細工師が何故ギルドを組んだかを考えれば一匹オオカミにはなれないことが分かります。
それは説明1でも説明2でも同じです。
どんなに上手くいっている銀行でさえ、今この瞬間でも潜在的なリスクがあるのです。
他にも今でも銀行は全て同じ扱いを受けていません。
難癖つけられてオペレーションの対象外にされたり、場合によってはもっと痛烈なペナルティーもあるでしょう。
そうして守らないといけないとなると今度は来年の貸出し枠をどうされるかという話になります。
159金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 10:17:20
1―3月期の実質GDP、年率1.9%増
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20060519AT3L1901B19052006.html

内需は決して弱くない。
というか回復基調にあるわけだが、国際情勢とドルに対する不安が相場を押し下げている。
世界全面安だ。
>>155
平時にやるとインフレになるがな。
161金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 12:43:05
>>158
>金細工師が何故ギルドを組んだかを考えれば一匹オオカミにはなれないことが分かります。

ギルドを組む理由、それは金の融通をいあえることで、より多くの貸し出しが出来ることです。
つまり、資金ショートを起こさないためにはどうしてもギルドが必要であったといえます。
そして、この事に関しては逆も可です。
資金ショートさえ起こさないのであれば、銀行にとって、組合も日銀も必要ないことになります。
ところが説明2が信用創造の本質なら、資金ショートはしないことになります。
そうではありませんか?
>>161

●ギルドの銀行

預金者 「車を買ったので、私の預金からB銀行さんの口座に振り込んでください。」
A銀行「はい、分かりました。」
    「おーい、B銀行さん、うちの客の預金の数字へらしとくから、そっちの数字増やしといてくれや。」
B銀行「あいよー。」

ギルド内では、帳簿の数字をなめるだけで、取引が成立する。
すなわち、なんの実態のない預金数字が購買力として機能する。


●一匹オオカミ銀行

A’銀行「B銀行さん、うちの客の預金の数字へらしとくから、そっちの数字増やしといてくれません?」
B銀行 「ばかいってんじゃないよ。日銀券もってきな。」
A’銀行「そんなー、日銀券が手元にないのは、お互いさまじゃないかー。」
B銀行「お互い様ったって、おまえ仲間じゃないだろ」

一匹オオカミ銀行の預金は、一回引き出して日銀券にしないと購買力にならない。


ちがいはこんなもんですかね。
ギルドを必要とする理由は、貸出=信用創造によって発生した預金(すなわち日銀券の裏づけがないマネー)
の流通を可能にするためですね。
日銀券は経済世界のどこでも生息可能ですが、銀行マネー(銀行いんちきマネー)は、
銀行ギルドの中でしか生きられないのです。
163金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 20:53:29
>>162
>A’銀行「そんなー、日銀券が手元にないのは、お互いさまじゃないかー。」
>B銀行「お互い様ったって、おまえ仲間じゃないだろ」

銀行業をおこなう権利は国が法で保障しているのであって、日銀が保障しているのではありません。
「お前仲間じゃないだろ]というなら、ソノ言葉は国が発する言葉ではありませんか?
つまり大蔵省時代では銀行局?の権利であった筈です。
ベルナー氏によると、全ては日銀によるとなっています。
となると、日銀にそれだけの力を持たせていたものはなんだったかです。
銀行の銀行としての日銀の持つ現金供給力しか考えられません。

民間銀行が当時の大蔵省に相談できなくて、日銀に従わざるを得なかった理由は難癖をつけられて資金ショートさせられる以外にはなかったはずです。
当時、何かの理由で、東海ぎんこうがそのやりだまにあげられたと「円の支配者]にありましたね。

ベルナー氏も民間銀行が一番怖いのは資金ショートだと書いてありませんでしたか?
>>160
そうですね。それは景気循環がある程度は人為的に行えることを意味しますね。
レバレッジ効果という奴です。
システムを理解している人間は僅かに変動を与えることで大きな変化を作り出すことが出来ます。
逆にシステムを理解していない者は--例えばプログラムのバッチをあてる行為が好例ですが--
部分的な改善をもたらしたつもりがより大きな不具合を招きます。
このレベレッジ効果というものは複雑なシステムを考える上で普遍的且つ重要なことです。

>>162
分かり易い例えですね。

>>163
あなたは誰かに監督されたり誰かの意思決定による制約を受けたことがないのですか?
少なくとも日銀は準備金が守られているかどうかを調査するという名目で
銀行のバランスシートを毎月調査して指導出来る(経営に干渉出来る)立場にあるのですよ。
この一つのことだけでもどんなに大きな意味を持つかピンと来ないようならば現実を理解するにはちょっと辛いですね。
説明2を理解すれば当座預金(準備金制度)は銀行業にとって制約でしかなく、出来ればない方が良いものであること、
また銀行業の危機は一気に日銀券での引き落としを迫られた時だと直接的に分かります。
本当は説明1でも同じなのですが、ずっと分かり難くなっています。
銀行はいざとなったら札を刷ってくれる中央銀行の存在が不可欠なのです。
逆に言うと銀行と日銀という二階建てシステムは極めて巧妙な仕組みなのです。
165金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 22:56:41
>>164
説明2が本質なら、民間金融機関も通貨発行特権を持つことになります。
通貨発行特権というものは本来日本政府の権利でありますが、日銀法によって、その権利を日銀だけが与えられている筈です。
それが民間金融機関にもあるというのはいかにも納得がいきませんね。

それと話をいくらか元に戻しますが、
説明2の方々は、日銀も信用創造するでありましたが、これの正否はどうなりましたか?
まさかここに至っても、やはり民間金融機関と同様に信用創造する・・と主張されますか?
>>165
>説明2が本質なら、民間金融機関も通貨発行特権を持つことになります。

ゲホッゲホッ、、、、何を今更。
あなただって預金マネーとか言って預金を通貨扱いしています。
預金マネー(預金証書)は誰が発行しているんですか?

>それと話をいくらか元に戻しますが、
>説明2の方々は、日銀も信用創造するでありましたが、これの正否はどうなりましたか?
>まさかここに至っても、やはり民間金融機関と同様に信用創造する・・と主張されますか?

その前段階で説明1と説明2のやり取りがあるのです。
説明2ではマネーを作る意味は自明なので『中央銀行の信用創造』なんて自明になります。

この世には少なくとも3種類のマネー(預金証書)があります。それは全て可換です。
マネー以前、それは金でした。
第1のマネー:金預かり書の直系の子孫は日銀券です。これは全ての局面で有効です。
第2のマネー:日銀当預。これは銀行と日銀しかアクセス出来ない口座として存在します。
    銀行はその気になればこの日銀当預残高(口座上の数字)を日銀券に交換出来ますが、
    準備金制度、その他の理由の為に出来るだけ数字のままにすることを選択します。ボンクラ以外はね。
第3のマネー、銀行預金です。これも日銀券と可換ではありますが、これと等量の日銀券はこの世に存在しません。
    日銀券をハイパワードマネーに変えても同じことです。

日銀券と日銀当預は日銀が創造できるマネーです。
銀行預金証書(或いは残高証明)は銀行が創造できるマネーです。
これに準備金制度という制約が加わっているだけです。
基本はこれだけのことですが複雑なレバレッジ効果を引き起こしています。
効果の先ではなく出来るだけ根っこで理解した方がいいと思います。
でないと『毎度あり〜』って言われちゃいますよ。
極端な場合を考えれば容易に理解できます。
準備金比率が100%の時と0%の時です。
168金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/19(金) 23:59:21
質問
外貨は何番目のマネーに含まれるのですか?
169金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 00:05:34
世直し法施行!

世襲はこれを死刑とする。

世直し法施行!

世襲はこれを死刑とする。

世直し法施行!

世襲はこれを死刑とする。
170金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 00:21:56
>>166
>ゲホッゲホッ、、、、何を今更。
>あなただって預金マネーとか言って預金を通貨扱いしています。

私の言う預金マネーは使用するとき現金を必要とします。
銀行の努力によって、預金者にとっては通貨と同様の働きをしているに過ぎません。

>説明2ではマネーを作る意味は自明なので『中央銀行の信用創造』なんて自明になります。

しかしながら、説明2が本質の信用創造のマネーと貴方の言う中央銀行の信用創造のマネーとは明らかに異なりますね。
それを同じ信用創造という言葉でくくるのはいかがなものでしょう。

そして、中央銀行の信用創造が不足だから不景気になったという主張は誤りじゃないですか?
>>168
ドキッとさせられるいい質問ですね。
カテゴリーエラーになるので第・・・のマネーという回答は止めておきます。

>>166は日本国内に絞った視点です。
もっと広い視野で考えることは重要だと思いますが今は止めておきたいと思います。ってか残念ながら出来ません。
一つだけ明らかなのは外貨は日銀も邦銀も創造出来ず、市場で変動するレートで交換されるだけだということです。
なるほど、外貨建て債務が国家破産の原因だということはこのことだけでも説明可能ですね。
172金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 00:34:49
>>171
そうそう、
在米の邦銀は、在米日本企業に融資するとき、FRBにお伺いを立てないといけないのでしょうか?
勝手に信用創造していいのでしょうか?
>>155
>長期保有リスクなしで金利の高い金融商品をゲット出来るのです。

市場金利が上がれば、債券価格の下落を意味するから、銀行は評価損になる。長期を持とうが、リスクはある。
日銀が買うからリスクがないといいたいんだろうが、
日銀は経済学的に模倣的にも根拠のない上限を設けて長期国債の買いオペ額を制限しているし、買い取り価格の市場価格と同程度。
それに長期国債の買いオペを増やせば増やすほどインフレになりやすくなり、買いオペがされることもなくなり、
結局銀行は評価損が出やすくなり大して儲からない。もち欄インフレになってれば保有株跳ね上がるし、
貸し出しでも儲けが出やすいので全体的には大丈夫だけど。
>>159
内需はナイシュでしゅう
株価は世界的に反発へ、インフレ懸念は誇張−クレディ・スイスが予想 (ブルームバーグ)
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=19bloomberg34aeT55Aeramqo
2006年5月19日(金)22時59分

  世界の株式相場の指標となるMSCIワールド・インデックスは9日に6
年ぶりの高水準に上昇して以来、5.9%低下している。この低下は米連邦公開
市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)、日銀がインフレ抑制のた
め利上げを実施するとの観測を反映している。

さらに同ストラテジスト・チームは、S&P500種株価指数は19日には、
前日終値から4.6%高の1320ポイントとなるはずだ、とした。さらに、ダウ
欧州株価指数に対するいわゆる適正価格は395と、現水準からの16%高としている。
176金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 07:54:55
>>172
説明2が本質なら、他国の資本の銀行が例えばアメリカで、好きなだけ其の国の企業に融資して、
外為を通して、また違う国に投資投機してなどすれば、された国の金融市場は大混乱になりますね。
そんなコントロールの出来なさそうなシステムは現実的じゃないですね。

結局、説明2が本質と思う人は説明1が正確に理解できない人ではありませんか?
>>176
論理の展開が変じゃないですか?

例えば日本の銀行がアメリカのファンドに融資して、それが為替市場を通じて韓国市場などに投資されていることは
現にありますよ。

一例は、日本の銀行がファンドに円建てで融資→(ドル化)→ウォン買い→韓国株式市場への投資
日米の金利差が原因だけどね。それで韓国金融市場が大混乱になり得るかどうかはコメントしたくないですね。

でも、それは説明1だろうが説明2だろうが関係ないね。


>外為を通して、また違う国に投資投機してなどすれば、された国の金融市場は大混乱になりますね。
>そんなコントロールの出来なさそうなシステムは現実的じゃないですね。

のコメントにあるように、あなたは極めて善良な人です。
残念ながらこの惑星には他国の金融市場を大混乱するように『コントロール』して利益を得ている人々が居るのですよ。
その尖兵がヘッジファンドです。
<米紙>国際金融市場の不安定化は日銀が原因との見方示す
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000028-mai-bus_all
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 16:23:34
>178
>日銀の量的緩和で世界の投資家がタダ同然の資金を大量に手に入れ

なにを今さらw
180小選挙区制はここでも悪さを:2006/05/20(土) 16:51:26

NHKの放送料未払いに対して、自民党は罰則規定を放送法に盛り込むことを計画し始めた。
NHK職員の不祥事に反発した一部国民が、放送料の未払いを始めたが、後先考えない生兵法は怪我の元だった様だ。
国民が政府行政の不良行為対して、反旗を翻すと必ず、規制強化と言う形になって帰って来る。
それが日本の伝統だ。
不払いなり、何らかの行動を起こす時にはその結果、次にどうなるかを考えてから行動に移すべきだ。
国民の意思が政治行政に反映しない小選挙区制と言う不公正なシステム下にあっては、
国民が反対行動を起こせば政府の反発となって帰って来る。
一揆のような成功しない住民行動と言えるだろう。

それでは成功する住民行動とは何か。
それは選挙制度改革である。
民意が議席に公正に反映する比例代表制にすることを主張する政党に、国民が一丸となって投票するしかない。
国民はそれ以外の住民運動をしても、何一つ成功しないだろう。
比例代表制になれば、国民の批判行動は直接議席に影響して来るから、住民運動は成功し始めるだろう。
だから、まずすべきは選挙制度改革なのである。
181金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 18:58:45
>>177
>でも、それは説明1だろうが説明2だろうが関係ないね。

関係ありますよ。
説明1ならば、その国の中央銀行マネーの保有量という制限がありますが、
説明2なら預金準備率の量で済む、その差は圧倒的です。

>残念ながらこの惑星には他国の金融市場を大混乱するように『コントロール』して利益を得ている人々が居るのですよ。
>その尖兵がヘッジファンドです。

これぐらいは了解しています。
だからこそベルナー氏の支持者です。
但し、全てを鵜呑みにしないで、氏の誤りにも気付いています。

ところで、ベルナー氏も本当に、説明2派ですか?
あなたの勘違いではないですか?
182金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 21:08:25
>>181
>ところで、ベルナー氏も本当に、説明2派ですか?
>あなたの勘違いではないですか?

ヴェルナーの本で説明2がでてるのは、「謎解き平成大不況」と「日本銀行24のヒミツ」だね。
「虚構の終焉」には出ていないから、ヴェルナー自身もあまり自信がないのかもしれない。
>>181

前半に対しては多分ハイパワードマネーしか外貨貸出しに使えないという主張だと思うのですが、
円の支配者8章を参照ください。ハイパワードマネーに制約されたら全然足りないですね。

後半に対しては円の支配者の原注4章10)を参照ください。
円の支配者の本文中でも銀行がマネーを創造することを理解させようと苦心して説明していると思いますけど。
逆に言うとヴェルナーも簡単に受け入れられるとは思っていないことが伺えます。
184金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 21:11:58
>>171
>一つだけ明らかなのは外貨は日銀も邦銀も創造出来ず、市場で変動するレートで交換されるだけだということです

そう考えると、外貨ってまるっきり意味ないね。
アジア通貨危機は起こされるべくして起きたと。
×ハイパワードマネーに制約されたら
○ハイパワードマネーしか使えなければ
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 21:40:57
>>183
>前半に対しては多分ハイパワードマネーしか外貨貸出しに使えないという主張だと思うのですが、
>円の支配者8章を参照ください。ハイパワードマネーに制約されたら全然足りないですね。

私が読んだのは、「エンの支配者、虚構の終焉」だけですが、
今円の支配者の法は友人に貸し出し中で手元にありませんし、読んだのは5年も以前になろうかと思いマス。で、記憶があいまいな部分がかなり、あります。

>ハイパワードマネーしか外貨貸出しに使えないという主張だと思うのですが
このことが次のことなら、
★説明1ならば、その国の中央銀行マネーの保有量という制限がありますが、★
在米の邦銀が在米の日本の企業あるいは日本のファンドに融資する時、説明1なら手持ち現金量しか貸し出せないという意味ですが、説明2なら手持ち現金量に束縛されずに貸し出せますね。
だから説明2がもし本当に信用創造機能としてのものであるならそれは欠陥システムだということです。
理由は在米の銀行なら好きなだけドルを貸し出せてしまうからです。
187金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 21:44:06

預金準備率は現金じゃなくてはダメなんでしょ?
現金じゃなくてもいいの?
>>186

引用するにはかなり長いので無理です。
8章 マネーのミステリー  ---  円の潮流
9章 円の大幻想 --- 信用のバブルとバブル崩壊

に渡って詳細に説明しています。当時どうして日本が世界中で買占めができたのかが。
いろんなことが関連するので下手な要約をすると誤解を招くので読んで下さい。

ところであなたの主張では、
ようするに銀行が>>16のような行動をとったら犯罪だというんですね?
説明2のような行動に対しては私達のような『インチキだが合法』よりも厳しい立場なわけですね?
189金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 22:09:24
>>187
預金準備金には中央銀行マネーが必要です。
中央銀行マネー≒現金です。
>>187

制約条件は
日銀当預>預金総額×預金準備率 です。

日銀当預を増やす方法は日銀に日銀券で入金するか、
日銀から借り入れをするか、
買いオペレーションに応札して手形や国債などの資産を日銀に買ってもらうか、
他行で余っている日銀当預を売って貰うか、位です。
日銀ホームページへ行ってron0208b.pdfを検索すると参考になります。

ところで普通は『現金』とは『日銀券』を指します。
『日銀券』+『日銀当預』(+硬貨」)=『ハイパワードマネー』といいます。
>>187
ようするに銀行から現金輸送車が日銀まで走っていくということは現実にはまず無いわけです。
192金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 22:40:38
>>188
>ようするに銀行が>>16のような行動をとったら犯罪だというんですね?
>説明2のような行動に対しては私達のような『インチキだが合法』よりも厳しい立場なわけですね?
犯罪だとか道徳的だとかの感情的判断は今回はしていません。
ただ欠陥システムとの評価です。実際に説明2のようなシステムなら、金融が、機能不全を起こしてしまうでしょう、・・という感想です。
193金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 22:45:57

ということは、法廷準備預金額は現金でなくてはいけないという人とそうでなくてよいという人の意見が分かれてますが?
194金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 22:46:48
日銀に電話して聞いてみますか?
電話などしなくてもB/Sを見たら分かる。
現金などそんなに置いては居ない。
ところで30兆円の現金を入れるのにどれだけの金庫が必要なのだろうか?
196金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 23:14:35
「円の支配者」や「バーナンキのFRB」を見ると、中央銀行の監査の日までに準備預金額を揃えるために銀行は必死になるみたいw
つまり、監査の日までは、準備預金額を揃える必要はないということだね。
100万円の預金を受けたら、100万円を貸し出しているのが銀行の実態かな。
監査の日が近づいたら、コールレートで準備預金額を揃えるために調達する。
そう考えると、説明1は後付のような気がする。
監査の日までは説明2で、どんどん信用創造を行い預金準備率など無視する。
監査の日までには、準備預金額を揃えなければいけないから、コールレートで調達する。
結果的には説明1が行われているように見えてしまう。
ってことじゃないのかな。
197金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 23:22:14
銀行が貸し出しと同時に預金も作れるならB/Sを自分で作れるということ。
それが行われているかどうかが説明1と説明2の違いだと思うんだけど。
198金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 23:24:38
197に付け足し。
現金が無くても帳簿上でB/Sが作れるかどうかっことね。
B/Sの見方を知らない人の為に試算って言うのは実際に調査時点で持っているもの。
金庫の中から隅々まで探して正確に数えないといけない。

2006年5月12日  日本銀行
資     産
(単位 千円)

金地金       441,253,409
現金        189,265,229
買現先勘定   2,089,227,162
買入手形    26,225,300,000
国債       91,696,526,691
資産担保証券   39,898,866
金銭の信託
(信託財産株式) 1,996,440,635
貸付金          100,000
外国為替     4,845,683,756
代理店勘定     28,578,810
雑勘定        636,082,301

対して負債・資本というのはその資産の資金源を示す記録。
返済義務があるのが負債。返済義務がないのが資本。
あ、正確には5/10時点ね。
201金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/20(土) 23:37:47
>>198
>現金が無くても帳簿上でB/Sが作れるかどうかっことね。

実際にそうしているかどうか出なく、それを法律で認めてしまうと欠陥システムになるということ。
基本は現金入金量以上の貸し出しは出来ないことが必要。
江戸時代の両替商が貸し出すには金庫倉にその分のお金を持ち合わせていないと出来ない。こういう現実を基本として守るシステムでなければ、現代金融でも機能不全を起こすように思います。

負    債(単位 千円)

発行銀行券   74,623,920,168
当座預金    16,951,268,280
その他預金     264,773,619
政府預金     5,462,147,777
売現先勘定   24,317,606,801
売出手形      600,100,000
雑勘定        524,719,601
引当金勘定    2,916,513,736
資本金          100,000
準備金       2,527,206,875


合計       128,188,356,862

日銀はいろんなことを公開している。隠してはいない。
でも、本質を分からせるような説明はしていない。
説明1は預かったお金は実は貸しちゃってます。
でも日銀様に準備金は預けることで許可は取ってます。
っていうマルチ商法まがいのやり方だろう。

借り物を再貸出しして儲けるのも無から創造するのも同じことだと何故気がつかない。
説明1は正当化する為のレトリックにすぎない。
実際にあんなことをやっていたら銀行は慢性的に日銀券が不足して満足に経営出来なくなる。
日本が英米に金融面で圧倒的に遅れているのは説明1のせいじゃあないのか?
多分、あっちじゃあ教科書はどうあれ金融に携わる時点で伝授されるんだよ。
頭の中が全然変わるぜ!
説明1派と説明2派が現実で闘ったら勝負になるわけが無い!!
>>201

>江戸時代の両替商が貸し出すには金庫倉にその分のお金を持ち合わせていないと出来ない。
>こういう現実を基本として守るシステムでなければ、現代金融でも機能不全を起こすように思います。

そんな前提、とうの昔に金細工師が破ってます。
アメリカだって金本位制の時代に『じゃあ、金(Gold)に換えてもらおうか!』って詰め寄られたら無かったジャン。
致命的な傷を負ってドル機軸体制は終わるかと思われたが一層詐欺を深めることで世界を屈服させた。
206196:2006/05/21(日) 00:32:49
自分でも何書いてるかわからなくなったw。
自分は説明1派です。
銀行は100万借りて、100万貸し出している。
監査の日に一万円を準備預金として調達しなければならないのでコールレートで調達する。
もし説明2が正しいならコールレートにおける資金調達は必要なくなる。
なぜなら、準備預金はバランスシート上で処理できるから。
もし準備預金が貸出額に対しての率なら話は変わってくるけどね。
207金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 00:39:20
説明2が正しいならコールレートで資金調達する必要はないだろう。
B/Sの預金総額の預金準備率分を日銀に預ければいいだけだから。
208金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 01:04:38
説明2は業種全体として説明するなら正しい。
銀行業が市場に対して準備率の乗数の預金通貨を作り出す、というね。

ところが「謎解き平成大不況」では一つの銀行が一つの貸出先に対して準備率の乗数分の預金を作り出すと書いてある。
それは間違えだと思うよ。
209196:2006/05/21(日) 01:23:22
ごめん、206〜208の書き込みは全部間違え。
貸し出しすると預金も減るものだと勘違いしてた。
210金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 01:56:04
これを見るとアメリカと日本の預金準備率が全然違う。

ttp://www.mof.go.jp/f-review/r26/r_26_103_150.pdf#search='繧「繝。繝ェ繧ォ鬆宣≡貅門y邇・
211金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 08:01:46
>>208
>ところが「謎解き平成大不況」では一つの銀行が一つの貸出先に対して準備率の乗数分の預金を作り出すと書いてある。
>それは間違えだと思うよ。

ベルナー氏は良いことを言ったが、つまらないところで錯覚しているんですね。
しかしその業績の価値が減少してはいけません。

>>205
>そんな前提、とうの昔に金細工師が破ってます。

いや違います。
金細工師の貸し出しと、両替商の貸し出しとは異なっています。
説明2が金細工師の貸し出しと同じだとわかりますが、
それは明らかに現代においては欠陥システムです。
>>176>>181>>186・・ご参照ください。

>>203
>借り物を再貸出しして儲けるのも無から創造するのも同じことだと何故気がつかない。

説明2も説明1も作り出すお金は同じ種類のお金だとわかりますが、貸し出しの制限量が圧倒的に説明1の方が不利なのですね。
しかしそれでも信用創造の量は、説明1の方でも経済に必要なお金は創造できます。

それとも説明2方々は説明1では十分な信用創造ができないとでも想っておられるのですか?


212金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 08:15:42
>>209
>貸し出しすると預金も減るものだと勘違いしてた。

貸し出ししても預金の減少はないからこそ説明1で十分に、信用創造が出来ると思います。
説明2では制限がなさ過ぎるので欠陥システムといえるのです。
>>212
>説明2では制限がなさ過ぎるので欠陥システムといえるのです。

誰にとって欠陥システムか、ってところがミソですね。
あなたの頭の中では、システムの評価というものは
全人類に対して一意的に決まっているんじゃないですか?
しかし、実際にはシステムを維持している人にとっては
システムから発生する利益を享受できる非常に都合のよい制度であり、
逆にシステムを利用する側は、システムの不安定性のリスク
を抱えさせられるとんでもない制度です。
で、こういう非対称・不安定なシステムを合法的に実行するのが、
現代の支配の方法なのですよ。

結局、説明2が現実にありうる、ということを認められないのは、
それが犯罪だとか道徳的だとかの感情的判断をおこなっているのですよ。
>>211氏の主張は悲しいくらいに論理性とソースが欠けている。
>>212
>説明2では制限がなさ過ぎるので欠陥システムといえるのです。
        _、‐-、, -‐z._
        > ` " " ′.<
      / " " " " ゙ ゙ ゙ ゙ \
        7 " " ",.",ィ バ ,゙ ゙ ヾ       r‐ ' _ノ
       ! " " /-Kl/ Vlバ.N     _ ) (_
       | "n l =。== _ ,≦ハ!      (⊂ニニ⊃)
      |."しl|  ̄ ,._ ∨       `二⊃ノ   ククク…
      | " ゙ハ  ー--7′       ((  ̄
      r'ニニヽ._\. ¨/           ;;     なるほど………
     r':ニニ:_`ー三`:く._           [l、     凡夫だ…
   /: : : : : : :`,ニ、: :_:_;>      /,ィつ
.   /: : : : : : : : / : : : ヽ\     ,∠∠Z'_つ  的が外れてやがる…
  | : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ.   / .r─-'-っ
.   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l   /  ):::厂 ´
   |:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
.   |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
   |::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/
216金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 10:21:53
>>213
>結局、説明2が現実にありうる、ということを認められないのは、
>それが犯罪だとか道徳的だとかの感情的判断をおこなっているのですよ。

いいえ、説明1の方が日銀が民間金融機関をよりコントロールしやすいことに気付きませんか?
要点は、説明1ならば、中央銀行マネーの量に制限された信用創造ですが、説明2にはそれの制限が少ない。
日銀が民間金融機関をコントロールしようと思えば、説明1の方が有利なのは明らかです。
こんな単純な理屈が理解できませんか?

もう一度お聞きします。セツメイ1では実質的に信用創造はできませんか?
説明2を支持している方々は、
せつめい1では信用創造出来ないと思っているのではありませんか?
>>216

中央銀行は、預金準備率なんてまどろっこしい手段使わないで、
直接、銀行に、「おまえのところは貸出限度、ここまでね」ってやってるんですよ。
それが窓口指導でしょ。
じゃあ、なんで銀行がそんな制約をうけいれなければいけないのか、っていうと、
預金者が預金をひきだそうとしたときに、日銀券もらえなくなるからですよ。

結局、銀行は自分たちがやっているいんちきが預金者にばれないようにするためには、
中央銀行にすがりつかざるをえません。
これが中央銀行の権力の源泉であり、
それは法的に確立されているというよりも、銀行のビジネスモデル(つまりいんちき)に
本質的に内在するものなのです。

説明1と説明2の関係でいえば、説明1で起こる信用創造は理論的にはありえても、
現実には起こりえない。
なぜならば、銀行が貸し出す時の制約条件は、現有預金残高と準備率とのにらめっこで決まるのではなく、
純粋に総貸出残高だからだ。
日銀が日銀券を任意に発行できる以上、準備率が不足した分はいくらでも供給できる。
中央銀行からみれば、いいなりになってる銀行をつぶす必要ないからね。
信用創造を理解すれば財政危機がいかにくだらないかがよくわかる。
国債のほとんどは金融機関から借りてるわけだが、
銀行が国債を買い増すのは、貸し出しを増やして、全体の預金額を増やすのと同じ事。
銀行の保有する国債額が増え、政府の預金が増える。
そして、歳出のときに政府の預金が減り、公務員とか年金受給者とかの預金が増える。
そして公務員や老人が消費に使えば、買った人の預金が減り、買われた企業の預金が増える。
売買をいくら繰り返そうが、誰かの預金が減って誰かの預金が増えるだけで全体の預金が減ることはなく、国債が借り換えできなくなることはない。
それではなぜデフォルトに陥る国があるかというと、自分で貨幣量をコントロールする権限がない国だから。
アルゼンチンのように外貨で借りてれば、貿易黒字が続かないなら貨幣が減って政府債務が維持できなくなる。
自国通貨で借金してる国には全く当てはまらない話。
219金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 11:35:15
>>217
>説明1と説明2の関係でいえば、説明1で起こる信用創造は理論的にはありえても、
>現実には起こりえない。

>なぜならば、銀行が貸し出す時の制約条件は、現有預金残高と準備率とのにらめっこで決まるのではなく、
>純粋に総貸出残高だからだ。

銀行が貸し出す時の制約条件は、純粋に総貸出残高だからだ。・・窓口指導のこと?

窓口指導が力を持ちえるのは中央銀行マネーの供給制限力があるからとしか思えません。

民間銀行は出来たら、日銀の支配下に居たくないのが本音でしょう。けれどもそうせざるを得ない。それは日銀の銀行の銀行という立場つまり、中央銀行まねーの供給力にあるのです。
説明1でも十分に機能しますし、大勢の学者専門家がそれを機能している認めているに関わらず、
それを敢えて現実でない説明2を現実と強弁するは、憶測だけによるによるトンデモ発想の疑いを持ちます。

そうでないというなら、もっと十分な説明1が機能しない理由を解説される必要があると思います。

もう一度言います。
説明2は説明1を補完する説明に過ぎません。
それなのにそれを別個の信用創造機能と捉えるには
それが正しいことのよほどの状況証拠か 事務的で確実な証拠を示す必要があります。
220金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 11:46:28
>>218
>信用創造を理解すれば財政危機がいかにくだらないかがよくわかる。

ところが説明2が信用創造の本質と捉えている方々は  銀行の国債買い入れを信用創造と捉えられないのです。
ベルナー氏の誤りが 誤りでないということらしい。
221金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 12:19:53
>218
>誰かの預金が減って誰かの預金が増えるだけ

「だけ」ってことはないだろ
ここが一番重要なところじゃんw
222金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 12:30:13
実際に説明1が行われているのか説明2が行われているのか、見分ける方法はないのか?
>>221

売買を繰り返せば、税収が増えるのも考慮すればなおさら財政危機などありえん話だとわかる罠。
>>222

説明1が本当に行われていると思っている人はB/Sが読めない人ですよ。

少し調べれば分かることですが現金なんてどんな銀行でもそんなに多くは置いてないわけです。どのタイミングでも。
では融資依頼が来たらどうします。せっかくのビジネスチャンスを断るんですかね?
ATMの中からかき集めてきて、「すいません、今日はこれだけです。」って言うんですかね?
それこそ、『あの銀行はやばい』って取り付け騒ぎを引き起こしますね。

それに説明1では貸出しの為には誰かが日銀券で預金するまで待つわけだから、
そういう人たちが経営する銀行は次のような看板を掲げているはずです。。
「現金による預金を希望します。銀行振り込みによる預金は金利0.01%、でも現金なら金利1%です。」
そんな銀行、外資に食われて「毎度あり〜」ですな。

こういう話をすると「いや、マクロで見れば・・・」とか言い出すんだろうけど
自分が言っている言葉の意味も分かっていないに違いないのです。

もし、あなたも、銀行の利益の源泉が預金を受け入れることだと思っているならばもう騙されています。
預金を受け入れた時にマネーが作られているのではありません。
貸出しや銀行業で許可されている有価証券による運営のために預金を作った時にマネーが作られているのです。
そのマネー(預金)を作る制約として準備金制度があるわけです。
もう一つ、説明1は日銀当預に日銀券を預けていると主張します。
こういうことをいうと、『いや、ここで言う現金とはハイパワードマネーのことだ』と言い出しますが、
これも詭弁です。ハイパワードマネーとは日銀券+日銀当預のことですから。
日銀当預に預けてあるハイパワードマネーが日銀券でないとすれば、
『日銀当預に預けてあるのは日銀当預だ』です。間違いではないのですが何も言っていないのです。
自分に理解出来ない言葉があれば自分で調べることです。
日銀は分かり易くはないですが、こんなことは隠したりせず説明しています。
日銀当預の増減が何によって起きるかに対する解説ぐらい自分で読んで自分で理解してください。
そうすれば日銀当預が日銀が預かっている日銀券のことだなんて恥ずかしくて言えなくなります。
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 17:51:54
>>225
日銀当座預金が現金でないなら、コールレートで資金調達する必要は無いのでは?
いくら預金を創造しても、その預金準備率分の預金をB/Sで処理してしまえばいいからです。
預金が1億円の場合、100万円を預金準備額として、9900万円を預金として帳簿上で処理できます。
そうすると、預金準備率そのものに一切の制限がないことになりませんか?
またコールレートで監査の日までに預金準備額を他の銀行から借りる必要もないのでは?
このことは説明1でも説明2でも言えることです。
>>226
日銀当預が銀行が創造できるマネーの総量に対する制約であることが分かれば全て氷解します。
調達しているのは日銀当預そのものなのです。
あなたが経営する銀行の預金総額は日々とてつもなく変動します。こういう時はミクロで考えなければいけません。
すると、場合によってはあなたの銀行の日銀当預が不足します。
あなたは手を打たなければいけません。他行の余っている日銀当預を買うのです。

ところで預金準備率分の預金をB/Sで処理するという意味が全く持って分かりません。
少し説明不足ではないでしょうか?
例えば頭の中にあるB/Sを書いては如何でしょうか?
信用創造を理解したうえで財政再建とは何かを考えてみると、
政府を通じた信用創造をやめて預金を減らすということを意味する。
もちろん民間への貸し出しが増えているなら全体の預金は減らない。
しかし民間が借金返済を進めているのに財政再建なんかやろうとすればどうなるかは明らか。
増税で民間から政府へ預金が移り、歳出削減で政府から国民への金の移転が減る。
そして政府が銀行の国債を買い取ると、全体の預金が減ることとなる。
>>228
言いたいことをもう少し詳しく書けませんかね。
あなたの言う財政再建とは何を指していますか?
多分、増税して国債発行額を減らす、ということだと思いますが、
そうであればそのように書いた方が良いのではないですか?
あなたの読んだ本には『財政再建』=『増税』かもしれませんが、
世の中的には歳出削減とか資産の売却とか特別会計の見直しとか
いろいろ取り沙汰されているのですよ。
230金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 19:30:11
>>224
>説明1が本当に行われていると思っている人はB/Sが読めない人ですよ。

それはあなたの思い込みというものです。
でなければ大勢の学者や専門家もB/Sが読めないことになります。

>「現金による預金を希望します。銀行振り込みによる預金は金利0.01%、でも現金なら金利1%です。」

説明1が本質と思う大勢の学者や専門家は
銀行振り込みも現金と同じと思っているのです。
あなたは銀行の窓口での預金行為と振込みの預金行為とは別の種類のお金と思っているのですね。
そこが貴方のの勘違いの始まりではありませんか?

>そんな銀行、外資に食われて「毎度あり〜」ですな。

これは何故でしょう?
しかし実際のところ、4大メガバンクは外資に食われて、既に「毎度あり〜」状態なのは認識できていますけれど。
>>230
>それはあなたの思い込みというものです。
>でなければ大勢の学者や専門家もB/Sが読めないことになります。

嫌になりますね。
普通はそういう反論ではなくて銀行の保有する現金が少なくとも滞りなく融資が出来る
プロセスを説明1で説明するもんですけどね。私が説明1派ならばそうします。

簡単な質問からしましょう。2択で答えられるようにしましょう。
(1)借りたお金を保管せずにまた貸してしまってもいい根拠は何ですか?A.道徳 B.法でダメとされていないから。
(2)なぜ信用創造と呼んでいますか?A.文字通りマネーを創っているから B.預金総額が増えていくから
(3)信用創造はどのタイミングで起きていますか?A.預金を受け入れたとき B.貸出しをした時
232金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 19:44:23
>>228
>信用創造を理解したうえで財政再建とは何かを考えてみると、
>政府を通じた信用創造をやめて預金を減らすということを意味する。

その通りです。
財政再建には益ありません。
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/eco/1145101419/l50
>>229
>あなたの言う財政再建とは何を指していますか?

増税と歳出削減で国債発行を減らすことですが何か?
「増税で民間から政府へ預金が移り、歳出削減で政府から国民への金の移転が減る。」
と書いた行を読めば増税だけが財政再建だといってるわけじゃないのは明らかだと思いますが。
売却できる資産なんか政府債務に比べれば微々たる額だし、特別会計なんか見直したところで歳出削減か増税しなけりゃ意味ない。
234金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 20:02:42
>>231
★ それはあなたの思い込みというものです。
★でなければ大勢の学者や専門家もB/Sが読めないことになります。

>嫌になりますね。

これは仕方がないでしょう。
貴方の主張が誤りだという重大な状況証拠ですから。

>簡単な質問からしましょう。2択で答えられるようにしましょう。
>(1)借りたお金を保管せずにまた貸してしまってもいい根拠は何ですか?A.道徳 B.法でダメとされていないから。
(答)B.法でダメとされていないから

>(2)なぜ信用創造と呼んでいますか?A.文字通りマネーを創っているから B.預金総額が増えていくから
(答)B.預金総額が増えていくから

>(3)信用創造はどのタイミングで起きていますか?A.預金を受け入れたとき B.貸出しをした時
(答)A.預金を受け入れたとき 

これで貴方との違いが明確になればよいですね。



235金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 20:54:29
>>227
> ところで預金準備率分の預金をB/Sで処理するという意味が全く持って分かりません。
>少し説明不足ではないでしょうか?
>例えば頭の中にあるB/Sを書いては如何でしょうか?

つまり預金準備率が現金でなくて帳簿上のマネーで良いなら、銀行の貸し方にある預金総額から準備率分を日銀当座預金に振り込めばいいと。
現金を調達する必要はないので、帳簿上の処理ですませられる。
たとえば、日銀の監査日までに預金が1億円ある場合、預金準備率が1パーセントなら、
貸し方の預金を帳簿上で、預金9900万円、準備預金100万円にすることで、準備預金の用件は終了する。
銀行が監査日の前日までにコールレートで準備率分を調達しようとする行為は必要ないのでは?
ということ。
236金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 20:57:21
>>227
円の支配者の第4章の注(10)に書かれている預金準備率を満たすためのコールレートのやりとりは必要なくなるのでは?ということです。
>>231

前半は答えになっていませんが予想通りですwww

(1)あなたの回答はB 私も勿論そうです。法で駄目とされていないからです。ところで法は大抵駄目なことを規定します。
  わざわさ、甲は乙から借りたお金を無許可で(契約を交わさずに)丙に貸しても良い、などとは普通は書きませんね。
(2)あなたの回答はB 説明1派ですから当然ですよね。私はAですがここは正に議論していることだから仕方が無いです。
  クレジット・クリエーションは下手な邦訳をつけずにカタカナのままにしておいた方が良かったという個人的感想は書いておきます。
(3)あなたの回答はA 説明1派では当然そう答えるでしょう。その為に(2)の設問をしました。但し本当は経済書はそこに関しては寡黙ですよ。
  (2)とは書いてあっても、だから預金を受け入れることが信用創造だとは書いてありません。貸出しを行う事によって・・・と書いてありませんか?


あなたは、説明1の最初の段階、つまり銀行が最初の預金を引き受けたときに既に信用創造が起きた主張します。
また、あなたの住む惑星では購買活動に寄与出来るのは現金だけでしたね。
さあ、答えて下さい。最初に預金を受け入れた瞬間、経済活動にとって何が増えたのですか?
>>235>>236
銀行はマネー(預金証書)を創った次の瞬間には預金証書は融資先の所有物です。
(貸出しなどの)銀行業もしないのに預金証書を作ってそれを日銀が引き受けるということは行いません。
多分あなたの考えているのは、銀行が自分名義の預金証書を発行してそれを日銀が買いオペしてくれれば良い、
ということでしょうが、そんなことはしません。

貸出しの結果、銀行の資産として残るのは融資の契約書です。
例えば日銀が中小企業向けの融資契約書を担保に融資をするよって言ってくれたら、それを担保に日銀当預を
増やすことが出来ます。日銀のオペレーションとはそういうもので、銀行が作ったマネーが間接的に日銀当預に
変わることは実際に起こっています。しかしながら、それはあくまで日銀の判断に委ねられます。

本当に興味があるならば日銀のホームページでron0208b.pdfを検索して読んで下さい。
あなたの経営する銀行の日銀当預、すなわち『あなたの銀行を制約する数字』を増減する為の手段が書いてあります。
239金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:11:22
説明1と説明2の根本的な違いは、現金が100万円あったら、100万円しか貸し出してはいけないのか、9900万円貸し出していいのかってことでしょ。
たったそれだけなんだから日銀に電話で聞いてみたら?
240239:2006/05/21(日) 21:12:54
>100万円しか貸し出してはいけないのか

99万円の間違え。準備率が1パーセントならね。
>>237はアンカーを付け間違えました。
>>237>>231ではなくて>>234に対するレスです。
242金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:18:27
>>237
>また、あなたの住む惑星では購買活動に寄与出来るのは現金だけでしたね。
>さあ、答えて下さい。最初に預金を受け入れた瞬間、経済活動にとって何が増えたのですか?

(答え)預金マネーが増えました。
>>238

オペレーションということばは不適切ですね。ここは金融調節にしておきましょう。
>>242

・・・市中から見ると・・・現金が減って・・・・・・預金マネーが増えて・・・・・・
あなたの住む惑星では・・・現金しか・・・・・・購買活動に・・・寄与・・・出来ないん・・・
でしたよ・・・ね。・・・・・・不便に・・・なりましたね。

もう、限界です。。。
245金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:24:56
説明1でも預金を作り出すんだから、預金決済による購買力が増えるよ。
説明1でも現金だけが購買力ではないよ。
現金+預金が購買力だよ。
>>245

少し元気が出てきました。
預金も購買力ですね。誰も異論はありませんね?
説明1では現金しか経済活動に使われていないように見えますが違うということですね。
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:30:48
そうだよ。
現金100万円が、預金を9900万円作り出す。
そのプロセスが説明1。
248金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:35:07
説明1と説明2の違いは
説明1が複数の銀行と複数の預金者によって現金100万円が9900万円の預金を作り出す。
説明2が単数の銀行が単数の預金者に現金100万円から9900円の預金を作り出す。
ってことだね。
ようやく預金(証書)もマネーで現金もマネーという所まではコンセンサスがとれました。
でも預金を受け入れた時に市中の購買力=現金+預金(証書)は増えていませんね。

この後に銀行が預かった現金をまた貸し出しちゃって貸出し契約書をゲットしたことで
確かに市中にある、購買力=現金+預金(証書)が増えますね。
あれれ?貸し出した時にマネーが増えている気がしますね。
金細工師と同じことをしていますね。

ここまでで異論のある方は居ますか?
250金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:44:16
預金が増えていくだけだから何も問題はないかと。
251金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 21:45:41
>>244
>あなたの住む惑星では・・・現金しか・・・・・・購買活動に・・・寄与・・・出来ないん・・・
>でしたよ・・・ね。・・・・・・不便に・・・なりましたね。

あなたの思い込みです。
以前にも書きましたが、銀行の努力によって、現金に最も近い資産である普通預金は現金と同様かそれ以上の働きをします。
これを銀行の決済機能といいますね。
そしてこれはおそらく、A銀行がB銀行に振込みしたとき、そのことを日銀の決済(?)担当者に告げ、その担当者はB銀行に振り込まれましたよと通知して、日銀当座内のA銀行とB銀行の金額が移動となると推測しています。
だから少しも不便ではないのです。

あなたの勘違いではありませんか?
>>251

私の勘違いで良かったです。>>249に進むことが出来ました。
253金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 22:00:48
>>249
>でも預金を受け入れた時に市中の購買力=現金+預金(証書)は増えていませんね。

確かに銀行内に現金があるままになっています。これを市中にないというならそうでしょう。でも銀行はそれを使って株式や土地、金、絵画、その他などを買い入れることが出来るのです。これは購買力と言わないのですか?
それから私は>>242で預金マネーが増えましたといいましたが、購買力が増えたとは言っていません。念のため。
金細工師の話をおさらいしておきましょう。円の支配者を読んでない人もいるでしょうし。
なお、ネットで調べてて分かったんですが欧米の経済書には金細工師のことはわりと書かれているそうです。


まだマネー(決済手段)に金(ゴールド)が使われていた頃、保管が大変でした。
そこで金細工師に預けるようになりました。金細工師は金預かる書を発行してくれました。

しばらくすると金預かり書の便利さに皆が気づくようになりました。
わざわざ重たい金を持ち歩かなくても預かり書の受け渡しで決済すればいいのです。
これがヨーロッパにおける紙幣の起源だそうです。

金細工師達はたまにしか引き取りに来ない金を預かっておくのが勿体無く感じるようになりました。
そこで、急に金を必要になる人に備え一部を備蓄し、またギルドを組んで危機に備えながら、残りは貸し出して金利を取り始めました。

最初のインチキですが、この段階ではまだ銀行業とはいえません。
>>253
おおっと、大胆な意見が出ましたね。
確かに銀行法は一部の有価証券、金融商品による運用を許していますが、
普通の購買活動は制限しています。ええっと・・・、説明1はバブルを作る仕組みですか?
256金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 22:21:47
銀行業は最初はインチキだったのは全ての人の了解事項になっていると思う
>>253
>それから私は>>242で預金マネーが増えましたといいましたが、
>購買力が増えたとは言っていません。念のため。

他の説明1派の方もこういう意見に同意なのですか?
>>253さんが主張しようとしていることは明確ですか?
258金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 22:26:07
私は説明1と説明2どちらが正しいのかわかりません。
説明1は預金を作り出し、その預金が決済機能を持つので、購買力を創出すると思っています。
>>258

そうですね。
しかし、市中の購買力は増えましたか?
あなたの財布から現金が減って預金残高が増えたことで、
あなたの購買力は増えましたか?他の誰かの購買力は増えましたか?

銀行があなたの預けたお金をあなたの友達に貸したとします。
あなたの購買力は変わってませんね?
あなたの友達の購買力は増えましたね?

説明1でも貸出しの時にマネーが増えているってことは受け入れられませんか?
なお、説明1自体の否定はまだ行っていませんよ。
数学的に同等なんですから理論的には絶対に否定できません。
否定するとしたならば実際的にどうかということになります。
260金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 22:42:26
説明1の場合は銀行が貸し出した時の購買力は現金に拘束されるので増加しない。
代わりに預金が創造されていく。
その預金が決済機能を持つので、信用創造になる。
>>260

すいません。もう少し噛み砕いて説明してくれませんか?
254の続き

金細工師が金の大部分を貸した後も貸出し需要は残りました。
そこでギルドは新しいことを思いつきました。
金預かり書を刷って、それを貸して利子を取るのです。
マネーを貸してくれという顧客に対して金預かり書を作って渡して、変わりに貸出し契約書にサインさせたのです。
これが銀行業の始まりと言われています。換金してくれと言われた時のリスクはいよいよ高まりました。
ここまでは要約です。多少表現が違うのは勘弁下さい。

ここからは私の補足(蛇足)です。おそらくギルドの長は各金細工師(既に銀行といった方が良いか)に
金預かり書の発行限度を定めたでしょう。そうしないとギルド全体の危機を管理出来ないからです。




ヴェルナーが金細工師のエピソードを詳しく書いた意図はその後の本文を読んでも明らかです。

金を現金。
金預かり書を預金証書。
そして私の補足でギルドの長を中央銀行と置き換えればすぐに分かります。
預金証書の発行限度は日銀当預と準備金制度でコントロール出来ています。

但し、かつてのギルドは金そのものは作り出すことは出来ませんでした。
ところが現代の金であるベースマネーは作り出すことが出来ます。
巧妙な2階建て銀行業により人のつくりし創造主が存在するのです。
ところでこのスレで話をする時には
共通事項として預金準備率は10%と
いうことにしようぜ
264金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/21(日) 23:20:42
昔はインチキで現在はどうなのか、ってことでしょ。
現在も説明2のようなことが行われているのかどうか。
一度に保有している現金よりも多く貸し出すことが出来るなら、説明2が正しいと言うことだ。
>>264

もっと厳しい制約がありますよ。
新たな現金を入手できるスピードが貸出しのスピードを上回らなければいけません。
266金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/22(月) 00:31:05
銀行の実務を見ればいいだけだから、簡単な問題だと思うけどね。
預かっている現金よりも多くの貸し出しを銀行が行うのかどうか。
267金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/22(月) 00:32:13
>>265
預金準備率の問題は監査日までにコールレートで準備すればいいんじゃないの?
>>267

今は説明1の話をしています。
説明1では準備率の問題は起き得ませんし、>>265は預金準備の話とは無関係です。

説明1では信用創造がすすむにつれて市中の現金存在量が減っていきます。
現金に対する需要は徐々に上がり、最終的には現金に対する金利は考えられない数字になるでしょうね。

ところであなたは現金で預金した時と他の銀行の預金残高を振り替えた時で金利が違った経験はありますか?
G7、七つの頭を持つ出来損ないの創造主。
270金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/22(月) 07:36:13
さて、貸出量に関する日銀の窓口指導は 建前上しないことになっている。
その理由は、自由主義経済下の日本では民間銀行の行動は銀行の自主性を重んじると同時に自己責任ということなのが大勢の共通認識であるからだ。
そんな常識に反する行動を日銀が出来るには、
民間銀行に対するよほどに強い統治手段を持っていなければならない。
それを、しっかりと知る必要があると思います。
>>254 説明1
>>262 説明2
生まれた時からこのシステムで生かされているので気づかないのは仕方がない。
>>254がインチキだと誰もが分かる。しかし同じことをしている説明1がインチキだとは思わない。
>>254>>262を生み出すのは容易に理解出来ても説明2が起きるとは思わない。

経済学は堂々と欺いている。欺かれる方が悪いと言わんばかりに。
経済学は強欲を正当化する。そして神の見えざる手という詭弁を吹聴する。
273金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/22(月) 23:42:28
ところで話は変わるが、今世界バブルが崩壊している。
まずは新興国であるロシア、インド、ブラジル、中国、トルコ、エジプト、東欧諸国などから。
そして本丸であるアメリカが不動産バブルの崩壊により暴落する可能性が出てきた。
これが円の支配者の最後の章辺りでヴェルナーが述べていた世界の資産バブル崩壊のことなのか!
世界統一通貨のために世界規模の金融危機を作り出し、世界統一通貨への布石にするつもりなのだろうか?

リアルタイム世界の指数
ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1138/windex.htm
>>273

アメリカが利上げ継続すると思われてるからなのと日本が量的緩和解除するから下がってるだけでは?
>>272

それで経済がうまく回ってるんだから欺いていると批判するのはおかしい。
信用創造をやめさせて管理通貨やめて金本位制にしたら大不況突入で失業倒産増えるぞ。
不況を防ぐのが強欲か?貧乏人増やすのが目指すべき清貧なる理想郷か?
>>270

今まで量的緩和やってて、貸出の制限なんかないも同然だったが、
それだと日銀が権力をふるえないからいやなんだろな。
だからあんなに急いで量的緩和や0金利をやめたがるわけだ。

>>265

預金より多くなることはない。日銀券より多くなってるのはマネーサプライ(700兆)と日銀券発行残高(70兆)比べれば明らか。

>>265

つい債権まで貸出は減り続けよ金は増え続けてた。量的緩和で無利子で信金調達できるし制限なんかないも同然だった。
277金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 00:27:20
>>274
>アメリカが利上げ継続すると思われてるからなのと日本が量的緩和解除するから下がってるだけでは?

その程度でここまで下げないよ。
調整なんて言うレベルを超えているからな。
>>276

現実には銀行は貸出し以外にも国債や社債などの有価証券の習得が出来る。
創ったマネーの使い道を貸出ではなくて有価証券(特に国債)に回しただけ。
日銀から統計拾ってみ。
貸出が減ったタイミングと国債購入が減ったタイミングが一致するからさ。
銀行がそういう行動に移った理由はオペレーション。
>>278
×貸出が減ったタイミングと国債購入が減ったタイミングが一致するからさ。
○貸出が減ったタイミングと国債購入が増えたタイミングが一致するからさ。
280金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 00:31:23
>>275
>それで経済がうまく回ってるんだから欺いていると批判するのはおかしい

説明2が正しいなら説明2を教えるべき。
違うか?
281金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 00:32:54
>信用創造をやめさせて管理通貨やめて金本位制にしたら大不況突入で失業倒産増えるぞ。

誰も信用創造を止めろ、なんて一言も言っていないと思うが。
もちろんヴェルナーもいっていない。
>>277

量的緩和解除は無視できんでしょ。インドや中国なんか日本からの金ばかり。
説明2も教えろ派は思ったより多いことがわかって嬉しい。
>>280

教えるなとはいってないんだけど。

>>281

インチキとか欺いてるとか言うのはやめろといってるようにしか見えないよ。
こういう人って、PCで地球の裏の人と会話できるのは欺いてるとか鉄の塊が空飛ぶのはインチキとか怒り出す人なんだろうか。
>>284

インチキと言うことに文句を言ってるのであって説明2への文句ではないね。
変わったね。
>>273>>277

嫌な雰囲気ではありますね。
まだアメリカが悪さしていた方がマシという感じですね。
世界同時危機→アメリカグローバリズムへの非難→新秩序の設立 なんてね。
冗談では無くなって来た気がする。
ミクロな観点で見れば決算を控えたヘッジファンドが利確に走っている。
でも、こんなに加速付けたら止まらなくなるかもしれない。
そんなことになったらブロック経済化か統一通貨という話が出てくる。
288金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 01:20:15
まずはブロック経済化で、最終的には世界統一中央銀行の創設がある。
289金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 20:40:03
説明2が正しいと言うことでよろしいのかな?
290金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 20:42:30
EUが成功するとは思えないが。
291金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 21:10:41
>>289
>説明2が正しいと言うことでよろしいのかな?

説明2では
バブル生成と崩壊の責任を日本銀行に問えません。
説明2では民間銀行に対する日銀の統治能力が弱すぎますね。
292金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 22:00:24
>>290
成功しているじゃん。
実績はともかく、それを受け入れさせることに。
293金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/23(火) 22:01:01
EUで反欧州中央銀行の団体とかないのかね?
>>291

そんなことが理解出来ていないのは多分君だけだと思うよ。
その点は説明1でも説明2でも同じ。金細工師、もとい銀行は極めて危うい存在なのです。
ギルド、もとい中央銀行を頂点とする銀行システムの後ろ盾なくしては危機に備えることなど不可能です。

吹けば飛ぶような『現金預け金』。保有現金はそのまた一部なのです。
銀行は大地主が自分の資産の一部を貸しているのとは訳が違うのですよ。
いざとなったら金、もとい現金を便宜してくれる中央銀行に逆らえるわけがない。
金細工師がギルドなしにスタンドアローンで居られないのと同じことですよ。

理由は他にも挙げられるよ。
295金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 02:07:48
でも、説明1よりも説明2が正しいと言うことは現在の経済学に反旗をひるがえすようなものでは?
ヴェルナー以外にも説明2について語っている金融の専門家はいるのか?
100年後にはパラダイムが変わっていて、

何で当時の人々は気付かなかったのだろう?
中世と違って銀行の資産の中身も公開されていたのに?
この当時の人って馬鹿だったんだなあ。

って思われてるかもね?
297金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 02:40:31
100年後には現在のパラダイムが強化されていて、オーウェルの1984のような世界になっている予感。

298金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 02:43:54
ロックフェラーの隠れユダヤ問題といい、キグリー教授が暴露したエスタブリッシュ組織といい
何から何まで嘘で塗り固められているような。
世界は連中にマイコンされっぱなしか?
299金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 07:19:18
>>294
>そんなことが理解出来ていないのは多分君だけだと思うよ。
>その点は説明1でも説明2でも同じ。

理解できていないのは君の方でしょう。
下の文は説明1と説明2の違いになっていないのに、文脈的にそのような書き方をしている。
あるいはもしかしたら人々のマイコンの仕方を習った方なのかな?

さあ、説明1と説明2、どちらの方が民間銀行をコントロールするのに都合がいいのかな?あるいは同じなのかな?
きちんとした解説をどうぞ。

>金細工師、もとい銀行は極めて危うい存在なのです。
>ギルド、もとい中央銀行を頂点とする銀行システムの後ろ盾なくしては危機に備えることなど不可能です。
>>299

あなたの>>291での主張は
「説明2では(説明1に対して)民間銀行に対する日銀の統治能力が弱すぎる」

それに対して>>294で書いたことは
「説明1でも説明2でも民間銀行が日銀(中央銀行)に従属せざるを得ないという点は同じ」
という主張です。その根拠として、
「銀行は預金(借り入れ)に比べて常備している現金が圧倒的に少ないことによるリスクがある為に
中央銀行を頂点とする銀行システムに従属せざるを得ない」
を挙げました。

尚、他にも中央銀行の権力について書きたいことがあったのですが話がぼやけるので止めました。
301金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 22:10:37
>>300
>「銀行は預金(借り入れ)に比べて常備している現金が圧倒的に少ないことによるリスクがある為に
>中央銀行を頂点とする銀行システムに従属せざるを得ない」
>を挙げました。

だからね、これだけの理由で、あるいは公には認められていない窓口指導に従わないだけで、どうして、現金調達のための公開市場への参加を制限できますか?
日本のような法治国家でそのようなわがままが日銀といえど許されるわけがありません。裁判になれば日銀はカナラズ負けます。そんな馬鹿なことを日銀がするわけないでしょう。
そのような意味で言えば、説明2よりも、常に現金を必要とする説明1の方がより強力に民間銀行を統治できるのではないですか?

説明1の方がシステムとしてはより常識的だし、信用創造も可能だから、庶民を騙すには説明1の方がより有効ではありませんか?
302金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 22:22:31
どちらが統治するのに有利かどうかではなく、どちらで実際のやりとりが行われているのかが重要なのでは?
話の論点がずれているような気がします。
>>302
仰る通りです。
304金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 22:52:44
しかし説明2が本当なら金融に革命を起こす出来事だと思うのは俺だけか?
305金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 22:55:49
虚構の終焉読んでいたら説明2に対する説明の文章があった。
P162からの信用創造にかんする議論というところ。
もう一度熟読する必要がある。
306金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/24(水) 23:04:36
>>302
>どちらで実際のやりとりが行われているのかが重要なのでは?

説明2では統治能力不足ということ、
つまり、説明2が行われているなら、バブル崩壊も生成もベルナー氏言うところの日銀起源説は説得力不足となり、
説明1が現実なら、日銀起源説もありうるレベルでしょう。

ベルナー氏の主張が正しいとするなら、
そうそうに、説明1を否定しないことです。

307金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 00:34:53
>>301
「日本銀行24のヒミツ」82〜83ページに日銀の権力について実例を出して書いてるよ。
通称「焼き鳥」=日銀貸し出しを申し込まれてもギリギリまで融資を行わないとか。

>>306
>つまり、説明2が行われているなら、バブル崩壊も生成もベルナー氏言うところの日銀起源説は説得力不足となり

なぜですかね?
説明2が事実ならなぜ日銀の窓口指導が
バブルの生成崩壊を生み出さないことになるのでしょうか?
>>306

その論点、同意する者なく、ズレていると感じる者しか居ないわけだから
無駄にスレ消費させないで次の主張に行ったら?堕スレになるよ。
>>302

銀行の幹部クラスに知り合いが居ると一番いいんですけどね。

B/Sで間接的に分かるというのが私の主張です。
資産勘定の 現金預け金=現金+日銀当預 に注目です。
これは更に
   現金≒日銀券
   預け金≒日銀当預+郵貯等  に分解出来ます。
探せば現金と預け金をちゃんと分解して載せている銀行があります。


で・・・、一番極端な例がネット銀行ですよね。例えば、
ttp://www.japannetbank.co.jp/company/financial/2006_2.html
現金預け金の全てが預け金、つまり現金を使わない銀行ですね。
そりゃ、そうだ。
いろんな所のATMから入金出来るように見えても、実際は他からの振込みでの入金だからね。
説明1なんて完全に非現実ですね。

とりあえず、これ位で糸を垂らして反応を見ましょうか。
310金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 07:50:42
>>309
現金という言葉はハイパワード・マネーのことを慣用的に使っているだけ。
ハイパワード・マネーと書きづらいでしょう。
ハイパワード・マネーも現金も日銀が生み出すお金だ。だからそれらをひっくるめて慣用的に使っているだけ。

正確には
ハイパワード・マネー=マネタリーベース=ベースマネー=現金+日銀当座預金残高=日銀が生み出すお金≒現金

ベルナー氏は日銀の経済関与について主張しているわけだし、これら単語の意味を理解しての言葉の使用だし、専門用語を使わなくとも現金といえば、一般人には日銀が作り出すお金と推測されるはず、だから、日銀マネー≒現金という言い方をしてもなんら不都合もない。
勘違いしないでね。
311金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 10:30:13
教えてください
 日銀のバランスシートでは負債に政府預金がありますが
同じように資産の部に日銀預金とか政府預金とかなんで無いのですか
 市中銀行の場合は、私の口座に振り込まれると資産の預け金(銀行の預金)がふえ
負債の預金が増えてバランスするのですが、、
 政府預金が現金で日銀にもちこまれたならば、資産の現金が増え負債の政府預金が
増えてバランスするのですが、調べると桁が違うほど現金資産が政府預金よりすくないです。
とすると政府預金の負債に相当する資産はどこに計上されているのですか?
312金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 12:18:48
質問なんだが、ネット銀行も含め、預金準備率を守るためには預金の準備率分を日銀に預ければいいんだよね。
そうすると、負債の預金の中の預金準備率分を日銀に預ける事になる。
その預金準備額が現金でなくていいなら、帳簿上の操作で預金準備率を作ることが出来てしまう。
例えば
資産に貸付金100 負債に預金100 がある場合、預金準備率が10%と仮定して
預金準備率を準備する場合は、資産100 負債の預金90 日銀当座預金10
と、帳簿上で準備預金を作り出すことで、事が済んでしまう。
日銀の監査日までにコールレートで資金を調達する行為は必要なくなると思うが。
313金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 12:57:10
「主流の経済学および金融論文の多くと同様、この「クレジット学派」でさえ購買力の創造者としての
銀行の特別な役割を認識していない。」 虚構の終焉 P163

「ベルナンケ(バーナンキ)でさえ信用創造とは貯蓄を投資家に導くものと定義している。
しかし、これは銀行の信用創造ではない。」 虚構の終焉 P164

というわけで、殆どの金融の専門家は説明1の立場に立っている。
説明2派はヴェルナー学派を形成するしかないだろう。
314金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 13:23:00
ここは役に立つ。
参考までに。
金融大学 用語辞典
ttp://www.findai.com/yogo/index.html
315金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 15:58:52
5月14日、財務大臣が
燃料価格引き上げの話をした時、何故だかパテル世界銀行副総裁と家で
会った後だった。そこで、最近流行っている話でこんな物があるんですよ。

Loans from World Bank, IMF, and WTO do not make poor countries rich
ttp://www.webcommentary.com/asp/ShowArticle.asp?id=sarupk&date=060524
「世界銀行、IMF,WTOなどからのローンは貧しい国々を豊かにしない」
余計借金が増えて逝っているのでは無いかと言う疑惑の声が、こういった国からも
出てきている。と言う事で、こういった国々が、中国などを信望し始めていると言うか、
中国が狙っている(資源国か戦略的に重要な国限定)と言う背景が。


316金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/25(木) 16:00:30
IMFも世界銀行も国際銀行家が世界規模で金融の支配システムを維持するための装置でしかないな。
>>311

負債・資本とは資金源(マネーの調達手段)を示し、資産はその資金源で買ったものを示します。

日銀にとって政府預金は『政府に借りている額面』を示し資金源です。これは数字です。
資産は現金とか地金とか有価証券(国債など)、実体だったり権利です。

預金という言葉が混乱の源です。
日常的に『私の預金は100万円』と言った時、普通はあなたの所有物を指しますね。
しかし今だけは『私は100万円の預金証書を持っている』、とか『私の預金残高は100万円』と言いましょう。
そして貴方が持っている100万円の預金証書と同額の負債を銀行が持っているのです。

言葉でつまづいているだけですが、ここを理解しないと日銀当預も理解出来ません。
>>313
>というわけで、殆どの金融の専門家は説明1の立場に立っている。
>説明2派はヴェルナー学派を形成するしかないだろう。

ああ、それで全然構わないよ。
しかし、最近の説明2否定派の主張のレベルは悲しい物があるね。
自分達の主張の浅さを示すことで説明2派を援護しているかのようだ。
>>312
>資産に貸付金100 負債に預金100 がある場合、預金準備率が10%と仮定して
>預金準備率を準備する場合は、資産100 負債の預金90 日銀当座預金10
>と、帳簿上で準備預金を作り出すことで、事が済んでしまう。

どこに誤りがあるかの指摘を説明1派に任せてみましょう。
>>310
>ベルナー氏は日銀の経済関与について主張しているわけだし、これら単語の意味を理解しての言葉の使用だし、
>専門用語を使わなくとも現金といえば、一般人には日銀が作り出すお金と推測されるはず、
>だから、日銀マネー≒現金という言い方をしてもなんら不都合もない。
>勘違いしないでね。

ヴェルナー氏が理解していないなんてこれっぽっちも思っていません。
私は単に説明1派が本当にその辺りを理解してるのかなあ?と思っているだけです。
説明1を『日銀券』と『日銀当座預金残高』に分けた形で示して御覧なさいよ、という少し意地悪な設問をしてみます。
321金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 00:35:34
>>307
>なぜですかね?
>説明2が事実ならなぜ日銀の窓口指導が
>バブルの生成崩壊を生み出さないことになるのでしょうか?

バブルの生成には市場へ現金供給を増やせばよく、
バブル崩壊はその逆をすればよい。
だが、説明2が実際の貸し出しであるなら、株や土地への購買力は民間銀行の信用マネーで事足りれてしまう。
それならば、1990年当時のバブル崩壊に並行して銀行貸出が減少しなければならない理屈ではなかろうか?

事実は違う。銀行貸出はバブル崩壊と並行して減少していなかったと記憶しています。
だがもし、株や土地への購買力が民間銀行の信用ではなく、日銀マネーでなければならないのだとしたら、
日銀は日銀マネーの供給を絞ればよいだけとなる。
バブル崩壊の引き金は もう貸し出すな、貸し出しを引き上げろなどの窓口指導は必要がない。
ところで、説明2の場合、もし日銀が貸し出し制限などの窓口指導をすれば、民間銀行が必ずそれに従うかといえばそれは甚だ疑問といえる。
なぜなら、その行為は、銀行自身が保有する株式や担保物権としての土地価格を暴落させることであり、銀行自身にとって自殺行為に等しいからなのです。
ところが、日銀マネーの供給を絞る行為であるなら、民間銀行にその選択の機会は存在しないことである訳です。
つまりバブル崩壊に関して言うなら、民間銀行の意思など無視して、また邪魔されることなく、日銀は引き金を引けたのです。
それが出来るには、信用創造は説明1でなければならないでしょう。
322金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 00:37:02
2006年5月22日、インドではこの日のたった1日で株式相場での下落幅が
10パ
ーセントを超え、取引所が一時取引の全面停止に追い込まれました。
(現在は16パーセントまで下落)
 さらに、世界有数の産油国でオイルマネーで潤っている筈のサウジアラビアの
株式市
場でも、2006年5月段階で50パーセントも急落する事態が起きています。
 ヨーロッパの中でもアイスランドの株式市場でも、極めて短期間で20パーセ
ントも
下落しています。その他の国でもブラジル13パーセント、ロシアでも26パー
セント
も下落しています。その他多くの新興国の株式市場でクラッシュが起き始めてい
ます。
2006年5月中旬、イギリスのある新聞は株式市場の現状について、Fasten your
seat belt !=着陸サインの表示が出ましたので、シートベルトを締めてください
、とい
う見出しで株式市場が危険水域に近づいていると警告を発したそうです。
(日本政府は景気が良くなっているとのんきな発表をしていますが、世界の経済
は確実
にクラッシュに向かって突き進んでいます)
323金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 00:48:13
>>319
どこが間違っているのか教えてくれませんか?
324313:2006/05/26(金) 00:51:34
>>318

別に説明2を否定したつもりはないんだけど。
勘違いするような書き方をしてしまった。
説明2派は圧倒的に少数派であるということを書きたかっただけ。
>>323
明日になっても説明1派が説明しなければね。

>>324
なるほど、そういうことですか。過剰反応して失礼。
326金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 01:30:57
国債を銀行が買ったときに信用創造を行うのかどうか?
国債を買うと、銀行の資産の側が国債、負債の側が現金か。
そうすると貸し出し金も預金も増えていないから、信用創造にならないのか。

>>321

成る程、窓口指導ではなくてマネタリーベースで説明したいわけですね。
でも、
>事実は違う。銀行貸出はバブル崩壊と並行して減少していなかったと記憶しています。

は、事実誤認があるかなあ?と、思います。
日銀統計からcdab1116.csvを検索して、前年同期比で見ると明らかな急降下がありますよ。
1993年の一時的な急増で分かりづらくなっていますけど、確かこの急増も円の支配者のどこかに書いてあった気がすします。
328金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 01:48:26
銀行貸し出しでもどの業種に貸し出されているかが問題なわけで。
不動産への貸し出しは90年以降激減している。
円の支配者のP350にグラフがあるよ。
329金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 02:00:23
バーナンキなどが中央銀行に政策義務を負わせるために、インフレターゲットをかせ、と提案しているが。
それだけでは不十分。
インタゲの対象は一般物価だけ。
不動産などの資産価値は範囲外。
日本のバブルの時に一般物価はほとんど上昇しなかったことを考えてみるとよい。
土地バブルは不動産業界への貸し付けが急増したのが原因だから。
つまり、一般物価を対象にしたインタゲを採用しても、資産バブルを抑える有効性は持たない。
資産バブルを押さえ込む唯一の方法は、中央銀行が資産バブル政策を行ったときに、民主的な機関が総裁を解任出来るようにすることだ。

>>326
設問をもう少し絞って、
『新発の国債を銀行が買った時に信用創造は起きているのか?』
にしましょう。

>>329
御意。
331金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 06:46:03
>>321
>なぜなら、その行為は、銀行自身が保有する株式や担保物権としての土地価格を
暴落させることであり、銀行自身にとって自殺行為に等しいからなのです。

日銀の窓口指導には逆らえない状態というのがヴェルナーの説。
「円の支配者」には事実上の拘束力があったことを関係者の証言付きで書いてる。
窓口指導で急速な引き締めを行ったのは1989年の6月ごろらしい。
それからしばらくしてバブルが崩壊した。

民間銀行の貸出と日銀の双方が信用創造をコントロールでき、
もちろん強いのは日銀の方だから、説明2で全然おかしくない。
332金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 07:27:45
>>331
>日銀の窓口指導には逆らえない状態というのがヴェルナーの説。

銀行の自殺を強要できるほどの拘束力かどうかを問う必要ないのか?
ベルナーがそう言うからそうなのだでよいのか?


333金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 07:54:37
[日銀ニュース]

日銀、5,000億円緊急供給
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060525-00000067-kyodo-bus_all
334金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 07:57:38
>312
資産100 負債の預金90 日銀当座預金10
と、帳簿上で準備預金を作り出すことで、事が済んでしまう。

すいませんなんか逆ではないですか?
資産 貸付金90 日銀当座預金10
負債 預金100
335金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 21:55:34
>>327
>日銀統計からcdab1116.csvを検索して、前年同期比で見ると明らかな急降下がありますよ。

どの程度の急降下がありますか?確認できなかったのですが。

しかし、説明1でもきちんと信用創造するのにドウシテわざわざ胡散臭い説明2を現実とするのかわからない。
それから、セツメイ2の信用創造は明治時代でも機能したのか?
さらに、郵貯では信用創造しないのか?生命保険ではどうか?年金ではどうか?
また、説明1ならば、国債購入でも明らかに信用創造するが、説明2ではそれが怪しい。
そして説明2が現実であるなら、銀行の国債購入資金はどのような経路を経て、国債購入に向けられているのか疑問。

もっと言えば、説明2で生み出された信用マネーは外為市場へ向かうことはないのかなど?
>>335

>どの程度の急降下がありますか?確認できなかったのですが。
相変わらず面白い奴だ。総貸出しで前年同期比を求めてグラフ化すれば一目瞭然だと思うんだが。
82年1期〜89年4期 平均 +8.4%
90年 1期 +9.8%  2期 +9.4%  3期 +7.5%  4期 +5.9%
91年 1期 +3.8%  2期 +4.2%  3期 +2.4%  4期 +2.9%
92年 1期 +2.1%  2期 +1.7%  3期 +1.9%  4期 +1.6%
93年 1期 +1.4%  2期 +16.1% 3期 +16.6% 4期 +16.3%
94年 1期 +15.8% 2期 -0.4%  3期 -0.4%  4期 -0.4%
以下、死亡。ついでに下記のコメントが面白い↓
http://www.boj.or.jp/type/stop/haku95.htm
日本経済は、93年末から回復基調を辿っていたが、95年度前半に一旦足踏み状態となった。

他はおいおい。全て良い命題だと思いますよ。
それより>>312>>323さんに答えてあげて下さいよ。
また、説明1を『日銀券』と『日銀当座預金残高』に分解した形で示してよ。出来るでしょ?
337金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 23:03:15
>>335
尚、説明1ではすべての取引は日銀マネーでしか行えないという大原則に従っているが、説明2にはそれがない。

当然だろう説明2は現実的なシステムではないからだ。
説明2は説明1の補完的説明という立場が一番良く似合う。
338金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 23:15:33
>>319
>資産に貸付金100 負債に預金100 がある場合、預金準備率が10%と仮定して
>預金準備率を準備する場合は、資産100 負債の預金90 日銀当座預金10

銀行の負債(預金)100=貸し出し等の資産90+日銀当座預金という資産10

これで如何か?
>>337>>338

日銀マネー、そう、その通り。そこがポイントだ。
しかし、どういうふうにポイントかは、説明1をちゃんと日銀券と日銀当預残高に分解した形で説明して
いく過程ではっきりして来るだろう。そう、気をつけて回答しないと次の質問でパクリと行くよ。
勿論、説明を放棄しても結構だが。

>>319>>323
>>338の説明で納得ならこれまでとなるが、どうです?
式は正しいが質問の答えになっていない気がするんですが質問者としてはどう思います?
340金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 23:38:33
>>336
貸し出しの増加率は確かに減少しているが、
貸出額が減少しているわけでないので、
これで土地バブル崩壊理由にはならないのでは?
341金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/26(金) 23:49:03
>>339
説明1の解説に
日銀券と日銀当座に分解する必要はないと思う、何しろ説明1に必要なのは日銀マネー=日銀券+日銀当座であるから。

そうでないと思うなら自分で解説したらどう?
>>340

投機とは何か?
生産的でないことをやっていて何故裕福になっていけるのか?
土地自体は文字通り固定的な物です。面積を増やすことすらままならない。
投機家(だけに限らなかったが)は有利子で得た資金を元に不動産に投資し、
上がった評価額で更に有利子で資金を調達した。

資産勘定の不動産は皆が投資し続けることで上がり続けるが、負債勘定も増えていきます。
B/Sの資産勘定と負債勘定の競争なのです。想像しただけでも恐ろしい。
どんなに儲けているように見えても資産価値の上昇速度が緩めば負債の金利の上昇速度に負けてしまうのです。
そして、債務超過を起こして、それを賄う資金が借りれなければ不渡りに結びつくのです。
>>341
>そうでないと思うなら自分で解説したらどう?

それがあなたの生き方なのですね。
344金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 00:07:12
>>343
>それがあなたの生き方なのですね。

的外れのこのレスはなんですか?
345金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 00:12:15
>>342
>投機とは何か?

340にたいしてどうして投機の話がでてくるの?
しかも誤りの論理ですよ。
そうやって論点ずらし続けて生きていけよ。
347金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 01:33:43
>>340
円の支配者のP350のグラフでは91年の後半以降は不動産融資は前年比がマイナスになっています。
バブル崩壊の理由としては十分では?
348金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 01:45:51
>>338
日銀当座預金って資産の貸し出し側なわけですね。
ただ、疑問なのは短期コールレートで日銀の監査日までにお金を集めようとする銀行側の動機です。
帳簿上で処理してしまえばいい話では?
>>347

相手にしても仕方ないですよw
ホント、貸出し統計を前年度比にして貸出し先で分解して見ると面白い。
ヴェルナーの主張はシンプルなのに強力だわ。
350金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 04:22:36
本来は経済はシンプルなんだけど、複雑で理解しにくいように現在の経済学が作られている。
一般人に出来るだけ理解させないように。
351金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 08:03:18
>>347

前年度比-0.4の貸し出し減で 崩壊の理由として十分?
首都圏の地価下落率は最大で90%なんですよ。地方でも75%。
どういう計算で十分な理由といえるのかね?

それにこの程度の減少なら、むしろ地価下落が主因であって、結果として貸し出し減少となったといえるのではないの?
原因と結果が逆ではないですか?
>>351
先ずは後半

>それにこの程度の減少なら、むしろ地価下落が主因であって、結果として貸し出し減少となったといえるのではないの?
>原因と結果が逆ではないですか?

実際、そう思う人は多いでしょうね。静的な思考が好きな人は特にね。
でもこの場合は簡単に分かる。円の支配者のP350に
[六大都市の商業地価格と銀行の不動産向け貸出し]
のグラフが載せてある。因果関係で一つだけ騙せないのは時間軸の前後関係である。
地価は不動産貸出し動向を後追いしている。
>>351
>首都圏の地価下落率は最大で90%なんですよ。地方でも75%。

どのソースを元にどのように見てるのかを示したら?なんの最大?なんで最大?

例えば下記のようなソースがあるが、どの数字についてあなたは論じようとしているのか?
ttp://tochi.mlit.go.jp/chika/kouji/20050324/

先ずはそれからだ。
>>329

そもそも資産バブルかどうかを政策に判断できず、間違って引き締めすぎるリスクがあるから、一般物価だけを見て金融政策すべきというのがインタゲでは?
>>350

経済学だって基礎的な部分はシンプルだと思うが。
一般人は変な価値観や感情に縛られて、理解しようとしてないだけでは?
財政再建とかリフレ関連見てもわかるけど。
>>348

>資産に貸付金100 負債に預金100 がある場合、預金準備率が10%と仮定して
>預金準備率を準備する場合は、資産100 負債の預金90 日銀当座預金10

に対する>>338の回答は
>銀行の負債(預金)100=貸し出し等の資産90+日銀当座預金という資産10

この式は正しい。しかし>>338は貸出が日銀当預残高に変わるプロセスを意図的に説明していない。
何故ならば、>>319には彼らの好きな"現金"がないからだ。

実際には例えば貸付証書を日銀当預に変えることは自由には出来ない。
そこでコール市場から借りるのである。コール市場からの借り入れは日銀当預に入る。
その結果の現実解は

資産:貸付100 日銀当預残高10
負債:預金100 コールマネー(コール市場からの借り入れ)10

以上。
>>356の補足

銀行のB/Sが

資産:国債10 貸付90
負債:預金100
の場合。

(1)運よく日銀の国債買いオペ

資産:貸付90 日銀当預残高10
負債:預金100

となる。

82)国債を担保に日銀から借り入れを受ける。

資産:国債10(担保状態) 貸付90 日銀当預残高10
負債:預金100 日銀からの借り入れ10

となる。故に、
銀行の資産運用は日銀のオペレーション動向や日銀が担保に何を受け入れるかに影響を受ける。
358金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 14:22:06
>>354

問題は中央銀行が意図的に資産バブルを作ることが可能だと言うこと。
不動産やノンバンク業界に銀行への過剰な貸し出し指導を行えば資産バブルが発生する。
それに対する有効な規制方法を考える必要がある。
インフレターゲットだけでは不十分だというのはそういう意味。
359金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 15:05:23
>>356>>357
なるほど、よく理解できました。
サンクス!
360金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 16:27:10
>>330
国債を銀行が買ったときには、銀行のバランスシートは借り方が国債、貸し方は現金?
貸し出しが増えていないので、信用創造にならないのか?
361金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 20:27:41
>>357
>資産:国債10 貸付90
>負債:預金100
>の場合。

>(1)運よく日銀の国債買いオペ

>資産:貸付90 日銀当預残高10
>負債:預金100

>となる。

日銀当預残高が0→10、なんで最初に0に設定するの。
日銀当座に預けたお金は銀行にとって何も生み出さないお金、いわば死に金、そんなもの最低限でよい。

しかし、説明2が本質という人々はなんでこうもくだらなくこねくり回すのかね。
日銀にとれば、銀行や日本経済をコントロールするには説明2より説明1の方が明らかに都合が良い。
それをわざわざ、説明2を屁理屈こねてまで現実らしく見せる必要がどこにあるの。あほらし。
362金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/27(土) 22:05:38
>>361
それに量的金融緩和を
説明2派の金融システムで観ると一体どういう意味になるのだろう。
緩和の解除を日銀の立場で、急ぐ必要があったのかな?

説明2派的発想ではなんの解答も出せないように思える。

ところで、説明2派的信用創造マネーと
説明1派的信用創造マネーとは
その性質が違うことに気付いているのだろうか?
>>361
>日銀当預残高が0→10、なんで最初に0に設定するの。

質問の真意はおそらく(現実に起きている)日銀当座預金が不足した場合に何が起きるか?
だったのですよ。

だから、準備率10%で
資産 日銀当預残高5 貸付95
負債 預金100

のケースでも良いのですが分かり易くしたのでしょう。
B/Sを全部書くと大変だし、論点がボヤけますからね。
364金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 00:04:54
>>363
>質問の真意はおそらく(現実に起きている)日銀当座預金が不足した場合に何が起きるか?
>だったのですよ。

質問の真意などわからず、とにかく回答したけれど、
日銀当座の意味など、説明1でも同じことのはず、やはり何が言いたいのか不明ですね。
この質問で何の論点を問題にしたかったのでしょう。
>>364
質問者は素直に質問しただけだよ。論点など別に無い。
その質問に対して説明1派が回答出来なかっただけ。
366金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 00:22:49
さらに言うと、
百歩譲って、現実に説明2の信用創造を銀行が行っているとしよう。

ならば、そうして作られたお金が振り込まれたとき そのお金を本源的預金のように扱って 貸し出しを行ったり、国債を買ったり、土地を買ったり、増資株式を引き受けたりしたとき、
そのことで説明1の信用創造が結果的に行われる事をご存知だろうか?
367金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 00:29:44
>>365
おや?
>>338 は説明2はの回答なのだが、誤りだったのかな?
>>360

貸出じゃなくても国債でも社債でもマネーサプライは増える。
どの場合でも銀行のBSは借り方も貸し方も増えるし、貸された方も同様。
そして借りたほうの預金が増えるんだから、マネーサプライも増える。
信用創造とみなすかどうかは定義の問題だが、世の中の貨幣量が増えるのは明らか。
>>367
説明1派の回答としては誤りと言わざるを得ないでしょうね。
設問は
銀行の負債(預金)100=貸出し資産100
の状態から、どうやって準備金が守られる状態にするかだった。
ところが答えは
銀行の負債(預金)100=貸し出し等の資産90+日銀当座預金という資産10

これでは答えになっていない。そういうことを言っていると誰にも相手にされなくなるよ。
>>367
また>>338が説明2派の回答と言うならばその主張は更におかしい。
>>319に対する回答が>>338なのだからね。
とにかく説明1派の不毛な論点外しはいい加減にやめて欲しい。
先に進めないよ。次の命題は
『銀行が新発の国債を買った時に信用創造は起きているか?』
でしょ?その中で説明1派と2派で微妙な差が出るんじゃないの?
371金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 00:54:13
>>369
>これでは答えになっていない。

おいおい、
説明1派の回答なのだから、説明1の信用創造のルールに従って回答するのは当然だろうに。
説明2派の立場で、説明1派が「銀行の負債(預金)100=貸出し資産100
の状態から、どうやって準備金が守られる状態にするかだった。 」を回答しろというのだったら、そうしたよ。

説明1派は、説明2派の金融システムを理解した上で、それはおかしい、非現実的だ、ベルナーは勘違いをしていると断じているのですよ。
372金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 01:07:14
>>370

>>338は説明1派の私の記述なのだが、どういうこと?
さらに、>>366も私の記述です。

だから、新発国債の引き受けはその分の金額が当然信用創造になると これも断じます。
>>367に 「>>338 は説明2はの回答なのだが、誤りだったのかな? 」
って書いてあったからですよ。書き間違えなんでしょうけど。
374金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/28(日) 08:32:10
>>373
>>338説明2はの回答なのだが、誤りだったのかな? 」
>って書いてあったからですよ。書き間違えなんでしょうけど。

・・・でしたね、書き間違えていました。
>>338は説明1派の回答なのでした。


375金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/29(月) 01:24:12
さて銀行が国債を買うと信用創造をするのでしょうか?
>>375

基本的には信用創造と考えます。
国債購入に支払った資金は財政支出で民間に戻ってくるという前提がありますので、
国債購入≒民間への貸出し=民間の購買力の増加 でいいと思います。

基本的にというのは98年以降、貸出しを減らした分を国債購入に当てているという現象が起きているからです。
377金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/29(月) 22:42:48
銀行が国債を買ったときのB/S上の状態はどうなっているのかな?

生保が買ったときは運用先が他の所から国債に購買力が移るだけだと。
信用創造はもちろん、購買力の増加にも影響をあたえないということだよね。
量的クラウディングアウトについては他にも唱えている学者はいるのかな?
378金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/29(月) 22:46:35
どの本を読んでも金利によるクラウディングアウトについては書いてあるんだけど。
虚構の終焉のP242のグラフだと量的クラウディングアウトが起きていると思う。
>>377
>銀行が国債を買ったときのB/S上の状態はどうなっているのかな?

細かく書くと
(1)A銀行が国債を買った時、A銀行の日銀当預残高が減って政府預金が増える。
(2)政府が財政支出をする時、例えばB銀行のC社の口座に振込みをする場合、
  この時、C社口座の数字が増え、同時にB銀行の日銀当預残高も増える(政府預金は減る)。

(1)(2)をまとめ、A銀行とB銀行を連結で考えると、

資産:日銀当預残高は変化なし  国債は増加
負債:預金が増加・・・市中の購買力が増加

と、いうふうに(2)が必ず起きることを前提に信用創造が起きたと考えてもいいのではないかと思う。
尚、C社への支払いが現金でも市中のマネーの総量は増加しています。

但し、現実には銀行の資産全体を考えることが重要です。
他の資産を削って(例えば貸出しを減らして)国債を買っているケースもあるからです。
379を少し補足。

日銀当座預金口座も政府預金口座も日銀にあります。
銀行と政府の売買はこの口座の数字の移動で行われます。ここは問題ないですね。

政府がC社に振り込む場合は、C社の口座は日銀にないので少しややこしいです。
日銀当預口座を介した手続きになります。
まず、B銀行のC社の口座の数字が増えます。
この結果、政府の支払い義務の相手はC社からB銀行に移ります。
この決済は日銀内で政府預金口座からB銀行の日銀当預口座への数字の移転が行われます。
少しややこしいので紙に書いて理解した方がいいです。

異なる銀行の口座間での振り込みも同じようなことが起きています。このあたりは調べました。
381金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 01:17:34
>>379>>380
ありがとう。
国債発行の買う側の比率は銀行は2割弱だっけ?
残りの7割強は生保や年金基金だったよね。
国債発行は信用創造の増加についてあまり効果がなさそうだ。
382金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 02:12:42
虚構の終焉の15章では政府支出の回帰係数はー0.95697だと。
四捨五入すれば回帰係数=1.0

つまり民間の購買力は増えていない。
銀行が国債を買っても殆ど効果なしということがでてるが。
383金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 04:56:32
スティグリッツの「新しい金融論―信用と情報の経済学」は書評を見る限りではヴェルナーと意見が似ている。
これから読んでみるわ。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130402099/qid=1148932507/sr=8-8/ref=sr_8_xs_ap_i8_xgl14/503-7178772-4935924
384金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 05:52:23
>>379
そうすると信用創造=銀行貸し出し、という前提が崩れる。
当座預金残高に超過準備額がある場合は、この前提は崩れるのか。
385金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 12:31:06
>>377
>生保が買ったときは運用先が他の所から国債に購買力が移るだけだと。
>信用創造はもちろん、購買力の増加にも影響をあたえないということだよね。

生保でも銀行と同じで信用創造される。
預貯金でも掛け金でも、利用者にいずれ支払われるべき預かり金と考えればその性質は同じでありましょう。
だから生保でも信用創造に関与しています。
但し、これは説明1派の信用創造システムに基づいてのことです。

386金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 13:45:40
説明1でも生保は信用創造をしないよ。
387金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 14:46:08
>>378
何だよ。量的クラウディングアウトってw
388金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 19:26:51
国債=貸し付け
確かに同じだな、融資先が国か国民かの違いだけで
信用創造は行われているな、うん、
389金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 21:14:24
>>386

>説明1でも生保は信用創造をしないよ。

説明1が理解できていない人の結論でしょ。ベルナー氏も理解できていないようだし。
>>385>>389
ああ、ボタンの掛け違いの理由が分かった気がします。
『生保が国債を買った場合』の前に先ずは説明1と2の論争について誤解を解きたいと思います。

説明2の主張は要するにこうです。
説明1とは金預かり書との交換で預かっていた金をまた貸してしまったことと等しい。
説明2は融資依頼に対して金ではなく金預かり書を発行するのに等しい。
説明1が可能ならば説明2も出来るし、現実に銀行は説明2をやっているのではないか?
という主張です。

説明2はあり得ないというあなたの反論に対しムキになったキライがありましたが、
私がしたかったのは説明1があり得ないという証明ではなく、説明2が行われているとしか思えない例を
の提示です。先ずはここは理解願います。

続いて『生保が国債を買った場合』についてです。
私は生命保険に入っていますので生命保険証書を持っており、毎月お金を振り込んでいます。
その私の振り込んだお金が実は国債購入に当てられて民間に貸し出されています。
ですから私の持っているこの生命保険証書がマネーであればあなたの主張どおり市中の購買力は
増えたことになります。

生命保険証書がマネーかどうかは主観と言われてしまいそうですが私は違うと思います。
生命保険証書で何かが買えた経験がありません。
掛け金を担保に借り入れは出来た気がしますが、あくまで金利を取られる借り入れだった気がします。
預金残高証明書とは全く違うものと思います。貸付証明書がマネーではないのと同じだと思います。
392金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 22:50:40
>>390
>説明1とは金預かり書との交換で預かっていた金をまた貸してしまったことと等しい。

その通りです。そして、その金をまた預けられるとそれに対して預り証の枚数が増加していきます。
しかし注意事項があります。
金本位制の時代では、この金の預り証の発行はその国の中央銀行に限られていたことです。これを通貨発行特権と呼んでいます。
ではそのとき他の銀行はどうだったのでしょうか?
その金兌換紙幣を預かって、預金通帳を発行することが出来ましたし、その兌換紙幣を貸し出すことも出来ました。
ここで、説明2派の方にお伺いします。
この方法でこの時代(明治大正昭和)に信用創造は結果行えていたのでしょうか?
>>392

私が以前から言っている2階建ての信用創造と言うのはそのことです。
つまり金兌換紙幣(今ではハイパワードマネーに姿を変えましたが)こそが民間銀行にとっての金だということです。
ですからその時代もその前の時代も銀行業が存在した時点から信用創造は行えていたと考えます。
394金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 23:05:32
>>391
>生命保険証書がマネーかどうかは主観と言われてしまいそうですが私は違うと思います。

下記にマネーの定義を示します。
貴方の言うとおり、生命保険証書はマネーとして、この中に含まれていません。

日本銀行調査月報 1999年5月号〔出所〕
表12-1. マネーサプライ統計の定義
…………………………………………………………………………………………….
M1)・・ 現金通貨+預金通貨(要求払預金)
M2+CD)・・M1+準通貨(定期性預金等)+CD
 [預金通貨,準備通貨CDの調査対象先]
 国内銀行(外資系信託銀行を含む)外国銀行在日支店、全国信用金庫連合会、信用金庫、農林中央金庫、商工組合中央金庫
M3+CD)・・M2+CD+郵便局・全国信用協同組合連合会、信用組合、労働金庫連合会・労働金庫・信用農業協同組合連合会・農業協同組合・信用漁業協同組合連合会・漁業協同組合の預貯金・CD+国内銀行(外資系信託銀行を含む)信託勘定の金銭信託・貸付信託元本
広義流動性)・・M3+CD+国内銀行(外資系信託銀行を含む)信託勘定の金銭信託以外の金銭の信託元本+証券投資信託元本+債権現先+金融債+国債(政府短期証券を含む)+外債+金融機関発行CP
……………………………………………………………………………………….
最広義信用集計量)<参考>・・中央政府、公団、地方公共団体、法人企業、個人の借り入れ(対外借入を除く)、有価証券、CPによる資金調達残高。ただし、株式に関しては1994年末時点の株価で固定している。
395金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/30(火) 23:22:12
>>394の続きです。

けれども、個人金融資産の内訳には含まれています。
2001年末個人金融資産残高...1461兆円
その内訳、
現金・預金...54%
債権................5%
投資信託............2%
株式出資金..........7%
保険・年金準備金...27%
その他.............4%

という具合にマネーの定義そのものがものすごく曖昧なので、自分の頭で考えるしかありません。
例えばこのように考えて見たらいかがでしょう。
マネーとは比較的容易に現金に変換しうる資産.....
こう考えると積み立て型生命保険は比較的容易に現金に変換できます。
>>395
>マネーとは比較的容易に現金に変換しうる資産.....

私の直感は私にこう囁いています。
現実を考えた時にあまり購買活動に寄与していないものをマネーとして数えることに
経済を理解する上でのメリットはなく、思考上のノイズになる。

ヴェルナーが預金ではなく貸出しで考える動機は以下です。円の支配者P378
----------------
預金額は潜在的な購買力を意味するに過ぎないから、伝統的な「貨幣数量説」が
破綻するのも不思議は無い。預金量を供与された信用量に差し替えれば、貨幣数量説
の正確さが高まるだろう。以下略
----------------

生命保険証書はかなりのレベルの潜在的購買力なので正確さを下げるだけではないでしょうか?
397金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 01:55:37
マネーを購買力に寄与する事に対する正確さで判断するなら、生保の国債購入は正確さにかけるね。
問題は貸出額と預金のどちらが購買力に寄与するデータかどうか。
預金は引き出されマーケットで流通していれば、集計できない。
また定期預金のようなすぐに引き出せない預金も存在する。
貸し出額は返済されるまで、データとして存在し続ける。
説明2が正しいとすれば、貸し出額のほうがマネーの総量をはかる上で適切だろう。

ただし、銀行が国債を買うときに生じる購買力の増加は貸出額が増えるわけではない。
預金が増えるだけ。




>>397
>ただし、銀行が国債を買うときに生じる購買力の増加は貸出額が増えるわけではない。
>預金が増えるだけ。

その点は私も気になります。ヴェルナ−氏はどう考えているのでしょうか?

意味的に言って銀行の国債購入は政府への貸出し(=国民への貸出し)、社債購入は会社への貸出し、
のように考えないといけないような気がします。
要するに統計データの「貸出し」ではなくて「貸出し+有価証券」を見ないといけないような気がします。
但し、貸出先に分解する時、有価証券から得られる情報が無いです。

逆に負債の方も預金+譲渡性預金だけでは不十分で銀行発行の債券もカウントしないといけないと思います。
何故ならば銀行発行の債券はもろに銀行が創造しているマネーだからです。準備金比率も適用されています。
話は変わりますが『量的クラウディングアウト』をググっていたら
円の支配者の英語版の要約?を見つけました。
結構いい要約かなと思います。
本からの引用が面倒なので使わせてもらっちゃおうかなと思います。

ttp://www.asahi-net.or.jp/~ny3k-kbys/contents/princesofyen.html
400金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 03:47:23
>銀行発行の債券はもろに銀行が創造しているマネーだからです

そこのところのB/Sの流れがよくわからない。
説明お願いします。
401金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 04:38:27
「謎解き平成大不況」のP171に名目GDPと信用創造のグラフがある。
97年の名目GDPと信用創造の乖離は、銀行引き受けの国債発行による信用創造分がカウントされていないために起きたのでは。
97年は40兆円を超える財政出動を行っている
402金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 05:13:47
>>399
虚構の終焉の英語版を要約しているところはないかな?
403金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 06:02:03
米財務長官にゴールドマンCEOのポールソン氏
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20060530AT2M3001U30052006.html

インサイダーもいいとこだろ、これ。
ウォール街がアメリカを支配していると公表するようなものだな。
404金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 07:18:15
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このメールの伝言は西洋は中東のイスラエルからやってきました。
セックスを司る天界からの暗示がこめられていて妖精と悪魔がこのメールに
宿っています。私は462番目に受け取った日本人で現在暗示の使命を
委ねられています。このメールを見て無視した人は、すでに50人以上の
男性が勃起不全の呪いをかけられ苦しんでいます。その上かなりの人数の
人間たちが恋愛や夫婦生活が急にうまくいかなくなるというメールの
呪いに苦しめられています。この文章を見てしまったらこの悪魔の性的呪いから
解き放たれる方法は ひとつしかありません。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この下記のアドレスに
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1130661365/l50
 
「紫音ちゃんオナニーする時は、ピンクのパンティー履いて
  中指で激しくピストン運動して逝っちゃってくださいw。」

以上の文章を貼り付けるだけで呪いは解かれます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
わたしも最初このメールを軽視して放置してしまったために突然、勃起不全になり
3週間も苦しみました。どの医者も原因不明の診断を下しました。
しかし、このメールの指示通りしたら突然完治するどころか勃起力が以前とは
比べものにならないほど硬く持続力もUPするという幸運に恵まれました。
ぼくの恋人にはベッドで「もう、抜いてよ、何回逝かせる気?」と拒否されるほどの絶倫になったのです。
このメールは指示を守るものには天使のメールとなるのです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
量的緩和しても、なんでマネーサプライが伸びなかったのですか?
406金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 16:04:13
>>405
量的緩和はハイパワード・マネーを増加させる・だけ・の政策。
それを満たすは必要条件だが十分条件ではない。
量的緩和をベースに他の政策が必要ですね。

しかし現代経済学ではこの事は理解できないようだ。ほんに学問と呼べぬほどに発展途上といえる。
「金細工士」って英語でなんていうんだっけ?
408金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 16:11:45
>>406
ならどうすればいいわけ?
>しかし現代経済学ではこの事は理解できないようだ。

理解できてないのは政府・日銀でしょう。
理解できてない事例ってあります。
410金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 16:22:02
>>408
このスレでのこれ以上の量的緩和の話題はお邪魔ですから、続けたいなら、他のスレを指定してください。
なんで?ストライクで日銀話じゃん
412金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 19:26:28
一気に9倍の信用創造ができます。
>>409
>理解できてないのは政府・日銀でしょう。

政府は理解していない。
日銀は理解していながら、不景気演出。
経済学は、一般人に真実を理解させないために目くらまし。

これが真相じゃないでしょうか?
もとの議論にもどそう。
論理は明確に。
>>403

ホント、その記事はあんまりといえばあんまりだ。


>人気低迷に悩むブッシュ政権は、ウォール街の大物を起用することで、市場からの信頼獲得をめざす。

アメリカ市場=ウォール街かよ!
グリーンスパンの頃からそうだったけど、ここまで露骨にやるかね。
冗談としか思えない。アメリカはあと数年やりたい放題やって消えると見た。
で、世界の金融システムの刷新が起きるんじゃないの?
416金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 22:24:14
>>332
>>日銀の窓口指導には逆らえない状態というのがヴェルナーの説。

>>銀行の自殺を強要できるほどの拘束力かどうかを問う必要ないのか?
ベルナーがそう言うからそうなのだでよいのか?

ヴェルナーが言ってただけじゃなくて「日銀担」6人や日銀職員や銀行担当者のインタビューがあったから。
円の支配者12章に書いてある。
行政官庁の指導に逆らうのは、どの分野でも容易じゃないのは同じ。(日銀は正確には官庁じゃないかもしれんが)
417金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 22:28:10
>>415
>アメリカはあと数年やりたい放題やって消えると見た。
>で、世界の金融システムの刷新が起きるんじゃないの?

ちがうだろうな〜。
米国民はこれに気付かないほどに洗脳がすすんでいるとみるべきなんじゃないの?
418金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/05/31(水) 22:41:27
>>416
>円の支配者12章に書いてある。
>行政官庁の指導に逆らうのは

書いてあるとか、人が言ったとか、
人の言葉には拘束力など基本的にはないのです。
拘束力があるのは、行政力なのです。
行政力は法の後ろ立てによって力を持っています。

窓口指導はそのほうにも触れる行為なのに、それに逆らえないのはそれを上回る公にされない日銀の民間銀行への支配力を疑うべきです。
それが何に起因するかが問題な訳ではありませんか?
>>416
前もって手をうっておいて学生、ペイペイの頃から
銀行に飼いならされたりしていると思うがな。
日銀マンになるのは慶応大学じゃなくて東大の貧民なんだし。
>>405

のびてるだろ、嘘つくなよ。
日銀当座を急拡大したときにマネーサプライの伸び率も上がってることはデータを見れば明らか。
>>420
そりゃ伸びているけど、少ないんじゃないの?
ちょっとスレからそれすぎ。
文句ある人は出て行って。
官僚の出世コースは大企業の経営陣と婚姻を結ぶこと。
銀行がやられてばっかということはないですよ。
424金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/01(木) 21:30:13
なんか〜このスレ核心点いてんでしょう。
ばいとのアラシがやってきたかんじ?
425金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/01(木) 22:46:48
>>403
ポールソン氏はゴールドマンの最高経営責任者を行いながら財務長官をするのかな?
426金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/01(木) 23:36:13
銀行の経理担当者いないかな?
>>421

当座を増やしたときに伸び率も上がってる。
増やすのをやめてからは伸び率は低くなってる。
説明1⊃説明2
or
説明1⊂説明2

銀行が国債を買ったら信用創造だと言うことはとりあえずコンセンサスとしましょう。
では、これを日銀が買う行為は何か?

銀行のB/S
 資産:国債が減る 日銀預け金(日銀当預残高のこと)が増える
 負債:変化なし

日銀のB/S
 資産:国債が増える 
 負債:日銀当預が増える

この結果、国債の保有者は銀行から日銀に変わります。意味的には日銀が政府に貸出しをしていることになります。
ハイパワードマネーを創って政府に貸出しをしたことになりますのでこれは日銀の信用創造と捉えたいですよね。
社債、手形、CPなどを買っても同じことです。
故に日銀の信用創造を見る場合は大雑把には資産の買現先勘定+買入手形+保管国債+国債を見るのがいいと思います。

これも預金で見るか、貸し出しで見るかの違いと同じですね。
故に民間銀行の預金とかベースマネーという負債勘定側にに着目するというやり方の代替案として
民間銀行資産の「貸出+有価証券」+日銀資産の「買現先勘定+買入手形+保管国債+国債+政府への貸出し」に着目するという考え方もあるかと思います。
少しヴェルナー氏の考え方に近づいた気がしますね。

次に考えたいのは日銀の銀行への貸し出しをどう捉えるべきか?です。
補足:
預金は潜在的な購買力というヴェルナーの言は自分に置き換えると下記のようなことかと思います。
私の預金には流動性がある部分と貯蓄の部分があります。
ようするに・・・円は貯めとくぞ、って部分と毎月いろんな収支で増減する部分ですね。
私の預金のどれだけが流動しているマネーでどれだけが死んでいるマネーかは他人には分かりません。

ところが誰かが銀行から融資を受けた時、私はその人の次の行動をかなり正確に予言できます。
あなたは近い内にその借りたお金を何かに使うだろう、と。当たり前ですね。
ですからマクロで見て貸出しが増加していれば、お金の流通量が増えたというのはかなり確かなことだと言えます。
多分、貸出しで見るべし、という意味は以上のようなことかと思います。
431金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/02(金) 02:41:40
>>429
>銀行が国債を買ったら信用創造だと言うことはとりあえずコンセンサスとしましょう

超過準備の当座預金残高を引き落として国債を買った場合はわかりやすい。
しかし、ほかの事例ではどうか?
たとえば、貸し出し先から融資を引き上げて国債購入にまわす。
生保や年金で起きる量的クラウデゥングアウトは銀行では起きないのかな?
また、国債購入時の貸し方の預金分の資金はどこから仕入れるのだろうか?
432金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/02(金) 03:09:14
国債を銀行が買うときに、市場に対して貸し付けを行ったときと同じように無からマネーを作り出せるのか疑問。
国債などの資産を銀行が買っても、貸し付けが増えていないので、預金に振り込むマネーはどこからか調達しなければならない。
超過準備の当座預金残高分を用いれば信用創造になる。
融資先から引き上げて国債を購入した場合は信用創造にはならない。
コールレートからの借り入れの場合は信用創造になるのか?
433金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/02(金) 07:29:11
>>429
>この結果、国債の保有者は銀行から日銀に変わります。意味的には日銀が政府に貸出しをしていることになります。
>ハイパワードマネーを創って政府に貸出しをしたことになりますのでこれは日銀の信用創造と捉えたいですよね。
>社債、手形、CPなどを買っても同じことです。

これを信用創造と呼ぶのは生まれるお金の性質から言って問題があるのではありませんか?
「円の発行」と呼んでほしいですね。
性質の違うものですから民間金融機関のそれと同じ言葉を使用するは思考の混乱の元です。


オレ定義じゃなくて、経済学の定義で話したら?
オレ定義を押し付けたければ責任を持つこと。
435金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/02(金) 21:51:56
>>431
>生保や年金で起きる量的クラウデゥングアウトは銀行では起きないのかな?

ん?生保や年金で起きる量的クラウデゥングアウト??
どういうこと?
クラウデゥングアウトというのは 簡単に言えば政府借り入れ増によるハイパワード・マネーの不足ということでしょう?
>>432
>超過準備の当座預金残高分を用いれば信用創造になる。
>融資先から引き上げて国債を購入した場合は信用創造にはならない。

そうですね。検証してみましょう。
ソースは日銀当系のcdab0180.csvです。
98年位からの国債と貸出しの連動具合が微妙です。
つまり貸出を減らして国債を増やしている傾向です。
こういうことがあるので「貸出し+有価証券」の増減で見ないといけないなと感じる次第です。
>>433
>これを信用創造と呼ぶのは生まれるお金の性質から言って問題があるのではありませんか?
>「円の発行」と呼んでほしいですね。
>性質の違うものですから民間金融機関のそれと同じ言葉を使用するは思考の混乱の元です。

日銀が行うのはあくまで金融調節であり、信用創造ではない、という意見ですね。
その通りです。日銀が銀行から国債を買うのはあくまでも資金の供給オペレーションです。
では、その資金の供給オペレーションを見て行きましょう。

銀行が1億円分の国債を買い、それを更に日銀が買いオペしたとします。その結果は、

政府
 資産:政府預金残高+1億円
 負債:国債発行残高+1億円
銀行
 資産:変化なし
 負債:変化なし
日銀
 資産:国債+1億円
 負債:政府預金+1億円

政府が日銀から1億円を借り入れたのと同じ形になります。
これを単なる金融調節と見るか中央銀行が信用創造をしていると見るかはパラダイム(既成概念)の違いでしかありません。
ですから、別に「円の発行」と言いたければ私はそれで構いません。そこで議論したくはありません。
単にこの1億円分の市中マネーの増加は銀行のB/Sだけを見ていては分からないと言いたいだけです。
438金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 00:05:09
>>437
>銀行が1億円分の国債を買い、それを更に日銀が買いオペしたとします。その結果は、

>政府が日銀から1億円を借り入れたのと同じ形になります。
>これを単なる金融調節と見るか中央銀行が信用創造をしていると見るかはパラダイム(既成概念)の違いでしかありません。

上記の説明は
日銀が作り出すお金も民間銀行が作り出すお金も同質のものだという説明ですか?
まとはずれのご解答ではありませんか?

私は日銀が作り出すお金と民間金融機関が作り出すお金は異質のものだといったのですよ。
だから日銀がお金を作るときは円の発行であって、
民間金融機関が作るときは信用創造だと言う区別が必要だといったのです。
>>438

了解しました。
日銀が作り出すお金はハイパワードマネー、
銀行が作り出すお金はハイパワードマネーに制約される銀行マネー、
そういうことを言いたいのですね。その通りですね。その点に反論はございません。
そこで議論するのは止めましょう。今は市中の購買力の増減をどう見るかを優先しましょう。
440金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 02:19:16
>>436
>ソースは日銀当系のcdab0180.csvです。
>98年位からの国債と貸出しの連動具合が微妙です。
>つまり貸出を減らして国債を増やしている傾向です。

何かよくわからんから教えて。
441金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 07:41:41
>>339
>銀行が作り出すお金はハイパワードマネーに制約される銀行マネー、

そのほかにも重要な性質が日銀マネー(ハイパワードマネー)にはあります。
国民に購買力を増加させるマネーとしてはその発行量に限界があるということです。
一方、民間金融機関による信用創造マネーにはその増大量に限界がありません。
>>441
日銀マネーと銀行マネーはヴェルナー氏も使い分けをしています。
経済に注入された資金を問題にする時、GDPなどを説明するとき、民間の信用創造と日銀の取り引き総和を加算します。
為替を説明する時は中央銀行の取り引きの総和の二国間の相対値を考えます。

こうしましょう。先ずは貴方の主張するモデルを説明して下さい。。
443金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 18:09:12
>>442
>先ずは貴方の主張するモデルを説明して下さい。

というよりも主張の違いを整理します。
説明2でも説明1でも、
日銀マネー(ハイパワード・マネー)は日銀だけが増減しうるお金です。
これはもちろん日銀券として流通も可能ですが、現在では市中に必要なお金はほぼ一定だと思います。
なぜなら、民間個人は必要以上のお金は手元にしまわずに、銀行に預ける習性があるからです。
だからベルナーが主張するように日銀が土地やその他の資産を買い入れて、大量に日銀マネーを発行しようともその効果は限定的です。
理由はここ数年の量的金融緩和で明らかです。日銀券75兆円+日銀当座預金35兆円=110兆円という過去最大の日銀マネーの発行は、まさに、ベルナー氏の主張を取り入れそれを実行した政策とも言えなくありません。
結果はどうでしょう?
金利は限りなくゼロに近づき、それでも、国債市場、短期金融市場、で余った日銀マネーは投資先を探して、外為市場へと向かったのです。
そして、経常収支黒字分以上のドルを買い入れ、反面ドル資金が安く円資金を買い入れ、そのお金は日本企業を買い叩く資金に変貌し、
日本の優秀な多くの企業は銀行も含め、外国資本傘下に入ってしまいました。
別の見方をすれば、ベルナー氏は日本企業売りの理論的な背景を与えたとも言えるのです。
ただ、ベルナー氏は日本人の一部に、マクロ経済とは何か国際金融とは何かという命題を考えさせるきっかけを与えてくれたのかも知れません。

だから、ベルナー氏の誤りを指摘することは非常に重要ということです。



444金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 19:30:47
>>443
ヴェルナー氏は銀行が信用創造を行うことができない状況では、日銀当座預金を増やしてもしょうがない、と述べている。
当座預金のハイパワードマネーを増やしても現状では効果はほとんど無いと。

ヴェルナーの述べているのは市場への直接的な資金供給であり、間接的な金利や量的な操作ではない。
銀行貸し出しを増やすには、不良債権処理をする事を求めている。
また、日銀が市場に直接資金供給を行うのを求めている。
ヴェルナーの景気対策案はこの2つに集約されている。
当座預金残高を拡大することではない。
445金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 20:04:34
>>444
>また、日銀が市場に直接資金供給を行うのを求めている。

この部分が問題です。
日銀は民間のような信用創造は出来ません。できるのは発券機能です。
日銀券を刷ってそれで民間の資産を買い入れ替わりに日銀券を直接民間に供給する行為はハイパワード・マネーを増加させることと同義です。
このことも勘違いをしていることの一つです。
繰り返します。直接民間に日銀券を供給しても日銀当座は自然増加します。

何故、日銀は民間金融機関と同じ信用創造が出来ないか理由は明確です。
日銀には個人や民間企業を対象とする預金口座がないからです。
>>443>>445

あなたの主張には同意できる部分が多いです。量的緩和政策で外為市場に資金が流れていったことなどその通りだと思います。
しかし、数点は異論がありますのでその点をはっきりさせていきましょう。

1点目、
>理由はここ数年の量的金融緩和で明らかです。日銀券75兆円+日銀当座預金35兆円=110兆円という
>過去最大の日銀マネーの発行は、まさに、ベルナー氏の主張を取り入れそれを実行した政策とも言えなくありません。
及び
>日銀券を刷ってそれで民間の資産を買い入れ替わりに日銀券を直接民間に供給する行為はハイパワード・マネーを増加させることと同義です。

ヴェルナー氏の主張と量的緩和政策はまるで違うものです。
そもそもベースマネー統計で経済が説明できるようならば円の支配者は書かれなかったでしょう。
貸し出しで考えるか預金で考えるかの違いと類似点があります。
ヴェルナーは実際に日銀が経済に注入した額を問題にします。これは貸出し側を数えるのと同様な考え方です。
量的緩和は日銀当預を過剰にする政策です。これは預金額に着目するのと似た考え方です。
量的緩和は短期金融市場の金利を下げる効果も生みますが、これは経済に注入されるマネーを増やすことを意味しません。
この辺は銀行のB/Sと日銀のB/Sを精査していくと分かります。
そして98年頃からの目まぐるしく出された金融調整指針通達が銀行の行動を左右したことが推定できます。このあたりは追々。
447金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 21:42:12
>>446
>この辺は銀行のB/Sと日銀のB/Sを精査していくと分かります。

実際のB/Sですか?それともあなたの想像によるB/Sですか?
もし後者なら、その証明の仕方は必要十分条件を満たしていますか?

>ヴェルナー氏の主張と量的緩和政策はまるで違うものです。

残念ですが同一のものです。
違うと仰るなら、その理由をご説明ください。私は同一という理由を>>443で説明していますので、それに対する反論でも結構です。
2点目
>>445
>何故、日銀は民間金融機関と同じ信用創造が出来ないか理由は明確です。
>日銀には個人や民間企業を対象とする預金口座がないからです。

これには2通りの異論があります。
先ず日銀に民間の口座がなくとも民間に資金を貸し出すことは技術的には何の問題もありません。
政府預金口座も日銀口座ですがここから民間に支払いが出来るのと同じです。
実際には民間企業に日銀が直接貸すことはせず下記のようになります。

[1段階]企業Aが社債を発行し銀行Bがそれを買い取る。
 企業A
  (資産)預金残高の増加  (負債)社債発行残高の増加
 銀行B
  (資産)企業Aの社債が増加  (負債)預金の増加

[2段階]銀行Bの社債Aを日銀が買い取る
 銀行B
  (資産)企業Aの社債が減少、日銀預け金の増加  (負債)変化なし
 日銀
  (資産)企業Aの社債が増加  (負債)日銀当預の増加

まとめると
 企業A
  (資産)預金残高の増加   (負債)社債発行残高の増加
 銀行B
  (資産)日銀預け金の増加   (負債)預金の増加
 日銀
  (資産)企業Aの社債が増加  (負債)日銀当預の増加

>>447
>実際のB/Sですか?それともあなたの想像によるB/Sですか?
>もし後者なら、その証明の仕方は必要十分条件を満たしていますか?

実際のB/Sに決まっているじゃないですかw
ハイパワードマネーの増減と日銀が経済に注入する金額が違うものであることは割と簡単に分かりますよ。
証明ではなくグラフを書いてみるだけです。
450金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 22:00:21
>>448
>[2段階]銀行Bの社債Aを日銀が買い取る
>  銀行B
>  (資産)企業Aの社債が減少、日銀預け金の増加  (負債)変化なし
> 日銀
  (資産)企業Aの社債が増加  (負債)日銀当預の増加

この段階で日銀当座が増加していますね。
これが量的緩和でなくて何なんでしょう?

>>449の追加

最近は国債の発行残高が極めて大きくなっているためにベースマネー統計はいよいよ無力になってしまっています。

例えば国債の所有権が銀行と日銀の間を行ったりきたりするとベースマネー統計が動きます。
しかし、経済に注入されている資金が変化しているわけではないのです。

この為、銀行のB/Sと日銀のB/Sの両方を見ないといけないことが分かり、少しだけヴェルナーが言いたいことが理解できた気がしてきます。
但し、私はまだヴェルナーが書いていることと同じことを求めるところまでいけていません。
少しづつアプローチしている段階です。
>>450

一面ではそうです。長い期間で見てもそうなるかもしれません。
貸出しが増えたら預金残高が増えるじゃんっていう主張と同じです。
現実の統計データを相手にいろいろと見ていくと差異が見えて来るのです。
そのうちそのあたりのことを少しづつ説明できるかと思います。
ちょっと452のコメントは変ですね。
>>450は量的緩和とヴェルナーの信用創造の一致する点
>>451が一致しない点

端的にはこんな所です。
454金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 22:28:39
>>451
>例えば国債の所有権が銀行と日銀の間を行ったりきたりするとベースマネー統計が動きます。
>しかし、経済に注入されている資金が変化しているわけではないのです。

通常、資金というときそれはベースマネー(ハイパワード・マネー)を指すと思います。
なぜなら資金注入の守護は日銀が常に主語であるからです。
日銀と民間銀行の間での国債の所有権の移転はベースマネーの変動そのものだからです。
もちろんマネーサプライも率はごく僅かになりますがそれにつれて変動します。
結論だけ言うと量的緩和政策は銀行に国債を買うように促す政策です。
この結果、98年以降、銀行は民間に貸出す分を減らし国債を買うようになりました。
現実に銀行のB/Sは様相を変えました。
国債購入と民間への貸出しには決定的な差があります。

銀行から見るとどうでしょう。
リスクの差があります。特にBIS基準では0と100の違いがつけられています。
金利の方は殆ど差が無く、むしろ企業に貸すより10年国債を買ったほうが得な状況が作り出されています。

国民の視点から見た差はどうでしょう。
企業が銀行から借りている総額なんて全く気になりません。
ところが国債にシフトしてきた結果、政府に対する不信感が高まって来ました。

経済への影響はどうでしょう。
民間プロジェクトと国家プロジェクトは一般的に前者の方が効果が高いとされています。

少し先を急いだしまいましたが、こういうことを議論して行きたいのです。
456金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/03(土) 22:47:49
>>455
>結論だけ言うと量的緩和政策は銀行に国債を買うように促す政策です。

何故でしょう?
それに、量的緩和を解除した現在は、そのお言葉をお借りしますと、逆に、
銀区に国債売りを促す政策となりますが、少し、変ではないですか?
量的緩和解除が量的緩和の反対語かどうかを議論する必要があるのですが、。
その議論をする準備が整っていません。
先走ったので少し議論を戻したいと思います。
ヴェルナーの言う中央銀行の信用創造と量的緩和で行われたことをそれぞれ書き出しましょう。
私が中央銀行の信用創造について書きますからどなたか量的緩和について書いて下さい。
>>455

量的緩和は2000年からだぞ。98年はそんなことしてなかったはず。
98年にやったのは金持ち減税と大規模公共事業。
それに量的緩和は国債買いオペ増やすんだから銀行に国債を売らせる政策。
銀行が買う国債を増やすには日銀引き受けをせず財政出動を増やせばよい。
つまり、お前は財政出動増やすと貸出が減るといいたいんじゃないのか?
日銀が買いオペふやしても銀行が買う国債は増えないぞ。むしろ減る。
>>459
どうしてもその話を先にしたいのでしょうが、順番にやらないとそこには辿り着けません。
1ステップのロジックでは無いからです。
時間はたっぷりとあるのですから銀行が保有する国債が増えているか減っているかを調べたら如何?
あなたの頭の中にあるストーリーが事実の検証に耐え得るかどうかを先ずは自分で調べましょうよ。
特にここ↓。1ステップ・ロジックの典型ですよ。
>日銀が買いオペふやしても銀行が買う国債は増えないぞ。むしろ減る。
もう寝ますね。
<ヴェルナーの言う中央銀行の信用創造>
測り方:
 銀行への貸出し、金融市場操作、長期債券市場操作、外為市場介入、オペの不胎化など
その取り引きの全てを足し合わせる。これはマネーサプライ指標からは分からない。
462金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 08:32:15
>>459
>それに量的緩和は国債買いオペ増やすんだから銀行に国債を売らせる政策。

確かに一時的には民間金融機関に国債を売らせそれを日銀が買い取りますが、
その結果増加したハイパワード・マネーは投資先を探してうろつき、結果どんなに安い金利の国債などの商品にも買いつこうとします、
面白いのはそうやって買いついてもそのハイパワード・マネーは減少することなく、まるで餓鬼のごとく次の商品(国債等)を買いつこうとします。
だから、>>455の・・
>結論だけ言うと量的緩和政策は銀行に国債を買うように促す政策です。
・・は正しい言説なのです。
463金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 12:59:04
日銀が資産の買いオペを行うときは、銀行だけでなく生保などの民間にも行う。
そうすると、日銀当座預金を経ないで直接市場に資金が流れることになる。
生保から買いオペを行った場合、そのマネーは生保の預金口座に振り込まれるの?
464金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 13:07:49
>>463
>生保から買いオペを行った場合、そのマネーは生保の預金口座に振り込まれるの?

日銀当座預金のその生保名義の口座に振り込まれます。
>>463>>464
確か銀行に代理口座を持っているだけで日銀当座預金口座は持っていなかったと思います。
下記の基準にも生保は入っていません。

ttp://www.boj.or.jp/type/law/torihiki/touyo01.htm
2.上記1.(1)を踏まえ、日本銀行の当座預金取引の相手方の範囲を、次の各号に掲げるものとし、
具体的には、当面、銀行、長期信用銀行、外国銀行支店、信用金庫、信用金庫連合会、信用協同組合連合会、
労働金庫連合会、証券会社、証券金融会社、外国証券会社、短資会社、証券取引所および銀行協会
(集中決済制度(参加者の他の参加者に対する債権および債務を集中して決済する制度をいう。以下同じ。)
の運営主体であって法人格を有するものに限る。以下同じ。)の中から、当座預金取引の相手方を選定するものとする。
また、オペレーション対象先は要するに日銀が決めます。

その基準は当座預金が開設されていることであったり、
過去のオペレーションに協力的だったかの実績(判断は日銀が下す)だったりします。
467金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 16:59:59
>>465
>確か銀行に代理口座を持っているだけで日銀当座預金口座は持っていなかったと思います。
>下記の基準にも生保は入っていません。

なるほど。
では>>464は誤りということで撤回します。不注意でした。
日銀や(日銀OBが支配する)金融庁がいろんな指針を出し、それが銀行の行動を左右します。
ttp://www.central-tanshi.com/seminar/seminar2.html

日銀が国債買いオペをするぞ、といえば銀行も国債運用を積極的にするわけです。
中小企業の貸付を担保と認めるぞ、と言えば中小企業への貸出が増えるわけです。
469金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 18:56:39
>>468
>日銀や(日銀OBが支配する)金融庁がいろんな指針を出し、それが銀行の行動を左右します。

金融庁が日銀OBに支配されるようになったのは何時からでしょう。
もし、ご存知なら教えてください。御礼。
円の支配者P12
1998年、金融政策は新しく独立を勝ち取った中央銀行の手にゆだねられ、
金融部門の規制は独立した金融監督庁が行うこととなった。金融庁の重要な
ポジションには日銀出身者がいて、大きな影響力を行使しており、行政機関の
組換えには明らかに勝者がいた(2)。

同P382
2)金融庁の業務や、誰が支配し、なぜ日本の不況長期化に力を貸したかという
くわしい分析については、東谷暁著『金融庁が中小企業をつぶす』(草思社刊)を
参照されたい。
他にも"日銀出身"でぐぐれば金融関係に如何に日銀からの天下りが多いかが分かります。
>>460

日銀は銀行から国債か生んだから買いオペ増やせば増やさなかった場合より銀行が保有する国債は減る。
数年前買いオペ増やしても銀行の保有する国債が増えてるのは財政赤字の笛方がもっと大きかったから。
この程度のことがわからずに量的緩和なんか論じるなよ。
>>462
るわけ
買いオペを増やすかどうかと国債発行が増えるかどうかは別。
買いオペ増やしても財政赤字増やしてなかったら、銀行が国債保有を増やすことは出来ない。
買いオペが増えたら国債発行が増えると勘違いしてないか?
ハイパワードマネーは増えるが国債発行が増えじゃない。市中に出回る国債は減る。
だから銀行が国債売って手に入れた日銀券でまた国債を買うなんて事は財政赤字を増やしてないとできない。
おっと1ヶ所、重要なレスし忘れている。

>>459
>つまり、お前は財政出動増やすと貸出が減るといいたいんじゃないのか?

財政出動をヴェルナーは否定していません。
円の支配者で指摘されているのは、財政政策を打ち消すような真似を日銀が行っていることが、
日銀の取り引きを見ると分かると言うことです。
旧大蔵省、現財務省の権威を貶める為なら、日銀はそれ位のことはするだろうっていう指摘ですね。

今行っている1.2兆円の買い切りオペを減額することで長期金利の上昇を作り出すことが出来ます。
多額な国債残高があり、長期金利が上昇すれば政府、財務省としては増税せざるを得ません。
政府、財務省の威信は地に落ち、国民の不満の矛先が一手に向います。
その後で日銀法の再改正を言い出しても世論は卑劣な責任回避としか見ないでしょう。
一方で国債発行額が多いことは日銀から見れば金融調整を自由自在に行えることを意味します。

量的緩和解除から十分に時間がたって因果関係が証明しにくくなった時にそれは起きるでしょう。
政府としても日銀の国債買い切りオペのことは声高に言いたくないことですから。
我々が所等教育から刷り込まれている一般常識では『札をすれ』とか『国債を日銀が引き受けろ』というのは悪ですから。
>>472>>473

アプローチの仕方が違うんではないですか?
先ずは銀行のB/Sを見ることがスタートでしょう。
で、突如として保有国債が増えていることが判明する。
国が銀行から国債を買っているにも関わらず、それでも保有国債が増えている。
次に日銀のB/Sを見る。確かに日銀保有の国債も増えている。
銀行保有と日銀保有を足すと爆増している。
国債発行残高が急増したのも頷ける。
では何故銀行がこうも国債を買い続けたかを考える。

っていうふうでしょう。事実から入らないと。
×国が銀行から国債を買っているにも関わらず、それでも保有国債が増えている。
○日銀が銀行から国債を買っているにも関わらず、それでも保有国債が増えている。
>>474の補足

発行済み国債の金利が変わっても関係ないという人が多く居ます。
しかしこれも声高には言いたくないことでしょうが60年償還ルールというのがあります。調べてビックリです。
例えば10年国債の償還期間が来たとします。その5/6が自動的に借り換えが行われるそうです。
この借り換え(影の新発発行)は常に行われており、主に短期国債で行われるようです。
ですから金利上昇は表向きの新発以外にも影響があるのです。
>>474

信用創造・マネーの供給の本質が無から有を生じるものであれば、
それを中央銀行を頂点とする連中にゆだねておく必要はないのであって、
国が直接、通貨発行の権利を行使すればいい。
そうすれば、銀行集団にわざわざ金利の報酬やる必要もないし、税金も安くなる。

それをしない(できない)どころか、
中央銀行に政府から独立した意思決定をもたせる、
っていうんだから、
経済・金融面からいえば、民主主義なんてほんとにフィクションだね。
>>478

いろんなスレッド見てても
「札を刷る?国債を日銀が引き受ける?じゃあハイパーインフレだ」ってのを良く見る。
かくいう私も円の支配者を読む前はそう思っていた。
実際に日銀や銀行のB/S、貸出し統計を見たことも無かった。
480金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 23:17:01
銀行への量的緩和がほとんど効果がないなら、生保などへの買いオペはどうだったんだろう?
どの部分に買いオペを増やせば、効果のある量的政策だったのだろう。
481金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/04(日) 23:19:29
そもそもデフレの時に量的政策では土地買いや株買いなどの資産デフレ以外の対処法は効果が無いのかもしれない。
だから不良債権を処理する以外に方法は無かったのかもしれない。
なんか、構造改革派みたいな意見になってしまった。

>>475

アプローチの仕方がおかしいのはそっちだろ。まず国債発行が増えた原因を考えることがスタートだろ。
デフレ不況で税収が伸び悩み、高齢化で歳出が増え、財政赤字が膨らみ、国債発行が急増したという事実がある。
だから、国債保有残高が増えているわけであって、日銀の買いオペで銀行保有の国債が増えているわけじゃないぞ。
日銀河買いオペすることで銀行が保有する国債の伸びが買いオペしない場合より少し減っただけ。
>>474

日銀が買いオペ増やせば金融緩和効果があるので、財政出動の効果が高まる。
それに長期金利はすでに上昇してるし、そのうち景気も減速する。
前みたいに利上げを強行するかも試練が、その後デフレ再突入になれば日銀法改正の口実に使われるだけ。
一度なら図二度も0金利解除に失敗すれば日銀の権威は失墜する。
>>481
>だから不良債権を処理する以外に方法は無かったのかもしれない。
>なんか、構造改革派みたいな意見になってしまった。

ヴェルナーが言っているのは少し違います。確かに銀行を救済すれば経済は正常化します。
しかし、その方法には例えば日銀が不良債権を買い取ると言う方法もありました。
日銀はその不良債券を永久にB/Sの資産に載せておいても良いのです。これは日銀だけに可能なことです。
何故ならば資産とバランスさせるべき負債勘定である「発行銀行券」は負債とは言うけれど本当は返済相手など居ないからです。
(現実には日銀資産の利子収入を引き当てて随時不良債権を処理していくことが可能です。)

但し、こんなことをしたら構造改革(前川リポート)は進みませんでした。
更にまずいのは銀行システムの真実に気がつく人々が増えるだろうことです。
民間銀行が金預かり書(マネー)を作り出していること、民間銀行にとっての金(日銀券)は中央銀行が無から作り出していること・・・に。
パラダイム(既成概念)が変わってしまいますよね。
とはいえ、無制限にマネーを経済に供給してはまずいことになります。
過度なインフレを起こすと日銀法に抵触するからです。
そこで潜在成長率が4%であれば、実質成長がそれ以下になるように調整しながら供給しなければいけません。
そうすればインフレは起きないとヴェルナーは言うのです。

また、銀行の貸出し行動が経済成長のベクトルを決めるとヴェルナーは主張します。
円の支配者では
不動産+建設+金融機関への貸出しと地価との間に相関関係があることが証明されています。
GDP勘定分野への貸出しとGDPとの間に相関関係があることも証明されています。
その論理を応用すれば銀行貸し出し資金が国債購入に流れれば国債バブルが起きます。これは事実起きましたし起きています。
シンプルなのに強力な見方だと私は思うのです。
銀行の行動を左右出来れば経済はコントロール出来、行動支配は経済学が言う神の見えざる手などではなく
当時は窓口指導、今ならオペレーションの方針通達、監督庁からの通達、要所への天下り、によって直接的に可能だと思うのです。
486金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 01:40:20
銀行を合併させたのは、より隠密に窓口指導を行いやすいようにするためだと聞いことがある。
インフレになれば窓口指導が復活するかもね。
487金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 02:16:05
松原隆一郎 思考の格闘技から
「スティグリッツが昨年出版した本が今年東京大学出版会で訳出されているのだ。内藤純一他訳『新しい金融論−信用と情報の経済学−』である。この191ページを引用しよう。
われわれのモデルでは、景気後退時の金融政策の非有効性について、もうひとつの説明が可能である。
もし銀行が貸し出しによる収益について悲観的であったり、必要自己資本を達成する上で問題が生じていたり・・すると、彼らは貸し出しよりも政府証券を保有しようとするだろう。
つまり、金融緩和策がとられても貸し出し増加にはつながらず、単に長期国債か財務省短期証券の保有を増やすだけなのである。これは、まさしく1990年代の日本起きたことだと言われるだろう。

 どうだろう、「金融緩和しても貸し出ししない」のだから、インフレ・ターゲットにしようと何だろうとリフレなど起きるはずがない、と言うのだ。
すでにリフレ政策は、スティグリッツによって梯子をはずされていたの である。それも知らずにスティグリッツを読めとご推薦なさるのは、なかなか念の入った珍芸、いや自爆芸というしかない。」

 
488金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 02:18:54
続き
「さてではスティグリッツは、なぜ金融緩和を無効とみなすのか。銀行は、企業からの収益が悲観に思えたり、資産デフレで自己資本比率を達成できないときには貸し渋りを行い、金融が緩和されても安全資産である国債を買う、という。
それが「新しい金融論」からどう導かれるかというと、要するに現代の「金融」では、貨幣ではなく「信用」こそが中心になっているからだ。MMFやCMAなどの貯蓄性金融商品が現れ、企業も貸し出しを行い、クレジット・カードが普及しつつある現在、
経済は貨幣経済ではなく信用経済と化しつつある、というのである。

 貨幣は無差別に流通するが、信用は個別に信用力が評価される。私が広く「信頼」と言ったのも、金融に即して言えばこの信用である。
企業に対する銀行の信頼が損なわれ、そして銀行や企業が倒産するリスクを孕むと、貸し出し金利には信用力を反映してリスク・プレミアムが上乗せされるか、時には信用割り当てが行われる。貸し渋りはここから起きる、というのだ。
とくにそれは、企業について情報を持っていない金融機関について顕著であるという。ここには、「情報の非対称性」という年来の主張も援用されているのである。

 リフレ派にしても貨幣経済における短期市場金利や長期国債金利について、名目値か実質値かなどと口から泡を飛ばして言い募ってきたのだが、そもそもそれは「古い金融論」であり、それでは不況を論じることができない、というの がスティグリッツの立場だ。」
489金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 02:21:00
スティグリッツは基本的にヴェルナーと同じ立場のようです。
490金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 07:52:28
>>480
>どの部分に買いオペを増やせば、

買いオペの相手先の選別など無意味。

>>481
日本経済の停滞や政府財政難は資産デフレに原因がある。

だから、資産を高騰させれば全てうまくいく。
政府の不良債権処理や構造改革は 資産デフレの解消にはならない。



491金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/05(月) 23:57:26
>>485
>とはいえ、無制限にマネーを経済に供給してはまずいことになります。
>過度なインフレを起こすと日銀法に抵触するからです。

ここでもベルナーは誤りをしているのですね。
インフレはマネー現象だという思い込みです。
492金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/06(火) 00:10:23
>>491
あなたはサプライサイド派だったのか?
>>491
>ここでもベルナーは誤りをしているのですね。
>インフレはマネー現象だという思い込みです。

だけでは主張が分からない。先を続けて。
495金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/06(火) 22:38:20
>>492
サプライサイド....需要と供給の供給側、つまり生産力効率的にすることにより、持続的に経済は成長する?
・・などという屁理屈を現代日本経済にこじつけて当てはめている学派のことですか?

デフレは 物資は程よく必要なだけあるにかかわらず、人口に比してお金が不足しているときに起こる現象。これはマネー現象です。
インフレは 人口に比して、物資不足とくに生活必需品の不足が主原因で起こる現象であって、マネーの量とは無関係ともいえます。
>>495
>インフレは 人口に比して、物資不足とくに生活必需品の不足が主原因で起こる現象であって、マネーの量とは無関係ともいえます。

確かに本来はそうであったでしょう。
しかし、現代の先進国において生活必需品の不足などということが本当に起きるでしょうか?
(誤解を恐れずに言えば)先進国においては少し多めに金を出せば大抵のものは手に入るのではないでしょうか?


不動産に投入されるマネーが増えれば地価が上がります。
株式に投入されるマネーが増えれば株価が上がります。
長国の取り引きに投入されるマネーが増えれば長国価格が上がります(=長期金利が上がります)。
石油の取り引きに投入されるマネーが増えれば歴史的な在庫水準にも関わらず石油価格は高騰します。
実態経済に投入されるマネーが増え、潜在成長率を超えて拡大しようとすれば、
(いいかえれば設備稼働率が十分に上がり、失業率が十分に下がれば)、
新規設備投資が増え、またベースアップも起きることにより物価上昇が加速します。

これが現代の先進国で起きていることなのではないのでしょうか?
×長国の取り引きに投入されるマネーが増えれば長国価格が上がります(=長期金利が上がります)。
○長国の取り引きに投入されるマネーが増えれば長国価格が上がります(=長期金利が下がります)。
498金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/07(水) 00:35:17
ところで不況の原因について意見がわかれているが
資産デフレが原因か?
不良債権が原因か?
はたしてどちらなのか?
>>498

資産デフレと不良債権って区別できるの?
資産価格暴落と不良債権増加は一体でしょ。
国債に関する統計データによる検証。

日銀HPから以下の統計データを検索。
(1)"日本銀行勘定"・・・日本銀行のB/S推移
(2)"cdab0180.csv"・・・国内銀行のB/S推移
(3)"hbmsm.csv"・・・長期国債の金利推移:

情報が多すぎるとぼやけるので、とりあえずは
日銀B/Sからは、全国債、すなわち国債+保管国債+買現先勘定を抽出する。
また量的緩和の指標である当座預金も抽出する。
銀行B/Sからは貸出金と有価証券の中の国債だけを抽出する。

もう一つの情報:長期国債の買い切りオペ額の推移。
2001/08 4000億/月→6000に増額
2001/12 6000→8000に増額
2002/02 8000→10000に増額
2002/10 10000→12000に増額

さて、以下は因果関係を主張するわけではありません。統計から表面的に見て取れる事実を挙げるだけです。
(1)日銀の国債が増えるのに従って銀行の国債も増えた(相関係数+0.94)。
(2)銀行の国債が増えるのに従って、貸出しが減った(相関係数-0.97)。
(3)長期国債の買い切りオペの増額に伴って当座預金が増加した。
(4)2002年に長期国債プチバブルが発生し2003/5にはじけた。
501金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/07(水) 05:15:11
日銀特融ってどういう時にあるの?
資産デフレと不良債権は不景気故の結果ですよ!
>>501
山一證券がつぶれたとき
銀行の国債買いはデフレゆえか、BIS規制ゆえか?
505金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/07(水) 20:29:50
>>496
>確かに本来はそうであったでしょう。
>しかし、現代の先進国において生活必需品の不足などということが本当に起きるでしょうか?

今もそうです。人口に比して物資不足ならインフレは起こります。

>長国の取り引きに投入されるマネーが増えれば長国価格が上がります(=長期金利が上がります)。
>石油の取り引きに投入されるマネーが増えれば歴史的な在庫水準にも関わらず石油価格は高騰します。

需給が安定しているのに無理にお金を投入して、これを投機と言うと思いますが、その製品価格を上げようともそのお金が去れば元の値段に戻ります。
また、これが特定品目に限らず全ての物資に及びお金が去るところがないので価格が元に戻れないのであれば、それはインフレとは呼べない現象で、結果デノミと言うところでしょう。
そしてそういったところのインフレはハイパーインフレとは呼べないほどにそのインフレ率は低いもので、もちろん自由にコントロールは可能ですね。
それから民間のお金の総量を幾ら増やそうとも人々はそのお金のほとんどを貯蓄に廻し、実体経済に回るお金はデフレを解消して、企業活動をしやすくなるほどにしか使われないと考えるのが妥当でしょう。

>>504

BIS規制も最も重要な点の一つだと思います。
中央銀行の中央銀行が決めたこの基準では貸付はリスク100、国債はリスク0に数えられます。
個々の銀行から見れば国債を買うのが最も合理的な選択だったわけですし、
債券市場は中央銀行にとって、非常にコントローラブルな世界なわけです。

ところで株の世界も急速に金融庁の影響下におかれようとしていますね。
>>505
>今もそうです。人口に比して物資不足ならインフレは起こります。

それはそうです。10万人に対して5万人分の食料しかなければ高騰します。
ただ、"現代の先進国において生活必需品の不足などということが本当に起きるでしょうか?"っていう疑問です。

>そしてそういったところのインフレはハイパーインフレとは呼べないほどにそのインフレ率は低いもので、
>もちろん自由にコントロールは可能ですね。

ヴェルナーは札を刷ったら"ハイパーインフレ"になると言っているわけではなく、潜在成長率以下に抑えておけば"インフレ"にはならないと
言っているだけです。ヴェルナーはインフレを心配していません。
>>491の"無制限にマネーを経済に供給してはまずいことになります。"は私の付け足しです。
どんなインフレ否定論者でも"無制限に"だったらさすがにインフレが起きると考える筈です。

>それから民間のお金の総量を幾ら増やそうとも人々はそのお金のほとんどを貯蓄に廻し、実体経済に回るお金はデフレを解消して、
>企業活動をしやすくなるほどにしか使われないと考えるのが妥当でしょう。

ある程度マネーを過剰に供給しても、それがインフレに直結するわけではないという点で同意です。
ただ預金ではなく実体経済への貸出しを測るやり方をとれば実体経済に回るお金の良い推計になるので預金の内、貯蓄に廻る分が
この位のはずという推定は無用です。統計を見ればいいのです。と、いうわけで
貸出先別貸出金 (業種別<主要>)  → cdab1116.csv を分析してみよう、という話になります。
508金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/07(水) 22:58:24
>>502
>資産デフレと不良債権は不景気故の結果ですよ!

1990年株式バブル崩壊から、資産デフレは始まり、
1991年2月にバブル景気は終わっている。

だから、資産デフレが原因で、不景気こそが結果です。
509金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/07(水) 23:01:53
↑デムパ
89年に消費税創設があったことを忘れるな
>>500

(1)は日銀と銀行の国債の構成(長期・短期の比率)がほとんど同じなら、
平均金利もほぼ同じになるから、増え方が同じくらいになるのは当たり前。
銀行と生保で比べても日銀と生保で比べたって似たような結果になるはず。
買いオペをすれば日銀のほうが増加率が高くなるはずなので、買いオペ前後で比較すれば日銀のほうが伸び率高くなってるはず。
(2)はクラウディングアウトが起こってるのか、需要不足で銀行の貸出が減り、税収が減ってるから財政赤字が増えてるかのどちらかだろうね。
(3)は銀行が貸し出し増やさなければ、買いオペするほど当座預金が増えるのは当たり前。
オレ定義じゃなくて、経済学の定義で話したら?
オレ定義を押し付けたければ責任を持つこと。
512金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/08(木) 22:57:55
>>510
>(3)は銀行が貸し出し増やさなければ、買いオペするほど当座預金が増えるのは当たり前。

貸し出しが増えれば当座預金の残高が減少するとも読めるけど、変じゃない?


5月の銀行貸出残高、3カ月連続の増加
ttp://www.nikkei.co.jp/keiki/zandaka/

[焦点]日銀、株下落をゼロ金利解除の障害とは認識せず
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060608203540/JAPAN-216519-1_story.html

「プロ」の定義、まだ・金融商品取引法が成立
ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060608AT2C0701N07062006.html
514金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/08(木) 23:34:11
銀行貸し出しが増えていて、ファンダメンタルは良くなっている。
ところが株が景気に連動しない。
株安の原因は世界的なものだ。
つまりダメリカとイランと世界バブルの崩壊のせい。
515金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/08(木) 23:56:49
ロシア情報機関によると5/26米国議会周辺でクーデター勢力と反クーデター勢力の間で銃撃戦、死者3名

ttp://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/d/20060607

ttp://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1147439763/865
ゼロ金利解除前に株価が上昇し続けると日銀はちょっと困ったことになったはずだ。
それにしてもライブドア、村上ファンド事件は不思議な位にいいタイミングで起きた。
有価証券市場全般がもっと監督されるべきだという世論が急速に出来、あっけなく金融商品取引法が成立した。1年前ならばどうだったか?
しかし、マスコミが村上の財界関係者にちゃんと福井総裁の名を挙げているのを見ると、あれっ?そんなものか?って気もする。
517金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 01:24:18
経済のファンダメンタルが良くなっているのに株価が下げる理由は

1ダメリカの双子の赤字とドル暴落の不安(4月下旬にIMFが公式声明を出した)
2ダメリカの不動産バブル崩壊の不安
3ダメリカのイラン空爆への不安
4ブリックスや欧州などの世界バブル崩壊の不安

全て国外要因なんだけどね。


518金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 01:28:43
>>517

馬鹿か?
日本経済が若干回復したのも、アメリカ経済だのみでだ。
それがアウトになるっていうことは、国内も終わるってことだ。
519金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 01:38:30
ダメリカが崩壊しても日本は大丈夫とは一言も言っていないが。
520金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 02:55:23
>>515

この話は非常に奥深いものを感じますな
521金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 20:47:26
>>517

日本株式ははダメリカ資本だらけ、ダメリカ国内のお金を減らせば、
日本のお金を持ち帰ろうとする。
株価下落は当然か。
日銀は何から何までわかっている。by与謝野担当相
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000595-reu-bus_all
523金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 22:00:53
えぇと。確信犯か・・・><
524金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/09(金) 22:38:13
>>522

与謝野、しっかり勉強しろよな。
円の支配者における
信用創造とは平たく言うと銀行がマネーを創っていることだという指摘は最も重要なことだが、
債券市場操作に関する記述も負けず劣らず重要だ。
買いオペなのだからそれを誰も不自然には思わないが『日銀と銀行の債券カルテル』であることには違いが無い。
量的緩和解除とは債券市場を使っての銀行救済をそろそろ店じまいするから、そろそろちゃんと貸し出せよっていう合図。
統計データもそれを裏付けている。
526金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 07:42:06
>>525

>量的緩和解除とは債券市場を使っての銀行救済をそろそろ店じまいするから、そろそろちゃんと貸し出せよっていう合図。

銀行救済?
銀行が追い込まれたのは日銀の所為ではなかったの?
そしてそれはベルナーによると故意ではなかったの?

>統計データもそれを裏付けている。

どのような?
>>526
銀行システムを潰すのが目的なのではないよ。
危機を創って世の中の変えることですよ。
日銀の独立だったり、前川リポート(構造改革)だったり。銀行再編だったり。
目的が達成されたのだから回復させなきゃ。

建前はどうあれ結果的にカルテルしてたのは簡単に分かる。
日銀は国債を直接買えないのだから銀行から買いオペするという形で間接的に買う。
独立した行動であれば日銀の保有が増えれば銀行の保有は減る。
銀行が減った分を補充するなら日銀が増えても銀行の保有量は維持。
現実は日銀増加と歩調を合わせて増えている。相関係数は何と+0.94。なかなかお目にかかれない数字。
日銀が1000億円買いオペしたら銀行は2000億円買うって感じのことをしていた。

実際には償還分があるのでB/Sで見るより動きは激しい。また短国は調整用であまり関係ない。
そこで長期国債の買い切りオペ額がことの真相を示すことになる。長期金利はそうそう上がらない。
今の局面では株価との連動だけで説明出来てしまう。

今は量的緩和解除と言っているが実際には短国でやっており長国買切りは減らしていない。
短国は直ぐに償還が来て現金化する。これでまた国債買ったら起こられそうなので貸し出しに廻す。
つまり量的緩和解除(短国運用から貸し出しへ流れを変える政策)は量的緩和(長国買切りオペ増額)の反対語ではない。
528金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 17:54:02
>>527

>量的緩和(長国買切りオペ増額)の反対語ではない。

量的緩和=長国買切りオペ増額...ではないだろう。
日銀当座預金残高を増やすことのはず。

>今は量的緩和解除と言っているが実際には短国でやっており長国買切りは減らしていない。
>短国は直ぐに償還が来て現金化する。これでまた国債買ったら起こられそうなので貸し出しに廻す。

短国の償還でも、どんなやり方でも、現金になれば日銀当座預金は増えるし、
貸し出しに現金を廻そうが、
そのお金はカナラズ、公開市場に戻ってきて、日銀当座を増加させる。

つまり、あなたの主張は矛盾だらけだ。

>銀行システムを潰すのが目的なのではないよ。
>危機を創って世の中の変えることですよ。

どの様な世の中にするつもりだったのかね?
年金の破綻や、健康保険の負担金の増額や、消費税の税率アップや日本人の自殺者を増やすことが目的かいな。




>>528
>日銀当座預金残高を増やすことのはず。

そうですよ。しかし、日銀当預を増やすということが何を意味しますか?
日銀当預とは平たく言えば銀行が日銀に預けている金利ゼロの預金です。
実際には預けるというより日銀が銀行から何かを買った時に生じます。
銀行は金利ゼロで預けていても仕方が無いので何かに運用します。
すると日銀当預が減りますので日銀はまた何かを銀行から買わなければなりません。
日銀が買取り行動を続けない限り日銀当預は準備金の5〜6兆円に向って減ります。
日銀当預を過剰に保つということはこういった動的平衡状態を作り上げるということなのです。
この動的平衡が理解出来ないと私の主張の意味は矛盾にしか思えないでしょう。
ヒント:田中角栄が国債を発行する前は金融市場操作が出来なかった。

>どの様な世の中にするつもりだったのかね?
>年金の破綻や、健康保険の負担金の増額や、消費税の税率アップや日本人の自殺者を増やすことが目的かいな。

詳しくは円の支配者をお読みください。結局の所、あの本はそういう犠牲を伴う変革をなんの民主的な議論もない所で
行ってもいいのか?という告発本でもあります。実際、経済本は5年位後に再評価すべきだと思います。
01年出版の円の支配者は今読んでこそ非常に的確な内容だったと分かります。
530金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 19:49:26
日本を戦前の株主資本主義にすることが、日銀の目的だったのだろう。
で、得するのはウォール街のハゲタカだが。
当然、日銀とウォール街の関係はずぶずぶである。
531金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 20:16:01
>>529
>銀行は金利ゼロで預けていても仕方が無いので何かに運用します。
>すると日銀当預が減りますので日銀はまた何かを銀行から買わなければなりません。

この部分が間違いです。
銀行が貸し出しをしてもそのお金が日銀当座から減少することはありません。
口座の名義がA銀行→B銀行へと変わるだけです。
日銀当座預金残高というのは全ての金融機関の名義の日銀口座の総合計のことですから、日銀のアクションによらない限り増減しません。
紙幣として、市中に滞留させない限り必ず、公開市場へとすぐさまに戻ります。
公開市場へ戻るということは日銀当座に戻るということと同義のはずです。
>>531
>銀行が貸し出しをしてもそのお金が日銀当座から減少することはありません。

貸出しで日銀当預を減らすとは書いてないでしょ・・・。
銀行が貸出し業に専念してたらこんなに過剰な日銀当預は要らないし、そもそもこういう状態にならないって言ってるんです。

>口座の名義がA銀行→B銀行へと変わるだけです。
ここは貸付証書と預金(銀行マネーが創られる)が正解。日銀当預が(必ずしも)変化しないのは正しい。


>日銀当座預金残高というのは全ての金融機関の名義の日銀口座の総合計のことですから、
>日銀のアクションによらない限り増減しません。

ここは概ね正しい。売りオペしないと減らない。正確には銀行が日銀券で引き落としたり新発国債を買ったときにも減る。
日銀券+日銀当預+政府預金は直接日銀が管理出来るというのは正しい。
>>514>>517

新興国のバブル崩壊は量的緩和解除の影響が大きい。
BRICSは日本から大量に金が入ってるし、それ以外の国でも円キャリーの影響は無視できない。

>>518

日本経済が若干回復したのは巨額の札すり為替介入。
534金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 21:17:16
それは輸出産業への補助金。
>>527

短国でも借り換えしてるし、日銀と銀行の両方の保有が増えてるのは日銀の買いオペ額は財政赤字額より少ないんだから当たり前のこと。
しかも日銀が保有楽譜やしたのは一時的なものだったし。
ここ数ヶ月で日銀は10兆以上売りオペしたけど、銀行の保有する国債へってないだろ?
いいかげんに地銀が買いオペするから銀行保有の国債が増えるという妄想にしがみつくのはやめろよ。
>>535
結論だけをいうと量的緩和政策は国債購入にインセンティブを与えていたって言っているだけでその中身を考えて欲しかったんだけど。
統計を示したのはその裏づけに過ぎません。別に日銀保有国債∝銀行保有国債なんていう式を提唱したいわけではないですよ。
でもまあ、いいや。この先、1年でどうなるか注視しましょう。4月と5月については2chコンセンサスは随分外れたなあと思ってます。
537金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/10(土) 21:45:48
>>533

>日本経済が若干回復したのは巨額の札すり為替介入。

これはほぼ無関係。
理由は株高と一部の土地高。これで世間にお金が増えた。



>>537

GDPの寄与度見れば介入したころは外需の寄与が大きいわけだが、無関係という根拠は何?

>>536

2chにコンセンサスなんかあったか?
最近の株安見れば、量的緩和解除に反対してたりフレ派が当たってるなと思うが。
株が上がるとしても数ヶ月程度だといわれてた。実際4月でピークアウトしてその後はずるずる下落。
倒産も増え、賃金も伸びないまま。解除してから円高も進んでる。
それと量的緩和してなくても結局日本の銀行は国債を買うしかない。
預金者へは円で支払うんだから、円資産で一番安全な国債を買うことになる。
90年代国債大量発行し続けたが、銀行が国債購入やめようとしてなかったわけで。
お前は量的緩和してなかったら誰がかわりに買うと思ってるの?
539金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 01:37:05
>>538
>倒産も増え、賃金も伸びないまま。解除してから円高も進んでる。

株安の原因は量的緩和の解除が原因じゃないよ。
解除しても銀行貸し出しは順調に増えている。
日本のファンダメンタルはよくなっている。
設備投資も増加している。
需給ギャップも解消している。
株安の原因は世界的な流れの一環だ。
つまり国外要因。

円高になったのは、IMFのドル安容認発言が原因だよ。
わずかの間に8円も安くなった。

540金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 08:30:55
>>538
>GDPの寄与度見れば介入したころは外需の寄与が大きいわけだが

どのようにGDPに外需が関わっていますか?輸出?
輸出なら、外為介入は無関係ですよね。円建てではないのですから。
541金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 08:31:22
つ獲得したドルの行き先
>>538
>株が上がるとしても数ヶ月程度だといわれてた。実際4月でピークアウトしてその後はずるずる下落。

株価で景気を判断するやり方は地価で景気を判断するのとそうは違わない、愚かな考え方。
ペーパー・エコノミーだ。好景気とバブルの区別も付かない(実際、区別は難しいのだが)。
株式市場に投入されるマネーが多ければ株価は上がる。ただ、それだけのこと。
そういった投機マネーは株式市場、債券市場、外為市場、など様々な有価証券市場(ペーパー市場)をうろつくから、
例えば株価が下がると長国価格が上がる(長期金利が下がる)なんて事が起きる。
とても気まぐれに映るが巨大な資本がゲームを引っ張っている。
同様に日銀が介入出来る市場は日銀が操作可能だといえる。
短期金融市場は直接操作でき、国債市場は間接的に操作できる。

>お前は量的緩和してなかったら誰がかわりに買うと思ってるの?

知るか!でもな、銀行に国債買わせるんだったら政府が銀行から直接借りろってことだよ。
そうすりゃ市場操作なんて出来ない。時価も関係ない。国債発行残高なんていうカムフラージュも存在しなくなる。
それでノーリスクの政府が借り手になってやるかわりに民間への融資を減らすような真似をしたらペナルティーを与えればよい。
そうしていれば90年度前半で景気回復しただろう。失われた15年の政策はまるで日銀の思う壺じゃないか。
543金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 09:27:36
544金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 09:31:44
自由・保守、勝ち組・負け組み、勝者・敗者、右翼・左翼、神・悪魔、民主・共和、科学・魔術
我々を縛り付けていたさまざまな二元論は溶解する予定なのだろう。
アメリカの2002年バブル崩壊だって日本じゃそんなに報道されなかっただけで遅くとも2003年には明らかになっていた。
ただ、それじゃあ、構造改革を正当化出来なくなる。マスコミは報道しなかったよね。
アメリカみたいに・・・しようぜっ  
ていう世論ほど危ういものは無い。
90年代を通じてマネーを創り続けマネーゲームに投入し続けたアメリカは
日本の90年代のスケールアップ版を演じ世界を道連れに衰退するであろう。
日本は免疫が出来ているから相対的には優位に立つかもしれない。
日銀に国債を買わせなければ財政出動出来ないっていう主張は銀行屋に支配されていた中世の絶対君主と同じだ。
自分でやろうと思えば出来る事をわざわざ中央銀行に頼っている。
政府発行紙幣のことではない。そんなことを言っているから法律改正議論で骨抜きにされる。
政府が銀行から借りれば、すなわち政府がマネーを創ることと同じになる。

政府が銀行から金利1.6%で30兆円借りる。
銀行は喜んで貸すだろう。銀行は貸付証書を得る変わりに政府名義の預金口座に30兆円記帳する。
財政出動はその口座から民間企業名義の口座に振り返ることで行われる。
どこに日銀に頼る必要があるというのか。
日銀が必要になるのは準備金が不足した時位なもので信用乗数が極端に下がっている今はお呼びじゃない。

結局今の政治家も中世のボンクラ君主と同じで銀行がマネーを創れるということに気がついていないのだ。
548金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 12:48:57
>>547
>日銀が必要になるのは準備金が不足した時位なもので信用乗数が極端に下がっている今はお呼びじゃない。
>結局今の政治家も中世のボンクラ君主と同じで銀行がマネーを創れるということに気がついていないのだ。

説明2では日銀はお呼びじゃなかろうが、
現実は説明1が本質で、説明2は説明1の省略形で補完に過ぎない。
.....中世の君主がボンクラとは限るまい。
549金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 12:51:00
人間=(物質+-精神)=+-0

物質と精神の境界があいまいになってやがてひとつになるのに。
>>548

そういうふうに思っているからだろうね。
説明1でも同じこと。信用乗数の推移を調べたことあるかい?
そりゃあ、日銀がマネー発行しても別にええべ。
けどね、日銀当預5兆円を35兆円まで増やして本当に銀行が貸出したらエライことになったわな。
信用乗数80倍として240兆円のマネーを増やしたことになるのだが現実には銀行の貸出し+有価証券はまったくと言っていいほど増えなかった。
銀行マネーで出来る貸出を減らして日銀当預でしか買えない新発国債の購入が増えただけだ。
これで経済がよくなるわけが無い。
景気が回復したのは銀行貸し出しが増えてからだ。
551金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 13:29:22
>>542

>株価で景気を判断するやり方は地価で景気を判断するのとそうは違わない、愚かな考え方。

地価や株価で景気判断する方法が最も正確だと思うよ。

>例えば株価が下がると長国価格が上がる(長期金利が下がる)なんて事が起きる。

両方とも暴落というのも過去にあったが、
それはどのように説明するつもり?
>>551

機械的にAならばBなのか?
応用は全く利かないのか?
株式からも債券市場からもマネーが逃げたらどっちも暴落するでしょ?
553金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 13:42:37
地価ではなく経済成長率や設備投資の伸び、雇用の伸びで判断されるべき。
554金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 13:49:50
>>552

>例えば株価が下がると長国価格が上がる(長期金利が下がる)なんて事が起きる。

この事を必然の結果のような言い方をするから、どこまで判って言っているのか聞いてみただけ。
株価で景気判断を愚かとも言ったしね。
>>554

まあ、それはそうかもね。
株価で景気判断を愚か、というのは不穏当発言であったであろう。
そういうペーパー市場の活況ぶりは現在の経済にとって無意味と言ってはいけないだろう。
しかし、なんというべきか、やはりそれらは操作されやすいものであると思うし、
逆にそういうペーパー市場の動向を気にする人こそマネーの流れ、ベクトルに注視すべきではないのだろうか?
多くの中小企業、〜〜有限会社ってのは銀行融資が主要な資金源になる。
銀行の利子以上に稼ぐことが基本的なビジネス・スタイルだ。
ペーパー市場の住人はこういう人々のことを忘れがちだけど、日本経済を支えているのは彼等。
高度な知財を持たない日本は彼らの作る中間財に依存している。
(経済・金融なんかは英米から見たら赤ん坊のようなもの。輸入した経済学を対象にした学問を作って「経済学」学と揶揄されている)
そんな日本では銀行貸し出しの意味は大きく、中小企業への貸し渋りこそA級戦犯であったと思う。
社会問題にもなったのにそれを防ぐ政策を速やかに行ったであろうか?
上場できない会社はサラ金からでも借りてろよって態度ではなかっただろうか?
中小企業への貸し出しに対するインセンティブを与え、2002年に中小企業向け貸出しが下げ止まって(まだ増加に転じてはいない)、
ようやく景気が回復してきてるだけじゃないか。

参考ソース
ttp://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2006/0306/703.html
557金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 14:43:18
雇用の何割が中小だったか思い出すといいかもね。
558金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 21:24:08
>>555
>逆にそういうペーパー市場の動向を気にする人こそマネーの流れ、ベクトルに注視すべきではないのだろうか?

同意できる。
但し、世界という視点に立てば外為市場もペーパー市場だということを忘れないで欲しい。
つまり、マネーの定義についての考察に問題はないかと問いたい。
559金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 21:30:33
>>556

>そんな日本では銀行貸し出しの意味は大きく、中小企業への貸し渋りこそA級戦犯であったと思う。
>社会問題にもなったのにそれを防ぐ政策を速やかに行ったであろうか?

何故、銀行が貸し渋りを行ったかが語られなければならないのではないか?
この文章にはそれが抜け落ちていると思うよ。

>>558

確かに世界レベルで見なければいけないと思います。誰かに論じて貰いたい所です。

大きく見たらマネーはGOLDとの結びつきを弱められ石油との結びつきを強めらるという変化を起こしています。
金本位制を止めた後も石油をドル決済しか出来ないことでドルが基軸通貨の地位を(今の所)保っています。
銀行システムも大きく見たら世界規模で展開しています。バーゼルに各国の中央銀行が集まれば世界の趨勢を決めれるでしょう。
しかし、そういうことは想像は出来てもソースもなかなか得られいし、ホント、誰かに論じてもらいたいですね。
>>559

そうだね。
BIS規制がその根底にはあります。
引き金は土地バブルの崩壊ですが、それに起因して銀行の自己資本率は低下します。
ただでさえ日本の銀行は自己資本率が低いところに来て、93年位までにはBIS基準をクリアーしなければいけませんでした。
もし4%をきると国営化するというおどしがありました。

自己資本=資本/資産 ですが BIS基準では分母にウェイト付けが出来ます。
民間への貸付は100%、政府への貸出しや国債だったら0%です。
自己資本を高めるには分子を増やすか分母を減らすことですから民間への貸出しを減らすインセンティブを与えられたことになります。
まあ、全てが周到に仕組まれていたって気はします。ちなみにBISは中央銀行の中央銀行と呼ばれる存在です。
562金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 21:43:44
バブルを生み出した土壌・・・。
>>561の補足

BIS規準の分母をリスク・アセットと呼んでいますが、ちゃんと調べると

政府向け融資(国債)は0%、銀行向け融資は20%、企業向け融資は100%、住宅ローンは50%をそれぞれ乗じて合計したものとなります。
※現在、リスク・アセットの算出には、市場リスクによる調整が含まれています。
ソース  ttp://www.findai.com/yogo/0103.htm
564金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 21:53:12
ますます陰謀の存在を認識せざる終えない・・・。
まとめ

(1)日銀が窓口指導で82年以降、極めて高い融資枠を割り当てて、各銀行はそれをクリアーしていった。
(2)不動産+建設+金融向けの貸付と地価はきれいにリンクし、土地バブルは恣意的に作られたと見える。
(3)91年に突如として貸出し枠が絞られ、バブルの崩壊が起きた。
(4)銀行はBIS規準をクリアしないと国有化されるという脅しがあり、中小企業への貸し渋りのインセンティブが与えられた。
(5)不景気に対して国(大蔵省)は財政出動を繰り返したが、同じタイミングで日銀はマネーの創造を減らし効果を相殺した。
(6)結果、大蔵省は自滅。権限を大幅に減らした財務省が出来た。
(7)一方で日銀は独立、金融庁とセットで完全に銀行システムを掌握した。
(8)小泉時代が到来し、構造改革(前川リポート)がほぼ軌道に乗った。これで景気が回復しないとおかしなことになる。
  景気回復へのGoサイン(銀行貸し出し増加)が始まった。


2000年以降、アメリカ経済の後退は起きたが、構造改革に対して向かい風になるので積極的には報道されなかった。
566金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 22:02:32
平成の三馬鹿トリオ:

・宮内義彦 (オリックス会長)  → 規制改革・民間開放推進会議議長 

・村瀬清司 (損保ジャパン副社長) → 社会保険庁長官 

・西川義文 (三井住友銀行頭取) → 日本郵政社長 


村上ファンドに百数十億円の運用を委託しているオリックス
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060606i214.htm
村上ファンド 背後に オリックス
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-08/2006060803_01_0.html
[損保ジャパン] 12日から全国6万店舗で営業停止
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2066412/detail
損保ジャパン トップ総退陣 「最高益」法令順守に穴
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060525mh06.htm
三井住友銀 収益を最優先…信頼回復厳しく 押し売り商法
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2006/0428-3.html
不祥事企業トップの責任
http://www.business-i.jp/news/for-page/kiki/200605290016o.nwc

村上氏の本音。

「僕のやりたいことは100%金儲け、そう答えないと投資家に殺される」
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader185858.jpg

Jastice
http://img105.imageshack.us/img105/544/jastice0st.jpg
>>565の補足

銀行の救済は債券市場操作によって行われた。
長期金利の上昇局面で銀行は直接的に儲けた。
調整局面でもデリバティブで儲けた。
維持局面でも民間への貸付よりは高い利回りを得た。
銀行と日銀が債券カルテルを結べばこれくらいのことは容易に出来た。
国民の悲観論を他所に、2006年には突如として銀行の業績が回復していることが明らかになった。
×長期金利の上昇局面で銀行は直接的に儲けた。
○長期金利の下降局面(価格上昇局面)で銀行は直接的に儲けた。
569金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/11(日) 22:19:39
さんざん固定住宅ローンを売り込もうとする銀行に死の制裁を。
>>569

10年固定で例えば3.0%ならば長期国債よりは高い。BIS規準に照らしても有利です。
もし、銀行が貸付けを増やさないといけないならば固定住宅ローンを売り込むでしょう。
しかし、これを一概に否定しない方が良いと思います。
今の固定利率は決して高くないのに対し、今後の長期金利上昇は予想出来ません。
長国買い切りを止めれば明日にでも上がると思いますし、その時期は我々には分かりません。
私は固定で組んでいます。
世界の中銀総裁、インフレ上昇に留意する必要=米財務長官
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060611140917/JAPAN-216774-1_story.html

株安は過剰流動性の調整局面、マネーが均衡点を求めて試行錯誤=与謝野担当相
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060611151106/JAPAN-216784-1_story.html

世界経済の見通しは健全だがインフレ期待は高まっている=IMF専務理事
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060611151059/JAPAN-216775-1_story.html

これらは政策金利(あるいは短期市場金利)を上げるし、株価は調整局面に入るというメッセージだと思います。
長期金利を決める債券市場は株価低下を背景に(各国中央銀行の市場操作もあって)逆に活況を示し、
まずは短期金利と長期金利のフラット化という現象が起きると思います。
しかし、それはいつかは長期金利が急騰する局面が来ると言うことを予感させます。
572金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 10:38:43
日銀当座預金残高を増加させても、銀行貸し出しが増えなかったのは、不良債権があったため?
その処理が解消に向かったので、銀行貸し出しが増えていると。
つまり不良債権があり、銀行が貸し出しを行えない段階では、日銀当座預金を増やしても効果が無いと言うことか。
では、生保の場合はどうか?
生保から資産の買いオペを行えば、生保は不良債権を抱えていないので、他の分野に投資することになる。
そうすると、生保から資産の買いオペを行えば、デフレは解消できたのか?
573金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 10:46:04
覚えてほしいことは、財政出動しても
日銀が金融を絞ってしまうと、財政の効果を無効にできる
という点です。

これがバブル以降、財政をいくら出しても
(その結果財政赤字の累積)
効かなかった理由です。

変動相場制、資本移動の自由の我が国においては
金融政策が、景気には決定的な力を持っています。
574金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 12:35:40
>>573

日銀はどのように金融を絞ったのでしょうか。
1995年為替介入の円資金を不胎化した話は知っていますが、その後はどうだったのでしょう?

>これがバブル以降、財政をいくら出しても
>(その結果財政赤字の累積)
>効かなかった理由です。

このように断定されて 全て辻褄が合いますか?
575金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 12:39:50
         我々人類を含む全てを創造した神の意思をを感じましょう!

DNAがなぜYES(+)、NO(-)、YES(+) AND NO(-)、YES(+) NOT NO(-) の4値なのか知ってますか?

ゼロがなぜプラス(+)でもマイナス(-)でもある数字だかわかりますか?

本来の聖書は神の言葉ですが核心に迫る一部分は悪魔崇拝者によって書き換えられたものです。

             肉体(物質)+-精神(神)=人間=+−0

我々人間を含む全ての生命体は肉体に宿る生成途上の神なのです。貴方は宇宙からの意思を持って生まれたのです。
576金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 13:21:35
GDP年率3・1%増、1〜3月期を上方修正

 内閣府は12日、2006年1〜3月期の国内総生産(GDP)の改定値を発表した。

 5月19日の速報値公表後の統計で設備投資の伸びが拡大したことから、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)の成長率は前期比0・8%増(年率換算で3・1%増)となり、速報値の0・5%増(同1・9%増)から上方修正された。

 5四半期連続のプラス成長を維持し、景気の堅調な回復が確認された。

 設備投資は、速報時の前期比1・4%増から3・1%増へ大幅に上昇した。個人消費も小売り向けなどが伸びて0・5%増と、速報(0・4%増)から上方修正された。

 1〜3月期の名目GDPの成長率も、速報の0・05%増(年率0・2%増)から0・4%増(同1・6%増)に上方修正された。
(読売新聞) - 6月12日13時8分更新

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060612-00000204-yom-bus_all
577金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 13:22:18
信用創造の増加とともに景気は回復しているのが証明された。
578金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 13:23:24
         我々人類を含む全てを創造した神の意思をを感じましょう!

DNAがなぜYES(+)、NO(-)、YES(+) AND NO(-)、YES(+) NOT NO(-) の4値なのか知ってますか?

ゼロがなぜプラス(+)でもマイナス(-)でもある数字だかわかりますか?

本来の聖書は神の言葉ですが核心に迫る一部分は悪魔崇拝者によって書き換えられたものです。

             肉体(物質)+-精神(神)=人間=+−0

我々人間を含む全ての生命体は肉体に宿る生成途上の神なのです。貴方は宇宙からの意思を持って生まれたのです。
579金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 13:26:02
4月の銀行貸出残高、大手銀なども増加──9年8カ月ぶりプラス

ttp://www.nikkei.co.jp/keiki/zandaka/20060511d2c1100h11.html
>>574
2000年ゼロ金利解除
581金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/12(月) 19:39:53
信用創造の増加量以上の内部留保増加Age・・・。
>>574
消費税もあるよ。あの反動はすごかった。
経済白書をみればよくわかる。
あと粗税収入の落ち込みぶりもすごい。
583金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/13(火) 11:03:22
自由・保守、勝ち組・負け組み、勝者・敗者、主人・奴隷、右翼・左翼、神・悪魔、天使・堕天使、民主・共和、科学・魔術、
政府・日銀、需要・供給、インフレ・デフレ、黒字・赤字、日銀券・国債、産業・金融、ミクロ・マクロ、共産主義・資本主義、
先進国・後進国、君主制・共和制、国粋主義・グローバリズム、社員・公務員、持ち家主義・賃貸主義、好況・不況、生産・消費、
ストップ高・ストップ安、都会・田舎、国内・海外、民間・公共、大家族・核家族、プロテスタント・カソリック、幕府・維新政府

物事の様々な多様性を善悪や単なる印象で考えようとすることがそもそもの間違いなのかもしれない。
我々を縛り付けていたさまざまな二元論は溶解する道を辿る事になるのであろう。

↑建設的な議論をさせないための工作員が多数発生しております。只今、スレ主方々へはコピペを推奨しております。
584金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/13(火) 11:07:25
我々人類を含む全てを創造した神の意思を感じましょう!

DNAがなぜYES(+)、NO(-)、YES(+) AND NO(-)、YES(+) NOT NO(-) の4値なのか知ってますか?

インド人が発見したゼロがなぜプラス(+)でもマイナス(-)でもある数字だかわかりますか?

中央銀行の資産とその対極にある政府の負債を足したら何故ゼロになるかわかりますか?

本来の聖書は神の言葉ですが核心に迫る一部分は神に相反する悪魔崇拝者によって書き換えられたものです。

             肉体(物質)+-精神(神)=人間=+−0

我々人間を含む全ての生命体は肉体に宿る生成途上の神なのです。貴方は宇宙からの意思を持って生まれたのです。
5月も貸出しが増えている以上、6月も景気は後退しないと思う。
お金を借りた人間は確実に使うからである。
タイムラグを考えて6月の景気後退はないだろうと思う(株価は別)。
しかし、日銀が4月、5月と急激な資金吸収を行ったのも事実だ。
この影響がいつ出るのか?あるいは出ないのか?ここは分からない。
>>539

円キャリーも多いのに、日本の金融政策が世界的な流れと無関係だと思い込めるのかよ。

>>540

円安になれば輸出は増えやすいし、輸入は伸びにくい。つまり授乳出=外需が増えやすい。それくらい理解しとけよ。

>>542

国債の名前が国への銀行貸し出しに変わるだけで本質的な差はないと思うが。
市場捜査できるほうが景気を調節しやすくてよい。

>>547

日銀関連の法律作ってるのも審議委員決めてるのも政府。

>>550

景気がいいから貸出が増えるわけで無理やり貸し出し増やしても景気がよくなるとは鍵欄だろ。
>>572

それは違うよ。戦前のデフレ不況でも貸し出し増えるのは回復してから。
不景気だから倒産が増えやすく不良債権化しやすくなる。景気が悪いから資金需要が少なくなる。
物価下落率が知事まりデフレが終わりそうになったから、資金需要も増え、貸出が増えた。
倒産しにくくなり不良債権が減り、過大な引当金が莫大な利益となった。
588金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/13(火) 23:55:27
日銀総裁1000万円拠出 村上ファンド立ち上げ時 参院委で野党追及

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000012-san-bus_all
589金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/13(火) 23:56:40
村上といい木村といい竹中といい、福井さんの周りには素晴らしい人材が集まっているな。
590金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 00:05:41
>>587
信用供与が内生的か外生的かの問題か。

さて虚構の終焉の十章のP169からこの問題が取り扱われている。
結論は「取締役の有限責任とお金の独特の性格により、信用に対する需要はつねに存在する。
情報が不完全なため、銀行は信用を割り当て、信用市場は需給均衡ではない。
したがって、それは銀行(と中央銀行)が供給する信用の量で決定され、経済活動に対する包括的な予算の抑制要因となる。
そのため、信用は外生的である」
>>586
>国債の名前が国への銀行貸し出しに変わるだけで本質的な差はないと思うが。

一見違わないようで違いますよ。
国債の場合は時価会計の影響を受ける。このリスクは大きい。貸出しならばそれはない。
国債の利回りが貸出し金利を上回れば民間貸出しを圧迫する。国債利回りはコントロール出来ない。
貸し出しならば最初から民間への貸出し金利より安く設定すればよい。リスク、BIS基準の観点で銀行にとって有利なのでそれで十分だ。
新発国債を購入させようとすると日銀当預に余裕を作っておかなければならない。これはいろいろとやっかいな問題を引き起こす。。
貸出しならば単に信用創造を増やせばそれでいい。銀行マネーでいける。わざわざ日銀の政府預金口座を使わず民間銀行口座から財政出動するのがミソ。
もし、準備金が不足したならば、その時は政府への貸付証書を担保に手形を発行し、それを日銀に買い取らせれば良い。

銀行から直接借りることこそ最良の財政出動であるといえる。


>景気がいいから貸出が増えるわけで無理やり貸し出し増やしても景気がよくなるとは鍵欄だろ。

その因果関係がどちらかってところが円の支配者のミソなんだな。
有限責任である限り全体で見たらマネー需要不足なんてないっていう主張なんだな。
かつて貸し渋り、貸し剥がしがあった。これはマネー需要不足の反対。
今は不渡りによる連鎖倒産が嫌なので現金決済しかしないって言う所も増えたけど、これもマネーの需要不足ではない。
中小企業で銀行融資以外から資金調達できる会社ってそんなに多くはないはずだよ。
貸出し統計で年々中小企業向け融資が減っていたのを見ると、これじゃあ資金繰りが苦しくなっていってジリ貧になったわなあって感じるよ。
あとね、貸し出すかどうかは常に銀行が決めている。
借りに来る人が居ないんじゃなくて、銀行が融資を嫌がってたんであってだからサラ金が成長した。
例外的に住宅ローンはBIS基準上有利なので積極的に貸していた。
593金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 00:25:53
>>586
>円安になれば輸出は増えやすいし、輸入は伸びにくい。つまり授乳出=外需が増えやすい。それくらい理解しとけよ。

ほう、為替介入で何%円安になり何%輸出が増え、それが何%GDPを押し上げたのかな?
それから、為替介入の効果でどれ位の期間、円安が続いたのかな?
中堅・中小企業向け貸し出しも水面上―福井日銀総裁=内閣府幹部
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060613211925/JAPAN-217135-1_story.html

ま、いいことだ。新BISで中小企業向けが緩和されることも影響してるんだろうね。
>>589
それが中央銀行の姿なんじゃね?
中央銀行総裁が、裏で率先してインサイダーやってんだろ。
たぶん、どこの国でも。
中央銀行なんて、もともとユダヤ人がつくったもんだしね。

と与太を書いたが、経済学が馬鹿学問というわけでないよ。
欠陥もあるけど、これがなければ経済に対処できない。
政府は日銀に対して「インサイダー疑惑」という
武器を持つことができた。
597金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 22:05:35
>>596
ところが来年から外資の企業でも政治献金が解禁されそうだから、政治は外資に支配されそう。
外資は従っている限りにおいて日銀を守るだろうから。
ハゲタカのやり方はいつも同じ。
経済を支配した後、マネーの力で政治を支配する。
598金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 22:15:31
>>595

経済学は馬鹿学問でしょう。
頓珍漢もはなはだしいから、テーマは幾らでもある。
これからの学生さんに期待したいね。
599金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 22:18:19
朝日新聞の記事は他新聞と比べて一番
まともではないだろうか?日本が右傾
化しないように社説で繰り返し述べて
いるはき違えた愛国心を煽るようなマ
スコミを信じてはいけない売れさえす
ればいいという軽薄な商魂の論説ばか
りが国を危うくするのは太平洋戦争で
懲りたであろ機会ある毎に日本の過去
の過ちに対する反省を促し関係諸国と
の友好を深めようとしているのが朝日
新聞であるなまじ知った歴史の一部で
全てがわかった顔をすると恥をかくだ
けだのうのうと生きていられるのは平
和憲法のおかげであることは間違いい
できもしない自主防衛を唱えていては
過去の過ちを繰り返すだけである不利
なことがわかっていながら国民を煽っ
て戦争に突入し買い物も切符が無けれ
ば買えもしないような生活をさせなる
運用される資金はすべて軍事行動向け
動力になるべき燃料もなく資源も無い
日本が何の大義もない戦争を推し進め
るのは狂気の沙汰としか言い様が無い
進軍ラッパをもう一度聞きたいのか?
600金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 22:18:20
>>595
ヴェルナーの言いたかったことは中央銀行と一部の金融勢力が結びつけば、経済をコントロールしてその社会を支配できる。
簡単なことなんだがな。

しかし、今回の村上-.福井のつながりを政局として使われるのは話を矮小化し過ぎている。
こんなことで日銀が15年以上かけた政策が崩れたらそれこそ何だったんだろうってことになる。
事ここに至っては、やり遂げさせるか日銀法の再改正かの二つに一つしかないわけで、
政局の為に訳の分からないこと結末になることだけは避けないといけない。
602金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 22:31:16
>>591
>国債の利回りが貸出し金利を上回れば民間貸出しを圧迫する。
説明2が本質なら、
民間銀行も幾らでもお金を創られるから、国債買い入れ量に左右されず幾らでも貸し出しが出来るはずだが。
また説明1が本質なら、
銀行は短期市場や国債市場で調達した資金で貸し出しを行うわけだから、国債金利が貸出金利を超えるわけがない。
だから、591の意見はおかしい。

>国債利回りはコントロール出来ない。
国債金利は、日銀の公開操作(売りオペ買いオペ)で大筋が決定されるから、コントロールできないという言い方もおかしい。

>>602
>銀行は短期市場や国債市場で調達した資金で貸し出しを行うわけだから、国債金利が貸出金利を超えるわけがない。
んなこと言ったって今だって国内銀行貸出約定平均金利1.6%に比べ長期金利はそれ以上なわけで、
うまく振舞えば貸出し以上の利回りが可能なわけだ。統計的にも再融資を止めて国債を買うって事が起きてたことを証明したつもりだったのだが。

>国債金利は、日銀の公開操作(売りオペ買いオペ)で大筋が決定されるから、コントロールできないという言い方もおかしい。
う〜ん。そこは突っ込む人が出るかなと思ってた。むしろ突っ込む人が居て嬉しい。日銀はかなりの程度長期金利もコントロール出来る。
政策金利ではなくて"巨額"のオペレーションでだ。長国1.2兆円/月に加え、短国買い切りも始めたね。どこが金融引き締めなのか。。。

今アメリカで起きてるイールドカーブのフラット化の謎はこれで簡単に解明できる。
短期金利は中央銀行が直接コントロールできる。インフレ懸念を口実に上げている。
長期金利は要するに国債の人気が高ければ上がる。必ずしも政策金利と連動しない。
アメリカの場合は貿易黒字国に米国債を買わせており、これに加えて中央銀行も国債買いオペをすれば長期金利は当然下がる。
そうしておいていつかは暴落させる。一部の者には空売りを仕掛けさせ、黒字国や一般投資家は犠牲にする。
それがグリーンスパンが得意としたマジックだ。何が謎なものか。
×長期金利は要するに国債の人気が高ければ上がる。
○長期金利は要するに国債の人気が高ければ下がる。

酔ってるし。。。
>>598
それなら君が馬鹿学問を乗り越えて、
新しい学問を創出しなければな。
バーナンキの背理法が中央銀行無敵を証明しているわけか。
607金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 23:45:11
>>605

乗り越えるも何も最初から崩れているではないか。
経済学が現実経済にどのような貢献が出来た?
バブル崩壊させられて、デフレにさせられても何も気付いていない。
馬鹿学問だね。

正しい答え、それはとっくに出来上がっている。
しかしそれを述べても理解できる能力がなければ言っても無駄でしょう。
608金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/14(水) 23:55:35
>>607
マネーの定義が確立されていないのが根本的な問題だと思うよ
609金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 00:02:03
ヴェルナー理論を理解するときの最大の壁は、人類(大蔵省のエリートも含めて)はアホなのか?
他方で、ここまで騙し続ける集団が存在するのか?

という人類への信頼を揺るがせてしまう問いなんだな。
経済学は作られたその国では意味があるのだろう。
しかし輸入した経済学を研究する「経済学」学の正体はこの板が証明している。
学問と現実が一致しなければ現実の方を否定する。

短期金利と長期金利が接近してれば謎だと言い、その後で長期金利が上がったら正常化したと言う。
その裏には巨額な利益を得た者と、巨額な損失を被った者が居る。
>>607
君の頭には貢献してないだけなんじゃないの?
612金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 00:34:33
みんな落ち着いて聞いて欲しい。無論、男も女も。
まずは以下のサイトに目を通してみてくれ。

フェミナチの野望
http://homepage2.nifty.com/antifemi/kiji2.html

ここ二週間ばかりの間複数板に、コピペしては論議を醸し出している書き込みの内容と、全く同じ事を紹介している。
書き込みを行っている人物が男なのか女なのか、それは最早問題ではない。それ以前に上記サイトの中でも書かれている内容に注目してもらいたい。要約すると次のようになる。
■ フェミナチの野望はできるだけ多くの中絶を実現すること
■男性と女性の間に戦争状態をつくりあげる
■男の絶滅を計画するフェミナチ
以上3点が、今まで多岐に渡って繰り返されてきた内容と一致する。そう、フェミナチの思想そのものなのだ。
男性も女性も、まずは落ち着いてこの内容を確認して欲しい。書き込みを行っている人物の狙いは何なのか。本当に基地外が行っているのか。それとも計画犯なのか。
十分お分かりかとは思うが、地球何億年に渡って繰り広げられてきた生命の営みと、有機生命体が行ってきた子孫を残すというシステムは、度重なる環境の変化と、それに如何にして対応していくかを進化の過程で繰り返してきた結果である。
それを罰当たりにも棚の上に上げて「性別」そのものを否定するのはナンセンスだ。性差を理解出来ていないという点では、本当に知的障害者なのかもしれない。
そんな人物に踊らされて良いのか!このまま2ちゃんは男と女がいがみ合い続ける基地外じみた世界にしたいのか!
私は断固としてこの思想に反対する!
長文スマソ。みなさんの検討を祈ります。
>正しい答え、それはとっくに出来上がっている。
>しかしそれを述べても理解できる能力がなければ言っても無駄でしょう。

科学的な定式化、証明できるわけ?
でなければ、ただの与太話だよ。
614金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 04:02:51
ところで、日銀当座預金残高を増加させる量的緩和が効果が無かったのかってことだけど。
無かった場合は、当座預金をいくら増やしても効果がないと言うことになるね。
そうすると、銀行から国債を買いまくって借金をチャラに出来るね。
どうなの、これ?
>>608
詳しく
>>614
ある程度は可能です。日銀に今ある国債は是非このまま塩漬けにして貰いたい所です。
しかし、無制限には出来ません。

実体経済が成長しているのにマネーの量が増えなければデフレになります。
実体経済の成長に見合った量のマネーが増加する分にはインフレにはなりません。
実体経済の成長に対し過剰なマネーが投入されればインフレかバブルになります。

日銀がベースマネーを増やして銀行から国債を買い続けたことで一見するとマネーはものすごく増えたかに見えます。
しかし、同時に銀行が貸し出しを減らしていた為にマネー総量の増加は意外と少なかったのです。インフレにならなかった理由です。
じゃあ、ずっとそれを続けられるかって言うと、融資を止められた中小企業が潰れ続けますので出来ません。
いい加減、倒産件数を減らしましょう。

貸出しがプラスになったのに今までの調子で国債を買い続けると市場に投入されるマネーはとんでもない増加になります。
(日銀当預が過剰と言うことは、銀行さえその気になればどんどんお金を貸せるということです。)
これらはインフレを起こすか非生産的な分野に投入されてバブルを起こすか、またはその両方を引き起こすでしょう。
もう一つ。
日銀が国債を買っても国債発行残高の数字は減らない。
その為に国民心理には何の影響も無い。
>>616
デフレとかそういう外的要因がまったく感じられないんだよな。
中央銀行は全能の神か?
619金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 22:22:34
>>616
>貸出しがプラスになったのに今までの調子で国債を買い続けると市場に投入されるマネーはとんでもない増加になります。

具体的なご説明をどうぞ。
620金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 22:23:14
ヒント:くれくればかりで成長せず。
>>618

ベース・マネーに関しては文字通り創造者だよ。
マネー総量に関しては全能とまではいかない。支配者。

でもね、リアルな側面、企業の生産性を上げることまでは中央銀行は出来ない。
中央銀行を頂点とした銀行システムに出来ることは
(1)本当は経済成長可能なのにマネーの供給を絞ることで成長を制限する(デフレにする)。
(2)経済成長に必要な量よりも過剰にマネーを供給してインフレかバブルにする。
622金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 22:29:58
>>616
銀行が貸し出しできない状況では当座預金残高を増やしても、信用創造が増えないので効果なしか。
銀行が貸し出しできる状況になれば、無利子のマネーが当座預金に存在するので、貸し出しまくれると。
では、銀行が貸し出しができなかった理由は、不良債権?
それとも資産デフレ?
それとも両方?
>>621
日銀が銀行に国債買わしていた、なぜか?
そこに対する回答が非常に浮世離れいている気がするんだよね。
624金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 22:34:16
>>614
>そうすると、銀行から国債を買いまくって借金をチャラに出来るね。

日銀が500兆円の国債を全部買い占めるってことかい?
そうすると日銀当座預金残高が500兆円になることだね。

このとき預金金利は幾らになるんだろ?
625金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 22:34:18
>>616
外的要因といえば、中国の安い輸入商品増加によるデフレ論が盛んなときがあったね。
今では、ほとんど誰もいわないけど。
結局、中国の輸入が経済全体に占める割合は極めて小さかったということだね。
第一生命研究所の調査だと、中国の輸入商品の物価下落圧力の割合がわずか2%だと。
>>620
財出しているところに金融引き締めたら意味なかろう。
デフレだから銀行が国債を買った?
国債を買うからデフレになった?
>>627

80年代は銀行の貸付と国債保有学は正の相関をしている。素直な現象と言える。
98年以降の局面は負の相関をしている。
98年から今までの局面を語るのに、この現象を見落としてはいけないと思う。
どんな形であれ、説明を試みるべきだ。
>>619

日銀当預が過剰であることは信用創造の必要条件であって十分条件ではないということ。

今まで日銀がベースマネーを増やして国債を買っていても、
銀行が貸出しを減らしていたので相殺されてマネーの総量は微増だった。当然インフレは起きない。
しかし、銀行貸出しが増加局面を迎えた今も、同じ事をすればマネーは増えていく。
だけではなく、現在準備率は大雑把に1.3%なので日銀が投入したハイパワードマネーは、
潜在的にはその約80倍の効果を発揮する可能性がある。
増加量が適切であれば理想。マイルドインフレ。過剰であればいきすぎたインフレかバブル。

だからこそ、ベースマネーを増やすのではなく信用乗数を上げるべきだと主張する。
言い換えると国債を日銀に買わせるのではなく、政府が銀行から直接借りて民間銀行の口座を使って財政出動をする。
こうすれば事実上、国がマネーを創ったことになる。パラダイムを変えるだけで政府マネー発行と同じことが今すぐ可能になる。

例えば、政府が銀行から通常より低金利で借りて、民間銀行が貸さないような中小企業に高めの金利で貸す(但し担保条件は甘くする)。
低金利で借りないと民間を圧迫する(銀行は政府にばかり貸す)。高めの金利で貸さないとやはり民間銀行を圧迫する。
こんな政策で好景気を作り出せると思う。これが私の結論。
もう少し補足をする。
ハイパワードマネーを増やしても、マネー総額が増えるかどうかは分からない。減ることもあり得る。
銀行の姿勢により信用乗数は1〜80までの間をふらつくからだ(マネー総量=信用乗数×ハイパワードマネー)。
しかし、信用乗数を上げる、すなわち何らかの形で銀行に融資させればマネーの総量は否応無く増加する。
631金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:20:15
やっぱ株もやってたんだな。福井。

日銀の福井総裁、個別企業株も保有
http://www.asahi.com/business/update/0615/185.html


632金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:22:47
それでは金融利権日本代表スターティングイレブンの紹介です。


      ホリエ     ムラカミ

   ウノ    ミヤウチ    ミキタニ

       ムラセ    ニシカワ    

   タケナカ    フクイ   キムラ

           コイズミ
633金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:22:55

俺のおじさん中卒団塊世代。
10年前にリストラされてから一切定職に就かず。
せっかく見つかった仕事も
「車の運転が怖い」「毎日仕事が無い」「若い奴に偉そうに言われた」
とすぐにコロコロ辞める。
それでいて顔を合わせれば
「年だから仕事が無い」「学歴が低いから仕事が無い」「国が悪いから仕事が無い」
挙句、
「年寄りは何もせずに年金貰ってる」「金持ってる人間は全員悪人」「俺がこんな風になったのは親のせいだ」
おじさん、現在、独身の為、もう少しお年を召されると、俺が引き取らなければなりません。
子供の頃に、可愛がって貰ったので世話をするのは構わないのですが、正直、子供に悪い影響が出ないか心配です。
634金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:31:11
質問。
説明2が正しいなら、当座預金残高を増やしても増やさなくても同じでは?
民間銀行はゼロから信用を創造できるのだから。
金利も自由に決められる。
当座預金残高を増やすことがインフレにつながることの説明にならないのでは?
>>634

日銀当預は信用創造の制約条件として存在します。
日銀当預に余剰が無ければそれ以上貸出しは出来ません。
もう一つ、国と直接売買する時、例えば新発国債の購入は日銀当預で無ければ出来ません。
何故ならば、そう決まっているからです。

表向きは日銀当預を過剰にする効果は短期金利を下げることです。
これと準備金に余裕が出来ることで『日銀は貸し出しがおき得る環境を提供しました』というロジックには瑕はありません。
しかし、現実には貸し出しは最近まで90年代以上のペースで減っていたのですから、現実と向き合う理屈を考えるべきだと思うのです。
636金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:42:59
>>629

>こうすれば事実上、国がマネーを創ったことになる。パラダイムを変えるだけで政府マネー発行と同じことが今すぐ可能になる。

こうしなくても、国債発行でも国がマネーを創ったことになますよ。
補足

準備率がゼロならば説明1でも説明2でも銀行マネーは無制限に生じ得ます。
日銀当預は信用創造の制約条件だと考えるのが分かり易いのです。
>>636

今の経済を不安定にしているのはズバリ時価会計と中央銀行の債券市場操作だと言ってしまいましょう。
国債発行して銀行が買ってそれで終わりならいいですが、日銀が訳の分からない市場操作をするし、
時価会計で銀行のB/Sがコロコロ変わっていろんな人の行動に影響が出るし、
国債発行残高なんてのを使って国民を洗脳し始めるし、この債権と言うやつが一番性質が悪いとオイラは思う。
はっきりいって中央銀行の為に存在しているような代物だ。
なんで金融政策を市場操作でやらないといけないの?本当にそれが正しいやり方?
>>622

銀行が貸し出し増やさなくても0金利が長期化すると思う人が増えて効果が出る。
貸出できなかった理由は回収できそうなところが借りてくれないから。

>>623

国債交わせてるのは日銀じゃないでしょ。

>>624

500兆全部民間が持ってるわけじゃないんだが。半分以上は郵貯簡保社会保障基金日銀とかの公的期間が持ってる。
銀行が保有してるのは100兆ほど。生保や証券会社も100兆ほど遭って民間金融機関は200兆ほど保有してる。

>>627

インフレのときでも国債は買われてるんだが。デフレになる前は国債発行も借り換えも0だったとでも?
640金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/15(木) 23:59:47
>>633

日本は貿易黒字と言う儲けがあるのに、
どうして財政赤字なのか?どうして税金が高いのか?
世界一の儲け過ぎの国なのだから、
福祉を充実させて、
「おじさん」は国に面倒見てもらいましょうよ。
641金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:01:27
年表
98年3月 「ノーパンしゃぶしゃぶ」で日銀副総裁を辞職
    11月 富士通総研理事長に就任

99年 村上ファンドのアドバイザー就任
   秋 村上ファンドに1000万円を出資

00年 村上、昭栄に対し日本初の敵対的TOB

03年 3月 日銀総裁に就任。 アドバイザー退任

04年 11月 村上、ニッポン放送株のインサイダー取引開始

05年 2月 ライブドア、ニッポン放送株取得を発表 村上、高値で売り抜け

642金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:02:49
        /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Yヽ、
      /;;;;;;┌--‐""""ヾ,ヽ
    /:::::;;;ソ         ヾ;〉
    〈;;;;;;;;;l  ___ __i|
   /⌒ヽリ─| -・=-H -・=-|!    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | (     `ー─' |ー─'|  < ゴイム(家畜)は倒れるまで低賃金で働け
   ヽ,,  ヽ   . ,、__)   ノ!     \______
      |      ノ   ヽ  |
      ∧     ー‐=‐-  ./
    /\ヽ         /
  / \ ヽ\ ヽ____,ノヽ

やり直しが許されない国、属国日本の地獄のワナ

・新卒で正社員にもぐりこめなかったら「職歴なし」と見なされ人生終了
・いくらキャリアを積んでも時代でその業種自体がなくなれば他業種転職は許されず人生終了
・長年経験を重ねても自分の業務にとって変わる機械が発明されれば人生終了
・入った会社、業種がやがて自分に合わないと感じて転職しようと辞めると未経験年齢制限に引っ掛かり人生終了
・会社を辞め心機一転、転職しようと思ってもDQN企業しか募集はなく無職期間が長くなればマイナス評価となり人生終了
・一旦会社を辞め学校に通い資格、能力開発をしても「実務経験なし」扱いで人生終了
・上司と折り合いが悪くケンカ退職すると運が悪ければ次の会社の前職調査に引っ掛かり転職できず人生終了
・正社員でも35歳以上で倒産、リストラされたらかなりの実力者以外人生終了
・かなりのエリートになっても手鏡を悪用すれば人生終了

これらに該当する者は「国、企業の癒着の構図」に逆らった「反逆落伍者」と見なされ罰則として「一生DQNバイトorホームレス」の地獄の選択肢が与えられます
現在の日本では夢を持つことは許されずただひたすら会社のイヌとなり給料を返上してでも会社に尽くしツブれないよう祈る他に道はないのである
>>640

対米黒字で儲けたドルは有価証券化される。結局は米国債化する。
日本の貿易黒字はアメリカに還流されており財政と経済を下支えしている。
日本の累積黒字はドルの切り下げや米国債の暴落によっていつでも目減りする。
アメリカ債券市場操作にとって、即ちFRBにとって日本は無くてはならない存在。
644金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:07:53
>>637
>日銀当預日銀当預は信用創造の制約条件だと考えるのが分かり易いのです。
は信用創造の制約条件だと考えるのが分かり易いのです。

信用創造の制約条件は 預金準備金です。
そして、預金準備金は
日銀当預の一部を成しています。で、そんなことは当たり前です。

>>640
貿易黒字を出す状態だから財政が赤字化する。

貿易黒字というのは儲かる状態ではない。
国内にものが売れないということ。だから、外国に売る。
国内にものが売れないというのは、不景気だということ。
だから政府支出が増えて赤字化する。
>>644

普段当たり前だと思っていることを時には掘り下げてみるのもいいと思いますよ。
準備率がもしも0%だったら?とか準備率がもしも100%だったら?とか。
当たり前と思っていることを少しだけ観点を変えると、
ゴールドスミスのエピソードの持つ意味もよく分かってきますし、日銀信用って言葉の響きも少し違って来ますし。
647金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:16:39
>>643
>対米黒字で儲けたドルは有価証券化される。結局は米国債化する。

そうならないための知恵は?
>>647

難しいこと言いますね。
遊び(政治を無視)で考えると、原油買えって気がしますね。
とっぴに聞こえるでしょうけど。ドル以外で手に入らないものは原油ですからね。
ドルは実は原油兌換マネーですから。
コンビナート作るんじゃなくて市場で流通しない交換契約書を密かに産油国と交わしたいですね。
原油預かり書というのを産油国に発行して貰います。新時代のマネーです。
649金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:30:03
そんな度胸日本にありますかね・・・・・。
ない!(断言!!)
651金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:33:01
だったら無理でしょう!!!何故度胸がないんでしょうな。不思議ですねwwwwwwwwwwwwww
>>648
安い原油をそんなに買ってどうするんだ?
どこおくんだ?
とつっこみを入れて本筋にもどそう。
653金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:43:27
むしろ一層の揮発油増税と省エネ化向上を促すべきでしょう。
>>652

あはは、そうだね。
でも原油預かり書っていうのはね、派生した結論の一つだったりするんですよ。
それより本筋って何だっけ?
655金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:47:18
ところで今回の村上ファンドをめぐる福井バッシングはいい兆候だね。
市場原理主義者の親分の日銀にまでバッシングが及んだんだから。
これを機にマスコミも日銀の腐敗や不正を追及していって欲しい。
656金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:48:04
御意
657金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 00:48:17
日銀に関してはチェックアンドバランスが働いていない事について、国民は知るべきだろう。
658金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 01:06:59
福井に関してヴェルナー以上に書いた学者っているのかね?
企業の資金調達10年ぶり純増、負債残高も10年ぶり増加
ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060616AT3S1501515062006.html
3月末の邦銀海外与信残高13%増・BIS
ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060616AT2C1602L16062006.html
661金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 23:00:17
>>630
>銀行の姿勢により信用乗数は1〜80までの間をふらつくからだ(マネー総量=信用乗数×ハイパワードマネー)。
これおかしい。
信用乗数というのは1/預金準備率/100だから、日銀が決定するもの。
〜の間をふらつく訳がない。
662金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 23:06:16
>>648
>原油買えって気がしますね。
いい案の一つだと思うけど、............
具体的に、例えばそれを政府がどのように実行しますか?
663金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 23:21:38
>>645
>貿易黒字というのは儲かる状態ではない。

嘘を言ってはいけないよ。
そういえば同様の講義をしていた経済学者?...が居たね。
だから経済学は馬鹿学問なんだ。
664金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/16(金) 23:45:44
日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。
>>661

確かに準備率とは日銀が決定するものです。
例えば預金準備率1.3%とは預金総額の1.3%は準備金として日銀当預に入れておかなければならないという"制約条件"です。
繰り返します。預金(借りているお金)を勝手に又貸ししてもいいけれど、最低でも1.3%以上は日銀当預に預けておきなさいという"制限"です。
これは説明1でも説明2でも同じです。

量的緩和=日銀当預を過剰にする政策=日銀当預残高を準備金として必要な額より圧倒的に多い状態に保つ政策です。
具体的な数字を述べますとここ数年間の預金(等)の残高対して必要な準備金は5〜6兆円と言われていましたが、量的緩和政策が一番進んだときの日銀当預目標は35兆円でした。
銀行が貸出しなどの行為を躊躇うと信用乗数が下がるのは理解できますか?
>>662

原油を本当に買うわけではありません。原油預かり書(単位重量の引換券)をドルで購入するのです。
さすがにアメリカに内緒でやるのは無理そうです。
この原油預かり書は先ずはG7と産油国と日本間で流通させましょう。
日本は米国債を買うかわりに一応産油国であるアメリカから原油預かり書を購入するのです。
アメリカはきっと売却可能な原油量以上に発行するでしょうが、知らない顔をして購入しておきましょう。
これを蓄えつつ、貿易黒字を減らしておきましょう。
十数年後にはこの原油預かり書がドルに変わって基軸通貨になっているはずです。
すでに買ってしまった米国債の使い道ですが、・・・

私の考えでは日本の国債発行は即刻やめるべきです。財政不足は銀行からの直接融資で賄います。
ベースマネーに働きかかるのではなく信用乗数の方に働きかけます。

そのかわりに日銀には国内の米国債でオペレーションして貰いましょう。
日銀がバースマネーを増やしたいと思ったら国内にある米国債を買い入れるのです。
日銀が米国債を引き受けてもアメリカは嫌な顔をしないでしょう。
日銀は購入した米国債を償還まで持ち続けることとし、償還まで簿価でB/Sに載せ続けることとします。
日本経済の中の死んだ金融資産を生きたマネーにかえつつ、来たるべく米国債の暴落から日本経済を守ります。
669金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 06:45:43
>>665と >>666
を述べたお人、同一人物ではないよね。
矛盾した内容だもの。
670金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 07:36:35
>>668
>私の考えでは日本の国債発行は即刻やめるべきです。財政不足は銀行からの直接融資で賄います。
>ベースマネーに働きかかるのではなく信用乗数の方に働きかけます。

これを言いたいのなら、説明1or説明2、どちらが真実かの決着が必要でしょう。
671金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 07:42:13
>>667
>原油を本当に買うわけではありません。原油預かり書(単位重量の引換券)をドルで購入するのです。
>さすがにアメリカに内緒でやるのは無理そうです。

貿易黒字を有効に使うことが目的ではなく、
異なる通貨を買えということですか?

それで何かいいことありますか?
>>669

ごめん。我ながら説明が下手だわ。。。同一人物です。
準備率の逆数は信用乗数の"最大値"であって必ずしもその数値にならないと言いたかったんです。
極端な場合は銀行が貸出しや有価証券による運用を全くしなかったならば市中にあるマネーはハイパワードマネーと等価になります。
信用乗数は1です。

ここ、ちゃんと説明しようとすると長くなりますわ。分かった人は以下は読まなくて結構です。

思考実験です。説明1的な書き方をします。
先ずはマネーも銀行も無い状態を考えましょう。日銀だけある状態です。
この世界では日銀券(現金)だけがマネーです。マネーの計測手段は容易です。ベースマネー統計を見ればオーケーです。
あなたは日銀に預金すら出来ません。何故ならば日銀は民間向けの口座は開設しないと決めているからです。

次に銀行が登場します。
あなたが銀行に預金すると銀行はそれに見合った預金証書を発行します。
あなたの財布から現金は減りましたが、この預金証書のおかげで銀行振り込みという手段で購買できます。
よって、預金をする行為はあなたから見れば現金(日銀マネー)と預金(銀行マネー)の交換です。

次に銀行は預かった現金を日銀に預けるか貸し出しします(あるいは有価証券を買います)。
ところがこの行為は又貸しですから全額行ってしまうと問題が生じます。そこで日銀に一部を預ける義務があります。
これが準備率です。
ところで日銀は銀行向けには口座を開設します。これが日銀当座預金口座です。金利ゼロの口座です。
この口座は銀行と日銀の取り引き、銀行と政府の取り引き、銀行と銀行の取り引きに活用されます。
準備率という決まりは、この口座に準備金=預金総額×準備率以上は入金しておきなさいよ という制約、ルールです。
別に準備金以上に入れておいても構いませんし、実際に過不足はしょっちゅう起きます。

やっぱ長くなりますわ。一旦ここで区切りましょう。
×ところがこの行為は又貸しですから全額行ってしまうと問題が生じます。
○ところがこの貸出し(や有価証券を買うと言う)行為は又貸しですから全額行ってしまうと問題が生じます。
>>670
>これを言いたいのなら、説明1or説明2、どちらが真実かの決着が必要でしょう。

この時点では説明1と2の決着は不要ですよ。先送り出来ます。
銀行が国債を買う資金があるならば、そのかわりに政府への直接融資という手段を取ることも可能です。
この話には説明1と2の違いの議論が潜在していますが、この時点では先送り可能です。
>>671
>貿易黒字を有効に使うことが目的ではなく、
>異なる通貨を買えということですか?
>それで何かいいことありますか?

良くぞ聞いてくれました。世界は虚構にまみれているという世界観がそういう結論を生みました。
ところでこの原油預かり書は(最初は)通貨でも金融商品でもなく、あくまでも原油預かり書(交換券)だということを国債舞台で宣言しておきましょう。
あくまで原油を預かって貰っているだけです。
これをアメリカから買ったことは実際にアメリカから原油を輸入したことと同等にカウントして貰うことも決めておきましょう。

米国債はドルという裏づけを持つ米財務省の印刷物です。しかし、その肝心のドルはFRBの創造物で何の裏づけもありません。
何の裏づけもありません。金本位制が崩れて以来、FRBが制約無く無から創造できるものが機軸通貨という地位を占めています。
こういうバーチャル世界の思考方法を一旦忘れましょう。

リアル世界を真面目に考えます。経済成長を続ける限り今年よりも来年の方が原油使用量が減るということは考え難いです。
ようするに世界経済は原油に制約されています。この原油は円では買えずドルでしか買えません。
その為に円-原油レートは円-ドル・レートとドル-原油・レートの両方が効いて来ます。
もし円高が進んでもドルと原油のレートが変わらなければ為替に介入して円-ドル・レートを調整するだけでいいのですが、
今回のように原油高と円高を同時に進行させられると、事実上ドル切り下げは防げなくなります。そして今はかなりリスクが高まっています。

ですから日本はこのバーチャル・マネーを今の内に少しでもリアルな物に置き換えておくのが得策です。
本当は原油そのものを買えばいいのですが、アメリカにそんな量の原油は存在しませんから、交換券を買います。
アメリカは骨の髄までバーチャル世界に慣れていますから、実物等価交換宣言をしていても濫発するでしょう。別にそれで構いません。
ドル(FRBの創造物)よりは100000倍マシです。

ようするに今の内にドル(レート不定の原油兌換マネー)をレート固定の原油兌換証書に交換していく国家戦略です。
(穀物兌換でも良いではないかと思うでしょうが、腐る資産はやめておいた方がいいと思います。)
>>672の続き  [信用乗数=1/準備率なんだから日銀が完全に決めれるじゃないか の件]

預金準備率1.3%では計算が面倒なので準備率を1%、その逆数を100とします。
(1)日銀が日銀券30兆円を発行し銀行ではなく市中に直接供給する。
(2)市中が銀行に10兆円預金する。
(3)銀行が0.1兆円を日銀に預け、残りの9.9兆円を市中に貸し出す。


(1)の段階 市中にあるマネー=日銀券30兆円 、ベースマネー(M1)=30兆円
(2)の段階 市中にあるマネー=日銀券20兆円+預金証書10兆円=30兆円、M1=30兆円
(3)の段階 市中にあるマネー=日銀券29.9兆円+預金証書10兆円=39.9兆円、M1=30兆円

市中のマネーが増えるのは(3)の段階です。
(1)(2)の段階では市中の人々は日銀券30兆円で売買活動をしていました。
(3)の段階では合計39.9兆円が売買活動が出来ます。

これを限界まで進めていきますと理論的には
(理論的な限界) 市中にあるマネー=日銀券0+預金証書3000兆円=3000兆円、M1=30兆円  になります。
総マネーはM1に対して100(準備率の逆数)倍になります。
しかしながら、普通に考えてこれはありませんよね。大抵の国で信用乗数は10倍程度だそうです。変動値です。
噴飯物なのは、銀行が企業向け貸出しを限界までやった場合、BIS基準に照らしあわされると余裕でアウトです。

■総マネー=信用乗数×M1(ベースマネー)
 信用乗数は銀行の運用スタンスにより変動する。理論上の限界は1/準備率。


ところが、総マネーってどうやって測定するのっていう問題が残ります。上記の例では銀行は"預金と貸出し"しかしないから簡単ですが、
現実には預金のかわりに金融債を発行したり、貸出しのかわりに債券を買ったりしています。この話題については別の機会と言うことで。
×(1)(2)の段階では市中の人々は日銀券30兆円で売買活動をしていました。
○(1)(2)の段階では市中の人々は30兆円で売買活動をしていました。
>>676の訂正

ベースマネーをM1で表現したのは誤りでした。お詫びをします。
一般的にM1=現金通貨+預金通貨です。混乱させて申し訳ないです。
679金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 17:12:11
>>674

>この時点では説明1と2の決着は不要ですよ。先送り出来ます。

それは困ります。
説明1が本質という私は、国債発行を支持する立場ですからね。
680金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 17:15:33
日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。

日本の産業資本を国有化して守らねばならない。
681金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 17:27:38
>>675
>ようするに今の内にドル(レート不定の原油兌換マネー)をレート固定の原油兌換証書に交換していく国家戦略です。
>(穀物兌換でも良いではないかと思うでしょうが、腐る資産はやめておいた方がいいと思います。)

その原油預かり書が将来も有効だという保証がどこに担保されるんでしょう?
実際に交換しようとしたとき白を切られる可能性が大いにありそうですし、
それより何より今のままではあまり化の52番目の州に日本がなって、そんな兌換券無効になりそうです。
>>679
ウン、それは分かります。しかし話を膨らませたくなかった。分けたかったのです。
少しお待ち下さい。

>>681
>その原油預かり書が将来も有効だという保証がどこに担保されるんでしょう?
>実際に交換しようとしたとき白を切られる可能性が大いにありそうですし、

国際的な場、G7+産油国とかで合意して何か宣言文を出さないといけないでしょうね。
それでもデフォルトされたら仕方無いじゃないですか。
あと、実際には一度に大量兌換は行わないことの密約位はしてもいいでしょう。
とにかく実物の裏づけをを持った権利証書を蓄えることが重要です。しかも市場取り引きされない奴を。
683金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 19:05:32
約束はいつもば〜ちゃる
>>679
さ〜て、いきますか。
話を簡略するために銀行を大合併したギガバンクを想定します。
全ての国民と企業はこの銀行に口座を持つこととします。
(日銀にしかない口座は日銀当座預金口座と政府預金口座です。)

(1)国債(1兆円分)を銀行が買い、それを"日銀が買いオペで引き受けない"場合。

国が発行した国債が銀行の資産に入ります。
この売買決済は日銀当預口座から政府預金口座への1兆円の振り込みによって行われます。
続いて国が1兆円の公共事業を発注します。国から企業への支払い義務が生じます。
銀行に、その企業の口座への振り込み指示が行われ、企業の預金残高が1兆円増えます。
この結果、国の支払義務の相手は企業から銀行に移ります。
その決済は政府預金から日銀当預へ1兆円が振り込まれることで完了します。
以上の一連の操作の結果、
・ベースマネーは変化しません。
・銀行の資産として国債1兆円が増え、負債勘定に預金1兆円が増加しました。
・市中の資産として預金残高1兆円が増えました。市中で売買に使えるマネーが1兆円増えました。

(2)国が銀行から1兆円直接融資を受け、民間口座から直接財政出動をする。

(1)と同じやり方も出来ますが、ここはあえて説明2的な説明を行います。
銀行は国への貸付証書のかわりに政府用の口座を開設しそこに1兆円の預金を"作ります"。
企業への支払いはこの開設した口座から企業への口座へ振り込むことで行われます。
以上の一連の操作の結果、
・ベースマネーは変化しません。
・銀行の資産として政府への貸付1兆円が増え、負債勘定に預金1兆円が増加しました。
・市中の資産として預金残高1兆円が増えました。市中で売買に使えるマネーが1兆円増えました。

さて、見かけの違いの割りに結果は酷似しています。一見すると違うのは"国債"と"政府への貸付"という所だけです。しかし、詳しく考えると、
・国債は市場価格が変動します。この結果、銀行のB/Sは常に変動してしまいます。
・国債の利回り(表面利率ではないよ)は国が自由に設定出来ません。企業への貸付より高利になってしまって民間貸付の邪魔をしてしまっています。
・国債は"国債発行残高"という悪い印象操作が進んでいるので、増やしていくと政府の立場が悪化します。
・国債の場合、政府から独立している中央銀行の大規模な介入・市場操作が(金融政策という名の元に)日常茶飯事に行われています。


国債にしておいてそれを日銀が買いオペで買い取ることでベースマネーを増やす政策が好まれます。
しかし、国債の運用益の方が有利な為にベースマネーは増えても貸出しが減ってしまうということが起きてしまいました。
大事なのは総マネー=信用乗数×ベースマネーであり、ベースマネーと信用乗数の両方を注視する必要があります。
前者は日銀任せですが、後者は財政政策で多少はコントロールすべきだと思います。

さて、・・・反論があるでしょうね。
×前者は日銀任せですが、後者は財政政策で多少はコントロールすべきだと思います。
○ベースマネーは日銀任せで仕方が無いですが、信用乗数は政府がある程度は介入可能です。
687金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 22:36:19
>>684
>以上の一連の操作の結果、
>・ベースマネーは変化しません。
>・銀行の資産として国債1兆円が増え、負債勘定に預金1兆円が増加しました。
>・市中の資産として預金残高1兆円が増えました。市中で売買に使えるマネーが1兆円増えました。

正答です。
これを信用創造といわずして何といいましょう。
だから、民間におけるお金の総量を増やしたかったら、国債を発行しまくりましょうよ。
出来たら国のこの支出は、資源をあまり消費しない分野に廻してほしいです。
>>663

どこが嘘だと思うの?
貿易黒字が大きいほど利益があるなら、外国が消費するものは全て日本が作ったものになればいいってることになるのか?

>>675

今後もずっと石油がエネルギー源であり続けるとは限らんぞ。
石油の価値が下がるほど兌換されてもありがたみはなくなる。
689金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 22:41:26
ここ結構高度な議論しているね。
690金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 22:44:19
>>685
>・国債の利回り(表面利率ではないよ)は国が自由に設定出来ません。企業への貸付より高利になってしまって民間貸付の邪魔をしてしまっています。

国が自由に設定できなくても日銀が自由に設定できます。
国に不利益を与えるならば日銀の独立を排し、民主化させればよろしいでしょう。
>>685

国への貸出に変えたからといって企業への貸出の邪魔をしないともかぎらないし、
国債の市場価格が変動することで物価や金利の予測や調節もしやすくなるわけだから、国際市場をなくしてしまう弊害も考慮すべき。
国への貸出残高でも国債発行残高でも謝金だとみなされ悪い印象がある事に変わりないと思うが。
中央銀行が介入市場捜査で金融政策を行えることも悪いことではない。
国債発行で貸出を邪魔してしまうなら貸出に変えたって邪魔になるはず。
信用乗数を財政政策で増やすのは子億歳発行が財源だと出来ないというわけでもない。
そもそも短期国債は0金利なんだから、それより低い利率で貸し出せないのは当たり前だと思うが。
>>ALL
信者の狂いっぷりを目の当たりにして
ベルナー教は反経済学のトンデモカルト思想であることが理解できただろ。
ベルナーを否定した経済コラムマガジンの批評は正しかった。
>>687

その意見は否定しないです。インフレ率に注意しながら行えばいいと思います。
しかし国債である必要はないですよね。
市場操作されない方法、民間への貸出しを阻害しない方法で財政支出をすれば良いのです。

>>688
>今後もずっと石油がエネルギー源であり続けるとは限らんぞ。

その通りです。思えば200年前は石油時代ではなくて捕鯨船が日本近海に来ていた時代でした。
惰性は許されないということです。
その時々で世界の実体経済に大きな影響を与えていく物を見極めて、それと兌換出来る証書に変えていくのです。
例えば10年周期で替えていく羽目になっても仕方が無いです。そういう努力をするべきです、日本みたいな国は。

尚、根底には当面はドルを還流しないと米経済が破綻して日本も得策で無いということがあります。
貿易黒字国は銀行の様な役割をしているのです。
その貸付証書として、米国債よりも実物との交換券にしておいた方が得策だと思うだけです。
>>693

米国債=ドルだって実物と交換できるわけだが。理解できてる?
ユーロだろうが円だろうが石油はかえるよ。為替市場があるんだから。
10年周期で切り替えるような面倒なことするなら結局ドルやユーロ持つだけでいい気がするが。
>>692
悪いんだけどおかしい場所はちゃんと指摘して欲しいんだな。
ヴェルナーの言ってる事と逸脱していることも沢山書いてるんだから。
そういうレッテル貼り的なコメントを書かれるとヴェルナーに申し訳無くなる。
ヒント:リテラシー
697金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 23:17:23
>>688
>貿易黒字が大きいほど利益があるなら、外国が消費するものは全て日本が作ったものになればいいってることになるのか?

現在の日本は およそ4000億ドル分の資源その他を輸入して、それで13000万人日本国民は生活し、
さらに5000億ドル分の海外への輸出品を生産しています。
そして、5000-4000=1000億ドルをアメリカに貯金しているのです。
この1000億ドルを儲けといわずして何というのですか?

ところで、戦後の日本は外貨不足で、必要物資も買えず、占領国アメリカに恵んでもらっていた時代があったのをご存知ですか。
そして、そのうち外貨の蓄積も増え、1978年ごろ?だったか、
日本は渡航において、ついに、外貨持ち出し制限規制を解除したのでした。

貿易黒字は儲けですよ。
日本株式会社、全体としての利益だと考えればよいと思います。
698金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 23:31:53
>>693

>その貸付証書として、米国債よりも実物との交換券にしておいた方が得策だと思うだけです。

実物原油を買って、備蓄していったほうがまだましと思います。
というか、まだドルそのものの方がよさそうですね。
交換建は無意味かな?
699金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/17(土) 23:34:34
経済コラムマガジン?

あれさぁ、為政者へのゴマすりじゃなかった?
>>694>>698

その件はこれ位にします。飛躍させすぎましたかね。
ドル切り下げリスクに関する議論は他所でやっているでしょうし。
>>691
>国への貸出に変えたからといって企業への貸出の邪魔をしないともかぎらないし、
思い切った低金利にする必要があります。BIS規制の為にそれでも貸すはずです。

>国債の市場価格が変動することで物価や金利の予測や調節もしやすくなるわけだから、
それって本当ですかね?

>国への貸出残高でも国債発行残高でも謝金だとみなされ悪い印象がある事に変わりないと思うが。
これは大丈夫です。今までにも政府への銀行貸出し残高は全く話題に昇りません。
逆に国民は国債の持ち主を知らされてないです。
「オイラ達は誰かに巨額の借金をしてる!」って思ってるだけで「ああ、相手は銀行とか公的機関だよ」って言えば
「え、税金投入した、あの銀行が俺らの借金の相手?」ってなります。しかし、そういうのって本当に報道されないね。
>>691
>そもそも短期国債は0金利なんだから、それより低い利率で貸し出せないのは当たり前だと思うが。

あ、そうそう、言い忘れました。短期国債のことは問題にしてないです。1年以下の国債はどうでもいいです。
私が問題にしているのは長期国債のことです。
継続的な長国買いオペによりフラット化したイールドカーブによりうまく振舞えば短期的な利回りが得られます。
と、いうか、量的緩和政策で大幅に増えたのは長期国債の残高です。
703金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/18(日) 12:04:23
>>676
>■総マネー=信用乗数×M1(ベースマネー)
> 信用乗数は銀行の運用スタンスにより変動する。理論上の限界は1/準備率。

勘違いしていました。
貴方の言う信用乗数というのは 貨幣乗数のことですね。
信用乗数=貨幣乗数=マネーサプライ÷ハイパワード・マネー........ですね。
信用創造乗数というのが別にあって、これは
信用創造乗数=1/預金準備率/100 でこれは日銀が決定するものでした。

ところで、マネーの定義が曖昧だと、マネーサプライの数値自体もあいまいとなりますね。
それなのに信用乗数(貨幣乗数)が当てになりますか?
704金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/18(日) 12:09:07
これからはドル高さ
705金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/18(日) 18:00:54
経コラ信者w
笑えるw
>>703
>ところで、マネーの定義が曖昧だと、マネーサプライの数値自体もあいまいとなりますね。
>それなのに信用乗数(貨幣乗数)が当てになりますか?

その通りですが、日銀流は昔からM2+CDを指標にしているのですから、とりあえずはそれで行うのが筋だと思います。
(2001年の量的緩和以降のM2+CDの伸びは90年代と比べてさえやや見劣りする。)
量的緩和の指標はベースマネーではなく、総マネーの伸びでなければどう考えてもおかしいと思うんです。

ベースマネーを増やすことが悪いと言っているのではありません。どちらかというと賛成です。
ベースマネーを増やす方法は幾通りもあるのですから、今やっている方法が銀行貸し出しを阻害するらしい、と統計的に明らかになった時点で
方針転換するのが当然だと思うんです。
(例えば他の方法としては政府の保有する米国債を日銀が買い取る、でも良かったと思いますし、いろいろ考えられます。)
既発の長国を日銀が選別した対象の中から応札-入札制度で毎月1.2兆円も買い上げるというやり方は銀行等の行動を歪ませたのは当然だと思うのです。
そんな高額であれば、裁量的な市場操作というやり方ではなく、もっと公的な手段で行うべきだったと思います。

それ以前に、総マネーを増やす努力は日銀に一任せずに有権者の選んだ政治家達がやればいいんです。
>>701
>それって本当ですかね?

変動しなけりゃ判りようがないだろ。

>これは大丈夫です。今までにも政府への銀行貸出し残高は全く話題に昇りません。

今は国際中心だから話題に上らないだけで貸し出し中心になれば話題になるに決まってるだろ。

>>702

長期国債が増えたのは財政赤字が多いからであって量的緩和のせいじゃないだろ。
むしろ中長期の国債金利を下げることで増えにくくしてる。

>>706
>ベースマネーを増やす方法は幾通りもあるのですから、今やっている方法が銀行貸し出しを阻害するらしい、と統計的に明らかになった時点で

そんなこと明らかになってません。今は長期国債のの買いきりオペは減らしていないが貸し出し増えてるだろ?
財政赤字が増えてるから国債が増えてるだけなのに買いオペで増えてるとか因果関係勘違いしてる馬鹿につられるなよ。

>(例えば他の方法としては政府の保有する米国債を日銀が買い取る、でも良かったと思いますし、いろいろ考えられます。)

数年前それとかわらないことしてるが。為替介入の財源に日銀引き受け使ってから。
>>707

多分、国債の日銀引き受けを否定していると思ってムキになってると思うんですが、違いますよ。
ベースマネーを増やす方法として、わざわざ既発長国の買い切りでやらんでエエヤロ、って言ってるんです。
わざわざ市場を経由させるなってことですよ。


>むしろ中長期の国債金利を下げることで増えにくくしてる。

結局はそれが実態なんだよ。政府から見ても長国買い切りしながらでやってくれると長期金利が抑えられる。
一石二鳥とか行ってそういう近視眼的な妥協案に走ったに違いないのだ。
別にいいよ。今更いっても仕方が無いし。確かに銀行救って景気回復した。
でも、エクセス・リザーブ・ターゲティング(超過準備目標)という例を見ない政策の本当の副作用が明らかになるのは
これからかも知れんぞ。既に明らかになっている副作用には円キャリー・トレードがあるけど。


>数年前それとかわらないことしてるが。為替介入の財源に日銀引き受け使ってから。

知ってるから言ってるんですけど。。。やろうと思えば出来る政策だから言ってるんです。
あっと補足。銀行が政府に貸すのも全然問題ないことです。やってますから。
ちなみに1999年に長期金利の上昇抑制の為に長国買いオペ増額論を提唱したのは野○広○。
ちなみに超過準備を目標にしたらどうだろう?という意向を流したのはFRB。

量的緩和の目標の立て方には
(1)当座預金残高を目標にする(言い換えると超過準備を目標にする)
(2)ベースマネーの伸びを目標にする
(3)マネーサプライ(総マネー)の伸びを目標にする

の3種類がある。勿論、真の目標は(3)。アメリカや日本ならM2+CDの伸びということになる。
(ヴェルナーなら民間と中央銀行の信用創造量を測った方が、総マネーのより精度の高い推計値になると言うだろう。)
中央銀行が直接的に操作できるのは(1)(2)なだけでパフォーマンス評価は(3)でなされなければならない。
712金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/20(火) 03:23:05
ところでベースマネーの貨幣乗数の場合は説明1で、
銀行の信用創造は説明2から生まれ、その後は説明1になるのかな?
>>712
質問の意味が不明瞭です。説明1と説明2は本質的には違いません。技術的な違いとパラダイム(既成概念)の違いだと思っています。
先ずは説明1と説明2をゴールドスミス(金細工師)のエピソードを用いて分かり易く再定義しましょう。

[説明1]
かつて、金などの貴金属だけがマネーとして使われていたころの話。
ゴールドスミスは金を預かると、その証明書として金預り証を発行した。
暫くすると預けた側は、金預り証の便利さに気がついた。一々金に戻す必要はなく、金預り証が決済手段、即ちマネーとなった。
ゴールドスミスは金の引き出しがそんなに頻繁には起きないことに気付き、(急な引き出しに備えて)一部を残し残りを貸出して利息を取った。
これを繰り返した結果、実際に存在する金の何倍もの金預り証が流通した(クレジット・クリエーション)。

[説明2]
保管している金が残り少なくなると、スムーズに貸出しが出来なくなった。
そこで、ゴールドスミスは金ではなく金預かり証を貸すことを思いついた。
この結果、より効率的に金の何倍ものマネー(金預かり証)が生まれ流通した(クレジット・クリエーション)。
こうして、銀行業が生まれた。

見ての通り[説明1]と[説明2]の違いは純粋に技術的なものです。
実際に保有する金よりも多くの金預り証を発行したことには違いがありません。終着点は同じになります。
結局はゴールドスミスが貸出しを行ったことで"金"(ベースマネー)が"金+金預り証"(マネーサプライ)に増えたのです。

■貨幣乗数の説明は説明1だろうが説明2だろうがマネーサプライ/ベースマネーです。

一歩考察を進めると、そもそも日銀券て何だ?何故、日銀当座預金もベースマネーに数えられるのだ?ということになります。
この二つは日銀マネー(日銀信用)と呼ばれます。
さて、私からの質問です(定義上の答えは退屈で、考察を書いて欲しい)。。
(1)日銀券(例えば1万円札)の発行記録である"発行銀行券"は負債でしょうか、資本でしょうか?<定義上は負債。
(2)そもそも日銀券とは一体何なのでしょうか?
ついでに、
[説明1]でも[説明2]でも銀行からマネー(金か金預かり証)が市中に吐き出された時に総マネーが増えます。
だから、貸出し側(マネーの吐き出し)で推計するヴェルナーの考え方は極めて合理的です。
単純に「金を借りた民間人はそう遠くない未来に必ず使う」という観点からも合理的だと思います。
715金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/20(火) 23:52:51
>>713
質問のレベルが高すぎです。
教えてください。
>>715

ごめん。ちょっと書き方が良くないですね。
私も答えを持っているわけではなく、自分なりの考えはあるけど他の人はどう考えるのかな?っていう質問です。

(1)日銀券(例えば1万円札)の発行記録である"発行銀行券"は負債でしょうか、資本でしょうか?<定義上は負債。

B/Sって左側に資産(実物や権利)を書いて右側に資金源(お金を入手した方法)を書きます。
当然ながら左右は釣り合うようになっているのでバランスシートと呼びます。
で、更に資金源は負債(借りているので返却義務があるもの)と資本(自分が持ってたものだから返さなくていい)に分かれます。

例えば私が手持ち1千万円を持った状態で会社を興して、借りたお金2千万円と合わせて3千万円分の何かを買ったならば、
[資産] 何か(3千万円)
[負債] 借り入れ(2千万円) [資本] 自己資本(1千万円)
っていうふうになります。


ところで、日銀は現金(日銀券)を発行する時、負債勘定の"発行銀行券"にその金額を記録します。
これは、"銀行券を発行するという資金調達方法により現金(日銀券)を得た"という文章にすると当たり前のことです。
ところが、私にはこの"発行銀行券"が誰かに返済義務がある調達手段ではないように思えて仕方がないのです。
だとしたら資本ではないのか?と思うのです。普通はどう感じるのかな?


(2)は(1)次第ですね。
717金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 00:44:35
日銀券=国債
718金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 01:02:58
日銀が年末を基準に「家計」の金融資産の統計数字を算出しています。
先週末に、昨年末の「個人金融資産」が1508兆円もあったということが発表されました。
「家計」という経済主体に個人に由来する金融資産を何もかも含めてしまう日銀の方法は抽象的で困ったものですが、
それをそのまま報道するマスコミも困りものです。
新聞やテレビでは「家計の」金融資産がそのまま「個人の」金融資産として報じられ、
日本の個人はたいへんお金持ちであると錯覚させます。

 勿論、「個人金融資産」が1508兆円もあるというのは統計上の数字に過ぎません。
その中に個人事業主の事業用資金や従業員の給与支払いや退職金に充当する為の資金も入っていますし、
仕入れなどの運転資金も区別せず含まれています。およそ半分は事業用の金融資産ではないかという見方があります。
しかし、日銀は明確に金融資産を分ける調査が出来ないので、数字だけが一人歩きし、
どのマスコミも数字の意味を理解せず伝えるのみで弊害すらあります。その一方で、
個人の住宅ローンや事業に対する負債の内容は発表されず、金融資産の大きさだけが強調されて伝えられます。

 また、同じ日に財務省が国の借金の合計額を発表しています。数字だけ聞けば、国の借金は合計で813兆円にも達し、
まさに「火の車でどうしようもない」と言っているようです。
しかし、この数字も国の持つ資産を同時に見せるべきで、バランス・シートを見て、過大かどうか判断すべき性質のものでしょう。

 個人の金融資産はその内容や負債を発表せず、国の借金は資産を発表しないことは偶然でしょうか?
日銀が出した「家計の金融資産」が財務省の出した「国の借金」の2倍近くあるという数字を合わせて率直に聞くと、
『個人はお金をたくさん持っているのに、国は火の車だから、増税しても構わないでしょう。』というふうに聞えなくもありません。
「家計の資産」と「国の借金」のどちらも過大に表現したい数字なのでしょう。

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/family-mn/hit1.htm
"国債発行残高"に関しては少し言いたいことがありますね。

銀行貸出しのことを"間接金融"って言いますよね。ヴェルナーは批判してますけど。
まあ、一応意味は民間が銀行に預けたお金を銀行が企業に貸すから、
銀行を仲介して我々が企業にお金を貸しているということ。まあ、確かにそういう考え方も出来るよね。

じゃあさ、金融機関と生保と日銀で殆ど国債買っている現状ってどうよ?
まず、日銀は関係ないよね(理由は省略)。
金融機関と生保の資金源ってわれわれの預けたお金でしょ?じゃあ、我々が間接的に政府にお金かしてる訳だ。

国民が(間接的に)政府にお金を貸している=国民の借金
なんじゃ、これ?金融機関に国債利回りと預金金利の差額が溜まるシステムなだけじゃん。
規模が拡大すれば仲介料も増えるよな。それは別にいいから国債を国民の借金って言って増税するなよ。
日本のような特殊事情ではそれは当てはまらない可能性ないか?
せめてマスコミはテレビでこういうことを議論するだけはしろよ!!

だ〜か〜ら〜、国債発行なんて真似しないで分かり易く邦銀から借りろって。
企業への貸出し金利よりはずっと低金利でね。我々の預金金利+0.5%くらいで!!
国債が借金であることは事実であるが、それは形式的な議論でのみ妥当
するのであり、国債とは本質的には、総支出(総需要)を調節するため
の手段でしかないのだ (ラーナー『雇用の経済学』第一章)
それはまた、庶民が想像するところの借金とは異なるものである。すな
わち日銀が国債をたとえば、500兆円買取って保有した場合に、その
利息収入は日銀の手にはいるが、その利益は政府に納めなければならず、
単なる帳簿上の債権債務となることから明らかである。
さらに明確に国債の本質をとらえるためには、政府の子会社である日銀
を、年末30日に政府に吸収合併するところを想像すれば良い。そうな
ると国債の債権者が政府となるのであり、債権債務が同一人格に帰属す
ることになり、民法における混同の法理により、債権債務が消滅するの
である。これを借金と呼称することには、いささかの無理があることが
分かるだろうと思う。
721金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 16:59:18
>>719
>だ〜か〜ら〜、国債発行なんて真似しないで分かり易く邦銀から借りろって。
>企業への貸出し金利よりはずっと低金利でね。我々の預金金利+0.5%くらいで!!

国債が存在するほうが民間金融機関にとって、余剰資金の運用先に幅が出来ると思う。
貸し出し証書だと固定してしまうからという意味です。
中央銀行はなんたるかからやりなおし!!(w
話を戻しましょう。

>>717
>日銀券=国債

最も矮小化した解釈かと思います。
国債が日銀券まで昇格する道のりは、(1)金利がゼロ。(2)償還期限が∞。(3)直接決済に使える。 の3つが必要です。
日銀券は創り出された"金(ゴールド)"と捉えたいです。ゴールドスミスのエピソードに出てくる金預り証の裏づけとしての"金"です。


<<日銀当座預金(リザーブ)と[説明2]>>の話
一般銀行が[説明2]を行っているかそうかは証拠が無いと言われます。その通りです。関係者にしか分かりません。
しかし日銀が[説明2]を行っていることは日銀ホームページのオペレーションの解説や日銀当預の解説で容易に知ることが出来ます。

日銀が銀行から買いオペしたり銀行が日銀から借り入れをすると基本的にその銀行の日銀当座預金口座に数字が振り込まれます。
振り込まれるといってもどこかからお金を持って来るわけではありません。単に日銀当座預金口座の数字を増やすだけです。
この辺りのことはご丁寧にB/Sの推移で解説されてたりします。

こうして、日銀は日銀券(金)と日銀当座預金(金預り証)を創造することで下界(民間銀行と市中)のマネーを増やします。
よって日銀券だけでなく日銀当座預金も日銀信用(ベースマネー)として数えられるのです。これは日銀だけが創造できるマネーです。

民間銀行預金と日銀当座預金には決定的な差があります。銀行預金総額、つまり信用創造量は日銀当座預金残高に制約されるからです。
724金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 22:32:44
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=anLY2aK5v5mM&refer=jp_top_world_news
>ソロス氏はこの日、トルコのイスタンブールでテレビ会見を
>開き、日銀が政策変更の前に銀行システムに注入した約32兆
>円の資金について、その多くが結果的にトルコやブラジル
>を含む新興市場へ流れたと指摘。「日銀が過剰流動性を減ら
>すという状況は世界の通貨、債券、株式に対して影響を与え
>た。これは過剰流動性の修正であり、トルコ市場も影響を受
>けている」と語った

新興国に日本の銀行の金が
此所迄向かっていたとは知らなかったが
日本が利下げするのかどうかだろうし
この金は当面日本からは戻らず
米が利下げした後に米から金が
新興市場に入ると言う事に成るのだろうか


http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=auUeIPN2luhQ&refer=jp_top_world_news
バーナンキは今の所は
議長失格と言う事かも知れぬし
グリーンスパンの様な人物はもう
出て来ないとすれば
米の衰退を此れは意味する物と言う
事なのだろうか
(日本の0金利解除を
 村上逮捕や北朝鮮の圧力で止めさせ
 中国のバブルを崩壊させてこの金を
 米に流し込むと言う
 戦略も有るだろうが
 此れは果たして可能なのか
 どうかだが)
725金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 22:45:46
>>723
>しかし日銀が[説明2]を行っていることは日銀ホームページのオペレーションの解説や日銀当預の解説で容易に知ることが出来ます

日銀の当座預金から説明2が行われていると考えるのは、当座預金が現金でなくてもよいということから?
726金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 22:49:56
こちらのスレでも同じような議論してるね。
同じ人かもしれないけど。

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/economics/1148896499/207
>>725

誰かから預かった金を貸し、また誰かが金を預けてくるのを待つのが[説明1]。
そんなまどろっこしいことをせず金預り証を貸すのが[説明2]です。
純粋に技術的な違いです。

日銀の資金供給の仕方は明らかに[説明2]のやり方ですよね。
買いオペも銀行への貸し出しもみーんなクレジット・クリエーションですよね。
そもそも日銀券の発行自体がクレジット・クリエーション、いや錬金術ですよね。
中央銀行の信用創造です。
>>726

違う人。面白そうだから見に行きます。サンクス。
729金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/21(水) 23:05:02
>通貨があって、それが貸借されるのではなく、貸借関係から
>貨幣が生まれる、ということです。金融論ではこの相異なる考え方が対立
>しており、前者の方が主流だと思います。後者の考え方は中央銀行系
>あるいはマルクス経済学系の人が主張しています

まさに後者は説明2ですね。
>>724

何故、そんなにグリーンスパンを神聖化するのかさっぱり分からん。
金持ちやウォール街が支持したのは分かるよ。優遇したからね。

でも、トータル的に見たらどうだろう?
ニューエコノミーっていうバブルを作って壊したし、国民の殆どを借金漬けにした。
住宅バブルだって今のFRBの問題じゃなくて以前からある銀行システムの問題だよ。
住宅の評価額が上がるとその分ローンが組めるんだぜ。
日本の土地バブル生成と同じシステムを個人レベルでやれるんだぜ。笑っちゃうだろ。

で、日本に超過準備目標を提案(強制?)したのもグリーンスパン時代のFRB。
円キャリー・トレードで儲けたのはグリーンスパンの支持者(お金持ち)。
その副作用で現在世界は凄まじく不安定化して来ている。日本のせいにされてもなあ。。。

大体、最近の騒動はなんなんだろう?日銀陰謀説を信じてたオイラも一気に揺らいで来たなあ。
もともと大蔵もがやられたノーパン・しゃぶしゃぶ事件はアメリカが仕掛けた罠といわれてたしなあ。
今回もなあ・・・、あまりにも矮小化した事件で、日本の創造主様が苛められてるよなあ。
やっぱ悪いのはアメリカとそのポチ議員のような気がしてきた。。。とりあえず、日銀陰謀説は一旦忘れる!
財務省、FB発行者として日銀と今後も緊密に連絡=幹部
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060621214149/JAPAN-218265-1_story.html

また、出席者からは「現在、日銀の国債買い入れ対象になっていない30年国債を対象に入れてほしい」との声が出され、


どさくさに紛れて・・・。それしか考えてないのな。それが緊密ってことね。
っていうか『買い入れ』はまずいよな。建前は金融調整なんだから。
とにかく、これ以上、世の中を複雑・不安定にしないで欲しいなあ。
長期金利なんて、・・・景気回復したら絶対に急騰するぜ。
景気回復しても長国買い切り続けれないでしょ。。固定金利で銀行から借りときなさいって。。。
>>731
最近の騒動は矮小化した事件で全然核心部分に触れてないんで
なんでこれで日銀陰謀説が揺らぐのかわからない。

だって中央銀行の独立性、信用創造とインフレ・デフレ、日銀法改正問題、
バブルのとき日銀の行動、大蔵省解体、
ヴェルナーが指摘した諸問題について何も議論されてない。
ただ総裁個人が投資してたかどうかだけの問題。

こんな問題が出ても、支配者達には痛くもかゆくもないだろう。
>>732

まさにその通りだです。そういうレベルの議論に行くならね、是非やるべきだと思うんだよね。

でもさあ、なんか今回のさあ、別に違法行為でも内規違反でもないじゃない。
それを印象操作と感情論で攻めて、庇って、取り引きしようとしているように見える。ああいうのを見てるとね。
あとね、超過準備目標の裏にアメリカと政治家の意向が見えすぎちゃってさあ、それを解除しようとしたらこれでしょ。
なんかなあ、・・・あほらしくてね。まあ、しばらく様子見です。創造主様がびくともしてなかったらね。
>>731

彫刻もたいてい固定金利だぞ。長期金利が上がれば貸出金利だって上がるだろ。
国債の名前を貸し出しに変えても何のメリットもない。金融調節しにくくなるだけ。

>>708

長期国債の買いきりが一番妥当な方法だろ。量もたくさんあるし、土地や株と違って偏りが少ない。
直接引き受けは国会決議がいるからやりにくい。買いオペならいらない。
買いオペ以外でどうやってベースマネー増やすつもり?

>でも、エクセス・リザーブ・ターゲティング(超過準備目標)という例を見ない政策の本当の副作用が明らかになるのは
>これからかも知れんぞ。既に明らかになっている副作用には円キャリー・トレードがあるけど。

むしろ量的緩和解除の悪影響が明らかになりつつある状況でよくそういう電波が出せるな。
円キャリーは別に副作用じゃないだろ。日本の輸出も伸びたし、新興国も潤った。

>やろうと思えば出来る政策だから言ってるんです。

為替介入なんか自由に出来る政策じゃないだろ。
>>732>>731じゃなく>>730へのレスでした。
訂正します。
>>734
>彫刻もたいてい固定金利だぞ。

多分、あなたは利付け国債の運用利回りについて理解していない。
表面利率で考えている。だから、話が噛み合わない。


>買いオペ以外でどうやってベースマネー増やすつもり?

何でも良い。資産の部に何か置ければいい。
現在、政府の資産を有価証券化しようという案があるが、それを全部日銀に買い取らせても良い。
貸付証書をじゃんじゃん買い取っても良い。手形買いオペなんて幾らでもできる(やっている)。

>円キャリーは別に副作用じゃないだろ。

金利差が対外債務を生じさせる。短期資金の引き上げが経済力の小さい国を破綻させる。
アジア危機の何を見てたのですか?

>為替介入なんか自由に出来る政策じゃないだろ。
すでに国内に保有している米国債を買えといったんです。売れない金融資産を生きたマネーに変えるんですよ。
それにね、超過準備目標の方法として外債購入論っていうのもあったんですよ。現実にね。
737金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/22(木) 04:32:45
>>730
>もともと大蔵もがやられたノーパン・しゃぶしゃぶ事件はアメリカが仕掛けた罠といわれてたしなあ。

このことについて元日銀に勤めていた知り合いから聞いたんだけど。
真相は大蔵省と日銀がつぶし合いをしたらしいw
お互いに不祥事をマスコミにリークし合ったらしい。
そのおかげで大蔵省の事務次官は逮捕され、日銀の福井副総裁も辞任を余儀なくされたと。
円の支配者の述べているとおり、大蔵と日銀の近親憎悪は凄まじいもののようだ。
このごたごたの結果、バブルの責任も含めて大蔵は解体され日銀は独立したんだけどね。
738金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/22(木) 04:39:25
今回の福井バッシングは、旬の話題の村上ファンドと関わりがあったから騒がれるのはしょうがない。
とくに福井は金融の最高責任者だからね。
日銀は隠密には行動を取れても、表面的には力がないように振る舞わないと。
あくまでも騙しているから権力を持てているわけで。

739金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/22(木) 04:59:02
だいたい日銀単独で日本改造なんか出来るはずがない。
日銀の背後に計画を練って仕掛けさせた組織がある。
そんなことが出来るのはウォール街の金融財閥だろう。
日本を無意識の植民地にしたければ、金融を支配する。
政治を支配すれば、あからさまな支配になり独立運動が起きる。
金融なら国民が気づかずにコントロールできる。
ウォール街は量的な政策を持つ日銀だけを影響下に納めておけばよい
信用創造よりも金利を重視させる経済学で騙す。
大蔵もこれに騙された。

プリンスといわれるエリート派閥が形成されたのもウォール街を通じてだろう。

740金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/22(木) 05:05:37
ちょっとオカルトチックな内容になっちゃうけど、何か示唆するものを感じる。
札にまつわるいろいろな逸話。
日銀がウォール街の影響下にあることの一つの状況証拠になるかも(かなり弱い?)
特に5000円札の天皇家の菊の紋をぶった切っているマークは、日本人のセンスでは考えられないことだ。

http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji/kako03/img/bnnew1a.jpg ダビデの星
http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji/kako03/img/bnnew02b.jpg 13
http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji/kako03/img/bnnew03a.jpg 世界を見通す目 ピラミッド
http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji/kako03/img/bnnew03b.jpg シナイ山 モーゼの十戒 神の啓示

http://yumekiko.or.tp/hp/HP_maintenance/T040_image/00037_1.jpg 菊の紋 シナイ山

http://blog.ameba.jp/user_images/5e/27/10004403647.jpg
http://blog.ameba.jp/user_images/56/dd/10004403680.jpg
http://blog.ameba.jp/user_images/49/33/10004403529.jpg
741金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/22(木) 05:09:51
1ドル札にピラミッドと万物を見通す目が描かれているのはものすごい象徴的なことだ。

http://blog.ameba.jp/user_images/49/33/10004403529.jpg


財務省:20年国債の第2非価格競争入札の結果、応募なし (ブルームバーグ)2006年6月20日(火)15時41分
ttp://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=20bloomberg13aShbwYWfzPd4

長期すれば売れて国債が暴落しないと目論見が外れたようだな。
20年なんて資金潤沢な団塊世代でも自分が生きているかどうかわからんでしょう。
バカとしか言いようがない
>>740
>ちょっとオカルトチックな内容になっちゃうけど、何か示唆するものを感じる。

実は信用創造について考えていると根底に神学的・創造論的な着想を強く感じます。

造物主、すなわち第1のアルコーン(支配者)が無から[日銀券]と[発行銀行券]を創造し、
その[日銀券]を制約条件とし第2のアルコーンが[貸付]と[預金]を創造する。
この発想法は・・・な〜んてね、そういうネタはここではよしましょうよ。
実際、そういう思考法が根底にあるとは思いますが、いかんせん、ここは経済板なんでね。



満期保有前提の国債、財務省検討
ttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060622AT3S2101G21062006.html

これは政府への銀行貸し出しとほぼ同じ。
ただ、国債残高っていう印象操作問題があるので貸し出しにして欲しいな。
>>736
>多分、あなたは利付け国債の運用利回りについて理解していない。

もう少しくやしく。理解してるんなら説明できるよな?

>何でも良い。資産の部に何か置ければいい。

何でもいいなら国債でもいいだろってことになると思うが。
証券化なんか手間がかかるし、量も十分ある国際が妥当。

>金利差が対外債務を生じさせる。短期資金の引き上げが経済力の小さい国を破綻させる。

経済成長絵率も物価上昇率も違うのに金利差をなくすんですか?
資金の引き上げだって量的緩和”解除”を強行するから引き上げられるわけであって、なんか勘違いしてないか?
それとも新興国には最初から資金を貸さず成長させないほうがよかったとでも?

>アジア危機の何を見てたのですか?

アジア危機の原因は固定相場。そのときは量的緩和なんかしてないし、言いがかりはやめろよな。
>>744

実に面倒なことを言いますね。例えば表面利率2%の額面100円の10国債は次のような意味です。
(1)年2円、利息として貰える。  (2)10年経てば償還して100円貰える。
貸付と違うのは市場で取り引きされるので常に価格が変動することです(そもそも初っ端から普通は100円では買えない)。

その為に運用利回りは実にややこしくなります。しかし計算の意味自体は簡単です。
得たお金(売却額+受け取った利子)-払ったお金 を購入額と保有年数で割ればよいのです。

・例えば、新発時に105円で購入出来、償還まで10年間持ち続けた場合は
  100円+2円*10年-105円=15円   15円/105円/10年≒0.0143/年=1.43%/年

・例えば、新発時に105円で購入出来、1年後に104円で売れた場合、
  104円+2円*1年-105円=1円    1円/105円/1年≒0.0095/年=0.95%/年 の運用利回りとなります。
 ちなみに、これを買い手の立場で見ると、償還までの残り9年に対して 
  100円+2円*9年-104円=14円  14円/104円/9年≒0.0150=1.50%/年 を望んだということです。

・新発時に105円で購入、2年後にえらい人気が出て110円で売れた場合は
  110円+2円*2年-105=9円     9円/105円/2年≒0.0429/年=4.29%/年
 買い手の立場で見ると、
  100円+2円*8年-110円=6円   6円/110円/8年≒0.0068/年=0.68%/年 を望んだということです。

一般に償還期間が長くなるほどより高い利回りを求めます。また、人気が高いほど少ない利回りでも買おうと思います。

と、いうふうに、市場の動向(国債の人気)で既に保有している国債の価格と実質利回りが大きく変動します。
(満期保有目的とした場合は固定されますが、銀行の決算書を見ると満期保有目的長国は極めて少ないですね。)

最もやっかいなことは、時価会計が適用されるのでB/Sを大きく変動させることです。
B/Sは最も重要な判断基準の一つですので、経営方針、意思決定に多大な影響を及ぼします。
746金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/23(金) 03:13:21
量的緩和によって円キャリートレードは活発になったのかな?
その資金が新興国に流れ、バブルを作り出した、という記事をみたけど。
新興国のここのところの急激な下げは、日本の量的緩和の解除が原因とか。
>>746

超過準備を実施する→十分な貸し出し余力+短期金利の低下→ハガタカの資金源&新興国への短期資金流入
→新興国のバブル発生&新興国の対外債務の増加

新興国の対外債務が一定値を超える→短期資金の借換えに応じなくなる→バブル崩壊→ハゲタカによる収穫

新興国の破綻→その影響が世界を飲み込む→ハゲタカにも打撃


ってな感じで量的緩和解除は引き金にはなっても根本的にはグローバリズムという名の強欲主義の問題なんだよね。
グローバリズムは本質的に自殺行為って気がする。
10年後にはグローバリズム(アメリカ)は世界中から嫌悪され衰退していると思う。
748金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/24(土) 01:18:09
相続税はもっと累進的にかけ、
金持ちは一代限りで終わらせなければならない。

私腹を壊さないと、資本主義は駄目になってしまう。

政府は取った遺産を法人で所有させるか、所得再配分にするか、
新規ベンチャーへの資本として有効に生かせばいい。

生まれがどこでも競争が出来る社会にするのが好ましい。

生 活 苦 で 自 殺 し て い っ た 無 数 の 霊 魂 が

そ の う ち 優 雅 に 暮 ら す 金 持 ち を 呪 う の で は な い か

も の を 祖 末 に し て は い け ま せ ん

こ こ ろ を 祖 末 に し て は い け ま せ ん

お 金 を 祖 末 に し て は い け ま せ ん

相 続 贈 与 税 は 生 活 困 窮 者 救 済 の 財 源 に す べ き だ
>>748
バカだね、そんなことしたら金持ちはみんなケイマンに逃げちゃうだろ
福井総裁が23日からスイス出張、BIS会議出席=日銀
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060623214519/JAPAN-218572-1_story.html
>>748

子孫に財産を残すことを否定してはいけません。
そういう本能的な動機付けを奪うことは百害あって一理なしです。
そこで相続税として奪うのではなく非市場性の永久国債を買わせることにしてはどうでしょうか?

金利は長期金利や預金金利に連動させます。
償還は政府側が求めた時か保有者が申請して国が応じた時にしか行えないものとします。
また、政府保証が付くことで担保価値として有効になるように法整備をします。

使い途ですが、
この資金と銀行からの借り入れを資金源として企業に融資をします。
融資基準はあまくするかわりに金利は民間銀行よりも高くします。少なくとも[長期金利+リスク]以上に設定します。

お金の流れとしては
[永久国債] 民間→政府→企業
[銀行借入] 民間→銀行→政府→企業

→は有利子で貸したことを意味し、右に行くほど高金利でないといけません。
>>745

要するに国債は固定で発行してても市場金利が変動するから、固定金利での貸出のほうがいいということか?
でも市場金利がいくら変動しようと償還額が増えるわけじゃないから国には関係ないんだけどね。
貸出にすると銀行側は途中で現金化できず、流動性が低くなるから、その分金利が上がって政府の負担が増える。
生保や証券会社から借りる場合は国債発行にするしかないし、国債発行なくなればインターバンクやコールだってどうするのやら。
結局国にとっては国債やめて貸し出しにするメリットがない。
銀行のバランスシートだって、国債より株のほうがはるかに影響してるはず。
それなのに、BSを大きく変動させるから国債発行やめて貸出に白なんか大げさすぎ。
>>747

新興国への貸出がまるで悪いことのようだな。バブル=悪なんかあほな考えやめろよ。
新興国は信金が流入しなけりゃそれほど成長できんだろうが。
それと量的緩和解除以降で対外債務多すぎで短期資金借り換えに応じなくなったのってあるのか?
量的緩和の解除を急がなけりゃ底まで打撃はない。
量的緩和やめるのは日本が一番打撃が大きいんだから解除こそまさに自殺行為。
754金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 09:23:51
>>753
>量的緩和やめるのは日本が一番打撃が大きいんだから解除こそまさに自殺行為。

量的緩和を止めても当面は、それほどに経済を冷え込ませることはなく、今のやや下向きのトレンドに変更はないと思います。
また、解除の最大の目的は日本経済に対して、日銀のパフォーマンスを最大にするためでしょうか?
なぜなら、量的にタイトな状態は民間金融機関の自由度を奪うことは論議以前でしょうから。
>>752

そらね、いつのまにか政府の負担っていうふうに話が摩り替わるでしょ。それが金融政策を歪ませてるんだけどね。

順番にやっていこうね。
<理由1>市場が形成する長期金利で銀行が購入すると国民にとって負担が大きすぎる結果になる。

銀行にとって預金は国民から借りているお金だよね。それを政府に貸すわけ。間接金融っていうやつ。

[10年国債] 国民→(預金金利)→銀行→(長期金利)→ **政府** ←(税金)←国民

つまり、国民が間接的に政府に貸して、それを自分で返すわけだけど、間にいる銀行に長期金利-預金金利がプールされるわけ。
∴国民の借金=銀行の利益=萩燉差*発行残高 

このうち預金金利は銀行が決めることが出来る。例えば2006年5月8日の5年定期だったら0.092%だ。
一方で長期金利の方は市場が形成するので預金金利とは連動しない。5/8頃は1.9%位だった。
おれはね、政府が銀行から借りる場合、金利はせいぜい同じ期間の定期預金+0.5%にすべきと思うわけよ(10年定期がないなら想定すればいい)。
それでもね、銀行にとってはBIS基準のからみがあって十分に貸す意味があると思うわけ。

<理由2>企業への貸出しを妨げる

国債には市場性がある為に10年債とはいえ短期の運用が可能です。その為に企業向け短期貸付けと競合します。
ようするにとりあえず10年国債を買っておいて企業への貸出しの方が有利になった時に企業向け貸し出し切り替えれば良いということになります。
BIS基準で企業向けの融資ではリスク100、政府向けならばリスク0というふうに大差をつけられている為に、
自己資本に余裕が無く、しかも約定金利と長期金利が大差ない(あるいは長期金利が上回る)ならば当然国債購入に流れます。
これは実際に起きました。統計を見れば明らかです。この結果、ベースマネーを大幅に増やしたにも関わらず、マネーサプライは微増でした。

但し、今は前提条件が変わりつつあります。銀行の業績回復によりBIS規制が制約条件にならなくなりつつあります。
その結果、企業への貸出が積極的になり、景気は回復基調にあります。

では、結局は正しかったじゃないか?ということになりますが、他の選択肢はなかったか?と言いたいです。
(1)日銀の直接的な(市場を経由しない)信用創造によってマネーサプライを増やす。
(2)貸し渋りによる中小企業の倒産→連鎖倒産を防ぐ為の政策を行う。
   (例)中小企業への貸し出しに対して政府保証をつける。
   (例)政府が銀行から低利で借りて、銀行融資を断わられた企業にある程度高利で貸す。
   (例)政府が日銀から超低利で借りて、銀行融資を断わられた企業にある程度高利で貸す。
(3)銀行に税金を投入して救済する。
(4)国債運用(国債発行と買い切りオペによる債券市場操作)のメカニズムにより銀行を救済する。

(4)は(3)のカムフラージュバージョンで国民の反感を防ぐかわりに時間がかかり被害は拡大しました。
潰れなくても良い会社まで潰したという意味です。
それが「痛みを伴う構造改革」だと言えばもっともらしいのですが、銀行の融資基準(担保)が土地である限り、
一連の倒産劇の結果、優良企業が選別されたとは限りません。
757金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 13:49:15
>>756
>(1)日銀の直接的な(市場を経由しない)信用創造によってマネーサプライを増やす。

もういい加減このような言葉の使い方は止めたがいい。
民間銀行が作り出す信用創造とは明らかにその性質が異なるのだからね。
違う性質のものに、同じ単語を使用して思考を混乱させるほどの愚は賢者の行為ではないでしょう。
「円の支配者」を発表した頃のベルナー氏もそれを望んではいないと思うが如何か?
758金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 13:53:25
般  羯 多 呪 多 得 想 掛 所 亦 無 耳 不 是 異 蘊 観  摩 \
若  諦 呪 能 是 阿 究 礙 得 無 意 鼻 増 舎 色 皆 自  訶
心  羯 即 除 大 耨 竟 無 故 老 識 舌 不 利 色 空 在  般
経  諦 説 一 神 多 涅 掛 菩 死 界 身 減 子 即 度 菩  若
      呪 切 呪 羅 槃 礙 提 盡 無 意 是 是 是 一 薩  波
   波 曰 苦 是 三 三 故 薩 無 無 無 故 諸 空 切 行  羅
   羅   真 大 藐 世 無 陀 苦 明 色 空 法 空 苦 深  蜜
   羯   実 明 三 諸 有 依 集 亦 聲 中 空 即 厄 般  多
   提   不 呪 菩 佛 恐 般 滅 無 香 無 相 是 舎 若  心
        虚 是 提 依 怖 若 道 無 味 色 不 色 利 波  経
   波   故 無 故 般 遠 波 無 明 觸 無 生 受 子 羅
   羅   説 上 知 若 離 羅 智 盡 法 受 不 想 色 蜜
   僧   般 呪 般 波 一 蜜 亦 乃 無 想 滅 行 不 多
   羯   若 是 若 羅 切 多 無 至 眼 行 不 識 異 時
   諦   波 無 波 蜜 顛 故 得 無 界 識 垢 亦 空 照
        羅 等 羅 多 倒 心 以 老 乃 無 不 復 空 見
   菩   蜜 等 蜜 故 夢 無 無 死 至 眼 浄 如 不 五
   提
   薩
>>757
日銀信用って言葉は実際にあるし、中央銀行の信用創造って言葉はヴェルナーが使っている。
局面によっては性質が違うのはその通りだが、やっていることを理解すれば『中央銀行の信用創造』って言葉こそが適切だと分かるよ。
が、どうしてもというならばその言葉を使うのは止めよう。


<理由3>国の借金議論がまともに行えるようになる。

どっかの誰か?→(国債金利)→**政府**←(税金)←国民

この構図だと誰かにおいら達はどえらい借金しているんだから増税でも何でもしなけりゃってなる。

貸付けだと

国民→(預金金利)→銀行→(貸付金利)→**政府**←(税金)←国民

となり、シンプルに理解でき、ようやくまともな議論を行えるようになるだろう。
本当は国債でもいいんだが、為政者や中央銀行の思惑が働いて小細工が出来てしまう。衆愚政治を招いている。構図を分かり易くした方がいい。
あと、新発国債の廃止って極論に思えるだろうが、60年償還ルール(借換債)があるのでそれ位でちょうどいいんだよ。既に十分すぎるほど世の中に流通してる。

さて<理由4>は1998年にも起きたことだが、(国民にとっては)無駄に経済を大混乱させる出来事が生じてしまう。
760金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 14:30:22
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● どうか1日も早く皆様が 通貨への隷属と物質一辺倒 という妄想 から抜け出せますように!  ●
>>754

株価がドンドン落ちてるのに冷え込ませないと言い切れる根拠は何?

>>755

別に摩り替えてはいないが、国債と貸出のどっちのほうがいいかという話じゃないなら何が論点だったの?
政府(国民)の負担を増やしてでも国債発行をやめるなんか本末転倒だろ。金融政策をゆがませてるのは日銀の過度なインフレ・バブル警戒。

><理由1>市場が形成する長期金利で銀行が購入すると国民にとって負担が大きすぎる結果になる。

貸出にすれば流動性が低いからもっと高利になる。政府が低利で借りるべきだとおもうなら、貸出じゃないほうがいいわけだが。
それと国債は全て長期金利で借りてるわけじゃない。短期国債は0金利なんだから。貸出だと0金利で借りるのは無理でしょ。

>>756

量的緩和続けて日銀投与をたっぷりつんどけば、企業向けの貸出を妨げることはないだろ。
結局量的緩和をやめることこそが問題なわけだ。買いオペ増やせば増やすほど市場に流通する国債は減るし。
それと統計見ればわかるが、マネタリーベース増やしてからマネーサプライの伸び率も上がった。

>>759

それはお前にとってわかりやすいだけで、し尿創造すら理解できてない多くの国民は理解しないままだよ。
762金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:00:40
ラーナは死んだ。
マネタリズムは死んだ。
古典派は死んだ。
ケインズは死んだ。
信用創造は死んだ
763金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:05:07
結局マネーの総額は、銀行貸し出しプラス銀行の有価証券購入額でよろしいのかな?
764金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:06:10
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765金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:06:19
>>762
>信用創造は死んだ

信用創造の拡大で、日本のファンダメンタルは良好なのだが。
<理由4>長期金利の高騰が予定されている。

短期金利と長期金利は別物である。
前者は政策的に決めることが出来る。公定歩合を下げるか銀行間市場のマネーを過剰にすることで出来る。
後者は市場での国債の価格で決まる。

95年位には既に国債のダボつき感があった。こういう状態で短期金利ゼロになると、逆に長期金利には上昇圧力が生じる。
何故ならば、『これで金融政策は限界。国債もダボついてるし、もう国債価格は下がる(長期金利上昇)しかないぞ』と考えるからだ。
現に95年の第八次引き下げ(公定歩合1.0%へ引き下げ)と第九次引き下げ(公定歩合0.5%へ)のどちらでも長期金利は上昇気配を見せた。
そこで大蔵省と日銀が協力して買い切りオペをすることで人為的に長期金利を抑えたのである。両者で月額6000億円。

1998年12月、事件が起きた。蔵相が国債買い入れ停止のウワサをあっさり肯定、呼応して日銀総裁も
「日銀が国債を50兆円強も保有しているのは自然な姿ではない」と発言、たちまちに国債相場は暴落したのである。

この時、銀行がデリバティブで儲けたのは円の支配者にある通り。この手の市場操作はFRBの得意技ということだ。
でも、生保や年金基金は被害を受けただろうな。。。つまり、国民が被害を受けたということだが。

現在、日銀の買い切りオペは月額1.2兆円、国債のダボつき感も98年の比じゃない。
量的緩和解除と言っているのだから買い切りオペの継続になんの根拠も無い。
ようするにいつでも引き金を引ける状態だ。そのタイミングを知っている人間だけが得をして、あとは大損するわけだ。
767金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:08:30
国税収納金整理資金の   年度末        公債・
          歳入組入額(千円)    公債残高(千円)  税収比率     備 考
          (国税収納金整理    (一般会計 国の債務 (小数点3位
          資金受払計算書)    に関する計算書)   以下切捨て)
             税収           国債
平成15年度    44,496,115,024    556,524,886,195   12.50    利子率8.0%で持続不可能
平成14年度    44,816,282,849    504,348,739,031   11.25    利子率8.9%で持続不可能
平成13年度    48,887,327,881    448,253,445,863    9.16    ←【小泉内閣】
平成12年度    51,570,552,942    380,743,401,362    7.38    森政権
平成11年度    48,037,759,347    343,228,518,016    7.14
平成10年度    49,975,992,873    310,835,424,011    6.21    小渕恵三
平成 9年度    54,275,154,376    273,994,070,145    5.04    橋本改革(消費税等率5%)
平成 8年度    53,634,818,324    247,543,916,389    4.61
平成 7年度    53,374,969,407    228,048,813,381    4.27
平成 6年度    52,575,581,321    209,429,623,465    3.98    村山内閣
平成 5年度    55,809,991,908    195,202,609,393    3.49
平成 4年度    56,113,473,919    180,956,323,475    3.22
--------------------------------------------------------------------------------
平成 3年度    61,760,371,718    173,702,220,320    2.81    宮澤内閣
平成 2年度    61,182,718,180    168,599,187,561    2.75
平成 元年度    55,492,489,639    163,160,333,485    2.94    竹下改革(消費税導入3%)

小泉増税改革で税収が減って、現在国債が過去最大(現在800兆突破)
768金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:09:18
【部門別の金融資産・負債残高】          (2005年3月末、兆円)
               資産(資金運用)  負債(資金調達)  差
家計(自営業者を含む)      1,416        390      1026
非金融法人(民間、公的とも)    759       1,248      △489
一般政府              494        892      △398

海外                434        247       187

 よく個人の金融資産が1,400兆円(国民1人当たり約11百万円)あると言われますが、これは
「資金循環統計」における、上記、家計部門の金融資産残高(1,416兆円)を指しています。 
本当にそんなに沢山あるのか、という疑問を持たれる方も多いでしょう。 確かに、この中には、
(1)企業年金・国民年金基金等に関する年金準備金など(通常個人が必ずしも金融資産とは
認識していないもの)や、(2)個人事業主(個人企業)の事業性資金も含まれているなど、実際
には割引いて考えるべき数字も入っています。  いずれにしても、家計の資産から負債を引いた
ネット純資産残高は約1,000兆円で、これが間接的・直接的に、非金融法人のネット負債残
高約500兆円と一般政府のネット負債残高約400兆円を賄っていそうなことがわかります。
>>766

長期と短期が別物に見えるのはただ単に日銀が長期国債の保有額に上限を設けてるから。
この上限には法的根拠も経済学的根拠もない。
長期金利だって市場で決まってる以上、日銀が買いオペしまくれば金利は下がる。
暴落だって日銀が買わないといったからおきたのなら、結局長期金利も日銀の政策で変えれるということを意味する。
>>761
>それと国債は全て長期金利で借りてるわけじゃない。

増えたのはどっち?長期それと短期?長期でしょうが。短期(1年以内)なんてキャッシュの代替え。確かに関係ない。

>それと統計見ればわかるが、マネタリーベース増やしてからマネーサプライの伸び率も上がった。

80年代、90年代と比較してみな。多分、マネーサプライが瞬間的に下がった時と比較してるんだろうけどw。

>量的緩和続けて日銀投与をたっぷりつんどけば、企業向けの貸出を妨げることはないだろ。

あんた銀行が日銀当預を降ろしてそれを銀行に貸すんだと思っているクチだろ?
信用創造理解してないね。まあ仕方ないか。

>それはお前にとってわかりやすいだけで、し尿創造すら理解できてない多くの国民は理解しないままだよ。

本当にそうか?国債の買い手をマスコミが説明してるのを見たことが無いんだが。
>>755>>756>>759の理由というのは一体何の理由?
政府は国債でなく、貸出で財源をまかなうべき理由ということ?
国債がなくなったら、保険や年金の運用に困るのでは?インターバンクはどうするの?
貸出のほうが金利が高くなるという反論はスルー?
それに銀行に意低利で貸させた後、インフレになり金利が上がれば、
国への貸出を引き上げるわけにも行かず、企業への貸出も妨げられるし、銀行は大損するのでは?
>>769

あはははは、
長期金利と短期金利の違いは日銀ホームページでもしてるよ。行間を読んで真相を知ってね。

>長期金利だって市場で決まってる以上、日銀が買いオペしまくれば金利は下がる。

『買いまくれば』ね。それは中央銀行の使命の金融調節から大幅に逸脱しているけどね。相場つくりだね。
>>770
>増えたのはどっち?長期それと短期?長期でしょうが。

国債発行は両方増えてるはずだが。

>80年代、90年代と比較してみな。多分、マネーサプライが瞬間的に下がった時と比較してるんだろうけどw。

他の条件が善是wんちが宇土気と比べて意味あるの?

>あんた銀行が日銀当預を降ろしてそれを銀行に貸すんだと思っているクチだろ?

下ろさなくても貸せるだろ。シャドーボクシングするなよ。

>本当にそうか?国債の買い手をマスコミが説明してるのを見たことが無いんだが。

説明してるマスコミもあるだろ。ワイドショーなんかじゃやらんだろうけど。説明してないならするようにいえばいいだけでなんでいきなり貸出にしろという話になるの?
>>772
>長期金利と短期金利の違いは日銀ホームページでもしてるよ。行間を読んで真相を知ってね。

思わせぶりなことだけ言ってると本当は理解してないと思われるだけだぞ。

>『買いまくれば』ね。それは中央銀行の使命の金融調節から大幅に逸脱しているけどね。相場つくりだね。

国債買いオペだって立派な金融調節なんだが。デフレ脱却は中央銀行の使命でしょ。
>>771

あのさあ超過準備の時点で銀行間市場は収縮しちゃってるでしょ。だから短期金利ゼロなの。
むしろ超過準備政策こそが銀行間市場を不要にするわけ。

>国債がなくなったら、保険や年金の運用に困るのでは?

もう、たっぷり流通してるでしょ。新発なくしても60年は無くならないわけ(60年償還ルール調べてね)。
逆に新発無くす位にしないと雪だるま式に増える。

>貸出のほうが金利が高くなるという反論はスルー?

金利は政策的に決めるんです。預金金利+0.5%を強要するの。それでも銀行は貸すだろうって言ってるの。

>それに銀行に意低利で貸させた後、インフレになり金利が上がれば、
>国への貸出を引き上げるわけにも行かず、企業への貸出も妨げられるし、銀行は大損するのでは?

預金金利+0.5%なら間違いなく企業への貸し出しの方が得。
国に貸すのはBIS基準の兼ね合いで必要。企業へ貸すのは利回り。
今までは国債買うほうがBIS規制上の得、且つ、金利上も大差ないので当然銀行貸し出しは阻害されるわね。
合併やら儲けさせたことで自己資本に余裕が出来て企業への貸出が増えた。これが景気回復の真相。
>>774
>デフレ脱却は中央銀行の使命でしょ。

残念ながらそうではない。日銀法読んでね。
物価の安定でいい。デフレやインフレの絶対値が大きくなければいいわけだ。
>>773
>他の条件が善是wんちが宇土気と比べて意味あるの?

80年代はともかく90年代よりはマネーサプライが増えないと金融緩和政策って言えないんじゃないですか?
だから私は超過準備政策って言葉を使っている。FRBに提案された政策ね。
×80年代はともかく90年代よりはマネーサプライが増えないと金融緩和政策って言えないんじゃないですか?
○80年代はともかく90年代よりはマネーサプライの伸び(増加率)が増えないと金融緩和政策って言えないんじゃないですか?
>>775
>むしろ超過準備政策こそが銀行間市場を不要にするわけ。

それはずっと続く政策じゃなくてデフレ克服の間だけでしょ。
国への貸出はインフレになっても残る。そのときどうするのよって話。

>もう、たっぷり流通してるでしょ。新発なくしても60年は無くならないわけ(60年償還ルール調べてね)。

0にならなければ大丈夫というのはおかしい。保険や年金は長期運用なのに、流通してる国債が減るだけでも困るでしょ。

>逆に新発無くす位にしないと雪だるま式に増える。

デフレ終われば、経済だって拡大するのに、増やさなきゃ貨幣が足りずデフレになるのでは?

>金利は政策的に決めるんです。預金金利+0.5%を強要するの。それでも銀行は貸すだろうって言ってるの。

要するに銀行の経営を制限するわけだね。

>預金金利+0.5%なら間違いなく企業への貸し出しの方が得。

利息だけじゃなくリスクも考慮しないといけないのでは?

>合併やら儲けさせたことで自己資本に余裕が出来て企業への貸出が増えた。これが景気回復の真相。

合併で儲かるということはないでしょ。引当金過剰に妻させて無理やり損大きくして合併に追い込んでたんだが。
そしてその過剰に積ませた引当金が莫大な利益に代わってるわけでそもそも合併に必要性はなかったし、そこまで不良債権も多くなかった。
強引な不良債権処理もやめ、さつすって為替介入して0金利維持してたから景気がよくなり、不良債権もふえず、株価も上がって自己資本にも余裕が出来ただけ。
>>776

デフレを物価の安定というのは無理があるだろう。いまどき日銀でもデフレ克服の必要性は認めてるぞ。

>>777

マネーサプライが減ったのはバブル通武士のころぐらいでしょ。
マネーサプライののび率が上がったかどうかと言う意味なら、日銀当座増やしたときは伸び率上がってるから金融緩和だな。

>>778

十分な金融緩和と言えないという意味なら同意。
781金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:57:06
ところで国民が貯蓄を行うことが資本の蓄積になって、その社会の発展に貢献する、という事がよく言われるわけだが。
マネーの創造が貯蓄ではなく貸し出しで行われるということになると、この理論は誤りと言うことになるね。
ヴェルナーの言うとおり、貯蓄は物価に影響を及ぼすだけ、ということになる。
782金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 15:59:25
1Bit
>>779
面白いくらいに噛み合わないね。
なんかよっぽど国債好きなんだね。
国債発行せずに日銀信用増やす方法があるのにそれでは不満なの?
あとね、銀行の経営を制限するわけじゃないよ。
民間への貸出が阻害されないレベルまで政府への貸し出し金利を下げないといけないと言ってんの。
同じか近い金利だったら国に貸して民間には貸さなくなるでしょ?国債だとそうなっちゃうでしょ。
だから「BIS規制があるから金利低くても政府に貸す」分と「金利が高いから民間に貸す」に分けるわけ。

>>780
>マネーサプライののび率が上がったかどうかと言う意味なら、日銀当座増やしたときは伸び率上がってるから金融緩和だな。

違う。日銀当預はマネーサプライの一部でしかない。
どうやって増やしたかというと長国買い切りオペ増額という政策。
しかし、それでベースマネーは増えたが同時に民間への貸出しも減った。
結局M2+CDの伸びは90年代に対しても見劣りをするレベルになった。
784金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 16:21:39
BIS基準についてわかりやすく解説してるところってある?
>>783
>国債発行せずに日銀信用増やす方法があるのにそれでは不満なの?

ないとは言ってないんだが。国債のほうがやりやすいといってるだけ。

>なんかよっぽど国債好きなんだね。

そんなに国債が嫌いなのかとこっちがいい貸与。

>同じか近い金利だったら国に貸して民間には貸さなくなるでしょ?国債だとそうなっちゃうでしょ。

資金があれば貸すだろなにいってるんだよ。今でも国債発行し続けてるが貸し出し増えてるわけだが。
それと準備率とか制限されてるんだから、量的緩和が終わった後でも国への貸し出し減らせなかったら、その分企業へ貸し出し増やしにくい。

>違う。日銀当預はマネーサプライの一部でしかない。

M1とかM2に日銀東予は含まれてないってば。

>どうやって増やしたかというと長国買い切りオペ増額という政策。
>しかし、それでベースマネーは増えたが同時に民間への貸出しも減った。

ベースマネーの増加は短期国債の買いで増やしたぶんも無視できない。
それと最近はベースマネー減らして長期国債の買いオペは減らしてないけど、貸出は増えてる。
ようするに長期国債買いオペすると貸出が減るというのは真っ赤な嘘。
オレ定義じゃなくて、経済学の定義で話したら?
オレ定義を押し付けたければ責任を持つこと。
マネーサプライに日銀当座預金が含まれないのは日銀のサイトでも説明してある。
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/faqbase.htm#10
 マネタリーベース統計と、マネーサプライ統計の違いは、マネタリーベース統計が、「中央銀行が供給する通貨」であるのに対し、
マネーサプライ統計は、「(中央銀行を含む)金融部門全体から経済に対して供給される通貨」であることです。
このため、マネタリーベース統計に含まれる日銀当座預金や金融部門の保有現金(「銀行券」および「貨幣」)は、マネーサプライ統計には含まれません。
788金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 17:08:26
>>772
>相場つくりだね。

横から一言、

相場つくり=相場操作=日銀の市場操作

これ、日銀の役目ではありませんか?
>>787

ごめん。なるほど、それが正しいわ。要するに言いたいのは、
「(中央銀行を含む)金融部門全体から経済に対して供給される通貨」が重要だということです。
マネーサプライの増加率に対して効果の無い量的緩和政策って何?ってことです。

で、日本がやった量的緩和政策とは正確に言うと
『長期国債買い切りオペの増額という方法による超過準備目標政策」
ですが、「経済に対して供給される通貨の増加率に対して効果があったか?」に対しては「疑問」といわざるを得ず、
「銀行を救済したか?」に対しては「Yes」となります。

『日銀は誰のものか』を読むと超過準備政策はFRBが提唱した政策であることが分かります(ちなみに著者はこの政策の推進派です)。
また、長国買い切り増額という手段は日本政府が望んだことと一致しました。
現に当のアメリカの経済学者もマネーサプライ(米国ならM2+CD)で見るのが重要だ、とちゃんと示唆してくれています。
国内にも効果に対して懐疑的であったり、実施した後に思惑と現実に乖離があると指摘した人も居たようですが・・・。

[私の主張]
経済に供給される通貨(マネーサプライ)の伸び率の増加という目的に対し『超過準備目標』という手段がいつのまにか目的化していた。
実際にマネーサプライ(M2+CD)の伸び率は90年代と比べても見劣りした。
確かに、銀行の業績改善につながったことで貸出しが増加し、その結果、景気は順調に回復している。
だが、これはようするに税金による銀行救済を分かりにくく行っただけではないのか?また、副作用も大きいのではないか?
>>789
>マネーサプライの増加率に対して効果の無い量的緩和政策って何?ってことです。

http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20040925
にグラフあるけど、日銀当座とマネーサプライの相関は高いんだけど。
効果がないというのは言い過ぎ。何も市内よりマシ。
90年代と比べるのはおかしい、デフレに突入する前後では効き目の大きさも違ってくるわけで有りか無しかの1BITはいくない。
日銀当座増やして中期金利も低下してるわけで緩和にはなってる。
解除してから中長期の金利が上がってるわけで量的緩和が何も影響ないって事はない。

>だが、これはようするに税金による銀行救済を分かりにくく行っただけではないのか?また、副作用も大きいのではないか?

買いオペは税金使ってやってるわけじゃないだろ。業績回復で公的資金の返済も進んでるわけで。
そもそも民間銀行は10年以上の長期国債は数兆円しか持ってない。
短期は0金利続いてるわけでこれも銀行の収益に対して直接の影響はほぼない。
中期は数十兆保有してるが金利の変化は1%もないからこれも大して影響ないはず。
数十兆保有してる株が何割も変動したのにに比べたら全然影響ない。
副作用というのが具体的に何かわからない。解除の悪影響のほうがはるかに心配。
>>790

それはマネタリーベースとの相関。
やっぱり混乱している。
792金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 21:15:41
>>787
M1=現金通貨+預金通貨=ベースマネー+預金通貨....と思っていたけど違うようだね。
勉強になった。
しかし日銀は何故、このような引っ掛け問題のような統計の取り方をするんだろう?
>>790

良く見直したらマネーサプライとの関連も言及してるね。考察も真面目です。
しかし彼は最初のグラフのように増減(例えば前年同月比)でも論じるべきだったのではないだろうか?
更に二軸でグラフを書くべきだったのではなかっただろうか?
増加局面にある量Aと別の増加局面にある量Bを短い期間で比較したら当然ながら相関係数は上がってしまう。
平均増加率みたいな効果が生じるからだ。
しかしながら重要なのは単純に一方の増減がもう一方の増減を説明するかどうかです。
勿論、両者に時間軸のズレが起きてもよい。
例えばベースマネーの増減が2ヶ月後にマネーサプライの増減と相関するならばそれは相関ありと言ってよい。
しかし、↓はどうだろうか?
ttp://rank.nikkei.co.jp/keiki/kinyu.cfm


ベースマネー=日銀券+日銀当座預金
なのでマネタリーベースと日銀当座預金が良くリンクするのは当然なんです。
問題はマネタリーベースの増減とマネーサプライの増減の関係であり、これらは簡単にはリンクするとは言えないのです。
794金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 23:26:28
>>793
>問題はマネタリーベースの増減とマネーサプライの増減の関係であり、これらは簡単にはリンクするとは言えないのです。

しかし無関係とも言えない。
日銀当座預金残高が多いと、そのお金の運用をしなければならず、
また、多いが故に必然的に日銀へのお伺いも少なくなり、運用先の自由度も高いと言え、貸し出しや資産の買い入れがしやすくなり、マネーサプライの増加に貢献する理屈です。
795金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/25(日) 23:48:23
>>775

>もう、たっぷり流通してるでしょ。新発なくしても60年は無くならないわけ(60年償還ルール調べてね)。
>逆に新発無くす位にしないと雪だるま式に増える。

これ誤り。
政府債務は雪だるま式に増えない。
政府債務(国債発行)もマネーサプライを増やすことになるから、そうすれば税収も上がる。
大勢の日本国民や経済学者マスコミの単なる思い込み、計算してみればわかること。

>>794

そうですね。両者は無関係ではありえません。ベースマネーの10倍位が
私はどちらかというとマネーサプライの増大が日銀券の需要を生むのではないかと思っています。
そして、両者は絶対値で見ると時間と共に単調な増加をしています。前年同月比で見ないと意味のある情報になりません。


私が主張している超過準備政策は貸し出しを増やす、つまり信用創造を阻害する形の政策だった、というのは
言い換えればマネーサプライのベースマネーに対する傾きの話になります。
分かり易くいうと銀行がなければ両者の関係はどうなるかということです。
日銀当座預金(銀行システムシステム内部保留)がなくなるので分かり易いですね。傾きは1ですね。
×私が主張している超過準備政策は貸し出しを増やす、つまり信用創造を阻害する形の政策だった、というのは
○私が主張している超過準備政策は貸し出しを阻害する、つまり信用創造を阻害する形の政策だった、というのは
798金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/26(月) 00:20:15
>マネーサプライ統計は、「(中央銀行を含む)金融部門全体から経済に対して供給される通貨」であることです

これって信用創造のことを言ってるのかな?
>>798

どちらかというと預金の視点から見てますが、(中央銀行を含む)信用創造の推計値になりますね。
貸し出しの観点から見た方がより良い推計値というヴェルナーの主張に同意ですが、
とりあえず手っ取り早く手に入る統計値はこのM2+CDですね。
800金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/26(月) 00:44:25
>>799
サンクス。

統計では銀行貸し出しだって手にはいるでしょ。たいてい中央銀行の信用創造は含まれてないけど。
>>800

M2+CDで数える場合に気に入らないのは金融債や銀行発行の社債が入らないこと。
預金とどう違うのって感じ。
逆にM3+CDにするといきなり広げすぎ。銀行の負債勘定と資産勘定がごっちゃになってる。

貸し出しで問題になるのは有価証券の扱い。
国債と政府への貸し出しを区別するの?って所。
貸出し統計は政府への貸し出しを載せないかったりするので気をつけないといけない。
で、私は全国銀行のB/Sの貸出し+有価証券を見たらいいんじゃないかと思ったが、
日銀が買いオペする分が減ってしまうので日銀のB/Sも見ないと間違う。
もう一個あるのが時価会計問題。有価証券の数字の増減が売買なのか時価変動の影響なのか切り分けられない。
ってことで、正しい推計をするのは結構難しい。
802金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/26(月) 01:05:34
コントロール側も統計はしっかり取らないといけないから、マネーの正しい推計の仕方はあると思うよ。
>>802

ええ、そう思います。何せ毎月統計と準備率の調査という名目で調べてますからね。
1998年以前は全国銀行や日銀の国債保有量は変わらなかったので貸出しの増減で見ればいいと思います。
問題は98年か99年以降ですね。国債が急激に増えるから無視出来なくなる。
804金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/26(月) 02:19:42
1ドル札の裏面両側にフリーメーソンとユダヤのシンボルが!
あざとすぎて呆れる・・・・

ttp://www.eonet.ne.jp/~maxim/contents/column/column_AC026.html
805金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/26(月) 13:38:58
今週の週刊ポストと週刊現代は大規模な村上ファンド・福井特集が組まれてる。
この際だから、過去の営業局の窓口指導の実態も含めて全てあぶり出して欲しいと思う。
>>796

超過準備が信用創造阻害するという仮説は、日銀当座増やしたらマネーサプライがのびたという現実と矛盾してるわけだが。
信用創造阻害するならマネーサプライの伸び率が上がる分けない。
807金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 00:54:06
日銀は誰のものか 中原伸介(著)から抜粋

「重要なポイントとしては、政府に、総裁に対する罷免権を与えるべきです。
金融政策の運営で失敗をしても、責任を全くとらないケースが何度か起きています。
具体的に言えば、バブルの形成を許し、そのバブルを過度に崩壊させて、日本経済をデフレ状態に追い込んだのは、
三重野康さんが総裁の時に実施した金融政策だったと思います。
また、我々の時代では、2000年8月のゼロ金利解除は、明らかに速水さんの失敗です。」

「日銀をこよなく愛し、その一層の発展を願うものとして、いささか気になっていることは、
新日銀法施行以来、日銀の人々が『日銀の独立性』を意識し過ぎるように見える点です。
日銀の独立性は天賦のものではなく、それが尊重されるかどうかは、金融政策のパフォーマンス如何によると思います
808金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 01:01:09
少なくとも独立性っていうなら、無謬性が保証されなければならない。
失敗したなら、自ら辞任すべし
>>806
誤解されたくないのですがマネーサプライの増加を目指すことには賛成であるし、ベースマネーを増やす方法は効果的だと思ってます。
ただ、銀行がリスクを取りたがらない局面で長国買い切りオペによる超過準備政策ってのはどうだったかな?という意見。
市場性のない方法だけでベースマネーを増やせば良かったのにって思ってる。
他にも銀行が融資を断わった企業に銀行に変わって国が貸す手もあったなと。それなりに高い利子をとってね(←ここ重要)。
貸し剥がしにあった中小企業にとって一番きつかったのは金利ではなく融資が断わられることだったからね。


<統計の見方>
先ず、知っておいた方が良いのはマネーサプライが減少するなんて出来事は殆ど起きていないってこと。
M2+CDの手元にある統計を見ると1967.01から2006.05まで大きく見ると単調な増加トレンド。
不景気だろうが好景気だろうが関係なく退屈な上昇トレンド。マクロで見るとこんなもの。
こういう場合気をつけないといけないのは他の単調増加関数とは何とでも相関が出てしまう。
時間に対して単調増加という共通の関係を持つからだ。
(人口増加局面ではGDPの増加と酒の消費量は相関関係が出来るが、だから沢山酒を飲みましょうと結論するのは早い)

単調増加トレンドなのだから情報精度を上げる必要がある。例えば前年同月比。これで上昇の度合いに変わる。
(前年同月比で見ても92年の一時期以外はプラス。ただ時によりレベルは大分変わる。バブル崩壊など一目だ。)
又はマネーサプライとベースマネーの傾きを見る。傾きが下がれば信用創造が減ったことを意味する。
そんな面倒なことをせずとも最も単純なのは銀行のB/Sの推移を見ればよい。
銀行貸し出しが増加に転じたのは2005年になってから。要するにB/Sが回復してリスクをとれるようになってから。

<最後に>
ベースマネーとマネーサプライが基本的には関係するのは異論が無いですよ。
ゴールドスミスのエピソードに例えれば前者が金、後者が市中に流通している金+預金証書なんですから直感的にも相関は生じ易いでしょうね。
逆に何でベースマネーをあれだけ増やしたのにマネーサプライの伸びが貧弱だったの?っていう所から方法論について批判しているだけですよ。
810金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 02:51:56
郵便局は信用創造しないよね。
811金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 03:10:36
すべては我がためにある。ゆめゆめ忘るるな。
812金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 03:11:20
 たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出して
イギリスを相手に多額の黒字を計上していた。
ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。
イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。
インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、
そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。
お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。
そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。

 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドも
イギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。
こうしてイギリスはどんどん発展した。

 一方植民地はどうなったか。
たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、
国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。

 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。
ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。
こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。
そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。
経済同友会元副代表幹事の三國陽夫さんは、「黒字亡国」(文春新書)にこう書いている。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu113.htm
813金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 19:55:27
今週の週刊ポストから抜粋

福井氏を何度も接待したという金融機関の元経営者は、こんな思い出話をする。

「福井さんが、局長、理事と出世したのは接待の全盛期です。
一番派手にやっていたのは営業局長の頃でしょう。
銀行は日銀借入枠を少しでも拡大してもらうため、権限を持つ営業局の幹部を赤坂や向島の高級料亭に招待する。
向こうは部下を1人、こちらも役員と2人で、芸者を呼んで一晩200万円使うこともしばしばだった。」
814金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 20:05:45
マスコミはこの勢いで福井の営業局時代の窓口指導の実態について調査しないかな?
バブルの本当の原因が明るみになる。
そして福井の本当の社会的責任が問われることになると思う。
それに比べたら村上ファンドの事件なんか軽すぎるよ。
>>812

的確な現状把握だと思います。
日本の所有物は米国の有価証券、即ち米国債だけです。
しかも帳簿上の記録による発行方法で、発券しない形を取っていたと思います。
日本とサウジは米国の2トップなのです。
>>813
>一番派手にやっていたのは営業局長の頃でしょう。
>銀行は日銀借入枠を少しでも拡大してもらうため、権限を持つ営業局の幹部を赤坂や向島の高級料亭に招待する。

”日銀借入枠を拡大してもらう為”、という説明じゃないと分かり難いんだろうね。
真実は窓口指導による貸出し上限を緩和して貰うため、だろうが
そんな説明じゃあ円の支配者を読んでいない人には意味が分からないだろうからね。

1986年 福井氏、営業局長(窓口指導の親玉)に
1989年 福井氏、総務局長、日本銀行理事に


国内銀行の資産の貸し出しの前年同月比
1986〜1990  +7.0〜+11.1% ←銀行のランキング争い時代。この頃、ジャパンマネーが世界にあふれた。
1991       +3.6〜+4.2% ←突然の引き締めと窓口指導の廃止
〜1993     +0.9〜+3.9% 
〜1998.03    -0.9〜+1.7%
1998.04     新日銀法
817金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/27(火) 23:59:01
窓口指導については意外と知られているようだ。
NHKでもバブル特集の時に金利の引き下げと共に日銀の貸し出し指導について取り上げていた。
ただ本格的に追求したのはヴェルナーだけなんだよ。
ビビッテルのかな?
福井総裁が中央銀行会議でも主席的な扱いを受けるのはなんとなく納得なんだよね。
早くからプリンスとされ
1986年からの営業局長、理事時代、1994〜97年の副総裁時代(事実上のトップ)、2003年からの総裁時代で
どえらい規模の景気循環を作り出した。そしてバブル期とデフレ期というまったく違う局面でジャパンマネーを世界にあふれさせた。
善悪はともかく凄いよね。
通貨の番人なんて言葉は不適切だね。造物主と呼ぶべきだろうね。
>>809
>ただ、銀行がリスクを取りたがらない局面で長国買い切りオペによる超過準備政策ってのはどうだったかな?という意見。

信用創造阻害するというのとではずいぶん主張がかわってるように見えるが。
それと福井は長期国債の買いオペは大して増やしてない。
30兆まで積み上げたのは、短期中期国債の買いが中心。

>他にも銀行が融資を断わった企業に銀行に変わって国が貸す手もあったなと。それなりに高い利子をとってね(←ここ重要)。

社会主義国家じゃ有るまいし、そんなことまで国がしゃしゃり出てくるのはおかしくないか?
銀行が貸出に積極的にならなかったのは政府による強引な不良債権処理のせい。
国債大量発行のせいでもなければ、ましてや買いオペのせいではない。

>先ず、知っておいた方が良いのはマネーサプライが減少するなんて出来事は殆ど起きていないってこと。

だからこそ超過準備増やした時期にマネーサプライの”伸び率”が上がってるということを示したんだが。

>逆に何でベースマネーをあれだけ増やしたのにマネーサプライの伸びが貧弱だったの?っていう所から方法論について批判しているだけですよ。

デフレ期待のせいで現金への選好が高まってたから。対策としてはインフレになると思われるようなことをやればいいだけ。
820金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/28(水) 02:14:07
>>819
>>逆に何でベースマネーをあれだけ増やしたのにマネーサプライの伸びが貧弱だったの?っていう所から方法論について批判しているだけですよ。

>デフレ期待のせいで現金への選好が高まってたから。対策としてはインフレになると思われるようなことをやればいいだけ。

デフレ期待というのが胡散臭い。
インフレになると思われるって誰に何をアピールするの?
国民にインフレターゲットするからインフレになりますよって宣言するのか?
インフレデフレが国民の期待でどうにかなるとは思えない。
国民の期待などに関係なく、市場に直接マネーを流せばインフレになる。
銀行に対する買いオペが効果がないなら、企業への手形再割引や、土地や株、為替介入による非不胎化を行えばよい。
国民はインフレになるから消費を増やすなんてことは考えていないぞ。(住宅ローン以外)
ハイパーインフレならともかく。






821金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/28(水) 02:18:56
で、ベースマネーを増やしたのに、マネーサプライの伸び率が貧弱だったのは、銀行が信用創造しにくかったからでしょ。
不良債権の処理によるデフレ圧力が銀行貸し出しの低下の原因。
一般人のデフレ期待は関係ない。
一般人はデフレになるかインフレになるかなど考えていない。
>>819
・・・次回からスルーさせてもらっていいですか?
 
>信用創造阻害するというのとではずいぶん主張がかわってるように見えるが。
・・・。全部読もうね。てかさ、多分、自力で統計データを調べたことないでしょ?

>それと福井は長期国債の買いオペは大して増やしてない。
>30兆まで積み上げたのは、短期中期国債の買いが中心。

量的緩和政策とはっきり言い出したのが2001.03。福井氏が総裁になったのは2003.03。
長国買い切りオペ増額を中心に当座預金を上げるというのは公表されていた方針ですよ。事実、
2001.08 目標 6兆円 買い切り 0.4兆円→0.6兆円(月額)
2001.12 目標15兆円 買い切り 0.6兆円→0.8兆円
2002.02 目標      買い切り 0.8兆円→1.0兆円
2002.10 目標20兆円 買い切り 1.0兆円→1.2兆円  ←今に至る。福井氏以前に敷かれたレール。

で、2003.9には当座預金は30兆円を超えた。実績は
2001.04 保有長国 45.8兆円   当座預金 5兆円
2003.04 保有長国 59.6兆円   当座預金 26兆円←ここで福井氏登場。
2004.04 保有長国 66.2兆円   当座預金 32.1兆円
(日銀は2001.04以降、短期と長期に分けた内訳を載せている。)

勿論これだけとは言わない。詳しくはttp://www.central-tanshi.com/seminar/seminar2.html
823金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/29(木) 00:44:42
千葉邦夫のニュースの落とし穴 
ttp://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20040705.htm

彼らが目指しているのはその言葉どおりに「世界統一政府」の樹立であり、
アメリカの1ドル札には「新世界秩序」を意味するラテン語「NOVUS ORDO SECLORUM」という文字がすでに入っていて、
これを英語に直すと「NEW WORLD ORDER」となり、驚くべきことに、
まちがいなく彼らの理念が世界の基軸通貨であるドルにしっかりと刷り込まれてしまっているのである。
これはつまり彼らが、少なくともアメリカの闇の勢力であることを証明している「明確な証」といえる。

さらに1ドル札にはもうひとつの注目すべき「謎」があります。
彼ら闇の勢力の正体を象徴する「万物を見通す目」がピラミッドとともに刷り込まれていることである。
できれば、よく1ドル札を見直して確かめて頂きたい。「万物を見通す目」は、ピラミッドの頂点から行なわれる精神支配を意味し、古代からの秘密結社にそのルーツがある。
このシンボリックな図柄は、それを毎日見ているだけで人間の無意識にサブリミナルな効果を与えてしまうのである。
このシンボルの持つ霊的なパワーを通して、彼ら国際金融勢力は、アメリカの国民の「無意識の精神性」を支配しているのである。

「グローバル」という言葉はある種の暗号的な意味を持っていて、国際金融勢力が支配する「新世界秩序」を示している。
そのシンボルが、「ピラミッドの上から万物を見通す目」である。
これは米国の1ドル札のほかに、国連内部や米国国璽の裏で見ることができる。
ドル紙幣にこのシンボルを入れることを命じたのは、フランクリン・D・ルーズベルト大統領である。
>>820
>国民の期待などに関係なく、市場に直接マネーを流せばインフレになる。

それは否定してないし、そういうことすればインフレになると思う人も増えるにきめってる。

>国民はインフレになるから消費を増やすなんてことは考えていないぞ。(

消費税見てもわかるとおり値上がり前には買いたがる。インフレが続くならデフレが続くより増えやすいのは明らか。

>>821

一般人でも値段気にして消費してるんだが。

>>822
>・・・。全部読もうね。てかさ、多分、自力で統計データを調べたことないでしょ?

全部呼んでも言ってることが逆になってることに変わりはないだろ。自説が統計データによって否定されたからっていじけるなよ。
信用創造阻害されてマネーサプライの伸び率が上がるわけないでしょ。買いオペ増やさなかったら貸出しやすかったの?

>長国買い切りオペ増額を中心に当座預金を上げるというのは公表されていた方針ですよ。事実、

それは速見のときで、福井は長期は増やしてないってこと。つまり増やし方が変わってるわけ。
最近日銀当座減らしたのも長期以外が中心。長期は減らしてない。
マネーサプライ(M2+CD)の伸び
ttp://www.nikkei.co.jp/keiki/tuuka/

日銀HPで検索するなら
ベースマネー:cdab0150.csv
マネーサプライ(M2+CD等):cdab0020.csv、cdab0030.csv
国内銀行のB/S:cdab0180.csv、cdab0185.csv
日銀のB/S:日本銀行勘定.csv
<統計の見方(例)>
(1)前年同月比にしてベースマネーとマネーサプライを時系列で見る。
(2)横軸をベースマネー、縦軸をマネーサプライにして傾きを見る。
(3)マネーサプライ/ベースマネーを時系列で見る。
全国銀行の利益過去最高 06年3月期、バブル期抜く
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060629211749/Kyodo_20060629a230010s20060629211749.html

6月の中小企業の景況判断指数は50.1=商工中金
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060629170106/JAPAN-219249-1_story.html

5月ユーロ圏の民間向け貸出は過去最高の伸び
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060629210449/JAPAN-219303-1_story.html


金利はフェイク。信用創造量、即ち銀行の貸出し動向が経済の第一変数。
一方、金利は国境を越えた資本の移動に対しては多大な影響を与える。
低金利の国から高金利の国に資本が流入する。現代においては金利上げが単純に金融引き締めを意味するとは限らない。

12万ドルの外貨預金も保有 福井日銀総裁の金融資産
ttp://www.excite.co.jp/News/economy/20060629214657/Kyodo_20060629a232010s20060629214657.html
827金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/29(木) 23:38:36
郵便局は信用創造しますか?
>>825

ここ数ヶ月はマネーサプライ(M2+CD)の伸び率低いな。やはり量的緩和解除したからか?
貸出残高が増えてるにもかかわらず、伸び率が低くなってる。1.4%より低いのはここ数年では2003年4月ぐらいしかない。
>>809
>他にも銀行が融資を断わった企業に銀行に変わって国が貸す手もあったなと。

国に融資の審査能力あるの?断られるようなところはやばい企業ばかりのはず。
どの企業にいくら貸し出すかだって簡単に決められない。借り手の要求額全て国が貸すなら計画倒産頻発しそう。
そんな面倒なことするより普通に日銀引き受けで財政出動すればいいだけだと思うんだが。

>それなりに高い利子をとってね(←ここ重要)。

借りる人少ないのでは?高利で貸す場合、マネーサプライを大幅に増やせるほど借り手がいるだろうか?
審査がいい加減になって上記のような問題が生じなきゃいいけど。

>貸し剥がしにあった中小企業にとって一番きつかったのは金利ではなく融資が断わられることだったからね。

貸しはがしは0金利量的緩和の前が多かったよね。その後は不良債権処理に関連して増えてたきがするが。
自己資本率だの引当金だのあそこ目でうるさく国に介入されたら増やしやすいはずがない。
>>829
>国に融資の審査能力あるの?断られるようなところはやばい企業ばかりのはず。

銀行にだって審査能力は無いですよ。バブル期は土地を担保にその70%までを貸しただけですね。(今はましになったのかな?)
土地の評価額に比例して融資しているだけなら優良企業の選別にはなりませんよね。
ただ、お言葉の通り、本当は選別しなければならないと思います。優良企業をというより国策として伸ばしたい産業を。難しいですね。

>そんな面倒なことするより普通に日銀引き受けで財政出動すればいいだけだと思うんだが。

直接引き受けなら賛成です(よく直接引き受けは財政規律を損ねるのでダメと言いますが買い切りやっといて何言ってんだろ?と思います。)
市場を経由させた為に銀行の行動に悪影響を与えたというのが私の考えです。もっともその副作用こそが狙った効果なのかもしれませんが。。。

>借りる人少ないのでは?高利で貸す場合、マネーサプライを大幅に増やせるほど借り手がいるだろうか?

少なくともサラ金に借りた零細と中小企業は流れてきたでしょう。その程度で十分だったのではないか?と思ってます。
民間への貸し出しを阻害しないぐらいまで政府融資の金利を落としましょうという考え方です。借りすぎはあきません。
長国買いきりは95年位から始めたとされますが、そのあたりから貨幣乗数が下がってますね(一つ目のパラドックスです)。

>自己資本率だの引当金だのあそこ目でうるさく国に介入されたら増やしやすいはずがない。

何だったんでしょうね。まるで市中に貸すな、国債買えっていう政策だったかのような。。。
超低金利政策ってことは『この国に投資する奴は馬鹿ですよ』って言ってるようなものなんですよね(二つ目のパラドックスです)。
・アメリカの言ったように超過準備政策をやれば対外投資に流れますよね。
・政治家が言ったように長国買い切りオペの総額をやれば国債購入にお金が流れますよね。
・銀行はゼロ金利下だから儲かり易いですね。下駄も履いてますからね。
   [下駄 : 国民←(預金金利)←銀行←(長期金利)←政府←(税金)←国民]

銀行が儲かって信用創造が再開したから景気が回復した訳なんですが。。。。
世界的なバブル崩壊危機を見てると(まだ)バブルが始まっていない、しかも金を貸まくってる日本が相対有利な気もします。
これを狙ったのかな?信用の創造主は。
832金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/30(金) 02:26:53
福井はこのバッシングを乗り切れるのか?
日本を揺るがす大きな事件があれば関心がそちらに移り乗り切れそうだが。
タイで連続防衛記録を続けるポンサクレックは、弱い相手とばかり防衛戦をする、
と世間で言われています。
亀田もそう言われています。
でもひとつだけ違うのは、そのポンサクレックが防衛戦の相手に指名しているのが、
亀田張本人であることです。
つまりチャンピオンからしたら亀田は簡単に勝てて儲けられる美味しい相手ということ。
そしてそのポンサクレックから階級を変えることで彼は逃げてしまいました。
タイのボクシングメディアでは亀田君はとても有名です。
タイの弱いボクサーにタイでは破格のファイトマネーで呼んでいるって書いてました。
そして亀田のジムの会長の父親は30年くらい前に日本でキックボクシングブームを起こした
人でその時もタイから弱いムエタイボクサーだけを日本へ連れて行っていた、と。
つまり親子で同じことを繰り返しているだけで、
日本人は同じやり方に騙されているんだってさ。
834金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/30(金) 04:21:22
質問なんだけど、ある人がA銀行からB銀行にマネーを振り込んだときにB銀行の帳簿はどうなるのかな?
資産がわからない。負債は預かり金なんだろうけど。
現金?
835金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/30(金) 15:18:17

日銀・当座預金 100万円   預り金 100万円

836金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/06/30(金) 15:31:38
財務省は、日本人のオフショア口座につき、徹底的な調査をすることになったようであり、
すでに関係各国と情報交換を終え、後は具体的な課税・摘発に乗り出すだけになっているようです。

27日付け日経新聞では、日本からオフショア市場の一つである<ケイマン諸島>向けに
昨年1年間だけで6兆8,000億円もの資金が流出したとしており、これから、
この送金した資金元及び運用益等につき徹底的な調査・課税を行い、
1億円を越える不正が見つかった場合には逮捕等の刑事事件に持ち込むことになるようであり、
今後、香港・シンガポール・ケイマン諸島・スイス・バハマ等で口座を持っている人は、
突然国税庁から調査が入ることもありえます。

このオフショア口座については米国でも問題になっており、すでに米国歳入庁は、
脱税等があった場合には、罰金を2倍に引き上げており、これを恐れた米国人は、オフショア口座を閉鎖して、
絵画・ダイヤモンド・稀少金貨等の運搬が簡単な【究極の現物】に資金を移動させています。


↑今後は資金移動がどんどん規制されていくのだろうか?
>>834 行われることを詳しく書きます。

A銀行にあるあなたの口座からB銀行にある私の口座に100万円を振り込む場合をお答えします。
<預金を通じる決済の情報通信システム>

(1)A銀行のあなたの口座から100万円が控除されます。
(2)A銀行がB銀行にメッセージ(振込金額、口座情報、属性情報など)を送信します。
(3)メッセージを受け取ったB銀行が(自行に登録済みの当該情報と照合した上で)私の口座に100万円を加算します。

この結果、あなたと私の決済がおわり、A銀行はB銀行に100万円の支払い義務に変化します。
この決済は第3の銀行口座で行われます。一般的には日銀当座預金口座が使われます。

(4)日銀当座預金のA銀行の口座から100万円が控除されB銀行の口座に100万円が加算されます。

以上は全て情報の通信を行っているだけで銀行券は動いていないことに注意が必要です。


故に
A銀行:
 [資産] 日銀当座預金が100万円減少します。>>>"現金預け金"という勘定項目が100万円減少します。
 [負債] あなたの預金が100万円減少します。>>>"預金"という勘定項目が100万円減少します。

B銀行:
 [資産] 日銀当座預金が100万円増加します。>>"現金預け金"という勘定項目が100万円増加します。
 [負債] 私の預金が100万円増加します。>>>>"預金"という勘定項目が100万円増加します。

>>830
>銀行にだって審査能力は無いですよ。

あるかないかの1bitは駄目だろ。どっちがマシかといえば銀行でしょ。本当に変わらんなら全部国営化したほうがいい?

>ただ、お言葉の通り、本当は選別しなければならないと思います。優良企業をというより国策として伸ばしたい産業を。

そんなの国に判断できる?ミクロ介入なんか官僚制J化の自己満足なだけ。

>直接引き受けなら賛成です

買いきりオペだとなんで駄目なの?法律的にはそのほうが楽でいいんだけど。いちいち国会の決議なんかとる必要ない。

>市場を経由させた為に銀行の行動に悪影響を与えたというのが私の考えです。もっともその副作用こそが狙った効果なのかもしれませんが。。。

市場を経由したものより国による経営への介入(不良債権処理)のほうが悪影響あったと思うけど。市場を経由するほうが悪影響高いなら統制経済のほうがいいてことか?

>民間への貸し出しを阻害しないぐらいまで政府融資の金利を落としましょうという考え方です。借りすぎはあきません。

低利で貸せば民間で借りる人減るから阻害しちゃうでしょ。

>長国買いきりは95年位から始めたとされますが、そのあたりから貨幣乗数が下がってますね(一つ目のパラドックスです)。

なんか因果関係逆転してるような。貨幣乗数下がってるからこそ、金利下げたりベースマネーの供給増やさなきゃいけないはずでは?
そういうこと言い出したら、95年に公定歩合史上最低に下げてから貨幣乗数下がってるからこれもパラドックスだってことになっちゃうけど。
現実には0金利解除して利上げしたり、量的緩和解除で買いオペ減らせば、マネーサプライの伸び率は低下してるわけだから、りさげや買いオペが貨幣乗数低下の原因だとはいえないと思うが。
>>831
>超低金利政策ってことは『この国に投資する奴は馬鹿ですよ』って言ってるようなものなんですよね(二つ目のパラドックスです)。

どういう意味のパラドックスなのか理解できない。不況のときなら当然のこと。資金を借りるほうには得だし、金利が低ければ貯蓄より消費に回されやすくなる。

>・アメリカの言ったように超過準備政策をやれば対外投資に流れますよね。

経常黒字=外需が増えて需要不足の経済にはプラスですね。

>・政治家が言ったように長国買い切りオペの総額をやれば国債購入にお金が流れますよね。

誰のお金が流れるの?買いきりオペというのは日銀が金融機関から国債を買い取る政策だよ。
オカネは日銀から金融機関へと流れていく。国債全額日銀が買い取れば国債購入にお金は流れなくなる。
買いオペというのは国債を売らせる政策。もちろん強制できないから札割れしたりしてるけど。

>・銀行はゼロ金利下だから儲かり易いですね。下駄も履いてますからね。

いくら資金調達が楽でも投資先がなけりゃもうからない。実際0金利下で銀行はかつてないほどつぶれてるわけで。

>[下駄 : 国民←(預金金利)←銀行←(長期金利)←政府←(税金)←国民]

これは銀行が国債と預金金利の差でもうけてるといいたいんだろうが、預金金利と貸出金利の差で儲けるのは国債に限ったことじゃない。
それと銀行の長期国債保有はそれほど多くないし、最近長期金利が上がって保有額減らしてる。
金利が低いときに買ってるだろうから金利上がって売ってるのは損してるわけなんだよね。インフレになれば銀行が国債の評価損大量に抱えてつぶれるとか言うアホがいたけど、他の資産の保有額や利益考えればつぶれることはない。

>銀行が儲かって信用創造が再開したから景気が回復した訳なんですが。。。。

貸出残高が増えてるのはここ半年ほどのことだが、その前から景気は上向き。景気が回復してるから貸出増やせてるだけでは?

>世界的なバブル崩壊危機を見てると(まだ)バブルが始まっていない、しかも金を貸まくってる日本が相対有利な気もします。

外国の株価今食ってる日本も損では?
>>838
政府が正しく融資先を選別できるかと言う点にはさすがに確信が無い。そういう裁量性は腐敗政治にも繋がるかしね。
これは民主主義を肯定するか否かという議論にも繋がる。

銀行の立場になって(1)民間に貸出する(2)政府に貸出する(3)国債を買う、を比較・選択してみよう。
・BIS基準という観点:        (3)=(2)>>>(1)
・流動性という観点:         (3)>>(2)=(1)
・時価低下リスク回避という観点: (2)=(1)>(3)
これに"自己資本が十分にない"、と、"長国買切りで長国価格は高値安定"、且つ"貸出し金利と長期金利が大差ない"
が加わると、貸出しを減らして長国購入するのが最も合理的である。故に量的クラウティング・アウトが起きたと考察する。
そこでバランスを取るためには『国が銀行から借りる金利は十分に低くする必要がある』、と考える。
逆に銀行貸出しという民業を阻害しない為には『国が企業に貸す金利は十分に高くする必要がある』、と考える。

預金金利が低かったら金を使うって言うのは間違い。確かに低下とか上昇という変化は経済への刺激策になるのだが。
[ 預金金利0、ローン金利3% ] と [ 預金金利4%、ローン金利7% ]の2つを比較してみる。
金利差3%は同じだが、
前者のケースはシャニムニ貸し出す必要がない。高リスクは避け、低リスクの所だけに貸しておけば良い。
後者のケースでは必死に貸出さないといけない。預金は断われないのだから常に追われている感じになる。
また、マネーサプライの主たる要素は預金なので預金金利が高ければ必然的にマネーサプライの上昇バイアスになる。
それだけでもインフレバイアスが生じる。

金利のもう一つの効果は国境を越えた資本の移動。これは説明不要だろう。
新興国が金利を上げているのはインフレを抑えるためではない。資本引き上げによるバブル崩壊を先送りにする為。
841金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 03:54:54
>>839
>貸出残高が増えてるのはここ半年ほどのことだが、その前から景気は上向き。景気が回復してるから貸出増やせてるだけでは?

何が景気回復の原因だと思うの?
842金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 04:24:25
札を刷る事
843金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 04:31:27
国債が借金であることは事実であるが、それは形式的な議論でのみ妥当
するのであり、国債とは本質的には、総支出(総需要)を調節するため
の手段でしかないのだ (ラーナー『雇用の経済学』第一章)
それはまた、庶民が想像するところの借金とは異なるものである。すな
わち日銀が国債をたとえば、500兆円買取って保有した場合に、その
利息収入は日銀の手にはいるが、その利益は政府に納めなければならず、
単なる帳簿上の債権債務となることから明らかである。
さらに明確に国債の本質をとらえるためには、政府の子会社である日銀
を、年末30日に政府に吸収合併するところを想像すれば良い。そうな
ると国債の債権者が政府となるのであり、債権債務が同一人格に帰属す
ることになり、民法における混同の法理により、債権債務が消滅するの
である。これを借金と呼称することには、いささかの無理があることが
分かるだろうと思う。
844金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 04:40:56
国税収納金整理資金の   年度末        公債・
          歳入組入額(千円)    公債残高(千円)  税収比率     備 考
          (国税収納金整理    (一般会計 国の債務 (小数点3位
          資金受払計算書)    に関する計算書)   以下切捨て)
             税収           国債
平成15年度    44,496,115,024    556,524,886,195   12.50    利子率8.0%で持続不可能
平成14年度    44,816,282,849    504,348,739,031   11.25    利子率8.9%で持続不可能
平成13年度    48,887,327,881    448,253,445,863    9.16    ←【小泉内閣】
平成12年度    51,570,552,942    380,743,401,362    7.38    森政権
平成11年度    48,037,759,347    343,228,518,016    7.14
平成10年度    49,975,992,873    310,835,424,011    6.21    小渕恵三
平成 9年度    54,275,154,376    273,994,070,145    5.04    橋本改革(消費税等率5%)
平成 8年度    53,634,818,324    247,543,916,389    4.61
平成 7年度    53,374,969,407    228,048,813,381    4.27
平成 6年度    52,575,581,321    209,429,623,465    3.98    村山内閣
平成 5年度    55,809,991,908    195,202,609,393    3.49
平成 4年度    56,113,473,919    180,956,323,475    3.22
--------------------------------------------------------------------------------
平成 3年度    61,760,371,718    173,702,220,320    2.81    宮澤内閣
平成 2年度    61,182,718,180    168,599,187,561    2.75
平成 元年度    55,492,489,639    163,160,333,485    2.94    竹下改革(消費税導入3%)

小泉増税改革で税収が減って、現在国債が過去最大(現在800兆突破)
>>840
>これに"自己資本が十分にない"、と、"長国買切りで長国価格は高値安定"、且つ"貸出し金利と長期金利が大差ない"が加わると、貸出しを減らして長国購入するのが最も合理的である。故に量的クラウティング・アウトが起きたと考察する。

これを防ぐためにはもっと大規模に買いきりオペをするべきだったわけだ。
それなのに日銀は法的根拠のない上限を設けて日銀券発行残高までしか長国保有額を増やさなかったのが問題。
オペの札割れだって短期でしか起きてなかったわけで長期ではもっと増やせた。もっと高い額で買い取るなら短期でも増やせた。
そうすれば国債の金利もさらに下がり、企業に貸し出されやすくなった。

>逆に銀行貸出しという民業を阻害しない為には『国が企業に貸す金利は十分に高くする必要がある』、と考える。

サラ金見てもわかるとおり高利でも貸せる民業はあるから高利なら民業圧迫にならないというわけじゃない。
貸し倒れリスクが大きく採算が取れないものに限定すれば圧迫しないが、帰ってくる確率が低いほど現金配るのと違わなくなる。
そんなことするなら減税するほうが手続きも楽で公平。

>>841

日銀引き受けでの為替介入が外需を増やして回復のきっかけを作り、マネタリーベースの増加がマネーサプライ伸び率インフレ率の上昇につながり、
その後も0金利を維持したので実質金利が低下していき、設備投資や個人消費が増えるようになった。
量的緩和や0金利やめるからそのうち失速すると思う。
846金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 09:46:52
国債は通貨と違って、国民の借金になるんだ、馬鹿、いい加減に汁!
>>845
マネーサプライを増加させるべきだというのは一致した意見なのに細かい所で意見が合わないねw
私はどっちかというとヘリコプター・マネー政策派です。
更に、札を刷ることにこだわらずに政府が信用創造を補完すればいい、という意見です。

>サラ金見てもわかるとおり高利でも貸せる民業はあるから高利なら民業圧迫にならないというわけじゃない。

ご指摘の通り、私の政策ではサラ金という産業は圧迫します。それが悪いこととは私は思いません。
サラ金が銀行から借りた資金を『超』高金利で民間に貸したのを政府が『比較的』高金利で民間に貸すのに置き換えるのです。
 銀行←(1.6%)←サラ金←(29.5%)←民間      だったのを
 銀行←(1.0%)←政府←(比較的高金利)←民間  てな感じにね。


>日銀引き受けでの為替介入が外需を増やして回復のきっかけを作り、

もう2年以上も為替介入はしていません。外貨準備が増えているのは時価の影響です。
ただし、ゼロ金利・超過準備政策が為替介入(円売りドル買い)と同じ効果を発揮するのは認めます。
民間が円キャリートレードをするからです。
低金利の円を調達し、それをドル等にかえて運用する、即ち為替市場で円売り外貨買いが行われるからです。

>量的緩和や0金利やめるからそのうち失速すると思う。

ゼロ金利を解除するかどうかは今月の日銀政策決定会合(7/13、14)で決まります。多分解除しますね。
急ぎすぎな気は私もします。量的緩和解除後の動きも自然減ではいけないのだろうか?と思いました。
こうまで急ぐ必要性を感じさせる指標は銀行貸出しの伸び位しか見当たりません。
やっぱりアルコーン(支配者)は信用創造量を主たる判断基準・政策目標にしているのかな?と思います。
848金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/01(土) 20:02:12
>>841

>何が景気回復の原因だと思うの?

株価が上がったこと。
株価を上げたこと。
株価が上がる細工をしたこと。

チョット、株価を上げてみて、その結果増えたお金でも、今の税制なら、貧乏人まで金が回らんだろう、だから経常黒字も減ることはないという推測が先にある。
反対勢力を潰した連中は金もあるがチエもあるんだね〜。
信用創造の話に戻りましょう。

ttp://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/data/kgall.pdf からの引用

P9〜P10
紙幣(おさつ)の始まり
 今日「おかね」と言った場合、多くの人は紙幣(おさつ)のことを考えるはずです。
「おかね」が金属から紙に置き換わってきた歴史は様々なようです。
例えば中国(宋、10〜13世紀)では、商業が活発化する中で、重たい鉄のコインを運搬するのが不便であった
ことから「交子」(為替手形=コインの預かり証)が作り出され、おかねとして用いられたとのことです。
その後、元(13〜14 世紀)の時代にはフビライが紙幣を作り領土内の金銀を買い集めた結果、これが広く流通したと言われています
(マルコ・ポーロは、人々がこの紙幣を役所に持っていくと金銀に交換してもらえる、と記しています)。
日本では17 世紀のはじめ頃、近畿地方の有力商人たちが「私札」という紙幣を発行し始めました。
その先駆けは山田羽書(やまだはがき)という銀の預り証で、伊勢山田地方の商人が釣り銭として少額の銀貨を払う際、
それに代えて発行していました。
ヨーロッパでは、17 世紀半ばに金細工師が金属の預り証(ゴールドスミス・ノート、goldsmith note)を発行し、
これがおかねとして流通したのが紙幣の始めだとされています。
(引用終わり)

我が国では明治に銀行が出来てから、出資額を限度として銀行券の発行が認められていました。
1882年に日本銀行条例が制定され、これ以降は銀行券の発行は日銀に集中されました。
江戸時代から高度な為替機構が成立していた我が国では容易に預金決済という形態の整備が進み、
民間銀行の発券機能は預金という形態に置き換わりました。

アメリカでは1863年まで個別の銀行が各々銀行券を発行していました。
1863年に国法銀行法が制定された後も基本的な状況は変わりませんでした。
銀行券の機能が当座預金と小切手に置き換えられていっただけでした。
アメリカでは国土が広く、交通・通信手段の未発達であり、預金決済という形態が進みにくかったことがあります。

こういう歴史を調べると、信用創造とは元々お金を作ることだったことが分かります。形態が変わっただけです。
ついでにいうとスコットランドでは今でも中央銀行ではなく、銀行が発券しているそうです。
>>847
>私はどっちかというとヘリコプター・マネー政策派です。

政府が貸出することはヘリコプターマネーといえるか?普通は現金ばら撒きのことだろ。
政府による貸出は手間もかかるし不公平になりやすい。
財政赤字額以上に買いきりオペを増やして、消費税や社会保険料で減税すれば幅広くばら撒ける。
減税もヘリマネという意味ではこっちもヘリマネは否定しない。

>更に、札を刷ることにこだわらずに政府が信用創造を補完すればいい、という意見です。

デフレは貨幣現象なんだからそこはこだわるべき。政府による貸出が腐敗しやすいと認めつつ、政府の貸出にこだわる理由がわからん。
サラ金に頼るような貧乏人に政府が金貸して借金背負わせるより、現金配ってやるほうがいいだろうに。

>もう2年以上も為替介入はしていません。外貨準備が増えているのは時価の影響です。

「きっかけをつくり」というのでは意味がわからんか?為替介入した03,04は外需の伸びが成長率を上げてる。
05年は内需で成長してて外需の寄与はあまりない。でも物価下落率が縮小して実質金利が下がってる。

>やっぱりアルコーン(支配者)は信用創造量を主たる判断基準・政策目標にしているのかな?と思います。

いや、そういう高尚な理由じゃなくて、政府の圧力に屈せず独立性を顕示し、念願の金利復活をやりたいだけじゃないの?
金利がないと天下り先の短資が儲からんだろうしね。村上ファンドの県もあるから、政府に従わない姿勢を見せたいだろ。
外国でも中央銀行が不祥事起こした後は政府の意向に逆らうようなことがおきやすいらしいし。
それにマネーサプライの伸び率は1%台で明らかにインフレ率が加速するとはいえないし、貸出の伸びだってそこまで高いわけじゃない。
852金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 08:57:48
>>851
>デフレは貨幣現象なんだからそこはこだわるべき。政府による貸出が腐敗しやすいと認めつつ、政府の貸出にこだわる理由がわからん。
サラ金に頼るような貧乏人に政府が金貸して借金背負わせるより、現金配ってやるほうがいいだろうに。

現金はマネータリーベースの一部であるから、現金が増加すると、マネータリーベースも増加し、
タンキ市場や、国債市場にお金が増加する。これは量的緩和政策のことであって、結果は意図せぬことつまり、
ヘリマネ政策=政府紙幣発行の支持者の目的からずれた政策となってしまうでしょう。
ここら辺を誤解せず理解されていますか?
853金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 08:58:18
右肩下がりの時代には、右肩上がりの時代の逆が必要となる。

マイナス金利を適用し、借金をしていると、雪だるま式に小さく
なっていくようにすればよい。

現金は毎年、10%減価するようにし、銀行預金なら5%の減価
ですむようにする。

日銀当座預金にもマイナス金利を適用、銀行に日銀当座預金においておくよりも
貸し出したほうが損が少ないと思わせるようにする。

借金がだんだん減っていくから、みんな、銀行から借りようとする。
銀行は貸すと減るから、貸さないはずだが、日銀当座預金において
おいたほうがもってへるから、損を承知で、貸し出しを行う。

854金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 09:03:43
マイナス金利政策により、

今までは、預金者は少しでもお金を増やそうと預金してきたが、

これからは、少しでもお金が減らないように預金するようになる。
855金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 09:54:48
>>853
>右肩下がりの時代には、右肩上がりの時代の逆が必要となる。

このように断定する根拠はどこにある?

>日銀当座預金にもマイナス金利を適用、銀行に日銀当座預金においておくよりも
貸し出したほうが損が少ないと思わせるようにする。

貸し出しをしても、
日銀当座預金残高がその分量減少しないことがわかっているか?
幾ら貸し出しが増加してもそれが理由で、日銀当座総額が減少することはない。
日銀当座の意味、信用創造の意味、支払準備率の意味、短期金融市場の意味、国債市場の意味、日銀の市場操作の意味をネット辞典ででも調べてみることからまず始めるべきでしょう。
856金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 11:23:22
>幾ら貸し出しが増加してもそれが理由で、日銀当座総額が減少することはない。
わかってるよ。その固定観念が問題だな。

マイナス金利で総額を減少させるんだよ。毎日、少しずつ。

で、その分、資産つまり日銀の保有国債とか他の債権の評価額も減少させる。

すると、国の借金が減るんだよ。

857金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 13:44:53
>>856

>マイナス金利で総額を減少させるんだよ。毎日、少しずつ。

おいおい、
民間への貸し出しを増やすことを目的に日銀当座預金にマイナス金利をつけるということなんだろ?
日銀当座総額を減少させることが目的ではあるまい。

>借金がだんだん減っていくから、みんな、銀行から借りようとする。

それに借りるのが得で、貸すのが損ならば、銀行も貸し出しを拒否するね。
貸し出し増加のための手立てとしてなら、別の選択肢を考えだすことができないかな?
>>851
>政府が貸出することはヘリコプターマネーといえるか?普通は現金ばら撒きのことだろ。

ご指摘の通りヘリマネは現金のばらまきです。
もう少しもっともらしく定義すると日銀が資産の受け入れを伴わずに日銀券を発行することです。
しかし、この実現性は皆無です。国債の直接受け入れさえしないのですから。

かわって政府が現金ばら撒きをすると困ります。財源は税金ですから(国債も結局税金で支払われます)。
また、政府がベースマネーをコントロールすることは出来ません。日銀にしか出来ないです。
しかし、本当に重要なのはマネーサプライです。マネーサプライの主たる要素は銀行の信用創造です。

銀行の信用創造の減少の中身は零細・中小企業への貸出し源が顕著でした。
(銀行はBIS基準と金融監督庁の国営化するぞ攻撃によって思うように貸出しが出来ませんでした。)
そこで銀行と中小企業の間に政府が入って仲介機能をはたせば良かったと考えます。

これらは過去のことで既に銀行の経営基盤は整い、貸出しは増加に移っています。
中小企業への貸し出しもプラスに転じました。今、こんな政策を急がなくて良いです。
次の課題は増税なき財政改善です。なんか09年増税は規定路線みたいですけど。。。
>>853

マイナス金利政策って言うのはジョークかと思いきや金利派は結局そこに行きつくみたいね。
現金を減価するってことは税金を取るって事?確かに国は儲かるね。
現金には10%で銀行預金なら5%、日銀当座も5%なのかな?
流動性から非流動性に資産の移転が起きるね。
経済は死ぬよ。
補足しよう。

元々現金の在りかなんて正確に知りようがない。
だから現金に対する税金は銀行とか企業などのようにたな卸しをする所がとられる。
預金も個人の立場から言えば貯蓄部分と流動性の部分に分かれる。
預金に税金がかけられるならば貯蓄部分は金とか土地とかの非流動性資産に移転する。
マネーサプライは激減し、経済は貧血状態に陥る。
861金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 15:51:18
>>858
>かわって政府が現金ばら撒きをすると困ります。財源は税金ですから(国債も結局税金で支払われます)。

信用創造は説明1でも説明2でも生じるのだから、国債発行も、信用創造する。
したがって、国債発行をしまくれば、
信用創造は増大し、マネーサプライも増大するから、税率を上げなくとも税収は増大します。
どうしてもプライマリーバランスを気にするのであれば、ここらをきちんと計算して確かめることですね。
財務省のお役人さん、もう確かめましたか?
862金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 16:00:00
>>845
>銀引き受けでの為替介入が外需を増やして回復のきっかけを作り、マネタリーベースの増加がマネーサプライ伸び率インフレ率の上昇につながり、
>その後も0金利を維持したので実質金利が低下していき、設備投資や個人消費が増えるようになった

外資の日本株買いによる株価の上昇や不良債権償却の進展により、不良債権問題に目処がついた。
そのため銀行貸し出しが回復して、景気が全般的に回復している。
実質金利の問題よりも、銀行が貸し出せる状態になったことが原因だと思われる。
設備投資や消費意欲は以前からあったが、銀行が貸し出しできなくてデフレになっていた。



863金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 16:02:51
市場のマネーに対する需要は無限。
今も昔も変わらない。
しかしマネーの供給は銀行のみが行う。
供給側の状況によってデフレになっていたと思うが。
864金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 16:55:04
機械化によって生産性が向上した現代社会では、衣食住などといった人間の基本的欲求を満たすための労働力はわずかで足りる。
したがって、残りの大多数は「虚業」に従事することになるが、「虚業」によってもカバーしきれない一定数がニートになる。
にもかかわらず、なぜ今「少子化対策」なのか?生産(供給)に関しては上述したように、むしろ「人余り」時代に入る。
消費(需要)に関してもしょせんマネタリー(貨幣的)な性格にすぎず、タンジブル(実需的)ではない。
贅沢品や珍重品など「上級財」にどれだけ高い付加価値(値段)が付くかであって、人口の頭数は大したファクターではない。
865金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 18:06:00
>>863
>市場のマネーに対する需要は無限。
>今も昔も変わらない。

人間のマネーに対する需要は無限。
マネーを渡せば人は消費する。
マネー供給側の銀行の状況によってのみ、デフレになっていただけでなく、
銀行も生保も年金も健保も特殊法人も、
そして民間の個人も企業も資産デフレという状況、
つまり、ひどいB/Sの悪化があって、日本は通常に消費できる状況になかった。

まあ、このようにしておけば、幾ら貿易黒字で稼ぎ続けようと、
日本国という働き蟻の住む国は、せっせと宗主国に貢ぎ続けるのですよ。
866金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 18:15:16
>>861
>>かわって政府が現金ばら撒きをすると困ります。【財源は税金】ですから(国債も結局税金で支払われます)。

>したがって、国債発行をしまくれば、
>信用創造は増大し、マネーサプライも増大するから、税率を上げなくとも【税収は増大】します。


※【】に注目
自分がなに言っているのか、相手がなにいっているのか良く考えようね。
867金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 19:02:25
>>866

>【財源は税金】ですから(国債も結局税金で支払われます)。

この部分なら注意して読んでるよ。
それでも、<861>を主張した理由を良く考えましょう。
しっかり計算したかい?
それとも計算する方法が解からないですか?

868金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 19:06:15
経済財政諮問会議の民間議員は15日、社会保障制度の一体的見直しに関連し、ある世代が生涯に政府から受ける
利益と支払う負担を分析した内閣府試算を提示した。
60歳以上の世代は差し引き5647万円の受益超過となるのに対し、30代は負担の方が743万円多い。20歳未満の
世代は負担超が3952万円で、格差は最大で1億円に迫り、世代間の公平論議にも一石を投じる内容だ。

日本で、生涯にわたり支払う税金や社会保障費などの負担額と、受け取る年金などの受益額の差が、試算によって
明確になりました。
現在、60歳以上の世代が生涯にわたり政府から受け取る受益額は、総額で5647万円。負担の総額が1.3億円程度に
たいし、受益の総額は、2億円近くになります。
現在、日本の60歳以上人口はおよそ3000万人。60歳以上世代全体で、1700兆円という巨額が、政府から支給され
る計算になります。当たり前ですが、政府から支給されるお金は、天から降ってくる訳ではありません。
その全額が、我々国民の負担です。現在、日本の税収は年間およそ50兆円。社会保険料負担の収入も、およそ50兆円。
あわせても100兆円の収入しかありません。また、国の貯金に相当する、年金支払い用の積立金が145兆円です。
現状、日本の年金支払総額は年間40兆円に上ります。すでに単年度でみた場合の、年金保険料収入と年金支給額は、
ほぼとんとん。将来、保険料を徐々に引き上げない限り、今後は、積立金を取り崩していくしかありません。
記事になった試算によれば、現在20歳代の世代の生涯負担額は、1400万円。過激な言い方をすれば、生涯にわたって
国から搾取されるということになります。当然ですが、将来の老後の保障など、全く期待できません。
さらに下の世代は、もっと生涯負担額が増えるわけですから。こうした現状を肌で感じた若者が、労働意欲をそがれ
る気持ちもわからないではありません。現在、国会議員の平均年齢は、50歳代後半。受益世代に当たる彼らは、議員
年金の話題に触れようともしません。明治維新のような革命でも起きない限り、このままずるずるいってしまうよう
な気がしてなりません。今回の試算をまとめたのも、経済財政諮問会議の民間議員です。

http://www.iw-jp.com/modules.php?name=News&file=article&sid=140
>>867

>>866ではないですが、>>858の私が質問して良いでしょう。
是非、計算を教えて下さい。
(1)国債発行しても税収の増加の方が上回るからOKというのは画期的です(無税国家万歳)。
(2)もしくはそういうことが起きる条件を示すだけでも偉業だと思います。


(1)はともかく(2)はあり得るのでお説を傾聴致したいと思います。
870金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 19:26:48
>>869
>(1)国債発行しても税収の増加の方が上回るからOKというのは画期的です(無税国家万歳)。

thx.

まず確認しておきたいことがあります。
国債発行は信用創造をし、マネーサプライを増加させるかですが、この点OKですか?

871金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 19:37:47
日銀が買い取った分はベースマネーを増加させ、
ベースマネーもマネーサプライの一部であるこ
とをかんがみると、マネーサプライを増加させる
と言えるだろう。

しかし、マネーサプライの増加分 ÷ マネーベースの増加分 

が、1に近かったりして。。
872金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 19:41:00
前にも書いたが

日銀券=国債
>>870

簡単化の為に量的クラウディングアウトは起きないとしましょう。
その場合はOKです。
もとい、銀行が購入した場合ね。
875金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 20:46:13
>>873>>874
量的クラウディングアウトは量的緩和政策でクリアーできますね。

>もとい、銀行が購入した場合ね。
では、郵貯、簡保、年金資金、投信、健保、生保、漁業協同組合、農協等の 民間金融機関および公的機関の購入での信用創造はどうでしょう?
これらでマネーサプライは増加しませんか?


>>875
>量的クラウディングアウトは量的緩和政策でクリアーできますね。

それはどうでしょうか。クラウディングアウトが起きないというのは貸出しを減らして国債を買わないと言うことです。
私が苦心して書いてきたのは銀行の自己資本が十分でなく、且つ、国債運用の方が貸出しより有利だとクラウディングアウトが起きてしまうと言うことです。
が、とにかく量的クラウディングアウトは起きないとして先に進めて下さい。


>では、郵貯、簡保、年金資金、投信、健保、生保、漁業協同組合、農協等の 民間金融機関および公的機関の購入での信用創造はどうでしょう?
>これらでマネーサプライは増加しませんか?

銀行以外の金融機関に関しては後で議論すればよいのではないでしょうか。
その議論には"流動性"という概念を持ち込まないといけないので後回しにした方がいいです。
議論の簡単化の為に国債は全部銀行が買うとして先に進めてもらって結構です。
877金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 21:33:40
>>876
>議論の簡単化の為に国債は全部銀行が買うとして先に進めてもらって結構です。

つまり、仮に??
国債発行増=マネーサプライ増・・ということで進めます。

ところで、もう二点、
年収2000万円の人に税率25%をかけた場合と年収500万円の人に税率25%をがかけられた場合では、
当然、年収2000万円の人の方が楽な生活ができるのは理解できますね。
また、一旦徴税されたお金も次年度には民間に支払われることも同意できますね。
>>877
同意です。税率が同じなので年収は高いにこしたことが無いでしょう。
また、税収は遅くとも次年度には支払われると言う仮定も問題ないでしょう。
国債整理基金特別会計がどうのこうのという非生産的なイチャモンはよしておきます。
でも、ここまでの仮定は整理させて頂きます。

(1)量的クラウディングアウトが起きない様に工夫を行うものとする。
(2)国債は銀行などの金融機関が買うものとする。
(3)税収は遅くとも次年度には使われる(市中に吐き出される)。

ということで進めて下さい。
879金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 22:46:42
>>872

前にも書いたが、日銀券は日銀の借金の証文
で、担保は日銀の保有資産

国債は国の借金の証文、担保は将来の税収
そうですね。
仮に国債を銀行や日銀が無利子で買うと言うのならば話は別ですが。
基本的に国債は国民の保有者に対する有利子負債です。子孫に対する負荷です。
外貨建てを始めたら、こんな話では済みませんが。。
881金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 23:05:07
景気回復に伴って雇用環境が改善する中で、この1年で増えた雇用者のうち、9割以上が
非正社員であることが3日、総務省の調査でわかった。この結果、雇用者全体に占める
非正社員の割合は3分の1にまで拡大し、とくに25〜34歳層の増加が顕著になっている。
企業は固定費の増加につながる正社員の増員には依然として慎重な姿勢を示している格好であり、
厚生労働省では企業に対して中途採用を含め、新卒以外にも若者層の正規雇用を求めていく方針だ。

総務省が四半期ごとにまとめる労働力調査詳細結果の18年1〜3月期平均によると、
就業者のうち、雇用者(役員を除く)は5002万人で、前年同期に比べて79万人増加した。
正社員は5四半期ぶりに増加に転じたとはいえ、増加幅は7万人にとどまった。

一方、パート・アルバイトや派遣社員、契約社員などの非正社員は、72万人増え、この1年で
増加した雇用者の9割以上を占めた。完全失業率は3年前の5・5%をピークに改善を続け、今年
2月以降は4・1%に低下しているが、非正社員を中心に改善している実態が裏付けられた。とくに
25〜34歳の増加が目立ち、前年同期比で30万人も増えた。就職氷河期に高校や大学を卒業し、
正社員になれずにパートやアルバイトなど非正社員のまま、高年齢化していることをうかがわせた。

非正社員の賃金は正社員の6割程度と低く、税金や社会保険料の納付も低水準にとどまる傾向がある。
また、雇用形態も不安定で、結婚や出産をためらう傾向が指摘されている。少子高齢化で国の財政が
逼迫(ひっぱく)する中で正規雇用の拡大は大きな課題といえる
882金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 23:11:43
だって、利益を上げる上で、給料をカット(つまり、リストラ)するのが
一番、手っ取り早いんだもんね、
883金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 23:12:46
と、B/S,P/Lしか見ない経営者は言っております





と言ってみるテスト
884金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 23:14:01
【日本の人口推移予想】
            0人             1.0億人             1.5億人
__________________________|_<<__________________________|_________________________________|____
1975年 111939643人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1980年 117060396人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1985年 121048923人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1990年 123611167人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1995年 125570246人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2000年 126697282人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年 127245267人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ←今ここ
2010年 126465451人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年 124465901人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020年 121471466人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2025年 117812582人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2030年 113328774人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2035年 108077489人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2040年 102167125人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2045年 *95898305人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||
2050年 *89484841人|||| ||||||||||||||||||||||||
2055年 *83006540人|||| ||||||||||||||||||
2060年 *76494443人|||| |||||||||||
2065年 *70062552人|||| ||||
アメリカで過去に起こったことだけど、最低賃金を下げた結果、失業率が増えた。
これを初めて経験した為政者は同情するが、我々は学ばなければならない。
人は生活できる賃金が貰えないならば就職よりも就職活動の継続を選ぶと言うことを。

<労働者の論理>
特に日本では正社員になったらそう簡単にはかわれない。そういう社会だからだ。
だから、賃金の低い職しか見当たらなければ正社員でなく非正社員か失業者を選ぶ。

<雇用側の論理>
需要は変動する。売り上げが変動するのに雇用者数も変動できなくてはいけない。
正社員(組合員)では首が切れない。
大野耐一氏は気付いた。
需要の変動に強い仕組みをつくるべきだと。
余剰人員に物を作らせてはいけない。無駄に在庫を作るからだ。
余剰人員を解雇してはいけない。
そんな労使紛争にエネルギーを使うくらいならば改善活動に従事させれば良い。
需要はそのうち回復するし、よく訓練された工員ほど得がたいものは無い。
887金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/02(日) 23:27:42
”厚生年金ぼったくり”
 将来受け取れる厚生年金の額は、2023年以降、約48%まで引き下げなければ
 ならないことが厚生労働省の試算で明らかになった。
 これで年金不信はいっそう深刻になるだろう。
 明らかに元取れない制度なら、払わない方が良いと考えるのが普通。
 借金まみれの国なのだから、年金も最低保障にすべきなのに、
 団塊だけ満額で、後の世代は足りませんかよ。
>>877 今日は続きが無いわけかな?じゃあ、私も寝る。

<信用創造の話>
『銀行の機能と法制度の研究』(木下信行)には銀行のことが詳しく書いてあるが、
なんと信用創造については書いていない。正確に言うと極めて分かりにくく書いている。

P261
 銀行制度においては銀行の業務は預金と貸出を併せ行うこととされている。
以上の議論を踏まえて、このことの意義を考え直してみると、流動性の創出と、
非流動的な資産という2つの機能の組み合わせと捉えることが出来る。
(引用終わり)

流動性の創出と・・・以降は非常に言葉を選んでいる。単純に訳すと、

預金と言う名のマネーを創って貸付証書という資産を購入することと捉えることが出来る。
889金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 07:38:35
>>888

>今日は続きが無いわけかな?じゃあ、私も寝る。
先に寝てしまった。失礼した。今度から寝るときはそのようにお伝えします。
>>878
>(1)量的クラウディングアウトが起きない様に工夫を行うものとする。
>(2)国債は銀行などの金融機関が買うものとする。
>(3)税収は遅くとも次年度には使われる(市中に吐き出される)。

ところでお金の総量の増減について述べるとすると次のようになる。
(1)ベースマネー(マネタリーベース)・・日本銀行が市中から資産を買い入れることによって、代わりに日銀の負債として発行される日銀券。および日銀当座預金残高。日銀によって直接増減せられる。
(2)信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借りによって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。
  このお金が減少することを確か、信用収縮と言うと思う。
(3)資産評価マネー・・株式や土地等、比較的短期間に現金に交換できる資産。これらの価値は時価総額という概念で捉えられ、経時的に大幅に増減する。

今回の、税率を上げずに基礎的収支の均衡をもとめる方法を証明するために、
上記の(3)の変動はないものとする。
つまり、今回の話のマネーサプライは(3)の変動なしでの(1)(2)が現状のままと、
国債発行しまくりによる、(1)(2)の大幅増とで比較したい。

くどくて申し訳ないがさらにご了解を求めます。




890金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 08:42:59
            0人             1.0億人             1.5億人
__________________________|_<<__________________________|_________________________________|____
1975年 111939643人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1980年 117060396人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1985年 121048923人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1990年 123611167人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1995年 125570246人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2000年 126697282人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年 127245267人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2010年 126465451人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年 124465901人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020年 121471466人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2025年 117812582人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2030年 113328774人|||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2035年 108077489人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2040年 102167125人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2045年 *95898305人|||| |||||||||||||||||||||||||||||||
2050年 *89484841人|||| |||||||||||||||||||||||| ←折れ、この辺で氏にそう
2055年 *83006540人|||| ||||||||||||||||||
2060年 *76494443人|||| |||||||||||
2065年 *70062552人|||| ||||
ジョン・タイター氏の予言?

2005年 アメリカの内政悪化(イラク戦争やハリケーン被災者救援対策の遅れから、アメリカ内政悪化)
2006年 アメリカ国内で暴動勃発
2007年 中華人民共和国 内陸部で暴動勃発。軍が治安出動。(この治安出動をきっかけに中国軍の暴走が始まる。)
2008年 平成関東大震災(世界恐慌のはじまり)/アメリカ全土内戦状態/北京オリンピック中止(内陸部暴動と中国軍の暴走が理由)
2009年 中国の台湾・北朝鮮・韓国・日本侵攻/アメリカ合衆国 初の女性大統領(ライス)
2010年 中国の台湾・北朝鮮・韓国・日本併合化
2011年 アメリカ合衆国政府解体
2012年 アメリカ連邦帝国樹立/「ネメシス」星が太陽系を通過(超巨大地震の発生)/暗黒の3日間(太陽光線が3日間遮断)/世界の人口が現在半分になる。/人類覚醒(ニュータイプ)の時。
2015年 第三次世界大戦勃発(ロシアがアメリカ連邦帝国・ヨーロッパ連合・中国に対して核戦争を仕掛ける。)
2017年 30億人の死者を出した末に、ロシアの勝利に終わる。
2020年 ロシアの援助により新合衆国政府が打ち立てられる。(この新アメリカ合衆国は小さなコミュニティの連合からなる社会主義国となる。)/地球上の国の殆どが、社会主義国家になる。
2034年 タイムマシンが実用化する。
2040年 オリンピックの復活

ジョンタイターの予言
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/disaster/1145965086/
892金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 09:48:47
>>888

>預金と言う名のマネーを創って貸付証書という資産を購入することと捉えることが出来る。

うーん、本質をついている。感激した。

ところで、手形を振り出したときも、マネーの創造といえると思う?

銀行を一切介さずに次の取引が行われたとすると、1の段階でマネーの
創造が行われ、4でマネーが消滅すると思うんだけど。

1.俺が何かを買い、支払のため、手形を振り出した
2.俺の手形を受け取った人が支払のため、手形を裏書譲渡した。
3.裏書譲渡、裏書譲渡、裏書譲渡
4.俺が何か売ったとき、回りまわって、俺が振り出した手形で支払われた。

893金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 19:52:57
国や地方がサラ金に手を出す日はそう遠くないだろう。

自治体向け融資が増加、全国の銀行7%増の14兆円・3月末
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060702AT2C0100Q01072006.html

全国の銀行の自治体向け融資が増加している。
2006年3月末には約14兆1000億円と1年前に比べ7%増えた。
景気回復を受けて銀行の融資は上向きつつあるものの、地方によっては依然厳しい状況が続いている。
自治体向けの増加が全体の融資を底上げしている面もある。
894金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 20:44:21
戦時中の「国家総動員体制」に対応して、銀行中心の金融市場などができたという話だ
が、マスメディアにも「戦時体制の遺産」があることは、あまり知られていない。

特に顕著なのは、新聞である。「マスコミ不信日記」からの孫引きだが、桂敬一氏による
と、1937年には全国で1420紙も新聞があったのに、検閲の手間を省くため、各県1紙に統
合されたのだという。戦前は、新聞配達もあったが、一つの販売店が複数の新聞を配達す
る「合売店」だった。それが新聞の寡占化にともなって、現在のような「専売店」になっ
た。だから新聞の再販がなくなると崩壊するのは「活字文化」ではなく「新聞専売店」に
すぎない。

同じ理由で、出版の取次は2社に集約され、通信社も2社になった。電通が独占的な地位を
得たのも、戦時中である。放送(ラジオ)は、もちろん国営放送として、国民を戦争に駆
り立てるもっとも効果的な道具となった。こうしたメディアで「戦意発揚」の旗を振った
ジャーナリストの多くは、戦後追放されたが、新聞社や放送局は残った。

1940年体制の中心だった銀行の護送船団行政は、1990年代に崩壊したが、こうしたメディ
アの戦時体制は、まだ残ったままだ。そして新聞は、部数の減少のなかで、大した意味も
ない特殊指定を死守しようとし、NHKは減少の一途をたどる受信料(支払率)にすがりついてい
る。彼らが競争を恐れるのは、無理もない。70年間市場経済を知らなかったソ連国民と同
じように、彼らは自由競争というものを一度も経験したことがないのである。 元NHK松原信夫
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/c/f29ab0096d0b326d70da98f7fab6b651
>>888の引用文に抜けがありましたので訂正します。
すいませんでした。

『銀行の機能と法制度の研究』(木下信行)
P261
 銀行制度においては、銀行の業務は預金と貸出を併せ行うこととされている。
以上の議論を踏まえて、このことの意義を考え直してみると、流動性の創出と、
非流動的な資産の購入という2つの機能の組み合わせとして捉えることが出来る。
(引用終わり)
>>889

(1)はいいと思います。ベースマネー=現金(発行銀行券)+日銀当座預金 でいいと思います。

(2)は違いませんか?
 先ず下らない突込みをすると信用創造マネーはクレジット・クリエーション・マネーで前後に同義語が来ています。
 
 貸出=預金-準備金 ・・・  最も基本的な式(ルール)ですね。
 
 この貸出しが信用創造量になります。ベースマネーを全て準備金にした場合は貴方の言う通りになりますが、
 現実的ではありません。市中や銀行に現金は残りますし日銀当座預金=準備金+超過準備金でもあります。

(3)は分かりますがもう少し具体的に言った方が良いですね。
 おそらく有価証券はここに含めるということでしょうね?



(2)が大事な点です。新たに投入したベースマネーが全て最大限に信用創造されるというのは極めて楽観的な仮説になります。
897金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 22:17:01
>>896
>(2)信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借りによって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。

(2)は説明1的に発想したものです。
また、ベースマネーが全て信用創造に使われたものとは思っていません。
どちらにしても金額的には確認計算のためには大差ないものと思っています。

尚、確認計算のためには(3)のマネーの変動をないものとしたいと思いますがいかがでしょう。
つまり、日銀が作り出すお金と民間金融機関が作り出すお金に限定して、
目的の、税率変動なしのプライマリーバランスを目指すということですが?
>>897

説明1でも説明2でも(2)は誤りなのでもう一度良く考え直してください。最も基本的なルールです。
仮に銀行が全く信用創造をしなかった時、つまり預金は受け入れるが貸出しをしなかった時、

ベースマネー=現金+日銀当座預金=[市中にある現金]+[銀行にある現金]+[準備金]+[超過準備金]
そして預金=[銀行にある現金] また [準備金]=0  となります。
式を変換するとベースマネー=[市中にある現金]+預金+[超過準備金]

この場合あなたのいう 預貯金-ベースマネー=-[市中にある現金]-[超過準備金]<0 です。
もう一度よく考えてみてください。
極めて重要な点です。超過準備政策の意味はそこで良く間違われているのですから。
超過準備金の意味を補足しておきます。
日銀当座預金には所要準備金以上入れておかなければなりません。
準備金以上に入っている分を超過準備金といいます。
例えば日銀当座預金を35兆円にした時は、準備金が5兆円くらいでしたから超過準備金30兆円です。
当座預金がここまで過剰になると銀行同士の取り引きの金利が限りなくゼロに近づきます。
公定歩合に関係なく短期金融市場金利ゼロになるわけです。
また、銀行はこの過剰な当座預金で信用創造をしてもいいし、国債を買ってもいいわけです。
(勿論、何もしなくても構いません。)
900金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 23:33:06
>>898

>預金=[銀行にある現金] また [準備金]=0  となります。

上記は信用創造が行われていない時点では ないですか?
信用創造が行われている現時点では、
預金=信用創造マネー+銀行にある現金+日銀当座預金量・・・となると思いますが?
>>900

>>898は銀行が信用創造をしない場合で書きました。
定義がおかしいと言うことを示したかったのです。

(説明1)銀行は受け入れた現金の一部を準備金として日銀当預に預け残りは貸し出せる。
 ∴貸出し=預金-準備金はどのタイミングでも成り立つ基本的な式です。ちなみに準備金=準備率×預金
 (ところでこういう説明の時は一般的に銀行は預金と貸出しかしないものとしてますね。簡単化の為ですね。)

で、市中から見たマネー(マネーサプライ)の増加分は貸出と同額です。

(ちなみにこういうのは(説明2)では間違えようがないのです。間違えたくても間違えられないのです。)



ここを放置すると今後のあなたの証明の上で問題が起きそうな気がするんです。
ベースマネーが1兆円増えたらマネーサプライが80兆円増えるとか言い出しそうで。。。
902金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 23:51:25
>>898

>預金=「銀行にある現金」
はあ?

変なこというなよ。銀行は一部の現金を手許に残し、残りは日銀に持っていきその結果、日銀当座預金
が増えるんだよ。わかってるの? 
903金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/03(月) 23:55:03
>>898 さんへもう寝ます。

確認計算は>>900が片付いてからということにします。
>>900
>預金=信用創造マネー+銀行にある現金+日銀当座預金量・・・となると思いますが?

この式から言っても  銀行にある現金+日銀当座預金≠ベースマネー です。
>>902

誤解を招く書き方をした私が悪いんだよね。
信用創造をしない場合、と書きました。
分かり易くするためにね。
>>903

私も寝ます。
そこは今後のあなたの論理展開に関係ないのかもしれませんがきちんと片付けましょう。
907金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 00:12:46
>>901

>(説明1)銀行は受け入れた現金の一部を準備金として日銀当預に預け残りは貸し出せる。
 ∴貸出し=預金-準備金はどのタイミングでも成り立つ基本的な式です。

いえ、違います。
説明1では預金は 貸出金+準備金に分けられますが、
その行為が何回か、繰り返された後の預金総額だと(全ての口座の合算)
預金総額−ベースマネー=貸し出し総額=信用創造マネー・・・となります。

やはり、もう寝ます。
908金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 02:43:34
日本人が知らない恐るべき真実 より抜粋
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060702

しかし、今回ご紹介する『福井日銀 危険な素顔』の著者、リチャード・A・ヴェルナー氏は、日銀の客員研究員でしたし、石井正幸氏は、営業局で窓口指導を担当していた元日銀マン。
つまり、完全なインサイダー情報です。

2003年の世界経済会議でGlobal Leader for Tomorrowの一人に選ばれたヴェルナー氏と、
窓口指導という形で日本の経済を実質的に動かしてきた日銀営業部の石井氏の対話形式で展開される“知られざる日銀の実態”は、まさに驚愕。
いわゆる“陰謀論”をバカにする人たちは勿論、全国民に知って欲しいほどの内容です。
すでに絶版で入手困難ですが、是非ご一読をオススメします。


909金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 07:46:21
>>907の訂正です。
>銀行にある現金+日銀当座預金≠ベースマネー 

上記確かに。
市中現金が抜けていました。

だから、
銀行にある現金+日銀当座預金≠ベースマネー 

市中にある現金+銀行にある現金+日銀当座預金=ベースマネー・・となりますが
これでどうでしょうか?
910金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 14:01:06
ベースマネーじゃなくて、マネーベースだよ。
911金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 20:26:36
>>910
>ベースマネーじゃなくて、マネーベースだよ。

それを言うなら、マネタリーベース。
>>908
うげ、凄い内容ですね。

>>909
>市中にある現金+銀行にある現金+日銀当座預金=ベースマネー・・となりますが

それは定義そのものですからいいですが、結局(2)の式はどうされるのですか?
預金からベースマネーを引くという操作はあまり意味を成さないと思いますよ。
量的緩和でベースマネーが急増した時や解除後にベースマネーが激減した時にもその式を当てはめるのですか?
913910:2006/07/04(火) 22:09:57
>>911
正直、すまんかった
914金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 22:16:02
日本経済復活の会 これで景気がよいと言えるのか。-かつて世界一だった一人当たりのGDPは11位まで急降下-
…お金が官から民に十分流れていないからだ。民にお金が流れなければデフレになる。逆に民にお金が流れすぎれば
インフレになる。…政府は増税をしようとしている。…日本は人口が増えなくなったためだと言う人がいる。しかし…年率
10%程度成長を続けていた頃でも、人口の増加率は年率1%前後だった。つまり、人口よりも労働生産性の上昇のほうが、
はるかに重要だ…。投資をしなくては、生産性は上がらないし、お金がなければ投資ができない。お金が市中に流れない限り、
成長はない…。高度成長期には、不動産価格の上昇等資産インフレ…のために、銀行貸し出しが増え、市中にどんどんお金が
流れ込んでいた。…GDPが増えなくなったのは、人口が増えなくなったためではないことは、一人当たりのGDPの国際比較を行えば
すぐ分かる。…1994年には、日本は世界一だった。橋本内閣の大増税によって、7位まで落ち…小渕内閣の積極財政で、2位にまで
挽回したが、森内閣と小泉内閣の緊縮財政で転落の一途をたどり、2004年度には11位にまで落ちてしまった。
http://www.tek.co.jp/p/ajer06_01.html
915金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 22:20:35
>>912
>それは定義そのものですからいいですが、結局(2)の式はどうされるのですか?

信用創造マネー=預貯金−(マネタリーベース−市中現金)・・ということでどうでしょう?
>>915

何故、そういう定義に拘っているのかよく分かりませんが、例えば銀行業務が預金と貸出だけの場合、

信用創造量=貸出      とか
信用創造量=預金-準備金 とかの定義では後の話がおかしくなるのでしょうか?

何はともあれ先に進んで下さい。
ところでその定義には暗黙の仮定があります。

・超過準備金=0    

超過準備政策の方が異常だとも言えますからこれは許容されるでしょう。

で、申し訳ないのですが暫くはどんどん書いていって貰えませんか?
>>908に紹介されてる所が面白くて、過去に遡って読みたいです。
それにあなたの主張は(多分)ネットで見つけたので大体分かりました。他の方たちが突っ込むと思います。
917金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 22:45:28
>>852

お前は財政政策わかってないだろ。マネタリーベースも増えるが、消費性向の高い貧乏人へ金を播けば需要も増える。

>ヘリマネ政策=政府紙幣発行の支持者の目的からずれた政策となってしまうでしょう。

どこがずれてるんだよ。財政出動と金融緩和を同時にしてクラウディングアウトも流動性の罠にもならないことこそが目的だろ。

>>858
>しかし、この実現性は皆無です。国債の直接受け入れさえしないのですから。

直接引き受けでなくても財政赤字の増加額以上の買いオペをすればいいだけ。
為替介入のときはFB大量発行して、日銀は0金利続けてたから日銀引き受けと換わらないことになったわけで。

>かわって政府が現金ばら撒きをすると困ります。財源は税金ですから(国債も結局税金で支払われます)。

需要不足のときに減税し、供給不足になったとき増税すればいいだけ。常時財政を均衡させるのはただの馬鹿。

>(銀行はBIS基準と金融監督庁の国営化するぞ攻撃によって思うように貸出しが出来ませんでした。)
>そこで銀行と中小企業の間に政府が入って仲介機能をはたせば良かったと考えます。

要するに不良権処理を強行せず、大量に買いオペして銀行が国債買い増せないようにしてればよかっただけ。
国営化するぞと脅すような政府が仲介機能を果たすほどお人よしとは思えんが。

>>862

外資の日本株買いに円安が影響ないとでも?

>実質金利の問題よりも、銀行が貸し出せる状態になったことが原因だと思われる。設備投資や消費意欲は以前からあったが、銀行が貸し出しできなくてデフレになっていた。

銀行が貸し出せなかったのは不良債権のせいじゃなくて、需要不足で返済能力のある資金需要が低迷して宝。
不良債権が少なかった優良行や外資でも貸出低迷してたことからも明らか。実質金利が高いと返済もしにくくなる。借りたい人も減る。
>>880

ほとんど自国通貨で国内から借りてて対外ジュンサイ建国なのに、将来の子孫の負担になんかならんよ。
そもそも民間への貸出残高を0にする必要がないのと同様、国への貸出である国債発行残高を0にする必要性は全くない。
国債を全て現金に変えられなくても決済に支障はない。預金だって全て引き下ろされることはまずないんだし。
利子を受け取るのも払うのも国民。しかも国債の過半数は公的部門が保有してるわけで半分以上自分で自分にかしてるようなもの。
これで子孫の負担がどうとか財政危機とか言うのはただの馬鹿だわ。
920金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/04(火) 23:51:26
>>916

>信用創造量=預金-準備金 とかの定義では後の話がおかしくなるのでしょうか?

信用創造量の方がベースマネーの量に比べると圧倒的に多いので、
話がおかしくなることはありません。

要するに、
日銀発行のお金と民間金融機関が信用創造するお金に限定して、その多寡で確認計算しますよといいたかっただけです。
ところでここまで話せば、その計算方法に見当が付かれたかもしれません。
ならば、
>かわって政府が現金ばら撒きをすると困ります。財源は税金ですから(国債も結局税金で支払われます)。
↑このような発言に食いついた理由もわかりますね。

そして、どうやら、興味を失われたようですので、続きの話もここらで止めておきます。
921金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/05(水) 06:35:12
>>920
要は、
1.国はどんどん国債を発行し、日銀はこれを引き受けろ。
2.国は借入金を増やせ

といいたいわけですか?
922金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/05(水) 06:50:35

ただしこういう事をすると、インフレになるので
どこかで止めると言う事になる
永久に続けることはできない
923金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/05(水) 06:55:08
インフレにして借金を目減りさせる、これが国の狙いだ。
>>920

失礼、興味を失ったわけではないですよ。
内容を知ったからマメに回答するのもなあ、と思ったんです。
確か国債3000兆円発行するんでしょ?その考え方の誤りを指摘するつもりでした。
925金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2006/07/05(水) 08:27:08
インフレにして借金が目減りすのは当然
デフレでは、増加する
926金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
経済が成長しているときおは、自然にマネーサプライも増加していく。

のであって、マネーサプライを増加させると経済が成長するという
もんではない。

むしろ、国が借金をして事業を行うと、産業構造が、公共事業
中心になり、夕張市みたいなことになってしまう。