こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した!-3-

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1オタコン
スネーク、聞こえる?
2マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:28:08 ID:???
注:本スレは、メタルギアシリーズのネタバレが多数含まれてます。ご注意ください。

メタルギアソリッドシリーズ【公式サイト】
METALGEARSOLID.com
http://www.konamijpn.com/mgs/

METALGEARSOLID3:SNAKE EATER
http://www.konamijpn.com/products/mgs3/

ネギま!【公式サイト】
AI Love Network
ttp://www.ailove.net/
週刊少年マガジンWeb Site
http://www.shonenmagazine.com/
スターチャイルド「魔法先生ネギま!麻帆良学園中等部2-A」
http://www.negima.ne.jp/
テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/negima/
3マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:28:51 ID:???
Q:このスレはぶっちゃけ何?
A:メタルギアのキャラ、ネギま!のキャラを動かして楽しく盛り上がるリレー小説を書くスレだよ。

Q:なんでメタルギアとネギま?
A:コナミ繋がり。ゲーム会社が一緒。

Q:ぶっちゃけ、メタルギアやった事ないんだけど
A:4千円握り締めてメタルギアソリッド1と2買ってプレイ汁。
3は本スレではあまり意味ないのでやらんでいい。

Q:せっかく書き込んだのに、スルーされちった・・・(つДT)
A:ちゃんと流れ読んで書いてるか?書き逃げのようなストーリーや設定はスルーされやすいよ。
あと面白い設定、内容なら絶対拾ってくれるから安心汁。
それと、原作を冒涜してるような謎設定はスルーされやすい。わけわかんないから。

Q:連作はOK?
A:基本的にNG。やるなら2、3レス程度。流れを読み盛り上がる展開にしないと叩かれるので、その覚悟はいいか!?

Q:ここに書き込んでみたいんだけど・・・
A:大丈夫。メタルギアとネギま!の知識があればおのずと面白い物が出来る筈。
ネギま!だけでも書ける時は書ける。だけど、メタルギアの知識はせめて『2』クリア程度は必要です。

Q:メタルギアについて知りたいのですが、お金がありません。
A:ttp://storyteller515.hp.infoseek.co.jp/
に行って調べてみよう。

Q:何故にダンテ?
A:なぜでしょう?デビルメイクライについても分からん場合はプレイするか上で調べると幸せになれるかも
4マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:29:50 ID:???
Q:前スレの設定はどれくらい引き継ぐの?
A:登場人物はそのまま引き継ぎ、新たなストーリーを製作します。
原作死者は、盛り上げられる確証が無い限りは蘇生禁止とします。

Q:オリキャラは出しても構わない?orオリキャラの設定等が分からない。
A:世界感を崩さなければ大いに結構ですが、あまり増えすぎても原作とかけ離れていくので、無闇には増やさないでください。
既存のオリキャラは下のオリキャラの一覧を参照してください。
オリキャラと言ってもビビらずに、最低限の設定を守れば自由に動かしてかまわないと思います。

Q:シリアスな展開が続くけど・・・。
A:基本的に麻帆良学園を舞台にメタルギア的な話を続けていくスレなのでシリアスが続きます。
でも、ネギま!の世界観も大事にしたいのでコメディもどんどん投下して構いません。
ただ、あまり本編の流れと関係ない話は遠慮してください。あとダラダラ続く話もやめた方が無難。

Q:死人は出しても構わない?
A:基本的にNG。 ネギま!世界が殺伐とするので敵といえど直接に死人は出さない方向で進めてください。

Q:つまらない展開が続くんだけど?
A:みんなが楽しめることが理想だけど、君にとってつまらないと思う事もあるかもしれないね。
でも、このスレは君のためのスレじゃないから文句を言わず、まず我慢しよう。
そのうち君にとっても楽しめる展開にもなるさ。

Q:流れの読めてない書き込みがあったら?
A:スルーして、なかった事にする手もありますが、それはあくまで最終手段。
なんとか辻褄の合う形に軌道修正、補足するのがこのスレの職人です
5マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:30:57 ID:???
こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した!
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1106552936/
こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した!-2-
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1111161071/l50

順番を間違えたorz
6マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:31:26 ID:???
聞こえない
7マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:34:36 ID:???
【メタルギア側登場人物】

ソリッド・スネーク

過去3度に渡りメタルギアの脅威から世界を救った伝説の英雄。
しかし本人は英雄と呼ばれる事は気に入っていないらしい。
いかなる状況下でも任務をこなす潜入エキスパート。
10代で湾岸戦争に参加。
恐るべき子供達計画によって生まれた三人の『蛇』の一人。
ビッグ・ボスのクローンである。
元FOXHOUNDの隊員で現在は反メタルギア団体フィランソロピーに所属している。
IQ180・6ヶ国語に精通。
本人曰く『躁鬱(そううつ)気質』であり、気難しい。
ちなみに、『ネイキッド・スネーク』ではない。

今回は『麻帆良学園にメタルギアが存在する』というキャンベル大佐の要請で潜入。
が、かなりメチャクチャで工学部の研究棟一個破壊したこともある。


雷電

本名ジャック。
新人のFOXHOUND隊員だがVR訓練を受けているので兵士としての経験値は高い。
サンズオブリバティ事件を解決し、自分の育ての親である『ソリダス・スネーク』を抹殺する。
ローズという恋人がおり、任務中に怒られたりと頭があがらない。
ちなみに『モノ』は大きいらしい。
8マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:35:20 ID:???

オタコン

本名ハル・エメリッヒ。
通称のオタコンは『オタク・コンベンション』の略。
シャドーモセス事件でメタルギアレックスを開発するが、
現在はスネークと共に反メタルギア財団フィランソロピーに所属。
筋金入りのオタクであるが、義理の母と関係を持っていたり、妹に好かれたりとなぜかモテ男。
が、惚れていたスナイパーウルフや妹のエマが死んだりと、ある意味本当の女性キラー。
ジャパニメーションが大好きで、アニメのようなロボットを作りたい為に科学者になったらしいが、
ぜひとも『ア○ム』を作るのはやめていただきたい。ある意味あれもメタルギアである。

ロイ・キャンベル大佐

FOXHOUNDの元司令官。
アウターヘブン後のFOXHOUNDの司令官として付き、サンジバーランドでスネークをサポートした。
また、シャドーモセス事件の時は退役しながらも、スネークのサポートの為に現場に戻る。
スネークの数少ない友人である。 本スレでは『本屋ちゃん発作』をわずらっている。
9マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:37:40 ID:???
味方関係
マードック;前スレで主に武器支援をしていた。自称不死身のマードック。 今、ヘリを追撃されて学園へ。
〈林〉;前スレで現地に潜入していた元『北』の人。一応、フィランソロピー団員ではない。
愛国者関係
シュルツ;魔法使い。『武器』を創って魔法界を勝利に導いたが裏で現愛国者と繋がっていたため魔法界追放。たぶん死んでいる。
シュルツ准将;シュルツの孫。前スレでメタルギア破壊の命令を出した。愛国者の一員だがその本意は・・・?
スキッド;オセロットの部下。オクトパスの弟子。変装の名人。FOXDIEに殺されかけるが助けられる。
スナイパーウルフ;MGSで出てきたウルフとは別人。<スナイパーウルフ>は個の名であると共に、群を表す名。
魔法界関係
龍宮パパ;『四人目の蛇』とされる人物。戦闘スキルは高い。龍宮真名の父親。(もしかしたら義父かも)
賢者会議;学園長を含む12人の老人達でのトップ会談。魔法界での大派閥の一派と予想。
ボス;老人達の一人。『あらゆる脅威はその身を賭け全力で拒絶する。』がモットー。
ジョン;雷電を狙った暗殺者。魔法使い。男爵に命令を受けた。男爵と念話ができる。コードネームにこだわりを持つ。
男爵;ジョンに命令をくだした。ジョンの父親を知っている。たぶんジョンのことも一番よく知っている。
ケン;ジョンの仲間。たぶん男爵の部下。魔法学校中退。『ボス』を正しいと信じきっている。こういう奴が一番怖い。
???;ジョンの仲間。魔物を操る。ダンテに興味があるようだ。もちろん、魔物として。
大男;???に操られている魔物。鉄火目をつけている。たぶん全身鎧。ダンテに少なからぬ縁がある模様。
10マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:39:21 ID:???
19世紀末 魔法社会、現実社会に散らばる。同時期、麻帆良誕生。学園設立。
1900年代 魔物との大戦に突入。シュルツ、『武器』を製造。魔法社会と接触する。
1964年   隠密行特殊隊FOX、『ヴァーチャスミッション』決行。『スネークイーター作戦』決行。
       グリーンベレーのジャック、ビッグボスの称号授与 。
1970年  米国『賢者達』は『愛国者達』と改名。翌年、ビックボスFOXHOUNDを設立。
1972年  恐るべき子供達計画 ビッグボスの息子達生まれる。
1983年  大戦終了。シュルツ、麻帆良にて『武器』の開発、改良をする。
      その後、『最悪の兵器』(遺産?)を創る。『愛国者達』とのつながりがばれ、魔法界を永久追放。
198?年  NGO『立派な魔法使い(マギステル・マギ)』発足。
198?年  シュルツの孫、愛国者達の外交官になる。(現シュルツ准将)
1988年  エヴァ。ナギに「登校地獄」の呪いを受ける。3-Aの生徒、生まれる(〜1889年)
1993年  ナギが死んだという噂が流れる。
1994年  ネギが生まれる。
1995年  格搭載歩行戦車メタルギアが初めて確認される。
1999年  ビックボス、死亡。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シャドーモセス島占拠事件、メタルギアのデータが世界に流出する。
NGO反メタルギア財団『フィランソロピー』発足。スネーク、オタコン、世界中のメタルギアを破壊して回る。
タンカー沈没事件
ビッグ・シェル占拠。サンズ・オブ・リバティー決起。その後、雷電、ローズが『フィランソロピー』に入団。
ダンテ、ムンドゥスとの決着をつける。
超、ハカセ。工学部一同。メタルギアの開発に着手する?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
200X年  ネギ、先生になる。
同年   そして、スネークが麻帆良学園に潜入する。
11マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:40:06 ID:???
リボルバー・オセロット

本名アダムスカ(?)
元スペツナズ。
西部劇やマカロニウエスタンをこよなく愛すガンマニアであると同時に、
スペツナズ時代、強制収容所で拷問特別顧問として参加し、その名を知られた拷問マニアでもある
また拳銃の名手からリボルバーと呼ばれている。
シャドーモセス事件で右腕を失うが『リキッド・スネーク』の腕を移植。
シリーズを通して全てに出ている皆勤賞キャラ。
両親は伝説の兵士である『ザ・ソロー』と『ザ・ボス』であるが、本人がそれを知っているかは不明。
若き頃のビッグ・ボスに惚れ込み、リボルバーを使うようになったり、彼の言ったセリフをパクったりと若い頃は可愛かった。
現在は『愛国者達』の手先であるみたいだが・・・その実態は謎である。

本スレでも相変わらず暗躍し続けており、その行動は不明。

シュルツ准将

本スレにて命令を下している人物。
その実態は愛国者の一部とされるが不明。
重要な人物ではあるが、出番は極少。もしかしたら存在しないのかもしれない。

龍宮【パパ】

本スレオリジナル設定のキャラ。
龍宮真名の父であり、『四人目の蛇』とされる人物。
戦闘スキルはかなりあり、スネークと同じく引退したプロらしい。
オセロットに脅され、娘と学園を守るためにスネーク達を狙っている。
12マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:47:05 ID:???
〜〜これまでのあらすじ
西暦200X年、反メタルギア団体フィランソロピーに『麻帆良学園にメタルギアが存在する』との情報が入った。
すぐさま、メタルギアを破壊すべく伝説の英雄ソリッド・スネークが麻帆良学園に潜入した。

スネーク潜入初日、生徒達に追われるも激闘の末になんとかネギと3-A、GAの信頼を得ることに成功したスネーク。
『4人目』や愛国者達の命令で学園に侵入したオセロット達と新型のメタルギアをめぐり戦闘となるが、
なんとか2体のメタルギアの破壊に成功。しかし、爆発に巻き込まれネギとスネークは行方不明になってしまう。

スネーク達が行方不明になって3日後、スネーク捜索のため雷電が麻帆良学園に潜入する。
雷電は麻帆良学園の教師となり調査を開始する。その間、魔法界からの刺客に命を狙われたりと新たな敵の存在も明らかになる。
そして、ついにスネークとネギに再会した雷電であったが、そこへオセロットの強化骨格部隊が現れたのであった。
13マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:47:48 ID:???
DATが見れない人へ前々スレ
こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した!
ttp://www.geocities.jp/metalvsnegima/metalvsnegima1.html
14マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:51:26 ID:???
書き込む前にこれを読むべし。

990 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 05/03/19 09:22:09 ID:???
931は確かに流れを読んでなかったが、
それ以上にスルー出来なかった事が問題だろ。
面白ければ(そうでなくてもフォローできそうなら)続ける、
ムリならスルーで来てたんだからな。

個人的に>>956の最大に痛い点は、
自分より面白くない=ボツと決め付けてる点だと思う。
あれはつまりヘタなヤツは書くなと言ってるに等しいからな。
確かに読み手にとって面白いレスをするのは大切だが、
このスレにあっては書き手も楽しめることが重要だろう。
でなきゃ956みたいな人間しか書き込めなくなる。
そんな事をまったく考えずに先の発言。
しかも面白い事書かなきゃもう書き込まない&無かった事にする宣言。
自分がスレに必要不可欠であるかの如く書き、スレを完全に私物化。
『文や創作の苦手な人間が書き込んでも職人が何とかしてくれる』という暗黙の信頼関係が
アレで完全に瓦解したぞ。
931が何度かあった流れを読まないアラシもどきだとしたら、
956はスレの雰囲気を崩壊させたA級戦犯。
書き込みの内容に関わらず、擁護は不可能だろう。

↓続きおながいします
15マロン名無しさん:2005/09/03(土) 21:58:31 ID:???
前スレ637のあらすじを少し修正

〜〜これまでのあらすじ
西暦200X年、反メタルギア団体フィランソロピーに『麻帆良学園にメタルギアが存在する』との情報が入った。
すぐさま、メタルギアを破壊すべく伝説の英雄ソリッド・スネークが麻帆良学園に潜入した。

スネーク潜入初日、生徒達に追われるも激闘の末になんとかネギと3-AGAの信頼を得ることに成功したスネーク。
『4人目の蛇』や愛国者達の命令で学園に侵入したオセロット達と新型のメタルギアをめぐり戦闘となるが、
なんとか2体のメタルギアの破壊に成功。しかし、爆発に巻き込まれスネークは行方不明になってしまう。

スネーク達が行方不明になって3日後、スネーク捜索のため雷電が麻帆良学園に潜入する。
しかしそれと同時にスネークの事に責任を感じたネギはスネークを単独で捜索し行方不明になってしまう。
雷電は麻帆良学園の教師となり調査を開始する。その間、魔法界からの刺客に命を狙われたりと新たな敵の存在も明らかになる。
そして、ついにスネークとネギに再会した雷電であったが、そこへオセロットの強化骨格部隊が現れたのであった。
16お忘れですよ:2005/09/03(土) 22:00:16 ID:???

ダンテ
伝説の魔剣士スパーダの血を引く、人間と悪魔とのハーフ。
悪魔に殺された母と双子の弟バージルの敵を探すため、
何でも屋Devil May Cryをしている。
自作で愛用の銃、エボニーとアイボリーと剣でスタイリッシュに敵を倒す。
今回は学園長に下着泥棒(スネーク)を捕まえるために学園に呼ばれたが、
いつの間にやらネギの代わりに英語の教師をするハメに・・・(生徒の評判は良い)
何故かカモとチャチャゼロと仲が良い。
鉄仮面男と謎の女に命を狙われている。


ジョニー佐々木

シャドーモセス事件におけるFOXHOUND蜂起に参加。
が、同事件で女性兵士に身包み剥がされたり、下痢を起こしたりと受難キャラ。
その後、サンズオブリバティ事件にも何故か参加。
ソリダスとオセロットの会話よりもジョニー佐々木の下痢との戦いを聞いてるほうが楽しい。
また同事件でのフロートでオタコンの妹のエマと出会ったりするが、
『可愛い女の子に近づくな、そうすれば下痢に悩まされずに済む』というシャドーモセスで得た教訓(?)から
逃がしてあげたりと好人物である。
メタルギアシリーズにおいて『下痢=ジョニー佐々木』の図式を作り上げた。
また、彼の父親(もしくは祖父?)も下痢に悩んでおり、遺伝の可能性もある。

本スレでは、アメリカから追われて麻帆良学園の警備員をやるが、スネークの騒ぎのせいで用務員に格下げ。
頼りないようで結構生徒達を助けてくれるみたい。
17マロン名無しさん:2005/09/03(土) 22:14:48 ID:???
スレ立て&テンプレ貼り乙
>>9は全部オリキャラ
18超とハカセの状況説明的会話:2005/09/03(土) 22:49:57 ID:???
エヴァ邸に残っている超達。
ハカセ「なにやら・・・外が騒がしくなってきましたね。」
超「外ではエヴァ達が部隊と戦闘を開始したみたいネ。でも彼女達にまかせておけばたぶん心配ないネ。」
ハカセ「刹那さん達を探しに行ったスネークさんと雷電先生はもう図書館島に着いたでしょうか?」
超「おそらく図書館にはもう敵が来ていると思うケド・・・あの二人はプロきっとうまくやるヨ。」
ハカセ「・・・なるほど、潜入が仕事でしたね。刹那さん達がまだ捕まっていないといいんですが・・・。」

では職人の皆様今スレでもよろしく
19前スレ634の続き:2005/09/04(日) 00:11:14 ID:???
満月の元、夜の森に最後の銃声が響いた
隊員B「グハァッ!」
小太郎「なんや弱っちいヤツらやな!」
ダンテ「(なんだこの狼男は・・・)」
エヴァ「さぁそこのお前たちはどうするんだ?まぁ逃げても戦っても結果は同じだがな!」
エヴァは強化骨格部隊に眼をとばす
部隊員1「データは集まったか?」
変声機で変えられた不自然な声で話した
部隊員2「空にいるのはエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル、吸血鬼だ。
    狼男は犬上小太郎、赤いコートのはダンテだ」
同じ声でまた話す
部隊員3「ちょうどいい。3対3だ。我々の任務には関係ないが、最終的には倒すのだから変わりはないな」
3人目が話した後、3人は周りの景色に同化していった
小太郎「消えた!」
20前スレ634の続きの続き:2005/09/04(日) 00:12:18 ID:???
エヴァ「ステルス迷彩とかいうやつだ!姿だけで気配や音までは消せないはずだ!」
ダンテ「そこだ!」
ダンテの愛銃から弾丸が放たれる。
が、すぐにそれが跳ね返ってきた。
ダンテ「チクショー!はじき返しやがった!」
ダンテは間一髪で避けた
エヴァ「弾丸をはじき返すとはなかなかやるじゃないか!だが、これは返せまい!」
突如氷が一箇所に飛んでくる
しかしある場所のみ氷がはじき返された。
エヴァ「なに!?」
小太郎「そこや!!」
はじき返された場所に小太郎が気を込めた拳で殴りかかる
しかし拳は分厚い壁に止められたようにある場所から先へ行かない
小太郎「なっ!」
小太郎は何かを感じ後ろに飛ぶが、遅かった
手には刀傷のようなものがついていた
部隊員2「どうやらこのシールドは『魔法』のみでなく『気』にも効果があるようだ」
部隊員3「そうだな。戻ったら隊長に報告しておこう」
エヴァ「魔法が・・・効かないだと・・・」
21マロン名無しさん:2005/09/04(日) 00:13:43 ID:???
連投スマン・・・
書いたら長くなってしまったんだ・・・
22マロン名無しさん:2005/09/04(日) 00:39:19 ID:???
エヴァ「満月とは言え結界で弱まった魔力ではしょうがないか…
     聞いた話だとメタルギアの装甲は坊主の魔法も弾いたらしいからな」
小太郎「ならどうすんだよ?打つ手なしか?」
エヴァ「フンッ!バカを言え!私は闇すらも恐れ慄く吸血鬼の真祖なるぞ?
     魔法が効かないなどとはハンデにもならん」
ダンテ「OK、それならこういうのはどうだ?
     一人ノルマ一匹。助けを求められない限り他の獲物には手を出さない、ってのは」
小太郎「お!それオモロイな!俺は乗ったで!」
エヴァ「いいだろう。間違っても私の獲物に手を出すなよ?」
ダンテ「なら行くぜ?……RADY!」
3人『GO!!』
23マロン名無しさん:2005/09/04(日) 01:02:34 ID:???
>>16今や前スレと化している664だが向こうでもしたんだが一応訂正
>双子の弟バージル
・・・はバージルはダンテの双子の兄貴です。DMC3にて確認

自分はDMC3以前か1が終わった後のダンテなのかが分からない。誰か分かるでしょうか?
向こうでもこっちでもしつこくすまん

たまに駄文にならん程度に結構がんばって参加するのでみなさんよろしく
24雷電@図書館島:2005/09/04(日) 01:27:52 ID:???
スネークと分かれた後の雷電。
雷電「早く、刹那達を見つけなければ・・・。」

雷電(・・・・・・しかし、この建物には気をつけないとな・・・。)
(潜入初日、危うく最下層に落下しかけた事を思い出す。)
コツ、コツ(敵兵の足音)
雷電(!!・・・。む、敵が・・・い、いかん、どこかに隠れねば・・・
し、しかし本棚に隠れると・・・また落ち・・・うわぁ
お、落ち着け!落ち着くんだジャック!・・・なにか、なにか、使えるモノは??)
雷電「・・・あった!これだ!!」

埼玉県産ネギのダンボールをかぶる雷電。はたしてその運命やいかに?
25Mr.ダンボール:2005/09/04(日) 01:56:34 ID:???
―――同時刻
暗い「図書館島」内部をもう一つの埼玉産ネギのダンボールが突き進む。
スネーク(地理が把握できん・・・)
???「きゃあぁぁぁ!!」
スネーク「!! ・・・悲鳴?」
とっさにごく普通のダンボールを装う。

兵士「動くな!」
のどか「あわわわ!!!!」
スネーク(あの娘は・・・)

兵士「くそ・・・。見られたからには放っておく訳にもいかないな。こっちへこい!」
のどか「あうっ!!」
スネーク(黙って見ているわけにもいかないな)

パスッ!

兵士「!!」
太ももに微かに痛みを感じる。何かが刺さっているようだ。
敵は見当たらない。どこから撃たれたんだ?

兵士「う・・・うぅ。」

ドサッ

彼のすぐそばにあったダンボールから銃口が突き出していた。
26マロン名無しさん:2005/09/04(日) 22:51:55 ID:???
スネーク「大丈夫か?」
のどか「え、あ、どこにいるんですか?」

ガバ(ダンボールを持ち上げながら立ち上がる)

のどか「きゃむぐ・・・!」(口を押さえられる)
スネーク「驚かせてすまない。あまり大声を出されると困るんだ。」
のどか「(コクコク)」
スネーク「よし、いい子だ。」

兵士B「こっちから声がしたぞ。」

スネーク「っち。こっちだ。」
スネーク、のどかの手を引っ張って本棚の影に隠れる。

兵士B「・・・これは!おい。どうした!」
兵士B、兵士を起こす。
兵士「うぅ。やられた。これは・・・麻酔針か。とすると魔法使いではないな。」
兵士B「本部、本部。ポイントA-2で敵に襲われた。警戒強化だ。」

スネーク「面倒なことになったな。」
のどか「(魔法使い・・・)」
27図書館島@刹那夕映スキッド:2005/09/05(月) 01:07:31 ID:???
コツコツコツ・・・(刹那、夕映、スキッドの近くを兵士が探し回る)

刹那「駄目だ・・・近くて出ることも出来ない。綾瀬さん、見つからず抜け出る方法はあるんですか?」
夕映「いえ、ここは入り組んだ構造になっていますがそのような都合のいい抜け道は・・・。」
刹那「やはり、出入り口は一つだけ・・・。完全に追い詰められてしまいましたね・・・。」
夕映「・・・のどかは外に助けを求められたでしょうか・・・心配です。」
スキッド「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
夕映「・・・・・・あの、大丈夫ですか?どこか具合でも・・・?」
スキッド「・・・大丈・・・夫・・・。」
夕映「・・・もうすぐここから出られますから、大丈夫です。」
スキッド(・・・・・・この娘は、俺が何者か知らないのか・・・。
     『もうすぐここから出られる』、か。気休めだとわかってはいるが、言葉に出して言われると・・・少し落ち着くな。
      元はといえば、俺がここにいるからこんな事態になっているのに・・・。
      ・・・・・・そうだ。)
スキッド「これ・・・・・・。」スッ・・・(夕映に朝倉のデジカメを渡す)
夕映「・・・なんですか?これは・・・」
刹那「デジタルカメラ?」
スキッド「あいつらには・・・渡すな・・・。頼むぞ?」
夕映「あ・・・・・・はい。わかりました・・・」
刹那(なぜカメラを・・・?そんなに大事な物なのか?それにあれは朝倉さんのカメラでは?)

スキッド(『あの写真』だけは・・・オセロット達には渡せない。
      俺は真相は知らないが、『あそこでとったあの写真は・・・『何か大事な事』が隠されているんだ』
      なぜなら、あの写真には・・・・・・)
28スネーク・のどか:2005/09/05(月) 01:27:01 ID:???
スネーク (「…応援を呼ばれたか……。このままでは、思う様に動けなくなる…。
   弾数はまだ余裕があるな。…まずはこの状況を打破する事が先決だ…)」

パシュパシュ! スネークは、先程の兵士二名にM9をヘッドショットした。

兵士A&B 「うぐっ!?…………ZZZ……」
そのまま寝入ってしまう兵士二名。
スネーク 「…取り敢えずは、これでどうにかなるな」
そう言いつつ、本棚の隙間にスネークは兵士を隠した。
29スネーク・のどか:2005/09/05(月) 01:28:30 ID:???
スネーク 「君は…宮崎のどか、だな?」
のどか 「は、はいー。そうです。
   …でも、私の名前、覚えていたんですか?」
スネーク 「ああ。クラス名簿を見て全員記憶している。…任務には不可欠な情報だからな。
   ボソッ(特に、君の名前は必要以上に聞かされた)」
のどか 「…え?何ですか?」
スネーク 「いや、何でも無い」 

スネーク 「…それより、ここについて君は詳しいんだろう?地図か何か持っていないか?」
のどか 「あ、あの……ごめんなさい。今、私…地図持ってないんです。地図はゆえが持っていて…」
スネーク 「ゆえ…綾瀬夕映か」
のどか 「はい。一緒にいたんですけど、兵隊さんがたくさん入って来てはぐれてしまって…。
   地図が無いと、私もわからないんです。ごめんなさい…」
スネーク 「そんなに気にしなくても良い。ありがとう。
   (……応援が到着するのも時間の問題だ。ここで下手に動くのも危険……。どうする……?)」
30マロン名無しさん:2005/09/05(月) 01:45:52 ID:???
のどか「それより、図書館にそのの箱は違和感がありますよ。」
スネーク「そうなのか?ネギ先生に関係のあるものだから学園内にあっても不自然じゃないだろう?」
のどか「スネークさん、その箱に書いてある『ネギ』はネギ先生じゃなくて野菜のネギですぅ。」
スネーク「そうだったのか。すると同じ箱を持っている雷電もやばいな」
31雷電サイド:2005/09/05(月) 15:03:05 ID:???
ダンボールに身を隠している雷電。
雷電(ネギ先生のダンボールだ・・・。これさえかぶっていれば大丈夫・・・のはずだ。)

コツコツコツコツ・・・
雷電(・・・来たか。早く行け・・・早く通りすぎるんだ・・・。)
敵兵「・・・・・・。」
雷電(・・・・・・。)

再びコツコツコツコツ・・・
雷電(ふう・・・、行ったか?・・・さすがは俺の相棒ダンボーr・・・)
敵兵A「・・・おい!いいかげんに出て来い!」
敵兵B「貴様は完全に包囲されている。」
雷電(!!・・・な、バカな・・・見つかっていただと?・・・)
敵兵C「ダンボールを使うのはスネークか?雷電か?」
敵兵A「こんな図書館の中に葱の箱が置いてあるはずがないだろ。」
敵兵D「あははは、バカな奴だぜえwwwwww」
雷電(く、こいつら・・・。・・・しかしこの場は抵抗しない方が良さそうだ・・・。)
敵兵B「おら!早くしろ!出て来・・・ぐわっ!!」
敵兵D「!!・・・ぐおっ!!」
敵兵A「こ、こいつ・・・ぐわっ!!」
???「・・・・・・。」
敵兵C「て、敵襲だ、だ、だれかー・・・ぐえっ!!」
ドサッ、ドサッ・・・
雷電(な、なんだ?一体なにがあった?敵がやられたようだが・・・)

???「・・・先生、もう出てきても大丈夫でござるよ。」
32マロン名無しさん:2005/09/05(月) 21:09:48 ID:???
ダンボールを綺麗にたたんでいる雷電。
雷電「・・・楓、またここで君に助けられてしまったな。」
楓「いやー・・・そんなことは気にしないでいいでござるよー。」(少し照れる。)
雷電「まさか、俺のダンボールが見破られるとは思わなかったよ。」
楓「・・・・・・えっと、あ、あはははは・・・」
雷電「ところで、今まで何をしていたんだ?急にいなくなってしまったようだが?」
楓「ん・・・ちょっと気になることがあって・・・まあ、追々話すでござるよ。それより、これはどうゆう事でござるか?」
雷電「刹那とスキッドを探しているんだ。奴らより先に見つけてここを脱出したい。」
楓「え?スキッド?あの男は敵では?」
雷電「んー、まあ、そこも話せば長くなるんだ。・・・とにかく刹那達を探すのに協力して欲しい。」
楓「あいあい♪まかせるでござるよ。」
33マロン名無しさん:2005/09/05(月) 21:15:49 ID:???
>>23
少なくともダンテはDMC1以降のダンテだな
前スレの118でファントムについて知ってることになってるからな

それとダンテの武器は
エボニーとアイボリーとフォースエッジで
アラストルやイフリートやスパーダはないほうがいいだろう
デビルトリガーは本当に必要な時でさらに話がつなげられるように出せばいいと思う

ダンテも重要キャラ化してきからここらできちんと決めておいたほうがいいと思うよ
そうした方がダンテを知らない職人さんたちも書きやすいだろうし
34マロン名無しさん:2005/09/05(月) 21:22:01 ID:???
保守
35マロン名無しさん:2005/09/05(月) 21:33:59 ID:???
保守の意味、理解してるか?と無粋な書き込みをしてみるテスト
36刹那達:2005/09/05(月) 22:47:24 ID:???
スキッド「・・・それでな、桜咲刹那、綾瀬夕映、俺が今から外に飛び出す。
     そうしたら、敵は俺を追ってくるだろうから、その隙におまえらは出口まで走れ。」
刹那「!?・・・スキッド、なにを?そんなことさせられるわけがない!」
夕映「その作戦はあなたへのリスクが大きすぎます。それにあなたの今の体調では・・・(スキッド?どこかで?)」
スキッド「・・・こうなったのは全部俺のせいだ・・・。せめて、おまえらには助かって欲しいんだ。
     ・・・なあ、最期ぐらい俺をスーパーマンにさせてくれよ・・・まったく、弱っちいスーパーマンだがな・・・。」
刹那「スキッド・・・。」
夕映「・・・・・・。」
スキッド「・・・よし、チャンスが来たら行くぞ、二人とも。」
37同時刻のスネーク:2005/09/05(月) 23:13:45 ID:???
スネーク「・・・とりあえず、この場は早く離れた方が良さそうだ。・・・のどか、少し走れるか?」
のどか「は、はい大丈夫です。(遅いけど大丈夫かな・・・。)」

のどか「はあ、はあ、はあ・・・・・・。」
スネーク「のどか、大丈夫か?」
のどか「だ、大丈夫です。・・・あ、あの、スネークさんは・・・なぜここに?」
スネーク「・・・人探しだ。・・・そういえば、ここで誰か他の人間を見なかったか?」
のどか「・・・私は、えっと、ゆえと一緒に来て、それで・・・あ、そうだ、ゆえ達に助けを呼んできてって言われてたんだった!」
スネーク「む、君の友達も危ない状況なのか?(また厄介だが、行くしかあるまい。)・・・どこだ?案内してくれ?」
のどか「あ、来てくれるんですか?ありがとうございます。・・・こっちです。」
38マロン名無しさん:2005/09/05(月) 23:50:22 ID:???
正直、下手したら身長、楓>雷電になる・・・
39マロン名無しさん:2005/09/06(火) 03:23:33 ID:???
>>33
情報サンクス もっと過去ログを見ておくべきでした 確かにダンテの設定しっかりした方がいいですね

DMC1以降ですか テンションが俺から見るとどうみてもDMC3だったんで何かすっきりしました
DMC3が始まる一年以上前で超兄貴(=バージル)と袂を分かつ前ならこの事件でいろいろあってほぼ完全に縁を切るまでの
話をいろいろ頭でめぐらせていたんですけれども・・・ってかまぁDMCはサブで何でダンテが?て所も少しはあるんですが

・・・自己満足で兄貴出したかっただけ何ですけどね 無駄レスですまん
40マロン名無しさん:2005/09/06(火) 19:15:12 ID:???
もし、次にゲーム化したら、「MGS4にネギま!orネギま!3時間目にスネーク」って形で出て欲しい
41マロン名無しさん:2005/09/06(火) 20:52:09 ID:???
楓「みつからないでござるな。」
雷電「早く見つけないと奴の命が危ない。」

雷電、楓本棚の角を曲がる。

楓「これは!?」
雷電「・・・たぶんスネークだ。とするとこっちに行ったのか?」
床には兵士達が倒れていた。しっかりと通信機も壊してあった。

楓「雷電先生。」
雷電「とりあえず追ってみよう。こっち側は俺達が調べたしな。」
42マロン名無しさん:2005/09/06(火) 23:19:41 ID:???
前スレ埋まったのでログ上げといた
ttp://my.reset.jp/~sylph/2chlog/csaloon_1111161071.zip
43マロン名無しさん:2005/09/06(火) 23:50:37 ID:???
倒れている兵士達を追ってさらに先までやってきた雷電と楓。
しかしそこは・・・
雷電「こ、これは・・・。」
楓「ひどい・・・。」

辺りは血の海だった。血だらけの兵士達が倒れている。
雷電「おい!しっかりしろ!おい!」
瀕死の兵士「ば、ばけもの・・・が・・・」(気を失う。)

楓「・・・まだ息はあるようでござるな。」
雷電「死にはしないようだな。・・・しかし、これはスネークではないな。
   ・・・罠にはまったのかもしれんが、奥か・・・。」
おそらく返り血をくらったのだろう血が奥の角の先まで続いていた。

>>42
44刹那・夕映・スキッド:2005/09/07(水) 02:46:01 ID:???
兵士1「おい、ポイントA-2からの定時連絡はまだか?」
兵士2「まだないな。なにかあったか・・・。」
兵士3「しょうがない少し見てこよう。」
兵士1「ああ、行ってこい。」

スキッド「・・・今がチャンスかもしれんな・・・。おまえら分かってるな?」
刹那「しかし、スキッド・・・」
スキッド「ほら、行くぞ!」
スキッド外に飛び出す。
兵士達「・・・!!」
45マロン名無しさん:2005/09/07(水) 14:59:19 ID:+KIpBqSP
nnm
46マロン名無しさん:2005/09/07(水) 23:53:03 ID:???
ひとつ気になるんだが
図書館島にいる『兵士』ってのは強化骨格部隊のことなのか?
それとも普通の兵士なのか?
俺の中では強化骨格部隊っていうとディープスロートやオルガのような
特殊なスーツ着て一つ目のマスクかぶってるヤツで全員声が同じってやつなのだが・・・
この兵士からはあまり想像できないんだよ
47マロン名無しさん:2005/09/08(木) 12:29:09 ID:???
>>46
そこは俺もネタ投下しつつも疑問だったが、
エヴァ達とやりあってる奴らの強さみると図書館島で既にやられてるのは一般兵かなやっぱ。
つーか、最初は強化骨格部隊ってゲノム兵に毛が生えたようなもんだと思ってた。
48 ◆SNA2oalATQ :2005/09/08(木) 18:35:31 ID:???
あああ
49マロン名無しさん:2005/09/08(木) 18:49:50 ID:???
実はここにもよく解かってない一人いるぜ
ここらで強化骨格兵のスペックを詳しく書いといた方がいいかも
このスレ見ただけで解かるスペックは
1:銃弾程度の物理衝撃はほぼ効果なし
2:特殊装甲が施されており魔法、気による攻撃もほとんど無効化ぽい
な感じ?
あと一つ教えて欲しいんだがこいつらの中身は普通の兵士?
それとも兵事態が改造されてておかしくなってたりするのか?
ちょっと疑問に思ったもんでさ
それと図書館の兵については一般兵+強化骨格部隊ってことならいいと思う
50部隊のスペック:2005/09/08(木) 19:59:22 ID:???
俺はは、強化骨格兵はなんか薬物投与とかで異常に筋力、体格が発達。

さらにマインドコントロールで痛覚、恐怖、良心を無くした兵士。
として書いた。


俺の中では微妙にスターウォーズのクローン兵がの雰囲気入ってます。


兵士達の編隊は強化骨格兵士:普通の兵士=1:3ぐらいで総勢30人〜40人くらい?

戦闘(VS小太郎、ジョニー、教授)(数名脱落)
図書館島組とエヴァ邸組に別れ移動。
↓(エヴァ邸組)
再び戦闘(VS小太郎、エヴァ、ダンテ)
10人近くいた一般兵は全滅。3人の強化骨格兵士と戦闘開始。
↓(図書館島組)
スキッド捜査開始。後れて、スネーク、雷電潜入。
一般兵、スネーク、雷電などにより10数名脱落。更に、謎の存在により数名重傷。
残りの一般兵がスキッドを発見。
51マロン名無しさん:2005/09/08(木) 21:08:27 ID:???
兵士の仕様紹介はいいとして…。
『俺が書いた』みたいな発言は止めて下さい。萎えます。
52マロン名無しさん:2005/09/08(木) 21:34:15 ID:???
申し訳ない。つい、そんな表現を使ってしまった。
53待っていた刺客:2005/09/09(金) 03:53:32 ID:???
雷電達が奥の角を曲がると、そこには兵士が一人と若い男が立っていた。
いや、立っていたと言っても兵士の体は宙に浮いていた。
兵士「うわぁぁぁぁ、やめろぉぉぉぉぉぉ・・・」
雷電「な、なんだ!?」
楓「む!魔法でござるか?」
男が雷電達の存在に気付く。
???「・・・・・・。」
兵士「!!・・・ぐはっ」
兵士は壁に叩きつけられ、そのまま気絶した。

???「待ちくたびれたよ、雷電。」
雷電「!?・・・おまえは、確か学校で!?」
ジョン「・・・ああ、半日振りだな。」
楓「先生、知っているでござるか?」
雷電「・・・昼に命を狙われた。」
ジョン「ハハハ、そう、知っているとも・・・『ジャック・ザ・リッパー』。」
雷電「!?」
楓「・・・じゃっくざりっぱー??」
54マロン名無しさん:2005/09/10(土) 11:01:11 ID:???
大佐、ageるぞ
55ジャック・ザ・リッパー:2005/09/10(土) 12:24:41 ID:???
雷電「・・・俺を・・・その名で呼ぶな・・・!」チャキ!(雷電、M9を向ける)
ジョン「ハハ!どうした?ムカついたか?・・・・・・本当だろ?」
雷電「っ!!!」パシュ!パシュ!(M9を発砲!)
ジョン「・・・・・・」(ジョンは下から潜るように麻酔弾を避ける)
    「オラぁ!」ザシュ!
雷電「・・・っ!?ぐあ・・・・・・っ!」(雷電の頬からこめかみにかけて、ナイフの切っ先が走った)
楓「先生!」
雷電「く・・・・・・!・・・・・・っ!」(雷電は痛みが走る部分を手で押さえるが、ヌルっとした感触で思わず押さえた手を見てしまう)
ジョン「どうした?数学先生?キレイな顔を傷つけられるのはキライか?」(血のついたナイフを振り回す)
雷電「・・・・・・・・・!」

雷電の脳裏に少年兵時代の記憶がフラッシュバックのように蘇る

ジョン(ケッ!腑抜けてやがる・・・!こんな奴に俺はムカついていたのか・・・。面白くねぇ・・・!)
    「死ね!雷電!」(ジョン、雷電に向かってナイフを走らせる
楓「・・・」チャキ(楓、クナイ手裏剣を構える)

ウイィィ・・・ギュッ!

ジョン「あ・・・がぁ・・・!?て、テメェ・・・・・・!」
楓「・・・先生?」
雷電「・・・・・・・・・。」

一瞬のうちに、雷電はラペリングハーネスのワイヤーでジョンの後ろに回り、首を絞めていた。

ジョン「ごっ・・・!?ああああああ!この野郎!ふざっ!ふざけやがって!」
雷電「・・・・・・・・・・・・。」

雷電の瞳は冷たかった。
56ジャック・ザ・リッパー2:2005/09/10(土) 22:48:56 ID:???
ジョン「クッソォォォ!!」
ジョンがどんどん抜けていく力を振り絞り、雷電の腕にナイフを突き刺す
雷電がワイヤーをはなしたうちにすぐさま離れる
ジョン「テッメェェ!よくもやっ・・・」
雷電が日本刀を振りかざしてくる
かろうじてナイフで防ぐが2撃3撃と振り続ける
楓「あれが・・・先生でござるか・・・?まるで別人のようでござる・・・」
楓が呆然と見ている間も雷電が猛攻を続け、ついにジョンのナイフを弾き飛ばす
ジョン「しまっ!」
すぐに後ろに飛ぶが雷電につかまれ床に叩きつけられ喉元に日本刀をつきつけられる
雷電「終わりだ・・・」
ゆっくり刀を上にあげ一気に振り下ろした
しかし半分くらいのところで何かにはじき返された
楓「雷電先生!殺しはいけないでござるよ!!」
雷電ははっとして刀を下ろす
その瞬間ジョンは2人をふっ飛ばした
ジョン「それがお前の本気か!最高だぜ!次は2人きりでやろうな!」
ジョンは大声で言い放ったあと闇の中へ消えていった
楓「先生・・・すまないでござる・・・拙者が止めたばかりに・・・」
雷電「いや・・・こちらこそ・・・すまない・・・」
雷電は今気づいたかのように腕の傷を見つめる
楓「大丈夫でござるか!?」
雷電「ああ・・・大丈夫だ・・・それより・・・スネークたちのところへ急ごう・・・」
5756:2005/09/10(土) 23:01:49 ID:???
↑だが・・・スマン・・・見にくいな・・・
どうやら才能無いみたいだ・・・もう少し勉強してから出直すよ・・・
58刹那・夕映・スキッド:2005/09/11(日) 00:00:50 ID:???
スキッド(ほら、こっちだ!ついてこい!)
出口とは逆方向に走っていくスキッド。
兵士1「!?逃がさんぞスキッド!」
兵士2「目標発見!目標発見!至急応援たのむ。」
兵士達もスキッドに続く。

刹那「スキッド・・・。」
夕映「刹那さん、今のうちです。私たちは外へ・・・」
刹那「・・・でも・・・」
夕映「・・・刹那さん!私たちに今できることは早く脱出して助けを呼びに行くことだけです。
   ・・・スキッドさんの気持ちを無駄にしないためにも。」
刹那「!!・・・」(夕映の言葉に頷く。)
夕映「そうです刹那さん・・・さあ早く行きましょう。今なら出口も手薄なはずです。」
出口に向かって走り出す刹那と夕映。

スキッド(ふ、ありがとう綾瀬夕映・・・逃げのびろよ刹那・・・・・・うぐっ)
    「ぐわあ・・・ぐわあああああ・・・」
その時、病み上がりのスキッドの心臓が悲鳴をあげた。
うずくまるスキッドを兵士達が銃口を向けながら取り囲む。
スキッド(くそ・・・ここまでか・・・。)
59咆哮:2005/09/11(日) 00:45:51 ID:???
―図書館島・屋外

ジョン「・・・ハ、ハハハハ・・・・・・ハハハハッ!・・・ハ・・・・・・・・・・・。」

ジョン、雷電に締め付けられた首を摩る

ジョン「・・・あああああああああああああああああああ!!!!!!ああああ!クソがぁ!あああっ!!
    あのクソ野郎!クソ!クソ!クソ!ムカつくぜ!また俺の首絞めやがって!クソ野郎がぁ!」

ガガッ!(無線が入る)

男爵『ジョン、どうした?始末できたのか!?』
ジョン「うるせぇ!黙れ!あの野郎・・・俺の首を絞めやがった!あの野郎キレやがったんだぞ!?え!?わかるか!?」
男爵『おいおいおい・・・・・・落ち着け。切れるじゃあねぇぞ?』
ジョン「うるせぇ!いつもいつもテメェは俺に指図するばっかじゃねぇか!テメェが指示したんだぞ!?
    『あの野郎の過去で挑発してやれ』ってな!したらどうだ!?あの野郎キレやがった!
    尋常じゃねぇ!あのクソ野郎!今度は必ずぶっ殺してやるからな!」
男爵『『ぶっ殺してやる』・・・という事は失敗か。魔法は使わなかったのか?』
ジョン「ケッ!野郎を殺す前に尽きたよ!」
男爵「・・・もういい。ボスが呼んでる。今呼び戻す。いいな?」
ジョン「ああ、わかった・・・。」
男爵「・・・それと・・・『ぶっ殺す』なんて言葉は使うな。」
ジョン「うるせぇ!」

ガガッ!(ジョン、無線を切る)

ジョン「雷電・・・・・・お前を絶対殺してやるからな・・・」
60名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:21:29 ID:???
なんとなく雷電がまた全裸になってほすぃ
61名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:43:22 ID:???
比例区は是非

シャドーモセス党

とお書きください
62マロン名無しさん:2005/09/12(月) 16:22:27 ID:???
age
63スキッド捕縛:2005/09/13(火) 00:34:35 ID:???
兵士1「こちらAチーム、目標を捕らえた。」ガチャ!(スキッドを後ろ手に拘束する)
兵士2「どうやらFOXDIEの効果があったみたいだな?」
兵士1「よし。こちらAチーム、これより目標を回収地点まで運ぶ。」
兵士2「悪く思うなよ?」
スキッド「・・・っ!・・・・・・。」ボコ!(兵士2の鉄拳を頬に食らい、意識を失う)

―図書館島出入り口
のどか「あ、夕映〜!」
夕映「のどか!無事でしたか!」
スネーク「スキッドは!?」
刹那「・・・我々を逃がす為に、敵を引き付けて奥へ・・・」
スネーク「まずいな・・・。
      君たちは早くここを出るんだ。・・・エヴァンジェリンの家に行け。そこにネギもいる。」
のどか「ね、ネギ先生が・・・ネギ先生が・・・!ゆ、夕映!」
夕映「無事だったのですね・・・。」
スネーク「刹那、二人を頼んだぞ。」

―図書館島内部
雷電「スネークはどこだ・・・?」
楓「・・・先生。先程はいったい?何かあったのでござるか?」
雷電「・・・その話はしないでくれ。もう忘れたいんだ・・・。」
楓「・・・・・・御意。」
      
64マロン名無しさん:2005/09/13(火) 17:06:11 ID:???
話は変わるがスパーダが戦国時代に日本に来てたっぽい

はいはいバサラバサラ
65マロン名無しさん:2005/09/13(火) 23:37:47 ID:???
>>33 >>39
であるが、結局ダンテの設定はどうするんだ?
銃はエボニー&アイボリーはいいけど、
剣はフォースエッジとリベリオンのどっちにするんだ?
1以降だったら2でリベリオン使ってるわけだからリベリオンでいいと思うのだが。
あとデビルトリガーについてだが、リベリオンやフォースエッジじゃ発動は出来ないぞ。
ただゲームに合わせないのなら関係はないが、いざとなったらスパーダやアラストルとか出すか?
どうするか早めに決めないと今戦闘中のダンテが大変だぞ。
66マロン名無しさん:2005/09/14(水) 00:14:24 ID:???
>>65
この際、ここは分かりやすく1で統一するのがいいんじゃないか?
やったことある人も多そうだし 作品でくくったほうが武器とかそこらへんも間違いがないし
(つまりフォースエッジ・アラストル・イフリート・スパーダ
 エボニー&アイボリー・ショットガン・グレネードガン・ナイトメアβ・ニードルガン)
場合によって使い分けるとして考えて


後、個人的にダンテにはもっと軽口を叩かせて欲しい
強化骨格を装備したやつに「おいおい 勘違いしてないか?
いくらそんなモン着てマッチョになっても おミソが貧弱なままじゃなぁ」とか
こんぐらいは言うはず
67マロン名無しさん:2005/09/14(水) 00:40:51 ID:???
スネーク「・・・そういえば見張りがいないな。」
スネーク、周りを見渡す。草むらに不自然なくぼみを見つける。
スネーク「気絶してるな・・・。眠っているわけではなさそうだ。」

兵士の無線がなる。
無線「こちらB班。目標を回収。A,C班ともに直ちに撤退する。D班に脱出の合図をしてくれ。オーバー。」
スネーク「了解。オーバー。」

スネーク「・・・ここで待ち伏せるか?それとも・・・」
68マロン名無しさん:2005/09/14(水) 14:07:49 ID:???
>>65
魔人化は3やってて初期武器も魔人化できるってのが頭に染み付いてた そういやできなかったんだな
でもま小説なんだし別にゲーム中同様に武器によって魔人化できるか変わってくるって事にこだわらなくてもいいかなと思った

>>66の言う通り1でまとめるのがいいと思ったんだがそうなるとスパーダはフォースエッジの完全体
スパーダはトリッシュがそういやもらっているのでダンテが使っているのはリベリオン・・・か?そこだけ変えれば後はいいかと

魔人化する際1の劇中で魔人が『我が名は云々なんたらかんたら』言ってたんでそれを演出に入れてみたらどうでしょうか?
それから近接武器に閻魔刀がありました(1では父ちゃんが3では恐らく兄ちゃんが使っていたと思われる)
個人的に欲しかったので


ゲームの演出もあると思うが・・・よくスネークはダンテに勝てたな・・・
69マロン名無しさん:2005/09/14(水) 14:44:00 ID:???
>>68 魔人が「我が名は・・」は要らんことないか?
それはいいからダンテには軽k(ry
閻魔刀は出てきたら大半の人は混乱するかと 自分も昨日まで知らんかったw
代わりに刹那のを借りたりするとか
70マロン名無しさん:2005/09/14(水) 17:35:30 ID:???
>>68
スネークはたった一人でメタルギアに勝てる人間だぞ不可能じゃないw
71マロン名無しさん:2005/09/14(水) 18:41:27 ID:???
雷電「・・・おかしい、巡回兵が見当たらない。」
楓「・・・敵の気配もあまり感じられなくなったでござる。」
雷電「撤退?・・・ということは、敵がここでの目的を果たしたということかもしれん・・・。」
楓「!!雷電先生!それではスキッドが!?」
雷電「とりあえず、出口に向かってみよう。」
72マロン名無しさん:2005/09/14(水) 22:26:26 ID:???
age
73マロン名無しさん:2005/09/14(水) 22:39:47 ID:???
>>69
うぃ 確かに閻魔刀は本来デビメが特に主役ではないこのスレに出すべきではなかった
>>70
そういやそうでした

参考までにゲーム中の軽口及び挑発台詞を書いたらどうだろうか?


そういえば・・・・・・・・・「合言葉は覚えているよな?」
74マロン名無しさん:2005/09/15(木) 01:00:50 ID:???
>>73
オレが一番好きなのは3でケルベロスに言った言葉かな
「しゃべる犬か!ワンちゃんコンクールに出たら優勝できるぜ!」
って感じのやつでメッチャ笑ったね

合言葉って「ジャックポット」か?
訳は「大当たり」だっけ?
75マロン名無しさん:2005/09/16(金) 00:26:53 ID:???
小太郎「・・・どりゃ!!」
部隊員「がっ!」(ドサ)
小太郎「へへ、もう起きてこれんやろ。やっぱ男は武器やない。拳や!」
ダンテ「拳もいいけどな。やっと終わったのか?」
小太郎「・・・なんや、俺がラストか?」
ダンテ「まぁな。」
小太郎「なんか、やけにテンション低いな。」
ダンテ「あれを見てみろ。そうすりゃ分かる。」

エヴァ「はははは!弱い!弱すぎるぞ!それが『科学』の力かぁ!まだよっぽどボウヤのほうがマシだぞ!!はははは!」

ダンテ「・・・な。」
小太郎「・・・ああ。」
76龍宮真名、参戦:2005/09/16(金) 01:50:01 ID:???
―刹那・のどか・夕映、エヴァンジェリン邸へ

刹那「大丈夫ですか?二人とも!」
のどか「だ、大丈夫です〜・・・・・・」
夕映「・・・・・・あ。あれは・・・?」
刹那「え・・・?あ!龍宮!」

漆黒のギターケースを手にした龍宮が歩いていた。

龍宮「どうした?こんな夜更けに。」

龍宮、3人から事情を聞く

龍宮「そうか。スネークと雷電先生が・・・。」
刹那「今、図書館島は敵でいっぱいだ。力になってくれないか!?」
夕映「お願いしますです!」
龍宮「わかった・・・。後で報酬はいただくからな?刹那」
刹那「ああ。頼んだぞ、龍宮!」

刹那達、エヴァンジェリン邸に向かって走り出す

龍宮「・・・・・・・・・すまない、刹那」

龍宮、図書館島へ
77スキッド救出?:2005/09/17(土) 00:49:00 ID:???
月の照り返しだけが明るい闇夜。
闇に紛れて学園都市には不釣合いな物々しい集団が姿を現す。

兵士1「大分やられたようだな?魔法界の奴らか?」
兵士2「ああ、おそらくそうだ。忌々しい・・・。」
兵士3『・・・ああ、分かった。では、例の場所で。オーバー。』
兵士4「・・・とにかく目標の回収には成功したんだ。あとはこいつを連れ帰るだけだ。」

しかし、兵士達が外へ出たその刹那・・・

まばゆい閃光と耳をつんざく大音響が辺りを包む。
兵士達は一瞬でその場に臥した。その隙にスネークが拘束された男を救い出す。

スネーク「うまくいった・・・あとはこいつをどうするかだが・・・。」

バン!
その時、一発の銃弾がスネークを襲う。
スネーク「く・・・!?」
間一髪かわすスネーク。

強化骨格兵「・・・我々にはスタン・グレネードはきかないぞスネーク!」

スネーク「まずいな・・・。」
78スキッド救出!:2005/09/17(土) 01:48:06 ID:???
スネーク「ぐっ!?ああああああ・・・!!!」(スネーク、突然苦しみだし、スキッドを離してしまう)
強化骨格兵「どうやら、『老化』は進んでいるようだな・・・」カチャ!(強化骨格兵、G36を構える)
スネーク「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。クソ・・・こんな時に・・・!」

ダンダンダンダン!(G36、発砲!)

雷電「―――――っ!」カキンカキンカキンカキン!(雷電がスネークの前に現れ、弾丸を刀ですべて弾く)
スネーク「雷電・・・!」
雷電「大丈夫か!?」
楓「・・・無事でござるか?」(楓、スキッドに近寄る)

ダンダン!(それを防ぐようにG36の弾がかすめ飛ぶ)

楓「!?」
強化骨格兵2「そうはさせん・・・」ギラン!(強化骨格兵、腕に取り付けてあるサーベルを爪のように剥き出しにする)

ダンダンダン!!カキンカキンカキン!(雷電、G36の銃弾を刀で防ぎ続ける)

雷電「スネーク!早くスキッドを外へ!」
スネーク「・・・わかった!・・・・・・くそ!」(スネーク、身体を引きずるように動かし、スキッドを抱え、這いながら外へ出る)

※G36
( ttp://www.special-warfare.net/data_base/204_military_rifles/assault_g36_weapon_system_01.html )
79意外な・・・『敵』:2005/09/17(土) 02:17:38 ID:???
スネーク「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。ぐ・・・ぅぉおおお・・・!はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

コロ・・・コロ・・・(突然、目の前に缶が転がってきた)

スネーク「・・・・・・スタン・グレネード!」

バン!
スネークの視界は白く、音は全て聞こえなくなった。

スネーク「ぐおおおお・・・!」
雷電&楓「・・・っ!?」

雷電と楓が振り返った先にいたのは・・・・・・

龍宮「・・・・・・。」

龍宮、地面に伏せているスネークを一瞥すると、ギターケースを地面に置く

楓「龍宮殿!助太刀、感謝するでござるよ♪」
雷電「・・・・・・。」
強化骨格兵1&2「・・・・・・・・・」(強化骨格兵、龍宮の姿を確認するとスッとそのまま姿を消してしまう」
雷電「・・・な!?消えた!?」

龍宮「・・・・・・悪いな。楓・・・スネーク・・・雷電先生・・・?」

ダン!フッ・・・(龍宮がギターケースの一部を蹴るとケースが開き、中からバレルをカットした二連装ショットガンが飛び出す。)
雷電&楓「!?」
ドガン!!(龍宮、身体を回転し瞬時にショットガンを手にすると二人に向け発砲した)
80疑念:2005/09/17(土) 02:33:23 ID:???
ダンテ「おいおい、そんぐらいにしとけよ。学園で死人を出す気かおまえは。」
エヴァ「ふん、こいつらはそう簡単には死なんだろうが。」(兵士の頭を踏んづけながら)

小太郎「・・・しかしこいつらは一体なんなんや?」
ダンテ「ガキは知らなくていいことだ。気にするな。」
エヴァ「そういうことだ・・・ん?また誰か来るぞ!」
エヴァ・ダンテ・小太郎構える。
エヴァ「いや、あれは桜咲刹那だ。」
小太郎「な〜んや〜」

刹那「あっ、エヴァンジェリンさん!」
エヴァ「無事だったか桜咲刹那。」
ダンテ「おう、生徒が無事でなによりだ。・・・あれ?おまえらは?」
夕映「偶然図書館島で会いました。しかし、やはりダンテ先生も関係者だったのですね?」
ダンテ「いや・・・俺は違うんだが・・・。」
エヴァ「・・・蛇はどうした?それにあの男も?」
刹那「スキッドはまだ図書館島に・・・。」
のどか「スネークさんはその人を助けに・・・。」
エヴァ「・・・そうか、しかしあいつならなんとかするだろう。・・・おまえらは家に入れ。」
のどか「ね、ネギせんせー・・・」
夕映「のどか待つですー。」
のどか・夕映、エヴァ邸内へ

刹那「・・・そういえば、途中龍宮に会いました。彼女も図書館島に向かってくれました。」
エヴァ「ほう、そうか。」

ダンテ(・・・龍宮真名か。確かあのムカツク神主ヤローの娘だろ?ホントに大丈夫なのか?)
81マロン名無しさん:2005/09/17(土) 09:32:37 ID:???
ttp://byokan-sunday.haru.gs/gam/vip/bkn_mg4.jpg
スネーク?ビックボス?

何となくデスノの夜神次長に似てるな
82マロン名無しさん:2005/09/17(土) 10:12:32 ID:???
>>81
もうゲームショウ一般公開日だから言ってもいいよな?





スネークだ。
83マロン名無しさん:2005/09/17(土) 19:00:07 ID:???
>>81
いや、ここはスネークだと見せかけておいて、ビッグボスだと言ってみる
84マロン名無しさん:2005/09/17(土) 21:14:52 ID:???
あれがスネークだと知ったとき、かなり死にそうになった・・・MGS4をプレイするのが怖い…

この話題はこれで終了・・・
85マロン名無しさん:2005/09/17(土) 22:08:45 ID:???
超「ハカセ、どうかネ?」
葉加瀬「だめですよー
   いくらハードが凄くても、ソフトで手を抜いてちゃ話にならないですー」
超「仕方ないネ。あの3人と比べちゃ実力違いすぎるヨ。
   強化骨格やステルスなどハンディにもならないネ。」
葉加瀬「あの人達、いったい何しにきたのでしょうかねー」
超「大方、探りでも入れにきたと思うヨ。
   おそらく、ステルスの3人がその役で、残りは撤収時の撹乱要員ネ。
   その撹乱要員が真先に見つかたのはお粗末としか言えないガ。」


超「ついでに、あいつらの持ち物奪いにいくネ。
   ハードの性能をみるには、実物さわるのが一番ネ。」
葉加瀬「はいー」
86真名の裏切り:2005/09/18(日) 03:10:59 ID:???
楓「・・・先生・・・。」(雷電、楓を庇うように抱きつき、ショットガンの散弾を背中に浴びる)
雷電「ぐ・・・あああああ!」(背中はスカルスーツによってダメージや衝撃はある程度緩和されたが、血は吹き出ている)

龍宮「・・・・・・。」ドガン!(龍宮、冷静に雷電に発砲する)
雷電「ぐあああ!!・・・・・・」ドタ・・・(雷電、楓から離れるように地面に倒れる)
楓「・・・・・・!」キッ!(楓、龍宮を睨む)
龍宮「・・・!?・・・・・・。」シュッ!(突然、龍宮の脇腹を手裏剣が掠め飛ぶ。
楓「龍宮殿、何故でござるか・・・・・・?どれほどの事情があれば・・・蛇殿・・・いや、ネギ坊主の敵になれるでござるか?」
龍宮「・・・・・・楓、お前には関係ないんだ。お前は私の敵じゃない・・・。
    私は・・・私の敵を殺せれば・・・それでいいんだ・・・。引いてくれ、楓。」
楓「・・・・・・龍宮殿の申す、『敵』とは・・・?」
龍宮「・・・・・・。」サッ(龍宮、スネークの横に倒れているスキッドを担ぎ上げる)
楓「・・・!龍宮殿!」

そのとき、辺りを覆うような突風が吹き付ける

楓「・・・っ!?」

そして景色の一部が変化し、そこに軍用ヘリが現れた。

パイロット「龍宮真名だな?目標は!?」
龍宮「これだ。」(龍宮、ヘリの中に居る兵士にスキッドを引き渡す)
楓「龍宮殿!」
龍宮「・・・・・・。」(龍宮、ギターケースを持ちヘリに乗り込み姿を消す)

スネーク「う・・・・・・くそ・・・。・・・・・・!雷電・・・雷電はどこにいった!?」
楓「・・・・・・!?雷電先生!?」

―ステルス搭載軍用ヘリ・『足』
雷電「・・・・・・ぐ・・・!うおおお・・・!」(雷電、ヘリの足にワイヤーを固定し、ヘリにぶら下がっている)
87あの男の本当の力:2005/09/18(日) 15:29:01 ID:???
雷電がぶら下がっている状態でヘリはホバーリングしている

スネーク「雷電!離れろ!!」
雷電「ぐおぉぉぉ!」

雷電がヘリにぶら下がっているのをみた龍宮は雷電にデザートイーグルを向ける

龍宮「・・・・・・悪いな・・・・・・先生・・・」

龍宮が引き金を引こうとした瞬間、何かにデザートイーグルをはじかれた

ダンテ「やっぱりな!あの男の娘だけあって卑怯なまねしてくれるぜ!」
龍宮「ダンテ先生!?」
ダンテ「おいおい龍宮真名!夜遊びは禁止だぜ!」

ダンテが銃を龍宮に向けるが強化骨格兵がダンテの周りを取り囲む

龍宮「先生、銃を下ろすんだ。いくら先生でもこの人数を相手に出来るはずはない。」
ダンテ「こいつらはさっきの・・・なめたこと言ってくれんじゃねぇか!いいぜ!まとめて潰してやるよ!」

そういってダンテは身の丈ほどある大剣、アラストルをかまえ、突如いなくなった
その瞬間、次々と強化骨格兵が倒れていく
そして最後に倒れた兵の上は、まるで月の光を飲み込むような真っ黒なオーラをまとったダンテが立っていた

ダンテ「どうした?どうせ夜遊びするならもっとハデにやろうじゃねぇか!!!」
88とりあえず:2005/09/18(日) 15:41:33 ID:???
DMC1をしていない人への説明

悪魔の子であるダンテは、雷の大剣アラストルをかまえると雷の魔人になることができ、
超高速で移動できたり、空を飛び電撃を放ったりできるようになる。

同じく炎の篭手イフリートを装着すると炎の魔人になることができ、
炎をまとったパンチやキックをしたり、炎の球を放てるようになる。

あまりにも強くなりすぎるから原作同様少しの時間だけ使えるようにしたほうがいいと思う(5分とか)
まあその辺はこれからの人に任せます
89マロン名無しさん:2005/09/18(日) 17:52:13 ID:???
>>88
魔神になるというのは小太郎の獣化みたいなイメージでいいの?
そして本気のダンテは本気のエヴァぐらい強いのか?
90マロン名無しさん:2005/09/18(日) 17:56:29 ID:0/4NEOfN
91マロン名無しさん:2005/09/18(日) 18:31:24 ID:???
>>89
そんな感じでいいと思う
本気のダンテってまあダンテは基本的に無敵だからね
胸に剣が突き刺さっても自分で引っこ抜いたりしちゃうヤツだからな
強さも強いけど遊びながらやってる感じだからその辺はその時のダンテの気分だな
92マロン名無しさん:2005/09/18(日) 19:14:24 ID:???
>>88

ttp://www3.capcom.co.jp/devil/topics/majin/
まあこんなのな

妹は伊達政宗はアラストルを使っていたと言い張るから困る
93マロン名無しさん:2005/09/18(日) 19:59:57 ID:0/4NEOfN
へえぇ
94マロン名無しさん:2005/09/18(日) 21:43:15 ID:???
>>91-92
サンクス
ホントに胸を貫かれてるなw
95あの男の本当の力2:2005/09/18(日) 23:53:39 ID:???
龍宮「チッ!早くヘリの高度を上げてここを離脱しろ!」
ダンテ「おっと!そうはさせないぜ!」

勢いよく地面を蹴ったダンテは羽の生えた魔人と化し、ヘリの行く手をはばむように浮遊する

ダンテ「とりあえず堕ちてくれ!」

ダンテの手から電撃が放たれ、プロペラが破損する
バランスを保てなくなったヘリは落下するが、地面すれすれでダンテに持ち上げられ墜落はまのがれる

スネーク「爆発したらどうするんだ!!」

ダンテのもとにスネークが走ってくる

ダンテ「爆発?考えてなかったねぇ!」

ヘリからは龍宮がスキッドを担いだパイロットとともに現れる

ダンテ「さーて!どうするんだ?別に逃げてもかまわながオレから逃げ切れ・・・(ブシュッ)」

ダンテの腹部に強化骨格兵のサーベルが突き刺さる
しかしダンテは何事もなかったのようにサーベルを押し返す

ダンテ「殺しはしなかったが気絶くらいはさせといたんだがな・・・」
スネーク「おそらくあのスーツから微弱の電流が流れていて筋肉を勝手に動かしているんだろうな」

兵士達が次々と操り人形のように動き出す

ダンテ「ハハハ!いいスーツじゃねぇか!蝶ネクタイつけて社交パーティーにでも行ったらどうだ?
    そのスーツの機能を使えば社交ダンスも完璧だ!一躍人気者だぜ!」
96マロン名無しさん:2005/09/18(日) 23:56:34 ID:???
>>92
いい妹だな
とりあえず閻魔刀だったって教えといてやれ
夢見る妹は大切にしろよ
97『ジャック・ザ・リッパー』発動:2005/09/19(月) 00:23:04 ID:???
パイロット「クソ!・・・龍宮、あのバケモンは強化骨格兵(やつら)にまかせて離脱するぞ・・・」
龍宮「ああ・・・。」

ドン!

パイロット「ぐあああああ・・・!」(パイロットの肩から血が吹き出る)
龍宮「・・・!!」

ヘリの下から血塗れの雷電が現れる。その手には発砲したばかりのM10が硝煙をあげている。

龍宮「・・・・・・先生。」
雷電「いい加減にしろよ・・・?このクソガキが・・・。」
カチャ!(雷電、龍宮になんの躊躇もなくM10を向ける)

スネーク「あのバカ・・・!またか!」
楓「・・・蛇殿。雷電先生のこの様子は尋常ではござらん・・・。」
スネーク「アイツはな、キレると昔を思い出すんだ・・・。昔、戦場で兵士を切り裂きまくった少年兵時代をな・・・。
      血や怒り、戦いの高揚感。それらがアイツを昔の自分に立ち戻らせる。『ジャック・ザ・リッパー』にな・・・。」

龍宮「・・・・・・!」カチャ!(雷電にデザートイーグルを向ける)
雷電「・・・・・・」(雷電、M10を向けながらゆっくりと龍宮に近づいていく)


とりあえず、雷電の見せ場がなくなった事に憤っている
98マロン名無しさん:2005/09/19(月) 02:23:53 ID:???
見せ場がなくなったと言いつつしっかり見せ場作ってるじゃん
それよりダンテってホントに無敵なの?
例えばスティンガーぶちこまれても何ともないの?
9997:2005/09/19(月) 03:14:46 ID:???
>>98
ごめw
見せ場が無くなったから、無理に見せ場作ったw
ダンテにヘリ潰されて、ぶら下がった雷電がアホみたいだw
雷電の見せ場潰すダンテはさしずめ主役泥棒だw
100マロン名無しさん:2005/09/19(月) 08:24:30 ID:???
>妹は伊達政宗はアラストルを使っていたと言い張るから困る

これかwwwてかアラストル六本wwwwww
ttp://www.capcom.co.jp/sengoku/
101ジャックvs龍宮:2005/09/19(月) 22:24:42 ID:???
龍宮「・・・なっ・・・!!」
雷電が一瞬で龍宮の視界から消える。
龍宮「ど、どこだ!?」

雷電「・・・・・・。」(龍宮の背後から突然現れ、龍宮を羽交い絞めにする。)
龍宮「!?し、しまっt・・・」
なんの躊躇いもなく、いきなり刀を振り下ろす雷電。
スネーク「よせ!!」
楓「龍宮殿!!」

ダーン!!

雷電「・・・ちっ」(雷電の刀が宙を舞い、雷電は龍宮から離れる。)
雷電の刀が龍宮の体を貫くより一瞬早く、何者かの銃弾が雷電の右腕を貫き刀は手から離れた。

龍宮「く・・・」(瞬時に懐からスタン・グレネードを投げる。)

バーン!


スネーク「・・・うぐ、逃げられたか。」
楓「・・・しかしスキッド殿を連れて行く余裕はなかったようでござるな。・・・雷電先生は!?」
雷電「・・・はあ・・・はあ・・・だ、大丈夫だ・・・。」
楓「良かった。正気に戻っているようでござる。」
スネーク「・・・・・・。」(銃弾がはなたれた方向を見つめる。)


龍宮「・・・さっきのは、まさか父さんが・・・。」


ダンテよく分からん98なので誰か補完頼む
102戦い終わって・・・:2005/09/20(火) 00:04:29 ID:???
ダンテ「よぉ!お嬢ちゃん相手のダンスはもう終わったのか?」(ダンテ、強化骨格兵を足蹴にしている)
スネーク「あぁ、スキッドも無事だ。・・・お前のお陰だな。」
ダンテ「ハッ!感謝しろよ!・・・って、アンタ大丈夫か?顔色わりーぞ?マジで『ロブ・ゾンビ』になってんじゃねーか。」
スネーク「大丈夫だ・・・。なんでもない・・・。」
ダンテ「おいおい!そこの金髪ゾンビ!ほらよ!」(ダンテ、強化骨格兵の持っていたG36を二丁投げる)
雷電「・・・!・・・・・・。」(G36を受け取るが怪訝な顔する雷電。そしてツカツカとダンテに近づく)
ダンテ「・・・あ?どうした?」

ボコォ!(雷電、ダンテの顔に打ち抜くような右ストレート)

ダンテ「ぐぉおお!?・・・・・・な、何しやがんだコラァ!」
雷電「黙れ!お前には100発殴っても消えない借りがあるんだ!」←(ヘリに掴まってるのに、そのまま落とされた事を恨んでいる)
ダンテ「うるせぇ!わけわかんねぇぞテメェ!」ボコォ!(ダンテ、雷電に殴り返す!)
雷電「ぐあ!?・・・く!借りが101発になった!こいつ!」

ボコスカ!ボコスカ!(雷電とダンテ、土煙を出しながら殴り合いのケンカをする)

スネーク「・・・・・・。」(スネーク、呆れながらスキッドを抱える)
楓「ははは、仲が良いでござるなぁ♪」

雷電&ダンテ「良くねぇ!(ない!)」

―スネーク一行、エヴァンジェリン邸へ
103龍宮がヘリに乗った頃のエヴァ邸:2005/09/20(火) 00:53:58 ID:???
刹那「それでこのデジカメを私に・・・」(超にデジカメを渡す)

超とオタコンと茶々丸で一通り確認する

エヴァ「で?中身はなんだったんだ?」
オタコン「これは・・・・」
超「・・・・よく分からないネ!」
エヴァ「なんだと!?それでも科学者か?」
茶々丸「このようなデータはありません」

ドンドン(ドアをノックする音)

刹那「スネークたちか?」
明日菜「じゃあ私見てくる」(玄関に向かう)
オタコン「気をつけなよ!」
ハカセ「本当にわからないんですか?」
超「解析してみればわかるかもしれないヨ」
???「無駄だ・・・お前たちにはそれは解かるまい」
一同「!!?」

明日菜の頭にリボルバーをつきつけた男が現れた

刹那「お前は!!」(刀に手をかける)
オセロット「あまり動くなよ。この娘がどうなるかはわかるだろ?」(リボルバーを強く頭に突きつける)
超「玄関からとはたいしたものネ・・・」
オセロット「あまり派手にはしたくなくてね。さあそのカメラを渡してもらおうか?」(片手を差し出す)
オタコン「この中身はなんなんだ!?」
オセロット「それはお前たちの知るところではない」
超「・・・・・おそらくは・・・・シュルツの『武器』についての何かネ・・・・」
オセロット「・・・・・どうやら少しばかり知りすぎているようだな・・・・」
104マロン名無しさん:2005/09/20(火) 01:03:45 ID:???
葉加瀬「しかし、感心ですー。
   強化骨格はともかく、この形態のまま耐魔法シールドまで載せるなんて。
   さすが、本場の技術は違うねー。」
超「そうネ。相手は世界随一の軍事組織ネ。
   これだけのものを作り上げるには、それ相応の資金も要るネ。
   大学の施設程度では真似できないヨ。」
葉加瀬「これ、インスパイヤして茶々丸にも載せられないかなー。」
超「たぶん無理ネ。
   この耐魔法シールド、かなり無茶な作りになてるヨ。」

超、魔法銃らしきものを取り出して強化骨格に向け発砲。
強化骨格は一撃で粉砕。

超「思た通り、間に合わせの失敗作ネ。
   既に耐魔法シールドは機能していないネ。
   おそらく、先ほどの戦いで衝撃を受けた際に故障したと思うヨ。」
葉加瀬「ということは、恐るるに足らずってことですかー?」
超「強化骨格だけはネ。シールドエミッタの小型軽量化で随分無茶してるヨ。
   もっと大型のものなら、こんな欠陥起こり得ないネ。
   例えば、メタルギアとカ…」
105104:2005/09/20(火) 01:05:55 ID:???
あ、キャラかぶって順序が怪しくなったorz
104は103より前ということで。
106駆け引き:2005/09/20(火) 01:55:18 ID:???
オセロット「・・・だが、その中身が何を意味しているか、わからんようだな?」
超「・・・・・・。」

エヴァ「おい!貴様!」
オセロット「・・・エヴェンジェリン・・・。」
エヴァ「家主の許可なく・・・家の敷居を跨ぐとはどういう事だ?返答によっては貴様・・・地獄に落とすぞ!?」
オセロット「フン!だが、この娘が招いてくれたのだ。この娘が無事なら問題なかろう?」
明日菜「え、エヴァちゃ〜ん・・・。」
エヴァ「・・・・・・・・・・・。」(明日菜を一瞥する)
    「・・・・・・構わんぞ?」
明日菜「・・・!?ちょっ!?」
エヴァ「もともと、その小娘は気にいらなかったんだ。なんなら持って帰ってもいいぞ?」
明日菜「ちょ!?コラーっ!助けなさいよバカー!」
刹那「そうですよ!冗談にも程があります!」
チャチャゼロ「アリャ冗談ジャネーナ。ケケケ」

オセロット「・・・・・・子供のつまらん茶番は結構だ。」ガチ!(リボルバーの撃鉄を引く)
      「さぁ!そいつを渡してもらおうか!」

ブン!(何かがオセロットに向かって飛んできた)

オセロット「!?」パシ(オセロット、カメラを受け取る)
超「・・・仕方ないネ。人の命には代えられないヨ。・・・・・・受け取るネ。」
オセロット「フン!」カチャ(リボルバーの撃鉄を降ろし、銃口を明日菜から外す)
      「珍しく素直じゃないか。・・・・・・・・また会おう。」

オセロット離脱

超「茶々丸、中身は全部コピーしたカ?」
茶々丸「はい。完全にバックアップしました。」
107『手掛かり』の答え・・・:2005/09/20(火) 02:09:30 ID:???
スネーク「・・・そうか。オセロットが来たのか・・・。」
超「カメラは渡したけど、中身は全部茶々丸が急いでバックアップしたネ。
  あそこでオセロットを引き付けて時間を稼いでくれたお陰ネ♪」
明日菜「え〜ん・・・恐かったよぉ〜刹那さ〜ん・・・」(明日菜、刹那に鳴きつく)
刹那「はいはい、もう大丈夫ですよ。」
オタコン「ところで・・・君たちなんで険悪なの?」
雷電&ダンテ「フン!」(お互いボロボロ)

超「それじゃあ茶々丸。例のカメラの中身を見せるネ。」
ハカセ「は〜い、それじゃあちょっとイジるねぇ〜♪」
茶々丸「あ・・・・・・はい。」

ハカセのノートパソコンにデジカメの写真がスクロールされる

オタコン「どうだい?スネーク。・・・・・・何かわかったかい?」
スネーク「写っているのは・・・。ネコの写真、風景、刹那と木乃香の写真・・・・・・。」
刹那「そ、それは消してください!!!(///口///;)」
スネーク「ん?ちょっと待て!この写真・・・。」
オタコン「え?あぁ、この写真・・・。ネギ先生達が向かったヘリポートだっけ?たしか爆破されたとか・・・。」
スネーク「・・・オタコン。この写真に写っている『コンテナ』・・・拡大してくれ。」
オタコン「え?なんなんだい?一体・・・。」

拡大された写真。そこに写っていたのは・・・。

スネーク「どうだ?オタコン。この『エンブレム』・・・見覚えがあるだろう?」
オタコン「『Arms Tech(アームズ・テック)社』・・・。僕が昔いた軍需企業だよ!」
スネーク「どうやら・・・真相が見えてきたようだな。奴らはここへパーツを運んでいたんだ。
      『金属の歯車』を・・・。」
108マロン名無しさん:2005/09/21(水) 23:07:38 ID:???
明日菜「あの・・・アームズ・テック社?って一体なんなんですか?」
オタコン「・・・そうだね。普通の日本の中学生は知らないか。」
ハカセ「簡単に言うと拳銃とかを研究したり売ったりしてる企業ヨ。しかも大きなネ。」
オタコン「シャドーモセスの時、社長が死んで一旦経営が怪しくなったけど今はもう持ち直してるね。」
スネーク「しかし、こうやってまたメタルギアに絡んでるとなると・・・」
明日菜「えっと、もう一つ質問していいですか・・・?」
オタコン「なんだい?」
明日菜「シャドーモセスってなんですか?」
オタコン「・・・」
エヴァ「おい、この本貸してやるから向こうで読んどけ。『シャドーモセスの真実』だ。」
明日菜「ありがとう。・・・全部、英語・・・」

雷電「ところで話は変わるが、ネギ先生はどうした?」
109どっぷりと、謎が深まる麻帆良学園:2005/09/22(木) 00:34:40 ID:???
刹那「ネギ先生ならむこうの部屋でお嬢様と一緒に寝ていますよ」
雷電「そうか・・・」
スネーク「ゆっくり休ましといてやれ。橋から落ちてからここへくるまでろくに睡眠もしていないんだ・・・
     寝ているように見えても物音一つですぐに起きていたからな・・・おそらく極度に緊張していたんだろう・・・
     無理もない・・・いつ敵がやってくるかも分からない状況だったからな・・・だがアイツは一言もオレに弱音をはかなかった・・・
     10歳の子どもには思えないほどの精神力だ・・・」

一同ネギの寝ている部屋の方を見る

エヴァ「で、これからどうするんだ?」
雷電「まだ敵の目的もはっきりしていないからな・・・・」
スネーク「オセロットたちの目的はシュルツの『武器』と呼ばれるものなのか?」
超「おそらくそうネ。」
刹那「一体なんなんだ?シュルツの『武器』というのは。」
超「私がまだ『愛国者達』と繋がりがあった頃に少し小耳にはさんだだけだから詳しいことまでは分からないヨ。」
雷電「そうか・・・それとやつらの目的も気になるんだが・・・・・」
スネーク「お前を襲ったやつとあのケンとか言う子供か?あいつらはヘリポートを破壊し図書館島の兵士を倒していたからな、
     オセロットたちの見方ではないようだが。」
ダンテ「変なヤツならオレも狙われたぜ!鉄仮面つけた魔物とそれを操る女の魔法使いだ!」
スネーク「本当か!?ケンも魔法を使っていたからそいつもおそらく仲間だろう。」
雷電「なあ?」
スネーク「なんだ?」
雷電「魔物ってなんだ?」
エヴァ「(ゴチャゴチャしてきたな・・・・・)」
110傷つき者達:2005/09/22(木) 01:22:58 ID:???
スネーク「・・・とにかく、お前は木乃香に治療してもらえ。
      その顔の傷と背中の散弾だ。特に散弾。摘出してから直してもらえ。」
雷電「あ、あぁ。わかった・・・。」
スネーク「それともう一つ。」
雷電「あぁ、もう、なんだ!?」
スネーク「・・・・・・もうあんな真似はするな。戦いの中に身を置くならな。」
雷電「あぁ、わかった・・・。」

―別室
木乃香「・・・・・・。」(木乃香、別室のベッドで寝かされているスキッドを眺めている)
雷電「・・・ん?どうしたんだ?」
木乃香「きゃぁ!?び、びっくりしたぁ〜。なんやぁ、驚かさんといてぇなぁ〜。」(苦笑)
雷電「・・・・・・スキッドが気になるのか?」
木乃香「・・・ホンマに・・・ウチのせいやないんですか?
     この人が・・・こんな事になってしもたんは・・・ウチのせいやないんですか・・・?」
雷電「あぁ、そうさ。君のせいじゃない。・・・彼を利用した奴ら・・・そいつらのせいさ。」
木乃香「うん・・・。」
茶々丸「雷電先生、弾丸摘出の準備が出来ました。」ガチャ(茶々丸、別室に入ってくる)
雷電「あぁ、わかった。頼んだ。」(雷電、スカルスーツを脱ぎ上半身裸になると、椅子に背中を向けるように座る)
茶々丸「木乃香さんは、しばらくの間席を外してください。後ほどお呼びすると思いますのでそれまで・・・。」
木乃香「うん。」

木乃香、部屋を出て行く

雷電「・・・・・・。」
茶々丸「・・・では、失礼します。」スッ(茶々丸、ピンセットで銃創を摘む)
雷電「・・・っ!?いだだだだだだだだだだだだ!!!!(T口T)」
111マロン名無しさん:2005/09/22(木) 23:25:35 ID:???
定期age
112明日に向けて:2005/09/23(金) 00:04:57 ID:???
スネーク「よし、では明日からの行動についてだ。
      俺は学園を回って、愛国者達・・・いや、シュルツの目的が何か、調べる。
      奴はこの学園のどこかでメタルギアを作っているのだろう。早急に見つけるんだ。」
エヴァ「フン。だが、そんな身なりで学校をうろつかれたら迷惑だ。まともな格好をしておくんだな。」
スネーク「そうだな・・・。・・・お前はどうするんだ?」
ダンテ「あ?あ〜、俺は明日生徒からデートに誘われてるからな。手伝えねぇよ。
     ま、途中でヘンな奴見つけたら、コッチでなんとかしとくぜ?」
スネーク「そうか・・・。では、雷電は俺と別行動で学園を調べてくれ。お前なら俺より自由に行動できるだろう。
      まずは・・・。」
雷電「あ、あぁ・・・ちょっと待ってくれ。・・・実は・・・その・・・」(青白い顔をしている雷電)
スネーク「・・・?なんだ?」
雷電「・・・俺も・・・なんだよな。・・・生徒に誘われてるの・・・。」
スネーク「・・・・・・・・・。」
雷電「あ、いや!俺のほうはデートじゃないぞ!?ただ・・・生徒がせっかく学園案内してくれるって言ってるのを・・・。
    その・・・断るのは気が引けて・・・その・・・。」
スネーク「・・・それで、OKの返事をしたわけだな?」
雷電「あ、本当は向こうが勘違いしただけなんだけどな。俺は断ろうとして・・・。」

ドガァ!!!(雷電の頭に鉄拳制裁)

スネーク「馬鹿者!」
雷電「・・・っ!?わえsdfrtygふいじょkpl@;:」
スネーク「お前任務中だろう!?何を考えているんだ!それにお前は今、敵に狙われているんだぞ!?
      目立つような事をして、その生徒を危険な目に遭わすつもりか!」
雷電「〜〜〜〜〜〜っ!!!・・・あぁ、わかってる!だから明日適当な理由を付けて断るつもりだ・・・。」
スネーク「よし。断ったらすぐに行動を開始するんだ。いいな!?」
ダンテ(は〜ん、『断る』ねぇ・・・。ニヤニヤ・・・)
113マロン名無しさん:2005/09/23(金) 02:26:31 ID:???
土曜日AM3:32――学園某所

ウルフ「・・・あの娘は失敗したみたいね。」
オセロット「まあ、最初から期待はしていなかったからな。」
ウルフ「・・・それが分かっていながら、なぜあっせりと退いたの?」
オセロット「奴らには魔法世界の煩い蝿どもを追い払うのに、まだまだ動いてもらわねば困るからな。」
ウルフ「・・・魔法には魔法というわけね。」

オセロット「・・・・・・事は全てこちらの計画通りに進んでいる・・・。」

そして夜は明けていく。
114マロン名無しさん:2005/09/23(金) 16:44:10 ID:???
今更だが、キャスト一覧(一部脳内あり)

【メタルギア等】

スネーク・・・大塚明夫
雷電・・・堀内賢雄
オタコン・・・田中秀幸
大佐・・・青野武
ローズ・・・井上喜久子
オセロット・・・戸谷公次
ウルフ・・・中村尚子
スキッド・・・佐藤正治
ダンテ・・・堀内賢雄
マードック・・・江原正士
<林>・・・山崎たくみ
115マロン名無しさん:2005/09/23(金) 17:16:45 ID:???
>>114
雷電とダンテ、同じ声優だー!?
116マロン名無しさん:2005/09/23(金) 20:10:46 ID:???
マードックは富山敬っしょ
117マロン名無しさん:2005/09/23(金) 21:56:57 ID:???
>>116
どう考えてもそれは無理だろ・・・
118マロン名無しさん:2005/09/23(金) 22:15:35 ID:???
一方、ネギま側は

ネギ・スプリングフィールド(00)・・・佐藤利奈
相坂さよ(01)・・・白鳥由里
明石裕奈(02)・・・木村まどか
朝倉和美(03)・・・笹川亜矢奈
綾瀬夕映(04)・・・桑谷夏子
和泉亜子(05)・・・山川琴美
大河内アキラ(06)・・・山本杏美
柿崎美砂(07)・・・伊藤静
神楽坂明日菜(08)・・・神田朱未
春日美空(09)・・・坂東愛
絡繰茶々丸(10)・・・渡辺明乃
釘宮円(11)・・・出口栞美
古菲(12)・・・田中葉月
近衛木乃香(13)・・・野中藍
早乙女ハルナ(14)・・・石毛佐和
桜咲刹那(15)・・・小林ゆう
119マロン名無しさん:2005/09/23(金) 22:27:13 ID:???
>>118 もうひとつ

佐々木まき絵(16)・・・堀江由衣
椎名桜子(17)・・・大前茜
龍宮真名(18)・・・佐久間美帆
超鈴音(19)・・・大沢千秋
長瀬楓(20)・・・白石涼子
那波千鶴(21)・・・小林美佐
鳴滝風香(22)・・・こやまきみこ
鳴滝史伽(23)・・・狩野茉莉
葉加瀬聡美(24)・・・門脇舞
長谷川千雨(25)・・・志村由美
エヴァンジェリン・マクダウェル(26)・・・松岡由貴
宮崎のどか(27)・・・能登麻美子
村上夏美(28)・・・相川舞
雪広あやか(29)・・・皆川純子
四葉五月(30)・・・井ノ上ナオミ
ザジ・レイニーディ(31)・・・猪口有佳
120マロン名無しさん:2005/09/23(金) 23:39:16 ID:???
定期age
121マロン名無しさん:2005/09/24(土) 00:54:59 ID:???
ローズとしずな先生も同じ人じゃねえか!?
雷電危うしだな
122マロン名無しさん:2005/09/24(土) 01:03:44 ID:???
>>117
ぃゃ、元ネタだし
123居ないったらいない:2005/09/24(土) 01:33:43 ID:???
カモ「中の人などいない!」
ゼロ「何イッテンダ?」
カモ「夜も遅いからちょっとハイになってるだけだぜー」
ゼロ「ネムクネーノカ?」
カモ「明日土曜日だからいくら起きてても平気だぜー」
ゼロ「ソウイウモンカ」
124マロン名無しさん:2005/09/24(土) 01:52:25 ID:???
>>122
じゃあ、ここは間を取って山寺宏一な
125俺も妄想で:2005/09/24(土) 02:13:48 ID:???
オリジナル敵関係・キャスト

愛国者関係
シュルツ准将・・・山地和弘

魔法界関係
龍宮パパ・・・石塚 運昇

秘密結社『バタフライ』
ボス・・・宮本充
ジョン・・・ 林延年
男爵・・・森川智之
ケン・・・保志総一郎

???・・・朴ろ美
大男・・・乃村 健次(+鉄仮面から反響するような声質)
↑早くこの二人の名前つけてやろうよw
126マロン名無しさん:2005/09/24(土) 02:17:18 ID:G3g4IK2P
>>125
バタフライメンバーがBL臭すぎるんですが
127125:2005/09/24(土) 02:28:42 ID:???
>>126
気のせいだw
これでも悩んだんだぞぅw


さてそれじゃあ、次はテーマ曲か?w
128学園内某所にある倉庫:2005/09/24(土) 19:50:51 ID:???
薄明かりの下にジョンとケンと男爵がいる

ジョン「いつも思ってんだけどよぉ・・・この『バタフライ』って組織の名前ダサくねぇかぁ?」
ケン「そうかなあ?まあ僕はどっちでもいいけどね!」
男爵「お前は何でもこだわるんだな。ところであの2人はどうした?」
ジョン「ババァとデカぶつならそのうち来るんじゃねぇの?」
???「だれがババァですって?」

30前半ほどの美女と黒いマントを羽織り鉄仮面をした大男がすっと現れる

男爵「団体行動は守ってくれなミス・ジュリア・・・」
ジュリア「私はあなたたちの組織に入ってるわけじゃないんだからそこのところ気をつけてほしいわ。」
ジョン「ババァなんてこっちから願い下げだぜ!!」
ケン「ジュリアはまだババァって歳じゃないと思うけど?」
ジョン「お前は知らねぇのか?こいつは魔法で若く見せてるが本当は80をとっくに越したババァなんだぜ?」
ジュリア「お黙り!全くあなたはあなたの父と違って口だけは達者なのね?
     また蛇の仲間を殺れなかったんでしょ?私の可愛いこの子なら一瞬で殺れるわよ。」

大男の鉄仮面に触れ撫でる

ジュリア「でも私が欲しいのはあのスパーダの息子・・・」
男爵「それが我々に手を貸す条件だな」
ジュリア「ええ・・・・そしてもう一つ・・・・あの女への復讐よ(そう・・・・・憎き『闇の福音』・・・・・・)」
129ちなみにその頃の運動部四人組:2005/09/24(土) 23:36:06 ID:???

祐奈「ねねねね!どーよどーよ!これ!」
まき絵「わぁ〜、可愛いねそれ〜♪」
アキラ「でも・・・少し派手過ぎると思うけど・・・。先生達を学園都市に案内するだけでしょ?」
まき絵「わかってないなぁ〜。明日はデートだよ!あのカッコいい先生達を連れてデート!
     ・・・はぁ〜、私もネギ君とデートしたいなぁ〜・・・。」
アキラ「そうなんだ・・・。」
祐奈「ふっふっふ・・・そう、案内するなんて口実だにゃ・・・。ようは先生に自分をアピールすればいいのにゃ!」
亜子「・・・・・・・・・う〜ん・・・・・・あ〜、あかん〜〜・・・」
まき絵「亜子〜、まだ決まらないの?」
亜子「うぅ・・・せやかて、先生に学校を案内するっていう口実で出掛けるんやもん・・・。
    派手すぎるのはアカンし・・・せやかて地味すぎるのも・・・。
    それに・・・アメリカの男の人の好みとか・・・ようわからへんもん・・・。」
まき絵「あんまり無理する必要ないとおもうよ?洋服より亜子がどれだけ魅力が大事だと思うし・・・」
祐奈「お!珍しくまき絵がいい事言った!」
まき絵「珍しいとか言うな!・・・・・・だからさ、亜子。無理しないで決めたほうがいいよ?」
亜子「うん・・・そやね・・・。ほな、ウチこれに決めたわ♪」


祐奈「それじゃあ、明日の準備はバッチリだね!気合入れて頑張るよ、亜子!」
亜子「うん♪がんばるわ♪」
アキラ「二人とも頑張ってね・・・。」
まき絵「がんばれ〜♪」
130マロン名無しさん:2005/09/25(日) 01:39:05 ID:???
>>125
言っておくが、「神奈延年」だぞ
131マロン名無しさん:2005/09/25(日) 01:51:09 ID:???
>>127
そうだなあ・・・
ハッピーマテリアル MGS Ver.(大塚明夫・堀内賢雄・田中秀幸・青野武・井上喜久子)
とかは?
132マロン名無しさん:2005/09/25(日) 07:40:09 ID:???
茶々丸「全弾摘出完了しました。」
雷電「・・・。」
茶々丸「雷電さん?」
雷電「だ、大丈夫だ。これくらい、慣れてる。慣れてるんだ。」
茶々丸「だんだん説得力がなくなってきてますよ。」

茶々丸、このかを呼びに行く。

雷電「慣れてる・・・んだ。」
133マロン名無しさん:2005/09/25(日) 08:35:18 ID:???
>>131
ちょwwダンテは??
134マロン名無しさん:2005/09/25(日) 16:41:50 ID:???
>>133
だから、ダンテ(堀内賢雄)も入るんだよ
135マロン名無しさん:2005/09/26(月) 20:00:13 ID:???
EDか挿入歌は教えて欲しいぞぉ師匠オリジナルヴァージョン(松岡由貴、佐藤利奈、神田朱未、小林ゆう)

後活躍してるの数人
むしろMSGとコラボか?w
136マロン名無しさん:2005/09/26(月) 21:19:47 ID:???
なら松岡由貴、佐藤利奈、神田朱未、小林ゆうで『Snake Eater』を歌うのはどうだ?ww
和田アキ子が歌った日本語版なら歌えるし!w
137マロン名無しさん:2005/09/26(月) 21:48:05 ID:???
>>136
それイイ(・∀・)!!
MGS側=ハッピーマテリアル、ネギま側=Snake Eater
なんて、マジでヤバいwww
138目覚めの朝:2005/09/26(月) 23:13:47 ID:???
ネギ「う・・・うぅん・・・。」
カモ「アニキーっ!もう起きなって!朝だぜ!」
ネギ「うぅん・・・朝・・・?」
カモ「早く起きなって!姉さん達みんな待ってるぜ!」
ネギ「え?・・・みんな・・・?」

ネギ、ゆっくりと身体を起こしベッドから出る
そして部屋を出て、広間に行くと・・・。

雷電「あーっ!?お前、俺のベーコンを!」
ダンテ「あ?知らねぇなぁ〜?どっか落っことしたんじゃねーの?」
雷電「お前・・・!返せーっ!」
エヴァ「やかましい!貴様ら!」
夕映「元気ですね・・・昨日あれだけ動いたのに・・・。」
刹那「そうですね。でも、あれだけ元気だから強いという気も・・・。」
木乃香「はい、せっちゃん♪あ〜ん♪」
刹那「お、お嬢様!そ、それは・・・。・・・・・・す、スキッド!どうだ!?茶々丸さんの作った朝食はおいしいだろ!?(話を逸らす)」
スキッド「あぁ・・・。そうだな。」
明日菜「ところで、アイツまだ起きてこないの?」
チャチャゼロ「サッキ、カモガボウズ呼ビニ行ッタハズダゼ?」
茶々丸「・・・あ、ネギ先生・・・。」
エヴァ「む、ぼーやか。・・・・・・フン!」
雷電「あああああ!!お前俺のタマゴまで!」
ダンテ「知らねぇなぁ〜♪」
エヴァ「ええぃ、やかましい!!」

スネーク「ネギ」
ネギ「・・・!」
明日菜「・・・おはよ♪」
ネギ「・・・はい、おはようございます♪」

―雷電、潜入四日目 8:25
139マロン名無しさん:2005/09/26(月) 23:26:54 ID:???
クリス「糞ッ・・・ 俺の出番はないのかッ・・・!」
140マロン名無しさん:2005/09/26(月) 23:27:54 ID:???
>>139

ちょwww
アンタ誰だっけ?wwww
141マロン名無しさん:2005/09/27(火) 00:11:44 ID:???
ネギ「・・・あのスネークさん・・・」
スネーク「聞きたいこともあるだろうがまずはメシを食ってからだ。」(パンの入った袋を差し出す)
ネギ「あ、どうもありがとうございます。えっとそちらの3人は・・・?確か雷電さんでしたっけ?あとどこかで見た気が・・・」
雷電「ああ、詳しい自己紹介とかはしてなかったな。俺は雷電だ。スネークを助けにここへ来たんだ。
   今は成り行きでこの子達の数学の教師をしているんだけどね。」
ダンテ「オレはダンテだ。まぁ便利屋をやってる。今はお前の変わりにこいつらの英語の教師をしてるんだが・・・
    なんなんだあの生徒達は?人のはなし聞かねぇし、授業にも出ねぇし、
    しまいにゃ授業乗っ取って手紙書くわ写真撮るわだぜ!一体どんな教育してたんだ?」
明日菜「・・・・・・あははははは・・・・・・・」(苦笑)
ネギ「え、えっと・・・あの・・・スイマセン!!そちらの方は?」
スキッド「オレは・・・・敵さ・・・・どっかで見たことがあるのは確かだよ」
ネギ「えっ!?」
スネーク「まあいいからメシを食え」

雷電とダンテのやり取りを交えた談笑などをして朝食終了
そしてネギの寝ていた間のことを全部話す

スキッド「これで俺が敵って事が分かったか?」
ネギ「いえ・・・スキッドさんはもう敵じゃありませんよ!それより仲間を殺そうとするなんて・・・ひどすぎます・・・」
スキッド「甘いんだな・・・・」
ネギ「・・・・あと・・・・龍宮さんのことは本当なんですか・・・・?」
スネーク「・・・・・ああ・・・・・・」
142マロン名無しさん:2005/09/27(火) 02:36:33 ID:???
ネギ「・・・龍宮さん・・・いったいなぜ?」
スネーク「・・・彼女は俺と雷電の事を敵だと言っていたが・・・」
スキッド「・・・四人目・・・」
雷電「なんだ?スキッド?」
スキッド「俺達は『四人目の蛇』つまりあいつの親父を、この学園の平和を盾におまえらを殺すように仕向けた・・・。」
スネーク「・・・なるほどな。」
ダンテ「ケッ、軟弱なヤローだ。」
スキッド「・・・娘のことは俺は知らんが、おそらくは同じことをしたんだろう・・・」
雷電「おのれ、卑劣なマネを・・・。」
ネギ「ぼ、ぼく龍宮さんを探して来ます!」(席を立とうとする。)
スネーク「待て!どこかにアテはあるのか?」
ネギ「いえ・・・でも・・・」
スネーク「落ち着くんだネギ。今はまだ奴らの情報が少ない。」
エヴァ「・・・自分をコントロールできなくては一人前にはなれんぞ。」
ネギ「・・・はい。」
143マロン名無しさん:2005/09/27(火) 21:00:08 ID:???0
>>140
バイオハザード
144マロン名無しさん:2005/09/28(水) 00:43:01 ID:???
スネーク「・・・ちょっとまて。」
スキッド「どうかしたのか?」
スネーク「お前等はあの『四人目』とか言う奴を脅していたんだな。」
スキッド「ああ、そういうことになるな。」
スネーク「なら、あいつ自身はどこにいたんだ?」
雷電「・・・そうだ。わざわざ娘に頼む必要はないか。」
スネーク「『四人目』が俺等の・・・いや、ビックボスの遺伝子を引き継いでいるのなら奴は来るはずだ。」
スキッド「知らんな。過小評価されたんじゃないか?」
スネーク「俺がもし奴の立場ならそんな不確定なことはしない。あいては自分と同等かもしくはそれ以上のあいてだからな。」
スキッド「・・・。」
雷電「じゃあ、龍宮はなんであいつらの味方をする?父親が関係するじゃないのか?」
スネーク「・・・娘は奴等のヘリに乗った。それは事実だ。今のところは『敵』と判断していいだろう。」
ネギ「そんな!そんなはずはありません!」
雷電「龍宮を・・・見つけて話を聞こう。あいつはあいつなりの理由があるはずだ。」
ダンテ「ヘリは飛べずにまだあいつ等の一部はここらに潜伏中だからな。その前に大きな仕事があるぞ。雷電先生。」
雷電「なんだ、あらたまって?」

ダンテ「お前に好意を寄せている生徒が誘ってくれた学園案内兼デートを断ることだよ。」
145疑惑の父娘:2005/09/28(水) 01:17:24 ID:???
雷電「・・・デートじゃない。ただ、学園を案内してくれるだけだ。
    ・・・しかし、そんな子の誘いを断るのか・・・。気が引けるな・・・。」
スネーク「いいから、お前は今日、その子の誘いを断るんだ。俺達に今そんな事をしているヒマなんてないんだからな」
雷電「わかってる。・・・・・・・・・。」
   (そうだな・・・今は龍宮真名・・・『四人目の娘』の事が大事だ・・・。彼女を探さなくては・・・。
    ん?待てよ?おかしくないか?そもそも『四人目』の『娘』って・・・?)
   「・・・・・・スネーク、おかしくないか?そもそも・・・。」
スネーク「・・・どういうことだ?」
雷電「スネーク・・・そもそも『四人目の娘』って誰だ?」
ダンテ「・・・はぁ?アホかお前。龍宮真名に決まってるだろ?」
雷電「違う!それは『龍宮神主の娘』だ!『四人目の蛇』の『娘』は・・・・・・・・・・・・」
ダンテ「?」
雷電「ビッグボスのクローン、『蛇(スネーク)』。その『蛇』に、『子供』なんて『出来ない』んだ。」
ダンテ「・・・は、はぁ!?おいおいおい!意味わかんねーぞ!?」
スネーク「・・・・・・お前の言いたいこと、良く分かった。」
ネギ「あの・・・どういう事ですか?さっきから何を・・・?」

スネーク「俺はクローン人間だ。20世紀最強の兵士と言われた男・『ビッグボス』のな。
      俺達は、遺伝子によって作られた人間だ。・・・だが、俺達の遺伝子には意図的な欠陥がある。
      俺達は・・・後世にその存在を残すことが出来ない・・・。生命の存在、『命のバトン』をな・・・。
      ・・・・・・子を為す事が出来んのだ。俺は、自分の子供の顔さえ見れないんだ・・・。」
ネギ「・・・・・・・・・スネーク・・・さん・・・。」
雷電「・・・・・・・・・・・・そう、本来はスネーク達は子供を作ることが出来ない。しかし、龍宮真名は存在する。
    そして、俺達はその父親を『四人目のスネーク』として認識している・・・。しかし、それはあり得ないんだ。
    『四人目』に子供が居るなんていう事実はあり得ない。だから、二つの可能性がある・・・。」
    龍宮真名は、『四人目』の本当の子供ではない。そして・・・。」
スネーク「『四人目』は『スネーク』ではない・・・。」
146マロン名無しさん:2005/09/28(水) 20:22:13 ID:???
   (カランコロン♪)

茶々丸「はい」
エヴァ「ん、誰だ?」


茶々丸「朝倉さん、ようこそいらっしゃいました。」
朝倉「おはよっす。」
エヴァ「何しに来た。」
朝倉「ちょっと様子見に… やはりここだったか。」
明日菜「どうしてここが解かったのよ。」
朝倉「いつものメンバーがまとめて寮にいないってことは、おそらくここかなと。
   お、ダンテ先生に雷電先生も。それと下着泥棒さんだっけ。」
スネーク「…スネークだ。」

朝倉「そうそう、スネークさん。昨日、そこらじゅうの掲示板にこんなものが貼られていたよ。
   無許可だから全部剥がしておいたけど、一体何のつもりだろうね。
   報道部総出で撤去作業に借り出されて、迷惑極まりないったらありゃしない。」
スネーク「ん、何だ?
   この顔見たら110番…… これ、俺じゃないか。いつの間に?」
147マロン名無しさん:2005/09/28(水) 20:46:37 ID:???
朝倉「で、ダンテ先生に雷電先生。今日デートなんだって?」
ダンテ「まあな。」
雷電「そのことなんだが、実は断ろうと思っているんだ。
   でもなかなか切り出せなくて…」
朝倉「せっかくのデートをドタキャン! 極悪非道だねー
   和泉の咽び泣く姿が目に浮かぶよ。」
雷電「ぁ… ぃゃ… ぁの… 任務が…」
朝倉「冗談、冗談。
   キャンセルの口実が欲しいんだよね。
   それなら、頃合いをみて放送入れてあげるよ。
   学園長から緊急の呼び出しってことで、どう?」
雷電「…すまない、恩に着る。」
朝倉「ダンテ先生はいいの?」
ダンテ「俺は任務なんか関係ないからな。
    今日一日、羽を伸ばさせてもらう。」
148マロン名無しさん:2005/09/29(木) 00:02:38 ID:???
スネークや雷電、ダンテなんかが女の子を好きになる話キボン
149マロン名無しさん:2005/09/29(木) 00:56:15 ID:???
だが断る
150デート編は潰れない!:2005/09/29(木) 18:44:36 ID:???
―午前9:55・麻帆等学園中央駅

雷電「う〜ん・・・カズミが用意したこの服、・・・ちょっと俺の趣味じゃないぞ・・・?
    ・・・ヘソが見えるぐらい裾の短い黒Tシャツと黒の皮パン・・・。
    日本の中学生はこういうのがシュミなのか・・・?」
ダンテ「いやいや、似合ってるぜwwwwww」
雷電「・・・・・・・・・。しかし、カズミがわざわざキャンセルの口実作ってくれるんだ。
    俺達が直接断りに行くことないだろ?」
ダンテ「あ?俺は断らないぜ?」
雷電「は・・・?」
ダンテ「俺はアイツらと遊ぶぜ♪まぁ、学園なんて狭いこと言わずに、外でぱーっとな♪」
雷電「・・・勝手にしてくれ。」

祐奈「あ♪先生たちだ!おはようございまーす♪」
ダンテ「よう!・・・って、強引に誘っておいてお前はw」
雷電「やぁ。」
亜子「お、おおおおおおはようございます!」
   (ああああ、あかん!雷電先生綺麗な顔しとる!なんで!?もう怪我治ったん!?カッコ良すぎて顔みれへん!!)
祐奈(うわぁ・・・わかりやすっ!)
雷電(・・・よし、アコには悪いが断らないとな。
   「アコ、実は・・・」
ダンテ「でさ、お前ら!今日はどこに行くんだ!?学園の中だけじゃなくてよ、外の都市も案内してくれって♪」
祐奈「お♪先生わかってる〜♪そんじゃあ電車乗って、都市中央まで行きますか♪」
雷電「あ、いやその・・・」
ダンテ「おうし!そんじゃ行こうぜ♪雷電先生♪ニヤニヤ♪」
雷電(こ、こいつ!!謀ったな!?)
亜子「ら、雷電先生・・・。きょ、今日はよろしくお願いします・・・。」←緊張のあまり標準語
雷電「あ、こちらこそ・・・。あはは・・・」
   (スネークに殺される・・・。)
151マロン名無しさん:2005/09/30(金) 15:34:10 ID:???
定期age
152マロン名無しさん:2005/09/30(金) 22:18:34 ID:???
アニメ版の作画は、あまり直ってなかった(作画期待で買ってしまった)

スネーク「俺は、負け犬だぁ!」
153スネークの調査:2005/09/30(金) 23:48:46 ID:???
―某時刻・学園某所

スネーク「二つの可能性・・・か。」

―2時間前・エヴァンジェリン邸

雷電「・・・龍宮親子が本当の親子かどうか・・・。
    また、本当に龍宮神主は『四人目の蛇』かどうか・・・。調べる必要があるな・・・。
    この学園でDNA鑑定を出来るところがあればいいんだけどな・・・。」
スネーク「・・・だが、どうやって奴らのDNAを手に入れるんだ?」
雷電「・・・彼らと俺達は敵対してる。そう簡単に手に入れられるはずないよな・・・。」
ダンテ「いっそ、実家に行ってヘソの緒でも貰ってくるか?」
スネーク「・・・・・・・・・・・・。」




スネーク「二つの可能性・・・か。」

―午前9:58・龍宮神社前
154お約束の展開:2005/09/30(金) 23:55:41 ID:???
――>>150と同時刻、駅前広場

四人の様子を後ろから隠れて見ている運動部二人
まき絵「あ〜、なんかドキドキしてきたよ〜♪ふたりとも大丈夫かな〜♪」
アキラ「いや、まき絵、あんたぜんぜん心配してないじゃん。むしろ楽しんでる。」
まき絵「エヘへ、バレたか。」
柿崎「・・・でも、ゆーなはともかく、亜子はちゃんと先生と話せるかなー?」
まき絵「大丈夫だって!昨日の夜みっちり特訓したんだから。」
アキラ「そうそう・・・・・・っていうか、なんでチア組がここにいるの?」
桜子「なんでって?クラスメイトの恋の応援に決まってるじゃん!」
釘宮「そういうこと。応援は多いにこしたことはないでしょ。」
まき絵「そうだよ!がんばろうみんな!・・・おー!」
チア3人「オー!!」

アキラ「う〜ん、とっても不安だよこれは・・・。」
155実は黒幕の女:2005/10/01(土) 00:56:43 ID:???
柿崎「・・・それにしても、ダンテ先生は私服もアレなんだ・・・。」
まき絵「こ、個性的だよね・・・。雷電先生は今日はいつもと違うかんじだね。」
アキラ「昨日はボロボロだったしね。なんだったんだろう?」
桜子「・・・実は雷電先生は某国のスパイというウワサだよ♪」
まき絵「え〜、ホントー!?」
柿崎「いやいや、どうせいつもの『桜子のウワサ』だから。」
釘宮「あ、電車乗るみたいだよ。」
アキラ「よし、私たちも行くよ。」


和美「ふふふ、チア達もちゃんと来たみたいだね。情報を流した甲斐があったよ。
   雷電先生には悪いけど、こんなおもしろそうなスクープほっとけないもんね。おもしろくしてよね♪」
156龍宮神社にて:2005/10/01(土) 23:52:10 ID:???
龍宮神社の中の売店へ向かうスネーク(ジーパンに革ジャンで懐に麻酔銃)

スネーク「すまないが、神主の家はどこだか教えてもらえるか?」
売り子「!?・・・あなた・・・・・いえ・・・・・あなたが『狐』の『蛇』ね・・・」
スネーク「俺を知ってるのか!?」
売り子「いえ、私が知ってるのはもう一人のあなた・・・」
スネーク「『四人目』の知り合いか!?教えろ!ヤツはどこだ!」
売り子「そんなに怒鳴らないで。参拝客が驚いてるじゃない。それと私はあの人の知り合いでなくてあの人の妻よ。
    あの人がどこにいるかなんて私にも分からないわ。夕べから体内通信もできないの。完全に外部から自分を遮断したわけ。
    あの子も帰ってこないし・・・・あなたたちのせいで一家が離散よ?どう責任とってくれる気かしら?」
スネーク「そんなこと俺に言うな!俺たちだってアイツとあの娘に殺されかけたんだぞ!」
妻「だから怒鳴らないで!それとその懐の物騒なものもはずして。私も戦場に生きた女なんだからなめないでよね。
  ・・・・そう・・・・あの子も向こう側についたのね・・・・親が親なら娘も娘ね・・・・」
スネーク「あの娘は本当に『四人目』の娘なのか?俺たちビッグ・ボスのクローンは子をなすことができないはずだ・・・」
妻「そうね・・・・確かにあの子は私たちの子ではないわ・・・・それ以上はあなたは知らなくていい・・・
  でも例え血の繋がりはなくても、親子の・・・家族の絆はちゃんとあるの!でもこれからの流れによってはその絆が・・・・・
  お願い!早くこの学園から立ち去って!私はあの人もあの子も失いたくないの!だからお願い・・・・」
スネーク「・・・・残念だがそれはできない・・・・俺はまだやるべきことがあるんだ・・・・すまない・・・・」

人ごみを避けるようにスネークが消えてゆく

妻「(蛇は一匹でいい、ビッグボスは一人で十分だ・・・・きっとどちらかが消えることになるのね・・・・)」
157核心は姿を見せず・・・:2005/10/02(日) 02:25:44 ID:???
スネーク(龍宮真名と『四人目』に血の繋がりはない、か。・・・・・・クソ!
      とりあえず、雷電にこの事を伝えよう・・・。)

―○○線、電車内
雷電(・・・っ!スネークか・・・。・・・説明しずらいな・・・。)
亜子「あの・・・どうないかしたんですか?」
雷電「いや、なんでもないよ。・・・・・・ごめん、電話みたいだ。」(何も持ってない手を耳元へ持っていき、電話を取るフリをする)

―――『CALL』―――   
雷電「・・・・・・・こちら、雷電。」
スネーク「雷電か?今どこにいる?」
雷電「あ・・・いやその・・・。・・・・・・電車の中だ。これから、生徒達と一緒に学園都市を案内してもらう予定だ・・・。
    すまない、断れなかった・・・。」
スネーク「馬鹿者!!!!!!」
雷電「〜〜〜〜〜〜っ!!??」(耳の中が耳鳴りになるぐらい響く)
   「ば、バカ!大きな声を出すな!鼓膜が破けるだろ!」
スネーク「・・・・・・もういい!お前には任せておけん!」
雷電「ちょ、ちょっと待ってくれスネーク!・・・スネークは今何をしているんだ?」
スネーク「・・・俺は今、龍宮神社にいる。さっき、奴の家内に会ってきた。
      ・・・彼女は言ったよ。『あの娘は私たちの子ではない』・・・とな。奴は・・・本当に『四人目』だ。」
雷電「・・・らしくないじゃないか。スネーク、その女性がなんて言ったのかは知らないが、彼女の言葉だけで本当に信じたのか?」
スネーク「・・・・・・・・・。」
雷電「・・・スネーク。」
スネーク「・・・・・・わからん。」
雷電「・・・・・・。」
スネーク「とにかく、俺はもう少し調べる。・・・データの面でも、調べておかなければならないからな。」
雷電「DNA検査か。・・・・・・あの二人の血液データを手に入れられればいいんだけどな・・・。」
スネーク「ひとつ、心当たりがある。あそこに行ってみよう。かなり遠いが、な。」
雷電「・・・わかった。俺も出来るだけ早く戻る。また後で連絡する。」
―――『CALL切り』―――

158歌の祭典へ!(?):2005/10/03(月) 00:24:59 ID:???
―午前10:18・学園都市某所

祐奈「まず最初にご案内する場所は・・・ここ!カラオケ『マジック・スター』!」
雷電「・・・・・・・・・・・・。」
ダンテ「へぇ、日本じゃこういう場所で歌うのか・・・。シャレてんな。」
祐奈「ささ、二人とも♪めいいっぱい歌っちゃおうよ♪」
亜子「雷電先生の歌、楽しみや・・・♪」
雷電「あ、アコ・・・。」

雷電達、カラオケへ

桜子「う〜〜〜〜・・・・・・」
釘宮「まずいよ、美沙。桜子の『カラオケで行きたい病』が発生しそうだよ。」
柿崎「・・・・・・ごめん、円!私も我慢できない!」ダッ!(雷電達が入った後に、桜子と共に突撃)
釘宮「あ、ちょ、ちょっと美沙!?」
まき絵「私も行っちゃおう〜♪」
アキラ「まき絵!?」(まき絵、同じく突撃)
釘宮&アキラ「・・・・・・・・・」
朝倉「二人も、行ったほうがいいんじゃない?」
釘宮「っ!?あ、朝倉!?まさか、私達と同じ・・・?」
朝倉「そりゃ、情報元があたしなんだから、当然でしょ♪こんな面白いことなかなかないもんね♪
    ささ♪二人も一緒に行くよ♪」(朝倉に腕を組まれ、三人カラオケへ)
159飛び散る火花:2005/10/03(月) 01:31:10 ID:???
―カラオケBOX

亜子&祐奈「・・・はっぴー、れーでぃーごぉー♪」
ダンテ「ヒュー♪いいぜお前ら〜♪」
祐奈「えへへ♪ありがと先生♪」
亜子「雷電先生!あの、どないでした・・・?」
雷電「うん、上手だよ。なかなか上手いよ。」
亜子「・・・えへへ♪」
祐奈「それじゃあ、今度は先生達の番だね♪」
ダンテ「よっし!じゃあ俺は『リンプ・ビズキット』・・・」
雷電「ちょ、ちょっと待て!それは俺が歌う!」
ダンテ「はぁ?お前が?ケッ!お前は『ロブ・ゾンビ』でも歌ってろよ、『金髪ゾンビ』♪」
雷電「っ!?」
ダンテ、マイクを持つ
ダンテ「 ttp://www.free-mp3s.net/mp3/Limp_Bizkit_Rollin.mp3 」
ダンテ、歌いながら雷電に中指を突き出す
雷電「っ!!」
   (こ、コイツ!!!!!!)
祐奈「ダンテ先生〜♪」←(ノリノリ)
ダンテ、熱唱終了
ダンテ(ニヤニヤ♪)
雷電(ムカ!)
雷電、マイクを取る
雷電「 ttp://www.mytlsp.net/rap/Eminem_Sing_for_the_Moment.mp3 」
雷電、歌いながらダンテにお返しの中指『FUCK!』
ダンテ(ほぉ〜〜・・・)ムカ!
祐奈「雷電先生〜♪」←(のん気)
160マロン名無しさん:2005/10/03(月) 21:40:59 ID:???
それでもスキッドなら・・・
スキッドならきっと龍宮の代わりをしてくれる・・・・
161マロン名無しさん:2005/10/03(月) 21:53:07 ID:???
>160
その手があったか!
162マロン名無しさん:2005/10/04(火) 12:28:48 ID:???
>>160-161
意味わからん
163マロン名無しさん:2005/10/04(火) 17:20:48 ID:???
ダンテは剣と銃でしか戦わないの?篭手も入れろよ
164マロン名無しさん:2005/10/04(火) 18:02:48 ID:???
>>163
正直なところイフリートよりもべオウルフの方がかっこいいと思った
165マロン名無しさん:2005/10/04(火) 18:26:12 ID:???
俺の場合は使いやすさで言うとイフリート>べオウルフだ
166マロン名無しさん:2005/10/04(火) 18:36:40 ID:???
3はアグニ&ルドラ使ってたな
ネヴァンの使い所が良く分からんかった
167マロン名無しさん:2005/10/04(火) 22:33:40 ID:???
>>166
回復力アップ
空を飛べる
手からビーム
168大佐:2005/10/04(火) 23:22:48 ID:???
よくやったぞスネーク、任務完了だ!


336 名前:164 ◆RVGTMBBwgE [sage] 投稿日:2005/10/04(火) 23:04:36 ID:P2L0/Bwx
速報

有効コードがある票の順位
1位 70票 宮崎のどか@魔法先生ネギま!
2位 68票 一条さん@ぱにぽに
3位 54票 早坂みうら@よつばと!
169全てをまとめる力は・・・:2005/10/05(水) 01:53:59 ID:???
雷電&ダンテ「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」バチバチバチ(視線の火花が飛び散る)
亜子「祐奈、先生達険悪や〜。どないしょ・・・?」
祐奈「う〜ん・・・仲良くできればいいんだけどねぇ〜・・・。
    あ、そうだ!ちょっと待っててね・・・。フロントに・・・ピッ!っと・・・
    『もしも〜し、すみませ〜ん・・・。』」

〜〜〜数分後〜〜〜

ダンテ「Hey!」
雷電「Hey!」
ダンテ&雷電「Hey!Hey!Hey!マッチョ!マッチョメ〜ン♪・・・♪」←(酒の力で仲良く歌う二人。二人とも顔真っ赤)

亜子「・・・祐奈、これでええの?」
祐奈「だ〜いじょうぶだって♪先生たち大人なんだし♪」
亜子「いくらなんでもお酒はアカンと思うよ・・・。」

テーブルの上にはビールの空き缶が山積になっている
二人が酒の飲み比べで張り合った後である

ダンテ「Hey!」
雷電「Hey!」
ダンテ&雷電&祐奈「Hey!Hey!Hey!」
亜子「・・・あはは。まぁ、ええか♪二人とも仲良うなったみたいやしな♪」

朝倉「ふむふむ、『噂の美形先生、カラオケで泥酔』っと。スクープゲッツ♪」(扉の隙間からカメラをのぞかせる朝倉)
170マロン名無しさん:2005/10/05(水) 04:50:33 ID:???
>>166
癖はあるが使いこなすと相当強力な武器の筈
>>163
次第に職人様方々が入れてくれる筈 そうせかさない方がよいかと
>>165
ジャンプキャンセルやスタイルもあるので私的にはベオウルフ

スレに全く関係のない返答すまん
171学園長室の届け物:2005/10/05(水) 22:24:39 ID:???
―麻帆良学園・学園長室

コンコン!

学園長「む?誰かな?」
夕映「中等部3-Aの綾瀬夕映です。」
のどか「ちゅ、中等部の3-Aの宮崎のどかです。」
学園長「おお、君たちか!入りなさい。」
夕映「失礼しますです・・・」

のどかと夕映、学園長室に入る。
お互いのその手に、ダンボール(埼玉産ネギ)を重そうに抱えて。

学園長「なにかな?そのダンボールは・・・」
のどか「あ、あの・・・・・これは・・・」
夕映「お、お届けもの・・・です・・・。」

ドン!と学園長の机の上に置く。

学園長「・・・・・・?どれどれ・・・?」ゴソゴソ(ダンボールの蓋を開ける学園長)
    「・・・・・・!こ、これは・・・ネギ君!!」
ネギ「・・・・・・あ、学園長先生!」(ネギ、ダンボールの中に丸くなって入っている)
カモ「ぷっはーっ!やー、狭かったぜぇ!」
学園長「これは・・・どういう事かね?」
夕映「はい・・・。実はネギ先生を他の方に見られないようにここまでお連れする為に考えた苦肉の策でして・・・」
のどか「ネギせんせー、身体いたくないですか?」
ネギ「あ、はい。大丈夫です・・・よいしょ・・・。」(のどかと夕映にひっぱり出されるネギ)
172容疑者・出席番号29号:2005/10/06(木) 00:11:57 ID:???
ネギ・明日菜・木乃香の部屋

明日菜「じゃあ、説明してもらおうかしら?なんであんたがここにいるの?」
木乃香「まあまあ、アスナ。仕方ないやん。」
明日菜「『仕方ない』じゃすまないわよ。勝手に部屋に入ってたのよ?」
木乃香「けどな、ほら、本人も反省しとるし、悪気があったわけでもなんやし。」
明日菜「それは・・・そうだけど・・・(けど、ネギの荷物とか調べられたら危ないんじゃない?)」
木乃香「(・・・それもそうやねぇ)」
明日菜「はぁ。とりあえず許してはあげるからなんで部屋に居たのか説明してよ。」

いいんちょ「・・・・・・」

173魔法先生は決意する:2005/10/06(木) 00:35:50 ID:???
学園長「・・・そうか、昨日無事に戻ってこれたのかね。安心したぞぃ。」
ネギ「はい・・・。あの・・・その・・・ご迷惑おかけして、すみませんでした!」(ネギ、深ぶかと頭をさげる)
カモ「それでよ、学園長先生!俺とネギのアニキに教えてほしいわけでさ!」
学園長「・・・?何をかね?」
ネギ「・・・『敵』がなぜこの学園で、こんな事をしているのか・・・。学園長先生は・・・何かを知っているんじゃないかと思って・・・。」
学園長「ワシが・・・かね?」
カモ「そりゃ、オイラ達には皆目検討もつかねぇんですぜ!?何であんな連中が、わざわざこの学校に!
    確かにクセモノ揃いの学校だぜ?でもそれだけで、あんな事するワケがないんすよ!」
学園長「・・・・・・・・・。」
ネギ「あの・・・教えてください。もう・・・僕は何も知らないのに、みんなが傷つくの・・・イヤなんです!
    スネークさんは・・・・・・僕達のせいであんな大変な目に遭ってるのに・・・僕だけ・・・。そんなのイヤなんです!
    教えてください、学園長先生!何か知ってるなら、教えてください!」
学園長「・・・君には・・・言っておくべきかもしれんな・・・。だが、一つ忠告しておくよ?
     今回のこの騒動。修学旅行で起こった事と同等、いやそれ以上の危険が起こりえるかもしれん。
     この学園だけでなく、学園都市全体を巻き込む危険がな・・・。
     ・・・今回は、それ程危険な事態なのじゃ。・・・それでも君は・・・。」
ネギ「僕が・・・!僕がこの学園を守ります!・・・修行中の僕じゃ・・・足手まといにしかならないかもしれないけど・・・。
    でも、こんな大変な事がおきてるのに、じっとしていられません!僕は、生徒のみなさんを守りたいんです!」
学園長「・・・・・・決意は固いようじゃな。よかろう・・・・・・話そう。

     奴らの目的・・・ワシはそれを推測できる。・・・『武器』じゃ。『シュルツの武器』。」
ネギ「昨日、スネークさん達も言っていた『武器』・・・一体なんなんですか?」
学園長「大昔、魔法界で起きた戦争でシュルツの祖父が作った武器じゃ。
     その効果・威力は凄まじい。
     そして奴は、大戦後にこの麻帆良でその武器の研究開発を行っていた。
     ・・・・・・おそらく、奴らはその武器をこの現代に復活させようとしているのじゃろう・・・。」
174ザジ×ちうと悪雷コンビ:2005/10/06(木) 01:31:09 ID:???
千雨「ったく、昨日は引っ付いて寝やがって・・・。お陰で肩とか首とか痛いっつーの。」
ザジ「・・・・・・。(ピト)」
千雨「な、何かな、ザジちゃんー?くっ付いても何も出ませんヨー?」(棒読みだが、内心焦りw)
ザジ「・・・・・・。」
千雨「え?『ダンテ先生、無事かな?』って?・・・・・・大丈夫だろ。お前が心配する事ねーって。
    ・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・・・・な?」(千雨、指を遠くの方へ指す)
ザジ「・・・・・・!」

ダンテ「ハッ!お前なかなかやるじゃねぇか!ただの金髪じゃなかったか!」
雷電「うるさい。その、『金髪ゾンビ』はやめろって。」
ダンテ「不死身のお前に敬意を表してやってんだろ?感謝しろって♪
     ・・・・・・お?おおおお!お前ら!無事か!元気か!」
千雨「な、なんなんですか・・・?」
雷電「・・・あー、君は確か3-Aの・・・えーっと・・・なんて読むんだっけ?」
千雨「『ちう』・・・じゃなかった・・・『ちさめ』です。・・・・・・もしかして先生たち、飲んでますね?」
ダンテ「飲んでねぇって♪なんな数飲んだ内に入らないよな!?」
雷電「悪いな、チサメ。こいつビール二桁空けて、酔っ払ってるんだ。なーっ!?」←コイツも酔ってる
千雨「ほら、ピエロ。さっさと行くぞ。こんな奴ら相手にしてたら日が暮れる。」
ダンテ「ちょぉ〜〜〜〜っと待て!お前ら!」
千雨「なんですか・・・?私達これから買い物なんですけど・・・。」
ダンテ「・・・昨日は大丈夫だったか?無事に帰れたか?」
千雨「!あ、はい・・・。先生のおかげで・・・ピエロも無事に・・・。」
ダンテ「上等上等♪そんじゃな、お前ら〜♪」
千雨「・・・・・・なんなんだ。」
ザジ「・・・・・・・・・。」
千雨「『無事でよかった』?・・・そうだな。ようし、それじゃああたし達も行くか、ピエロ。」
ザジ「・・・・・・♪」

亜子「なぁ、祐奈・・・。今回のこのデート、失敗かもしれへん・・・(T_T)」
祐奈「あ、あははは・・・はは・・・。」
175ショタコンは残り香を求めて:2005/10/07(金) 01:23:57 ID:???
あやか「ネギ先生・・・・・・。」
明日菜「・・・は?」
あやか「明日菜さん!ネギ先生は・・・帰って・・・帰ってきますわよね!?」ガシ!
明日菜「ちょっ!?」
あやか「ですが・・・もし・・・もし・・・!一生お戻りになられないかもしれない!・・・そう思うと私・・・・・・。
     せめてネギ先生との思い出に、と形見の品を探していたんです〜〜〜〜!!!!
      申し訳ございません〜〜!アスナさん〜〜〜!!」(いいんちょ、号泣)
明日菜「・・・・・・(どうする、木乃香)」
木乃香「(逢わせたげたってもええと思うよ?)」
明日菜「(そうね・・・。このままじゃ、コイツ一生壊れたままだしね・・・。)
     わかったわよ、バカいいんちょ。
     ・・・・・・まぁ、アンタがネギの事心配してるのはわかるし・・・。」
あやか「ヒッグ・・・申し訳ありません・・・アスナさん・・・。」
明日菜「あぁ、もうわかったから!・・・いいんちょ、今日この後何か予定でもあんの?」
あやか「・・・グス。いいえ、何も・・・。ちづるさんと夏美さんは出掛けてしまってますし・・・。
     ・・・・・・私はネギ先生がおりませんので・・・何もする気力が・・・。」
明日菜「(重症ね・・・。)・・・それじゃあ、後でアンタの部屋に遊びに行ってあげるわよ。
     ・・・感謝しなさいよ?」
あやか「・・・・・・?はい、ありがとうございます・・・。グス・・・。」

いいんちょ、部屋を出て行く

木乃香「アスナは優しいなぁ♪」
明日菜「・・・あんな状態のいいんちょを放って置けないだけよ。危なっかしいったらありゃしないわ。
     ・・・・・・さてと、アイツもう学園長先生と話終わったかな?
     後でいいんちょの部屋に行くように言っとかなくちゃ。」(明日菜、パクティオーカードを出し額に当てる)
176協力者:2005/10/07(金) 02:57:34 ID:???
―麻帆良総合病院・血液管理センター・冷蔵保管庫

一人の女医が大きな冷蔵庫から血液の入った試験管を取り出し、クーラーボックスに収めていた。
女医は必要な数を収めると、ボックスを肩に担ぎ、保管庫を後にした。
保管庫を出、病院の外に出ると、緑の茂みの中にいる人物にクーラーボックスを手渡した。

スネーク「持ち出せたのか?」
スキッド「あぁ、完璧にな。・・・あの病院に勤めている女医の姿に変装した。当然本人は今日はいない。
      ・・・・・・これが、あの親子の血液だ。これを解析すれば、本当の親子かどうか・・・。
      そして本当に『四人目』かどうか・・・すべてわかる。」
スネーク「すまない。感謝する。」
スキッド「例は言うな。俺は借りは作らない性質でな。あの写真とあわせて、コレで借りはチャラにしてもらうぞ?」
スネーク「あぁ、わかってる。・・・・・・・・・しかし・・・。」
スキッド「?」
スネーク「・・・本当に女に化けるとは。いや、朝倉に化けたんだ。出来る事はわかっているが・・・しかし・・・。」
スキッド「前に言っただろう?ホルモンや筋肉すら自由にコントロールできるってな。
      ・・・・・・それに、もともと俺は女だ。」
スネーク「そうか・・・そうだったな。」
スキッド「下らない話を続けるんだったら、俺はもう帰るぞ?」
スネーク「待て、もう一つ頼みがある。」
スキッド「・・・なんだ?」
スネーク「・・・ヘリポートを調査してほしい。俺はこれを調べるから、手が足りん。手を貸してくれ。」
スキッド「・・・・・・わかった。」
スネーク「・・・・・・頼むぞ。」(スネーク、クーラーボックスを抱え歩き出す)
スキッド「スネーク!俺はまだ納得したわけじゃないぞ?・・・俺はまだ、お前を師匠の敵(かたき)だと思ってる。
      ・・・そんな俺を信用するのか?」
スネーク「・・・・・・その答えは、お前がよく知ってるはずだ。違うか?」
スキッド「・・・・・・・・・。」
177マロン名無しさん:2005/10/07(金) 17:21:16 ID:???
定期age
178マロン名無しさん:2005/10/07(金) 20:44:46 ID:???
ここの連中はマジで凄いな。
同人ゲームにでもしたら,と思うほどだ。
俺も暇になったら書いてみようかな。
低レベルかもしれないがな。皆凄すぎ。
179マロン名無しさん:2005/10/07(金) 22:20:01 ID:???
(葉加瀬、小型ミサイルのような何かを開発中)

超「何カネ? そのカワイイの」
葉加瀬「対メタルギア用の新兵器ですよ。それも、対物魔法障壁想定のね。
   障壁を貫いて且つヒットポイントに当てるとしたら、寧ろこのぐらいの小ささは必要ですー」
超「解かた、関節狙いカ。」
葉加瀬「その通りですー」
超「目のつけどころはいいのだガ、メタルギアはその程度じゃ破壊できないヨ。」
葉加瀬「まずは動きを止めることさえできればいいんですよ。それで第1フェーズ完了。
   続いて第2フェーズ、敵の兵器を無力化しちゃおう作戦。
   ただ、旧型の兵装想定だから実際に使えるかどうかは判りませんが。」
超「新型の詳細は私にも判らないネ。
   ただ一つ確かなことは、敵に本格的な魔法応用技術があるということネ。
   そしてその第2フェーズ、重要な切り札だと思うから、使う時が来るまで伏せておくヨロシ。
   できる限り情報は洩らしちゃダメ、私にもネ。」
葉加瀬「はぁー…」
180マロン名無しさん:2005/10/07(金) 22:25:32 ID:???
    コチラ

             『     』

                   ヘントウ     モトム  

   ビッグボス ノ         ―――――――


           ヘビ                ――――――――――    


マホウカイ


      サイゴノ          
                キョウイノハイジョ――――――  

181ヘリポート:2005/10/09(日) 02:01:10 ID:???
―麻帆良学園都市・某所ヘリポート

兵士1「よし、これで最後だな?」(ヘリポートの輸送機からコンテナを全て運び出す)
兵士2「しかし、よくここは生き残ってたよな・・・。ここ意外の数箇所を残して他は爆破しちまうとはな・・・。
     あの学園の奴等もよくやるぜ。」
兵士1「あぁ。だが、コイツを学園の『あそこ』まで運んじまえば、もう終わりだ。
     俺達は本国に引き上げて、あの連中が警戒任務に就く。上の連中は『コレ』を動かす。それでオシマイだ。」
兵士2「長かったな・・・。もう『コイツ』を取り付けちまえば完成だ。」

兵士1、他の部品とは違う、長方形の部品に掛けられたシートを外す。
その部品は中央に人の形をしたくぼみが出来ていた。
それはさながら『棺桶』のようであった。

兵士2「・・・・・・なんなんだそりゃ?」
兵士1「・・・さぁな。機密事項らしい。だが、見たトコだれかがここに入るんだろうな。」

兵士1が『棺桶』に再びシートをかぶせると、兵士達は輸送トラックに部品全てを載せ代えた

兵士1「よし、コイツを学園に運ぶぞ!」

輸送トラック、ヘリポートを出る。

兵士1「よし、これで終わった・・・国に帰れるぞ・・・。」
???「なるほど。シュルツの目的とは・・・あの学園で、『何か』を作る事だったのだな?」
兵士1「!?な、何者だ!?どこから入ってきた!?」
???「貴様には私に何かを質問する資格はない。ただ黙って私の質問に答えるのだ。」
兵士1「何者かと聞いている!答えろ!」
???「貴様ァっ!私が質問をしているのだ!何度も同じ事を言わせるな!」
兵士1「・・・!・・・!?あ・・・。」
    (あれは・・・今奴が持っているのは・・・『俺の相棒』の装備じゃないのか?なぜ奴が!?いやそもそも・・・相棒は今どこに?)
???「いい加減答えろ。私が質問しているのだからな・・・。」
182ヘリポートの悪夢:2005/10/09(日) 02:30:16 ID:???
兵士1(お、落ち着け!奴が粋がっていられるのも今のうちだ!他の連中も今にコイツを取り囲・・・。
     ・・・・・・っ!?)
    「うっ!?あぁ・・・あぁ・・・・・・・あぁ・・・!」

兵士1が辺りを見回すと、ヘリポートにいる全ての兵が血塗れになって倒れていた。
目の前の男の持つM16(基地の兵と同等の物)の銃口から硝煙があがり、足元には空薬莢が無数に散らばっている。

兵士1「お、お前っ!?・・・な、何をしたんだ!?さっきまで何でもなかった連中が・・・み、みんな・・・っ!」
???「お前は馬鹿か?いや、馬鹿なのだろうな。そうでなければ、この私が散々言っている事を無視する筈が無い。
     ・・・・・・消すか。」カチャ(男が兵士1にM16を向ける)
兵士1「や、やめてくれェェェェェ!!な、何でも答える!だ、だから助けてくれ!頼む!お願いだ!」
???「・・・答えろ。シュルツはあの学園で何を作っているのだ?」
兵士1「・・・・・・『メタルギア』だ。あの部品は全て『メタルギア』を作る為の部品なんだ・・・・・・。
     ・・・上の連中は、あれを学園で完成させて、起動するつもりらしい・・・。
     俺達はもう用済み。メタルギアの警護は試験中の強化骨格部隊がする・・・・・・。」
???「『メタルギア』か・・・。シュルツめ・・・何十年も研究して出した答えがそれか!
     ・・・・・・・あのトラックの行き先はどこだ?・・・一体どこでそれを作っているのだ?」
兵士1「し、知らない!・・・・・・お、俺の知ってる事はそれだけだ!信じてくれ!」
???「・・・・・・そうか。では・・・お前はもういらん。」
兵士1「・・・・・っ!!」

ドン!

スキッド(なんという事だ・・・。ヘリポートに着けばこんな・・・!メタルギアの情報は手に入ったが、こんな奴が出てくるとは!
      ・・・誰なんだ!?オセロット達と敵対しているということは・・・例の魔法組織の者か!?)

???「ム・・・っ!誰だ!?」
スキッド(しまった!気付かれた!?)
???「貴様ッ!見ているなッ!?」
183魂の形:2005/10/09(日) 03:17:06 ID:???
スキッド(まずい!今は逃げなくては!)
???「どこへ行こうというのだ?」
スキッド「っ!?な、何っ!?」(男は音も無く、スキッドの目の前に姿を現していた)
???「・・・『私を見た』な?貴様。」
スキッド「・・・っ」
???「私の姿は、組織の限られた者しか知らない。故に、貴様のような輩には姿など滅多に見せぬのだ。
     その私が自ら、その存在を見せる時はな・・・その者の命を奪う時だ。」
スキッド(動けない・・・。手も足も・・・動かせない・・・!)
???「ム・・・?貴様のその姿・・・本当の自分ではないな?」
スキッド「・・・!なっ・・・?」
???「いや、答えなくていい。・・・『貴様の姿』と『貴様の魂の形』が・・・同じではないからだ。
     『精神は、肉体を支配する』・・・『魂の形は肉体の形』なのだ・・・。
     しかし・・・貴様は面白い・・・。殺すのが惜しい・・・。
     久しぶりに『支配するべき肉体』を持つ人間が現れたな!」ガッ!
スキッド「・・・っ!!??ぐぅ・・・!!あぁ・・・!」グググ・・・!(男の両手がスキッドの首を締め上げる)
???「貴様・・・名は何と言う?」
スキッド「・・・す、スキッド・・・。」
???「そうか。・・・・・・私の目を見ろ。」
スキッド「・・・・・・っ!(スキッド、男の瞳に吸い込まれるように惹きこまれる)

スキッド「・・・はっ!?ここは・・・?」(辺りを見回すが、誰もいない。血塗れの兵士の姿もない。)
     「・・・ヘリポートには誰も無い・・・。どうなっているんだ・・・?一体何があったんだ・・・?」

???(・・・コイツは今、自分がどうなっているのか・・・そして何を体験したのか・・・何も覚えていない。
     奴は今・・・私の手足となったのだ。コイツが何者か、コイツの記憶が全て教えてくれた・・・・。
     コイツのお陰で私は、シュルツの喉元に喰らいつく事が出来るというものだ・・・。
     待っていろ・・・シュルツ。貴様に狂わされた『過去』、貴様の血で修正してやるぞ・・・。)

スキッド、ヘリポートを後にする
―『ボス』、スキッドの体内に『憑依完了』     
184我々:2005/10/09(日) 12:58:01 ID:zQ9TRZjA
魔物ども聞こえるか?

『我々』だ……。

これまで確認されているスネークの亜種を貴様達に教えてやろう。

エアゾル・スネーク
パウダー・スネーク
スラッシュ・スネーク
ジェル・スネーク
ゼリー・スネーク
スライム・スネーク
メタル・スネーク
etcetc……

BIGBOSSの子供達が、ソリッドやリキッドの「六人」だけだと誰が言ったかね?
その後造られていないと誰が保証したのかね?
『我々』の手持ちはまだ豊富にあるということだ。
以上。
185マロン名無しさん:2005/10/09(日) 12:59:07 ID:???
スマンageてしまった。
186それぞれの昼・ネギ編:2005/10/10(月) 01:15:06 ID:???
あやか「はぁ・・・。アスナさんが遊びに来るなんて・・・あまり嬉しくありませんわ。
     ・・・とはいえ、ご迷惑をお掛けした事も確か・・・。彼女なりに気遣ってくれているのでしょうし・・・。
     紅茶の準備でもしておきましょう・・・。」

ピンポーン♪

あやか「あら、アスナさんかしら?はーい、少しお待ちになって!」

ガチャ!

明日菜「ほい、いいんちょ。コレ。」(ドアを開けると明日菜がダンボールを抱えて立っていた)
あやか「・・・・・・???な、なんですの?これは?」
明日菜「それじゃ、あとはヨロシク。」ドサッ!(明日菜、ダンボールをいいんちょに手渡す)
あやか「んごぉ!?あ、アスナさん!!!??ちょ・・・!?あぁぁ!お、重い・・・ですわ!
     私・・・ナイフとフォークより重たい物持ったことございませんのよ!?」
明日菜「それじゃあ、それ、任せたわよ。じゃあね・・・。」
あやか「あ、アスナさん!?!?!?!?」

ドン!

あやか「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。・・・もう!一体なんなんですの!折角この私が『申し訳ない』と思っていらしてるのに!
      ・・・・・・それにしても、なんですの?このダンボール・・・。『埼玉産ネギ』・・・?深川鍋でも作れという事かしら?」(いいんちょ、ダンボルの蓋を開ける)
ネギ「あ、いいんちょさん!」
あやか「ね・・・・・・ねねねねねねネギせせせせせせんせい・・・ネギ先生!?」
ネギ「あの・・・お久しぶり・・・です。あはは・・・。」
あやか「ね・・・・・・ネギせんせぇ〜〜〜〜〜♪♪♪♪」ぎゅぅ!
ネギ「あぶぶぶ!」

カモ(あー、狭かった・・・。)
187マロン名無しさん:2005/10/10(月) 21:44:22 ID:???
―――『CALL』――― 
スネーク「オタコン。」
オタコン「ああ、スネーク。任務は順調かい?」
スネーク「まぁな。そっちはどうなっている?」
オタコン「寂しいもんさ。誰からも連絡はこないよ。」
スネーク「ネギはどうした。ここの学園長とやらにあったらすぐに戻ってくるはずじゃなかったのか?」
オタコン「ノドカ君とユエ君がダンボールでネギ君を運んでいったから・・・あのしっかり者の二人なら大丈夫だろ。」
スネーク「アスナとコノカは?ネギの着替えと必要な道具を取りに戻ったんだろう?」
オタコン「あの娘達も一緒に戻ってくるんじゃないのか?方向は大体同じだろ?」
スネーク「雷電とダンテは?・・・まぁ期待はしてはいないが。」
オタコン「今頃、楽しんでるんじゃない?なんだかんだでこんな平和は久しぶりだからね。」
スネーク「・・・」
オタコン「スネーク。確かに気を抜きすぎちゃいけないけど適度な息抜きも必要だよ。」
スネーク「・・・今そこに誰がいる。」
オタコン「今、このログハウスには僕とセツナ君、茶々丸君、エヴァ君、それに地下室に超とハカセが居る。スキッドはどうしたの?」
スネーク「奴の血液を手に入れてもらった。今、例のヘリポートに行ってもらっている。」
オタコン「そうかい。じゃあ気をつけて。何か見つけても深追いしないこと。一応そこは敵地でもあるんだからね。」
スネーク「・・・スキッドの奴、信じるのか?」
オタコン「スネークが信じてるなら信じるさ。」
スネーク「・・・わかった。任務に戻る。」
―――『CALL切り』―――
188それぞれの昼・ネギ編:2005/10/10(月) 23:41:30 ID:???
あやか「ネギ先生・・・。ネギ先生〜〜・・・。グス・・・。」
ネギ「わ、わ、い、いいんちょさん!あのスミマセン!スミマセン!」
あやか「い、いえ・・・。わ、私ったら・・・。申し訳ありません・・・。
     ・・・あの、ご家族の元に戻られたのですよね?・・・なぜこんなにも早く・・・お戻りに?」
ネギ「えっ!?あ、いえ、あの・・・その・・・。えっと・・・・・・。」
あやか「・・・いいえ、もうお答えせずとも良いですわ。何か事情がございますのよね?」
ネギ「あ、はい・・・すみません・・・。」
あやか「いいえ、こちらこそ、申し訳ございません。もう、お聞きしませんわ。
     ・・・あ、いやですわ!私ったら、お茶の用意もしませんで!・・・今、お菓子と一緒にお持ちいたしますね♪」

いいんちょ、ルンルン気分で奥へ

ネギ「ふぅ・・・。何も知らないいいんちょさんにウソつくのは・・・いい気持ちがしないよ、カモくん。」
カモ「まぁ、この騒動とは何の関係もないし・・・。ヘタな事言うほうが余計心配かけると思うぜ?」
ネギ「そうだね。・・・でも、アスナさん、やっぱりいいんちょさんの大親友だね♪いいんちょさん心配してたみたいだし♪
    ・・・でも、いいんちょさん普通だったけど・・・何かあった様には見えなかったけど・・・。」
カモ「あ、あぁ・・・でもそいつぁ、もう大丈夫だと思うぜ!?」
ネギ「あ・・・そう?う〜ん・・・そうかぁ・・・。」

カモ(・・・へへ、でも上手いこといったぜ♪アスナの姐さん、委員長の姐さんにネギのアニキをやるの抵抗してたからなぁ。
    なんとか説得しといたが・・・これでアニキと委員長の姐さんを『仮契約(パクティオー)』出来るぜ♪)

ネギ「・・・どうかしたの?カモ君?」
カモ「ふぇ!?あ、いや!なんでもねぇっすよ!あっはっはっはーっ!」
ネギ「・・・・・・ヘンなカモ君。」
189それぞれの昼・エヴァ編:2005/10/11(火) 01:45:34 ID:???
茶々丸「紅茶をお持ちしました。」
エヴァ「うむ。」
刹那「・・・私達、ここでじっとしていていいんでしょうか?」
エヴァ「・・・気に入らんが、敵がいつ攻めてくるかわからん。
     無人にしておけば安全かもしれんが・・・この家の敷居をどこの馬の骨とも知れん輩に踏ませるつもりもない。
     ・・・・・・そうだろ?」
刹那「・・・そうですね。」
エヴァ「ふむ・・・いい茶だ。

     ・・・・・・・・・っ!?」ガチャ!バッ!(エヴァ、突然カップを置き、外に飛び出す)
茶々丸「マスター!?」
刹那「エヴァンジェリンさん!?」

エヴァ(なんだ、誰が侵入してきたんだ!?あの感じ・・・あのとてつもない魔力は・・・・・・!ふざけるな!
     こんな強大な魔力を保有した奴が・・・この学園に侵入しただと!?誰なんだ!?)

茶々丸「マスター、如何なさいましたか?」
エヴァ「・・・・・・注意しろ、茶々丸。この学園・・・とんでもない奴が入り込んだようだ。」
刹那「・・・・・・・・・どういう事ですか?」
エヴァ「あの異常な魔力の強さ・・・・・・魔法界に何人もいない。強さで言えば・・・トップクラスだ。」
刹那「そんな魔法使いが・・・なぜ?」
エヴァ「・・・・・・あの蛇が言っていた『組織』・・・。考えられるのはそれしかない。
     フン・・・!まさか堂々と入ってくるとは・・・自分が負ける事など考えてもいないようだな!」
茶々丸「ネギ先生や・・・スネークさん達は大丈夫でしょうか・・・?」
エヴァ「・・・・・・・・・。」
190マロン名無しさん:2005/10/11(火) 18:30:12 ID:???
暗い路地に若い男と白い顔の女、それに座っている鉄仮面の大男がいる。
ジョン「・・・ボス・・・始まったみたいだな。」
ジュリア「・・・ええ、そのようね。・・・では、私たちもそろそろ殺らせてもらうわよ。」
大男「・・・・・・。」(大男立ち上がる。)
ジョン「おいおい、待てよ。あのクソヤローは俺の獲物だからな。」
ジュリア「フフフ、分かってるわよ。私の狙いはあの可愛いスパーダの子よ。
     ・・・でも、危なくなったらいつでも助けてあげるわよ。」
ジョン「ケッ、てめーの助けなんかいらねえよババア。」
ジュリア「本当に口だけは達者なのね・・・。」

雷電&ダンテ「Hey!Hey!Hey!・・・」
191『いつも上天気』:2005/10/12(水) 00:58:24 ID:???
雷電(・・・おい、ダンテ。)
ダンテ(あぁ、来やがったな。・・・ったく、デートの最中に割り込んでくれるなんて野暮な奴等だな。)
雷電(彼女達を、安全なところに連れて行ったほうがいいな・・・。ん・・・?)

雷電達の横にミニシアターがある。
『ジーン・ケリー監督・主演「いつも上天気」』

雷電「なぁ、君たち。ジーン・ケリー知ってるか?」
祐奈「う〜ん・・・誰ですか?」
ダンテ「知らねぇのか?有名だぜ?」
雷電「それじゃあ、二人とも。いまからあそこで見ておいでよ。俺達も後で行くからさ。」(雷電、二人にお金を渡す)
亜子「はい。ほな、ウチら中で待ってます♪はよきてくださいね♪」

亜子と祐奈、映画館に入っていく。

ダンテ「・・・・・・その金どうしたんだ?」
雷電「・・・学園長名義でさっき借りてきた。」
ダンテ「ひでぇなw」
雷電「・・・よし、行くか。映画が終わる前に、終わらせないとな!」
192正午の市街戦:2005/10/12(水) 04:03:59 ID:???
ダンテ「ああ、ここじゃ人が多すぎて面倒だしな。」(雷電・ダンテ、移動を開始。)
だが、次の瞬間雷電達に向かって1台の車が飛んでくる。
雷電・ダンテ「チッ・・・!」(咄嗟にかわす2人。)

ドオーン!!(炎上する車)

ダンテ「おいおい!イキなり派手にやってくれんじゃないの?」
いつのまにかジョン達3人現れる。
ジョン「・・・おや?お昼の軽い挨拶だったんだが、お気に召さなかったかな?」
雷電「貴様らは一般人が巻き込まれても構わないと言うわけか!!」
ジュリア「・・・私達だって騒ぎを大きくするつもりはないわ。」(大男に合図を送る。)
大男「・・・・・・。」(被っている鉄仮面を上から少しずらす。)

カァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(妖しい光が辺りを包む。)
辺りの一般人は一瞬にして全員石化した。

雷電「な、なにをした!?」
ダンテ「こりゃあ、西洋魔法で石化させたんだろうよ。この手の魔法は術者を倒せば元に戻せるはずだぜ。」
ジュリア「フフフ・・・そうよ、この子を倒さない限り元には戻らない。」
ジョン「・・・つまり、おまえらはもう逃げられない!」
193マロン名無しさん:2005/10/12(水) 19:49:35 ID:???
- N3N 速報 -

今日11時50分頃、埼玉県さいたま市大宮区の市街地で大規模な怪現象発生。
現場は広範囲に渡って人々が石のようなものに変貌し動かなくなるというもので、
周辺部では立ち入った車等が次々と衝突事故を起こしている模様。
また、現場上空を飛行中のヘリコプター1機の墜落事故も発生しており、
さらには救助に駆けつけた人々や救急車なども怪現象に巻き込まれている。
公安委員会はテロと認定。警察,消防,自衛隊を総動員で厳戒態勢へ。
現場への立ち入りを規制している。


???「このマヌケが。田舎じゃないんだ。
   こんな騒ぎになることぐらい解らないのか。
   …おい、作戦練り直しだ。すぐ召集かけろ。」
194現場のまっただ中で:2005/10/12(水) 21:20:32 ID:???
愛衣「お姉様、これって…」
高音「ペトリフィケーションフィールドよ。それもかなり広範囲の。
   ただ、それだけに石化力は弱いわ。
   この程度なら、術が解ければ元に戻るはずよ。
   それよりも、問題は車の事故。
   石化しているから怪我はないと思いますが、
   術が解ける前に火を消さないと。
   愛衣、二手に分かれましょう。」
愛衣「はい、お姉様。」

高音「…それと、術者を見かけたらすぐに学園長か高畑先生に連絡を。
   おそらく、私達では歯が立たないでしょう。」
愛衣「はいっ!」
195マロン名無しさん:2005/10/14(金) 17:59:21 ID:???
定期age
196マロン名無しさん:2005/10/15(土) 18:43:28 ID:???
雷電「・・・。」
ダンテ「どうするよ。ずいぶん大事になったぞ。」
雷電「・・・逃げよう。」
ダンテ「なっ!」
映画館を背に走り出す雷電、それを追うダンテ。
ダンテ「お前、何考えてやがる!」
雷電「奴等は一応、周りに『被害』を出さないつもりだ。ならあそこに居ても俺等は邪魔なだけだ。」
ダンテ「で?逃げても状況は変わらないぜ!逆に広がったらどうする!」
雷電「『被害』を出さないつもりなら奴等は元に戻す方法を知っているはずだ。なら倒さなくてもいい。」
ダンテ「けど、あいつは敵だ!俺等は狙われてんだよ!」
雷電「だから逃げるんだ。とりあえず・・・撒く。分かれるぞ。」
ダンテ「ちょっと待て!!」
雷電「なんだ!」
ダンテ「奴等・・・追ってこないぞ・・・」
雷電「何だって・・・」
振り向く二人、そこには巧妙にできた人の形の彫刻らが静かにあるだけだった。
197そしてヘタレ:2005/10/15(土) 23:27:16 ID:???
高音「…もしもし、学園長。
   大宮駅前にて、不審な男二人を発見しました。
   足止めしておきますので、至急応援を願います。」
学園長「わかった。
   高畑先生を向かわせよう。」

高音、物陰から様子を覗いつつ二人の背後から影で捕縛。






雷電「これは!?」
ダンテ「他にも何かいるらしい。殺気すら見せないとは大したもんだ。
   だがな…」

高音の足元に銃弾が撃ち込まれる。

ダンテ「そこにいるのは判っているんだ。
   早く出てきな。」
198マロン名無しさん:2005/10/17(月) 07:22:05 ID:???
ダンテを知るにはまずダンテを見てからだ
http://www3.capcom.co.jp/devil/index2.html

そして双子の兄バージル参戦のDMC1より過去を描いたDMC3の完全版も発売予定
http://www.capcom.co.jp/devil3_se/

できればプレイもしてセリフの感じを掴んで欲しいと思う
199マロン名無しさん:2005/10/17(月) 09:31:32 ID:???
サブキャラに過度に力入れてもな
正直、強すぎるしスレじゃ使いづらい
フェードアウトさせられないだけ、タチ悪い

このスレのせいでダンテ嫌いになったよ
200マロン名無しさん:2005/10/17(月) 14:41:24 ID:???
今更言う事じゃないと思って言わんでいたが、ダンテは出すべきじゃなかったね
奴のお陰でストーリーが進めづらいというのが、傍観していても感じ取れるぞ。職人さん方も苦労しているだろうな…

これからどうなっていくのか、凄く楽しみだ
201マロン名無しさん:2005/10/17(月) 17:32:41 ID:???
保守
202マロン名無しさん:2005/10/17(月) 21:47:44 ID:???
正直ダンテはいらない子
悪魔先生スレの過疎っぷりがいい証拠
203びっくり高音お姉さま:2005/10/17(月) 22:00:20 ID:???
高音「・・・じゅ、銃弾・・・」(足元をじっと見る)
ダンテ「おいおい、判ってんだからとっとと来いよ!」
高音「(いくらなんでも銃は・・・ま、まずはここで様子を見て高畑先生の来るのを待つべきだわ・・・・・
    で、でももし相手が石化魔法を使えるほどの腕の持ち主ならあの捕縛を抜けて私に攻撃を・・・・・
    あ、ああでもあれ?と、とにかく高畑先生が・・・で、でも・・・)」(初めての銃弾にかなりパニクり気味)
ダンテ「ったく随分シャイな敵だぜ。じゃぁこっちが社交界デビューのきっかけでも作ってやるよ!」(高音の足元に連射しまくる)
雷電「お、おい!一般人だったらどうするんだ!!」
ダンテ「当たんねぇ程度にしてやってるからいいだろ?」(平然と連射)
高音「イ、イヤァァッッ!!」(一気に物陰から出る)
ダンテ「ん?なんだお嬢ちゃんじゃねぇか?お前敵か?」(発砲は止めるが銃は構えたまま)
高音「そ、それはこっちの台詞です!あなたたちこそこの人たちを石化させた敵なんじゃないんですか!?」(逆転裁判風に指をさす)
雷電「ち、違うんだ!俺たちはその石化させた奴等と戦っていて・・・」(困惑)
ダンテ「んー・・・そうだぜ!オレ達がこの石化の張本人さ!!お前も石化させてやるぜ!!」(満面の笑み)
雷電「お、おい!!何言ってんだお前は!!」(超困惑)
高音「やはりそうでしたか!私では到底勝ち目がないでしょうが・・・・これ以上被害を出さないためにも!
   高畑先生が来るまでこの私が全力であなたたちを阻止します!」(影を何体も出す)
ダンテ「さっきのが不完全燃焼だったから溜まってんだ!ちょっと遊ぶくらいいいだろ?」
雷電「バカかお前は!!!」
高音「行きますよ!!」(影一気に向かわせる)
雷電「ま、待ってくれ!違うんだぁぁ!」


>>199-200
>>202
まあそれは言うなよ。
ダンテと雷電のコンビは結構いいと思うぞ?
204マロン名無しさん:2005/10/17(月) 22:34:00 ID:???
ダンテがここまで来て結構な言われっぷりになるとは思わなんだ
まぁ確かにダンテ要らなかったとも思うが・・・
早めにダンテを元の世界に戻すって形にした方がいいのだろうか

>>203
ラックや
205ダンテと高音:2005/10/17(月) 23:57:49 ID:???
雷電「ダンテ、M10!」
ダンテ「ほらよっ!」ガッ!(ダンテ、M10リボルバーを雷電の顔面目掛けて投げつける)
雷電「ぐほぉっ!!???お、お前っ!?」
ダンテ「ほらほら、さっさと行けバーカ!」(中指を突き出し)
雷電「くっ!?・・・お前、最低だ(You Suck)!」

ダッ!(雷電、消えた敵を探す)

高音「お待ちなさい!」
ダンテ「おいおいおい、お嬢ちゃん!貴女のダンスのお相手は私めでございますよ?」(ダンテ、気取って社交礼儀)
高音「・・・もう、許しません!応援を待つまでもありません!私が直々に御仕置きをして差し上げます!」
ダンテ(あの女とデカブツ、まだこの近くにいるからな・・・。あの金髪にはさっさと消えたあの野郎を探してもらわねぇとな。)
    「それはそれはご丁寧に〜。・・・・・・悪ぃけど、俺の『愛馬』はジャジャ馬だぜ?お嬢ちゃんに扱えんのか?」(ダンテ、イフリートを装備)
高音「・・・・・・!・・・この私を舐めないでください!」(高音、仮面の使い魔を呼び出す)
206マロン名無しさん:2005/10/18(火) 01:15:46 ID:???
その少年はニューヨークに住んでいた。
イタリア系アメリカ人を母に持ち、貧しいが健やかな生活を送っていた。
頭脳にも恵まれており、小学校では常にトップクラスの成績を残した。
そんな我が子を見て母は思った。
『この子は父親のようにはならない。きっと立派な大人になる』―と。

その願いは少年が12の歳を数えるその日に打ち砕かれた。
彼の父親がやってきたのだ。
少年の母は狼狽し、自分の夫に詰め寄った。
―なぜ今ごろになって戻ってきたのか。
少年の父は妻を蔑する目で見ると、こう言い放った。
『コイツに魔法の才能があれば、俺の元で修行させる』
・・・だが、父が我が子を見た瞬間、彼は落胆するため息をついた。
そして次の瞬間には平手で我が子を打ち据えた。
12歳の少年は動揺し怯えた。
『なぜ自分はこんな目に遭っているのか?あの人は父らしいが、なぜ自分にこんな酷い事をするのだろう?』
少年がそう思っている間にも、彼の父は息子を打ち据え続けた
母は怯え目を閉じながら、夫の折檻が終わるのを祈っていた。
自分はあの人には勝てない。抗ったら容赦なく息子も殺す
―そういう男なのだ。
207マロン名無しさん:2005/10/18(火) 01:17:03 ID:???
気が付くと、少年の父は振り上げるその手を止めていた。
そして母は驚愕していた。
我が子の瞳に宿る、『怒り』『憎しみ』―『凶暴性』を。
それはかつて夫に見た物と同じ物だったのだ。
そして知った。『あの子はやっぱりあの人の子だ。あの子の一番の才能は人を傷つける事だったのだ。』―と。
『コイツは魔法に関しては俺の才能の一切を受け継がなかった。だが、俺の息子達の中でもっとも凶暴なのはコイツだ』
そう言って父親は彼を家から連れ去った。
母親はただ我が子が自分の手から引き剥がされていくのを黙って見ているしかなかった。
母から引き剥がされた少年は我が家と母に永遠の別れを告げねばならなかった。
少年が母の姿を見たのはそれが最後だった。

母の元から引き剥がされた少年は、愛情を注ぐことなど一番縁のないであろう父の元で修行に明け暮れる生活を余儀なくされた。
その修行とは『殺人術』―ありとあらゆる殺しのテクニックを叩き込まれた。
ひとつ間違えれば容赦のない仕打ちを受け、少年の体と心に大きな傷を残した。
魔法も教わったが、生まれ持った魔力の無さで、ほとんど役立つ事は無かった。
父の異常な教育は、12歳の少年を心のネジ曲がった青年へと成長させるに十分だった。
そして、青年は次第に父の教育を自分の血肉にしていった。
いつか自分の手で父を殺す為に―。
その願いは、一生適うことはなかったのだが。
208刺客を追え!:2005/10/19(水) 00:57:20 ID:???
雷電(クソ・・・みんな『石』になってる・・・。これが魔法の威力なのか・・・。
    ・・・まさか、アコ達も・・・石に・・・。・・・早く、あいつらを見つけて元に戻さなければ!)
   「・・・!」

ボン!

雷電「っ!?どこだ!?」(一瞬早く弾丸をよけると、M10を構える)

ボンボン!(弾は雷電の近くを掠め、壁に穴を形成していく)

雷電「・・・どこだ・・・?っ!いた!奴だ!」(雷電に背を向け逃げていくジョンを発見する)

雷電、ジョンを追いかける

ジョン(ハハ・・・来いよクソ野郎・・・。)

ジョン、地下鉄のホームへと降りて行く

雷電「地下鉄か・・・・・・。」
   (一旦入ったら、すぐには戻ってこれないような気がする・・・・・・。
    ・・・・・・ダンテ、二人は任せたぞ。)

雷電、地下鉄のホームへ
209マロン名無しさん:2005/10/20(木) 22:34:39 ID:???
「高音」なんて、原作に出てきたか?それか、オリキャラか?
210マロン名無しさん:2005/10/20(木) 22:38:27 ID:???
『高音・D・グッドマン』だよ、今売り出し中のwww
って、俺マジレスしちまったwwww
うぇwwwww
211地下鉄の『マネートレイン』:2005/10/21(金) 00:22:19 ID:???
―地下鉄ホーム内

雷電(やはり・・・ここも石化した人間で溢れてる。下手に発砲はできないな・・・。・・・ん?)

ホームに列車が止まっている。
雷電は車両を銃を向け、ひとつひとつチェックするが、石化した人間すら乗っていない。

雷電(・・・・・・まさか、誘っているのか・・・?
    乗れば、元の場所に戻るのは時間がかかる。だが、アイツを野放しには出来ない・・・。)

雷電、列車の車両に乗る。
それと同時に列車のドアは閉まり、ゆっくりと動きだした。
速度はどんどん速くなっていく。

雷電(どこだ・・・?どこにいるんだ!?・・・・・・っ!?)

ガン!(雷電が振り向いた矢先、金属棒が雷電のこめかみにヒットする)

雷電「ぐあっ!!」
ジョン「ハッ!ハハハハハハア!ようこそよ〜ぅこそ!『暴走列車』(マネートレイン)にご乗車いただきまことにありがとうございまぁ〜す!」
雷電「・・・ぐぅ・・・」
ジョン「これより当列車はスリルと危険に満ちた世界へお客様をご案内しま〜す!ハッハハハハハハハハハ!」

―雷電・地下鉄列車内にてジョンと交戦


212マロン名無しさん:2005/10/21(金) 22:00:40 ID:???
???「めずらしいですな。そちらから連絡が来るとは。議長・・・いや学園長?」
学園長「挨拶はいい。・・・用件は判っているじゃろう。」
???「ええ、私達に連絡が入るのはその時だけですから。」
学園長「麻帆良で今、大規模な第3級危機が起こった。」
???「こちらにも入っています。石化に交通事故、その他もろもろ。いや、大変ですね。」
学園長「原因は奴の部下じゃ。部下が勝手に暴走しとるらしい。」
???「分かりました。『全く元通り』に戻しておきます。こちらからも何人か送りましょう。」
学園長「恩に着る。」
???「これが仕事ですから。それから、言う必要もないことだと思うますけど、一応。」
学園長「なんじゃ。」
???「ボスの部下なら凶暴そうですからそっちでどうにかしてください。私達に怪我がないように。」
学園長「・・・わかった。」
???「あと、これはお節介のつもりですが。」
学園長「・・・」
???「奴等を追い出すなら、早く追い出してください。そうでないと疑われますよ。あのシュルツのように。」
学園長「・・・わかっとる。」
???「じゃあ、がんばってください。街がどれだけ壊れようとも私達がすぐに『修復』しますから。」

プープープー

学園長「・・・シュルツ、か。」
213地獄へ道連れ:2005/10/22(土) 00:58:55 ID:???
雷電「ぐあ!」ドコ!(ジョン、倒れた雷電の腹部に蹴りを見舞う)
ジョン「ケハハハ!ざまぁねぇなぁ?ぁあ?・・・俺ぁ忘れてねぇぞ・・・?テメェに締め付けられたこの首・・・!」

ガッ・・・!(ジョン、雷電の喉元を足で踏みつける)

雷電「がっ!?あああああ・・・!あああああ!」
ジョン「よう、クソ野郎、おい、クソ野郎。地べたの景色はどうだ?あ?おい、そこからコレをよく見てみな?」
雷電「・・・・・・?・・・・・・っ!?ぐっ・・・そ、それは・・・。」
ジョン「あぁ、『C4』だ。プラスティック爆弾ってやつだな?・・・実はな、お前が乗ってるこの列車。
    ・・・・・・車両に全部付いてんだよ。『コレ』がな?」
雷電「・・・・・・っ!」(雷電、ジョンの足をどけようと抵抗するが、足に力を込められ防がれる)
ジョン「おいおい、解除しようなんて思ってんじゃねぇだろうなぁ?悪いがC4は全部車両の真下に設置してある。
    ・・・解除は不可能だ。」
雷電「・・・・・・!」
ジョン「ハハハハハハハハハハ!わかったか?テメェはもうお終いなんだよぉ!」
雷電「ぐ・・・!・・・・・・ち、違う・・・。」
ジョン「・・・・・・・・・あ?」
雷電「まだ・・・終わりじゃない!」グン!(雷電、体をしならせ、下半身を屈めると)
ジョン「・・・・・・ぐぉっ!?」ガッ!(そのまま真上に足を反動で伸ばし、ジョンの頭部に蹴りを見舞う)

ドン!(C4が車両の床に転がる)

ジョン「てめぇ・・・!っ!ぐおっ!」ボカァ!(雷電、ジョンが体を起こしたと同時に頬を殴りつける)
雷電「はぁ・・・はぁ・・・。・・・っ!ぐあ!」ドカ!(ジョン、すぐに雷電の腹部の蹴りを入れる)
ジョン「はぁ・・・はぁ・・・テメェェェェェェ!ぶっ殺してやるぜェェェェェェ!!!」
雷電「うおおおおおおおおお!!!」
214『暗殺チーム』プロフィール:2005/10/22(土) 02:28:49 ID:Yszk1thd
ジョン(25)

秘密結社『バタフライ』暗殺チーム
戦闘スタイル:武器を使った殺人術
魔力:E

口調や物腰はチンピラ風だが、頭は決して悪くはない。
だが、一旦キレたり、ムカついていたりすると後先の行動を考えなくなる。
魔力は人並み以下で、どんな魔法を使っても、すぐに空っ欠になってしまうため、魔法は得意としない。
そのため、銃などの武器で相手を倒す術を身に付けている。
性格は残忍極まりない。
友達はいないが、長年仲間として行動を共にしている『男爵』は友達と言えるのかもしれない・・・。
ネーミングに非常に拘りを持ち、名前という名前にはイチャモンを付ける。

※A−超スゴイ B−スゴイ C−人間並 D−ニガテ E−超ニガテ
215マロン名無しさん:2005/10/23(日) 00:13:18 ID:???
雷電と別行動になったら途端に放置されるダンテカワイソスwwwwww
216マロン名無しさん:2005/10/23(日) 03:23:56 ID:???
愛衣 (火の手が上がるほどの酷い事故は起きてないみたいです。
    でも、大丈夫かなぁ。術が解ければ元に戻るといっても、
    この人なんか腕が取れちゃってるし…。)

???「そこの貴女、麻帆良の生徒なの?」
愛衣「え…?」

愛衣、振り返って戦闘態勢

???「そんな身構えなくてもいいのよ。私は学園長の依頼で来ただけ。」
愛衣「学園長… 応援ですか。」
???「そう。私、高校でチアリーダーやってましたの。」
愛衣「そっちの応援ですか…-_-;」
???「冗談よ。私はこの惨状を元通りにするために来たの。
   でも、それには事件の元凶を取り除くことが必要なの。
   貴女、何か心当たりない?」
217マロン名無しさん:2005/10/24(月) 21:38:14 ID:???
雷電(このままじゃC4が爆発する。地下鉄で爆発すれば被害は計り知れない。)
ジョン「うるぁぁあ!」
雷電(かといってこのキレた野郎は説得できそうもないな。一体どうすれば・・・)
ジョン「どうした!!それで終わりかよ!」
雷電「お前はこの学園を守るために俺と戦っているはずだ。それなのにお前がこの学園を爆発させるのか!!」
ジョン「俺はなぁ、お前さえ倒せればそれでいい。この学園がどうなろうとな!!」
雷電「なぜだ!なぜ俺を狙う!」
ジョン「ムカつくんだよ!お前が!親を超えたお前がな!!」
雷電「なっ!!」(雷電、ジョンに蹴りをもらい吹っ飛ぶ)
ジョン「スネークとビックボス。雷電とソリダス・スネーク。血は関係はどうあれ父と子に近い関係だったはずだ。」
雷電「ううぅぅ。それがどうした・・・」
ジョン「そしてお前等はその親を超えた。だからお前を殺して俺もあいつを超える!」
雷電(こいつは、なにを言ってるんだ?『あいつ』を超える?)
ジョン「そうだ、雷電、せめてあのクソ野郎と同じ位の力をだせ。そして俺に殺されろ!!」
雷電「本当に気が狂ったのか!?この電車が爆発したらお前も死ぬんだぞ!」
ジョン「死なないさ。お前を殺せばあいつを超えられるんだからな!あいつはこんな人間の爆弾程度では死なない!」
218マロン名無しさん:2005/10/24(月) 23:03:28 ID:???
―――【CALL】――― 
オタコン『スネーク、エヴァ君によるとこのテロは魔法によるものらしい。』
スネーク『すると、例の組織か。雷電たちがいるんだな?』
オタコン『おそらくね。どうするスネーク?石化は元に戻せるらしいし、被害者もいないみたいだけど・・・。』
スネーク『・・・・・・雷電たちに任せるしかないだろう。下手に動くのも危険だし、時間もない。』
オタコン『・・・メタルギアと4人目のこともあるしね。雷電たちを信じよう。』
スネーク『そういうことだ。スキッドが戻り次第、血液を持って戻るので分析の準備を頼む。』
オタコン『了解。』
―――【CALL切り】―――


スキッド「・・・スネーク。」
スネーク「・・・なにか分かったか?」
スキッド「メタルギアの部品があった。写真も撮ってきた。」
スネーク「よし、とにかくオタコンのところへ向かうぞ。」

スキッド(蛇、貴様らも利用させてもらうぞ・・・)
219マロン名無しさん:2005/10/25(火) 00:03:13 ID:???
なぜジョンが自分の父を一生殺すことができなかったのか。
その話をする前に、もう一人の少年の話をすることにしよう。

その少年はドイツの魔法学校に在籍していた。
少年は変わり者で、他の生徒が躍起になって『魔法の射矢』等といった魔法を覚えようとするのに、
彼はひたすらある系統の魔法を覚えようとしていた。
―『転送系呪文』
主に術者の体を遠い地へ転送する魔法である。
彼のクラスメイトや教師はいつも不思議で仕方なかった。
―なぜ、『転送魔法』なのか?
彼は何も答えなかった。
だが、幼き日の彼はこの時、こんな結論を出していた。
――『転送魔法はどんな魔法にも勝る攻防一体の魔法だ』と。

少年は優秀な成績で魔法学校を卒業した。
だが、彼は『立派な魔法使い(マギステル・マギ)』になる道をあっさりと捨てた。
理由があった。
魔法学校卒業間近というある日、一人の男が彼に目を止めた。
ひたすら転送系の魔法を勉強し、そして独自に研究し新たな理論を作り上げた少年に目を止めたのだ。
『お前は自分の理論を試してみたいと思ったことはないのか?』
男が少年にそう問い掛けると、彼はつまらなそうに答えた。
『あるけど・・・・・・ここでは無理だと思う。』
『あぁ、無理だ。こんな刺激のない世界ではな。・・・・・・お前が望むべき高みは、ここでは低すぎる。』
男はそう言うと踵を返し去っていった。
帰り際にこんなセリフを残して。
『せいぜい、精進しておけ。・・・俺がお前の望むべき高みへ引き上げてやる。』
ジョンの父親はそう言って後の男爵に別れを告げたのだ。
220マロン名無しさん:2005/10/25(火) 12:38:43 ID:???
面白い展開になってきたな。・・・でも作者が同じ人っぽい

新たな人材募集age
221マロン名無しさん:2005/10/25(火) 12:40:38 ID:zDrPPat9
間違えちゃった。age
222マロン名無しさん:2005/10/26(水) 00:21:04 ID:???
age
223マロン名無しさん:2005/10/26(水) 09:17:53 ID:kgff6gIM
age
224マロン名無しさん:2005/10/26(水) 23:03:48 ID:???
ジョンの父親は、魔法界で広く知られた魔法使いだった。
高度な攻撃魔法、隙のない体術、そして残忍性。
彼は裏世界で生きる男だった。
魔法界や現実社会で地位のある者から依頼を受け、目標を速やかに暗殺する。
彼の目的はひとつ。
―力の向上、それだけだった。
暗殺業は金と『実戦』の為。
得た金は自身の魔力や魔法を向上させる為の研究に使われた。
また、各地を飛び回り優秀な子供達を拾い、弟子として育成した。
―いつしか彼の周りには『家族(ファミリー)』が出来上がっていた。
そしてそんな彼を、同じ裏社会の魔法使い達は畏怖と尊敬を込め、こう呼んだ。
――『ボス』と。

だが、その日は突然やってきた。
始まりはひとつの依頼だった。
魔法界のある『大物』が、『ひとりの青年』の暗殺を依頼したのだ。
大物は多くは語らなかったが、強く念を押したという
―『絶対に殺してくれ』と。
依頼には成長した『男爵』と『ジョン』の二人が行った。
青年の住んでいる街も判明し、いつ実行するかタイミングを図っていた。
しかし、その青年の暗殺は行うことが出来なかった。
―ジョンの父が殺されたのだ。
―心臓に大穴を空けられて。
225マロン名無しさん:2005/10/27(木) 00:18:22 ID:???
雷電「とても付き合ってられないな。俺はまだ死ねないんだ。」
ジョン「死ぬんじゃない。殺されるんだ。この俺にな。この路線は地獄へ一直線だ!」
雷電「・・・!ふん、そうか。じゅあ、これならどうだ。」
雷電、転がっていたC4を持ち上げる。
ジョン「なにをする気だ?」
雷電「お前に殺されるくらいなら、な。コレを床に打ち付けたらすべて木っ端微塵だ。」
ジョン「ふざけるな!!俺と戦え!」
雷電「いやだね。どちらにせよお前か、爆弾で死ぬんだ。それなら俺が幕を引いてやる。」
ジョン「立て!正々堂々と俺と戦え!」
雷電「貴様に言っておこう。俺はソリダスを倒したと言っても、俺はソリダスを超えたとは思っていない。」
ジョン「なに!」
雷電「俺は俺だ。何を超えようが、超えられまいが、俺は雷電だ。」
ジョン「っく、うるさい!」
ジョン、腰からナイフを抜く。
ジョン「死ね!雷電!」
雷電「言っただろう。俺はまだ死ねない。・・・そろそろフィナーレだ。」

キキーーーーーーーッッッ!!

ジョン「ぐうぁ!!」(ジョン後ろへ吹っ飛ぶ。壁に背中を打ち付ける)
雷電「くぅぅぅ」(雷電、Gを受ける)

ーーーーーーーーーッッッ・・・

ジョン「一体・・・何が・・・?」(ジョン、気を失う)
雷電「緊急停止装置。うまいタイミングで働いてくれたな。」
226第二の暴走列車:2005/10/27(木) 02:04:45 ID:???
雷電「止まった・・・。よし、一刻も早くここから・・・んっ・・・!」(雷電、車両のドアを開けようとする・・・・・・が、)
   「んっ〜〜・・・!んぁぁああ〜〜〜〜っ!!??うおおおお〜〜!!!」(少し開いただけで、後はまったく開かない)
   「・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。・・・・・・運転席まで行って、開けるしかないか・・・。」

雷電、最前の車両へ移動する

ジョン「・・・ぐ・・・あぁ・・・。」
男爵『おいジョン、どうした?応答しろ。』
ジョン「ぐぁあ・・・クソ野郎・・・!あのクソ・・・!」
男爵『・・・・・・雷電は逃げたのか?』
ジョン「・・・・・・いや、どうやら列車からは降りてねぇみたいだ。ドアを開けるために運転席に行ったんだろうな・・・。」(ジョン、車両のドアを見る)
男爵『そうか、なら急いで奴を始末しろ。奴が列車から降りる前にな。』
ジョン「わかってる!クソ!・・・・・・おい、新しい武器を転送してくれねぇのか?」
男爵『悪いが、お前のいる『位置』がわからないからな。転送のしようがない。・・・・・・ただ。』
ジョン「・・・ぁあ?」
男爵『その列車の線路は一本だ。『列車を線路を使って送り込む事は出来る』・・・意味、わかるよな?』
ジョン「へっ!ヘハハッ!・・・そうかぁ!そういう事か!」
男爵『お前はうまい事逃げろよ。早くしないと、『無人の列車が突っ込むからな』』
227マロン名無しさん:2005/10/27(木) 02:37:38 ID:???
―運転席

ドン!バリーン!(雷電、運転席に入るため、発砲してガラスを壊し侵入する)

雷電(・・・ふぅ。さて・・・どれを押せばドアは開くんだ・・・?これか・・・?いや、違うな・・・。・・・・・・ん?)

足元に振動がある。線路から伝わる振動だ。どんどん大きくなっていく。

雷電(・・・・・・ま、まさか!)

ライトが前方からやってきた。

雷電「クソ!バックだ!ギアをバックに入れて少しでも衝突のエネルギーを減らすんだ!」

雷電、ギアをバックに入れ、列車は少しずつ後ろに動き始めた。
ギアを入れた雷電は、すぐに運転席から離脱、後部車両へと急いで移動した。

雷電「クソ!クソ!クソぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

前方から猛スピードで来た列車が雷電たちの乗る列車と衝突すると同時に、前方車両の一両目が爆発した。
車両は大きく跳ね上がり、雷電は壁に投げ飛ばされ打ちつけられた。
228CM:2005/10/27(木) 21:49:31 ID:???
     |今日のレッスン;C4爆弾について
     |C4はコンポジションCと言われるアメリカなどで使われる
     |軍用プラスチック爆弾だよ。高性能爆薬にワックスなどを混ぜて科学的に
     |作られる安定した粘土状の爆弾だよ。
     |低感度で外部からの圧力に強いのが特徴ね。つまり被弾や引火で
     |暴発しないってこと。ってか直接火に当てても爆発しないくらい安定してるんだ。
   )ノ|爆発させるには発火装置や信管が必要だよ。
  γ´⌒^ヽ、   これらの爆薬は橋や道路、鉄道の破壊から、
  ハ///^llヽ  。ドアの突破までさまざまな用途で使われる使用頻度の高い
  'ノリ ゚ ー゚ノi / 爆弾っていえるね。
  ⊂Ii報,)llつ
   く/_|_〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    し'ノ
229マロン名無しさん:2005/10/28(金) 00:25:11 ID:???
   、ヽlノiノ_
  ヾ/ハノヘゝ   …コンポジション4ね
   '`c゚_ヮ゚ノ゛    因みに、4つの混合物という意味よ
230マロン名無しさん:2005/10/30(日) 00:35:47 ID:???
雷電「ううぅ・・・」
(俺は、一体どうしたんだ・・・体が痛くて動かせない・・・)
首を無理矢理動かす。そこはもう地上だった。
(ここは、外・・・俺は助かったのか?)
『うん・・・たす・・よ・・らいで・・いき・・・ボスは・・・・・・はい』
(声が聞こえる・・・誰だ・・・)
『このま・・・・・大丈夫・・・・ひろ・・・』
(誰かと話してるのか・・・男の声だな)
『男爵は・・・ですか?そうです・・・・か』
(だんだん声が近づいてくる。味方なのか?)
『あ、雷電・・目、覚ま・・みたい。大丈夫・・みたいですね。あれだけ打ち付けたのによく平気だったなぁ』
(こいつは・・・誰だ?知らないぞ。)
『ええ、ジョンも無事見たいですよ。皆、勝手に動きすぎですよね。』
(ジョン?・・・勝手に、動きすぎ?)
『はい。分かりました。引き上げます。とりあえずここの学園長に任せましょ。』
(学園長、魔法関係者?敵か?)
『では。失礼します。ボス。』
(・・・電話を切ったようだ。)
『雷電、聞こえてるよね。ボスがね。君をまだ生かすってさ。よかったね。』
(生かされている、ってことは俺はこいつから助けられてのか?)
『ボスの言うことは絶対だから、ジョンには悪いけど・・・仕方ないよね。』
(・・・あいつはジョンと言うのか?)
『しばらくすれば助けが来ると思うから、ちゃんと生きててよね。・・・じゃ、ばいばい。』
(なんなんだ。あいつ等は・・・。学園長がすべて知っているのか?)
231マロン名無しさん:2005/11/01(火) 21:04:45 ID:???
age
232アイキャッチ:2005/11/03(木) 23:07:18 ID:???
     __ 
   , '´  `ヽ
    l((リハ从ハ)
   从(l ゚ ヮ゚从
    ⊂k卯iつ
     く/_|〉
     し'ノ

                                  魔 __   法_     先__     生
                                 ┌‐┘ └ 、┌┘ ̄ロロi‐┘ └‐┐i´`i
                                 └─‐‐っ )!‐┐ .┌┘!‐┐ ┌‐┘! .!
                                   ,,-''"´, ァく┌┘ .└┐i‐┘ └‐┐l i
                                 く  ,ィ  K  >‐┐ ┌ァ!-!─   ─‐li´o`i,
                                  `´└┘ `´  └‐,!'´  _     __lゝ_.ノ
                                            i   ( )  |
                                 vs METAL GEAR !、  `   ノ
                                              `‐--‐''´
233マロン名無しさん:2005/11/04(金) 22:03:35 ID:???
瀬流彦「学園長、瀬流彦です。目標を発見、保護しました。」
学園長「ごくろう。街の様子はどうじゃ?」
瀬流彦「さすが、言うべきか。建物の修復、石になった人たちのの処置、記憶操作。これなら復興に一日かかりませんよ。」
学園長「そうか、それはよかった。・・・彼等になにか要求があったら協力してやってくれ。」
瀬流彦「わかりました。・・・それと、目標、いや彼が学園長に会いたいと言っておりますが。」
学園長「・・・わかった。傷の手当てがすみ次第、こちらに来させてやってくれ。」
瀬流彦「良いんですか?」
学園長「ああ、良いんじゃ。」
瀬流彦「どうするおつもりですか?」
学園長「・・・大丈夫じゃ。心配をかけてすまんの。」
瀬流彦「わかりました。街の見回りを続けます。」
234マロン名無しさん:2005/11/05(土) 00:42:17 ID:???
>>220
前スレで初ジョニーして前々スレ見逃して現行スレ見付けた俺が来ましたよ、と。

実は参加してみようかと思ったんだけど、なんかこう、入り込み難いし無理っぽい。
一度話がリセットされるとか、MGS以外のこういうスレがあれば書けるんだけど。

某英国国教騎士団とか某法王庁第十三課とか某最後の大隊とか。
某随行体とか某広域治安管理用無人宇宙戦闘機の米国陸軍量産型とか。

色々ネタはあるんですが、この状況でそれを出すのは難しい過ぎるよう('A`)
235マロン名無しさん:2005/11/05(土) 20:35:27 ID:???
あげ
236エヴァンジェリン邸:2005/11/05(土) 22:36:03 ID:???
―――スネーク、スキッドがエヴァ邸に到着

スネーク「・・・オタコン、これがあの親子の血液だ。」(クーラーボックスをオタコンに渡す。)
オタコン「分かった。解析してみるよ。少し時間はかかるけどね。」
スネーク「よろしく頼む。・・・ところで、例のテロはどうなってる?」
刹那「それなんですが、報道によると、学園祭前の大規模なデモンストレーションということになっています。」
エヴァ「・・・学園長のジジイの仕業だろうな。奴らにしては動きが速かったな。」
スネーク「・・・あの学園長は一体なにものなんだ?」
エヴァ「関東魔法協会の理事で学園で私の次に強い魔法使い。後のことは本人に聞くんだな。
    ・・・まあ、言えることはもし例の組織が魔法関係者ならジジイは何かしら知っているということだ。」
スネーク「・・・・・・。」

ハカセ「あのー、それでメタルギアの方はどうだったんですか?」
スキッド「そうだったな。・・・これを見てくれ。」(懐からデジカメを出す。)
超「このパソコンに繋ぐヨ。」
(スネーク達、モニターを注視する。)

エヴァ「(妙だな・・・わずかだが、血の匂いがする。これは・・・?)」
237そろそろダンテ出さないと:2005/11/05(土) 23:25:41 ID:???
―――雷電とジョン戦闘中

ダンテ「ハッ、その歳でお人形さん遊びかよネエちゃん!」(炎の玉を放ち、仮面の使い魔をなぎ倒す。)
高音「くっ、強い。でも、まだまだ負けませんわあああ!!」
愛衣「待ってくださいお姉様!!」
高音「愛衣・・・!?」
愛衣「その人は敵じゃありません!というか、美空先輩のクラスの先生ですし。」
高音「え?そ、そうなの?」
ダンテ「ああ、まあな。」(あ〜あ、いいトコだったのに・・・。そういや、女とデカブツはどうしたんだ?)
238マロン名無しさん:2005/11/07(月) 02:17:24 ID:JOPOcd01
定期的アゲ〜
239マロン名無しさん:2005/11/07(月) 19:47:20 ID:???
高音「どうかしましたか?」
ダンテ「あ、いや、俺はこれからこの事態を惹き起こした『本当の』張本人をぶっ倒してくるわ。」
瀬流彦「・・・その必要はありませんよ。」
ダンテ「おや?あんたは・・・・・・だれだっけ?」
愛衣「先生と同じ中等部の瀬流彦先生ですよ。」
瀬流彦「お、憶えていてくださいよダンテ先生。」
ダンテ「ああ、わりいわりい。だって、あんたなんか影薄いからさ。・・・で、なんで奴らを倒す必要がないの?」
瀬流彦「ぐ・・・、彼らならもうここにはいません。あっさりと退いてしまったようですよ。」
ダンテ「あ?なんだよ、腑抜けた連中だぜ。なんのために来たんだか。」
瀬流彦「さあ・・・?こちら側の力を試したかったのか、なにかの陽動か、それとも単なる部下の暴走か。」
ダンテ「ふーん・・・しかし、石にされた奴らはどーすんだ?どっちにしろあのデカブツは倒さないとマズイんじゃねえか?」
瀬流彦「その点なら大丈夫です。彼らは術者を倒さないと元に戻らないとか言ったんでしょうが、それは相当高レベルの魔法の場合です。
    この程度の石化魔法なら半日も経たずに元に戻りますよ。つまりは単なるブラフだったんですよ。」
ダンテ「な、なんだよそれ、あのヤロウども騙しやがって!」
瀬流彦「まあまあ。それから、雷電先生は学園長の所に向かったよ。君に後のことはまかせたと言っていたが・・・。」
ダンテ「・・・ち、あの金髪野郎。・・・逃げやがったな。」
240学園長室の怒れる男:2005/11/10(木) 01:58:18 ID:???
バン!(学園長室のドアが勢い良く開かれる)

学園長&秘書「!?」
雷電「・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
学園長「何か言いたい事があるみたいじゃな・・・?」
雷電「・・・あぁ、今怒りに我を忘れてるけどな・・・。冷静になれる時間を少しくれ・・・。」
学園長「・・・ふむ。何か冷たい物を用意してくれ」
秘書「かしこまりました・・・。」

学園長「・・・落ち着いたかね?」
雷電「・・・はぁ・・・。あぁ、落ち着いた・・・。悪かった・・・。ここんとこ、ずっと酷い目に遭ってきたからな・・・。」
学園長「何があったかは知ってる。『奴ら』じゃな?」
雷電「・・・あぁ。何者なんだ、奴らは?スネークやダンテの奴が言ってた、例の『魔法』に関係する連中なのか?」
学園長「・・・・・・うむ、そうじゃ。」
雷電「いいか、隠し事は無しにしてくれよ。・・・アンタは奴らの事知ってるよな?奴らの事、知ってることを教えてくれ・・・。」
学園長「・・・奴らの組織については・・・ワシも詳しくは知らん。だが、奴らの『ボス』は、充分知っておる。」
雷電「・・・・・・・・・『ボス』?」
学園長「そして『我々』は『奴』に大きな『貸し』があるんじゃ。直接の貸しのないワシにもな・・・。」
雷電「一体、何の話をしてるんだ・・・?」
学園長「少し・・・話をしようか・・・の。」

学園長は一つのファイルを出した。
題名は『魔術及びそれに相当するエネルギーの干渉について』
雷電が二日目に発見したファイルだった。
241マロン名無しさん:2005/11/13(日) 18:37:57 ID:dBSkDhN3
浮上
242マロン名無しさん:2005/11/14(月) 00:35:52 ID:???
進行が遅いと思ってるのは俺だけか。
243マロン名無しさん:2005/11/14(月) 05:27:31 ID:???
   、ヽlノiノ_
  ヾ/ハノヘゝ   …人がいなくなっているのよ
   '`c゚_ヮ゚ノ゛
244『ボス』と『シュルツ』:2005/11/15(火) 02:36:38 ID:???
『ボス』と呼ばれる男。
その男の本当の名を知る者は何人いるだろうか?
彼の本来の名で呼ばれたのはいつだったか?
今では本人しか知ることのない名前になってしまっただろう。
もっとも、彼が自分の名を語るとは思えないが・・・。
彼がどこの生まれで誰から生まれたのか、だれも知らない。
ただ、ある日彼は魔法界の賢者達の前に現れたのだ。
時は魔法界が魔族の侵攻によって危機を向かえる以前の頃の事だった。

彼は俗に言う『天才』だった。
賢者達をも凌ぐ『魔力』を備えて現れた彼は、魔法学校をわずか一年で卒業した。
当時7歳だった彼は賢者達に師事する事にした。
賢者達は興奮した。
いずれ自分達を軽々と追い越すだろう少年に。
希望と恐怖が混在する尊敬―畏怖を抱いた。
わずか7歳の少年に。

西暦は1900年代を向かえた。
彼が賢者達に師事してから彼の存在は魔法界に伝わる事はなかった。
賢者達が秘密裏にしてきたからだ。
賢者達をいずれ超えるであろう逸材の少年の情報を晒せば、芽が出る内に外敵によってつぶされてしまう―そう考えていたのだ。
7歳の少年は他の少年達と同じように生活し、その裏では魔法の知識と研究、あらゆる力の探求をし、成長していった。
そんな中、彼の前に一人の男が現れた。
『エリオット・シュルツ』、齢は27。
同い年の青年が『彼』−のちの『ボス』の人生を大きく変える事になった。
245魔族の侵攻:2005/11/15(火) 02:55:01 ID:???
1900年代は魔法界にとって試練の年月だった。
なぜ魔族が魔法界を攻撃してきたのか、誰もわからなかった。
だが、その侵攻は生半可な物ではなく、まるで誰かに統率されたかのように大規模に長期間行われたのだ。
滅ぼしても滅ぼしても、魔族は攻撃を止めない。
今度はいつ襲ってくるのか?
いったいいつまで襲ってくるのか?
この戦いの日々が終わるのはいつなのか?
来年のこの日、自分は果たして生きているのだろうか?
―そんな不安な日々を、過ごすしかなかった。

エリオットは貴族だった。
シュルツ家の当主になっていたエリオットは、魔族侵攻に頭を悩ませる賢者達の前に現れた。
『私は魔法を使うのは得意ではない。だが、魔法を研究し魔法をコントロールする術を知っている。』
賢者達は怪訝な顔をした。
彼が何を話そうとしているのかさっぱりわからなかったからだ。
エリオットは改めてこう言った。
『魔族の侵攻から世界を救う方法を知っている。』
彼の目的は一つだった。
研究成果の『発揮』である。
賢者達はエリオットに対する返事を保留した。
効果があるかわからない研究を支持し魔族対策とするべきか否か。
―だれもエリオットの研究を強く反対する者はいなかった。
もう既に尽くせる手は尽くしたのだ。
尽くせる手があれば、どんな手でも試すしかない。
賢者達の答えは決まった。
246シュルツの『武器』:2005/11/18(金) 01:15:35 ID:???
魔法界の賢者達をスポンサーに付けたエリオットの行動は目を見張る物があった。
当時、産業革命を向かえた科学技術は、『機械』を生み出していた。
珍しく、人力ではなく蒸気で力を生み出した蒸気機関を初めとする新しい『力』。
その新しく台頭するであろう『力』を、エリオットは惜しみなく使ったのだ。

シュルツ一族が考案した機械。
それは魔法の力で機械を動かし、その機械で魔法を発動させる兵器だった。
魔法で基本となる動力を動かし、機械で魔法をある一定のエネルギーに変換する。
魔法は巨大な物理的なエネルギーを生み出す。
・・・だが、それが何の目的でエネルギーを生み出す必要があるのか?
その先はエリオットは何も答えなかった。
ただ一言最後に『動かせばすべてわかる』とだけ言って。

一方の賢者達は新たな問題を抱えることとなった。
それはシュルツが出した一つの要請だった。
『兵器のエネルギーを生み出すために、膨大な魔力が必要だ。だれでもいい、その魔力を提供できる魔法使いを寄越してくれ。』
賢者達は大いに悩んだ。
膨大な魔力を所持している魔法使いなど、そう滅多にはいない。
賢者達ももちろん膨大な魔力を所持している。
だが、魔法界において重要な立場にいる自分達がその身を得体の知れない兵器に提供できるわけがなかった。
自分から名乗り出ようという雰囲気も無かった。
結局、賢者達から志願者は現れなかった。
賢者達以外で膨大な魔力を所持している魔法使い―。
それから数日も立たないうちに、賢者達は『彼』−のちの『ボス』―に白羽の矢を立てたのだ。
247マロン名無しさん:2005/11/20(日) 02:55:02 ID:WRbq7Kx8
新たな職人を期待age
248マロン名無しさん:2005/11/20(日) 20:11:17 ID:???
しかし魔力問題は賢者達の話し合いの結果魔力をはっする木の苗、世界樹の苗で補う事になった、苗は日をおうごとに大きくなっていったがそれに比例して魔力も増していった。世界樹は苗の段階でもじゅうぶんな程に魔力をはっしていた。

シュルツも最初は苗をどうやって機械に搭載するかの問題で賢者達にクレームを意見したがさらなる技術で問題もなくした。成長するにつれて苗が巨大化する問題もどうにかなった


そして出来上がったのが自然と魔力と機械をかねそえた大量破壊殺戮兵器メタル・ギア・ツリー。であった。
249マロン名無しさん:2005/11/21(月) 22:16:56 ID:???
>>234 放置かよ……ジョニーカワイソス

確かに新規の職人が入り込みにくいのは確かだよな。
このスレの職人、二〜四人ぐらいしか居ない気がするし。

それはいいとして、このスレって保管庫とか無いの?
250マロン名無しさん:2005/11/21(月) 22:36:36 ID:???
以前ちょこちょこと書いてきたが、最近は流れがよくわからんので見てるだけ。


とりあえず、ログはウチでキープしてある
[1] ttp://my.reset.jp/~sylph/2chlog/csaloon_1106552936.zip
[2] ttp://my.reset.jp/~sylph/2chlog/csaloon_1111161071.zip
251マロン名無しさん:2005/11/22(火) 23:24:48 ID:WDiBiHWV
今からでも遅くない、新たな職人さんを求むぞ。
252マロン名無しさん:2005/11/24(木) 19:56:04 ID:???
>>248
唐突すぎて何かおかしい
253マロン名無しさん:2005/11/24(木) 20:33:06 ID:???
>>252
とにかく何か進展させたかったんだろW、
254マロン名無しさん:2005/11/24(木) 21:03:45 ID:???
確かにおかしいな…
メタルギアを最初に考えたのはグラーニン(そんな名前だっけ?)な訳だし…
世界樹も本当の名前違うし
俺もたまにやってたけど『武器』についてはやりにくかったんだよね…
2,3考えたけどやっぱ話の1番重要なところだから一存では決めれないんだよな
ウザイこと言ってると思うけどそう思ったらスルーしてくれ
255マロン名無しさん:2005/11/24(木) 22:28:50 ID:???
リセットボタン押しますか?

冒険の書は消えてしまいました、を実行か?
256マロン名無しさん:2005/11/24(木) 23:16:36 ID:???
それは正確には『メタルギア』とはいえないのかも知れない。
その『メタルギア』という言葉さえまだなかった。
だが、それのコンセプトは確かにメタルギアの一面を捉えていた。
強力な一撃、蒸気機関で動く砲台、長距離からの狙撃。
しかし問題点もかなりあった、最大の難点は攻撃のタイミングであった。
相手は魔物。恐れを感じない。一撃を打っても何度でも沸いた。
上級の魔物は学習をし、対策を立ててくるという始末だった。
賢者達は落胆をした。確かに一兵器で戦況が覆るなら楽なものはないだろう。

しかしシュルツは満足気にこう言い放った。
「実験は成功した。これで私達は勝つことができる。」
シュルツの手には後に魔法界に勝利をもたらす『武器』が握られていた。
257マロン名無しさん:2005/11/24(木) 23:17:46 ID:???
>>255
いやいやそれは・・・
しかしこの流れを変えるには必要かもな・・・
258100年前の二人:2005/11/25(金) 02:11:34 ID:???
―某国・某所・場末のバー

エリオット「おや、こんなところに居たのかね?」
『ボス』「・・・・・・。」(ボス、エリオットを見向きもせず、グラスの酒を煽る)
エリオット「・・・いや、君のお陰で魔族から世界を救えそうだよ・・・。君の持ってきてくれた『苗』のおかげさ・・・。」
『ボス』「・・・何か用か?」
エリオット「連れないな・・・。まぁ、いいさ。私を信用出来ないのも仕方ない。・・・だが、君は私の『事業』に協力してくれているじゃないか。」
『ボス』「賢者達が貴様に協力しろと言っているからな。・・・奴らの判断なら仕方ない。」
エリオット「ふむ・・・。なら、良ししようじゃあないか。」
『ボス』「・・・・・・何が目的だ。あんな物で本当に魔族を一掃出来るのか?・・・違うだろう?」
エリオット「・・・・・・あぁ、あれでは魔族は滅ぼせん。だが、『魔族の脅威から救う事は出来る』」
『ボス』「・・・どういうことだ?魔族を滅ぼさずして脅威を排除することが出来るだと?」
エリオット「・・・君にヒントをあげよう。魔法を知らない現実世界に、我々魔法使いが隠匿した生活を送る世界。
       そして、多くの魔法使いと数多の魔族の支配する魔法世界。
       この別たれた二つの世界・・・。私は――」

―100年後、秘密結社『バタフライ』
『ボス』「『二つの世界を一つにする』・・・奴はそう言った。」
男爵「・・・どういう意味ですか?」
『ボス』「・・・・・・・・・。」
259マロン名無しさん:2005/11/26(土) 00:04:03 ID:???
現況をまとめてみた。
時間とか考慮してないので、「現在」との間は適当に補完しといてちょ。

[学園長室]
・学園長: >240
・雷電(いつの間にか戻ってる): >240
・のどか,夕映: >171

[寮]
・あやか,ネギ,カモ: >188
・明日菜(ネギ届けたあと自室に戻る?): >186
・木乃香(たぶん自室): >175

[エヴァ邸]
・スネーク,スキッド,オタコン,エヴァ,葉加瀬,超: >236
・刹那,茶々丸: >189
・『ボス』(スキッドに憑依中): >183

[大宮駅前]
・祐奈,亜子(映画館で石化中?): >191
・桜子,釘宮,柿崎,まき絵,アキラ,朝倉(デート追跡組, たぶん石化中): >158
・ダンテ,高音,愛衣,瀬流彦: >237,239
・復興要員らしき名無し(愛衣とともにダンテと合流?): >216
・タカミチ(来るらしいが未だ登場せず): >197
・ジュリア,大男(撤退?): >192,196

[その他]
・ジョン(雷電との戦闘後、行方不明): >230
・千雨,ザジ(学園都市内,屋外?): >174
260のどか、夕映、パルの部屋:2005/11/26(土) 23:05:03 ID:???
のどか「ネギせんせー、学園長室に連れて入ったけど、大丈夫かな・・・」
夕映「きっと大丈夫ですよ。のどか。今回の事件は規模が大きすぎるです。私達ではどうにもできません。」
のどか「でも、でも、」
夕映「のどか。・・・のどかの気持ちもわかるです。確かにここ一週間は大変な事が連続して起きたです。」
のどか「・・・」
夕映「たぶん、私達の巻き込まれた事件は魔法とかそんな幻想的なものじゃなくて、私達の世界の『知らない世界』のはずです。」
のどか「う、うん」
夕映「これまでネギ先生を通してみてきた『知らなかった世界』もそうですか、私達の『知らない世界』はこの世界にたくさんあるです。」
のどか「・・・」
夕映「私達はそれの片鱗をなぞっただけです。それだけでネギ先生はあんなに傷ついたです。」
のどか「・・・!」
夕映「冷たいかもしれませんが私達にできることはなにもないかもしれないです。」
のどか「・・・でも、わたし・・・わたし・・・」
夕映「・・・のどか、差し入れを作りましょう。」
のどか「え?」
夕映「ネギ先生はしばらくはエヴァンジェリンさんの家に寝泊りするはずです。だから・・・」
のどか「う、うん。・・・ゆえー、ありがとう。」
夕映「何を言うですか。のどか。さて、何を作るかを決めて大量に作るです。考えたら相当人数がいるのですから。」
のどか「うん。・・・でも何、作る?」
夕映「・・・そこが問題です。」
261100年前の噂:2005/11/27(日) 14:46:53 ID:???
スネーク達、エヴァ邸でスキッドの写真を分析している

ハカセ「なんか、色んな部品がありますね〜。どれも殆ど完成されてますし・・・。」
超「一箇所に集めて部品を繋げればそれだけで完成してしまうかもネ・・・。
  まぁ、あれだけの代物、調整もしなくてはいけないし・・・まだわずかな猶予はあるネ・・・。」
スキッド「奴らは言っていた。メタルギアが完成すれば、上の連中が来るだろうとな。」
スネーク「・・・シュルツにオセロット・・・。本丸の連中がここに乗り込んでくるのか・・・。
      もし、今やつ等が国を離れたとしたら、14時間後・・・。
      やつ等がご丁寧にジェット機に乗ったらの話だがな。」
オタコン「それまでに見つけないと行けないね。・・・・・・ところでスキッド。その写真の長方形の機械はなんだい?」
スキッド「さぁな・・・。奴らは『棺桶』と呼んでいたが・・・。」
超「・・・ガラスの奥の中身は『人型の窪み』があるネ・・・。ヒト一人収まりそうなカンジネ・・・。」
ハカセ「何の使い道があるんでしょうか?」

エヴァ「推測は出来るだろう?」
スネーク「どういうことだ?」
エヴァ「その『棺桶』は人を入れて何かを起こす、そういう事なんじゃないか?」
オタコン「何かって・・・。」
エヴァ「・・・昔の噂話でな。当時どこかの機関で『人間に備わっている魔力を抽出する実験』をしているという話を聞いた。
     人間の魔力を抽出して利用する、そんな実験だという。」
スネーク「どういう事だ?」
エヴァ「つまり・・・・・・(エヴァ、携帯ゲーム機の蓋をはずし、中身をスネークに投げる。)
     コレなんじゃないか?」
スネーク「・・・・・・・・・『電池』」
262『らりるれろ』の厨房 :2005/11/27(日) 23:14:35 ID:H6TeMQO4
ここの人たちはクオリティがテラたかいですね
この行きよいだと同人ゲームの一つや二つ簡単にできそうですね
ただボスキャラが少ないような(だったら自分で作れ!
いつか暇ができたら書いてみようかな?
皆さん光る風を追い越す感じでがんばってください!
 
テリコ「私の出番はまだなの?」


263マロン名無しさん:2005/11/28(月) 23:42:15 ID:???
オタコン「・・・つまり魔力をエネルギーにしてメタルギアを動かすということか。」
ハカセ「しかもメタルギアの『力』を増幅させることに・・・。」
スネーク「そんなことが可能なのか?」
超「あくまで仮説だけど不可能なハナシではないと思うヨ。でも・・・。」
オタコン「ん?なんだい?」
超「あまりにも危険すぎるネ。魔法で増幅されたメタルギアの力は通常の何十倍にもなるはずヨ。制御することも難しいヨ。
  並みの魔法使いならまだしも、もし並外れた魔力を持つ魔法使いが『棺桶』の中に入ったら・・・とても恐ろしいことになるヨ。」
一同「・・・・・・。」

スネーク「・・・しかし、これで奴らがこの学園を選んだ理由が分かったな。」
超「ウン、この魔力で動くメタルギアを製造するために、この学園で魔法に関するデータを集めていたネ。」
スネーク(・・・さて、これからどうするか・・・)
264マロン名無しさん:2005/11/30(水) 23:55:05 ID:???
恐らくかなりの伏線が張られているのだろうと信じている



棺桶・・・DIO・・・・?
265マロン名無しさん:2005/12/02(金) 11:05:58 ID:???
837 :マロン名無しさん :2005/12/01(木) 14:19:04 ID:???
大麻帆良祭で声優の交代発表。以下の様になる。
01番 相坂さよ 草柳順子 02番 明石裕奈 芹園みや
03番 朝倉和美 榎津まお 04番 綾瀬夕映 かわい乙女
05番 和泉亜子 細田なな 06番 大河内アキラ 羽桜涼子
07番 柿崎美砂 三咲里奈 08番 神楽坂明日菜 北都南
09番 春日美空 西田こむぎ 10番 絡繰茶々丸 かわしまりの
11番 釘宮円 まきいづみ 12番 古菲 みる
13番 近衛木乃香 涼森ちさと 14番 早乙女ハルナ このかなみ
15番 桜咲刹那 一色ヒカル 16番 佐々木まき絵 金田まひる
17番 椎名桜子 茶谷やすら 18番 龍宮真名 児玉さとみ
19番 超鈴音 桜田えり 20番 長瀬楓 深井晴花
21番 那波千鶴 矢口樹里 22番 鳴滝風香 友里杏
23番 鳴滝史伽 桜川未央 24番 葉加瀬聡美 島香麗子
25番 長谷川千雨 青山ゆかり
26番 Evangeline.A.K.McDowell カンザキカナリ
27番 宮崎のどか 高柳香帆 28番 村上夏美 如月葵
29番 雪広あやか 大波こなみ 30番 四葉五月 鷹月さくら
31番 Zazie Rainyday 木村あやか
ネギ・スプリングフィールド 朝倉鈴音
266マロン名無しさん:2005/12/04(日) 19:38:44 ID:???
学園長「・・・少し休憩しようか。」
雷電「・・・ああ、そうしてくれると助かる。それと今までの話をまとめてくれるともっと助かるんだが。」
学園長「まぁ、いきなり知らない世界の話をされるのは小説の音読を聞かされるようなもんじゃからな。」
雷電「昨日の話では、シュルツがこの学園でとんでもないモノを作ったことだった。それが『武器』。」
学園長「そうじゃ。まぁ、それの成り立ちを簡単に話したんじゃが、続きを話そうか?」
雷電「・・・俺等の任務はもともとメタルギアの破壊だ。いろいろあったが目的であったネギ先生と、スネークの救出は終わった。」
学園長「・・・」
雷電「率直に話すと聞きたい事が三つある。一つ目は俺を狙ったあいつ等の事。2つ目はそっち側で分かっているメタルギアの事。」
学園長「後の一つは?」
雷電「本当にいろんな事があって忘れがちになっていたが『4人目の蛇』。あの龍宮のことだ。」

学園長「さて、どれから話そうかのぉ。」
267笑顔の裏の二人:2005/12/05(月) 00:01:30 ID:???
ケン「ん〜♪いい天気だよねぇ〜♪こんな日は草の上で横になって漫画でも読みたいよねぇ〜。」
楓「あいあい♪絶好の昼寝日和でござるよ♪」

ケンと楓、学園内ダビデ像前の広場にいる。

ケン「・・・・・・んでさぁ、そろそろ聞いていい?」
楓「ふむ?何用でござるか?」
ケン「僕さ、ネギ君呼んできて欲しいって言ったよね。なんで君しかいないの?」
楓「・・・ふむ、ネギ坊主は昨日まで過酷な場所に身を置いていたゆえ、無理はさせられぬと思った次第でござる。」
ケン「あ〜、つまりアレだよね。僕の前に連れて行くのがイヤなんだ?」
楓「まぁ、早い話がそうでござるな。」
ケン「遅く言っても同じだよ。・・・・・・そっか、イヤなんだ・・・。僕はネギ君と話がしたかったんだけどなぁ〜。」
楓「・・・拙者も聞きたいことがあるのでござるが・・・。お主達の目的は蛇殿らであって、ネギ坊主ではござらんはず。
  如何様な理由でネギ坊主に拘るのでござるか?」
ケン「う〜ん・・・ネギ君に用があるのは、僕であって、『組織』は関係ないかな。僕の個人的な興味でネギ君に拘ってるんだよ。」
楓「・・・・・・というと?」
ケン「・・・羨ましいんだよね。魔法学校を主席で卒業して仲間に恵まれて立派な目標がある・・・いいよね、それって。
   ・・・・・・故郷を焼かれたくせにさ。」
楓「・・・・・・!」
ケン「だからさ♪なんで彼と僕、こうも違うのか知りたくて♪」
楓「・・・・・・逢ってどうするつもりでござる?返答次第では、容赦はせぬが・・・?」
ケン「どうもしないよ。まだね。ネギ君は最後さ。」
楓「・・・・・・最後?」
ケン「ネギ君を支えている仲間・・・それが『ひとりずつ失う事になったら』・・・ネギ君どうなるのかな?・・・・・・ねぇ?」
楓「・・・やはりお主をネギ坊主と逢わせなかったのは正解でござるな。」
ケン「そうだね。始めるか。・・・君を失ったネギ君の顔・・・どんな顔するのかな?」

―楓、ケン、戦闘開始
268マロン名無しさん:2005/12/05(月) 23:15:40 ID:???
ネギ「では、クラスの皆さんは元気なんですね。」
いいんちょ「はい。それはそれはとても元気ですよ。」
ネギ「よかった。僕、突然消えちゃったから心配しました。」
いいんちょ「大丈夫ですよ。皆さん、ネギ先生のお帰りをお待ちしておりますわ。」
ネギ「・・・ありがとうございます。いいんちょさん。」
いいんちょ「いえいえ、学級委員長ですから、当然のことですよ。ネギ先生。」
ネギ「僕はもう、戻ります。今日のことは僕といいんちょさんだけの秘密にしてください。」
いいんちょ「二人だけの・・・秘密・・・」
ネギ「そうです。誰にも話さないでくださいね。」(でないと、とんでもないことに巻きこんじゃうから。)
いいんちょ「わ、分かりました。この雪広あやか。一生このことを他言しないことを誓いますわ。」(そう、二人だけのひ・み・つ)
ネギ「そ、そうですか。クラスにまだ戻れませんが安心して待っててくださいね。」
いいんちょ「(安心?)・・・ネギ先生、一体何を・・ピンポーン♪

明日菜「こら〜ネギ。梱包しに来たわよ。」
木乃香「ネギく〜ん。またちょっと狭いけどカンベンな〜」

ネギ「はい。行きましょう。」
いいんちょ「ネギ先生・・・」
ネギ「いいんちょさん。しばらく3-Aをよろしくお願いしますね。」
いいいちょ「は、はい。ネギ先生もお体に気をつけて。」(そうよ、あやか。待つこともまた『愛』なのよ。耐え忍びなさい。あやか。)
269『暗殺チーム』プロフィール:2005/12/07(水) 02:35:42 ID:???
ケン(14)

秘密結社『バタフライ』暗殺チーム
戦闘スタイル:自己流のケンカ
魔力B

とぼけた口調が特徴のチーム最年少の『暗殺者』
秀でた魔力と自己流のケンカで相手を行動不能にする。
常に笑顔で『喜怒哀楽』の『楽』しかないといわれているらしい。

得意な魔法は、『自分の身体と感覚を常人の数倍の反応にする魔法』(通称:『鋭敏魔法』)
一定時間、自分だけ他人より素早く動くことが出来る。
例:通常の一秒の間に自分は八秒行動することができる。
発動キーは『retardo』―ラテン語で「スピードを落としてください」
ケンから見て周りのスピードが遅くなっているのが由来らしい。

魔法学校中退だが、なぜ組織に入り暗殺者をやっているかは不明。
だが、すべては組織の『ボス』が鍵を握っているのだろう。

好きな音楽:ボン・ジョヴィ インディーズ時代のブラックサバス
好きな漫画:ドラえもん ドラゴンボール 最近はアメコミを読んでみたいと思っているらしい

※A−超スゴイ B−スゴイ C−人間並 D−ニガテ E−超ニガテ
270マロン名無しさん:2005/12/07(水) 23:18:10 ID:???
ちょっとあげとくか
271タカミチ編 1/2:2005/12/08(木) 02:26:26 ID:???
少々間が開いてしまったが、ここで我等がヒーロー・デスメガネ高畑の登場。
そして彼の足元には、いかにも悪者ですと言わんばかりの大男がマケボノAAそのままの
ポーズで横たわっている。呆気ない話だが、数多の武勇伝を持つデスメガネの前では
サンドバッグの役にも立たないのも確かだ。
が、眼前に広がる石の世界はなお健在。つまり、この大男は術者ではないということだ。
そりゃ当然だと言われちゃ元も子もないが。

そして数分後、石の世界に潜む敵を探しつつ前進を続ける高畑の足元に1発の銃弾が
撃ち込まれる。どこかで見たような展開だ。それもそのはず、発砲した輩も一緒だ。
そいでもって、高畑の存在に気付いて止めに入るお姉様の姿あり。
しかし、高畑はそんな漫才なんぞ全く無視。彼の目はそこから少し離れたところで
様子を窺っている一人の女性に向けられていた。

「君は…」
そう言いかけたところで、彼女からストップサインが。
彼女は、高畑が彼女のことを覚えていることに内心驚いている様子。
272タカミチ編 2/2:2005/12/08(木) 02:27:36 ID:???
高畑と彼女は、かつてのミッションで組んだことがある。
彼女の名は…謎。どういうわけか、名乗らないのだ。どうやら彼女が持つ能力と何らかの
関係がありそうではあるが、それは憶測に過ぎない。とにかく名乗ってはいない。
不便極まりないったらありゃしない。

さて、そのミッションはとある郊外の町に根城を持つギャング団との交戦。
ほんの数時間ではあったが、町を巻き込んだ乱戦となり多くの犠牲者を出した
…かのように見えた。
ところが激戦の末、惨憺なる状態となっていたはずの町は何事もなかったかのように元通り。
人々は普通の生活を続けていた。
そして彼女は、敵の親玉と共に姿を消していた。それどころか、その二人の存在は
誰も知らないという。ギャング団の残党でさえ、親玉の姿を見たことないという有様。
その中で、高畑ただ一人だけが朧気ながらも記憶を残していた。
273マロン名無しさん:2005/12/10(土) 13:06:48 ID:???
よしあげとこう
274漫才の果てに:2005/12/10(土) 14:26:12 ID:???
愛衣「お姉様、何か違和感ありませんか?」
高音「この先生のことではなくて?」
ダンテ「あのな…」
愛衣「いえ、あっちの歩道の端に…」

愛衣が指さした先には地上式の消火栓が
それもアメリカンスタイルの

高音「何アレ?」
ダンテ「消火栓を知らんのか?」
高音「そうではありません。何故そんな消火栓がここにあるのですか。」
ダンテ「そういえば、日本の消火栓はマンホールタイプが主流だったな。」
愛衣「日本でも豪雪地では地上式ですよ。
   それよりも、あの消火栓から奇妙な気配がします。」
ダンテ「敵が消火栓に化けているとでも言いたいのか。」

ダンテ、いきなり消火栓に発砲

ダンテ「見ろ、あれは本物だ」
愛衣「でも…」
タカミチ「どうやら結界術のようだね。おそらく、空間に身を隠すための。」
ダンテ「知っているのか雷電!?」
タカミチ「雷電じゃないよー。」
275呼び出し:2005/12/12(月) 00:38:40 ID:???
ジリリリリ・・・

ガチャ

茶々丸「はい、もしもし・・・。・・・はい、少々お待ちください。」
エヴァ「誰だ?」
茶々丸「龍宮さんです。」
刹那「っ!?」
スネーク「刹那!」
刹那「・・・あ、す、すみません・・・。」
茶々丸「スネークさん。龍宮さんがお話があると・・・。」
スネーク「わかった。代わろう。」

スネーク「こちらスネーク。・・・聞こえるか?」
龍宮『あぁ、聞こえる。・・・スネーク。』
スネーク「・・・どういうつもりだ?わざわざ電話を寄越すとはな。」
龍宮『なに、話がしたかっただけだ。・・・お前にだ、スネーク。』
スネーク「話・・・?」
龍宮『今、学園内のカフェテラスにいる。私はそこで待ってる。一人で来てくれ。・・・・・・私はお前が来るまでずっと待ってる。』
スネーク「・・・わかった。俺一人でだな?」
龍宮『・・・あぁ、待ってる。』

ガチャン

刹那「あの・・・龍宮はなんて・・・?」
スネーク「俺一人で会いに来いという事らしい。」
刹那「・・・・・・・・・。」
スネーク「刹那、俺に任せろ。・・・お前はここを頼んだぞ。」

ガチャ・・・(スネーク、エヴァ邸から出て行く)

―スネーク、学園カフェテラスへ
276マロン名無しさん:2005/12/12(月) 17:59:35 ID:???
―――学園内広場
今ここでは楓とケンが戦っているようである。
『ようである』と言うのは2人の戦いが凄まじいスピードで行なわれており、常人にはその動きを目で追うことすら不可能であるからだ。

ケン「君なかなかやるよね。魔法も使わずにこんなに早く動けるなんてさ。ニンジャってのはホントにすごい。」
楓「いや〜、まだまだでござるよ・・・・・・拙者を倒さないことにはネギ坊主や仲間達には近づくことはできないでござるよ。」
ケン「そうだね、そろそろ飽きてきたし終わりにしようか?」
楓「む!?」
ケン「・・・今度は15秒だよ♪  『retardo』。」

今までにも増して早くなるケンの動き、楓も分身して対抗しようとするが、ケンはその全てを魔法で攻撃。
まばたき1つの間に楓本人を残し楓の分身は消滅した。
ケン「・・・つかまえた。」(楓の腕を掴み、その胸にナイフを突き立てようとする。)
ケン「あれ?」(その瞬間、ケンの前から消える楓。)

そして、 ドカッ!!

背後から現れた楓の手刀でその場に倒れるケン。力なくぐったりとしている。
楓「・・・気絶したでござるか。・・・ふー、正直遊んでくれているうちに倒せて良かったでござるよ。
  もしも本気を出されていたらどうなっていたか・・・。」
277漫才の果ての果てに:2005/12/13(火) 00:41:16 ID:???
タカミチ「その消火栓は結界の一端。この他にあと2つ、共鳴するものがあるはずだ。
   そして、その3つを一斉に破壊すれば結界は消せるだろう。」
高音「でも、変ではありませんか? 結界に隠れているだけで我々を攻撃してくるわけでもなく。
   一体何が目的なのでしょう。」
タカミチ「さあね。おそらく、その待つことが目的だろう。何を待っているのかは解からないが、
   できるだけ早く片付けた方がよさそうだ。」


愛衣「もう一つ見つけましたー!」
いつの間にか反対側の歩道まで行って、何やら指している……カーネル・サンダースおじさんw

そのとき突然、愛衣の背後の空間から女の手が現れる。
タカミチ「伏せるんだ! 愛衣君!」

即座に伏せた愛衣の頭上をダンテの弾丸が飛び去り、敵に撃ち込まれる。
ダンテ「手応えはあったようだが、効いちゃいねえな。」

名無しw「間違いないようね。あの手の持ち主がペトリフィケーションの術者よ。」
ダンテ「あれはどう見ても女の手だろ?
   俺が見た限りでは、術を使ったのは図体のでかい男だったぜ。」
名無し「一見術者に見えても、その人が単なる触媒だったりすることよくあるのよ。
   魔法使い相手に戦うのなら、よく覚えておきなさいな。」
ダンテ「解説どうもな」


瀬流彦「タカミチ、もう一つ見つかりました。」
これまたいつの間にか敵の反対側に回り込んだ瀬流彦から念話。
…てゆか、すっかり存在忘れてたよ。ごめんね〜
278マロン名無しさん:2005/12/13(火) 19:21:28 ID:???
名無しさんに名前つけてあげようよw
279マロン名無しさん:2005/12/13(火) 23:29:34 ID:???
学園長「そうじゃな、お主はを襲った奴等は・・・掻い摘んで言うと秘密警察みたいなものじゃ。」
雷電「ずいぶんあいまいだな。」
学園長「まぁ、伝えられることが限られるからのぉ。詳しいことは本人達に聞いてくれ。」
雷電「・・・今更聞くのもなんだが、あの後街はどうなったんだ?」
学園長「何もなってないが。」
雷電「おいおい、地下鉄で爆弾が爆発したんだぞ。」
学園長「・・・何もなってない。でいいんじゃ。あと、今日、君があったすべての一般人は君の事を覚えとらんよ。」
雷電「・・・魔法ってやつか。」
学園長「・・・さて、なんのことじゃの?」
雷電「俺を襲った奴はその貸しのある『ボス』と関わりがあると考えていいのか?」
学園長「・・・」
雷電「ジョン・・・それにたぶん『男爵』だったはずだ。こいつ等もその秘密警察と考えていいんだな。」
学園長「・・・」
雷電「・・・俺らが踏み込めない領域か。しかたないか。」
学園長「・・・しかたないんじゃ。これも君等のためじゃ。」
雷電「さて、次だ。」
280マロン名無しさん:2005/12/15(木) 00:17:33 ID:???
進行が遅いのがちと残念だが
面白いので 職人さん方 頑張ってください。
281もう片付けるじぇ 1/2:2005/12/15(木) 00:48:37 ID:???
瀬流彦「20秒後に破壊します。カウントダウンに合わせてください。」
タカミチ「わかったよ。」

タカミチ「高音君、向こうを頼む。なるべく衝撃が残りやすい術で。」
高音「はい。」

瀬流彦「……、4…、3…、2…、1…、0!」


3人がそれぞれの結界端を破壊。思惑通り、結界の中心からジュリアが姿を現した。
ジュリアは逃げようとするが、すかさず高音が捕縛。

ナナッシー(仮称)「やっと私の出番ね。」

そう言いつつ、彼女はジュリアに近づいていく。

ナナッシー(仮称)「逃げても無駄ですよ。貴女のした事は立派なテロよ。さすがの日本でも、
   死刑は免れない。うまく逃げられたとしても、貴女のボスは赦してくれるかしらね。」
ジュリア「…御託はいい。何が望みだ?」
ナナッシー(仮称)「貴女のボスについての情報。それと、場合によっては貴女の力を
   借りることになるかもね。」
ジュリア「………」
ナナッシー(仮称)「どちらにしても、貴女に選択の余地はないのよ。この騒ぎも綺麗に
   片付けなければならないしね……
   細かいことは後ほど話しましょう。」

他の面子を全く無視して話が進んでいく。あまりに内輪な内容なので誰も割り込めないのね。
282もう片付けるじぇ 2/2:2005/12/15(木) 00:50:05 ID:???
ナナッシー(仮称)「それでは皆さん、御機嫌よう……
   それとMr.高畑、今回の件はくれぐれも内密に。」
タカミチ「……?」

タカミチの疑問を他所に、彼女はジュリアと共に空へ消えた。
そして、あれほどの大惨事は何事もなかったかのように収まっていた。いや、正確にはそのような
惨事は存在しないことになっている。ジュリアが石化結界を張ったことのみならず、その場に彼女が
いたという事実すら消し飛んでいた。また、ナナッシー(仮称)の存在についても同様である。
もちろん、対峙していた者たちの記憶にもない。ただ一人、タカミチを除いては。


その後:
タカミチ ……………報告のため、学園に戻る
雷電 ………………急用で学園に戻ったことになっている。現状と変わりなし。
ダンテ………………デートの続き。裕奈達の入った映画館へ。
瀬流彦 ……………ダンテに連行され、すっぽかした雷電の代役にされる
高音&愛衣…………ショッピングに来ていた。そこでたまたまタカミチ達と会った、ただそれだけ。
            2人揃ってその場を去る。
ナナッシー(仮称) …任務を終え、帰還
ジュリア……………ナナッシー(仮称)に連行され、取り調べ中らしい
大男 ………………タカミチにボコられた後ずっと寝てた。その後通行人の通報により病院送り。
ジョン………………行方不明

# あまりにも破天荒な展開だったのでネタまとめるのにすげー悩んだ
# イベント起こすのは自由だけど、収拾つけるところまで面倒みて欲しいぉ >all
283マロン名無しさん:2005/12/15(木) 01:25:22 ID:???
ナナッシー(仮称)

ある組織の幹部らしい。
どういうわけか、決して名乗らない。
高校時代はセア・メルロディスという名を使っていたようだが、これも仮名らしく
卒業後その名を口にしたことはない。
中学以前は組織のボスにより記憶を消されている。

彼女の能力は魔法によるものかは不明。
自分を中心に最大半径5ヤードの範囲内にある物体を他の場所に移動させる。
このとき、移動させた部分の時空が切り取られ、移動部の存在や行動がなかったことになる。
(より高次元への影響もあるようだが、未検証)
これと同時に時空の消失部へ周囲からの流入が起こり、歪みを生じさせる。
この結果、見かけ上ではなくなった存在の前後が補間される形となる。
もちろん、移動先ではこれと逆の現象が起こる。

なお、連続使用はできないようだ。
再使用には少なくとも2日以上の休息を必要とする。
また、あまりに強力なため組織の任務以外で使うことを禁じられている。
284黒幕の二人:2005/12/15(木) 22:35:04 ID:???
―空母・艦上

オセロット「・・・そうか、わかった。准将・・・」
シュルツ「何かあったのかね?」
オセロット「あの女が学園側に捕まりました。・・・まったく、使えん奴です。」
シュルツ「そうか、それは残念だ・・・。彼女から我々に売り込んできたときは使えると思ったのに・・・。
      メタルギアを動かす為の『電池』・・・『膨大な魔力を保持する人間』を捕縛する・・・。
      意外と苦労するものだな。・・・ん、美味い。紅茶はカモミールかね?」
オセロット「しかし、あの便利屋以外、誰を電池に使いましょう?あの男はあのスパーダの息子。潜在的な魔力は桁外れです。
       あの男以外に使える人間がいるでしょうか?」
シュルツ「先週の演習の時、目ぼしい人材はいなかったのかね?」
オセロット「私は魔法に関しては門外漢です。准将にお知恵をお借りしなければ・・・。」
シュルツ「仕方ない・・・。現地に残っている強化骨格部隊に魔力の高い人間を探すように伝えろ。見つけ次第、『拉致』しろとな。」
オセロット「あともう一つは・・・あの『男』ですな。」
シュルツ「あの男か!・・・まったく、一族三代に渡って目の仇にするとは!忌々しい!100年も前の事をよくもまぁ・・・根に持つものだ!
      あの男に私の夢を潰されたらたまらん。どんな手を使ってでも奴に妨害させるな?」
オセロット「わかっています。しかし、奴は不死身です。どんな手を使っているのかは知りませんが100年も生き延びています。」
シュルツ「・・・・・・なら、奴の居場所を特定するぐらいしろ!奴に私の計画を邪魔されてみろ!次の機会はまた100年後だ!
      祖父は力を得ながら力を安定させる術を知らなかった。技術が理論に追いつかなかったからだ・・・。
      父は力を安定させる術を手に入れた。技術が理論に追いついたのだ。だが今度は力がなかった!前回に及ぶような絶大な力が!
      ・・・今回は違うぞ?技術も理論も完璧!あとはエネルギーだけだ!100年前に勝るととも劣らん魔力!
      オセロット、絶対に奴に妨害させるな!そして手に入れろ!魔力だ!溢れる程の魔力を手に入れろ!」
オセロット「・・・承知いたしました。准将殿・・・。」
シュルツ「・・・・・・・・・おい、紅茶だ。おかわりを入れてくれ。」
285ケンの『世界』1/2:2005/12/15(木) 23:10:54 ID:???
ケンとの戦いを終え、その場から立ち去ろうとする楓。
しかし、すぐに異変に気づいた。

楓(これは・・・一体?落ちる葉が・・・異様に遅い?・・・!時計の秒針の速度が・・・!これは・・・!?)
ケン「・・・ったぁ〜・・・。発動状態でダメージ貰うのはキッツイんだよなぁ〜。」
楓「っ!・・・・・・!?」(楓が構える。が、なぜか、身が軽い)

楓がふとケンの横を向くと、『ケンに手刀を当てた姿勢のままの楓』が居た。

楓(これは!?)
ケン「・・・やっとわかった?」
楓「!これはどういうことでござるか?」
ケン「これが僕の『世界』だよ、長瀬楓。これが僕の魔法『retardo』の景色さ。
   君、さっき僕に攻撃したよね?アレさ。アレのお陰で君は僕の景色を見ているんだよ。あの瞬間に僕は君に魔法をかけた。」
楓「・・・・・・。」
ケン「僕の魔法は自分だけじゃなく、他人にも施すことが出来るんだ。もっとも、その分大量に魔力を消費するから滅多に使わないけどね。
   ちなみに、今回は『君の精神だけ覚醒させてる。』君が僕の横に『君の過去』を見ているのはその証拠さ。
楓「拙者の・・・『過去』?」
ケン「厳密に言えば、『現実の君』、『実際の時間の中にいる本当の君』さ。
   君の精神は僕の魔法によって拡張された『僕の時間の中』で共有している。
   僕は精神と身体を覚醒させてる。けど、君は精神だけ。だから、今君が見ている君自身は、『精神に身体が追いついていないだけさ』。」
286ケンの『世界』2/2:2005/12/15(木) 23:12:57 ID:???
楓「・・・・・・なるほど。」
ケン「さて、ここで問題です。拡張された時間の中で『痛み』はどうなるのでしょうか?シンキングターイム♪」
楓「・・・・・・・・・まさか!」
ケン「そう。すっごーい痛いの!『痛みがゆっくり』くるからさ。しかもそれを『続けて何発も食らったら』どうなっちゃうと思う?」
楓「・・・・・・!」
ケン「きっと、『痛みのショックで死んじゃう』かな?あ、知ってる?人間て、ショックでも死んじゃうんだって♪・・・覚悟しといたほうがいいよ♪」

ケン、両手のこぶしを現実世界の楓に向ける。
そして・・・
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!(楓の身体全身にパンチのラッシュを叩き込む)

ケン「4・・・3・・・2・・・1・・・GoodLuck♪」

ドーン!(大きく後方に吹き飛ぶ楓)

ケン「・・・『一分間』は疲れたなぁ。使えるの秒単位だもんなぁ。・・・さて、次行くか。」

―楓KO負け。
287脆弱な平和:2005/12/15(木) 23:27:30 ID:???
休日の学園の昼下がり、多くの生徒達はデートをしたりショッピングに出かけたりと忙しい1日を送っている。
したがって、学園内は平素に比べて少し静かである。
そんな中を埼玉県産ネギのダンボールを抱えた2人の少女が歩いている。

明日菜「・・・う〜ん、ネギあんたちょっと重くなったんじゃない?」
ネギ「う・・・す、すいませんアスナさん。」
木乃香「せやからアスナ、ウチも一緒に持つって言うとるのに。」
明日菜「だ、大丈夫よ木乃香。こ、こんなガキ一人ぐらいどうってことないわ。」
カモ「さすが姐さん、馬鹿力!」
明日菜「・・・聞こえてるわよ。」
ネギ「あははははは・・・」
明日菜「ったく・・・。」
木乃香「エヴァちゃんトコまであとすこしやからがんばってなアスナ♪」


強化骨格兵士『・・・隊長、こちらBチーム。目標を発見。それも2体。指示を待つオーバー。』
288マロン名無しさん:2005/12/16(金) 22:41:49 ID:???
ナナッシー(仮称) 「お父様! あの女の言うことを間に受けるのですか!」
???「フィグリよ、この私を誰だと思っている。」

彼女が父と呼ぶ初老の男、この男こそが魔法社会屈指の諜報組織"オメガ"を束ねる総統である。
そして、この男が口にした"フィグリ"。それが彼女の名前……だと思った人、残念でした。
これは"娘"を意味するイタリア語(たしか)で、単に総統が彼女を呼ぶときに使っているだけ。

総統「奴がこの先生きのこるための唯一の手段、それは我々の仲間になることだ。
   当然、奴もこれを承知している。ならば受け入れてやろう。」
ナナッシー(仮称) 「しかし!」
総統「まあ、落ちついて聞け。これが奴に残された最後の道であることは確かだが、それでも奴が
   我々を信用していないことも確かだ。我々の傘下に入ったところで、今後の命が保証されると
   いう根拠は何一つとしてない。そんなとき、どう立ちまわっていくのが最善か解かるか?」
ナナッシー(仮称) 「服従するフリをする…」
総統「その通りだ。そして我々に情報を提供するふりをし、さりげなく最小限の嘘を混ぜる。
   それが嘘だとバレても単なる間違いで済む程度のな。
   ただし、そんな些細な嘘でもミスリーディング目的には充分。まんまと引っかかってくれたのなら
   それは大きな手柄になるだろう。寧ろ、そっちが本命だな。」
ナナッシー(仮称) 「なら何故!?」
総統「そうと解かってしまえば、その心理は逆に利用できる。ならば気付かないフリで振る舞うに限る。
   さらに、他の連中はフィグリのように疑い半分でいてもらった方が好都合。
   奴の嘘はほぼ完全に見抜いている。その点は安心していい。」
ナナッシー(仮称) 「はぁ…」
総統「それよりも、厄介なのはマホラの方だな。
   どうやら、高見の見物というわけにはいかなくなったようだ。」
ナナッシー(仮称) 「どういうことですか?」
総統「まず奴の目的、間違いなく陽動作戦だ。マホラから離れたところで騒ぎを起こし、マホラの
   連中がそっちに回っている隙に奴の仲間がマホラに闖入、ここまでは間違いない。
   だとすると、とても面倒なことになる。マホラには、決して奴等に渡してはならぬものがある。
   何がなんでも死守しなければ…」
289カフェテラス:2005/12/16(金) 23:35:45 ID:???
―――カフェテラス

いくつかの生徒のグループが楽しそうにお茶している。
その一番端のテーブルに漆黒の長い髪の女が座っている。

スネーク「・・・なんのつもりだ?」
真名「・・・さすがだな。ここに来るまで気配はほとんど感じなかった。」(スネークに対面の椅子に座るように促す。」
スネーク「・・・なぜ、ここに?」(周りを少しだけ気にしながら)
真名「大丈夫だ、ここの連中は皆談笑に夢中で私たちのことなど気にしてはしない。
   それに、おまえは色々な奴らに狙われているようだからな。・・・人込みの中の方が逆に安全だろ?」
スネーク「そうかもな・・・。それで、なんの用だ?」
真名「・・・聞きたいことがある。」
スネーク「・・・なんだ?」
真名「・・・おまえ達と父・・・スネークシリーズのことだ。」
スネーク「・・・・・・。」
290「恐るべき子供達」計画:2005/12/17(土) 00:16:39 ID:???
     | アメリカ政府の一部勢力が行った、最強の兵士を人為的に作り出す計画。
     |アナログなクローン技術とスーパーベイビー法を用いてビッグボスの体細胞から
     |ソリッド、リキッド、ソリダスの3人が作られた。    
     |ソリッドは劣性、リキッドは優性の遺伝子を発現させられている。
     |ジョンソン大統領曰く、ソリダスは「固体でも液体でもない、均整の取れた傑作」である。
   )ノ| MGS1では「レス・エンファントス・テレブレス」
  γ´⌒^ヽ、 (Les Enfants Terribles)と呼称されていたが、
  ハ///^llヽ  。MGS2より「恐るべき子供達」と呼ばれるようになる。
  'ノリ ゚ ー゚ノi /                     
  ⊂Ii報,)llつ                                   Wikiより
   く/_|_〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    し'ノ
291ボスの力・・・そして:2005/12/17(土) 01:23:24 ID:???
―ダビデ像前

刹那「・・・すまないな、付き合ってもらって。」
スキッド「いや、大した事じゃない。メタルギアを見つけるついでだ。」
刹那「そう言ってもらえると助かる。・・・もうすぐ来るころなんだが。・・・あ。」
アスナ「おーい、刹那さーん♪」
このか「せっちゃ〜ん♪」
刹那「・・・お二人とも、ご無事で何よりです。」
アスナ「ううん、大した用でもないしね。身の回りの必要な物を取りに来ただけだし・・・。あとコイツ。」
ネギ「か、カモく〜ん、暴れないでよぉ〜。」
カモ「だってキツイんスよぉ!圧死しちまうってぇ!」
刹那「だ、大丈夫ですかネギ先生・・・。人払いの魔法を使えばこんな苦労をせずとも・・・。」
ネギ「あ、いえ・・・アスナさんがいるから・・・。」
刹那「あ・・・・・・そうでしたね。」
アスナ「・・・?」

強化骨格兵士『・・・・・・了解、行動を開始します』バッ!

スキッド「・・・・・・っ!?」
刹那「!?この気配は!?」

『ボス』(・・・フン、『ステルス迷彩』とか言うヤツか。姿だけ消す機械らしいが・・・この私には気配だけで位置はわかる。
     例え三下がどんな行動に出ようと『奴の心臓をブチ抜く』ことなど造作も無い。しかし・・・このガキ共のいる前で殺しは出来ん。
     『殺し』がガギ共の人生にどんな悪影響が起きようが知った事ではないが、私の正体がバレるのはまずい。ブチのめす程度にしておこう・・・。)

強化骨格兵士(目標、『近衛木乃香』!)グッ!
このか「んんっ!?」(木乃香、口と鼻を覆うように薬品の染み込んだガーゼを嗅がされると同時に、ステルス装備の強化骨格兵に担ぎ上げられる)
アスナ「このか!?」
刹那「お嬢様!」
ネギ「こ、このかさん!!」

『ボス』「『バタフライ・エフェクト』!」
292予想外の力:2005/12/17(土) 01:48:14 ID:???
『ボス』の魔法が発動した。
人々はまるでビデオの再生を止めたかのように動かなくなり・・・そして『巻き戻し』のように動いた。
ランニングする生徒の足は後ろへと走り、蝿の飛行は軽やかに後ろへと飛んでいった。
そして『時計の秒針も巻き戻っている』。
巻き戻っていないのは、発動した『ボス』だけであった。

『ボス』「フン、奴ら何を考えている。こんなチンケなガキの柄をさらってどうするというのだ。だが、まぁ、その理由を確かめる必要があるな。」
バキ!(魔法の射矢を纏った拳で強化骨格兵士を殴りつける。殴りつけた瞬間は、まさに木乃香に襲い掛かろうとする瞬間であった。)
『ボス』「『発動終了』、『過去を書き換えて、正しい未来となった』。」

刹那「っ!?この気配は!?・・・・・・っ!?な!コイツは!」(気配に気づき構えたが、すでに目の前に打ちのめされている強化骨格兵士が現れる)
このか「ひゃぁ!?な、なんなん!?」
刹那「コイツは・・・あの時の敵!お嬢様、下がってください!まだ付近に敵がいるかもしれません!」

アスナ「な、・・・なんなの?今の・・・?今、確か『時間が・・・』」
スキッド「!?」
アスナ「『時間が巻き戻って・・・それで・・・』」チラ(アスナ、おそるおそるスキッド(ボス)の方を見やる)

『ボス』(・・・な、なぜこの小娘は私を見るのだ?まさか・・・見られたのか!?いや、そんなはずはない・・・!
    私の魔法・・・『時間逆行』は・・・私以外の人間には動くことも記憶することも出来ない!
    あの小娘が『逆行する時間』の中で、自由に動けるはずはない!
    ・・・・・・ま、まさか!このガキがそうなのか!?あらゆる魔法を打ち消す存在、魔法を無効化する反則な存在、『魔力完全無効化能力(マジックキャンセル)』!
    こんなクソガキが!そうだと言うのか!?)

アスナ「・・・・・・・・・・・・。」

『ボス』(・・・始末しなくてはならない。このガキの能力、私の存在を脅かす!今、この時!
     このガキを始末する事が私の正しい選択なのだ!私の平和を脅かす敵なのだ!
     情けなどかけん!この場で奴を始末する!)

―アスナ、ボス、戦闘開始
293マロン名無しさん:2005/12/17(土) 23:11:36 ID:???
学園長「メタルギア・・・こいつの事はそっちがよく知ってるはず。」
雷電「まぁ・・・そうだが
294マロン名無しさん:2005/12/17(土) 23:37:07 ID:???
学園長「メタルギア・・・こいつの事はそっちがよく知ってるはず。」
雷電「まぁ・・・そうだが。俺が知りたいのはここで開発された新型のことだ。」
学園長「魔法を弾く装甲。その新型にはそれが搭載されていると聞いている。」
雷電「それは俺も知っている。それ以上の情報はないのか?」
学園長「・・・何かしらの魔法関係の技術が装備されていることと考えて間違いないじゃろう。」
雷電「・・・魔法関係の技術、か。」
学園長「・・・もしそれが装備されているならば、わかることが一つある事。」
雷電「・・・?」
学園長「それには少なくとも魔力をもつ人間が必要だということだ。」
雷電「・・・動かすには魔法界の人間が必要?」
学園長「いや。単に動かすだけならそちら側の技術ですむ。しかし、魔法は違う。」
雷電「?」
学園長「魔法を発動する一つの要因は意志じゃ。術者が何かしらの魔法を使用するには意志を持たなくてはならない。」
雷電「意志?・・・覚悟ってことか?」
学園長「・・・いや、覚悟と意志は別物じゃ。覚悟はまた別の要因に分類している。」
雷電「・・・?」
学園長「つまり、じゃ。これを兵器として活用するなら術者、つまり魔法使いが必要になる、はずじゃ。」
雷電「奴等側にも魔法使いがいる?」
学園長「もしくはこっちから拉致したとも考えられる。まぁ、今はこんなところかの。」

すまん。293は間違えたorz
295マロン名無しさん:2005/12/18(日) 00:53:20 ID:???
(ジリリリリリン)

学園長「ワシじゃが?」
オメガの人「総統からのメッセージです。」
学園長「はて?」
オメガの人「オオミヤでの騒ぎの隙に若干名、そちらに潜り込んだ模様。直ちに対処されたし。
   なお、敵は時間を操る能力を持っているため、支援としてそちらに1名向かわせる。」
学園長「支援とな?」

そのとき突然、1人の男が学園長室に現れる。

雷電「おまえは!?」

咄嗟に銃を向ける雷電。こんな反応も無理はない。何故なら、その男の風貌がビッグ・シェルで
彼を苦しめた男の一人、ヴァンプにそっくりだったからだ。

???「物騒な御挨拶ですな。私は貴方に銃を向けられるほど恨まれる覚えがない。
   私はオメガのエージェントで、(ファイ)と申します。」
雷電「おまえ、ヴァンプではないのか?」
刀u何のことやら。 …丁度いい。貴方、私を撃ってみなさい。」
雷電「?」
学園長「あ〜、ここで撃たれても困るのじゃが。」
刀u…失礼しました。それでは簡単に説明致しましょう。空間戦においては、敵の動きを読んだ上で
   先回りして対応するというのがセオリーです。しかし、それは飽くまで時間の変化が一定である
   という前提の下での話。時間の変化を早めたり遅らせたり、さらには過去や未来を変化させ
   ながらという時空戦においては、全く役に立たない。」
雷電「だからどうした?」
刀u私の役目は、時空戦にも対応できる戦士を育て上げること。 …そうですね、貴方を第1号としましょう。
   スジもよさそうですし。なあに、ものの2分で済みます。こちらの時間では。」
296マロン名無しさん:2005/12/20(火) 00:01:30 ID:???
スネーク「>>290のとおりだ。俺たちはビッグボスのクローン、人為的に作られた戦士・・・ただそれだけだ。」
真名「そうか・・・なぁ、スネークおまえ自身はどうなんだ?」
スネーク「・・・俺は戦場でしか生きられない人間だ。」
真名「では、父も・・・」
スネーク「・・・それは分からん。おまえの親父はこの学園で平和に暮らしていたのだろ?」
真名「そうだ・・・おまえらが現れるまではな。」
スネーク「・・・俺は・・・行かねばならない。」(席を立つスネーク。)
真名「・・・・・・。」
スネーク「・・・マナ、俺はいつも自分自身の意志で戦ってきたし、これからもそうだ。
     メタルギアを破壊することは自分の意志であり、そのために友人を犠牲にしたこともある。
     おまえも自分の信じるもののために戦い生きればいい。未来を選択するのはいつも自分自身だ。」
真名「・・・スネーク。」
297魔法使いとスパイ:2005/12/20(火) 00:50:14 ID:???
刀uどうです・・・?」
雷電「・・・・・・断る。」
刀u・・・!」
雷電「理由は3つある。
    1つ、俺は魔法使いやその世界の組織とか、そういうわけのわからないものには一切興味はない。
    2つ、俺はスパイだ。魔法使いや超人になるつもりはない。そんな力、欲しくもない。
    そして3つ・・・これが一番の理由だ・・・。
    俺はおまえの顔が大っ嫌いだ!その顔を見るだけで吐き気がする!
    俺がこの世で見たくない顔のひとつをしているお前の話を聞くとおもうのか!?
    それどころか、他人の空似だろうとその顔に思いっきり拳を叩き込んで倒れたところを銃で撃ち殺したいぐらいだ!
    お前の話なんか聞かない!さっさと俺の前から消えろよ!」
刀u・・・・・・・・・そうですか・・・。初対面の人間にここまで言われたのは初めてですよ・・・。
   わかりました。あなたの機嫌をこれ以上損ねないように私は退場しましょう・・・。
   学園長殿。先ほどの件、くれぐれもご注意を・・・。」
学園長「うむ・・・。」

バタン(刀A退場する)

学園長「・・・あれでよかったのかね?」
雷電「・・・・・・あれも俺のトラウマのひとつだ。・・・・・・何年経っても忘れられないだろうな・・・。」
   (・・・・・・・・・・・・・・・エマ・・・・・・・・・・・・。)
298人生初めての危機:2005/12/20(火) 18:27:17 ID:???
刹那「気をつけてください、アスナさん・・・。まだ他にも敵がいるかもしれません・・・。お嬢様、私の傍を離れないで・・・」
このか「う、うん・・・。」
明日菜「・・・・・・わ、わかった。」(刹那に生返事をしながら、ずっとスキッドのほうを見ている)

ボス(くッ!どうする・・・?また『時間を逆行させて』始末するか?いや、ダメだ。まだ時間が足りん!
    巻き戻した時間の分、間を置かねばこの魔法は発動出来ん!連続使用が出来んというのはつらいところだな・・・。
    5秒戻した上にさらに・・・といったことは出来ん。どうやら、魔法ではなく、『空間や時間の法則』らしいな。
    『巻き戻し』で殺す以外の手・・・・・・。あのガキの身体を乗っ取るか?・・・・・・いや、ダメだ!
    ヤツの『魔力完全無効化能力(マジックキャンセル)の能力のせいか、何度やっても憑依出来ん!
    クソ!憑依さえしてしまえば、内部から記憶をいじってしまえば済む話なのだが・・・。
    ええい、実にやっかいなガキだ!こんな毛も生え揃ってないようなガキが『魔力完全無効化能力(マジックキャンセル)の能力を持っているとは!)

明日菜「ね、ねぇ・・・スキッド。あのさぁ・・・変なこと聞くんだけど・・・。」
スキッド「・・・・・・どうした?」
明日菜「・・・さっき、『時間が巻き戻ったような気がする』のよねぇ・・・。あははは、へ、変よねぇ〜・・・。」
ネギ「・・・・・・アスナさん?」
カモ「何言ってるんすか、姐さん!時間が巻き戻るなんてそんなワケないっすよ!」
明日菜「そ、そうよね!あははは・・・!・・・・・・で、でもさぁ、魔法でそんなコトできないわけ?」
カモ「出来るわけないっスよ!そんな超スゲェ魔法!」
明日菜「そうなの?」
ネギ「はい・・・。」
明日菜「そっか・・・。」
カモ「ま、そんなありもしない魔法、使える奴だってこの世にいやしないっスよ!」
明日菜「そ、そうよね!あははは・・・・・・・・・。」
???『そうとも言えんぞ?』
明日菜「えっ!?」

明日菜が気づいて周りを見ると既に『時間はゆっくりと巻き戻っていた』

ボス『たったひとり、・・・ここにいる。』

スキッドの立っていた位置に長身の20代後半の男がいた。
299逆行する時間の中で:2005/12/20(火) 20:29:25 ID:???
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
逆行する時間の中、唯一動ける二人『ボス』と『明日菜』が対峙する。

明日菜「・・・・・・あ、アンタ・・・誰よ・・・!?」
    (誰!?誰なのよこの人!・・・ま、待って。ネギ・・・このか・・・刹那さん・・・カモ・・・。・・・!スキッドがいない!まさか!?)
ボス「フン。知らなくても問題はない・・・貴様の人生はここで潰えるのだからな。
    貴様がどこの何者か、そんな事は重要ではない。問題なのは・・・貴様の能力だ。
    なぜ貴様のような青臭いガキがそんな能力を持っているのだ・・・?まったく理解できん・・・。」
明日菜「な・・・!?ちょ、誰が青臭いガキよ!なんなのよアンタ!名前ぐらい名乗るのが常識じゃないの!?」
    (・・・ぁ〜、アタシ今とんでもない事言ってる・・・。マズイわよぉ・・・どうみたって、私より強そうじゃない!
     ・・・ネギも・・・このかも・・・刹那さんも・・・。みんなゆっくり『巻き戻ってる』・・・。助けてくれる人が・・・いない・・・。)
ボス「・・・『この逆行する時間の中で自由に動くことが出来る』。確かに脅威だ・・・。
   ・・・・・・だが!」グン!(両手の拳を『魔法の射手』で纏う)
   「貴様を殺せば、もう何も問題はないのだァーーッ!!」
明日菜「・・・!?ちょっ!?ウソ!?」
ボス「命は貰ったァァァァーーッ!!」ブン!(ボス、『魔法の射手』を纏った拳を明日菜の心臓目掛けて放つ)
明日菜「・・・あ、『来たれ(アデアット)』!!」

ガシン!

ボス「!?」(明日菜のアーティファクト『ハマノツルギ』(ハリセンver.)がボスの『魔法の射手』の拳を受け止め、『魔法の射手』を打ち消す)
   (・・・!アーティファクト!仮契約だと!?このガキ!ただの青臭いガキではない!)
   「小娘、貴様・・・ただのガキではないな!?」
明日菜「そ、そそそそそそそうよ!こ、殺せるもんなら、殺してみなさいよ!」
    (た、助けて・・・ネギ・・・刹那さん・・・。)
300マロン名無しさん:2005/12/20(火) 22:10:47 ID:???
3スレ目にしてようやくヒロインに脚光が当たったな
301マロン名無しさん:2005/12/20(火) 22:59:38 ID:???
つか伏線張りすぎて既に収集が付かなくなってるな……
302大宮のほうの顛末:2005/12/21(水) 00:53:46 ID:???
一方、その頃の大宮駅前

祐奈「う〜ん、それにしても映画観てる間にいつの間に寝ちゃったんだろ〜?つまんない映画じゃあなかったんだけどな〜。」
ダンテ「さあな、寝不足だったからじゃないのか?」
   (そういえば、俺もちょっと記憶が曖昧なんだよな、な〜んか忘れてるような・・・?)
祐奈「そうかな〜、う〜ん・・・。アコもそう思う?」
亜子「・・・雷電先生・・・雷電先生がおらんのはなんでやのー?」
ダンテ「いや、だから奴は急に用事が出来た学園長のジジイに呼び出されて学校に戻ったんだってさっき言ったじゃねえかよ。」
亜子「ヽ(`Д´)ノウワァァァーン!! 雷電先生はウチのことが嫌いになってしまったんやー!」
祐奈「ちょっと、亜子、話聞いてた?違うよ亜子のせいじゃぜんぜんないんだよ。」
ダンテ「そ、そうだぜ。あの野郎も『とても楽しかった。』とか言ってたし。」
亜子「(´;ω;`)ほんまですか?」
ダンテ「そうよ。・・・あ、そうそう、そういえばあの野郎『今度は学園内をちゃんと案内してほしい。』って言ってたぜ。」
祐奈「やったー!亜子!これでまたデートできるよ。良かったね亜子。」
亜子「うん!次はもっと先生と仲良くなるんや・・・ってウチ何言ってるんやろー(/▽\)」
祐奈「アハハハ!亜子、その調子だよ♪」
ダンテ(ふー・・・とりあえずこれでなんとかなったな。あとはあの金髪野郎にまかせる。・・・オレはシラネー。)

その後、3人仲良く買い物やら食事やらしましたとさ。


瀬流彦「・・・・・・ああ、すっかり忘れられてる。てか、連れて来られる必要なかったんじゃ・・・。」


>>301
まぁ、伏線いっぱいあった方が楽しくなるし、無理して収拾つける必要もないからいいじゃん。
てか、当面の明日菜vsボス戦をなんとかするのが大変そうだ。
303追跡者:2005/12/21(水) 01:24:23 ID:???
ボス「・・・・・・やはり貴様は消しておくべきだな。」
明日菜(・・・に、逃げなきゃ!)バッ!(隙をついて逃げる)
ボス「・・・!逃がすか!」バッ!

明日菜、美空とタメを張る脚力ですごい速度で逃げる

ボス(逃げ足の速いガキだ・・・。だが、逃がしはせん!
   ・・・・・・!ちっ!時間切れか・・・。まぁいい・・・スキッドの身体のまま奴を追い詰め、殺してやろう・・・。)

時間の流れが元に戻る

刹那「気をつけてください、アスナさん・・・。まだ他にも敵がいるかもしれませ――・・・あ、明日菜さん!?」
ネギ「あ、アスナさん!?どこですか!?・・・・・・急にいなくなっちゃった・・・。」
このか「・・・!せっちゃん!あの人は!?」
刹那「・・・っ!?スキッドもいない!?」
   (ま・・・まさか!?)
カモ「早く、探しに行こうぜ!コイツ(強化骨格兵士)の仲間がまだ他にいるかもしれねぇし、ここにいちゃまずいぜ!」
ネギ「う、うん。アスナさんを探しにいかなきゃ!」

明日菜「はぁ・・・はぁ・・・も、もう・・・だめ・・・。・・・・・・なんなのよぉ、アイツ・・・。なんであんなヤツが突然・・・。」
???「神楽坂明日菜!」
明日菜「きゃあーっ!もうだめ〜〜!ごめんなさい、高畑先生!あなたに告白できずに死んじゃうなんて〜〜!!」
スキッド「・・・バカ、俺だ」
明日菜「・・・へ?あ、スキッド・・・・・・。」
スキッド「大丈夫か?」
明日菜「え、あぁうん、平気・・・。」

ボス(・・・そうだ、いいぞ・・・。もっとだ・・・もっと近付け・・・!)ギラ(スキッドの後ろの手にはナイフが握られていた)
304マロン名無しさん:2005/12/21(水) 17:54:48 ID:???
スキッド「本当に大丈夫か?顔色があまり良くないが・・・。」(さらに明日菜に近づく・・・。)
ボス(・・・殺れる!・・・確実に殺る!・・・フフフ、これで『脅威』は排除した!・・・)

???「・・・おい、カグラザカアスナ!」

ボス(・・・!?)
明日菜「あ、エヴァちゃん!!」
スキッド「・・・エヴァンジェリンか。」(握り締めたナイフを下げる。)

エヴァ「・・・どうした?なぜこんなところにふたりでいる?」
明日菜「いや、それがなんだかよくわかんなくて・・・エヴァちゃんはなんでここに?」
チャチャゼロ「ケケケ、オマエラノコトガ心配ダッタンダヨ。マッタクマルイナ御主人。」
エヴァ「う、うるさい!違うわ!・・・私はただ『気になること』があってちょっと来てみただけだ。」
ボス(・・・・・・。)
明日菜「あ、そうだ!それより早くこのか達のところに戻らなくっちゃ。」
スキッド「そうだったな。オセロットの手の者がいつ襲ってくるかも分からん。エヴァンジェリン、おまえも一緒に来てくれないか?」
エヴァ「・・・ああ、ついて行ってやるよ。」

ボス(チッ・・・『闇の福音』か。こいつのいる前ではさすがに殺しはできんか・・・。)

―――明日菜達、このか達のところへ急ぐ
305反逆1/2:2005/12/22(木) 01:39:10 ID:???
ダッ!
突然、スキッドが明日菜達が歩いているルートを外れて走り出した!

ボス(な、なに!?どういうことだ!?『私じゃないぞ』!?)
明日菜「えっ!?ちょっ!?どこに行くのよ!?」
スキッド「神楽坂明日菜!お前達は先に刹那のところに言っていろ!俺も後でいく!」
明日菜「だ、だからなんでそっちに行くのよ!」
スキッド「・・・・・・やるべきことがあるんだ。」

スキッドの姿が見えなくなる

明日菜「・・・・・・どうなってんのよぉ・・・。」
エヴァ(やはりおかしい・・・。何かが変だ・・・・・・。)
明日菜「・・・やっぱり変よ!あたし、追いかけてくる!エヴァちゃんはネギ達のところに言ってて!」バッ!(明日菜も姿が見えなくなったスキッドを追いかける)
エヴァ「・・・・・・・・・。」
チャチャゼロ「ドウスンダ、御主人」
エヴァ「『選択』・・・だな」
チャチャゼロ「?」
エヴァ(神楽坂明日菜を『止めに行く』べきか、それともさっさとぼーやたちと合流するべきか・・・。)

―桜通り
ボス(貴様!どういうつもりだ!説明してもらおうか!『私の支配を逃れ、自我を持つことが出来た訳を』!)
スキッド「はぁ・・・はぁ・・・簡単だ・・・。神楽坂明日菜だ・・・。
      彼女が・・・お前が言っていた『魔力無効化能力(マジックキャンセル)』の影響で、お前の支配する力が弱まっていたんだ・・・。」
ボス(・・・!?)
スキッド「どうやら・・・初めてのケースらしいな。宿主が抵抗するなんてことは・・・。
      そして・・・支配する力が弱まってくれたお陰で・・・お前の支配を抵抗できる精神力を維持できた・・・。
      精神が・・・何よりも強い意思が・・・お前の精神を支配する力に打ち勝つ・・・彼女のお陰で知ることが出来た『発見』だ!」
ボス(・・・き、貴様ァァァァッ!)
スキッド「そしてもうひとつわかったことがある・・・!」
306反逆2/2:2005/12/22(木) 01:51:55 ID:???
ブン!ボキャァッ!(スキッド、自分で自分の頬を思いっきり殴る)

ボス(ぐはぁっ!?・・・き、貴様!)
スキッド「ぐっ・・・!はぁ・・・はぁ・・・やはりな!宿主のダメージは直接貴様にもダメージが与えられる!
      つまり宿主が死ねば、そのまま貴様も死ぬということだな!」

ギラ!(スキッド、ナイフを出し自身の心臓に切っ先を向ける)

ボス(まさか、貴様!)
スキッド「その『まさか』だ!このまま心臓に突き立てれば、貴様は死ぬ!」
ボス(よせ!貴様も死ぬのだぞ!?)
スキッド「お前もな!俺も死ぬが、お前も道連れだ!お前を殺して、俺は!俺は・・・『あいつらを守る』!」
ボス(よせッ!やめろォォォ!)

明日菜「・・・スキッド!」
スキッド「・・・・・・っ!?神楽坂・・・明日菜!?」
     (まずい!奴に手を出させないために、あいつらから離れたのに!これでは・・・!・・・・・・ぐっ!?)

ナイフの切っ先が心臓を外れ、遠くから駆けてくる明日菜に向けられる

ボス(フフフフフ・・・どうした!?精神力が弱くなっているぞ・・・?
    お陰で私が貴様の右腕を動かし、ナイフで自害するを防いでしまったではないか・・・。
    だが、な・・・スキッド・・・。貴様ごときが、この私に楯突くことなど出来んのだ!
    この世界の人間はすべて、私の肉体・・・手足だ!その手足が、主人に逆らうなどあってはならんのだ!
    フフフ・・・では、ようやくあの忌々しいガキを殺してやろうか・・・。そして直接殺るのは貴様だ!)
スキッド(く・・・・・・そ・・・!腕が・・・!)(スキッド、ナイフを持つ右手を左手で必死に抑える)
     「彼女から・・・離れなければ・・・」
ボス(ええい!貴様は座っていろ!)ドス!(右手がひるがえり、ナイフで右足の膝を突き刺した)
スキッド「ぐあああああああああ・・・ッ!!」(スキッド、右手を抑えながら、ひざまづく)
     「神楽坂・・・明日菜・・・!」
明日菜「スキッド!」
スキッド「・・・・・・来るなァァァァァァッ!!!」
307マロン名無しさん:2005/12/23(金) 00:32:51 ID:???
最近ジョジョ色が強すぎね?
308危機:2005/12/24(土) 00:43:53 ID:???
明日菜「・・・!ちょっとアンタ、何やってんのよ!」
    (まさか・・・さっきの奴に襲われた!?)(明日菜、スキッドに駆け寄る)
ボス(フハハ・・・そうだ、もっと来い!)ブシュ・・・!(膝のナイフを抜き取る。取ったと同時に傷口から血が吹き出る)
スキッド「ぐあぁ・・・!くそっ・・・!」
ボス(死ねッ!神楽坂明日菜ァッ!)ブン!(ナイフが煌き、明日菜に向かって突き刺す)
明日菜「・・・・・・!」

ドシュッ!

明日菜「あ・・・・・・!」

ボス(な、なにぃぃっ!?・・・ぐ、ぐぁあああっ!)

ボスが動かしたナイフは明日菜には刺さらず、スキッドの左手を突き刺して防いでいた。)

スキッド「ぐ・・・ああ・・・!!」
明日菜「な、なにやってんのよ・・・馬鹿・・・。」(明日菜、駆け寄ろうとする)
スキッド「来るな!今以上にこっちに来るんじゃあない・・・!」
明日菜「・・・・・・!」
スキッド「・・・俺は・・・操られている・・・。お前を襲った男にだ!」
明日菜「・・・・・・!ど、どういう事!?」
スキッド「・・・奴は・・・『人間の身体に寄生して生きている』・・・。自分の身体を持っていない・・・『精神だけなんだ』!
      『精神だけの存在』・・・それが『奴』なんだ!」

ボス(まずい!奴はもう精神の支配を受けない!このままでは・・・負ける!
    あの小娘も・・・シュルツも殺せずに・・・敗北してしまう!)
309マロン名無しさん:2005/12/25(日) 14:14:10 ID:???
>>307
超同意 しかし俺は好きだ
そして俺はもう伏線張りすぎてて何が真実なのか分からないので参加不能
超職人達に期待(ジョジョ属性職人は特になw)
310運命の皮肉:2005/12/26(月) 01:27:48 ID:???
スキッド「いいか!?『奴』は寄生している人間が死ねば、道連れで奴も死ぬ!
      俺はまだ、どうやって奴を身体から追い出すのかわからない・・・。だから、方法はひとつ!
      『俺は奴と一緒に死ぬ!』」
明日菜「な・・・何・・・言ってんのよ・・・。冗談でしょ!?」
スキッド「・・・残念だが、本気だ。奴が、いつ、どうやって俺に寄生したのかはわからない。
      もし、他の誰かに寄生したら・・・奴は今度こそお前を殺すぞ!・・・だから・・・その前に・・・。」
明日菜「・・・そんな・・・・・・。」
スキッド「・・・・・・じゃあな。俺はお前達の知らないところで死ぬよ・・・・・・。
      他の奴には・・・何も言わないでくれ・・・。」
明日菜「スキッド・・・。」

ボス(馬鹿な・・・ッ!なぜだ!なぜ!?私が負けるだと!?こんなクズのような奴が私に歯向かい!
    そして自分ごと私の存在を消すだと!?ありえん!あえりえんぞ!
    私は正しい・・・。正しい選択をしたのだ!失敗などしていない!
    人生とは!人生における成功とは・・・『失敗しないこと』なのだ!失敗をしなければ、おのずと『成功』になる!
    それなのに!なぜ・・・こんな事に・・・!・・・・・・!!!)
スキッド「・・・?・・・あ、あれは!?」
明日菜「あ・・・み、みんな!?」
刹那「明日菜さん!スキッド!」
ネギ「アスナさ〜ん!」
エヴァ「血の匂いがすると思ったら・・・どういうことなんだ!?」(エヴァ達、明日菜とスキッドのほうへ駆け寄ってくる)
スキッド(だ、ダメだ!今、彼女達が来たら・・・『奴』はあの中の誰かに潜りこんでしまう!奴を仕留めるどころか・・・)

ボス(フフフ・・・フハハハハハ!運命だ!運命の皮肉だな!スキッド!残念だったな!
   貴様は仲間のために、命を捨てようとした・・・。その気高き覚悟・・・賞賛に値しよう・・・。
   だがな、今一歩及ばなかったようだな・・・。運命は我に味方したぞ?
   ・・・もう貴様の身体など必要ない。新しい身体を得て、神楽坂明日菜を始末してやろう・・・。
   貴様は先にあの世で待っているのだな・・・?フフフ・・・フハハハハハハハハ!)
スキッド(く・・・クソ・・・!)
311運命の犠牲:2005/12/26(月) 01:47:30 ID:???
刹那「大丈夫か!?スキッド!・・・・・・明日菜さん。」
明日菜「・・・ええ、大丈夫みたい。足と手・・・やっちゃってるけど・・・。」
エヴァ「何を考えとるんだ貴様は・・・。」
ネギ「大丈夫ですか・・・?あの・・・早く戻りましょう。」
刹那「そうですね・・・。この場は早く・・・。」

スキッド「・・・俺は・・・いい。まだやるべきことが残ってるんだ。・・・・・・エヴァンジェリン。」
エヴァ「どうした?」

ドンッ!!

スキッド「・・・・・・・・・。」
エヴァ「・・・・・・・・・!・・・・・・お前ら、先に帰ってろ。私はこいつと話しがある。」
ネギ「あの・・・お話なら帰ってからでも・・・。」
エヴァ「いいから!先に帰ってろ!」
ネギ「・・・!は、はい・・・。わかりました・・・。」
明日菜(・・・い・・・今・・・さっき・・・『時間が巻き戻ったような』・・・)
ネギ「明日菜さん・・・?」
明日菜「え?あ、あぁ・・・すぐ行くわ・・・。」チラ(明日菜、スキッドのほうをみやりながら、ネギと共に帰る)

その場に残されたのは、エヴァとスキッドだけになった。

スキッド「・・・・・・・・・すまない、エヴァンジェリン・・・。」
エヴァ「・・・・・・・・・気にするな。・・・アイツらには、キツすぎるからな。」
スキッド「・・・・・・・・・。」
エヴァ「・・・・・・もう、何も言わなくてもいい。魔法で読み取ってやる・・・。『リク・ラク ラ・ラック ライラック』・・・」
スキッド「・・・すまない。・・・・・・『あとは、頼んだ』。」

そう言ってスキッドはエヴァンジェリンに持たれかかった。
エヴァはスキッドの身体を抱き、支える。

スキッドの心臓には大きな大穴が開いていた。
312『スーパーマン』:2005/12/27(火) 01:40:36 ID:???
師匠が泣いている。
俺が何度も『泣かないで』って言っても、『うん、わかってる』って言って泣き止んでくれない。
俺はだんだん不安になって・・・最後は泣いてしまった。
―師匠の先生が死んだって聞いたのは、師匠がすこし落ち着いてきてからだった。

師匠がシャドーモセスに行く前、こんな事を言っていた気がする。
『スキッド、私は後悔はしてない。』
何の事かわからなかった。
師匠とは数年間直接会ったことはなかった。
話をするのもいつも電話だった。
だから・・・なぜこんな話をするのかわからなかった。
・・・もしかしたら、予感していたのかもしれない―自分の死を。
だとしたら・・・満足だったのだろうか?

師匠は死んだ。
原因はFOXDIE―伝説の英雄、ソリッド・スネークの身体に潜伏していたウイルスだ。
だから・・・俺はスネークが憎かった。
スネークがあそこに行かなければ・・・スネークが師匠と会う前に死んでいれば・・・。
八つ当たりなのはわかっていたけど・・・。
でも、憎まなければ・・・・・・師匠を失った心の隙間は埋められなかった。
オセロットからのメールは、そんな俺にもたらされた朗報だったのだろうか。

利用されて捨てられるのがスパイ。
それが当たり前だと知っている。
師匠もいつも覚悟の上で任務に就いている。
だけど・・・あいつらは・・・そんなもの関係ない。
こんな俺のために、必死になって助けてくれた。
あいつらは・・・俺がいままでいたような世界の奴らとは違うんだ・・・。
だから俺は・・・あいつらを守ってやりたかった・・・。
・・・・・・俺は守れたのかな?
師匠・・・・・・俺は・・・・・・スーパーマンになれたのかな・・・?
313Rest In Peace:2005/12/27(火) 02:04:11 ID:???
エヴァンジェリンがスキッドの身体を抱き止める。
だがその身体から服を通して伝わる力、そして体温が急激に、そして確実に失われていくのがわかった。
抱きとめる手は暖かい血に触れる。
吸血鬼であるエヴァには食料であるが・・・エヴァ自身、それを舐めようとする気も起きなかった。
ただ、確実にひとりの人間の命の終わりを感じ取っていた。

彼・・・いや、彼女の意志は既に受け止めた。
それを無駄にするつもりはない。
『奴』を倒さなければならない。
神楽坂明日菜と共に。

エヴァ「・・・・・・安心しろ、スキッド。『神楽坂明日菜は死なせない』・・・。
     だから・・・・・・『安らかに眠れ』・・・。」

エヴァンジェリンがスキッドの身体を抱きしめる。
その身体からはもう、熱も力も感じられなかった。


―スキッド 死亡
314マロン名無しさん:2005/12/27(火) 02:43:45 ID:???
ちょ、死亡かよww
315忘れ去られた男:2005/12/28(水) 01:10:33 ID:???
――『CALL』――

スネーク「こちらスネーク。・・・誰だ?」
???『やっと・・・つながったニダ!六日ぶりにスネークの声が聞こえたニダ!』
スネーク「まさか・・・《林》か!?どこにいたんだ!?」
《林》『学園橋の下の排水溝にある研究所ニダ。あの日スネーク達と別行動を取ったけど・・・奴らに見つかって隠れていたニダ。』
スネーク「怪我は・・・?」
《林》『ちょっとキツいニダ・・・。応急処置はしたニダ。でも衛生が悪いから・・・・・・。』
スネーク「そうか・・・。わかった。今そっちに行く。前に雷電に話を聞いたから場所はわかる。」
《林》『すまないニダ・・・。待ってるニダ・・・。』

――『CALL切り』――

スネーク「・・・・・・すっかり忘れてたな・・・・・・。」
316別に忘れていたわけでは・・・:2005/12/28(水) 20:38:03 ID:???
―――学園橋下の排水溝

スネーク「・・・《林》、俺だ開けてくれ。」

ギー・・・(研究所の扉が開く。)

《林》「・・・スネーク、早かったニダね。」
スネーク「あぁ、それより怪我は大丈夫なのか?」
《林》「手当てはしたからそれほど心配はいらないニダ。それより、ここで見つけたものがあるニダ。ちょっとこっちに来て欲しいニダ。」
スネーク「・・・・・・。」
《林》「ん?どうしたニダ?早くこっちへスネーク??」

スチャッ(何も言わず《林》に向けてM9を構えるスネーク。)

《林》「ス、スネーク!?な、なんのつもりニダ!?」
317別に忘れていたわけでは・・・:2005/12/28(水) 20:41:03 ID:???
スネーク「・・・そろそろ白々しい芝居はやめたらどうなんだ?・・・・・・オタコン!」
そのとき、研究所の奥からオタコンが突然オタコンが現れる。
《林》「・・・!?」
オタコン「ステルス迷彩さ。意外に簡単に入り込めたね。・・・君が偽者だってことはもう分かってるんだよ。
     《林》は既に大佐達が回収済みだよ。それに彼は語尾に『ニダ』は付けないんだよ。彼が元北の人間だからって決め付けてはいけないよ。」
偽《林》「チッ・・・」
スネーク「・・・そういうことだ。・・・オタコン、奥には何かあったか?」
オタコン「これだよスネーク。」サッ(黒い四角い中央に赤く光るランプのある物体を取り出す。)
スネーク「・・・爆弾か。研究所もろとも吹き飛ばすつもりだったのか。」
偽《林》「・・・やれやれ、すべてお見通しか・・・。」
スネーク「おい!いい加減に正体を現したらどうなんだ?」
偽《林》「分かってるわよ・・・。」バッ!!(特殊メイクのマスクを剥がす。)

スネーク「な、なに?」
オタコン「え?・・・そ、そんな・・・君は・・・ウルフ!?」
スネーク「オタコン!!油断するな!」
ウルフ「・・・!!」ドン!!(体当たりでオタコンをふっ飛ばす。)
オタコン「あ・・・!」
スネーク「待て!!」ドン!ドン!(発砲するが当たらず、ウルフ、そのまま研究所の奥へ消えて行く。)

スネーク「・・・逃がしたか・・・オタコン!とにかく早く爆弾を安全なところへ運ぶぞ!」
オタコン「・・・あ、あぁ、そうだねスネーク・・・。」
    (・・・彼女は一体!?)
318武器と二人の男:2005/12/29(木) 00:50:22 ID:???
バチバチ・・・・・・
古い倉庫・・・その中で蒸気機関を動かし、円座の中央で電気の玉が光っている

研究員「カウント・・・10・・・9・・・」
エリオット「・・・・・・。」
研究員「5・・・4・・・・・・次元が融合します。」

ヒュゥ・・・ドッ!
電気の玉が収縮し消えてなくなったと同時に、熱風のような熱い風が外周へ向かって広がっていった。
熱風は光を屈折し、風景を歪ませ虹色に彩りながら透明の雲のように重たい空気を運んできた。

エリオット「よしッ!そのままだ!安定させろ!」
研究員「・・・・・・!出力が低下しています!ダメです!パワー不足です!」
エリオット「ふざけるなァッ!出力を上げろ!・・・・・・ッ!?」

ボンッ!
熱風が大きな風を送ったが最後、空気の爆発が起き、すべてを吹き飛ばした。
熱風は研究員とエリオットを軽く吹き飛ばした。

エリオット「うぉ・・・っ!」
研究員「・・・うぅ・・・。・・・!・・・・・・出力・・・完全に停止しました。」
エリオット「クソッ!・・・クソォォォォォォォォッ!」
319武器と二人の男:2005/12/29(木) 01:16:07 ID:???
―場末のバー

エリオット(ダメだ!パワーが不足して、長続きしないとは!魔法の木はすでに成熟していてこれ以上の魔力は望めない!
       どうする・・・考えるんだエリオット!貴様はシュルツ家の当主だろうが!この計画を成功させるために、どれだけの金をつぎ込んだと思っている!)

???「・・・どうしたんだ」
エリオット「・・・・・・!なんだ・・・君か・・・。『レナス』・・・」
レナス「・・・その様子だとうまくいっていないみたいじゃないか・・・?」
エリオット「フッ・・・お察しのとおりだよ。・・・君に苗を貰った時はうまくいくと確信していたんだが・・・どうも詰めが甘かったようだ・・・。」
レナス「・・・・・・魔力が足りないのか・・・。」
エリオット「・・・『読唇』かい?いやはや・・・詠唱も無しに・・・。
       確かに魔力が必要だ・・・。あふれるほどの魔力が必要なんだ・・・。あんなものじゃあまだまだ・・・。」
レナス「・・・・・・・・・。」
エリオット(・・・・・やはり、アレに頼るしかないか・・・。
       人間の身体に備わっている魔力を吸いだせる『魔法具』・・・『棺桶』に・・・。
       だが・・・並の人間の魔力ではタカが知れている・・・。もっと魔力の高い魔法使いでなくては意味がない・・・。
       ま、待てよ・・・・・・?『魔力の高い魔法使い』・・・・・・?」

エリオットはゆっくりとレナスのほうへと振り向いた。

エリオット「なぁ・・・・・・レナス。君に話があるんだ・・・。」
レナス「・・・・・・?」
エリオット「・・・・・・君に協力して欲しいんだ・・・。君にしか・・・出来ない・・・。」
320『棺桶』のルーツ:2005/12/29(木) 19:18:20 ID:???
我々はこの『棺桶』を知っている!
いや、この『棺桶』の『未来の姿』を知っている!

人間の体内の存在する魔力を抽出することが出来る魔法具・・・『棺桶』
そのルーツを辿る旅はエリオットとレナスが居た100年前より遥か昔まで遡る。
年代は1500年代・・・。
この時代、善なる存在である魔法使い達とは別の魔法使い達がある儀式を行っていた。
所謂魔女達のサバト・・・とも言われているがそれとは別の儀式である。
ある魔法使い達の組織が、闇の実験を行っていた。
『人間から魔力を取り出し、別の人間に与える実験』である!
闇の実験は当時の魔法使い達の耳に届き、噂が噂を呼んでいた。
しかし実際は誰もその存在を確かめたものはいなかった。
・・・だが、しばらくしてその噂はデマであったかのようにパッタリと消えてなくなった。
その理由は!?
消えたのは『噂だけではなく、その儀式も』消えてなくなったのだ!
消したのは善なる魔法使いの数人。
彼らが秘密裏に彼らを壊滅させていたのだ。
その中に、まだ貴族の仲間入りをする前のシュツル家もいた。
魔法使いだった当時のシュツル家当主は、儀式を行っていた魔法使い達を壊滅させた際に、ある物を証拠として持ち帰った。
当時すでに完成していた『棺桶』とその製造にいたる研究の『資料』だった。
『棺桶』と『資料』はそれ以後、シュツル家の保護下の元、何百年も眠りつづけた。
誰もがその存在を忘れていった・・・・・・。

だが、その『棺桶』は約400年後に蘇った!
1900年代、シュツル家当主、エリオット・シュルツの悪魔とも言うべき計画の為に!
321マロン名無しさん:2005/12/29(木) 19:30:57 ID:???
   、ヽlノiノ_
  ヾ/ハノヘゝ    (…またジョジョか)
   '`c゚_ヮ゚ノ゛
322マロン名無しさん:2005/12/29(木) 20:44:25 ID:???
もうタイトルも「ネギまとメタルギアの奇妙な物語」あたりにしようぜ。
323マロン名無しさん:2005/12/29(木) 21:11:22 ID:???
物凄く関係ない話になるけどソーコムでハリアー2を撃墜したことがある
324『バトン』:2005/12/30(金) 00:04:24 ID:???
楓「・・・・・・っ!?ケホッ・・・・・・!ケホ・・・・・・。・・・・・・ここは?」
風香&史香「楓姉ぇ!」
楓「・・・・・・!双子たち・・・。ここは・・・・・・病院?」

―麻帆良総合病院・病室

古「気が付いたアルか!よかたァ〜♪」ギュッ!
楓「・・・・・・拙者は・・・・・・。」
古「双子が楓を偶然見つけたアルよ〜。」
風香「もぉ!心配かけないでよぉ!」
史香「・・・か、楓姉ぇ・・・道端で倒れてて・・・ヒグ・・・起こしても全然動かなくて・・・ヒグヒグ・・・
    死んじゃったと思ったんですから〜!うぇ〜ん・・・!」
楓「・・・そうで・・・ござったか・・・。」
 (あの痛み・・・気が狂いそうな痛みは・・・想像以上でござったな・・・。よくあれで死なずに済んだござるな・・・。)
古「・・・いったい何があったアル。楓がこな事になるなんて・・・普通じゃないアル。」
楓「・・・古・・・、拙者から頼みがあるでござる・・・。」
古「・・・・・・?」
楓「・・・ネギ坊主の事、しばらく頼むでござる・・・。後生で・・・ござるから・・・。」
古「ネギ坊主がどうかしたアル・・・?」
楓「・・・頼むでござるよ。」
史香「ふぇ〜ん・・・。楓姉ぇ・・・。」
楓「・・・・・・心配は無用。すぐ元気になるでござるよ♪・・・ん?」なでなで(史香の頭をやさしくなでる楓)
史香「う・・・うん・・・。」

―楓、戦線離脱。
―古菲、参戦。
325冬の話題作:2005/12/30(金) 21:27:02 ID:JggXqUYq
ネギ「え、に、ニンジャですか?」
まき絵「そう。今、学園の噂になってるんだよ。」

――――――――平和を取り戻した麻帆良学園。その冬、奇妙な噂が話題なっていた。

まき絵「なんでもね。そのニンジャ・・・」

――――――――噂は真実か虚言か。

まき絵「人間じゃ、ないんだって。」

――――――――潜入が、また、始まる。

龍宮「貴様!何者だ!!」
???「・・・『ディープ・スロート』とでも名乗っておこうカ。」

ネギ「何でスネークさん達が・・・」
スネーク「ちょっとな。それにこの手の噂には目が無いんだ。」

ハカセ「奴の装備はステルス迷彩。むき出しの強化骨格。それと背中に高周波ブレードを背負っています。」
オタコン「・・・コスプレにしては行き過ぎてるね。」

――――――――『ニンジャ』は過去の幻影か・・・それとも・・・

楓「おぬしの『忠』と拙者の『志』。どちらが強いか・・・?」
???「いざ、尋常ニ・・・」
楓&ニンジャ「勝負!!」

劇場版「ネギまVSメタルギア」 〈machanical ghost never die〉

同時上映 魔法先生ダンて+雷電 〈恐怖!!2対31のドッチボール対決!!〉
326マロン名無しさん:2005/12/30(金) 23:20:17 ID:???
>>325

>同時上映 魔法先生ダンて+雷電 〈恐怖!!2対31のドッチボール対決!!
これがもの凄く面白そうと感じたのは俺だけじゃないはずwww
話がひと段落したら是非書きたいなw
327抹殺指令:2005/12/31(土) 00:54:01 ID:???
〜♪〜♪〜♪(ドラえもんの着メロ)

P!(電話をとる)

ケン「はい、もしも〜し。」
???『・・・私だ、ケン。』
ケン「ボス!?・・・今どこに?」
ボス『桜通りを抜けて今、エヴァンジェリンの邸宅に戻っている・・・。』
ケン「そうですか・・・。僕も連中が作っている例の『武器』を探してはいるんですが・・・(大嘘)」
ボス『それどころではないぞ・・・?あの蛇の仲間に・・・面倒なガキがいる! 
   『魔力無効化能力(マジックキャンセル)』の能力を持つガキだ!』
ケン「・・・ま、マジですか!?あの噂のレア能力の!?」
ボス『あのガキ・・・ただの青臭いガキだと思っていたが・・・アーティファクトも持っていた。厄介なガキだ・・・。
    あのまま成長すれば・・・いや、現時点でも我々にとって大いなる脅威となる!
    シュルツの計画をブチ壊すところまで辿り付けんかもしれんぞ!?』
ケン「・・・誰なんですか?その能力を持っているのは・・・」
ボス『『神楽坂明日菜』・・・・・・ネギとかいう小僧の傍に居るガキだ。』
ケン「・・・・・・あぁ!あの子!あのネギ君の保護者ヅラした子ね?」
ボス『ケン・・・貴様に私の指令を伝える。神楽坂明日菜を殺せ・・・。・・・・・・この私の為にな!』
ケン「YES、ボス。・・・僕もそれが生き甲斐です。」

P!(電話切り)

ケン「フフフ・・・ハハハハ・・・!ボス!それが・・・僕も生き甲斐です!ボス!」
328バタフライ・エフェクト:2005/12/31(土) 01:58:48 ID:???
『バタフライ効果(エフェクト)』という言葉がある。
中国で蝶(バタフライ)が羽ばたくとその風で、ニューヨークでは竜巻が起こるという。
いわゆる『カオス理論』である。
ほんの些細な事象から未来では大きな変化となって現れるという考えである。
もしも・・・あの時・・・。
そんな思いが脳裏をよぎる。

レナスはその日を一生忘れないだろう。
その日はレナスにとって人生においての大きな分岐点となった。
後にレナスはその日の経験によってひとつの持論が生まれた。
『人生において、正しい選択をするべきだ。正しい選択をすれば、人は幸福になれる。絶対に間違った選択をしてはならない。』、と。
そして続けてこう思うのだ。
『・・・・・・私は二度と間違った選択をしない。例え間違えたとしても必ず修正してやる』・・・・・・と。

エリオット・シュルツが『棺桶』を『武器』に取り付けを開始してから数日。
エリオットは毎朝、神への懺悔を欠かすことはなかった。
―自分は一人の人間を犠牲にするかもしれない。
―自分の研究・・・若き実業家の野望のために・・・。

その日も、エリオットは跪き神へ謝罪の言葉を述べる。
昨日、部下から準備の完了が告げられた。
いよいよ、今日・・・『武器』を動かす。
もう、迷いは無い。
心は悪魔に売った。
一切の呵責は捨て切った。
あとはただ・・・計画を実行するのみであった。
329発動実験:2006/01/01(日) 15:31:41 ID:???
〜発動実験当日〜

シュルツは意を決して武器の発動実験命令を下した。

スタッフ「エントリープラグと本機のシンクロ開始します」

「絶対境界線まであと10・・・5・・2・・1・・突破」
ピッー実験指令室内に警告音がなり響いた

シュルツ「実験中止!機体に活動停止信号発信!」
ケージ内の機体が暴走したが二秒程で活動停止をした。

シュルツ「棺桶(エントリープラグ)内のレナスは?」

330実験失敗しちゃった。:2006/01/01(日) 15:49:17 ID:3yvBVY0J
棺桶の中のレナスは無事だった。しかもレナスは棺桶内で夢を見たと言う。どうやら夢の内容は「棺桶は人を選ぶ・・・そして選ばれた存在はアフリカ沖大西洋の海底に眠っていると言う。


奇妙すぎたしかし奇妙な夢はそれだけではなかった、南極に我々を破滅から救うものがあるとゆうのだ。


シュルツはレナスの夢に賭けた。
アフリカ沖に調査隊を派遣したら一席の無人船があり甲板の上に
シュルツが所持している棺桶にピッタリはいりそうな棺桶が置いてあった

調査員「棺桶になんか書いてあるぜ・・DIO?」
調査隊の隊長がいきなり狂い操られたようにこの棺桶を持ち帰るといい、数日後シュルツのもとに帰還した
331マロン名無しさん:2006/01/01(日) 19:41:54 ID:???
ちょっとはっちゃけ過ぎではないだろうか?
もう言っても無駄かな?
332マロン名無しさん:2006/01/01(日) 20:39:41 ID:???
流れを台無しにするネタはやり直し可だろ
でなきゃ、

クソな話&設定が出来上がり→職人やる気激減→過疎化→『 終 了 』

になるぞ。
ていうか、このまま続けたら俺は確実に書くの止めるね

まぁ、話の上手い下手以前に流れ嫁馬鹿死ね。
面白くねーんだよクズ
テンプレのQ&A読んでからやり直せボケ

というわけで>>329-330消去、話は>>328から
333マロン名無しさん:2006/01/02(月) 00:00:32 ID:???
確に今更DIOなんか出されてもワケわかんなくなるだけだな。
DIOとか出すなら別スレたてるか、この話が終わってからにした方がいいと思う。
というわけで、悪いけどスルーに賛成。
334マロン名無しさん:2006/01/03(火) 16:31:52 ID:???
雷電「・・・さて、最後の質問だ。」
学園長「・・・」
雷電「『龍宮』は一体何者だ。」
学園長「・・・もし、じゃ。」
雷電「?」
学園長「もし彼が恐るべき子供達の一人だったとして、君達は一体どうするんだ?」
雷電「・・・どういうことだ。」
学園長「彼は・・・平和の中に居た。君等はまた彼を戦場へ連れ戻すのか?」
雷電「・・・『龍宮』次第だ。」
学園長「保障はできまい。彼は長い間ここに居る。言わばもう麻帆良の住人じゃ。我々には守る必要がある。」
雷電「・・・」
学園長「彼が望むなら別じゃ。その質問は直接彼に聞いてくれ。」
335突然の訃報:2006/01/03(火) 22:23:31 ID:???
PPP!(学園長室の電話が鳴る)
学園長「失礼するよ。・・・・・・うむ、ワシじゃが?おお、エヴァ君!・・・うむ?・・・!なんと!そうか・・・。
     ・・・いや、ワシの部屋に客人がおってな。ほれ、君が紹介した雷電という異人の・・・うむ?
     いや、それはワシのほうから伝えよう。・・・彼にも行かせる。話は大体済んだのでな。
     うむ、わかっておる・・・。では・・・。」
雷電「相手はエヴァンジェリンか?・・・どうしたんだ?」
学園長「・・・スキッドというのは、君の仲間かね?」
雷電「・・・あぁ、そうだ。昨日からだが・・・。」
学園長「・・・亡くなったよ。」
雷電「・・・・・・今、何て言った・・・?」
学園長「・・・今日、そのスキッドという者が亡くなったという。」
雷電「・・・なっ!?いつ!?どこで!?」
学園長「・・・詳しいことはわからん。だが、エヴァ君が言うには、『心臓に大穴を空けられて死んでいた』という。
     ・・・この死に方、手口、やはり『彼』か・・・。」
雷電「『彼』・・・やっぱり・・・例の魔法組織の『ボス』か・・・?」
学園長「『オメガ』の言うとおり・・・奴は学園内に潜み・・・何かを目論んでおる。
     雷電先生・・・君はすぐにエヴァ君のところへ向かいたまえ。」
雷電「・・・わ、わかった・・・。」

バッ!(雷電、駆け出して学園長室を飛び出す)

学園長「・・・・・・やはり、復讐か。じゃがな・・・復讐は自身の身を滅ぼすだけじゃぞ・・・レナス・・・。」
336マロン名無しさん:2006/01/05(木) 21:33:44 ID:???
定期age
337『元凶』:2006/01/06(金) 00:23:09 ID:???
今から語る物語は過去の物語である。
そしてその過去の物語の主役は―後に100年の年月を生きることになる男。
我々が『ボス』と呼び、この時代では『レナス』という名前を持つ男である。
なぜ彼が主役か?
それは今日(こんにち)において、その日の出来事を語ったのは唯一、彼一人なのだ。
・・・これは彼が体験した日の出来事である。
この詳細な話は、代かわりした賢者の一人である近衛学園長は知らないことである。
彼はその結果しかしらないのだ。
近衛学園長も知らない全貌―それがすべて明かされる。

その日の事は、多くの人間には詳しくは知られてはいない。
今日(こんにち)に至るまで、詳細に知られることはなかったからだ。
当時、その日の出来事を目撃した―当事者達はわずか数名。
武器の起動のための研究員、数名。
立会いの賢者達、総勢。
そして―、
エリオット・シュルツ当主。
無名の天才、レナス。
わずか20人も満たない数の人間が、その日の出来事を一生の記憶として刻み込まれた。
だが、そのいずれも、後年決して口に出そうとはしなかった。

この物語は、一人の男の悪夢であり、同時にすべての事件の元凶である。
338被験者:2006/01/06(金) 00:49:35 ID:???
その日の事はレナスは生涯忘れない。
朝のけだるさも、最後の朝食の味も。
実験場となっている工場に行く途中、笑顔で挨拶してくれた人々の顔も忘れない。

エリオットは追い詰められていた。
読唇で読み取った彼の感情は『焦燥』の文字で埋め尽くされているかのようだった。
彼が作った兵器―魔法の木の魔力で魔族を蹴散らす様子を見たことはある。
大したものだとは思ったが、彼はそんなものでは満足しなかったのだろう。
改良に改良を重ねて、先日みた時の原型も留めていない形の変貌を遂げたのを見てしまったこともある。
そして、あの日を境に彼の感情はひとつの答えで埋め尽くされた。
『魔力が足りない。・・・もっとだ、もっと魔力を!』
そして、続いてこの言葉が続く。
『やはり棺桶を使うしかない・・・でなければ完成しない!』

あの日、バーで彼の提案を聞いたとき、少なからず動揺した。
人間の身体を使って魔力を得る―とんでもない提案。
人間の身体を使うなど、非人道的である。
―しかし、完成させねば、魔族の脅威は消えない。
一人身だが、静かな生活と魔法の研究に没頭できるこの生活は好きだ。
静かで平穏な生活―それは誰にも侵すことの出来ない物だ。
結局、その日は答えを保留して家に帰った。

数日後、賢者会議に呼ばれた。
理由は当然、エリオットの提案した『棺桶』―すでに耳に入っていたらしい。
賢者達の話から、すでにエリオットは『棺桶』の設置を開始している事、魔力の高い魔法使いを探している事がわかった。
エリオットはやる気だった。
武器を完成させ、魔族の脅威を無くそうとしている。
―自分も、やらねばならないだろう・・・・・・平和を守る為に。
賢者達はレナスの考えを読み取ったかのように、こう言った。
『今、この魔法社会の中で、もっとも魔力が高く優れているのはお前だ。・・・・・・世界を救う為に、彼に協力してやってくれ。』
・・・数巡の後、レナスはうなずいた。
『エリオットに協力しよう。私一人の力で、世界が救えるならな・・・。』
339『歴史的な日』:2006/01/07(土) 02:27:17 ID:???
実験場となっている廃工場のトビラを開けた。
蒸気でうっすらと白く煙っている。
床に幾重にも伸びているワイヤー・・・おそらく魔力を伝達するための電線だろう。
中央に向かうと天井を覆い尽くす大きな木・・・あの日エリオットに渡した苗の成長した姿があった。
その根元には、無数の機械と・・・銀板で覆われた六角形の円盤、そして『棺桶』があった。
『棺桶』は鉄製なのだろうか、魔法具らしいのでおそらくという表現しか出来ない。
ラテン語の呪文が側面に刻まれている。
前後左右の側面の中央には、ワイヤーが伸びている。
そして・・・エリオットがいる。
棺桶を撫でながら。
顔は見えなかった。
何を考えているのか読み取れない。
読唇をしようか?と思った矢先に、すでにエリオットは振り返った。

シュルツ「やぁ、待っていたよ、レナス。・・・決意してくれたんだね。」
レナス「・・・目が赤いな。眠れなかったのか?」
シュルツ「・・・歴史的な日になるというのに、眠れるかね?電球を発明したエジソンは?電話を発明したグラハム・ベルは?有人飛行に成功した・・・」
レナス「『ライト兄弟は?』・・・か?・・・私は別に歴史的だとは思わないがな、アレは。」
シュルツ「フ・・・。だが、そのどんな発明もこの私の発明には適わないよ・・・。もっとも、悲しいことに魔法界でしかその事実を知ることはないのだが・・・。」

エリオットが自信たっぷりに言うと、棺桶の蓋を開けた。

シュルツ「ようこそ・・・新世界への入り口へ。」
レナス「大げさに言うな。ただ魔族を滅ぼすだけだろう。」
・・・そう言うと、エリオットははにかんだような笑みで答えた。
・・・いや、あれは苦笑だった。
・・・エリオットが不安を隠している?
・・・読唇をするべきだったろうか?
レナスはゆっくりと棺桶に近づいた。
340マロン名無しさん:2006/01/08(日) 00:51:30 ID:???
この辺で出していいキャラの定義みたいなのを決めておいた方がいいんじゃないだろうか。
元々はネギまとメタルギアのコラボだったのに何故かダンテが出てきて
最近ではジョジョネタまで入ってきてる。

出していいキャラの定義をはっきり決めたら職人さんのためにもなると思うんだよね。
という訳でこの辺りではっきりさせておいた方がいいと思う。

確実なのはネギま、メタルギア1、2、オリキャラ で

それ以外のDMC、ジョジョの辺りが分からない。
DMCからはダンテしか出させないのか? それとも話を無視しない程度に数人出すのか?
ジョジョも同じ。

俺としてはジョジョ関連はもう出さないでほしいかな。
ジョジョから出てるキャラってボスだけだっけ?
341マロン名無しさん:2006/01/08(日) 02:19:35 ID:???
>>340

ボスはオリキャラだって。
>>329-330のせいでジョジョキャラぽくされたけど関係無いし。
職人さんが必死にボスの過去話作ってるのにカワイソスだぞw

ちなみに初代スレではBJまで出てたぞw



俺としてはオリキャラはもう話の展開や展開の説明上必要だから出す程度でいいと思う。
正直、オメガとかいう組織いらねーと思うけど、話の流れで出来ちゃったからしかたないし。
唐ヘ対ボス戦のために出てきたっぽいけど、ヴァンプの顔である必要性ないし。
しかもメタルギアキャラの雷電を魔法使いにする気かよ?
萎え萎え。興ざめもいいとこ。小学生かよ、作ったの。

キャラはネギま!、メタルギア、オリキャラのみでいい。
ジョジョキャラは濃い上使いづらいし、グダグダになるだけ。
ダンテはもう初代スレで出した奴のせいで、無理矢理使うしかない。
バージルとかその他はいらん。このスレでその話題もするな、うざい。
メタルギアとネギま!のスレじゃぼけ。
ダンテスレが50レス程度で潰れたような不人気キャラに力入れるな。
このスレのせいでダンテ嫌いになったわあほ。


・・・ごめん、むしゃくしゃしてた。
反省してる。
342マロン名無しさん:2006/01/08(日) 02:39:44 ID:???
>>341
そうなのか、なんかボスの性格と能力がジョジョ第五部のディアボロに
似てるんで そいつを持ってきたと思ってた。

当初はジョジョネタと思って困惑してたけど
時間関係の能力を持つボスと明日菜のやりとりが面白かったり、
職人さんが上手く話作ってるから気になってなかった。
343マロン名無しさん:2006/01/08(日) 12:15:33 ID:???
今からでも修正は遅くない。
…ダンテを出すな。いや、出さないで下さい。もうこれ以上
『ネギまvsメタルギア』を滅茶苦茶にしないで貰いたい。

これはもうお願いよ。…頼む。絶対面白くなる筈だからさ。な?
344マロン名無しさん:2006/01/08(日) 20:46:14 ID:eePE3bAr
345(幕間の打ち合わせ):2006/01/09(月) 01:46:58 ID:???
     _γ
   ,.'´  `ヽ
    i ||ハハハ||     そもそも、オリキャラ出しすぎなのです。
    | § ゚ x゚§、    せっかくの「ネギま!」と「メタルギア」の競演なのに、
   (⊂||水リつ□   私達の出番減らしてまで関係ないキャラ掘り下げてどうするですか。
   只く/_|〉只
      し'ノ
346マロン名無しさん:2006/01/09(月) 02:35:20 ID:???
あの頃は楽しかったよなあ…
347マロン名無しさん:2006/01/09(月) 02:50:00 ID:???
>>346
初代スレは笑いの宝庫だったなw
終盤あたりだよな、シリアス展開になったの
348『武器の正体』:2006/01/10(火) 01:32:52 ID:???
シュルツ「さぁ、入ってくれ・・・。始動実験に入る。」
レナスはうなずくと棺桶に近づく。
中は狭く、自由に身動きなど出来ない程、幅はない。
シュルツ「・・・魔力を通しやすくするため、脱いでくれ。上半身だけでいい。」
レナスが棺桶に入ると、シュルツはゆっくりと蓋を閉めた。
蓋が閉じる間際、二人は視線を交わした。
・・・それが、レナスとエリオット・シュルツが顔を合わせた最後だった。
シュルツが棺桶の蓋を閉じると、即座に研究員に指示が飛ばされる。
動き出す機械、吹き上がる蒸気。
そして・・・魔力によって輝きだす魔法の木。
研究員「すべて正常・・・。棺桶からの魔力抽出準備も可能・・・。・・・当主、どうぞ・・・。」
シュルツは懐から石を取り出した。
白く透明のガラス細工のような石だった。
シュルツ「・・・我が一族から伝わる白い石・・・。これを使う日が来たか・・・。
      魔族を滅ぼす光を放つことが出来るというが・・・だが・・・そんな物がこの石の力ではない・・・。
      この石は・・・!『次元を融合し、新たな次元を作ることが出来る!』
      この世界と魔法世界、二つの世界を融合し、新しい世界を作る!
      新しい世界には、魔族など必要ないッ!」
賢者「ど、どういう事だね!?シュルツ!」
実験場にすでに立会い人となっていた賢者達が動揺した。
シュルツ「・・・そういう事だ。御老人方。
      世界を新しく作り直し、それを創世した存在こそ、『神』になる!
      『神』は!『この世の理(ことわり)―『ルール』を作り、変更し、消去できる!』
魔族すら、思い通りに消せる!これが私の兵器だ!」
賢者「な・・・なんという事だ・・・!」
シュルツ「ご安心を・・・御老人方。今回の実験はそれを一時的に行うだけ・・・。
      実験に成功すれば、すでに運用している高射砲に取り付け、対魔族の決戦兵器となるだろう・・・。
      ・・・・・・私自身は、神になどなるつもりはない。」
研究員「当主、そろそろ・・・。」
シュルツ「・・・うむ。」
六角形の円盤から光が溢れる。
シュルツがその光の筋に石を入れた。
349マロン名無しさん:2006/01/10(火) 17:48:46 ID:???
おもしろいがもはや手が出せんw
職人さんがんばってくれ
350マロン名無しさん:2006/01/10(火) 22:41:57 ID:???
                _∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ       |                |
        ドコドコ   <   出番まだアルか?  >
   ☆      ドムドム  |_  _  _ _ _ _ |
        ☆   ダダダダ!_∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ 
  ドシャーン!  ヽ    ン●'´  `●くオラオラッ!!    ♪
         =≡=,( ,|iリlノl」リ|| )     ☆
      ♪   / 〃 ノ!l| ゚ ヮ゚リ    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\⊂\⊂| ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ.ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|ソ〓  .||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
351奇襲再び:2006/01/11(水) 02:39:31 ID:???
あ〜、なんて言って説明するべきか・・・。
本当は面倒くせぇから言いたくないんだが、言わなきゃ話にならねぇから話すとするか。
単刀直入に言えば、奴らやがったつけてやがった。
おっと!?『いつからつけてた?』とかくっだらねェ質問するんじゃあねーぞ?
そんな事俺が知ったこっちゃねーよ。
まぁ、とにかく、奴らは現れた。
初めて見る面だったが・・・なんつーの?雰囲気バッチリだったからな・・・一発でわかった。
『こいつら敵だな』ってのがよ。
奴らのうちの一人が電車の中で乗客を追い出してた。
運転席のマイクでな。
亜子も裕奈も逃げる客の波に飲み込まれちまって、列車から駅のホームに出ちまった。
まぁ、俺からすればかえって都合がいいぜ。
この目の前にいるクソ野郎をブチのめすのに、何の遠慮もいらねェーからな!

ダンテ「おい!オカマ野郎!地獄のパスポート作るから名前を言いな!」
男爵「・・・コードネームは『男爵』だ、『便利屋』。・・・任務を遂行させてもらう・・・。抹殺任務だ。」
ダンテ「ほぉ〜!俺を殺してもいいのかよ?地獄に行けなくなっちゃうぜェーッ!?」ガチャガチャ!(エボニー&アイボリーを抜いて構える)
男爵「・・・貴様の武器はソレか?わかった・・・。」・・・ガタンゴトン(列車が動き出す)
ダンテ「余裕ぶっこいてんじゃねーぞコラ!」ドンドンドン!(ダンテ、躊躇無く発砲する!)

が、すべて男爵の張った障壁によって受け止められてしまった。

ダンテ「・・・やっぱりな。」

男爵は障壁で受け止めた弾丸をゆっくりと人差し指で撫でるように触れた。

男爵「・・・『触ったぞ?』」
352転送魔法こそ最強ッ!:2006/01/11(水) 02:50:11 ID:???
ダンテ「・・・・・・あ?」
男爵「フフフフ・・・。いい銃だな?さぞ威力もすごいんだろうな・・・。
    ところで質問していいか?・・・自分でその銃の威力を味わったことがあるか?」
ダンテ「はぁ?んな馬鹿な真似したこと無いねッ!」
男爵「・・・そうか。では、『今この場で味わうのだな?』」
ダンテ「・・・何?・・・ッ!?」

ギュンギュンギュン・・・(ダンテの後方、背中から一メートルも離れていない距離で、ダンテの放った弾丸が持ち主を狙っていた)

ダンテ「・・・なっ!?」

ドスドスドスッ!(弾丸が加速し、ダンテの背中を命中、肺まで到達する)

ダンテ「・・・うっ!?ゲホッ!」(血を大量に口から吐き出す)
    「・・・て、テメェ・・・?何しやがったんだ・・・?」
男爵「簡単だ・・・。貴様の撃った弾丸を『転送』したんだ。『位置』は貴様の後方・・・背中だ。
    ・・・フフ、いい銃だな。」(フラフラなダンテに近づき、エボニー&アイボリーに触れる)
    「・・・『触ったぞ?』」

ギュン!(次の瞬間にはダンテの銃が男爵の手のひらに納まっていた。この間、男爵はダンテから直接銃を奪っていない)

ダンテ「ッ!?てめぇ・・・!」
男爵「『転送魔法こそ最強』・・・この俺の持論、とくと味わえ・・・ダンテ。」
353『暗殺チーム』プロフィール:2006/01/11(水) 03:01:13 ID:???
男爵(28)

秘密結社『バタフライ』暗殺チーム・リーダー
戦闘スタイル:中〜遠距離による転送魔法を使った暗殺
魔力A

沈着冷静な暗殺チームのリーダー。
暗殺者であったジョンの父に師事し、幼い頃からその才能を開花させていった。
暗殺スタイルや物腰は師匠譲りで、自信たっぷり余裕たっぷりで暗殺を行う。
普段は爆発物を転送し暗殺するというスタイルをとる。
幼少の頃からの付き合いのジョンを出来の悪い弟のように扱っている。

得意な魔法は、『転送魔法』。
自分ではなく、無生物・・・命の宿っていない物体を自由に転送することが出来る。
特に、一度でも自分が触れたものはいつでもどこでも自由に呼び出したり転送したりできる。
無生物な物質であれば、トラックでも戦車でもヘリコプターでも転送できる。
一方で生命のある物質・・・人間の場合は、その人物の位置が特定できるときにかぎり、自分の元で呼び戻すことが出来る。
また、転送する人間に触れながら好きな場所に転送することが出来るが、触れながら行わないかぎり出来ない。

この魔法はただの補助魔法かもしれないが、使い方によっては強力な攻撃魔法にもなりえると男爵は思っている。
しかしジョンにとっては武器をいつでも転送してくれたり、引越しの費用が浮いたりと、使い勝手のいい魔法だと思っている。
354ダンテの荒治療:2006/01/11(水) 22:04:04 ID:???
ダンテ「ハァ・・・ハァ・・・。うっ!?」
男爵「・・・・・・」カチャ!(ダンテから奪ったエボニーを構える)
ダンテ「・・・・・・!ちょっと待ってくれ・・・。」スッ・・・(ダンテ、手でストップさせる)
男爵「っ!?」

ダンテ「ゲホッ・・・ゲホッゲホッ・・・オエ゛ェェ〜!ゲホゲホッ!ガァッ!・・・カーッ・・・ペッ!」
男爵「・・・・・・。」
ダンテ「ゲホゲホ・・・・・・ブゥッ!・・・!ヘヘ・・・。」
男爵「・・・・・・?」
ダンテ「ブッ!」コッ!(ダンテが口から何かを床に吐き出した)
男爵「・・・・・・!」

それはダンテの身体に入り込んだ弾丸の弾頭だった。

ダンテ「・・・身体ン中に異物があるのはすっきりしねぇからな・・・。・・・でもおかげで肺も食道もメチャクチャよ。」
男爵「無理矢理弾を摘出するとはな・・・。」
ダンテ「結構いてぇぞ?あ?・・・無事な身体を傷つけてまで弾取り出したからなぁ・・・。
     そんじゃ・・・続きをするか?」
男爵「面白いおとこだな・・・。だが、もともと手加減するつもりはない・・・。
   ・・・・・・遠慮なく死ね。」
ダンテ「テメェがな!」
355転送魔法が防御に優れる理由:2006/01/13(金) 01:32:29 ID:???
ダンテ「銃が使えねぇんなら・・・コイツでいいな!?」ブン!(アラストルを抜く)
    「オラァッ!」スバァッ!(アラストルが男爵の身体を斬り、真っ二つにブッタ斬る)
男爵「・・・・・・。」
ダンテ「悪く思うなよ・・・?」

男爵「いいや、思わん。」
ダンテ「なに・・・!?・・・・・・ゲェッ!」

真っ二つに斬られたと思われた男爵だったが、ダンテが斬った方向に魔方陣が身体の断面に張り付いている。
つまり、切り落とされたと思われた男爵の身体は『別の場所に転送された』のだ。
転送された場所は声がしたダンテの後ろである。

男爵「・・・『触ったぞ?』」スッ・・・(男爵、アラストルに人差し指で軽く触れる。)

上半身から下へ魔方陣が流れると同時に下半身が現れる

ダンテ「ざけんなッ!」ブン!(振り返り際に横方向へ男爵に斬りかかる)

ドス!

ダンテ「ッ!?」
男爵「・・・・・・。」

が、ダンテのアラストルは男爵の遥か後方で吹っ飛び車両の壁に刺さった。
男爵がアラストルを転送したのだ。

男爵「・・・・・・満足か?」
ダンテ(こいつ!?強いとか弱いとか・・・そういう以前に戦いにくい厄介な相手だ!)
356転送魔法が攻撃に優れる理由:2006/01/14(土) 00:58:31 ID:???
男爵「満足したのなら・・・寝てろ!」ガッ!(下段回し蹴りでダンテを転倒させる)
ダンテ「どぅおっ!?・・・いて!・・・んのやろ・・・・・・・・・あ?」(転び、あたりを見回すが男爵はいない。)

ドドドドドドド・・・
ガリガリガリガリガリ・・・
エンジンを吹かしたような音と、何かが削れているような音がする。
ダンテは振り返った。

ダンテ「・・・ッ!?」

ガリガリガリ・・・
ブレードを回転させ、床で暴れている・・・チェーンソーだった。
それも3つ。
チェンソーは床に歯が刺さったのか、そのまま歯を回転する勢いで、ダンテの方へと突っ込んでいった。

ダンテ「うおっ!?」

紙一重で床に転がるダンテはチェーンソーを避けると仰向けになった。
しかし、次の瞬間には、目にした光景に息を呑んだ。

ズラーッ!
天井に無数のナイフが床のダンテに切っ先を向けていたのだ。
そしてダンテが気付いた瞬間・・・ナイフは雨のように落ちてきた。
357マロン名無しさん:2006/01/14(土) 11:26:11 ID:???
んで、次は?
358マロン名無しさん:2006/01/14(土) 12:20:18 ID:???
どう考えてもオリキャラ大杉だよなぁ・・・。
ネギまのその他生徒達なんて出てきてないにも程があるだろ・・・。
359・・・故に転送魔法は最強!:2006/01/14(土) 12:22:50 ID:???
ダンテ「うぉぉぉぉぉッ!『魔人発動(テビルトリガー)』!『炎の化身(イフリート)』ォォォォォォォーッ!!」

ダンテのデビルトリガーが発動する。
イフリートとなったダンテは降り注ぐナイフを炎を纏った拳や蹴りで弾き飛ばしていく。

ダンテ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

バシ!ガシ!ゲシ!・・・・・・
ドスドスドス・・・・・・!

ダンテ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

ダンテは自分が当たる部分だけ弾き飛ばすことには成功した。

男爵「ククク・・・苦労したな?」
ダンテ「野郎・・・・・・オラァッ!」ブン!(発動を解くと、床に散らばったナイフを拾い、3本同時に投げる)
男爵「馬鹿な奴だ・・・そのナイフは俺が転送したやつだぞ?」

スッ・・・
ナイフは男爵に当たる寸前で魔方陣に包まれた。
そして次の瞬間には・・・
ドスッ!

ダンテ「ぐぉッ!?」

ダンテの背中に命中していた。

男爵「さて・・・今度はどうしてほしい?その拳につけてるヤツも転送できるようにしてやろうか?」
ダンテ(クソ・・・!コイツをマジでブッ殺さねぇと、アラストルと銃・・・奴のモンになっちまう・・・。
     逃げるなんざゴメンだ・・・。奴を殺して、取り返す!)
360マロン名無しさん:2006/01/14(土) 23:23:05 ID:???
ジョニー「・・・でな、戦場に美人ってのもありって奴も居たけど俺は認めたくないわけよ。」
ザジ「(コクコク)」
ジョニー「出会いは大切だけどそれを戦場まで引っ張るなと俺は言いたいわけよ。」
ザジ「(コクコク)」
ジョニー「それで話はシャドーモセスに戻るんだけど・・・」
千雨「ヒソ(おい、ザジ。そろそろ引き上げようぜ。なんで忘れ物とりに来ただけでここまで話を聞かなくちゃいけないんだよ。)」
ザジ「(フルフル)」
ジョニー「・・・ああ、せめて大学部の警備なら出会いの一つ二つ転がってるかも知れないのに。はぁああ。」
ザジ「(コクコク)」
ジョニー「・・・お前等、いい奴らだよな。将来美人になっても男を騙さないでください。」
千雨「(頼まれちゃったよ。)」
ザジ「(ポッ)」
千雨「(美人になるって言われて一応、照れてるのか?)」
361少女達の不安:2006/01/15(日) 21:29:54 ID:???
―真帆良学園・中央駅ホーム

まき絵「亜子!ゆーな!」
祐奈「・・・あ!まき絵にアキラ・・・。」
アキラ「大丈夫?・・・こっちは人が多いから・・・こっちに来て・・・。」

朝倉「二人とも大丈夫だった?」
柿崎「もう、びっくりしたよ・・・。なにあれ・・・?」
亜子「うわ!朝倉さんにチアもおるぅ!・・・みんなついてきてたん・・・?」
桜子「だって、二人がウワサの美形外人先生にアタックしてるって聞いたら、応援しないわけにはいかないって♪」
釘宮(どーせ、面白半分だったくせに・・・)
祐奈「あはは・・・。でも・・・そのダンテ先生ともはぐれちゃったし・・・。」
まき絵「あぁ〜、先生達デリカシーないよぉ!とくに雷電先生!女の子とのデート中に、どっか行っちゃう!?」
亜子「あ・・・それはほら!大事な用があったみたいやし・・・。そもそも半分以上無理矢理誘ってもうたところあるし・・・。」
アキラ「・・・ねぇ、ダンテ先生いないけど・・・もしかして・・・」
釘宮「・・・どうしたの?」
アキラ「・・・あの電車に乗ったままなんじゃ・・・?」
祐奈「えぇ〜〜っ!?」

朝倉「・・・こりゃやばいかも・・・。」
362車両戦:2006/01/15(日) 22:28:32 ID:???
ダンテ「オラァッ!」ブン!(イフリートを拳に付け、格闘戦を仕掛けるダンテ)
男爵「どうしたどうした?当たらないぞ!?」(それを当たりそうな部分を転送し、攻撃を避ける男爵)
ダンテ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。クソ野郎・・・。ブッ!」(口の中に溜まった血を床に吐き出す)
男爵「しかし・・・お前みたいな敵は初めてだ・・・。障壁は張れないくせに、死にそうになってもなかなか死なない・・・。
    それが悪魔の血を引くお前の力なのか・・・。」
ダンテ「関心してられんのも・・・今のうちだ・・・。チョコマカと動きやがって・・・。」
    (あの野郎・・・いつも俺から離れて戦ってやがる。余裕をみせてるつもりか・・・?
     それとも・・・『近距離じゃマズイ事情でもあんのか・・・?』)
男爵「まぁいい。貴様が死ねば、シュルツの武器に電池として使われることもない。
    あの武器を発動させられるのは、俺達組織にとって絶っ〜〜〜〜〜〜〜・・・対にマズイからな。
    遊ぶのはこれぐらいにして・・・さっさと『任務完了』とするか」
パチン!
男爵が指を鳴らすと、四方八方の魔方陣から手榴弾が転がり落ちてきた。
手榴弾は車両の床を転がりながら埋め尽くしていく。
パキン!パキン!
銃の発砲音と金属が弾け飛ぶ音がする・・・そして・・・。
ガクン!
ダンテ「うおっ!?・・・!?」
男爵「ジョンの奴・・・指示通りにやったみたいだな・・・。
    この車両は前の車両と切り離された・・・これでお前は爆弾に埋め尽くされた車両においてけぼりだ・・・。」
ダンテ「なっ!?てめっ!?」
    (なんつーこと考えやがるんだ!?コイツら!?)
男爵「・・・じゃあな。」

男爵は魔方陣に包まれ消えていった。

ダンテ「クソォォォォ!!!あの野郎!・・・・・・アラストル!?」
    (野郎、置いていきやがった・・・。クソ・・・あれなら!)

ダンテがアラストルを取りに駆ける。
しかしそれと同時に、引火したダイナマイトが魔方陣から落ちてきた。
363予想外:2006/01/16(月) 02:25:17 ID:???
大きな爆発音とともに、後方へ離されていく後部車両。

男爵「・・・『任務完了』だな。」

しかし、後方を見たジョンは目を疑った。

ジョン「おい・・・男爵よぉ・・・ぶったまげだぜ!?野郎・・・生きてやがる!」
男爵「!?」

後方の車両から、黒い甲殻質な鱗に包まれた羽の生えた人間が飛び出してきた。
それをみた人間なら誰しも脳裏に過ぎる・・・・・・『悪魔』と。
飛来する悪魔は戦闘車両に着地すると、壁をぶち破り、屋根をこじ開けた。

ダンテ『ありがとよ・・・。お前がアラストルを放っておいたおかげで・・・ギリギリ生き残れたぜ・・・。』
男爵「コイツ・・・!?」
ジョン「野郎!」ガッ!(ジョン、ハードボーラーを構える)

が、ダンテの蹴りで車両の壁に叩きつけられ、意識を失う。
男爵はナイフを転送で飛ばし投げつけるが、ダンテはそれを受け止めながら男爵の首をワシ掴む。

男爵「ぐ・・・おぉ・・・っ!?」
ダンテ『どうした?転送しねぇのかよ?』
男爵(だ、ダメだ・・・!?コイツ・・・俺の弱点を知ってるのか!?
    俺の弱点は・・・『掴まれる』事だ・・・。掴まれたら、俺は転送で逃げることが出来ない・・・。掴んだ奴ごと転送されるからだ・・・。)
ダンテ『テメェはもう逃げられねぇぞ・・・?ここで仕舞いだ!』グバァ!(ダンテ、大きく口を開く)
男爵「っ!?」

グシャ!ダンテの歯が、男爵の肩に食らいつく
肉の裂ける音、骨を砕く音をさせながら、ダンテは男爵の肩を噛み砕いていく。

男爵「ぐぅァァァあァァァァァッ!!!」
364暗殺者の『覚悟』 -1-:2006/01/16(月) 20:32:06 ID:???
ジョン「ぐ・・・ぁ・・・クソ!・・・俺は・・・?・・・!」
男爵「ぐおああああ・・・!!!」(ジョン、男爵の肩をダンテが噛み付いている光景を目にする)
ジョン「男爵ぁ!・・・テメェ何してやがンだ!」ボンボンボン!(ハードボーラーを撃ち、魔人ダンテに命中する)
ダンテ『・・・・・・』(ダンテは弾に当たったのも気にせず、男爵を放すとジョンのほうを向き直り近づいていく)
ジョン「うおおお!クソがぁあああ!!」ボンボンボン!(撃ちまくるが、ダンテはお構いなしに近づいていく)
    「クソ!クソ!クソ!こいつ不死身かよ!どうやったら死ぬんだよォ!」
男爵(・・・う・・・ぐ・・・あぁ・・・。コイツは不死身じゃない・・・奴は確実にダメージを食らってる。
    感じないだけだ・・・痛みを。感じないから、ジョンに近付ける・・・。いずれ気付かない内に死ぬ!
    だが・・・マズイな・・・。このままじゃ、あの馬鹿殺される・・・。
    ・・・・・・クソ、身体が満足に動かねぇ。・・・左肩はもう死んでる。クソが・・・。
    ・・・馬鹿・・・お前じゃ無理だ・・・。無駄死にするつもりか・・・?奴は・・・俺じゃなきゃ殺せねぇよ・・・。)
ジョン「クソ!クソ!クソ!このバケモンが!死ねよォッ!」
ダンテ『バケモン・・・か。よく言われる。』カチャ!(男爵から奪い返したエボニー&アイボリーを構える。銃は青白い雷を帯びている)

ボンボン!
ドスドス!

ジョン「・・・・・・ッ!」
ダンテ『・・・・・・!』
男爵「ば・・・か野郎が・・・。冷静になれ・・・。お前・・・何年この仕事してんだ・・・?トーシロじゃあ・・・ねぇんだからよ・・・。」

ダンテの撃った弾(雷撃ver.)はジョンではなく、その前に立ち塞がった男爵の背中を貫いた。
ブン!ドスドス!
ダンテの撃った弾は男爵の体内に触れたことによって、男爵は弾をダンテの後方に転送することが出来た。
男爵は口からおびただしい量の血が溢れている。

ダンテ『・・・・・・てめぇ・・・。』
男爵「お前は・・・絶対にこの俺が仕留める・・・。」

男爵はダンテの両手と翼を拘束するように抱きつくと、そのまま掠れた声で詠唱した。

男爵「・・・転送してみろっつったな・・・?してやるよ・・・お前と一緒に・・・!」
365暗殺者の『覚悟』 -2-:2006/01/16(月) 20:45:02 ID:???
ジョン「だ・・・男爵・・・。て、てめぇ・・・!」
男爵「・・・・・・。」

ブン!
男爵とダンテ、二人の身体が魔方陣に包まれ、車両から消えた。
ジョンは急いであたりを探すがどこにもいない。
ジョンはふと、気がついた。
『まさか・・・あの野郎はまさか・・・っ!?』
先頭車両のガラスから、前方の線路を見る。
・・・いた!二人は線路上にいる!
そして、男爵の考えがわかった。
あいつは・・・あいつは・・・『自分ごとダンテを道連れに列車に轢かれようとしている』!

ジョン「男爵ぁああああ!やめろぉぉおおお!!」

男爵「・・・・・・・・・」
ダンテ『・・・テメェ・・・相当なクレイジー野郎だな・・・。』
男爵「・・・いいや、『任務に忠実なだけだ』」

ドン!・・・グシャ!
列車は二人を鈍い音を立てて轢いた。
そしてそのまま車両の下へ巻き込んでいった。
列車は無情にもそのまま前へと進んでいく。

ジョン「クソ!クソ!止まりやがれ!このクソ電車ァッ!」ボンボン!(銃で運転席を壊し、無理矢理電車を止める)

ジョンが列車を急停車させると、線路の上に降りた。
二人の姿が見えない。

ジョン「男爵ぁあああ!どこだぁ!」
366暗殺者の『覚悟』 -3-:2006/01/16(月) 21:39:49 ID:???
電車の陰から立ち上がる人影があった。
だが・・・それは男爵ではなく・・・ダンテだった。
身体中から血のような物が噴出し、垂れ流している。

ジョン「うおおおおおあ!クソがぁああああ!」

カチカチ・・・
銃の引き金が空しく鳴る。・・・弾が切れた。
他に武器を探すが・・・ナイフもない。
もう少しで殺せる!なのに・・・殺せない!

ジョン「・・・クソ!クソ!・・・クソぉおおおお!」ブン!(ジョンは拳を繰り出した。)

が、ジョンの足元に魔方陣が浮かんでいた。
魔方陣はゆっくりとジョンの身体を覆っていく。

ジョン「・・・っ!?だ、男爵!」
男爵「・・・・・・・・・」

男爵は身体中、ボロ雑巾のように引きちぎられていた。
その命を終えるのは時間の問題であった。

男爵「・・・まったく、お前は・・・。・・・ピーピー泣いてんじゃあないぜ・・・。」
ジョン「・・・ぅるせぇ・・・・・・バカやろおがぁ・・・!」
ダンテ『・・・・・・・・・・・・。』
(俺・・・どうなってんだ・・・?あぁ・・・クソ・・・意識が朦朧としてやがる・・・。無茶しすぎたな・・・。
     魔人化した俺を・・・ここまでボロクソにするなんてよ・・・大した野郎だ・・・。)
男爵「・・・・・・ジョン・・・。お前は生きろよ・・・。生きて・・・残りの任務を・・・果たせよ・・・。」
ジョン「・・・男爵・・・?おめぇ・・・何言ってんだ・・・?あ・・・?・・・ふざけんなよ・・・。・・・死ぬんじゃねぇ!!」
367暗殺者の『覚悟』 -4-:2006/01/16(月) 21:43:40 ID:???
男爵がわずかな力でかすかに微笑んだ。
その手に、転送したC4爆弾を抱えて。

ジョン「男爵ぁああああああああ!」

魔方陣がジョンを包み・・・そして消えていった。
辺りには、ダンテと男爵の二人だけとなった。

男爵「・・・・・・ジョン、お前は・・・ほんと・・・、世話の掛かる野郎だな・・・最後まで・・・」
ダンテ『・・・・・・・・・。』
男爵「・・・・・・つけようぜ、決着をよ。ダンテ・・・・・・。」
ダンテ『・・・・・・・・・。』カチャ!ガンガンガン!(ダンテ、朦朧とした意識の中、構え発砲する)

弾はわずかな強度の障壁で防がれる。
だが、障壁は打ち破られ、男爵の身体に打ち込まれる。

男爵「・・・・・・っ!?・・・・・・うぉあああああああああ!ダンテェェエエエエエエッ!」

男爵は身体にどれだけ弾を打ち込まれようとも、ダンテに突進するのを止めなかった。
もう転送できる魔力も残ってない。

ダンテ『・・・・・・!』

そしてついには、ダンテの元にたどり着き、しがみ付いた。
その手にC4を掴んで。

男爵「・・・・・・・・・俺の勝ちだ・・・・・・ッ!」
ダンテ『・・・・・・・・・ッ!』

大きな爆音が轟いた。

―男爵 死亡
368オタコンの苦悩:2006/01/17(火) 01:08:52 ID:???
―学園連絡橋・袂

スネーク「・・・よし、誰にも見られていないな。奴が仕掛けていたのは・・・TNT爆雷か・・・。」
オタコン「導線を切れば解除できるね・・・。これとこれを切って・・・・・・。」
スネーク「・・・・・・・・・。」
オタコン「・・・ねぇ、スネーク。彼女・・・・・・ウルフだったのか?」
スネーク「死人は生き返らない。・・・・・・わかってるはずだ。」
オタコン「・・・うん、そうだね・・・。わかってる・・・彼女のはずないさ・・・。
      ・・・・・・じゃあ、さっきの人は・・・誰なんだろう。」
スネーク「・・・さぁな。今度会ったときにでも聞けばいい。」

―『CALL』―
スネーク「誰だ?」
刹那『スネーク、私です。・・・さっき、朝倉さんから電話がありました。』
スネーク「それで?」
刹那『ダンテ先生が・・・何者かと一緒に電車で新宿方面へ行ってしまったと・・・。
    ・・・・・・乗客を追い出していたそうなので・・・おそらく・・・敵かと・・・。』
スネーク「・・・わかった。大丈夫だとは思うが・・・すこし気になるな。」
刹那『・・・それと・・・。』
スネーク「・・・?どうした?」
刹那『スキッドが・・・私と一緒に出て明日菜さん達を迎えに行ったあとはぐれてしまって・・・まだ・・・戻ってきていません。
    ・・・・・・お嬢様も心配していますし・・・まさか・・・。』
スネーク「わかった。・・・生憎、俺もオタコンも手が離せん。・・・あまりアテにはしないでくれ。」
刹那「・・・わかりました。私は大丈夫ですから、スネークはあまり気にしないでください。・・・すみませんでした。」
―『CALL切り』―

スネーク「・・・オタコン。」
オタコン「え?あ・・・なんだい?」
スネーク「TNTを解体し終わったら、もう一回研究所に入るぞ。・・・奴は奥に入っていったからな。」
オタコン「う、うん。わかったよ・・・。」
369ネギまカンタービレ:2006/01/17(火) 15:35:05 ID:???
古「そうそう、楓。差し入れを持ってきたアルよ!すっかり忘れてたアル〜。」
楓「・・・・・・今さっき思いついたように申しておるのは、拙者の気のせいでござるか・・・?」
古「まままま、カタイコト、気にしないアル♪」
風香「ねね、クー!何持ってきたの?僕達にも食べさせてよぉ〜♪」
史香「甘くて美味しいデザートですか!?」
古「フッフッフッフ・・・。この古菲、そんな一般ピーポーと同じ差し入れは持ってこないアル・・・。
   ・・・これぞ!超包子特製、中国4000年の秘儀!その名も・・・。
   ・・・・・・『ネギジュース』アルね!」

楓&風香&史香「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

緑色の液体が、大ジョッキになみなみと注がれている。

楓「せ、拙者・・・。その飲み物に・・・とてもイヤ〜・・・・・・な記憶が・・・・・・!」
風香「うわぁ〜〜!くさい〜〜〜〜!」
史香「おねぇちゃん、持ってこないでくださいですぅ〜〜!!」
古「みんなひどいアルね。楓のためにと、アスナに教わって作ったアル!」
楓(・・・・・・やはり。)
古「・・・ささ、とっても健康にいいアル♪野菜ジュース、ババナ、オレンジ、そして長ネギがたっぷり入ってるアルよ〜♪」
楓「・・・い、いや・・・さすがに遠慮するでござるよぉ・・・。」
古「・・・・・・・・・。(笑顔)」
楓「・・・・・・・・・。(苦笑)」

古「いいから飲むアルーーーっ!」
楓「ぎゃぼーーーっ!」ガブガブ!(古菲に頭を押さえつけられ無理矢理飲まされる楓)
史香「いや〜ん、楓臭いです〜!」
風香「くさ〜い!」
370抜け殻:2006/01/18(水) 23:27:01 ID:???
―桜通り
あたりは夕焼けで赤く染まっていた。

雷電「エヴァンジェリン!どこだ?」
エヴァ「ここだ、馬鹿者。」ガサ(茂みの中から出てくる)
雷電「・・・そこに・・・?」
エヴァ「あぁ。人払いの魔法で人は一切近付けさせなかった。・・・こい。」

雷電はエヴァンジェリンがいた茂みに入っていった。
そこに、スキッドはいた。
女性の身体で木にもたれかかって眠っているようだった。

雷電「・・・・・・スキッド。」

スッ・・・。
雷電はゆっくりとスキッドの身体に触れた。
雪のように冷たい。

雷電「・・・・・・からっぽだ。なにもない・・・。空洞だ・・・。」
エヴァ「・・・・・・・・・・・・。」
雷電「・・・・・・スキッド・・・!」
エヴァ「・・・・・・・・・コイツはあとでジジイ共に引き取らせる。私の家に運ぶわけにはいくまい。」
雷電「あぁ・・・。そうだな・・・そうしてくれ・・・。」

雷電は立ち上がり、茂みの外へ出た。

エヴァ「おい、どこへ行く!?」
雷電「・・・・・・すこし、一人にしてくれ・・・。」

雷電はそう言うと、どこかへ言ってしまった。

エヴァ「・・・・・・・・・フン、スパイでも涙は流すんだな・・・。」
371マロン名無しさん:2006/01/19(木) 01:34:24 ID:???
最近メタルギア本編並みに人が死にますね
>>369あたりとのギャップがスゴいww
372『ぼくたちの失敗』:2006/01/19(木) 02:04:01 ID:???
―桜通り・女子寮近く

亜子(はぁ・・・今日はさんざんやったなぁ・・・。雷電先生がおったときは楽しかったけど・・・。
    ・・・やっぱり、ウチの事嫌いなんやろか・・・。・・・あ!あそこにいるの・・・先生?)

雷電がベンチでうな垂れている。

亜子(ど、どないしよう・・・。うぅ・・・。ゆ、勇気出すんや亜子!・・・せーの・・・っ!)
   「ら、雷電先生・・・!あ、あの・・・今日はすみませんでした・・・。」(亜子、雷電のほうへ駆けながら謝罪する)
   「ウチ・・・先生の都合考えんと勝手な事して・・・あの・・・。・・・!せ、先生・・・?」
雷電「・・・・・・あ。アコ・・・?・・・・・・は、はは。どうした?」(雷電、顔を上げ、亜子のほうへ顔を向ける。)
亜子「・・・・・・・・・先生・・・。何かあったんですか・・・?」
雷電「え?どうして・・・?」
亜子「だって先生・・・・・・泣いてはるやないですか・・・。」
雷電「・・・っ!?あ、これは・・・その・・・!」(雷電、慌てて顔を拭く。)
   「・・・・・・なんでもないんだ・・・。本当に・・・なんでもないんだ・・・。」(雷電、再び顔を伏せうな垂れる)
亜子「先生・・・。」

ふわりと、やわらかい感触が雷電の顔にあたった。
亜子が雷電の頭をやさしく抱きしめてくれた。
なぜこんな事をしているのか・・・雷電にはわからなかった。
亜子も、なんでこんな事をしているのか、わからなかった。
でも、せずにはいられなかった。
泣いている雷電の顔を初めて見てしまったからだろうか・・・。

雷電「アコ・・・。」
亜子「先生っ・・・!」
373マロン名無しさん:2006/01/19(木) 05:13:49 ID:???
何か良い感じだな。
だけどさ、やっぱりもう収拾がつかなくなってると思うのよ。今からじゃもう新規参入は無理っぽいだろ?
だから、前の様な良い環境に少しでも近づける為に、俺今までのあらすじ作ろうと思うんだ。
投下は今まで通りしてくれて構わないからさ。ちょっと頑張らさせてくれよ。今のままじゃ勿体なさ過ぎるって。
携帯からなんで少し時間掛かるかもしれないけど。どうか付き合ってくれ。


じゃあ行くぜ!
3741〜50までのあらすじ:2006/01/19(木) 05:16:16 ID:???
オセロットが送り込んだ強化骨格部隊と戦闘になるエヴァ、小太郎、ダンテ。
また、スネーク、雷電達は図書館島に居るスキッド、夕映、刹那、のどかを救出に向かっていた。
図書館島は兵士達が完全に占拠している状況だった。兵士達の目的は、裏切り者のスキッドを奪還、殺害する事だったのだ。

スネークは兵士の目をかい潜りながら無事のどかと合流し、雷電もまた、支援に向かって来ていた楓と合流する。
そしてスネークが倒したと思われる兵士を発見した雷電、楓はその道の奥へと進んで行く。
・・・そこで見た物は、瀕死の重傷を負った兵士達だった。

その頃刹那達は、スキッドから謎のデジタルカメラを託されていた。困惑する刹那と夕映。
その上スキッドが「自分が囮になっているスキに逃げろ」などと言い出したのだ。
刹那は拒絶するが、夕映に諭され、後ろ髪を引かれながらもその場を離れ何とか脱出に成功する。
そして、スキッドは兵士に捕らえられてしまうのだった・・・。
37551〜100までのあらすじ1:2006/01/19(木) 05:18:47 ID:???
雷電達が奥の角を曲がると、そこには、学園で雷電を殺そうとした男・・・ジョンが立って居た。
ジョンは間髪を入れずに襲い掛かって来た。雷電を挑発しながら攻撃を仕掛けるジョン。
そして挑発中に「ジャック・ザ・リッパー」と口にした瞬間―――雷電が脅威的なスピードでジョンの首を締め上げた。
突然の豹変に必死に抵抗するジョンだが、雷電はどんどんジョンを追い詰めていく。
ついに雷電がトドメを刺そうとしたその時、間一髪で楓に阻止され、ことなきを得るのだった。
怒りに震えながらもその場を立ち去るジョン。そしてようやく落ち着きを取り戻した雷電は、楓と共に外へ脱出したのであった。

その頃、刹那、のどか、夕映はエヴァ邸へと向かっていた。その途中で龍宮と出会う三人。
三人は龍宮に事情を説明した。すると龍宮は、後の報酬を約束させて協力を承諾する。
そして刹那達と別れるが、龍宮は神妙な面持ちでそのまま図書館島へと歩いていった・・・。
37651〜100までのあらすじ2:2006/01/19(木) 05:20:37 ID:???
舞台は変わり、此処は図書館島近くの学園都市。そこで今まさにスキッドがヘリに乗せられようとしていた。
そこに転がるスタングレネード。凄まじい選考と共にスネークがスキッドを救出する。・・・だが、強化兵と己の老いとに苦戦してしまう。
銃弾が直撃するかと思われたその瞬間、雷電と楓が駆け付け、兵士を蹴散らし何とかスキッドを運び出すスネーク。
そこへ、またも転がるスタングレネード。突然の事にスネークはまともに喰らってしまった。

それの主は、龍宮だった。
援護かと思われたその行為に、感謝しつつ龍宮に近付く楓。
しかし龍宮は、その楓と雷電に向かって、ショットガンを発砲するのだった・・・・・・
377マロン名無しさん:2006/01/19(木) 05:29:20 ID:???
さて、いきなり誤字った訳だが。

選考→×
閃光→〇


スマソ……
378マロン名無しさん:2006/01/19(木) 17:59:40 ID:???
うぉww少し見ない内になんか始まってるwwww

ガンガレ!俺もあの頃の賑やかさがナツカスィ
379マロン名無しさん:2006/01/19(木) 22:54:20 ID:???
>>373

ガンガレ
携帯からとは、かなり大変だと思うが無理せずがんばってくれ。

おれはその間少しでも進めておくよ
380マロン名無しさん:2006/01/20(金) 01:18:12 ID:???
キャラの現況をまとめてみる

―エヴァ邸
・茶々丸
・ネギ
・明日菜
・木乃香
・刹那
・超
・ハカセ
・オタコン

・ボス(ネギ、木乃香、刹那のいずれかに『憑依』?)

―桜通り
・エヴァ
・雷電(女子寮近くで亜子と一緒にいる。)
・亜子(上に同じ。)

―学園連絡橋
・スネーク
・オタコン
・ウルフ(研究所奥に逃げている。)
381マロン名無しさん:2006/01/20(金) 01:19:53 ID:???
―その他
・祐奈、まき絵、アキラ、チア3人組、朝倉(亜子が女子寮に戻るところをみると、すでに解散している)
・ジュリア(魔法組織オメガに拘留中)
・大男(病院送り?)
・魔法先生&魔法生徒(解散?)
・犬上小太郎(ネギが戻ったことすら知らずに、昨日の夜あたりから放置されてるw)
・夕映&のどか(学園からエヴァ邸に戻る途中?)
・ザジとちう(ジョニー佐々木の話を聞いてるw)
・ダンテ(生死不明。たぶん生きてる。)
・ケン(場所不明)
・ジョン(男爵に飛ばされて、現在地不明)
・オセロット&シュルツ(空母で日本に向かっている途中?)

―死亡キャラ
・スキッド(憑依したボスと共に自害して倒そうとするが防がれ、ボスに心臓に穴を開けられる。
       エヴァにボス攻略のヒントを残し、絶命。)
・男爵(ダンテを追い詰めるが、魔人化したダンテに逆に追い詰められる。
     最後はダンテを倒すため、C4爆弾で道連れに爆死する。)

足りない部分があったら、補足してくれ。
長すぎて2レス使っちまった
382夕映・のどか・ハルナの部屋:2006/01/20(金) 19:15:52 ID:???
のどか「・・・うん、できたよ夕映!」
夕映「はい、四葉さんから頂いたレシピ通りに作ったこの特製中華マンがまずいはずがありません。
   そろそろネギ先生も戻っているはずです。早くエヴァさんの家まで運びましょう。」
のどか「うん・・・行こう夕映。」
ハルナ「・・・・・・これは・・・??」
のどか「・・・パ、パル!?」
夕映「ハルナ!?・・・いつのまに戻っていたですか!?
   ・・・こ、これは、その、四葉さん達に店の手伝いを頼まれただけで・・・。」
ハルナ「・・・感じるのよ。」
のどか・夕映「???」
ハルナ「・・・『ラブ臭』よ!!」
のどか「・・・へ?」
ハルナ「しかもこれは許されざる愛よ!!キタキタキタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
    ・・・これは久々にいいネタが描けそうよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
バタン!(ハルナ、そのまま自室へ。)

夕映「・・・と、とにかくバレずに済んで一安心です。」
のどか「・・・うん。」
   (許されざる愛って一体!?)
383奴はしぶとい!:2006/01/22(日) 21:39:08 ID:???
―麻帆良学園中央駅・ホーム

アナウンス『こちら、○○番線電車、新宿―麻帆良学園都市中央駅間における車両事故発生により、
       電車の到着が大幅に遅れています。お急ぎの方は、○○番線の〜・・・』

某オタク「・・・う〜ん、ぃなぃなぁ・・・。やっぱりネットの情報はウソだったのかなぁ・・・。
      ここの生徒が『ネットアイドル・ちう』たんだっていうウワサは・・・ん?」

ダンテ「オイコラ、デブ!」(アラストルを杖代わりに辛うじて立っている。ここまで線路沿いに這いずって歩いてきた)
某オタク「っ!?!?ひぃぃ〜〜っ!?」
ダンテ「俺を病院に連れていけ・・・!」
某オタク「な、なななななんなんだアンタ・・・?ぼぼぼぼ僕は関係ないんだな・・・。」
ダンテ「うるせぇッ!早くしねぇと喰うぞコラァッ!」
某オタク「ぎゃぁあ〜〜〜!!わかりましたぁ〜〜!!!」

ダンテ(クソ・・・あの野郎・・・。テメェで自爆しやがるとは・・・大した野郎だ・・・。
     ・・・クソ野郎ばっか相手にしてたが・・・ケッ・・・お前の事は覚えておいてやるぜ!)
    「オイコラ、早くしろ!」
某オタク「は、はいぃぃぃ〜〜〜っ!!!」
384二人だけの空間。そして・・・:2006/01/23(月) 00:11:22 ID:???
いつまでそうやっていたのだろうか
二人の間に流れる沈黙を破ったのは、亜子のほうからだった

亜子(・・・・・・!う、ウチなにしとるん!?ら、雷電先生抱きしめて何してるんや!?)

バッ!・・・と雷電から離れる亜子
それに気付いた雷電は顔をあげて亜子を見る。

雷電「・・・・・・。」
亜子(うぅ・・・めっちゃ恥ずかしい・・・。アホやウチ・・・。恥ずかしくて先生の顔見れへん・・・・・・。)
雷電「・・・アコ。」
亜子「は、はいっ!」(手で顔を隠し顔をそむけながら返事をする)
雷電「・・・・・・ありがとう。少し・・・気がまぎれたよ。」(雷電、照れながら頬をかく)
亜子「・・・・・・はぃ・・・・・・。」

女子生徒1「・・・それでさぁ・・・」
女子生徒2「えーっ!?ホントーっ!?」

雷電「・・・ここじゃあちょっとマズイな。おいで、お礼に何かおごるよ。」スッ・・・(雷電、亜子に手を差し伸べる)
亜子「・・・っ!?あ、あの・・・ウチ・・・そ、その・・・っ」
雷電「・・・あー、都合悪いかな?」
亜子「いいいいい、いえ!そないな事・・・・・・ないです・・・。」

亜子はおそるおそる雷電の手を取る。
雷電はそれを確認するとやさしく握った。

雷電「行こう!」(雷電は亜子の手を引き、駆けた。)
亜子「〜〜〜っ!」(亜子は赤面しながら、顔を見られないように一緒に駆けた)

二人が去った後、茂みから一人の男が這い出てきた。

ジョン「野郎ぉ〜〜ッ!!見つけたぜッ!」
38551〜100までのあらすじ3:2006/01/23(月) 01:41:41 ID:???
突如、龍宮にショットガンを撃ち込まれた楓。・・・が、寸前のところで雷電が身代わりになり、雷電は重傷を負ってしまった。
戸惑いと同時に怒りを見せる楓だが、龍宮は確かな決意でスキッドを抱え込みステルスヘリへと乗り込んで行く。
しかし、そのステルスヘリに雷電がしがみつき逃亡を防ごうとする。・・・その雷電にすら、龍宮は銃を向け引き金を引こうとした。

・・・その時、またも鳴り響く銃声。エヴァ邸で刹那達に事情を聞き不審に感じていたダンテが現れ、龍宮のデザートイーグルを撃ち落としたのだ。
直ぐさまダンテに襲い掛かる強化骨格兵だったが、それは全く無意味な事だった。
ダンテが、文字通り一瞬にして兵士達を打ち倒し、ヘリを停止させてしまったからだ。

予測外の事態に龍宮は慌て、そのまま退避しようとする。が、またしても雷電が覚醒。
龍宮を手に掛けようとするが、何者かによって狙撃され何とか平静を取り戻したのであった。その直後、龍宮は逃走する。

・・・多くの疑問が残る中、雷電・ダンテのどつき漫才でしばしの時間を浪費したのちに、一同はスキッドを連れてエヴァ邸へと向かうのであった。
386101〜150までのあらすじ:2006/01/23(月) 01:43:17 ID:???
一方その頃エヴァ邸では、デジタルカメラの解析が進められていた。が、超やオタコンを持ってしても難航する。
するとそこにノックの音が。スネーク達かと明日菜が確認に行くが・・・ドアを叩いていたのはオセロットだった。
明日菜にリボルバーを突き付けながらカメラを渡す様に迫るオセロット。と、そこへエヴァが割り込み、オセロットと揉め出した。

そうこうしているうちに、超がオセロットにカメラを渡してしまう。それにより明日菜は開放される。
目的を果たしたオセロットは離脱するが、既にカメラのデータは茶々丸がバックアップ済みなのであった。

そして帰還したスネーク達は、茶々丸のバックアップしたデータを確認する。と、その中の一枚にスネークが目を止めた。
その写真に写っていたのは麻帆良のヘリポート。しかし、重要なのは写真端に写るコンテナのエンブレムだという。

そのエンブレムとは、かつてオタコンがいた軍需企業、アームズテック社の物だった。
金属の歯車・・・メタルギア。この悪魔の兵器と麻帆良学園が関わっている事はほぼ確実となった。

アームズテック、正体不明の魔法使い軍団、オセロット・・・。さらに謎は深まっていくのであった。
387101〜150までのあらすじ:2006/01/23(月) 01:44:45 ID:???
少々時間を置いた後、スネーク一行は翌日の行動について会議を開いていた。
スネークは未だ詳細不明のシュルツ准将、及びメタルギアの調査に学園へ。ダンテは祐奈に誘われデート(?)へ。そして雷電も亜子に学園案内を・・・

・・・雷電にスネークの鉄拳が飛んだ。
絶対に断る様に釘を刺されて、雷電達の夜は更けていくのであった。

翌朝。エヴァ邸では、騒がしくも和やかな朝食光景が広がっていた。そこへネギが起床して来る。
そして、昨日の龍宮や『四人目』、スキッドの件を聞き、ショックを受けるネギ。
龍宮を捜しに急いで家を飛び出そうとするネギだが、スネークとエヴァに説き諭され手を止めるのだった。

と、そこへ朝倉が来訪する。どうやら一同がココにいる事を嗅ぎ付け様子を見に来たらしい。
そこで雷電の事情を聞いた朝倉は、放送部に手回しをして案内を断る口実を作ってくれるという。
これを聞き胸を撫で下ろす雷電だったが、ダンテの眼が怪しく光っていた・・・。

で、結論から述べると、雷電は学園案内よろしくデートを断れなかった。・・・何故なら、朝倉とダンテが謀ったから!
雷電は、スネークに殺される事を覚悟し、引きつる笑顔を抑えながら、学園案内へと繰り出すのであった。
388秘めし決意:2006/01/24(火) 02:32:55 ID:???
―エヴァンジェリン邸

茶々丸「・・・!マスター、おかえりなさいませ」
エヴァ「あぁ。今戻った。」
木乃香「エヴァちゃん。」
エヴァ「どうした?」
刹那「あの・・・スキッドは・・・?」
エヴァ「・・・『病院』だ。あの怪我じゃあ足手まといだからな。大したことはない。」
刹那「そうですか・・・。・・・・・・あ、でもまた敵がスキッドを狙うかもしれません・・・。」
エヴァ「安心しろ。ジジイの息のかかった連中が警護しているそうだ。奴らでも簡単には手出しは出来んだろう。」
木乃香「よかったぁ。無事でえかったわぁ。」
茶々丸「・・・・・・・・・。」

―別室

エヴァ「・・・・・・・・・。」
茶々丸「・・・ネギ先生や明日菜さんたちに・・・本当の事をおっしゃらなくてもよろしいかったのですか?」
エヴァ「言ってどうなる。馬鹿が余計な不安材料を抱え込むだけだぞ。今言ったところで意味のない事だ。」
茶々丸「・・・・・・。」
エヴァ「茶々丸・・・。わたしはな、何百年も生きてる。当然、人の死など飽きるほど見てきている。
     ここ15年はそうでもなかったが・・・。・・・・・・その私が、今とっても不快なんだよ・・・。わかるか?
     この苛立ち・・・。別に親しくもない人間の死なのに・・・どうしてもイライラするんだ・・・。」
茶々丸「・・・・・・それは、『悔しい』・・・もしくは『怒り』・・・といった感情だと思いますが・・・。」
エヴァ「・・・・・・いいか、茶々丸。『ぼーや』、『近衛木乃香』、『桜崎刹那』、この三人を監視しろ。
     その誰かの身体に、『奴』は入り込み、スキッドを殺した。まるで使い捨てのようにな。
     ・・・・・・絶対に許さんぞ。私の目の前でどうどうと殺しをした『奴』をな!」

明日菜「・・・・・・・・・・・・。」
389マロン名無しさん:2006/01/26(木) 00:57:49 ID:yK7IH28X
保守
390マロン名無しさん:2006/01/27(金) 00:27:37 ID:EzT631ER
さらに保守
391蛇は互いの尾を噛む:2006/01/28(土) 03:05:24 ID:???
―学園連絡橋たもと・秘密研究所

ウルフ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・・・。・・・っ!?」カチャ!(入り口から奥へ駆けてきたウルフ。何者かの気配に気付き中を構える)
???「俺だ・・・。」
ウルフ「・・・・・・!あなたか・・・・・・。・・・・・・なぜここに?」(安堵し、銃を降ろす
龍宮父「・・・ここに姿を隠していたんだ。・・・妻や娘のところには戻れんからな。」
ウルフ「・・・・・・・・・。」
龍宮父「来るのか?」カチャ(銃を構える)
ウルフ「・・・・・・蛇が来る。ソリッド・スネークが・・・。」
龍宮父「そうか・・・。・・・やっとターゲットに遭えるわけだ。・・・昨日の若造よりは骨のある男だな。」
ウルフ「・・・・・・やっぱり、知っていたのか?奴の事は・・・。」
龍宮父「あぁ。95年以来だ。・・・あの時の奴も、昨日の若造のような顔をしていたな。
     お互い、年をとったな・・・。」

スネーク「・・・っ!?おまえは!?」カチャ!(角から銃を構えながら飛び出すスネーク)
龍宮父「・・・・・・。」
オタコン「・・・う、ウソだろ・・・?ウルフだ・・・やっぱりウルフだよ・・・。」
スネーク「うるさい!わかってる!」
ウルフ「・・・・・・。」
龍宮父「久しぶりだな、ソリッド・スネーク。」
スネーク「あぁ、俺がアウターヘブンに行く前だったか?」
龍宮父「・・・思い出話に花を咲かせても意味はない。冥土の土産にはなるがな。
     ・・・・・・来い!ソリッド・スネーク・・・っ!」
392『時間跳躍』と『時間逆行』:2006/01/29(日) 01:37:56 ID:???
ここでネギま本編における『時間跳躍』と本スレのボスの魔法『時間逆行』についての違いを説明しよう
・『時間跳躍』と『時間逆行』について

『時間跳躍』とは、タイムトラベラー・・・ここでは時間の操縦者の事を指すが、トラベラーが過去や未来にまさしく旅をすようなものである。
例:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、ドラえもんの『タイムマシン』
未来や過去を旅するように移動する『時間跳躍』。
ここに『時間逆行』との違いが存在する、が、それは時間逆行の説明の後に後述することとする。

『時間逆行』とは、まさしく日々流れる時間の流れを、ビデオテープの巻き戻しを行ったかのように巻き戻すことをいう。
まさしく、過去に巻き戻り、それまで行われた時間は『無かったこと』となる。
これが受験生の試験なら、また最初から試験を行うことになるが、本人にはその自覚はない。
時間逆行とは、時間を巻き戻し、未来に向けてやり直すことが出来るのだ。

時間跳躍と時間逆行、この二つには大きな違いがある。
それは『異常な時間帯における、トラベラーの存在の有無』である。
無理矢理難しい言葉にしたが、つまりは『タイムスリップした時間に自分が存在しえるかどうか?』である。
たとえば一日前の指定時刻をAとし、タイムスリップした指定時刻をBとする
一日前の時刻なので、その日は自分が存在している。
では、その日に『時間跳躍』をするとどうなるか?
時間を跳躍した自分と、その日に存在した自分が『二人存在する』
Aの時の自分とBの時の自分が時計をもっていたら、AとBの違う時刻が存在するのだ。
なぜなら、Bの時間に戻っても、Bの時間から跳躍した自分は『未来を進んでいる存在』だからだ。
Aの時間に跳躍し生活するという時間でさ、自分が行う未来だからだ。

ネギま本編における魔法具『カシオペア』は『時間跳躍』の能力をもつ。
これにより、術者の肉体年齢は経過しつつ、過去や未来に飛んでいける。
しかし、これによりひとつの弊害・・・いや、ひとつの発見がある。
時間跳躍とは、過去と未来の自分を発見することが出来るのだ。

・・・続く
393『時間跳躍』と『時間逆行』続き:2006/01/29(日) 02:36:28 ID:???
『時間跳躍』を行うと、過去と未来の自分を発見することになると書いた。
・・・それはつまり『運命』が存在するという事にほかならない。
自分が選んだ未来はすでに、運命として決定付けられていたということになる。

ネギま本編83時間目において、ネギ(二週目)とのどかのデートから離脱した綾瀬夕映はネギ(三週目)に会ってしまう。
この時点で、読者の視点は二週目のネギになっており、綾瀬夕映が出会った人物が誰かはわからない(が、シルエットでだいたいわかるが)。
しかし、後の87時間目において、(やっぱり)ネギであることがわかる。
つまり、ネギは当日同時刻内において二人存在し、二週目のネギには知る由はないが、、確実に未来の自分である三週目のネギが綾瀬夕映と出会ったのだ。
この弊害は後にさらに顕著になっており、90時間目の打ち上げの際には自分の行ったことのない事でネギは生徒達に感謝されてしまう。
最初はわからなかったネギだったが、カモと一緒に気付く。
―『これからする自分がやったのだ』と。
つまり、すでに未来の自分が生徒達の所をまわっていたということになる。

ちなみに、未来の自分が存在する以上、途中経過の自分はどんなことがあっても死ぬことはない。
なぜなら、すでに未来の自分は行動しているので、それをなぞる途中経過の自分はいなくならないのだ。
たとえ矢が飛んできても当たらず、もしかしたら牛が偶然通りかかり身代わりになるかもしれない。
とにかく、未来の自分が存在し行動する以上、途中経過の自分は死なないのだ。
例:のどかとデート中のネギ(二週目)は絶対に死なない。なぜなら、夕映と一緒にいるネギ(三週目)がすでに存在するから。
映画『タイムマシン』で過去を変えようとする男が、どうやっても未来がほとんど変わらないと嘆いているがそれは当然である。
『存在する(した)未来』があるかぎり、どうやってもその結果になるからだ。
『存在する未来の為に』、過去はどんなことがあっても変わらない。
タイムパラドックスを起こさないようにするという時間のルールが成せる術だと思っている。

・・・続く
394『時間跳躍』と『時間逆行』続き:2006/01/29(日) 02:47:48 ID:???
しかし、この部分はかなり難解で、自分はそう思っているが、もしかしたら過去をイジることで未来が変わるかもしれない。
しかし、ここが実に厄介なので、例を使い、順を追って紐解いてみよう。
90時間目の打ち上げを例にすると、生徒達から感謝され、時間跳躍を行う。
もしこの時、跳躍をする前のネギが狙撃か何かで死亡すると、跳躍して生徒達をまわるネギが存在しなくなる。
つまり、死亡前にネギが生徒達から感謝されるという事も起こらない。
・・・しかし、『既にネギは生徒から感謝されてしまった』。
・・・つまり、『ネギは時間を跳躍し生徒達をまわることが出来た』ことになる。
死亡時刻より前に、未来の結果が告げられてしまった(もしくは起きてしまった)以上は、死亡時刻を過ぎても死ぬことは無いということになる。

しかし、『感謝された出来事が過去の過ぎ去った出来事である以上、死亡した瞬間それを確かめることは出来ない。』
もし時間跳躍前にネギが死亡したすれば、その数分前数秒前におきた『生徒に感謝される』という出来事も無くなっているはずだ。
そして死亡したのは、『感謝された』出来事が無くなった過去で起きた事象になる。
・・・つまり、『感謝された』出来事が無くなった時間では『必ず死亡』することになるのだ。

ここに二つの問題が起きた。
死亡した出来事は、『感謝された出来事』が過去にあるのか無いのか。
死亡した以上、『感謝された出来事』は起こりえないはずである。
死亡しているのだから時間跳躍し生徒達に感謝されるようなことは起こせないのだ。
しかし、もし『感謝された出来事』を過去に持つのなら・・・・・・それは死亡しえないことになる。
時間を跳躍し生徒達に感謝されるようなことを起こしたのだから。

・・・実に難解である。

とにかく前レスの理由より、自分はネギま世界、そして時間を跳躍する世界設定には運命論が存在すると断言する。

・・・続く
395『時間跳躍』と『時間逆行』まとめ:2006/01/29(日) 02:48:48 ID:???
一方、『時間逆行』はそのような弊害は絶対におきない。
なぜなら、Bの時間からAの時間に巻き戻ればBの時間はAの時間と同一になるからだ。
肉体年齢の経過はさておき、時間が巻き戻るということは、Aの時間にいる自分へと戻るということなのだ。
行動やポーズ、場所は違っても、Aの時間の自分に戻ることができる。
その時間にもう一人の自分は存在しない。
『時間跳躍』がBの時間の自分にAとBの時間の時差をプラスするのとは違い、
『時間逆行』はBの時間からAの時間に戻るために、経過した時間をマイナスするのだ。

式:
『時間跳躍』:B+(B-A)=C(跳躍した未来の自分)
『時間逆行』:B−(B-A)=A(Aの時間の自分)

例題:Aに15分、Bに30分という分単位の時刻を代入する。
    ストップウォッチを身に付けているようなものである。

『時間跳躍』:30+(30-15)=45(分)
『時間逆行』:30−(30-15)=15(分)

以上をもって『時間跳躍』と『時間逆行』の違いと説明を終えることにする。
かなり意味不明で無駄で意味の成していない文ではあったが、何かの参考になれば幸いである。
396マロン名無しさん:2006/01/29(日) 06:04:22 ID:???
さてと、ここで一つはっきりした事がある。



お 前 だ な ?



ンな事言わない方が良いのかも知れないとは思うが、もう我慢出来ん。
お前だろ?一人でストーリーに酔って方向性を霧散させたのは。

俺はなんだかんだで初代スレからこのスレを見続けているヤツの一人よ。
皆がそれぞれの展開を想像して、周りを考えながら楽しくやってたんだよ。
それが今じゃ何だ?殆ど独り歩きの状態じゃないか。・・・本人には自覚が無いかもしれないがな。

もうかなり早い時点で他のヤツらが入り込みづらい環境になってたんだよ。気付いてたか?
そもそもの原因は、敵キャラ側に力を入れ過ぎた事や、味方側や組織やらにも手を出しちまった事だろう。
それによって、完全にあんたが主体のスレになっちまった。もう本人以外完全な展開は楽しく想像出来なくなっちまったって訳だ。

んで、>>345 >>358が核心を突いてる。そもそもあんたは鉄則のルール、
『オリキャラの出し過ぎによる世界観の崩壊阻止』を破いてるんだよ。

まあ、バタフライメンバーどうこうってのは俺のみの主観かもしれないが、俺はそれが原因だと考えてる。
何だよ?・・・フィグリ?オメガ?これ以上ややこしくするな。
シュルツの実験の詳細?各敵キャラの掘り下げた過去?・・・知りたくも無いわ。大事なのはそこじゃないだろが。もう少し考えて動け。

みんな、出来れば最初から全て読み直して見てくれよ。何処からおかしくなってんのかが一目瞭然だから。
そうすればもう同じ過ちを繰り返さずに済む。俺も含めて。


・・・スマンかった。チラ裏を延々と
。だが、反省はしていない。それぞれ誤差はあれど、俺の言いたかった事を分かってくれると信じてるからな
397マロン名無しさん:2006/01/29(日) 12:43:21 ID:???
なぁ、俺もひとついいか?

確かにオリキャラや難解な設定で難しすぎる状況になってるのは確かだ。
俺はオリキャラはストーリー進行のためにはやむなしと思ってる。
ネギまとメタルギアの既存キャラだけで話作るのはかなりテクニックがいるし、ある程度の無茶も出来ん。
バトルストーリーなら敵キャラを中途半端に倒して撤退させるぐらいしか出来んしな。
だから、オリキャラなら徹底的に倒すことが出来るし、ハッキリしてる。
シュルツという大ボスは問題なくアリだ。
途中のストーリーで魔法側の敵も出てきたわけだが、
敵の数が5人ほどだし、敵の能力が「わかりやすい」キャラなら誰でも使えるはずだ。
ネギまキャラやメタルギアキャラが各個撃破し、シュルツとメタルギアと戦う。
奴らが出てきたとき、そんな展開を期待していた。

で、オメガとかいるか?
正直、あの街を直す場面でフィグリが出たわけど、組織までは要らないだろ?
これ以上ややっこしくするな。今の時点でほとんど動きないくせに。ジュリアも動かすこと出来んし。
フィグリの能力もよくわからんし・・・。単純に丈助の『クレイジーダイヤモンド』みたいなもんでいいんじゃねぇか?
組織はなく、一匹狼キャラとかさぁ!それにもっと能力・魔法は単純でいいじゃん!難しいのなんて使いづらいだけだって!

・・・えーと、すまん、そういう事を言いたいんじゃなくて・・・。
不必要なキャラ、設定は出すなと言いたいわけよ。
特に唐ニかいうキャラが出てきたとき、俺は心底ムカっぱらが立ったよ。>>297が痛快なレスを付けてくれてスッキリしたよ。

俺は基本的には、オリキャラは過去語りとかは容認派だよ。ストーリーに色づけというよりは、必要だから出てきたわけだし。
実験の詳細語りは必要だと思う。本編のシュルツの目的がハッキリするわけだし、ボスの行動の理由もわかると思う。
過去話はキャラの行動理念が理解できるためにあると思う。
ジョジョ5部の味方キャラの過去語りなんて、ストーリーとしてはいらないけど・・・・・・あったらあったで、必要に感じるしね。

・・・しかし、それ以外の無駄なオリキャラ、オリ設定はいらない。
ストーリー進行に必要だから、それ以外は。
・・・俺が言いたいのはそういう事だ、スマン。
・・・・・・ちなみにダンテもいらん。
398397:2006/01/29(日) 13:06:47 ID:???
ついでだから、オリキャラを書き出してみるか。
個人的な感想や主観も入ってるが。

『個人』
・龍宮父(設定のみオリジナル。・・・・・・そもそもここから始まった?)
・シュルツ(ストーリー的に倒すべき大ボス。目的ハッキリしなかったけど、過去話でようやく理解。)
・レナス(敵の敵だけど敵。明日菜以外にはムテキングっぽい)
・ジョン(一番死亡フラグがハッキリしてる気がする)
・ケン(死ななそう・・・)
・ジュリア(動機がハッキリしないうえ、無駄に動きすぎ)
・大男(名前あったっけ?)
・フィグリ(あなたはあの場面では必要でした。・・・それ以降はわからないけど。)
・フィグリの父(あなたのせいでややっこしくなりました。)
・刀i読み方:ファイ。雷電、コイツ殺してくれ。無残な死を一丁頼む。)


『組織』
・賢者会議(ただの魔法有力者の集まりでいいんだよね?)
・秘密結社バタフライ(単純に第二の敵。愛国者、スネーク達、両方の敵でFA)
・オメガ(よーわからん。)

『その他』
・ダンテ(よそ者。初代ムテキング。)

スキッドと男爵は死亡して消化されたから除外。
はいはい、大杉大杉
こりゃまた何人か死なないと消化できんね。まぁ、すでに死亡フラグ立ってるようなキャラいるがw
あと伏線を張りすぎて目的が見えないとやりづらいのもわかった。・・・今更だが。
399マロン名無しさん:2006/01/29(日) 19:51:59 ID:???
めんどくせーから、無関係なキャラは放置して風化させちまおう。
これじゃ収拾つけようとして話いぢっても泥沼化するだけだ。
400マロン名無しさん:2006/01/29(日) 20:07:34 ID:???
それナイス
ネギまキャラも使いづらいなら無理して使わなくてもいいと思う
設定はこれ以上難解にしない
伏線はこれ以上禁止

これでおけ?
401FAQの予感:2006/01/29(日) 22:44:41 ID:???
     __
   _ ,,'´ ,、`ヽ
  \ヘ iリノリノ)   ところで、既に起きてしまった事象についてはどう扱いましょうか。
   ノj(b、゚ -゚ハ    絡みが複雑なだけに、解くのも困難であると思われますが。
     __
   ,',´,  ' `ヽ   そんなもの、無理に解かずともよい。
   /il〈リノリノ))ヾ  触れさえしなければ、時とともに自然と気にならなくなる。
  ノノjハ "゚ -゚ハ(   下手に解こうとするから、余計に縺れるんだ。
     __
   _ ,,'´ ,、`ヽ    確かに、そのような展開も見受けられますね。
  \ヘ iリノリノ)   片付けようとしても、事は既に私達の対応能力を遥かに超えています。
   ノj(b、゚ -゚ハ    どう話を進めていけばよいか見当もつきません。
     __
   ,',´,  ' `ヽ   その結果が、苦し紛れの新キャラというわけだ。安易なことだが、話を進めるという
   /il〈リノリノ))ヾ   前提の上ではそうせざるを得ないことも確か。が、それが悪循環を呼ぶことになる。
  ノノjハ "゚ -゚ハ(   まあ、アレだ。「スーパーサイヤ人現象」とでも言っておくか。
     __
   _ ,,'´ ,、`ヽ
  \ヘ iリノリノ)   なんですか、それは。
   ノj(b、゚ -゚ハ
     __
   ,',´,  ' `ヽ
   /il〈リノリノ))ヾ   …気にするな。
  ノノjハ "゚ -゚ハ(
402マロン名無しさん:2006/01/29(日) 23:38:07 ID:???
結局の所 龍宮父は「四人目」でスネークとも面識があったってことになるの?
403マロン名無しさん:2006/01/29(日) 23:42:07 ID:???
>>401
たぶん・・・。



実はウルフも使いづらいんだよね。
404マロン名無しさん:2006/01/29(日) 23:44:18 ID:u9tvBRvW
×>>401
>>402
405マロン名無しさん:2006/01/29(日) 23:51:23 ID:???
>>402
そういうハッキリしないところを過去話で作っていくっていうのもある。
・・・正直、スネークシリーズなんてMGS2では役に立たないんだけどね。
・・・龍宮父のDNA鑑定待ちだな
406マロン名無しさん:2006/01/30(月) 01:19:08 ID:???
スレが進むごとに話がごちゃごちゃしてくるのはしょうがないんじゃないか
初代みたいなギャグ路線に持ってったら、それこそ空気読めだろうしw
あとボスの過去話とかは普通にスゲーと思った。確かに話の続きは俺には無理だけどさ。
エヴァの言ってる通りオリキャラで解決図るやり方を禁止すればいいんじゃね?
407一匹の蛇と『ビッグボス』:2006/01/31(火) 03:30:37 ID:???
俺がその男を一つの目標に据えたのは、その男が『軍人』としてではなく、『兵士』として一個の完結した存在だと感じたからだ。
世界中の戦場を歩き、俺の後ろを守る女を伴侶にしながら、俺はその男を追いつづけた。
この世界に身を置いた者なら、否応(いやおう)にも耳にする。
『BIGBOSS』−『伝説の兵士』の存在を。

自分のルーツなど考えもしなかった。
日本を飛び出し、夢中になって世界を飛び回り、戦場を我が家としてきた。
だがある日、俺はBIGBOSSの存在を知った。
そして興味が湧いた。『ビッグボス』という男の存在そのものを。
きっかけはひとつのファイルだった。
当時俺は傭兵の身からアメリカ軍の軍事顧問として招かれていた。
CIAの極秘ファイルに触れることも多かったが、そのファイルだけは俺にとっては他のどれよりも惹きつけられた。
・・・『スネーク・イーター作戦・帰還報告』
『ビッグボス』のデヴュー戦となった作戦が、任務にあたった『ビッグボス』自身が報告書としてまとめたレポートだ。
任務の経過、刻一刻と変わる状況が詳細に報告されていた。
・・・特にアメリカ史上の最大の売国奴と称される『ザ・ボス』についての詳細が特に目立っていた。
その内容は世間一般に流れている情報と大差がなかった。
・・・ただ、その報告にはまるで『本心を隠しながら報告している』ようにも思えた。
・・・そして最後の方には奇妙な報告が書いてあった。
ビッグボス自身で止めを刺した『ザ・ボス』の最後の言葉だった。

『ボスは二人もいらない・・・蛇は一人でいい・・・。』

なぜそんな言葉を、わざわざ報告書に載せたのだろうか?
CIAも検閲したが、何の疑問にも思わなかったようだ。
だが俺には、その言葉こそ、『ビッグボス』の真意を示している―そんな気がするのだ。

俺が『ビッグボス』に実際に会ったのは、それからしばらくしてからだ。
特殊隠密部隊『FOXHOUND』のゲストアドバイザーとして招かれたのだ―『ビッグボス』自身の手で。
408蛇と蛇:2006/02/01(水) 23:39:53 ID:???
―95年アメリカ・FOXHOUND本部

龍宮父「・・・・・・・・・。」
???「・・・よく来たな。歓迎するぞ・・・。」
龍宮父「アンタが・・・ここの責任者の・・・。」
ビッグボス「そうだ。FOXHOUNDの司令官だ。・・・周りからはBIGBOSSと呼ばれている。」
龍宮父「・・・龍宮です。まさかあなたに呼ばれるとは思いませんでしたよ・・・。」
ビッグボス「フッ・・・。いや、俺もお前に興味があった。・・・お前、戦場では『蛇』と呼ばれていたそうだな?
       確か・・・」
龍宮父「・・・・・・『ラトル・スネーク(ガラガラ蛇)』。」
ビッグボス「そうだ、そうだったな。・・・・・・実はな、ウチにもいるんだよ。・・・・・・『蛇』がな。
       ・・・・・・おい、来い。」

奥から戦闘服にバンダナの若い男が来た。

???「・・・・・・・・・・・・。」
ビッグボス「こいつはFOXHOUNDの新人、『ソリッド・スネーク』だ。」
龍宮父「・・・・・・・・・・・・。」
スネーク「・・・・・・・・・・・・。」
ビッグボス「ハハハハハ、どうした?睨み合ってるだけか?」

スッ・・・
自然と二人とも構えをとっていた。
お互い、相手の間合いを計り、出方を伺っている。
そして、・・・お互いの間合いが重なると同時に、手が相手に伸びる。
       
409蛇を飲み込む蛇:2006/02/02(木) 00:58:55 ID:???
―200X年・麻帆良学園・学園連絡橋たもと研究所

スネークと龍宮父、二人の手が同時に伸び、お互いの服を掴む。
柔道の組み手と同じ・・・いや、柔道そのものだった。
お互い、どっちが先に投げ飛ばすか、それが優劣の分かれ目となるのだ。

スネーク「っ!?」
龍宮父「っ!?」
スネーク(どっちだ・・・?右か・・・左か・・・。左に隙があるが・・・誘っているのか?)
龍宮父「・・・〜っ!フン!」
スネーク「なに!?」

どっちでもなかった。
龍宮父はその豪力でスネークを服を掴んで持ち上げた。
そしてそのまま後方へと放り投げる。
スネークが宙に浮く。

スネーク「ぐぁ!」ドン!(床に叩きつけられる)
     「・・・くっ!・・・!?」スッ(素早く身体を起こすが・・・
龍宮父「・・・・・うぉぉおお・・・っ!」ブン!
スネーク「・・・ぐほぁっ!!」ガッ!ブン!(龍宮父が素早く近づき、左腕のラリアットでスネークの首を刈り取った)
龍宮父「・・・・・・。」カチャ!(スネークが悶えている間に、素早く銃を向ける

オタコン「つ・・・・・・・・・!」
     (・・・・・・強い。)
410マロン名無しさん:2006/02/04(土) 00:15:10 ID:SiAGI3sQ
そういえば回収してない伏線っていくつある?
多いとか言われてるけど
411こんなもんかな?:2006/02/04(土) 19:26:43 ID:???
棺桶の中の人
100年前の出来事(レナスの復讐とは?)
龍宮父の正体(今回収中なのかな)
スキッドの死
ジュリアがエヴァにこだわる理由(もうどーでもいいかw)
タツミーはどこへ?
オタコンとウルフ
雷電を狙うジョン
ネギを狙うケン
亜子と雷電のラブ※
学園長がまだ色々隠してる(愛国者と通じてるのか?)
412マロン名無しさん:2006/02/06(月) 01:31:03 ID:???
なんだ、どうとでも回収出来るやつばっかじゃんw
413蛇は穴倉に潜む:2006/02/08(水) 22:59:30 ID:???
それが、ビッグボスに会った最後だ。
それからしばらくして、まわりは大きな話題に包まれた。
FOXHOUNDの司令にして伝説の兵士―ビッグボスがアウターヘブンで反乱を冒した事。
あの時、俺と手合わせ願った若造がそれを鎮圧し、ヒーローと持て囃(はや)された事。
俺の中の価値観が揺らいだ。
俺の目標であり、一個の完結した存在であったはずのビッグボスが・・・。
しかも、それを倒したのはあの時の若造・・・。
俺の中で迷い・・・揺らぎ・・・自信が崩れていく気がした。
・・・そして4年後には、完全に打ち砕かれた。
ビッグボスがあの若造によって抹殺された。
世界を破壊に導こうとした男として・・・。

俺はCIAを・・・アメリカを飛び出した。
妻と共に日本に潜伏した。
しかし、脱走したはいいが、俺には何もなかった。
目標と呼べる物は価値観とともに崩れ去った。
戦いや戦場・・・そんな物に価値を見出すことも出来なかった。
・・・そんな時、妻は傍でこう言ってくれた。

『今のあなたには、私とあの子がいるでしょう?私はあなたとあの子と一緒に過ごしていける生活・・・未来・・・。
それさえあれば・・・それで十分。あなたは・・・?』

そうだ・・・そうだった。
俺にはもう、守るべき者・・・守るべき幸福がある。
愛する妻と我が子・・・・・・男が命を賭すに値する存在だ。
守る・・・この命と引き換えてでも・・・守る・・・。
その為には・・・どんな犠牲でも払ってやる・・・。
414蛇の正体:2006/02/08(水) 23:12:30 ID:???
龍宮父「どうした!?それで終わりか!?」(龍宮父、倒れているスネークに檄を飛ばす)
オタコン(強い・・・。やっぱり、この人は四人目なんだ・・・・・・。
      でも、スネークより老けてるみたいだけど・・・全然あの『兆候』がない・・・。)
     「ね、ねぇ!タツミヤさん!」
龍宮父「!!」キッ!(オタコンを睨む)
オタコン(ヒィッ!コワイ!で、でも聞かなくちゃ・・・!)
     「あ、あの・・・最近身体が苦しくなることとか・・・ありませんか?」
龍宮父「・・・なんの事だ?」
オタコン「す、スネークがさ、最近ヒドイみたいなんだ・・・。頭痛とか・・・時々発作みたいに・・・。」
龍宮父「・・・・・・フン、悪いが、俺は健康に気を使う性質でな・・・。」
オタコン「そ、そうなんだ・・・・・・。『スネークと同じ症状が無い』んだ・・・。」
     (と、いう事は・・・・・・!)

―エヴァ邸
ハカセ「検査結果が出たみたいですね。オタコンさんに任せられましたけど、機械で自動ですし・・・。」
超「どれどれ?・・・フーン、なるほどネ。スネークと龍宮さんのパパの血液の照合の結果は・・・。」

―学園連絡橋・研究所
オタコン「・・・・・・『四人目のスネーク』じゃあない!」
龍宮父「!?」(振り返り、スネークを見る)
スネーク「・・・・・・・・・。」(スネーク、立ち上がり、構える)
415『戦友(とも)』:2006/02/11(土) 02:41:07 ID:???
楓「・・・・・・・・・・・・。」
史香「楓姉ぇ、大丈夫ですか?」
風香「あのさぁ、僕達も騒いじゃって悪いって思ってるからさぁ・・・だからさぁ・・・楓姉ぇ・・・」
楓「・・・・・・・・・・・・。」
風香「・・・・・・無理せず、吐いたほうがいいよ?」(楓の背中をさする風香と史香)
楓「・・・・・・うっ・・・・・・ぷ・・・」(楓、洗面器に顔を伏せ、えづく)

古「ヒドイアル・・・・・・。」

―しばらくの後

楓「ケホッ・・・ケホッ・・・。・・・・・・辛い。苦いとかではござらん・・・アレは辛い・・・。いくら拙者でもアレは・・・。」
古「もういいアル!・・・せっかく楓を励ますためにと思って作たアル・・・。」
楓「・・・まぁ、正攻法ではござらんが、そこそこ元気にはなったでござる・・・。」
古「・・・♪・・・楓はやさしいアル♪」
楓「・・・・・・コホン(///△///)
  ・・・それより、問題は拙者ではなくネギ坊主達の事でござる。」
古「う〜ん・・・私より強い楓がやられちゃう相手なら、私なんか適わないかもしれないネ・・・。」
楓「いや、それよりも敵はネギ坊主を狙っているでござる。であるからして、クーにはネギ坊主を守ってほしいのでござる。」
古「・・・!ネギ坊主帰ってきたアルか!?」
楓「・・・あいあい、健やかで無事に。・・・しかし、敵がネギ坊主を狙っていては安心は出来ぬ。
  もう拙者は大丈夫でござるから、今すぐにでもネギ坊主のところへ・・・。」
古「・・・わかたアル!」

風香「あれ?クーはもう帰っちゃうの?」
古「・・・楓、私に任せるアル♪・・・3人とも、『運命』という字はどう書くか知ってるアルか?
  ・・・『運を運ぶと書いて運命』アル!」バッ!(古菲、ネギを守る為にエヴァンジェリン邸へ)

一同(『命』どっか行ったーーーーー!!)
416@自治スレにて板設定変更議論中:2006/02/11(土) 19:17:30 ID:???
そういえばなんだかんだで一年たってるんだよな、このスレ
初期の頃と比べれば人少なくなったけどなw
417マロン名無しさん:2006/02/13(月) 19:05:28 ID:/ZztPVXZ
新職人降臨希望age
418正義の為に―:2006/02/16(木) 00:01:43 ID:???
――エヴァ邸前

学園長室から姿を消していた男が一人、エヴァ邸の様子を伺っている。

刀u・・・はい、『ネギ・スプリングフィールド』、『近衛木乃香』の二名は外へは出ていません。」
総統『そうか。・・・では、作戦を開始しよう。シュルツ一派の企みを防ぐ為に・・・魔法界と現実社会を隔てる壁を守る為に・・・。』
刀u大事の前の小事・・・。心が痛みますが、仕方ないですね。」
総統『失敗は許されんぞ・・・。失敗すれば、シュルツ一派に悟られるからな・・・。』
刀uわかっています・・・。必ずや、両名を・・・。」

――同時刻・重宝組織オメガ本部

フィグリ「・・・・・・本気で・・・おっしゃっているのですか・・・?」
総統「・・・そうだ。」
フィグリ「・・・っ!?『武器』を・・・!『武器』を発動させない為に!二人の少年少女を『拉致』するなんて!」
総統「・・・必要な犠牲だ!・・・・・・何も殺すことはしない。奴ら・・・シュルツ・・・そしてバタフライのボス、奴らに渡さん為だ!」
フィグリ「・・・だとしても!あんまりです!やることが・・・。」
総統「いいか、大事なのはシュルツの『武器』だ。賢者会議ではもはや無視する事の出来ん重大な『危機』になっておる!
    あの『武器』が、100年前の魔族のとの大戦で空を埋め尽くす程の魔族を掃討した過去をお前も知っているだろう!
    あの『武器』を蘇らせる事は魔法社会・・・いや、現実社会も含めて大いなる脅威だ!
    『武器』が復活することで起きる犠牲と比べれば・・・子供二人の命・・・安すぎるぐらいだ。」
フィグリ「・・・っ!?・・・・・・わ・・・私も・・・」
総統「ん?」
フィグリ「わたしも行きます!拉致するだけで十分なはずです・・・。二人の子の命は・・・私が守ります。」
総統「よいだろう。もちろん、お前も行くのだ。・・・あの女を連れてな。」
フィグリ「!?」
総統「・・・・・・先ほど、奴にその話をするとな・・・飛びついてきおった。
    『ぜひやらせてほしい』・・・とな。」
フィグリ「・・・・・・。」
総統「奴とともに行け!フィグリ!」
419マロン名無しさん:2006/02/16(木) 07:37:13 ID:???
出たよ…
420マロン名無しさん:2006/02/16(木) 08:56:24 ID:???
唐ヘ早急に始末すべきだと思います
421侵入者:2006/02/17(金) 01:43:09 ID:???
―エヴァ邸内

チャチャゼロ「アー、ヒマダ。ワラワラコロシテー。ナントカシロヤ、御主人。」
エヴァ「貴様。それが従者が主人に対する口の訊き方か。」
チャチャゼロ「アー、ツマンネー。・・・・・・ア?」

カチャカチャ・・・
トビラのガラスを何かが引っ掻くような音がする。
そして・・・ガラス窓がわずかに開いた。
そのわずかな隙間から・・・人形が入ってきた。

人形「・・・ケケケ。苦労シタゼ。苦労シタゼ。ドコダ?アイツドコダ?ミツケロ・・・ミツケローッ。」
チャチャゼロ(アー、アリャナンダ?・・・ドッカデミタコトアルキガ・・・?)
      「オイ、御主人。変ナノイルゼ?」
エヴァ「うるさいぞ!・・・・・・!?」
人形「・・・ケケケケケ。見ツケタゼ・・・アノ時ノガキンチョダァーッ!ガキンチョダーッ!
    ウーキャキャキャキャキャーッ!ブッ殺シテヤルゼェーッ!」

サッ!人形はどこに隠し持っていたのか、マシェットナイフを両手に持ち構え・・・飛び掛ってきた。

人形「ギャーギャギャギャギャッ!」
エヴァ「氷盾(レフレクシオー)!」

エヴァは持っていた触媒で瞬時に障壁を発生させ、ナイフを防がれた。

エヴァ「茶々丸!敵だ!」
茶々丸「・・・申し訳ありませんが、マスター。」
エヴァ「なんだ!?」
茶々丸「非常に申し上げにくいことですが・・・・・・既に囲まれています。」
エヴァ「!?」
人形「オマエラ・・・オシマイダゼ?オマシダゼ?・・・オマエヲ切リ刻ンダラ・・・御主人喜ブゼーッ!」
422マロン名無しさん:2006/02/17(金) 22:10:10 ID:???
学園長「御苦労じゃった。では引き続き頼む。」
弐集院「はい。」

彼の任務… その一つは、"もうひとつの敵"の偵察である。
学園都市の外れに潜んでいるキャンプ。その外側で張り込みを続けていた。
そしてもう一人、ガンドルフィーニが敵兵に扮し潜入している。
キャンプの内外から2人が念話で連絡を取り合い、上との連絡は弐集院が行うという形である。

今のところは特に動きがなく、任務は順調であるかのように見えた。
しかし、もう一つの任務。敵の動きを随時確認しつつ、有事の際は指令系統を乗っ取り
麻痺させる手筈であったのだが、こちらが思いの外難航していた。

癌「弐集院さん、やはり無理です。あまりにも動きがなさすぎる。
  それどころか、全く統制がとれていないかのようです。
  皆、遊んでいる。仕事しているのは外の見張りだけ。」
虹「やはり駄目かな。仕方ないね。」
癌「ひとまず、放送機器の破壊だけは済ませておきましょうか。」
虹「それはやめといた方がいいね。見付かったら怪しまれるだけだよ。」
癌「この調子ではメンテナンスすらしなさそうですけどね。」
虹「とにかく、ぎりぎりまでこのまま待機。
  いざというときにはパニックを起こし、騒ぎの隙に離脱。
  この方法でいくよ。」
癌「わかりました。ではその方向で準備しておきます。」
423誘拐:2006/02/18(土) 01:04:05 ID:???
エヴァ「おい、貴様ら!さっさと逃げ・・・・・・!?」

ガシャーン!ガシャーン!
窓ガラスを割り、外から何かが入ってきた。
鉄の塊がコロコロと転がり・・・そして白いガスを噴射した。
ガスはあっという間に白く煙り、部屋を包み込んだ。

刹那「!?ケホ・・・ケホ・・・。お嬢様っ・・・!?」
明日菜「ちょ!?ゲホゲホ!何よコレ!?」
ネギ「あぅ〜!目が痛い・・・。アスナさん!このかさん!」
木乃香「せっちゃ〜ん!ケホケホ・・・。」
茶々丸「これは催涙ガスです。マスター、はやく非難を・・・。」
エヴァ「げほっげほっげほっ!くそ〜、花粉症の私によくもこんな真似を・・・!」

バリバリーンッ!
催涙ガスで混乱した部屋に、黒装束の男達が数人忍び込んだ。
男達は手際よく、俊敏に動いた。

ネギ「!?う、うわぁ!あ、アスナさん!」
明日菜「え、えぇ!?ね、ネギ!?ど、どうしたの!?」
ネギ「助けてください!アスナさぁーん!」
明日菜「ネギ!?ネギーッ!?」
木乃香「!?うひゃあ!?だ、誰!?何するん!?」
刹那「お嬢様!?そこにいらっしゃるのですか!?大丈夫ですか!?」
木乃香「せっちゃん!助けてぇ!」
刹那「お、お嬢様ぁっ!」
   (くそ!周りが見えないから、迂闊に夕凪は振れない!このままじゃ!)
茶々丸「視界・・・サーモグラフィーに変更・・・目標補足・・・。」
424ここで逢ったが20年目:2006/02/18(土) 01:19:55 ID:???
バッ!
白く煙の舞う中、茶々丸は正確に、『誘拐犯』の位置を探り出し、そして目掛けて拳を放った。
ガシィッ!?

茶々丸「!?」
人形「デク人形ハジィ〜〜ットシテヤガレッテンダァ!ギャーギャギャギャーッ!」

茶々丸の拳は人形の持っているナイフで受け止められてしまった。
そしてすでに誘拐犯は家から外へ脱出していた。

エヴァ「貴様らぁ!さっさと追いに行け!」
刹那「っ!は、はい!」
明日菜「う、うん!」
茶々丸「・・・・・・・・・。」
エヴァ「茶々丸!お前もさっさと行け!」
茶々丸「で、ですが・・・。」
エヴァ「私のことなど、どうでもいい!ぼーやがどうなってもいいのか!?行け!」
茶々丸「は、はい・・・。」

バッ!
三人は煙を振り切り、外へ逃げた誘拐犯を追っていった。

エヴァ「けほっ・・・けほっ・・・・・・。」
ジュリア「ウフフフ・・・・・・。わざと一人になったの?」
エヴァ「やっぱりな・・・そのどっかで見た事のある下品な人形は、お前のミニステルか・・・。」
ジュリア「この子もあなたに逢えて嬉しかったみたいよ?20年前に仕留めそこなって・・・そりゃあ悔しがってたんですもの・・・。
      ・・・・・・でもね、私もあなたに逢えて嬉しいわ♪だって、あの時の屈辱を晴らせるんですもの・・・。
      あの時の屈辱・・・忘れやしないわよ・・・?この・・・ガキンチョがっ!」
エヴァ「フフ・・・ハハハ・・・。そうかそうか、忘れてなかったのか・・・。
     年の割にはボケてはいないみたいだな・・・・・・『ババァ』。」
ジュリア「アタシを・・・『ババァ』って・・・呼ぶんじゃーねわよ!」
人形「ギャババババーッ!」
425マロン名無しさん:2006/02/21(火) 11:37:46 ID:aGmp2hA3
定期age
426マロン名無しさん:2006/02/22(水) 07:18:00 ID:???
「っく! 奴らはどこへ?」

「センサーにも反応がありません。」

「えーっとそれってあのステルスなんたらとかいうやつ?」
三人は連れ去られたネギ達を追ってきていた。しかし、急に彼らの姿が消え、気配も感じれなくなってしまっていた。

「恐らく・・・。」

こころなしかロボットである彼女の表情にも焦りが見える。
「お嬢様・・・。くっ。私がついていながら…。くそっ!」

刹那もお嬢様絡みということで普段の冷静さを欠いている。
「そんな、刹那さんのせいじゃ… 」

急にアスカの思考が止まる。体も硬直して冷や汗が額に浮かぶ。

(この感じ・・・)

「どうしました? アスカさん?」

「あのときと同じ・・・。」

「? ・・・何がです?」

「ボスってひとがどこかで魔法を使ってる。」
427マロン名無しさん:2006/02/22(水) 08:42:02 ID:???
「フフ・・・、覚えているか? 『闇の福音』。七十年前、ワタシはヨーロッパで最強の『人形使い』だった。
そのワタシの前にアンタは現れた。ワタシも人づてに聞いて知っていたよ。「最近凄腕の人形使いが出没している」とな。
ふざけるんじゃないと思ったよ。聞けばその『人形使い』は十歳くらいのガキだっていうじゃないか。
八十年もの間人形を操り続けてきたワタシとそんなガキを同列に並べるなとね。
だからアンタが近くの村に潜伏してると聞いたときは小躍りしたもんさ。「ついにその生意気なガキの化けの皮をはいでやれる!」とな。今でも忘れないよ・・・あのときのことは。
アンタを見つけたのはその村の小さな学校だったな…。くっくっくっ。いやなに。すまない。あのときの事を思い出してな…。
アンタはあの学校で普通に暮らしていけるとでも思ってたのかい? 化け物のアンタが。
壊してやりたくなったよ。その平穏と希望と人形とそれを操るアンタもね。
アンタを殺すためにその級友たちを操るのは楽しかったよ。そのときにちょっと油断したのかねぇ。アンタのそのポンコツに背後をとられるとはね。
まあさすがワタシといったところか。ガキの一人を盾に使って見事ナイフを受け止めてやったよ。くっくっ。そのときのアンタの顔ったらなかったねぇ。
まあそのあとのあんたの馬鹿みたいに強力な凍結魔法にはまいったがね。
目が醒めたらアンタは逃げ出した後。しかも周りはワタシが負けたと思ってやがる。そのときの屈辱感は今でも覚えてるよ。
それからワタシは長い放浪の末『ボス』に出会った。あの人が何を考えているのかは知ったこっちゃないけどね。あの人はワタシに力をくれた。見てくれよこの麗しい若々しい肌。みなぎる力。
もうアンタなんぞには負ける気がしないね。これでワタシが最強の『人形使い』だ。・・・って、聞いてないか。」

そこはエヴァンジェリン邸。その惨状。壁は傷だらけ、かなりの家具が破壊されていた。そして暖炉の上に貼り付けにされたエヴァンジェリン。その体からは血が滴り落ち、小さな水たまりを作っている。その命の灯は消えようとしていた。
428マロン名無しさん:2006/02/22(水) 13:35:41 ID:???
これは無いな…
429マロン名無しさん:2006/02/22(水) 14:45:46 ID:???
大丈夫、俺がなんとかする!
辻褄は合わせる!
430とり残された人達 1/2:2006/02/22(水) 21:27:36 ID:???
葉「何か騒がしいですね〜」
超「見てくるネ」

超が地下室の扉を開けた途端、何かが部屋の中に入ってきた。

葉「人形? エヴァンジェリンさんのですかね〜」
超「それにしてはセンス悪いネ」

そのとき、いきなり人形がダガーを取り出し、超に飛びかかってきた。
咄嗟に撥ね退けるも、敵の振り下ろしたダガーが超の左腕を切り裂く。

葉「超さん!」
超「大丈夫、皮一枚ヨ。それより寧ろ、運が向いてるネ。
  早速この試作品が試せるネ。」

超は銃のようなものを取り出し、敵に向ける。
敵は少しの間様子を窺っているようだったが、その後また超に飛びかかる。
それに合わせてトリガーを引く超。それと共に奇妙な発射音が鳴る。
何とも形容し難い、こんな緊張したシーンでもなければ笑いを誘うような、そんな音。
そして発射したのは、これまた奇妙な触手のようなキモい物体。
しかし効果覿面。そのキモいのが敵に触れた途端、失神したかのように動きが止まり、
床に投げ出される。

超「ぶつけ本番だたが、うまくいたネ。」
431とり残された人達 2/2:2006/02/22(水) 21:29:09 ID:???
葉「すごいです〜 何ですかそれは。」
超「説明は後、急いでその人形を解体するヨロシ。魔力の受容体を取り外さないと
  おそらく2分ぐらいで復活するヨ。」
葉「は、はい〜」

葉加瀬が作業に入ったところで、超の解説タ〜〜イム。

超「これはマジックアブソーバー、人間相手ではあまり効き目ないが、
  小動物や人形程度ならこの通り、一瞬で魔力を吸収して無力化できるネ。」
葉「それで魔力を集めるんですかぁ〜?」
超「いずれはそのつもりだが、まだ無理ネ。
  貯めておくにはロス大きいネ。」

超「それよりも、上が気になるネ。
  ちょと行ってくるから、そっちは任せるヨ。」
葉「はい、お気をつけて〜」
432430:2006/02/22(水) 21:39:26 ID:???
先 越 さ れ た ! w
433430じゃなくて429:2006/02/22(水) 21:40:24 ID:???
ミス!429ね!焦りまくりだ!w
434430:2006/02/22(水) 21:44:38 ID:???
あ、すまん。
時間開いてたから本気で書く気とは思わなんだアセ
435チャイルドプレイ1/2:2006/02/22(水) 21:49:57 ID:???
エヴァ(あ・・・どうなったんだ?・・・私は・・・。・・・・・・そうか、私はあの時・・・身体が・・・『小さくなった』んだ。
     ・・・・・・いや、違う。そうじゃない・・・身体が小さくなったんじゃあなく・・・。)

暖炉の上で貼り付けにされたエヴァンジェリン。
彼女の眼下には、破壊された床と・・・彼女のシースルーの衣服があらかた脱げて落ちていた。

ジュリア「フフ・・・いい葉っぱ使ってるじゃない?」(ジュリアは勝手にエヴァの紅茶を炒れ、香りを楽しんでいる)
エヴァ(あの時・・・)

―数分前

エヴァ「ババァは・・・ババァだろうが!リク・ラク ラ・ラック ライラック・・・」
ジュリア「『アンジェロ』!」
人形「アギャーッ!」(アンジェロと呼ばれた人形が、エヴァに飛び掛ってきた)
エヴァ「!?ちっ!」(エヴァはそれを避けるが、詠唱を邪魔される)
人形「今度コソ・・・今度コソテメェハ細切レダァーッ!ウキャキャキャキャ!」
エヴァ(少し離れるか・・・。前衛になる茶々丸がいない今、距離を取るしかない。)

人形と距離を取るため、バックステップをするエヴァンジェリン。だが・・・

エヴァ「!?へぶっ!?」(豪快に真後ろに転倒し、頭を打つ)
    「いたた・・・。・・・・・・?」

半身を起こすと、靴がなぜかブカブカになっている。
服が妙に大きく感じ、直ぐに腕が服の中に入ってしまう。
436チャイルドプレイ1/2:2006/02/22(水) 22:03:16 ID:???
エヴァ(なんだ・・・?私はこんな大きめな服着ていたか?・・・!?)
人形「ギャギャギャーッ!」
エヴァ「くっ!」ダッ!(エヴァは靴を脱ぎ捨てると、裸足のままその場を離脱する)

だが、人形の動きは素早く、直ぐに回り込まれてしまった。

エヴァ「ちっ!・・・へぶっ!」(回り込まれ、進路を転回するが、再び前のめりに転倒する。)
    「いたたた・・・・・・。・・・・・・!?」

起き上がったと同時にシースルーは首から下へすり抜けるように脱げてしまった。
服はブカブカで下着も一緒に脱げてしまった。

エヴァ「い、一体何が・・・!?・・・・・・!?こ、声・・・!?声も・・・!?」
    (手も小さい・・・足も・・・。もしかして私は・・・『若返っているのか』!?)
ジュリア「フフフフフ・・・ますますチビっこいわね・・・。」
エヴァ「!?」
ジュリア「・・・年齢詐称薬ってあるわよね。・・・・・・私の美貌はね、魔力とその薬で辛うじて保っているのよ。
      私は常に『強く』『美しい』・・・そうでなくてはいけないのよ・・・。わかる・・・?ガキンチョ・・・。」
エヴァ「・・・・・・・・・。」
ジュリア「でもね、あの男・・・ボスと出会って、あの人は私にある物をくれたの。
      本当に身体を若く出来る魔法薬・・・一定時間だけね。形状はクッキーみたいで、簡単に砕けることが出来るわ。
      ・・・・・・気付かなかったのかしら?『既に空気中に砕いた粉をばら撒いていた事』・・・。」
エヴァ「・・・・・・!?」
ジュリア「使ったのは3年若返る薬。でも、あんたには十分でしょ?『吸血鬼じゃあなくなる』んだから・・・。」
エヴァ「っ!?」

エヴァの身体が大きく宙を舞い・・・家具を壊してぶつかった。

エヴァ「ぐ・・・っ。」
ジュリア「せいぜい、私の屈辱が晴れるまで死なないでね?
      フフフフ・・・アハハハハ・・・・・・アーッハハハハハハハハ!」
437ハカセ奮闘:2006/02/22(水) 23:51:33 ID:???
私と超さんは、周りが言うほど仲はよくない。
いつも競ってきた。
いつも… いつも私は二番…
いくら努力しても…
どんなに がんばっても
                  …なんちて


冗談はさておき、この人形から受容体を取り外すのって結構難しいんですよ。
機材の揃っている工学部棟ならともかく、この場でとなると使える道具が限られているのでー
何とか持ち出して来れたいくつかの小道具と、エヴァンジェリンさんからの借り物だけ。
何をするにも機材が要る。今日ほど科学の限界を感じたときは滅多にありませんよ。
とりあえず、動き出さないように人形をバラバラに。その後で一番あり得そうな胸部を
さらに細かくバラしてみたのですが、特に変わったところはないんです。
それどころか、手足の先に至るまで材質が均等で特別なものが見当たらない。
もしかして、体全体が受容体となっているのしょうか。だとすると魔力を送り込んでも
手足を自由に動かすことすらままならない。必ずどこかに中枢神経系の機能があるはずです。
とはいえ、ここで調べるのは無理ですね。工学部棟に戻れば何とかなりそうなのですが。

…とか悩んでいる間に時間切れですか。なんか手足が動き始めてますよ。
これは危険です。早急に対策を… 接着剤で固めちゃいましょう。
何か容れ物は… この植木鉢を借りちゃいましょう。


結局、受容体の取り出しは失敗。それでも機転を利かせて何とか急場を凌いだわけですが…
しかしこの植木鉢。エヴァ様秘蔵、時価650万円の逸品であったことは知る由もなかった。
438マロン名無しさん:2006/02/24(金) 16:42:06 ID:???
ダンテ「・・・ん、ここは?」
???「お、気がついたニダね。」
ダンテ「・・・ここは病院じゃないのか?」
???「ここがそんな気の利いた場所にみえるニカ?」
ダンテ「俺を担いでいたデブはどこいった?」
???「デブ?君は地面に落ちていたニダ。」
ダンテ「あの野郎・・・気絶した分かったとたんに逃げたな・・・。」
???「まあ、しばらく休むといいニダ。しばらくは誰もここには来ないはずニダ。」
ダンテ「・・・お前は誰だ。ここはどこだ。お前は何人だ。お前の言葉使いは(以下略」
???「私は〈林〉。元エリートの工作員。それ以外は秘密ニダ。ところでダンテ君。話は変わるニダ。」
ダンテ「・・・なんだよ。」
〈林〉「私のボスが君と話たがっている。話を聞いてくれないかい?」
439マロン名無しさん:2006/02/24(金) 18:49:30 ID:???
ここでキムのおっさんが出たら神
440マロン名無しさん:2006/02/26(日) 00:42:35 ID:e3WY/mLb
http://kochi.wisnet.ne.jp/ranking/category/music/summer/favorite/
http://kochi.wisnet.ne.jp/ranking/category/music/disappointed-love/favorite/
http://www.rankingbook.com/category/music/winter/favorite/
http://www.rankingbook.com/category/music/graduation/favorite/
http://www.rankingbook.com/category/music/wedding/favorite/の
ハッピー☆マテリアル(麻帆良学園中等部2-A)に投票して下さい
※ひとつの投票箇所に付き1人5票まで投票出来るのでハッピー☆マテリアルの項目が複数
あれば全部投票してハッピー☆マテリアル以外のネギま!の曲にも投票して下さいお願いします
メアドは任意なので必要ありません!
441マロン名無しさん:2006/02/26(日) 01:23:50 ID:???
HQHQ!侵入者↑を発見した!応援を頼む!
442マロン名無しさん:2006/02/26(日) 09:04:45 ID:DEDMwqCO
了解!
443マロン名無しさん:2006/02/26(日) 11:19:04 ID:???
....もしかして、龍宮父娘のDNA鑑定やる意味が無くなってる?バトってるし
444マロン名無しさん:2006/02/26(日) 12:14:32 ID:???
ていうかもう、判明してる

二人は実の親子
父は四人目のスネークじゃない

ていうか原作設定重視すれば当たり前だけどな
445初投稿:2006/02/27(月) 01:49:34 ID:???
>>411
オタコンとウルフの話は…MGS1にでている。
確か、大まかに…
シャドーモセス島事件の際に、オタコンがウルフに恋愛感情を抱いたが、ウルフが死んだ(スネークと戦闘後、ウルフがスネークにとどめを刺すように願った結果)。

あー…………口下手だからMGS1をみてください。
446スネーク!任務を報告しろ!!:2006/02/27(月) 02:26:40 ID:???
(※お初です。携帯からの投稿なんで、行がえがおかしいかもしれませんが、そこらへんは許して下さい。)
―学園連絡橋、研究所(エヴァ邸襲撃前)   
(そこで超から『CALL』が入る。)
[CALL]
超:スネークさん!
聞こえるカ?!
 
スネーク:こちらスネーク…
交戦中だ!

超:じゃあ、手短にいうネ、
血液のDNA鑑定の結果がでたネ…
龍宮父は…『四人目のスネーク』じゃあないネ。
スネーク:…
  
超:どうしたネ?

(※スネーク 通信を切る。)
 
447超vsジュリア:2006/03/01(水) 00:04:18 ID:???
超(部屋に見知らぬ女… おそらく、あの人形の主。そしてもう一人、エヴァンジェリンなのカ?
  魔法薬の影響でだいぶ弱体化してるかナ。 他の皆は外カ? …厄介なことになたネ。
  私では勝ち目がないが、時が経つほど状況は悪化……私が行くしかないネ。)

ジュリア「あら、もう一人残っていたようね。
  そちらに遣った私の相棒は一体どうなさったのかしら?」
超「あの人形のことカ? 適当にバラしてやたネ。」
ジュリア「まあ、何てことをしてくれたのかしら。絶対に赦しませんわ。」
超「自分でけしかけといて、よく言うネ。」
ジュリア「おだまりなさい! 貴女もバラバラにして差し上げますわ。」
超「できるかナ?」

超は例の触手銃を取り出し、ジュリアに向ける。
ジュリアが指を鳴らすと、どこからともなく2体の人形が現れ、超に襲いかかる。
しかし、2体とはいえさっきの人形より遥かに弱い。超は難なく撃退。
その後も特に間合いを詰めることなく、飛び道具の応酬が続く。

エヴァ(超… どういうつもりだ? このままではジリ貧。私と同じ結末が待っている。
  奴ならこの状況を見抜けているはずだが…?)

超(ここまで策通りヨ。得体の知れない武器を見せれば敵は無闇に突っ込んで来ないネ。
  このままぎりぎりまで魔力を溜める…
  そしてもう一つ重要なポイント。この溜また魔力を活用し、エヴァンジェリンを戦線復帰させる。
  問題は、如何にして敵よりも先に気付かせるカ…?)
448ただひとつの答え:2006/03/02(木) 00:29:46 ID:???
そして数分後、相変わらずの飛び道具応酬戦。
だが案の定、超の体は若返りを始める。
超(やはり来たカ。しかし、エヴァンジェリンへの効果は止まてるようネ。
  これならまだねばれるネ。今は気付いていないフリを…)

さらに数分後、若返りはどんどん進行し、このとき9歳ほど。
ジュリアは呆れたかのように喋り出す。
ジュリア「まだ気付かないのかしら。このまま続けていても貴方に勝ち目はないわよ。
  覚悟を決めて、かかってきたらいかが? もしかしたら逆転できるかもよ。フフフフフ…」
超「御忠告ありがとネ。最早こんなもの、全く役に立たないネ。」

そう言いつつ、超はどういうわけかエヴァに向かって触手を発射。

エヴァ「な!」

さらに超は、触手が出たままの銃を投げ捨ててしまう。
そして構え。見たところ、蟷螂拳のようではあるが…
その後、間合いはそのままに横へ移動。エヴァから離れる方向へ。
そして壁伝いに少しずつ接近…

エヴァ(これを使えというのか。しかし、こんなもの一体何になるんだ。
  当たっても痛くも痒くもない。せいぜい魔法… なるほどな。
  でかしたぞ、超。)

全てを理解したエヴァは、触手を一気に噛みちぎる。エネルギー効率の悪い触媒故に
得られる魔力は僅かだが、それで充分。
超に気をとられているジュリアに向け、容赦なく氷の矢を連発。

超「御名答ネ。」
エヴァ「さて、徘徊の挙げ句に悪戯して回るボケババァにおしおきだ。」
449二匹の蛇:2006/03/02(木) 01:02:56 ID:1FkJOJpL
(無線をきって構えるスネーク)
「ウオォォ ̄ ̄Z___」
龍宮父に突っ込んでいく。
450マロン名無しさん:2006/03/04(土) 17:44:48 ID:???

451バトルセンス:2006/03/06(月) 00:50:57 ID:???
龍宮父「フンッ!」ブン!(右のラリアットを突っ込んでいくスネークに放つ)
スネーク「っ!?・・・・・・!」(スネークはそれをかわすと、そのまま脇から背後に回りバックをとる。)
      「うぉおおお!」(そしてそのままジャーマンスープレックスを繰り出そうとする)
龍宮「!?させるか!」(だが、龍宮父も腰を深く落とし投げを妨害する)
スネーク「・・・!」(それならばと、スネークは龍宮父の横に回り脇に頭を入れると、バックドロップの体勢に移行する)
龍宮「なめるな!」(だが、今度は脇にあるスネークの頭をヘッドロックで絞り上げ、封じる)
スネーク「ぬ、ぬぉお・・・!ぐっ・・・!」ググググ・・・ギリギリギリ・・・(左脇のヘッドロックで、スネークの頭蓋骨が軋みを上げる)
龍宮「このまま貴様の頭蓋骨を・・・砕く!」
スネーク「ぐ、うおおお・・・・・・うぉおおおおおお!」

その時、龍宮父の光景は一転した。
先ほどまで、スネークの頭上を見ていたはずが、灰色のコンクリートの景色になった。
そして、閃光が煌いた。
響くような頭痛と共に。

龍宮「・・・・・・・・・。」
スネーク「ハァ・・・ハァ・・・はぁ・・・っ!」

あの姿勢のまま、スネークは無理矢理投げたのだ。
龍宮父の落下地点は大きな日々が出来ていた。
452闘い終えて:2006/03/06(月) 01:41:19 ID:???
エヴァ「…のつもりだったのだが、この体では力が出んわ。」
超「術が解けるまで半日はかかるネ。」
エヴァ「まったく、最後まで傍迷惑な奴だ。」
超「ハカセも呼んで来るカ?」
エヴァ「ん、頼むわ。」

      (5分後…)

エヴァ「ハカセ、意外とロープの扱いが上手いではないか。」
ハカセ「はいー。結索術は結び目,継ぎ目の一つ一つが物理の結晶なんですよー。
  天蚕結びから亀甲縛りまで一通りマスターしてますー。」
超「で、これからどうするカ?」
エヴァ「とりあえず、情報を洗いざらい吐かせる。」
超「期待しない方がいいネ。こんなのでも軍人の端くれ。拷問程度では同じないと思うネ。」
エヴァ「ふっ… 『北風と太陽』の話を知っているか?」
超「それがどうしたネ。」
エヴァ「どんなに強い風が吹いても、それよりも強い力で抵抗されれば無力だ。
  その抵抗に打ち勝つには、抵抗させずに目的を成す手段を見出すことが肝要。」
超「ほう。」
エヴァ「左翼的思想においては、太陽は平和的解決の象徴として扱われるがな。
  それは大間違いだ。照りつける太陽…その手段は北風よりもえげつない。ククク…」
ハカセ「自白剤でも使うんですかぁー?」
エヴァ「日本では手に入らんだろう。
  そこまでしなくとも、日本には古来より伝わる自白の秘技がある。」
ハカセ「???」
エヴァ「まあ、見てろ。」

     こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…

ジュリア「へきゃプわけきょはヶほきょぺコちょみきゅカぴゃこぷきゅハちぇふきゃピ…」
超「これまた品性のかけらもない笑い声ネ。」
エヴァ「まったくだ。マンドレイクの次くらいに聞く耳耐えんぞ。」
453訪問者:2006/03/08(水) 02:28:26 ID:???
???「あ〜ららぁ、もー終わり?」
エヴァ「っ!?誰だ!?」
ジュリア「!?ぼ、ぼうや!」

入り口にもたれかかり、4人の様子を伺う少年がいた。

ケン「あーあ、家の中めっちゃくちゃだなぁ。修理すんの大変だよ、これは・・・。」
ジュリア「ぼうや!助けて頂戴!」
ケン「うわぁ・・・ここめちゃくちゃ斬り付けた痕があるし・・・。床張り替えないとダメだね、コレ・・・。」
エヴァ「おい、貴様・・・。ここは私の家だ。勝手に入るじゃあない・・・。」
超「アナタ、このヒトの仲間カ?」
ケン「ん〜、仲間なのかなぁ。知り合ってそう経ってるわけじゃないけど・・・。形式的にはそうなのかなぁ〜。」
エヴァ「ほぉ、ならばこいつを助けに・・・というところだろうが、そうはいかん。
     こいつは私の家をメチャクチャにした挙句、私の人間時代にまで若返らせ、私に手痛い傷を負わせてくれた。
     今だって、辛うじて・・・・・・というやつなんだぞ?
     その私が・・・・・・だ。こいつを手放すと思うか?」
ケン「ん〜ん、そうじゃないんだなぁ〜。
   僕がやりたいのはさ、君達とやり合うとか、ジュリアを助けるとか、そういうんじゃあないんだよねぇ〜。」
エヴァ「?・・・・・・っ!?」

すると、エヴァ、超、ハカセは突然後方に吹き飛ばされた。

エヴァ「つぅ・・・・・・っ!?」
ハカセ「・・・う・・・ぅぅ・・・。」
超「ハカセ!大丈夫カ!?」
エヴァ(こいつ!?いつの間に!?)
454後始末1/2:2006/03/08(水) 02:37:16 ID:???
ジュリア「ぼうや!早く助けて頂戴!」
ケン「・・・・・・ねぇ、ジュリア。オメガに情報売ったの?」
ジュリア「!?」
ケン「・・・・・・あと、シュルツにも。」
ジュリア「ち、違うのよ!ぼうや!」
ケン「・・・ジュ〜リア〜。・・・・・・ボスがさ・・・・・・『絶交』だって。」
ジュリア「なっ!?」
ケン「・・・・・・ボスからの伝令。『ジュリアを始末しろ』だってさ♪」
ジュリア「そ、そんな!?待って頂戴!私の話を聞いて!」

ジュリアの言葉を無視して、ケンはジュリアの懐を検める。

ケン「あったあった。ボスから貰った若返りの薬。・・・これは『10年』で・・・こっちが『20年』・・・あった!『25年』!」
ジュリア「・・・ま、待って・・・お願いだから・・・。」
ケン「ねね、ジュリア。ジュリアの身体って、24歳だよねぇ?
   ・・・・・・じゃあさ、『25年』若返る薬飲んだからどうなっちゃうのかなぁ?」
ジュリア「っ!?んぐっ!?」ガボッ!(と、いう音と共に、ケンはジュリアの口に無理矢理薬を飲み込ませた。)
ケン「あはははは♪飲んじゃったぁ〜♪」
ジュリア「けほっ!?けほっ!・・・は、早く・・・吐き出さないと・・・。ケホッ!ケホッ!」
ケン「あぁ〜、もう遅いかもよ?」
ジュリア「え・・・?へ・・・?・・・ああっ!?」
エヴァ「!?」

ジュリアの身体はみるみるうちに、小さく縮んでいった。
大人から子供へ・・・。
455後始末2/2:2006/03/08(水) 02:40:55 ID:???
ジュリア「た・・・助けて・・・!お願いよ!ぼうや!」
ケン「だぁ〜〜〜〜め♪」

ジュリアの身体はどんどん若返り・・・そしてついには・・・・・・。

ジュリア(受精3ヶ月)「・・・・・・・・・・」

ジュリアの身体は赤ん坊よりも若い、細胞となってしまった。

ケン「・・・・・・運が良かったら、元に戻れるかもね。」

ケンは細胞になったジュリアを摘み上げると、水道の蛇口をひねって水を出した。

ケン「もっとも、運が良かったら、の話だけど♪」

そう言って、ケンは水道へジュリアを流した。

ケン「ばいば〜い♪」
エヴァ「き、貴様・・・!?」
ケン「終わった終わった♪」

―ジュリア・粛清
456マロン名無しさん:2006/03/11(土) 08:55:50 ID:xR/BLMLZ
保守
457こっちも忘れ去られてるな…:2006/03/11(土) 11:49:24 ID:???
ネギを拉致した男達にいち早く追いついたのは、茶々丸だった。
彼等が向かう方向へ先回りし、足止めを謀る。

茶々丸「ネギ先生を放してください。」

男達は無言で銃を取り出し、茶々丸に向ける。
無論、彼等がそう簡単にネギを手放すわけがないことは茶々丸本人も承知している。
そして、いくら武装ロボットとはいえ、彼等が持つ殺傷能力の高い銃撃を一斉に受ければ
無事では済まないことも…

さらに、今の茶々丸はほぼ孤立無援の状態にあるといっていい。
ネギは薬で眠らされているため、反抗すらできない。
同じく彼等の後を追っていたはずの明日菜達は今も姿が見えない。
最悪、見失ってしまったと判断すべきだ。
一応、追跡中に道標らしきものは残してある。が、事前の打ち合わせすらしていない道標に
明日菜達が気付くかどうか。これを当てにするにはリスクが大きすぎる。

しかし、今の茶々丸に選択の余地などない。
可能な限り被弾を避け、可能な限り男達を無力化する。そして可能であれば救出。
今一人でできる最大限のことをしよう、そう決めていた。
458ついでに:2006/03/11(土) 12:19:59 ID:???
弐集院「ガンドルフィーニ君。」
ガンドルフィーニ「どうしましたか?」
虹「今情報が入った。結論からいうと、そっちの部隊が出動する可能性は低い。」
癌「どういうことです?」
虹「その部隊をまとめているフランコビッチという男が『本敵』の方に潜入。
  しかも、そこで失敗して殺されたらしい。」
癌「だとすれば、その男の生死以前にここの部隊の存在意義がより一層わからなくなりますね。
  まとめるべき部隊を放置して単身潜入ですか?」
虹「それについては私も疑問だけどね。とにかく、今のところこっちの敵は幹部クラスが
  数人の取り巻きだけ引き連れて動いているようだ。その取り巻きも普段はバラけていて
  なかなか掴みにくいけどね。」
癌「それだけでは何とも判断し難い。ここは様子見ですね。
  それと、隙を見てそのフランコビッチという男について調べてみますよ。
  もしかしたら目的などがわかるかもしれない。」
虹「ああ、任せた。それでは気をつけて。」
459マロン名無しさん:2006/03/11(土) 23:24:46 ID:???
そういえば、あらすじ書くとか言ってた奴はどうした?
・・・やっぱ途中放棄か
460とりあえず適当に現況:2006/03/12(日) 01:44:32 ID:???
・エヴァ組
エヴァ,葉加瀬,超: やることなくなった
ケン: ジュリア粛清完了

・茶々丸組
茶々丸: 戦闘開始
ジュリアの取り巻きらしきザコ軍団: 戦闘開始
ネギ: 寝てる
(明日菜,刹那): はぐれてる

・楓組
楓: 入院
古,鳴滝ズ: 見舞い

・スネーク組
スネーク: 戦闘中
龍パパ: 戦闘中
オタコン: 傍観中

・先生組
弐集院: 外偵中
ガンドルフィーニ: 内偵中

…あとはどうでもいいや(ぉ
461age:2006/03/12(日) 16:11:18 ID:???
age
462時計仕掛けのマリオネット1/2:2006/03/14(火) 03:12:51 ID:???
???「そのまま退いたほうがいい・・・。絡繰茶々丸君」
茶々丸「・・・!」

黒い男の後ろから出てきたのは、刀B
そして次に反対側からフィグリが出てきた。
その手に木乃香を抱いている。

刀u悪いが我々はこの子らを手放すつもりは無いんだよ。この子らは、シュルツの武器を発動させるに至る魔力を秘めている。
  いつ何時、シュルツの手に落ち武器を発動させてしまうか・・・わかったもんじゃあないんだよ?」
フィグリ「・・・悪いことは言わないわ。この子達の安全は保障するから・・・退きなさい。」
茶々丸「・・・あなた方の心拍・温度等から、その発言が『嘘』でないことはわかりました。
     ・・・・・・ですが、それでも私の指令を覆すことにはなりえません。
     私は・・・あなた方にネギ先生たちを任せることが出来るとは思えません。
     お任せすることが出来ない以上・・・ネギ先生たちをいつまでもお預けするつもりはありません。
     ・・・・・・お返しください。」
刀u・・・・・・イヤだと言ったら?」
茶々丸「・・・強制的に実行致します。なお、『元よりそのつもり』ですが・・・」
463機械じかけのマリオネット2/2:2006/03/14(火) 03:20:26 ID:???
銃弾が飛来する。
茶々丸はそれを・・・突っ込んでいった。
だが、無謀な特攻などではない。
弾の飛来速度、軌道、そして発射時から空気抵抗による軌道のズレ。
それらを茶々丸のコンピューターは即座に計算し、座標を割り出す。
茶々丸はそれらをわずかに交わす程度で避け、瞬時に距離を詰めていく。
そして銃弾の雨をかいくぐり、両腕のワイヤーアームが両脇の男の頭を掴む。
男の頭を前方にひっぱり倒すと同時にその反動で茶々丸は前方へと飛ぶ。
残り二名となった男は空中へと飛んだ茶々丸へと銃弾を打ち込む。
だが、茶々丸は両腕をクロス、両足を畳み、防御。
距離を縮めると、男達の間にクロスした両腕を開き、裏拳を頭部に叩きこんだ。
そして男が倒れると同時に、男の手にあったネギを受け止める。
倒された男達はスッ・・・と砂のように消えてしまった。
使い魔だったのだろう。

茶々丸「・・・ネギ先生。」
刀u・・・・・・・・・っ!フィグリさん・・・先にそのお嬢さんを本部へ・・・。」
フィグリ「・・・わかったわ。」

フィグリの前の大きなゲートが開き、中へと入っていった。
464その男、傲慢なり:2006/03/14(火) 03:29:37 ID:???
茶々丸「・・・!」
刀uおっと・・・!先には行かせませんよ・・・?」
茶々丸「・・・どいて・・・ください。」

ボス『あぁ、退くべきだ・・・。貴様は・・・邪魔だ。』
刀u!?」
茶々丸「!?」
ボス『・・・あぁ、ゲートが閉じてしまった・・・。これでは、あの近衛の孫を手に入れることが出来んな・・・。
    おい、そこの貴様。ゲートを今すぐ開けろ。あの娘を手に入れるためにな。』
刀uき、貴様は・・・!?だ、誰だ?」
茶々丸(・・・いったい、何が?)

突然、ボスが現れた。
そして・・・その場にいたはずの眠っていたネギの姿は・・・無い。

茶々丸(まさか・・・あの目の前の男が・・・ネギ先生?
     しかし・・・バイタル・・・生命反応・・・すべてがネギ先生とは不一致・・・完全な別人。
     では・・・ネギ先生はどこに・・・?
      今、確かにこの腕に抱いていたはず・・・。)
刀u誰だと聞いているんです!答えなさい!」
ボス「っ!?答えるのは!貴様のほうだ!このボケナス!この私が言っているんだ・・・『ゲートを開けろ』とな!
    ならば、貴様は私の言う事を聞いてゲートを開けるのだ!それが貴様が私の為にするべきことなのだ!」
(な・・・何なんです?この傲慢な男は・・・。し、しかし・・・只者ではない事は確か・・・。この溢れるような魔力・・・。普通の魔法使いであるはずが・・・。)
ボス「おい!聞いているのか!?この私の話を無視するとは!・・・まったく、この世はアホばかりだな!」
刀uっ!?」

唐ヘ魔法の射矢を放つが、ボスは障壁で防ぐ。
唐ヘ再び何発も続けて放つが、ボスは意に介せず防ぎ、そのまま唐ノ近づく。

ボス「もう一度言う。これが最後だ。・・・いますぐゲートを開けろ。」
465マロン名無しさん:2006/03/14(火) 08:49:11 ID:???
φ「それはできません。」

φはシャツの腕をまくりあげる。そこには奇妙な刺青が彫ってある。

ボス「…ほう。めずらしいな。」

φの体表を光が刺青にそって流れる。

この術は体に特殊な刺青を彫ることによって体を強力な魔力付与状態にし、さらに神経の反応速度も急激に上昇させる。大戦時、従者の持てない魔法使い達が編み出した超攻撃型の接近戦術。また、φが雷電に施そうとした術でもある。

φ「残念ながら、イレギュラーは始末しろと仰せつかっているのでね。」

466ボスVSφ 1/2:2006/03/15(水) 01:44:14 ID:???
φが猛スピードでボスに突っ込み、拳に魔法の射手を上乗せしながらパンチを放つ。                         
障壁を抜き、拳だけがボスにあたる。                   
身体能力も常人のそれとはケタ違いなパンチだが…
467ボスVSφ2/2:2006/03/15(水) 02:04:27 ID:???
だが…『バタフライ・エフェクト』で時を巻き戻したボスは…『知って』いた。                           
無詠唱の『戦いの歌』を唱えていた。
                                   
ボス「ぬるいな…この程度か…」
ドゴッ
パンチをうって体勢が崩れたφに『魔法の射手(雷)』をのせた拳が直撃する。
強大な電気ショックが体を走り、φは崩れ落ちる。
                            
φ「や…やめてくれ
 助けてくれェーーーッ!!!」
                            
助けを懇願するφにボスは拳を振り下ろした。
468マロン名無しさん:2006/03/15(水) 08:52:48 ID:???
この流れを華麗に修正出来る職人希望age
469マロン名無しさん:2006/03/15(水) 16:51:27 ID:???
バキッ!
振り下ろされるボスの拳は唐ノ直撃する前に、茶々丸によって止められた。
当然、威力の高い魔法を乗せた拳である。
受け止めた茶々丸の腕は破壊された。

ボス「・・・なんだ貴様?」
茶々丸「その方を・・・殺害することは・・・懸命な判断ではありません。
     その方が死亡した場合・・・近衛木乃香さんを取り返すことは適わなくなります。
     この方を生かし・・・ゲートを開いてもらう・・・。これが正しい判断だと思います・・・。」
ボス「・・・あぁ、そうだったな。忘れていた・・・。・・・おい、貴様。今一度生かしておいてやる。
    そのかわり・・・私の気が変わらぬうちにゲートを開くのだな・・・。」

刀u・・・・・・・・・わ、わかり・・・ましたよ・・・。」

ゲートが茶々丸たちの前に開く。

ボス「フン!」
茶々丸(このままでは・・・この人に木乃香さんを・・・。それだけはいけない・・・。どこかで・・・出し抜かなくては・・・。)

―オメガ本部へ
470マロン名無しさん:2006/03/15(水) 20:36:50 ID:???
ガンドルフィーニ「弐集院さん、駄目ですね。作戦資料らしきものは一つとして残していない。」
弐集院「日誌とかはどう? 『フランコビッチの手記』みたいなものから状況が解かるかも。」
癌「そんな三流スパイ小説みたいな展開、あるわけないですよ。」
虹「そうか…」
癌「その代わりといっては何ですが、『本敵』に関しての調査資料がいくつか見付かりました。
  ここでは詳しく調べられませんが、持ち出すことができればそれなりの役に立つでしょう。」
虹「やはり、メインの目的は『本敵』の方にあるのか…」
癌「いや、それだけではないはずです。単に『本敵』がメインであるのなら、ここである必要がない。
  小さな島国の内陸、それも公安の目を掻い潜ってこれだけの人員をフル装備で忍び込ませるのは
  ものすごく大変なんですよ。
  あくまでメインがこの地であるということは確か。そして、同じくこの地で何かを求める『本敵』に
  付け込み、出し抜いてその成果を我が物にすること。おそらく、これが大筋でしょう。」
虹「なるほどね。
  では学園長に確認をとって、よければその資料を持ち出す方向で準備するとしよう。
  それまでの間、極力敵にバレないよう余計な行動は控えてて。」
癌「わかりました。」
471攪乱:2006/03/16(木) 00:04:45 ID:???
虹「ガンドルフィーニ君、準備ができた。トラック1台に運び役4人、それと攪乱工作用に
  使い魔を2体借りてきた。」
?「2体って、酷い言われようだな。俺らはクリーチャー扱いかよ('A`)」
虹「あ、ごめん。
  …それで、北側と西側にある武器庫に侵入、そこで騒ぎを起こす。
  その隙に東側にトラックを着けて資料を運び出すから、残った見張りの片付けと
  資料室までの誘導を頼む。」
癌「資料室は2階の南東隅です。階段も近くにありますから、誘導するまでもないでしょう。
  見張りは何とかしておきますので、行動開始のあと警報が鳴ってから10分後に
  トラックを着けてください。」
虹「わかった。」

二人の使い魔は弐集院の顔ほどの大きさで、彼の目の前で浮いている。
聞くところによると、攪乱工作のスペシャリストらしい。

虹「それでは早速始めるとしようか。朧君は西側、谺さんは北側を頼む。」
朧「おけー、任せろ。」
谺「わかったよ〜♪」

そして2分後、警報が響き渡る。

警報の中の人「武器庫A及び武器庫Bにて暴動発生!
 総員、直ちに現場へ急行し対処せよ!
 繰り返す…」
472蜂蜜の香り:2006/03/16(木) 00:51:26 ID:???
敵兵が挙って武器庫へ向かうと、建物の中は急に閑散と。
警報が鳴り止んでからは一気に静寂に包まれる。
さらに、残った見張りの敵兵もガンドルフィーニの手により次々と気絶。
策略は驚くほど順調…であるかのように見えた。
何もかもうまくいきすぎる。そう思ったとき、既に敵の術中にいた。

?「そこまでだ」
癌「くっ…」

癌「弐集院さん、まんまとやられた…」
虹「何だって?」
癌「気付かれていた。しかし、幸い場所は離れています。足止めしておきますので、作戦は続行してください。」
虹「わかった、気をつけて。」

ガンドルフィーニの目の前にいる敵はそのへんの下っ端と同じ格好。
だが、その気迫は決して下っ端なんかではない。明らかに幹部クラスの者だ。

癌「貴方がフランコビッチか?」
?「クックック… やはりそう思うか。ンクク…」
癌「何が可笑しい?」
?「フランコビッチなど、どこにも存在しやしない。偽りの情報でも、勿体つけてさりげなく流せば聞く者は騙される。
  そして、私はそれを餌に騙された敵を釣り上げる者。『ハニー・ポッター』と呼ばれている。」
癌「戯けているのか?」
?「私は大真面目だ。これを見てもまだそう思うか?」

敵は手を一回叩く。すると、彼の手の中から虫が6匹ほど飛び出してきた。

癌(蜂…!?)
473マロン名無しさん:2006/03/16(木) 01:09:18 ID:???
     | *・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*
     |     和美ちんのワンポイントセキュリティ講座
     | *・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*
     |
     |ハニーポットはDMZ(DeMilitarized Zone=非武装地域)に
     |構築された贋物のシステムで、そこへわざと侵入させて
     |攻撃者の情報を得たり、挙動を調べたりするものだよ。
     |
   )ノ.|さらに、クラッカーだけじゃなくウィルスなんかもわざと
  γ´⌒^ヽ、   感染させて挙動を観察したりもするね。
  ハ///^llヽ  。 でも運用が下手だと本物まで感染しちゃったり。
  'ノリ ゚ ー゚ノi /  素人にはおすすめできない。
  ⊂Ii報,)llつ
   く/_|_〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    し'ノ
474マロン名無しさん:2006/03/16(木) 08:10:16 ID:???
なんでこうまた扱いづらいキャラ出すかな…
475マロン名無しさん:2006/03/16(木) 17:09:48 ID:???
最近gdgdになってきてるな・・・変なキャラ出すぎだし。
マードックが懐かしい・・・
476マロン名無しさん:2006/03/16(木) 19:59:18 ID:???
>>474-475
わかったから文句ばっか言ってないでネタを出せ
477マロン名無しさん:2006/03/16(木) 21:55:04 ID:???
癌(普段なら、こんな蜂など怖くはない。だが、今回は時間稼ぎが前提。
  しかも、こんな罠を仕掛けてくる相手。無闇に動くのは危険。
  なら、できるだけ手の内は見せずに凌ぐしかない…)

癌「弐集院さん。どのくらいかかりますか?」
虹「あと5分はかかる。それまで持ちこたえて欲しい。」
癌「厳しいですね。敵は思いの外手強い。」
虹「それでは、使い魔をそちらに回しましょう。」
癌「はい、頼みます。」
虹「朧君、谺さん、撹乱が済んだら二人ともガンドルフィーニ君のサポートに回って。」
朧「らじゃ!」
谺「はいな♪」

ガンドルフィーニは、迫り来る蜂を次々と素手で叩き落としていった。
が、終わりは見えない。しかも、第2陣の12匹、第3陣の24匹と数が増えていく。

ハニ「素晴らしい。素手でここまで抗ってこれたのはおまえが初めてだ。
  しかし、次はどうかな? 私が思うに、そろそろ限界か…」

癌(敵が蜂を放ち始めてから一歩も動いていない。こちらの動きを見て遊んでいることは
  確かだが、それにしても異様だ。何かあるのか?)

試しに、近くにあった壷を敵に向かって投げつけてみる。
敵は躱そうと身を逸らすが、弾みで尻餅を搗いてしまう。

ハニ「あーあ、やっちゃった…」
癌「何!?」

そのとき、敵の体から止めど無く蜂が飛び出してくる。
478今そこにある危機:2006/03/16(木) 22:09:15 ID:???
そこは日本ではないことは明らかだった。
古い洋風の古城が、麻帆良とは違う土地である事を物語っている。

総統「・・・よくやった、フィグリ。これでシュルツも武器を作ることが出来なくなる・・・。」
フィグリ「・・・この子の事は・・・どうするんですか?」
総統「近衛殿に、脅威が完全になくなるまでこちらに預かるよう言っておこう」
フィグリ「・・・では、この子達の面倒は私がみます・・・。」
総統「ところで・・・唐ニあの女・・・ジュリアはどうした?まだ戻ってはおらんのか?」

すると、唐ェ二人のいる部屋に入ってきた。
その手に、眠るネギを抱いて。

刀u総統・・・。今戻りました。」
総統「おお、戻ったか!よし・・・作戦は成功だな。」

唐ヘネギを総統に渡しに近づいた。

刀u・・・・・・総統。・・・申し訳・・・ありません・・・!」
総統「・・・なに?」

ドンッ!

総統「っ!?・・・・・・・・・。」
フィグリ「・・・っ!!!」

フィグリは絶句した。
唐フ右手が、総統の身体を貫いていた。
479マロン名無しさん:2006/03/16(木) 22:54:27 ID:???
癌(しまった! これも罠か! …仕方ない。)

素手では無理と悟ったガンドルフィーニは、魔法の炎で蜂の群れを焼いていく。

ハニ「ほほう、魔法まで使えるとは。さすがマホラの先生だ。
  でも遅いな。初っ端に出していればそんな防戦一方にならずに済んだのに…」
癌(もう敵の言動には騙されない。このまま向こうが片付くのを待つ。
  問題は、その後だが…)

そのとき、使い魔からの念話が飛びこんでくる。

谺「来たよ♪ 見たところ問題なさそうだけど大丈夫?」
癌「今のところは大丈夫。それよりも、向こうが済んで脱出するときのサポートが欲しい。」
谺「任せて♪」

そして2分後、待ちに待った弐集院からの完了報告。

虹「ガンドルフィーニ君、こっちは済んだ。早く脱出を!」
癌「脱出といっても、この場所からどうするのです?」

唯一の脱出口である部屋の扉の前には敵が待ち構えている。現状では突破できそうにもない。
窓は窓で、小さい上に格子まで填められている。脱出などほぼ不可能な状態だ。

谺「だから任せてって言ったでしょっ! いいから窓際の壁まで行って〜♪」

不思議に思いつつも、谺の言うとおり壁際へ…
480破滅への序曲:2006/03/16(木) 23:12:54 ID:???
総統「ぐ・・・う・・・ぉおおお・・・!」
フィグリ「な、なんてことを・・・!」

唐ヘ血にまみれた右腕で引き抜いた。
だが、その唐フ口も血で溢れていた。

刀u申し訳ありません・・・。」

唐ヘ大きく後ろへ倒れた。
と、同時にネギは唐フ体から離れ、床に着地した。
唐ヘ身体に大きな穴を空けられ・・・絶命していた。

ネギ「・・・・・・『ガン』は、完璧に排除しなくては、またどこからか発病し、宿主を食い殺す・・・。」
フィグリ「・・・っ!?」
ネギ「私にとって・・・脅威とは『ガン』のようなものだ・・・。我が身に降りかかる前に、すべて排除するべきだ・・・。」

ビキッ!ビキッ!
ネギの身体が軋み、身体の一部が次々と変化していった。
そして、10歳の少年の身体は、20代後半の男の身体へと変化していった。

ボス「・・・脅威は・・・ここにもあったのだな・・・オメガよ。」
総統「貴様・・・ッ!?ぐぅ・・・。」

総統はわずかな気力で、血を噴出しながら辛うじて机にしがみ付いていた。
481マロン名無しさん:2006/03/17(金) 07:49:39 ID:???
ボス「近衛の娘は預かっていくぞ。」

フィグリからこのかが引きはがされかける。しかし

ボス「!! …邪魔をするな。」
フィグリ「…この子は連れて行かせない。」

彼女は震える肩で絞り出すように言った。

ボス「…何を言っている。『オメガ』はもう終わりだ。貴様がその娘を庇い立てする理由はもうない。そもそも貴様のそのような偽善に付き合っている暇はない。」
フィグリ「!!っそれでも、この子をあなたに渡す訳には行かない。あなた達はきっとこの子達をひどい目に合わせる。偽善だと言われてもいい。私はこの子を助けたい。」
ボス「…ふん。なぜそこまでその娘に肩入れする?」
フィグリ「死んだ妹に似ているんだ。あなたに殺された私の妹に!」
ボス「!!」
482マロン名無しさん:2006/03/18(土) 14:09:44 ID:???
谺「はい、息止めて〜♪」
ガンドルフィーニは不思議がりながらも、言われた通りに。
一方、敵側はその"策略"に全く気付いていない。というか、敵側に気付かれないように動いている。
傍目には、敵の攻撃で追い詰められているようにしか見えない。
だがその敵も、次第に気付くようになるだろう。場に起こりつつある異変を…

ハニ(水滴…?)
しかしながら、異変に気付いたところで全てを把握し、その対応ができなければ全く無意味である。
落ちてくる水滴は次第に勢いを増し、ものの数秒で豪雨に。そこからさらに勢いを増し続け、
あっという間に部屋を満たしていった。
堪らず廊下に出る敵だが、溜まりゆく水は既に建物全体を満たしつつあった。

癌(これで部屋から出られるだろうが、これからどうするつもりだ?
  これでは建物から出られない…)
谺「だめ! そのまま壁際で! 動かないようにどっか掴んでて〜♪」
癌(…?)
谺「朧っ、始めて〜♪」
朧「おっけ!」

朧は壁の反対側にいるようだが…
この使い魔に脱出手段を任せたとはいえ、こんな水中で息止めたまま待たされるのは精神的に厳しい。
5秒、10秒…と時間と伴に焦燥も大きくなる。
そして(長い長い)20秒後、事態は一気に片付く。

朧「できたよ!」
谺「じゃ、いくよ〜♪」

谺はガンドルフィーニに向かって思いっきり飛び込み、全力で蹴りを入れる。
癌「ぐっ!」
彼の体が壁に埋まった。その後、も続々と蹴りを入れられる。もう息を止めているのも大変だ。
そして6回目の蹴りで彼は壁の外側へ。何とか脱出成功。
483マロン名無しさん:2006/03/18(土) 14:49:42 ID:???
辺り一面水びたし。
そして、建物の窓から噴き出る水がハチャメチャ感を演出する。

谺「何度も蹴っちゃったけど大丈夫〜? コンクリートの壁は初めてだったので〜
  以外と固いんですね〜」
癌「プレハブとはいえ、コンクリート板は中に鉄筋入っているからね。」
谺「勉強になりました〜」
癌「それよりもこれ、みんな君達がやったのか?」
朧「水は谺の力だよ。俺のはもっと笑える。見てみる?」

西側の武器庫は一見普通だったが、辺りに敵兵が一人としてなく奇妙な雰囲気が漂う。
恐る恐る扉を開けてみると、何人もの敵兵が胸まで床に埋まっており、皆ぐったりしていた。
それだけでなく、天井にもいくつか敵兵の足が見えている。
これは笑えるというか、笑えないというか…

癌「何はともあれ、助かった。ありがとうな。」
朧「半年ぶんは働いたな〜、しばらく何もやる気おきね〜」
谺「私も〜 …ねぇ、先生。プリンアラモード奢ってよ〜」
朧「じゃ、俺チーズケーキ。」
癌「ああ…」
484命の価値:2006/03/18(土) 21:39:47 ID:???
フィグリ「忘れたとは言わさない・・・。二年前・・・あなたが賢者になる前・・・一人の賢者が死んだ。
      妹は、その調査をしていた・・・。でも・・・でも・・・!」
ボス「・・・悪いが・・・思い出せん。」
フィグリ「っ!?」
ボス「・・・・・・お前にとっては、その日は忘れがたい一日なのかもしれないが・・・。
    ・・・・・・私にとっては・・・『ただの一日』だ。」
フィグリ「〜〜っ!!」
ボス「・・・まったく、人間とは他人ごときに、よくそこまで心を割いていられるものだな・・・。」
フィグリ「・・・・・・!あなたは・・・一体何人!いままで・・・その手で殺してきたの!?人を!」
ボス「・・・くだらんな。いちいち数えるなど・・・。お前はゴミを捨てた回数を覚えてるのか?」
フィグリ「・・・うぅ・・・うぁあああああっ!」

総統「よせ!フィグリ!」
フィグリ「!」
総統「早く・・・その娘を連れて・・・ここから離脱しろ!」
フィグリ「し、しかし!」
総統「行け!早く!」
ボス「・・・そうはいかんぞ?」

ボスの魔法を乗せた拳がフィグリに向けて放たれる。
が、しかし・・・
バシュッ!
白い煙が部屋中に一気に充満する。

ボス「・・・っ!?・・・ちっ・・・。」

ボスはその拳を引っ込めた。
もうフィグリはその場にはいなくなってしまっていた。
485壊滅:2006/03/18(土) 22:57:22 ID:???
―オメガ本部・廊下

フィグリと木乃香を助け出したのは茶々丸だった。
片方の腕は破壊され、もう片方は発煙材を仕込んでいた腕を切り離して無くなっていた。
よく見れば、所々大きく破壊された形跡がある。
おそらく、ボスの仕業だろう。

フィグリ「・・・あ、あなたは・・・」
茶々丸「事情は存じ上げませんが・・・今は木乃香さんを助け出すことが重要です。早く、ここから・・・。」
フィグリ「そうね・・・。麻帆良に・・・。この子を守れるのはそこしかない・・・。」
     (お父様・・・・・・。)

―オメガ本部・総統室

ボスは床に落ちている大きな人形の腕を見つめていた。
煙の晴れた部屋では、サイレンが鳴っている。

ボス「・・・なるほどな。あのデク・・・腕に何か仕込んでいたな?・・・」
総統「ぐぅ・・・。貴様・・・もう逃げたほうがいいぞ・・・。もうじき部屋に押し寄せてくるぞ・・・。」
ボス「・・・そんな事は心配しなくてもいい。」

ふと、ボスは部屋の壁に立てかけてある斧を目に止めると、それを手にした。

ボス「問題なのは・・・『後の禍根を残す』事のほうだ。
    貴様や・・・組織が生き長らえる事は・・・私にとっての脅威だ・・・。
    消えてもらおうか・・・。・・・・・・なに、心配するな。『二年前と同じ事』をするだけだ。」

ドン!
ボスは総統の頭をテーブルを押し付け、斧を振りかざした。
ボス「・・・じゃあな。」
総統「ぐぅ・・・あああああああ!!!!」
486目標消失:2006/03/19(日) 00:14:12 ID:???
敵を見失ってからも、明日菜達は辛うじて追跡を続けていられた。
茶々丸は道標として湿らせたお茶っ葉を1つまみずつ"ぴったり"3mおきに落としていった。
それに明日菜が気付き、そしてそれに託してここに至る。
しかし、この道標も途中で消え失せることになる。

そう、茶々丸が敵に追いついたところだ。ここで茶々丸達はゲートを潜りオメガ本部へ向かった。
もちろん明日菜達がそこまで見抜けるわけがない。

明日菜「うーん… これを辿っていけばいいと思ったけど…」
刹那「ここで何かがあったことは確かなようですが、これ以上は手がかりがありませんね。
  でも、ここは一本道です。ひとまず先まで行ってみましょう。」
明日菜「うん…」

そこからさらに奥へ進む。学園都市からはだいぶ離れているだろうか。
その先にあったものは、水浸しの廃墟。朧と谺が暴れ尽くした件の場所である。

明日菜「何これ?」
刹那「何かの工事現場のように見えますが…あの噴水のような建物がなければ。」
明日菜「刹那さん、あそこに倒れている人…」
刹那「黒装束… 間違いないようですね。しかし、この光景は異様です。
  単にお嬢様やネギ先生を攫って来たというだけでは説明がつきません。」

刹那は仮契約カードでの通信を試みるが、ネギからの返事はない。

刹那「ここを探してみるしかなさそうですね。」
487逃走と追撃1/2:2006/03/20(月) 01:08:07 ID:???
廊下をひたすら走り逃げる茶々丸とフィグリ
その二人を遅れて追いかけるボス
ボスの手には血の滴る斧が握られていた。
追ってはいるが、決して走ることはしない。
追いつくのは簡単だ。だが、それ以上に『追い詰める』行為自体を重視している。
途中、何人もの組織の人間がボスを止めようとしたが、悲鳴と鈍い音があがり、またボスは再び前へ進む。
斧を引きずり、二人をじっくりと追い詰めるボス
その光景はさながら、ホラー映画のワンシーンのようだった。

茶々丸「・・・このままではいずれ追いつかれます。早く、麻帆良へ逃げるべきです。」
フィグリ「わかってるわ・・・でも、だめなのよ・・・。『転送室』でゲートを空けないと、麻帆良には行けない・・・。」
茶々丸「・・・なぜ?」
フィグリ「それはここが魔法社会だからよ。人間社会とは別の・・・隔離された空間なの。
     人間社会と魔法社会を隔てるために、特殊なゲートを使うの。魔法界で認可された・・・ね。
     私がここに来たのは帰りのゲート・・・。帰りはどこで出してもゲートの先は同じ場所・・・一方通行なの。
     でも、行きはそうじゃないわ。人間社会にゲートを開くためには、あらかじめ行き先を決めなくてはいけないの・・・。
     つまり・・・・・・。」
茶々丸「いつでも帰る事は出来ますが・・・行きは『転送室』でないとゲートは開くことは出来ない・・・というわけですか。」
フィグリ「その通り。・・・転送室のゲートは麻帆良のままになってるはず。部屋に入ったら、迷わず入って。」
茶々丸「わかりました。」
488逃走と追撃2/2:2006/03/20(月) 01:18:22 ID:???
いくつもの角を曲がり、階段を下りると、その部屋が見えてきた。
トビラを空け、部屋に入ろうとするフィグリ。
だが・・・

スバァッ!

茶々丸&フィグリ「!?」

城が、茶々丸たちのいる階より上が天井を含め、一刀両断の名のもとに切り落とされた。
ボスが斧に『雷の斧』を乗せて『城を斬った』のだ。

ボス「・・・・・・フン!」
フィグリ(なっ・・・!?ふ、ふざけてる・・・。デタラメ・・・。こんな力・・・デタラメだわ・・・。)
茶々丸「早く、逃げましょう。『戦って生き残る確率』は1%以下です。」
フィグリ「・・・っ!」

部屋に入ろうとするが、扉が半壊し、撤去しなければ入れない。
茶々丸は破壊された腕の代わりに脚で扉を粉々に破壊する。
部屋に入ると、部屋の中央に青白く光るゲートがあった。
ここに飛び込めば、麻帆良学園に逃げられる。
だが・・・

茶々丸「・・・危ない!」ドン!
フィグリ「!?」

ズバァッ!
雷の斧の一撃が横なりに飛び、転送室を半壊した。
雷の斧の一撃を、茶々丸はフィグリを庇った。
部屋はそのまま倒壊しはじめた。
489茶々丸、散る1/2:2006/03/20(月) 01:55:11 ID:???
フィグリ「・・・っ!?ゲートが!」
茶々丸「!」

部屋が倒壊し始めたことにより、床に描いている魔法陣が崩れ初め、ゲートも消えかけていた。

茶々丸「あなたは先に木乃香さんを学園長先生のもとへ・・・。」
フィグリ「何を言っているの!?あなた、さっき自分で『戦って生き残る確立は1%以下』だって・・・!」
茶々丸「木乃香さんを・・・よろしくお願いします」
フィグリ「・・・・・・っ!」

部屋の倒壊は激しく、転送室だけでなく、城全体が崩壊を始めていた。
ボスが転送室だけでなく、城を雷の斧で破壊しはじめたのだ。
他の部屋へ逃げることをゆるさず、・・・実質的に転送室に追い詰めたことになる。
フィグリは眠る木乃香を抱きしめ、古巣の城を振り返らずゲートへと入っていった。

ボス「人間ではない・・・所詮はデク人形の貴様が・・・よくそこまで私に歯向かっていられるものだな。
    なんなのだ・・・?一体・・・。マスターに対する忠誠か?」
茶々丸「おそらくは、そうなのでしょう・・・。ですが・・・それ以上に・・・。」
ボス「・・・?」
茶々丸「私の知っている方が・・・傷付いていくのを止めたかったからです。」
ボス「・・・『誰かが傷付く』とか・・・『誰かを守る』とか・・・そういう言葉にはもうウンザリだ・・・。
   そんなゴキブリ以下のくだらん言葉を聞くたびに・・・反吐が出る。
   しかもそれを人間以下のデク人形から聞くとはな・・・。」

ブンッ!ドグシャッ!

茶々丸「・・・・・・っ!」

茶々丸の胴体は、ボスの斧のよって真っ二つに叩き折られた。
茶々丸は退避行動すら起こせず、『気が付いたら既に叩き折られていた』。
490茶々丸、散る2/2:2006/03/20(月) 01:58:03 ID:???
ボス「胸糞悪い・・・。」

ボスは茶々丸を捨てておくと、そのままゲートに入ろうとする・・・が・・・。

茶々丸「・・・おね・・・がい・・・します。」
ボス「・・・!?」

茶々丸はまだ動いていた。

茶々丸「・・・ギ・・・先せ・・・。・・・・・・ネギ・・・・・・先生・・・・・・。
     ネギ先生の・・・身体から・・・離れて・・・・・・下さい。
     お願い・・・します・・・。

     あの方のお陰で・・・マスターは笑っていられます・・・。
     あの方がいるだけで、マスターやクラスのみなさんは元気になります・・・。
     ですから私は・・・・・・あの方を失うことだけは・・・絶対に・・・絶対に・・・。」

茶々丸の動きは止まった。

ボス「・・・・・・フン。デク人形の分際で・・・『誇り』を見せたな。その点では貴様・・・『人間を越えたぞ』?」

ボスは茶々丸の首を含む胴体をワシ掴み、ゲートへ放り投げた。

ボス「・・・・・・オメガの娘・・・オメガの生き残り。せいぜい生き延びるがいい・・・。最後に勝つのは私だ・・・。」

―茶々丸、フィグリ、木乃香・・・・・・そしてボス、麻帆良へ
―・・・そして、オメガ壊滅
491マロン名無しさん:2006/03/23(木) 17:41:29 ID:CbeY1AI0
age
492マロン名無しさん:2006/03/24(金) 22:14:17 ID:???
原作が9巻で止まってる俺には、もはやわけわかめ
493マロン名無しさん:2006/03/24(金) 22:39:42 ID:???
大丈夫、時間的にはそのあたりだ。
ヘルマン戦〜学祭準備前という設定のはず。
494492:2006/03/24(金) 22:54:03 ID:???
ガンドルフィーニとか弐集院とかは原作キャラ?

いや、スマン。本屋行って立ち読んで来るわ…
495マロン名無しさん:2006/03/24(金) 23:20:51 ID:???
その2人は学祭で出てくる学園の魔法先生だよ
久し振りに来たが職人のレベルが高いな
496尋問:2006/03/25(土) 01:01:07 ID:???
明日菜,刹那の2人は手分けして探してみる。が、どの建物も水が溜まっていて中に入れそうもない。
結局、建物としては唯一健在である西側の武器庫に2人とも行き着く形となった。
案の定、中の惨状を目の当たりにして絶句したわけだが…
で、ほぼ完全に無力化されており、且つ意識もある。尋問対象としてはお誂え向きとばかりに
早速小一時間問い詰める2人。
でもここにいる面々は拉致と直接関係ない。知らぬ存ぜぬ、マジで。
しかし、この2人にはそれが理解できていないわけで、ついには刹那が刀先突きつけて脅しにかかったですよ。
相手にしてみればたまったもんじゃねー。

雑魚「本当に知らん。我々の任務は、このキャンプを守ること…だった。それがこんなザマだがな。」
刹那「嘘をつくな! 2人を攫っていった者達は、あまえ達と同じ服装だった。」
雑魚「嘘をついてどうなる? どちらにせよ、最早還る拠点は無くなった。たとえそれが真実だとしても、
   ここには戻ってこれない。それは確かだ。」
刹那「……」
雑魚「一つ教えてやろう。我々は魔法戦専門の組織だが、実際に魔法が使えるのは上の者だけだ。
   というか、能力を持つ者だけが出世する。我々、下っ端は単なる持ち駒にすぎない。
   一応、魔法戦でのノウハウは叩き込まれているがな。そんなもの、見ての通り実戦じゃ鼻糞の役にも立たん。」
明日菜「つまり、その『上の者』の仕業だというの?」
雑魚「さあな。当初の方針じゃ、おまえらマホラの者には極力手を出さないつもりだったはずだがな。
   実際それが違うというのなら、それはケースバイケース。今動いている『上の者』の判断だ。
   我々の知ったことではない。」
497帰還:2006/03/25(土) 01:48:36 ID:???
バシャン!
突然、明日菜と刹那・・・そしてその場に意識のある者以外の人間が、この水浸しの廃墟に入ってきた。
・・・というより、着水したような音だ。

刹那「明日菜さん・・・そこにいてください・・・。」ドコッ!

尋問した雑魚を気絶させ、着水した場所へ夕凪を構え近づく刹那。
だが、刹那はあまりの光景に絶句した。
首と胸部のみ機能している破壊された茶々丸の残骸だった。

刹那「ちゃ、茶々丸さん!」
茶々丸「・・・せ・・・つな・・・さん・・・。ネギ・・・先生が・・・ネギ先生・・・が・・・。」
刹那「何があったんですか!こんな事に・・・」
明日菜「茶々丸さん!ネギとこのかは・・・?二人は大丈夫なの!?」
茶々丸「木乃香さん・・・は・・・おそらく・・・大丈・・・夫で・・・す。・・・・・・それより・・・問題・・・なのは・・・ネギ・・・先生・・・です。」
刹那「・・・どういう事なんですか・・・?ネギ先生がいったい・・・?」
茶々丸「・・・ネギ先生を・・・急いで・・・保護して・・・ください。早く・・・・・・あの方を・・・一人にしては・・・・・・。」

茶々丸の活動は休止した。
活動停止を防ぐ為に、自動でスリープになったのだろう。
刹那は茶々丸を抱きかかえた。

刹那「このかお嬢様は・・・学園長先生の元へ・・・?」
明日菜「ネギは・・・どこにいるの?」
刹那「明日菜さん。私はお嬢様を探しに、学園長先生のところへ行ってみます。明日菜さんは・・・。」
明日菜「うん、わかってる。ネギを探すわ。あのカードの念話、しまくってみる!」

―明日菜と刹那(&茶々丸)、ネギと木乃香探しへ。
498その人は、ウチの前で泣いていた:2006/03/26(日) 23:39:33 ID:???
ん・・・んん?
この感触・・・ソファかいなぁ?
・・・・・・ここ・・・どこかいなぁ?
あ・・・この声・・・おじいちゃん?
あ・・・まぶしい・・・。
・・・あ、やっぱりおじいちゃんや。
・・・・・・あれ?知らん人おる・・・。
・・・でも・・・・・・・・・なんで泣いてはるんやろ・・・?

学園長「そうかい・・・・・・。早まった事をしたのぉ・・・。」
フィグリ「・・・・・・申し訳・・・ありません・・・。うぅ・・・。」
学園長「・・・確かに、理屈はわかる。じゃが、やってはならない事なのは確かじゃ・・・。
     我々魔法使いは、普通の人間を超える『力』を扱うことが出来る。
     ・・・・・・その『力』は決して間違って使ってはならない。それを正しい使い方をするのが・・・我々魔法使いの使命・・・。
     ・・・・・・それを忘れてしまったら、また100年前の惨事になる・・・。」
フィグリ「・・・その通りです・・・。でも・・・あの男も・・・自分の為だけに・・・力を使ってます。
      自分ひとりの為に・・・。その為に・・・!平気で人を・・・!」
学園長「・・・・・・やつは暴走しとる。・・・やつが2年前に賢者になって以来・・・こんな目立つ行動は初めてじゃ。
     自分の素性を知らせぬ為にあらゆる努力をしてきたあの男が・・・。
     ・・・・・・君は妹に続いて父親を亡くした事になるが・・・・・・決して早まった事をするでないぞ?」
フィグリ「・・・・・・はい・・・・・・。」
木乃香「・・・・・・おじいちゃん?」
学園長「おぉ、木乃香。起きておったか。・・・どれ、エヴァ君に電話して迎えに来てもらおうかの?」
木乃香「ううん、えぇよおじいちゃん。ウチ自分で戻れるわ。」
学園長「いかんいかん。お前は狙われておるんじゃ。一人で帰すわけにはいかん・・・。
     ・・・・・・・・・おや?電話が繋がらんのぉ・・・?」
499マロン名無しさん:2006/03/27(月) 13:58:32 ID:???
「スネーク・・・いや『四人目』は・・・」
「・・・何でございましょうかな准将」
シュルツ「『四人目』でないそうだな?オセロット。」
オセロット「・・・・・・何と・・・初耳ですが。どこでそれを」
シュルツ「君もよく知っているだろう。どこぞから・・・入ってきたものだ。」
オセロット「彼等ですか。」
シュルツ「我々が作戦中のためこちらへの連絡が遅れたそうだ。」
オセロット「・・・・・・・なるほど・・・ハハ・・・そうですか」
シュルツ「彼等・・・いや我々か・・・なんでもできる・・・なんでも知れる・・・フフフフフまさに選ばれた者達。」
オセロット「・・・・・・・・まったくですな」
シュルツ「これで・・・ようやく・・・ようやく我が一族の・・・フフ楽しい・・楽し過ぎるぞ。イレギュラー要素と
共に奴を始末してくれよう。」
オセロット「ところで」
シュルツ「!なんだ?」
オセロット「紅茶のおかわりなど如何でしょう?」
シュルツ「・・・ああ・・・頼む。」
  カチャ
――肉親・・・地位・・・力・・・復讐・・・――
  コツコツコツ
――ビッグシェル以上に滑稽な・・・――
オセロット「・・・・・・そんなにも・・・何かが大事か・・・」
――引き揚げるにはまだ早い・・・まだまだな――
500待ちわびる暗殺者:2006/03/27(月) 17:15:13 ID:???
―エヴァ邸、広間

エヴァ「ぐぅ・・・ああああ・・・っ!」
ケン「痛い?痛いよねぇ?・・・うん、痛いと思うよぉ?」

めちゃくちゃに破壊されたリビング。
そこで倒れうめいているエヴァ、超、ハカセ。
ハカセは当たり所が悪かったのか、意識が朦朧としており、超がなんとか身体を動かしてハカセの傍にいる。
そしてエヴァは若返りしてしまった為に回復できずに、ケンに嬲られていた。
ケンはエヴァの傷口をグリグリと踏みつけている。

ケン「・・・・・・でもさぁ、僕はぜーんぜん痛まないんだぁ〜。だから関係ないんだよねぇ〜。」
エヴァ「あああぁッ!・・・・・・貴様ッ・・・!なんの・・・つもりだ・・・。何の目的で・・・!」
ケン「・・・あのさ、いちいち聞かれて答えるの面倒だからもう話すのやめにしたんだ。
   ・・・・・・だからさ、君の質問には答えない。一切。だから質問すんのはやめといたほうがいいよ。」
エヴァ「ぐ・・・うぅ・・・。」
ケン「・・・でさ、僕の方からの質問には答えてもらうよ。・・・悪いけど、『嘘をついたり』、『無回答したり』した場合は・・・。
   あの二人にヒドイことするよ?・・・じゃあ、質問タイムでいい?
   ・・・・・・・・・・・・・・・ネギ君どこ?」
エヴァ「・・・・・・さぁな。それはこっちの質問でもあるんだが・・・貴様は答えんよな・・・。
     さっき貴様が始末した女の仲間が連れて行ったよ・・・近衛木乃香と一緒にな・・・。
     どこに行ったのか・・・私のほうが知りたい・・・。・・・・・・お前達じゃないのか?」
ケン「・・・あぁ、ジュリア〜・・・もう少しイジめてから始末しとけばよかったかなぁ〜。余計な事しちゃってさぁ〜。
   ・・・・・・そっか、まぁわかったよ。でも、ネギ君はすぐにここに帰ってくると思うよ?」
エヴァ「・・・???どういうことだ?」
ケン「・・・まぁ、僕の願いは適わなかったんだけど・・・ボスの命令じゃあ仕方ないんだけどね・・・。
   ・・・それにネギ君が帰ってくるなら・・・あの保護者面した女の子もここに戻ってくるんだよね?」
エヴァ「・・・神楽坂明日菜か!」
ケン「・・・・・・神楽坂明日菜は僕が殺す。楽しみにしといてよ・・・。」

明日菜「ネギッ・・・!どこにいんのよ・・・!」
501彼のボス:2006/03/29(水) 23:17:47 ID:???
ダンテ「・・・・・・おい。」
<林>「何ニダ?」
ダンテ「・・・何してくれてんだコラァ!テメェ・・・俺の身体の自由がきかねぇからって、椅子に縛り付けるたぁどういう了見だ!?」
<林>「・・・いやいや、これは保険ニダ。君が大人しく私のボスの話を聞いてくれるための保険ニダ。」
ダンテ「大体、ここは一体どこだ!?あぁ!?」
<林>「それは簡単ニダ。よく落ち着いて、足元の振動を感じてみるニダ。」
ダンテ「・・・・・・揺れてる。・・・まさか、オイ!?」
<林>「そう、ここは船・・・タンカーの中ニダ。今私達がいるタンカーは麻帆良学園都市の港湾区に停泊してるニダ。
    ・・・お、どうやらボスとの連絡がついたみたいニダ。今、回線を繋ぐニダ。
    ・・・・・・こちらの音声と映像はボスが直接モニターしてるはずニダ。我々はボスの音声を艦内のスピーカーで聞けるはずニダ。」

ガガガ・・

???「<林>よ・・・。彼かね?例の『便利屋』は・・・?」
<林>「そうニダ。・・・やっと見つけたニダ。・・・いや、実際見つけられたのは『幸運』だと思うニダ。」
???「そう・・・確かに『幸運』だ。・・・・・・やっと逢えたな、便利屋。・・・いや、スパーダの息子・ダンテ。」
ダンテ「・・・おい、どこのどいつか知らないがな。・・・アンタ、コイツ(<林>)に一杯食わされてるぜ?
     俺は便利屋じゃねぇ。ピザの配達人だ・・・。テメェの首を捻じ切って、その首をピザに載せてテメェの母ちゃんにデリバリーだ。
     今なら5ドルで保証付きだ。・・・・・・コレ、ホント。
     ・・・・・・そんじゃ、配達すっからテメェの名前と住所言いな?」
???「なるほど・・・確かに面白い男だな・・・。だが、今は貴様を手中にすることが出来たこの幸運に感謝し・・・述べてやろう。
     ・・・私の名前は、『ウィリアム・H・シュルツ』・・・階級は准将だ、配達人。」
502マロン名無しさん:2006/03/30(木) 02:28:26 ID:???
   、ヽlノiノ_
  ヾ/ハノヘゝ   学園都市に港なんてあったっけ…?
   '`c゚_ヮ゚ノ゛   内陸地なのに
503マロン名無しさん:2006/03/30(木) 10:31:25 ID:???
>>502
詳しく
504マロン名無しさん:2006/03/30(木) 11:05:56 ID:???
っ[さいたま]
505マロン名無しさん:2006/03/30(木) 22:00:46 ID:???
>>501ダンテの挑発なかなかセンスありますね

>>502ネギま10巻の最後の初期設定資料集とかいうやつじゃないですか?
島をモデルに描いてあったやつには港ってありました。学園都市の方だと湖になってるけど。


おもしろい展開になってきたようなないような
506秘、実る1/2:2006/03/30(木) 23:10:17 ID:???
シュルツ「・・・時にダンテ君。・・・ギャンブルは好きかね?」
ダンテ「・・・ハァ?」
シュルツ「私は好きだ・・・。だが、もっぱら勝負はやらないほうでね・・・。いつも遊びだ。
      だが、私は長いこと遊びをしてきたが、本物の勝負を見てきた。
      そして・・・我が人生という名の勝負では・・・常に勝ちつづけてきた。
      ・・・その私が、勝ちを重ねることができた要因が何か・・・わかるかね?」
ダンテ「・・・うるせぇ、知るかよ。」
シュルツ「ククク・・・まぁ、そう邪険にするな。
      ・・・『運』さ。わかるかね?どんなに勝つための手段を用いようと、最後の最後・・・勝負の決まるという刹那では・・・。
      人の人智など及ばぬものさ。・・・最後には、運命・・・天の力・・・そういった『計り知れない何か』が、勝負を決める。
      ・・・私の手中に君が納まったのも、私の天運だ・・・。」
ダンテ「そうかいそうかい、そりゃ良かったじゃねぇか。」
シュルツ「・・・あぁ、良かった・・・。実に長かった・・・。
      ・・・あのバタフライが、我々の計画に気付き・・・邪魔をし始めた頃から・・・私の計画は怪しくなってきた。
      メタルギアは9割方完成、麻帆良の連中も陽動し騙し、本丸から目をそらさせた。
      だが・・・新しい敵が我々の邪魔をした・・・。そして、手に入れるべき『電池』となる人間を始末しようとした・・・。
      バタフライと麻帆良の連中を争わせる事には成功したが・・・電池を手に入れる事がほとんど不可能となってしまった・・・。
      だが・・・・・・ここに来て・・・神は私に微笑んだ。バタフライは貴様を始末したと思っていたようだが・・・。
      クククククク・・・最後の最後で、ギリギリ生きていた貴様を<林>を通じて手に入れることが出来た。
      ・・・もう、何も問題はない・・・。貴様をメタルギアの元へと運び・・・完成する。」
507秘、実る2/2:2006/03/30(木) 23:12:28 ID:???
ダンテ「・・・なぁ、コイツ頭オカシイんじゃねぇのか?」(ダンテ、<林>に向かって)
シュルツ「もうじき、私は日本へ着く。麻帆良へは明日の朝になるだろう・・・。
      そして、その時は、・・・貴様はメタルギアを動かすために『電池』になってもらう・・・。」
ダンテ「・・・なん・・・だとぉ・・・!?」
シュルツ「クククク・・・笑いが止まらんよ・・・クカカカカ・・・・・・。」
ダンテ「オイコラ!ふざけんじゃねぇ!何が電池だ!?あ!?なめてんじゃねぇ!」
シュルツ「悪いがな・・・ダンテ君。君がそこにいる時点でもう決定済みだ。
      了解など求めん。・・・・・・<林>。」

ドッ!(ダンテの座っている床に魔方陣が突然浮かび上がる。)

ダンテ「!?ぐああああああっ!?」(そして、ダンテの身体を光が包み込み、ダンテを束縛した)
シュルツ「・・・・・・魔力が少なく、戦う力が無いとはいえ・・・君の力は脅威だ。
      しばらく、大人しくしてもらうよ・・・。」(モニターのスピーカーの出力を抑えながら)
ダンテ「う・・・ぐ・・・」(そのまま意識を失う)
シュルツ「<林>、よくやった。これで何もかも揃った。・・・あとは、彼とその輸送用のタンカーをメタルギアを製造している研究所まで運ぶだけだな。」
<林>「了解ニダ。」
シュルツ「・・・・・・ククク。近衛のジジイの目も節穴だな。まさか、目の鼻の先の『図書館島の地下にメタルギアを建設している』のを感知出来んのだからな。
      ・・・もっとも、船を使わなくては行く事の出来ん難所だがな・・・。クハハハハ・・・。」

図書館島を浮かべる巨大な湖―そしてそれを繋ぐ河・・・。
その河に巨大ではないが、大きな輸送タンカーが一つ浮いていた。
508マロン名無しさん:2006/04/02(日) 23:00:49 ID:???
ネタがないから、せめて沈まないようにage
509マロン名無しさん:2006/04/04(火) 04:29:39 ID:???
スネークどうしたんだage
510マロン名無しさん:2006/04/04(火) 15:13:47 ID:vp3rhiFU
保守age
511メガネとメガネとピエロ:2006/04/05(水) 02:03:30 ID:???
ハルナ「ねーねー、メガネ!」
千雨「・・・なんだよ、メガネ。」
ザジ「?」
ハルナ「ウフフフフ・・・知ってる?のどかと夕映、な〜んかイイ雰囲気なのよ・・・知ってる?」
千雨「ハァ・・・?」
   (またそのテの話かよ・・・。)
ハルナ「あの二人・・・最近な〜んかよそよそしいと思ったら・・・そういう事だったのよぉ〜。もう匂いまくり!」
千雨「・・・何が?」
ハルナ「・・・『ラブ臭』。」
千雨「・・・さ、帰るぞピエロ。もう今日は疲れたし・・・。」
ザジ「(コクコク)」
ハルナ「あ〜!ちょっと待ちなさいよぉ〜〜!・・・!・・・ハハァ〜〜ン?」
千雨「・・・なんだよ。」
ハルナ「そういえば、な〜んかアンタ達も匂うのよねぇ〜・・・・・・・・・ラブ臭が。」
千雨「ブッ!?」
ザジ「Σ(///△///)」
ハルナ「お?反応した?・・・ハハァ〜ン♪さてはアンタ達やっぱり・・・?」
千雨「バッ!?バッカじゃねーのか!?んなわけねーだろ!・・・帰る!・・・オラ、行くぞザジ!」
ザジ「(コクコク)」

足早に立ち去る二人

ハルナ(やっぱり・・・♪こりゃいいネタ出来たわ♪)
512ネタ続かないなら半端で止めんなよ:2006/04/07(金) 01:38:40 ID:???
ケン「……気が変わった。やっぱ今日は帰るよ。」
エヴァ(……?)
   「ここまで暴れておいて、どういう風の吹き回しだ?」
ケン「よくよく考えたらさ、今はその『時』じゃないんだよ。
   成行で出来たチャンスには落とし穴がある。そんな流れ。」
エヴァ「…だが、そのチャンスは二度と来ぬかもしれぬぞ。」

鋭い目つきながらも、その奥でニヤリとほくそ笑む眼差し。
ケンはそれを敏感に感じ取っていた。

ケン「遊びじゃないんだよ、僕達は。99%のチャンスよりも、100%確実な勝ちを選ぶ。
   そんなわけで、それじゃ、またね〜♪」
エヴァ「待て! この私がここまで虚仮にされてただで帰すと思っているのか?」
ケン「無駄だよ。その体じゃ、僕には追いつけないよ〜♪」

あっという間に消え去るケン。
エヴァンジェリンは早々に追跡を諦めるも、その不可解な気の変わりように唖然とする。
その後、入れ替わりに古菲登場。

古「どしたアルか?」
エヴァ(こういうことか……勘のいい奴だ)
513マロン名無しさん:2006/04/07(金) 14:13:15 ID:???
保守age
514すれ違い:2006/04/10(月) 01:10:18 ID:???
ケンはエヴァ邸を立ち去った
そして、入れ違いにネギがエヴァ邸に向かっていた。

ネギ「・・・はやく、明日菜さん達の所にもどらなきゃ・・・!」
ケン「・・・・・・・・・・・・。」

二人がすれ違った。
そして・・・


ボス「・・・・・・中のガキはどうなっている?」
ケン「・・・吸血鬼の女の子と、科学者風なの二人・・・。あと、助っ人が来たみたいです。
   面倒くさい、神楽坂明日菜と桜崎刹那はいません・・・。
   みんな弱ってる・・・始末できます。」
ボス「よし・・・麻帆良の連中が片付いたら、もう後はシュルツの計画を潰すだけだ。」
ケン「・・・ボス、本当にコレが最後なんですか?
   ・・・組織の・・・『バタフライの最後』・・・・・・これで・・・。」
ボス「構わんのだ。・・・そもそも、我が組織は『シュルツを潰す為だけの組織』だ。
    終われば跡形も無く消す。一切の痕跡を残さん。『私の存在を知っている者は全て消し去る』
    ・・・・・・お前もだ、ケン。任務が終われば、貴様は用済みなのだ。」
ケン「でしたら・・・ボス。せめて・・・任務が終わったら・・・。僕の身体を、ボスの肉体にしてください。
    僕の魂は一切封印して・・・僕の身体だけ・・・せめて・・・。ボスと・・・ずっと一緒に居させてください・・・。」
ボス「シュルツを始末してから・・・考えてやる。・・・行け、ケン。神楽坂明日菜を・・・邪魔するガキ共を殺せ!」
ケン「はい・・・ボス。」


ネギ「・・・あれ?僕・・・?」

ネギは振り返るが、その場にケンの姿は無かった。
515二人の従者:2006/04/12(水) 00:33:21 ID:???
刹那「・・・・・・!」
ケン「やぁ・・・。」

刹那を遮るように、ケンが立ち塞がった。
それはもはや、お話しましょう、といった雰囲気ではなく・・・明らかに戦う雰囲気を持っていた。

刹那「・・・どっちだ?メタルギアとやらを作って学園をメチャクチャにしようとしている連中の仲間か?
    それとも・・・学園の敵である・・・魔法組織の仲間か?」
ケン「君達の『敵の敵』だよ。・・・もっとも、ウチのボスは仲間を作ろうとはしないけどね。
   全部、自分の周りの揉め事は自分で解決するんだ・・・。誰にも頼らないし、逆に協力もしない。」
刹那「お前達の目的が何なのか、わからない・・・。だが・・・私は決して、屈したりしない!」
ケン「・・・それ、何の為?君の大事なお姫様の為?それとも・・・王子様の為?」
刹那「・・・!」
ケン「・・・弱いよ、そういうの。誰かを守るとか言ってる人ってさ、弱いし、『死ぬ』よ・・・。・・・あの忍者の女の子みたいにさ。」
刹那「『忍者の・・・女の子』?・・・・・・長瀬さんか?」
ケン「・・・・・・・・・?」

刹那「『長瀬楓の事』かァァァァァーッ!?」
ケン「来なよ。・・・君も殺してあげるよ。」

―刹那・ケン、戦闘開始
516マロン名無しさん:2006/04/14(金) 02:27:38 ID:XS2uITy2
つまらん
517マロン名無しさん:2006/04/14(金) 12:06:53 ID:tRGtag52
ネタはあるけど、忙しくて書けないage
518主の為に・・・:2006/04/16(日) 23:35:39 ID:???
僕は間違ってない・・・。
一度も・・・たった一度も、自分の人生を、生き方を間違っていると思った事はない・・・一度も・・・。
僕は、あの人の為に戦う。
あの地獄で・・・僕以外生きている人がいなくなってしまった故郷で・・・僕を拾ってくれたあの人の為に・・・。
だから、僕はあの人の為に生きて・・・あの人の言う事を聞いて・・・生きるんだ。
・・・間違ってるなんて、思ったことは無い・・・。
一度も・・・。


刹那「たぁっ!」
ケン「っ!?」

ケンと刹那の戦いも、楓戦と同じく超スピードのバトルになった。
策や心理戦など必要としない、真っ向からの勝負だ。
ケンは感覚を覚醒し素早く動くが、刹那の動きもケンに追いつく程素早く動いている。
ケンには、通常の状態の動きにしか、見えなかった。

ケン(予想・・・以上だ・・・。この人・・・。あの忍者の女の子より小さいからか・・・とても素早い。)
刹那「く・・・っ!・・・斬空閃!」
ケン(・・・っ!?・・・と。だけど、計算高いわけじゃない。いくら僕に追いついたって、攻撃が当たらなければ意味がないのに・・・。)

ケン、斬空閃を避ける。
が・・・次には刹那の百列桜崋斬が放たれた。
この広範囲攻撃にケンは最大レベルの障壁で防ぐしかなかった。

ケン(!?足止めされた!?)

519二人の差は・・・:2006/04/16(日) 23:48:52 ID:???
百烈桜華斬はケンの障壁を粉々に打ち砕いた。
防御の崩れたケンは体勢を立て直した。
だが、すでに刹那の姿はいない。

ケン「・・・っ!?」

ふと、ケンは上を見上げた。
・・・そこには、翼の生えた・・・まるでで天から使わされた剣士のような・・・そんな少女が舞っていた。
少女と目が合った瞬間、ケンは魅入られた。
刹那はケンの後ろに回りこみ、着地した。

刹那「神鳴流・・・『百花繚乱』・・・。」
ケン「――――――っ!」

季節はずれの桜が舞い、ケンは大きくきりもみ回転しながら吹っ飛んでいった。

刹那「・・・・・・・・・。」

刹那は刀を翻した。
峰打ちである、死んでいるはずがない。
もしあの時、怒りに任せて斬っていたら・・・自分は皆に顔を向けられない。
自分の使命は、殺す事ではなく、『倒す事なのだ』。

だが、ケンはいつまでたっても動かない・・・。
・・・死んでいる・・・はずがないのだ・・・。
520ケン、氷解:2006/04/17(月) 00:00:50 ID:???
刹那「・・・!おい、大丈夫か・・・!?」

ケンに駆け寄る刹那。
だが、そのケンは・・・苦痛にうめいていた。

ケン「ぐああああ・・・あああああああ!ぐ・・・ぅぅ・・・」
刹那「!?そんな・・・!?手加減はした・・・。それに痛みがこんなに持続するような技では・・・。」
ケン「ああ・・・ぐぅ・・・。違う・・・僕の・・・自分自身にかけた魔法の・・・せいさ・・・。」
刹那「お前・・・!大丈夫なのか?」
ケン「は・・・はは・・・全然大丈夫じゃ・・・ないよ・・・。意識を保ってないと・・・痛みのショックで死んじゃうよ・・・。
    僕の魔法は・・・身体と精神を覚醒して・・・体感時間を引き延ばしてる・・・。だから、痛みも長く感じるんだよ・・・。
    今まで・・・他人から攻撃されるなんて経験・・・滅多になかったから・・・・・・ハハハ、油断・・・したよ・・・。」
刹那「・・・・・・・・・。」
ケン「・・・君の友達・・・僕が倒したけど・・・まだ生きてるかもしれないよ・・・?」
刹那「・・・・・・!」
ケン「あの子が・・・何よりも強い精神力を持ってるなら・・・僕の与えた痛みなんて・・・耐え切れてるはずさ・・・。」
刹那「・・・なら、大丈夫だ。長瀬さんは、強い・・・。きっと耐え切ってる・・・。」
ケン「そっか・・・。ハハ・・・強いなぁ・・・。みんな強いよ・・・僕なんかよりずっと・・・。
    ねぇ、教えてくれないかな・・・?」
刹那「・・・・・・?」
ケン「・・・・・・ネギ君は・・・強い?」
刹那「・・・・・・ネギ先生は・・・強い男の子だ。・・・父親を求めて・・・追いかけて・・・追いつくために・・・。
    あの子は・・・どこまでも強くなる子だ。魔法はもちろん・・・心が・・・精神は・・・何よりも・・・。」
ケン「・・・そっか・・・。僕とは大違いだ・・・・・・。・・・何が違ったのかなぁ・・・・・・もうわからないや・・・。」

ケンの目尻には、涙が浮かんでいた。
521刹&茶じゃないのか? 別にいいけど:2006/04/18(火) 23:20:26 ID:???
# おかげでネタできたし

エヴァ「ちょうどいいところへ来た。」
古(?)


エヴァ「…片付け、手伝ってくれ。」

…なんて具合に、予想とは全く別な意味で修羅場だたアル。
エヴァにゃん家の惨状は、その場にいなくても何があったか解かるアルネ。
その場に超やハカセも有無を言わさず手伝わされ、4人で黙々と作業を続けていたアルが…

辺りが暗くなた頃、片付けどころではない事態が舞い込んできたアル。
見知らぬ女が一人やて来た… 動かなくなた茶々丸を抱えて…
女は無言のまま玄関先に茶々丸を置き、慄く私達を暫し見ていたアル。
そして、一言残して帰ていたネ。

『貴女達もこうなりたくなかったら、これ以上首を突っ込まないで』

敵意は感じられなかたアル。ただ、何かを思い詰めていたようだたネ。


ハカセは慌てて修理に取りかかたが、すぐに諦めたアル。
とてもここで直せるような状態ではないと。

それに対し、超は怖いほど冷静だたアル。
怒りを隠しているようでもあたが…

超「修理よりも、分析が先ネ。何があたのカ?」
522残された記憶:2006/04/19(水) 00:09:22 ID:???
茶々丸は見た目派手に壊されていますがー… 内部は思ったより酷くないですね。
制禦系, 記憶系ともにほぼ完全な状態で残っています。
もっとも、感覚系などの細かい部分は検査が必要ですがー
とにかく、超さんの言う通り、状況を把握することが第一です。
ネギ先生やこのかさんの手掛かりを掴まなくては…

その後、私達は無言で端末のモニタを見つめていました。
茶々丸の追跡に始まって、敵との対峙、ゲートを潜って見知らぬところへ、
そして目の前で再現される惨劇… 私達の予想を遥かに超えるものでした。
唖然として見守る中、最初に口を開いたのはエヴァンジェリンさんでした。
エヴァ「…! 止めろ!」
ハカセ「え?」
エヴァ「いいから少し戻せ!」

ネギ先生の姿をした何者かが大映しになっている。しかしとてもネギ先生には見えない。
そんな異様な気配が漂ってくる場面を、エヴァンジェリンさんは凝視していた。

エヴァ「やはり奴が一枚咬んでいたか…」
ハカセ「知っているのですか?」
エヴァ「憑依体… 傍目にはゴーストに見えるが、れっきとしたデーモンの一種だ。
    厄介なことに、完全にぼーやの体を乗っ取っている。」
古「何とかならないのカ?」
エヴァ「龍宮真名なら奴を引き離せるかもしれん。だが、仮に成功しても後の手立てがない。
    そして、失敗すれば取り返しのつかないことになる。あまりにも分が悪い賭けだ。」
523マロン名無しさん:2006/04/19(水) 20:16:44 ID:???
>>521

茶々丸は刹那と一緒に決まってるじゃん。
描写が無いだけで。

無理矢理フォローする必要はないと思う
フォローをフォローしなきゃいけないし

まぁ、もういいけどね
524存在すら忘れ去られていた人(?):2006/04/20(木) 02:03:43 ID:???
エヴァ「少しの間、外出する。留守番頼む。」
古「どこ行くアルか?」
エヴァ「じじいのところにな…」
ハカセ「あのー、私達も茶々丸の修理あるので帰っていいですかぁー?」
エヴァ「ああ、任せた。
   …では、残った貴様、留守番で決まりな。」
古「わかたアル。」
  (今日はこんな役回りばかりアルねorz)

一人になって10分ほど経っただろうか。
古の後ろにいたチャチャゼロが突然喋り出した。

古「あひゃい!
  ……チャチャゼロアルか、びくりしたアル。」
ゼロ「ヤット喋レルマデ回復シタカ。マッタク、退屈ダッタゼ。
  喋レナイト御主人ニモ無視サレルカラナ。
  サッキノアレ、見タカッタノニヨ…」
525マロン名無しさん:2006/04/20(木) 18:17:55 ID:???
スネーク出てないのは何故?
それと保守age
526勝利の確証:2006/04/21(金) 03:11:26 ID:???
―学園連絡橋麓・秘密研究所

スネーク「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。・・・フンッ!」

力みすぎて鼻血が出たスネーク、片方の穴を指で塞いで、鼻息で血を吹き飛ばす。

龍宮父「デタラメな・・・奴だ・・・。」

龍宮父は頭から血を流している。
頭が少し割れたのだろうか?
お互い、ゆっくりと立ち上がり構える。

ウルフ「・・・動かないで!」カチャ!

それまで、PSG−1を構え、戦いを静観していたウルフがスネークに銃口を向けた。

スネーク「・・・!」
龍宮父「ウルフ・・・どういうつもりだ!?」
ウルフ「・・・龍宮。あなたがスネークと戦って負けるとは・・・私は思わない。でも、その確証はどこにもない・・・。
     あなたは負けてはいけないの・・・。あなたが負けるということは・・・・・・オセロットがあなたの娘を殺すという事なのよ!」
スネーク&龍宮父「・・・!!」
ウルフ「・・・さぁ、銃を取って・・・。殺して・・・スネークを・・・。」

カチャ・・・。床に転がっていた銃を龍宮父は拾い・・・そして構えた。
527銃を向ける相手:2006/04/24(月) 02:02:28 ID:???
龍宮父「・・・・・・悪いな。」
スネーク「・・・・・・!」

???「・・・待って!」
スネーク&龍宮父&ウルフ「!?」

カチャ!二丁の銃を構える少女・・・龍宮真名がそこにいた。

真名「父さん・・・その男を殺さないで・・・。・・・その男は・・・。」

カチャ!真名の銃口のひとつが、スネークに向けられる。

真名「・・・・・・私が殺る!」
龍宮父「・・・・・・真名!」
真名「・・・・・・引くの?その引き金を・・・。私の前で・・・スネークを殺すの?」
龍宮父「・・・・・・!」
真名「・・・・・・お父さん・・・。・・・お父さんは、私の前では殺しはしないかもしれないけど・・・。
    私は出来る・・・。そういう点では、父さんより私のほうが、スネークを殺せる・・・。」
龍宮父「・・・よせ!真名!」
    (・・・真名・・・本気で・・・『私に殺しをさせない為に・・・本気で奴を殺すつもりだ』。目標を失えば、殺せなくなる・・・。)
ウルフ「そうよ、よしなさい!」カチャ!(ウルフの銃口はスネークから真名へと変わった)
    「・・・あなたの為に言ってるのよ・・・?彼がスネークを殺さなければ・・・あなたはオセロットに殺される・・・。
     あなたの父は・・・あなたを守る為にスネークを殺すの・・・。邪魔をしないで・・・。」
真名「・・・うるさい!私は死なない・・・父さんも殺しはさせない!私が父さんを守る・・・。絶対に・・・!」

スネーク(クソ・・・どうするか・・・?・・・おい、オタコン。何かあるか?)
オタコン(・・・えっとぉ・・・・・・あ。あったよ・・・よかった・・・。これを使えば・・・逃げ出せるよ!)
528マロン名無しさん:2006/04/25(火) 00:59:06 ID:???
雷電期待age
529マロン名無しさん:2006/04/26(水) 01:34:28 ID:???
オタコン「あとは・・・あそこか。」
龍宮「しゃべるな。・・・安心しろお前は殺さない。」
ウルフ「ちょっと、落ち着きなさい。」
スネーク(何かいい案でもあるのか?)
オタコン(スネーク、僕が合図したらあれの所まで走るんだ。)
スネーク(あれ?・・・消火器か?しかし、あんなもので・・・)
オタコン(君はあそこまで走ってあれを叩きつけてほしい。)
スネーク(そういうことか。奴等をひるませることができそうだな。)
オタコンはスッと立ち上がった。自然と龍宮が銃口を向ける。
龍宮「・・・動くな。座るんだ。」
ウルフ「そうよ、今は言うことを聞きなさい。・・・え?」
ウルフはオタコンは何もしないと思い込んでいた。あの時、シャドーモセスのままの、
いうなれば無力の状態であると無条件に信じきっていた。
だからオタコンが自分に向かって突進してきたとき、とっさの反応が取れなかった。
オタコン「スネーク!」
しかし、その合図の前にスネークはスタートを切っており、消火器を持ち上げていた。
真名はオタコンの急な行動に度肝を抜かれ、龍宮父はスネークを目で追い銃口を向け、躊躇った。
龍宮父「動くな!!」
スネークはバランスが崩れているオタコンと目が合った。ウルフは衝撃で床に尻餅を付こうとしていた。
消火器を勢いよく床に叩きつける。金属音とともに一気に白煙が吹き出す。
暴発した消火器はまるで火花をだすねずみ花火の用に暴れ始め、あたりを白い視界で埋めていった。
530エスケープ!:2006/04/30(日) 12:30:42 ID:???
スネーク「今だ!逃げるぞ!」
オタコン「う、うん!」

白い粉が舞う中を、二人は飛び込み出口に向かって走り出した。

ウルフ「待て!」

ウルフが銃を構えると、龍宮父も構えようとする。
だが、それを真名が父に銃を向けることで防いだ。

龍宮父「!!」
真名「・・・撃たせないで。」

その一方で、構わずウルフはPSG−1をスコープを使わず肉眼でスナイピングする。
煙の中はPSG−1の弾丸が飛び交う。

オタコン「ひぃっ!?」
スネーク「構うな!運が悪くないかぎり、当たることはない!」

研究室を出、水路を走る二人。
出口の下に下りる梯子があった。

スネーク「ここは、雷電が通ったところか・・・。この先は河だが・・・。・・・飛び込むぞ!」
オタコン「〜〜〜っ!!」

鼻を摘み、目を閉じるオタコン。そして・・・

スネーク「うぉおおおお〜〜〜〜〜〜!!!」

二人は・・・飛び込んだ。
531波間に浮かぶは、本丸:2006/05/03(水) 03:06:57 ID:???
ブクブクブク・・・

スネーク「・・・ブハッ!」
オタコン「・・・ブッ!ゲホ・・・ゲホ・・・。う〜、ひどい目にあったよ・・・。」

二人は水路から河へとでる排水溝に飛び込み、そして河に勢い良く流された。
追いかけてくる者はなく、沈みゆく太陽が河を赤く染め上げていた。
ふと、スネーク達は波が急に激しくなっているのに気付いた。

オタコン「・・・・・・スネーク、船だ・・・。」
スネーク「・・・・・・タンカーだと?」

大型のタンカー(といっても、河川を充分に行き来できる程度の規模)が、スネーク達の目の前を通り過ぎようとしていた。

スネーク「・・・・・・一旦戻るぞ。仕切りなおしだ。」
オタコン「うん、そうだね・・・・・・。」

オタコンは研究所のあった場所を振り返る。
だが、それを振り払い、オタコンは河から上がった。

二人は知らなかった。
すでにメタルギアは完成目前だということに。
そしてその鍵―『ダンテ』―は、すでにシュルツの手中にあるということに・・・。

―スネーク・オタコン、エヴァ邸へ帰還
532中ボス:2006/05/03(水) 20:23:57 ID:???
茶々丸を抱えて下水道を進む超とハカセ。
地上でのハチャメチャっぷりとは裏腹に、そこは何事もなかったかのように水音だけが鳴り響く。
アジトを守る巡回ロボットも、今は試運転も兼ねて動いている1体だけである。

で、その1体と鉢合わせしてしまったわけだ。ある意味お約束。
本来なら超一味は攻撃対象から外れる…はずだったのだが、どうも様子がおかしい。

    BUCHIANA-00$ patrol
    LOOK: something draw near.
    Encountered: scanning...found master => ignored.
    Encountered: scanning..._

ハカセ「随分と念入りですねー」
超「はて…?」

    Encountered: scanning...found arms => alert
    Repulsing: target [+0.83,-0.22]

ハカセ「むむっ、砲身こっち向けてきました!」
超「まずいネ、逃げるヨ」
533謀反:2006/05/03(水) 20:50:05 ID:???
一体何が起こったのでしょうか。
真っ先にクラッキングを疑ってみたのですが、少なくとも今日昼までは侵入どころか、
アタックの形跡すらありませんでした。
それとも、固体認証にバグが? それも考えにくいです。
そこは念入りにテストを重ねてますから。
とにかく、ここは一旦退いて検証してみないことには何とも。

それにしても、上半身だけとはいえ茶々丸を抱えながら走るのは大変です。
超さんの方も普段は私より運動能力が高いのですが、若返りでかなり弱っているようです。
それでいて茶々丸の下半身を抱えているわけで、バランス上でも問題ありますね。
まあ、重量のある上半身とどちらを選ぶというのは究極の選択ですがー…

超「ハカセ、次の横道ネ。」
ハカセ「はいー」

一目散に横穴へ駆け込む。
しかし、後ろに続いている筈の超さんが入ってきません。どうしたのでしょうか。

ハカセ「超さん?」
534欠陥:2006/05/03(水) 21:11:40 ID:???
超「…止またネ」
ハカセ「え!?」

茶々丸の上半身をその場に置き、恐る恐る横道から出てみる。
確かに追ってきませんね。見たところ、故障というわけでもなさそうです。
やっと認証が成功したのでしょうか。何にしても、まだまだ調整が必要です。

ハカセ「とにかく、一見落着ですかー」

横道に戻り、茶々丸を抱えて出てくる。その途端…

超「また動いたネ」
ハカセ「えっ!?」

咄嗟に退き返す。すると…

超「…また止またネ」
ハカセ「もしかして…」
超「どうやら茶々丸の認証が失敗してるようネ」
ハカセ「あ────────────────」

ハカセ「上半身だけだと確かにNGですよ。おそらく、それで単なる兵器と誤判定したのでしょう。
     こんな事態、想定していませんでした。私としたことが…」
535格闘家VS悪魔:2006/05/03(水) 22:23:43 ID:???
チャチャゼロ「オ、カモノ野郎、埋モレテヤガルゼ?」
カモ「ヘ・・・ヘヘ・・・ここがお花畑だぜ・・・兄貴ィ・・・。」
古「しっかりするアルーッ!」ブンブンブン!(カモを掴み上げ、振り回す)
カモ「ウェー・・・ェー・・・・・・。・・・ハッ!?お、俺っち生きてた!?」
古「ふぅ・・・よかたアル。家の中で、動物の死骸を片付けるのはチト気がめいるネ・・・。」

ギィ・・・

古「・・・?扉が開いてるアル?」

風でドアが開いたのか?
古はドアを閉めようとドアに近づいた・・・が・・・。

古「―――ッ!?」

古の身体は有無を言わさず後方へ・・・しかも上方向へと飛ばされ、壁に打ち付けられた。

古「・・・くぅ・・・」
カモ「ぎゃーっ!?カンフーの姉さん!?」
チャチャゼロ「・・・・・・誰ダテメェ・・・・・・?」

ボス「・・・・・・期待外れだ。ここにあの真祖のガキがいると思っていたんだが・・・。オメガに荒らされた後だったか・・・。
   だがまぁ、仕方あるまい。『このガキの記憶』から残りの奴らがいそうな場所は把握している・・・。後で始末するとして・・・。」
古「・・・・・・っ!!」
ボス「まずは貴様から始末する・・・。」
536拷問1/2:2006/05/06(土) 01:54:54 ID:???
古「・・・・・・・・・あ・・・・・・ぅ・・・。」
ボス「・・・・・・満足したか?したのなら答えてもらおうか?」

エヴァ邸の広間は、先ほど片付けたにもかかわらず、またもやひどく散乱していた。
・・・ボスが、古を相手に嬲り続け、壁や物にぶつけまくったからだ。

ボス「・・・真祖のガキはどこだ?他のガキどももだ・・・。どこにいった・・・?」
古「知らないアル・・・。アタシには・・・どうでもいい事アル・・・。」
ボス「・・・・・・私がイラつくのはな・・・?なぜ・・・・・・貴様らは、矮小な存在の癖に、私に歯向かうのだ?
   不思議で仕方ない・・・・・・。・・・・・・まぁ、別に読唇で読み取ってもいいんだが・・・面白くない。」

ドカァッ!

古「・・・くぅ・・・!痛い・・・アル・・・。」

ボスは古をテーブルの上に無理矢理乗せ、仰向けにすると、古のスベスベの腹を露出させた。

古「・・・何・・・するアル・・・。」
ボス「・・・・・・知ってるか?ドブネズミの事を・・・。」

ボスの手には、大きなドブネズミがしっぽでぶら下がっていた。

ボス「・・・ドブネズミの歯は・・・鉄パイプやコンクリートさえ噛み砕き・・・穴を空けるそうだ。」
537拷問2/2:2006/05/06(土) 01:56:43 ID:???
ボスはドブネズミを古の腹の上に載せると、その上にバケツを被せ、ネズミが逃げられないようにした。

古「・・・〜っ!」
ボス「・・・ネズミのいるこのバケツを・・・高温で焼く。中のバケツも高温に熱せられて・・・ネズミはかじって逃げることも出来ん。
   ・・・・・・・・・・・・なら、ネズミはどうやって逃げると思う?ん?『安全で柔らかいほうへ』と逃げる・・・。」
古「――っ!?そ、そんな・・・や、やめるアル・・・。」

ボスの右手が炎で燃え、バケツを上から押さえつけた。
バケツは押さえつけられたまま、高温でどんどん熱せられていく。

古「――っ!?いやぁああああ!やめるアルーっ!」
ボス「やめてほしければ!さっさと言うのだな!ガキどもはどこへ行った!?言え!
    言わなければ・・・ネズミは貴様の腹を食い破るぞ!」
古「・・・・・・わないアル・・・!」
ボス「・・・聞こえんぞ!?」
古「・・・絶対・・・言わないアル!お前になんか・・・絶対言わないアル!」
ボス「・・・・・・そうか。なら・・・・・・貴様の腹はネズミに食わせてやるのだな・・・このまま・・・!」

その時・・・・・・!
ドガァッ!家の扉がボス目掛けて飛び、直撃した。

ボス「ぐぁ!・・・・・・だ、誰だ!?」

明日菜「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
ボス「貴様・・・・・・・・・!」
明日菜「古・・・、大丈夫!?」
古「あ・・・・・・アスナ・・・。」
ボス「か・・・・・・神楽坂・・・明日菜ァァァァァァァァァアッ!!!!」
538マロン名無しさん:2006/05/06(土) 18:52:43 ID:???
次に期待age
539マロン名無しさん:2006/05/07(日) 05:05:07 ID:???
(だん! だん!)
乱暴なノック。しかも返事も待たずに突入。

エヴァ「じじい! 入るぞ!」
?「侵入者発見、直ちに捕獲せよ!」
エヴァ「ん?                        …へぶぅ!」

不意に床がぬかるみ、足をとられて転倒。
そう、朧の仕業である。

朧「ケケケ…」
学園長「ふむ… エヴァンジェリンか? 少し見ない間に縮んでしまったのぉ…」
谺「え? エヴァンジェリンって、あのドールマスターの?」
エヴァ「ああ、そうだが。」
谺「お会いできて感激です〜♪ サイン下さい〜」
エヴァ「なんだ、こいつらは。」
学園長「少し仕事を手伝ってもらってな。あと20分ほどで送還の予定なのじゃが、
     それまで寛いでもらっておる。」
エヴァ「ふん。」

うざったそうな眼差しを向けながらも、谺が差し出したコースターに一筆。
ファンサービスは欠かさないエヴァンジェリンであった。
540悪魔の物語:2006/05/08(月) 22:23:18 ID:???
エヴァ「・・・じじい、私がこんな事をする為にここに来たわけじゃない事はわかってるだろう・・・?」
学園長「うむ・・・。まぁ、予想はついとったがな・・・。お前さんの聞きたい事とは、こんな事じゃろ・・・?」

エヴァ&学園長「「あの男は何者だ・・・?」」

学園長「・・・昔の話・・・といっても2年前じゃ・・・ほんのな。
     その程度の事しか知らんが・・・ワシが前任者から聞いた話も聞きたければ・・・話してやるぞい。」
エヴァ「いいから聞かせろ。」
木乃香「・・・・・・。」

学園長「2年前・・・同時期に二人の人物が無くなった。どちらも魔法界では有名な人物じゃった。
     一人はその名を轟かせた悪名高い魔法使い・・・。魔法を悪しき力として利用した男・・・。
     もう一人は、・・・現役の賢者の一人・・・もっとも、ワシ等の中ではもっとも古株の長老だったがな・・・。
     ・・・事の始まりは、悪の魔法使いが死んだところから始まった・・・。」
541―偉人の死:2006/05/08(月) 22:37:10 ID:???
―2年前・某国

ジョン「あ・・・?おい・・・、今なんつったコラ?あ゛ァ?もういっぺん言ってみろ!お前何様のつもりだ・・・あ゛ァ?
    雑魚野郎の癖に俺に冗談ぬかすなんざ、テメェ死んだぞコラァ!」
男爵「おい、ジョン!・・・もう、よせ!・・・・・・電話なんかじゃ詳細はわからん・・・。自分の目で確かめたほうが早い・・・。」
ジョン「・・・あ?何言ってんだ男爵よぉ?・・・あの野郎が!俺が何べん殺そうとしても死ななかったあのクソ野郎が!
    ・・・・・・死ぬわけねぇだろ?あ・・・?テメェ・・・本気でクソオヤジが死んだと思ってんのかよぉ?」
男爵「・・・確かに、オヤジさんは強い。俺が知ってる誰よりもな・・・。だがな、この世に絶対はねぇ!オヤジさんだって例外じゃねぇ・・・。
    人はいつかは死ぬ・・・。そのいつかはわからない・・・。・・・だから、この目で確かめなきゃいけねーんだろうが!」
ジョン「・・・クソ野郎・・・。」

要人暗殺任務の数時間前・・・ジョンの電話に仲間からの緊急連絡が入った。
ジョンの父であり、彼らのボスが・・・死んだのだ。
その連絡を受け、彼らはボスの死亡現場に向かった。

男爵「・・・・・・ジョン。てめぇ、他に何か言うことないのかよ?『fuck』以外の言葉だよ・・・。」
ジョン「・・・・・・ょう・・・ちくしょう・・・くそったれ・・・くそったれ野郎・・・クソ野郎・・・クソ・・・クソ・・・クソ・・・。」

ジョンの父は、野次馬の中心にある木の幹に、まるで操り人形が崩れたようにひっかかり、生気を完全に無くしていた。
胸は大きな穴が空いており、幹から地面へと血流れ落ちていた。

ジョン「クソったれ野郎がぁぁぁぁぁーーーーッ!!!!!」
542賢者の死:2006/05/08(月) 22:57:00 ID:???
―数時間後・賢者会議

学園長「全員揃ったのかな?」
賢者B「いや、長老がまだのようですな。」
賢者A「いやはや、あの方も年ですかなぁ・・・www」

賢者達が話していると、渦中の人物は現れた。
だが、いつもと雰囲気が違う。ローブで全身を隠してはいるが、あきらかに体格が良い・・・別人だった。

賢者B「だ・・・誰だね!?」
???「貴様らの言う・・・『長老』とかいうのは・・・コレの事か?」
一同「――っ!?」

ドン!ゴロゴロ・・・。魔法のホログラムに映し出されたのは・・・やせ細った老人・・・『長老』の生首だった。
首は無理矢理引きちぎられ、切断面からは背骨と筋肉の繊維がはみ出ており、、顔面は眼球が飛び出していた。

???「今日から・・・この私がコイツの後任だ・・・。よろしく頼むぞ・・・。この通り・・・コイツからの委任状もある。
     貴様らも、こうして前任者に委任状を貰ってその席に座っているのだろう?」

男が手にした委任状は、ミミズがうねったような文字が書き連ねており、最後には、幾重にも失敗したような血判が押されていた。

学園長「・・・・・・ひとつ聞きたい。何が目的かね・・・?」

ボス「大昔・・・貴様のこの私に対する『大いなる貸し』・・・返しにもらいに来た。」
543マロン名無しさん:2006/05/11(木) 20:39:26 ID:???
そういや メタルギア4でついにライデンが紹介されたが

こっちのライデンもニンジャスーツ(仮の名称)を装備させたりするのかな?
あんぐらい強ければ ネギまサイドともある程度均衡が保てる気がするんだが。

それとも あくまで設定は2だから このままなのかな?
544マロン名無しさん:2006/05/11(木) 22:08:29 ID:???
>>543

4の設定が未だに明確じゃないから2のままで。
545マロン名無しさん :2006/05/12(金) 23:56:19 ID:dUNrwP1g
スマブラXにスネークが出るみたいだし、ネギまに出てきても違和感ないな
546恐れと尊敬という感情1/2:2006/05/14(日) 11:52:38 ID:???
ジョンの父、そして最古参の賢者―長老の殺害が起きてから数日後。
その事件の調査を始める者達が居た。
ジョンの父が見出した少年達によって構成された暗殺組織―『家族(ファミリー)』
そして主に現実社会に魔法界の存在を隠蔽する為に活動する諜報組織―『オメガ』
しかし、いずれも事件の『真実』にたどり着くことが出来なかった。
一方は吸収され、一方は尊い犠牲を出した・・・。

―『家族』アジト

ジョン「・・・・・・な、なんだコリャあよ・・・?」
男爵「・・・・・・・・・。」

ジョンの父以外、統率者を持たない組織であった『家族』。
その壊滅は力のあるものなら、容易であった。
『家族』が事件の調査をしていると知った『ボス』は、その日のうちにアジトを襲撃した。
アジトの情報元は、賢者になることで得られた情報だった。
547恐れと尊敬という感情2/2:2006/05/14(日) 11:56:21 ID:???
『ボス』「・・・・・・貴様達か・・・。貴様らのボスの死の『真実』を・・・嗅ぎ回っているというネズミは・・・。」
ジョン「・・・・・・!」
『ボス』「・・・あの男・・・面倒な組織を持っていたようだが・・・子供だましだったようだな・・・。」
ジョン「テメ(ry」
男爵「一つお聞きしたい。・・・なぜ、我が組織のボスを・・・殺したのですか?」
『ボス』「・・・・・・あの男。・・・私の肩にぶつかっておいて、絡んできたのだ。・・・だからだ。」
男爵&ジョン「・・・・・・・・・・・・っ!」

男爵「俺を・・・・・・貴方の部下にして下さい。」
ジョン「だ、男爵テメェ!?」
男爵「・・・ジョン。お前は好きにしろ。・・・・・・ただ、目の前の男に勝てる見込みがあるならな・・・。
    ・・・・・・俺は無い。オヤジさんを飛んでくる虫けらを叩き潰すように殺したこの男に・・・勝てるわけがない。」
ジョン「・・・ち、チクショオ!」
ボス「・・・・・・好きにするがいい。地べたに這いつくばっているコイツらもにも・・・そう言ってやるのだな。」

男爵は一瞬で悟った。
自分自身が、恐怖と敗北感で満たされたのを。
そして、自分は一生目の前の男に勝てないという現実を。
だが、そんな感情を嫌な気もせず受け入れてしまった。
この感情はそう・・・・・・・・・・・・『畏怖』だ。

この日、『家族』は壊滅・・・吸収され、そして後の秘密結社『バタフライ』となった。
548忘れられた少女:2006/05/18(木) 02:33:56 ID:???
さよ「うぇ〜ん・・・・・・迷っちゃいましたぁ〜。朝倉さ〜ん・・・・・・。グス・・・。」

浮遊する幽霊さよ、朝倉に情報収集を頼まれたまま、帰り道が分からず迷子になっていた。

さよ「・・・・・・あれ?あのお船・・・苺のオジサン・・・?」

―タンカー・貨物室

さよ「あ、やっぱり苺のオジサン。・・・良かったぁ、一人だと怖くて泣きそうだったから・・・。
   苺のおじさ〜・・・」

貨物室に入ったさよ。
しかし、そこで見たものは・・・?

ダンテ「SYAGYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」

イスに縛り付けられたダンテが、口から虫やら爬虫類やらを吐き出し、地面はそれらに埋め尽くされていた。
魔物と化したダンテは叫び狂い、空中には怨霊!床にはローソクが!
ダンテの悪魔の力が暴走したのか?
ブードゥー教のサバトもハダシで逃げ出す(?)ようなトンデモナイことになっていた!

さよ「きゃああああああ〜〜〜〜〜!!!!!????」
ダンテ「ウバァアアアアアア!」ガタンガタンガタン!(痙攣して、イスが跳ね上がる)
さよ「きゃぁ〜〜〜!!助けて神様ぁ〜〜〜!!!!」
ダンテ「あの野郎〜〜〜!よくも俺のこんな目にあわせやがってェ〜〜!呪い殺してやる〜〜!」
さよ「助けて朝倉さぁ〜〜ん!!!」
549非人間二人:2006/05/18(木) 02:43:43 ID:???
―しばらくして・・・

ダンテ「・・・・・・あぁ、ワリィ。怒りで我を忘れてたわ・・・。スマンスマン。」
さよ「・・・しくしく。怖かった・・・・・・。」
ダンテ(幽霊のテメェが『怖い』もねぇだろ・・・?)
    「あ・・・けどアレだ。知ってる奴がここにきてよかったぜ。早く脱出してぇからな!こんなとこ!」
さよ「・・・でも私、幽霊ですから・・・。オジサンを縛ってるロープを外すことは出来ません・・・。」
ダンテ「あ?お前も幽霊なら、ロープを念力でちぎるとか、出来るだろうが。やってみろよ。」
さよ「ね、念力ですか?わ、わかりました・・・・・・。・・・・・・う、う〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ダンテ「・・・・・・・・・・・・。」
さよ「んんっ〜〜〜・・・・・・・・・・・。」
ダンテ「・・・・・・・・・・・・・。」ポト(蝋燭が一本倒れる)

ダンテ「ふっざけんなぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
さよ「ご、ごめんなさぃ〜〜〜〜!!」
ダンテ「テメェやる気あんのか!?あ!?なんだこのチンケなポルターガイスト現象は!?それでも幽霊か!」
さよ「・・・いつもは、やりたくもない時に、調子よく出ちゃうんですけど・・・。」
ダンテ「・・・たく、いいか?ポルターガイスト現象ってのはな、こうやんだよ・・・。

     ・・・キエェェェェェェーーーーーーーーーッ!!!!」

バリバリバリーン!(貨物室のガラスやランプが全て割れた)

ダンテ「・・・・・・な?こうやんだよ。」
さよ「どうして出来るんですかーっ!?」

550大いなる犠牲1/2:2006/05/21(日) 01:52:03 ID:???
―食肉加工工場

???「う・・・うぅ・・・。」
ジョン「あぁ〜・・・クソ暑いよなぁ〜。さっさと水ぶっかぶりてぇよ・・・。そう思うよな、テメェも・・・?」
???「・・・・・・・・・。」
ジョン「だったらよぉ・・・さっさと吐けテメェ!テメェはドコのモンだ!?あぁ!?答えろ!」
???「誰が・・・言うもんですか・・・・・・。」
ジョン「おーおー・・・大した女だな、テメェも!あぁ!?」

夏の暑さで、ぶら下がった肉が腐敗していた。
その横で、一人の年若い女性が腕を縛られ、吊り上げられていた。
顔はひどく痣だらけになっており、顔が腫れていた。

男爵「おい、ジョン。早くしろ・・・。『ボス』が痺れを切らしちまうぞ。」
ジョン「うるせぇ!このクソ生意気な女が折れるまで、やめるか!」
男爵「・・・・・・。・・・っ!ボス・・・」
ジョン「!?」
ボス「何をやっている・・・?回りくどいことをするな・・・さっさと吐かせろ。」
ジョン「・・・・・・チッ!」

ボスの手には鋭利なナイフがあった。
そしてボスはそのナイフを・・・女の脚の太ももに一気に刺した。

???「〜〜っ!?あああ・・・・・・。」
ジョン&男爵「・・・・・・。」
ボス「・・・吐け。」

ボスの手には再び別の種類のナイフが握られていた。
551大いなる犠牲2/2:2006/05/21(日) 02:03:27 ID:???
しばらくして、その部屋には音がほとんどなくなっていた。
女の両足は、何本ものナイフが突き刺さり、血に染まっていた。
顔は血色をなくしており、目は焦点が定まっていない。

???「・・・・・・・・・。」
ボス「・・・いい加減飽きてきたところだ。だから・・・さっさと答えろ。
    どこの組織が動いているんだ?・・・え?」
???「・・・・・・姉上・・・・・・。・・・・・・父上・・・・・・。」
ボス「・・・・・・・・・・・・・・・貴様の父親の名前はなんだ・・・?」
???「・・・・・・・・・。」
ボス「・・・・・・・・・そうか、貴様『オメガ』の娘か。」
???「・・・・・・っ!?」
ボス「・・・・・・オメガには確か娘が二人いたな・・・。妹のほうか・・・。
    ・・・・・・オメガは・・・後悔することになるな。貴様を寄越した事を・・・なぁ、リリス。」
リリス「・・・・・・・・・あ・・・あぁ・・・・・・っ!」
ボス「・・・・・・始末しろ。」
男爵「・・・は、はい・・・・・・。」

ボスは二人を残し、部屋を出て行った。

ジョン「・・・・・・イカれてやがる・・・。」
男爵「・・・・・・。」

リリスの死体は、街の河に目立つように流された。
それはオメガへの無言の警告だった。
552予告編―『雷電&亜子編』―:2006/05/21(日) 21:25:43 ID:???
―麻帆良学園で紡がれる、男と少女のラブストーリー

一人は、ごく普通の女子中学生。
一人は、フリーランスのスパイ。
何の接点もなかった二人が、・・・出会った。

亜子「先生は・・・・・・やさしいんですね・・・」

惹かれる少女・・・
少女の優しさに、スパイも次第に惹かれていく・・・。

雷電「・・・・・・君はいい子だよ。・・・ホント、もっと早く出会えればよかったかもな・・・。」

しかし、二人を引き裂く・・・運命。

ジョン「雷電、決着だ!」
雷電「・・・・・・ジョンっ!」
亜子「先生ーっ!」

そして・・・

亜子「・・・・・・ウチ、本気で・・・・・・先生の事を・・・」
雷電「俺は・・・・・・君の事を・・・・・・」

―二人の物語は・・・今、完結する。

テーマ曲:"Cold" by Crossfade
http://youtube.com/watch?v=4o4o5hqJR_s&search=Cold
553マロン名無しさん:2006/05/24(水) 00:25:25 ID:???
>>552
wktkしておく

しっかし、久し振りに来て見たが寂れてんなー
2の頃が一番楽しかったな。ギャグとシリアスが適度にあってな

・・・ハァ
554マロン名無しさん:2006/05/24(水) 00:30:52 ID:???
>>553

それじゃあ、いっちょなんか書いてくれw
ワクテカして待ってるぞ
555マロン名無しさん:2006/05/24(水) 17:32:28 ID:???
保守age
556マロン名無しさん:2006/05/24(水) 17:33:30 ID:???
ここは大佐を出撃させるしかないんじゃないか
557マロン名無しさん:2006/05/29(月) 07:23:55 ID:???
保守
5581年ぶりの書き込み:2006/05/29(月) 08:20:53 ID:???
ふらっ…
オタコンは立ちくらみをしたかのように倒れた。

スネーク「どうした!?」
オタコン「なんでもない。ただちょっと疲れただけみたい。」
スネーク(オタコンは科学者。あんなハードな日程では無理もないな…)

スネーク「少し休むか…」
スネーク達は近くの喫茶店で少し休むことにした。

オタコン「ありがとう。少し良くなったよ。」
スネーク「ああ、人間には休養が不可欠だ。
     しかし武器の消費が激しいな…何とか補給できないものか…」






マードックって生きてる?
559生きてるみたいだね:2006/05/29(月) 09:12:27 ID:???
オタコン「マードックだ!マードックに連絡してみよう!」
スネーク「そうか!あいつがいたか!」

――【CALL】――

マードック「イーヤッホー どうした二人とも??」
オタコン「マードック!無事だったんだね!救援物資をお願い!」
マードック「OKOK。どうやら戦闘が多かったみてぇだしな!薬品系重視で送るぜ!」
オタコン「どうしてわかったの?」
マードック「お前らの声が弱弱しいからな。たまには休むことも大事だぜ?」
スネーク「済まないマードック。だが気をつけろ。今この学園は様々な敵がいる。
     そのせいで頭が混乱している人も少なくない」
マードック「何言ってんだスネーク!俺は死ぬまで不死身のマードックだぜ!?
      救援物資はぜってぇ届けてやる!安心しろ!」
スネーク「ああ、ありがとう。では場所は…」


マードック「わかった。じゃあしっかりと運んでやるからな!」

――【CALL切り】――
560マロン名無しさん:2006/05/30(火) 20:35:03 ID:???
ジョン「探したぜ色男さんよー。さあ、決着つけようぜ。」
亜子「こ、この人昨日の学校の・・・」(雷電の後ろに隠れる。)
雷電「・・・いい加減しつこい奴だなおまえは。・・・まさか男のケツを追いかけるにが趣味なのか?」
ジョン「う、うるせー!てめーこそ中坊相手にロリコンじゃねーか。」(亜子の方を見ながら)
雷電「・・・この子は俺の大切な生徒だ。この子に手を出すなら俺が許さない。」
亜子(先生・・・)
ジョン「おーおー、ガキ相手にくっせー事言ってんじゃねーぞ。・・・そんなら大切な生徒の前でボコボコにぶっ殺してやるよ!」
雷電「・・・アコ、危ないから早く寮に戻るんだ。」
亜子「で、でも先生が・・・」
雷電「俺のことなら心配はいらない。今日のことはとても嬉しかったよ。約束する必ず今度お礼はするよ。
   ・・・さあ、早く行くんだアコ。」
亜子「先生、約束だよ・・・」(雷電から離れる亜子)

ジョン「・・・そろそろ行かせてもらうぜ!」
雷電「・・・来い!!」
561悪魔と呼ばれた男:2006/05/30(火) 23:30:36 ID:???
エヴァ「・・・・・・で、結局奴は何者なんだ?」
学園長「・・・・・・人間じゃよ。君は奴をデーモンだと言ったな?
     ・・・奴をデーモンに変えたのは、我々の先代・・・。
     先代の残した『負の遺産』・・・それがおよそ100年後の今・・・、ツケを払わされているのじゃな・・・。」
エヴァ「・・・・・・なんだ、結局ジジイもわからないのか・・・?」
学園長「・・・奴は100年間、存在を消しつづけて生きてきた。
     記録の無い男の正体なぞ・・・いくらなんでもわからんよ・・・。
     ただ・・・・・・。」
エヴァ「・・・・・・?」
学園長「・・・奴に大きく関わっているのは・・・先々代のシュルツじゃ・・・。
     この事件・・・シュルツと奴が・・・すべての始まりなのは確かじゃ・・・。
     止めねばならん・・・如何なる理由があったとしても・・・。」
エヴァ「当たり前だ・・・。
    奴らの好きにはさせん・・・。」

木乃香「な、なぁ、エヴァちゃん。アスナとせっちゃんは?」
エヴァ「・・・お前とぼーやを探しに、外へ出て行った。
    お前が無事だという事なら・・・もう戻ってるかもしれんな・・・。
    ・・・・・・まさか!?」
学園長「ど、どうしたのかね!?」
エヴァ(・・・ぼーやの身体には、『奴』が入ってる。今、もしあの二人が戻ってたら・・・!
    あいつら・・・死ぬぞ!?)
562アスナ、激昂:2006/05/30(火) 23:43:12 ID:???
明日菜を見つけ、激昂するボス。
だが、そのボスを無視して明日菜は、古を助け起こした。

明日菜「・・・大丈夫?立てる?」
古「アスナ・・・。駄目アル・・・。アイツ・・・強いアル・・・。早く逃げるアル・・・。」

ボス「貴様ァッ!私を無視するなァッ!」

ボスの魔法の射手を乗せた拳がアスナ目掛けて飛んできた。
・・・・・・が。

ドバキィッ!

ボス「・・・・・・・・・っ!?」
明日菜「・・・・・・・・・。」

明日菜の右の拳が、ボスの頬を貫いた。
ボスは大きく吹っ飛び、壁に激突した。

ボス「がッ・・・あぁ・・・・・・?」
  (わ、私が・・・・・・『殴られた』だと!?)

明日菜「私が・・・アンタなんかの言う事聞くと思う?
    ・・・怒ってんだからね・・・?私・・・。
    アンタのせいで、どれだけの人が傷ついて・・・死んで・・・。
    それでもアンタは当然のように思って・・・。
    認めるもんか・・・絶対・・・。アンタの事・・・絶対・・・『死んだって許さない』!」
ボス「こ、このガキがァァァァァァァッ!」
563マロン名無しさん:2006/05/31(水) 01:14:27 ID:???
>>560スルーしていいか?
あっさりしすぎて、後々に繋げる盛り上がりもないし
バリバリ違和感感じる・・・
ジョンってこんなに落ち着いてたか?

ほんと、書き手のクオリティが問われるスレですな
564560:2006/05/31(水) 19:08:12 ID:???
>>563
分かったよスルーしてくれ
雷電の放置が気になって何ヶ月ぶりかに書いてみたんだが
確かにクオリティ上がりすぎてついていけてないかもな
悪かったな職人のみんながんばってくれ
565マロン名無しさん:2006/05/31(水) 22:27:28 ID:???
>>564
でも寂れて勢いのない中で書いてくれたのは良いぜ。
自信がついたらもう一度がんがってくれ
566>>560の穴埋め:2006/06/01(木) 01:46:26 ID:???
―食堂棟

桜子「あ、いたいた!」二人とも早く!」
柿崎「いるいる・・・。二人ともいい雰囲気♪女子寮で二人を見かけたからもしかしたらって思ってたけど♪」
釘宮「・・・どうでもいいけど、最近の私達、こんなことばっかしてない?」
柿崎「いいじゃんいいじゃん♪これは二人の恋を応援してるんだから。・・・決して出歯亀じゃないからね?」
桜子「あぁ〜、もう!うるさい〜!聞こえないじゃ〜ん!」

カラン・・・
グラスの氷が溶け、中で転がった。

雷電「・・・何を話したらいいのかな?整理がつかないよ・・・・・・。
    俺は君に聞かせてあげられるだけの物語は持ってないんだ・・・。」
亜子「いえ・・・。ウチは気にしませんよ・・・。ウチはただ・・・先生と・・・こないな風におるだけで・・・。
   ・・・うん、充分なんです・・・。」
雷電「・・・そうか。・・・・・・俺は、君がいてくれて・・・本当によかったと思ってる。」
亜子「そ、そないな事・・・・・・。」
雷電「いいや・・・現にさっきは、君のお陰で少し立ち直れた・・・。君のお陰さ・・・。」
亜子「いえ・・・そんなんちゃいますよ・・・。」
雷電「・・・・・・君はいい子だよ。・・・ホント、もっと早く出会えればよかったかもな・・・。」
亜子「え・・・!?あ、あの・・・先生?て、てんご言うたらあきませんよ?う、ウチ・・・。」
雷電「ん・・・?」

亜子は燃え盛るように熱い顔を、必死に隠した。

亜子「ウチ・・・!先生に・・・へ、へんな勘違い・・・・・・してしまうやないですか・・・。」
567再起動:2006/06/01(木) 03:16:47 ID:???
超「目覚めは如何カ?」
茶々丸「システムに異常はないようです。ただ… 運動系に若干のディレイが
  残っているのでしょうか。少々違和感があります。」
超「それは仕方ないネ。リカバリー手順は最速の方法を選んだ。
  完全に戻るには一晩かかるネ。 …起きあがれるカ?」
茶々丸「はい…」

ゆっくり上体を起こす茶々丸。が、そこで茶々丸の動きが止まる。
そして異形を見つめるように自分の下半身を見ていた。

茶々丸「あの… これは…?」
超「ボディの損傷が激しくて、まだリペアに時間かかるネ。
  だから、それまで田中サンのボディで我慢ヨロシ。」
茶々丸 (´・ω・`)

超「それと、3つ注意ネ。
  量産型ボディは耐久性で劣るネ。さらに、仕様の違いで運動系の調整ができてないヨ。
  特に、バランスシステムに問題あるネ。
  もう一つ、それで調整したものを学習されると後で元に戻せないから、
  長期記憶系への書き込みも遮断してあるヨ。短期記憶系は動いているから状況判断などに
  支障ないが、新しく覚えたことはキャッシュから溢れると忘れるネ。」
茶々丸「わかりました。」

茶々丸「ところで、ハカセは?」
超「向こうでボディの修理中ネ。今までになく集中しているから、そとしておくヨロシ。」
568マロン名無しさん:2006/06/03(土) 19:39:02 ID:???
桜子「く〜、いい雰囲気!」
ガバッ!
柿崎「ムグッ!?」
釘宮「え…かき うっ?」
桜子「どうしたの?ふた…」

ドサリ…

三人はその場にゆっくりと倒れた。
三人を倒したであろう、その人影は、雷電と亜子を見ていた…
569マロン名無しさん:2006/06/03(土) 19:45:52 ID:???
明日菜「アデアット!」

ボス「やはり貴様の能力は、今消すしかないな!死ねェェェェ!!」
ボス「!!??」  パァァァン!
ボスが叫んだときには、明日菜の一閃が空を切っていた。
何もわからぬまま、ボスは体制を崩して倒れた
ボス「ぐわぁぁ!な、何だ今のは!?」

明日菜「絶対に…さな…」
570気持ちを告げる勇気:2006/06/03(土) 22:01:17 ID:???
雷電「勘違いって・・・?」
亜子「え!?あの・・・それは・・・。
    ・・・・・・ウチは・・・今年の3月・・・。卒業する先輩に・・・告白・・・・・・したこと・・・あったんです。
    みんなから、『かっこいい』って言われるような・・・人気のある人やったんです・・・。
    今思ってみたら・・・・・・なんで告白したんか・・・ようわからんくなるんです・・・。
    きっと、他の人が言うから・・・・・・自分でもそう思うてたんやと・・・思います。
    ・・・ウチは、勝手に勘違いして・・・アホ見てるアホなんです・・・。
    せやから・・・・・・雷電先生に思ってるこの感情も・・・・・・きっと・・・勘違いなんやと思います・・・。」
雷電「・・・・・・アコ。・・・・・・ごめん、こういう時・・・どういう言葉をかけていいか・・・わからない。
    君は、いい子だから・・・。君を傷つける言葉だけは・・・言いたくない。
    でも、・・・・・・その時、君が勇気を出した気持ちだけは、忘れないでくれ。
    それに、言わずに後悔するより・・・言って後悔したほうが・・・ずっとマシだろ?」
亜子「先生は・・・・・・やさしいんですね・・・。
    ウチはアホやから・・・やっぱり勘違いでも・・・・・・。
    先生は・・・こんなウチの事、どう思います・・・?」
雷電「どうって?」
亜子「あ・・・生徒として、とかやなくって・・・・・・『女』として・・・。」
雷電「・・・な、何を言ってるのわからないよ・・・、アコ・・・。」
亜子「う、ウチは・・・・・・・・・・・・ウチ、本気で・・・・・・先生の事を・・・。
   ・・・・・・・・・好きです。」
雷電「・・・・・・!」

亜子は言い切ると、手で顔を覆い隠した。
顔がいつもより熱くなっていることがわかった。
571否資格者:2006/06/03(土) 22:23:02 ID:???
雷電「・・・・・・・・・。」

雷電は突然の告白に戸惑っていた。
正直、彼女には好意を抱いている。
だが、それを恋愛という愛情として考えたことは無かった。
親愛はないと言ったら嘘になるが・・・。

―今度は本当の私を見てね

雷電「俺は・・・・・・君の事を・・・・・・」
亜子「・・・・・・。」

雷電「・・・・・・・・・・・・・・・愛してない。」

亜子「・・・・・・そ、そうですか・・・・・・。
   あ、アホやなぁ、先生も〜。何、冗談真に受けてはるんですかぁ。
   イヤやなぁ〜・・・・・・あはは・・・・・・。」
雷電「・・・・・・ごめん。」
亜子「・・・・・・謝らんといて・・・下さい。ウチは別に・・・後悔してへんですから・・・。」
雷電「・・・ごめん・・・。」

亜子は、必死に笑顔を作ろうとした。
だが、作り笑いしたその顔には、涙が流れ出ていた。
572殺し屋襲来:2006/06/03(土) 22:33:53 ID:???
雷電「・・・・・・!?アコっ!!」
亜子「!?」

雷電は亜子を抱き上げると、そのまま横へ『避けた』
食堂棟に、『空中から車が突っ込んできた』のだ。
大きな音を立てて、破壊されるカフェ。
店員は、わけも分からず立ち尽くしていた。

雷電「大丈夫か!?アコ!」
亜子「だ、大丈夫です・・・先生・・・。」

ジョン「見ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・つけたぞゴラァ!」
雷電「・・・・・・ジョン!」
ジョン「テメェらには、ホントムカツクぜ・・・。
    ムカツイてムカツイて・・・ここらへんの奴らを無差別に撃ち殺してぇぐらいにな・・・。
    けどなぁ・・・俺って意外と我慢強いところあるのがわかってよぉ・・・しねぇんだよ、コレが。」
雷電「何を言ってるんだ・・・。こんな事をして・・・。」
ジョン「・・・・・・男爵が逝っちまった。テメェの仲間を殺る為にな・・・。
    ムカツク奴だったぜ・・・アイツ。俺より出来て・・・強かった。
    いつも癇に障る奴だったが・・・なぜか憎めない奴でよぉ・・・。
    でもよ・・・死にやがった・・・アイツ。テメェの仲間のダンテ殺る為によ・・・?」
雷電「・・・!?だ、ダンテが・・・死んだ!?」
ジョン「・・・気付かされたぜ、アイツによ。・・・暗殺者としての覚悟ってのはよォ・・・。
    『殺されても目の前の野郎を殺す事だ』ってなぁ!!・・・・・・ライデン!
雷電「・・・!」
ジョン「殺してやるぜ・・・今度こそな・・・。」
573マロン名無しさん:2006/06/03(土) 23:36:33 ID:???
チャキ… ジョンは乱暴にナイフを取り出した。ナイフの割にはリーチが長く、
サバイバルナイフといった感じだろうか。だが少し異質なのは一目でわかった。

ジョン「くっくっくっく、こいつなら、前回のようには行かないぜ…
    ぜっっっっったい殺してやるからなぁ!!」
ジョンは目が充血している。そして舌でその特別製ナイフをぺろりとなめた。
そしてその目は明らかに亜子を睨んでいた…

雷電(アコ!危ない!)
574ありえない力:2006/06/03(土) 23:50:48 ID:???
サバイバルナイフが舞った。
雷電はてっきりジョンが斬り付けて来ると思っていた。
だが、ナイフを投げ飛ばしたのだ。
ズガァン!

亜子「きゃぁっ!」

とっさにナイフをM10の銃弾で弾き飛ばした。
ナイフは回転しながら遠くへ飛んでいった。

雷電(亜子にこんな場面を見せることになるとは・・・。
   だが、彼女の身が危うくなるぐらいだったら・・・!)

雷電は、ジョンに振り向き、続けてジョンに向かって発砲した。
亜子は耳を塞いで屈んだ。
・・・だが、雷電は状況が飲み込めなかった。
残りの4発全弾撃ったのだが・・・すべて『ジョンの手前で止まっていた』。

雷電「な・・・!?」
ジョン「お〜お〜・・・全部撃っちまってよかったのか?
    ・・・なぁ、なんで『地球には引力がある』と思う?」
雷電「な、何を言ってるんだ・・・?」
ジョン「地球てのはな・・・でっけぇ磁石なんだよ・・・。
    地球が磁力で・・・人間や物を地球にくっつけてんだよ・・・。」
575覚醒した能無し:2006/06/04(日) 00:01:52 ID:???
雷電「・・・それがどうしたと言うんだ!?」
ジョン「・・・簡単な話よ。俺ァ今、・・・『磁石』だ。」

そういうと、ジョンの手前で止まった弾丸がジョンの周りを回り出した。
弾はどんどん早く回転していく。

ジョン「俺の身体の『半径5メートル』ァ!・・・・・・俺の作り出した『磁場』が支配してる・・・。
    その範囲内なら金属・・・通電する物ならなんでも・・・『磁力を与えることが出来る』。
    『プラスとマイナス』、『反発する力・引きつける力』・・・なんでもだ。」
雷電「・・・・・・っ!?」
ジョン「つまり・・・こういうワケだ。・・・受け取れや雷電ッ!」
雷電「・・・・・・っ!!!!」

ドンドンドンドン!
ジョンの身体を回っていた銃弾が雷電の身体に命中した。
身体を貫通し、口から血が吹き出た。
幸いだったのは、M10という口径の小さい銃の弾丸だったことだ。

雷電「・・・ぐ・・・!」
亜子「せ・・・先生!?」
ジョン「おいおいお〜い、さっきのナイフの事も忘れんじゃねーぞ?」
雷電「・・・!?なっ!?」

倒れた雷電がみた光景・・・。
それは、弾き飛ばしたはずのサバイバルナイフが少しずつ近づいてた。
雷電(な、なぜ・・・あのナイフ・・・『こんなに近くにあるんだ!?』)
576磁力の力:2006/06/04(日) 00:11:59 ID:???
雷電は自分を助け起こす亜子を見て戦慄した。
亜子の胸に、今日の為に付けてきたのだろう、『金属製のブローチ』がついていた。

雷電(ま、まさかあのナイフ・・・!さっきはこれの為に!?
   あのブローチとナイフを『磁力で引き合うよう』にするために!?)
  「あ、アコ!」

亜子が近づいて来たことによって、ナイフはブローチ目掛けて飛び掛った。
引き合う力は強く、5メートル以上離れた場所にいながら、ここに戻ってくる程の磁力。
亜子へ向かってくるスピード、威力も充分すぎる程だった。

亜子「・・・!」

ズドォ!
雷電は亜子を庇い、背中にナイフは深く突き刺さった。

亜子「せ・・・先生・・・?」
雷電「あ、アコ・・・逃げろ・・・早く・・・。」
ジョン「フヘヘ・・・いい気味だ・・・ざまぁねぇぜ雷電・・・。」

チャキ!
倒れている雷電に近づき、ジョンはハードボーラーを向けた。
577マロン名無しさん:2006/06/04(日) 18:31:40 ID:???
がっ!ぶわっ!
ジョン「え…?」
次の瞬間、ジョンは背中から床へ思い切り叩きつけられた。
バァン!  ジョン「ごほっ…!?」
ジョン「が…て…めぇは…」

ジョンはまともにしゃべれていない。相当強い衝撃だったようだ
578乱入者:2006/06/05(月) 01:17:39 ID:???
フィグリ「ハァ・・・ハァ・・・。」
ジョン「フヒ、フヒヒ・・・てめぇか・・・名無し女・・・。
    俺のお楽しみを邪魔しやがって・・・。」
フィグリ「その人たちから・・・離れなさい!」
ジョン「・・・うぜぇよ。」

雷電「ハァ・・・ハァ・・・アコ・・・早く・・・。」
亜子「先生!先生!」

這いずる雷電は亜子を逃がそうと促すが、亜子は雷電を抱き起こそうと必死だった。
だが、それをジョンが引き裂いた。

ジョン「オイオイオイ・・・どこ逃げようとしてんだコラァ。
    ・・・どけ!クソガキ!」
亜子「あぁっ!」

亜子を雷電から引き剥がし、突き飛ばすジョン。
そのジョンは雷電の髪をわし掴むと、額に銃口を突きつけた。

フィグリ「やめなさい!」

フィグリは『戒めの風矢』を放つ。
だが、それを遮るように鉄片が飛来し、『戒めの風矢』を相殺した。
鉄片の飛来元は・・・ジョンが突っ込ませた車からだ。

フィグリ「そんな!?」

フィグリとジョンの距離は既に5メートル圏内。
すでに捕らえられていた。
579手負い:2006/06/05(月) 01:33:20 ID:???
ジョン「くたばれやァッ!」
亜子「だ、駄目!やめて!」

バッ!
ジョンの銃を掴み、亜子は撃たせまいとする。

ジョン「クソガキ!どけ!」
亜子「いやぁ!」

ボォン!
堪らずジョンは引き金を引いた。

亜子「・・・っ!?」
ジョン「・・・ちっ!」
雷電「ぐ、ああああああああああああぁっ!」

だが、弾丸は僅かに逸れ、マズルフラッシュが雷電の右目の焼いた。

ジョン「くぉの、ガキィ!」
亜子「んんっ!?」

ジョンは亜子の口を力強く塞いだ。

雷電「や・・・やめろ・・・!」
ジョン「フハハ・・・ッ!人間の酸素は・・・血液の中の『鉄分』によって運ばれる・・・!
    それじゃあ、・・・その『鉄分』を・・・『一箇所に集めたら』どうなるかわかるか!?」
雷電「・・・!!!」
ジョン「ハハハ!そうよ!『酸素は運ばれずに死んじまうのよぉ!』」
580決着の約束:2006/06/05(月) 01:59:22 ID:???
雷電「やめろぉぉぉぉぉぉ!」

だが、亜子は死ぬより先に意識を失った。
先のチア達も同じようにして意識を失ったのだ。

ジョン「ち・・・。邪魔が増えやがったな・・・。」

サイレンがけたたましくなり響いている。
カフェの店員が通報したのだろう。

ジョン「おい雷電・・・決着つけようぜ・・・。今夜だ!
    今夜の12時・・・街のどこかで俺はテメェを待っててやるぜ・・・。
    バックレんじゃねぇぞ?・・・そんときゃこのガキバラしてやるからな・・・。
    聞いてんのかコラァ!」

ドガァ!
ジョンは雷電の腹に蹴りを入れる。

雷電「ブッ!ゲホッ!ゲホッ・・・!」

ジョンはそのまま雷電の頭をわし掴む。

ジョン「いいか?これは決闘だ・・・。殺してやるぜ雷電・・・。」

ブチィッ!
そして雷電の左の耳たぶを噛み切った。
581敗北と宣戦布告:2006/06/05(月) 02:04:23 ID:???
雷電「ぐああああ・・・!」
ジョン「ブッ!」

ジョンは噛み切った耳たぶを吐き捨てた。

フィグリ「待ちなさい!」
ジョン「うるせぇ・・・テメェもさっさと消えろやぁ!」

バキバキバキ!
車が一人でに粉々になり・・・そしてその多数の破片がフィグリに襲い掛かった!

フィグリ「!?」

ドグシャ!
ガードしたフィグリ・・・だが、破片はすべてフィグリの身体に命中していた。

フィグリ「・・・う・・・あぁ・・・!」

そのままフィグリは血を噴出し倒れた。

ジョン「じゃあな?・・・ククク・・・フヘヘハハハ・・・ヒャァーッハハハハハハァーッ!」

―雷電・フィグリ、敗北
―ジョン、亜子を連れ去り撤退
582主役キャラの出番なさ杉:2006/06/05(月) 21:00:00 ID:???
ジョン「へ…へへへ…ハッハッハッハ!」
ジョンは相当嬉しそうだ。長年の恨みを晴らしたかのような笑い声を出した。

しかしジョンは、自分のした事の重大さに気づいていない。
いささか騒ぎを大きくしすぎたようだ。多くの人たちが集まっている。
その中にはスネークとオタコン、エヴァの姿があった。
三人「!!雷電!」
三人は雷電の側にかけつけた。
オタコン「ひどい怪我だ…」
近くには出血多量で死体となったフィグリの姿があった。
スネーク「こいつは…」
エヴァ「そんなやつほっておけ!今は雷電をこうした敵の発見だ!
    次の犠牲者が出る前に追っかけるんだ!」
スネーク「そうだな…オタコン!雷電を運んでくれ!マードックとの合流ポイントにだ!」
二人は犯人を捜しに行った
オタコン「わかった!なにかあったらCALLしてくれ!」

ジョンは復讐のことで頭がいっぱいのようだ。隠れようとしていたがとてもお粗末。
二人は亜子を抱きかかえたジョンをすぐに見つけた。
二人「あ…あれは!?」
583チア、大パニック:2006/06/05(月) 22:00:00 ID:???
円「う、ううん・・・?あれ・・・?なんで私達・・・こんなところで寝てたの・・・?
  ちょっと・・・桜子・・・。ほら、美砂も起きなよ・・・。」
美砂「うぅ〜ん・・・駄目だよネギく〜ん♪そんなところ触っちゃぁ〜♪」
円(えぇ〜っ!?彼氏の存在は!?)
桜子「わぁ〜い・・・株買い占めちゃったぁ〜・・・。これで筆頭株主・・・。」
円(さ、桜子・・・恐ろしい子!)
美砂「う、うぅ〜ん?あれ?夢・・・?はぁ・・・いい夢だったのに・・・。」
円「あんた・・・本当はいいんちょと同じ属性なんじゃないの?」
桜子「あれ・・・?株主総会は!?配当金は!?」
円「あんたはまず、学校卒業することから考えようね・・・。」
桜子「う〜ん・・・・・・ってアレ?何が起き・・・って・・・
   えぇ〜〜〜〜〜〜っ!?何コレぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
美砂「きゃ〜〜!血が!血が〜〜〜!女の人が血まみれで倒れてる〜〜!!」
円「・・・やっと現状を飲み込めたみたいね・・・。」
桜子「亜子ちんは!?先生はどこ!?」
美砂「あたしらが見てなかった数分の間に何がーっ!?」
円「あ〜もう、うっさいよ!あんたら!」

ジュリア「・・・・・・う・・・うぅ・・・。」

円「ちょっ!?桜子、美砂!あの人まだ息がある!」
桜子「え!?ちょ・・・ちょっと、大丈夫ですか!?」
美砂「きゅ、救急車!救急車呼ぶね!?」
ジュリア「・・・・・・あ、あの・・・子・・・。連れて・・・・・・行かない・・・で・・・。」
桜子「がんばって!しっかりして!」

―ジュリア、麻帆良病院へ搬送・・・・・・重体。
584マロン名無しさん:2006/06/05(月) 23:33:42 ID:???
ジョン「ははっ、ははは!ざまぁねーぜ!あの男!自分の女すら守れねぇ!」

エヴァ「あいつのようだな。スネーク、前衛を頼む」
スネーク「やれやれ、潜入が俺の十八番なんだが。まあいい」

エヴァとスネークは仮契約はしていないものの、息が合いそうな雰囲気だ
エヴァ「リク・ラ・ラック・ライラック!」
エヴァが呪文を唱えると同時に、スネークがジョンに攻撃を仕掛けた
ガシッ! ジョン「!?」
ジョンは一瞬訳がわからぬまま、そのまま投げ技をうけた
そこに息がぴったり合って氷の矢が飛んできた
ザシュシュシュ!
ジョン「てめぇぇぇら!あぁぁ…痛てぇぇぇ!」
エヴァの魔力は学園長が多少なりと開放したのであろう。
ジョンは結構なダメージをうけた。
エヴァ「次行くぞぉ!」
585583:2006/06/05(月) 23:36:52 ID:???
>>583
書いてて普通に間違えた
ジュリアじゃなくてフィグリだなwwwww
脳内変換してくれwwww
586インファイト:2006/06/05(月) 23:51:49 ID:???
ボス「くぉの・・・ガキガァァァァッ!」
明日菜「・・・はぁっ!」

明日菜のハマノツルギ(大剣ver.)が振り下ろされる。
だが、ボスはそれを血錆のついた斧で防ぐ。

ボス「魔法無効化の能力・・・それが脅威なのは認めてやろう。
   ならば・・・それ相応の戦い方をするまでだ・・・。」
明日菜「くぅっ!!」

ギギ・・・ギギギ・・・
ボスの押す力が、明日菜を圧倒する。
そして・・・

明日菜「――っ!?」

ドゴォッ!
明日菜は大きく後方へ吹き飛ばされた。
鍔迫り合いをしている間に、ボスに蹴りを腹部に入れられたのだ。

古「アスナーっ!」
明日菜「うぅ・・・。・・・っ!?痛っ!」
   (・・・骨が・・・折れた・・・。脇腹・・・。)
ボス「・・・なるほど。才能はあるが・・・障壁を張ることすら出来ん素人だな・・・。
   私は幸運だ。貴様が魔法の知識を身に付ける前に・・・始末できるのだからな。」
587マロン名無しさん:2006/06/06(火) 19:16:47 ID:???
明日菜「ハァハァ・・・、このぉ・・・」
明日菜は脇腹の痛みに耐えながらもなんとか立ち上がろうとする。
ボス「うむ、貴様は実際大した逸材だったよ。この私の存在すら危うくする程にな。
   ・・・だが、それがいけなかった・・・。私にとっての『脅威』は全力をもってこれを排除するっっ!!」
ボスはゆっくりと明日菜のいる方へ近づいてくる。
明日菜「・・・あ、あんたの・・・言ってることなんか・・・な、なに言ってるんだか・・・分かんないわよ・・・。
    そ、そんなことより・・・ネギの体から・・・早く出なさいよっ・・・やあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
明日菜は全力でボスに斬りかかる。そのスピードは怪我を負いながらも目にも止まらぬものだった。だが、

明日菜「あ・・・」

ボスは明日菜が斬りつけた瞬間にその姿を消した。おそらくは高度な縮地法である。
そして・・・

ドガ!ドガ!ドガ!・・・

明日菜の全身に無数の拳を叩き込む。再び屋敷の壁まで吹き飛ばされる。
明日菜「ハァハァ・・・うう・・・ぐはっ・・・!!」
吐血する明日菜。それを見たボスは静かに笑っているようである。
明日菜(や、やばいかも・・・こいつやっぱりめちゃくちゃ強い。私1人じゃ勝てっこない。
    ・・・だ、だれか助けて、刹那さん、エヴァちゃん、高畑先生・・・しっかりしなさいよネギ!!)
588マロン名無しさん:2006/06/06(火) 21:28:25 ID:???
ジョン「らぁぁぁ!いい加減にしやがれぇ!」
ヒィィィン
ジョンの能力で、スネークの鉄分が集まり始めた。
スネーク「ぐぅ!う…」
スネークは苦しそうなものの、意識は失わない。さすが伝説の傭兵と言ったところだろうか。
ジョン「ひゃはは!!どうだクソ野郎!」
ジョンはナイフを引き寄せ、スネークに飛ばそうとした。
だが既にエヴァの第二撃は飛んでいた。
エヴァ「闇の精霊 7柱!」
ドコォン!
ジョンは軽く宙に舞ったが、受身を取った。
ジョン「あああぁ!どいつもこいつもぉ!ぶっ殺してやる!」
エヴァ(あいつ…物を操作するのか?じゃあなぜスネークは?
    少し牽制する必要があるか…)
589マロン名無しさん:2006/06/07(水) 01:35:53 ID:???
ふと、エヴァの動きが・・・止まった。
エヴァ・・・そしてスネークの脚に、灰色の砂粒が集まり、這い上ってきたのだ。
灰色の砂はエヴァの腕に纏わり、腕をひねり上げると固定した。

エヴァ「ぐっ!?ああぁっ!?な、なんだこれは!?」
スネーク「ぐぅ・・・!まさかこれは・・・!?」
ジョン「クケケケケ・・・そうよ・・・『砂鉄』だ・・・。
    土ん中ならどこにでもある・・・なぁ?」
スネーク「ぐ、くそ!」

カチャ!
スネークはM9を構えるが、砂鉄が腕を這いまわり、M9を包み込んだ。
ふと、サイレンの音が大きくなり、人の気配も多くなった。

ジョン「うへへへへ・・・おい、クソ野郎共・・・。
    そこを動くんじゃねぇぞ?このクソガキの脳みそブチ撒けたくねぇだろ?」

ジョンは亜子の頭に銃口を突きつけた。

エヴァ「おのれ・・・!」
スネーク「・・・!」

ジョン「じゃあな・・・。ウェハハハ・・・!」

ジョンの気配は、喧騒から消えていった。
それと同時に、エヴァ達に纏わりついていた砂鉄も、力を失い床に散らばっていった。

―ジョン、完全撤退。学園外へ
590明日菜の吐血コワス:2006/06/10(土) 21:50:21 ID:???
ボス「くっくっくっく…どうした?もう終わりか?」
明日菜「うっ…」
ボス「お前をやったあとは、このガキの番だなぁ?」
明日菜「な、なんですって!」
ボス「お前と仮契約をしているんだろう?このガキは?
   何となくわかったぞ。だからな、生かしてはおけんのだよ。
   墓は作ってやる。こいつの杖を墓標にしてな。ハッハッハッハ…」
明日菜「……あああ!」
ズバッ!明日菜の一線がボスを切った。スピードはどんどん速くなる。
まるで怪我をもろともしていない。だがダメージは見た目だけでひどいとわかる。
更に二撃、三撃と繰り出していく。
ボス「ぐわぁぁ!…っぐぅ
   こぉの、小娘がぁぁ!」
明日菜「スピードが下がった!
     これならまだ互角!」
591590と588:2006/06/10(土) 21:55:14 ID:s7lBkBbY
つーか、俺が3日間かきこみしなかったらまったく進まなかったんだが。
もしかして俺ともう一人しかいないのか?

ってか初代と比べるとかなり寂れたな…あのころが懐かしい…

それともう500KBだし、今の流れが気に入らない人が多かったら、リセットするのも手じゃない?
592591:2006/06/10(土) 21:58:26 ID:???
>それともう500KB
それともうそろそろ500KBね
593マロン名無しさん:2006/06/10(土) 23:07:43 ID:???
そうだな。
500KB越えたら次スレ行くか。
といっても、また話をキャンセルして新しく始める気力はないし、
このまま続行で。

あと、まとめサイト作るか?
wikiあたりで。
594マロン名無しさん:2006/06/10(土) 23:57:40 ID:???
まとめは本来は不必要でしょ
オリキャラとか組織とかの設定が複雑なのでは?
本来はネギまとメタギアのコラボだから簡単なまとめで十分だった。
でも最近オリキャラが多すぎる希ガス

なんだかオリキャラ動かしづらくて入りづらい人多いらしいし。
もっと設定簡単にするか一部を戦線離脱させるとか。
そうするとまとめも1〜10辺りのレスで十分になるし
595マロン名無しさん:2006/06/11(日) 00:00:02 ID:???
あといろんな人が書き込みやすい雰囲気を作ることが大切だね。
だから話の簡潔化とみんなのやさしさは必要だとオモ。
596マロン名無しさん:2006/06/11(日) 00:22:54 ID:???
だから今、オリキャラを必死に削ってるんジャマイカw
バイオレンス度を上げてまでw

設定は、分かりやすくするべきだな。
難しくしたって面白いわけじゃないし(それどころか厨くさくてつまらない)
むしろ、簡単なキーワードさえ設定すれば、
職人が応用を利かせて面白くできる要素あるしな。

正直、今の話の展開はクオリティ高いから、このまま維持して行きたい気もするが・・・。
参入しやすくはないわなぁ・・・。
597最近超一味の話書いてる人:2006/06/11(日) 01:11:37 ID:???
>>591
ノシ
589は俺じゃないから、少なくとも3人ということで。

>今の話の展開
もう懲りたからいい。
参加する人少ないと、話に詰まったとき終焉確定だし。
バトルの話は巧いからオリキャラの始末は他の二人に任せるとして。
598マロン名無しさん:2006/06/11(日) 11:45:18 ID:???
ていうかマードックはまだか?
アイツの話が1番面白い
599マロン名無しさん:2006/06/11(日) 20:43:38 ID:uze2Axyy
やっぱマードックみたいな簡単な設定のオリキャラは他の人でも動かしやすいよな。
だから変にオリキャラの過去掘り下げたり、設定ビッシリ決めたりするのは良くないよ。

>>597
やっぱり参加しやすくして、人数増やしたほうがいいよな。

それとジョジョっぽい戦闘は、なんかネギまとメタギア両方の世界観壊してるんじゃない?
面白いとは思うけどさぁ…
600マロン名無しさん:2006/06/11(日) 21:18:31 ID:???
ジョジョは濃すぎるからな
601マロン名無しさん:2006/06/11(日) 21:54:12 ID:???
つーかボスの転送魔法、ネギまの呪文発動キー全く無視だし
602マロン名無しさん:2006/06/11(日) 21:58:24 ID:???
ボスじゃなかった。

でもネギまの魔法設定無視してる魔法多過ぎ。
魔法って自負しちゃつてるからまずいし
603ガッカリだ:2006/06/11(日) 23:44:50 ID:???
ageんなよ。せっかく一番最後だったのに
604マロン名無しさん:2006/06/12(月) 00:35:24 ID:???
俺は今のクオリティに満足してるから、
下げるぐらいだったら、敷居高くても構わないと思ってる。

今の現状のまま、次スレ行こうぜ。
ついていけない奴はROMってていいよ。
605マロン名無しさん:2006/06/12(月) 06:37:27 ID:???
高過ぎておかしくなってると思うんだよね。
シュルツとかの主軸キャラ全然でないし。メタルギアに関係ない内容も多い。
それに今、過疎化→終了になりそうなぐらい書き込み減ってると思う
606マロン名無しさん:2006/06/12(月) 08:21:34 ID:???
だから正体不明の愛国者がそもそも使い辛いからだろ?
次新しい話でまた愛国者使うのか?
使うとしてもどうせオリキャラ出すしかないだろ
新しい話はどっちみちオリキャラを敵にするしかない

正直な話、まだ単純だと思うぞ?
過去ログにあった王立国教騎士団とかだされたら、取り返しがつかなくなったな
おまいらの出す設定、厨臭くてつまらないんだよ
そんなやつがオリキャラ作るな

魔法関係のオリキャラってそもそも、雷電を保健室で襲撃した敵を魔法関係にしたのが始まりだろ?
そいつに責任があるだろ
607マロン名無しさん:2006/06/12(月) 17:33:42 ID:???
ちょっと俺の言いたい事と焦点がズレてれるな。俺の説明不足だ。スマソ
俺の言いたい事は、
・オリキャラ個人の設定が複雑
・設定がネギまと少しズレてる

だけなんだわ。別に話の流れは複雑だとは思ってない。

今考えたら房くさい設定だろうと、ネギまの設定から離れてようと、何とか辻褄合わせれば平気か。

つかかなりスレ汚しスマソ
608マロン名無しさん:2006/06/12(月) 23:03:26 ID:???
あぁ、そういう事。
納得。

>・オリキャラ個人の設定が複雑

厨臭くて、アニメかゲームしかやってないオタク職人に言ってくれw

>・設定がネギまと少しズレてる

みんな無詠唱でやってるもんだと思ってたぞ
セリフになくても、どうせ「小声で発動キー」とかそんなんだろ。
赤松じゃなくてファンが書いてるんだから、少しズレてるのは許容範囲。


やっぱ、wikiでまとめサイト作るわ。
新しく始めるにしても、新規参入者が閲覧してわかりやすくなるだろうし。

あと、姉妹スレのこっち( http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1132496891/ )は、
一職人が、一個の物語を書き切るタイプをとってる。
どっちがいいかはわからんがな。

そろそろ次スレいくか?
609マロン名無しさん:2006/06/13(火) 00:38:41 ID:???
     __ _
    ,.'´  `ヽ.`
   l /リハリ))ヾ  まだ早ぇーよ
   !、(|○_○ノ   前スレ埋めるの意外と大変だったろーが
610マロン名無しさん:2006/06/13(火) 01:05:20 ID:???
そうだな。

しかし、この雰囲気で続き書ける猛者いるのか?w
構わないつーなら、書くがw
611マロン名無しさん:2006/06/13(火) 06:08:47 ID:???
次スレは人がいっぱい来ますように
612マロン名無しさん:2006/06/13(火) 07:19:04 ID:???
そろそろ話続けようぜ
613続きを書いてみる:2006/06/13(火) 22:10:18 ID:???
ボス「互角だと!?ケツの青いガキが!この私に!なめた口をきくんじゃあない!」

レナスにはわかっていた。
過去は・・・『戻れないから過去』なのだと。
時間を巻き戻す魔法を手に入れても、戻りたい時間にまでは戻すことは出来ない。
もう、あの頃には戻れない。
自分の人生を狂わせたあの日に・・・。
そして、目の前の子供に頬を殴られた屈辱の時間に・・・。
だから、だからせめて・・・屈辱を晴らす。

ボス(『幸福な人生』を歩む為には・・・屈辱にまみれた『過去に打ち勝つ』のだ!打ち勝って・・・私は『幸福になる』のだ!)
明日菜「はぁっ!」

ガッ!
ボスは明日菜のケリを避け、その脚を掴んだ。

ボス「依然!有利だ!私のほうがなァァァァァァーッ!」

ドカッ!
明日菜は、そのまま振り回され、壁に放り投げられた。

明日菜「ああっ!・・・つっ・・・」
    (・・・強い・・・でも、勝たなきゃいけない・・・。勝たなきゃ・・・ネギと・・・スキッドのためにも・・・。
     お願い・・・みんな・・・。私に勇気を・・・・・・覚悟を・・・頂戴・・・。)
614マロン名無しさん:2006/06/15(木) 23:52:57 ID:???
明日菜「んぁっ!」

明日菜は痛みを堪え、走り出す。
ただし、ボスにではなく、反対側へ・・・逃げた。

ボス「小賢しい真似を!ガキがァ!」
古「行かさないアル!」
ボス「!?」

古の縮地を使った肘打ちがボスの背中に炸裂した。
・・・だが、当然の如く、肘打ちは障壁によって、遮られていた。

ボス「・・・喧しい!ハエが!」
古「!?」

ガッ!ブン!
身体を向き直り、古の頭をわし掴んで放り投げる。
だが、古は壁に激突する前に身体を向き直り、壁に足を付け着地した。
古はそのままボスに向かわず、部屋に隠れるように壁の曲がり角の死角へと飛んだ。

ボス「ちぃ!」

古の逃げた曲がり角を見ると、すでにそこには二人の姿はなかった。
あるのは・・・屋根裏部屋となっている2階への階段だった。

ボス「・・・・・・・・・・・・フン!」
615まとめサイト:2006/06/16(金) 03:02:27 ID:???
まとめサイト、wikiで作った。
一応誰でも書けるようにしてあるが、荒らすなよ。
もう、燃え尽きた。

メタルギアVSネギま!@まとめWiki
http://www14.atwiki.jp/metalvsnegi/
616マロン名無しさん:2006/06/16(金) 19:45:18 ID:???
>>615
乙。誰かオリキャラ整理してくれ
617マロン名無しさん:2006/06/17(土) 15:18:06 ID:UTuAOLPO
誰か続きを書いてくれ
618誰も書かないし:2006/06/17(土) 20:00:49 ID:UTuAOLPO
スネークはエヴァと分かれオタコンと合流した。
 
オタコン「スネーク、エヴァは?」
スネーク「さっき分かれた。雷電は?」
オタコン「マードックが学園に下手な病院よりいいだろ。これが救援物資だ。Mk23とM4アサルトライフル」
スネーク「他には?」
オタコン「あとはレーションがどっさり・・・」
スネーク「・・・そうか。」 
619誰も書かないし:2006/06/17(土) 20:09:42 ID:UTuAOLPO
オタコン「エヴァとの合流場は決めてあるのかい?」
スネーク「学園で待っていてくれ、だそうだ。気になる事があるらしい」
オタコン「なんでだろう?戻るのスネーク」

スネークは煙草を取り出し口にくわえた。

スネーク「とりあえず戻るか・・・」
オタコン「そうしよう。そろそろ『あれ』が届くはずだしね」
スネーク「あれ?」
オタコン「新型のスニーキングスーツさ」
620まとめサイト”管理”人:2006/06/17(土) 21:18:52 ID:???
まとめサイト、色々追加してみた。
足りない所もあるかもしれないが、皆で作ってみてくれ。
あとイラネーかもしれないが、テーマ曲のページも作った。
何かいいテーマ曲があったら、教えてくれ。

さて、オレも続き書くか。
他の職人達も遠慮せず書いてくれよ。

>>618-619
書いてくれてありがとう。
ただ、落ち着いてsageような。
621マロン名無しさん:2006/06/18(日) 00:25:22 ID:???
すいません以後、気をつけます。

スネークはオタコンを怪訝そうな顔つきで見た。

スネーク「新型?俺は聞いてないぞ」
オタコン「言ってないからね」
スネーク「はぁ・・・それでどんなやつなんだ?」

オタコンは眼鏡を上げながら言った。

オタコン「強化骨格のことは当然知っているよね」
スネーク「ああ。強化骨格なのか?」
オタコン「残念ながらそこまでの物ではないよ」
スネーク「どういうことだ?」
オタコン「ソリダスは覚えているよね」
スネーク「ああ・・・勿論」

622マロン名無しさん:2006/06/18(日) 00:42:17 ID:???
オタコン「ソリダスはパワードスーツを着て筋力の増強を図っていた」
スネーク「つまりなんだ?」

オタコンは微笑しながら答えた。

オタコン「つまりはソリダスのスーツと強化骨格の中間かな。君の筋力を増強しつつ強度も確保する」
スネーク「そんな物は趣味じゃない」
オタコン「今の君は老化が大分進んでいる。新型なら老化前の体力が戻ってくる」
スネーク「だが」
オタコン「今の君はシャドーモセスの頃のような体力は無いだろ?」

スネークは頭を縦に振った

スネーク「お前の言うとおりだ・・・」
オタコン「ごめん・・・言い過ぎたよ。辛いのは君だよね」
スネーク「いや・・・帰ろう」

二人は学園に向かって歩き出した。大量のレーションを抱えながら。
623マロン名無しさん:2006/06/18(日) 01:23:10 ID:???
麻帆良学園に到着したスネークは保健室に雷電の様子を見に来ていた。
学園には新型のスニーキングスーツが届いておりスネークは早速着ていた。

スネーク「体が軽い・・・ここまでとは」
オタコン「名づけてマッスル・トレサーシステム。いいネーミングだろう」
スネーク「これなら・・・いけるな。」
オタコン「雷電は?耳たぶはくっつけたし傷も縫合したけど」

スネークは雷電を見ながら言った

スネーク「少しは休ませてやろう」
オタコン「そうだねスネーク。それで敵の能力については?」
スネーク「当然胸が苦しくなったり砂鉄が体に巻きついてきた」

スネークは煙草をくわえ火を点けた。

624マロン名無しさん:2006/06/18(日) 01:55:17 ID:???
スネーク「これは俺の予想だが恐らく金属もしくは磁力を操る能力者だろう」

スネークは大きく煙草を吸いながらそう言った

エヴァ 「そうだろうな。でお前は勝ち目があると思っているのか?」
オタコン「エヴァ!あの子は?」
エヴァ 「気配は感じるし場所も分かっているが・・・強力な結界が張られている」
スネーク「入れないのか?」

スネークは煙草を吸いながらそう言った

エヴァ 「入れる。だが魔力を持つ者は絶対入れない。そういう結界だ・・・」
スネーク「丁度いい。俺が行こう。新型を試したいと思っていたところだ」
エヴァ 「策はあるのか?」
スネーク「まかせろ。今すぐ行くぞエヴァ。武器はもう手に入ったも同然だ」
エヴァ 「銃は効かないんだろ近づいてもやられるだけだ」
スネーク「外にたくさん有るだろ。行くぞ」
エヴァ 「?」

625ジョン対ソリッド・スネーク:2006/06/18(日) 09:26:42 ID:???
エヴァ 「本当に役に立つのかそんなもの」
スネーク「たぶんな」

スネークとエヴァは亜子が監禁されていると思われる小さなビルに着いた。

スネーク「本当に俺なら大丈夫なんだろうな?」
エヴァ 「おそらくはな」
スネーク「・・・お前は?」
エヴァ 「私はいったん戻る・・・やはりあそこには誰かが入り込んでいる」
スネーク「そうか・・・俺はこっちが片付いたらすぐに戻る」

スネークは既にMk23ソーコムを構えていた

エヴァ 「じゃあ頼んだぞソリッド・スネーク」
スネーク「任せておけ」

スネークはビルに潜入を開始した。

626ジョン対ソリッド・スネーク:2006/06/18(日) 09:47:16 ID:???
ビルの中は異様な様子であった壁一面には守りの呪文が書かれた呪符が貼られていた。
スネークが2階に続く階段を上っていると叫び声が聞こえた

??? 「キャァァァ!!!」
スネーク「屋上か!」

スネークは急いで屋上まで駆け上がった。
ビルは3階建てであったため屋上まではあっという間だった。
「バタン!」と大きな音を立ててスネークはドアを蹴破った。

スネーク「!」
ジョン 「雷電は・・・雷電はどうしたぁぁぁ!!!なぜ貴様がスネーク!!!」

ジョンの胸には亜子が抱えられていた。

スネーク「彼女に何をした!答えろ!」
ジョン 「ガタガタ騒ぐから気絶させただけだよ。ガキとはいえ中々の上玉だ・・・これから大人の世界を教えようとしたのに・・・」
スネーク「とんだ奴だな・・・お前も」
ジョン 「スネーク・・・お前か・・・そうだよお前だよ・・・お前を殺すことで俺の物語は終わる!!!」

ジョンは亜子を床に下ろした





627ジョン対ソリッド・スネーク:2006/06/18(日) 10:02:15 ID:???
スネーク「行くぞ!!」

スネークは一気にジョンとの間合いをつめた。
ジョンはとっさの行動に驚き大振りなフックを放った。
スネークはその隙を見逃さずにジョンの顔面にストレートを見舞った。

ジョン 「がっ・・・チクショォォォ!!!」
スネーク「どうした隙だらけだぞ?」
ジョン 「調子に乗るなぁぁぁぁ!!!」

ジョンはスネークを血中の鉄分を一箇所に集め始めた。
それと同時にジョンはハードボイラーを引き抜こうとした。

スネーク「アガッ!」
ジョン 「これで俺が最強だぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

だがスネークは気絶しなかった。
スネークはジョンがハードボイラーを抜くより早くナイフを抜いた。
628真の対戦相手:2006/06/18(日) 10:15:59 ID:???
雷電「ッ!・・・ぐあ!・・・あぁ・・・。ハァ・・・ハァ・・・」
オタコン「雷電!気が付いたんだね!」
雷電「・・・お、俺は・・・?・・・・・・アコ!」

ベッドから飛び起きた雷電。
だが、その視界は右側が狭くなっており、遠近感を無くしていた。

雷電「ぐ・・・・・・!目が・・・。」
オタコン「目は・・・大丈夫だよ。ただ・・・上下のまぶたが焼き付いて・・・その・・・開かなくなってる。
     噛み千切られた耳たぶは縫合しておいたよ・・・。銃創と一緒に・・・。」
雷電「・・・・・・俺は・・・本当に誰も助けられないな・・・。」
オタコン「・・・今は、治療に専念することだ。生徒の救出は、スネークが向かってる。」
雷電「・・・ば、馬鹿な!スネークが行ったのか!?」
オタコン「そ、そうだけど・・・。」

雷電は噛み千切られていた耳・・・包帯で頭ごと巻かれている部分をなでた。

雷電「アイツは・・・俺を求めてる。・・・俺じゃないとダメだ。
   ・・・『相手の耳たぶを噛み切る』・・・・・・シチリア系の『決闘の合図』だ。
   最初から相手は俺なんだ・・・。俺以外が来たら・・・アイツは容赦なくアコを殺すぞ。」
オタコン「・・・・・・!で、でも君は重傷だ!身体に急所は外れてるとはいっても、弾を4発も!」
雷電「・・・俺が・・・アコを救わなきゃ・・・・・・。俺は・・・・・・『彼女』に顔向けできない・・・。」
オタコン「・・・・・・雷電?」
雷電「・・・・・・オタコン・・・・・・。今度こそ・・・助けるからな・・・。」

そういうと、雷電はスニーキングスーツを引っ手繰り、着替え始めた。
629ジョン対ソリッド・スネーク:2006/06/18(日) 10:20:00 ID:???
スネークはナイフでジョンが抜ききる前にハードボイラーを弾いた。

ジョン 「銃を弾いてもスネークお前の負けだ!!!そのナイフ頂こうか!!!」
スネーク「いや!お前の負けだ!」

スネークはジョンの心臓にナイフを突き立てた。
ジョンの口から血が噴き出した。

ジョン 「なぜ・・・止まらな・・・かったん・・・だ?」
スネーク「ナイフは金属で出来ているとは限らない。これは『木を削って作ったナイフ』だ」
ジョン 「そんなもので・・・あり・・・えない」
スネーク「塗装しただけでも気付かなかったろう」
ジョン 「木なんかで・・・」
スネーク「いくら木でも肋骨の間に差し込めば簡単に心臓まで達する」

スネークはソーコムを取り出しジョンの頭を撃ち抜いた。
銃声の乾いた音が空に消えていった。

ジョン死亡。
630マロン名無しさん:2006/06/18(日) 10:27:14 ID:nmVf5BHe
チョットマテ展開ハーwwww
コレ書イタヤツ才能ネーwwww
空気嫁ヤーwwww
631マロン名無しさん:2006/06/18(日) 10:31:49 ID:???
スネークは亜子に近づいていった。

スネーク「大丈夫か?」
亜子  「お前も馬鹿だな・・・スネーク」
スネーク「どういうことだ・・・」
亜子  「ジョンを殺したつもりか?あれはジョンじゃない。あの程度の魔法誰でも使える」
スネーク「はめられたか・・・」 
亜子  「お前の相手はあの方だ・・・」

そう言い終えると亜子の頭を銃弾が貫いた。

スネーク「な・・なに」
??? 「兄弟よ!ささやかなプレゼントは気に入ったか?」
スネーク「リキッド・・・」
632マロン名無しさん:2006/06/18(日) 11:09:16 ID:???
リキッド「安心しろ。そいつは偽者だ」
ソリッド「お前の目的はなんだ・・・俺をここに呼ぶことか」
リキッド「兄弟よ・・・時代はもうただの兵士は必要としていない」
ソリッド「どういうことだ」
リキッド「考えてもみろ。サイコマンティスをはるかに越える能力者がいまや世界中にいる」

リキッド高笑いしながら言った。

リキッド「メタルギアを超える戦闘能力を一兵士が持つ時代になったのだ!」
ソリッド「彼ら魔法使いをを兵器として使う・・・」
リキッド「新型はその過程だ。魔法使い同士の戦いはこの数日間たっぷり見させてもらった」
ソリッド「なるほど・・・それがお前の目的か。彼らを兵器として使うことが」
リキッド「違うぞ兵器ではない彼らは傭兵として戦地に送られる。傭兵派遣事業だよ」
ソリッド「お前の目的は金か?」
リキッド「アウターヘブンの復興だよ」
633マロン名無しさん:2006/06/18(日) 11:55:20 ID:???
629は別に空気嫁てないことはないんじゃん。むしろ628だな、別にジョン殺すのはスネークでいいじゃん。
634マロン名無しさん:2006/06/18(日) 12:29:54 ID:???
>>633

>>580と、それまでの雷電とジョンの戦いを読み直せ。
今までの戦いに決着をつけるのは雷電だ。
雷電とジョンで決着をつけなきゃ話にならない。
スネークでいいじゃん、なんて軽い気持ちで戦いはするな!
だから、空気読め

外 野 の ス ネ ー ク は ひ っ こ ん で ろ !
635あちゃー。はい、CMいくよー:2006/06/18(日) 15:52:50 ID:???
     __ _
    ,.'´  `ヽ.`  また始まったか。
   l /リハリ))ヾ   歴史は繰り返すというが、本当に懲りない奴等だな。
   !、(|○_○ノ   お前等全員、1スレ目のログ見て頭冷やせ。




   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::   とうとうツッコミ役まで奪われたのかよ・・・
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : ::⊂●⊃   ⊂●⊃ ::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
                                  魔 __   法_     先__     生
                                 ┌‐┘ └ 、┌┘ ̄ロロi‐┘ └‐┐i´`i
                                 └─‐‐っ )!‐┐ .┌┘!‐┐ ┌‐┘! .!
                                   ,,-''"´, ァく┌┘ .└┐i‐┘ └‐┐l i
                                 く  ,ィ  K  >‐┐ ┌ァ!-!─   ─‐li´o`i,
                                  `´└┘ `´  └‐,!'´  _     __lゝ_.ノ
                                            i   ( )  |
                                 vs METAL GEAR !、  `   ノ
                                              `‐--‐''´
636634:2006/06/18(日) 16:23:17 ID:???
そいじゃ、
>>626-627>>629>>631-632
は、無しで。
ジョン戦とリキッド以外は残しておいてやるよ

つーかまた初代スレと同じく変わり身かよwww
変わり身なんてなんでもありネタになるじゃねーかwww
ていうか、なんでリキッドがジョンと亜子の身代わり用意できんだよwww
リキッドがジョン、つーかバタフライと繋がってるわけねーだろww
それ以前に、オセロットが早く着きすぎだバカwwww
アメリカからは14時間ぐらいかかるんだよw
せいぜい着くのは深夜か朝だw
ちゃんと、キャラの現在状況把握しとけww
キャラ瞬間移動させんなwww


せっかく書いて悪いが、お前は過去ログ全部読んで来い。
そいで、設定、人間関係、キャラの現在状況、全部把握してから書き込め。
気軽に書くなよ、熟慮して書け。
無駄口抜かすぐらいなら、過去ログ読め馬鹿。
637ワッショイ:2006/06/18(日) 17:28:08 ID:???
とりあえず633は引っ込んでろ。
で636は落ち着け。
638634:2006/06/18(日) 21:30:17 ID:???
>>637
おまえ何か文句言えよw
自分の書いたヤツ消されてんだぞ?w
639ワッショイ:2006/06/19(月) 00:58:06 ID:???
いや流れ読まないで勝手なこと書いたの俺だし。すまん
625までは残してくれるらしいし。
まぁ俺が書いたやつ全削除なら、さすがにちっとは考えるけど。
640マロン名無しさん:2006/06/19(月) 12:45:32 ID:S9J/y+v8
だれか628の続き書いてくれや。
641マロン名無しさん:2006/06/19(月) 16:05:59 ID:J3BmMuJ5
スネークの無線にオタコンから連絡が入った。

スネーク「どうしたオタコン?」
オタコン「雷電がそっちに向かっているんだ!」
スネーク「動けるような状態じゃないだろ!何を考えてんだあいつは!」
オタコン「自分じゃないとダメだって、えーっと・・・シチリアがどうとか・・・」
スネーク「しまった!シチリア式の決闘か・・・迂闊だった」
オタコン「どうするの?スネーク」
スネーク「・・・・・・」
オタコン「スネーク!」
スネーク「・・・俺が行けば人質が殺されるな・・・だが今の雷電では」
オタコン「どうすればいいんだ!」
スネーク「・・・ん?オタコン一旦通信を切る。別の奴からだ。この周波数は・・・雷電!」


642マロン名無しさん:2006/06/19(月) 18:50:20 ID:J3BmMuJ5
雷電  「スネーク・・・今どこにいるんだ・・・」
スネーク「雷電!傷は大丈夫なのか?」
雷電  「そんな事よりも今どこに・・・」
スネーク「お前はどこにいるんだ?迎えに行くから待ってろ」
雷電  「いや・・・迎えなんか要らない・・・俺一人で・・・」
スネーク「馬鹿者!!」
雷電  「!」
スネーク「本来なら殴り倒してでも無理に休ませているところだ!」
雷電  「・・・」
スネーク「・・・どこに居る」
雷電  「・・・・・学園の校門だ・・・」
スネーク「すぐに行くから待ってろ!いいな」
雷電  「・・・・・」
スネーク「雷電!」
雷電  「・・・・・ああ・・・すまない・・・スネーク」
643マロン名無しさん:2006/06/19(月) 21:51:42 ID:J3BmMuJ5
続きは職人よろしく。
644マロン名無しさん:2006/06/20(火) 22:56:46 ID:apjcY0ip
ここはもう俺一人しかいないのか?
645マロン名無しさん:2006/06/20(火) 23:03:47 ID:???
いるがネタ思案中なだけだ
646マロン名無しさん:2006/06/22(木) 12:22:36 ID:+RUMmoLU
スネークが学園に着くと雷電が校門でうなだれている。

スネーク「大丈夫か雷電?」
雷電  「大丈夫だ・・・二度と・・・」
スネーク「どうした?」
雷電  「二度と俺は・・・自分のために誰かを犠牲にはしない」
スネーク「何を言っている?」
雷電  「俺はエマを殺し・・・ローズを傷つけた・・・彼女達は何もしていないのに・・・」
スネーク「雷電・・・過去に囚われていては未来を見る事はできない・・・」

雷電はスネークに掴みかかる。

雷電  「あんたはいいよな!伝説の傭兵だもんな!俺は人工的に生み出されたあんたの虚像でしかない!!」
スネーク「雷電・・・俺は未来を残す事はできない・・・お前はもう残してきているだろう、自分の未来を」
雷電  「すまない・・・本当に俺は最低だ・・・」
スネーク「雷電、自分を攻める前に自分の生徒を救い出すほうが先だ」
雷電  「ああ・・・行こうスネーク」

647マロン名無しさん:2006/06/22(木) 14:29:23 ID:???
スネークの無線に連絡が入った。

スネーク「こちらスネーク」
大佐  「スネーク私だ」
スネーク「大佐!今までどうしてた?」
大佐  「こちらも色々あってな・・・それよりも大変な事が分かった!」
スネーク「なんだ?」
大佐  「新型のメタルギアが市内に持ち込まれたそうだ」
スネーク「そんな事とっくの昔に知っている」
大佐  「そうじゃない別のメタルギアだ」
スネーク「!馬鹿な・・・」
大佐  「アメリカが極秘裏に開発していたがその設計図が何者かに盗まれている」
スネーク「盗まれたのはいつの話だ?」
大佐  「3ヶ月前だ。機体はメタルギア初の生体パーツを使った・・・完全独立型のメタルギア『月光』」
スネーク「『月光』・・・そんな物が・・・」
大佐  「すまない・・・ついさっき情報が入ってな・・・従来型と一線をきす運動性能だ、気をつけろ」
スネーク「わかった」
大佐  「それからスネーク、応援を連れて私もそちらへ行く。一緒に戦うぞ」
スネーク「なに!!!(発作が治ってる事を祈るか・・・)」
648マロン名無しさん:2006/06/22(木) 19:26:18 ID:???
EVA?
649マロン名無しさん:2006/06/22(木) 19:43:50 ID:???
月光ネタはやめておいたほうがイインジャネ?
どんな設定かわかり切ってないし
少なくとも4出るまで、言葉にも使わないほうがいい

それになんの理由で月光出すんだよw
今シュルツがメタルギア完成間近でうまくいってんのに、騒ぎ作る必要ないだろ

650マロン名無しさん:2006/06/22(木) 20:41:02 ID:???
     __ _
    ,.'´  `ヽ.`  せっかく収拾つける方向で動いているっつーのに、
   l /リハリ))ヾ   また性懲りも無く余計な設定増やしやがって。
   !、(|○_○ノ   きっとこいつの反省の色はバラ色だ。間違い無い。
651誓い:2006/06/22(木) 22:15:05 ID:???
ジョン、この糞野郎め。
ヤツは、俺を目の仇にしている。
だが、それは今や俺も同じだ。
こいつのせいで、俺は暗い気持ちで、暗い夜道を歩いている。
雨はいつのまにか降っていた。
いつから降っていたのか・・・いつになったら止むのか・・・。
スネークが通信をしながら隣を歩いている。
オタコンか・・・エヴァか・・・どうでもいい。
俺にはもうその内容は関係ない。
ただ、やるだけだ。
ヤツの脳みそを地面にバラ撒くだけだ。
だが、その光景を見る目撃者がいる。
アコ・・・・・・この任務で俺に笑いかけてくれた天使。
優しくて可愛いアコ・・・。
だが、その天使の前で、俺は殺しをするのだ。
天使を陵辱される前に、天使にトラウマを与えるのを躊躇わずに、・・・ヤツを虐殺しなくてはいけない。
もう、彼女は俺に微笑みかけることはないだろう。
もう、元の学校の先生には戻れない。
あの可愛いくて、健気な女の子は・・・二度と俺にはみかみながら話し掛けてはくれないのだ。
だが、それでもかまわない。
彼女の命と引き換えなら・・・どんな犠牲も払える。
・・・廃工場の大きな扉の前に立った。
ヤツが好みにしそうな場所だ。
スネークが銃を構えるが、俺は当身でスネークを昏倒させた。
スネーク・・・あんたは俺が死んでから来てくれ・・・。
ヤツを殺すのは・・・俺が最初だ。
ジョン、この糞野郎め・・・。
652マロン名無しさん:2006/06/22(木) 23:50:25 ID:???
>>647は盗まれたのは設計図って書いてあるし何とかなるっしょ。シュルツが新型に月光の技術を応用しようとしたとか。>>648EVAはもうババアだぞ。>>651は落ち着け。EVAはもうババア。あと潜入場所はビルのはず。あと雷電はそんな鬼畜じゃない。
653マロン名無しさん:2006/06/23(金) 00:02:58 ID:???
月光はMGS4のPV見ててもかなり弱そうだから
さっ出してスネークに壊さえちゃえば?
月光は足生ものだし刹那あたり最近出てないからいけんじゃない。
雷電でも装甲部分真っ二つだったから神明流だったら余裕だろうし
654マロン名無しさん:2006/06/23(金) 00:22:21 ID:???
>>647改訂版
スネークの無線に連絡が入った

スネーク「こちらスネーク」
大佐  「スネーク、こちらキャンベルだ」
スネーク「大佐!!今までどこに?」
大佐  「色々あってな・・・それよりも大変な事が分かった」
スネーク「なんだ?」
大佐  「米軍が秘密裏に開発していたメタルギアの設計図が盗まれた・・・」
スネーク「軍はまだそんな物を研究しているのか!!大佐なぜ止められなかったんだ!」
大佐  「私もついさっき知らされたのだ!どうやら君が追っている連中が盗み出したらしい」
スネーク「くそっ!どうしろと言うんだ?設計図を持って帰ればいいのか!」
大佐  「そんな事ではない!いいか君が追っているメタルギアにはそいつの技術が応用されている可能性がある。
スネーク「そうか・・・だが何故だ・・・何故わざわざアメリカのメタルギアを・・・」
大佐  「米軍の新型には人工筋肉が搭載される予定だ。おそらく成功すればメタルギアの火力を持った巨大な歩兵部隊が完成する事となる」
スネーク「そんな物を・・・メタルギアはこれ以上造らせてたまるか!!」
大佐  「スネークその意気だ。私も応援をつれてそちらに向かう」
スネーク「なに!!!(大佐例の発作は直ったのか・・・)わ・・・分かった頼むぞ大佐!!!」
655マロン名無しさん:2006/06/23(金) 00:53:49 ID:???
>>652-654

だから今こんな時にそんな厨くさいネタ使うなって言ってんだ
MGS4ネタだろうがなんだろうが、今カンフル剤で使う意味ない。
テコ入れだろうがなんだろうが、使うなボケ。
今は設定を入れて面白くする時期じゃなくて、全部回収する時期だ。
余計な事をするな。
もう2スレ目のような状況じゃないんだ。

何か動かしたかったら、病院送りにされてるジュリアの使い魔である仮面の大男と、
病院送りになってる楓あたりと戦わせるぐらいのネタ作れ。

あと月光をこのスレで倒すなボケ。
小島にどんなワビを入れるか決めてから言えカス。
MGS4やった時の緊張感薄れるわダボ。

もう少し考えてからネタ投稿しろ。
空気(スレ)読めてないネタは華麗にスルーされ(す)るからな。
656マロン名無しさん:2006/06/23(金) 00:57:54 ID:???
   、ヽlノiノ_
  ヾ/ハノヘゝ   何仕切ってんの? この人
   '`c゚_ヮ゚ノ゛
657マロン名無しさん:2006/06/23(金) 02:26:46 ID:???
>>656
中坊みたいな反応乙w
美空っていつから荒らしキャラになったんだ?w
658マロン名無しさん:2006/06/23(金) 06:21:32 ID:???
>>656>>657

ど う で も い い よ
659マロン名無しさん:2006/06/23(金) 07:16:11 ID:???
書かれた話に横から文句たれるリレー小説スレも珍しい。
こんな展開でよく3スレももったな。
660マロン名無しさん:2006/06/23(金) 08:25:04 ID:???
むしろ横から文句垂れられるから3スレも続いたんジャマイカ?
たった1レスのネタで全てが台無しになるからな
文句言って軌道修正しないとな
しかも今は、余計なネタ作るような時期じゃないしな
661マロン名無しさん:2006/06/23(金) 09:51:07 ID:???
ていうか>>655が一人で仕切ってると思ってるだけ。
お前だろ色々いちゃもんつけて初心者追い出してるのは。
いい加減にしろよせっかくいろんな奴がカキコして盛り上げようとしているのに。
お前は文句たれるだけで自分じゃ書きもしないじゃないか。
荒らしなら出てけよ糞厨。
662マロン名無しさん:2006/06/23(金) 10:05:55 ID:???
昔は>>655>>657みたいな厨は出なかったのになんだかな。
>>659勘違いしないでくれよ昔は仕切り厨は居ないし
>>655みたいにダラダラ馬鹿みたいに文句だけ垂れる奴もいなかった。
特に2スレ目辺りは文句付けても全否定じゃなくて話し合って回収してきたしな。
同じ奴だと思うけど>>634>>655が仕切りだしてからスレの空気が完璧初心者氏ねになっているし。
あとそろそろ次スレ立てないとまずいんじゃないか?
もうすぐ500KB超えるしこっちはたたんで新スレからやり直してもいいじゃないか?
663マロン名無しさん:2006/06/23(金) 12:09:24 ID:???
新スレでやり直しって、また違う任務で最初からか?
もしそうなら、一体いつ完結させるんだ?
また来年か?
664マロン名無しさん:2006/06/23(金) 12:29:24 ID:???
次スレに今の話し持ち越しじゃない。どのみちこのままだとこのスレ書けなくなるし。
665マロン名無しさん:2006/06/23(金) 12:39:50 ID:???
じゃあ次スレよろ
ただしスレタイは5ね

一年間を無駄にするわけにはいかんから、この話の完結は4で
これなら問題ないと思うが?
666マロン名無しさん:2006/06/23(金) 13:34:25 ID:iPwcRcRj
それならいいっしょ。
つまり4と5、スレを二つ立てるのでいいんだな?
667マロン名無しさん:2006/06/23(金) 13:37:46 ID:iPwcRcRj
スマン次スレ立てるの失敗した。
誰かよろ
668マロン名無しさん:2006/06/23(金) 18:27:00 ID:???
いっそ新シーズンはスレタイも一新しようぜ
『メタルギアVSネギま!』に
669マロン名無しさん:2006/06/23(金) 18:44:41 ID:ILkIS8t8
>>668良いと思う
670マロン名無しさん:2006/06/23(金) 22:57:58 ID:???
スレ立たん、なんでだ?
次スレは誰かよろ
671マロン名無しさん:2006/06/23(金) 23:03:51 ID:qK/Ks5sl
うし、俺がやってみる
672マロン名無しさん:2006/06/23(金) 23:29:01 ID:iPwcRcRj
>>671
すまん頼む
673671:2006/06/24(土) 00:28:37 ID:???
まず第1シーズンスレを立てた

こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した!-4-
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1151076313/
674671:2006/06/24(土) 00:41:45 ID:???
4スレ立てたから、もうしばらく立てられん
だれか、立ててくれ
スレタイはコイツで

【第2シーズン】メタルギアVSネギま!【開始!】
675マロン名無しさん:2006/06/24(土) 10:07:06 ID:???
>>674
おつかれ立てられそうだったら立ててみるよ
676マロン名無しさん:2006/06/24(土) 10:18:46 ID:???
すまん立てたはいいがリンクの張り方が分からん。
誰か張ってくれ
677671:2006/06/24(土) 11:13:14 ID:???
【第二シーズン】メタルギア対ネギま!【開始】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1151111819/l50

>>676
ありがとう
恩に着るぜ!
678まとめスレ”管理”人:2006/06/24(土) 15:17:37 ID:???
職人のガイドライン作った。
かなり個人的意見も入ってるが、参考にすれば良くなると思って書いた。
ページの下にある参考サイトも参考にしてくれ。

http://www14.atwiki.jp/metalvsnegi/pages/13.html

679マロン名無しさん:2006/06/24(土) 16:51:30 ID:???
ひとつ聞きたいんだがどの話から次スレ始めるんだ
候補は>>646>>651>>654だと思うんだが個人的には>>646が一番収拾、付けやすいと思うけど。
>>654の大佐ネタは悪くないと思うけど月光はどう収集つけるか悩むし。
>>651は雷電の心情が分からないでもないが
あくまで亜子を助けると言う目的の時に大事な戦力であるスネークを気絶させてしまうのが。
多分雷電はそこまでガキじゃないし作戦行動をわざわざ過酷にはしないと思うけど
例えば雷電がジョンを引き付けている間に亜子をスネークが助けるとか。
あくまでこの二人のスパイは人名尊重、被害最小、任務優先だしさ
後、舞台がビルから廃工場になったりなぜか雷電の思考にエヴァが出てきたりと基本、支離滅裂だからな。

みんなはどう思う?
680マロン名無しさん:2006/06/24(土) 17:12:42 ID:???
>>651は俺が書いたんだが・・・まぁ、確かになw

正直、俺は雷電一人でジョンと戦わせたかったんだ。
シチュエーションとしての問題もあるが、なにより

・因縁の対決である二人に第三者(スネーク)を挟みたくなかったから。
 正直、スネークとジョンを絡ませるまえに対決シーンに誘導したかったぐらいだ。
・二つの思考(雷電とスネーク)を同時に進行させたくなかった。
 バトル展開が一人より複雑になりそうだったから。
・廃工場の方が、『磁力』を扱うジョンにとって有利なギミックが豊富だから。
 盛り上がりを考えると、ビルより廃工場のほうがネタ仕込むのも多いと思うし。

まぁ、単純にスネークが介入したらピンチに陥りにくいと思っただけさw

エヴァの件は、・・・まぁ、雷電は本部(エヴァ邸)に行かなかったから、状況しらないしw
エヴァ達の事は、今はどうでもいいと思ってるからな。
完全に頭に血が上って思考が雷電・・・つーよりジャックになってるってことでw

月光ネタはまた遠回りに回収しなきゃいけないからやめといたほうが無難。
一体何度同じケースで遠まわりしてきたことか・・・
MGS2の約2ヵ月後で月光でてくるわけないし・・・。
681マロン名無しさん:2006/06/24(土) 18:00:07 ID:???
>>680
すごくその気持ちは分かるんだがこれはあくまで個人の意見の一つとして聞いてくれ。

・ジョンの魔力は一般の人間よりも少ない
 このスレ見てるとジョンはずいぶんと派手に魔力使っているからもうナイフ飛ばすぐらいしか出来ないのでは?
 つまりわざわざ廃工場に向かっても何も出来ない可能性が高い
 ならばブービートラップが仕掛けやすく待ち伏せが利くビルのほうがいいのでは(廃工場は広く見晴らしはいいがトラップを仕掛けにくい)
・雷電はMGS2の時点でジャックの事は完全に克服している
 エンディング見れば分かると思うけど雷電はジャックとしての記憶は完全に克服しているのだから
 切れてジャックに戻るのは考えにくい。
・スネークの待遇
 スネークはビルまでの案内役だから案内したらお節介にも一緒に戦うとは考えにくい(案内するためにわざわざ学園に戻るぐらいだし)
 あとスネークの隠し玉(最初は木のナイフだったがあれはスルーらしいので)を渡さず気絶させるのは
 多分道中でスネークが雷電に渡すだろうからその描写は必要かと
 あと雷電に気絶させられるほどスネークはアホじゃないだろ
 スネークを退かせたいならせめてエヴァかオタコンから通信が入ったとかにしたほうがいいと思う(あの通信は>>654だよな)
・雷電はスネーク以上に人命優先
 だから個人的な感情だけでスネークを気絶させて戦力を削ぐほど雷電は無鉄砲じゃないと思う
 
 
 
682680:2006/06/24(土) 22:48:34 ID:???
うん・・・まぁねw

>・ジョンの魔力は一般の人間よりも少ない
食堂棟であんなにドハデにやったんだから、既に魔力は底上げされると思ってる
死んだ男爵と同等かそれ以上。
あの『磁力』の能力発現してる時点で、覚醒しちゃってると思ってる。
だから、魔力はまだまだ余裕。
今なら、割れて降ってきたガラスの破片も、一切当たらないだろうなw

>・雷電はMGS2の時点でジャックの事は完全に克服している
>>55>>97
克服してるだろうな。
本スレじゃ立ち戻ってるけど。
むしろ、自分で言っておいて変だけど、すでに雷電とジャックの境界線がなくなってると解釈する。
切れてジャック・・・じゃなくて、切れてジャック状態な雷電。

>・スネークの待遇
スネークの待遇が良すぎると思うんですよw
・・・まぁ、冗談としてw
スネークの隠し玉を手に入れる描写は必要ないでしょ。
削れる無駄なシーンだよ。
雷電が戦闘で突然出して使ったとしても、当然スネークから受け取った(ちょろまかした)と考えられるし
無駄なシーンを積み重ねるとダラダラになるし
ちなみに、>>654は無いでしょ。
理由は・・・ね?わかってるでしょ?
683680:2006/06/24(土) 22:50:33 ID:???
>・雷電はスネーク以上に人命優先
でしょう。
しかし、食堂棟の時点で通算4度もジョンに襲撃されたら話が違ってくる。
助けてから殺すのか、殺してから助けるのか。
殺さないと、亜子と自分の安全が保証されない。
もはや、『助ける=抹殺』と同じ価値になりかねない。
・・・スネーク気絶させたのは、もしもの為。
もしも自分が死んだら、任せられるのはスネークしかない。
戦力の優劣より、第三者の介入で決闘を邪魔されたジョンが亜子を殺しかねない
と判断したらスネークを除外するだろう。
神聖な決闘の場に、第三者は不要です。

・・・ったく、誰だよ。
>>581で終わらせなかった奴・・・。
スネークはメタルギア探してろよw
首突っ込むんじゃねw
684681よ?
ジョンが「ガラス片でさえ止める」となるともうネギや刹那でも勝ち目が無いでしょ。
二人よりは総合的に見れば劣る雷電がとてもじゃないが勝てる相手じゃない。
個人的に考える隠し玉は小麦粉だったのよ、スネークが亜子を助けつつ撒いて
雷電が銃か刀の火花で着火、粉塵爆発で倒すみたいなただでさえ最強染みた磁力の能力持っているからな。
手榴弾、銃、体術、剣術、接近戦その物が封じられている相手には粉塵爆発しか手が思いつかなかったんだ。
変な話だすけどX-MENの最強のミュータントはマグニート磁力を使う奴。
じゃあそのほかの漫画では磁力はあまり取り扱わないなぜか?
個人的な見解では万能すぎるから、現代において金属を使われていない武器なんて殆ど存在しない。
ましてメタルギアは主人公格のキャラはみんな銃器を使うから磁力と戦えと言うのは酷としかいえない。
勝つ方法は俺が考えうるのは上で出た木のナイフ、俺が上げた粉塵爆発。
雷電が接近戦してスネークが気付かれずに狙撃、ワルサーP99のようなプラスチックで出来た銃で、
セラミック弾頭を使い射撃、セラミックナイフによる接近戦、魔法ぐらいかな。
どれも難しいワルサー案はどこから短時間でワルサーを調達してセラミック弾頭を作るか。
セラミックナイフもどこで材料調達し短時間で焼き刃までの工程をするか。
粉塵爆発も狭い室内じゃないと効果が無いしそもそも撒くのに手間がかかる。
木のナイフは案外バランスいいけどさてそれで殺せるかと言う疑問があがる。
魔法と狙撃は一対一の>>680の定義に反するしな俺はもう勝たせる方法八方塞だ。
ただこれはみんなに言いたいけど殴り合いとかは絶対勝ち目無いからな、やりそうな奴いそうだから
言っとくけど。