日銀はより大胆な金融緩和を

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1dell
日本経済は10年にも及ぶ低迷から立ち直れずにいます。
悪名高き不動産、建設、ノンバンクに対する総量規制及び低インフレ下では異例なまでの日銀の金融引き締め政策により、
資産価格が大暴落。逆資産効果により総需要が低迷したのがそもそもの始まりです。
1991年になり日銀は利下げに転じたものの、その姿勢は常に消極的であり、
いわゆるtoo little too lateでした。自民党の金丸代議士がその事を批判し、
逆にマスコミ世論から袋叩きにあったのもこの頃です。
1994年になり日本経済は、総合経済対策の甲斐もあって、僅かながら回復の芽もみられ始めました。
僅かながら資金需要もみられ始めました。しかし、日銀は1994年秋になり短期金利の上昇を容認、実質的な金融引締めに転じて
景気回復の芽を摘み、1995年の円高不況を引き起こしたのです。
その後、日銀は再び利下げを行いますが、2000年になりITブームから景気に一部明るさが見え出した途端
日銀は世界中の反対を押し切ってゼロ金利解除を強行、景気回復の芽をつみました。
2001年、日銀は金融機関の日銀当座預金残高を指標とする金融調節を採り入れます。
しかし、これは市中に出回る資金を増やさない偽りの金融緩和です。
多少とも効果が見込める長期債オペの増額は僅かです。
この十年間、日銀は金融緩和を常に渋り、逆に金融引締めには拙速で、日本の総需要を低迷させ続けてきました。
こうしたことをこれ以上続けていて良いのでしょうか。
日本経済復活のため、日銀は長期債買いオペを月額数兆円に増やすなど
より大胆な金融緩和をする必要があるのではないでしょうか?
金融緩和を常に渋り、金融引締めには拙速な姿勢を改めるべきではないでしょうか?
皆さんのご意見お待ちしてます。
2 :01/10/06 22:50
あの時のゼロ金利解除は異常な金融システムを
少しでも正常化するという意味で納得出来るけれど
何故日銀は十年間も金融引締めのスタンスをとって
いるのですか?マジの質問です
3金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/06 22:57
今や買いオペしても市場に資金がだぶつくだけ
一説では、官舎追い出された公務員が駅前に家を持てるように
するため・・・。バブルの時にかなりこたえたんじゃないかな。
そんな土壌が岡光らを生んだ・・・。
5コピペ:01/10/07 17:56
おまえ等、ちょっと聞いてくれよ。スレと直接関係ないんだけどさ。
つーかこのあいだ、日本橋の日銀本店行ったんです。日銀本店。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「インフレ目標を設定せよ!」
とか書いてあるんですよ。それ見て思ったね。もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、デフレ如きで普段来てない日銀に来てんじゃねーよ、ボケが。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で日銀か。おめでてーな。
よーしパパ、卓郎と記念写真撮ちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、日銀サブレやるからその入り口どけよと。

いいか日銀ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
こう、なんというかピーンと張りつめた空気が充満してUの字テーブルの向かいに座った調査役といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
ヘッジファンドの諜報部隊も潜んでたりして、刺すか刺されるか!殺るか殺られるか!
そんな非日常的な殺伐とした雰囲気がいいんじゃねーか。女子供と経済学者は、危険だから出入り禁止にしろ!
で、やっと入れたかと思ったら、隣の記者が、「国債引き受けしないんですか」、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。あのな、国債引受けなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。得意げな顔して何が、国債、だ。
お前は本当に国債引受けして欲しいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、財政法知ってるって言いたいだけちゃうんかと。

日銀マソの俺から言わせてもらえば今、日銀マソの間での最新流行はやっぱり、
物価レベル・ターゲティング、これだね。
金融政策はやり尽くしたから物価レベル・ターゲット。これがプロの逃げ方。
物価ってのは漢字。インフレってのはカタカナ。これ全然違う。
で、それに舛添なんて糞食らえを付け加える。これ最強。
しかしこれを言うと次から調統局長にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らは、構造改革の痛みでも食らってなさいってこった。
6金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:11
市場に資金がだぶついている?
アホか!
7 :01/10/07 18:16
あほは6
8金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:34
>>1
まるで日本の不況はすべて日銀のせいみたいな言い方だね?
本当にそうなのかな?
9金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:36
>5
おもろい。
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:44
>8
そういうことにしとこうよ。
どうせ大幅縮小しなくちゃいけない組織なんだから、
どさくさにまぎれていろいろと責任を負わせてしまおう。
11金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:46
>>8
そういう言い方には見えませんが。
何%が日銀のせいなのか議論することに何か意味が?
十分条件ではないことを指摘しても必要条件の否定にはならない。
12金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 18:50
>5
ジャーナリズム向きのカキコのコピペだなあ。
経済政策は、流行りの問題じゃないんだけどな。
13金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 19:00

日本の混乱の原因




適当な時期に  インフレ政策  をしなかった事




これだけ
14金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 19:03
おまえどこにでもでてくるな
スポンジ状脳みそ的発想
15 :01/10/07 19:39
>>14
omaemona~
16 :01/10/07 19:54
>>15
どうせ何かの思惑があって書いてるんだろうが。

もしそうでなくて、本気でそう思っていて投資とかしてたら、そのうち大怪我するよ
17金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 20:14
考えていなくても大怪我するってば。
大怪我しないで済むような投資方法があったら教えてもらいたいものだ。
18dell:01/10/07 21:56
>8
「まるで日本の不況はすべて日銀のせいみたいな言い方だね?本当にそうなのかな?」
もちろんそうではありません。1にも書いた不動産、建設、ノンバンクに対する総量規制の影響は大きかったですし、
不動産への課税強化の影響もありました。また、1997−1998年にかけての橋本内閣による増税、国民負担増によるデフレ効果もありました。
そして、現在も小泉内閣のもとで「構造改革」の名のもとにデフレ政策が推進されつつあります。
しかし、この十年間、日銀は金融緩和を常に渋り、逆に金融引締めには拙速で、日本の総需要を低迷させ続けてきました。このことをより重く考えたが故に、このスレッドをたちあげさせていただいたのです。
19金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 22:12
5はおもしろい。
いまの日本経済べつに困ってねーよ。
20dell:01/10/07 22:31
>19
こうした考えの人、意外と多いような気がします。
そして、その事が日本の低迷の隠れた最大の要因なのかもしれません。
危機感なきところに対策は生まれません。現状に満足してしまったら進歩はありません。
人々は希望と自信を失い、国は静かに衰退していくことになります。
それでも良いと言うならもう何も言うべき言葉もありません。
21金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/07 23:33
危機感ないバカはほっとこうよ。問題外なんだから。
>>19
いや、コピペ・ジョークなので、特に意味はないんですが。
私、原作者ですけどね。
23金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/08 10:10
>>22
dare omee?
IP nukuzo gora
24dell:01/10/08 17:35
ところで、皆さんは日銀の金融政策姿勢を改めさせるには
具体的にどうしたら良いとお考えですか?
25 :01/10/08 17:44
>>23
いまどきIPで個人特定できると思ってる(w
26金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/08 17:45
日銀の人事制度を抜本的に換える。課長以上は公募。定年40歳。

篠塚栄子をたたきまくる。行政訴訟を起こし巨額の損害賠償を請求。
27金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/08 21:21
あげ
28dell:01/10/09 00:20
以下のメールを首相官邸に送りました。

日本経済は10年にも及ぶ低迷から立ち直れずにいます。
不動産、建設、ノンバンクに対する総量規制及び日銀の金融引き締め政策により、資産価格が大暴落し、
逆資産効果により総需要が低迷したのがそもそもの始まりでした。
1991年になり日銀は利下げに転じたものの、その姿勢は常に消極的であり、いわゆるtoo little too lateでした。
1994年になり日本経済は、総合経済対策の甲斐もあって、僅かながら回復の芽もみられ始めました。僅かながら資金需要もみられ始めました。
しかし、日銀は1994年秋になり短期金利の上昇を容認、実質的な金融引締めに転じて景気回復の芽を摘み、1995年の円高不況を引き起こしました。
その後、日銀は再び利下げを行いますが、2000年になりITブームから景気に一部明るさが見え出した途端、
日銀は世界中の反対を押し切ってゼロ金利解除を強行、景気回復の芽をつみます。
2001年、日銀は金融機関の日銀当座預金残高を指標とする金融調節を採り入れています。
しかし、これは市中に出回る資金を増やさない、いわば偽りの金融緩和です。
多少とも効果が見込める長期債買いオペの増額は僅かです。
この十年間、日銀は金融緩和を常に渋り、逆に金融引締めには拙速で、日本の総需要を低迷させ続けてきました。
こうしたことをこれ以上続けていて良いのでしょうか。
日本経済復活のため、日銀には長期債買いオペを月額数兆円に増やさせるなど、より大胆な金融緩和をさせる必要があるのではないでしょうか?
総需要の低迷する中では、新たな成長産業の創出など絵に描いた餅で、パイそのものが縮小する中で成長産業もすぐに天井に突き当たってしまいます。
日銀法を改正してでも、金融緩和を常に渋り、金融引締めには拙速な日銀の姿勢は改めさせるべきではないでしょうか?
このままでは、国民は自信と希望を失い、国は緩やかに衰退していってしまいます。
29金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/09 05:26
すばらしい!のちは大統領だ。
30金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/09 19:21
茶化しはやめろ。
コピペ・ジョークを本気にするようなバカと同じだぞ。
31dell:01/10/10 20:18
日銀の金融政策姿勢を改めさせるには、速水日銀総裁を変えただけでは駄目でだと思います。
巷でいわれている福井俊彦氏など日銀出身者が後任となるため、何も変わりません。
また、日銀出身者以外を抜擢しても、今の日銀では山口副総裁以下事務方が実権を握っており、
外務省の田中真紀子外相のように孤立してしまうだけです。
いかんせん日銀マンというのは利上げは勝ち、利下げは負けだと思っているのですから話になりません。
今や彼らは、金融緩和をやらないための言い訳作りにその全精力を傾けています。
日銀出身のエコノミストを総動員した世論形成にも余念がありません。
こうした声に惑わされず、日銀法を改正し組織を抜本的に変える必要があります。
日銀改革なくして構造改革も日本の未来もありません。
32金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/10 20:32
 今日の全ての発端をつくった、あの三重野康氏は今の状況をどう
思っているのだろうか?
週刊誌はインタヴューしてくれないだろうか?
33 :01/10/10 20:56
>>32
デフレで構造改革!構造改革無くして景気回復なし!
34金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/11 06:27
 泥棒に追い銭の、故事もある。 > 金融緩和
 役人に、無用な予算。 横領。
35dell:01/10/11 19:37
>33
たぶん、三重野元総裁はそう考えているのでしょう。これは日銀出身者全体の総意でもあるようです。
そしてこの十年間の日本を「失われた10年」にしてしまったのは、まさにこの思想です。
日本経済の敵はこうした思想を持つ者の総体(すなわち、日銀、構造改革派の政治家およびエコノミスト、マスコミなど)なのです。
36金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/11 20:28
日銀法改正、インフレ目標へ
http://www.jiji.com/
37金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/11 20:47
>>36
見たけど何もなかった。
38金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/11 22:51
>あの三重野康氏は今の状況をどう思っているのだろうか?

9/9午後の参議院予算委員会で速水日銀総裁は
「これだけの大量の流動性供給を続けていると、いずれ何かを契機にしてインフレ
に火が点いて、スピード早く燃え広がることも起こりうる」と述べた。諮問会議後
に官邸で記者団に対して、「可能性はいつでもあるということだ。(私は)戦中、
戦後のインフレを経験している。デフレの後に、上海事変などがあってインフレに
なった」と述べた。

これでも分かるように、日銀総裁自身がデタラメな根拠でインフレ不安を煽っている。困ったものだ。
3938:01/10/11 22:58
「三重野ではないけれど、現総裁は」という文句を挿入するのを忘れた。ごめん。
40dell:01/10/12 21:11
>38
インフレを恐れて、デフレを放置する。
インフレを抑えるのみならず、少しでもそれに近づく可能性のあることは一切しない、
これでは景気が良くなるはずがありませんよね。
41金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/12 23:03
日銀は12日の金融政策決定会合で、現状維持を決めた。日銀当局だけが緩和に
頑固に抵抗しているようだ。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20011013k0000m020098000c.html
42dell:01/10/12 23:29
>41
今の状況では、とりあえず舛添要一氏らの日銀法改正の議論に期待します。
43金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/13 00:16
>>41 の記事から抜粋

日銀は9月の金融決定会合で、テロ事件の影響を考慮し、
当座預金残高の目標を「6兆円程度」から「6兆円を上回
る」に変更した。9月中間期末の9月28日には、残高を
12兆4800億円にまで引き上げた。

 しかし、当座預金残高をいくら積み上げても、日銀が狙
う実体経済への資金流入は起きていない。日銀が供給した
資金を示すマネタリーベース(現金と当座預金残高の合計)
は01年2月から8カ月連続で前年同月比で増加している
が、銀行の貸出残高は98年1月以来、45カ月連続の前年
割れだ。「銀行貸し出しを経路に、お金が回るようにする
手法はすでに限界」のようだ。

なぜいまだに、国債買オペ増額の効果があると信じる奴が
多いんだ?効果ありと思うその根拠はなに?
44金持ち名無しさん:01/10/13 00:25
やらないよりやった方がインフレ期待が生まれるから。

やらない理由は何?
国債暴落?それは国債の金利が上がりはじめてから言いましょう。
45金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/13 00:41
>>44
「やらないよりやった方がインフレ期待が生まれる」と
信じているからかな?誰か、これこれこういう理由で
インフレ期待が生まれると、うまく説明できる人いない?

その説明に説得力があれば、買いオペ増額を支持する
人も増えると思うんだけど・・・
46金持ち名無しさん:01/10/13 00:46
>>45
インフレ期待生まれないの??
じゃあ、全部買い取れば??
インフレにもならないし問題ないよね?

効果が無いってことで他の手段は
全部買い取ってから考えよう。
47イギ−:01/10/13 00:50
金利1%にしろよー
48まじめな人:01/10/13 07:46
26>
同感。公募にするべき。
それくらいしないと、変わらないし、
金融政策をまかせられない。
49dell:01/10/13 21:43
>48
公募にするのは良いですが、今の日銀職員が今の日銀の方針を公募職員に押し付けるのでは、何も変わらないかもしれません。
やはり、日銀法改正により日銀という組織の目的、あり方を変える必要がありそうです。
物価安定のみを至上目的とするのではなく、また金融政策の独立性のみを固持するのではなく、
経済成長の目標などについて政府と緊密な協議のうえで適切な金融・財政政策のポリシーミックスを決定し、金融政策を行うような形にすべきです。
日銀の独立性を高めるべきという議論は、今の日本の実情に合わないと思います。
50金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/13 22:01
金融政策審議委員の皆様には、実状を毎日10時間づつレクチュアさせ
て頂いております。間違っても量的緩和拡大とかインフレターゲットな
どの妄論に賛成されないように日銀職員一丸となって努力しております。
51dell:01/10/14 19:20
当面、日銀法改正論者の舛添要一氏や渡辺喜美氏に期待します。
52金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/15 08:18
あげ
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/15 08:58
でも、いつの間にか(というより、いつの時代も)
政府の経済政策が失敗すると
日銀に責任転嫁するんですね。

やっぱり、金丸を思い出してしまう。
金融緩和とかほざくより、信用機能の回復を目指して
金融ハードランディングしか日本経済回復の道はないさ。
ま、みんな日本経済全体から見ればそんなことはわかってるけど、
自分の立場からはそうでもないってことだろうけどね。
54質問:01/10/15 10:10
天保の改革で財政再建のために
小判に銅を多く混ぜて、小判を増発したが
結果的にインフレになり、大失敗したっていうのは
ちょうせいインフレとにてるような気がするが違うのか知らん
55 :01/10/15 10:18
>>54
財政再建の為に増発するからいけない
デフレを止める為にやるのだ。
デフレが止まれば、その時点でインフレ政策を止めなければならない。
56ばけらった:01/10/15 12:23
天保の改革末期における財政緊縮路線から通貨切り替えによるインフレ
路線への転換は確か想定していたよりも当時の物価の機軸であった米の
値段はそれほど上がらず、結果的にまあまあ上手くいったはずでは??
少なくとも大失敗じゃないはず。
57金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/15 12:54
暴れん坊将軍は亨保の改革
58金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/15 12:59
物が足りないのに金を増やしても意味がない。物が余っているときに金を増やしてこそ意味がある。
59 :01/10/15 13:22
亨保の改革は、お金を増やしてばら撒いて成功した。
天保の改革とは違いまっせ。
60dell:01/10/15 19:17
>58
基本的なことですが、今の日本は物が余っているのです。
61dell:01/10/16 19:18
>53
>やっぱり、金丸を思い出してしまう。
あの時の金丸代議士の指摘は正しかったと思います。三重野日銀総裁はこの忠告を無視し、
日本経済の危機を深めました。

>金融ハードランディングしか日本経済回復の道はないさ。
どうしてそういう結論になるのか疑問です。
もしかして、この国をメチャクチャにしたいというカタストロフィー願望でしょうか?
62dell:01/10/17 21:11
今の日銀法は間違っていると思います。
今の法律では、例えば日銀がオサマビンラディンと同じ思想に立ち明日金利を年10000%にしたとしても、これを止める方法はないのです。
橋本内閣の日銀法改悪により、日銀は絶対不可侵な権力となってしまいました。
日銀法は、日銀は絶対に誤りを犯さないという前提に立っています。
しかし、この10年間の日銀の金融政策をみれば、これがいかに非現実的な仮定かは明らかです。
このような実情に合わない法律は改正すべきではないでしょうか?
63金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/17 21:17
日本銀行の山口泰副総裁は東京都内で講演し、「現在の金融状況下では、
金融政策だけで物価の下落を防止することができない」とし述べた。 日銀
が企業の株式といった資産も購入してインフレを起こすべきだとの意見に対
して、損失が発生する可能性があり、「国庫への納付金の減少という形で納
税者に跳ね返る」と問題点を指摘した。[朝日]

    ???
64金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/17 21:23
確かにもう基本的な金融政策はやり尽くしている。
日銀が土地や株を買うというのは変則的なやり方だし。
今一番の問題はこれ以上の財政政策を禁じ手としている事。
基本に立ち返れば財政出動をもっときちんとやるべし、
という結論に達する。
65dell:01/10/17 22:13
>64
日銀には長期債買いオペを月額数兆円に増やすなどまだやれる金融政策が残っています。
また、現在の日本のような10年間も不況が続く異常な経済状況のもとでは、
これ以上の財政政策を禁じ手とするのが誤りであるのと同様に、
土地や株を買うという変則的なやり方も禁じ手とすべきではないのではないでしょうか?
66金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/17 22:23
> 63

還流してきたら本来消滅させるべきな刷った分は日銀資産として
隠匿していて、金利分に経費引いた分だけしか納付してないって
ことじゃないかな、やっぱり・・・。
モモにある時間泥棒みたいな世界
67金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/17 22:31
デフレ不況への経済政策は、金融緩和と財政出動という基本を忘れるなと言う事。
しかも、確立されたきちんとしたやり方でやった方が落とし穴に落ちる危険性が少ない分望ましい。
それをやった上で、まだダメなら変則的な方法をとる事も検討してよいだろう。
買いオペは効果あるならもっとやっても良いが、これ以上やっても
金融市場に資金がだぶつき、金利がさらに下がるだけの可能性が高い。
68やんばる:01/10/17 22:34
インフレターゲットがそんなに嫌なら、アメリカのように
価格と所得の両方の安定をきちんと法律に明記してくれ。

資産価格のデフレが日本経済をデフレスパイラルに陥らせているのは
明らかなのに、日銀は資産価格のデフレにあまりに無関心だ。

あと価格ターゲットなんていう滅茶苦茶な論議してる、「知識人」
もいいかげんにしてくれ。CPIはデフレにバイアスしてるから、
インフレ0%だったら実質デフレだろ。
しかもCPIも大事だが、資産価格も同じぐらい大事だ。
しかし資産価格をターゲットにするのはあまりに馬鹿げている。
69dell:01/10/17 22:48
>68
全くその通りなのですが、資産価格を上げる政策(特に不動産価格を上げる政策)
というと評判が悪いです。
不況長期化の真因は実はその辺にあるのかもしれません。
70金持ち名無しさん:01/10/17 23:08
>>69
株価を上げるならいいんだよ。
実体経済を再生させ株価も上がれば、すべてが好転する。

実体経済、個人消費の増加が必須。
71金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/17 23:17
今の日本って流動性のワナだよね。違う?
72金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/18 15:59
>>71
そうみたいですね。数年前から。
73Gate:01/10/18 23:16
インフレターゲット・・・そんなアホ政策で
資産価値の下落止めようったって、無理に決まってるっちゅうの。
老齢総裁も言ってる通り。(金融政策手段という)駒がないのに
将棋はできまシェン。

内外価格差の調整が終るまでは、真の安定はないのですよ。
そう!手っ取り早い手段は、為替操作でっせ。
ホントに今やって効果が上がるとしたら、自己中心的適性レートを
マーケットに押し付けてやることです。でもね、そんなことしたら
日本の信任は地の底ですよ。あー、やっぱりじっと我慢が一番かな。
74金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/18 23:32
>73
老齢総裁の行っていることは、単に責任逃れであることが
ぜんぜん分かっていない。
75dell:01/10/19 20:53
>73
>内外価格差の調整が終るまでは、真の安定はないのですよ。

その内外価格差というのは、あなたも言うとおり為替レート次第なのです。
そして、為替レートは金融政策に大きく左右されます。
だから、金融政策は極めて重要なのです。
76やんばる:01/10/19 22:25
別に資産価格をターゲット内に抑えろとか言っているのではないのだよ。資産価格
が景気循環に与える影響を考慮しろというの。今資産価格が正にばぶったり、負
にばぶったりしているのが景気循環を作っているといっても過言ではないかと
トーシロの私は思うのじゃん。

今現在の日銀はインフレ懸念の事しか頭になく、デフレや0%のインフレが
最高という、非常に消費者価格安定の方に比重を置き過ぎた金融政策で、
資産価格と所得の事に頭を置いていない。しかもこの日銀の政策を
チェックし評価する明確な基準が無い。
インフレターゲットは直接所得を安定させる政策では
ないが、政府によって日銀の機能がある程度チェックされ、ある程度の価格と
所得のトレードオフを決めれるのではないかと思う。もちろん名目GDP伸び率
ターゲットとかいう気の長い政策ターゲットでも構わないんだけど。何が良いの
かは専門家ではないから、詳しく解らん。
77金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/19 22:33
素人です、
インフレと不況が同時に起こることは心配ないんですか?
78金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/19 22:34
今の日本では心配ありません。
79日銀が頑張っても税制が糞:01/10/19 22:45
この税制「改革」を歓迎する投資家はいるでしょうか。
新聞報道によると自民・公明・保守の3党で合意し、
来月にも改悪案が立法化される見通しの内容は次の通りです。
〈新 証 券 税 制 の 概 略について〉
2001.9迄        この日までの購入分の株式は2002.12迄現行制度
2001.10.1〜2002.3.末   購入分の100万迄の譲渡益は免税〔非課税摘要選択申告書制度で既に決定済みの特例〕
2001.施行日〜2002.12.末  購入分1000万迄で1年以上保有し続け、2005〜2007〔3年間〕の売却分の譲渡益は免税
2003.1〜       申告分離課税26%が20%〔地方税5%〕翌年から1年以上保有の株式売却分の損失を繰越可
2003.1〜2005.末迄  1年間保有後の売却損は損失を繰越可。優遇策は施行日から来年末迄購入株式分軽減税率1 0%〔時限立法〕
2003.1〜2010.末迄    2001.9迄の買付価格不明分は10月1日終値の80%を取得価格とする。
2008以後        申告分離課税20% (手続きについて) 個人の手続きは譲渡あった
翌年2月16日〜3月31日の間で申告する。
以上ですが、この複雑さにどのような合理性があるのか、個人投資家に株式投資を止めさせる
意図でもあるのかと疑いたくなる内容です。源泉分離の廃止と個人が作成する「非課税適用選択申告書」
が必要になるなど、「民主的に」選ばれた政治家たちが市場をますます駄目にしようとしています。
また、証券会社のリテールは大打撃になることでしょう。かなりの縮小を覚悟すべきでしょう。
80  :01/10/19 22:50
つうか経営者が大量解雇できないヘタレぞろいの企業に投資するバカいるか?
個人株主なんてゴミ扱いじゃん。
上場企業なんて殆どがゴミ企業なのにいくら税制改正しても買わないって。
金融緩和の行きつく先は不安定な投機マネーが経済を混乱させるだけで
一時的には上向くが反動が大きいのは火を見るより明らかだろ。
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/19 23:04
>上場企業なんて殆どがゴミ企業
>一時的には上向くが反動が大きい

どうせゴミなら反動もへったくれも無いだろうが(嗤)
82dell:01/10/19 23:12
>80
>一時的には上向くが反動が大きいのは火を見るより明らかだろ
反動というのは金融を引き締めるから起こるのであって、
金融緩和をどんどん進めているうちは起こりません。
83金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/20 00:24
>>77
それをスタグフレーションというんだったと思います。
84金持ち名無しさん:01/10/20 00:39
>>83
今の日本では心配ありません。
85dell:01/10/21 00:46
>76
現行の日銀法を改正し、日銀の金融政策をチェックする仕組み作りが必要だとの認識ではみなさん一致できるのではないでしょうか。
86 :01/10/21 01:34
そうか、日銀の連中がのブレスオブリージュを知っていれば問題ない
速見みたいなセコイ役人がやってる事自体が問題。
87金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 01:59
>>1
長期債買いオペを増額しても
投資先が無い現状では
日銀当座預金残高が増えるだけで
銀行貸出等、市中に金が出回るとは思えない。
なぜ、長期債買いオペに効果があるのか
その理由を教えて欲しい。
88金持ち名無しさん:01/10/21 02:16
>>87
何故やらないのかの理由を説明して欲しい。
やらないよりもやった方が、インフレ期待が高まるはず。
89tel:01/10/21 05:33
>>88
そもそも生産性の向上における物価の上昇を抑える政策は数々ありますが、
その生産性の向上そのものを向上させる手段はありません。
借りに単純な資産移動である長期オペをすれば、
当座は増えます。でも、その分上昇した
長期金利の国債を引き受ける羽目になるのですよ。
ただでさえジャブジャブあまっている当座を増やして、
その上将来高い買い物をすべきですか?
さらに、インフレ期待を政策で起こすなら、
ハイパーにするしかないでしょうね。
9086:01/10/21 06:47
>>88
>>生産性の向上そのものを向上させる手段は〜〜
私もそう思う。
ただ、金融緩和によるインフレ政策は
生産性の向上に焦点をあてたものではなく、
人工的に企業利益を前年度比より増加させることにより
名目所得を増加させ、
もって、消費を促すことを目的とするのではないか?
少し論点がずれているのでは??
9186:01/10/21 06:47
すみませぬ。
>>89

でした。
92金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 09:02
>>88 さんはインフレ期待が形成されるという
前提で話されているみたいなので、それに便乗して言うと、
仮に日銀の何らかのアナウンスメントをきっかけにインフレが
起こるということを市場に信じさせることができたならば、
そこからは猫も杓子もいっせいに投機に走るんじゃないでしょうか?
借金して、女房子供を質に入れてでも株を買え!ってことでしょう?

ここで問題はいつ反対売買をおこなうか、つまり利食い売りする
かですよね・・・高値で売り抜けることをみなが狙っている。

ひとたび下落基調になれば一気にバブルが崩壊する可能性がある。
だからインフレが持続する状態をなにがなんでも維持しなければ
ならないんですよね?

その間に企業の設備投資が拡大、所得の上昇、消費の回復が
おこらなければ失敗するという、壮大かつ危険なカケを日銀に
やれってことでしょう?ハイパーインフレになるまでもなく
過剰設備、過剰在庫で投資も息切れするって思うんですが・・・
93ono:01/10/21 11:11
そう言う面もあります。今は行き所のない資金が、優良な投資先が
でるのを待っています。一旦、株が上がり出すと急騰する可能性は
あります。このような危険が今後、どんどん増す一方でしょう。
つまり、状況はどんどん悪化していきます。どうせそのような状況は
日本では、一度は経験するでしょう。そういうことなら、傷が深く
ならないうちに早く手を打つべきでしょう。できればソフトランデ
ィングがいい。少しずつお金を刷り財政政策に使う。株の急騰で
行き過ぎればブレーキをかける。それが日銀の行うべき金融政策。
94金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 12:27
インフレ期待で株式市場が急騰すればしめたもの。
実際には、冷え切った株式市場は、そこまでいかない。企業収益の改善→所得向上
→需要拡大、という経路が起きて、初めて株式市場は急騰する。
95金持ち名無しさん:01/10/21 14:19
反転インフレ、反転デフレ、それを小さく抑えるのは
政府、日銀の役目。

いまは、反転デフレが大きすぎる。
96 :01/10/21 14:26
当然、財政出動もインフレに貢献する。
どかんと量的緩和
どかんと財政出動
これでマイルドインフレを達成すれば、バブル弾けてもダイジョウブ。
9786:01/10/21 14:51
>>93
インフレ期待が醸成されても株式市場が上昇に転じる理由が無い。
仮にインフレによって会計学で言うところのインフレ利益が
生じたとしても、生産性の低い産業の構造調整が済んでいない
競争過多の現時点では、企業は、インフレ利益部分を価格引下げに
利用するのではないだろうか。
また、モノによっては、
価格は上昇することにより、販売量自体が減少、あるいは
他の代替物(例えば、旅行からブランド品)に消費が向かい
販売量が減少し、結局、総利益は変わらないことも考えられる。
結果、物価及び株価ともに2極化するのではないか。
9886:01/10/21 14:57
産業構造の調整が済んでいない中で
インフレは生じるのであろうか???
99金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 15:35
やめとき!
どうせ、インフレになったら、老人や失業者が首くくるんだから!
おまけに不況はそのままだよ!
100金持ち名無しさん:01/10/21 16:01
もう少し理論的にどうぞ・・。

今の日本で、インフレ&不況になる理論を説明せよ。
需要不足の日本では、インフレになる(需要が増える)って事は
景気回復しかありえない。
>>100
このまま「デフレ政策」を続行して日本の生産設備が
粗方崩壊してからインフレ政策したら(これを小泉改革と理解している)
スタグフレーションの道に突入するんじゃない?(W)

つまり、スタグフレーション対策をしながらスタグフレーションになる
という世界でもほとんど類を見ない政策だね

はっきり言ってハイパーインフレ(成るなら、だが)のほうが
100倍まし!
102金持ち名無しさん:01/10/21 16:57
>>101
ああ、なるほどこのままデフレを続けて
生産能力をどんどん低下させて、ぐちゃぐちゃになってから
インフレになれば、スタグフレーションになるかもね(w

生産性を低下させるほどのデフレを継続させる事の危険性を
もう少し理解しないとねぇ・・。

いまならまだ間に合うだろうに・・。
103金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:14
間に合うのかな。
インフレターゲットのような奇策以外残されてないような状況だと思うが。
104金持ち名無しさん:01/10/21 17:20
>インフレターゲットのような奇策
奇策か?
デフレ期待払拭には、それなりに効果があるかもよ。
とりあえず、日銀の国債の買いきり大幅増額
大財政出動。

問題は、財政出動の質にある。
量ではない。
105金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:22
>>103

全然奇策じゃないって。世界標準。反対派の経済学者なんて日銀の
外では齋藤精一郎くらいしかいないよ。
106金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:26
>>104
デフレ下での効果は未知数じゃないですか?
別に反対するわけではないのです、懐疑的というところでしょうか。
ただ、それしか残されていないということで、やってみる価値はあると思います。
「お金を刷って全国民1人50万円づつ渡せ」
小野さんはかように申しております
これなら、一週間ぐらいで出来る、と思うのですが
108金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:29
>>105
小宮隆太郎とかは経済学者として認められませんか?
109金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:34
>>107
今の公共事業よりはるかによい質の財政出動だね。
110金持ち名無しさん:01/10/21 17:36
>>107
この板でも、よく出てきます。
直接金融緩和、郵送もしくは振込みで
消費が増えるまで配れば、いつか確実に消費増の効果が見込める。

欠点は、それが麻薬のように止められなくなる事(貰えて当然になる)
誰もそんな政策をまともに支持してくれない事ですね。
111金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/21 17:37
>>108

素人ではないな(w)

もちろん小宮さんは立派な経済学者だが、それ以外に大物は誰もいないだろう。
頑張って池尾くらいかな?

多数決してもしょうむないが(嗤)、今の状況でなにもすべきでない、何も出来ないと言ってるの如何なものか?
112金持ち名無しさん:01/10/21 17:40
>>110
お金を配る(負の人頭税)、減税、公共事業。
公共事業が、本当に良い物を作るのであれば
公共事業が一番良い。
113107:01/10/21 18:07
>112賛成します

まあ、可及的速やかに実行できる政策ということで
>>107をカキコしました
114dell:01/10/21 18:11
ちょっと見ない間に活発な議論が行われていて大変嬉しく思います。
何からコメントすべきか迷ってしまいますが、
まずインフレについては、デフレギャップの大きいわが国では需要が余程増えないと起こりません(原油高騰など供給側の特殊要因によるものは別。この場合のインフレは一時的)。
つまりインフレになるのは1980年代後半の好況期を上回るような大好況となった場合のみだということです。

>93
一つ気になったのですが、株の急騰が行き過ぎれば日銀がブレーキをかけるべきとの指摘ですが、私は金融引締めには慎重であるべきだと思います。
株が急騰しインフレ懸念が高まった時、まず行うべきは構造改革および財政再建です。今言われている「改革」はこの時にこそ行わなければなりません。
構造改革および財政再建を行ってなおインフレとなった場合のみ金融引締めを行うべきだと思います。そうでないと、再び株価急落と大不況を招いてしまいます。
この十年間の日本経済の低迷の主因はこの順序を誤ったことが原因と考えるため、あえてコメントしました。

>101
私が最も懸念するのはこのシナリオです。
本当に一刻も早く今のデフレ政策をやめさせないと大変なことになりますね。
115dell:01/10/22 19:10
追伸
>105
齋藤精一郎は元日銀マンで、日銀の意見の代弁者に過ぎません。
齋藤精一郎以外でも元日銀マンというのは不思議と日銀と同じ主張をします。
まるで悪い宗教にでもかぶれたかのように・・・。
116金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/22 20:07
日銀は22日、本店で秋の支店長会議を開いた。景気の先行きについて
は、米国の同時多発テロ事件の影響で、「来年いっぱいは景気が回復に
転ずるのは難しいとの見方が増えている」との指摘があった。( 時事)

評論家集団では困るんだよなあ。
>>116
大笑いですね
所詮、イスラムの恨みを買っていない日本には関係の無い話

己の罪を認めず、テロのせいにするとは
9,10月の経済指標が悪くてもテロの所為にするのだろうか?

アメリカの世紀は終わったんです。
今更、アメリカを気にしてどうする?
 
118dell:01/10/23 22:09
>116
評論家というより、どうすれば有効な金融緩和をしないで済むか言い訳を考えることに忙しいのですから、もうどうしようもありません。
ズバリ日銀法改正が必要です。
119tel:01/10/23 23:35
>>118
団塊世代が、ちょうど老後に備える時代。
基本的に消費そのものが減少している現実を見ると、
悪いのは、全部日銀、銀行、政治家、官僚、、、
という日本の国民性そのものの「改正」
が必要な気がしますが、、、、。
でも、大賛成。「日銀法改正」結果が出なければ、
もしくは、誤った政策をすれば、給料、ボーナスなし。
120dell:01/10/24 23:26
>119
それ以外に、日銀の役割(目的)、権限、在り方について全面的に見直す必要があります。
なにせ今の日銀法は、日銀が明日金利を年10000%にし、日銀政策委員以外の全ての国民が反対したとしても何もできないのですからどうしようもありません。
今の不況の深刻さは、金利、及び通貨供給量の最高責任者である
日銀総裁が「明日、ハイパーインフレになっても可笑しくない」
と、公式に明言しているのに、消費も、物価も全く動かない
(他国なら金利、通貨供給量関係なくその発言だけで少なくても
 インフレ状態になる)
この説明だけで十分だと思います
122dell:01/10/25 19:22
>121
今の日本でハイパーインフレの懸念など表明しても、非現実的で誰も本気にしないのは当たり前です。
追加金融緩和をけん制するための発言でしょうが、日銀総裁がこういう非現実的発言をすること自体、日本人として恥ずかしい限りです。
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/25 20:49
日銀の速水優総裁は25日の参院財政金融委員会に参考人として出席し、下落に
歯止めがかからない物価の現状に関連して「今はまだデフレスパイラルに入っ
ているとは判断していない」との認識を示した。(日経)

歯止めなき下落はデフレスパイラルそのものなのに。今が適正だと思い込んでいる
のかもしれん。
124tel:01/10/26 00:04
>>123
国を含めて借金体質日本。
唯一貸手の日銀は、根本的に反インフレ。
寝ていて金が増えるのに国民どもが煩い!!
という気分のなのでしょう。
未来の日本人は、今の国民を批判するのでしょうか?
かつて大和魂で戦火を見舞われた過去を思うように、、、。
125dell:01/10/26 21:30
>124
未来の日本人は、この十年の金融政策を歴史の七不思議というでしょう。
積極的に金融緩和をすれば良いことが明らかであるにもかかわらずそれを行わず、金融引締めさえ行っているからです。
126:01/10/27 01:07
dellさんは博士課程の学生さんとか講師ですか?ご発言のレベルが高くて
楽しめますね。

最近、クルーグマンの論文が大量に網羅されているサイトを見つけて、
仕事中に読みふけっていましたが、ここにカキコしている人達は、
クルーグマンに啓発されている人が多いのですか?僕は政治学を専攻
して、今はサラリーマンやってるので、日本の経済学者の事情を良く
知らないけど、日本の経済学者でインフレターゲティングを唱えている
学者ってどんな人がいるんですか?その人の本、読んでみたいのですが。

↓を読むと、得した気分になります。昔からクルーグマンは好きですが、
彼の「予言」は大体当たっていますね。
http://www.pkarchive.org/
127dell:01/10/30 22:30
>116,117,123,124
もはや、一刻も早く日銀法改正が必要でしょう。
新しいスレッド「今こそ日銀法改正を!」を立てましたので、よろしければ御参照を。
128dell:01/11/08 21:24
FRBが積極的な金融緩和を行っています。そのためもあってか、アメリカの株式市場に下げ止まり感が出てきました。
昨年強引な金融引き締めを行い、1989−1990年の日銀の二の舞を演じたFRBですが、その後の対応はやはり日銀とは大違いなようです。
翻って今の日銀は「これ以上金融を緩和しても日銀の当座預金残高が増えるだけで、効果は薄い」と自ら言っておきながら、その日銀当座預金残高を量的緩和の指標としています。
皮肉のつもりでやっているとしたら全く国民を愚弄した話です。
これでは、効果などないのは当然です。
それをまた、金融緩和はこれ以上やっても無意味であることの論拠としようとしているのですから、全く何をか言わんやです。
129金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/09 05:41
 0ゼロ金利より緩和するのは難しいな  泥棒に追い銭。という故事あり。
つぶれる会社はつぶれるよろし。

 バブルの好景気で税金払った企業はいまや税金を呑んでボーナスもらってる。
 100円払って千円もらっている。だれの税金? 給料から天引きされた税金だ
130金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/09 09:05
>>129
その給料を払ってるのは誰だ。
131 :01/11/09 10:07
税金というより

出世払いの借用書をめちゃめちゃ発行している状態。
132dell:01/11/09 21:04
>129
「泥棒に追い銭」をやる必要はありませんが、企業をドンドン潰しても失業が増えて需要が減り、さらなる倒産劇を呼び起こすだけではないでしょうか。
これでは悪循環です。
総需要が足りない状況では必ずこうなります。
そして、それこそが現在の日本の姿そのものではないでしょうか。
133金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/09 22:22
違います
↑ただ、「違います」と言われても、何のことだか・・・
>>134
成る程、、そういう言えばよいのか
はっきり言って133には罵倒の言葉しか思いつかなかったので、
レスしなかった
136Eb_D:01/11/12 01:33
 日銀って、ほんとうにマネー・サプライを増やそうと真剣に考えているの<BR>
か疑問に思います。<BR><BR>
 バブル崩壊の頃には、日銀はハイパワード・マネー(ベース・マネー)を<BR>
かなり強力に引き締めて、実際、マネー・サプライ増加率も92年には一<BR>
時−0.6%まで低下しています。地価高騰の抑制(いわゆるバブル退治)<BR>
を望む世論に押されたともみえますが、その後は、ハイパワード・マネー<BR>
の供給量は対前年比で10%ぐらいまで増やしています(地価バブル退治に<BR>
金融政策を用いることの是非はここでは問いません)。<BR><BR>
 ところが、それまでトレンドとして上昇していた信用乗数(貨幣乗数)が<BR>
92年頃を境にして低下に転じ、ピーク時の13から近年では10を割り込<BR>
むところまで下がっています。信用乗数のこうした低下は、市中銀行の貸し<BR>
渋りや家計の現金−預金比率の上昇(いわゆる「タンス預金」の増加)で説<BR>
明がつくと思いますが、信用乗数が低下しているということは、信用創造過<BR>
程が阻害されていることを意味しています。<BR><BR>
 信用創造過程が完全に止まってしまうという極端な場合を創造してみれば、<BR>
信用乗数はゼロと表わせます。このとき、通常のルートでマネー・サプライを<BR>
増やすことはできません。ハイパワード・マネー供給量をいくら増やしても、<BR>
信用乗数がゼロであれば、マネー・サプライは増えません。<BR><BR>
 むろん、実際には信用乗数はゼロではないわけですが、マネー・サプライを<BR>
増やそうとするならば、日銀が国債買い切りオペを行い、政府がその資金を国<BR>
民に均等にバラ撒くといった政策が効果的でしょう。かつてミルトン・フリー<BR>
ドマンが貨幣の中立性を説明するときに使った「ヘリコプターからマネーを撒<BR>
く」という譬え話になぞらえれば、ヘリコプター・マネー政策とでも呼べばよ<BR>
いような政策が必要だと思われます。<BR><BR>
 日銀実務家は、「公定歩合が史上最低水準だから金融緩和だ」とか「日本の準<BR>
備預金制度は<後積み方式>だから、準備は市中銀行の貸出に応じて受動的に供<BR>
給するしかなく、ハイパワード・マネーのコントロールはできない」などという<BR>
言い古された屁理屈をこねていないで、少しは真剣にマネー・サプライを増やす<BR>
ためには何をなすべきかを考えたらどうなのでしょうか?<BR><BR>
 ・・・なんてことをいっても、「ハイパワード・マネーをコントロールしよう<BR>
とすると、オーバーナイト金利が乱高下する。金利の乱高下は容認できない」と<BR>
か反論するんでしょうけどね。短期市場金利の乱高下は容認できないくせに、マ<BR>
ネー・サプライの乱高下には無頓着という辺り、どういう理論的な根拠があるの<BR>
か、「不可能ではないが、無理」とかいうゴタクを並べるだけでなく、きちんと<BR>
一度ぐらい説明してほしいものです。<BR><BR>
137hage:01/11/12 03:27
<BR>ってなに?改行
そんなものいらないのとちゃうのん?
138Eb_D:01/11/13 21:12
*137<hage>様
 <BR>ついたままでした。ご容赦下さい。
 なお、「ハイパワード・マネーの供給量は対前年比で10%ぐらいまで増やして
います」とありますが、ハイパワード・マネーは対前年比で8%ぐらいでした。お
詫びして訂正します。
139協力しよう!:01/11/13 21:33
皆様からの情報お待ちしております。
世間を震撼させた事件のクソガキ達を実名で公開しています。

http://topia.yam.com/home/aoiryuyu/pages/index.html
140金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/13 21:48
金融緩和しても意味無いということですな。
141Eb_D:01/11/13 22:20
*140<金持ち名無しさん、貧乏名無しさん>様

>>金融緩和しても意味無いということですな。

 ハイパワード・マネーの供給を増やしても、市中銀行の「貸し渋り」や企業や
家計の日本経済の将来への不安から信用創造過程が損なわれていて、マネー・サ
プライの増加になかなか結びつきにくくなっているということです。従来のルー
トでは確かに効果が薄いといえます。
 ヘリコプター・マネー政策は、信用創造機能が全く働いていなくても、マネー・
サプライを増やせますから、「ハイパワード・マネーは8%の伸びなのに、マネー・
サプライは3%前後しか伸びていない」という現在のような状況では検討に値す
る内容だと思います。
 なお、「国債直接引き受け」というと、すぐにハイパー・インフレを連想する
人たちは、戦前の日本の経験を踏まえているのかも知れませんが、名目金利には
非負制約(0よりは下げられない)がありますが、上限には制約はありません。
インフレは抑制可能です。付け加えておけば、マネー・サプライと名目GNPと
の間にある程度の安定的な関係が見られるのは、長期の話であって、現在のよう
な不況下で直ちにインフレが発生するかのように論ずるのは、ナンセンスといえ
ます。
142金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/13 22:27
実質金利の差を利用して、外資ノーリスクで大もうけ
143金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/14 19:46
「ゼロ金利解除とその後の金融緩和策は適宜、適切に対応した政策。間違っ
ているとは思っていない」。速水優日銀総裁は14日の参院予算委員会で、
昨年8月のゼロ金利解除を「世紀の大失策」とする舛添要一氏(自民党)に
対して、顔を紅潮させながら反論した。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011115k0000m010024000c.html

誰か直接対決を見た人いる?
144採点君:01/11/14 20:11
>>136
大学の試験の答案としたら良はつくだろうけど、
院試か国家試験の経済政策の答案だったら、きびしいね。
中盤の信用乗数をゼロうんぬんのとこは痛い。
信用乗数は△M/△HではなくM/Hであることを教科書で見直しましょう。
ラストの日銀実務家うんぬんは92年頃のマネーサプライ論争からとったよ
うですが、ゼロ金利下の今では当てはまらないことを確認してみましょう。
まあ、蛇足ながら、3段落目の信用乗数の低下は、マネーサプライも需給の
均衡で決まり一方的に中央銀行の供給でコントロールできない、という同
論争の日銀側の主張と一致しますので、論理的一貫性を重視するならどっち
かにしておいた方がいいでしょう。
145金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/14 21:22
>>144

チミが落第。

>信用乗数は△M/△HではなくM/Hであることを教科書で見直しましょう。
普通、貨幣乗数はレベルで、信用乗数は微分です。本当はどうでも良いけど(藁)

>ラストの日銀実務家うんぬんは92年頃のマネーサプライ論争からとったよ
>うですが、ゼロ金利下の今では当てはまらないことを確認してみましょう。
岩田が量的緩和論を打ち出したとき、翁が批判したのは「そんなことすれば
コールレートが1日とは言えゼロになる。それでは金融市場は制御不可能」
だったのだよ。今、毎日ゼロだけどね。
>>145
>貨幣乗数はレベルで、信用乗数は微分です。
ワラタ。ハジノウワヌリ
普通そんな区別してないぞ。第一、オーソドックスの金融理論では外生変数として捉えている。
外生変数を微分してどうなる。意味ねーだろ。
第一、>>136には「信用乗数(貨幣乗数)」と書いてあるじゃん。またデータで引用しているのもM/Hだし。

>>今、毎日ゼロだけどね。
その通り。
だから、日銀の担当者がベースマネー増やすと、短期金利が乱高下するって言うか、言うわけないだろ。
147学生:01/11/16 20:21
諸先生たち:
今の庶民の手元に金が増えていないので、実質は、社会の通貨流通量が
増えていないと思う。
でも、長期国債を買っていても、同じなんじゃないんですか?
ミルトンフリートマンが言ったように、へりでお金をばら撒くわけには
行かないし、
何をすればいいんですか?
社債とか?
148金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/16 21:18
>>146

プ、どこまでもヴァカな奴だね(藁)

乗数って基本的に限界概念なのよ、チミはしらんだろうけど。
良い子の皆さんは、投資乗数と言えば△Y/△Iって教わりましたよね。
貨幣乗数は、限界一単位のベースマネーの増加がどれだけマネーサプライを
増やすのかということ。
大体、経済学で平均が概念上重要なものであるのは古典派までね。
1870年代以降は、大抵が限界概念なのね。

しかし、外生変数で微分するのが意味がないとは、もの凄い御発言で、感心したよ。
普通の経済学では、体系は与えられた外生変数に対応して均衡値が決まり、その外生
変数の変化に対する内生変数(均衡値)の変化を調べるのが、全てなんだけどねぇ。
外生変数で内生変数微分するのが意味ねーんじゃ、サムエルソンは馬鹿だったんだぁ。

大体、誰の教科書を読んだんだろうね。堀内・岩田の「金融」には、

△D=1/β・△R (D:預金、R:準備)

を「信用乗数」と呼ぶと明記されてるよん。もちろん、現預金比率や
準備率を一定とする貨幣乗数公式の場合は、平均で書いて「貨幣乗数」
と呼ぶこともあると書いてはあるがね。だから、どっちでも良いと言ったのにね。

知りもしないことで、馬鹿みたいに威張るのは、本当に馬鹿だし、それを指摘されて
逆切れして大恥かいてりゃ世話無いな。
149おごっ(@_@):01/11/16 22:38
量的緩和をデフレ克服の特効薬と考える、マネタリスト的エコノミスト諸氏は
マネーサプライに関する事後的な恒等式:M=mHに照らし合わせると、
貨幣乗数がかなり安定的であるとみなしているように思われる。
貨幣乗数が安定的であれば、日銀当座預金を通じてハイパワード・マネーを
潤沢に供給すればマネーサプライが飛躍的に増加して
モノに対する貨幣の価値が下落し、インフレが起こると考えられる。
しかし、実際には銀行の信用創造はかなり停滞している、
すなわち貨幣乗数は低くなっている。
なぜなら、企業の資金需要が乏しく、しかも銀行も不良債権問題を抱え、
リスクを受容できず、貸出に慎重になっているからである。
信用創造は企業の資金需要が旺盛で、銀行がこれに応じて貸出を積極的に
行えば、貸出⇒預金⇒貸出⇒預金⇒…と拡大していく。
このように、いくら日銀がハイパワード・マネーを大量に供給しても
銀行貸出が伸びないかぎり、マネーサプライは増加しないであろう。
金利が非常に低水準にもかかわらず、企業の借入が伸びない
(すなわち、設備投資の利子弾力性−利子率が1%変化したときに
設備投資がどれだけ変化するのか−が低い)のは、
企業が現在、業容拡大ではなく、過剰債務、過剰雇用、過剰設備の
削減の方に注力していることと、企業家マインドが全体的に悲観に
傾いていること、デフレによって借入を増やすと実質債務残高が
増加してしまうのを危惧していることに原因があると考えられる。
では、量的緩和政策は経済政策上、無意味であろうか?
そうともいえないであろう。銀行の資金繰りの安定化、収益
(貸出金利との差、すなわち利ざやの拡大を通じて)に少なからず
貢献しているからである。
構造改革を円滑に進めていく上での前提条件(下支えという意味で)
ではないだろうか。
150刺客:01/11/16 22:38
>>146

比較静学を勉強しませう
151刺客:01/11/16 22:48
追加:

貨幣乗数は M = m H だから,限界概念も平均概念も区別は重要ではないんで,限界 vs. 平均論争は 止めませう
152ソロス伝:01/11/16 22:56
このスレ、初めて見たが、余程のお馬鹿ちゃんね!
為替が自由化されたグローバル世界で金融緩和なんて、
強い国にお金が流れるだけなのよ。
実際の経済を良く見てお金の流れがどうなっているか
をよく見て頂戴。
よく勉強してからスレ建ててね。
便所の落書き気分で書かないでね!
153金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/16 23:04
>>152

だから損するんだよ(藁)開放経済では「金融政策が有効」は世界の常識。
資本移動がスムーズなほどね。お前が便所の落書き。氏ね。

>>151

別に論争してない。>>145で「本当はどうでも良いけど(藁)」と書いたら
馬鹿が引っかかっただけ。でも、「乗数」は原則的に限界概念なのは確か。
154金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/16 23:25
>>152
どこの常識だ?
オコチャマ王国か??
開放経済では金融政策が有効な「場合もある」だよ。
どうしようもないな、帰れよ、君にはレベルが高すぎるらしい。
155金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/16 23:42
>>152
ソロス伝は真性のバカだ。最近、この手の「開放経済だからきかない」って
いう、どこかの初級教科書みたいなことをいう便所の落書きが増えた。
なにかいうと、「クラウディングアウト」ばかりいっているバカもいるが、
それ以上の超バカだ。
156dell:01/11/16 23:51
>152
金融緩和をしても海外に資金が流出する可能性は十分あります。
けれども金融緩和により追加供給された資金が全て海外に流出するのでない限り、市中に出回るお金は増えることになります。
また、海外に資金が流出したとしても、少なくとも輸出主導の景気回復の役には立つでしょう。
むしろ、今大胆な金融緩和をしてはいけない理由が何もないように思われます。
そもそも、あなたは日本経済の低迷に対してどのような手を打つべきとお考えなのでしょうか?
157>154:01/11/17 00:02
そうか、レベルが高いと、

>為替が自由化されたグローバル世界で金融緩和なんて、
>強い国にお金が流れるだけなのよ。

という説に賛成か。それじゃ付いていけません。お見それしました。
158152じゃないけどね:01/11/17 01:44
>>156
日銀当座預金に豚積みされている資金は
「市中に出回る」の定義の中に入ってるんですか?
外銀なんかがスワップかまして放置プレー。
159金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/17 13:07
米財務省は16日、米軍のアフガニスタンでの軍事行動の戦費調達にあてる特別の国債
として、「愛国者債」を12月中旬から発行すると発表した。戦費調達を目的とした
「戦時国債」の発行は、第2次世界大戦時以来となる。
 国債は5年物で、2002年4月までの利率は4・07%とする。
 米財務省はこれまで「特別な国債に頼らなくても、戦費調達は十分可能な財政状態に
ある」として、戦時国債の発行には消極的な姿勢を示していた。しかし、米議会から
「国民の愛国心に訴えて国の財政負担を軽減することには、国威発揚の効果が期待できる」
などと、戦時国債の発行を求める声が強まり、財務長官に戦時国債の発行を認める法案が、
議員主導で成立した。このため財務省も、「愛国者債」の発行に踏み切ることにした。
http://www.yomiuri.co.jp/02/20011117i202.htm

国債発行は悪だって、誰か言ってやりな(藁
160dell:01/11/17 21:16
>158
確かにその問題はあります。もちろん日銀当座預金に豚積みされている資金は「市中に出回る」の定義の中に入りません。
しかし、金融緩和をすれば全てが日銀当座預金に豚積みされるわけでもないでしょう。いくらかでも市中に出回るお金も増えるのではないでしょうか(その割合の多寡は別にして)。
そうであれば、効率は良くないかもしれませんが、金融緩和をやる価値はあると思います。
161金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/17 21:43
>>160
金融緩和前に
銀行を整理統合して
過当競争状態を解消し、
リスクに見合う金利が得られるようにする。
で、金融緩和をすれば効果を発揮するでしょう。
しかし、現状ではオペによりサヤ抜きして得た資金を
銀行は国債購入に回す(再びオペでサヤ抜きor満期保有)か、
日銀当座預金に豚積みするでしょう。
せっかくサヤ抜きして得た資金を無理に貸し出しに回して
毀損させるような愚を銀行が犯すとは思えません。
全く市中に出回らないと個人的には考えます。
162金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/17 21:47
国債購入は民間への直接ないし間接の資金供給ですぞ。

銀行が国債を取引する相手は、日銀、政府、銀行以外の民間。日銀は
売りオペしなければ売り手にならない。政府から買えば財政支出で民間
に流出。民間から買えば、当然ながら融資と同じくお金が流れる。

豚積み以外は、結局民間に流れます。
163161:01/11/17 22:57
>>162
そうですね、私がアサハカでした、すみません。
164162:01/11/17 23:02
>>161

わかれば宜しい。しかし、こんな学部の金融論半年も聞けば分かるような
最低の知識のない奴が、ヒョーロンカとかエコノミストとかいって
跋扈してるのは噴飯ものだ。まして、日銀の連中が、知ってるくせに
それを認めるような発言を繰り返してるのは(日経とかの匿名での
コメントとかで)ほとんど犯罪行為だな。
165tel:01/11/18 05:17
♪162
なるほど、経済学ではそのとおりだと思う。
おおむねあらゆる現象が数式に当てはまるのではない、
現実を見てみると少し違和感を覚えるが。

金は流れて何ぼでは?
豚積みが、民間であれ、日銀であれ、結果は同じ。
だから金融緩和をしなくても良いのではなく、
どのような金融緩和がありえるかといった問題のような気がします。
166ソロス:01/11/18 07:56
インフレターゲット論者の言い分はなんだよね?
お金持ちが大半の現金を持っている。ーその人たちの心理が変わる。
ー消費性向が高くなる?
以上のような卓郎の話し聞いて、藁ちゃったね!あれでは、はやしや
さんぺいの落語だよ。
今、銀行に融資を申し込んでご覧。
「BIS規制があるから民間企業には融資できません。」こればっかりだ。
住宅ローンなら融資しますだってさー。
ここでは、民間に資金がが流れないシステムーBIS規制の話が一つも出
てこない。
ところうが、銀行の会議ではBISをどうクリアーするかで頭痛めている。
どうも、ここでは現実無視の理論が行われているように感じる。
167金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 11:10
>>166
日本が流動性の罠にかかっていてこれ以上名目金利が引き下げられないので
期待インフレ率の上昇により実質金利を下げてしまおうというのが
インフレターゲットの目的でしょ。
168金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 11:12
>>166
民間に金が流れないのはBIS規制より
実質金利の高さのせいではないの?
169金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 11:32
どうしてこう、同じような勘違いをしてるやつが続々と。
170金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 11:55
日本では会計は高尚な数学を使っての経済学ができない馬鹿がやるもん
なので
171金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 13:17
>>165

別に経済学の数学のという話じゃないんだがな・・・。純粋にバランス
シートの定義の問題で、それこそ会計学の話なんだけどね・・。なんか
自分の妄想に合わない経済学の結果を突きつけられると、「まあ、数学
ではそうなんだろうが、現実は・・・」と言えば逃げられると誤解して
んじゃないの???

もう一度言います。これは会計上の自明の結論。
172金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 13:38
>ところうが、銀行の会議ではBISをどうクリアーするかで頭痛めている。

その割には、BIS廃止論がぜんぜん出てこないが、なぜ?
173ソロス:01/11/18 13:52
実質金利を引き下げるといってもね。期待インフレ率なんて
上がらないよ。
今、銀行が貸しビル物件を買ってくれとどんどん話を持ち込んでくる。
表面利回り20%近い物件だ。実質利回りで見ても7%以上に回る
物件もある。
融資してくれるなら買うよ!といっても、「融資だけは勘弁してくだ
さい。」と言う。
兎に角、投資家に金が回らない。期待インフレ率は今、バーゼルで行われて
いるBIS規制が改善されて、実施時期を迎えてからのからのお話。
174でんがらりん:01/11/18 19:32
ケインズのいうところの流動性の罠っていうのは、
不況期には、流動性プレミアムってのが、無限大になり
んでもって投機的動機に基づく貨幣需要も無限大になって
(これがいわゆる「貨幣愛」ってやつ)
いくら金融緩和をしても利子率は2〜3%(?自信なし)
以下にはならないってことちゅうかったっけ?
(したがって、金融政策には限界があって、
財政政策が有効となる。)
↑これが現実の経済において正しいかどうかはともかく。

で、日本経済がいま流動性の罠に陥っているってことは、
量的緩和政策のもとで、
「名目金利はゼロ以下には絶対にならない」ってことから
ゼロ近辺で安定していることに由来するのでは?

最近の流動性の罠って用語の使い方になんか違和感を覚えまふ。
175dell:01/11/18 21:21
>174
違和感を共有します。
そもそもケインズは、大不況からの脱出には金融政策だけでは限界があって、財政出動も必要だとの認識のもとに「流動性の罠」という概念を提唱したのです。
現在の日本のように、中央銀行が金融緩和をしない言い訳に用いるために「流動性の罠」という概念を提唱したわけではありません。
最近の日銀出身エコノミストやその影響を受けた人々による「流動性の罠」の議論には、日銀のメンツのみを守ろうとする姿勢がにじみ出ていて、いささかウンザリさせられます。
176金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 21:30
そもそも、一般理論を良く読むと、長期金利がある一定以下には下がらない
理由として「どうせ中央銀行はそのうち金利を上げるだろう」という予想が
ある場合とはっきり書いてあるんだよね。実際、98年には0.8%まで下
がったのに、なぜ今は1.2%以下にはならないのか、よーく考えてみよう(w)
177金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 21:34
普通預金の金利をゼロとし、なおかつ
1,000万以下の預金口座には口座維持料などの手数料を取る。
そうすりゃ、多少は消費に刺激与えるだろうな。
178ソロス:01/11/18 21:36
>172 まー、国際条約だからねー。脱退できないねー。
当時の日本の銀行の自己資本率は糖蜜でも1%強。
実現できっこない水準だったが、当時の大蔵官僚、日銀、銀行関係者
に予知能力がなかったということ。
株式含み益の50%を自己資本に含めるという妥協案で手を打つてしまった。
当時は、日本の高株価は維持されると読んでいた。
為替取引をしない地銀以下は、BIS規制の対象ではないが、
都銀だけBISで縛ってしまっては、金融の序列が乱れると考え、
4%国内基準(株の含み益を算入しない。)を作ってこれも縛ってしまった。
当然のことながら、地銀以下は株式含み益が自己資本に算入されない
のだから、持ち合い株を早い段階で売った。株価は下がる一方、
都銀が含みがあると思っていた株価水準15千円を簡単に割ってしまった。
この、ダブルスタンダードが日本の経済、延いては、株式市場をがたが
たにした。
当時の、有力官僚、酒気は、売国奴呼ばわりされて、未だに冷や飯を食っ
ているが、当然の報いだろう。
BIS規制の内容たるや、お笑い以下の杜撰さ。
国債はリスク率0%、住宅ローンはリスク率50%、企業融資は100%
に換算して、資産を計上するというもの。
銀行は国債を買えば自己資本を積み増ししなくても良いが、民間債でも
買った日には8%資本を積み増しせにゃならん。
日本は、間接金融のウエイトが高かったから、このBIS規制は効いたね。
先日までのバーゼルの会議で、この不合理なBISのリスク率の見直しを
しようということで、リスク率が実態に則す様に改正されたと聞いている。
詳細をご存知の方は投稿をキボンヌ。
179現場の声:01/11/18 21:37
>>176
投資する妙味が無い。
リターンに対してリスクが大きすぎる。
特に価格下落リスクが大きすぎる。
180金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/18 21:39
>>178
でもさ、BIS規制の内容はズサンだけど
ないよりマシじゃん。
181金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/19 12:42
なんで地銀にまで基準があるのかよくわからない。
182金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/19 14:32
>181劇同
規制好きと言うか規制で食っている金融庁のやりそうなこと。
183金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/19 23:25
都銀がBIS規制を破って、国際業務に参加できなくなるのがヤバイってのはわかる。
でも、地銀はほとんど関係ないじゃん。地銀に対する罰則も何かあるの?
地銀が貸し出せないと中小企業がやばいんとちゃうの?
184Eb_D:01/11/19 23:48
*でんがらりん様<174>
 ご指摘の通り、ケインズが『一般理論』の中で説いた「流動性の罠」は、投機的
動機に基づく貨幣需要が債券利子率の減少関数になっているおり、利子率が下限ま
で下がり切ってしまい、誰もが「金利はもう上がるしかない」と予想して、損失を
恐れて債券を保有しようとしない状態だと理解されています。
 一方、今日、「流動性の罠」というときは、日本経済への先行き不安感などから
手元流動性を厚めに確保しておこうと人々が行動した結果、信用創造機能が損なわ
れている状態を指しており、こちらはケインズの貨幣理論でいえば、予備的動機に
基づく貨幣需要に関するものです。
 IS−LMモデルで貨幣需要関数を定式化する場合、取引的動機に基づく貨幣需
要に予備的動機に基づく貨幣需要も含めてL(Y)とか一括しますが、現在の日本
経済をみると、取引的動機に基づく貨幣需要と予備的動機に基づく貨幣需要とは分
けて論じた方がよいと思います。
185Eb_D:01/11/20 00:07
*dell様<175>
 資本の移動性が完全な場合のマンデル・フレミングの小国モデルで考えると、
財政拡張政策は内外需の構成には影響を与えますが、国民所得水準自体を高める
効果は持ちません。財政拡張性策を行った場合、マネー・サプライが増えていな
ければ、自国の金利が上昇し、外国から資本が流入してきます(資本収支の黒字
化)。それにともなって、自国通貨価値が高まり、輸出が抑制されて輸入が増加
する結果、経常収支は赤字化します。外国からの資本の流入は、資本の流入によっ
て資金需給が緩和されて自国の金利が元の水準に下がるまで続き、資本収支の赤
字と経常収支の黒字は絶対値で見て同額になるように調整されます。
 一方、金融緩和政策は、国民所得水準を高める効果を持っています。むろん、
資本の移動性は完全ではありませんが、移動性が高まっている状況では、財政政
策の景気刺激策としての有効性は低下することになります。
 もっとも、上記の議論は、マンデル・フレミング・モデルが妥当性を持つ場合
であって、為替レート予想や対外資産蓄積の影響を考慮すると、必ずしも同じ結
論になるとは限りません。
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/20 00:55
地銀の規制に関して詳しく教えてよ。
187金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/20 01:36
発展途上国の日本なんてどうでもいいじゃん
それより中国の邪魔をするな。
188dell:01/11/20 19:21
>185
おっしゃる通りだと思います。金融緩和を伴わない財政出動は無意味でしょう。
189でんがらりん♪:01/11/20 23:05
>184 Eb_Dはん
>日本経済への先行き不安感などから…
こちらはケインズの貨幣理論でいえば、予備的動機に
基づく貨幣需要に関するものです。

ちょい、ちゃうと思いまふ。不況下に貨幣需要が高まるのは、
いわゆる「質への逃避」の結果でっせ。
質への逃避とは、とりわけ不況期に、信用力、流動性の高い市場や商品などに
資金が集中する現象のことでおます。
銀行が株式よりも国債を施行するのもこの現れでっしゃろ。
現在、たんす預金が増えたり、手元流動性を手厚くしておこう
という動きが強まっているのは、最も流動性、安全性にすぐれた
(流動性プレミアムの高い)貨幣に対する需要が
高まっているからでんがな。

せやから、こりゃ、やっぱ投機的動機または
資産動機に基づく貨幣需要といえまっしゃろ、あんさん。
190天才現る!:01/11/21 00:31
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FNNS&action=m&board=2000119&tid=a4ra4ha4ja4ra4ha4ja4ka1a1a31a30a30kfc1df&sid=2000119&mid=1

お金がないなら、造幣局で新札を刷って国民に配れはいいじゃん。
経済学の立場からこれを言うと インフレになるからできませんと説明され納得しますが。
いまは デフレです。
インフレとデフレで帳消しになるのでは???
国民ひとりに 100万円くばって半分の50万をつかったとしても 75億円の景気刺激になります。
波及効果もあるのでは???
50万は預貯金にまわって お金があまるかもしれないから、全部つかったら 130億円の消費です。
こんな考え 経済オンチの私だけでしょうか?
どなたか 説明してください。
191金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/21 00:37
>>190
100万全てが預貯金に回る可能性が高い。
192金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/21 02:57
>190
造幣局ではお札を刷ってません。
まったく現実を知らない奴がモデル理論だけ齧って解ったつもり
になるから!
現実の経済は、各種の規制の中で動いており、モデル通りにならないの!
>>192
「モデル」の役割が分かってないDQNハケーン。
194金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/21 03:21
>>190
インフレもデフレも、経済が健全でないという意味では同類です。
異常事態に異常な経済政策をとれば正常になると言うほど、経済は単純ではありません。
195nemu-:01/11/21 03:57
>191
100万円がすべて預貯金に回るなら200万円でも300万円でも配ればいい。
要はどうやってインフレ期待を持たせるかということではありませんか。
196金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/21 10:46
>>194

違います。19世紀終わり頃から支配的になった大規模生産=大資本ストック=巨額の債務の存在する経済で、
デフレが続いて経済が破局に陥らなかったケースはありませんが、5%や10%のインフレで破局に陥った事
はありません。名目額の固定された債務の大きな経済でデフレの持続は致命傷で、インフレと対照的なものと
言うことはできません。デフレもインフレも同じように健全でないと言うほど、経済は単純ではありません。
197SIROTO:01/11/21 17:25
>196
インフレよりもデフレの方が経済に与える影響が深刻ということは賛成。
このままデフレスパイラルを辿り、忍耐を続けると間違いなく日本は破滅します。
昭和恐慌とかアメリカの大恐慌が遠い昔のことになり、為政者はデフレの恐ろしさ
を実感できていない。銀行が潰れ、事業会社がバタバタ倒れ、生保もサービス業も
何もかも皆左前になり、抵抗を続け法律を護った公務員だけが助かる世界になります。
そうなると社会の風景が一変します。犯罪と自殺と離婚が増え、まともな人は住めない
ような国になります。
不良債権の処理を幾ら進めても、特殊法人の整理を決定しても、規制改革を行っても
それだけでは決してデフレは止まりません。
今までにない、かなり極端な金融、財政措置を打つ必要があります。強制的にインフレ、
円安、金利上昇、に持って行かねばなりません。
年率500%のハイパーインフレになったらどうするんだ、そこまで行かなくても、インフレ
にはなっても失業と不況が共存するスタグフレーションになったらどうするんだ、という
声が聞こえてきます。どこかの発展途上国ではあるまいに、これだけ供給過剰の日本で
前者は論外と思いますが、後者の懸念には次のように答えます。
「スタグフレーションの方がまだ救いがある。デフレは死に至る病だ。」と。
198頑固な奴:01/11/21 18:39
東京 11月21日(ブルームバーグ):
日本銀行の速水優総裁は21日午後の定例記者会見で、同日の一部朝刊で報じられた
「政府と日銀の定期協議」について、「既に政府との間で定期的に意見交換をしており、
かなり努力をしているつもりだ。今さら定期協議を行うというのは一切耳にしていないし、
そういうことはないと思っている」と完全否定した
199dell:01/11/21 21:05
>198
こういう事だから、政府と日銀の政策の整合性を担保するため、日銀法改正が必要なわけです。
200金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 01:18
200get

浪速家わかんないことイッテンノ
201774:01/11/22 06:33
>195 解っていないねー。
高迷投の主張で国が地方振興権を配ったでしょう。
あの時、インフレ期待が少しでも出たのかね。
民は、「ここまで国がやるという事はデフレがひどく
なるなー。将来、国は破綻するなー」と反対に考えてしまうのよ。
要は、金融システムを健全な形に再構築することが基本なの!
民が 明日のことを心配せずに汗水流して働いて、将来に不安を感じ
ない金融システムに変えなければいけないの!
お金を刷ることばかり考えている奴は健全とは言えない。
逝け、高迷へ
202・・:01/11/22 11:03
FT
が報じたとこによると、ぶっしゅ政権は日銀が外債を買うことに
さんせいらしい。1ぶエコノミストは反対している。あとアジアでの
通貨の切り下げ競争にならないかしんぱいしている。
たしかにアメリカにしてみれば、外債かってもらえれば資金流入
するし、日本の資産や優良企業の株式もドルを強くして安くかえるし。
どの程度まで円や酸くするんだろう。結局ドルでもっていたほうが
いいのかな。悩むぜ。ほんとに日銀外債かうのかな
203金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 11:21
企業がまだ過剰債務、過剰雇用、過剰設備の削減の途上にあって、
しかも会計ビッグバンとやらで国際的に見ても健全な財務を要求されていて、
設備投資をなかなかできない状況にあって

んでもって銀行も不良債権にあえいで、とてもじゃないがリスクをとって
貸し出しを積極的に行えない状況のもとで

量的緩和をいくら拡大させてもぶた積みが増えるだけで
M2+CDは増えやしないって。

速水のじぃさんをいくらいぢめてもしょーがないって。

スネオ(岩田きくお)や舛添、森永たちは金融緩和以外のことにも
目を向けるべきちゃうか?
204金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 13:14
>>203
国債買い切り増額すれば、定義によりM2+CD増えるが、なにか?
205 :01/11/22 13:36
>>190
>>195
激しく、がいしゅつ
効果的かもしれないが、個人の消費に任せる為、公共事業に比べたら初速は鈍い。
問題点は、労働意欲の減少と、この案自体が、まともに取り扱ってもらえない事。
206金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 20:05
日本経済の立て直しを求める世界の声も悲鳴に近くなってきた。先週末、フ
ランス・リヨンで行われたある国際会議に出席したが、そこでジェフリー・ハウ元英副首相
(蔵相)は、こう言った。
 「このままでは日本発の世界不況を引き起こす危険がある。日本の場合、経済成長の方が対
テロ政策よりはるかに重要な課題であるということを日本政府は十分に認識してほしい」
 「日本ではデフレスパイラルが始まっているのに、なぜ、より速やかに、より根本的にこの
問題に取り組まないのか。ゼロ金利というが、物価下落がこのように進めば金利は高止まり
だ。マクロ政策で常識にとらわれない手法を検討するべきだ」
 ハウ氏は「常識にとらわれない手法」の具体策には触れなかったが、その「非常識」の度合
いの強いものから挙げれば次のようなものが候補になりうる。
 * 日銀が自動車とパソコンを兆単位で買い、それを海に捨てる
 * 空高くヘリから兆単位の日銀券をばらまく
 * 消費税をゼロにする。その原資となる赤字国債は日銀が市場から買う
 * 日銀が外債を買う
 * 日鈍が株を買う
 消費喚起のためにいったんは消費税をゼロに戻す構想など実現できたらいいと思うが、友人
の財務省高官に聞くと「主税局タリバーンがそんなことを許すはずがない」とにべもない。

 日銀は、このうち外債買い入れにひそかに関心を示している。それによる円安誘導も期待
してのことだ。だが、米国、中国、それに肝心の日本の財務省がそれを受け入れるかどうか。
 海外では銀行の不良債権問題で後手後手に回った金融庁への風当たりが強いが、このところ
日銀を見る目が険しくなっている。物価崩壊を放置したまま、「物価安定」の責任を果たして
いないとの批判である。
(船橋洋一朝日新聞11/22朝刊)
207・・:01/11/22 20:35
日銀が外債かえば円安にふれるし、アメリカに資金がまわる
輸入品はたかくなる。アメリカに回った資金で日本の土地や
株を買いにきて、日本に資金がはいってくるということなのだろうか。
円安でほんとに景気がよくなるのか?だれかおしえて。
98年147までいったがたいして景気よくなかったような。
かえって資本流失にならないのか。
日本の資産を円安で安くして外国からの資金でかいあgてもらい
不良債権処理するしかみちはないのか。教えてくれ
208金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 21:54
KOの深尾教授が経済教室で、次のようにコメントしておる。

日銀は国債だけでなく実物資産を大量に買い入れる必要がある。
高利回りの不動産投資信託(REIT)や株式時価総額先物、それに連動する
投資信託(個別銘柄でなく時価総額)である。

それでもデフレが収束しなければ、マイナス金利政策が選択肢となる。
預貯金などに課税し、紙幣をどんどん切り替えていくしかない。
209Eb_D:01/11/22 22:14
*でんがらりん様<189>

>>不況下に貨幣需要が高まるのは、いわゆる「質への逃避」の結果でっせ。

 「質への逃避」とは、危ない銀行からより安全と思われる銀行への預金の移動
などを指すと考えた方が、1997年頃の状況を説明する上では適当では?

>>せやから、こりゃ、やっぱ投機的動機または資産動機に基づく貨幣需要といえまっしゃろ、あんさん。

 そうなると、ケインズの「流動性の罠」そのもの(IS−LM分析でいえば、
LM曲線の水平な部分でIS曲線が交差している状態)ということになるので
しょうか?そうであれば、閉鎖体系で考えると、景気回復には「財政拡張政策
が有効で、金融緩和政策は無効」という結論になりますが?
210Eb_D:01/11/22 22:25
*774様<201>

 横レス、失礼します。

>>高迷投の主張で国が地方振興権を配ったでしょう。
>>あの時、インフレ期待が少しでも出たのかね。

 地域振興券の場合、日用品をあれで買って、その分だけ現金の支出を
抑えるように人々が行動した結果、ほとんど景気刺激効果が見られなかっ
たのではありませんか?額が少ないとか以前に。

 調整インフレ論の場合、予想インフレ率がプラスになるまでマネーを
増やせばよいと考えているわけですが、予想インフレ率がプラスになれ
ば、それを反映して長期金利も上昇するわけであり、理論的にはその点
でややムリがあるかなと思います。

 仮に、じゃぶじゃぶとマネーを供給して、予想インフレ率がプラスに
転じたとしても、何か水虫のかゆみを治すのに全身麻酔をするような印
象は否めません。マネーを絞るのは論外としても、マネーを増やしさえ
すれば、金融機関の不良債権処理をタナ上げしておいても景気回復は可
能だといった議論には、違和感を覚えます。
211金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 23:20
>>210
深尾は、短期的には期待インフレ率が上がれば名目金利が
あがり、財政が破綻状態になる。長期的には実質金利がさがる
と書いていたよ
212       :01/11/22 23:30
[東京 22日 ロイター] 22日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、日銀の金融政策委員会で、
外債購入の可能性が台頭している、と報じた。
FT紙は、追加的な金融緩和と円安誘導への取り組みを示すシグナルになる、としている。
 FT紙によると、ブッシュ米政権は、長引く日本の景気低迷への懸念を示すなかで、こうした動きについて歓迎
する姿勢をすでに示している。
 米政府当局者は、すでに水面下で日本の外債購入について打診され、それに肯定的な反応を送ったという。
 米国は、ここにきて円安容認の姿勢を強めているもよう、とFT紙は伝えている。
 ゼロ金利状態が続き、巨額な財政赤字に有力格付け会社が懸念を示すなか、日銀には、政府からさらなる
量的緩和を求める圧力がかかっている。しかし、日銀はこれまで、海外資産の購入やインフレ目標の設定に

ついて、インフレ管理を困難にする可能性もあることを懸念し、消極的な姿勢を示してきた。
 外債購入案は、日銀金融政策委の支持を取り付けることはできなかったが、米政権は日本政府の支持に回っているもよう。
ただ、エコノミストからは、外債購入にはリスクが伴うとの指摘が聞かれているという。
 FT紙は、ある日系銀行の調査責任者の話として、こうした方針は、円の上昇を抑えるだけにとどまらず、積極的な相
場押し下げを狙っていることを示す、としたうえで、それが投資家の”日本離れ”を引き起こすリスクがあるほか、他の
アジア通貨の切り下げに波及する可能性もあるとの指摘を紹介している。
 また、海外資産購入の動きに出ることは、これまでの政府の景気対策が失敗であったことを示唆している、ともFT紙は伝えている。 (ロイター)
[11月22日10時6分更新]
213金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/22 23:44
この板の人たちに質問があります。自分はDQNなんで分からない
んですが

http://news.2ch.net/test/read.cgi/news5/1006168243/l50

このスレの1の経済学的な知識ってどれくらいまともなんですか?
かなり電波くさいと思うんですけど。
214774:01/11/23 01:17
Eb_D様
小生は長らく金融界の内側にいたものとして(今は、借手側ですが)
、日銀の0金利政策、量的緩和は相当に努力されていると考えています。
問題は、その金融緩和を受けて銀行がリスクを取って貸出を増やせない
というBIS規制下の金融システムにあると考えています。
マネーは物と表裏一体ですから、マネーを増やすことはデフレ下最重要
と考えています。
しかし、日銀が金融緩和政策をとっても銀行段階で民間へお金を流す
リスクが取れない。
国債ならリスク率0で資産に計上しなくても良い、自己資本過小の邦銀
としては国債を買うほか選択の余地がないという国債依存型金融システム
になっていることに問題があると考えています。
国債依存型となれば、公共投資(財政政策)で民間にお金を流さざるを
得ない。これを抑えるとますますデフレがひどくなる。
行き着くところ、財政による不効率なお金の配分で国力を弱める結果に
なりましょう。
民間に活力がないから民間にお金が流れない又は、生産の供給過多
或いは需要過小で設備投資が出ないとか言われていますが、これは
信用収縮の結果で有って、決して原因ではないと思っています。
調整インフレ結構と思います。しかし、このお金の供給のパイプが
詰まっている状態でどうしてインフレ期待など生じるのでしょうか?
正常な金融システムを再構築して、資源配分の適正化のためにいろ
いろ知恵を絞っていかなければならないというのが小生の立場です。
民間では、新しいビジネスチャンスが数多あります、お金さへ流れて
くれば経済が活性化すると考えています。
金融システム再構築のなかには、ヴェンチャーキャピタル、資本市場
など色々有りましょうが、日本は、間接金融のウエイトが高く、銀行
システムを再構築することが先ずは大切と考えます。
お金をヘリコプターで撒け!などは、資源の適正配分という観点から
みて論外な考えであることは申すまでもありません。
215ゲルトシャイサー:01/11/23 01:33
>>214
国債依存型金融システム・・・・ですか
金融緩和で国債というモノばかりが買われてしまった、一種のバブルですね
216dell:01/11/23 01:38
>214
大体賛成なのですが、いくつかわからないところがあるので教えて欲しいのですが、

>日本は、間接金融のウエイトが高く、銀行システムを再構築することが先ずは大切と考えます。

不動産価格の下落が続く現状では不良債権処理もままなりません。
銀行システムを再構築するには具体的にどうするべきだと思いますか?

>お金をヘリコプターで撒け!などは、資源の適正配分という観点からみて論外な考えであることは申すまでもありません。

ヘリコプターで撒かれたお金をそれぞれの人が合理的判断に基づいて市場で使うことは、ある種の資源の適正配分にはならないでしょうか?
217金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 02:44
>>214
あなたの言っていることはテクニカルな問題であって
本質的な問題を指摘していない。
218ゲルトシャイサー:01/11/23 02:49
>>217
あなたにとっての「本質的な問題」とは何ですか?
219214じゃないけど:01/11/23 03:19
>>216
>ヘリコプターで撒かれたお金をそれぞれの人が合理的判断に
>基づいて市場で使うことは、ある種の資源の適正配分には
>ならないでしょうか?

どうしてこういう発想するのか良くわからん・・・
そもそもヘリコプターマネーって何?
どんな手段を想定して言ってるわけ?

まぁ、どんな手段でもいいけどさ。この手の調整インフレ論は
日銀が世界中で円売りを煽るようなもんだよ。全く論外。
人々が合理的判断に基づいて、円売り。これ最強。
世界経済をパニックに陥らせて、円の信用を落とす。
それを見越した上でショック療法として支持するなら止めんが。

インフレ目標の外債購入による円安誘導も厳しいね。
日銀が購入額(誘導目標)を発表したら、急激な円安。
日銀が購入額(誘導目標)を名言しなければ、為替は動かず。
漸進的に円安にする手段なんてない。IT幻想だね。
220金持ち名無しさん:01/11/23 03:34
>>219
ヘリコプターマネーって冗談だろ?
普通に考えれば、小切手郵送や口座振込みでお金を配るだけだろ。

そして、円安も困らないし、国債の下落も問題ない。
消費需要も促せる、何も悪い事は無い。

直接量的金融緩和(負の人頭税)そんな悪い案でもないよ。
221金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 03:36
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hamada/articles/sogobyoin.htm
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hamada/articles/koizumi.htm


小泉改革の光と影― 骨太方針への一批判

構造改革よりこっち読め!
222金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 03:41
>>219に賛成ね
220はdellだろ
223金持ち名無しさん:01/11/23 04:17
円安で困るのは何なのさ?
どれだけこの数年間で円が上がったと思ってるんだろね?
中国は、何故あんなに安く輸出ができるのかね?

円安にビビってるのは、ただの馬鹿だろ?


>>222
根拠の無い決め付けカッコワルイ


もう少し理論的に話せや〜
何故これがこうなって、そして日本にとって不利益なのか
ちゃんと説明しろや。

お金を刷る、お金を配る、国債が下がるなら、日銀が買う。
可処分所得が増加する、消費が増える需要が増えるデフレが止まる。
円が下がる、輸出が増える。

で?何か困るんですか?
224金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 04:21
>>217は218の「貴方にとって本質的な問題とは何か」
という質問に先ず答えれ!
225nemu-:01/11/23 05:11
優秀な日本銀行のかたがたが、なぜ、自分たちが無能だと宣言するのか
わからない。
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 05:21
>>223
このスレのどこに円安にビビってる奴がいるんだよ(w

>お金を刷る、お金を配る、国債が下がるなら、日銀が買う。
>可処分所得が増加する、消費が増える需要が増えるデフレが止まる。
>円が下がる、輸出が増える

厨房まるだし(w
227ちゅっぱちゃっぷす:01/11/23 13:15
昨日の日経新聞:経済教室で、深尾・慶応大学教授が
日銀はインフレターゲティングを設定し、
(オペを通じて)国債だけではなく、不動産投資信託(REIT)など
も買うべきだと主張していた。

中央銀行は銀行の銀行であるのだけれど、いまは緊急事態ということで、
これぐらいはしてもいいと思った。
228風呂:01/11/23 14:45
>>218
ストックの問題はフローで解決できる。
しかし、フローの問題はストックでは解決できない。
銀行システムの問題点は、収益性の低さ。
根本的な問題は、銀行以外の他セクターの収益性の低さ。
他セクターの収益性を向上させない限り、すなわち、
リスクに見合ったリターンの支払能力を向上させない限り
直接・間接に関係無く、日本の金融システムは脆弱なまま。
229sage:01/11/23 15:18
経済学部にとっては、収益の低さが本質的問題なのかもしれないが、
普通に本質という場合は、収益とはそもそも何か、ってこと。

日銀が、引き締めによって景気を冷やすように、収益自体
政府、日銀のスタンスによって動く性質のもの。
日銀はインフレ(景気の上昇)を拒否し、政府は(金利の上昇)
を拒絶、増税の構えをとかない。

故に、収益のすべてを公的セクターが吸い取るシステムなのだ
から、収益性が上昇することはない。
230SII:01/11/23 15:57
やはりこの10年におよぶ日本のスランプはアメリカから要求された
日米構造協議によるものだとおもいます。このときから株の持ち合い
土地高による含み益経営にメスをいれられています。
日銀も悪いのでしょうが、この日米構造協議により株、土地の需給が
くずれ資産でふれへとすすみました。土地本意制がくずれたのでした。
しかし、その根本的なことに築かずに、すこし土地がねさがりすると
あわててマイホームをかい、それがさらに下落し、そうこうしている
間に仕事までうまくいかなくなり、きがつけが個人レベルで債務超過。
株は1月に買い取り機構ができるので少しすくわれます。土地は少し
のもどしがあっても最終てきに世界標準にちかずくのでは。円安になれば
アメリカは資本が流入しtくるからうれしいでしょう。
次の10年をうらなういみでもあめ理科の対日要求にみみをかたむけましょう。
いくら金融緩和しても編めれ課に流失しその資金で
日本をかう。にほんをかってもらうしかないのでは、
やはり日米構造協議、ウルグアイラウンド等によりとちあまりとなりました。

経済は需給関係にyるところがおおいのです。
景気をよくしたkれば需給をふやすしかありません
231金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 15:57
FTが、日銀に米国債買わせて円安に導けって言ってる。日経も社説で
かけや。訳文でもいいからさ。
232774:01/11/23 21:47
>216様
小生は、難しいことは解りません。
ただ、直感的に感じている不良債権処理は、
(1)これ以上の不動産価格のデフレ化を防ぐため
   都市再生と成長分野のインフラ整備を目的とする公共投資を積極化する。
(2)民間にお金が流れるよう、地銀以下業態についてはBIS国内基準の
   適用を排除する。且つ、金融庁の検査を排除して、日銀検査だけにする。
   即ち、地銀以下の業態行を活用してデフレと戦う金融戦線を再構築する。
(3)RCCが引当済み債権の受け入れをスピードアップをする。
(4)暫くは、財政政策(クー氏等がいう良い公共投資)に依存し、債権劣化の
   スピードを調整せざるをえない。急速な公共投資減額はデフレを深化さ
   せると思っています。
(5)民間の活力がここまで落ち込んでしまった段階では金融の量的緩和
   は効かないと思っています。
ヘリコプター資金では、特定の政策目的を達成できません。
 日本が再活性化するような方向で、また、庶民が将来に希望が持てるような
方向に対してピンポイントで効果的にお金を撒く事ができるなら敢えて反対は
しません。例えば、子持ちの人には保育券を発行すると共に保育所の許可性を無
くし、誰でも保育事業に算入できるようにする等です。
233風呂:01/11/23 22:54
>>229
金融セクター(商業銀行のほうが正確か)の
収益性は、理論上は金融政策に左右されない。
欧米の商業銀行部門がそのことを証明している。
234あ!:01/11/23 23:05
ヘリコプタマネーというのは,単に,政府から家計への所得移転で
あるから,財政政策の一種だと思うがいかが.
つまり,純粋な金融政策とは考え難いのでR.
235金持ち名無しさん:01/11/23 23:07
>>223
>このスレのどこに円安にビビってる奴がいるんだよ(w
日銀の国債債買い入れにビビってる奴の事。

>お金を刷る、お金を配る、国債が下がるなら、日銀が買う。
>可処分所得が増加する、消費が増える需要が増えるデフレが止まる。
>円が下がる、輸出が増える

>厨房まるだし(w

オマエガナ〜〜
236金持ち名無しさん:01/11/23 23:15
>>231
米国債買うなら、何故自国の国債を買わない??
わけわからん。
237金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 23:48
↑ft.comで記事読めや。
238金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/23 23:57
>>236

本来は、国債買おうが外国債買おうが、どっちでもよい。国債買って緩和
効果が十分出れば、民間が外国債買うからね。ただし、量的緩和がデフレ
を止めるのを信じない人が多いから(本板にも多い)、円ドルレートを円安
一定水準で釘付けすると(その手段として為替介入=外国債買い)、輸入物価
も輸出物価も、即時に上昇する。その政策を長期に続ける(インフレ率がプラス
の目標まで)と宣言すれば、急激にデフレは収束する。
239匿男:01/11/24 00:03
>>234
>ヘリコプタマネーというのは,単に,政府から家計への所得移転で
>あるから,財政政策の一種だと思うがいかが.
>つまり,純粋な金融政策とは考え難いのでR.

無担保、無保証、で希望する国民にかしたら。
240あ!:01/11/24 00:18
>>234 貸すということであれば,景気浮揚効果は低い.
将来の返還があるのだから,消費喚起効果はゼロに近いであろう.
241774:01/11/24 00:29
>231
日銀、政府は金融機関が国債(米国債にしろ日本国債にしろ)を持ちすぎている
ことのリスクを考え始めたことは事実のようですね。
2005年のBIS規制改正では、国債でもA格債以下はリスクアセット
を20%にするという動きを受けてのことでしょうか?
米国債に限って言えば、雨さんの金利引下げも底を打ち、利上げ局面に
入ったとき、神経質に考えれば、邦銀が国債投資のウエイトを引下げるか、
または、一挙に売りに出たとき米国債価格が値下がりする可能性がある。
米国の金利を上昇させ、世界恐慌のトリガーを引くことになる恐れが
出てきた。その時、誘導目標以上の円高のときならば、為替介入で日銀が
買い取れば良い。しかし、その売り規模が大きく又は誘導目標以下の円安局面で
日銀が介入して買い取るか否か位のことは考えておく必要はあるでしょう。
どの程度の円安までならば介入して買い取って良いのか?
その検討結果を雨さんに事前打診を入れたことが、或る目的のために利用
され、この時期にFTでニュースとして流された。
勘繰って考えてはいけないかも知れないでしょうが、この可能性はありえま
しょう。
もう一つの可能性は(実は、この可能性の方が高いのですが)、今、邦銀が
有している資産の中で、含み益を持っているのは、米国債位であるからこの
含み益を実現利益に変えるため邦銀救済策として日銀が買上げることにする。
これについて、米国に打診した。藪さんは喜んで、大歓迎と言った。
しかし、これを実行することによる過度の円安は、アジア諸国を刺激して
通貨切り下げ合戦になってはいけない。ということで、この案は廃止とな
ったにも拘わらず、外資系が感謝祭前後に、利益金を雨さんに送金するのが
多くなるこの時期にニュース発表して、円安に振らせた。
もう少し経つと、真実が判ってくるでしょう。
いずれにしても、マネーの世界は狸と狐の化かし合いで汚い世界ですね。
242        :01/11/24 00:44
金沢 22日 ロイター] 日銀の中原眞審議委員は、国債買い切り増額について、あくまで金融調節の1手段である、
としたうえで、現時点で買い切り額を増やさないと調節できない状況ではない、と述べた。
金沢市で金融経済懇談会に出席した後、記者会見で述べたもの。
中原眞審議委員は、長期国債買い切りについて、「3月の政策レジームを見てもらえば分かるが、あくまで金融調節の
1手段であり、その意味で、すぐさま買い切りを増やさないと調節できない状況ではない」と語った。同委員は、「8
月に長期国債買い切り額を2000億円増やしたとき、マーケットは逆に反応した。あれは期末接近に伴う益出しの流
れと、330兆円という財政の問題が、どのように着地するのか読めないというなか、市場が不安定な状況になってい
たのが、あのときの金利上昇の要因だと思っている」としたうえで、「長期国債買い切りを増やすと、せっかく長期金
利を低位に安定させようという考え方とは逆にマーケットが動く可能性がある」と語った。同審議委員は、長期国債買
い切りは、あくまで調節の1手段だが、額を増やす際には、マーケットの動向も慎重に判断する必要がある、との認識を示した。

国債買いきりでマーケットは逆に動くこともあるんなら簡単に増額もできんな。
243774:01/11/24 01:05
>239 その通りですよねー。
通貨発行は、日銀にとっては債務を負うこと
ですから反対取引として資産の買取がないと
出来ないです。
資産の買取が無くって、債務を負担すれば
株式会社日銀は一発で倒産ですー。
通貨は信用を失い、それこそ紙ぺらになりますー。
244引っ込めデムパ:01/11/24 01:10
>>774

アホですか?管理通貨制度は通貨の裏付けに資産なんぞ必要としません。
それが必要だったのは、金本位制(兌換制)の話です。高校の教科書でも
読んで来て下さい。

>>242

東銀=三菱出身の銀行屋ごときの発言に一喜一憂してはいけないな(藁

    4    (株)東京銀行入行
  63. 6       〃      為替資金部長
平成元. 6       〃      取締役
   4. 6       〃      常務取締役
   8. 4    (株)東京三菱銀行 常務取締役
   9. 5       〃      専務取締役
  12. 6       〃      取締役副頭取
  13. 6    日本銀行政策委員会審議委員
245774:01/11/24 01:10
上記243は>234さんへの間違い
246         :01/11/24 01:16
>>244
銀行屋のいったマーケットが逆に動いたのは事実なんだが。
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/24 01:23
774 は相手にしないようにしよう。
248引っ込めデムパ:01/11/24 01:23
そりゃ、これだけ財政破綻だ、ハイパーインフレだと日銀自身が煽ってりゃ
一時的に上がるさ(爆)だけど、それ以来毎月買い入れ額は増えたままだが
別に金利は上がってないぞ。それどころか、ジクジク下がってきてる。

98年の終わりだかにも2%に上がってこの世の最後だと煽ってた馬鹿が何人も
いたが、結局今じゃ1.3%だ。先週なんか、S&Pが2ノッチ下げるかもしれ
んという煽り報道が、国債入札結果発表2分前に時事通信社が流したが、結局は
その日の引けは金利低下で引けている。

要するに、銀行屋は日銀の言いなりで、レクチャアされたことをオウム返しに
しゃべってるだけさ(藁
249金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/24 01:26
中原賞ってこの中原さんだったのね。
250774:01/11/24 02:02
このスレ荒れてきたなー。
251金持ち名無しさん:01/11/24 02:05
>>250
金融緩和に意地でも反対する馬鹿が居るから。。
252通行人:01/11/24 02:52
http://www.2ch.net/2ch.html

お約束・最低限のルールって? △ ▽  ▲ ▼
他人に迷惑をかけるのはやめようということです。。。

必要以上の馴れ合いは慎しむとか、暴言や第三者を不快にする書き込みはしないとか、
悪質な削除要請や自己中心的な発言はひかえるとか、どれもむずかしくないことなんだけどなぁ。

また、公人ではない一般人の誹謗中傷、プライバシー暴露は禁止します。
固定ハンドルさんを叩く行為も、最悪板以外の場所では禁止してますです。
詳しい禁止事項は削除ガイドラインをみてくださいです。。。

>引っ込めデムパ
253金持ち名無しさん:01/11/24 03:06
>>252
議論の場でそうゆうのだすな。
ウザイ。
254Eb_D:01/11/24 15:29
*774様<214>

 過去5、6年に限れば、ハイパワード・マネーは年率8%増加し、マネー・サプ
ライ(M2+CD)は年率3%前後伸びています。さらに、貸出動向は年率3、4
%のマイナスです。通常、「ハイパワード・マネーを増やせば、マネー・サプライ
が増える」はずなのですが、実際にはそうなっていないわけですね。ハイパワード・
マネーとマネー・サプライとの乖離は、信用乗数(貨幣乗数)の低下として語られ
るわけですが、信用乗数が低下した理由は、1つには金融システムや日本経済の先
行きへの不安から手元流動性を厚めに確保しておこうという企業や家計の動きです
し、もう1つは不良債権を抱えた市中銀行が貸出に対して異様に慎重になっている
点です。結局、市中銀行は土地担保以外で融資できるだけの審査能力がないのでしょ
う。その結果、利率1.5%とかの10年ものの国債ばかり買うことになります。
マネー・サプライの増加が貸出の増加に結びつかないのです。
 貸出を増加させるには、不良債権の抜本処理が必要でしょうが、公的資金の導入
は、その条件として経営責任の明確化が求められるので、市中銀行側としては早い
時期に処理しようというインセンティヴを欠いていたといえます。「そのうち、景
気が上向いて地価は反転するかも」という楽観的な見方から「追い貸し」を続け、
傷を深くすることにもなりました。ここまで不況が深刻化すると、「経営責任は不
問にするから、さっさと不良債権を処理してくれ〜」といいたくなりますが、そう
もいかないのでしょうね。

>>お金をヘリコプターで撒け!などは、資源の適正配分という観点から
>>みて論外な考えであることは申すまでもありません。

 訳の分からない公共事業や特殊法人の累積赤字の処理に使われるぐらいなら、
国民に一律にバラ撒くほうがマシとも思えたりするんですよね(笑)。ベストでは
ないにせよ、次善の策かも?
255Eb_D:01/11/24 15:58
*SII様<230>

>>いくら金融緩和しても編めれ課に流失しその資金で日本をかう。

 日本の資本収支が赤字基調になったのは、80年代の前半からです。単純化すれ
ば、経常収支+資本収支=0ですから、経常収支が黒字基調になったのも、同じく
80年代の前半からです。

 90年代に入って、「マネー敗戦」だとか「アメリカの金融奴隷」だといった議
論がはびこりましたが、バブル崩壊以前から日本の資本収支は赤字だったのです
(バブルの時期には、額も減りましたし、対GDP比も低下しましたが)。

 変動相場制の下で資本移動が完全な場合のマンデル・フレミング・モデルで考え
れば、金融緩和政策は自国金利の低下から資本流出(資本収支の赤字化)を招きま
すが、外国為替市場で自国通貨価値の下落(日本であれば、円安)圧力を生み、輸
入抑制・輸出促進により経常収支の黒字化をもたらします。結果として、経常収支
の黒字は増えますが、国民所得は増えます。つまり、景気は上向くわけです。

 むろん、日本の現状をマンデル・フレミング・モデルで捉えてよいのかという点
は、見解の別れるところでしょうが、少なくとも、「金融緩和政策で景気が上向く」
という結論を導くモデルが存在することは、踏まえておかれるべきでしょう。
256金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/24 16:03
>>244
日銀の貸借対照表の資産内容は問題なんじゃないですか?
国債だけじゃなくて、株式でも買って通貨発行量をふやせばいいなんて
話が最近あるでしょ
257Eb_D:01/11/24 18:38
*補足です<209>

 というか、一般に理解されているケインズの「流動性の罠」では、長期名目
金利は下がるところまで下がり切っており、あとは上がるだけだと誰もが予想
する結果、誰も債券を購入しない状態になっているはずですね。現在のように、
市中銀行が10年ものの国債を買い続けている状況は、その点において流動性
の罠とは異なるのではないかと思います。金利の反転上昇を予想しているので
あれば、市中銀行が損を承知で今国債を買う理由が理解できません。買う以上
は、金利がさらに低下するか、少なくとも当面はこの低金利が続くと予想して
いるのでしょう。となれば、そういう予想を市中銀行が抱いている状況は、流
動性の罠ではないと思います。
258774:01/11/24 18:38
Eb_D様
貴方の主張は理解できます。
ただ、小生は円高誘導による日本の資産デフレの解消を願っています。
日本が抱えている巨大対外債権保有高と雨さんが抱えている巨大対外債務とは
世界経済にとって大きな矛盾であり、不安定要因であると考えています。
円安誘導によりこの矛盾をますます拡大して対外資本輸出拡大していけば
結果はどのようなことになるでしょうか。
日本の所得収支(利息、配当等)は月7千億円(9月)になって来ています。
一方、雨さんはGDPの20%を越す対外債務を持ち、過半を日本から供給
を受けています。
このようなこことを考えると、雨さんはドル安誘導により経常収支の改善を
図るべきでしょう。
資本移動に対しては自国の貯蓄率を改善して行くことにより対処すべきでしょう。
日本は反対に円高誘導により貿易、サービス収支の面で輸入大国になっていくのが
望ましいと思っています。
円高=不況論が固定観念として日本国民に刷り込まれてしまっていますが、
資本が、回帰して更に外国からお金が入ってくれば資産インフレが起こります。
この資産効果を利用して内需中心に景気回復を図るというのが小生の理想です。
産業界はすでに105円程度の円レートに十分やっていける力を備えている。
円高のほうがメリットがあるという企業のほうが過半数を超してきて
いるのではないでしょうか?
259Eb_D:01/11/24 19:57
*774様<258>

>>ただ、小生は円高誘導による日本の資産デフレの解消を願っています。

 政策当局が為替レートを誘導できるんでしょうか?それが可能であれば、アジア
の通貨危機なんか起きなかったのではと思えます。変動相場制の下では、たとえ、
協調介入であっても、市場の流れに逆らうことはできないのではありませんか?つ
まり、為替レートを直接に政策当局がコントロールすることはできないと思います。

>>資本移動に対しては自国の貯蓄率を改善して行くことにより対処すべきでしょう。

 米国の貯蓄率は確かにかなり低いわけですが、異時点間消費の観点からいえば、
将来の購買力を先取りして現在の消費を増やす行為そのものは、問題視されるわけ
ではありません。資本収支の裏返しとしての経常収支の赤字や黒字は、自国の貯蓄・
投資バランスの反映であり、景気変動にともなう循環的な部分を除いた趨勢的な部
分については、それが赤字であれ、黒字であれ、無理をして解消などする必要性が
あるとは思えません(現状の経常収支黒字は対GDP比から見ても大き過ぎ、不況
による部分が大きいと思いますが)。

 景気対策を行った結果として、経常収支の黒字なり為替レートが変動することは
当然ですが、為替レートを直接操作可能であるかのような議論には、違和感を覚え
ます。

>>円高=不況論が固定観念として日本国民に刷り込まれてしまっていますが、

 固定レート制のときは、1ドル=360円だったわけですから、それからいえ
ば、バブルの頃の1ドル=120円とかはとんでもない円高だったわけですよね。
結局は、為替レートの変動の速度の問題であり、いまだかつて自国通貨価値の上
昇で滅んだ国はないわけです。マスコミ関係者の不勉強ですね。
260リア:01/11/24 22:26
>>変動相場制の下で資本移動が完全な場合のマンデル・フレミング・モデルで考え
>>れば、金融緩和政策は自国金利の低下から資本流出(資本収支の赤字化)を招きま
>>すが、外国為替市場で自国通貨価値の下落(日本であれば、円安)圧力を生み、輸
>>入抑制・輸出促進により経常収支の黒字化をもたらします。
これは分かるけど、なんで国民所得が増えるの?
261金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/24 22:55
輸出で海外部門の需要が増えるから。
262リア:01/11/24 23:02
ほんと、厨房でゴメン
利子が一定ならば、円安は純輸出を増やして、所得を増やすけれど、
国内と海外の利子率の違いで、資金が海外に流れると、国内の投資の
低下(あるいは変化しない)のせいで、GDPを変化させないような
気がするんだけど
バカでごめん!
263Eb_D:01/11/24 23:04
*リア様<260>

 マンデル・フレミング・モデルは、通常、財市場、貨幣市場、国際収支の均衡式
という3本の方程式からなる連立方程式として記述されますが、ここではかなり端
折って説明してみます(無理があるかも知れませんが)。

 経常収支(B)は自国の所得(y)と自国通貨建て為替レート(e)から影響を
受け、資本収支(K)は自国の利子率(i)の影響を受けるとします。経常収支と
資本収支との間には、B+K=0という関係が国際収支統計上成り立ちますから、

  B(y,e)+K(i)=0

という式が成り立つことになります。この式は、B(y,e)を右辺に移項して、
両辺にマイナス1を掛ければ、

  −K(i)=B(y,e)

となりますね。さて、ここで当初自国の利子率が外国の利子率と同じであったのが、
金融緩和政策によって下がったとします。資本は海外に流出しますから、資本収支
はその分だけ赤字化します。絶対値でいえば、左辺のK(i)が右辺のB(y,e)
よりも一時的に大きくなるわけです。

 資本本収支の赤字化は、外国為替市場で自国通貨価値の下落(日本であれば、円
安)圧力を生みます。つまり、上の式でいうと、右辺のeが上昇するわけです(通
貨価値の下落は、為替レートの上昇として表わせます)。為替レートの上昇は、輸
出を促進し、輸入を抑制する効果持ちます(実際には、短期的には、Jカーヴ効果
が働くので、当初輸出は減少し、輸入が増えますが)。

 ここまではよろしいでしょうか?
264リア:01/11/24 23:06
>>263
そこまでは(今)わかったわ!
265金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/24 23:10
あのう、レス分割してくださいませ。。>ed.D
266774:01/11/24 23:27
Eb_D 様
<政策当局が為替レートを誘導できるんでしょうか?>
アジアの弱小国の通貨危機と世界最大の対外債権国の日本とを同一視する
ことには違和感を覚えます。
円高誘導は小泉首相が円高は国益、世界のためにもなると一言言えば
可能と思っています。
なだれを打って日本に資本回帰するはずです。
しかし、昨日今日の為替の動きをみて不思議に思っているのは、異常
な円安です。
邦銀大手例えば糖蜜ですが、3月の決算見通しで今後外債を売って
それにより1200億円の利益を計上する計画を先日発表しました。
普通は、こんなことを発表すれば円高を招いて売却利益が吹っ飛ぶ
位のことは常識です。
それを承知で発表した裏に何があるのでしょう。
<貯蓄率について 趨勢的な部分については、それが赤字であれ、
黒字であれ、無理をして解消などする必要性が あるとは思えません>
貯蓄率についてもそんなに冷静に放置してよいものでしょうか?
将来の生活に対する国民の不安感によりかなり変動するものと思います。
テロが発生した後の雨さんの貯蓄率はマイナスから一気に跳ね上がりました。
心理的側面をどのようにお考えですか。
267リア(厨房でごめん!):01/11/24 23:42
Eb_Dサマが答えてくれないわ!あたしがバカだからね!
>>774サマ☆
あたしの考えをひとつ
まず、金融緩和は低金利をもたらすわ
そうすると、低金利の国内から海外へ資金が流出、
投資の低下、これによって貿易黒字が拡大するの
貿易黒字は円安なほど増えるから、逆に貿易黒字が増えれば
円安になるってわけ☆
ただ、ここで誤解して欲しくないことは、投資の低下が第一に
貿易黒字増大をもたらすってことよ
多分、違ってるけど。。。
>>しかし、昨日今日の為替の動きをみて不思議に思っているのは、異常
>>な円安です。
>774サマ!
途中から読んでなかったわ、ごめん!
269風呂:01/11/25 02:31
>>266邦銀大手例えば糖蜜ですが、3月の決算見通しで今後外債を売って
>それにより1200億円の利益を計上する計画を先日発表しました。
>普通は、こんなことを発表すれば円高を招いて売却利益が吹っ飛ぶ
>位のことは常識です。

上記の部分に横レスいれさせて。
昔買った外債がFRBの利下げで価格が上昇した。
で、益出ししようというのが糖蜜の狙い。
その利益額は1200億円ならば、外債自体の簿価は多くて10兆円。
糖蜜はマーケットにインパクトを与えないよう
分散して売却する。少なくて3回ぐらい。
ま、マーケットには影響がないと考えて良い。
それが金融業界の常識。
270Eb_D:01/11/25 08:08
>265

 変動相場制の下で資本移動が完全な場合のマンデル・フレミング・モデルは、
「金融緩和政策は国民所得を増やし景気刺激効果を持つが、財政拡張政策は内外
需を入れ替えるだけで景気刺激効果は持たない」という結論を導きます。こちら
のスレッドの主題と、大いに関係ありと思うのですが・・・?

 例えば、

  http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt36/20010316eimi208616.html

 あるいは、

  http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/economist/9912/1228-2.html

をご覧いただいて、この話って、ここのスレッドと関係ありませんか?必要なら、
他で続きをやりますが・・・?
271Eb_D:01/11/25 08:19
*774様<266>

>>円高誘導は小泉首相が円高は国益、世界のためにもなると一言言えば
可能と思っています。

 そうであれば、過去の円高局面で輸出業界が悲鳴を上げたときに、
「円高は国益に反する」と首相が一言いえば、円高は阻止できたんで
しょうか?この理屈でいえば、米国の大統領が「ドル高は国益にかな
う」といい、日本の首相が「円高は国益にかなう」といった場合には、
日米の為替レートはどうなるんでしょうかね?ドル高・円高ですか?
それはヘンでしょう?

>>心理的側面をどのようにお考えですか。

 人の心の働きという意味では、あらゆる経済現象は心理的側面を備
えていますが、短期的なブレのようなことは多々あるわけです。テロ
の影響で現在貯蓄率が上昇しているとしても、それがそのまま定着し
ていくかどうかは疑問です。将来への漠然とした不安感から貯蓄率が
上昇したのであれば、不安感が払拭された時点で揺り戻しはあるでしょ
う(ある種の履歴効果が作用するかも知れませんから、全く元に戻る
とはいえませんが)。
272Eb_D:01/11/25 08:40
>267

 マンデル・フレミング・モデルの解説は、とりあえず中断しますが、

>>金融緩和は低金利をもたらすわ
そうすると、低金利の国内から海外へ資金が流出、
投資の低下、

という記述は、ヘンですね。(実質)金利が低下すれば、投資は増え
ますよ。おそらく、あなたのおっしゃりたい「投資」ってのは、設備
投資とかではないのではありませんか?「株に投資する」とかいう使
い方の「投資」では?

 マクロ経済学、というか、IS−LMモデルでいうところの投資は、
設備投資ですから、金利が下がれば、投資は増えます。
273∴>°ミ《《《《>≪ :01/11/25 16:00
σ( ̄(●●) ̄) ん?

IS−LM?

I like SM.

おーっほっほ!(o`0´)/~~~☆ヾ(。><)シ ぎょぇぇぇ
274774:01/11/25 18:54
Eb_D 様
マンデルフレミングのモデルは完全市場経済で生産要素の移動等が
容易のときは納得できるのですが、どうも納得できない面があります。
前提としている経常黒字+資本収支=0の仮説は現実を見るとなかなか
当てはまらないのではという感じがします。
経常黒字+資本収支=0となるように、為替レートが均衡を求めて調整
されるかというとむしろ現実は、経常黒字+資本収支=プラスまたはマイナス
方向に不均衡拡大というケースが多いように感じます。
ノーベル賞を貰ったような人に楯突く気持ちはありませんが、どうも納得でき
ないのです。
現実は、(経常黒字+資本収支)÷1兆円=1円の為替レートの変動という
動きをしているように思います。
素人が自分の体験だけで、判断をしている訳でですが、どうぞお許しください。
275金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/25 18:57
仮説じゃないんだけど・・・。会計上の定義だろうに。いわゆる金融収支を含めれば。
276774:01/11/26 00:13
>275
会計上の定義ということについて説明していただけませんか。

小生は、マンデル・フレミング モデルは「経常黒字+資本収支=0」
が成り立つような完全市場において考察するとすればという仮定をおいた
モデルのような気がするのですが。
277>774:01/11/26 03:07
うーん。会計恒等式も知らんでマンデル・フレミングモデルを知ってる?
不思議な人だ。

経常収支+資本収支=外貨準備増減

だから、外貨準備高の変化がない限り 経常収支黒字=資本収支赤字。
でも現実には誤差脱漏があるから、完全にはあわないけどね。

ちと長いが、以下のページでも読んでみれば。

http://133.91.152.13/Paper/trade00.htm
278金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/26 03:37
会計も知らずに経済は語れない。
経済を知らなくても会計は語れる。
ま、経済を語るにあたって会計は必要不可欠な知識でスナ。
とくに金融は。
>>278
会計上の恒等式を経済的な因果性と勘違いしている、
会計学上がりの経済学厨房は多いがなw
280774:01/11/26 10:58
>
277さん、ありがとうございました。ご紹介サイト読ませて貰いました。
経常収支+資本収支=外貨準備増減は至極当たり前の話ですね。
Eb_D 様が185のスレでお書かきになった「資本収支の赤字と経常収支の黒字は
絶対値で見て同額になるように調整されます。」
すなわち、経常収支+資本収支=0は、小国の完全市場を前提としたものであるこ
とが分かりました。
現実は0にはならず、黒字国はますます対外債権国となり、赤字国はますます
対外債務国となっていく、そして、何時かは、世界恐慌へ。その時は
為替リスクを負っている日本の生保を含む金融機関(外貨準備で豚積みしている
日本国を含めて)が全面的に負う形になる。
怖い話です。
ハア?経常収支黒字=資本収支赤字=対外純資産増加額なんですが?
282Eb_D:01/11/26 11:38
>774様(280)

>>現実は0にはならず、黒字国はますます対外債権国となり、赤字国はますます
対外債務国となっていく、

 一国を見れば、経常収支+資本収支=0ですよ。資本収支の赤字は外国に
資金を貸している方が外国から借りている分よりも多いということであり、
これを年々累計したのがその国の対外資産です。現在の日本は資本収支赤字
国ですから、対外資産が増えていきますし、米国の場合は資本収支黒字国で
すから、対外資産は減っていきます(為替レートの話は捨象)。

>>すなわち、経常収支+資本収支=0は、小国の完全市場を前提としたものであるこ
とが分かりました。

 経常収支+資本収支=0という式そのものは、会計的な恒等式に過ぎませんので、
別に、マンデル・フレミング・モデル(MFモデル)とは関係ありませんよ。MFモ
デルの場合、経常収支+資本収支=0という恒等式を、「資本収支−−>為替レート
−−>経常収支」という因果的な関係に読み替えたということです。

>>そして、何時かは、世界恐慌へ。

 経常収支+資本収支=0という会計的な恒等式がなぜ世界恐慌と結びつくのか、
理解できませんが?
283(277):01/11/26 15:11
>774
なんか誤解してるような気がする。
(Eb_D氏や281氏の)広義の資本収支には外貨準備増減も含まれているので、
そのばあいには単純に経常収支黒字=資本収支赤字。

日銀や財務省で公表しているデータでは外貨準備増減と資本収支を分けているので、
その値でみるときは 277 に書いた式で考えてください。
774氏がどこのデータを見てるのかわからないけど。

それともちろん、外貨準備増減と対外純資産増減は違います。混同しないよう。
284リア:01/11/26 22:55
>Eb_Dサマ!
マンデルフレミングモデルは、為替×国内物価/海外物価の比が、全商品で等しく、
かつ、国内の実質利子率と世界利子率が等しいっていうのが条件でしょ?
そうじゃなく、
貿易収支=貯蓄-投資、
貿易収支=f(為替)、
貿易黒字=対外純投資、
かつ、国内の実質利子率と世界利子率が等しくなく、投資は利子率の関数だったら、
国内の利子率<世界利子率で、国内の投資減少、貿易黒字増加、円高になるんじゃないの?
285774:01/11/27 01:35
貴方は234のスレでお書きになりました。
<過去5、6年に限れば、ハイパワード・マネーは年率8%増加し、マネー・サプ
ライ(M2+CD)は年率3%前後伸びています。さらに、貸出動向は年率3、4
%のマイナスです。通常、「ハイパワード・マネーを増やせば、「マネー・サプライ
が増える」はずなのですが、実際にはそうなっていないわけですね。ハイパワード・
マネーとマネー・サプライとの乖離は、信用乗数(貨幣乗数)の低下として語られ
るわけですが、信用乗数が低下した理由は、1つには金融システムや日本経済の先
行きへの不安から手元流動性を厚めに確保しておこうという企業や家計の動きです
し、もう1つは不良債権を抱えた市中銀行が貸出に対して異様に慎重になっている
点です。結局、市中銀行は土地担保以外で融資できるだけの審査能力がないのでしょ
う。その結果、利率1.5%とかの10年ものの国債ばかり買うことになります。
マネー・サプライの増加が貸出の増加に結びつかないのです。>
このなかで、第2の原因が主因と思っています。
今日の日経を見ても、3月比前年比?)(企業向け貸付残高マイナス10%(特に中小企業向けはマイ
ナス13%と有ります。貸し渋剥がしはますますひどくなっています。
これが、邦銀の現状です。そして国債ばかり買っているという貴方の記述に加えれば
外債ばかり買っている。
実質利回り7%以上という国内に投資機会は一杯あるのに、貸付が出来ないという邦
銀のリスクを避ける姿勢。これが問題なのです。
ハイパワーマネーは十分すぎるほど増えているのにマネーサプライは思うように増えない。
一行を除いて全ての銀行に公的資金を注入して、国有化して、国内企業向け貸出義務を
負わせる。これが最終的なデフレ対策のような気がしていますが、如何でしょうか?
8モチロンBIS規制上問題がないまで資本注入を図る。)
286高校生:01/11/27 01:45
でもさー、やっぱち、日本全体で見ると、
ユウリョー貸出先の数が増えないと、
無理に貸しても不良化しちゃって、
無限にお金がかかっちゃわな〜い?
それってしょがねー!、ってワケなの?
287774:01/11/27 01:59
>286皆で渡れば怖くない。この精神で貸付を伸ばしましょう。
不良債権問題はきっと解決しますよ。
288高校生:01/11/27 02:02
じゃあ、キホンテキには、
金融問題が解決すれば、
成長率が高まるってゆー、シコウなわけね。
まあ、やってみないとわかんなくなくないとおもうけど。
289金持ち名無しさん:01/11/27 02:07
>>288
やってみなきゃわかんないけど
需要が増える理由が見えてこないよね。

需要不足と、不良債権にどの程度関係があるのか?
不良債権は、不況には関係ないとまで言う人も居ますからね。
290高校生:01/11/27 02:11
ボク的にも、
需要不足と不良債権の関係は「怪しめ」だと思ってる。
キボー的観測として、
金融の問題が需要不足と関係あることにしないと、
潜在成長率が低い事を認める事になっちゃうから、
そんなのやだーーーー!!!
ってかんじなんじゃなかろーか?
291大学生:01/11/27 02:29
まー人間の欲望は限りが無いのよ。
たまたま、世間に回るお金が不足だから需要が
抑えられているだけ。君だって良い家に住みたいだろ。
たまには、豪勢なホテルで食事したいだろ。
コインは貨幣と物のと裏返し。
金融緩和は十分にされているのよ!
後は、それを下々に流すのが金融機関の勤め。
はい、御休み。
292高校生:01/11/27 02:36

デフレだから、金利つかなくても
あんまりお金借りたがらない人が多いから、
金融緩和は十分じゃないとおもーう。
たしかに、どうしようもないんだけどさ。
293金持ち名無しさん:01/11/27 02:36
>>291
でも、それじゃぁお金を配らないとムリだよね?
貸してるんじゃ結局返すんだもんね。
それじゃあ、需要増えないよね。

日本人は、アメリカさんみたいに皆が借金して消費して
すみ倒すなんて芸当できないからね。
294高校生:01/11/27 02:41
消費者金融各社に協力を依頼して、
ティッシュと一緒にお金も配ってはどうか?
295金持ち名無しさん:01/11/27 02:45
>>294
日本国籍のある人を対象に、銀行振込とか郵送で配ればいいさ。
そしたら、需要は増えるよ。
296高校生:01/11/27 02:48
>>295
、、、真面目に返されてしまった、、。

低所得者層にも配れば、
やっぱ、所得減税よりも効果があるんだろうか?
297大学生:01/11/27 02:58
お金配るという意見が多いね。
配るのは良いけれど、30年以内で返済してね。
それまでに死んでしまうか?(藁)
298金持ち名無しさん:01/11/27 03:00
>>295
この板では、結構前から何度も出ている案だからね。

確実に需要を増やす手段としては
日銀がお金を刷って、国民に配るのさ。
国債を買うのも、国民に配るのとほぼ同じだし。
で、財政出動する、公共事業をするか、減税をするか
負の税金、つまりお金を配るかだね。
公共事業も、需要創出効果のある物、減税も需要創出効果のある物をやる。

希望的物では、需要を引き出すような新商品を開発するなんて手段もあるだろうが
期待は薄い・・。
規制緩和や、補助金、制度改革などで新商品の生まれやすい状況を作る事は
必要だとは思うが・・。

金融が正常化しても、需要が増えるなんてのは更に希望的物でしかない。
マインドの変化は結構、あるかもしれないが・・。
299金持ち名無しさん:01/11/27 03:03
>>297
返済の必要は無いでしょ。
返済して欲しければ、増税すればええ。
300大学生:01/11/27 03:03
>292
叔父さんにお金預けろよ。
いくらでも遣ってやるぞ。
インフレになってから返すからな!
301高校生:01/11/27 03:04
例えば、航空運賃に対し、国が8割の補助金を出す。
目茶目茶、業界癒着であるが、
遠くへいけば、みんなお金を落すので、
それなりに効果が高いはず。
だめ?
302金持ち名無しさん:01/11/27 03:05
お金配って、インフレになったら
消費税で返してもらえばええやん。

なんか問題あるん?
303高校生:01/11/27 03:06
>300
インフレになってから返すなんてずるうぅぅぅい!
でも、いい契約方法かも知れない、、。

でも、物価指標って人が作ってるから、
契約としてちゃんと成り立つのかどうか、、。
304高校生:01/11/27 03:10
>302
そうなんだよなぁ。
財政は赤字だし、もともと貯金ばっかしてる国民なわけだし、
消費税だってがんがん上げられるし、
需要を押さえる方法ってたくさんある気がするな。
たしかに。うんうん。
305金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/27 05:04
>>298
>日銀がお金を刷って、国民に配るのさ。

これは現実問題として絶対にありえないことなんだけどなぁ
どうして未だに言い続ける人が多いんだろ・・・
最近の日銀の講演みてると、わざわざ釈明してるのが笑える
306金持ち名無しさん:01/11/27 10:29
>>305
だから、日銀が国債を買って買いきって
その上で、政府が配るなら全然できるやん。

とにかく、日銀は今すぐ国債の大幅買い切りを実行するべきだよ。
307Eb_D:01/11/27 16:06
*リア様

>>そうじゃなく、
貿易収支=貯蓄-投資、
貿易収支=f(為替)、
貿易黒字=対外純投資、

 「貿易」というところを、「経常収支」と読み替えれば、MFモデルと無関係
に成り立つ定義式なのでは?

>>国内の利子率<世界利子率で、国内の投資減少、貿易黒字増加、円高になるんじゃないの?

 利子率が低下してなぜ投資が減少するのかが理解できません。投資プロジェク
トの予想収益率が一定であれば、実質利子率が低下するほど採算の合う投資が増
えますから、投資は増加するはずですが?どういうメカニズムで投資が減るので
しょうか?

 なお、MFモデルでは、最初は国内の利子率=世界利子率から出発して、自国
の利子率が世界利子率から一時的に離れ、再び元に戻るまでを分析しています。
調整過程では、国内の利子率=世界利子率となっていないのは当然です。
308おれがアフォだった:01/11/27 22:13
>Eb_Dさん
おれがアフォだった
恥ずかしい質問させてくれ、NXが為替で増減するのはなんでだ?
(しょえー、今日バイトにいかずセンセーに聞けばよかった!)
教えて下さい!
なんかそういうのもあるけど、例の恒等式と矛盾しないか?

>>利子率が低下してなぜ投資が減少するのかが理解できません。
おれは、資本の移動が完全でない場合を考えてた
日本の投資家は、国内に投資すべきかアメリカに投資すべきか
考える、結果としてNFIはアメリカの利子率に依存する、みたいなことを
直感で考えてしまった
309金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/11/28 03:30
ふぉっふぉっふぉ、アメリカも日本と同じ罠にはまりそうじゃのう。
日銀のおぼっちゃんたちは、もしかしたら、ぐりーすぱんおじさんが
インフレ策とるのを待ってるのかしら、「FRBでも。。」みたいな
いいわけできるし。

はぁ。ドル安くなると、円もそうとうがんばって刷らないと、
円安効果だせないのかな? って心配してるんだけど、これって杞憂?
おしえて→えらいひと
310金持ち名無しさん:01/11/28 03:38
>>309
全くもって、あなたの考えは正しい。
アメリカも罠にかかりそうになっている。

FRBのおっちゃんは、日銀の糞ジジイとは違うから
思い切った金融緩和に踏み切るかもしれない。
でも、アメリカは日本に比べて国債の利回りがまだまだ高いから
まだしばらくは、そんな事しないだろうけど。
311Eb_D:01/11/28 14:57
>308

>>NXが為替で増減するのはなんでだ?

 NXというのは、純輸出(Net eXport)でしょうか?仮にそうだとして話を進
めますが、純輸出=輸出−輸入であり、輸入は自国の所得(y)および為替レー
ト(e)で決まり、輸出は外国の所得(y*)および為替レートの影響を受け
ます。したがって、純輸出をNXとおけば、NX(y,e,y*)となるわけ
ですが、通常は外国の所得y*は一定と仮定するので、NX(y,e)とまと
められるわけです。

 為替レートが上昇(自国の通貨価値が下落)すれば、輸出が促進される一方
で輸入が抑制される、といったあたりの説明は必要でしょうか?国内で100
円で生産されている品物の輸出価格が、1ドル=100円のときと、1ドル=
200円のときでどう変わるかを考えてみればお分かりかと思いますが?

>>なんかそういうのもあるけど、例の恒等式と矛盾しないか?

 「例の恒等式」というのは、国際収支会計の恒等式B+K=0のことでしょ
うか?どのように矛盾するとお考えですか?

>>おれは、資本の移動が完全でない場合を考えてた

 移動性が十分に高ければ、MFモデルの結論に近づきますね。むろん、資本
の移動性が不完全な場合のMFモデルもあるわけですが。

>>日本の投資家は、国内に投資すべきかアメリカに投資すべきか
考える、結果としてNFIはアメリカの利子率に依存する、みたいなことを
直感で考えてしまった

 ですから、貴君が使われている「投資」という概念は、マクロ経済学で使わ
れる資本ストックを増やすような「設備投資」ではなく、「株に投資する」と
いった場合の「投資」ですね。設備投資であれば、実質金利の低下によって増
加するのは当然です。資産運用という意味での「投資」であれば、ご指摘のよ
うに収益率が低下すれば、投資家は収益率の高い他の国へ資金を移動させるで
しょう。

 なお、資本収支の「資本」は、「資金」という意味であり、ミクロ経済学で
使われる生産要素としての資本(生産設備)という意味ではありません。紛ら
わしいのですが。
312Eb_D:01/11/30 15:19
>311(補足)

 なお、MFモデルでは、「金融緩和政策で金利が下がって設備投資が増える」
というメカニズムは働きません。右上がりのLM曲線の右方シフトに合わせて、
IS曲線が右方シフトしてくるのは、為替レートの上昇(自国通貨価値の低下)
によるものであり、「金利が下がって、投資が増える」というメカニズムによ
るものではありません。この辺はかなり特殊です。
313わお。:01/12/03 20:46
どうでもいいけど、舛添って
以前テレビで、「日本人は浮かれとる!
USJなんか人で溢れかえっとる。どこが不況じゃ」
「この国民はいっぺん落ちるとこまで落ちたらええ」
みたいなことをいっときながら、
国会議員になった途端、日銀にもっと量的緩和せえ見たいなことを言い出す。

ええかげんなやっちゃ!
314金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/03 21:02
おーーーーーっい、きょーPM10:00からの
ETV2001(教育テレビ)で
「日本の宿題@こうしてデフレに突入した
−不良債権の10年を検証−」
ってのが放映されるぞーーー

裏番組のスマスマは録画にしておこうぜーーー。
315金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 00:12
量的緩和は金融政策が苦手な日銀には荷が重い。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1006339373/22-22
316金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 00:16
317金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 01:21
http://job.nikkei.co.jp/contents/trade/news/nt21auto022/004.html

◇日銀は朝と正午過ぎの定例の金融調節で市場から計一兆円を吸収し、当座預
金残高見込みを前日よりも二兆一千億円少ない十兆一千億円程度とした。資金
余剰幅は同二兆円減の八兆二千億円程度。日銀は前日まで米総合エネルギー会
社、エンロンの破たんの影響にも配慮して資金供給を高水準に維持していたが、
銀行間取引は落ち着いており、少しずつ資金供給を絞る姿勢をとっている。

せっかく増やしたマネーをなんで吸収しちゃうのでしょう?日銀は。
318金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/06 01:35
 泥棒に追い銭 < 公的資金再投入。

 信用金庫はほとんど倒産する。 > 行員の給料が出るはずがない。

 もうかっていない地場産業に融資しても、利息など取れるはずもない。
 そうすると、日銀トクユウで、借金借り替えて土地を買って、地元に売る。
土地は運び出せねぇ……。(^^ワラ

 それでも預金は保護されて、借金ちゃら、税金投入が30年に一度くらいあるわけだ。
 だから、誰もが安心して地場の銀行が成り立っているが、日本全体が
行き詰まってくると、……戦争しかない。
 しかし、
 原爆の時代、アメリカもちろんのこと、中国、北仙にさえ開戦できない時代だ。

 さ〜て、失業率は20%まで上がるだろう。
 老人はコンテナに詰めて海に捨てるしかない……そんな悲惨な国になる
 ああ、
 ニッポン 日本 ……。
319Eb_D:01/12/09 19:05
>318

 高齢社会になっても、別に日本が貧しく悲惨な状況になるとは限りませんよ。また、
「日本」に拘る理由もありません。日本の政府がダメなら変えればいいし、日本の社
会もダメなら変えればいい。もし、どうしても変えられなければ、日本から出ればよ
いのです。日本が沈没するのであれば、別に運命をともにしなければならない義理は
ありません。まぁ、他国が日本よりマシかどうかは分かりませんが・・・。
320金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 09:22
AGE
まぁ、国民が馬鹿だったからこうなったんだけどね(^^;ワラ
その国の国民レベル以上の政治家は決して生まれない(^^;ワラ
日本人がアングロサクソン、ユダヤ民族に比べて無能だった、と・・(^^;ワラ
だから能無し政府をこしらえても平気で夜眠れるんだね(^^;ワラ
あの焼け野原から必死に作った砂のお城は半世紀で崩れたとさ(^^;ワラ
322日銀窓際 :01/12/19 10:32
ウチの社長は さながら 新井白石 かな〜
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_27.htm
おお でも こんな内容 載せてしまっているのは やばやば
お上や社長にばれたら 抵抗勢力って言われちゃう
インフレターゲットなんて 300年前から 出来るに決まってるとか
生産性向上改革がデフレを加速させるなんて 明らかだとか
いまさら そんなこと言えないからねー
こんなページがあるのは みんなには内緒だよ こっそり見てね うひゃ
あぁ はやく ウチの社長かわんねーかなぁ
323そりゃ何万人も殺したら罪だろ:01/12/19 12:54
日経てれこん

グリーンスパンFRB議長「日本は政策対応が必要」
日付 時刻:2001/12/19 12:34 文字数:278
 【ワシントン18日共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン議長は18日、
ワシントンでの金融関係者らが出席した会合で、日本経済について
「今は政策で対応する時」と述べ、財政、金融政策を断行し、デフレを食い止める必要性に言及した。
 議長は「日本について(あれこれ)言わないことになっている。
でも日本を心配している人は増えている。何もしないで立ち止まっているのは罪だろう」
などと語ったという。日銀による量的金融緩和の拡大などを念頭に、
一段の政策が必要との見解を示唆したとの受け止め方が出ている。
324金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 13:01
速水たん国債買い切り増額するのかな。
ボケてゼロ1個間違えてくれれば面白いんだけどな。
325金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 15:32
2002年度GDP政府見通し、実質0.0%
――名目はマイナス0.9%

この国では 0.9%という 超絶技巧な デフレターゲットを
掲げることができんだな
でも インフレターゲットは 難しいんだとよ
笑うしかねーぜ 
326終末:01/12/19 16:59
日銀折れましたな
327金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 17:18
また ブタ積みか・・・
あしたは 爆売られだ
328Eb_D:01/12/19 17:30
>327

 「笛吹けど踊らず」っていいますが、「ハイパワード・マネー増やしてもマネー・サプライは増えず」
の上に、「マネー・サプライ増やしても、貸し出しは減ってる」という状況ですからね。信用乗数がなぜ
ここまで低下しているのか(原数値で計算すると、最近は9を割り込んでいますね)を明らかにしないで、
「ハイパワード・マネーを増やせば、その信用乗数倍だけマネー・サプライが増える」というそれ自体と
しては正しい理屈(信用乗数理論)を繰り返しても、果たして意味があるのかなとも思います。

 仮に、ここ5、6年ぐらい8、9%の伸びだったハイパワード・マネーをさらに増やして、3%前後の
増加率のマネー・サプライが増えたとしても、それが肝心の貸し出しに向かってくれなければ、企業活動
は上向きませんし、当然景気もよくなりません。
329 :01/12/19 17:32
速報板マツリの予感。協力してね。
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1008739542/
330 :01/12/19 17:51
実質0.0%成長たあ 大本営発表もいいとこだな
331dell:01/12/19 18:30
>328
信用乗数が低下している原因は一言でいえば資産デフレでしょう。
資産デフレ⇒信用乗数低下⇒資産デフレ・・・となっており、この面でのデフレスパイラルは10年間続いています。
そして、これこそが金融財政政策の効果を削いでいる最大の原因です。
332金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 18:41
>>328
それで終わりですか?で、どうしたらベストなんですか?
333金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 18:53
日銀、長期国債買い切り現行の月間6000億円から8000億円へ増額決定。
コマーシャルペーパー(CP)、資産担保債券(ABS)の一層の活用も決めた。
                       [日経]
334 :01/12/19 18:54
銀行をどうにかしれってことに帰結しそうだ。
335dell:01/12/19 19:07
>333
やらないよりはマシ。その点は評価できると思います。
でも相変わらずtoo little too lateの感は否めません。
金融緩和の牛歩戦術という感じです。
336haspy:01/12/19 19:32
>>335
つうか、短期金融市場は資金じゃぶじゃぶ余ってるし、銀行がもちっとしっかりしてくれればいいだけの話でないのかい?
337金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/19 20:19
>336
なんだよ、銀行がしっかりするって。w
銀行はマネーサプライ増やすのが仕事じゃねーぞwww
338金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 11:17
みずほホールディングス やあさひ銀行 など大手銀行株がそろって続伸の動きと
なっている。日銀が前日の政策委員会・金融政策決定会合で当座預金の残高目標
をこれまでの「6兆円を上回る」水準から「10兆〜15兆円程度」に引き上げ
ることなどを柱とする金融の一段の量的緩和を決定。これによって、このところ
高まってきていた経営悪化企業などの信用リスクがやや後退し、銀行の負担も軽
減されるとの見方から、買い注文が先行している。もっとも、本格的な買い物は
ほとんど見られず、これまで売り建ててきた国内外投資家による買い戻しが中心
の動きとなっている。
339金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 11:27
日本経済を回復軌道に乗せるのに不可欠なデフレ解消、不良債権処理でまごついて
いる日本政府に対し、米国はいら立ちを募らせている。日本の経済危機を放置する
と、米国の景気後退を一層悪化させ、世界同時不況を加速させかねないとの危機感
が米国内に増幅しつつある。
 米財務省、連邦準備制度理事会(FRB)の幹部らが、日本に対応を求める発言
が一層、目立つようになったのは、米国の景気後退入りが明確になった今月初めか
ら。ダム財務副長官の今月上旬の来日もその一環だ。国際通貨基金(IMF)は、
18日に発表した世界経済見通しの改定で、「円安が進んだとしても、デフレ解決
のために金融の一層の量的緩和を実施すべきだ」と主張し、円安容認と引き換えに
金融緩和を求めた。[毎日]
340Eb_D:01/12/20 16:24
>331

>>信用乗数が低下している原因は一言でいえば資産デフレでしょう。

 そうですね。資産価格の下落が市中銀行の自己資本の毀損となって現れ、バランス・シートの悪化
を招き、貸し渋りを生んでいるわけです。1992年の岩田−翁論争は、基本的には岩田規久男先生
の方が正しいといえますが、信用乗数の相対的安定性を前提とした議論は92年以降の信用乗数の趨
勢的な下落で成り立たなくなりました。「信用乗数が低下しても、それを上回るハイパワード・マネー
の供給を行えばマネー・サプライは増える」という議論は、信用乗数がゼロでない限りは確かに成り
立つのですが、問題は増えたマネー・サプライが何に向けられるかです。市中銀行のこれまでの行動
をみる限り、中小企業などへの貸し出しをふやそうとはせず、10年ものの国債などを買っているわ
けです。これでは、マネー・サプライを増やしても、投資の増加による景気回復は見込めません。
341金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 19:45
>>マネー・サプライを増やしても、投資の増加による景気回復は見込めません。
ベースマネーの書き間違いですよね。
342無党派さん:01/12/20 21:09
アメリカに投資資金が流れつづけるように、あせっているんだよ。
金利差が無くなってきたので、サプライと為替操作でなんとかしろと。
343Eb_D:01/12/20 21:18
>341

 フォロー、感謝します。

 ハイパワード・マネー(ベース・マネー)を増やしても、市中銀行は国債の購入に使ったり、
過剰準備として積み増してしまい、肝心の貸出しに回らず、信用創造機能が損なわれている、
というべきでしたね。340は、ハイパワード・マネーと書くべきところが、マネー・サプラ
イになっていているなど、記述が混乱しています。
344dell:01/12/20 22:27
>340,343
そうですね。
ですから、市中銀行が貸し出しを増やさず国債を買っている分、国債発行を増やすというのが一つの解決策だと思います。
もう一つの解決策は、日銀が銀行を通さず直接市中にお金を流す(例えば株式市場で株を買う)ことでしょう。
345銅鑼:01/12/20 22:32
>>Eb_D先生、>>dell氏

お言葉ですが、銀行の国債購入はマネーサプライ増やしますよ。銀行が
誰から国債買うか考えてみれば明らかです。日銀以外から国債買う限り
お金は直接か、政府経由かは別として、市中に放出されます。つまり、
マネーサプライになるのです。一般に、銀行の有価証券投資と、貸出は
マネーサプライに対しては等価です。
3462ch Reader:01/12/20 23:03
>>333,335
いよいよ、景気対策の本命、量的緩和に踏み切ったか。
しかし、遅すぎる。
今後、様子を見ながら、買いオペを続けるなら、効果があると思われる。
だが、急激にやれば、バブル崩壊が起こったようにインフレが起こる。
一方、やるべきときにやらねば、金融機関の崩壊に繋がる。
今の日銀は慎重すぎるので、多少大胆に買いオペを行い、
マネーサプライをもっと増やすべきと考える。
347関連スレ:01/12/20 23:15
政治板「わざとインフレにするってどういうことなのだ?」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1008850270/1
348関連スレ:01/12/20 23:18
ニュース議論板「金がなければ、札を刷れ!」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1008660341/1
349Eb_D:01/12/20 23:24
*銅鑼様<345>

 ご指摘、ありがとうございます。言葉とはなかなか難しいものですね。

 市中銀行が国債を購入することは、マネー・サプライを増やすが、国債によって調達
された資金で行われる財政支出は景気刺激効果が少なく、本来、中小企業などの貸出し
に回されていれば、より大きな景気刺激効果が見込まれたはずだ、というところでしょ
うか?この「はずだ」という辺り、今一つ自信が持てないところではありますが。

 整理しますと、「日銀がハイパワード・マネーを対前年比で8%増やしても、市中銀
行は過剰準備として積み増してしまったり、国債の購入に充ててしまっている。マネー・
サプライが対前年比で3%前後伸びたとしても、肝心の企業向け貸出しは対前年比でマ
イナス4〜5%であり、これでは投資の増加を通じた景気回復は見込めない」となりま
すか。
350 :01/12/20 23:30
人類史上前例のないゼロ金利、極端な金余り・資金需要低迷の中で通貨供給量を
増やし続け、既に大量の国債を購入。

より大胆な金融緩和って単にヤケクソの紙幣増刷としか思えない。そんなんで景気
良くなるならどこの国でもするって。
351金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 23:35
>>350
> そんなんで景気良くなるならどこの国でもするって。

歴史を勉強しましょう。どこの国でもやってます。
日本でも高橋是清がやった。
352金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 23:37
>>350
>極端な金余り
資産デフレをどう思いますか?

消費需要や投資需要がないから、資金需要もない
と考えるのが自然だと思いませんか?
353金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 23:47
>>350
今は貨幣バブルなんですよ。つまり、日本人がみな現金や預金をほしがってて、
不動産や株、モノには目もくれない状態なわけ。
いったんこういう状態にはまってしまうと、ちょっとやそっとでは抜けられない。
だって、カネ以外のものに替えたとたん、デフレで損してしまうんだから。

貨幣バブルをつぶすには、貨幣をむちゃくちゃ増やしてその価値を下げ、
「お金持ってると損しますよ」ということを国民にわからせなきゃいけない。
そして、今の日銀のやりかたではまだまだ増やしかたが足りないの。

もちろん、実際にマネーを増やさなくとも、これからインフレになると
国民が信じるようになればそれでOKなわけですが。日銀総裁があの人である
限り、誰もそれは信じない。
だから、クルーグマンはアルゼンチンあたりから新日銀総裁をヘッドハンティング
したらどうかと冗談半分で言っている。
354銅鑼:01/12/20 23:47
>Eb_D先生@>>349

またまた、小股掬いみたいで申し訳ないんですが、

>市中銀行は過剰準備として積み増してしまったり、国債の購入に充ててしまっている。

のうち、前半は正しいのですが、後半は先ほど書いたように間違ってます。
マネタリーベースの増加がマネーサプライの増加に結びつかないのは、誰かが
現金か日銀預金でマネタリーベースを退蔵している場合であって、国債の購入
云々は関係ありません。
355金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/20 23:51
>極端な金余り

崩壊直前のソ連と同じ、農村の倉庫に穀物積み上げておいても
ただ腐らせているだけ。
町に配給を待って長蛇の列が出来ていてもね。
356地球の裏側、逆転の発想:01/12/20 23:51
>>353
>アルゼンチンあたりから新日銀総裁をヘッドハンティング

激しく、ワラタ・・・
357dell:01/12/21 00:41
>345
レスが遅れてすいません。
銀行の国債購入についてはおっしゃる通りです。
問題は、長期国債買い切りオペにより供給された資金の一部が結局、銀行の日銀当座預金に積まれてしまっているために、
市中に出回るお金が増えにくくなってしまっている(全く増えないわけではないが)ということではないでしょうか?
恐らく、>340もその事を言いたかったのではないかと思います。
358金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/21 00:51
>>357
最近の日銀当座ブタ積みは
むしろ 銀行が回収しまくった金を 薄めてごまかして しまっとくための
インチキ口座として 使ってるのでは ないかという 疑念すら 覚える
日銀は 緩和のふりして 猛烈な 貸し渋りを指導してたりして
359金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/21 07:36
んー、量的緩和というのは、市中銀行から唯一安全な運用先の
国債を買い切って需給をタイトにすることで、長期金利を押し下げ
ようという狙いなんでしょうか?

どうもここ最近の銀行の支店整理、規模縮小などの傾向を見ていると
優良な運用先がなくなったならば、預金を減らす方向に向かうのでは
ないかという気がしてます。

それよりも即効性のある外債購入による円安誘導か、外貨という弾を
ためこんで為替レートペッグ→インフレターゲティングという方法を
目指した方が、より確実なように思えるのですが、どうなんでしょう?
360監督:01/12/21 09:12
大胆なヘア緩和を。
361Eb_D:01/12/21 09:32
>394

 書き方にまだ問題がありますね。

 日銀がハイパワード・マネーを対前年比8%増やしても、市中銀行が過剰準備を積み
増してしまえば、信用乗数は低下し、マネー・サプライの伸び率は低下してしまいます。
 また、市中銀行が国債など有価証券の購入に充てると、日銀の売りオペの場合を除い
て、マネー・サプライは増えます。
 一方で、市中銀行の企業向け貸し出しは対前年比4〜5%減り続けており(貸し渋
り)、この面からはマネー・サプライが伸び悩むこととなります。マネー・サプライが
対前年比で3%前後増えていても、その内訳は国債購入などの増加であり、「マネー・
サプライが増えているんだから、企業には十分な資金が提供されている」とはいえませ
ん。
 景気回復には、企業の投資が増えることが必要であり、そのためには先立つ資金が企
業に潤沢に供給されなければなりません。しかし、現状では、資金は肝心の企業には回
っておらず、企業投資の増加による景気回復は見込めません。

というところでしょうか?
362Eb_D:01/12/21 09:34
>361

 349です。間違えました。
363金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/21 09:37
>>361 追加補足
仮に民間企業に資金が来ても、当面は資金繰り優先のため、
運転資金として短期借りしかしない。
小泉内閣の将来に対する不安が多き過ぎる今は、民間企業にも
投資をしようというスピリットが不足しまくり。
364金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/22 00:55
>>359
長期金利を押し下げるためというよりも、狙いは、流動性を高めようということです。
それでどれくらい高められるかということは別にして。

>どうもここ最近の銀行の支店整理、規模縮小などの傾向を見ていると
>優良な運用先がなくなったならば、預金を減らす方向に向かうのでは
>ないかという気がしてます。

これはないです。あくまで経営効率を高めるため、整理しているわけです。
ただ、預金者確保と貸し出し先の確保の両面をやらなけでばならないという
矛盾が銀行にはあるようです。
365金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/22 12:59
速水優日銀総裁は21日の記者会見で、金融システムに深刻な危機が訪れそうになった時の
対応について「流動性供給の面から積極的に対応していきたい」と語った。具体的には
経営危機に陥った金融機関に無担保で資金を貸す日銀特融も「あり得る」と述べた。
366dell:01/12/22 17:30
>365
最近、日銀の政策スタンスが少し変わってきている気はします。金融緩和の必要性に理解が見られます。
これは好ましい変化ではあるのですが、問題は依然としてそれがtoo little too lateであることです。
金融政策というのはtoo little too lateでは効かないのです。そこが問題だと思います。
367金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/22 17:37
景気悪化の主要因は低すぎる地価にあった! (政治板)
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1008845533/1
368国大経済学部生:01/12/22 23:04
>365、366
また公的資金注入ってやつですか・・・。
何でも問題先送りにしてるよね。不良債券処理も。金融緩和を大胆にやりたいけど、
やれない理由って必ずあるだろう。マネーサプライ増やしたいけど、資金不足とか
国債残高なんかが。根本的な部分を治すには・・
369金持ち名無しさん:01/12/22 23:08
日銀は元々金融緩和の効果はわかってるよ。
でも構造改革を進めないと、金融緩和する気は無いのさ。
前に構造改革をしなければ金融緩和に効果が無いと言い切ってたからね。
370金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/22 23:58
 経済を分かっていないけど、それがなんになるの?
なんか他力本願的な評論が多い。みんな何を努力し
てるの?社会に有効な世論を形成すれば、発展するの?
そうじゃないでしょう。新たに発展する産業(個人、会
社)の芽に投資する機能が必要だけど、日本人が日
本人を信じていない。この機能不全をどう考えるかで
しょう。
 みんなある操作をすればこうなるという、こという
けど、それにも限度があって逆効果になるでしょう?
それを精密に計算した会話が望まれます。会話だけで
はそれが表現しにくいので数学がでますが、数理の伝
統がない日本では図形に基づいた議論がまずは妥当か
と思います。
 文章だけの話ではこの点に、至らない悲しさがあり
ます(特別に完全理解している人は、文章でも解体で
きる比喩ももっているのがあたりまえ、だけどホッ
トすぎて。。。。)。
371金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 00:02
>366
ただの言い訳づくりでしょう
15年間無能だったのだから
前川レポートを放置された恨みだけが
彼らのエネルギーなのです
80年代前半の世界的スタグフレーションムード
(日本はけしてそうではなかったが)
のまま 彼らは思考停止している気がする
372金持ち名無しさん:01/12/23 00:10
>>370
で、何をすればどうなって、どうすれば良くなるとお考えで?
373Eb_D:01/12/25 11:36
>367

>>景気悪化の主要因は低すぎる地価にあった!

 因果関係で考えれば逆でしょうね。地価が低いのは景気が悪いから。基本的には、景気が
よくなれば、地価は上がりますよ。

 むろん、実際には、不況であっても、値段が上がる土地はあるわけですけどね。土地の場
合、マクロ的な景気動向だけでは議論できない面がありますから。
374Eb_D:01/12/27 00:01
 学習院大学の須田美矢子先生は、日銀の審議委員になっていたんですね。「日銀調査月報」
(2001年11月号)だったかに講演の要旨が載っていましたが、ヘリコプター・マネー
政策への批判が結構きてますね。デフレは阻止できても、日本国内でドルが流通するように
なったり、物々交換が行われたりするかも知れないって・・・。

 米国では、大学教授が大統領の経済スタッフに就任すると、いっていることがコロっと変
わるのは、別に珍しくないことと聞きましたが、須田先生も日銀の審議委員なんかに就任さ
れて、変身(変心?)されたということでしょうか?国際金融がご専門の須田先生なら、変
動相場制の下で資本移動が完全な場合は金融政策のみが景気対策として有効になるというマ
ンデル・フレミング・モデルを知らないはずはありません。というか、須田先生の『国際マ
クロ経済学』でも、MFモデルは中期モデルとして大活躍しているんですから。
375金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 00:09

■■ 平成の高橋是清は、誰だ・・・?! ■■
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/giin/1009373768/l50
376金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 00:24
ドルはいい通貨だと思うが
377dell:01/12/27 22:28
>373
いや、地価が下がったのが先だったはずですよ。
地価は、日銀の金融引締めや3業種への融資規制によって、1990年には下落に転じましたが、景気後退がはっきりしたのは1991年だったと思います。
最初、株価と地価が下がり始めた時には、「困っているのは、株屋と不動産屋だけ。日本の製造業は依然強く、実体経済にはほとんど影響がない」との議論がまことしやかに語られていたことをよもやお忘れではありますまい。
今回の長期不況は、資産価格下落から始まったのです。
378dell:01/12/27 22:37
>374
>デフレは阻止できても、日本国内でドルが流通するようになったり、物々交換が行われたりするかも知れないって・・・。

同趣旨の事を小野善康氏も近著「誤解だらけの構造改革」の中で述べています。
一流どころの経済学者が次々 こうした主張をするのは一体どうしたことでしょうね?
この点について何かご存知ですか?
379金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 22:38
>377
Eb_D先生はいまの地価と景気の関係の話をしてるんでしょ?
380dell:01/12/27 23:28
>379
今の地価下落とは言っても、今の地価下落は1990年から続いているのですからやはり変でしょう?
地価下落⇒景気低迷⇒地価下落⇒景気低迷・・・となっているのだと思います。
最初は、地価下落から始まったはずですが。
381金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 23:44
地価下落で景気低迷というより、
地価の高騰+下落で損した大勢が困って騒いでて
得した人は黙ってる
得した人から取り上げる方法なんかないだろうしネ
382金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/27 23:48
のろまな金持ちから財産を取り上げる方法は
ある。インフレ
383Eb_D:01/12/31 12:41
>377

 地価と景気との原理的な関係の話ですので。都心の一等地で飲むコーヒーが高いのは、
別に土地が高いからではなく、そんな高いコーヒーを飲みに来る人たちが絶えないから
土地の値段が高くなったという説明は、岩田規久男氏の『間違いだらけの経済常識』に
もあった通りです。

 なお、時間的な前後関係と因果関係とは必ずしも一致しません。「後積み方式だから、
日銀は受動的にハイパワード・マネーを供給するしかない」といった日銀実務家の主張
も、時間的な先行・遅行関係を因果関係と混同する誤りの1つといえますね。
384Eb_D:01/12/31 15:34
>378

>>一流どころの経済学者が次々 こうした主張をするのは一体どうしたことでしょうね?

 小野先生のその著作は読んでいないので何ともいえませんが、須田先生が念頭に置いて
おられるのは、エマージェンシー諸国、ロシアとか東南アジア諸国のことかなと思います。
須田先生が日銀の審議委員を辞められたら、一度お尋ねしてみたいと思います。

 長期的にマネー・サプライ増加率と名目GNP成長率との間に正の相関があるのは、統
計的に確認されているといえますが、あくまでも長期の関係です。今すぐどうこうという
ことではありません。また、仮に一気にハイパー・インフレになったとしても、第1次大
戦後のドイツの例を見ても、きちんと手を打てばアッという間に収束するんですよね。

 原則論として、過大なマネーの供給を戒めるのはよいとして、現状でそれを強調するこ
とが適切かどうかは疑問です。まさに、「洪水の最中に火事の心配をする」ような気もし
ますので・・・。
385dell:01/12/31 17:43
>384
まさに、「洪水の最中に火事の心配をする」ような気もしますので・・・。

>1で批判したように、この10年間の日銀の金融政策はまさにその通りだったと思います。
しかし、今の日銀を見ていると、こうした態度を改める気配があまり感じられません。
やはり、物価の安定のみならず、経済成長も視野に入れ、日銀の金融政策と政府の政策の整合性がとれる仕組み作りが必要だと思います。
こうした点で、日銀法再改正が必要ではないでしょうか?
386コピぺ:01/12/31 18:17
米に「日本発恐慌阻止、小泉改革支援ファンド」の出資を願う。
返済は、日米同盟解消時。使途は、米金融資本と縁の無い親日の
米経済学者に決めてもらう。
同時に米政府発行、「世界の警察は、まかせな債」を日銀が購入する。
財政規律が守られ、最終需要に直結し、無駄もなし。
387よいとしを:01/12/31 18:28
日銀の人が書いた「バブルと金融政策」では、当時の政策を
反省している。今度は「デフレと金融政策」で反省本をかくのか。
同じ間違いをしていると思う。
物価の安定の、物価は消費者物価ではなく、国民経済物価=
GDPデフレーター相当がただしい。(突っ込みなし世)
388初夢:02/01/01 06:26
昔、マッカーサー

今、クルーグマン
389??? (゚д゚) ???:02/01/01 07:52
msnマネー 2002年は日本に生きる喜びと誇りを実感したい!

 まるで景気が悪いのはすべて日銀のせいだと言わんばかりのバッシングでした。
 バッシングしているのは、政治家、学者、政府関係者の一部です。
 日本の景気のために自分ができることもあわせて考えた方がいいように思います。

 (中略)

 日本の景気のために私ができることは何でしょうか?
 お金をできるだけたくさん使うことでしょうか。
 あるいは日銀に無理な要求をしている議員に投票しないことかもしれません。

提供:株式会社FP総研
http://money.msn.co.jp/investor/topics01.asp
390dell:02/01/01 13:17
>389
>あるいは日銀に無理な要求をしている議員に投票しないことかもしれません。

それが日本の景気を良くすることとどう関係するのですか?
391金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 13:19
自分が偉いと思っている人に詰め腹を切らせれば問題が解決するという思考はどうかね。
嫉妬の裏返しと思われてもいいわけが出来ないよ。
事情がよく分かっていないことには口出しをしないという節度が欲しいよ。
392金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 16:24
>>389
中村 高之って、有名なエコノミスト?
393金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 21:10
FP総研のマクロ、へーーーん!!! >>389
394金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/01 23:49
>>389
標準ブラウザにリンクしてるサイトがこんなだもんなぁ
経済音痴内閣の支持率が高いのもうなづける。鬱だ・・・
395金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/05 19:26
age
396Eb_D ◆j1pyPy5Q :02/01/08 21:15
 日銀の関係者は、金融緩和による金利が本来なら淘汰されるべき企業などを存続させ、構造改革を
遅らせるといった認識を持っているようですね。

 確かに、国際経済学でも「ある国の資源の量を一定とすれば、衰退産業で生産が減って、そこで使
われていた資源(労働その他)が遊休化しない限り、成長産業の生産を増やすことはできない」といっ
た議論がなされますから、原則論としては日銀関係者の主張も間違いとはいい切れません。

 しかし、衰退産業から成長産業へ資源が移動するのは、成長産業が生産を増やそうとするからです。
デフレによる実質金利の高騰で成長産業でも投資意欲が減退している現状で、衰退産業から労働その
他の資源を吐き出させるだけで成長分野に資源が移動し、景気がよくなるというのは考えられません。

 そもそも、日銀関係者の主張では、日銀が金融引締めを実施すれば、衰退産業での淘汰が加速され、
構造改革が促進されるといった結論すら出かねません(というか、理屈でいえばそうなりますね)。

 竹中さんもそうですが、何か遅れてきたサプライサイダーみたいな議論が横行しているように思い
ます。
397dell:02/01/08 21:29
>396
そもそも今の日本に成長産業なんてあるのでしょうか。
今、衰退産業を淘汰したところで失業を増やすのが関の山でしょう。雇用を吸収すべき成長産業などないのですから。
この時点で、サプライサイダーの理論は破綻しているのではないでしょうか。
よりにもよって、日銀がサプライサイダーでは困ったものです。
398金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/08 21:47
>>396

その通りですね。
399金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/08 22:07
日銀はFRBのような市場と対話して適切な金融政策を採るような
中央銀行を目指しているのではなく、ソ連のゴスバンクのような
すべての産業をその支配下に置くような機関を目指しているのだ
から仕方がないのだ。

てゆうか、サプライサイダーな中央銀行なんて、社会主義だよ。
マジで。
400Eb_D ◆j1pyPy5Q :02/01/08 22:08
>397

>>そもそも今の日本に成長産業なんてあるのでしょうか。

 何が成長分野かは明言されていないようですね。ただ、396で申し上げましたように、
デフレが終息し、実質金利が低下すれば、実施できるプロジェクトを抱えている企業はある
でしょう。

 日銀関係者は、「民間には資金需要がない」とかいうわけですが、実質金利が高ければ、
投資需要が起きないのは当然です。まるで他人事のように、「資金需要がないから仕方ない」
とかいわれてもねぇ・・・。

 岩田規久男先生の『デフレの経済学』にもありましたが、こちらでもお馴染みのハイパー・
インフレ警戒論とこの「民間には資金需要がない」という主張とを同じ人がなんの矛盾も感
じないで行っているようですね。

>>よりにもよって、日銀がサプライサイダーでは困ったものです。

 国債の直接引受けなどをやらないことの理屈づけになれば、ヴードゥー・エコノミクスで
も何でもよいのでは?
401金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/08 22:09
400げっと
402金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/01/10 19:27
物価について、日銀、エコノミストが消費者物価指数だけをいうのはなぜだ。
一部の消費財を対象とする消費者物価指数よりもGDPデフレーターが包括、総合物価指数であるのは
経済学1年生でならうところでは。95年からGDPデフレーターはマイナス、98年にクラシュ、
資本主義は死んだ。そして国債主義になった日本は、今年、、
デフレでもいいというのは、資本主義を否定するアルカイダと同じだあ。w
403金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/10 19:37
日本に雇用を吸収する成長企業はほぼ無いです。
なぜなら成長企業は日本人を使いません。
404金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 10:52
age!
405:02/01/12 10:56
経済崩壊は日本もろとも世界を道連れにナ
日銀はアメ公と必死に対峙している

日銀政策に盾突くヤツらが真の売国奴
日本人だけが損する道理は無い

世界を道連れに世界経済崩壊
これしかもうない
406dell:02/01/12 11:23
>405
世界を道連れに経済崩壊を目指すというのでは、日銀は人類の敵ということになりますね。
オサマ・ビンラディンやオウムと変わらない。

それより、日本も世界も良くなる方策があるのだから、無理に世界経済を崩壊させることもないでしょう。
407金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 11:34
>>406
BOJをアメリカにテロリスト認定してもらって、
デイジーカッターを落としてもらったほうが早いかも。
408金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 13:20
これで不良債権も景気も一発解決
http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1010806237/1

 結局全ての問題の根っこは「デフレ」なんだから、
 世の中を金でじゃぶじゃぶにするしか解決策はないし、
 逆にそうすればほとんど解決したも同然だからね。
409金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 23:10
こういうバカスレがバカを呼んだんだよな。
410金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 23:32
>>410
そのとおり。
で、何時も金がないと宣わってる御仁がこいつら。
働いてからものを言えと言う心境だけどな、俺なんか6月まで予定が
びっしりで休む間もない。
兎に角自分が得意(特異)なものを考えて日本で10指に少なくとも
入るように努力位してから不況を述べたらどうだと言いたい。
411金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/12 23:39
>日本で10指に少なくとも入る
どんなお仕事されてますか?

人口が一億だから、一千万の職種を作るのが理想なんでしょうか?
410はマクロとミクロをごっちゃにしてる典型例。
自分だけが成功したいなら、そもそもマクロ政策を議論する必要などない。
413&gt;&gt;410:02/01/12 23:45
自分のことだけを考えるのなら景気論は必要ないでしょ。
一生懸命働けば解決する問題ならばそこで話はおしまい。
2チャンなんてやってないでどうぞ働いてください。
414金は天下の回りモノ:02/01/12 23:49
>>410さん、いっぱい稼いだら、消費するなり慈善団体に寄付してね。
貯蓄ばっかりしてちゃ、だめよ。
そうそう、まぁ>>410のような一般人がそう言うこと言うのはまだ許せるが、
竹中みたいな政治家がそういうこと言うのは激しく間違いなんだよな本来。
416金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/25 19:37
ノーベル賞経済学受賞者のサミュエルソン、フリードマン、トービン、ソロー、
ブキャナン、スティグリッツも日銀に批判的である。合理的期待学派のルーカス
でさえ、マネーサプライを乱高下させて、将来の物価と資産価格に対する消費者や
投資家の期待値を大混乱させてきた日銀のやり方にあきれている。ノーベル賞経済学
を受賞した学者のなかで、日銀の政策を擁護する者はいない。

トービン教授は、「中央銀行は、経済の生産性を変化させるサプライサイドの政策を
担当する機関ではない。不況やバブルは総需要の変動によって起こるものだが、
このデマンドサイドを操作する事によって不況やバブルを防止するのが中央銀行の
任務だ。」と述べる。

417金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/25 19:38
欧米の著名な経済学者やIMFエコノミストが、「日銀は、もっと大胆な長期国債の
買い切りオペをやってマネタリーベースを増やす必要がある」とアドバイスすると、
日銀官僚は、「不確実性」と「副作用」を持ち出して反論する。各国の中央銀行の
モデルでマネタリーベース増加は実体経済に影響を及ぼす。コリガンもグリーンスパン
も波及経路が不確実なのは当然と述べている。すべての中央銀行は不確実性と格闘し
ながら金融政策を運営している。
ハイパーインフレになるかもしれないという日銀の「副作用」論も、欧米の経済学者
は受け入れない。7〜8%規模のGDPギャップが存在し、失業率も自然失業率の
約2倍の高率だから、インフレにならないとブラインダー教授も言う。

 以上、金融ビジネス2002、2月号からでした。
418金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/01/25 21:05
日銀のハイパー恐怖症と副作用論にも、あきあきしてきた。この板にもいる厨房レベル
と同じなんだからな。不安、不安、また不安、これしかないんだな、日銀には。
419金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/14 19:58

420金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/15 00:32
ところで日銀行員の給与は物価連動しているんですか?
421金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/24 17:18
国債買いきりオペ増額、キボーン!
422dell:02/02/24 21:05
>421
いまだに日銀は、金融緩和の牛歩戦術を継続中です。(鬱)
423金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/24 21:08
どうして日銀がここまで抵抗するかを良く考えた方が良い。
インフレ・デフレはマネタリーな現象である。インフレに
なった時にそれを抑え込む手法が経済にとって劇薬になる、
そこまで見越しているからこそ、安易に緩和を求めるな、
構造改革をしろ、と言っているのだ。今のデフレ程度は
大したことじゃない。失業率15%、GDP成長率マイナス5%
になったらもっと考えても良いが。
424dell:02/02/24 21:17
>423
失業率15%、GDP成長率マイナス5% まで悪化するのを座して待つと?
425つーか:02/02/24 21:35
欧米の経済学者が外国に提示して採用された政策でうまくいった例ってある?
ロシアを見ても東南アジアをみても酷い失敗ばかり。
外国を経済破綻させてうまい汁を吸い、外国がライバルとして成長するのを
抑止するのがその真の意図と思われ。
426dell:02/02/24 21:38
>425
金融緩和すると経済破綻するということですか?
どういうロジックでしょうか?
427金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/02/24 21:44
>>425
欧米の経済学者=IMFなのか?
428金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/03/14 03:29
>トービン教授は、「中央銀行は、経済の生産性を変化させるサプライサイドの政策を
担当する機関ではない。不況やバブルは総需要の変動によって起こるものだが、
このデマンドサイドを操作する事によって不況やバブルを防止するのが中央銀行の
任務だ。」と述べる。

トービン教授逝く
429金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/03/14 03:56
今井経団連会長は11日、「3月危機は回避されたと思う。政府の総合デフレ
対策、日銀の金融緩和などが効いた」と語る。
aaa
431金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/27 22:49
age
432招き猫:02/05/27 22:55
日銀よ、そんなに通貨価値の維持が大事なら、お札に総裁・速見の顔をすって
印刷しろよ。海外からはジャンクって言われるけどよ。
誰も受け取ってくれなくて、円安になれば万々歳だ。
433dell:02/05/30 19:54
苺にミラースレ立ててみました。

http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0519&rm=50
00年8月のゼロ金利解除は完全に間違った。
大規模な量的緩和をしていなければ、今年2月に日本の株価はさらに落ち込み、不安
は相当深刻になっていたはずだ。
長期国債の買い切りを増やしたり、外債を買い始めたり、できることは随分ある。
政府が日銀と相談してインフレ目標を与えるべきだ。
by中原前日銀委員。
米連邦準備制度理事会(FRB)は24日、日本がデフレによる経済危機に陥る
過程を分析した「デフレ回避―90年代の日本の経験からの示唆」と題する
論文を公表した。

論文は日銀など日本の政策当局が「本格的なデフレ状態に陥ることを予期して
いなかった」と説明。 そのうえで、91〜95年初めに日銀が行った利下げに関し、
「日銀が実際に実施したよりも2%多く政策金利を引き下げていれば、 デフレは
回避された」と、小出しの対応が失敗を招いたとの見方を示している。

さらに、論文は「インフレ率がマイナスとなり短期金利がゼロ水準に近づけば、
金融政策対応で景気を回復させるのは一層困難になる」と、デフレ下では金融
政策による景気刺激効果が機能しなくなると説明。「日本の経験から、デフレ
リスクが高まる局面での金融・財政政策は、通常時に正当化されるレベルを
超えた対応が必要だ」と結論づけている。
>>米連邦準備制度理事会(FRB)は24日、日本がデフレによる経済危機に陥る
過程を分析した「デフレ回避―90年代の日本の経験からの示唆」と題する
論文を公表した。

Preventing Deflation: Lessons from Japan's Experience in the 1990s
http://www.federalreserve.gov/pubs/ifdp/2002/729/default.htm