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大好きな愛犬に捧ぐ独り言。
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柊の国を見下ろすアイと・・
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2007/06/24(日) 01:18:29
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1149045915/520n-539
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1149045915/544n-546
モナド融合実験が「失敗」に終わった日、
柊准尉と『獺祭』を飲んだアイは宿舎の自分の部屋に帰ると
部屋着に着替えてPCの液晶を覗き、
気になるけどどーでもいいようなデータをチェックしながら
お風呂にお湯が張られるのを待った。
電子音がpipiと鳴ると裸になってバスルームに入る。
シャワーで髪や体を洗ったあと、
湯舟につかると心底気持ち好く息を吐く。
意識がとろとろに溶けて湯舟に流れ出す頃、
不意に立ち上がり、
チャートを開き、
7次元時空のなかで
4次元ガイア沈殿に対して垂直に
「+3次元」の方角に跳ぶ。
葦の原の秘密基地のバスルームに出ると、バスタオルで体を拭いた。
着替えが置いてあるのはベッドルームなので、
バスタオルを軽く羽織ったまま、基地の廊下を歩く。
ピンク色の可愛い小部屋でショーツを履き、キャミを着る。
再び基地の廊下を歩き、
仕事部屋のドアを開けると――
床の上で軍用芋虫犬を貪り食っていた柊おぢさんが びくぅ! と驚いて痙攣した。
あー、レイヤーを切っておくんだった、とアイは後悔した。