銀行で法人融資・資産査定やってた俺

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1金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
去年まで某地銀の都内の支店で融資と資産査定やってました。銀行の融資に
ついてはいろいろ議論がありますが、何か知りたいことがありましたら、
以下の制限の下にお答えしたいと思います。
・顧客の個人情報、特定の銀行名は出せません。
・5年しか働いてないので、全てを知ってるわけではありません。あくまで
 私の経験てことで。
・他行のことはわかりません。ただし、銀行はかなり横並びの色合いが強いので、
 そんなには違わないんじゃないかと思います。
ちなみに、今は辞めて他業種で働いてますんで、それもご了承を。
2金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 20:59
最近は貸借や損益計算書を提出させるのですか?
提出した財務内容はきちんと確認しているのですか?
31:02/10/28 21:04
>>2
B/S,P/Lは絶対必須です。財務内容の分析が、全ての出発点でしたから。
最新のを提出してもらえない場合は新規の融資は応じませんでした。
昔はいらなかったんですかね?
4金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:07
最近は貸付の際、どんな担保を取っていますか?土地は値下がりが
恐くて担保になりませんか?また土地を担保にするよりも売却をさせて
そのお金を担保に貸付をしましょうと言って、実は貸付金返済に当てて
しまうという事はありませんか?
51:02/10/28 21:11
>>4
基本的に担保主義はとってませんでした。というのは、査定の区分の際に
要注意先以下になってしまうと、担保でカバーされていても、担保の種類に
よっては、しっかり「不良債権」に分類されてしまうからです。優良な担保の
場合(株式など)は別ですが、価格の変動が激しいのであまり好まれません。

一番好まれるのは「保証協会」の保証です。これがついてれば、いざというとき
保証協会(ほとんど公的な組織)が返してくれるので、ほとんど心配ないのです
61:02/10/28 21:17
>>5
補足で。預金を担保にとるのもめったにやりませんでした。「預金を担保に
貸してくれ」と言ってくる人はけっこういましたが、預担(預金担保貸し出しのことを
「預担」と言う)やるくらいなら、その預金をくずしてもらったほうがマシという場合が
ほとんどです。それに、預金を崩されたくないような優良な顧客なら、担保を
とらなくても貸せますんで。
7金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:17
貸付先が倒産、実はその前に他会社に営業譲渡等で貸付金が焦げ付いた
というような例はありませんか?このような有利子負債の踏み倒しを
勧めるコンサルもいるようですがどう思われますか?
8金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:20
スゲーリアル! 注目スレ!
91:02/10/28 21:23
>>7
すいません。
>実はその前に他会社に営業譲渡等で貸付金が焦げ付いた
>というような例はありませんか?
この部分がどういう意味なのか分かりませんでした。とりあえず、倒産して焦げ付きは山ほど
あります。いわゆる「倒産」の代表的状態として「不渡2回目」がありますが、東京地区だけで、
毎日、10先も20先も(月末とかは100先以上も)2回目出してますんで。

有利子負債の踏み倒しという意味で言えば、例の民事再生法は、銀行の立場から言うと、
事実上の踏み倒しという感覚でした。施行以降、この白旗あげるタイプの倒産は
かなり増えたんじゃないかと思います(これは他業種でも同感なんじゃないですかね?)
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:23
関連会社の手形が商品手形なのか融資手形なのかどう見分けるのですか?
11金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/28 21:26
ジャンプはいつ頃わかりますか
12金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:27
>>9
その場合、引当金を積み上げている場合はいいけど、不意の時は
やはり痛いのでしょうね。何か対策はあるのですか?
13:02/10/28 21:30
>>10
これは難しいですね。特定の銘柄(普通だったら手形受け取りたくないような
企業の振り出しのものとかで)がやけに多いとか、端数の金額のものが少ないとか、
そういうのを総合的に判断するしかなかったです。もちろん、不渡り出るまで分からない
場合も多いです。
14:02/10/28 21:34
>>12
正直言って、回収を早めたり、やばい状態になってから担保の追加を
求めたりしかないんですよね。>>5でこう書きましたが、丸裸よりはマシなので。
民事再生については、申立するような企業はその申立前にたいがい「ここはヤバイぞ」と
分かるんで、せっせと回収に努めるのが中心になります。
15金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:40
>>14
裁判になった場合勝ち目はありますか?また件数も多い場合裁判に
持ち込みますか?結局、それらの(>>7)背後には某大手の商社や
そのメインバンクが付いている場合もありますが。
16:02/10/28 21:46
>>15
民事再生について言うと、最大の債権者が圧倒的に強い感じですね。準メインとかサブの銀行でも
再生案に賛成しないことは可能なんですが、それをやったら、破産されて、返ってくるお金がますます
少なくなってしまうんで、あまり合理的ではない。
単純に「お金返せよ」という趣旨の裁判だったら、ちゃんと手順踏めば勝ちます(この手順てのが
かなりまどろっこしいんですが)。裁判勝つこととお金返してもらうことは別ですが、裁判で
確定判決もらっとかないと、あとで面倒なことになるかもしれないんで、そこまでは行きますね。
17金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 21:57
不良債権の増加は(バブル期の不良債権は償却したという説もあり)
偏にデフレが一番の原因(土地の資産価値が目減りしている)だと
思うのですが、全ての責任を銀行に押し付けて臭い物に蓋をしようと
している竹中案をどう思われますか?
181:02/10/28 22:06
>>17
ずるい言い方ですが、個人的な政策への賛否は別にして、銀行の側からみたら、
散々言われていることですが、多額の引当をせざるをえない(=当期では費用が増加し、
自己資本がへる)以上、回収を促進するしかなくなるのは間違いないです。
回収すれば、逆にその分の引当金が戻ってきて翌期の利益も増えますから。
だから、いわゆる貸し渋りや貸し剥がし、特定の優良先への競争激化により優良先への
金利が低下しさらに利鞘が減ってしまう、などの副作用はあると思います。

でも、個人的には、これ以上公共事業とかやって国の債務を増やすのもヤバイような
気がするんだよなあ。
19あぼーん:あぼーん
あぼーん
20:02/10/28 23:04
>>18だと、思いっきり経営サイドの話で、新聞とか週刊誌にも出てるんでつまらないかも
しれないんで。現場での話を。

「要注意」区分の先から、手形回ってくるんで貸してくれ、といわれた場合。現場(支店)では
「しかたないので、資金使途と返済源を確認して、やるしかない」との話になることも多いです。
ただ、そういうところだと最終的な決裁権限が本部審査部の役職者(場合によっては役員以上)に
なるので、本部に話をもっていくと、「こんなのやれるわけない」と言われます。それでも粘って
「返済源確実、短期」ということを強調すると、文句は言われてもOKになることもあります
(文句を言うのは審査の役目だから仕方ない)。粘ってもダメになることもあります。「こんなの
やって返ってこなかったら、俺ら背任になるぞ」とか脅されたりしちゃいます。こうなったら、
もう現場の判断では貸せません。「他行に行ってください」と言うしかない。

まあ、「要注意」先の場合はここまで厳しくないことが多いですが、「破綻懸念」以下では
間違いなく却下されます。
21出向者A:02/10/29 00:59
銀行批判派が、「貸し渋りや貸し剥がしで優良な中小企業が困っている」云々言う。
また「担保至上主義が今のような問題を生んだ」とも言う。
しかし、そういう輩は一部しか見ていないといわざるを得ない。
中小企業の中で、独自の技術を誇るような優良な企業はどの程度あるだろう。
ほとんどが大中企業の下請けとして生きている会社ばかりだ。
たとえ、毎期利益を出している企業でも受注先がコケれば自分もこけるような構造になっている。
上がコケたらどうしようもない。自社で打開できるような所はごくわずかだ。
つまり、従来の自動車や電機や建設に例を見るような「序列構造」が現在の構造不況の主要因だ。
そんな「受注先次第」の会社に「会社の内容で融資を・・・」と言っても難しく、
不動産やマル保のような保全次第となってくる。
受注先に左右されないような技術を持った優良企業なら銀行も「内容で融資」可能だし、
それ以前に直接金融等で資金調達も可能であり、金策に困ることも少ない。

金融緩和策を次々行うが、市中に資金が潤わないのは単なる政策ミス。お上は現場を分かっていない。
いくら資金量が増えたって、上記の理由で保全措置がとれなければ融資できないのだから・・・。
融資残高目標を設定して「目標クリアできなければ業務改善命令」と言ったって、そんなの脅迫でしかない。
それよりも、マル保の無担保枠拡大等で銀行が融資しやすい環境をつくるほうがまだマシかと思う。
まあ、「金融安定融資制度」の二の舞になるかもしれんが・・・・。


221:02/10/29 09:32
>>21
私も、とりあえず短期的に中小企業に金をまわすには、保証協会の保証枠の拡大、
というかストレートに安定化の復活しかないんじゃないかと思います。(ちなみに
知らない方に説明しますと、「安定化」というのは、平成10年に貸し渋り対策として創設された
新たな保証の枠で、審査がかなり緩い。そのため当時はものすごい勢いで利用されて、
シャレにならないくらい忙しかった)。この安定化が現在、新規の貸し出しは終了してて、
逆に今、その返済で苦しくなってる中小が多いですからね。
23金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 15:40
ちょっと期待あげ
24金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 15:42
中小企業救済に国の直接融資という案があるようですがどう思われますか?
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=dehio
このサイト面白いよ
26:02/10/29 17:24
>>24
国の直接は効果薄いと思う。なにしろトロイし融通きかない。今も国(中小企業金融公庫など)の
代理貸とかありますが、手続きも面倒なので私はほとんど使いませんでした。公的な枠を
拡大するんであれば、保証協会の無担保融資枠を大幅に拡大するのがいいと思いますね。
27金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 17:26
>>25
ブラクラ
28 :02/10/29 18:52
経営者ですが、もうニッチもサッチも行かない状況です。毎月の借金返済に追われて、
従業員の給料を払う事も難しいです。この場合、毎月の借金返済額を減らす事はできるのでしょうか?
29金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 19:30
>>28
夜逃げすれば楽になれます。
私も50万やられたばかりです(泣)
3028:02/10/29 21:48
>29
 でも夜逃げされるくらいなら、毎月少しずつ払ったほうがマシですよね。
それでもやはり無理なんでしょうか?
31金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 22:06
今銀行に土地持ってない人が事業計画持ち込んでも門前払いですか?
また土地無しが門前払いを免れるケースは存在しますか?
32金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 22:25
銀行はある意味かわいそうだよ。
やっちゃいけないことが多くて自由度低い商売なのに今や結果責任を
一手にとらされようとしている。
まあ、巻き添えの中小もかわいそうだが彼らって未来的には
系列、補助金だよりじゃもう駄目でしょ。
独自技術とか持ってる、数少ない優良中小は何としてでも残すべきだが。
しかし失業者が現実としてどれだけいるかは別として本質的には
失業しちゃってる日本人って多いんだろうな。
ゾゾッ。
33金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 22:42
ここ数年で、自分の銀行がやばい(破綻する?)
と思ったときはいつですか?
34出向者A:02/10/29 23:37
>>33
平成九年の金融危機の時・・・

>>31
>>今銀行に土地持ってない人が事業計画持ち込んでも門前払いですか?
どの程度の事業計画かにもよるが、先述のように大半の中小企業は
受注先次第だから、計画といっても机上の空論になりがちだ。
受注先がこければアウトだし、受注先が堅調でもいきなり発注を止められるリスクもある。

ただ、ほとんどの中小(特に建築関連)が、「資金繰り表」や「受注明細」もつくれない
くらいだから、そういった「事業計画=ビジョン」を持っている経営者に対しては
それなりにマジメに対応すると思う。(計画内容にもよるが・・・)

35:02/10/30 01:32
ごめんなさい。全ての質問に答えたいんですが、眠くて眠くて
頭が働きません。明日、書き込みます。「出向者A」さんのように、
銀行関係者、その他、企業経営者、企業の財務担当者、他業種の
人々も意見を書き込みしてもらえると盛りあがるかと思いますんで、お願いします。
36:02/10/30 01:49
>>28
眠いけど、粘って書きます。
資金繰りやばかったら、金融機関にぶっちゃけた話をしたほうがいいです。
絶対に街金には手を出さないでください、街金にいったら、間違いなく人生破滅
(自分だけじゃなく、家族も)です!私も銀行時代に街金の方々とは、ある程度の
接触がありましたが、彼らはシャレにならないです。

銀行に話すときには「今、資金繰り苦しいです」というよりも、しっかりご自分の
ところの資金繰り状況を把握したうえで、「こういう状況だから、こうしてくれ」とか、
具体的な金額まで明らかにしたほうがいいと思います。それでも銀行が相談に
のってくれなかったら、民事再生法の適用も考慮に入れて弁護士に相談に
いかざるを得ません。いずれにしても。街金には絶対に借りちゃダメです!!!
37金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/30 12:50
でも日本の都市銀行って裏では街金とつながってるんだよな
ぁ・・・・
38金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/30 16:00
俺は街金のオーナーだが本業は土建屋だ。
土建業で調達して街金で運用させている。銀行は
もっと儲けろと実態を知りながら尻を掻きに来る。
391:02/10/30 16:28
銀行から消費者金融への貸し出しはすごい多いっすね。私がいたところでも、
全行のなかで融資額上位5先に有名消費者金融会社が2個くらい入ってたし。
401:02/10/30 16:54
>>31
>>5に書いたとおり、担保に入れられる土地の有る無しはあまり関係ないんじゃないかと思いますが、
保証協会の利用が考えられます(やたら保証協会を押してますが、協会のまわしものではありませんよw
念のため)。協会が保証してくれると、もし債務者が倒産しても協会が返してくれるし、債務者の財務内容が
悪くても、保証協会の保証付債権は、原則として、不良債権に分類されないので、銀行に好まれます。
また、保証協の保証と法人の本店登記地の市区町村の斡旋制度を併用すると、低利での融資も
受けられます。

注意点は、保証協会に所定の保証料(年率換算で0.8-1.0%くらい)を払わなければならない(融資実行の
際にこの分が差し引かれて入金されるのが普通)ことと、保証協会と銀行の2回の審査があるので
若干時間がかかることです。協会の審査が否決になる可能性もあります。また無担保保証の枠が
決まっているので(5000万と平均月商の3倍のいずれか低いほう、がいちおうの目安)、それを
超えての保証は受けられないです。
41金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/30 21:16
行員はみんな日経新聞よんでるんですか?
42金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 07:27
やっぱ、銀行って給料高いのかな?
43金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 09:05
良スレですね。金融緩和しても
もうあまり効果が望めないのが分かります。
44金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 11:11
>>41
銀行員かどうかは関係なく、サラリーマンはかなりの比率で
読んでるんじゃないの?
45:02/10/31 17:25
>>42
率直に言って、高くなかったですよ。サービス残業の嵐だったし。
まあ、上のほうの人のことは知らないけど。
46金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 17:30
どちらかと言えば、帝国データバンクや東京商工リサーチの倒産情報誌
みたいなの読んでいるんじゃないの?
47金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 17:49
ウチの会社の銀行からの天下り?部長曰く
「この失われた10年で銀行の資産は、不良債権処理ですべて吐き出して
しまった。あんなに磐石だったのにいまや丸裸。次に危機が起こったら
糖蜜以外はもうだめぽ。
銀行がすべきはちゃんと鞘をぬける金利での貸し出しだった。銀行の経営
責任は、低金利に必要以上にお付き合いしてしまったことにある」
いかが思われます?
48金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 19:09
>>45
信金の営業で、社宅、30歳子供二人で手取り25万という話しは本当かな?
バブル期は信金でも30になれば年収一千万と聞いたが。
49金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 19:12
>>47
協力預金とか、諸々、不透明な取引をやってたからね、銀行は。
名目の金利がすべてじゃないよ。
50:02/10/31 20:51
>>47
全体的に金利が低いという印象はありますね。財務内容が良好な先は
リスクも低いから金利が低くても当然でしょう(そういう先は銀行同士の競争も
激しいから自然に低くなる)。だけど、リスクがある先にも、不相応なほど
低い金利で貸しているような気がする。実際、まともに貸せる先って本当に
少ないんですよ。何度も書いてる保証協会を使えば、個別の債権のリスクは
低くなりますが、逆に制度の枠が決まっているため金利は低くせざるをえないし。

私がいたところでも一度、「債務者ごとのリスクに応じた金利体系を導入しないと
利益があがらない」ということで、本部の審査関係の部署が中心になって取り組み
ましたが(ある程度は金利に差はついてましたが、もっと露骨にやろう、ということ)、
顧客の反発が強すぎて現場でトラブったり、当局の査定との絡みもあって
「努力目標」に留めざるをえなかったことがあります。

大手都銀だったら調達コストも低いからまだ採算はとれるかもしれない。だけど、
中小地銀や信金、信組は調達を預金に頼る部分が多くて、調達コストが高く
なってしまいます。預金金利はコールとかの市場での金利に比べて高いですし、
集めるための人件費もかかりますから。だから、どうしても利鞘は狭まります。
51:02/10/31 20:58
>>49
僕が入行してころからは、あんまり預金面での協力がどうのこうのとかは
なかったですね。内容が悪い先には、「もう貸せないから預金崩してもらって
一向にかまわない」とストレートに言ってました。お客さんのほうからしてみると、
銀行は預金崩されたくないと思ってるんだろうから貸してもらおう、と考えている人も
いるんで、こんなこと言われたら気分悪かったと思いますよ。

私がいた支店では融資の大口先と、預金の大口先はほとんど重なって
なかったです。
52出向者A:02/10/31 21:23
協力預金といえば生保の通知預金だな。
昔は、法人預金の末残目標等があったからそれなりに有り難かったが
今となっては、はっきりいって「ありがた迷惑」以外のなにものでもない。
一週間程度の短期しか置かないから事務コストばっかりかかるし、
「期越え」でやられると、預金保険料の増加要因にしかならない。
せめてNCDにしてくれればいいのだが。(預金保険料の算定対象外)
しかも、生保側は「恩に着せる」ような態度でいるからお話にならない。
今でもやっているのかなあ?
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/31 21:25
>>51
単純に貸し金の半分を預金にとれば、貸しだしと預金が銀行員の成績になり、金利
は実質2倍になるじゃないですか。
54:02/10/31 22:01
>>53
僕が入行する前に(おそらくバブル期とかじゃないかと思いますが)、いわゆる
「両建預金」が問題になってたらしいです。これはまさに、預金をするための
お金を融資するということです。それを受けて、僕が入った頃には融資と同じ月に
新規で定期預金や定期積金(毎月、定額を積み立てる形のやつ)ができてると、
必ずチェックが入りました。そういう状況ですから、誰も預金させるために貸そうとは
考えてなかったです。まあ、トータルの資産負債のバランスでみた場合は、
明らかに預金を作りすぎてお金が足りなくなって、融資を受けてる企業は
けっこうありましたけどね。

いずれにしろ、根本的な状況としては、預金をさせるために貸す、という発想が
出来るほど財務内容が良くて、資金繰りに余裕のある先は滅多にないんです。
そういう先はもう銀行との取引を絞ってきちゃいますし。
現在、複数金融機関との返済資金の条件変更を要請してほぼ見とめられている社長です。
当社もバブル期の不動産投資が多額で、収支を生まない土地、建物が大量にありマス。
本業もドンドン売上げが下がり、資金繰りが行き詰まり遂にはここまで来ました。
条件変更の要請をメインバンクに出したとき、当時は貸し出しを個人、会社見境無く出し
その境界をあいまいにしたまま、多額の融資を斡旋シマスタが、今回は都合よく個人と会社の
境界を明快にさせ、個人融資の部分は意地でも全額回収をするとの圧力をかけてきました。
こちらは返済の繰り延べで債務放棄を頼んでいるわけではないのですが、なんとしてでも返済を
させようと・・・終いには他行から借りてきてからでも繰り延べの要請は出きるだろうとも言いきり
私を唖然とさせまくりました。


まったくのモラルハザ−ド丸出しですね・・


民事再生法を口から一言出したらコロッと態度が変りこちらの要請を全面的に受け入れるとの
ことでした。この半年間自殺まで考ながら落とし所を考えていたのが馬鹿らしくなりましたね。
当社は物販業で銀行への返済がある程度無ければ問題無く資金繰りができるので、交渉がし易い
状態でしたが・・・


やはり繰り延べとか言われるとどうでも債権の回収を強行しようと思うものなのですか??
56:02/11/01 10:01
>>55
条件変更したら(変更の程度にもよりますが)、変更後の金額を全く問題なく返済してても
その顧客は破綻懸念以下の分類になる可能性が大です。だから減額後の金額で返していれば
OKだとは、銀行側は考えません。なんとか当初の割賦金に戻そうとします。懸念先になると、
引当率も大幅に上昇しますから。

当然、条件変更の稟議をする際にそのための経費削減計画を立ててもらい、借りている側も
努力はしますが、いったん減額したら減額後の金額で資金繰りが回る体質になってしまうことが多く、
なかなかもとに戻せないことが多いのが現状です。だから、固定資産の売却を促して、
割賦金とは別に回収を促進するようにします(それによって固定資産の含み損が表に出てしまう
ことが分かっていてもです)。

交渉に際して民事再生をちらつかせるのはいい手でしょうね。民事再生申し立てられたら、
破綻懸念のさらに下の「実質破綻」に分類されてしまう可能性が大ですし、それだったら
条件変更認めるようがマシと考えるでしょう(十分に貸し出しをカバーできる担保などがあって、
そっちを競売したほうが手っ取り早いと考えられてしまったら別ですが)。
57金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/01 16:50
前はよく来てた銀行の預金集めの人が
最近あんまりこない。ウチの会社もやばいのか?
58金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/01 21:31
その銀行が大手銀行なら預金が集まりすぎてもういらないのでは
社員に預金集めさせるのは完全にコスト割れしてそうだし。
59:02/11/02 05:42
>>57
>>58さんに同意です。都銀の内部事情は詳しくないけど、
ペイオフの一部解禁直後から、よ銀は「もう預金はいらん」という状態に
なってたらしいとの話はよく聞きました。
60金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 09:54
担保、というと不動産とか有価証券が思い付くけど、
この辺のは今、値下がりしまくっててあまり役に立たないよね。
もっと無形の資産(社長の経営能力とか、会社の独自の技術とか)を
担保とみなして融資するとかはないの?この辺のは換金できないから
難しいんだろうけど、こういうのをしっかり評価していかないと
お金が回っていかないんじゃないの?
61金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 10:31
国が与信を与えるということは、確実に金回りがよくなると
いう点で即効性がある政策だと思います。いま現在の資金繰り
にも困っている中小企業にしてみれば救いの手になるでしょう。

しかし、公共事業中心のバラマキ予算と同じで単なる延命に
過ぎないんじゃないかという思うのですが、その点どう思いますか?
62金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 11:37
>>60
過去の実績とか、取引先が優良だとかはあるんじゃないかな。
63金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 11:51
>>61
国が与信を与えるっていっても、あれは無担保→保障つきに
切り替えさせることによって、銀行のバランスシートの改善
を図ってるに過ぎないんでは?
64金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 13:16
>>63
粉飾決済させて税金だけは払わせるからね、保証協会は。
倒産して大損するのは取引先。
65:02/11/02 21:42
>>60
実際上の問題から言えば、そういうのは「担保」としては扱われないです。
以前に破綻した銀行が資産性のあいまいな「営業権」を担保にとって
融資して、破綻後に背任に問われてましたし、実際上は難しいでしょう。
もちろん、「あそこの社長はすごい堅い人だから、ムチャはしないし、
ある程度安心できるだろう」みたいな、判断の材料になることはありますね。
66:02/11/02 21:52
>>61
>>63氏が言うように、国が直接に与信を与えるというより、保証協会(ほとんど公的な機関)が
保証するという形態ですね(まあ、結局は同じことですが)。これがバラマキと同じなんじゃないか
という点については、一部同意ですね。平成10年に貸し渋り対策として「安定化」という特殊な
保証制度(従来の保証枠とは別枠で保証してくれて、しかも保証協会の審査が甘い)が導入
されたんですが、ただの延命策にしかならない企業もたくさんありました(現場では「安定化は
麻薬だな」、「そろそろヤク切れになるぞ」とかよく話してました)。

もちろん、借りた企業側は真剣に努力して返済しますし、安定化で立ち直った企業もありますから、
たんなるバラマキと同一視はできないとは思います。ただ保証を受けた企業が潰れたら、最終的には
国民負担になりますね(保証協会自体は、さらに中小企業保険公庫(ちょっと正確な名前が
思い出せません)に再保険してると思います)。
67:02/11/02 21:59
>>63
銀行独自の融資(プロパー債権と呼びます)の回収を目的に、保証付きの融資を
行うのは認められてません。バレたら保証協会の保証義務が免責になりますんで、
意識的にそんな融資をしたら、その担当者は間違いなく処分されます。安定化の
導入当初、一部の地銀がひそかに安定化でプロパー融資を回収してて問題になったんで、
安定化の導入以降、協会もけっこうそのへんのチェックがうるさくなってました。

ただ、トータルの資産負債のバランスで見た場合に、事実上、安定化でプロパー融資を
返済している企業(逆に言えば、安定化を借りなかったらプロパーの返済が滞っていたで
あろう企業)は、ものすごいたくさんありましたけどね。これは安定化以外の通常の
保証付融資についても同様です。
6861:02/11/02 23:03
>>66-67
非常に分かりやすい解説ありがとうございます。
結局、中小企業金融安定化特別保証の再来を望む声は、
すでに同制度にどっぷり浸かって、どうにもならない
企業を中心に上がっているような気がします。

そういった中で限度額の拡大や、融資期間の延長を行った場合、
単なる延命ではなく、変革し再生できる企業はどのぐらい
生まれるのだろうかという疑問はあります。

しかし、従来型の公共事業よりは、もう一度時限措置として
同制度を復活することで、自助努力を促し、産業構造の転換に
繋がるのではないかという期待もあります。
6961:02/11/02 23:10
ところで
一方で不良債権処理の強行策、
一方で貸し渋り・貸し剥がし対策、
というのは両立するものなのでしょうか?
両立するとしたらどんな形があるんでしょうか?
70出向者A:02/11/03 00:10
>>61
割り込みレス失礼

世間一般認識
@銀行は自己のB/Sの健全化の為に貸し渋りをしている(=銀行が意図的に融資を抑制している)
Aよって、銀行の不良債権がなくなれば、負担がなくなり、また融資を積極化するようになる。
簡単に言って、こんなところでしょうか?

しかし、実状はちょっと違うと思う。
はっきり言うが、銀行は融資を積極的に行いたいのです。ただ、貸せる先がないだけ。
不良債権負担が重かろうが軽かろうが関係ありません。融資を抑制するというのは、
収益機会を自ら放棄するようなものです。
だから、不良債権処理と称してB/Sから不良債権を切り離したところで状況は変わらない。
不良債権負担が軽くなったところで、リスクの高い融資を積極化するはずないでしょ?
そんなことしても、新たに不良債権を生み出すだけ。
むしろ「51社がどうのこうの」と騒いで、特定企業を貶め、風評被害を広めることで
景気後退要因を増やしていることに誰も気付かない。

銀行が行う融資において、リスクを軽減してあげること(マル保制度融資の拡充等)
で、新たな融資を活発化させ、資金還流を円滑化させることが肝要でしょう。
71金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 00:24
> 貸せる先がないだけ。

ただたんに今の大手銀行に企業の将来性を見抜くだけの力がないだけ
だと思うが。ずっと大蔵省におんぶに抱っこで自分で立つ力をつけな
かったから今のざまなんでしょ。
72出向者A:02/11/03 00:38
>>71
企業の将来性とか内容を見る力がないというが・・・
「将来性」という不確実な要素をどう判断するんだ?
ある程度は判断可能だが、あくまでも「将来の予想」でしかない。
仮に、その「将来性」とやらで判断して融資をしたとする。
それがたまたま当たったとしてもそんなの「結果オーライ」でしかない。
こけたらどうするの?
よく「堅実な中小企業が貸し渋りの被害に遭って倒産・・・」ということを聞くが・・・
(過去の書き込みより)
中小企業の中で、独自の技術を誇るような優良な企業はどの程度あるだろう。
ほとんどが大中企業の下請けとして生きている会社ばかりだ。
たとえ、毎期利益を出している企業でも受注先がコケれば自分もこけるような構造になっている。
上がコケたらどうしようもない。自社で打開できるような所はごくわずかだ。
つまり、従来の自動車や電機や建設に例を見るような「序列構造」が現在の構造不況の主要因だ。
そんな「受注先次第」の会社に「会社の内容で融資を・・・」と言っても難しく、
不動産やマル保のような保全次第となってくる。
受注先に左右されないような技術を持った優良企業なら銀行も「内容で融資」可能だし、
それ以前に直接金融等で資金調達も可能であり、金策に困ることも少ない。

荒れてしまうと申し訳ないから、私は退散します。
73金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 00:39
法人税収が対前年比で半減しているような経済状況では有望な融資先は無いのでは
コストダウンで利益を上げている様な大企業は金余りで融資を返済するくらいだし
銀行の主な融資対象の中小企業は受注額を減らされて赤字の所が増えているのでは。
74金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 00:41
>>71
将来性のある企業ってどういうので、
具体的名称教えてくれ。 
75金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 00:47
>>71
あなたの好きな「競馬の予想」や「占い」とは違いますので・・・
76素人:02/11/03 01:38
銀行がリスクが高いので、融資先がないというのは理解できる。
ただ、極論だが、銀行に資金を行かないようするため、

銀行を減らし、ペイオフを実施、
個人が直接、企業に投資せざるをえない環境作ることにならないかなぁ。
リスクは、個人負担なので、保証協会も不要だし。
77金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 01:43
BIS規制の下では民間企業への貸し出しは
全部リスクウェイト100%でしょ?貸せば
貸すだけ引当いるんだから優良も不良も
ない。全部止めとけ&剥がしちまえ。
将来性がある企業は出資者が集まって銀行
なんかに借りるわけないよ。
知り合いのベンチャーも資金が集まりすぎ
て資本利益率が悪くなるってこぼしてる。
78素人:02/11/03 01:56
それは、銀行は要らないということですか?
海外でも貸し出しで延びてるのは個人向けの不動産融資が多い。
日本で企業向けの貸し出しが今後急激に伸びるとは思えない。
80金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 04:07
>>78
ですね。
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 04:40
そもそも銀行って儲かるの?(地銀など比較的小さいところ)
規模が小さいとあんまりいいビジネスだと思わないけど
日本はやけにたくさんあるよね。なんで?
82:02/11/03 22:00
>>81
僕もあんまり儲からないような気がする。銀行の数がやけに
多いのは、日本は企業の資金調達方法が間接金融に
偏っていた時期が長いからなどが考えられますが、他国の
事情はよく分からないんでなんとも言えないっす。

明日から10日間ほど海外出張。それまでこのスレ残ってれば
いいんだけど。難しいかな?
83金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 22:27
>>82
帰国するまで日本が残っていることを祈ってください。
84金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 22:35
良スレだったので、帰ってきてスレが落ちていたら、
また立て直して頂けるとうれしいです。
やっぱり不良債権処理→貸し出し増加→景気回復
という人の主張は大間違いだったのですね。
そりゃそうだ。
不良債権処理 => 倒産増加 => 失業者増加 => 景気後退
厨学生にでも分かりそうなものだ。竹中は確信犯だろうな。
87金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:09
結論:アホナカは曲学阿世のペテン師
88金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:21
金を貸す先がないのは良くわかるが、そういう状況と言うのは、
不況を通りこしてる? 多分、貸し渋りではなく、新規の貸し
出しはないような気がする。書き換えでしのげる中小は良い方
だろう。大手はしらないけど、中堅以下の痛み方は怖いほど。
まともな営業が出来ない。なんとかしのいで、と言うのが本音。  
89金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:28
デフレの状態は、生産力があまっている状態だから、
資本の限界収益力は一般に低下する。
つまり、追加的に設備投資しても得られる増分収益は小さくなる。

一方、資本コストである実質金利(名目金利-期待インフレ率)
はたかどまりする。

追加コストはより高く、増分収益はより低い。
よって、それに見合うようなビジネスや設備投資が減るのは当然。
そうすると、さらにデフレが進行。
90金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:34
>>89

だから生産力の破壊しかないって
91金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:38
>>90
どうやって?
生産力破壊してもそれ以上需要が減れば意味ない。

92金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 00:41
>>91

貯蓄超過の日本では、需要は下方硬直性があるから問題なし。
93金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 01:02
>>92
貯蓄超過と「需要は下方硬直性」
と どう関係する?
おお、新しい燃料か。
95金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 01:07
デフレを止める方法はないようだから、長引きそうだなー。
今でも、合理化の連続なのに。後、3年も5年も言われると
事だなー。覚悟がいるかな。銀行のトップもそうだけど、
インフレしか知らない世代。色んなトップが替わるまで待つ
事になるのかな。



96素人:02/11/04 01:44
デフレというのは需要縮小していることですか?
需要拡大するため、国や地方の支出の大幅削減とかしての、
大規模減税も現実味ないし。
供給を縮小しながら、需要を拡大するのが、こんなにむずかしいとは。
銀行の不良債権より、
国と地方の何百兆の借金が足かせなんですかね。
97金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 02:13
所得の9割以上を消費した人には国が現金キャッシュバックすれば
消費拡大で景気回復。
98:02/11/04 02:24
半分持ちます・小泉とか?
99金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 02:39
>>97
いや金を使わないくせに貯金ばかりしている60歳以上に懲罰的課税だ。
ジジババの貯金に対して年齢累進課税、
それだけでは可哀想だから100歳超えると無税にする。
100100:02/11/04 02:42
100
101金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 17:37
>>99
生前贈与の特例措置拡大が良いかな。逆に、相続税の税率アップに各種控除の撤廃が良い。
今の相続税の制度では、控除が多すぎて、一般庶民が多額の相続税を払うことは稀である。
逆に、贈与税は税率が比較的高いし、控除や特例が少なく、多額の贈与税を払う必要がある。

確かに、高齢者が守銭奴と化していることが、資金還流阻害の一要因になっていると思う。
「懲罰的課税」はやりすぎだが、「相続税を払うくらいなら、若い世代に贈与しよう。」という
流れに持っていく必要があると思う。
102@毎日が寝曜日:02/11/04 18:42
>金を使わず貯金ばかりしている60歳以上に懲罰的課税だ。
>ジジババの貯金に対して年齢累進課税、贈与税の低減。
ですが、爺婆からすれば
・自分の年金が減額されそうで将来の生活不安(2004年には減額になりそう)
・自分が何歳まで生きるのか分からず無駄金を使えず。
で使わない。相続税を高くしても、贈与税を減らしても
孫子には贈与せず自分の貯金として保有するでしょう。
(お金渡しちゃったら、おしまい。金のない年寄りほど
 惨めなものはないことを、長い人間暮らしのうちに見てるからね)

銀行の投資を増やし、金を回転させて、景気を回復させるには
経済政策という交換システムを色々工夫していじるよりも、
投資を必要とする新しい産業を生む必要がある。(難しいです)
103金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 19:08
相続税を十分に上げておけば、必ず回収できるでしょう。
人は必ず氏ぬ。
104 :02/11/04 19:25
ここ、良スレですね。
書いてることが論理的で判りやすい。
105金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 20:57
>>102
要するに、高齢者の不安の種を無くせばいいんだよね。
(老後の生活を完全サポートすることで、消費に足踏みし守銭奴となることもない)

ちょっとラフな意見だが・・・
例えば、老人ホーム施設の拡充(ハードもソフトも)、や入所への公的支援。(費用の一部補助等)
そして、入所の為の資金確保のために、今の公的年金のような制度を用いる。
つまり、20歳になったら、毎月「年金掛金」ならぬ「老人ホーム掛け金」を徴収する。
それで、60歳になったら、入所可能とし、入所時期を繰り延べることも可能。(入所可能な施設のレベルがアップ)
また、入所時に追加で掛け金を一時金で払込むことによってもレベルアップが可能

老後生活の完全サポート及びその為の資金徴収システムを完備すれば、老後において
使いもしない大金を持っている必要もないでしょう
>105
そもそも老人がホームに入りたいかって言う問題がある。
ついで、施設のレベルというのは、評価するのが難しいな。
老人保健施設の量産で質は低下するぞ。医療は社会主義国
みたいな世界だからなぁ。んで、国の財政を圧迫しそうだ。
107金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 21:18
>>105
本来ならそれは「年金」でできるはずなんだがなぁ・・・(w
どうしてこうなってしまったのか(w

年金すら不安なことこの上ないもんね。
それから>>104の老人が貧乏になったら悲惨は本当。
金持ちじいさんと貧乏じいさんは嫁の待遇がちがうからな(www
108名無し:02/11/04 21:22
若いものには極力お金はだらだら渡さずに困ったときに
助けてやるのが適切ですねー!!!お金を渡したとたんに施設や病院に
放り込まれますよ自分の息子でもそんなもんです。
109@毎日が寝曜日:02/11/04 21:48
>103 相続税を上げれば、爺婆が死ねば国家は確かに大金をとれるでしょう。
   でも、その結果は公務員の給料の原資に回るだけ。
   日本全体の景気回復に回ることはないです(公務員を信じられない)。
>105 そうですね。爺婆の将来の生活の不安の種をなくせば、老人は守銭奴でなくなる。あの世に金はもっていけないので生きてるうちに消費するでしょう。
アメリカの爺婆は、自分の貯金を吐きだして豪華な老人ホームに入り優雅に消費生活をする人が多い。日本でも安心して将来を託せる老人ホームや老人団地があれば、老人も安心して入居し、お金を消費するでしょう。景気回復のひとつの方法と思います。
110105:02/11/04 21:49
なるほど・・・
ちょっと意見が甘過ぎましたね
いろいろ参考になります。
111素人:02/11/04 21:54
漏れは、老人ホーム積み立ては、良いとは思うけど。

とにかく、うーん。。。
老人の資金を税制で異動させようとするにも、
社会保障に不安あるため、税制効果見込めそうになし。
異動したところで、雇用に不安あると
消費に回るかという疑問もあるところです。
また、家族?の問題にまで発展すると、
もうどうしようも手がないような。

社会への、安心感がないんですよね。
112105:02/11/04 22:32
ふむふむ
とにかくポイントは
@お金を「守る」必要がない風潮をつくること
→ex.老後生活保障制度など
Aお金を使わないとまずい風潮を作ること
→ex.インフレターゲットや懲罰課税など


113金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 23:21
昨日のNHKスペシャルみて>>71
>つまり、従来の自動車や電機や建設に例を見るような「序列構造」が現在の構造不況の主要因だ。

これがこの不況の真実の一面だということがよくわかった。

系列のかげで自社のサービスの料金さえ決める能力がない、
コストカットといえば子会社への締め付けだけで自分では何もしない
会社がたくさん量産されてきたひずみが一気に表面化してきて
この現状なんだろうな・・・
ぶっちゃけこれから日本が衰退しそうで
将来が不安で、日銀券ためてんだよ。
あほかとばかかと。
115スレのタイトルを無視するな!:02/11/04 23:47
デフレ、インフレターゲットと日銀批判に
話題をもっていこうとするヤツらがここにもいるけど・・・。

その話題はたしかに大事なんだが
すでにその話題のスレが乱立しているだろ?
っていうかさ、お前ら、それしか興味がないんか?(w

話題ごとにスレがあるんだから、そっちでやれ!
116金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/04 23:49
>>114
こういう奴がいるとハイパーインフレにならないかなと思う。
貯めこんだ日銀券も「紙クズ」だな。
117105:02/11/04 23:51
>>115
そういう気はなかったのだが・・・
どうもスイマセン。以後気をつけます。
118金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 00:16
いい加減、「貸し渋り」とか「貸し剥がし」とか言って「風評被害」を広めるのは
やめて欲しい。
銀行が自己都合だけでそんなことをしているわけがない。
マスコミやエセ評論家が適当なことばっかり言って「銀行叩き」に躍起になっている。
それに躍らされている人々も問題だ。そんな輩の金儲けの種になっていることに気付かない。

法人・融資担当の方々どう思います?
融資担当じゃないけど、「貸し渋り」とか「貸し剥がし」は
銀行いじめのために言ってるんじゃなくて、いわば社会現象でしょ。
銀行側も「風評被害」とまでは思ってないと思うよ。
120金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 03:52
週刊新潮11月7日号ワイド特集悪い奴ほどよく眠る
詐欺で地検に告発された平成の鬼平「中坊公平」

■(1)Mのつぶやき ■   《日本株》
───────────────────────────────────  

◎売国奴内閣

 前回私は、政策対応により変わってくる株式市場の見通しとして三点あげて
おいた。
 結果はどれにも当てはまらなかったようだが、危うかったのは最悪のシナリ
オである3になりかかった事(10月14日号参照)だ。

 ただ、マーケットやマスコミ、及び評論家と言われる一部の人達の間では、
銀行の不良債権処理に関して、私の受け止め方とは多少違うようなのだ。それ
らの意見を一言で集約するならば、竹中案が銀行や与党の反対でなし崩し的に
後退した事によって(税効果会計問題)、銀行の不良債権処理は大幅に遅れる
と言うものだろう。
 はたして本当にそうだろうか?以下に論点を整理しておきたい。

 まず、日本独自の制度とも言える銀行の【税効果会計問題】(竹中案では、
従来認められていた5年を1年に短縮)についてだが、読者の方はどのように
受け止められたのだろうか。

 例えばこんな話はどうだろうか。八百屋さんが税金を払う時は、売上から仕
入れ等の必要経費や損失を差し引いて、残った収益に対して税金を払うのだろ
う。
 同じように銀行が、不良債権を処理しようとする場合、収益から必要経費や
不良債権を差し引いて、残った額に対して法人税を払うとお考えだろうか【無
税償却】。

*実はそうではないのだ。
122金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 04:34
 日本の税制では、銀行は不良債権を処理しようとする場合、ある一定限度を
超えた分は、逆に利益とみなされ法人税を払わされていたのだ【有税償却】。

 一体何処の国にこのような税制があるのだろうか?
そしてこの事こそが、銀行による不良債権の処理を遅らせていた最大の原因な
のだ。ここのところを、確りと認識して頂きたい。

 そしてそうした税制の中で、不良債権処理を推し進める為に、1998年に導入
されたのが【税効果会計】なのだ。
 即ち、銀行が不良債権処理を推し進めた結果、有税償却で払い過ぎた税金を、
自己資本の一部と認め、今後5年以内に発生するであろう課税の穴埋めに充当
し得るというものなのだ。

 そしてこの制度が導入された98年以降、銀行による不良債権の処理は、そ
れ以前に比べ飛躍的に進展したはずなのだ。

 だが悲しい哉、銀行が処理する以上に、政府(森、小泉内閣)の経済的愚行
により、新たな不良債権が発生してきたのが現状ではなかろうか。
 だから銀行からすれば、国の無策(株安などはその最たる例だ、小渕内閣と
比較して欲しい。この両内閣で、どれだけ多くの国民資産が失われた事か)に
より発生した新たな不良債権まで、自分達に責任を押し付けるのはおかしいと
なるのだろう。又、自民税調の山中氏が竹中案を、税制を何も理解していない
可笑しな案だと言ったのも、実に正しい事なのだ。
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 04:35
 もし米国と同じにしたいのであるならば、不良債権処理を【無税償却】とし
(米国は勿論無税償却だ)、これまで【有税償却】で銀行が払い過ぎた税金を、
全額銀行に返却し、その上で実施するのが正しいやり方のはずだ。

 そうした事をしようともせずに、【税効果会計】のみを見直そうとするのは、
まさに【無知なる者の愚行】であり、アンフェアとしか言い様が無い。

 私ははっきりと断言したい。もし竹中案がそのまま通っていたならば、
*銀行の不良債権処理は、進むどころか逆に進まなくなるだろう。
*そして銀行による、大量の貸し渋りや、貸しはがしが発生し、企業倒
    産や失業者が増加し、
*株式は大暴落を演じることになるのだろう。
*やがて銀行は国有化され、日本経済はIMFの支配下におかれたのか
    も知れない。

 そして経済的には三流国家へ。もっとも既に、日本の国債の格付けは三流国
家並なのだが。


 不得意や苦手な事を、何の考えもなく、専門家や学者と言われる者に、【丸
投げ】してしまうこの国の総理大臣。
 そして更に、投げられた当人は、平気でこの国を【嵌めるようなおとしめる
行為】をしようとしていた。それはまるで日本に於いて、明らかに不良債権ビ
ジネス(ハゲタカファンド等)を目論んでいる米国の手先であるかのように。
にも関わらず小泉総理曰く「任せる事が大切なのです」と。
 私は、こいつ等本当に、、、、、、、と正直思ったものだ。
124金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 04:37
 蛇足だが、IMFの話をしておきたい。
 これまでIMFの指導のもと、経済の建て直しが成功した国は無いと言われ
ている。
 いや、唯一の例外である韓国を除いてだ。
だから識者の中には、日本は韓国を見習えとする意見もあるのだろう。確かに
韓国は不死鳥の如く蘇ったのかも知れない。だがはたしてそれで良かったのだ
ろうか?

 現在、韓国の株式市場の売買比率は、米国を中心とする外国資本が4割を超
えている(日本も同じような物だが)。そして何よりも、韓国の国民資産とも
言える主要な経済的資産に占める外国資本の比率をご存知だろうか。空恐ろし
くてとても言えない。それは韓国経済が、外国資本に支配されつつあるともと
れるのだから。

 よく言われることなのだが、竹中大臣の人的背景にあるのはIMFの人脈だ
という。そしてIMFは明らかにホワイトハウスのひも付きだ。だがそんな事
は、例えほんとであったにせよ、どうでもいい事だ。

*大切な事は、この国を不良債権ビジネスの名のもとに、ハゲタカのよ
    うに死体に群がろうとする外国資本に売り渡すような行為はしないで
    頂きたいという事。
*そのような行為をする者を人は【売国奴】というのだろう。少なくと
    も私の常識ではそうなのだが、読者の方は如何であろうか?

 いや、百歩譲ろう。これまであまりに失礼な事を言い過ぎた。昨日の日経
(日曜)にあるように、税効果会計はあくまでも陽動作戦だったのだと。
 だが仮にそうだったとしても、実に危うい馬鹿げた行為だ。
そしてあなた方の本質は、私の想像する事と何も変わらないと思うのだが。
125金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 01:18
良スレ保全あげ
126金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 02:14
>>122あたりがとてもいい!
127金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 02:35
>>1
誰でもいいんだけど、実際の所、銀行って優良な債務者を見つける
ノウハウ有るの?ここが一番の問題だと思うんだけど。
今まで、護送船団メインバンク方式で、貸し出しの垂れ流しやってたつけが
現在の状況を生み出したんだと俺は思うんだけど。
ま、船長が酒かっくらってたら船員が少しばかり優秀でも、
船は座礁するかもしれんけど…素朴な疑問てことで、どうぞよろしく。
方々から金借りてて、延滞が多いんですが
でも、督促が来るとかではなくて単に口座の残高が足りない
と言うパターンです。
でも、10回以上はやってるかな。
借金も多いし、返済余力も少ないのですが、
住宅ローンを組みたいんです。
組めますか?
審査の人が一番重視するのはどんなところですか?
こういう状況にあるものが住宅ローンを組むために
何か打てる手はありますか?
129金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 07:15
バブルのときは資金需要なんかなくてもムリヤリ土地担保に貸し込んでたクセに。
130@毎日が寝曜日:02/11/06 07:41
128さんは、借金が多くて返済余力がないとのことですが。
住宅ローンを組むと、翌月から返済することになりますが、
どのようにして返済なさるのでしょうか?
銀行からみれば 業績不良な零細・中小企業に貸す場合と同様で、「不良債権」になるそう。「貸ししぶり」したいでしょうね。
日本の銀行は貸さないでしょう(私は銀行員でないがそう推測します)。
もしもネタでなければ、シティバンクなど外国銀行に、ローン(借金)を申し込んでみて、その結果をお教えいただけるとありがたいです。
外国銀行が 128さんの将来性だけを担保に貸すのならば、
日本の零細・中小企業も不動産担保でなく、企業の将来性だけで外国銀行に融資をしてもらえるでしょう。「貸し渋り・貸しはがし」問題も解決ってことになりそうなので。
131金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 07:41
晴れてるときに傘を貸し
 雨が降ったら引っ込めて
  雹が降ったら戸を閉じる
132銀行いじめ:02/11/06 08:01
政府はなぜ銀行をいじめるのでしょう。
資産デフレは進むし、いいことないように思うのですが?

不良債権は、国家権力の介入なくとも、いずれ、なるようになる。
それより、政府に望まれるのは、資産デフレを止めること。
133金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 08:22
小泉のいつもの手法で敵を作って支持率を上げるつもりだろう
銀行は行員の給料も高いし金貸しが世間から好かれる事は
古今東西ありえないから仮想的には理想的だ。
やっている事はポルポトや毛沢東と変わらん。
別に銀行が粛清されても世の中が良くなるわけではないが
対決姿勢を示せば大衆の目を自分の失政からそらす事が出来る
134金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 10:16
脱税するなんて

      http://www.page.sannet.ne.jp/pepetaro/
135破綻しかかり・・・:02/11/06 11:31
55で書いたモンです。現在繰り延べ交渉の最中です。メインバンクとは方向性がきまりましたが
その他金融機関とはこれから具体的につめていきます。1が返ってきたらまた書きます。
136金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 13:20
169 名前:殺し屋銀行淫 :02/11/06 13:02
過去10年間、せめて一ヶ月ごとに
 邦銀行のトップ順番に首にして、
  その分トップの1人のたった一ヶ月分給料だけでも、
   優良会社に融資して、漏れのような下っ端が貸し剥がし思いとどまっていたら
どれだけの失業者、自殺者を救えたんだろう  鬱
137金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 13:48
>>136
どうして「優良会社」が貸し剥がしをされるとおもうのか・・・(w
大企業の「下請け・子会社」は「優良会社」では決してない。

138128:02/11/06 23:07
>>130
遅レスですみません。
じつは買う予定なのは収益物件なんです。
住宅ローンとして購入した物件の一部に住んで残りの部屋を貸すか
もしくはアパートローンとして借りるかを考えています。
不動産投資の場合は物件に返済能力はかかっていると思いますが
万が一の場合(百が一以下かもしれませんが)に対応できる
資力を持った人間にしか貸さないということです。
勤め先はわりと信用あるところだと思いますが、
延滞がどの程度審査に響いてしまうのかが一番気がかりです。
まずは3千万程度のアパートを買って、何年か返済の実績を付けて
その後もっと大きな物件を購入したいと考えています。
もちろん大事なのは自己資金、信用状態、収入なのは分かっていますが
今の状態から何とか道を切り開きたいのです。
アドバイスを頂けませんでしょうか。お願いします。
139金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 23:48
バカだな。放っておいても資産デフレは進むんだよ
140@毎日が寝曜日:02/11/06 23:52
>138

・1が海外出張から帰国するまで待って聞く。

・不動産板で聞く http://caramel.2ch.net/estate/
 特に「住宅購入者が購入予定者の質問に親切に答えるスレ」のあたり
http://caramel.2ch.net/test/read.cgi/estate/1013680294/l50

・または他のどなたか よしなに。

この物件を日本の銀行で断られて、外国資本の銀行で融資OKとなったら
日本の銀行なんていらないなあ。
141128:02/11/07 00:09
>>140
不動産板にも行ってみます。
でも、ノンリコースローンが外国では標準だから
その考え方を日本にも持ち込んでくれたら
可能性は邦銀よりも高いはずなんですけどね。
あからさまに富裕層優遇のCMをしているところを見ると
どうもローンの仕組み以前の問題の気がしていて
シティには行く気になれません。敷居が高いんですよね、あそこの雰囲気。
142金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 01:14
>>128
>ノンリコースローンが外国では標準だからその考え方を日本にも持ち込んでくれたら
可能性は邦銀よりも高いはずなんですけどね

ノンリコースローンって「総体」ではなく「単体」で考えるやり方だったっけ?
間違っていたらスマンが・・・

自己資金はあるのか?
不動産担保では、掛目の60〜70%程度しか貸さないよ
残りは自己資金で用意できるのか?
仮に、100%借りれたとしても、その分、返済負担は重くなるし
収支計画にもかなり無理が出てくるのでは?

ノンリコースローンの考え方で審査した場合、
「無謀な投資」ということで門前払いになるのは目に見えている。

もし君が他に豊富な資産があるとか、収入面にかなりの余裕があるとかなら
「総体的に判断して」融資するケースもあるかもしれんが
前レスを見てると、他重債務者で延滞常習ということだから総体的に見ても
難しいだろうね。

夢を壊すようで申し訳ないが、書きこんでいる材料から判断すると
どういう形であれ、「ダメ出し」せざるを得ないだろうね。
143128:02/11/07 01:28
>>142
なるほど。厳しい指摘ですがその通りかもしれませんね。
やるだけやってみます。

ノンリコースとかモーゲージローンについては
仰るとおりあやふやな点があるようです。
ただ、本人の返済能力ではなくて、
物件そのものについたローンというのがアメリカには
あると聞いたので、そのことを言いたかったのです。
とにかく、何らかの方法を探します。
144審査志望:02/11/07 15:26
審査の仕事をやりたい学生(三回)です。
会計士の勉強してたんですが、挫折しました(簿記1級は持ってます)。
金融系の院に行ったほうがいいんでしょうか?
145金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/08 10:05
1461 ◆PIQ9emSpCg :02/11/09 01:02
ごぶさたしてます1です。まだ帰国してないんですが、2ch接続環境が
できたので、書いてみます(ちょっと調子にのってトリップつけてみました)。

>>138
この点については、信用状態うんぬんよりも、もっと根本的にまずい点が
ありますね(あくまで銀行側の視点で)。住宅ローンで借りた金を買った物件を
収益物件として使うというのは、銀行側としては嫌うのが一般的だと思います。
店舗兼住宅とかを住宅ローンで出す場合も、あくまで住宅部分についてローンで
出して、店舗部分は企業向け融資として分けて貸すこともありますから。
ちょっと忘れかけてますが、住宅ローンについては自己資本の計算の際に、
通常の企業向け債権などとは違うリスクウエイトで計算されるはずです(ちょっと
細かいところは分からん)。それは住宅ローンのほうが銀行側にとっては有利な
計算方法で。もし実態が住宅ローンで無いとなった場合に計算方法が
変わりますから、その実態についてなんらかのチェックが入ってるかもしれませんね
(これは推測ですが)。

で、住宅ローンを借りるに際しての過去の延滞実績ですが、延滞の程度によります。
たとえば10日に払わなきゃいけないものをいつも月末になってる、くらいなら記録に
残らないですから、まず問題ないでしょう。1ヶ月以上の遅れ(翌月の10日になっても
まだ当月分が返済されない)がある場合は、影響するかもしれません。3ヶ月以上の
延滞なら間違いなく影響します。

審査が何を重視するかということは、僕は法人融資と外為しかやってなかったので、
詳しくは分からないっす(悲。ただ、住宅ローンはじめ、消費者ローンはかなり審査の
やり方とか重視する点が形式化されていて、たとえば勤務先の規模、業況、勤務年数、
年収、他の債務の残高、延滞実績等が数値化されて可否が出る場合が多いんじゃ
ないかと推測します(個人ローン部門の仕事を覗き見してた印象に過ぎませんが)。
1471 ◆PIQ9emSpCg :02/11/09 01:20
>>144
個人的には銀行で融資審査をやるのに、大学院まで行く必要は
ないとは思います。もちろん行って不利になることはないとは思う。
僕は入行のときは、BS、PLすら読めず、実地訓練と勉強、さらに
長年会社で会計をやってた母親に簿記を教わって、なんとか
なるようになりました。

融資審査に妙な幻想を持っているのなら、捨てたほうがいいっすよ(w。
泥臭いです。普通の職業やってたら一生見なくてすんだであろう、修羅場や
人生のどん底を見てしまうこともしばしば。ただし、それを含めて、やりがいが
あることは間違いないですがね。

ちなみに、僕のは「地銀の都内支店」の経験ですから、大手都銀とかなら
もっとスマートに仕事してるかもしれませんが。
148138:02/11/09 01:37
>>1
レスありがとうございます。
住宅ローンを組むのは色々と厳しくなっているみたいですね。
本当に組みたいのはアパートローンなんですが、
もう少しどうすれば審査が通りやすくなるか、
また、アパート経営の成否を分けるローンで
よりよい組み方やアドバイス等を頂けませんでしょうか。
お願いします。
1491 ◆PIQ9emSpCg :02/11/09 01:58
>>148
アパートローンですか。僕は5年間で1回しかやったことないっす(w。
アパートだから企業と同じ発想のはずなんですが、僕のいた銀行では
どっちかというと「個人向けローン」としての色彩が強く、また場所柄(池袋)
アパート建てるほどの土地持ちもいなかったんで。

ただ、うる覚えですが、収支計画としては入居率が70%くらいでも返済して
いけるくらいじゃないと難しかった気がします。また賃料についても、不動産データの
データバンクみたいなところと接触して、周辺の同規模・同条件の物件と比べて
合理的などうかなども当然見ますね。わざわざデータベースを見なくても
予定地の周辺の不動産屋を見てみれば、uあたりの標準的な家賃が分かると
思いますので、それをもとに収支の概算を出してみてはいかがでしょうか。
150138:02/11/09 02:39
>>1
なるほど。もともと利回りの良い地方の物件しか
考えていなかったもので収支に関しては問題の少ない物件に
なると思います。

「はみ出し銀行員」(かなりうろ覚えですみません)
という本の中で
「本当に儲かるなら銀行が直接その商売をやっている。
 儲からないからお金を貸して上前をはねている。」
といったような文面を読みました。
 借金をしてのアパート経営には賛否両論あるようですが、
マンション経営よりは確実な気がしています。
 ただ、ズバッと聞きたいのですが借金をしての
アパート経営は儲かりますか?
 適度に絞られて、生かさず殺さずのまま借金を返済させられて
銀行に旨みだけを吸われて終わりとなってしまうのでしょうか。
 もし、儲けていくことが可能なら
一番有利なローンはどんな組み方ですか?
 アパート経営を成功させるのに一番大事なことはどんなことでしょうか。
教えて下さい。
151≠1:02/11/09 05:59
>ただ、ズバッと聞きたいのですが借金をしての
>アパート経営は儲かりますか?

その質問は、借金をして株を買うと儲かりますか?と一緒。
儲かる物件(もしあれば)を見つければ儲かるんでしょ。
それがわかればみんな金持ち。
1521 ◆PIQ9emSpCg :02/11/09 15:36
>>118
すごい遅レスですが、ちょっと感想を。銀行も私企業ですから、本来的には
「自己都合」というか、利益追求で行かざるをえないしそうであるべきだと思います。
例えば、資金繰りが苦しい企業の相談にのって返済額の減額に応じるのも、
突き放した言い方をすれば、長い目でみたらそっちのほうが利益になるからでしょう。

商売は本来、ゼロサムゲームではなく、プラスサムゲームです。だから、銀行が
利益を追求する、と言っても、借り手の犠牲においてとか、マクロ的に破壊的な影響を
及ぼしながら、とかの意図を持っているわけではないし、必ずそうなってしまうわけ
でもない。条件変更に応じて、長い目で見て貸し手・借り手の両方が利益を得るのが
最も望ましいですから。

ゼロサム的となるかプラスサム的になるか、これは各経済主体が直面する利得構造に
よりますし、その構造を整備することが政府のやるべきことでしょう。銀行は公共性が
強いといっても、私企業である以上、自己の利益を犠牲にして公益に貢献するのには
限界がある。自己の利益の追求が、自然に他者(借り手や預金者、引いては国民経済
全体)の利益にもつながるような状況を作り出していかないと、共倒れになってしまう。

法人融資担当の話というより、一般的な経済論みたいになってしまったな(w
1531 ◆PIQ9emSpCg :02/11/09 16:09
>>127
他行さんは分からないけど、僕がいたところはたいしたノウハウ無かった。
帝国データとか商工リサーチとかと契約して、データベースを利用させてもらってる
くらい。それで当たりをつけて訪問してみるという感じ。あとは、営業の人たちが毎日
あっちこちを周ってるから、そのなかで得る情報も重要な情報源でした。
ただし、当たりをつけたところの社長や幹部連中とあって話をし、財務諸表の分析を
やるのが、自分としては一番いいかなと思ってました。「ここは大丈夫」「条件次第」
「保証付じゃないと難しい」「全くダメ」とかの大まかなところはそれで掴めますから。

しかし、地銀クラスだと「ここは大丈夫」なところからは、逆に相手にしてもらえない
ことも多いので、「優良な債務者」ということの意味が簡単ではないと思います。
ランクが下の金融機関ほど、よけいにリスクをとった融資をせざるを得ない。大手銀行ほど
優秀な人間が集まっていると思われているし、実際にそうなんでしょうけど、リスク率から
言えば、中小金融機関のほうが審査能力はもっと必要とされるかもしれないです
(もちろん絶対額では、都銀のほうが遥かに大きいですが)。僕らも「都銀の殿様商売の
ような連中と、同レベルの融資をするつもりはない!」と気概だけはいっちょ前に
頑張ってました。
154審査志望:02/11/09 23:48
修羅場・・・はありますかあ、やっぱり。
融資断って怒鳴られたり、恨まれること多そうですもんね。
なんでやりたいかっていうと財務分析とか将来のリスクを予想する事に興味があるからなんですが、
現場をよく調べる必要がありそうですね。
155金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/09 23:51
良スレ。
続きをお願いしたい。最近の経済板は荒れてるからマタ−リとね。
156金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 00:50
今現在では全くの銀行にリスクはない協会付融資(1)であっても条件変更は行いが
たいのですか?

(1)
経済産業省レベルでは8〜9割の部分保証を現在検討中
諸外国では部分保証の国もある。
日経新聞参照
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20021107AT1FI017606112002.html
1571 ◆PIQ9emSpCg :02/11/10 00:59
>>154
修羅場があるのは間違いないけど、財務分析やプロジェクトの収益性分析などは
もちろん重要です。特に地銀クラスの場合、ネームバリューや金利面での争いでは
都銀に勝てませんから、ある程度のリスクをとるための前提となる分析能力で
勝負していくしかない。
158金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 01:05
>「ここは大丈夫」「条件次第」「保証付じゃないと難しい」
「全くダメ」とかの大まかなところはそれで掴めますから。

協会付融資に関しては善管注意義務があると思いますが
協会付のものに関しては4段階で下から2番目であることから
協会付融資部分に関しては審査自体がいいかげんになっていませんか?

159審査志望:02/11/10 01:06
審査能力を鍛えるなら都銀より地銀ですか。
身近に審査からクレジットアナリストに転向 した人っていますか?
160金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 01:19
金融財政事情「企業審査事典」などを利用していましたか?
161金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 01:37
>>159
純粋に審査のみなら銀行よりも、行政職の方が良いと思います。
専門的な機関で審査のみを取り扱っている団体は結構あります。
(社)金融財政事情もそうです。

ここからは余談かもしれませんが
日本のトップ層が学士卒の低学歴が多いことは、問題であると思います。
1さんは学士卒で充分だとの見解ですが、私は修士、博士を持っても良いと思います。
日銀の総合職はほぼ全員2年間の海外留学により修士を習得する研修があります。
日本人の中学生にアンケートを取ったところ進学の希望は、日本は38・9%が
「大学の学部まで」で最多。
大学院まで希望するのは3・4%だった。一方、中国は博士課程までが47・5%、
修士課程が23・7%。学部卒は19・9%。「学部卒は高卒と同等と見られている」
(青少年研究所)とされる中国の現状が表れた。
http://www.yomiuri.co.jp/04/20021107i513.htm
162痴呆銀行:02/11/10 01:46
>>157
地銀を買いかぶってくれるのは有りがたいが
分析能力云々もやはり都銀の方が上では?
過去から蓄積された案件数も多いし、そこから得られるノウハウも多い。

逆に、地銀といっても、その地域で圧倒的な影響力のある
地方の地銀や、首都圏でも神奈川の浜銀や千葉の千葉銀のように
規模がでかいところは、ネームバリューでも負けてないし
地元の情報や影響力が強いということでは、地元企業にとっても
都銀以上に力強く感じてもらえることもありうる。
ただ、第2地銀や首都圏の弱小地銀あたりでは苦しいだろう。
それこそ、君が言うように「ある程度のリスク」があっても
取り組んでいく姿勢でないと融資案件を拾えない。
悪いけど80年代後半の地銀入行員って質悪そう・・・。
164金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 02:04
地銀の行員の質は、景気と進学率から考えると
旧体質(護送船団方式・営業は体力で勝ち取る・理論は不要)
という点で悪い質を是正され始めたのは
最近だと思います
特に旧体質を盛り上げたのは80年代後半の行員だと推定されます
165金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 12:45
とっとと多数の金融機関に営業許可を与えれば、競争の結果、自然と
分析力の高い金融機関が生まれると思うのだが。
166金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/10 18:59
優良スレ上げ
1671 ◆PIQ9emSpCg :02/11/10 21:52
>>158
耳が痛いっす(w。審査といっても大まかに2種類あります。1つは債務者審査(=企業分析)で、
これについては融資残の多寡、財務内容、保証の有無などに関係なく、どの先についても同じ
力の入れようでやってました(もちろん、規模の大小や関連会社の有無などで、単純に
分析すべき要素の多い少ないはあるし、用意する資料の量に差はでてきますけど)。
この債務者審査の結果に基づいて、「保証付限定の方針」とか、「積極的に資金需要に応じる」とかの
大まかな方針が出てくるわけです。

もう1つは案件審査で、これについては「保証付だから、まあいいか」のような姿勢の案件も
あることは否定できませんね。「あまりにもやばい先だったら、協会も承認しないだろう」という
のがありますし。

善管義務は、プロパーも同じですが、もちろんあるし、保証付のほうが注意しなければならない点は
多いと思います。問題があると免責になります。ただ、それが表面化するのは延滞等の事故発生の
ときがほとんどでしょう。
168 :02/11/11 18:57
>>163
知り合いにまさに「80年代後半入社の地銀行員」がいるけど、
自分でも、俺らの年代は何も考えずに「とりあえず銀行」で
入ってる奴多いからダメなの多い、自分もその一人、と言ってた。
1691 ◆PIQ9emSpCg :02/11/11 21:08
>>159
あんまり転職する人自体が多くなかった。僕くらいの年代(28歳)だと、辞めるのは
それほど珍しくなかったけど、10才くらい上になるとほとんどいなかったです。

>>162
地銀を買いかぶってるわけじゃなく、僕も地銀出身なんで、まあ
一種の気概と言うか意地みたいなものかな。地銀>都銀という点について、
とくに根拠があるわけじゃないっす(w
ちなみに、僕がいたのは「特定の地方で圧倒的なシェアと力を持つ地銀」ではなく、
首都圏を基盤にした地銀なんで、経営的にはけっこうキツイと思いますね。
170金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/11 21:13
営業と審査は給料の差別化がありましたか?

営業は残業代ないけど営業手当てが付く
審査は残業代がつく
1711 ◆PIQ9emSpCg :02/11/11 21:59
>>156
重要な論点なのに、見逃してました。遅レスすまんです。

保証協会が条件変更を承認してくれることを前提で書きます。自分のところの銀行が
その先に保証付融資だけを貸しているのであれば、特に問題が起こらないことも多いです。

プロパーと保証付の両方がある場合は大問題です。この場合、保証付だけを返済額減額して
プロパーはしない、というのは出来ません(やったら、いざというとき保証が一部免責になります)。
だから、プロパーも同レベルで条件変更せざるを得ないわけです(普通は返済可能な額の
トータルを残債権額の比率で按分して、それぞれ個別の債権の返済額を決めます)。しかし、
あまりに大幅な減額になる場合は銀行の本部で条件変更の決裁がなかなか得られません。
結局、債務者と銀行の現場が協会と銀行本部の板ばさみになって身動きとれなくなって
しまうことがよくありました。その後どうなるかは、個別のケース次第ですね。
日本経済が抱えている問題が良く分かってきました。
直接金融が進んでいない中、誰も銀行から資金を借り
ようとしないという事は大きな問題だと思います。
話は変わりますが、大手銀行の本店には現在でもMOF担
とか日銀担があるのでしょうか。愚かな質問スンマソ。
173金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/12 04:06
リチャード・クーの本を読んで、銀行に不良債権処理や不況の責任が
無い事が判りました。要するに家計は金を貯め、企業はそれを借りず
むしろ借金返済に奔走し、国は国債の債務残高を気にして大規模な
公共投資を打てないのですね。誰かが金を使わなければ経済は回らない
のに三すくみ状態で金の流れが滞留しているようです。むしろ銀行は
貸し出ししたいけど、金融庁の基準やバブルに比べて貸し出しの基準が
当たり前になった事、企業が借りてくれないから仕方なく国債購入に
当てている事。バブル当時の不良債権処理は大方終了しているけど、
デフレによる資産減少の債権の不良化が問題なのですね。小泉や竹中が
すべき事は、不良債権処理ではなく、デフレ脱却の景気対策が早急な
課題のようです。すいませんでした。
174金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/12 14:48
私も同感。
マスコミにMOF担は叩かれましたが、日銀担はさっぱり。
今でも存在するのでしょうか?

それと窓口指導については?
175金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/12 15:36
176金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/12 22:18
新聞などでは中小企業向け融資の査定基準は大企業向けのものと
違うものを用意する、なんていう話が載ってますが、現実味が
あるんですか?具体的にどういう違いがあるのでしょうか?
■ 竹中を擁護してきたヤシの名前を晒すスレ  ■
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1035285753/l50
1781 ◆PIQ9emSpCg :02/11/12 23:20
>>172
残念ながら、僕がいたのは「大手銀行」じゃないんで、そんな担当はいなかったんじゃ
ないかと推測します。ここは大手銀行の現役行員さんの降臨を待ちましょう。

金融庁の検査官の人とはやりあったことはあります。金融庁の検査が入ったときに、
個別の顧客の査定区分について、2日間にわたってガチンコ対決しました(w
その人は比較的温厚な人だったし、貴重な経験で楽しかった。
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/12 23:28
銀行の給料はいくらぐらいでしたか?
嘗て程の高給ではない気がします
180金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/13 19:13
良スレあげ
181佐々木健介:02/11/13 21:04
>>1
     ______
    /_      |
    /. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /  /  ― ― |
  |  /    -  - |
  ||| (5      > |
 | | |     ┏━┓|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | |     ┃─┃|  < こんなサイトを見つけた
|| | | |  \ ┃  ┃/    \  正直、スマンカッタ
| || | |    ̄         \_________

http://freeserver.kakiko.com/hiroyuki/
1821 ◆PIQ9emSpCg :02/11/13 23:32
>>179
高くはないと思います。僕は独身で実家暮らしだったので、別にそれで
十分でしたが。

>>170
営業は「営業手当て」なるものがあったようです(僕は入行以来、融資と外為しか
やってないんで詳細は不明)。
融資の残業はほとんどつきませんでした。月に残業40-50時間(僕はさっさと
終わらせて早く帰ってたので、少ないほう)でしたが、まあ残業代がつくのは10時間あるか
どうか、ってところです。もちろん、こんなのは違法ですから、証拠を残さないために
タイムカードも存在しません(これは他行のベテランの人に聞いても、昔から変わってないようです)。
自己査定をやるすごい忙しい時期だと、月に残業60-70時間プラス土日出勤がありましたが、
このときも良くて15時間くらいしか残業代つかず。休日出勤は入行当初は手当てがつきましたが、
そのうち代休を取るよう強制された。しかし、忙しいから休日出勤してるのに、代休とれないっての!

営業担当もあんまり変わりませんが、平均的に見て、営業課は融資課よりも早く
帰ってました。
183金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/14 09:59
銀行の再編はしょうがないにしても、規模が大きくなった分、中小企業には、
不利になってるように感じるが?
184  :02/11/14 10:56
良すれの股間。。。
14日付の英紙タイムズは、日本の4大金融グループ「ビッグ4」のうち
少なくとも一つが来月にも国有化されそうだ、と報じた。同紙によると、
日本経団連の奥田碩会長が13日に見通しを明らかにしたという。ただ、
奥田会長がどこで発言したかなどについては明らかにしていない。

同紙は、奥田会長がビッグ4は改革のプロセスの中で生き残るとの見通し
を示しながらも、「問題は(生き残りの形が)私企業としてなのか、あるい
は国有化されるかということだ。四つのうち二つは堅実だが、残る二つは
非常にぜい弱」と指摘した、と伝えている。

奥田会長は、経営が不安定で国有化されそうな銀行の具体名については
言及しなかったという。タイムズによると、国有化など金融危機が来月
にも起きそうな理由について奥田会長に質問したところ、厳格な資産査定
によって大口の融資先が経営破たんし、その結果、貸し手の銀行の経営も
脅かされると説明したという。(ロンドン共同)

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20021114k0000e020028000c.html
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/14 12:06
良スレ
1871 ◆PIQ9emSpCg :02/11/15 11:34
>>176
今出ている話の具体案はよく知りませんが、僕がいた銀行では中小企業向けに
多少の特例を設けていました。
・代表者やオーナーから会社への貸付金で固定化しているものは、債務ではなく
自己資本とみなしてよい。
・代表者やオーナーが当該企業から過大な役員報酬などの収入を得ており、それにより
その企業の利益が圧迫されている場合、その役員報酬等の一部の額を実質的に
その企業の利益とみなしてよい。
などがよく利用された特例でした。中小企業の場合、法人とその代表者(=オーナーで
ある場合がほとんど)の一体性が強いからこういうのが出てくるんでしょう。この辺の
特例は金融庁の検査官も普通に認めていました。
188金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 01:09
あげます
189元都市銀行行員:02/11/16 03:49
1年前まで都市銀行の都心営業店で融資担当してました。
このスレッドよんでて、ちょっと疑問です。
地銀の方が、都銀より審査能力高いなんてことはありえないでしょ。
地銀がよくなんでこんな終わってる案件とりあげるたり、他行肩代わ
りするのか疑問でした・・・・・。特にあほみたな低レートの長期固定
とかで。。。おまえらALMできてんの?って思ってました。
(一回本店に審査の研修いった時に子会社化した地銀の課長級の人と
一緒に上場2社比較分析したことありましたけど、その人は地銀では
優秀だから派遣されてきてた訳ですが、まじで生けてなかったYo)
それに都市銀行含めて銀行に中小企業の将来予測なんてできませんよ!無理!
1)財務諸表の分析は所詮過去分析にすぎない。
2)将来分析としては、せいぜい市況がどうなってるのかとか、
 顧客からのヒアリングベースで、見通すしかない。
3)或いは、試算表と資金繰り表で向う1年間の償却前経常利益だすくらい
 しかできません。
4)中小企業の経営計画なんて風吹けばぶっとぶし
5)結局不動産融資以外での長期融資の返済計画なんて絵に書いた餅も
 いいところだと思います。
ちなみ、ここで中小企業といってるのは売上1,000〜10,000百万円くらいの
メーカーを想定してます。
あとー、わたし支店では営業成績トップでした。財務分析かなりいけてました。
間違いなく支店TOPだったと思います。

190金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 09:10
>>189
最後の2行が余計だな。
191金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 10:04
>190
確かに。良く、銀行を知ってる人だね。@〜Dまでは現実。
信金から都銀まで、事業内容は関係ない。だから、売り上
げ数字の意味は解らない。返済可能かどうかの計算のみだ。
土地担保が足りないのは中小企業の宿命。だから、2割ぐら
い、余分に借りて返済する事を5年ぐらい繰り返して、信用
枠を広げる。金利は保険のようなもの。銀行も前例主義みた
いな感じだから、一度信用を得ると割りと簡単。事業を拡大
しようと思えば、この作業を平行してやってないと資金不足
になる。昔から都銀を信用すると命取りになるのは変わって
ないようだ。潰し方をみれば、その銀行の性格はわかる。

192金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 11:17
>>189

を見ていると、日本の銀行はしょせん世界から見れば井の中の蛙だと
つくづく思う。
193金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 11:22
日本の銀行はワーストクラス。
194金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 12:41
>>189
文面を見る限り、最後の2行は大ウソということがよくわかる。
財務分析の前に国語の勉強やり直せ!!
都銀といっても「ピンキリ」だからな。
どう考えても地銀以下のレベルだな。
195金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 13:35
>>189
ま、確かにその通りだね。俺も地銀の行員だけど能力的には都銀の行員が
上だと思う。それに行員個人レベルじゃなく、都銀自体にノウハウの蓄積も
あるだろう。
ただ、
>地銀がよくなんでこんな終わってる案件とりあげるたり、他行肩代わ
>りするのか疑問でした
これは、その地域毎の問題だろう。全国展開している都銀にとっては
とるに足らない企業でも、その地域に大きな影響を与えている企業なら、
地域に密着している地銀にとっては見捨てて置けないだろう?
都銀がゼネコン等に対して債権放棄しているのと同じ論理だ。
決して誉められることじゃなく当然批判も浴びるわけだが、何とか経営を
立て直そうと人を送りこんだりして支援する。都銀もやってるだろう?
都銀に対して頭にくるのは、地元の優良取引先を都銀ブランドと低金利による
攻勢で奪っていったかと思えば、少し景気が悪くなると金利を引上げし、先の
ような理論で切り捨て地銀に押し戻すような自己チューな経営姿勢。
俺の勤め先は今や格付けも都銀より上なんだ。
そんな不遜な態度が一般人から批判を招き、俺らまで巻き添えくってるわけだ。
いい迷惑だよ。
196破綻しかカリ・・・:02/11/16 21:40
>>189
うん、貴方が言っているのが正論だと思うし間接金融の限界そのものだね。
金融機関にすべての企業の未来像が想像できるなんてありえないし、して欲しくもない。
この手の方のリスク管理は結局シロウトでもできる範囲に収まるのは用意に想像つく。



安全なとこに出して、危ないとこには貸さない・・・以上!!
なにを言わんや???
197痴呆銀行:02/11/16 22:17
>>195
全く同意!!
今の新生銀行と同様、自己チューな経営姿勢だった。
たまたま新生が槍玉にあがっているだけ。
昔は相当高値だった都銀の株価がどんどん下落し、
今では、MTFG以外全部ウチの銀行より遥に安くなってしまったのを見ると
時代を感じるね
198金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 23:15
法定金利の上限を決めて、それに反したら厳罰を与えて、後はどんど
ん金融機関の参加を認めれば、いろんなサービスを提供できる銀行が
自然と残ると思うけど。その過程で、土地担保でしか金の貸せない銀
行は自然と消えると思うけどな。
199金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/17 10:25
>195
同意。地方の会社だけど、都銀が金利も一番高い。小切手帳を600円から
3600円まで値上げしてきた。まったく、使ってないけどな。地方の中堅
以下では都銀の役割は終わってる。もっとも、地銀でも家柄で採用してる所
は江戸時代の藩の家系そのままという所もあって、ビックリするけど。
お客さんが腰の下まで頭を下げて、若手の行員は首を曲げるだけという感じ
もまだ、残ってるけど。
2001 ◆PIQ9emSpCg :02/11/17 22:27
>>189
それは失礼しました。あくまで「都銀に負けてられるかい!」という気概で
やってましたよ、というだけなんで、別に地銀>都銀ということについて
特に根拠があって言っているわけじゃないんすよ。何かプライドを
傷つけてしまったようで申し訳ないです。

「どうしてこんな先の、こんな案件に貸すの?」というのも、仕方ないです。
そういうところが客層なんですから。規模だけで言っても、売上で10億あれば
そこそこ大きな企業、ということになってしまうわけですね。100億なんてあったら
大変。そんな先は支店に3,4先しかなかったです。

指摘されてる異常な低金利長期固定貸し出しはさすがにそんなに多くないでしょうが
(公的なものが絡んでの制度融資くらいかな)、長期の貸し出しが多すぎるってのは
あるでしょうね。それに対応するために、営業の方は長期の定期預金をたくさん
獲得するように言われてるわけですが、そのために余計に調達コストがあがってしまうと。
このへんは悪循環にはまってそうです。
201金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/17 22:31
>>189
よく読むと何にも分からんから適当にって読めるねえ。
それで貸したり貸し剥がしたりか...。
202金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/19 00:37
良スレage
1さん,(今は)銀行員じゃないのに,
銀行の頭取連中なんかより
よっぽどイメージアップに貢献してるNE!
2031 ◆PIQ9emSpCg :02/11/19 13:47
>>202
いや、別にそういうつもりはないんすけどね(w。僕自身も銀行のやり方とか
当然不満があったし、転職したのも、それを見限った、という面もあるわけだし。
204金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/20 23:06
あげ
205元都市銀行行員:02/11/21 02:09
 さて、皆さんから貸し剥がしやら貸渋りについてご批判戴いてるので
いっときます。
 少なくともわたしが勤務していた1年前までは銀行の融資姿勢として
積極姿勢でした。中堅中小企業の平残目標は勤務中どんどんあがって
ました(経営健全化計画の一環として)。わたしも中堅中小企業
にガンガン融資攻勢とってましたよ。当然不良債権はとっと回収してまし
た。銀行なんて利鞘そもそも薄いだから、プロパー融資案件で貸し倒れ
たら・・・終わりですよ。不良先は結局ババ抜きみたいなものですよ。
 もうー辞めますからストレートに言いますが、次は極論として
金かしてくれ<資金足りない<今時売上増加・積極的設備投資はない
=運転資金の増加・設備投資ではない<赤字でキャッシュが流出してる
<自己査定分類「要注意先」
 皆さん今の査定基準ご存知ですか?一過性の赤字以外は前期まで
ちょ〜〜優良企業でも当期赤字転落すれば、形式基準では既に
要注意債権ですよ!来期黒字化見込みを説明できなければ、債権の
一部がU分類になって、無担保部分は引当金積む必要でてくるですよ。
 今時不良債権圧縮しろといわれるところで、分類債権になる事が明白
な貸し出しなんてできるわけないじゃないですか!一般的に考えても収
支がマイナスの友人に金貸しますか?銀行も私企業なんですよ。
 株価について私見ですが、確かに都銀の資産も大分傷んでます。でそ
れで株式も大分売り込まれてます。しかし顧客の質は 都銀・長信銀>
地銀>第2地銀>信金・信組の順です。都銀の資産が傷んでる以上に優
良地銀以外はかなり傷んでるじゃないですか?わたしの支店に破綻信金
の一部支店を受け継いだことありますが、信金・信組の融資姿勢・顧客
の質は終わってましたよ(まーだから破綻したんでしょうが)つまり、
都銀以外に株式市場の感心ないから売られてないだけでしょ。といいた
いわけです。銀行の資産はクラスを問わず腐ってるじゃないかしらと思
います。
 でと、最後にわたしについてのご批判も戴いてるようですが、わたしの所属
していた銀行はいまの4大金融グループの一つでしたし、結局転職して、いま外
資のコンサルいますから!<BBS戦士さんよ!Die!
206元都市銀行行員:02/11/21 02:50
>>189:あれを書いたのは、銀行にいても結局限界があって決して企業
   の業績予想をする才能が磨かれるわけではないことをいいたか
   ったわけです。業績予想をするなら、働いたことないですが証
   券会社のアナリストがよいじゃないですか?
>>198 都銀が確かに土地を担保として重視してる、或いは過去にして
   いた面は否定しえません。しかし銀行は優良企業であれば規模
   の如何にかかわらず、長短資金を問わず無担保・無保証で貸し
   ます。或いは資金繰り表分析して、短期(1年以内)の立替資金・
   増加運転資金は出します。ですから、銀行が土地しかみていな
   いということはないです。
   担保は所詮最後の備えとしての考えです。あくまで、前提は融
   資の個別案件の妥当性であり、過去の収益力であり、試算表で
   の当期の足元の業績なんです。
>>199 これは私個人の姿勢でしたが、銀行と顧客は対等であって、ど
   ちらが上ということはないと思います。銀行は資金をだし、顧
   客は資金を調達して、銀行は利鞘を抜く、というビジネスであ
   ると思います。確かに銀行の年配の方の意識改革がおくれてい
   る面も否めないですが、顧客の意識改革も重要ではないですか
207元都市銀行行員:02/11/21 02:54
>>200  こちらこそ失礼しました。あまりに議論の流れが一辺倒なも
    ので、これをある種のディベートと考えれば、反対意見をだ
    すのもまた一興かと思いまして。
    わたしの勤務中に長期20年固定1.8%とかでアパートローン肩
    代わりうけたとか、メイン先に市場金利連動でないのに短プ
    ラ割れのレートでつっこまれたりと・・・色々ありまして^^;:
    長期貸し出しは多いですよ。やはり銀行がストック重視であ
    る以上長期の方がうまみありますからね。でも定期預金のノ
    ルマはなかったですね。むしろ億円単位の大口定期をとって
    来ると、マ−ケット部門からどうするだ〜〜と怒られたこと
    ありました。結局MMFに流して元本割れ騒動時に流出しました
    が行内には預金軽視に対する姿勢には大分疑問もありました
    が・・・やはり銀行は安定的調達手段として定期預金は大切
    ですよね。
    まーそれは銀行のALM(Asset&Liability Management)に対する
    姿勢の違いなんでしょうねー。あと正直、地銀さんは強敵で
    したね。やはり顧客に対するきめこまやかな対応は真似でき
    なかったです。それに信金・信組の方の営業姿勢にも頭さが
    りました。どのクラスの銀行にも長所・短所があって、顧客
    はそれに合わせて銀行を選別する姿が正しいと思います。
現在、主力行へ再建案を出しつつ繰り延べ債権の返済金額の按分を協議しています。
本日第三位融資行から繰り延べが正式にきまるまで返済を続けるようにとの要請有り。
当社の方では今後融資が受けられないので債権分類について興味がないところだが銀行の
内部規約ではかなり違うとの事。(まま、大体の所分かってはいるのだか、あえて払わず)
この辺の詳しい事情教えてプリ−ズ>>1さん。
2091 ◆PIQ9emSpCg :02/11/22 16:54
>>208
お久しぶりです。交渉にある程度進展があるようで安心しました。

条件変更交渉中の返済は、よくもめました。例えば月々100万円返していたのを
50万にしてくれという場合、銀行としては最終的に決裁がおりてはじめて
50万の返済でOKということになります。もし仮に、交渉から稟議、最終決裁まで
かなりの時間がかかってしまった場合、その間は100万円の返済を継続してくれ、
というのが銀行の立場ですね(その稟議の条件として交渉中の元金返済は
据え置きにするとか、技術的にはいろいろなやり方はありますが)。

しかし、債務者側から見れば、そもそも100万の返済が出来ないから条件変更を
してくれ、と言ってるわけですから、この辺にすれ違いが生じることがあると。
「決裁までが長引くのは銀行の責任なんだから、その間に100万返済しろというのは
筋違いだろ」と言いたくなるでしょうね。

債務者分類については、確定的なことは言えませんが、大幅な条件変更が必要な
状況であれば「破綻懸念先」になる可能性が高いと思います。延滞が分類に
及ぼす影響については、6ヶ月以上とかの重度の延滞なら「実質破綻」になってしまう、
以上のことは確言できないすかね。

気をつけなければいけないと思うのは、交渉中に上記の元金支払が滞った場合、銀行での
稟議決裁が得られず交渉の枠組み自体が壊れてしまう危険性があったり(「交渉中でも
ぜんぜん返済を進めないのは誠意が見られない!」とか、けっこう勝手な理屈が出てきたりする)、
決裁とれても、いったん延滞を解消した状態にしてからじゃないと最終契約しちゃダメ、との
条件がついている場合、その条件を満たせずに契約が行えず、どんどん状況が悪化して
しまったりする、ってことですかね。
>1 有り難うございます。繰り延べ決定までの元利の返済延滞に付いては主力、3、4行に付いては
見とめざるを得ないとの感触で第2行に付いては成り行きと今後の見通しについて説明済みでこれから
本格協議ですね。主力行の支店長は債権の保全と今後の資金流失、新規の融資の発生を防ぐことのみに
主眼を置いて返済金額には全く興味が無いみたいですね。他行の返済についても返済の按分をきめたら
勝手にしてくれとの立場で他行の事情はお構い無しだそうです。他行についても主力行がそうなるなら
多少はゴネますが仕方無しと折れる方向ですね。私的にはここでは1歩も引かず自分の条件を推しとおす
方針でいきます。なんせ今後一切の融資は無いのですから・・・・
今回、金融の中に飛び込んで話をしている中、今回のデフレ不況の元凶は金融庁の
指導に有ると行き付きました。205も言っている通り利益が出ていてもフロ−が
尽きたら終わりと言う妙な指導が平成10年ごろから実行されておりこれが企業の
体力を大きくそいでいることは明白なのです。上場企業でもないのに運転資金は事業
の中からでなければ実質赤字と見なすみたいなことがまかり通り、ニュ−マネ−は
下落していく担保評価の範囲内しか出せないようになっています。しかしデフレで
売上げは上がらないし、利益は減るのに返済はそのままでは行き詰まることは明白
なのですがね?
212金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/23 00:53
>>211
売上げは上がらないし、利益は減るのに返済はそのままでは行き詰まることは明白
なのですがね?

その穴埋めを銀行がしろと?
何言ってんだよ。
銀行はボランティアじゃないんだよ。
>>212
大体代表取締役としては借り入れ本数が多ければそれをなるべく少なくして
月々の返済を少なくするとか、更に長期の資金を借り入れて短い借り入れを
まとめて返済するとか、担保があれば短期借り入れを申し込むとかいろいろ
方策があるが、これらがほぼ行き詰まっていて、保証協会、金融庁共にこれを
見とめない方向にあるのが極めて大きい問題になっている。誰も銀行に無償で
ボランティアしろなんて言わんわ!!金融の現場での融資テクニックが尽き
欠けそれを補完する方法が出てこないのが一番の問題なんだわ。せめても口数
が多い融資先はできるだけ月額の返済金を少なくする方法を考えないと大変な
ことになるのは・・・あ、今でも大変か。


大体ボランティアってなんだよ。それ?踏み倒しや債務放棄を求めているわけじゃ
ないんだから、首吊りまで考えながら自体の落とし何処考えている人間に対して
言える言葉じゃないんじゃないか?あんた。


塩爺は銀行が悪いと昨日ほざいて、4大銀行の頭取は国を批判する。悪者捜しで
デフレや不況の解決を考えているなんて思えない。せめても自分らみたいに借りた
金は返すことを完全に約束してそれを何とか履行仕様としている者から見たら
国や金融のやっていることなんか子供の遊びにしか見えないね。なぜ国力が落ちて
行くのか分かるよ。誰も企業を国力そのものと考えないんだから問題にならない。
せめてデフレ下で特例措置を考えられず今までと同じ姿勢で締め続けるなら今後は
怖いぜ。
214金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/23 08:06
中小企業は一族会社が多いから審査にあたっては決算書分析以上に
人柄分析が重要である、罠。
未だに電話機をNTTを使っていたり、日経新聞もインターネットでの情報収集
もできない中小企業が大半で、自己の決算書分析を大半がしておらず
経費の削減=人件費の削減、シングルマスターの税理士に粉飾決算を依頼。
借り入れ返済に窮屈になってきたら、消費税に手をかけ、後は、あぼ〜んの道へ。
足銀の企業訪問部隊のように、地銀は全てそういうのを作った方がよい。
専門のコンサルタント部隊を、そしてコンサルタント収入も得て銀行収益を上げろ!
そして低金利を実現し、情報により誘導させ恣意的に生かす企業と殺す企業を決めろ
明らかに必要の無い中小企業を○保におしつけ、税金により代弁。
おまえら、日本経済の再興について考えたことがあるのか?
一応エリートだろ。エリートが日本経済について考えなければ、高卒・中卒が大半の
低学歴の中小企業が考えれるわけがないだろ。
銀行に働いている諸君には期待している。そして、洩れをもっと儲けさせろ。
215金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/25 22:00
皆さんはじめまして!

銀行員を彼女に持つ地方公務員です。
2年前から彼女が個人ローン担当になり帰宅が11時過ぎの毎日です。
銀行員が長時間勤務というのはわかっていますが、
以前は8時頃には帰ってきていたので結婚を前にして心配続きです。

私自身の残業は週一位ですし10時頃には帰宅できます。
ただ、同じビル内に勤務しているので昼間でも顔を見られるのが救いです。
彼女自身は結婚後も仕事を続けたいといっています。
出産、育児等人一倍協力するつもりですすが、
銀行で結婚後も仕事を続けることは実際に可能なのでしょうか?
そういう女性はそれなりに存在するのでしょうか?
彼女も私も28歳で勤務6年目になります。
216金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/25 22:42
無理です!
女が頑張れる職種ではない!
頑張っても支店長すらなれない!
早く辞めさせてケコ〜ん汁
出世しなくても続けられるかどうかを聞いているのでは?
2181 ◆PIQ9emSpCg :02/11/26 11:17
>>215
結婚後も働いている人はたくさんいましたよ。ただし、いわゆる「一般職」的な
扱いが大部分だったけど。もちろん、役職についてた人も一部にはいた。
本日ほぼ全行との話し合いがまとまり12月より支払い額減額ダス。
保証協会付きの融資に関しては期日までにフロ−を貯めて返済しないといけないらしい。
金額大きいし期日が近いからタイヘンダ−−−!!でも少しはお金たまりそうだから
がんばります。

>>1
で、期日が過ぎて完済されなかった保証協会付きの融資はどうなるのか教えてくらはい。
220金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 06:58
2211 ◆PIQ9emSpCg :02/11/27 10:45
>>219
保証協会と銀行の2つの承認を得ないといけない以外は、特に手続き自体は変わらないと
思います。まあ協会も条件変更についてはある程度うるさくなってると思うんで、
細かい部分ではいろいろ注文つけてくるとは思いますが。

唯一気をつけなきゃいけないのが、期限延長するとその延長分の保証料を条件変更の
処理時に払わなきゃいけないことですね。残債金額が大きいと保証料もかなりの金額に
なりますから注意が必要です。もともと手元の資金が足りないから条件変更を申請している
わけなので、この保証料が足りなくてなかなか条件変更の処理ができずどんどん
延滞が長引いてしまう、というケースもありました。
2221 ◆PIQ9emSpCg :02/11/27 10:48
>>219
ちょっと言葉足らず。要するに、期限延長の申請をせざるをえないということですね。
223金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 21:22
んで、>>215はどうすんじゃい?!
224金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/28 23:16
あげ
225金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/01 22:31
経済板なのに銀行の業務について誤解してる人多いですね。

良スレage
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/02 17:02
>>225
「業務」ってことになると、なかなかうかがいしれないところがあるしね。
マクロ的な話のほうはまだ分かってる人多いだろうけど。
227金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/14 12:12
?
228金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/21 14:33
age
229金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/21 16:25
http://www.bi.wakwak.com/~murra/index.html

準備だけでもしておかなければ・・
銀行側からの手続きの遅れから今だ繰り延べならず。イライラ!!保証協会からの約束は
取りつけたとの銀行側からの連絡があり、6日に再度交渉を持つことになった。
いや−ややこしいこと・・・・金が足りない経営者皆ガンガレ!!俺もガンガル!!
231金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/03 23:03
age
232山崎渉:03/01/07 06:52
(^^)
233金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/08 20:30
>>230
で、結果どうなった?

とにかくがんがれ!
一応こちら側から提案した返済金額でいけることになったが、まだ債権計画書やら
向こう何年間の見通し、再建見通しを出せやらややこしいこと極まりない。今月末
から再生に向けて舵を切るよ。がんがる!!
大体全体枠で合意。あとは書類だけ。は〜〜〜疲れた。保証境界付きは全てテイルヘビ−に
なり、保証料の増加は防ぎますタ。以後もがんがります。


よく残っていたなこのスレ。1が偶に来てくれるとうれしいれす。
236山崎渉:03/01/20 13:02
(^^;
237 :03/02/23 16:43
age
238山崎渉:03/04/17 14:41
(^^)
239山崎渉:03/04/20 02:11
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
240金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/05/01 21:34
1さん来ませんネ。
すごく好きなスレなんだけどな〜

元信金マンの私としては参考になります。
241金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/05/24 00:41
良スレage
>>240
>>1は、銀行でリストラされ、さらに転職先でもリストラされ、
2ちゃんどころではない。と言う話は出ていないか?
243金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/05/24 01:01
>>1は転職したのか。
244金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/05/24 01:13
あのー、銀行って貸し出し基準が適当過ぎるだけじゃないの?まだ、叩かれてる
サラ金、事業者金融の方が優秀な貸し出し基準やらデータベースもってるらしいし、
今更、都銀、地方銀とかでサラ金まがいのジャンルに力注がれても・・・情けなくないのかな?
ま、護送船団の寿命が銀行の寿命・・経済の基盤という自負をもってね、行員さん
245山崎渉:03/05/28 11:12
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
246金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/06/11 12:59
いきなりな質問なのですが
うちの会社に、地方銀行の営業マンがしつこく来て
「利率を特別に安くしますから、借り入れしてください」
とのたまう。
うちは都市銀行がメインバンクで、
そこ以外とは一切取引していない状態でした。
今まで他の銀行との取引は断ってきたのだが、
「うちだけ特別低金利」の言葉に
目がくらんだうちの常務(世間しらずなおばちゃま)。。。
借り入れだけのつもりが、
やれ給料振込みだの総合振込みだのやりだして、
だんだんそっちがメインバンクになりそうな勢い。
「うちだけ特別」
の利率(固定らしいけど何年かは不明)って
メインバンクに、、、
という罠にしかすぎないですよね???

とりあえず「御社の決算書はすばらしい」
とよいしょの言葉に気持ちよくなりなんでも
ハイハイ、と書類をだしてくる常務が痛い・・・
そしてそんな人の下で働く私も痛い・・・(涙)
すんません、愚痴でした。

でも甘い言葉には罠がある、は銀行にしても同じですよね?
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/06/14 16:31
>>246
それだけ銀行の競争が激しくて必死なんですよ。
おたくの業績は現にいいようだから、メイン1行としか
取引していない会社はまだまだ責めがいがあるというもの。
これだけ銀行の信用が疑問視される中で、取引行を増やすのは、
リスク管理や取引振り安定のためには、必至の状況。
ちなみに決算関係の書類はいまや出して当たり前ですよ。
むしろ出さないで業績をアピールしない方が銀行の与信判断を
厳しくさせて、結果として高金利、低与信枠という不利益をもたらす。
おたくの常務はなかなか時代を読むバランス感覚のある人じゃないか。
248sage:03/06/19 15:36
>>247
なるほど、安心しました。
レスありがとうございました!
249金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/07/11 00:13
age
250山崎 渉

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄