もしジョジョキャラがハルヒのSOS団に入ったらpart3
,. -一……ー- 、
/::::{:/::::‐-:、:::丶:\
/:::::/´ ̄ ̄__\、::::l,. -―、
/::::// /:: ̄、:\::::ヽヽ≦、ス=、、
/::::/::|,.イ:l::丶::::::::\:X:::',:::ヽ、 ヽハ ',ヽ
f´ ̄!:::::l:_|_|\::\--/,r=ミ|::::::lヾく:l::', | |
ヒア_|:l::::|::N,≧ミ、トゝ ハ心}!::::::K:ヾニ二ヽ ただの人間には興味ありません。
,r=ヽレ|:|::::l::|{ ト心 `'" !::::::|::!',::|ハ::! ` この中に宇宙人、未来人、異世界人、
// |:|:::::ハ!、::ヾゝゞ'′ _'_,.ヘ /::::/:::|_!:l リ 超能力者、波紋使いにスタンド使いがいたら
// !ハ//|:|::ヽ::::丶、__丶 _ノ/|:::/イ::ハヘ!ヽ_ あたしのところに来なさい。以上
L! /ヘ |:|ミニ='⌒ (⌒ヽ´ _ !イノl/ |:! ! !L_
〈_{ ヾ.,!/ , ´ \ ∨,.‐、| l:| |ノ !
__!\ / __ム V⌒! !:! ! ハ
/__レ-〈 / f´ ヽ. '. __! //./-‐ '´ /
ヽ! |r' \l__ V/ /-‐ /
「 ! { `\_f_ノ∠ミヽ! /
/ ヽ`ヽ.二ニァ'V∠二ハ }},!-'
/ ヽ---/´/レ!ト--'/‐'
/ / ̄ヽ二ノ´l:ヽノ_
r‐! / l:/ `ヾ==、ー-- 、
/ ̄| ヽ./ 〃 /人 `ト、::::\
', / ,!\ |l \ / \:〈
| ′ / | ` |:! / `
L.__ / ! !:ヽ / !
` iー---一'Tー-∨-r‐''´ |
前スレ
もしジョジョキャラがハルヒのSOS団に入ったら
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1179760419/
人生初の2ゲット
まとめサイトみたいなの無いの?
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/・・/:・,へヾヽ・:\
//,::'/ /レ'/ ヽハ 、・.ヽ
〃 {_{ル'´ リ|l.│・:i|
レ!小ノ `ヽ フ|l:i・ i| 自分でも気付かないうちに時を吹っ飛ばしていた・・・・・・
ヽ|l ● ● |: ・|ノ! でぃあぼろーん
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j |・, |
|: /⌒l,、 __, イァト |/.|
| /==イ,┃, ,_┃XXヽ:|
| || |il !トー癶-イXX/━||
>>7 今のところ作ってない
だから、気に入ったのならお前さんがまとめサイト作らないにしても
自分でテキストかなんかに保存しとく事を進める
前スレ1000汚らわしいぞッ!
なんだったの?
何か大きいAAじゃなかったっけ?
゚・
゚∴。 ∴・
:∩
∴ ヽヽ
∴゚・ ι′ 。・∴
゚ ∴
・∴゚・∴。 ・∴゚ ・∴゚・∴。
。・ ・。゚∵・゚・・∴゚・。 。゚∵・゚・・∴゚・∴ 。
∴・。・∴。・∴・゚∴。 。・∴。・∴・゚∴。・。∴。
。・∴。・。゚∵・゚・∴・。 ・∴・・。゚∵・゚・・∴゚・。゚・。 。・
・゚。゚∵・゚・・∴・∴。・∴゚ 。・∴・゚∴。・∴・゚∴・。∴・。゚
・゚・∴。・∵。 。∵・゚・∴ ゚・∴。・∴・・∴ ゚∴・゚∴・。゚
・。゚∵・゚・・゚・ ・∴。・∴・∴。・∴・∴ ・∴・∴・。゚・ ∴
・゚∴゚・ 。 ・∴。・∴゚・∴。・。゚ :∩ ∴・゚∴
゚∴。 ∴゚・ ∴。・∴゚・∴゚ ノノ ・゚∴゚・
,,------ 、 ・∴。・∴゚ ∪ 。 ∴
/: ____▽,,,,,,_ヽ ゚∴゚ ・
}ミi::ェェヮi ト.ェェ-iミ /⌒v⌒\ ゚・
ヾ::/イ__l丶 r'1ノ ノ ) 。・
}::l:: ゝ--イ :l :{.^\ | ゚∴゚
。・∴ ト!;;_`二´_,,!イ| | ノ | ゚ ∩ ・
| |__三___| |_/| | ゚∴ :ノノ
| | ヽ| ト' | |/^ヽ 。・。 ι′
| | | |_/ ヽ__人_ノ ∴・
⊆, っ と-っ
>>1000ならクソ汁花火打ち上げ!!
15 :
12:2007/09/20(木) 13:48:25 ID:???
逆に考えるんだエメラルド・スプラッシュだと考えるんだ
DIO様といえど、このエメラルドスプラッシュを食らったらひとたまりもないなw
18 :
マロン名無しさん:2007/09/22(土) 17:01:35 ID:3aqXLBR4
イタリアさんが来てない・・・
というよりもまだssすらない・・・
ボス「時が飛ばせない!?一体なぜ?」
ハルヒ「夏休み何かやり直した事ないかしら?」
書いててなんだが、ハルヒの能力って
スタンドも止められるのだろうか?
ヘブンズドアーで「願望を実現する能力がなくなる」と書けば…
プッチ「こんな少女が神だと!神への冒涜だッ!」
23 :
マロン名無しさん:2007/09/22(土) 23:37:59 ID:3aqXLBR4
素数を数えて落ち着くんだ・・・
>>18 お待たせしました短めですが続き投下いたします
汐華初流乃の憂鬱 第12話 走れキョン!-前編ー 語り部:キョン
001
「逃げろっキョン!!ハルヒーッ!!」
初流乃が叫びをあげる。
アイツの戻りが遅いので、様子を身に外に出た途端の出来事だった。
次の瞬間、汐華の後ろにいた人影が、アイツを殴り倒した
そいつは・・・多分イタリア語で何かを叫んで辺りに潜んでいた奴らを呼び出した。
何が起こっているか・・・大体の想像はつく。
予想は悪い方向にクリーンヒット。
物陰に隠れていた手下のチンピラたちがこっちに駆け寄ってくる。
これは、まずい。
「…くッ、逃げるぞ!ハルヒ!!」
「何言ってんのキョン!アイツはどうするのよ!!」
俺は予想外のハルヒの言動に一瞬戸惑った。
もちろん、こいつを何とかしなければならなくはなると持っていたが
自分が暴れるより先に初流乃の心配をするとは思わなかったからだ。
俺だってそりゃ助けないとまずいと思うが・・だけどな
「俺たちが今行って何が出来るって言うんだ!!
とにかく警察にって、それから承太郎さんたちに来てもらうんだ!!」
俺はハルヒの手を強引にとって走り出した。
002
「冗談じゃないわ、あんな奴ら蹴散らしてやるわよ!」
「馬鹿言うな、日本の不良とはわけが違うんだぞ!!」
俺はハルヒの手を引っ張りながら夜の歩道を走る。
角を曲がり、階段になっている通路を一つうえの道路を目指して駆け抜ける。
ハルヒ、お前が様々な分野でオールマイティに活躍できることは俺も散々付き合ってきたから分かってるつもりだ。
多分、こういう荒っぽいことでも、俺よりは格段に有能に動けるだろうさ。
だけどな、お前だって万能じゃないんだよ。
「能力」を使えば別かもしれないが、それ以外ではお前だって人間の範疇を超えた事なんてできやしないんだ。
球技大会では結局、大学生の強打者にボールを打たれたろ?
コンピ研にはゲームじゃ手も足も出なかったろ?
文化祭のライブだって、コードを抑えるので精一杯と自分でいっていたじゃないか。
それ以上の常識を超えた活躍は長門の仕事だ。
お前じゃない。
スポーツやゲームならいざ知らず、命のやり取りでまでお前の無茶苦茶は通用しないんだよ。
003
「離しなさいよっ」
階段を上り、上の道路にたどり着くと同時にハルヒが強引に手を振り解いた。
ここは山の斜面に作られているだけあって、似たような道路同士の段差が多いな。
クソッ 暗くなっている上に徒歩では道がイマイチ分からない
こんな調子で、市街まで戻れるのか?
「あんたそれで良いの?」
「…しょうがないだろ!!」
「あたしは嫌よ!!」
ハルヒが俺を睨みつける。
怒りとも戸惑いともつかない表情だった。
ハルヒの予想外の言動に俺は若干戸惑っていた。
でも、それをハルヒのほうから、あんな顔で言い出されるとは思わなかったからだ。
お前が初流乃を助ける事に意地を張るなんて、どういう風の吹き回しだ。
「もちろん俺だって、何とかしたい・・というより助けないとまずいと思うが・・・」
004
「あwせdrft!」
「gyふっこplp!」
おそらくイタリア語であろう罵声が聞こえてくる。
俺たちに追いついたチンピラたちが階段の下から駆け上がってきた。
まずい、追いつかれる。
俺は突っ立ている、ハルヒの手を取って再び走り出そうとした。
だが、ハルヒは俺が手を取るより先に声のする方を睨みつけて走り出した。
「大体、こんな奴らがーッ」
そして、階段に差し掛かると同時に、勢いよく飛び上がった。
「なんだってのッ!」
それとほぼ同時に上がってきたチンピラとハルヒの影が重なり、悲痛が叫び声が鳴り響く。
「ぐえっ!?」「ぎゃあ」「ほわぱ」「ほぺろっ!?」「あばばばばっばばば!?」
一番先頭の、チンピラめがけて、勢いをつけた飛び蹴りが炸裂した。
ドサドサという、土袋が転がるような音がした
哀れチンピラの皆さんは、蹴り飛ばされた先頭の奴から順に後ろの奴まで
ドミノ倒しのように階段から倒されて、下まで転がり落ちていったようだ。
「あたし達SOS団が、こんな奴らに負けるわけないでしょッ!」
恐る恐る近づいてみると階段の一番下で連中は団子状に折り重なって倒れていた。
一網打尽である。
こ、こんな手があったとは…、こういうときは只者ではないなコイツ。
005
「あたしは悪の親玉に直に一発叩き込んでやらないときがすまないわ!それにアイツ…」
「汐華か…」
逃げろ、といったアイツの叫び声が脳裏によみがえる。
正直、カバンをあいつに任せたときも、まだ不安が残っていた。
口先では俺も調子のいい事を言ったりしていたが、やはりどこかでまだ疑っていた。
だが・・・少なくてもアイツはマジだった。
俺達を助けるのも、チンピラたちから手を切るのも。
そんなあいつを見捨てて逃げていいのだろうか。
三度目の迷いが、浮かび上がってくる。
警察?承太郎さん?
…言い訳だろ。自分でも分かっている。
どこにあるかも分からない警察署で、言葉も通じないのにどうやって助けを求めれば良い?
承太郎さんたちを呼んだからってどうなるって言うんだ。
何とかなるにしたって、その間にチンピラが初流乃をほうって置くわけがない
間に合うわけないだろう…ついたときにアイツはきっと…
「死なれたら流石に寝覚めが悪いわ! だから行くわよ、キョン!!」
ハルヒの叫び声で俺は覚悟を決めるた。
「クソッ仕方ないな!! でも助けるだけだ!助けたら即効逃げるぞ!」
ものすごいスピードで引き返すハルヒの後ろを大急ぎで追いかける。
悪かったな、初流乃
今助けに行くぜ!!
大丈夫だ、きっと何とかなるさ!
何せ、いざとなったら裏技に加えてチートも自由自在の我らの団長様が本気でお前を助けるつもりなんだからな。
←to be continude
次回予告
友情には3つのUがある
うらやまない
嘘をつかない
敬う
だが、本当の友情のUは4つある
裏切らない
第4のUに、この命・・・賭けよう。
「何で・・なんで戻ってきたんだ・・・。」
次回「汐華初流乃の憂鬱 第13話 4つめの『U』」
今回はここまでです
何が大変って次回予告が一番大変になってきました
次なんて書こう・・・
なんかカッコイイじゃねえか…
もしや、GEがもうすぐ出てくるとか……
超GJだ
かっこよすぎワロタwwwwwwww
GJとしか言えねえ・・・
すげぇwktkする展開だ…!GJ!
36 :
マロン名無しさん:2007/09/23(日) 22:32:55 ID:IqwI5Ii+
がんばれっ!ジョルノーーーーーーーーッ!!!
そしてGJ!!!
逃げようとしたゲスな敵を追い詰め、「待てよ。逃げる前に、何かする事があるんじゃないか?」と凄む。
それでやけになって殴りかかってきた敵に対し、カウンターで、
「WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
WAWAWAWAWAWAWAWAWAWA ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
『忘れ物』だぜ」 ドグシャ!!
そしてゴミ箱に突っ込んで息絶えた敵に対し、「ごゆっくり。お前にはそこがお似合いだ」と言って去ってゆく。
実在しない漫画スレに誤爆してたろ〜( ・∀・)ニヤニヤ
39 :
マロン名無しさん:2007/09/24(月) 16:56:39 ID:F3185apE
谷口自重
3 4 5 部があって何故6部が無いんだーーーーーーーーー!
もう俺がやっちゃうぜ!
つーわけでss投下
43 :
42:2007/09/26(水) 12:16:35 ID:???
空条 徐倫の憂鬱
プロローグ
「やれやれだぜ」
あーくそなんでこんな坂道がきついんだ?まぁ毎日通っているんだが。
しかし進学期が始まると言うのにこんなに疲れるなんてさんざんだぜ。
昨日やっとループし続ける夏休みを元に戻せたのにな。
休みが欲しいもんだぜ。
だがまぁしばらくはハルヒもそう馬鹿なことはしねーだろ。
夏休みにあんだけやりたいほうだいやってくれたんだからな。
俺は北校への道を歩きながらこう思っていた。
だがまぁ、すぐにこの推測が的外れだったことを他でもないハルヒに思い知らされるんだけどな………
44 :
42:2007/09/26(水) 12:25:30 ID:???
教室につくと少し普段と雰囲気が違った。
みんな何かうわ付いているのだ。
「おい、どうしたんだ?谷口?」
「おぉ、キョンか。いや、転校生がこのクラスに来るらしいぜ」
「転校生?」
謎の転校生枠は古泉で既に埋まっている。
じゃあそいつがsos団に来る可能性は低いって事だ。
「そういえばハルヒは?」
「もう来てるわよ。バカキョン」
いた。俺の後ろの席に相変わらずのぶっちょうづらで座っている。
「お前は転校生が気にならないのか?」
「謎の転校生は古泉君一人でいいのよ!
sos団にはバリエーションが必要なの!」
じゃあ、どんな奴ならいいんだ。
「そうねぇ。そろそろsos団にも国際性がいると思うのよ!」
こんな高校に外国人なんかこねーよ。
「あんたはほんとバカキョンね!
信じてなきゃ何事も成就しないわよ!」
そんな風に騒いでいると岡部が入って来た。
「静かにしろ。転校生を紹介する」
45 :
42:2007/09/26(水) 12:31:57 ID:???
「入ってこい」
入って来た奴は女だった。
まずでかい。俺と同じくらい、いやもしかしたら俺より高いかもしれない。
髪型は頭に二つ団子があり、前髪は金髪、それいがいは黒だ。
制服はあまり似合っていない。スカートよりもズボンやジーンズの方が似合いそうだ。
どことなく日本人離れした雰囲気だ。
「名前を書いてくれ」
黒板になまえを書いていく。
空条 徐倫
少し変わった名前だな。
「それじゃ、自己紹介してくれ」
そして徐倫が話しだす。が、この後の一言がハルヒの興味を買っちまった。
「はじめまして。アメリカから来た空条徐倫です」
to be contenuid・・・
46 :
マロン名無しさん:2007/09/26(水) 13:36:07 ID:+I9pgjy4
何ィィィーーーーーーッッ!!!!
投下乙であります
初回だからまだ先が見えないが、ハルヒでジョジョをどう動かすのかは非情に難しい
しかし難しいからこそ、先が楽しみともいえる
次回に期待して待っています
ジョリーン期待ww
投下乙です!
ちょw6部好きの自分にはタマラナイ!!!
徐倫に期待!!
徐倫か…これがエルメェスだったら肺を噴出していた所だ。
ブラボー!おお・・・ブラボー!
ジョリーンがきた! GJ!!
この後アナスイも出てきてキョンとフラグクラッシュ合戦を繰り広げるとか想像しました
GJ!
期待したいんですがかまいませんね!!
以前、 ハルヒ vs プッチ最終形態 とレスされたことがあったのを思い出した。
>>54 片方は世界を崩壊させかねない力で、
もう片方は世界を崩壊させる力か。
そういや、ハルヒと徐輪って同世代なのか?
2007年の今、徐倫がいたとして14才の筈
60 :
42:2007/09/27(木) 13:22:20 ID:???
えー徐倫についてですが、世界が3巡ぐらいしてこうなったと思ってください。
他の6部キャラは太郎と穴水はでて来る予定です
他は未定
次の投下までしばらくかかりますがすいません
そういえば()って何歳だっけ?
西暦199X、世界は核の炎に包まれた!!
保守
今、のんびり書いてるのだがハルヒは消滅までしか見てないので
古泉とハルヒの性格がよく掴めない、
生徒会長も出るところはまだ読んでないし‥‥
この三人の善悪についていの考えがよく分からないので、
もし良かったら教えてほしい。教えてちゃんですまんorz
>>65 >今、のんびり書いてるのだがハルヒは消滅までしか見てない
「今、のんびりとこのスレッドに書きこんでいるのだが
ハルヒは消失までしか見てない」って意訳してOK?
>3人の善悪についての考え方
う〜ん劇中で語られてないしなぁ。。まぁイメージだけで書かせてもらうと、
生徒会長は自分の個人利益優先で動いている人間っぽいから、
あんまり善悪てな概念に縛られてないだろね。作中で数少ないブラックなキャラなんじゃない?
ハルヒは初期こそ自分勝手キャラだったけど、任侠的な正義感も一部持ち合わせてるみたい。
小泉はまぁ上の二人ほど極端でない感じかな?とりあえず最近は組織的な正義感よりも
個人的な正義感を優先させるようなSOS団の肩を持つ的な発言も見られるね。
失礼。
>>66の2〜4行目までは脳内あぼーんしてくれ。
>>66 言葉足らずですみません。それで、あってます。
罪悪の観念について詳しい説明ありがとうございます。
おかげで助かりました。
えーお待たせしました
空条徐倫の憂鬱 第1話 投下です
70 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 15:03:52 ID:???
第1話「北校のジョジョ」
「はじめまして。アメリカから来た空条徐倫です」
一気にクラス中が騒ぎ始めた。
当り前だろうな。アメリカから転校生なんだから。
「ほら、見なさい。来たじゃない。バカキョン」
うるせーな
「おまえら、静かにしないと自己紹介させねーぞ」
岡部が言うと一気に静かになる。普段もこれぐらいなら教師も教えやすいんだろうな。
「あたしの父さんは日本人で母さんがアメリカ人です。ハーフってことかな。
でも、日本は初めてなので色々教えてもらえると嬉しいです。これからよろしくお願いします」
拍手が起こる。
「よし、じゃあ今度はお前らが自己紹介していけ」
反対側の席からか。俺は後の方だな。別にやましい心は無いがじっくり徐倫を見てみる。
やっぱり背は高い。そして肌はかなり白い。白人だからかな。
手足はすらっとしていて、体は結構、筋肉質だが陸上の選手みたいに整った感じだ。
スタイルは朝日奈さん程では無いが良い方だろう。顔は割と整っている。
可愛いというよりもカッコ良いとか美しいという感じだ。美人といっていいだろう。
「つぎ、あんたよ」
もう自己紹介俺なのか。
とりあえず名前と趣味を言うという無難なものに済ませた。
71 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 15:12:50 ID:???
さて、次はハルヒだ。爆弾発言をしなけりゃ良いが。
「涼宮ハルヒ。SOS団の団長よ」
そして座った。SOS団とは名乗ったが、そこまでぶっとんだ自己紹介では無い。珍しいな。
「徐倫は日本初めてなんでしょ?そこまでびっくりはさせないわよ」
お前にも良識があったんだな。
「どういう意味よ。それ」
「よし、次は質問タイムだ。なんかあるか?」
クラスの大半が手を挙げる。もちろんハルヒもだ。
「趣味は?」「アメリカのどこから?」「誕生日は?」「好きなタイプは!?」「俺とつき合ってください!」
最後の馬鹿なのは谷口だ。
そんな感じで色々な質問がされていた。そしてとある質問がでた。(ハルヒは岡部に無視されていた)
「ジョジョってよんでもいい?」
「ダメだ。絶対にジョジョって呼ぶんじゃねぇぞ」
かなり恐い。すごむと迫力あるな。まぁこの質問でびびったのかこれで質問タイムは終りになった。(ハルヒはやはり無視された)
支援っているのか?
終わり?
74 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 15:23:23 ID:???
「なぁ、キョン」
今は昼休み。俺はいつもの三人で昼飯を食っていた。
「なんだ?谷口?そんなピンクな声をして。」
「いやさぁ、俺にも遂にこの世の春が来たんだなって」
「ハァ?」
「徐倫だよ。徐倫」
まぁ、結構美人だけどな。
「分かるじゃねーかキョン。俺は絶対に徐倫さんのハートをゲットしてみせるぜ」
「その徐倫さんだけどさ」
国木田が口を開いた。
「すごいよね。」
なにがだ。
「日本初めてだっていうのにあんなにすぐみんなとうちとけてさ」
そのとおり。徐倫はものの見事にみんなの中にとけこんだのだ。
「僕は徐倫さんは人の心を掴む才能があると思うんだ」
「確かにそんな感じがするな」
が、国木田はまだ何か言いたそうだ。
「でもそれだけじゃない気がするんだ。まだ彼女には何かある。そんな感じがね」
お前にしては珍しいことを言うな。
「なんか自分でも不思議な感じだよ」
だがまぁ、国木田の言った事は俺も少し感じていた。
もしかしたらSOS団でとんでもないことを経験しまくったせいかもな。
75 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 15:35:07 ID:???
まぁそんなこんなでその日は割と平和だった。昼休みまではな。
昼休み。俺はなんのきなしに廊下を歩いていた。
「おい、どけ!」
いきなりどつかれた。いてーな。そう言おうとしたが、止めた。
俺をどついた奴はこの学校でも有名な不良だった。どんな所にも腐った奴がいる。そういう見本のような奴だ
だがまぁ、触らぬ神には祟り無しって言うように復讐を恐れて誰も注意しようとしない。
今回もそうだと思った。が、
「おい、謝れ」
不良の腕を掴んだのは………徐倫!?
「なんだ?てめぇ?」
「今日きた転校生よ。てめぇ、人をどついて何も無しか?」
「うるせえな。たまたま当たっただけだ」
不穏な空気に場がなる。不良と徐倫がにらみあう。
でもなんか新鮮な光景だな………。俺はそう考えて原因に思い当たった。
そうか、身長だ。徐倫はでかい。普通なら女の方が見上げる形になるが、今、徐倫は不良と同じ目線で向きあっている。
だが、それだけでは喧嘩は勝てない。やはり先生を呼びにいくべきか?
支援
77 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 15:56:49 ID:???
そう思っていると。
バキィ!
いきなり徐倫が殴った。左のフック。しかも顔面だ。
「てめぇ!」
不良が殴りかかる。右のストレート。が、徐倫は難なくかわす。
そして右のアッパー。派手に不良がふきとんだ。
………本当に殴ったのか?今徐倫の拳が触れる前に不良がふきとんだ気がしたが………。
廊下での騒ぎにみんなが集まって来る。
「立てよ。大口叩いといてその程度か?」
明らかに挑発をする徐倫。
「てめぇ………ブッ殺してやる!」
そういって不良が出したのは………ナイフ!?あいつ、なんつーもん持ってやがる!
皆一斉に散らばる。が、徐倫は。
「そんなもんがないと喧嘩もできないのか?」
さらに挑発しやがった。何考えてんだ?
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
不良が襲いかかる。が、いきなり何かにつまづいた。備え付けの消火器と傘たての間のあれは………糸?
いつの間にあんなとこに張ったんだ?
78 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 16:01:40 ID:???
「最低なやろうね。これでもくらいなッ!」
徐倫が転んだ不良の顔面に蹴りを入れようとした瞬間
「おまえら!なにやってんだ!」
岡部だ。誰かが呼びに行ってたらしい。
「おい、空条、後で職員室に来い。おまえら、もうすぐ授業始まるぞ!」
言われて徐倫はなにかつぶやいて岡部について行く。
それにつられるように皆慌てて教室に戻って行っている。おっと俺も行かなきゃな。
それにしても徐倫があんなに激しい性格だったのは驚きだぜ。
「きにいったわ!」
ハルヒ、いたのか。
「最初からいたわよ!バカキョン。でもすごいわ!徐倫ナイフを持った相手に立ち向かうなんて!
SOS団にはあれぐらい根性のある人が絶対必要ね!」
あぁ、そうかい
「なによ。キョンも少しは見習いなさい!」
「はいはい」
そんな風にかるく流していた俺だったが、今の喧嘩には少し気になるところがあった。
徐倫が殴る前に不良がふっ飛んでいた事だ。
最初は気のせいと思ったが、あれは間違いなく殴る前にふっ飛んでいた。
もう一つはいきなり現れた糸だ。どこかに隠していたにしては唐突すぎる。徐倫が突然出したとしか思えない。
徐倫もまさか普通のやつじゃないのか?………まさかな。
だが、俺の予感は的中した。もちろん嫌な方にな。
to ba contuenud・・・
79 :
アメリカの人:2007/10/02(火) 16:06:31 ID:???
以上長い上、読みにくし下手ですが第1話です。
支援してくれた人ありがとうございました!
もう少しで規制くらうとこだった………
タイトルはジョジョ第2部のサブタイ「ニューヨークのジョジョ」から
わかりにくいな………第2話は徐倫視点の予定です。できるだけ早くしますんで宜しくお願いします。
面白かったよ!
時にまだ離婚してないのかな?承太郎は。
>>79 ベリッシモ良かったぜ
だが、徐倫の台詞がしっくりこない・・・
それって6部初期の話し方だっけ?
83 :
マロン名無しさん:2007/10/02(火) 22:16:00 ID:y+/IDXK0
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i | |
〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/ GJ
. |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/
. \ヾ( l ヾ::::ノ |、
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、
| | !、 .| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
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:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
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\  ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/ / /  ̄ ) ノ__'-ノ
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キョン、スタンド見えてる見えてる
誰でも分かってるっつーの
>>84 徐倫のスタンドはたまに一般人でも見えてるようなシーンが無かったか?
もしくはキョンのスタンドの片鱗
>>86 スタンドを心で見ることができる才能を持つものがスタンド使いだからその一般人
スタンド使いじゃね?
徐倫のストーン・フリーは人型になっている時は一般人には見えない
自身が指とかから糸を出す時は見えてると妄想
>>88 スタンド使いじゃない看守は糸は見えてなかったぜ
>>86 ざっと読み返してみた感じ、一般人に見えてるシーンは無さそうなんだが
徐倫の体を糸に変える能力って、肉体変形系の能力だから
その糸になった徐倫の肉体は物質な訳で、一般人にも見えるんじゃないか?
92 :
アメリカの人:2007/10/03(水) 12:40:27 ID:???
俺は徐倫のスタンドは体を糸に変えてるときは物質同化だと思ってます。
そうじゃないとアンダーワールド戦みたいな事はできねーと思う
>>91 「じゃないか?」じゃなくて、はっきりと「見えてない」
一巻の一話な
それとは別に、風を浴びて乾燥すると糸が縮むなど
いわゆる物質的な性質はあるようだけど
じゃあ、あのほどきまくって穴だらけになった時、一般人にはどうみえてんだ?
つか、ほどきすぎたら死ぬってあたり、人体もまじってんじゃね?
作者さんの解釈次第で良いと思うけどな
>>94 結局ほどき過ぎても死な無かったよ。
脱獄しようとしたとき、自分の体をほどいて看守にぴったりくっ付いたり、裏返し攻撃をメビウスにして防いだりした。
>>96 そりゃあ死ぬまでほどいたら元も子もないだろ・・・
たしか心臓のあたりまでほどくとやばいんじゃなかったっけ?
メビウス化なんてもろ心臓の所じゃんw
あの弁護士って首に糸が巻き付いてるのが理解できてたっけ?
そこんとこがジョリーンの糸が非スタンド使いに見えるかどうかの分かれ目になりそう
あそこの糸はストーンフリーに実物の糸を結んで仕込んでおいたんだと思ったけど。
>>99 締め付けられてる感覚はあったんじゃないか?
そりゃそうだろう、非スタンド使いは見えないだけ
さて、徐倫のスタンドについて少々議論が起こってますが(俺のせいですいません)
空条徐倫の憂鬱第2話 投下!
第2話「ようこそ………SOS団へ………」
「ようこそ………SOS団へ………」
目の前の小柄な女が胸を張って言う。
「……………」
どう反応すればいいのだろう。あたしはこんなことになった発端を思い出していた………
あたしの名前は空条徐倫。アメリカ人と日本人のハーフで高校1年生だ。
特に変わった点はない。………スタンドという超能力を持ってる以外は。
知らない人の為に言っておくとスタンドは精神エネルギーのつくり出す形ある像だ。
守護霊のように本体の傍らにたち、何らかの特別な能力を一つだけ持つ。
幾つか細かいルールがあるがそれは後で説明する。
話を戻そう。
あたしが昼休みに不良と大喧嘩をして岡部とかいう教師にこっぴどくしぼられた後の放課後。
そいつはいきなりあたしの目の前に現れた。
「あなたが空条徐倫ね!」
確かこいつは………涼宮ハルヒ。自己紹介と時にSOS団とか言ってたな………
「なんの用?」
「昼間の喧嘩、見てたわよ。凄い根性ね!」
ありがとう。でも別に正義漢ぶったわけじゃないのよ。
「ふーん。じゃあなんで突っかかっていったのよ?」
「ああいう他人を踏みにじる悪が嫌いだからよ」
親父なら『俺が裁くッ!』とか言うんだろうな………なんだかんだで親子ね………
「気に入ったわッ!ついてきなさい!」
と、いきなりあたしの腕を掴んでひきずり出した。あたしより頭一つ分ぐらい小さいのにすさまじいパワーだ。
そしてズリズリひきずられて連れていった先は………文芸部室?
「ようこそ………SOS団へ………」
そして冒頭のシーンに戻るわけだ。
「で、なに?」
あたしは中に入れられて椅子に座っていた。
部屋の中にはハルヒ以外に4人いた。一人は………昼間不良に絡まれてた奴だ。
「こいつはキョンよ」
何故か名前ではなくあだなで呼ばれる。まぁ、あたしもこいつの本名覚えてないけど。
なんていうか本当に特徴がない。地味だ。それしか言いようがない。
「で、こっちのもう一人の男子が古泉一樹よ」
「はじめまして。空条さん」
そしてにこやかな笑みと共に手を出してくる。なんだかニヤニヤしていていけすかない奴だ。
「徐倫でいいわ」
「そうですか。これからよろしくおねがいします」
馬鹿丁寧で逆に慇懃無礼に見える。あなた、イギリス人なの?
「僕はれっきとした日本人ですよ」
「んじゃ次、あっちの隅にいるのが有希。長門有希よ」
長門という女は本を読んでいる。………紹介されてんだからこっち見なさいよ。
かなり小柄に見える。本を読んでいるせいかも知れないが、異様に表情がない。
これならまだプランクトンの方がましよ………
「最後がこの人、朝日奈みくるちゃんよ」
紹介された方を見ると………メイド?なんでこんな所にメイドが?
「は、はじめまして。あ、朝日奈みくるです………」
今にも消え入りそうな声でみくるがつぶやいた。
それにしてもずいぶんとグラマーだ。アメリカでもそんなにお目にかかれないだろう。そしてえらく可愛い。
ハルヒやさっき紹介された有希もなかなか可愛いがこの人は段違いだ。まぁ、それはさておき………
「………で?」
「なにが?」
「あたしをここに連れてきた理由よ」
「もちろん徐倫にはSOS団の一員になってもらうのよ!」
………ハ?
「なんであたしがSOS団にはいらなきゃならないのよ!」
「あたしが決めたからよ」
「…………………」
飛びてぇ………。そもそもSOS団て何?
「SOS団の目的は宇宙人、未来人、超能力者、異世界人を見つけ出して一緒に遊ぶ団体よ!」
………言葉がでない。まぁ、あたしはその超能力者だけどね………。もちろん教えないけど。
「言いたいのはそれだけ?帰らせてもらうわよ」
こんな奴つき合ってられるか。
「まぁ、そう言わないでください」
古泉とか言う奴が話かけてくる。
なに?結構イケメンみたいだけどあたしはそんなのにはつられねーぞ。
「しばらく様子を見てから決めてもらえませんか?僕としても誤解してもらったまま帰らせるのは嫌なので」
………しょうがない。一週間だけよ。
「ありがとうございます」
「それじゃ、明日から来なさいよ!こなかったら死刑だから」
はぁ………
「やれやれだわ」
「やれやれだぜ」
………かぶった?
「興味深いですね。徐倫さんとキョンの口癖は同じみたいですよ」
「うるせーな。古泉」
まぁ、その日はそれでチャイムがなったのもあり、そのままお開きになった。
そして帰宅したあたしの目の前にいたのは………
「親父?」
「ひさしぶりだな。徐倫」
今アマゾンじゃなかったのか?
「実はお前に言っておきたいことがあってな」
「何よ?」
「お前のクラスに涼宮ハルヒという生徒はいるか?」
「いるけど?」
「そうか、そいつには気を付けて欲しい」
は?
「いや、私も詳しい事は知らない。ただSPW財団からそういう連絡があってな」
「なるほどね。分かったわ」
「あぁ。ところで学校は楽しいか?」
「………まぁ……ね」
「そうか。時間をとって悪かった。さて、行くか………」
少しはゆっくりしていけよ。
「そういうわけにもいかない。じゃあな徐倫」
そう言うと親父はドアを開けて出ていった。
それにしても………涼宮ハルヒは何者なんだ?
次の日、授業が終りSOS団の部室に向かう。
そしてドアを開けると………下着一枚の少女がいた。
「みくる?」
「あ。こ、こんにちは………」
メイド服に着替えている最中だった。ん?
「そのほくろ………」
「あ、これですか?これがなにか?」
「いや、あたしと同じだなって」
「え?」
「あたしもここ、この首のうしろに星型のあざが……ほら」
そういって見せる。
「ほ、本当ですね………不思議なことってあるんですね」
「そうね」
と、そこに、キョンが来て、凍り付いた。
「わ、わりぃ………」
と、瞬間。
「なにやってんのよ!このバカキョン!」
ハルヒの怒号が聞こえて来た。やれやれだわ………。
「あ、そうだ。昨日聞き忘れたんだけどみくる1年何組?」
「あ、わたし、2年生です」
あ、そうだったんだ………
それから30分後。
有希も古泉もやってきて全員がそろった。が、特に何をするでもない。
古泉とキョンがゲームをし、有希が本を読みハルヒがみくるで遊んでいる。
そして終業のチャイムが鳴り有希が本を閉じるとみな帰りはじめる。
なんのことはない。どこにでもある仲良しサークルだ。これなら入ってもいいかもな………。
「みんな!明日の土曜は久しぶりに徐倫の入団祝いも兼ねて不思議探索に行くわよ!」
不思議探索?
「単に市内を歩き回るだけだ」
キョンがそうこっそりささやく。
なんだ、その程度なら行ってやるか………。
結論から言おう。これに行ったのは大きな間違いだった。
だけどこのときのあたしはこのあとあんな事になるなんて全く思っていなかった………
to be contued・・・
とんでもなく長くなったうえ下手で読みにくい第2話でした………
本当にすいません。もう自分の下手さに落ち込んでいます………
(前編・後編にすりゃ良かった)
サブタイはリンゴォさんのあの名ゼリフから
次回はいよいよスタンドバトル!の予定ですがどうなるか良く分かりません………
気長にまって頂けたら幸いです
114 :
マロン名無しさん:2007/10/04(木) 16:06:34 ID:Cx5rpQrw
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
GJッ!
なんてドライな徐倫w
古泉がキョンをキョンと言ったのに違和感を覚えた以外は全体的にgj!
次も期待してます
>>113 GJ(オツ)!GJ(オツ)!GJ(オツ)!
サブタイ見たら7部の話も読みたくなっちまったぜ・・・
いやいや十分魅せられたッスよ〜
プランクトン長門で吹いたしw
関係ないけど、徐倫が制服着ている所を想像すると自動でへそだしになってしまうのは何故だろう?
それ以外想像できない
・・・・・・ゴメン、俺やたら長いスカート想像してたわ・・・
んで、「ボディーにしな」っていうの
承太郎世代www
ハルヒのリンゴォみたいな言い方吹いた
124 :
マロン名無しさん:2007/10/06(土) 22:39:04 ID:fvhnerZM
ジョジョとなんかのクロスSSしらない?
ゼロ魔とハルヒ以外は知らないわ。
前に薔薇乙女ともちょっとやってたけど。
一番量があるのはゼロ魔だと思う。
あの勢いは異常
確かシャナもあったはず。
ゼロ魔は他と違って別世界に召喚ってスタイルだから作りやすいんだろう。
死んだキャラとかも召喚で復活させてるし。
>>127 ああ、あったねそんなの(笑)
CCさくらもかなりおもしろかった
ゾディアックアビスティアアブソリュートエクストリーム思い出した
>>133 同じ内容のスレを何年か前にも見たことあるな
俺が見た頃はハーミレットパープルだのツェッペリだのおよそジョジョ読者とは思えない内容だったが
今はガンダムも新作始まって時の流れを感じるな
カードキャプターさくらとジョジョのクロスオーバーでシリアスなのを読んだ事がある
題材のわりにすげえ真面目に書かれてて面白かった
ジョジョクロスはオリジナルスタンドが出てくると途端に萎えるよな。
大抵のオリジナルスタンドはオーバースペック過ぎる。
荒木飛呂彦って人物が思いつくスタンドって、絶対他人じゃ思いつけないと思う。
>>137 ジョジョに限らず作者がぼくのかんがえた最強の○○を登場させた場合そうなる
人にもよるが大抵自分の考えた物は愛着あるだろうしな
>>136 さくらの親父さんが吉良に爆破されるんだよな?
荒木が考えるスタンドが面白いのは、多分「何ができるか」じゃなくて「どういう状況を作れるか」ってところから考えてるからなんだろうな
わかりやすく言うと、例えばリゾットのメタリカなら「磁力を操るスタンド」として考えるんじゃなくて、「相手の体内から針とかカミソリとか出せるスタンド」として考えるんだ
砂鉄で迷彩とかやったりするのは、「何で相手の体内から針とかカミソリとか出せるのか」というところから、
「それは磁力で鉄分を操作してるから」と理由付けして、その上で、能力の延長として出来る事、としたり、ね
荒木タソの凄い所は、設定ロクに練りこまずに殆ど見切り発射に近い状態で
連載初めて、後付しまくってるのにも関わらず破綻が恐ろしいほど少ない所だよな。
多少アラが有っても「あぁ、そんなのあったねw」ですませられるし。
やっぱ天才だわこの人。
>>142 クリームスターターがどんどん強くなってる件 変身能力とかねーよw
そういあ花京院とイタリアの人どうしたんだろうなあ
気長に続き待ってます
144 :
マロン名無しさん:2007/10/07(日) 16:28:35 ID:63lT8eFk
使い魔とのクロス凄いな
1〜7部のキャラとバオーまで召喚するとは
おまけに長い いい意味で
まだマロンにあのスレがあった頃は一日一スレ消費の超ハイペースだった
プッチ頑張り杉
イタリアの人には帰って来てほしいなぁ
それでは第3話!投下!
期待
第3話「ヴァニラ ファッジ 1」
土曜日。今日はハルヒが不思議探索に行くと言っていた。
確か駅前の喫茶店に集合だったはず………。
あたしがその店についたときにはもうキョン以外の全員が来ていた。
古泉はサワヤカスマイルを浮かべてどこかの雑誌のモデルのような格好だ。
隣のみくるはなかなか可愛い格好だ。学校ではメイド姿しか見てないから新鮮ね………。
有希は学校の制服。他に服ねーのか?
「……………」
だめだ、返事がかえってこない。無表情なだけでなく、かなり無口なようだ。
ハルヒも私服だ。だが、カチューシャは外していない。
「あの………徐倫さんはそんな格好で寒くないんですか………?」
みくるがそうきいてきた。
あたしの格好はバックルがついたいつものズボンにへそが出るいつもの服の上に上着を着ただけだ。
「別に大丈夫よ」
そんなことを話しているとキョンがきた。
「遅いわよ。罰としてみんなにおごりなさい」
そんなルールがあったのかよ………。
早くて良かったわ………。
キョンが散々おごらされた後、ハルヒがクジをだした。ゴーフルの缶に入っている。
あたしあんまりゴーフル好きじゃないのよね………。
「それじゃ、徐倫入団記念のクジびきよ」
別にまだ入るとは一言も言ってないぞ。
クジの結果はハルヒ、有希、みくるのグループとあたし、古泉、キョンのグループになった。
「よし!それじゃ3時にここにまた集合ね!」
そのハルヒの声が合図となって解散になった。
「なぁ、徐倫はSOS団に入るのか?」
河辺を歩いているとキョンが声をかけてきた。
不思議探索といっても確かにブラブラするしかすることがない。
「そうね………別に他に入る当てもないし入っていいかなっては思っているけど」
あの団長の唯我独尊、傍若無人な性格は困り物だが他の人達は結構親しみやすそうだしね。
「そうか?」
あたしのアメリカの友達はあれより凄かったわよ。
「………………」
キョンはあたしの返事を聞くと黙ってしまった。
あまりあたしにSOS団に入って欲しくないようだ。
薄々察していたがこの間の親父の話もあったから決定的だ。何かをあたしに隠そうとしている。
この際だ。問い詰めてやろう。そうしようとした瞬間だった。
「オメーらよーSOS団かよー」
いきなり男が声をかけてきた。
黒い髪の毛は五分刈りに切り揃えられており、何本かラインが入っている。
顔は割とイケメンだ。中の上ぐらいか?背は高い。180cmくらいだろう。
服は背広だがサイケデリックというような柄ね
「確かにそうですが………何の用でしょうか?」
古泉が丁寧に対応している。が、男は無視して話しを続けている。失礼な奴だ。
「お前が古泉一樹か………もう一人がキョンだったな。
最後の女でけデータがねぇな。まぁしかたねぇ」
こんなやつにも名前を覚えてもらえないなんてあんた可哀相ね………。
「………もう慣れた…………」
声が諦めている。
「で、何の用でしょうか?」
再び古泉が対応する。が、今度は少し警戒している。
当然だ。見知らぬ人物が自分達の事を調べているのだから。
「なぁに………少々怪我してもらうだけさ!」
そういった男のそばにスタンドが現れる。
こいつ!スタンド使いか!
男のスタンドはその服と同じようにサイケデリック調だ。
人型をしておりデザインは三流漫画のロボットをイメージさせる。
「死ねッ!」
「ストーンフリー!」
あたしのスタンドを出し男の小泉への攻撃を防御する。
「な!?」
どうしたの?スタンド使いがいてびっくりしたのかしら?
「てめーなんて名前だ?」
「先にあんたからなのったら?まだ聞いてないけど?」
「んーーーーまッ、それもそうだな。
俺の名前は榊雄二。スタンドの名前はヴァニラファッジだ!」
そういうと攻撃を仕掛けて来る。
左のストレート。難なくかわす。
続いてパンチが飛んで来るが、その腕の動きが止まった。
「糸!?くそっ!固定された!」
「あんたの腕に最初に巻き付けておいた………」
離れようとする。が、
「な!?上着が!?くそっ!糸に結びつけといたな!」
「えぇ、視界を塞がれてあたしの攻撃をよけられるかしら?」
「ヴァニラ………」
「オラァッ!」
ストーンフリーの鉄拳が炸裂する。
「オラオラァッ!」
「げぶっ!」
男が派手に吹き飛び川に落ちる。上着が濡れちまった………。
「てめぇ………糸を操るスタンドというわけか………」
そういうと男は何かに気づいた。
「その首のあざ………お前ジョースター、いや、空条の奴か?空条徐倫だろ」
それがどうした。
「空条とは少し厄介だな………いや、お前はどうとでもなる。
だがお前の父親とSPW財団は敵に回すと厄介だからな………。
だがまぁお前を始末して仲間に連絡してすぐにかたをつければ問題ねーか」
「面白い話ね………不可能だけど」
「どういう意味だ?」
「あんたはあたしに倒されるということよ」
「寝惚けたこといってんじゃねえぞ………負けんのはてめーだ。
おまえはおれのスタンドの能力をまだ見てねーだろ?」
「さぁ、どうなるかしら?」
to be continued・・・
さて、今回はここまでです。
やっぱりなげえ………
今回登場したオリジナルキャラ。榊雄二。気に入ってもらえたらうれしいなぁ………
次の投下まで少し時間がかかるかも知れません。
それでは!
>>154 GJ
オリキャラもそれっぽい名前だなw
続きまでいくらでも待つけど行方不明だけは気をつけてくれよ…
>>137,
>>139 俺はオリジナルスタンドでそういう萎えるの見たことないけどな。勿論面白いSSの中でという前提で
とりあえず億康の人は問題なかった
>>142 どっかで日記を描くように描いていますって作者のインタビュー見たけど
常人には日記感覚であんな面白い作品作れないよ・・・。
5部終盤あたりから超展開すぎてついていけないけどな・・・。
しかも20年ぐらい連載で一度も原稿落としたことないんでしょ。
オリスタンドの能力にちょっと期待と不安
オリスタンドの能力かぁ………
最初だから簡単なのにしたつもりですが………(厨スタンドになってたらごめん)
投下です!
第5話「ヴァニラ ファッジ 2」
「徐倫さん!」
古泉が叫ぶ。
「今僕の仲間を呼びます!逃げてください!」
心使いはありがたいけど無理ね。スタンド使いはスタンド使いじゃないと倒せないわ。
「ふん!くらえ!ヴァニラファッジ!」
男のスタンドが攻撃を繰り出す。
近距離パワー型のようね。スタンドは本体から動ける距離は決まっている。
近距離パワー型は遠くは行けないがパワーは強いスタンドだ。
右、左、左アッパー、右ストレート。続けざまにラッシュ。
が、ストーンフリーのスピードなら余裕で対応できる。
敵の攻撃を弾き拳をたたき込む!はずだった。
「いない!?」
やばい!とっさに回し蹴りを放つ。
「いい勘してるじゃねーか。後ろに回られた事に気づくとはよー」
いつの間に?まさかこれがこいつの能力!?
が、考える暇もなく攻撃してくる。
く、やばい。このままだと………何か使えるものは………あった。
「グフッ!」
油断していた。遂にくらっちまった。スピードはたいしたスタンドではないがパワーは結構やばい。
ふっ飛ばされて河辺のチェアーに激突する。チェアーが壊れた。
チェアーがクッションになった。隣の木にぶつからなくて良かったわ………。
途中ですが修正
「第5話」ではなく「第4話」でした。本当にすいません。
「徐倫!」
キョンがこちらに近寄ってくる。
「動くんじゃねぇ!」
男が脅すとキョンは止まった。情けない………。
「まだあたしは余裕よ」
「一発でくたばったらつまんねーからな。来やがれ!」
言われなくてもモチロンいくわよ。
「オラァッ!」
攻撃は最大の防御。先手あるのみだ。
が、これもあたる瞬間空を切った。読めてきた………。
「あんたは瞬間移動のような能力をもってるわね。それも短い距離の」
「あぁ………そのとりだぜ。例えば………こんなこともなぁ!」
そういうと男は消えた。どこからだ………?
「ここだぜ!」
声のする方を向く、が、いない。
「マ抜けっ!」
凄まじい衝撃が背中に走る。
グウッ…………またくらってしまった。
「数学ってあるだろ?あれ、公式分かっても問題が解けるわけじゃーねーよな。
スタンドもおんなじだ。能力が分かっても対処できなきゃ意味ねーんだよ!」
「オラオラァッ!」
「そんな攻撃あたんねーぜッ!」
が、攻撃を続ける。手を休めたら確実に攻撃をくらってしまう。
「攻撃させねーつもりか………だがよぉ、終らない物はねー。いつまでもつかなぁーおい」
右、右ストレート。!後ろだ!回し蹴りを放つ、そして向き合い左フックから右でボディーブロー。
次々と攻撃を繰り出す。が、やはり全てかわされる。
「え?無駄だろ?まだわかんねーのか?」
「えぇ。ただし分かってないのはあんたの方だけど」
「何いってんだ?てめーよぉ。てめーはいま!狐に狩られる寸前のうさぎなんだぜッ!」
「ストーンフリー!」
手刀を繰り出す。が、やはり瞬間移動で後ろに回られた。その次の瞬間。
男を材木の束が襲った。
「ガフッ…な!?こいつは………」
「さっきの攻撃はあんたを狙っていない………あんたの後ろの糸を狙った。
糸の先にはさっき壊れたチェアーを括り付けておいた。
それを木に吊してふりこのようにお前にぶつけた………」
「くっ………誘い込まれていたのは俺だったのかよ………だがなんで俺の位置が分かったんだ?」
「あんたはあたしの後ろにばかり瞬間移動していたからな………もうちょっと考えて行動したらどうだ?」
「くっ………ヴァニラファッ………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「プガッ!」
男が吹き飛びゴミ箱の中に頭を突っ込む。そしてグッタリ動かなくなった。
死んではいないようだ。
「大丈夫か!?」
古泉とキョンが駆け寄って来る。
「なぁ………おまえらいったい何者なんだ?」
これから説明するわよ、キョン。あんた達の事も聞かせてもらうけど。
「えぇ、もちろんです。ですが皆さんがいた方がいいでしょう。そろそろ時間ですし帰りませんか?」
そうね。それにしても困った事になった。
男が襲って来た目的も分からないし、他にも色々な謎が一気にできた。ほんと、
「やれやれだわ」
「やれやれだぜ」
スタンド名 ヴァニラファッジ
本体名 榊雄二 再起不能
to be contiuend・・・
見ても見なくてもいい履歴書
榊 雄二
スタンド名 ヴァニラファッジ
身長 181cm 21歳 血液型 B型
誕生日 6月8日
趣味 ギターをひく 好きな歌手 ザ グレイトフル デッド
学歴 喧嘩が原因で高校中退
性格 みるからにチンピラだが、その荒っぽさは裏表の無い単純さの表れでもある
好きなたべもの 辛いもの 特にキムチ
嫌いなたべもの 甘いお菓子 ただしアイスは大丈夫
ヴァニラファッジ
パワー A スピード C 射程距離 6ー7m
持続力 C 精密動作性 C 成長性 D
射程距離内ならばどこでも瞬間移動が可能。
連続でも使用可能
ふーやっと第4話終りました
やっぱしなげぇ
今回のサブタイはジョジョおなじみ『敵スタンド名がサブタイ』です
そのかわり榊雄二の設定を載せてみました。うっとおしかったら無視してもらってかまいません
次回まで少し時間がかかりそうです(敵の能力がきまんねぇ……・…)
気長に待ってください!行方不明にだけはならないつもりなんで!
だれか1部や2bu…・…すいません。聞き流してください
敬意を払うべきは・・・オリジナルスタンドでSSを作る『創作力』
ゆえに
最もGJすべきはその態度だ
なんとしても『SS』を投下しようとするその姿勢!!!
>>167 GJ!
志はちがえど
わたしはおまえのような
勇気ある投稿者に
敬意を表す!
すぐれた職人のみ生き残ればよい!
こいつ以外の全員をアク禁にせよ!
「わぁぁぁぁあああああ!?」
書き込めたら俺は天才職人
投下乙!
しかし能力が微妙。
ショートワープだけってジョジョっぽい能力じゃあない。
関係ないがDIOの能力がショートワープなら花京院は勝てた世界。
つかオリジナルなら尚更容姿とか動きとかちゃんと書いてほしい。本文中にね
スタンド能力って大抵、先ず現象が先にあってそのあと現象の説明がつく能力が出てくるよ。
異常現象→原因スタンド
って感じで。
例えば、
保険の先生の様子がおかしい→スタンドを入れて操ってました
誰も居ない船で攻撃された→船自体がスタンド
コップが一つ多い→コップに化けたスタンドが居ました
町の人間の様子が異常→幻影の町を作り出すスタンドでした
上ったはずなのにいつの間にか降りていた→時を止めて降ろされました
正面から襲ってくる奴なんて、数えるほどしか居ないんじゃあないかな?
じゃあその数えるほどの珍しいパターンってだけだろ
目的:ジョリーン倒すだけ
性格:自信家の単細胞
て感じなら策練ってくる方がおかしい
アヌビスがそんな感じだったな>正面から襲ってくる奴
億康なんか絶対いきなりガオンだろうなw
ヴァニラアイスとなんか関係ある?
イエテンも態々正体明かしてから攻撃したよな。
とはいえイエテンは防御力が半端ないし、アヌビスは攻撃力がどんどん上がっていく奴だったから、別にいいけど。
最近だと11人の男達とかも正面から襲ってきてたな
つうか最初は相手の能力わからないからってだけだろ基本的に
リンゴォも正面から戦うね
質問なんだけど、ハミパってちぎれてからどのくらいで消滅するのかな?
前スレの続きものの投下。
花京院の人やイタリアさんでなくてごめんね。
今俺はかつてない危機を迎えている。走りながら状況の整理をする。前方には壁、後方を見ると
空を飛びながらこちらに向かってくる古泉。飛ぶように走ってくるとか、気分が浮ついていてまる
で飛んでいるようにこちらに歩いてくるといった。比喩じゃない。
マジで空を飛んできているんだ。空中に浮かび上がって、時速何キロ、いや、速度はどうでもい
い。すごいスピードでこちらに向かってくる。もうすぐ古泉と衝突コースだ。
そもそも、この自体は俺と古泉が組んで少し後に起こった。古泉が機関への詳細報告のために、
指定された場所に向かったときの事だ。
「……? なんでしょうか。これ」
指定の場所で、1時間ほど。あたりはすっかり暗くなってしまった。街頭の小さな光だけが照ら
す公園はなんとも物寂しい。先ほどからジワジワと鳴く蝉の声がやたらと耳につく。夏も最中だ。
古泉の指し示す場所を見ると、多少塗装の剥げたジャングルジムの近く。地面の上にコンセント
の差込口があった。近くに街頭はないし、そもそも地面に設置する意味がわからない。
「ん? コンセントの差込口か。変だな……普通こんなところに設置するわけがないんだが」
俺が思わず手を伸ばす。人間、不思議なものがあると触って確かめてみたくなるものだ。俺はこ
のときの判断を後々後悔することになるのだが、今は知りようもない。
そして、あと数センチで接触するというところで
「……! もしや……いけません。それに触っては!」
古泉に手を抑えられた瞬間。俺は差込口に触れていた。
「おッ! おわ……」
俺は古泉ごと、差込口より漏れ出た電気によって全身を震わせていた。
187 :
マロン名無しさん:2007/10/12(金) 20:35:00 ID:wA06SKIt
「こここここ、いずずみみみみ。ももも、しかしかして、こいつつつつつつぁ……」
「ええええええええ。まちがががががい、ありままままままませんんんんんん」
三部に出てきたスタンド『バステト神』ッ! それに触れる事は磁力を意味するッ!!
「やっと、おさまったか……」
「ええ」
電気が尽きるのを確認し、全身の状態を確かめるように体を擦る。だが、やれやれどうやら酷い
目に会うのはこれからのようだ。足を見てみる。真っ黒い粒が足にくっついている。触って確かめ
てみる。ジョリジョリという固い感触。間違いない『砂鉄』だ。どうやらスタンドの発動は終わっ
ているようだな。
「……まいりましたね」
こんな状況でいまだ笑みを引っ込めないお前の根性に感服するよ。さて、スタンド使いは俺一人。
そのうえ、俺の能力は戦闘向きではない。勝算の低さは第三部のボスのお墨付きだ。古泉は閉鎖空
間内であれば、得意の『超能力』が使えるが、通常空間では一般人と変わらない。
本来この状態でどうスタンド使いから逃走するかが問題になってくるのだが、今回は俺たち自身
がスタンドの対象になっているため、距離を稼いでの逃走は意味がない。
「古泉。今日はハルヒの奴、ストレスを抱えていないのか?」
あのトンデモ空間に逃げ込めばもしや、スタンドの範囲から逃れることが出来るかもしれない。
「ええ。どうも最近は学校生活も順調にされているようですし、これといって思い浮かぶ問題もな
いですしね」
そういった報告も受けていません。古泉はそう言って大仰に肩をすくめる。こういったときこそ
のハルヒだろうが。あまりに絶望的な状況に俺は頭を抱えた。
「そんな事を言っている間に、状況は悪化する一方ですね」
古泉。俺はお前の余裕がうらやましいよ。そう言おうと思った瞬間。後頭部に鈍い衝撃。
「痛ッ……」
あまりの痛みにしゃがみこんで声を漏らす。頭の形が変わるかと思った。後頭部に手をやると、
固い感触、十中八九缶詰だ。次々に体に何かが引っ付く音、クリップやボルトがくっつく。
「物凄い音ですね」
すでに俺と同じように体中鉄部品だらけの古泉が笑う。これが笑って言うことかよ。お前の神経
を疑うぞ。
ハサミやトンカチ、釘やらも飛んできたが、これは『隠者の紫』で一度捕獲、後街灯に巻きつける。
「どうやらのんびり考えている暇はなさそうですよ」
古泉のその発言に後ろを振り向く。自転車が宙に浮いているというショッキングな映像を見る事
になった。
「走れッ!!」
俺たちはオレンジ色に染まった町で宙に浮いた自転車に追いかけられるという、ETもかくやの現
象を町の住人に見せる事となった。なんとか、手ごろな電柱を発見し、自転車を電柱にくくりつけ
る。後は、『隠者の紫』を引きちぎって、時間稼ぎにする。『隠者の紫』の利点は、ちぎってもそ
れほどダメージフィードバックがないことだろう。しかし、力が弱いため磁力が強まれば、引きち
ぎられるのは明白。その前にこの場から逃走し、スタンド能力者を発見、撃退の流れがもっとも好
ましい。
「って、古泉! 俺の方に向かってくるな。磁力が倍になる」
「いえ。だいぶ磁力が強くなってきたせいか、どうやら私と貴方がひきつけあっているようです」
そういえばそうだった。となると……
ややあって、俺の予想は的中した。
「あれ? キョンくんじゃないですか。こんな所でどう、し、た、ん……」
朝比奈さん!? ……最悪だ。こんな姿を朝比奈さんに見せることになるなんて……
俺と古泉が抱き合っているという、傍から見たら弁解の余地のないこの状況に溢れる涙をこらえ
ることが出来ない。酷すぎる。この世に神はいないのだろうか?
「いえ、身近に居ますよ」
古泉喋るな。息が首筋に当たって気色悪い。
「いえ、朝比奈さん。誤解です。詳しく事情を話すことは出来ないのですが、誤解です。海よりも
深く山よりも高いわけがあるんです。いずれ話すと思いますので、その、すいません」
顔から火が出そうだ。なんで俺がこんな目に会うのだろう。日ごろの行いは悪くないはずだ。シ
ョックで呆然とした朝比奈さんをその場に残し、俺は古泉をくっつけたまま泣きながら走り出した。
「とにかく、だ。古泉早く俺から離れろ」
できればもう生産性のない誤解を生みたくはない。先ほどの朝比奈さんの姿を思い出す。明日ど
う弁解したらいいものだろうか。悩みは尽きない。
俺の言葉を受けて、古泉が俺の体を移動し始める。死にたくなるほど気持ち悪い。おそらく古泉
も俺同様、気色悪さに鳥肌ものだろうが、同性に密着されているというのは、これほどまでに人の
精神に負荷をかけるものなのか……
せめて密着している人間が、朝比奈さんであってほしかった。などと、栓もない事を考えて気を
紛らわす。
古泉が俺の股間辺りにまで動いたときだった。
「おんやぁ、キョン君に古泉君じゃないか。お久しぶりッさ」
鶴屋さん……あなたという人は……
そこにいたのは、一年先輩で長い髪の似合う美人。鶴屋さんだった。満面の笑みを浮かべた鶴屋
さんは、姉御という言葉が良く似合うが。ああ、最悪のタイミングだ。完全に古泉の顔は、俺の股
間に埋まっているし、もう誤解を解くというレベルのお話はとうに過ぎ去っている。さよなら俺の
楽しい学園生活。こんにちは新しい世界。
精神的錯乱を十分に堪能した俺は、鶴屋さんの隣に見慣れぬ制服をまとった人物が居る事に気づ
いた。背の低い男で、妙に人懐っこい表情をしている。なんというか、小動物といった風貌だが…
…
「キョン君と小泉君は仲良しで先輩として嬉しいッさ」
いえ、そういう問題ではないですよ。鶴屋さん。今の状況を見てなお笑っている鶴屋さんに、改
めて格の違いを見せ付けられた気分だ。
「あの」
見慣れぬ人物が声を上げる。
「す、すまんが、今俺たちは急いでるんです。この誤解は後でゆっくり解かせていただきます」
それだけ告げると、その場から逃げるように立ち去る。実際逃げているんだが、認めたくはない
ものだ。
「すいません。今の人たちは?」
「ん? キョン君と古泉君のことかい? クラスメートの友達ッさ。面白い人たちだから、編入が
終わったら噂を聞くことがあると思うッさ」
ボクは、鶴屋先輩からそこまで聞くと、先ほどの奇妙な二人が走り去った道を振り返った。差し
込む夕日が眩しい。この町でも騒がしい日常が待っているのかも、ボクはふとそう思った。
「古泉、おい! 車だ。車が追ってくるぞ! クソッ、こんな日に限ってやたらと大型の乗り物ば
かりに出会うな。ツイてない!」
「仕方ありませんよ。磁力で引っ張られているんですから」
仕方ないじゃないだろう。物凄い勢いで背後に迫る運転手の居ないトラックから遁走しながら、
そうわめく。
やっと離れる事が出来たというのに、今の俺たちは再び密着。二人三脚のような体勢で何とか路
地に逃げ込む。それにしても妙だ。先ほども言ったが、やたらとデカイ乗り物ばかりに遭遇する。
まるで、誰かが仕組んだかのように……
「町中というのが、最悪ですね。磁力に引っ張られる物が多すぎるうえ、大きく開けすぎている」
息を整えながら、作戦を練る。とにかく今は逃げるしかない。チャンスがめぐってくるまでは…
…
そう思いながら、『隠者の紫』で砂を利用した地図を作成する。できる限り鉄製品の少ない場所
がいい。工事中の建物を避け、列車などの道も避ける。これだけで、大分リスクは回避できる。と
りあえず、体についた鉄製品を引き剥がし、近くの電柱にツタでくくりつける。だいぶ磁力は強く
なってきているが、まだ大丈夫なようだ。それにしても、俺達の体にくっついていた物の凶悪さと
いったらない。トンカチに、ハサミ、自転車に……缶詰と。自転車の時は、重さで逃げる途中にバ
テるかと思ったが、人間やれば出来るものだ。感慨深いな。
「おやおや、もうバテたんでスか。若さが足りねーんじゃねーんスか?」
不意に声をかけられた。暗い路地裏の影に溶け込むようにして、立っている男が一人。見たこと
のない奴だが、どうやら俺たちを知っているらしい。
「アンタ誰だ?」
思わず聞く。
「スタンド使いッスよ。いや、マジであるんスね。スタンド。俺今スゲェー感動してんスよ。まる
でメルヒェンじゃねーッスか」
……どうやら、チャンスがめぐってきたらしい。おおかた、なかなか致命傷にならないので、ス
タンド使い自身が、能力強化のために近づいてきたのだろう。その証拠に、だんだんと古泉と距離
を開けることが出来なくなってきた。
「いや、スゲーッス。この能力を使えば、俺に逆らえる奴なんて居ねぇッス」
「ゴタクはその辺にしてくれ、俺は今トラウマで鬱になりそうなんだ」
そう言いながら、『隠者の紫』を相手に向かって伸ばす。するりと避けられる。
「人の話は最後まで聞けよ。ボケェ!! 分かってんのか? オメェーらは俺があと数歩近づくだ
けで、身動きも取れなくなるんだぜ? 最後のトドメを待ってやってんだ。コッチはよォー」
余裕綽々って感じだな。俺は古泉に囁いた。
「古泉。俺はお前を蹴っ飛ばす。そうして俺と離れたら、近くの壁に掴まれ」
「どうやら、ここは貴方にお任せしたほうが良さそうですね」
古泉は一瞬考えた後、俺の考えが分かったのか、肯く。なおも、自分の夢を語る男に目線を送り
ながら、ゆっくりと足に力を入れる。
「今だ!」
力強く、古泉の腹を蹴っ飛ばす。一瞬俺と古泉に距離が開いた。古泉は近くの壁に掴まり、磁力
に耐える。
俺は、そのまま男に向かって走る。磁力が強まり、古泉の手が壁から離れる。
「気でも狂っちまったんでスか? 俺に向かってくるなんてよォー」
物凄いスピードで俺に向かってくる古泉。走る、走る、走る。互いにひきつけあい、俺も古泉に
引っ張られているせいで、なかなか前に進まないが、なんとか古泉との接触前に目的は完了した。
「がッ! テメェー……離せ! 離しやがれ!」
「離すか! こっちは、お前のせいでトラウマまで出来たんだ。男同士の熱い抱擁でも受けやが
れ!」
俺は男にタックルすると、そのまま羽交い絞めにし、古泉と俺の間に立たせた。このまま行けば、
古泉と俺のサンドイッチになって、コイツは少なからず気絶するぐらいの怪我はするだろう。俺も
多少痛いが。なに、間に挟まれるよりはマシだ。
「ヒィィィ…………なーんてな。オメェーがチラチラ相棒に目配せしてたのは俺も理解してた。だ
からよォー。こうなる事も予測済みだぜぇ」
男はそう言うと、ポケットからナットを取り出した。マジかよ……そんなところまで原作通りに
しなくていいだろ?
俺はナットに顔面を強打され、哀れに吹っ飛ぶ。遅れて、男が避けた古泉が俺に激突。あまりの
痛みに声も出ない。
「こっちもよォー。マンガ見て勉強してきてんだ。サンドイッチなんて原作どおりの手が通用する
なんて思うなんて甘ェーよ、甘ェー」
「ッ!!−−−−−−−− 覚悟はしてたが、さすがに痛みで意識が吹っ飛ぶところだった」
幸運だった。意識が吹っ飛んでいたら、もう俺たちに打つ手はなかった。
それが、最大にして最高の幸運だった。
「余裕ブッコいてんじゃねェー!! オメェー等が必死こいてできたことなんてよォ。立っている
位置を逆転させたぐらいなんだぜ。だが、さっきみてェーな事されんのは、ウゼェからよォー。お
前等は身動きできねェーよぉーにしてから、じっくりぶっ殺す」
男がゆっくりと俺たちに近づいてくる。強まった磁力で俺と古泉は引っ付いたまま、手すら動か
せない。
「ヒャハハハ。どォーだよ。だんだん動けなくなる感覚ってやつはよォー」
既に、引き合う力の圧迫感で息をするのも難しい。
「ああ、最高、だぜ。これ、でお、前は、俺、達と、同じ気分、になるん、だからな」
「あ? お前何言っちゃ」
瞬間、ツタが切れた。電柱に俺の『隠者の紫』でくくりつけられていた凶器が、解き放たれる。
向かうは俺と古泉。しかし、その間に男が立っている。凶器たちが、男に殺到する。
「アバっっっっ!?」
男の口から漏れ出る悲鳴。血反吐を吐いてその場に昏倒する。
「俺は、サンドイッチを狙っていたわけじゃないぜ。ただ、お前との立ち位置を変えるためと、俺
たちが気絶してお前がスタンドを解除しないようにナットのダメージを俺と古泉に分散させるため
だ。最大の問題は、男が俺たちを舐めてかかってくるかどうかだったが、何とかなったようだな」
本当にやれやれだ。
「……どうやら、助かったみたいだな」
俺は体に着いた砂鉄を払う。制服のあちこちが破れている。予備の制服なんて持っていない。ど
うしたものだろう。悩みは尽きない。
目の前には頭から血を流して昏倒する先ほどの男。気を失っているのか、ピクリとも動かない。
とりあえず支援、あとで読ませてもらうぜ。
「どうしますか? これから報告といっても、さすがにこの格好で町をうろつくわけには行きませ
んよ?」
いつもの微笑み顔のままの古泉も、あちこち制服が破れている。勤勉な警官にでも見つかれば、
補導されること請け合いだ。ボリボリと俺は頭を掻いた。
「タクシーでも呼ぶか? 連絡すれば何とかなるだろ」
気軽にそう提案する。初めからタクシーを使っておけばよかった。自分の迂闊さに呆れる。とり
あえずは、この男を古泉の所属する機関で尋問することが先決だろう。
まったく、やれやれだ。
←to be continude
以上
ageてごめんね。
>>184質問に答えてくれてありがとう。
・・・・・・このスレには珍しい、キャラだけをごっそりそのまま移すSSかぁ
ジョジョキャラ無しのキョンの一人称は、何と言うか、『旨み』を持たせるには難しいと思うんだよ
因みに、旨みは英語でもUmamiなんだぜ
GJ!
イタリアや花京院の人じゃなくても全然構わないんだぜ
続きwktkしとくよw
敵もキョンも原作を知っている上での攻防が上手いな
GJ
GJ!鶴屋さんといたのはひょっとして・・・?
しかし前スレの後半は知らない内に落ちてたから何でこうなったかのか誰かkwsk
キョンにハミパが発現したことは知ってるんだが
アンタ前スレで、康一書いてた人だろ?
文章下手だし見苦しいからもう書かなくて良いよ
ハッキリ言ってウザイ
康一が出てるSSなんてあったか?
>>202 とりあえず自分の記憶にはない
前スレは花京院の人、イタリアさん、子ネタだけだったはず
GJでした
>>201そんなこと言うなんてはあんたはきっと神のようなすんばらしい職人なんだよな?
自分が嫌いなんだったらスルーするなりすれば良いだけだろ
あと康一は前のキョンハミパにちょっとだけでてきたと思われ。それのことじゃね?
GJ!
中々面白かった。
ただ、ジョセフを持ち上げることが出来るぐらい頑丈なハミパを非吸血鬼が千切れるか疑問だが。
いや、このキョンくんなら、やれる!千切り取れる!ブッ千切ってやるう〜〜ッ!って精神があればできるかな?
>>201 なんで彼がお前の言う事を聞かなきゃいけないのか説明plz
>>201 お前は自分が悪だと気付いていない最もドス黒い悪だ・・・
これはいいフルボッコですねw
スレ住人容赦せん!
北風はバイキングを育てる・・・しかしその数は少ない
だからSSスレの繁栄のためには職人が全てバイキングであることを求めてはいけない
しかし・・・バイキングのいないSSスレもまた繁栄しない・・・
難しい世界だな
>>201 どこにでもバカはいるもんだな。
SS書きもしないくせに誹謗中傷だけしてれば偉いとでも思ってるのか?
何も出来ないなら黙ってろやドアホが。
職人さんGJ!
>>201はかわいそうな子だから放っておけばいいよ
あと今度から名前欄にタイトルなり酉なりつけてくれると尚ありがたいです
まず漫画があって、それが現実になるわけか、面白いな。ハルヒのスタンドはボヘミアンに違いないw
今回みたいにお互い原作の展開を知った上での攻防に期待
でも…! マライア姉さん…! 期待してたのにッ!!
ところで矢はもちろんとして杜王町や康一君も願望実現で生まれたってことになるのかね
こんばんは ご無沙汰してます 続き投下します
間が開いてしまったので前回の流れは
>>24を参照してください
汐華初流乃の憂鬱 第13話 4つめの『U』
語り部:キョン
001
地面に倒れこんだ僕をルカが見下ろしている
手下は全員ハルヒとキョンを追いかけて行ったようだ。
「日本語で言えばなに言ってるか分からないと思ったか?
さぁ、あいつらをここに戻らせろ、それが出来ねーんならぶっ殺す」
「・・・」
僕は黙って、ルカの顔を見上げた。
「呼び出すんだよ、お前がな!」
足元に僕のケータイが転がる。
これで呼び出させるつもりか?
「・・・そうすれば・・・助けて・・くれるんですか」
ルカは無言で、スコップを振り下ろした。
振り下ろされたスコップの先端は、僕の顔のすぐ横の地面に叩きつけられて小石や土を撒き散らす。
脅しとしては非常にベタな手だけど、やられるほうはたまったもんじゃない。
「テメーの今後の態度次第だっ!少なくてももう一回逆らったらマジにぶっころすっ」
どうするか・・いや、悩むほどの事でもないな
返事はもう決まってる。
「だが断る」
「何?」
002
「友達を売ることは出来ない」
さっき殴られた頭はズキズキと痛むし、景色がまだぐるぐるとゆれている。
だが、このまま倒れているわけにも行かない。
何とか立ち上がりながら僕はルカに向かって言ってやった。
「大体、 バカ だろアンタ 日本のケータイがイタリアに来て通じるわけないだろ。少しは考えろよ」
「て…め…え」
ルカの右目に涙がたまっていく。
無論泣いてるのではない。
喧嘩の後遺症で、常に涙目になった、それが通称涙目のルカの由来。
涙が多く出てきたという事はそれだけ興奮状態になりつつある。
分かりやすくいえば、頭に血が上って逆上寸前って事だ。
「俺との・・・友情より・・・あいつらを取るってのか?」
ルカがドスの利いた口調で僕を睨みつけてくる。
情けない言い方だが、やはり怖い。
だが今更引き下がるわけには行かない。
「取る取らない以前にお前との友情なんてないだろ、はじめっから・・」
負けずに睨み返しながらいってやる。
003
「アンタの言う事はもう聞かない」
「ハハハ・・・ああそうか・・・そうきたか。もうお前との友情は終わりか」
ルカはコメカミをぴくぴくさせ、右目に涙をためていく。
いよいよ爆発三秒前ってところだろう。
だがもう、僕は覚悟を決めた。
死んでもコイツには逆らってやる。
「だったらテメーはもうおしまいだぁーーッ!!」
ルカは叫び声をあげながら、スコップをなぎ払った。
先端が僕の胸に直撃し、背中まで突き抜けるんじゃないかと思うような激しい痛みが胸から全身に走る。
僕はそのまま後方に吹き飛ぶように倒れこんだ。
まるで高圧の電流を流されたようだ、こんなに痛いものだったのか。
喉の奥から鉄の匂いがこみ上げてくる。
…これは死ぬかな、と僕は思った。
一撃で意識を失えなかったのが悔やまれる。
痛い ものすごく痛い。
息が詰まってまともに呼吸が出来ない。
004
ルカがスコップを引きずりながら近づいてくる。
死ぬか、運がよくて‥いや悪くて意識を失うまでスコップで滅多打ちだな・・・。
ああ、何でこんなに痛いのかと思ったら、夕方神父にもらったあの変な矢尻
キョンに返してもらってから、左胸のポケットに入りっぱなしじゃないか。
スコップで殴られた拍子に胸に突き刺さっているようだ。
・・・って心臓の近くじゃないか
ひょっとしてスコップの打撃よりこっちの方が危ないんじゃないか?
そういえば妙な神父になんで父さんを知っていたのか聞きたかった。
ルカがスコップを振り上げた。
これで終わりか…冴えない…人生だったな…
まぁ、いいや、逆らってやったんだ…ざまぁ、見ろ、だ。
005
こうして僕は人生を諦めた・・・が、ルカのスコップは振り下ろされることはなかった
なぜなら、闇の奥から駆けつけた人影が、ルカの体を跳ね飛ばしたからだ
「ッだっりゃーーーーッ!」
黄色カチューシャだけが、闇の中ではっきりと見えた。
「SOS団の団長が、悪に屈すると思ったら大間違いよっ!!」
その人物は、ルカを蹴り飛ばすと高らかにそう叫んだ。
涼宮ハルヒ…も、戻ってきたのか…なんで?
「悪い、正直お前をまだ疑っていたぜ・・・でもここまでやられてたって事は本当にマジだったんだな」
もう一人茶髪の少年が僕を抱え起こしてくれた
キョンだ…。
「何で・・なんで戻ってきたんだ・・・。」
「だって。ルカの手下だって一杯いたし、君らを追いかけて・・・」
「あんな奴らとっくに片付けてきたわよ!!」
ハルヒが仁王立ちでルカを指差しながら叫んだ。
006
「あっでぇ・・・こっのガキゃあ!!」
涙目のルカが再び立ち上がってスコップを構える
「俺は涙目のルカだぞ、それがそれが…こんなメスガキに舐められてたまるかぁーッ!!」
「キャあっ!?」
「ハルヒッ!?」
スコップはハルヒの頭を掠め、彼女はそのまま地面に倒れた。
直撃は避けたらしく、意識はあるようだが額から血が流れていた。
カチューシャだけが弾かれて地面に転がった。
「ぶっ殺すっ!!ぶっ殺してやるっ!!」
ルカが目を血走らせてスコップを振り回しハルヒに止めを刺そうとする。
逆上するにしても無茶苦茶だ。
ハルヒの危機にキョンが無謀にも間に割って入り、ルカに組み付く。
いくらなんでも無茶だ。
ルカは何とかに凶器ってのを素で体現してるような状態なんだぞ。
「やめろっ」
「邪魔すんじゃねぇっ!」
もみ合いの中でスコップの柄がキョンのコメカミに命中し、キョンもうめき声を上げてハルヒのすぐ横に腰を落とした。
「キョンッ!?」
頭を押さえたハルヒがよろよろ駆け寄り、キョンに呼びかける
だが彼は倒れたままだ。
007
「やめろっルカ!!その二人に手を出すな!!」
最悪だ、これじゃみんな殺される。
何のために僕が倒れたかわからないじゃないか。
何とか、彼らだけは…彼らだけは何とかっ!!
守らなくては!!
僕は胸の痛みも忘れて、ルカに向かって突進した。
ルカはそれに気がつくと、こちらに向き直り手にした凶器を横になぎ払う。
溜め腰で放つスコップのフルスイングだ。
頭にでも当たれば今度こそ確実に死ねるだろう。
だけど無謀にも僕は必死で、そのスコップに向かって手を伸ばした。
自分でも無茶だと思う。
素手でこんなものが止められるはずがない。
手を粉砕されるか、それすら出来ずに頭のほうを叩き割られるか。
今度こそ、それで終わり、そう思っていた
伸ばした手の先から、さらに金色に輝く「それ」が出てこなければ。
←to be continued
223 :
マロン名無しさん:2007/10/13(土) 21:22:39 ID:17lP7Tmy
鳥肌GJ!!
予告
無から有は生まれないといった表現がよくされるけど、それはかつての話
現代の物理学では無から有は生まれる、素粒子って奴だ。
その先生の話じゃあ、無とはすなわち可能性の事らしい。
運命に立ち向かう覚悟を決めた初流乃の傍に、そいつは生まれた。
無から引き出された可能性の象徴であるか様に
やれやれ、参ったぜ
世の中にこんな奴までいるなんてな・・
非常識なのはハルヒと宇宙人と未来人と超能力者だけで十分だってのに。
次回 汐華初流乃の憂鬱14話「傍にいる者」
「何だこの腕は…僕にしか見えていないのか…?」
GJ!!
待ってたんだぜ
しかしいつも切り方が上手いなぁ・・・
またwktkして眠れないじゃないか!!ww
というわけで今日はここまでです
もうちょっとで、一区切りつく事になると思います
うっひょー初めてリアルタイム遭遇!
いつもながらGJGJGJGJGJGJGJ!! むしろGEGEGEGEGEGEGE!! ついに発現かー期待!
待ちくたびれたよ・・・
ディモールトGJ!そしてグラッチェ!
いよいよ終盤だなあw
ジョルノ覚醒!!
何かセリフ回しも原作のジョルノっぽくなってきてるwwww
GJ!!
スタンド発現キターーーーーーーーー
コロネがハルヒにどう言われるのか楽しみw
GJッ!!
待ってました!
ジョルノ覚醒でこれからどうなっていくのか期待。
やったーーーーーー!
イタリアの人復帰!他の職人さんもかえって来たぜ!
一人って結構寂しいんだよな
第5話投下!
第5話「学校にやってきた3人の男」
あたしたちが駅前の喫茶店に戻る既にハルヒ達はいた。
「遅いわよ。あれ?徐倫上着変わってない?」
さっき川に落ちてね………
もちろん、嘘だ。
その後は簡単に報告をして解散。そしてハルヒが帰った後にあたしたちは集まった。
「スタンド?」
「そんなものがあるんですか………」
「で、あんたたちは何者なの?」
「単刀直入に言います。涼宮さんは世界を自分の思い通りに作り替える能力を持っています」
え?今なんと?
「ただし涼宮さんにはその自覚がないようですが」
「自覚なんてあったら今ごろ凄いことになってるぜ」
キョンが口をはさむ。
「そんなこといきなり言われて信じるわけねーだろ。それとも信じろと言うのか?」
「Exactly(そのとおりでございます)」
「じゃあ、あなたたちは?」
「徐倫さんは人と人との間に引力があると信じますか?僕達はハルヒさんにひきつけられて集まった者達です」
なるほどね。全員ハルヒに何か関わりがあるって訳か。
「僕はハルヒさんによって力を与えられた超能力者です。あなたのスタンドのようにいつでも使える訳ではないですけど」
「なんだそりゃ………じゃあみくるは?」
「あ、わたしは……その……未来人です」
「………証拠は?」
「うぅ……あ、なら………徐倫さんのお父さんの事なら………」
「あたしの親父?」
「徐倫さんのお父さんは時間停止理論の確立者としてわたしの時代では有名なんです………」
スタープラチナ ザ ワールド!
何故か親父の声が聞こえてきた。未来の世界にもスタンド使いはいるようね。
「まぁ信じてもよさそうね………」
「あ、はい。………よかった………禁則じゃなかった……」
「有希、あなたは?」
「……………」
「長門は確か情報統合思念体に造られた対有機生命体コン………」
キョンが横槍をいれてくる。
「おい。聞いているのはあたしだぞ。それにあたしは有希から聞きたいんだ」
「わ、悪い」
「有希、あたしはあなたから聞きたいの」
「………いま、彼が言いかけた通り。私は情報統合思念体に造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」
「ようするに宇宙人て事?」
「そう」
「ふうん………何か証拠は?」
身を乗り出す。するとコップにあたってしまった。
ガシィァン コップが落ちて割れてしまった。
「やっべ………」
すると、有希がコップを手にとり何かをつぶやいた。するとコップが元に戻っていく。
「うっそ……マジ?丈助おじさんと同じ事できんだ………こりゃ本物ね」
「誰だ?丈助おじさんて?」
「あたしの親戚」
「徐倫さん」
古泉が切り出す。
「今日のような事もありました。僕達は長門さん以外スタンド使いに対抗できる人はいません。
僕達のためにもSOS団に入ってもらえませんか?」
そうね………確かに今日の奴は本気だった。有希は色々できるだろうが一人では限界があるだろう。
それにあぁいう奴は許す訳にはいかない。あぁいう悪は裁かなくてはならないッ!
やれやれ。あたしも結構親父に似てるわね………それに結構仲良くできそうだ。
「別に構わないわ………それにしても世界を思い通りにする能力ね……とんでもない能力ね………」
「おれたちも滅茶苦茶迷惑かけられてるぜ」
あんたは?キョン?
「俺か?俺は普通の人間だが………」
じゃあなんでここにいるの?
「俺が聞きたいぜ」
ふぅん………
そんなやりとりがあった週末が終わり、日曜日になった。
この日あたし達の学校には3人の男がやってきた………。
「いよいよだ………」
俺は校門の前に立っていた。北校と書いている。
長かった…………。
彼女が日本に行くと聞いた時は本当にショックだった。
が、へこたれている暇など無かった。必死で日本語を覚え。(おかげで発音も完璧だ)
親を必死に説得し、遂に日本に来た。
「遂に会えるぜ…………愛しい徐倫に………」
そういって、俺、ナルシソ アナスイは歩き出す。
そして、
「俺の教室どこだったっけ?」
道に迷った。
月曜日、登校してみると教室がさわがしい。
「おい、知ってるか?キョン?」
なんだ谷口?それと前もこんなんなかったか?
「そんあんこたぁどーでもいい!岡部が交通事故で入院だってよ!」
まじかよ。
「代わりの先生が来るらしいけどどんな人なのかなぁ」
さぁな、国木田。
と、先生が入ってくる。知らない先生だ。
「静かにしろー!」
が、全く静かにならない。ところが、
「やかましぃッ!うっとおしぃぞォ!」
聞きなれない声が響くと教室が静まり返った。随分とドスのきいた声だ。
男が入って来る。でかい。2m近くはある。
学校の中だというのに星のマークが入った帽子とえりから鎖が垂れている黒っぽいコートを着ている。
「君達の担任になるく…………」
「親父ィィィィィィーーーーーーーーー!?」
徐倫が立ちあがって叫ぶ。て、
「「「「「「なんだってエエエエエエエエエエェェェェェェ!」」」」」」
クラス中が絶叫した。
「落ち着け………素数を数えて落ち着くのだ………」
「辻褄があわないッ!これは現実ではないッ!」
「み… 見てください! 谷口様の表情を! 眼がうつろですッ! あの姿勢のまま 動こうとしませんッ! なにやら ブツブツつぶやいていますッ!」
「救いは………ないのか………」
教室は凄まじい様子になってきた。
「あれが徐倫のお父さん?でかいわね………」
ハルヒが言う。
「てめーどういう事だ?何でここにいる?」
徐倫が問詰めはじめた。
「ここの教師になったから………」
「うるせエェェェェェーーーーーー!親父は学者だろ!あたしはなんで親父が高校の教師やってんのかって聞いてんだ!」
「高校教師の免許は持っている………徐倫、理由は家で言うから今は座れ」
徐倫は少し睨んで座った。家で聞く方がいいと思ったようだ。
「私の娘のせいで紹介が遅れてすまない………私の名前は空条承太郎。担当教科は生物だ」
簡単な説明で椅子に座る。
「なかなかよさそうな先生ね」
なにがだ?
「SOS団の顧問よ!徐倫に頼んでおかなきゃね!」
やれやれだぜ。………しかし、まさかと思うが徐倫の親父もスタンド使いなのか?
十分ありえるけどな………。
その後は徐倫がかなり荒れて数人殴った(谷口は何回も)以外は平和だった。
昼休みまではな………
あいつがやってきたのは昼休みだった。
俺が廊下を歩いていると男が朝比奈さんをひきずりながら歩いてきたのだ。
いや、正確に言うと朝比奈さんが腰にしがみついて止めようとしている。
が、馬鹿力のハルヒや大柄な徐倫ならまだしも朝比奈さんは小柄で非力だ。と、いうわけで朝比奈さんはひきずられている。
男は肩まであろう長髪に、明らかに校則を無視した帽子を被っている。
背は170後半ってところか。徐倫と違い、明らかに外国人と分かる。
「だ、駄目ですよ、アナスイ君、1年生の教室に勝手にいっちゃったら………」
名前はアナスイというらしい。もちろん朝比奈さんの言うことなど聞いていない。
でも誰に用があんだ?………やっぱ……
「空条徐倫はいるか?」
やはり徐倫か………と、騒ぎを聞いた徐倫が廊下にでてきた。
「げ」
途端に表情が酒を飲まずにいられない気分の吸血鬼になりそうな英国貴族のような顔になった。
と、アナスイが挨拶をする。
「会いたかった………愛してるぜ、徐倫」
すまん。挨拶じゃなくて愛の告白だった。
普通なら、「変態ッ!」と叫ぶだろう。だが、徐倫gは違った!なんと!徐倫は!アナスイを!殴った!
「アナスイーーーーーーーー!君がッ!」
バン
「死ぬまで」
ボガッ!
「殴るのを止めないッ!」
ドッガアァァァァァン
本当に死ぬまで殴りそうな雰囲気だ。止めようにも止められそうにない。
まぁいきなり告白したストーカー野郎にも非がある。が、やはり朝比奈さんは止めた。
「やまて!アナスイ君のライフポイントはもう0よ!」
やはり朝比奈さんはやさしい。止めかたがどこぞの王様の止めかただが。
「どうした?お前ら?」
承太郎先生だ。
「変態をブン殴ってただけよ」
承太郎先生はアナスイの方を養豚所のぶたを見るような目で見ている。
ていうか、仮にも教師がそれで良いのか?
「構わない………こんなイカれた奴にはこういうのがお似合いだ」
何気に酷いいいようだ。
「だがまぁ………徐倫。いきなり殴ったお前にも非はある。一応職員室に来い。
それから、気絶したこいつを誰か保健室につれてってやれ」
「あ、わたしが行きます………」
朝比奈さんは少し緊張している。当り前か、未来の世界ではこの人は有名人らしいからな。
「そうか。名前は?」
「2年生の朝比奈みくるです………」
「保健の先生によろしく頼むぞ」
その返事を聞くと朝比奈さんはアナスイをひきずろうとした………が、
「おい、そこのカチューシャのお前、手伝ってやれ」
朝比奈さんが非力なのをみかねてハルヒに手伝わせた………。
「お前ら!もう授業始まるぞ!戻れ!」
この時、俺は知らなかった。今日、2年生に転校生がもう一人いたことを。
そしてそいつが朝比奈さんとアナスイに迫っていたことを………
to be continued・・・
ふーやっと書き終えた………
すいません。恐ろしく長い上に視点が徐倫→穴水→キョンと目まぐるしく変わり、
とても読みにくくなってしまいました……・…
サブタイは6部の「病院に運ばれた3人の男」から
やっとアナスイ登場!さっそくポルポルポジションです。
これからもっと壊れていく予定です。あなすいファンの方申し訳ありません……・…
次回の投下まで少し時間がかかりそうです。あと、外伝も予定しています。
外伝の主役は超意外な人になる予定です!では!
乙!
谷口様吹いたwwww
時にアナスイは原作では25歳なんだが・・・
修正
だが、徐倫gは違った!
のgは脳内アボーンしてください
「やまて!アナスイ君のライフポイントはもう0よ!」
「やまて」じゃなくて「やめて」です
アナスイほ原作だと女装してるんだぜ
乙!
個人的に「丈助おじさん」発言が嬉しいwwww
故意かミスかわかんないけど一応4部主人公は「仗助」だよ
GJ!!
テンション高いですね、爆笑させてもらいましたwww
>>244 むしろ「やまて」の方が朝比奈さんのテンパリ具合が伝わってきそうと思ったり・・
248 :
マロン名無しさん:2007/10/15(月) 22:36:47 ID:G235Ry6Q
細かい事で申し訳ありませんが
古泉はハルヒを涼宮さんと呼んでいたと思います
アナスイは年を誤魔化せば問題ないと思う
2年生に編入したのは手違いか何かかな?
海外留学者は2.3年下の学年になるらしいし、
あとはGDsにいた事とか重なれば………
どうだろうかな
何よりアナスイはバラバラ殺人鬼だからクラスメートが危ないな
承りの根回しで2年にと妄想
>>249 アナスイも終盤はエルメェスの頭に岩が落ちそうになったら支えようとしてたし実は良いキャラってことでいいんじゃね?
ていうか設定としてあるだけだしな解体癖
アナスイは悪人じゃない ただちょっと変態度が高くて寝取られ属性への拒否反応が凄かっただけだ
本気の悪人だったら、ムショの中でむかつくチンピラやビッチ(非スタンド使い)を4始末して解体してるとか
逆に、フルボッコして手下や金づるにしたりしてるはず
大人しく音楽室で自重してるんだから、実に善良で良心的な変態といえる
まったく変態という名の紳士だぜ
絶対、初登場時は肉体改造して女子監房に潜り込んだ帰りだと思うんだ
やっぱり変態だ!
___l___ /、`二//-‐''"´::l|::l l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し !/ ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
/ ヽ、_ /::l l:::::l l\l ヽ-' / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l:::
月 ヒ /i::/ l::l;;;;;ヽ \ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l::l:::
ノ l ヽヽノ /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;', ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ l:l::
 ̄ ̄ /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l `‐--‐'´.....:::::::::!l
__|_ ヽヽ /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ.... し :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
| ー /::::l';!:::::::::::::::::::: u ', i ノ l
| ヽー /イ';::l ’ し u. i l l
| /';:';:!,.イ し 入 l l U
| /,、-'´/ し / ヽ、 u し ,' ,' l
| /l し _,.ノ `フ" ,' ,' ,ィ::/:
| /::::::ヽ ヽ / し ,' ,' / l::
| /::::::::::::`‐、 し ', / u ,、-'´ l,、-
| ``‐-、._::::::::::` ‐ 、 ',/ , -'´`'´ ,-'´
| _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´ u /
| | | | \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\ u /
| | | |
257 :
↑:2007/10/16(火) 18:44:05 ID:???
懐かしいw
キルノートン好きだったな…
258 :
受験生:2007/10/17(水) 21:31:44 ID:XclwHvPZ
ディアボロどころか敵キャラすら居ない!?
来月受験があるのに、こんなスレ見たら書かない奴はいねぇ!
そんなわけでボス投下
カモンッ!!
260 :
受験生:2007/10/17(水) 21:50:04 ID:XclwHvPZ
プロローグ
苦しい‥‥無限に繰り返されるこの痛み。
助かることなんてない‥‥もう諦めた
俺はこのまま痛みに耐えながら孤独の恐怖を味わなければならない、
いつしか考える事もやめるだろう
精神が死ぬ‥‥それこそが俺にとっての唯一の助かる道
だが‥‥できる事なら謝りたかった
もっと傍に居てやれば良かった
あの頃には考えられないぐらいの人間らしい想い
すまない‥‥ドッピオ
そして我が娘トリッシュよ。
「‥‥‥り‥‥なさい」
女の声が聞こえる……一体誰だ?
目が潰れるぐらいの強い光が目を突き刺す。
ようやく光に慣れ目を開こうとした時だ
「おらぁ!」
「ぐぼぉっ!」
鋭い衝撃が心臓に襲いかかる
俺は薄れいく意識の中、風にゆれるリボンを見た
ディアボロ圧死
261 :
受験生:2007/10/17(水) 21:55:01 ID:XclwHvPZ
とりあえずプロローグはここまでです。
ニコ動のアゲハ蝶をイメージして書いてるので
極悪ボスの印象と違うと思いますが、
ドッピオを見るような暖かい目で見ていただけると幸いです。
これからもっそり続いていきますがよろしくお願いします
乙。頑張れ
でもsageて欲しいな
乙、
まだディアボロオンリーで全然先が読めないw
続きwktkしとくよ
ちなみに俺も受験生だぜww
そういうことは主張しなくていいです
笑顔動画のディアボロ&ドッピオのyou聞いて涙が止まらなかった私が来ました。アゲハ蝶も素敵すぎる。ボスが好きになりましたな。期待して待ってます。
が、ボスが何で殺られたのか気になって仕方がない。
ドッピオはともかくディアボロはそんな泣けるキャラじゃないと思うけどなあ
わーい!新職人だ!
俺もがんばるぜ!
と、いいつつ投下は本編じゃなくて外伝です
外伝 「その名は岡部」
俺の名前は岡部。高校教師だ。
いま、俺は入院している。理由は簡単、交通事故だ。
え?なんで交通事故にあったかって?よし、話してやろう。
あれは日曜日のことだった。
俺は最高の気分だった。彼女にプロポーズしようとしていたからな。
え?美人かって?うるさい!黙って聞いてろ!
俺はそのとき車に乗って駅前の喫茶店に向かってたんだ。そしたらな、一人の男に会ったんだよ。
そいつは外人だった。髪は長かったな。肩ぐらいか?
服はなぜか網シャツだったんだよ。肌が見えてたな。あ、そうだ、帽子も被ってたぜ。
まぁ、そんな奴を見たんだ。別にどうって事はないだろ?だけどな、その後なんだよ。
そいつ、道路の真ん中で立ち止まりやがったんだよ。
当然、ブレーキかけるだろ?まぁ、間に合わなかったんだけどな。
え?殺人?まぁ、最後まで聞けよ。
そいつを跳ねたと俺も思ったんだよ。
そしたらな、そいつ、『ダイバーダウン!』とか叫んで俺の車の上に飛び乗りやがったんだよ。
フロントガラスのまん前にな。
当然、前が見えねーだろ?
そしたらそいつ、今度はどうやってんのかわかんねーけどボンネットの上に昇ったんだ。
え?走ってる車の上で不可能だって?そうだよ。そこなんだよ。
一体どうやったのかわけ分かんなくてな。
まぁ、その後は簡単だ。そのまま川にどっぼんよ。
そういえば、落ちてく時にゴミ箱に頭を突っ込んでるサイケ調の服着た奴見たな……。
え?その後どうなったって?
………そこなんだよ、問題は。
彼女にふられたんだよ。このこと言っても信じてもらえなくてさ。
約束に遅れるなんて最低ー!なんて言われてふられてさ。
警察も病院も信じてくれなくてさ。
あんたは信じて………っておい!行くなよ!
頼む!信じてくれ!お前だけが頼りなんだよーーーーーー!
ウワァァァァァァァァァァァァァンンンンンンンンン!
外伝「その名は岡部」 完
外伝です。短いです。
あの長い本編とはうってかわって短いです。
楽しめましたか?岡部の交通事故にはこういうドラマがあったんです。
これからも本編中の出来事のバックグラウンドを紹介みたいな感じで外伝を書いていこうと思います。
本編ももちろん書きますよー!では!
あぁ、後サブタイは6部「その名はアナスイ」から
………この外伝アナスイ主役でもいい気がしてきた
GJ!
外伝も書いていくなんて頑張りすぎだなw
まったく……恐ろしい子ッ
今後もwktkして待ってるぜ
岡部ソスwwww
アナスイ何やってんのwww
太郎が先生になれたの財団の工作じゃなかったのか
たまたま空きが出来ただけで、元々は強引に工作して担任になる算段だったと補完
岡部は退院して復帰したくても何故か出来なくなるんだろう
そして、追い打ちとばかりに・・・・・・黄 色 い 救 急 車 だ ! !
という外道な提案。
>>276 それじゃあ、岡部が"プッツン"しちゃうだろwww
さて、ようやく書けた第6話。
投下!
第6話「レイザーズエッジ @ 」
「う………」
ここは………何処だ?俺は確か徐倫と愛のSM………じゃなかった、徐倫からの
愛の鉄拳(少し違う気もするが気にしない)をくらって気絶したはず………。
「あ、良かった………気が付いた………」
確かこいつは………そうだ、朝比奈とかいう奴だ。
結構可愛いから記憶の片隅には残っていた。が、やはり徐倫のアフロディティの
ような美しさにはかなわない。あぁ!愛しい徐倫よ!今お前は何処でなにを思っ
ているのか!願わくばこの二人の悲しき(ウザイので以下ry)
「アナスイ君………?」
少しトリップしてしまった。すまねぇが今は何時だ?
「あ、もう放課後です。アナスイ君の鞄は持ってきました」
優しいな。だが、俺は徐倫のように美しさの中にウァルキリーのような勇ましさ
とかっこよさを内包した華麗で華やか(やっぱりウザイので以下ry)
「アナスイ君………?」
いかん。またトリップしてしまったようだ。
「俺が心配で来てくれたのか?ありがたいぜ」
「あ、はい………でもいきなりあんな事言っても徐倫さんもびっくりするだけだ
と思いますよ」
いきなり殴られるとも思わねーけどな。
「そこは承太郎先生が注意したから大丈夫だと思いますけど………」
「や!みくる!いるかいッ!」
底抜けに明るい声と共に一人の女が保健室に入って来た。確か………
「鶴屋だよッ!ストーカー君!」
アナスイだ。ストーカーじゃない、俺のは純愛だ。
「そうかそうか。ま、若気の至りさッ!頑張れよッ!………にしても外国人は老
けて見えるって言うけどほんとだねぃ」
「自分でも17歳の気がしねーんだよな」
「わははッ!そんなんだとほんとに老けちゃうぞ!それじゃ、みくる、アナスイ
君!あたしはハルニャンに呼ばれてるから先に行くねッ!」
行ったか………だが本当に明るい人だ。
「アナスイ君………そろそろ帰った方がいいんじゃないんですか?」
「いや、徐倫に会ってから帰る。お前、徐倫が何部か知ってるか?」
「知ってますけど………あんな事があった後ですよ?」
恋は諦めたら負けなんだぜ。
「………そうですよね!諦めたらなんだってお終いですよね!」
じゃ、案内してくれるか?
「あ、はい。歩けます?」
大丈夫だ。そう返事してドアに手を掛ける。すると、ゴトンという音と共にドア
ノブが落ちた。
「古くなってたんでしょうか………?」
さぁな。後で用務員に言っとくか。ドアは………。
「開かないんですか………?」
「いや、大丈夫だ」
ダイバーダウン。スタンドをドアに潜行させ無理矢理鍵を開ける。
「あ、開いてたんですか。それじゃ徐倫さんの部活、案内しますね」
俺たちは部室棟に向けて歩いていた。徐倫はこの時間なら部室にいるらしい。
「そういえば………アナスイ君は知ってますか?」
何をだ
「今日転校生がもう一人来たらしいですよ」
そうなのか。
「名前は確か羽黒瞭だったと思います」
ま、興味ないな。そして門を曲がろうとした時だった。いきなり壁の掲示板が落
ちてきた。
「キャッ!」
朝比奈にあたりそうになる。
「ダイバーダウン」
スタンドを出し、咄嗟に朝比奈を引き寄せる。
「あ、ありがとうございます………今、アナスイ君何をしたんですか?いきなり
見えない何かに引っ張られたんですけど………」
気の性だろ。それにしてもあぶねーな。なんだ?このボロイ学校は。
「変ですね………この掲示板、切られてますよ?」
「誰かがわざとやったという事か?」
「うーん………」
まぁいいか。
が、この後はさらにおかしな事が続いた。電球がいきなり落ちてきたり、突然ガ
ラス窓が落ちてきた。他にもいろいろあって全部言っていたら切りがない。
全てダイバーダウンで回避したがあまりにも怪しい。絶対に仕組まれている。
「何か恨みを買うような事をした事はねーのか?」
「うーん………あると言えばありますけど………」
と、いきなりドアが倒れてきた。
「キャッ!」
「いくらなんでもやり過ぎだぜ………この化学実験室の中に犯人はいるはずだ。
入るぞ。場合によっては徹底的に痛め付けておく」
「い、痛め付けるのはどうかと………」
「朝比奈、お前はこいつをこのままほっとくのか?」
「それは………」
「こういうしつこい野郎は一発バシッといっとかねーと駄目なんだよ」
「………はい………でもあんまり酷い事はしないでくださいね。アナスイ君だって怪我するかもしれませんし」
分かったぜ。そして俺たちが中に入ると一人の男がいた。
男の背は172cmぐらい、黒い髪の毛は何とも言えない跳ね方をしている。
例えるなら………そうだな漫画とかでよくある髪の毛が房ごと明らかに重力に逆らって
てんでバラバラの方向に跳ねているような感じだ。目はどちらかといえばつり目だ。
ルックスは上の下くらいか。もちろん制服だ。犯人はここの生徒か。
「は、羽黒君………?」
こいつが噂の転校生か?だがなんで転校生なんかに恨み買われてんだ?
「分かりません………」
と、羽黒が喋り出した。声は結構高い、そして意外と柔らかい。
「それにしても………君がスタンド使いとは………僕の計画にそんなのは無かったんだがな………
たくさん用意しといた罠の計画が全部狂わされたよ………しかも僕は自分が決して表に出ない計画にしておいたのに………
こんな僕が直々に出向いて始末する計画なんて納得がいかないぞ………
それに僕の計画では始末するのは朝比奈一人だった……
それが君のせいで二人になった上に始末した後の計画も書き替えないといけなくなった………
ほんと、僕は腹が立ってるんだよ………これも計画に無かった………」
「うだうだ長いぜ、てめぇ、スタンド使いか?」
to be continued...
さて、今回はここまで。
すいません。色々事情があって文が途中で途切れるというとんでもなく読みにくい回になってしまいました。
本当にもうしわけありません。
今回は前、徐倫に倒された榊雄二のスタンド、ヴァニラファッジについて、
ヴァニラファッジとは、アメリカのサイケデリックロックバンド「ヴァニラファッジ」から取りました。
それでは、次回からは読みやすく投下したいと思います。ほんと、すいません
乙ー
アナスイ17歳確定かwww
読みにくいとは全然感じなかったぞ、サブタイあるんだし問題ないんじゃね
乙ーで思い出したが4部小説ついに発売らしい
GJ もう主人公がアナスイにしか見えないw
この敵の能力は一体なんだろうな?
物を落として攻撃してきていることからして、物体を落下させる能力なのか
それとも群体系のスタンドなら、相手に見つからずに物を落とす事も可能か?
GJ!!
アナスイの17歳姿なんて想像つかねえwww
徐倫の鉄拳が唸る日々がこれから続くんだな…。
288 :
受験生:2007/10/22(月) 20:50:21 ID:???
完成しましたので投下します!
今回はキョン視点でおおくりします
289 :
受験生:2007/10/22(月) 21:03:31 ID:???
ディアボロの憂鬱@
ハルヒが毒キノコ色頭をした奴を拾ってきた時には、
本当にどうしようかと思った。
教師が居ないのをいいことに勝手に保健室を開けベットに寝かせると
朝比奈さんと一緒にお粥を作りに行った。
ハルヒの話を聞くと、長門と二人で裁判関係の本を探しに行った時に川に浮いてたらしい。
微動たにしなかったから死んでるかと思ったが、
ハルヒが溜まった水を吐かそうと心臓マッサージをしところ、心臓が動き出したらしいのだが‥‥
「再び停止した」
長門それは死んだって事じゃないか?
「そう。凉宮ハルヒが心臓を潰したから」
「ちょ!いくらなんでも無理だろう心臓潰すなんて!」
「度重なる死亡により、細胞、身体、精神の弱体化が原因と思われる。今は順調に回復してその可能性は無くなった」
そんなこと有り得るのか?
「肺に水が溜まり窒息死したと思われたが衝撃により生存。
同時に血圧低下、心拍機能低下のちに死亡。
しかし保健室に移動後生還。理由不明、生物にはあり得ない状態」
290 :
受験生:2007/10/22(月) 21:07:01 ID:???
‥‥死者蘇生ってやつか?
しかし、そんなのできるわけない、そうだろ長門?
「そう。」
長門は短く答えたが、顔は納得できないようだった。
いくら長門が言うことでも悪いが信じられない
「その話が本当だとしたら、こうは考えられませんか?」
話を聞いてた古泉が神妙な顔をして口を挟んだ。
「凉宮さんが彼に生きていて欲しいと思ったから、生き返った、と」
背筋がこわばった。
まさか、いくらハルヒでも死んだ奴を生き返らせる事はできないだろう。
そうなったらハルヒは本当のか――
「うっ」
うめき声が聞こえ、ベットを見ると男が頭を押さえて起き上がっていた。
どうやら気がついたらしい‥‥長門が生き返ったって言うのだから生き返ったのだろう、
前テレビで心臓が停止してまた動いた例がある。だから、この男がそうだとしても別に不思議ではない、
俺はそう納得させ、古泉の言葉をかき消した
to be continued...
ディアボロww
292 :
受験生:2007/10/22(月) 21:19:10 ID:???
今回はここまでです。
長編は初めてなので切り方が不自然になってしまい申し訳ありません
下書きのときは「長…」と不安でしたが、他の職人さんと比べて明らかに短いorz
視点はディアボロ→キョンの順で続く予定です
ディアボロの死にやすい設定は、
昔のスレでディアボロが下らない理由で死ぬのが多かったので
こんなワケじゃね?と考えて作った妄想設定です
起きたディアボロが何と言うか…期待www
挨拶の「チャオ」って、イタリア語だったっけ?
「俺のそばに近寄るなァーー!!」
生↑死↓生↑死↓生↑
ディアボロwwwwww
ハルヒが力使ったとしたら蘇生じゃなくその場に留まらせたことかな
これは期待
しかしボスは最近ギャグキャラが板についてるよなw
GJ!
ディアボロか………これからどんな話になるか楽しみ
キンクリはでてくんのかな?とりあえず第7話投下!
しかし我ながらとんでもないハイペースで作ってるな………
第7話 「レイザーズエッジ 2」
「………そのとおりだよ………やれやれ………やっと計画通りに進み始めた………
ところでアナスイ、君は既に僕の計画にはまっているんだ………
計画にはないけど手向かいしないのなら一瞬で始末してあげるよ………」
寝ぼけた事言ってんじゃねーぜ。
「そうか………なら僕の計画通りだね………死んでもらえるかな?」
「ダイバーダウンッ!」
返事の代りだ!
が、次の瞬間、天井の電球が落ちてきた。切断していやがったか………。
羽黒はいつの間にか手にナイフを持っている。あれがスタンドか?
羽黒は無言のままナイフを振り回してくる。
計画どうこう言ってた割には計画性の無い攻撃だ。
「いや、凄く計画的だよ」
羽黒がそういうと壁の温度計がぶっ倒れてくる。だが問題なくダイバーダウンで防いだ………が、次の瞬間椅子が降ってきた。
さっきの攻撃は囮か………。
いつの間にか椅子をバラバラにして蹴り上げていたようだ。だが、俺だって黙って見てるだけじゃねえ。
「くらえッ!ダイバーダウンッ!」
そう叫ぶと同時に机に潜行させていたダイバーダウンで攻撃する………が、防がれた。
「言ったじゃないか………君は僕の計画にはまっているってね………
君のスタンドは近距離パワー型、能力は物体に潜行し、その状態からでもスタンドはある程度の行動は可能………当たってるだろ?」
「それがどうした?俺はまだ全力じゃないぜ」
「僕も………全力じゃない。今から計画通り全力でいってあげるよ」
床が濡れていた。
「………全力だと?」
「もう気付いているとは思うけど………このナイフが僕のスタンドだ。名前はレイザーズエッジ」
「スタンド………普通の人に見えるのもあるんですね………」
朝比奈、知ってるのか?
「あ、徐倫さんから聞きました………」
なら話が早い。俺たちから離れとけ。
「じゃ、いくよ」
次々とナイフを振るってくる。が、遅い、これなら余裕だ。
かわしてダイバーダウンを叩き込もうとした瞬間。いきなり突風が吹いた。
「な!?」
あまりの強さに押し倒される。そこを切られた。くそっ!左腕か………。
「何が起こったのか理解できないかい?………まぁ僕の計画では教えるつもりもないけどね………」
そう言ってさらに切り付けてくる。まずい、壁のアルミの板をダイバーダウンで取り外し、防御する。
「嘘だろ………」
アルミの板がバターか何かのようにサックリ切られる。こいつの能力………物体をなんでも切断できるのか?
いや、それだとさっきの説明がつかねぇ………。クソッ!
手近にあった薬品のビンを投げ付ける。が、やはり切られる。
だが、奴に中の薬品が降りかかる………
「な!?液体を切った!?」
その結果空中を舞うはずだった薬品は地面にビンと一緒に落ちた。
靴にかかったようだがたいしたダメージではない。
「びっくりしたかい?今の攻撃は良かったよ………僕の計画の参考にしたいぐらいだ………
だけどもうそろそろ決着がつく………」
「てめぇの能力………読めてきた………物体じゃねぇ、本当になんでも切れるんだな………」
「そのとおり………ちなみにさっき切ったのは空気さ………
空気を切るとそこに僅かな真空ができる………
その隙間を埋めようと空気が流れ込み突風が吹くのさ………さぁ、計画通りに始末するか」
させるか!突進していくと奴がナイフを振るった。
また突風か?芸がねぇな、そう思った瞬間、目の前にパックリ穴が空いた………穴?
「飛び込まない方がいいよ………まぁ、僕の計画では君はその穴には飛び込まないけどね………」
な、何なんだ?この真っ黒い穴は………まさか………
「空間も切れるのか?そのスタンド………」
「当たりだよ………その穴が何処に通じてるのかは僕も知らない………
調べたいのなら飛び込んでみなよ………僕も今後の計画の為に知っておきたい………」
「ダイバーダウンッ!」
ここは攻撃あるのみだ。だが、こいつが空間を切りまくるせいで動きづらい、何処かに突破口は………。
そう思った瞬間、足が沈んだ。
「さっきの攻撃はカモフラージュさ………僕の計画では君はその落とし穴に足をとられる計画だったのさ………
それと君の足はさっきので怪我をした………残念だけど僕の計画通り君は動けないよ………」
羽黒の言うとおり足が抜けない。だが、奴が近付く瞬間なら………。
「それと………当然僕は計画通りに近付かずに君を始末するよ………
そうそう………親切で言っとくと僕のスタンドは時間差で物を切断できる………
君達の通る場所の物を切断しておいて君達が通った時に………
このナイフの柄にあるスイッチを入れる………そうすると物がいきなり切断されて君達に落ちて来る………」
羽黒が言った瞬間、天井が落ちてきた。
「事前に仕掛けておいたんだ………計画通り、君は死んだ」
「ア、アナスイ君ッ!」
くそ………まさかあれをしなくちゃなんないとはな………だがやるしかねーか。
「ダイバーダウンッ!俺に潜行しろ!」
そして………
「俺の腕の関節を外せ!」
「な!?」
そして関節を外して射程距離が伸びたダイバーダウンの腕が奴を掴む。
「そのまま俺を引っ張れ!ダイバーダウン!」
「し、しまった!」
「もう遅いぜ………クラエッ!」
羽黒が吹っ飛ぶ。くそ………関節は外すのも痛てーが直すのも痛いんだ………。
「ふふ………こんなに計画通りにいかないなんて本当に腹がたつよ………だけど………最後は僕が勝つ!」
そう言うと羽黒は朝比奈を人質にとった。
「ふん………てめぇ、計画とか言ってたな………なら俺もそうだ、
てめぇはもう俺の計画にハマっているんだよ………」
「何を言ってるんだい?この距離………どう見ても君のスタンドの射程距離外だろ?
関節を外したら届くかもしれないがその前に計画にそって僕が朝比奈の喉をかっきるよ………」
「やってみな………」
「死ねッ!」
そう叫ぶと朝比奈の喉を切ろうとし………羽黒が吹き飛んだ。
「ダイバーダウン。既に潜行させていたぜ」
「くそっ………だが………まだ負けてはいない………計画は………まだ、あ………あれ?
手を動かしたはずなのに………足が動くぞ?」
「ダイバーダウンでお前の足と手の神経を逆に接続した………じゃあな」
「こ、こんなけいか………ゴバッ」
うるさいのでダイバーダウンで気絶させた。
「ア、アナスイ君………」
朝比奈がフラフラと寄ってくる。そして………
「こ、怖かったです………」
そう言うと俺に抱きついて泣き始めた。
まぁ、無理もねーな、あんな目にあった後だ………待てよ?
これって知らない奴が見たら俺が朝比奈を泣かせたように見えるんじゃないか?
まずい。早く朝比奈を泣きやませようと俺は外に出た。そして………
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺は部屋の外に出た瞬間、徐倫と出合った』
な…何を言っているのかわからねーと思うが俺も何が起こったのか分からなかった………
タイミング良すぎとか運命のいたずらとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。
もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ………。
「……………ま、元気でね、アナスイ、みくる」
「Heyyyyyyy アァァァァァンマリダアァァァァァアァアァ」
俺に抱き付いている朝比奈の表情が嬉しそうだったのは俺の気のせいだと信じたい。
羽黒瞭 再起不能の上承太郎によって学校の修理費まで請求させられた
ナルシソ アナスイ 精神的に再起不能の上承太郎によって学校の修理費を請求され、さらに学校の修理までさせられた
朝比奈みくる なんだか最近少し悩みながらも嬉しそうにしているようだ(鶴屋 談)
to be continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前羽黒瞭
スタンド名 レイザーズエッジ
17歳 誕生日 5月3日
好きな食べ物 ピッツア、カルボナーラスパゲティ
嫌いな食べ物 和え物全般、鯖
性格 几帳面で物事を計画をたて進めたがる。自分の計画に支障が生じる事を何よりも嫌う。
が、別に臨機応変に行動できない訳ではない。
好きな色 ライトイエロー
集めている物 靴の紐 ボタン
レイザーズエッジ
パワー 本体のパワー スピード 本体のスピード 射程距離 E (能力の射程はA)
持続力 A 精密動作性 C 成長性 C
能力 どんな物でも切れる能力。気体や空間でも切断できる。
また、一度切った物を時間差で切り離す事が可能(つまり、切断しておいてから、ターゲットが通り掛かった時に、いきなり物体を切断できる)
さて、やっぱりクソ長い第7話でした。
…………すいません。一番やってはいけないフラグをたててしまいました。
朝比奈ファンの方もうしわけありません…………
さて、今回のオリキャラ、羽黒。彼が計画を連呼するのはマイク・Oを参考にしたとかしてないとか
スタンド名の由来はオーストラリアのロックバンドAC/DCのディスコグラフィ「The Razor's Edge」から
そろそろまとめサイトが欲しいなぁ………いるかな?まとめサイト
それでは次回の投下で!それでは!
死ね
307 :
マロン名無しさん:2007/10/23(火) 16:33:18 ID:jqHe6fhJ
時間差で切れるとか最強だろ・・・
部屋の空間を人が通る隙間もないくらい切っといて、アナスイが入ってきた瞬間にスイッチいれたり。一瞬でアナスイはミンチに
むろん自分は安全な場所に待機。
素人目に見て全体的にはgj!
誰も好きにならないはずの朝比奈さんがアナスイ…?
この先どうなるか不安と期待が入り乱れております。キョンが露骨に嫌悪感醸し出しそうだ…
GJ
>関節を外して射程距離が伸びた
これはもしかしてズームパンt(ry
GJ!
最後ってっきりアナスイがミクルをグッチョにするのかと・・・
そこまで下衆じゃないか?w
>>305 GJ!!
俺もまとめサイトは作ってほしいと思うな
人任せ発言になるがあんたが作ってくれるなら猛烈に支持したい
まぁそれはともかく、今後も期待してるんで頑張ってくれ!!
こんばんは 続き投下いたします
汐華初流乃の憂鬱 第14話「傍にいる者」
語り部:汐華初流乃
001
スコップの先端が放物線を描いて後方の闇の中に消えていった。
「な…?」
僕もルカも、何が起きたかよく分からず、あっけに取られていた。
「何しやがった…?」
先端がどっかに吹っ飛んで、初期装備「ひのきの棒」になった、元スコップを握り締めているルカ。
その手元が小刻みに震えている。
何がどうなったかなんて僕にも分からない。
唯一つの点を除いて
002
僕がスコップを…どうしようと思ったか自分でも分からないが、反射的に伸ばした右手
その先に人影が見える。
いや・・『人』といって良いものか・・・?
うっすらと金色の光を放ち、半透明透けて見える謎の人影
まるで幽霊か何かのようだ。
人の形はしているが明らかに人間・・というより生き物というか・・・この世の存在って奴ではないような気がする。
「何をしやがった!?」
ルカが喚く。
アイツには見えていないのか…?
「おい、何をしやがったーッ!!」
どうやら、どこから出てきたのか分からないが・・・この半透明の人影が
ルカのスコップを防ぐ・・・というより根元からへし折ったようだ。
003
一体何なんだコイツは。
プロテクターやヘルメットのような物を着込む様は人物というには現実感というものが感じられがない。
まるで、コミックや特撮のヒーローを思わせる。
なぜだか分からないが、今、僕には奇妙な実感がある。
この半透明のヒーローが、この僕にとても近い存在
それは体の先に手や足があるように・・・その先にコイツ、金色に光る幽霊がいる。
上手く言葉に出来ないんだが・・そう あえて言うならコイツは僕だ。
もう一人の僕、もう一人の汐華初流乃、だ。
「クソぉー舐めるんじゃねぇーッ!!」
僕が黙っているのを見て、無視されたと思ったのだろうか
ルカが怒りの叫び声をあげた・・・というよりは動揺を隠そうとつよがっているといった方が正しいか
おっと、そうだった。
悠長にこの幽霊ばかりを気にしてられるような状況じゃあ、ない。
まずは奴を何とかしなくては。
004
気が付くとルカは手に黒い塊を持って構えている。
手に握られたそれは拳銃だった。
うわ、なんて奴だ。
前々からスコップを持ち歩くなんてイカれた奴だとは思っていたが、こんな危険物まで持っていたのか。
というか、別にスコップにポリシーがあるんじゃなくて持ち歩ける凶器だったら何でも良かったんだね。
パンッ、と銃声が一発鳴り響く
そこから放たれた弾丸は、車のライトを割ってガラスを撒き散らした。
どうやら狙いが外れたらしい。
さらにもう一発
それは僕の足を掠めて闇の奥に消えていった。
005
「てめぇっ、避けるんじゃねぇーっ!!」
ルカが叫び声をあげながら、再び銃を構える。
へたくそが、自分で外したんだろうに…。
とはいえ…下手な鉄砲でもなんとやら
こうパンパン打たれては、そのうち誰かが銃弾に倒れる事になる。
キョンは倒れたまま動かないし、ハルヒはそのそばから離れようとしない。
このまま、奴に好き放題させるのは絶対にまずい。
コイツ…この金色の幽霊で何とかできるだろうか?
さっきアイツのスコップをへし折ったように、拳銃を叩き落したり顔面に一発食らわせてやったりできるだろうか?
「何でだ・・なんで当たりやがらねぇえええええーっ!」
おぼつかない手つきでルカは拳銃を振り回す。
もう一発銃声が鳴り、今度はキョンの頭のすぐ横の地面がはじけた。
コイツ…下手なりに狙いが正確になってきている。
このままでは、僕、キョンやハルヒも危ない
僕は意を決してルカの前に立ちふさがった。
同時にルカの手にした拳銃から4発目の銃声が鳴り響く。
006
金色の幽霊は、右手を振り下ろして銃弾を弾いた。
弾かれた鉛の塊は、そのまま進路を変えて地面をえぐって周囲に泥と小石を撒き散らす。
ルカにしてみれば、確かに僕は胸を撃たれたように見えるだろう
しかし、平然としてるその姿をみてその顔色が見る見る変わっていく。
問題ない・・感覚で理解した。
手を、足を、指を動かすことに一々迷わないように、こいつの動かし方を、使い方を僕はすでに分かっている。
集中すれば、拳銃の弾を弾くくらいは何とかなりそうだ
コイツの拳を今度はスコップじゃなくてルカの顔面に叩き込んでやるべく
僕は一歩一歩、ゆっくりと歩き出す。
一方ルカはパニくってさらに銃を乱射した。
飛んでくる弾は一発一発丁寧に、地面に弾き落とす。
弾が命中しながらも平然と歩いてくる僕を、こいつはどう見ていたんだろう。
その顔が見る見る恐怖でゆがんでいく。
「な・・・なんで・・・なんで・・・なんで死なねぇえんんだーーーっ!」
その指は、まだ銃弾が僕を撃ち殺すことを信じて引金を引こうとしている。
だが、僕も金色の幽霊もこれ以上拳銃の使用を許可するつもりはなかった。
ルカとの距離は一メートルを切った。
007
「無駄ァ!!」
僕の掛け声とともに、幽霊の放った右の拳が拳銃ごとルカの両手を粉砕する。
思えば涙目のルカ・・・アンタは僕の弱さだった。
義父や、街の悪がき、チンピラども
彼らに、そして誰にも逆らえない僕の自身に負け続けてきた人生の象徴だったよ。
君に従い続けてきた日々もこれで終わりにしよう
どうやら、今日で僕は生まれ変われるようだから。
僕は金色の幽霊で、
「無駄無駄ァ!!」
ためらうことなくその顔面に
「無駄無駄無駄無駄」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!」
出来る限りの拳を叩き込ませた。
殴られたルカは・・・2メートルくらいは吹っ飛んだだろうか
そのまま地面に叩きつけられて倒れると、そのまま動かなくなった。
黄金体験支援
008
「二人とも大丈夫かい?」
そういいながら僕は振り返る。
二人ともルカにやられて怪我をしていたはずだ、病院にいかないと・・。
が、振り返った先にはキョンとハルヒのほかに、全く見知らぬ人物がもう一人
いつの間にか立っていた。
「大丈夫だ、こいつらなら俺が手当てしておいたぜ」
エルビスプレスリーみたいなリーゼントに学生服、まるで日本のコミックの「ツッパリ」のような格好の少年
そんな人物が、あの戦いのさなか、いつの間にかキョンとハルヒの横に立っていた。
だ・・・誰だ、コイツ いつの間に二人の隣にいたんだ?
「すまないな二人とも 遅くなった」
さらに、背中、ついさっき吹っ飛ばしたルカが倒れている辺りの方からそう声がして
渋い声とともに、僕の横には白いコートの長身の男が、闇の中から現れた。
「さっきまで暴れていた男ならそこで寝ている 死んではいないが、立ち上がって向かってくる事もないだろう」
歳は30歳くらいだろうか
つばの長い帽子を被りっている
防止には手の平をモチーフにしたエンブレムがついていた
真っ白いコートが闇の中で浮かび上がっているようだった。
なんだろう、奇妙な話だが、どことなく彼を知っているような・・そんな感じがする。
「承太郎さん・・・?」
意識を取り戻したキョンが、彼に向かってそういった
ジョウタロー・・・そうか、彼がキョンの言っていた知り合いの日本人か。
009
「周りが暗いと、地図見てもさっぱりなもんでよぉー
じじいも、もうちょっと分かりやすい念・・・ゲフン 説明して欲しかったぜ」
リーゼント少年・・・キョンが言うには「仗助」というんだそうだが。
ハルヒが言うにはどうやら、僕がルカに向かって走っていったときに丁度駆けつけてきたらしい。
彼の言いかけた「念?」・・が微妙に引っかかる。
そもそもどうやって彼らはキョンとハルヒを見つけてここまでやって来たんだろう?
そういえば二人ともほとんど怪我はなかった。
おかしいな、あの時は血も出ていたと思ったんだけど。
010
ともかく、こうして僕達は無事、ナポリ市内のホテル一室で一息つける事になったんだ。
僕も、キョンたちの部屋にお邪魔させてもらえる事になった。
手下も含めてルカたちご一行は壊滅状態
やれやれこれでようやく・・・って、キョンの口癖が映ってしまったようだ。
ともかく、この騒動はこれで決着が付いた。
承太郎さんたちに関しては幾つか機になる事もあるが
悪い人たちではなさそうだ。
今夜は、彼らの元でお世話になるとしよう・・・。
気になるといえば・・・もう一つだけ。
承太郎さんが闇の奥から出てくる前にポツリとこう言っていたのを僕は聞き逃さなかった。
「やれやれこいつ・・スタンド使いだったとはな・・・いや、今『なった』と考えるべきか」
スタンド使い?
一体彼らは何者なんだろうか・・。
←to be continued…
どうでも良いけど、何でこんなにカエルがたくさんいるんだ。
気絶してるルカの周りを何匹もぴょンぴょんと飛び跳ねている。
近くに池なんてなかったはずなんだが・・・
次回予告
人生という遥かな旅路の中で
人は出会い、そして再び別れていく
旅の途中で出会ったあいつと
いつか再び出会う日は来るのだろうか
数々の紆余曲折をえて
俺とハルヒのイタリア旅行に終わりの時が近づこうとしていた
それは、友とのしばしの別れの時でもあったんだ
第15話 はるかなる帰路 さらば友よ
「あいつに引っ張りまわされるんは楽じゃないぜ?」
「それはキョンがやってくれるんだろう? 僕は横で美味しい所だけいただくよ」
イタリアの方、GJでございます。
ハルノの憂欝はまだまだ続きそうですね、能力についていつ気付くやら。
327 :
マロン名無しさん:2007/10/24(水) 21:54:41 ID:HjD3PTjg
「紹介するわ、パンナコッタ・フーゴ君よ。」
「待って下さい、いきなり何々ですか貴方達?」
「だからうちの団に入りなさいって!」
「でも僕はもう入ってるチームがあるので・・・。」
「有無を言わず入りなさい!」
「駄目です!」
「入れ!」
「・・・・・駄目だってんだろ!このド低脳がぁーー!」
乙乙乙乙乙ゥーッ!!
なんか終わりが見えてきた気がするなー続き読みたいけど終わって欲しくないぜ
とりあえずジョルノに変身用のコロネ置いときますね つ[@@@]
そしてたくさんのカエルで一瞬ウェザーフラグかと思ったw
イタリアさん乙です!2代目から5代目のジョジョが集結しようとは
SSならではの展開に興奮です!次回も至極、楽しみです!
格好よかったぜジョルノ!
そしてコロネじゃなかったんだな・・・脳内ヴィジョンを入れ替えないとw
投下乙です!!
スタンドgetしてからのジョルノの思考が面白かったです。
そのサブタイを使わせるなぁーーーーーーーー!
GJ!でも次回のサブタイがそれ!?
終ってしまうフラグ!?おねがい!終らないで!
まぁ、面白ければ次回で終ってしまっても構いませんけどね
俺が次に投下できるのは来週ぐらいになりそうです。
SSはとても面白いんだが・・・・・・うん、面白いよ、本当に・・・
でもよぉぉおー、あんまハルヒ関係ないと思うんだけどよォぉおお
>>334は俺への意見でしょうか?
すいません………確かに俺のSSはあんまりハルヒがからんでませんね………
これから段々からませていこうと思っていますんで………
自分かも
舞台がイタリアなもんだから、ジョジョばっかりにw
あ、あと、SSは次回で終わりではないです
もうちょっとだけ続きます
ぶっちゃけハルヒいらn
まあ適度にクロスってればスレ的に問題ないから無理矢理絡ませたりはしないでほしいな
>>336 そのもうちょっとだけ続くってのはマジュニア戦後の亀仙人と考えてよろしいのだな
>>337 すげーな、この後、色んなものがインフレ化してくわけか
>>337 アホか
それならこのスレに投下する必要ないだろ
必ずここというわけではないかもしれんが、ハルヒクロスならここが最良じゃね?
6時間時がふっ飛ばされました
このスレ過疎り杉………
vipが異常なんだよ?
>>337 >>338 じょるの「ディアボロのスタンド なんてパワーとスピードなんだ! こうなったらSOS団拳を3倍まで上げるしかないっ!!」
こうですか?(><)
↓
じょるの「ナランチャのことかあああああ!!!!」
↓
じょるの「おめえの出番だ、ぽるぽる!」
↓
じょるの「ミスタ! おめえはほんとに世界の救世主かもな!!」
↓
ジョリーン「じょるのおじいちゃんが黒髪になっちゃった!?」
書いてて思ったんだけど一応ジョルノってジョージ2世と兄弟になるのかな
てことはジョルノはジョセフの叔父さんか。
仗助もびっくりの年齢差だ
てことはDIOの息子たち全部…
エリナが知ったらどう思うことやら
347 :
マロン名無しさん:2007/10/28(日) 17:07:46 ID:+i9BS2sU
血縁奇妙すぎ
348 :
マロン名無しさん:2007/10/28(日) 18:07:57 ID:F8rs0X+U
ジョジョの奇妙な血縁関係
何を今更って感じだけどなw
さて、予告通りに投下します!
うーむ、前書きで書くことが無い………
第8話「ウィズ ア ガン 1」
アナスイと親父がやって来てから2週間がたった。
あたしはSOS団の部室にいた。ハルヒは椅子に座りパソコンをいじくっている。
古泉はアナスイとチェス、それを横からみくるが見ている。有希は本を読んでいる。
ハルヒは相変わらずだし、古泉はやっぱりいつもニコニコしている。
みくるは何故か最近勝手に入り浸るようになったアナスイの事をよく見ている。
………まさか………いや、みくるに限ってそんな事はない………と、信じたい。
「にしてもアナスイも物好きだな」
キョン、あいつは変態よ。
「ひでぇ言い方だな」
「ま、アナスイの事はどうでもいい、それよりも………」
そしてあたしが見た方を見てキョンが呟く。
「長門がどうかしたか?」
「なんか………気になるのよね………なんだ?その目?あたしが圧迫祭でもすると思ってんのか?」
「圧迫祭ってなんだよ………」
あんたは知らなくていい。
「だけどお前は長門の何が気になるんだ?」
「なんていうか………そうね………アメリカの学校で似たようなクラスメートがいてね………」
「ふーん」
「だからかな………なんか放っておけないのよ………」
「徐倫………確かにさ、昔のクラスメートに似てりゃ気になるかもな、けど長門だぜ?あいつは万能だよ、大丈夫さ」
「………そういう事じゃあねぇんだけどな………」
だが、まあ、ここは有希本人に聞いた方がいいだろう………って
「あたしって有希とまともに喋った事あったっけ?」
そういえば無い。というか有希とまともに会話ができる奴を見た事が無い。
ハルヒはよく話し掛けているが一方的にハルヒが喋っているだけだし、
みくるや古泉は有希に話し掛けようとしない。
唯一キョンが少しだけ会話をするぐらいだ。
「ますます心配ね………」
「だからなにがだ?徐倫?」
お前みたいな鈍感野郎には話さねーよ。
放課後、あたしは家の方向が同じという有希と、今日欠席した国木田とかいう奴に連絡を届けに行くキョンと一緒に帰っていた。
二人は徒歩だが、あたしだけ自転車を押している。
「……………」
「……………」
「……………」
会話が無い。もう無い。会話の持続力Eだ。会話の成長性もEだ。
おい、キョン、有希となんか話せ。
「なんで俺なんだよ………」
あんたは貧乏くじをひく役なのよ。親父に言わせりゃポルナレフの役目だ。
「誰だよ、それ」
「親父の知り合いでトイレで災難に会う人。今は亀の中にいるってさ」
「なんだそりゃ」
「そういえば………徐倫の親父が来た理由は何なんだ?」
あぁ、それ?あたしはそのことをキョンに話し出した。
日日を2週間程バィツァダストした日の事。あたしは親父に学校にやってきた理由を聞いていた。
「SPW財団から涼宮ハルヒを調査して欲しいと頼まれたんだ」
「あたし一人で充分だろ。それになんで親父があたし達の担任なんだ?」
「まず俺が加わった理由だが………この前の榊雄治や今日の羽黒瞭がいたからだ。
涼宮ハルヒを狙うスタンド使いがいるのは明白だ。お前一人では危険すぎる」
「………それは納得した。だけどなんであたしたちの担任なんだ!」
「最初は非常勤の講師としてSPW財団の工作で潜り込むつもりだったんだがな………お前の前の担任が怪我したのは偶然だ」
どうだか。
「まぁ………そういう訳だ。お前も敵には気を付けろ」
と、いう訳よ。
「へぇ………なあ、徐倫の親父もスタンド使いなのか?」
えぇ、そうよ。
「どんな能力なんだ?」
「残念だけど教える訳にはいかないわね」
「ま、そういうもんだろうな」
そういうと会話は終り………
「……………」
「……………」
「……………」
再び修羅場が始まった。
そんな沈黙を続けて10分程だろうか。
当たりが閑静な住宅街になったあたりで異変は突然やってきた。
「グアッ!」
キョンがいきなり後ろから撃たれた。
「な、なんだ!?新手のスタンド使いかッ!」
自転車を側に倒して周りを見渡す。だが、撃ってきた相手の姿は見当たらない。
有希がキョンの側にかがみ、何事かを呟く。その瞬間、キョンの傷が治る。
「サンキューな、長門。………徐倫、今のは………」
ピストルだな。
「………お前はなんでそんなに平然としてるんだ?」
アメリカではピストル位幾らでも見れる。あたしの家にもあったぞ。
問題は何処から撃ってるかだ。ここは一本道だからな………。
「なあ、徐倫。相手は銃持ってんだろ?どっか家の中から撃ってきたんじゃないのか?」
「ピストルは基本的に近距離で使う武器だ。隠れて撃つのなら普通ライフルを使う」
と、すると何処か物陰にいるのか?
「本体はここよ」
そういう女の声が電柱の陰から聞こえてきた。
結構高いが耳触りな声ではなく透き通った感じの声だ。
背は165cmぐらい、髪は青みがかった黒い髪を胸あたりまでのストレートにしている。前髪は右側に付いた二つのピンで4対6の割合に分けてある。
顔は大人っぽく、落ち着いた雰囲気を漂わせている。美人と言って構わないレベルね。
服は下は青いジーンズ、上は迷彩がらのブラウスだ。
右足のふとももにはホルスターをつけ、左右両足のすねにはカートリッジを入れたポーチが両足合わせて3つ見える。
「自分から出て来るとはいい度胸だな」
「私の名前は山神零。あなた達には恨みは無いわ………けど私達の組織の大いなる目的の為に死んでもらうわ………」
知るかよ。
「クラエッ!ストーンフリー!」
ガァンガァン
銃声が2発響く、が、ピストル程度ストーンフリーの敵ではない。
余裕で叩き落とせる。2発ともあらぬ方向へ飛んで行った。
「そいつは………オートマティックタイプの銃………ベレッタか」
「なあ、どういう銃なんだ?それ」
「正確にはベレッタM92、口径は9mm、作動方式はダブルアクション プロップアップ式ショートリコイル、ライフリングは6条右回り
最大装弾数は15発、全長217mm、重量950g、銃口初速365m/s、有効射程は50m」
「あー、もういい、長門」
「ピストルごときで勝とうなんて余裕だな」
「あら、モチロンこのピストルはスタンド能力を持ってるわよ。ウィズ ア ガン!」
山神がそう叫んだ瞬間、弾いたはずの弾丸が再びあたしに向かってきた。
「な!?」
くっ!マズい!
再びストーンフリーで跳ね返すが弾いたと思うとまた向かってくる。
「くそっ!切りがねぇ!」
そう叫んだ瞬間、有希が飛び出して銃弾を受けた。
「有希………!」
「この程度の傷なら問題はない。私の状態よりも敵にあなたの能力で攻撃をする事を優先するべき」
………それも………そうね。
「させるか!」
ガァンガァンガァン
今度は3発か。ストーンフリーの糸を体に纏い、弾丸を止める。
「あんたの能力は………多分あたしの体を磁石にでもしたんだろう?親父からそういうスタンドがいると聞いた事がある」
が………
「ア、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!傑作だわ!
ハハハハ………あぁおかしい………私と戦った奴は皆最初にそう言うのよね。
全然違うからおかしくってつい笑っちゃうのよ………」
………いったいなんなんだ?こいつの能力は………
to be continued・・・
第8話終了!………やっぱなげぇ
えー、最近、本編では無く後書きのネタが尽きています………
それでは!
会話の持続力&成長性Ewww
トイレで災難な亀の中の人www
乙、別に長くないと思うよ
358 :
受験生:2007/10/29(月) 20:21:52 ID:???
いよいよ受験10日前になりました。
提出課題終わってねぇ(ノ∀`)アハハハハハ!!
だが投下するッ!
359 :
受験生:2007/10/29(月) 20:24:12 ID:???
ディアボロの憂鬱A
ここは――どこだ?
狭くて白い清潔感あふれている部屋だ。俺は白いベットのうえで寝かされている。
辺りを見回すと地味な青年、笑ってる青年、無機質な少女の三人が立ったまま俺を見下ろしている
「おい、うずくまって大丈夫か?」
「俺の側に近づくなぁぁーーっぁ!」
声をあげベットから降りようとしたが、手を滑らせベットから落ちてしまった。
床から露出していた釘が頚動脈に刺さったらしく毒々しい血が床を染める。
ディアボロ失血死
「ちょっとちょっと!すごい寝相ね」
ん?
生き返ったみたいで傷も完治しているが
どこかで聞いた覚えがある声だ。最近聞いたことがある気がする。
「起きなさい!」
目を開くとさきほど一瞬だけ見た少女が瞳を輝かせている
360 :
受験生:2007/10/29(月) 20:27:37 ID:???
「誰だ!お前は?」
「私はSOS団団長凉宮ハルヒよ!
さっき溺れてた貴方を助けたのはこの私なんだから感謝しなさいよ!」
助けた?俺を?
「じゃあ、ここに連れてきたのはお前が?」
「ふふん、そうよ」
いつもみたいに自動的に移動したんじゃないのか?
どうゆうことだ?
だが、また死んで生き返った。何かが違う?いつもと違う?
「そう、お粥を作ったのよ!食べなさい!」
俺のために?
「そうよ!貴方外国の人みたいだからイタリア風にリゾットっぽくしてみたわ」
リゾット‥‥。思えばアイツにも酷い事をした‥‥
いや、何を言ってるんだ俺は当然の行為だ。俺は悪くない、
こうなったのも全てジョルノのせいだ。くそっ!あの便器に吐き出されたタンカスが!!
「食べないの?」
ハルヒは不満そうな顔で俺を睨んだ。仕方ない食ってやるか、
今の俺には自分の正体を隠す能力もないのだから
甘んじて好意を受けるしかない、一口すくって口に運ぶ
「む‥‥うまい」
361 :
受験生:2007/10/29(月) 20:32:52 ID:???
「当たり前でしょ!なんたってこの私とみくるちゃんが作ったんだから!」
見ると怯えた少女が立っていた。
メイドの格好をしてるところを見ると、ハルヒの使用人か?
久しぶりの食事のせいか、口内に味が広がるのを欲し、いつの間にか全て平らげてしまった
「その食欲じゃ大丈夫そうね。あなた家は?どこの国の人?家族は?」
まるで職務質問を受けているようだ。
しかし、どうすべきか?
俺は奴に復讐してまたボスの座を奪い返す気でいる。
そうなると俺を知ってる奴が居るとマズイ。
前みたいな事になる‥‥さっきまで謝りたいと考えてたのに……
後悔しているのか俺は?酷い仕打ちをしたことに?
「どうしたの?」
こいつと会ってから、少しだけ何かが変わった。
それに謝りたい気持ちは嘘じゃない
たまには……賭けてみるのもいいだろう
「イタリア人、名前はディアボロ。娘と親友を探している」
この日から俺の運命は変わっていった
to be continued...
362 :
受験生:2007/10/29(月) 20:43:14 ID:???
つ、疲れた。読みにくてすみません
ちなみにディアボロの血は長門が処理しました
これからも死に続けますが、死に方が微妙グロになりそうです
本当にこれで死ぬのか?と心配になりググってます。
学がないので辛いですフーゴ教えてくれ!
>>声をあげベットから降りようとしたが、手を滑らせベットから落ちてしまった。
>>床から露出していた釘が頚動脈に刺さったらしく毒々しい血が床を染める。
>>ディアボロ失血死
吹いたw
>>362 今日のディアボロスレが好きだった俺としてはもっと殺りたい放題してもおkw
そしてGJ!
お二人ともGJ
受験は・・何とかがんばりましょう ここで決まったら残り半年悠々自適ですよ
>前みたいな事になる‥‥さっきまで謝りたいと考えてたのに……
何というツンデレボス
謝る姿をむしろ見てみたかった
>>363 何で学校の保健室の床に釘が露出してるんでしょうねぇw
アメリカさんの方は・・またまた新たな敵ですか
今回は長門と一緒だから、次は古泉との辛味にローテーションが回ってきそうですね
ちなみに自分は後書きどころか予告のネタも尽きそうだったり・・・
これはもうグッジョブの嵐ッすねぇぇーー
しかし、スタンド使い(しかも殺し屋)が自己紹介するのは『次の瞬間に行為はもう終わっているからだ!!』なんですかね
多分、リンゴォみたいなキャラが好きな職人さんなんだ…
368 :
マロン名無しさん:2007/10/30(火) 18:55:53 ID:4oY3rCSy
ボス・・・
待ってます・・・
あぼーん
受験生さん乙!ディアボロがツンデレ………
でも、勉強はしましょうね
とりあえず第9話投下!
第9話「ウィズ ア ガン 2」
違うだと………?
「えぇ、そのとおり………そこだっ!」
突然、山神が自分の右側に銃を向けて2発撃つ。次の瞬間、忍びよっていた有希を銃弾が襲った。
「……………」
くそっ………あたしに引きつけさせて有希に奇襲を仕掛けさせるつもりだったが………。
幸い有希は撃たれたがかすり傷だ。が、奴は有希の頭に銃を突き付けている。
たぶん腕や足なら撃たれても平気だろうが、頭は流石に分からない。マズい………
「ストーンフリーッ!」
山神の腕に糸を巻き付け向きをあたしの方に向けるのと奴が引き金を引くのが同時だった。
ガァン
ぐ………左肩にもろにくらった。くそ………関節が砕かれた………左腕が全く動かない。
「フフ………左腕はもう使えないわね………私の能力はあなたの能力とは相性が悪いから助かるわ。トドメだッ!空条徐倫!」
4発の弾丸があたしを襲う。当たると覚悟した瞬間、有希が前に飛び出し銃弾をくらった。
右腕に2発、脇腹に1発、左胸に1発。
「有希………」
「1対1では恐らく勝機は存在しない。
相手の能力は弾丸の情報を操作し、弾丸が外部から与えられる衝撃を弾丸内部で吸収、蓄積し弾丸自身のエネルギーに変える事ができると思われる」
「どういう事か説明してくれ、徐倫」
「奴のスタンド能力は弾丸が受けた衝撃をエネルギーに変えて何回も動けるみたいだな。
例えるなら発電機付きの弾丸って事だ」
「さすがね、あの一瞬で私のスタンド能力を分析するなんて。
でも流石のあなた達もスタンドの能力そのものに干渉は不可能なようね。できたらもうしているでしょ?」
「………そう」
山神が脚に付けた小さなポーチからカートリッジを取り出しベレッタに装填する。
有希、奴のペースになんか合わせなくていい、一気に叩くぞ。
あたしがダッシュをすると同時に山神が銃を3発撃った。が、銃弾は見えない壁のような物に当たり弾かれた。
「長門有希………あなたが情報操作で透明な壁を作ったのね。でも私の能力の前では意味は無い………」
やはり弾かれた弾丸が再び向かってくる。が、また弾かれる。
「これで分かったでしょ?私の弾丸を止める術は避けるか受け止めるしかないのよ………その透明な壁もいつまで持つか分からないし」
やはりそうか………ならしかたがない。有希、解除していいぞ。
「お、おい!徐倫!そんな事したらお前!」
「………分かっている………だがこいつを倒す手段は突っ切るしかない!覚悟はもうできている!」
「……………解除」
次の瞬間、3発の弾丸が襲ってくる。
「ストーンフリーッ!」
次々と襲ってくる弾丸を弾き飛ばす。
「この程度じゃ足りないか、ウィズ ア ガン!全弾発射!」
叫ぶと同時に先程まで地面に転がっていた10発程の弾丸が再び向かってくる。
「うおおおぉぉぉぉぉ!」
次々と弾丸をストーンフリーの右腕で弾きながら前進する。
「後5m………」
「まだ食らいたいの?」
そう言った山神が再び3発の弾丸を放つ。
次々と弾丸を弾いてはいたがやはり限界はある。後4mの地点で右胸に1発、左頬に1発、右足に2発くらった。
「そろそろ限界じゃない?諦めたら?」
知るかよ。突っ切ってみせる。
「後3m………」
「あなた………自分に気を取られすぎよ」
そう山神が言い放ち、キョンに向けて2発の銃弾を放つ。
が、銃弾はキョンではなく、有希が手でくらった。
「ちッ………既に傷を治していたか」
「後………2m………射程距離内に………入っ………た………」
「く、クソッ!」
「クラエッ!ストー………」
その瞬間、弾き損ねた弾丸が右腕に当たる。
「グアッ………」
「ハァハァハァ………あ、危なかった………だけど、私の勝ちね」
弾いた弾丸が崩れ落ちたあたしの上を越え、あさっての方向に消えた。
その瞬間、有希がナイフのような物を手に山神に襲いかかる。
「ま、くる頃と思っていたわ。あなたは確かに強い………だが、この数の弾丸は避けられる!?」
山神が凄まじい速さで引き金を引き、15発の弾丸全てを放つ。
「さっき用心して装填しておいた、クラエッ!ウィズ ア ガン!」
「………回避………不可能」
その瞬間、弾丸が全て有希からそれる。
「な!?一体!?」
「………あたしは……間に……合った……さっき……あんたの……銃口に……
糸を……付けて……おい……た………」
「く、やばッ………」
その瞬間、有希の左ストレートが山神のボディーに叩き込まれる。
「カ……ハッ……」
が、有希は容赦しない。
「……………」
崩れ落ちた相手の顔に右膝蹴りをくわえた。
が、有希は蹴りを緩めない。
ドコバギィボガッバゴバッキィィィン。
「グッ…………」
そんな呻き声をあげながら山神は沈んだ。
「………あなたに聞きたい事がある」
キョンと有希が駆け寄ってきた。
「あなたは最初に私が撃たれた時に私をかばった。
あの状況なら私を見捨てて敵の攻撃をしても良かった。………私をかばった理由を聞きたい」
「いくら……あんたでも…頭を……撃たれて……生きて…られるか……は……
分かん…なかった……からね………それに……友達…を……助ける…のに……理由は…いる?」
「……………」
「ごめん……そろそろ……この傷……治して…もらえ……る?
ちょっと……限……か……い………」
そう言うとあたしの意識は黒く沈んでいった。
その間、有希の闇ガラスのような瞳に少しだけ暖かな光が見えたのは………あたしの気のせいだろう。
山神 零 ウィズ ア ガン 銃刀法違反により逮捕 再起不能
to be continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前 山神 零
スタンド名 ウィズ ア ガン
16歳 AB型 7月25日生まれ
性格 自分が正しいと信じた事は決して疑わない一途な性格だが、
その時は視界が極端に狭くなる独善的な一面も持つ。
身長 165cm
好きな食べ物 フレンチトースト チーズケーキ
嫌いな食べ物 そうめん 餃子
好きな作家 芥川龍之介 アガサ クリスティ
いってみたい国 フランス
ウィズ ア ガン
パワー C
スピード B
射程距離 E
精密動作性 A
持続力 A
成長性 D
能力 弾丸が受けた衝撃を吸収し、それをエネルギーに変換して攻撃できる。
ピストル本体がスタンドではなく、弾丸がスタンド。
以上、第9話でした。
今回の山神のスタンド名の由来はアメリカのバンド「スティーリーダン」のディスコグラフィ「With a Gun」より
ダメだ………どう見ても劣化ギアッチョ戦にしかみえねぇ………
と、いうか長門が杖助やジョルノ並の回復能力持ってる所為でこうなんのかな?
それでは次回!第10話で!
投下乙。
ピコーン。
徐倫は長門にフラグを立てていきました。後9回でとても深い仲になれます
378 :
sage:2007/11/01(木) 21:37:07 ID:OPttTdow
lesson4 敬意を払う
今まとめを@wikiで作ってるんだがサイトのタイトル等の意見があったらよろしくおねがいします
Sir yes sir
思いついた候補
涼宮ハルヒと奇妙な冒険
ジョジョと奇妙な団長
ジョジョと奇妙な涼宮ハルヒ
ジョジョと奇妙なSOS団
涼宮荒木の憂欝
等です
ジョジョとハルヒの奇妙な憂鬱
あえて
ジョンとハルヒの奇妙な憂鬱 で
涼宮ハルヒの奇妙な憂鬱 ってどうよ?
JOJO宮ハルヒの奇妙な憂鬱/冒険
どうでもいいことだけど、ジョン・スミスって聞くと、どうしてもスティーブンキングの方を思いつく
ウォーケンが演じたやつか
DVD欲しいな
ハルヒの奇妙な冒険
ジョジョの憂鬱な冒険
荒木飛呂彦の憂鬱
涼宮ハルヒの荒木
ジョジョの奇妙なハルヒ
ジョジョの涼宮なハルヒ
ジョジョとハルヒの奇妙で憂鬱な冒険
荒木の奇妙な憂鬱
涼宮飛呂彦の憂鬱な冒険
スレタイでいいだろ まとめとか保管庫とか足せば
うむ、名案。
393 :
マロン名無しさん:2007/11/03(土) 20:00:50 ID:9ePQufvh
ああ、しまった。ここは「私がゴットファーザーになってやろう」と前に着けてから言うんだった。
sageを忘れるなー。Hめ
こんばんは、まとめサイト作ってるんですね ありがとうございます
こちらも続きの投下です
汐華初流乃の憂鬱 第15話 はるかなる帰路 さらば友よ
語り部:キョン
001
俺はホテルの一室で目を覚ました。
昨日、俺とハルヒが泊った部屋・・・か?
ベッドのすぐ横に俺とハルヒのカバンが見える。
どうやら間違いないようだ。
・・・いや待て
カバンは盗まれたはずだ。
俺達が泊っている部屋にあるのはおかしい・・
「キョン、大丈夫かい?」
まだ混乱している俺に、ベランダの方から声をかけた奴がいた。
アイツの顔を見てようやく意識がはっきりして来た。
初流乃だ。
002
昨日は、あの涙目のルカという奴らに襲われたんだったな・・。
どうやら俺はスッコプの一撃でそのまま倒れて意識を失っていたらしい。
全く・・・アレは恐ろしい凶器だ、人の頭を殴るのに使って良いものじゃないな。
だが・・頭のほうに特に傷や痛みはないようだ。
「仗助だっけ・・?あのリーゼントの彼が言うには思ったほど大した怪我じゃなかったらしいよ」
初流乃の話ではその後、承太郎さんと仗助がやってきて何とかしてくれたらしい。
確か、最後にルカが拳銃を出したと思ったんだが・・あの後を潜り抜けて俺達を助けたのか?
只者じゃないとは思っていたが、本当にものすごい人たちなんじゃないだろうか。
「ハルヒはどこだ?」
「そこにいるよ」
ハルヒはソファーの方で横になっていた。
「君が目を覚ますまでおきてるといって頑張ってたよ。結局寝ちゃったみたいだけどね」
003
「ああもうっ、何であたしが寝てるときに目を覚ますのよ」
ハルヒがふくれっつらで叫ぶ
目を覚まして、俺の顔を見ての第一声がこれである。
結局ハルヒがを覚ましたのは、俺達がコーヒーを入れた後に
ドラゴンボールについて、熱く語り合った後だった。
DB最高キャラはナッパ様だよな?
初流乃はギニュー隊長といって譲らなかった。
頑固な奴だ。
「変な事してないでしょうね」
やれやれ、顔に落書きでもされると思ったか?
全く仕方のない奴だ。
「それで・・あんた大丈夫なの?」
ハルヒが俺の顔を覗き込みながらいう。
「なんだ、心配してくれてたのか?」
「だ、団員の心配するのは団長の義務だもの、当然でしょ」
そういったきりハルヒはそっぽを向いてしまった。
やれやれ、うちの団長様は気まぐれで困るぜ。
004
「だからいったろ、大した怪我じゃなかったってよ」
そういいながら、部屋に仗助さんが入ってきた
相変わらず、今日も気合の入ったリーゼントだ。
「何はともあれ・・みんな無事でよかったの キョン君もハルヒちゃんもそれから・・・」
そういった後からジョースターさんと、静ちゃん
そして承太郎さんも入ってきた。
今回の旅行の一同勢ぞろいだ。
「汐華・・初流乃君もな」
承太郎さんの静かな眼が初流乃をじっと見つめていた。
こうして俺達一同はお互いの無事を確認したことで、今回の事件のは完全に終了となったようだ。
005
それから一日だけ滞在期間を延ばしてもらった俺達は
初流乃の案内で、ネアポリスの街を見て回った。
「さぁ、明日帰るんだからなんとしても面白そうなものを見つけて持ち帰るわよ!!」
とはいえ、このようにハルヒはパワー全開で、
ろくすっぽ説明も聞かずに次から次へと町中を駆け回っていた。
こんなペースでは観光も何もあったもんじゃない。
「いっつもこんな感じなのかい?」
初流乃が、引きずられる様にハルヒの後を追いかけながら言う。
「ああ、大体こんな感じだ。他にも色々その時の気分でよく分からん事ばかりやりたがる」
「楽しそうじゃないか」
そう思ってるのは、毎日アイツに付き合って無いからだ。
006
「あいつに引っ張りまわされるんは楽じゃないぜ?」
「それはキョンがやってくれるんだろう? 僕は横で惜しいところだけいただくよ」
「無理無理、そういうポジションは別の奴ですでに埋まってるからな」
古泉の顔が浮かび、ついで他のみんな顔も浮かんできた。
みんなどうしているかな、こいつを連れて行ったらどんな顔をするだろうか。
「ちょっと何してるの、二人とも、さっ早く行くわよっ!!
イタリアでなんとしても『面白い物』を見つけて皆のところに持っていかないと団長としての沽券に関わるわ!!」
どんどん突っ走って言ったハルヒが、俺達が遅いので痺れを切らしたのかユーターンして戻ってきた。
「な、こいつに着いていくのは楽じゃないだろ?」
俺はそういってやったが、やっぱり初流乃は楽しそうに笑っていた。
やれやれ。
007
そして次の日
余りにも早い別れの朝は来た。
ネアポリスの駅まで俺達はバスで移動し、そこから列車でヴェネツィア、ローマへを経由しスイスに入国する。
ヨーロッパは地続きだから、列車で違う国までいけてしまうのだ
日本に住んでる身として若干奇妙に感じてしまう。
滞りなく淡々と、チェックアウトから移動へと事は進み
俺達は、ネアポリス中央の駅のホームまでたどり着いてしまった。
「それじゃあ、ここでお別れだね」
初流乃が名残惜しそうに言う。
「ああ、元気でな」
「おめーら、そろそろ乗らねーと列車が出ちまうぞ」
先に乗り込んだ仗助さんが、窓から顔を出して叫んだ。
急いだ方がよさそうだ。
これに載り損ねたらシャレにならない。
「それじゃあ、行くかハルヒ」
と思ったらあいつの姿が見えない、こんなときにどこ言ったんだアイツは?
最後の最後まで「面白い物」を見つけ出そうと、粘ってるんだろうか?
008
二人でホームを見渡しているとハルヒが、改札の方からこっちに駆けつけてきた。
今までどこで何やってたんだお前?
「いいから、それより」
ハルヒはそういって、初流乃に何かを押し付けた。
「持ってなさい」
アイツがいつもつけている腕章だ。
いや違うな、例によって微妙に字が違う。
ハルヒの腕章には「団長」、古泉には「副団長」、鶴屋さんは「名誉顧問」だったか。
他に名探偵とか超監督とか編集長とかって時もあったな…
ってあれ編集長?何を言ってるんだ俺は、そんな腕章はなかったはずなんだが おかしいな。
で、今回初流乃に押し付けた腕章は
「団員候補生」
「いい、今からテストをするわ、この腕章を日本のSOS団本部まで持ってきなさい!」
009
「テ、テスト?」
初流乃はきょとんとしてあっけに取られていた
「そう、これはテストよ。あんたがちゃんと更正できるかどうか
だから・・そのね・・ え〜と・・
何年かかってもいいから必ずあたし達のところに持ってきなさい!!良いわね!?」
初流乃は、腕章を握り締めて黙っていた
なんて返したら良いのか迷っているようだ。
そうこうしてるうちに、電車が動き出す。
「ハルヒ、電車が出るぞ」
「分かってるわよ」
俺とハルヒは急いで、動き出した列車に駆け込んだ。
「分かった、いつになるかわからないが必ず持っていく!!」
駆け込んだ俺達をみて、初流乃が叫んだ
「ああ、ちゃん待っててやるからもってこい!」
俺も叫び返した。
「忘れたら死刑だからねっ!絶対持ってきなさいよっ!」
ハルヒも一緒に、二人で窓から身を乗り出して叫んだ
そうこうしているうちに初流乃の姿はどんどん小さくなって見えなくなってしまった。
それが、イタリアでアイツを見た最後だった。
←to be continued…
次回予告
こうして、俺達のイタリア旅行は終わった。
再び、戻ってきた日常の世界
SOS団があって、皆がいて、北高がある日常の世界
いつもの見慣れた光景へと俺達は帰ってきた
そして…
エピローグ 黄金の旋風
というわけで、今回はここまでです
ひとまず、次回で一端の区切りとなります
ジョースター家一同がせっかく集まったのにすぐ帰国なっちゃいましたね
そこだけちょっと反省点です
>>406 GJ!
別れの場面で胸が熱くなったぜ!
次で終わりだなんて余りにも惜しい!!
敬意を払う
祝福する GJ!
>>406 GJ!!
>一旦の区切り
勿論、続編を希望するぜぇ!
投下乙!
エピローグて・・やっぱもう終わりか
さびしいが仕方がないな
惜しみないGJを!!
ジョルノ・ジョバーナとジョン・スミスの友情に乾杯。
GJ!
てか二人ともDB好きなのかwww
グッジョブだぜ!職人さん疲れたろう?ドロドロのイタリアンコーヒーで疲れを吹き飛ばすんだ!
・・・ジャイロもイタリア人だっけ?
>>411 "ジョン・スミス"はやっぱり洋ドラマのイメージが強いな、いっそのことキョンにはデッドゾーンに目覚めてもらうとかどうか
GJ
数年後、某市北高周辺は行方不明者数が増えていた。
そんな時ハルヒの前に現れたのは金髪チョココロネ・・・って妄想がうっひょひょーい
第10話「定期テストがやって来る!」
10月中旬になった。徐倫達が俺達の学校にやってきて1ヶ月近くがたった。
その間に3人ものスタンド使いに襲われるというとんでもない事が続きはしたがな。
だが、ここ1週間は平和だった。そしてSOS団の面々にとっては今週も平和な1週間なのだろう。俺を除いて。
「……………」
「あんたさ………テスト1週間前だからって沈みすぎよ」
うるせーな
「そうよ!キョン!あんたはこのSOS団で一番勉強が出来ないのよ!」
俺はSOS団の部室にいた。
まさにハルヒの言うとおりだ。
ハルヒは腹が立つ事にどんな教科だろうと勉強しているのかいないのかよく分からないのにほぼ満点を取る。
古泉もなんだかんだで特別進学クラスにいるせいか成績はいい。朝比奈さんもそれなりの成績は取っている。
長門?あいつは言うまでもなく、全教科満点だ。
問題は徐倫とアナスイだがまず、英語は100%満点だろう。アメリカ人だからな。
次に他の教科だが徐倫はクラスでの様子を見る限り頭は悪く無さそうだ。仮にも教師が父親だからな。
と、なるとアナスイだが………。
「アナスイ君は結構成績良さそうですよ」
朝比奈さんがそう言った。そう、アナスイと言えばもう一つ気になる事がある。
「おい、アナスイ」
「………なんだ?」
英語のクロスワードパズルから目を上げてアナスイがこっちを向く。
うっ………こいつ、普通にしてると結構いかつい顔をしているから恐い。
「お前さ……その……朝比奈さんに……何……したん……や…したんですか?」
途中で物凄い形相で睨まれ尻すぼみな言葉遣いになった。
そう、何故か最近、朝比奈さんが妙にアナスイの事を気にかけているのだ。
誰にでも優しい方だから、外国人で日本に不馴れなアナスイを気遣っている………と、信じたい。
「………別に何もしてねーよ。俺は徐倫だけを愛しプギャア!」
言い切る前に徐倫の鉄拳が炸裂する。ちょっと位言わせてやれよ………。
と、ハルヒが突然叫んだ。
「そうよ!勝負よ!」
何をだ。
「テストの点数に決ってるでしょ!バカキョン!」
俺が絶対に負けるじゃないか!
「でもタダの勝負じゃつまんないわね………何かないかなぁ………」
俺の意見は無視か
「そうだ!商品を賭けるわよ!隣りの県にでっかい遊園地あるでしょ!
あそこのチケットを賭けて勝負よ!最下位が7人分全員払うの!」
「おい、ハルヒ!ちょっと待てよ!何円かかると思ってんだ!」
「そうね………それじゃ流石にキョンが不憫じゃない?」
徐倫が助け船を出してくれた。………俺が負ける前提だけどな。
「フン!くだらんなあ〜〜〜〜〜このハルヒの目的は遊園地へ他人のおごりでタダで行く事!
どんな手を使おうが………最終的に………行ければよかろうなのだァァァァッ!
………と、言いたい所だけど………ならチーム戦はどう?それならお金も少なくてすむじゃない!」
何気に酷い事言われた気がしてならねーんだが………
「いいんじゃねーのか?キョン、お前でもこのルールなら大丈夫だろ?」
「僕も徐倫さんの言う通りだと思います」
「あ…私も………」
「徐倫………俺は徐倫の言う事ならどんな事でも賛成するぜ………」
「じゃあ今すぐ死ね」
「……………キョン………丈夫な縄、貸せ………」
「だ、駄目です!アナスイ君!」
「……………同意」
「全員同意したようですね、それではチームに分かれるという事で」
クジ引きの結果は俺とハルヒと古泉のチーム、
徐倫と長門のチーム、朝比奈さんとアナスイのチームに分かれる事になった。
「だけどいちいちチームごとに集まるのもめんどくさいわねぇ………誰かの家で集まって勉強する事にしない?」
「なら、あたしの家はどう?」
徐倫の家か。
「ここからは少し遠いけど広いし部屋も沢山あるわよ」
「なら、今度の土日は徐倫の家で勉強会ね!家の場所教えてくれる?」
「徐倫の家なら俺が知っタコス!」
アナスイ………ストーカーはほどほどにな。
土曜日、徐倫の家は高級住宅街で有名な隣の市にあった。
「結構大きい家ですね………」
確かに大きい。が、両隣りの家も同じ位の大きさだ。だが………
「洋館というのは大変目立ちますね、すぐにわかります」
そう、徐倫の家はいかにもな洋館だった。建築とかに詳しい人なら様式とかを言えるんだろうけどな………。
「これは コロニアル様式の建築ですよ」
人の心を読むような真似すんじゃねぇ、古泉。
「これは失礼しました」
「んじゃ、インターホン押すわよ」
キーンコーン………
2分程でドアが空き、徐倫が現れた。
「あー来たの?さ、上がって。あ、それと洋館だけど靴は脱いであがってもらえる?」
「うわー大きいリビングですね………」
「あ!徐倫!これプラズマテレビ!?こっちはパソコン………ね、これOS何?」
ハルヒは早速遠慮なしにリビングにある物を片っ端から聞き回っている。
「アメリカにいた時と微妙に家具が変わってるな………」
「それは興味深い話ですね、アナスイ」
「……………」
アナスイと古泉と長門は早速ソファに座っていた。ちょっとは遠慮しろ。
「あ…キョン君…わたし達も座りましょうか」
まぁ、朝比奈さんが言うならいいか。
「ね、ね、徐倫!この写真は?」
「それは親父が高校の時にエジプトに行った時の写真だ」
「ふーん………この乾電池みたいな髪型したブ男………まぁいっか。こっちの写真は?」
「それはあたしと親父が杜王町に遊びに行った時よ」
「へぇ………このリーゼントの人が徐倫の親戚の人?」
「そうよ」
「あれ?この人………確かピンクダークの少年の………」
「岸辺露伴よ。あそこの単行本は本人の直筆サイン入りよ」
徐倫の親父は岸辺露伴と知り合いなのか………すげぇな。
「あ…あの…そろそろ勉強し始めた方が……」
「僕も朝比奈さんの意見に賛成です」
「……………同意」
「うーん……じゅ始めましょ。徐倫部屋あんな……」
「徐倫の部屋なら俺がしっホガァ!」
「どうやって調べやがったんだ………」
side of キョン
「なんで同じとこ間違えてんだぁ!バカキョン!
そこは運動方程式に三角関数を組み合わせるって何回言ったらわかんだ!このド低脳がァーーーーー!」
俺たちはリビングで勉強していた。3人と人数が多いから広い所が良いだろうという徐倫の配慮だ。
「いい、キョン。あんたはまず理系よ。文系は結構できるんだから点を伸ばすには理系を鍛えなきゃいけないのよ!」
腕にフーゴ先生と書かれた腕章を付けたハルヒが言う。フーゴって誰だ?
「んな事言ったって苦手な物は苦手なんだよ」
「しかし、得意教科の点を伸ばすよりも苦手教科の点を伸ばす方が簡単なのは事実ですよ。
それに涼宮さんは教えるのは大変上手です」
そう、ハルヒの教え方はそこらの教師より格段に上手いのだ。なのにさっきから全然解けないと言う事は………
「キョン………あんたほんと腐れ脳みそね」
俺はテストに間に合うのだろうか………
side of アナスイ
ピンクだ。ピンクな空気が客間を支配している。何故なんだ………俺はテスト勉強の為に徐倫の家に来たはずだ。なのに………なんで………。
「あの………大丈夫ですか………?アナスイ君………」
ピンクの空気の元凶が話し掛けてくる。
「………大丈夫だ………」
「全然大丈夫じゃないように見えます………」
「……………」
冷静になろう。まず朝比奈がピンクになってる理由からだ。人がピンクになる理由の一つに恋がある。
が、朝比奈はキョンや徐倫から聞いた話ではこの時代では恋はしないと決めているらしい。朝比奈は結構意志が固い奴だ。そう簡単には曲げないだろう。
となると朝比奈はまだ恋はしていない………。
「あ、あのアナスイ君……この対数方程式ですけど………」
それは底を揃えて解くんだ。
「あ、ありがとうございます」
………もしかしたら朝比奈は恋ではなく俺に憧れているのか?
となると朝比奈がピンクなのは憧れの人と二人っきりで勉強できるという事にピンクになっている………。
「アナスイ君………ここの構文は?」
「過去完了だな。あと関係代名詞も混じってる」
「あ!ほんとだ」
………つまり、朝比奈が俺の事を好きになるような態度をとらなければいい訳だ………。
「じゃ、勉強するか………あ、間違えた、消しゴムは………」
俺が消しゴムを取ろうとすると
「「アッ」」
俺と朝比奈の指先が触れ、互いに咄嗟に引っ込めた。
「わ、わりい………」
「こ、こちらこそ………」
「……………」
「……………」
だめだ………ドンドン深みにはまっている気がする………。俺はどうすりゃいいんだ………。
side of 徐倫
あたしと有希はあたしの部屋で勉強していた。
「ねぇ有希、ここだけどさ………」
「そこはシャルルの法則を使う」
「んじゃ、ここだけどさ……」
「そこは背理法を使う」
「うほっ、ほんとだ」
………さっきからずっとこの調子だ。有希に分からないところを聞いても
「……………ない」
の一言で終わる。まぁ、こういうのが勉強会の正しいあり方なんだろうけど………。でも少し位おしゃべりしたいわね………。
「ねぇ………有希」
「……………」
「なんか最近見てるテレビとかある?」
「……………ない」
「……………そう」
しまった、有希のしゃべり方がいつの間にかうつっている。
「……………」
「あのさ……ここは?」
「そこは係り結び」
「おーすっげ」
「……………」
ほんと………どーしよ。
勉強し始めて2時間程するとママがお菓子を持ってきて、一旦二人でお菓子を食べながら休憩になった。
「あのさ………有希は友達っている?」
「あなたの思っている意味では恐らくいない」
「………昔話……聞きたい?」
「……………」
「あたしがアメリカのミドルスクール………あ、中学校のことね、いた時にあなたみたいな子がクラスにいたのよ。
静かでいつも教室の隅で本を読んでいるような子」
「……………」
「目立たない子で……友達とかはあんまりいなかった」
「……………」
「真面目な子だったけど……ある日から学校に来なくなったの。なんでだと思う?」
「情報が極めて少ない、推測は困難」
「別に推測なんかしなくていいわよ、有希が思った事を話せばいいのよ」
「……………」
「ま、いいわ。………その子ね……ヤクやってたのよ」
「……………」
「後で分かったんだけどその子家が荒れててね………親から虐待受けてたみたい」
「……………」
「その子に……相談できる相手がいれば……そうはならなかったかもね………」
「……………」
「………んじゃ!しみったれた話は終わり!勉強しよっか!」
「…………そう」
有希がこの話をどう受け取ったかは分からない。が、多分、何かは伝わった……
…と思う。
支援
side of キョン
そして、テストがやってきた。きてしまった物はしょうがない。全力でやるしかねぇ!
「悪いわね………」
「悪ぃな………」
「悪いですね………」
「キョンがここまで頭が悪かったとはな………」
「調子が悪かっただけだ………」
「まぁ気にする事は無いと思いますよ。生物の承太郎先生のテストなんか凄く難しかったですからね」
あれは難しいなんてもんじゃねぇぞ。
「とにかく………おごるのはキョンのチームだな」
こうして、俺のなけなしの小遣いはさらに減るのだった………。
To Be Continued・・・
第10話終了!いやー長い!すいません…………
今までバトル続きだったので、こういう話が入ると息抜きに………なったらいいな
支援ありがとうございました!まとめもよろしくね!
GJ!頑張れアナスイ
祝福する
GJ!
フーゴ先生吹いたwwwww
教え方が美味いってフォークを使っているからか?www
>>427 バトルも盛り上がりますが、こういった日常的な話は
私はあったほうが良いと思います乾電池みたいな髪型したブ男に
盛大に笑わせていただきましたwwww
GJ そしてまとめも乙です
アナスイ君の脳みそピンク色病が深刻な事になり始めてるようです どうなることやらw
書き忘れていましたが今回のサブタイは「じゃんけん小僧がやって来る!」から
もう気づいてたよね?
まとめになんで花京院ないの?
>>434 過去スレだし
本人か持ってる人にあげてもらわなきゃいかんからな…
まとめサイトの編集やってみました
自分のと花京院さんの、最初に投下した奴それぞれあげてます
自分の方は、一部誤字や改行の修正入ってます
乙乙♪乙乙♪イタリアさん乙♪
・・・つー乙、どーよ。
外伝「空条承太郎、定期テストを作る」
私の名前は空条承太郎。職業は海洋学者だ。今は訳あって高校の教師をしている。
そんな私を今悩ませている物………それが定期テストだ。
テストというものは実は教師にとっても難しい。生徒がきちんと学力を身に付けているか調べる為のテストだが、簡単だと調べられない。
かと言って、難しくしてしまっても意味が無い。ちょうど良い難易度………実はこれが一番難しい。
何個か作ってはみたものの、どれも他の先生からは難しいと言われてしまった。
「やれやれだ………」
そして私を悩ませている原因がもう一つある。娘だ。
娘は今度テストの点で勝負する事になったらしい。やはり親としては娘を勝たせてやりたい。が、娘に答を教えるのではただの不正だ。
私が悩んでいるもう一つの理由、それは如何に不正をせずに娘がいい点を取れるテストを作るかだ………。どうしたものか………。
その時、私の頭に素晴らしいアイデアが浮かんだ。………これならいける………。
テスト当日
次は生物か………親父はどんなテストにしたんだ………?
そしてあたしは問題用紙を見て………
「あのクソ親父ィィィィーーーーーーー!」
叫んだ。
私が考えた事は簡単だ。
『逆に考える』
つまり、娘にいい点を取らせるのではなく、周りの点を下げればいいのだ。
もちろんそんな難しいテストにすれば他の先生が止めるだろう。
が、テスト当日にテストを各教室に持っていく際にスタープラチナで時を止めてすり替えれば問題は無い。
そして、徐倫が絶対にいい点を取れ、周りの点が下がるテスト、
それは………
あろうことか親父は問題文を全て英語で書いていた………。
「空条承太郎、定期テストを作る」 完
外伝第2弾です。承太郎がただの親馬鹿にw
サブタイの由来は「空条承太郎、東方杖助に会う」から
全然原型とどめてません………
では次回の投下で!
承太郎「お前のことは・・・・・・いつだって大切に思っていた」
承太郎、親馬鹿にもほどがあるwwwwwwww
家に帰ってから徐倫にぶん殴られるんじゃいか?w
徐倫このままだといじめにあうぞw
そして苛めた奴はいつのまにか吹っ飛ばされたり、骨をバラバラにされていたり…
>>446 アナスイ「お嬢さんとの結婚を(ry」
???「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
徐倫「はッ!…アナスイ!」
承太郎「どうやら神父は新幹線以上のスピードで動いてアナスイを始末したようだな……徐倫、悲しむのは後だ
エンポリオとエルメェスは神父の気をひいてくれ。俺たちは代々伝わる戦法で戦う」
ってネタを思い出した
>>447 俺もどっか見た覚えがあるw
しかも代々伝わる戦法ってアレしかねぇww
逃げるんだよォォォォォ!wwwwwwwwうぇwww
保守age
今、はっと康一君が『矢』のことで承太郎に頼まれて北校入学。
いろいろ事件に巻き込まれつつ仗助や露伴やミキタカが絡んで解決
していくという妄想受け取って早速書いている途中だ。
特にミキタカには関わって欲しい。なんせ自称宇宙人だし……
こんばんは 続きの投下です
汐華初流乃の憂鬱 エピローグ
語り部:キョン
001
「ねぇ、キョン」
ハルヒが後ろから声をかけてくる。
北高の教室での、いつもの光景だ。
「ちょっと、聞いてるの?」
ハルヒが何か言ってるようだが、俺は無視して外の景色を眺めていた。
声を無視していると、シャーペンで軽く背中を突付いてきたが構うものか。
構うものか・・ かま… かゆ…うま
「って、いっでぇぇぇぇぇ!?」
無視してたら思いっきり刺してきやがった。
「分かってるんならちゃんと返事くらいしなさいよっ」
だからって刺すことないだろうがっ!!
002
「なんだ一体」
「汐華君、どうしてるかしらね?」
旅行が終わってから3日程過ぎたが、俺達二人はこの所ずっとこんな調子である。
初流乃の奴はどうしているんだろうな・・・通える学校くらいは見つかったんだろうか。
そうこうしているうちに担任の岡部がやってきて、HRが始まった。
「あ〜みんな突然だが、このクラスに転校生が入る事になった」
転校生?
「ご両親の都合で、長い事海外で暮していたそうだ」
また海外か そのネタはもう腹一杯だぞ・・・当分もう良いって感じなんだが
「まだこちらに慣れていないのと思うので、みんなも慣れるまで色々手を貸してやって欲しい」
それから岡部に言われて、転校生が教室に入ってきた。
003
その時の俺の顔をどう表現したら良いんだろうね。
ここ最近の記憶で一番近いのはおそらく文化祭でハルヒがバニー姿でステージに現れた時だろう。
このときの俺は多分アレに近い顔をしていたんじゃないかと思う。
実際心理的な衝撃度はそれに匹敵するほどだったぜ。
転校生が名乗りを上げるよりも前にハルヒが自分の席を立って飛び出す。
一瞬あっけに取られた岡部が、何か叫んでいたが構う物か
俺もハルヒに続いて、転校生の下に駆け寄った。
バカだな・・・腕章はピンで留めれば十分なんだぞ。
転校生の制服には「団員候補生」の文字が書かれた腕章が、しっかりと縫いとめられていた。
「これで・・・合格かい?」
004
それから、数日後の日曜日
ハルヒがはじめから、アイツが日本まで来ると本気で信じて「団員候補生」腕章を手渡したのか
それとも、この再会に巡り合わせに何かを感じたのか
俺にはどっちだからわからないが、ともかく顔を見たときからハルヒの腹は決まっていたらしい。
何はともあれ、今日は新入団員を迎えての久々の市内不思議探索だ。
家から飛び出た俺は、いつものように自転車で待ち合わせの場所に向かう。
いつもいつも、なぜか最後に来ておごりをさせられている俺だが、今日ならば最後にならない自身がある
まだ、このルールを知らないアイツは、丁度の時間にやってきて面う食らうに違いない。
不意打ちみたいでフェアじゃない気もするが、こっちは探索のたびに奢らされているんだ
まぁ、一回くらいは代わってくれてもいいだろう?
005
「っと、残念ですけどキョン、ルールの事なら昨日朝比奈さんが教えてくれましたよ」
後ろから声がしたかと思うと、アイツの乗った自転車が俺の横を颯爽と抜き去っていった。
く、朝比奈さん、こういう時までいつものやさしさを出さなくってもっ!!
残念だが仕方がない
俺は、自転車の速度を上げてアイツの横に並んだ。
「お前も自転車か」
「時間も同じとは思わなかったよ、かなり余裕で出たはずなんだけどね」
ハルヒたちの待ち合わせの異常な早さは5分前行動なんてもんじゃないからな
まぁ丁度いい、ここは俺とお前で白黒つけようじゃないか。
「良いいとも、ネアポリス市警から逃げ回った僕のテクを見せてあげるよ」
「お前こそ、ここでは俺に地の利があるという事を忘れるなよ」
俺は、ペダルに力を入れて全速力で駆け抜けた。
かゆ…う…支援…
006
結局、俺達の決死の競り合いもむなしく、結局待ち合わせ場所で待ち構えていたハルヒの命により、俺達は同着ビリ
要するに、二人で奢れって事になってしまった。
俺はともかく新人にも容赦ないな。
ハルヒ達は俺達二人が来たのを確認すると、先に喫茶店に向かった。
「ハルヒの無茶苦茶ぶりは相当なもんだからな、覚悟しとけよ」
俺は自転車に鍵をかけながらいってやった
「はは、楽しみにしてるよ。さぁ、行こうかキョン」
遅れるとまたうるさいだろうから、あいつらの元に早く言ってやるとしようか
「じゃあ、行こうぜ、初流乃」
こうして
汐華初流乃は、俺達SOS団の元にやってきた。
汐華初流乃の憂鬱 第一部イタリア編-完-
紆余曲折の大波乱を得て、SOS団に汐華初流乃がやってきた。
だが、初流乃の後ろから、海を渡ってイタリア産の一大トラブルまでがSOS団の元にやってくる事になるなんて一体誰が予想しただろうか。
あいつがやってくるのは、偶然でもなければハルヒが望んだだけで済む話でもない
紛れもなく、そして俺達にとって超深刻な「必然」であった事を思い知る事になるのだ。
「わがキングクリムゾンの予知を乱す・・・だと!?」
「この女スタンド使いなのか・・いやそんな事はどうでも良い 勝てるっ!この能力なら!キングクリムゾンに!!」
「彼女・・・涼宮ハルヒからDISCを取り出すだけで良い・・・君の仕事はそれだけで良い」
「俺たち三人はお前と兄弟って事になるらしいからな、よろしく頼むぜ兄弟?」
「まさか俺が生きているとは思わなかったかな? エジプトでの借りはたっぷりと返させて貰うぞ、承太郎ッ!」
「良いぞ・・・今こそ私の求める安心した生活が見つけられそうだ・・」
ってなノリで第二部 西宮市・北高編も構想中だったります
前フリと顔出しと背景の一部で終わってしまった、SOS団のメンバーや他のスタンド使いの皆さんも今度はきっちり登場する予定です
でも、これはプロットもテラカオスってな状態なんでしばしまとめる時間をいただきたいw
攻めてラスボスを誰にするか位はメド立てさせてね
それじゃ、いままで読んでくれた人ありがとう!!
※前回の予告タイトルの「黄金の旋風」は見なかったことにしてください
結局、なんか関係ありそうな描写(入れるつもりだったけど)入れられなかったwwww
やった!第一部完!!
もう何言えばイイのかわかんねェ!
とにかくGJ!!!
GJ
ただ一つだけ作者さんに聞きたいことがある。
ジョルノは金髪コロネになったのか?
>>463 この時点ではまだなってないです
といってもこの後すぐ、敵スタンド一人目登場前よりも先に金髪になる予定でした
>>461 ひと段落ついたと思い次回作を期待してGJです!
>>461 スゲェ、神父はもう出てたけどディアボロにブチャもしくはリゾット
さらにはDIOとその息子達、おまけに吉良まで出てくる予定なのかよ
何と豪華かつ壮大なストーリーなんだ、続きが待ち遠しくて仕方ない…
前回と前々回の予告からもう終わると落胆してた所に・・・・・・・
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
超GJ!!!!
2番目はポルナレフじゃあないか?
>>468 ああ、その可能性もあるか
いっそブチャチームにリゾットチーム、ポルナレフと全員登場してほしいな
れ、歴代のラスボス総登場!?
なにはともあれwktkして待ってます!
ボス!!
第一部完結乙
第二部も楽しみにしてるっす!
ディアボロはドッピオとして西高に転入するんだろうかw
ドッピオ 「ボス・・・まずいです ここは西高!!西高です!! 涼宮ハルヒがいる北高ではありません!!」
ディアボロ「転校先を間違えただとぉーッ!?」
473 :
452:2007/11/11(日) 02:41:34 ID:???
さて、何話か出来上がったのでとりあえずプロローグだけ投下。
と、ここで心優しき皆様に注意点を。
・作者の創作力、構成力がからっきしなので
このSSはオリジナルスタンドとそれを使うオリジナル敵キャラが出てきます。
が、決してうろたえないでください。皆様はうろたえないと信じています。
・作品でも現実でも、友情関係の三つの『U』は大事にします。
・いろいろキャラクターの関係がこじれるかも知れませんが、養豚場の豚を見る目ではなく
暖かい目で見守ってください。
・時系列? 『凄み』でなんとかなってると…………
では……
474 :
452:2007/11/11(日) 02:44:35 ID:???
――はじめ、僕には何のことだかわからなかった。
『広瀬康一の憂鬱』
〜杜王町と暫しの別れ、新たな始まり〜
「こういち――っ、でんわよーっ!」
華の日曜日……って言うのはぼくが作った言葉なんだけど、
まぁとにかく、休日の朝っぱらからぼくは母さんの呼ぶ高い声で眼を覚ました。
ふぁーいと力なく返事をすると、ぼくはよれよれのパジャマを脱ぎ捨てる。
窓からさす朝日が、自由に空を飛ぶ鳥のさえずりが、今日一日が始まったことを改めて知らせてくれた。
ベッドから起き上がると、厚い雲に負けることなくさんさんと地上を照らす太陽に向かって
寝ぼけて動きづらい体を思いっきり伸ばした。
ああー、平和だな……
窓に切り取られた青空を見て、僕はつくづくそう思った。
475 :
452:2007/11/11(日) 02:46:52 ID:???
……月日の経過は早いもので、『吉良吉影』が死に、杜王町に平和が戻ってもう四ヶ月たつ。
殺人鬼のいなくなった杜王町は表面上の大きな変化は無いとしても、
その実、あれから特に大した事件もおきずに平和で住みやすい町となっている。
――でも、まだ傷はある。
吉良吉影は深い【爪あと】を確かに残していった。
『しげちー』の両親や『川尻 工作』の家では、いまだに見つかるはずの無い
彼らを、遺族が懸命に探し回っているのだと言う……
ぼくはつい最近まで真実を伝えるべきかと悩みの種にしていたが、
仗助くんたちに「打ち明けねーほうがいい」と言われたのだった。
着替え終わったぼくは、のろのろと亀のようにリビングに向かうと受話器をとった。
そして、そこから聞こえて来た声に完全に眼を覚まさせられた。
「じ……承太郎さん?」
受話器の向こうから聞こえてくる声は、
つい四ヶ月前に『ジョースターさん』とともに杜王町を離れた
『承太郎』さんのものだった。
『康一くんか? こんな時間に済まない。急な話だが君に頼みがある…………』
そして、承太郎さんは相変わらず落ち着きのある声で淡々と言った。
『転校してくれ』
――――――えっ!?
476 :
452:2007/11/11(日) 02:52:14 ID:???
な、なんだってぇ〜!?
と、思わず叫びそうになった。というか最初の『な』だけ口から出た。
あうう、母さんから「どうかしたの?」って眼を向けられてる……
慌てて、ぼくは宙ぶらりんにしていた手で受話器を包み込む。会話がもれないよう、一応ね。
「い、いったいどうしたんですか? いくらなんでもいきなり過ぎますよ」
承太郎さんのことだ、冗談でこんなわけのわからないことを言い出すはずが無い。
なにか【理由】があるはずだ、なぜ転向しなくてはならないのか? なぜ……僕なのか?
「ジジイ……ジョセフ・ジョースターの『念写』に【あるもの】が写っていてな。
SPW財団も先月から調査を進めている。
康一くん、今きみの家にファックスが届いているはずだ
詳しいことは話すより見たほうが早いだろうからな……これは」
承太郎さんの言うとおり、電話の横に置いてあるファックスは
べーッ、と小刻みな音をたて、今まさに何かを吐き出しているところだった。
吐き出された紙を拾うと、三枚の写真を写したものだった。
―― 一枚目は、日本にならどこにでもあるであろう、いかにもふつーの高校が正面から写っていた。
坂道を登るのが大変そうだ、と思った。
―― 二枚目はこれまたカップルだろうか? どこにでもいる『ふつー』な男女の学生(たぶん高校生)が
後ろ向きで写っていた。……ケンカしているみたいだけど、なんだか『いい雰囲気』みたいなのが感じられる。
そして三枚目――――ッッ!!
僕は言葉を失った。いや、失わざるをえなかった。
全身から嫌な汗が吹き出ている気がした。
突然訪れた驚愕のせいで、目が見開いてしょうがない。
三枚目には、あの『吉良吉影』と『虹村形兆』(のちに『音石明』が奪ったけど……)が持っていた、
あの時、確かに回収して破壊したという――
――――【一本の矢】が、写っていた。
477 :
452:2007/11/11(日) 02:54:41 ID:???
しまった、「プロローグ終了」を入れ忘れていた。
というわけでプロローグ終了。
矢を持ってきましたか。
期待
楽しみだけど、一応言っとくと川尻『浩作』ね
まあそこらへんは置いといてwktk
481 :
受験生:2007/11/11(日) 21:55:55 ID:???
受験終わったーーっ!
しかし、思ってた学校と違って呆然(・ε ・;)あるぇー?
「嘘だろ承太郎!?」
「残念だが嘘じゃないぜ……だが投下はするようだな」
オープンスクールは大切ですねorz
482 :
受験生:2007/11/11(日) 21:58:21 ID:???
ディアボロの憂鬱A
娘と親友を探しているか、なんかドラマのある探し物だな
……って、おいそんな事言ったら!
「任せない!私たちSOS団が探しだしてあげるわ!」
ほら、この馬鹿が反応した頼むから空気読んでくれディアボロさん。
なに言ってやたぜ的な顔してんの?
未成年者に言ってないで警察に言えよ!そーゆうのは
「そうだ。警察には言ったのか?」
「馬鹿キョン」
いきなり人を馬鹿呼ばわりするな、てか即答かよ。
じゃあ、お前は警察に頼らずとも見つけられるのか?
「もちろんよ」
聞いた俺が馬鹿だったよ。
「確かに警察は役にたつわ。なんたって公僕なんですもの
でも警察に頼んで必ずしも見つかるとは限らないわ!
なんたって様々な仕事をしてるし、面子を保たないといけない。
なら私達SOS団が勢力をけっして探した方が見つかる確率はグンと上がるわ!」
長々と力説どうも。そしてハルヒは最後にこう付け足した
483 :
受験生:2007/11/11(日) 21:59:28 ID:???
「それに、警察に言えないわけが有るのよ!きっと」
そっちの不思議要素が目的だろ。お前
「家は?行くところ有るの?」
ディアボロさんが答える前に、古泉が挙手して意見を述べた
「もし泊まるホテルが無いのでしたら僕の家はどうでしょうか?
夏の合宿に泊まった所ほどではありませんが、結構広いですよ」
「ん〜。そう?なら古泉君の家で安心ね。いいディアボロ?私達が責任もって探すから」
未成年の言葉を本気にしないと思ってたが、なんと、かなーり重い雰囲気で頷いた。
おいおい期待させるのはヤバいんじゃないのかハルヒよ。
「大丈夫よ。見つければいいんだから!」
その自信はどこからくるんだ?
だいたい根拠のない自信ほど恐ろしいものはない
合否がきていない学校の制服を買うようなもんだぞ
なんてアホな例えを考えていると、小泉が近づき小声で俺に話しかけた。
どうやらディアボロさんは行く所がなくて困ってたらしく
この申し出は非常に助かったとのこと。
おいおいホームレスかよ。世知辛い世の中だな
しかし、こいつや他の連中の不思議パワーで案外簡単に見つけられんじゃないか?
なんて心のどこかで期待してしまった俺がいる。
やれやれ……感化されやすくなってきたな俺
to be continued...
484 :
受験生:2007/11/11(日) 22:10:25 ID:???
間違ってディアボロの憂鬱Aになってました。本当はディアボロの憂鬱Bです
今回は短いですが、次からは長くなります……たぶん
まとめサイトまで作っていただけたうえに、
まさか自分の作品がGjと言われるとは思っていなかったので嬉しいかぎりです
前回偶然すぎる展開で死にましたが、あれはコロネの呪いです。
犬に吠えられ、道路に飛び出し引かれたディアボロを見て
こんな偶然ありえねーー!コロネの呪いだ!!そう思いこんな風に殺しました。
いや、たんに間抜けなボスが好きなだけなんですがね
GJ! そして受験お疲れさま。思っていた程楽しい場所じゃない、そんなもんです。
イタリアさんも受験生さんも新職人さんもまとめてGJ!
イタリアさんが凄い展開になりそうだなぁ………
俺も他の部のキャラ………やっぱいいや、小ネタで出すだけにしとこっかな
まとめの編集………まってます………ボスゥ………
真面目な話過去ログ見れないから俺一人じゃ全部まとめれないんだよ……本当にお願いします!
http://www12.atwiki.jp/jojost/pages/11.html 前置きが長くなりましたが第11話投下です
第11話「遊園地へ遊びに行こう その1」
テストも終わり、日曜日になった。あたし達は隣の県のテーマパークにやってきていた。
「なぁ………ほんとに俺達が払うのか?」
決ってたんだからしょうがないだろ。
「そうよ!バカキョン!あんたのせいであたしも払わなきゃいけなくなったのよ!」
「いいじゃないですか。涼宮さんもそんなに嫌そうには見えませんが?」
「フン!」
「けど………遊園地……懐かしいなぁ……ガキの頃家族でディズニーランドに行った以来かな」
「アメリカにディズニーランドがあんのか?」
「フロリダディズニーランドだ。その広大な敷地はマンハッタンの2倍以上、ローマと同じ位の面積があるらしいぜ。
俺はN.Y.もローマも行った事無いがな」
「キョン!おしゃべりは後よ!さっさとチケット買ってきましょ!」
「分かったぜ………」
チケットを買って入場するとさっきまで文句を垂れていたとは思えないテンションでハルヒが騒ぎだした。
「ほら!見て!みくるちゃん!ジェットコースターよ!」
「あ、す、涼宮さん……引っ張らないでください……」
「涼宮ァ!なんで俺もなんだぁ!俺は徐倫の側にいたいんだァァァァァ…………」
「たっく……さっきあんなに文句言ってたのに楽しんでるじゃないか……」
キョン、お前が文句言ってどうする。
「しかし、涼宮さんがあのように普通な楽しみ方をしてくれるのは有り難い事です」
そんなにこういうのが珍しいのか?
「えぇ。正直言うと涼宮さんがこれからこのような普通の楽しみ方をずっとしてくれると有り難いんですが………」
「有り得ねーよ」
「でしょうね」
「ま、今を楽しみましょ。こんな時に襲ってくる敵もいないだろうしな」
が、この予想は外れる事になった………。
「………はい。涼宮ハルヒとその取り巻きはこのテーマパークに入ってきました。………はい。仰せの通り任務を遂行します。
………大丈夫です私のシステム・オブ・ア・ダウンと私の相棒のバッドフィンガーならば失敗はありません………」
「なぁ〜〜〜キーンズ〜〜〜俺のターゲットってよ〜〜どいつだったっかよ〜〜〜」
「………すいません。たった今不安要素が見つかりました………」
あたし達は行列に並んでいた。何の行列か?遊園地で並ぶ物なんて一つしかないだろ。
「ハルヒのヤローあたし達に順番待ちを押し付けやがって………」
あたし達が待っているアトラクションはアメリカの港町を意識した景観になっている地区にある、とあるアメコミヒーローをテーマにしたアトラクションだった。
どうでもいいがこのヒーローの能力はあたしの能力に結構似ているので親近感が湧く。
「徐倫さん、なら僕が一人で残りましょうか?」
「そういう訳にもいかないだろ。あたしは携帯まだ持ってないんだ。アメリカの携帯は日本では使えないからな。
………しかし………キョンはどっか行っちまったし、アナスイは連絡とれないし、ハルヒは有希連れて他のアトラクションに向かってるし………」
「愚痴らない方がいいですよ」
「だけどなぁ………」
が、その先は言えなかった。いきなり放送が入ったからだ。
「御来場のお客様に申上げます!現在全てのアトラクションが原因不明の暴走をしております!
大変危険ですので、係員の指示に従い、避難して下さい!繰り返します!ただいま………」
「乗っとる場合かーーーッ!」
「う…うろたえるんじゃないッ!係員はうろたえないッ!」
「逃げるんだよォォォーーーーーーッ」
「うわーっ、やっぱりそうだったァァァァァァン」
「ゆっくりだ……ゆっくりこっちへ来るんだ………」
そのアナウンスが流れた瞬間、遊園地のあちこちから悲鳴が聞こえてきた。どうやら軽いパニックになっているようだ。
「徐倫さん、これは………」
「間違ない、敵のスタンド攻撃だ。………一般人まで巻き込むとはな……こいつは絶対許す訳にはいかないな………
探すぞ!他の奴らに電話しとけ!」
「徐倫さん……マズい事になっています………」
振り返ると古泉が携帯を手に青ざめた顔していた。どうしたんだ?ハルヒが調べに行くとでも騒いでいんのか?
「いえ、涼宮さんと長門さんの乗っているアトラクションは動きが止まっただけだそうです………」
なら問題ないだろ。
「いえ、朝比奈さんとアナスイ、そしてキョンがジェットコースターにたった今乗ったそうです」
時は数分程マンダムする………
「これに乗るのか?」
「アナスイ君………ジェットコースター………苦手なんですか?」
「いや、俺は大丈夫だ。むしろキョンの方が俺は心配だな」
「うるせーぞ、アナスイ」
俺たち3人は入場してすぐに見える最近できたというジェットコースターの前にいた。
にしても……視線感じるな。そんなに外国人が珍しいのか?
「そんな網シャツ着てりゃ視線集めるぜ………」
「だけどアナスイ君……なんで迷子に?」
俺が徐倫ではなくこの二人と行動していた理由は簡単だ。朝比奈が言ったように俺は迷子になってしまった。
その時に同じく迷子になっていた朝比奈と出会い、更に俺を尾行していたキョンと出合ったという訳だ。
「尾行してねーよ」
うるせぇ。どう考えても尾行してたとしか思えないタイミングで現れやがって。
「二人ともそれぐらいで………あ、ほら、順番が来ましたよ」
座り方は朝比奈とキョンが隣り、俺が一人後ろに座った。俺の横は空席で、後ろから2番目の車両だ。朝比奈は何故か少し残念そうな表情してたがな。
「あ、これ、音楽が聞けるそうですよ」
なるほどな。俺は世界一有名な白人ラッパーの曲にした。
さて………いよいよ俺の出番かよ〜〜。キーンズはそろそろスタンド使う頃だ。
………そうだ!キーンズから作戦の前にターゲット確認しとけって言われてるんだったぜ!
えーと………名前……なんだったっけ?………あぁ!そうだ!
キーンズはこんな時の為にマークを付けたリストをくれたんだった!
えーと………ん?こいつか?あさ……ひ……みくるかよ〜〜〜〜?
マークのインクが薄い気もするが……まぁいいか。かすれたんだろう。
さ〜〜て、そろそろ時間かよ〜〜〜〜〜
「ヘアックシュ!」
なんだ?今のくしゃみは?………中崎は大丈夫か?ターゲットは涼宮ハルヒなんだがな………
マークのインク………やっぱり裏写りしてたかな………?
「そろそろお終いですね………」
「もうちょっと乗っていたいよな………」
「そうかよ〜〜じゃ、もっと乗せてやるぜ〜〜〜〜永遠にだけどよ〜〜〜〜〜」
低めの声だ。後ろからする。振り向くと最後尾の車両には男が一人いた。
男の他には誰も最後尾の車両には乗っていない。
茶色く染めた髪をスポーツ刈りにし、タンクトップの上に服の裾が足元まではあろうかという青っぽいコートを着て、どういう訳か服の上からすねと腕と靴にプロテクターのような物が付いている。
こいつのスタンドか?
そして何よりも変わっているのがその男が高速のジェットコースターの上で平然と立っている事だ。
「おめーがターゲットかよ〜〜〜それじゃーよ〜〜〜〜始末させてもらうぜ〜〜〜〜〜」
To Be Continued・・・
以上!第11話でした!
やっぱしなげぇな………
サブタイは「漫画家の家へ遊びに行こう」から
結構長くなりそうです。3話ぐらい使いそう………
この話が終れば新しい展開がスタート!………する予定です………
>>492 GJです!アメリカさんのSSは
オリジナルキャラクターがジョジョっぽくて
楽しく読めます!次回の話も期待です!
マーベラスジョブ、イニシャルでMJといった所かな?パニックになった時のジョジョ台詞ラッシュには吹いたwww
そのうち使われるだろうなと思った、SOAD。リンキンパークも出しとくれ
495 :
452:2007/11/13(火) 00:27:31 ID:???
続き投下。
――――暗い部屋があった。
人の生存を阻み、恵みある太陽を拒絶するかのように、
その部屋には夜のような『暗さ』と、深海のような『静けさ』があった。
その中に、一抹の光が灯る。
蝋燭の火のように儚げに揺れ動くそれは、
ブゥゥンと低い地鳴りのような音を立て、起動した。
「……だれかが……、」
男が、いた。
始めからそこにいたのかもしれないし、
突然、現われたのかもしれない男が、いた。
「『同じような能力』を持っただれかが……【矢】の、存在に気づいたな……」
男の声は暗闇に溶け込むように空気に響くことなく消えていく。
男は目の前にあるキーボードをすばやく叩くと、猛禽類のごとき鋭い目に、
愛憎を溶かし込んで画面を見た。
「一人でいいのだ……ッ!
『DIO』が死んだ今……【矢】の存在を知るのはわたし、ただ一人だけでいいのだッ!
『DIO』もそうだった……『止まった時の中』を動けるもう一人が現われたために、敗北した。
……【矢】を知るものはこの世界で“わたし一人でなくちゃあならない”ッ!!
『帝王』を消すのは後だ。まず……やるべきことは……」
男はパソコンの電源を切ると、煙のようにその場から消え去った。
たった一つの明かりを失った部屋を――、
再び、闇が埋め尽くした。
496 :
452:2007/11/13(火) 00:34:33 ID:???
「なぁー? 聞いた話なんだけどよ、今日転校生くるらしーぜ」
朝っぱら、教室に入るなり聞こえてきた谷口のセリフに、
俺はさっそく、今日一発目の深いため息をつきたくなった。
第一話『転校生、広瀬康一』
転校生ってのはなんだ……? いや、別に転校生って意味が解らないんじゃなくて、
『それ』が悪いと言ってるわけでもなくて、ただ悪い予感がするだけだ。
これ普通の学校なら転校なんてどーだっていい。いやほんとーに。
だが、この学校は違う。
少なくとも、俺の周りにいるメンツのことを考えば無視できる存在じゃない。
突然の来訪者といえば既に超能力者がいる、加えて未来人も宇宙人もうちにはいるけど
こんどは何人が来るって言うんだ? 『巨人』? 『小人』? ……あ、わかった『地底人』だな?
頬杖を付いて半ばあきらめに気味に思考をめぐらせる。
ため息が湯水の如く溢れてくるよ。
「いや、今日職員室の前通りかかったときによ、岡部が誰かと話してるの聞こえたんだよ」
揚々とした口調で谷口は続ける、 ・・・・・・・・・・・・・
そんなこと聞いてない、むしろどうでもいい。そんなとこは問題じゃあない。
【転校生】なんていう期待と不安をごっちゃ混ぜにしたような素敵不敵なキーワード、
『あいつ』が反応しないわけが無い……。
案の定、俺は背後から嬉々とした表情のあいつが迫ってくるのを感じた。
……はぁ〜っ……
頭を抱え、また一つ、
今度はより深く、より大きなため息をついた。
497 :
452:2007/11/13(火) 00:43:30 ID:???
「ど、どうも。杜王町のぶどうヶ丘高校から来ました広瀬康一です。
どうか、よろしくお願いします」
そう言って、ぼくは頭を下げた。
後ろからカツカツ音がするのは、おか、おか――、えーと……岡部先生が
黒板にぼくの名前を漢字で書いてくれてるからだとわかる。
今、正直、ぼくはほんのチョッピリ恥ずかしさを感じている。
新しいく袖を通した制服は仗助くんたちからよく似合ってると言われたが、
学ランじゃないせいなのか、おニューだからか、着てるとなんだかムズ痒い。
今まで散々お世話になった学ランは、家のロッカールームに眠ってもらった。
髪型は朝、変じゃない程度に整えたし……鞄だってしっかりとある。
おかしいところなんてないよね?
先生に支持された席に身を小さくして座り、
ポケットから一枚の【写真】をこっそりと取り出した。
写真に写っているのは一人の女の人。
なんでも、SPW財団の調査による、重要人物らしいんだけど……
周りからはぼそぼそと聞こえる程度の声で、雑談が聞こえてきた。
おもに「ちっさいな〜」とか「あいつ高校生なの?」とか
失礼なものばかりだったけど、一部からは「カワイイ」とか黄色い声も
聞こえてくる。
うーん……嬉しいんだけどさぁ、
このこと由花子さんが知ったりしたら、大変だなぁ。
髪を伸ばして「康一君をたぶらかしやがって、このクソアマが――ッ!!」と
わめき散らす由花子さんをのほほんと思い浮かべつつ、
ぼくは承太郎さんから引き受けた【仕事】を果たす第一段階として、
これからクラスメイト――もしくは、敵や味方――となる人たちを、見渡すことにした。
498 :
452:2007/11/13(火) 00:45:49 ID:???
「なんだ、意外と普通だな」
失礼かもしれないが、俺は転入してきた人物を見て素直にそう思った。
ほっと胸をなでおろし、同時に訪れた安堵に息を漏らす。
『広瀬康一』と名乗った転校生は、髪が金髪で背が小学生並み!
(下手すると長門より小さいかもな……)というところを除けば、
至って普通な高校生のようだ。
あのウブそうな顔つきもふつーに気の弱い転校生って感じだし、
演技してる様子じゃないと思う。
いつかの『古泉』のような胡散臭さもしない。
悪いなハルヒ、この少年は完全に一般人だぜ。
心の中で皮肉に言い、体を椅子に預けた。
パイプの部分がぎしっと小さな音を立て、軋んだ。
横目で広瀬の方を見てやる。
――よかったな。
おまえはきっと、俺と違って変なことに巻き込まれることなんかないぞ。
感慨深く物思いにふけっていると、いきなり後ろから方を掴まれた。
……はいはいっと。今振り向きますよ、団長さん。
499 :
452:2007/11/13(火) 00:50:33 ID:???
教室を見渡すと、直ぐに写真の人は見つかった。
ざわざわと騒がしい中でひときわ大きく騒いでいる人がいて、
嫌でも目に留まった。
ケンカ腰で話ている2人の男女。
そのうちの1人が写真の女の子、名前は『涼宮ハルヒ』というらしい。
一見して別におかしなところは無い、それどころか普通にかわいいこの子こそ、
承太郎さんが言うには
『【矢】に関して重要な意味を持つ“かも”しれない人』、とのことだった。
500 :
452:2007/11/13(火) 01:01:06 ID:???
中途半端ですがいったんきります。
前回の『工作』への指摘感謝です。
期待してくれる人にも感謝、感謝、かんしゃ。
さ、次ぐらいから敵だそうかな……
452さん、アメリカさん 受験生さんもGJ!!
三人ともこっから先の展開を楽しみに待ってるぜ
>>500 由花子、康一君を追いかけてきたりしないかな、
あの女ならやりかねないと思うんだ・・w
452さんGJ!
たった1日しかたっておりませんが第12話投下させて頂くっ!
第12話 「遊園地へ遊びに行こう 2」
俺達が乗ったジェットコースターは止まらない。どうやら暴走しているようだ。
敵はもう一人いんのか?
「死にな!朝比奈!バッドフィンガー!」
男が手刀を振り下ろす。
「ダイバーダウンッ!」
すんでの所で止める。
「そのまま突き落としてやるぜ!くらえ!」
ダイバーダウンのパンチが男のボディーにクリーンヒットし、男が吹き飛ぶ。
そしてそのまま落ちていく………と思った瞬間、プロテクターが男の全身を覆った。
男は手をジェットコースターに付け、そのまま逆立ちの形になる。
「な!?」
「突き落としてよ〜〜〜俺から逃げようとしたのか?無駄だぜ〜〜〜俺のスタンド、
バッドフィンガーはあらゆる物体に張り付く能力を持っている………突き落とすのは不可能だぜ〜〜〜」
黒っぽいアルマジロの装甲のようなプロテクターだ。顔の部分はちょうどヘルメットのようになっている。
くそ……このままこいつとジェットコースターに座ったまま戦うのは危なすぎる……。
「ダイバーダウン!」
セーフティベルトを壊し、ダイバーダウンをジェットコースターに潜行させ、しがみつく。
「お、おめ〜よ〜〜〜なんで落ちないのかよ〜〜〜?」
………馬鹿だ。こいつ。
「な、なんだよ〜〜〜その目はよ〜〜〜俺と同じ事ができるからって調子のってるんじゃね〜かよ〜〜〜」
こいつと話していると埒が開かねぇ………
「クラエッ!ダイバーダウン!」
「おめ〜〜〜スタンド使いかよ〜〜〜!?な〜るほどなぁ〜〜〜なら………クラエッ!バッドフィンガー!」
次の瞬間拳がぶつかり、ダイバーダウンの拳が弾かれた。
「な!?こ、こいつ!強い!パワーもスピードも………俺のダイバーダウンより!」
「おめ〜のスタンドよ〜俺のスタンドより弱いのかよ〜〜〜〜」
スタンドに強い弱いはねぇよ。
「確かにそうかもなぁ〜〜〜だけどよ、ジェットコースターの上を自由に動ける俺の方が有利なんじゃねーのかよ〜〜〜〜?」
馬鹿だけに時々鋭い事言うな………。
「負け惜しみ言ってんじゃね〜〜かよ〜〜〜」
「ダイバーダウンッ!」
右のフック、が、ガードされる。次の瞬間、男が右脚のキックを放つ。咄嗟に左腕でガードする。
が、続け様に左の手刀、右のジャブ、右回し蹴りと続く。
マズい………奴は体の一点がジェットコースターについてりゃいいが、俺はダイバーダウンを潜行させているせいでかなり動きづらい。
「クソッ………一旦解除だ!」
次の瞬間、ジェットコースターから吹き飛ばされる。が、咄嗟にレールを掴んで落ちる事だけは防ぐ。
俺一人ならこのまま奴をやり過ごせるが、朝比奈やキョンが危ない。
幸いこのジェットコースターのレールは交差しており、ちょうど俺の下をジェットコースターが通る。飛び降り、ダイバーダウンを潜行させる。
「落ちたかと思ったがよ〜〜〜帰って来たのかよ〜〜〜負けんのは目に見えてるのによ〜〜〜〜」
やってみなきゃあ分かんねーぜッ!
「そうかよ………だがよ〜〜しばらく殴り合いは無理そうだぜ〜〜〜」
「どういう意味だ………?………!!」
レールを支える柱だと!?そうか、普通乗客は座って乗る………
が、今俺達はジェットコースターの上に立っている………。
「つまりよ〜〜普段は絶対当たらない柱に当たるって事かよ〜〜〜全部で8本かよ〜〜〜」
くそっ!まずはかがんで1本目をかわす。
「頑張ってかわすのかよ〜〜〜えぇ、おい、俺はこんなの簡単だがよ〜〜〜」
そう言うと男はすいすいと柱を避けていく。そう思っていると2本目と3本目が迫っていた。
2本目の柱をダイバーダウンで掴み、そのまま体を振って飛び出し、その勢いで3本目を飛び越え着地する。
「かわしたかよ〜〜〜でも次は………どうかよ〜〜〜」
4本目と5本目が迫る。4本目をかがんでかわし、5本目をジェットコースターの車体の横にしがみつき、かわす。
「随分と危ないかわし方するのかよ〜〜〜だが次は無理だな〜〜〜〜〜」
………何!?
「あんな風にレールが螺旋階段みてーによ〜〜〜ねじれてるからよ〜〜〜お前はかわせるかよ〜〜〜〜〜」
男は軽々とかわしていく。マズい………レールが螺旋階段みてえになってる上に3本もの柱がある。
とてもかわせるものではない。ど、どうする………。
「アナスイ君!」
朝比奈がシートから叫ぶ。………シート?そうか!この手があったぜ!
「ダイバーダウンッ!」
俺がセーフティバーを壊したシートに潜行させ、そのまま俺をシートの中に引っ張らせる。
飛び込んだと同時に柱が頭の上を通過した。
「切り抜けたかよ〜〜〜だがよぉ……これからお前は死ぬわけだな〜〜〜ちっぽけな蟻のように俺にやられてよ〜〜〜〜〜」
男が俺に向かって走って間合いを詰めてくる。迎え撃つ方が都合がいい。
「ダイバーダウンッ!」
左脚のローキック、が、右脚で止められる。と、相手が攻撃を仕掛けてきた。
左脇腹に突きを入れてくるがなんとかかわす。
左のストレート、右脚でのハイキック、左の手刀を繰り出してきた隙を突き、相手の胸元を掴む。
「てめぇがいくら張り付いても投げ飛ばされたら大丈夫なのか?」
「やってみるのかよ〜〜〜無駄だろうけどよ〜〜〜〜」
「ダイバーダウンッ!」
そのまま男を背面に投げ飛ばす。が、落ちかけた所でジェットコースターの最後尾にしがみつかれた。
「やっぱり無駄だったかよ〜〜〜お、後ろ………見てみろよ〜〜〜〜〜」
後ろだと?何!?1回転のループ!?
「今度こそ大ピンチだな〜〜〜シートに隠れてもよ〜〜〜俺は逆さでも動けるから無駄だぜ〜〜〜〜〜」
男が言い終わると同時にジェットコースターがループにさしかかる。
「ダイバーダウンッ!」
「てめぇよ〜〜どこ攻撃してんのかよ〜〜〜ジェットコースター攻撃してどうす………え?」
「ジェットコースターを切り離した………そのまま逆方向に行っちまいな………」
「ど〜〜〜すんだよ〜〜〜やべーのかよ〜〜〜………なんて、嘘だぜ。この程度飛び移れる………」
男がそう言った瞬間、切り離した車両が脱線した。
「な……な……な……な……な……な……なん……なの……かよ…ガグシャア!」
「切り離した時に車輪を分解しておいた、そのまま落ちてきな………って言っても聞こえないか………」
落ちた車両は粉々に潰れているが、幸い男は生きているようだ。悪運の強い野郎だ。
「なぁ……アナスイ。敵を倒せたのは良いけどさ……このジェットコースター……止まらねぇのか?」
みてーだな。徐倫………早くこの敵をぶちのめしてくれ………。
本体名 中崎広之
スタンド名 バッドフィンガー
再起不能
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前 中崎広之
19歳 AB型 誕生日5月30日 身長 174cm
性格 あまり考えるのが得意でない単純な性格。ハッキリ言って馬鹿。が、馬鹿なだけに何を考えているのか分からない一面も持つ。
また、馬鹿故に一度信頼した相手を信じきり、決して裏切らない。
好きな食べ物 美味しい物(詳細不明) 嫌いな食べ物 マズい物(詳細不明)
学歴 高校浪人 口癖 語尾によく『―――かよ〜』とつける
バッドフィンガー
パワー A スピード A 射程距離 E
持続力 A 精密動作性 D 成長性 C
能力 どんな物体にも張り付く事ができる。別に粘着している訳では無いので移動はスムーズ
以上、第12話でした。
今回の敵の能力はえらく単純です。バトルも単純です。
こんなことになった理由は俺が
『ジェットコースターでを使ってスピード感あふれる空中戦書いてみたい!』
と、馬鹿な事を考えた故です………結果的にスピード感も何もないバトルになってしまいました………
今回のスタンド名の由来はイギリスのバンド「バッドフィンガー」より
次回で長かった遊園地決戦も終る……予定です!それでは!
いやいやとってもジョジョっぽいバトルだったよ
ブラボー・・・おお・・・ブラボー!!!
・・・にしても職人さん祭りだな スレを開くのが楽しみだ
イタリアさん、アメリカさん、受験生さん、452さんに敬意を表する!
いやあグッジョブ!!このスレ最近は退屈しないね
みんな、
>>504 >右のフック、が、ガードされる。次の瞬間、男が右脚のキックを放つ。咄嗟に左腕でガードする。
グッジョブのついでに、この場面の「男が右脚のキックを放つ」ときの擬態語をメル欄に書きなさい(20点)
512 :
受験生:2007/11/15(木) 02:15:53 ID:???
>>511 ミギャァン!
才能なくてすみませんorz
そして投下
513 :
受験生:2007/11/15(木) 02:17:35 ID:???
ディアボロの憂鬱C
俺はこの古泉の家にいき、適度な食事と、適度な部屋が与えられた。
しかし‥‥明らかに一般市民の住む建物ては雰囲気が違った。
それにこの男、どうやらここには住んでいないようだ。俺は問い詰めると
「詳しくは明日話します」それだけ言った。
翌日、日曜日なので学校はないが
ハルヒ以外の全員の面子が駅前に揃っている。あいつはハブられているのか?
「まさか、違いますよ」
古泉はそう言ったが、信用ならない‥‥
大抵こんな笑顔をふりまく奴にろくなのは居ないって事を俺は知っているからだ。
だらだらと駅から歩き公園にたどり着く
「さて、どこから説明しましょうか?」
聞かれたキョンは知るかと投げやりに答える。
古泉は考えるふりをして、さも今思い付きましたとジェスチャーをとる。
「自己紹介からにしますかね。まずは僕からですね。古泉一樹超能力者です」
「長門有希。情報統合思念体に造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」
「あ、朝比奈みくるです‥‥未来から来ました」
「一般市民で普通の奴だ」
最後に仏頂面のキョンが本名を言わないで自己紹介を終えた。
とりあえず言っとかないといけない事がある
514 :
受験生:2007/11/15(木) 02:19:50 ID:???
「イカれてるのか?」
「まぁ、そう言われるとは思いましたよ。
僕達は凉宮さんに呼ばれて来たんです僕の場合は超能力を得ました」
スタンドが有るぐらいだから、
まぁ、未来人も宇宙人も超能力者も信じよう。
俺も超能力にちかいからな‥‥だが、なぜそれを俺に言う必要がある?
「貴方も凉宮さんに呼ばれたからですよ」
古泉は即答した。こいつもハルヒと似ていて自信家らしい、
可能性ではなく絶対の根拠はなんなのか知りたいな
古泉は長々とハルヒの力を力説したがたちの悪い宗教者にしか思えなかった。
この歳で信者とは、こいつら相当のイカレポンチだな
「じゃあ、何で貴方はここに居るのですか?」
「‥‥え?」
「親友と娘さんを探しにここに?なんの根拠と確信を持って?」
「それは……勝手にここに来たんだ!
俺だって来たくて来たわけじゃない!あの小僧のせいだ!!」
俺は我を忘れて無様に怒鳴った。
周りには俺達以外にも人が居たが数人の少年たちだけが残り
他の奴らはそそくさと公園から出て行った……俺らしくも無い冷静になれ
「では、日本に来たのも初めて?」
「あぁ、そうだ」
515 :
受験生:2007/11/15(木) 02:22:18 ID:???
「日本からイタリアへの直行便は約12時間。
日本との時差は8時間。日本が正午の場合イタリアは前日の午前4時です
イタリアから一番近い国はスイス。」
「……それがどうした?」
「こんなに距離があるのにどうして日本なんでしょう?
たとえランダムに選ばれたとしても、ランダムにだって規則性はあります。
だからおかしいんですよ。今までずっとイタリア圏内からいきなり日本に来るなんて」
続きが言えなかった。偶然流れ着いたと思っていたからだ
でも言われてみたらそうだ。どうして日本に――?
そして、古泉は言った
「貴方……死んでも生き返るんですよね?
なら凉宮さんは貴方を呼んだのは、貴方を助けたいからですよ」
それは俺の望んだこと。
俺は、あのハルヒのおかげで孤独の死の連鎖を止められた?
あいつがそう望んだから?確かに助けてもらいたかった。
でも同情などで助けてもらいたくない!
あんな……あんな小娘にまで同情された!このディアボロが!!
そんな運命なんか俺はごめんだ!!!
俺は忘れてしまったんだ。
大きな不幸に襲われ、ほんの少しの幸福を手に入れたから
誇りは命を縮めるということを
to be continued...
516 :
受験生:2007/11/15(木) 02:29:17 ID:???
自分にしては長かった。
ディアボロの葛藤部分がウザくならないように注意しましたがどうでしょうか?
Aでも謝るか謝らないかで葛藤しているので
皆さんに言われて気づいたツンデレディアボロ。
海原にならないように注意します
GJです!!ボス!
保守age
第13話 「遊園地へ遊びに行こう 3」
あたしと古泉はアトラクションを暴走させている敵を探してパークの中を走り回っていた。
「徐倫さん、今長門さんからの連絡でアナスイが敵を一人倒したそうです」
アトラクションの暴走は止まってないみてーだぞ。
「敵は二人のようですね。もう一人は園内の何処かからここのアトラクションを制御しているのでしょう」
「アトラクションの制御室は普通それぞれのアトラクションの側にあるはずだぞ。全部を同時に制御するなんて一人じゃ不可能だ」
「えぇ、ですが敵は何らかの方法で全ての制御室の制御を奪ってコントロールしていると思われます」
問題は何処にいるかだが………。
「恐らく園内を全て見渡せる場所でしょう」
「だけどここにはそんな高い所に登るアトラクション一つも無い………あ」
「心当たりがありましたか?………あぁ、なるほど、僕も分かりましたよ。警備室ですね?」
「あそこなら園内の監視カメラで大体の場所が分かるからな。それと奴等がアトラクションを暴走させた理由が分かった」
「どういった理由ですか?」
「奴等は警備室からあたし達の動きを把握していた。恐らくアナスイかあたし達、それとハルヒがアトラクションに乗った時に暴走させる。
そうしてあたし達を分断すれば片一方は暴走させている奴を探しに行くし、アトラクションに乗っている方は動けない。そうしてあたし達の戦力を分散させてもう一人の敵が行動を起こすという訳だ」
「なるほど………ですが、何故敵はアナスイを襲ったのですか?」
「……………さぁ」
古泉が携帯を取り出し、何処かにかける。………まともな所じゃないのは確かだ。
「警備室の場所が分かりました。こっちです」
「ねぇ、有希、暇なんだけど」
「……………そう」
「いつになったらこれ動くの?」
「……………分からない」
「原因、調べにいかない?」
「ここから降りるのは危険」
「ねぇ、徐倫達は何処にいるの?」
「……………分からない」
「……………そう」
「……………」
「ねぇ、有希、暇なんだけど……………」
あたし達が警備室にたどり着くとそこには一人の男がいた。
身長は180cm位、オールバックにした金髪に緑がかった目をしている。日本人ではないようだ。
服は黒い何処かの高級ブランドのスーツを少しラフな感じに着崩しており、手には高級そうな腕時計をしている。
「あれはダンヒルですよ。時計はオメガです」
よく知ってるな。
「ここが分かったか……まぁ遅かれ速かればれるのは承知だったがな」
「そうかよ……お前を倒せばアトラクションは止まるんだな………?それにしても日本語上手いな」
「日本に来たのは16の時だ………。それにしても……お前に私が倒せるのか?」
「あんたの仲間はもう倒されたわ」
「知っている……あいつは馬鹿だったからな。どうせこうなると思っていた」
「その割には随分と悔しいみたいだな。爪が食い込んで血が出る位に手を握ってるわよ」
「さっき少し切っただけだ………ところでそんなにおしゃべりしていて良いのか?」
「その通りね……ストーンフリーッ!」
右のフックを繰り出す。その瞬間、相手のスタンドが現れパンチをガードする。
人型で、白を基調に無数の虹色に発光するラインが走っている。
頭部には銀色のシルクハットのような物を被り、(つばに隠れて目は見えない。)鼻と口は無い。
両腕にある無数のコードのような物がボディーに接続されており、手は指ではなく、3本の鉤爪がついている。
肩、肘、膝などにはプロテクターのような物がついている。そして体には多種多彩なスイッチが付いている。
「まるで機械仕掛けの人形ね。ほんとに強いの?」
「一つ、親切で言っておく……相手の注意を逸す為に会話をするのは上策とは言えないぞ」
次の瞬間、男のスタンドが自分の後ろを掴む。
「ちっ……糸で伸ばした腕で背後から奇襲しようとしたんだけどな………」
糸を手繰り寄せ、手を元に戻す。
「勝負はこれからだ」
「オラァッ!」
右のストレート、が、敵のスタンドにかわされる。なかなか速いな。あたしのスタンドと同じ位か。
「オラオラァッ!」
左フックから右でボディーを狙う、最初の左フックはかわされたが次のボディーブローはかわせない。ガードしてくる。が、
「ゴフッ……」
敵のガードをあっさり弾いてパンチが当たった。スピードはまあまあだがパワーはてんで無いスタンドだ。
「………強いな……しかし、俺のシステム・オブ・ア・ダウンはパワーで戦うスタンドでは無い………くらえ!」
次の瞬間、突然、近くにあったライトが光る。グッ……やばい、目が!
「グフッ……」
幾らパワーが無いとはいえ、無防備な所にモロにくらうのはマズい。
さらにこいつの攻撃は殴るというより切る攻撃だ。
「浅かったな……致命傷では無いか……」
しかし……さっきなんでライトがいきなり光ったんだ?奴のスタンドはライトに触れりもしていないぞ………。
「考える暇など与えない………決めさせてもらう!」
次の瞬間、凄まじい騒音が鳴り響いた。
「グッ………」
「徐倫さん……奴は耳栓をしているようです……ですが……一体……何故……」
奴はスピーカーを操作してもいない……どういう事だ!
「クラエッ!システム・オブ・ア・ダウン!」
クソッ!スタンドで必死にガードするものの、騒音で頭が痛む状況でガードし続けるのは無理がある。
と、いきなり騒音がおさまった。
「スピーカーの電源を切りました………今です!」
「オラァッ!」
パンチを繰り出すが、相手の攻撃を止める程度にしかならない。その瞬間、再び騒音が始まった。
「そんな……電源は切ったはずです………」
「ああ、だがこいつのスタンド能力の正体………見えてきた……こいつは機械を操る能力だ!
だから電源を切ったのに機械が動く!触っていないのに動きだすのもその為だ!」
「その通りだ……正確に言えば私の能力で操れるのはその機械が本来持つ機能だけだがな」
「オラァッ!」
スピーカーを叩き潰す。とにかく音は止んだ。
「スピーカーを封じたか……ならばこれではどうだ!」
そう言った直後、白い煙が辺りを覆った。火災報知器か!?
「徐倫さん!右手の方の斜め後ろにいます!」
「オラオラァッ!」
男の陰に向かってパンチを放つ、が、パンチが男をすり抜けた。
「それは私では無い……プロジェクターで映し出した映像だ」
しまった!
「ガハッ……」
左腕をザックリ切られる。糸で縫ったので最悪の事態は免れたが、それでもダメージはでかい。
「こいつ……強い………」
「来ないのならば……こちらから行かせてもらう!」
次の瞬間、シャッターが目の前に降りてきた。なんだ?逃げんのか?
「もちろん……違う…………それよりも逃げた方が良いのはお前の方だ………」
そう言う男の声が聞こえると同時に入口のシャッターも閉じる。
「徐倫さん……閉じ込められてしまったようです」
「この程度のシャッターぶち壊せる……ストーンフ………」
ぶち壊そうとした瞬間、水が降ってくる。
「スプリンクラー………まさか!こいつッ!」
その瞬間、何も刺さっていないコンセントから火花が走った。
「徐倫さん!このままでは………」
野郎ッ!あたし達を感電させる気か!だが………どうやって切り抜ける………?
クソッ!このままだと間違い無く感電する!感電しない場所は………あった!
「古泉!あたしにつかまれッ!」
「………分かりました」
一瞬ためらったがどういう意味だ?
「深い意味は全くありませんよ」
そして天井のスプリンクラーに糸を巻き付け、宙に浮かぶのと水に電気が流れるのがほぼ同時だった。
「なるほど。地面に足を付けていなければ感電はしませんね」
「もちろん、その程度は予想していたがな………」
シャッターが開き、男が再び姿を見せる。
「宙に逃げたのはなかなかだが……これでお前に逃げ場は無い!」
「あら、それ位あたしも予想してたわよ。身動きのとれないあたしを攻撃してくるだろうって事は」
「強がりを……予想していたのなら何故反撃できない?」
「簡単よ。もう終わっているからよ」
「ハッタリを!トドメだ!空条徐……ガハッ!な……に……シャッターが………?」
「シャッターは閉まっていなかった………糸を止め金の部分にくくり付けておいて引っ掛けて止めておいた………
今それを引っ張ってシャッターを降ろした………」
「く………そ……システム・オブ・ア…………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「プゴッ!」
男はそのまま意識を失い、グッタリと動かなくなった………。
10分程してあたし達はパーク内の喫茶店にいた。
「もう!せっかく来てやったのにアトラクションが故障ってどういう事よ!もうこんな所二度と来ないわ!」
「そう……だな………確かに………来たく………ねぇな………」
キョンが死にかけの声で呟く。
結局あの後キョンとアナスイとみくるは暴走するジェットコースターに閉じ込められ、降りて来た時には顔を真っ青にしていたという訳だ。
「でもやっぱり腹が立つわ!行くわよ!」
行くって何処に?アトラクションはまだ復旧してないぞ。
「さっきそこでショーを見たの!あのショーに乱入するのよ!」
「「「止めろォォォォォォォォォォォォ!」」」
その後、あたしとキョンとアナスイがおごりにおごってハルヒを止めるハメになった………。
スタンド名 システム・オブ・ア・ダウン
本体名 カイル・キーンズ 再起不能
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前 カイル・キーンズ 国籍 イギリス 年齢 22歳 A型 誕生日 7月24日
好きな食べ物 チップスアンドフライ サーモン 嫌いな食べ物 ハンバーガー カレーライス 身長 184cm
性格 冷静沈着で冷徹だが仲間思いの熱い一面もある性格。
また、目的の為ならば自分が犠牲になることすら厭わない。
まさに味方に付けると頼もしい、敵に回すとこの上なく恐ろしい存在。
システム・オブ・ア・ダウン
パワー C スピード B 射程距離 C(能力の射程距離はA)
持続力 A 精密動作性 A 成長性 C
能力 機械のコントロールを奪う能力。コントロールできるのはその機械が本来出来る事のみ。
第13話終了です!
今回の敵スタンドはアメリカのロックバンド「システム・オブ・ア・ダウン」から
最近ユリイカとジョジョAGO買いました。ユリイカ、対談とジョジョ立ち特集以外は結構面白いですよ。
次回から新しい展開がスタートする予定です!お楽しみに!では!
乙ー
あいかわらずオリキャラをうまく使うな
ショーの乱入も見てみたかったかもw
GJ!!更新が早いな 1〜2日でレスするのが追いつかなくなるぜw
>>528 ショーってもしかして皆が戦ってたスタンド船の事だったんじゃね?
Gj!
関係ないが今やってる洋画で下っぱが
「任せてください、ボスを有名にしてあげます!」
ってセリフを聞いてドッピオを思いだした
このスレ土日で一個もレスがつかないなんて過疎り過ぎ………
532 :
マロン名無しさん:2007/11/19(月) 17:37:44 ID:/bZCnlVX
過疎age
そんな時もあるさ 新作を待とうぜ
とあるスレにはこんなジンクスがある。
『支援しろ。投下には支援が必要だ』ってな。
まあ、気長に待とうや。茶でも飲みながら、さ。
じょぼじょぼじょぼ
コトッ
毎回1日2日レスないと過疎言う奴はなんなんだ
まあ、まとめもあると思うし
539 :
受験生:2007/11/19(月) 22:58:24 ID:???
合格しました(ノ´∀`*)
でも、地元の専門学校行くと思います
都会に憧れをいだき投下します
540 :
受験生:2007/11/19(月) 23:01:11 ID:???
ディアボロの憂鬱D
なんとなくだが俺にはディアボロさんが激怒してるようにみえた。
こいつはヤバいんじゃないか?
……なんとゆうか気迫がただ事ではないように感じる。ヤクザ顔負けだぞ
古泉にもそう感じたらしく皆で飲み物でも買ってくるから、
そこで待っているように提案し、ディアボロさん一人を公園のベンチに置いていき
俺達はコンビニまでジュースを買いに行った
「もし、ディアボロさんが何の能力も持たない平々凡々普通の人間だったらどうするんだ?」
「死んで生き返る人が普通のわけないでしょう?」
仕方ないから教えとく、世の中にはそんな持病を持つ人間が居るんだ。
それとも何だ?お前は病人は普通じゃないとゆうのか?
「まさか、そんなわけないですよ」
古泉は困ったように笑ったがその表情がさらにムカつく
「実は彼の髪‥‥染めてないんですよ」
マジでか!?
いや確かに普通じゃないが、違う!
「実はですね。彼を泊めた部屋には監視カメラをつけていたんですよ」
犯罪だぞ。例えお前がディアボロさんの息子でも駄目だろ人として
こいつら機関はそんな事もしてるのか?
長門レベルとはいかなくても相当な技術力なんどうな、きっと
541 :
受験生:2007/11/19(月) 23:05:02 ID:???
「彼ベットから落ちてしまいましてね
落ちた瞬間……首の骨折って死にました」
は?死んだ?ちょっと待てよ!でもアイツ生きてるぞ!
「そこなんですよ。長門さんが言ったのと同じ死んだ瞬間生き返りました。傷も修復しました」
マジかよ?いや、そんなのあり得ね!そんなの聞いたことも見たこともねぇぞ!
「ふふ、自分が見てない事は信じないタイプですか?」
ことがことだからな、漫画の話なら信じごぱぁっつ!!
俺は中に浮いていた滑稽にくるくるくるくるくる回り続けながら
あ、空ってこんなに青かったんだ
そんな情緒あること言ってる場合じゃない状況把握をしなければ!
今起こったことだけ言うと、長門が俺をけりコンビニの裏にまで吹っ飛んだ
痛く……はない、なんかの能力でも使ったのか?
でも地面にスライディングして、頬をかすったのは痛い血が出てないのが不思議だ
俺が蹴られたら皆も慌てて俺の元に来た……というよりコンビニの裏に隠れたみたいだ
長門なんでそんな暴挙に及んだ?
「涼宮ハルヒが居る」
to be continued...
542 :
受験生:2007/11/19(月) 23:08:36 ID:???
まとめにチャレンジしてみましたが駄目でしたorz
本当にゆとりです。どうもすみません
543 :
452:2007/11/20(火) 00:45:56 ID:???
さて、投下しますか……の前に、言わ(書か)せてください二つのこと!
まず受験生さん乙!アンド合格おめでとうございます。
これからも互いにがんばりましょう。
そしてもう一つ、
前回『康一くん』の髪の色をうっかり金髪と書いてしまいました。
コミックスで確認したところ、康一くんの髪色は水色系であり、とんでもないミスしでかしてました。
指摘が無いことは幸い(?)でしたが、今後とも気をつけますのでご了承ください。
『人間は嘘つかないんです、ただ、間違いを犯すだけなんですよ……』
544 :
452:2007/11/20(火) 00:46:55 ID:???
午後――早々と時間が流れ、
気が付いてみればもう帰りのHRだった。
チャイムが流れ、先生が教室から去り、
帰り支度を済ました生徒達もそれぞれ、自分の時間へと戻っていく。
とりあえず、広瀬康一が『普通の転校生』であったならば、
この時点で彼の北高での初めての一日は終わったのだ――が、
あいにくと彼は普通の転校生ではなく、
むしろ、彼の『仕事』はこの瞬間からが本番なのだ。
第二話 広瀬康一の観察@
康一の視線の下で、涼宮という女の子は
同じクラスの男の人――『キョン』とか呼ばれてた――と、
なにやら元気よく会話を交わしていた。
彼女らがいるのは学校内で――物がやたらとごちゃごちゃ置いてある一室だった。
少し離れた所には、途中で投げっぱなしになったボードゲームの前に座る
綺麗な顔をした男の人が、ニコニコ笑顔でその様子を見ている。
その隣で、やたらふりふりの付いたメイド服を着た(着慣れているのか、
やけに着こなしがいい、と思った)可愛らしい女の人が、
お盆を両手に抱いてオロオロしていた。
「変わった人たちだなぁ」
康一は部屋全体が見渡せる位置まで上昇し、ぼそっと感想を漏らした。
545 :
452:2007/11/20(火) 00:48:21 ID:???
わかる人にはもうわかるだろうが、康一は現在
ハルヒたち――『SOS団』の部室――の様子を、
自身の『スタンド』【エコーズACT 1】を通じて見ている。
なお、康一本人は校内の図書館にいて(図書館が射程距離内で助かった)、
適当に幅の大きい本を開いてそこに顔を埋めていた。
“はた”から見れば、ひときわ小さい少年が本に飲み込まれているようにも見えて、
釣り合いの取れなさいシュールな絵柄だった。
「ん〜……至ってふつうに見えるんだけどな〜」
目の前で展開するものは、どこにでもありそうな友達同士の光景。
康一は「なんだ」と思い、少し安心した。
同時に、ほっと生暖かい息が口の端から漏れた気がした。
(あの承太郎さんが【調査が必要】って言うからどんなすごい力を……
あるいは、どんな変な人かと思ったけど、ふつうの女の子だ……)
少なくとも、こうして見ている限りでは。と心の中で付け加え、
一応本を読んでいる『フリ』をしているのだからと思って
ページを一枚めくった――――
「逆」
「え!?」
――そのとき、右手(出入り口)側から声が聞こえてきた。
今にも消え入りそうな、気のせいとも思えるような呟きだったが、
それは確かにこちらに向けて言われたものだった。
慌てて(と言うほど大げさでもないが)、康一は驚いて見せた。
右手に振り向いてみると、それまで人気が無かったそこに、
体相応と不釣合いな、分厚い本を小脇に抱えた、
一人の女の子が立っていた。
546 :
452:2007/11/20(火) 00:50:42 ID:???
女の子はとても背が低く(おそらく自分より下)、自分と少し似た
水色の髪を肩の辺りまで短く整わせている。
当然の如く北高の制服を着ており、その顔には
表情らしいものが見当たらない。
ただ、天然の宝石のように綺麗な目が、康一のほうをじっとにらんでいた。
康一は美術や芸術のことはあまり知らないし、わからなかったが、
ガラスや雪を集めて造った造型は、きっとこんなふうに綺麗なのだと思った。
……おっと、今はそれどころじゃない!
「あ、あの〜っ……」
「………………」
しばらく見詰め合って沈黙していたのだが、
このままでは自体が何も進展しないと考え、康一は恐る恐る声を掛けた。
康一の内心で『もしかしたらこの子スタンド使い!?』など、
さまざまな憶測がぐるぐると飛び交っていた。
それにしてもまずかったのは、接近に気づかなかったことだ。
確かに気配は無かったのに……?
康一が自分の中だけでそうこうしてるうちに、
女の子が本を持ってない方の手をすっと上げた。
たったそれだけの動きなのに、康一には
その動きがやけに無駄の無いように見えた。
女の子は眉一つ動かさず、人差し指で康一を指し示した。
547 :
452:2007/11/20(火) 00:51:54 ID:???
その動きと、圧迫してくるような鋭く綺麗な目が重なって、
康一は反射的に身を竦ませた。
(まずい……バレたッ? 攻撃してくるのかッ!?)ちょっと息を呑んだ。
エコーズはまだ、こっちに移動中だ。
今攻撃されたら身を守るすべが何一つない!
本を握る手に自然と力が篭り、康一は仰け反った。
しかし――注がれる無感情な瞳は、そこから斜め下にすとんと落ちた。
「本が、逆」
「ぇえ!? えーっと……あ! 本当だ!」
違っていた。
女の子が指差したものは、康一が読んでいた(フリを)していた
やたらと“はば”の大きい本の方だった。
最初は言葉の意味がよく理解できなかったが、ちらりと横目で本を見ると、
その原因はすぐにわかった。恥ずかしい間違いをしていると、気づいた。
康一はようやく、自分のしている間違いが、恥ずかしいことだと知った。
強い力のせいでややしわの入った本は、よく見ずとも文字がさかさまだし、
挿絵もさかさまで、簡単に言えばまるっきり本自体さかさまだったのだ。
――――ということは……!
胸の奥がカーッと熱くなり、体の中から火傷したように思えた。
それが胴体、首と順に伝って、顔までやってくる。
ほほに熱が溜まり、同時に急な恥ずかしさがこみ上げてきた。
康一はあろうことか、さかさまにした本にかぶり付くように読み、
それをなんとも思わずページをめくっていた(ように見えた)ことになる。
これでは、「ナにやってんの、こいつ?」みたいに思われて、
見る人を呆れさせるのもまぁ当然だ。
むしろ、指摘してくれただけ、この子はやさしい人なのだろう。
548 :
452:2007/11/20(火) 00:53:43 ID:???
「あ、ありがとう。いや、変だなぁ、さっきまでちゃんと読んでたのに……
……ははは……」
「…………」
「はは……」
乾いた笑い声はそんなに続かず、強く口を閉じた。
とたんにまたこっぱずかしくなって、なんだかごめんなさいとあやまりたい衝動に駆られる。
いや、この子の綺麗な目が掛けてくる重圧は、それほどにきついのだ。
『沈黙』がここまでいやだと感じたのは、いつかの承太郎さん以来だな――
現実逃避した脳の片隅で、ふとそんなこと思い出した。
体に軽い衝撃が来て、ようやく、エコーズが戻ってきたことを教えた。
「不思議」
「はい?」
一言、相変わらず短いが、今度ははっきりと聞こえる声で言った。
康一は言葉の意図がわからず首を傾げたが、女の子は鉄仮面のように
感情を表さない表情のまま振り返り、
それ以上一瞥をくれることも何も告げることなく、図書館から歩み去った。
(タイミングがタイミングだけに……なーんか気になるな〜……)
結局わからなかった。あの子はいったいなんだったんだろうか……?
心中で沸いた疑問を風船のように膨らませつつ、康一は再び
ハルヒたちに向けてエコーズを飛ばした。
549 :
452:2007/11/20(火) 01:00:52 ID:???
はい! 547のところ間違えた……orz
一応これでいったんきります。続きはあさってあたりに。
受験生さん452さんGJ! 今後の展開が楽しみだぁ。
展開といえばSBRも結構凄い事になってたなぁ………
では第14話投下!
第14話 「エルメェス・コステロ登場 」
※『』の部分は英語だと思って読んで下さい。
遊園地で敵に襲われた日から数日、俺はいつものようにSOS団の部室を出て家へ帰る途中だった。
俺は地図を見ながら何処かに向かおうとしている様子の外国人を見かけた。
黒い髪の毛をドレッドにした男だ。肌は白人というより黄色人種、メキシコとかそこらへんに居そうだ。
よく見ると額と顎に刺青をしている。目はまるで10年も修羅場をくぐり抜けてきたような眼光を放ち、身のこなしはいかにも強そうだ。
かなりいかつい印象を受ける。外国のギャングとかかもしれん。舎弟から兄貴と呼ばれている風景が目に浮かぶ。
あまり関わり合いにはなりたくないな。と、その外国人が俺に近付いて来る。
『なあ……お前……その服、北校の生徒か?』
流石ネイティブ。サッパリ聞き取れん。
『聞き取れなかったか?じゃあ DO YOU KNOW 北校?これなら聞き取れるだろ?』
北校か………イエス。イエス。生徒だよ。
『そうか………1年か?』
さっきよりはかなり分かりやすくなっている。意識して言っているようだ。そこまで悪い奴じゃ無いのかもしれん。
「イエス」
『そうか………じゃ、空条徐倫って知ってるか?』
間違いない。こんなギャングが徐倫の知り合いの訳がない。つまりこいつは絶対に徐倫達と何かのトラブルを抱えている。
そこで問題だ。このトラブルに巻き込まれない為にはどうすればいいか?
3沢―一つだけ選びなさい
答え1 ハンサムのキョンは突如逃げる為の素晴らしいアイデアがひらめく
答え2 徐倫が来て助けてくれる
答え3 巻き込まれる。現実は非情である。
今俺が○をつけたいのは答えだがさっき分かれたばっかりで家の方向が違う徐倫がアメコミのように「待ってました!」と現れるとはとても思えない。
やはり答えは………1しかねえようだ!そして俺は全速力で走り出した。
そのまま自由への逃走………のつもりが世の中はそんなに甘くは無かった。
『そうかよ………逃げるって事は徐倫の事何か知ってるってことだよなぁぁぁぁぁ』
何か喋っているが気にしない。全速力で逃げる。逃げるったら逃げる。………あれ?追って来ない?
気になったので後ろを振り向くと男がいつの間にか北校のブレザーを持っている。
『逃げようとすんならよ〜〜捕まえるだけだぜッ!ザ・キッス!』
男が何かをブレザーからはがす動作をした瞬間。俺の体はいきなり何かに引っ張られた。
『あたしのキッスはシールを貼った物を二つにする………そしてシールをはがすと元に戻るッ!』
そして俺は男の元まで引っ張られた。何が………って俺のブレザーが破けてるぞ!
『でも一つに戻す時に破壊が生じるけどな。さて………それじゃ色々と聞かせてもらうぜぇぇぇぇぇ!』
答えは3だ………現実は甘くねーぜ………あばよ……ハルヒ。その時、
『もしかして………エルメェス!?』
『お!徐倫じゃあねーかよッ!久し振りだなッ!』
『いつ日本に来たの!?』
『昨日だぜ!今家にいないっていうから学校に会いに行こうとしたんだよ!』
………あまりの展開においてけぼりにされている。まあ助かったからよしとしよう。
「あぁ、キョン。いたの?」
いたよ。最初っからな。
『こいつあたしが話し掛けたら逃げ出したんだぜ〜〜あたしってそんなに恐いか?』
『まぁ刺青のせいじゃない?日本じゃ入れてる人少いし』
「徐倫、この男、お前の知り合いか?」
その瞬間、場の空気が凍り付いた。
「………あんた………まさか………エルメェスの事………」
エルメェスという男の周囲の空気がゴゴゴゴゴと震え始めた。
「何言いたいんだ?」
エルメェスの周りの空気がドドドドドと音をたて始めた。
「エルメェスは………その……えと……女……よ………」
「………………アイムソーリー」
『ウオシャアアアアァァァァ!』
そして俺は人生初のスタンドラッシュを浴びた。あぁ………空が綺麗だなぁ……………。
翌日の放課後、SOS団の部室に徐倫がエルメェスを連れ、ハルヒ達に紹介しにやってきた。
「あたしとアナスイのアメリカでの友達のエルメェスよ。暫くあたしの家に泊まっていくからよろしくね」
「今はアメリカでも授業がある時期だと思いますが………」
「エルメェスの家はスラム街でね、中学の義務教育までは受けれたけど高校にはお金が無くて行ってないのよ」
『別に可哀相なんて思わなくていいぜ。姉さんや親父と一緒にレストランやるのも楽しいからな』
徐倫が通訳してくれる。
「気に入ったわ!エルメェス!あんたをSOS団アメリカ支部支部長にしてあげるわ!」
そう言うハルヒの手には既に腕章が握られている。
『なぁ……徐倫、アナスイ、ここは何をする所なんだ?』
『後で説明するわ』
「それじゃ、エルメェスの歓迎も終わった所で次の議題行くわよ!みくるちゃん、書記お願い」
「あ………はい」
「今度文化祭があるわよね」
そういえばそうだった。
「あたしたちSOS団は映画の上演会を行ないます!」
また始まったか………最近こういう事を言い出さないから油断してたぜ………。
「監督と脚本と演出はあたしがやるわ。やるからにはアカデミー賞を取るような作品にするわよ!」
無理に決ってるだろ。
「何よ!バカキョン!じゃあどういう映画ならアカデミー賞が取れるのよ!」
人ってのは時々言わなきゃいいものを言っちまう事がある。この時もそうだ。
今振り返ってみてもあの時なんであんな事を言ったのか自分でもサッパリ分からない。
まぁ、もったいぶってもしょうがない。とっとと言っちまおう。
「英語で喋ってる映画とかじゃないのか?」
「フーン………じゃあ簡単ね!徐倫!アナスイ!エルメェス!あんた達も映画取りなさい!」
支援
数時間後………
「どうしてくれるんだ?キョン?」
ドドドドド
「てめーが余計な事言うから話が変になったじゃねーか」
ドドドドドドドドドド
『こいつはメチャ許せんよなあああァァァァァ』
ドドドドドドドドドドドドドドド
「……………スマン」
『謝ってすむなら警察はいらねーんだよッ!』
いやあ、しかし凄みがある。空気の震え方が普通ではない。スタンド使いというのは普通の超能力者なんかより数段恐い。
「いいじゃないですか。あの後何とか涼宮さんが作る映画と徐倫さんが作る映画二本を上演という事になって」
俺たちはハルヒが帰った後にエルメェスにハルヒと仲間の正体を話し、エルメェスもスタンド使いである事を聞いた。
「だけど三人で作るのは結構辛いぜ………」
「徐倫、私も手伝おう」
じょ……承太郎先生!?一体いつの間に?ドアが空いた音などは一切無かった。
「いきなり現れんな!このクソ親父ィ!」
「その点はすまない。映画についてだが機材はSPW財団に頼めば幾らでも手に入る。脚本は岸辺露伴……彼に頼んでおこう」
『やり過ぎだろ!承太郎さん!』
「なぁ、古泉、徐倫達………話がスゴい方向に向かってないか?」
「涼宮さんはここまで見越していたのかもしれませんね」
「機材は明日届く。脚本は三日程かかるらしいから撮影はかなり急ピッチになるが……いいか?徐倫?」
「………まあどうせやるならハルヒじゃないがスゴいの作りたいからな……アナスイとエルメェスはどうだ?」
「俺は徐倫と同じ映画にでられるのなら大歓迎だ………最高の恋愛スト………」
「露伴には恋愛物以外でと頼んでおいた」
『頑張ろうぜ!徐倫!』
なんだかんだで昔からの友達同士なのだろう。結構盛り上がっている。
「わたしたちもいい映画作りたいですね………」
そうだな。ハルヒじゃなくてもせっかくの文化祭。楽しみたいな。
………もちろん、ハルヒがいたら楽しむなんて不可能な話だ。絶対に変な事が起きるに決っている。
どっかのギャンブル好きのスタンド使いの兄弟達に魂を賭けてもいい。あいつはいつも常人の100光年先にいるような奴だからな。
俺達普通の奴はあいつの言い出す事には黙って振り回されるしかない。
だが、俺たちがハルヒの迷惑に本格的に巻き込まれるのはもう少し先で、
その前に最近よくチョッカイを出す正体不明の組織の方がトラブルを持ってきたがな。
To Be Continued・・・
以上第14話でした。
サブタイは「セックス・ピストルズ登場」から
エルメェス登場!そしてため息編突入!まさに新展開!ご期待ください!
………でかい口叩いてすみません………では!
GJ!
最近は良い職人さんたちが多いのでうれしいです。
盛り上がってきました!
受験生さんも452さんもアメリカさんもGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!
展開が楽しみだぜ!!
バカ親自重wwwww
職人の皆さんGJ!! 一気にドカンと来たな
所で康一君の髪だが、金髪で間違いというわけでもないだろうからあまり気にすることないかと
30巻表紙では確かに水色だが
34巻表紙では金髪
36巻表紙では緑の入ったグレー
44巻表紙では真っ白
とまぁ、荒木先生のイラストはキャラの色が絵の度に変わりまくるからコミック寸表紙程度ではあてにならないw
仗助や露伴やらも色がコロコロ変わってる
ジョルノなんて『金髪』という設定があるにもかかわらず銀髪や緑色にされてる
ジョジョってキャラの髪の色とか決まってなくて、
荒木が気分で描いてるってどっかで聞いた
エルメェス兄貴の声がサトシの声に脳内変換される
>>564 おまいはオレか?
あとオレ的に
徐倫=林原 めぐみ
エンポリオ=飯塚 雅弓
FF=久川 綾
だ。
関係ないがPSジョジョ格ゲーの声優はマッチしすぎwOVAはorz
>>564>>565 それなんてポケモン?
それはそうとウェザー、アナスイ、プッチは声優、誰がいいんだろうな
そろそろまとめの方の更新もしないといけませんね。
できる範囲はやっていきたいと思いますが、過去ログは無理なので
できる人お願いします・・・。
>>567 ウェザー=小杉 十郎太
アナスイ=石田 彰
プッチ=山寺 宏一
ふーまとめか…………
第15話投下させて頂く!
第15話 「ミスタービッグ 1」
※『』内は英語だと思って読んで下さい
『しかしよ〜〜面倒くさい事になったな………』
『いいじゃない、エルメェス。映画作りなんて日本でのいい思い出になるじゃない』
あたしとエルメェスは学校から下校中だった。
『そっちじゃねえんだ。あの涼宮とかいう奴の方だよ。世界を思い通りに作り替える力って一体なんなんだよ………』
あたしも答えを知りたいわよ。
『それとあの涼宮を狙うスタンド使い達もいるんだろ?一体何者なんだ?そいつら』
まだよく分かっていないのよ。
『なんだよ……それ………』
「ほんと……やれやれだわ………」
暫く歩いて家の近くの公園に入った時、それは起こった。
『お……おい……徐倫……あれ……なんだ?』
エルメェスに言われ、上を見上げると巨大な岩が降ってきた。
『やばい!逃げろォォォォ!ジョリィィィィィン!』
もちろん言われるまでもなくかわす。
『何なんだッ!新手のスタンド使いかッ!?』
『エルメェス!周りを見張れ!攻撃方法を見極めるんだッ!』
と、今度は頭上から巨大な空き缶が降ってくる。
『なんだとおおおおぉぉぉぉぉぉ!』
『オラオラオラオラオラオラァッ!』
空き缶を吹き飛ばそうとするが重すぎて出来ない。
『あたしに掴まれッ!徐倫!』
エルメェスに掴まると同時にエルメェスの体が何かに引っ張られた。
『ザ・キッス……既に近くの木の枝に付けておいた。シールを剥がせば木の枝があたし達を引っ張ってかわせるからよ〜〜〜〜』
引っ張られて木の元にたどり着く。
『だけどよ〜〜一体何なんだ?これ?』
『エルメェス、頭上に気を付けてろ。あたしは敵を探す』
と、走り出した瞬間、いきなり何かに足を引っ掛けて転んでしまった。
『大丈夫か?徐………おい………なんか……地面が盛り上がってきてないか?』
エルメェスに言われ下を見る。と、エルメェスの言う通り何かが下から出てくる。
『走れェェェェェ!ジョリィィィン!』
エルメェスに言われ走り出した瞬間、さっきまであたし達がいた場所から巨大な杭が生えてくる。
『危なかったぜ……しかし……こいつの能力……一体………』
「エルメェス、こいつの能力は多分物体を巨大化させる能力だ。
最初の空き缶と岩はあたし達の上空に投げておいて落ちてくると本体に近付くに連れてでかくなっていくという訳だ」
『じゃあこいつは近距離パワー型のスタンドって事か?』
「多分ね。射程は10m前後よ」
その時近くの茂みから男が出て来た。
「そこまであててくんのかよ……はぁ……今まで他の仲間がやられちまった理由がよく分かったぜ……」
身長は170cm位、頭に赤いバンダナを被り、赤と白のストライプ模様のTシャツの上に青いジーンズのベストを羽織り、
少しブカッとしたズボンと一昔前の水兵が履いていそうな革靴を履いている。
「はぁ……めんどくせ……しょうがねぇな……やってやるか………」
「お前、名前はなんだ?」
「………牧村幸孝………」
「そんなにめんどくさいのなら襲うのを止めたらどうだ?」
「ま、それも考えたけどよ〜襲うのを止めた時の方がもっとめんどくせぇんだよ………」
『じゃあとっととブッ殺されなぁぁぁぁ!ザ・キッーーーースッ!』
エルメェスが殴りかかる。
「………ミスタービッグ………」
牧村のスタンドが現れる。全体的に浅黒く日に焼けた感じの色だ。
頭にバイキングとかが被っていそうな二本角の茶色い兜を被り、えらのはった顔には鼻がなく、その代り顎に無精髭が生えている。
ボディーは丸っこい鎧に包まれ、腰にボロ布が巻かれている以外は何も付けていない。
『ウオシャアアアアァァァァァ』
エルメェスの右のフック、が、難なくガードし右のストレートで返す。
と、エルメェスがそのパンチを払いのけ、左で手刀を繰り出す。相手は受け止め、肘打ちを繰り出すが、それをかわされエルメェスの強烈な蹴りをモロにくらった。
「うぶっ………」
『パワーは結構あるみてーだがあたしのキッスと張り合うにはスピードが全然足りねーぜッ!』
「……………」
『なんだ?返事しやがれッ!このヤロー!』
多分英語が分からないんだろう………。
「どう?負けを認めたら?」
「認めるわけねーだろ?めんどくせぇがな………クラエッ!ミスタービッグ!」
その瞬間男が何かを上に投げた。
『な……何を投げたんだッ!?』
「エルメェス!そこを離れろッ!」
「そんなめんどくせぇ事しても意味ないぜ……そろそろ落ちてくる………」
上を見る、すると大量の巨大な針が落ちてきた。そうか……針なら一度に大量に投げる事が出来る………。
『クソッ!かわせぇぇぇぇ!徐倫ッ!』
To Be Continued・・・
以上、第15話でした。
すいません。スタンド名で敵能力がはっきり分かる出オチです。
次回の投下まで少し時間がかかりそうです。では!
GJ!緑色の赤ちゃんの逆みたいな能力ですね、そしてエルメェス男らしいw
次回もwktk!
あれ?
エルメェスってたしかホルモン剤射ってるおt
ミスタービッグ1という巨大ロボット型スタンドなのかと思った。助けてスーパーピンチクラッシャー!
ところでエルメェスは日本語聞き取れるの?
あと一応元ネタの方は「メチャ許さん」ですぜ
>>575 乙です!既存の能力を逆転しただけと言えば
聞こえは悪いですが、実に上手く面白く書かれていると思います
ジョースター卿の教えに則った、とても白熱した展開の続きにwktkです!
580 :
受験生:2007/11/23(金) 12:45:13 ID:???
今回はかなり短いです。そして憂鬱から憤慨に(時間軸はそのまま)
俺の投下のターン!
581 :
受験生:2007/11/23(金) 12:48:18 ID:???
ディアボロの憤慨@
怒り浸透の俺に気付いてかキョン達は、そそくさどこかに行ってしまった
アイツ等の言う事は俺への侮辱にあたる。ただの小娘がこの俺を同情で救いだした
確かに救いを望んだ。切望していた。懇願した。
だが、古泉の言うことが本当だとしたら一人の小娘が俺を操っているようじゃないか!
そんなの俺のプライドが認めん!帝王の誇りが汚れる!!
ふと頭上が暗くなった気がした。
見上げると数人の若者が汚らしい俺を見下している。
気にくわない……どいつもこいつも俺を見下す奴ばかりこれも全部あのジョルノのせいだ!!
「おい、おっさん金だせよ」「お金めぐんでー」「俺の体売ってあげるからーぁ」「ギャハハ!」
俺は帝王だぞ!
スタンドなど出せないが、そんなのは関係ない!こんなクズどもには素手で十分だ!
ベンチから立ち上がり正面に居る男の髪の毛を掴み、隣の男に向かってブン投げた。声をあげ地面に倒れこむ。
俺は攻撃でき、死ぬ回数も減った‥‥ハルヒが望んだから
なら俺がこんな事をするのは、あいつが望んだこと……なら望みどおりにしてやろう。
「ぎゃあぁぁあっ!」
こいつの首をへし折って、お前が望む未来にしてやる凉宮ハルヒ!!
to be continued...
582 :
受験生:2007/11/23(金) 12:54:09 ID:???
自分で書いていて思った。こんな不良あるあ……ねーよwwww
そして気づいたディアボロ書くの下手だな自分。
ボス・・・
スタンドなしですか・・・
584 :
受験生:2007/11/23(金) 15:27:15 ID:???
ケータイから失礼します
×汚ならしい俺を見ている
○汚ならしい笑みを浮かべ俺を見ている
ありえない間違いのうえにシリアスぶっこわしてしまい
申し訳ありませんorz
585 :
マロン名無しさん:2007/11/24(土) 00:53:27 ID:AmeEEdVr
人居ないなageるか
a g e ん な
不良とはいえいきなり殺りにいくとは、お笑いに転向・・・じゃない 腐っても元ギャングのボスだな
しかし、いきなり殺人事件なんかやらかしたらこの後大丈夫なんだろうか
>汚ならしい俺を見ている
ある意味間違いじゃない気もするw
グッジョブ!!
ウ オ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア !!
589 :
マロン名無しさん:2007/11/27(火) 02:14:01 ID:DJyKu5d/
俺はageて保守する
お前達はsageで保守する、つまり
挟み撃ちの形になるな
お前いい加減にしろよ
sage厨が居るみたいなのでage
>>592 ちんちんにはいつか「SOS団が杜王町に来たようです」とかやって欲しいな
何故だ・・・何故人がいないんだ・・・何故投下がないのだ!
感謝と敬意が足りないからさ。
人大杉だから投下できないんじゃね?
2、3日続いてるな。何故だ?
vipとこのスレしか知らないとか? 君の言う過疎は過疎じゃないよ
つか自分でなんか書けよ作品でも感想でも
名無し、後3回だけ「できない」・・・といって良いぜ
お前が3回目に言った時
・ ・
これをお前にやる・・・
俺の「書き込み」だ
これも黄金長方形の形で正確にデザインされている
できないできないできない!さぁ言ったぞ!
サンドマン「今のは1回にしか勘定しないからな」
サンドマン、お前じゃないだろwwww
三度言ったってのとサンドマン(三度マン)ってのをかけたんだろ・・・
常識的に考えられはしないけど・・・
その発想はねえよw
605 :
受験生:2007/12/02(日) 01:00:45 ID:???
人大杉なのでケータイからの投下失礼します
改行がズレているからもしれませんので御了承願います
ディアボロの憤慨A
「マズイな」
ハルヒが一人でうろちょろしているのだが‥‥もしも皆で居る所を見られたら
「私だけ除け者にしたわね!」と騒がれるだろう確実に
だからコンビニの後ろに隠れているとゆうわけだ。やれやれついてないぜ
「な、なんで凉宮さんがこんな所に居るのでしょうか?」
「もしかしたらディアボロさんに関わりが有るのかもしれません」
どうゆう意味だ?
「これは僕の推測ですが、
凉宮さんはディアボロさんが不思議な事をしてほしい
そう願い外に出た‥‥彼女の力からすれば実現するのは容易いでしょう」
マジかよ?
ハルヒはしばらく辺りを見回すと公園の方に走っていった。
まずい!ディアボロさんが居る!しかも怒り浸透の
「うわぁぁあっぐぅぁ!」
「!?」
誰のか分からないが、悲鳴が聞こえた。
俺たちはハルヒに遅れて公園に向かって走っていった
to be continued...
607 :
受験生:2007/12/02(日) 01:07:02 ID:???
今回も短いです。でも次は長いです
早く人大杉解除ができるといいな(-人-)
乙!
人大杉は専ブラ使えば回避されるので検討をどうぞ
突然涙があふれ出て来た
止めようと思っても止まらなかった・・・・・・
9日ぶりの涙だった
GJ!
9日前はなんで泣いたんだ
あ、人多杉解除されてる
612 :
j:2007/12/05(水) 17:41:57 ID:rZiV0Fg7
やれやれ……やっと投下できるぜ!
さっそく投下!
第16話 「ミスタービッグ 2」
※『』内は英語だと思って読んで下さい
『クソッ!かわせぇぇぇぇ!徐倫ッ!』
必死で落ちてくる針をかわす。串刺しになる危険はもちろんだがそれ以上に押し潰される可能性が高い。
『駄目だッ!この数……かわしきれねェッ!』
『エルメェス!シールだ!シールを出すんだッ!』
『んな事言ったってシールを使って逃げる暇なんてねぇぞ!』
『違うわ……エルメェス……シールを貼るのはッ!』
そしてエルメェスからシールを奪い、拾った大きめの石に貼り付ける。
『エルメェス。こっちのシールが貼ってない石を投げて。あたしはこっちを投げる』
『分かったぜッ!』
「石で針の軌道を逸すつもりか?めんどくせぇ事するな……その程度じゃ防ぐなんて無理だぜぇ〜〜」
「オラァッ!」
『ウオシャア!』
二つの石が同時に針を弾きながら昇っていく。が、段々勢いが無くなっていく。
「ほら……落ちてくるじゃねぇか………!?」
その瞬間、石が割れた。破片が辺りの針の軌道を逸す。
「な……何ィ!」
「シールにはあたしの糸を結び付けておいた……そしてさっきその糸を外して破壊した……二つの石なら防げないが無数の小石なら全ての針の軌道を変えれる………
それに針は上に行く程小さくなるからな」
「なるほどなぁ……めんどくせぇが接近戦をするしかねぇか………ミスタービッグッ!」
その瞬間、男の手の中から鉛筆が伸びてくる。
「グフッ………」
「刺さりはしなかったがみぞおちに入ったか……お前は暫く動けねぇ、
なら俺の相手はエルメェス……てめぇか……めんどくせぇな………」
『てめ〜〜よ〜〜さっきあたしのキッスにボッコボコにされてたの忘れてんじゃねーのか?』
「………英語分かんねーって言ってるだろ……」
『クラエッ!キーーーースッ!』
左のフックから右の手刀、二つともかわされるがさらに右脚の回し蹴りを放ち、体勢を立て直すと同時に右アッパーを放つ。
牧村はかわしてはいるものの、段々追い詰められている。
「まずいな……めんどくせぇけどあぁするか………」
男がハンカチを投げ、エルメェスの頭にのせた。
『ま……まさかてめぇッ!』
「ミスタービッグッ!」
その瞬間、エルメェスにのったハンカチが巨大化し、エルメェスを覆う。
『ま……前が!』
「クラエッ!ミスタービッグッ!」
視界を防がれたエルメェスがラッシュの連打を浴びる。ガードしてはいるが視界を防がれていては限界がある。
何発かくらって吹っ飛ぶ。と、ハンカチが破れた。
『シールで二つにして剥がした時の破壊で破いた……今度はこっちの番だぜッ!』
「エルメェスッ!上だ!岩が降ってくるッ!」
「さっき既に10個程投げておいた………めんどくせぇ事させやがって………」
『うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
「かわせーーッ!エルメェス!」
エルメェスが落ちてくる岩を次々とかわす。と、同時にあちこちを手に持った石で叩いて回っている。
「ちょこまかめんどくせぇ事するなぁ……しょうがねぇな、俺が直接動きを止めるか………」
「オラァッ!」
「………なんだ?俺の動きを封じるのか?」
「その通りだ………」
「めんどくせぇ事すんな……どうせあの岩でエルメェスはやられるのによ………」
「オラオラァッ!」
右のジャブから左のフリッカーのコンビネーションパンチ。必死でガードした敵は隙をついて突きを繰り出してきた。
それをかわし右の掌底を放つ。かわされた所を右脚で数発蹴りを入れるがかわされる。
あたし達が戦っているうちにもエルメェスは必死で岩をかわす。
「そろそろよ〜〜〜あいつも限界だろ?めんどくせぇ事してないで諦めたらどうだ?」
『あぁ、そうするよ。ただしお前がな。徐倫、もういいぞ』
牧村からバックステップで離れる。と、同時に牧村が巨大化した石に襲われた。
「な………なん!?」
「あんたがさっき投げた石は実はシールで二つにした石だった、もう一方の石はエルメェスが持っていた………
あたしとエルメェスはその石が落ちてくるのを待ってたのよ」
「……な………じゃあお前らはいつ作戦を伝えあった?」
「さっきエルメェスが石で色んな所を叩いていた時よ」
「!………まさか……モールス…信号………めんどくせぇ事しやがって………」
「その通りよ………それじゃあね………オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「げひゃっぶ!」
牧村が派手に吹き飛びグッタリとなる。
『んじゃ、帰るか。徐倫』
「そうね」
ちなみに翌日の新聞の一面は“巨大隕石群、N市を襲う”だった………。
牧村幸孝 ミスタービッグ 再起不能
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
牧村幸孝
21歳 177cm O型
2月16日生まれ
性格 無気力でかなりの面倒臭がり、が、その分決して慌てず、不足の事態に咄嗟に反応できる柔軟性を持つ
好きな食べ物 蕎麦 ツナ缶 嫌いな食べ物 作るのに手間がかかる物 好きなスポーツ 特に無し
ミスタービッグ
パワー A スピード B 射程距離 約10m
持続力 A 精密動作性 C 成長性 C
能力 射程距離内の自分が一度触れた物体を体積や密度も含んで巨大化させる能力。
巨大化にかかる時間は本体に近ければ近い程速い。
巨大化させる大きさには限界があり、元の物体の100倍まで。また、生物に使用する事は不可能。
以上、第16話でした
今回の敵スタンド名はアメリカのハードロックバンド「Mr. Big」から
よく見るとまったくハルヒキャラが絡まない回となりました。次回からはどんどん絡ませてく予定でーす
まとめ……更新しないとな…… では!
乙
まさかここの職人誰も専ブラ使ってないのか
>>618 GJ、まとめの方もいつも乙なんだぜ
そして
>>619、恐ろしいことを言うじゃあないか
一瞬鳥肌が立っちまったぜ…
GJ、GJゥ!
GJっ モールス信号とは、また うぶな事を…… …じゃなくて…やぼな事………は違う… うぐぐ……鯔な事でもなくて、鯖な事…
/:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ
i:,イ.:.:.:.i/__,:::::;.:;」、l:j:l
lr:l:.:.l::「 -ー -、l::i:!
>>622 ik:l::::i:.| | .l:::l …味な事か?
`ー-、」 ' i_ノ
| `ー  ̄ , '
,,rへ、_ ` 〔´
/l :ヽ、==゙7'r'Yヽー、_
:‘,:|‘,<'^__i__,〉,ヽ‘\
‘,>'`7┷┿┷<‘,;.ヽ
とりあえず
>>622のかわりにオレが叫ばせてもらうぜ…
「知ってんだよオオォォッ!! 国語の教師か、うう…うう…うおお、おっ、おっ、オメーはよォォォォ。」
625 :
受験生:2007/12/09(日) 18:07:27 ID:CtHE46ix
昨日、体験入学に行ってきました。
地元なので敬遠しましたが良さそうな所なので受験します!
真の覚悟はここからだ!ピストルズ投下するぜ!!
626 :
受験生:2007/12/09(日) 18:09:13 ID:???
間違えてageてしまったすみませんorz
627 :
受験生:2007/12/09(日) 18:10:14 ID:???
ディアボロの憤慨B
地面に倒れた二人は逃げ、俺が首を掴んだ男は咳き込みうずくまっている
そして後ろに男が一人いた。そいつは俺の首にナイフを突き立てている
頚動脈を切ったのだろうか血は噴水のように溢れ木の葉を染めた。
俺は呻き声もあげる間もなく死んだ。
……とまあ、素人がそんな手際よくいくわけもなく血もそこまで流れなかった。
膝を地面につかないようにバランスを整え体を捻ると、今度は足に痛みがはしった
不意をつかれ、バランスを崩し地面に倒れた。
足を見るとナイフが突き刺さっており熱く熱をおびた感覚に襲われた
それだけならまだ良かった。この男人を刺したのは初めてなのか
パニックに陥り近くにあったゴミ箱で俺をめった打ちにしている。
くそっ!キングクリムゾンを‥‥出現しない?
なぜだ?まさか能力も止められたのか?そんな馬鹿な!
動かない足を引きずり周りにはゴミが散れ、頭に攻撃を受ける
「うわぁぁあっぐぅぁ!」
男は悲鳴にも似た叫び声をあげる。また死ぬのか?
いや、死んでも生き返るし、今度は孤独ではない好き放題になる。
死んだらすべてが完治する。そうなったらこいつの頭蓋骨を潰してやる!
だが‥‥痛い。何回殴る気だこの男
ボギャァ
628 :
受験生:2007/12/09(日) 18:13:14 ID:???
鈍い音がした。男はいつの間にか頭ではなく足を殴っていたのだ。
ナイフはトンカチで打たれた釘のように俺の足に入り、片方の足は折れていた。
それでもなお男は殴り付けるので折れた骨は皮膚をやぶり肉をやぶり、飛び出した
しかも、運の悪いことにナイフは骨のない肉の部分だけを貫通したせいで地面に刺さり
俺は磔にされたかのように身動き取れないようになってしまった。
痛い……。俺はまだ死なないのか?
こんなに血も出ているのに?男を見ると涙で顔はぐちゃぐちゃ。嗚咽を漏らしながら必死で俺を殴っている。
泣くぐらいなら殴るな!痛いんだよ!!
影ができた。見上げるとさっきまで苦しんでいた男がナイフを手にしている。
冷たい感触が耳にあたる。音もなく血が吹き出した
「っぐぅぁ!」
痛い痛い痛い痛い痛い!殴るな!切るな!まだ俺は死なないのか?早く早く死なせてくれ!
‥‥死んでも助かるのか?生き返ってもまた続くんじゃないのか?
そうだ。いくらあの小娘が望んだからと言って俺は死んで生き返る。
まだジョルノのスタンドからは逃れられない!!なら?俺はどうなる?
決まってる状況は前と何も変わってないんだ!だからいつもどおりの苦痛の日々が始まる。
ゆっくりとゴミ箱とナイフが振り落とされる。
「嘘だろ?」
嘘のように残酷なのが現実だ
629 :
受験生:2007/12/09(日) 18:23:22 ID:???
時が止まった。いや、そう思っただけだ実際は凄い早さだったのだろう。
男二人は地面で倒れ気絶していた
「まったく!大丈夫?」
そこには髪をなびかせ、優雅に立っているハルヒが居た。
それは女とは思えない気品と強さに満ち溢れていた姿だ
「びっくりしたわよ。でも怪我がなくて良かったわ間一髪ね!」
何を言ってるんだと思ったが、見ると傷はすべて完治していた。
いつの間にか死んで生き返ったようだ。
「まったく、うちの団員を傷つけないでよね!」
「団……員?」
「そうよ。あんたはSOS団の特別新人団員なんだからね!しかも外人だからビックよね!」
ハルヒは嬉々として語っている。
確かに日本人からみたら俺は外人だが、立派なイタリア人だ
お前も俺からみたら外人なんだぞ!まぁ、そんな国際的な事はおいとこう
嘘のように残酷な現実からは回避できたが
嘘のように馬鹿な人間に捕まってしまったみたいだ
630 :
受験生:2007/12/09(日) 18:24:29 ID:???
「ちょっと待て!勝手に決めるな!」
「私が決めたんだからありがたく思いなさい!」
「いいのか?素性が分からない部外者だぞ?
そんな奴を自分の組織にいれといて良いのか?そんな考えじゃ裏切られるぞ!」
「大丈夫よ。だって私は信用したもの裏切られるわけないわ!」
「どっからくるんだその自信は?それによく信用できるな」
「団長が団員を信用しないでどうするのよ」
それは自分に娘がいたと分かった時よりも激しい衝撃、頭の奥がジィンと痛む。
ボスが部下を信用していなかったら、裏切られるのは当たり前‥‥。
そんな当たり前のことを出来ない奴はごまんと居るんだよ
こいつは知らないからだ。俺がいた場所がどんなに薄汚れている世界か
そんな場所にしか住めない俺を知らないから言えるんだ。
そこまで考えると脳が思考を拒否した
俺はしかたなく渋々頷いた……その時のハルヒが浮かべた満足そうな笑みが忘れられない。
to be continued...
631 :
受験生:2007/12/09(日) 18:30:57 ID:???
こんなに長い文を書いたのは作文以来です。そして中二病。
受験日ですがクリスマスになってしまいました。
まぁ、恋人も居ないんで勉強しますがね。ええ
GJだ
GJッ!
>痛い痛い痛い痛い痛い!殴るな!切るな!まだ俺は死なないのか?早く早く死なせてくれ!
>‥‥死んでも助かるのか?生き返ってもまた続くんじゃないのか?
何か、この文章が凄いぐっときた
受験頑張れ!インフルエンザの予防注射とかしとけよ!
体調と時間に気をつけてな
受験生さんGJ!受験がんばれ!17話投下です
第17話 「クランクインは静かに告げられる」
※『』内は英語だと思って読んで下さい
『徐倫!レフ板OKだ!』
「集音マイクはセット出来たぞ!」
「ライトも大丈夫だ」
「すげぇな……徐倫………」
あたしの横でキョンが呟く。
「あんたはハルヒと一緒に行かなくていいの?」
「別に構わん。朝比奈さんも一緒だしな。そろそろ帰ってくる頃じゃねぇか?」
昨日のハルヒの迷惑なアイデアから一日たった今日、あたし達はSPW財団によって届けられた機材を空き教室を使ってテストしていた。
脚本は明後日届くそうなのでそれまで撮影は出来ない。
「俺達の方はもう脚本も決っているらしいぜ。主演は朝比奈さんだ」
妥当じゃない。内容は?
「さあな。香港映画方式だとよ」
と、その時、
『徐倫!』
どうしたのよ?エルメェス。
『このハンディカメラ壊れてんだよ……どうする?』
『代りは無いの?』
『ねぇんだよ………』
『じゃあまた届け………』
その瞬間、
「あれ?徐倫達何してるの?」
ハルヒとみくるが帰ってきた。持っている箱にはどうやって手に入れたのか、大量の模型とハンディカメラが入っている。
「撮影機材のチェック?ふーん………あれ?そのカメラどうしたの?」
壊れてたんだ。
「じゃ、このハンディカメラあげるわ。余ってたから必要ないのよ」
そう言ったハルヒが渡したのはちょっと古ぼけたカメラだった。
「………本当に撮れんのか?これ?」
「当たり前でしょ!ちゃんとしたお店でもらってきたんだから!あ、それとキョン。
あんた、この模型組み立てといて、それじゃあ、また明日!」
と、ハルヒはいつものように言いたい事だけ言って突発的なトルネードのように去ってしまった。
「やれやれだわ………」
「やれやれだぜ………」
「やっと終わったわね」
機材のチェックが終わった頃には辺りも暗くなり始めていた。
「機材多すぎだぜ………」
「アナスイ。お前は今からこれを研け」
「な!?承太郎さん!?」
『明後日が楽しみだぜ!』
「そうね………」
と、その時、廊下に一瞬何かが見えた。
「………クワガタ?」
『クワガタなんて見えねーぞ、徐倫?』
『エルメェス!横だ!てめーの顔の横にいるぞ!』
「……馬鹿な!?こいつは……花京院に倒されたハズの………タワーオブグレー!?」
エルメェスがスタンドを繰り出す。
『ウオシャア!』
が、エルメェスのパンチは一発も当たらない。
「マヌケがーーーッ!へっへっへっ……てめぇも俺と同じような能力持ってんのか?いきなり身に付けたこの能力……有効に使ってやるプガッ!?」
と、話を遮り親父のスタープラチナがいきなりクワガタを殴った。
「やれやれ……昔はかわされたが今の私ならお前程度のスピード簡単に見切れる………じゃあな」
「て、てめっ………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「げひゃっぶ!」
と、変な叫び声を残し、クワガタのスタンドは消えた。
「お、親父………」
「あぁ……今のスタンド……間違なく本体はこの世にいない………だが……何故………」
『とりあえず今の本体を探してくるぜ。どっかその辺にいるハズだ』
と、エルメェスは出ていった。
「なぁ……徐倫……今、もう一つ奇妙な事があったんだが………」
「なんだ?アナスイ?」
「いや……動いてたんだよ………」
何が?
「この涼宮がくれたハンディカメラ……さっき勝手に電源が入って……動いたんだ……
しかも宙に浮いてスタンドを撮影してたんだよ………」
「本当か……?アナスイ?」
「間違ねぇ……ビデオデッキあるか?」
テープを差し込み再生してみる。
「………おい……嘘だろ……」
「スタンドが……映っている………」
『徐倫!見つけたぜ!本体だ』
エルメェスが引きずってきたのはいかにもチャラ男といった感じの生徒だった。
「ひぃぃぃぃぃ!あ……あんたら……一体なんなんだよぉぉぉぉ」
「質問するのはこっちだぜ………よし、こっちへ来い」
アナスイが隣の教室に男を引っ張っていく。すると軽快な音楽が聞こえてきた。
「ウんんんんンーーーーッ!ガアアアアアーーーーッ!」
ズッタン ズッズッタン ズッズッタン ズッタン ズッズッタン
「ンゴォおおおおおおおぉぉーーーーーッ!」
ズッタン ズッズッタン ズッタン ズッズッタン ズッタン ズッズッタン……………
数十分後、アナスイが男から全てを聞き出していた。
「つまり……そいつはいきなりスタンド能力を身に付けたという事か……弓と矢もなしに………」
「そういう事だ」
『だけどよ〜〜どういう事なんだ?それにこのカメラも一体………』
「見当もつかない………とにかく明日あの二人に聞いてみよう」
「明日……ね………」
その日、親父は少し遅れて帰るという事で、あたしとエルメェスはカメラを持って二人で下校していた。
『はぁ………映画だけでも大変なのにまた変な事が増えるなんてよ……なぁ、これも涼宮とかいう奴のせいなのか?』
『さあね………』
と、突然あたし達の目の前に一人の男が立ちはだかった。手には釣り竿を持っている。
「へ……へへへ……俺よぉ……最高の能力てに入れたんだぜ……見たいか?……へへ……見せてやるよ!」
と、男の釣針が飛んできてあたしの腕に刺さり、そのまま心臓目掛けて昇ってくる。
「オラァッ!」
釣糸を切断しようとするとその打撃が自分に返ってきた。
「へっへ……その釣針は決して力じゃ外せないぜ………」
『ジョ……ジョリィン!』
『慌てるな……エルメェス……この程度の針なら………』
体を糸にしてほぐし、針を外す。
「な……なにィ!」
「オラオラオラオラオラオラァッ!」
「なぐがぁ!」
名も知らぬ男が吹っ飛び気を失う。
『徐倫……さっきのもまさか………さっきの教室でのと同じ……』
『残念だけどあんなスタンドは聞いた事ないわ。それよりも……カメラは?』
カメラは数m後ろに転がっていた。いつの間にあんなところに?
『やっぱり動いていたみてーだな………』
エルメェスがカメラを調べ呟く。………何がどうなってんだ?
「それは実に興味深いですね」
翌日、あたし達はSOS団の部室で有希と古泉に昨日の事を話していた。
ちなみにハルヒは「今度の配役はこうよ!」と叫んでみくるが未来から来た戦うウェイトレス、古泉が超能力少年、有希が悪い宇宙人という
なんていうかかなり絶妙な配役を発表しさっさと帰ってしまい、キョンとみくるもこれ幸いと帰ってしまった。
………しかし……みくるのウェイトレス姿にもびっくりしたが今の有希の魔法使いスタイルにはスタンドも月までブっ飛ぶ衝撃を受けた。
………結構似合ってるわよ。有希。
「……………そう」
「話を戻そうぜ。で、これは涼宮のせいなんだな?」
「ハッキリと断定は出来ませんが恐らくそうでしょう」
『だけどなんでそんな事になったんだよ〜〜』
通訳して伝える。
「それは……まずカメラを済ませた方が説明しやすいと思います。長門さん?」
「そのカメラからはあなた達がスタンドと呼称する情報エネルギーの存在が観測される」
「本体は分かる?」
「分からない」
と、有希はあたしに一瞬申し訳なさそうな表情をした……ように見えた。気のせいよね………。
「ならある程度は分かるな……恐らくこのカメラは一人歩きしているタイプのスタンドだ。
………まぁ本体も自分がスタンド使いと分かっていたか怪しいものだが」
「で、カメラがどうハルヒに繋がるんだ?古泉?」
「このカメラを涼宮さんが見つけたという事が重要なんです」
説明をしている古泉は実に生き生きとしている。いるよな。こういう説明好きな奴。
「どういう事?」
「そしてあなた達の前にあなた達が知っているスタンドが現れた事……この二つが鍵です」
昨日の釣針野郎は親父にも聞いた事無いぞ。
「そのスタンドだが……昨日調べたらポルナレフが知っていた。
ビーチボーイというスタンドで本体のペッシという奴は既に死んでいるらしい」
「つまり結論を言いますとこの事態は涼宮さんがあなた達にスタンドを使ったアクション映画を撮って欲しいと望んだからです」
ハッキリ言ってうさん臭いのもいい所だ。どう考えてもこじつけにしか思えない。
「なぁ……ならなんで俺達が知っているスタンドしか現れねーんだ?」
「推測に過ぎませんが恐らく涼宮さんがスタンドを知らない事、
それとスタンド能力が涼宮さんが望んで生まれた能力では無いせいだと思います」
「なるほど………スタンドが涼宮ハルヒの生み出した物で無いのとハルヒ自身がスタンドという概念すら知らない……
それがポイントか……なるほどな………」
親父……何が言いたいんだ?ハルヒは宇宙人や未来人、超能力者は生み出したんだぞ?
「それは涼宮さんがそれらの概念を既に知っていたから生み出せた……承太郎さんはこう言いたいのですね?」
「あぁ、涼宮といえど自分が知りもしないスタンド能力を他者にいきなり与えるのは不可能だろう。
そこで私達の記憶から既にこの世界に存在しないスタンドを選びだし適当な人に与えているという事か」
「そう考えて差し支え無いでしょう」
『困った事になったな………』
あたし達に通訳してもらって話を聞いていたエルメェスが呟く。
「明日私が知っている範囲でのスタンド能力を調べてデータを持ってくる。
今までの傾向を見る限り本体が死んでいるスタンドがくるようだからデータを揃えておけばこちらが有利に戦えるだろう」
その親父の言葉を合図に有希が本を閉じ、全員解散となった。
はぁ………本当に困った事になった。ハルヒのこの映画作りに懸ける情熱は現実世界をも巻き込むレベルに達しているらしい。
が、ハルヒはあたし達に見せつけたレベルでは飽きたら無かったらしく、この後ハルヒの暴走はドンドンエスカレートしていく訳だが
………ま、それはもうちょっと先の話になる。
カメラのスタンド 本体―不明 空条邸にて保管
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
スタンド名 アズテック・カメラ 本体―不明
パワー 無し スピード 無し 射程距離 無し
持続力 A 精密動作性 無し 成長性 無し
能力 スタンドを撮影する事が出来る。また、近くでスタンドが発動するとそれを自動的に追尾し撮影する。ちなみに撮影技術はプロ並。
以上、第17話でした。
スタンド名はスコットランドのバンド「アズテック・カメラ」より
サブタイは「レクイエムは静かに奏でられる」から
さて、皆さんが徐倫たちと戦って欲しい!というスタンドがあったらどんどん言ってもらって結構です。
できる限り実現させます。…………できる限りね
それでは!
アメリカの人gj−!
既存のスタンドを再び登場させるという発想のスケールに負けた
GJ!
いつも楽しみにしてます。
チープ・トリック希望なんですが、露伴と康一君しか知らなさそうだからダメかな・・・。
GJ!!
この手があったか!!って感じだ
GJ!
映画向きに見た目が強そうで、彼らでも
対抗できそうで、本体が死んでるスタンドか……
鳥人間とか甲冑とか?
ザ・フールやアンダーワールド使えば特殊効果なしでもSF大作が撮れそうだな
652 :
受験生:2007/12/15(土) 23:40:57 ID:???
アメリカさんGJ!
法王の緑しか思い浮かばない自分\(^o^)/オワタ
そして投下!
653 :
受験生:2007/12/15(土) 23:42:47 ID:???
ディアボロの憤慨C
公園につくとハルヒとディアボロさんは楽しそうに話していた。
しかも地面には男が倒れているWhy?なぜ?今度はどんな厄介ごとがおこったんだハルヒ?
二人は会話を終えると互いに別方向に去っていった。
俺等はディアボロさんの方に行き何があったか問い詰めたが、何も、とそう言うばかりだった。
まぁ、いい。とにかく公園から出よう
「どこに行くんだ?」
うーん、いつものファミレス辺りが妥当だな。
それより今更なんだがディアボロさん、その服なにでできているんだ?
ディアボロさんが着ているのはジーパンに上は網シャツ。露出部分はかなり多い
もう11月だぞ、いくらなんでも寒すぎるんじゃないか?
「いや、別に」
そうか、見た目ポリエステル70%みたいな感じだが意外に暖かいのか?
むしろ寒さより恥ずかしくないか気になる。
ファミレスに行ってもさして注目されなかったし、もしや俺が知らないだけで流行物なのか?
「さっきの話‥‥続けてくれ」
席につくとディアボロさんがそう言った。驚いたね。
まだ怒っていたと思ったよ何か有ったのか?
古泉も驚いていたが俺と目があうとすぐに切り替えた
「彼女は理想を現実に変える力があります。貴方が来たのもその力が原因でしょう」
「まさか!それはスタンド能力か!?」
「スタンド?何ですかそれは?」
654 :
受験生:2007/12/15(土) 23:44:22 ID:???
「超能力の一種だろう。精神エネルギーが物体として現れる。
スタンドはスタンドでしか倒せない
見えない奴と見える奴が居て、見えないとそいつはスタンド使いとしての才能がない」
ディアボロさんの説明を聞いて俺は呆然としていた。
だって、そんな漫画みたいな非現実‥‥
いや、確かに宇宙人や未来人や超能力者もだが‥‥ありえないだろ!
「なら違いますね。僕は凉宮さんが作った神‥…能力を倒せますが
僕の力は誰でも見ることができす。よってスタンドではありません」
スタンドか、ガソリンスタンドや電気スタンドとかと似てるのか?
いや、あまりにも古泉が真面目に話すものだから逃避思考に陥ってしまった。本当にこれが現実なのか?夢オチだろ?
「‥‥俺は、そのスタンド使いだ。ハルヒが俺を呼んだのならスタンド使いが欲しかったんじゃないか?」
「スタンドとはどんな能力ですか?」
「人によって様々だ。例えばジッパーを取り付けしたり、地面に潜れたりする」
ドラ●もんの道具みたいだな、使い方を誤らなければ平和な能力だしな
これなら多少非現実的な力だとしてもほのぼのしてるし、まぁ存在しても害はないんじゃないか?
「中にはカビを繁殖させる奴も居る。腐らせて四肢をバラバラにさせる」
前言撤回!考えただけで気持ち悪くなってきた。おぇ!
ちょっと待てよ?じゃあこいつも危険な能力だったらどうするんだ?
「ちなみに、あなたの能力はなんですか?」
655 :
受験生:2007/12/15(土) 23:48:27 ID:???
古泉は俺が一番聞きたい事を聞いてくれた。こういう時に、はっきり言う古泉の性格は凄いと思う。
しかし、この質問にディアボロさんは黙ったままだ。
おいおいまさか触れた物を爆弾に変える能力とかじゃないだろうな?
「言う必要はない」
その一言でバッサリ斬り捨てられた。
古泉も困ったように笑い、朝比奈さんに至っては泣きそうだ。
長門はまるで分かった答のように無機質な反応をしている。興味がないのか?
「他に何かないか?ないなら俺も質問したいんだが」
えーと、こいつの正体は超能力者もどきで、髪の色は天然物。
後気になるのはどうやって日本に来たことか
「たぶん飛ばされたんだろう飛行機には乗ったが、墜落して死んだ。
その後は海で鮫にアザラシと間違われて食われて死んだ。いつの間にか流れて川で溺れて死んだ」
忘れてた一番の謎だ。死んで生き返る‥‥何度でもよみがえるのか?
俺がそう考えていると、さっきまで黙ってた長門が口を開いた
「あなたは生死を繰り返している。それはループしてると言ってもいい、なぜ?それが能力?」
長門でも分からない謎。
ディアボロさんは長門の真意が分からない目をジッと見る
長門は素直に分からないのだろう。長門にも分からない事だ
俺にだってもちろん分からない理解不能
「攻撃された」
しばらくしてディアボロさんがそう答えた。悪いが主語を言ってくれないか?
656 :
受験生:2007/12/15(土) 23:49:40 ID:???
「そんな力を持つ奴に攻撃された。だから俺は生死を繰り返している」
「んな馬鹿な!?そんなの反則じゃねぇか!」
俺は気がついてたら叫んでいた。
ファミレスに居る人が注目したのに気づき、恥ずかしくて顔をふせた
「それはスタンド能力?」
「あぁ、それから俺は様々な死に方をした。それからは苦痛の連続。終わりのないのが終わりだ」
ディアボロさんは自嘲気味に笑った。目が笑ってない
長門は納得したのか、そう、と短く呟いた。
どいつもこいつも順応性早すぎるだろう。いや朝比奈さんは違うか
「じゃあ、今度はこっちが質問するぞ」
「えぇ、いいですよ」
古泉が営業スマイル顔負けの笑いを見せると、何かがくるくると回ってふってきた
それはディアボロさんの頭に落ちた。ごとんと鈍い音がなり机に倒れ身動きしない
「心臓停止」
657 :
受験生:2007/12/15(土) 23:57:56 ID:???
は?何言ってるんだ長門?こんだけで死ぬわけないだろ!
長門は手首を指差した。脈を測れと言いたいのか?
俺は恐る恐る手首に触れると何も音はしなかった。聞こえるのは辺りの雑音だけ
嘘だろ?じゃあ、本当に死んだのかよ!?
とくん
音がした。ディアボロさんは頭を押さえて起き上がる
さっきまで脈は止まってたそれは確かだ。そして脈は再び動いた
じゃあ、本当に生き死にをループしてるのかよ!
長門の言うとおり免疫力も弱くなってるからまな板が頭に当たるぐらいで死ぬのか?でも、もうないと言ってなかったか?
「さっき数十回死んで免疫力が再び低下した」
不憫な事だ。店員さんが慌てて駆けつけて平謝り。
そのおかげでここの食事代はタダになった。体をはった奢り感謝するよディアボロさん
でも、何でこんな惨い攻撃されたんだ?
俺は人を殺そうなんて思った事なんか一度もない、大抵は思っても実行しない
それが普通だからだ。相手が痛いだろうなと考えて同情したり
警察に捕まるなんて考えただけで気が引ける。
一回殺しただけでは満足できないほどの快楽殺人者なのか?
それともディアボロさんは、そこまでされる程ひどいことをしたのか?
to be continued...
658 :
受験生:2007/12/16(日) 00:00:20 ID:???
長文なうえに乱文失礼しました。
これだけは言わせてください!4部の小説面白い!!
でわ
GJ!
ボス、微妙にとっつきやすくなってるな
やっぱり、何度も死んでるせいか
乙!
そういやボスのまだら髪は染めてるって聞いたんだが、ピンクと緑のどっちが地毛なんだろ
乙!
ファミレスで高校生と話してるボス見て噴いたw
髪はピンクが自毛で緑を染めてると思いたい
受験生さんGJ!
今後が楽しみだなー
それでは投下!
第18話 「アフター・ザ・ファイアー 1 」
『それじゃいくわよ!テイク5!アクション!』
翌日、あたし達は近くの公園で撮影を開始していた。ハルヒがいらんゴタゴタを現在進行系で起こしていたが幸い岸辺露伴が書いた脚本はアクション物だった為細かい部分を変えるだけで何とかなりそうだった。
『アナスイ!てめーまた間違えただろ!何回同じシーン撮るつもりなんだ!』
『俺が敵のボスだなんて納得がいかないんだよ!エルメェス!お前役交換しろ!』
………撮影は前途多難だ………。
撮影を開始して1時間程がたった頃の事だった。
「あ!撮影やってるじゃない!徐倫!」
ハルヒ達がやってきた。ハルヒはまるで五百万の宝くじをたまたま見つけたようなホクホクした笑顔だが、
後ろのキョンとみくるは青汁を五杯も飲まされたうえ、世界一臭いと言われるシュールストレミングスの缶詰をかがされたような表情をしている。
古泉でさえ笑顔の中に銀行の利子ぐらいの割合で疲れたような表情が入っている。………有希は相変わらずだが。
「進行はどう?」
「まあまあといった所ね」
「ふーん。あたし達は最高の出来だったわよ!」
そう思っているのはハルヒだけのようだが黙っておく。
「そうだ!今後の参考の為に見学していってもいい?」
「別にあたしは……親父?どうだ?」
「できれば手伝って欲しい位だな………」
「分かったわ!キョン!古泉君!あんた達は雑用ね。みくるは演技の幅を広げる為にあたしと一緒に見学よ!有希は好きにしてていいわよ」
と、相変わらず言いたい事だけ言って他人の意見はワンマン社長のように全部無視だった。
「なぁ……徐倫……俺雑用しなくちゃいけないのか?」
しといたら?
ハルヒ達がやってきて10分程の事だった。それは今からアクションシーンを撮ろうとした瞬間、近くの広場でカチリという音がした。
………何かやばい。
「伏せろッ!」
咄嗟にスタンドを出しガードする。と、同時に凄まじい爆発が起こった。あたしとエルメェス、そして有希と古泉はガードの体勢に入っていたがハルヒにキョン、そしてみくるは無防備なままだ。
爆風に襲われる……と思った瞬間、有希が凄まじい速さで飛び出しキョンを抱えて爆風を脱し、ハルヒはいつの間にか親父に襟を掴まれて10m程離れた場所にいた。
「サンキューな長門」
「別にいい」
「あ……承太郎先生………」
「やれやれだ………教師としては教え子のピンチをほっとくわけにはいかないからな………」
二人共無事だった……ってみくるは!?
「朝比奈なら俺が助けたぜ」
アナスイの声が煙の向こうからする。
「俺が近くにいてよかっ……」
ムニュ
「……………ムニュ?」
「ねぇ……アナスイ?今あんた何を触ってるの?」
ハルヒが笑顔を浮かべながら般若のごときオーラを放っている。
「………アナスイ……てめぇまさか………」
キョンですら一端のギャングのような気迫をみなぎらせている。
―――煙が晴れた―――
そこにはみくるの胸を思いっ切り掴んでいるアナスイがいた。
「「「このド変態めがああぁぁぁぁぁぁーーーー!」」」
「ち、違うぞ涼宮!キョン!徐倫!これは助けようとした時の不可抗力だ!ホットパンツの胸をうっかり触っちまったジョニィジョースターみたいなもんだ!」
「何ラブコメの主人公みたいな言い訳してんだ!それにホットパンツって誰なんだよ!俺でもそんな幸せな状況には一回もなった事無いぞ!」
「だ、だからこれはだな!」
「アナスイ!あんた徐倫一筋じゃ無かったの?他の女、しかもみくるちゃんに手を出すなんて百億年速いのよ!」
「み、みんなアナスイ君の話も聞いてあげ………」
「アナスイ……ほんとあんたの事見損なったわ………」
「だから違ァァァァァウ!」
「みんな……それぐらいにしておけ………」
「じょ、承太郎さん!」
「変態はほっといて今の爆発についてしらべるぞ」
「………救いは……無いのか………」
そして親父が爆発を調べようと歩きだした瞬間だった。
「ねぇ?今の爆発撮影のセット?」
しまった………こいつの性格忘れていた。
「その通りよ」
変に突っ込まれても困るので勘違いさせておく。
「ふーん………その割には派手ねぇ………」
………若干怪しんでいる。
「少し火薬の量が多かったようだ」
爆発した場所を調べて親父が帰ってくる。
「それでは僕が集まってきた野次馬に説明してきますね」
相変わらずのニヤけた笑顔を浮かべながら古泉が野次馬の元へ向かう。
『明らかに普通の爆発じゃない。多分新手のスタンド攻撃だ』
と、万が一聞かれても大丈夫なように早口の英語で伝える。あたしとエルメェス、アナスイ、そして多分有希にしか分からないだろう。
「どうしたのよ?撮影続けるわよ!」
いつの間にかメガホンを持ったハルヒがあたし達をせかす。
「涼宮、てめーは監督じゃないだろ」
「あたしはプロデューサーよ。監督よりも偉いの!だからあんた達はあたしに従わなくちゃいけないのよ!」
随分と目茶苦茶な理論だ。労働権という言葉はハルヒの辞書には無いらしい。
「涼宮さん、少し向こうに行ってみませんか?朝比奈さんもどうです?」
「あ、はい……………」
「ふーん……まぁいいわ」
そしてハルヒ達が去ってからあたし達は相談し始めた。
『撮影……どうするのよ?』
『続けるしかない………』
『だけどスタンド使いが攻撃してきているんだぜ?撮影は切り上げた方がいいんじゃねぇのか?』
『いや……変に切り上げたら逆に涼宮ハルヒに怪しまれる……涼宮に気付かれない内に敵を見つけだして倒す』
『分かった………有希、怪しい奴はいる?』
『先程の攻撃を制御できる範囲内には現在五人、人がいる』
『本体は……分かんないか……』
辺りを見回すとベンチでヘッドフォンで音楽を聞いている男、下手くそなギターの練習をしている男、やたらとイチャついているカップル、そして髪の毛を金色に染め、逆立てている不良っぽい男がいた。
『どいつもこいつも怪しいわね……この場合やることは一つしかないな?親父……?』
『ああ……ひとつしかない……無関係の者はとばっちりだが………全員ブチのめすッ!』
そしてあたしと親父、有希にエルメェス、アナスイと五人がかりでそこらの人に襲いかかる。
「えっ?お…おいッ!無茶なっ!徐倫、止めろ!長門、お前までッ!やり過ぎだ!」
キョンが止めるが誰も聞いていない。
「てめーのよーな金髪が一番怪しいんだなあ〜〜」
「えっなに!?そ、そんなッ!」
アナスイが今にも金髪の不良っぽい男に殴りかかろうとした時だった。ドガンという音と共に少し離れた場所で爆発が起こった。
「ひょ……ひょっとして俺達おちょくられたのか………?」
『ちくしょーーーーッ!本体の野郎ッ!出てきやがれ!』
「私が調べに行ってくる。お前達は敵を警戒してくれ」
と、親父は爆発を調べに少し離れた場所に向かった。そして親父の姿が見えなくなった頃だった。
「やっと承太郎が行ったか……これで派手に暴れられるぜ………」
そういう声と共に茂みの中から男が現れた。
身長は170cm位、茶色く染められた髪は短く切り揃えられており、灰色の作業服を着て、手に白い軍手をはめ、首にタオルを巻いている。雰囲気は工事現場にいそうな若い兄ちゃんといった感じだ。
『てめぇが本体かよ………』
「その通りだぜ、名前は城崎将谷。スタンド能力は………ま、直に分かるぜ」
To Be Continued・・・
以上、第18話でした。
これからもどんどん徐倫達と戦って欲しいスタンド募集してます!(条件は第17話参照)
多分第20話ぐらいで本格的に過去のスタンドと戦えると思います。
それでは!
アメリカさんGJ!
何かwkwkしてきたぜ 皆と一緒に殴りに行く長門には吹いたがw
アメリカさんGJ!
アナスイちょっと俺と代われ
そして爆発と言うことは殺人女王かー?!
671 :
452:2007/12/18(火) 20:29:56 ID:???
いょっしゃーッ、やっとPCが直ったッ!
溜め込んでたぶん妄想が膨れ上がってますので、ジョジョに投下します。
672 :
452:2007/12/18(火) 20:30:56 ID:???
「悪いことをする敵」というものは 「心に弱さを持った人」であり、
真に怖いものは、 弱さを攻撃に変えた者なのだ。
―――とある吸血鬼疑惑の漫画家より
673 :
452:2007/12/18(火) 20:34:22 ID:???
『広瀬康一の憂鬱 三話 ゆれるもの@』
やる気なさげに気だるげな光を灯した瞳には、
前を行く変人の後ろ姿が映えている。
SOS団は今日もまた、われらが団長「涼宮ハルヒ」の提案により、
『面白いものを探す』という名目のもと、2グループに別れ街中をぶらぶら歩き回っていた。
出発前のくじ引きの結果、俺はハルヒと同じグループになり、
残る長門とみくるさんと古泉の三人がもう一つグループとなった。
言いだしっぺのハルヒはなかなかのハイテンションのもよう、
さっきからおもちゃ売り場にで欲しいおもちゃを見つけた子供のように、
端正な顔に嬉々とした笑みを浮かべている。
寝不足でもないのにため息混じりで目は半開き。
至ってテンションはローな俺とは、まるで正反対であった。
「こら! しっかり探しなさい! 超能力者や宇宙人はただでさえ数が少ないのに、
あんたが余所見してる内に見逃したりしたら承知しないんだから。わかった?」
前方から甲高い叱責が飛んで来るが、俺は適当に相槌を打ってかわす。
ハルヒの奴は「もぅ!」とでも言いたそうに俺を見たが、それ以上何も言わなかった。
ただの人間である自分を、いろいろワケわからん世界に引きずり込んだ少女の
後姿をぼーっと見ていると、唐突に――自分自身で疑問に思う。
「なぜ俺はここにいて、こんなことをしているのだろうか?」、と。
674 :
452:2007/12/18(火) 20:39:32 ID:???
かつては、短いだろう一生の中でこんなコトがあるとは思ってもみなかった。
いや、思えるはずも無かった。
自分は「一般人」だから、超能力者でも無ければ未来人でもなく宇宙人でもない。
何の力も持ち合わせない【ただの】人間なのだから。
待ち受ける人生に多少の山あり谷ありはあっても、
人並みの幸せと人並みの不幸に丁度いい割合で出会い、
【普通】と呼べる人生を送るはずだった。
だが、現状で既に、だ。『日常』の中に隠されていた、
『“非”日常』の――おそらくそのほとんど――が、自分に降りかかってきているのだ。
目の前を行く――神の力を持つらしい――愛くるしい外観の少女によって。
(……まぁ、この認識はのちのち大違いだったと気づかされることになるが……)
しかし――いつもそうだった。
このことを考えると、
なぜか胸に飛来するものは苛立ちの類ばかりではない。
――いつからだ?
もはや馴れ親しんだ道を力なく歩きながら、キョンはふと、自問した。
――いつもと変わるはずの無い日常を変えられて、
――毎回のごとくワケのわからない事態に巻き込まれて、
――かつてのクラスメイトに殺されかけ、
――挙句の果てには世界の崩壊の危機にまで面したこともあった。
675 :
452:2007/12/18(火) 20:40:41 ID:???
普通の人間なら嫌気がさす……どころか
現実逃避もいいところ、下手すれば発狂しているかも知れない。
少なくとも、他人にこんな話をすれば「歩道が広いではないか、行け!」で
精神病院へまっしぐら、ワハハハハハーーーーッ!! は間違いないだろう。
そう……自分でもそう思っているはずなのに、不可思議な非日常を体験していくにつれて
募る思いは「こいつは俺が支えてやらなければいけない」、という保護欲や母性愛にも似た
【奇妙な使命感】だった。
…………こんなこと考えてるなんて誰に話せるわけ無いけどな、とうぜんだが。
676 :
452:2007/12/18(火) 20:43:55 ID:???
――――なんだ、やっぱり普通の高校生じゃないか。
仲良さそうに並び歩く2人を見て、康一は素直にそう思った。
【エコーズ ACT1】を通して堂々と聞いた行動の目的には多少呆れたが、
そのことさえ除けば行動はどこにでもいる一般学生のそれとなんら変わりが無い。
【スタンド使い】のように、超常的な雰囲気が見て取れるわけでもないのだ。
あの『弓』と『矢』に関わっているとは思えない。
これは完全に承太郎さんの……もとい、
ジョセフ・ジョースターさんの勘違いじゃないだろうか?
ジョースターさんは、あの透明な赤ちゃんの影響もあって
最近はボケも治ってきたらしいが、
実際に見事な御高齢だ。
スタンド使いといえど、普通の人となんら変わらず年をとるから
当たり前といえば当たり前なのだが。
いくらスタンドが精神のエネルギーだからといって、
いや、だからこそ間違うときもあるんじゃないか?
調査のためにこんな悪質なストーカーみたいなことをこっそりしているが、
『調査する必要がない』とすれば、これ以上覗き見するのは忍びないし。
あの2人や、調査のためにだましている他の人たちにも申し訳ない。
なんだかこれじゃ、まるでぼくのほうが悪者みたいじゃないか。
ホテルに帰ったら真っ先に承太郎のところに報告電話を掛けようと決め、
康一はエコーズを飛ばしたまま追跡を再開したのだった。
677 :
452:2007/12/18(火) 20:51:02 ID:???
「……って! ちょっと、キョン! 話し聞いてる!?」
「うおっと! ……悪い、何の話だった?」
思考から急に現実に呼び戻され、
何を考えてたんだ、と自身にあきれて頭をかく。
気づけばハルヒの怒ったような顔が目の前にあって、
思わず少し、ドキッとしてしまった。いつも見慣れてる顔なのに、ああくそ!
あんなこと考えちまうからだよ。
なんとなく小恥ずかしくなって目線をずらすと、
目線がずれた分だけすばやく移動し、どこと無く怪訝な顔のハルヒは俺を正面から見つめてくる。
しかも、結構な至近距離から。
逃れようとどれだけ目をはずしても、体後と回り込んで直ぐに追いついてくる。
相変わらず無駄にスペックが高い奴だ。やれやれ……
「なんだよ、俺の顔になにか変なモンでもついてんのか?」
「ねぇ、キョン。……アンタなんか隠し事でもしてない? “この”わたしに対して?」
……だから、何でこう無駄に勘が鋭かったりするんだ、こいつは?
ああ、あれか? 神様だからか? あーくそ! 近くで見てみりゃやっぱ無駄に
綺麗だこいつ黙ってれば……って熱持つなッ、俺の顔ッ! 無心になれ! あ、やっぱむり。
ムズ痒い思いに浸って混乱していた俺を引き上げたのは、
『俺の中』からいきなり聞こえてきた音だった。
678 :
452:2007/12/18(火) 20:52:30 ID:???
『あ……な……!』
「ん、なんか言ったか?」
「え?」
『あぶ……い!』
何かが聞こえる? いや、聞こえてきた。漠然とした、甲高い悲鳴のような声。
ハルヒじゃない。こいつの声は確かに甲高くてよく通るが、まず口が動いてないし。
しかもこの声、だんだん大きくなってきてる……!?
『あ ぶ な い !』
声がはっきりと輪郭を帯びて耳に届いたとき、俺は反射的に動いていた。
自分でもびっくりするぐらい、すばやく飛び掛る。
「ふせろッ!」
「え? ちょっときゃっ!?」
肩を掴んでハルヒを横に押し倒す。有無を言ってる暇はなかった。
たとえ後でぶん殴られようが飯をおごらされようが知ったことじゃない。
直後に響く轟音――――砂煙が宙に舞う。
押し倒してから多分一秒と経たない今。
さっきまでハルヒがいたところにレンガ色をしたさびだらけの巨大な鉄骨が一本。
アスファルトの地面を貫いて砕き、そこに荘厳と自己視聴するかのごとく直立していた。
679 :
452:2007/12/18(火) 20:56:29 ID:???
投下終了。
灰脱字だらけorz
>そこに荘厳と自己視聴するかのごとく直立していた。
は
>そこに荘厳と自己主張するかのごとく直立していた。だし、
>体後と回り込んで直ぐに追いついてくる。
は
>体ごと回り込んで直ぐに追いついてくる。 です。
では、乱文失礼いたしましたッ。
GJ!! 康一君の人だな、お帰り
こっちも敵が出てくる展開になるのか、この先に期待するぜ
452さんGJ!しばらく見てないなと思ったらパソコン壊れてたんですか
それでは第19話投下
第19話 「アフター・ザ・ファイアー 2 」
あたし達と男は噴水がある公園の広場で睨み合っていた。
「徐倫……こいつの能力……何だと思う?」
「昔あらゆる物質を爆弾に変えるキラークイーンというスタンドの話を親父から聞いた……が、こいつのスタンドはそれとは少し違うようね………」
『くらいなッ!ザ・キッスッ!』
エルメェスが襲いかかる。と、男のスタンドが現れた。箱型の機械を六角形のシルバーメタリックな台のような物に乗せ、台からは六本の脚が伸びている。パッと見た感じは蜘蛛のようだ。
「こいつが俺のスタンド、アフター・ザ・ファイアーだ」
『うおしゃああああああ!』
エルメェスが突きを数発繰り出す、と箱の側面からマニピュレーターのような腕が三本出てきて突きを防ぐ。エルメェスはさらに右脚の蹴り、左のフック、右のアッパーと続くが防がれる。
「ダイバーダウンッ!」
と、アナスイが物陰から襲いかかる。敵はエルメェスにかかりきりで防げない……と思った瞬間、四本目の腕がアナスイの攻撃を阻んだ。
「腕が……四本………」
「俺のスタンドは結構格闘戦が得意なんだ……関節は有り得ねー方向に曲げれるし、何より腕が多い………と、長門……有希だったよな?それ以上動かねー方がいいぜ」
後ろに忍び寄っていた有希が脚を止める。
「……………」
何かに気付いたようだ。地面を見つめている……地面……爆発……まさか!?
「長門……どうし………」
「キョン!それ以上動くなァァァァ!」
と、キョンが一歩歩くのと叫ぶのとが同時だった。カチリという音と共に地面が爆発した。
『キョ……キョンッ!』
「徐…徐倫!今のはッ!」
「地雷だ……キョンは………」
「無事」
有希の声が聞こえた方向を見ると全身傷だらけの有希と腰を抜かしているキョンがいた。
「あ……な……け……だ……」
驚きのあまり上手く喋れないみたいだ。
「有希……怪我は?」
「………問題無い」
口ではそう言ってはいるが流石の有希も辛そうだ。暫くは動けそうにない。
『徐倫ッ!奴の能力……分かったか?』
『細かい点は分からないが……見えてきた………』
「いつまでもくっちゃべって余所見してんじゃねーよ。次行くぜぇ!」
城崎はそう言うとどこから出してきたのかライターでダイナマイトに火を付け、投げてきた。
『か、かわせッ!』
咄嗟にかわす。と、男のスタンドの箱の上部が開き、爆弾が飛び出てきた。
「こ……こいつ……爆弾を作るスタンドか……」
「当たりだぜ。作り出した爆弾は火を付けたり埋めたりしなきゃあいけないけどな。……もちろん、既にてめーらは地雷原の中だぜぇ、何処に埋めたか教えて欲しいか?」
「徐…徐倫ッ!どうすんだよこれッ!」
「アナスイ!慌てるな!移動しても大丈夫な場所ならもう分かっている………」
「どういう事だ?」
「誰かが既に踏んだ場所だ!マインスイーパみたいに安全な場所を一つ一つゆっくり考えて見極めるんだッ!」
「分かったぜッ!徐倫ッ!」
そしてアナスイが既に誰かが踏んだ場所を歩きながら城崎に接近する。城崎も逃げ回っているがアナスイの足の方が速い。城崎が踏んだばかりの場所にたどり着き、城崎を捕らえた。
「クラエッ!ダイバーダウンッ!」
「そうくると思ってたぜぇ……残念だがアナスイ、そこは地雷が埋まっている、時間差で爆発するやつがな………。そろそろかな………」
アナスイが爆発に巻き込まれる。その瞬間、アナスイの体が何かに引っ張られた。
『アナスイの服をシールで二つにしておいた。悪いな、黙ってて』
『いや……助かったぜ……ThankYou』
「かわしたか……だけどこれで分かっただろ?お前らは既に追い詰められてんだよ、とっとと負けを認めな」
男はヘラヘラとした態度で挑発的な態度をとる。
「あぁ……負けを認めるよ……てめーがだけどな………」
「何言ってんだ?アナスイ?遂にイカれたか?ハハッ………ハ?」
と、城崎のニヤけた面が消えたのと同時にあちこちから水が湧き始めた。
「てめーの爆弾は本物の爆弾だったよな……だったら水で火薬を湿らせりゃあ爆発しないって訳だ……ダイバーダウンで水道管を破裂させた……これでてめーの地雷は無力だぜッ!」
キョンが恐る恐る地雷の場所を触る。と、
「爆発……しねぇ………」
「ちっ……流石は今まで俺の仲間を倒してきただけはあるなぁ……だが俺はまだ終わってないぜ?アフター・ザ・ファイアーッ!」
と、城崎のスタンドの上部が開き、大量の爆弾をばらまく。
『うおッ!や、野郎ッ!』
「みんな、かわせッ!有希!キョンを頼む!」
「了解」
怪我を治した有希がキョンを抱えて走り出す。それを合図に全員が必死で次々と降ってくる爆弾をかわす。が、大量の爆弾はかわしきれる物ではない。
「ゴバッ……」
アナスイが爆発に巻き込まれる。
「ア、アナスイッ!」
「大丈夫だぜ……徐倫……脚をやられただけだ、歩くのは無理そうだがな」
そんな中で城崎の周りにも爆弾が降ってくるが城崎は見事にかわしている。と、再び爆弾を取り出し投げようとする。
「させるかッ!ストーンフリーッ!」
糸を放ち男の腕に巻き付け、動きを止める。
「……この程度でよ……俺の動きを止めたつもりか?甘いぜ……俺を止めてもスタンドは動かせるからなああああぁぁぁぁ」
城崎のスタンドが腕を伸ばし爆弾を掴む。まずい………糸をほどこうとするが城崎のスタンドに掴まれる。
「逃がしはしねぇぜ………くらいなッ!」
城崎が今度はあたし目掛けて爆弾を放つ。まいった事にコントロールはいい。このままでは間違い無く命中すると思った瞬間、幾つかの石が爆弾を弾き、それと同時に城崎の背後から有希が襲いかかる。
が、城崎のスタンドに阻まれその鋭い右フックは男の持っている爆弾をかすっただけだった。
「長門有希か……残念だったな。大方あのキョンって奴をどっかに隠してたんだろ?チラチラ見えてたからそろそろ襲ってくると読んでたぜ………」
『いや……長門……それでいいぜ……それがベストだ!』
次の瞬間、有希が何かをエルメェスに向かって投げる。
「………ば、爆弾ッ!?」
『長門にはあたしのシールを持たせておいた……そしてそのシールで爆弾を二つにした』
「てめぇ………だがよ、爆弾を二つにした所で無駄……まっ、まさかッ!」
『勘がいいじゃねーか。爆弾は何も火を点けて爆発するだけじゃねえ。強烈な衝撃を与えても爆弾は爆発する………くらいなッ!ザ・キッス!』
エルメェスがシールを剥がすと、爆弾が男の手元に飛んでいき、一つに戻った。その瞬間、爆弾が爆発した。
「ち……ちくしょおめが………プグッ………」
そして城崎が倒れる。と、キョンが出てきた。
「な、なぁ……そいつ、死んでないよな………」
「いや、死んでねぇぜ。何ならトドメを刺しとくか?」
有希に怪我を治してもらったアナスイが起きてきていた。
「そこまではしなくてもいいで………ン?」
『どうした?徐倫?………ア』
「一体何なんだ?………なるほど………」
「……………」
「な、なぁ……一体………」
キョンだけは状況が飲み込めていない。
「やれやれだわ……空条家……いや、ジョースター家にはこういう時の伝統的な
戦い方が一つだけ残されていてね………」
「それは?」
「それは………逃げる」
と、キョン以外の全員が逃げ出した。
「お、おい、一体………け、警察ッ!?」
じゃあな……キョン、補導されるのはあんただけで十分よ。
城崎将谷 アフター・ザ・ファイアー 再起不能
キョン 補導
空条徐倫 ナルシソ アナスイ エルメェス コステロ この後逃げ切った
空条承太郎 その後事件の揉み消し工作に奔走した
長門有希 この後キョンを停学の危機から救った
涼宮ハルヒ 何も知らずに古泉と朝比奈と共に呑気に遊んでいた
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前 城崎将谷
19歳 172cm B型
性格 派手好きで大雑把な性格。組織に所属している理由も考え方に共感したというより単に暴れる事ができるから
好きな食べ物 巨大ラーメン等の大盛りの物 嫌いな食べ物 納豆、大豆等の豆類
好きな映画 スターウォーズ、ダイ・ハード
アフター・ザ・ファイアー
パワー B スピード B 射程距離 C (能力の射程はB)
持続力 A 精密動作性 E 成長性 C
能力 「爆弾」を作り出す能力。作り出した爆弾は実体化する為、一般人にも見える。
また、爆弾は爆発させる為の動作を行わないとならない。(ダイナマイトならば火を点ける、地雷ならば地面に埋める等)
以上、第19話でした。
スタンド名の由来はイギリスのロックバンド「アフター・ザ・ファイアー」より
そんなに有名なバンドではないようです(いわゆるいっぱt
次回の投下はちょっと先になりそうです。(下手すりゃ来年に………)
それでは!
>>690 アメリカさんGJです!
予想外のオリジナルスタンドの登場に驚きでした!
アメリカの人GJ!
それにしても徐倫達ヒデェw
アメリカさんGJ!
ところで涼宮ハルヒの激奏で杉田の「やれやれだぜ」が聞けるんだが。
無駄無駄ァにカッコよくて吹いた。
やっぱり良い声が言うとネタでもカッコいいw
695 :
受験生:2007/12/22(土) 20:03:44 ID:???
あれ?受験まであと3日?
まぁ、気にしてたらやっていけないので投下!
696 :
受験生:2007/12/22(土) 20:06:43 ID:???
ディアボロの憤慨D
「それでだ。あそこの家は本当はお前の家じゃないだろ?」
「ええ、僕が在籍している機関です。さすがに実家は無理なのでそうしました」
俺は気をとりなおして、本題に入る。
今回の死因は頭蓋骨陥没だ。何でできてるんだ?まな板と俺の頭は
「お前等が言うとおりなら俺はハルヒに呼ばれて来た。
なら、それは何でだ?超能力者はもう居るじゃないか、同じ力を欲しがるとは思えない」
「あなたの能力が凉宮さんにとって面白いと思う能力なら、ありえますよ」
こいつ、俺の力を聞き出そうとしている。油断ならない奴だ
だいたい俺の能力知ってどうする利用しようかとおもってるのか?
喰えない奴だ。あと一々笑うな!何がそんなに楽しいんだか見ていてむかむかする!
それにおあいにくだが、俺はスタンドを失った。
能力をくらったせいで出せないと思ったが、どうやら能力も出せない体になってしまったようだ
これもGEレクイエムのせいなのだろうか?
スタンド能力が消える。そんな話聞いた事もないが考えられるのはそれだけだ
「それはないな、理由は言えないがソレだけは有り得ない」
誤魔化すつもりで言ったのだが
古泉は考えもせず、さも答えのごとく自信ありげに答えた
697 :
受験生:2007/12/22(土) 20:07:16 ID:???
「あなたを救いたかったんですよ」
「はぁ?」
思わず間の抜けた声を出してしまった。
おいおいおいおい何を言っているんだこの優男はヤニが切れたか?
それとも、こいつは麻薬中毒者か?
古泉はハルヒを神と言った。だからそんな考え方なのだろうか?
無茶苦茶だ。ファンタジーやメルヘンなんかじゃないんだから神なんて居るわけない。
「あなたは生死をループする事に、誰かに救いを求めたんじゃないですか?」
確かに、こいつの言うとおり助けを望んだが
本当にそんな力がアイツに有るのか?
俺が疑いの眼差しで古泉を睨むと、笑顔を絶やさないで力強く言った
「凉宮さんは、あなたを助けたいんですよ」
馬鹿らしい、そう思いつつ心のどこかで願った。
俺を助けてくれと
to be continued...
698 :
受験生:2007/12/22(土) 20:10:46 ID:???
まとめの方乙です!
短かったり、長かったりと不安定ですみません
王道なセリフで投下予告でも
俺、合格したら投下するんだ……じゃあな
受験生さん、GJだ
そりゃあんな状況じゃ救いを求めたくもなるよなあ……
勉強もしっかりして、体もゆっくり休めて、
万全の態勢で受験して、合格して戻ってきてくれ
待ってるぞ!
あと、時計とか筆箱とか受験票とか忘れるなよ!
>>695 ちょwwww
まあ俺もFラン志望でそんなもんだったけどな
体調にだけは気をつけとけ! 前日は特別なことせずいつもと同じように過ごして寝るんだぜ
701 :
受験生:2007/12/26(水) 20:35:17 ID:???
今日学校から連絡あり、無事合格できました
ってか、早いなおい!地元だからか?
>>699さんと
>>700さんが、まるでおかんみたいで和みました
お二人ともありがとうございました。
では、予告どうり投下!
702 :
受験生:2007/12/26(水) 20:36:01 ID:???
ディアボロの溜息@
緊急会議が開かれた。まぁ、度々起こるから緊急なんて言葉に意味はない。
そしていつも通り俺だけが知らされない、
別に構わないんだが来なかったと文句を言うのはやめてくれよな
「で、なんの会議だ?」
「決まってるじゃない!ディアボロの娘と親友探しよ!」
おいおいマジかよ。ディアボロさんは目を見開き驚いてる。
微妙に瞳孔が開いてるぞ大丈夫か?
「だから、そういうのは警察に任せろよ」
「何度も言わせるって事は無駄よ。無駄から嫌いよ無駄無駄」
すげームカつく。
見るとディアボロさんは小刻みに震えている
感動したわけじゃないだろう。大丈夫か?
「いや、ちょっと嫌な事を思い出してな‥‥」
トラウマか?誰かに言われたことでもあるんだろうか?
にしても人に向かって『無駄』なんて言うとは、失礼な奴だ。
「じゃあ、娘さんと親友の名前と特徴と歳は?
イタリア人なの?でも、どうして日本に居るのかしら?」
「え?」
703 :
受験生:2007/12/26(水) 20:37:41 ID:???
「え?‥‥って、日本に居たと思ったから
日本に来たんじゃないの?イタリアからわざわざ」
雲行きが怪しくなってきた確かに人探しはごめんだが‥‥この空気は非常によくないぞ
「日本に来る気は無かった気がついたら来てたんだ。たぶん二人ともイタリアに居るだろう」
「はぁ?」
「おいおいハルヒ落ち着けよな?な?」
「落ち着けるわけないじゃない!イタリアに居る可能性が高いんでしょ?
なら、日本で探しても意味ないじゃない!
なんで、こんな所に居るのよ!?おかしいじゃない?‥‥あんたって‥‥」
「ハルヒ!」
「人を探している途中、誰かに襲われて日本に流れついたのね!」
は?
「きっと娘さんと親友を監禁している奴等の仕業よ!俄然燃えてきたわ!
悪の組織に囚われた大切な人を助ける為に動く三十路の中年男!
偶然見知らぬ土地で出会う学生達と燃え上がる闘魂で次々と敵をなぎ倒し、
大陸横断までも達成し、ついには秘宝エイジャの赤石を手に入れるのよーーっ!」
704 :
受験生:2007/12/26(水) 20:38:17 ID:???
ここに長編映画が誕生したようだ。
爛々と輝く瞳のハルヒとは対照にディアボロさんの目は点になってる。妄想もここまでいくと才能だ。
古泉の笑顔は失笑に、長門はなぜか楽しそうに、朝比奈さんは泣きそうだ。
「そうなったら話は変わるわ!」
ハルヒは、中指を太陽めがけて指差した。
すると今度は、くるりとターンを決めると、荷物を肩にかける
「私が大まかな作戦を決めてくるから
明日具体的な作戦を決めるわよ!そんなわけで今日は解散!」
幸せそうな声で、ハルヒは部室から音をたてて出ていった。
作戦ではなく映画の台本ができそうだな、オイ
「では、僕達も緊急会議をしませんといけませんね」
今日から明日は絶好調だな奇妙現象は、やれやれ
to be continued...
705 :
受験生:2007/12/26(水) 20:46:15 ID:???
名前変えるべきでしょうかね?
そんな疑問を持ちつつ、以上ディアボロの溜息@でした
そして、皆さん気づいているでしょうが、みくるちゃんの出番はほとんど無いです。
活躍どころか会話にはいりません、話しても二言三言です。
彼女の出番を書けると信じ、アリーヴェデルチ!
乙、そして合格おめでとう!!
俺はみくる派ではないからして、言わせてもらおう…「関係ない、行け」
あと、名前は「合格者」だとこの時期は異常に反応する人もいるだろうし
というか俺がムシャクシャするから変えるなら無難に「ボスの人」辺りで頼む
GJ!!
そして
「生きてたな、おめでとう」
しかしハルヒ飛ばしてるなぁ・・イタリアまで行きそうw
GJッ!
そして合格おめでとう!
無駄、はやはりトラウマになっていたか……
あとハルヒ、そいつが悪の組織のボスだw
何という・・・・・・GJよりも『おめでとう』をまず言うべきだな!!遊びまくれよ!!
所で『神戸高専について語るだけのスレ』って何だよ・・・・・・
710 :
マロン名無しさん:2007/12/30(日) 18:13:58 ID:tUyIHXpS
保守age
711 :
受験生:2008/01/02(水) 18:53:25 ID:???
遅れましたが、あけましておめでとうございます。
誰も居ないな……今のうちに投下
712 :
受験生:2008/01/02(水) 18:53:49 ID:???
ディアボロの溜息A
「あなたには言ってませんでしたが、
凉宮さんに奇妙な存在をほのめかしてはいけません」
「なぜだ?」
「彼女は理想を現実に変える能力があるのは知ってますよね?
しかし、彼女は理性があるのでそんな事が起こらないというのも気づいています。
だからこそ《ありえる》と思わせてはいけません!
この世界は一般人が空を飛んでも不思議ではない世界となってしまうのです!」
「悪いのか?」
「皆さんが、あなたと同じスタンドを持つかもしれないんですよ?
皆が皆そんなのだと大変でしょ?」
まぁ、確かにな‥‥
昨日襲いかかってきた奴等にもたせたら勘違いゆとりが増えるしな
「あいつはそこまでできるのか?」
「冬の日に桜を満開にし、目からビームをださせ、
あとは世界をやり直しましたね未遂に終わりましたが」
「あいつは、それを分かってやっているのか?」
「無意識です。それが唯一助かってる点でしょう。
意識したら………これはちょっとした恐怖ですよ」
古泉が思わせぶりに、脅かすように言ったが
俺は怯えるどころか注意する意味がまったかく分からなかった
713 :
受験生:2008/01/02(水) 18:54:37 ID:???
「確か一緒に遊びたかったんだよな?」
「えぇ、そうです」
「可愛い願いじゃないか」
「いや、まぁ、そうだが」
キョンが歯切れの悪そうに話す。一番ハルヒの不思議現象の被害者のようだな
「でも、お前等が遊んでるんだろう?ハルヒが一番したい事は達成してるじゃないか」
「僕達の正体を教えてないので達成できていないです。
正体が言えない理由はさっき言ったとおりです」
苦労してるなお前等も
「つまり僕等は存在を隠しながら、
凉宮さんのストレスを溜めないようにしないといけないのです!
ストレスが最高潮に溜まると新世界の誕生です!」
ハードル高いな‥‥まぁ、俺もハードル高いがな、
ほら安心したとたん後ろの本棚が倒れてきた。
ディアボロ胸骨が折れ心臓に突き刺さり死亡
to be continued...
三回も自分が投下するのには気が引けましたが
あまりの過疎っぷりに投下しました。皆……お正月だから忙しいんですよね。
そして名前変えるの忘れてましたorz
乙
ってーかボスマジ死にすぎwww
人が居ないと負のスパイラルでどんどん過疎ってくもんさ、気にすんなGJ
死なないボスはただのボスだ
ロム専なんだけど、気の利いたGJを思いつかないんだ、
毎回、『楽しみにしてました』『待ってました』じゃどうかと思うんですが、
最終学歴 小学二年生 改行、句読点が分からない。
好きな作品を応援したいけど、具体的にどう思ったか、そういうことが書き表せない。
全作品がすきなのに、
回答は求めてないっス!職人の皆さん私生活に影響の無い範囲でがんばってください。
支援はとりあえずしてますから。
乙そしてGJ
最後のディアボロにクソワロタw
> 最終学歴 小学二年生
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
無視しろよ…
かまってちゃんなんだろうから
「気をつけて。あなたはたった今、椅子に触った瞬間、スタンド攻撃を受けた」
何時もの団活中、長門が突然そんなことを言い出した。いや、ちょっと待ってくれ。たった今って俺は椅子に座っただけだ。
体のどこも痛くも痒くもないんだが。
「記憶を操作するスタンド。本体及びスタンドの位置を捕捉できない。私のミス。ごめんなさい」
いや、長門に捕捉できないんだろ、俺だけだったら攻撃を受けたことすら分からなかっただろうからな。気にするな。
ところで、一体どんな能力なんだ?
「能力を受けた後に起こった事を、3つまでしか記憶できない。4つ目を覚えたとき、1つ目を忘れる」
なんか年寄りになるような能力だな。それって本当に強いのか?
「過去にこの能力を受けた人間は、日常生活に多大な支障をきたした。能力解除までの間、私達が全力でサポートする」
そうか。ちょっと忘れっぽくなるんだろうが、よろしく頼む。
それで、一体いつ攻撃を受けたんだ?
「椅子に触った瞬間」
なるほど、それで、攻撃した奴はどこに言ったんだ?
「本体及びスタンドの位置を捕捉できない。私のミス。ごめんなさい」
そうか、それはちょっと不味いな。それで、どんな能力なんだ?
「能力を受けた後に起こった事を、3つまでしか記憶できない。4つ目を覚えたとき、1つ目を忘れる」
…それって本当に強いのか?
「過去にこの能力を受けた人間は、日常生活に多大な支障をきたした。能力解除までの間、私達が全力でサポートする」
そうか。ちょっと忘れっぽくなるんだろうが、よろしく頼む。
次に何時攻撃を受けたのか聞こうとした所、ドアが「バ―――――乙__―――――ン」と吹き飛び、もとい開いた。
おいハルヒ、そんなにドアを酷使するな。というかなんか擬音がおかしくないか?
「そんなことはどうでもいいのよ! それよりキョン! SOS団ホームページを更新したいの! ちゃっちゃとやりなさい!」
「それはとても大事ですね。即刻作業に入るべきでしょう」
ん? 古泉と朝比奈さんは何時の間に来ていたんだろう。って押すな! なんでそんなに急ぐ必要がある!
そうして俺はパソコンに座らされ、パソコンのキーボードとマウスの上に手を置かされ、ハルヒを膝の上に座らされ…、って!
「一体何しやがる! ハルヒも俺の膝から降りろ! な、なんだってこんな事を…」
「あなたは新しいことを記憶すると古い記憶を失うスタンド能力を受けた。私が本体を倒すまでの間、我慢して」
「さ、涼宮さんに頼まれたSOS団のホームページの更新を行って下さい」
「あ、あの、追加する項目は、季節のお茶のコーナーだそうです…」
…ああ、そうだな。余計な事を覚えないように、自分のやるべき事をしようか。
「(中々凄い絵ですね。彼の膝の上に涼宮さんが横座りに座っているというのは)」
「(す、涼宮さん真っ赤です〜…。ふわっ!? キョ、キョン君が画面に顔を近づけると二人の顔が凄い接近してっ…!)」
「(涼宮ハルヒが能動的なアクションを起こさない限り、彼が涼宮ハルヒを知覚することは無い)」
「(これは大成功ですね。あの方に報酬を支払ってくるので、僕はこれで)」
「(忘れるスタンド攻撃を受けている、SOS団のホームページを更新する、お茶の項目を追加する、と)」
「(ちょちょちょっとキョンの顔がこんなに近くにっていうか吐息が! 吐息がくすぐったくて声が出そうだけど声をだしたらっでもっ(ry)」
投げっぱなしend
久々に単発きた! しかもニヤニヤ!イイヨイイヨ!
最初は長門クラッシャーかと思ったw GJ!!!!
キョンの擬音おかしいてのが初めから乙の部分を言ってるならすまないんだが、乙じゃなくてzのがよくないかw
ジェイルハウスロックとは吃驚!だが!
ナイス!これは良い!
ニヤニヤしちまったぜこのやろー!
ハルヒもキョンも良いっつか良過ぎだろ!
でもジェイルハウスロックとh(ry
なんという連携w
これは間違いなく萌える
ながらくお待たせしました!復帰!そして第20話投下!
第20話 「映画制作中異常発生中 1」
土日が過ぎ、月曜日。俺はまるでハイキングのような通学路をこれから電気椅子に座る死刑囚のような気分、もしくは自殺願望のあるどこぞのアメリカの囚人のような気分で上っていた。それもそのはずだ。
この土日はハルヒが散々馬鹿やった上に極め付けはハルヒと大喧嘩しちまった。早く仲直りした方がいいと理性では分かっているが、感情的な部分が絶対に駄目だと譲らない。
そんなムシャクシャした気分で歩いていると、
「ハァ………」
ため息が聞こえてきた。横を見ると170cm近い女が一人。
「徐倫か」
「あ、キョン」
なんでため息なんてついてんだ?なんかあったのか?
「いや……この土日に撮影をしてたらもう沢山のスタンドに襲われてね……ちょっとまいってんのよ………あんた達は?」
「……目からビーム………」
「………大変そうね………そういえば、さっきハルヒを見たんだけど……なんか怒ってなかった?あんた何か知ってる?」
「………………別に……」
「知ってるのね」
凄まじい剣幕で睨まれた。流石に黙っているわけにはいかず、ハルヒが朝比奈さんに酒を飲ませた挙げ句、
みくるはあたしのおもちゃなの!と言い放った事を言った。
「……なるほどね、ま、ハルヒにも非はあるけどとりあえず反省してるかどうか位は確かめておいていいんじゃない?」
そう………だな………。
その日、俺はハルヒととりあえず話そうと思い、何度か声をかけたがそのたびにハルヒは無視した。
タダでさえなんだかイライラしているのにこんな態度をとられて頭にこない奴はいねぇ!
こうなりゃこっちも意地だ。徐倫や古泉には悪いが無視する事にした。
「それは実に困ります」
昼休み、SOS団の部室で俺はその決意を古泉と徐倫にブチまけた。
「どういう意味だよ」
「涼宮さんを不安定にしておくのはよくないという意味です」
「何言ってんだ?ハルヒがナーバスになってりゃ映画を作ろうなんて思わない。そうなれば変な事が起こらなくてすむんじゃない?」
「いえ、そういう訳にもいきません。今、涼宮さんは映画を撮るという行為を通じて自分の思い通りの世界を作り上げている訳です。
つまり涼宮さんにとっては今が一番楽しい訳です」
………だからなんだよ。
「ですから、もし映画撮影を中止させて涼宮さんが機嫌を曲げたらどうなるでしょう?」
異変が収まるんじゃねーの?
「えぇ、収まるでしょう。ただし、収まりすぎるという可能性もあります」
「それって………」
「涼宮さんが世界なんか無くなってしまえばいい……そう考えるかもしれないという事です」
バカバカしい、ハルヒのわがままに振り回されるならそうなったっていいじゃねえか。
「………とにかく、涼宮さんとは早く仲直りして下さいね………」
たっく……何が世界が滅びるだ。ハルヒのわがまま程度で世界が無くなっちまうならいっそ無くなった方がましだ。
………どっかの電波神父でもいい、世界を一巡させてハルヒのいない世界を作り出してくれねーか?
そんな事を思って廊下を歩いていると誰かとぶつかった。
「痛てーな……って、なんだ、キョンか」
ぶつかった相手は谷口だった。すると、谷口は俺の顔を見て思い出したように愚痴を言い始めた。
「しかしよ、キョン。昨日の映画撮影、何なんだ?あいつのやる事は大抵くだらないけど今度のは目茶苦茶酷いぜ。ハッキリ言ってむちゃくちゃだ」
谷口がそう言うのを聞いて俺は何故か腹が立ってきた。
俺だってハルヒが今やってる事はむちゃくちゃだし、くだらないと思っている。が、俺はどうやら自分で思った以上の天の邪鬼のようだ。
気がついたら俺は友を助ける為に三日だか四日だか走り続けたとかいうメロスみてーに走り出していた。
そしてハルヒを見つけ出すとこう言い放った。
「今度の映画は絶対成功させよう」
するとハルヒはびっくりしたような表情を浮かべたが、すぐにいつもの根拠のない自信に満ちあふれた笑顔を浮かべて言った。
「当たり前でしょ!あたしがやるからには成功間違いなしよ!」
そうだぜ。ハルヒ、お前はそうやって根拠のない自信をみなぎらせて、皇帝か帝王みたいにふん反り反っていればいいんだ。
………と、この時、俺は思った。暫くして後悔する事になるがな。
翌日、
「仲直りおめでとうございます」
「……………」
「ま、今回はよくやってくれたと褒めてもいいでしょう」
「……………」
「ただ……もう少しいい考えがなかったんですか?」
「………すまん」
俺がハルヒに謝って全て解決……とは行かなかったようで、状況はさらに悪化の一途を辿っていた。
「ちょうど良かったわ!桜のシーンが撮りたかったのよ!たまには地球もいい事してくれるじゃない!」
そう、ハルヒの沈んでいた気持ちを元に戻せたのは良かったが、元に戻るどころかギアがトップに入ったらしく、その結果が季節外れの満開の桜という訳だ。
「なぁ……徐倫……これ新手のスタンド攻撃だよな?」
「残念だけどこういう事の出来るスタンドは……あ、あいつなら……や、でもあいつは来てないから無理ね………いないわ。………いまんとこ」
時々小さく怪しげな事を呟いているが、スタンドの仕業では無いらしい。
『徐倫……あたし達もそろそろ撮影に戻ろうぜ』
エルメェスが何かを徐倫に言った瞬間だった。桜の木がいきなり何かにえぐられた。
「なッ……!?」
「伏せろッ!キョンッ!」
徐倫に頭を掴まれ、地面に叩き付けられると同時に桜が何かによって蜂の巣にされる。
『徐倫ッ!あそこにいるぞッ!敵スタンドだぜッ!』
To Be Continued・・・
以上、第20話でした
次回はスタンドバトル!意外なあいつがでてきます!
短いですが、それでは!
エアロスミスに、10000G(ガッツ)
アメリカさんGJ!
そして「意外なあいつ」とは・・・
意表をついてバッドカンパニーってとこか?
734 :
マロン名無しさん:2008/01/08(火) 17:19:10 ID:nuy3jVKe
誰かまとめサイトを作ってくれ
アメリカの人GJー
続きwktk
連射可能射撃スタンド
法皇の緑
黄の節制(による他スタンド偽装)
極悪中隊
エアロスミス
セックスピストルズ
フーファイターズ
蜂の巣に出来そうなスタンド
銀の戦車
バステト女神
ホルス神
ラブ・デラックス
エニグマ
ビーチ・ボーイ
文字通りの意味で蜂の巣に出来るスタンド
ゴールド・エクスペリエンス
皇帝も連射出来たような気がするが
(確かボインゴと組んだ時に水道管らしきものに複数発打ち込んでたような)
出来てもピストルズ同様六発だろうけど
GE吹いた
面白くなってきたね、アメリカの人はテンションの高さが本家ジョジョに近いかも!!
>>738 貫通して戻ればおk。ホルホースは射程内なら自在に弾を操れる、銃使いでは最強の存在。
現場に居たのはジョリーンだから、カメラが再生するとしたら6部のスタンドかな
でも、『えぐられて蜂の巣』ってなると・・・・・・・・・「ディ・モールト!!」
>>737 一番下、その発想は無かったわwwwww
>>740 それはつまりベイビィフェイスの能力ということか?
ありえるなww
>>743 裏を返せば撃てば撃つほど精神力を消費するんじゃなかろうか
ピストルズなんかは勝手に行動してるくらいだから、常時出していてもあまりミスタに負担は掛からないんだろうし
皇帝は弾丸を携帯して装填する手間が無いのは利点だが、その代わり射程が30〜40メートルしかないしな
二日しかたっておりませんが投下させていただくッ!
第21話 「映画制作中異常発生中 2 」
「なあ…一体どんな奴が襲ってきてるんだ?」
「あ……そっか、あんたにはスタンドが見えなかったわね……これで見なさい」
そう言うと徐倫は一台のカメラを手渡した。
「それならスタンドが見えるわ……くるぞッ!」
慌ててカメラを構えるとそこには緑色に輝く人型をしたスタンドがいた。
「ハイエロファントグリーンっていうスタンドだ。……昔の親父の仲間のスタンドよ」
………そうなのか。この前見た写真の中に本体が居たのだろうか。と、スタンドが何かを出す構えをする。
『かわせッ!エメラルドスプラッシュがくるぞッ!』
次の瞬間、スタンドの手から緑色に輝く宝石のような弾丸が発射された。
「オラオラオラオラオラァッ!」
『ウオシャアアアアァァァッ!』
徐倫とキョンのスタンドが次々と弾丸を弾いていく。
「ふむ……まさか僕と同じような能力を身に付けている者がいたとは……だが僕には決して勝てまいッ!
何故なら僕の能力は遠くにまで動かせるッ!君達から見えなければ攻撃をくらう事は絶対に無いからな!」
「………残念だが……それは違う……」
「どういう意味だ?」
徐倫はその問いには答えず、
「オラァッ!」
ハイエロファントを殴った。
「う、グアッ!?」
「スタンドは本体と一心同体だ……スタンドが傷付けば本体も傷付く……隠れてても無駄なのよ」
「ち、ちくしょうッ!だが見ていろ……僕のこの能力にはまだ出来る事があるんだよッ!」
そう叫ぶとハイエロファントは次々とエメラルドスプラッシュを放つ。が、徐倫とエルメェスにより全て弾かれていく。
『やっぱり話に聞いてたとおりだぜッ!こいつ、パワーはあたし達より遥かに低いぜ!』
「油断するな、エルメェス。スタンドはパワーだけで勝ち負けが決まるわけじゃない」
『分かってるぜ……だから既にあいつの腕にシールを貼っておいた。どうする?剥すか?』
「そうしとこう」
と、エルメェスがシールを剥がす。すると腕が物陰に飛んでいき、ブチンという音をたてた。
「………おかしくないか?」
「あぁ……キョン、お前にしては冴えた見解だ。……ひょっとするとかなりやばいかもしれない………」
『何言ってんだ?徐倫?』
エルメェスが少し動くとその手が何かに触れた。次の瞬間、緑色の弾丸が飛んでくる。
『なッ!なにィ!』
「オラオラオラァッ!」
徐倫が弾丸を弾く。
『い、今のはッ!』
「ハイエロファントの結界だ!既に囲まれていたッ!」
咄嗟にカメラで周りを見渡すとあちこちに緑色の触手が張られている。
「そうだ……これが僕の能力の真骨頂……そしてクラエッ!半径20mエメラルドスプラッシュをーーーーーッ!」
その瞬間、無数の弾丸が四方八方から飛んでくる。
「逃げ場は無いぞ!」
……ピッ○ロかよ……。
『く、くそおおおおぉぉぉぉ!』
「離れろ!エルメェス!キョン!」
徐倫はそう言い放つと俺とエルメェスを突き飛ばし、弾丸の嵐から離す。が、徐倫がたった一人取り残された。
『ジョ、ジョリィィィィィィン!』
その直後、無数の弾丸が徐倫を襲い、その弾丸があげる砂埃で徐倫の姿は消えた。そして無数の弾丸が砂埃の中に消え、ハイエロファントが言った。
「ふふふ……ははは……ふははははは……勝った……僕の勝ちだッ!」
「そういうのをぬか喜びって言うのよ」
『徐、徐倫ッ!?』
そして砂埃の中から無傷の徐倫が現れた。
「な、何ィッ!?」
「一体どうやって……っていう顔ね……あたしは体から目一杯糸を伸ばして体をスカスカにしておいたのよ……
腕や体に当たってもすり抜けるようにね……頭までは糸に出来ないけど頭程度ならスタンドを使えば守りきれる……」
「く、くそおッ!クラエッ!エメラルドスプラ……」
「オラァッ!」
「グッゴ………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「プオギャアッ!」
『大丈夫か!?徐倫!』
無茶するぜ………。
「平気よ、そんなに怪我は……」
「ちょっとー!こっち来なさい!キョン!」
徐倫、早いとこ体元に戻した方が………
「もうやったわ」
と、ハルヒがこちらに駆け寄ってきた。
「あんた達何してたのよ?キョン!あんたはカメラもやってるんだからいなくなったら困るのよ!」
悪いな、で、ハルヒ、そういうお前は何をしてたんだ?
「じゃーん!これを探してたのよ!」
そう言ったハルヒが誇らしげに出してきたのは三毛猫だった。珍しい事になんとオスだ。
「有希が猫の使い魔を飼ってるって設定でね、しかも人の言葉を話せるのよ!」
………誰が声入れるんだ?
「うーん……キョンでいいかと思ってるんだけど……アナスイも捨てがたいのよね……どっちにしようかな………」
監督だったら配役くらい考えとけよ。こいつは思い付いたら一直線、走ってる間は猪のように何も考えない奴だから仕方のない事だが。
「撮影続けるわよ!」
だが、まぁ、そうだな。認めちまうとこうやって他人に命令を出している時がハルヒの一番輝いている時だ。
多少の迷惑は伴うが、ハルヒの満面の笑顔はなんだかこっちも少し幸せになってしまう。………これでもうちょっとおとなしくなればな……なぁ、ハルヒ。
To Be Continued・・・
以上、第21話でした
皆さんがどんなスタンドが出て来るかと沢山予想していただきました。
ありがとうございます!
映画製作中異常発生中 あと2話ぐらい続く予定です
それではッ!
良い作品が投下されてたらGJっていうだろ?
誰だってそーする。俺もそーする。
相変わらずのGJだっぜ!
ところで、徐倫の言ってた桜を満開に出来そうな奴って誰だろう?
ウェザーじゃないか
ああ、ウェザーか!
言われてみれば確かに……納得
ウェザーって雨降らして成長させるとか? なんか違和感あるな。6部スタンドなんだろうとは思うが
神父じゃね、それかアンダーワールドの人
>徐倫とキョンのスタンド
キョンはスタンド持ってなかったよね?
>>752 ジョルノ
過去に会った事があるがソリが合わなく「あいつ」呼ばわり
と妄想
>>758 ふと思ったがジョルノは歴代JOJOの誰ともソリが合いそうにない気がするな
本編で良好な関係を築いていたのがミスタとナランチャにブチャラティだからこの三人に似た性格のキャラなら
上手くやっていけそうだが
じょうたろう「やーいでぃおのむすこー」
じょうすけ「あたまがころねー」
じょりーん「じょじょってよばれなーい」
ジョルノ「その父を殺しておいてよくそんな事が言えますね」
ジョルノ「頭がサザエさんな人に言われたくないですね」
ジョルノ「ジョジョって呼ばれない人に言われたくないですね」
ジョルノの人まだ見てるかなー花京院の人も
億泰の人…
それでも康一君なら…っ
ホントいいヤツだよ彼は、
康一君ならハルヒどころか藤原にも好かれそうな気がしてならない
康一君ほどイイ奴
他の漫画にもそうそういない罠
康一「よし、50万持って来い。」
最近のハーレム系主人公によく見られるタイプの1つ
まあ露伴が言ってるように主人公タイプだよな
>>761 まったく関係ないが徐倫は母親以外呼ばせないようにしてたんだろ?
ならやっぱりジョルノだけ純粋に呼ばれてないような気がするw
ジョジョキャラで一番のイイ奴といえばブチャラティは外せないだろ
まさに理想の上司だ
でも嘘をつくと顔を舐めてくるんだぞw
ここでジョナサンが出ないのはどうして?
スピードワゴンの言うとおり『本当の紳士』なのに
あとジョージ・ジョースター一世とか二世とか
イイ奴で何故『ドッピオ』がないのは何故なんだ?
この世はアホばかりなのか?
>>770 ブチャは酒飲んで酔っ払ったら、周りの人の顔を片っ端から舐めまくる癖があるかもw
キス魔でなくベロ魔w
>>771 ジョナサンだと強力なライバル(エリナ)と
全力で邪魔しそうな人(ディオ)がいるからじゃないかな
個人的にはジョナサンは落としたいというより育てたいキャラだ
屋敷の教育係とかになって少年ジョナサンを紳士に育てるゲームがやりたい
別にジョナサン本人とは関係なくね、むしろ付加価値でいいと思うけど
ジョナサン育成は面白そうだなw あのアホジョナが立派になったときには感涙しそうだ
つまり卿が主人公のジョナサン、ディオの育成ゲームがいいと。
上手くやるとディオが野望捨てたり、ジョナサンが黒くなったりすると。
僕は人間をやめるぞ、ディオー!が現実になるのかw
寧ろ上手くやるとどっちも吸血鬼化、もしくは石仮面を巡って戦いになりそうだな
>野望捨てたディオ
知略で勝負するディオと爆発力が凄いジョナサンが組んだら最強コンビ誕生
そういえば短編集(たしかアイリーン)で描かれていた成長したビーティーは、まんまディオだった事を思い出した
(つーかジョナサンは黄金の精神を持った麦刈公一クンで、ディオは家族愛に恵まれなかったビーティー
なんじゃないかと考える漏れ)
康一くんの方は怒りでDIO化するなw ディオじゃないけど
>>780 康一「ゲロを吐くほど怖がらなくてもいいじゃないか
50万、もってきなよ玉美さん…」
こうですか、言葉でなく心で理解できました!
>>780 『ピタッ』の音文字で個人限定ザ・ワールド。
それなら承太郎も動けない。
ある最強かも。
そういえば昔『虹村億康の憂鬱』ってあったけどここってそれと関係あるの?
>>そういえば昔『虹村億康の憂鬱』ってあったけどここってそれと関係あるの?
つーかここで掲載された。
今どうしてるんだろうか。。。
本サイトの方でも更新停止中
イタリアさんや花京院さんはどうしてんのかなぁ……
イタリアさんは続くみたいですしね
>>757指摘ありがとうございます その通りです
第22話投下!
第22話 「 映画制作中異常発生中 3 」
昨日のハイエロファントグリーンに襲われた日の翌日、あたしは学校の前の坂道を自転車を押して登っていた。
と、目の前に凄まじいまでの負のオーラを纏った一人の男子生徒がいた。
「どうした?キョン?」
「あ……徐倫か………」
昨日、あの後なんかあったのか?
「……あの三毛猫……ほんとに喋りやがったんだ………」
「……………………」
「今、涼宮さんによる異常は確実に進行しています」
休み時間、あたしとキョンは古泉の小演説を聞かされていた。
「その話は分かってるぜ……ハルヒの映画撮影を止めちゃいけない、けど撮影をこれ以上進めちゃいけない………」
矛盾してるじゃない。
「だから言っているじゃないですか、映画の中で起こる現象に合理的な説明をつければいいと、徐倫さんのスタンドのように」
「だけどどういう説明をつけるのよ?生半可な物でハルヒが納得すると思う?」
「………じゃ、少し話を変えましょう。僕は以前僕の組織“機関”において涼宮さんを神と見ていると言いましたよね?」
言ってたな。
「あれは厳密には少し違います。僕達は涼宮さんを神だと本気で思っている訳ではありません」
「当たり前だろ」
「僕達は涼宮さんを神によって力を与えられた存在……そう考えています」
見事なまでにあたしとキョンの相槌を無視して古泉は話を進める。
「涼宮さんが神では無い……その根拠は涼宮さんがこの世界の中にいるという事です。
もし本当の神ならばこのようなめんどくせい方法などとらずに高みの見物でこの世界を変えてまわるでしょう」
それは人それぞれの考えだけどね………。
「そして涼宮さんがこの世界の中にいるというのは実は大変重要な事なのです」
「なにがだ?」
「仮に涼宮さんがこの世界をファンタジーに変えてしまったとしましょう。その変化はきっと誰にも気付かれません」
「………は?」
「何故なら涼宮さんがそう望めば世の中はそうなっていた……そう認識されてしまうからです。
更に凄いのはこの変化に涼宮さんですら気付かないという事です……
この世界の在り様が変わった事に誰も気付かず誰も疑問に持たない……恐ろしい事だと思いませんか?」
「……………」
「僕はこの世界が好きです。たとえ間違いだらけでも……あなた達もそうだと思いますが………」
「……………」
昼休み、あたしとキョンは屋上で弁当を食べていた。古泉が小演説をブチまけてくれたせいで授業はまるで頭に入らなかった。
お互い無言で弁当を食べていると、
「あの……一緒に食べてもいいですか?」
「朝比奈さん……」
「キョン君、徐倫さん」
珍しく真剣な顔でみくるが話す。まぁ、いつもふざけている訳ではなく、むしろ一生懸命な人ではあるのだが、いつも空回りしてる感じはあるからな……だから真剣って感じるのかもね………。
「何ですか?」
「あんまり……その……古泉君の話に耳を貸さないで欲しいの。あ、別に古泉君が悪い人って言いたいんじゃなくて、
その……機関が………ごめんなさい……上手く言えなくて………」
今にも泣き出しそうだ。まぁ、一生懸命なのはよく伝わってくる。
「わたし達の考えは古泉君達の考えとは少し違うの」
「どう違うんですか?」
「古泉君は涼宮さんに現在を変える力があると解釈しています。ですが、あたし達は涼宮さんの役割は発見だと考えているんです」
………ハ?
「あーその……あたし達未来人や宇宙人、それに超能力者は涼宮さんによって生み出された物ではなくて、もともといたんです。
涼宮さんには、それを見つける力がある……あたし達はそう考えているんです」
「………ハァ……」
「わたしの役割は涼宮さんがわたし達の既定事項……あ、わたし達の未来で起こっている出来事です……をきちんと発見するように、
そして涼宮さんがそれに気付かないようにサポートする事です」
でもそれじゃあ意見が食い違ったグループがハルヒを奪いに来るってのも考えられない?
「もちろん、わたし達の未来ではそういう覇権争いみたいなのがあって、それに勝ち残ったのがわたし達のグループです。
………もちろん他のグループも諦めたわけでは無いですけど」
「当たり前だろ」
「でも最近他のグループの動きが極端に少くなっているのも事実なんです」
「………?」
「ほら……あの……徐倫さんの能力……えーと……」
スタンドよ。
「あ、はい。時々襲ってきてる謎の組織の人達が他のグループを片っ端から潰してまわっているらしいんです……
何処のグループもなす術もなくやられているそうです………」
「じゃあ、俺達はなんで無事なんだ?」
「アホか、あたし達が全員撃退してるからだろ」
「あ、そっか………」
しかし……ハルヒも気になる存在ではあるがそれ以上に気になるのがやはり敵スタンド使いの組織だ。……一体奴等は何なんだ?
みくるが去って数分後、入れ違いに古泉がやってきた。
「先程朝比奈さんと話していらしたようですね?」
「……見てたら分かるだろ」
「朝比奈さんに……そうですね……僕達の言う事を信用するなと言われませんでしたか?」
言われたわね。
「あなた達が僕を信じようが朝比奈さんを信じようと自由ですが……朝比奈さんには特に気を付けて下さいね、キョン」
「………俺がかよ」
「ああいうかわいらしい人に弱いようですからね」
だけど気を付けるって何をよ。
「朝比奈さんは確かに愛くるしいです……しかし、あれが演技だとしたら?」
…………は?
「あれが僕達を騙すための演技かもしれないという事です」
「なんだよ……冗談にしちゃ出来が悪すぎだぜ」
「おや、あなたが看破するとは以外でした。てっきり徐倫さんに見破られると思っていましたから………
今度の文化祭で演劇をするんですが、上手くいくか少し不安ですよ。けれども僕達は彼女の組織と仲が良くないという事は事実です。
“機関”にはタダでさえ敵が多いですからね」
あんた達以外にもハルヒを狙ってる奴がいるっていう事か?
「えぇ、僕達の血みどろの抗争を聞かせてさしあげたいですよ……最近は少し違いますけどね」
……………まさか
「そのまさかです。最初は何故こんな簡単に他の組織が潰されていくのか不思議でしたが、スタンドなどというものを相手にしては僕達や朝比奈さん達の組織では太刀打ちできませんね……
長門さん達なら互角かもしれませんが」
奴等はここでも出て来た。古泉達の組織まで潰して……何がしたいんだ?
放課後、あたしとキョンがたった二人の部室でFーMEGAをして、あたしが10連勝した時だった。
部室のドアを音も無く空け、有希が入ってきた。そして有希はあたし達の心でも読んだのか、いきなり説明を始めた。
「朝比奈みくるの主張はこうだと思われる」
「……………」
「涼宮ハルヒはこの世界における変数、その変数を彼等にとっての正しい数値に調整するのが彼女の役割」
「じゃあ、古泉達の事を悪く言ってたのは何なんだ?」
「朝比奈みくるの理論は古泉一樹の理論とは基盤が異なる。二つの理論は決して相容れない物」
それだと正しい物がサッパリ分からない。古泉はうさん臭いし、みくるは少しぬけてるし……
有希、あんたなら答えを知ってるんじゃないの?すると有希は初めて見せる、そう、伝えたいが伝えるべき言葉が見つからない、そんな表情をした。
(気のせいか、あたしよりキョンに向けられた表情だった気がする)
「たとえ私が真実を伝えたとしてもそれが真実とは限らない」
……………?
「あなた達にとっては」
何とも分かりにくい。ほとんど哲学の世界だ。隣のキョンはどうも思考がフリーズしている。暫く誰も喋らず、動かず、有希は彫刻のようで瞬きすらしていないし、キョンは壊れた電化製品の如くフリーズ、あたしも動き出せず、そのまま永遠に続くかと思ったその時だった。
突然有希がその場に崩れ落ちた。口から血を流している。
「な、長門ッ!」
「敵かッ!」
しかし……一体有希に気付かれずに攻撃とは……何者だ?
To Be Continued・・・
以上、第22話でした
久々に長々として読みにくいです。すいません
サブタイの由来は「死刑執行中脱獄進行中」から 気づいてると思いますけど
次回もまたまたスタンドバトル!お楽しみに!
それでは!
GJした!
ただ、古泉は「キョン」って呼ばないらしいからな…
「アナタ」か、最低でも君づけにしてくれると
>>791の違和感が薄れるんだが
ハルヒのゲームを買うか悩みながら投下
ディアボロの溜息B
おれは今奇妙な出来事をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりは全く理解を超えていたのだが…
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
『本棚が倒れたらディアボロさんが死んで生き返った。』
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何が起こったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
「痛いが、もう慣れた」
そんな事言われても、机についた貴方の血を見ると何も言えない!
「とりあえず明日は皆さん凉宮さんを刺激せず
言うとおりに従い、なおかつ非現実なのを避けましょう」
聞きなれない注意事項だな、結局今回はこれでお開きとなった。やれやれ
古泉はディアボロを機関まで連れていくと言い、二人で例のタクシーに乗り帰っていった。
「なぁ、長門。あいつの正体って分かるか?」
「分からない、調べても彼の痕跡は出てこない」
ハルヒが目をつける人間はどうして変わり者ばかりなのだろう
‥‥って、そういうのを探してるんだったなアイツは
「親友はともかく娘の居場所くらいは把握できないのか?」
「‥‥」
長門は早口で何かしゃべってる例の高速言語か?
何を言ってるのかさっぱり分からない、いつもより長い気がするが
朝倉みたいに手を刃物に変えないだろうな?
言い終わったのか長門は、口を閉じしばらく黙っている。疲れたのか?
「‥‥分からない」
長門の力をもってしても分からないって、あいつ一体何者なんだ?
長門は分からないのが悔しいのか、調べてみると言い一人マンションに帰っていった。
俺は朝比奈さんと一緒に肩を並べて帰ろうとしたが
「ごめんなさい、私もディアボロさんの事を調べないといけませんから、それに二人に悪いですから」
二人?二人って誰の事ですか?
朝比奈さんに聞いても答えてはくれなかった。
仕方なく一人で家路についたこういう時にハルヒの騒がしさがあればいいとアホな事を考えてしまった
俺は少しまいってるのかもしれない、やれやれ。
to be continued...
本当は去年には終わるつもりでしたが、長引いてしまった……orz
関係ないですがこれからは僕の事を「ボスの人」と呼んでください
ボスの過去抹消に長門が対応できないところでニヤニヤしてまった俺ガイル
あんまスレが進んでませんが第23話投下!
第23話 「映画制作中異常発生中 4 」
「な、長門ッ!大丈夫か!?」
キョンが駆け寄る。
「………平気」
どうやら傷は治したようだ。
「有希、敵はどんな奴だ?何体いた?」
「………一体」
「速さは?」
「………そこそこ」
「パワーは?」
「………かなり……ある」
近距離パワー型のスタンドか?だけど姿が見えなかった……飛び道具でも持っているのだろうか。
「!後ろ……敵」
有希に言われ振り向く、が、
「………いないじゃないの…グッ!」
左肩を撃たれる。が、傷は浅い。
「有希!何処だ!」
そう聞くと有希が窓を指差す。
「………?窓の外に敵なんて……オラァッ!」
斜め後ろから飛んできた攻撃を咄嗟に弾き、攻撃の飛んできた場所に駆け寄りのぞく、が、何もいない。
「なぁ……長門……どうなってんだ?」
「……………」
その次の瞬間、机の上の物が蜂の巣にされる。
「ど、何処にいるんだよ!長門ッ!ほんとに敵見えてんのか?」
「………見えない」
どうやらよほど隠れるのが上手いやつらしい。有希ですらてこずっている。と、有希が鉛筆を取り、落ちていた紙に何かを書き始めた。
「………スケッチ?」
数秒後、有希は上手なキョンの似顔絵を書き上げていた。
「………有希……これ、ギャグか?」
「……そう」
大丈夫か?有希?
「………大丈夫……」
「長門がそう言うなら大丈夫じゃねぇのか?」
「何か異常があったら言うのよ?有希?分かった?」
「分からない。あったら言わない」
「……………」
「この状況で……イカれているのか?」
「イカれている」
「………冗談だよな?」
「冗談」
「有希……あんたほんとにあたし達に伝えたい事あるんじゃないの?」
「ない」
「じゃ、ふざけてないで敵を探してくれない?敵の大きさは?」
「探さない。許可は不要、敵は大きい」
「……………」
「……………」
「……………」
話が噛み合わない………さっき攻撃を受けてから有希は何かおかしい。
「有希、あんたは宇宙人よね?」
「違う、私は地球人」
「有希はおお食いよね?」
「私は少食」
「富士山は?」
「海」
「フェラーリは?」
「飛行機」
「猫は何科?」
「イヌ科」
「あなたの水着は?」
「海パン」
「………長門、なんかおかしいぞ?大丈夫か?」
「……大丈夫……」
「有希、口空けて」
有希が口を空ける。と、
「オラァッ!」
有希の口の中にスタンドを突っ込み、引き抜く。
「徐倫ッ!?何やってんだ!?」
「やっぱり……有希の舌にはスタンドがついていた。名前はトーキング・ヘッド。取り付いた相手に嘘を喋らせる能力よ」
「それじゃ、今まで長門が話してた事は………」
「全部嘘よ。敵は何体もの群体型のスタンド、速さはまあまあある方で、大きさは小さい。パワーは弱いけど……群体型は大体そうだから参考にはならないわね。さらにそいつは飛び道具を持っている………オラァッ!」
机を叩き壊す。と、その陰におもちゃの兵隊が現れた。
了解だボス
億泰の人はHPに移ったしイタリアの人は次回作を構想中なんだと取れるから気にならない
気になるのは花京院の人だよな、今日中に書くみたいなこと言ったきり…事故とか心配しちまうわ
あと康一くんの人も
トーキングか? 支援
「こいつがそのスタンド……バッドカンパニーよ」
「………悪い、見えない」
「………はい、カメラ」
と、バッドカンパニーがライフルの一斉射撃を始めた。咄嗟にかがみ、ストーンフリーで弾く。
「アパッチ………!」
有希の声を頼りに後ろ蹴りを繰り出し、そのままバック転で扉の前に逃げる。と、扉が空き、髪の毛を茶色くした好青年が現れた。男が喋り出す。
「トーキングヘッドを切り抜けるのは予想外だったよ……褒めておくよ」
「褒めるんだったら見逃してくれる?」
「そうはいかないよ……君があんまりきつく絞めるもんだから相棒が気絶しちゃったよ」
見るとあたしの手の中にいたはずのトーキングヘッドが消えている。本体が気絶してスタンドを解除したのだろう。
「………だが、君達は僕のこの能力にはかなわない!」
その瞬間、バッドカンパニーが隊列を組み、一斉射撃を始めた。
「オラオラオラァッ!」
「……………」
有希と二人で弾丸を弾くが全ては弾き切れず、数発が命中した。幸いそこまで酷いダメージではない。
「どうしたんだい?逃げるだけか?」
「オラァッ!」
右フックを繰り出すが、腕をかすっただけに終わる。その瞬間、左脇腹に弾丸が当たった。何発も当たったせいでダメージは大きめだ。
「だ、大丈夫か!?徐倫!?」
「なんとかね………」
その時、有希が男の死角から襲いかかる。が、あと少しという所で突如起こった爆発に巻き込まれた。
「地雷……!?」
「話には聞いてたけど……迂闊だった………」
「さて、そろそろ終りにするかな……戦車用意!」
号令と共に数台の戦車が物陰から現れ、あたしとキョンに照準を合わせる。
「オラ……」
ラッシュを繰り出そうとした瞬間、右腕を何発か撃たれる。
「フフフ……これで終わりだ……発射!」
その瞬間、砲台が突如回転し、男に照準を向けた。
「え?なッ!ザニュガアッ!」
「さっきあたしの糸を砲台にくくり付けておいた……気付かなかったかしら?」
男は自分の砲撃をくらい、失神したようだ。
「クッ………」
「お、おい徐倫……大丈夫か?今にも倒れそうだぜ」
そうね、起こしてもらえる?と、言おうとした瞬間、キョンが男にナイフを突き付けられていた。
「動くな……動くとこいつを切る………」
「おい……なんでそんなにあたし達の事狙うんだ?あんたはあたし達に恨みなんてないだろ?」
ハルヒが買っている可能性は多いにあるが、それは無視する。
「頼まれたんだよ……ある組織にお前らを始末したら金を払うってな……死ねッ!」
ナイフが振り下ろされたその瞬間、有希が間に入り、ナイフを掴む。
「て、てめ………」
有希は相変わらずの無表情だが、全身からは凄まじい怒りのオーラが発せられている……気がする。
「は、放しやがグアッ!」
有希が目にも止まらぬ左フックを男の腹に叩き込んだ。
「た、頼む……ゆ、許して……」
「………不可能」
その返事と共に有希の手の中にナイフが現れる。
「お……おい長門!殺すのは………」
その声と同時に有希がナイフを振り下ろし、男の服と髪の毛がきれいさっぱり無くなっていた。
「ヒ、ヒイイイィィィィ!」
男はマヌケな声をあげながら走り去っていく。
「プ……アハハハハハハハ!」
「長門……お前……結構笑いのセンスあるぞ」
「……………」
そしてひとしきり笑った後、
「奴から組織について聞くの忘れてた………」
「……………」
To Be Continued・・・
以上、第23話でした。
長門がパニックおこしたらこんな感じかな、というのを見たくて書きました。
最近ハルヒと承太郎の出番が全然ない……こんなはずじゃあなかったんだけどな
それでは!
ボスの人乙そしてGJでした
うむむ、過去を消していたことが、今になって
ディアボロに困難を与えるとは、なんだか悲しいですね
アメリカの人乙そしてGJでした
トーキングヘッドの使い方が上手いですなあ
面白すぎて困る。
しかし、俺の好きな亜空の瘴気様は能力が強すぎて話には出て来そうに無いのが残念
>>810 最近では、"過去"に"触れる"と罪を背負わされたりするぞ・・・グリズリー怖すぎ
アヌビス神は原作と同じ要領で出てきそうで怖ぇ
キョンやみくるあたりが偶然拾ったりするのはありそうだ
原作同様一度は倒すが、その後兄貴が触ってしまいキッスで増やして無理矢理二刀流と思ったが
元に戻したら爆発しちまうから無理かw
スタンドは分裂しないだろw
まあそこらへんも創作するのが醍醐味だけどな
>>814 ハルピパワー使えばなんでも筋通すことできるぜ
817 :
ボスの人:2008/01/19(土) 21:51:33 ID:???
ディアボロは、アホでヘタレで死んでなんぼだと思います
そんな歪んだ思考で投下!
818 :
ボスの人:2008/01/19(土) 21:52:03 ID:???
ディアボロの溜息C
学校にはこっそり侵入し、放課後になるまでずっと部室で待機しなければならない
幸いここには本が山ほどあるから退屈にはならないだろ。
部室棟だから人も少なくトイレに行くのも苦労はない
万が一見つかった場合はスポンサー提供者と言えばすむとハルヒが言っていたので、そうしよう。
まぁ、古泉計画では長門がどうにかするらしい
スタンドがあれば‥‥そもそもスタンドはなぜ無くなった?
いや、無くなってるわけではなく現れないのか?
でも出し方は分かるしスタンドが引きこもりだとは考えにくい
ずっと出してなかったから勘が鈍ったか?ちょっと練習してみるか
「キングクリムゾン!」
出ない。気合いが足りないのか?
「キングクリムゾン!」
やっぱり無くしたのか?くそっ、こうなったら一番気合いのはいるやつを!
「帝王はこのディアボロだぁーっ!」
ガチャ。
キョンが入ってきた。時が止まったみたいに静かになる
「いや‥‥俺忘れてた教科書とりにきただけだから、うん。じゃあ‥‥なんかスマンかった」
ノックぐらいしろーぉ!恥ずかしさのあまりパソコンを叩くと電気が走った
ディアボロ感電死。
819 :
ボスの人:2008/01/19(土) 21:54:01 ID:???
昼休みになり、やる事もなくなった。
もう来ないだろう今度はポーズでもとろうか?
上着を脱いだ仕草をしてみるが出てくる気配はない、
元々着てないしな今度はつま先立ちで座ったポーズをとり頭に両手をあててみる。
キツい体勢だな体が震えてしまう。すると朝比奈が現れた
「あ、あのぅ。お弁当作ってきたんですけどここに置いときますね。すみませんでした!」
リゾットの変質者がぁ!そりゃあ、あんなポーズとってたら泣きたくなるわ!
足に限界がたち、思わず滑らしてしまった。その拍子に頭を強く打ち付けた。
ディアボロ出血死
さてと弁当も食い終わったし、よく考えるんだ。
よぉーく俺がスタンド能力を得たのは矢に射たれたのが原因だ。
でも、ここには無い、代わりの物を代用しても意味がないだろう。
矢が原因ではなく死ぬ感触か?それは無いな、実際死ぬことをくり返したんだ。もしそうならパワーアップしてるぞ
「なるほど。では、やはり矢が原因ですね」
いつの間にか古泉が傍にいた。何で知ってる?まさか心を読んだのか!?
「いえ、口にだしていました。
今度から気をつけてくださいね。調子を見に来て良かったですよ。でわ」
一人言を聞かれるとは思いもしなかった。てか、口に出していたとは、前からは考えられないな
にしてもさっきから恥ずかしい姿ばかり見られている気がするもう恥じも何もない
今までやろうと思ってもやらずじまいだった例の練習でもするか…やってやる!
820 :
ボスの人:2008/01/19(土) 21:57:20 ID:???
「俺は‥‥お前等にあや‥‥!」
長門が無表情で現れ、いつもの席についた。
本当に来るな!とゆうかつっこめよ!無言は辛いんだよ!くそっ!くそっ!
俺が四つん這いの格好で頭を項垂れ、片手で地面を叩いてる間も
長門は確認するように本をめくっている。
惨めだ‥‥。
「これ」
声のした方を向くと、長門が本を持って俺に差し出していた。
ここにある他の本と比べて随分薄く小さい本だ。
題名は……悪魔のいる天国?色々と矛盾しているぞ
「読んで」
長門はそれだけ言うと、また元の位置に戻り読書を続けた。
読んだ事もない本だが何なんだ一体?
すると朝比奈が入ってきて着替えるから出ていって欲しいとのこと。
頼むから涙声で震えて言わないでくれ、確かに恐怖を与えていた俺だが、こんな恐怖は望んでいない
大人しく部室から出ると古泉とキョンが半笑いでいる。
ハルヒに見られないだけマシなんだろうな、俺は無理矢理そう納得し深いため息を吐いた。
to be continued...
821 :
ボスの人:2008/01/19(土) 22:02:15 ID:???
帝王orzが書けて満足です。
そして、ディアボロはやっぱりこんなポジション
ボスの人ーッ
GJ!
乙でした!帝王恥ずかしすぎw
なんでリゾットのポーズなんだよw
乙そしてGJ
何というカワイソウ(色んな意味で)なボス
よりにもよってリゾットのポーズwww
これは間違いなく朝比奈さん泣く
GJ!
ボスの人GJ!
ボスの練習のタイミングの悪さに全俺が吹いたw
隼人が成長してスタンド手に入れたっていう設定で書くのってアリ?
>>826 結局のところ、面白ければなんでもおkだと思うよ
個人的にはイタリアで波紋か回転の修行でもしてくるほうが似合ってると思ってるけど
いま波紋はないだろw 敵まで考えてくれるんなら面白そうではあるが隼人の必要ないな
とりあえずジョジョ分とハルヒ分入ってさえすれば何でもアリアリ
川尻早人、彼は県立北高校でキョンという愛称で親しまれていた……とか駄目だろーなー
830 :
マロン名無しさん:2008/01/20(日) 22:40:32 ID:Qs3PZVLS
「紹介するわ、マイク・Oさんよ」
「それでここはどういう事をする世界だ?」
「だから宇宙人達と遊んだりするのよ!」
「そんな事できるわけがない世界だ」
「さっきから世界世界ってうるさいのよ!」
第24話投下です!
シンプルだな
第24話 「クラウドベリージャム 1」
『徐倫達昨日は大変だったみたいだな』
「……………」
『長門も襲われたらしいぜ』
「……………」
『アナスイ……人の話聞いてんのか?』
「……徐……愛……」
『……………』
「あの………?アナスイ君………?」
『あーほっとけほっとけ』
「アナスイ君……何があったんですか?」
「……徐倫……昨日襲われた事……俺に何も話してくれなかったんだ………」
「……………」
放課後、映画撮影が終わり、俺とエルメェスと朝比奈、キョンと古泉は部室にいた。キョンと古泉は部室の隅でトランプをしている。二人トランプなんてよく飽きねーな。
『アナスイ、徐倫はお前に心配かけたくなかったんだよ(絶対違うけどな)』
「ふ……慰めはいいぜ、俺なんかじゃ徐倫は守れないって事さ」
「そ、そんなこと無いですよ!わたしはアナスイ君によく守ってもらってますし!」
俺が守りたいのは徐倫なんだがそんな事を言ったら朝比奈は傷付くだろう。俺にだってそれぐらいの優しさはある。
「……はぁ……俺さ……最近徐倫に全然いい所見せれてないよな………」
「そんなことないです!わたし……アナスイ君は凄くカッコいいと思ってます!」
「お世辞はいいよ………あ、そこのアイスパック取ってくれ」
『こりゃ駄目だな……相当参ってやがる………』
その異変に俺達が気が付いたのは、数分後の事だった。
「なぁ……古泉ィ……お前さん……早く次の決めてくれんしゃいのぉ………」
「そんなこと言われても……わしゃ囲碁がやりてぇけんのぉ………」
「………キ、キョン君?古泉君?」
どうした?朝比奈?
「キョン君達の様子が……なんていうかお爺さんになってるような………」
『おいおい……大丈夫か?キョン?』
「………あ?」
『聞こえてんのか?』
「あー隣の河野さんに回覧板届けろ?誰だぁ?河野さんて?」
『………こ、古泉?』
「なんじゃいの?………なんか……腰が変になってるの………」
『こ、こいつら………』
「年をとっている……スタンド攻撃だッ!」
「こ、こんなスタンドがいるんですか……あ!ならあたし達も………」
「このスタンドはグレイトフルデッドっていうスタンドだ。情報によると体温に反応して効果が変わる。こういうアイスパックとかで体を冷やしとけば安全だ」
「……そうですか。良かった」
『冷蔵庫の中にアイスパックがあったぜ!ほらこいつだ!』
エルメェスが朝比奈と自分の分を取る。そして残りをキョンと古泉に渡そうとした時だった。壁を通り抜けて一人の女が現れた。
「フーン……体が老化し始めた時は焦ったけどぉ、ナーンダ冷やせばいいのね?」
現れた女は身長は160後半、金色に染めた肩までの髪にパーマをかけている。服は制服で、肩に赤いコートをマントのようにかけている。
『て、てめぇスタンド使いか!?』
「悪いけどぉ英語分かんないのー」
ギャルみてーな奴……というかギャルだな。金髪似合ってないぜ。
「ふーん……あんたみたいなウザイロン毛に言われたくないわね、あたしは館山優衣、あんた達を倒しにきた刺客って奴よ。かっこよくない?」
話しているとイライラしてくる。とっとと倒しちまおう。
「ダイバーダウンッ!」
が、女は壁の中に消えた。
『なッ!?こ、こいつ……物体を通過する能力か!?』
「エルメェスさん!後ろです!」
『ウオシャアアア!』
次々とパンチを繰り出すが、再び壁の中に逃げられる。
「アハハッ!無駄よ無駄ァ!あなた達は壁の中に攻撃できるの?」
「お前……俺達の事ちゃんと勉強したのか?ダイバーダウンッ!」
壁の中に潜行させ、中にいる館山を攻撃する。が、
『……お、おかしい……い、いない!?』
『なんかの間違いじゃねーのか?よく探せよ』
『俺のダイバーダウンをバカにしてんのか?いないんだ………』
「アナスイ君危ない!」
朝比奈が叫ぶと同時に俺を突き飛ばす。と、敵スタンドの腕が空を切った。
慌てて後ろを振り向くといつの間にか館山がスタンドと共に立っている。
スタンドは人型で、見た感じは紫がかったゼリー状で、関節部分はパットのような物に覆われており、顔に目や鼻はなく、のっぺらぼうだ。
「……スライムみてーで気持ち悪いスタンドだな」
「言わないでくれるぅー?結構気にしてんのよー」
『ザ・キッスッ!』
エルメェスが後ろから忍び寄り、攻撃を仕掛ける。
「あら?あなたさっきより遅くなってるわよ」
『……クッ!老化が少しだが進んでんのか?』
「氷だけじゃ老化は防ぎきれねぇ!二手に分かれて一旦逃げるぞ!」
そう叫ぶと俺は朝比奈を掴み、窓へ、エルメェスはドアへと向かう。
「ア、アナスイ君ッ!こ、こんな所から飛び下りたら………」
「心配すんな!掴まってろ!ダイバーダウンッ!」
壁に潜行させ、そのまま隣の校舎まで壁伝いに動く。
「……あっ、そ。あんたは逃がしてあげるわ……エルメェス!あんたは逃がさないけどねッ!クラウドベリージャムッ!」
そう叫んだ途端、館山の脇腹にペンが突き刺さる。
「え……なッ!?」
『さっきのパンチの時、シールで二つにしたペンを入れておいた……二つが元に戻れば突き刺さるようにな……この隙に逃げるぜ!』
エルメェスが逃げ出したのを見てから隣の校舎に入った俺の前にいきなりスタンドが現れた。
「アナスイ君ッ!」
「……ついてねーな……よりによってグレイトフルデッドの前とはな………」
To Be Continued・・・
以上、第24話でした。
書くことがねぇ………後書きに………
それでは!
新スタンド『クラウドベリージャム』!そして理解不能のその能力!!
次回、その真の能力が明らかに!!・・・なるのかな?
とにかくアメリカの人乙&GJ!!
駄目だwww
ギルティのジャムしかでてこねぇwww
乙!
ジャムと聞いたら天上天下唯我独尊
>>838 お前某スレに誤爆してただろwww
全く同感だが。
なんと…秋子さん…
ギルティキャラも元ネタが洋楽だからなw
たまたま億泰の人のサイト見たら今日で1周年だった
最近見付けて読みすすんでいるところだが
星型のアザとか共通点さがしや
双方のキャラの特徴を出したかけあいなどが上手いなぁ。
この先、未読分だけでも数十話あるのが嬉しい。
作者の方々に感謝。
第25話投下ァ!投下ァ!
第25話 「クラウドベリージャム 2」
「ほぉ……お前……これが見えるのか?」
声のした方を振り向くと、黒い髪をスポーツ刈りにした体育会系の男子がいた。
「ならよ……俺と戦ってくれるか?」
「ダイバーダウンッ!」
右の突き、が、かわされる。左の鉤爪が迫ってきたのを後転でかわすと左の蹴りを放つ、が、
グレイトフルデッドの左腕でガードされ、右腕で掴まれかけたのを左の手刀で払い、後ろに逃げる。
「なかなかやるじゃねぇか」
お前みたいなのとは年季が違うんだよ。
「………?お前……どういう事だ?」
「俺のスタンドは生まれつきって事だ」
「そうかい……クラエッ!」
右のフックから左のアッパー、かわすが、辛うじてといった所だ。老化が段々進行して動きが鈍くなっている。
「マズいな……このままだと………」
『ウオシャアッ!』
その時、扉をぶち壊してエルメェスが現れた。
「2対1か……ここは退くか………」
「逃がすなッ!エルメェス!」
そう叫び、廊下に飛び出た瞬間、
「あたしの事シカト?気を付けないと後ろとられるわよ」
ま、まずい!
『ザ・キッスッ!』
エルメェスが左フックから右ジャブ、敵がかわして繰り出した左のアッパーを見事なステップでかわす。
『エルメェス!さっきの野郎が戻ってきたぞッ!』
『挟み撃ちか……クソッ!』
前門の虎、後門の狼っていうのはこういう状況を言うんだろうな。そんな事を考えながら朝比奈を囲む形でエルメェスと背中合わせになる。
「……あらら……あんたらもツイてないわね……スタンド使い二人に挟み撃ちにあうなんてそんなできる経験じゃないわよ〜〜〜」
『ウオシャアッ!』
エルメェスが館山にパンチを浴びせるが、壁の中に館山が消える。
『ま、また消えやがったぞッ!』
クソッ……様子を見る限りでは物体を通過する能力にしか見えないが、こいつの能力にはそれ以上の“何か”を感じる。と、体育会系の男が迫ってきた。
「くらいやがれッ!」
左フックから右のアッパー、さらにジャブから手の形を生かして引っ掻いてくる。
それ程素早いスタンドではないが、老化が少しづつだが進んでいるせいで相対的にスピードは上がってきている。
「エルメェス!長期戦になると不利だ!二人がかりでとっとと決めるぞ!」
「そうはさせないわ」
いきなり後ろに現れた館山にエルメェスが関節を決められる。
『て、てめぇッ!何処から!?』
「英語分かんないって言ってんじゃん」
「ダイバー………」
「くらいなッ!」
男が後ろから攻撃してくるのを咄嗟にかわす。エルメェスもスタンドで館山の腕にパンチを繰り出すが、あと少しの所で届かない。
「………くそ………」
「トドメだぜ……くらいなッ!」
そう叫ぶと男が腕を掴んでくる。かわそうとしたが、手を掴まれる。
「勝ったッ!直をくらいやがれッ!」
「そうか……直か……そりゃあいい……これで勝ちだぜ」
「………は?何言ってん……な!?こ、この腕は!?」
『そいつはさっきあたしがシールを貼った館山の腕だ……アナスイッ!シールを剥がせ!』
シールを剥がすと男が館山の元へ飛ばされる。
「グアッ!」
エルメェスのシールの能力で腕に傷を負った館山は、エルメェスへの関節技を解いた。と、同時にグレイトフルデッドの直をくらう。
「そおおおををををヲンなアアアァァ……あたしが……お婆さん……に……………」
『へっ!ざまぁみやがれッ!』
『エルメェス!まだあいつが残ってるぜぇッ!』
「………ま、予定が変わったがよ……お前らを倒して俺は強いって事分からしてやるぜ!」
そう言うと男は次々と攻撃を繰り出す。普通なら2対1で有利なはずだが、さっきまで動きまわっていたせいで老化がかなり進んでいる。
かわすので精一杯で、少しずつ追い詰められている。
「ア、アナスイ君………」
「朝比奈……悪いがちょっとの間奴を引きつけてくれるか?」
「………え?」
「奴を倒す方法があるんだ……だが普通にやったんじゃ目立ちすぎる……2秒でいい、頼めるか?」
こんな事を頼むのはもちろん無謀すぎる。多分引き受けないだろうと思っていた時、
「………やります……やらせてください!わたし、アナスイ君達の役に立ちたいんです!」
「朝比奈………それじゃ頼んだぜ!」
「はい!」
目的の場所である物理準備室にたどり着いたのとほぼ同時に男が俺達に追いついた。
「……まだこっちには気付いていないみたいだな……朝比奈、奴の注意を一瞬このドアから逸してくれ」
「………はい」
朝比奈が飛び出し、男に言う。
「お……鬼さん……手のなるほうへ!」
「……………」
男が固まる。
「……何がしたいんだ?お前?」
「………えと……その………」
「朝比奈!こっちだ!」
準備が終わったのを確認し、朝比奈を呼ぶ。と、朝比奈が走り出す。
「逃がすかッ!」
男が迫るが捕まりかけた瞬間、突然男が転んだ。
「さっき……ペンを転がしておきました……ごめんなさい………」
あの状況にしてはなかなか冴えた判断だ。やってきた朝比奈を部屋の中に引っ張り込み、扉を閉める。が、少しもしないうちに男が扉を開けた。
「小細工を……絶対にぶっ倒しナパギニャアッ!」
と、ヘンテコな叫び声と共に男がドアとドアに挟まれた。
『あたしのキッスで二つにした扉をダイバーダウンで罠にした……触れたらネズミ取りみてーに挟まれるようにな……
って聞いてないか、老化もひいてきたみてーだしな』
「そうね、老化がひいて助かったわ………」
と、後ろから女の声がした。声とは逆の方向に飛びながら振り向くと、倒したはずの館山がいた。
「老化くらったときには焦ったけどぉ、ギリギリ生きてたのよ。あんたらがそいつ倒してくれたおかげで助かったってわけ。続き……始めよっか………」
To Be Continued・・・
以上、第25話でした
もうちょっと続きます……投下は来週ぐらいかな
それでは!
>アメリカの人
二重のGJ!!
次の投下が待ち遠しいッ
一人倒したと思ったら、もう一人が復活している・・・・・・
どうでもいいが、アズテック・カメラで能力を獲得した奴らはどうして組織の一員になってるんだ?
古泉みたく、「何と無くそうしなければ」と把握したのかね
『ザ・ニュー館山!!』<煽り文句
洗脳のスタンド使いがいるのかも・・。
もしかしてヘヴンズd(ry
DIOさま級のカリスマがあればスタンド使いの30人やそこらくらいはわけないはず
きっとデコよく調べたら肉の芽が埋まってるんだよ
856 :
ボスの人:2008/01/27(日) 03:00:03 ID:???
誕生日ですので大目にみてください
そんな趣味丸出しを投下!
857 :
ボスの人:2008/01/27(日) 03:01:59 ID:???
ディアボロの動揺@
朝ハルヒは遅れてきた。
二時限目の休み時間に来ると何も言わずに机につっぷし寝はじめた。
徹夜で考えてたのかコイツは?そういう活力を他に向けられんのかね?
昼休みまでハルヒはずっと寝っぱなしだった。しかし俺が飯を食べようとするとハルヒは起き上がり
俺の首ねっこを掴むと廊下に連れだし、ズンズン進む‥‥あの俺弁当食べたいんですが
「今から行くところで食べなさい!あたしもそこで食べるから!」
ハルヒはコンビニで買ったと思われる焼きそばパンを俺に突きつけた。準備万端かよ。
電車にゆられ日曜日に来た公園にたどりつく。
ハルヒはベンチに座り、俺はその隣に座った。
ラブコメっぽいが隣がこいつだと、スクールデイズ的な展開になりそうで怖い。
恋愛関係にはなりえないが文句言うとハルヒから斧で‥‥いや、あれは誠だ。俺なら大丈夫きっと言葉を‥‥
「ねぇ、キョン」
「はい?何でしょうか?」
「‥‥?。なに敬語使ってんのよ。気持ち悪いわね。
まぁ、それより昨日ここでディアボロがオヤジ狩りにあってたのよ」
今時?そんな事しないで就職先見つけろよな
「本当なのか?オヤジ狩りって?」
858 :
ボスの人:2008/01/27(日) 03:03:09 ID:???
「散歩してたら偶然見つけてね。尋常じゃない様子で襲いかかってたわ。一人はナイフを持ってたしね」
「な、ナイフ!?ちょ、それ大丈夫だったのか?」
「もちろん止めに入ったわよ!怪我する前で良かったわ」
「そうか」
俺は安堵のため息をついた。でも一回‥‥いや何回かは死んだかもしれない
でもそしたら地面に血がついてるハズだしな、
辺りを見回すとやけに紅葉がちれている場所があった。紅葉の中には緑がまだ混じっていた。
そうか、やはり死んだのか量からして一回じゃないなハルヒは紅葉と思い込んで血には気付かなかったのか
紅葉か……、修学旅行の季節かどうりで学生が多いわけだ。
しばらく黙り込んで飯を食べていると、オカッパ頭をした男がうろうろしている。
変わった髪型だな、服もオタマジャクシ柄のスーツという奇抜なセンスだ
すると男は俺達の存在に気付きこちらに向かってきた
「少し聞きたい事があるんだがいいか?」
見た目は二十前後なのに、随分貫禄のある声だ。
「イタリアで国語の教師をしているんだが、今日は修学旅行でここに来たんだ。
それで右も左もさっぱりで……うまいピッツァ店も知らない、もし良かったら教えてくれないか?」
てっきりプロの囲碁師かと思ったよ。
いや、さしたる意味はない変な毒電波を受信したようだ。忘れてくれ!
にしてもピッツァ店か知らないな……
859 :
ボスの人:2008/01/27(日) 03:04:56 ID:???
「それなら、ここの公園を出た所にアブドゥル占いの館があるから、そこを右に曲がって……」
ハルヒは立ち上がり指で東口を指すと丁寧に道を教えた。意外に地理に詳しいな
「ディモールト・グラッツエ!」
「いいのよ。別に、それより髪の毛が毒キノコ色して網シャツを着ている変な男を知らない?」
ハルヒも変だとは思っていたのか、
まずディアボロさんを知っているか聞いてから娘さんを聞くみたいだ。
オカッパの男は考える仕草をすると、首を横にふった
「すまないが知らないな、そいつはイタリア人なのか?」
「えぇ、そうよ」
「うちの生徒で知っている奴が居るかもしれないな
……明日ここら辺を観光する時にでも聞いてくれて構わない」
「いいの?」
「教えてくれたお礼だ。アリーヴェデルチ」
男はそう言うと爽やかに去っていった。うーん紳士だ。
ハルヒはガッツポーズをとると楽しそうに笑った。
「昨日ニュースでイタリアの人達が修学旅行に来てるって言うから公園で見張ってよかったわ!明日も見張りよ!」
それで公園で弁当タイムか
そのせいで午後の授業は完全にサボりになってしまった。やれやれ
to be continued...
860 :
ボスの人:2008/01/27(日) 03:09:00 ID:???
母親と喧嘩した後、ニコで作業BGMを聞きながら投下。
寂しい誕生日だぜ。さてこれからゲームの購入相談スレにでも行くか
恋人?そんなのが居る奴は負け組みですよ
アリーヴェデルチ
誰かボスの人にプレゼント用意してあげてー
俺の処女でよかったら
ここでブチャかよ・・・まったくよそうのつかない展開だ
ブチャラティ生きてるってことは一巡したのか。それでもなお鳴り止まぬ鎮魂歌・・・
ちょww国語の教師wwwwGJ
これはいい設定だwwww
>うちの生徒で知っている奴が居るかもしれないな
ひょっとして汐華君とかナランチャ君とかトリッシュさんとかだろうか
小学校低学年の担任だったらお口にチャックが出来るのにw
うおお予想外の展開だ!
ここでブチャラティかよ!ここでブチャラティかよ!
ていうか生徒って誰だ、ド低脳か。
そして、占い師がア『ブ』ドゥルならきっと一巡後
だって、魔術師の赤の人はア『ヴ』ドゥルだもの!
セッコはまず居るんじゃないか。それとアブだからどうとか無意味だぜ
>>868 高校生だろうと私語する生徒に迷わずやるんじゃないか。チョーク投げの代わりにズームパンチしたり
ボスさんGJ!んじゃ第26話投下ァ!
第26話 「クラウドベリージャム 3」
館山はそう言うと再び壁の中に消えた。
『クソッ!野郎ッ!一体どんな能力なんだ?』
『エルメェス、全然分からないわけじゃない。奴はどうやら隠れたまま攻撃するのは不可能なようだ。出てきた瞬間なら倒せるかもしれねぇ』
その次の瞬間、エルメェスの首筋に手刀が襲いかかる。エルメェスは咄嗟にまわし蹴りを放ち、腕を掴もうとするが、逃げられる。
「ふふふ……私は捕まらないわ……あんた達みたいなトンマには一生ね〜〜〜」
壁の中から声が聞こえるが、何処にいるかはまるで分からない。
『チクショオッ!奴はこの壁の向こうじゃねぇのか?』
いや、有り得ねえ。いたらとっくに俺のダイバーダウンが見つけてるハズだ。
「あ……じゃあ、壁の中なんじゃあ………」
「ソフトマシーンみたいな体を薄くしたりするスタンドなら……やっぱり俺のダイバーダウンで潜行したときに見つけてるハズだ………
こいつはそれ以上の能力だ………」
『じゃあどうしろって言うんだよ!』
………まさか………
「ダイバーダウンッ!」
再び館山が消えた場所にダイバーダウンを潜行させる。
「………少し違和感があったんだ……この壁、普通の壁じゃない………」
「あの……一体……」
「こいつは隠れているんじゃない……壁そのものになっているんだ!」
『………ハ?』
「多分こいつのスタンドは自分を物体とかに溶け込ませる……ようは壁そのものになる。だからダイバーダウンで調べても分からなかったんだ」
「あーらら……バレちゃった……つまんなーいの。……ま、でもあんた達の攻撃なんて当たらないけどぉ」
『へっ……壁になってんならよ……壁壊せばダメージなんじゃねぇのか?ザ・キッス!』
エルメェスが壁をぶち壊す。が、その瞬間、館山がエルメェスの背後に現れた。
「ザ〜ンネン、壁はあくまでも壁、あたしじゃあないのよぉ?わかるぅ〜〜〜?」
エルメェスは離れようとするが、館山の方が一瞬早く、エルメェスを掴む。
「お〜しお〜きタ〜イム!」
右のフックから左のアッパーカット、エルメェスは必死で防ぐが、次の瞬間、顔を抱えてうずくまった。
「目潰しってやつよ。あんまなめないでくれるぅ〜〜〜?」
「ダイバーダウンッ!」
物陰に潜行させていたダイバーダウンで奇襲を仕掛けるが、かわされ、机に溶け込まれる。
「ばっかじゃない?奇襲なんて通じないってーの」
館山の声が響く。
「いい加減飽きてきたのよねー。そろそろトドメ刺させてもらうわよ?」
館山はそう言って机から現れ、本棚に溶け込む。
「ア、アナスイ君………」
「下がってろ……朝比奈………」
すると館山が再び移動した。
「クラエッ!ダイバーダウンッ!」
移動したと思われる方向を攻撃する。が、館山が背後に現れた。
「あーザ〜ンネン。それはあたしじゃなくてさっき拾っといた本よ。見間違えるなんて馬鹿じゃない?それじゃね」
「いいや……これでいいんだ……この至近距離がな……」
振り返ると落ちていた実験用の鉄棒を使って作った槍を投げる。
「ふーん……この距離ならかわせない……そう考えたの?無駄よ。こうやって槍に体を溶け込ませれば………」
「あぁ、だからいいんだぜ………」
「ハ?何言ってんの?………え?ま、窓?」
「さっき開けておいた……そのまま外へ飛んできな」
「し、しまっ……か、解除ッ!……あ……落ちてくうううぅぅぅ〜〜〜…………」
ベチッ、という鈍い音と共にマヌケな悲鳴が消えた。
「……生きてるんでしょうか………」
『つ……ぅ……さあな、運がよけりゃあな』
そんな話をしていると、俺はある大切な事を思い出した。
「涼宮……この騒ぎに巻き込まれてないよな………」
グレイトフルデッドが広域老化を学校の中でした。涼宮が巻き込まれる可能性は大だ。
「安心しろ……涼宮ハルヒは幸い校外にいた」
『じょ、承太郎さん!いつの間に!』
「揉み消し工作は長門とSPW財団が今おこなっている………」
「……良かった……」
ちなみに、この時の工作費が後々俺に押しつけられるのだが………俺はこの時、その事を知らなかった………。
館山 優衣 全身打撲により再起不能
ナルシソ・アナスイ 借金がいつの間にか膨らんだ
To Be Continued・・・
見ても見なくてもいい履歴書
名前 館山 優衣
17歳 AB型 8月18日
好きな食べ物 菓子全般、うどん 嫌いな食べ物 魚、キノコ
好きな俳優 リチャード・ギア
性格 チャラチャラした今時のギャル。どんなに追い詰められてもなんとかなると思っている楽天的な性格
クラウドベリージャム
パワー B スピード A 持続力 B
射程距離 E 精密動作性 C 成長性 D
能力 物質に溶け込む能力。溶け込んでいる間は攻撃を食らわないが、攻撃のさいは姿を出さなければならない。
以上、第26話でした。
ちょっと無理矢理な能力と勝ち方です………すいません
次回投下まで少し間が空きそうです
それでは!
バカヤロウ!!
飛んでく時は「にゃにぃいい〜〜〜!!」だろうがッツ!!!
878 :
ボスの人:2008/01/31(木) 03:01:57 ID:???
アメリカの人GJ!
皆さんのコメが一番の誕生日プレゼントです(つ∀`)グス
あの後、5時までなるたる見てました。鬼の可愛さに興奮しながら投下!
879 :
ボスの人:2008/01/31(木) 03:02:54 ID:???
ディアボロの動揺@
古泉とキョンと俺の三人で朝比奈みくるが着替えが終わるのを待つハメとなった
二人のひややかな視線が気になる。二人を睨むと笑いを我慢した様子で、目線をずらした。
イライラし気持ちを落ち着けるために長門から借りた本を読もうとページを開く
……長門にしては珍しく日本語で書かれていた
「もういいですよぉ〜」
かくれんぼしてるみたいに朝比奈が声をかけた。
キョンがドアを開けると長門は微動たにせず、メイド姿の朝比奈がお茶の準備をしていた。
日本の学校は最近こんなのなのか?文化の違いか?
それとも長く普通の日常に関わってなかっただけで徐々に変わり、これが普通になっただけか?
まぁ、あの日から何日たったかは分からないが……そのうち今時の若者は、とか言い出すんだろうか?
そうなったらすっかり頑固親父だな、俺は真面目に考え朝比奈が注いだ茶を渋そうな顔で飲んだ。
やはり紅茶やコーヒーの方が上手い
「お、おいしくなかったですか?」
「あぁ、まずい」
俺がそう言うと、朝比奈は目にいっぱい涙をためた。
そしてキョンが俺を睨む、俺は正直な感想を言ったまでだ。
ここで上手い!なんて言ってみろ毎日苦いお茶のフルコースだ!
880 :
ボスの人:2008/01/31(木) 03:03:53 ID:???
「ディアボロさんはイタリア人なので、緑茶があわないだけですよ」
古泉はそう言って微笑んだ
俺の組織には、あんな風に笑って相手を騙す奴が居なかったなきっとこんな奴が必要なんだろう。
二人は結局それで言いくるめられた。それでもキョンは不満げだったがな
その時まるでドアをぶち破ったかのような豪快な音が聞こえた。
ハルヒが勢いよくドアを開けたせいだ。
「ディアボロ!明日は朝一番に公園に行くわよ!」
ハルヒは向日葵のように笑い、朝比奈が入れた茶をイッキ飲みする
「今日イタリアから来た教師に会ってね。
修学旅行の引率してるみたいなの、そのわりには道に迷ってたけどね」
ハルヒは一旦咳をすると、間をあけた。
「それで明日は生徒達と一緒に公園に行くみたいだから、その生徒達に知ってるかどうか聞きましょう!」
昨日はしゃいで話していた案とは大違いだ。実に現実的。
まぁ、それでも見つかる可能性はかなり低い。
でも古泉はハルヒのこの案に大手をふって賛成している
「じゃあ、明日はあたしとディアボロは朝から行くからね。それとキョンも」
ついでのように指名されたキョンは大声で反対したが、もののみごとに無視され
結局学校をサボって行く事になった。いいのかよ
881 :
ボスの人:2008/01/31(木) 03:04:20 ID:???
「あんなつまんない授業受けてるより、
人探しした方がディアボロの為、あたしの為になるわよ!」
俺は分かるが、なぜそこでお前の名前が出てくる?
しかし、ハルヒは俺の意見も無視すると集合時間と制服で行く事を告げ部屋から出ていった。
なんでも明日の準備で忙しいからとの事。そして最後にこう告げた
「来ないと明日死刑だからね!」
いつも死刑状態だから、さして気にはしないが
サボって単位が危なくなったらどうしようと、真剣に悩んでいるキョンを見て
流石に自分のために来てくるのに、自分が行かないわけにはいかないだろう
俺はそう考え長門から借りた本を読み進めていく、
題名が『殺人者さま』から『ゆきとどいた生活』に変わる間のページに栞が挟まれていた。
まるで機械で書かれたかのように文字が書いてある。
『部活が終わったら光陽園駅前公園に来て』
to be continued...
882 :
ボスの人:2008/01/31(木) 03:08:28 ID:???
以上、ディアボロの動揺Aでし……たぁあああぁ!?
すみません、また題名間違えてしまいましたorz
あとアヴドゥルの名前も間違えていました。申し訳ありません
リゾットのポーズ1時間してきます
1
↓
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ 言っておくけど俺はイケテル男だよ。
( 人____) 多分、俺に実際に会ったら、君らは俺を
|ミ/ ー◎-◎-) オタクとは思わないだろうね。
(6 (_ _) ) 俺の友人はけっこうワル入ってる奴ばっかりだし、
_| ∴ ノ 3 ノ 俺もちょっとワルっぽいかもな。
(__/\_____ノ 髪はロン毛だけど、前髪だけ茶色にしてる。
/ ( || || 服は、最近流行のファッションとは一味
[]__| |ラブひな ヽ 違ってて、独自のスタイルを作ってるぜ!
|[] |__|__ ___) まあ、周りに流されてるだけの馬鹿が
\_(__)三三三[□]三) してるファッションではないわけだ。
/(_)\::::::::::::::::::::::::::| サングラスかけて街あるってると、
|よどばし|::::::::/::::::::/ 友人に、悪党って良く言われるしな。
(_____):::::/::::::::/ アメリカの不良みたいな感じだ。
(___[]_[] ロック系とも言うかな?
884 :
マロン名無しさん:2008/01/31(木) 16:42:29 ID:H00faDMf
アメリカの人Gj!
オリジナルスタンドの能力にセンスを感じる!
ところで下がりすぎなのでage
885 :
マロン名無しさん:2008/02/02(土) 14:41:40 ID:8tbWxHt6
キングクリムゾン!
そしてボスの人&アメリカの人GJ
886 :
ボスの人:2008/02/04(月) 23:39:47 ID:???
ふと気づきました。
ジョジョで好きになった奴は皆死んでいることに
そんな悲しい気持ちで投下
887 :
ボスの人:2008/02/04(月) 23:41:16 ID:???
ディアボロの動揺B
なんてこった!人探しのために明日は丸々サボりかよ!
いや、きっと見つからなくて遅刻して学校に行けるかもしれない
俺だって本当は面倒だから学校なんか行きたくないが、
点数がたりなく補習を受けるのはごめんだ。ハルヒはそんな心配ないだろうがよ
「でも、凉宮さんの事ですからきっと見つけるでしょうね」
ディアボロさんには悪いがそれはかなりの面倒事だ。
でも、見つかったら人探しは終わりで、しばらくは平穏な日々になるだろうな
「ところで、ディアボロさんの娘と親友の特徴を教えてくれませんか?」
古泉に聞かれ、ディアボロは読んでいた本を閉じた。
「娘の名前はトリッシュ。
前髪がふくらんでいて量のあるショートヘアー。
性格は……よくは知らない、きっとハルヒに似ていると思う」
それは、また……なんとも
えらい自己中心的で夢みがちな娘さんで
「親友の名前はドッピオ。こいつとは死に別れた。
遺体や墓なんかが分からないが、せめて墓前に花くらいは添えてやりたい」
途端に空気が重くなる。
探してくれって言うからてっきり生きてるかと思ったら遺体かよ。
でも、そうなるとさらに疑問は深まる。
888 :
ボスの人:2008/02/04(月) 23:43:48 ID:???
ディアボロさんは何者なんだ?
なぜか死んでも生き返り終わりのない苦痛を繰り返している?
そして生き別れた娘探しに、死に別れた親友の遺体探し
普通じゃあ考えられない奇妙な体験ばかりだ。
俺はディアボロさんの名前と国籍しか知らない、本当に大丈夫だろうか?
けれど俺は質問できなかった。なんでそんな目にあうのかなんて聞けば失礼だし
過去を詮索してしまうのはいただけない、誰にだって知られたくない事はあるもんだ
古泉もそう思ったのか、それとも機関で調べて分かっているのか
(長門が分からなかったからそれはないか)
それ以上は詮索しなかった。
朝比奈さんはさらに落ち込み、何か考えている。
そして長門はどこか思い詰めた表情をしていた。どうしたんだ?
「何も」
そうは言ったが長門の様子はいつもと違う。
何か悩み事があったらいつでも聞くぞ……先生か俺は
しかし長門は嬉しそうな顔をした後、また戻り機械的に断った。
それからしばらくして古泉とディアボロさんがオセロに興じた。
なんと結果は意外なことに古泉の圧勝!古泉より弱い奴が居たとは驚きだ
「初めてなんだから仕方ないだろ!」
889 :
ボスの人:2008/02/04(月) 23:50:24 ID:???
そう言い、続けて3戦してみたが結果は古泉の連勝。
勝てて嬉しいのか笑顔に磨きがかかっている。
対してディアボロさんは悔しそうに拳を握りしめている。
いい大人がオセロ程度の遊びで一喜一憂しないでもらいたい
ん?ディアボロさんの様子がおかしいぞ……ハッ!死んでる
ディアボロ憤死
いつの間にか日も暮れてしまい、
ディアボロさんが四隅をとったのに古泉が勝ったという凄まじい戦いを終え
今日はお開きとなった。
「俺は長門と話がある。先に帰ってくれ」
なんでまた長門と?
「……オセロのコツを聞くんだよ」
意外に負けず嫌いなんだな、まぁ死ぬぐらいだしな
長門とディアボロさんは公園で作戦を練ると言って帰った。
俺と古泉は朝比奈さんが着替えるのを終わるのを待ち、途中まで三人で帰った。
寒いな、でもこんな寒い日にアイスが食いたくなるのはなぜだろう?
暑い日に鍋食いたくなるしな
俺はいつの間にかコンビ二でアイスを買っていた。
to be continued...
890 :
ボスの人:2008/02/04(月) 23:56:56 ID:???
最近、死んでいなかった気がしたのでとりあえず死亡
やっぱりボスはお笑い系で死ぬべきですね
>>862の処女は今の今まで弄んでいました
いやーぁ、いい誕生日プレゼントでした……でわ
とぅるるるる。もしもしボス、GJです!
>>890 吐き気を催す邪悪とはアンタのことだ!
俺も好きなキャラ死んでるなーとか思ったがよく考えたらメインキャラ大抵死んでるじゃねえかw
4部の生存率は素晴らしいな
5部はギャングの内部抗争の話しなだけあって死亡率たかいよな
アバッキオ、なんで死んでしまうん?
ボスッ!GJですッ!
ボスの人GJです!
久々投下ァ!
第27話 「キング・クリムゾン V.S. スタープラチナ 1」
その日、その敵は突然にやってきた。私、空条承太郎が文化祭も明日に迫った日、残業を終え(文化祭とかは生徒だけでなく、先生も大変なのだ)職員室に一人でいた時だった。
「……あんたが……空条承太郎か………」
そんなセリフと共に職員室のドアが開く。ドアが開くとピンクの髪に緑の斑模様が入った網シャツの男が現れた。
「お前は……確か………」
ポルナレフの情報ではディアボロとかいうスタンド使いだ。
「………お前は死んだと聞いたが?」
「あぁ……そのとおりだ……あの下っぱのカス共のせいでな……このディアボロが………」
「……じゃあ、なんで生きている?」
「俺はあの時死んだわけじゃない……死のループに巻き込まれた……一言で言えばそういう事だ。
ところがそのループが突然解かれてな、何か分からんがこうやって自由に歩き回れるという事だ」
「………そうか、なら何故私を知っている?」
「あのポルナレフ……奴が俺の組織を潰してまわっていた時に奴の略歴は全て調べた。
だからお前の事も知っている……そういう事だ」
「……なるほど……なら、何故私を襲う?」
「俺は過去を消して生きてきた……俺の過去を知る者には消えてもらわないといけない……それだけだ」
ディアボロがそう言い放ち、二人で睨み合う。と、ほぼ同時に、
「スタープラチナッ!」
「キング・クリムゾンッ!」
戦いが始まった。
「オラァッ!」
右フックから左脇腹にフックを放ち、すかさず右ストレート、左ストレート、右のジャブから左のジャブ、
が、ディアボロのスタンドはその驚異的なスピードとパワーに押し負けず、くらいつき、さばききる。
「無敵のスタンドという呼び名はだてではないようだな……俺のキングクリムゾンとここまで渡り合うスタンドは初めてだ………」
「私もだ……DIO以来の相手だな………」
「だが、俺のキングクリムゾンの能力を相手にしたらどうだ?時よ消し………」
「スタープラチナ・ザ・ワールドッ!」
その瞬間、世界が止まった。
「時を消し飛ばす能力……聞いていなければマズかった……これで………!?」
ディアボロにトドメを刺そうと向き直ったらディアボロはそこにはいなかった。
「ま、まさかッ!あの時既に時をッ!」
咄嗟に飛びのく。
「時は再び動きだす………」
時が動きだすと、後ろにまわって手刀を繰り出そうとしていたディアボロがいた。
「運がいいな。時が消し飛び終わった瞬間に時を止めるとは……いや、狙ってやったのか?
………有り得んな、ならトドメをさしているだろう?」
「……………」
「返事はするつもりはないか……だが構わん。真実の頂点はこのディアボロにあるッ!」
「オラァッ!」
こうなれば相手に時を消し飛ばす暇など与えない。
スピードとパワーは互角だが、精密な動作ならスタープラチナの方が上だ。続けていけば押し勝てる。
「接近戦で俺に時を飛ばさせないつもりか?無駄だ……お前の攻撃は既にエピタフで予知しているッ!」
右のアッパーカットから左、左、右のコンビネーションパンチ、そのままフリッカーを繰り出す。が、全て紙一重でかわされる。
「………予知ってのは本物のようだな………」
「エピタフがある限りお前の攻撃は俺には当たらない……時を消し飛ばすまでもない」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「無駄だッ!お前のような便所のタンかすの攻撃など決してあたらんッ!」
「オラァッ!」
次々とパンチを繰り出すが、やはり全てよまれているようにかわされる。
「キングクリムゾンッ!」
と、一瞬の隙を突き、ディアボロが攻撃してくる。かわしたが、ギリギリだ。
「無敵のスタンドという割には苦戦しているようだな……次で終わりだッ!クラエッ!」
「オラァッ!」
手近にあったハサミを投げ付けるが、かわされる。
「わがキングクリムゾンの予知に見切れぬ物はない……無駄なあがきだッ!」
「そうか?今のは……凄く効果的に見えるがな………」
「……………?」
その瞬間、備え付けの水道から水が出て、勢いよくディアボロにかかる。
「ぐ……目が……さっきのハサミで……蛇口をひねったのか?」
「スタープラチナ・ザ・ワー………」
「キングクリムゾンッ!時よ消し飛べえええぇぇぇぇ!」
時が消し飛び終わり、私はあらぬ方向にパンチを繰り出していた。
「やれやれだ……トドメをさすチャンスだったんだがな………」
「俺は今までお前を格下だと思っていたようだ……だがもう思わん!帝王として全力でたたきつぶしてくれるッ!」
―――その時
「これ……どうすんの?キョン?」
「どうって……編集するんだよ………」
「この大量のテープ……明日までに編集できんの?CGとかもいれるんでしょ?」
「………徐倫はどうなんだ?」
「SPW財団の人達に協力してもらったからもう映画は完成してるわよ」
「そうか……んじゃ、頼んだやつ、入れてくれたか?」
「入れたけど……こんな方法で大丈夫なの?」
「………多分な」
―――場面は戻る
「……………」
「……………」
私とディアボロはさっきから睨み合ったまま動かない。私はエピタフのせいで迂闊に攻撃できず、ディアボロも時を飛ばし終えると同時に時を止められるのを警戒して動けない。互いに相手の出方を伺うしかない。
「……お前の予知は……数秒……だいたい10秒程しか読めないらしいな………」
「それがどうした……お前も一度時を止めると数秒は止められないんだろ?」
「……………」
「……………」
何とかしてこいつの“10秒”を上回らないと私は勝てない……一体……どうする………。
To Be Continued・・・
以上、第27話でした。
数ある夢の戦いの中でも一度は見てみたい!そんな決戦です。
うまく書けるかどうか不安ですが頑張ります!
ちなみにボスの人のディアボロとはなんら関係はありません
それでは!
追記
前回のスタンド「クラウドベリージャム」はスウェーデンのロックバンド
「クラウドベリー・ジャム」からです
>>889 何つーかSSで悪の帝王なディアボロさんを見るのは久しぶりな気がする
つーか原作の悪役(スタンドじゃなくて本体)が出てきたのこれが初めてなんじゃ
ボス、悪いことは言わんから、SOS団でアナスイと一緒に不条理な日常を楽しんだほうがいいよw
アメリカの人グッジョーブ!
手に汗握りつつwktk
アメリカの人GJでしたー
うおお、かつて主役を張ったスタンドと
かつて帝王と呼ばれた者のスタンド!
奇跡の戦いが今!高校の職員室で!!
予想外の展開にwktkです
ところで、こっそりまとめwikiを更新してる一読者ですが
汐華初流乃の憂鬱の中盤の展開に
胸が締め付けられてまとめるのがしんどくなってきた
どなたか、続きを頼みたいです……
汐華初流乃の憂鬱まとめ更新しました。
次回予告も好きだったから入れてみたが、見にくかったら消します
待たせたな!(スネーク風に)
第28話投下です!
第28話 「キング・クリムゾン V.S.スタープラチナ 2 」
放課後の職員室、私とディアボロはいつ終わるとも分からない睨み合いを続けていた。
「………動けないのか?」
「………お前はどうだ?そのエピタフで未来を読んで動いてきたらどうだ?」
「……キングクリムゾンッ!」
そう叫ぶとパンチを繰り出してくる。鋭い右ストレート、後ろに下がり、
「スタープラチナ……」
「時よ消し飛べッ!」
次の瞬間、互いにあらぬ方向を攻撃していた。
「……お前は私が時を止めている間に何をするかの予知は不可能なようだな……予知できるのならそんな見当違いの場所にはいない」
「それがどうした?お前は俺の時飛ばしに対応できるのか?」
「……オラァッ!」
右、左、左、右、右のフェイントを放ちつつ、左のアッパー、次々と攻撃を放つがかわされ続ける。
「エピタフで読めない10秒以上になるまで時間稼ぎか?そんなもの、タダの足掻きだッ!」
「オラオラオラァッ!」
やはり攻撃は全て当たらず、空しく空を切る。
「だが……このままよけ続けるのも危ない……帝王は常に絶頂であらねばならんッ!キングクリムゾンッ!我以外の全ての時間は消し飛ぶッーーーーー!」
そして、周りの時が無くなる。
「スタープラチナ……無敵のスタンド……てこずらせたがここまでだ………トドメだッ!時よ再始動しろッ!」
そして、時が再始動すると、ディアボロが背後に周り、手刀でトドメを刺そうとした瞬間だった。
「やはり……そうきたか……対策はしてある……対策はな………」
次の瞬間、天井から消火器が落ちてくる。
「時を飛ばしての予知でも時間を止めている間の予知は不可能だ……お前がさっき時を飛ばした間に一度時を止めて投げておいた………
だが変な感じだな、自分で計画しておいてやった事なのに覚えていないとは………」
「ちいッ!」
ディアボロは後ろに飛び退いて下がる。
「おっと……そう簡単には逃がさないぜ。スターフィンガー!」
伸びた指がディアボロの肩に突き刺さる。
「どうする?刺身にしてやろうか?すりみがいい………」
「キングクリムゾンッ!」
気付くとディアボロが肩から血を流しながら少し離れた場所に立っている。
「帝王は……このディアボロのハズなんだ……たとえ貴様の能力があの下っぱのカス共より数倍強くても……このディアボロが………」
「……………」
「俺は運命に選ばれたんだ……だからこうして帰ってこれた……もう一度チャンスがやってきたんだ……それを……それを………」
「……………」
「空条承太郎、お前には死んだ事を後悔する時間をも……与えんッ!」
「……………」
「……………」
お互いに睨み合いが続く。ディアボロはさっきの奇襲から警戒を強め、自分からしかけようとしない。だが、相手を警戒してしかけられないのはこちらも同じだ。
互いに牽制のパンチやキックの撃ち合いが数回あったが、それ以上の動きは無い。………なんとか突破口を開きたいが………。
「動かないのか……お互い睨み合っていていいのか………?」
「………先に動いた方が不利になる……見え透いた話だ」
「……ほう?むしろ相手が行動をおこす前に先に動いて仕掛けた方がいいんじゃないのか………?」
「お前より素早く動けるのならな………」
素早く……か……待てよ………。ポルナレフが言っていた血の滴を使えば………。
ある妙案を思い付き、指先をかじり、血を手の甲に滴らせる。
「……あのクソッたれ共が使っていた手か?同じ手は二度とくわん……無駄だという事を思い知らせてやろう………」
そして、その言葉をディアボロがいい終わった数秒後、
「キングクリムゾンッ!我以外の時間は全て消し飛ぶーーーーーッ!」
次の瞬間、目の前が赤く染まっていた。
「血の目潰しだッ!これで終わりだァッ!」
「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
次の瞬間、時が止まる。私はディアボロの声がした方向と逆に向かい、目の血を拭う。見るとディアボロは手刀を振り下ろそうとした瞬間だった。
「限界か……時は動きだす………」
次の瞬間、ディアボロが私がいない事に気付き、程なく私の姿を見つけた。
「チャンスを潰されて残念だったな……これで万策尽きたといったところか?……諦めろ……お前は確かに強い……
だが、お前に未来が見えるか?自分の前に空いた落とし穴が見えるか?……見えんだろう?」
「……………」
「絶頂であり続けられるのは未来の見える者だけだ……この世の真実の頂点はこのディアボロにあるッ!」
「………世迷言はそれだけか?」
「……なんだと?俺に勝ったつもりか?」
「……あぁ、さっきお前が時を飛ばす前に一度時を止めておいた……お前は一回しか止まっていないと思ったようだが違う」
「それでは手の甲の血はフェイントか?……だが、一回ではないとはどういう意味だ………?」
「時は二回止まっていたッ!」
「!!だがお前は一体何をした?……何も変わってなどいない………」
「そうか……ならそろそろ答えが分かるぜ………」
「一体何が………」
その瞬間、ディアボロのジーンズから火が出始めた。
「な、何ッ!?そうか……時を止めてスタープラチナで火を点けた何かをジーンズに……」
「そのとおりだ……火を点けたのは鉛筆を使った。炭素は長時間燃える……燃えにくいジーンズで時間差ができたのも幸運だった………」
「だがこの程度の火ならすぐに消プガッ!」
「火でお前を倒そうなんて最初から考えていない……一瞬でいい、お前の気をそらせればよかった」
「この世の運命は再び俺を選んだハズなんだ……俺の無敵のキングクリムゾンは勝利へ向かうはずなんだ………」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
「ぶががおおおおおおおっ!」
そしてディアボロが窓を突破り外へ飛んでいった。
「お前に勝利へ向かう道なんかなかったってことだ……聞いてないか………」
しかし、こんなに強くて恐ろしい相手はDIO以来だ。一手しくじっていたら死んでいたのはこちらだっただろう。
「やれやれだぜ………」
………明日は文化祭か……徐倫達は涼宮ハルヒをなんとかしたのだろうか………。
ディアボロ 再び永遠の死に巻き込まれている 永遠に再起不能
To Be Continued・・・
以上、第28話でした
サブタイは「キング・クリムゾン V.S. メタリカ」から
なんか地味な方法で決着がついてしまいました………
俺にはこれが限界です………orz
次スレは
>>950に立ててもらってかまいませんよねッ!?
それでは!
保守age
914 :
マロン名無しさん:2008/02/09(土) 22:10:25 ID:MCCvkhjv
ageちゃうよ
915 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:24:55 ID:???
アメリカさんのカッコ良いディアボロGj!
では、動揺しているディアボロをどうぞ
今回は長い上に説明ばかりなのであしからず
916 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:26:38 ID:???
ディアボロの動揺C
「世界は一巡している。あなたの知っている親友の遺体と娘は居ない」
公園に着いた瞬間、長門は言い放った。
それは突き放すような言いぐさ
「エンリコ・プッチ。
彼のスタンド能力が事の発端となり世界はリセットされ、結果一巡した」
「一巡って……なんだ?」
「一週すること。一巡前の世界の記憶を持ち
一巡後の世界に存在しているのは、エンポリオと貴方の二人だけ」
「お、お前の言っている事は理解できないが…
それならトリッシュはもう居ない…つまり死んだのか?」
「生存している。けれど一巡前の記憶は持ち合わせていないので貴方の記憶はない、そして環境も違う」
「意味が分からない」
「……私も説明のしようがない組織も気づかなかったから」
一巡ってゲームじゃないんだ。
一回クリアしたからもう一週なんて……じゃあ、他の奴等はどうなった?
「あなたを裏切ったブローノ・ブチャラティはイタリアで国語の教師をしている
ポルナレフは妹と一緒に暮らしている。リゾットは日本に転勤中。家族は居ない
あなたを終わりのない死の連鎖に突き落としたジョルノはアメリカからイタリアに一人留学」
917 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:29:09 ID:???
「……教師に留学生」
「そう。変わったから
……私も一巡したから変わったかもしれない」
長門は消えるように呟いた言葉の真意は分からないが落胆しているようにみえる
きっと一巡前のことを考えているんだろう。
俺も記憶が無かったらそんなことが言えるのかもしれない
「じゃあ、俺は一巡したのに
どうして記憶を持ち合わせて過去も変わってないんだ?」
「それはジョルノのゴールドエクスペリエンスレクイエムのせい」
「あいつのスタンド?」
「そう。ゴールドエクスペリエンスレクイエムによって死に続けたけれど、
移動するのではなく作られた世界に飛ばされた仮想空間‥‥そこで死に続けていた」
じゃあ、俺は今まで仮想空間で死に続けてたのか?
確かに知っている場所に行っても、知っている奴には遭遇したことがない仮想空間だったからか?
「その仮想空間に居たため貴方は記憶を持ち、一巡後の世界に到達できた。
しかし、彼のスタンド能力は消えていない
本人は気づいていなくてもスタンドは“居る”ものだから、
本当なら貴方は一巡後の世界でも死に続けてた。でも凉宮ハルヒは阻止した」
「ハルヒが?」
「凉宮ハルヒは、きっと助けたかった。
一人で痛みに耐えながら泣いている貴方を
間違いをやりなおそうと凉宮ハルヒが呼び寄せた。一巡後の世界に」
918 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:30:35 ID:???
頭を落ち着かせよう。
整理してまとめるんだ……移動しているように思えて仮想空間で死に続けていた。
世界は一巡しても俺の現象は変わらない、ジョルノのスタンドが“居る”からだ。
なら俺のスタンドも“居る”のだろう。
ハルヒは俺を救いたくて呼び寄せた……か、泣いてないがな
「ここで貴方を知っている人は誰もいない、
罪を償った。あとは謝罪をしたら、
貴方は新しい人生を歩める娘と暮らし幸せな人生になる事を許される」
後頭部がジィンと痛みだした。
許されるなんて考えてこなかった。俺が幸せになる事が許されるなんて
「イタリア随一のギャングのボス」
心臓が大きく跳ねた。
背中に嫌な汗が伝わる……なんで知っている?
長門は凄い速さで口を動かすと、景色がノイズとともに変わり
赤やら青やらが混じり歪んだ空間が辺りを覆う
「子供にも麻薬を渡し、自分の正体がバレそうになったら娘でも殺す。
貴方は邪悪で醜悪で外道すぎる。私は……凉宮ハルヒみたいに信用できない」
長門はまた凄い速さで口を動かすと、
今度は金槌があらわれ俺に向かってブン投げてくる。よけると二本、三本と増え
また俺のもとに回転して向かってくる。しゃがんでなんとか避ける
「謝罪しても許される事と、そうではない事がある。それは貴方が一番知っていること……違う?」
919 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:31:11 ID:???
そう言うと、いつの間にか斧を手に持ち俺めがけて突っ込んできた
反射的に後ろに飛びのけるが、正体を知られ動揺したせいか体勢を保てられず
バランスをくずし左に少しだけよろけてしまった。
それを見逃す相手ではない、長門は片足に重心をかけ大きく飛んだ
斧では攻撃せず、くるんと一回転して遠心力で威力を高めてから
かかとで俺の首を攻撃した。強烈な一撃だった
「あぐっつ!?」
戦いに長い間身を置いていなかったせいか弱くなってしまった。
油断していたとはいえ、なんて失態だ!!
「貴方は私達を殺すかもしれない、その危険性がある回避しないといけない」
長門は地面に倒れていた俺の首をつかみ、壁に押し付けた
ここは公園だったはずだ。壁など存在しない
俺が死に続けていた世界もこんのなのだったのだろうか?
長門は首を絞める力を強めた。しかし呼吸するのにも話すのも辛くはない
「俺は死んでも生き返るぞそれでも殺るか?」
「貴方を一定回数殺したら死ぬ可能性がある。私はそれをやる」
長門はやけに落ち着いている。
俺も自分の正体がバレた時には驚いたが、今は冷静さ取り戻した。
右手に持っていた斧を頬にあてた。冷たい感触が伝わる
長門はまるで業務連絡かのように機械的に告げた
「貴方の生命を停止する」
to be continued...
920 :
ボスの人:2008/02/10(日) 18:41:40 ID:???
疲れた。
ちなみにこのレクイエム設定、自分が勝手に妄想した設定です
あんまり気にしないでください妄想ですし
長門の武器は完璧、趣味です。金槌ハァハァ斧ハァハァ
GJ!ボス・・・どうか御無事で・・・
>>920 >長門の武器は完璧、趣味です。金槌ハァハァ斧ハァハァ
何性癖をカミングアウトしてんですかw
>なら俺のスタンドも“居る”のだろう。
エピタフは自重すべきと分かっているが、……出るのか!?
投下乙そしてGJでした
……ボスは、もう『あの』トリッシュには会えず
『あの』ドッピオをきちんと葬ることもできないのかと思うと
胸が締め付けられます
リゾットwwwww
リゾットとか兄貴辺りは社会人やっててもおかしくない、ホルマジオやイルーゾォもまあなんとか
問題はギアッチョとメローネだな
こいつらどう考えてもまともな職に就けそうにない
まあそれ言ったらミスタなんかはフリーターだろうし、途中離脱した人なんかは職に就いては揉め事起こして
首になるを繰り返してそうだが
ギアッチョはDQN学生、メローネは…ただのへんたいでいいんじゃないかな
死ぬまで殺すということでヘルシング思いだしちまったが自重しない
エジソンの母よろしくギアッチョは天才扱いかもしれんぞ
疑問に思ったらすぐにキレる天才か・・・
忘れられているペッシ。
チョコ先生は正規かヤブか・・・
連続殺人を犯して死刑に4000ペソ
医療訴訟起こされて大変なことになってるに8000ペソ
そして結局は同じような道を辿るチョコとセッコに12000ペソ
そこは16000だr(ry
まだ俺の賭けが終っていないぜ。
16000ペソに加えてさらに!俺の40000ペソ賭ける!
流れをぶったぎりますが投下です。外伝です
外伝 「コンピ研部長は動けない 」
「ま、知っていようが知っていまいがどうでもいい事だが……僕はコンピ研の部長だ。
名前は諸々の理由で言えないがね。今回は僕が体験した摩訶不思議な出来事について話してやるよ。
そうだな……あれは文化祭のちょうど一週間位前の事だったかな………」
その朝、僕が目を覚まし、一番始めに目に付いた物は凄く奇妙な物だったよ。だってそうだろ?朝起きたら自分の背中に変な人型の何かがくっついているんだぜ?
誰だってビビるし僕だってビビる。そしたらそいつがいきなり話し掛けてきたんだよ。
「よぉ!今度は君が僕の本体かい?でも兄さんも不幸だネッ!まぁ、親切で言ってあげると僕を誰かに見せない方が身の為だよ?」
「………どういう意味だ?」
「僕の名前はチープ・トリック。僕はこうやって誰かの背中に取り憑いて話すだけのちんけなスタンドさ!」
スタンド?取り憑く?訳が分からない。多分妖怪か何かの類だろうか?そういえばこの前読んだ漫画雑誌に岸辺露伴がそんな話を書いていた。
自分が体験した事だと言い張っていたが……案外本当なのかもしれない。
「………で、なんで見せない方がいいのさ?」
「見せたら死ぬからさ」
「………なんで?」
「なんでと言われてもね……それが僕の能力だからさ。他人に背中を見られない方がいいよ。
ま、僕も今回は電話で出前とかは呼ばないし、迷惑はかけないから家から出ない方がいいと思うよ。君が一人暮らしで良かったじゃないか」
いきなりすぎてまだよく理解出来ないがこいつは多分嘘はついていない。
と、なるとこいつがいなくなるまで家からは出れないが……問題は無さそうだ。部活なら一二年が何とかしてくれるだろう。
ま、のんびりこの妖怪がいなくなるのを待つか。
と、まぁ随分呑気な気分だろ?ま、これもあの涼宮とかいう非常識女に色々されてこういう状況に慣れたって事なのかな?
そんな事を考えながら暫くの間家に閉じ籠っていたがある日の日曜、遂に問題が発生した。
「食べ物がねぇ………」
もちろん何も食べなくてもすぐには人間は死なない。
だが、この妖怪がいついなくなるかはサッパリ分からず、とにかく食料は多い方がいい。買いに行かなくてはな………。
「外に出るのかい?よした方がいいんじゃないの?」
「………うるさい」
………甘かった………人に背中を見られないように歩くのがこんなに辛いとは……
ずっと背中を壁にこすりつけてるせいで背中は痛いし、人の視線も痛いし……。
と、そんな事を考えているうちに最大の難関、交差点にたどり着いた。
「ありゃりゃ……困ったネッ!ネ!どうするのさ?これ」
「お前……今まで色んな人に取り憑いたんだろ?だったら今まで交差点を渡れた奴いるのか?」
「どうだったかなぁ。渡れた人もいた気がするし、いなかった気もするしなぁ………」
教えるつもりは無いらしい。
「悪いが僕もそれ程馬鹿じゃない。こうすればいいのさ!」
そう叫ぶと近くにいたドレッドの男と背中合わせになる。
「お前は僕の邪魔はしないんだろ?だったらこうしてれば誰にも背中は見られないだろ?」
「おっ!よく気が付いたネッ!昔取り憑いた奴もそうしてたぜ!」
と、その時、
『い、今の声ッ!スタンドかッ!?』
どういう事だ?この妖怪が見える奴がいるのか?
「だから言ってるじゃないか。僕はスタンドだよッ!妖怪じゃあないんだ。多分そいつはスタンド使いだね、だからスタンドが見えるのさッ!」
男が振り向いた瞬間、咄嗟に近くの壁に背中を張り付ける。
『てめーッ!新手のスタンド使いかッ!』
『ち、違うんだ!僕は普通の学生だ!こいつはいきなり現れたんだよ!君を攻撃する気は無い!』
『うるせえええぇぇぇぇ!だったらその背中をこっちに見せろ!』
『できる訳が無いッ!』
見せたら死ぬからな。
『じゃあやっぱり敵じゃねーかよッ!くらいなッ!ザ・キッス!』
そういう男の側に大量の角がついた、人型の何かが現れた。
『ま、待ってくれ!僕は攻撃をくらっているんだ!』
『……………え?』
『チープ・トリックとかいうスタンドらしい……知ってるか?』
『チープ・トリック……じゃあ背中を隠しているのも………』
どうやらこのスタンドの事を知っているようだ。
『い、いや……わ、悪ぃ……ここんとこ色々あってピリピリしてたんだ……しかし、チープ・トリックとはお前もツイてないな………そうだ!』
………何を思い付いたんだ?
『お前さ、今自分が不幸だと思うか?』
ま、そうだろうね。
『じゃあさ……その……女の人からパンツもらえたら嬉しいか?』
出合って数分なのに下ネタ話をしてくるとは……凄い男だ。
『ま、嬉しいかな?』
『そ、そうか………』
………嫌な予感がしてきた。
『じゃあ、あたしのパンティーあげちゃうわッ!』
………何だってェェェェェーーーーーッ!
『男のパンツなんてもらっても嬉しくないぞッ!』
その次の瞬間、俺の目の前は真っ黒になった。
目が覚めると公園にいた。幸い背中は誰にも見られなかったようだ。
「キョンー!あの人なんで頭にパンツ被ってるのー?」
「世の中にはああいう趣味の奴がいるんだよ。お前はまだ小学生なんだからな、相手にしない方がいいぞ」
………パンツ?頭を触ってみると確かにある。………まさか、あいつ………。
「30人ぐらいには見られてたよッ!ネッ!ネッ!社会的に再起不能だネッ!」
これが僕に起こった出来事だ。興味があるのならここの地方紙をとって欲しい。
“壁に背中を擦りつける変態パンツ男”そんな記事が見つかるはずだ。
コンピ研部長は動けない 完
以上、外伝でした。
ちょっと長めになりました。タイトルは「岸辺露伴は動かない」より
次回の投下は来週ぐらいになりそうです。それでは!
クソワロタwwwww
乙wwwwwwwww
アメリカの人GJwww
ワロタァ
キン☆クリ
次スレは980くらい?
>>940 >「キョンー!あの人なんで頭にパンツ被ってるのー?」
なあ、これってもしかしてキョン妹の台詞?
たしか呼び捨てではなくくんづけだったと記憶していたが。
まとめをなおしておきましょうか?
947 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:21:22 ID:???
たった1本のソフトの為にPS3買いました!
龍が如く?デビルメイクライ4?二つとも違います
正解は……ディスガイア3限定版!!そんなマニアックによる投下
948 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:23:02 ID:???
ディアボロの動揺D
それは肌寒い夜だった。現在俺は妹にパシらされアイスを買いに行ってる。
俺が食べているのを見て欲しくなったらしい
俺もこんな寒い日になんでアイスなんか食べるんだよ。
寒いわりには11月だというのに紅葉も少ししか染められていない、これも地球温暖化が原因か?
でも寒いってどういう事だ?俺はテレビに踊らされているのか?
まぁ考えてもしょうがない
ぞわり、と毛虫が背中を這うような悪寒を感じた。
何だ?何か嫌な感じがするぞ
「こんばんわ」
聞いた事がある声。キレイな声なんだが、俺はこの声が……気味が悪い
違うと心に念じながら振り向いた。
紺色の腰まである長い髪で、北校の制服を着た女が立っていた
――朝倉だ
「何でお前がここにっ!」
「あ、待って誤解よ!
私は確かに朝倉だけど貴方が知っている朝倉じゃないわ。
機関が姿形同じようなのを作ったの、つまり私は改良版ね」
朝倉は前見たのと同じような笑顔で笑った
「それより、ここのプロテクトを外したわ
長門さんと……ディアブロさんだっけ?が待ってるわよ」
「長門とディアボロが?」
949 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:26:45 ID:???
ええ、と頷かれ俺は突き飛ばされた。
「私でもプロテクトを解除できたんだから、長門さんはきっと止めてもらいたかったのね」
地面に激突する前に朝倉は嘲笑うようにそう言い、俺はその空間に入り込んでしまった。
前見たことがある赤と青が混じった歪んだ空間に、ぐるんと視界が周り痛みが頭に走る。
「いてぇじゃねぇか!」
朝倉に文句を言おうと起き上がると、長門とディアボロが居た。
手にぬめりのある感触がする……違うよなまさかそんな事って、俺の手は赤く染まった
「うわぁあぁあああっつ!!」
情けない声をあげて後退りする。
でも、そうなったら誰でも叫ぶだろ?あんただってきっとそうさ、
荒くなった息を整えようと必死になり俺は長門を見た。
長門の手には異様な形をした刃物が握られている。
今まで見たことも聞いたこともないので名前が分からない、刃先には血がついていた。
「ごふっ」
ディアボロさんの口から血が溢れた。おいおい血を吐くなんてヤバいんじゃないのか?
「長門どうしてこんな事」
「……彼はイタリアのギャングのボス
麻薬の売買、裏切り者には死を与えた。自分の正体を探るだけでさえ殺した。
あまりの非道に部下達もついていけず反旗を翻し、彼は破れた。その時にスタンド能力をくらった」
「生死を……繰り返す?」
950 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:29:17 ID:???
「そう。私達も殺されるかもしれない、そうならないうちに彼を殺す」
殺すなんて聞きなれた言葉なのに今初めて聞いたみたいに凄みがある。
それだけ長門は本気なのだろう
「彼は母親を生きながら地下に埋め、村を焼き自分の娘を殺そうとした。貴方だって殺される」
そんなディアボロさんが人殺しでしかもギャングのボス……嘘だろ?じゃあ犯罪者?!
ハルヒだって人殺しは喜ばない、それに長門の言うとおり
俺達も殺されるかもしれない、ならここで殺した方が得策か?
「……」
長門は俺の心を読んだかのように、刃物を構えた。
「やめろ長門!」
叫ぶと長門は手を止めた。
くそっ、俺はなんて最低な奴だ人を殺して解決するのがいいわけない!
「ディアボロさんは、確かにお前の言った通りなら前科者だ!
しかも、かなり重い、遺族だって死刑じゃないと納得しないだろう」
俺が説得していても長門は刃物を収めようとはしなかった。
つまり失敗したら殺すつもりなんだ!!説得して止めさねぇと!
「俺達だって殺されるか分からない!
でも、こいつは孤独の最中で痛みのある死を繰り返したじゃないか!
それは平凡な俺にはとてもじゃないが想像できない、こいつは十分に罪を償ったよ」
951 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:30:08 ID:???
長門は真っ直ぐ俺を見ている。視線をそらさないように、ジッと
ディアボロさんはまだ死んでいない傷が修復していないし、まだ動いている。
けれど目には生気がない早くしないとヤバいぞ
「それに、いくらディアボロさんが生き返るからといって長門に人殺しなんかしてもらいたくない!」
金属音が響き渡った。長門が刃物を落としたのだ。
刃物は朝倉が消えた時と同じように粒子となり跡形もなく消えた。
空間も壊れさっきまで俺が居た風景へと戻った。成功したのか?
俺は力が抜けてその場にへたりこんだ
「おめでとう」
ふりむくと朝倉改良版が立っていた。腰がぬけ立てない俺を横切り
長門は嬉しそうに笑ったあと、申し訳なさそうにディアボロを見ると帰っていった
「これは、私からのお祝いよ」
朝倉は笑いディアボロの傷にふれた。すると血は収まり
傷は修復された……こいつもできるのか
「結局長門さんは一回も殺さなかったわ。
ちなみに私達の組織とは関係ないの長門さんの独断ね。よっぽど貴方を守りたかったのね」
改良版朝倉は、くるりと周り髪をなびかせスカートがふわりと浮かぶ。
「それじゃあね」
朝倉は手をふり、そのまま長門と同じ方向に帰っていった。
ディアボロさんはいまだに虚ろな目をしている。俺は深いため息を吐いた
to be continued...
952 :
ボスの人:2008/02/17(日) 16:44:08 ID:???
あまりの長さに吹きました。
これからもこんな長さになるかもにれません前半短い反動かも
朝倉さんは好きですよ。萌えではなく燃えとして
>>951 投下乙です
果たしてボスは立ち直れるのか……
投下乙そしてGJでした
改めて羅列されるとボスの所業は外道だな
ボスはこれから、どうなるのか、
真実に到達できるのか……
ボスの人GJ!そして投下!
第29話 「ダービー・ザ・ゲーム 1」
俺が学校に着くと、そこはいつもとは別世界だった。校門は華やかに飾られ、校庭には屋台が立ち並び、人々のはしゃぐ声が飛び交っている。
「文化祭………か」
この一週間色々あったが、ハルヒのとんでもパワーを抑えこむのもなんとか達成した。実に晴れ晴れとした気分だ。
「文化祭サイコーーーッ!」
「へぇ……最高にハイ!になってるなんて珍しいわね」
じょ、徐倫!?
「ま、あんな騒動が終わったとこだし無理ないか。けどあんたの意外な一面見たわね」
………うるせぇ。
「でもせっかくの文化祭だから……やっぱ楽しまなきゃね。んじゃエルメェスと待ち合わせしてるから」
そう言うと徐倫は校門をくぐっていった。でも、ま、俺だって一年中仏頂面でふてくされてるわけじゃない。
こういう時なら少しハイになるさ。………さて、最初は朝比奈さんの焼きそば喫茶にでも向かうかな?いや、ライブも悪くねぇかもな………。
結局後で両方とも行くのだが、この日はそれだけじゃなかった。俺はとんでもない奴と出合ってしまい、とんでもない勝負をする事になった。
今思い返してみてもあの時勝てたのが奇跡みたいなもんだった。
………ゴタゴタ前置きしてても仕方がない。そいつは夕方現れた。
朝比奈さんの店で美味しい焼きそばと愛らしい朝比奈さんを拝み、ハルヒと長門の電撃ライブを見た後少し暇になった俺は古泉と一緒に空いている部室棟を歩いていた。
「それにしても……この一週間は大変でしたね」
そんなニヤけた面で言われてもな。
「そうですか。けれど僕だっていつもこうしているのは辛いんですよ?」
「………知るか」
「たまにはあなたのように仮面を取りたいですね………」
笑えん冗談だ。
「そうでしたか」
二人でそんなとりとめのない事を話していると、SOS団の部室の前にやってきた。
「………あれ?電気消したよな?」
「そのはずですよ。今日は部室は使いませんからね」
「………じゃあなんで電気が点いてんだ?」
「………さぁ………」
まさか、誰かが侵入したのか?………盗まれて困る物は俺にはないが、朝比奈さんの湯飲みセットや長門の本やハルヒのガラクタが盗まれるのはいただけない。朝比奈さんの悲しむ姿など見たくもないし、
長門の本が盗まれたら俺がハルヒの命令のもと、徐倫や長門と犯人を取っ捕まえるなんて展開になるかもしれんし、ハルヒのガラクタが盗まれたら絶対にハルヒの雷が落ちて俺達にとばっちりがくる。
徐倫やアナスイは部室に特に何も置いてないし、古泉のゲームなら幾らでも盗んでもらって構わない。………盗まれたら困る物の方が多いな。
「とりあえず開けるぞ」
「えぇ、できれば長門さんか徐倫さん……この際エルメェスさんやアナスイでもいればよかったんですがね」
そんな古泉の愚痴は無視し、俺は扉を開けた。
俺達が部室に入ると一人の男が堂々と椅子に座り、トランプタワーを作っていた。
「おい!お前は………」
「それ以上騒がないでくれるか?せっかくのタワーが崩れるじゃないか………」
「……………」
「トランプの発祥は諸説あるが、一番有力なのは中国説だ。ヨーロッパに伝わったのは13世紀ごろらしい……クソッ……崩れちまったじゃないか」
「……………」
「そうそう、ここに将棋の駒が落ちてたよ……誰のだい?」
「僕ですが」
「将棋は古代インドのチャントランガで始まったという。いつごろ日本に伝わったのかは分からないけどね。将棋が現在の形になったのは江戸時代ぐらいらしいよ」
「……………」
「………なんだい?その目は?せっかく人が教えているんだ。もう少し嬉しそうにしろ」
「………不法侵入者にそんな事教えてもらう必要はねぇ」
「……あぁ、自己紹介かい?僕の名前はダービー、ハロルド・V・ダービーだ」
ダービーとなのったその男は、ライトブラウンとでもいうような茶色い髪をオールバックにし、前髪を少しのこしておしゃれな感じの七三わけにして、服はご丁寧にタキシードを着ている。
………妙に似合っているのが気にくわん。首からハートマークをあしらったデザインのペンダントとロケットをかけている。
「んで……てめーは何しに来たんだ?」
「君達と勝負をしようと思ってね………」
「………勝負?」
「先に言っておくよ。僕はスタンド使いだ」
なんだと!?マズい。俺や古泉にはスタンドなんてない。ここは逃げるしか………。
「そんなに身構えないでくれよ……僕のスタンドは戦いにはむいていないんだ……僕の従兄弟のダニエルさんやテレンスさんのスタンドもそうだった」
「それでは、勝負とは?」
「ゲームさ」
「……………」
もちろん、普通のゲームではないのだろう。そして予想通り、ダービーは一枚のカードをポケットからだしながら言った。
「君達には……魂を賭けてもらう。断るのは駄目だよ……断ってこの子達の魂がどうなっても知らないぜ」
ダービーがカードを見せるとそこには、朝比奈さんとアナスイが描かれていた。
「あ、朝比奈さん!アナスイ……はどうでもいいか。お前!最近襲ってきている組織の奴か!」
「ちょっと頼んだらすぐにしてくれたよ……この子達の魂は今このカードの中だ。で、どうする?どっちから始める?」
古泉、徐倫や長門とは連絡つくか?
「彼女達を呼んでも無駄だよ……特に空条徐倫ならよく分かっているはずだ………」
「何がですか?」
「僕の従兄弟は二人とも彼女の父、空条承太郎に倒された……僕のスタンドと同じタイプのスタンドだった二人の話は聞いているだろうからね」
………クソッ……古泉、どっちがいく?
「僕がこの手のゲームが苦手なのは知っていますよね?」
「………あぁ、俺がいく。お前は絶対許すわけにはいかねぇな」
To Be Continued・・・
以上、第29話でした
すいません。ダービーのいとこを勝手に作ってしまいました………
原作にはあまり影響ない設定にしたつもりです。
次スレどうしましょう?もうたてたほうがいいでしょうか?
それでは!
>>960 投下乙です
ダービー家の家系は皆ギャンブル好きで魂を奪うスタンド使いという想像をしてしまった
本当にそうだったら何て嫌な家系なんだw
次スレは970くらいでいいんじゃないかな?
乙
>あ、朝比奈さん!アナスイ……はどうでもいいか。
キョンひでえww
コイン、人形と来て次はカードか
GJ!
乙!
キョンがダービーとどんな心理戦を繰り広げるのか・・・
次回待ってます!
ハルヒ「カードはこのままでいいわ(最高の手が来ているに決まってるもの)」
ダービー弟がSOS団の人形作ったら最高にかわいくなさそうだ
中国の描いたハルヒ思い出して盛大に噴いたw
キョンや長門あたりいい味出そうだが
長門は無口すぎてダービーもつまんないだろうなw
長門は射手座でキョンが述懐してるように存在自体がイカサマだが
ばれなきゃイカサマじゃないからな
971 :
ボスの人:2008/02/22(金) 21:51:40 ID:???
ディアボロの髪の緑色部分は、
チョコラータのカビのせいじゃないかと妄想した今日この頃
そんな病んだ思考回路で投下
972 :
ボスの人:2008/02/22(金) 21:53:24 ID:???
ディアボロの動揺E
俺は長門に襲われた。状況は前とは違い閉ざされた空間だった。
不良のやつらに襲われた時よりも絶望的な感覚。
なんたって誰にも助けられない空間に覆われ死に続けるのだから
まるでゴールド・エクスペリエンスレクイエムだ
「ところで俺が助けられた方だよな」
「うっ、すまん」
キョンはなぜか侵入できて、俺を助けだした。
だが腰を抜かし立てなくなってしまい俺が肩を貸して家まで送っている。
これじゃあどっちが助けに来たのか分からない
「まぁ、泣きわめかないだけマシだ一般人のくせに」
「そりゃどうも」
キョンがバツの悪そうな顔をして下を向く、相変わらず地味な男だ。
背景に溶け込むぐらいしか脳のない存在感のない奴だと思っていた。
しかし、必死に叫んで助けようと思うあたり‥‥こいつ、案外とんでもない奴なんじゃないか?
俺に見られた事に気づくと、男のくせに男をジッと見るなと注意された。
俺が悪態をつこうとすると前から光がもれ、一台のタクシーが現れた。
そのタクシーに見覚えがあるのかキョンは高校生らしくない神妙な顔でため息をもらす。
後部座席のドアが開き、中から制服姿の古泉が現れた。
「お二人とも無事なようで何よりです」
たしかに見た目に傷はないが、さっきまでは酷いもんだった。
キョンも下手したら怪我してたかもしれないしな
973 :
ボスの人:2008/02/22(金) 21:54:49 ID:???
「機関が調べて駆けつけたんですが、長門さんは?」
「帰ったよ」
「長門は‥‥どうなる?」
「どうもなりませんよ」
古泉はさらりと言ってのけた。組織の意見を聞かず、
独断で動いたのに処罰もなしという事は、俺を消しても問題はないと言うことか
古泉は乗ってきたタクシーの後部座席に俺達を乗せ、
自分は助首席に座ると、タクシーを発車させた。
「確かに、あなたの正体が分かった時には
僕達の機関の間でもその意見は出ました。けど、凉宮さんが暴走してはいけません」
古泉は前を向いたまま、鏡に写っている俺達を見ながら話した
「そして、何より貴方に死んでほしくなかった。数日間でしたが貴方とは親しくなりましたから」
「なっ‥‥どいつもこいつも馬鹿ばっかりだ!」
俺は悪態をついて、さっき切られた腹を撫でた。傷跡は一つもついていないが、むずがゆく感じる
「世界が一巡したことは知ってるか?」
「一巡?なんですかソレ?」
古泉は助首席から顔を出して答えた。本当に分からなさそうだ
974 :
ボスの人:2008/02/22(金) 22:06:41 ID:???
「なら俺の正体は何で分かった?」
「それが、お恥ずかしいことに長門さんが教えてくれたんですよ」
アイツか‥‥。なら一巡したことは言わなかったのか
言わない方が良いだろうな、知らない方が良い事も有るんだ
「一巡はこのさい置いときましょう‥‥ギャングのボスというのは本当なんですか?」
辺りがシンとして空気がはりつめた。
キョンも聞きたかったが申し訳なかったのか、怖くて聞けなかったのだろう。
できた人間だが損をするタイプだな
「あぁ、そうだ組織名はパッショーネ。
イタリアで一番の組織だったよ。実母も殺し育ての親も殺した最低な奴だ」
「‥‥なぜ娘に会いたいと思ったんですか?親友の遺体も探したいと」
「‥‥孤独の死を繰り返していくうちに、走馬灯のように昔を思い出した。
最初は娘を愛してやろうと思ったよ。でも、無理だった。
帝王の座を‥‥忌まわしい過去に奪われると思い込んでしまった」
横を通りすぎる車を眺め、
俺は自分の記憶を細かく書いてある本を読む感覚で話していく
そんな本があったら、きっと歪んだ言葉の羅列で埋まってるに違いない
975 :
ボスの人:2008/02/22(金) 22:08:52 ID:???
「親友も俺がギャングのボスだと言う事は知っていた。
あいつは俺がやる事は正しいと信じ、生きがいとまで言ってくれた。
俺はそんなアイツを道具としか思ってなかった‥‥ずっと一緒だったのにな」
「ずっと一緒って、兄弟だったのか?」
「兄弟か‥‥そうだな俺とあいつは兄弟なんだ。
あいつは俺に頼っていた弟だ。俺はそれを知らないふりをして一人で遊んでいた。
できるハズなんかないのに、掴めると思い込んで空に手を伸ばして夢を見ていた」
星を掴もうと、雲を掴もうと、
そんな下らない、できもしない空想に浸るより弟と遊んでやれば良かったんだ。
今となっては俺に兄の資格なんかもない
車は交差点にさしかかり、信号が赤になりスピードをゆるめ車は止まった
「‥‥俺は、俺を信じてくれた奴を裏切ったゲス野郎だ。裏切って悪かったと会って謝りたかった」
謝ろうと思っても謝るべき相手は別の人間になっている。
そいつに謝っても意味はない、俺が許されることは永遠にない
アイツが言ったとおり俺が真実に到達することは永遠にない
車は再び速度をあげ走っていく、
俺はこれから何をすべきか分からずただ動いていく景色を眺めているだけだった。
to be continued...
976 :
ボスの人:2008/02/22(金) 22:13:00 ID:???
鬱シリアスなんか書けませんよファンタジーやメルヘンr
ディアボロはヤンデレだと思う。異論は認める!
ボスの方投下乙そしてGJでした
残念?だがボスの頭は染めてるらしいです
真実に到達できないボスを、ハルヒは、
SOS団は救えるんだろうか……
久々に来たら来ているわ。ボスの人、アメリカの人、GJ!
>>927 あれでギアッチョは写真の灰をコンピュータ解析したり、やることはやる奴だ。
『あれでギアッチョは写真の灰をコンピュータ解析したり、やることはやる奴だ。』の…
『写真の灰をコンピュータ解析したり』……ってよォ〜〜。
『写真の灰をコンピュータ解析』ってのは、わかる……スゲーよくわかる。
おかげでヴェネチアの駅が目的地ってわかったからな…。
だが、「したり」って部分はどういう事だああ〜〜〜っ!?
俺がチマチマやるかっつーのよーーーーーッ!
ナメやがってこの
>>978ァ、超イラつくぜェ〜〜〜ッ!!
細かい灰の解析作業に勤しんでたら、血管ブチ切れちまうじゃあねーか!
『写真の灰をコンピュータ解析させたり』だってんだ!チクショーーッ。
どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!
「解析したり」って、どういう事だッ!ナメやがってクソッ!クソッ!
矛盾?にイラつくわけでただキレやすいってわけじゃないだろ
ミスタ戦でキレた描写もないし、そういうキャラ付けならもっと大雑把なスタンドになってるだろうパープルヘイズとか
新スレの季節ですね
矛盾にイラついただけで車ガンガンやるのはキレやすいんじゃね
マルドゥック・ヴェロシティって小説にワイズマンってキャラが出ていた。そいつは普段からすぐキレるが、その実、肝心な部分では冷静さを保っている、「キレやすい」と「頭が切れる」を兼ね合わせた男だった。
何が言いたいかっつうと、ギアッチョの「キレ」はエシディシの「泣き」と同じようなものなんじゃないかと。
超低温は『静止の世界』だ……。
低温世界で動ける物質はなにもなくなる。全てを止められる!
オレの『ホワイトアルバム』が完璧なのはそこなのだ!
爆走するキレツッコミだろうと止められる!
荒巻く俺の感情だって止められる!
その気になりゃあなあーーッ。
炎の粗暴さと氷の冷静さを持つフレイザードのようなキャラ
あるいはクールを本分とし、確信犯的にキレてエシディシ的発散をしてるキャラ
次スレも立ったし、投稿者のやる気を出すため
埋めも含めて支援したらどうだろう?
おKだったら、以下支援で
やる気を出すための支援って感想でも書くのか?
とりあえず支援
感想は励みになるから、意欲は沸くだろうな
それで投下するかは知らんが
無かったら支援埋めだけでも良いと思われる
『214改めイタリアの人』の第二部はまだかなぁ
まあこのスレが続く限り待ち続けるつもりだが
億泰の人帰ってきてくれないかな
このスレに投下されている全てのSS作家さんに
敬意を表し、また再投下を待ち望んでいます
みなさん頑張ってください
まとめ読み返してたら、法皇の憂鬱で、花京院が友人と机並べて
お昼食べてる場面で涙出てきた
ここに投下した全てのボスに敬意を・・・
寂しいよぉ・・・ボスゥ・・・
投下・・・待ってます・・・
/ ヽ-‐ 、_ァ、_ ::,r-、_ :::__ -=_ __ ..., r-― '" l =====
/ し 前 埋 l==,、==.,===ァ=,,、v==-テ::::::,_`\.::|/ .i| i l;;;;;;;;;;;;;;
l ね に. め 〉;;;;;;;;;;;;;/,ヘ、| ゛ミ≧'‐~´ /.. こ(メレ_`' :::::!i ノλ l l;;;;;;;;;;;
| | 乾. の (_、;;;;;;;;;//λ ::::.. /::゙゙゙:::::. ̄^ ::;::〉´_`i ヽヽ-―
! か 杯 r―` 7ノノ!〈 |-i /、 _/::::: ,'::. 〈;{.| jヽl
\ ? ノ /‐-、 /r_〉┘ \::,:_:ノ ,::::/ ノ/ ノ-―--
_ ,,,ゝ、 __ ,/ ,,f `ァ'  ̄ヽ _ 〈_ 、 ,::::/ '´ノ/ ノ な
_, r_''-゛‐ '-"ノi _,rイ::::i|ヽ/{ ;; ,, 》. -==-=- ゝ ,::_/‐ " i<. あ
,r_''゛‐"_, -_''"- '゛::: i |:::::i| ヾ、-i. f ::.. ->ー --´ ゝ、_ __ ,, -' ,::iノi i! `il. :
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ゝ、_,/ ー ' ,/:::/ヽ:::::::::::::::;;;;;;;〉 ノ :::: ,,/ ヽ ::: ,,;;;"" , r ' 〃 ./ ..:: .:::
ヾ / ノ::/ゝ- ^i::::::::::::::;;/ / ::ノ | :::: ,,;;;; r‐'" / .ノ ..:::: ::
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うめ
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