1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
引き続きどうぞ。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/04(土) 10:19:12 ID:Ozs86E6x0
天ぷらは省きました。
前スレ
>>649欧米「以外」で起こる革命なんてのは結局欧米の植民地として便利になったか
ならないかの評価でしかありませんよ。あなたもフランス革命や宗教改革を人類の
偉大な前進と捉えているところから見ると、そんじょそこらの名誉白人や植民地の
買弁と変わらないようだ。われわれ有色人種がどうしてここ数百年、白人にやられっぱなしなのか?
それは白人のウソを見破れないからだ。つまり白人が言うような「欧州人が世界で
初めて現在のすべての事柄の基礎となるすべての部分を無から発見し、理論化し、
後世に遺した」というウソっぱち、どうしてわれわれはこんなものにだまされ続け、
世界史の教科書で欧米のことを特筆大書し絶賛するのか?われわれのご先祖様に、
おなじようなことをなしとげ、実現した人はいなかったのか?やつらとわれわれに
共通する「動かない何か」はないのか?こういうことをせず、ひたすら白人のウソに
つきあい、その表層だけまねているからアジアには香港人、シンガポール人、日本人、
マカオ人といったような情けない名誉白人しか生まれないのではないか?われわれ
アジアの植民地たちがいくら白人世界の影の中で大きくなろうとそれは結局やつらの
手のひらの中でクルクル踊っているに過ぎないんだ。そもそもの前提が、なってないから
アジアは発展しないんだよ。
>>2 いい加減、何がしたいのか解らないって叫ぶのは止めなさい。
君が白人コンプレックスってのは、皆知っていると思うし。
>欧米「以外」で起こる革命なんてのは結局欧米の植民地として便利になったか
>ならないかの評価でしかありませんよ。
イラン革命を見れば、反イスラエル・反米要素が強いのだが。
知識も無しに適当な事を言わないように。
>われわれ有色人種がどうしてここ数百年、白人にやられっぱなしなのか?
此処60年程は、独立運動が起きたりと政治的独立性確保を行っているが。
一方で、戦後はアジアの経済力も向上している訳だが。
>こういうことをせず、ひたすら白人のウソにつきあい、
>その表層だけまねているからアジアには香港人、シンガポール人、日本人、
>マカオ人といったような情けない名誉白人しか生まれないのではないか?
以前にも触れたと思うが、全体的に白人崇拝の裏返しのアジア人観しか持ち合わせていないようだ。
白人に対する過度のコンプレックスが名誉白人と言う偏見に繋がっているように思う。
>そもそもの前提が、なってないからアジアは発展しないんだよ。
お前さんみたいな人間は、必死になって難癖を付ける対象を探しているだけなんだよ。
非常に見苦しいからお止めなさい。
ところで、兵法三十六計はご存知?
用うるある者は、借るべからず。
用うる能わざる者は、借るを求む。
用うる能わざる者を借りてこれを用うるは、我より童蒙に求むるにあらず、童蒙より我に求む。
これは、有能な人間は決して他人を頼らず、無能な人間が頼ってくる、と言う意味である。
基本的に無能な人間との付き合い方、利用の仕方を書いているのだが・・・
そういう人間とは距離を取って、利用するのが一番なんだそうだ。
消耗品だから、自分の腹も痛まないしね。
これを見た時に、副官願望の強い某人物を思い出したんだけど・・・
まぁ、言いたい事は解るよね?
<お知らせ>
懐疑主義者はこのスレでは荒らし認定を受け、スルー推奨されています
議論で負けると無関係な質問で長期間絡み続け、スレが見づらいと言う苦情が噴出し
それでも本人が自分は国家的損失を防いでいるなどと開き直りました
それまでスレ主の方針は寛大でしたが、あまりの荒れように住民総意で決定されました
彼と一人だけ会話しているのは、ダメ太郎と言う
やはりスルー推奨を検討されている荒らし予備軍です
両者は知識・文章力とも有力住民との意思疎通が不可能なほど低いのですが
話相手が他にいないためこのスレに留まっているのが実情です
両者、特に、懐疑主義者とのレス交換は当スレではお控え下さい
会話を希望される場合は適当な他のスレにてお願いします
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/04(土) 18:38:37 ID:4gMQWolx0
<お知らせ2>
懐疑主義者・ダメ太郎はアボーンを回避するため
最近は名無しで書き込んでいます
以下の特徴で判別して下さい
・ダメ太郎
改行をしない
中国海軍の知識を書き連ねる
「貴方らしくもない」
「(中国海軍の人名)はどうたらこうたら」
・懐疑主義者は
>>3 >を多用し、相手のレスの一行ごとに反応
語尾に特徴
「〜わけだが」「〜いるのかね?」「お止めなさい」「〜くれたまえ」
なお、「怪疑主義者」「懐疑主義車」は別人のネタ師
>>5 「頭隠して尻隠さず」ってやつみたいに思いますよ。
でもこの二人は、何でこんなにも喧嘩腰のレスをするんでしょうかね。
主張内容に関しては、それぞれあるのだから構わないと思います。
けど論点のずれた精神分裂病みたいなレスばかりだからNG登録が
ベストなのでしょうね。無駄に長いし・・・
7 :
北オセチア人:2009/07/04(土) 20:04:08 ID:l2Sc/8V0O
>>2 盛者必衰、驕れる者も久しからず。
長い人類史の中で彼らの支配の歴史など、三百年足らず。
これからは、アジアの時代ですよ。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/05(日) 02:20:36 ID:21bhxD9V0
しかし英語を使いドル決済してるアジアが発展したとしても、
それは白人が生活するのに便利な世界になるだけでは?
こうやって欧米植民地帝国は後世に自分たちがよりよく
生きられるために植民地のすべてを根絶やしにしたのだから。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/05(日) 06:01:03 ID:blOYP+0g0
白人っていう区別に何の意味があるの?
>>9 その米ドル離れが世界中で進み、基軸通貨としての信認が落ちてきているのです。
日本はまだ政治的に米国から自由に動ける状況ではない。そのための対中関係ですよ。
たしかに純血主義的に見れば近代社会とされる今日のモデル、国連主導の世界秩序などは
大変欺瞞的である。しかしながら地域毎の土着的文化国家の再興などは、現実的に難しい
だろうし、二度の世界大戦以上のエネルギーを要するでしょう。
世界の中の日本として考えた場合、「付与された」条件下可能な限り部分的にでも独立の道を
模索するのが現実的ではないのだろうか。
日中同盟で反アングロ・サクソンとかいうこのスレ、
いつも途中で新しいスレになるけど、何か理由あるの?
誰か訳知ってる?
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/06(月) 03:48:15 ID:a0PIRmja0
長文レスが多いのでスレッドの容量(512KBだったかな?)の限界を超えてしまうから
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/06(月) 22:26:58 ID:a0PIRmja0
懐疑は秘書に向いてるよ。その徹底したソース主義は。だけどもっと文脈を読めるように
したらいい。だれか拾ってくれるといいな。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/07(火) 13:04:52 ID:oRAKW4+60
なんで主権もない日本が超大国どうしの名人戦に口を挟んでるんだ?ガイジン専用のオマンコでも
鍛えてろ。
17 :
陽之介:2009/07/07(火) 13:25:08 ID:gKHKit5r0
>>1 新規設置、snks
>>2さん
「欧米「以外」で起こる革命なんてのは結局欧米の植民地として便利になったかならないかの評価」
あまりに「欧米中心史観」に捕らわれすぎていると感じる。
★20の
>>649でおれが触れたイラン革命は、「植民地として便利」どころか、
むしろ、欧米に対して敵対的な価値観を標榜している。
当然だが「革命」という言葉自体、「易姓革命」が語源であり、あとにrevolutionが加わった。
政治システムの根底的な変化なら、世界史ではしばしば見られる例で、
何も欧米だけに捕らわれる必要はない。
>>8さん
「長い人類史の中で彼らの支配の歴史など、三百年足らず」
おれもそう思う。
「300年足らず」というところが微妙で、なるほどと思う。
300年だと18世紀初頭になるが、おれの観点だと、欧米の世界支配は19世紀からなので、
「200年足らず」となる。
18 :
陽之介:2009/07/07(火) 13:25:55 ID:gKHKit5r0
>>9さん
ドルの決済機構は、今明らかに動揺している。
ニクソンショック以後、ドルを支えてきたのは、石油決済通貨と言う役割だが、
現在、欧米系石油メジャーの支配率は数%に過ぎず、大半はむしろ「反米」的な国がもっている。
今回の金融危機以後、ドル以外で石油代金を決済する動きが起こっている。
>>11さん
「「付与された」条件下可能な限り部分的にでも独立の道を模索するのが現実的」
賛成だ。
おれの観点では、まず、バスケット制を含む、アジア共通の信用制度の確立が重要だ。
次に柔軟性を持たせた域内の関税同盟の結成。
さらに、「核兵器使用制限」とか「海賊退治」とかの名目で、域内の外国軍駐留基地の制限に進む。
>>15さん
「ほどほどにしてくれ」
案外当たっていると思う。
冷戦期に、日本は社会党など左翼の「平和憲法」をネタに、アメリカの軍事拡大要求を、
「それは無理だ」という理由づけにしてきた。
中国政府も、軍事費圧縮を、外国のせいにすれば、内政、外政共に点を稼げる。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/07(火) 19:21:54 ID:psluikKo0
日本人の政治センスのなさには、ほとほと困ってしまう。原理も大事だが、
優先順位により、柔軟な政治的対応も必要になる。
ハリマンの件しかり、尖閣の資源の共同開発をアメリカメジャーが提案し、
断った件しかり、キッシンジャーを怒らせた田中角栄の訪中の件しかり、枚挙に
遑がない。
ニクソンの仕事は、国際共産主義勢力による宣伝・情報戦という非対象戦により、
アメリカ本国の国民が厭戦ムードになり、ベトナムから撤退するということが、
課題だったが、アメリカの政治的プレゼンスの低下により、対立している中ソが
接近し、ハートランドが拡大することを阻止することも課題だった。
アメリカの大陸政策の優先は、しっかり結びついた勢力が出現することを関与する
ことで、大陸に大ハートランドができることを阻止することである。
現在の日米の課題は、上海シックスとイランを離間させ空洞化させることで、
中国、北鮮を孤立化させることを優先させることだ。
北方領土の問題も大事だが国家存亡に関係する、より優先させる政治問題がある。
アメリカ自身がそのような事を望んでいない状況の中で、
日本が主体性を持って中国を孤立化に追い込めると考えてる事自体、政治センスが無いよ。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/07(火) 22:33:01 ID:psluikKo0
>>20 >アメリカ自身がそのような事を望んでいない状況の中で・・
そうだろうか? まあ、もうちょっと米中露と中央アジア諸国の動きを見なければ
どう展開していくか分らないが。
くだらねー。
>>13 どうも。となると日中同盟で反アングロ・サクソン20のスレは
もう書き込む事ができないの?
24 :
陽之介:2009/07/08(水) 11:45:33 ID:6sSl53d00
>>19さん
「アメリカの政治的プレゼンスの低下により、対立している中ソが接近し、ハートランドが拡大することを阻止することも課題」
冷戦時代の政治情勢としては、むしろ、反対なのではないか?
「アメリカの政治的プレゼンス」が低下した方が、中ソは対立する。
中ソが「対西側」で協調していたのは、アメリカがベトナムなどに軍事介入していたからだ。
「現在の日米の課題は、上海シックスとイランを離間させ空洞化させることで、中国、北鮮を孤立化させる」
アメリカの政治状況がよく分かっていない。
「日米」ではなく「米中」は共同して金融危機の対処に当たっている。
中国とイランは、今回のウイグル族の暴動、選挙介入問題で、
共同歩調をますます強めている。
「日米一体」といった幻想から、覚める時期に来ているのではないか。
>>20さん
「政治的センス」という点から言えば、まさにその通りだと思う。
>19さんは、「政治的センス」よりも、「イデオロギー的な思いこみ」が強い。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 13:06:19 ID:nEvhifBp0
>>24 1960年代の中ソ国境紛争以来、中ソ両国の仲は冷え込んでいました。
ただ、北ベトナムと南のベトコンには、両国とも軍事・経済援助をしていた。
普通に考えれば、共通の目の上のタンコブのアメリカが落ち目にベトナムを撤退するとなると
話しが違うだろう。東アジアでのプレゼンスをさらにを低下させる為、統一戦線を組むのは
国際政治ではあたりまえだ。「溺れた犬は棒で叩け」は、日本以外では、普通ではないのか?
そういう意味で、キッシンジャーは、退路の安全を計り、中ソのその後の繋がりも断ったと
考えて良いはずだ。
マハン以来のアメリカン・ジオポリティクスを考慮しないで、米中の「東アジアの共同管理」を
主張する輩がいるが、結局、アメリカは、アメリカの地政学的国益を重視することになる。
太平洋という外堀を侵そうという中国の国家戦略を理解することにより、「G2幻想」という夢
から醒めるのは、そう遠い先ではない。
最近のアメリカ議会の公聴会では、有力識者達が、最近の中国の軍事的脅威と米中の接近に
警笛を鳴らすような証言をしている。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 14:49:54 ID:22VNX99N0
>>17んー欧米の圧力以外に何が彼らを「革命」と称される行為に導いたのですかぁ?
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 17:16:17 ID:nEvhifBp0
>>26 6月26日の米下院公聴会の国際的懸案事項の協議会で、ジョウセフ・ナイは、次ぎのように
主張している。
(米国が中国と公的な協力関係を築くことは、日本との長期にわたる同盟関係を損なう為、
避けるべきと提言し、米国の国益は日米同盟が最優先であることを公に認め、日本の
不安を払拭することが必要。「G2」構想は誤り)と述べている。
他識者も、中国の軍事・政治の動向からと思うが、最近の「G2」論勢力に懸念を持ち、
大事なのは、識者達が中国の戦略目的の米国に対する危うさから、「G2」論勢力に
警告し始めたということだ。
経済は私益を追い、政治は国益を追う。
>>24 >アメリカの政治状況がよく分かっていない。
>「日米」ではなく「米中」は共同して金融危機の対処に当たっている。
これは、間違い。
米中共同と言うよりも・・・中国は東アジアへの経済的な介入の要素の方が多い。
中国からのIMFへの拠出金は日本よりも金額が低いし、自国経済活性化の要素が強い。
陽之助さんは、金融危機政策の内容をご存じないのでは無いだろうか。
>「日米一体」といった幻想から、覚める時期に来ているのではないか。
日米一体は幻想だが、日米が共通の利害を抱えているのは事実である。
日本自身の国益を守り拡大する為に、より積極的に平等な日米関係の強化が望まれる。
>>28 経済は、国益も負うんだよ。相変わらず経済音痴だね〜。
ダメ太郎ちゃん。頼むから少し国益が何から得られるか?ってことを
勉強しましょう!っでないとお前実社会と同様誰にも相手にされなくなるじぇ〜。
中国国内の動きだけを雑誌から得て、バカ単純に中国脅威論だけ語っているのは、
地政学のバカ信者だけってことを悟ろうよ。
>>29 間違いは、お前だよ。いい加減にしろよな、懐疑主義者さんよ。
現在の世界同時不況って認識できてないだろ?
やっぱお前は、あぼーんだ!
>>30 >中国国内の動きだけを雑誌から得て、バカ単純に中国脅威論だけ語っているのは、
>地政学のバカ信者だけってことを悟ろうよ。
国外へのアプローチを見ると、東南アジア方面で領土問題を引き起こしていて、
増大する軍事力を背景にこのまま影響力が拡大すると、日本のシーレーン防衛上、
大きな問題に発展しかねないのだが。
詳しくは、前スレを読む事。
>>31 世界同時不況の中で中国が行っているのは、内需拡大で貢献出来ますよ?と言う話。
このタイミングで公共事業を大々的にやるって話であって、まぁ、カネを使えば何であれGDPは増えるw
まぁ、結果として世界経済を引っ張るであろうが、自国向けの要素が大きすぎるんだよねぇ・・・
それにしても相変わらず幼児性が目立つな。
ユーモアのセンスが低のと幼児性は、関連性が強い気がするんだが・・・
追記:
シーレーン上の国々への影響力が変化すれば、日本は脅威や圧力に晒される事になる。
冷戦終了後から今日まで続く、地球規模での勢力地図の変化を理解する事。
また、グローバリゼーションに基くパックス・エコノミカも幻想である可能性を理解する事。
経済を規制するのは国家権力であり、規制強化・緩和は政治によって行われる事実を理解する事。
全体的に経済を主張する人間に経営的視点が欠如しているのも、興味深い点ではあるが。
>28
ナイの発言は、中国を含めた多国間”協力体制”と比べると、G2構想を語るのは誤りだといってるのであって、
----
「多国間協力ではなく(米中2カ国の)G2構想を語るのは誤りだ」
http://www.afpbb.com/article/politics/2615234/4305142 ----
G2構想を否定する一方で考えてるのは、中国との敵対的な対立軸じゃない。
戦後一貫して見られる、米中接近というベクトルについて、現状において過度な考えを否定しているだけであって、
そのような流れ自体までも否定してる訳ではない。
また他の人も指摘してる事だが、国益の概念と経済的な利益を別けて考えてること自体、
国際政治について、無知を曝け出しているのではないだろうか。
田中明彦”ポスト・クライシスの世界――新多極時代を動かすパワー原理』”にも書かれてあったが、
国際政治におけるパワーという物は、国際政治に携わる人間が属する共同体が生み出す、知識としての産物としての側面があると指摘している。
この本でも経済と国際関係の関わりについて、深く語られている通り、経済とはパワーとしての側面がある以上、国益とは不可分な存在だ。
少なくとも”マハン以来のアメリカン・ジオポリティクス”が意味する所が、WW1以前におけるイギリスで生まれたロシアの脅威を根源とした生まれたハートランドや、
WW2以前における枢軸国の結束の脅威を背景として生まれたリムランドの単語を多様するような、イデオロギー染みた、古典的地政学における概念だとするならば、
現代の国際関係を俯瞰する上で、国際政治学者の中で、そのような単語をキーワードとした説明が積極的に成されていない以上、
経済よりも、然程重要視されてる状況とは言える状況ではない。
多くの国際政治の関係者が重要視していないような古典的地政学を、経済関係よりも外交政策全般の中で重要視することによって俯瞰する態度は、
まともに国際政治を学んでいる人間とは言えない。
ナイ氏の証言はじっくりと聞けば、どうしてもいまのままでは「ジャパン・パッシング」という状態が生まれかねないという意味にとれてくる。
いや、すでに生まれている、とも読める言葉である。
ナイ氏はまた中国の経済や安保面でのパワーの膨張が日本の存在を相対的に小さくしていることをも遠まわしな表現で何回か繰り返した。
いずれも日本のじわじわとした沈没を示唆するような発言だった。
>>34 >イデオロギー染みた、古典的地政学における概念だとするならば、
当時の国家間対立が本当にイデオロギーじみているのか?と考えた事はあるかね?
恐らく、その様子だと考えた事は無さそうだ。
>WW1以前におけるイギリスで生まれたロシアの脅威を根源とした生まれたハートランドや、
この文章は、地政学に対する無理解・無知を示す。
ロシアが取るであろう戦略を、地理的な面から分析した結果、ハートランド論が生まれた。
帝政ロシアは、戦争による領土拡大を繰り返していた以上、ロシアを脅威と設定する事は自然である。
広大な領土や大規模な人口は、『潜在能力』であり軍事力に振り分けられたらどうなるのか?
脅威は実態であり、その脅威を如何にして回避するか?と言う考察がハートランド論の出発点である。
地政学は安全保障研究の一部なのである。
>WW2以前における枢軸国の結束の脅威を背景として生まれたリムランドの単語を多様するような、
これもまた、無理解・無知を示す。
枢軸国の結束の脅威と言う思い込みを棄て、地図を眺めればアメリカの安全保障上の問題点が見えてくる。
海洋に飛び出した捕捉できない敵の脅威に晒されるよりも、海洋に出させない戦略である。
太平洋と大西洋の向こう側の土地を支配下・影響下に置けば、海洋に進出してくる戦力は限られてくる。
(リムランドを抑える事で、ハートランド国家の影響力を限定する。)
こう言った考察の下に生み出された戦略が、リムランド理論。
>イデオロギー染みた、古典的地政学における概念だとするならば、
イデオロギーじみた要素は、実際には存在しない訳だが(苦笑
まぁ、と言う訳で『だとするならば』と言う仮定は、基本的に無意味だねぇ。
脱構築やポストモダンは何処に行った?と言う話。
>経済関係よりも外交政策全般の中で重要視することによって俯瞰する態度は、
>まともに国際政治を学んでいる人間とは言えない。
問題は、外交に於いて経済を必要以上に重要視する姿勢にある。
経済が構造の上位を占めると言う思い込みから脱構築出来ていない証拠だ。
地政学に対するイデオロギーを棄てちゃどうかね?
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 06:15:34 ID:gZjWrxxt0
ようするに米下院の公聴会で証言した識者達は、現在の経済による目先の私益を追う、
政策より、アメリカの伝統的海洋戦略を磐石に保守することで、未来の政治的国益を
守るべきと”目を覚まし”憂慮し警告し始めたと私は解釈している。
だいたい、ジョセフ・ナイ自身、ソフト・パワーによるパックスアメリカーナを磐石に
する戦略を主張した人ではないか。遅らばせながら、中国の経済の相互依存を利用した
国家戦略に慌てて自国に警告しているような気もする。
日本が沈没するかどうかなどまだ分らない。
ナイが指摘したことは、米中による2国間の枠組みより、日本を含めた多国間による協力体制を重視すべきだとする内容。
伝統的海洋戦略なるものが抽象すぎて何を言いたいのわからないが、
中国という存在が、後者の枠組みに加わる事に期待するのは、アメリカにとっても国益である経済分野での利益を安定的な物にする為。
経済分野は国益に範疇に入らないといった、一つの状況を示すような物じゃない。国際政治について無知するぎ態度だ。
>ジョセフ・ナイ自身、ソフト・パワーによるパックスアメリカーナを磐石にする戦略を主張した人ではないか。
そもそも、パックスアメリカーナとは、アメリカ単独による秩序を擁護する考えで、多国間協力による秩序構築とは異なる考え方。
そのような考えをナイが主張とは知らないし、上記の事例でも、そのような見解を支えるものじゃない。
まずあなたは、下記の考え方に至った部分の引用を、”改竄無し”に示すべきですね。
>ジョセフ・ナイ自身、ソフト・パワーによるパックスアメリカーナを磐石にする戦略を主張した
それから、経済分野が国益範疇に入らないといった考えは、どのような事を理解すれば、
そのような考えに至るのか、説明すべきでしょう。
根源的な理屈の部分で見解が異なる以上、明確にすべきですね。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 11:01:32 ID:pN2Sav0y0
アメリカは捕虜に拷問を行っている数少ない国。ただしアメリカ国内では
拷問が違法なので法にふれない国に捕虜を輸送してから。
42 :
陽之介:2009/07/09(木) 11:18:19 ID:7mHYKO+P0
>>25さん
「マハン以来のアメリカン・ジオポリティクス」
これが意味不明だ。
国際関係は動いているので、19世紀の原則をそのまま適用するのは、おかしい。
>>26さん
確かにオバマ政権になって、アメリカにおける日本の地位低下は、明らかだ。
>>26さん
人類史上でまず重要な「革命」は、エジプト史を画期したアマルナ革命だろう。
次に東方世界の構造を決定した秦帝国の易姓革命がある。
以後、細かく上げるのは避けるが、古代ローマの帝政成立の革命、
日本の白村江敗戦以降の大化の改新なども重要な革命である。
革命は「欧米の圧力だけでできるものではない。
43 :
陽之介:2009/07/09(木) 11:19:12 ID:7mHYKO+P0
>>29さん
「日本自身の国益を守り拡大する為に、より積極的に平等な日米関係の強化が望まれる 」
もちろん、おれも同意見だ。
上記の目的のために「日中同盟」を提案している。
「平等な日米関係」のためには、片務的な安全保障関係の是正や、軍事基地の問題がふくまれる。
>>34さん
基本的に賛成だ。
「地政学」は、生まれた時代の状況があり、今日ではそれが変わった。
またこれは、ある時代の現象から一般論を抽象化する、と言う意味の「法則」ではない。
「ロシアの脅威」前提の、グレート・ゲームの一環だ。
ナイの発言は微妙なところがあり、逆に米政府内の「中国派」の強さを物語る。
アメリカに置ける中国の存在感は、日本を圧倒していると思う。
ロビー活動も盛んで、特に下院にはこれに吊られる田舎議員が多い。
アメリカ議会(下院)は、外交音痴なので、軽々に流行に吊られるな、
と言う意味で、重鎮のナイ発言が合ったのだと思う。
日本にしてみれば、これは安心材料ではなく、危機を知らせるのろしと見るべきだ。
44 :
陽之介:2009/07/09(木) 12:13:30 ID:7mHYKO+P0
ナイ発言は、先月の「核の傘確認」問題と関係している。
アメリカ側から見た日本関連で、一番気がかりなのが「核の傘不信論」だろう。
北朝鮮の核開発がらみで、日米安保の核心である「核の傘」の当否が、
日本人の意識に登ってきた。
これは、日米関係にとって極度に重要な問題で、東アジア状勢のキモとも言える。
日本の情勢に不安感を感じたアメリカは、日本側と「核の傘」について、
協議する場を設けると発表し、具体的に検討するとしている。
普段は、日本の意見など無視するアメリカだが、「核の傘って本当?」という
声なき声には、非常に敏感に成らざるを得ない。
仮に「核の傘」がないと日本人が実感すれば、日本は核武装に踏み切る。
日米安保の存在意義は失われ、基地反対運動が激化し、政府も対応するだろう。
自前の核兵器を持ち、国土から外国軍を追放した日本は、どの方向に行くのだろうか。
アメリカの危惧は、もちろん中国との接近である。
中国の危惧は、アメリカよりも大きい。
建国以後、中共党最大の悪夢は、ソ連の侵攻と、再軍備した日本である。
ソ連はなくなったが、独立した日本が蘇ることは、中国の外交政策を再編成させる。
そうした意味で、「核の傘協議」と、ナイ発言は、ひとかたまりのものだと思う。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 15:06:24 ID:pN2Sav0y0
核武装論を「マスメディアなどでしてもいい」という民度にたどり着くまでに20年、
核武装を「検討しよう」という状況にたどり着くまでにもう20年、
核武装を「準備しよう」という世論にたどり着くまでにさらに20年、
核武装を「終了しました」という状態になるのにおまけに20年、
米の占領軍を追い出そうという議論を「メスメディアでしてもいい」という民度に・・
後2世紀くらいかかるよ→日本列島の核武装
その間に大国は重要ないくつもの戦略を終えていて、というか滅亡してるかもな。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 15:22:05 ID:pN2Sav0y0
>>42なるほどそういう意味での革命ですか。でも欧米白人が言うところによると
そういった豹変(毛が新たに抜け変わる)的な政治の急激な変化・革新程度では
革命とは呼べず、結局統治制度の欧米化(民意制度)にしないとダメなのだそうです。
だからこそそういった地域が政治改新の後に選挙をしても、欧米の傀儡政権が当選しない限り
「不正があった」と主張し選挙のやり直しをさせ(今のイラン情勢)、あくまで自分たちの
絶対的な価値観の下に精神的な奴隷として存在する政権を作りたがるのです。現代の
革命はそういった一連の欧米の植民地化の過程を踏むことが多く、ホメイニ改革も結局は
その轍を踏んだのではないかと思ってああいうレスをしました。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 15:28:46 ID:pN2Sav0y0
>>44アメリカによる核の傘に対する不信なんて誰も感じちゃいませんよ。第一、そんなことを
考えたこともないし、そんな場も敗戦後の日本には一切ありませんからね。それよりも自民党と
一緒に起こるアメリカ自身に対する全体的な不信(明確化はされていないが)の方がアメリカは
危惧しているところだと思います。具体的には要するに労働党のようなアメリカの意にあまり
積極的に従わない政権の成立(敗戦後、初めて起こる政権交代)があげられます。こうなって
しまってはアメリカは手も足も出ません。ですが、もう先方は手を打ってるみたいです。得意の
マスメディアを使っての情報操作がそれで、自民党の一部の連中を使ってまた小泉の二番煎じのような
マスメディアゲームを目論んでいるようです。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 15:35:05 ID:pN2Sav0y0
渡辺なんとかとかいう自民党の議員が多分それでしょう。急におかしなしゃべり方(小泉を
マスメディアの寵児にしたと同じ人間が指南してるのだと思うが)をしだし、新党まで
作り上げた。いくらなんでも支持者が少ないから大丈夫、などとは思わないでほしい。おそらく
次の内閣(民主党と複数連合するだろう)のときに彼や彼の一派に大量に献金・利権を渡し、
政権の要につけさせ、裏から操るのです。こうやってマスメディアを使って日本人を黙らせて
おけば、二三の戦略期間中(2〜40年)くらいはアメリカおよび核の傘不信論の払拭は無難に
こなせるでしょう。当然日本の占領基地も大衆に関心を持たせずにやりおおせることができる。
なんともくだらぬ世の中になったものです。
>>43 >上記の目的のために「日中同盟」を提案している。
日中同盟のメリットって日本側には存在しないのでは?
過去にも散々繰り広げられていたネタですが、
事実に基づかない反米情報で反感を煽って、メリットの提示無しに「だったら日中同盟で」と言っているだけ。
奴隷根性溢れる儒教君が反米感情を撒き散らして、そこで陽之助さんが「日中同盟」と言う状況が、
暫く続いている気がしますw
軍事力で劣る上に大国としての責任感に欠け、力を前面に押し出した外交を展開する中国は、
同盟相手として危険性が大き過ぎる気がしますが。
>>46 >あくまで自分たちの絶対的な価値観の下に精神的な奴隷として存在する政権を作りたがるのです。
前にも言ったけど、西洋型民主主義以上にマシなシステムなんて存在しないだろ。
どれだけ問い詰められても、マシな制度を答えられなかったよな、お前さん。
世の中が気に喰わないから、日本は植民地だ!なんて愚痴を吐くのは辞めて欲しい訳だが(苦笑
イランの民主主義制度では、被選挙権が限定されているし、今回は投票確認が早過ぎる、と言う疑惑があった。
まぁ、ブッシュ当選の選挙自体にも疑惑があった点なんだが・・・
>>48 >当然日本の占領基地も大衆に関心を持たせずにやりおおせることができる。
>なんともくだらぬ世の中になったものです。
基本的に問題が起きた時に関心が集中する・・・と言うのは、日本に限らず世界中で見られる現象。
韓国然り、プエルトリコ然り・・・と言う訳。
大衆が関心を持たなくなるのは、どこでもある事なんだが。
例えば中国では天安門事件以後は、民主化を行って弾圧されるよりも、金持ちになる事を選んだ。
日本は太平洋戦争の敗北で戦争に懲り、安保闘争で政治闘争に懲りて経済活動に従事するようになる。
アメリカの陰謀だ!などと妄想を膨らませるよりも、人間にはそういった性質がある事を学んだ方が良い。
基本的に陰謀論は、社会的な不満を抱えているなり、賢い人間気分を味わいたい人間が信じる傾向がある。
無能が努力せずに楽しく生きるには、陰謀やら人種差別を信じ込む他無い訳で。
まぁ、ネオナチなんかと本質的な部分で同じ、と言う事。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 21:41:52 ID:gZjWrxxt0
前のスレでも言ったが、アメリカの対中戦略の基本は「ヘッジ戦略」である。
このアメとムチの戦略は、ハード・パワーとソフト・パワーを組み合わせたもので、
相互依存による経済的利益と中国が経済発展に必要な民主的改革による平和的な
共産党政権崩壊を目論んだ面とアメリカの覇権テリトリーに入り込む軍事戦略拡大
力で押さえ込む安全保障戦略の面の組み合わせである。このバランスを崩さない
均衡体制で、アメリカの利益を考えている。
中国はというと、アメリカが西半球からヨーロッパ列強を追出したように
アジアからアメリカを追出し、アジアで地域覇権を確立し、世界を多極化させ、
アメリカに干渉されないような国際的地位を持ち、国際的秩序形成への大きな影響力を
努力している。
その為、やはり自力の資源獲得。海洋を目指した軍事力の拡大というハード・パワーと
経済関係の親密化による米政界へロビー工作による関与による影響力の拡大と華僑の協力に
よる周辺国への関与による政治的影響力の拡大というソフト・パワーによる「ヘッジ戦略」を
使っている。中国の本音は、情報戦により平和的にアジアからアメリカが退場するよう
工作し、努力していると見れる。
そういう意味で「相互依存関係」というよりは、「相互牽制関係」「相互監視関係」と言っても
良いだろう。 この両国の「ヘッジ戦略」のバランスは、アメリカは経済的利益の問題もあり、
上手く均衡を保ちたがっているが、「現状打破」を狙う中国は、中国有利に傾かせようとしている。
中国による米政界の工作は、経済的私益を望む「G2」幻想を持つ勢力を拡大させていると思うが、
しかし、米中両国の戦略を理解し、このバランスの均衡が大事と思う識者、政治家は、
最近、”警笛”を鳴らしはじめている。ジョセフ・ナイは、中国の戦略は、よく熟知していると思う。
「G2]ではなく「多国間協力」という裏の意味は、「日本を重視しろ」ということに解釈できる。
何故なら、中国の国家戦略が「共同管理」という誘うような甘い言葉とは裏腹に
アジアからアメリカを追出し、大中華圏という地域覇権の構築であることを知っているはずだからだ。
そいいう意味で、陽之介氏が言うようにアメリカが中国と日本の結びつきに大きな警戒を持つには
前のスレでも言ったが、当り前だし、全力で阻止するだろう。
アメリカに、日中関係が接近する事を全力で阻止されることは、日本の国益に適うのかね?
前スレでも指摘しているが、お前が主張していることは、アメリカの国益を最大限する為の政策を予見してるに過ぎない。
そのような状況を前提とした中で、日本の国益を中心にして考えている訳ではない。
ところで、下記の間抜けの主張に対する質問は、スルーですか?
--------
38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/09(木) 06:57:53 ID:l/de/bgM0
まずあなたは、下記の考え方に至った部分の引用を、”改竄無し”に示すべきですね。
>ジョセフ・ナイ自身、ソフト・パワーによるパックスアメリカーナを磐石にする戦略を主張した
39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/09(木) 07:01:09 ID:l/de/bgM0
それから、経済分野が国益範疇に入らないといった考えは、どのような事を理解すれば、
そのような考えに至るのか、説明すべきでしょう。
根源的な理屈の部分で見解が異なる以上、明確にすべきですね。
ジョセフ・ナイの見るアジア(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/world/017/index.html 質問:「米国の古典的アジア政策は、域内の一国がヘゲモニーを握ることのないようにバランスをとることにあった。
今日、日本と安全保障条約を結びつつ中国とも是々非々というべき関与政策を取るということは第二次大戦前の政策に戻ったということか。
〜
敵か味方か、の冷戦思考はやめて、必要があれば、いずれか一方と組んで他方を不利にするバランス・オブ・パワーの世界に戻ったことを示唆したのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こんな戦略をアメリカに強いられる事で、喜びを感じてる人間は単なるマゾです。
>>52 ナイ自身は・・・
長期的に見てヨーロッパでもアジアでも一国がヘゲモニーを握ることに反対する米国の立場は変わらない。
と答えている。
まぁ、最終的に中国が覇権に挑戦すれば反対行動を取る、と。
で、当時、アメリカが中国と接近した理由として・・・
1.ベトナム戦争を終了させる為。
2.米ソ対立の囲い込み戦略。
これは、ソ連がユーラシアのヘゲモニー確保の対抗戦略の一環である訳ですな。
そもそも米中接近は、敵の敵は戦術的な味方の原則に従ったもの。
引用した記事にはその観点が抜けているし、共産圏と言う括りでしか物事が見れていない、と。
おまけ:
まぁ、前スレのアメリカ人氏も認めるとおり、対ソ戦略上、中国はリムランドなんで取り込めって言う、
地政学上の戦略指針と一致する訳なんだが・・・
476 名前:アメリカ人 投稿日:2009/06/16(火) 22:59:08 ID:3bo/f2Dw0
マッキンダーが記した1904年の地図(49P)も1919の地図(50P)に書かれてるを見ても、
中国はリムランドですが?
これは是非ともコメントが欲しいねぇw
まぁ、ちなみにバランス・オブ・パワーってのも、イギリスの安全保障戦略そのものなんだが。
ナポレオンのフランスが、ヒトラーのドイツがヨーロッパを統一しようとすれば、
其処へ介入して統一したパワーを持たせない、と言う戦略だねぇ。
ここには友好関係やらは不要だし、反○○同盟って形でも良かったりする。
WW2以前のアメリカも、帝政ロシアが極東を支配しようとすれば、仲裁に入ったり、
ナチスドイツがヨーロッパを支配しようとすれば戦争して、
日本がアジアを支配しようとすれば、戦争をした訳だ。
正直な話、WW2以降も朝鮮戦争やベトナム戦争で『共産主義がアジアを支配する事』に
積極的に抵抗してきたように思えるんで、WW2前の政策は続いていたんじゃないかねぇ・・・
その過程で最大の脅威がソ連である事に気付き、ソ連と敵対する中国と組む事によって、
ソ連を不利にするバランス・オブ・パワー戦略の一歩先としての囲い込みを行ったんじゃないかな、と。
>>53 >こんな戦略をアメリカに強いられる事で、喜びを感じてる人間は単なるマゾです。
日本の独立は保障されるし、世界第二位の経済大国になる程度の自由は残されるぞw
余計な事して、大日本帝国みたいに焼け野原にされたいって考え方の方がよっぽどマゾだ。
思うんだが、長文学生君もチベット人氏も、感情的になり過ぎてるんでないかい?
まともな議論よりもネットストーカー的な行動の方が目立つし。
まぁ、イデオロギーじみているんだろうなぁ・・・
56 :
忘れてませんか?:2009/07/10(金) 02:09:23 ID:wyTvipd3O
懐疑主義者は基地外スルー推奨
ダメ太郎もスルー推奨に準ずる
相手したいなら別スレで
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 06:15:56 ID:TOhqTbny0
>>53 あなた、たしか日米韓で集団安全保障体制を作れって言ってなかった?
(>51)で示した通り、国際政治に関の無知な事について、疑問に答えることなく、
人に質問するとは、どんな神経してるんだ?
流石、本の引用や他人の言動を捏造する事を特異する御仁だ。
アメリカに抵抗にする上で、安全保障上におけるアジアでのアメリカのハブ体制の一役を担う日米同盟は破棄して、
日米韓や理想を突き詰めれば、NATOへの加盟が望ましいと主張しましたが、それがなんでしょう?
あなたも、質問も答えたらどうですか?
捏造すること無しに。
60 :
メダ太郎:2009/07/10(金) 09:36:05 ID:P3tQmO8xO
59氏へ
何回も言うがアメリカはアメとムチを使い分けており出来る事なら私はずっとムチで叩かれていたい。
ようするにハートランドなリムランドつまりハートマークなソープランドが私の街に出来てくれればいいなと思う。筆下ろしには最適なはずだ。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 12:59:39 ID:REqoTYKE0
イギリスを過剰に高評価しすぎで笑った。なにが「パワーバランス戦略」だよ、
単にイギリスが他の欧米帝国を押さえ切れずに成立してしまった「おろかな均衡」って
だけじゃねーか。そのお陰で第二次大戦が起こり、イギリスはみごと植民地をすべて
アメリカに奪われてしまった。そのダメリカさんは現在、ロシアや支那を滅ぼすことも
できないがこれも「ばらんすおぶぱうわを重視したからです」となるのかよ。バカバカしい。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 15:57:38 ID:0d/ZKDZcO
ここまで来ると哀れとしか言えない。
何回同じことを繰り返せば気がすむんだろうか。議論出来る脳を持ち合わせていないのに書き込みをし、
突っ込み入れられると答えられないから、質問で返し誤魔化そうする。
そして更にその点をつつかれると逃げる。そしてほとぼりが冷めるのを待ってまた書き込みをする
。ダメ太郎は自分自身で首を絞めていることに気付いた方がいいのでは。今のままでは頭の悪さをアピールしてるだけ。
最も手遅れかも知れないけど。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 17:09:36 ID:nZPTz7sH0
ほんとにダメ太郎は勉強不足だな
64 :
陽之介:2009/07/10(金) 17:15:46 ID:RI00QREE0
>>46さん
了解しました。
>46さんとおれの現状認識は、僭越だけど多分重なると思う。
ただ、そこからの価値判断が、>46さんとおれでは異なる、と言うことだと思います。
おれは、基本的に「天皇陛下万歳」wの伝統的ナショナリストで、
日本の国体と歴史、国民を絶対的に信じている。
どのような絶望的な状況であろうと、日本人は必ず日本人として蘇る、
という確信があるので、例えアメリカの買弁的日本人が増えようと、
中国におべんちゃらを使う非国民らが跋扈しようと、
最後に日本は勝つ、と思っている。
>>47さん
「核の傘の不安」については、北朝鮮が大きなきっかけだが、冷戦崩壊後、
日本人の奥深い心理にじわじわと広がってきたと思う。
かつては左翼的な「反核」的な主張があったが、今日のはそれと違い、
もっと、根源的なところの変化だと思う。
65 :
陽之介:2009/07/10(金) 17:20:25 ID:RI00QREE0
>>50さん
「アジアからアメリカを追出し、大中華圏という地域覇権の構築」
この発想をアメリカに使えば、
「中南米から他勢力を追い出し、大アメリカ圏を築く」
また、EUに応用すれば
「ボスフォラス以西とアフリカから他勢力を追い出し、大EU圏をつくる」
さらにロシアに援用すれば、
「旧ソ連エリアから他勢力を追い出し、大ロシア圏をつくる」
と言ったことになるだろうか。
地域的な大国は、安全保障や通商のために影響力の拡大を望み、
かつ、当然だが地域内で指導的な政治力を発揮する。
要は、どこも似たようなもので、中国だけを「大中華圏」と言った特別視することは、
イデオロギーに偏りすぎ、冷静な見方を難しくする。
「アメリカが中国と日本の結びつきに大きな警戒を持つ」
政治上、警戒されることが、国益につながることもある。
日本は、あまりにアメリカに「警戒」されない「安全パイ」でありすぎた。
おれは別に対決しろなどとは思わないが、外向的な新ポジションで「警戒」されることは、
今後の日本の国際情勢の中の立ち位置を考えると、利益も多いと思う。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 22:15:18 ID:TOhqTbny0
陽之介氏へ
ミアシャイマーは、豊かになった国は、地域覇権を目指すと述べている。私もそう思う。
これは、悪意ある野望というよりも、どのような国家にとっても生き残りのチャンスを
最大にする最も良い方法が、地域覇権国になるという点にあるということで、これは、
歴史の法則から見れば、川が流れるように自然な事と思う。
問題は、日本から見て、アメリカと中国の覇権が政治的に見て価値観を共有し合い補完的関係を
結べる国は何処か?ということになる。
日本人に「アメリカの自由か」「中国の統制か」と質問したら、圧倒的に「アメリカの自由」を
選ぶだろう。大陸国家と海洋国家では価値観が違いすぎるのだ。
今の中国の戦略の間違いは、東の海に向うことで、アメリカの海洋覇権のテリトリーとぶつかろうと
していることだ。私は、進出すべきは、敵の小さな西の中央アジアと思う。
また、ロシアのシベリア開発が遅れている。これは、中国のチャンスでもある。
日本の技術を取り込められれば、資源開発も容易だ。
>>62 大変面白い指摘である。
が、滅ぼせるだけの軍事力がどのような結末を迎えるか?と言う想像力の無さは失笑を誘う。
>単にイギリスが他の欧米帝国を押さえ切れずに成立してしまった「おろかな均衡」ってだけじゃねーか。
他の国家を押さえられないのは、果たして愚かなのだろうか?
ソ連は、押さえられるだけの軍事力を目指して軍拡を続けたが、結果は経済破綻である。
押さえ切れずとも『独立を維持する』と言う目的は達成出来ているのがポイント。
身の丈を超える力を望んだ末路は、基本的に自滅である。
ここでも重要なのは、どっちがマシか?と言う考え方。
押さえ切れるだけの軍事力を求めて、財政破綻は避けたいものであるw
>そのお陰で第二次大戦が起こり、イギリスはみごと植民地をすべて
>アメリカに奪われてしまった。
結果として独立は守ったがね。
>そのダメリカさんは現在、ロシアや支那を滅ぼすことも
>できないがこれも「ばらんすおぶぱうわを重視したからです」となるのかよ。
繰り返すが、財政破綻マシw
アメリカが優れているのは、戦後の投資によって同盟国の経済成長を促し、自陣営に引き込む事で、
防衛予算の拡大を抑えようとした点だろうか?
滅ぼせるだけの軍事力で支配するよりも、アメリカに対抗出来るだけの国家が誕生しないようにしている。
ここで、ナイの言うヘゲモニーを握る国家に反対すると言う予防戦略に繋がる。
(
>>52のリンク先を読む事。また、当時は対ソ戦略が最優先されていた事実を噛締める事。)
まぁ、どうにも経営的手腕に欠けるケースが多過ぎるんだよなぁ・・・
>>67ですが・・・
X繰り返すが、財政破綻マシw
○繰り返すが、財政破綻よりマシw
が正しいので、謹んで修正します。
>>66 >どのような国家にとっても生き残りのチャンスを最大にする
ミアシャイマーは、国家とは国益を最大化することを主張しているのであって、
その行為の前では、国家の生存は常に二の次としての価値観であり、
国家の生存は、国益の最大化するという行為の前では、常に危険晒されるとする立場。
国家の行動原理として、国家は生存することを常に最優先にし、国益を最大化する行為を諦める場合が存在すると主張しているのは、
ディフェンシブリアリズム理論のウオルト。オフェンシブのミアシャイマーじゃない。
>日本人に「アメリカの自由か」「中国の統制か」と質問したら、圧倒的に「アメリカの自由」を選ぶだろう。
ミアシャイマーやウオルトにしても、上記のような行動原理は、超大国だけに見られる特徴的な物だとは指摘していない。
日本や他の国々でも同様であり、普遍的な国家の行動原理だとする立場。
よって、ミアシャイマーあるいはウオルトの理論を援用するなら、上記のような価値観に違いで峻別する行為に意味がなく、
「アメリカの自由」が、日本の国益を最大化したり、或いは生き残りに直結するなら、選択する事になるし、
そうじゃなければ、「中国の統制」を選択することなる。
そもそもコイツの場合、過去の言動を見る限り、日本の国益という概念の中には、経済的分野のみならず人権のような価値観が含まれてない。
似も関わらず、日本の国益に準じれば、アメリカが示す自由という価値に追随するであろうと唐突に主張するのは、
過去の言動からすれば、矛盾をはらんだ物だと言えるだろう。
またミアシャイマーやウオルトのような構造主義に準じたリアリストは、自由や人権が持つ価値観を国際社会に広げる事が国際社会の安定に繋がるとする、
ローバトケーガンのようなネオコンとは対立軸としての存在だが、過去スレで見られるように、何の考えも無しに
ご都合的に摘み組みして主張する態度は、上記の文章でも見て取れると言えるものだ。
なぜ、このようなチグハグな主張になるかといえば、国際政治全体を俯瞰した中から、何かしらの一貫した原理に基づいた主張ではなく、
中国に対する敵愾心といった感情が全ての起点。
キチガイ主義者以外に、広く共感を呼ぶ事が出来ずに、むしろ陽之助の前に道化としての役割になってしまうのはこの為。
>>69 >キチガイ主義者以外に、広く共感を呼ぶ事が出来ずに、
>むしろ陽之助の前に道化としての役割になってしまうのはこの為。
なんか勘違いしてない?
ダメ太郎氏と私とでは、恐らく中国への警戒に至るプロセスが違うと思うんだが。
ミアシャイマーもウオルトもローバトケーガンも読んじゃいないし、引用もしていない。
中国の取っている戦略が、日本に取って脅威となっている、と説明しているだけさ。
ダメ太郎氏の発言に誤りがあれば、知性に対して真摯な態度を取る私としちゃ、指摘もする。
まぁ、お前さんやチベット人だかアメリカ人が、教条的過ぎる態度を取ったり、
理解でなく無知による偏見を述べても私は突っ込むよw
まぁ、都合の悪い指摘をあぼーんで無視したけりゃすればいい。
好き嫌いで物事を見ているのは、愚か者の証明だからなw
訂正:
× 「アメリカの自由」が、日本の国益を最大化したり、或いは生き残りに直結するなら、選択する事になるし、
そうじゃなければ、「中国の統制」を選択することなる。
○ 「アメリカの自由」が、日本の国益を最大化したり、或いは生き残りに直結するなら、選択する事になるし、
そうじゃなければ、「中国の統制」を選択することになる。
どちらか一方を選択するのではなく、上手く両方と状況に応じて行動を共にする事が、日本の国益を最大化したり、
国家の生存を確かな物に繋がるなら、そのような両天秤を考えられるだろう。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 06:25:53 ID:EdetptSo0
>>71 今の政治家の政治センスにそれを求めるのは、酷というものだろう。
何回も言うが、国益の最大化を図るには、外部環境と内部制約条件を
知り、それに合わした対応しかないと思う。
あなたが、大国二国を両天秤にかけ均衡を保ち日本の国益の最大化を引き出す
自信があるというなら、私は、あなたに一票入れましょう。
日本に先軍政治を求める事は、外部や内部の条件を知った上での発言で、
過去のお前の言動をは、それに合わせた対応なのか?
そんな自信があっても、俺はお前に一票は入れないけどな。
このように、ダメ太郎の発想は、日本は他の国々と比べ外交能力は劣る以上、
国際政治学に述べられるな、国家としての行動原理を当てはめるのは、無理があるとする考え方。
結果として、軍事力で勝るアメリカに”盲従”することが正しいとするのが、その主張の骨子。
精神構造は、アメリカの奴隷そのもの。
ミアシャイマーの論に従えば、国家とは国益を最大化する存在であり、
日本にとって国益の中心を成す上で、重要なのは経済だとするならば、
現状における貿易関係や、将来の見通しを考えるなら、むしろ陽之助の考えを後押しする物になる。
恐らくダメ太郎は、このような理屈が通ってしまう事を恐れる事を理由に、
日本は盲従することしかできない、主体性の無い国家であり、
また、国益の中心は軍事力の発展にあり、経済発展を抜かした発想するようになったのだろう。
日中が接近する考えを否定する為には、国家の原理や国益のあり方すらも捻じ曲げて主張を展開する。
ダメ太郎が、道化にしか見えない根源的な理由はここにある。
日本の外交感覚
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/02/post_168.html 日米同盟以外の外交構想を持つことの出来ない国をアメリカが重視するはずがない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自分のことを自分の頭で考えられない国を世界が相手にするはずもない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それでも大事にされるのは日本人が金持ちだからだ。振り込め詐欺がなくならないほど日本人は金持ちだ。
それは世界も知っている。麻生総理が望めば外国首脳は誰でも会ってくれるだろう。しかしそれが日本の不幸なのである。
>>74 >むしろ陽之助の考えを後押しする物になる。
抽象的過ぎて、お話にならない。
一体、日中同盟にどのようなメリットがあるのか?
>>75 相変わらずの引用であるw
識者の意見を引用したところで、それは客観的な事実ではなく一個人の考えだ。
恐らく貴方自身は、権威主義者で○○が言ったから・・・と自分の頭で考えずに鵜呑みにしてしまうのだろう。
こう言った人間は賢いのではなく、賢いふりをしているだけだ。
さて・・・
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/02/post_168.html >アメリカに対日脅威に代わる対日侮蔑が生まれた。
これは、過去に長文学生が述べた意見と大幅に異なる。
当時はジャパンバッシングが盛んであり、日本は何をしても叩かれた、批判された、と彼は述べた。
小川某の考えを引用してだったと思うが。
是非ともコメントが欲しい所だが、まぁ、コメントは無いだろう。
>日米同盟以外の外交構想を持つことの出来ない国をアメリカが重視するはずがない。
日米同盟の強化をすれば、と言う視点が欠けている。
イギリスは日英同盟とその延長上にあるNATOに加盟しているが、
同盟国として共に血を流しているが、果たしてイギリスは重視されていないのだろうか?
日本がイギリスのように対等なパートナーとして、血を流す覚悟を固めれば、
侮蔑される対象でなく、敬意を払われる対象になると私は考える。
一方でPKOやイラク復興支援に参加する事で何とか役割の強化を図っているのが現状であろう。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 17:04:40 ID:R3NVrupY0
だが断る
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 19:00:51 ID:wRU8MEglO
懐疑はほんとに長文が憎いんだなw
二言目には長文長文
まあ、長文の突っ込みは容赦ないからな
>>78 定期的に携帯からこの手の書き込みがあるな。
偽物も携帯からだしw
>>54の書き込み読んでみな。
チベット人氏にも同じ事やっているからw
まぁ、以前にも言ったけど、長文学生にはそれなりに敬意を払っているよ。
基本的に、好き嫌いって低レベルな感情で物事を判断しようとは思っていないw
過去の発言との食い違いがあるんで、説明を求めたいのさ。
>まあ、長文の突っ込みは容赦ないからな
私は間違いだっと理解したら、直ぐに認めて謝罪するよ。
2ちゃんに書き込む以上、突っ込まれるのは当然だしねぇ・・・
そこからどうするか?が問題だろ。
アホのくせに自己顕示欲だけは旺盛だなw
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 21:39:47 ID:EdetptSo0
>>75 私も懐疑氏も日米同盟以外の外交構想を持つ為に日米同盟を重視し、大陸を牽制
しながら、同盟の片務性を双務性にあるものに変え、独立を模索してくべきと言っている。
多方面の国家戦略を相手にした外交より、片方面の国体の価値観を共有する、
強い国力を持つ国とは、戦略を(対大陸戦略)を一緒にすることが効果的、効率的である。
もちろん、平等双務が同盟として条件になるし、日本がアジア防衛に責任を持つことに
より、政治的プレゼンスも向上し、独立への道も開け、日米同盟以外の外交の道も開ける。
中国の海洋進出は、アジアの脅威ではあるが、反面、日本独立のチャンスでもある。
日本の今の不甲斐なさが「アジアの米中管理論」が出てくる要因の一つと思う。
ジョセフ・ナイは、元々「ビンのフタ論」の考えを持つ「ウイーク・ジャパン派」
だったが、「アーミテージ・ナイ、レポート」の頃から「ストロング・ジャパン派」
のようなことを言っている。 「2+2の協議」も日本の内政のゴタゴタの為に
止まっている状態だ。本来ならマスコミが尻を叩かなければならないはずなのに
政治家の揚げ足を取ることしか考えていない。アメリカに「G2論」が出てきても
おかしくはない。
しかし、何回も言うが、この状態は日米離間の(遠交近攻策)を仕掛ける中国に
とっては思う壺なのだ。日米同盟強化は、日本のやる気しだいである。
>>81 国体の価値観とは、民主主義や人権思想の事だろうか?
しかし現実には、経済関係の前には、そのような考えは蔑ろにされ、ウイグル問題にしても、アメリカは経済関係を優先させる状況にある。
アメリカにとって経済優先の状況の中で、それと比べると重要視されないような上記のような価値観を拠り所にして、
独立することが効果的、効率的と言ってること自体がおかしな話だ。
大体アメリカが、日本に対し現状を改め双務的だとする関係を望んでいると言えるのだろうか?
アメリカの要請以外では、憲法9条の枠内に留まる事により、他国との同盟関係の機会を閉ざしていた方が、
アメリカの伝統であるハブ外交の枠組みにマッチするのものだし、国益を最大化するという行動原理からしても、
双務的よりは、常に従属的な関係を望むだろう。
つまり双務的になるという試みは、アメリカの意向に逆らって行うことになる政策であり、
日本には政治センスが無いとするような考えを持つような人間が示すような政策ではない。
矛盾した主張の類だと言えるだろう。
G2論も湧き出した状況も、マスコミが十分に外交政策に目を向けない状況の中で、
中国がロビー活動を仕掛けた結果にすぎないと、軽く考えてること自体がセンスが無い。
理由はともあれ、今まで無かったような外交の枠組みが主張され始めたのは、アメリカ自身がアジアにおける外交の枠組みとしての考え方を改め始めたとする物だろう。
ロビー活動といった、小手先の手法に問題があるのではない。経済を中心とした国際社会の構造がもたらす影響としての結果によるものだ。
アメリカと双務的に成りたいのなら、日本は経済発展をさせる事であり、その為には中国を含めた全方位的に良好な関係にし、
そこで蓄積したパワーを手段として使うことで、アメリカに意向逆らう道筋を作る事が近道だ。
決して、ユーラシア大陸の足掛りの位置する島国だという地政学的な理由や、
中国に対し敵対的な関係を示しているだけでは、双務的な関係に成れるものではない。
国益とは、その立場を左右する主権者を鑑みながら、政策決定者がその中身を規定し目的化される。
国際政治におけるパワーとは、その目的を追求する上での手段である以上、目的の中身が手段のあり様を規定する。
少なくとも国民が生命の保障を死活的利益として政策決定者に求める限り、国内政治と比べると無秩序な国際社会の中では、
軍事力や、”生”を意味することが、過去の生活状況に比べると、十分な物質的な豊かさとしてのあり様が必要だとされる以上、
経済力もその為に必要な手段としての妥当性が担保される事になる。
ところがダメ太郎は、根拠が不明なまま、このようなロジックからすれば手段が目的化してしまい、
また政策決定者の制約を無視した上で、国益とは手段に過ぎないはずの軍事力を最大化することにあると絶対視し、
外交政策における考えも、そのような先軍政治的な理念がベースになってしまう。
内部制約について、他人には要求するが、自分の主張はフリーハンドなのだから、呆れるばかりだ。
必ずしも国際政治の教科書や政治学者の考えだけに沿えとは言わないが、
そのような独創的な考えのロジックについて説明が無い限り、人の主張にとやかく言えるような立場ではない。
他のスレでは、中国に対し厳しい態度で主張する人間が多い一方で、このスレでは逆転状況がみられるのも、
このような主張の繰り返すダメ太郎と同じ様にみられても迷惑だとする気持ちが、嫌中的な投稿を控える状況に繋がっているのだろう。
ダメ太郎が主張するように、陽之助が中国共産党のスパイだとする説を踏まえるなら、
陽之助がダメ太郎を相手にするのも、道化師としての振る舞いが期待に沿うからであり、
深読みすれば、コイツ自身が踏み台としての工作宣伝を担ったスパイかもしれない。
最後の文章は、冗談半分だと言えるものが、他人からそのように見られているとする意識は、ダメ太郎は持った方が良い。
投稿することによって、むしろ日中同盟に貢献してる事に気付くべきだろう。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 23:12:09 ID:6TOIjiIL0
シナ人は滅亡してほしい
>>82 >大体アメリカが、日本に対し現状を改め双務的だとする関係を望んでいると言えるのだろうか?
全体的に二元論に支配されている文章である。
>双務的よりは、常に従属的な関係を望むだろう。
同盟関係は、果たして従属的なのだろうか?
アメリカとしては、自国の防衛の為に日本は喉から手が出るほど欲しい地理的条件を満たしている。
その国が問題発生の際には、明確にアメリカ側に着くと言う保障は、従属的とは言えない。
明確な保障を与える事と従属的な関係を結ぶ事は必ずしも同じではない。
ハブ外交の枠組にマッチしなくとも、安全保障面での同盟関係は機能するのである。
>アメリカと双務的に成りたいのなら、日本は経済発展をさせる事であり、
>その為には中国を含めた全方位的に良好な関係にし、
日本は、フランスではない。
食物自給率も低く、自国のシーレーン防衛・核抑止の実現を目指すには、大幅な軍拡が必要となる。
その為に経済発展が必要である、と言うのであれば同意する。
だが、その為に掛かるコストを考えれば不可能と言えよう。
全方位的に良好な関係が、恐らく安全など与えてくれない。
良好な関係よりも、従属的な関係が国益(経済を含めて)に適うと判断すれば、
君の理屈では、良好な関係など直ぐに崩壊してしまう筈だ。
経済活動は人権保護にも勝ると経済(国益)を最優先を主張する一方で、
全方位への良好な関係と言う経済的なメリットによって潰されてしまう政策を述べるのは、矛盾である。
>G2論も湧き出した状況も、マスコミが十分に外交政策に目を向けない状況の中で、
>中国がロビー活動を仕掛けた結果にすぎないと、軽く考えてること自体がセンスが無い。
>>52のリンク先を読む事。
ナイの考えでは、G2は幻想に過ぎない(アジアでの極の誕生をアメリカは望んでいない)と言っている。
質問者自身がアメリカのアジア政策を理解していないであろう、と言う私の指摘を読むように。
>>65 >陽之助さん
>要は、どこも似たようなもので、中国だけを「大中華圏」と言った特別視することは、
>イデオロギーに偏りすぎ、冷静な見方を難しくする。
問題を充分に理解していない。
最大の問題は、大中華圏に日本(とその経済活動圏)が含まれている点。
EUとロシアとの勢力争いには、プレイヤーであるEUとロシアだけでなく、
圏に含まれる国々が必死になって自国の国益を確保している点を深く考える事。
この状況を解りやすく説明すると市の再開発問題だ。
・お隣の市で再開発問題が起きていても関心は不要である。
・自分の住んでいる土地が再開発地区となれば、
関心を持ち、自身の利益の為に行動するのが当然である。
前者はイデオロギーからの反対運動も起きるだろうが、
巻き込まれる後者としては、安心など出来ないのであるw
まぁ、もう少し突っ込んだ思考が出来るように努力するべきではないかな?
バカのくせに自尊心だけは一丁前だなw
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 06:08:14 ID:xVRhzO8L0
ニューズ・ウィークは今回の米露首脳会談に辛辣なことを言っている。曰く、
(大統領の個人的魅力に依存するオバマ政権の常套手段は、親米国にしか通用しない)
スマート外交という「ヘッジ戦略」のソフト・パワーの重力が軽くなるのは、
時間の問題かもしれない。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 10:07:12 ID:xzpe3RTg0
だからアメリカは人治国家と指摘したろ?あそこは個人的な統率力で国家を運営している。
その結果国内の資本家に弱く、最後には政権を金融屋に乗っ取られることが珍しくない。
ここが法の統治を主軸にしている国であれば行き過ぎた資本家は牙をもがれ、外資はその
活動を制限される。最近の新自由主義なるものは国際金融勢力の乗っ取り工作だが、はたして
支那ロシアなどの法治国家に対してどこまで有効か。
>>88 >だからアメリカは人治国家と指摘したろ?あそこは個人的な統率力で国家を運営している。
その考えは間違いである、と指摘した筈だが。
無論、指摘に対する反論は無かったがw
アメリカの政治制度を理解すれば解るが、大統領の権限は限られている。
大統領は行政を司り、議会は立法を司る。
三権分立が機能している為、大統領の意思に関わらず法律が通るケースが多々ある。
大統領が規制を行おうとしても、議会が法律を通さなければ規制は出来ない。
一体、何処が個人的な統率力で国家が運営されている状況なのだろう?
>はたして支那ロシアなどの法治国家に対してどこまで有効か。
中国共産党は憲法で規制されない存在であり、法の枠外に存在するのだが?
ロシアに関しては、政府による暗殺と思われるものが頻繁に発生していたし、
貴方の理屈では、ロシアもプーチンが個人的に統率し、国家運営を図っていたとも言える。
反米イデオロギーが強過ぎて、お話にならない。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 14:04:19 ID:xzpe3RTg0
名無しで何やってるの会議クン。かまってもらえないから「あなたには以前指摘したけど
反論できなかった」なんてウソばっかりついてるんじゃねーぞ低脳。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 16:24:18 ID:CcF1QrAPO
イデオロギーのみで考えるダメ太郎と日本語は分かるが読解の出来ない懐疑は、完全スルーで。
呆れる…ストーカーだよ。こいつら
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 19:17:56 ID:xVRhzO8L0
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 19:56:56 ID:xzpe3RTg0
本気だよ。逆に訊くがあなたが想う「人治」と「法治」ってつまりなに?
短く言ってみ。
>>93 人治国家はカリスマを持った人間なりが治める制度と勘違いしているのでは(苦笑)
>>94 統治者が法に拘束されるのが法治国家。
統治者が法に拘束されないのが人治国家。
中国は前述の通り、統治組織である中国共産党が法に拘束されていない。
法ではなく統治者・統治組織によって治められている。
アメリカ大統領は、憲法で定められた三権分立の拘束から抜け出せない。
最高権力者がどんなに権力を持っていても、法によって規制されている。
まぁ、『個人が思う』制度ってのがポイントなんだろうな。
人治・法治に関する情報が無いから、反論されても理解出来ない。
言語が意思疎通の道具と言う認識を持てないが故に、
中国人と日本人が英語で喋っている理由が理解出来ない。
理解出来ない上に、反米イデオロギーを持っているので、奴隷制度だと感じてしまう。
言語が意思疎通の道具だと認識している人間から見れば馬鹿馬鹿しい話なので、
主張者が知識が無く、イデオロギーを優先させている人間だと考え、
無感情に意思疎通の道具である主張する。
この二者のギャップは極めて大きく、まぁ、難しいところだねぇ・・・と思った。
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 21:45:57 ID:xVRhzO8L0
中国は、共産党と国務院の寡頭制となっているが、実際は共産党が主導権を
握っており、全人代も全国協商会議も、ただの政治ショーにしかすぎない。
人民解放軍にしても、共産党直属の軍隊で私兵にしかすぎなく、国家の拘束力は
ない。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 22:32:38 ID:aAUL8UghO
都議選民主爆勝、自民あぼーんで火病る懐疑w
懐疑くん長文くんへの恨みごとは憲法スレ立て直してそっちでやってね
スレ違いだから
長文くんが相手にしてくれればだけど
>>98 共産1の方が痛いw
正直、自民・民主よりも共産の方がマシだと思う訳で。
>>99 >懐疑くん長文くんへの恨みごとは憲法スレ立て直してそっちでやってね
>スレ違いだから
あー、そっか理解力が無いんだっけね。
中身が無いポスト・モダンの悪用、理解力の無いのを、実例を出しているだけなんだけど・・・
実例を出されると、そうやって誤魔化すしかないんだよなw
文盲のくせに煽り文句だけは一人前だなw
>>101 やっぱり否定をしないんですね?
そうやって逃げ回るしか能が無い、と。
キチガイのくせに虚栄心だけは旺盛だなw
懐疑マジ糖質じゃね?
読んでてこわひよ
105 :
陽之介:2009/07/13(月) 16:34:56 ID:o6Iq2AOW0
>>66さん
「悪意ある野望というよりも、どのような国家にとっても生き残りのチャンスを最大にする最も良い方法」
この点については、賛成だ。
国際関係に、いちいち「悪玉」「善玉」といったステロタイプを持ち込んでも、意味がない。
「覇権が政治的に見て価値観を共有し合い補完的関係を結べる国は何処か?」
これについては、おれは意見が違う。
まず、政治的な協力関係は、「政治的な価値観」とは、あまり関係がない。
政治体制や「価値観」が違った国同士でも、同盟や協力関係はいくらもあるし、
その逆もまた同じである。
例えば、一次世界大戦前のロシアは、当時のヨーロッパの基準でも専制的な国。
またフランスは革命で成立した共和国でロシアとは政治体制がまるで違った。
しかし、ロ仏同盟を結び、一次世界大戦の連合国の核となった。
もし「民主制」「独裁制」といった政治的な価値観の共有が前提なら、
ロシア帝国は、フランスではなく、プロイセンにずっと近い。
例を近年に取れば、サウジアラビアは、アメリカ軍の軍事基地を置き、
両国の協調関係は、アメリカの中東戦略の核心ともい得る。
一方で、ご承知の通り、サウジアラビアは普通選挙どころか、憲法さえ有さず、
男女間の厳しい差別、社会全体に及ぶ宗教的な統制など、最も「箕民主的」なく(2)である。
同盟や協調に「政治」や「思想」はどうでもいいのであり、
要は「損得」の問題、有り体に言えば、「儲けがある」という相手を手を組む。
国益になれば、どんなに「政体」が違っていても問題ない。
106 :
陽之介:2009/07/13(月) 16:36:38 ID:o6Iq2AOW0
>>75さん
「それでも大事にされるのは日本人が金持ちだからだ」
今回のサミットでの日本、というより麻生総理の立ち位置は、
日本人ながら、惨めで恥ずかしく、無力感を感じさせるものだった。
G8事態の存在感のなさが、他ならぬ胡錦濤の突然の帰国によって、明らかになった。
G8は、G20(と言うより、中国、ロシア)がいないと、何も決められない。
今回の中国のウイグル人の暴動について、欧米各国の「人権報道」は、
きわめて低調で、BBC、CNNを見る限り、イランの「選挙騒ぎ」にくらべ、
およそ10分の1程度ではないだろうか。
相手がイランなら、文句を言うが、中国だと怖くて何も言えない、
という姿勢がありありと見え、欧米メディアの政治性が浮き彫りになっている。
問題自体ならば、イランなどよりも、中国の少数民族問題の方が、
はるかに「人権」的に重要だし、政治的に中国を攻撃するなら、使い道が大きい。
もちろん、各国首脳も、まさに絶妙のタイミングなのに、ろくな非難声明も出せない。
ここから見るべき事態は、オリンピックの時のチベット問題にくらべ、
金融危機後の中国の国際的地位が、変わってきたと言うことだ。
>>75さんの指摘に関して言えば、日本、特に麻生総理は、「政治」というものが分かっていない、と言うことだろう。
彼は「景気回復」というが、総理大臣は政治家なので、日本の政治目標を示さなくてはならない。
サミットでは、政治家として日本の国益を考えた言動を取るべきである。
そのすべての面で、彼は認識を欠き、日本のために役立つことをしていない。
一番の問題は、自己の欠陥に対する自覚の欠如と、逆に「政治家の孤独」といった自己満足に浸るナルシズムである。
107 :
陽之介:2009/07/13(月) 16:37:34 ID:o6Iq2AOW0
>>69さん
「中国に対する敵愾心といった感情が全ての起点」
基本的に同氏の分析には賛成だ。
おれは、ミアシャイマーはユダヤロビーの本しか読んでいないが、
そこに限れば、リアリストであり、かつ、歴史的な背景も無視していない。
アメリカの国内政治に持つ「ユダヤ問題」の意味を理解しつつ、
あえて触れない部分を残す、という含みのある配慮を感じた。
また、おれは「○○が言ったから正しい」「○○説はこうご託宣する」といった、
特定の権威や思想に論拠を置くやり方は、好きではないし、効果的でもないと思う。
問題を考える上での補助線や参考になるが、それ以外で誰が何を言おうと、
説得力がなく、妥当でなければ、間違っているということだ。
>>66さんの「中国」に対する感情は、
>>69さんがよく言い当てていると思う。
おれ風の下世話な言い方をすれば、
「意地を張って好き嫌いを言っていると、大きなところで損をする」
と言うことに尽きる。
>>85さん
「お隣の市で再開発問題が起きていても関心は不要である」
この時点で、経済的センスはもちろん、政治的なセンスも、難しいのではないか。
108 :
陽之介:2009/07/13(月) 16:43:55 ID:o6Iq2AOW0
>>84さん
<おれ、スパイ説>
戦国時代の島津藩の得意技は、陽動部隊によって敵主力を「興奮」させ、
それによって敵を自軍の有利な想定鮮場に「誘導」し、伏兵によって包囲する、
という陽動作戦だったらしい。
島津の薩摩というのは、幕末維新の外交戦をみても、武力の使い方がうまいのみならず、
謀略に長じ、権謀術数を多用する食えない奴らだ。
西郷隆盛など、日本人の典型のように考えられているが、
実際の行動をみると、タレーラン的な所があり、実は日本ぽくない。
一方で、幕末維新の革命家たちが、不断の権力闘争や、変転するロイヤリティーのなかで、
「尊皇」という一点にすべての良心や感情の逡巡を押し込め、
残りのすべてで、目的のためには手段を選ばずのリアリストになったスタイルは、
ある種共感するところがある。
話は変わるが、おれは、頭は悪いが、人はいいw。
奇策よりも正攻法を好む。
もちろん、おれは「スパイ」といった高級なものではないが、
仮に誰かが「中国嫌い」に徹し、そのためにお国を滅ぼす覚悟で討ち死にする、
といった会津的な生き方らならそれも良いと思う。
ただ、国内外の情勢認識事態が、感情論で曇っているなら、まったく問題は別で、
頑迷固陋そのものだと思う。
また、日本の「頑迷固陋」は、世情の変化に敏感で、流行によって一瞬で変わることがある。
アメリカや中国に、一定の対日経過論が消えないのは、
「今の日本人」が、1868年や、1945年8月のように、国論を一変させる可能性があるからだと、
鋭くも見抜いているからだと思う。
その際の「水準器」としても、頑迷固陋は、一つの大事な指針となる。
109 :
陽之介:2009/07/13(月) 16:45:33 ID:o6Iq2AOW0
上の「経過論」は、「警戒論」ですね。
修正します。
110 :
懐疑主義車:2009/07/13(月) 17:13:11 ID:Nzbwrg/bO
陽之助さん
貴方は、ほんとに物知りですねぇ。
貴方の脳みそ私に分けて貰えませんかねぇ(切実
111 :
ハメ太郎:2009/07/13(月) 17:52:36 ID:bJDDHI4IO
同志として懐疑氏には、言っておきたい。自分の脳が足りないと思っているのなら敗北ではないのか?
宿敵の陽之助氏に脳みそを分けてくれとは情けない。
歴史的な法則はまた繰り返すに違いないのよ(笑)
>>107 >この時点で、経済的センスはもちろん、政治的なセンスも、難しいのではないか。
結局、大中華圏の問題に関する反論はない、という事で宜しいか?
答えられないのなら、捨て台詞を吐くような真似は止めたほうが良い。
例え話なので簡略化しているが、大中華圏に含まれるであろう日本と言う図式を理解していない。
地球と100万光年離れた惑星の国家関係に関しては、日本は全く関係が無い。
だが、現在地球上で行われている大○○圏の編成には、注意を払う必要がある。
しかも日本が含まれているとなれば、尚の事だ。
離婚はよくある事だが、自分が離婚するとなるとまた違う、と言う事。
大中華圏を特別視するのは、当事者となりうるであろう日本としては、当然の事である。
捨て台詞でなく、具体的な反論を求む。
113 :
懐疑主義車:2009/07/13(月) 22:53:02 ID:Nzbwrg/bO
>>111 ハメ太郎さん
ご助言有難うございます。
宿敵であるが故に、恋慕しているんですよ(照笑
私の股間のバッファーゾーンはレッドゾーンなんですよ(苦笑
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/14(火) 18:34:40 ID:NSvP19qt0
>>108「気位が高い相手へは侮辱と挑発を繰り返しこちらの罠に誘い込む」孫子
イデオロギーの違いによる国家観の違いよりも、国家に対し敵対的な国境を越えたテロ組織や、
一国だけでは制御しきれなくなったマネーの動きといった、国際的な問題の方が重要になってきているのが、現在の国際社会。
戦前と同じ世界観で、国家観の対立軸ばかりに目を奪われると、現在の国際社会における構造は理解出来ない。
---------------
【ウイグル暴動】中国人への報復宣言 アルカイダ関連組織 2009.7.14 12:45
中国新疆ウイグル自治区の暴動でウイグル族が多数死亡したことを受け、国際テロ組織アルカイダと
関係のあるグループが、中国人らを対象に「報復」を宣言したと14日付の香港英字紙サウスチャイナ・
モーニング・ポストなどが報じた。
英国の民間情報会社「スターリング・アシント」のリポートによると、報復を呼び掛けたのは
アルカイダに忠誠を誓う「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」。 (共同)
>>115 >戦前と同じ世界観で、国家観の対立軸ばかりに目を奪われると、現在の国際社会における構造は理解出来ない。
以前から指摘しているが、国家間の対立軸にプラスして、対テロ・マネーの動きがある事も忘れてはならない。
>中国人らを対象に「報復」を宣言したと14日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストなどが報じた。
9.11以降、対テロと言う概念は、他国に反対され難い大義となっている点を忘れてはならない。
例えば、9.11直後にロシアが対テロを理由にチェチェンへの侵攻を行った点を忘れてはならない。
結局、利用できるカードは利用しましょう、と言うレベルである。
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071401000325.html ついでにソースを貼り付けておけ。
問題となっているウイグルでなく、北アフリカで報復宣言をしている訳だから、
ウイグル問題は対テロでの対処は出来んね。
始終吠えてばかりの犬を躾けるときには、 叱るのではなく無視するのが効果的
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/14(火) 22:03:41 ID:03ir7Zhj0
はたして、アルカイダが米中共同の敵となり、米中接近となるでしょうか?
材料としては、弱いと思いますよ。アルカイダとて大国全てを敵にするわけにいかない。
イランもパキスタンも中国の軍事技術の援助を受けている。
アメリカもアルカイダのアメリカへの敵対心を中国にシフトさせるチャンスでもある。
イスラム圏・イスラム勢力と関係修復のチャンスでもある。
米中接近には、ハードルがある。
もちろん決定的な要因とは言えないだろうが、テロという国際的な敵が存在することによって、
米中含めた大国同士が接近するという説は、佐藤優も指摘している。
既にイスラム勢力は、中国を除けば欧米、ロシアに対し敵対的な行動を示しており、
それに中国が加わったからといって、その他の国が多めに見るほどが穏健的な活動になるとは思えない。
よって、資金援助国であるイスラム圏との関係修復に繋がらないだろう。
米商務長官「米中関係は極めて重要」
発信時間: 2009-07-14 | チャイナネット
米国のロック商務長官とチュー・エネルギー長官が14日から17日までの日程で、中国を訪問する。
オバマ政権の2人の中国系長官が同時に中国を訪問するのは、今回が初めてだ。
ロック長官は13日にワシントンの商務省で発表した声明で「米中関係は極めて重要だ」と強調。
「米中間の相互依存は今や過去30年間で最も緊密なものとなっている。両国関係は極めて重要だ。
経済・貿易・国際テロ対策におけるわれわれの協力は、いずれも大きな進展を遂げた。
~~~~~~~~~~~~~
今後も、協力を必要とする分野はさらに増えるだろう」と述べた。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2009-07/14/content_18134660.htm
>>117 まぁ、間違っていれば突込みを入れるけどw
>>119 >もちろん決定的な要因とは言えないだろうが、テロという国際的な敵が存在することによって、
>米中含めた大国同士が接近するという説は、佐藤優も指摘している。
接近するのは事実だが、対テロの面で接近して、他の面では対立する図式も存在する。
>>115見りゃ解るんだが、ソースのURLも貼らず、北アフリカって点も述べずにテロ認定するのは、
穿った見方をすれば、何らかのバイアスが掛かっているか、プロパガンダのどっちかだ。
>>120 >経済・貿易・国際テロ対策におけるわれわれの協力は、いずれも大きな進展を遂げた。
>~~~~~~~~~~~~~
対立していてもある面での協力は出来るって言った筈だが?
もしかして『敵か・味方か』で排除するって言う冷戦思考にどっぷり嵌っているんじゃないか?
脱構築してくれ、頼むから・・・
>>121 テロはネオコンの自作自演だって結論出てるよ。
そのテロ組織もCIAが育てた連中だろどうせ。チベットダライラマとかも一緒だわな。
米中による世界共同管理論
http://www.ceac.jp/j/column/060515.html この新しい米中関係は、いまなお冷戦時代の思考を引きずっている日本の国際政治学者には理解できないかもしれません。
日本には今なお、「日米による中国封じ込め」を考えている人たちがいます。しかし、果たして今、米国は中国封じ込めを考えているでしょうか。
米国は自らの負担を軽くするため、中国のある程度の大国化(部分覇権)を容認しているのではないでしょうか。
>日本人の国際政治音痴が懸念されます
>日本人の国際政治音痴が懸念されます
>日本人の国際政治音痴が懸念されます
>>123 >テロはネオコンの自作自演だって結論出てるよ。
チェチェン人組織のテロは、FSBの自作自演とも言われているけどね。
プーチニズムに詳しい。
9.11自作自演説は出ているけど、基本的に陰謀論の域を出ないと思われる。
>そのテロ組織もCIAが育てた連中だろどうせ。
この時の目的は、あくまで対ソ戦略。
ちなみにアメリカは、ビンラディンからの協力を過去に断っていたはずだが・・・
>チベットダライラマとかも一緒だわな。
中国が侵略、虐殺、民族浄化中の事実、ダライ・ラマが平和的解決を訴えているのは無視ですか?
>>124 >米中による世界共同管理論
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 22:25:39 ID:l/de/bgM0
ジョセフ・ナイの見るアジア(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/world/017/index.html 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 23:24:59 ID:SKb7aQSX0
>>52 ナイ自身は・・・
長期的に見てヨーロッパでもアジアでも一国がヘゲモニーを握ることに反対する米国の立場は変わらない。
と答えている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ちなみに引用では、アメリカがインドに対して中国クラスの経済協力をしている事には、一切触れていない。
日本の立ち位置から、ついつい米中に視線が行きがちだが、この点からして政治音痴が懸念される。
特に権威主義の行き過ぎで、自分に都合の良い文章を理解せずに並べ立てる行為と、
様々な箇所で矛盾や破綻、稚拙な間違いを繰り返す事になる。
此処一連の書き込みが道化に見えるのは、私だけだろうか?
更にコメントすれば、陽之助氏のように不都合な説明に捨て台詞を吐く、
間違いを指摘しても、同じコメントを繰り返して先へ進まないとなれば、
このスレの書き込みが減るのも当然である。
>>126 ありゃ、スルーされたかw
>反対意見としては、G2 幻想論が存在するが、この論文が意味することは、ナイが公聴会で示したものと同様であり、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 22:25:39 ID:l/de/bgM0
ジョセフ・ナイの見るアジア(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/world/017/index.html 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 23:24:59 ID:SKb7aQSX0
>>52 ナイ自身は・・・
長期的に見てヨーロッパでもアジアでも一国がヘゲモニーを握ることに反対する米国の立場は変わらない。
と答えている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
米中接近を並べた所で、アメリカがアジアで一国がヘゲモニーを握るのに米国は反対、と言っている。
米中だけでなく、日米で経済接近をすれば良いと私は考える。
一方で、経済の協力で安心するのではなく、中国の『日米』以外への外交戦略に注意せよ、と言っている。
基本的に否定をしているのではなく、認めた上で警戒をと言っている訳だが。
理解力が足りない上に、冷戦的思考パターンに陥っているのではないかな?
追記:米印接近に関して
日中同盟で、反アングロ・サクソン ★17★より引用
1.04年、米印は双方の関係を「戦略的パートナーシップ」と称し、
宇宙開発・航空宇宙産業・ハイテク貿易の関係強化を開始。
2.05年、ミサイル防衛・兵器共同生産と言う安全保障面での関係強化の為、
「米印防衛協定の新たな枠組み」に共同署名。
3.同じく05年、従来のNPT未加入国に対する民生協力禁止方針の転換、
NPT未加入国であるでインドに対して、原子力民生協力に向けての合意を形成。
失礼。
X米中だけでなく、日米で経済接近をすれば良いと私は考える。
○米中だけでなく、日中で経済接近をすれば良いと私は考える。
追記の追記:
ちなみに米印接近は、中国をインドの下に見たい、と言う話ではない。
実際に接近していると言う話である。
まぁ、これは事実なので下らない感情論で返さないように・・・と、釘を刺しておくw
この板はじめて来たけど、このスレが一番伸びてるんだな (12.1レス/day)
まあ何にせよ今のシナーとは組めんよ
まずは分裂してもらわないことには始まらないね
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 03:02:59 ID:9cH9zOxI0
米中による世界共同管理論
ttp://k-c.mine.nu/np/view.php?b=all&id=963482 この新しいアメリカの失策は、いまなお中国超大国観を引きずっている日本の中国ポチには理解できないかもしれません。
日本には今なお、「中国絶対善玉説」を信じている人たちがいます。しかし、果たして今、中国は我々西側と価値観を共通できているでしょうか。
米国は自らの負担を軽くするため、中国のある程度の大国化(部分覇権)ひいては日本の中国ポチ化を容認しているのではないでしょうか。
新たな外交失策、それも自由社会の崩壊を招く大失態を冒そうとしてはいないでしょうか?
>アメリカの外交能天気が懸念されます
>アメリカの外交能天気が懸念されます
>アメリカの外交能天気が懸念されます
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 07:01:33 ID:luclkxca0
>>124 何回も言うが、アメリカが一時的な経済私益により、マハン以来長い時間をかけ血を流して、
築き上げた西太平洋の権益を”どうそ”と言って明け渡すでしょうか?
明け渡すことで、国益になれば問題ありませんが、中国のアジアからアメリカを追出す戦略に
より中国がアメリカに対抗する政治・経済的に大きな「大中華圏」を確立すれば、
中国はアメリカに「共同管理」などという甘い言葉を使う必要はなくなる。
アメリカは、アチソンの覇権線を守ることで、永遠ではないとしても、当分は国益を守る事が
できる。また、前でも言ったが、中国が西太平洋に戦略的境界を延ばすということは、
アメリカにとり、中国の覇権と隣接するということである。(バッファゾーンが狭まる)
また、中国の影響力を持つ国が増えることで、国連での中国のプレゼンスが拡大し、
欧米にとって国際戦略がやりにくい状態になる。また、このような状況になることで、
バランサーとしてのロシアの政治的プレゼンスも拡大することになる。
五里霧中の国際関係では、政治的状況によりロシアと中華圏が結びつく可能性もある。
これだけの危険をおかして、はたして、仲良く「米中共同管理」となるだろうか?
一時的私益の為に長い時間をかけて作りあげた磐石な将来的国益を捨てるなど考えられない。
現在の国際社会は、覇権や権益といった色分け出来る程、ある国と大国との関係は明確なものじゃない。
マハン以来、築き上げた権益は、代表的な出来事としては、フィリピン独立やアメリカ軍基地が閉鎖に追い込まれた以上、失われてる状況にある。
故にアメリカにしても、”どうぞ”と渡せる程、ある国の主権を無視して、マハン以来の権益を持ってるような状況ではない。
また現在の覇権的な状況が生まれたのは、決しって軍事力によった強制力の賜物ではなく、ネグリのような構造主義者から言わせれば、
進んで従属することは、国益を最大化する為に生まれた受容的な状況であるとするもの。
強制力によって形成されたものではない以上、これまたアメリカ自身が”どうぞ”と渡せるような物ではないし、
むしろ、アメリカ自身の魅力が衰えば、アメリカの手の中から、勝手にポロポロと覇権を支える状況が失われる状況にある。
帝国主義時代とは、覇権を支える理屈そのものが違う以上、主張の前提となる”どうぞ”という感覚はおかしな物だという事だ。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 08:20:53 ID:luclkxca0
>>133 おはよう。
米軍のフィリピン撤退は、中国の南シナ海進出を加速させた。ミスチーフ環礁を
中国は浮沈空母化するようです。フィリピンは当然後悔し、1999年に合同軍事訓練を
再開する為に「訪問軍事の地位協定」米比間に締結されている。近年、アロヨ大統領は
米軍基地の再利用を認め、全面支援を表明している。それにより、南部ゲリラ掃討戦の
為、合同軍事訓練を始めている。
”ネグリ”だか”ネグリジェ”だか知りませんが、中国に聞かせてやってください。
(あなたの国がやってることは、古い覇権主義です)てね。
そういえば、アルカイダが、アフリカの中国人と施設を狙うと表明していますが、
「コウセン」とかいう報道官は、(アフリカの権益を守る)とか言ってましたよ。
院の近くに引っ越して行く前に書き込むと時々、このオッサンと出くわすな。
フィリピンなんてモロ民族解放戦線とマルコスの時代から闘ってる。
今に始まった問題じゃない。
アロヨなんてフィリピンの世襲上流階級の悪弊みたいな最悪大統領。
アジアでは建国時の偉大な父親の娘に政権を託したがるが、
メガワティと言いアロヨと言いどうしようもない。
インドネシアだって↑の通りのイスラム化が進んでいて、
アハマディネジャドが訪問したら大歓迎される。
だいたいネグリ知らないで良く書き込めるな。
>>135 中国がやってる事は、19世紀における欧米とは異なり、経済援助や貿易関係の発展を通じて、
積極的に相手が受容することによって、その力が成立するソフトパワー的な物によるものがその中心。
軍事力の恫喝によって、大国の立場を築いた物ではない。
アフリカで資源獲得競争で、日本が太刀打ち出来ないのも莫大な資金援助や貿易関係による賜物。
こんな違いですら認識出来ない奴に、戦略を語ってもらっても意味無いよ。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 12:40:47 ID:luclkxca0
>>137 常任理事国の強みで、ミャンマーを国連での制裁決議を拒否権で救ってやり、
見返りに港を借り、軍艦、タンカーなど出入りできるように広く深くし、ココ諸島には
海軍のレーダー基地を置き、ラムリー島のハンバントタ港などは、2022年までに
空母も燃料補給もメンテナンスもできる大型海軍基地になる予定だ。見返りにミャンマーには
軍事援助の協力している。
アフリカでは、ジンバブエの人権抑圧と独裁で有名なムガベ大統領とパートナーシップを
結び、中国は国連でのジンバブエ非難を抑え、埋蔵量世界2位のプラチナを独占入手の協定を
結んだ。見返りに戦闘機12機を格安で売却。
アンゴラでは、インドとの油田の権益獲得競争で、20億ドルの経済支援と多額のワイロで
中国は、インドを退けアンゴラの油田を獲得している。
ナイジェリアには、「F7]戦闘機を多数格安で提供し、さらに人口衛星の打ち上げも
プレゼントし、欧米の企業を蹴散らして石油・天然ガスのアクセスを手中にしている。
スーダンでは、虐殺による国連での制裁決議から中国はやはり救ってやり、油田の開発権を
手中にし、「ペトロ・チャイナ」がムグラダ油田を開発したが、70万人もの人民解放軍兵士が
採掘事業の手伝いと治安維持活動を行なっている。
なるほど、ソフトパワーね。(笑)
>>137 上記で掲げた状況は、中国による経済援助や独裁体制に理解を示すことによって、相手が進んで受け入れた状況で生まれたもの。
アメリカが幕末の日本に対して示したような、砲艦外交による消極的に受け入れた結果とは異なるものだ。
冷戦以後のアメリカや、ウラン獲得の為に自称終身大統が就任するカザフスタンと多額の経済協力関係結ぶ事になった、
日本の資源政策と然程変るものではない。現代的な外交政策だと言えるものだろう。
現在の国際社会で、覇権的な地位を占める為には、強制力よりも相手に積極的に理解してもらう事が重要なのであり、
ソフトパワーという言葉が持てはやされるのもこの為。
19世紀、覇権を支える上で、ハードパワーが中心であった状況とは異なると言えるだろう。
時代や国際社会全体を俯瞰するのではなく、現在の中国を論うだけの君のような態度からは、
違いも何も、まったく理解出来ないのは、当然と言えるものだ。
ところで、マハン以来の権益って何?
フィリピンって独立してないの?
142 :
陽之介:2009/07/15(水) 16:28:52 ID:aswkf6+c0
>>110:懐疑主義車さん
とんでもない。
私なぞは、ろくにものを知らない、素人の横好きですよ。
>>112さん
「大中国圏」
そもそも主張が現実的でなく、おれへの「批判」も主題が明確でない。
テーマも、元になる事実も、あいまいなので「反論」など有るはずがない。
>>137さん
基本的に賛成する。
19世紀の「砲艦外交」といったイメージで21世紀の国際社会を見ているのだとおもう。
あるいは、潜在的に「中国がアメリカのようになるのではないか」という不安があるのではないか。
例えば、アメリカのイラク戦を中国版でみれば、
中国は「ウイグルのイスラム教徒を扇動し、大量破壊兵器を隠している
インドネシアを懲罰するために軍を派遣して、政府を転覆し、国土を破壊する」
と言ったようなことだろうか。
だが、多分中国は(他の国と同様に)、アメリカとは違うし、もっと合理的な行動を取る。
143 :
陽之介:2009/07/15(水) 16:29:34 ID:aswkf6+c0
>>118さん
「米中接近には、ハードルがある」
「ハードル」は、30年も前に超えていて、「接近」は今、ここにある「現実」である。
アルカイダなどは、攻殻機動隊の「個別の11人」みたいなもので、
「テロを行うセンターを持つ強大な組織」とかは、アメリカのつくった幻想である。
>>131さん
「、「中国絶対善玉説」を信じている人たちがいます。」
この説は、二重の意味で興味がある。
まず>131さんが言うような「中国マンセー」が日本国内にいるだろうか。
極少数は有るとしても、政治勢力や、社会的意味のある存在としては、いない。
ではなぜそのような存在しない「敵」をでっちあげるのか。
一つは、「反日デモ」「教科書問題」などの記憶に基づく、「リベラル」への反感。
もう一つはやや複雑だが、1945年の日本の敗戦処理への不満感である。
後者はおそらく無意識だろうが、>131さんのような感情を持つ人には、
「勝者としての中国」への恐怖があり、国内スパイとして幻の「親中派」を空想する。
144 :
陽之介:2009/07/15(水) 16:33:46 ID:aswkf6+c0
今回から、「日中同盟」を「日本の戦後体制の意味と変化」という視点で論じたい。
もとより、おれの論は雑ぱくで、まとまりがないが、大まかな意図として、これまでは
「アメリカ一極体制が多極化し、中国が日本の最大の貿易相手国となり、
東アジアの地歩が高まる中で『日中同盟』は、経済的に無視できない選択」
という経済面に重点を置いた視点で語ってきた。
その意味で、東アジアにおける米中の「分水嶺」は、おれは2030年頃と見ていたが、
今回のアメリカ発の金融危機で、思ったより歴史は早く動いていると感じる。
国際社会での中国の伸張と「大国化」は、欧米先進国すべてが認めるところで、
もちろん、経済面での日本と中国の協調関係は、誰の目にも明白である。
中国経済の成長はウソッパチ、中国は分裂し内乱が起きる、
国内格差で社会が崩壊し民主主義国家にかわる、
……といった類の意味のない批判をする段階は、すでに終わった。
経済関係の変化、経済力による重心の変化は、もちろん政治につながるが、
政治関係の変化には、また別の問題がある。
今後、その点を大きな論点として加えていきたい。
145 :
陽之介:2009/07/15(水) 16:41:01 ID:aswkf6+c0
まずは「戦後処理」の問題である。
いつの時代でも、ある国の国際関係の基本は、「その前の戦争」の処理が原点になる。
国際社会での日本の位置は、二次大戦の枢軸国としての敗北と、
その後の「民主国家」としての再出発、という大きな位置づけの中にある。
日本はドイツ、イタリアなどと並ぶ敗戦国であり、アメリカ、イギリス、ロシア、フランス、中国は、戦勝国である。
ドイツはナチスドイツのすべてを断罪し、まったく新しい国家として国際社会に復帰した。
実態は別としても、ホロコーストはドイツにとって「絶対悪」であり、
その反省と、イスラエルへの賠償は、疑念の余地のない、国家原理である。
このことは、国際社会も、ドイツ政府も、ドイツ国民も等しく認めている。
日本はどうか。
おれは、日本の戦後処理(太平洋戦争観)には二重性があると思う。
国際的、また日本国政府の正論では、大東亜戦争は侵略戦争であり、
対戦各国や国民事態も被害を与えた軍国主義を糾弾し、
従来の「日本帝国」から「日本国」として生まれ変わった。
一方で、太平洋戦争は防衛戦であり、敗戦の責任はあるが、
ナチスのような犯罪性と日本の戦争は事なり、道義的な責任はない、、
とする、多くの国民の無意識の合意事項がある。
中国に対する好悪両極端の感情は、一方で日中戦で中国に損害を与えた、と言う事実と、
一方で、欧米列強と戦ったアジアの国日本、という実感がある。
アメリカに対しては「敗北」は実感でもあり事実でもあるが、
中国に対しては「敗北」は事実だが、実感ではない。
それに左翼的な観念が混じり、文革時代のような「ファン」がでた一方、
多くの国民は、中国の急成長を不安を持って眺めている。
(この項、つづく)
>>139 >上記で掲げた状況は、中国による経済援助や独裁体制に理解を示すことによって、
>相手が進んで受け入れた状況で生まれたもの。
だとすれば、間接統治を用いた植民地政策や、奴隷貿易も現代的な・・・
あれ、おかしいな。
つまり現代的どころか帝国主義時代からの伝統的な外交手段であり、
ソフトパワーは当時からあった事になるw
と言うのも、中国がアフリカで行っているのは、独裁者や権力者にカネやサービスを渡して、
その国内での便宜を図ってもらう、というもの。
これは、奴隷輸出国家の権力者相手にカネを払い、奴隷を購入するプロセスと同じである。
扱っている点が、現代社会で批判される奴隷でなく、
その国の国家予算を元に大規模な開発であったり、資源を買うという行為。
では、中国の行動が国際的に支持されているか・・・と言えばノーである。
例えば、前述されたアフリカでのアルカイダ系テロ組織の犯行声明や、
タンザニアの鉱山の暴動、北京オリンピックの際のフリーチベット運動は、
明らかに国際世論の指示を受けていない証拠である。
ソフトパワーと発言しているが・・・実質的には収賄外交、間接統治に過ぎない。
こんな単純な認識が出来ない人間は、戦略を語っても意味が無い。
まずは脱構築するように。
>陽之助さん
そろそろ来るタイミングだと思っていましたよ。
対応に詰まるとスレがある程度流れてからの再登場が多いのでw
>>142 >そもそも主張が現実的でなく、おれへの「批判」も主題が明確でない。
>テーマも、元になる事実も、あいまいなので「反論」など有るはずがない。
もしかして陽之助さんには、読解力が無いのではないのですか?
>>65の発言を確認してい頂きたい。
>要は、どこも似たようなもので、中国だけを「大中華圏」と言った特別視することは、
>イデオロギーに偏りすぎ、冷静な見方を難しくする。
私が反論しているのは、何処も似たようなもの=特別視するに値しない・・・と言う考え方である。
>>143 >アルカイダなどは、攻殻機動隊の「個別の11人」みたいなもので、
>「テロを行うセンターを持つ強大な組織」とかは、アメリカのつくった幻想である。
個別の11人と違うのは、アルカイダがビンラディンが個人的に保有し、
資金援助を行っている組織である、という事。
テロを行うセンターと言うよりも、テロリスト養成キャンプ・援助組織の要素が強い。
寧ろアルカイダ系を自称する組織が複数あり、その中で勘違いする人間が生まれたのではないか。
148 :
懐疑主義車:2009/07/15(水) 19:28:09 ID:v70a0zMPO
>>142 陽之助さん
貴方は、ほんとに謙虚な方ですねぇ。
貴方の爪の垢、煎じて飲ませて貰えませんかねぇ(切実
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 20:16:14 ID:5yu0Y7PB0
頓珍漢なこというやつに限って文章読めてないとか相手のせいにしたがって問題こじらすよな
よく企業にいる仕事のできないタイプのやからに多いな
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 20:26:02 ID:luclkxca0
>>142 中国海洋進出戦略・戦術のステップ
1)「積極的防御」から海洋進出戦略の確立(海洋権益及び領海外資源権益確保と
シーレーン確保の必要性と東岸経済特区都市防衛の為の縦深海上防衛戦略の必要性)
2)国家戦略をもとに「戦闘ドクトリン」を決め、「戦闘ドクトリン」に合わした
軍事力整備(海空軍力の近代化・増強)
3)多正面作戦にならないよう、進出正面への戦力集中が可能となる環境整備。
(他周辺国との関係を一時的にも安定させる)
4)領有の正当性を主張、宣伝活動(地理的根拠の主張、歴史的根拠の主張、
領海法などの法規の制定) 同時に相手国の反応をうかがうような
海洋調査・探査海域の拡大。 同時に漁船による領海・排他的経済水域の
侵犯・威嚇。(頻繁になると最後に武装漁船が登場する)
5)米軍の介入の可能性を検討。相手国の対処能力と対応が甘く受身か反発し
政治・軍事的に積極的に動くか見極める。国際社会の関心・反応も見極め
次ぎの行動に移る。
6)領海・経済水域を侵犯し、実行支配の及んでいない岩礁に対し石碑などを設置。
侵攻を企図する海域での力の誇示(海軍演習、小艦隊で遊海する示威行動)
7)軍事力の実行支配。海軍による占拠、防衛。軍施設建設。相手国を牽制し
敵対行動阻止。
8)国際関係との平和的利害共有の確立・交流などで、相手国の主張を孤立化させ、
占領地域の既成事実化。
なるほど、南シナ海を見れば、合理的砲艦外交といえる。
南シナ海における示威行為さえやっていれば、国際社会の中で中国は、
大国としての強い影響力を持つ存在として多くの国から認めてもらえると主張している訳だ。
随分と近視眼的な発想だな。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 21:42:32 ID:luclkxca0
覇権を狙う国家には「砲艦外交」は、つきもの。アメリカだけ、中国だけと言うことこそ
近視眼的発想で意味がない。豊かになった国は覇権を目指す。生き残りの最大化の為に。
(平和憲法の呪縛にある日本は、別だが)
>>152 誰がそんなことを言ったんだ?
俺が問題にしているのは、現在の国際社会の中で覇権を築く上で軍事力によるハードパワーの存在が必要無いと主張しているのでなく、
そのパワーの効用が、帝国主義時代における国際社会となんら変わりがない物とする、お前の考え方に疑問を呈してるだよ。
こんな近視眼的な事にいくら対応しても、経済力をバックボーンにして中国は着々と国際社会の中で大きな地位を占めていく。
アメリカから見た場合、相対的に日本地位が重要視されない事に拍車が掛かる事が止められるものではない。
ダメ太郎は、このようなジャパンナッシング理論は、地政学を踏まえたらあり得ないとする。
なぜなら、大統領がどのように考えようと、国防省がそのような政策を認めないとし、
アメリカの政治は先軍政治によって支配されているかだとする物。
19世紀と国際社会の様相は変らないとするのが、そのような理屈を支える底辺にあると言えるからだろう。
しかし、現在の国際社会で覇権を支えているのは、砲艦外交のようなハードパワーが中心にあるのでなく、
経済的な魅力に釣られる事によって、積極的に理解を示す国が増える事にって覇権は築かれる。
軍事力では圧倒的に劣る中国に対し、アメリカ自身が自ら進んでG2若しくは多国間協力の政策を示すのは、
このような状況によって生まれた中国の影響力が無視できないから。
決して中国の軍事力がアフリカまで進出した為でもないし、南シナ海で示威行為を行えるようななった事がその本質じゃない。
戦後における覇権の構造は、砲艦外交が中心によって支えられているものではない。
戦後アメリカが築いた覇権についても、それは同じであり、世界経済の半分を超えるような時期もあった経済的な魅力や、
一人ひとりの国民にとっては、気持ちの良い響きに聞こえる人権や自由主義的な発想を唱えた事により、
多くの国が積極的にアメリカの考えに従った事で築かれたものだ。
しかし現在のアメリカは経済的にも衰え、ベトナム戦争〜テロへの対応やイラクにおける占領政策によって、
後者の主義主張の欺瞞が暴かれ、積極的に引き付けるだけの魅力が徐々に無くなった。
砲艦外交のような強制力によって、覇権としての構造が支えられて居なかった以上、
そのような魅力が無くなれば、積極的に振り向く国も少なくなり、アメリカによる覇権体制は大きく揺らぐだろう。
いくら公海上に、アメリカ空母がウロウロしても、その流れは止める事はできない。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 23:00:12 ID:luclkxca0
>>153 >中国の経済援助や独裁体制に理解を示すことによって、相手が進んで受け入れた
状況で生まれたもの。 アメリカが幕末の日本に対して示したような砲艦外交による
消極的に受け入れた結果とは異なる。
>現在の国際社会の中で覇権を築く上で軍事力のハードパワーの存在が必要無いと主張
してるのではなく・・。
>現在の国際社会で覇権を支えているのは、砲艦外交のようなハードパワーが中心に
あるのではなく・・・。
西沙諸島、南シナ海への砲艦外交の海洋進出で、ベトナムやフィリピンが進んで
その状況を受け入れたといえるのかね?
あなたの主張には、現実の事象とのギャップがある。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 23:11:56 ID:luclkxca0
>>154 >戦後の覇権の構造は、砲艦外交が中心によって支えられているものではない。
アメリカが何故、中国を牽制するように太平洋を重点にするトランスフォーメーションを
組んだの? >150の中国の行為は、砲艦外交ではないの?
>>155 中国の国際的な影響力は、南シナ海での示威行為によって支えられているものじゃない。
よって、国際社会全体の中で中国の影響力の本質を吟味する上で、
南シナ海での出来事は重箱をスミを突くような出来事でしかない。
>>156 >アメリカが何故、中国を牽制するように太平洋を重点にするトランスフォーメーションを組んだの?
何かしらの不確実性に対処する為。
中国との衝突が確実に起こる事を信じて、太平洋に重点的にトランスフォーメーションをした訳でもないし、
経済関係の進展によって、傾きつつあるASEAN諸国に対し、砲艦外交を実施してる訳では無い。
161 :
ハメ太郎:2009/07/15(水) 23:56:05 ID:nZYCgUO8O
>>148 懐疑氏へ
その切実な気持ちは良くわかる。自分のグローバリスト氏への思いと一緒だから(笑)
今回も言いたいことがあるのよ。陽之助氏のことを読解力がないと言うのは…
自分のように質問返しにすると良いよ。
>>158 >何かしらの不確実性に対処する為。
>中国との衝突が確実に起こる事を信じて、太平洋に重点的にトランスフォーメーションをした訳でもないし、
>経済関係の進展によって、傾きつつあるASEAN諸国に対し、砲艦外交を実施してる訳では無い。
江畑謙介は、対中戦略を見越してである、と著書の中で述べている。
どこぞからURL引っ張ってきて、考えもせずに信じ込んでいるのだから、
この点に関しても勿論信じる筈だw
と言う訳で、対中戦略でないと言う意見を述べる事は出来なくなりました。
議論は終了、恨むなら自分の馬鹿さ加減を恨むように。
>>159 >・ASEAN議長国フィリピンのアロヨ大統領は首脳会議のあいさつで
>「ASEANと中国の関係が今日ほど良好で強固な時はない」と強調し、
>「東南アジア諸国は西側市場への貿易依存を減らすために中国に期待している」と述べました。
領土紛争を抱え、軍事力で劣る国家が、侵略の現状を受け入れる事は、ソフトパワーであるのか?
明確にノーである。
寧ろ、過去に述べられた幕末日本とアメリカの砲艦外交による消極的な受け入れに近い。
近年の外交をソフトパワーの一言で片付けるのは、ソフトパワー・カルトそのものである。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 05:06:49 ID:tdA2PlAK0
マハン以来の権益については、私の過去レスを読んでください。このスレでも、
他のスレでも何度も書いてます。
6月下旬、沖ノ鳥島近海で中国海軍艦艇5隻が軍事演習を行なったそうです。
前のスレでも説明したが、潜水艦による空母打撃行動の為、この近海で海洋調査を
行なっているが、(グァムから台湾に向う空母艦隊阻止)いつものパターンで
小艦隊でのデモンストレーションが行なわれている。ちなみに中国政府は、
沖ノ鳥島は、ただの”岩”と主張している。
いつものように糞マスコミも糞政治家も選挙、選挙で関心がないようだ。
中国の海軍力の近代化・増強にともない、ベトナム、インドネシア、フィリピン、
オーストラリアなど海軍力を強化しているそうだ。
ちなみにインドも軍事費を34%も前年に比べ増強している。
中国もアメリカも「ヘッジ戦略」を使っていることを説明したはずだ。
右手で握手し、左手にはナイフを握り締めている。
つまり、砲艦外交と関与政策をセットにしているということだ。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 05:18:08 ID:tdA2PlAK0
沖ノ鳥島は、ステップ(6)にいっている。(>150参照)
>>164 何処に書いてあるだよ。
コテ張るのも恥ずかしくなって、付けなくなった以上、相手にわかるようにレス番号ぐらい示せよ。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 06:16:29 ID:tdA2PlAK0
「努力する者は、報われる」
現在の国際社会で求められる政策は、様々な分野で交流を必要とする大国であれば、
ハードとソフトをミックスしたスマート外交が求められるのは当然の話しであり、
アメリカ政府の外交政策として、明きからにしてる以上、いちいちコイツのに指摘されるような話でもない。
このような外交政策が打ち出されるようになったのは、少なくとも戦後の話であって、
弱肉強食の時代と呼ばれるような帝国主義時代の中では、ハードパワーによる政策がより重要視され、
パワーを行使する上でのあり方は、現代とはまったく異なる状況だった。
もちろん帝国主義時代でも、当時のイギリスが持つ経済力は、外交政策上においてソフトパワーとしての効用は認められるものであっただろう。
厳密にいったら、当時でもミックス型の政策だと言えるかも知れない。
しかし、コイツの場合問題なのは、その当時と現代ではパワーを織り成す様相が異なるにも関わらず、
多少なりとも同じである事を理由に誤魔化しながら、適当な頃合を見計らって、帝国主義時代と同じである事を理由に、
いつの間にかハードパワーの効用について強調し、論理のすり替えをすることにある。
もちろん、その為には、パワーは国益を追求する為の手段である以上、国益に従って制約が課される存在だが、
そのような制約によって突っ込まれる事がない様に、具体的な権益なるものは、ブラックボックスにすることが都合よく、
結局は語ることもなしに、終わってしまう。
コイツがこの場で見られる態度は、現代の国際社会全体の視点から物事を考え、それを主張することによって、
その正しさについて確かめるのが目的ではなく、ひたすら中国に対する脅威を煽る事が、その目的である以上、そのような印象さえ伝われれば、
論理のすり替えや誤魔化し行為は、すべて正当化されてしまうのだろう。
ご立派な戦略なことだ。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 06:47:23 ID:xZMqaazG0
自由民主党さま。
君たちは本当に自由です。なぜなら、みんな大物も落選します。
両院議員総会を開いても、開かなくても、どちらにしても同じムジナ。
9月1日からは200人もの落選者が出るのは必至でしょう。
自由民主党さま。60年間私たちを苦しめてくれましたね。
自由民主党さま。さようなら、さようなら。官僚たちもさようなら。
>>169 > 自由民主党さま。60年間私たちを苦しめてくれましたね。
本年度 結党年 結党以来の年
2009 - 1955 = 54
先の年 苦しんだ年数 謎の6年
54 - 60 = -6
謎の6年について無知で馬鹿で時空を超越できない俺に詳しく、かつ詳細にお願い
171 :
陽之介:2009/07/16(木) 15:38:33 ID:NJDe4I7l0
>>150さんに対する評価としては、
>>151さんの意見に賛成。
>150は、あまりに時代錯誤といえる。
(つまらない駄文だが、前回の続き)
経済を主導する立場から見れば、日本はアジアに理由を問わず「謝罪」し、
賠償金を支払い、政治的な足枷を外した上で、自由に商売ができる環境がのぞましい。
1970年代から萌芽が見えてきたことだが、いずれ東アジアは日本(と中国)中心の
巨大な経済センターになり、EUはもちろん、アメリカをも脅かす存在になる。、
その時に、日本が政治的に枷があったのでは、商売に差し支える、ということだろう。
中国(と韓国)に頭を下げたくないという国民一般の気持を理解しつつ、
それと正面から対決しないで、一種、「ごまかす」形で、
日本と中国の経済関係を深化させていく、というのが、
日本の経済界、産業界の、まあ一致した見解だろう。
アメリカによる「核の傘」という建前を維持しつつ、
「こっそりと」経済の軸足を中国とアジアに移していく、という一種の弥縫策がある。
今回の経済危機の時の災害首脳の発言には、緊急時でうっかりしたのだろうが、
「結局、景気回復は、中国に頼るしかない」という意見が多かったのも、それを暗示する。
172 :
陽之介:2009/07/16(木) 15:39:55 ID:NJDe4I7l0
奇妙なことに、経済界のこの「隠された中国志向」は、日本の左翼と形が似てくる。
左翼の戦後の日本観は、
「侵略戦争の非をならし、侵略国家日本を糾弾し、侵略したアジア各国への謝罪」
と言うのが基本で、アメリカについては、基本的に「反米」だが、
連中が東京裁判史観に根拠を置くことで、実はアメリカに依存する。
この辺の対アジア観とアメリカ観も、財界と左翼は、妙に通じるところがある。
左翼(冷戦後はむしろリベラルと言った方がいいか)は、安全保障面では、
冷戦時の建前がはがれ、実質的なアメリカ依存を一層色濃くしている。
これは、アメリカの軍事的支配によって、日本の軍事的独立、
特に核開発と自立的な軍事力保持を、抑制したいためである。
つまり、リベラルは日本が「軍国化」するのを恐れ、そのためにはアメリカに
「占領」されていた方がいい、という立場だ。
ここで、リベラルと、国民一般の「中国(とアジア)に頭を下げたくない」という感情は、
「アメリカ依存」という形で一致する。
173 :
陽之介:2009/07/16(木) 15:42:01 ID:NJDe4I7l0
仮に戦後の日本が、西ドイツ的な路線を採った場合を仮定してみよう。
ドイツは自国の過去を断罪し、侵略した各国に謝罪し、それを基礎にEUを築いた。
日本が同様に、戦前の指導部を変え、新体制で発足し、
早い段階で韓国、アジア各国に謝罪して東南アジアと協調関係を深め、
1970年代にはブラントにならって「西方外交」を行い、
その結果、ニクソンの対中国交回復をむしろ根回しして、中国を東アジア経済ネットに
引き出したとすれば、日本にとっての中国は、ドイツにとってのフランスの役割を
果たした可能性があると思う。、
いずれにせよ、中国とアジア各国の日本への最大の不安は、「再軍備」である。
それを抑えるのが「憲法」と米軍基地であり、両方が無くなった日本は、
アジア各国にとって、一種の「危険物」となる。
174 :
陽之介:2009/07/16(木) 15:43:18 ID:NJDe4I7l0
おれの中長期的な情勢認識は、まずアメリカは、
(1) アメリカの「核の傘」は、幻であり、効果は非常に限定的である。
(2) アメリカは多許可に舵を取り、地域ごとにバランサーを置く、分極体制に移行する。
(3) アメリカの経済力は、相対的に一層低下し、GDPで21世紀中頃までに中国に抜かれる。
また、中国は、
(1) 中国の根本方針は、国家統一、自由独立で、中共党が政権党でありつづける。
(2) (1)に反しない限り、経済的成長を重視し、途上国からのステップアップを狙う。
(3) (1)(2)のために国際的には協調が原則で、対決よりも交渉を選ぶ。
アジアについては
(1) 21世紀前半に、東アジアは世界最大の生産拠点、と経済センターとなる。
(2) 対中、対日バランスとして、アメリカを使う、使わないの勢力が拮抗する。
(3) ドルを離れた、決済・信用システムができ、非政治的な看板をもつ経済ブロックができる。
その他パワーについては、
(1) EUは、益体かしたイギリスを加え、保護主義的なブロックに傾く。
(2) ロシアは旧ソ連の勢力圏回復を目指し、東では日中乖離を狙う。
(3) ユダヤ人国家としてのイスラエルは解体し、イスラム圏はますます存在感を増す。
といったもの。
日本の選択としては、対中関係の核心には、二次大戦の戦後体制があり、
それをどう変えるかが、21世紀日本の繁栄、衰退を決定する。
中国は一気に民主化すると、独立運動だとかが起きて
今迄抑圧されてきた連中が暴れ出して混乱するだろう。
中共がもうすこし人民の権利を確保しつつ独裁統治するのがベスト。
じゃないと13億人をリードできない。
日本に対して敵対しないのであれば奴らとチーム組んで損はない。
但し、闇雲にアングロサクソン共を敵に回すのは非現実的。
経済に支障がでてくるから。少なくともアメリカとは仲良く。
イギリスやオーストコリアへの敵対は全く無問題♪
176 :
懐疑主義車:2009/07/16(木) 16:36:08 ID:goWVihVMO
>陽之助さん
貴方は、ほんとに賢い方ですねぇ。
どうすれば、みんなからバカ呼ばわりされずに済むか、アドバイスして頂けませんかねぇ(切実
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 18:15:39 ID:4Z+TwEde0
>>171その自民党が敗戦後の日本人をメクラにするために唱え続けた
「経済成長」の先にあるのはなんだ?
>陽之助さん
>>171 >>150は、あまりに時代錯誤といえる。
つまり、中国は時代錯誤な行為をしており、軍拡を背景に影響力を拡大中と認めるわけですな。
>中国(と韓国)に頭を下げたくないという国民一般の気持を理解しつつ、
>それと正面から対決しないで、一種、「ごまかす」形で、
>日本と中国の経済関係を深化させていく、というのが、
>日本の経済界、産業界の、まあ一致した見解だろう。
まぁ、高度経済成長期の最中にアメリカ相手に同じ事はしていましたからねぇ。
商売相手としての価値を見出したのでしょう。
一方で、経済交流が進んでも政治レベルでの交流が進まないケースもありますが。
>>173 >いずれにせよ、中国とアジア各国の日本への最大の不安は、「再軍備」である。
これは間違い。
インドネシアでは国家首相が中国の軍拡を脅威と捉え、
日本が安全保障面で責任を果して欲しいとコメントしている。
中国の軍拡を明確に脅威と捉えている証拠。
中国や南北朝鮮の反日を印象付け、アジア全体であると言う印象付けは昔から行われていた。
179 :
ハメ太郎:2009/07/16(木) 18:51:01 ID:9PDqE1BVO
>>176 我々は、100年遅く生まれてきてしまったに違いない。
何回も言うが宿敵に敗北したと宣言する以上撤収するしかないはずだ。ムダな努力は時間のムダ使いであるはずなのよ。
スレを建て精進する以外ないのよ(笑)
>>168 >もちろん帝国主義時代でも、当時のイギリスが持つ経済力は、
>外交政策上においてソフトパワーとしての効用は認められるものであっただろう。
>厳密にいったら、当時でもミックス型の政策だと言えるかも知れない。
誰も論理の摩り替え等求めていないだよ?
ナイ曰く、『強制や報酬でなく、魅力によって望む結果を得る能力』である。
権力者に富(報酬)を渡しす中国のアフリカ外交は、ソフトパワーではない。
これは、イギリスの植民地政策も同様である。
ナイは、著書の中で賄賂・報酬型はハードパワーに分類している。
一体、何を根拠にソフトパワーだと言っているんだ?
以前のポストモダンを用いての地政学批判でも解る事だが、中身を伴わない批判が多い。
一見、それらしい単語を並べて具体的な批判が伴わない文章で反論するのは、
気に喰わないから事実であっても反論しよう、と言う非学術的な態度である。
>>168の文章も同様で、ソフトパワーに当て嵌まらない収賄外交でもソフトパワーにする。
ソフトパワー・カルトのメンバーなのか?
>その目的である以上、そのような印象さえ伝われれば、
貴方の目的は、ソフトパワー・カルトの信者を増やす事。
ソフトパワーの定義を無視して、印象付けを行っているだよ。
>論理のすり替えや誤魔化し行為は、すべて正当化されてしまうのだろう。
本当にソフトパワーなのか?と言う点を無視して前述の誤魔化し行為に走っている。
ソフトパワーを理解していない可能性があるだよ。
追記:
過去に対立していても経済面での協力は出来る、とコメントしたが。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009071500640 まぁ、こういう事。
>>175 >イギリスやオーストコリアへの敵対は全く無問題♪
NATOやオーストラリアを巻き込んでの安全保障を考えれば、敵対しない方が良いだよ、と。
あー、携帯で偽物書き込んでいる人間の正体がちょっと見えた気がするw
劣悪な人間性に触れたが・・・まぁ、事実だった訳だなぁ。
182 :
懐疑主義車:2009/07/16(木) 19:33:48 ID:goWVihVMO
>>179 ハメ太郎さん
ご教示有難うございます。なるほど、バカに付ける薬は無し、つまり私達は治らないと言う事ですね(苦笑
>>191さん
おやおや、誰ですか貴方は?
通りすがりの名無しの分際で、ずいぶんと居丈高な態度ですねぇ(苦笑
このスレは、淑男淑女が集う社交場ですよ。荒らしは断じて許されませんよ(憤怒
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 20:51:42 ID:tdA2PlAK0
何度も言うが、中国は「国防発展戦略」からグローバル経済に飛び込むという
積極的防御の選択をし、「富国強兵」を成し遂げた。目的はアメリカに干渉を
受けない国力を持ち、アメリカ一極構造の世界を多極化させ、清王朝時代の
旧領を回復させる地域覇権を「東アジア共同体」という形で実現し、中原を守る
縦深性のある「大中華圏」を構築しようとしている。これは、経済レジームの
共同体であることを親大陸系の識者は宣伝しているが、何回も言うが、中国が
推し進めるアジア外交・工作には、根源的部分において米国排除の衝動が潜んで
いる。それだけ、中国の地域覇権には、アメリカは邪魔な存在なわけである。
平和的経済機能主義的協力の制度化から出発した到達点は、中国盟主の安全保障体と
変化し、近代的軍事力を持つ日本・台湾・韓国は、対アメリカの最前線となる。
外交官コミュニストである、小原某のような中国脅威論は存在しないなどと
中国のアジアに対する脅威を重箱のスミの問題と打ち消す輩は、要注意である。
モウゲンソーは「国際政治」の中でパワーについて、
「人が他者の心と行動とに及ぼす力、即ち、人間が相互に社会的に接触している場合につねに見出させる現象を意味する」
とし、強制力のみならず他者をある行動に誘導する魅力についても、パワーとして捉える事によって定義した。
また現在の国際政治のあり様を「パワーポリティクス」捉えるなら、そこで求められるのは、相互のパワーを計りながら、
冷徹に自国の国益に増進を計ることである。
ところがダメ太郎のような人間は、パワーを計る尺度が帝国主義時代で使われていたような物差で計ろうとし、
トンチカンな解釈でもって、パワーの分布状況を前提に、自国の国益の増進を計ろうとする。
中国の国際的な地位を高めた本質的な所は、何に依拠した物だと言えるかとした場合、
南シナ海で示威行為ができる事によって支えられていると主張するのは、良い例だと言えるだろう。
このように国際社会におけるパワーの所在を正しくに計る事ができないと、自らが想定するパワーの所在を思い込みで過信する事によって、
北朝鮮のように、国際社会から深く理解できない行為に繋がることなる。
そのような思い込みが改善されない限り、長い目でみたら、国家の破滅に一歩一歩近くづく事になるだろう。
奴の戦略とは、俺から言わせれば、国際社会におけるパワーのあり様や分布状況を正しく理解できない事により示される、
日本という国が破滅へと導く為の戦略だ。重箱の隅を突いてるだけで理解が足りない。
自分なりの主張を妄想の中だけで組み立て、批判に耐えられるような論理を開陳できれば立派な物だが、
それすら出来ないなら、多少なりとも違った視点を、本を読むなどをして身につける必要が、
破滅に導く戦略を示す前に、”かなり”あると言える。
名無しで書き込んでるセコい奴に比べればマシだろ。
面白いしw
>>184 >とし、強制力のみならず他者をある行動に誘導する魅力についても、パワーとして捉える事によって定義した。
これは話の摩り替えである。
ソフトパワーを否定しているのではなく、中国がソフトパワー外交をしていない、と指摘しているのだが。
アフリカで展開している外交は、帝国主義時代の間接統治と同じ性質であるし、
フィリピンに対しても強力な軍事力で以って、幕末のアメリカの砲艦外交同様の行為を取っている。
>中国の国際的な地位を高めた本質的な所は、何に依拠した物だと言えるかとした場合、
>南シナ海で示威行為ができる事によって支えられていると主張するのは、良い例だと言えるだろう。
中国のソフトパワー外交の説明がされていない。
繰り返すが、中国はソフトパワー外交を行っていない。
軍事力と経済力を背景に外交戦略を進めている。
中国の文化や政策が『報酬型・収賄型でない形で』どのように展開しているのか説明をするべきだろう。
ところがソフトパワーの定義もいい加減なまま、説明も果さずにすり替えを行い、
無責任に印象をばら撒いている。
長々と文章を書くよりも、中国のソフトパワー外交の提示をすべき。
中国によって覇権モドキが出来るとしたら、経済発展や独裁体制に理解を示す事による魅力。
強制的な力によって引き寄せるような類ではない。
ちなみに前者によって相手国に認識されるソフトパワーこそが、重きを成す状況にあると言えるだろう。
よって動機そのものが経済にある以上、アメリカという国が中国と比べてよほど経済的にも魅力がなくならない限り、
周辺国にとって、米中ともに安定した関係を望むだろうし、どちからの大国が強制力によって関係を断ち切ろうとした場合、
中国に従うことにへの魅力が半減する以上、反発心もともってなって、覇権モドキはガタガタと崩れ去るだろう。
よって米中ともに、帝国主義時代のようなくっきりと色分けが出来る程の力は、ASEANのような周辺国に対し強制する事は、
国益を減じる事になる以上、国益を最大化する事が国家が行動原理だとする考えに立脚すれば、矛盾をはらむ事になり、
下手すれば中途半端な国が核兵器を持ち出される事によって、米中共に国益に準じた行動は難しくなるだろう。
米中を取り巻く周辺国の状況は、国益を最大化するという行動原理に従って、全方位外交状況と呼べるような混沌とした状況が続くだろうし、
米中は恐らくそれを阻止出来ないだろう。ミリタリー的な観点からすれば、
破壊力が格段に増した兵器の誕生によって、その気になれば、戦前と比べると大国の行動を容易に抑制できるお陰だと言えるかもしれない。
ある意味、それは現在の様相だし、そのような状況はこれからも続く。
米中の立場からすれば、強制力を行使することなく、このような周辺国について如何に引き付けるかによって、
国際社会の中で、相対的な地位の順番を決定付けるだろう。
大枠において、強制力でもって一方の大国との関係を断ち切る形での覇権の構築は成されない。
>>187 >中国によって覇権モドキが出来るとしたら、経済発展や独裁体制に理解を示す事による魅力。
>強制的な力によって引き寄せるような類ではない。
>ちなみに前者によって相手国に認識されるソフトパワーこそが、重きを成す状況にあると言えるだろう。
おいおい!それはソフトパワーでないと既に指摘しただろ。
ソフトパワーが何であるかを述べないで無責任に言うのであれば、
ダメ太郎氏を批判した行為を君自身がやっている事になるぞ!
中国の外交は、ナイの言うソフトパワー活用では無いだよ。
経済発展、つまりODA外交は見返りによる『報酬型』若しくは『贈賄型』。
独裁体制への理解は、体制維持・協力と言う『見返り』があるだよ。
どちらも報酬が伴うので、ソフトパワーの定義に当て嵌まらないじゃないか!
>よって動機そのものが経済にある以上、
経済発展と言う見返り・報酬じゃないかw
ソフトパワーじゃないぞ。
そして君の残りの書き込みは、完全な論点ずらしだ。
早く中国がソフトパワー外交をやっていると言う証拠を出すべきだ。
出せないなら下らない長文を書いて誤魔化すような恥知らずな真似はやめるべきだな。
189 :
ナミダメ太郎:2009/07/16(木) 22:49:07 ID:hAvlKmql0
>>188 懐疑死へ
多少なりとも、中国も関与政策を行っていること、グローバリスト氏の粘着的な投稿によって認めたのだから、
同士である私の意見を否定するような投稿は控えてもらいたい。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 22:55:38 ID:tdA2PlAK0
日本の外部環境の戦略的地勢
1)日本列島は、海洋勢力と大陸勢力の連接点となっている。大陸からは、朝鮮半島という
橋がかかっている。アメリカからみれば、日本はユーラシア大陸にへ勢力を伸ばす足場で、
大陸勢力からみれば、日本は海洋進出の不凍開口部である。日本の地勢の弱点は、細長く
東西からの攻撃に縦深がなく、政治・経済の中心が集中し、人口も集中している為、
核攻撃に弱い。
2)少子化が進行し、将来的に安全保障に動員できる人口は減少している。
社会が女性優位になり、男性の中性化が進み、戦闘的精神を失いつつある。
3)日本は、経済分野で強いが、地化資源に乏しく、アラビア半島の資源が命の綱で
日本までのシーレーンはアメリカが握っている。産業は、安全保障の国家兵站力
として組織化されていない。
4)国民の国家意識、愛国心が稀薄で、安全保障に関する団結・士気、教育訓練は
きわめて弱体である。
5)失敗や変更の揚げ足をとって引きずりおろす国民性。 他者の顔色を
うかがい、三方一両損的な八方美人で、必要な政治措置より、人間関係を大事
にする政治判断を優先する国民性。
6)外交の裏に軍事力があり、有利な妥協を獲得することが他国では当然であるが、
日本の外交の裏づけが資金と技術だけでは、経済外交しかできない。
安全保障外交は、相手国にイニシャチブを握られることになる。
日本もアジアも大中華圏から逃れる為には、アメリカの軍事力が必要になるわけである。
(現状況としては)
その為、中国のアジア工作の最大目標は、日米離間にある。また、日本、台湾、韓国の
政治・軍事的連携阻止の工作も行なっていると考えてよい。(2chで韓国、台湾の悪口を
書くレスには、要注意である。)
アジアからアメリカを追出した後、政治的に軍事的に各個撃破できる体制にする為だ。
>>189 下らない話は求めていない。
中国の外交がソフトパワー外交の定義に当て嵌まる、と言う事を説明できない以上、
ソフトパワー外交であると批判するのは不適切である。
これ以上、中身の伴わない発言は止めるか、きちんと説明をするか。
そのどちらかを選んで頂きたい。
ソフトパワー外交で無いにも関わらず、同じような発言を続けるのであれば、
その点に関しては遠慮無く指摘させてもらう。
ナミダメになると、人を工作員呼ばわりか。。。
アジアの工作員になると、100円以上のアイスが毎日好きなだけ食べられるようになるかな。
>>192 下らない話は求めていない。
中国の外交がソフトパワー外交の定義に当て嵌まる、と言う事を説明できない以上、
ソフトパワー外交であると批判するのは不適切である。
これ以上、中身の伴わない発言は止めるか、きちんと説明をするか。
そのどちらかを選んで頂きたい。
そもそも君が工作員であるなど、一言も言っていないように読めるが。
まぁ、このスレで批判される態度を貴方は取っている訳だが・・・
長文学生君やチベット人氏からの批判が無いのが興味深い点である。
彼らは態度ではなく、イデオロギーで批判しているだろうか?
要するに、ダメ太郎が投稿するのは、コイツの妄想上に存在する中国によるプロパンカンダに対し対抗するのが目的。
国際政治原理を踏まえた上で、考察した結果による物ではない。
中国脅威を煽る事ができれば十分なのであって、政治学的な観点でそのロジックについて確認を求めてもナミダメになるしかないである。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 23:11:37 ID:tdA2PlAK0
腹こわすなよ。
いつまでこのスレにいるんだよ
早く出てけ
>>194 >コイツの妄想上に存在する中国によるプロパンカンダに対し対抗するのが目的。
貴方が、妄想上の中国ソフトパワー外交を撒き散らすのは、どういった目的であろうか?
>国際政治原理を踏まえた上で、考察した結果による物ではない。
君はソフトパワーの定義を踏まえた上で、考察していないのだが。
>政治学的な観点でそのロジックについて確認を求めてもナミダメになるしかないである。
確認を求めても、君は一切出せなかったのだが。
結局、根拠を求められて出せないと解ると、他者の批判をする訳だね。
早く出てけよ、アボーン
さもなきゃコテつけて大人しくアボーンされろ
都合の悪い事から目を逸らしていれば良いのだから気楽であるw
この行動パターンを見るに、都合が悪い他者の意見を受け入れない、と言う図式が浮かび上がる。
これをロジカルシンキングと呼ぶ。
おいロジカル基地外、頼むからコテつけてくれ
な?
簡単だろ?コテ。分かるかコテ?
それでお互いハッピイなんだよ
>>200 >それでお互いハッピイなんだよ
間違った認識が広がるのは、宜しくない。
それに発言者がリアルで恥をかかないようにしているんだから、感謝してもらいたい位だねw
院生が調子に乗って人生を間違えると悲惨だ。
まぁ、論理的な反論も期待できないだろうなぁ・・・
頑張ってログを流してくれw
今回のサミットは、中国は欠席によって皮肉にも存在感を示した形になった。
中にはわざとサボったんだと言う人もいるが、そんなわけはない。
事件の発端は現地記者の取材を信ずる限り、取締側に原因があると言わざるを得ない。
この自治区の書記の王楽泉は80年代に甘粛省で胡主席と同僚で、辺境勤務が長く、
02年11月の胡錦濤体制発足時から彼に近い立場と言われて、95年からその職にある。
だが現地の評判は非常に悪く、特に現地開発が現政権下で本格化してから悪くなった。
チベットもそうだが「西部大開発は問題の解決ではなく、むしろ問題の始まり」
と憂慮されていたことが現実になった感がある。
今回も温家宝だけが強硬鎮圧に反対して、主席を呼び戻したのだなどと民主化リーダーは言うが、
この情報は定かではない。温家宝はもともと穏健、良心的とされる人だからだ。
だが少なくとも常務委員たちの方針、特に習近平らの感覚が完全に胡錦濤とズレている。
この習近平世代はロシアのメドベージェフと並んで、中国のお荷物世代と呼ばれるノンキな世代だ。
困るのは、五輪後もちっとも中国国内で厳戒態勢が解けていない点にある。
今回のウイグル騒乱も玩具工場の暴動以前に、昨年五輪前のテロへの報復が続いていた。
これにまた武装警察や漢族が復讐したので、恐らく恒常的な不安定要因になる。
そして直接の引き金の広東の玩具工場は、もろに低付加価値の輸出企業への直撃だ。
もちろん都市滞留の農民工や地方での争議の問題など、金融危機後の状況もあるのだが、
現体制が内外からの失策批判に脆弱な構造的不安定要因を抱えているように思える。
07年の十七大で「胡錦濤は人脈を確立できなかった」と言う評価が広まっていたが、
予算やその執行、金融機関への監督などを見ても、派閥妥協・戒厳態勢が続く気がする。
とすると中国は今でこそ中期目標40%と言う条件を出しているが、これは交渉なのか?
今年のCOP15で合意可能か?温暖化対策で合意が出来ても、国内で実行可能なのか?
大ナタを振るえないから合意不可能な条件を出すんだろう?と言う憶測が出るだろう。
心配なのは内治や半島問題で統治能力や外交能力への信頼が米国で低下することだ。
「中国の現政権って、色々約束はするけどそこまで実行する力はないんじゃない?」
「モラトリアムを伸ばしてきたけど、経済成長と引き締めの自転車操業ではないのか?」
と言うのは、少なくとも半島問題ではそろそろ米識者に広がり始めたように感じる。
北は中国の六者協議復帰論を堂々と無視して、中国を苦境に陥れている。
お前は要らんから下がってろと言われた中国の体面の低下は覆いがたい。
オバマはもともと強烈な中国の為替相場不均衡論者だ。
とりあえず中国は金融引き締めにもう一度転じたので、今年後半あたりが正念場だろう。
>相手がイランなら、文句を言うが、中国だと怖くて何も言えない、
>という姿勢がありありと見え、欧米メディアの政治性が浮き彫りになっている。
もっと大きい問題はウイグルの独立運動がテロ組織として指定を受けたことではないかな。
彼らはイスラム系過激派と聞いただけで思考を停止する。鎮圧は見てみぬふりでしょう。
だが、米国は二股をかけていて、悪名高いNEDから世界ウイグル会議に資金を流してる。
ここ数年は何とかなるけど、中間選挙、もしくは2012年以降はどうなるかは分かりません。
現にユーラシアに散在するトルコ系の盟主トルコのエルドアン首相は中国の取締を非難している。
中国の存在感は確かに大きいが、期待過剰が半分、途上国の反対同盟の御神輿が半分。
今のところそれ以上でもそれ以下でもない。G2論は景気回復中心に期待先行ですね。
途上国も利害バラバラで「発展の権利」で一致しているだけで、過大評価は禁物、
具体的な交渉も出来ると言うポーズは取っているが、出来ないのじゃないかと自分は思う。
中国の発展はクリントン2期・ブッシュ両政権の恩恵に預かったので、反米は得じゃない。
途上国に軸足をかけすぎない方が賢明。
6月末の人民銀行の基軸通貨論も、あまり言及するとアメリカで為替相場不公正論が復活する。
そもそもSDR自体があまり現実的な選択肢ではないと言う専門家の厳しい見方もある。
その前に人民銀行は自国の金融のズボラな監督を何とかしたらどうだと言うことで、
残念ながらこの点は「偽りの夜明け」と堂々と米国で言い切った白川総裁に劣ると言わざるを得ない。
そう言う日銀の資産劣化も相当なものがあり、とんでもない条件でCPを買い入れている。
雇用統計で1回冷水を浴びせられた米景気見通しは恐らく今年後半には暗転する
いまはGS、MSの分かりきった好業績で伸びているが、これは完全な粉飾決算。
むしろバンカメとシティがダメになったことで、景気早期回復期待は打ち砕かれる。
204 :
陽之介:2009/07/17(金) 14:35:00 ID:2nZOT4Eb0
>>175さん
正しい現状理解で、今後の選択としても賛成だ。
「外交」を考えるときのおれの基本的立場は、
「日本人が幸せなら、他の開国は、どうなっても構わない」
である。
仮に日本の利益になるなら、外国人がいくら不幸になろうと、問題ない。
「中国の民主化」も同様で、日本にとっては、中国は独裁国家の方が利益がある。
「中国は民主化すべきだ」と主張するほど、おれは中国人に同情的でない。
アメリカと敵対すべきでないのは言うまでもない。
東アジア版EUと、「日中同盟」に、日米の敵対は、障害になる。
アメリカとの経済関係は縮小していくが、それでも大事な「お得意様」であり、
関係は時間を掛けて「調整」していけばいい。
一番避けるべきは、台湾独立派、アメリカのネオコン系の挑発に乗らないことだ。
対アングロサクソンは、文明論的なテーマで、世界史的な転換を想定している。
パーキンソンの「東と西」ではないが、文明史的に東西は力のバランスで、
交互に重心を動かしてきた。
18世紀から20世紀までの西の傾きが、21世からは東に傾くということである。
イギリスは無視していいが、オーストラリアは、鉱物資源の面から、友好をたもつ必要がある。
205 :
陽之介:2009/07/17(金) 14:35:50 ID:2nZOT4Eb0
>>183さん
部分的には共感するところもあるが
「中国の地域覇権には、アメリカは邪魔な存在なわけ」
は、違うと思う。
中国の「地政学的な」立ち位置から言えば、最大の脅威は「北」であり、次は「東」である。
「北」は、長大な国境を脅かすソ連の軍事力で、ロシア帝国時代から中国は
北からの脅威に怯えてきたし、中共党の時代で同じ。しかし、これは今消えた。
次の「東」は日本であり、現在の中国の建国自体が、日本の軍事力によって成立したものだ。
国民党、中共党は、日本の軍事的な進入を、アメリカの力を借りて対決し、成功した。
戦後は、アメリカと並んで5大国の一画に位置を占めている。
中国がおそえるのは「力を持った日本」であり、それを抑えるためにアメリカを使う。
日中国交回復後の中共党の立場は、一貫して「日米同盟」支持であり、これは対ソの意味と、
日本の「独立と再軍備」をアメリカによって抑制する効果を狙っている。
206 :
陽之介:2009/07/17(金) 14:37:08 ID:2nZOT4Eb0
>>202さん
「今回のサミットは、中国は欠席によって皮肉にも存在感を示した形になった」
おれは、全く逆の感想を持った。G8は、G20、特に中国がいないと、何も決められない。
また、ウイグル暴動については、チベットの時よりも、欧米の非難がはるかにトーンダウンしている。
中国の今の最重要問題は、金融危機後の経済政策が功を奏し、7.9%の成長を示した、と言うことだ。
この数字にほっと胸をなで下ろしたのは、日本の財界はもちろん、オバマだろう。
中国のような途上国は、公共投資の効きがよく、インフラが整っていないところに、
50〜60兆円も入れたのだから、需要は総統伸びるだろう。
アメリカの政財界や日本のそれは、中国の景気回復に最大の注意を払っても、
ウイグルの騒ぎなどは、全くゼロに近いレベルの問題に過ぎないと思っているだろう。
仮に「暴動」が中国経済の回復の妨げになるなら、
アメリカは、「暴動の陰には国際テロ集団の陰謀がある」とかでっち上げて、
中国政府の「弾圧」を支持をしかねないな。
207 :
陽之介:2009/07/17(金) 14:39:35 ID:2nZOT4Eb0
>>176懐疑主義車さん
バカにされているのかなあ、その辺は、よく分からないな。
気にすること、無いと思いますよ。
おれ的の観点だと、主張内容ではなく、論議や論争の「方法論」に問題があるかも知れない。
おれは、ディベートが好きだったので、
仮に「日中同盟」支持不支持の立場を、今と逆にしても、
同じように相手と論争できる、かなw
ようは、論争術が重要で、つまらない話ですが「弁論術」アリストテレス(岩波文庫)は参考になる。
>>179ハメ太郎さん
なるほど共思いますが、ディベート的な感覚だと、次のよう「作戦」もある。
議論である程度「詰め」が見えた場合、180度立場を転換し、「転向宣言」したうえで、
敵の主張を自分のものとし、その中に本来の自分の主張を隠しながら織り込む。
相手の主張に含まれるモチーフを、徹底的に推し進め、相手に攻撃させて自爆する。
その段階で、本来のもともとの自己の主張が正しかった、と逆転勝利する。
という手法があるな。
>>190さん
ちょっとおもしろいが、なんか、戦前の「唯軍主義」の青年将校が、
頭の中だけで考えたシナリオみたい。
208 :
陽之介:2009/07/17(金) 14:45:22 ID:2nZOT4Eb0
209 :
懐疑主義車:2009/07/17(金) 14:52:56 ID:oLScNqHuO
>陽之助さん
貴方は、ほんとに良い方ですねぇ。
友達が一人もいない私のメル友になって頂けませんかねぇ(切実
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 21:45:15 ID:pWSVZ+5i0
陽之介氏へ
ご存知と思うが、EUの主要国のほとんどは、アメリカの軍事同盟であるNATOに
加盟している。 前にも言ったが、同盟には軍事的意味合いが強い。協商関係の
経済的利害をバイラテラルな安全保障的結びつきが補完し、協商関係よりグレードアップ
した結びつきといえる。
アチソン・ラインを覇権線に持つアメリカが「日中同盟」を仮想敵と見ずに
(仲良くやりましょうや)と気軽に「東アジア共同体」を祝福するとすれば、
煮ても焼いても食えない戦略を持つ、今迄のアメリカは、何だったの? ということになる。
中国は、「国防発展戦略」により、「毛沢東戦略」からの脱皮を図り、伝統的
西・北に備える「塞防主義」から、アメリカをマネ、アジア統一の地域覇権を目指す
「海防主義」に転じた。その為、陸上兵力・兵員を大きく削減し、海・空軍の
近代化、増強に励んだ。その海・空軍力は、陽之介氏が言う、東の脅威である
日本の海・空軍力をはるかに凌いでいる。専門家が見ても、私のような素人が見ても、
敵は、もっと大きな存在であることが分かる。
ロシアといえば、国力をつけることを国策の優先としている。そういう意味で、
中国とロシアは、対立よりも宥和が両国にとって、当面の政策に有益であると
利害は一致している。現実に表向き協商関係、裏向きは同盟という上海協力機構を
結んだ。 アメリカ、日本、インド、オーストラリアがベンガル湾で軍事演習を
行なった時、上海シックスも負けじとイランを加え、中央アジアで軍事演習を
行なっている。
これらの事を考え、中国の国家戦略の目的を分析すれば、21世紀前半は、
主たる潜在的敵国を東アジアに居座るアメリカとして「海防主義」を優先し、
2049年までにアメリカ、ロシアと戦争して、勝たないにしても負けない戦争力を
構築し、アメリカ、ロシアが中国との戦争を回避し外交で解決すべく利害を共有
する大国クラブに誘い入れるようにもっていき、中国が国際関係の決め事に影響力
を持つ国際秩序を作ることである。 そうすることで、第二列島線と清王朝の旧領迄の
戦略的境界の覇権を世界に認めさせる。という長期戦略目標を持っていると考察できる。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 22:41:04 ID:wPPBIzOcO
↑
しつこい・しぶとい・バカ
>>204 >「中国の民主化」も同様で、日本にとっては、中国は独裁国家の方が利益がある。
日本に取って害悪のある独裁政権であれば、内乱によって混乱した中国の方が利益があるのでは?
>一番避けるべきは、台湾独立派、アメリカのネオコン系の挑発に乗らないことだ。
中国を大陸に封じ込めるの効能を考えれば、台湾独立を密かに援助する位が丁度良い思いますが。
日米中のシーレーンが重なりますし、日本は米中のパワーバランサーとしての役割を果たし、
自国の利益を最大限に引き出し、安定させるべきでは無いでしょうか。
>次の「東」は日本であり、現在の中国の建国自体が、日本の軍事力によって成立したものだ。
東は日本に限らず、海洋を通じての脅威の要素が大きいかと。
日本の再軍備のみが脅威でなく、アメリカも脅威と捉えているのが実情だと思いますが。
(明確に判断できない以上、二つの可能性を表示するべきでは?)
日本も然る事ながら、台湾海峡危機の際のアメリカ介入を教訓に、
海軍力の強化を推し進めたのが実態でしょう。
アメリカは『アメリカが認める形でしか台湾併合を認めない』としていますから、
台湾併合を悲願とする中国共産党としては、アメリカ自体も脅威と考えているかと。
>中国のような途上国は、公共投資の効きがよく、インフラが整っていないところに、
>50〜60兆円も入れたのだから、需要は総統伸びるだろう。
以前話をしましたが、経済成長に対して資源の消費量が減っているので、
実際には成長していない、と言う意見もありましたが。
>>206 これは珍しいな。ぜんぜん自分の認識と違う。
今まで反中のお馬鹿がいたので手控えていたが、そろそろ良いだろう。
一行目から反論すると
・「中国がいないと何も決められない」でなく「いても何も決められない」になりかけてる。
コペンハーゲン以降は「いるから決まらない」になりかねない。
これはBRICsサミットでも同じ。ロシアは中国の煮え切らなさに内心失望している。
先進国には中国幻想が残っているが、胡錦濤が出席しても核軍縮・半島・温暖化、
いずれも途上国の合意を取りまとめて先進国と交渉することは不可能だったでしょう。
だがアメリカが期待してきたのはそう言う役割なんだから、完全に食い違ってる。
ブッシュ政権は中国とは折り合いが良かった。開発優先とバブル経済はマッチしたから。
でも今はそうじゃない。
だが胡錦濤政権は二期目も、国内に犠牲を強いて交渉=譲歩する政権基盤が出来てない。
おそらく核も温暖化も野晒しになる。特に核軍縮はオバマが極めて重視するテーマ。
フランスと結託できればともかく、このまま進んだらえらい反感を買いますよ。
・ウイグルが無害なチベットより注目度が低く欧米に嫌われているのは今までも同じ。
今回はむしろ現地でメディアが生の民衆と接触した。世界的なアピールに成功したほう。
・経済政策は奏功して当たり前。60兆円+超金融緩和で8%を達成できなければ処刑もの。
それに貿易量特に対米輸出が回復してない。電力消費も落ち込んでいる。
統計ほんとに大丈夫かと思う。金融引き締め後まで何とも言えません。
上海万博までは財政金融フル稼働で数字は維持する方向に行くが、これじゃ持たない。
・ウイグルの騒ぎは単体の問題と言うより、北京政府の統治能力の問題として認識される。
現政権が考えた大規模投資開発方式の辺境統治ははっきり言って失敗しつつある、
そもそも同化政策そのものに無理がある。建国時の理念に立ち返るほかない。
国内で最高級に経済成長率が高い地域なんですよ?それでもこのありさまは何ですか。
・弾圧の影に国際テロ集団の陰謀と言うのはまず考えられないですね。
911テロ以後のブッシュ政権下のほうがその理屈は通りやすかったでしょう。
アメリカは中国だけを見てるわけじゃない。イスラムも見てるから。
特に今回の抗議行動は昨年みたいなテロじゃないんです。
オバマは圧倒的に中東に関心が高い。
中国の混乱を恐れるなら、適切な外圧(と言うかチェック)はかけてあげないとダメ。
昨年のチベット騒乱の際も、福田首相は「友人として」きちんと忠告した。
福田的なスタンスは中国は根に持ってません。
なお間違いのないように言えば、自分は中国の内乱など望む人間は自殺志願者だと考えている。
日中関係の安定化を望んでいるし、中国共産党支配が転覆される事態など望んでいない。
なぜなら代替勢力がないからだ。
だがそれとこれは別だ。支配を続けたければ、きちんとフィードバックの回路を作らなくちゃ。
だが、今の状態ではそのうち体制維持すら覚束なくなる可能性が高い。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 23:11:43 ID:GNxKag8D0
スポーツ選手で美人でスタイルが良いのは、
中国人と結婚させたらどうか?
ていうか国策でキャリアウーマンは、全員この
計画に参加させろ。
中野友加里・吉川すみ・大塚しのぶ・井上朋子・みさきゆう・
島田和菜・前田知恵ら
は、全員この計画に参加させろ。
山崎こずえが当たればよい。
混血が進めば病気にも強くなるし、
長所だけ受け継いだら最強になる。
最強のハーフ日本人を産んでもらおう!!
215 :
陽之介:2009/07/21(火) 15:12:46 ID:u0pPqxO70
>>210さん
「「東アジア共同体」を祝福する」
もちろん、アメリカは、自国を抜かした他の同盟国同氏の結びつきを、嫌う。
EU自体に不信感をもっているのもそのためだ。
「東アジア共同体」は、以前の「独自の決済通貨」などでも、明白に妨害し、
どのようなものであれ、「祝福」どころか、嫌がらせをするだろう。
「その海・空軍力は、……東の脅威である日本の海・空軍力をはるかに凌いでいる」
単なる兵力の多寡の比較は意味がない。
欠点はあるが、日本の自衛力は水準をクリアし、日本単独の力を持ってしても、
中国軍は日本本土への侵略は不可能である。
「中国……(は)21世紀前半、……潜在的敵国を東アジアに居座るアメリカとして
……2049年までにアメリカ、ロシアと戦争して、勝たないにしても負けない戦争力」
全くの幻想で、中国もアメリカの互いに「戦争」などする気はないし、する力もない。
米中相互の「依存関係」は、歴史上希なほど緊密で、それが今の国際関係の基本である。
216 :
陽之介:2009/07/21(火) 15:14:48 ID:u0pPqxO70
>>212さん
日本国の国益は、平和な環境の中で商売をすることで、これが国民を豊かにする。
戦争は、国益のために必要なら選択肢として考えられる、というのがおれの考えだが、
今の日本にとって戦争は、利益も意味のない、避けるべきものだと確信する。
中国は日本最大の商売相手で、「封じ込め」などは、全くの逆効果である。
「経済成長に対して資源の消費量が減っているので、実際には成長していない、と言う意見」
やや意味不明だが、中国の輸入(資本財が多いが)が増えているし、
エネルギー・鉱物資源を世界中から買い集めている。
つまり、「資源の消費量」は増えている。
217 :
陽之介:2009/07/21(火) 15:16:51 ID:u0pPqxO70
>>213さん
なるほど、ちがってますねw
まず「アメリカが期待してきたのはそう言う役割」で、アメリカの期待が
中国の利益になる場合とならない場合がある。
北の「核」など日本以外にとって大した問題ではないので、中国にとっては、
現状維持で、飼い殺し、というのが一番望ましい政策だろう。
「温暖化」は先進国の優位性保持の戦略と、デリバティブ波の金融商品ビジネスが狙いだ。
途上国にとっては、先延ばしして、先進国間の分裂を誘うのが上策である。
「ウイグル」については、欧米各国の反応を問題にした(チベット時よりも沈静化)。
弾圧、粛正、隔離、何でもいいが、暴動は鎮圧化された。
ウイグル人には、同乗すべき点があるが、方法を間違った。
中国政府は、ウィグル人の大学進学率を増やす、と声明したが、
これはアメリカの黒人などへの「人種枠」を似たような制度で、
今度の取り組みも似たようなものになるだろう。
一部の漢族化したウィグル人エリートは出世するが、大多数は貧しいままだろう。
中国経済については、次のレスで
218 :
陽之介:2009/07/21(火) 15:17:56 ID:u0pPqxO70
中国政府は、一部の国との決済に、人民元を使うことを解禁した。
対象国は、香港、ASEANなどである。
これは、きわめて重大な決定で、「基軸通貨ドル」の揺らぎ、
国際通貨「ドル、ユーロ、人民元」時代の始まりを示すものだ。
中国とアメリカの経済構造は、ドルによって不可分の関係になっていて、
中国側からすれば、対ドル依存関係から脱却しなければ、
このままアメリカの「不安定なドル」に引き面れてい泥沼に陥ってしまう。
両国の関係は、為替を安く設定した中国が、低コストの生産環境をつくり、
大量にアメリカにモノを輸出し、ドル建てなので大量の外貨を集める。
アメリカは財政・国際収支が慢性的に赤字なので、中国からのドルを入れてバランスを取る。
アメリカは国内では、不動産価格をネタに借金を繰り返し、それを証券として国外に売る。
寝上がった分を担保にさらに金を貸し、国民は大量に消費する。
アメリカドルは、基軸通貨なので、借金を増やしても、これが可能だったが、
不動産価格の上昇という「ネタ」が、作り物である以上、いつかは終わるゲームであり、
実際に終わってみると、アメリカの国府を生む四分の一をしめた、金融・不動産セクターは、
全滅に近い状態になった。
219 :
陽之介:2009/07/21(火) 15:23:09 ID:u0pPqxO70
アメリカが中国依存である以上に、中国はアメリカに依存している。
中国のGDP中半分以上が製造業で、純輸出は10%、黒字の8割がアメリカ輸出だ。
まさに中国は、日本以上にアメリカに依存しているわけである。
時々「アメリカと中国が戦争するかも」といった話が出るが、
少なくとも短期・中期的には、根拠のない幻に近い。
中国が米国債を売り払ったら、ドルは暴落しアメリカ経済は崩壊する。
アメリカが対中関税を上げ、資産を凍結したら中国は破産する。
米中関係は、切っても切れない腐れ縁の仲である。
(ただし、中国は「縁」を薄くしようと、試み始めている)
先に中国の内需拡大は大きな効果を出すだろうと述べたが、もう一つの問題が、
人民元を上げるか下げるか、ということである。
下げて再び米国輸出で稼ぐか、あるいは上げて内需拡大を後押しするか。
おれの個人的印象では、中国は人民元を上げる方向で決断したと思う。
決済通貨としてつかうとなれば、これまでのような安値維持は難しくなる。
人民元は上がり、ASEANは元で決済し、元という「順基軸通貨」をもって「買い物」をする。
その結果、世界の国々が人民元を有る程度持つようになり、為替は市場の圧力で
さらに上がらざるを得なくなるのではないか。
これが、多分、終わりの始まりになるだろう。
>陽之助さん
>>215 >欠点はあるが、日本の自衛力は水準をクリアし、日本単独の力を持ってしても、
>中国軍は日本本土への侵略は不可能である。
日本本土への侵攻だけが問題ではなく、海上封鎖対策も重要な問題です。
シーレーン防衛は日本一国の力で解決する事は不可能です。
『海上封鎖はありえない』と言う考え方はありますが、中国自身が『シーレーン防衛戦略』を打ち出している以上、
海上封鎖の脅威は存在する、と言う観点から政策実現を図っているのが実態です。
陽之助さんが海上封鎖はありえない、と言った所で何一つ説得力はありませんし、
貴方のセンスが欠けているだけでしょう。
>>216 >中国は日本最大の商売相手で、「封じ込め」などは、全くの逆効果である。
軍事面での封じ込めであって、経済面での封じ込めではありません。
軍事的な封じ込めであれば、賛同頂けますか?
>日本国の国益は、平和な環境の中で商売をすることで、これが国民を豊かにする。
だとすれば、中国の海洋進出(海軍力増強)は、従来型の平和的環境を激変させる可能性がありますが。
海上封鎖は非現実的と言う意見も有りますが、肝心の中国はシーレーン防衛を考えているのが実態です。
これは事実ですから、陽之助さんが否定した所で、意味がありません。
中国の軍事力封じ込めは、適切な手段だと考えますが?
>つまり、「資源の消費量」は増えている。
以下は
>>213からの引用ですが。
>それに貿易量特に対米輸出が回復してない。電力消費も落ち込んでいる。
経済成長の数値が資源消費や電力消費から怪しい・捏造された物である、と指摘しているのです。
>>217 >北の「核」など日本以外にとって大した問題ではないので、中国にとっては、
>現状維持で、飼い殺し、というのが一番望ましい政策だろう。
まぁ、中国としては北朝鮮崩壊、難民流入が一番気を揉む所でしょうな。
続いて朝鮮半島統一後の政治的変化・・・ですかねぇ。
幾つか質問しましょう。
YesかNoかでお答え頂いた後、ご自身の意見を述べてください。
1.中国の軍事力を大陸に封じ込める事は、日本の国益上、有効である。
2.電力消費量の落ち込みの側面から、経済成長率が捏造である、と言う意見をご存知ですか?
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/21(火) 21:05:20 ID:RmXJoTRk0
陽之介氏へ
>米中相互の「依存関係」は、歴史上稀なほど緊密で・・・。
>ただし、中国は「縁」を薄くしようと試みはじめている。
昨年12月の中国から北鮮のへの輸出が、最高に達したことが分った。
日本人の北鮮に対する素朴な疑問の一つに、国家が窮乏している状態にも関わらず
何故、あんなにたくさんのミサイルを打つことができるのか? という疑問がある。
*先のレスでも言いましたが、6月下旬の米下院公聴会の国際懸案事項で、識者達が「G2}構想に
警笛を鳴らしはじめた。中には、過去「ウィーク・ジャパン派」の識者もいた。
*ゲーツ国防長官が、メリーランド州・フォートミードに、中国から行なわれる、
日々、向上しているサイバー攻撃に対抗して、「サイバー司令部」を設置したことを公表した。
*米上院外交委員会委員長のジム・ウェブ氏は、公聴会で尖閣諸島は、日本の主権で
あることを明言した。
*拡大抑止(核の傘)の強化について、日米両国で協議が行なわれることになった。
カート・キャンベル国務次官補は、記者との懇談で、NATOとの核共有管理体制
(核シェアリング)のようなものを詳細に話し合う用意がると述べた。
*20日、キングリッチ上院議員は、ワシントン市内の公園で、
「中国は、北鮮を支え続けて日本が核武装する結果となった方が安全か、北鮮の核廃棄を
強要したほうが安全か真剣に考えるべきだ」と述べ、中国に強烈にシグナルを送っている。
まるで、(知っているぞ)と言っているみたいだ。
国体の価値観が違う国は、「縁」が薄いらしい。
>NATOとの核共有管理体制(核シェアリング)のようなものを詳細に話し合う用意がると述べた
そんこと述べてないよ。
アメリカが日米安保に従って、核を使用する場合のガイドラインについて、秘密裏の中で確認することが目的。
都市が核で消滅しても、報復しないかもしれないし、報復するかもしれない。
しかし、すくなくとも上記のような事は述べてない。
それかから、キャンベル国務次官補は、同時に日本は核兵器を所持することは、日本の国益に反すると主張してる。
上記の話し合いの目的は、日本が核兵器を持つような動きを封じこめる為の活動だろう。
核兵器よりも、交渉の余地があると思われる、F-22についても、アメリカは初めて議会の承認に対して拒否権を発動するそうだ。
またG2構想と比較して主張されているのは多国間構想であり、米中による対立的な政策じゃない。
米中は接近しているし、その結果として日本は動揺し、ダメ太郎のように尖閣諸島の主権や核の傘について、
再度確認が得られるだけで、小躍りする始末。
犬だから仕方がない。
223 :
陽之介:2009/07/22(水) 10:36:50 ID:v3fR0GQ20
>>220さん
「海上封鎖の脅威」
軍事面にかぎって述べる。
結論から言えば、「通商破壊能力」は日本の方が高く、中国は脅威を感じている。
軍事情勢は対称性があり、相手側から見たバランスを見ることが不可欠である。
中国側からの「海上封鎖の脅威」は、逆よりも大きなものがある。
日本の有する潜水艦隊は、艦齢も若く、静粛性、音波兵器、魚雷、指揮管制ど、
通常型潜水艦としては、世界で第一級の能力を持つ。
浅海での作戦能力も高く、全16隻中半数を出動させれば、中国港湾、航路に
重大な脅威を与え、商船航行を最大限に破壊、妨害できる。
また、最高性能のP−3Cをこれだけの数そろえている国は、米国以外日本しかない。
中国の対潜能力は、日本の海上自衛隊に劣る。
海自は、護衛艦の性能、乗員の練度が世界でトップクラスであり、
かつ、西太平洋の海洋情報(海底状況、音波探知情報その他)を膨大に持つ。
中国の原子力潜水艦は、栄型は時代遅れで、商型はまだ実用化の途上だ。
主力は在来型のロメオ、明型だが、旧式である。
問題はキロ級だが、海自は音紋情報を持っていて、追尾実績もある。
仮に日中が西太平洋で通商破壊戦、潜水観戦を行った場合、
日本が勝利し、中国の通商路を遮断できる可能性は、非常に高い。
(上記には、機雷戦は含まない)
万一戦えば、我々は、海での戦いに勝利する。
質問の1は意味がない。
2は、効率化と、消費量の混同か、意図的なミスリーディングだ。
まず中国の送電網や機器の効率が悪く、ロスが多い事情がある。
これらを外国製や自国の新型に置き換えていて、効率が上がり、消費量を抑えることに成功した。
また、中国の発電は石炭が多いが、これをガスに置換しつつあり、これも効率アップになる。
224 :
陽之介:2009/07/22(水) 10:38:45 ID:v3fR0GQ20
>>221さん
何が問題がわからない。
国家間同士で国益や国家戦略を巡って交渉をすることは、当たり前ではないか。
>>222さん
「日本が核兵器を持つような動きを封じこめる為」
基本的に賛成だ。
アメリカは、時々「日本の核兵器保有を許容」といった外交シグナルをだすが、
国家戦略として、日本に核兵器保有を許さない。
シグナルその他は、もしそうなったら、たいへん困る、という意思表示である。
なぜなら、日本の核兵器保有は、二次大戦戦後体制からの脱却であり、
米国からの独立を意味するからで、米国がそれを許すはずがない。
しかし、日本に潜在力があり、米国がそれを恐れているのは事実だ。
F-22については、アメリカ国内にダブルバインドがある。
軍需産業は、もちろん生産ライン持続のために売りたいし、
軍部も兵器を通して自衛隊をコントロールしたい。
しかし、国務省の一部は、中国から圧力で日本にラプターを持たせることに反対だ。
おれ個人としては、軍事的にラプターは日本の防衛目的にふさわしくないと思う。
ユーロファイターが第一候補で、可能性としてF-2の改造、
理想を言えば、心神が一番のおすすめw、
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 12:49:02 ID:7HJE4QQS0
中国の一人っ子政策って何時まで続くのかな?
あと二十年も続いたら中国は福祉政策の失敗で崩壊するな。
農業地帯は男子を労働者として求めて女子は堕胎している、男女比率が既に崩壊しつつある。
男ばかりが残っても子供は生まれなくなる。
女子の戸籍が人生を決定してしまう今の制度では、男たちは農村の女子と結婚をしたがらない。
一生農村の戸籍に縛られる子供を誰も作りたくないからな。
格差社会を是正できない中国は社会主義を名乗る資格はないんじゃないの。
生まれで人生を固定している中国の階級制度はネット社会でも存続できるのか、中国こそ革命が必要なんじゃないの。
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 13:06:36 ID:7HJE4QQS0
農村地帯を疲弊させたままで、都市部のみが繁栄を謳歌している現状は危険だね。
北朝鮮の首都だけが別世界の北朝鮮と基本的には同じことだね中国の繁栄は。
強権で弾圧することで一部の特権階級が富を独占している中国って、危険じゃないか。
世界を弾圧して中国が繁栄を独占しようと考えているよ、基本思想がそうなのだから。
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 13:45:52 ID:7HJE4QQS0
労働人口の構成が歪になってきた中国って、十年後に繁栄していられるのかな。
年金制度が国営企業だから何とかなっていたが、民営化を推進してしまって、ほとんど年金制度がない中国で、
福祉予算を労働者が負担できるのか?
企業年金を整備していくようになって低賃金を武器にした中国企業が存続できるのか。
儒教の教えが残る中国で、親の面倒を見ることの重要性は日本では考えられない苦労だ。
親が子供の世話になることは当然の権利であり、子供に負担をかけたくないなどという日本的発想は皆無に近い。
一人っ子政策が進むと、とんでもない苦労が将来の子供たちにかかっていくことになる。
消費による繁栄を楽しめるのはそう長くは続かないだろう。
政府が老後を保証するという幻想を中国政府自身が破ってしまった以上、老後に備える必要性は高くなっていくだけだろう。
228 :
陽之介:2009/07/22(水) 17:40:51 ID:v3fR0GQ20
>>225>>226さん
「農村格差」
日本にとって「得か損か」の観点で見れば、
中国に格差のあった方が、日本の国益になる。
また、中国という国家にとって、格差は労賃の引き下げに役立つ。
格差社会自体は、どこにでもあり(米国のように極端な例もある)、それ自体は問題ではない。
中国は都市籍、農村籍と出生によって身分上の差別がある。
これは、膨大な人口を都市に流入させず、低賃金労働者の確保に役立つ。
不満は常にあるが、中国政府は、それを抑える十分な警察力をもっている。
また、中国の戸籍制度(档案)は、非常に広範囲で緻密であり、管理に役立つ。
「中国こそ革命が必要」
おれは、中国人が弾圧されようと、搾取されようと、日本人が幸福ならどうでもいい。
他国の格差を心配し、「革命」といった提案をするほど、中国人に同情していない。
彼らの不幸は、彼らの問題だ。
229 :
陽之介:2009/07/22(水) 17:42:52 ID:v3fR0GQ20
>>227さん
「儒教の教えが残る中国で、親の面倒を見ることの重要性は日本では考えられない苦労だ」
これは、むしろ逆だろう。
中国人にとって、長寿の親の面倒をいることは、幸福である。
連中ががつがつと働き、金を稼ぎ、子供に教育を受けさせ、出世させようとするのは、
親に孝行し、子孫繁栄を願うことが、人生の目的で、幸福だからだ。
高齢になった親の世話を「苦労」と感じるのは、むしろ日本的な人生観だろう。
おそらく、東アジア的な人生観でも中国と同様に、親と子供の世話は、
労働意欲の源泉であり、幸福の源である。
家族に対する「世話」などの負担が少ないほどよく、自分のい幸福、という感性は、
非常に現代日本人的なもので、世界的に見れば、特殊なものといえるのではないか。、
230 :
たまに読んでる人:2009/07/22(水) 18:18:52 ID:SB52dUQvO
HNネームは付けた方が良いのでは?
その方が私のような一般国民にとって判りやすいな。
陽之介さんと長文学生さんの今回のG8のに対する意見の食い違いには興味深いものがある。
私個人は、長文学生さんの言われるアメリカが中国が行き過ぎないように懸念していると感じてる。
日米中の相互依存関係が壊れることが最悪の結果をもたらすことになりかねない。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 18:58:16 ID:ofZ8tbAj0
陽之介氏へ
アメリカは、もう分っているのだ。 アメリカからのシグナルを中国は無視する
つもりなのか? 北鮮に「サイバー戦」の技術を教えた国は何処なの?
カート・キャンベル氏とキングリッチ氏の発言は”セット”と思いませんか?
>>222 >上記の話し合いの目的は、日本が核兵器を持つような動きを封じこめる為の活動だろう。
実際、日本が核兵器を持つメリットは存在しますか?
防衛予算の何割かが核の維持に回され、通常戦力が減衰するのが現状でしょう。
>またG2構想と比較して主張されているのは多国間構想であり、米中による対立的な政策じゃない。
>>222 >中国から行なわれる、 日々、向上しているサイバー攻撃に対抗して
中国からのサイバー攻撃は、どのような政策に基いて行われているのですか?w
追記:以下、コピペ
52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 22:25:39 ID:l/de/bgM0
ジョセフ・ナイの見るアジア(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/world/017/index.html 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/07/09(木) 23:24:59 ID:SKb7aQSX0
>>52 ナイ自身は・・・
長期的に見てヨーロッパでもアジアでも一国がヘゲモニーを握ることに反対する米国の立場は変わらない。
と答えている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
米中接近を並べた所で、アメリカがアジアで一国がヘゲモニーを握るのに米国は反対、と言っている。
G2は対等なパートナー関係じゃないだよ。
米中接近の実態は経済分野で進み、それ以外の面では激突しかねない・・・と言うもの。
>>223 >陽之助さん
すみません、YesかNoかでお答え下さい、とコメントした筈ですが?
>万一戦えば、我々は、海での戦いに勝利する。
カタログスペックのみで○○が勝利する、と言うのは軍事への無知・無理解を示す。
日本は戦力投射能力が低く、東南アジア方面に至っては、一国での防衛は不可能。
前述の通り、日本のシーレーンである東南アジア方面で砲艦外交と影響力拡大を図っている。
一方で中国は東南アジア及びパキスタンでの軍港整備、陸路開発を行う事で、
スペックで勝てない状況を、戦略で解決しようとしている。
>効率化と、消費量の混同か、意図的なミスリーディングだ。
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1247466064/l50 IEAからの指摘なんですが、何処まで効率化が進んでいるんですかね?
>これらを外国製や自国の新型に置き換えていて、効率が上がり、消費量を抑えることに成功した。
ここ10年ほどの間、電力消費量と鉱工業生産の伸び率は連動していたのですが?
効率化を図ったにしても、一体、何時の間に効率化を行ったんですかね?
それに中国電力企業聯合会は電力消費量の公表取り止めをしていますが・・・
これ、どうもこう言った指摘が始まったのに合わせて、止めたようなんですけどね?
>>224 >しかし、国務省の一部は、中国から圧力で日本にラプターを持たせることに反対だ。
中国のスパイ活動がそもそもの原因では?
すっかり忘れていますけど、イージス艦関係で中国がスパイ活動をしていましたよね?
>>222さんもこのスパイ活動に対して、どう考えているか教えて欲しい所ですけど?
>>229 問題は超少子高齢化で貯蓄率も低い中国が将来的に市場縮小する、と言う点だと思いますが。
どんなに労働意欲を持っていても、高い生産性が無ければ賃金は低いままで、
収入が限られる一方で、介護への出費が必要になる。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 19:47:07 ID:pJzz+MyF0
スポーツ選手で美人でスタイルが良いのは、
中国人と結婚させたらどうか?
ていうか国策でキャリアウーマンは、全員この
計画に参加させろ。
説得には福島瑞穂や辻元清美が当たればよい。
混血が進めば病気にも強くなるし、
長所だけ受け継いだら最強になる。
最強のハーフ日本人を産んでもらおう!!
セレブ生活がまっているぞ。
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 22:03:04 ID:KFdE6bpU0
まだいるのか
チョン懐疑主義者
最近、ヒラリーが北朝鮮について、「注目を集めようとしているが関心を払うべきではない。それには値しない」と語った。
アメリカにとっては、軍事的に脅威でも無いのがその理由だとした。
同盟国であるはずの日本の安全保障において、目先の問題として真っ先に上がるのが北朝鮮問題であるにも関わらず、
アメリカが無関心であることを示すことは、日本の軽視してる状況だと言えるだろう。
もちろん、そのような不安は韓国に存在し、6月には共同宣言の文書として、核の傘が明記される事になり、
アメリカ大統領自身が約束するに至った。
キャンベルが訪日した理由も同じだろう。アメリカが無関心で居られるように、日本にも火消しにやってきたと言えるものだ。
無関心を装うのなら、日本が示すような強硬論についても、無関心のままで居ればよかったのに、
どうやら、そのようにいかなかったらしい。
別途、キャンベルが発言してるように、日本や韓国が核武装することは、アメリカにとって悪夢と言えるからだろう。
一方で中国に対しては、北朝鮮の扱いについて、ヒラリーが示した通り”無関心”という態度しか見えない。
聞こえてくるのは、野次を飛ばす事が本業である野党側の元政治家であるキャンベルのような発言のみ。
政権内部から、そのようの発言が聞こえてこないのは、ヒラリーが示したように無関心を決め込む以上、
随分と過去と比べると、状況が悪い方に変化しているが、少なくとも現在より状況が悪くならない限り、
北朝鮮と中国の関係についても、”無関心”である以上、積極的な圧力を望むものではないだろう。
日本の臨検法案に廃案になったのだから、アメリカ側すれば何もしない日本が、なぜ中国に対しアメリカの役割を期待するのか?
と言われれば、その通りかもしれない。
しかし、このような冷徹なアメリカの態度を理解できない人間が約1名ここに居る。
↓コイツだ。
>ID:ofZ8tbAj0
>>236 >最近、ヒラリーが北朝鮮について、「注目を集めようとしているが関心を払うべきではない。それには値しない」と語った。
>アメリカにとっては、軍事的に脅威でも無いのがその理由だとした。
実際、北朝鮮が核戦力の使用と言う愚行に出ない、と考えている為でしょ。
>別途、キャンベルが発言してるように、日本や韓国が核武装することは、アメリカにとって悪夢と言えるからだろう。
何が悪夢かと言えば、アメリカとの明確な同盟関係を持たず、中国から工作やらを受けている国家・・・
そんな日本が核武装すればアメリカに取って悪夢以外の何物でもないw
>しかし、このような冷徹なアメリカの態度を理解できない人間が約1名ここに居る。
ちと聞きたいんだが。
>>222 >中国から行なわれる、 日々、向上しているサイバー攻撃に対抗して
中国からのサイバー攻撃は、どのような政策に基いて行われているのですか?
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 01:59:56 ID:fslJ3+fI0
軍論とゲイとの深いつながりが話題になってるな
性的嗜好の反映らしい
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 06:01:34 ID:DIDYcjgQ0
2009年 7月17日 産経ニュース
* キャンベル次官補は、日本の一部にある核武装論について「日本にとって良い
考えとは思わない」と否定したが、NATO諸国の核共有管理態勢(シェアリング)
などに関する質問に「全てを詳細に話し合う用意がある」と語り、
日本の要望次第では、話し合う姿勢をにじませた。
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 06:05:46 ID:DIDYcjgQ0
もちろん、>239のレスのキャンベル氏の言葉は、中国へのシグナルの言葉だろう。
しかし、中国の態度しだいでは、現実になる可能性がある。
そういえばナイは昨年12月、民主党幹部の話し合いの中で下記のような発言があったらしい。
「オバマ次期政権下で(日本の)民主党が安全保障政策でインド洋での給油活動をやめ、
日米地位協定などの見直しに動いたら反米と受け止める」と警告した。
今回の選挙で、民主党が掲げるマニュフェストに含まれる内容だ。
もちろん、選挙はこれからである以上、予断は許さないが、
仮に民主党政権が誕生した場合、”反米”的な行動を封じ込めるためにも、
様々な圧力を掛けてくる事は予想できる。
核の傘についても十分な確約を示さなかったり、尖閣諸島の主権についても、態度を曖昧にするかもしれない。
結果として、民主党を支えるリベラルのみなず、保守系からも反発が起こり、
日米関係はギクシャクし、アメリカが望む日本に対する本音という物が見える事になり、
日米関係をお花畑のように考えてる人間についても、冷徹なアメリカの態度の知る事になり、
”全てを詳細に話し合う”という意味に、甘い夢を見ることも無くなるだろう。
日本の核武装論が沸騰した場合に、妥協点の一つとしてはクローズアップされるかもしれないが、
中国の態度によって決まるものじゃない。
日本が核の傘について大いに疑問視し、アメリカに対し強い態度で挑まない限り、状況は何一つ変らない。
日米関係を、お花畑のように考え安住してようでは何も得られない。
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 06:50:34 ID:DIDYcjgQ0
中国が代理人を仕立てた間接外交や「超限戦」をやめれば
アメリカの警笛もおさまるよ。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 08:42:22 ID:Njo0hzbA0
核を持てばいいだけ
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 09:28:40 ID:CePcTaxN0
中国と組んだってアングロサクソンには敵わないよ。
246 :
陽之介:2009/07/23(木) 11:05:31 ID:qKM0Iwme0
>>230さん
おれも賛成です。
単独のレスだけでは、論旨が不明なものもあるので。
「日米中の相互依存関係が壊れることが最悪の結果」
もちろんその通りだが、日米中関係は21世紀の国際関係の中核であり、
各辺の長短の変化はあっても、三者の関係が壊れることはないと思う。
問題を整理しよう。
おれは
>>220さんが「日本本土への侵攻だけが問題ではなく、海上封鎖対策も重要な問題 」
というレスに対し、
>>223で、(中国による)「海上封鎖」もあり得ない、と述べた。
発端は、
>>210での(中国軍の)「海・空軍力は……日本の海・空軍力をはるかに凌いでいる」
といった単なる「飛行機が何機ある」といった比較は、おれが無意味だと述べた点だ。
>>223でおれが述べたように、中国には日本のシーレーンを「封鎖」する能力はない。
もちろん中国には「日本本土侵攻」能力もない。
「軍事的脅威」を計る場合、現実的な運用や参戦構想を見ることが必要だ。
247 :
陽之介:2009/07/23(木) 11:33:06 ID:qKM0Iwme0
>>236さん
ヒラリーの「無関心」は、北朝鮮から譲歩を引き出すための「作戦」だと思う。
実際問題として、米国にとって「北」は利害が薄く、関心が「薄い」のは確かだろう。
おれの個人的感想では、日本は「核武装カード」をもっとちらつかせたほうがいい。
さもないと、中国が動かない。
そうした場合、韓国に核武装の動きが出てくるが、これは米中が抑えるだろう。
>>241さん
重要な指摘なので興味を持った。
米政府が民主党政権の施策に圧力を掛け、日本人が両国のズレに気づく、
というのは、大いに可能性があると思う。
「米国の核の傘は穴だらけで、大雨になると濡れる」というのがおれは基本的認識。
日本の停滞は、「米国の保護」という幻による、無力感から来ている面が大きい。
したがって、民主党が政策転換をすることは大きな意味がある。
しかし、仮に政権を取っても、何か形を変えた支援をするのではないか。
>>245さん
前提が間違っている。
「アングロサクソンは、中国と組んで派遣の延命を図っている。
アングロと中国が組めば、どこも敵わない」
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 14:04:10 ID:DIDYcjgQ0
陽之介氏へ
何の為に小笠原諸島沖や沖ノ鳥島沖で空母艦隊の阻止の為の海洋調査をやったの?
宮古海峡は、海洋調査を終え、中国潜水艦の太平洋への通路となっている。
当然、軍事的シーレーンを守る為、機雷封鎖阻止の為の政治・軍事的な策は
考えているはずだ。
「核カード」をちらつかせなくとも、中国が大国が認める地域覇権国構築の戦略を
戦略転換せずに進めれば、自然と転がり込んでくるよ。
中国の日米離間策に乗らず、日米関係にヒビを入れなければ良い。
今、欧米は核不拡散の為に必死になっている。日本は共同歩調が得策だ。
中国による代理人への国の核保有が広がれば、当然、アメリカは核不拡散を
諦めなければならない。日本は日米中の相互依存などと言っていられなくなる。
選択を迫られることになる。
いい加減うんざりなんだよな。軍事面でのみ外交を語っている人。
HNも付けないでさ。文字通りたまにしか読んでないから本当に判りにくい。
いざ読んでみたら「国益」を無視してる上に、ストーカーのようにへばりついてる。
はっきり言ってさあ、現代の国際社会中でいかに日本が生きているか解かってないだろ?
誰とは、言わないがその辺の基本的認識が出来ないのならばかきこむな!
俺自体議論できる程の能力はないってことぐらい認識してるよ。
だからこそこのスレッドを楽しくROMってるんだよ。
貿易立国の日本が、現状生き延びるための方策を考えろよ。
経済知識を勉強することだね。何が知的に真摯だ?ストーカーくん。
PS
懐疑主義車さんやハメ太郎さんのパロディが結構面白いです。
>>246 >陽之助さん
どうにも戦略的見地が欠けている。
無限に飛行・戦闘できる戦闘機など存在しないし、潜水艦だろうが船だろうが同じである。
>
>>223でおれが述べたように、中国には日本のシーレーンを「封鎖」する能力はない。
>もちろん中国には「日本本土侵攻」能力もない。
日本の海上封鎖打破能力の範囲は、何処までだろうか?
>「軍事的脅威」を計る場合、現実的な運用や参戦構想を見ることが必要だ。
日本の場合、足の長い兵器の保有が出来ない点をご存知だろうか?
更に中継基地を確保する為の集団的自衛権の行使も出来ない。
もし私が日本に対して低コストでシーレーン封鎖能力を得るのであれば・・・
1.戦力投射範囲外のエリアで海上封鎖を行う事を念頭に、戦力整備を行う。
(どんなに優れた兵器を保有していても、戦力投射の範囲外であれば運用できない。)
2.シーレーンに隣接する国々との関係を強化する。
3.戦前の侵略を訴え、集団的自衛権の行使・再軍備に反対し、足枷をつけておく。
4.対日シーレーン封鎖解除作戦を展開するであろう米軍の撤退を訴える。
(フィリピンや韓国の例を見るに、一度排除されれば米軍は積極的に救援をしない。
日米離間を速やかに実行すれば、米軍介入のリスク、切り札が無くなる。)
展開が不可能な地域で海上封鎖が実行する能力が有れば、本土侵攻能力は不要である。
仮に航続距離(搭載兵器の射程も含め)が1000キロで相手よりも数段優れている兵器を保有していても、
1100キロ先に敵が待ち構えていれば、何一つ手出しが出来ない。
本土決戦レベルでしか物事を考えられないのは致命的だ。
まぁ、陽之助氏が何と言った所で戦略問題に対する無知・無理解を抱えている現実は変わらない。
若しくは、日中同盟の為に捏造やすり替えを図る、と言ったところか。
>>249 釣りにも全力投球、懐疑主義者でございます。
ここは外交政策板なので問題は無い筈ですが?
>貿易立国の日本が、現状生き延びるための方策を考えろよ。
憲法改正、日米同盟強化と独自外交の構築、集団的自衛権の限定的な行使、と申し上げておりますが?
PS
私も貴方の書き込みは好きですよ。
ユーモアのセンスの無さやら経済への無根拠な傾倒は、誰かさんのパロディですか?
非常に笑えますw
251 :
懐疑主義車:2009/07/23(木) 21:16:36 ID:0DFbi7TzO
おやおや、また貴方ですか(苦笑
通りすがりの名無しの分際で、ずいぶんと慇懃無礼な態度ですねぇ(憤怒
自治会長として、スレ主陽之助さんに荒らし報告させて貰いますからね、
覚悟をして頂きますよ(憤怒
大事な事はシーレーンの安全確保なんですよ。
私が気がかりなのは、ETCレーンの進入速度なんですよ(苦笑
252 :
たまに読んでる人:2009/07/23(木) 23:00:48 ID:3DbPYLD7O
>>250 は?何言ってんのお前?誰にも相手にされないもんだからって八つ当たりしないでくれる?
後さレスつけないで。うっとうしいから。頭おかしいだろお前。それとも酔っ払いか?
>>250 何でコテつけないの?
名無しで書いても誰も読まないから同じだよ
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/24(金) 08:33:51 ID:RBfSK8850
★【ネット右翼】「中国が攻めてくるーッ!」★
共同通信 2005年10月24日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000100-kyodo-soci 24日午前5時10分ごろ、愛知県大府市北崎町井田の建設業
布目伊調さん(68)宅から「二男が刃物を振り回している」と妻の
美代子さん(61)が110番した。布目さんと長男明光さん(40)が
全身数カ所を刺され重傷、美代子さんも頭を切られ、軽傷を負った。
駆け付けた東海署員が殺人未遂の現行犯で無職の二男光隆容疑者
(38)を逮捕。同容疑者は「中国が攻めてくる」などと話しているという。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
同容疑者は布目さんの仕事を手伝っていたが、半年ほど前から
「体が疲れた」と仕事に行かなくなり、離れの自室に閉じこもって
インターネットをするようになったという。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒⌒⌒)
へ ||| ハ
|\ //丶\ /ハ
|ヘ| / /_丶 ー―/_|
|ヘ| |_____憂●国} 中国が攻めてくるーッ!
| ̄| |;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ヽ
ピュー (∃⊂ヽ |::( 6∪ ー─◎─◎ ) _
─── └┘ \ |ノ (∵∴ ( o o)∴ ) (つ∈)
\ \. | ∪< ∵∵ 3 ∵> / /
──── ヽ \ヽ ⌒ ノ / /
`、 丿u ヽ ___ ノ / /
───── ゙、_ / .\U____ノ 壺 \ /
゙、 世界日報 ヽ /
────── ゙、 / 嫌 諸君 SAPIO i. ン
/ 韓 ;;; |/
─────── / 正論 流 WILL ;;;;;発売中 |
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/24(金) 11:20:03 ID:DgXSLyNt0
現状を維持したい大国と現状を打破したい大国の相互依存など、破局は時間の問題だよ。
その事に備えることが大事だ。貿易立国の日本の国益は、効果的・効率的「極」の選択に
ある。選択を間違えれば、日独伊三国同盟の二の舞になる。
256 :
陽之介:2009/07/24(金) 14:01:52 ID:qm+n6tdI0
>>248さん
「海洋調査」
まともな海軍ならどこでも、海洋調査をやるのは通常任務である。
何も「空母艦隊の阻止の為」ではない。
また、軍事について意図と能力を混同している。
日本は、米国の第七艦隊への攻撃「能力」があるが、それをする「意図」はない。
中国も同様に、日米の部隊に対し限られた「能力」はあるが、「意図」はない。
「日本は日米中の相互依存などと言っていられなくなる」
<相互依存>は、事実の問題であり、どう思うかといった価値判断ではない。
日中、および日中米の産業連関を見れば、相互依存は明白だ。
例えば「おもちゃ」を例に挙げよう。
日本でつくられたエチレンを中国が輸入し、プラスチックをつくる。
日本メーカーのつくった金型で整形し、中国国内の工場で組み立てる。
米国がそのおもちゃを輸入し、パッケージにして日本に特許料を払う。
といったつながりが、電気製品、自動車、情報機器などほぼすべての分野にある。
その仕事のあがりで、特権階級である中共党の党幹部は、ベンツに乗ったり、
香港に愛人を囲ったりしているわけである。
257 :
陽之介:2009/07/24(金) 14:03:51 ID:qm+n6tdI0
>>249さん
「軍事面でのみ外交を語っている人。」
同感ですね。
以下
>>250に関して
1,2,3は意味不明で理解できないか、本題とは関係ない。
4は、中国自身が「日米安保」を支持している。
「日本の海上封鎖打破能力の範囲は、何処まで」
わかりにくい表現だが、「中国は日本のシーレーンのどこを攻撃できるか」
と言ったことが言いたいのだろうか?
「本土決戦レベル」以上と言うことは、インド洋、東太平洋を考えているのだろうか?
中国海軍の同地域での潜水艦戦能力は、限りなく小さい。
そもそも、自国の商売をしているフネ(前記で例示)を、
なんで味方(中国自身が)攻撃しなくては、ならないのか?
「シーレーン」でいうなら、そんなことよりソマリアの海賊退治を考えた方がいい。
まあ、仮に「軍事重視」ならそれでいいのだが、それならそれで、
正確な情報を元に、もう少し冷静な軍事的な分析をしてはいかがだろう?
どの国が好きでも嫌いでも構わないが、感情的になると負けるのが戦争の特徴だ。
「懐疑主義車さんやハメ太郎さん」
これは、おれもなかなかだと思う(レーンの進入w)
258 :
陽之介:2009/07/24(金) 14:05:26 ID:qm+n6tdI0
>>254さん
ご指摘、参考になります。
まあ、一例だろうが、ある種の典型としてはおもしろい。
なぜ日本人の間に「嫌中」感情が一般的に、または、一部には強度に存在するのか。
よく言われる「反日教育」「反日デモ」「人権抑圧国家」だから、嫌い、と言う以上の
何かがあると思う。
おれ個人としては、対アメリカ感情の逆転として、
また、日本人自身の国家認識の俯瞰の反映ではないかと思う。
259 :
陽之介:2009/07/24(金) 14:46:23 ID:qm+n6tdI0
>>231さん
「カート・キャンベル氏とキングリッチ氏の発言は”セット”」
両者の発言が分かりません。
ソース、有りますか?
261 :
懐疑主義者:2009/07/25(土) 06:31:13 ID:/yhCm25lO
>>260 >>252 ああ、そうか。
ワタシの事を仰っているんですね。
コテハンだし、
>>233の疑問の内、軍事絡みの話しかしていない。
>>257 >陽之助さん
>同感ですね。
えーとワタシ自身の事みたいですけど?
>1,2,3は意味不明で理解できないか、本題とは関係ない。
すみません。
ようするに、何とかしてワタシの無能さを誤魔化したかっただけwである。
>中国海軍の同地域での潜水艦戦能力は、限りなく小さい。
素晴らしい戦略的見地ですね!
中国の海外軍事拠点では、日本の潜水艦は能力を最大限に発揮できます。
>そもそも、自国の商売をしているフネ(前記で例示)を、
>なんで味方(中国自身が)攻撃しなくては、ならないのか?
経済面での協力体制は、国家が対立していたら実行不可能だ。
ワタシは初歩的な混同をしていたw
>>254 酷い話ですねぇ・・・ アホの私から見ても酷い。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 07:01:14 ID:dRyjXBWa0
陽之介氏へ
前出しの6月下旬の下院公聴会は、中国と北鮮をそうとうナーバスにさせたようだ。
公聴会冒頭で、エニ・フォレオマベガ小委員長は、「北朝鮮の核兵器が日本への脅威と
なると、日本も核戦力を開発する必要があるという議論がどうしても出てくるだろう」
と述べている。
また、マイケル・グリーン氏は、こう証言している。
「北朝鮮の核の脅威に対して日米両国は核ドクトリンを再考すべきだろう。米国が1980年代に
ソ連のSS20ミサイル配備に対抗して西欧で取ったと同じような措置を今や日本でも考慮
すべきではないかと問うようになった」(巡航ミサイル、パーシングミサイルを核シェアリング
でヨーロッパ配備) 7月3日、4日 産経新聞
7月4日のアメリカ公共施設、大手企業への最大規模のサイバー攻撃は、中国丹東にある北鮮と中国が
共同経営するホテルからのものらしい。
中国と北鮮の”警笛”だろうが、アメリカの態度をより硬化させ、キャンベル発言、
キングリッチ発言へとなったと考えるのが普通ではないか?
キングリッチ発言に関しては、7月21日前後の産経新聞を読んでくれ。
それから、中国のアメリカ空母艦隊に対する潜水艦作戦は、あなたも言っていたろ。
中国による「ブルー・ネービー・ウォーター」を自慢していたではないか。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 07:41:48 ID:eQsaEMDKO
馬鹿しかいないな
日中同盟も日米同盟も存在しない
あるのは米中同盟とその下にいる奴隷国家日本という体制だよ
265 :
メダ太郎:2009/07/25(土) 14:57:27 ID:toJqcXvMO
各氏へ
何回も言うがアメリカはアメとムチを使い分けており、真性Mの私としてはムチとロウソクのほうがより好ましい。
G2アイテム、いわゆる鼻フックとボールギャグが織りなす甘美な世界観は、あのマッキンダーでさえ
ダッフンダーと悶絶せずには、いられなかったはずだ。
私が会員制SMクラブを出入禁止になったのも頷ける話だ(笑)
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 15:13:04 ID:tVAmFepP0
>>263 >あるのは米中同盟とその下にいる奴隷国家日本という体制だよ
それで満足なの?
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 15:46:24 ID:tVAmFepP0
>>246 >発端は、
>>210での(中国軍の)「海・空軍力は……日本の海・空軍力をはるかに凌いでいる」
といった単なる「飛行機が何機ある」といった比較は、おれが無意味だと述べた点だ。
飽和攻撃を受ければ、数の優位が発揮される。
航空機は一度使用すれば整備が必要、数回出撃すればオーバーホールが必要。
極限まで性能を搾り出す戦闘行為は、すべての部品に負担と消耗を強いる。
旧式兵器で攻めてきても、そのたびに全力で迎撃するのだからたちまち武器弾薬は消耗される。
無視して攻撃を許すことなどできないだろう。
>
>>223でおれが述べたように、中国には日本のシーレーンを「封鎖」する能力はない。
すべての艦船を護衛することなど不可能。装甲が無く鈍足の輸送船などミサイル一発で沈没する。
世界中に散らばる中国系の人間が海賊のように小型ミサイルで襲ってきたらどうする?
すべての船舶を近づけないままで航海など不可能に近い。国籍は中国でなくても船員は中国人かもしれない。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 16:03:41 ID:tVAmFepP0
>>246 >もちろん中国には「日本本土侵攻」能力もない。
米軍が日本と同盟関係を維持している状況が前提なんだろう。
中国の工作で在日米軍が撤退した後、日米関係が疎遠になるような工作を仕掛けてきていたら米軍の支援は期待できない。
日本政府が中国に敗れたら、日本を支援したことが負い目になる。
そうであるなら、制空権の維持も短期間しか出来ない日本は、中国の本土進攻を完全阻止することは出来ない。
国内に潜入した中国人を区別できない日本は、破壊工作を受けて崩壊していく。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 16:26:24 ID:tVAmFepP0
中国との軍事同盟を主張する集団が革命政府を名乗って蜂起したら、日中戦争でなく内戦状態だとして米軍の介入が困難になる。
傀儡政権だといっても実行支配することが正当性につながるとアメリカもイラクで証明した。
中国人も日本人もアメリカにとって区別は意味が無い、自国に役立つかだけだ。
中国に媚びる日本など支援する価値は見出さないだろう。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 16:47:01 ID:SLSklVxXO
>>265 > 各氏へ
>
> 何回も言うがアメリカはアメとムチを使い分けており、真性Mの私としてはムチとロウソクのほうがより好ましい。
> G2アイテム、いわゆる鼻フックとボールギャグが織りなす甘美な世界観は、あのマッキンダーでさえ
> ダッフンダーと悶絶せずには、いられなかったはずだ。
> 私が会員制SMクラブを出入禁止になったのも頷ける話だ(笑)
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 17:04:46 ID:tVAmFepP0
>>229 >中国人にとって、長寿の親の面倒をいることは、幸福である。
飢饉の時には孫を殺して親に食わせ、最後は自分の身を差し出すことが美徳という文化だから、
日本とは価値観が違うね。
孫や子供の食い扶持のためには姥捨て山という日本の文化とは正反対だ。
一人っ子政策の先には、彼らにとっては至福の親孝行天国が待ち構えているわけだ。
>不満は常にあるが、中国政府は、それを抑える十分な警察力をもっている。
東ドイツもソビエトも充分な警察力は持っていたんじゃないの、中国政府は何処が違うというの?
都市部の繁栄を体験した人間を農村に縛り付けておくのは簡単じゃないと思う。
大減税による消費景気で日本を元気にします。
北朝鮮のミサイルから国民の安全を守ります。
2030年に3億人国家と、GDP世界一を実現します
273 :
ハメ太郎:2009/07/25(土) 17:37:40 ID:SLSklVxXO
>>265 偽物氏へ
偽物のくせに…何で私の本心をバラすのよ(笑)
懐疑氏へ
何回もいったかいがあったに違いない(笑)
同志として自分の馬鹿さ加減に気付いたことは歴史的法則に基づき当然であったのよ。
何回もいうのが嫌なので言うが、本心は(覇権)より(派遣)なのよ(笑)
巨人阪神戦のS席がチケットピアの発売初日でも取れない。オウム地勢学のたたりに違いない。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 19:36:55 ID:dRyjXBWa0
>>263 せっかく、青木直人氏が忘れてほしいと思っている。「米中同盟」という言葉を
蒸し返したら教祖様に申し訳ないぞ。
未確定情報を頼りに、北朝鮮が行ったサイバー攻撃は中国が全面的に支援しており、
それに怒ったアメリカが、大統領戦で敗れた陣営側の人間の口から、
日本の核武装を取り上げて脅してるって言いたい訳だ。
よくダメ太郎が、一般人には理解できない事であっても、私には理解できるとかほざいていたけど、
俺にはも、まったく理解できないわ。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 21:20:37 ID:eQsaEMDKO
現実見ろよ
アメリカも中国も情で外交してるわけじゃない
国益、金だけだ
それを引き出すツールが軍事力 経済力
アメリカが日本に軍隊置くのも金のため 中国が経済的には日中友好路線を堅持するのも金のため
中国がアメリカと並ぶ大国にまで成長したならば
日本の経済力が衰退したならば
何が起こるかなんて分かるだろ
日本が助かるには核武装しかないんだよ
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 21:45:32 ID:dRyjXBWa0
>>275 中国が、経済発展の為の個人の精神の自由、人権に配慮し、欧米的物質的価値観に
目覚めるの何時なのよ?国益を他国の経済発展に見出すことにより経済の相互依存を
広げ、文化・文明の異なる国家の壁を薄くすることができるのだろ?
そのことにより、国際的価値観の統一による秩序形成は成るんだろ?
現状況が、そういう状況になってる?
278 :
ハメ太郎:2009/07/25(土) 21:49:06 ID:SLSklVxXO
>>274 あんた誰?カルト信者の偽物ですか?
私、米中同盟なんて言ってませんが(笑)
意味不明に違いない。
おいおい。
政権とは背を向けるような人物の発言に過ぎないものを、その他の憶測と絡めて主張するのは、
アメリカの政策を考えるとき、説得力が欠けるだろと指摘してやったら、
またお得意の質問返しかよ。 しかも、何回も説明した事についての質問だよ。
呆れるよな。
>中国が、経済発展の為の個人の精神の自由、人権に配慮し、欧米的物質的価値観に
>目覚めるの何時なのよ?
1978年 改革開放以後
以下略
ところで以前ダメ太郎は、北朝鮮の船が中国を後ろ盾とするミャンマーに寄港する事をもって、
北朝鮮とアメリカの対立は、中国が後押しする代理戦争だとしていたが、
結果からすれば、ミャンマーに寄港する事出来ずに、本国に帰ってしまった。
お前の妄想を前提とする事実は崩れしまった訳だが、君はこのように状況が変った事について、
どのように解釈を改めるの?
妄想だから、事実に対する解釈なんてどうでも良いの?
それから、なぜオバマ政権を背を向ける側の人間から飛び出した発言を、そこまで重要視しないといけないかについても、
不満があるなら説明すべきじゃない?
マイケルグリーンは普通にCIA工作員だよw
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 00:49:29 ID:HZ9SyQVh0
まーったくゲイはどうせ同じ結論に行き着くんだから素直に従えばいいのに
時間かけて無駄な時間をかけて考えることに意義を見出してるとしか思えんな
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 05:00:52 ID:Dx+YbuJH0
>>280 あれだけ、監視されてりゃ、戻るしかないだろ。
そこまで言ってないのに、いやに具体的に語ったな。(笑)
あなたの推測どうりなら、ミャンマーが核保有することで米中関係は決定的に
壊れることになる。 オバマだろうが、CIAのマイケル・グリーンだろうが、
ぶちぎれて当り前だろう。
インド、ブータンでは、マオニストの活動が活発になってるそうです。
インドでは、250の村がマオニストに占領され、彼ら曰く「解放区」となったそうです。
きっと、村内ではポルポト政権のカンボジアのように村民の思想改造や思想検討が
行なわれていることでしょう。 パキスタンは米中の周辺勢力関係で動くでしょう。
これが、何を意味するか分るでしょ。
>>285 あらあら、上記の件を引き合いに出して、これは超大国同士による戦争の前触れーだって言ってたじゃない。
そうした前触れの一貫として起きた、中国が仕掛けている北朝鮮を使った代理戦争って、
アメリカが監視してるだけで、収束する程度の本腰の入った物じゃないだ。
なんで監視されている程度で、引き上げる事になったのか説明しないと、
日常的に監視されてる状況である、国際社会の中では、これからもそのような代理戦争は起きないし、
あるいはそのような構図が、そもそも存在しないという事じゃない。
>あなたの推測どうりなら、ミャンマーが核保有する
だれがそんな事を言ったの?
国家にとって、軍事力という物は不確実な未来に対する保険であり、必ず起こる事への対処じゃない。
だからいくら平時における軍事政策を持ち上げても、可能性を示唆すると言える程度のものであって、
お前の主張におけるすべての根底を支える、将来必ず起こる事に対する証明とは言えないの。
その他のファクターで、如何様にでも変る事が出来る未来が常に存在する。
お前はその未来について、余りにも限定的な見方しかしていないし、
それを支える理屈が、大して知りもしない地政学のみによって依拠してる事が、カルト呼ばわりされている背景。
それから帝国主義時代と比べると、戦後において軍事力を利用することにって覇権を確立することは、
国家を支える経済が、地球上に網の目のような広がった中では、酷く限定的な利用機会しか認められない。
よって戦後アメリカがそうであったように、中国が覇権を確立するにしても、国民国家を中心とする相手からポジティブに受け入れてもらう必要がある。
その原動力としての存在が、経済発展を魅力としたソフトパワーであり、未来の可能性を論じる上での重要要素。
軍事面でのあり様じゃない。
〈前略〉先週7月16日(木)に調布市に国民新党の
国会議員のMさんをお招きして「郵政民営化見直しへの道」と
題する講演会を催しました。 M議員のお話のなかで
とくに注目すべき点は、ゆうちょ、かんぽがそれぞれ抱える
日本国債が平成20年から平成22年にかけてそれぞれ
75兆円、18兆円分の満期を迎えるということです。
そして、それを米国がよこせとねらって要求しているということ、
つまり、オバマのグリーン・ニューディール政策の資金源に
したいということです。 私は恐ろしさと怒りがこみ上げてきました。
ヒラリー・クリントンが真っ先に日本を訪れたのも、
麻生首相を一番に米国に呼んだのも、これが
目的だったわけです。いったいこの事実を
日本国民のどれだけの者が知っているのでしょう。
このことは絶対に多くの日本人に知っていただきたいのです。
そして郵政民営化の本質とは、はじめから終わりまで、
米国が日本人の財産であるゆうちょとかんぽの金を
横取りすることだったということです。
この93兆円、なんとしてでも守らなければなりません。
日本から流出してしまったら二度と戻ることはありません。
米国は、日本に借りた金を返すなどとは一分たりとも
思っていないのですから。このことを次の総選挙で
野党は訴えるべきだと思います。
>>287 >国家にとって、軍事力という物は不確実な未来に対する保険であり、
中国のように軍事力で領土を獲得する・・・という事も出来る。
外交の一手段、と言うのが正しかろうに。
軍事力が均衡していれば、話し合いによる解決を行う努力をするだろうし、
時には軍事力を背景とした恫喝や交渉を行うケースもある。
>その原動力としての存在が、経済発展を魅力としたソフトパワーであり、未来の可能性を論じる上での重要要素。
>>180のコピペで充分だな。
以下、コピペ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ナイは、著書の中で賄賂・報酬型はハードパワーに分類している。
一体、何を根拠にソフトパワーだと言っているんだ?
以前のポストモダンを用いての地政学批判でも解る事だが、中身を伴わない批判が多い。
一見、それらしい単語を並べて具体的な批判が伴わない文章で反論するのは、
気に喰わないから事実であっても反論しよう、と言う非学術的な態度である。
>>168の文章も同様で、ソフトパワーに当て嵌まらない収賄外交でもソフトパワーにする。
ソフトパワー・カルトのメンバーなのか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
結局、経済を構造の上位に持っていこうとするから、捏造や苦しい理屈を並べる破目になる。
大して知りもしないソフトパワーを並べ立てる事で、カルトと化している訳だが。
基本的に一元的な味方を信仰している為、所々に破綻がある訳だが。
290 :
ハメ太郎:2009/07/26(日) 15:05:54 ID:Tvtk57iQO
>>289 名無しの嵐って楽しい?この世は地政学によって動くのよ。
地政学は万全なの。その為にも国際社会の動きなど関係ないに違いない。
それすらわかんない奴らな無能(笑)
291 :
メダ太郎:2009/07/26(日) 18:12:07 ID:KPgAXWsqO
ハメ太郎氏へ
野球観戦が好きだったとは、あなたらしくもない(笑)
それはきっと時のGHQの3S政策の成果に、ちがいない。
とりわけ私はセックスに異常な関心があるのよ。
あなたも私も、いい歳だ。リベラルでデモクラシーな彼女を
見つけて2ちゃん生活から脱却しなければ、日本が生き残る道はないのよ(笑)
結局論理的な反論無しでネガティブ・キャンペーンか。
お話にならんね。
そもそもね、中国が国家の生存を最大化する為に心配してるとしたら、それはアメリカとの対立よりも、
国内に抱える16億を超える国民の不満が爆発すること。
ロシアのように、土の下からザクザクと資源が沸いてくるなら話は別だが、
中国はそのような国民を養う為には、欧米が構築した自由貿易体制に便乗し、
際限の無い欲求を満たす為にも、持続的な経済発展をエンドレスに続ける必要がある。
その為に軍事力を手段として利用することが理に適う状況ならまだ理解できるが、
現在はそのような国際社会の状況じゃない。
急速に膨張する軍事費についても、アメリカとの関係をはじめとする不確定な未来に対する備え。
ダメ太郎が考えてるような、確実に到来するであろう、アメリカとの戦争に対する備えじゃない。
車の保険と一緒で、必ず事故に合う事を予見して、積み立てている訳じゃないし、
そのような事が実際に起きることを頭から望んでいる訳じゃない。
アメリカや日本にしても同じだろう。中国との戦争を望んでいる奴がいるとすればキチガイだ。
だったら、そのような事故が起きないように、多くの人(=国)が納得した上での交通ルールを目に見える形で作って置く必要がある。
言葉を変えれば、それは共通の価値観を作っていく事であり、作る事ができれば必要な保険(=軍事力)としての積み立ても減少していくだろう。
もちろん、日米と比べれば政治体制の違いによって、共通の価値観なるものを広げていく事は困難が付き纏う。
しかし、そもそもが事故(=戦争)は回避すべきだとする共通の価値観が存在する以上、糸口がまったく無いわけでもない。
外交政策とは、そのような糸口を頼りに、望まない未来を回避する為に努力し続ける事にある。
碌に理解もしていない地政学を頼りに、確定済みだとする運命なるものに備える事にあるのではない。
>>293 >その為に軍事力を手段として利用することが理に適う状況ならまだ理解できるが、
>現在はそのような国際社会の状況じゃない。
その為のシーレーン確保行動であり、対立だと言っている訳なんだが。
話を理解しているのかね?
>ダメ太郎が考えてるような、確実に到来するであろう、アメリカとの戦争に対する備えじゃない。
だから、戦争が起きる・・・と言って居る訳じゃなくて、
アメリカ排除戦略を行っていると分析できる、と言う話なんだが。
どうにも誤解しているように見えるんだが・・・
戦争をしないで解決できればベスト、と散々言ってきた訳なんだが。
その為に戦略的な囲い込みや冷戦時代の陣取り合戦みたいな事をやっている、と。
どうにも国家の対立を解りやすい戦争で捉えているように見える。
戦争が無ければ対立していない、と言うのはちょっと違う。
中台間では戦争は無いし、経済交流も活発化しているが・・・
夫々の目標である併合と独立は決して相容れないものだし、双方とも努力している。
>外交政策とは、そのような糸口を頼りに、望まない未来を回避する為に努力し続ける事にある。
>碌に理解もしていない地政学を頼りに、確定済みだとする運命なるものに備える事にあるのではない。
・・・ダメ太郎さんの主張、ちゃんと理解出来ている?
第三者から見れば、一遍其処の所を確認した方が双方の幸せに繋がると思うんだが・・・
>その為に軍事力を手段として利用することが理に適う状況ならまだ理解できるが、
>現在はそのような国際社会の状況じゃない。
いやほら、中国のフィリピン領土侵略とか・・・
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 21:28:06 ID:Dx+YbuJH0
>>287 あなたと陽之介氏に感謝しなければならないことがある。議論での必要上、「戦争学」を
勉強することができたからです。「軍事戦略」を学ぶことにより皮肉な話しだが、
霧がかかっていた中国の政治「戦略」が眼鏡をかけたように分ってきた。
グローバリストのあなたにとって残念な話しですが、中国はアメリカ「一極支配」の
グローバリズムを壊し、「多極化」持っていくことで、目的を達しようとしています。
国家は[国家目的」「国家目標」(ナショナル・ゴール)を持ち、国力の維持・増進を
目標とする。(独立を維持・確保する安全保障、国民生活の向上と安全の債務、国体の維持など)
その為、具体的な「国家政策」「国家戦略」を作成する。
「国家目標」を達成する為の「国家戦略」は、大きく分けて、「政治戦略」「経済戦略」
そして、「軍事戦略」に分けられる。前スレでも言ったが、「政治戦略」の「外交政策」と
「軍事戦略」は、車の両輪のように一体となって遂行される。
「軍事戦略」だけについて語りたい。国家は、周辺国において将来的に「国家戦略」が利害・権益で
ぶつかりそうな国を仮想敵と定め、「外交政策」を行ないながらも自国と相手国の軍事的分析をして、
地理上の防衛線を決め、「戦闘ドクトリン」を決め、(陸の塞防か海の海防か、戦い方、その装備)
「戦争想定計画」「兵站、動員計画」など決め、予算を計上し、国家戦略を進める上で
政治上、支障がなければ承認する。
外交的には、一正面に政治的・軍事的戦力を集中しなければならないので、同盟政策や
他周辺国との関係を正常化させる環境整備が必要になる。
ただ単に世界基準的に軍事力を整備するわけではない。その国独特の安全保障上の国状がある。
「国家戦略」達成の為の「軍事戦略」です。
>>295 >独立を維持・確保する安全保障、国民生活の向上と安全の債務、国体の維持など
>その為、具体的な「国家政策」「国家戦略」を作成する。
前文における物が目的であり、中国の国家戦略の中身だとしたら、なぜ中国はアメリカと対立する事が運命的な手段になり得るんだ?
手段は目的によって制約が課される存在である以上、整合性があって当然のはずだが、
お前はその説明が一切ないのは、なぜだ?
これは何回も聞いてる。
オマケで嫌味
>「政治戦略」の「外交政策」と「軍事戦略」は、車の両輪のように一体となって遂行される。
戦争学でもっとも有名な物で、クラウゼの戦争論があるが、その考えに従えば、軍事戦略は政治的制約を課される存在である以上、
両輪と言えるようなものではなく、飽くまでも政治がドライバで、軍事戦略はその指示従う車輪。
相互補完的でありながらも、上下関係を認めない両輪としての認識の示し、政治からの独立性を支持しのはジョミニ。
もちろん、君が読むような戦争学なる本には、このような違いも書かれていないだろうし、
理解して比喩として使った訳でもないだろう。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 22:32:16 ID:Dx+YbuJH0
>>296 中国の国家戦略は、前スレから何度も書いている。もう一度読んでちょうだい。
>国家にとって、軍事力という物は不確実な未来に対する保険であり、必ず起こる事
への対処じゃない。
不確実な未来の保険で、必ず起こる事への対処でなければ、どう外部安全保障環境の分析を
して、防衛整備をしていくの? まさか、全ての国を仮想敵として防衛整備をするの?
国が予算計上段階でSOTPをかけない? クラウゼビッツは、そんなこと言ってるの?
>中国の国家戦略は、前スレから何度も書いている。もう一度読んでちょうだい。
お前が書いてるのは妄想。
妄想ではなく、しっかりとしたロジックで説明できるものだとするならば、
お前が示した下記の内容が目的に準じて、
妄想の中身についても、目的に準じてその妥当性が加味されないと、論理的にも一貫性が担保されていると言えるような物じゃない。
例えば、中国の国家戦略が南シナ海を軍事力によって支配を企んでいるとする考えも、
そのような行為を望まないアメリカやASEAN含めて国際社会との関係の中で、
下記目的に矛盾を来たさない様な説明が必要だろう。
”独立を維持・確保する安全保障、国民生活の向上と安全の債務、国体の維持”
何回も聞いてることだし、いい加減説明してくれるよね?
>>297 >どう外部安全保障環境の分析をして、防衛整備をしていくの?
軍事力を整備するというのは、政府を含めて様々な情報に触れた主権者や政策決定者が抱える事なる心理的不安を、
コストによる制約を考えながら、抑制する為にする行為である。
よって、根源的なところは、外部の分析にあるのではなく、政策決定に関わる人間が抱える心理的状況に左右されるものに過ぎない。
質問に答えのだから、
>>298にもちゃんと答えるように。
>>298 訂正
>中国の国家戦略は、前スレから何度も書いている。もう一度読んでちょうだい。
お前が書いてるのは妄想。
国家戦略と呼べるような物じゃない。
もし異論があるとしら、お前が示した国家戦略の目的とする下記内容を吟味した上で、
例えば南シナ海を軍事的に支配することが、アメリカやASEANが反対する中でも、
手段としての妥当性が担保されることを説明する必要あるだろう。
----
ダメ太郎が示した、中国の国家戦略における目的
”独立を維持・確保する安全保障、国民生活の向上と安全の債務、国体の維持”
ちゃんと答えてね。
>>299 >よって、根源的なところは、外部の分析にあるのではなく、
>政策決定に関わる人間が抱える心理的状況に左右されるものに過ぎない。
その理屈で言えば、経済政策も含めて・・・全ての政策が当て嵌まる訳だが。
だとすれば経済政策に関して議論するのも無意味だし、貴方は決定者でないのだからコメントしても無意味となる。
>例えば南シナ海を軍事的に支配することが、アメリカやASEANが反対する中でも、
>手段としての妥当性が担保されることを説明する必要あるだろう。
だから妥当性を得る事に意味は無いんだってば。
同意を無くして軍事力の行使は行われている・・・と言うか、同意が得られないから軍事力の行使をしている。
反対をしても中国の政策を裏返せるほどのパワーが無ければ実行は出来るし、
以前にもコメントしたけど国際法も基本的に役立たずになるケースが殆ど。
軍事的に「介入をしたら損だ」と言う状況を生み出し、介入を躊躇わせれば充分なんだってば。
まぁ、過去ログを読んでもらえればアメリカが東南アジアへのシーレーン、
及び日本を失った時のダメージは解る筈なんだが・・・
>>300 >ちゃんと答えてね。
だったら経済成長がソフトパワーって妄想も説明してくれ・・・
■ 政治と軍事の関係は、車の両輪ではありませんの巻。
国家戦略 (車)
--------------------
政治戦略 (運転者) ← 1.主権者や政策決定者によって、中身が規定
↓ ↓ ← 2.政治戦略によって規定された目的によって成約課される存在
軍事戦略 経済戦略 (車の両輪もしくは、エンジン)
国家戦略と呼べるものは1.及び2のプロセスを通じて確認出来る物が重要だと言えるもので、
第1や第2列島線のように、政治戦略による制約を加味しないまま、純粋な軍事戦略から飛び出したような理論は、
重要な国家戦略と呼べるような物ではない。
>>302 >第1や第2列島線のように、政治戦略による制約を加味しないまま、純粋な軍事戦略から飛び出したような理論は、
>重要な国家戦略と呼べるような物ではない。
だから、政治戦略の制約打破に関して
>>250で指摘しているんだけどw
コピペで充分だな。
以下、コピペ。
>「軍事的脅威」を計る場合、現実的な運用や参戦構想を見ることが必要だ。
日本の場合、足の長い兵器の保有が出来ない点をご存知だろうか?
更に中継基地を確保する為の集団的自衛権の行使も出来ない。
もし私が日本に対して低コストでシーレーン封鎖能力を得るのであれば・・・
1.戦力投射範囲外のエリアで海上封鎖を行う事を念頭に、戦力整備を行う。
(どんなに優れた兵器を保有していても、戦力投射の範囲外であれば運用できない。)
2.シーレーンに隣接する国々との関係を強化する。
3.戦前の侵略を訴え、集団的自衛権の行使・再軍備に反対し、足枷をつけておく。
4.対日シーレーン封鎖解除作戦を展開するであろう米軍の撤退を訴える。
(フィリピンや韓国の例を見るに、一度排除されれば米軍は積極的に救援をしない。
日米離間を速やかに実行すれば、米軍介入のリスク、切り札が無くなる。)
展開が不可能な地域で海上封鎖が実行する能力が有れば、本土侵攻能力は不要である。
仮に航続距離(搭載兵器の射程も含め)が1000キロで相手よりも数段優れている兵器を保有していても、
1100キロ先に敵が待ち構えていれば、何一つ手出しが出来ない。
■ ここがオカシイよダメ太郎
国家戦略
----------------------------
軍事戦略 ← 1.軍事戦略によって、経済や政治戦略が成約を受け規定される。
↓ ↓ ← 2.よって、第1や第2列島線や、地政学なる考えが政治や経済の戦略を考える上で制約を課す存在になる。
政治戦略 経済戦略
・上記のような国家戦略をもつ国家の集まり → 国際社会
ダメ太郎は、国防省の考えが、大統領の政策よりも優先されると発言している通り、
何もこのような関係は、中国のみならずアメリカも含め、日本を除けば普遍的な構図だとしてるのだろう。
このような国が寄り集まってるという前提で、国際社会観が形成されている。
話が噛み合わないまま、一人妄想の世界に居ると思われるのはこの為。
もちろん、上記のような構図は、クラウゼの考え(政治は軍事を制約する)が支持されてるような戦争学の中では、
積極的に肯定されているような物ではありません。
感謝する前に、もう一度本を読む事をお勧めします。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 14:35:10 ID:aD+CS5OfO
ダメ太郎って何回論破されれば気がすむのかなー
人柄はお友達の荒らし(懐疑主義者)よりはオッチョコチョイで単純そうだからましだと思うが。だけどいかんせん頭が悪いよねーwww
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 19:56:53 ID:PqSvTz+x0
もう一回説明します。
中国の国家戦略
天安門事件後、ソ連崩壊により一極支配を確立したアメリカは、人権問題などで中国に
関与してきた。中国は、これを干渉ととらえた。それ以降、アメリカは中国に関与政策を
とり、グローバル経済に誘い入れることにより、経済発展に必要な個人の精神の自由を
認め、民主化に向うことにより中国市場という経済利益と中国の共産主義政権崩壊に
向わせるという一石二鳥の対中戦略をとった。
中国は、世界覇権を確立した国からの関与政策という干渉政策に対抗する手段として、
現状の一極世界を多極化したブロック世界にすることで、アメリカの国力を弱め、アメリカに
アメリカに対抗する国力を持つことであると考えた。
(世界に影響力を持つ経済、アメリカも遠慮するような国際的決め事・秩序作りへの影響力、
世界に影響力を持ち、即応的展開力のある軍隊)
中国は、積極的防御から、逆にグローバル経済に飛び込み、富国強兵を進める戦略をとった。
市場経済による格差から生じる負の部分は、政治的独裁体制の強みで、巧みに鎮圧している。
アメリカが期待する民主勢力を愛国主義教育などで育てないようにしている。
中国は、アメリカに対抗する一極を確立する為、経済・安全保障で地域を統合した
「大中華圏」を構想している。その為、安上がりな市場で資源を買う努力やアメリカ軍による
シーレーン保護に背を向け、自助努力による海外でのアンフェアな資源獲得に動き、
西太平洋、インド洋、東南アジアにプレゼンスを拡大し、海上縦深の防御線を獲得し、
航路の安全を確保しようとしている。
中国は、東アジアからアメリカを追出すことを当面の戦略課題としている。
その為、2049年までにアメリカ、ロシアと戦争して勝たないにしても負けない戦争力をつけ、
アメリカ、ロシアから中国との戦争を回避し、外交で解決すべく利害を共有するよう中国を
大国クラブに誘い入れるよう工作する。そうすることで、中国が国際関係の決め事に
影響力を持つ序列を作ることで、第二列島線内と清王朝旧領迄の戦略的境界の覇権を
世界に認めさせようとしている。
次ぎのレスは、国家戦略達成の為の中国の「軍事戦略」について書きます。
「中国の国際戦略と日本」(関山健 研究員)
今年は中国が改革開放政策を始めて30周年の節目の年。この間、中国は目覚ましい発展を遂げ、
名目GDPの規模で言えば、07年には世界第三位の経済大国となった。
数年内には日本を抜くことは間違いがない。一方、政治面でも、中国は国連安全保障理事会の常任理事国として、
国際政治に大きな影響力を有する。米国にとっても、
オバマ政権の重要課題であるイラク・アフガン問題、金融経済問題、気候変動問題のいずれも中国の協力が必須であるのが現状だ。
そうした中国が、今後の国際社会においてどういう道を進むのか。中国外交のなかで日本はどう位置付けられるのか。本レポートでは、
3月18日から4月18日まで東京財団客員研究員として日本滞在中の王緝思・北京大学国際関係学院院長との対話を通じて、
中国の国家戦略と日本との関係について検討したい。
王緝思院長は、国内きっての国際政治学者として中国共産党の外交政策にも強い影響力を有する外交ブレーンと言われており、
その発言は中国内外で常に注目されている。
1.中国の国際戦略
国際戦略を考える際の要素は、(1)守るべき国家利益、(2)その国家利益に対する外部リスク、(3)その外部リスクに対する対応策の3点である。
王緝思院長は、中国にとって守るべき国家利益として、(1)主権独立、(2)安全保障、(3)経済発展の3点を挙げる。
それぞれの順位付けについて様々な見方をする向きもあるが、王緝思院長は、これら3点すべてが中国にとって同列に最重要の国家利益であるという。
台湾、チベット、新疆などの独立問題を抱える中国にとって、主権独立の大きな要素として国家統一が含まれる。
また、安全保障については、伝統的脅威に対する安全保障のみならず、テロなど非国家主体による非伝統的脅威に対する安全保障も当然含まれる。
さらには、中国に限らず、現代の安全保障は、経済安全保障、エネルギー安全保障、食糧安全保障など、その内容が多様化していることにも注意が必要だ。
さらに、経済発展についても、現在の中国は、従来のような盲目的な経済成長の追求を改め、
環境や社会との調和を重視した「科学的発展」を目指そうとしている。これら全てが、中国にとって優劣なく重要な国家利益なのである。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 21:28:01 ID:PqSvTz+x0
中国の軍事戦略
国家戦略による「大中華圏」構想により、軍事戦略も、それに合わした戦略を作成していく。
まず、海洋に進出する為、伝統的な西に備える「塞防主義」を捨て、陸軍の兵力・兵員を大幅に
削減している。そのかわり、治安用に武装警察を作り、市場経済の負の部の共産党政権に敵対する
勢力を巧みに鎮圧している。
中国は「海防主義」を軍事戦略にとり、海・空軍力を近代化させ増強している
西太平洋、インド洋、東、東南アジアの地域覇権を確立しようとしている。
「近海防衛戦略」
1) 再建期(1982−2000) 沿岸防衛態勢の確立
2) 躍進前期(2000−2010) 第一列島線内の海上優位、航空優位確立
3) 躍進後期(2010−2020) 空母建造、第二列島線内の海上優位確立
4) 完成期(2020−2040) 米海軍と対抗できる海軍力を持ち、米海軍の西太平洋
インド洋における覇権奪取
中共が、常任理事国になった最初の仕事は、国際海洋法条約の審議において、第三国ズラして
大陸国から延びる大陸棚の領有権を主張することだった。
アメリカが、ベトナム、フィリピンから撤退したところを見計らって、西沙諸島、南沙諸島に
進出し、(>150参照)ついで、東シナ海にも進出してきている。日本に米軍がいる為、東シナ海の
海上優位は、確立できていないが、南シナ海では、中国の海上優位の状態である。その為、
近年、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、インドネシアなどが、海軍力を増強している。
また、アウンサン・スーチー問題で、中国は常任理事国の拒否権の強みで、ミャンマーを
救ってやり、ダウェー、シットウェー、ココ諸島などにタンカー、軍艦が出入りできる海軍基地、
レーダー基地を作り、ディエゴガルシア、インドを牽制し、インド洋進出の足場を固めた。
第一列島線は、中国の太平洋進出にとり、大陸を封鎖した列島といえる。その為、台湾は、
太平洋進出の戦略出口といえる。台湾を手中にするには、日米同盟と東アジアに居座る米軍は
非常に邪魔な存在といえる。
その為、躍進前期である2000年以降、宮古海峡を通り、小笠原諸島沖、沖ノ鳥島沖で、空母艦隊阻止
の為の海洋調査が行なわれている。原潜を海底に隠蔽し、潜水艦作戦による阻止行動の為と専門家に
分析されている。
小笠原諸島と種子島の中間点で、横須賀から台湾に向かう空母艦隊を阻止。
沖ノ鳥島沖では、グァムから台湾に向う空母艦隊を阻止するとした作戦である。
次ぎのレスは、「超限戦」について書きます。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 21:36:01 ID:ahoxkGkl0
まあ結局堂々巡りだはな
軍事力では何も解決しない上に対症療法的に対策打たざるを得なくなるから
当然の情勢の変化によりいつまでたっても結論でないしな
次に、これら国家利益を脅かしうるリスクは何か。
中国にとって国家利益に対する最大のリスクは建国以来常に国内の不安定要素にこそあるとも言えるし、
国際関係においてはアメリカとの対立こそ最大のリスクだとする向きもあろう。
しかし、王緝思院長は、外部リスクの源泉は特定の国家ではなく具体的な問題だと指摘する。
すなわち、アメリカやロシアが中国の国家利益を脅かすのではなく、
例えば、世界的な経済不安、エネルギー危機、環境破壊といった具体的な問題が中国の国家利益を脅かすのだというのだ。 ←ポイント
国際戦略とは、そうした外部リスクに対応するために、いかに大国との二国間協力を進めたり、
周辺諸国と協調したり、国連などのマルチ外交を展開したりするかを考えるものである。
この点、アメリカのフレッド・バーグステンは、その論文「対等な協力関係」(A Partnership of Equals)の中で、
アメリカと中国の対等な協力関係の下で今後の世界を主導すべきとする主張を唱えている(「フォーリン・アフェアーズ」2008年7/8月号)。
こうした米中のG2構想について、王緝思院長は否定的だ。安定的な周辺環境のなかで調和のとれた発展を目指す中国にとっては、
多くの国との互恵関係の構築こそ目指すべき方向だという。
同様に、中国社会科学院アメリカ研究所の黄平所長も、G2構想が日本、韓国、インドなど中国の周辺国に与える影響に鑑みて、
「中国がアメリカとG2の形で世界の業務を取り仕切るという構想は検討に値しない」とする。
黄平所長は、アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダからなるG7も既に時代遅れであるとして、
「中国やインドなどの発展途上国を含むG20の枠組みにおいて、より重要な役割を演じ、
グローバルな対話と協力を促進していかなければならない。」という考えを表明している(チャイナ・デイリー2009年3月19日)。
※ポイントについてのコメント
日本がそうであるように、中国の国益を最大化する為には、特定の国家との対立に関心を払うよりも、
現在の秩序そのものが壊れる事を恐れている。
世界人口の約1/5を占める国家である以上、当然とも言える考えだろう。
中国が今後どのような国際レジームを目指すのかも多くの人々の関心事である。
この点、王緝思院長は、「既存の国際レジームは中国の国家利益にとって基本的には有利に働いている」との認識を示しつつも、
しかし、「一部に不利な部分があることも事実であり、そこは中国として変更を求めていかねばなるまい」という。
王緝思院長の言葉からは、既存の国際レジームを盲目的に擁護していくのではなく、あくまで中国に有利な形へ変えていこうという中国の意図が読み取れる。
ただし、王緝思院長は「世界の覇権を目指すことは決して中国発展の道ではない」とも言う。
中国は、現在アメリカが覇権を握っている現状に挑戦する意図もなければ、自らが覇権を目指すこともないというのだ。
ここまで聞いていると、中国の国際戦略とは、安定と平和を志向して全方位外交を展開することのようである。
しかし、本当に中国は、そのような「平和台頭」(中国語:和平崛起)の道を進むのであろうか。
この点、王緝思院長は「中国の台頭は他国にとっての脅威であるし、国家統一を阻む台湾独立などの動きには断固とした態度を採ることになるのであって、
完全な平和台頭はありえない。」と率直に認める。
さらに、話が毎年二桁の伸びを続ける軍事費に及ぶと、「中国が軍事を考える際には、例えばモンゴルのような国と比較で考えるのではなく、アメリカとの比較で考える。
それも、アメリカ単体ではなく、その同盟国の力量も併せて比較するのである。この点、中国の軍事力や軍事費はアメリカに遠く及ばない。
今後空母を持つことにもなるだろう。いずれにせよ、中国はあくまで自国にとっての必要性に応じて軍事を考えており、
決して海外の意見によって軍事費を減らすことはないだろう。」という国際政治学でいう現実主義的な見解を淡々と、しかし力強く語った。
2.中国にとって二番目に重要な国、日本
中国外交にとって最も重要な二国間関係はどの国との関係か。この点、米国が最も重要な外交相手であることは間違いない。
では、二番目に重要な国はどこだろうか。ロシアであろうか。EUであろうか。台頭著しいインドであろうか。
この点、王緝思院長は、「日本こそ中国にとって二番目に重要な国だ」と主張する。
なぜ日本が米国に次いで重要なのか。端的に言えば、日本が中国にとって米国に次いで重要な(単体の)経済パートナー国だからである。
加えて、日本には中国が学ぶべき点が数多く存在する。かつて中国は日本の高度成長に学んだ。
いまや、成長スピードでは中国が日本を上回るようになったが、
例えば、農業効率、環境保護、省エネ・新エネ、ガバナンス、公衆衛生、社会保障など多くの点で日本は世界最先端の技術やノウハウを有しており、
「米国以上に学ぶべき点が多い」と王緝思院長は言う。
日米同盟は、中国にとって脅威ではないのだろうか。これについて、王緝思院長は、「中台関係さえ安定していれば、中米日の間で大きな対立は生じないだろう」と楽観的だ。
日本は中国の国家利益のすべてに多かれ少なかれ関わっており、東シナ海や台湾周辺で摩擦はあるものの、
どれも中国の国家利益を脅かすほどのリスクではないというのが王緝思院長の認識だ。
また、日本は中国とイデオロギーこそ違うが、欧米ほど人権問題など中国にとって敏感な問題を強調したりはしない分、良好な関係を築きやすいという。
中国は数年内に日本のGDPを抜くだろう。そうすれば、日本人としては快くないかもしれない。
しかし、むしろ中国としては、「今後一層、日本と協力関係を強化していきたいのだ」と王緝思院長は力を込める。
主権独立、安全保障、経済発展という国家利益を追求する中国の国際戦略において、日本の重要性は今後も決して失われることはない。
むしろ中国としては、科学的発展を実現するために、日本の農業、環境保護、省エネ・新エネ、ガバナンス、公衆衛生、社会保障などに関する技術やノウハウを学んでいく必要があり、
そのためには「両国政府間の関係強化はもとより、民間主導の協力を今以上にもっともっと増えていくことを希望する」というのが王緝思院長の持論である。
最後に、王緝思院長は、「自分は日本に対する理解が深くないが、それにしても、日本の国際戦略は見えてこない。」とつぶやいた。
お互い自分の思うところを率直に語り合って、はじめてウィン・ウィンの関係ができる。
月並みではあるが、やはり日本に問われているのは、日本自身の戦略を明確に持って行動できるかどうかであるようだ。
http://www.tkfd.or.jp/eurasia/china/report.php?id=117
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 21:49:10 ID:C1gPMohB0
民主党のマニフェスト。13ページ すばらしい内容です。
これに、失敗したら鳩山は責任取る、失敗するはずない。改革成功です。
とっても具体的で、詳細5原則。5策。マニフェストの工程。
5つのマニフェスト。マニフェスト政策各論。良く出来ています。
これを実行すれば、日本は間違いなく世界でトップになります。
日本再生、国民の生活は向上、安定します。うれしいです。
これに、麻生や、公明党はケチをつけていますが、本心はかなり
あわてているのでしょうね。これ以上のものは政策的に無理でしょう。
これで、民主党は過半数を獲得し、日本は改革できるでしょう。
我々の暮らしも。戦後65年にしてやっと改善、良い国になるでしょう。
中国は国が巨大過ぎて、世界征服を達成するか国際社会全体と上手く協調するかの二つに一つの道しかない。
前者については、核兵器を筆頭に破壊力が格段に増した兵器が誕生した事ににより、現実的な手段ではなく、
結果として、相手に強制力ではなく積極的に受け入れられるような関係によって国際協調を広げ、
自分に優位な秩序を築く事が、その行動原理としてあるのだろう。
国際社会に風通し悪くするようなブロック経済を築く事には関心も無いし、国際社会の秩序に対し、
決定的な力を持たないアメリカについても、為替問題や人権等における個別の案件において対立する場合もあれば、
テロ問題のように世界秩序を保つ上で協調する事にもなるだろう。
それが、16億の国民の安全と生活の向上を目的とする国家戦略と合致していると言えるものだろう。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 22:03:52 ID:PqSvTz+x0
中国の軍事戦略 「超限戦」について
中国は、第一次湾岸戦争でのアメリカのハイテク兵器に驚嘆した。
中国は、そのことに対抗してアメリカに「超限戦」という非対称戦を仕掛けることになる。
「超限戦」とは、軍事分野だけでなく、政治・外交・経済・電算・情報・宣伝・脅迫・メディア戦
など軍事だけでなく、他の分野も一緒にした戦争を仕掛けるということです。
「超限戦」の発案者の喬良、王湘穂は、次ぎのように言っている。
(中国は、相対的に軍事力、ハイテク力においてアメリカよりも弱い。ハイテク力を磨き
台湾海峡で中米が対決した時、中国は、アメリカに「超限戦」を仕掛け、米国が軍事介入
できないようにすべきである)
2001年、1月6日、香港の新聞「星島日報」は、中国の「宇宙技術研究院」が、敵衛星の
妨害を目的とした、小型のナノ衛星(寄星衛星)の研究を極秘に実施していると報じている。
2007年には、衛星破壊実験に成功している。米国防省のマイケル・ヒルスバリー顧問は、
この実験後に「衛星は、米国の安全保障上の弱点で、中国はミサイルによる破壊の他に
電波妨害やレザー照射による衛星の無力化、地上基地局に対するサイバー攻撃など、有事に
おけるアメリカの衛星無力化の戦略を構築しつつある」と述べている。
中国が、超限戦において重視するのは、外交・情報戦による日米離間戦略とサイバー戦である。
アメリカの「G2論」は、外交・情報戦の一つの成果といえると思う。
サイバー戦は、民間の金融、通信、交通、航空、電力、エネルギーなどの基幹インフラに対する
ハッカー戦と国家・軍事の指揮統制機能を混乱させることを目的としている。
軍事では、4CISR(指揮統制、通信、コンピューター、情報、監視)を
台湾有事時にサイバー攻撃されれば、空母艦隊などの指揮統制は乱され、
中国潜水艦は、有利に事を運ぶことができる。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 22:26:33 ID:JcH0hocn0
軍縮しろよ中国、お前を攻める国なんて無いんだから。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 22:27:09 ID:PqSvTz+x0
中国の独立を維持・確保する安全保障
*アメリカに干渉されない国力を持つ為、アメリカの国力を弱め、世界を多極化し、
アメリカに対抗する「大中華圏」という極をつくる。
国家は、安全保障の最大化を図る為、国力を増大させ覇権を目指す。
国民生活の向上と安全の債務
*グローバル経済により東岸経済特区都市を成長させ、西部地区に波及させようとしてるが
苦戦している。むしろ、西部での経済的恩恵にあずからない小数民族などが暴動を起こし
社会不安を増大させている。しかし、武装警察が巧みに鎮圧している。
国体の護持
*もちろん、共産党政権を守ることが、国家を守ることより優先されている。
ダメ太郎くん、
中国やアメリカも、自由貿易によって利益が途上国に相対的に増す中で、
自分達が思い描くような秩序を、世界全体に押し付ける事なんて不可能なんだよ。
一方で両国とも、国民の生活を向上させる為には、グローバルに広がった経済環境の中では、
アメリカを含めた国際協調や何かしらの秩序を必要としてる。
もちろろんそのような状況の中でも、協調の形や秩序形成において、自分達に有利になるように綱引きが行われるだろう。
しかし、それは飽くまでも、国際協調や秩序が必要とする共通の目的が認められる中での交渉の類。
国際協調という考えを通り越して、覇権成る形で相手国の存在を、例えば東南アジアで排除しよう等とは、
現実的な観点を踏まえ考えてもいないし、考えているとしても、なんら現実的な制約を加味しない究極的な理想の類で、
政策と呼べるものじゃないよ。
ダメ太郎くん
>国民生活の向上と安全の債務
深刻な対立を生むような、アメリカを排除して「大中華圏」を作るという事が、
なぜ上記の目的に合致するのは、未だに答えないが無いのなぜだ?
目的と手段が合致しないのは、お前が考える戦略だからですか?
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/27(月) 23:55:53 ID:il1R2xuP0
スレタイが興味深い内容だったので訪問したんだが
日中同盟を結び米英に対抗するというのは石原莞爾の世界最終戦論に合致する
俺は条件付で賛成、条件とはウイグル族、チベット族、モンゴル族等少数民族を独立させること
13億人で広大な国土、豊かな資源を誇る中国と日本が
将来に渡って対等の関係を維持できるとは思えない
だから中国を解体して華北・華東・華中・華南・満州・内蒙古・ウイグル・チベット他、諸共和国を成立させる
数年前の文芸春秋に書かれていた内容だが
そうすれば日本は大陸の新生諸共和国と対等に同盟関係を結べる
アメリカにも互角に勝負できる
この主張は最も日本の国益に適っていると思うが、どうか
ちなみに日中同盟を結ぶなら中国と人脈のある議員が最前線に出ることになる
米・中・韓・北・露など日本と関係の深い国全てと人脈があり、
全方位外交を展開している山崎拓が適任か
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1248171571/1-100
民主党の鳩山由紀夫代表は「日本列島は、日本人だけの所有物じゃない。
仏教の心を日本人が世界で最も持っているはずなのに、
なんで外国の人が地方参政権を持つことが許せないのか」と公言した。
民主党政策集2009 「国籍選択制度の見直し」の項目 「重国籍を容認してほしいとの要望を踏まえ見直す」[07/24]
ttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1248406059/ 関連して「国籍選択制度の見直し」の項目をみると
「重国籍を容認してほしいとの要望を踏まえ見直す」と記している。
つまり、韓国など外国籍を持ったまま日本国籍も取得し、
参政権を行使できるようにするというわけだ。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 02:17:31 ID:aC5gAdU00
日中同盟の条件は
中国が民主主義国家になること
チベット、ウイグルに殖民した漢族を引き取り
両国の独立を認めること
日本と他のアジア諸国に移住させた漢族を引き取り
人口侵略をやめること
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 03:21:07 ID:PdonhD4X0
豊かになった中国は、「現状維持国」ではなく、地域覇権を狙う「侵略的な国」
になるからだ。これは経済的に豊かになった中国が悪意のある野望を持つように
なるからだ、ということではない。本当の理由は、どのような国家にとっても
生き残りのチャンスを最大にする最も良い方法が、ある特定地域で覇権国になる
ことだ、という点になる。
大覇権国のアメリカからの関与政策という干渉政策から共産党政権を末永く守る
方法は、アメリカの国力を削ぎ、中国がアジアの盟主となる地域覇権を確立する
ことで、経済・政治・軍事大国になり、共産党政権生き残りの最大化となる。
中原を守る、地理的・政治的「縦深防御戦略」といえる。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 03:23:35 ID:PdonhD4X0
上記レスの上段の文は、ジョン・ミアシャイマーの文です。
ダメ太郎くん
国際政治学の中で右の右に位置するミアシャイマーは、
天安門事件の直後の1990年に、これまでまったく変らない内容で、
米中は対立していくとする論文を発表しているが、その20年後である現在を見渡せば、
当時と比べると、まるっきり違った様相になっている。
君はこのような事実をどのように思うのだろう?
それから何度も繰り返している話だが、生き残りのチャンスを最大化し、
”国民生活の向上と安全の債務”を実現する為に、
どうして、中国はアメリカと将来対立することが、上記目的を最大化するの???
肝心な質問をすると、話の腰の折るように質問で切り返すの得意技だが、
一向に、自分は肝心なことは答えない。
君は汚いよ。
関与政策
関与政策とはそれほど敵対的ではない国家に対して、こちらの思想、政策を理解させ段階的に同調させていく外交政策である。
取り込み政策(engagement)とも言う。冷戦後の新しい概念であり、相手国を軍事力で威圧するなどの手段ではなく、
ソフトパワーを以って穏やかに市場経済や民主主義の利点を伝えることによって理解を促進していくところに特徴がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E6%94%BF%E7%AD%96 ダメ太郎くん、関与とは、自分達の考えを相手に理解してもらう事であって、
干渉のように自分達の相手に従わせるという意味じゃないよ。
・関与
中国 → アメリカ
理解して貰う
・干渉
中国 ← アメリカ
従って貰う
>アメリカからの関与政策という干渉政策から
よって上記の文章はオカシイ。
ちゃんとそれを踏まえて、
生き残りのチャンスを最大化し、”国民生活の向上と安全の債務”を実現する為に、
どうして、中国はアメリカと将来対立することが、上記目的を最大化するの???
の質問に答えてね。
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 07:02:13 ID:PdonhD4X0
お花畑。
米中ともに国益の源泉は、国際的な秩序にあり、米中が共にお互いの国の協力を必要としている。
対立することは、冷戦時代のように、世界を真っ二つに割る事になり、
決して、両国にとって”国民生活の向上と安全の債務”という観点からすれば、矛盾した行為。
両国とも、そのような共通目的、つまり世界益を保つ事に、関心が向かい、概して同じ方向に向いている状況にある。
もちろん、個別の問題では対立も生むだろうし、それが切っ掛けによってエスカレートし、戦争という可能性がまったく無い訳じゃない。
しかし大きな流れは、そのような方向にある事を認識しないと、
米中の狭間にある、日本の国益を考える上で、決して正しい政策は唱えることは出来ない。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 07:48:37 ID:PdonhD4X0
(大統領の個人的魅力に依存するオバマ政権の常套手段は、親米国にしか通用しない)
ニューズウイーク
米中の対話が始まりましたね。中国は、アジアからアメリカを追い払う為
「米中共同管理」という甘い言葉を使い、ステークホルダーを演じ、
ロシアやイランのような素っ気無い態度はとらないでしょう。
しかし、アメリカには共和党中心に”警笛”を鳴らす連中がワンサカいます。
シンクタンクも活発に活動することでしょう。オバマさんが、「G2」を実現
するには、ハードルが多すぎる。
最近、近くのバラ園に行ってきました。家族サービスは疲れた体には酷なものです。
しかし、綺麗なバラを見ていると浮世の嫌な事を忘れさせてくれるし、嫌な事は
実は現実ではなく、今の気持ちの良い状態が本当の現実ではないかとなど年甲斐も
なく妄想したりしました。 オバマさんのお花畑も何時かは枯れるのが現実です。
331 :
メダ太郎:2009/07/28(火) 08:25:40 ID:srMapu5w0
グローバリスト氏へ
先のレスで告白したとうり、私はいま強力なマインドコントロール下にある。
戦争学を学んでいくうちに私自身、戦争学に取り憑かれ軍事的視点でしかモノ
を考えられないミイラとりがミイラになった状況である。全く知的センスもないのに
専門学を先に頭にたたきこんだがため、たちまち教条主義におちいるわけだ。
それが証拠に、前提条件そのものに疑義を呈しているあなたに対し私は他人の論文を
拝借(パクリ)し、書写して○○はこう言っているとオウム返しのように同じ文言を
繰り返しなにひとつ、有効な反論ができていないのもこのためだ。
私も懐疑氏同様、岡部いさくをズリネタにちんぽをしごく日々が続くことになるが
それは中華世界における歴史的法則なのよ。
>中国は、アジアからアメリカを追い払う為「米中共同管理」という甘い言葉を使い
G2という言葉を持ち出したのは、アメリカ側であり中国じゃないよ。
---
中国社会科学院アメリカ研究所の黄平所長も、G2構想が日本、韓国、インドなど中国の周辺国に与える影響に鑑みて、
「中国がアメリカとG2の形で世界の業務を取り仕切るという構想は検討に値しない」とする。
黄平所長は、アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダからなるG7も既に時代遅れであるとして、
「中国やインドなどの発展途上国を含むG20の枠組みにおいて、より重要な役割を演じ、
グローバルな対話と協力を促進していかなければならない。」という考えを表明している(チャイナ・デイリー2009年3月19日)。
それにそもそも、G2論の対極に位置するのは多国間協力。中国が支持する枠組みだ。
冷戦時代の妄想に浸って、封込めによる枠組みじゃない。
・米中関係における政策の対立軸
■ 現実
G2論 ⇔ 多国間協力
■ ダメ太郎の妄想
G2論 ⇔ 封込め ← 冷戦時代の発想のそのまま。 お花畑w
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 08:41:45 ID:Bxu/baet0
外国への人口排出は若き女性に限定して貰いたいね,そうすれば
中国も人口増加に歯止めがかかる
334 :
陽之介:2009/07/28(火) 10:54:20 ID:IlGEGS370
>>260さん
問題は「有事の際、中国が日本の『シーレーン』を遮断する能力を有するか」である。
おれは、現状、また、短期的将来では、それは、ない、と結論している。
また、「能力」と「意図」はべつで、能力だけを取り上げるなら、
「シーレーン」遮断能力は、日本の方が中国に対して、優性である。
なぜ、中国ばかりを過大評価し、我が国の実力を正確に見ないのか、疑問だ。
>>262さん
アメリカの下院は、国内向けの傾向が強く、相当めちゃくちゃな発言も多い。
「変なことすると日本が核武装するかも」というのは、中北と同時に、日本への警告だ。
SS20とパーシング問題は、西ドイツの「アメリカ離れ」を決定的にしたもので、
中・短距離核ミサイルの日本配備などは、日本にとって最悪の事態となる。
日本の安全保障に役立たないばかりか、きわめて危険で、
結果的に「日米離反」という効果を及ぼす(その効果を狙うなら別だがw)。
>>265メダ太郎:さん
G2のハードなプレイに日本が翻弄される可能性もありますなあ。
ただ、プレイは基本的にその世界観を共有する「クラブ員」であることが前提。
日本は「クラブ員」(プラチナカード)であるにも関わらず、
自分のカードに[M」の透かし彫りが入っていることに、気づいてないことが、問題。
つまり、本人は高級メンバーズクラブだと思っているけど、
じつは、「ハードコア」のクラブだったんだなあ。
335 :
陽之介:2009/07/28(火) 10:55:08 ID:IlGEGS370
>>267さん
まず「軍事は政治の延長」なので、中国が日本の通商路を攻撃する意味がない。
これは、日本がアメリカの通商路を攻撃すると同様に、無意味である。
仮に兵棋演習敵に考えた場合でも、中国は日本の通商路「遮断」能力は、ない。
「飽和攻撃」
これは決戦の時一回もちいるもので、通商路攻撃の要に継続的な攻撃が必要なものには、不適である。
「すべての艦船を護衛することなど不可能」
海上護衛線の基本が分かっていない。
通商路の遮断には、「すべての艦船」を攻撃する必要がある。
中国にそんな能力など、ありはしない。
「海賊」
船団護衛方式をとればいい。
「本土侵攻」
仮にアメリカが「中立」であっても、日本軍は、中国軍に本土を踏ませない実力がある。
制空権、両用戦能力、対艦攻撃力などを見れば、日本が勝つ。
全体に、中国軍への侵攻とも言える過大評価、日本の自衛隊への不当な過小評価のみ目立つ。
自国を冷静に見るのは重要だが、もう少し愛国心をもってはどうだろうか?
日本には、中国からの侵攻、通商破壊をはねのける実力がある。
>>276さん
ある意味、正鵠をついている。
問題は2つある。
(1) 日本の経済力が衰退したとき
これを防ぎ、新たな発展のために「日中同盟」が必要だ。
(2) 核武装
一種の「北朝鮮モデル」だが、(1)が失敗した場合は、選択の余地はある。
336 :
陽之介:2009/07/28(火) 10:56:01 ID:IlGEGS370
>>287さん
「帝国主義時代と比べると、戦後において軍事力を利用……く限定的な利用機会」
>>293さん
「外交政策とは、そのような糸口を頼りに、望まない未来を回避する為に努力し続ける事にある」
正しい認識だし、公平な評価だと思う。
一部に「軍事力で可能なことが、実際に起こること」という曲解がある。
実際、そんなゲームのような世界は、帝国主義の時代でも、ほぼ無かった。
仮にその世界観でいうなら、ベトナムはインドシナ半島を支配し、インドはネパール、
イランはサウジ、南アフリカはアンゴラその他、ロシアはフィンランド、
フランスはモナコ、イギリスはアイスランドを軍事的に支配してただろう。
国際関係には、>287さんがいうように経済が決定的に重要だし、
それ以外にも、歴史、文化など多彩な要素が絡む。
「ヤレル道具があるから、ヤル」というのは、調理場板前が、常に人を包丁で刺す、
といっているようなもので、まったく現実的でない。
>>288さん
「一面の真実」という言葉があり、これもそれに当たる。
実際には、「すでに」日本人の資産は、相当額、アメリカに使われている。
>>307>>309 まず、アメリカが中国の「共産主義政権崩壊」を狙っているというのは、間違いだろう。
自分を支えてくれる最大のスポンサーを倒す意味がない。
「大中華圏構想」
こういうのは「大シリア構想」「大イスラエル構想」「大英帝国」など色々あり、
文化的なイリュージョンと現実性を区別すべきだろう。
「第*列島線」
参謀が描いた「プラン」を国家決定の如く言うことは、間違い。
337 :
陽之介:2009/07/28(火) 10:58:13 ID:IlGEGS370
>>321さん
「石原莞爾の世界最終戦論」
「最終戦総論」は、きちんと時代背景を抑え、作者の政治的な意図を押さえて読むなら、
今の時代でも、かなりの示唆を与えてくれる本だと思う。
石原完爾は、日蓮宗の「終末論」の影響があるので、まずそのままでは、
現実的な国家戦略とはいえないということを、考える必要がある。
「最終戦候」のイメージは、100年後にある種、別の様相で蘇るかも知れない。
彼の構想だと、戦いの高次元化(2次元→三次元→)、東西勢力の二分化という前提がある。
20世紀前半の情勢では、「東」の代表が日本、「西」がアメリカだった。
この代表選手が替わり、「高次元」が経済力主体の戦いとなれば、ある種の整合性もある。
ただし、石原においてさえ、「世界制覇」といった構想は夢であり、例えば、
コミュニズムの計画した世界革命、コミンテルンの「構想」に遠く及ばない。
10世紀以降「世界制覇」の最も現実的な基盤は、資本主義的世界市場である。
そのためには「決戦」は市場で行われ、かつ、相互に市場としての相手国を求めている。
つまり、相手を倒さないことが、勝利の決め手となる。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 13:21:31 ID:dVy3WdOz0
始皇帝の父親に投資し、影から始皇帝一族を操ろうとした大商人は彼に殺された。
彼は法家思想の持ち主だったからである。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 13:29:37 ID:VrK7hm9H0
●オバマ米大統領「米中がどの2国間関係より重要」戦略経済対話で
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090727/amr0907272330011-n1.htm 米中両政府による初の包括的な戦略経済対話が27日、ワシントンで開幕した。
冒頭、オバマ米大統領は「米中関係が世界のどの2国間関係より重要だ」と述べ、
突出した対中重視の姿勢を表明した。今回から議題となる地域安全保障では、
「東アジアの核軍拡競争」との表現で、北朝鮮の核保有が日韓の核武装を促す
危険を示唆し、米中が共同で朝鮮半島の非核化を実現する必要を訴えた。
オバマ大統領は、経済分野に政治、安全保障分野を加えた閣僚レベルの
米中戦略経済対話について、「積極的で建設的、包括的な米中関係」への
重要な一歩だと表明。米中双方に根強い相手への警戒感を否定し、
国際社会で中国が強大なメンバーとなることを歓迎する考えを明らかにした。
2009.7.27 23:29
●オバマ大統領「米中が21世紀を形成」と明言
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090728-OYT1T00471.htm オバマ米大統領は、27日にワシントンで始まった「米中戦略・経済対話」で
演説し、「米中関係が21世紀を形作る」と述べ、中国を世界的課題への対処で
共に主導的役割を担う「パートナー」と位置づけた。(2009年7月28日11時59分 読売新聞)
●攻守逆転 債権握る中国が米に注文、米は気配り
http://www.asahi.com/international/update/0728/TKY200907280134.html 今回は中国への配慮が目立ち、「攻守」が逆転した形だ。
米国側は、オバマ大統領をはじめ主要閣僚が勢ぞろいし、
2大国対話(G2)の様相もみせている。
イトナー財務長官、バーナンキ連邦準備制度理事会議長、
サマーズ国家経済会議議長、カーク通商代表ら主要閣僚が
顔をそろえ、力の入れようが目立っている。
2009年7月28日11時31分
●胡錦涛主席、第1回「中米戦略・経済対話」向け、挨拶
http://japanese.cri.cn/881/2009/07/28/1s144368.htm 中国の胡錦涛国家主席が27日、第1回「中米戦略・経済対話」の
開会式向けの挨拶を発表し、この中で「『中米戦略・経済対話』は
中米の各分野における相互協力を強化し、新時代の中米関係の
健全かつ安定して、しかも全面的な発展に向けての戦略的な措置
である」と指摘しました。 2009-07-28 09:42:40
ユダ金が中国に肩入れして大国化させると決めてるからオバマ以下代理人
閣僚もそれに従う。中国大国化の原資、必要経費、技術ノウハウは従来通り
日本から右から左へ移転させ日本は空洞化させ国民はグローバル化と
称した後進国レベルと平準化させられる。ってことね。これを覆い隠す為にも
「中国怖い怖いキャンペーン」を日本では継続っと。それに乗せられるバカウヨね。
340 :
陽之介:2009/07/28(火) 14:12:43 ID:IlGEGS370
昨日から始まった米中戦略経済対話は、実質的にG2時代の始まりを意味する。
経済危機後のアメリカは、中国の資金と市場に頼らざるを得ず、元切り上げは、棚上げだ。
米国債については、一応現状維持を表明し、アメリカはほっとしているだろう。
「米中二国間関係が21世紀を形成する」というオバマの発言は、アメリカの本心だろう。
オバマは大使の人事でも、中国重視を明確にし、日本の存在感の低下は、
これまで「アメリカと日本で、中国に対抗」といった幻想を見てきた日本人にとってさえ、
明白になってきている。
経済力なら、まだ日本は中国に並ぶ力を持っている。
それの力を使うかどうかは、「政治」の決断による。
日本の政治が、55年体制移行、「対米追従」のみを国是とし、
それ以外の選択肢を放棄して以来、アメリカは「日本の意志」を考慮しなくなった。
決定的に日本の国力が低下する前に、大胆な政策変更が必要だ。
現時点で「東アジア経済共同体」を前提とする「日中同盟」は、可能性がある。
日本人なら、アメリカの国益よりも、日本の国益重視を考えるべきだ。
この当たり前のことが政治的課題にならないこと自体が、大きな問題だと思う。
341 :
陽之介:2009/07/28(火) 14:14:37 ID:IlGEGS370
>>339さん
「「中国怖い怖いキャンペーン」を日本では継続っと。それに乗せられるバカウヨね」
「ユダ金」問題は、おれには分からないが、米中共同による日本管理は、現実的になっている。
この時点でなお「中国が日本の制海権を……」といった見解を持つのは、
おれは「ウヨ」(右翼のことでしょ?)だとはおもわない。
思想的におれ自身は右翼だと自覚しているがw、右翼の基本テーゼwwは
おれの勝手な定義だと、
(1) 日本民族の中心としての天皇と天皇制を奉じる
(2) 日本の民族、歴史、文化を最高のものとして愛する
(3) 日本の国体と国益を犯すものを敵とし、戦う
である。>339さんが指す「バカウヨ」の多くは、日本の国益よりもアメリカの国益を重視し、
単にアメリカ的な価値観に反するという理由で中国その他を敵視する。
はては、天皇陛下に対してさえ、アメリカ的な尺度を持って、存廃を論議する始末だ。
歴史的に見れば、「バカウヨ」は、アメリカ占領軍の洗脳政策による、
ニューディール派の「民主教育」の影響の濃い、左翼的な存在だと思う。
342 :
陽之介:2009/07/28(火) 14:20:51 ID:IlGEGS370
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 14:33:34 ID:dVy3WdOz0
アメリカと支那の敗戦国の極東部分共同管理はニクソン訪支から行われていることですよ。
そのために「ナンキン大虐殺」という歴史カードをこさえ、これを振りかざすことによって
精神的な去勢戦略に入った。ここでの実行犯は南北在日朝鮮人であることは言うまでもない。
その代わりに支那はドル建て決済を将来的にすることに合意でもしたんだろ。
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 17:14:09 ID:PdonhD4X0
「Bloomberg Neews」 7月22日
アメリカは、東南アジアで地域覇権を確立しようとする中国を牽制する為、ASEANとの
関係強化に乗り出したと報じた。ヒラリー・クリントン国務長官は22日、
東南アジア友好協力条約(TAC)に署名したが、この条約は、同地域で政治・経済・軍事の
全面で日増しに影響力を増大している中国とのバランスをとる為だ。サウスキャロライナ大学の
ドナルド・ウェビザー教授は、「中国が東南アジアで台頭しても、東南アジア諸国には、
どの大国とつき合うか、2つ以上の選択肢が与えられていなければならない」と語り、
「そうでなければ、ASEAN諸国が次々と中国の投降し、アジアにおける米国の
同盟国にとって不幸な結果が待ちうけることになる」と述べた。
東南アジアには、世界貿易における重要な航路がある。
ASEAN諸国も、中国という「重要な市場」を失わず、中国の軍事的脅威からも
守られたいという思惑がある。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 17:26:16 ID:bEo/l58f0
まあなかなか足を開かない処女よりはそっちを選ぶのが普通だわな
その辺も懐疑たちの予測が外れたことになるな
経済に疎いとしょうがないけどね
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 18:13:15 ID:dVy3WdOz0
アジアに欧米勢力がいること自体が不幸
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 18:39:26 ID:bEo/l58f0
不幸というか過去にいた懐疑みたいなやからが結局招き入れてどん底に突き落としたんだけどな
その手のやからはいつの時代も過去の轍を踏むことは無いという前提で動くから必ず同じ間違い犯してるし
>陽之助さん
>>334 >問題は「有事の際、中国が日本の『シーレーン』を遮断する能力を有するか」である。
>おれは、現状、また、短期的将来では、それは、ない、と結論している。
指摘に対する反論は無いと言う事で宜しいか?
具体的な考察材料が欠けた人間の下す結論は、願望である事が多い。
>なぜ、中国ばかりを過大評価し、我が国の実力を正確に見ないのか、疑問だ。
自国を過大評価して焼け野原にした自称愛国者が戦前にいたから、であるw
>>335 >全体に、中国軍への侵攻とも言える過大評価、日本の自衛隊への不当な過小評価のみ目立つ。
侵攻能力以外の話をしていても、侵攻能力に摩り替える悪癖を直すべきである。
それと
>>233の経済面に対するコメントも無いままである。
>>336 >「大中華圏構想」
>こういうのは「大シリア構想」「大イスラエル構想」「大英帝国」など色々あり、
>文化的なイリュージョンと現実性を区別すべきだろう。
文化的なイリュジョンではなく、実行に向けて政策を推し進めているのが実態である。
事実を無視して中国の安全性を説き、中国を称え、頼らざるを得ないと言うのか大いに疑問だ。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 18:42:28 ID:bEo/l58f0
まあそもそもの前提条件がありえないものなんだよな
理想主義者がよく陥る罠だな
>>345 追い詰められても答えられない○○と儒教の傷の舐め合いかな?
だとすれば、どうにも悲しくなる光景だ。
>>348 まぁ、清朝は国力の差も考えないで排除しようとして植民地になった訳だが。
このパターンは、某儒教君に当て嵌まるw
非現実的な妄想を並べ立てて、その全てが感情論。
最高傑作は、日本民族は文字を捨てるべきだ!と言うものだろうか。
文字を捨てれば技術伝播が難しくなり、日本民族の存続問題になるだよ。
大切なのは、生き延びる為に取捨選択をする事だ。
中国も少数民族に関しちゃ民族浄化と文化破壊をやっている。
自分の身に降りかかるまで理解出来ない、予測できない人間は悲しい。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 18:50:13 ID:bEo/l58f0
良いよいちいち反応しなくて
周知の事実なんだし
>>319 ・・・冷戦時代を引き摺っているなぁ。
資本主義と共産主義が世界全体に広まるってのを、そのまま今日の社会に当て嵌めているぞ。
>中国やアメリカも、自由貿易によって利益が途上国に相対的に増す中で、
>自分達が思い描くような秩序を、世界全体に押し付ける事なんて不可能なんだよ。
世界全体に押し付ける必要性は無いんだがw
最初に世界全体と言う視点で始めるから、主張が破綻する。
思い描くような秩序を実現する為に、軍事力や経済力・金銭を使用している。
例えばロシアはグルジアで軍事力を行使したり、天然資源をコントロールして周辺諸国に強制させている。
中国はフィリピンの領土を侵略しているし、ミャンマーやアフリカ諸国への経済援助を行い、秩序を得ようとしている。
アメリカの中東やアフガンへの介入も然り。
>一方で両国とも、国民の生活を向上させる為には、グローバルに広がった経済環境の中では、
>アメリカを含めた国際協調や何かしらの秩序を必要としてる。
世界への押し付けでないのであれば、国際協調や同一の秩序を持つことは可能。
極めて冷戦的な資本主義と共産主義との対立のイメージで世界を見ているので、誤解する事になる。
>しかし、それは飽くまでも、国際協調や秩序が必要とする共通の目的が認められる中での交渉の類。
交渉がこじれたらどうなる?って話なんだがw
アメリカとロシアに当て嵌めてみれば解るが、アメリカのMDは国際協調や共通の目的じゃない。
EUとロシアにしても、ロシア周辺諸国が旧西側陣営に組み込まれる事も、
国際協調や秩序の面から見て対立を生み出している。
それでも天然資源の輸出入は続いているし、商売は続く。
>現実的な観点を踏まえ考えてもいないし、
なぁ、貴方自身が現実的な観点を踏まえていないんだがw
ポストモダンの名を借りた言葉遊びは求めていないので、念の為。
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 03:18:05 ID:QBbKsEMm0
まあ空想の世界に浸るのが懐疑みたいな奴らで
世界をぶっ壊し危機に陥れるのも懐疑のような理想主義者たちだからな
往々にして過去の轍を踏まないという理想から理想主義者を名乗らないだけで
現実から遠く乖離してることがそのものであることを証明してるんだし
社会的弱者が富を奪い取ることで自己実現しようとするのは現代だけの話じゃないし
355 :
陽之介:2009/07/29(水) 11:01:31 ID:u15HmREt0
一昨日からの米中対話の内容がかなり詳しく報道されている。
「米中枢軸」という、以前からのおれの印象は、現実化したと思う。
アメリカの最大の狙いは、ドルの維持ではないか。
金融危機後のドルは、中国の助けがないと、すでに保たない状況になっている。
米国債を売らない、危機の解決に助力する、という中国の発言をTVの前で言わせたい、
アメリカ政府の気持が、痛いほど伝わってくる。
それにしても、今回のオバマ政権の中国側への「平身低頭」は、見事なほどだ。
名を捨て身を取る、というところだろう。
中国からしてみれば、清朝崩壊後、欧米日に奪われてきたプライドを、
世界の場で取り戻せたわけだから、一応ヤルだけのことはやるだろう。
中国の投資で成長率は8%くらいになり、日本も中国輸出で一息ついている。
今回の金融危機の後処理が終わったあと、日本の対中姿勢は、大きく変わっているだろう。
おそらく、日本人は、「対中嫌悪」から、「対中畏怖」または、「対中依存」にかわるだろう。
356 :
陽之介:2009/07/29(水) 11:03:33 ID:u15HmREt0
>>343さん
賛成である。
その後の日中国交回復にアメリカがあわてたのは、アメリカ抜きの日中関係が、
実に戦後体制のキモを揺るがすからだ。
台湾処分もこのときに決まっていたことで、アメリカ自身が中国に売った。
いまさら、「台湾防衛」などというのは、奇妙なことだ。
>>3444さん
「東南アジア友好協力条約(TAC)に署名したが、この条約は、同地域で政治・経済・軍事の全面で日増しに影響力を増大している中国とのバランスをとる為」
読み方がおかしい。
これは、アメリカが東南アジアに影響力を持ちたいからであり、対中からではない。
**教授の話は、そういった主張をする人もいる、という程度の問題。
>>347さん
かなり踏み込んだ内容だが、日本人にようやく中国の存在感が理解されてきた、ということだろう。
全部見ていないが、沖縄県人の「反日感情」については、やや偏向しているのではないか。
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 11:35:39 ID:7/gvZB6C0
アメリカとチャイナは何れ心中して崩壊する。そして日本の時代が
来る。その時に今から備えて置いた方が良い。先ずは核武装をする
ことだ。
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 17:29:51 ID:UsmFSAS+O
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 17:31:36 ID:UsmFSAS+O
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 17:41:19 ID:UsmFSAS+O
日米同盟 日中同盟とか言ってるアホが日本を死に追いやる
俺が信頼してる評論家は5年近く前から
米中同盟 日本奴隷は規定路線って言ってたからな
核武装しなきゃ奴隷だが
核武装ももう時間はない
5年すれば米中の強力な圧力で核武装など不可能
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 17:41:35 ID:4vvzc0bfO
じゃどうすりゃいいの?
362 :
地図ね:2009/07/29(水) 17:43:28 ID:7Djl44w2O
青山繁晴の新刊本の表紙に注目だ
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 17:44:19 ID:UsmFSAS+O
今年中に核武装することだろう
中国が体力をつける前に核武装しなきゃ不可能
>>360 日本はIAEAに監視されてるから核開発はまず無理だよね、そもそもの段階で。
IAEAはノーベル平和賞受賞団体という誰も逆らえない公平な正義の団体だという
看板を与えられてるし、もちろんあっち側の団体だしね。
あっち側ってのは米英イスラエル国連体制ね。
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/29(水) 18:29:29 ID:uLkU6ztA0
アメリカも中国も経済の相互依存から「ヘッジ戦略」を対米、対中戦略の基本に
おいていると説明したはずだが?
>陽之助さん
>>355 >中国の投資で成長率は8%くらいになり、日本も中国輸出で一息ついている。
>>213 ・経済政策は奏功して当たり前。60兆円+超金融緩和で8%を達成できなければ処刑もの。
それに貿易量特に対米輸出が回復してない。電力消費も落ち込んでいる。
統計ほんとに大丈夫かと思う。金融引き締め後まで何とも言えません。
上海万博までは財政金融フル稼働で数字は維持する方向に行くが、これじゃ持たない。
>>220 >つまり、「資源の消費量」は増えている。
以下は
>>213からの引用ですが。
>それに貿易量特に対米輸出が回復してない。電力消費も落ち込んでいる。
経済成長の数値が資源消費や電力消費から怪しい・捏造された物である、と指摘しているのです。
中国の経済成長率8%達成に対する反論が出ても答えられないのに、どうして同じ主張を繰り返す?
これを愛(中)国者と言うw
>>356 >台湾処分もこのときに決まっていたことで、アメリカ自身が中国に売った。
>いまさら、「台湾防衛」などというのは、奇妙なことだ。
陽之助氏の話は、そういった主張を貴方がしている、と言う程度の問題。
アメリカの対応を見れば、貴方の主張がおかしいと解るのだが。
>読み方がおかしい。
>これは、アメリカが東南アジアに影響力を持ちたいからであり、対中からではない。
それは愛(中)国心が強く、文脈を曲解する貴方の意見でしょ。
中国は東南アジアで影響力を増大している、と言う文脈が重要。
これは、今まで無かった現象であり、アメリカが左程コストを支払わなくとも影響力の確保が出来た、と読める。
環境の変化=中国の影響力増大に対して、アクションを起こす、と言う意味である。
中国が影響力を増大しなければ、東南アジアで影響力を拡大する必要性が無かったのだから。
>>358 >ほらやっぱり日本は米中同盟の奴隷
>日中同盟も日米同盟もないんだよ馬鹿ども
核保有さえ出来れば奴隷ではない、と言いたいのだろうが、核保有すると大変だよ?
日本が核武装すると・・・防衛予算増大でボロボロになるw
核保有で日本を滅ぼしたいって言うのなら、そりゃ自殺願望だ。
このスレ読んでいて一言。。。
この構図は、一方的過ぎて無茶苦茶
グローバリスト氏
VS ダメ太郎
陽之助さん
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/30(木) 10:08:46 ID:7FLQKLhe0
いあ、違うぞ
グローバリスト氏 vs ダメ太郎
陽之助 は 空気w
370 :
陽之介:2009/07/30(木) 10:29:51 ID:w8ohYN3m0
>>357さん
「アメリカとチャイナは何れ心中して崩壊する」
ある種、預言的な意味があり、考える余地がある。
今回の米中戦略対話で、中国首脳が繰り返していたのは
「アメリカを完全に担保するものでは、ない」
ということだ。
つまり、経済的にアメリカを支えるが、無制限にではない。
世界への関与(安全保障面、ODA、国際機関など)も、基本的にしたくない。
といったことだ。
中国はイギリスのように、アメリカに追従し、共倒れになることを恐れている。
特に「世界の警官」として各地に介入するコストと危険を避けたがっている。
よく「中国の世界支配の野望」「大中華帝国の覇権」とかいうが、
実態は逆で、中国はそうした儲けにつながらない、力仕事はしたがらない。
>>364さん
現状の体制で日本が核武装するのは、不可能、というのは、その通り。
まず、原料の管理、次に実験で、この府樽がネックになる。
政治的には、アメリカが許さない。
仮に核武装するなら、中国の支持が必要で、これがあれば可能だ。
しかし、おれは核武装よりも、「核武装する意志」を示した方が、
費用対効果の面で望ましい思う。
371 :
陽之介:2009/07/30(木) 10:31:11 ID:w8ohYN3m0
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/30(木) 11:28:34 ID:7TijI8ih0
陽之介氏へ
ところで、「台湾関係法」をアメリカが、廃棄するのは何時になりますか?
>>369 いや、それも違うぞ。
そもそも 陽之助 VS グローバリスト氏であり
第三者の目で長文学生が、客観的な視線でレスを付けたりが
このスレじゃないか。
そこに次元の低いダメ太郎が無理やり横槍を入れてスレを停滞させている。
無茶苦茶なのはこいつだろう。まぁ陽之助の引き立て役になっているだけだが
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 15:26:32 ID:ABujzoG/O
中国が世界経済の中心になる事は既定路線だな
しかし中国は経済を使って色々世界に仕掛けてくる、あまくないなあ
経済的には大中華帝国の復活だな
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 19:57:23 ID:BtS57n1U0
”国民生活の向上と安全の債務”を実現する為に、
どうして、中国はアメリカと将来対立することが、上記目的を最大化するの???
アメリカが中国の必要な資源や市場を奪うだけの経済力と産業力を持って立ちふさがるとしたら、
アメリカは邪魔な存在ということになる。
ウランや原油その他の資源を軍事力と政治力を使って確保するアメリカは、中国が必要な命の糧を奪うことになる。
限りあるものを奪い合うときに強敵となるアメリカは、中国の存在を危うくする危険がある。
13億の中国人がアメリカ並みの生活をすることを世界は容認出来ない。
日本人並みの生活でさえ許すことも出来ない。
しかし、中国人はそんな不公平を認める気はない、あらゆる手段を使って経済繁栄を進めるだろう。
そうしないと政権が維持できないのだから、世界が環境汚染されても経済活動を増大させ続けていくだろう。
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 20:24:06 ID:BtS57n1U0
>>335 >「飽和攻撃」
これは決戦の時一回もちいるもので、通商路攻撃の要に継続的な攻撃が必要なものには、不適である。
不適かどうかは中国が決めることで、こちらが決め付けても意味はない。
それをやれるだけの戦力を中国は持っている。
一度の飽和攻撃で日本は壊滅するが、中国は戦力をまだまだ維持し続ける。
後背地である米国を持たない日本は、挽回する戦力も援軍もないのだから、安心して全力攻撃が出来るんだよ中国は。
戦力が壊滅すれば、通商路攻撃などもっと簡単に出来るようになるし、そうなれば長期戦の必要もないだろう。
>通商路の遮断には、「すべての艦船」を攻撃する必要がある。
中国にそんな能力など、ありはしない。
経戦能力を奪うための通商路破壊だろう、必要充分な流通を妨害すれば目的は果たせる。
「全ての船舶」を攻撃する必要が何処にあるのか説明してくれ。
>「海賊」
船団護衛方式をとればいい。
ミサイル攻撃を完全に撃退するだけの護衛部隊が日本にどれだけあるというの?
ミサイルの数なら、中国の方が絶対数が多い。全弾命中して迎撃しても防ぎきれないよ。
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 20:29:29 ID:BtS57n1U0
>制空権、両用戦能力、対艦攻撃力などを見れば、日本が勝つ。
弾が足りないよ。潰し合いのような戦いをしたら、第二ラウンドでは形勢が逆転する。
第三次攻撃を受けたら、ほとんど抵抗らしい抵抗は出来なくなる。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 21:37:16 ID:3TBx/KRr0
陽之介氏は、東の備えの中国の軍拡を日本に転化して矮小化したかっただけだよ。
なんせ、今、米中関係は大事な時だから。
「戦略的境界論」「海軍発展戦略論」「近海防衛戦略」から考えれば
日本など眼中にないよ。
アメリカが目指すのは勢力の均衡。中国が目指すのは覇権。
オバマが知らないわけはない。知らないとすれば、トランスフォーメーション
により太平洋に重点的に配置した兵力を緩和し、「台湾関係法」を中国に配慮し
破棄するはずだ。中国のアメリカでの外交・情報戦の成果による「G2」という
幻想による「東アジア共同管理」という、中国がアジアでの地域覇権確立の為、
アメリカを騙そうという甘い言葉を、煮ても焼いても食えないアメリカが
受け入れるわけはない。今現在の米中の経済危機的状況を脱することが共有の利益
であり、永遠の利害の一致ではない。
中国は、これからも地域覇権確立の為に攻撃的に駒を動かしてくるだろうし、
アメリカもアチソンの覇権線を守る為、太平洋の戦力を緩和することはないだろうし、
「一つの中国」を認めたとしても、台湾の民主主義勢力を守るという名目で、
「台湾関係法」を維持していくはずだ。
さて、今朝の朝日新聞では、中国と領有権問題を抱える東南アジア諸国の海洋戦力整備の話があった。
領有権争いで中国を警戒しているので、5カ国が潜水艦を購入する・・・というもの。
実際に脅威に晒されている東南アジアとしては至極単純なリアクションである。
ちなみに海洋戦力を強化する4カ国は、6〜9%の経済成長を果している。
中国の軍拡が波紋的に脅威を広げ、それに相対する形となった訳だが、
発展途上国としては、軍事力によって自国を守るという選択肢を選んだらしい。
押し付けを拒否するには、ハードパワーがまだまだ重要と言う事である。
まぁ、朝日新聞らしく軍拡は国威高揚の為・・・と、釘を刺していたがw
>陽之助さん
>>371 >○対米輸出が回復しない
>これは今後も回復しない。アメリカの市場規模は、今後縮小していく。
つまり、中国が経済成長に必要なアメリカ市場を失う、と。
>○電力消費量がふえていない
>電力事情については
>>223で触れたように、省エネ、効率化対策が効いている。
省エネ、効率化対策がどの程度効いているかは不明。
最悪の事態である捏造を想定しないのは、外交センスがありません。
>○台湾問題、そういっているだけ
>「米中共同宣言」
リンク先では台湾問題に触れていないようですが。
問題点に触れていないURLを貼り付けても、反論になっていない。
読めば理解出来る、と逃げたければどうぞ。
>○中国が東南アジアで影響力を
>経済の実態を見れば、東南アジアよりも日本に対しての方が、影響力を増している。
>「影響力」をすぐ「軍隊で支配」といったレベルでしか考えないのは、問題だ。
話を摩り替えないで下さい。
>>374 >中国が世界経済の中心になる事は既定路線だな
これは微妙な所。
一人っ子政策で日本以上のスピードで少子高齢化に進んでいるのが中国市場。
>>229で陽之助氏が養老精神に触れているが、経済的なデメリットには触れていない。
親が年を取り、働けなくなった場合、子供は親の面倒を見る事になるが、
働けなくなった親を食べさせる事で出費が増える。
結果として、働いている子供が車や家電製品に出せる経済的余裕が少なくなる。
労働意欲が倍増しても、給与が倍増しない事には市場としてのメリットが少なくなる。
精神分裂病の『荒らし』クンは、放置プレー♪
382 :
陽之介:2009/08/03(月) 11:19:38 ID:pBHw6HEv0
>>372さん
「台湾関係法」
軍需産業の輸出と、台湾独立派の抑制のために必要な間は、保持されると思う。
>>374さん
「経済的には大中華帝国の復活」
中国は、18世紀までは、世界最大のGDPを出していたので、確かに「復活」かも知れない。
>>375さん
おもしろいリンクでご教示snks。
青山繁晴という人がTVで語っている米中対話の重要性は、その通りだと思う。
>>340で書いたが、おれも日本のメディアでの「対話」の扱いが小さいのが疑問だった。
日本にとっても決定的に重要な問題なのに、単なる「首脳外交」の扱いだった。
青山氏が述べる「アメリカが日本よりも中国を選んだ」という分析は、正しい。
また、アジアで「日米同盟」から「G2」時代への移行が進んでいる、という示唆も賛成だ。
ただし、09.7.29.青山繁晴がズバリ!5/5 の「これからの日本の進む道」は、反対。
ここで青山氏は、ウイグル人活動かの日本での周回に触れ、
<日本はアメリカが捨てた「人権」カードで中国に対するべき>
といった発言をしているが、日本の国益からすれば、間違いだろう。
日本こそ米国デザインの「人権カード」を相対化し、他にもいろんな種類の
デザインがあることを示すことが重要だ。
憶測で言えば、青山氏は、米中関係の堅固さに、日本が入り込めない、という絶望を、
ウイグル人活動家のエピソードで示したのではないか。
383 :
陽之介:2009/08/03(月) 11:22:45 ID:pBHw6HEv0
>>377さん
通常戦、核戦争の区別がなく、また、政治的な憶測と、兵棋演習の混乱がある。
世界に日本と中国の2つの国しかなく、補給や生産力を考慮しないなら、話はまた別だが。
>377さんの想定は、「大戦略」から生産・補給ポイントなどをすべてカットしたようなゲームだw。
そんなものは、兵棋演習としても意味がないが、
一応軍事ポイントの間違いについてのみ述べる。
「一度の飽和攻撃で日本は壊滅するが、中国は戦力をまだまだ維持し続ける」
仮に通常兵力についてなら、中国には日本を「壊滅」させる能力はない。
こんな事は、航空機の航続距離、搭載力、空中給油機,AWACSなどの能力を見れば分かる。
「まだ維持」というのは、相互確証破壊のことと混同しているのだろうか。
これは戦略核兵器のことで、日本は保持していないから、そもそも前提が違う。
もちろん「飽和攻撃」は、敵の防御力を超えた数量を投入する攻撃のことで、
可能な限りの全投射攻撃力を発揮するため、「まだまだ維持」というのは、
用語の使い方自体が、奇妙で間違っている。
「必要充分な流通を妨害すれば目的は果たせる。」
日本軍が対処すれば、中国の潜水艦隊、水上艦艇に、上記の能力はない。
繰り返すが、自衛隊と中国軍の兵力内容をみれば、わかる。
「ミサイル攻撃を完全に撃退するだけの護衛部隊が日本にどれだけあるというの? 」
対艦ミサイルのことを言っていると思うが、この防御は、発射プラットホーム破壊が原則だ。
つまり、それを撃つ航空機、艦船、潜水艦を破壊すればいいので、ミサイル数は関係ない。
384 :
陽之介:2009/08/03(月) 11:24:14 ID:pBHw6HEv0
>>376さん
横レスみたいですが。
「ウランや原油その他の資源を軍事力と政治力を使って確保するアメリカ」
アメリカは資源を、「金」(かね)をだして買っているのであって、
軍隊を使って「確保」しているわけではない。
「13億の中国人がアメリカ並みの生活をすることを世界は容認出来ない」
13億人の市場ができることを、世界中が望んでいる。
連中が、米国並みのクルマ、家電、ファッションなど消費をしてくれることが、
世界中の企業、労働者の望みである。
要は、買ってくれる客がいればOK、逆に金のない相手には売らない。
>>379さん
「アメリカが目指すのは勢力の均衡。中国が目指すのは覇権」
まず、事実を見よう。
世界の軍事費の約40%はアメリカ一国で、額では中国の約10倍である。
http://tagataga.hp.infoseek.co.jp/data/sennsou/gunj/military_powers/index.htm 仮にアメリカが「均衡」を目指すなら、アメリカが軍事費を半減、中国が5倍にする必要がある。
385 :
陽之介:2009/08/03(月) 11:29:14 ID:pBHw6HEv0
>>380さん
おれはその朝日の記事見ていないので、引用部のみの感想。
「発展途上国としては、軍事力によって自国を守るという選択肢を選んだ」
国の安全に軍事力が不可欠なのは、今に始まったことではない。
「選んだ」という意味が分からない。
金ができたので、高価な潜水艦を買った、という意味か?
「領有権争いで中国を警戒しているので、5カ国が潜水艦を購入」
「領有権」ならば、潜水艦よりも、両用戦艦艇、哨戒艇、コルベットなどが重要だ。
記者の分析(領有権防衛→潜水艦)が間違っているか、引用間違いではないか?
「アメリカ市場」
日本もそうだが、今後のアメリカ市場に過大な期待をする国は、ない。
中国は、内需優先と、BRICSに舵を切った。
「共同宣言」は、アメリカが中国の国際的地位をどう見ているかが書かれている。
それこそが「台湾」についてどう考えているかを示す。
「書かれていないこと」が重要になる、外交文書の典型的なスタイルである。
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 15:48:17 ID:7Y3euA1+0
教育水準が全体的に上がった今日では
ある程度の教育も受けてないような程度の人間の意見に
自らの意見が左右されることは稀
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 17:00:26 ID:I4Rjbyl50
>>385 >「選んだ」という意味が分からない。
>金ができたので、高価な潜水艦を買った、という意味か?
ではない。
ハードパワーを選んだし、警戒をしている・・・と言う話。
>「領有権」ならば、潜水艦よりも、両用戦艦艇、哨戒艇、コルベットなどが重要だ。
>記者の分析(領有権防衛→潜水艦)が間違っているか、引用間違いではないか?
領有権争いが軍事力の行使を含む、と言う観点が抜けている。
背後にあるのは、東南アジア諸国が領土問題対策を行っている・・・と言う認識を無くさせる意図と思われる。
前述したが砲艦外交・海軍力の行使を背景とした領有権争いでは、潜水艦は有効な兵器である。
所有権を主張するエリアに水上艦を回し、敵艦に潜水艦を貼り付けておけば、抑止力として機能する。
>日本もそうだが、今後のアメリカ市場に過大な期待をする国は、ない。
>中国は、内需優先と、BRICSに舵を切った。
中国の内需は、前述の通り少子高齢化による先細りが懸念されている。
BRICS対象に舵を切ったのは事実だろうが、企業実績が無く、おそらく投資家の願望と予想が入り混じった結果であろう。
市場は感情と願望に左右させるケースが多過ぎる。
>「共同宣言」は、アメリカが中国の国際的地位をどう見ているかが書かれている。
>それこそが「台湾」についてどう考えているかを示す。
>「書かれていないこと」が重要になる、外交文書の典型的なスタイルである。
つまり妄想である、という事で宜しいか。
アメリカの台湾政策を見れば、台湾独立現状維持路線である事が解るはずだ。
根拠の無い推測を妄想と呼ぶ。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 19:02:29 ID:U/vX/cSb0
陽之介氏へ
私が言う勢力均衡とは、軍事的釣り合いだけではなく、政治的相互関係を安定に
するという意味で言いました。具体的には、「戦略的パートナーシップ」「G2論」
などのことです。アメリカとしては、経済の相互依存関係もあり、中国の野望を
できれば、穏便にすませたいでしょうが、歴史的にこれらの譲歩は、「現状打破国」
の野望を止めることはできないでしょう。チェンバレンの前例は、アメリカに
「ヘッジ戦略」という教訓を与えたようです。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 21:14:18 ID:7Y3euA1+0
まあ偏った主張も教育水準の低さを表してるし
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 21:51:53 ID:U/vX/cSb0
日本も変われば、変わったもんだ。 大陸的差別主義が蔓延している。
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 22:40:03 ID:7Y3euA1+0
だな
だがこの辺の低学歴どもは学が無いゆえに安易に大人の言葉を鵜呑みにしてしまったいわば被害者だからな
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 23:45:32 ID:DIrKLdyJ0
外交的教訓?
つ春秋
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/03(月) 23:55:01 ID:e89O+D5R0
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 07:43:12 ID:gcxpdsQh0
>>393 補足ありがとう。アメリカは、第一次大戦前のヨーロッパのように二大国間の
波風を立てない勢力均衡を実現し、経済的利益と安定を持続させたいようです。
ビスマルク的努力をしているようです。一国支配の現状維持から中国に妥協して
の「G2論」と思います。それに対して中国は、そのことで満足せず、アメリカ
に対する潜在的疑念を持っているため、(無理もないが)中国は、地域覇権国に
なることで、戦争を避ける為にアメリカ、ロシアから大国クラブに中国を誘い込むよう
工作し、中国の相談なしに国際政治が動かないような国際秩序作りを目指している。
両国の「維持しようとする」、「延ばそうとする」覇権線はクロスオーバーしている。
アメリカも「G2論」のような譲歩はしないだろう。
かくして、均衡は現状に満足せず、野望を持つ国が破ることになる。
アメリカは、中国に金正日死後の北鮮に対処する話し合い(共同戦略)を提案したよう
ですが、中国は、あっさり振ったようです。
私にも経験あるが、片想いは辛いものだ。愛から憎しみに変わるのは、よくある話しだ。
お前がアメリカに対し何も考えず尻尾を振っていれば、日本の将来は安泰だと主張する一方で、
国際政治の中で、主体性を発揮できないのような国は、大国に話し合いによって、利益が損なわれる事になるような、
ウイーン体制のような国際政治状況を示唆するのは矛盾だって、遠まわしに言ったんだよ
そもそも”補足ありがとう”とは理解してる人間が使う言葉だ。
主張のロジックにおいて、矛盾を来たしてるような人間が吐くような言葉じゃない。
広く本を読む等して、様々な情報を体系がともなった知識に変える努力が君には必要。
新聞記事と変わりが無いとするのは、そのため。
>一国支配の現状維持
現在の世界はアメリカ一国によって支配されている訳ではない。
過去に見られた西側における状況も、強制力によって従属関係を広げたのではなく、
その他の国が、共産主義に対抗する為に積極的に受容した結果だ。
受容する理由もなくなれば、従属する理由も失う以上、程度に応じてある国のコントロールが失われる事になる。
冷戦以後におけるEUの自立や、米国や国際社会に対し日和見的な態度を取るようになった中国に対し、
積極的に要請に応じる事がなくなった北朝鮮は良い例だろう。
また戦後の国際政治というものは、多元的な構造を織り成しており、
特定の国という存在によって支配されるような構造にも成ってもいなし、
一元的な地図の上に、線引きした状況では、その様相を捉える事が出来ない。
よって、”クロスオーバー”なる状況も、一体どのような断面(政治、軍事、経済?)を持って表現してるのか明確ではないし、
なぜそのような断面を見据えれば、未来の状況が示唆されるものだと言えるのか明確ではないが、
過去の言動を見る限り、深く考えた上でも無いのだろう。
せいぜい、”軍事力なんです!”と主張すると、馬鹿扱いされるのに懲りたといった所だろう。
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 11:26:06 ID:gcxpdsQh0
>>397 いちいち反応ありがとう。
なるほど、グローバル経済による複雑、多元的国際社会のゆきつく先は、お互いの
協力関係の中で最大の利益を見出し、民族固有の歴史と文化に根ざす国家の存在が、
国際社会の中で相対的に薄れることで、国家に横たわる争点を減少させ、経済中心の
シンプルな共通認識の中で、最大の利益を堅実する為に必要な国際的秩序形成を容易に
するというわけですか?
また、経済発展に必要な個人の欧米的な物質的価値の欲求を国家が認めることにより、
経済発展のエンジンになるので、政治体制の崩壊の恐れがない限り人権を認める
ことは、国家の合理性に適うもので、そういう状況は必然的に広がり、
人権の重要性も国際社会の中で共通の認識になる可能性があるということですね。
実に素晴らしい。 近所のバラ園にいる気分だ。
399 :
陽之介:2009/08/04(火) 11:30:05 ID:S2DR79Qq0
>>386さん
「教育も受けてないような程度の人間の意見に自らの意見が左右されることは稀」
おれは、むしろ逆の印象を持つ。
「教育」を受けた人間ほど、イデオロギー的な説や、メディアに影響されやすい。
>>388さん
「前述したが砲艦外交・海軍力の行使を背景とした領有権争いでは、潜水艦は有効な兵器」
軍事、特に海軍についての基本的な理解が足りないか、ずれている。
兵器としての潜水艦は、隠密行動が原則であり、領有権争いには、プレゼンスが必要だ。
まるで逆の使用法である。
仮に島嶼や海洋の「領有権争い」の場合、先に述べた、両用戦艦艇、コルベットなどの
長期哨戒活動ができ、数を揃えられるコルベットなどの方が有用である。
「中国の内需は、前述の通り少子高齢化による先細りが懸念」
中国の一人当たりGDPは5千ドル程度(日本は3万ドル)で日本の10倍の人口がある。
この後進国が中進国になるだけで、膨大な内需が発生する。
さらに先進国に離陸すれば、北米,EUを合わせた以上の需要がある。
「懸念」どころか、「期待」される市場である。
400 :
陽之介:2009/08/04(火) 11:31:13 ID:S2DR79Qq0
「野望を止めることはできないでしょう。チェンバレンの前例は、アメリカに「ヘッジ戦略」という教訓」
やや難解だが、「チェンバレン」はウィーン会談で、イギリスがヒトラーに譲歩したため、
二次大戦を招いた、という宥和政策を指しているのだろうか。
全体として「アメリカは中国に対し、軍事力も含め油断していない」と言ったことが論旨か?
当然だが、国家ならばどんな友好国に対しても、「油断」をするべきではない。
そういった前提をふまえても、現在の米国の国家の存立は、中国に依存している。
今回の「米中対話」で明らかになったように、アメリカは、米中関係こそが、
最重要の二国間関係だと表明し、中国もそれに(いやいやだが)賛同した。
「ヘッジ戦略」どころではなく、「戦略的協調関係」である。
401 :
陽之介:2009/08/04(火) 11:38:21 ID:S2DR79Qq0
>>393さん
「無批判に尻尾を振る事は無くなる」
基本的に賛成だ。
国際社会は、力のある大国が主導権を握るが、中以下の国でも政治力を発揮できる。
ウィーン体制は、勢力均衡が原則であり、各国は多国間の利害得失を基礎に、
自国の国益を最大にするため、他国同士の離反共同を操る政治力を駆使した。
これが「外交」というものである。
日本には、政治の基礎である国家意志が明確でなく、国益追求に臆病であり、
つまり、外交をしていない。
その最大の原因は、
>>393さんのいう「無批判な尻尾」ふりである。
日本は、主人を唯一で換えられず、首輪は取れない、取りたくないと思っている。
しかし、多くの国は主人を持たず、鎖のない自由な行動を望む。
必要なら、自由になったあと、自己の意志で元の主人と協力してもいい。
しかし、自分の生きる道は、自分の責任で選ぶべきだろう。
おれは、自由と独立こそ、国民と国家の最大の価値だと思う。
多くの国と民族、人々は、そのために血を流してきた。
自由と独立が必要ない、という民族は、いずれ国を亡くすだろう。
鎖は断ち切るために戦うべき存在で、鎖に依存するものは、自由ではない。
ウィーン体制について言えば、日本が参考にすべきなのは、タレーランの戦略ではないか。
もともとこの会議は、ナポレオン敗北後のヨーロッパの秩序回復が目的だが、
敗者のフランスの持ち札は多くなく、何を獲得するかより、失わないかが問題だった。
タレーランは「正統主義」を持ち出して、可能な限りブルボン的な復古を可能にした。
日本は東京裁判後の外交で、戦前の主張である「人種の平等」「ブロック打破」を基本に、
「復古」を主張すべきだったのではないか。
それにしても、タレーランは、ろくな手持ちカードがない中で、最善のゲームをしたと思う。
402 :
陽之介:2009/08/04(火) 11:42:03 ID:S2DR79Qq0
>>393さん
「無批判に尻尾を振る事は無くなる」
基本的に賛成だ。
国際社会は、力のある大国が主導権を握るが、中以下の国でも政治力を発揮できる。
ウィーン体制は、勢力均衡が原則であり、各国は多国間の利害得失を基礎に、
自国の国益を最大にするため、他国同士の離反共同を操る政治力を駆使した。
これが「外交」というものである。
日本には、政治の基礎である国家意志が明確でなく、国益追求に臆病であり、
つまり、外交をしていない。
その最大の原因は、
>>393さんのいう「無批判な尻尾」ふりである。
日本は、主人を唯一で換えられず、首輪は取れない、取りたくないと思っている。
しかし、多くの国は主人を持たず、鎖のない自由な行動を望む。
必要なら、自由になったあと、自己の意志で元の主人と協力してもいい。
しかし、自分の生きる道は、自分の責任で選ぶべきだろう。
おれは、自由と独立こそ、国民と国家の最大の価値だと思う。
多くの国と民族、人々は、そのために血を流してきた。
自由と独立が必要ない、という民族は、いずれ国を亡くすだろう。
鎖は断ち切るために戦うべき存在で、鎖に依存するものは、自由ではない。
ウィーン体制について言えば、日本が参考にすべきなのは、タレーランの戦略ではないか。
もともとこの会議は、ナポレオン敗北後のヨーロッパの秩序回復が目的だが、
敗者のフランスの持ち札は多くなく、何を獲得するかより、失わないかが問題だった。
タレーランは「正統主義」を持ち出して、可能な限りブルボン的な復古を可能にした。
日本は東京裁判後の外交で、戦前の主張である「人種の平等」「ブロック打破」を基本に、
「復古」を主張すべきだったのではないか。
それにしても、タレーランは、ろくな手持ちカードがない中で、最善のゲームをしたと思う。
>>398 他人と比べれば、親兄弟や友達関係の中で争点が顕在化するのと同様に、
秩序形成をする過程の中で、国家関係における様々な断面で争点は増えるだろう。
但し、人間関係なら絆、国家関係なら経済的利益や戦争に対する畏怖という共通認識が存在すれば、
秩序形成が容易にする事は当然の話だ。
よって秩序形成の過程の中で、大少様々な争点は減少することは無いだろうが、
経済的な利益を考えた場合や戦争に対する畏怖の前に、収束する事が多くなる。
戦後、大国間同士の戦争が無いのは良い例だと言えるだろう。
>国家に横たわる争点を減少させ
秩序形成の過程で、争点がすくなると発想する事自体が間抜けだ。
それから人権の重要性は、国家のみならず国際的な団体やメディアによる多元的な存在によって構成される、
国際社会構造に認めれる共通認識によって支えられている。
もちろん、そのような構造は常に流動的なものであり、
既存の構造が中国に対し影響を与える一方で、中国のような新興国が主体性を増すようになれば、
構造のあり様自体にも変化を与える。
しかし、国益という物が特定の地域から得るものではなく、グローバルな環境の中で最大化する必要がある以上、
秩序に代表される共通認識の存在は、国家からすればこれまで以上に重要な関心毎であり、
そのような感覚は薄れる何処か、様々な面で強調される事になるだろう。
>人権の重要性も国際社会の中で共通の認識になる可能性があるということですね。
つまり、中国は既存の国際構造の要請によって、人権の拡大が求めれる一方で、
これまでの国際社会は、中国のような新興国の台頭によって、
人権に対する共通認識のあり様も変っていくだろう。
しかし、それは共通認識が失われる事を意味するのではなく、
国家を含めた様々な主体によって、これまで以上に強調される事によって、
新たな共通認識としての落とし所を、探す運動に他ならない。
大体、コイツが連呼する「ヘッジ戦略」って一体なんだ??
ヘッジという以上、保険としての意味合いあるのだろう。
そもそも、保険というもは、事故や病気が起きる事を望んで掛ける訳ではない。
一方で、無事故で病気にならない状況を望んでいると言えるものだ。
よって、これを米中関係に当てははめるなら、
アメリカが望んでいる物 ヘッジ
----------------------- --------------------------------------------------
米中関係における相互理解の進展(例:経済相互依存) ← 相互理解が得られかった場合に、対立が起きた時のリスク回避(例:軍事力)
という図式ならまだ判る。
しかしコイツの場合、なぜか経済相互依存にみられる政策がヘッジ目的だとしている。
アメリカが望んでいる物 ヘッジ
------------------------------------ --------------------------------------------------
中国に対し軍事力の利用を含めた封込め ← 封じ込めが出来なかった場合において利益を最大化する為のリスク回避(経済相互依存)
恐らく、頭の中ではこのような構図になっているのだろう。
俺と比較すれば、経済至上主義なのか、軍事至上主義なのか、国際社会を眺める視点が異なる事が根本的な理由だ。
主権者である国民が、実態化していない恐れとしての安全保障の問題より、
既に、実態として身近に起きてる経済に関心が向かう以上、アメリカを含めた先進国は、
経済至上主義的な政策を指向しやすいとするのが俺の考え。
一方で、コイツのロジックは、古典的な地政学や歴史的の法則に従えば対立することは運命である以上、
軍事的にも備える事自体が、本来の目的だと主張したいのだろう。
そこには、政治プロセスといった内部条件を考慮した様子は微塵も無い。
405 :
ハメ太郎@偽者:2009/08/04(火) 16:52:26 ID:nsqfGmGk0
ヘッジ【hedge】
株式・債券・商品・外国為替などの取引で、価格の騰落による損失や不利を避けるため、
信用取引や先物取引で売買を行っておくこと。掛け繋(つな)ぎ。
保険繋ぎ。繋ぎ売買。繋ぎ取引。繋ぎ
私は、経済も国際政治も学んだことはなかった。が グローバリスト氏のおかげで
「オウム地政学教の洗脳」からも「先軍政治思想」からも脱却できそうな気が
するのよ(笑)。経済をちょっとかじったらヘッジという用語が出てきてしまったから
使いました。何を売買するかって?それは秘密。。。
それを売買することによって日本の外交に希望が出てくるに違いない。
メークイン(ジャガイモ)が、日照不足のせいか高騰している。
これは、カレー好きの日本人の食生活に影響するの歴史的法則なの!かな?
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 17:26:59 ID:gcxpdsQh0
陽之介氏へ
米中が「戦略的協調関係」ならば、トランスフォーメーションで、欧州など軍縮し、
重点的に太平洋に配備された戦力を緩和しなければならないはずだ。しかも、先の
レスでも言ったが、東南アジアと対中国と見られる安全保障の結びつきを強めている。
陽之介氏は、「台湾関係法」を台湾独立派の抑えの為、しばらく残すとか何とか言ってるが、
そんなことすることないだろう。「台湾関係法」がなくなれば、中国は政治的に
どうとでも料理できる。揚陸能力がなくとも1500基ものミサイルが台湾を狙っている。
407 :
メダ太郎@本物:2009/08/04(火) 17:36:15 ID:7ucIe9iVO
>>405氏へ
正直に吐露すれば「ヘッジ戦略」ではなく「エッチ戦略」なのよ。
先のレスでも述べたとおり、真性Mの私としては中国人とアメリカ人、どちらに
わが菊門を差し出すか非常に悩むところだ。
最近、下ネタに傾倒している私のレスに住民一同引いてしまっていると感じるのは
歴史的法則なのよ(笑)
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 17:39:58 ID:gcxpdsQh0
陽之介氏へ
日本にタレーランやビスマルクのような政治家、外交官がいれば苦労はしない。
日本が、今現在持つ能力や制約条件で外交戦略を構築するしかないのではないのか?
外交でも戦争でもリスクの多い多方面作戦は、禁物ではないか?
一方面の相手に戦力を集中させるには、その効率的環境整備が必要だ。
>>406 >東南アジアと対中国と見られる安全保障の結びつきを強めている。
お前が多分なにか勘違いしてる。
TAC条約は、ASEANが大国からの内政干渉を防ぐ目的で設立した物であり、
中国や日本が、既にその条約を批准する一方で、アメリカはそのような規制を生むような物には、
調印できないとして、これまで批准してこなかった。
今年になって批准するようになったのは、東南アジアが中国との貿易関係を通じて接近する事に対して、
危機感を覚えた結果であり、東南アジア諸国からすれば、全方位外交による成果だと言える物だ。
軸足の置き所をはっきりする為に、ASEANはアメリカとTAC条約を結んだ訳でもないし、
アメリカは、中国を軍事的に封じ込める為に、結んだ訳でもない。
ところでダメ太郎くん。
”国民生活の向上と安全の債務”が国家が戦略を形成する上での至上命題だと場合、
なぜ、中国とアメリカが対立する運命にあると言えるようになるのか?
君が大好きなフレーズである、内部条件と外部条件を踏まえた上での説明はまだかよ。
>中国とアメリカが対立する運命
ありえないな むしろ南京記念館にアメリカ軍は日本軍と対決したとかいう
記述が出てきてもおかしくないな
>>403 >但し、人間関係なら絆、国家関係なら経済的利益や戦争に対する畏怖という共通認識が存在すれば、
>秩序形成が容易にする事は当然の話だ。
・経済的利益に関して。
第一次、第二次大戦の主要参戦国には、かなりの貿易関係が存在していたが、戦争は発生した。
必ずしも貿易関係・経済的暦が秩序形成や戦争を防止する訳ではない。
また、貿易の相互依存度が高くとも貿易量の増加が見込めない、
貿易関係が低下する場合は、紛争のリスクが拡大する。
>>385の陽之介氏の発言を引用する。
>日本もそうだが、今後のアメリカ市場に過大な期待をする国は、ない。
>中国は、内需優先と、BRICSに舵を切った。
これは、紛争リスクの拡大を予言しているのと思われる。
>戦後、大国間同士の戦争が無いのは良い例だと言えるだろう。
東西の経済的交流が無い場合ので、純粋に軍事力による抑止力が機能していた為、と思われる。
一方で西側諸国でも経済摩擦があったが、それは戦争へと結びつかなかった。
必ずしも経済的相互関係が紛争発生を予防する・・・という事はでない。
>つまり、中国は既存の国際構造の要請によって、人権の拡大が求めれる一方で、
>これまでの国際社会は、中国のような新興国の台頭によって、
>人権に対する共通認識のあり様も変っていくだろう。
明確な表現を望む。
西洋型人権や民主主義の導入は、中国共産党統治下の中国では行われない、という事で良いのか?
>>409 >今年になって批准するようになったのは、東南アジアが中国との貿易関係を通じて接近する事に対して、
>危機感を覚えた結果であり、東南アジア諸国からすれば、全方位外交による成果だと言える物だ。
>>344を参照する事。
これは前スレでコメントした国際法問題と同じく、強大な国家が国際法を蔑ろにし、行動すると言う問題を孕んでいる。
一方で東南アジア諸国は、経済成長に伴い軍拡、領土紛争を引き起こす中国に悩まされている。
おそらく中国が軍拡と影響力の行使をしなければ、加盟は無かったであろう、と推測する。
>>410 >”国民生活の向上と安全の債務”が国家が戦略を形成する上での至上命題だと場合、
>なぜ、中国とアメリカが対立する運命にあると言えるようになるのか?
対立は既に始まっている。
繰り返しシーレーン防衛の話はした筈である。
惜しむべきは、経済至上カルトが経済力以外の問題点を蔑ろにする傾向である。
シーレーン防衛や食物自給率などの問題を無視し、
更に相互経済依存の抱える問題点、即ち現実を無視している傾向がある。
>>399 >軍事、特に海軍についての基本的な理解が足りないか、ずれている。
>兵器としての潜水艦は、隠密行動が原則であり、領有権争いには、プレゼンスが必要だ。
>まるで逆の使用法である。
これは、日本語が理解できていない事を示す。
砲艦外交及び海軍力行使を背景とした領有権争いとコメントした筈だが。
また潜水艦はソ連の運用のように、対空母打撃群遅延任務、本土からの増援部隊遅延作戦も遂行できる。
つまり隠密行動を取っているので、侵攻側は警戒が必要になる、という事。
抑止力と言う観点では、かなりのアドバンテージがあるのである。
>中国の一人当たりGDPは5千ドル程度(日本は3万ドル)で日本の10倍の人口がある。
>この後進国が中進国になるだけで、膨大な内需が発生する。
>さらに先進国に離陸すれば、北米,EUを合わせた以上の需要がある。
これも理解に苦しむ文章だ。
労働人口に触れずに、単純に人口に触れるだけでは意味が無い。
>>403 >経済的な利益を考えた場合や戦争に対する畏怖の前に、収束する事が多くなる。
>戦後、大国間同士の戦争が無いのは良い例だと言えるだろう。
これは経済的な利益が恫喝の道具と使用されている側面もあるのだが・・・
この点に対して、どのような保険を想定しているのだろうか?
>つまり、中国は既存の国際構造の要請によって、人権の拡大が求めれる一方で、
>これまでの国際社会は、中国のような新興国の台頭によって、
>人権に対する共通認識のあり様も変っていくだろう。
1978年 改革開放以後も中国が、経済発展の為の個人の精神の自由、
人権に配慮し、欧米的物質的価値観に 目覚めなかった事実に気が付いたようだ。
>>404 >恐らく、頭の中ではこのような構図になっているのだろう。
>俺と比較すれば、経済至上主義なのか、軍事至上主義なのか、
>国際社会を眺める視点が異なる事が根本的な理由だ。
○○至上主義と言う宗教故にカルト的な発想が出てくるのですね、解ります。
純粋に領土紛争やら軍拡政策を思い込み無しで見れば、ちょっとは状況にも気付くはずなんだが・・・
メモ:
どうにも経済至上主義者は、日本経済ばっかりを見ていて他の部分を見ていない気がする。
食物支給率や資源の輸入、輸出問題を理解していないと足元をすくわれると思うんだが。
ちなみに相互依存関係の文章は、安全保障学入門を参考しました。
>ダメ太郎さん
話は変わりますが、北朝鮮のバッファーゾーンとしての機能を痛感しました。
北朝鮮を最大の仮想敵国として戦略や対策を述べる人々の数が多い気がします。
目くらましや煙幕として充分に機能している様子で、
どうにも戦略眼の無さに溜め息がでます。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 23:55:43 ID:+BmTvRqUO
荒らしは、スルー♪
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 00:31:56 ID:XvR6cCrT0
国民の生命財産を保障すると言う名目で国民の生命財産を危険にさらす
これいかに
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 00:32:54 ID:XvR6cCrT0
まあ知恵遅れでもなきゃこの手のループにいつまでも留まるまねは
しないわな
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 08:09:55 ID:Os5kyE6e0
>>414 意義なし。こちらも推測だから、はっきりしことが言えないが、北鮮はバッファゾーン
である強みを生かした外交をしていることになる。代理人であることにより、
両大国から利益を得ることになるな。北鮮の雇い主は次ぎに何を考え、北鮮の事が
東アジア戦略、世界戦略にどう絡み、展開するか?
馬鹿くん
為政者が第一に考えることは相手を打ち負かす事じゃないよ。
まずは、自国民を食わせていく事だよ。
420 :
陽之介:2009/08/05(水) 13:27:45 ID:GCUWHkFg0
>>406さん
「「台湾関係法」がなくなれば、中国は政治的にどうとでも料理できる」
21世紀に入り、米軍の世界的な再編成が進んでいる。
これは、冷戦時の前方展開を改め、基本的に本国に部隊を戻し、
必要なときに機動力の高い小部隊を派遣するものだ。
党七時あとの調整は、これが背景にあり、軍事的に「対中国」を意図したものではない。
中国が台湾を武力攻撃する可能性は、ほぼないだろう。
ミサイルはもちろん、「関係法」など関係なく、熟柿が落ちるのを待てばよい。
>>408さん
「外交でも戦争でもリスクの多い多方面作戦は、禁物」
戦争は兵力集中が原則だが、外交は影響のある「すべて」と調整しておく必要がある。
>>409さん
「アメリカは、中国を軍事的に封じ込める為に、結んだ訳でもない」
TACについての正しい指摘だと思う。
これは、もともと冷戦下で「第三世界戦略」などがでる環境下で、
バンドン宣言的な発想ででてきたもので、「米中対決」といった事態を
「避ける」というのが、本来のテーマだ。
つまり
>>406さんの解釈は、逆である。
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 13:33:47 ID:Os5kyE6e0
異議なしでした。
そういえば、広東省のトップが、民主国家の内政上の混乱を揶揄して、
「言論の自由の制限のない為に人々んp抗議活動が絶えず、首相が短期間で
コロコロ変わる国や議員同士が乱闘する国もある」と述べ、
「13億の人口を持つ中国でそんな自由を実行したら、結果は想像できない」
などと述べている。
経済発展に必要な個人の精神の自由は、中国では遠いな。
422 :
陽之介:2009/08/05(水) 13:40:57 ID:GCUWHkFg0
>>413さん
「砲艦外交及び海軍力行使」
軍艦は在外大使館のように一種の治外法権で、艦内は外国にいようと、自国の「領土」である。
「砲艦外交」とは、この特殊性を用い、他国の領域内に軍艦を入れて軍事力と国威を誇示し、
政治的な目的を達成しようとするものだ。
したがって、相手政府、国民に直接威力が伝わらなくてはならない。
具体的には、アメリカのホワイトフリート、ペリーの黒船などのように、
「畏怖を与えるような巨艦」が使われる。
戦後の空母もそれに当たり、アメリカが巨艦を運用するが、英仏などもそれに準じる。
おれが先に「中国の空母は軍事よりも政治的な意味の方が大きい」と言ったの同じ趣旨だ。
潜水艦とは、そのような用途とは全くの反対の機能を持ち、「砲艦外交」には使えない。
外交に海軍力を使うのは、目的に応じた艦首や編成で望まなくては意味がない。
海軍とは、相手国への長期プレゼンスができる.で、外交には不可欠だが、
>413さんは、そもそも海軍自体についての理解に、ハード、ソフトともに大きな欠落がある。
余談だが「砲艦外交」(gunboat diplomacy)の「砲艦」とは、もともと河川などで使う、
排水量に比べてやや大型の大砲を積んだ軍艦のことで、軍艦同士の戦闘力は弱い。
相手国の河川にガンボートを進入させ(自国領土なので相手は手を出せない)、
国威を見せつけ、必要なら河川港や都市部などに脅威を与える。
有名な映画「砲艦サンパブロ」などに、帝国主義時代の典型的な用法が描かれている。
これが喫水が深く、水上構造物がほとんど無い潜水艦では「砲艦外交」にはならない。
423 :
陽之介:2009/08/05(水) 13:42:58 ID:GCUWHkFg0
>>413さん
「労働人口」
市場価値の増大を指摘している。
「労働人口」は中国内の格差が幸いし、格安の労働者がこの先も供給される。
「食糧支給率」は、「自給率」の誤用だろうか?
だとすると、「自給率の低さ」を「安全保障」と結びつけるのは、正しくない。
クリントン元大統領が北朝鮮を訪問し、アメリカ人記者釈放が実現した。
もちろん、本題は北の後継者問題、核開発問題、経済援助だろう。
「北鮮の雇い主は次ぎに何を考え、北鮮の事が東アジア戦略、世界戦略にどう絡み、展開するか」
>>418さん
中国は、当然(核無しの)北朝鮮の現状維持を望む。
アメリカとしても、限定的な北朝鮮の脅威は、韓国と日本のコントロールに必要だ。
「緊張」がないと、日本にMD、F−22が売りつけられない。
クリントンの訪北の主題は、後継者への挨拶、米中対話の結論の報告ではないだろうか。
424 :
ハメ太郎@偽物:2009/08/05(水) 17:02:53 ID:sjKPEiboO
>>407 本物氏へ
異議なし!私、も迷っているのよ。
本物氏が先のレスでカミングアウトした通りセックスが異常な程好きなのだが
バカのくせに見栄っ張りなのよ(照れ笑い)
私には、2CHしかないに違いない。現実逃避をしてカルト信者になってしまった私には,このスレしか居場所がないはずだ。
どれだけ言い負かされても私には、三歩歩くと忘れてしまうニワトリのような特殊能力があるのよ(笑)
何度も言いたくないとは思っていても、もついつい言いたくなる、のが歴史的法則の発動によるものに違いない。
>陽之助さん
>>420 >必要なときに機動力の高い小部隊を派遣するものだ。
>党七時あとの調整は、これが背景にあり、軍事的に「対中国」を意図したものではない。
軍事評論家の江畑謙介曰く、太平洋方面への集中は対中戦略の一環としている。
>TACについての正しい指摘だと思う。
>これは、もともと冷戦下で「第三世界戦略」などがでる環境下で、
>バンドン宣言的な発想ででてきたもので、「米中対決」といった事態を
>「避ける」というのが、本来のテーマだ。
アメリカが加入する事で、中国の暴走を押さえられる効果もあるのだが。
>>422 >>413さんは、そもそも海軍自体についての理解に、ハード、ソフトともに大きな欠落がある。
中国の砲艦外交、軍事力の行使に関して離している。
と言う訳で、反論としては的外れです。
流れを見れば、中国の砲艦外交、軍事力の行使だと解る筈ですが。
>>423 >市場価値の増大を指摘している。
>「労働人口」は中国内の格差が幸いし、格安の労働者がこの先も供給される。
これは間違い。
農村からの出稼ぎ労働者の年齢層の問題で、労働者の供給が滞り始めている。
これは、サブプライムローン問題以前から指摘されていた筈だが。
また、少子高齢化で労働力が先細りする・・・と言う指摘もしている。
大丈夫、大丈夫だとデータを見ずに無責任に発言する姿は、日本の年金問題そのものである。
そんな対応で騙される日本人は少ないだろう。
>>419 >馬鹿くん
>為政者が第一に考えることは相手を打ち負かす事じゃないよ。
>まずは、自国民を食わせていく事だよ。
例外は大量にある訳だが。
独裁政権下であれば、自国民の保護よりも独裁者の利益が優先される。
完全に政治体制や人権の幅によって左右される訳である。
1978年 改革開放以後も中国が、経済発展の為の個人の精神の自由、
人権に配慮し、欧米的物質的価値観に目覚めない以上、国民意識を無視しての外交政策に走る恐れはある。
追記;全方位外交に関して
日本が果たして全方位外交は可能か?と言う問題がある。
望んだところでデメリットしかないのであれば、愚かしい話である。
隣国が米露中と言う大国であり、フランスのように核武装が出来ず、食物自給率が低い国が、
果たして全方位外交が可能か?と確か以前コメントした筈である。
同時に経済的相互依存が完全な安全保障で無いという点を理解した上で、
現実的なコメントを求めたい。
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 19:41:56 ID:XvR6cCrT0
まあ数から行けば安全保障のほうが例外だわな
善悪の区別はつかないのは分かってるが大小の区別ぐらいはつくんだよね
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 21:17:17 ID:Os5kyE6e0
人民日報のネット版「人民網」から
「中国が資本主義の道を歩み、多党制を実施すると考えるのは誤りだ。この種の
考えは欧米による「和平演変」(平和的手段で社会主義政権を転覆する試み)
の結果である。解放初期も現在も共産党が退出し、指導者が下野した場合、どんな
政党が十数億の民を指導していけるのか。それができなければ国家は四分五裂し
・・・・したがって、社会主義、共産党の指導を放棄し、欧米の民主制度を実行
することは、偉大な祖国を葬り、全国人民を火の中、水の中に放り込み、
中華民族を滅亡させることと等しい」
戦後における国際政治学は、これまで決定論的に語られていた前提、
例えば、地政学のような考え方や、国益を追求する上での国同士の衝突の必然と言った、
正しいかどうかはともかく、ある意味において歴史的な法則と呼べるような現象から、
帰納的方法によって導きだされた推論に対し、なぜそのような推論に至るのかといった、
これまでブラックボックスだったプロセスを分析する事が中心だった。
例えるなら、周期的に訪れる自然の猛威に対し、人間には逆らう事が出来ない神の真理を唱える状況に対し、
自然科学的な解明を試み、人間が何か考える上での制約としての構造的な存在を明らかにすることで、
自由を獲得することによって、決定論的な運命を乗り越えて来たのと同じ道筋だと言える。
代表的な物としては、批判地政学、ゲーム理論やプロスペクト理論といった行動科学のアプローチのような、
社会科学的な手法によって示され、おぼろげながらも、今まで人間には捉える事が出来なかった、
考えを束縛する事につながる、人間を取り巻く構造がもたらす制約の存在が明らかになってきた。
周期的に訪れる自然の猛威を戦争に例えるなら、それを運命と受け入れるのではなく、
酷く曖昧で不確かな物であっても、避ける術に少しずつ近づいている状況だと言える。
このような努力をしてる人間に対し、例外の存在や意見の一致が見られない事を持って、
これまで通り、神が与える運命の存在を信じろとするようなダメ太郎ような人間が居る。
外交政策においても、そのような考えに準じたアプローチは辞めろと叫び続ける。
国際政治学が積み重ねて来た業績を、紺碧の艦隊をバイブルにしてるような人間が、
本を読む事も無しに、頭ごなしで否定した上で、
日本には日米関係が存在するのみで、外交政策は無いとする考えばかりを主張する。
宗教的に儀式として捧げ物を授けるように、アメリカに従順であれば、災いはやって来ないとするよう考えがそこにはあり、
アメリカだけが、日本の運命を左右する絶対的な神だと、無批判に信じて止まない人間が居る。
長々書いたが、つまり言いたい事は、この一言です。
この人アホです。
↓
”ダメ太郎”
中国の人権を取り巻く状況は、文化大革命の頃を比べれば、
改革開放以後、もちろん欧米と比べれば酷く劣るが、改善の状況は著しい。
国連における人権委員会でのレポートや、細かい事だが日本に対する個人旅行制限付きの解禁など、
良い例だろう。
このように改善という”ベクトル”が見られるという主張した事に対し、
何故かいつまでも、欧米比べれば人権は自由じゃないし、
”文化大革命の頃とまったく変化がない”と、戦争学にご熱心な捏造好きの馬鹿が居ます。
最近では、ネオコンの考えに感化を受けたのか、民主主義がなければ人権の存在を認めないと、
言い出しているようです。
もちろん捏造好きでネオコン大好きな人間とはコイツの事です。
↓
ダメ太郎。
書き込まなくてもいい奴に限って熱心に書き込む
夏休みも土日もなく
しかもだいたいネウヨ
それからタレーランのような外交官の存在が居ないとするお嘆きのあなたへ、
成熟した民主主義のような国の場合、外交官も国民によってその立場が左右される政治家によってコントロールされ、
自由な振る舞いや、主権者に対しまったく見えない形での秘密外交を難しい状況としている。
また、政策決定に至るプロセスも、組織を構成する様々な要人との調整を必要とし、
皇帝陛下の一存によって、フリーハンド的な振る舞いが不可能な状況にある。
戦後、タレーランやビルマルクのような並び称されるような、外交官か登場しないのは当然の話であり、
それは、民主主義を中心とした他国でも一緒。
その一方で、オーストラリアや東南アジア等々は、アメリカとの関係を保ちながら中国にも接近する事を心がけ、
全方位的な外交状況にある。
以前、ダメ太郎は、日本は特別な国だから無理だとしたが、
確かにお前みたい、神に取り付かれた人間からすれば、自然と行動に制約が伴い無理だろう。
だからと言って、他国でやってる程度の事は、日本が出来ない理由なるといは言えるものではない。
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 23:32:00 ID:XvR6cCrT0
まあ今は経済できなきゃ何騙ってもだめよ
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 05:09:56 ID:g1qrV2ZI0
自由貿易体制の進展は合理的原則から国家間の経済の相互依存体制を促進させる結果となり、
またそうした協力関係の広がりは、民間会社中心であることから、民族固有の歴史と文化に
根ざす国家の存在が、国際社会の中で相対的に薄れる事で、国家に横たわる争点を減少させる。
経済の相互依存体制が浸透した先にある世界は、最大の利益を堅持する為に必要な
国際的な秩序形成の発展と経済発展を望むが故に導入する事になる人権の広がりを
生むことになるだろう。
いや、実に素晴らしい。この文を読むと中国の積極的防御の考えによりグローバル経済
に飛び込み、「富国強兵」を実現することで、国家戦略を完遂しようという動きなど
気にならなくなる。それにしても、国際会議などで、「保護主義」反対の合唱になるが、
実際は、各国とも「保護主義」的、「国家主義」的になるのは何故だ?
昨年末のドーハ・ラウンド以降、WTOも機能停止状態だ。
しかし、これも例外の存在なんだろう、きっと。
そうか、中国の人権状況は良い方向に向かっているのか。しかし、何故、西部地方の
暴動は一年に何十回も起こるのだ?メディア規制や報道統制するのは何故だ?
村長選挙以来、選挙制度も改善されていない。村長選挙は、ただのガス抜きと言われて
いるが、これも例外の存在なんだろう、きっと。
>>434 また同じ事の繰り返しかよ。
>国家に横たわる争点を減少させる。
>>400 ここにも書いただろう
おまえホントにアホだ。
>実際は、各国とも「保護主義」的、「国家主義」的になるのは何故だ?
WTOが各国が望むような形で上手く機能しないのは、参加国が増大したことと、
対象品目が広がったことにより、その調整が困難を来たすようになったから。
変わりに、広がったが二国間によるFTA交渉。
戦後経済を見渡すと、米州や欧州のように、このような関係を結んだ地域での貿易の拡大が顕著であり、
2009 7/13日に、韓国がEUとFTAに妥結したり、民主党がマニュフェストによって、
FTAの積極的な展開を示した通り、必ずしも保護主義的な政策に動いてる訳ではない。
もちろん、100年に一度と言われるような経済危機が訪れは、一時ながらも、逆行する動きを見せる事になるが、
100年前の状況と比べれば、決して保護主義的に国際社会が傾かなかった事を考えれば、
長い時間軸におけるベクトルとしの向き先は、自由貿易主義的な流れの中にあると言えるだろう。
>何故、西部地方の暴動は一年に何十回も起こるのだ?メディア規制や報道統制するのは何故だ?
都市部のような公共的な場で、平然と即決による公開裁判やリンチよる死刑が行われていた、
文化大革命の様相と比べれば、地域差はあっても、改善は認められると言える。
当時のような状況のままだったら、規制以前にセキュリティ的には抜け穴だらけのインターネットにも、
接続出来なかっただろう。
>村長選挙以来、選挙制度も改善されていない。村長選挙は、ただのガス抜きと言われて
>いるが、これも例外の存在なんだろう、きっと。
村長選挙が実施されたのは、改革開放以後の出来事であって、改善状況を示す一つの現れ。
その内容も新法の制定を含めた改善の状況が見られる。
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/jimusyo/111PEKIN/INDEX.HTM もちろん、それより上の地域レベルまで広がるのは時間が掛かるし、まったくされないかもしれない。
しかし、それは、文化大革命と頃とはまったく変らないとする、お前が示したテーゼを擁護するような物ではない。
訂正
また同じ事の繰り返し部分
>国家に横たわる争点を減少させる。
”>403” ここにも書いた。
アホだ
>いや、実に素晴らしい。この文を読むと
それから、お前が書いた創作文を、さも俺が書いたような言い回しで書くの止めてね。
捏造くん
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 07:22:16 ID:g1qrV2ZI0
なんだ、結局、利害が調整しやすい二国間貿易に戻りつつあるということではないか。
これで、民族固有の歴史と文化に根ざす国家の存在が、国際社会の中で相対的に
薄れることで、国家に横たわる争点を減少させ、経済中心のシンプルな共通認識の
の中で、国際的秩序形成が本当に成るなど考えられない。
>なんだ、結局、利害が調整しやすい二国間貿易に戻りつつあるということではないか。
日本にしても、FTAの目的は二国による自由貿易の締結を広げて、
最終的にはEUのような地域的な枠組みに昇華する事が目的なんだよ。
お前ほんと、アホだな。
>>436で指摘したのに、
またまた 同じ事を書いてるなー。
>国家に横たわる争点を減少させ、
”>403” ここにも書いた。
アホだ
ところで、君が連呼するヘッジ戦略って、なんでしょう?
新しい人類補完計画の事ですか?
それから >410で書いた、質問に対する回答はまだかよ。
---
ところでダメ太郎くん。
”国民生活の向上と安全の債務”が国家が戦略を形成する上での至上命題だと場合、
なぜ、中国とアメリカが対立する運命にあると言えるようになるのか?
君が大好きなフレーズである、内部条件と外部条件を踏まえた上での説明はまだかよ。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 08:46:33 ID:g1qrV2ZI0
つまり、利害の調整がしやすいブロック経済化するということではないか。
当然、経済レジーム的ブロックの結びつきは、安全保障の担保も必要になってくる。
つまり、政治ブロック化するということではないのか?
このスレでは、大陸と結ぶ「東アジア共同体」ブロックにするか、今迄の
海洋的欧米ブロックに所属するかで議論しているわけです。
>>443 >つまり、利害の調整がしやすいブロック経済化するということではないか。
域内を自由化することだって、それは戦前のように域外に対して関税の引き上げを意味するのではない。
また現在の経済は、地域によって括れる程、閉塞的な状況になく、
結果として、域内同士の自由化の次は、EUと韓国に見られるように、域外同士の自由化を意味する。
故にブロック経済化する例えるのは誤りだ。
戦前と戦後の国際社会観で、区別の付かないお前のようなアホには、
注意が必要だと言えるだろう。
補足するなら、
>このスレでは、大陸と結ぶ「東アジア共同体」ブロックにするか、今迄の
>海洋的欧米ブロックに所属するかで議論しているわけです。
上記のようなブロックを対象に話しをしてるにしても、
世界を分断するようなブロック同士の枠組みによる対立が起きるという考えが妄想だっているだよ。
中国にしても、その人口を養うには、国際社会全体の秩序の安定が必要であり、
特定の地域に拘る、例えば台湾問題や第1第2列島なる考えにより目を向け、
批判的なアメリカに対し対立的な姿勢を取ることは、国家戦略(=16億の国民を養う)を考えたら矛盾。
アメリカにしても同じであって、モンロー主義のようにヨーロッパに関心向けなくても、
南米太平洋に目を向けてれば経済的にもなんとかなる状況じゃない。
アメリカは中国を必要とし、中国はアメリカを必要とする。
もちろん両国とも、EUやロシアとの安定も必要。
地域的なブロックに拘るよりも、世界全体の秩序構成に目を向ける事が、
より”国民生活の向上と安全の債務”に繋がる状況にあるだよ。
ところでダメ太郎くん、
下記の回答はまだかい?
----------
441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 07:29:57 ID:311kND6T0
ところで、君が連呼するヘッジ戦略って、なんでしょう?
新しい人類補完計画の事ですか?
442 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 07:32:55 ID:311kND6T0
それから >410で書いた、質問に対する回答はまだかよ。
---
ところでダメ太郎くん。
”国民生活の向上と安全の債務”が国家が戦略を形成する上での至上命題だと場合、
なぜ、中国とアメリカが対立する運命にあると言えるようになるのか?
君が大好きなフレーズである、内部条件と外部条件を踏まえた上での説明はまだかよ。
それから追記で加えるなら、
>>327で書いた通り、
関与政策というフレーズの使い方をお前は間違っているじゃないか??
447 :
陽之介:2009/08/06(木) 10:07:54 ID:w+eeYCae0
>>425さん
「対中戦略の一環」
米中は艦隊や部隊の訪問、将官から下士官クラスまでの交流など、
軍事面での協力関係が進んでいるが、これも「対中戦略の一環」である。
アメリカ軍人が人民解放軍の基地を訪問して、演習を見学、ビールで乾杯、
といったシーンを見て「米中の軍事協力が進んでいる」と見るのは、皮相すぎる。
同様に米軍再編で地上部隊を本土に引き上げ、即応力の高い部隊に置き換えるのをみて、
「アメリカは対中軍事増強している」などというのは、さらに皮相な見方である。
国家間の関係は、「警戒しつつ、利益があれば手を握る」が基本である。
日本のように「アメリカ全面信頼」といったのは、むしろ例外に属する。
>>428さん
その通りで、中国の安定を願う日米欧も共通の認識に立つ。
448 :
陽之介:2009/08/06(木) 10:10:52 ID:w+eeYCae0
>>429さん
細部は別にして、基本的な認識は賛成だ。
歴史や社会の動きに「法則性」を見ようとする考えは昔からあり、
ある程度は当てはまるような、経験則といった類のものはある。
しかし、自然科学の「原理」(物質AとBをQの条件で混ぜるとCが生じる)といった
原因→結果の関係を、膨大な要素が含まれる歴史・社会に応用するのは、不可能だ。
この「歴史決定論」の最大のものはマルクス主義で、19世紀から猛威を振るったが、
さまざまな社会的実験の結果、逆に誤っていることが照明された。
「グレート・ゲーム」から派生した「地政学」も、そうした動きの小さな一つである。
マルクスの社会発展説が、ある一定の条件下では、当てはまるケースもある、ように、
「地政学」も19世紀的のある一定の条件下では、それらしく見てることがあった。
しかし、現代は当時とはまったく条件が違う。
条件が違えば「法則」は当てはまらない。
マルクス主義、「地政学」、その他、どのような「歴史法則」も、
一つのイデオロギーとして参考にするのはいいだろうが、それ以上ではない。
449 :
陽之介:2009/08/06(木) 10:12:31 ID:w+eeYCae0
>>432さん
「皇帝陛下の一存によって、フリーハンド的な振る舞い」
おれは、個人プレーや、天才的な外交官を期待しているのではない。
国家としての目的の明確化と、国益追求の実行力を問題にしている。
戦後西ドイツは、国土にアメリカ軍基地を抱えながら、「東方外交」を行い、
一定の成果を上げたが、もちろんこれはブラント個人の「天才」ではない。
冷戦終末期に東西ドイツ合併に持って行った力業は、確かにコールの個人的能力が大きかったが、
それにしても、西ドイツ国家の意思や政治的決断が絶対の条件である。
おれは、そのような「自国の利益」を意識した、自立的な政治力が日本に欠けていると思う。
蛇足だが、タレーラン、メッテルニヒにしても、個人でプレーしたわけでなく、
複雑な自国の支持基盤や反対勢力と巧みにバランスを取りつつ、国家の意思をおこなった。
450 :
陽之介:2009/08/06(木) 12:02:13 ID:w+eeYCae0
「歴史法則」話だが、「地政学」といった落合信彦的なヨタ話よりも、
日本の今後を考える上で、有益な補助線となる歴史的な思索は、いろいろある。
その一つがトインビーの歴史観だ。
彼はそれまでのギリシア・ローマから西ヨーロッパ、米国を歴史の「本流」とみる
見方に疑問を持ち、イスラム、インド、中国、それに日本など、
同等の文明が平行して発展し、影響関係を持つといった「多元的文明発展説」を主張した。
これは、文明に優劣を付けるのではなく、それぞれの特性や個性の違いを重視するもの。
西欧文明が唯一最高の規範で、他はそれを学ぶべきだ、といった路線批判として大きな意味を持つ。
トインビーがシュペングラーの影響を受けていることはよく指摘されていることだが、
シュペングラーはむしろ、「西欧の没落」が根本テーマである。
どんなに隆盛を極めた文明でも、いずれ没落し、他の文明が支配権を持つ。
人類の歴史は、成長・衰退するさまざまな文明の交代劇である、という史観である。
マルクス主義や欧米中心史観(「地政学」はそのサブ・サブジャンルに過ぎない)も、
一つの理想型を想定し、「抵抗勢力」との対立を経てそれが実現する課程、とする点で、
同様の「決定論」的な歴史観である。
こうした歴史の決定論が、ユダヤ・キリスト教的な終末観に由来することは明白である。
欧米でこれに対抗する場合、ギリシア的な循環史観になり、トインビー・シュペングラーも
大きく言えばその範疇にはいる。
欧米思想は、このユダヤ・キリスト対ギリシアの2項対立の軸があって、
政治家などのバックグランドにもこれがあるように、おれは思う。
単純化して言うと小ブッシュのネオコン路線は、ユダヤ・キリスト教的、
オバマの多極化路線は、ギリシア的である。
史観でよくある間違いは、「相手も自分のようであるはずだ」というもので、
例えば中国が「ユダヤ・キリスト教」的な国家意志を持つ、
といった心理的投影がそれに当たる。
「自分」と同じだから「世界全体を支配しようとするにちがいない」という疑念を持つ。
中国の歴史観は、欧米(ユダヤ、ローマともの)とは、全く別のパラダイムである。
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 12:20:04 ID:g1qrV2ZI0
>>445、446
それが、何故、国家の存在を薄くさせ、国家に横たわる争点を減少させるのだ。
私には、現在の「国家主義」化(民族主義的、宗教主義的)がグローバリズムの
崩壊の始まりにしか思えない。国体としての利害の一致する枠組みでの地域主義
進んでゆく気がする。
>466の答に対しては、>50、81、132、210、307、309、316、344を読んで。
あなたから、質問されるたびに同じ事を書かなければならない。
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 12:34:08 ID:g1qrV2ZI0
アメリカの太平洋重視のトランスフォーメーションに関して、
王立勇という人が「中国外交 多極化から多国間主義へ」という本の中でこう述べている。
「米国の歴代政権の対中政策は異なっているものの、中国を西洋化し、封じ込めるという
本質は基本的に変わっていない。冷戦後の十数年間、米国は台湾を米日安保の
範疇に組み入れ、中国の周辺国との軍事関係を強化し、軍事基地を増設し、我が国に
対して、包囲網を築き上げ、かつ米軍の重心を欧州からアジア太平洋地区に移そうと
計画している」
とまあ、自国の事を棚に上げ、おっしゃってます。
右手で握手してるが、左手には双方ナイフを握りしめている。
>>451 >それが、何故、国家の存在を薄くさせ、
国家の主体性が薄れるという指摘は、”戦前と比べる”とする相対的な関係の中でだ。
経済的な側面で言えば、大企業のみならず中小企業に勤める国に主権者である社員であっても、
自分達の国だけの事を考えるだけは、自分達の利益を最大化できるような状況にはない。
必然と、その視点は国家という枠組みからはなれて、もっと広い視野で考えるようになり、
国際法や国際的な団体の場が重要視され、そこから判断される事や決まった事は、
これまで国家の主体性を支える活動も制約を受ける事なった。
その流れは、グローバルな経済活動の発展と共に、強化される事になるだろう。
>国体としての利害の一致する枠組み
中国にしろアメリカしろ、現実的な制約を考えたら、自国の利益を最大化するためには、
前者は強大な人口、後者は他国が羨む豊かさを守る為に、地球での規模での利益を考える事が、
現実的な制約の中で国としての利益を最大化することなる。
温暖化対策や各国で同時に行われた協調的な景気対策は、そのような考えを示す良い例だと言えるだろう。
確かに、自国の利益を最大するという行為は、戦前と比べても、その発想は変らないかもしれないが、
そのアプローチ方法が、グローバル経済の発展によって上記の通り劇的に変った。
お前はその違いを理解できていないし、理解できない奴が、”進んでゆく気がする”と主張しても意味が無い。
>466の答に対しては、>50、81、132、210、307、309、316、344を読んで。
>あなたから、質問されるたびに同じ事を書かなければならない。
誤魔化すな。書いないから聞いてるだろう。
少なくも、お前は俺に対して、散々と同じ質問をし、その都度、同じ説明を尽くしてきた。
(
>>440)で書いたように、同一日に同じ事を繰り返すのが良い例だ。
さあ答えてくれ。
1.”国民生活の向上と安全の債務”が国家が戦略を形成する上での至上命題だと場合、
なぜ、中国とアメリカが対立する運命にあると言えるようになるのか?
君が大好きなフレーズである、内部条件と外部条件を踏まえた上での説明してくれ。
2.(
>>327)で示した通り、お前は関与政策と干渉政策を混同して使っているが、その違いを判ってないのはなぜだ?
3.お前の文章を読む限り、ヘッジ戦略とは、図式からいったら(
>>404)で示した通りの物だと言えるのかついて。
アメリカが望んでいる物 ヘッジ
------------------------------------ --------------------------------------------------
中国に対し軍事力の利用を含めた封込め ← 封じ込めが出来なかった場合において利益を最大化する為のリスク回避(経済相互依存)
454 :
メダ太郎@本物:2009/08/06(木) 15:03:31 ID:2KSCB+au0
>>各氏へ
何回も言うが、私が朝の5時に書き込めるのは派遣切りにあったからだ。
おかげで、合コンに行ってもまったく相手にされない。その女性曰く
「低収入な軍事オタクはキモい」そうだ。やはり、オウム地政学教信徒
として最近、信仰心が薄れてきてしまっている祟りなのではないだろうか。
私が、児童ポルノ規制法に断固として反対するのも頷ける話だ(笑)
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 15:05:28 ID:g1qrV2ZI0
>>453 >その視点は国家という枠組みから離れて、もっと広い視野で考えるようになり、
国際法や国際的団体の場が重要視され、そこから判断される事や決まった事は、
これまで国家の主体性を支える活動も制約を受ける事になった。その流は
グローバル経済活動の発展と共に強化されることになるだろう。
まるで、予言者だ。(笑)地域主義的利害を調整した二国間貿易に戻りつつあるのに
グローバル経済が強化されると考えるのもどうかと思うが。
スーザン・ストレンジでしたっけ、「国家の退場」を書いたのは?
「経済がグローバル化すれば、資本もその性質上、国境を越え多国籍企業が多く出現
する。そうなれば当然、国家が単位となって経済を管理することはできなくなる。
結果、国家は文化、文明を相対化しグローバル経済の中で退場していくことになる」
というような事を言っているが、経済事情は各国によりバラバラで、関税でさえ統一
できず、結局、各国国民の「ナショナリズム」を呼び覚ましている状態だ。
グローバル経済に飛び込んだ中国にも国家的思惑もあるし、総本山のアメリカでさえ、
「保護主義」的になっている。9・11以後、イラク戦争などで全体集団安全保障もこわれ、
有志連合(コアリション)になってしまった。国連といえば、中国は自国の国益から拒否権を
使うなど、ルールは国家同士のせめぎあいの道具となっている。
体制が違う民主主義国家と独裁国家は、常に反目している。
経済も安全保障も国体の同じ地域主義に向うことになると私は思う。
>>455 >地域主義的利害を調整した二国間貿易に戻りつつあるのに
戻ってないよ。
下記のURLで書かれているように、どの国も2国間貿易で完結できるような経済構造になってはいないし、
これまでの状況~から言えば、グローバルな分業体制における貿易額は増加の一途。
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2007/2007honbun/html/i2210000.html FTAの締結は、このような状況を踏まえた上で、より双方の利益を生み出す環境を作りを目指したものであって、
日本にしてもFTA締結を模索してる国は、ありとあらゆる国がその対象。
多国間貿易環境の中で、より利益を生み出す構造を模索していると言えるもので、
分業体制から逆行するような、二国間貿易に戻る事を意味するのではない。
これは予言といえるものではなく、これまでの現実の姿であり、国益を最大化するという観点からすれば、
このような状況が発展すると考える事は、決して蓋然性が無いと言えるような物ではない。
>経済事情は各国によりバラバラで、関税でさえ統一できず、
>結局、各国国民の「ナショナリズム」を呼び覚ましている状態だ。
経済事情はバラバラであっても、イランでさえ欧米と同じライフスタイルに移り変わりつつある。
グローバル経済の進展は、固有の文化が解けて行くとする指摘には間違いない。
また自由貿易の進展は、グローバル企業にとって、生まれた国に縛られる必要性がなくなり、
そのような状況で国家が管理をしようものなら、資本が逃げてしまう状況を指して、
国家が管理する難しさを指摘したのであって、戦後、WTOやIMFのような国際的な団体によって、
国家に変り、統一的な管理機能が強化される状況を踏まえて、強調した物ではないだろう。
>総本山のアメリカでさえ、「保護主義」的になっている。
繰り返すが、数十年に一度の経済危機において、保護主義的な傾向は以前と比べれば酷く限定的。
景気が回復したら、米中ともに自由貿易を大切である事を主張するようになるだろう。
>経済も安全保障も国体の同じ地域主義に向うことになると私は思う。
これも繰り返すが、中国にしろ欧米的な物質的な欲求に目覚めた強大な人口を支えるには、
地球規模での経済活動が必要であり、それはアメリカも一緒。
経済環境と安全保障の分野がクローオーバする必要があるとしたら、
それは特定の地域にあるのではなく、世界全体の枠組みを対象にしない限り、
利益の源泉を守る事が出来ない。
特にテロのような問題は、地域的な問題に留まるだけでは解決しない。
日米同盟が、極東のみならずグローバルな地域での活動範囲が求められてのも、そのような背景があるからだろう。
お前は、安全保障のあり方が地域主義に篭るとする考えを支える上で、
その前提としている経済の枠組みを理解してない。
---
おまけ:
>体制が違う民主主義国家と独裁国家は、常に反目している。
ちなみに、冷戦時代はアメリカと独裁国家はとても仲良しでした。
>455のダメ太郎?とかいう柔軟な脳みそを持ち合わせていないオッサンだかジジイだかは、
分からんけど相手にするだけ無駄じゃないのかな。質問に関してきっちり答えてる相手に対し明快に答えを返せないんだもんな。
もう出入り禁止でいいんじゃないの?
それから、ダメ太郎くん、
何かしらの考えというものは、他者からの批判を乗り越えて、その妥当性が担保されるものであって、
そのような事を恐れて避けている限り、そのような考えを前提した主張なんてものは、
まるっきり価値が無い。
お前に対し、揶揄する人間が増えるのも、そのよう態度を見透かされているからだよ。
批判にしかっり答える事ができれば、馬鹿にされる事も無いだろう。
これまでのお前は、単に情けない人間だ。
負け犬という比喩が、お前にぴったしだ。
>>429 >それを運命と受け入れるのではなく、
>酷く曖昧で不確かな物であっても、避ける術に少しずつ近づいている状況だと言える。
避ける術が発見される=避けようとする意思ではない。
そもそも非合理的な判断が様々な紛争を引き起こしてきた実態を知らないとは致命的だ。
>このような努力をしてる人間に対し、例外の存在や意見の一致が見られない事を持って、
「努力しているから見逃してね」と言う下らん感情論に付き合うつもりは無い。
そもそも例外を含めないことは、非科学的アプローチなんだが(苦笑
学術的な努力をしている人間だったら、例外も含めて紹介するのが普通。
その上で例外を集中的に研究なり分析をする事で、避ける術により近づける事が出来る。
限界や今後の技術発展を視野に入れて、現状では〜と説明するのが良心的な学者の仕事だ。
繰り返すが、都合の悪い部分を無視して論じるのは、単なるカルトの営業。
>宗教的に儀式として捧げ物を授けるように、アメリカに従順であれば、災いはやって来ないとするよう考えがそこにはあり、
>アメリカだけが、日本の運命を左右する絶対的な神だと、無批判に信じて止まない人間が居る。
まぁ、日本のシーレーン防衛を実現できるのはアメリカな訳なんだがw
そうやってカルト的思考から来る無知を正当化するのは見苦しい。
>長々書いたが、つまり言いたい事は、この一言です。
それらしい言葉を並べても、言葉遊びに過ぎない。
国際政治学の発見を日本の諸条件に当て嵌める事無く、発見を無責任に垂れ流しているだけである。
>>435 >WTOが各国が望むような形で上手く機能しないのは、参加国が増大したことと、
>対象品目が広がったことにより、その調整が困難を来たすようになったから。
これはブッシュ式外交そのもの。
同意を得る国が少なければ・・・とイラク戦争の有志連合に関してコメントしていた筈だが。
>>453 >国際法や国際的な団体の場が重要視され、そこから判断される事や決まった事は、
>これまで国家の主体性を支える活動も制約を受ける事なった。
前スレ読んでくれる?
国際法は、制約と言えるほどの強制力を持っていないんだが。
国際的な団体は世論に影響を与えるから、従軍慰安婦関連で工作って手段もある訳で・・・
全人代で中国は他国のマスコミに工作するって言っていたしなぁ。
騙されるなよ?
>>456 >繰り返すが、数十年に一度の経済危機において、保護主義的な傾向は以前と比べれば酷く限定的。
>景気が回復したら、米中ともに自由貿易を大切である事を主張するようになるだろう。
グローバル経済も冷戦以後の期間に見受けられた限定的な減少なんだが。
日本はIMF相手に1000億ドル出すけど、反省を活かして内需拡大でやっていこう、って内容に同意させた筈だが。
>繰り返すが、数十年に一度の経済危機において、保護主義的な傾向は以前と比べれば酷く限定的。
>景気が回復したら、米中ともに自由貿易を大切である事を主張するようになるだろう。
繰り返すけど、今後は内需拡大で行くんじゃない?
崩壊したグローバル経済の反省点を活かそうや、な?
まとめ:
1.グローバル経済は、冷戦崩壊後の一時的な現象の可能性があります。
2.国際法は守る分には良いが、頼るには不安な存在です。
3.例外を意図的に排除、無視するのは非学術的でありカルトの営業みたいです。
4.例外を分析してこそ、悲劇は回避できます。
馬鹿が成功例に学んで失敗するのは、よくある悲劇です。
>陽之助さん
>>447 >同様に米軍再編で地上部隊を本土に引き上げ、即応力の高い部隊に置き換えるのをみて、
>「アメリカは対中軍事増強している」などというのは、さらに皮相な見方である。
これは米軍再編成に対する無知を表す。
アメリカは太平洋方面への海洋戦力を増強した。。
対中戦略と言う軍事評論家の見方。
>>448 >この「歴史決定論」の最大のものはマルクス主義で、19世紀から猛威を振るったが、
>さまざまな社会的実験の結果、逆に誤っていることが照明された。
>「グレート・ゲーム」から派生した「地政学」も、そうした動きの小さな一つである。
グレート・ゲームから派生した地政学は、地政学の一派に過ぎない。
ごく一部の例外を見て、全体を否定するのは、大きな間違い。
数学でも仮説がいくつも産まれ、間違いだと判明したケースが多々有るが、
数学と言う学問全体を完全に否定する事は出来ない。
尚、これに関しては繰り返し指摘がなされているが・・・
この点に関する反論は一切無く、カルトの如く地政学否定に走っているだけ。
どうせ反論出来ないのであれば、主張することは止めた方が良い。
恥を晒すだけである。
まとめ:
1.アメリカ軍は太平洋方面に海軍力を増強、軍事評論家は対中戦略である、と考えています。
ここで陸軍力の話が出ていますが、全く関係無い話ですり替えを図っていますね。
2.地政学の中には様々な学派が存在し、その中にはトンデモなイデオロギー学派も存在します。
だからと言って、地政学のほかの学派を否定する事は出来ません。
これもまた、摩り替えです。
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/07(金) 00:54:43 ID:4++SgosZ0
462 :
陽之介:2009/08/07(金) 10:15:37 ID:RYd4AoKr0
>>452さん
「右手で握手してるが、左手には双方ナイフを握りしめている」
どのような友好国同士であっても、「ナイフ」を持つことが、外交の前提である。
外国の使節などが来訪した場合、祝砲を撃つが、これは
「弾を撃って大砲を空にしたので、あなたを攻撃する意志はない」という意味。
いずれにせよ、武装した上での友好が、外交の大前提である。
「二国間貿易」については、
>>455さんの主張よりは、
>>456さんの方が
現実的で妥当だと思う。
そもそも、リカード流の「二国間貿易」などは理論上のもので、現実的にはまれだ。
昔の宗主国と植民地に間でさえ、多国間の貿易があり、現代では当然すぎる現実である。
>>459さん
横レスですが。
「日本のシーレーン防衛を実現できるのはアメリカな訳」
日本のシーレーン防衛を実現できるのは、日本だけである。
アメリカは、自国の国益に合致する場合のみに、日米の軍事協力を行う。
なにも日本のためを思って、軍事行動をするわけではない。
問題は、現在、アメリカの国益が「中国との協調」に向いていることだ。
中国がアメリカ最大の利益国になれば、アメリカは中国のシーレーンを防衛する。
463 :
陽之介:2009/08/07(金) 10:17:22 ID:RYd4AoKr0
>>460さん
「対中戦略」
<米中が軍事的に対決姿勢をもっている>というイメージは、間違っている。
どうも中国の実物以上に過大評価し、恐怖を感じているらしい。
「学問全体を完全に否定」
別に「否定」していない。
「それは生きているライオンではなく、剥製のネズミだ」と言っている。
「陸軍力の話が出ていますが、全く関係無い話」
陸軍と海軍が密接に関係していることは、いうまでもない。
また、海軍は容易に移動でき、ある地域に「増強」といった事態は、
全体の配備を見なければ、意味がない。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/07(金) 13:28:10 ID:6X8ZpoEb0
陽之介氏へ
現在、軍拡が突出している地域は、インドと東南アジア、オーストラリアだ。
しかも、そろいもそろって、海空軍力に力を入れている。原因はどうみても
中国の海洋への台頭しか考えられない。ベトナムはロシアとの結びつきも強め
ている。中国による東北海域の進出が露骨になれば、カムラン湾に軍艦を再び
派遣するかもしれない。
アメリカは、グァムに西太平洋の空海軍の戦略重要拠点を作ろうとしている。
(台湾、朝鮮半島有事を考え、即応能力を持つ海兵隊の大きな基地も作ろうとしている)
横須賀の海軍力も質的に向上しており、沖縄の空軍も同様のようだ。
中国は、7大軍区制を止め、四つの戦略区に分けるようだ。やはり、台湾を睨み、
東岸地域を重点に編制するようだ。(即応態勢を強める為、旧軍区の協力体制を
強める為と思われる)
アメリカが、いかに中国に体制を保障するから、利害関係者になり共同歩調を
促がしても、アメリカに対する疑念(和平演変)は拭えないし、国家戦略は
動きだしている。アメリカも又、西太平洋を重点としたトランスフォーメーション
でも分るとおり、中国への警戒は依然解いていない。
「瞭望」 段廷志 2004
「米国が東アジアの防衛体制の見直しを加速し、西太平洋の独占支配を強化を
狙っている。米国のユーラシア大陸両端の兵力配置は「西宿東進」傾向で、西欧
の基地駐留軍を削減する一方、グァム島では軍事基地建設を大幅に強化し、駐留軍
を増強すると同時に、米日軍事協力を強化している。米国の地政学的安保戦略の
重点は、急速に東アジア大陸周辺地帯に移っている。
中国は、国益分布の重点が海上に移りつつある。海洋地政学的関係が強まっている
といえる。GDP全体の50%を超える貿易の大部分は海上輸送に頼っている。
対外海上航路は、国が海外資源市場を利用する上での「生命線」になっていくだろう。
我が国の地経学的利益分布は日増しに環太平洋地域に集中してきている。
西太平洋における地政学的・地経学的環境が変化する中で、我が国は米国、日本、
ロシア、インドの活動を睨み自国の海洋権益と海洋安全保障が深刻な脅威に直面
していると感じる」
465 :
ダメ太郎@名無し:2009/08/07(金) 17:46:51 ID:eE44ANcZO
グローバリスト氏からの質問の返答に困っちゃう(笑)
所詮ね2CHなのよ。住民の皆様のレスを見れば時々しか見てないのは明らかだ。
現実でバカ呼ばわり されてるからここしか逃げ場がなかったのよ(笑)
ここでならばバカ呼ばわりされずに済むに違いない。なんと言われようと書き込みを続ける。
地政学が私の支えであるが故に書き込み続けることが信者獲得に繋がるはずだ。
第七サティアンに皆さんを招待することがワタシの生き甲斐なの。ゲリラ豪雨は地政学上避けられないいないに違いない。
>>462 最初にコメントします。
1.中国は日本本土への侵攻能力が無いのは認めます。
2.一方で、中国が東南アジア方面で影響力の拡大を図っている。
3.専守防衛で航続距離が短く、海外遠征用の兵装・海外基地を持たない日本。
一方、東南アジアで軍事拠点を持つ中国の行動範囲の広がり。
・・・等の点から、シーレーン防衛を訴えている。
http://www.melma.com/backnumber_45206_1459633/ 中国海軍はアンダマン海沖合についで(ミャンマーから二つの島を租借し海軍拠点を構築した)、
この海域にも軍事的拠点を築き上げることを意味する。
>日本のシーレーン防衛を実現できるのは、日本だけである。
その日本には、シーレーン防衛能力が無いのだが。
>アメリカは、自国の国益に合致する場合のみに、日米の軍事協力を行う。
>なにも日本のためを思って、軍事行動をするわけではない。
東南アジアは日米共通のシーレーン。
日米で共通の国益が存在する。
>中国がアメリカ最大の利益国になれば、アメリカは中国のシーレーンを防衛する。
繰り返すが、東南アジアは日米共通のシーレーン。
日米で共通の国益が存在する。
>>463 ><米中が軍事的に対決姿勢をもっている>というイメージは、間違っている。
>どうも中国の実物以上に過大評価し、恐怖を感じているらしい。
中国を過大評価している訳でも無ければ、過小評価している訳でもない。
>>344を読んだり、前述の軍事評論家のコメント読み、中国の政策を調べれば理解出来ると思うが。
以下、
>>54より引用。
>>52 ナイ自身は・・・
長期的に見てヨーロッパでもアジアでも一国がヘゲモニーを握ることに反対する米国の立場は変わらない。
と答えている。
米中協力体制はある程度まで進むが、アジアで中国が覇権を握る事は無い、と。
私が恐れているのは、米中関係が進んだ時に明確な日米同盟関係が無く、
アメリカの介入が限定的になる・・・と言う問題。
>別に「否定」していない。
>「それは生きているライオンではなく、剥製のネズミだ」と言っている。
剥製のネズミの根拠を求めても、過去に根拠が述べられる事は一度も無かった。
レッテル張りをして否定しているだけ。
>陸軍と海軍が密接に関係していることは、いうまでもない。
これもまた摩り替え。
>また、海軍は容易に移動でき、ある地域に「増強」といった事態は、
>全体の配備を見なければ、意味がない。
だとすれば、陽之助氏が全体の配備を見ていない証明そのもの。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
米軍再編:グアム、ハワイの戦力強化 中国軍拡などにらみ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050704k0000e030088000c.html 【ワシントン及川正也】米軍がグアムとハワイで戦力強化を進めている。アジア・太平洋
地域での米軍再編の一環で、グアムに機動部隊を創設し、ハワイへの原子力空母の
配備計画も浮上している。中国の軍備拡大や核問題を巡る朝鮮半島情勢をにらみ、
「日本・グアム・ハワイ」を軸とする戦略構想が一段と鮮明になってきた。
米軍は現在、グアムに給油地や燃料庫を置くが、攻撃戦力を持たない。F15戦闘機と
B2ステルス爆撃機の編成部隊を「訓練派遣」して、即応態勢を維持している。
国防総省が公表した計画によると、08年までにグアム・アンダーソン空軍基地に、
テロや地域紛争で緊急展開する「機動部隊」を創設する。戦闘機48機、爆撃機6機を
交代で配備し、無人偵察機3機、空中給油機12機を常駐させる。兵員など2400人を
増強する方針だ。
機動部隊は先端軍事技術を駆使し、地球規模の緊急展開にも対応する構想だ。
無人偵察機はマラッカ海峡や台湾海峡までをカバーし、戦闘機はレーダーに捕捉され
にくい新型戦闘機FA22を配備する可能性が高い。
また、海軍はハワイから原子力潜水艦3隻を移転し、一連の再編により大幅な戦力
アップとなる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まぁ、基本的に〜言うまでもない、と言って根拠も説明も無しに思い込みを語るのが貴方の手法。
説明を求めても出てこないで、同じ事を繰り返すだけだから陽之助さんは楽で宜しいw
で、コメントするけど・・・
1.中国が日本を侵攻する能力が無いのは事実。
2.日本のシーレーンである東南アジアで領土紛争や影響力の拡大を目論んでいるのが問題。
これは既に
>>303で述べて、貴方からの反論が一切無かった。
大量のレスの後に指摘が無かったように無視して振舞うんですかね、今回も。
>>336のレスを見れば、完全に
>>303をスルーしているのが解るw
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/07(金) 20:57:33 ID:6X8ZpoEb0
中国は、インドネシアに対して、2002年に発電所建設、鉄道等の為に5000万ドルの
無償資金協力と4億ドルの借款供与を約束し、2005年に戦略パートナーシップ協定に
合意した。インドネシアは、中国に3ヶ所の軍艦、潜水艦が寄港できる港を貸している。
しかし、インドネシアは、これ以上の中国の東南アジアへのプレゼンス拡大に懸念を
いだいている。
>>461 そりゃカネ使えばGDPは伸びるよね。
サブプライムローンで住宅買って、債権化して、投資して・・・
一方でGDPが20%も下がっている日本の自動車メーカーがビッグスリーと並んで、
企業活動は順調、約七年間のいざなみ景気があって、サブプライムローン問題のダメージも少なかった。
トヨタは過去最高益を更新したりと企業主体で見れば、日本は決して悪くない。
労働者にカネが回ってこない・・・と言う最悪の問題は存在するけど。
一体、GDPに何の意味があるのか全く理解出来ない。
加熱する投資ゲームに参加しなかったから下がったの?
労働者にカネを回さなかったから下がったの?
公共事業をやらなかったから下がったの?
GDPなんて意味が無いんじゃないか?
それと・・・日本の一人当たりGDPがイタリアに追い抜かれたって話があったけど、
一人当たりGDPでは、外国人労働者は含まれないから、
イタリアで働く外国人労働者の数が多ければ、抜かれても当然だよね。
http://www.news.janjan.jp/world/0810/0810199761/1.php まぁ、案外GDPやらってデータ自体がどうにも胡散臭いんだよなぁ・・・
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/07(金) 23:35:52 ID:9IeZWRfP0
まとめ
私は中国が嫌い
中国に有利な報道は嘘
中国に不利な報道は本当
>>470 ああ、なるほど。
君は中国が嫌いで、中国に有利な報道は否定し、不利な報道は本当だと思っている訳か。
国家に対する好き嫌いが無く、政策を見る私とは違う訳だね。
幸福実現党 政策についてのQ&A
Q.「憲法9条」を改正すれば、戦争になるのではないですか?
A.憲法改正しなければ、日本が属国となります
日本は、戦後60数年間「憲法9条」があるため、
紛争解決の手段として自衛隊を活用することができませんでした。
そのため、北方領土はロシアに占領されたままで、竹島は韓国に実効支配されています。
このままの状態では、今後沖縄の離島で領土問題が起こっても、
日本のシーレーン(海上交通路)が押さえられても、
有効な手を打つことは難しいでしょう。そうなってしまえば、
日本は中国の属国として生きていくほかはありません。
「憲法9条」を改正すると戦争が起こるという見方もありますが、
現実には「憲法9条」があるために国民の生命・安全・財産は危険にさらされているのです。
日本がこうした国難から脱出し、もう一段の発展をするためには、
時代遅れの憲法を改正し、未来をデザインする新しい憲法につくり変える必要があります。
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/08(土) 01:08:43 ID:HWmZ3WK70
>>472 ?ということは在日米軍は役にも立たないし居なくなるということを前提で話してますよね?
そんなありえない前提から出発してデタラメを並び立ててても何の意味もないですよね。
スレ荒らしですか??
>>473 憲法改正、シーレーン防衛等々は、カルトの政策と言いたい・・・のかもしれない。
真面目な防衛政策を検討している人間としては、迷惑な話である。
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/08(土) 04:11:36 ID:5dWm8xb+O
ダメや懐疑みたいに誰も読まない香具師に限ってカキコは盆も正月も休まないんだな‥
>>474 在日米軍が居るのにどうやってシーレーンを強奪するの?
筋道立てて説明してくれないとわかりませんよ。日本本土にまで
中国が侵攻してくるみたいなトンデモ話も感心しませんね。
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/08(土) 06:12:44 ID:D+/T9CDP0
「近海防衛戦略」
1)再建期 (1982−2000)沿岸防衛の確立
2)躍進前期(2000−2010)第一列島線内の海上優位、航空優位の確立
3)躍進後期(2010−2020)空母建造、第二列島線内の海上優位確立
4)完成期 (2020−2040)米海軍と対抗できる海軍力を持ち、
米海軍の太平洋・インド洋における覇権奪取
インド洋では、ミャンマーにダウェー、シットウェー、ココ諸島などに海軍基地
レーダー基地建設。パキスタンにはホルムズ海峡に近いグアダル港に海軍基地。
スリランカのラムリー島には、ハンバントタに最大規模の軍港を建設中。
ディエゴガルシアとインドの包囲網とインド洋の海上優位を掴もうとしている。
また、バングラディシュにもインドネシア(3ヶ所)にも軍港があり、
インド洋、インドネシアの各海峡、西太平洋に経済発展とともに覇権を延ばす
姿勢をみせている。
478 :
メダ太郎@本物:2009/08/08(土) 08:35:34 ID:KyzSPZkgO
>>465氏へ
何回も言うが、自己矛盾には頬被り、わからない質問には質問返しというのが
私の論法なの。グローバリスト氏が立腹するのも無理はない。
私も懐疑氏同様、深刻な人格障害を患っているようだ。
きっと学生時代、不良たちから焼きそばパンを買いに行かせ
られたトラウマなのよ。私が学ぶべきは戦争学などではなく
精神医学だったのよ(笑)
リアリズムの視座で、米中関係を見た場合、
過度な安全保障のジレンマが起きない限り、現状維持を図るとする防衛的リアリズムの観点からすれば、
これまでの米中の協調を枠組みを模索し続ける事になるだろう
また利益がコストを上回れば、常にパワーを最大化するという攻撃リアリズムの観点からすれば、
米中における経済関係が破綻しないかぎり、積極的に対立姿勢を持ち込む事は考え難い。
後者における代表格である、ミアシャイマーが米中対立するにしても、
少なくとも軍事力(奴が意味する軍事力とはその中に経済力が入れ子として存在する)
の状況が逆転する数十年後だとし、直ぐに何かが起きるとは考えていないし、
必ずしも冷戦時代のように、封込める事には成らないと、
その著者である「大国政治の悲劇」の中で語っている。
少なくも目先の状況からは、上記の通りリアリズムの視座から言っても、
米中は少なくとも積極的な対立を避け、お互いを注意深く観察しながらでも、
これまで通りの関係を堅持するだろう。
アメリカは中国を封込める意志が無いという前提による世界観で、
目先における日中の外交政策を考えた方が良いという事だ。
また仮に数十年後において、中国がアメリカの軍事力と並ぶ状況になれば、
それは、クソ太郎が日本がアメリカに従順であれとする根拠である、
アメリカが持つ軍事力の優位性が失われる以上、
クソ太郎が主張する内容は、白紙にして考える必要があるという事だ。
それから国際政治におけるパワーとは、絶対的な尺度で図るではなく、
何かの関係における相対的な尺度で測るもの。
例えるなら、中国が年率10%の勢いで軍事力を増す一方で、
アメリカがそれを超える勢いで軍事力が増すようであれば、パワーが増大したとは言わない。
クソ太郎が、狼少年としての役割を全うし、プロンガンダをするにしてもセンスが無いのは、
一方的に中国の軍事脅威を煽るならまだしも、それはアメリカはキッチリ対応してるとする主張も並行して行う事。
上記の通り、リアリズムの観点からすれば、勢力的な均衡が崩れ無い限り、対立は起き難いとする考えが根底にある。
つまり、優位的な立場であるアメリカや周辺国は、中国の脅威に対処していると主張する一方で、
きっと対立が起きると考えるのは、リアリズムの観点からすれば、矛盾の類。
どちらかと言ったら、憲法9条を改正すれば戦争が起きると考える左翼的な発想に近い。
自称なんちゃって主義者の考えに従い、矛盾が見透かされないように、プロパガンダをやりたいなら、
アメリカは中国に対する軍事的脅威に、必要十分な関心を払っていない。仲良くしすぎることを認め、
このままでは、軍事バランスが崩れことも遠い話ではないとする前提で主張する必要がある。
以前コイツには、「スパイクマンの思想をマハンが引き継いだ」とする書き込みに対し、
”お前はアホだ”と貴重な助言を授ける事によって、それ以後一切同じフレーズを使わなくなったが、
地政学同様に、軍事情勢がクソ太郎の考えを支える根拠としての存在であるならば、
記述内容には、注意を払った方が良いだろう。
このままでは、狼少年としての価値ですら、クソ太郎には無くなってしまう。。。
>>476 >在日米軍が居るのにどうやってシーレーンを強奪するの?
強奪する必要はありません。
軍事力の単純行使ではなく、戦争したら痛い目見るよ?だから妥協したらどう?と言う戦略があります。
軍事力の正面衝突でなく、真綿でじわじわとクビを締める行為だと考えて頂けますか?
シーレーンに隣接する国々で軍港整備、戦力を有る程度置いておく事で、
戦争をしたら介入側に許容できないダメージを与える・・・と認識させる訳です。
損得で動くのですから、軍事介入よりも話し合いや妥協で解決できるのならそちらを選びます。
単純に戦争による強奪でなく、外堀を埋めるなりで戦略的な、交渉での優位性を得る、と。
一方で在日米軍との関係改善を訴えずに、反米感情を植付けたり・・・と心理的な離間を図る事も出来るでしょう。
>>479 >過度な安全保障のジレンマが起きない限り、現状維持を図るとする防衛的リアリズムの観点からすれば、
>これまでの米中の協調を枠組みを模索し続ける事になるだろう
現状維持を図っているのは誰?
中国は海外に軍港建設したり、軍拡しながら領土紛争を引き起こしているんだけど?
もう一遍聞くよ?
誰が現状維持を図っているんだ?
>少なくとも軍事力(奴が意味する軍事力とはその中に経済力が入れ子として存在する)
>の状況が逆転する数十年後だとし、直ぐに何かが起きるとは考えていないし、
>必ずしも冷戦時代のように、封込める事には成らないと、
>その著者である「大国政治の悲劇」の中で語っている。
陽之助氏曰く、カタログスペックだけで物事を見るのは、無知・無理解を示す。
単純に軍事・経済データだけを見て、物事を見るのも同様。
軍事力で劣る分を戦略や技術で補えると考えて、軍事力の行使に及んだケースは多々ある。
防衛的リアリズムの観点が著しく欠けている。
>>459よりコピペ。
学術的な努力をしている人間だったら、例外も含めて紹介するのが普通。
その上で例外を集中的に研究なり分析をする事で、避ける術により近づける事が出来る。
限界や今後の技術発展を視野に入れて、現状では〜と説明するのが良心的な学者の仕事だ。
繰り返すが、都合の悪い部分を無視して論じるのは、単なるカルトの営業。
>また仮に数十年後において、中国がアメリカの軍事力と並ぶ状況になれば、
>それは、クソ太郎が日本がアメリカに従順であれとする根拠である、
>アメリカが持つ軍事力の優位性が失われる以上、
>クソ太郎が主張する内容は、白紙にして考える必要があるという事だ。
冷戦時代ではないけれど、軍事超大国の発生を予防するなら、
アメリカと協力して中国の軍事力を大陸に封じ込め、軍事力の行使をムダだと思わせる方がよい。
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/08(土) 21:52:07 ID:D+/T9CDP0
>>479 米中が、「相互依存関係」というよりも「相互監視関係」「相互牽制関係」という意味では
異存はない。(先のレスでも言った)
アメリカは、何回も言うが、「関与政策」と「封じ込め政策」のセットでの「ヘッジ戦略」で
対中戦略を考えている。アメリカは、守勢的「現状維持」を考えている。
中国は、アメリカ一極支配の攻勢的「現状打破」を考えていると何度も説明したはずだ。
その為、米中双方の戦略を語ったのだ。
中国の国家目標(共産党の目標)は、「富国強兵」「統一中国」(台湾領有)「共産党の永遠の主権」
にある。その先にあるのが、アメリカ一極支配に対抗できる「大中華圏」である。
アメリカの対中封じ込めに目を瞑ろうとしても現実は動かしがたい。
中国の戦略も攻め込むように駒が動いている。
一面だけ見ても全体は見えない。両面を見なければ全体が見えてこない。
>>482 >米中が、「相互依存関係」というよりも「相互監視関係」「相互牽制関係」という意味では異存はない。
だったら、米中が対立することは、運命じゃないという事に同意できるですか?
>「関与政策」と「封じ込め政策」のセットでの「ヘッジ戦略」で対中戦略を考えている。
何回も聞いてるけど、関与政策と封じ込め政策、どっちがヘッジとしての手段だと考えてるの?
仮に両方がヘッジとしての手段だとしたら、何に対してヘッジしてるの?
関与政策と、封じ込め政策の具体的な中身を明らかにした上で説明してよ。
具体性が無いまま読む限り、なんでセットとして政策が実行できるのか、矛盾してるように読めるよ。
現在の世界は、G8の国が協力しても、国際社会に何かしらのレジームを作り上げる事ができるほど力は無い。
ましてや、アメリカ一極という世界観も、どうかしてると言えるだろう。
現在の支配構造と呼べる物が存在しているとしたら、それは過去において圧倒的な力を持つアメリカが作り上げた、
国際社会の構造に、良くも悪くも便乗することで、国益を支えてきた諸国家が、作り上げた当人であるアメリカ自身が、
力が減退してもなお、便乗してきた諸国家が支えて続ける構造にある。
その中には、現在においては、先進国と比べて利益を享受してきた中国が存在する。
むしろ、このようなアメリカが作り上げた構造、例えるなら現在の自由貿易王国という形を、大枠において堅持しながら、
アメリカがそうであったように、力を持つ貴族としての存在である国の支持を集めながら、
出来得る事なら、新しい王朝を立てる事を狙っているといえるだろう。
中国の根源的な国益である、欧米の豊かさに触れた国民を養う為には、
特定の地域に中華圏(?)なるものでは、十分出ない以上、そこに目を向けても、本質的な所は何も見えないだろう。
コラム: 日米同盟とは、それはキャバクラ嬢と男性客の関係だ。
日本が日米同盟を支えているは、”見放される恐怖”という観念だ。
典型的な例としては、日米同盟が解消した場合、他国からの核の脅威に耐えられないといった物があるだろう。
しかし、こうした関係が意味する所は、男性客とキャバクラ嬢(もしくは女性客とホスト)の関係と同じであり、
そうした恐怖を払拭する為に、いくら相手に対し貢物をしても、決して恐怖は払拭する事が出来ない悲劇の関係だ。
恐怖とはそもそもが、憶測に基づく心理的な物であり、それが現実になった時には、既に恐怖とは言えなくなる。
上記のような腐れ縁から逃れる為には、見放されたという現実を直視できれば恐怖も無くなり、
腐れ縁も解消することが出来るだろう。
日本はアメリカに従順に振る舞い、貢物を絶やす事がなければ、何れ普通の男女のように自立した対等の関係になれると、
思い込んでいる奴が居るが、そもそもこれは間違い。水商売の立場からすれば、単なるカモだ。
本当に自立した大人の関係を築きたいのなら、アメリカは中国に浮気し、
これまでの日本の立場は見放されたという認識を持つ必要がある。
もちろん、それが現実かどうかは議論があったとしても、
自立した日米関係を築きたいのなら、現実として受け止め考える事が早道だと言える。
米中が結託して、米を衰退させて中国にシフトするという既定路線ね。
それに利用させられるのが日本経済。
これを頭に入れといたら今後起こることがすべて理解できる。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 07:05:12 ID:FDtYkMDQ0
>>482、483
ケ小平は、天安門事件以後のアメリカの中国への干渉を「和平演変」(平和的に
中国を民主主義に持っていき、共産主義政権を崩壊させる)と喝破した。
その後のアメリカのソフトパワー戦略やあなたが言う”経済発展に必要なのは個人の
精神の自由”などを考えれば、ケ小平の言ったことは、真を得ていると思う。
中国の国家目標の一つに西欧的民主主義の価値観を排すことがある。しかし、
中国は、積極的防御からグローバル経済に飛び込むという矛盾した戦略をとった。
一つには、アメリカと肩を並べる干渉受けないどころか、国際的決め事に中国の相談なし
には動かない国際秩序を作るには、「総合国力」を伸ばさなければならないという
課題があった。その為の「富国強兵策」の為、中国に民主主義が波及するリスクに
目を瞑りグローバル経済に飛び込んだと私は思っている。
ただ、今のところは、愛国主義教育(反米、反日)や共産主義政権への反対勢力は
強権を持って鎮圧し、今のところは国内に民主主義を波及させない事に成功している。
個人レベルでは、西欧の物質的価値観に目覚めていても、共産党政権は、経済発展の
エンジンの個人の精神の自由は、政権崩壊のもとと見るだろう。
中国共産党政権内では、ゴルバチョフは唾棄すべき存在であり、社会主義の裏切り者
なのだ。この後も中共政権は巧みに民主勢力を強権的に潰していくにちがいない。
世界を支配する構造が、先進国との枠組みで、これまでは可能だったが、
新興国の台頭によって、変更を余儀なくされ、
アメリカは構造に対し関与できる立場をこれまで通り維持する為に、
中国を筆頭に新興国を加えた枠組みの見直しを図っている。
しかし、それは大枠において、構造(国際法の遵守、自由貿易体制、IMFやWTOをはじめとする国際的団体の活用等々)
そのものを支える枠組みが変るだけで、構造そのものがパラダイムシフトを起こすような変化が起きると思わない。
なぜなら、中国にしても利益の源泉が、そのような構造から生まれる規範によって支えられている以上、土台から壊す事は国益に反するし、
核兵器が存在する状況では、戦争によってパラダイムシフトを起こそうと思っても、決してコスト的に見合う物ではない。
よって米中関係は、人権のあり様のような詳細はともかく、大枠において米中は共通認識が認められる関係だ。
対立が起きるにしても、上位概念における共通認識が認められる中での駆け引きであって、日米貿易摩擦のような激しい外交上のつばぜり合いが
起きる事があっても、当時で言えば上位概念としての共産主義に対する畏怖というものが収束に向かわせたの同様に、
全面的な対立な移行するというのは、下位概念における不確実な出来事によって、カオス的に起こる事以外には予測できないだろう。
それから、”支配”と”支配”と連呼する馬鹿が居るが、上記の通り国を支配しているのは、特定の国家による直接的な手段によるものではなく、
国際社会に認められる規範そのもの。
仮にアメリカ一極支配という構造に準じても、その立場は規範を通じての間接的なアプローチ(例:ご都合的な国際法の解釈等)が中心で、
軍事力のような直接的な手段ではない。多極化という状況が生まれれば、それはなお更だろう。
既存の構造に利益を生み出す国家連合によって封じ込められ、力を発揮することは難しい状況が生まれる。
北朝鮮のような立場は良い例だ。
故に、中国はアメリカにとって変り、世界を支配する上での構造に関与する中心的な立場になろうと思ったら、
それは、既存の枠組みに準じて、力を最大化する事を試みることであって、IMFのような団体に対し、出資割合の変更を求めるのは良い例だ。
決して軍事情勢を見ても理解出来ないし、理解出来るとしても、構造に関与が出来る状況が、既に存在する事に対する遅行指数と呼べるもので、
何か政策を考える上でも遅すぎて、有用な見方をする上での切り口にならない。
先行指数とは、自国に有利な国際社会の構造に変更を加わる為には、どうしても必要となる他国との協力を取り付けやすい経済力にある。
軍事情勢を見ても、それはわからない。
>>487 おまえは、相変わらず、人の質問に答えないね。
>>488 相変わらず冷戦的思考に支配されている。
>しかし、それは大枠において、構造(国際法の遵守、自由貿易体制、IMFやWTOをはじめとする国際的団体の活用等々)
>そのものを支える枠組みが変るだけで、構造そのものがパラダイムシフトを起こすような変化が起きると思わない。
>なぜなら、中国にしても利益の源泉が、そのような構造から生まれる規範によって支えられている以上、
>土台から壊す事は国益に反するし、
これは基本的に正解である一方、重大な点に触れていない。
1.構造から産まれる規範は、極めて曖昧。
前スレで触れたが、国際法の遵守すれば必ず救済されるものではない。
あくまで、自己正当性を主張する手段であり、絶対的な守護者は存在しない。
圧倒的なパワーを持った一国が国際法を破ったとき、一体どの国が罰するのか・・・
と言う根本的な問題を無視している。
2.暴力によるパラダイムシフト・・・と言うのは極めて冷戦的な思考であり、
今日の国際情勢を論ずる上で障害となる。
何故ならば、パラダイムシフトを起こさない=争いが起きない・・・と言う思い込みを生み出す。
3.パラダイムシフトを抜きにして、自国の優位性を様々な戦略によって実現する事は可能である。
新興国を一国ずつ脅し、買収し、二カ国間で関係を強化すれば良い。
『新興国と言う枠組み』で物事を見れば、新興国全体であるからそれなりに、数値としては大きい。
だが、個別に見れば左程大きい訳ではない。
4.冷戦的思考の悪影響として、冷戦終了後は経済的相互関係が出来上がったので、
冷戦中とは違う、と言う考え方があるが、これは単なる思い込みである。
実際に中国が東南アジアで『冷戦中の様な、冷戦中に比べて限定的な』影響力の行使をしている。
軍拡を背景とした領土紛争に始まり、海外軍事基地の建設等々である。
(これもまた、冷戦的なチェスゲームであろう・・・が、冷戦終了が冷戦的手法の終焉と言う思い込みでは、
チェスゲームと判断する事が出来ないのである。)
5.軍事力は、本当に遅行指数なのか?と言う問題点が最後に残る。
>>287 >国家にとって、軍事力という物は不確実な未来に対する保険であり、必ず起こる事への対処じゃない。
との事である。
まぁ、これだけでは不親切なので、持論を述べれば・・・
遅延させる事も出来るし、将来を変える事も出来る、のである。
>>485 どうしてこうもユーモアの精神に欠けるんだろうな。
結婚を勧めればいいだろ、常識的に考えて・・・
アメリカは散々、日本に貢いできたんだからさw
解決策を書けよ、解決策を。
クソ太郎は、中国はアメリカに対抗するためにグローバル経済、言わば既存の構造に飛び込んだとしているが、
一方で経済的にも軍事的にも、現在の所を見劣りする状況の中で、そのような構造を壊し、
戦前のようなブロック経済を指向していると主張する。
少なくとも、アメリカに対抗できる状況が生まれるまで、既存の構造を上手く活用し便乗するというのならスジが通る話だと言えるが、
なぜアメリカに対抗する上で必要だったこれまでの構造を壊す事になるのか?
その説明が必要だと言えるだろう。
>>492 >一方で経済的にも軍事的にも、現在の所を見劣りする状況の中で、そのような構造を壊し、
>戦前のようなブロック経済を指向していると主張する。
>>482 >中国の国家目標(共産党の目標)は、「富国強兵」「統一中国」(台湾領有)「共産党の永遠の主権」
>にある。その先にあるのが、アメリカ一極支配に対抗できる「大中華圏」である。
・・・あのさ、大中華圏をブロック経済にしちゃいないか?
一方で、サブプライムローン問題の反省を経て、
日本がIMFにカネ出すから内需主導な!と話を纏めたのも事実。
世界の注目を浴びる中国初の国家人権行動計画とは
”この行動計画では人権事業を経済建設と社会発展の主なテーマ”
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0415&f=politics_0415_008.shtml 中国の人権については、個人に自由を与え活動を活発化させる為にも、改善は進むだろう。
但しそれは、共産主義という枠組みの中であって、政治体制を否定するものまでは認めない。
人権というと、なぜか民主主義だと勘違いする馬鹿がいるか、大雑把に言えば人に関する権利であって、
どのような独裁国家でも、それなりには存在する。
基準と呼べるものは、世界人権宣言、国際人権規約が文書として認められるが、
但しそこには、三権分立を伴った民主主義による政治体制が必要とは何処にも書かれてない。
中国は中国としての人権、出来得る範囲で国際法に遵守しながら、経済発展をする為にも、
人間の活動の自由を認め、人権の改善を進める事になるだろう。
>>491 しかたないなぁ・・・「お盆休み初日記念の大サービス」
まぁ午後には北ウィングにいるから一方的なレスになるけど。
一度だけ”キチガイ主義者”である、【懐 疑 主 義 者】の貴方にレスして
あげるから心して読みたまえwww(勿論、貴方のレベルに合わせて低次元内容でなw)
国家同士の結婚という比喩を持ち出したが、国家同士で結婚関係などない。
「日米同盟」は対等な関係にはなり得ない。
その思想にのめり込むとどうなるか?
過去の併合や植民地支配に顕著に現れているだろう?
そして今は時代が変わったのだよ。
現状貴方の言う貢いだ結果アメリカの国益として充分ペイしてるんだよw
その上でアメリカは、これからの国益という観点で日本より中国との相互依存関係
を重視するという現実があるだろう?米国債の保有高が何故中国が一番なのだ?
分かる?現状認識のできないおバカちゃん。というよりダメ太郎と同様に
『脳 内 御 花 畑』の非現実主義者だよねぇ。
軍事力というものは、必要であるがその前に外交政策があるんだよw
憲法改正は必要だけどね。
今は、「日米中の相互依存関係」にどういった外交政策をもって日本が望むか?
ある意味過渡期なんだよ。
陽之介さんの提唱する日中同盟は現在はピンとは来ないけど。今はね。
>>495 >国家同士の結婚という比喩を持ち出したが、国家同士で結婚関係などない。
やはりユーモアのセンスが備わっていないし、想像力が欠如している。
そもそも薄っぺらいプライドとユーモアは両立しないのだが。
さて、何のために日米同盟強化を謳っているのか理解できないようだが・・・
集団的自衛権を結ぶと言う選択肢がある。
これは明確な契約関係だな。
>過去の併合や植民地支配に顕著に現れているだろう?
意味が理解出来ないのだが?
日米同盟と言う思想にのめり込むと、どうして過去の併合や植民地支配へと繋がるのか?
>現状貴方の言う貢いだ結果アメリカの国益として充分ペイしてるんだよw
つまりシーレーン防衛は、アメリカの国益として充分である、と。
>その上でアメリカは、これからの国益という観点で日本より中国との相互依存関係
>を重視するという現実があるだろう?米国債の保有高が何故中国が一番なのだ?
他に買うものがないからだろ・・・
米国債は安定して利益に繋がるので、皆欲しがるんだろ?
カネが有るから、安定した事業に投資するのは当然と言えるな。
米国債が政治の道後とはなりえない・・・と言うのはグローバリスト氏hが述べたのだが。
>今は、「日米中の相互依存関係」にどういった外交政策をもって日本が望むか?
経済関係での相互依存を強化し、軍事面では中国の大陸封じ込め、と言う外交政策はどうかね?
・・・ああ、もしかして、君の文章は壮大な冗談なのかね?
世に言う自虐と言う奴で、君を見て笑えと?
そうでないのらば、過去ログをしっかり読んできなさい。
>>495 ところで・・・君は長文学生にそっくりだな?
499 :
たまに読んでる人:2009/08/09(日) 11:06:39 ID:eP0XNm2BO
キチガイ主義者くんへ
やっぱバカだね。俺は、名無しで書き込みしたことは一度もない。それに俺は学生じゃないし。
長文学生さんみたいに知識も議論出来る頭持ってないよ。
きっちり働いてそれ相応の対価を得ていりだけ。 ただお前よりは社会人として現状の認識は肌を持って感じてる。
阿呆らしいが一つだけ。アメリカの国益がシーレーン防衛って?…呆れるよ。だからお前は相手にされないんだよ。
少なくともプラザ合意からあたりでもいいから日米の経済関係を調べてみな。
メンタルクリニックに行けよ。もう相手にしないから。
私は経済面で日米中の相互依存は拡大させるべき、と言っている。
その上で、中国に軍拡を諦めさせるような強固な日米同盟を作り、
中国が覇権挑戦を諦め、経済発展なりにリソースを使ってくれれば充分だ。
>ただお前よりは社会人として現状の認識は肌を持って感じてる。
君は国債保有の話をしているけれども、
>>498氏に否定されている。
君が『○○のように感じた』と言う事を、明確に否定された訳だ。
『理屈やデータは関係無い!俺が肌で感じ取っているんだ!』と、
クライアントに言って、それで納得して貰えると思っているの?
だとしたら、私もそんなクライアントが欲しいw
ステータスや自己顕示欲に訴えかける手法を見る限り、
君はB2Bではなく、B2Cの分野での労働に従事しているのかな?
法人営業の経験があれば、如何にしてデータを駆使して論理的に説得する・・・
と言う手法が存在するってのは解ると思うんだけど(苦笑
>少なくともプラザ合意からあたりでもいいから日米の経済関係を調べてみな。
そうだね、肌で感じた事を説明するのは難しいからね。
君が説明できなくても驚きはしないよ。
>長文学生さんみたいに知識も議論出来る頭持ってないよ。
少なくとも長文学生君と私は、国際法に於いて同じ結論に達したぞw
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 22:33:07 ID:FDtYkMDQ0
>>494 ウイグルの騒ぎは、4月以降だが? 何の為の経済発展か? 答は共産党永久政権の為です。
中共政権は、「和平演変」は許さない。つまり、個人の精神の自由は許さないということです。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 22:35:52 ID:FDtYkMDQ0
>>492 説明は、何回もしている。私のレスを読んでないからです。
http://mainichi.jp/select/biz/subprime/archive/news/2009/05/20090526k0000e020062000c.html 対外純資産:世界一守る…07年比9.9%減
日本はアメリカの植民地と言う主張が良く出てくるが・・・
これは一体どういう事なんだろうな。
>>494 ああ、すまん。
見落としていた。
>基準と呼べるものは、世界人権宣言、国際人権規約が文書として認められるが、
>但しそこには、三権分立を伴った民主主義による政治体制が必要とは何処にも書かれてない。
ちゃんと調べてから書きなさいw
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
世界人権宣言
第十条
すべて人は、自己の権利及び義務並びに自己に対する刑事責任が決定されるに当っては、
独立の公平な裁判所による公正な公開の審理を受けることについて完全に平等の権利を有する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
これ、三権分立の事じゃないの?
国際人権B規約では政治的な権利が記載されているんだけどね?
>界人権宣言によれば、自由な人間は市民的及び政治的自由並びに
>恐怖及び欠乏からの自由を享受するものであるとの理想は、
>すべての者がその経済的、社会的及び文化的権利とともに市民的及び政治的権利を
>享有することのできる条件が作り出される場合に初めて達成されることになることを認め、
これって、独裁政権で可能な訳?
是非とも説明を求めるだよw
>>502 -------
>>307 >中国は、世界覇権を確立した国からの関与政策という干渉政策に対抗する手段として、
>現状の一極世界を多極化したブロック世界にすることで、アメリカの国力を弱め、アメリカに
>アメリカに対抗する国力を持つことであると考えた。
>中国は、積極的防御から、逆にグローバル経済に飛び込み、富国強兵を進める戦略をとった。
-----
ダメ太郎くん
アメリカに対抗する上で必要となる富国強兵が自由貿易体制の中で確立したのならば、そうした状況からブロック世界にすることは、
アメリカの国力を弱める一方で、自らの首を占める事になり、東南アジアどころか、世界の半分以上が中国に傾かないと、割が合う戦略とは言えないだろう。
だったら、アメリカに対抗できるだけの富国強兵を提供する事になるとする、既存の枠組みを堅持した中で、
アメリカに対抗する方が戦略的にも利に適っている。
なぜ、こうした利に適わない戦略を取ると言えるのか、他の質問同様に、お前は口を噤むだけ。
そもそも、同じ質問を何度も俺に対し繰り返し、その都度答えてきた相手に取るような態度じゃない。
>>501 十、司法の民主
http://english1.china.org.cn/japanese/211841.htm 上記URLには、制度の変更年度が書かれているが、
個人の主張を擁護する為に必要な、弁護士制度も含め、
その全てが、改革開放以後の出来事。
もちろん現在でも欧米と比べて、司法に対する党による指導のあり様を含めて、
国際法における基準を満たしていると言えないが、
中国が経済発展と歩調を合わせて、人権に対する改革も合わせて行ってきた事実を認識し、
文化大革命の頃と変わりがないとする考えは捨てるべきだろう。
また(>494)で書いた通り、一党独裁体制の崩壊に繋がる事がない限り、
これからも経済発展の為に、人権についての改革が進むと言える。
>>503 対外純資産というのは日本人の懐から差し出して海外の人に使ってもらうために流れ出した資産ね。
例えて言うと、「ジャイアンに強奪されてジャイアンが保管しているのび太の財布ね。」 それがのび太
の通う学校で一番多い金額を差し出しているということね。のび太が手にしているものは
差し出した財布の中身の明細書だけ。のび太は自分の金を自分の為に使えない状況。
まさか対外資産が土地建物ビルディングとか勘違いしてないよね?w
>>503 印英の奴隷貿易のようなことが今現在日米の間で起こっている訳ね
。
「植民地時代のインドは英国との貿易で常に黒字だった」.アナリストの三国陽夫氏はこう指摘する.
インドは香辛料などを輸出して宗主国の英国から大幅な黒字を稼いだが,支払いは英国通貨の
ポンドでロンドンの銀行に預けられた.インド人の汗と涙で稼ぎ出した貿易黒字は帳簿の上だけ
だった.英国企業に融資され,宗主国の投資や消費を活発にした.英国人はインドの産物と資金で
一段と豊かな暮らしを実現したという.
米経済戦略研究所のクライド・プレストウィッツ所長はかつて私に言った.
「レクサスはいいクルマだ.トヨタは米国人に売っていると思っているが,我々は日本のクルマを
日本人のカネで買っている.米国にとってこんなうれしいことはないが,
こんなことがいつまで可能なのか」
>>503 「対米黒字という幻想」 朝日新聞コラム「読み・解く経済」 山田厚史(編集委員) 2007・1/28
『黒字亡国 対米黒字が日本経済を殺す』 三國陽夫(文春新書)より。
「植民地時代のインドは英国との貿易で常に黒字だった」。アナリストの三国陽夫氏はこう指摘する。
インドは香辛料などを輸出して宗主国の英国から大幅な黒字を稼いだが、支払いは英国通貨
のポンドで、ロンドンの銀行に預けられた。インド人の汗と涙で稼ぎ出した貿易黒字は帳簿の
上だけだった。英国企業に融資され、宗主国の投資や消費を活発にした。英国人はインドの
産物と資金で一段と豊かな暮らしを実現した、という。
三国さんは近著「黒字亡国」で、いまの日米関係が植民地時代のインドと英国の関係に酷似
していることを丹念に描き、対米黒字が日本にデフレを引き起こしている」と説いている。
楯民地インドと同様に、曰本は稼いだカネを米国に置いてきている。
米経済戦略研究所のクライド・プレスズトウィッツ所長はかって私に言った。
「レクサスはいいクルマだ。トヨタは米国人に売っていると思っているが、我々は日本のクルマ
を日本人のカネで買っている。米国にとってこんなうれしいことはないが、こんなことがいつまで
可能なのか」
こんな日米関係を、米政府内では「日本は米国のクライアントカントリー(保護領)」と呼ぶ人が
いる、という。
国際収支が黒字になっても「勝ち」ではない。資金を自国で使えないなら「貢いでいる」のと
同じである。
経済の血液が米国に流れれば、その分日本は消費や生産に回るマネーを失い、経済は停滞
する。代わりに得ているのが米国の政府が発行する国債だ。ドル建ての米国債は円高に
なれば減価する。しかも勝手に売れない。日本が資金を引き揚げたら、それこそドル暴落が
起こりかねない。
「わたし貢ぐ人、あなた使う人」の曰米関係でプッシュ政権は、減税をしながらイラクに大量の
兵士を送るという芸当が可能になる。
小泉・ブッシュの友好は「対米黒字」が支える同盟関係だ。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 06:10:19 ID:wMDuHq0R0
>>504 経済戦略は、原則として「国家戦略」になりえない。国家(中国では共産党)と
利益団体では、獲得しようとしている目標が異なる。
中共政権では、共産党永久政権が政治的国益になる。中共にとりグローバル経済は
国家目標達成の為の経済的利益が目的だったが、経済発展に必要な民主主義の蔓延は、
共産党政権崩壊の種になるので、はなはだ迷惑な存在だったというわけだ。
中国は、国家目標達成の為グローバル経済の美味しいところだけ吸い取り、
都合の悪い所は、政治的に押さえ込んだ。
先のスレでも言ったが、「積極的防御」とは、「全局の戦争」に発展させない為、
局部的攻勢を積極的に仕掛けること言う。
伊藤憲一氏によると「「戦争の全局」を洞察をし、どのようにして主要な敵(当面の
局部の敵)を見つけるかは、毛沢東の「矛盾論」の最も精彩を発揮する部分であって
毛沢東の「弱者の戦略論」可能にする頭脳である」なんだそうだ。
510 :
メダ太郎:2009/08/10(月) 07:04:36 ID:pfJpt5EjO
>>各氏へ
何回も言うが、私が朝の6時10分に書き込めるのは私自身、
労働意欲がないからだ。穀潰しと家人に罵られても私は、中国の
脅威を啓蒙し続ける指導者モーゼでありたい。
「中国の国家プランより、あなたの人生プランを考えることが先決よ」と
ニッセイのおばちゃんに優しく諭されたのも、頷ける話だ(笑)
>>509 >経済戦略は、原則として「国家戦略」になりえない。国家(中国では共産党)と
>利益団体では、獲得しようとしている目標が異なる。
国民の生活向上、養う事が国家目標の根源的部分と主張する一方で、
経済戦略が国家戦略にならないって、どう意味だ???
コイツは、自己矛盾してることも気付かないのか???
頭は大丈夫?
それから(>5504)に対する矛盾部分も、全然答えになっていない。
おれは、国内における政治体制の矛盾について、どのように整合性とるのか聞いてるじゃない。
対外的な戦略において、なぜアメリカに対抗するために、グローバル経済に飛び込み、
富国強兵の基盤を作ると主張する一方で、アメリカに対抗できるにようなって、
相手の首のみならず、自分の首を絞めるような戦略を取るといえるのか?
全然答えてない。 いつになったら答えるの??
× >5504 ○ >504
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 08:37:51 ID:wMDuHq0R0
>>511 言論チンピラと同じ手を使うなよ。
>50、81、132、183、210、307、309、316を読めよ。
豊かになった大国は、地域覇権を得ようとする。悪意があるわけではなく、地域大国に
なることが、生き残りの最大化になるためだ。
中国にとって、冷戦後の天安門事件とアメリカの中国に対する関与という内政干渉は、
衝撃で、噴飯だったのだ。中共政権は、グローバル経済による全体の利益など考えて
いない。考えていれば、あなたの言うように経済発展に必要な民主的システムを受け入れて
いるはずだ。共産党政権の保守とアメリカの一極支配打破と米露が遠慮するような大国化に
より大国からの干渉を排すことだ。その為の周辺地域に影響力ある地域大国化です。
お前は、マジで頭大丈夫か??
書いてあると主張すら、レス番号を羅列するじゃなくて、書き質問に対応するコメント部分を抜き出すなりやってみろ。
>経済戦略は、原則として「国家戦略」になりえない。国家(中国では共産党)と
>利益団体では、獲得しようとしている目標が異なる。
1.国民の生活向上、養う事が国家目標の根源的部分と主張する一方で、
経済戦略が国家戦略にならないって、どう意味だ??
書いてるあるとするコメント----------------------------------
------------------------------------------------------
2.富国強兵を支える事になるグローバル経済を、なぜアメリカと対抗する時点で、
プロック経済を作る事によって自ら壊し、対抗できない環境に後戻りするんだ?
書いてるあるとするコメント----------------------------------
------------------------------------------------------
それから、何回も言ってる事が、お前は俺に対し、何度も同じ質問をし、そしてその都度、レス番号を羅列する事無く、
答えてやってた。よって、道理からすれば、お前は俺に対し答える義務がある
誤魔化なよ。
>中共政権は、グローバル経済による全体の利益など考えていない。
何度も繰り返すが、中国にとって国民の生活向上を守るには、東南アジアのみならず、アメリカや日本や欧州、ロシア等々での、
地球規模で利益を貪る必要がある。
結果として、特定の地域という問題よりも、全体の規範に目を向ける事は、国家の利益に通じる状況にある。
特に中国の場合、貿易立国である以上、経済について風通しの良いものでないと、利益が得られない状況にある。
対外的にはグローバルな経済の枠組みで、且つ自由貿易である事は、中国にとってはメリットである以上、常に関心毎なんだよ。
陳商務部長:中国は保護貿易主義の最大の被害者
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2009-07/07/content_18087105.htm
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 15:09:12 ID:WMp26fTW0
陽之助君は政治家として立候補するならどの政党から出るかい?
517 :
陽之介:2009/08/10(月) 16:48:43 ID:hfQODTvB0
>>464さん
「中国の海洋への台頭」
小を見て、大を見失ってはいけない。
世界全体の軍事力、部隊配置を見れば、米軍が突出しているのはあきらかだ。
二位以下を数倍の差で引き離し、かつ、唯一、世界中に部隊を展開している。
http://www4.ocn.ne.jp/~aoitori/gunjihi.html 19世紀、20世紀の軍事バランスを見れば、拮抗する複数国の並立が通常で、
このような一国のみの突出した軍事力の覇権は、きわめて異様である。
広大な国土、国民、強い経済力を持つロシア、中国、インドなどが、
国力にふさわしい軍事力を持つのは、近代史全体を見れば当然である。
冷戦崩壊後のアメリカ一極時代が異常だった。
繰り返すが、軍事力の保持イコール対決・戦争ではない。
「攻撃的兵器を持つと戦争になる」などは、昔の社会党のような言いぐさである。
米軍の再編は、次の要素がある。
(1) 冷戦後の情勢変化に対応
(2) 経済的負担の軽減と費用配分
(3) 国内世論と軍需産業への配慮
(1)は国際情勢だが、(2)、(3)は国内事情であり、アメリカはこの影響が大変強い。
おれは、アメリカの軍需産業は、日本の公共投資と同様なものだと思っている。
アメリカの田舎にいくと、基地や軍需産業にほぼ依存した都市、地域がよくある。
高速を降りて町にはいると、レストランも雑貨屋も軍人ばっか、
トレイラーパークの家はみな星条旗を立てて、横には長大なフェンスが延々と続く。
日本の公共工事利権が、ゼネコン、地方の土建屋にあるのに対し、アメリカの地方の投資は、
基地をつくったり、軍需産業と下請けを通じて雇用をつくり出す形になる。
アメリカの貧乏な地方は、軍隊招致運動が盛ん(日本の要は反対派少ない)。
州内に部隊や航空基地、軍需工場を呼び込むことは、議員にとって、
日本の新幹線を引っ張ってくるぐらいの手柄と票になる。
また、「再編」の一つのポイントは、兵器と機動力の強化である。
兵器をスマート化し、緊急時の展開を可能にする機動力を持たせることは、
軍需産業にとって大きな儲けで、本四架橋くらいの経済効果がある(かないかは分からないがw)。
アメリカは、対外情勢の冷静な判断だけでやっているわけではなく、
「地域新興」「利益誘導」「メディアの評判」といった国内事情が、半分以上あると思う。
>464氏のような短期的、地域的な兵器の増減ばかりを見ていると、大局を誤る可能性がある。
518 :
陽之介:2009/08/10(月) 16:49:28 ID:hfQODTvB0
>>466さん
「東南アジアは日米共通のシーレーン。日米で共通の国益が存在する。 」
正しくは「東南アジアは日中共通のシーレーン。日中米共通の国益が存在する」だ。
仮に東南アジアの海賊が日本船を襲い、そこに米中の戦闘艦がいれば、
アメリカと中国海軍は、協力して海賊退治に当たるだろう。
世の中の大半は「戦争や兵器」以外のところで動いている。
雷予防は大切だが、そのために日常の買い物や通勤時に、防護服を着る人はいない。
>>469さん
基本的に賛成。
金融危機やその後の情勢に対する日本のマスメディアの報道は、おかしな点が目に付く。
「輸出依存」とか、「内需転換」とか、「巨額の債務」とか。
他国に証券売りつけて借金漬けで消費している国と、
対外債務ほぼ無しで、世界最大の対外債権を持っている国と、ちゃんと比較して欲しい。
>>472さん
>>473さん
幸福実現党の「憲法草案」や「国師の防衛論」というのを見たが、児戯に等しい。
オウム真理教よりも、カルト的な内容で、普通の仮想戦記の方が、まともではないか?
ただ、世の中が「軍事ポイント」だけで動いているような世界観は、
ある種、今風なのかも知れない。
>>479さん
「米中における経済関係が破綻しないかぎり、積極的に対立姿勢を持ち込む事は考え難い」
賛成だ。
冷戦時代の構図で、米中関係を考えることは、完全に間違っている。
>>485さん
「自立した大人の関係を築きたいのなら、アメリカは中国に浮気し、これまでの日本の立場は見放されたという認識を持つ必要」
例えが、分かりやすくてステキだが、基本的に賛成する。
問題は、キャバクラ嬢がしがみつけばするほど、客は離れるか、店に来なくなるということ。
キャバクラ嬢が想像している客の気持ち(誠心誠意尽くせば振り向いてくれる)は、誤解で、
客の本心は、別の所にあるということだろう。
519 :
陽之介:2009/08/10(月) 17:06:39 ID:hfQODTvB0
>>487さん
当たっていると思うし、ケ小平の役割ついては、いろいろ考えることがある。。
ケ小平の「開放政策」は、当時の権力闘争をみれば、一種のバクチである。
当時の中国を取り巻く情勢は、内憂外患で、中国と、中共党は追い詰められていた。
決断を誤れば、中国はソ連のように解体して崩壊、中共党は分裂し、
19世紀時のような、各国の草刈り場になりかねない。
ケ小平自身も政治的に追い詰められていて、大胆な政治工作が必要であり、
それに失敗することは、国の破滅と、何より自派と自分の死だという覚悟があったに違いない。
彼の大方針は、資本主義化であり、国際協調であり、食える国民にすることだった。
生き残るためには、手段を選ばず実行し、決断は迅速、利用できるものは何でも使った。
党幹部に甘い餌(国営企業の切り取り、不動産の猫ばば、合弁企業の特権)を吸わせ、
最終的に抵抗勢力をねじ伏せてて、分裂を回避し、驚くことに経済成長も成し遂げた。
これは、冷戦後のロシア、および旧ソ連各国、東欧のその後と比較すれば、
中国の路線の妥当さは、明白である。
おれは、「開放政策」についての印象的なシーンが2つある。
一つは人民公社の幹部(下級党員)が公有地を分割して自作農地に分ける決断をしたもの。
幹部は「食べ物はなく、牛馬は倒れ、農機具は売り払い、農民は秋までの餓死を覚悟した。
抜本的な改革が必要で、どうせ死ぬならやることをやって死のうと決意した」
もう一つのシーンは、晩年のケ小平の「南巡講話」の時、上海大橋に立つ光景である。
その頃、ケ小平は死にかけていたが、開放政策の闘争はのるかそるかの時期だった。
「共産主義の正統、修正派といった議論は何を生んだか。
まず、人民が生きられる生活、そして社会の実際の発展が重要だ。
これを見ろ(とケ小平は、よたよたと、巨大な上海大橋を上を歩いた)。
この達成が開放政策で、これを続けなくては、人民も党も国家も生き残れない」
ケ小平は死に、その後も権力闘争が続いたが、開放政策派は勝ち残った。
前者の旧人民公社の幹部は、今ではベンツに乗り、上海に愛人を囲っているかも知れない。
しかし、彼はこの繁栄がぎりぎりの綱渡りの決断によるものだと思い起こし、
悪夢に襲われ、絶叫して目覚める夜が、時々あるのではないか。
開放政策に勝利し、生き残りに成功した今の幹部連中にとって、
「軍拡でアメリカと覇権を争う」などというのは、
自分達が戦ってきた「抵抗勢力」のやり口であり、それを破ったからこそ、今の自分がある。
今の中国に「開放政策」以外の選択はないし、「戦争」は連中にとって最も危険なものだ。
520 :
陽之介:2009/08/10(月) 17:15:22 ID:hfQODTvB0
>>508さん
これは、重要な問題で、今回の金融危機で一層重要さが増している。
日本はIMFへの協力を公言しているが、こうした路線は、
すでに妥当性も、効果も薄い、ということがはっきりしている。
一方中国は、例えば米国債売りの圧力、決済通貨の見直しなど、
政治力を使って米国と交渉し、自国の国益を高めている。
現在の日本指導部は、本当に日本人の利益を考えているのか、
アメリカのそれをより重視しているのか、非常に疑問だ。
>>506 視野が狭く、学術的思考に欠ける。
はっきり言って、小学生でも矛盾に気が付くレベルの書き込みなんだが。
>印英の奴隷貿易のようなことが今現在日米の間で起こっている訳ね 。
中国の米国債保有高は、日本以上。
中国もアメリカに財布を握られている訳で、
印英奴隷貿易のような状況が米中間でも起きている事になる。
>三国さんは近著「黒字亡国」で、いまの日米関係が植民地時代のインドと英国の関係に酷似
>していることを丹念に描き、
だとすれば、対米貿易で黒字を上げている日中の違いは何なのだろう。
丹念に『描いた』であって、分析したなんて一言も書いていないよな?
米中関係も酷似しているんですか?
>対米黒字が日本にデフレを引き起こしている」と説いている。
では、何故中国経済にデフレが発生しているのか?
インフレを警戒するケースはあっても、デフレ問題は聞いた事が無い。
中国でもデフレが起きているんですか?
>ドル建ての米国債は円高になれば減価する。
米国債の購入による為替操作を行っている訳なんだが。
>国際収支が黒字になっても「勝ち」ではない。資金を自国で使えないなら「貢いでいる」のと同じである。
日本以上に米国に貢ぐ中国を経済大国だ・・・とかアメリカに経済力で勝つ・・・
と言う発言の数々は、ガセですね。
三国何某の著書など読んだ事が無いが、読まずとも良さそうな気がする(苦笑
ちなみに先に釘を刺しておくが・・・
米国債売りの圧力などは、有ってないような物と指摘されているぞw
>>498 >国債は購入するという意志には、外交政策としても価値が認めれるが、
>売却とするのは、自分も痛みも伴う為に、積極的に活用できるものではないし、
>下手すれば、利率が高い国債が市場に出回れば、アメリカ側からすれば輪転機を回し、
>安い値段で回収するチャンスだろう。
ちなみに以前にも指摘したが、決済通貨の変更もインフレ等の問題がある。
まとめ:
1.比較と分析は切り離せません。
2.月刊ムーも経済書もマーケティングに基いて書かれます。
3.読んで利口になった気がするのは、気のせいです。
4.信じるものは救われますが、心の中に止めた方が良いようです。
今回も都合の悪い部分は無視しているようだ。
・地政学へのすり替えを使った印象操作のみで、根拠に対する説明が一切無い。
・日本独自でシーレーン防衛ができる、と言う説明が無い。
・太平洋方面への戦力移動は、対中戦略と言う評論家のコメント。
尚、陽之助氏の基本的な行動として・・・
・都合が悪くなるとスレが流れるのを待つ。
・その上で不都合な指摘を無視する。
と言うパターンがある。
また、書き込み再開の兆候として、
>>516のような書き込みが行われるw
>>517 >二位以下を数倍の差で引き離し、かつ、唯一、世界中に部隊を展開している。
カタログスペックやデータだけで○○が勝利する、と言うのは軍事知識への無知・無理解を示す。
相手に許容できないダケージを与えられれば、紛争を防ぎ、有利な外交ポジションが獲得できる。
>アメリカは、対外情勢の冷静な判断だけでやっているわけではなく、
>「地域新興」「利益誘導」「メディアの評判」といった国内事情が、半分以上あると思う。
繰り返すが、軍事評論家の対中戦略として太平洋方面のアメリカ軍増強と言うコメントがある。
>賛成だ。
>冷戦時代の構図で、米中関係を考えることは、完全に間違っている。
これは間違い。
冷戦時代とは違うと説明した上で、中国がシーレーンに隣接する東南アジア諸国で、
領土紛争や海外基地を建設している、と言っている。
>>520 >日本はIMFへの協力を公言しているが、こうした路線は、
>すでに妥当性も、効果も薄い、ということがはっきりしている。
意味が理解出来ない。
内需路線へのシフトを条件に、IMFへの融資を公言した訳だが。
サブプライム問題を再度引き起こせ、と?
そして中国の内需拡大政策は効果が薄い、と?
基本的に日本終了のお知らせと言う印象操作は多い。
しかしながら、実態と掛け離れている。
>一方中国は、例えば米国債売りの圧力、決済通貨の見直しなど、
>政治力を使って米国と交渉し、自国の国益を高めている。
>>498――――――――――――――――――――――――――――――
今年、ロシアが外貨保有としてもっていた、米国債を全部売り払ったが、
もちろん、中国と比べれば、その保有高には違いがあるものの、
アメリカ政府が強い懸念を示す事がなかったのは、
インパクトとしては限られているとする証拠だろう。
――――――――――――――――――――――――――――――――
だとさ。
>陽之助さん
いい加減質問に答えるだよ。
1.地政学をトンデモ扱いする根拠の説明は、絶対にしないのですか?
(マルクスと同じ・・・と言う説明が間違いであると指摘済みです。)
2.アメリカが太平洋方面への軍事力増強が対中戦略である・・・と言う軍事評論家のコメントをどう思います?
3.中国が東南アジアに軍事基地を建設、そこを拠点に行動すれば、足の短い兵器を保有している日本は、
どのように対処すれば宜しいのですか?
(脅威に対して、脅威を齎す国家と同盟をすればよい・・・では、奴隷そのものですが。)
4.カタログスペックや保有数だけで優劣を判断するのは、間違いではないのですか?
陽之助氏の問題点:
1.根拠の無い否定を続け、説明が出来なくなるとスルーし、再度主張する。
2.説明をせずに、印象操作に走る傾向が強い。
3.中国への愛国心が強すぎ、合理的な判断が出来ない。
おまけ:EUは本当に成功モデルなのか?
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090722D3K2201L22.html 住宅ローンでバブルに踊っていたEUも経済悪化でガタガタの様子。
グローバリゼーションの正体は、投資目的でカネ突っ込んで好景気だと
思い込んでいただけなのでは?
モノ・カネ・ヒト・サービスの国境無き移動が経済発展を実現する・・・と言うのは、
結果としてウソだったのではないだろうか?
>>505 >また(>494)で書いた通り、一党独裁体制の崩壊に繋がる事がない限り、
>これからも経済発展の為に、人権についての改革が進むと言える。
進んでも三権分立、民主主義は永遠に実現されない訳ですね、解ります。
そして中国のような国家が経済成長を果せば、人権に対するスタンダードが変わり、
人権意識が現在より低下する恐れがある、と。
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 19:07:20 ID:/yua714l0
>>521-523 身の程わきまえろよ童貞
荒らし認定されてるの忘れたか知障君?
お前のような子供じみた自己顕示欲まみれの書き込みは不快以外の何物でもない
早々に消え失せろ
コラム:何時から陽之助氏は、地政学をトンデモ学問と決め付け始めたのか?
―――――――――日中同盟で、反アングロ・サクソ―――――――――――
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1142428348/ 1 :陽之介:2006/03/15(水) 22:12:28 ID:UoFSxbyW0
外交にはには、様々な選択肢が必要だ。
(中略)
しかし、地政学的な大きな変化が訪れている現在、べつの選択肢を考える時期ではないか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
この段階では、地政学と言う単語を使っている。
トンデモだとは思っていないらしい。
――――――日中同盟で、反アングロ・サクソン ★6―――――――
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1169206666/l50 21 :陽之介:2007/01/22(月) 18:01:42 ID:ckT6qfJt0
中略
○ 「西側国家日本の地政学的戦略性」
賛成。
中国は、力のある国しか相手にしない。
「日中同盟」の前提として、おれは日本の核武装、または、核技術の保有が必要だと思う。
532 :陽之介:2007/03/13(火) 19:04:54 ID:qn85Uhr10
>>528 ムフフさん
いやいや、放棄などしませぬよ、ちょい、本業が多忙なため。
話の流れについて行けないので、とりあえず、目に付いたレスへの感想。
>>527 三頭さん
おれも、中ロは、地政学的も不倶戴天の敵だとおもいます。
594 :陽之介:2007/03/20(火) 19:20:24 ID:HQ/pW8xO0
(中略)
歴史的な地政学で見る場合は「海洋国家」「大陸国家」でもいいでしょうが、
今日の国際関係や外交を考える場合は、かなり時代遅れです。
おれが意味のある分類だと思うのは、
(1) 国連常任理事国(5大国対その他)
(2) G7(8)対その他
(3) ハンチントンの7(8)の文明圏
で、政治的には(1)を、経済的には(2)を、中長期的には(3)が適切でしょう。
さらに、周辺諸国、特にベトナム、タイなどと関係を緊密化し、中国への
カウンターバランスにしなくてはならない。
アメリカも中国も、全て潜在的な「敵」を見なして、用心してかからなくてはならない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
この辺りから徐々に方向性が変わってくる。
まぁ、歴史的・・・と言うか制約が存在するのは、当然なんだけどね。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 21:26:54 ID:/yua714l0
>>525 バカの負け惜しみほど見苦しいものはないな
お前はお得意の自作自演で公開オナニーしているのが丁度いい
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 21:30:56 ID:wMDuHq0R0
>>515 中国国内の矛盾的問題点としては、人口問題(少子化問題も入れ)教育問題(非識字者問題、
共産党正当化の為の偏向教育、愛国の為の反米、反日の偏向教育)、民族問題、農村問題、
失業問題、環境問題、資源エネルギー問題(発展過程における一人あたりの不足)、
食料問題、腐敗・汚職の問題、水不足の問題、格差の問題などが主にある。
関連がないようだが、説明するまでもなく、ほとんどの問題が発展と共に矛盾が拡大した
ものだ。改革開放が、もたらした最大の矛盾は(どの自由民主主義国も通った道だが)
「格差」である。
江沢民時代にしろ現在の胡錦涛政権にしろ政策・戦略の基にあるのは、ケ小平理論だそうだ。
ケ小平の「先富論」(三段階経済発展戦略)は、たしかにその時代には必要だったろうが、
今の時代まで受け継いだおかげで、国内に先進国、中進国、途上国ができあがってしまった。
また、これらの問題にメスを入れるメディア、マスコミが共産党にコントロールされ
監視されている為、大衆に喚起されることはない。
ケ小平は、グローバル経済に飛び込む時、矛盾するスローガンを作った。
「一つの中心、二つの基本点」である。一つの中心は「経済建設」二つの基本とは、
「改革・開放」(市場経済化)と「四つの基本原則」(社会主義、人民民主独裁、
共産党の指導、マルクスレーニン主義・毛沢東思想)です。
つまり、経済は資本主義、政治は共産主義を謳い上げたスローガンです。
中国の現在の矛盾は、ここから始まったことになる。中国は最初この矛盾について
「社会主義初級段階論」を持ち出し、「中国は遅れた国家の為、とりあえず経済発展
させる為、資本主義を導入し、経済が発展した段階で社会主義の理想に戻る」
と説明していたが、経済発展の過程で太子党など資本主義の恩恵をあずかり
既得権益を磐石にした者達には貧乏臭い社会主義に戻る理想など霧の彼方に
消えてしまった。その為、共産党政権正当化の理由として「共産党がなければ
大陸の国内を統一することはできなかった」「今の発展は、共産党のおかげである」
「共産党が権力の座から降りれば、共産党政権以前のように国内はバラバラになる」
などと主張し、矛盾をさらに拡大させている。
国民の精神的統一の為にも、清王朝旧領回復運動や国内統一(台湾領有)を持ち出し
周辺国や西太平洋に覇権を持つアメリカとの将来的な政治・軍事的衝突の可能性
という矛盾も抱えてしまった。
中国を民主化するには、グローバル経済による自然な過程ではなく、ゴルバチョフ
のような指導者が必要と思う。しかし、現実問題として共産党政権の既得権益者達
によって、すぐに引き摺り下ろされるだろう。
かくして、中国の矛盾は、増大していくことになる。(悲観的ですが)
私が言う「中国包囲網」のほうが、以外と中国にとって良い結果をプレゼント
するかもしれませんよ。
s
―――――日中同盟で、反アングロ・サクソン ★7―――――――
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1169206666/ 91 :陽之介:2007/03/28(水) 18:27:41 ID:gjhgIKnM0
繰り返すようで申し訳ないが、マハンの「シーパワー」「ランドパワー」といった概念を、
歴史的な制約を考慮せずに、援用することは、意味がない。
231 :懐疑主義者:2007/04/04(水) 19:05:19 ID:uzcdklj00
>>223 ・・・何だか前と同じ展開なんですけど?
面倒くさいので簡単に。
―――――――――――――――――――――――――――――――
この頃から質問されたレスを、質問されたレスで返す陽之助氏のスタイルが完成した模様。
確か、決定的になったのは、シーパワーとランドパワーの同盟はマズいって辺りだと思ったんだがなぁ・・・
しかし、初代スレでの陽之助氏の叩かれっぷり、懲りずにここまで続ける執念は凄まじい。
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 21:45:12 ID:/yua714l0
>>528 キチガイの嫌味ほど不愉快なものはないな
お前はお得意のボコられて支離滅裂を志向し全力遁走しているのが丁度いい
まあ高校生程度でも分かるお粗末な推測だらけのスレだってことだな
>>526 >バカの負け惜しみほど見苦しいものはないな
いやさぁ・・・反論出来ないんでしょ?
貴方自身の事じゃないw
>お前はお得意の自作自演で公開オナニーしているのが丁度いい
>>524 >早々に消え失せろ
発言に矛盾点がありますが・・・
まぁ、小学生レベルの負け惜しみだわな。
さて、と。
ちょっとマジメな話。
20スレ近く建てられてきたが、実際、日米同盟の魅力とは何なのだろう?
1.経済的な視点。
これは、EUのような経済共同体設立と言うのは、ソ連に匹敵するような壮大な社会実験だったのでは?
・・・と考える事が出来る。
グローバリゼーションによる経済成長は、サブプライムローンのような過度の投資で加熱した、
一時的な現象だったのかもしれない。
少なくとも今後、引き締めが顕著になるであろうから、同様の好景気(と不景気)は、
1世紀程度の間は、やって来ないと思われる。
そういった過度の投資マネーで作られたEUの成功と敗北を横目で眺めながら、
日中で経済共同体を生み出す事が利益に繋がるのか?と言われれば怪しい。
中国の統計には問題があり、クリアでないデータを見て、経済接近を図るのは失敗ではないだろうか?
2.軍事的な視点・・・
これはまぁ、米中で軍事的なギャップが大きいので得策とは言えないだろう。
日本が中国と軍事同盟を組めば、太平洋全域に中国の海洋戦力が展開、
米中関係の軍事面での悪化が一段と激しくなる恐れがある。
中国の軍拡を背景とした影響力の拡大を防ぎ、安定を得る為には、日米同盟が一番ではないか。
無論、日本側もそれなりに要求をするなど、見返りを求める姿勢も必要ではあるが。
3.イデオロギーの視点・・・
これが一番大きいのではないか?
今日に至るまで、日中同盟の有効性は述べられず、イデオロギー的な観点での発言が多過ぎる。
それは反米感情であったり、グローバル経済の感情であったりする。
前者は経済を完全に無視したトンデモ理論を垂れ流すし、
後者は何とか体裁を整えようと必死である。
まぁ、大日本帝国がイデオロギーと言うか感情論で焼け野原になった・・・と言う理解が無いのであろう。
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 22:18:28 ID:/yua714l0
>>531 精神疾患の強弁ほど気持ち悪いものはないな
お前はお得意の論難吹っ掛ける前に、こくごのドリルやってるのが丁度いい
>>532 精神疾患を患っていると自分が正常だと思うらしいが、ちょっと考えてみてくれ。
反論出来ない理論をぶつけられて、罵倒に排する行為は果たして正常なのか?
子供じみたリアクションを大人がやっているのであれば、それはある種以上である。
私は納得するまで時間は掛かったが、自分の間違いは認めてきたよ。
何時になったら日中同盟の有効性を提示してくれるんだ?
それともレスを流して、陽之助氏登場の準備をしているのかね?
まぁ、こんな所か。
どうせメリットの提示が出来ない、君の個人的な精神的な満足感の為だけに日中同盟を訴えるのは止めてくれ。
まぁ・・・イデオロギーをこじらせて、日本人は文字を捨てるべき、などと言う人間も居るが、
あれは一種の病気だし、君が似たような病気を持っていないか心配だよ。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 22:49:25 ID:/yua714l0
>>533 人格障害者の自惚れほど哀れなものはないな
お前は外交政策語る前にバレない自作自演のやり方を考えてるのが丁度いい
>>534 だったら反論すれば良いでしょ?
出来ないから、そうやって必死になっているだけでしょ?
早くメリットを提示したら?
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 23:12:47 ID:/yua714l0
>>535 開き直った荒らしほど醜いものはないな
お前は外交政策語る前に心療内科のカウンセラーに自分自身を語るのが丁度いい
>>527 三権分立で民主主義制度がないと、その国に人権の所在を認めないと、
これまでの欧米が作ってきた観念を通り越して、ネオコンの境地から、
”民主化”の意味で主張しても、全然話が噛み合わないだけど。
大体、民主化という言説は、これまでにおける観念が国際社会に漂い続けるのではなく、
中国やロシアの台頭は、欧米との外交関係によって、
それを見た多くの国民や国際的な団体含めて、国際社会は民主化という観念を変えていく。
基準として認められる国際法における文言の解釈も変っていくだろう。
お前はそれを理解した上で、民主化といった単語を使ってるのか?
そもそも、(>515)の内容は、お前が中国は国家戦略はブロック経済化にあり、
国益に準じるものであるとする事に対し、そうじゃないとするのが内容だ。
お前が勝手に想定してる、民主化の観念で、その為には、どのようにすべきかといった話は、
前提条件(=民主化の意味合い)が異なる以上、意味が無い。
大体、お前の主張を根源的に支える考えである、
国家戦略は経済戦略は含まれないとする主張する一方で、
国家目標には国民生活の向上が含まれてると主張した事に対する、
自己矛盾の説明はまだかよ。
いつになったら、説明するの?
考えを支える部分をブラックボックスした状態の主張なんて物は、
まったく価値なんて無い。単なるプロパガンダの繰り返し。
大体(>515)の内容とは、話しの繋がりが理解が出来ないし示されてもない。
イデオロギー臭がきつすぎて、ホント糞だな。
何かこのスレ荒れてませんか?ちょっとびっくり。やっぱり“嵐”とやらのせいなのかな?
日本中国が友好の時は両国は繁栄しました
しかし仲が悪くなるとどちらの政権も滅亡しました
2000年の歴史で明らかです
>>527 追記
>国民の精神的統一の為にも、清王朝旧領回復運動や国内統一(台湾領有)を持ち出し
>周辺国や西太平洋に覇権を持つアメリカとの将来的な政治・軍事的衝突の可能性
>という矛盾も抱えてしまった。
国際社会との関係を含める以前の中国の方が、南シナ海や台湾に対し攻撃的だったし、
アメリカとの軍事的衝突の可能性は高かった。
もちろん可能性自体が消える訳ではないが、中国が国際社会と貿易を通じて接点を持つようになってからの方が、
アメリカからすれば、台湾に対する武器供与の頻度、中国側からすれば挑発行為の程度や頻度から言っても、
軍事的な衝突の可能性は少なくなっているだろう。
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 00:36:33 ID:U9ui6MG50
まあ勉強したての間違った近代史ばっかり話に出すアホどもを高校生が馬鹿にしてるって言う構図だね
今のこの状況は
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 02:05:34 ID:U9ui6MG50
まあ今までのやってきたことはすべて国益に反してたことになるわけだよな
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 06:16:07 ID:RgLp6Rrm0
>>537 あなた、私のレスよく読んでる。中国はアメリカの一極支配を打破する為に
世界を多極化させようと努力し、弱くなった地域大国のアメリカに干渉されない
だけの地域大国を目指すと言っているのです。つまり、「一超他強」から「他強」
の世界にして、国際的決め事に米露EUが中国に遠慮する影響力を持つ政治的地位を得、
中国の地域覇権を認めさせると言っているのです。政治的ブロック化ということです。
>>554 何時の時代で、ものごとを見てるだよ。
世界は既に多極化状態で、政治的ブロックと呼べる程のアメリカ一極支配の状況じゃない。
既に中国の存在は、欧米やロシアが遠慮する程の政治的地位の存在を認めている。
だからといって、政治的ブロック化と呼べる程、東南アジアやアフリカにしても、
アメリカ若しくは中国の一辺倒にな治的態度は取っていないし、ブロック化と呼べる状況じゃない。
冷戦時代のように、世界を真っ二つにするような対立軸が存在しないため、
周辺国からすれば、政治的態度を一方の国に対してのみ、明確な態度を取る事は、
国益を最大化する事に反することから、難しくしてるだよ。
これからについても、中国が巨大な人口を支えながら台頭するには、
アメリカや欧米、ロシア等々と全方位的に外交を展開し関係を保つ事が必要。
冷戦時代のような政治的ブロック化を促すような対立軸は、国際社会には生まれないし、
地球規模での規範の必要性を認める、大国同士の共通認識のもと綱引きが行われる中で、
結果として周辺国は、国益を最大化する観点から、どっち付かずでウロウロするだけ。
それからお前は(>443)で、中国は政治ブロック化する前段階において、ブロック経済化する事を示唆してる。
自分の首を締め国際社会に影響力を減じる手段を講じた結果でも、なぜ政治ブロックが達成できると言えるだ?
同じ質問は何回もしてるが、一向に答えない。
大体、お前の主張を根源的に支える考えである、
国家戦略は経済戦略は含まれないとする主張する一方で、
国家目標には国民生活の向上が含まれてると主張した事に対する、
自己矛盾の説明はまだかよ。
いつになったら、説明するの?
主張を述べるほど、自己矛盾を来たしてる状況に、いい加減気づけよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 09:44:13 ID:QIubPnrwO
548 :
陽之介:2009/08/11(火) 11:07:50 ID:Db8P+lS+0
>>522さん、
>>523さん
以下、繰り返しになるが、逐条的に。
・地政学へのすり替えを使った印象操作のみで、根拠に対する説明が一切無い。
>>450を参照。
・日本独自でシーレーン防衛ができる、と言う説明が無い。
>>43、
>>223を参照
・太平洋方面への戦力移動は、対中戦略と言う評論家のコメント。
>>44、
>>420、
>>447を参照。
「自分」が求める「答え」が返ってこないことを根拠に、
「無視」「ソースがない」「スルー」などというのは、
そもそも、<議論>、ではない。
要するに意見が違う、ということ。
「地政学」や「中国の軍事的覇権」を信じたければ、信じればいいと思う。
549 :
陽之介:2009/08/11(火) 11:09:59 ID:Db8P+lS+0
>525さん
「地政学」は、ある時代に流行した、特定の政治的背景をもったイデオロギーだ。
おれは「王権神授説委」も「レベラーズ」も「毛沢東思想」も、おもしろいと思う。
その時代の理解や、歴史的な事象として、知っておく価値がある。
おれは文脈上、キプリング流の「白人の責務」とか、「マニフェスト・ディスティニー」、
といった言葉を使うが、それは、その言葉が含むイデオロギーを「信じて」いるわけではない。
当たり前のことだが、文中に「共産主義」を使ったら、共産党員なのだろうか?
久しぶりに三頭さんのテキストの引用で懐かしいが、おれはここが始まったときから、
同じハンドルネームで、一貫して自分の発言には、責任を持ってきた。
その上で事実誤認や間違った判断は修正し、また、考えが変わったときは表明している。
だが「地政学」が、「一般的な真理や原則」だと思ったことは、一度もない。
550 :
陽之介:2009/08/11(火) 11:11:51 ID:Db8P+lS+0
>>539さん
なるほど、確かにそれは歴史的な卓見かもしれない。
大化の改新、平安朝、江戸時代など、「友好」か「安定期」には、
日本の政治情勢も、比較的穏やかだった。
一方、白村江では壬申の乱、、元寇では鎌倉幕府の崩壊、
朝鮮出兵では豊臣幕府の崩壊、日中戦争で二次大戦の敗戦となる。
日中の歴史を東アジアの中で概観すると、中国の周辺国の中で、
日本は最大で、最強ではないが中国に占領されたことのない(唯一の?)「国」だ。
日本からの銀、銅の輸出、中国の文明・文化、また、陶磁器、絹、木綿のインパクト、
東アジアでの中国貨幣の流通、さらに日本が鋳造した宋銭など、
日中が政治的に独立し、経済的に交流した時代は、東アジアは繁栄したといえるのではないか。
>>544さんと
>>545さんのこの論点については、
>>545さんのほうが、正しいと思う。
今の時代、「政治ブロック化」は、経済活動を損なう面が大きく、
国益につながらない。
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 11:36:43 ID:l2ENvT+cO
中国側もそうですよ
中国の最悪は北、次に東から来ます
つまり中国は北と東と友好的なら安定します
552 :
陽之介:2009/08/11(火) 11:56:35 ID:Db8P+lS+0
>>551さん
「北狄」と「東夷」ですね。
現代に当てはめると、ソ連崩壊で対ロシアは上海機構などで、まあ、安定。
日中は相互に密接な経済関係と交流利益があり、相互依存。
さらにアメリカとも友好で、中国にとっては望ましい情勢。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 13:55:49 ID:PmMaOMXI0
陽之介さん、懐疑の相手をするのはいい加減やめたらどうか?
こいつは、反省するどころか完全に居直っているし議論するだけの知能も持ち合わせていないし
そもそも、議論をするという態度ではない。相手を煽り蔑み悦に入りたいだけだ。
この粘着ぶりと思い上がりぶりは尋常ではない。実生活では、よほど疎外され抑圧されているのだろう。
精神に異常を来たした馬鹿のはけ口に、このスレが利用されるのはたまったものではない。
このスレの存続のためにも、完全スルーしていただきたい。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 14:18:47 ID:fVKsXwxI0
「外交はIではなくweを用いるべきである」 荀子
>>553 これに関してはこのスレの住人の総意に違いない。
私は、内緒の話しではあるが憎しみしか湧かなかったグローバリスト氏に
であるが好意を抱いてしまったようだ。
何一つ答えられずにいる私に対しこちらが仕掛けた無理難題の質問攻撃を
一つ残らず平然と論理的な
思考により完璧に答えてくれてしまったことにあるに違いない。
地政学に傾倒するということが、どういう結果を生むと
いうことが住人にも分かったはずだと思う。
同志である懐疑氏も気づいて欲しいのよ(笑)
「おまけ」
ネット‐ストーカー【net stalker】 (YAHOO 辞書より)
ストーカーの一種。電子メールやBBS(電子掲示板)など、主にインターネットを
利用して一方的に関心を抱いた相手にしつこくつきまとう人物。サイバーストーカー。
<補足>
地政学が、今世紀の国際社会の状況を表すものではないのに
現実把握出来ない人たち「ダメ太郎」や「懐疑主義者」の反応からすると、
論旨を理解出来ないのに横槍をいれる精神分裂病の症状を表す。
懐疑氏へ
どうも此処にいても”地政学”の素晴らしさ、マハン、スパイクマンの凄さを
分かってもらえないようだ。我々は知的センスのない人間と議論することが、
嫌になってきたはずだ。我々で”地政学”の素晴らしさ
を分かってもらえるようスレを建てれば良いと思うな 。
我々の理論は正しいのだから待つだけ。
556 :
メダ太郎@本物:2009/08/11(火) 17:04:00 ID:erNB4lbaO
>>555氏へ
何回も言うが、私が朝の6時16分に書き込みが出来るのは
私がネットカフェ難民だからだ。先日ついに家人から家を
追い出されてしまったのよ。地勢学の神に毎朝祈りを捧げていたのが気味悪かったらしい。
公共事業が少なくなったせいで日雇いの仕事が激減してるのよ。
それでも私が自民党に投票するのは歴史的法則にちがいない(笑)
>>548 >・地政学へのすり替えを使った印象操作のみで、根拠に対する説明が一切無い。
>
>>450を参照。
サブジャンル・西洋史観である、と言っているだけであり、説明が行われていない。
>・日本独自でシーレーン防衛ができる、と言う説明が無い。
>
>>43、
>>223を参照
繰り返し指摘しているのは、中国が東南アジア諸国に海軍基地を建造している、と言う点。
中国港湾でなく、東南アジアの中国海軍基地から活動を開始した場合の説明が抜けている。
>・太平洋方面への戦力移動は、対中戦略と言う評論家のコメント。
>
>>44、
>>420、
>>447を参照。
参照しても、既に反論済みである。
私の反論には、一切返答が無い。
これもまた説明放棄である。
>「自分」が求める「答え」が返ってこないことを根拠に、
>「無視」「ソースがない」「スルー」などというのは、
>そもそも、<議論>、ではない。
>要するに意見が違う、ということ。
意見が違う以前に、貴方は現状を理解していないだけ。
こちらが東南アジアでの中国基地建設を述べてもスルーしているし、
地政学がサブジャンル・西洋史観であると言う説明が為されていない。
>「地政学」や「中国の軍事的覇権」を信じたければ、信じればいいと思う。
信じる・信じない以前にデマや印象操作を行うのは辞めて頂きたい、と言っている。
>>549 >「地政学」は、ある時代に流行した、特定の政治的背景をもったイデオロギーだ。
これは、どの学派か?
繰り返すが、イデオロギーとして利用された学派も存在する。
しかしながら、グローバリスト氏の批判地政学を利用するのであれば、
その学派には否定的な、批判的な意見が浴びせられている。
>>549 >当たり前のことだが、文中に「共産主義」を使ったら、共産党員なのだろうか?
これは下らない言葉遊びと摩り替えである。
>>525より引用。
『おれも、中ロは、地政学的も不倶戴天の敵だとおもいます。 』
この文章は、地政学を用いて不倶戴天の敵という文章である。
即ち、地政学を認め、利用している・・・という事。
>同じハンドルネームで、一貫して自分の発言には、責任を持ってきた。
実態と掛け離れたコメントはお止め頂きたい。
一貫して、貴方自身に都合のよい取捨選択してきた・・・と言う点べきだろう。
自覚が無いとすれば末期的だ。
実例・・・
1.中国が東南アジアで軍事基地を建造している点を無視。
→中国の軍事力が脅威でないとしたい陽之助氏の願望に基くと思われる。
2.地政学は、イデオロギーに過ぎない・・・と言う決め付け。
都合よく利用し、都合が悪い場合は、説明も無しにイデオロギーだと決め付けている。
では、どのようにして説明が為されていないか?を説明していく。
>>450 西洋史観の説明→地政学もマルクス主義のような西洋史観の一種とする
→マルクス主義はイデオロギーであり、地政学も同様である。
さて、ここでの問題点だが・・・『地政学に対する説明が一切無い』という事。
>マルクス主義や欧米中心史観(「地政学」はそのサブ・サブジャンルに過ぎない)も、
>一つの理想型を想定し、「抵抗勢力」との対立を経てそれが実現する課程、とする点で、
>同様の「決定論」的な歴史観である。
『一つの理想型を想定し、「抵抗勢力」との対立を経てそれが実現する課程、とする点』と、
発言しているだけであって、誰の著書では?どの文章を読んで?と言う説明がなされていない。
『丹念に描いている』だけで、その根拠が出されていないのである。
一見、それらしい文章を書いているが、根拠が無いトンデモなのである。
マイナスイオンやゲーム脳並の疑似科学と言っても良いだろう。
地政学は、国家の地形や農業・工業等のデータから、適切な戦略を導き出す学問である。
つまり、孫子の兵法と同じジャンルである、という事。
『一つの理想型を想定し、「抵抗勢力」との対立を経てそれが実現する課程、とする点』と言うのが、
西洋的史観であれば、正しく孫子の兵法は西洋史観の産物となる訳だが・・・
>中国の歴史観は、欧米(ユダヤ、ローマともの)とは、全く別のパラダイムである。
中華思想は既に破綻し、支配しなければ支配される・・・と中共は気付いた。
陽之助氏の『中国はこうあって欲しい』と言う心理投影が、貴方の現実認識を狂わせているのではないか?
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 21:31:38 ID:RgLp6Rrm0
「中国陸隣外交」から
「21世紀上半期の中国善隣外交戦略の一つの目標は、中国の完全な地域の台頭を
実現することである」
地域大国を目指す中国にとって、社会主義諸国崩壊後の孤立状態を破り、共産党政権の
崩壊を目的としたアメリカの内政干渉の恐怖を打破するには、アジアに一大中華圏を
作り、アジアに政治的影響力を持つ存在にならなければならないと考えている。
現在の中国の友好国は、北鮮、パキスタン、ミャンマー、アフリカの一部諸国、
南米数ヶ国程度だ。そのほとんどが、国体を同じにする独裁国家だ。
中国にとり一大中華圏になる為、海洋を目指している。その戦略的突破口が台湾
である。その為、日米同盟が目の上のタンコブのような邪魔な存在になる。
その為の中国の対日戦略をどうしたいのか考えみたい。
1)日米関係が緊密であるのは、中国にとって利益にならない。
日米関係をできるだけ切り離す工作をすべきと考えいる。
2)日本が一つの極として政治大国化することは、中国にとって利益にならない
と考えている。
3)中国にとって理想的なのは日本が政治的野望を持たず今の経済大国に留まり、
中国にも経済的利益になり、米国との関係を序久に離すよう工作する。
もっとも理想的なのは、中国の政治的影響下に入り、外交的イニシャチブを
中国が握る。
中共中央党出版から出ている「中国面向21世紀的戦略問題」という本の中で
「日本は西側の弱い輪」と言い、理由として「天安門事件後に国際問題になった
際、我々は、まず日本を突破し、次いで欧州を破り、米国を孤立させ、ついに
西側の制裁を打ち破った」と言い、「日本と良好な関係を保つことは経済的利益
だけではなく、西側防壁の弱い一点を飼いならすことでもある」として、
「その為にも日米関係を離すことに最大努力をしなければならない」と主張している。
中国が今後、経済成長をはかるなかで外交的孤立から脱皮する為の地域大国化を推し進める
為には、一番地理的に近く、中国に対して歴史的弱みを持ち、中国にとって経済的利益を
もたらし、下位になりやすい日本との関係見直しが必要である。
しかし、反日教育などの諸々の内情が暴露されるにしたがい、日本の親中感情という
戦略的ソフトパワーの財産も失ってしまった。
これも又、内政の矛盾が外交に影響を与えたといえる。
経済的繋がりだけが、はたして日中の溝を埋めることができるだろうか?
>>559 対外的な政策を形成する際は、国の外に広がる規範に影響を受けるの同時に、
文化や歴史に応じた、その国が持つアイデンティティからも影響を受ける。
結果として、国家関係における力の作用によって見せる事になる、国の振る舞いは様々であり、
古典的な現実主義のように、まるで全ての国がビリヤードの玉のようにまったく同じ反応を見せると考えるのは、
均質的な欧州の歴史を見過ぎた結果であり、誤りだと言える。
ウオルツやミアシャイマーのような現在の現実主義を支える人間はこのような指摘に対し、
現実問題からすれば、その通りかもしれないが、変数的な要素が多すぎて、むしろ全体的な動きが捉える事を難しくするとし、
飽くまでも理論の叩き台として国際政治を俯瞰する際は、単純化して見ることも必要だと主張する。
日中に横たわる溝は、恐らく後者の見方だけで済む問題とは言える状況ではないだろう。
日本や中国が抱える歴史問題や人権に対する観念の違いに隔たりがあり、対中政策的にも影響すると言える。
但し、経済関係を含めた国家や人材の交流は、その違いを認識し解決する必要性を要求される結果、解決への切っ掛けを作る。
東シナ海における領土問題についても、ある一定枠組みを共有する事が出来たのも、
日中の経済関係が親密になったからだと言えるだろう。
結論から言えば、歩んできた歴史が違う以上、溝は埋まる事は無い。
しかし、そうした溝を少しずづでも埋める事は、経済交流を通じて得る事はできる。
溝はまったく埋まらない事をもって、何もしないという事は、決して日本の国益を最大化する事にならない。
----------
追伸:
>経済的繋がりだけが、はたして日中の溝を埋めることができるだろうか?
ブロック経済化によって、政治ブロックが組めると考える人間が吐く言葉でもないし、
日本は外交能力が無能だから、何も考えずにアメリカに従順であるべきだと主張する人間が、
問い掛けるような問題でもない。
約一週間程度、投稿しません。
懐疑に関しては、毎週一冊、本スレに関する本を読み、10週間に渡り読書観賞文を投稿すること出来ない限り、
相手にすることは俺も無駄だと思う。
クソ太郎に関しては、一つの一つの情報には面白味はあるが、全体の整合性に欠け、新聞記事と変らない。
戦争学なんて読んでないで、体系化が出来るように政治学にも興味をもった方が良いだろう。
俺は、もっと本を読む。キーボードの入力スピードも速くする。
この馬鹿二人だけでは、保守思想は壊滅だ。
>>561 >懐疑に関しては、毎週一冊、本スレに関する本を読み、10週間に渡り読書観賞文を投稿すること出来ない限り、
>相手にすることは俺も無駄だと思う。
間違いがあれば指摘するだけだよw
>俺は、もっと本を読む。キーボードの入力スピードも速くする。
その前にイデオロギーに絡まりきった貴方自身の人間性を見直すべきでは?
正直な話、私は貴方を尊敬しているし、そういう人物が言葉遊びに終始するのは見るに耐えない。
知識に比例した判断力や柔軟性、成熟した精神を持つべきだと思う。
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 02:21:07 ID:IXpYW3lIO
>>562 > 間違いがあれば指摘するだけだよw
>
> その前にイデオロギーに絡まりきった貴方自身の人間性を見直すべきでは?
>
> 知識に比例した判断力や柔軟性、成熟した精神を持つべきだと思う。
これってアナタ自身に全て当てはまるw
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 05:34:23 ID:eUsJ5xDm0
>何も考えずアメリカに従順であるべきだと主張する人間・・。
お利口であるのは分るが、世間知らずの印象を持つ。
政治・経済を勉強するのも良いが、営業を3年程経験すると良いと思う。
人間関係のしがらみや人間集団のナイーブなしがらみの中で、どう目的を達成
すれば良いか分ってくる。あたりまえの話しだが、人間、人間集団は方程式では
動かない。歴史を見ればよく分る。 今自分が持つ条件での利益の最大化を
実現するには、どうしたら良いかを考えるのが目的達成の為大事と思う。
そういう意味で、毛沢東、ケ小平を研究すればするほど頭が下がる。
毛沢東は、内政に関しては小児的間違いを犯したが、国際戦略家としては、
「弱者の戦略」を作り上げ、ソ連、アメリカを手玉にとり、一歩も引かなかった。
「矛盾論」からの「積極的防御」は、日本にも応用はきく。
かつて、周恩来は、「革命(独立)の為なら大国の妾になっても良い」と語った。
今自分の外部環境、自分の持つ条件を現実的認識できるからこそ言える言葉だ。
世間の荒波にもまれてこそ、政治感覚を養い、政治学を生かすことになる。
米中が結託して、米を衰退させて中国にシフトするという既定路線ね。
それに利用させられるのが日本経済。
これを頭に入れといたら今後起こることがすべて理解できる。
大事な事なので二度言いました。
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 08:34:16 ID:uDJagTZc0
地政学から言うと朝鮮民族の存在が価値的に無理がある,
あれは中国大陸かロシア大陸の一部であれば良かったのだ
どちらかと言うと中国よりと思うが反社会的な民族が半島に
追い込まれ逃げ延びて住み着き一つの国を形成したのが
事の起こりの様に思えて成らない,朝鮮民族の必死な反発精神
や無謀な捏造気質,無謀な起源説は何処から起こるのか国家として
認めて貰いたい此の願望の潜在的現われであろう
特に北朝鮮の突飛な行動は是を象徴している,日本海を東海に変え
たいのも竹島を独島に変えたいのも全て根底は其れに由来する
韓国も北朝鮮も所詮は同民族でありDNAに変わりない一皮剥けば
同じなのだ
567 :
陽之介:2009/08/12(水) 09:49:24 ID:pBii4Aul0
>>553さん
ごもっとも。
おれは、面倒くさがりなので、コテハンがついていないと、
いちいちIDで確認するのも面倒になってつい取り上げてしまうw
先に書いたように(
>>548)、「議論」以前の問題の場合、無視するようにします。
やや余談。
ディベート的に、「日中同盟不可」という反対者の立場の場合、
次の2点を論点にして、あれこれ指摘する傾向が強い。
(1)「中国の軍事大国化による侵略・覇権の危険だ」
(2)「中国の非人権的政治体制は、日本と相違する」
以上の2点を突くのは、おれなら不利な材料なので、取り上げない。
公平なルールでディベートをすれば、必負の体勢であり、相手に有利な材料を与えてしまう。
まず(1)は、「軍事覇権」を問題にすると、どう考えても逆にアメリカの
「超強力な軍事大国と世界支配構図」が逆に浮かび上がってしまうので、
取り上げない方が無難である。
実態的にも、軍事力その他を分析すれば、「中国よりもロシアの方が危険」となってしまう。
(2)も「負け」的な材料で、ここが論点になると「民主化した中国」を出された場合困る。
中国が「民主化」すれば、アメリカにとって日本よりも価値が出てくるのは明白。
もし、日米同盟堅持の立場なら、むしろ「独裁中国」を応援した方がいい。
で、仮におれが「日中同盟反対」の論を張るなら、以下を攻撃材料にする。
(1)「中国の弱さ」
歴史的に見ても、中国は防衛的で侵略性に乏しく、軍事的に弱い。
こんな弱国との同盟は、止した方がよい、という論。
(2)「米中の結束には、ロシアと結んで対抗すべき」
19世紀以来、アメリカは日本よりも中国への親近感が強く、日本にとって
「米中同盟」は、最大最強の脅威である。
これに対抗するには、ロシアと結ぶしかないという主張。
おれなら、上記の2点で「日中同盟」を論破する自信があるw
>陽之助さん
>>567 >先に書いたように(
>>548)、「議論」以前の問題の場合、無視するようにします。
議論の根拠、主張が怪しいから『説明』を求めているんですけど。
まぁ、いいんじゃないですか。
説明が一切無かった、と言う事実が残りますので。
>(1)「中国の軍事大国化による侵略・覇権の危険だ」
日中同盟反対の観点から述べているのではなく、
中国の軍拡を考えると日本一国での対処は不可。
日米同盟強化路線が良い、と言う話。
1.軍事力で劣る中国と同盟しても意味が無い、と繰り返している。
2.一方、中国の東南アジア方面での影響力拡大は、日本に取って問題。
解決方法は、日米同盟の強化。
どうにも人の話を利いていないようだが・・・
もしかして、説明を求めている・・・と言うのも理解出来ていないのかな。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 15:16:04 ID:IXpYW3lIO
>>564 営業って言っても様々なものがあるだろうが。世間の荒波が実際どの分野でどのような営業を行うことによって感じられるのか説明されていない。
私の場合は、過去のケースだが一応明示しておく。
所属は営業ではなくSEだったからソフトのシステム販売に販促にユーザーに出向く。
MSのOFFICEで作成した資料を基に営業が説明をし専門的な話になると私がホワイトボードを使うなりして説明をする。
ケースbyケースだが接待もどきで酒を飲んだりもした。本音が出やすいからね。
しかしそれも相手次第だな。まず内需・外需で食ってるか?
世間の荒波っていっても具体的なものが説明されてない。
[たまに読んでる人]が言ってる肌で感じるのは、取引先相手が内需・外需には関わらず中国で作られた部品やら製品に関わっているんじゃないか?
どうでもいいべ
570 :
陽之介:2009/08/12(水) 15:27:08 ID:pBii4Aul0
台湾で台風の被害が広がっている。
おれは、中国が台湾に支援を申し入れ、
馬政権はそれを受け入れるのではないかと想像している。
もちろん、人民解放軍ではないが、、おそらく赤十字などの肩書きを使った、
中国の政府機関員であることに、変わりない。
中共党も国民党も、これを国内向けの宣伝材料に使うだろう。
通常なら、アメリカ議会などでつつかれかねないが、
災害救援に名を借りれば、問題は少ない。
中国の救難員が、泥だらけの被災者を救助するシーンがテレビに出れば、
両党にとって、大きなアドバンスになる。
このニュースを探したが、見あたらない。
まだやっていないのか、おれの探し方が悪いのかもしれない。
勝手な予想だが、50%の確率でやると思う。
571 :
メダ太郎@本物:2009/08/12(水) 17:14:19 ID:fufh3LMHO
>>569氏へ
何回も言うが、営業と言っても、ものまね芸人としての営業なのよ。
あたかも企業戦士的ニュアンスをにじませたのは私が見栄っ張りだからだ。
私が得意としているものまねは、毛沢東とスパイクマンなのよ。
おかげでさっぱり、ウケず客からは毎日罵声を浴びせられている。
そのせいか、確かに三年間荒波に揉まれたが世界情勢は、さっぱり見えてこない(笑)
恥ずかしくないのお前ら?
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 18:18:24 ID:IXpYW3lIO
>>572 > 恥ずかしくないのお前ら?
あんた誰?どこが恥ずかしいのか説明したら?どうせ出来ないんだろ?
だったら書き込むな!このカス!
え
ここに書いてあること全部さ
高校の教育あまり受けてないでしょ
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 12:24:11 ID:HQUjsG1G0
ある国境のくぼ地に小村あり。
日中は日が差さず、夜は湿って五穀育たず、村人よって貧し。
あるとき聖人現れいわく「わが知によりて北の山に穴を穿ち、
南の河に橋をかけ、この村を救わん」と。村人大いに喜び
手伝わないものあるなし。翌年村栄えり。
さらに翌年山の穴から北狄きたり、南の橋から南蛮きたり、
村ついに滅ぶ。これ聖人の知といえり。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 15:17:12 ID:fpExrAEJ0
聖人の名は、「交咲院」だそうな。
pp
578 :
陽之介:2009/08/17(月) 16:20:01 ID:wCY8UoAR0
>>575さん
「お話」にあれこれ言うのも何だが、その「村」は、
そもそも周辺と交流せず、閉鎖的だったために、貧しかったのではないかw
>>570で書いたが、台湾の台風被害に対して、中国の救援が決まった。
当面は、住宅用物資などだが、おれの予想では、医療など人員も出してくるだろう。
また、アメリカの救援も始まったが、興味深いのは、米軍機が台湾に入るのは、
ニクソン訪中以後の「米台断交」以後、初めてとなることだ。
約30年間、アメリカは、軍用機を台湾に送らなかったわけで、
今回の派遣も、中国側の了承を得ているだろう。
その分、米中関係の安定化が進んだことを示している。
お盆休み偽装お疲れ
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/17(月) 18:09:42 ID:ajQ/Oh8qO
中国朝鮮人とは関わらないことだ
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/17(月) 19:58:47 ID:msOt1f5Q0
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/18(火) 19:54:34 ID:e5EmVpWq0
245 :おさかなくわえた名無しさん:2009/08/04(火) 15:33:27 ID:74CyU0Vy
>>235 それはアスペルガーや自閉症等の発達障害の典型的な症状だよ。
言葉を、言葉そのものとしてしか受け取れない。その裏にある意味や文脈を読み取れない。
だから、他人の気持ちとか感情がうまく理解できなくて揉め事をおこしがち。
ちなみに男性の場合、ADHDまで含めたアスペルガーや自閉症は
20人に1人の割合で存在する。
583 :
懐疑主義車:2009/08/19(水) 12:46:05 ID:d6rCYW63O
>>582 おやおや、何ですかそのコピペは?
私に対するあてつけですかねぇ(苦笑
私ほど真っ当な理論家は他にはいないんですよ(苦笑
まったく失礼しちゃうわ(ぷんぷん
584 :
陽之介:2009/08/19(水) 18:22:04 ID:RGbSfyA00
アジア経済連携協定(EPA)についての協議が各国で進んでいる。
これは、東アジアと豪州各国を、FTAその他の条約で結ぼうというもので、
日中韓、ASEAN、インド、豪州を含む16カ国が対象となる。
EPA全体のGDPは世界全体の25%、人口は50%を占める。
現在、この地域は、世界の生産センターとなっていて、
膨大な人口と巨大な市場から、将来の最大の市場となる可能性がきわめて高い。
問題は、日本と中国間のFTPで、これとインドとの交渉が批准されれば、、
「東アジア経済共同体」としてのEPAは、きわめて現実味を帯びてくる。
FTPで例によって問題になるのは、日本においては農業分野。
衆議院選挙が公示されたので、またまた「食糧自給率」といった問題が浮上し、
農業関係の省益、既得権団体の圧力とキャンペーンが強くなってきている。
おれの観点では、「カロリーベースの自給率」などは、政治宣伝に過ぎないと思う。
よく言う「食の安全保障」などとは無関係の、補助金や省益目当ての戯言である。
この「小規模米作農家」を基盤にし、国益を損なう利益集団は、
極端に言えば、「売国奴」と言っていいのではないだろうか。
この利権グループの解体がなくては、日本農業の向上もなく、
もちろん「食の安全」とやらも、あり得ない。
農業分野の抵抗を排除し、FTPを推進することは、大きな日本の国益につながる。で、
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/20(木) 01:38:37 ID:iEs3cFo90
農業はハイテク産業であり、
国家規模の助成がなければ成り立たない分野。
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/20(木) 23:57:52 ID:yx8b4SLFO
民主大勝予測
ダメ懐疑涙目
ほんとかよこの調査
ショック受けた反中馬鹿がさすがにおとなしくなったな
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 18:08:06 ID:Napg5IL40
中国様が食糧輸出で外貨を稼いでる間は、
日本は自給のジの字も出せないわけですね。
>>587 土日にダメや懐疑が書き込んでないなんて奇跡的だなw
寝込んでるのかな?
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 23:34:44 ID:XCxjiFNF0
やっぱアメリカは太平洋地域の切り売りを始めてるぜ。
日本も売られるかもな。
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 23:49:18 ID:Re0c5WAmO
>>589 恥ずかしいんじゃないの?あんだけボロ出しまくったんだから。
592 :
陽之介:2009/08/24(月) 16:30:23 ID:chUILxP90
>>585さん
部分的に賛成、部分的に反対。
伝統農業の大部分は、ローテクで、むしろ、経営手法やマーケティング力で、
競争力を持っている。
補助は必要だが、日本の場合、使い方が間違っている。
>>588さん
中国の輸出品の主力は工業製品で、農業は少ない。
そもそも「カロリーベースの自給率」論議は、意味がない。
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/25(火) 01:00:28 ID:gp3WXB6f0
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/25(火) 11:28:22 ID:8i9v3n4o0
>>592私が聞いた部分では農業の「生産面」はそれこそ綿密な土壌の
醸成と作物のそれぞれの適性、そして農耕機械の導入から土地購入まで
とてもじゃないが素人にできる産業ではなく、よってしろうとの若者が
農業に新規参入などとてもじゃないができないと。そしてNHKがソースで
恐縮なのですが、いま手が足りないのはその経営・広告・付加価値の
面で農業を盛り立てていく人材だと。これでは産業面(ほとんどが本当に
老人である。しかも70歳以上)がすぐに壊滅してしまい、その後に
マーケティングがどうのこうのと言っても意味がないのではなどと
思ってしまいます。
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/26(水) 13:22:28 ID:af16Z0zOO
ダメ太郎と懐疑主義者は自民敗北予測で寝込んでる
このまま黙って消えると予測
596 :
陽之介:2009/08/26(水) 17:35:17 ID:D6h8UISa0
>>593さん
おもしろいネタ、ご紹介ありがとう(^^;;)
幸福実現党は、こういう「危機煽り」で票を取るつもりらしいが、
逆に宗教本体の教義の底の浅さが、露呈してしまうのではないか?
>>594さん
農業は多方面の経験やノウハウが必要な産業だと思う。
以前、政府がニート対策?で、若者の農業参入を後押ししたときには、
農業大学校での勉強や、農家での実地研修などのカリキュラムが容易されていたんじゃないかな。
いずれにせよ、日本農業が生き残るには、規模拡大が必要で、
そのためには、経営的な能力をもつ人材が必要だというのは、
>594さんに賛成。
今の日本の農業政策は、多額の予算が実際の農家に行く前に、
途中の天下り諸団体や、利権企業その他でムダ使いされ、
農家や農業本体の生産性向上や強化に役立っていない。
民主党の政策では、この利権構造を破壊するために、農家に直接補助金を出す、
といった方針だと思う。
このおれの理解が正しければ、民主党の農業政策の方が、まともだと思う。
いずれにせよ、今の自民党の農業政策が、効果が無く、ダメなのははっきりしている。
自民党の農業族と農水の官僚が言う「自給率向上」などは、
自分達の利権が目的で、農家や農業にとっては、むしろ害悪になっていると思う。
懐疑主義者さん乙です。
釣りにも全力投球がモットー(苦笑
逆に聞きたいんだが、選択肢として共産党は無いのかね?
共産党は日米安保解消を掲げているんだが。
共産党が見送った選挙区が今回相当あるんですが、その場合どうしたらいいですか?
どうしたもんだろうね?
結果として民主に票が流れるってのが過去にあったし。
そこら辺はあなた個人の考えで投票してください、としか言えない。
んでだね?
私が言っているのは選択肢としての日本共産党な訳ですよ。
中国寄りでもアメリカ寄りでもなく、真に独立ってのを掲げているのは共産党ぐらいのものだと思う。
それが良い・悪いは別としてね。
まぁ、内政に関しても前述の二党よりもマシだと思う訳で。
独立した日本ってのは、一体何なんだろうなぁ・・・と常々疑問に思っている訳で。
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/26(水) 22:41:26 ID:jXrnSdYCO
日本共産党はいまいちスタンスがよくわからんな。冷戦期には中共ともクレムリンとも仲悪かったわけで…まぁ与党になる気もなさそうだけど。
じゃとりあえず民主に投票します
>>602 んー、共産党も色々やっているんだけどねぇ。
基本的に独立独歩で高福祉ってのがスタンスかね。
内政面では、労働者の権利保護と充実した福祉。
これに関してはトヨタの社長を本部に来させたり、経団連相手に社会責任を果すべく要請している。
労働者の負担を減らして、法人の負担を増やしましょう、と。
安全保障面では、アメリカの世界規模での派遣基地日本からの脱出と憲法9条違反の自衛隊を解体。
あまり理解されていないけど、国民が国軍を望むなら憲法9条を改正と言うスタンス。
及び米軍優遇の現状打破・・・という事。
前にも書いたけど、破綻した社会実験であるEUのような東アジア共同体なんて事も言っていないし、
同時にアメリカ追従路線も避けている。
>まぁ与党になる気もなさそうだけど。
与党になれば腐るだろうし、国民が変化しなきゃ与党にはなれない(苦笑
>>603 いやほら、独立した日本って何なのって話が残っているんだけど?
あなた個人の考えで投票してくださいと言ってたじゃないですか?
ですから個人の考えで民主に決めたんですけど
民主がダメならダメとはっきり言えば?
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/26(水) 23:47:59 ID:jXrnSdYCO
>>604 じゃあ基本的には社会民主主義とかわんないのか…
安全保障については真剣に考えてない気がす。
>>603 いや、ほら、きっと今回の選挙はミンス大勝だから。もっと自分の1票に有効性をもたせたいじゃん。
民主大勝なら、なおさら自民に入れて自分の一票を死票にしたくありません
やっぱり民主に投票します
いいでしょ?個人の考えなんだから
>>605 失礼、言葉足らずだったようで申し訳ない。
今回の選挙の話をしているのではありません。
今回の選挙とは関係なく、日本の独立と言う観点に関してお聞きしているのです。
>>606 よく言えば北欧型の高福祉社会の創設・・・ですかねぇ。
一時期注目はされていましたが、政治として活かされている傾向がしないような・・・
正直言って、安全保障関連は明らかに間違っていると思いますw
そこら辺は国民の判断で変わるでしょうけど。
609 :
陽之介:2009/08/27(木) 12:01:26 ID:XAeyUTjz0
>>599さん
「共産党は日米安保解消を掲げている」
当分日米安保の解消はあり得ない。
なぜなら、中国がアメリカに圧力を掛け、日米安保を維持させるから。
>>601さん
「選択肢としての日本共産党」
共産党の主張は、一貫しているようでこそこそと変えている。
特に、当初の暴力革命路線から、議会制を認めるか、
また、国際共産党運動との関係なども、日共内部の権力闘争に遭わせて変化する。
「独立」については、確かに旧ソ連共産党が力を失い、中共党ともケンカしているので、
全政党の中で、一番「自主独立路線」に近いかも知れない。
共産党は、防衛力も認めているので、仮に日共が政権を取れば、「独立路線」になるかも知れない。
感じとしては、大企業が国外に逃げ、企業が倒産し、国民生活は貧しくなるが、
表向きの自主独立は貫く、というスタイルで、キューバに似た風になるのか?
>>604さん
「与党になれば腐る」
賛成。
共産党のような全体主義政党の最大の問題がこれで、腐敗・劣化したときの交代システムが、
内部の権力闘争しかない。
中共党の場合、閉鎖経済から開放経済に路線変更するとき、
ケ小平が、バクチ的な権力闘争を仕掛けて、辛くも勝利したから可能になった。
あの時、ケ小平側が負けていれば、開放は実施されず、中国は崩壊していたかもしれない。
日本の場合、自民党の政権担当能力に疑問が持たれ、選挙でそれを変えられる。
ただし、この民主主義方式は、時間が掛かるのが欠点だ。
ケ小平スタイルなら、一気に片を付け、後は粛正で処理すればいい。
610 :
陽之介:2009/08/27(木) 12:13:21 ID:XAeyUTjz0
>>608さん
横レスですが。
おれは今度の選挙では、民主党支持だ。
問題の核心は、政権党が国の官僚機構をコントロールできないことにある。
民主主義の大原則は国民主権で、国の意志(つまり予算の使い方)は、
国民が決める、というもの。
小泉改革で財投は一応制限されたが、いまだに官僚は既得権にしがみつき、
政治家の意見よりも、自分達の利益を優先する、ドロボーを繰り返している。
日本は、議会制民主主義を採用しているので、国民の意思は国会の政権党にある。
官僚機構やそれにつながる利権団体が、国民の意思を代表する政権党に従わないのは、
民主主義の基本の大原則の否定である。
ところが、事実が示すように、今の自民党には、官僚機構をコントロールする力はない。
おれが考える民主党のマニフェストの最大のポイントは、官僚機構の再編と、
政府による行政機関の支配力の強化だ。
そのために色々のプランが出ているが、ようするに、内閣が官僚を支配する、ということ。
したがって、おれは可能性のある、民主党を支持する。
民主党がマニフェストにある官僚支配を強化すれば、当然官僚(+利権団体)から反撃がある。
サボタージュや政治家のスキャンダルのばらまきなど、あらゆる手を使って抵抗するだろう。
それに耐え、反抗する官僚と、非効率なシステムを破壊できるかが、政権党の課題だ。
願わくば、ケ小平、朱鎔基の豪腕が必要である。
朱鎔基はかつて首相に就任したとき、改革開放路線の大変さを質問され、次のように答えた。
「この政策実行には、たくさんの抵抗があり、たくさんの死者が出る。
私は101個の棺桶を用意させた。
100は抵抗する敵が入るもので、1つは私が入る棺桶だ」
今の政治家で「死」をかけて政治をやる人間がどれだけいるだろうか。
おれの個人的感想では、小沢は病気で余命がない。
そのため、このチャンスにかけて、徹底した権力闘争をやるだろう。
横槍失礼。
>>609 > 当分日米安保の解消はあり得ない。
> なぜなら、中国がアメリカに圧力を掛け、日米安保を維持させるから。
中国がそうする理由をくわしくお願いします。
612 :
陽之介:2009/08/27(木) 13:20:19 ID:XAeyUTjz0
>>611さん
まず、1978年の日中平和友好条約締結にいたる各種交渉で、
中国政府は、日米安保条約を認め、日中平和条約を阻害しないと、明言した。
その前後でも、毛沢東、周恩来は日米安保を「認める」発言を繰り返し、
日本の「反安保」の左翼にショックを与えている。
日本の左翼からすれば、「裏切られた」という思いだろう。
中国にとって問題となる軍事的脅威は、ロシア、アメリカ、日本である。
ソ連時代は、米日の力を使ってソ連と対抗したが、これは弱体化した。
中米関係は、経済的に不可欠で、政治的に強く対立する点は、ない。
(人権問題などは、政局のテーマで、大きな問題ではない)。
現状はよし、としても将来的に最大の脅威は、再軍備化した日本である。
そもそも近代以降、中国を最も広範囲に占領し、軍事的に打撃を与えたのは、日本である。
英仏米ロなどは、周辺地域を租借地などとしたが、中国本体を脅かしてはいない。
日本は華北から華南までの主要部、大都市の多くの占領し、
中国の軍事力の背骨をへし折る寸前までいった。
現在の中共党政権は、日本が国民党を潰してくれたお陰で誕生できたわけで、
日本の軍事力の意味については、骨身に染みて理解している。
ケ小平は、日本の政治家に
「今の中国ができたのは日中戦争のお陰です」
といって、唖然とさせているが、実際その通りだ。
中国が望むのは、軍事的に制限され、敵対意志を持たない日本である。
現在の日本を軍事的に占領し、政治的にも支配しているのは、アメリカである。
中国にとっては、日米安保があれば、アメリカに日本をコントロールさせ、
アメリカと通じることで、日本をコントールできる。
日米安保を破棄し、自分の意志を持って必要な自衛力を持ち、
まして核兵器を持った日本は、中国には最大の脅威となる。
中国とアメリカにとって、日本を押さえておくには、日米安保が必要だ。
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
ふむ。なんとも爽やかで理路整然とした物言いよのぅ。
みんなも見習ったらどうか?
ところで「日本の与党は官僚機構を制御できない」というのは
どうだろう。俺は結局日本は敗戦後に政治の存在自体がなく、
かわりにホワイトハウスからくる極秘の指令所(現在は焦ってるのか
年次改革要望などといって顕在化)に従う行政国家でしかなくなった。
当然ホワイトハウスと自民党(与党)と行政組織(官僚組織などという)
というピラミッド型の統治制度の中であきらかに必要ないのは中間に
ある自民党である。こいつらが政治なんてしようものなら速攻で宗主国さまに
つぶされる。だから自民党の仕事は選挙で受かる選挙活動だけで、あとは
すべて官僚機構に任せるのである。このとき官に任せた仕事とその周辺の
関係(当然効率を上げるために上意下達の指令系統が太くなる)、それを
官の利権争いとだけばっさり切ってしまい、行政府そのものを批判するのは
いかがなものか。