たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart13

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474マロン名無しさん:03/08/23 12:15 ID:???
過去の職人達が決めた暗黙のルール。
だけどそいつらはもういないわけで。
別に言いたくなければ言わなくてもいいと思われる。
それによってスレの雰囲気が悪くなるわけでもないし。
作者だって、ROMからのレスのほうが嬉しいと思うんだよね〜
普通に読んでない作品だってあるんじゃないかって思ってる。
今も昔も職人のほか作品へのレスを読んでると。
475マロン名無しさん:03/08/23 12:16 ID:???
流しよみで感想を書くこともある。
他の感想を読んでから自分の感想を作ることもある。
作者の感想なんてこんな感じ
476マロン名無しさん:03/08/23 12:28 ID:???
職人はこれから無理してレスする必要ないよ。
今更なんて思わずにな。むしろここらで性格をきっちり出して欲しい。
取り繕ってばかりじゃしんどいでしょ。
477432:03/08/23 12:36 ID:VAovrVlB
>436
オレかっ? ・・なんでさ(><
478マロン名無しさん:03/08/23 12:40 ID:???
これからコメント要請厨はスルーな
479マロン名無しさん:03/08/23 12:46 ID:???
>>477
きっとレス番を間違えただけさ
気にするな
480マロン名無しさん:03/08/23 12:47 ID:Q4jfpwA3
作者が感想を書こうってのは自分の作品に感想がほしければ
自分からすすんで他の作品に感想をつけることで感想のつく
環境にしていこうって意味だったんだけどね

まぁ、今のヤムスレには今のヤムスレのやり方があるだろうから暗中模索してもいいかと
481マロン名無しさん:03/08/23 13:03 ID:???
>>自分の作品に感想がほしければ
>>自分からすすんで他の作品に感想をつけることで感想のつく
>>環境にしていこうって意味だったんだけどね

そんな義務的な感想もらったって嬉しくないっていうのが結論。
482マロン名無しさん:03/08/23 13:04 ID:???
感想書いても自分にコメントつくとは限らないし、
そんな環境が苦手な職人もいるはずだ。
他人のSSを読むのは興味がなければ辛いだけ。
職人を環境で縛るのはよくないかと。
483マロン名無しさん:03/08/23 13:06 ID:???
結論:読んでおもしろかったら即刻レスしろ
484マロン名無しさん:03/08/23 13:11 ID:???
めんどかったらするな
485マロン名無しさん:03/08/23 13:12 ID:???
職人もわざわざ義務レスしなくていい。コメントしたくてするんなら別だが。

こんなとこか
486マロン名無しさん:03/08/23 13:21 ID:???
レスしない=見ていないではないからなぁ
不良番外スレを見てると良く分かる
487マロン名無しさん:03/08/23 13:27 ID:???
やった。ヤムスレ革命だ。
これでうざいコメント強制がなくなる。
488マロン名無しさん:03/08/23 13:30 ID:???
>>487
なんかの作者だったんだな。

>>486
読んだならその旨を伝えるだけでもいい。
それだけでも職人のやる気は段違いに上がる。
つうか名無し&ROMはそんなことも分かってくれないんだろうか・・・
ROMってることで高みにでも立ってるつもりなんだろうな
489マロン名無しさん:03/08/23 13:37 ID:???
正直、他の作品にコメントするのは苦手なんだよねえ…うまく書けないんだよ。
490マロン名無しさん:03/08/23 13:39 ID:???
>>489
コメントっつーか、読むのがイヤなんだろ?
491マロン名無しさん:03/08/23 13:40 ID:???
だいたいなんで職人が下出になってんだ。
このスレの最初の主旨は「作品評価」じゃなかったろ。
極端に言えば職人は名無しの為に書いてやってるんだ。
最初は職人が来ただけでも喜んでたくせに調子に乗りすぎだ。
492マロン名無しさん:03/08/23 13:41 ID:???
>>490
当たり前じゃん。読みたいのだけ読ませてくれ。
493マロン名無しさん:03/08/23 13:42 ID:???
>>492
お前は何者だw
名は明かさなくていいが、読みたいのって?
494これが現実:03/08/23 13:44 ID:???
ぶっちゃけ他人のSS読むのたるいんだよね
自分のが一番面白いし
495マロン名無しさん:03/08/23 13:48 ID:???
>>493
はっきり言って他の読みたくないのが多い。しんどいし、時間食うんだよね。
だってそうじゃん。お前だって面白いと感じたものしか読みたくないだろ?
あと、ここの住民ヤムチャのこと忘れすぎ。
いいか。初期スレみてみろ。SSなくても盛り上がってただろ
496マロン名無しさん:03/08/23 13:50 ID:???
>>494くらいの気持ちで書こうぜ
>職人
497マロン名無しさん:03/08/23 13:50 ID:???
一応、言い方を考えてください。
めちゃ印象悪いですよ。
498これが現実:03/08/23 13:54 ID:???
自分のSSに感想がつくのは当然
一番面白いものを書いている自分が何が悲しくて他のザコの感想を書かねばならんのだ

と、みんな思っているんだろうね
499マロン名無しさん:03/08/23 13:55 ID:???
>>495が誰か分かった気がする。
500マロン名無しさん:03/08/23 13:58 ID:???
今夜来る職人の反応が楽しみだぜ・・・フェッフェッフェ・・・
501マロン名無しさん:03/08/23 13:59 ID:???
まだ印象とかほざいてるか。
関係ねぇな。SS読めりゃいいだろ。
あとたぶんリア職人は>>489だけだとおもう。
502マロン名無しさん:03/08/23 14:00 ID:???
>>500
へたすりゃこねーかもなw
503マロン名無しさん:03/08/23 14:02 ID:???
もうコメントは不要、というコトで。
本気で他人の感想書いてる職人なんざ、いないだろ。
504マロン名無しさん:03/08/23 14:06 ID:???
了解。
これからはコメント要求する奴はスルー
505マロン名無しさん:03/08/23 14:09 ID:???
ヤム伝は既にノーコメント実践してるな。
今一番面白いのは「ヤムチャ伝説」
506マロン名無しさん:03/08/23 14:11 ID:???
ヤムスレボリューション
507マロン名無しさん:03/08/23 14:14 ID:???
文章はイマイチだが、内容を汲み取って雰囲気を味わうと確かにおもろいわ>ヤムチャ伝説
続き書いて欲しい。頼む。

ドラえもんはやっぱとっつきやすさがあるけどさ・・・
せっかく本編からはずれて書いてるんだからさ、クウラはもうちょっと掘り下げて書いてくれ。
親近感を持たせようとしてるんだろうが、中途半端
508マロン名無しさん:03/08/23 14:15 ID:???
この豪華なラインナップ(?)を見よ!!

哀・戦士
魔人ブウは魔族なの?
ドラえもん、のび太と最強の男
ハンター・ヤムチャ
ヤムチャ伝説
ドラゴンボール最後の願い
ヤムチャかよ!?
プロブレム
伝説の盗賊
復讐の狼
509マロン名無しさん:03/08/23 14:16 ID:???
あ、あと復讐のなんたらもおもろい。
難を言うと、他の作品よか取っ付き辛い。
文章力はあるんだけど、そのせいで読者が減るのはもったいないな。

でも楽しみだからさ、がんばって書いてくれ。
510マロン名無しさん:03/08/23 14:16 ID:???
>>507
そう、そういうのが欲しかったんだよ!
職人も参考になると思うしさ
511マロン名無しさん:03/08/23 14:18 ID:???
>>510
>>509でも書いてみた。
某スレで低レベルとか言ってる奴いるが、十分なレベルあるよ。正直楽しみだ。がbbんれ
512マロン名無しさん:03/08/23 14:22 ID:???
ノーコメントカコイイ
513マロン名無しさん:03/08/23 14:32 ID:???
>>510
確かにいいとは思うけど。
職人に対して勝手なことばかり言ってるね。
レスのこともそうだし。
>職人も参考になると思うしさ
勝手に決め付けんなよ。てゆーかお前が言うことじゃねえだろ。
なんで名無しのROMごときが偉そうに言ってんの?
俺らって職人にやりやすい環境作るとか言っときながら
逆の環境を作ってる気がする。
ROMがいつもスレの雰囲気を壊してる。
514マロン名無しさん:03/08/23 14:34 ID:???
もういいよその話題は
515マロン名無しさん:03/08/23 14:34 ID:???
哀・戦士…確かに説明臭いな。盛り上がってきたのに、ブレーキがかかってる感がある。
魔人ブウ…未読
ドラえもん…こちらはアクセル踏みすぎの感がある。もう少し落ち着いてもいいはず。
ハンター…未読
ヤムチャ伝説…ストーリーとしては看板はれると思う。文章は荒い部分もあるが。
最後の願い…未読
ヤムチャかよ!?…未読
プロブレム…一話が良かったので、そのまま読んでる。世界観をもっと生かして欲しい。
伝説の盗賊…未読
復讐の狼…「救いがない」ってネタバレしていいのか?ダークな雰囲気が漂っていて良い。
516マロン名無しさん:03/08/23 14:36 ID:???
ヤムチャ伝説微妙なんだけど。
517マロン名無しさん:03/08/23 14:38 ID:???
>>515
こーゆうの、作者もやってくれ
518マロン名無しさん:03/08/23 14:38 ID:???
>>515
作者だが、こういうのありがたい。自分の読まれてねーし(w
それはそれで「絶対読ませたる」ってやる気になるし俺は賛成。
519マロン名無しさん:03/08/23 14:40 ID:???
>>515
ワラタ
安全運転、哀・戦士
スピード狂、ドラえもん

確かに「復讐〜」は、バラしちゃまずかったかもな
何となく展開が読めちゃう
520マロン名無しさん:03/08/23 14:40 ID:???
SS語ろうスレでやんなよ
521マロン名無しさん:03/08/23 14:42 ID:???
>>520
ここでやったほうがいいって。便乗荒らしが湧いてくるのが目に見えてる。
ここに書いたほうが職人の目に付くしな。
522マロン名無しさん:03/08/23 14:43 ID:???
コメント要請厨はスルーな
523マロン名無しさん:03/08/23 14:48 ID:???
まあ、批判も読んでるからこそ出てくるわけで
524マロン名無しさん:03/08/23 14:49 ID:???
哀・戦士が一番おもろい。
独特の世界設定、ストーリー、すごくうまいと思う。
登場人物もDBをほとんど網羅しそうだし。
手抜きがないぶん長文になってるからそれだけで
とっつかない人もいると思うけど。
525マロン名無しさん:03/08/23 14:51 ID:???
ドラえもんは、クウラの話は別に出さなくても良かったと思う。
正直、そこまで話しを広げる必要もないし、そこまでのポテンシャルを
持っているネタでもないと思う。
最初の雰囲気のまま突き進んでもらったほうが良かった。
526マロン名無しさん:03/08/23 14:52 ID:???
うれしくなってくる。どんなレスを見てもヤムスレを愛してるのが伝わってくるよ
527マロン名無しさん:03/08/23 14:53 ID:???
クウラフェチの俺としてはたまらんがな>クウラネタ
528マロン名無しさん:03/08/23 14:53 ID:???
ハンターのギャグは、正直、笑いづらい。
笑える部分もあるにあるんだけど、なんつーか
あまりにもコアすぎるってゆーか・・・
でもシュールギャグは貴重な存在。もっと躍進してもらいたい
529マロン名無しさん:03/08/23 14:54 ID:???
>>525
525はドラえもんのネタがそこまでのポテンシャルはないだろってことね。
クウラの登場によって、ノビタ達の話が中途半端になる気がする。
わかんないけど。
530マロン名無しさん:03/08/23 14:57 ID:???
ヤムチャ伝説。ストーリーと設定はいいと思う。すごく。
文章力は別に問わない。ただ、説明不足ってゆうか、
もう少し掘り下げて丁寧に書いていってもいい気がする。
先の展開を何か暗示させるようなエピソードがもうちょっと欲しい。
これから先の展開に向けて、もっと盛り上げるためにも。
俺の意見だけど
531マロン名無しさん:03/08/23 15:01 ID:???
復讐の狼。始まったばかりでなんともいえない。
ただ、ダークな雰囲気のままいってほしい。
「へタレ」とかの言葉がすでに出てきているが、
あまり前面に出さないほうがいいと思う。
DBのヤムチャのちょっと頼りないような雰囲気。
どこか抜けている雰囲気。それをできれば見てみたい。
「へタレ」のヤムチャってのはオレ達の過剰な妄想の人物だし。
それも面白いんだけど
532マロン名無しさん:03/08/23 15:03 ID:???
ヤムチャかよ!?。
う〜ん。コメントしづらいな・・・・・
なんつーか、面白いんだけど、ただそれだけって感じ。
特にいうことが思いつかない。ごめん。
533マロン名無しさん:03/08/23 15:05 ID:???
魔人ブウ。
打ち切りだろうか。
中途半端に一話だけ復活して、なんのコメントもなく
消えちゃったから妙に気になっている。
せめてなんか書いてくれ。
534マロン名無しさん:03/08/23 15:06 ID:???
>>524からの感想レスは全部俺。
他の作品は未読。ごめん。
535マロン名無しさん:03/08/23 15:10 ID:???
>>534
乙。このスレを考えてくれてるな。
536マロン名無しさん:03/08/23 15:13 ID:???
>>533
病的さんのページを見るべし。魔人ブウについてのコメントがある。
537マロン名無しさん:03/08/23 15:15 ID:???
魔人ブウ打ち切りかよ。
てゆーかここで書いてくれよ。どうせならさ
538マロン名無しさん:03/08/23 15:16 ID:???
>>537
そういう事を含めて作者に対する強要はしない方が良いんじゃない。
2chが嫌いなら嫌いで良いじゃん。本人の自由だよ。
今までのヤムスレには途中放棄の作品が山ほどある。その中の一つがブウでも
オレは全く構わん。本人の好きにさせればいい。
539マロン名無しさん:03/08/23 15:18 ID:???
どうでもいいけど作者やりづらくなりそうだな。
今までもスルーしてきた伝説はいいとしても。
彼らはヤムスレのルールに乗っ取って
今までやって来たわけだし。
540マロン名無しさん:03/08/23 15:18 ID:???
>>537
アク禁に巻き込まれてかけなかったって言ってるだろ

それにしても作者への感想強制がなくなった代わりに住人に対して
なし崩しに感想強制がしかれた気がするのは漏れだけか
541マロン名無しさん:03/08/23 15:22 ID:???
しょうこうしょうこうしょこしょこしょうこう
あ さ は ら しょうこうー
しょうこうしょうこうしょこしょこしょうこう
あ さ は ら しょうこうー
542マロン名無しさん:03/08/23 15:23 ID:???
>>540
強制ではなく任意。どうやって住人に強制するんだよ?おい。
543プロブレム:03/08/23 16:18 ID:???
>>400-402

朝靄の残るどこぞの港。
ヤムチャはそこにいた。
天津飯の個人組である『三つ目組』との個人抗争に敗れたヤムチャは、全てを失った。
しかし、彼の心はとても澄み渡っていたのだ。
『へタレ心』は、胸の内に秘めるモノ――――――
ヤムチャは修羅の道に入り込む事を覚悟した、というよりも寧ろ自分から望んだ。

「よお、ヤムチャさん。」

海際の倉庫沿いの道を歩くヤムチャに声をかけた男。
ヤムチャは、彼の感性で、それを敵と認識していた。

「お前も試練を受けている…俺の敵かい?」

544プロブレム:03/08/23 16:19 ID:???
「アンタは神様さ、ヤムチャさん。俺は片桐。通称ヤム桐―」

「お前もまた、へタレを心に持つ者か―」

「キャラがへタレになる事を『ヤムチャ化』という奴がいる。あまりにもアンタがへタレだったから―今日、ここで!俺が勝って
 『片桐化』という言葉に変えてやるぜ!!行くぞ!!必殺!!…」

言い終わる前に、ヤムチャは拳を片桐に叩き込んでいた。
その余りの威力。腹に大穴を開けるほど――
ヤムチャ、腕を振り、片桐を海に捨てる。

「げボォッ!!何故…何故、ヤムチャ、ヤムチャなのにィ…あの隙の無さはァァッ!!…」

「教えといてやるよ。へタレは心に秘めるモノ、闘いはクールにこなすんだよ…隙は突く、キッチリと―

「っと、もう、聞こえちゃいないかな?」

いつの間にか、片桐は海の底に沈んでしまったようだ。

「まだまだ、強く…強くならなくては」
545愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/08/23 16:43 ID:???
>>489は俺です。あ、トリップを付けてみました。ちゃんとやりたくなったんで。
コメントは書きません。苦手なので…

今の連載は三本です。
ヤムチャかよ!?
プロブレム
伝説の盗賊

全部ちゃんと終わらせます。読んでくれてる方、どうもありがとう。
トリップも付けたことだし、もっと品質向上に努力していきます。

今のこのスレ、好きですよ。
546マロン名無しさん:03/08/23 16:46 ID:???
>>プロブレム
どうもよくわからん。
もう少し文増やしてもいいから
描写を増やしてくれないか?
547マロン名無しさん:03/08/23 16:55 ID:???
>>545
自虐的なコテやな
最初夜王と間違えたよ。

>プロブレム
最初は「ブスに惚れられた」「ブスの親父がヤクザ」という問題を
ヤムチャが解決していって、人間として大きくなっていく話だと思っていた。
まあ、VS天津飯はかなりヨカッタ。
ただのバトルロワイヤルになりつつあるのが、少し気になる。

>ヤムチャかよ!?
どっかにあったが、厨房がヤムチャとシンクロしすぎな気がする。
それがテーマなら変える必要も無いが。
「漫画を読んで、展開や解決方法を知っている厨房」のヤムチャが読みたい気がする。
悟空戦でのヤムチャは、とても厨房とは思えないほどの心意気だった

長々と書いたが、シカト推奨(w
548愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/08/23 17:07 ID:???
>>547
スルーしてあげませんw(AA略

かなり適切な指摘ドモ。プロブレムは、バトルばっかにはしない、と思う。
ヤムチャかよ!?は、悟空に付け込む所が無いんだよね…熱血展開にならざるを得ない。
次の展開は、我ながら結構いけると思うんですよ。とりあえず、悟空戦はとっとと終わらせて、仕切りなおしします。

しかし、ちゃんと読んでくれてるなあ…ちょっと感動した。
549マロン名無しさん:03/08/23 17:31 ID:jkN8/ZDK
このスレ、終ったな。
550マロン名無しさん:03/08/23 17:31 ID:jkN8/ZDK
>>549
いや、まだいける。
お前のような奴は消えろ
551マロン名無しさん:03/08/23 17:33 ID:???
>>549-550
笑った
552マロン名無しさん:03/08/23 17:35 ID:jkN8/ZDK
>>551
そりゃどうも。
よかったよかった
553狼・・・ヤムチャ!!!!!:03/08/23 17:47 ID:???
ヤムチャ「うおおおおおー!!」
クソソソ「や、やめてくれー!!」
ヤムチャ「がぶっ」
クソソソ「ぐふっ・・・」
ヤムチャ「むしゃむしゃ」
クソソソ「俺の・・・」
<完>
554ハンター・ヤムチャ:03/08/23 18:15 ID:???
別にコメント強要されてる訳でもないけどね
まあちょっとレスし過ぎかなと思うのでこれからは
元のように気まぐれでレスします。

>>528
コアですか
これからはもっと濃くなりますけど。
ごめんなさい、実は全くアドバイス聞いてません
作者から見ると今はまだまだ薄いんで。
555マロン名無しさん:03/08/23 18:40 ID:BxB+tm/m
このスレ、終ったな。
556マロン名無しさん:03/08/23 18:40 ID:BxB+tm/m
>>555
いや、まだいける。
お前のような奴は消えろ
557もつお ◆KOjwvN52Y2 :03/08/23 18:46 ID:???
このスレ、終ったな。
558マロン名無しさん:03/08/23 18:47 ID:???
>>555-556
志村ー!ID、ID!!
559マロン名無しさん:03/08/23 19:07 ID:BxB+tm/m
どうも。>>551
560マロン名無しさん:03/08/23 19:11 ID:???
>>555-559
ワラタ

これからのスタンダードかもな
>>187

俺は、負けたくない。
ヤムチャで優勝すると誓った以上、負けたくない。
だけど、心の中にもっと大きな思いが湧き上がって来たんだ」。

ありったけの力を、悟空にぶつけてみたい!!

そもそも、ヤムチャが本気の力で悟空と闘った事は一度しかない。
今、これ程の差がある状況で、全てをぶつけたら、どうなるだろう?
ワクワクしてくる――
立ち上がるしか、ない!!

『おっと!ヤムチャ選手立ち上がりましたよ!!試合再開!!』

「キャ―――!!ヤムチャ――――!!!」

悟空が、困ったような顔をして、俺を見る。

「ヤムチャ…まだやるのか?」

気付かれちゃ、ダメだ。
全力をぶつけるためには、気付かれちゃいけない。
力を溜めるんだ。少しずつ、少しずつ――
その間は動けないが、仕方ない。嬲られても仕方ない。
どれだけ倒されるかも分かったものじゃない。だけど――――
一発…一発でいいんだ。
デカイの当てなきゃ、引き下がれない!!

『ヤムチャ選手、またまたまた!倒れましたァ!!もう何度倒れたか分かりません!!』

とりあえず、35回目までは、数えた。それ以降は、覚えていない。
力を溜め、それ故に動けない。殴られっぱなしだ。
だが…溜まった。
体中の気が、集まった!あとは、これを放出して、アイツにブチ当てる!!

『ヤムチャ選手、また立ち上がりました!!彼の底知れぬ精神力には、全く驚かされます!!』

「悟空……」

「…なんだ?」

「次で、終わりにしようぜ」

「…ああ」

そういうと、悟空が、決めに来た。
かなり、遅い。隙だらけだ。
俺への、同情か?甘いよ…
悟空は、もう手を伸ばせば届く距離にまで来ていた。悟空、攻撃姿勢。
その移行もかなり遅い。パンチが置いて来る感じになっている。
今だ―俺は、両手を合わせる。
全てを、集める―――!!!
行け!!!!

「波ァ――――――――――――!!!!!!」

超至近距離のクイックかめはめ波が、悟空に迫る!
悟空、回避も防御も不可能だ。何故なら、腕が突き出している。
防御に転じようにも、もう無理。
いつもの悟空なら、もっと接近してから攻撃するだろう。
奴の優しさが、そうさせたのだろう。

「うわああ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!」

命中。観客を巻き込んではいけない。俺はかめはめ波の軌道を上空の方に向ける。
そして、悟空は見えなくなった。俺の放ったかめはめ波は、空に消える――

「へへへ…全て、出し切った。これで、負けても―――」

そこで、俺の意識は途切れた。

「はっ!!」

気付くと俺は、医務室にいた。
どうなったんだ?決勝は…

「あっ!ヤムチャさん起きた!!」
クリリンの奴が入ってきた。結果を聞かなくちゃ…

「結果、結果はどうなった!?」

「そうか、ヤムチャさんは気絶してたもんなあ」

「どうなったんだ!?このハゲ!!」

「正直、ヤムチャさんがここまで悟空を苦しめるとは思いませんでしたよ!!」

苦しめる?ああ、そうか。俺は、負けたんだな……

「そうか…やっぱ、悟空には勝てないな」

「いえ、引き分けです」

「何だって――!?」

「あの後、空から悟空が武道場に落ちてきたんです。で、そのまま気絶。カウント10」

「て、ことは…?」

「両者優勝です」

「……………………………………………」

「ヤムチャさん?」

「………………………よっしゃァ――――――!!!!!」

当初の予定とは少々違ったものの、俺は見事天下一武道会優勝を果たした!!完!!
565マロン名無しさん:03/08/23 19:25 ID:???
>ヤムチャかよ!?
戦闘シーンは前より上手くなった。ただし、ラストがあっけなさ過ぎる気もするから注意だ。
ガンガレ
566マロン名無しさん:03/08/23 19:47 ID:???
確かにな。もうちと練ってくれてもいい。
567復讐の狼:03/08/23 19:49 ID:???
>>435
殺戮はその男の涙である。敵であるクローン部隊を皆殺しにする事になんの痛痒も感じなければ、
男はどれほど救われるであろうか。返り血を浴びる度に、少しずつ男の心が黒ずんでいく。
 (もう、戻れない。戻る気も無い。目に映る敵は全て殺す)
目の前にクローン戦士たちの死骸が累々と横たわる。まだ息絶えぬ敵に対し、ゆっくりと掌をかざす。
必死に哀願するクローン戦士。貴様に罪は無い。貴様も、有名武術家の遺伝子から造られただけだ。
主人である、人造人間の敵と戦う為に。いや、奴らの神を紛うお遊びの為に。
だが殺す。同情は無い。貴様は敵だからだ。俺の前に立ったからだ。 …そして目の前から命が消えた。

その地獄を前にして、ゆっくり男はタバコをふかす。マズい。いや、武道家である自分がタバコなど…
 (武道家、か。我ながら滑稽な事だ)
男は大声で笑う。まだ自分にそんな矜持が残っていたとは。 …ただの殺戮者、復讐者のくせに。
ひとしきり大声で笑った後、止め処なく涙が零れ出す。何を俺は泣いている。泣くな、ヤムチャ。
奴らを、人造人間17号と18号、そしてドクターゲロを殺すまでは…

 「ヤムチャ、だな。最近、偉大なる人造人間様に歯向かっている愚か者の」
背後に殺気を感じる。まさか、知らずに接近を許すとは。出来る。今までの奴らとはケタが違う。
 「愚か者ってのは正解だがな。あのダッチワイフどもを偉大って言うバカは生かしちゃおけねえな」
立ち上がり、ゆっくり後ろを振り向くヤムチャ。だが背後の男を見た瞬間、復讐者は凍り付く。
 「……!!…バカな…。お前は…。 …天津飯!!」 
568マロン名無しさん:03/08/23 19:57 ID:???
バトルより雰囲気重視、ダークな感じでいいな。(・∀・)イイな。いい。>復讐の狼
ただ難を言うとあれだ。クローン戦士が誰のクローンかは気になる。
もしドラゴンボール本編で出た格闘家なら、その記述が欲しい。
あるいはドラゴンボール本編で出た格闘家のクローンにして欲しい。

ごめん。ただの要望
569マロン名無しさん:03/08/23 20:09 ID:???
なんつーか、もう少し人造人間が世界の王になっているという
世界観についての説明が欲しかった。
ヤツラはただ殺戮を楽しむキャラだったはず。
原作と違う、いい設定を使っているのだから読者に対して
もう少し世界観を植え付けるような描写があれば良かったとおもう。
今後の展開にも深みが出ると思うし。
ごめん、スルーしていいよ。
最近批評レス多いし。
570復讐の狼:03/08/23 20:16 ID:???
>>567
首を必死に振って、目の前の光景を否定する復讐者。しかし心の内から、絶え間なく複雑な感情が流れ出る。
帰って来ない暖かい日々や、友と研鑽を重ねた厳しくも充実した修行の日々。その友の一人が、目の前にいる。
 「どうやら状況が把握で出来ないようだな…。そうだ俺は天津飯。オリジナルの忠実なクローン…」
天津飯が立っている。あの懐かしい当時のままで。あの声のままに喋っている。…俺を殺すと。
 「我らを殺しまくっているらしいな。 …だがこれで最後だ。貴様は俺に一度も勝った事が無かったな、ヤムチャ」
                …ヤメロ。ソノ声デ俺ノ名前ヲ呼ブナ…
目の前の天津飯の腕が増える。四妖拳、奴の得意技だ。だがなぜか俺の体は動かない。目の前の光景が動かせない。
       …殺セ。目ノ前ノ天津飯ハ、俺ノ知ル天津飯ジャナイ。殺ラナキャ殺ラレルゾ…

目の前に天津飯の4本の腕が迫る。各々の腕には充分過ぎるほどの「気」が込められている。  …殺サレルゾ… 
 「な、ど、どこへ消えた、ヤムチャッ!!」
慌てふためく天津飯。4本の腕は所在無く辺りの空気を振り回し、青ざめた顔の主の指示を待っている。
 「ここだよ」
囁く様な声。まるで死神が死を告げる様に優しく恐ろしい。背後。ほんの1瞬の間に天津飯の後ろを取ったヤムチャ。
次の瞬間、天津飯の4本の腕が血まみれになり、地面を転がる。ヤムチャの右と左の手刀が同時に振り落されたから。
 「所詮ニセ者はニセ者だな… ホンモノの天津飯はこの程度のスピードじゃ、とても振り抜けない…」
両腕を?がれ、絶望の叫びを上げ続けるニセ天津飯。ゆっくりと近づくヤムチャ。懇願するニセ天津飯。
 「やめろ、殺さないでくれ、アンタだって昔の仲間に会えて嬉しかっただろ?」
そのニセ天津飯の言葉に、天を仰ぐヤムチャ。少しずつ彼から殺気が失せていく。そしてニセ天津飯に微笑む。
 「ああ。嬉しかったよ、本当に…。アンタのお陰で、昔の事を思い出した」
ホッとするニセ天津飯。良かった、命だけは助かった…。しかし次の瞬間、ヤムチャの顔に鬼が宿る。
 「ダ・カ・ラ・死・ネ!!」
その日最大の気功波が、ヤムチャの右手から発せられ、ニセ天津飯の首から上が消失した。  
571復讐の狼:03/08/23 20:33 ID:???
>>570
ニセ天津飯の首無し死体が目の前に転がっている。その死臭を嗅ぎ付けたのか、山犬の群れが遠くから様子を伺う。
岩に腰掛けて、ゆっくりと紫煙を揺らしていたヤムチャ。おもむろに立ち上がり、ニセ天津飯のもげた腕を拾う。
そして静かに目を瞑り、大きくその腕を放り投げる。 …山犬の、目の前へ。
一瞬ヤムチャを見、その腕の肉をガツガツ食い千切る山犬たち。腕はすぐに骨だけになる。静かに近づく山犬たち。
そしてヤムチャが手出ししない事が分かると、狂った様にニセ天津飯の肉体を貪り始める。
足も、腹も、陰部も、内臓も。 …数分後、そこには白骨だけが転がっていた。
 (幸せだなあ、天津飯は…)
もう誰の骨か分からぬそれを見下ろしながら、ヤムチャは心の底から思った。
 (戦って死んで、また生まれ変わって、もう一度死んでも、他の動物を生かすために役立って)
自分は違う。ただ10年前の戦いから逃げただけだ。その結果全ての友を失い、今は復讐だけに生きている。
ボンヤリ骨を見守るヤムチャ。風が静かに骨に砂を散らす。自然が天津飯を歓迎してくれているのだろう。
その時。パチパチと、荒野に不釣合いな拍手の音が響く。音の方を見るヤムチャ。瞬間、血液が逆流しそうになる。
 「大した強さだね、アンタ。あのクローン部隊を相手にしないとは。でも、アタシとはどうだろう?」
そこには、夢にまで見た怨敵の姿があった。この世の王の半身、人造人間18号である。
572マロン名無しさん:03/08/23 20:40 ID:???
いきなりボスか。いや、決め付けるのは早いか。
この世界観でのエピソードをもっと読みたい。正直な話。
573復讐の狼:03/08/23 21:10 ID:???
>>571
「ぐわあああああああああああッ!!!!」
激情がヤムチャの全てを支配する。考えるより先に大地を蹴っていた。狼牙風々拳の乱舞が18号を襲う。
だが18号はまるでそれをダンスでもしているかの様に避ける。怯まぬヤムチャ。操気弾を放つ。
土中に深く沈み、次の瞬間跳ね上がった玉は、18号の腹部を貫く。だがその美しい笑顔は奪えない。
 「へええ、強いねえ。純粋な地球人なんだろ、アンタ? 確かソンゴクウの仲間の何とかの…」
かめはめ波の体勢を取るヤムチャ。思い切り気を練り込み、それを掌に集中する。空中を舞う18号。
波ッ!! 完璧なタイミングで、18号を捕らえるヤムチャのかめはめ波。もうもうと煙が立ち込める。
 「驚いたね。10年前戦ったソンゴクウ以上だ。なんで地球人がこんなに強く成れるんだい?」
煙が晴れ上がり、冷たい笑みを浮かべた18号が言う。だがその言葉と裏腹に、全くダメージは無い。
 「憎しみ…。ヘタレと呼ばれた俺でも、10年間ずっと憎み続ければ…。強くなれる」
気丈に言葉を返すヤムチャ。だが声は震えている。自分の全力の攻撃を、涼風の様に受け流す底知れぬ強さに。
そして憎むべき18号の、余りの美しさに。今、ヤムチャのかめはめ波によって18号の服は全て吹き飛んだ。
滑らかな曲線が描くプロポーション。端正な顔から覗く冷たい眼差しは、全ての男を狂わすだろう。
やや小さめの胸に、ピンク色の乳房が美しい。そのプラチナブロンドの頭髪と同じ色の恥毛が、薄く女性を隠す。
 (バカな、俺は何を…。相手は殺すべき相手だぞ)
そう邪念を振り払った瞬間、来た。18号の攻撃が。まっすぐ突っ込んできただけである。しかし避けられない。
18号の手刀を首筋に食らったヤムチャ。視界がグニャリと揺らぐ。そして肉体を痺れさす、電撃の様な攻撃。
倒れるヤムチャ。最後の電撃波の影響か、指一本まともに動かす事が出来ない。動かせるのは首より上のみ。
 「俺の負けだ… 殺せッ 今殺さないと、後悔する事に成るぜ…」
18号はその言葉にフッと笑う。そして仰向けのヤムチャの胸に、自分の乳房を擦り付けて言う。
 「その言葉… 合格だ。死ぬ前に、最高の快楽と最悪の陵辱を与えてやろう…」

574復讐の狼:03/08/23 21:28 ID:???
>>573
18号の舌先がヒルの様に妖しく動く。ヤムチャの耳たぶを丹念に舐め回し、静かに下方へ下りていく。
首筋から肩甲骨をじっくりと舐め回し、その舌は乳首に到達する。最初は周りをじっくりと攻めながら、
次第に中心部の突起を責め始める18号。舌で転がし、吸い上げ、舐め上げ、甘噛みをする。
 「どうだ、中々良いものだろう…? 殺したい相手に至上の快楽を感じてしまう事は…」
ヤムチャは応える事が出来ない。自分の中で、人造人間への怒りが萎縮していく事が分かる。恐怖と快楽で。
18号の肉体からは、不思議な芳香が放たれている。まるで男の本能を直接奮わせる様な、魅惑の香り。
それがヤムチャを狂わせる。狂おしいほど肉体が疼く。女は10年抱いてない。そう、あの時から。
 「立派なモノを持っているな。これも合格だ…」
18号がヤムチャの股間に手を乗せる。服の上からでも、その豪壮振りが分かり、18号は嬉しく笑う。
 「どうだ、もうどうでも良くなって来ただろう。復讐なんか…」 
「バカな事を言うな… 俺を懐柔出来ると思うな。今殺さないと後悔するぜ…」
18号は小バカにした様な表情を浮かべ、ヤムチャの下着を捲り上げる。30センチ近いモノが屹立している。
その佇まいに満足したのか、袋の上から金的を愛撫する18号。そしてゆっくり棒に指を絡ませ、しごき始める。
次第に舌が頂点を目指し始める。裏筋を丁寧に舐め上げながら、尿道へと達した。そしてそのまま喉まで咥える。
18号の顔の上下運動が激しくなる。時々チラリとヤムチャの顔を見る。ゾクリとするヤムチャ。
その様な痴態でも、余りにも美しく感じるのだ。敵である18号が。しゃぶりあげるのを一旦止める18号。
 「ヘタレと聞いていたが結構強靭だな… この期に及んでまだ私に対し屈服せんとは、だが」
目に殺気の灯る18号。そうか。とうとう殺されるのか。なら何故すぐ殺さないんだ。こんな屈辱を…。
 「生き延びてアタシを殺すんだろ? だったら舐めろ。犬みたいに忠実にな」
動けないヤムチャの顔の真上に、18号の秘部が開かれる。ブロンドを濡らしながら、雫が滴り落ちている。
 「生き延びたかったら舐めろ… 奉仕次第では、またアタシを殺すチャンスが訪れるぞ…」
575マロン名無しさん:03/08/23 21:31 ID:???
いきなりすまん
ヤムがブラと結婚ってのはありだと思った。
サイヤ人の子孫残せばレギュラーになれる漫画だしDB。

小説つづけてくれ
576復讐の狼:03/08/23 22:00 ID:???
>>574
息が荒くなっている。怨敵の性器を見て、頭が狂わんばかりに興奮している。
この芳香がいけない。18号の肉体から溢れる媚薬の様な香り。それが性器からは一層強く感じる。
20センチ上から滴り落ちる愛液。不思議に甘い。普通の肉体ならば、こんな味はしないはず。
その愛液がヤムチャの口からノドを通る度に、屹立した男根が爆発しそうになる。
      …ソウダ。コレハ復讐ノ為ダ。今ハ屈服ワザト屈服シ、イズレ必ズコノ女ヲ…
表情から察したのか、18号がヤムチャの舌が届く範囲まで腰を落す。飢えた犬の様に貪るヤムチャ。
薄いプロンドに舌が埋まる。大陰唇を舐め上げる。愛液がだんだんと溢れ出す。18号の体がうねる。
舌をヒダに中に差込み、18号の中で狂った様に暴れさせる。18号の体がビクビクと反応する。
クリトリスの皮を唇で優しく剥いてやり、露出したクリトリスを吸い出して舐める。
 「はうッ…アッ…フフ、いいぞ。ンッ…。結構、上手いじゃないか…アアアッ!!」
弓なりになる18号の肉体。「復讐」という言葉がヤムチャから薄れていく。快楽が凌駕し始めたのだ。
ダメだ。俺はこいつを殺す。その為に今まで生きてきた。この10年間、人造人間を殺す為だけに。
 「頭では勝てないと分かっている。肉体はアタシを求めている。だが心は死なんか。やるな。じゃあ」
18号は静かにヤムチャの舌から下腹部を離す。そしてヤムチャのペニスを握り、腰を落とし始める。
 「アタシのは普通の女のファックとは違うぞ… ゲロが見つけ出した、人類最高の肉壺だからな」
ヤムチャのペニスの先が18号の中へ入る。体中に電流が走るヤムチャ。一瞬、意識が遠くなる程の快感。
 
 「おかしいと思わないか? 何故ゲロは武術家でなく、ただの姉弟を永久式の人造人間に選んだか。
  アタシたちはさらわれたのさ。ゲロの慰み者として。コンピューターが弾き出したとさ、私たちを。
  最高の機能を持つ男女と…。 毎晩毎晩、アタシと弟はゲロに犯され続けた。全ての穴をな。
  そしてお気に入りのアタシたちは改造された、人造人間に。永久なる年寄りの快楽玩具として。
  だが、ヤツはもう…。フフフ。ところで何分耐えられるかな、この最高のファックに…」
577復讐の狼:03/08/23 22:04 ID:???
ダラダラ長いですねすみません。ヤムスレの先輩方を差し置いて。
明日には1部を終えます…
あとコメントは苦手なんで、よろしくお願いします。
世界観はその内に物語が進めば。
578マロン名無しさん:03/08/23 23:31 ID:???
おおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいい!!

この官能小説の如き(つうかまんま)な展開、もしかしてあんた、ヤムチャイクの作者?
579マロン名無しさん:03/08/23 23:56 ID:???
エロ展開が続くのかな。
まあいいけど。好きな人もいるだろうし。
言いたいこといろいろあるけど第2部に期待することにするわ
580マロン名無しさん:03/08/24 00:54 ID:DVdGolme
復讐って、前予告編があがってたよみがえる狼に煮てるな。
>>357
 ノックの音。クウラは現実に引き戻され、司令官の顔つきになる。
「キー坊ですが…よろしいでしょうか。クウラ様」
「ん…入れ」
 司令室に入ってきたのは、植物型宇宙人のキー坊であった。彼の住処である植物星も、フリーザ軍によっ
て多大な被害を受けていた。そのため、彼も惑星フリーザ反乱軍に入隊したのだ。その温厚な性格と、優れ
た頭脳で、キー坊は瞬く間にクウラの右腕となっていったのである。
「実は、私には命の恩人がいるのです。その方々の星がフリーザ軍に侵略されていないか心配で…」
「その星を探って欲しいと言う事だな?」
「は、はい…。司令官を便利屋扱いして、申し訳ありません」
「気にするな、元々この軍隊に上下関係など存在しない。ただ、私が最初に呼びかけただけなんだ…」
 クウラは反乱軍を結成する過程で、様々な宇宙人と触れ合っていった。当然、異星人から教わる事は多い。
気の探り方もその一つである。元々優秀な一族の出であるクウラ。彼の探れる気の範囲は、通常のそれを遥
かに上回る広さとなった。そのため、遠い故郷の安否を心配する部下から、気を探る事で様子を確かめて欲
しい、という頼みを受ける事は少なくない。
「では、方位を教えてもらおうか」
 キー坊は、目的の星の方位を伝えた。かなり遠いが、探れない範囲では無い。クウラは神経を集中させる。
今までこの類の頼みを受けて、探った星が大事に到っていたというケースは無かった。内心クウラは、今回
もそうだろうと思っていた。しかし…。
「こ、この邪悪なパワー…。奴しかいない…フリーザ…」
「え!?」
「確かに父と共に殺されたはず…。あれは偽の情報だったのか!?」
 しかも最悪な事に、その星からはフリーザとその部下以外の気が、殆ど感じられない。フリーザにこそ劣
るものの、巨大な気が一つ。微弱な気が六つ。その七つのみ。
「き、キー坊…目的の星からは、数えられる程しか気は感じられない。おそらく住人は…」
 これが事実なのだ、伝えねばならない。床に泣き崩れるキー坊。
「のび太さん…ドラえもんさん…!ううう…」
 悲しみに打ちひしがれるキー坊。その姿に、クウラはかつての自分を重ね合わせていた。初めて自分に好
意を持ってくれた女性、それを理不尽に奪われた痛み。それは、クウラを行動に駆り立てた。
「フリーザ…お前は必ず殺す!!」
 自分の額に人差し指と中指を置くクウラ。意識を集中する。その後、キー坊が床から顔を上げると、クウ
ラの姿が無くなっていた。音も無く消えたクウラ。一体何が起こったのだろうか。

 そして、再び我々の地球。兵士長を倒して、喜ぶドラえもん達。
「兵士長が…あんなガキ共に」
「変身までしたんだぜ?ありえねぇよ…!」
 戦闘力が一万もあれば、宇宙では強者を名乗る資格が十分にある。その資格を持った兵士長が、たかだか
数人の子供に手品のように消されてしまったのだ。ショックを隠し切れないフリーザ軍の下級兵達。だが、
ショックこそあるものの、敗北感は漂っていなかった。何故なら、彼らの親玉フリーザはまだ健在なのだ。
「まだフリーザ様がおられる!」
「そうだ!フリーザ様の強さは宇宙一だ!!」
 地上の注目は、一気に上空のヤムチャとフリーザに向けられた。

 ヤムチャとフリーザ。一撃を喰らってからのヤムチャは、もはやサンドバッグであった。フリーザの頭突
きとエネルギー波に、思う存分嬲られる。戦いと呼べるようなものでは無かった。
「く…くそ…!」
「攻撃力から推し量れる戦闘力は、恐らく私の数十分の一…。アリにしてはよくやった方だと思いますよ」
「ふざ…けるな…!俺はまだ…」
「しかし、アリはアリ…。最後には、踏み潰されるしか無いんですよ」
「何だと…!」
 次の瞬間、フリーザの口からのエネルギー波が、ヤムチャの腹部を貫いていた。
 力尽き、みるみる地上へ落ちていくヤムチャ。その様子を、ゴミでも見るかのような目つきで、フリーザ
は眺めていた。
「ま、こんなもんでしょう。さて、次はドラエモンの入手ですね…」

 落ちてくるヤムチャを、パワー手袋をつけたジャイアンが何とかキャッチする。地面への衝突は免れた。
「ヤムチャさん、俺だよ!しっかりしてくれよ!!」
「大丈夫だよ、ジャイアン。傷はすぐ治るよ」
 ドラえもんは、兵士長戦でも使ったソノウソホントを装着した。そして、一言。
「ヤムチャさんの怪我は全快する!」
 すると、穴まで空いていたヤムチャの肉体が、みるみる元に戻っていった。そのやり取りを見ていたフリー
ザが、静かに地上へと降りてくる。
「穴まで空いていた傷が一瞬で回復するとは…。流石ですね、ドラエモン」
「な、何で僕の名前を!?」
「デキスギさんから聞いたんですよ…。貴方の事を、そして貴方が不思議な道具を持っている事を…」
 出木杉の裏切り。しかし、今はそれどころでは無い。最強最悪の敵が、目の前にいるのだ。回復したヤム
チャも、完全に戦意を喪失してしまっている。二度とこんな化物とやるのはもう勘弁だ、といった表情。そ
んな緊張する一同に対し、フリーザはある提案を持ちかけてきた。
「ドラエモンを大人しく渡すなら、この星は見逃してもよろしいですよ?」
 のび太は、出木杉に同じ事を問われた時、きっぱりと断った。だが、ここのメンバーにはそれが出来ない。
みんな心の中では思っているのだ。ドラえもん一人で済むのなら、と…。勿論、フリーザにもそんな事はお
見通しであった。何も言えず黙っている一同を、楽しそうに眺めている。
 すると突然、ジャイアンが意を決した表情で、フリーザの前に歩いていった。
「フリーザだか何か知らねぇがよ!ドラえもんは俺様の子分なんだ!!どうしても欲しかったら、俺を倒
してからにしろよ!!」
 ジャイアン、ガキ大将としての覚悟の叫び。足は震えていた。
クウラは出さない、と言いつつ出しました。かなり不自然です。
が、後悔はしてません!

まだ続きます。
>>ハンター・ヤムチャ
最初、男オチかと思ったら、占いババですか。
死にます。仕方ない。

>>哀・戦士
青龍刀のとこが笑えました。
桃白白相手に3秒のスキはでかすぎだ…ヤムチャ。

>>プロブレム
一目で組長が分かる「三つ目組」
瞬殺される片桐…イケてます。

>>ヤムチャかよ!?
同時優勝!
困った顔をした悟空にちと笑いました。

>>復讐の狼
ヤムチャがギラギラしてますね。黒い狼といった印象。
と、思ったら18号と…。
586マロン名無しさん:03/08/24 01:52 ID:???
おっしゃ。ドラえもん来たか。
やっぱ劇場版(?)の邪慰安はいいやつなんだな。泣ける
587マロン名無しさん:03/08/24 02:00 ID:???
邪慰安信者慰安
588ヤムチャかよ!? :03/08/24 02:04 ID:???
>>561-564

あの後、俺は目を覚ました。一応の目的を達した為か、なんか達成感がある。

「ちょっと、根性入れすぎたかな…」

また今日も学校だ。朝飯を詰め込み家を出る。
家のすぐ前に、かなり車の通行量の多い交差点がある。

(次は、何がいいかなー?やりようによっては、ラディッツくらいとは互角に)

そんな事を考えながら、ふらっと車道を越えようと―


589ヤムチャかよ!? :03/08/24 02:05 ID:???
俺は、またヤムチャになっていた。
どうしてだ?学校に向かっていたハズなのに……
今までは夢の中でDBの世界に来ていたのに、まだ起きてんぞ?

「どういうことだ…それに、ここは、いつの時代だろう?」

とりあえず、近くにいたプーアルに話しかけた。

「おい、プーアル―」

「あっ!ヤムチャ様!悟空さんにお子さんが生まれたそうですよ!!」

「何!初めての子か?」

「何言ってるんですかーヤムチャ様。当たり前です」

つーことは、ラディッツ来襲の前な訳ね………ん?
そういえば、ピッコロは俺が殺しちまった!!
このままでは、ラディッツに地球が支配される話の流れに―――
…仕方ない、俺が地球を救おう。アノ方法を用いて!!

しかし、何でここにいるのかなあ…?
590マロン名無しさん:03/08/24 06:17 ID:???
>ヤムチャかよ!?
これから触れると思うけど
折角、天下一武道会で優勝したのに
ヤムチャはやっぱり修行をサボってたってオチで
策を弄してラディッツを倒すのか、とw

>学校に向かっていた〜
交通事故に有って意識不明としか思えない(^^;
591復讐の狼:03/08/24 10:29 ID:v0OLDwm0
>>576
10年という怨念に満ちた時間は、俺にとっては果てしなく永かった。
夜眠りにつく度に、同胞(はらから)たちの声が脳裏に響くのだ。 …ナゼ、オ前ダケガ生キテイル、と。
毎夜毎晩、その声が夢で閃く度に俺は飛び起きる。寝汗が滝の様に、俺の顔を侵食している。一度も熟睡した事はない。
 …分かっている。悟空も御飯もクリリンも天真飯もそしてベジータも。そんな怨嗟の念を持つやつ等じゃない事は。
その声の正体は意識下の自分の声だ。戦わなかった良心の呵責。戦士としての劣等感。大切なモノを無くした失望感。
それらが悪霊の様に俺に取り憑き、毎夜俺を狂わせるのだ。 …死ネ。人造人間カラ逃ゲル位ナラ、イッソ死ンデシマエ。
劣等感、失望感、喪失感、絶望、そして哀しみ。 …黒々とした負のエネルギー。俺はそれを利用しようと考えた。
人間を突き動かすのは激情だ。その中で、人を最も強くしてくれるのは、決して愛情なんかじゃない。
いや。たとえ、人を一番強くするものが愛だとしても、俺にはそれを求める資格は無い。血まみれの復讐者だから。
ならば、怒り。そして憎しみ。 …10年間の間、その怒りと憎しみを燃え滾らせて、俺は果てしなく強くなった。

 ……デモソノ10年間デ鍛エタ強サハ、全ク通用シナカッタ。圧倒的ニ、戦闘力ガ違イスギタ。ダガソレハマダ良イ……
 ……本当ニ恐ロシイノハ、俺カラ「復讐」ガ消エカカッテイル。コノ最高ノ快楽ト、18号ノ途方モ無イ美シサニ………

592復讐の狼:03/08/24 10:31 ID:v0OLDwm0
>>591
18号はヤムチャのペニスを全てその美壷に包み込む。一瞬、頬が高潮する18号。下から突き刺されているに関わらず、
女神の様に美しく神々しい。18号の膣肉が蠕動する。まだ腰を動かしてもいないのに。それ自身がまるで意思を持つ様に。
痛いほどに締め付けたかと思うと、まるで優しく撫ぜる様に絡み付く。充分過ぎる程の愛液が極上のローションとなり、
ヌメヌメとした密着感を楽しませてくれる。亀頭の先にザラザラとした感触を感じ、その刺激が優しくペニスを愛撫する。
 「ふふッ。どうだ、アタシの味は。最高だろう?」
18号の侮蔑を含んだ冷笑にも、ヤムチャはもう応える気力は無い。本能に根ざす快楽の前に、意識すら朦朧とし始める。
……所詮、コノ程度ノ怒リダッタノダ。俺ノ虫けらノ様ナ憎シミナンテ。モウ止メヨウ、勝チ目ノ無イ復讐ナンテ……
ゆっくりと腰を使い始める18号。その上下運動は次第に速くなっていく。横方向へのグラインドも使いながら。
次第にヤムチャの腰も動き始める。まだ痺れはある。体は上手く動かないが、この最高の肉を少しでも深く味わう為に。
 (フフッ… 堕ちたか。狼は死に、忠実な犬の誕生だな。アタシの力と性能の前に)
18号に精神的な快感が走る。憎しみをも屈服させる、圧倒的な自分の力とその機能。さあ、今度は肉体の快感の番だ…
18号の腰が更に激しく動き始める。両手で自分の乳首を刺激し始める。ヤムチャは我を忘れて快楽に呑み込まれている。

だが。思考力ゼロのヤムチャの脳裏に、ある男たちの姿が閃く。 …かつて友と呼んだ、大切な同胞(はらから)たちだ。
ヤムチャはその男たちの顔を覗き込む。しかしその表情に、記憶にある温かな笑顔は無かった。 
       ……かつての同胞たちのその顔からは、寂しさと虚しさと、そして哀しみが浮かんでいた……
  
593マロン名無しさん:03/08/24 10:40 ID:???
復讐の狼キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!
もう復讐諦メタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!
594復讐の狼:03/08/24 10:57 ID:v0OLDwm0
>>592
何時の間にか周りが暗黒に染まっている。脳裏の同胞(はらから)たちはヤムチャから飛び出し、目の前に立つ。
同胞(はらから)たちはヤムチャの顔を見下ろしている。自分は指一本動かせず、仰向けのままだ。
相変らず肉体は快楽を貪っている。体の上では馬乗りのまま、18号が美しい肢体をさらけ出している。
だが脳は急速に醒めていく。まさか、こいつ等がここにいる訳は無い。錯覚だ。自分の脳が生み出した虚像だ。
しかし彼らの視線が冷たく突き刺さる。 ……止メロ、ソノ目デ俺ヲ見ルナ。蔑マナイデクレ。仕方無インダ。
俺ダッテ必死ニ戦ッテ来タ。デモだめダッタンダ。オ前タチダッテ負ケタダロウ。コイツハ強過ギル………

一瞥し、背中を向け消えゆく悟空・御飯・クリリン・天津飯・ベジータ。 …待ッテクレ、話ヲ聞イテクレ…
だがその声は5人に届かず、そのまま彼らは消える。それと同時、辺りの闇が裂け、眩しい光がヤムチャを包む。
先ほどのまま。ヤムチャの上で18号が、悩ましい吐息で腰を振っている。この世で最も甘美で、残酷な地獄。
だがヤムチャの意識はその快楽の鎖を断ち切る。 …途轍もない哀しみと、途方も無い憎しみによって。
涙がダラダラと毀れる。ペニスから脳へと伝わる、至上の快感すら超える思い。ヤムチャは狂った様に叫んだ。
 「頼む、お願いだから殺してくれぇ… エサをもらって喜ぶ犬になってまで、生きたく無いいいいい…」
595復讐の狼:03/08/24 11:35 ID:v0OLDwm0
>>594
 「ほう、大したモノだ… アタシの強さと性能を味わって、そんな事を言った男は、お前が始めてだ…」
ピストン運動を一旦静止して、ヤムチャの頬を優しく右手で撫でる18号。ギラギラとした憎しみの目で睨むヤムチャ。
 「さっさと殺せ… ここで殺さないと、必ずいつか俺はお前を殺す… 考えうる最も残酷な方法でな…」
 「フフ。いい男だな。益々自分のモノにしたくなって来た… 良いだろう、生かしてやる。またアタシを殺しに来い…」
腰の運動を再開する18号。また快感の渦に呑み込まれるヤムチャ。 …だがどこか、先程までとは違う気がする。
18号の寒気のする程美しい冷笑が、少し温かみのあるそれに変わった気がする。 …気のせいであろうか。
ドクドクとヤムチャのペニスから欲望が放出される。18号は美しい声で快楽を示した後、静かにヤムチャとの密着を外す。
 「フフ、感じるぞ。アタシの中に、お前の憎しみと荒々しい生命力が注ぎ込まれたのを、な…」
ヤムチャは津波の様な快感の前に、しばらく失神状態でいたが、その一言に覚醒する。そして屈辱を浮かべ、18号に叫ぶ。

 
596復讐の狼:03/08/24 11:35 ID:v0OLDwm0
>>595

 俺を殺さないのか。必ず後悔させてやる。前も後ろも犯しまくった後に、ネズミの様に殺してやる…
 
 無理だな、お前には。良いだろう、何度でも殺しに来るがいい。その度に屈辱と快楽をまた与えてやる。犬の様にな。

 殺してやる… 犯して刻んでいたぶって… 散々弄んだ後、無様に殺してやる… 覚えておけ、俺は必ず強くなる…

 お前はアタシを殺せない。アタシはお前を何時でも殺せるが、わざと殺さない。一生お前はアタシのおもちゃだ。
 何度もお前はアタシに負けた後、最高の快感を味わう様になる。そのうちお前はアタシに自分かららひざまずくよ。
 アタシのクソ小便も、涙を流してすする様になる。楽しみだ。歯向かう犬ほど調教のし甲斐があるからな…。

 俺は犬なんかじゃねえ。狼だ。いつかノドを噛み切ってやる。必ずだ。お前を殺す男の名前を覚えておけ。俺の名は…

 フン。電動バイブの名前になど、何の興味も無い。お前が本当に狼と言うなら、飛び切りの大物の狼になるんだな。
 北欧神話の、神を食い殺す死肉の獣…。フェンリル狼の様に。じゃあね、色男。


ヤムチャの唇に自分の舌を挿入する18号。しかしヤムチャはその進入した舌を、思い切り噛み砕く。顔をしかめる18号。
 「痛ッ、貴様…。 フン、いいだろう。この傷は許してやる。今お前がアタシに与えられる傷は、この程度という事だ…」
残されたヤムチャ。たとえ一時でも、精神的に18号に屈服した己の無力さに号泣する。憎しみと怒りがヤムチャの全身を包む。
 「いいだろう、フェンリル狼とやらになってやる…。神を気取る貴様らを、必ず食い殺す…」

そして1週間後。 …数少ない生き残りである、ブルマ、トランクス、そしてピッコロが住むカプセルコーポレション社にて。
ここより、「フェンリル狼」と後に呼ばれる事になる、ヤムチャの復讐の幕が上がる。

                                          第2部「殺戮に到る情愛」へ続く。  
 

 
597復讐の狼:03/08/24 11:47 ID:v0OLDwm0
駄文すみません。後、各職人方へのコメントは勘弁して下さい。
書きたいのですが、実は1つだけ読んでいない作品がある為、書くと分かってしまいます。
2部はその内書きます。1部と2部はまだオープニングなので、内容が薄いのは勘弁を。
少なくて4部構成、長いと8部構成です。全て話は出来てますが、時間次第で短くなるかも。
あっちにも復活しないといけないしね。ふら〜りさんが心配する。
598マロン名無しさん:03/08/24 11:49 ID:???
ヤムチャカコイイ!!(・∀・)
599マロン名無しさん:03/08/24 11:53 ID:???
ご近所さんスレ

プーアルはヤムチャの性奴隷
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1061361350/l50
600マロン名無しさん:03/08/24 12:10 ID:???
>復讐の狼
パオだったのか。通りで雰囲気創りが上手いはずだ。
作品も面白いし歓迎するけど、作者コメントは止めた方がいいかも。
あなたの場合は特に。  
601マロン名無しさん:03/08/24 12:12 ID:???
は〜ん・・・パオかよ!
602マロン名無しさん:03/08/24 12:25 ID:???
こっちからも、向こうに職人を送りたいところだ。
603マロン名無しさん:03/08/24 12:27 ID:???
>>600
ハゲド
パオさんはSSの腕は確かに凄いけど、一つだけ古株のヤムスレ住人からのアドバイス。

        黙 っ て SS だ け お 願 い し ま す

いやファンなんだけどね。実際面白いし、↑も、バキスレのも。でも荒れると困るから。 
604マロン名無しさん:03/08/24 12:27 ID:???
ピッコロさん生きてたのか…。
果たしてヤムチャと共にこの世界を救えるのか。気になる。
605マロン名無しさん:03/08/24 12:28 ID:???
>>602
トモ
606マロン名無しさん:03/08/24 12:29 ID:???
>>602
グラヤムを放棄して向こうに逝ったザク
607マロン名無しさん:03/08/24 12:30 ID:???
>>602
結構行ってるんじゃない?トモとか。
ヤムバキが仲悪いのは一部の荒らし住人のせい。(ほとんどバキスレ住人だが)
パオとかVSとかトップも来てるんだから、これを機会に関係が良くなればいいな
608マロン名無しさん:03/08/24 12:31 ID:???
いやぁ、ヤムチャ、イクの人かと思ってたんだがなぁ・・・。
じゃあ、今のエロ展開が延々と続くってわけじゃないんだ。
609マロン名無しさん:03/08/24 12:31 ID:lOXNiiTN
610マロン名無しさん:03/08/24 12:32 ID:???
>>602
こんな作品を連載中です

哀・闘士
ドラえもん のび太と地下闘技場
バキかよ!?
プロブレム
バキ伝説
611マロン名無しさん:03/08/24 12:32 ID:???
>>603
職人の自由だろ。お前の言い方だと逆にあれる恐れあり。
パオは黙ってSSを書いて俺を楽しませていればそれでいい。
っていうスゲー傲慢なセリフにも見える。
もちろん、これはかなり斜め読みしたときのことなんだけどね。
ただ、そう言うセリフに敏感なのもいるだろうと思って。
612マロン名無しさん:03/08/24 12:32 ID:???
>>607
バキスレ住人の一部だけどね。荒らしてるのは。あるいは、単なる通りすがりの叩き好き。
そもそも普通の人はどっちのSSも同じように楽しんでると思う。
613マロン名無しさん:03/08/24 12:34 ID:???
だからパオもあえて名前だしてないんだろ。
こっちでは作者に干渉することなく純粋にSSだけを楽しめばいい。
614マロン名無しさん:03/08/24 12:36 ID:???
パオがここで書いたっていいじゃねぇか、VSさんの時もそうだったが、
こんなやり取りでスレ消費は損だぜ?
615マロン名無しさん:03/08/24 12:38 ID:???
ダレモダメダトハイッテナイ
616マロン名無しさん:03/08/24 12:47 ID:???
理想をいえばね、職人同士は仲悪くないんだから、どんどん交流して盛り上げっていけばいいのよ
それでヤムもバキもレベルが上がって更に面白くなればいう事ないし。
むこうの看板が力作書いてくれる事は、良い事はあっても悪い事は無いと思う。バカなあらし以外
まだ恥じめったばかりだけど流石に実力高いし。歓迎するよ俺は
パオさん、いらっしゃいヤムスレへ。
617マロン名無しさん:03/08/24 12:52 ID:???
>>616
言ってる事はすごく正しいし、全面的に同意だ。
だがもう少し落ち着いてキーボードを叩け。
それはともかく、職人の交流は大賛成。当然パオも歓迎する。
偉そうですが、これが結論で良いのではないでしょうか、皆さん?
618マロン名無しさん:03/08/24 13:24 ID:???
>>616-617
それでいい。
但し、パオであろうとここでは新人。特別扱いはしない。
619マロン名無しさん:03/08/24 14:01 ID:???
>>ドラエモン
ジャイアン良いよ、でもクウラの扱い方が難しそうですね
ヤムチャとの絡み期待してます

>>哀・戦士
一挙に投下乙。
ヤムチャ油断により戦線離脱。
何と言うかとても納得しました。

>>プロブレム
何かシリアスですね、
これで純粋なギャグ物は自分だけですか何か寂しい。
VSさんは各スレを旅してるみたいですしヤムチャかよは半分シリアスですし。

>>復讐
パオさんですか。
新人と聞いたときには、絶対嘘だと思いましたがパオさんとは。
作品の雰囲気がとても好きです。

すいません更新が鈍って。
実は新しい書き方でいくつか書いていたのですが
どんなに甘く評価しても駄目だとしか言えない物になりました。
全部失敗ですね、どんな言い訳も許せないくらいに。
これからは初心に戻ったつもりで頑張ります。
今日の夜には更新しますので。
620マロン名無しさん:03/08/24 14:12 ID:???
>>619
どちら様?
621マロン名無しさん:03/08/24 14:14 ID:???
>>620
ハンターだろ?
ヤムチャ伝説かもしれんが、あいつはマイペースタイプだし
622マロン名無しさん:03/08/24 14:19 ID:???
>>618
正しい判断だろうな。語ろうぜでSランクと認定されようがここではド新人。
まだ一番下っぱだ。特別扱いは出来ない。1から頑張って欲しい。
でも、すごく期待してる。
623マロン名無しさん:03/08/24 14:21 ID:???
つーかこのスレに階級なんて無いだろ
624622:03/08/24 14:24 ID:???
いや、作品を完結してないって事。
確かにヒエラルキーなど存在しないな。スマヌ
625マロン名無しさん:03/08/24 14:25 ID:???
黄泉の門、魔人ブウと実力派が立て続けに消えて、どうなるかと思ったが、
何とかなりそうだなage
626マロン名無しさん:03/08/24 14:26 ID:???
黄泉は止め方も最悪だったからなー、捨て台詞つき。
マジでパオに期待。もうこっちメインで書いてくれ。
他の職人さんも好きダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
627マロン名無しさん:03/08/24 14:30 ID:???
おまえらパオが来たからってヤムスレの職人の事も忘れるな!!

ドラえもん、哀戦士、プロジェクト、ヤムチャかよ!?、ハンター、伝説…。
いずれも実力派揃いだぜ!!揃いだぜ!!
628マロン名無しさん:03/08/24 14:32 ID:???
>>627
猛ってる!猛っているぞォォォォォ──────────!!!!!

プロジェクトって何だァァァァァ!!!!!
629マロン名無しさん:03/08/24 14:33 ID:???
パオが来たって意味より、新しく職人さんが来たって意味で嬉しい。
もちろん今までの職人さんもファンだし、ずっと応援するよ。
630マロン名無しさん:03/08/24 14:35 ID:???
よっしゃああああああ!
今度はヤムスレ職人が魅せる番だ!



名無しだから感想しか書けんけどさ・・・
631マロン名無しさん:03/08/24 14:35 ID:???
>>628
プロブレムの間違いだ
キニスンナ
632マロン名無しさん:03/08/24 14:38 ID:???
パオを追ってふら〜りさんもヤムスレに来ないかな。
どんな荒れた状態でも収めてしまう、不思議な能力を持つお人。
ヤムスレに一番欲しい人材かも名。
それに、復讐狼の感想をどう書くかも楽しみだ
633マロン名無しさん:03/08/24 14:39 ID:???
>>632
ふら〜りさん、一度ここに来て感想書いたぞ。
すげぇ初心者臭い感想カキコをw
634マロン名無しさん:03/08/24 14:42 ID:???
まあ、いざとなったら俺が以前一話だけ書いておいた千と千尋の神隠しをパロったヤムチャ小説、略して『ムチャ隠』をうpしてやるぜ
635マロン名無しさん:03/08/24 14:52 ID:???
>>634
今がその時だ!

いや、うpしたい時にうpしてくれればいいんだけど。でも時期逃し気味だな・・・w
636愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/08/24 14:53 ID:???
盛り上がってますねえ。
一発ギャグ読み切り投下させて頂きます!!
637マロン名無しさん:03/08/24 15:00 ID:???
パオか。こりゃまた大物が来たな。
638もつお ◆KOjwvN52Y2 :03/08/24 15:08 ID:???
>>637
そうでもないよ
639マロン名無しさん:03/08/24 15:25 ID:???
>621
伝説、マイペースなのは分かってるけど、続きが読みたいなぁ。
前回は、ヤジロベーに続いて亀が死んだっぽい、って所までだったけ?

>634
一話だけって所が引っかかるが・・・。
続きを書く気があるなら、是非ともUPして欲しいw
640マロン名無しさん:03/08/24 15:28 ID:???
>>636
投下って言ってから30分経過。ちょっち心配。
641マロン名無しさん:03/08/24 16:11 ID:???
パオって人はいちいち名前がわかるようなレスをするべきじゃなかったと思う。
642ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:14 ID:???
ジャジャジャジャ〜ン♪

へタレ へタレ ヘタレの星は〜
光り輝く 一等星〜
千葉県に寄生する、へタレの星はァ〜
ヤムチャ戦隊 ヘタレンジャ〜!!(OP)


千葉マリンスタジアム―

『千葉ロッテマリーンズ先発メンバーを発表致します。一番ショート小坂!』

場内アナウンスが告げる。途端にブーイングが巻き起こる。

なんでェー!?すぐにフライ打ち上げる小坂がなんで一番なのォ!?
ふっざけんじゃねえよ!!ここは…で行くべきだろ!!素人にもわかんのに監督がわかんねェんかよ!!?
なんで先発がこないだ中継ぎで投げまくってたアイツなンだよ!?

「エカふふふふ…このエカの迷采配で、地球の奴らを洗脳してくれるエカ!!」

「大変よ!!」

いつものコンビニ。ヘタレンジャーたちは働きもせず、ここに常駐していた。
他人から見たら、社会のへタレ、プー。しかし、彼らは他のへタレとは違うのだ!
643ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:15 ID:???
「糞采配星人、エカ星人が現れたわ!!」

へタレピンクは、よほどの大事なのか、疲れきっている様子である。
へタレレッドは、ピンクに

「どこだ?どこに現れた!?」

「千葉マリンスタジアム!!今、試合が終わったところ。糞采配で今日も負け!!」

「大変だ!!千葉県民の総意(?)だ!!出動するぞ、ヘタレンジャー!!!」

おうッッ!!!!!


千葉マリンスタジアム前―

試合を終えたエカ星人が、帰り支度を済ませる。

「エカふっふふふ…今日も負けさせてやったエカ!!地球がエカの虜になる日も近いエカ!!」

「待て!!最悪采配エカ星人!!」

『ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー参上!!!!!』

「小癪エカ…場所を移すエカ」
644ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:16 ID:???
幕張メッセ前―

「ふふふ…行くエカ、ヘタレンジャー!!」

『必殺!!代打・波留!!』

へタレピンクが叫ぶ!!

「ちょっとォ――――!!!なんでシーズン途中までは外野フライすらあげれなかった選手が代打なのよ!?
 そこはフツー里崎でしょ!?里崎!!!」

「すげえ…ピンク、多分ほとんど分かってもらえないぞ、それ」

「いや、そこであえて新人の今江にチャンスを与えてやるという発想もあるばい、ピンク!!」

レッドはビビッた。イエローもロッテファンだったのか!?

「皆分かってないでヤンス!ロッテのスーパースター初芝様に決まってるでヤンス!!」

「グリーンも!!?ってことは…」

「落ち着いて考えてみろよ。ここは、バットコントロールの正確性では随一、大学首位打者の喜多だろ?」

「ブラック!!アンタまだそんなこと言ってんの!?あの子はまだ―」

コイツら、マニアック過ぎだ…千葉出身のヤクルトファンであるレッドはとても付いていけなかった。

「グググ…お前ら!!エカの采配にケチばかりつけおって!!!見せてやる!!」

645ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:17 ID:???
ニュニュニュニュ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
エカが大きくなった!!メッセよりデケェ!!!

『貴様ら〜〜ふ〜みつぶしてやるエカ〜〜!!』

「マズイ!!こんなマニアック会話に怒ったエカが巨大化した!!お前ら、合体するぞ!!」

『おう!!!!』

さん、はい!!
♪鳥のレバーはなんだかう〜ま〜い〜
♪正義の香りが漂うぜ〜
♪値段もとっても リーズナ〜ブ〜ル〜(合体のテーマ)

合体!!
五人を中心として、光の渦が。現れたのは―

「…ふうっ!さあ、またせたな!エカ星人!!」

我らがヤムチャ!!

『はははは〜〜!!そんなエカそうなエカでエカれるものか!!』

「舐めるのは早いんじゃないかい?喰らえ!!500戦無敗の大技!!」

狼牙!!風風拳!!!!

負け知らずの大技「狼牙風風拳」が、エカ星人に炸裂する!

『エカ〜〜〜!!エ、エカしょう!!やったな!?』

「続いていくぞ!!はあぁァ―――――…」
646ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:17 ID:???
一子相伝の宝・操気弾!!!

「ばっ!!」

ヤムチャの手から放たれた光弾、エカ星人を襲う。
それは一見、とても弱そうな…

『エカエカ!そんなモノ叩き落してエカるわ!!』

エカ星人が、叩き落そうと腕を振る!しかし―

スカッ

『そっ!そんなエカな!?曲がるとは〜〜〜!!!』

ヒット!!弱そうに見えた光弾が、途端にその性質を変える!

『エカっ!?こ、このエネルギーはッ…引きずり、エカれる…!!』

「世間の悪は―」

『ぐっ…エカァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!』

シュン!!エカ星人の存在が抹消された!!

「―社会のゴミが掃除致します!!」(決め台詞)
647ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:17 ID:???
いつものコンビニ―

「だからァ〜このチームはもっと中間層が伸びてこないと良くならないんだって〜」

「いやちょっと待て!!現状で伸びてないんだから、現有戦力でなんとか切り盛りせざるをえまい」

「きっかけさえ掴めれば一気に伸びると思うんだけどな〜コバヒロみたく」

いつも通り、レッド以外はロッテ会議に夢中。ピンクはロッテ戦をライトスタンドで応援している。

「大変よ!!」

「あれ?ピンク、観戦してるんじゃなかったのか?」

「今度は海の向こうからやってくるんですって!私たちのヒーローが!!」

『なんだって!!!!』

「迎えにいかなくてはいかんじゃないか!?」

「ええ!行きましょみんな!!」

ドドドド・・・・四人は成田空港へと走っていった。
レッドは一人取り残され

「…ヒーローって…誰?」

へタレ へタレ へタレの星は〜
光輝く 一等星〜
千葉県に寄生する へタレの星はァ〜
ヤムチャ戦隊 ヘタレンジャ〜!!(ED)
648マロン名無しさん:03/08/24 16:26 ID:???
乙。ヤムチャ一瞬だなw
649ヤムチャ戦隊ヘタレンジャー:03/08/24 16:29 ID:???
ロッテネタが分からない方は、プロ野球板へどぞ(w
俺は千葉県民ではありませんが。
650マロン名無しさん:03/08/24 16:42 ID:???
>ヘタレンジャー
全然分からねぇw とりあえず乙。
651マロン名無しさん:03/08/24 17:44 ID:???
何故ロッテ? ヘタレと言えばオリックスだろうが!!
652マロン名無しさん:03/08/24 17:45 ID:???
とりあえずヘタレンジャーという語呂が良いのはよ〜く解った
653マロン名無しさん:03/08/24 19:41 ID:???
復習の狼にはぜひ海原雄山を出してほしいw
654マロン名無しさん:03/08/24 19:43 ID:???
何だかんだで、一番期待してるのは福州の狼ダヴァイ。
655マロン名無しさん:03/08/24 19:44 ID:???

>>653
それだけはやめてほしい このまま重い雰囲気で突き進んでほしい

656マロン名無しさん:03/08/24 19:45 ID:???
雄山対人造人間か。凄い見たい。
657マロン名無しさん:03/08/24 19:45 ID:???
狼カモン!
658マロン名無しさん:03/08/24 19:46 ID:1mnkG8hW
>656
ヤムチャは?(汗
659マロン名無しさん:03/08/24 19:46 ID:???
人造人間に説教する雄山・・・見てエエェェェ!!!!!
660マロン名無しさん:03/08/24 19:47 ID:???
パオがヤムチャも書けたとは驚きだったな。
全然ヤムチャじゃないがw
661マロン名無しさん:03/08/24 19:48 ID:???
パオ〜皆を引っ張ってくれ!
662マロン名無しさん:03/08/24 19:48 ID:???
雄山登場を望んでいるのは分かったから何度も書き込むのはヤメロ
663マロン名無しさん:03/08/24 19:51 ID:???
とりあえずヤムチャやドラゴンボールに関係無い話を書くのはやめろ
例えそれがパオでも他の作者でも、そんなのが書きたいなら他のスレに行けばいい
664マロン名無しさん:03/08/24 19:51 ID:???
完全に復讐の狼が喰っちまったな…
パオ、恐るべし!!
665マロン名無しさん:03/08/24 19:52 ID:???
>>661
それはまずい。ここではパオは3番手くらいで丁度いい。
こっちにも書いてくれるのはヤムバキ両スレのファンとして凄く嬉しいけど、
今までの職人さんたちの仕事も素晴らしい。まだパオこっちで実績ゼロだし。
何よりヤムバキ両方で看板になると調子付くよ。
パオ本人でなく、クソ信者が。
666マロン名無しさん:03/08/24 19:57 ID:???
復讐の狼を今マンセーしてる奴ってただの嵐だろ?
この状況をうまく利用してヤムスレを崩壊させようとしてる。
667マロン名無しさん:03/08/24 19:59 ID:???
>>665
丁度いいも何も、普通にそれぐらいだろ。
復讐の狼、そんなにいいとは思わないし。
668マロン名無しさん:03/08/24 20:00 ID:???
ここらでこの話題終了。
669マロン名無しさん:03/08/24 20:00 ID:???
ぽっと出の職人に、あっという間に読者を喰われ、
挙げ句パオの名も出てバキスレ住人も流れる・・・

頑張れ!
哀・戦士、ドラえもん、ヤム伝作者、愚者、ハンター!!
670マロン名無しさん:03/08/24 20:01 ID:???
まだ始まったばかりだからな。
ゆっくりお手並み拝見といくか。
671マロン名無しさん:03/08/24 20:01 ID:???
だからパオは名前わかんないようにすればよかったんだよ。
わざわざいかにもパオが書いてるってわかるようなレスすんなよ。
作品がおもしろいとか以前に、おかしくなるんだよね。
672マロン名無しさん:03/08/24 20:01 ID:???
>>665
バカにすんなよ!
VSの時といい、今といい、ここを格下扱いすんのはヤ・メ・ロ
673マロン名無しさん:03/08/24 20:02 ID:???
>>669
お前、嵐ね。
674マロン名無しさん:03/08/24 20:04 ID:???
>>669
別に復讐の狼に熱中しているわけじゃない。
パオって名前がそれなりに実績あるから騒いでるだけ。
俺は他の作品のほうが普通に面白い。
675マロン名無しさん:03/08/24 20:05 ID:???
ここでこの話題終了。これ以降に書いてるのは荒らし。
書き込む前に深呼吸して冷静になって無視しましょう。
いつまでも一人の荒らしに振り回されるのは馬鹿げています
676マロン名無しさん:03/08/24 20:06 ID:???
ようするに、復習の狼マンセーしてる奴=パオ信者=嵐ってことでよい?
677マロン名無しさん:03/08/24 20:09 ID:???
>>673
ここ最近、殆どパオに関しての話題だぞ?
この状況見て、今までの職人が「それはそれ、おれはおれ」と書けるか?
まぁ無理だわな(パオを認めてる認めてないに関わらず)

エロ展開になって、一旦読者がヒいたと思ったところで、パオとバレる
単純な「パオファン」「パオ信者」は雪崩れ込み、当然他のは読まない

だから、俺は読んでますよ、みたいなレスをつけたんだが
って長
678哀・戦士:03/08/24 20:12 ID:???
<24話>
天津飯は思う。まさか、師匠とこんな形で戦うことになろうとは。
かつてはその生き方に憧れ、師事していた男。この人のようになりたい。そう思っていた。
だが今の自分は違う。仲間達と、互いを高めあい地球を脅かす者達と戦う。
立ちはだかる壁はすべてぶち壊す。かつての師とて例外ではない。むしろ、師との決別を
望んでいる。向こうも同じ・・・敵としていや、商売敵と言ったほうがいいだろうか。
4人になった桃白白が天津飯の身体をじいっと観察する。まるで、どこを叩けば人体が壊れるか
を選別しているかのように。
「さあ来い 天津飯」
戦闘開始。4人の天津飯はまっすぐに突撃。桃の目前で四方に分散する。4人の桃もまずは
小手調べと言った表情。桃を中心に分散している天津飯達に対して、軽くどどん波を放つ。
ヤムチャの時と同様、関節、みぞおち、リバーと人体急所への的確な攻撃。威力こそないものの
天達の体力をじわじわとうばっていく。殺し屋桃白白の戦法とは違う・・・そしてヤムチャに
対しての攻撃とも違う・・・遊んでいる。わざと威力を抑えて。自分との差はまだこれほどある。
それをこの攻撃で示しているとでもいうのか・・・。まだ、師匠面をしているつもりなのか・・!
どどん波の攻撃はやまない。天達は一歩引いて標準を狂わせようとする。待ってましたと
桃達が構えをとる。戦いにおいての引き際の誤り。桃は見逃さない。だが天津飯達も
その動きを見逃さなかった。4人は両手を三角の形にし、気を放出する。四身の拳・気功砲。
一瞬の間にまばゆい光が放たれ爆音がこだまする。衝撃波で、マッスルタワー最上階の外壁は
すべて吹き飛んだ。クリリンは倒れているヤムチャを座らせその身をかばう。
天津飯達はまっしろな煙にまかれていて姿は見えない。だがその煙の中ですでに2人の勝負は
決していた。
「まさか気功砲とはな・・・・・」
と驚く桃。気功砲発動の瞬間、桃はとっさに4人の身体を1人に戻し、スピードのアップをはかる。
それまで4人に狙いを定めていた気功砲の標準もずれるし一人がやられてしまうと桃本体にとって
大きな痛手となってしまうからだ。

679哀・戦士:03/08/24 20:12 ID:???
だがその決断が彼の誤算だった。「お前ごときが気功砲など・・・」と上の立場から傲慢な発言
をしている隙。2人の天津飯が桃の身体を押さえつける。一瞬の油断。殺し屋として、一生の不覚。
天津飯の実力を甘く見ていた証拠だ。だが桃は余裕の表情。気功砲という技は諸刃の剣。
放った本人の命も脅かすほどの技。連射など出来ないはず。それは教えた自分自身がよく知っている。
それが2個目の誤算。天津飯の気功砲は、従来の、桃の教えた気功砲ではない。彼独自に
編み出した気功砲。連射しても身体に負担がかからず、かつ威力をアップさせる。
天津飯のオリジナル気功砲。10メートルほど前で再び気功砲の構えを取っている天津飯を見て
桃は焦りだす。発射まで約5秒か・・・十分な時間。焦っているとはいえ、世界一の殺し屋。
状況判断力はすさまじい。とっさに腕等の関節をはずし、2人の天津飯の呪縛から逃れる。
あと3秒。かわせる。と思った桃に第3の誤算。いや、予想外の出来事が襲い掛かる。
突然、背中に衝撃が走る。何か、当たった?体制を崩す桃。とっさに後ろを振り返り、背中への
攻撃の主を探してしまう。目線の先にはパンツァーファストを構えたヤムチャが。
彼はパンツァーファストをホイホイカプセルにしのばせ、いざという際に使用可能にしていた。
(馬鹿な・・・あいつはもはや手も足も動かせない状態だったはず・・・)
桃は思う。
「ふっ・・・手や足が出なくとも、パンツァーファストは(ry 」
「新・気功砲!!」

マッスルタワーの最上階。高層建築物の上あって、風はすさまじく、爆煙はすぐに晴れた。
中には4人から1人に戻った天津飯と黒こげになった桃白白。勝者は誰が見ても明白。天津飯
は闇の師匠に打ち勝った。クリリンが天津飯の下へと寄り添う。新気功砲を使った際、2人の
分身も同時に巻き込んでしまった。桃白白を押さえていた2人だ。そのため、天の生命力は
通常状態の半分しか残ってなかった。気功砲を使った分消耗はもっと激しいだろう。
天津飯はヤムチャに礼を言う。最後のあの一撃、あれがなければ勝てなかった・・と。

680哀・戦士:03/08/24 20:13 ID:???
ダメージの大きいヤムチャ、餃子の2人。だがなんとか立ち上がり歩くことは出来た。
そういえば鶴仙人がいない。クリリンの拡散エネルギー波の直撃を受け、倒れていたはずだが。
ふと見ると桃白白も消えている。おそらく鶴仙人が抱えて行ったのだろう。生死は確認できなかった。
だがおそらく生きている。いや、生きていたとしてももうまともな人間としての生活はできない
だろう。天津飯の完全勝利。仲間達はとりあえず、全員の無事を喜ぶ。そしてもう一つの目的。
DBレーダーを取り出し、DBの位置を確認する。反応が2つある。さっきまでタワー最上階に
あった反応がずいぶん離れた場所に。レッド総帥が飛行機か何かで脱出し、その際に持ち出したの
だろうか。どちらにしろたいしたことのない距離。一行はマッスルタワーを後にし、レッド総帥を
追う。飛行を開始してから数分後、前方にレッドリボンの航空機を発見。内部に侵入しようと
接近する。だが、発見と同時に、こちらに近づいてくる複数の巨大な気の存在に気づく。
すさまじいスピード。そして間違いなくこちらに狙いを定めている。これは・・・この気は・・
サイヤ人。間違いなく。スカウターを使って、ヤムチャ達をわざわざ倒しにやってきたのか。
突然、航空機が爆発する。複数の気功波。ヤムチャ達を狙ってくる。落下していく航空機に
2つの影が侵入する。直後、コクピットからレッド総帥と思われる人物が投げ出された。
「とりあえず、逃げよう!この状況はあまりにも不利だ」
クリリンがそう叫ぶ。地上に向かって、退避を始めるヤムチャ達。航空機からは、さっきの影が
脱出してきた。手に何かを持っている。あれは・・・まさか。クリリンはドラゴンレーダーを
取り出す。反応が二つ、さっきの人影。いや、おそらくサイヤ人。奴らの元から発せられている。
「ま・・・まさか、サイヤ人の奴ら、ドラゴンボールを探す方法を見つけたのか・・・!?」


681哀・戦士:03/08/24 20:14 ID:???
>>677
書いた
682マロン名無しさん:03/08/24 20:15 ID:???
>>681
OK,よくやった


やっぱヤムチャマンセー
683愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/08/24 20:16 ID:???
正直、人は関係無いしね。とにかく、書けばよい。
別に順番競ってるわけではないし。
684哀・戦士:03/08/24 20:17 ID:???
苦手なバトル展開ばかりになってしまった。
最もたいくつな展開。
読んでる方ごめん。

また後で続き書きます。
もう休みじゃないとSS書けない状況だから。
685マロン名無しさん:03/08/24 20:21 ID:???
建前だけどな
686マロン名無しさん:03/08/24 20:24 ID:???
残りはサイヤ人だけか・・・。
最終決戦?
687哀・戦士:03/08/24 20:33 ID:???
>>ヤムチャかよ!?
自分自身がヤムチャに憑依している。
そう深く思い込みながら読むと余計感情移入できた。
操気弾を悟空に当てて欲しかった。
またヤムチャかよ!?

>>ドラえもん
キー坊キター!!
やけに人間的なクウラが目につくが
目障りになるほどではないと思う。むしろ
これをうまく利用してもっと話を深められるか・・・
ドラえもん氏の力量に期待します。

>>復讐
がんばってください。大変ですが。

688マロン名無しさん:03/08/24 20:33 ID:???
>>683
そう
書くことに意義があるのだよ
689哀・戦士:03/08/24 20:35 ID:???
>>686
書いてる間にレスが。
実はまだ頭に思い描いてる話の半分ぐらいのところ。
これから新しく来る方は読んでくんないだろうなあ・・・
690マロン名無しさん:03/08/24 20:36 ID:???
桃白白、リベンジはあるのか?
ホント二次創作の桃白白はカッコイイな、ヤムチャも

レッドは・・・・・・・・・・・・・・・死亡?
691619=ハンター:03/08/24 20:38 ID:???
ハンターです名前書き忘れました。

>>哀・戦士
サイヤ人をどう振り撒くか
クリリン一人では流石に無理でしょうし
先が気になります。
692マロン名無しさん:03/08/24 20:39 ID:???
>>686
バーダック以外になら勝てるんじゃない?
第一回の時も、良い勝負だったし。
ただ、スラッグと巨大隕石の伏線が解消されないが・・・。
693マロン名無しさん:03/08/24 20:40 ID:???
>>689
パッと出の思いつきだからあんま参考にならんかも。
新スレに移行したとき、それまでのあらすじを書けばいいんじゃないかな?
で、本編書く前に

あらすじは>>???
前々回は>>???
前回は>>???

ってやれば・・・ごめん。結構めんどいね。
694哀・戦士:03/08/24 20:44 ID:???
>>693
いえ、参考にさせていただきます。
そうだね、長い作品を書いてるわけだから
あらすじを忘れられたら意味ないわけだし。
って言ってるそばから前回のレス番を入れ忘れた
今カキコした話>>422の続きです。
695マロン名無しさん:03/08/24 20:44 ID:???
>哀・戦士
桃がいくらなんでも油断しすぎなのが気になった。
でも、原作でもそうだったからなぁ・・・(汗
696ヤム隠し:03/08/24 20:53 ID:???
太陽が照りつけるある日の午後…。
木々は太陽の光を反射し美しくきらめき、心地よい風がその葉を揺らした。
一台の黄色いワゴン車が住宅の密集した細い道を走っている。
乗っているのは3人。運転席と助手席に座る二人は、生来の物か剃ったのかは分からないが、ツルツルの頭を日光に反射させ光らせていた。それぞれ長身の男と背の低い男、そして後部座席に寝転んでいる美しい黒髪をした長髪の男だ。

「結構遠いんですね。まだ着かないんですか?」
助手席に座る背の低い男が運転をしている男に話しかけた。
「まあな。なにせ、秘境というくらいだからな。ゆっくり待っていろ、クリリン。」
天津飯と呼ばれた長身の男はハンドルをきりながら答えた。彼の名は天津飯。修行僧のような印象を持たせる顔つきで、「朴念仁」という言葉がよく似合いそうだった。
ゴトゴトと揺れる車内の後部座席には、いくつものトランクケースや荷物が積まれており、その脇で長髪の男がふてくされた表情で寝転がっている。
交差点に差し掛かり信号が赤に変わり車が止まると、天津飯が背もたれから首だけ出して、その長髪の男に声をかけた。
「おい、ヤムチャ。今回の旅行は、オマエが主役なんだぞ。オマエが失恋して鬱になっていたから、この旅行を計画してやったんじゃないか。もう少し楽しい顔しろよな。」
「うるせえなあ…大きなお世話だ…。」
ヤムチャと呼ばれた男はやる気無く答え、ゴロリと寝返りをうった。
697ヤム隠し:03/08/24 20:55 ID:???
そう、今回の旅行は失恋旅行なのだ。
ヤムチャという男は顔はいいのだが少々浮気癖があり、ブルマという昔からの恋人が居るにも関わらず、暇があると街へナンパに出かけるのが日課だった。そしてある日浮気がバレ、ついに恋人と大喧嘩をし、
喧嘩別れをしてしまったのだ。ヤムチャはそれ以来何もやる気がおきず、格闘技の稽古に来なくなってしまった。それを心配した仲間のクリリンと天津飯はヤムチャを無理矢理家から連れ出し、この旅行計画を立てたのだった。

ヤムチャはポケットから一枚の写真を取り出した。写真の中では、ヤムチャと例のブルマという元・恋人が二人で楽しそうに笑っている。
「ブルマ…」
ヤムチャが感傷に浸っているうちに信号が変わり、車は急発進した。不意に動き出した車にバランスを崩したヤムチャと脇の荷物は座席から豪快に転げ落ち、手から離れた写真を荷物が押し潰してしまった。

「ああーっ!」
思わず大声で叫ぶヤムチャ。急いで荷物を横に押しのけ写真を救出するものの、写真はくしゃくしゃになって、所々擦り切れてしまっていた。
「ああ…なんてこった…。」
「そんなのテープで止めときゃ直るって。」
情けない声を出して落ち込むヤムチャに呆れた天津飯が声をかけた。
「大切なブルマとの写真なのに…」
ふくれっ面でブーたれるヤムチャを尻目に、車はどんどん先に進んでいった。

「あっ!あれだ、あれ!」
クリリンは天津飯に一旦ブレーキを踏むよう頼み、それから窓の外を指差した。クリリンの指差した先に、いくつもの坂を上った頂上に大きなホテルらしき建物が立っている。見た目からすると、典型的なリゾートホテルのようだ。
「ああ、あれがそうなのか。でも、まだ少しかかりそうだな。」
天津飯が残念そうに呟いた。
「そうですね。けど、こういうのは行くまでの過程も結構いいんじゃないですか?」
「まあな。とりあえず先に進もうぜ。」
アクセルを踏もうとした天津飯がふと何かに気が付いた。
698ヤム隠し:03/08/24 20:57 ID:???
「ん…なんだ、この道?」
声に釣られ、ヤムチャやクリリンが窓の外を見ると、車は森林道の入口のようなところにさしかかっていた。
青々とした緑が美しかったが、周りが住宅地ということもあり少し異質に見えた。
「へえ〜。ここだけ自然が残ってるなんて珍しいですね。」
「まあ、観光地だからな。自主的に緑を残しているんだろう。ところで、森林の中をドライブなんてのはどうだ?」
「おっ!いいですね〜!」
天津飯が森の道に入ってみる事を促す。クリリンはそれに賛同のようだったが、後ろで聞いていたヤムチャが後部座席から身を乗り出し、二人に抗議した。
「おいおい、さっさと行こうぜ?かったるいし、ホテルの人にも悪いだろ?」
「まあ、そう言うなって。あとで連絡すりゃ大丈夫だよ。」
「あ、おい!」
ヤムチャの制止を聞かず、天津飯はハンドルを切った。車は車道から方向を変え、ゆっくりと森の中に入っていった…。

続く
699マロン名無しさん:03/08/24 21:01 ID:???
一応書いてみた。
この話の問題は俺があまり千と千尋の神隠し自体の細かい内容を覚えてないことだ

批評、批判はドンと来い
他の作品の感想はまた今度書きます
700マロン名無しさん:03/08/24 21:19 ID:???
>ヤム隠し
UPサンクス。
予想はしていたが、突っ込み所満載だなぁ。
内容自体は悪くないと思うし、いくらでも設定をいじれそう。
っていうかいじらなきゃ話が続かない罠。
701哀・戦士:03/08/24 23:34 ID:???
<25話>
ヤムチャ達は、地上に降り立つ。と、同時に近くにあった岩陰に隠れる。
クリリンは検証してみる。現在の自分達の戦力・・・・俺だけ・・・!?
ヤムチャ、満身相違。武器、パンツァーファストだけ。天津飯、桃白白との決戦において
新気功砲連射という荒業を使ったため、残エネルギーはほぼゼロ。さらに自分の分身を気功砲に
巻き込んでしまったため、その分身分の生命エネルギーを消失。現在、起きているのがやっと。
餃子、桃白白の手刀により、ダメージを受ける。だが数分間、気絶しただけで実質たいして
身体にダメージは残っていない。戦士は2人・・・あれこれ考える必要もない・・・
勝てない・・・絶対に。クリリンはDB探しの際、町で出会った女の子の事を思い出した。
俺も・・・あんな子と結婚したかったなぁ・・・。クリリンの目に、熱い物が少し・・・
よしっ!と歯を食いしばり気合を入れるクリリン。うじうじした気持を捨て、サイヤ人へと
特攻するつもりだ。だが当然、「待て」と止めが入る。
「オレ達は今気を消している・・・奴らには気を感じ取る能力がないはずだから、このまま
じっとしていれば見つかることはない・・・」
そうだ。そうだった。天津飯の言葉にクリリンはほっと肩を撫で下ろす。上空にはいつのまにか
6日前に一戦交えた4人のサイヤ人が。上空をうろうろしている。だがクリリンは落ちつきを
取り戻す。見つかるはずはない・・・スカウターは気がゼロの状態の人間を発見することは
できない・・・。だがクリリンは、自分自身がついさっき、もしやと思った事柄について忘れて
いた。ドラゴンボールのことを・・・
「お・・・降りてくるぞ・・・・!!こっちに来る・・・」
ヤムチャがそう叫ぶ。上空の4人はまっすぐに自分達に向かって降りてきた。
クリリンはふと、自分の腰につけてあったウエストポーチを見た。中にはドラゴンボールが5つ。
一気に吹き出る脂汗。クリリンはウエストポーチを股の中に隠し、叫ぶ。
「みんな、逃げろ!!!ドラゴンボールだ!!」

702哀・戦士:03/08/24 23:35 ID:???

だが、もう遅い。逃げ道にはすでに巨体、ナッパの壁が。他のサイヤ人の次々と降りてくる。
「なんだ、お前達だったのか。DBを持っているのはお前達だな?さあ、よこすんだ」
バーダックがそう言う。悟空がいないことには気にもとめずに。そんなことはどうでもいい。
この状況をなんとかしないと・・・クリリンは策を考える。だが、案の定思いつかない。
せめて、自分達の命だけでも・・・そう思ったクリリンは、一つの賭けに出る。
「ドラゴンボールは確かにオレ達が持っている。これを渡せば・・・オレ達を見逃して
くれるか?」
バーダックは少し考える。そしてにやっと笑い、首を立てに振った。
それを見たクリリンはDBの入ったポーチをバーダックへ投げる。中身を確認するバーダック。
心臓の鼓動が恐ろしいほど早い・・・顔からしたたり落ちる汗をクリリンは右手でぬぐう。
バーダックはそんなクリリンを見ながら笑い始めた。
「はっはっは、よくやってくれたよ。お前達。探す手間が省けた。いや、本当に。
オレ達からせめてものお礼だ。お前達仲良く天国を旅行させてやろう・・・」
悪人の典型的なパターン。クリリンは思う。俺の考えは甘かったー!!!と。
気がつけば、餃子はすでにナッパに首の付け根をつかまれて気絶していた。残るは俺だけ・・・
ヤムチャは気を疲れきったのか、ピクリとも動かない。餃子の様を見た天津飯も、今度は怒りを
発揮する力も残っていない。どうする・・・?どうするって、特攻しかないじゃないか・・・
クリリン、特攻。相手はバーダック。攻撃は通らない。バーダック、くるっと一回転し、
遠心力たっぷりの尻尾の一撃をクリリンにおみまいする。残るはヤムチャと天津飯・・・
ベジータが、俺にもやらせてくれとバーダックにかわってヤムチャの元へ。手刀を構え、
ヤムチャの首筋に当てる。つーっと首筋から垂れる血。クリリンは声にならない言葉を叫ぶ。
やめてくれ・・・・・頼む・・・・・。ベジータの手が振り下ろされる。
「天国へ旅行だと・・・・・?」
ヤムチャの声。ベジータは一瞬ひるむ。するとヤムチャはすっと立ち上がり、サイヤ人達を
にらみ付ける。さっきまで、ダメージによってほとんど身動きできない状態だったのに・・・
703哀・戦士:03/08/24 23:35 ID:???
ヤムチャはベジータの右手を掴み、にらみ付ける。ものすごい力。右手が、ピクリとも動かせない。
次の瞬間。突然ヤムチャの身体からすさまじい気が発せられた。ものすごいパワー。
バーダック達はスカウターのスイッチを入れ、数値を図ろうとするも、一瞬のうちに
オーバーヒートしてしまう。クリリン達は、何が起こっているのが理解できなかった。
確かにものすごい気・・・しかし、いつものヤムチャの感じとは何かが違う。異常な興奮状態。
そんな感じの気だ。それに20倍の重力室で修行したからといって、こんなに短期間に強くなれない。
ヤムチャさんは、俺にこの力を隠していたのだろうか。クリリンはそう思う。

「テ・・・天国へ旅行させてやるだと・・・・?・・・・・・・・・・・それは・・・・・
俺の・・・・・・・決めゼリフだあああああああああああっ!!!!!」
ヤムチャが絶叫する。え・・・そのことにキレてんの!?クリリンは思う。いや、違う。
そのことはただのきっかけ。ヤムチャさんに、何か、得体のしれないパワーが・・・・・
背後からラディッツ、ナッパが攻撃をしかける。が、一撃。ヤムチャの手刀と蹴りを受け、岩に
叩きつけられる。ベジータ、突撃。これで二度目の対戦。前回は、お互いいい勝負をするも
ベジータが戦いの経験と戦闘力でが上回り、ヤムチャを撃退している。あれから数日しか
経っていない。普通に考えたら結果は同じ。が、ベジータは驚愕する。自分の攻撃がまったく
通用しない。数日前までは圧倒していた男に。逆に押されている。防戦一方になるベジータ。
「ロウガフウフウケン!!!!!」
ベジータ、撃退。狼牙風風拳は少し前とは比べものにならないスピードで、ベジータを打ち抜いた。
形勢、一気に逆転。残るはバーダックのみ。一撃必殺。バーダックはヤムチャに向けて
エネルギー波を放った。すさまじい衝撃。だがヤムチャは同じない。服も、燃えていない。
仁王立ちしたまま、エネルギー波に耐え切った。ダメージはゼロ。バーダックは考える。
こいつは異常だ・・・まともに戦ったら、俺でさえ勝てるかわからない。今はサイヤ人復興のこと
を考えねば・・・。
「ラディッツ、ナッパ、掴め!!!」バーダックは2人に対してそう叫んだ。
704哀・戦士:03/08/24 23:48 ID:???
するとヤムチャによって倒されていた2人が息を吹き返し、ヤムチャの両足を押さえ込んでくる。
死に底ないの力など・・・そう思ったヤムチャだったが、突然脱力感に襲われ、体制をくずす。
バーダックはチャンスと思ったのかベジータを連れて全速力でその場を離脱した。
ぺたん、と腰をつくヤムチャ。直後、熟睡。クリリンと天津飯は、ひとまず動けない仲間を
かつぎ、神の宮殿へと退却することにした。ラディッツ達も一緒に・・・
ドラゴンボールは奪われた・・・

バーダック達も、宇宙船へと帰還した。出迎えのスラッグが出てくる。
「おお、見つかりましたか!!ドラゴンボール。私の作ったレーダーはうまくいったようですな」
「ああ、礼を言うよ。ところであの妙なアンテナはなんだ?」
バーダックが宇宙船上部にいつの間にか設置されていた奇妙なアンテナを指差して言った。
「え・・・?あ、あああれは前話したナメックの通信システムですよ。今度使い方教えますわ・・」

相変わらずおかしな奴だ。それよりも、ラディッツとナッパがおそらく奴らに捕らえられた。
俺の責任だ。あの地球人ども、絶対に倒す・・・・・しかしヤムチャとかいう男・・・
いつのまにあんな力を・・・以前はたいしたことなかったはずなのに・・・
「バーダックさん、あの地球人、俺に殺らせてくれ。サイヤ人の王子があんなにコケにされたんだ
黙ってられん」
「ああ、まずはあの地球人どもを倒し、ラディッツ達を取り戻す。DBの使い方はスラッグが
調べてくれる。オレ達は、気にしなくていい」

バーダック達は気づいていなかった。そしてヤムチャ達は知らなかった。もう一つ、サイヤ人の
ものとは別の巨大な宇宙船が地球のすぐそばまで来ているということを・・・<つづく>





705哀・戦士:03/08/24 23:53 ID:???
人いない・・・

皆さん、おやすみなさい。
706マロン名無しさん:03/08/25 00:13 ID:???
>>705
哀・戦士さん乙です。これからも頑張ってください。
>>583
 ジャイアンの覚悟に対し、フリーザは不快な表情をあらわにする。
「大人しく従っていればいいものを…。人をイライラさせるのが、余程好きなんだな」
「う、うるせぇ!」
 すると、後ろにいた静香とスネ夫までフリーザの前に立ちはだかった。スネ夫は少し及び腰。
「私もよ。ドラちゃんには、お世話になったもの!」
「ぼ、ぼ、ぼ、僕だって…」
 フリーザの前に立つ、三人の子供達。のび太ほどでは無いにせよ、ドラえもんとの付き合いは深い。ドラ
えもんの道具には、世話になったし、迷惑もかけられた。だからこそ、ドラえもんを売るような真似は出来
ない。人生の酸いも甘いも知らないような子供達の、ほんのちっぽけな意地だ。
 それを見ているヤムチャ。出て行けない。彼はドラえもんとの付き合いなど、無いに等しい。赤の他人に
命を売るような真似が出来るわけが無い。すると、そんなヤムチャを尻目に、プーアルまで前に飛び出した。
「僕だって、ただじゃやられないぞ…」
 驚くヤムチャ。今まで、自分に付き従うだけだったプーアルが、今は自分を置いて前へと進んでいる。そ
れなのに、自分は出て行けない。仕方ないじゃないか、フリーザと直に戦ったのは俺だけなんだ…ヤムチャ
に出来る事は、己の弱さを自分の中で正当化する事くらいであった。
 子供三人に、空飛ぶ猫が一匹。両手を広げ、フリーザを通せん坊するように立ち塞がる。その無知ぶりに
怒ってか、あるいはその無謀ぶりに呆れてか、フリーザの顔は完全に引きつっていた。
「いいでしょう、そんなに死にたければ…」
 帝王が愚か者達に罰を下そうとする。その時だった。

「そこまでだな」
 フリーザは、この声に聞き覚えがあった。遠い昔、常に自分より劣っていた男、常に暗い顔をしていた男、
いつしか一族の恥と見捨てられた男。フリーザの記憶からは消し去られたはずの男が今、鮮明に蘇る。突如
その場に現れたのは、フリーザの実兄・クウラであった。
「クウラ兄さん………久しぶりだね」
 音も無く、地球上に姿を現したクウラ。フリーザの兄だけあって、その気はとてつもなく大きい。いくら
戦意を喪失しているヤムチャと言えど、接近に気がつかないわけが無い。だが、その理由はクウラ自ら明か
してくれた。
「瞬間移動か…便利なものだな」
 クウラが様々な異星人から、技術や知識を学んだのは先述の通り。そして、その宇宙人の中には“超能力”
を使う種族として名高いヤードラット星人もいた。気を感じた生物の元へ、一瞬で移動できる力“瞬間移動”。
クウラもヤードラット星人と知り合った際に、学んでいたのである。
「フリーザ…。死んだと聞いていたが、どうやら違ったようだな…」
「確かに一度死んださ。でも、僕も色々あってね…」
 フリーザの口調が変わっている。やはり、兄弟相手だと接し方も違うようだ。他のメンバーは、宇宙最強
の兄弟が交わす会話を、ただ見守るしか無い。
「…で、何の用だい?」
「フリーザ、これから俺はお前を殺す!」
 兄からの突然の宣戦布告。フリーザはしばし呆然としていたが、やがて笑い出す。
「ハッハッハ…!何を言うかと思えば、兄さん如きが僕を殺す?どうやら、昔の事を忘れているようだね」
 子供の頃、クウラは兄にもかかわらず、フリーザに一度も勝った事が無かった。実の兄弟にもかかわらず、
余りに無慈悲な才能の差。この差こそが、コルドの興味がフリーザへと向いていった原因でもあった。だが、
そんな弟の挑発を、クウラは黙って聞いている。気が読める彼には分かっているのだ。自分の気が、フリー
ザを上回っている事を。帝王に君臨し、その才能を腐らせたフリーザ。泥沼から這い上がり、必死に己を磨
き上げたクウラ。いつしか、その立場は逆転していた。
「ここでは、彼らを巻き込む。戦うのは空だ」
 ドラえもん達を見て、クウラが提案する。フリーザにとしても、是非ともドラえもんは無傷で手に入れて
おきたい。快く、その提案を飲んだ。
 空へと上っていく兄弟。その間、ずっとフリーザはクウラを挑発していたが、クウラは無視していた。か
なりの高度まで上ったところで止まる二人。クウラVSフリーザ、決戦開始。
 かなりの高度まで上がったので、ヤムチャ以外はとても見る事は出来ない。そのヤムチャにも、この勝敗
は分かり切っていた。十中八九、クウラが勝つ。それ程、二人の戦闘力の差は大きいのだ。
 いきなり現れ、フリーザを倒す力を持つ男。正に、英雄と呼ぶに相応しい存在だ。実力も無いくせに、英
雄を気取っていた自分とは大違いである。ヤムチャの心境は複雑なものであった。
「お〜い、みんな!無事だったんだね!!」
 のび太だった。気絶している出木杉を、肩に抱いている。フリーザ軍兵士がいる裏山から、こっそり抜け
出してきたらしい。出木杉を倒した達成感からか、のび太の顔はとても爽やかだ。いや、のび太だけでは無
い。秘密道具で兵士長を倒したドラえもん、フリーザにも臆する事無く立ち向かったジャイアン、スネ夫、
静香、プーアル。彼らの表情は昨日までとは比べ物にならない程、凛々しいものになっていた。
 自分だけだ。自分は、フリーザに成す術無く惨敗している。しかも、そのフリーザも突然現れた男によっ
て倒されようとしている。一体、俺は何をやっていたんだ…。

 その頃、遥か上空では、兄弟対決が繰り広げられていた。手足が無く、戦闘力も激減しているフリーザ。
対するは、五体満足で、確実に実力を上げてきたクウラ。早々からクウラが圧倒していた。クウラの重い打
撃が、フリーザに次々とヒットする。フリーザの攻撃は、頭突きと口から放つエネルギー波のみ。相手がヤ
ムチャならばともかく、クウラに通用するわけが無い。
「ウソだ…こんな奴に!」
 予想を遥かに上回る兄の実力に、フリーザも焦りを感じていた。感じている間にも、クウラの攻撃は続く。
手が無いので、ガードする事も出来ない。攻撃は全てクリーンヒット。
「フリーザ…お前では俺に勝てん」
「お、おのれぇ!!」
 フリーザがエネルギー波を連発する。だが、クウラも同じ数のエネルギー弾で相殺する。何をやっても通
用しない。元々はクウラを凌ぐ才能を持っていたフリーザ、既に本能では分かっていた。今の兄には勝てな
い。クウラは、そんなフリーザの頭を掴み、更に上空へと投げ飛ばした。
「終わりだ、フリーザ!!」
冷房VS冷凍庫

まだ続きます。
>>ヤムチャかよ!?
危険な十代…。
ラディッツを倒す方法とは一体!?
私の予想は当たるのか!?

>>復讐の狼
とことんディープにしてダークですね。
転がりまくるヤムチャの心理描写が凄すぎる。もう
第二部も、凄まじいタイトルだ…。

>>ヘタレンジャー
ロッテネタ分かりませんで、すいません。
ヘタレンジャーと言う名前は気に入りました。

>>哀・戦士
ヤムチャ、突然のパワーアップ。
これもヤムチャの正体に関連しているのでしょうか。
天津飯VS桃白白は、見事でした。ヤムチャもいい役ですね。

>>ヤム隠し
“千と千尋の神隠し”見てないんですが、独身男性三名の旅って雰囲気がいいです。
「ホテルの人にも悪いだろ?」これ、好きです。
712ハンター・ヤムチャ:03/08/25 01:53 ID:???
>>前回405

占いババとのキスも無事にすませたヤムチャは
次なるステップへ行くために、ババを自宅に連れ込む
怪しく光る狼の目付きにババ困惑
と言うのがババの脳内設定。

「聞けば女に振られたくらいで戦意を無くすとは情けない」
しわくちゃな顔をした、老女がヤムチャを口で攻める。
「それであんた何しに来たんだよ、ただ俺を攻めに来たのか?」
少し頭に来ているのか占いババに詰め寄りながら不機嫌そうに問いかけた。
「近づかないでよ獣!!」
ババがヤムチャに張り手を浴びせる
その理不尽すぎる張り手にヤムチャの方は涙目になりながら
もう帰ってくれ!!としきりに叫ぶ、泣きっ面に蜂状態。
713ハンター・ヤムチャ:03/08/25 01:53 ID:???

間にプーアルが入り、やっとの事で落ち着いた二人。
お詫びの印にババがただで占いをしてくれると言う
「じゃあブルマとベジータって奴が今どうなっているのか教えてくれ」
ヤムチャの願いを聞き入れたババは覚悟を決めておもむろに服を脱ぎ始める
だが、ヤムチャのかめはめはの構えに気付いて急遽中断。
予定どうり水晶玉を使い、占いを始める水晶に映るのは二人の幸せそうな顔と声。
「本当かブルマ」「本当よべジータできたのよ私達の赤ちゃんが」
「良くやったぞブルマ俺もついにお父さんか」
その場面を水晶で見たり聞いたりしている二人と一匹、
ヤムチャの方は泣きっ面に機関銃を浴びせられたような顔。
「いけない、ヤムチャ様のヘタレパワーが絶好調だ」
ヘタレパワーがMAXになった所で、ヤムチャの魂は今日2回目の地獄旅行へと旅立った。

つづく
714ヤムチャ伝説作者:03/08/25 02:05 ID:???
もうすぐ試験があるので小説載せません。
つか、2ch来ません。
また来るのは9月の半ばくらいになると思うので・・。
まぁ、待ってやってください。
715ハンター・ヤムチャ:03/08/25 02:08 ID:???
>>哀・戦士
スカウターが壊れると言う事は戦闘力が何処まで上がったのか。
それとバーダックに敬語のベジータが可愛い。

>>ドラエモン
クウラとフリーザの立場逆転のくだりが良い。
ジャイアンやスネオ達も格好良いです。

>>ヤム隠し
それはまさか千と千尋のアレが元ネタですか?
これからも頑張ってください。

>>伝説
試験ではしょうがないですね
復活待ってます。
716マロン名無しさん:03/08/25 08:38 ID:???
完璧なSSスレになってしまった。
もはやヤムチャをネタにしようという気力は寸分も感じ取れない・・
717マロン名無しさん:03/08/25 09:38 ID:???
スレ番が仲良く並んでるな。ばきと
718マロン名無しさん:03/08/25 09:45 ID:???
つーか一気に小説が来たな
719マロン名無しさん:03/08/25 09:49 ID:???
はっきり言って俺の読む速度を超えている。
720マロン名無しさん:03/08/25 09:49 ID:???
で、作品に関する感想は作者以外書かない、と。哀れ
721マロン名無しさん:03/08/25 09:53 ID:???
>>720
隠し戦士ドラエモンハンター
四つも来てこれだけの感想とは言われてみると凄いな
722マロン名無しさん:03/08/25 09:54 ID:???
感想:ゆっくり書いてよ。
723マロン名無しさん:03/08/25 11:14 ID:/UoYCYys
>>596
第2部 殺戮に到る情愛

タバコを蒸かしながら、ゆっくりとその生命維持装置に近づく。大振りな男が寝ている装置の、横の椅子に座る。
 「変わらないわ、全く。心臓は正常に動いている。他の心肺機能にも異常無し。生命活動だけは…、してるわね」
かつてのヤムチャの女がそう言った。昨日も一昨日も、そして1年前も同じ返事である。 …装置の男には寸毫の変化も無い。
 「それでいい。ただの肉塊だろうが、何の役にも立たなかろうが、死ななければ良い。心臓さえ動いてくれてればな」
ヤムチャは灰に変わったタバコの先を、装置の男の顔に擦り付け、先の炎を消す。そして吸殻を、装置の男の口へと捨てる。
 「止めなさいよ。彼は…、ピッコロは、医学的には脳死の状態よ。今の世界では死者と認定される。冒涜する様なマネは……」
 「ピッコロは死んじゃいない。今もここで戦っている。人造人間と。そしてそのお陰で、ドラゴンボールを使うことが出来る」
ドラゴンボール。この世界に存在する7つの球。ヤムチャは6つまで集めていた。後1つで、願いを叶える龍を呼び出せる。
 「なんの願いを叶えるの? ピッコロを元の健康な肉体に戻して上げるの?」
ヤムチャはピッコロの体を寂しげに見る。 …左腕と右足が、根元から絶たれている。全身は重度の火傷に犯されている。
 「コイツを元の体に戻した所で、またすぐ同じ状態にされるだけだ。いや、次は殺されるかな」
心でピッコロに詫びながら、敢えて残酷な言葉を選ぶヤムチャ。 …願いは一つしか叶えられない。間違いは許されない。
既に一度死んでいる悟空たちは、生き返らない。ならば、俺を更に強くするしか方法は無い。ピッコロでは最早、力不足なのだ。
 「変わったわね、ヤムチャ……。昔は明るかったわ。少し頼りなかったけど、優しかった」
ブルマは遠くを見る様に、視線を窓に移す。ヤムチャは自嘲する様に笑っている。しばらくの沈黙の後、ゆっくり口を開く。
 「優しいだけ、な。お前は結局、……俺を捨てて、アイツを選んだ」
724復讐の狼:03/08/25 11:35 ID:/UoYCYys
>>723
重い沈黙が2人の間を流れる。もう10年以上経つ。笑って話せる思い出になっている筈だった。今の暗い世界で無ければ。
気まずい雰囲気のまま5分、10分と刻が流れる。お互い何も言わない。 …ちょうど2人が緊張に耐え切れなくなった頃。
 「あっ、先生だ。ヤムチャ先生、お久し振りですッ。今日の武道を教えてくれるんですか?」
2人を救う明るい声。絶望の時代に遭って、なお魂の輝きを持つ、人類の希望の少年。サイヤの王子の一粒種、トランクス。
だがヤムチャには、その明るさが眩し過ぎた。光が強いほど、影は暗くなる。自分の闇が耐えられなく感じてしまうのだ。
 「先生というのは止めろと言ってるだろう!! 俺はお前に武道を教えてるんじゃねえ、敵の殺し方を教えてるんだ!!」
いつもの人を寄せ付けぬ殺気さえも、トランクスの無邪気さの前では影を潜める。目を輝かせてヤムチャを見るトランクス。
        ……ソンナ目デ俺ヲ見ルナ。俺ハ返リ血ヲ浴ビ過ギタ。オ前ニ先生ト、呼バレル資格ハ無イ……
心で何かが叫ぶ。痛い。胸が痛い。毎晩見る悪夢の様に、彼の心を締め上げ続ける。 …イツマデ、俺ハコンナ生キ方ヲ…
その時。ドアをトントン、とノックする音が聞こえて来た。ブルマが入り口に客を出迎えに近付く。だがヤムチャが制する。
 「奥に隠れてろ、ブルマ、トランクス……。多分その客は、俺がセールスの相手だ」
725復讐の狼:03/08/25 11:39 ID:/UoYCYys
>>724
ドアがギイ、と開かれる。そこには男が立っていた。 …背は高くない。小柄の方だ。髪は天に向かって伸びている。
だが目が異常に鋭い。体の周りから、周囲を圧迫するオーラが放たれたいる。 …ブルマは、その男を見て呼吸が止まる。
 「ここか。ドブネズミの隠れ家は。そこの男…、ヤムチャと言ったな。随分、我らの兵隊を殺してくれたらしいな」
ヤムチャ。その男を見て薄く笑う。ちょうど今、思い出していた所だ、アンタを。砂を噛む様な苦い思いと共にな。
 「随分と礼儀正しいんだな……。本物のアイツなら、ノックの度に家が無くなる所だ」
 「フン…。人造人間18号様に、無闇に人を殺したり、街を破壊したりする事は禁じられている」
人造人間18号が…。人を殺すな? 不思議な違和感を覚えるヤムチャ。だがそれも、湧き上がる怒りにかき消される。
 「おめでとう、死刑決定だ。本物のアイツなら、いつまでも人の下に甘んじているヤツじゃない。それを俺は…」
         …憧レテイタ。羨マシカッタ。デモ、俺ニハ無理ダッタ。孤独ガ怖カッタカラ…
そして窓の外を指差す。その先に、ちょうど人のいない渓谷がある。そこで戦うと言うボディアクション。そして言った。
 「てめえの存在は、アイツの気高い魂を汚す…。殺してやるぜ、クローンベジータさんよ…」

西の都、カプセルコーポレーションの10キロ先。険しい渓谷が連なる自然の闘技場で、ヤムチャの反逆の狼煙が上がる。
726復讐の狼:03/08/25 11:43 ID:/UoYCYys

>>724
ドアがギイ、と開かれる。そこには男が立っていた。 …背は高くない。小柄の方だ。髪は天に向かって伸びている。
だが目が異常に鋭い。体の周りから、周囲を圧迫するオーラが放たれたいる。 …ブルマは、その男を見て呼吸が止まる。
 「ここか。ドブネズミの隠れ家は。そこの男…、ヤムチャと言ったな。随分、我らの兵隊を殺してくれたらしいな」
ヤムチャ。その男を見て薄く笑う。ちょうど今、思い出していた所だ、アンタを。砂を噛む様な苦い思いと共にな。
 「随分と礼儀正しいんだな……。本物のアイツなら、ノックの度に家が無くなる所だ」
 「フン…。人造人間18号様に、無闇に人を殺したり、街を破壊したりする事は禁じられている」
人造人間18号が…。人を殺すな? 不思議な違和感を覚えるヤムチャ。だがそれも、湧き上がる怒りにかき消される。
 「おめでとう、死刑決定だ。本物のアイツなら、いつまでも人の下に甘んじているヤツじゃない。それを俺は…」
         …憧レテイタ。羨マシカッタ。デモ、俺ニハ無理ダッタ。孤独ガ怖カッタカラ…
そして窓の外を指差す。その先に、ちょうど人のいない渓谷がある。そこで戦うと言うボディアクション。そして言った。
 「てめえの存在は、アイツの気高い魂を汚す…。殺してやるぜ、クローンベジータさんよ…」

西の都、カプセルコーポレーションの10キロ先。険しい渓谷が連なる自然の闘技場で、ヤムチャの反逆の狼煙が上がる。
727復讐の狼:03/08/25 11:47 ID:/UoYCYys
やっちゃった、御免なさい。あと、なるべくもうコメントは書かないので、
「続く」と書いてたらその日の更新は終わりと思ってください。
色々住人の人や職人さんに迷惑かけてすみません。
11月から多分一切書けなくなるんで、今のうちネタを放出しようと思ったら
こうなった。本当に申し訳ない。続きを少し書きます。
728マロン名無しさん:03/08/25 11:49 ID:???
>>727
おまえが誰であろうと小説をうpしてくれたらそれでいいよ
貶すこともしないし、神格化もしない

思う存分書きたいもの書いてくれればいい
729マロン名無しさん:03/08/25 11:51 ID:???
>>復讐の男
なんつーか、ヤムチャじゃないよね。
ダークっぽさに懲りすぎてて逆に引く。
まあでもわざとそうしてるんだろうけどね。
730マロン名無しさん:03/08/25 11:56 ID:???
>>720>>721
この辺の奴はここ潰そうとしてる嵐だろ?
深夜にSS立て続けに来たらそりゃあ感想も書きづらいだろうよ。
寝てるし。
現に昨日の哀・戦士の一回目のうぷの時はかなりのレスが来たし。
嵐に反応するのは禁止だからこれっきりにするけど、もうやめてくれ。
731マロン名無しさん:03/08/25 11:58 ID:???
>>727
一つ聞きたいんだがまだ『続く』と書いてないってことは今日中にまたうpされるってことか?そうだったらガンガレ
732巡回船:03/08/25 12:10 ID:???
>>ハンターヤムチャ
ババが服を脱ぎだす所にワロタ。
ヤムチャがヘたれてていいですね。

>>哀・戦士
うーん、先読めませんね。
ドラゴンボール奪われちゃったし。悟空は生き返るのか?
フリーザも登場っぽいですね。登場人物多すぎ。いや、いい意味で。


>>ドラえもん
クウラとフリーザ。
それにジャイアンやスネお達のカラミもあってよかったです。
ヤムチャは勝てるのか?大長編みたくハッピーエンドがいいですね。

>>ヤム隠し
ネタとしてはすごくいいと思いますよ。
あの3人で旅行って設定もいいと思った。
序盤なのでコメントしづらいですが、頑張ってください。

>>復讐の狼
エロ展開からまたダークな展開へ。でもタバコをふかしてるヤムチャが
どうしても想像できなかった・・・あまりにも我らのヤムチャ様とかけ離れ
ておられるので。でもそれでもいいかと思います。へタレのヤムチャってのも僕らの勝手な想像ですしね
733マロン名無しさん:03/08/25 12:11 ID:???
>11月から多分一切書けなくなるんで
書かないんじゃなくて、書けなくなるのか。
734復讐の狼:03/08/25 12:24 ID:/UoYCYys
>>725
ヤムチャを睥睨する様な眼差しで、冷笑するクローンベジータ。お互いの間合いは約30メートル程。
遠くでブルマとトランクスが戦いを見守る。ヤムチャが連れて来たのだ。次代の戦士に戦いを教える為に。
 「フフン…。ここを死に場所に選んだか。センスが悪いな」
しかしヤムチャに動揺は無い。最早見切っているのだ。このベジータは、あのベジータとは全く違うと。
即ち、自分と闘り合える程の敵ではない。 …ベジータ、悔しいだろうな。こんなクズにDNA使われて。
 「あの程度の舞空術のスピードで、大した余裕だな。お人形さんよ。早くなれよ、アレに」
ヤムチャはクローンベジータを挑発する。だが、このベジータはアレ、という言葉の意味が分からない。
 「アレ? …フフン。恐怖で気でも狂ったか。ベジータ様に今から殺されるのだからな」
クローンの目が光る。両腕に気を集め始める。 …だがヤムチャは蔑んだ目で見る。気の収束が遅すぎる。
 「ハァ・・・ッ!! 死ねヤムチャとやら、ダダダダダダダダッ!!!!」
クローンの腕から、無数の閃光がマシンガンの様に放たれヤムチャを襲う。渓谷を削っていく気の乱撃。
しかしヤムチャは動かない。その場所から1ミリも微動だにしない。防御もしない。ただ立っているだけ。
クローンが肩で息をする。何百発、気を放っただろうか。攻撃を止め、砂埃りの収まるのを待つクローン。
 「遺伝子だけでは…、姿は真似出来てもヤツには成れねえ。スーパーサイヤ人にも成れねえクズが…」
735マロン名無しさん:03/08/25 12:25 ID:???
>>復讐の狼
ヤムチャが何でタバコをピコ路さんに押し付けたか分からんかった。
今もここで戦っているって言ってくれてるのに。

>>729
復讐者として生きてるヤムチャならこれ位の温度差があって当たり前だと思う。

にしてもクローンはオリジナルと同等の実力を持ってるんかな?
ヤムがスーパーサイヤ人と対等に戦えるかどうか・・・
10年っていう歳月にしても、老いるヤムチャに対してクローン人間の方が有利だろうし。
736復讐の狼:03/08/25 12:25 ID:/UoYCYys
>>734
目を見開くクローンベジータ。無傷のまま悠然と風に吹かれるヤムチャ。服すら無事のままである。
ガタガタ震えるクローンに近付いて行くヤムチャ。 …そして思い切り拳を打ち下ろす。
ゴロゴロ谷を転げ落ち、渓谷の一番下の平地まで落ちるクローン。目の前には広々とした大地が広がる。
 「終わりだな。覚悟を決めろ」
10メートル先に転がるクローンベジータに無慈悲で告げる。だがクローンは起き上がると、逃走を試みる。
ヤムチャは歯噛みしてその様子を見詰めている。既に数百メートル先を飛行するクローンベジータ。
 「ヤツはどんな相手でも、敵に背中を見せるなんてしなかった…。それだけは、絶対に許せない…」
ゆっくり右腕を天に上げるヤムチャ。4本の指をピン、と立てた手刀の形。そして全身の気を高め始める。
気で体中が眩しく光る。その光りが少しずつ上方へ。肩へ、ヒジへ、そして右手の手刀に集中する。
 「狼牙操気斬」
斬。目の前の空間に向けて、居合斬りの様に手刀を振り下ろす。腰を屈めて、体が小さく丸まる。
そして手刀の小指が、地面にほんの少し触れている。そこからピシリ、と地面が割れて行く。
そのまま稲妻の様に、地割れは彼方へ走って行く。天と地が交わる場所を目指して、一直線に。
空から鷹が螺旋を描いて、ゆっくり落ちてくる。途中でその鷹が、真っ二つに分かれる。全くの対照形で。
そして数百メートル先のクローンベジータから悲鳴が上がる。背中に日本刀で斬られた様なキズが浮かべて。
トランクスがその背中を見、次にヤムチャを見る。英雄を見る様な熱い眼差しで。
 (なんて凄い技だ、狼牙操気斬…。空を絶つなんて…。空間を裂くなんて…)

 
737マロン名無しさん:03/08/25 12:40 ID:???
割り込みスマン

やっぱクローン如きじゃスーパーにはなれんか。
記憶がなければプライドも怒りも何も持ってないだろうからな。
738復讐の狼:03/08/25 12:43 ID:/UoYCYys
作者コメント無しと言いながら・・。すみません。
ヘタレのヤムチャはね、書こうと思えば書けるんですよ。実際書いた事あるし。ここではないが。
ハッキリ言って雄山あたりと絡ませたり、キバヤシあたりとコントさせてヘタレさせれば、
そこそこ面白いの書けると思う。そっちの方が絶対受けるんだろうな、と思って今の書き始めた。
でもそうすると被るんですよ、先輩方の作品とどうしても。だから敢えて避けて、強いの書いてみた。
正直、成功する確率は低いかな、と思ってる。でも一生懸命書いてますよ。手抜きはしてない。
ただ、少しでも新しいモノに挑んでいかないと、職人として進歩は無いですからな。
12月には、おそらくもう月に1、2回しか書けなくなるので、今の内に悔い無き様にと。
前からヤムスレはファンですし、ぶっちゃけバキスレはヤムスレ見て立てた様なモノですからね。
私のせいでは多分にありますが、今のヤムバキの状態は心苦しい。引退までに何とか、改善を…。
私が消えるのが一番良いのかなあ。確かに基地外と言われても仕方ない。トラブルメーカーだし。
739マロン名無しさん:03/08/25 12:46 ID:???
>>738
理想的なのは向こうでも頑張る。
大変だろうがな
740マロン名無しさん:03/08/25 12:48 ID:???
大丈夫。信者は何書いたって大喜びするから。
741マロン名無しさん:03/08/25 12:51 ID:???
一番厄介なのはあんたが自分の信者を引っ張ってきているかもしれないと
いうことだ。あんた自身は悪くないが、こちらとして、それは迷惑としか言えない。
だから、できれば完璧に名前を隠してもらいたかったんだよね〜
「ふら〜りさんが待ってる」なんて書いたらバレるに決まってんじゃん。
むしろバレたほうがいいと思ってたのかもしれないけどさ。
742マロン名無しさん:03/08/25 12:53 ID:???
>>738
バキスレではどうか知らないけど、ヤムスレだったら別に好きなだけ書いて構わないんじゃない?バキスレと違って感想レスがあんまもらえなかったりするけど、それでもいいならここで書けば?
信者云々もヤムスレは荒らしとかに耐性あるし、ちょっとやそっとじゃびくともしない。
一年という歴史を持つヤムスレをなめてもらっちゃあ困るぜ!!
743マロン名無しさん:03/08/25 12:54 ID:/UoYCYys
>>741
ゴメンなさい。大変に反省してる。
そのうちどうせ文体でバレるから、先にバラしちゃえと軽く考えていた。
いつも同じ過ちを繰り返すんだな、私は。
744クワトロ・バジーナ:03/08/25 12:56 ID:???
>>743
人は・・・同じ過ちを繰り返す・・・
745マロン名無しさん:03/08/25 12:56 ID:???
文体以上の自作の特徴に気づいてないのか?
言わなきゃばれなかったよ。
746マロン名無しさん:03/08/25 12:59 ID:???
普通にパオだとはわかんなかった。
てゆーか、ここの住民が全部あなたの作品読んでるわけじゃないだろうし。
むしろ読んでないほうが多い。ほとんど。
俺も流し見程度だし。
747マロン名無しさん:03/08/25 13:00 ID:???
ここでは職人はみな平等扱いだからな。凄いよ。
748マロン名無しさん:03/08/25 13:03 ID:???
>>747
そういうこと。
パオがどんな実績持ってようが関係ない。
でもね、やっぱあなたは作者コメント控えたほうがいいかもね。
>>738を見ても余計なことを言いそうな予感がプンプンしてる。
パオとしてでなく、ヤムスレの一職人として、コメントしてほしい。するなら。
あっちの話題とかあっちでの作品の登場人物とか、できれば出さないほうがいいかと。
749マロン名無しさん:03/08/25 13:04 ID:???
俺は普通の新人さんだと思った。上手いなあとは思ったけどパオとは気付かなかった
750マロン名無しさん:03/08/25 13:06 ID:???
みんなパオ氏の事、意外と知らないんだよね。
文体とかじゃバレないっしょ?
上から見られる感じでなんか嫌だな。

復讐の狼、頑張ってくれ。
751マロン名無しさん:03/08/25 13:10 ID:???
>>750
貴様、パオに『氏』を付けということはヤムスレの人間ではないな!!曲者め!!!
752マロン名無しさん:03/08/25 13:13 ID:???
反応しすぎw

普通に期待できるだろ。復讐は。他の作品群と共にこのスレの柱になってくれれば嬉しい。
もちろん信者共が言うような「引っ張る」って形になるのはごめんだが。
753パオ ◆gLeDrnBElE :03/08/25 13:13 ID:/UoYCYys
>>748
了解。では作品後コメントはこれからは無しで。休むとか以外は。
>>750
すみません。この事はすぐに直します。
そんなつもりは自分ではなかったけど、勘違いしている部分があるかも。
変な所で良く話題になるから、俺の事知ってて当然という傲慢な意識はどこかにあったかも。
気付かせてくれてありがとう。
754マロン名無しさん:03/08/25 13:15 ID:???
>>752
このスレを引っ張るような作品。
そーゆうのは出来てほしくない。
ここは誰もが気楽に書ける聖地。レベルも低けりゃ
誰かが指摘して改善していけばいい。
作者も読者も一体となって全員で運営していこう。
755マロン名無しさん:03/08/25 13:16 ID:???
>>753
他作品の感想とか名無しで書いてくれるとうれしいんだが。一読者として。
756マロン名無しさん:03/08/25 13:17 ID:???
>>753
いやあ、みんな変に反応しすぎなんだよね。
俺は別にコメントは自由にしていいと思うよ。
まあ実際コメントつってもとくにないけどね。
他の作者だって、他の作品のコメント以外、とくにしてないし。
あんたの好きにやっていいよ
757マロン名無しさん:03/08/25 13:18 ID:???
>>754
ええのう、ここは。
バキスレじゃいくら後輩ががんばっても不当に蔑まれることが多いからな。
758マロン名無しさん:03/08/25 13:20 ID:???
>>757
プロの世界じゃないしね。
自由に書いてくれればいい。新人は大歓迎。

ところで、魔人ブウ作者が病的なホームページで続き書いてるぜ
759マロン名無しさん:03/08/25 13:22 ID:???
>>758
                    ど こ だ !

ちょっと寂しいな。こっちで書いてくれてもいいのに。
760マロン名無しさん:03/08/25 13:22 ID:???
>>759
このスレの作品倉庫のこと
761マロン名無しさん:03/08/25 13:49 ID:???
パオ作品以外、反応無しかよw
結局、読者は正直だな〜と感じたよ。

パオさん頑張って下さい。
762ヤム隠し:03/08/25 13:53 ID:???
第二話『トンネルの中へ』前回のお話>>696-698

木々で覆われた森の中は少し暗かったが、葉の隙間から太陽の光が差し込まれ、地面がところどころ美しく光っていた。さっきまで森に入る事を反対していたヤムチャも、思わず見とれてしまっていた。
「きれいですねー。」
「ああ。それにしても、まだこんな場所が残ってたなんて驚いたな。」
天津飯とクリリンの話し声を聞きながら、ヤムチャは窓に映る森を眺めていた。

ヤムチャがしばらく外を眺めていると、木々の間に気味の悪い小さな石像らしきものが立っているのが見えた。地蔵か何かのようだったが、ぎょろぎょろとした目や薄気味悪く微笑む大きな口が印象的で背筋が寒くなるのを感じた。
―あまり深く考えるのはよそう
ヤムチャはそう自分に言い聞かせ、また座席に寝転び目を閉じた。

車はどんどん森の中を進んでいき、段々地形と視界が悪くなってきた。かなりの凸凹道で車体が何度も揺れ、その度にヤムチャは荷物が落ちないよう必死で荷物を手足や身体全体を使って守るハメになった。
「て、天津飯さん。大丈夫なんですか?」
「ああ、なんとかなるさ。俺のドライビングテクニックを甘く見るな!」
天津飯は意地を張り、更にアクセルを強く踏みつけた。車はスピードを上げ、更に悪路を突き進んだ。
先ほどよりも大きく車体が揺れ、寝ているヤムチャの身体が何度も宙に浮く。助手席に座るクリリンが何度も天津飯に呼びかけたが聞く耳を持たず、天津飯は前方を食い入るように見つめ、力いっぱいアクセルを踏み続けていた。

不意に辺りが明るくなり、悪路から開放されたと思った矢先、道のど真ん中に佇む地蔵らしき物体が視界に飛び込んできた!
「うわっ!!」
思わず急ブレーキをかけ、地蔵との激突を回避しようとする天津飯。その衝撃でシートベルトをしてないヤムチャと荷物たちは勢いよく座席から投げ出され、助手席と運転席の背もたれに叩きつけられたが、前に座っていた天津飯とクリリンは
地蔵にぶつかるかぶつからないかでそれどころではなかった。
結局、何とかブレーキと天津飯のドライビングテクニックで地蔵との激突は避けられたようで、前の席に座っていた二人は大きく息を吐き出し、安堵の表情を浮かべた。
763マロン名無しさん:03/08/25 13:54 ID:???
張り切って書いてるワルいけどさ、早すぎ
764マロン名無しさん:03/08/25 13:55 ID:???
パオ作品っていうか、パオのコメントにだろ?
作品に対してはあまりレスはない。
信者は消えろ。
765ヤム隠し:03/08/25 13:55 ID:???
3人は一旦車から降りて、辺りを見回してみた。
ここだけ森が開けており周りが明るく、地蔵の更に奥には大きな建物がトンネルのように口を開けているようだ。建物自体はかなり大きかったが、
入口自体は小さく、仮に道を塞ぐ地蔵を取り除いても車で入るのは無理のようだ。
「ったく、本当に危なかったな、この地蔵。道路の真ん中に立ちやがって。」
そう言いながら天津飯は地蔵に軽く蹴りを入れた。ひどく狼狽したようで、未だに冷や汗が滴り落ちていた。
「このトンネル…一体どこに続いているんでしょうね…?」
クリリンが興味津々で二人に尋ねる。トンネルの中は薄暗いようで、まったく出口が見えない。
「そうだなあ。どうする?入ってみるか?」
「おっ、おい!待ってくれよ!!本当に入る気か!?気味悪いし、やめとこうぜ!!」
またもヤムチャが抗議するが、やはり天津飯たちは聞き入れない。
「ちょっと、待てよ!これは俺の旅行なんだろ!?だったら俺の好きなようにしてくれたっていいじゃねえかよ!!」
「ああ、うるさいな。解ったよ。俺たちだけで行ってくるからおまえは車ン中で待ってろ。」
半切れのヤムチャがギャーギャー喚き散らすのに嫌気が差したのか、天津飯とクリリンは二人でトンネルに入っていった。
「おい!…ったく、しょうがねえなあ!!」
どうしようも無くなったヤムチャは仕方なくトンネルに駆け込み、天津飯たちの後を追った…。

続く
766マロン名無しさん:03/08/25 14:04 ID:???
作者は作品の後に、間を空けた方がいい
感想はつかない、グチャグチャする、ろくな事がない
767マロン名無しさん:03/08/25 14:05 ID:???
そろそろ次スレか。
早かったな、パオのせいで。
768マロン名無しさん:03/08/25 14:23 ID:???
パオのコメントからは、他の作者への慇懃無礼なニオイがプンプンする。
バキスレでも、「ヤムスレはついで」みたいな発言しちゃってるし。
まあ、ついでだろうが、何だろうが、完結してくれればそれで良い。

ヤムチャ伝説は今まで気に入ってたけど、「傲慢=DQN」は違うと感じさせられた。
評価が高いから調子乗ってるんだろうが、もう来なくていいよ。
769マロン名無しさん:03/08/25 14:43 ID:???
>>768
ヤムチャ伝説がなんで評価高いのかがわからないんですけど。
770マロン名無しさん:03/08/25 15:33 ID:???
糞作者共!
パオ氏の連載の邪魔をするんじゃねえぞ!!!
771マロン名無しさん:03/08/25 15:35 ID:tJ5rU9lX
>>770
氏ね
772マロン名無しさん:03/08/25 15:43 ID:???
作品のいいところ、語って逝きたいな
773マロン名無しさん:03/08/25 15:46 ID:???
>>772
復讐の狼…ダーク
哀・戦士…王道
ドラえもん…取っ付き易さ
ハンター…電波
ヤムチャかよ!?…アイディア
ヤム隠し…不明

ヤムチャ伝説は、なんかなぁ・・・。
今まではやや高慢なコメントも気に入ってたんだが、>>714は引いた。
774マロン名無しさん:03/08/25 15:47 ID:???
急襲のヤムチャ、面白かった
775マロン名無しさん:03/08/25 15:53 ID:???
>>771
荒らしは(ry
776コルテラジオ:03/08/25 15:53 ID:???
どうして普通にレスする事ができない?
いつまで荒らしに対して過敏に反応するつもりだ?
たとえ誰であれ、このスレにSSを投下してくれるなら職人様だろうに。
>俺も流し見程度だし
こんな事を書き込む必要性はどこにもない。ここにきて改めてヤムスレの住人の幼稚性が露呈した。
こんな事をやっていると本当に職人がいなくなるぞ。
777マロン名無しさん:03/08/25 15:54 ID:???
>>773
試験があるのは学生だとしょうがないでしょうが。
この時期に試験をやる学校だってあるよ。それで単位落としたらどうするんだよ。

ヤムチャ伝説は面白いと思うよ。
778マロン名無しさん:03/08/25 15:54 ID:???
>>776
つーか、お前誰だよ
パオ信者?

   お   呼   び   出   な   い
779マロン名無しさん:03/08/25 15:54 ID:???
パオ以外はいなくていい。
780マロン名無しさん:03/08/25 15:55 ID:???
>>777
俺が言ってるのは、そういう事じゃないんだけどなぁ・・・。
ま、いいけど。
781マロン名無しさん:03/08/25 15:55 ID:???
パオもかわいそうに。
信者も安置も作品を見ようとしない。
782マロン名無しさん:03/08/25 16:02 ID:???
>>772
哀・戦士・・・一番の長編。さまざまなエピソードがあり楽しめる。
      登場人物も原作をほぼすべて網羅している。すべて収集できたら見事。
      完結すれば、名作の一つにはなるかと俺は思う。ただ、新しく来た人にはとっつきにくいだろう。

ドラえもん・・・こちらも名作になると思う。ドラとヤムチャのコラボレーションが
        非常にうまい。テンポよく進み、とっつきやすい。
        完結をどういう形にするかで今後の評価が分かれる気がする。

ハンターヤムチャ・・・よくも悪くも電波。気に入る人は気に入るし
           受け付けない人はまったくダメだと思う。俺は好き。
           結構笑える。話ごとに出来の差が激しい気がするのは俺だけか?

ヤムチャかよ!?・・・アイデア賞はあげたいと思う。奇抜な発想、良かった。
           ただもうちょっと、ヤムチャの中の人が原作を知っているからこその
           姑息な手段で勝ち進んでいく・・っていう展開を見たかった。
           今後の展開に期待大。

ヤムチャ伝説・・・ストーリーはいいんだと思う。高慢なコメント等は別にどうでもいい。
         文章力もどうでもいい。もうちょっと深いエピソードを見たい。
         展開を急ぎすぎているような気が。俺だけだと思うけど。
         評判がいいのはわかる気がする。9月からの巻き返しに期待。

復讐の狼・・・ダーク。作者はダークで重い作品を書こうと思って書いた作品。
       それだけにダークな雰囲気満載でいいと思う。ヤムチャっぽくないけど。
       復讐のいうテーマなのでそれも当然かとは思うが。
       今後の展開に期待。

ヤム返し・・・まだなんとも言えない。
783マロン名無しさん:03/08/25 16:02 ID:???
もうすぐ800
784コルテラジオ:03/08/25 16:04 ID:???
>>778
お前のような救いようのないのがいるからこのスレはいつまでたっても……
結構前からこのスレは見てる。もうこの話題はやめろ。職人達のやる気を削ぐ無意味な議論だ。
785マロン名無しさん:03/08/25 16:04 ID:???
>>768
パオはなんて書いても邪推されるな。
あのコメントから、どうやったら「ヤムスレはついで」なんて考えに至るんだ。
有名税だろうが、可哀想だ。
もっと酷いのは、ヤムチャ伝説への>>773
ヤム伝の書き方も少しあれだが、学生は勉強優先させるのが当り前だろう。
職人とか住人云々で無く、人としてマナーが成って無いのが多過ぎ。
例え2ちゃんでも。
786マロン名無しさん:03/08/25 16:05 ID:???
>>776
荒らしは放置している。
ただね、パオ信者は見逃せないだろう。

>ここに来てヤムスレの住人の幼稚がわかった。
このコメントも言う必要ないわな。
あんたもここじゃあ荒らしと認定されるよ。
パオをスキなのはわかるけど。ここじゃあパオはパオじゃないから。

787マロン名無しさん:03/08/25 16:07 ID:???
>>785
だから、学業優先なことくらい分かってるんだよ。
そこまでバカじゃねぇよ。

書き方に少しカチンと来ただけだよ。
788マロン名無しさん:03/08/25 16:07 ID:???
>>784
お前が消えろよ
789785:03/08/25 16:09 ID:???
>>787
そうか、悪かった。
でも、あの程度の書き方にカチンと来るのはカルシウムが足らんぞ。
まったりいこう。そしてしつこくなく。
790マロン名無しさん:03/08/25 16:10 ID:???
>>784
悪いが、おまえからそういう話を持ち出しといてそれは無いんじゃない?現におまえも荒らしに反応してる訳だし
791785:03/08/25 16:11 ID:???
コルテさんも少し飛ばし過ぎ。SSスレでも先走ってたけど。
落ち着け。ところで来年、乙葉のヘアヌード写真集が出るらしいよ
ガセかも知らんが
792コルテラジオ:03/08/25 16:11 ID:???
>>786
確かに軽率だった。すまん。
あと勘違いしないでほしいのは、私は「ドラえもん」を見にここに来てる。
793マロン名無しさん:03/08/25 16:13 ID:???
>>792
それも人によっては不快になるかも。
ドラ以外眼中にないんか、って。

ま、考えすぎだろうが。
794マロン名無しさん:03/08/25 16:13 ID:???
>>792
おまえも言ってることは荒らしと変わらんぞ
逆に言えば他のは読んでないかオマケ程度にしか思ってないわけだろ?


やべえ、俺もしかして釣られた?
795マロン名無しさん:03/08/25 16:14 ID:???
更新する→追いつけない、早いと言われる

9月まで無理→調子のりすぎと言われる

ホームはここ→ヤムスレはついで、という曲解

もう十分削がれてるよ、後は職人さんの創造意欲の問題
黄泉みたいになるかもしれん
796マロン名無しさん:03/08/25 16:15 ID:???
上げ足取りが延々と続くのか。
そうやって歴史と命とが受け継がれるんだな
797マロン名無しさん:03/08/25 16:16 ID:???
そう考えると黄泉は責められんな。
でも、あの捨て台詞は揺るせんが
798マロン名無しさん:03/08/25 16:17 ID:???
>>793、正しいなw
>>794見る限り。
799マロン名無しさん:03/08/25 16:19 ID:???
>>782
ヤムチャ伝説、評判がいいように見えるのは俺の責任。
SSスレとこっちで何回も持ち上げるレスしてたし。
埋もれ気味な作品に日の目を見させてもいいんじゃないかっていう傲慢な考え方してたからさ
800コルテラジオ:03/08/25 16:19 ID:???
>>793
かといって嘘をつくわけにはいかんだろう。
>>794
全部読まなければこのスレに来てはいけないのか?
801マロン名無しさん:03/08/25 16:21 ID:???
ヤマナシ
オチナシ
イミナシ
802マロン名無しさん:03/08/25 16:22 ID:???
>>800
いちいち言う必要は無いっつうこと。ちょっと落ち着け。
誰が何を読んでるかなんて誰も気にしない。
803マロン名無しさん:03/08/25 16:22 ID:???
>>802

いや、気にするからまずいんか。
804マロン名無しさん:03/08/25 16:23 ID:???
>>799
そうだったのか。
いや、一時期ヤムチャ伝説の株がここでもSSスレでも急にあがったから
なんかおかしいなとは思ったんだけどね。
805マロン名無しさん:03/08/25 16:23 ID:???
>>コルテラジオ
>私は「ドラえもん」を見にここに来てる・全部読まなければこのスレに来てはいけないのか?
こんな事を書き込む必要性はどこにもない。ここにきて改めてコルテラジオの幼稚性が露呈した。
806マロン名無しさん:03/08/25 16:25 ID:???
>>802
パオ信者じゃないって証明したかったんじゃないの?
807マロン名無しさん:03/08/25 16:25 ID:???
>>805
>>コルテラジオの幼稚性が

上でも「ヤムスレの幼稚性」うんぬんって出てたが、そんなのどうでもいいよ。

みんなもう、揚げ足取りはやめれ
808マロン名無しさん:03/08/25 16:25 ID:???
>>806
そんな気がする。同意。
でもちっと言い方が悪かったかもしれんな
809マロン名無しさん:03/08/25 16:25 ID:???
コルテラジオ。あっちでも問題起こしてたなあんたw
810マロン名無しさん:03/08/25 16:26 ID:???
 渋 滞 20キロ
811コルテラジオ:03/08/25 16:27 ID:???
私のせいで荒れてしまった。職人方。気にせず続けて下さい。すまない。
812マロン名無しさん:03/08/25 16:28 ID:???
哀・戦士・・・一番の長編。さまざまなエピソードがあり楽しめる。
      登場人物も原作をほぼすべて網羅している。すべて収集できたら見事。
      完結すれば、名作の一つにはなるかと俺は思う。ただ、新しく来た人にはとっつきにくいだろう。

ドラえもん・・・こちらも名作になると思う。ドラとヤムチャのコラボレーションが
        非常にうまい。テンポよく進み、とっつきやすい。
        完結をどういう形にするかで今後の評価が分かれる気がする。

ハンターヤムチャ・・・よくも悪くも電波。気に入る人は気に入るし
           受け付けない人はまったくダメだと思う。俺は好き。
           結構笑える。話ごとに出来の差が激しい気がするのは俺だけか?

ヤムチャかよ!?・・・アイデア賞はあげたいと思う。奇抜な発想、良かった。
           ただもうちょっと、ヤムチャの中の人が原作を知っているからこその
           姑息な手段で勝ち進んでいく・・っていう展開を見たかった。
           今後の展開に期待大。

ヤムチャ伝説・・・ストーリーはいいんだと思う。高慢なコメント等は別にどうでもいい。
         文章力もどうでもいい。もうちょっと深いエピソードを見たい。
         展開を急ぎすぎているような気が。俺だけだと思うけど。
         評判がいいのはわかる気がする。9月からの巻き返しに期待。

復讐の狼・・・ダーク。作者はダークで重い作品を書こうと思って書いた作品。
       それだけにダークな雰囲気満載でいいと思う。ヤムチャっぽくないけど。
       復讐のいうテーマなのでそれも当然かとは思うが。
       今後の展開に期待。

ヤム返し・・・まだなんとも言えない。
813マロン名無しさん:03/08/25 16:29 ID:???
そういえば、お友達スレのラディッツスレやナッパスレが最近息切れ気味だな
心配だ…
814マロン名無しさん:03/08/25 16:29 ID:???
コルテはコルテなりにSSスレの事考えてるんだろうがな。
わざわざコテで書いてるのも、作者の自演じゃないと証明するためのもの。
みんな、あんまかっかせんとくれ
815マロン名無しさん:03/08/25 16:30 ID:???
>>813
ナッパは今まで続いてたのが奇跡だろwっていうかまだあったんだ。
初期は楽しく参加させてもらったが
816マロン名無しさん:03/08/25 16:32 ID:???
>>812
>>ヤム返し

なんか違和感あるなぁと思った。ヤム隠しな。
817マロン名無しさん:03/08/25 16:33 ID:???
まてい!!!
818テンプレ。一個追加:03/08/25 16:33 ID:???
〜とびっきりの最強対ヘタレ〜

エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を・・・
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。

誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
少年漫画板、懐かし漫画板、漫画サロン板…3つの板を荒野の狼が駆け巡る…!!!
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。

これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

【前スレ】
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart13
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1061030005/l50
【小説作品保管庫】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako.html
【お勧め作品】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/recommend.html
【過去ログ倉庫】
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako/log.html
819マロン名無しさん:03/08/25 16:35 ID:???
>>お勧め作品

病的さん、乙!!!
820マロン名無しさん:03/08/25 16:36 ID:???
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart14
〜とびっきりの最強対ヘタレ〜

・・・と書くのがヤムスレの伝統なんだが
821マロン名無しさん:03/08/25 16:36 ID:???
裏方で頑張ってる病的さん乙。
さっき見てきました。


>>作者さん達へ。
次スレまで投稿は待った方がよろしいかと
822マロン名無しさん:03/08/25 16:37 ID:???
>>800だから大丈夫じゃね?ってのは甘い?
823マロン名無しさん:03/08/25 16:37 ID:???
〜とびっきりのヘタレ対ヘタレ〜
がよくない?
824哀・戦士:03/08/25 16:38 ID:???
>>821
了解。
有給だったから投稿しようかと思ったんだけど。我慢する。

病的さん、お疲れです。あっちにも書いたけど。
825マロン名無しさん:03/08/25 16:38 ID:???
>>820
そりゃ伝統でもなんでもないぞ
元々、テンプレを作ったときに立てる人がpart何か解り易いように上に書いてあっただけ
それを間違えてテンプレにまで貼り付けたまま立てちゃった香具師が多かっただけだ
826マロン名無しさん:03/08/25 16:39 ID:???
>>824
メモ帳に書き溜めするとかさ。有給なら書いてもらった方がいいな。勝手でスマソ
827マロン名無しさん:03/08/25 16:40 ID:???
>>819、821
どうもです。
紺屋の白袴とはよく言ったもの・・。
作品がよめな〜い。でもあとでちゃんと読むので作者さんたちがんばってください

>>822さんが言うように
まだ160kb、170レスはあるのでレス番900までは大丈夫では?
828マロン名無しさん:03/08/25 16:42 ID:???
ちなみに今が336 KB。確か504 KB以上でスレに書けなくなるのな
829マロン名無しさん:03/08/25 16:43 ID:???
>>824
前あらすじを提案した奴なんですが、よろしければ極簡単なものでいいので近いうちに
書いていただけませんか?
最近読み始めたんだが、ストーリーがわからんくて小股
830哀・戦士:03/08/25 16:44 ID:???
>>829
わかりました。
読み始めてくれてありがとう。
831マロン名無しさん:03/08/25 16:46 ID:???
>>823
最強とヘタレの対比の方がヘタレが生きると思うが
832マロン名無しさん:03/08/25 16:46 ID:???
>>830
さんくす。
833マロン名無しさん:03/08/25 16:46 ID:???
>>829みたいな最近読み始めた香具師もいるみたいだから、次スレの2〜10辺りに現在連載されてる作品のあらすじとその作品の保管庫のURLを貼るってのはどうよ?
834マロン名無しさん:03/08/25 16:48 ID:???
>>828
512KB以上だろ
835マロン名無しさん:03/08/25 16:48 ID:???
>>833
あらすじは出来る限り作者自身にやってもらいたい。
でも、難しいか?
836マロン名無しさん:03/08/25 16:51 ID:???
そういえば、病的さんの『ヤムスレの歴史』はどこへ行ってしまったんだろう
837マロン名無しさん:03/08/25 16:54 ID:???
>>836
消しちまったらしい
838復讐の狼:03/08/25 18:08 ID:L7Uyb6hO
>>736
目の前には肉くれが転がっている。いや、もうすぐ肉くれになる、と言った方が良いか。その時は近い。
背中を一刀両断に裂かれた、ピンで標本に突き刺された、虫ケラの様に残酷な肉くれ。
クローンベジータ。 …気高いサイヤの王子のまがい物。人工培養で即席栽培された、安物の肉の塊。
 「クク…。神喰らうケダモノ、フェンリル狼か…。だが、この程度では決して神には届かない…。
  神と女神の前には、2人の黄金の騎士が立つ…。俺より遥かに強い、神守る戦士がな…。」
クローンはその言葉を振り絞ると、呼吸が薄くなって行く。 …気を溜めた左手を向けるヤムチャ。
ハッとした表情のブルマ。例えクローンでも、見てくれは昔愛した良人(おっと)なのだ。正視は出来ない。
その時。ヤムチャの左手を、必死で抑えようとする者が。 …トランクス。10歳の少年が腕に纏わり付く。
 「先生ッ、止めて下さいッ! いくら敵でも、クローンでも、人間ですよッ!!」
ヤムチャは、そのトランクスの言動に確信する。 …この少年は戦士にはなれない。優しく、穏やか過ぎる。
 「覚えておけトランクス…。人間を撃つんじゃない、標的を撃つんだ……」
次の瞬間、ヤムチャの左手から極大の気功波が発射される。まっすぐクローンベジータに向かい、爆発する。
クローンベジータ、絶命。

839復讐の狼:03/08/25 18:10 ID:L7Uyb6hO
>>838
腰から上が粉微塵になり、完全に消失している状態のクローンベジータ。その場に泣き崩れるブルマ。
トランクスは下半身だけになったクローンの残骸に駆け寄る。 …そしてそれに抱き付き、大声で泣き始める。
何で殺した、殺す必要は無かった、人でなし…。 残骸に泣き付きながら、ヤムチャを罵倒するトランクス。
トランクスは父親のベジータと会った事は無い。だがDNAの奥の部分で感じているのだろうか。父親を。
 
 泣きそうな顔のヤムチャ。このままではこの少年は、人造人間に確実に殺される。こいつの方が強くとも。
 何故なら、この少年は、殺すより殺される方を選ぶ。間違い無く。優しく穏やか過ぎるから…。

 俺ハ、マタ…。地獄ノヨリ奥深クヘト…、堕チネバナラナイノカ。鬼畜以下ニ成リ下ガッテ。

泣いているトランクスの背後に近づくヤムチャ。気を込めた手刀を、まっすぐ少年の首に落とす。
肉体の自由が全く利かなくなるトランクス。 ・・・しかしその意識はハッキリと残っている。

 「全く使えないガキだ…。今からお前に教えてやる、戦士に一番大事なモノ…。憎しみをな!!」

そしてヤムチャはブルマの元へ歩き出す。血に飢えた狼の様に、凶暴な笑みを浮かべながら。
840復讐の狼:03/08/25 18:33 ID:L7Uyb6hO
>>839
トランクスの目の前で、生き地獄が展開されている。目を背けたくても、肉体が言う事を利かない。
 「うわああああッ、お母さん、お母さん、お母さん、お母さんッッ!!」
母親は下半身を剥き出しにされ、四つんばいになりながら涙を流している。屈辱と悲しみの涙。
その四つんばいの母親の性器を、トランクスの尊敬する先生が、後ろから荒々しく貫いている。
ブルマは悲鳴を上げ続ける。痛みと屈辱。だがそれよりも、子供の前で犯され続ける激しい哀しみに。
 「どうだトランクス、母さんを助けたいかッ!! 無理だな、お前は大事な人間すら守れないッ」

顔と行為で暴虐を演じながらも、ヤムチャの心は潰れそうな程、痛く苦しい。張り裂けそうだ。
だが。鬼畜に堕ちてでも、この素質ある少年をキバを持つ戦士に…。人造人間を殺す刺客に…。
自分がもし殺されたら、残る希望はこのトランクスだけなのだ。その為には…。俺は何にでもなる…。

 「ガアアアアアアッ!! 母さんを放せッ!! さもないと、必ず殺すぞ、ヤムチャあああ!!」
   …イイゾ。大分良クナッテ来タ。ソノ調子ダ。コノ世で最モ強イ感情ハ、愛デハ無イ…
   …憎シミダケデハ足リナイ。愛ニ裏打チサレタ、憎シミナノダ。良シ、モウ一押シダ…
 「ガキが…。良く見ろ、これが嫌がってる女の顔か…? そら、これがお前の母さんの本性だ…」

ブルマの髪を乱暴に引っ張り上げ、下を向いたままで表情が見えなかった母の顔を子供に向ける。
そのこの世で一番愛する母の表情に、トランクスは愕然とする。今まで感じた事の無い絶望感が包む。
目が潤んでいる。唾液を垂れ流している。顔が紅潮している。何よりも甘い吐息を繰り返している。

 「女盛りが10年も、男を断ってきたんだ…。察してやれよ。なあ、孝行息子……」


841マロン名無しさん:03/08/25 18:33 ID:???
>哀・戦士
ヤムチャが隠された力を〜ってノリはいいけど
ちょっと性急過ぎるのは気のせい?
笑いを取るつもりだったのなら、バッチリでしたがw

>ドラえもん
今までのヤタレだけど頑張るヤムチャがただのヘタレに
クウラが余りにも完璧過ぎる、ちょっと詰まらないかも。
この後になにかしらのネタを期待してます。

>ハンターヤムチャ
話が突飛過ぎてわけわかめ。
ログ確認して来ます。

>復讐の狼
なんの願いごとを叶えるのか・・・期待してます。

>ヤム隠し
ワラタ。
お父さん=天津飯? ブタになった時の展開がすげぇ楽しみw
842復讐の狼:03/08/25 19:06 ID:L7Uyb6hO
>>840
トランクスに吼える気力はもう残されていない。目の前の成り行きを呆然と見届けるだけである。
やがて狂騒の宴は終わる。ヤムチャは目の前に、達したブルマを投げ捨てる。そして少年に微笑む。
 「楽しかったか、坊主…。良い勉強になっただろう? さあ、愛するママの所へ行ってやれ…」
トランクスの目が赤黒く濁っている。肉体が少しずつ動ける様になった来た。狂った様に叫ぶ。
 「殺してやるッッッ殺す殺す殺す殺す殺殺殺殺殺すすすすすすうううううう!!!!!!」
ヤムチャの中で暴れるモノ。良心。その呵責が、ヤムチャを食い殺してしそうなまで膨らみ続ける。
 「いいだろう…。いつでも俺を殺しに来い。俺を簡単に殺せれば、お前は人造人間にも勝てる…」
そして2人に背を向け、歩き出すヤムチャ。睨み殺さんばかりの、強烈な殺気を背後に感じながら。

数百メートル先で。ヤムチャは胃の中の全てのモノを吐き下す。涙を流しながら、狂わんばかりに。
 (すまん……。ブルマ…。トランクス、人造人間を倒したら…、喜んでお前に殺されてやる……)

843復讐の狼:03/08/25 19:07 ID:L7Uyb6hO
>>842
向かい合って立つ母子。虚ろな表情ながらも、母は気丈に息子を包み込もうとする。大いなる母の愛で。
 「ゴメンね……。トランク…んああああああッ!!!!」
突然、ブルマの下腹部に激しい痛みが走る。狂った様に叫び続ける美しい母親。息子は無表情のまま。
 …息子の右腕が、母の剥き出しになった性器の中へのめり込む。膣の奥まで達しても、なお止まらない。
そして膣の壁を破り、その向こうの内臓を掴み絞る息子。そのまま今度は逆方向へ一気に引き抜いた。
 「うがああがああごごげえええがああ!!!!」
もはや声に成らない叫びを上げる母親。体の中から性器を通じて、腸の一部が地面へ引きずり出される。
グルン、と白目になるブルマ。 …そしてビクビクと痙攣を始める。何故か冷笑を浮かべるトランクス。
その時。ブルマの口から、ある意外な言葉。 …トランクスはその言葉に、感情のリミッターが切れる。
近くにあった大石。その石を、母親の顔面にぶつけ続ける。何度も、何度も。ゴツ、ゴツ、ゴツ…。

数分後、完全な肉塊へと変化したブルマ。トランクスはようやく少し落ち着き、その肉を抱き泣き始める。
 「お母さん、お母さん、ゴメンよお、ゴメンよううう……」
そして。トランクスの肉体に変化が現れる。髪が逆立ち、金色のオーラに包まれる。スーパーサイヤ人、誕生。
トランクスを狂わせた最後の言葉。それは自分を殺した呪詛の言葉ではない。母親の、途方も無い愛の言葉。

  ありがとう……トランクス…。こんな時代に、私の子供に生まれてくれて…。本当に、幸せだった…。

この時より2ヵ月後。ヤムチャはついに最後のドラゴンボールを探し出し、神龍を呼び出す。彼の願い事。

  俺を…。なんの肉体の痛みを感じない体にしてくれ…。体だけでいい、心は痛みを感じるままで…。

                               第3部 「アヴェ・マリア」へ続く。 



844マロン名無しさん:03/08/25 19:14 ID:???
>復讐の狼
乙。

・・・・なにやら危ない展開に・・・・
845マロン名無しさん:03/08/25 19:23 ID:???
ところで>>841はどちら様?パオ?他の作者?それとも普通の名無し?
846プロブレム:03/08/25 19:25 ID:???
>>543-544

ヤム桐を倒したヤムチャは、改めて「へタレ」というものの罪を痛感していた。
相手のスキを突こうともしない。
根性もない。
引き立て役etc…
天津飯、そしてこの後に待ちうける強敵達に勝利するには、この部分はなんとしても矯正しなくてはならない…


舞台は、鬱屈とした森へと移る―

森にそびえ立つ中世風の城。

『君、あの男、なかなかいいと思わないかね?』

モニターを見つめる男の声。
かなり年老いている声質だが、やけに声が高いのが気持ち悪い。
人を舐めくさっているような―そんな印象を否応なく抱かせる声。

「そうでしょうか?私には分かりかねます、ご主人様」

『君、三万回死にたまえ』
847マロン名無しさん:03/08/25 19:25 ID:???
>パオ
寒気がした。これからも頑張ってくれ。
あなたの事は正直大嫌いだったが、このSSはオおぞましくていい
848プロブレム:03/08/25 19:25 ID:???
「はい喜んで!!」

そういうと、ご主人様といわれる男の従者と思われる男は、ナイフを取り出す。
そして、自分の心臓へとそれを突き立てる。

ブスッ(バタン…むくっ)ブスッ(バタン…むくっ)ブスッ(バタン…むくっ)………

不思議なことに、従者は何度自害しても絶命せずに起き上がってくるのだ。
主人が、笑った。実に、気味の悪い声で―――

『我が、不死バンパイア族にも、新しい血が必要な時期だな…この男、欲しい…』

「私(ザクッ、バタン…むくっ)には(ザクッ、バタン…むくっ)分かり(以下略)かねます(ry)」

『君、二万回追加』

「よろこ(ドブスッ、バタッ…むくっ)んで」

そんな危険なバンパイア城。ヤムチャは誘い込まれようとしていた――(続く)
849マロン名無しさん:03/08/25 19:30 ID:???
>845
841はオレ。普通の名無しです。
850マロン名無しさん:03/08/25 19:30 ID:???
アヴェ・マリアってどんな意味なの?
851愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/08/25 19:30 ID:???
>>パオさん
……凄い。ヤムチャの心情とか。


852マロン名無しさん:03/08/25 19:35 ID:???
>パオ
こんなの中っ棒ばかりの漫画板でやるなよ。マジで鬱になった。
でも、続けてくれ。怖い。恐くていい。どんな展開になるか凄く楽しみだ。
こんなタイプのssは無かったからな。下手に妥協せず、最後までこの雰囲気のまま
ラストまでいってくれ。
ところでアベマリアって賛美歌かなんかじゃなかったっけ?

>プロブレム 乙。
853マロン名無しさん:03/08/25 19:38 ID:???
>>852
おまえ厨房なのか
だが安心しろ。ヤムスレは厨房だろうが消防だろうが誰でも受け入れるぜ!!
854マロン名無しさん:03/08/25 19:42 ID:???
ごめん。852のレビューの余りの違いに笑った。プロブラムかわいそうだな。
だけどすげ。販促。でもパオの名前は禁じようよ。復讐作者でいいじゃん。
855マロン名無しさん:03/08/25 19:45 ID:???
>復讐の狼
雰囲気がいい。つうか、こんな目覚め方したスーパーサイヤ人、今だかつていなかったな。
自分もそろそろこういうの書く展開になりそうなんで、参考になった。
でもブルマ犯したらトランクスは人造人間側についてヤムチャと戦うんじゃ・・・
あとはどうでもいいからスルーしてくれ。
膣の奥(外子宮口)→子宮→壁を破ると多分諸臓器
看護大生なんでちと気になった。

>プロブレム
DIOか?てか3万回なんて無駄なことさせんなよw
遅レスだが、片桐化って地味だなw そりゃ浸透しねぇよ
856マロン名無しさん:03/08/25 19:47 ID:???
>>855
>自分もそろそろこういうの書く展開になりそうなんで、参考になった。
ちょっと待てぃ
アンタ誰だ!?
857マロン名無しさん:03/08/25 19:51 ID:???
>>855
パオはきっと童貞だからそういうの分かんないよ、きtっと。
でも今回はいいな。基地外が基地外を書くとすげえ!!
ところで、看護大生って女性ですよね?  や ら な い か ?
後、なんお作者?
858マロン名無しさん:03/08/25 19:54 ID:???
>>857
真・童貞クンハケーン

859マロン名無しさん:03/08/25 19:55 ID:???
>>857

嬉しいこと言ってくれるじゃないの。

ごめん。男なんだ・・・
看護大生だから十中八九女だと思うだろうが、残りの1割なんだ・・・。
あと、向こうでザク書いてる。ここでグラプル書き逃げした。ごめんよ。
でも今はバキスレもヤムスレも同じくらい楽しませてもらってるし、レスもキチ外みたいに書いてる。
860マロン名無しさん:03/08/25 19:56 ID:???
もまえらパオにばっか目ぇ向けすぎ。一人の作家に固執するのはやめれ
他の作者から見てもうざいし、周りから見てもうざい
第一、内容としてもそこまで騒ぐほどじゃないだろ。方向性は違えど文も内容も良くも悪くも他の作品と大差ない。

おまえらがそんなことしてもまたパオがどっか別のスレに行くだけだぞ
861マロン名無しさん:03/08/25 19:58 ID:???
>>860
いや、過剰反応しすぎだと思う。確かに褒めすぎな雰囲気はあるが、>>855あたりでも
分析的なレスがついてる。
あとはSSスレで言ってくれ。あんまいろいろ言うと泥沼になりかねん。
862マロン名無しさん:03/08/25 20:06 ID:???
>>860
素直に今回は凄いと思う。
1部(だったけ?)の時は正直、こんな程度かと思ったけど。
パオもここの職人の1人になったんだから、いいときは褒めて、
ダメな時は励ましの言葉を掛ける。それが昔からのヤムスレルールでしょ?
過剰反応してるのは貴方の方と思うよ。コメントも書いてないし。
863マロン名無しさん:03/08/25 20:20 ID:???
>>857
前にヤムスレでも書いてた作者さん
できれば再開してほしいなと思っとりやす
864マロン名無しさん:03/08/25 20:20 ID:???
間違い無くモチーフはベルセルクだな。
ヤムチャをガッツに見立てるとは、やるな。
865マロン名無しさん:03/08/25 20:37 ID:???
怒りの矛先がヤムチャに向いたって意味ないじゃん。
正式サブタイ決定>>588-589

(この馬鹿。サボってんじゃねえよ…)
自分の体に悪態をつく。なんなんだ、この体の重さは……
ゼッテー修行してねえぞ、コイツ。だからへタレなんだよ。
まあ…そうは言っても、いいかげん快感になってきたがな。
このへタレたボディーで勝ち抜いていくのも――


「ミスターポポ」

俺が来たのは、精神と時の部屋。
さすがに、ある程度は鍛えておかなければどうしょうもない。
多分、というか絶対このままではラディッツに瞬殺される。
既に、インフレの波に飲まれようとしているこの体では、なあ…

「何故入りたいのだ?」

「理由は言えない。ただ、これだけは言える…俺を部屋に入れさせなかったら地球が危ない!!」

ミスターポポは、ぽかんとしている。ところが、何かを思い出したように対応が変わる。

「ああ、そういえばヤムチャは武道会を制しているんだったな。分かった。神様を殺した張本人だが入っていいぞ」

痛いことを言うなあ……


「ここだ」

俺はポポに連れられ辿り着く。
精神と時の部屋―――時間の流れが現実世界とは違う、異次元の部屋。
セル編の時は、キャラを短時間で急激に強くさせるために利用された部屋。
果たして、ヤムチャにはどれほどの潜在能力があるのだろう…
鍛えて鍛えて鍛え抜いてやる。シェンも言ってたじゃないか「素質は有る」と――

「この部屋は――」

ポポが説明しようとしてる。でも、俺知ってるんだよね。

「いい。知ってる」

「そうか、頑張れ」

「ああ!!次に出てくる時、生まれ変わった俺を見せてやるから。神の為にも、この星は守り通してやる」

「…頼んだ」

ポポの目が少し、ほんの少しだけ潤んでいたように見えたのは、俺だけだろうか。(続く)
868マロン名無しさん:03/08/25 20:58 ID:???
ヤムチャかよ!?いいよ〜
869860:03/08/25 21:00 ID:???
>>862
ごめん、別のスレ回ってた。感想書いてみたけど俺が書くと長くなっちゃうんだよなあ。つーか、批評だし。
『何様だよ』とか『揚げ足取りじゃねえか』とか『てめえが書いてみろよ』とか言われると何も言い返せなくなるのが悲しい。

>>復讐の狼
確かに雰囲気作りは上手いとしか言いようが無い。あえて苦言を言わせて貰うなら
>次の瞬間、ヤムチャの左手から極大の気功波が発射される。まっすぐクローンベジータに向かい、爆発する。
ここの描写が少し違和感がある。最初にクローンベジータは目の前に転がってるってことになってるから
>まっすぐクローンベジータに向かい〜
のところで、少し距離が空いてると感じてしまう。それと、それほど近い位置にいる上に死にかけのクローンベジータに極大の気功波を
撃つのも少し違和感がある。爆発も気功波の大きさの割に小さかったわけだし。
それと個人的な意見としては
>その時。ブルマの口から、ある意外な言葉。…トランクスはその言葉に、感情のリミッターが切れる。
ここではやっぱり、トランクスが正気に戻った方が良かったと思う。ダークな道を突き進むにしても、愛の言葉でふっ切れるのは
おかしいだろう。まあ、ここは作者次第だから何も言えないが。俺が単にダークの中にも救いが欲しいと思っただけだからここは気にしないでくれ。
あと、気が付くのは『…』の後に『。』はともかく『、』を付けると文が弱くなる気がする。そういう場合は一個『…』を追加した方が
ちょうど良くなるはず。まあ、総合的なレベルは高いからこのままでも十分だから気にせず書いててもいいんだけどね。

>>プロブレム
ギャグ系の作品なのであまり俺は色々言えないけど、従者が自分をナイフで刺す描写は一、二回でいいと思う。3回はちょっと多い。
>ブスッ(バタン…むくっ)ブスッ(バタン…むくっ)ブスッ(バタン…むくっ)………
擬音の描写は使い方が難しいので、下手すると雰囲気を壊しかねない。『ドガーン!』とか『バキィッ!』とかも同じ。
漫画で出されると気にならないが、小説で出されると一気に内容が薄っぺらくなってしまうので注意。
あと気になるのは、もう少し内容を濃くしてくれると助かる。まあ、これは慣れだから数こなせばOKだからガンガレ。
870マロン名無しさん:03/08/25 21:02 ID:???
>>復讐の狼
トランクスが母を殺したこと。
そのことについて説明が足りない気がする。
えぐい描写に気をとられていたが。
871哀・戦士:03/08/25 21:04 ID:???
今までのあらすじを書いてみる。>>829さんが読んでくれたらうれしい。
新スレが立ったらもう一度、簡単なあらすじを書こうと思う。

〜プロローグ〜
ある日、地球にサイヤ人と呼ばれる侵略者が現れる。サイヤ人によって地球の軍隊や
都市は壊滅状態に。地球人たちはサイヤ人の圧倒的な戦闘力の前になすすべもなく
種族の絶滅を考え始める。侵略から2ヶ月たった頃、地球側の軍隊もサイヤ人打倒を
諦め、地球はもはやサイヤ人達のなすがままの世界に。が、そんなサイヤ人達に予想も
しない事態が訪れる。地球外から突然飛来した巨大な物体。物体はサイヤ人の母船に
直撃し、それを轟沈させる。地球へと落着。そこにはサイヤ人の地球部隊のメイン
バーダック隊が展開していたが物体の落着によって全滅。やむなくサイヤ人達は地球侵略
を諦め、母星へと帰還した。地球人たちは歓喜し、涙した。それから20年後、地球は
見事復興する。そして物語の部隊は大海原にポツンと浮かぶ小さな島から・・・

第一部 〜天下一武道会編〜
大海原にポツンと浮かぶ小さな島。そこには亀仙人こと武道の達人、武天老師、その側用人の
ウミガメ、そしてヤムチャと呼ばれる青年が暮らしていた。今年で20歳になるにも関わらず
町に出て万引きを繰り返すのんきな生活をしているヤムチャ青年。亀仙人も困った様子。
今日もまた、町へ万引きに。が、ヤムチャが万引きに出かけている途中、カメハウスが
蘇った魔族の襲撃を受ける。刺客、タンバリンの攻撃によって亀仙人は死亡。ヤムチャも深手を
くらう。タンバリンの狙いはヤムチャだった。その後、ヤムチャは亀仙人を失った心の傷からか、
万引きや強盗を繰り返す毎日を過ごす。そんな中、DBを探す旅をしているという孫悟空、孫悟飯
親子、そしてブルマと出会う。どんな願いもかなえてくれるというDB。ヤムチャは亀仙人を
生き返らせるために彼らと行動を共にすることとなる。ヤムチャは自分に対する刺客が存在すること
を悟飯に伝え、ひとまず悟飯の下で修行を行うことになった。
872マロン名無しさん:03/08/25 21:07 ID:???
>>860=L-point

何となく指摘してみたくなった。苦言という単語を多く使うのがこの人の特徴。
873哀・戦士:03/08/25 21:08 ID:???
弟弟子、クリリンも加わっての修行。3ヶ月後、腕試しのために天下一武道会に出ようと悟飯が
提案する。4人は武道会場へと到着。先に家に戻っていたブルマと再開する。だがそこには
鶴仙人とその弟子2人。さらに魔族の刺客、タンバリンも来ていた。タンバリンは天下一武道会
に集まる武道家達を殺そうとしていた。3人は予選を突破。中には孫悟飯も偽名を使って出場
していた。ヤムチャは天津飯に敗北。足を折られて休息をとることに。クリリンは餃子に勝利。
孫悟空対バリンタ(タンバリン)は悟空が勝利する。準決勝、天津飯対孫悟飯。天は勝利には
勝つものの、悟飯に戦う意味を悟とされる。その後、決勝戦、悟空対天津飯。試合開始と同時刻。
悟空に敗れたタンバリンがヤムチャの存在に気づき、足を折られて動けないヤムチャを殺そうと
する。それをかばい、悟飯死亡。そして魔族の王、ピッコロ大魔王がヤムチャから感じられる
不思議なパワーを危険視し、ヤムチャを殺そうとしていることがわかる。そんな中、武道会場に
ピッコロ登場。試合中の2人を倒し、世界征服を宣言する。天は太陽拳によってヤムチャ達と共に
この窮地を脱出。追おうとするピッコロだったがその場に居た桃白白と対決することとなる。
桃白白もレッドリボン軍の世界制服を宣言。その後、パパイヤ島は2人の戦いによって地獄と化す。
悟飯の死の間際、カリン塔に行けと言われていたヤムチャ。カリン様に、神様の事を聞かされ、
神の宮殿へと向かう。そこで半年間の修行をすることに・・・・・
874哀・戦士:03/08/25 21:08 ID:???
第2部 〜サイヤ人再び編〜
半年間の修行を終え、地上へと降りるヤムチャ達。地上ではレッドリボン軍と魔族軍の
世界規模での戦争が起きていた。キングキャッスルを巡って西と東で対立する両軍の独立部隊の
もとへ、ヤムチャ達が現れ、それを壊滅させる。その知らせがピッコロの耳に届き、親玉、
ピッコロ出陣。ヤムチャ達はその気を察知し、餃子をキングキャッスルにおいてピッコロを迎撃に
向かう。その頃、宇宙からサイヤ人の宇宙船が飛来する。近くで戦っていたヤムチャ達の戦闘力を
スカウターで察知した彼らはその方向へ。一方ピッコロと戦っていたヤムチャ達だがサイヤ人の
気に気づき、キングキャッスルを助けに行くため、ひとまず戦線離脱。キングキャッスルは
ナッパの攻撃によって砂漠と化していた。
対峙するヤムチャ達とサイヤ人。彼らの長、バーダックは孫悟空が自分の息子でサイヤ人だと言う。
(このあたりのサイヤ人の回想シーンは長くなるので本編を読んでもらいたいです)
サイヤ人の目的はDBだということが判明。当然、両者は戦うことに。ナッパ、ラディッツとは
いい勝負をする戦士達だったがベジータ、バーダックには苦戦。悟空はバーダックによって致命傷
を負わされる。バーダックはヤムチャに向かってオレ達の仲間になれば悟空を治療してやっても
いいという。迷うヤムチャ。だがヤムチャ達を追ってきたピッコロの爆力魔波がその場にいた
全員に向けて放たれる。サイヤ人達は自力でよけたがヤムチャ達は突然現れた神様によって
助けられる。神は自分の命を利用した策を使い、その場を脱出。ピッコロ、サイヤ人の両者も
戦いをやめ、帰還する。


875哀・戦士:03/08/25 21:09 ID:???

第3部 〜デート編〜
神様の宮殿へと帰還した一行。だが、仙豆も間に合わず、孫悟空は命を落とす。
悟空は宇宙の王、界王さまの所で修行をさせるという。ヤムチャ達は悟空を生き返らせるため
DBを探すことになる。が、ヤムチャはその前に生き別れになったブルマの安否を確認に行く。
奇跡的にも生きていたブルマ。ヤムチャに対して突然デートをしようと言い出す。
生まれて初めてのデートにしどろもどろもヤムチャ。だがデートも終盤に近づき、しだいに慣れてくる
いつしか呼び捨てで呼べるまで進展する。ヤムチャは気になっていたこと。自分の出生について
調べたいとブルマに言う。それを一緒に聞いて欲しいと。2人は唯一出生について知ってそう
な亀のもとへと向かう。かめの昔話。わかったことはヤムチャの親は不明と言うこと。ヤムチャは
亀仙人によって赤ん坊の時に発見されたこと。その発見場所とは巨大物体が落着した地獄のような
場所だったと言うこと。それぐらいだった。ヤムチャは亀に、ヤムチャが発見されたときに
一緒にあったという樂の刺繍の入った服、青龍刀、パンツァーファストを渡される。
亀の話を聞いて気持の晴れたヤムチャは渡された装備一式を身につけ、神の宮殿へと戻る。
876マロン名無しさん:03/08/25 21:11 ID:???
>>872
残念でした
別の人ですよ
877哀・戦士:03/08/25 21:12 ID:???
>>829さんが見てくれないと意味ないんだけどとりあえず書いてみた。
でも結構長くなっちまった。それでもよくわからないと思う。
第1部とかつけてみたのはなんかカッコイイかなって思ったから。
ちなみに今はDB探し編ってとこでしょうか。
ヤムチャの出生話のところ、省いたんですけどできれば本編を読んでもらいたい
と思ったから。あそこは自分でも気にいってる話なので。
最近の展開については省きました。すいません。
これ読んでもらえたらうれしいす。
878829、ていうかザク:03/08/25 21:36 ID:???
>>877
いや、読んだ。 夏休み中はここに張り付きっぱなしだし。ヒキー。
ドラゴンボール・アナザーストーリーですね。
オーソドックスなスタイルではあるけど、ここまで積み上げた職人は他にいないでしょう。
しかも安心して読める。いいわ。
とりあえずポイントは
・ヤムチャの出生(サイヤ人なのか、巨大な物体に入っていた別の異星人なのか)
・三つ巴の戦争、直後にサイヤ人襲来
・力量に勝るサイヤ人相手に如何にドラゴンボールを探すか
ってあたりか。もっとありそうだけど。
しかし・・・青龍刀、パンツァーファストの懐かし装備でどこまでサイヤ人と戦えるんだろうw
異星の武器かもしれんが

他の職人もよかったらあらすじよろ。復讐の狼は始まったばっかだからいいけど。
新しい客のためにもなるだろうし。
879マロン名無しさん:03/08/25 21:41 ID:???
>>878
もどってこい
880L-point ◆Spt.96.RcA :03/08/25 21:50 ID:???
>>872
近いとこでレスはしてるんですがねw
たぶん感想も批評も二度と書かないと思う
今、読んでる作品は一つだけで基本的にROMに徹してる
それが完結されればこのスレにはもう来ないつもり
881マロン名無しさん:03/08/25 21:51 ID:???
L-pointさんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!
882マロン名無しさん:03/08/25 21:51 ID:???
>>878
一発、ギャグSSでも書いてみません?
キツいの書いてる時にギャグ書くとスカッとしてなかなかいいですよ。
883マロン名無しさん:03/08/25 21:51 ID:???
ドラえもん?
884883:03/08/25 21:52 ID:???
>>880
885L-point ◆Spt.96.RcA :03/08/25 21:58 ID:???
そういう発現は波風を立てるだけなので言わない方がいいと思われ
特定の作品を持ち上げたりするのは信者とアンチを生み出すだけといいかげんに気付くべし
886マロン名無しさん:03/08/25 22:01 ID:???
とりあえず、ヤムチャかよ!?がすげえ読みやすくなったな
これには驚いた
887マロン名無しさん:03/08/25 22:02 ID:???
>>885
その通りだと俺は思うんだよね
でも880の発言もコテハンが言うにはぎりぎりのところ。
888マロン名無しさん:03/08/25 22:03 ID:???
>>880も言わない方がいいと思うが
何の意味もないし
889883:03/08/25 22:04 ID:???
まあ別にいいじゃん。
彼が読んでる作品がこの中にあるってことで。
890マロン名無しさん:03/08/25 22:05 ID:???
>>887-888
コテは居ることに意味があるんだよ。パオだってそうだろ?

つーか、L-pointさんのトリップ久しぶりに見たな
891マロン名無しさん:03/08/25 22:29 ID:???
>>ヤムチャかよ!?
おもろい。読まず嫌いでみんなレスしてないんだろうな。
正直な話、プロブレムの方も(失礼だが、同じ作者だっけ?)これ位描写が欲しい。
最後2行がいいと思った。

>>879
>>882
さんくす。閃きがあったらいつでも書かせていただきます。
892マロン名無しさん:03/08/25 22:43 ID:???
パオ様の作品、面白すぎです。
893マロン名無しさん:03/08/25 22:46 ID:???
哀・戦士(プッ
ドラえもん(プッ
ハンター(プッ
プロブレム(プッ
ヤム隠し(プッ
894マロン名無しさん:03/08/25 22:49 ID:???
それにしても最近皆頑張ってるよな。
ヤムスレ最高
895マロン名無しさん:03/08/25 22:52 ID:???
パオもVSも移籍してきた品。あとは外伝か
896マロン名無しさん:03/08/25 22:53 ID:???
>>895
ここにはパオもVSもいない

「ドッポリア書いてた人」と「復讐の狼書いてる人」ならいるがね
897マロン名無しさん:03/08/25 22:54 ID:???
>>895
悪いけど嵐認定だね
898マロン名無しさん:03/08/25 22:59 ID:???
ドッポリアは荒らしだと思う。あの人のファンだけど。
途中からのをいきなり掲載するのは失礼だよ。
その点1からやってる、復習の狼作者は認められる。
899マロン名無しさん:03/08/25 23:02 ID:???
>>891
同じですよ
900復讐の狼:03/08/25 23:07 ID:???
>>843
 「こんな夢を見たんだよ、笑っちゃうだろ?」
 ヤムチャは大声で笑った。悟空も御飯もピッコロもみんな笑ってる。
 クリリンとベジータと18号は不満そうだ。
 そう、今までの事はみんな夢だったのだ。

            復讐の狼・完   短い間ありがとうございました
                     もう2度と書きません、みんな市ね
901マロン名無しさん:03/08/25 23:10 ID:???
900がアレだから俺が新スレ立てようか?
902マロン名無しさん:03/08/25 23:10 ID:???
復讐の狼もう終わりか。期待してたのにな。
903マロン名無しさん:03/08/25 23:12 ID:???
>>900
マジで?
904マロン名無しさん:03/08/25 23:12 ID:???
いや、アットホームで良い終わり方だよ。
下手に続編を書いて欲しくないな。このまま終わって欲しい
905マロン名無しさん:03/08/25 23:21 ID:???
嘘だろ。
最後を見ればわかる。
自演ご苦労様
906マロン名無しさん:03/08/25 23:23 ID:???
もう立てんの?
907マロン名無しさん:03/08/25 23:44 ID:???
俺としては早く新スレ立てて哀戦士みたい
908マロン名無しさん:03/08/26 00:13 ID:???
つーか、パオのことだから、マジってこともあるかもw
ないか
909マロン名無しさん:03/08/26 00:27 ID:???
パオは悟飯を御飯って書くからな、これはマジで本人だな。
910マロン名無しさん:03/08/26 00:46 ID:???
>>909
それを知ってるお前が>>900書いたんだろ?
いい加減にしろ。
911マロン名無しさん:03/08/26 00:48 ID:???
放置。本人が続き書けば分かるだろ。
流石にパオはこのスレに糞を塗りたくるような真似はしない。
912マロン名無しさん:03/08/26 00:48 ID:???
つうか新スレは?
913マロン名無しさん:03/08/26 01:19 ID:???
>>912
お前が立てろよ
914マロン名無しさん:03/08/26 01:22 ID:???
試しに>>818でたてようか
915マロン名無しさん:03/08/26 01:24 ID:???
>>914
よろ
916914:03/08/26 01:32 ID:???
失敗した他の人よろ
917915:03/08/26 01:34 ID:???
じゃあ漏れが立ててみる
918915:03/08/26 01:37 ID:???
919マロン名無しさん:03/08/26 01:43 ID:???
>>915
向こうでも言ったが乙ー
920マロン名無しさん:03/08/26 07:18 ID:???
でもプイプイはともかくヤコンって絶対クウラやフリーザより強いよね
921マロン名無しさん:03/08/26 12:20 ID:???
新スレ記念アゲ
922マロン名無しさん:03/08/26 15:37 ID:gAGhLX9q
age
923マロン名無しさん:03/08/26 19:00 ID:???
sage
924マロン名無しさん:03/08/27 03:43 ID:???
300キリだもん
925マロン名無しさん:03/08/27 19:15 ID:???
新スレいつの間にできたあげ
926ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 13:52 ID:???

大きな気が半球体の天界から八方へと拡散していく。
ドラゴンボール争奪戦に参加した者たちが,目的のドラゴンボール目指して一直線に飛び立ったのだ。
そんな中,悟空だけが余裕で天界に残っている。天界の端でしゃがんで下界を見下ろしている悟空。ときどき手元のレーダーを見ながら。
デンデ「ご…悟空さん?出発されないのですか?」
悟空「いやぁ。オラには瞬間移動があるしな」
不可解な行動に疑問を思ったデンデにいつもながら軽い調子で答える悟空。
デンデ(そうか。悟空さんはレーダーに動きがあるまで待機し,動きがあったら瞬間移動で奪いに行くつもりなのか。体力も無駄に消費しなくていい…。)
悟空の魂胆がわかったデンデ。待ちこがれている悟空の表情を見ながら感心する。

一方…他の面々は…
ベジータ「カカロットの奴…天界に残っていやがる…!そうか…。瞬間移動だな……。フン。考えたな…だが,ドラゴンボールを手にするのはオレだ!!はーはっはっはっは」
意味不明に笑いながら全力で飛ばしていくベジータ。

927ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 13:53 ID:???

こちらはサタンとブウのペア。
サタン「ブウさん!そ…そんなに飛ばさないで…」
ブウのマントにしがみつきながら叫ぶサタン。
ブウ「早くしないと取られちゃうぞ。ボール」
サタン「も…もうすぐですから…。あっ!あの煙をふいている山から反応が…」
レーダーを見ながらブウに位置を教える。どうやら目当てのボールは活火山の火口の中のようだ。
ブウ「よーし。突撃するぞー」
サタン「え!?ちょ…ちょっとタンマ…タ……ひぃぃぃぃぃ〜〜〜」

クリリン&18号ペア――。
クリリン「後ろからでかい気が追ってきている…。ヤムチャさんかな…」
18号におぶさりながら,後ろを振り返るクリリン。
18号「ヤムチャ?誰だい?そいつ」
クリリン「ほら。プーアルの主人の」
ヤムチャ「ああ…。あいつか。ほおっておいても問題ないよ」
クリリン「そうだけど。ヤムチャさんずる賢いからな〜…」
悪口を言われているとも知らず二人を必死に追いかけるヤムチャ。
追っているというより同じドラゴンボールに向かっているのだが。
ヤムチャ「くそっ…!どんどん離されていく…」
突然ヤムチャの背中に何かがぶち当たった。
そのまま下に広がる森林地帯に墜落する。
ヤムチャの激突によってできたクレーター。もうもうと土埃がたちあがっている。そこに二つの影が降り立つ。
ヤムチャ「くそっ。だ…誰だ…!!お…お前は…」
ヤムチャは目を見張った。その男は自分とともに地球の平和のために,悪と戦った孤高の戦士…天津飯と餃子だった。
928ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 13:53 ID:???

天津飯「よぉ。相変わらずだな」
ヤムチャ「て…天津飯!!…ひ…久しぶりだな…。何年ぶりだ?」
思いがけない人物の登場に,つきとばされたことを少し忘れるヤムチャ。
天津飯「知らんな…。ところで…そのレーダーを渡してもらおう」
ヤムチャ「…!?…ま…まさかお前もドラゴンボールを…」
天津飯「そういうことだ。あそこに居なかったからといって参加できないわけではないだろ?ふっふっふ」
ヤムチャ「なるほどな…。何を願うか知らないが…力尽くで奪ったらどうだ?」
ヤムチャはささっと狼牙風風拳の構えをとる。
ヤムチャ「新狼牙風風拳!Ver.2!」
天津飯「おもしろい!!」

20秒後――…
天津飯「さて…南南西に400km…か」
奪ったレーダーを見て天津飯はつぶやく。二人は最も近いドラゴンボールの場所に向かった。顔をボコボコに腫らして倒れているヤムチャを後目に。
ヤムチャ「えぐっ…えぐっ…。ちくしょぉぉ〜〜」
929ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 13:54 ID:???

ひっく…ひっく…森の中で嗚咽するヤムチャ。
しばらく泣いたあと,むくりと起きあがって,パンパンと服のほこりを払う。
ヤムチャ「くそぉ〜……。まだあきらめねぇぞ。プーアルの命がかかっているんだ」
しかし,レーダーをまず取り戻さなければ話にならない…。
天津飯たちから奪い返せるだろうか。いや…カメハウスに一個おいてあったな…。ではまずカメハウスに行ってみようか?だがふといい考えを思いつく。
ヤムチャ「ちょっと待てよ…。何も奴らと競争する必要なんてないんだ…。」
そうつぶやき,カプセルコーポレーションに向かう。

その頃――。
ブウはマグマの中に落ちていたドラゴンボールをいち早く見つける。
ブウ「サタ〜ン!やったぞ!ボール見つけた!!」
火口から飛び出し,近くで待機していたサタンを呼んだ。サタンも駆けよってくる。
サタン「よっしゃー!ブウさん。よくやった!あと6つだ!楽勝!!」
ブウ「よし!次のボール探しに向かうぞ」
サタンはボールをリュックにしまうとまたブウの背にまたがり,振り落とされないようにマントをぎゅっとつんだ。
サタン「では行きましょう!ブウさん!レッツゴー!」
ドンッッと勢いよく出発するブウ&サタンペア。

一方,悟空はドラゴンボールの動きを察知していた。レーダーを見ながら言う。
悟空「おぉ!?動き出したぞ。この気はブウか。さすがにはぇぇなぁ〜〜。」
立ち上がり二度三度,屈伸する。
悟空「よし!行ってくっか!ひさびさにワクワクすんぞ」
930ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 13:55 ID:???

ビッ!!
悟空は天界から瞬間移動によってあっと言う間にブウたちの元へ移動した。
海上をぶっとばしていたブウたち。その前に悟空がいきなり現れた。
急ブレーキをかけるブウ。とばされそうになるサタン。
悟空「よぉ。おめぇたちのボールをいただこうと思ってな」
サタン「ご…ごご悟空さん…!」
ブウ「いやだ。オレ,サタンのためにボール集める」
悟空「そう言うと思ってたぜ。じゃあ戦おうぜ。」
サタン「ブ…ブウさん…」
ブウは心配するサタンを適当な島に降ろすと,上空で悟空と向かい合う。
悟空「いやぁ…ワクワクするぜ。ブウ!何年前だろうな。おめぇと戦ったのは…。チチはドラゴンボールで『悟天の女遊びをやめさせたい』らしいけど…。
オラ,実はみんなと戦えるのが楽しみなんだ。チチにはわりぃけど」
ブウ「オレも楽しみだぞ。」
悟空もブウもニヤリと笑う。不安げに空の二人を見上げているサタン。
孫悟空 VS ミスター・ブウ決戦開始。
931ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:52 ID:???

二番目にドラゴンボールを見つけた者は……。
カメハウスにクリリン&18号夫妻がやってきた。
クリリン「いひひひ。一個はもともとここにあったんだ。」
カメハウスには亀仙人とウミガメとウーロンがいた。
なぜか亀仙人とウーロンはやけにすっきりした表情で,ウミガメはちょっとなきそうな顔だった。
そんな彼らの様子を気をとめることもなく,カメハウスに入るなり急いで二階にあがっていった。
二階の寝室に保管しておいたドラゴボールをとりに行くクリリン。が…
クリリン「ぎえぇぇ〜〜!!??取られている!!」
二階からクリリンの叫び声が聞こえてきた。階段から転げおちてくるクリリン。
18号「ホントにないのかい?さっきまで反応があったじゃないか」
クリリン「あぁ。それを…まさか…」
頭をさすりながらクリリンはウーロンのほうをむいた。殺意に満ちた表情で…。
18号「あんたかい?」
ウーロン「ぎぇっっ!! バカ言うなよ〜!! ドラゴンボールならヤムチャが取っていったんだよ。ちくしょー。オレも集めようと思ってたのにさぁ…。ヤムチャがむりやり…」
亀仙人「そ…そうなんじゃよ!ヤムチャが急に現れての!」
ウーロンと亀仙人が落ち着かない様子で必死に弁解する。
レーダーを見ると確かにこのカメハウスにはボールは既になく,離れたところに反応があった。
クリリン「ホントだ…。ヤムチャさんが…?後ろにいた気がしたのに……どうやって先回りを…?」
18号「どうせまたずるいことしたんだろ?すぐに追いかけよう!クリリン!」

932ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:52 ID:???

人里離れた渓谷――…
深い谷間の底でベジータがひっそりと佇んでいた。澄んだ川の底には目の前にはドラゴンボールが沈んでいるのが見える。
ブウがドラゴンボールを見つけているころ既にベジータもドラゴンボールの一つを見つけていたのだ。
ベジータ「くっくっく。おっぱじめやがったな。戦っているのはブウか。そうなるだろうと思って,やつらが戦い始めるまで手をつけなかったんだ。」
そう言ってポケットからホイホイカプセルをとりだす。
ボンッ
派手な音を立てて現れたのは特殊なボックス。ドラゴンボールから出る電波を遮るというモノだ。ここにボールを入れ,意気揚々と飛び立つベジータ。
ひとまずはカプセルコーポレーションで待機だ。
悟空の奴が残りの6つのボールを集めるまで…。


ヤムチャ「……誰もいないかな……」
カプセルコーポレーションに侵入したヤムチャ。
どこに何があるのかは長いこと住んでいたのでわかっている。
ヤムチャが狙うのは……タイムマシーンである。
そう,過去に行って誰もボールを集めていないときに願いを叶えてしまおうという魂胆なのであった。
この時代のブルマも何か危機があったときに備えてタイムマシーンを作っておいた。過去に知らせるために。もちろん時代を軽々しく変えてしまうのはまずいので,滅多なことでは使用されない約束だった。
…だが,ヤムチャによってその約束はやぶられてしまうのだった。

ヤムチャ「…よし。やはりここに保管されてたか。」
倉庫に入り込み,目的の卵型のタイムマシーンを見つけたヤムチャ。スイッチを押し,マシーンに乗り込む。
ヤムチャ「時代は…そうだな。人造人間戦までの3年間は誰も使わなかったはずだよな…。エイジ764年…。今から25年前か…。ずいぶん前なんだな。
よし…。エネルギーは往復分やっとか…まぁいいだろ。出発だ!ポチっとな」
ゆくべき時代を設定し,マシーンを起動させる。
ヴィーン………マシーンが機械音とともにあやしげな光に包まれる。
目の前の空間が歪み出した。
視界が暗転する。
直後,目のくらむような光があたりをつつんだ…。

933ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:53 ID:???

ヤムチャの目に飛び込んできたのは荒野――…。

ヤムチャ「ついたのか…?」
おそるおそる外へ出てくる。
岩山が間近に迫っている。気のせいか見たことのある風景だ。
(まぁ荒野なんてよくある風景だしな…)
とあたりを見回しながらふらふらと歩き出す。
岩壁のすきまをぬって少し広々とした場所に出た。
…………。

硬直。

数十mさきには10人か20人くらいの…地球人とは思えない連中がたむろしていた。
そしてその中の二人からは恐ろしい気が感じられた。
どうやら初めてのタイムスリップで気が動転していて気を探るのを怠ってたらしい。連中を目の当たりにして,初めて巨大で邪悪な気に気づいたのだがもう遅かった。
ヤムチャ「……。」
連中と目線があう。
フリーザ「……何のようだ?地球人」
ヤムチャ「ふりぃぃざぁぁぁ!!?」
ヤムチャは泣きわめきたい気持ちでいっぱいだった。
934ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:54 ID:???

フリーザ「ほう。ボクの名前がこんな辺境まで知れ渡っているとは光栄だな…」
ヤムチャ「…し…知っていますとも……フリーザさま」
フリーザ「…で…地球の案内でもしてくれるのかい?」
いいながら近づいてくるフリーザ。フリーザの姿をまともに見るのはこれが初めてだった。痛々しいほどにカラダに機械が埋め込まれている。にょきっとカラダから銃口が出てきそうな雰囲気だ。
ヤムチャ「え…えぇ。……おすすめのスポットをご…ご案内します…よ」
震える声で必死に取り繕うヤムチャ。
フリーザ「ふぅん…。悪いけどボクらは地球人を皆殺しにきたんだ。やれ!」
1人の部下が前へでる。ザコっぽい風貌であってもコルド大王の精鋭たちである。ナメック星にフリーザが連れてきたザコ軍団とはワケが違う。
男「戦闘力10000か…。微妙な奴め」
手から強力なエネルギーがヤムチャにむけて放たれた!
ヤムチャ「うぉぉぉぉっ!」
ヤムチャは全力でそのエネルギー弾をはじきかえすと,男に一瞬につめより殴りつけた。
男「ぷげっ!! や…やろぉ!」
部下1人も負けじとヤムチャに殴りかかる。
ヤムチャ「いたっ!いたぁ……お…お前!なかなかやるな!!」
ポコポコと殴り合っている二人。
フリーザ「何している!お前達も行け!」
ヤムチャ「げっ!?マジ!!??」
部下全員がヤムチャに襲いかかってきた。界王拳を全開にして精鋭を迎え撃つ。
バキッボコッドカッメキッ……。微妙なレベルの戦いが繰り広げられている。
その頃…付近にいたその時代の悟飯たちは何者かの登場に動揺していた。
悟飯「び……微妙な大きさの気が現れて…たくさんの気がちょっとずつ減っている…」
935ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:54 ID:???

フリーザ「ちっ…何をもたもたしているんだ…ん?」
乱闘を観戦していたフリーザは何者かの気配に気がつく。いつの間に現れたのか,フリーザの視線の先には青年が立っていた。
フリーザ「何者だ?……キミも地球人かい?」
トランクス「お前達を殺しに来た…」
フリーザ「殺しにきたって?…こいつはお笑い草だな。本来ならばお前みたいなゴミはボクが手を出すまでもないんだけど……無能な部下たちがアレだからねぇ」
そういってフリーザはチラっとヤムチャと乱闘している部下たちを横目で見やる。
フリーザ「光栄に思うがいい。ボク直々に殺されることを!!」
トランクス「誤算だったな!!」
フリーザ「何が!?」
トランクスは超サイヤ人になり,気功波を放つ。慌ててよけるフリーザとコルド。だが背後の宇宙船があとかたもなく破壊された。
上空へと逃れたフリーザとコルド。だがトランクスは彼らよりもさらに上空に舞い上がっていた!
フリーザが気がついたときにはもう遅い。研ぎ澄まされたトランクスの刀が振りかぶられる。

一閃。

……となるはずだったが……。

ヤムチャ「ひぃッ!た…助けてくれぇ!」
遥か下から情けない声がトランクスに届く。
トランクス「ちぃっ!」
トランクスの剣に迷いが生じたのか、フリーザはかろうじて剣をかわすことができた。が,トランクスは追い打ちをかけず急降下した。ヤムチャを助ける為だ。
ヤムチャは既に8割がたの敵を倒していたが,つめの甘さで逆転されていた。トランクスは残りの敵をすぐさま消し去ると上空の敵をにらみ付けた。
フリーザ・コルドがゆっくり降りてくる。
フリーザ「なかなかやるようだね…。キミも超サイヤ人になれるとは…驚いたよ」
コルド「これが超サイヤ人か…。だが…超サイヤ人は1000年に1人しか…どういうことだ?」
トランクス「興味がない」
フリーザ「何がだよ!ま…まぁいい。サイヤ人は皆殺しだよ」
地上へ降り立った二人…ゆっくりと間合いをつめる。それを涙目で見つめるヤムチャ。
936ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 14:55 ID:???

コルド「かァッッッ」
フリーザ「きぇぇえっっ」
奇怪な気合いを入れ,二人の帝王はトランクスに飛びかかる。二人の凄まじい攻撃の嵐をやすやす交わすトランクス、さっとフリーザの懐に入り、腹にブローを入れる。
叫ぶ間もなく吹っ飛び、岩山に激突するフリーザ。同じくコルドも脇にケリを入れられうずくまった。
ヤムチャ(ほっ……。何とかなりそうだ。このうちに逃げよ…)
ヤムチャがこっそり逃げようとしたときフリーザが復活した。ブチキレたかと思えば意外に冷静なフリーザ、コルドの元へ寄り、作戦を耳打ちする。
フリーザ「パパ…まともにやったのでは苦戦するよ。奴をひきつけて時間をかせいでくれないか?ボクはそのスキを狙ってありったけのエネルギーを奴にぶちあてる。」
コルドはうなずく。フリーザらしからぬ作戦だ。
トランクスと対峙するコルド。
コルドの顔には少々焦りの色が浮かんでいる。一方トランクスは無表情のままコルドをにらみ付ける。
フリーザが地を蹴りその場を離れる。一瞬トランクスの注意がそれる。その瞬間にコルドが間合いをつめた。
再び猛烈な攻撃。が,トランクスは余裕に交わし続ける。
コルド、怒りと焦りで恐ろしい形相に変わっていく。無理もない。自分がコケにされるという初めての体験なのだ。
さっと一歩ひいてトランクスが攻撃の体勢にうつる。
コルド(自分は交わせない!!当たったら……死!!フリーザまだか!?早くしろ!)
当のフリーザは…。
937ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 15:40 ID:???

フリーザ「ふっふっふ。パパ。悪く思わないでくれよ。超サイヤ人の恐ろしさはよくわかっているんだ。さきほどの攻撃でわかった。ボクらじゃ適わないってね」
先の戦いで、プライドのために戦っても殺されてしまえば意味はないと悟ったフリーザは、コルドを囮にして逃げようと企んでいたのだ。
トランクスが気を察知できるとは知らないので岩山の陰に隠れやり過ごそうと思っていたのだが……。
フリーザ「な…何だこれは…?」
フリーザの目の前に突如現れた卵型のマシーン。そう。ヤムチャが乗ってきたタイムマシーンである。
興味本位でマシーンをいじくるフリーザ。偶然にもハッチが開き,そこに乗り込んでみる。
フリーザ「わからん…。見たこともないメカだ……。一体これは……」
カタカタカタ…と適当にスイッチを押してみる。
と…,マシーンがふいに動き出す。ヴヴヴ…と音を立てて。慌てふためくフリーザ。外へ出ようとするが,遅かった。マシーンはフリーザを乗せ時を超えた……。

938ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 15:41 ID:???

その様子をそばで呆然と見て立ちつくしていた男が1人。ヤムチャであった。
ヤムチャ「ぅ…うそぉ〜〜〜ん……」
情けない声をあげるヤムチャ。
トランクスとコルドが戦っているうちに逃げだしたヤムチャだったが,マシーンをどこに置いたか忘れてうろうろしているうちにマシーンを横取りされてしまったのだ。
ヤムチャが見つけたときは既にマシーンはおぼろげな光につつまれ時空の歪みに消えていくところであった。
ヤムチャ「ど…どうしよ…。マジ」
悲嘆にくれるヤムチャ。だがはっと思いつく。この時代にはもう一台のタイムマシンがある。未来トランクスが乗ってきたものだ。すぐに交渉しなければとトランクスのもとへ駆け出した。
既にコルドを木っ端みじんにしていたトランクス。これから悟空を迎えにいかなくてはならない。重要な任務があるのにここでさらにお荷物が増えることとなる。
トランクス「くそっ!フリーザの気を感じない!あいつ…気を消せることができるのか…?」
ヤムチャ「やっほー。トランクス。ちょっと相談があるんだが…」
馴れ馴れしく近づいてきたヤムチャにトランクスは剣を抜く。
ヤムチャ「ひぃっ!よせ!バカ!オレだよ!ヤムチャだよ!!」
トランクス「ヤムチャ…さん?あなたが…?……ずいぶん老けてませんか…?この時代ではたしかまだ……」
ヤムチャ「ワケあってな…。オレはこの時代のオレじゃねぇんだ。」
トランクス「では…あなたも未来から?……バカな。ヤムチャさんは死んだはずだし生き返れないはずだ。」
ヤムチャ「えー…ややこしいなぁ。むっ。この気はベジータたちか。近づいてくるぜ…。オレと顔をあわせるとややこしいことになる…。あのさ,これから悟空を迎えに言って人造人間のことを話すんだろ?」
トランクス「なぜそれを…!?やっぱりあなたはホントウに未来から…?」
ヤムチャ「まぁな。でその話が終わったらこっそりここに戻ってきてくれないか?
な…なんだ,その顔は。変なことしないって」
トランクス「は…はい。わかりました。興味がありますしね」
ヤムチャ「よし。あ,そうだ。フリーザのやつはお前が倒したってことにしちゃってくれ。」
腑に落ちない顔をしながらもトランクスはベジータたちの元へ向かい,悟空の出現地点まで案内することにした。
939ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 15:42 ID:???

数時間後,寂しそうに膝を抱えて座っているヤムチャの所へトランクスがやってきた。
トランクス「お待たせしました。ヤムチャさん」
ヤムチャ「うわっ!!ビックリさせるなよ〜…。チビっちゃうだろ!」
トランクス「やはり貴方はホントウのヤムチャさんだ…」
ヤムチャはトランクスにこれまでの経緯を語った。全く異なる未来世界が存在し,自分はそこからやってきたのだと。
トランクス「ということはオレが来たことで未来は地獄のような世界から回避できたということですね…」
ヤムチャ「ああ。お前の世界もお前自身が平和にしたらしい。こんなネタバレしちゃっていいのかな。まぁわかってくれたか?」
トランクス「まぁだいたいは…。で,オレに何の用なんです?」
ヤムチャ「それがさ〜。フリーザにタイムマシーンを奪われちゃってさ〜」
トランクス「何ですって!?だから奴の気が消えたのか!なぜそれを早く言わないんですか!」
ヤムチャ「まぁまぁ。それでお前への頼みなんだが,お前のマシーンでオレのもといた時代へ送っていってほしいんだ。フリーザもそこに行っているはず。リターンするようにセットしておいたから…。」
トランクス「…でもエネルギーが…。」
ヤムチャ「大丈夫!オレの時代は平和だからエネルギーは心配ない。ブルマも何とかしてくれるだろ…」
トランクス「はぁ…まぁしょうがないですね,フリーザを逃がしてしまったのはオレの責任ですから」
しぶしぶ納得するトランクス。胸ポケットからケースを取り出し,そこからタイムマシンのカプセルを選ぶ。ボンっと爆発音がして目の前にタイムマシーンが出現する。
トランクス「じゃあ行きますか…」
940ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 15:43 ID:???

1人用の座席に大の大人が無理やり入り込む。窮屈この上ない…。
トランクス「ぅぅ苦しい…。あの…今気づいたんですけど…」
ヤムチャ「なんだ?」
トランクス「このまま未来に進んだら,ヤムチャさんの時代へ行くんじゃなくオレの時代へ行ってしまうのでは?」
ヤムチャ「えーと…いやまぁそれはご都合主義で何とかなるさ。」
トランクス「ホントかなぁ…」
ヤムチャ「え…気にすんなって!」
トランクス「……で年代はエイジ789ですよね。オレのいた未来よりもさらに先の世界ですね…。どんな世界なのか楽しみですよ…」
ヤムチャはトランクスに時間と位置を教え,マシーンは出発した。25年後の世界へと。

941ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 15:43 ID:???

ヴンッッッ――。
亜空間を抜け,タイムマシーンが現世に現れた。
ヤムチャ「あ…ありゃ…砂漠?」
マシーンが出現した場所はヤムチャのアジトのある砂漠。
ヤムチャ「いっけね。場所間違えたか?カプセルコーポレーションに行きたかったのに」
トランクス「いえ。このマシーンの性能でしょう。指定した時代もずれている可能性があります」
ヤムチャ「え!?マジ!?……げっ。ホントだ。みんなの気が天界に集まっている…」
気をさぐるヤムチャ。トランクスも動転している。
トランクス「…父さんの気も感じる。やっぱりヤムチャさんの言ったことはホントウだったんですね!」
ヤムチャ「ぁ…ああ!だろ!?なーんて言っている場合じゃないな。実は一日前に着いてボールを先取りするつもりだったんだが…。
いや…オレはバカだ。一年前に行ってれば……。いや…それだとパラドックスが生じて…パラレルワールドになっちゃうから…それは1日前に着いても同じか…?
あー!もうワケわからん!ま,いいや!もうしょうがねぇ!
えーとトランクス。お前はタイムマシーンをカプセルに戻して,ここから南へ5kmほど行ったところにあるオレのアジトで待機していてくれ。えーと,千錘百煉と書かれた岩山だ。ヘタに出歩くなよ。
あ…あとプーアルの看病も頼む。あ…みんな出発しそうだ。まずい。じゃあ頼んだぜ。あとで来るから。じゃ!」
トランクス「あ…あの…」
一方的にトランクスをまくしたて飛び去ってゆくヤムチャ。トランクスはただ呆然と見送るしかなかった……。

とりあえず続く
942マロン名無しさん:03/08/28 17:47 ID:???
本スレに書いて欲しかった
943マロン名無しさん:03/08/28 18:02 ID:???
随分溜めていたんですねぇ…本スレに書いても問題ないと思うけど。
944ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 18:28 ID:???
まだ結構あります。
…が、現在、連載作品が多いし、どれも評判がよいものばかりなので
混じるのはやめて細々とスレの残りを消化していこうと思いますw
次のスレもちょっと残していただければ、書いていきますので宜しくお願いします。
ほかの人もここに書きたいようなので、今日は遠慮しておきます。
945マロン名無しさん:03/08/28 18:32 ID:???
>>944
とりあえず良かったよ
また頼むわ
946ドラゴンボール最後の願い:03/08/28 18:46 ID:???
スレ埋め担当ということで。
947マロン名無しさん:03/08/28 19:07 ID:???
ここに、向こうに載せようとして、ためらった作品のっけてもいい?
いわゆる没ネタというやつ。
948マロン名無しさん:03/08/28 21:02 ID:???
>>947
いいよ
949哀・戦士:03/08/28 21:30 ID:???
前回のお話、前スレ、>>704
<26話>
神の宮殿へと戻ったクリリン達。残り少ない仙豆を全員に食べさせ、ひとまずは落ち着く。
得体のしれない力を突然発揮したヤムチャだったが、そんなことはいざ知らず、普段の口調で
話をする。どうやら自分の身体が急に変化したことに気づいていないようだ。確かに外見上、
そして体をまとう気にも変化はない。レッドリボンに突撃して時のままだ。クリリンはあえて
何も言わなかった。言ってもおそらくわかってもらえないだろう。それよりも奪われたDBを
取り戻さなければ。ラディッツとナッパ。2人は天津飯の超能力によって体の自由を奪ってある。
「おい、お前達の宇宙船、どこにあるんだ?」
クリリンは2人に尋ねる。が、反応はない。さすがに一流の戦士。仲間の情報を漏らすようなことは
出来ないのだろう。よく教育されている。
「別にさ、奴らの気を探ればいいだけじゃん。あいつら、気をゼロにはコントロールできない
ようだし。今もずっと遠くの方にでかい気が感じられるぜ」
ヤムチャがそう言う。確かに感じる。だがクリリンや天津飯には、かすかにしか感じられない。
ヤムチャの言うように、でかい気は感じられない。ヤムチャの感覚が急に優れるようになったのか。
とにもかくにも、DBを奪還しなくては。ヤムチャ達は作戦を考える。相手は2人。ベジータの
方はヤムチャがなんとかすると自分で名乗りだした。一度戦った相手だし、20倍の重力を克服
して、俺も少しは強くなったからな、とヤムチャ。本当はさっきまで二度目の戦闘をしていた
のだが・・・やはり、あのときのことは覚えていないようだ。もう一人のサイヤ人。バーダックに
対しては対抗策がない。あの強さ、圧倒的。先ほどはヤムチャの力によって難を逃れたものの
まともに戦っていたら確実に全員殺されていただろう。自分達の力では・・・
かくなるうえは、とクリリンが皆にある作戦の提案をする。それはラディッツとナッパの身柄が
こちらの手の内にあるからこそできる作戦。が、その作戦の内容を聞いた皆は素直に首を
縦に振らない。いや、振りたくないと思った。すべては悟空を生き返らせ、地球を救うため。
クリリンは不本意ながらも最も確実と思われる作戦を提案し、皆もしぶしぶ同意する。



950残酷な神が支配する:03/08/30 15:08 ID:???
お父さん、お母さん、俺は何故生まれてきたのですか?

彼は、親の顔を見たことも無かった。
彼が産声をあげたのは、駅構内のロッカーの中。
おぎゃあ、おぎゃあ、と寂しく泣いていた。
親切な老夫婦が拾ってくれなかったとしたら、彼は、今生きていないだろう。

彼は目を覚ます。
何を、昔の、もう忘れたことを夢見ているのだ―――
彼は、目覚めのブラックを飲み干し、外に出る。
外はちょうど、太陽の一番高い時刻である。
止めろ、俺を照らすな!! 止めろ、止めろ…
彼はまた、自分の生きている意味を感じ取れなくなっていた。
『人間に、無駄に生まれてきた奴はいない』誰かは、そう言った。
ひどい、あまりにも、この言葉は、彼には、ひどい……
敵に倒される為だけに生まれてきたというのか!? それを、『無駄ではない』というのか!?
彼には、図りかねていた。自分は、本当に強いのか、弱いのか――
彼の名はヤムチャ。敗北の人生を歩む男――

お父さん、お母さん、僕は、どうして生まれてきたのですか?
951マロン名無しさん:03/08/30 19:32 ID:???
ドラゴンボール世界に列車は無いのだ。
だから、駅のコインロッカーなんて存在しないのだ。
952マロン名無しさん:03/08/30 21:22 ID:???
そんなことを言われてもw
まあ、気にせず読んでくれな。
953ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:07 ID:???

カメハウスへと必死に飛んでいるヤムチャ。
早くも広い海原へと出た。カメハウスはもうすぐそこだ。
ヤムチャ(とりあえず,ドラゴンレーダーを頂くとするか。武天老師さまは集めないだろうし……)
ザッ!
カメハウスの前に降り立ったヤムチャ。あまりにも急いで来たので肩が上下している。だがゆっくりはしていられない。もう既に皆,天界を出発していた。
ヤムチャ「ごめんください。武天老師さま…おじゃまします」
ドアをノックして扉を開ける。
亀仙人「げっ!ヤムチャ」
ウーロン「やばっ…見つかった!」
ヤムチャ「え……?何やってんですか…武天老師さま…それにウーロン…」
亀仙人はウミガメに無理やりクチを開かせ,ウーロンがウミガメのクチの中に何かを入れようとしていた。
ウミガメは苦しそうで涙を流していた。
ウーロン「……いや。オレら。ウミガメにドラゴンボール飲ませてレーダーに関知させなようにしようなんてしてないぞ!」
亀仙人「こらっ!ウーロン!」
お約束のように,ウーロンはネタをばらしてしまった。よくみればウーロンが持っているのはドラゴンボールだった。
954ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:07 ID:???

ヤムチャ「そ…それ!ドラゴンボール!…一個はここにあったのか!待てよ。クリリンたちが向かっていたのはここだったのか!どうやら先回りできたようだ。
……それにしても……そうだったなぁ。ドラゴンボールは動物が食べたりして生体に入ってしまうとレーダーで関知できなくなるって昔,聞いたことがあるな」
ウミガメ「もうヤメましょうよ。そんなの飲み込めませんよ…。あー。苦しかったぁ。泣いたのなんて卵を生んだとき以来ですよ…」
ウーロン「メスだったのか!?」
ヤムチャ「それはそうと…ボールをもらうぜ!あとレーダーもいただきますよ。武天老師さま」
ずかずかと家にあがりこんで,タンスをあさりはじめるヤムチャ。だが…。
亀仙人「これ!ヤムチャ!わしはお前にレーダーをあげるなどとこれっぽちも言っておらんぞ!」
ウーロン「オレもやらんもんね!これはクリリンたちのボールなんだけどさ!早い者勝ちだい!」
意地を張る二人。ヤムチャはタンスをあさる手を止め,二人の前に座り込んだ。
ヤムチャ「お願いします!プーアルが死にそうなんです!オレはドラゴンボールが必要なんです!」
亀仙人「なんと。プーアルが!?」
ウーロン「マジかよ!」
驚きの声をあげる二人だが,ヤムチャはずる賢いことは二人もよくわかっている。嘘かもしれないと慎重になる。レーダーとボールをヤムチャに渡すのをしぶりだした。

955ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:08 ID:???

ウーロン「ホントかどうか怪しいぜ。2週間前のパーティでは元気だったのにさぁ…証拠は…」
ヤムチャ「わかった!!武天老師さま!ウーロン!オレがドラゴンボールを全部集められたら…オレの知り合いの女の子を集めて合コンに招待する!!」
亀仙人「なんと!! 合コンに!!??」
ウーロン「マジかよ!!」
プーアルが病気と知ったときよりも大きな声を張り上げて驚くスケベ二人。
二人は前々からヤムチャに合コンを頼んでいたのだが,ジジイにブタ,しかもどちらも極上のスケベであるから,ずっとヤムチャに断られていたのだった。
亀仙人「ならば……わしらがドラゴンボールを集める必要もないな。イヒヒヒ」
ウーロン「うん。よし!ヤムチャ。渡すから頑張れよ。応援するぜ。イヒヒヒ」
ヤムチャ(おたくらの願い……そんなもんだったのかよ………)
よだれを垂らしている二人を見て脱力しながらもヤムチャはドラゴンボールとドラゴンレーダーを手にした。
ヤムチャ「さて……。どうするかな…。残り6つのボールは誰かから奪わなければならなくなるだろう…。このボール…。絶対に守り抜いてやる!」
ヤムチャは大切そうにボールをカバンの中に入れた。クリリンの気が近づいてくる。おそらく18号も一緒だろう。とても適わない。
ヤムチャはカメハウスから飛びでるとすぐさまそこから離れることにした。

一方カメハウスでは―――。
亀仙人「ほぉ〜。お前メスだったとはなぁ〜…」
ウーロン「知らなかったぜ〜」
ウミガメ「はっっっ!!狙われている!!」

956ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:08 ID:???

数分後――。
クリリン「ただいま〜」
意気揚々とクリリンがカメハウスに入ってきた。18号におぶさってきたので疲れはまったくない。
クリリン「いひひひ。一個はもともとここにあったんだ。」
他の皆を出し抜いたことで気分がいいらしい。ボールを隠して置いた2階の寝室へとあがっていった。だがすぐにクリリンの悲鳴が聞こえてきた。置いておいたはずのボールがない。
既にボールはヤムチャが持っていたことをウーロンに聞かされる。もっともボールを持ち出してきたのはウーロンなのであるが……。
怒りの形相の18号。
18号「許さない……!ヤムなんとかのやつ!! クリリン!追いかけるよ!」
クリリン「お…おい!こ…殺すなよ」
飛びあがろうとする18号の背にガバッと抱きつきながら注意するクリリン。何とも情けない姿である。
爆風を起こしながら夫婦はヤムチャを目指して飛び立っていった。
亀仙人「さ〜て。もういっちょやるかの」


そのころ――。
ヤムチャ「さ〜て。飛び出してきたはいいが…これをどうやって守ったらいいだろう。」
海上を飛びながらヤムチャは悩んでいた。
悟飯やベジータなどは遥か遠い所にいるので今のところ安心であるが,いつ目につけられ襲ってくるかわからない。
瞬間移動できる悟空は地球の裏側でブウと戦っているようで,彼らにもまだ奪われる心配はなさそうである。
ヤムチャ「とりあえず作戦を考えるか…! ん?何だ?…げっ!」

957ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:09 ID:???

遥か水平線の彼方から恐ろしいスピードで何かがやってきた。みるみる大きくなってくるそれはまぎれもなく18号…と彼女に背負われたクリリンだった。
18号は小物に出し抜かれた怒りからかあの日なのか異常に恐ろしい表情だ。
ヤムチャはそれを察し逃げもせず彼らが追いつくのを待っていた。逃げても同じだろうし…。
二人がヤムチャの前に立ちふさがった。

ヤムチャ「くそっ…クリリンは気を消して18号に背負われているとは接近に気がつかなかったぜ…。や…やるじゃないか……」
いちいち言わなくてもいいのだが,何とか時間をかせいでいい案がないか思考をめぐらしている。
クリリン「ヤムチャさん。悪いけどボールをもらいますよ。戦っても無駄ってのはわかるはずだ」
ヤムチャ(くっ。くそっ!クリリンだけならたぶん何とかなっただろうに…!あいつもオレみたく修行してないだろうから…)
18号「おい!クリリン。さっさと奪っちゃおうよ。」
クリリン「そ…そうだな。ヤムチャさん。恨みはないけど覚悟して下さい!恨み……たぶんないよな」
さっと構えをとるクリリン。白髪の目立つおっさんだが,年齢は自分より若い。さらに――身体からあふれる気は自分よりも……上……。

――やばい!界王拳つかってもまずいかも…。いやもともと18号がいるんだからまずいんだけど――混乱してわけのわからないことがヤムチャの頭をかけめぐる。

958ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:10 ID:???

ヤムチャ「ま…待てよ!お前らの狙いはなんなんだ」
クリリン「え…ドラゴンボールですけど……」
ヤムチャ「そりゃまぁそうだな…!頼む!見逃してくれ!プーアルがしんじまうんだよ!重い病気なんだ!」
クリリン「プーアルが!? またどうせ嘘でしょ。それにオレらも切実な問題が――」
ヤムチャ「な…なんだ?切実な問題って…?」
18号「もうやっちゃいなよ!」
ヤムチャ「え…?何なんだよ!」
クリリン「ヤムチャさんには関係ないでしょ!」
ヤムチャ「か……関係なくはないぞ…!オレらは仲間だろ!いつも苦難をのりこえてきた――。
それに,お前らはプーアルの命を犠牲にしてまでも自分たちの願いを叶えようとしているんだ!
何の願いかぐらいオレも知る権利はあるだろう?」
ひたすら時間を稼ごうと意味不明な理論を口走っているヤムチャ。
18号「うるさいなぁ。もうあたしがやっちゃうよ!」
ヤムチャ「げっ!ま…待ってくれよ!何の願いかだけでも…オレに助けになれることがあれば…」
クリリン「何度も言いますがヤムチャさんには関係ないでしょ!オレら夫婦の問題…」

ヤムチャはクリリンの言葉を聞き逃さなかった。『夫婦の問題』。そう確かにクリリンはそう言った。
ヤムチャの頭脳が恐るべき速度で回転する!

959ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:10 ID:???

夫婦の問題――…つまり彼らの悩みはオレの専門である性の問題に直結しているはず!
ヤムチャはあえて冷静ぶって言い放つ。
ヤムチャ「夫婦の問題とな!?ふっふっふ。」
18号「何がおかしい!!」
ヤムチャ「なるほど…お前たちが叶えようとしているのは性の問題ということか…」
ボッ…っと赤くなるクリリンと18号。当たったとほくそ笑むヤムチャ。だが,クリリンはわなわなと震えて大声を張り上げた。
クリリン「あんたにはわかんないだろうよォォ!!オレの悩みなんかをぉ!
もういい!気円斬であんたのあそこもぶっちぎってやるぅ!!!」
ヴヴヴ―――ンッ。クリリンの手に円盤状の気の塊を生み出す。
ヤムチャ「ま…まずい!!」
気円斬が発射された。恐るべきスピードで正確にある部分へと向かってきた。
ヤムチャのズボンの股間部分をちぎっただけで何とか交わすことに成功した。気円斬はどこかに飛んでいった。クリリンの技術では操作はできないのが幸いした。
ヤムチャ「ふぃ〜。おまえ…と…とんでもないことするなぁ。当たっていたら……想像もしたくねぇぜ……」
クリリンも18号もヤムチャのさらけ出された股間をじぃっとみている。
クリリン「ま……参りました!!」
ヤムチャ「はぁッ!? …いや…だから何なんだ?悩みは?シモのことならオレに任せろ」
クリリンはどもりながらもインポであることを明かした。
ヤムチャ「インポ!? …そんなことを神龍に頼む気だったのか!?」
クリリン「そんなことって…」
18号「それで…治せるのか!?」
ヤムチャ「あったりまえだろ〜〜。オレなんか………」
自分の武勇伝を語り出すヤムチャ。クリリンも18号も顔を赤くしながら興味津々に聞き入っている。
960ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:11 ID:???


ヤムチャ「……で,治療法なんかオレがばっちりしっているぜ。よく効く漢方もよく知っているしな!オレが神龍より優しくわかりやすく教えてやるぜ!」
クリリン「わ……わかりました…。ヤムチャさんにすべて任せます。お願いします」
18号「嘘だったら殺すからな!」
ヤムチャ「は……はい。……でもオレがちゃんと願いを叶えてからだぜ」
クリリン「わかりました。」

去っていくクリリン夫妻を見送りながらヤムチャは胸をなで下ろした。
そしてリュックの中のカバンを見て無事に1個のドラゴンボールを守り抜けたことを確信した。
ヤムチャ「どうなることかと思ったが……ひやっとしたぜ。芸は身を助けるとはまさにこのことだな。よーし!この調子で…残り6個もいただくぜ」
しかしヤムチャは浮かれていて2つの影が自分に迫っていることにまったく気づいていなかった。
?「どうやったのかしらんがボールを手に入れたようだな…まぁいいまたレーダー同様奪ってやるか。行くぞ!餃子!」
?「うん!天さん!」
はてさて…ヤムチャを狙う怪しい影の正体は一体……?

961ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:11 ID:???

さて……時間はヤムチャが過去に旅だった直後に遡る。
カプセルコーポレーションに一体の悪魔が出現した。
そう。時を超えてやってきた宇宙の帝王フリーザである!
フリーザを乗せた卵型のタイムマシーンはカプセルコーポレーションの広い庭に現れた。
タイムマシーンが発するほのかな輝きにあたり一面が照らされる。光が消えると同時にマシーンのハッチが開かれた。
フリーザ「……!? ど…どういうことだ? ここはどこだ…?」
中から混乱した表情のフリーザが顔を出した。おそるおそるマシーンを降り辺りを見回す。
庭のむこうには高層ビルがたちならび,その間をエアカーが目まぐるしく駆けめぐっている。すぐ近くにはドーム状の巨大な建物が聳えている。
遠くの景色とこのドーム状の建物を交互に観察しながら庭をしばし歩き回るフリーザ。そのとき,建物の陰から「ふんふふ〜ん♪」と鼻歌が聞こえてきた。
警戒するフリーザ。声の主がフリーザの前にぬっと現れた。
フリーザと同じくらいの背丈の若い娘。ベジータの愛娘ブラである。
ブラ「キャ―――ッ!!」
ブラはフリーザを見るなり金切り声をあげた。フリーザのまがまがしい雰囲気のロボットの姿に腰を抜かしたらしく,ブラは地面にペタと座り込んだ。
一方フリーザは全く動じずブラに近づいた。ガタガタ震えているブラ。

962ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:11 ID:???

フリーザ「小娘。ここは……どこだい?」
ブラ「こ…ここ…?この街は西の都だ…け…ど……」
震える声で答えるブラにフリーザは声を荒らげた。
フリーザ「ここの星はどこだと聞いているんだ!」
ブラ「ひっ!? ……ち…地球よ!」
フリーザ「……地球? …あのマシーンはワープ装置のようなモノか…? 何のためにあそこに……。まぁいい。あのおかげで助かったんだからな…」
ぶつぶつ言いながらフリーザは再び怯えているブラを睨む。
ブラは声を振り絞って目の前の凶悪なツラをしたロボットに尋ねる。
ブラ「あ……あんた誰…?」
フリーザ「……ふん。宇宙の帝王にむかって失礼だね。まぁいい。キミにもいろいろ聞きたいことがあるし,まだ生かしておいてあげるよ。
ボクの名はフリーザ…。これからこの星の王になる者の名前だよ。」
落ち着いた口調でしゃべるフリーザ。
ブラ「フ……フリーザ…あなたが…」
フリーザ「おや…これは光栄だな。さっきの男も知っていたし…ボクの名はこの星のすみずみまで知れ渡っているようだ。くっくっく」
ブラ「あなた……死んだんじゃ…」
フリーザ「……。ああ…。死ぬところだった…。あのにっくき猿ヤロウのせいで…。」
押し殺したようにつぶやくフリーザ。
ブラがフリーザの名をよく知っていた。母がナメック星での探検を武勇伝のように何度となくブラに語ってきたからである。フリーザの強さも…恐ろしさも…。
フリーザ「……さて。ここが地球というのならば…さっそくキミにやってもらうことがある……。ボクが誰だかわかるよね?さからえばどうなるか…わかるだろ?」
静かな口調の中に明らかに邪悪な意志がこめられていた。
963ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:12 ID:???

ブラ「え…ええ…。反抗はしないわ…」
フリーザ「ふふ。いい子だ。確か地球にもドラゴンボールがあるはずだ。知っているかい?」
ブラ「ええ。し…知ってるわ。」
ドラゴンボールはもうすぐ,争奪戦が開始されるはずだ。最後まで私物かしようとするわがままな者たちのうちで。
もっともブラもそれに参加するつもりでいた。ある作戦をひっさげて。しかしフリーザに会ってしまった。
フリーザ「…ふうん。一般人も知っているほど有名なものなのか。
…で,ここも,ドラゴンボールは各地の長老が持っているのかい?」
ブラ「長老……?い…いえ…ドラゴンボールは世界中に散らばっているのよ……」
フリーザ「世界中に!? ではどうやって集めるんだ!」
思わず怒鳴り声をあげるフリーザ。びくっとするブラだが,ある考えが浮かぶ。
ブラ「……で…ですから…ドラゴンボールが必要になったときに…こ……このレーダーで探すんです。あ…」
そういってブラはリュックからレーダーを取り出しフリーザに差し出した。直径15cmくらいの小さな円形の機械。興味深げにそれを受け取りながめるフリーザ。
フリーザ「……なんと。そういうものがあったのか…。いったい誰が作ったんだい?」
ブラ「あ…あたしです…」
フリーザ「…キミが…。ふっふっふ。なるほど。キミはなかなか優秀そうだ。我が軍に入れてやってもいい。入るかい?
もっとも地球人はおおかた絶滅させるつもりだったから我が軍に入らねば死んでしまうことになるけどね。」
ブラ「えっ!?……絶滅!?」
フリーザ「安心していい。キミは合格だ。……とりあえずキミのような優秀な者まで殺すのは惜しいな。だが,選別しているヒマはない。今すぐドラゴンボールが必要だ」
フリーザが急に険しい顔になった。
964ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:12 ID:???

フリーザ「今すぐドラゴンボールを集めるんだ。」
ブラ「…え…なぜ…」
フリーザ「とにかく今すぐだ!」
彼の願いは……先ほど自分を酷い目にあわせた青年を殺すこと,もしくは超サイヤ人をこの世から抹殺することだった。
機械化により復活して自信を取り戻したフリーザだったが,突然あらわれた青年にまたもやプライドをズタズタにされてしまった。
相手を殺すことをドラゴンボールに頼るのは,フリーザも我慢ならなかったが,そうは言っていられない。今のフリーザにプライドなどはもはや必要なかった。
ブラ「で…でも……あたし…空飛べないし…お…お言葉ですが…フリーザ様が…ご自分でお探しになった…ほうが早いと思いますよ…いそいでいるのなら尚更…。」
多少は落ち着いたとはいえ,まだ声が震えるブラ。精一杯力をふりしぼってフリーザに提案した。
フリーザも面倒だとは思ったが,それが一番だと思い,コックリうなずいた。
スピードには自信がある。足の裏のジェットも試してみたい。
フリーザ「さっきは使う暇もなかったな……。まだいろいろ機能があるんだ。忘れてたよ。そういえばこの胸の丸っこいところからはミルクが出るんだよ。飲むかい?」
ブラ「いえ…いいです……」
フリーザ「では時間がない。そのレーダーをもらって探すことにしよう」
ブラ「は…はい。どうぞ」
フリーザ「キミには……そうだな。優秀な人間を集めておいてもらおう…」
ブラ「はい……。ではお気をつけて……。」
965ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:13 ID:???

フリーザ「よし…せっかくだから使ってみるか」
そう言うと,自分の腰あたりにある小さなボタンを押した。するとフリーザの足から猛烈な勢いで火が吹き出した。
バランスを崩し,庭の中をぐるぐる飛び回るフリーザ。庭に放置してあったタイムマシーンに激突してようやく止まった。
フリーザ「ちっ。使えない!あのバカ科学者どもめ!……このマシーンも壊れてしまったじゃないか!まぁただワープするだけの装置だからどうでもいいけどね 」
ことの重大さに気づかぬままフリーザは空へと舞い上がり,彼方へと飛んでいった。
あとに残ったブラ。
へなへなとそこへ座り込んだ。全身からは堰を切ったように冷や汗がどっと出てくる。
ブラ「こわかったよ〜〜……」
いつ殺されてもいいような状況で,ハッタリをかますことができたのはさすがベジータとブルマの娘であろう。
そこへいつも脳天気なブリーフ夫妻がつれそってやってきた。
ブリーフ「いい天気だからひなたぼっこでもしようと思ったんだが,今の音は何だい?ブラ?」
ブラ「え…え?な…なんでもないわよ。おじいちゃん」
ブルマの母「あらブラちゃん。ドラゴンボール探しに行くんじゃなかったの?」
ブリーフ「ドラゴンボールが集まったらステキなギャルを連れてきておくれ」
ブルマの母「じゃあ。あたしにはステキな男性をお願いね…」
ブラ「あ…あははは……」
先ほどの緊迫とは正反対のアホな…穏やかな空気がブラを和ませる。
こうしてはいられない。もう争奪戦は始まっているのだ。
ブラはブルマの部屋にあるドラゴンレーダーを取りに駆け出した。

966ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:18 ID:???

ドラゴンボールをクリリン・18号から守ることができたヤムチャ。
意気揚々と次のボールを探しに行く。
一番近いボールでもかなりの距離がある。他の誰かに見つけられてしまうだろう。
ヤムチャ(これからはどうやって奪うかだな……)
海上を飛びながらそう考えていると…

ドカッ!!

何者かに背中を叩きつけられた!
巨大なしぶきをあげて海に激突するヤムチャ。
ヤムチャ「ぶへっ!だ…だれだ!?」
ヤムチャはずぶぬれになりながらも海からとびだしてきた。
その彼の目の前にかつての戦友…天津飯と餃子が現れた。
天津飯「よぉ。相変わらず間抜けなツラだな。ヤムチャ」
ヤムチャ「お……お前は天津飯!いやぁ久しぶりだな…ってさっき会ったな!よくもさっきはやってくれたな…」
967ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:18 ID:???

天津飯「さて……今度はそのボールをいただきに来た。ってか、お前、何さらけだしているんだ…。恥を知れ!!」
ヤムチャのズボンの股間部分はさきほどクリリンの気円斬に綺麗にやぶかれていたので、ヤムチャの一物が曝け出されていた。…がヤムチャは気づいていない。構わず話を続けるヤムチャ。
ヤムチャ「何のことだ…?冗談じゃないぜ。死闘の果てに守り抜いたボールだぜ。お前なんかにゃやらん」
天津飯「無理をするな。オレとお前では10倍以上の気の開きがある。餃子でも十分倒せるレベル内だ
(…なぜアレが出ていることを気にせん?まさか…あれが今、都で流行のスタイルなのかもしれんな…。まぁあとでオレも試そっと)」
ヤムチャ「あっそ…。じゃあその強さとやらを見せてもらおうかな」
そう言ってヤムチャは全速力で逃げ出した。
だが,あっと言う間に追いつかれてしまう。
餃子「この卑怯者!ちゃんと戦え!」
ヤムチャ「はぁっはぁっ……やるしかないようだな……」
天津飯「諦めろ。さっきもいったがオレとお前の力は10倍以上の差がある」
ヤムチャ「ふふふ。どうかな。先ほどの戦い…界王拳5倍までしか使っていなかった…。」
天津飯「……!!」
968ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:19 ID:???

ヤムチャ「だが…オレは無理をすれば…6倍まで使用できる…!この意味がわかるか?」
天津飯「わからんな」
ヤムチャ「わからんか…。まぁ聞け。
…狼牙風風拳はスピードを利用した技だということは知っているな?この技を使うことによりスピードが2倍…。つまり6×2で12倍…お前と並ぶ!」
天津飯「え…!?えっと……。な…なんだと……」
ヤムチャ「さらに……かめはめ波で気を凝縮し2倍!……2×12で24倍!これでお前を上回る!」
天津飯「バ…バカな……」
ヤムチャ「その気になればお前以上の実力を持つオレがあえて全力をださなかったのは……かつての友と拳を交えることだけは避けたかった為だ。……オレの優しさがわからんのか!!」

ドーン!!
……と天津飯の心にヤムチャの言葉が突き刺さる。あともう一押しだ…とほくそ笑むヤムチャだったが……。

餃子「嘘だよ!天さん!」
天津飯「え!?」
餃子「そんな計算うそっぱちだよ!」
ヤムチャ「げっ!こ…こいつ算数得意になってやがる!」
餃子「ボク…クリリンに負けてから必死で算数を勉強したんだ!」
冷や汗をかいていた天津飯は一転して,怒りの形相に。
天津飯「オ…オレを出し抜くとはいい度胸だぜ…!」
969ドラゴンボール最後の願い:03/08/31 03:19 ID:???

ヤムチャ「くそぉ!やるしかないか!とっておきの…新・狼牙風風拳セカンドエディション!」
天津飯「おもしろい!」

15秒後……。
天津飯「さて…残り6個…」
天津飯と餃子は手に入れたドラゴンボールをリュックにしまうと,次のボールを探しにへと飛び立った。
顔をボコボコに腫らして海に浮いているヤムチャを後目に。
ヤムチャ「えぐっ…えぐっ…。ちくしょぉぉ〜〜」
ヤムチャ,またリタイヤの危機。

(続く)

970マロン名無しさん:03/08/31 03:20 ID:???
まだ30レスくらいありますね。埋めるのは大変だ…。
そろそろログに保存したのだけれど・・・。
971マロン名無しさん:03/09/01 16:03 ID:???
面白いよ
フリーザのミルクワラタ
972マロン名無しさん:03/09/02 06:02 ID:???
>>950
続き書きますか?
なければそろそろhtmlにしちゃうかも。
973マロン名無しさん:03/09/02 07:32 ID:???
>>972
お願いします。続きの構想も今のところないし。
いつか続編を書くかもしれませんが、それは当分先の話でしょうし。
974マロン名無しさん
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