2 :
1/3:2006/05/08(月) 01:12:32 ID:???
第56話――首
そういえば田村玲子がよく言っていた。我々が生まれてきた目的は何なのかと……。
いまさらどうでもいいいことだが、しかし……1つわかったことがある。
お れ に と っ て は 戦 い こ そ が …… !!
ミギーが突然、もう帰ろうと言い出した。
我々の役目は終わった。もう人間たちの勝ちだよ! 我々のような個人がどうこう言う段階ではなくなったのだ!
そう矢継ぎ早に新一に語りかけるミギー。……なんか変だぞ。
とりあえず勝利ムードで明るいバスに、もう一度モニターを見せてもらいに行った。
山岸は、廊下の曲がり角の向こうに、悲鳴と破壊音を耳にした。無線で連絡を取る。
相手は1匹、だがすごいスピードでショットガンが効かないという――「変わり種」か……?
山岸は指示を出した。ここで迎え撃つ! 全身が見えてから一斉射撃だ!!
やがて――音が、止んだ。
静かになった曲がり角からゆっくりと歩いて現れた、上半身裸の男。
その額と頬に、4つの目玉が新たに開いてこちらを見た。 そして、
銃撃をものともせず、
壁や天井をまるでバウンドするように飛び跳ね、
後藤は超スピードで、こちらへ向かってきた!
隊員たちはそのまま薙がれ引きずられ撥ねられ飛ばされ、ミートソースとなって廊下にぶちまけられる! ばかな!
後藤は手近な部屋に入っていった。おそるおそる、後を追う。
――そこにいたのは、化け物だった。
刃を生やし三叉に枝分かれした腕の触手。高速機動に最適化された禍々しい足。光る6つの眼。
隊員たちはショットガンを放つ。だが――
「弾丸をよけるだと!?」「よけるだけじゃない、盾も使う」
後ろに回られ、串刺しにされる。
どうせ助からん――指示が下され、仲間の銃弾を全身に受けて隊員たちは絶命した。
3 :
2/3:2006/05/08(月) 01:13:01 ID:???
くそ! まさかこんな能力が……まったく別モノじゃないか! あの動き!
しかもせまい通路では射撃方向が限られ同士討ちの危険も……
山岸は考える。もっと広い空間……屋上か!
指示を下し、とっておきのグレネードランチャーを1発、さらにもう1発、足止めに見舞う。
――ものすごい爆発が起こった。
だが山岸は油断しない。ここは万全を期し、屋上で隊形をととのえて待つのだ! 急げ!
悪い予感がしていた。敵があいつで、場所がここというのがいかにもまずい。
――案の定、後藤は無傷で生きていた。やはり無駄か!
後藤にとっては壁や天井も地面と同じ。これまでの屋内戦のマニュアルは役に立たない。
逃げる最中にも、飛び跳ねる後藤に次々と薙ぎ殺されていく部下たち……
人間の創りあげた近代的な建造物も、今や後藤の「巣」でしかない。地の利を奪われるとは、不覚だ。
山岸は一心に屋上にたどり着き、そのドアを蹴り開ける。
明るくなる景色。僅かな希望。彼は後方に叫んだ。
「よォし、左右に散れ!! 屋上(ここ)なら良しだ!!」
そのほうこうには だれもいない。
「……まさか……」
暗い屋内からゆっくりと現れた、恐るべき敵の姿。
後ろの隊員は、既に彼が片づけた――いや、ちらかしたと言うべきか。
まさか胴体にも、と顔を歪める山岸に、後藤は淡々と同意して、だがボディー全体をプロテクトしているわけじゃない、と語る。
「特に『すき間』を狙われると非常にまずい。今回はおまえら物量の前に多少ながら不覚をとった」
示す脇腹には、わずか2点の、小さな血痕。
だしぬけに、山岸が銃を放った。すかさず後藤が腕を薄く延ばして盾状にする。
「たとえ細胞を硬質化させても小銃の連弾を真正面から受けるのはかなり危険だ。だからこうして斜めの角度ではじく」
圧倒的な力量差を馬鹿にするように、丁寧に説明する後藤。そこに山岸のグレネードが着弾した!
――爆発。だが。
「また……弾丸をよけるといっても弾丸より速く動けるわけではない。相手の眼球や手もとの動きから弾道を読む」
上空に跳び上がっていた後藤が、壁を蹴って、
山岸に体当たりした。
4 :
3/3:2006/05/08(月) 01:13:36 ID:???
勝敗は決した。
口から血を吐きながら、朦朧とした意識で山岸は尋ねる。何者なんだ、と。
「見たとおりさ……単なる野生生物だよ」「生物……だと?」「おまえらこそ何なんだ?」
生物、という言葉を反芻する山岸。最後に彼が思い返したのは、数日前の泉新一の言葉だった。
――フ……火炎放射器か。それも悪くないかも……
庁舎にいた最後の人間が、スキャナーを通り過ぎた。緊張が切れ、刑事たちも軍人たちも大きく息をつく。
だが、そんな彼らの元に、屋上から何か破片が降ってきた。破片は車の天井にバウンドし、地面に水っぽい音を立てて落ちた。
おそるおそる、見る。
それは、破片ではなかった。
大きな傷を負い血にまみれた、山岸の生首だったのだ。
右手が、ガンと頭を殴った。きょとんとする新一をミギーは叱る。言わんこっちゃない!
……その時、新一の前に現れたのは――屋上から飛び降りてきた、後藤。
「そうか……おまえもかんでたのか」
他の「仲間」たちがすべて殺された、大きな戦い。その戦いにおまえが……。
そう言えば、と彼は呟く。これは や り か け の 仕 事 でもある。おまえを殺せば心がもっとスッキリするだろう。
「そうだ、殺すべきなのだ……そしておれは先に進む」「どういう理屈だよ!」
バスを背に怯える新一の前に、微笑さえ湛えて立つ後藤。
その胸に、5発の拳銃が穴を空けた。
――心臓を狙って発砲したのは、平間だ。
なかなか正確だな、と後藤は静かに評する。平然としている後藤に、平間は戦慄した。
後藤はきびすを返し、新一に背を向ける。
「次にしよう……ジャマが多いし、それに……今日は少し疲れた……」
平間が銃撃の号令をかけるより早く、後藤は天高く跳んで、消えていった。
それを見送るのもそこそこに、平間が新一に向き直り、きみはいったい、と詰問する。
「し……知らない……知るもんか!!」
新一は怯え、ただそう叫んでいた。
そしてミギーもまた、慄然としていた。最悪だ……今度こそ殺されるぞ!!
藤ゲト
>>1乙
今回で一段落ついたから、次回はいつものパターンで日常が描かれるんだろうか
まさか、いきなりバトルってワケはないよな・・・?
>>1 すばらしい
>>6 新一のメンタルケアの回になるんじゃないかな?
多分、部屋の隅でガクブルしてる状態だろうし
親父が新一復活の鍵になると見た
登場済キャラで今後も使われる可能性があるのは
父親
ウダー
村野
ちょっと不良っぽい友達
加奈のボーイフレンド
家政婦
平間
由利
美術部の女
旅館の娘
浦上
そういや浦上はどうなったんだ
後藤と新一が知り合いってのはもう平間さんにとっては確信に変わっていると思う。
田村玲子となにがしかの関わりがあった事も疑いようが無いし、
こりゃ今度こそ正体バレなんじゃないか?
あれだけの人死にが出たんだからもう警察もなりふり構っていられまい。
次回は海外の空港に降りた新一から始まります。
新スレ乙
平間さんが鍵だと思う。
でも、犠牲になる公務員話は今回で終わったからな。
多分平間さんは死なない。
寄生されるかもしれないけど。
次回、山岸が復活して後藤と戦うよ。
後藤「なぜだ!? 殺したはずなのに!」
山岸「……………」
後藤「首を切り落として死なないとは! ついでに心臓に穴をあけておくべきだったか」
ビッ
シュッ
後藤「よけた!?まさか!人間にそんな運動能力があるわけは・・・………」
山岸「ブァカ者がァアアアア由井先生の科学は世界一ィイイイイ!!」
で、後藤をかなりいいところまで追い詰めるんだけど
最後トドメを刺そうとしたときに後藤の脇腹の傷跡が目に留まって思わず攻撃をやめてしまう。
後藤はこれからどうするんだろう?
適当に人込みにまぎれて生きていくのかな?
「ただの野生動物」になるんじゃね?
普段は山に住んでるが、時折人里に下りてきてヒトを食う。
そんな感じの。
チーマー狩りとかしそう
「どうした?ケンカの強さだけがおまえ等の取柄なんだろ?」
キプロス・モザンビーク・カンボジア・アフガン
戦場を求めて旅します。
第2の田村玲子を求めてさまよいそう
強さ故の孤独から他のパラサイトを切断しまくり同じ5体同居を大量生産
この中から将来自分の強敵(とも)が育てばいいって考えで
雑魚パラサイトあっけなさ杉。
草野さんが生きていれば寄生体分離戦法で後藤に準ずる位の活躍が出来たのに。
つか、田村さんが生きていればどうしてただろう。
ライフルで致死量の1万倍以上の猛毒弾撃てば流石の後藤も…。
これで一段落? ばか言うな。確かに後藤はいなくなったけど、
国家相手に正体バレの危機って衝撃シーンで終わってるし、浦上はまだ控えてるし、
ここからまた一悶着ある展開だろ。
23 :
1/3:2006/05/09(火) 00:01:59 ID:???
第57話――ヒーロー
夢を見た。53人の死者を平間に咎められる夢。降ってきた生首になって、首のない自分を見上げる夢。
目覚めると、ミギーが「ひどい……夢だったな」と言った。
ヤツは、近いうちに必ず現れる――あきらめが新一の心を満たしていく。
宇田は巻き込めないし、軍隊をぶつけてもまた大勢死ぬだろう――お れ た ち が 殺すんだ。
知ったことかと歯を見せるミギー。おまえほんとに……いつまでたってもミギーだな……。
とうさん……もうじきさよならかもしれない。かあさん……もうじき会えるかも……。
遠くに逃げるってのはどうだ、と話しながら歩いていると、学校を忘れたことに気づいた。その些細さに失笑が漏れる。
そのとき腰に触れる誰かの手。反射的に、数メートル跳躍して飛び退く。
小さな女の子が、ぽかんとこちらを見ていた。
何やってんだおれは……ヤツが近くにいたらミギーが気づくはずじゃないか……
「なあミギー?」
けれど、返事はない。
……眠ってる? そう気づいた瞬間、恐怖が彼を包み込んだ。
新一は堪えられず走る。あの鋭い目が今もこちらを見ているような感覚が拭えない。いま来られたら……!!
走っていると、チンピラと肩が触れた。黙っていく気かよ、と絡まれる。
取り乱して謝った。面白がって土下座させられるのにも従い、さらに靴で頭を踏まれ、
――その足が、後藤のもののように思えて、
新一は叫びながらチンピラを殴り倒した。
「ごめんなさいっつってんだろう!! あやまってるのに……あやまってるのに……!!」
夕刻、帰宅途中の村野を訪ねた。
「ひょっとしてズル休み? きったねーヤツ」
悪意のない冗談が、堪える。――そうなんだ。
「きたねえんだ、おれって……クズ野郎なんだ……」
53人死亡、という新聞記事の見出しが瞼の裏から離れない。
新一は村野を見つめ――その細い体を、抱きしめた。
体の震えが止まらない。歯がガチガチ鳴る。さらに腕に力を込めた。驚いた村野が、自分を突き放した。
彼女から目を逸らして、逃げ出した。
24 :
2/3:2006/05/09(火) 00:03:06 ID:???
公園のベンチに腰掛け項垂れていると、そのまま日は暮れていった。
夜の公園は誰もいない。静かだ。
「遠くへ逃げる案……いいかもしれないな、シンイチ」
起きてたのか、とミギーに答える。
もうちょっとで卒業なのにと思うと、卒業旅行、なんて下らない冗談も思い浮かぶ。
その時、五感が鈍っていたのか気づかなかったが、こちらに近づいてくる人がいた。
――村野。
「泉くんわりと公園とか広場好きでしょ……あたしも好き」
そう言って、隣に村野が座る。
さっきのことを謝ると、わけわかんない人だよ、と言われた。
彼女は少し沈黙して――立ち上がり、言った。
「うちおいでよ。なんか話そ。……ちょうど今日誰もいないし」
フ……じゃあお言葉に甘えて……。
……生命の危険を感じると本性が出る……なんにしてもおれって情けないヤツだよな。
頭の中は「死にたくない」ってことばかりだ。
生きたい……
どんなに他人の死の責任を感じても。
生きていたい……
どんなに恐ろしい敵に狙われても。
――新一は、村野里美を抱いた。
村野里美は何も尋ねなかった……
おれはミギーのこと冷血だなんてよく言ったけど、おれにそんなこと言う資格はない。
結局は自分のために周りの何かを踏みにじって生きている。
新一くんってかっこいいね、と彼女は言った。
いろんなものを見たよね、と彼女は言った。
だから……よっぽどのことがあっても負けない……負けっこない。そう、村野里美は言った。
25 :
3/3:2006/05/09(火) 00:03:37 ID:???
「……里美、きみが好き……愛してる」
「泉くん、一番最後にポツリと言う……」
呟いて笑う彼女を抱き、新一は、キスをした。
生 き よ う …… 何 と し て も !!
朝がやってきた。陽の光が眩しかった。だが――
「せっかくの気分をぶちこわして悪いがな、シンイチ」
家までは帰れない。ただちに逃走開始だ、とミギーに宣告された。
ヤツに間違いない。この強力な波長はザコとは違う! このまま自宅に近づけば父親もまきぞえを食う!
後藤のスピードから察するに、車に乗っているようだ。新一はミギーに言われるまま、コンビニの駐車場に来た。
車を盗むつもりだ。躊躇したが、ごちゃごちゃ言ってる場合じゃない。命の問題なのだ。
運転はミギー。いつの間にと思ったが、そう、ミギーは一日で日本語をマスターしたのだ――。
車を飛ばす。変な気分だ。
「後藤」の脚力ならば追いつかれるスピードだが、ヤツは今のところ車を降りる気配はない。
ただ追いすがって車体ごと切り刻むのは骨がおれるだろうし、それにこの前の一撃でこりてるのだろう。
新一はミギーに、ひとつ頼みを申し出た。なるべく人のいない場所に行ってくれ、と。
「……たのむ」「…………よしいいだろう」
ミギーも、たった今一か八かの手を思いついたらしい。ジャマがいない方がいい。
車はやがて、蛇行する山道の登りに差しかかった。ヤツはピッタリと追ってきている。
「いずれは追いつかれる。だからこそ、先に勝負をかけねばならん」
そう言って、ミギーは何か山道の地形を確認している。
やがて、「む、この地形グッド」と車を停め、新一にシートベルトを外させるミギー。なんか……ひでえこと考えてない?
「とんでもない、うまくすりゃすべて解決だ。失敗したらそれまでだけど」
そしてミギーは、アクセルを急加速。車を走らせるままドアを開けて新一ごと地面に飛び降りる!
「……たぶん命中する」
後藤は見た。
――自分の車めがけて崖を転がり落ちてくる、車を。
>このスピード……車に乗ってるな
>ミギーいつの間に車の運転なんか……
>わたしは1日で日本語をマスターしたんだぞ
草野さん・・・
うおおお早速後藤とバトルかよ!
なんか今回は(というか今回も)いろいろありすぎて何から語ればいいのかわからないな
とりあえず
_ ∩
( ゚∀゚)彡 セクロス!セクロス!
⊂彡
そんな…草野さんは一生懸命教習所で嫌味な教習員に怒られながらやっと修得したのに
(全部推測だがこのスレの草野さんなら間違いないはず)
セックルキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
人間の体で運転するのと寄生体で運転するのとじゃ話が別でしょ。
53人か。思ったより少なかったな。
シンイチは高校生にして童貞を捨てられたというのに
お前らときたら
セクロスで゙パワーアップって展開か?
後藤に勝てそうだな
>「む、この地形グッド」
この台詞がツボった
ミギーがふと見せる愛嬌が可愛らしいったらありゃしない
しかしあんなに綺麗に車が落ちるものか?
普通に木に引っかかって終了すると思うんだが
そこはミギーだから、いろいろ計算してるんだろう。角度とか。
>>26 大した事ではない
新一も1日で女体の操縦を覚えたんだから
今週最大の驚きどころは草野さん以外にも車が運転できるパラサイトが居た事だな。
それにくらべりゃ人間同士の交尾なぞ些細な事だ。
>>34 俺もそこ萌えた
いつまでたってもミギーなミギー
新一の精神状態を見て気遣うミギー
セクース後の気分をぶちこわしちゃうことに気遣うミギー
運転するミギー
ひでえこと考えるミギー
すべてが萌えるねミギーは
ミギ−(村野のヤロウ!よくも私の新一を汚してくれやがって、
新一もたまってるんなら私に言ってくれれば人間の女なんか足元にも及ばない・・・)
しかし車を盗まれた挙句大破させられたオッサンの事を思うと涙を禁じえない
>>28 禿ワロタwww
「このスレの草野さん」て素敵w
村野とのセクロスで、これでもう思い残す事はないってネガティブな方にいかなくてよかった。
生き残る気満々だな。今回の戦いは生への執着が良い方に転ぶことになりそうだ。
>>41 草野さんは地味にキャンセル待ちで時間とってそうだなw
>>42 そりゃあ、セクロスの快感を覚えたらまたしたくて生きようと思うだろう。
後藤にジャブを食らわせられたわけだが、これで後藤がやられるとはまったく思えないな。
しかも移動手段まで失っちゃって、いったいどうするんだろう。
車が衝突して爆発したときの炎で、ぎょっとした後藤が分離した隙に倒す……とかいう寸法?
それもまた盛り上がらないが……次回どうなるのかさっぱりわからん。
脱・童貞オメ
ミギーも人間の交尾を見ることが出来て良かったね
そういや、後藤さんも普通に運転できるのに草野さんが運転手って
いや、なんでもない…
>>48 田村玲子にも焼そばパンを買いに行かされて恨んでました
う〜〜ん
新一とミギーは応援してるが、後藤さんもカコイイから死んでほしくないっていう
なんとも複雑な乙女心なの(´・ω・`)
あっけないけど車爆発炎上して後藤交通事故死として扱われる。
「所詮人間サマの文明の利器には無敵生物後藤でも敵わないってことさ。」
これで後藤が死ぬとは思えないがそれでもミギーは流石だなって思う。
圧倒的に強い後藤がじりじりと迫ってきているのに焦る様子もなく
逆にこんな大技を思いついて当たり前のように仕掛けるなんて…。
何かミギーを見てたら生き延びるだけなら何とかなりそうな感じがしてきた。
ここ最近主人公なのにあまり出番がなかったが
今回のエピソードはまた活躍するみたいで嬉しい。
とりあえず逃げる足を失ってまでした攻撃なんだから
後藤のほうも車がブッ潰れてそれなりにダメージを受けて、
車体から脱出するのに手間取っている間にまた距離を取ったりなんかして、
まずはミギーの強烈な先制パンチがポイントを挙げたって感じになるんじゃないかな。
村野とのセックスで何が良かったかっていうと
今回でちゃんと行為を終わらせた事だ。
あそこでもしシンイチがギリギリで思いとどまって童貞のまま後藤と戦う事になって
「俺…この戦いが終わったら(ry」
とか言い出したりしていたらと思うと本当に危ない所だった。
こんな作戦に出るならトラックみたいな大型車に乗り換えろよミギ−。
55 :
マロン名無しさん:2006/05/09(火) 08:42:52 ID:9AJ7d3en
シンイチ、興奮のしすぎだ。
鼓動も早すぎる。もっと、おちつけ、いつやっているように胸に手をあてて、
ちがう!女のじゃない!
アドレナリンの大量分泌!
これは・・・
む、この体形グッド
里美痛そうだったな
じっさい痛いよ
何日かはおしっこが傷に染みて泣ける
む、リアルな体験談グッド
でも感じてたっぽい
あれ、里美は処女だったのか?
あの性格ならそれなりにモテてお付き合い経験もありそうだと思ってたが…中学あたりで既に。
今回の新一の「結局は自分のために周りの何かを踏みにじって生きている」ってのが、深いというか…重い。
他の生物を殺すシーンとかじゃなく、あえて愛する者とセクロスする場面で出すあたりが、もう。
いつまでたってもミギーだな…のセリフにグッとキタ。
このコンビいいわ。
行為の最中ミギーは起きていたのだろうか
そりゃそうだろ
前から見たがってたしな
新一の体に混じったミギーの30%は
遺伝するのか…?
田村が答えを出せなかった難しい問題だ。
新一の生殖細胞にまで影響を及ぼしていればあるいは。
通常の遺伝とは随分違うけどな。
>>63 そりゃそうだろ
第三者に見られてた方が新一も興奮するだろうし
しかし後藤への恐怖の克服に村野とのセクロス持ってくる辺りは流石だな
生物としての基本「食う 寝る まぐわう」
その一つを実感してから生きる意志を持つって流れがいいわ
ネタバレ注意
後藤は生きている
うん
>>64 正面から見たがってるという意味かと思ってエロエロな妄想してもうた
シャム双生児(体がくっついてる人達)は、片方がセクロスする時、もう片方は興味津々で覗いたりせず、「そこにいないもの」として振る舞うらしい。
新一、ミギー、村野の3Pきぼんぬ
むしろミギー、ミギー、ミギーの3Pきぼんぬ
分裂して頭悪くなってるミギーハァハァ
…で、なんの話だっけか。
田村さんは半分でも頭イイよ。
77 :
Aさん:2006/05/09(火) 23:32:21 ID:???
玲子は半分でも感度イイよ
真一もミギーが寝てる時にオナニーしてたんだろうか
むしろ起きてる時に弄られっぱなしなのでミギーが寝た後は萎えてしまってます。
>>78 起きてる時もしてたんじゃない?
今まで風呂も大便も一緒だったんだし今更何をって感じじゃ?
あの二人はかなりオープンな関係だと思う。
>>80くんってかっこいいね、
いろんなものを見たよね、
だから……よっぽどのことがあっても負けない……負けっこない。
って事でや ら な い か
シートベルトしろよ、マジでな
ミギーがマジでなってセリフはくとはww
新一ひとりの体じゃないとはいえ、おかんのように体を気遣うミギー…
そうだ思い出した
人間は同性同士で性交することもあるという
珍しい動物なのだ
ウホッは自然界でもよく有ること。
>>85 そうなのか?このスレは勉強になる。
この作品が腐女子共に後藤×草野 後藤×新一とかのパロで汚されないかと心配だ。
触手・・・
>>85 でも自然界のは服従目的がほとんどじゃなかったっけ?
>88
そんなこともない。
動物園なんかでは問題になるらしいな>同性カポー
村野はもはや彼女なんて役回りじゃない。
シンイチの追い詰められた状況を察しながら、
一度拒否されてるからかもしれないが質問一つせず、
体重ねた後に励ます。
村野がどこまで深刻に受け止めたかは不明だけど、シンイチはもう逆らえまいw
次号予告。
自分の乗ってる車どころか落ちてくる車すら切り裂き、ジャンプしてくる後藤!
もはや後藤さんなら手から気功波出しても驚かん
>>88 カエルだったかな。繁殖期になると他のオスだろうが魚だろうが、
手当たり次第に抱きつく種があるって話しを聞いた事がある。
それは単に区別つける気すらないだけだろ
生きようっていう当たり前の衝動に死が迫って改めて気付かされた新一。
ぬるま湯ヒッキーな俺も見習わねば!おまえらもいつまでもセクロスでハアハアしてんな!
オス同士の同性愛は、両生類から哺乳類までかなり多くの種に見受けられるが、
メス同士の同性愛が確認されたのは、ヒトとスナトカゲだけらしい。
何でこんな話してんだ?
性に興味がわいてくる年頃なんだよ
>>54 時間的余裕が無かったんじゃないか?
でもそんな様子でも無かったな、
小回りの利く車がよかったとか。
ズーレーとかSMは想像力やイマジネーションが大切っていうから人間の方は納得できるな。
ただ、もう一種類が何故スナトカゲなのかはわからんが・・・
今回の戦いの理由も知的生命体ならではだよな。
新一は贖罪や責任感の為、後藤は新たなステージへ向かう為のケジメとして
お互いに利や欲や保身のみの感情ではない。
今回のバトル、草野さんが生きていれば故ウィルソン・フィリップス上院議員並の活躍が期待できたのに…
>>78 例えばシンイチ
きみはティムプォを
左手でこするだろう?
102 :
1/3:2006/05/11(木) 00:09:27 ID:???
第58話――ミギー
大爆発が起こった。
ところがどっこい後藤は生きていた。頑丈なヤツだ……
行こう、とミギーは言った。逃げようという意味だ――徒歩で。
――くっそー、どうすりゃいいんだ!
普通の化け物ならスピードで勝てたが、「後藤」は何をとっても向こうが上! 100パーセント勝ち目なし!
戦って勝てず、逃げても追いつかれる。それならどっか隠れるしか――でもだめだ、位置は探知されちまう!!
そうだな、とミギーは冷静に言った。
「じゃあやっぱり……そこの森へはいれ」「えっ」
以前は「後藤」相手では不利だった場所だが、同じ戦法をとるとは言ってない。ミギーは新一を立ち止まらせた。
道草食ってる場合じゃないと取り乱す新一だが、ミギーになだめられる。
「死は……いや殺されるのは誰でも怖い。わたしだってそうだ。しかしここが正念場なのだ!」
促され深呼吸すると、新一の心の乱れが収まっていく――。
たしかに「後藤」の戦力はすべての点で新一たちより上だ。しかしちょっと発想を変えてみろ、とミギーは言う。
お互いの戦力を「強さ」や「大きさ」だけでなく、「形」や「色」や「におい」でも比べてみる……
ピンとこない新一に、ミギーの提案。力をあわせても勝ち目がないなら、いっそ力をあわせないでやってみないか。
「戦は『兵力』よりも『勝機』だよシンイチ」
シンイチのポケットには、さっきの車内にあったライターが入っている。次が本当の、一か八かだ……!
後藤が森に入ると、ミギーの波長は、上で枝にそって四方に広がっていた。
――これがヤツらの戦う工夫だとしたら……うれしいな。
これは時間との勝負だ。無茶すぎるが、だからこそ後藤にも予想できないのだ。
今ミギーは、新一から分離している。後藤は新一の存在に気づかずにまっすぐミギーの方へくる。
そう。胴体は寄生生物の「命綱」であると同時に最大の「弱点」でもあるのだ。
だから、ミギーはこの2つから……同時に手を離した!
足を刃に変え木の上に留まった後藤が、ミギーの波長に向かって攻撃を繰り出す。
だが――まるで反撃がない。
後藤は地面に降り、人間の小僧を探すことにした。胴体さえ見つけて破壊すれば勝ちなのだ。
103 :
2/3:2006/05/11(木) 00:10:00 ID:???
「後藤」の胴体は、半硬質化した寄生細胞でプロテクトされているらしい。ただし一枚岩とは考えにくい。動きが鈍ってしまうからだ。
硬質化されている可能性が少なく、しかも最も効果的と思われる攻撃目標は……「三木」の場合と同じく「頭」(首すじ)!
「頭」は「頭」であるだけで手一杯のはず。切り離した瞬間に統制はなくなり、プロテクターも分裂解除、
胴体を粉砕できるはず!(三木の時にこれをやっていれば……!)
勝負は1度きり! パワーとスピードにおいてはるかに勝る「後藤」の首を切り落とすには――
ギョッとさせるのだ。そこで火を使う。木ぎれで槍を作り、火をつけて放つ作戦だ。
――だが、ミギーから見て後藤の角度が悪く、なかなか実行には移れない。
新一は焦る。ミギーも想像以上の消耗を感じる。もう意識がぼんやりしてきた……
と、その時後藤が咆哮した。
「いくら四方に広がろうと大したカモフラージュにはならんぞ!! 逃げる工夫より戦う工夫をしろ!!」
まさにそのとき、決行のタイミングがやってきた――!
「今だ!! やれ!!」
(おれと同じ声!!)
「そこか! 胴体!」
叫ぶミギー、に触手を向ける後藤、に炎の槍を投げる新一!!
後藤の攻撃はミギーには当たらない。当たる直前、新一の槍が後藤の膝に突き刺さったのだ。
ギョッとする膝の細胞。体勢を崩した後藤の首を、ミギーが薙ぐ!!
だが浅い! ミギーは木の上からもう2本触手の鎌を飛ばす! しかしやはり、「頭」の切断には至らない!!
――だめか!!
「ミギ――ッ!!」「くるなシンイチ!! 失敗だ!!」
駆けつけようとする新一を、ミギーは制止した。
後藤はまだパワー充分だ。戦術に驚き感心し、次には新一に標準を変更しつつある。
新一は逡巡している。だが2人とも死ぬことはない。早く行け!!
「だってミギ……」
新一が口を開きかけたとき、後藤が触手を飛ばした。攻撃は新一のこめかみに深い傷を刻む。
ミギーはプロテクトの弱まった後藤の足を斬り、足止めして叫ぶ。
「な に や っ て る !! こ の ま ぬ け !! は や く 行 け !!」
105 :
3/3:2006/05/11(木) 00:10:48 ID:???
新一は、なんとか逃げられたようだ。
小さくなっていくその背中に、ミギーは別れの言葉を語りかけた。
シンイチ……いちばんはじめにきみに出会って……
きみの……脳を奪わなくてよかったよ……
おかげで友だちとして……いろいろな楽しい……思い出を……
後藤は、今にも「頭」を再結合して復活しそうだ。
その脇で、ミギーは意識が薄れていくのを感じていた。
妙に眠い……
それなのに孤独感だけがくっきりと大きく……
これが……
死か……
森をひた走る新一は、足を踏み外して崖から滑り落ちる。
そのまま川に転がり落ち、噎せながら川岸に這い上がった。
彼は嗚咽していた。
失った右腕の断面を押さえ、失った友を想い、新一はひたすらに泣き声を上げた。
ミ、ミギーッ!!。・゚・(ノД`)・゚・。
うわあああああ、ミギーー!!
ポカーン
ちょ・・・マジこれ?
だ、誰だっ!パラサイトに情が無いなんていった奴は!
立派にあるじゃねぇか…それもとびっきり熱いのが・゚・(ノД`)・゚・。
シンイチ……いちばんはじめにきみに出会って……
きみの……脳を奪わなくてよかったよ……
おかげで友だちとして……いろいろな楽しい……思い出を……
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
ミギー…………
ちょっ……
マジ?
嘘バレだろ?
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
ミギーが、ミギーでなくなる・・・
今回の扉のあおりを読んで「?」と思ったけど・・・
前回の「いつまでたってもミギーだな」のセリフを思い出して納得したよ。
ミギー、死ぬなああああああああああああああああああああああああああ!!!
>「な に や っ て る !! こ の ま ぬ け !! は や く 行 け !!」
冷静な判断の元で下された、友情ゆえの台詞。
新一に向かって言う最後の台詞がコレか。
……………
ミギーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
人間の行動で理解できないものがある。献身というやつだ。
なんて言ってたくせに・゚・(つД`)・゚・
藻前ら、本当は分かってるんだろ
ミギーは市んじゃいないって。
少なくとも漏れはそう信じている。
おれには悲しい友情運があるぜ
食われるはずのミギーに助けてもらったぜ・・・・・・
>>116 俺だって今までそう信じてきたさ
カナの時、ウェーブの時、玲子の時、ボブの時
そして草野さんの時
それがこの漫画なんだよ……。。・゚・(ノД`)・゚・。
>>116 人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ
その中でおまえのその気遣いはこの世のどんなことよりもやさしい
だが…生命が終わったものはもう戻らない
どんなスタンドだろうと戻せない…
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
ミギーにこんな人間みたいな面があったとは。
>>120 あったというかシンイチとの交流で生まれたんだろうな…
ミギー追悼スレ立てた
今まで冷血動物を装っていたミギータンの事を考えると。。・゚・(ノД`)・゚・。
木切れが足を貫通したなら、胴体狙えば勝てたんじゃないの。
足より狙い易いだろうし、内臓を深く傷つけば後藤も死ぬだろうし。
ミギーーーーーーーーーーーーー
マジカーーーー
マジデカーーー!11!1!11!!1!!
|
. | ||
|| |.|
|| | |
|| /( (・゚)) | |
. |:| // |. |
. | | | | | |
| | |. | |. |
| | / | | | さよならだ
| | / | /| | シンイチ
| | /. | / || |
| || | -‐-| / || | きみの脳を奪わなくてよかった
| ||\ / / / /|. |
| :| \ \/ | / / | |
| | \ ゝノ / |. |
| | /) / | |
. .|| / / | | |
| (_/ \ |.|
/ /⌒\ \ ||
(___/ \__) |
>>123 あまり深く入っていないのでは?
動体狙っても内臓傷つけるほどはいかないと思う。
やばい、普通に泣いた。
なんだこの神漫画…
タイトルに名前が来ちゃったよ…
ミギー…ミギーーーーー
ミギー…そんな…
新一はこれから片手で生きていくんだな…
>>128 その前に後藤は倒すでしょ
ミギーやられた以上、もう引き返すことはできんと思う
後藤はミギ−のいない新一にはもう興味無いだろう。
だから新一の方から後藤を狙う展開になるのかな?
う〜ん…この漫画で復活の可能性は低いが
後藤「この右手気に入った。三木、おまえはリストラだ」
三木「そんな…」
なんて展開に懸けてみようと思う。
でも無理か…( ´Д⊂
新一自体は発見されないし、アゴーと協力すればなんとか…
アゴーの波長で見つかって二の舞。
単独でやったがマシ。
>>131 そして最終的にはミギーが「頭」を乗っ取るんだな
>>133 こんな感じか?
ミギー「シンイチ、遂に私は自分の体を手に入れたよ
これは余り物だ。自由に使ってくれ」
三木「よろしくお願いしまーす」
新一「なんだか心配だな…」
三木「ヘヘヘ新一さんもそう思います?」
ミギー「要は慣れだ」
嘘だと言ってよミギー!
ミギーなしで後藤に勝てるか?
つかミギーってやっぱ個体タイプの寄生獣としちゃ最強クラスだったんだな
だった、んだな・・・orz
どっこい生きてるタフなやつ希望
ミギー死ぬな
死んでる感満載だけど死ぬな!
死ぬなも糞も生きてるわけねーじゃん
本体なしでどうやって生きてくんだよ
それひっくり返されたら作品の基本設定覆るぞ
それでもミギーなら…
ミギーならきっと生き残ってくれる!
以前寄生ママンに刺された時助けてもらったんだ、
今度はシンイチが助ける番だ!
あ、あれだ、いいこと思いついた!
そこらへんの木の枝をちょん切って、そこにくっついたらいいじゃね!??????
奇生樹ナーンチテ。・゚・(ノД`)・゚・。
ミギー追悼スレ乱立させ杉。
お前らちょっと落ち着け。
ミギーm9(^Д^)プギャースレがないのはうれしい限りだ。
乱立は許す
あれをプギャーできたら人間じゃねえ
ミギー…なんていいやつなんだミギーつД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ねぇどうすんの?これからシンイチどうすんの?
ぶっちゃけ後藤相手に片腕の新一が向かってってもただ死にに行くようなもんだからなぁ。
なんだかんだで親父もいるし、新一はまだ全てを失ったわけじゃない。
ミギーを大切に思っているからこそ、その仇を討ちに行くというのもアリだとは思うが
でもそのミギーが最後に望んでたことは仇討ちなんかじゃなく友達である新一の生存なんだよな・・・。
気持ちが分かるなんておこがましいことをいう気はないが、これはかなり悩ましい。
ジャンプの格闘漫画みたいだけど、これはもう新一修行モードに以降じゃね?
後藤を放置して置けるとは思えないし、かといって今のまま向かっていっても犬死だし。
修行とかそういうレベルの問題じゃないだろ。
それは あ り 得 な い
んじゃぁどうしよう?
もう腕にサイコガンくらいしか思いつかん…
いや、このまま後藤のことは忘れるって選択肢もあるけど。
ミギーのことかー!!!
で新一逆転TKO
ミギー志望で新一は片腕なくしたけど普通の人間に戻った、メデタシメデタシ。
で次で最終回とかじゃないよな?
体内のミギー30%が再び集結してどーにかするんだよ!
結果超人的体力は消えてシンイチは普通の男の子に戻ります
>ミギー30%
なんか響きがイヤだな・・・
新一の超人的身体能力をもってすれば後藤に勝て………ねぇよなぁ。
ミギーどうなるんだろ…ホントいいコンビだったよな(ノд`)
新一単独じゃ無理だよなぁ。
かといって他に後藤に対抗出来そうな奴なんてマッドサイエンティストくらいしか思いつかん。
起きてみればとんでもないことに…。・゚・(ノД`゚)・゚・。
なんで肝心なときにいっつも寝てんだ自分
遅れ馳せながら
神 マ ン ガ 認 定
>>159 ならばそれこそ由比先生の出番ですよ、なぁミギー…
うああミギーって三文字書き込むだけで泣けるorz
なんつーんだろ、ミギーがこれほど壮絶な死を遂げたからこそ、
新一は戦わなきゃならないと思う。
もしミギーが草野さんレベルのパラサイトであったなら、新一も全てを忘れて逃げる事も出来ただろう。
でもミギーの死に様は次元が違った。
あれを見てじっとしていられるような奴は男じゃない!
>>153-156 今までは人間+寄生生物(新一ミギー)vs寄生生物だったが
これで純粋に人間vs寄生生物の構図になるのかと思ってよく考えたら
新一の人間離れした身体能力は溶け込んだミギーのおかげなんだよな
喪失感が凄い。
フラグもほぼ皆無だったから、なんつーか覚悟が・・・。
「尊いのは自分の命だけだ」とか言ってたクセに……。
ミギー……。
>>123 胴体は肋骨や胸骨で守られてるから,火のついた木切れでも貫通しなかったと思われ。
角度的にも足を狙うのがベスト。
最後の台詞も、好奇心がなににも勝るミギーらしいいい台詞だよな
最後の瞬間まで死を見つめ
草野さん言うところの「小さな満足感」を得られたんだろうか・・・
そもそも後藤をギョッとさせてバランスを崩してから
ミギ−で確実に止めをさす作戦だから、足を狙う以外無い。
新一が仕掛けてからミギ−が勢いよく飛び掛ったのがそもそも作戦ミス。
ミギ−があれだけ広く展開出来るんだから、後藤に覆い被さる様にして動きを止め
新一がギョッとさせてから後藤を傷つけ体内に侵入して攻撃すればよかった。
五匹分のパワーを一匹どころか70%分しかないミギーがどうやって押さえ込むのよ
やっと読んだ
まさかミギーが死ぬとは思わなかったよ
これが死か…でマジ泣きしてしまった
田村玲子の死でも泣かなかったのに
ミギー…
つーか展開はえーよ!
無理に押さえ込まなくても後藤の足を止めて密着すればいい。
>>168 勢いよく飛び掛ったから傷をつけられたんだろ。
そうじゃなきゃ全身をパラサイトで覆ってる後藤の体内に侵入するのは無理だろ。
胴体部分の厚みを見ればミギ−なら侵入可能
追悼スレどこにあるの?
皆の心の中に
黙れ
くうう……
ミギーのことだから通りがかりの猪にでも寄生して生きてそう。
草野「まにあった! このまま死んだんじゃ かっこわるいまま れきしにのこっちまうからな!」
>>179 すぐに感知されて猪ごと殺られるよ…(つД`゚)
もうダメポ
>180
うせろ
冷静に考えると右ーあぼーんで後藤は新一の事感知できなくなったんだよな?
これって意外とチャンスじゃね?夜とか襲うのに。
184 :
マロン名無しさん:2006/05/11(木) 22:56:27 ID:JOyUZQZP
ここはアレだ、火炎放射器仕込んだ義手でなんとか汁
おまえら本気でミギーが死ぬと?
あのなあ、主人公が死ぬわけねーだろ!!
今日バイト先で目が真っ赤だねって言われたよ!
友だちとしていろいろな楽しい思い出を……
ってミギーけなげすぎ
かわいすぎ
まさかミギーが「友達」なんて言うとは思わなかったな
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189 :
188:2006/05/11(木) 23:25:18 ID:???
誤爆スマソ
追悼スレから御爆か
てかあの作戦無理だと、後藤殺すには
森に火をつけて焼き殺すしかねんじゃねぇかなぁ……。
ふぅ〜ん・・
ぐああ…ミギー…
俺、次の晴海でミギー本出すわ。
ミギーは神。
くそう…後藤め…
なぜミギーを!ミギーは戦いをする生物ではなかった!
広川と草野さんが始末するべきだって言ったから
やはり草野か
実は後藤もあぼんしちゃったんじゃね?
一生懸命首をつなげようとしてる描写で終わって、完全復活見てないじゃん。
新一がミギーを助けようと森に戻ったら、ミギーが死ぬ間際に後藤にトドメさしてたとか。
>>199 無敵生物ミギーになってて、シンイチとミギーの激闘か・・・○| ̄|_
801女としてはミギー総受け本を出して追悼したいと思います
山岸の火炎放射気のくだりは、絶対後藤を倒す伏線だと思ってたのになぁ
あの程度しか効果無いのか
なあ、今気が付いたんだが、ちょっと最後のページの欄外を見てくれ。
「次号、シンイチは意外な人物に助けられる」
これって・・・やっぱり浦上?浦上しかいないよな?絶対浦上だ!賭けてもいい。
民宿の女の子だろ
>>204 素で忘れてた。
確かに再登場伏線があるよな。この作者なら伏線は拾うはずだ。
むしろ俺が助ける
いいや俺が(re
草野「呼んだか?」
サブタイトル「ミギー」
これはズルい
サブタイ見るだけで泣ける
意外な人物ってウダーかな?でもここで登場ってのは死亡フラグだよな
活躍は見たいんだけど死んでほしくないから出ないでという気持ちもある、なんとも複雑な乙女心
長井
初登場のババァとかだったりしたら…意外すぎるなw
>>213 まあ…水でもお飲みなされ・・・(´ー`)旦
>>213 まあ…毒でもお飲みなされ…(´ー`)つ毒
じゃあ俺は助っ人は光夫と予想しておくか。
草野「田村!どいつもこいつもタム!タム!タム!
何故、天才の俺を認めようとせん!」
しつこい
>>218 むしろ草野さんは「俺の名前を(ry」の御方。
>>203 浦上だとしたら死ぬだろうな。
浦上と協力して後藤倒しましたじゃまずいでしょ?
恩人だから警察にも突き出せないだろうし。
他人を見殺しにした罪悪感から後藤と戦ってるのに
浦上みたいな殺人鬼を野放しにするなんて本末転倒。
浦上はもう出てこないような気がする
ひっそりとフェードアウト
奴もまた人間を間引きする、自然の浄化装置なのだよ…
うそ〜ん。
寄生獣…じゃなくてパラサイトは食事のために人間を殺してる…つまり食物連鎖なわけだから"自然の浄化装置"かもしれんが、
浦上は快楽、興味のために人間を殺してるわけだから、なんか違うんじゃないか?
地球上のすべてを自然だとするのなら浦上もまたそうなるのかもしれんが…
山岸の首だけ落ちてきたのは
体を寄生生物に乗っ取られた伏線では
戦いに工夫されることを喜ぶ後藤に
不覚にも萌えてしまいました
225 :
マロン名無しさん:2006/05/12(金) 22:38:15 ID:7zuA+FGx
ちょっと聞きたいんだけど。
なんで連載の終わった漫画で盛り上がってるの?
>>223 後藤以外のパラサイトは皆殺されたらしいが。
早めに逃げた人は別として。
ミギー失った後は、山をさ迷って民家に辿り着く。そこで水を飲もうとして変なババァに見つかる。
「ドロボー!?」
『ドロボーじゃないです』
「あんたその傷」
『これは…』
「腕じゃないよ、それは昔のだろ。額」
『あぁ』
んで、ババァ宅でご飯ご馳走になるんでしょ?
なんで連載が終わった漫画で盛り上がってるんですか??
おくればせながら
あーん、ミギー様が死(ry
わかりました(気持ちもなんとなく)
邪魔してすみません、楽しんで下さい。
実写版彼岸島
明:松田龍平
雅:窪塚洋介
篤:藤木直人
ケンちゃん:TOKIO松岡
西山1:SMAP稲垣
西山2:SMAP中居
加藤:佐藤隆太
ユキ:モー娘。吉澤
冷:神田うの
師匠:チェホンマン(声優:中尾彬)
五十嵐:そのまんま東
涼子:辺見えみり
30分くらいかけて本気で設定考えてみた。どうかな?
>233
誤爆、だね?
誤爆乙
すまぬ、すまぬ。
本当に申し訳ない。
237 :
1/2:2006/05/13(土) 00:01:17 ID:???
第59話――老婆
どこをどう……歩いたんだか……。
額の傷から血が流れる。失われた右腕は草を掻き分けることもできない。ミギーとの思い出が、巡る。
暗くなってゆく空の下、新一は友の名を呟いた。
――ミギー……。
日本人は水と平和はタダで手にはいると思ってる。そう口角泡をとばすテレビ番組を見ながら、老婆は呟いた。
――んなもん、タダに決まってんじゃない。
そのとき庭で物音。またノライヌかしら、と庭の様子を見ると――
そこには、隻腕の少年。
「ドロボー……!?」「違います……けど……いいです……それでも……」
彼はたどたどしく肯定する。水泥棒だというのだ。老婆は感心した。
所在なげに突っ立っている彼に泥棒なりのリアクションを要求してみると、彼は謝って「失礼します」とお辞儀をする。
それを、引き止める。
泥棒がそんな礼儀正しいわきゃない。それに、頬には泣きべその跡。
長いこと客商売をやってる彼女には、この少年がどんな人間か、だいたいわかった。
頭のキズから見るに、少年はケンカというより一方的にいじめられたようだ。
ごはんをあげると、左手での橋の持ち方がやけに心許ない。
少年を、今夜は泊めてやろうと決めた。
自分をおばあさんと呼ぶ少年に、美津代といいます、と名乗る。
「失礼しました。おれ……泉新一といいます」「新一か……新ちゃんだね」
翌朝。
立ち去ろうとする新一を、買い出しに付き合わせた。本当はカートがあれば1人でもできるのだが。
新一の右腕に腕を絡ませてみたりしながら、3キロ先の町まで田舎道を歩く。
道ですれ違った連中はよそ者の新一を訝しがっていた。最近この近くで変なことがあったので神経質なのだ。甥だと言っておいた。
変なこと――そう、道の脇には、トラック何杯分にもなる、燃えカスみたいなゴミが捨てられている。
夜中や明け方にくるらしいが、徹夜で見張ってる日に限って来ず、捕まえられない……マーフィーの法則だ。
238 :
2/2:2006/05/13(土) 00:01:47 ID:???
美津代は、口は乱暴だがとても親切だ。新一がさよならしようとすると、機関銃のようにしゃべり出して引き止めようとする。
ミギーがいなくなりこの先どうしていいかわからないまま、つい……数日間が過ぎてしまった。
新一は決意する。明日には帰って、今度こそ父さんにすべてを話そう、と。
右腕をなくしたわけ……ミギーという名の友だちがいたこと。
ミギーと過ごした毎日、そして……あいつがどんなにいいヤツだったか。
あいつの知力、勇気、何をとってもおれは到底かなわない。
――あいつこそ本当のヒーローだ!
新一に、帰る旨を告げられた。しょうがないねと笑い、美津代は酒瓶を持ち出した。今夜はつきあっとくれよ!
新一は17にもなって飲んだことないらしい。異常だ。
笑い上戸の美津代とは対照的に、泣き上戸の新一。酔いつぶれて、ミギー、ミギーと呟いていた。
みぎいさん? ……彼女? 外人?
――肉のような地面が、ただ広がっていた。
前にもきたことあるような気がする。その風景の片隅に、目玉と足だけの小さな生き物が、居た。
捜し物か、と問われる。そうだ、友だちを捜してる……顔は思い出せないが、この生き物に似てたような気がする。
そうだ、思い出した。そいつ……死んだんだ……。
……けれど、生き物は「生きてるよ、そいつ」と言う。
「おれにはわかる……本当はそいつの名も知ってる……」
そいつの……名? そいつの名……
「ミギー!!」
飛び起きた新一は、右腕の断面に小さな「眼」が形作られているのを発見した。細胞が少し残ってるんだ!
「眼」がこちらを見る。涙を流しながら呼びかけた。おいっおれだよ! わかるか……!?
しかしはほどなくして「眼」は消えてしまった。考えたりしゃべれるほどじゃないんだ……。
――ミギー……ミギー……。
静かな田舎の夜空に、新一の嘆きは吸い込まれていった。
……え
生きてるのかミギー…?
生きているのか!!復活か!?
なんとも味のある良い婆さ・・・美津代さんだな。
腕より額を気にする辺り年期入ってる。
実は美津代さんは平間さんの奥さんなんて裏設定があったりして
ハァ…何か救われた気分だな。
問題はミギーのかけらが新一のことを思い出せるかどうかだけど。
あのかけら、どうにか培養できないものか
ミギーより、かたわになった新一が可哀相に思った。
そんなこともう問題じゃないんだよ…
バアさん、ポッっと出のわりになんとも味のあるキャラだ
婆さ・・・美津代さんのおかげで少し和んだな。
このばあさんの一般人っぷりはすばらしいな
新たなヒロインが婆さんだと!
加 奈 を 返 せ ! !
あらゆる年代をカバーしますよ
>「生きてるよ、そいつ」
>「おれにはわかる……本当はそいつの名も知ってる……」
自分の事だからそりゃ分かるだろうけど
生きてるったってこんな破片だけじゃ……ミギー……。
目玉見て思った。
前回の右ーはやっぱり死んでるな。復活するのはのこり30%だな。
あのゴミって、地球にとって厄介な寄生獣になってる人間の象徴だよな。
もうしばらくしたら……『殺人』よりも『ゴミのたれ流し』の方がはるかに重罪だということに気づく。
そして……もうしばらくしたら我々という存在の重要さに気づき保護さえするようになるはずだ。
後藤、なりゆきでこのあたりの民衆にあがめられるんじゃないか?
遠い国ならともかく、近所の殺人鬼をあがめることなんてありえん。
>>251 幼女がいない。
ハッ イヌの死体埋めたときにスコップ借りたあの子が告ぎのヒロインに!?
>>254 広川の言葉と呼応してるから、何かあるだろうな。
テレビで「水と平和はただで手に入ると思ってる」ってとこも環境問題っぽい
後藤か、この近くに居た他の寄生生物の染色体が
汚染物質の影響で変異するとかかな。
生体濃縮では皮肉なことに
食物連鎖でも人間の上に位置する
寄生生物が最もやばいことになる
ミギーの死を無駄にしないよう、帰ってパパンとどこかへ逃げるのもありだとは思うんだが、
寸前で思い留まりそうだな。違法廃棄者のトラック奪って後藤に特攻かな?
新一の戦いはこれからだ!
岩明先生の次回作にご期待下さい
あのおばあちゃんはストーリー上、新一の心境を変化させる為、死ぬ可能性あるな
おばあちゃんが後藤に食われて、やはり逃げるのやめるってパターンじゃないだろうか
ババァも実はパラサイト
新一の髪形、オールバックから
ダウンスタイルに戻っている?
前と違って分け目なしだけど
単純に整髪料が落ちただけだろう
田舎だから整髪料買うこともできんし、
そもそも整髪料をつけなおす心の余裕もないだろうしな。
ゴミの山から運良く整髪料が!→新一フカーツ
ミギーのかけらに整髪料を塗ると、みるみる伸びていき復活するミギー。
リーーー、アップ!
髪型で心情を表現してんだろ。
以前市役所で「もっと工夫しろ」って後藤が言ってたコマを見たときは
後藤がこの漫画のラスボスだと確信して、
「鬼神降臨!」とか「どうやったら後藤を倒せるんだろう」とか無邪気に考えてたけど
前回の話以来なんかどうでもよくなってしまった。
だってたとえ後藤を殺せてもミギーがいないんじゃ意味無いよ。
そんな展開じゃとても「めでたしめでたし」とは行かない。
ああ何もかも空しい……。
一体作者はどう収拾つけるつもりなんだろう。全く先が読めない。
プチ行方不明だった息子が片腕なくして現われたらパパン…
私なら卒倒する(;´Д`)
腕に目玉があるのを美津代さんに見られると不味いよな。
「化け物!!」
「ち、違うんです。これは…」
みたいな感じになって、警察にでも連絡されたら新一の素性もばれるだろうし。
美津代さんは通報なんてしない希ガス。
なんとなくだけど。
「化け物なら人を食うとか何かそれらしいリアクションがあんでしょう!?」
このバアちゃんが、意外にも新一の右腕として重要な役割を果たす予感。
同じように、体の一部が寄生されてるとか。
または、この近くにそういう奴がいる。とか。
あれ?人口に対してどんだけいるんだ?寄生生物
新一って要所要所で女性に助けられてるな(精神的に)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
広川さんてなんか間の抜けた顔してるよね
草野さんなら・・・
草野さんならきっと・・・
新一、美津代さんに食われそう
食わない
「……いいけどね」ニヤリ
のコマの新一の放心した表情がヤケに笑える
ごめん、途中で送信しちゃった。
小さな目も、可愛いよミギー…
ミギー…
ミギーが死んだらそりゃヘコむよな。
相棒だもん。
おちこむこともあるけれど
やっぱり落ち込みます
ミギー…
新一の気持ちは痛いほど分かる
おれも玲子が死んだときは相当落ちこんだからね
でも数時間後には立ち直って女教師物のビデオ借りに行ってたよ
新一も早くおれの強い心を見習って立ち直ってほしい
さいてー
わかった、今から触手もののビデオ借りてくる
うんうん
思いっきり間違ってるから
そうだ…借りるべきなのだ。
そして俺は先へ進む。
後藤の考えが気になるな。ミギーを殺した事をどう考えてるんだろ?
田村タイプの考え方なら、復讐心等の感情を考慮して、新一を前とは違う敵と認識し凄く警戒するはず。
援護無し、隻腕のハンデ、いつでも殺せるって単純に考えてるなら不覚をとる可能性もある。
二番目のタイプはあえて名は出さなかった。
故人の事は悪く言えないし。(人じゃないけど)
山岸は人じゃん
あれは人じゃない
あんなの見て戦おうなんて考える方がおかしいんだ。
山岸はもう普通の人間じゃないんだよ。
今回腕を組まれたのは伏線。
次回、ミギーを失ったショックで、新一は右手であればなんでもいいと思うようになります。
そしておば……美津代さんの右手にゾッコンLOVE。
ミギータン…
おば…けの口だけ頭
>>296 油断しようとしまいと、ミギー失った新一が勝てる相手とはとても思えないんだが。
ミギーと最大限協力した結果が前回のあの惨敗だろ?
つーか、次回からどう展開させるつもりなのか本当に想像つかない。
ミギーの仇討ち合戦するのかな。
それとも、広川の演説やったこの漫画なら、
結局寄生生物は尊重しなきゃいけない、って流れになって、
戦わずに終わるなんて展開もありうるかも。
>>303 後藤が並の寄生獣と違うが
今のところ、「違い」のうち、長所しか強調されてない。
ほかの寄生獣にない短所だってあるはずだ。
よく言われてたが、宿主由来の内臓部分はそのままで
栄養摂取などが追いつかないなど。
田村の意味深な言葉の伏線が回収されずに終わるとも思えないし。
決着をつけるとこまでいくかどうかは分からないが
少なくとももう一度くらいは対戦するだろう。
無敵だが「かよわい」
これは肉体的なものではなく精神的なものを指してるんじゃないだろうか?
後藤は強いが悪口とか言葉責めで泣いちゃうとか?
それって庁舎のときに消化された伏線じゃないの?
人間たちが束になってかかったらひとたまりもないって意味で。
ピアノなんて趣味見ても後藤乙女チック説は充分ありえるな
そこで釣り師・三木にチェンジだな
>>306 ひとたまりも無いのは人間だったな。
あっさりちらかされてる
物量作戦でキズを作れた程度
>>309 後藤に関しても、結局はミギーが言ってたように(ミギー。・゚・(ノД`)・゚・。)、人間がその気になれば勝てるからな。
か弱いってのはそういう事じゃないの?
ネコミミモードに変形して戦う乙女チックな後藤w
>>309 だな。後藤には
>>306の意味で「かよわい」は当てはまらないし
田村の表現は何かの弱点に関してだと思う。
なんか
かよわいっていうより
かわよいな(*'∀`)
かわゆい?
>312
「無敵」を「直接戦っても勝てない」と解釈するなら
「かよわい」は何らかの弱点によって後藤が自滅する事を暗示しているんじゃないだろうか。
例えば五匹分の寄生細胞を養うのに内臓が常に負担に晒されている後藤は
実は放っといてもあと数ヶ月で死ぬとか。
強いと言っても五匹がよってたかっての話だろ
そうやって群れなければ最強になれないありよう自体を「かよわい」と言ってるんじゃないかな
・・・ごめん、自分でも言いたいことちゃんとまとめられてないわ
戦闘中、新一が確実に死を迎える大ピンチ
そのとき何故か後藤の動きが急停止、
近づいてみると、後藤は既に死んでいた
こんな感じか。
周りの迷惑をかえりみず
山に火を放ったらどうなるだろう
後藤のことだから火に対する本能的な硬直と
5体統制力のゆるみを乗り越えて
冷静な頭脳と身体能力でやすやすと切り抜けるかな
シンイチの様子を見る限りじゃ後藤と再戦しようだとかいうつもりは特になさそうだけど
それじゃ展開的に収まりがつかないからこのあと戦う理由が出来るんだろう。
今回のラストでミギーの細胞の残りが夢に出てきたように
次回は山岸が夢枕に立ってシンイチを焚きつけるんじゃないか
山岸「後藤が俺達をち…ちらかしたのは………捕食のためなんかじゃ…な…な……なかったんだ……」
後藤「首を切り落としたのにしぶといな。話はまだ続くわけか?」
山岸「後藤は…ち…力をつけた…俺達の中から自分に敵対する大きなパワーが育つのをお…恐れたからだ…」
後藤「ふん…よく言ったものだ」
山岸「た…たのむ 後藤を…後藤を倒してくれ………た…のむ」
山岸「ち…地球人の…手……で………」
新一「やだね」
寝言を聞きとがめた美津代「いやだって、そりゃあたしのことかい!?」
>>316 いや、なんとなくわかる
結局パラサイトも人間と同じで群体としてしか生きられないのかもしれんね
>>322 群体というか、人間を含めた共同体な。
タムいわく「家族」
ミギーのいない間に思う存分にオナニーできるな。
右手に寄生されてからは、箸はともかく息子は左手が恋人だろうし。
となるとオカズは…いやこれ以上考えるのはよそう。
……いいけどね(ニヤリ)
>>325 村野を想ってしているところを見咎められ、
「なんだい新ちゃん水臭い」
この先は考えたくない。
第60話――覚悟
出発しようとした新一だが、近隣の住人に止められ参考人として近所の会合に面とおし。
何が起こったのかというと――殺人、だ。
生存者の証言によると、犯人は3メートルの丈、前足だけで4本、眼だって3つ以上――
現場はそう遠くない場所らしい。なお、近頃無人の車の衝突事故が起こったというが、それも2,3キロ先の山道。
新一は驚く。ずいぶん歩いたつもりなのにいくらも離れていない……
間違いなく犯人は「後藤」。とすれば――おれのせいでこの土地の人が死んだ……!!
殺人現場は、以前あったひき肉殺人と酷似していた。
警察は方針を決めた。付近に非常線をはり、なるべく多くハンターを集める。
殺人捜査でなくして、有害鳥獣駆除か……!
「なにかあるといけないから」と、この地にとどまることになった新一。
夜、明日大勢のハンターが向かうという報を聞き、浮かない顔で美津代に真実を話した。このままじゃ、明日また大勢人が死ぬ。
なんとしても生きぬくつもりだった。自分のために死んでいった友だちもいる……
でも、もう自分1人逃げるわけにはいかない! おれの命を使わなきゃならない!
生きるために逃げるのははずかしくないと美津代は言う。命を使うなんて何様のつもりだと叱ってくれる。
でも、あいつと戦うには銃じゃ駄目。生物的にすぐれた能力……野性のカンみたいなものが必要なのだ。
――たとえば、部屋に入った6匹の蚊を視認し・片手で掴み取るくらいの。
親切な美津代はあくまで自分を引き止めてくれる。夜半、新一は起きあがり、彼女の寝姿に別れを告げた。玄関まで行くと、
「どうしても行くのかい」
後ろから、声がした。
「見ず知らずの相手でも一度かかわりをもっちまえばほうってはおけない……それが人間てもんなんだ。それをあんたは……」
それでも贈られるアドバイス。できるだけ多くのことを、考えをめぐらせてみておくれ、と彼女は言った。
「どんなことがあろうとも決してあきらめず、臨機応変にね……」
彼女は――毅然とした顔だった。新一は深く頭を下げた。
武器として、壁に立てかけてあったサビたナタを貰い受ける。
美津代は亡き夫に彼の無事を強く祈る。
新一は、後藤を見分ける術への不安を胸に、それでも夜の闇を駆けていった。
次回バトルか・・・先の展開が読めないな
勝ちようが無い
シンイチ…だめだって。そんなナタで斬れるわけないって。
死なないでシンイチ(´;ω;`)
ヤケになってる! 超ヤケになってるよ新一!
ひのきのぼうの方がまだマシだ!
美津代さん…
「あんた……どうかあの子を……」のコマが良すぎる
シンイチには悪いがはっきり言って
勝ち目のない戦いに突っ込んで無駄死にしようとしているようにしか見えない。
もっとタイミングを考えてはどうか。三木になっているときを狙うとか。
ナタだってすげー適当に選んだしな
でもそれを意外に良い方向にもっていくのか?
なんかもう、諦めて軍隊とかに任せようぜシンイチ…
ミサイルとか持って来なきゃあいつは倒せないって。
蚊可哀相
>殺人現場は、以前あったひき肉殺人と酷似していた。
ここらへんが気になるし、怖い
後藤がはっちゃけたって感じがする
これで後藤に殺されるか相打ちにでもなって
最後に新一の帰りを待ち続ける村野が描かれて寄生獣 完とかだったらやだなぁ。
>>334 ナタの利点
・山の中でも草を刈れる
・持ちやすい
・錆びてるので安全
草を刈る……草……
そうか、ここで草野さんの出番だ!
ところで後藤の股間の部分はどうなっているのかな。
以前の市役所のときもちょっと前の林の戦ったときもそうだけど
後藤の股間を覆う布は決して破けないんだよな。
ここがプロテクターの隙間になっているというのはどうだろう。
嫌すぎるオチだw
「なにが『俺の命を使う』だ!」って言ったあとの
美津代さんの顔のアップのコマからはただならぬ気配を感じる。
なんていうか「命を粗末にするのはよくない」みたいな一般論じゃなくて
もっと自分の経験に基づいた生々しさとでも言おうか。
彼女は以前にもそうやって死んでいった人間を見たことがあるのかもしれない。
美津代さんは本当に良いキャラだね。
2回で出番が終わりなんて勿体ないくらいだ。
新一がここで数日過ごしたのは無駄にはならず
何かの伏線になってると思う。
>>342 そりゃ年とってるし戦争も経験してそうだし、死んでいった周りの人間も少なからずいるだろう。夫を亡くしてるっぽいしな。
でも新一も周りの人間をたくさん亡くした。そしてたくさんの命の消えるのを見てきたからこそ、戦いに赴く。
最後のコマ、「ひと目でヤツとわかる姿」
ではなくなっていそうなよかーん
なんか蜘蛛とか蟹とかっぽい
あんなでかい蜘蛛とか蟹がいたらそれこそ一目で分かるだろw
一番ヤバイのはどこにでもいそうな村人に化けられる事だな
まさかミギーを亡くした状態で最強の敵と対峙することなるとは
このマンガ本当先が読めない…
ナタじゃ勝てねえだろ……と思ったがまだ目はある!
新一「後藤! 勝負だ!」
後藤「フン、貴様、こんな武器で俺を倒せると……」
新一「……」
後藤「大体、錆びたナタなんかでは人間すら……(ハッ)もしかして貴様、俺を傷つけないように、わざわざ安全なものを!」
新一「実はそうなんだ……」
後藤「(ドキッ)な、なんだこの感情は……(キューン)」
美津代「なんだい、あんたも新ちゃん狙いかい! 新ちゃんは渡さないよ!」
浦上「そのあんちゃんは俺の玩具だぜ」
村野「ずるーい、泉くんはあたしのもんなんだからっ」
田村「どうすればお前の心を……」
島田「健康的なオスだ……」
伊豆の女「私だって狙ってたのにー」
新一「ハッハッハ、みんな押すなって。ハハハハ」
寄生獣・完(ハッピーエンド)
おまいらナタに食いつきすぎw
ナタおとこ
ナタではなくカマだったら大変な事になっていたな
ナタ恐いよナタ
巨大なナタ持った殺人鬼がおっかけてくるゲームやってるからさー
それはともかく新一…成仏してくれ(-人-)ナムー
蚊を捕まえれるんだから、よりデカイ後藤の動きも見切れるはず。
ナタは攻撃力なさげだけど、作戦次第でなんとかなるのでは。
でもさすがにナタは無理。
ナタの人気に嫉妬
あナタと私が夢の国
森の小さな住宅で
Σ(;゚Д゚)住宅って何!?
防御で考えればカマや包丁よりは肉厚のナタのほうが良さげではないかい?
イーゼルで防げるレベルだし。
後藤はただスピードとパワーで勝るだけでなく
知的マッチョタイプのキャラだからな〜。それが怖い。
今のシンイチではあっさり返り討ちに遭いそうな気がする。
「たとえプロテクターの隙間を狙われても錆びたナタの斬撃では真正面から受けてもまるで安全だ」
「だけどこうして斜めの角度ではじく」
警察の動きが怖いな
瀕死で後藤を倒すも、森から出てきたとこを
地元猟友会に撃たれて死ぬなんて鬱エンドはやめて〜
ありそうな展開で怖い…
ミギー生きてるよね?ね?ね??
生きてるよ
欠片だけ、意識も保てない程度に生きてるな…
森に残された方はどうなったんだぁ〜!?
大地に帰ったんだよ…
ここで今回のモト冬樹みたいひとが後藤、という新説を発表。
後藤はそんな小細工しないだろ。
市役所の戦いでも自分から正体明かした位だしな。
人間食い散らかすわ、前足4本だったりするわで、隠れる気まったく無いしな
いや、そもそもこの殺人事件の犯人は本当に後藤なのか?
最後のコマで化け物が黒塗りになってたのが気になる。
見分けがつかない可能性が示唆されてたのとあわせて、きっと伏線だろ?
本当に後藤だったら新一には普通に勝ち目ないし、展開にもう一捻りある気がする。
具体的な想像はつかないけど。
まさかミギー?
なんらかの理由で巨大化&野獣化で人を襲うようになるが
新一と再会し理性を取り戻すとか
ナタデココ
ティラミス
パンナコッタ
ガトーショコラ
あナタと私が夢の島
森の小さな家族持ち
決闘 死期早めました
まだ右腕に残ってるミギーの欠片が頑張ります。乞う御期待!
(ネタバレ)
新一の胸に残った30%が新パラサイト“ムネー”として生まれ変わります
勝機がまったく見えん
後藤に弱点はないのかな…
ミギーを6体目として取り込んだら4時間の弱点が後藤にも移ってしまったとかいう弱点きぼんぬ
>彼女は――毅然とした顔だった。新一は深く頭を下げた。
美津代さんは後藤の事も、その規格外の強さも知らないが
それでもシンイチがこれから赴こうとしているのが勝ち目の薄い戦いであることは察している気がする。
だから本心ではこの時点でも引き止めたい気持ちはあったに違いない。
しかしそれを伏せて見送ってやった。そしてアドバイスをした。
「どんなことがあろうとも決してあきらめず、臨機応変にね……」
後藤にマトモに挑んでも勝ち目は全くない。
だからこそこの言葉はよく胸に刻んでおくべきだ。
そういえばミギーは言っていた。
お互いの戦力を「強さ」や「大きさ」だけでなく、「形」や「色」や「におい」でも比べてみる……
このあとのミギーの作戦は我々を驚かすのに十分に奇想天外だったが、
今思うと直前のこのセリフとの結びつきはない。
恐らくミギー自身、あの時点では作戦が決まってなくて、喋りながら考えていたのだろう。
それで深い意味は無しに、何気なく言っていたのだろうが……。
今こそ「形」や「色」や「におい」で比べてみるときだ。
そこに後藤攻略の手がかりはきっとあると見た。
後藤さんと自分を「形」や「色」や「におい」で比べてみる・・・
いかん、ダメな想像しか出来ん!
美津代さんは若いころはさぞイイ女だったろう
三択―一つだけ選びなさい
1・ハンサムの新一は突如として反撃のアイディアをひらめく
2・宇田が来て助けてくれる
3・殺されて寄生獣完。岩明は非情である。
4、ナタを300m手前からおもいっきり心臓めがけて投げる
>383
年を重ねることであれだけの人になったのかもしれんぞ
この戦いは引き分けになるとみた
新一(田村玲子…君がいったように
ぼくらはやはり 2種類で1種だったのかもしれないな
奇妙な友情すら感じるよ…
そして今1人と5匹の運命は完全にひとつになった…
そして…山の爆発で消える…)
「幸…………せ…に………里美」
1994年3月 泉新一死亡
二日後 泉新一は焼死体で発見された
そして寄生獣の物語は ここに ひとまず幕を降ろします
しかし!それはまだ新たな冒険の始まりでもあったのです…
第一部完
みつよさんは聡明な人だよな。
俺の予想は、心配で後をつけてきたみつよさんが後藤に殺される。
389 :
1/2:2006/05/17(水) 00:07:21 ID:???
第61話――異形
夜の野山は虫や動物で意外に騒がしい。
草を分けるナタは切れない。錆びているせいではない――右手用なのだ。
かすかな月明かりの下、追い立てられるように「その場所」を目指す。
勝算など何もなかった。それどころか生への執着、死の恐怖、怒りや悲しみまでもがマヒしていた。
新一を動かすものは、勇敢さでも使命感でもない。あまりにも多くの死を目の当たりにしてきた中、
「そろそろ自分の番」「自分ばかり生きているのは何かおかしい」といった妙なバランス感覚と、
さらに 火元 としての罪悪感が加わった――つまりどちらかと言えば「逃避」に近い。
彼はここに来て何故か、何とはなしに楽観的な気分になっていた。
「行けばひょっとして何とかなるんじゃないか」――そんなはずは決してないのだが……。
それは……超人的な新一の五感プラス野性の勘をもってしても、さらに……奇跡に近いことであったかもしれない。
新一の方が、先に「後藤」を発見したのだ。
最後に見た姿とだいぶ違う。しかしそれが「後藤」に間違いないことだけはわかった。
筋組織をむきだしにした「後藤」。膝を抱え眠っているその姿を見て、新一は初めて気づいた。
――寄生生物だってちゃんと眠るんだ! 寝込みを襲えばよかったんだよ!
思わず声を出しそうになった。おれが寄生生物じゃないから、逆に気づかれもせずこんな近くまで……。
それが、さっきの「何とかいけそうな予感」の正体だ。いや、それともうひとつ――
――ミギー……ひょっとしておまえは「後藤」の体内にとりこまれて……生きてるんじゃないのか?
あの夢を見てから、そんな思いを捨てきれない。今ここで叫んだらミギーが返事してくれそうな気すらする。
だが、そんなうまい話はない。
いずれにしたって「後藤」の首を切り落とさなきゃ。新一はナタを首筋めがけて振り下ろす!
……「後藤」が目を覚ました。
刃の入りは浅い! 反撃を避けて藪に逃げ込んだ。
「 グ オ オ オ ア ア ア ッ 、 き さ ま ア ア !! 」
後藤が咆哮し、新一を捜す。……見失っている。
そう、お互い眼で確認するしかないんだから、うまく隠れればいいんだ!
――勝てないのはわかってる。でも明日までにちょっとでもダメージを……必ず傷を負わせてやる!
390 :
2/2:2006/05/17(水) 00:08:56 ID:???
新一の思考がようやく回り出す。
五感の鋭さなら、後藤より自分の方が上だ。身体だってこっちの方がずっと小さい。
……戦える! 戦えるじゃないか!
美津代のアドバイスを思い出す。あきらめるな! 考えるんだ!
敵の弱点は首すじだ。ナタはもうないが、ヤツが木に八つ当たりしたとき折れた枝が、手頃な槍になる。
木に登り、歯で「槍」の先端を尖らせる。噛む音に反応し、「後藤」が近づいてきた。
――胴体を覆う「鎧」だが、上から見れば確実な「穴」がある。首すじから胴体内へ食道や気管が通じている。
新一はタイミングを見計らい――「槍」を構えて木から飛び降りた!
……だが、それはもとより無理な作戦だった。
「後藤」はあっさり新一を捉え、放り投げた。
「戦いの続きだとでも言うのか? 人間ごときがたった一匹で何をやらかそうというのだ」
にじり寄る「後藤」。新一は必死にミギーの名を呼ぶ。だがあいにく、ここには「後藤」1人だ。
くそう、と叫んで徒手空拳で殴りかかる新一。
「後藤」は呆れ、せめて人間どうしの殴り合いを模して「拳」を作り――
新一を殴り飛ばした。
何十メートルも吹き飛ばされ、地面に叩きつけられ吐血した。そこは、いつかのゴミの山だった。
つまらんな、と「後藤」は言う。
「『田村玲子』、あのくらいのヤツとならなかなかの戦いができたのかもしれんのだが……」
その言葉に、田村の台詞を思い出す。か弱い「仲間」の1人ではあるが、無敵……?
その時、遠くが騒がしくなった。パトカーが不法投棄のトラックを発見し、追い回していたのだ。
「後藤」はそちらに気をとられる。……だが、すぐふり返って新一を殺すだろう。
――できるだけ多くのことを? 決してあきらめず? もう時間なんてないよ!
新一の心を諦めが満たす。本当なら自分は、庁舎で軍隊が敗北したとき死んでいたのだ。
あの時のことを思い返し……ふと、気づいた。
去り際に背を向けた、ヤツの脇腹。2点ついていた、あの血はなんだ……。
あの血は「後藤」のだったのか? ひょっとしてあれがプロテクターの「すき間」じゃないのか?
見ると、ゴミの中に鉄の棒が突き出ている。思い付きが、固まっていく。
不安要素を数えたらきりがない。可能性はほとんどゼロだ。
でもやらなけりゃ……確実なゼロだ!!
弱点発見キター!!!!
ていうか、前半の心理の説明がやけにリアルだ・・・
俺が宝くじ買うときの心境だな
こりゃイケるか?
普段の課題も殆ど提出しないで内申悪い上に、テスト勉強も殆どしないで高校受験に挑んだ中学時代を思い出した
なんとかなったけどね・・・なんとかなってよかった・・・。
ああ、あるねそういう心境って…
山岸&自衛隊員の犠牲は無駄じゃなかったな
もう山岸は神。神話の住人。
アキレスがアキレス健という言葉として現在まで生き残ってるように
あのわき腹を山岸ツボと命名しよう。
弁慶の泣き所みたいなもんか
それにしても俺の玲子を対戦相手候補にしていたとはな・・・
まあ、その前に俺という鉄壁の壁が立ちはだかるから安心なんだが・・・
ココで万が一後藤に勝てたとしてもミギーはもう…
あの目玉がミギー生存フラグだと信じたい…
そういやもう後藤さんじゃなくて「武藤」さんじゃね?
まさかシンイチ勝つのか?あんなチョットの隙間に、どうするんだよ…
それにやっぱミギーはいないのか…少し期待してたのにorz
>>398は既に俺が片づけた――いや、ちらかしたと言うべきか
敵を目前にして余所見する後藤に無敵故の弱点を見た。
無敵故に油断しやすいってのは、バトル漫画の王道逆転パターンだよな
うあ〜〜こんなシーンで終わるな!
先が気になってしょうがないじゃないか!
可能性はほとんどゼロだ
でもやらなきゃ確実にゼロだ
痺れた
最近は1ヶ月待つのがしんどい展開が多い。とりあえず村野をオカズにしてひと月後を待とう
おれは早く先の展開が知りたいって気持ちと
もうすぐ連載も終わりかって寂しい気持ちとが半々だな。
田村死亡、高校生活の回想、広川死亡、村野とのセクロス、後藤との決着
この展開だと後藤に勝てたとしても続くとは思えないよな。
これから先は真剣にじっくり噛み締めて読もうと思う。
九割がた、新一があいうち?で後藤やっつけるだろうな。
決め手はミギーが使っていたテクor技。
微笑んだ死に顔のアップで完。
新一は、砂糖水復活を一度やっちゃったから、二度目の奇跡はないだろう。
つーか仮にそこが今も「穴」だとしても
銃弾ブチ込まれても平気だったんだから「弱点」とはいい難いだろ
まるでダメージにならんに一票
>>396 アキレスのかかとも弁慶のなきどころも
弱点の持ち主の名前が残ってるからなあ
後藤の穴とでも名付けようか。
つか、あれは山岸というより自衛隊の皆さんが残した勝利の鍵だと思うんだが。
しかし、あんな吐血するようなボディ喰らってシンイチ大丈夫なのかね?
仮に勝てたとして後日死亡なんて嫌だよ、ママン。
身体能力はものすごく強化されているから
打たれ強さや回復力もちょっとは増していると信じたい。
物理的なダメージじゃ無理だと思うんだよな。
強さのバランス的にもなっとくいきかねる。
化学的あるいは生物的に攻めなきゃだめだろう。
そこで考えられるのは、穴にぶち込まれた後藤が感じてしまうケース。
プロテクターの隙間になってたことをミギーも覚えてて、
後藤の体内に一体化して援護射撃。
とはいえ、いくらミギーとはいえ後藤の統率力にさからって
身体に害のあることは出来ないだろう。
そこで、特に害は無い性感帯組織になって潜んでいる。
この漫画の作者は無意味にエピソードを作らない
そこで、ミギーが常日頃から性に関心を持っていたこと、
そして直前の村野との交尾の意味を考えると、このような結末が浮かび上がってくる。
散弾に耐え抜く後藤でも、性感には耐えられないかもしれん。
まさに北風と太陽。
無敵だがか弱い、というのは、
戦闘の強さとは別の弱さがあることを示唆している。
田村の家族発言やあまりいじめるなというのも、
暴力よりセクースをさしているとも考えられる。
家族というのはオス1匹とメス1匹がいて、
セクースの基本単位という意味合いもありそう。
対後藤になって登場したキーパーソン・美津代さんが
男をつれ込んでるらしいこと、
ギャグの範囲ではあるが性に対してオープンだったことも
伏線といえば伏線だろう。
新一と美津代さんがキス
後藤「ヤックデカルチャー!!」
その隙を突いて倒す
後藤と相討ちでジエンドかなーやっぱ
でもそれってなんか釈然としない終わり方だ…
ミギーカムバーック!!
シンイチには死んでほしくないな
あまりにたくさんの人が死にすぎたよ…
ミギーは森に生息してる動物に寄生して生きながらえてるにイピョー
新一のピンチに駆けつけてくれるはず!
ジャンプじゃないんだから…
死んだキャラが生き返るほど甘っちょろいマンガじゃない
誰が死んだの?
俺の草野
MYBOB
俺明日死ぬよ
426が死んでも
「ああそうか」そう思うだけだ。
ラストの長いモノローグを見て思った。
これは後藤が油断するフラグだ。
(人間ごときの動きなど我々に比べると遥かにのろい
まるで止まって見える ほらまだあんなところだ
よけるのは簡単だがよけたらよけたでこいつもムキになるだろうし……
わざと刺されるのはシャクに障るがこんな小さな鉄棒ならもらっても大した事ないかもしれないしな
あ〜〜〜〜〜〜 もう面倒くさい)
ズ ブ ッ
↑プロテクターの隙間に刺さる
どうせたいしたことにならんだろ
パラサイトは痛がりじゃないし、重要器官はプロテクトされてるはず
今更だがジョーは参戦しない流れなんだな。
ちょっとがっかりだ
明日の
顎
ああ、アゴーのことだな
そう呼ばないと通じないとは思わなんだ
本名で呼んでやれよw
名前なんてどうでもいい
参戦してほしいが新一の怒りモード発動の為にウダーが死む可能性高いからな
ウダーまで死んだら嫌だよ
母親、カナ、ミギー以外にもまだ生贄を欲するというのか
シンイチ恐るべし
宇田+ジョーはどうみても戦闘向きじゃない。
というか前線に出さないためにあんな設定にしたんだろう。
やらなきゃ確実にゼロだ
って、そりゃそうだが、やってみたところでどうなるんだか…
可能性はほとんどゼロだ。でもやらなきゃ確実なゼロだ。
99%不可能と言われた場合の、残り1%はでかい法則
新一に生存フラグが立ちました
>>442 それでも言い回しは俺が見てきた中で一番カッコいい
あんな不確定要素の高い棒切れに賭けるより、
新一のパワーなら直接、貫手を刺し込んで
臓器の一つでも引っこ抜いた方が確実にダメージ大きいだろ〜。
後藤相手だと、それでもリスクの高さには変わりないがな
あんな小さい穴を狙うんだから細長い棒の方がいいだろ。
生存フラグかと思いきや、引っこ抜いてみたら部品付いててあぼんしたら岩明さんを尊敬する
引っこ抜いた棒キレの先に高性能小型爆弾がついてるんだ
新一は殺されるけど
傷が元で破傷風になってそのうち死ぬ。
か弱いから。
引っこ抜いた棒切れの先に妖怪がついてるんだ
あれは古代中国で産まれた退魔の槍なんだよ
>「『田村玲子』、あのくらいのヤツとならなかなかの戦いができたのかもしれんのだが……」
草野さん、やっぱり相手が悪かったよ。後藤にここまで言わせた田村さんが相手だもん。
草野さん擁護かよw
ホントにおまえら大好きだな。まあx俺も大好きだが。
引っこ抜いたら短くてガッカリ
しかし具体的に田村vs後藤となった場合に田村に勝ち目はあるんだろうか?
俺が玲子を勝たせる!と言いたいとこだが
>>398は既に屍のようだしな
みんな!オラに・・・オラに力を!
「俺の玲子」と言ってるのは複数だったのか…
そういや夢に出てきたミギーは思考を持ってたよな。
ということは30%のうち何割かは思考を持てる程度にまとまってるってことだろ?
どこだろう?
あぁ心臓か。
なんらかの事態でやっぱりムネーが…
>>458 いや、俺が一番だ
前々スレから俺の玲子を言った後、次レスで何度殺されたかわからない
sage
>457
いや、あのミギーは腕にこびりついている細胞の欠片だろう。
「30パーセント」については以前ミギーが夢の中で
でっかい管(血管?)に向かってしゃがみ込んで
「こっちも色々と大変さ……」とか愚痴ってた相手がそうだと思う。
462 :
1/4:2006/05/19(金) 01:17:32 ID:???
第62話――朝
プロテクターの「すき間」を縫って、「後藤」の脇腹に鉄の棒が突き刺さっていた。
新一は棒を蹴り、「後藤」の体内にさらに押し込む!
転がるように距離を取ると、後藤が怒りに震え、咆哮した。人間ごときに…… 許 さ ん !!
新一はアバラが折れ、もう走れない。それに空は明るくなってしまった――
程なくして「後藤」は、大樹を薙ぎ倒しながら新一に追いついた。隈取りされた顔は、まるで怒りのかたまりだ。
プロテクターの「すき間」を見つけた新一を、「後藤」は認める。
だがそれ以上に、「後藤」はたった一匹の人間に傷を負わされたのが我慢ならない。
「消えろ!」
刃が作られた。新一は倒れた大樹に脚を挟まれ、避けることもかなわない。今度こそ……本当の終わりか。
だが――様子が、変だ。制御に乱れが生じているのか、刃が小刻みに震えている。
「なんだ……? 誰だ……『三木』か? 逆らうな……あとにしろ!」
そして何故か「後藤」は、新しい刃をわざわざ作った。
新一には疑問はあるが、まあいい。もう関係ない、すべてが終わるんだ。
殺すんならなるべくサッとたのむぜ、長く苦しむのはごめんだ……。
「後藤」の刃が振り下ろされる。
何てこった! 刃がよく見える。右肩先から入って左わき腹へぬける……即死だな。
新一は目を瞑った。 ――新一の右腕に「眼」が開いた。
わずかに残ったミギーの細胞が、刃を受け止める。
瞬間――刃と右腕の間を、バチバチと信号が行き交った!!
ミギーは、やはりそこにいたのだ。
「後藤」の胸部から腕の一部まで――寄生体が、バリバリと「後藤」から分離する。
そして新一の右腕に絡みつき、
「やあ……」
「ミ……ミギー……!!」
463 :
2/4:2006/05/19(金) 01:20:30 ID:???
馬鹿な、と「後藤」が驚く。ただの肉片が……なぜ逆らう!
異変は続く。腕や脚や、身体の至るところで、寄生細胞がその形を崩しかけている。
「何だと言うのだ! おまえらまで! だまれ!!」
崩れたボディパーツを、「後藤」は修復しようとした。
すごい綱引きだな、とミギーが呟いた。
今すぐ新一たちを倒すため、「後藤」は刃を飛ばす。ミギーがそれをはじき、宣言する。
「無駄だ! 形勢は逆転したのだ!」
こちら側に移動する際に、重要器官をいくつか引きちぎった。完全修復しなければ戦えない。
胸部から流れる血。全身で乱れる制御。「後藤」は苦しみ暴れている。
ヤツの体で、さっきから何が起こっているのか。それは――「反乱」だ。
「統率者」以外の寄生細胞が、本能的に危機を察知し、統制から逃げたがっている。そしてその発端は、
「きみじゃないのか? ヤツの体内深くに毒物をねじこんだのは」「毒……!?」
――混ざる! 逃げるんだ! 「だ ま れ !!」 「後藤」の怒りは、
単に戦いで不覚をとったというだけではない。
「頭」と「それ以外」との間で、壮絶な綱引きが続く。 身体に充満する怒りの正体……
それは脳を奪わなかったミギーには
「後藤」の背中の寄生細胞が、綱引きの負荷に弾ける。 存在しない感情だ。
「後藤」が力の限りに吼え、新一に飛びかかる。 ――すなわち “この種を食い殺せ”。
ミギーが、迎撃する。 その感情が数匹分寄り集まることによって増幅し、
結果、戦いを求め続ける戦闘マシーンが完成した。
「後藤」の触手を縫って、その首に刃を掠らせ、 しかし、それはもはや……
バ ア ン !!
綱引きの綱に切れこみを入れるだけで、全身がはじけとぶ。
464 :
3/4:2006/05/19(金) 01:21:07 ID:???
体内深くに毒物を埋め込まれるまで、ヤツは完全な一匹の生命体だった。
実際「頭」の統制力はすさまじく、他の寄生細胞を瞬時にして完全に眠らせることができた。
だからこそ直前まで敵であったミギーさえも、ただの肉片として平気で体内にとりこんだ。
以来ミギーは眠っていたわけだが……意外なことに、とても心地よかった。
常にいろんな情報が心の中を駆けぬけて――このまま「後藤」の一部分として生きるのも悪くない気がしていた。
「おいおい……おれはなァ! おまえが死んだと思って……それがどんなに悲しかったか……!」「あ、そう」
ゴミの山の毒は、焼却過程でよく発生していた有機塩素化合物か何かだろう。猛毒だ。
そんなものをこんな平気で捨ててく人間に、新一は憤慨する。だが、そのおかげで勝てたのも事実だ。
「要するに……人間サマにゃかなわんてことさ」
と、そこでミギーは感知する。なんと、「後藤」が復活しようとしている……!
破裂で毒物も放出され、内臓がむきだしの胴体に辛うじてくっついた「頭」が必死に召集をかけている。
だが細かくとび散ったため、モタついている。復活の可能性は五分と五分だ。――殺さなきゃ。
だが、ミギーにとっては「後藤」は同種で、しかも一時は同じ肉体を共有した「仲間」だ。
ミギーが殺すということは、人間で言うなら「殺人」にあたる。……今さらではあるが。
だからミギーは、とどめを新一にまかせた。
露出した内臓を破壊すれば、すべて終わる。やらなきゃ、また人が何人も殺されることになる。
……だが、新一は思う。もがく肉片たちは、何だかあわれっぽい。
――我々はか弱い……それのみでは生きてゆけないただの生命体だ……。だからあまりいじめるな。
こいつらも……必死で生きてるんだ。寄生生物はだいたい、何のために生まれてきたんだ。
――“この「種」を食い殺せ”だ!
増えすぎた人間を殺すため? 地球を汚した人間を減らすためか?
たしかに人間の毒が生き物たちを追いつめてる。目の前の「後藤」が象徴するように。
――あわせて1つ……人間と寄生生物はあわせて1つだ。
生き物全体から見たら人間が毒で……寄生生物は薬ってわけかよ。
465 :
4/4:2006/05/19(金) 01:21:41 ID:???
誰 が 決 め る ?
人 間 と …… そ れ 以 外 の 生 命 の 目 方 を 、 誰 が 決 め て く れ る ん だ ?
どっちかに決めてくれ、とミギーが急かした。
殺したくない。正直言って、必死に生き抜こうとしている生き物を殺したくはない。
そうだ、と彼は気づく。殺したくないって思う心が……人間に残された最後の宝じゃないのか。
新一は「後藤」を殺さないことに決めた。生きる可能性が五分五分なら、天にまかせる。
人間とは別の生き物に、人間の都合ばかり押しつけたくない、と思ったのだ。
……彼は今、人間としてとんでもない重罪を犯そうとしているのかもしれない。
でも、人間に害があるからってその生物には生きる権利がないっていうのか、
人間にとって不都合だとしても、それは地球全体にしてみればむしろ……。
「シンイチ……きみは地球を美しいとおもうかい?」
ミギーが、立ち去ろうとする新一に、口を開いた。
ミギーは恥ずかしげもなく「地球のために」と言う人間がきらいだ。なぜなら地球ははじめから泣きも笑いもしないからだ。
「なにしろ地球で最初の生命体は煮えた硫化水素の中で生まれたんだそうだ」
新一は、「後藤」にふり返った。そして、思う。
――おれはちっぽけな……1匹の人間だ。せいぜい小さな家族を守る程度の……。
か弱い無敵生物は、懸命に生き抜こうとしている。
それを見下ろしながら、新一は涙を流した。
ごめんよ、と謝る。
きみは悪くなんかない……でも……ごめんよ……。
新一は、錆びたナタを左手にしっかりと握り、頬に涙を伝わせながら、振り上げた。
――町は騒然としていた。
化け物の死体が見つかったのだと聞き、美津代は息を呑む。
彼女の脇では、壁に立てかけられたナタが、新一の勝利を報せていた。
ミギー生きてたーっ!!
不覚にも泣いた。2度目だ。
決着の付け方良かったな。
きれい事を言って買えるのかと思ったら、
あえて戻って手を汚す。
なんとなく人間らしいと思った。
やっぱり人間は地球を蝕む寄生獣なのか…
(⊃Д`)後藤さんがぁ・・・
ミギー生きてたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
もうこれだけで明日職場でニヤニヤしながら働いている俺が目に浮かぶっ!!
人間様の文明の力>寄生生物>人間
>「要するに……人間サマにゃかなわんてことさ」
このセリフが凄ぇ印象に残った。
ともあれ、後藤を倒した以上新一に敵はいなくなったな。
在野の寄生生物が脳の残った新一に襲い掛かるかもしれないけど、
今の新一の敵ではないし。
ミギー追悼スレが祝賀ムード一色になってるよ。
お前らホントミギーが大好きなんだな。
正直、ミギーの方が主人公だと思ってるくらいだ
この話、絶対作者悩んだんだろうなあ………
『人間』とは新一であり、作者であり、そして俺たち読者だ。
悪という定義に当てはめられない生物を目の前に、このまま生かしても殺しても、そのとき下した判断が全てなんだから、
後から良かった悪かったなんていくらでも言える。だけどちっぽけな人間がここで決断を下さなければならないんだ……
ああ……最初は正体の分からぬ凶悪な敵と戦い抜き、後半で人間と寄生生物との関係に悩みぬく、
これほど前半と後半でテーマが違う漫画なのに、これほど出会えたことに幸福を感じる漫画は他にないだろうな……
新一は人間、だから仲間を守るため涙を呑んで害敵を倒した
それでいいじゃないか。
ああ、でも、何故人間はその「仲間を守る」って概念を持ってるのかって
疑問に思った俺は脳まで寄生されてるんだね
ミギーーーーーーー!生きててよかったぁぁぁ!!!
>>475 未来に種を残す……そんな原始的なルールが根底にあるのかもしれないな
いつかの教授が解説していたことをもう一回聞いてくるか……なんか生物学に興味が出てきた
結局ナタは役に立たなかったな
たったさ。美津代へのメッセージにね
ミギー生きてたよー
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
後藤も倒して世界を救ったし。
しかし、後藤の感情は「この種を食い殺せ」が5匹分増加されたって単純なものだけじゃないと思う。
「俺にとっては戦いこそが」って言葉からすると自分の存在意義を求めてたんだと思うし
「先に進む」って哲学的な言葉や新一、ミギーへの拘りなんか見ても田村みたいな考えを持ち始めていたんじゃないだろうか?
もうちょい、そこら辺を見たかった気もする。最後は怒りだけだったし。
ミギー…
死んだと思っていたキャラの復活は萎えることが多い俺だが、今回は小躍りした
最強の戦闘兵器もああなっちゃお仕舞いだな。
…あ、あれ?何だろうこの目から溢れてく熱いものは
我々人類の敵が死んだだけだってのに…
おれなんか嬉しくて全裸ダンスしてたら妹に見つかった○| ̄|_
ミギー生きてた(゚∀゚)
新一の苦悩が良く描かれていてスゲーよな、今回も
いい気分でいたら兄が全裸で踊ってて最悪な気分になったorz
>>482 なんとなくわかるな。
人は強い者に憧れるし
俺も正直、後藤には憧れた。
あの強さとダンディーさに…
私もパラサイトの力が欲しいと思う。
老いた今、何者をも超越した力が欲しいと思う
全裸ダンサーズスレはここですか?
ミギーの「後藤」への仲間発言は驚き。
居心地はかなり良かったんだろう。
でもミギーも変わったよな。
後藤が生きていたら、また自分達を狙ってくる可能性は十分にある。
仮にそうならなくとも、後藤を生かしておくメリットなんかミギーには無いのだから、
寄生した当初のミギーなら当然あの場で始末しただろう。
>>488 人間って種に興味を持って、知ろう知ろうとしてる内に
いつの間にやら影響されたのかな。
こういうのも「混じる」の一種と言えるんだろうか。
最初の頃は後藤の力があれば何もかも好き放題に生活できると思ってた。
でも幻想…いや、錯覚だった。
どんなに強くても生物である以上、寝込みを襲われるかもしれないし
毒、ウィルス、放射能、弱点なんざ腐る程ある。
結局、個人の強さなんてこんなもんなんだよな。
また一歩、少年マンガの世界から脱却できた。
身を挺してシンイチを救おうとした時点で情が身についてるのは解ってるしなぁ。
友情まで感じていたみたいだし。
この傾向が進んだら、いずれは他の寄生生物に恋をするミギーなんてのも見られるかも。
ちょぉぉ!!ミギーミギーミギーミギーミギーミギーミギーミギーミギーミギー
生きてた!
よかった!
よかったねぇみんな!
よかった。
いささかご都合主義なところも目立つが
結果オーライだな。
んー正直ミギー復活は皆ほど興奮しなかったな。いやもちろん嬉しいけどさ、意外と冷静に受け止めれた。
今回は、生死の境にある後藤を前に躊躇う新一の苦悩の心理描写にすごく引き込まれたよ。すげー考えさせられた、で自分なりに納得した。
後藤は…
5体寄り集まって増幅された
「この種を食い殺せ」という怒りの感情の遂行に余念がなかった…
しかし
その自慢の肉体もいまたやだの…
肉 片 に か わ り は て た … !!
「人間」のエゴから離れたエコ視点で止まっていたら広川止まりなんだよな。
シンイチに広川のリフレインをさせてもドラマとしては成り立つが
この漫画の冒頭からのテーマは進展せずに終わってしまう。
人間から離れた客観視点を持ちつつ、
もう一度「生物の一員」としてのエゴを肯定してはじめて
物語は広川より先の高みに進めたということか。
田村・広川・後藤と主要人物が去った今
残る準重要人物のウダーや平間や浦上に
何らかのテーマを持った事件が起こせるとは思えないし
これで後日談つけて終わりかな。
ミギー( ;∀;)
とってもいい最終回でした、、
>>497 人間本位から離れた客観的な支店から人間性を否定する話はたくさんあるが、逆に人間の主観的な部分を肯定していくところが面白いとオモタ。
自分の都合でしか生きられないのは別に悪いことでもなんでもなくて、むしろ生物共通の普遍的な在り方なんだよな。なんで人間だけが地球の未来や生物の調和を悩んだりしなきゃならないんだよっていう。
地球のためにとか地球を守らなきゃとか、その思想自体は悪くないんだけど、そこに人間本位の視座が欠けてるとしたら、それこそ人間のエゴだろう。
ミギーの地球は泣きも笑いもしないってセリフは俺のエコ観の基本に据えられる言葉になった。
>そこに人間本位の視座が欠けてるとしたら、それこそ人間のエゴだろう。
む?パラドックスか?
人間本位の視座≒人間のエゴ でしょ。
エゴを否定したら今度は偽善だよ。
しない善より
>>501 それこそ(地球のためと人間本位の視座を否定する奴らが言うところの)人間のエゴだろう
と読んでくれ。皮肉った表現で人間のエゴの否定を否定したかったんだ。
>>504 ああ、「論争のための論争」レベルの身のない表現にしたってわけか。
>>497とズレがありすぎててわからなかったよ。すまん
たしかに一般人から見れば
広川の主張は迷惑かついびつなエゴイズムといえないこともないわな。
>>506 全生態系を考慮に入れれば広川の思想は善だろうが、
人間にとっちゃ同種に害成すイレギュラーに他ならないわけだしな。
種としての自分本意を論じてる所に
人間同士の意見交換における自分本意を混同することで
論点がずれてるわけだな。
後藤を前にして悩んだ新一に
後者の葛藤を重ねるのは、なんか今回の後藤の存在対してに失礼
>>507 それだと問題提起前の、地球に害なす人間どまりだろう。
単純化すれば
1 人間肯定・無反省
2 過剰反省・人間否定ときて
そこでアウフヘーベンして
3 反省しつつも人間肯定
この3段階があるということですね
考えさせられて答えが出しづらいな、この漫画。
今度は広川目線での寄生獣が読みたい。自衛隊に囲まれた時にした演説の考えに至った経緯とか、田村・後藤・草野さんとの出会いとか。
それは止揚ですか。
ごめん言ってみたかったんだ。
こういう類の問題の絶対的な答えなんてないだろう。
皆それぞれが自分の中で答えに近いものを探せれば(探そうとすれば)それだけで意味があるんじゃないかな?
実のない
いろんな人のいろんな考えや見方が分かるのもスレの面白さだよ。
広川の話だけでも十分考えさせられるのに
さらに掘り下げて考えさせられるとはね。
広川が言ってた霊長としての人間とか、
殺したくないって思う心が人間の宝とか、
浦上のような生存のための行為ではない快楽殺人とか、
要するに人間は技術的にも生態的にも思考的にも
生物として特殊になりすぎてるわけで、
なおかつそれを自覚しうる知性を持つわけだから
人間の占める位置の大きさや特殊さをふまえて
自己肯定後の人間のスタンスを深くかえりみるとこまで
行かなきゃならんのだろうな
今回はすごかったな...
しかしこれで最終回じゃないのか。
最後に「完、岩明先生の次回作にご期待ください」って
あったとしてもぜんぜん違和感ないんだが。
>511
ソニータイマーとかも止揚です
地球や環境と人間の関わり方に関しては、いくとこまで行ったような気がする。
あとは、まだ話が続くとすれば人間社会内部の問題だろうな。
パラサイトだと疑われた人がいじめられるとか、
後藤の敗因になったゴミ問題とか(あのゴミの山は処理されたんだろうか)
みつよさんにお礼していかないのかな、と思ったけど、右手復活してたら見せられないわなw
でもホントみつよさんサマサマだよ。
やったのか!シンイチ!
に、背中を走り抜けるものを感じた。
>>496 じょ・・・じょうだんはよしてくれ。
こんな化け物が復活したら・・・た・・・
戦えるわけないじゃないか・・・。
それに・・・投げっぱなしは読者が納得しない・・・。
けじめだよ・・・。
あたしにゃあ難しいことはよくわかりませんが
とにかく今回もおもしろかった
ミギーがあいかわらずミギーでよかった
来週が最終回になるのかな?
もう敵はいないしね。(下っ端の普通パラサイトはいるんだろうけど。
光夫
平間さん
進学
ミギーの
「なにしろ地球で〜生まれたんだそうだ」
っていうセリフがどういう意図で言ったのかがずっとわからないんだけど、誰か教えて。
>>527 意図とかじゃなくて、思ったことをそのまま言っただけなんじゃないかと俺は思う。
>>527 「地球のために」とか言って環境美化を訴える人がいるが、
そんなことをせずとも劣悪な環境で生きられる逞しい生命も
あるんだから、それは人間のエゴなんだ。
って事かな?
生物なら絶対に何らかの反応を示す状況でも、地球は泣きも笑いもしない
だから何が「地球のため」かなんて人間にわかるわけがない
ってことかな?
人間には地球全体を考えることも必要だろうが、
周囲の人間への危険を防ぎたいのも正直な気持ち。
後藤さんはやり過ぎたんだろう。
次は殺り過ぎ人間・浦上との話かな
532 :
527:2006/05/19(金) 16:49:28 ID:???
>>528-531 なるほど。みんな結構それぞれの考えなんだね。
オレは新一がその言葉で後藤を殺さないっていうのをやめて、結局殺しちゃったから、
ミギーは本当は後藤を殺した方がいいと思ってた→でも新一殺さないで帰ろうとしてる→じゃあこう言えば考えを改めるかな→「なにしろ地球で〜生まれたんだそうだ」
ってなったんかと思った。
地球のためとかキレイごといっても、
つまりは人間、あるいは個の存続のために、地球環境をうったえるような、
正直な生物としての根源こそが、本音だろ。って命題をつきつけたわけだろ。
また、五頭が復活すれば、ミギーとシンイチも再び戦いを強いられるし、
多くの犠牲者がでる。
生物がその生命を存続させるために必要な殺生もあるだろ。
煮えたぎる硫化水素の中で生まれた小さな命、その逞しさ、弱さ、
生きるためにもがきつづけることこそ生命の根源的な本質である。
「やあ……」 という言葉がこれほど嬉しかったことはない。
>>534 俺は「あ、そう」の方に感動したなあ、いつものミギーだって。
寄生生物って痛覚ないんじゃなかったっけ?
予想外の異物挿入にギョッとしたのです
女なのでよく分かります
「シンイチ、冷たい」
田村vs後藤
田村が後藤に潜り込み乗っ取り→後藤が乗っ取られまいと綱引き
凄く地味な戦いになりそう。
>>540 俺の玲子がそんな塩試合するわけないだろう
玲子は常に観客(読者)を意識した面白くてトリッキーで美しいファイトスタイルで戦うよ
>>540 田村が、後藤の統率してる中の一体だけ(片腕とか)を乗っ取り
そいつで首を落とすなんてのはどうだ
後藤も何気に試合巧者だよな。
ちゃんと空気読んで相手に仕掛けさせてから抹殺してるし。
勝つにしても負けるにしても田村マジックで何か見せ場は作れるような気がするな。
他の寄生生物は頭が固いつーか触手にこだわりすぎ。その辺、田村は多彩。
爆死させたり石詰めたバッグ使ったり。
546 :
ミギ−:2006/05/19(金) 22:16:25 ID:???
拝啓、シンイチ
『悪魔』というのをPCでぐぐってみたが…
いちばんそれに近い生物は、
やはり人間だと思うお
結局後藤は6人支配してたことになるの?
寄生j(ry…パラサイトを「人」と数えるかどうかは分からんが、支配してたのは5体だろ。
ところでミギーは後藤の中ではヒダリーもしくはヒダリカターだったんだな。。
まあ六体同居って事だろうな
正確には5,7体かもしれないけど
みんな後藤シボンヌばかり目がいって三木さん死んだこと忘れてない?
もう、あの豊かな表情と七色の釣りスキルはもう見れないんだよ…・゚・(つД`)・゚・
ああ、いたなあそんな奴
ヒドス
後藤にバトンタッチした時点で
キャラ的にはある意味死んでるので、
「ああそうか」と思うだけだ。
後藤はミギーを殺さず取り込んだ。この時の後藤の気持ちを五十字以内で答えよ。
「この右手もピッコロやベジータのように心強い味方になってくれると思いました」
>>554 「こいつ、三木より使えるんじゃないか?
でもこいつを採用すると三木が嫉妬するだろうしな〜
佐木達もリストラの恐怖から反乱するかもしれんし…管理職はつらい」
後藤「… … ちょっと住居スペースが狭くなってきたか … … この三木ともそろそろ分かれ時かな
手を切る 時期 か … … 「手を切る」 … … クククク … …」
∩___∩
| 丿 ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡、 ヽノ ,,/
/ ┌─┐´
|´ 丶 ヽ{ .茶 }ヽ
r ヽ、__)ニ(_丿
ヽ、___ ヽ ヽ
と____ノ_ノ
「手足」を完全に統率できる後藤にとっちゃ、
他のパラサイトを取り込むことなんかプロテクタの材料増強にしか過ぎんだろ
元々、四肢と頭それぞれ人間のそれを象る程度の「量」で
異形と化す時はその何割かを胴体の保護に回してたわけだが、
0.7体分のミギーを取り込むことで、十分な強度のプロテクタと
本来の量のままの四肢を両立できることになる
つうかミギーが入ったことで隙間が変わる可能性もあった訳で…ホント奇跡的な運だな
>535
死ぬ間際に「おかげで友達として〜」とか
ミギーらしからぬモノローグが出てきたが
別にデレ移行フラグとかではないんだな。
ツンツンツンデレ(死の間際)ツンツンツン
くらいです
そもそもツンでもないと思うが
淡々デレデレ、タンデレとでもいうか…
素直クールなんじゃね?
>564
それだ!
あ、そう
萌えるw
>だが――様子が、変だ。制御に乱れが生じているのか、刃が小刻みに震えている。
>「なんだ……? 誰だ……『三木』か? 逆らうな……あとにしろ!」
>そして何故か「後藤」は、新しい刃をわざわざ作った。
最初の刃が後藤の意図による刃
あとの刃がミギーの刃で合ってる?
新一を始末するという、この局面で最大の重要事項なのに
よく後藤の統制をぬけ、さらに後藤が起こしかけた行動を妨害までして行動できたな…
後藤にはっきりした自覚症状がないこの段階でも
毒による統制のパニックと統制のゆるみが
水面下で進んでいたということか。
みつよさんに乾杯!!!
ミギーが毒を含んでわざと後藤に取り込まれる
っていう作戦でもよかったんだね
あるいは、ナタに毒を仕込んでおくとか
毒、と急に言われてもな…除草剤とか農薬とか?
ミギーでプロテクターの隙間ふさがれてたらやばかったよなあ
でもどんなに寄生部分の体積増やしても可動部分ある以上
隙間はできるもんなのかな
でもまあミギーがシンイチのとこに帰ってきた理由も実際は
「毒物が侵入したボディには居たくないから」ってだけな気が・・・
そう考えると実はミギーは最初から後藤に吸収されたくて分裂作戦を考えたとか
シンイチに帰ろうとするならもっと早い段階でもできたはずじゃとか思う
>>569-570 毒は体内深くいれないといけないから寄生部分で止められるナタじゃダメかも
>>571 パラサイトの組織は伸縮自在だから、可動部分があっても
量さえ足りていれば大丈夫だと思うけどなぁ
ミギーの分離の仕方を見るに、寄生生物と寄生生物で溶け合うことはないようだから、
その接触する境が隙間ってことじゃないだろか。
ミギーを取り込んだけど、隙間をガードしなかったのは後藤の攻撃性の表れってことでどうよ?
>>567 三木が毒から逃げようとして刃を維持できなくなったからミギー部分で刃を作ったということ。
ここにミギーの意思がどの程度介在しているかは読者によるかと。
>>573 もしそうなら後藤の弱点は穴じゃなくて線だったんだろうな。
ミギ−は敵対してたのを最近取り込んだから比較的自我が残ってたんじゃないかな?
次回で最終回なのかな。予告はないみたいだけど。
もしかして新展開?
広川軍団の愉快な仲間たちは全員死んだけど、それは市単位の話でしかないわけで。
それに、人間側もまだ平間とかの重要人物が残ってる。
正体バレの話は放置されたまんまだったよな?
アメリカパラサイトの軍事利用の伏線とかもあるし、海外逃亡の話が現実化して、
国家レベルの話になってくと見た。
>>540 とりあえず、田村さんがおれたちごときが考え付くような程度の戦いをするわけがない
ということはわかった。
>>576 海外に逃亡する理由がない。
わざわざ出向いてパラサイト退治をするミギーでもない。
外国に行くことはないんじゃない?
最近出てきてないウダーが外国政府に拉致されてた。とかない限りは。
>>576 平間さんは市役所での責任をとって辞職するも、執念で新一を追い続けるみたいな展開がいい。
とりあえずカッコイイおやじだよな平間さんは。
もっと工夫しろ
人間は地球で一番賢い動物なんだろう
583 :
1/2:2006/05/21(日) 00:03:55 ID:???
第63話――日常の中へ
市役所の攻防戦以来、全国的に見ても、寄生生物の動きはほとんど感じられなくなってきた。
その原因は、見せしめ効果のほか、各々が「老獪さ」を身につけ潜伏がますます巧みになったことがある。
しかし、中には「田村玲子」のように本来の食性自体を変化させ「人間化」していった者たちもいた。
そしてここにもひとり、自分を変化させつつある寄生生物がいた。
――夢の中に現れたミギーは、前のような全然違う感じではなかった。
ミギーは言う。お別れにきたんだ、「眠り」につこうと思う、と。
「今度は少し長い……何年、何十年……ひょっとしたら死ぬまでだ……」
「後藤」の体内で、ミギーの内部構造はまた少し変化した。膨大な情報を得たうえ、別々の思索を同時にできるようにもなった。
だから、しばらく情報をシャットアウトして外面の活動を停止、ここにある材料だけでやってみたくなくなったらしい。
新一にはわからない。自分のことを一つの「夢」だったと思ってほしいというミギーが信じられない。
――ミギーと暮らし、助けあった毎日は、夢なんかじゃない!
「たしかに」とミギーは言う。「起きたつらいこと……多くの人の死は……現実だ」
……新一の母の姿が、現れた。
「人の死」と聞いて新一がつくりだした映像だ。それを見てミギーは、こう見えるのか、と感心する。
次々に現れる、関わってきた人々の映像……どれも、ミギーが自分の「脳」で見たのとは違う。つまり、
「お互い理解しあえるのはほとんど『点』なんだよ」
人間どうしでさえ、例えば魂を交換できたとしたら、それぞれ想像を絶する世界が見え、聴こえるはず。
やがて――別れの時がやってきた。
寄生生物が出たらどう戦えばと引き止める新一に、ミギーは言う。
「きみなら大丈夫……それより交通事故に気をつけろ」
……いつものように、目を覚ましたら新一は夢のことをあらかた忘れているだろう。
その時いっしょにわたしのことも忘れてほしい、とミギー。
「いいかい? 朝そこにあるのは た だ の き み の 右 手 だ……それが本来の姿なんだよ」
遠く小さくなっていくミギーの姿。次第に暗くなっていく世界。閉じる、夢。
いままでありがとう……シンイチ。
――それが、ミギーの最後の声だった。
584 :
2/2:2006/05/21(日) 00:05:09 ID:???
朝、目を覚ました。
窓を開け、ベッドに座って息をつく。両の手を、じっと見つめる。大きく息を吸い込み――
「 忘 れ る わ け な い だ ろ う !! ば か や ろ う !! 」
向かって叫んだ手のひらは、もう、ただの右手でしかない。
一年後。
大学生になった村野里美と、久々にデートしていた。ちなみに新一は浪人生。すっかりおいてきぼりか、と溜息ひとつ。
だが、受験勉強が戦いだと言ったって、1,2年前に比べればまるで公園の日なたぼっこだ。ここの所、何ごともない。
一度、伊豆にいる上アゴと電話で話したことがある。ジョーも上アゴも元気だった。
やはり、ミギーの消え方は「仲間」の中でも特殊だ。……やっぱり、わかんないヤツだ。
ミギーと協力してきた戦いは、人間だけのためというか、新一という個人のための戦いだった。
新一はついに、寄生生物の立場に立つことはできなかった。
そう、もともとそんなことはできっこない。違う生き物どうし、理解りあうことは無理だ。
……いや、相手を自分という「種」の物差しで把握した気になっちゃだめなんだ。それはうぬぼれだ。
でも……たとえ得体は知れなくとも、尊敬すべき同居人には違いない。
他の生き物を守るのは、人間自身がさびしいからだ。環境を守るのは、人間自身が滅びたくないから。
人間の心には、人間個人の満足があるだけなんだ。
でもそれでいいし、それがすべてだと思う。人間の物差しを使って人間自身を蔑んでみたって意味がない。
「そーなんだよなー、だから……人間自身を愛さずに地球を愛するなんて結局矛盾してるんだよ」
ひとりでスケールのでかい話をして納得してる新一を、里美が「受験はァ?」と茶化した。
ここのところ平和だが、犯罪は増えている。それで寄生生物が目立たない。
いや、もともとさほど目立ってなかったのかもしれない。猛獣の食事と言ってしまえばそれまでだし。
あいつらは、広い意味では「仲間」なんだよなァ、と新一は思った。
みんな地球で生まれてきたんだろう?
そして何かに寄りそい生きた……。
だが……新一を、不敵に見やる男がいた。
――おれから見りゃよ……けっこう目立ってるんだぜ、バケモンの混じったあんちゃん……。
感動の最終回キター!
・・・って、あれ?
ウラー復活新章開始?
なんか急にしんみりしちゃったなあ
ミギー生き返ったと思ったらそのまま冬眠しちゃうし…
ここで浦上か!
>えば魂を交換できたとしたら、それぞれ想像を絶する世界が見え、聴こえるはず。
これ、俺も考えた事がある。
俺の見ている「赤」が他人には「紅」や「朱」に見えてるかも。とか、
俺が30cmの力加減で飛ぶのと同じ力の入れ具合でスポーツ万能のヤツは
50cmくらいとぶんだろうか。とか。
視力の悪い俺は、一度視力のいい人と魂を交換してみたい。
>……それより交通事故に気をつけろ
なんで交通事故なんだw
パラサイトに出会う確率と比べたら人の起こす事故の方が
圧倒的に多いって事なのかな
ごめん浦上、お前のことすっかり忘れてた。
あの最強生物と比較すると最後の敵としてすごく意外だったんだが、
よく考えると、しっくりくるな。
>「要するに……人間サマにゃかなわんてことさ」
なら、人間サマとぶつけなきゃ「寄生獣」は完結しない、って寸法か。
そうだよなー、人間同士だって100%理解し合えることはまず無いしな。
ミギーも「ありがとう」って言った!!
田村が言ったときにはミギーはピンとこない感じだったのに。
ミギー…
忘れるわけねえだろバカヤロー!!ウワアアアアアン
後藤見たときの反応からして
新一の右腕見ても気づかないのはおかしいとは思ってたが
やっぱり気づいてたんだな
ミギーにチョッカイだしてる加奈モエス。
しかし、現実主義の寄生生物から
「魂の交換」なんて話しがでるとは思わなかった。
やべ、今回も涙目になっちまった
ミギー・・・・・・
ミギーの目に新一がどう映っていたのかが気になる
ミギー…寂しいよミギー
>>589 交通事故って突発的なもので、相手の過失だと避けられないからじゃない?
パラサイトに出会ったからって(そもそも出会う確率が低いわけだが)強くなったシンイチが殺されると限ったっわけじゃないし、ミギーが冬眠中ならかなり接近しないと相手も仲間だと気付かないんじゃないかな?
って浦上キタ。どうする気だろ?
まさかレイp
やめてくれ・・・新一だけは・・・村野で我慢してくれ!
>>588 絵心の無い俺は、絵が上手な人と魂を交換してみたい。
「交通事故に気をつけろ」は、ミギー一流の「いつまでもお元気で」だと思うぜ
ミギーはついに理解できない世界へいっちゃったな。
恐らく田村以上に特殊な個体だったんだろう。
それにしても、ミギー無しで浦上と絡むことになるのか…
バラすつもりなら、あの時できたはずだし…脅迫が狙い?
最後の直前まで感動の最終回だと思ってたのに…
いい意味で予想を裏切るな。ウラーなんてすっかり忘れてた
ミギー・・・
村野かわいくなってねぇ?
また新しい愛称を作る気か貴様w
サンボは引く力!ハラショー!
ミギーなんで遠くへ行っちゃうの(´・ω・`)
ミギーの理屈はよく分からん。
今回の話はちょっと萎えた。
人間化するパラサイト、田村の他にも沢山いたのかよ!
「この種を食い殺せ」の命令にすら逆らうってことは、かなり一大事なはずなのに。
ここをさらっと流されたのは残念だ。
次回フォローされるんだろうな……?
>>608 もともと田村が普通の食事でも生きていけるって言ってたんだし……
草野みたいに怒りを覚える寄生獣もたくさんいたんだろう
浦上はスカウト目的で新一に接触してくるんじゃないだろうか?
俺の能力とあんたの力二つ合わせれば化け物共の王になれるぜ
みたいな感じで
浦上もサツジンスキーじゃなければいい奴なんだが…
まだ一波乱ありそうだな…
今回の交通事故伏線を考えると、
浦上に殺されそうになったとき、つっこんできたトラックで浦上死亡みたいなオチ?
微妙だ。
>>588 俺もここ読んでて「赤」と「朱」・「紅」の話を思い浮かべたわ。
後藤は統制というより、魂の共有化をしてたとうことか
死んだ人リスト見て改めて惜しかったのは倉森さんだな。
日常に戻った後だっただけに余計に。
加奈は終盤の暴走っぷりがマイナス。
母さんは作中の出来事というより、既に設定の一部みたいになってる。
だから俺には 倉森>山岸>(壁)>加奈>母さん となる。
ミギーと遊ぶ加奈がかわいい
パラサイトに気をつけるくらいなら交通事故に気をつけたほうが有意義だってことじゃないの
「交通事故」つーのもある意味環境問題だよな。
排気ガスとかの狭い意味での環境問題だけでなく、
適正に調節できてなくて自分たちの首を締めてるという広い意味での環境問題でもある。
現代の人間は、地球に与えられた「自然」環境を無反省に破壊してきたと同時に
人間という種のコミュニティ内の「社会」環境をも無反省に破壊してきたようなもんだな。
ミギーがそこまで考えたかどうかは分らんが
単にシンイチが死んだら自分も死んで困るからでしょ。
今のミギーなら自分のこととは無関係にシンイチの身をあんじたのもあるだろうが。
シンイチの年齢で一番死ぬ可能性が高いのが交通事故だからじゃない?
ミギー消えて最終回と思いきや…ここで終わっておけばよかったのに、とならないことを祈る。
浦上がクライマックスにどう絡んでくるんだろう。オオトリだからなあ、責任重大だぞ浦上。
ミギーはさすがに戻ってこないだろうなぁ
やっぱ最終回も目の前なのか
きみなら大丈夫…それより交通事故に気をつけろ
のセリフについて。
かつてミギーが段上の後藤を5匹とカウントできなかったことがあった。
長期の眠りにつくミギーも、場合は違うが、他の寄生獣から察知されない状態に入ったのでは。
だから、新一が他の寄生獣とバトることもまず心配無用なの。
それを言わず「自分はここにある材料だけでやっていきたくなった」という言い方をしたのじゃないかな。
と思ってたら、寄生獣にはバレてないが、人間のシリアルキラーに見つかってるし。
ミギーいないんだから大ピンチじゃん。
交通事故にきをつけろは、
そのままの意味だろう。
普通の寄生生物は敵じゃない
交通事故の方がまだ危険なくらいだと。
俺も交通事故に気をつけろは何の寓意も含まないそのままの意味に取った。
その素っ気無さにミギ−らしさを感じた。
交通事故にはほんと気をつけないとな…
最後まで口うるさいミギーが好きだよ
最後か…最後なのかな(´;ω;`)
漏れもここにある材料だけでしばらくやってみたくなった。
『全世界』を対象に調べてみると、全死亡原因における交通事故の占める割合はおおよそ12分の1だそうだ。
この数字をどう捉えるかは個人個人で違うだろうが、俺はものすごく高い数字だと思っている。
十二人に一人は車が原因で死ぬんだぜ?
逆に言えば、自動車さえなければ、この人たちは死ななかったわけだ。しかも事故で。突発的に。
だからって「自動車排斥運動」みたいなのは起きないよな。
人類社会が余りにも自動車に深く依存しているから、もはや原因の摘出すら出来ないんだろうけど。
最終回予想 ウラーに襲われる新一
「僕一人の力できみに勝たないと・・・
ミギーが安心して・・・
眠れないんだ!!」
「いてて、やめろってば 俺の負けだ、ゆるせ」
右手に語りかける新一
「勝ったよ、僕。僕一人の力でウラーに。これで安心して眠れるだろ、ミギー」
まあ普通にやれば新一の身体能力なら楽勝だろ
多分村野が人質に取られるんだろうけど…
でもそんな展開ここにきてやられてもなあ
妙にスケールのでかい話しちゃった後だし微妙だよな
>>626 それは世に言うパラサイトってやつですね
誰ry
「寄」りそい「生」きる「獣」・・・か
ウラーってやめてよ
アパッチのおたけびにしか聞こえないw
だってウラー人間だから
>>606のせいで俺にはロシア語のバンザイとしか聞こえない
光る刃突きつけFly away〜♪体中に広がる快感〜♪
次回予告
ウッス!ウラ殺人鬼!
無事、警察と5匹の怪物から逃げ出す事に成功したウラだが、物語も終盤に近づいていた
トリを任されるという大役で、ウラプレッシャーに負けそうだ
こうなったら久々に超殺人鬼4になるしかねえ!
役目を全うするために読者のパワーをウラにくれ!
>634
さりげなく秀逸
今日のMVPはお前
なにげに言葉も意味もうまく対応してる
それにひきかえ636は…
>>629 なんで今になって浦上?正直不安だ。
ここまでがすごくいい展開だったから余計に不安だ。
新一は浦上を見過ごせない性格だよな。
ウラー放置じゃ後藤にトドメを刺した行為の否定になるし…
フレンドリーに茶しばきって展開にはなりそうもないな。
普通に浦上は引き立て役みたいな感じだろ多分。
新しいタイプの寄生生物が出てきて、大きく発展すると思うよ。
次回最終回って書いてありましたが
前回までの流れでミギーENDは確定だと思ったのに……。
ミギーが内なる世界に行ったのがポイントだな。
俺の予想はこう。
ウラーが帰宅途中の村野を尾行して惨殺。
↓
それを見た新一が激怒してウラー殺害。
初めて人を殺した事と村野のバラバラになったグロ死体を見たショックで嘔吐。精神がおかしくなる。
↓
数年後、精神病院で廃人のようになった新一がミギーとの内面での対話で心を取り戻してハッピーエンド
>>645 いや、村野死んだらバッドエンドじゃんか
村野の心臓を貫く浦上のショットガン。
ショックを受ける新一の右手が変形し、村野の心臓を復元する。
ペアルックでハッピーエンド。
寄生生物に深く関わった人は全員死ぬ・・・みたなENDかも
1頁目でまた何年か経ってたりして。
バーで酒を飲む中年新一の隣に浦上が座って
「てめえにゃ、がっかりしたぜ」
続きはチラシの裏に書くわ。
>>647 ぅおっぱいが台無しになっちゃったのはどうするんだ
ああ……村野……
ミギーが言ってた「人間様にはかなわんってことさ」を
浦上で表すのかな
いままで散々死亡フラグ回避してきた村野でもただではすまなさそうだ
しかし、今更浦上がでてきても、シンイチの敵たりえるかどうか?
シンイチの超人能力ってまだ消えてないと思うんだが・・・
消えたとも消えてないとも描写はないが、
ウラーに気付いてもいないな
シンイチ意識集中してないと普通だからなぁ。
尾行されて後ろから一突きなんて展開もありえないことはないかも知れん。
ところで読み終わってから今回のトビラ見てちょっと泣いた。
パンツ一緒やん。
お別れ直前やん。
寄生獣と新一の間での問題はもう出尽くした
こんどは人間(というか、事情をあまり知らない人間)と
新一(や寄生獣問題を知ってる人)の間の問題だろう。
環境問題問題提起→生態系内の人間否定→生態系内の人間肯定
で最後に視点が否定一方に偏らないようフォローしたように
やっぱり怖いのは人間、危ないのは人間社会の交通事故という人間社会の否定を
人間にもいいとこがあるってことで偏らないようにバランスとる役が村野じゃないかな
浦上が何らかの形で人間愛を示すんだろ。
救いようのない悪が垣間見せるささやかな善のほうがインパクトある
悪人が成仏できるってのがあったな。親鸞かなんかで
交通事故に気をつけろは
浦上がトラックに乗って新一につっこんでくるってことじゃね?
待て、浦上が無闇に新一を殺そうとすることはないんじゃないか?
何らかの意図があって接触してきたんだろう。
手を組む展開はイヤソ
次回最終回だから話は膨らまずに浦上も案外少し語り合った後に去っていくだけかも。
せっかく逃げれたのにコトを荒立てちゃ意味ないし。
んーそれはそれで味気ないというか、せっかくの浦上という強烈キャラが勿体ないよ。
浦上は新たな敵となる異質な寄生獣の波長を感じ取るために出てきたんだよ!
だから、寄生獣セカンドご期待くださいのサプライズがあるに決まってる
>>490 街中で毒やウィルスや放射能なんて使えない。
人間の治安維持機構なんて後藤の力の前じゃ無力だよ。
寝込みだって結局後藤は不意打ちに気付いたんだから。
たかだかシンイチがラッキーで勝った程度で
市役所での後藤のやりたい放題っぷりを忘れたか。
幾ら後藤でもあのままのやりたい放題続けてたら、人間に倒されてたよ。
やっべ、すっげーこえー。
何がこえーって、村野と一緒にいるときに
出現したってのがこえー。
俺だけかも知れんが、
「うわ、村野死亡フラグ?」→「ホッ」
を繰り返したせいか、村野に対して過敏になってしまう。
デビルマンみたいな展開にならんだろうな・・・。
>>666←なだけにデビルマンとはタイムリーな
村野は死なないわ
新一が守るもの
>>666 村野の死亡フラグってどんなんあったっけ?
後藤より浦上の方が狡猾な分タチ悪い。
やっぱり人間が一番怖いな。
デビルマンで一番怖いキャラってサタンでもゼノンでもなく
タレちゃんの首持って階段降りてきたオサーンだし。
>>666 村野の死亡フラグってどんなんあったっけ?
>>669 いや、でもアレは一般人がああなったのが怖いわけであって、
最初から殺人鬼たる浦上はちょっと違うと思うけどなぁ。
人間の殺しってリアル感があるからね。そこに嫌悪感を感じる。
パラサイトが実在したとしても人食い虎とか殺人チンパンの延長線上で現実感ない。
なんつーか…自分が被害者になるまで東スポの世界。
>>665 負けんだろ。
顔変えれば区別なんてつかないし。
街中で核やナパーム使うわけにもいかんし。
後藤以外の人間のみに非難勧告を出すなんて不可能だし。
ちょっとドキドキしてきた…
いろいろあるぞ
島田暴走の時に校舎に残ってたりとか
田村死亡の時に公園に来たりとか
新一の家に鞄届けに行った時とかな
村野がここまで生き残ったのも全て次回の為
正直、読むのが怖い
今まで生き延びた事を考えればこそ次回死ぬかもしれないという不安が消えない。
おれにはバケモンを見分ける能力がある……が、最近はどこ行ってもあまりバケモンを見かけねえ。
と思ってたら、ヤツだ。
寄生生物じゃねえが、まるっきりの人間とも言いきれねえ何かがある。実はもう一度会いてえと思ってたんだ……
最終話―― き み
人ごみの中に、見覚えのある男を見た。1年前に会った、想像をこえた大量殺人犯。
誘うように路地裏に消えていく。新一はそれを追いかけた。捜していると――里美の悲鳴!
慌てて戻ると、彼女の首にナイフを当てた浦上の姿があった。
――何なんだよいきなり……! ばかげてる! あんなヤツ見ないフリすりゃよかった!
後ずさる浦上を追いかけ、雑居ビルに駆け込む。ヤツはエレベーターだ。非常階段を駈け上る。
里美を捕らえたまま浦上が辿り着いたのは――屋上だ。
屋上には密会中の男女がいた。訝しがって近づいてきた男に、シャッとナイフを振るう。
肉厚のナイフが喉を切り裂いた。次いで女の首にもナイフを突き刺す。返り血が里美の肩に飛び散った。
震える彼女に笑いかけた。おめえはあとだ。まだカレに話があるからな……。
新一が屋上にたどり着くと、浦上と囚われの里美が縁に立っている。里美は怖くて言葉も出てこないようだ。
放してやってくんない……? と頼んだら、ばかかと呆れられた。
浦上は、滔々と目的を語る。
市役所のドタバタで自分も死んだように思わせ逃げ回っていたが、警察にはバレバレで、吊されるのも時間の問題だ。
だがその前に、せっかく会った新一に、人間とは違う答えを聞きてえと思った。
「寄生生物(バケモン)どもが人間を殺すなァ、わかりやすいただの食事だ……でも、このおれァ何だと思う?」
たぶんおまえにゃわかってるはずだ、と浦上は笑う。
おれこそが人間だ。
人間てなもともとお互いを殺したがってる生き物だ。自分の正体もわからねえ人間がおれに文句を言う。
でもおれはひと目でバケモンと人間を識別できちまう。現代がどんだけ不自然な世の中かもわかる。
寄生生物(バケモン)なんざ必要ねえのさ!
人間はもともととも食いするようにできてるんだよ、何千年もそうしてきたんだ!
それをいきなりやめようとするから、50億にも60億にも増えちまう。このままじゃ世界がパンクしちまうぜ。
おれみたく正直者になれよ、と笑う浦上。新一の体のどこかに寄生生物が混ざってることも看破し、追いつめていく。
でたらめ! と強く拒むことはできなかった。新一は里美から目を逸らす。浦上は、里美に言う。
「ヤツの体見たことあるだろ? どこかにそれらしい……跡でもあったんじゃねえか? バケモンがもぐりこんだ穴とか……」
新一は胸を押さえ、沈黙した。
力なく、里美の解放を頼む新一。だが浦上は回答を急かすだけだ。
「おれこそが正常な人間だな!? ただ本能に従ってるだけのことだ!
誰よりも正直なおれに向かって人間社会とやらは必死で知らん顔しやがる。
せめて人間と寄生生物の中間の立場からひとつたのむワ」
新一の表情が、すっと落ちついた。
彼は里美を見た。涙を流し、こちらを見つめている。ふっと笑いがこみ上げてきた。
人間と寄生生物の中間か……前にも誰かが似たようなセリフをおれに……。
頭をかき、浦上に言う。てめえなんか『後藤』に比べりゃ神細工だ。
「言葉ですむなら何だって答えるから、その子は放せよ」
それに対して浦上は――馬鹿にするように、視線を遠くにやった。新一は声を荒げる。
「ああそうだよ!! あんたの言うとおりおれは……」
「 泉 く ん !! 」
言葉を遮ったのは、里美だった。
彼女の表情は、もう恐怖に怯えてなどいない。冷めた視線を浦上へと向け、警察を呼ぶよう新一に言う。
「こんなヤツにつきあってる必要はない」
こいつのどこが正常な人間よ、と言い放つ里美。あんたこそ寄生生物以上のバケモンじゃない!!
コワくも何ともない。もっとずっとひどいことが学校であったんだから。あたしも泉くんもそれを見てきた!
「たしかに普通の人と違うかもしれない……で、でも人間だよ! どんな生命も大切に思うのが人間なんだ!
バケモンはあんたさ!!」
だまるよう小声で訴える新一にも構わず、彼女は勇ましく叫び続ける。
……浦上は笑い、狂気的な表情で、わかった、と言った。
彼の興味は、もはや新一より里美にあった。彼は、里美を玩具にして分解して遊ぶことに決めた。
「たぶんこれが最後のお楽しみだからな……元気があって壊しがいのあるのがいい……」
ナイフが、里美の首筋に迫った。
里美は新一に叫んだ。
「しっ新一くん! あたし……いつだってきみのいる場所へ行こうとしてたんだよ。
でもきみは脚が速いからどんどん知らない世界へ……追いてきぼりはあたしの方だった……
でも、いまやっと追いついて……な、なんだか……」
ナイフが首の表皮を切り、血が肌を伝う。
「ちょっと追い抜いちゃったみたい……」
「 や め ろ オ !! 」
新一の怒気。
臨戦体勢だと反射的に判断したのか、浦上はナイフを構えて里美を後ろに放つ。そこはビルの縁。落ちる!
新一は突進する。刹那の間に彼は考える。助ける! 間に合うさ!
そうともおれは脚が速い! ただの人間じゃないんだ! ヤツの動きなんざ止まって見えるぞ!
左でナイフをはねあげそのままアゴを砕く! 同時に右で彼女を! 1秒もかからないさ! 左で……
――左腕にナイフが貫通した。
あれ? と思うヒマはない。
ナイフごと腕を振り上げ浦上のアゴに一撃。粉砕する。で右!
――伸ばした手が掴んだのは、虚空。
――え……
音もなく、
里美が落ちてゆく。
――人間(おもちゃ)は簡単に…… ぶっ壊れる……
新一は絶叫し、絶望した。
ある日 道で……
道で出会って知り合いになった生き物が
ふと見ると死んでいた、
そんな時 なんで悲しくなるんだろう。
――そりゃ、人間がそれだけヒマな動物だからさ。
――だがな、それこそが人間の、最大の取り柄なんだ。
心に余裕(ヒマ)がある生物。なんとすばらしい!!
――だからなあ……いつまでもメソメソしてるんじゃない。
疲れるから、自分で持ちな。
「ええ?」
目を開いた新一は、初めて気づいた。
自分の右手が掴む、里美の姿に。
里美を引っ張り上げ、そのまま仰向けになる。
声を掛けると、辛うじて返事があった。大丈夫のようだ。
新一は、ミギーに感謝した。おまえはやっぱり生きてる!
里美はミギーを見ただろうか。
まあいいか、と思う。この人になら見られても……。
視線を上げると、きれいな空が見えた。
新一は里美に語りかける。いつかの、死んだ子イヌのことを覚えているかと。自分がゴミ箱に捨てた、あの子イヌ。
「ずっと言うのを忘れてたけど……あのあと少し考えてから樹の根元へ……埋めなおしたんだ」
知ってるよ、と里美が言った。柔らかい微笑みを湛えて。
「それは新一くん……
……きみが新一くんだから……」
屋上に人が駆けつけてきた。
悲鳴を上げ、あっちにも3人倒れてるぞ、とこちらに注目している。
「3人だって……」「いっしょにされちゃった」
新一は空を見上げながら、しっかりと、里美の背中を抱いた。
その右手で、しっかりと。
何かに寄りそい……
やがて生命が終わるまで……
寄 生 獣
完
……………………………
・・・・・・(:ω:)
・・・・・・・終わった・・・・・・良い最終回だった・・・
なんて言えばいいのか・・・なんだろう・・・この気持ち・・・
言いたいことはたくさんあるが、言葉が見つからないや
ついに最終回・・・なんか言いたい事が沢山あるのに何を言って良いのか解らない・・・
はあ〜。
読み終わったあと思わずため息が出て、しばらく天を仰いでしまった。
終わったんだな……これで。
ミギイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!1111!!!!!!!!
言葉が出ない。ただ、涙だけが……
終わった……んだよな……
ああ……終わったんだ……
d(´∀`*)ミギー アリガトネ!!
あー・・・・・・言葉が出ない・・・
流石ミギー、おいしいところを持って行くぜ!
6食目…腹ぁいっぱいだ…
浦上って、やっぱ人間だと思う
普通の人は浦上をバケモノと言うだろうし、それが人間だ
でも、バケモノの浦上も、やっぱり人間なんだと思う
両方、な
ありがとうミギー、新一、寄生獣
何とも言えない心地よい終わり方だった。
村野ええ娘や。
うむ、いい読後感。
良い作品だった・・・
一度もだれることもなく、かといって展開が唐突すぎることもなく、
全ての回で楽しむことができ、考えさせられることがあった。
最終回も実に良い最終回だった。
なんか、胸がじわーっと、こう、なんとも言葉で表しえがたい気分だ・・・。
いい最終回だった
岩 終
明 わ
!! っ
た
の
か
!!
704 :
マロン名無しさん:2006/05/23(火) 00:19:39 ID:PF6Hhl6d
>――だがな、それこそが人間の、最大の取り柄なんだ。
>心に余裕(ヒマ)がある生物。なんとすばらしい!!
素晴らしい。この一言を聞けただけでも、この漫画を
読んできて良かったと思う。
なんだかんだ言ってウラーも田村と同じで自分の存在意義みたいのを考えていたんだな。
しかし、パラサイトの発想にはない人質って手を使う辺り、最後まで人間らしすぎるというか…
…………
私の中で殿堂入り決定。
新一大好き。
寄生されてよかったねとは言わないけど、生きててよかったね。
里美助かって良かった━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ミギー、ニクイやつめw
誇らしげに人間を語るミギーが可愛すぎる
最後のページの一つ前でアップになる右手、
ただの右手、何も言わなくなった右手、でもここにミギーは確かに生きているんだな。
「疲れるから自分で持ちな」
ちょっと突き放したこの言い方、ミギーはやっぱりミギーなんだと感じました。
浦上=「生物」、村野=「人間」ってことか
村野、健気だな…彼女に萌える奴がいるのも分かる気がする
もちろん俺の玲子には遠くおよばんがな
これで「俺の玲子」を使うのも最後かもしれん
>何かに寄りそい……
>やがて生命が終わるまで……
それで「寄」「生」獣ってことか。
紛うことなき名作だった。
この作品はきっと死ぬまで俺の心に残るだろうな…。
(゚Д゚≡゚Д゚)アゴーの出番は?
いいじゃん、下手に再登場して死なずに済んだんだし
新一ミギーからも忘れられてるのはカワイソスだが
命の恩人なのに
いい終わり方だ。
「心に余裕(ヒマ)がある生物。なんとすばらしい!」この言葉と
青空を観賞したり寄り添って温もりを感じたりする新一達。
これ見たあとだとウラ−の人間論が凄くちっぽけに感じられるのがいい。
ウラーもいいジョバーだったと思う。
あくまで本編のラスボスは後藤。でも、でしゃばり過ぎずに一応の存在感は示す。
なんつーか、本編じゃなくチ後日談で倒されるような感じがよかった。
色々なことを、この漫画から学んだ。
・・・最終回まで読んで、
満足感って言うか、心になんかあったかい物が残った気がする。
ほんとうにいい最終回だった...
でもこの後、シンイチが警察にまたいろいろ調べられたり、
勘ぐられたりするんじゃないかといらぬ心配をしてしまった。
ネタバレ
次回作の連載が決定
ラスボスはウダー
説明してるときのミギーが
なんか笑ってるようにも見えたな
言いたい事、たくさんあるけど
ありがとう
一言だけ・・・・・・・・・
終わっちゃった・・・
いい最終回だった
泣いた
名作決定
実に上手い最終回だ…
腰(?)に手(?)をあてて得意げなポーズの
ミギーがかわいすぎる。
加奈は助けられず里美は助けられたけれど、
だからといってそれをむかつかせたりはしない。
良いストーリーテリングを見せてもらった。
岩秋氏、最高!
ありがとう!
>>713 あーなるほど。
気がつかなかった・・・。あんまり感動してたもんでさ。
サンクス
いい最終回だった。ホントにいい最終回だったよ…
…さみしくなるね
いい最終回だった…
ところでこの作者、なんて読むの?
いわあきひとし?
すっげぇ満足感でいっぱいだわ
涙が止まらん…この最終話、卑怯だよ…
涙腺緩い方ではないのに声出して泣いた。
すごい綺麗にまとまったから、こんなこと言ったらだめなんだけど
できたら続編やってほしいな。
次の連載なにやるか知ってる人いない?
この段階で次の連載は決まってないんじゃない?
寄生獣2かぁ…やってほしいけどこれだけ綺麗にまとまってるから蛇足になりそうな予感。
スペシャルっていうか、外伝みたいなのはないかな?
その時はもちろんウダー物語で。。
村野と新一も、寄り添い生きていくんだね
うまく言えないけど、歪みのない物語だったな、と思う
今後、名作漫画の代名詞的に寄生獣の名が使われていくかもしれない
それくらい揺るぎないクオリティだ
ひたすら圧巻
もし、電波を発するのが加奈じゃなくて村野だったら?
そしたら、最終回に助けられたのは加奈で、
「あなたは…命の恩人です」ってなったかな。
ミギー…
大好きだっ><
自分を守るため新一の命の危機には目覚めるかもと思っていたけど、自分とは関わりない村野を助けたのは新一への情だろう
最高の友達だね
紛れもなく傑作。素晴らしかった
話ぶった切りでスマンが、
ウラーのナイフをよけられなかったのって
1年経ってシンイチが思ってるより身体能力が落ちてたってこと?
徐々に30%部分がミギーに戻っていってるのかな
人間相手だと勝手が違うとか
『奴の動きも見える』って言ってるから、動体視力は鈍ってないってことになりそうだし
ミギーも居ることから潜在能力は失ってないはずだと思うから
単に体が怠ってたんじゃないかな?一年程平穏な日々を送ってたらしいし
浪人生てことで学校にも行ってないだろうから、運動もしてないだろうし…
いやあれは張り切ってエルボーしたら新一が早すぎて
ただ構えてただけのナイフに刺さっちゃっただけじゃん?
ありがとう、右手の中の人
>寄生生物(バケモン)なんざ必要ねえのさ!
>人間はもともととも食いするようにできてるんだよ、何千年もそうしてきたんだ!
>それをいきなりやめようとするから、50億にも60億にも増えちまう。このままじゃ世界がパンクしちまうぜ。
俺はこの発言を、感情では否定できても、理論では否定できない。
読み始めてる最中なんだけど
1巻じゃミギーキモ!とか思ってたけど
話が進むに連れてなんか段々可愛く見えてきた (*´д`*)
考え込みすぎて体が捩れてるのテラカワイス
浦上の言葉を作者・読者レベルの視点から見直すと、
「人間のケツは人間が持て」ってことになるんじゃないかな
環境破壊するにしても、反動でエコに走るにしても、
人間がしてきたことの清算を他の種にやらせちゃいけない、と
そういう意味で広川は「無責任」だったと思う
責任だのなんだの言うのは人間だけだけど、
逆に言うと無責任という感覚も人間の物であるからな
>>744 感情的にはともかく理屈では否定できる。
人口の増大は生産性の増加などとの関係の方が大きい。
まったりした先進国の方が口増加率は抑えられている現実。
>>748 心を入れ替える前の倉森さんみたいな意見だな
うん
最後のエンピツ持ってる姿が…ミギーよ永遠に!
セクース以外はほぼカヤの外だった村野が
上手い具合に物語の構成者として収まったね。
>>584>すっかりおいてきぼりか、と溜息ひとつ。
前回のこのときに村野が「おいてきぼり」に意味深な反応してるんだよな。
>「しっ新一くん! あたし……いつだってきみのいる場所へ行こうとしてたんだよ。
> でもきみは脚が速いからどんどん知らない世界へ……追いてきぼりはあたしの方だった……
> でも、いまやっと追いついて……な、なんだか……」
今までかわいそうなくらい、ヒロインの座から陥落してると思えるくらい
うすうす事情を知りつつも事情を知らされないまま振り回されてきたことが
最後の最後で精算されたって感じだ。
後藤にびびって逃げた浦上よりも
寄生生物だらけの中で平然と生活し最後に覚悟で撃たれた広川の方が
漫画のキャラとしては萌える
美味しいとこどりで村野を助けた上に人間について語るミギー最高。
いやー、ここまでしっかりとまとまった作品は中々お目にかかれないな。
しかも難しい問題に答えまで出して、それが物凄い自然な流れで読者に提示される。
登場人物たちや戦闘、悲劇と日常劇などの目に付く部分とテーマが完全に一つになってる。
シンイチと村野から右手に、右手から地球にズームアウトしていく最後が大好きだ。
村野は新一がどこか普通じゃないことに気付いてたんだな。
まあ当たり前か。田村の死にも立ち会ってるしな
今だから告白…。
新連載始まったときは、グロい漫画だから次から飛ばそうと思ってました。ごめんなさい。
飛ばすどころか、これのためだけに毎月買ってました。
寄生獣今読み終わった。ミギー!。゚(゚´Д`゚)゚。
テーマとして人間の存在云々とかあったけど
ぶっちゃけた話、そんなテーマよりミギーと新一の友情物語だけで泣けた、
最終巻のミギーが新一に自分だけ置いて逃げろって言ってる部分でも
今まで自分の事しか考えてなかったミギーが…もうダメだ文章にならん
あー。本当にいい話だった。
この漫画の事は名作として後々まで語り継ぎたい。
これは予感なんだけど、あと11年くらい経っても
自分はこの作品の事で誰かと盛り上がってる気がする。
そのくらい面白かった。
今回ほど、読むほどに手が真っ黒になるアフタヌーンの単純凸版印刷を恨んだことは無い。
……涙で印刷が思いっきりかすれちゃったじゃねえか!!
このマンガは人気爆発してメジャーになるというより、たくさんの根強い隠れファンが生まれて静かなブームになる感じ。
少なくとも俺の周りではそうだ。今後「知る人ぞ知る」名作として語られてくんだろうな。
>>757 最後の地球の絵、実は第1話の冒頭とまったく同じ絵なんだよな。
うまくまとまったもんだ。
何かに寄りそい……
やがて生命が終わるまで……
ダイ ス キ(´;ω;`) ダー
もし後世に残したい漫画を聞かれたら
俺は寄生獣をあげるよ。
未だに余韻に浸っているよ。
一度でいいから作者の方に会って話をしてみたい!
ヒストリエ読みたいから、一時間後コンビニ行くために起きてる私が来ましたよ。
アフタの黄金期の礎的存在だったよね、寄生獣。
連載中スレに参加できて嬉しかったです。
スージーさんありがとう。
毎日の仕事の活力源はスージーさんでした。
もう楽屋裏・・・でいいんだよね?
皆さんお疲れ様でした!!楽しかった!
おかげで寄生獣をより深く楽しめたよ。
スージーさん乙!
大好きなシーンに期待以上の素晴しいあらすじを楽しめたり、
気づかなかった伏線を知ることができたりと、
極上の時間を過ごせました!
仕事が忙しいそうなのであまり無理強いはできませんが
あなたのあらすじをもっと読みたいので(もち[だいらんど]も参加)
時間に余裕ができたらまた何かのあらすじおながいします!
おまいらと過ごしたこの5ヶ月間・・・忘れないよ・・・
スージー氏のあらすじクオリティは確かに他とは一線を画してた
この稀有な作品の連載中あらすじを担当したのが他ならぬ氏だったことに心から感謝する
ありがとう、お疲れ様。
>>773 このスレできて5ケ月も経つのか。
毎日あらすじが待ち遠しかったよ!(隔日だが
参加できて本当によかった
スージーさん乙でした。読みやすいし感情とかもはっきり表現出来てた、最高のあらすじさんでした。
感動をありがとうございます
>>770 からなし崩しに楽屋裏モードになってるけど
浦上のナイフで作者が親指切った話はのせないのか
ああ、楽屋裏スレで解禁宣言があるな。
放置プレイされてた人がカワイソス
スージー氏、スレ参加者の皆様 お疲れ様でした
このスレは考察とかハイレベルで基本的にはROMってるだけでしたが
大変楽しい五ヶ月でした。
みんな〜ありがとう〜!
ところで原作者は現在も何か執筆してるの?
はじめは村野あんまり好きじゃなかったけど、このスレに参加してから村野の良さがわかった
スージーさんも皆さんも乙!
連載当時クラスみんなで回し読みして、考察したり語り合ったりしたんだよね。
同じ様なことがまた出来るとは思わなかったよ。楽しかった。終わった今はちょっと寂しいけど。
それにしても、あらすじが本当に見事だったな。
おまえら乙!
スージーさん特に乙!
一番好きな作品なだけに毎日(隔日)がすごく楽しみだった。
これからこのスレが無くなると思うと寂しいよ…
スージーさんて誰
あらすじだから「スージー」だって?
アハハ、安直だなあ
パラサイトは名前にこだわらないんだ。
もしやスージーさんはパラサイトでは?
そうだ、名前などどうでもよい
あらすじさん、ご苦労様でした。
素晴らしい語り口で、改めて分かった描写などもあり、
たっぷりと楽しませて頂きました。
ありがとうございます!
あらすじ氏ありがとうございました!このスレのパラサイトおまいらも乙!
第1話から参加できてよかったー改めて寄生獣の面白さ、素晴らしさに気づけたよ。
細かくてスルーしたり見落としてたトコもあった。そういうのを語れてホントよかったよ。
スージーの意味が初めて分かったw
レベルの高いスレだった
裏で揉めたこともあったが、皆スレの向上の為に語り合った
実に満足
作者様、スージーさん、スレ住人のみんな、草野さん、ありがとう!
そこで草野さんかよ!w
ここまで草野さんについて語り合った場は、古今東西このスレを置いて他にないだろうなぁw
草野さん、アゴウダはこのスレの宝です
うざ
自衛隊の人もね!
原作もあらすじもハイレベルだから盛り上がるのは予想ついたけど、
ここまでの草野さん人気だけは予想できなかったw
オレは草野さんという人自体知らなかったw
自衛隊の人って山岸の事?
普通の良キャラ止まりとは言え、平間さんがあんまり弄られなかったのは悔いが残るところだ
時々でいいから島田の事も思い出して(ry
>>800 俺も平間さんは味のあるキャラで大好きなんだが、
まっとうすぎるキャラだから連載中スレにおいてはいじりにくかったな
一話にいろんな展開が詰められてて、平間さんに注目しにくかったし
空気読めない扱いされてたのには笑ったが
スージーQ乙!!!
俺と結婚してくれ!!!
あーあたしも草間さんて名前知らなかった
メインを引き立てる対比のための、空気キャラって感じ
あらすじで名前覚えたよ
…まじってるな
寄生というネガティブな言葉を
寄り添い生きるという意味に持っていってくれた
最後に万歳
リアルタイム読者で今も繰り返し読んでたのに、その「寄り添い生きる」に気が付いてなかったおポンチでございます
他にも見落としていたことだらけ…orz
改めて素晴らしい作品だったと思い知りました
スージーさん、スレの皆さん、出てくるたび笑わせてくれた「俺の玲子」さんありがとう
このスレ最大の収穫はやはり草n(ry
「草野さん」は殿堂入りが決定済みです
良ネタ師がいい仕事してくれてた。
公園バトルで新一死亡パターンを書いた人に私から敢闘賞。
空気読めてない乱入現代人を華麗に誘導してくれた人、技能賞。
ホームラン王はカブレラでお願いします。
あの空気読めてない人はわざとらしくなかった?
かまってちゃんかと
消え時もウザかったね。
楽しんでくださいとか言って。
まあまあ
どちらにしろ一言云ってやらないと去らずに粘着したと思うよ
それか未読の人たちで盛り上がってると勘違いして
ネタバレしたが当てが外れてがっかりとかだなw
>>802 物語の中じゃなく読者視点で見ると平間さんはメチャクチャ空気読めるんだよな。
田村が広川の正体言う前に駆けつけて、
盛り下がらないよう衝撃シーンまで正体引き延ばしたり、
影の薄いヒロイン村野の悲痛な訴えを引き出したのもGJ。
無職からバイト、正社員にステップアップしたせいで見れない時期もあったがこの5ヶ月本当に楽しかったぜ!
新デビルマンのでも読み返すか・・・
ネオだろ?
終わっちゃって寂しい・・・
むしろレディーで。
俺はここにくるまで平間さんはただの外野だと思っていた。
でも役割以上の見せ場結構あったんだよな。
そんな感じで新鮮に読み返すことが出来るのも、
脇役に至るまで細かい心配りがきいてるからなんだなぁ。
あらすじにも色々と驚かされることがあったし
こうやって語り合うには最適の漫画だ。
今更だけど、ろくに確認もせず書き込んだら次の話のネタだったこともありました。
誠に申し訳ない。
まぁいいだろう
820がそう言っても「ああそうか」と思うだけだ
アゴーの名前がパラサイトだった時にジョーとか口走っちゃったのは俺です。
誠に申し訳ない。
ゆるさん・・・
ゆるさんぞ・・・!
きさまごときに・・・!
でも「ジョー」って一般寄生獣ファン的にも全然浸透してない気がしない?
俺は普通にジョーと認識してたが、ここではアゴーが市民権を得ていたのでソレにならった。
そもそも後半の宇田さん自体が(ry
略されたらわかりませんがな
言いたいことはズバッと言えぃ!
宇田さんは前半アイドルだったが、後半から草野さん人気に追いやられてしまったな
それが悔しくて時々ウダーの話を強引にしてたのは俺だ。
そしてそれを完全スルーしたのは俺だ。
そして草野さんの話題もスルーしていたのは俺だ
その空気を読まずにまた草野さんの名前を出していたのは俺だ
なので裕子の話題を出したが華麗にスルーされてたのは俺だ
無理やりウダーの名称を定着させようとしていたのは俺だ
みんな結構色々頑張ってたんだなあ、
何も考えずにその時の流れに乗ってたぜ…
839 :
835:2006/05/27(土) 23:57:10 ID:???
俺はピン
後藤さんは普段なんの職業だったんだっけ
秘書でも教師なみに凄いよな。
後藤さんはあれだ、孤高の早朝ランナー
すげーな。回想だけで1000逝くきか?wwwwww
おまいらどこまでミギー好きなんだよw
いやスレを消費している話題は専ら草野さんだ
このスレのせいで古本屋を何件も巡る羽目になったよ。
結局見つからないから漫喫で全巻おさらいしたよ。
ミギー可愛いよミギー。
寄生獣の再流通量って地域差がかなりあるみたいだな
俺の住んでる所ではどのブコフ行ってもいつ見ても1〜10まで揃ってる
多分在庫も2〜3セット常備されてると思うな
寄生獣の完全版って台詞変わっちゃったりしてないの?
台詞は多分変わってない。
でも読み切りの寄生OL(だったっけ?)がない。
まぁ個人的には無くてもいいと思うけどw
あとは通常版の表紙絵がないくらいかね?
完全版には当時の読者からの質問とか、著名人の批評みたいなのも載ってる。
あと、完全版にはカラーが載ってるね
そのかわり、通常版のイカス表紙は完全版には載っていない。
あと、完全版はちょっと絵に手が加えられてるような気がする・・・。
ところでスレもまだあることだし、作者の後書きとか読者からのQ&Aとかここに転載してみたらどうだろう?
自分で良かったらやるが。
完全版に載ってる読者の質問とかって実際雑誌にも載ったんだよな?
今にして思えば、それの感想も有りだったか。
完全版8巻の左手に落書きしたシンイチの表紙は元々のよか好きだ。
852 :
847:2006/05/28(日) 21:50:37 ID:???
おお、ありがたや。
俺もジョジョ文庫で落胆したクチでね、応えて頂けて助かった。
通常版一揃い持ってるが、完全版にも改めて手を出してみようかね
他の表紙絵は通常版のがいいけどね……
最後にシンイチが交通事故に〜ってのは読者も心配してたのを覚えてるな
ちょっと意味深だし(;´Д`)
完全版とかゆって、結局通常版の表紙絵がないからいまいちなんだよね
Q&Aは岩明さんの性格がなんとなく見えるようでおもしろかったな
Q&Aは確かに面白そうだよね
あれ読んでると自分も岩明氏に何か訊いてみたくなる
言葉にトゲがなかった?
完全版巻末コメント
今日久しぶりに寄生獣呼んだんだが、噂の草野さんってテンパ気味だよなw
〜〜〜読者の問いかけに」〜〜〜
●モーニングOPEN増刊H '89年10月3日発売号より
「ホラーとかスプラッターの作品は、大嫌いだったが、この『寄生獣』は不思議と読めた。
人口増加が進む地球には、いつかこんな出来事が起こるかもしれない。
怖いだけではなく、考えさせられ、ユーモラスでもあるこの作品から目が離せない」 (30歳・会社員)
「『寄生獣』っておもしろいなぁ!
イヌがコウモリみたいになって空を飛ぶシーンなんてビックリだ!!
新一とミギーの奇妙な連帯感もいいネ。
まったく岩明氏のアイデアには脱帽だ」 (26歳・会社員)
「人間以外の動植物、つまり多くの人が尊いと思っていない命達が、
強大な力を持ったらどうなるのだろうというところから、この話を描き始めました。
寄生生物たちの奇妙な理屈にも、注目してやってください」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'91年7月号より
「人間はこのまま地球を食いつぶしてしまうのではないか。
それを考えると寄生生物の存在を悪だと言うのは人間のわがままか」 (22歳・学生)
「"ほんの少しの痛み"すら感じることのない人類の行く末は・・・・・・」 (26歳・学生)
「多くの人が人類の未来を考えるのは結構だと思います。
ただ、人間ひとりが全人類の幸せを願っても何もできません。
せいぜい家族や隣近所の幸せ、自分とかかわりを持った人や動植物を思いやるぐらいです。
が、それで充分だと思います。
人類を救うのは統計ではなく、個人の心の豊かさだと思うからです」 (岩明均氏)
●アフタヌーン '91年9月号より
「小説や映画より大きな感動を受ける。
ただのSFほらーではなく、人間の強さ、弱さまで考えさせられる」 (33歳会社員)
「『寄生獣』は、ぜひ映画化してもらいたい。クローネンバーグがやったりするとおもしろそうだ」 (20歳学生)
「漫画も映画もそれぞれ独自の生命力、しなやかさをもっているので、
つまらない原作でも映像化したとたん輝きだしたり、またその逆もあるかと思います。
私が面白いと思った映画はたいがい始まりから終わりまでまるで一つの生き物のようにまとまりを持っています。
作り手が、原作を完全に自分の血や肉にしたのち、切れ味欲表現しているからでしょう。
情熱のない他力本願は駄作のもとというわけです」 (岩明均氏)
●アフタヌーン '92年12月号より
「『寄生獣』を読んでいると、人の傲慢な姿勢(自然に対しての)、
もしくは人が人を自然ではない存在として否定しているように思えてくる・・・・・・。
岩明さんは「人工」と「自然」ということについて、どう思われますか」 (20歳学生)
「『自然』と言う言葉には、いろんな解釈があると思います。
狭い意味での『自然』なら『人工』の反対語でも間違いないと思いますよ。
人間が守ろうとしている『自然』とは、まさにこの『狭い意味での自然』なわけです。
自然を広い意味で考えるなら、もちろん人は自然の一部です。
人という生物が傲慢になるのも、地球を汚し破壊するのも、すべて大自然のなりゆきというわけです。
人間は、人間を基準に自然を守るのであり、また、それ以外にないと思います」 (岩明均氏)
とりあえず1巻ぶんだけ書き出してみた
乙!
岩明氏の作品は「全体」と「部分」てキーワードがよく出て来るよね
短編集のアシ時代のエピソードにもあったけど
いいスいいス
本当にいいんすか?
映画で観たいとか言うからそうなっちゃうんだよ…
おれ、パラサイトになっちゃったよ〜
スレが埋まる前に他の俺の玲子男共に一言謝りたい。
「俺だけの玲子」と1人抜け駆けして悪かった。
やっぱり玲子はみんなの共有財産だ。
妥協案として、これからは「俺達の玲子」にしよう。
俺達は玲子を求めどこへ向かっているのか…
俺は加奈派だから。子持ちに興味ない
じゃボブは俺がもらうってことで。
うざい
ボブ祭りは馬鹿らしおもしろかったけどな
山岸祭りの方が面白かった
ボブ祭りは馬鹿らしくおふざけが、山岸祭りの時は真面目に考察が面白かった
俺はてっきり山岸叩き一色になると思ってたのだが、皆のレス見てなるほどなーと。
加奈替えを改めさせられた。
加奈替えってなんだ
正しくは考えを改めさせ…です
ごめん、おれ岩明だけど、こっそり参加してた
>>876 こんなところで油売ってないでヒストリエもうちょっと真面目に書いてくださいよ先生
や、ようやくエンジンがかかってきたじゃないか。
作画で問題がないわけじゃないが。
>>872 初めて読んだ時、注目してたから話題になって何だか嬉しかったよ。
>>873 全然関心なかったけど、議論に参加するうち山岸が好きになってたw
山岸なんて初読の時は全く眼中になかったから、話題になって意外だった。
ボブも何とも思ってなかったから注目を浴びてたのがビックリだったよ。
こういうのが面白い
ボブっていうかショートだと思ったけど
多数決だし、もうボブでいいか。て思ってボブボブ言ってた。
ウェーブもな
ボブじゃないよねぇ、あれは
どう見てもショート
ショートボブにしとくか
●アフタヌーン'90年11月号より
「『寄生獣』。ミギーが人間社会を知り、人間の"こころ"を知っていくのに反して
新一が寄生生物の非情の心になっていくようでこわい」 (20歳公務員)
「人間らしさ=すばらしさだと私は信じています。
この先、新一の心に多少の変化が起ころうとも、どうか最後まで見守って欲しいと思います」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'91年1月号より
「『寄生獣』、この夏ロサンゼルスで知り合った、とあるメジャー映画会社のディレクターが絶賛していました。
僕はミギーのことをパラサイトと紹介したのですが、そのまんまのキャラクターが登場してビックリ」 (20歳学生)
「別の国の人にも、おもしろがってもらえたのならうれしいことです。
私は、ひとつの国の、ごく一部の人に短期間だけウケるという漫画は、描かないようにしたいと思います」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'91年8月号より
「表紙の『寄生獣』がこわかった。夢に出てきそうで気味悪いけど不思議と何度も見てしまう絵だ」 (30歳会社員)
「実は私も書き上げた時怖かったです。もっと笑える感じにしようと思ったんですけど。
『筆先あるいはペン先が絵を育てる』とでも表現したら良いんでしょうか。
最初に頭で計画したのと別の絵ができることがよくあるんです。
先月号は笑いより怖さを育ててしまったわけですね。次は楽しい絵を・・・・・・と頭では計画しています」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'91年10月号より
「ますます怖く、それでいておもしろい。がんばってくださいね」 (29歳会社員)
「夏はビールが飲みたい季節なのですが、アルコールが入るととたんに能率がおち
集中力がなくなってしまうので、仕事期間中は飲みません。このクソ暑い中、何週間も飲まずに仕事して
それが終わった時飲む最初の一杯のビールのうまさは、私にしかわかりません。
ごくありふれた飲み物でこんなに幸せになれるなんて安上がりです」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年1月号より
「『寄生獣』をじっくり読み返すと、普通の人間と、寄生された人間とでは明らかに”目”で違いがわかります。
うまく言えませんが、目の表現ひとつでこういった描き分けができるとはスゴい」 (18歳学生)
「寄生された人間は人間としての感情が、無表情になります。
目は「心の窓」と言いますが、その窓から覗いても中がよく見えない、と
いうのが寄生された人間の目なのです」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年3月号より
「『寄生獣』を映画化してください!
ちなみに岩明きさんスイセンのベスト1の映画は何でしょうか?
ところで登場人物にはモデルがいるの?」 (26歳)
「映画というと、それぞれの良さがあってなかなかベスト1にしぼれません。
ハラハラドキドキの退屈しないのが好きです。
最近観た中では、『ターミネーター2』。変形するところが『寄生獣』みたいでおもしろかったです。
将来どっちが先だったかわからなくなって『寄生獣』がこれのマネだと言われたらいやですが。
次に『寄生獣』の登場人物にモデルはありません。」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年8月号より
「寄生生物は、たしか世界中にいるはずでしたよね。
だとしたら、アメリカの大統領に立候補するような寄生生物が登場したらおもしろいと思いますが」 (22歳)
「湾岸戦争などを見ればわかるとおり、アメリカ大統領と言えば
正義のために大量殺人を推考するほどの存在です。
大統領という身分そのものがすでにバケ物なわけですから大統領個人が人間だろうが
妖怪だろうが寄生生物だろうがたいして変化はないかも知れませんね」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年10月号より
「素晴らしい作品。作者は天才であると断言します。
もう描き放題に突っ走って頂きたい。人類のためにも」 (35歳会社員)
「こうストレートに言われると、作者としては"そんなことありませんよ"と口では言いつつ
とても思い上がった気分になれます。編集の人はイヤかもしれないが
漫画家は読者の人にこう言わせたくてがんばる人も多いんじゃないでしょうか」 (岩明均氏)
需要ありそうなら全巻分書き写しまっせ
>>887 岩明先生の思想はサヨっぽいね
寄生獣という作品に限って言えば結構、重要な要素だったと思う
そういや寄生獣の「トラック飛び乗り」(もといT-1000の変形能力)をターミネーター2で使いたいがために
ジェームズキャメロンが寄生獣の映画製作権を買ったって噂なかったっけ?
今となってみればその方が良かったよな。
たかが2,3時間の枠で映画作ったら(もう既に作ってるが…)ただのスプラッターホラーになりそうな予感
たしかJUONの監督がやってるんだよな・・鬱
どうせなら設定だけ借りて別物として作ればいいのに、原作に忠実に再現とかやめてよホント。
デビルマンの二の舞にならんことだけを祈る。
>>890 キャシャーンみたいになるから大丈夫('A`)
>>891 本当にそんな感じになりそうなのがイヤ
むしろデビルマンくらいやってくれたほうが諦めつく
>887
お手数だけど、超おながい
>>890 製作中ってことですかい?
冷静に考えて、どんなに詰め込んでもニセママン編終わりまでで3時間が限界かね。
アレだ、左手に寄生したサワンと森真二の物語にすればオッケー。
あんだけやったのに、サワン
結局、屋根の上から行っちゃうんだっけ?
>最近観た中では、『ターミネーター2』。変形するところが『寄生獣』みたいでおもしろかったです。
>将来どっちが先だったかわからなくなって『寄生獣』がこれのマネだと言われたらいやですが。
さらによく似たモンスターがゲームに登場するとは思ってもいなかっただろうなw
手こき!のヤツでつか
事前情報無くバイ○4やったときはとにかく笑わせてもらいましたw
むしろ寄生OLをラブコメテイストで映画化
いやマジでこっちの方がマシな気がする
キャピィ萌
それ美鳥
902 :
マロン名無しさん:2006/06/01(木) 23:44:33 ID:3PPuLa4O
a
マトレボでエージェントスミスが笑うシーンで、なんとなく田村玲子
を思い出した。なんとなく
●アフタヌーン'91年6月号より
「セリフのひとつひとつが心に突きささる。
"ひょっとして・・・・・・おまえ鉄でできてるんじゃないのか・・・・・・。"なんて悲しい言葉だ。」 (19歳学生)
「セリフを決める場合は、あまり不自然にならないように気をつけています。
カッコいいセリフにあわせてストーリーを進ませるのではなく
話の流れの中で自然なセリフを言わせるようにするわけです。
これからも、セリフにはあまり懲りすぎないように
しかし結果として印象に残る物が生み出せれば、と思います」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'91年11月号より
「由井博士の扉ページのマッドサイエンティストみたいな笑いが不気味でいい。
今後の活躍が楽しみだ」 (18歳学生)
「あの生物学者の目が、新一よりずっとアブナイと思ったのは、僕だけじゃないはずだ」 (18歳学生)
「何かに打ち込んでいる人の姿は美しいと言いますが、今度登場の由井先生のように
夢中になりすぎて、周囲や自分をまるでかえりみないほどになってくると、逆に気味悪くなってきます。
よりよい社会を作る為には、いろいろ違った世界の人の話を聞くことが大切です。
右翼も左翼も宗教も進学塾も、気味悪くならない程度にお願いしたいと思います」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年4月号より
「次号でお休みをいただくというのは別に編集とケンカをしたからではありません。
『寄生獣』というのは1話ごとにストーリーを考えているのではなく、話の流れの盛り上がりによって
3話分、5話分をくくりながら具体的なシナリオを書いているわけです。
ところが次回からの展開が非常に大きなくくりとなりそうなので、
じっくりと考える時間が必要となったわけです。ご理解ください」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年6月号より
「人間はよく自殺するが、寄生生物たちは何があろうと一生懸命生きている。
人間は生物の中でいちばん精神が弱いのではないかと思う」 (19歳学生)
「たしかに自殺しちゃあおしまいなんですが、私は精神的弱さこそ人間の魅力とも考えます。
例えば物語で勇気あるヒーローを描く場合
主人公の心に弱さがあればあるほど『勇気』というものを大きく表現できるわけです。
はじめから強いヤツはあくまで『強者』であり、『勇者』にはなれません」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年7月号より
「人間が家畜を提供するなどして、共存できないのだろうか?
最近、彼らも必死に生きてるんだと思えてきて」 (30歳会社員)
「共存なんて考えなくても、寄生生物の数は人間に比べずっと少ないわけですから
ちょっとくらい人間を食べたっていいじゃないですか。と、自然を愛する宇宙人なら言うかも知れません」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年11月号より
「『寄生獣』がこわい。新一もこわい。これ以上、人間から遠のかないでほしい。」 (29歳)
「物語の主人公というのは、普通の人間がめったに行かれないような場所に旅をしている旅人のようなもんだと思います。
読者の方も新一といっしょに非人間的な旅をしてください。
人間から離れることによって逆に人間が見えてくるかも知れません。なんちゃって。」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年12月号より
「もしかして、最終回が近いのではないかと、たいへん心配しています。
どうか、この作品を読める幸せをここままおいといてください。
ハラハラドキドキ、次はどうなるかと考えているのが、私の大きな幸せなのです」 (30歳主婦)
「これから先のストーリー内容について秘密であるのと同じように終幕の時期も内緒です。
が、いつかは最終回になります。
長編漫画の最終回には、物語の"死"を感じさせるものと、物語の"完成"を感じさせるものとがあるように思います。
例えば、手塚治虫氏の漫画は、その多くが後者であったような気がします。
『寄生獣』もあくまで"完成"の方をめざしたいと思います」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'93年5月号より
「寄生生物は生きるためだけに人を殺し、食っている。
人間の方がタチが悪い。利益のために、動植物を殺しているからだ」 (16歳学生)
「人間、特に先進国の人間は他の生き物より極端にぜいたくをしているわけで
このぜいたくがすなわち環境破壊につながるわけです。
人間が人間自身を『タチが悪い』と感じるのは、このぜいたくイコール環境破壊という図式から
目をそむけている後ろめたさがあるからじゃないかなあ、なんて思います」 (岩明均氏)
>>904-906 毎度乙です。
>主人公の心に弱さがあればあるほど『勇気』というものを大きく表現できるわけです。
>はじめから強いヤツはあくまで『強者』であり、『勇者』にはなれません
もんどり打つほど同意。
だからダイ大のポップは輝けたんだよな。
パーマン一号もな。
●アフタヌーン'91年3月号より
「とにかくすごい。2月号の『寄生獣』を読んだら、無性に誰かと人間の未来について
話がしたくなり、深夜だというのに友達のところに出かけた」 (28歳会社員)
「一目見てアフタヌーンだとわかる強烈な印象の表紙だった。思わず手が伸びました。」 (29歳会社員)
「単行本と違っていろんな作品のつまった雑誌の表紙なので、描くバケモンも多少気をつかいました。
例えば、やたら血なまぐさいと本屋さんが嫌がるんじゃないかとか・・・・・・。
怖いながらもユーモアのある怪物にしたつもりですが、どうでしょう!?」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年2月号より
「寄生生物の幼虫がパラサイト人間に寄生したらどうなるんだろう。
その寄生生物はパラサイトしか食べない!?頭がこんがらがりそうだ」 (34歳会社員)
「パラサイトしか食べないパラサイトにさらにパラサイトが寄生したら・・・・・・と空想していくと
なんだか数学者みたいで作者としても寝らんなくなっちゃいます」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'92年9月号より
「ミギーが左手に寄生していたら、ヒダリーになるのだろうか」 (18歳)
「当然ヒダリーでしょう。しかし"ヒダリー"という響きには左とんぺいとか左ト全とか(若い人は知らないやねえ?)
まるでスピード感のないおっさん達を連想させるものがあり、どうもかんばしくありません。
そういや、エベレスト初登頂した人もたしかそんなような名前でしたね」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'93年1月号より
「新一がこれからやろうとしていることは、はたして、"正義"なのでしょうか」 (18歳学生)
「幾人かの人間を救うということで、これも一つの"正義"だと思います。
ただ、全てに共通する"正義"なんてものはないと思うし
ましてや新一は別の生き物と、しょっちゅうしゃべったりしていますから
人間が当たり前に考えることと多少ズレたりするかもしれません」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'93年3月号より
「新一とミギーの息の合った連係プレーは、いつ見ても本当にすばらしい」 (22歳会社員)
「ミギーは、はた目には新一の"武器"に見えますが、戦いとなるとほとんどは"指揮官"となっています。
武器兼指揮官というのもなかなか珍しいと思います。
新一はまだ未成年で、時には他人の指導が必要だから、これでうまくいくのかもしれませんが
ミギーの寄生した相手が、会社の社長や政治家だったら、大ゲンカになるかもしれません」 (岩明均氏)
●アフタヌーン'93年4月号より
「新一は殺されかけているのに、なんで冷静でいられるのか。これはもう人間じゃないね」 (20歳学生)
「新一もだんだん修羅場に慣れてきてしまったようです。
どんな血なまぐさい場面でも、わきでミギーが平気な顔でしゃべったりしてるせいかもしれません。
死の恐怖や飛び散る肉片の前で妙に冷静なのは、たしかに人間らしくない姿ですが
物語の舞台が平和な日本だから、特に異質に見えるのかもしれません」 (岩明均氏)
〜〜〜 第17回講談社漫画賞記念 岩明均インタビュー 〜〜〜
――この度はおめでとうございます。受賞したお気持ちは?
岩明:大変喜んでおります。
受賞したからというわけではありませんが、尻すぼみにならないようにしなければと思っています。
――『寄生獣』を描いた動機は?
岩明:かなり昔のことなので忘れてしまっているのですが(笑)
とにかく詠みはじめてから読み終わるまで、退屈しない話をということで。
この話ならそれができるのではないか、と。
――"寄生生物"は冒頭で空から降ってくるので、宇宙生物のようなイメージがあるのですが?
岩明:ほとんどの紹介記事では"宇宙から"ということになっていますけど、あれは一応
最初のナレーションにあるように地球上のどこかで発生した、ということになっているんですよ。
上から降ってきたので、そういうふうに受け取られてしまったようなのですが・・・・・・。
あれは風に乗ってやって来た、という感じなんです。
ネタを考えついたときに、植物っぽいような種子が、風に運ばれるイメージを考えていた記憶があります。
何しろ講談社で仕事をする前・・・・・・もう10年前くらいに考えついた話なので、だいぶ忘れていますが(笑)。
――寄生された人間の顔の変形パターンに、螺旋状にカミソリの刃のようになるパターンと
口を広げて球形になるパターンと、2通りあるのですが?
岩明:螺旋状のパターンというのは攻撃的な、切羽詰まっているときになるもので
もう少し時間的に余裕があって、殺した人間を食べたりする場合は球形のものになるんです。
急いでいる時は、手っ取り早く刃物の形になったほうがいいので
頭は球状ですから、一番早く刃物になれるというのを考えて、あの螺旋状のパターンが出てきたんです。
――最近のストーリーで、寄生生物たちにも逸れそれに考え方の違いがあったり
集団を組みはじめたりという展開が出てきていますが?
岩明:どんどん成長している、精神的に育ってきているという設定なんです。
単独でやっていると目立ってきて芳しくないので。
お互い自分たちのことしか考えてないんだけれども、人間社会の中で生きていくためには
人間と違うのだけれども、組織を作っていくようになっていく。
"寄生生物"は何に似ているかと言えば、やっぱり人間に似ていると思うんですよ。
社会的な動物、というのかな。だから、何となく必然としてこういった展開になってきてるんですけれども。
――この『寄生獣』の中では"高校"というのが舞台として重要な意味を持っているように思うのですが?
岩明:このネタを思いついた頃からなのですが、ミギーが主人公の彼女の前で勝手に巨大な性器になってしまい
主人公が大変困るというシーンがあるのですが、それをネタに思いついた頃に考えつきまして
一番ふさわしい年頃というと、やっぱり高校生だろうということで決めました。
――では最後に今後挑戦してみたい作品は?
岩明:特にこれだ、というのは浮かんでこないんですが
読んでいて初めから終わりまで退屈しないものというのが基本ですね。
構想が無いわけではないんですが、取りかかってみないとわからないというとこですね。
まだまだそちらまで、頭が回っていないという感じです。
(アフタヌーン'93年8月号より)
あんた神。
保存した。
乙でした〜( ´∀`)つ旦~
主人公が高校生な理由がソレですかw
寄生獣が宇宙から来たなんて的外れな解釈だよね〜
>ミギーの寄生した相手が、会社の社長や政治家だったら、
>大ゲンカになるかもしれません
ワロスw
まぁ大ゲンカになる前に脅して終わりだろうな
パラサイトの卵は宇宙から来たんじゃないんだ…初めて知った
地球上のどこかから飛んできたって設定の方が面白いな
>>917 パラサイトの個体差が、先or後天性かでどうなることやら・・・
意外と政治家・社長に寄生したら、出来る秘書になってたかもよ
浦上って髪ある頃は目立たない男って感じだけど、坊主頭はすごく似合ってるし性格もよく現れてる気がする
俺は坊主の方がマトモに見えた
ウラーはボーズのがカコイイ
浦上の最期の主張
新一でなく、広川に言えば納得したんだろう。
今後、世界的には人口調整が必要になる可能性があるだろが、
積極的にするのは受け入れられないな。
人間の「工夫」で乗り切りたいものだ。
浦上たぶん有名人のはずなのに、新一は顔見てもピンときてなかったな
ニュースとか新聞とか見ないとダメだぞ新一
父親はライターだから世間の事件とかに敏感なはずだけどな
そういや父親と浦上は会ってないんだな
唐突に
虎ノ門で蛭子さんが漫画評コーナー第一回にコレを取り上げたことを思い出した。
そういや誰かが寄生獣にハマってますとか言ってたな
映画化もあるし、これからテレビでもフィーチャーされてくんかなー
最近の米製テレビドラマはCGがまずまずなんで、
ドラマでじっくりと観てみたいな。
映画は日本での興行収入を期待だけはできるとして、
映画がアメリカ国内でも好評→テレビドラマ化→逆輸入
限りなく難しいかorz
ガイバー…
いや、何でもない。
寄生獣ってタイトルの映画はあるんだな
全くの別物だが
みなさんマンガ夜話は観ましたか?
youtubeで見れるお
マンガ夜話はメンバーがなぁ…
うしとらスレじゃオタキング岡田の評判は最悪だったな。
アレ見て富士鷹と仲のいい椎名が激怒したとか何とか…
連載終了した漫画作品を『連載されているもの』として語り合う。
そんなことが、なんで楽しくなるんだろう?
そりゃ住人がそれだけ暇だからさ
ミギーはそんなこと言わない
ミギーin後藤の「魂の交換」状態は、
他人のblogを見まくれる今の我々の状況に似てる気がする。
あくまで似てるだけなんだけど…
いや全然違うだろ
まあ誰にも見せないことを前提に書いてる日記を
他のヤツが読むことができれば近い状態にはなるかもな。
そんなもんそうそうネットでは拾えないが
他人の日記見た所で感情や心境まで分からないからなぁ
流石にブログや日記見たくらいで魂の交換に似てるとは言えないでしょ
その人の立場に立って見るわけじゃないし
つーか
>>937は他人のブログが全て本音だと思ってるんだろうか
だとしたら怖い話だが
魂の交換とは
友達のお母さんの手料理を食った時みたいな物
ここから↓は"魂の交換"に最も近い例をあげるスレになりました
新一「魂の交換の話なんて面白いもんじゃないからね
このスレの勢いが落ちる」
ミギー「いいや、2レスほどやる」
ミギー「今のちょっと気持ちよかった…」
後藤「二度とやらん」
俺の中では常に他人の情報が入ってきて流れてくけど?
おまえらは体験したことないのか、そういうの
他人からの情報なんて、その人の事を1%も知れないだろ。
ミギーの言ってる事とは全然違う気がする
ラリー・ニーブンのSFだったと思うが、
不慣れなテレパスがテレパシー能力を持った宇宙人とファーストコンタクトを取って、
自分のことをその宇宙人だと思い込んでしまった話があったな。
つかミギーin後藤と魂の交換はまた全然別の話だろ
ボケッとモニターだけ見てて、本来その状態では絶対に手に入らない情報が湯水のように手に入るって意味なら
前者はあながち間違いでもない
結局新一と直接絡んだパラサイトは10体もいないんだね
ミギー、犬、ヤンキー、田村、A、
ママン、ジョー、島田、加奈の仇、食堂で戦ったヤツ、
三木、後藤
10人以上いるぞ
いや、三木と後藤で五体だろ、すでに
>>952が「人」という単位を使ってることに注目しよう
てか他の3体は新一と直接絡んでないだろ
考えてみると1年ちょいの間に9回も命のとり合いをしたんだよな。
闘犬なんか年2回以上試合させると潰れるというのに。
ベトコンとかならもっと戦ったやついんじゃね?
ごく普通の、それまで命の取り合いなんてもんに
まったく関係ない人生を送ってた高校生に起こった出来事だから
こんだけドラマがあったんじゃね?
もし戦場の戦士に寄生してたとしたら
戦争が若干有利になるってくらいでしょ。
寄生生物は「こんな所さっさと逃げ出せ」とか言い出しそうだな。
普通の人間が急にこんな血腥い世界に引きずり込まれたら
精神的にダメになっちゃうかも、新一は強いね
混ざったから
やっぱり、あんだけの経験してきてるから精神的に強くなったんじゃ?
単純に混ざったから冷徹になったというのは田村の時の涙で否定されたと思いたい。
両方だな
混ざった上に経験を重ねた結果、強くなった。
いつ挫けてもおかしくなかったからな
当時高校生だからしんどいなぁ、と思って読んでたよ
鬱展開は読んでてキツかったな…ママンとか加奈とか
今、遊星からの物体Xがテレビでやってたから見た。
どう見てもB級映画です。本当にありがとうございました。
B級といっても、CGなしの特殊メイクや技術はすごい。ただそれ以上に突込み所満載だったけどw
宇宙人の判別方法や、同化の仕様、犬の変身、触手。
これ、岩明さん明らかに影響受けてるよね。むしろパk(ry …インスパイアだね。
まぁ、寄生獣が好きなのはSF部分じゃないからいいんだけど
967 :
マロン名無しさん:2006/06/11(日) 23:45:47 ID:698UWHOk
ゲームのバイオ4のカナードもどうどうと
としたパクリだな。
ちょっと違うんだが、かまいたちの夜の幽霊編で、
ヒロインが髪を振り回して攻撃するシーンのアニメが
寄生獣を彷彿とさせた。
バイオ4はあからさまだったなぁ
軍人の後藤はやりすぎだw
クラウザーが後藤って発想はなかったよ…
>>970 まんま後藤だったと思うが…
寄生された右腕の形、その右腕で銃弾を弾く所とか
このスレはこの後どうなるの(・・)?
死を迎えるだけだよ
ああ、そうか
え〜
ミギーは永久に不滅です
いつの日も皆の心の中に…
こうやって毎日寄生獣のことを考えてるうちに
俺たちの心の中にも少しずつ混ざってきたのか。