電波って何ですか？

　「電波」という言葉を、相手を揶揄する場合にのみ用いる方が多いようである。(*1)参照。
それは、電波体験という術語が用いられる背景と関連していると思われる。

　しかし、自らに適用することによって、あえて「電波」を肯定的に用いたい。
一言でいえば、「受動性の自覚」、これである。

　そのように「電波」を用いることもできないわけではないことを簡単に述べる。
　たとえば、命令電波という表現を用いる者は、
自らのある行為の受動性を表現しようとしているのだと思われる。(*2)参照。

　ただし、自覚されるべきは、ある行為の受動性ではなく、
いわば根源的な受動性である。次をも参照されたい。

◆◇全国死尿食べある紀◆◇　691-693
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1091629556/691-693

●アリストテレス●　202-237
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1046470591/202-237

(*1)　上のリンク先のスレッド（死尿）でもそうだが、「宗教」という言葉を、
　　相手を揶揄するために用いるのは、よく考えたらまずいよな……。

(*2)　ちなみに、ある人物の常軌を逸した行為の原因が、神に帰せられるというのは、
　　過去においては日常的な説明方法だったのかもしれない。
　　（たとえば、エウリピデス『バッカイ』を見よ。）
　　そのような説明の形式が保持されたまま、神が「電波」に置き換わったのだろうか。