日中同盟で、反アングロ・サクソン ★6

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572三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 09:12:06 ID:zXjswh1m0
みなさんに質問があります。

(・∀・)

>>358 で国家を海洋国家と大陸国家に分類する見方が出てきましたが
みなさんはこれとは違う国家分類を採っていますか?

分類(ムフフさんのいうカテゴライズ)は国家を議論する土台として非常に
重要だと思います。いつもは無意識に、当然のこととおもってる部分だと
おもいますが、この際ぜひみなさんの国家観を聞かせて欲しいなあ、と
考えた次第です。


・・・・age (・∀・)b
573名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 11:30:51 ID:kMDyd2QE0
自分は軍オタで歴史主義者なので海洋国家と大陸国家に分類する地政学を支持します。
マハンのシーパワー、マッキンダーのランドパワー、スパイクマンのリムランド等の
英米系地政学の支持者です。
自分が中国を警戒するのは共産主義で一党独裁なのだからでは無く、隣国で大陸国家で
歴史的に何度も対立してきたからです。(なおかつ中国軍が力を付けて来た為。)
574名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 11:41:14 ID:HtQOZBHc0
俺が>>358で自分でもつっこまれてその後フォローしたのだが
大陸国家、海洋国家、そして大陸辺縁部って分類や認識は
それが日本の戦略上好都合だからってのが大きいから日本の戦略の原則論に入れるべきとしただけで
必ずしも国家観として適切とは思わないよ
例えば米国なんてかなり自給率も高い国で大陸国家的な性格も持っているし
中国は逆にあれだけ農民いても自給できているとは限らず、内陸は山と砂漠に囲まれ、
海に出て行くのが発展するために重要となっている
しかし、どちらにせよ、中国が海に出てしかも米国と反目するなら(協調するなら日本にも問題ない)
中国は辺縁部、朝鮮半島台湾インドシナなど、を獲得しインド・イランなど大陸の国(辺縁部的でもある)と組むことが必要になる
要するに、工業力を拡大し辺縁部を呑み込み大陸同士で組み航路において優勢を保とうとする、と
実際に大陸国家という分類が当てはまらないにもかかわらず伝統的なハートランド・リムランドの両理論に近い脅威となる勢力の構図が描ける
中国を仮想敵とする上で大陸国家という分類が適切なのではなく有効であることがわかる
理論の整合性より実効性を求めるべきと言う立場からの分類だから国家観という点であまり参考にはならないだろう
ただ中国進出の良くないパターンに備える上でのことと
米国(特に共和党)の戦略と日本が歩調を合わせることを考えると
現在では整合性がとれず実情に即していないとしても有効な分類であることは分かってもらえると思う
戦略上の分類ということになる
有効性を重視しており整合性がないことは承知の上だからより有効な分類があればそれに賛成するし
有効性だけでなく整合性を併せ持つものがあればその分類は素晴らしいと思う
575三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 11:49:57 ID:zXjswh1m0
>>573

地政学はよく知らないんだけど 国家の安全保障に関しての指針とするための分類 と理解していいのかな?
簡単にいえば、海洋国家と大陸国家とは対立する宿命にあるということになるんだろうか?

<国家の分類のいろいろ>

マキャベリの分類 ・・・・君主国
               共和国

ハンチントン    ・・・・・超大国
               地域大国
               No.2の大国
               その他

中華世界      ・・・・宗主国
               朝貢国
               互市国
               化外の地

20世紀後半    ・・・・資本主義国
               共産主義国

            ・・・・先進国
               途上国
576名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 12:10:19 ID:HtQOZBHc0
中華は世界観っぽい気がする
基本的に今みたいな国家、主権の概念を排除したものだし
だからこそ日本を除くアジア諸国は地力あるのに近代国民国家同士の争いの渦中で出遅れてきたのだが
近代国民国家の中にあってそれを築けなかったってのはドレッドノート級の中の旧式みたいなもんだからな
あとマキャベリは国家観というより政体なイメージ
国家観としては中国共産党の中間地帯論や三つの世界論も有名だな
明らかに劣勢なソ連との多数派工作を戦うための理論だけど
戦うための理論、構図を重視した理論と言うことで一定の評価や批判をすることが可能だと思う
多数派工作での劣勢挽回するための理論と実際の安保で優勢を維持するための理論では
性格がことなるのも勿論のことだが
577三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 12:52:02 ID:zXjswh1m0
>>576

>必ずしも国家観として適切とは思わないよ
  例えば米国なんてかなり自給率も高い国で大陸国家的な性格も持っているし・・・

戦略上の好都合というのは戦争することを前提とした分け方なんだろうか?
戦争した場合に勝つためには国家のどういう特徴に注目すべきかという視点が
大陸国家、海洋国家という分類につながってるのかな。

>要するに、工業力を拡大し辺縁部を呑み込み大陸同士で組み航路において優勢を保とうとする・・・

なぜ中国がこのような行動にでるのか、の理由付けはどのように考えてますか?
・・・・質問ばかりでゴメンなさい^^;
いろいろな意見に触れてみたいと思ったもので・・・

>中国を仮想敵とする上で大陸国家という分類が適切なのではなく有効であることがわかる・・・

そうですね、まったく同感です!分類の「適切さ」と「有効性」は常に意識すべきですね。
「国家観」も広義と捉えてもらって結構です。内政についてや経済、外交の国際関係に
ついてなど様々な局面がありますから。
578三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 13:03:46 ID:zXjswh1m0
>>576

>中華は世界観っぽい気がする

かつてアジアにあって国際秩序として機能していた「広義の外交関係」として
現在の国際秩序と比較した場合に何か有益なヒントが得られるのではないかと
思って挙げてみた。

>中国共産党の中間地帯論

・・・というのは中国独自の社会主義というヤツですか?

>三つの世界論

これについてはまったく無識なんだが・・・orz
579名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 13:04:04 ID:kMDyd2QE0
地政学は地理と歴史を基本にした学問だと思う、軍事や政治との相性が良く、
ナチスドイツの侵攻の理論的背景や冷戦時のソ連封じ込めの背景にも利用されたりする。

アメリカは大陸国家の理想系だと思う。
大陸国家がその大陸を完全に支配して、余った国力を海洋に投射し周辺海域を支配して
海洋国家になった稀有な例、そのため海洋国家と大陸国家の両方の性質を持つ。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 13:21:01 ID:HtQOZBHc0
何故このような行動に出るか、などという理由は挙げるのは簡単だろうし
逆にそのような行動に出ない、ということの理由を挙げることも簡単だろう
様々な現状をもとに予言をしてみるのは容易だがすべきことはそれではないと思う
単純に、中国がそういう行動に出ると日本は困る、というだけ
国家戦略で考えるべきことは国防と死活的権益の確保だが
日本にとって中国が上の様な行動に出た場合死活的権益を侵害され国防上の脅威が増大する可能性が高い
つまり逆に考えると中国がそのような行動に出るのを防ぐことが重要になる
「中国がこうなると思うから〜」ではなく「中国にこうされると困るから〜」となる
戦略上好都合というのは当然戦争の可能性を前提とし、
それを出来るだけ避け、起こった場合優位を保つことを目的とした考え方
敵と味方を峻別し敵のどのような行動を注視し防ぎ都合の良いよう誘導するか明示するため、つまり戦争に備え勝つためのもの
特徴に注目したのでなく単純に日本にとって都合の良いように誘導しやすい構図の理論を選んだということ
中国が商業的になり辺縁部に進出せずインド、イラン、ロシアなどと組まず日米と協調するならそれは問題にならない
それは日本と利害が致命的にはぶつからず共存が可能になるだろう
しかし最悪のパターンから逆算してそのパターンへの対応、対応の準備をするべき
あくまで「中国がこうなるだろう」ではなく「こうなったら困る」「だから対策を立てよう」
581三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 13:23:19 ID:zXjswh1m0
>>579

>地政学は地理と歴史を基本にした学問だと思う、軍事や政治との相性が良く・・・

ということは地形という他のものより変化することが少ない要素を重視し、
より変化しやすい「経済力」や「軍事技術の進歩」といった要素をそれに
加味して外交・軍事戦略を考える、という立場なんだろうか。

おれの印象では・・・

大陸国家=他国に依存しない(依存度が小さい)国家

海洋国家=他国に大きく依存する(依存度が大きい)国家

・・・と思うんだが。農業国と貿易立国というように。
582名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 13:37:20 ID:HtQOZBHc0
>>578
中間地帯論も三つの世界論も「ソ連の覇権的帝国主義」に対抗するために
中国が作ったいかにもコミュニストが考えそうな理論
内容はつまらないんだが端から見ても目的意識がはっきりしているので面白い

>>581
海洋国家とは少し違うがマハンが海上権力史論でシーパワーの構成要素を書いてるよ
地理的位置、自然的形態、領土、人口、国民性、政府の性格などについて述べている
さらに海洋国家の例としてヴェネツィア共和国、大英帝国などについて着目する必要があると思う
ローマに従って内陸に引いても良かったのに敢えて沿岸部に留まって殲滅されたカルタゴも注目に値する
米国は大陸国家としての性格も併せ持っているのであまり参考には出来ない
勿論、それにもかかわらず伝統的な海洋国家的戦略を取ることは日本にとっても重要な点であるが
583懐疑主義者:2007/03/18(日) 13:46:39 ID:kDHVdPo40
>三頭さん
私は地政学による分類を好んで使います。
ちなみに私自身はヌルい軍オタなので悪しからず。

マッキャベリやハンチントン、イデオロギーによる分類は、政治・経済システム・規模の分類に過ぎず、
個々の国家戦略を考える上で有効なのは精々、規模(軍事力や経済力)のみと考えています。
(決して否定している訳ではありません。)
どのような戦略の下に行動しているか、を見る為には地政学の当て嵌めが一番、有効だと考えているだけです。

例えば、イギリスは稀な海洋帝国だったが・・・時代の流れによって規模・影響力が小さくなった。
絶対王制から民主主義変化。
中華世界から見れば、毛外の地である。
しかし、最低限の戦略目標である大陸からの影響力の排除は継続している。

>>577
>戦略上の好都合というのは戦争することを前提とした分け方なんだろうか?
>戦争した場合に勝つためには国家のどういう特徴に注目すべきかという視点が
>大陸国家、海洋国家という分類につながってるのかな。
戦争を前提、というよりも大陸国家、海洋国家の取るべき・取らざるを得ない行動という分類かと。
どの国家も戦争とは、最悪・最後の外交手段であり、発生は極力避けるものです。
ここでまた、抑止力としての戦力が出てくる訳ですが。
どのような国と同盟し、どのような航路を選択し、それを実現する為の手段を取るか。
封じ込め(影響力拡大?)の為の戦略、という呼び方が相応しいと思います。

>>要するに、工業力を拡大し辺縁部を呑み込み大陸同士で組み航路において優勢を保とうとする・・・
>なぜ中国がこのような行動にでるのか、の理由付けはどのように考えてますか?
単純に言えば、海上封鎖による輸出入のストップへの恐怖かと。
海上運送に対する依存は、常に付き纏いますから。

大陸国家同士の同盟により沿岸部が広がれば、海上封鎖に必要な軍事力が増えていきます。
航路上の要所も拡大し、最終的には封じ込め戦略が失敗する可能性が出てきます。


まぁ・・・単純に大陸国家と海洋国家の同盟が相容れないもの、という訳でなく、
戦争状態では、共通の敵に対して大陸国家と海洋国家が同盟を結ぶケースも出てきます。
(イギリスの例をどうぞ。その際にジブラルタルなどの要所を抑え、戦後の大陸国家に対する要所も抑えています。)
584三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 13:49:30 ID:zXjswh1m0
>>580
国家の外交などにおける意思決定のプロセスを解明することはあまり有益ではない
という立場なんだね。
おれは相手国の「意思決定のプロセス」が理解できれば、その対応にも有益と思うが・・・
まあ、完璧を期すことはどだい不可能だが。。。国防と死活的権益の確保においても
どの分野にどれだけの準備をするか、またどの分野に優先的に資源を配分すべきかの
意思決定に資するとおもうのだが。。。おれは将来を「予測」することは変化に対応して
安全を確保することに有効だと思う。

>中国が商業的になり辺縁部に進出せずインド、イラン、ロシアなどと組まず日米と
  協調するならそれは問題にならない

そうなんだよね。その方が中国にとっても無駄な軍事費の予算を割かずに済んで
よいとおもうんだが・・・中共の公式見解でも中国の「平和的台頭」を謳ってるしw

>あくまで「中国がこうなるだろう」ではなく「こうなったら困る」「だから対策を立てよう」

なるほど。
585三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 13:59:21 ID:zXjswh1m0
>>582

>中間地帯論も三つの世界論も「ソ連の覇権的帝国主義」に対抗するために・・・

なんかコ・難しそう ^^;タジタジ
E・H・カーとか読んだ?

ヴェネツィア共和国については塩野七生とW・H・マクニ−ルの本は読んだ。

>伝統的な海洋国家的戦略を取ることは日本にとっても重要な点であるが

同意。
586三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/18(日) 14:16:18 ID:zXjswh1m0
>>583 懐疑主義者さん

久しぶりです^^

>例えば、イギリスは稀な海洋帝国だったが・・・

やはり海洋国家といえば英国が典型例なんだね。
海洋国家の大陸国家に対する伝統的な戦略というのが「封じ込め戦略」なのかな。

>単純に言えば、海上封鎖による輸出入のストップへの恐怖かと。

うん、だからこそ現代でもエネルギー自給率が問題になるわけだね。
中国はその人口の巨大さから今後海外依存度を拡大せざるをえないと
すると、結果海軍力を強化せざるを得ないということか。

>戦争状態では、共通の敵に対して大陸国家と海洋国家が同盟を結ぶケースも出てきます。

これは普遍的にみられるね。ヴェネツィアもそうだった。
587名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 14:32:18 ID:HtQOZBHc0
中国の理論は内容は馬鹿みたいなものだから気にしなくて良いと思う
前者が「米国と仲良くするソ連ウゼエ あくまで米国敵視」ってことで
後者が「覇権主義のソ連打倒!」で単なる苦し紛れの最後っぺ
ちなみに日本はこれに関して重要な動きをした
上記のような動きの中で米国は中ソの亀裂を利用しようと中国に接近するのだが
日本も同じく対中接近し勢い余って平和友好条約に所謂覇権条項が盛り込んでしまう
それを第三世界論に当てはめて意訳すると「日中はソ連の覇権主義に対し対抗する」となる
ソ連は驚いて北方領土の兵力を増強しベトナムを支援してカンボジアを追い出しインドシナを勢力圏とした
つまりソ連とインドシナで日中を包囲する形を取った
軽々しく条約の内容に合意すると後々謝罪を求められるだけでなく、
敵方の大国を動揺させ緩やかな包囲網築かれたり味方の大国の大顰蹙を買ったりもすると言うことだね
このスレとも国家観とも直接関係ないんでこれでやめるが
中ソ対立とそれへの日本や米国の対応は日米中露関係を考える上でも見ておいて損はない気がする
588名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 18:35:23 ID:WS6MNIhk0
>>581
古典的な時代は大陸国家は自給自足、海洋国家は通商を基本としているので
その理解でかまいません。
中世までの中国政権なら今の領土が有れば自給自足が可能なので、拡大を止めるだろう。
しかし技術の発達により自給自足が難しくなり、交通手段の発達により距離が縮まったため
古典的な地政学が通用しない局面も出てきた。

589ダメ太郎:2007/03/18(日) 21:51:40 ID:VyBbE7aP0
三頭氏へ

いやーっ! 久々に勉強になるレス郡でした。こちらも久々に(まじめノート)
を開き抜粋してチェックしました。三頭氏に質問ですが、

日本ーASEAN
 |
米国ーオーストラリア・カナダ・メキシコ・イスラエル
 |
英国ーインド・南アフリカ・エジプト

* シーレーン防衛

(太平洋トライアングル)−米国=日本=オーストラリア

(インド洋トライアングル)−インド=オーストラリア=南アフリカ

(大西洋トライアングル)−米国=英国=南アフリカ

これら同盟の他にマラッカ海峡、スエズ運河、パナマ運河は地元国との連携で守る。

としてましたが、私はこれを三頭を中心とした海洋国家同盟と理解していましたが?
どうなのでしょう。この戦略目的は対大陸国家(中国・ロシア)で、海洋国家の
権益(資源・資源ルートの安全航行・他)を守るものと理解していました。
自然、中国への大陸封じ込め網となると思うのですが。
>588氏の言うことは、なるほどと思う。世界との経済競争を受け入れた中国は
協調し、資源・食料・水など分け合うか、膨張して手に入れるしかないだろう。
分け合うとすれば、国内需要に追いつかない。そうなると三頭氏が考える構想が
海洋国家に自然とできても不思議ではない。
590三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/19(月) 21:11:38 ID:8P7yD85d0
昨日は様々な意見を寄せてくれてありがとうございました^^
これからの参考にします。

>>589 ダメ太郎氏
>・・・私はこれを三頭を中心とした海洋国家同盟と理解していましたが?

第1の目的は日本の国益が将来に渡って守られる体制はどういうものか
という問いへの自分なりの答えだった。それが結果的に中国包囲網になる
かもしれないが。海洋国家同盟という意識はなかったね。

一般的に言ってアクションにはリ・アクションがともなうわけで、中国の危機感が
高まれば中国内で軍部の発言力が高まって日本にとってかえって状況が悪化す
るリスクがある。包囲網を強化すればそれを突破しようとする行動も強まるわけで。。。
警戒と協調の均衡をとる努力は常に心がけなければならないというのが、おれの立場。
591三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/20(火) 01:07:45 ID:7H7EXQIb0
シンガポールの軍事
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%A5%B7%A5%F3%A5%AC%A5%DD%A1%BC%A5%EB%A4%CE%B7%B3%BB%F6/detail.html?LINK=1&kind=epedia

安全保障
シンガポールはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシアと5ヶ国共同防衛条約を
締結している。1967年にイギリスがスエズ運河以東の軍事力を引き上げを決定したのに伴い、マ
レー半島における安全保障を維持するために、条約が締結された。これにより、有事の際は英連
邦軍が、シンガポールへの援軍となるほか、平時は基地の提供などを行っている。

このほか、シンガポール軍は、隣国インドネシア・マレーシアを始めとするASEAN諸国およびアメ
リカ合衆国、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、中華民国(台湾)とインドで共同訓練を実
施している。アメリカ軍は、1990年に締結された覚書に基づき、Paya Lebar空軍基地とSembawang
桟橋の利用権を持っている。1999年にこれは一部改定され、2001年より稼動するチャンギ海軍基
地も含まれるようになった。台湾は、国内の軍事施設を、常時シンガポール軍に貸している。

空軍
8機 F-16 Block 15OC Upgraded A/B(タイ空軍より移管)
62機 F-16 Block 52 C/D 戦闘攻撃機
60機 A-4S Upgraded SkyHawk 攻撃機
45機 F-5 S/T Upgraded Tiger II 戦闘機
8機 RF-5S Upgraded Tiger II 偵察機
4機 E-2C AWACS
4機 KC-135 空中給油/輸送機
5機 フォッカー 50 海洋監視機(対艦ミサイル・ハープーンおよび魚雷を装備)
4機 フォッカー 50 輸送機
10機 C-130B/H 輸送機 及び KC-130空中給油機
20機 AH-64D アパッチ・ロングボウ 攻撃ヘリコプター
12機 CH-47 SD 輸送ヘリコプター

海軍
4隻 チャレンジャー (Challenger)(旧スウェーデン「スヨルメン」) 級 潜水艦
6隻 フォーミダブル(Formidable)級 フリゲート(ラファイエット級フリゲートの派生型)
6隻 ヴィクトリー(Victory)級 ミサイル艇
6隻 Fearless級 対潜哨戒艇
6隻 Fearless級 哨戒艇
4隻 エンデュラス(Endurance)級 強襲揚陸艦
4隻 Bedok (Landsort)級 掃海艇
592陽之介:2007/03/20(火) 19:18:11 ID:HQ/pW8xO0
>>565 ID:optb5c5z0さん
ご教示の「日本周辺の軍事兵器」はよくまとまっていますね。
ありがとうございます。

ID:optb5c5z0さんが指摘したのf-1FA,Bは、このサイトを見ると、MLUですね。
AN/APG-66とAMRAAMがあれば、Jー10には、運用次第ではがんばれるかも。
「ヘルメット装着表示装置」云々は、A,Bではなく、C,Dでは?

おれの印象では、この程度では台湾当局が不安を感じるのは当然。
本命はこのF-16C,Dで、合成開口モード付きのAN/APG-68、上記の「ヘルメット」、
コンピュータフォーマルタンクなど、J−10に充分対抗可能でしょう。

593陽之介:2007/03/20(火) 19:18:56 ID:HQ/pW8xO0
>>569さん
「ネパールは中国に取り込まれない」
賛成。
中国は、インドとの緩衝地帯としてのネパールを必要としている。
ネパールのマオイストは、胡錦濤政権にとって、足手まといな存在。

>>570さん
「単純にF16とJ10、J11を比較できる話でもない」
もちろん、兵器単体をカタログ比較してもしょうがない。
おれが考える、「J−10の部隊装備」の意味は、中台間のバランスの問題だ。
機数、早期警戒機、電子線能力などを考えると、
中台の軍事バランスは、かなり中国有利に推移していると見るべきだ。
もちろん、Su-27SK(F-15EのAN/ALQ-135と同等)は、台湾に取って重大な脅威だろう。
sU-27は70〜80機というから、2個飛行連隊の装備が可能になる。
594陽之介:2007/03/20(火) 19:20:24 ID:HQ/pW8xO0

>>572 三頭さん
何者かの分類は、目的に応じて違ってきますね。
例えば、海洋学者が魚を分類するときには、界、門、網、目などの
リンネの分類方で分類し、種を確定しなくてはいけないでそうが、
漁師が収穫物を分類するときは、市場で売れるもの、「ビンチョウだ、キハダだ」
といったものになります。

歴史的な地政学で見る場合は「海洋国家」「大陸国家」でもいいでしょうが、
今日の国際関係や外交を考える場合は、かなり時代遅れです。

おれが意味のある分類だと思うのは、

(1) 国連常任理事国(5大国対その他)
(2) G7(8)対その他
(3) ハンチントンの7(8)の文明圏

で、政治的には(1)を、経済的には(2)を、中長期的には(3)が適切でしょう。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 19:47:04 ID:+FO92O/n0
>>589
軍事的側面から見て見ると
(太平洋トライアングル)−米国=日本=オーストラリアこれは可能。
兵器体系が同じで軍事錬度、投射能力が高い、米国がリーダーで収まりも良い。
(インド洋トライアングル)−インド=オーストラリア=南アフリカこれは不可能かと。
兵器体系が違い(露、米)インド、南アフリカの軍事錬度に疑問が有り、
南アフリカに投射能力が無く、リーダーで揉めそう。
(大西洋トライアングル)−米国=英国=南アフリカ
南アフリカを除いて米英だけで組む方が良さそうだ、理由は前述。

太平洋トライアングルに加われそうなのは後は韓国ぐらい。
台湾は共同訓練を他国とやったことが無いので…。

596陽之介:2007/03/20(火) 19:59:12 ID:HQ/pW8xO0
「シーレーン」「エネルギー自給」などの話題が出ているが、
アメリカと「対立」すると、「石油の輸入ルートが脅かされる」といった論すらある。
現代の国際社会とは、かけ離れた推論だと思うので、やや別の観点から「石油」を見てみたい。
資源確保という面で、海洋国家論を考える役に立つかも知れない。

前提として19世紀以降、国際法が普及して後、例外はあるが原則として
平時には、公海上の通商は自由であり、これを脅かすのは海賊行為である。
前にも書いたが、冷戦中、ソ連、中国の輸送船は、アメリカと闘っている
北ベトナムの港湾に自由に出入りしていた(末期、一部例外はある)。
現にテロ国家と名指しされる北朝鮮の艦船は、世界中の海を航海している。
北の船が臨検されるケースは、国際法で違法とされる物資を積んでいるからだ。

次に、石油(以下天然ガスを含む)は、「商品」であり、金を払って買うものである。
石油は、地下に埋まっているだけでは無価値で、商品として売れる状態で価値が出る。
従って、石油問題で重要なのは、だれが商品としての石油を支配しているかである。
597陽之介:2007/03/20(火) 20:00:10 ID:HQ/pW8xO0
これが「セブンシスターズ」と呼ばれる石油メジャーだ。
(アンソニー・サンプソンの「セブンシスターズ」という名著がある)
モービル、シェブロン、エクソン、ガルフ、テキサコ(米系)
ブリティッシュ・ペトロリアム、ロイヤル・ダッチ・シェル(英系)
の7社のことを言うが、その後資本関係の吸収合併などあり、今は4社となっている。

かつては、この7シスターズが世界の石油の過半を支配していると言われていてた。
19世紀以来の英米の世界支配というのは、ここに力の基盤の一つがあったと言っていい。

さて、その状況に静かな変化が訪れているというのが、田中宇の紹介する
フィナンシャル・タイムズの記事である。
それによると、現在7シスターズは、その支配力を低減させ、
石油産出量の10%、肺臓量の3%しかないという。

それに代わって伸張してきたのが、新しい石油メージャーである。
サウジアラムコ(サウジ)、ガスプロム(ロシア)、CNPC(中国)、
NIOC(イラン)、PDVSA(ベネズエラ)、ペトロブラス(ブラジル)、ペトロナス(マレーシア)。
以上7社は、全体で石油・ガスの産出量および埋蔵量の3分の1を握っている。
さらに、今後開発予定の油田・ガス田の90%はこれらが支配する地域にある。
近年のプーチン、チャベス、アフマニネジャドなどの強気は、理由があってのことだ。

本気で資源外交を考えるなら、新7シスターズとの関係強化が重要課題だろう。
もちろん、石油を買うための「金」を稼ぐことも、同様に重要だが。
598ダメ太郎:2007/03/20(火) 20:19:28 ID:G0P9FLlT0
>>597

 ロシア、中国、イラン、ベネズエラか、本音が見え見え。
599陽之介:2007/03/20(火) 22:36:06 ID:HQ/pW8xO0
どうでもいい話だが、J−10に関連して、F−16の話が出ているので。
>>591で三頭さんがシンガポールの兵備のなかで
F-16 Block 15OC Upgraded A/B
F-16 Block 52 C/D 戦闘攻撃機
と紹介しているA,B,C,Dの意味だが、以前、リアルでA/Bを一つの機種だと思っている人がいた。

いわずもがなだが、アメリカ軍が軍用機に付ける名称は、一定の規則があり、
Fはfighterで戦闘機、Bはbomberで爆撃機。ー16は正式採用機で、
その次のアルファベットは、小改造のヴァージョンを表す。
通常戦闘機の場合、A型が初期型で、単座機の場合同時にB型という複座型が造られる。
これは練習機として用いられる(教官が後席に乗る)。
次の段階では、C型(と同時に練習用のD型)となる。
アメリカはよくアップグレードする国で、各タイプの中でもロットなどで異なるものが多い。

現在のF-16の最新型は、E/Fだが、輸出専用のため、C/Dよりも「格段に能力向上」
というわけでもない。
F/Aー18の場合は、E/Fはそれ以前と大きく違うが。
問題は、F-100エンジンと、リューリカの実力はどうなのか、というところだが、
まあ、あまり関係ないので、おしまい。
600名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 23:25:49 ID:qwtNCw+/0
>>593
早期警戒機と戦闘機の数だけでは決まらないね
そもそも攻撃側と防御側では防御側の方が有利
なぜなら自分の陣地で戦うわけだし地対空迎撃や艦対空なども使える
台湾の警戒網や防空網は当然のことながら中国を一手に引き受ける可能性を考えて築かれている
現状ではまともにぶつかれば中国は全く不利
だからこそ攻撃側は通常戦争を奇襲ではじめるのだが(日本も攻める側の日清日露太平洋は全て奇襲ではじめた)
台湾の早期警戒態勢は充実しているのでよほど上手く陽動を成功させない限り難しい
陽動に使った部隊を捨てるくらいの凝った奇襲が必要だろう
ある程度戦力差が中国にとって有利に推移しても中国が台湾を直接攻撃して成功する可能性は薄いね
孫子を生んだ国だし直接攻撃ではない方法で取り込む可能性はあるが
そのつもりなら今のような威嚇中心の姿勢は逆効果だ

>>597
石油獲得のために必要なのは産油国との友好ではない
航路を同盟諸国で支配することと金と資源を一手に握る大国の出現を防ぐこと
友好国に石油を頼ることは弊害が多い
出来ることなら石油を産する地域を細切れにして沿岸部の弱小国に頼る
そしてそこに軍事拠点を作り航路の防衛にも利用する
601名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 05:01:03 ID:A7b4J8Ab0
チャイナロビーの尖兵のマイクホンダ議員みたいな海外の反日勢力と結託・連動してる
日本国内の腐れ売国左翼勢力が一番問題あると思う
ここまで国益に反することしてるんだから
放送免許の取り消しできるんじゃないか?

「慰安婦問題」は朝日新聞といった
左翼メディアの捏造報道から始まったのである。

★「『慰安婦問題』おさらい10問10答」2-1(H19.3.14) 9分54秒
http://www.youtube.com/watch?v=cofYvITHJ4E
★「『慰安婦問題』おさらい10問10答」2-2(H19.3.14) 9分36秒
http://www.youtube.com/watch?v=T-Rw3ZS-3do
★フリップ画像
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid259.html
「朝日の捏造から始まった慰安婦問題」(H17.6.6)
http://www.youtube.com/watch?v=Q5TJZLisltU
★◆従軍慰安婦を捏造した朝日新聞2◆★
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1173253890/
602陽之介:2007/03/22(木) 10:51:55 ID:tj1DpOtP0
>>600さん
「早期警戒機と戦闘機の数だけでは決まらない」
その通り。
おれは、中台の軍事バランスは、陸海空の相対的な力で、現在中国やや有利、
今後は、その格差がさらに中国有利の方向で開くと判断している。

「攻撃側と防御側では防御側の方が有利」
これは、古典的な、「攻撃側3倍の法則」あたりを念頭に置いているのだろうか。
同じ兵備大系の陸上戦のケースが基本で、現代戦には一概に当てはまらない。

そもそも中国側は「奇襲」など必要ない。
むしろ、兵力を集中して圧力を掛け、台湾国内で親中共派に政権を取らせればいい。
闘わずして勝つのが、孫子の兵法の大原則であるww

「威嚇中心の姿勢は逆効果」
大衆は強いものに従い、恐怖によって動かされる。
台湾では、選挙の度に中国が軍事圧力をかけ、世論は大きく動揺した。
独立派は、アメリカの支援を訴えているが、仮にそれに陰りが見えれば、
国民党自身が中共党との合作の方向に動くだろう。
国民大衆は、アメよりもムチによるほうが、動かされやすい。

イラク戦の失敗以降、アメリカは北朝鮮、イラン、シリア等に対し、宥和政策を採っている。
アメリカが今後、本気で中台問題に軍事力を行使するとは考えられない。
時間と状況は、中国に味方している。
603陽之介:2007/03/22(木) 10:54:41 ID:tj1DpOtP0

>>600さん
「石油獲得のために必要なのは産油国との友好ではない」
おれが>>597で言ってるのは、メジャーの支配力の重要性である。
石油を見つけ、採掘し、商品化して売っているのは石油メジャーであり、
産油国とイコールではない。

従来の米英系7シスターズに変わり、おれの指摘した「新メジャー」が台頭している。
したがって、新メジャーに近付いた方がいい、ということ。
資源の面で「シーレーン」云々のやや時代遅れの論議があったので、
そもそも石油メジャー自体の基盤が変化していることを指摘した。

「友好」ではなく「取引」が重要だ。
604ダメ太郎:2007/03/22(木) 18:57:22 ID:g2bitjjB0
>>602

だんだん、本音に近づいてきたな。何故そんなに必死なの?陽之介氏も結局、中国は
台湾問題を武力解決すると思うの?国共合作ね。本省人とアメリカが黙っていないと
おもうよ。日本・アメリカにとっての台湾の地政的重要性は分かってますよね?
アメリカは、なんとしても中国を外海には出さないと思うよ。
太平洋への入り口を与えれば、直接、中国と対峙することになる。朝鮮半島も
日本も中華圏に埋没することになる。日本・台湾の近代兵器はアメリカを向くことになる。
次ぎのアメリカの民主党政権も(三つのNO)を与えないよ。
台湾関係法も見直すことはない。中国の台湾上陸は大変そうだね。西海岸は険しくて
だめだから、東海岸から上陸するしかないな。台湾は25万の陸軍兵力だから、
上陸に百万は必要か?中国の弟4世代戦闘機も沖縄、グアムのF22の敵じゃないし、
東海岸から上陸するにも、太平洋にはアメリカの潜水艦がうようよいるな。
605三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/22(木) 19:08:00 ID:SY51pVit0
>>604 ダメ太郎氏

米国が日豪の準同盟関係や日=NATO関係の仲介をするのも東アジア(北朝鮮、台湾)に
世界の関心を集めるためかもしれんね。



606名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 19:17:20 ID:4GGcjLXr0
オリンピック開催はその地域に注目を集めるためだと聞いたことがあるな
607陽之介:2007/03/22(木) 19:31:01 ID:tj1DpOtP0
>>604 ダメ太郎さん
「中国は台湾問題を武力解決する」
何度も言うようだが、中国には、台湾を巡ってアメリカと軍事対決する、
意図も、能力も、必要性もない。
また、アメリカにとっても、逆は真である。

軍事力は、戦争をするためにあるのでなく、政治目的を達成するためにある。
中国とアメリカは、相互に戦争をする気はない。
要するに、パワーゲームなのだ。

「アメリカは、なんとしても中国を外海には出さない」
これは、やや意味不明だが、アメリカは、中国の外洋艦隊保有をゆるさない、
といった意味だろうか?
現在の中国海軍は、沿岸海軍だが、外洋艦隊建設の準備を進めている。
いずれそれは実現するだろう。

また、艦隊などなくても、中国は世界各国と通商し、アフリカ、アラブと
積極的に関係強化に努めている。
海外進出には、常に軍隊が先導するといった19世紀的なイメージがあるのではないか。

「太平洋への入り口を与えれば」
与えるも何も、アメリカは中国に積極的に「入口」を開いている。
中国を国際社会に引きずり出し、国連から台湾を追い出したのは、アメリカ自身である。

「中国の台湾上陸は大変そうだね」
まさか、中国の台湾への軍事圧力を、「上陸」の前奏曲だと思っているのではないか。
軍事力は、政治力として用いることを、理解できないらしい。
608名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 20:07:14 ID:tVWqFHh00
恐るべき中国共産党の対日工作の全容

中国共産党 「日本解放第二期工作要綱」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/S47/4708/470801china.html
609三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/22(木) 20:10:51 ID:SY51pVit0
>>606
新興国がオリンピック開催国に立候補するのは対外的に威信を上げるためと
国内的には国威発揚を目的にしているよね。

北京オリンピックの成功は中共の「政権の正当性を強化」し、「国民の求心力を
高める」効果がある。

宇宙開発や空母の建造などに巨費を費やすのも同じ効果を狙ったものだろう。
中共が一見無駄なことに資金を投入するのにはそれなりの切迫した事情があると
いえるだろう。つまり、まとまりの無い中国をいかに団結させて今の体制を維持して
いくか、そのための出費は他のすべてに優先するというのが中国の事情だろう。

610名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 20:15:17 ID:4GGcjLXr0
親支那派を日本で形成させるのが工作というなら、
幼稚園から英語教師として大量の米英人を日本に定住させるのも
工作といえるんじゃないの?
611三頭 ◆8VI.bNsVGc :2007/03/22(木) 20:37:56 ID:SY51pVit0
ここ数年の原油価格の高止まりの結果、新しい油田開発への投資も
活発になっていると予想する。それらの油田からの供給は今後の数年で
急激に増加するのではないか。その時原油価格がどれだけ下がるのかが
大きな問題だな。
40ドル/バーレル以下になると採算割れの油田が多数出てくるかも。
産油国にとっても収入減は必死で財政難に見舞われる産油国が
出てくるだろう。原子力などの代替エネルギーの開発や省エネ技術の開発も
価格の下落要因になる。また中国、インドの消費がどれだけ増加するか。。。
世界のエネルギー価格はどうなるのかな。。。
612陽之介:2007/03/22(木) 21:40:37 ID:tj1DpOtP0
>>606さん >>609 三頭さん
これは三頭さんご指摘の通りですね。

オリンピックは、政治的な意図で国家の威信発揚として行われます。
ちなみに欧米以外で最初にオリンピックを開催したのは、日本。
東京オリンピック開催の1964年は、日本が先進国へと離陸する時でした。
北京ピリンピックも、途上国の中国が先進国へと踏み出す今おこなうわけ。

今の北京は、街のあちこちで工事中で、昔ながらの九合院がどんどん壊され、
再開発されています。
これは、上海の里弄をぶっ壊す速度より、早いかも知れない。

日本の新幹線や、首都の高速道路、東京の街並みが東京オリンピックで一変したように、
北京もオリンピックで大きく変わるでしょう。

その次が2010年の上海万博。
日本が東京オリンピックと大阪万博で、飛躍したように、中国も同じ線を狙っています。

したがって、今の中国社会を見るとき、40年前の日本と比べると分かりやすい。
日本は高度成長で、インフレと開発ラッシュ、公害で国土はめちゃくちゃ、
土建屋が山を崩し、海をうめ、左翼の学生運動が日本中の大学をがたがたにし、
もうすったもんだの大混乱だったのです。
だいたい、東京の電車が左翼の暴動によって麻痺したなど、今では信じられないこと。

オリンピック、万博をうまくやり遂げれば、中国は一段と飛躍するでしょう。
613名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 22:35:42 ID:4GGcjLXr0
北京にオリンピックを誘致するのにどれだけ支那女性のマンコを
白人チンコに入れさせたんだろ?
614名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 21:37:40 ID:qHrJw5Er0
反日政策で国をまとめてる相手と同盟結べるわけねーだろ、アホか
日中同盟なんて結んだら、人民解放軍が反日クーデター起こして中共政権が倒れるぞw
615名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 22:31:46 ID:M7dTjW5O0
日中同盟で反アングロ・サクソンをやる時の問題はこれだと思う。
歴史的に見ると、日本が戦争をしている時に中国が日本の味方をしたことが無い、
敵対関係なら元寇、朝鮮征伐、日清戦争、日中戦争と結構有る。
アングロ・サクソンだと日露戦争、第一次世界大戦、冷戦の時に味方だった。
敵対関係は第二次世界大戦のみ。
日中の関係の方が歴史が長いのにこれでは同盟は難しいと思われ。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 11:09:39 ID:qFCBLCX10
中華人民共和国は第二次大戦後に他国へ何度となく軍事侵攻した実績を持ち、北朝鮮を明確に支援し、
年間数百万人が起こす農民暴動を軍事力で抑えこみ、
戸籍をもたない人間たちを『一人っ子政策』によって一億人以上も生み出し、彼ら黒核子を周辺国の治安を乱すために利用し、
さらにアジア地域で最も安定した民主主義国家である日本に並々ならぬ敵対心を持ち、
「反日は人民唯一の娯楽」と言われるほどの反日教育を半世紀以上続け、
核ミサイルの照準を合わせ、領海を侵犯し、ガス田を盗掘し、世界中のメディアで反日キャンペーンを繰り広げ、大量のスパイを送り込み、
度重なる内政干渉、尖閣諸島の侵略、台湾・ウイグル・チベット侵攻を目論む最大最悪の人権蹂躙国家です。
中華人民共和国は世界平和の敵であり、これに対するためにこそ周辺国は一丸とならなければなりません。
617名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 11:41:06 ID:q5YrYbvG0
慰安婦を画策してるのは反日である江沢民派の上海閥
中国を1つと見るのは誤りである


中国で昨年5月に上海閥による胡錦涛暗殺未遂事件があったらしい
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20070124/1169605071
618名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:39:49 ID:Ei/mWkz00
>>602
現代戦って戦争も何も古典と違うことの方が珍しい
陸上戦よりも空戦の方が防御側の優位は目立つ
得に台湾のように地対空兵器をそろえ警戒網を張り巡らしている場合はね
三倍の兵力だけでなく質的な優位や陽攻も必要
取り敢えず台湾を攻め落とす話について反論しているのに戦わずして取り込むはなしをして勝ち誇られても困る
俺も台湾を中国が取るつもりなら現状では平和的な方法しかないといっている
攻め取る話で奇襲が必要ない、なんていうのはあり得ない
それに台湾情勢で中国が威嚇を繰り返す度に独立派の意見が強まっているのを見れば
威嚇で人が動くというのが都合の良い方向にのみでないのが分かるはずだ
マキャベリだっていってるが人は憎しみで動きやすいし受けた痛みは恩恵で漱げない
力による支配なしに与える恐怖心で人を都合良く動かせると考えるのは
大衆は恐怖によって動かされるってマキャベリの意見とも矛盾している
619名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 01:13:52 ID:mu8t8K700
>>615 その辺の意識がもうすでにアングロサクソンの思う壺な訳ですよ。
奴ら地球上の何処でもやっぱり近隣の民族、国家間に火種を作り争わせ、その一方で
どちらにも良い顔ぶって支援する。
そうやって常に団結出来ないようにコントロールしてくる訳ですよ。
つい先日も、米議会が従軍慰安婦問題について取り上げる等して何やら朝鮮を煽ってたな。
確かに中国人は大嫌いだが、よく見りゃアメリカ人も対して変わらんと思うよ。
残虐性、拡大主義、利己主義、嘘つき、考え方そっくりでどちらもろくな連中じゃ無い。
きっと、そんな連中同士が上手く付き合える事は無いだろう。
日本はしばらく中国、米国の間に立ってどっちつかずの曖昧な態度で上手く立ち回るべきだと思う。
「アメリカ人は友達だ。」と言いつつ、常に警戒する心構えを皆が持っておく事が大事だと思う。
620名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 01:29:51 ID:Ex3/B2z60
アングロ・サクソンだけじゃなくてもロシアも中国もフランスもドイツも
どちらにもいい顔して片方に武器を片方に武器の情報を売るなんてこと日常的にしてますがな
そんな日常的にどこもやるような利益追求も出来ない相手と同盟しても大きな意味はない
米国にとって日本と同盟することが現状では拠点を築けるということ以上にはそこまで意味がないのと同じでね
どっちつかずの曖昧な態度って時点で上手く立ち回れてないし中国とでは互恵関係を築けない
621名無しさん@お腹いっぱい。
朝日新聞の記事は他新聞と比べて一番まともではないだろうか?
日本が右傾化しないように社説で繰り返し述べている。
はき違えた愛国心を煽るようなマスコミを信じてはいけない。
売れさえすればいいという軽薄な商魂の論説ばかりが、
国を危うくするのは太平洋戦争で懲りたであろう。
機会ある毎に日本の過去の過ちに対する反省を促し、
関係諸国との友好を深めようとしているのが朝日新聞である。
なまじ知った歴史の一部で全てがわかった顔をすると恥をかくだけだ。
のうのうと生きていられるのは平和憲法のおかげであることは間違いない。
できもしない自主防衛を唱えていては過去の過ちを繰り返すだけである。
不利なことがわかっていながら、国民を煽って戦争に突入し、
買い物も切符が無ければ買えもしないような生活をさせながら、
運用される資金はすべて軍事行動向け。
動力になるべき燃料もなく、資源も無い日本が何の大義もない戦争を
推し進めるのは狂気の沙汰としか言い様が無い。
進軍ラッパをもう一度聞きたいのか?